◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/28(水) 20:25:35.94 ID:a2wqzsvS0<>このスレは、安価で決めた主人公・時系列・前提設定で進める長編多めの安価SSです。
各編で話につながりはありませんので、途中参加は大歓迎です。
【現行】杏子編 (15スレ目>>197から)
マミの“先輩”な杏子のifストーリー。
現在まどかやさやかと仲良くなり、マミと仲直りし、まったりと進行中。
【完結した話】
さやか編 (1スレ目>>8から>>154まで)
・・・マミの死後、さやかが魔法少女になって張り切ったり悩んだりする話
・・・一番最初のやつなんでかなりあっさりしてます
中沢編 (1スレ目>>164から2スレ目>>150まで)
・・・中沢が安価の導きにより魔法少女たちと関わっていく話。
QB編 (2スレ目>>198から 4スレ目>>502まで)
・・・感情の芽生えたQBの話。
ユウリ編様 (5スレ目>>954から6スレ目>>792まで:BadEnd)
・・・契約したばかりのユウリが目的を達成するためにマミの後輩になる話。
恭介編 (6スレ目>>815から 7スレ目>>240:BadEnd+)
・・・恭介の病院での日々と、退院してからの話。
Charlotte編 (7スレ目>>264から>>285まで)
・・・チーズを求めるCharlotteの小話。
キリカ編 (7スレ目>>309から>>704まで,8スレ目>>475から9スレ目>>151まで)
・・・本編時間軸で織莉子が既にいない世界のキリカの話。話はほぼまどマギ本編寄り。
アマネ編 (7スレ目>>807から>>963まで,8スレ目>>130まで:GiveUp)
・・・抗争に破れて見滝原に来た最弱主人公の野望の話。 ※オリ主※
メガほむ編 (9スレ目>>181から12スレ目>>666まで)
・・・非情になれないほむらの4ループ目、織莉子たちとの戦い。
なぎさ編 (12スレ目>>717から14スレ目>>616まで)
・・・謎の神様によって魔女化から助けられたなぎさが見滝原で奮闘する話。
【未完結の話】
Homulilly編 (採用箇所4スレ目>>535から>>686まで)
・・・生まれたばかりの魔女Homulillyが時空を旅する話。
かずみ編 (4スレ目>>982から5スレ目>>879まで)
・・・ユウリのドジで見滝原に運ばれたかずみが織莉子とともに救世をめざす話。
キリカ編 (14スレ目>>719から15スレ目>>182まで)
・・・同主人公の1つめとは無関係。未契約キリカが黒猫と謎の少女に出会う話。
・・・現在ほむらは目的もわからないまま自殺。しかし、その目的を唯一知っているのは……
・・・正体不明の“声”に導かれ、このままだとまどかの魔力の回復が間に合わず魔女になることを知って『まどかを人間に戻す』願いで契約した。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475061935
<>オール安価でまどか☆マギカ 16
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/28(水) 20:26:56.86 ID:a2wqzsvS0<>
【注意】
★無効安価は自己判断で安価下
★混んでる時以外は基本的に連投・連続有り ※ただし同じ内容で連投はダメ
★多数決は連続・連投無し
★多数決で同数に意見が割れた場合は指定内の最後のレス内容を採用
★主レスは安価先を指定する数字に含まない
★まどマギのほかに、無印おりマギ・かずマギ・漫画版まどマギ・TDS・PSP・劇場版のネタを含みます。
逆に言えばそれ以外からのネタは出しません。
★「下2レス」と書いた時にはその1時間以内に2レス目がこなければ「下1レス」に変更します
・前スレ
『まどかマギカで安価練習』 :http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369643424/
『オール安価でまどか☆マギカ 2』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1370979872/
『オール安価でまどか☆マギカ 3』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371835671/
『オール安価でまどか☆マギカ 4』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372909496/
『オール安価でまどか☆マギカ 5』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373645366/
『オール安価でまどか☆マギカ 6』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377690974/
『オール安価でまどか☆マギカ 7』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385884667/
『オール安価でまどか☆マギカ 8』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397729077/
『オール安価でまどか☆マギカ 9』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409071003/
『オール安価でまどか☆マギカ 10』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417014605/
『オール安価でまどか☆マギカ 11』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424792933/
『オール安価でまどか☆マギカ 12』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430323957/
『オール安価でまどか☆マギカ 13』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439045180/
『オール安価でまどか☆マギカ 14』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448012780/
『オール安価でまどか☆マギカ 15』:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461427177/
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/30(金) 20:39:04.51 ID:kwGEhjme0<>
杏子「――――ふぅ、なんとかなったか」
このくらい経験を積めば、大技を使わずとも技術で押し切れないこともない。
まあ、さっさと終わらせたほうが安全ではあるのだろうけど。
なんとか魔女を倒し切り、結界が解ける。
杏子 魔力[90/100] 状態:正常
GS:13個
・[9/100]・[100/100]
・[100/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
・行く場所(風見野)
・風見野駅周辺[現在地]
1図書館
2山
3病院
4学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/09/30(金) 20:40:11.34 ID:PLnA5NHT0<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/30(金) 20:59:07.50 ID:kwGEhjme0<> ―風見野中学校
中学校の近くまで来たので、離れた場所からそっと覗いてみる。
いつもと変わらない風景だ。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/09/30(金) 20:59:58.70 ID:5JfnSqZM0<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/30(金) 21:33:54.90 ID:kwGEhjme0<>
……なんの魔力も感じないことを確認すると、すぐに立ち去った。
杏子「……さてと、飯にするか」
駅のほうまで戻って昼食を買い、教会に戻った。
―教会
飯を食い終える頃には、エイミーはまたその辺で丸まって寝ようとしていた。
……その横には、使用済みのグリーフシードを処理する白い奇妙な生物。
QB「……きゅっぷぃ」
相変わらず、その小さな身体や耳から生えた手のようなものを使って器用に動いている。
杏子(身体の大きさだとか仕草だとかは似てるんけどな)
杏子(こいつがそんな動きしたところで全然可愛いとは思えないんだよな)
杏子 魔力[99/100] 状態:正常
GS:12個
・[100/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
次の予定:【放課後】 さやかと公園で待ち合わせ
QBと会話/他
1自由安価
2少し昼寝でもするか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/09/30(金) 21:44:51.68 ID:5JfnSqZM0<> そういや今風見野に魔法少女は何人いる?あと素質持ちは?
前にも言ったがまた新しく契約させたり勧誘とかしてねーだろうな?
ここの元締めはアタシだ、もう契約したヤツがいたらアタシのところに挨拶に来るように言っとけ
…くだらない理由で契約してたらちょいとばっか痛い目に合わせてこの世界に厳しさってやつを教えてやる
あと素質持ちもいるなら名前と居場所を教えろ、まどかとさやかの時みたいにちょいと説教してやる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/09/30(金) 21:50:08.87 ID:1UZvEBiuO<> 安価↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/30(金) 22:10:27.96 ID:kwGEhjme0<>
杏子「そういや今風見野に魔法少女は何人いる?あと素質持ちは?」
杏子「前にも言ったがまた新しく契約させたり勧誘とかしてねーだろうな?」
QB「特に増えてないよ。君の知っている通りだ」
杏子「それならいいんだけどさ」
QB「もしこれから増えたとして、また新人いびりをするのはやめてほしいね」
QB「恐縮されると困るよ」
杏子「あんたの都合は知らないっての」
杏子「勝手に増やしやがるのが悪いってんだ」
次の予定:【放課後】 さやかと公園で待ち合わせ
QBと会話/他
1自由安価
2少し昼寝でもするか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/09/30(金) 22:18:53.11 ID:1UZvEBiuO<> 見滝原に行って時間を潰す
コンビニとかゲーセンにでも行くか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/09/30(金) 22:20:53.75 ID:5JfnSqZM0<> ↑
見滝原に行く前にキュウベェにあすなろにいる連中がどうしてるか聞く <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/30(金) 22:41:45.71 ID:kwGEhjme0<>
杏子「そういやさ、あすなろに居る連中はどうしてるよ。最近会ってないけど」
QB「残念ながら、君の知り合いは今はもう居ないよ」
杏子「……そうか」
引っ越したという言い方でもない。
……くたばったってのか。
QB「その代わり新しい魔法少女が増えているけどね……今はあまり近づかない方がいい」
杏子「厄介な奴でも居んのか」
QB「まあ、概ねそんなところだね。あっちに近づくのは少し危険だ」
杏子(今思えば、あいつの魔法なら上条の腕も治せたかもしれなかったんだけどな)
杏子(…………この業界じゃ、しょうがないことだな)
杏子「一応、忠告は感謝しとくぜ。んじゃ、ゲーセンにでも行ってくるわ」
QB「僕も少し街の様子でも見てくるとするよ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/09/30(金) 22:50:17.87 ID:5JfnSqZM0<> 原作通りユウリとは知り合いだったか
本作の杏子はミチルも助けたのかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/09/30(金) 23:12:54.57 ID:kwGEhjme0<> ―繁華街
近くのコンビニで菓子を買ってから繁華街のゲーセンに入った。
ロッキーを咥えながらダンスゲームで遊ぶ。
杏子「よしっ、パーフェクト」
ゲーセンにある中でもこれは気に入っていた。
戦い以外で存分に身体を動かして遊ぶことができるのはスカッとする。
……そういや前はマミとここに来たこともあったっけ。
マミに取ってやったのと同じクマのぬいぐるみがクレーンゲームの中に見えた。
暫くゲーセンで時間を潰して、それから学校が終わるくらいの時間になってから公園に向かった。
―公園
杏子(……それにしても、あいつらがもう死んでたとはな)
あいつらに出会ったのは、あたしがまだ正義の魔法少女をやっていた頃だった。
確かにあの時一人の命を助けた。なのに、魔法少女なんてもんになるから死んだんだ。
杏子(これだから魔法少女なんてもんはろくでもねえ)
杏子(キュゥべえが全部の素質持ちの奴について話してくれるとも思えないが、
せめて知ってるやつだけは契約させたりするもんか)
さやか「杏子、待ったー?」
考え事をしながら待っていると、さやかの声がした。
杏子「いや、大して待ってない。それより、食うかい?」
さっき買った菓子の残りだ。
さやかに差し出すと、嬉しそうに一つつまんだ。
さやか「気が利くね、ありがと! それで、話って?」
1自由安価
2昨日考えたことを言って上条への告白を促してみる
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/09/30(金) 23:19:00.06 ID:Ioanlj8a0<> 安価アゲ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/09/30(金) 23:40:45.75 ID:5JfnSqZM0<> 2
なぁ、さやか
募金を始めた本当の理由、上条の腕を治したいと思ったのは惚れてるからだと上条に伝えた方がいいんじゃないか?
嫌な言い方だけどな、自分の想いってのは口に出さなきゃ相手に伝わらないことが多いんだ
前にも話したがあたしが魔法少女ってことが父さんにバレて、『お前は人の心を惑わす魔女だ』って言われてアタシは逃げた
自分が何を思って契約したのかも、自分の願いからも、父さんに向き合う事からも…その結果があれだ
あの時父さんにアタシの想いをぶちまけたところで、結果は変わらなかったかもしれない
でもさ、アタシは『何で自分の想いを父さんに話さなかったんだ』っていう後悔は今でもあるんだ
…何か出しゃばった事を言って悪かったな
魔法少女の契約云々じゃないけどさ、さやかには同じ後悔をして欲しくはないんだ
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/01(土) 00:14:36.78 ID:/60bmN2O0<>
杏子「なぁ、さやか」
杏子「募金を始めた本当の理由、
上条の腕を治したいと思ったのは惚れてるからだと上条に伝えた方がいいんじゃないか?」
さやか「えっ!? いやでも、そんないきなり!」
杏子「いきなりじゃないだろ。そんなこと言ってたら一生伝わらないぜ?」
杏子「嫌な言い方だけどな、自分の想いってのは口に出さなきゃ相手に伝わらないことが多いんだ」
さやか「…………」
杏子「前にも話したがあたしが魔法少女ってことが父さんにバレて、
『お前は人の心を惑わす魔女だ』って言われてあたしは逃げた」
杏子「自分が何を思って契約したのかも、自分の願いからも、父さんに向き合う事からも……その結果があれだ」
杏子「あの時父さんにあたしの想いをぶちまけたところで、結果は変わらなかったかもしれない」
杏子「でもさ、あたしは『何で自分の想いを父さんに話さなかったんだ』っていう後悔は今でもあるんだ」
さやか「それって……」
杏子「……何か出しゃばった事を言って悪かったな」
杏子「魔法少女の契約云々じゃないけどさ、さやかには同じ後悔をして欲しくはないんだ」
さやか「で、でもそれとはまた違うんじゃない?」
さやか「だってそこまで重いことじゃないよ、何も今すぐじゃなくてもさ……」
杏子「金が溜まって医師が見つかったら、暫く治療のために離れ離れになっちまうかもしれないだろ?」
杏子「先送りにしてるといいことないぜ。それに、お前さんにとってそれはそんなに軽く考えていいことなのか?」
さやか「…………」
さやかが頬杖をついて俯いて考え込む。
そして、暫くして顔を上げた。
さやか「で、でも、まだ心の準備が欲しいよぉ……」
杏子「まあ、考えておけって」
1自由安価
2さようなら
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/01(土) 00:19:23.60 ID:dgjQ49gQ0<> 安価↑ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/01(土) 00:39:23.22 ID:i+srGsmz0<> 別に焦らせるつもりで言ったわけじゃないんだがな、自分の想いは早めに伝えるべきだとおもうがな
まぁ何かあったら相談位には乗るけど、上条がさやかを泣かせるような事をやらかしたらぶん殴ってやるよ
あと募金活動だが、アタシやマミも時間があればやるからいつでも声をかけてくれよな?
ああ、あとまどかのやつに今度飯奢ってくれるっていう約束を楽しみにしてると伝えておいてくれ
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/01(土) 00:51:10.28 ID:/60bmN2O0<> ------------------------------
ここまで
次回は5日(水)20時くらいから開始予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/05(水) 20:53:30.75 ID:of3e4fWn0<>
杏子「別に焦らせるつもりで言ったわけじゃないんだがな、自分の想いは早めに伝えるべきだとおもうぜ?」
杏子「まぁ何かあったら相談くらいには乗るけど、
上条がさやかを泣かせるような事をやらかしたらぶん殴ってやるよ」
さやか「あはは、杏子は頼もしいなぁ。ほんと……」
杏子「あと募金活動だが、あたしやマミも時間があればやるからいつでも声をかけてくれよな?」
杏子「ああ、あとまどかのやつに今度飯奢ってくれるっていう約束を楽しみにしてると伝えておいてくれ」
さやか「今日もこれからやるつもりだよ。まどかも先に行ってるし、来る?」
杏子(今日か。マミとも約束はしてないし、特にこれから予定はないな)
1行ってみるか
2また今度な
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/05(水) 20:53:50.79 ID:vcpyTTsK0<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/05(水) 20:59:46.16 ID:aWGibW240<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/05(水) 21:42:37.91 ID:of3e4fWn0<>
杏子「行ってみるか。どんなもんか、ちょっと気になるしな」
さやか「じゃ、そうと決まったら早速行こっか」
―駅
さやかと一緒に見滝原駅に行くと、まどかが居た。
手書きの文字とイラストの描かれた箱を持ち、募金を呼びかけている。
まどか「事故に遭って入院している友達の腕を治すのにお金が必要なんです! ちょっとだけでもいいので募金をお願いします!」
道行く人のほとんどは素通りしているが、たまに気に留めてくれる人もいるようだ。
まどか「さやかちゃん! あっ、杏子ちゃんも一緒なんだ」
杏子「よう、どうだ? 調子は」
まどか「少しずつだけど、今日も協力してくれる人が居たの」
さやか「この箱のデザイン、まどかと二人で描いたんだよ!どう?」
杏子「いいんじゃないか? あんたたちらしい感じがするよ」
まどか「それとね、先生が学校でも募金箱を置いてくれるって」
杏子「早乙女先生だっけか? 協力的な先生でよかったじゃないか」
まどか「うん!」
さやか「今日は杏子も手伝ってくれるって!」
杏子「今日は特に予定もないからな」
杏子「あと、この前の飯奢ってくれるっていう約束も忘れないでくれよな?」
まどか「あっ、それじゃあ今日の帰りにでもどうかな? お父さんには連絡しておくから」
杏子「マミと連絡先交換してたよな、マミにも連絡頼む」
まどか「そっか、今もしかしてマミさんと一緒に暮らしてるの?」
杏子「まあ、そんなところだな」
さやか「さてと。それじゃあこれからもっと人通りも増えるし、張り切っていくよー!」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/05(水) 22:01:54.69 ID:aWGibW240<> エイミーも連れていきたいね <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/05(水) 22:20:03.72 ID:of3e4fWn0<>
――――駅の時計が18時を指す。
少しずつ日が傾きかけてきている。
まどか「ちょっと休憩にする? 何か飲もっか」
さやか「叫びっぱなしだもんね……何か買って来ようか」
まどか「わたしはここに残ってる。お茶お願いしていい?」
近くのコンビニに入ると、レジには行列ができていた。
杏子「さすがに駅前だしこの時間混んでるなこりゃ」
さやか「まあしょうがないよ…… あっ」
レジで会計を済ませている途中の人がお金を落とした。
さやかはそれを見るとすぐに拾いに行った。
さやか「これで全部ですよね……」
さやか「えっ?」
さやかが拾ったお金を渡すと、
その人はすべてを受け取らず、小銭の中から百円玉を数枚差し出した。
「……募金してた人だよね? あげるよ」
さやか「えっ!こんなにいいんですか!」
その人は少し照れくさそうに小さくうなずいた。
さやか「わあ、ありがとうございます!」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/05(水) 22:23:07.68 ID:/WOE7xQIO<> キリカ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/05(水) 22:26:27.37 ID:aWGibW240<> キリカかな?
キリカにしては積極的な対応だな。募金活動に何か思う事でもあったのかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/05(水) 22:41:21.57 ID:of3e4fWn0<>
飲み物を買ってコンビニを出て、少休憩に入る。
さっきもらったお金は募金箱に入れておいた。
杏子「それにしても、良い事はしておくもんだな」
ちょっとした良いことの積み重ねが大事だとかマミが言っていたっけ。
そういう心は久しく忘れていた気がするが、ああいうのを見ると確かにそうなのかもしれないなと思った。
まどか「情けは人のためならずってことだね」
さやか「それじゃ、また頑張るとするかー」
1自由安価
2再開するか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/05(水) 22:45:50.73 ID:/WOE7xQIO<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/05(水) 22:46:13.79 ID:aWGibW240<> さっきお金をくれた子のことを考える
まだ近くにいるようならちょっと話しかけてお礼を言う <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/05(水) 23:15:58.07 ID:of3e4fWn0<>
杏子「そういやさっきの人もあたしたちと同じくらいの歳に見えたな」
さやか「あー、まぁねえ。見かけたら話してみるか」
ペットボトルのコーラを飲み終えて、さやかが立ち上がる。
さやか「んーっ、さやかちゃん完全復活!」
まどか「夕飯時までがんばろっか」
――――――
――――――
――――休憩を終えて活動を再開してから1時間少し。
日が完全に落ち、帰宅ラッシュも落ち着いてきた。
さやか「お疲れさま」
杏子「今日はかなりの成果だったんじゃないか」
まどか「うんっ、やっぱり三人もいると目に留まりやすいし」
さやか「そうだねー、協力してくれてありがとね!」
杏子「声出したら腹が減ったな」
まどか「ご飯食べに行こっか」
さやか「じゃあ、あたしはそろそろ帰るね」
……そろそろ解散という雰囲気になったとき、魔女の魔力を感じた。
杏子「――あー、悪い。飯の前に、ちょっと一仕事してくるわ」
杏子「ちょっと待っててくれ」
まどか「うん、もしかして魔女? 気を付けてね」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/05(水) 23:36:42.96 ID:of3e4fWn0<> ―触手の魔女結界
杏子「……なんだこりゃ。キモい結界だな」
全体的に、うねうねしたようなねばねばしたような結界だった。
地面から伸びる使い魔をぶった斬り、触手の親玉みたいなグロい奴を奥に捉えた。
杏子(あれが魔女本体……か)
杏子(――いや、これは)
杏子(……下から魔力を感じる。マミの?)
それに気づいた時、いきなり結界の地面が割れた。
今まで気づけなかったのは、この分厚い床に隔てられていたからか。
杏子「うおっ!」
下から引きずり込もうと伸びてくる触手を払い、多節棍の鎖でマミを絡めて引っ張り上げる。
マミ「さ、佐倉さんっ!?」
杏子「話は後!奥の奴が本体と見せかけて下に居るのが本体だろ!?」
杏子「今だッ!マミ、また閉じられる前にこの前言ってた必殺技ぶちかましてやれ!」
マミ「……ッ! ティロ・フィナーレ!」
マミが下の魔女に向けて大砲を撃ちこむと、結界が消え去った。
…………結界の外の路地裏に座り込んでため息をつく。
杏子「とりあえず顔拭けよ」
マミ「ええ……それにしても今回はひどいめに遭ったわ」
マミ「まさか丸呑みされるなんて。あのまま消化されるのかと諦めかけたもの」
杏子「なんかセコい魔女だったな。たまにああいう変なもんもいるから気をつけろよ」
マミ「それより、これから鹿目さんと食べに行くんでしょ?手間かけさせちゃってごめんなさいね」
杏子「まあ気にすんな。食い終わったら家行くよ」
1自由安価
2まどかのもとに戻ろう
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/05(水) 23:38:04.03 ID:Zqwpv5C60<> 安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/05(水) 23:40:55.14 ID:aWGibW240<> マミも一緒に来ないかと誘う
マミが来ない場合エイミーをマミに預かってもらう <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/05(水) 23:55:23.61 ID:of3e4fWn0<> ----------------
ここまで
次回は7日(金)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/05(水) 23:58:52.83 ID:aWGibW240<> 乙です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/05(水) 23:59:07.09 ID:Zqwpv5C60<> 乙
前スレの展開要望は
・風見野の人間&魔法少女として浅古小巻が登場
・コンビニで定番のキリカの財布ぶちまけ発生
・巴マミが触手の魔女に敗北、絶対絶命のピンチの中杏子ちゃんが颯爽と助けに入る(完了)
・かずみin見滝原
・メガほむとの和解イベント
・なにかのショックで並行世界の映像が頭によぎる杏子
どれだけ実現されるだろうか……正直、最後以外は普通に可能そうだが <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/07(金) 02:25:57.73 ID:fRswotkp0<> 過去ログ見直したら織莉子が契約前の話が面白そうだった
バカのせいで途中で終わってしまったのがもったいなかった <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/07(金) 20:49:23.93 ID:3CJmE7rz0<>
マミ「一人の夕食はちょっと久しぶりだわ」
杏子「なんならマミもくるか?」
マミ「でも、これからエイミーちゃん迎えに行かないと」
杏子「ああ、そうだったな。エイミーのことは頼んだぞ」
マミ「ええ」
マミと別れ、まどかを待たせているほうへと戻っていった。
杏子「待たせたな」
まどか「ううん、無事そうでよかった!」
……まあ、マミは食われたかけてたんだけどな。
まあ、変な話して心配かけるのも悪い。気を取り直して飯にするとしよう。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/07(金) 21:04:43.68 ID:3CJmE7rz0<>
どこにしようかと悩んだ結果、ファミレスに入っていった。
まあ、女子中学生が二人で入る店としては妥当なところだろう。――まああたしはもう学校には行ってないが。
ラーメン屋や牛丼屋なんかはサラリーマンが多く、まどかは少し入りづらそうにしていた。
まどか「杏子ちゃん、いっぱい食べるんだね」
杏子「食うことは一番の楽しみだからな」
大皿のポテトを二人でつまみながらメインを待つ。
しばらくすると、ハンバーグとライス大盛りが運ばれてきた。
まどかのは少し前に運ばれてきている。
・食事中の話題
1自由安価
2まどかの家族について
3学校について
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/07(金) 21:18:00.32 ID:Jby6Z+Hj0<> 3のあと2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/07(金) 21:37:53.31 ID:8JQByhzyO<> ↑
追加でほむらの最近の様子を聞く <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/07(金) 22:25:07.74 ID:3CJmE7rz0<>
杏子「そういやまどかの家族ってどんななんだ?」
まどか「お父さんとお母さんと、小さい弟がいるよ。タツヤっていうの」
杏子「弟か。年が離れてるんだな、“お姉さん”として面倒みることが多いと大変だろ」
まどか「うん、でも可愛いなって思うことも多いから」
まどかは仲もよく幸せな家庭で暮らしていると聞いた。
そういう話を聞くのは意外と楽しいものだ。――あたしにはそんな話はもう出来ない。
まどか「それとね、うちはお父さんが専業主夫やってて、お母さんが働いてるの」
杏子「ああ、それでか」
まどか「え?」
杏子「いや、さっき『お父さんに連絡する』っつってたからさ」
まどか「あぁ。うん、そうなの。パパはお料理がとっても上手なんだよ」
杏子「まどかも習ったりするのか?」
まどか「休みの日とか、たまにね。手伝ったりすることもあるよ」
家族の話をするまどかは楽しそうだ。
まどかがこういう子に育ったのもきっと両親のおかげなんだろう。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/07(金) 22:48:32.07 ID:3CJmE7rz0<>
――飯を食い終えて、ドリンクを飲みながらの雑談に入る。
杏子「学校のほうはどうよ」
まどか「今はまだみんな、転入生を珍しがってる感じかなぁ」
まどか「それでいつもとはちょっとだけ教室内の空気が違う感じ」
杏子「まだ馴染めてないのか、あいつは」
杏子「珍しがられるってことは、クラスの奴らと打ち解けてないってことだろ?」
まどか「うーん……まあそういうとこはあるのかもしれないね」
1自由安価
2解散
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/07(金) 23:06:50.70 ID:Jby6Z+Hj0<> ほむらはまどかたちを避けてる様子なのか胴かも聞く
最後に仁美の事を聞いてみる
ほむらのやつ、お前たちも避けてる感じか?
やっぱ魔法少女絡みと思われて良い印象もたれてないのなら、アタシが原因なんだよなぁ…
頼んだアタシが状況を悪くしちまった、すまないな
そういや仁美のやつは募金に参加してないのか?
アタシは仁美のやつのことは知らないがどんなヤツなんだ?
何かお嬢様っぽいし何か参加できない理由とかあるのかね <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/07(金) 23:30:29.82 ID:8JQByhzyO<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 00:53:31.99 ID:0XhC002L0<>
杏子「やっぱりあんたたちもまだ避けられてる感じか……」
杏子「魔法少女絡みと思われて良い印象もたれてないのなら、あたしが原因なんだよな」
杏子「頼んだあたしが状況を悪くしちまった、すまないな」
まどか「すぐには無理かもしれないけど、それはまだがんばってみるから……」
杏子「クラスの空気といや、募金にはクラスメイトも協力的なんだよな」
杏子「さやかから聞いたけど、仁美も協力してくれるんだろ?」
まどか「うん、色々調べてくれてるみたい」
杏子「あたしは仁美のことはよく知らないけど、やっぱあいつの家ってすげーお嬢様なのか?」
まどか「うん、仁美ちゃん家はすごいよ」
杏子「ふーん……」
さやかは、あんまり仁美ばかりに頼ることになるのも悪い気がすると言っていたか。
……最終的にどこまで頼ることになるだろうか。
――――会計を済ませて店を出る。駅前は街の明かりが輝きすっかり夜の風景になっていた。
杏子「またな、気を付けて帰れよ」
まどか「うん、杏子ちゃんも!」
まどかと挨拶をして別れると、マミの家に向かって歩き始める。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 00:54:02.80 ID:0XhC002L0<> --------------
ここまで
次回は8日(土)18時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 18:57:05.06 ID:0XhC002L0<> ―マミの家
マミ「あら、おかえりなさい」
エイミー「にゃ♪」
杏子「エイミーも今日はまだ起きてるのか」
マミ「さっきまで寝てたんだけどね。佐倉さんが来るのに反応したみたい」
マミの家に入ると、エイミーも玄関まで迎えに来ていた。
リビングのほうに向かうと、エイミーもとてとてとついてくる。
マミ「お風呂沸いてるわ。入ってきちゃって」
マミはもう風呂上りのようで、髪をシンプルにまとめていた。
……あの魔女の粘液を浴びたのだから、さっさと洗い流したくもなるか。
杏子「そうだな」
あたしも返事をして、風呂に入ることにした。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 18:59:52.59 ID:0XhC002L0<>
――風呂から上がると、寝る支度をして寝室へと向かった。
部屋の電気を消して、布団に入る。
1自由安価
2翌日へ
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 19:03:41.46 ID:UMxGvL1A0<> マミに今日の募金今度一緒にするか?と話し、寝る前にあすなろの2人(ミチル・ユウリ?)について考える
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/08(土) 19:05:35.99 ID:2pjfvzZx0<> 1 幽霊が出ると噂される呪いの家に行ってみる (呪怨とコラボ) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 19:06:35.71 ID:2gfxSEAHO<> ↑
明日教会に戻った時二人の墓を建てる
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 19:22:44.24 ID:0XhC002L0<> >>54 呪怨知らないので安価下+>>53採用にします
---------------------------------------
杏子「今日さやかと話した後、あたしも募金手伝ったんだ」
杏子「今度はマミも一緒にどうだ?」
マミ「そうね。新しい武器の調整も一通り済んだことだし、今度は私もついていってみようかしら」
マミと暫く今日あったことなんかを話し、それからどちらともなく話を終える。
杏子(……マミはもう寝たかな)
杏子(…………)
寝る前に、あすなろの二人のことがまた思い浮かんだ。
杏子(明日、教会に戻った時にでも墓を建ててやるか……)
―14日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと20日
杏子 魔力[99/100] 状態:正常
GS:12個
・[100/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv1]
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/08(土) 19:27:52.89 ID:2pjfvzZx0<> お気になさらず、もしかしたらコラボも書いてくれるかなと思って安価しただけですので
無理なら安価↓でも構いません <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 19:42:51.28 ID:0XhC002L0<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲んで朝食を食う。
マミ「今日はハーブティーにしてみたの。どうかしら?」
杏子「変わった香りだがいいんじゃないか?」
マミが新しく買った茶の話をし始める。
……あたしには詳しいことはわからないが、良い効果があるらしい。
1自由安価
2これからの予定について考える
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/08(土) 19:46:54.73 ID:k23sTUZ+0<> 安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 19:48:36.71 ID:UMxGvL1A0<> マミに昨日の魔女狩りの戦果はどうだったか、今日の予定を聞く
午前中はエイミーを教会に連れて行った際にあすなろの2人の墓を建てたあと風見野で魔女狩り <>
運営終了は犯罪<>sage saga<>2016/10/08(土) 19:49:16.91 ID:Y6lPZEma0<> イケメン金髪王子須賀京太郎様に処女膜を捧げる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 20:17:22.02 ID:0XhC002L0<>
杏子「しっかし、昨日の触手の魔女は災難だったな」
マミ「そうね……ああいうのとはもう戦いたくないわね」
杏子「それ以外の戦果はどうだったんだよ。ちゃんとグリーフシード稼げてるか?」
マミ「ええ、なんとか。あれ以外にも戦えたから」
杏子「マミは今日どうするよ?」
マミ「今日もパトロールをして、それからついでに駅のほうに寄って美樹さんたちの様子を見てこようかと」
杏子「そっか、あたしはどうするかな……」
とりあえずエイミーを連れて教会に戻ろう。
そしたら、また風見野のほうでも見回ってみるとするか。
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 20:25:42.26 ID:0XhC002L0<> ―教会
教会に戻り、家を出る時にマミからもらった洗い立てのタオルをダンボールに敷く。
エイミーをダンボールに戻すと、いつもより嬉しそうに見えた。
エイミー「にゃあ」
杏子「おう、洗ってもらえてよかったな」
それから、外に出る。
簡易的なものだが、墓を二つ建てた。
……祈りの体勢をとる。
杏子(……二人とも、他人のために契約して死んだ大馬鹿者だ)
杏子(せめて死に際までその願いを後悔していなかったことを祈ろうか)
風見野に向けて歩き出すことにした。
・道中
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 20:29:09.77 ID:k23sTUZ+0<> 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 20:29:31.41 ID:UMxGvL1A0<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 20:41:35.79 ID:0XhC002L0<>
――境を越え、見滝原から遠ざかっていく。
どこに探しに行こうか。
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
4病院
5学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 20:42:40.30 ID:UMxGvL1A0<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/08(土) 20:42:52.00 ID:k23sTUZ+0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 20:43:10.16 ID:2gfxSEAHO<> 5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 20:54:07.56 ID:0XhC002L0<> ―風見野駅周辺
午前中の商店街は、ちらほらと人通りが見える。
昼時に向けて活気づきはじめる通りを歩く。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/08(土) 20:54:30.03 ID:2pjfvzZx0<> ei <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 20:54:32.92 ID:UMxGvL1A0<> 今度こそ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 21:01:23.24 ID:0XhC002L0<> ------------------
数時間ほど抜けます <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 22:16:12.63 ID:0XhC002L0<> ―お菓子の魔女結界
商店街の路地裏に使い魔の不安定な結界があった。
……いつか戦った魔女の使い魔だ。
あの魔女には苦戦させられたが、使い魔のうちなら大したことはない。
――――今度こそ今のうちに倒してやる。
杏子 魔力[99/100] 状態:正常
GS:12個
・[100/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:Pyotr ×3
ナースPyotr ×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
3飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
4打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
5鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
6鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
8最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
9縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
10幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
11ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/08(土) 22:18:19.98 ID:2pjfvzZx0<> 9 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 22:26:28.86 ID:UMxGvL1A0<> 5 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 22:42:10.83 ID:2gfxSEAHO<> ここで9なんて意味ないじゃん <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 22:42:13.89 ID:0XhC002L0<>
迫ってくる使い魔に対し、その目の前に防護壁を張る。
使い魔が間抜けな声を上げてその場に尻餅をついた。
杏子「結界っつっても、身を守るだけじゃないんだぜ? 応用なんかいくらでもできる」
指を鳴らす。
その網目状に連なった防護壁を変形させると、伸ばして突き刺していく。
杏子「網込結界【アメコミ・ケッカイ】――――ってな」
杏子 魔力[84/100] 状態:正常
GS:12個
・[100/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
杏子「……ふう、なんか買ってくか」
暗い路地裏から商店街のほうに戻る。
そろそろ昼時になる。昼を買って一旦戻ることにした。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 22:49:42.57 ID:0XhC002L0<> ―教会
エイミーと並んで昼飯を食った。
さて、今日の午後はどうしようか。
【昼】
1自由安価
2昼寝でもするか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 22:54:55.70 ID:2gfxSEAHO<> エイミーの首輪を買いに行く <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/08(土) 22:55:25.25 ID:UMxGvL1A0<> 午後も風見野で魔女狩り
下校時間が近くなったら見滝原中の校門を見渡せる場所へ移動、ほむらが出てきたら魔力で視覚を強化し様子を伺う
昨日のまどかの話じゃほむらのヤツ溶け込めてないみたいだな
元々辛気臭いうえに魔法少女のことで精神的に参ってんじゃねーか、あいつ?
魔女の結界に取り込まれたりしなきゃいいんだが…
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/08(土) 22:55:39.16 ID:2pjfvzZx0<> 1 魔女退治、最近病院にて不自然な死を成し遂げる患者が増大医療ミスも疑われたが、証拠なども確認出来なかった
死体にも不信点が多い <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 23:03:26.01 ID:0XhC002L0<>
もう少しだけ風見野のほうで魔女狩りを再開するとしよう。
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3病院
4学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/08(土) 23:03:40.77 ID:2pjfvzZx0<> 3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 23:10:37.38 ID:0XhC002L0<> ―病院
教会から出て、林に囲まれた道を進むと、
見滝原の総合病院よりやや小さめの風見野の病院が見えてくる。
杏子(で、今日は噂の“幽霊さん”は居るのかね?)
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 23:11:45.55 ID:IG3B30o40<> 使い魔 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 23:11:45.55 ID:IG3B30o40<> 使い魔 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 23:33:41.15 ID:0XhC002L0<>
杏子(外れ……か)
この頃は使い魔も積極的に狩っているから、そろそろ狩りつくした頃なのかもしれない。
病院から離れると、放課後にならないうちに見滝原のほうに戻ってみることにした。
……放課後はマミがパトロールをすると言っていたか。
あのあたりで魔女が出たらあいつが気づくだろうが、
まどかの話じゃほむらもまだクラスに馴染めてないようだった。
杏子(まどかたちもなんとか印象を改善できるように頑張るとは言っていたが、まだ時間はかかるだろうしな)
杏子(……元々辛気臭え面してたってのに、魔法少女のことで更に悩みを増やしちまったかもしれない)
杏子(せめて魔女の結界に取り込まれたりしなきゃいいんだが)
見滝原中学校が見えてくる。
……少し離れた建物の屋上からほむらの姿を探すと、その姿があった。
周りががやがやと賑わっている中、ほむらはやはり一人だった。
ついおととい拒絶されたばかりだ。声をかける勇気もなければ、その資格もない。
ため息をつく。
杏子(……こんなことを考えるあたしも辛気臭いな、まったく)
1自由安価
2マミにテレパシー
3まどかたちに挨拶
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 23:36:31.26 ID:IG3B30o40<> 安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/08(土) 23:37:51.82 ID:nC9kkdmLO<> ほむらに気づかれないように帰宅まで尾行 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/08(土) 23:56:45.33 ID:0XhC002L0<>
杏子(あれは……)
後ろのほうにまどかたちが居た。
今日も駅のほうに行くのなら、ほぼ同じ道を通ることになるだろう。
二人がほむらに話しかけているのが見えた。――――ほむらはやっぱりどこか引いた様子だが。
杏子(あたしもそっちについてってみるか)
―駅
……ほむらたちを追っていたら駅のほうまで来てしまった。
ほむらは、まどかたちとはあれから特に会話はないようだった。
さて、どうしようか。
1自由安価
2今日も募金活動に参加
3教会に戻る
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/09(日) 00:01:35.31 ID:qn1aBe990<> 安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/09(日) 00:02:10.64 ID:Wsy3SlrC0<> 安価82 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 00:05:19.93 ID:k8KyBiuDO<> ほむらが帰宅するまで尾行続行
そのあと見滝原で魔女狩り <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 00:38:11.12 ID:684IF7+30<> 安価は基本的に自分から起こす行動のみとなっておりますので、魔女狩り・病院で採用します
-----------------------------
まどかとさやかはこれから募金活動で忙しいだろうし、ほむらももう帰宅している。
マミもパトロールしているところだから二重に回ることになったら効率が悪いが、
もし途中で会えたら合流しよう。
杏子(なんか今日一日中歩き回ってる気もするが、こっちも魔女に会えてないしな)
杏子(……マミは途中で駅のほうに来るとは言っていたな)
杏子(こっちにはまだ来ていないだろう。まずは病院のほうに行ってみるか)
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/09(日) 00:38:50.78 ID:Wsy3SlrC0<> どうだ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 00:59:33.50 ID:684IF7+30<>
何の気配もなかった。
……さて、次はどこを回るか。
行く場所
1公園
・病院[現在地]
2繁華街
3歩道橋
4土手
5鉄塔
6廃工場
7立体駐車場
下1レス+コンマ判定[5の倍数]でマミと合流 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 01:00:56.67 ID:Sz2oWcRl0<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 01:15:35.51 ID:684IF7+30<> ---------------
ここまで
次回は9日(日)18時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 01:16:17.09 ID:Sz2oWcRl0<> おつです <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/09(日) 01:17:55.79 ID:qn1aBe990<> 最近連続が多いけど大丈夫? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 18:09:38.62 ID:684IF7+30<> ―繁華街
ほむらの家のある駅近くから病院へ、それから今度は繁華街のほうに歩いてきた。
……放課後のこの時間は学生や若者も多く、繁華街は明るい雰囲気でにぎわっている。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 18:10:27.73 ID:wD+TuJwyO<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 18:25:44.12 ID:684IF7+30<>
……そろそろマミが駅に来るころかもしれないな。
魔女狩り続行(遭遇確率微低)
1公園
・繁華街[現在地]
2歩道橋
3土手
4鉄塔
5廃工場
6立体駐車場
7駅でマミを待つ
8自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 18:26:55.15 ID:wD+TuJwyO<> 7 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 18:27:28.68 ID:Sz2oWcRl0<> 近くのコンビニに行ってみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 18:34:54.24 ID:684IF7+30<>
このあたり以外だとマミももう回ってるだろうし、二重に回ることになっても意味がない。
とりあえず魔女狩りはやめて近くのコンビニにでも入ることにした。
杏子(……さて、なにするかな。菓子でも買ってくか?)
1自由安価
2適当に菓子でも買ってくか
下2レス + 下1レスコンマ判定0~20 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 18:36:55.30 ID:qXVZ6bdE0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 18:37:21.77 ID:Sz2oWcRl0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 18:37:38.13 ID:qn1aBe990<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 18:41:42.71 ID:684IF7+30<>
適当にいくつか菓子を買ってコンビニを出た。
1自由安価
2駅でマミを待つ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/09(日) 18:49:09.73 ID:qn1aBe990<> 安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 18:59:48.05 ID:wD+TuJwyO<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 19:35:48.07 ID:684IF7+30<> ―駅
杏子「よう、今日もがんばってるな。どうだ、調子は?」
さやか「お、杏子。奇遇だね」
まどか「こんにちは。今日も順調にやってるよ」
杏子「それはよかった」
杏子「マミがパトロールのついでにこっちに来るっつうんで、待ってようかと思ってな」
杏子「ほら、ちょっとした差し入れだ」
さっき買った菓子から一つを渡してやる。
まどか「ありがとう!」
さやか「んじゃ、お言葉に甘えて。……そっか、マミさんもこっち来るんだ?」
杏子「あんたらの様子を見たいって言ってたぞ」
杏子「そろそろ来るんじゃないか?」
――――そう話しているうちにマミの姿があった。
こちらに気づくと、手を挙げて寄ってきた。
マミ「みんな、こんにちは」
まどか「こんにちは」
さやか「パトロール、お疲れ様です!」
マミ「ええ。佐倉さんも来てたのね」
杏子「ああ、ちょっとこの辺に寄ったからな」
それから、マミが二人とちょっとした雑談を始める。
募金活動に関して色々聞いているようだ。
杏子「もう今日はパトロールは終了か?」
マミ「ええ、あとはもう帰るつもりよ」
1自由安価
2マミの家へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 19:39:41.88 ID:Sz2oWcRl0<> マミにまどかとさやかを晩飯に誘わないかと提案
マミもまどかたちもOKなら材料を買って帰る <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 19:40:10.76 ID:wD+TuJwyO<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 20:29:25.01 ID:684IF7+30<>
杏子「じゃ、今日はまどかとさやかも晩飯に誘わないか?」
杏子「なあ、あんたたちはどうだ? マミの料理の腕は本物だぞ」
さやか「マジすか!」
マミ「そう言われると照れるわね。私は大歓迎だけど」
さやか「じゃ、早速家に連絡しますね」
まどか「わたしも」
マミ「それじゃ、材料買って晩餐にしましょうか!」
こんなに大人数で飯を食うことなんてそうそうない。
にぎやかな雰囲気に、マミもどこか嬉しそうだ。
駅で材料を買い込むと、みんなでエイミーを迎えに行き、マミの家に向かった。
さやか「マミさん、あたしも何か手伝いますよ」
まどか「何か出来ることはありますか? わたしもお父さんの手伝いとかたまにやるんです」
マミ「じゃあ、みんなでお肉をこねましょうか?」
マミ「たっぷりあるからね」
杏子「確かにそのくらいならあたしでもできそうだな」
今日はハンバーグだそうだ。
みんなでハンバーグをこねて、それからの調理はまたマミに任せることにした。
それからリビングのほうでエイミーと遊びはじめる。
まどか「エイミーも、久しぶり」
……エイミーは手についた匂いが少し気になるようで、変な顔をしている。
杏子「エイミーにも飯やらないとな」
エイミー「にゃっ」
さやか「お、反応したよ!」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 20:46:43.79 ID:684IF7+30<>
マミ「――――みんな、出来たわよ」
暫くして、マミがテーブルに皿を運んでくる。
わぁっと歓声をあげてみんながテーブルを囲む。
マミ「ご飯もたくさん炊いたから、遠慮せずに食べてね」
まどか「いただきます!」
さやか「いただきます―――うまいっ!」
まどか「あっ このハート型の、さやかちゃんが作ってたやつだ」
さやか「ちょっといびつになっちゃったけどね」
杏子「さやか、肉ばっかじゃなくて野菜もちゃんと食えよ?」
まどか「杏子ちゃん、お母さんみたい」
さやか「お母さんっていうとむしろ……いや、まどかの家庭なら確かにお母さんっぽいな」
さやか「おっ、サラダもうまいっすね!このドレッシング、どこのですか?」
マミ「それは特製のドレッシングなのよ」
……マミに対するわだかまりも、もうすっかり解けているようだ。
4人での夕食はいつも以上に盛り上がっていた。
食事中の話題/明日の予定についてなど
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 20:57:29.48 ID:Sz2oWcRl0<> さやかに募金の進み具合を聞いてみる
まどかとさやかが帰るときは2人の家の前まで送っていく
まだやり始めて数日だと思うが進み具合はどんな感じだ?
金額というよりどれだけの人が協力してくれてるのか気になるな
仁美と早乙女先生以外で興味を示してくれたクラスメートとか、上条の男友達とかで協力してくれそうなヤツはいたか?
夜は物騒だからな、2人共アタシが送ってくよ
マミ、エイミーのこと頼むな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 20:57:59.81 ID:wD+TuJwyO<> ↑
マミは料理だけじゃなくてケーキも凄いんだぞ
あたしは食う専門だがな
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 21:14:25.53 ID:Sz2oWcRl0<> さやかの言うとおり杏子と詢子って雰囲気似てるよね <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/09(日) 21:20:34.63 ID:qn1aBe990<> それにしてもマミさん、中学生とは思えない生活ぶりだなぁ……自家製ドレッシングなんて作れねぇよ
安価下 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 21:34:30.57 ID:684IF7+30<>
杏子「マミは料理だけじゃなくてケーキも凄いんだぞ」
杏子「あたしは食う専門だがな」
さやか「なんでちょっと誇らしげなのよ」
マミ「ケーキかぁ、最近作ってないわね。ご飯もいいけど、今度またお茶会とかしたいわね」
まどか「お茶会、二人でよくやってたんですか?」
マミ「ええ、昔は訓練や魔女狩りの終わりなんかにしょっちゅうやってたのよ」
杏子「ところで、まだやり始めて数日だと思うが進み具合はどんな感じだ?」
杏子「金額というよりどれだけの人が協力してくれてるのか気になるな」
杏子「仁美と早乙女先生以外で興味を示してくれたクラスメイトとか、上条の男友達とかで協力してくれそうなヤツはいたか?」
さやか「うん、少額でも募金してくれるっていうクラスメイトは結構いたし」
さやか「駅前ですれ違うたびに応援してくれる知り合いもいるよ」
まどか「学校内では認知度はあると思う」
杏子「順調そうか」
さやか「そうだね、これならいけるんじゃないかって気がしてくる!」
続けていけば、学校や知り合い以外にも知名度は広がるだろう。
仁美のほうも詳しいことを調べてくれているらしいし、あたしたちに難しいことはそっちに任せておいてもよさそうだ。
――夕食を終えると、さすがに外はもう真っ暗になっている。
すっかり夜だ。
杏子「夜は物騒だからな、2人ともあたしが送ってくよ」
杏子「マミ、エイミーのこと頼むな」
マミ「ええ、二人ともまたね。気を付けて」
さやか「夕飯ごちそうさまでした!」
まどか「本当おいしかったです! またこうして話したりしましょう」
マミのマンションから出て、三人で夜の街を歩いていく。
見滝原中学校の前を通り過ぎ、橋を渡って二人の家を目指す。
いつもは明るい時間にばかり見ていたが、この時間に学校を見るとまた雰囲気が違うように思える。
1自由安価
2さやかの家について
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/09(日) 21:40:04.54 ID:qn1aBe990<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 21:40:36.10 ID:Sz2oWcRl0<> 2のあとさやかとまどかの関係について聞く
2人とも随分仲いいよな?長い付き合いなのか? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 21:41:01.13 ID:wD+TuJwyO<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 22:10:06.30 ID:684IF7+30<>
杏子「さやかの家はどのへんだ?」
さやか「橋を渡ったらすぐだよ。うちマンションなんだ」
杏子「ああ、そういえばそう言ってたな。つーことはあのマンションか」
杏子「2人とも随分仲いいよな? 長い付き合いなのか?」
まどか「小学校から一緒の幼馴染なんだ」
杏子「へー、その頃から仲良いんだな」
幼馴染か。そういうのは少し羨ましい気もする。
さやか「二人とも、またね!」
杏子「おう、じゃあな」
まどか「また明日ー!」
マンションの前でさやかと別れる。
まどかのほうは大体の場所は知っていたが、エイミーの居た場所より少し進んだところにあるらしい。
杏子「懐かしいな、あたしが教会に連れてくまでエイミーはこの辺に居たんだよ」
まどか「えっ、そうなんだ。じゃあ意外とうちの近所に居たんだね」
結界で会った後、まどかと話したのもこの場所だった。
あの時はキュゥべえに聞いたんだったか。
―マミの家
まどかを家に送り、マミの家に帰ってくる。
マミはすでに布団を敷いて寝る準備を済ませていた。
あたしも寝る支度を済ませて布団に入る。
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 22:10:30.80 ID:qn1aBe990<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 22:16:38.13 ID:Sz2oWcRl0<> マミに今日の戦果を聞いて今度お茶会をするかと提案
マミ、今日はそっちはどうだった?アタシの方はオケラだったがな
そういやさっきお茶会の話が出たがまたやるのか?
やるんならまどかとさやかも呼べばあいつらも喜んで来てくれるだろ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 22:28:06.04 ID:684IF7+30<>
杏子「マミ、今日はそっちはどうだった?」
杏子「あたしの方はオケラだったがな」
マミ「使い魔と魔女を一匹ずつってところね」
杏子「そういやさっきお茶会の話が出たがまたやるのか?」
杏子「やるんならまどかとさやかも呼べばあいつらも喜んで来てくれるだろ」
マミ「今度二人にも都合を聞いてみましょうか」
マミ「最近は募金活動で忙しいみたいだけど、たまにはそういう日があっても良いでしょう」
杏子「そうだな、話してみてくれ」
―15日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと19日
★浄化しました
★マミ 射撃Lv1→Lv2
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:12個
・[84/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv2]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 22:49:23.06 ID:684IF7+30<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲んで朝食を食う。
杏子「マミは今日も放課後はパトロールか?」
マミ「どうしようかしら。二日続いたから、今日はそろそろ休もうかと思っているところだけど」
マミ「佐倉さんは何かやりたいことはある?」
杏子(そうだな……久しぶりに遊びに誘ってもいいかもしれないが)
1自由安価
2繁華街でも巡るか?
3久しぶりに訓練でもするか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/09(日) 22:50:21.22 ID:qn1aBe990<> 3 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 22:51:43.17 ID:wD+TuJwyO<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 22:52:32.72 ID:Sz2oWcRl0<> 3
どれくらい射撃の腕があがったか見てみるか <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 23:12:32.19 ID:684IF7+30<>
杏子「繁華街でも巡るか?」
マミ「あら、久しぶりにそういうのもいいわね」
マミ「佐倉さんと一緒だと、一人じゃしないようなことも出来るもの」
繁華街の一角に待ち合わせ場所を決めて、朝食を終えてマミの家を出た。
放課後の予定は決まった。午前中はこれからどうしようか。
1自由安価
2教会に戻る
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 23:19:16.58 ID:Sz2oWcRl0<> 教会に戻って墓参りをした後、お昼まで風見野で魔女狩り <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/09(日) 23:21:07.30 ID:wD+TuJwyO<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/09(日) 23:27:53.94 ID:684IF7+30<> -----------------
ここまで
次回は12日(水)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/09(日) 23:30:57.60 ID:Sz2oWcRl0<> 乙です
ほのぼのとしてますなぁ… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 20:26:19.99 ID:q6rIZiOl0<> ―教会
教会に戻り、エイミーを置いて外に出た。
杏子「…………」
墓の前で祈りのポーズをとる。
墓参りをしてから今日も風見野へと向かうことにした。
・道中
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/12(水) 20:26:58.87 ID:Lmo6gZYB0<> えい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 20:42:14.71 ID:q6rIZiOl0<>
――境を越え、見滝原から遠ざかっていく。
どこに探しに行こうか。
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
4病院
5学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 20:42:34.16 ID:H7C4xwfi0<> 5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 20:52:02.97 ID:q6rIZiOl0<> ―風見野中学校
学校の建物を遠目に眺める。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 20:54:34.15 ID:H7C4xwfi0<> ほれ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 21:27:22.87 ID:q6rIZiOl0<>
杏子(使い魔か…… そこにはあんまり近づきたくはないんだけどな)
杏子(知り合いが食われると思うと寝覚めが悪い)
杏子(いっちょやってやるか)
―玩具の魔女結界
蛙のような小さい使い魔が跳ね回っている。
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:12個
・[84/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:使い魔 ×5
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
3飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
4打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
5鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
6鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
8最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
9縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
10幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
11ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 21:29:27.64 ID:q5U18e0RO<> 5 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 21:29:52.05 ID:H7C4xwfi0<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 21:46:53.15 ID:q6rIZiOl0<>
使い魔が大きい歯をガチンと鳴らして噛み付こうと飛びかかってくる。
槍を多節棍に変形させ、それを軽い動作で払う。
一気に使い魔の群れを薙ぎ払い、結界は消滅した。
杏子(さっさと去るとするか)
結界のあった倉庫から出ると、魔法少女の身体能力でさっとその上に飛び乗り、柵を越えて学校を退出した。
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:12個
・[84/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
4病院
・学校[現在地]
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/10/12(水) 21:48:34.55 ID:a0y/eDpm0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 21:48:55.31 ID:q5U18e0RO<> 3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 22:26:52.02 ID:q6rIZiOl0<> ―図書館
駅近くの図書館に来た。
この時間だと人は少なそうだ。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 22:27:06.37 ID:H7C4xwfi0<> こい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 22:27:28.40 ID:a0y/eDpm0<> >>153
よくやった <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 22:28:28.98 ID:q5U18e0RO<> 魔女来たか <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 22:39:29.75 ID:q6rIZiOl0<> ―星の魔女結界
結界に足を踏み入れたが迷路がなく、開けた場所に出た。
いきなり魔女のお出ましか、と思ったが…………
杏子「……おいおい、魔女はどいつだよ」
結界内に星の数ほどいる敵は、すべて同じ姿をしていた。
……罠じゃなければ、この中に魔女が居るはずだ。
とりあえず片っ端から倒していくしかないだろうか。
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:12個
・[84/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:??? × 無数
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
3飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
4打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
5鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
6鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
8最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
9縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
10幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
11ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 22:40:38.55 ID:H7C4xwfi0<> 手当たり次第に1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 22:41:29.50 ID:q5U18e0RO<> 5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 22:45:49.93 ID:q6rIZiOl0<>
杏子「とりあえず、手当たり次第にぶっとばす!」
幸い、一体一体は普通の使い魔といったレベルの取るに足らない相手だった。
槍を振るい、使い魔だか魔女だかわからない敵に攻撃を当てていく。
こうなると最早運でしかない。運が良ければ……
0~20 撃破 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 22:48:20.49 ID:q6rIZiOl0<> ------------
追記
下1レスコンマ判定 です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 22:49:28.42 ID:H7C4xwfi0<> ほい! <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 22:59:03.10 ID:q6rIZiOl0<>
杏子(チッ、キリがないな……)
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:12個
・[84/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:??? × 無数
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
3飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
4打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
5鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
6鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
8最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
9縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
10幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
11ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 22:59:37.65 ID:a0y/eDpm0<> 5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 23:21:53.65 ID:q6rIZiOl0<>
槍を多節棍に変形させ、範囲攻撃に変える。
まとめて蹴散らす――――!
下1レスコンマ判定
0~40 撃破 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 23:23:03.34 ID:q5U18e0RO<> あ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 23:24:02.13 ID:H7C4xwfi0<> ↑
ナイス <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 23:26:31.80 ID:q6rIZiOl0<>
倒したうちの一体がグリーフシードを落とした。
……結界が消える。
杏子「弁当でも買って帰るか」
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/12(水) 23:27:09.81 ID:a0y/eDpm0<> グリフシードは足りてる? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/12(水) 23:32:11.24 ID:q6rIZiOl0<> =====================
話はここまで
次回は17日(月)20時くらいからの予定です
=====================
*安価で魔女を作ろうぜ*
突然ですが、そろそろ魔女が不足してきましたので、
ここから次の開始までの期間で、主に風見野や見滝原外などで登場するオリジナル魔女を募集しようと思います。
登場の機会があれば色んな物語に出させます。
被りは一部再安価にします。
・【安価内容】の魔女(思い浮かんだものがあれば魔女名も)
・攻撃方法/見た目/特徴/性質/弱点など
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 23:32:19.41 ID:H7C4xwfi0<> 13個もあるから現時点では充分かな? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/12(水) 23:34:04.75 ID:H7C4xwfi0<> 乙です
オリジナルの魔女ですか
今は思いつかないので月曜までに考えときます <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/12(水) 23:54:17.23 ID:a0y/eDpm0<> 操り人形師の魔女(マリット)
操り糸で人形を操りそいつで攻撃していく/赤の蝶ネクタイとスーツを着ている。顔は真っ白/人形に長く接触している糸で操られてしまう/支配/糸で操られるのは1体だけ。複数で攻められると弱い
とりあえず作ってみたけどこんな感じ?不具合があったら誰か教えて <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 20:13:21.68 ID:oH5mu7wI0<> ----------------------------
オリジナル魔女についてのレスありがとうございました。
またこれから毎回の終了から開始までの間に随時受け付けることにします。 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 20:19:08.64 ID:oH5mu7wI0<> ―教会
杏子「ごちそうさま」
エイミー「にゃん」
エイミーと一緒に昼飯を食った。
エイミーの頭を撫でる。さて、これから約束の時間までどうするか……
【昼】
次の予定:【放課後】マミと繁華街で待ち合わせ
1自由安価
2昼寝でもするか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 20:28:21.34 ID:cO8bdfT80<> コンビニで時間潰し
そういや最近漫画雑誌読んでなかったな
こち○やコ○ンとか読むか・・・雑誌立ち読みできるコンビニに行くか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/17(月) 20:31:16.14 ID:ObnH/WOr0<> マミとデートするんだったら、可愛い格好に着替え用この前趣味で買って来たネコ耳衣装などいかがなものか、 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/17(月) 20:38:08.70 ID:EyUlupPoO<> コンビニ行ったついでにデカイ熊のぬいぐるみが特賞のくじを引いてみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 21:00:42.67 ID:oH5mu7wI0<>
ぴくりと動く猫耳。しなやかに伸びる尻尾。
眺めているとどことなく穏やかな気持ちになる。
猫はどうしてこう人間に愛されるような外見をしているのか。
エイミー「にゃ?」
杏子「……マミと遊びに行くんだよな。あたしも少しはまともな格好したほうがいいか?」
マミはおしゃれだ。きっとまた綺麗な私服を着てくるんだろう。
それに引き替え、自分の格好を冷静に考えてみる。
……そもそも洗ったのは何日前だったか。微妙に黒く煤けていてみすぼらしいように思える。
杏子(あれから服装のことなんて考えたこともなかったな、そういや)
杏子(持ってる服だって、かろうじて洗ってる時のための着替えが教会に置いてあるだけだし)
久しぶりに奥の方から引っ張り出してみると、随分とかわいらしい服があった。
……おかしい、何故これを取ってしまったのか。一時の気の迷いだ。
おまけに何故だか猫耳のカチューシャまでついている。
エイミーの黒い猫耳とそれとを交互に見る。
……いかがなものか。魔法少女衣装とかそんなレベルの恥ずかしさじゃない。
杏子(いや……これは恥ずかしさで死ねるわ。つーかマミに腹かかえて笑われるぞ)
杏子(ついでに駅も近いから、まどかやさやか、果てにはほむらにまで見られたらどうなるか……)
杏子(このふざけたカチューシャはしないとしても、こういう格好はあたしには合わないよな)
今の微妙に汚れた服装。着まわしすぎて落ちない汚れのついているもう一着の着替え。
……まともに綺麗な状態を保っているのは猫耳の衣装だけなのも事実だった。
杏子(……今度新しいの買おう。というか繁華街で見てこよう)
マミは多分そういうのは大好きだ。
……これ以上に可愛らしい服を買われそうな嫌な予感もしているが。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 21:15:02.97 ID:oH5mu7wI0<> ―繁華街
【放課後】
マミ「佐倉さん、おまたせ」
マミ「……あら、いつもとは大分雰囲気が違うのね?」
マミ「そんな服も持ってたなんて意外だわ」
マミはやっぱりおしゃれな私服で現れた。
……そして、やっぱり思った通りの反応をした。
杏子「どうせ似合わないって思ってるだろ、笑うなら笑えよ」
マミ「笑わないわよ」
マミはどこかにやにやしている気がする。
杏子(……やっぱりちょっとばかし汚れてようがいつもの服のままにすりゃよかったな)
杏子「そ、そんなことより! まずどこを回るか決めようぜ!」
1ゲーセン
2買い食い
3ショッピング
4自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/17(月) 21:15:49.55 ID:ObnH/WOr0<> 3 新しい服とか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 21:16:33.69 ID:cO8bdfT80<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 21:34:50.12 ID:oH5mu7wI0<>
まずは腹ごしらえだ。その辺のうまそうなものを片っ端から買い食いしていく。
カップに入ったトリプルのアイスを食いながらひとまず腰を落ち着ける。
マミ「佐倉さんはいつもこうしていろんなものを食べているのね」
杏子「まあな、繁華街もうまいもんがいっぱいあるだろ?」
マミ「そうね。私は普段、一人でこうやって買い食いすることってあまりないから新鮮だわ」
……確かにマミは買い食いより見栄張って喫茶店とかに入っているイメージがある。
あたしも誰かとこうして繁華街を回るのは久しぶりだった。――いや、ほとんどなかったかもしれない。
杏子(前はこういう場所ってあんまり来なかったからな……)
杏子(お小遣いだってそんな余裕なかったし)
話す/次の行動
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/17(月) 21:48:07.36 ID:EyUlupPoO<> ゲーセンに行く <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 21:48:24.81 ID:cO8bdfT80<> マミに新しい服を条件付きで見繕ってもらう
新しい服を買いたい、ただ可愛らしいとかは断固却下だ
動きやすくて丈夫な服がいい、スカートは却下でズボンな
あとエイミーのヤツにそろそろ首輪つけようと思うんだ、一緒に選んでくれ
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 22:21:50.69 ID:oH5mu7wI0<>
杏子「……!」
人ごみの中に見知った姿を見た気がして思わず立ち上がった。
杏子(今のって……)
杏子(いや、そんなはずない)
マミ「……佐倉さん?」
杏子「いや、なんでもない。見間違えだ」
……そうだ、ここにあいつが居るわけないんだ。
低い背丈、短い黒髪、頭のてっぺんから跳ねる丸まった長い毛……
たまたま似た特徴の奴が居ただっただけだろう。
もう一度座りなおした。
マミ「……おほん ところで佐倉さん、足…………」
杏子「!!」
……やべえ、いつもの癖で大股開いて座ってた。
杏子「魔法少女衣装以外でスカートなんて穿くの久しぶりだからな……」
杏子「ああそうだ、この後新しい服を買いたい。ちょっと付き合ってくれ」
マミ「あら、佐倉さんもついにおしゃれに興味が?」
杏子「ちげーよ! ただ、まあ……ちょっと碌なのがないのも事実でな。今までほとんど買ってこなかったから」
杏子「まともなもんならなんでもいい」
マミ「ん? 今なんでもいいって言ったわね?」
杏子「言ってねえよ!“まともなもんなら”って条件付けて言ったからな!?」
杏子「可愛らしいとかは断固却下だ」
杏子「動きやすくて丈夫な服がいい、スカートは却下でズボンな」
マミ「えー、もったいないわね。似合ってるのに」
マミ「本当はそういうのも趣味だったりするんじゃないの?」
杏子「な、な、な…… そ、そんなわけあるか!」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 22:24:28.06 ID:cO8bdfT80<> かずみか?
エンカウントしてほしいなぁ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/17(月) 22:24:49.75 ID:1jZLgSDw0<> そういえばこの世界は何年だろう?
まぢこち亀連載しているのかな?安価下 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 22:41:33.95 ID:oH5mu7wI0<>
……アイスを食い終えると、服屋を見て回った。
*「いらっしゃいませ、何かお探しですか?」
マミ「この子の新しい服を探してて…… あら、このワンピース可愛い」
杏子「おいマミ……」
マミ「いえ、佐倉さんに着せようってわけじゃなくて単に私が惹かれただけよ」
*「試着なさいますか?」
マミ「あ、いえ。ちょっと今は持ち合わせがあまりないから」
*「お客様でしたらこちらの色違いのほうなんかもお似合いになるかと……」
店員が勧めてきたのは、マミが『可愛い』と言った服の色違いだった。
赤やピンクなどの暖色系のふりふりとしたワンピースだ。
杏子(……マミが見てたやつのほうがまだ落ち着いてるじゃねーか)
杏子「あーもう、ほっとけ!」
……結局、適当に新しいシャツとズボンを買って出てきた。
杏子「……服屋の店員ってどうしてああ図々しいんだ?」
マミ「まあまあ。これからどうする?」
杏子「ショッピングついでだ。そろそろエイミーに首輪つけようと思ってな、一緒に選んでくれ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 23:10:53.28 ID:oH5mu7wI0<>
――――……夕焼けの空の下、いくつかの買い物袋を提げてマミと歩く。
猫用の首輪と今日の夕飯用の食材を買って繁華街を離れると、早速エイミーに会いに教会に戻ることにした。
―教会
マミ「やっぱり、似合うわね」
ちりんと鈴の音が鳴る。
これならもう野良猫扱いされることもない。
杏子「これで正式にペットになったって感じだな」
エイミー「にゃ」
マミ「じゃ、そろそろ帰りましょうか」
杏子「ああ、歩き回って腹も減ったしな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 23:18:38.45 ID:oH5mu7wI0<> ―マミの家
マミの家に来ると、早速買った服に着替えてみる。
普通にシンプルな服だ。
マミに選ばせると“可愛い”はやめてくれても、やたらとスタイリッシュなものを選ぼうとするから困った。
……そういうのも落ち着かない。やっぱり、余計な飾り気はないほうが落ち着く。
マミは夕飯の準備をはじめている。
あたしは皿に顔を突っ込んで飯を食っているエイミーを眺めていた。
……相変わらず良い食いっぷりだ。
1自由安価
2このまま待つ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/17(月) 23:22:32.55 ID:1jZLgSDw0<> 今度、1人の時にかわいい服を着て見るか。鏡の前で見るぐらいは別にいいよな…と考える <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/17(月) 23:24:31.27 ID:cO8bdfT80<> 昼間見たミチルそっくりのやつの事が気になる
明日きゅうべぇのやつを呼んでミチルが本当に死んだのか問いただそう <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/17(月) 23:25:46.72 ID:1jZLgSDw0<> もしかしてかずみマギカ終了後のかずみの可能性が微レ存? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/17(月) 23:27:39.20 ID:EyUlupPoO<> かずみとのイベントはないのかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 23:56:54.88 ID:oH5mu7wI0<>
杏子(それにしても、昼の……――いや、ありえないよな)
杏子(だってあいつは……)
教会に建てた墓を思い浮かべる。
キュゥべえだって、死んだって……
杏子(……いや、明確にその言葉を聞いたわけじゃなかったか)
杏子(今度キュゥべえに会ったら、一応聞いてみるかな……)
マミ「ご飯が出来たわ、食べましょう!」
考えていると、マミが料理を運んでくる。
杏子「おう!」
考え事はいったん止めてテーブルにつくことにした。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/17(月) 23:57:24.87 ID:oH5mu7wI0<> --------------
ここまで
次回は19日(水)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/18(火) 00:06:09.42 ID:X8VcWSpX0<> おつです
今回かずみらしきキャラが出たけど今後話しに絡んできたりするのかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 20:24:31.53 ID:khvy39nc0<>
二人でテーブルを囲み、夕飯を食いながら話す。
マミ「そうそう、お茶会のことなんだけど、今度の休みにしようって決まったの」
杏子「今度の休みってーと……」
毎日が休日のようなものだから、曜日や日付の感覚が曖昧だ。
マミ「明々後日ね」
杏子「いいんじゃないか? こっちも特に予定はないしな」
食事中の話題/明日の予定についてなど
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/19(水) 20:26:13.28 ID:+HG2QKao0<> マミにかずみのことを相談する
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/19(水) 20:27:14.30 ID:MR+RWloV0<> 安価↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 20:48:59.24 ID:khvy39nc0<>
杏子「……なぁ、よく世の中には自分とそっくりの奴が3人は居るっていうよなあ」
杏子「死んだと思ってたやつを街で見かけたらどうするよ」
マミ「それって、怖い話?」
杏子「いや…………」
ホラーだとか、幽霊だとかそんな非現実的なものを信じる気はない。
杏子(やっぱりただの勘違いか、あるいは……)
――――夕食を終え、寝る支度に入る。
今日着ていた服はマミが洗って新しく買った服と一緒にしまっておくと言っていた。
マミ「佐倉さん、このカチューシャはどうする?」
杏子「!!」
猫耳のついたカチューシャを持ってるのを見て、思わず噴き出した。
杏子「いつそんなの取ってきたんだよ」
マミ「教会に置いてあった服を見たときに見つけて」
杏子「欲しいんだったらやる」
マミ「そう? ちょっと着けて外を歩く勇気はないけど……似合うかしら?」
そう言ってマミが着ける。……耳が四つあるみたいで妙な気もするが。
杏子「……あたしよりは似合うんじゃない」
マミ「佐倉さんだって似合いそうよ?」
杏子「そんなもん似合っても嬉しくねーよ。あんたにやるから、いらないなら勝手に捨てるなりなんなりしろ」
マミ「それじゃあ、一応とっておきましょうか」
マミは苦笑いをして猫耳のカチューシャを棚にしまった。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 21:07:08.29 ID:khvy39nc0<>
……照明を消した部屋の中、布団の中で考える。
杏子(前はスカート穿くこともあったんだけどな)
杏子(あんまり可愛い感じの格好をしたことはなかったが)
最近ではめっきりそういうものを倦厭していた。
今日見たワンピースを思い浮かべ、もやもやとした思いをかき消すように布団を深くかけなおす。
杏子(…………可愛かったな)
杏子(…………でもやっぱああいうの着るのは無理だ。落ち着かなすぎる)
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/19(水) 21:08:53.37 ID:2er2+zJc0<> 明日は久しぶりに訓練でもするか?
マミの射撃がどれくらいになったのか見てみたいし、近接の方も模擬戦でもやって鍛えてやるよ
夕方までアタシは適当に魔女狩りでもしてるよ
(それに、キュウベェを呼んで昼間見たやつの事を聞かないとな) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/19(水) 21:09:21.66 ID:54GvfgrQO<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 21:37:47.21 ID:khvy39nc0<>
杏子「……マミ、明日は久しぶりに訓練でもするか?」
杏子「マミの射撃がどれくらいになったのか見てみたいし、近接の方も模擬戦でもやって鍛えてやるよ」
マミ「模擬戦かぁ、本当に久しぶりね。前回からこれだけ経ったんだし、勝てるかしら?」
杏子「あたしのほうもその分強くなってるけどな。まあ、楽しみにしてるぜ」
杏子「学校が終わったら適当にいつもの土手に来てくれ。それまであたしは適当に魔女狩りでもしてるよ」
マミ「ええ」
―16日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと18日
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv2]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 21:56:01.38 ID:khvy39nc0<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲んで朝食を食い始める。
杏子「わざわざローカルのニュースを見てるのはやっぱパトロールのためか」
マミ「ええ、今日魔女狩りするって言ってたから、もし気になることがあったら頼もうかと思ってたんだけど」
1自由安価
2これからの予定について考える
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/19(水) 22:00:18.12 ID:54GvfgrQO<> 安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/19(水) 22:00:43.87 ID:2er2+zJc0<> とりあえずキュウベェを呼んでミチルに似た少女の事を問い詰めるか
そのことで進展があろうがなかろうが、魔女狩りはそれからだな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 22:51:12.54 ID:khvy39nc0<>
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れた。
それからいつも通り、教会に向かう。
―教会
…………教会に建てた墓の前、その辺の茂みに座り込んでキュゥべえと話す。
QB「お墓か、もしかして前に話した二人のものかい?」
杏子「ああ、そうだ」
杏子「……墓も建てた後で今更だが、本当に死んだのか、あいつらは」
QB「そうだね。死んだと思って差し支えないだろう」
杏子「それはどういう意味だ?」
QB「言葉通りの意味だよ」
杏子「…………」
胡散臭いものを見る目でキュゥべえを見る。
納得のいかない言い方だ。本当にただ死んだのなら、そんな言い方しない。
――尤も、昨日だってそんなにしっかりと見たわけじゃないから、本人だったとも言い切れないのだが…………
QB「……前にも言ったが、こちらとしてはあまり君に不用意に首を突っ込んで欲しくない問題なんだ」
QB「今のあすなろは近寄らない方がいい。君やマミに命を落として欲しくないからね」
QB「残念ながら和紗ミチルはもうこの世にいない。彼女を探しているのなら、無駄足を踏むことになるだけだよ」
キュゥべえは、少し言い渋るような言い方をした。
それが非常にらしくないと思った。
杏子「…………らしくないな。お前も人の心配をすることがあるのか」
QB「僕は魔法少女の契約を取り結び監視する使者だ。魔法少女の心配をすることは当然のことだろう?」
……なんだかんだ、今はやっとマミとも仲直りできて順調に行ってるところだ。
気になるところはあるにせよ、命の危険があると言われると悩むが……。
1自由安価
2魔女狩り(風見野)
3魔女狩り(見滝原)
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/19(水) 23:02:19.94 ID:eMEALyj9O<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/19(水) 23:02:54.99 ID:2er2+zJc0<> ミチルが死んだのなら昨日見たのは誰だとキュウベェに聞く
じゃあ昨日見かけたミチルそっくりのやつは誰だ?他人の空似にしては似すぎてた
ミチルに双子の姉妹やそっくりの親戚とか、ミチルに関係があるのかないのかぐらいお前ならわかるだろ?
昨日あたしが見たのは誰なんだ?
・・・まさか昨日見たアイツ、魔法少女でミチルに化けてるとかじゃないだろうな?
もし魔法少女ならアタシのところに顔を出せと伝えな
たちの悪い姿でアタシの縄張りに踏み込んだんだ、筋は通してやらないとな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 23:12:33.32 ID:khvy39nc0<>
杏子「…………そうか」
……昨日だってそんなにしっかりと見たわけじゃない。
本人だったとも言い切れない。
が、あすなろには厄介な魔法少女が居ると言ったか。
ホラーなんかは信じないが、もしあれが魔法少女でミチルに化けてたか何かだったとしても、実際に魔女結界で鉢合わせたわけでもない。
ちょっと街を歩いていただけで因縁をつけるのはさすがに筋が通らない。
それに……
杏子(あれが魔法少女で、それも悪意のある奴だったら、
下手に手を出して目をつけられたらそれこそ火傷じゃすまない事態に巻き込まれかねないな)
動くとしたら、もう一度見かけてからにすべきだろう。
1自由安価
2魔女狩り(風見野)
3魔女狩り(見滝原)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/19(水) 23:13:36.07 ID:eMEALyj9O<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/19(水) 23:13:53.91 ID:2er2+zJc0<> 3で <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/19(水) 23:24:52.12 ID:khvy39nc0<>
杏子「じゃああたしは魔女狩りに行ってくるわ」
QB「僕もついていこうか?」
杏子「好きにしな。どうせいつもこそこそ監視してるんだろ」
杏子「そうじゃなかったら候補者漁りか。どっちにしろうざいことには変わりないな」
QB「魔法少女の監視と契約は僕の役目だからね」
行く場所
1公園
2病院
3繁華街
4歩道橋
5土手
6鉄塔
7廃工場
8立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/19(水) 23:26:31.30 ID:2er2+zJc0<> 3 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/19(水) 23:26:46.14 ID:eMEALyj9O<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/20(木) 00:00:38.72 ID:NWYRx5600<> ―繁華街
午前中の繁華街。
昨日もずっと居たこの場所だが、まだ街は活気づく前だ。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/20(木) 00:01:41.69 ID:1VUVANc1O<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/20(木) 00:05:38.09 ID:NWYRx5600<>
QB「居ないみたいだね」
杏子「ああ、次行くぞ」
行く場所
1公園
2病院
・繁華街[現在地]
3歩道橋
4土手
5鉄塔
6廃工場
7立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/20(木) 00:06:28.04 ID:1VUVANc1O<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/20(木) 00:17:45.34 ID:NWYRx5600<> ―公園
楽しそうに遊ぶ子供とそれを眺めている母親……
午前中の公園は平和な雰囲気だ。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/20(木) 00:18:55.14 ID:Ug2enbBG0<> 魔女来い <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/20(木) 00:24:22.71 ID:NWYRx5600<>
杏子「……なあ。一つ気になったんだけどさ」
QB「なんだい?」
杏子「どうしてあたしがミチルに似た人影を見たと知ってたんだ?」
杏子「あれか? また監視してたってのか」
QB「……」
杏子「だとしたら、お前も同じものを見たのか?」
QB「それはどうだろうね。何を見たのか確かめることもできない以上、その曖昧な言い方では答えようがないよ」
……ごまかした。また言い渋った。
……本当に居るのか? ミチルの姿をした何かが。
もしくは、あたしのことを監視してたのでないとしたら、あの時ミチルの名だけ挙げたのは…………
QB「……使い魔が居るようだけど」
杏子「ああ、倒すよ」
QB「最近は君も使い魔を倒すようになってくれて助かるよ」
―ハコの魔女結界
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:Daniyyel+Jennifer ×5
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
3飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
4打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
5鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
6鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
8最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
9縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
10幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
11ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/20(木) 00:28:36.77 ID:Ug2enbBG0<> 1
槍が届かないなら5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/20(木) 00:43:44.22 ID:NWYRx5600<>
杏子「10体……いや、5体と数えてよさそうか?」
杏子「まあ、このくらいすぐ終わるからな」
とりあえず全ての敵を蹴散らしに行く。
しかし、もろに飛んでいる相手だ。
届かない場所に居る使い魔には多節棍で対応して殲滅する。
杏子「――――ま、こんなもんだな」
杏子「飯にするか」
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/20(木) 00:51:30.11 ID:NWYRx5600<> -----------------
ここまで
次回は21日(金)20時くらいからの予定です
まだまだ日数が余ってるのでほどよく消化するためにもあすなろの事情に突入しても良いのですが、
そうするとかなり危険があるため、まともなエンディングを約束できなくなるのが困りどころ。またワル夜後にまわしてもいいかもしれない。
次回の開始すぐに重要分岐を出す予定です。 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/20(木) 00:54:39.71 ID:Ug2enbBG0<> 乙です
うーむ、あすなろルートは鬼門ですか
なぎさ編でもクリア後に選択肢に出たから後回しの方が良さげ? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 20:13:42.94 ID:sVPFhafv0<> ―教会
その辺で買ったファストフードを食う。
エイミーも隣で猫缶を食っている。
……と、それからまだ横に居るキュゥべえ。
杏子「……なあ、さっき、『和紗ミチルは死んだ』って言ってたよな」
QB「そうだね」
杏子「じゃあ、ユウリはどうなんだよ。……生きてるのか?」
QB「……それは答えづらいね」
杏子(…………答えづらい、だと?)
※あすなろ編に突入すれば停滞しきったストーリーが劇的に動くのは確かですが、
まともなエンディング迎えられなくなる可能性があります
※ワル夜の後に回すこともできます
1「生きてるなら会わせろ」(あすなろ編突入)
2「もういい、飯がまずくなるからあっちいきな」
3このまま動きもなくあと18日過ごすのは長すぎる、いくらか短縮して早くあすなろ編に突入したい
下4レス中多数決 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/21(金) 20:15:10.93 ID:86XH/Dwb0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 20:17:10.26 ID:i87fK54p0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 20:20:41.55 ID:0+lpz1CjO<> 2で <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 20:43:56.49 ID:sVPFhafv0<>
……ユウリが生きているなら、とも考えたが募金のほうもひとまず順調にいってる。
ますますあすなろのほうで何かヤバいことが起きているらしいことが伝わってくる。
杏子(せめて今は首を突っ込むべきじゃないか)
杏子(マミのためにも、まどかやさやかのためにも……な)
杏子「……もういい、飯がまずくなるからあっちいきな」」
そう言うと、キュゥべえはそっけない返事を返してどっかに走って行った。
この後はまたパトロールの予定だが……
【昼】
1見滝原で
2風見野で
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 20:45:51.05 ID:xw2cVVL90<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 21:07:31.47 ID:sVPFhafv0<>
飯を食い終わって出発の準備をする。
さて、どこに行こうか。
行く場所
1病院
2歩道橋
・土手
3鉄塔
4廃工場
5立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/21(金) 21:07:59.79 ID:86XH/Dwb0<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 21:08:39.66 ID:uAd8BhRh0<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 21:12:39.22 ID:sVPFhafv0<> ―病院
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 21:13:05.04 ID:uAd8BhRh0<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 21:25:03.74 ID:sVPFhafv0<>
杏子(またここに使い魔が発生しやがってるのか)
―落書きの魔女結界
騒ぎながらすばしつこく飛び回る使い魔。 こいつはよく見かける。
杏子「こうも使い魔ばっか潰してると、本当、『狩り』っていうより『退治』って感じだな」
……また魔女化する前にさっさと倒してしまおう。
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:Anja×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
3飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
4打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
5鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
6鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
8最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
9縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
10幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
11ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 21:25:33.12 ID:uAd8BhRh0<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 21:26:21.78 ID:9ZhzbfDFO<> 5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 21:39:33.17 ID:sVPFhafv0<>
杏子(……こっちに向かってくる奴なら倒しやすいんだがな)
一匹は刺せたが、使い魔だけの結界だ。すぐに遠くに逃げようとする。
投げるには相手が素早すぎる。
杏子(まあ、そういう敵に対応する手段ならいくつか持ってるんだけどな)
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:Anja×2
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 21:40:28.00 ID:9ZhzbfDFO<> 6 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 21:47:59.14 ID:sVPFhafv0<>
杏子「逃がすかっ!」
多節棍に変形させて前方に打ち付ける。
そういう敵に対応する手段はいくつかあるが、まとめて潰すならこれだ。
使い魔が全滅し、結界が崩壊する。
杏子 魔力[90/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
行く場所
・病院[現在地]
1歩道橋
・土手
2鉄塔
3廃工場
4立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/10/21(金) 21:48:56.76 ID:uAd8BhRh0<> 4 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 21:49:19.93 ID:9ZhzbfDFO<> 3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 21:57:02.39 ID:sVPFhafv0<> ―立体駐車場
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 21:57:51.04 ID:9ZhzbfDFO<> 来い <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 21:58:38.43 ID:uAd8BhRh0<> 使い魔しかこねー <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 22:19:09.53 ID:sVPFhafv0<>
立体駐車場の内部に使い魔の魔力を感じた。
―薔薇園の魔女結界
以前見かけたのと同じ使い魔だ。
ヒゲのわたあめと、飛んでいる奴……
杏子 魔力[90/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:Anthony×3
Adelbert×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 22:20:13.74 ID:uAd8BhRh0<> 1
飛んでるヤツには2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 22:44:14.53 ID:sVPFhafv0<>
先にヒゲを蹴散らし、それから飛んでいる奴に向けて柄を伸ばして一匹仕留めた。
杏子(あと2匹か)
杏子(このまま別々に倒してもいいが……)
杏子 魔力[85/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:Adelbert×2
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/10/21(金) 22:48:29.82 ID:9ZhzbfDFO<> 6 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 22:57:59.80 ID:sVPFhafv0<>
残りの使い魔を捉え、多節棍に変形させて振りかぶる。
使い魔の結界が消滅し、景色がもとの駐車場に戻る。
……そろそろ放課後の時間だ。土手に向かおう。
杏子 魔力[80/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
―土手
マミはまだ来ていないようだ。
杏子(この辺で休みながら待ってるか)
下1レスコンマ判定
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 22:58:22.51 ID:uAd8BhRh0<> いい加減来い! <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 22:58:29.23 ID:xw2cVVL90<> ほいさ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/21(金) 22:59:04.78 ID:xw2cVVL90<> 7秒遅かった……すまない <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 23:00:45.89 ID:uAd8BhRh0<> 自分が書き込まなければ魔女来てた・・・すまぬ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 23:05:55.36 ID:sVPFhafv0<>
杏子「ふあ〜ぁ…………」
芝生の上に寝そべる。
……いい天気だ。
そのままうとうととし始めた時、不意に声がかけられた。
「佐倉さん?」
見てみると、道のほうから仁美がこちらを見ていた。
杏子「ん…… 仁美か」
仁美「お久しぶりです」
こうして1対1で会うのは珍しい。
杏子「帰りは一人なのか?」
仁美「はい、これから茶道のお稽古に行くところで」
……とりあえずものすごいお嬢様らしさを感じる。
1自由安価
2そうか、気を付けてな
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/21(金) 23:11:11.36 ID:xw2cVVL90<> 暇だし「見学していいならついて行っていいか?」と聞いてみる
仲良くなっておいても損はないと思う <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/21(金) 23:17:14.14 ID:uAd8BhRh0<> お稽古事か…あたしみたいな根無し草と違ってお嬢様は色々と大変だねぇ
ところでさぁ、あんた習い事ってやってて楽しいのかい?
アタシは習い事なんてやったことないからよくわからないけど、どんな感じなんだい?
そういえばあんたはさやか達と一緒に募金活動はしないのかい? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/21(金) 23:34:52.07 ID:sVPFhafv0<> --------------------
ここまで
次回は22日(土)18時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 18:40:08.65 ID:4SvN1M2Q0<>
杏子「お稽古事か……あたしみたいな根無し草と違ってお嬢様は色々と大変だねぇ」
杏子「ところでさぁ、あんた習い事ってやってて楽しいのかい?」
仁美「……私のためでしょうから。こうして色んな経験を積む機会を与えてもらっていることには感謝しています」
……仁美はそう話しながらも、『楽しい』とは言わなかった。
杏子「あたしは習い事なんてやったことないからよくわからないけど、どんな感じなんだい?」
杏子「茶道ってーと、茶と菓子を食うんだよな。うまいのか?」
仁美「それもそうですが…… 茶道といってもただお茶を点てたりいただいたりするだけではありません」
仁美「心を落ち着かせること、そして相手に喜んでもらうというおもてなしの心が大切なのです」
仁美「まずはお辞儀の仕方や立ち方、歩き方などの正しい振舞いの指導から入りますよ」
杏子「やっぱ堅苦しそうだな……」
杏子「あたしにはやっぱり、ジュースでも飲みながらその辺のコンビニ菓子でも食ってるほうが合ってるよ」
杏子「堅苦しい空気じゃ、うまいもんだって味わえる気しねえもん」
仁美「そうですね……」
杏子「そういえばあんたはさやか達と一緒に募金活動はしないのかい?」
仁美「習い事や勉強で忙しくてあまり時間が取れなくて……」
仁美「その分、私が協力できるところでは協力させていただきますから」
仁美「それではそろそろ教室に向かわないと。ごきげんよう、こうして佐倉さんと話せて楽しかったですわ」
杏子「おう、またな」
……仁美はぺこりと頭を下げて去って行った。
杏子(“ごきげんよう”ね、聞きなれない挨拶だ)
杏子(……なんっか、浮かない顔だったな)
杏子(そりゃそうか、小さいころからわけもわからずやらされてるだけみたいなもんだろうしな)
杏子(気が向かない時もあるよな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 19:06:10.06 ID:4SvN1M2Q0<>
その後入れ替わるようにマミがやってきた。
マミ「こんにちは、佐倉さん。待った?」
杏子「おうマミ、ごきげんよう」
マミ「また聞きなれない挨拶ね、何かの影響?」
杏子「さっき仁美と会ってな」
杏子「あたしが使ってもギャグにしかならねえけど、あいつはそんな言葉を普通に使う世界に生きてるんだなーって思って」
マミ「志筑さん、やっぱり家がお金持ちなのかしら?」
杏子「みたいだな」
杏子「――ま、あたしらの生きる世界も大分普通とは離れてるんだろうけどな。さっそく訓練はじめるか」
――――道の方から見えない場所へと進み、マミが変身する。
前にも見た鉄砲はまた見た目が代わり、シャレたデザインへと変化していた。
マミ「見ててね、あれから少しは上手くなったんだから!」
的を設置し、この前より少し離れたところから撃っていく。
百発百中、とまではいかないが中距離ならそれなりに当たるようにはなっているようだ。
杏子「ふーん、ちょっとずつ慣れてきたみたいだな」
杏子「今度の祭りの射的はマミに任せるからな」
マミ「祭り?」
杏子「夏に見滝原大橋のほうであっただろ? 丁度うまいもんもいっぱい食えるし」
マミ「ええ、そうね! いいと思うわ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 19:38:33.70 ID:4SvN1M2Q0<>
一通り射撃の腕を確かめ訓練を終えると、今度は模擬戦のほうの準備に移る。
杏子「ルールは昔通り相手の動きを押さえ込んだほうの勝ちだ」
マミ「ええ、了解よ」
……あの脳みそ魔女の使い魔との戦いを思い出す。あれは記憶の中の“昔のマミ”だ。あの頃からどれだけ技術が上がっただろうか。
模擬戦闘で大した魔力を使う必要はないが、手加減はしない。
マミの動きを見る事が出来ればいい。そして、あたしも技術で勝ってやろう。
杏子 魔力[80/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
相手:マミ
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
6鉄砕鞭/鎖拘束(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける/多節棍で縛り付けて拘束
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
8縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
9幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
10ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/22(土) 19:40:00.81 ID:m69P8jTp0<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 20:10:46.62 ID:4SvN1M2Q0<>
まずは普通に純粋に武器での格闘を見る。
武器を構えると、マミのほうもリボンを器用に伸ばしてしならせた。
それらがぶつかり合うと素早く引いてリボンを斬って踏込み、次の攻撃に移る。
杏子(あたしの柄の長い槍だと、リボンに捕まりやすい分少し不利な部分はある)
杏子(が、代わりに大して硬くはない。魔力を込める力押し以外でもやりようはある)
マミは攻撃をさっと避けると、再びリボンを伸ばす。
――それを潜り抜け、槍を振るいリボンを斬ろうとする。
しかし、今度は斬られる直前でマミはリボンを刃に変質させた。金属同士がぶつかり弾き合う音が響く。
再び間合いを取る。
杏子「よしよし、その調子だな。前より上達してそうじゃん」
マミ「そりゃ、そうじゃなきゃ困るわよ」
マミは少し嬉しそうだ。
確かに、早々に勝負がついてしまっても困る。次はどういう責め方にしようか――
杏子 魔力[80/100] 状態:正常
GS:13個
・[74/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
相手:マミ
1突く:近接武器戦闘(魔力-0) 再び純武器格闘
2伸縮変形(魔力-5) 柄を伸ばして中距離まで対応させる
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
6鉄砕鞭/鎖拘束(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける/多節棍で縛り付けて拘束
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出して体勢を崩させる。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
8縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
9幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
10ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/22(土) 20:15:06.98 ID:m69P8jTp0<> 1をしつつ9 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 20:51:12.04 ID:4SvN1M2Q0<>
それから武器を構えて踏み込んだ。
――――距離を詰められると、マミがリボンを腕に纏わせて振るって弾く。
マミはなんだかよくわからない名前をつけていたが、つまるところ腕に一体化させたドリルだ。
杏子「その手数の多さは純粋にすごいよな」
マミのほうから更にこちらに踏み込んでくる。
リーチの短いドリルでは、至近距離での戦闘はマミに有利だろう。
杏子(あんまり近づかれると戦いづらいな)
杏子(だからといって後ろに下がるのは追い詰められてるみたいでなんか嫌だ)
杏子(なら横に跳ぶか――――しかしそうなると、すかさずドリルを解いて拘束してきそうだな)
杏子(…………ちょっと、驚かせてやるか)
魔力を集中させ、幻惑を作る。
マミは思った通りにドリルを解いて幻影を拘束して引き寄せにかかる。
マミ「やった! 勝負――――」
マミ「……えっ?」
後ろからマミの手を掴む。
――――勝負あった。なにせ、ドリルはもう自分から解いてしまっているのだ。
杏子「マミは素早いタイプじゃないが引き離すのは難しい」
杏子「威力も素早さもあたしに劣るのに全部器用さでカバーしてきやがる」
杏子「大した奴に育ったよ、ホント」
マミ「げ、幻惑魔法! 使えるの?」
杏子「別に今使えないなんて言ってないからな。あんたと別れたあの時からあたしもまた強くなったってことだよ」
杏子「さっ、そろそろ帰って飯にしようぜ」
……一人で訓練してたことは言わないでおこう。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 21:17:44.62 ID:4SvN1M2Q0<>
マミ「今度こそ勝ったと思ったんだけどなぁ……」
杏子「あたしに勝つのはまだまだ先になりそうだな」
土手を出ようとすると、前から仁美が歩いてくるのに気づいた。
杏子「よう、習い事の帰りか」
仁美「…………」
杏子「仁美?」
仁美「……はい、でももう習い事なんてどうでもいいんですわ」
仁美「家も、習い事も、義務も気にしなくていい世界に旅立ちます」
力ない様子で言う。
仁美の首筋には魔女の口づけがあった。
杏子「……マミ」
マミ「ええ、わかってるわ」
マミが魔法で眠らせる。
回復や身体の状態を操作するのはマミの得意分野だ。
杏子「近くに魔力はないな、魔女はどこだ?」
杏子「…………っと、探し回る必要もなくなったな」
駅の方向から虚ろな目をした奴らが大勢歩いてくる。
向かう先がわかれば後は気配で察知できる。
仁美を芝生の上に寝せて先回りすることにした。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/22(土) 21:29:56.99 ID:Fp7Q/W740<> ハコの魔女来たか
原作に比べて仁美のテンションが低いけど <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 21:45:31.59 ID:4SvN1M2Q0<>
…………その結界はある廃工場の中にあった。
そこの家の奴らが一家そろって魔女につけこまれていたらしい。
あれほど離れた場所の人間まで大勢操る魔女も珍しいが、その負の感情が更に人々に伝染して呼びこませていたのだろうか。
―ハコの魔女結界
結界を進むと、テレビのような魔女が居た。
杏子「すでに人があんなに操られてる。さっさと倒したほうがよさそうだな」
マミ「ええ……!」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:13個
・[39/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
仲間:
マミ 状態:正常
敵:H.N.Elly(Kirsten)
Daniyyel+Jennifer ×6
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/22(土) 21:56:37.53 ID:v/BCNctf0<> 誰か頼む。
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/22(土) 22:04:33.82 ID:kCwpkV7y0<> 10でまとめてマミのティロフィナーレでトドメ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 22:27:21.47 ID:4SvN1M2Q0<>
魔女を直線状に固定するように防護壁を張る。
杏子「マミ、頼む!」
マミ「オーケー!」
大砲が向き、突進に備えて槍が待ち構えている。
魔女に逃げ場はない――――
マミ「――――ティロ・フィナーレ!」
魔女結界が消滅する。これでひとまずは安心だ。
グリーフシードで二人分の穢れを浄化し、残りは懐にしまっておいた。
杏子「土手に戻るか」
杏子「魔女に付け入られるような隙があるんじゃ、倒したところで万事解決ってわけにはいかないからな」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:14個
・[39/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 22:35:47.48 ID:4SvN1M2Q0<> ―土手
仁美「佐倉さんと、巴さん? ……ここは……土手?」
仁美「あれ? 私、帰り道を歩いていたはずなのに。なんでこんな場所で寝てたんでしょう?」
杏子「疲れてるんじゃないのか」
仁美「そ、そうなのかしら……でもまさか倒れるなんて」
仁美「二人が助けてくれたんですか?ありがとうございます、ご迷惑おかけしました」
1自由安価
2悩みがあるなら聞くけど?
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/22(土) 22:45:17.83 ID:kCwpkV7y0<> あんた何か悩みがあるんじゃないのか?
『習い事ってやってて楽しいのかい?』って聞いた時あんた『楽しい』とは答えなかったよな
ひょっとして習い事やってる事に対して何か溜め込んでるんじゃないのか?
…アタシはあんたとは違う立場の人間だ、詳しい事情も知らずに無責任なことを言ってるのかもしれない
だがな、親から勧められてるままのことをやっててそれが負担になってるっていうなら、そのことを親にはっきり言った方がいいぞ?
アンタの親が聞いてくれるかどうかはわからないが、親に言いたい事があるなら口に出して伝えないとな?
アタシはそれができなくて取り返しが付かないことになっちまったしな・・・ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/22(土) 22:46:53.86 ID:OXjyM7EEO<> 安価↑ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/22(土) 23:31:44.02 ID:AVam8ZVv0<> 寝てしまったのか? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 23:41:59.05 ID:4SvN1M2Q0<>
杏子「あんた何か悩みがあるんじゃないのか?」
杏子「『習い事ってやってて楽しいのかい?』って聞いた時あんた『楽しい』とは答えなかったよな」
杏子「ひょっとして習い事やってる事に対して何か溜め込んでるんじゃないのか?」
仁美「…………」
杏子「……あたしはあんたとは違う立場の人間だ。詳しい事情も知らずに無責任なことを言ってるのかもしれない」
杏子「だがな、親から勧められてるままのことをやっててそれが負担になってるっていうなら、そのことを親にはっきり言った方がいいぞ?」
仁美「でも、そんなこと……聞いてくれるでしょうか?」
仁美「習い事も、私のためにとやらせてもらっていることです…… 私が甘えているだけなのかもしれません」
仁美「学校だって、本当は受験してもっと良いところに行ったほうがよかったところを、
私のわがままで友達と同じ学校に通わせてもらっているんです」
仁美「だから、せめて習い事や勉強は頑張らないと…………」
マミ「根を詰めすぎてもよくないわ」
マミ「現に倒れたわけだし、この機会に少し話し合ってみてもいいんじゃないかしら?」
マミ「ご両親も忙しいのかもしれないけど、折角生きているんだもの。話し合うことはできるはずよ」
杏子「そうだな。あんたの親が聞いてくれるかどうかはわからないが、親に言いたい事があるなら口に出して伝えないとな?」
杏子「あたしはそれができなくて取り返しが付かないことになっちまったしな……」
仁美「話しあい………… ですか」
魔女の口づけを受けている時に聞いた言葉。
本当は逃げてしまいたかったんだろう。家のことからも、習い事からも、義務からも。
杏子「それにな、自分で自分を追い詰めすぎても良いことなんかない」
杏子「一度自分の本当の気持ちと向き合ってみろって」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/22(土) 23:46:27.64 ID:4SvN1M2Q0<>
仁美「本当にありがとうございました。助けていただいて、相談まで……」
杏子「気にすんなよ、それより無事でよかったな」
1自由安価
2仁美も飯に誘ってみようか
3マミの家に戻ろう
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/22(土) 23:48:26.14 ID:OXjyM7EEO<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/22(土) 23:49:03.97 ID:kCwpkV7y0<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 00:12:31.47 ID:VpOtcoYX0<>
杏子「あたしたちはこれから飯にしようと思ってたところだ」
杏子「あんたも一緒にどうだ?」
マミ「まだ何も決めてないんだけど、何か食べたいものはある?」
仁美「ええと、何でもいいのなら…………」
仁美が指したのは、通りの牛丼屋だった。
杏子(むしろ珍しいか)
杏子(まあ、仁美にはマミのシャレた料理よりもそっちのほうが新鮮だろうしな)
仁美「通りかかる時、いつも少し気になっていて」
マミ「ええ、いいんじゃないかしら? 牛丼!みんなで食べましょうよ」
杏子「決まりだな、デザートにコンビニでジュースと菓子でも買ってこうぜ」
マミ「それってデザートなのかしら?」
牛丼をテイクアウトで買って、近くのコンビニに寄る。
お菓子コーナーからいくつか選んでレジに並んだ時、前に見知った黒い三つ編みが目に入った。
ほむら「あ…………」
……ほむらと目が合った。
仁美「暁美さん、こんばんは」
仁美はあたしたちの事情は知るはずもない。
仁美の挨拶に、ほむらは会釈で返した。
杏子「……それだけで足りるのか? ちゃんと食ったほうがいいぞ」
ほむらが持っているのはおにぎり一つだけだった。
お節介かな、と思いつつも目が合ったのに無視するのも悪い気がしてそれだけ言った。
ほむら「…………」
……ほむらは少し気まずそうにしている。
1自由安価
2何も言わない
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 00:16:08.77 ID:P2CPNi0W0<> 問題は今は仁美がいるからなぁ……あとで話し合うことができるとは思えないしなぁ
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 00:17:49.32 ID:2455p1WA0<> 以前渡した見舞い品の事だけを聞いて別れる
・・・桃缶、美味かったか? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 00:34:01.52 ID:WXExNRWmO<> これが和解イベントのきっかけなら誘った方がよかったんじゃ?
といってもまた拒絶されたらとも思えるし… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 00:36:02.15 ID:VpOtcoYX0<>
杏子「……桃缶、美味かったか?」
ほむら「え……えっと…………」
*「お次のお客様どうぞー」
ほむらが何も言わないうちにレジのほうに呼ばれた。
*「あの……足りませんけど」
ほむら「あっ………すみません……50円玉じゃなくて……」
小銭の音が響く。
50円玉と100円玉を間違えて出した挙句、焦って財布の中身をぶちまけたらしい。
……大丈夫かあいつ、と思いつつも遠くのほうのレジだから助けにも行けない。
杏子(なんかこんなこと、この前もあったような気がするけどなぁ……)
こっちはこっちで会計を済ませて出た。
仁美「桃缶? お二人は知り合いなのですか?」
杏子「あー、まあな……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 00:36:46.66 ID:P2CPNi0W0<> キリカと同じタイプか。ここのほむほむは <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 00:39:43.73 ID:2455p1WA0<> ここは小銭拾う手助けをしたかったな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 00:50:28.17 ID:WXExNRWmO<> これで和解イベントが終了なら流石に不親切だと思うぞ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 01:00:14.13 ID:VpOtcoYX0<> ―マミの家
エイミーを連れてマミの家に着くと、夕飯を食い始めた。
マミ「私も少し久しぶりだけど、こういうのも美味しいわね」
杏子「だろ? シャレた料理もいいけどこういうのも食いたくなるよな」
仁美「いいですね、こうしてみんなでテーブルを囲んで食べると更においしく感じます」
エイミーがこちらのほうに寄って来る。
仁美がそれを撫でた。
仁美「普段あの場所で飼ってるんですね、エイミー」
杏子「ああ、一応な。元は野良猫だったが、車に轢かれちゃ危ないから場所を移したんだ」
マミ「今はもうすっかり飼い猫だけどね」
仁美「首輪も着けてますものね。この前見たときはまだなかったかしら?」
杏子「そうだな、つい昨日着けたばっかりだ」
食事中の話題/明日の予定についてなど
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 01:02:31.70 ID:P2CPNi0W0<> 雑談とか?色恋沙汰はさやか自身に任すしかないだろう。その時にQBが現れたらフォローする感じで
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 01:04:45.51 ID:2455p1WA0<> 魔法少女関連の話は後でマミとするとして、仁美に学校でのほむらの様子を聞いてみる
まどかとさやかの時と同じく仁美が帰る時に送っていく <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 01:06:07.56 ID:WXExNRWmO<> 仁美に猫が好きなのか?と聞いてみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 01:26:15.53 ID:VpOtcoYX0<>
魔法少女関連の話は後でマミとしよう。
仁美からもほむらがどうしてるか聞いてみるか。
杏子「そういや、ほむらは学校でどんな感じなんだ?」
仁美「暁美さんは、そうですね…… とてもおとなしい方だと思います」
仁美「ただちょっと、まだあんまりクラスに馴染めてないのかな……って気はしますね」
仁美「クラスメイトも気にかけている人は居るのですが、まだ壁があるといいましょうか」
杏子「……やっぱ、そうか」
仁美「でも、まどかさんやさやかさんも話しかけていますよ」
仁美「友達でしたら、会いに行ってあげたらいいと思います。学校外に親しい人が居たら心強いですし」
杏子「友達…… ってほどでもないけどな」
杏子「ああいや、別に嫌ってるわけじゃないんだが……むしろ向こうがどう思ってるかがな」
……にしてもやべえな、さっきもめっちゃドジってたしまた怖がらせたかな。
一人暮らしだし、普段からよくああいう場所で飯を買っているならまた会うかもしれない。
今度会ったら何を話そうか……いや、やっぱもう話さないほうがいいのか。
杏子「帰る時は送ってくよ」
仁美「家の者が車で迎えに来てくださるそうですから、エントランスまでで良いですよ」
杏子「そうか、まあ夜道だしな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 01:27:03.85 ID:VpOtcoYX0<> ----------------------
ここまで
次回は23日(日)18時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 01:31:19.86 ID:2455p1WA0<> 乙です
今回はイベントが結構多かったですね
まさか仁美とのイベントが来るとは予想外でしたがw
メガほむとの和解、なんとかしたいですけど現状打つ手がないのがなんとも… <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 01:33:43.69 ID:P2CPNi0W0<> 乙です
メガほむとの和解は実際、魔女に襲われているところを助けるぐらいしかないんじゃ……
あと俺以外魔女募集する人いないの?今の所、魔女出てて来ないからいいけどコンマよくいっぱい出てきたらどうするんだよ…… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 18:19:08.78 ID:VpOtcoYX0<>
…………ものすごい高級車が現れそうだな、とか思いつつ、今度は食後のデザートタイムに移る。
お菓子の袋を開け、コップにジュースを注いでいく。
マミ「これ期間限定ですって! 美味しいわね」
杏子「ああ、なかなかだな。期間限定なのが惜しいところだ」
杏子「……どうよ仁美、茶道よりこっちのほうが楽しいだろ」
仁美「はい……やっぱり、今まで少し窮屈だったのかなって思います」
仁美「こんなに楽しい時間をありがとうございます」
1自由安価
2猫の話題
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 18:22:04.79 ID:P2CPNi0W0<> 1.またこんな時間を過ごそうな+何かあったら相談しろよ、アタシ達はあんたの味方だからな。と言って連絡交換しておく <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 18:24:15.53 ID:2455p1WA0<> 今度まどかとさやかを呼んでお茶会とかする予定だ
仁美も予定が合えば来てくれよな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 18:42:23.07 ID:VpOtcoYX0<>
杏子「今度まどかとさやかを呼んでお茶会とかする予定だ」
杏子「仁美も予定が合えば来てくれよな?」
マミ「今度の土曜に予定してるのだけど、大丈夫かしら?」
仁美「今度の土曜…… はい、是非行きたいです!」
お菓子を食いながらひとしきり雑談を楽しんだ後、
エントランスまで送って別れた。
杏子「仁美も元気を取り戻したみたいで良かったな」
マミ「ええ! あとはご両親とうまく話せると良いのだけど」
夕飯とお菓子の片づけをして、布団に入る。
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 18:46:59.72 ID:P2CPNi0W0<> あしたの予定を考えて置く <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 18:48:36.68 ID:2455p1WA0<> マミと明日の予定を話す
マミ、明日はどうする?アタシは久々に上条に会いにいってみるか
朝一でパン買っていってやるか…あとは昼まで魔女狩りかな?
それと仁美を呼ぶの家主はあんたなのに勝手に決めたりして悪かったな
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 19:16:04.61 ID:VpOtcoYX0<>
明日の予定について話そう。
杏子「マミ、明日はどうする? あたしは久々に上条に会いにいってみるか」
杏子「朝一でパン買っていってやるか……あとは放課後まで魔女狩りかな?」
マミ「そうね……私はちょっと授業で復習しておきたいところがあるから、明日は勉強に当てようかな」
杏子「相変わらず優等生なんだな」
杏子「ああ、それと仁美を呼ぶの家主はあんたなのに勝手に決めたりして悪かったな」
マミ「気にしなくていいわよ。私も志筑さんと話せる機会が出来てよかったわ」
―17日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと17日
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:14個
・[39/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv2]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 19:20:20.84 ID:VpOtcoYX0<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲んで朝食を食う。
今日もテレビにはニュースが流れている。
マミ「見てみて、動物園でパンダの赤ちゃんが生まれたんですって!可愛いわね」
杏子「平和なニュースだな」
1自由安価
2これからの予定について考える
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 19:23:32.30 ID:P2CPNi0W0<> 最近、魔女が自前で探してもなかなか見つからないから暗いニュースでも見て情報収集する
もしかしたら魔女の口づけを受けた被害者がいるかもしれないから <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 19:24:16.99 ID:wNvjyslsO<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 19:55:46.62 ID:VpOtcoYX0<>
……今日はこれから駅前のパン屋に寄ってから上条のとこに行くんだったな。
それから、魔女狩りか。
そのあとはどうするかまだ決めてないが……まあその時になってから考えよう。
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れた。
教会にエイミーをおき、駅に寄って買い物をしてから病院へ向かった。
例のパン屋の袋を持って上条の病室に向かう。
―上条の病室
杏子「よう、久しぶりだな」
恭介「佐倉さん、久しぶりだね」
杏子「またこの前言ってたクロワッサン買ってきてやったぞ」
袋から取り出して上条に一つ渡す。
こうして一緒に食うのも久しぶりか。
恭介「来てくれてありがとうね」
杏子「さやかは最近来てないのか?」
恭介「たまに来てくれるけど、前より減ったかな」
恭介「募金活動の事は病院内でも聞くんだ。こんなホームページまで作ってくれてるって」
上条がそう言ってスマホの画面を見せる。
杏子「……本格的だな」
恭介「きっかけはさやかの行動だけど、それで周りの人たちも協力してきてくれてるからすごいなって思う」
杏子「よかったじゃないか」
・自由安価
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 20:00:14.74 ID:P2CPNi0W0<> 途中参加だからどういうセリフをいわせればいいかわからん。
この上条は惚れっぽくないみたいだけどあまり異性と意識させない方がいいかも
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/23(日) 20:03:48.18 ID:HfsVCSNm0<> じゃあな、募金活動頑張れよ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 20:06:03.53 ID:2455p1WA0<> 上条本人に募金活動頑張れって…何か意味不明すぎる安価だな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 20:21:36.19 ID:P2CPNi0W0<> >>1が何かしてくれるか再安価してくれるよ
安価下 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 20:27:27.38 ID:VpOtcoYX0<>
杏子「さやかも募金活動頑張ってるし、あんたも元気に過ごせるように気を付けてな」
杏子「じゃあな」
恭介「うん、またね」
募金活動の方は順調にいってそうだ。それを確かめられただけでもよかった。
上条と別れて教会のほうに戻る。
―教会
エイミーと並んで昼飯を食った。
さて、パトロールに行こう。今日はどちらに向かおうか。
【昼】
1見滝原
2風見野
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 20:28:11.14 ID:P2CPNi0W0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 20:28:19.83 ID:wNvjyslsO<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 20:36:16.35 ID:VpOtcoYX0<>
……教会を出て、墓の前で一度足を止める。
杏子(……ユウリはどうしてるかわからないが、ミチルは死んだっつってたな)
杏子(あたしも今はマミやまどかたちを守らなくちゃいけないから、危険だと知って簡単には関われない)
杏子(せめて、祈ってやるか)
墓参りを済ませてから、風見野に向けて歩き出した。
・道中
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 20:37:45.66 ID:P2CPNi0W0<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 20:43:16.83 ID:VpOtcoYX0<>
――境を越え、見滝原から遠ざかっていく。
どこに探しに行こうか。
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
4病院
5学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 20:44:11.34 ID:eGbKe3/00<> 3 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/23(日) 20:44:21.40 ID:HfsVCSNm0<> 5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 20:52:55.51 ID:VpOtcoYX0<> ―山
ふもとの辺りのハイキングコースに入って足を止める。
杏子(……なんだ、今日はやけにガキが多いな。遠足でもやってるのか)
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 20:54:14.14 ID:eGbKe3/00<> 来い <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 20:59:53.33 ID:P2CPNi0W0<> 使い魔しかコネー <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 21:08:15.72 ID:VpOtcoYX0<>
杏子(…………使い魔がいやがる)
探して歩いていく。
ハイキングコースから少し外れた場所にその魔力の主が居た。
―虫の魔女結界
結界の中に張ってある糸を避けて近づく。
蜘蛛のような使い魔が数匹居た。
杏子(こういうの、マミは嫌がるかもな……)
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:14個
・[39/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:使い魔×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 21:10:41.35 ID:eGbKe3/00<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/10/23(日) 21:11:13.87 ID:HfsVCSNm0<> 11 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 21:11:16.16 ID:P2CPNi0W0<> 1 消費したくないから <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 21:17:16.72 ID:eGbKe3/00<> そういえばゆまちゃんは登場しないのかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 21:27:38.36 ID:VpOtcoYX0<>
モソモソと動く使い魔を追い、槍で斬り潰す。
杏子「虫だし、まさに駆除って感じだな……」
杏子「戻るか………… ん」
近くに子供が居るのに気づいた。
ハイキングコースから少し外れたこの場所は草木に囲まれ、でこぼこしていて歩きにくい。
自力で戻るのは難しいだろう。
杏子「迷ったか、ハイキングコースはこっちだ。ついてきな」
……しかし動かない。
杏子「なんだよ」
「しらない人についてっちゃいけないってママが……」
杏子「……あたしは佐倉杏子だ。これで知らない人じゃないな?」
杏子「いつまでもこんなところに一人でいるのはさみしいだろ。早く先生や友達のところに戻らなくちゃな」
「う、うん…………」
手をつないで先生の居るところに戻してやった。
……どうやら見滝原からの遠足らしい。
「ありがとう、キョーコ!」
杏子「はいはい、もうはぐれるなよ」
……魔女には会えなかったが、こうやって感謝されるのは悪くない気がした。
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
・山[現在地]
3病院
4学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 21:29:40.96 ID:P2CPNi0W0<> 4 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 21:32:44.30 ID:eGbKe3/00<> 迷子の子供、ゆまちゃん? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 21:42:04.78 ID:VpOtcoYX0<> ―学校
風見野中学校……あたしも前に居たことのある場所だ。
もうあたしには縁がなくなったが、人の集まる場所には魔女が現れてもおかしくない。
下1レスコンマ判定
0~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 21:43:20.60 ID:P2CPNi0W0<> こい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 22:00:57.27 ID:VpOtcoYX0<>
杏子(今日も収穫なしか……こうなるとマジで人助けだな)
杏子(使い魔のうちに見逃さずに倒すとなると、こんなもんなのか……?)
そろそろ学校も終わる時間になる。
とりあえず風見野中学から離れることにした。これからどうしようか?
1自由安価
2教会に戻る
3見滝原中のほうへ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 22:02:19.19 ID:P2CPNi0W0<> 3
さっきのコンマ外してごめんなさい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 22:03:24.73 ID:bumYPd5WO<> ほむらが気になるので見滝原中の近くで張り込み <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 22:26:07.37 ID:VpOtcoYX0<> ―見滝原中学校
見滝原中のほうに来た。
……こっちももう授業が終わり、部活の音が聞こえてきている。
下校の時間は少し過ぎている。知り合いはもう帰った頃だろうか?
杏子(部活か…… そういやあいつらは部活はやってないのかね)
杏子(今までそういう話は聞いてないな。やってたとしても厳しくないとこなんだろう)
下1レスコンマ判定
偶数 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/10/23(日) 22:26:16.05 ID:Ng2gb4cT0<> a <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 22:37:18.42 ID:2455p1WA0<> こないか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/23(日) 22:41:12.34 ID:bumYPd5WO<> どんなイベントだったのか気になるなぁ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 22:44:08.48 ID:VpOtcoYX0<>
……とりあえず、夕飯の時間まではまだまだある。
なにをして過ごすか。
1自由安価
2教会に戻る
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/23(日) 22:45:22.47 ID:P2CPNi0W0<> 粘り強く待つ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/10/23(日) 22:45:40.30 ID:HfsVCSNm0<> 1魔女退治 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/23(日) 23:06:25.51 ID:VpOtcoYX0<> --------------------------
ここまで
次回は26日(水)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/23(日) 23:06:56.69 ID:2455p1WA0<> 乙です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 20:31:59.72 ID:lpHC18nu0<>
……ちょうど午前は魔女に会えなかったところだ。
マミは勉強で忙しいみたいだし、今日はあたしがこっちもパトロールしてやるか。
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 20:33:36.00 ID:AiKP8X790<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 20:45:35.34 ID:lpHC18nu0<> ―通学路
学校から遠ざかってその周りの通学路を調べることにした。
……下校の時間帯からは少し外れている。通学路を歩く生徒は疎らだった。
下1レスコンマ判定
0~10 使い魔
11~30 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/26(水) 20:48:16.99 ID:dkdCzjwvO<> あ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 20:48:30.44 ID:AiKP8X790<> こい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 20:55:55.87 ID:lpHC18nu0<>
……魔力は感じられない。
次はどこを回ろうか?
行く場所
1公園
・通学路[現在地]
2駅
3病院
4繁華街
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
9立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 20:56:06.98 ID:AiKP8X790<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 21:16:24.75 ID:lpHC18nu0<> ―駅
駅のほうに向かった。
今日も二人は募金活動をしているのだろうか。
このあたりに魔女や使い魔が出たら早く退治しておかないとまずいな。
下1レスコンマ判定
0~10 使い魔
11~30 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 21:18:46.16 ID:AiKP8X790<> 今度こそ! <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/26(水) 21:20:35.65 ID:dkdCzjwvO<> ↑
ナイス!
メガほむが結界の中いたりして <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 21:35:58.48 ID:lpHC18nu0<> ―暗闇の魔女結界
段々と日が傾き始めてきた夕方、駅前の隅の日の当たらない場所にその結界はあった。
杏子(……段々と暗い場所に誘導されるようなこの感じ、覚えがあると思ったら)
杏子(やっぱり前に戦った奴の親玉か)
杏子(だが、この前とは魔力が少し違うな。暗闇で力が増しているというのか)
見えない場所から襲ってくるのはたとえ使い魔でも厄介だ。
……魔力で大体の位置はわかるが、周囲の気配には気を配らないといけない。
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:14個
・[39/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv22]
敵:Suleika
Ulla ×5
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-5*分身の数) :分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在魔力満タンで最大19体。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 21:39:15.07 ID:AiKP8X790<> 11をかけて魔女本体に8 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 22:18:05.00 ID:lpHC18nu0<>
まず向かってくる魔力に向けて槍を振るい、使い魔を払う。
目視では至近距離にまで寄らないと姿をはっきりと捉えることができない。
杏子「前よりは上手く隠れてるみてーだな。暗闇で目つぶしか」
杏子「向こうからはこっちの姿が丸見えってのも気に食わないな」
ならばこちらも幻惑魔法で対抗するまでだ。
杏子「これで集中できるようになったかね」
幻惑で撹乱しながら魔女の魔力のする方向に踏み出し、正確な位置を探る。
杏子(そこか)
……――――地面から槍を突き出させて磔にしてから槍で続けてぶち破る。
魔女を倒すと結界が解け、グリーフシードが降ってくる。
……結界が解けても薄暗い場所だった。
杏子(こんな場所は早く出るか)
★格闘Lv22→Lv23
★技仕様変更
ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
杏子 魔力[75/100] 状態:正常
GS:15個
・[39/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
時間的にあと一か所くらいだろうか。
ひとまず魔女は一体狩れたがどうしようか。
【夕方】
さっさと次の場所に向かうか
1公園
・駅[現在地]
2病院
3繁華街
4歩道橋
5土手
6鉄塔
7廃工場
8立体駐車場
駅前にはさやかたちも居るし、何かしてからにしようか?
9自由安価
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 22:22:17.21 ID:AiKP8X790<> さやかたちにどんな感じか話しかけてから3
よう、募金の進み具合はどんな感じだ?
土曜のお茶会、仁美も来れたら来るってさ
仁美は魔法少女のことは知らないから、お茶会の時は魔法少女の話は抜きで頼むな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/26(水) 22:24:41.37 ID:WK08WxcNO<> コンビニで差し入れの飲み物買ってさやか達のところに行く <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 22:50:40.24 ID:lpHC18nu0<>
次の場所に行く前にあいつらのもとに寄ってこう。
さやか「おっ、杏子」
まどか「杏子ちゃん」
杏子「よう、頑張ってるみたいだな」
杏子「募金の進み具合はどんな感じだ?」
さやか「そこそこ協力してくれるって人も増えてきたし、順調だよ」
さやか「でも一番は、やっぱりこうやって地道に呼びかけていかないとって思って」
さやか「あたしにはそれくらいしかできないしね」
杏子「まあ、そうだな。さやかのそういう心が人を動かすんだろうしな」
まどか「それに……たまにすごい人が来てくれたりするよね」
杏子「すごい人?」
まどか「うん。お金持ちの……上条君か仁美ちゃんの知り合いなのかな」
杏子「ふーん……それはいいことじゃないか」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 22:51:13.66 ID:lpHC18nu0<>
杏子「それと土曜のお茶会、仁美も来れたら来るってさ」
杏子「仁美は魔法少女のことは知らないから、お茶会の時は魔法少女の話は抜きで頼むな」
まどか「うん! 今から楽しみだね」
杏子「ま、魔法少女のことで話したいことがあったらマミかあたしに相談しな」
杏子「じゃ、パトロールの続きに行ってくるよ」
さやか「そっちも頑張ってね!」
まどか「頑張ってね!」
二人と手を振って別れ、この時間さらに人通りの増えていく繁華街に向けて歩き出した。
下1レスコンマ判定
0~10 使い魔
11~30 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/26(水) 22:52:22.54 ID:Sw6IYEdu0<> エンタメ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/26(水) 22:53:02.53 ID:WK08WxcNO<> 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 22:54:04.34 ID:AiKP8X790<> たまに来るすごい人?誰だ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/26(水) 23:01:27.14 ID:Sw6IYEdu0<> >>368
小牧の可能性。あの人、悪い人ではないからあり得ないことではない <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 23:09:50.41 ID:lpHC18nu0<> ―マミの家
パトロールを終え、エイミーを連れてマミの家に向かう。
マミ「おかえり、佐倉さん」
杏子「ただいま。勉強のほうは順調か?」
マミ「ええ、おかげさまでなんとかなりそうよ」
杏子「おかげさまって、あたしはなんにもしてないぜ?」
マミ「こうして居てくれるだけで一人の時とは安心感が違うのよ」
マミ「一人の時は魔法少女の活動で忙しくって、こういう時間があまり取れなかったから」
マミ「佐倉さんも使い魔も倒してくれるようになって、気が楽になったわ」
杏子「……そうか」
あたしが魔女を倒した後を回って、残りかすの使い魔のケツを追い回すなんて無駄骨だ。
前はそういう態度も気に食わなくてしょうがなかったんだっけか。
杏子(……あたしも丸くなったな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/26(水) 23:31:38.27 ID:lpHC18nu0<>
杏子「で、今日の夕飯は何だ?」
マミ「今日はビーフストロガノフよ」
杏子「また凝ってるな。ビーフストロガノフって色々と材料いるだろ?」
マミ「少し簡単なレシピにしたの。代用品も色々と考えられてて、似た味に近づけることはできるから」
マミ「もう準備はできてるわ。食事にしましょうか」
マミが準備している間にエイミーにご飯をやり、それからテーブルについた。
マミ「そうそう、志筑さんも来られることになったって」
杏子「マジか! あれから両親と話し合えたのかね」
マミ「だといいわね」
食事中の話題/明日の予定についてなど
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/26(水) 23:34:06.30 ID:Sw6IYEdu0<> 募金の話をする
その中でたまに来るらしいすごい人について。「知り合いなら納得できるが見ず知らずの募金に大金を出せるなんて私にはわからねぇな」と言う <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/26(水) 23:39:20.15 ID:AiKP8X790<> 今日さやかとまどかに会って仁美がお茶会に参加出来そうだと言っておいた
魔法少女の話題はしないように頼んでもおいたよ
そういや2人がお金持ちのすごい人がたまに来るって言ってたが誰なんだろうな?
お茶会の時詳しく聞いてみるか
マミは明日はどうする?
勉強でもいいし魔女狩りでも訓練でもいいが、募金の手伝いにでも行くか? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/27(木) 00:02:59.37 ID:Z1prWZhE0<>
杏子「こっちも今日さやかとまどかに会って、仁美がお茶会に参加できそうだって伝えておいたぞ」
杏子「それから魔法少女の話題はしないようにとも頼んでおいた」
杏子「そういや2人がお金持ちのすごい人がたまに来るって言ってたが誰なんだろうな?」
マミ「上条君か志筑さんの知り合いかしら?」
杏子「二人もそう言ってたな」
あたしの知り合いにもそういうやつはいないこともないが……
杏子(知り合いっていうには……ねぇ)
杏子(……お茶会の時ちょっと聞いてみるか?)
杏子(それか、最近は放課後あっちに行かなかったが、日曜あたりにでも風見野のほうをまわってみるか)
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/27(木) 00:18:11.45 ID:ZDfE3aRc0<> やっぱり小巻かな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/27(木) 00:18:36.77 ID:Z1prWZhE0<> 明日はお茶会当日なので明後日の予定としときます
--------------------------------
杏子「……明日はお茶会するとして、マミは明後日はどうする?」
杏子「勉強でもいいし魔女狩りでも訓練でもいいが、募金の手伝いにでも行くか?」
マミ「そうね、私はそっちに手伝いに行ったことはなかったから行ってみようかしら」
杏子「ごちそうさん、今日もうまかったぞ」
マミ「ええ、お粗末様でした」
夕飯を食い終わると、マミは雑誌を眺めはじめた。
……今夜のマミは少しご機嫌だ。
杏子「あれか、休日前だからなんか楽しそうにしてるのか」
マミ「勉強も済ませたし、あとはめいっぱい休日を楽しめるなぁって思って」
マミ「頑張った自分へのご褒美ね」
杏子「そういうフレーズ、ここ最近やたら聞くようになったな……」
マミ「あぁ、お風呂先入ってきていいわよ?」
杏子「おう、マミも夜更かししすぎるなよ」
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/27(木) 00:23:16.68 ID:ZDfE3aRc0<> 風呂にエイミーも連れていって身体を洗ってやる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/27(木) 00:26:59.45 ID:m2e9i0MmO<> 安価↑
寝付くまで布団の中でほむらの事を考える <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/27(木) 00:29:02.60 ID:Z1prWZhE0<> -----------------
ここまで
次回は28日(金)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/27(木) 00:29:55.37 ID:ZDfE3aRc0<> 乙です! <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/27(木) 00:38:35.39 ID:pNGSPrfX0<> 乙。魔女は作っておいた方がいいかな?
誰か作ってくれないと悩んでしまう <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/28(金) 21:07:57.70 ID:S0beAFc10<>
杏子「エイミー、お前も来るか」
エイミー「にゃ?」
外も歩き回ってるんだし、たまには綺麗にしてやるか。
そう思って呼ぶといつも通りついてきた。
……しかし、あたしが風呂場に入ると、エイミーは足を止めて身構えた。
杏子「猫は濡れるの嫌いか」
エイミー「…ッ!」
洗面器に少しだけ湯を入れて近づけると、
腰が引けた様子ながらも水面に向けてちょいちょいと手を伸ばしている。
杏子「……気になってはいるのかね」
杏子「ま、洗うのはもうちっと慣れてきてからでいいか」
先に身体を流して湯船につかり、エイミーの様子を見る。
……洗面器の湯に手を付けるようになるまで見守ってから、身体のほうにシャワーをかけて洗ってやった。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/28(金) 21:19:00.52 ID:S0beAFc10<>
杏子「出たぞー、少し遅くなったがそっちも早く…… ん」
マミが雑誌を開いたまま寝ている。
そっと肩に手を触れると、やっと目を覚ました。
マミ「あら、いつのまにか寝ちゃってたわ……お風呂上がったのね」
マミ「休日を楽しむためにも、ちゃんと寝ないとね」
杏子「そうだな。それじゃおやすみ、あたしもエイミーと髪の毛乾かしたら先に寝させてもらうよ」
エイミーの身体を乾かしてやってから自分の髪を乾かし、布団のほうに向かう。
……一人で布団に入るのは久しぶりだ。
考え事
1自由安価
2今度ほむらに会ったらなんて言おうか(安価内容)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/28(金) 21:35:48.24 ID:U++mriTh0<> とりあえず学校での生活はどんな感じなんだと聞いてみるか
まどか達の話じゃまだ溶け込めてないみたいだし色々と抱え込んでいそうだが、本人がどう思ってるか聞いてみたいしな
・・・まぁ、友達でもない関わりあいたくないアタシが聞いても答えてくれるとは思えないけどな
悩んでた仁美も魔女に魅入られた、ほむらのやつも何時魔女の結界に囚われるか心配なんだよなぁ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/28(金) 21:39:44.07 ID:EbsKokfEO<> ↑
この間聞きそびれた桃缶がどうだったかも聞いてみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/28(金) 22:05:47.56 ID:S0beAFc10<>
とりあえず学校での生活はどんな感じなんだと聞いてみるか。
まどか達の話じゃまだ溶け込めてないみたいだし色々と抱え込んでいそうだが、本人がどう思ってるか聞いてみたいしな。
……それが一番無難な話題だろう。 いや、踏み込みすぎ……か?
ほむらからしたらあたしは友達でもない、関わりあいたくない奴だ。
ただでさえ人見知りのあいつがまともに話してくれるとは思えない。
杏子(悩んでた仁美も魔女に魅入られた。ほむらのやつもいつ魔女の結界に囚われるか心配なんだよなぁ)
それに関しては、今みたいにしっかりパトロールをするのが今できる一番現実的な防ぎ方だろう。
それだけでも魔女の数を減らせてる実感がある。
杏子(その分グリーフシードも減るのはあたしたちには嬉しくないが、しょうがないな……)
杏子(……桃缶の話もまだ続けるか? また逃げられる気はしているが…………)
―18日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと16日
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:15個
・[14/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv2]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/28(金) 22:35:31.40 ID:S0beAFc10<> ―翌朝
いつもより少し遅い時間に起きた。
テーブルに並ぶのはトーストとスクランブルエッグとコーンスープ、それから紅茶。
テーブルの隣ではエイミーも一緒にご飯をたべている。
休日のまったりとした雰囲気の中、朝食をとりながらマミと話す。
マミ「待ち合わせの時間は14時になってるわ」
杏子「おやつには丁度よさそうな時間だな」
杏子「久しぶりのケーキ、楽しみにしてるぞ」
マミ「ええ、張り切って作るわよ。こんなに大人数でお茶会することって今までにないんだもの」
久しぶりにマミも一緒の午前中。エイミーを置きに教会に戻ることもない。
今日は何をして過ごそうか?
食事中の話題/午前中の予定
1自由安価
2家の中で過ごしてとりあえずマミが何やってるか見るか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/28(金) 22:41:51.51 ID:kpa7ByvY0<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/28(金) 22:57:55.45 ID:kpa7ByvY0<> ごめん。どうすればいいかわからないから、アゲル
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/28(金) 23:29:02.19 ID:kpa7ByvY0<> すいません。これ以上人が来ないなら2で進めてください <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/28(金) 23:35:59.29 ID:S0beAFc10<> ----------------
ここまで
自由安価以外でもちゃんと考えているので特別にやりたいことがなければ全然オッケーですよ
次回は29日(土)18時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 18:34:59.59 ID:ZJzhbHoz0<>
朝食をとり終えて片づけをすると、マミはちょっとした家の掃除を始めた。
……エイミーが掃除機を追っている。
マミ「……可愛いんだけどちょっと困るわね」
杏子「よし、あたしが遊んでやるか」
杏子「ほらエイミー、掃除の邪魔しちゃいけない。こっちで遊ぼうぜ」
エイミー「にゃ?」
その辺のものでおもちゃになりそうなものを使って試してみる。
杏子(……今度猫のおもちゃを買ってみるのもいいかもしれないな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 19:13:24.68 ID:ZJzhbHoz0<>
マミ「レーザーポインターなんかはどうかしら?」
いつのまにか掃除機の音が止んだと思うと、マミもこっちのほうに来た。
杏子「猫のおもちゃとしては王道じゃないか? そんなのもあったのか」
マミ「ええ、探してみたら棚に眠っていたの」
エイミー「にゃっ」
杏子「おお、飛びついてる」
午前中はエイミーが遊び疲れるまでそうして遊んでいた。
……それからソファの上で寝るエイミーを見ながら暫く一緒にいた。
マミは今度はテーブルの上にノートパソコンを置いて何かの作業をしている。
杏子「何してるんだ?宿題?」
マミ「!」
後ろのほうから声をかけると、マミは驚いた様子で肩を跳ねさせた。
マミ「久しぶりにちょっとブログの更新をしようとね……」
日記というよりもなにかポエムのような短い文章が目に入った。
……あとは料理の写真か。
杏子「ブログねえ…………」
マミ「こ、こうして載せるとみんなコメントしてくれたりするんだから!」
マミ「まあ、最近は佐倉さんが居てくれるし、ブログもあんまり更新しなくなってたんだけどね」
やっぱり、反応が欲しいってことだろうか。
杏子(料理はともかく、ポエムのコメントね……)
少し気になるが、反応を求められても困るので触れないことにした。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/29(土) 19:23:56.47 ID:zaEbCgebO<> マミさんのポエム、黒歴史になりそうw <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 19:35:41.51 ID:ZJzhbHoz0<>
ノートパソコンを片づけて昼食を作りに行ってから暫くして、マミがテーブルに皿を運んできた。
マミ「出来たわよ、食べましょう♪」
杏子「おう」
開いていた漫画を閉じてテーブルに向かう。
杏子「しかしマミの家って、少女マンガしかないんだな」
マミ「そういうのはお気に召さない?」
杏子「つまんないとは言ってないけどさ」
杏子「出来れば今度こち○とかコ○ンとか頼むぜ。マミも読んでみろよ」
マミ「うーん、そうねぇ……今度考えてみるわ」
【昼】
食事中の話題
1自由安価
2今日はどんなケーキを作るんだ?
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/29(土) 19:53:20.93 ID:slzr0xBq0<> マミ、そういえば紅茶以外の飲み物も欲しいな・・・コーヒーもあるなら用意してくれ
あとエイミーにも何か用意してやりたいがさすがに人間の食うケーキを食べさせるわけにはいかないか
そういやペット用のケーキってあったよな・・・買ってきていいか?
どうせ買い物に行くならついでに何か買い物してくるよ、何か必要なものとかあるか? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/29(土) 19:54:37.50 ID:zaEbCgebO<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 20:15:31.59 ID:ZJzhbHoz0<>
杏子「マミ、そういえば紅茶以外の飲み物も欲しいな……コーヒーもあるなら用意してくれ」
マミ「コーヒーかぁ……前はインスタントならあったのだけど、多分、随分前に使い切っちゃってるわね」
杏子「そうか」
杏子「あとエイミーにも何か用意してやりたいと思ってたんだ」
杏子「さすがに人間の食うケーキを食べさせるわけにはいかないから、ペット用のケーキを買って来ようと思う」
杏子「その時についでに買ってくるよ」
杏子「他に何か必要なものとかあるか?」
マミ「他にはとくに大丈夫よ」
杏子「コーヒーはどんなのがいいとか希望はあるか?」
マミ「佐倉さんに任せるわ」
杏子「おう、わかった」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 20:45:10.68 ID:ZJzhbHoz0<> ―駅周辺 デパート
昼を食い終わると駅前のデパートに向かうことにした。
そこなら色々と売っているだろう。
今頃、マミはケーキの用意をしている頃か。
杏子(まずはペット用のケーキを見ることにするかね)
ペットショップのほうを回る。
鳥やらハムスターやらの籠のある入口付近を抜けて進むと、ペット用品のコーナーに着く。
犬や猫用のおやつやお菓子が並んでいる。
杏子(ケーキは……これでいいかな)
棚の中から手頃なものを手に取ってレジに向かう。
杏子(後はコーヒーか)
ペットショップを出て歩いていると、コーヒーの香りとともにやたら本格的な専門店が目に入る。
しかし、前にあったのもインスタントと言っていたか。マミの家にはそこまで本格的な器具はないだろう。
更に価格を見て驚愕し素通りを決める。無難にスーパーを見ることにした。
インスタントか、スティックタイプか。ティーバッグ式というのもあるが、それは値が張るか。
杏子(あんまりいっぱい入ってるのも買っても、なかなか減らないか……?)
……なにせ、マミの家では大体が紅茶だし。
何を買おう。
1自由安価
2普通のスティックタイプ
3牛乳・砂糖入りのお手軽なスティックタイプ
4キャラメルや抹茶などフレーバーのついたスティックタイプ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/29(土) 20:57:05.01 ID:nyHc/jUm0<> 3 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/29(土) 20:57:09.37 ID:zaEbCgebO<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 21:33:41.18 ID:ZJzhbHoz0<>
キャラメルや抹茶などのフレーバーのついたスティックタイプが気になって手に取る。
コーヒーといってもこれなら苦いイメージはない。こういうのなら手軽に楽しめそうだ。
杏子(これにしようっと)
目当てのものを買ってデパートを出て戻ることにした。
―マミの家
マミ「おかえりなさい。あら、可愛らしいケーキね」
肉球の形をしたケーキだ。
見た目には違いがわからないが、全ての材料が猫が食べても大丈夫なもので代用されている。
マミ「エイミーもきっと喜んでくれるわ」
杏子「だといいな。ま、あいつは食い意地が張ってるから珍しい食いものとなれば飛びつくだろうな」
マミ「コーヒーも、普段買わないけど、そういうのだったら飲みやすくていいわね」
杏子「だろ? それに、あんまり入ってるやつ買うと減りにくいだろうしな」
杏子「そっちはデコレーション中か」
マミ「ええ、そろそろ完成よ」
杏子「じゃ、エイミーのケーキ冷蔵庫にしまっておいてくれ」
杏子「あたしはみんなが来るまでまた漫画の続きでも読んでるかな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 22:06:57.85 ID:ZJzhbHoz0<>
再びソファに腰掛けて待つ。
マミもケーキ作りを終えると再びパソコンに向かい始めた。
杏子「マミ、ネットってなんか面白いのか?」
マミ「ニュースとか見てると面白いわよ」
マミ「気になるものが次々見つかっちゃうから、ついつい使いすぎちゃうこともあるけどね」
杏子「パソコンでもニュースか」
マミ「ニュースっていっても堅苦しいものばかりじゃないわよ?」
マミ「あとは、ちょっとした空き時間にゲームをすることもあるわね」
あたしはパソコンも携帯もほとんど使った覚えがない。ネットサーフィンというのも馴染みがなかった。
見滝原は学校の授業でもパソコンを使ってるみたいだから、一人一台パソコンを持っているのが普通なんだろうか。
……暫くしてインターホンが鳴る。
学校の朝のようにどこかで待ち合わせていたのだろう、三人が訪ねてきた。
マミ「いらっしゃい、どうぞ上がって」
まどか「おじゃまします」
さやか「おじゃまします! わぁ、綺麗な家」
仁美「お邪魔します。私まで呼んでいただいてありがとうございます」
マミ「いえ、それより来てくれてよかったわ」
まどか「杏子ちゃんも、こんにちは」
続けて他の二人も挨拶する。
杏子「よう、全員揃ってるか。賑やかでいいな」
マミ「志筑さん、あれからご両親とは話せたの?」
仁美「はい、思い切って、少し話す時間をとってみました。普段はあまり会話がなかったから」
仁美「これからも習い事は頑張るつもりです。でも、この前みたいに嫌な気持ちで続けるのはもうやめようって」
杏子「ちゃんと話せたみたいでよかったな。習い事にも前向きに意味を見出せたならなによりだ」
杏子「あたしは習い事とかはよくわからないが、無理やりやってたって意味がないとは思うよ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 22:42:53.00 ID:ZJzhbHoz0<>
マミ「紅茶とコーヒーどちらがいい?」
杏子「コーヒーは色々と選べるぞ。あたしはキャラメルにしようかな」
さやか「おーっ、味ついてるやつじゃん」
仁美「私もそちらにしようかしら。ストロベリーのコーヒーとか気になります」
まどか「わたしは抹茶ラテがいいな」
マミ「買ってきてよかったわね。お湯を沸かしてくるわ」
エイミーが鈴の音を鳴らしてまどかのほうに歩いてくる。
それを聞いてまどかがエイミーの首元に目を移した。
エイミー「にゃ」
まどか「首輪! つけたんだ」
杏子「いつまでも首輪なしじゃ野良猫って思われそうだからな」
さやか「似合ってるよ。よかったね、エイミー」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 23:11:39.01 ID:ZJzhbHoz0<>
湯が沸いてコーヒーを淹れると、いよいよケーキを運んでくる。
ケーキを切り分け、エイミーにもペット用のケーキを出した。
エイミー「にゃん♪」
まどか「エイミー用のも用意してるんだ。それもマミさんが?」
マミ「いえ、これは佐倉さんが買ってきてくれたの」
杏子「駅前のデパートのペットショップに売ってたぞ」
杏子「あのデパートは大きくて品揃え豊富だからな」
風見野じゃあんなに大きいデパートはない。
少し遠出してもショッピングや遊びには見滝原に行くと言う人も多かった。
仁美「じゃあこのケーキは巴さんが作ったんですか?」
マミ「ええ、久しぶりのお茶会だから張り切って作ってみたの」
仁美「すごいです。料理が上手なんですね」
さやか「ねー。これが手作りなんてすごすぎるよ! パティシエ目指したらどうですか?」
杏子「料理人になったらどうか、ってのは前にあたしも勧めたけどな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/29(土) 23:12:48.69 ID:ZJzhbHoz0<>
まどか「どっちにしても、料理を仕事にするの合ってると思います!」
まどか「ところで将来のこととかって、マミさんはもう考えてたりするんですか?」
マミ「もう三年生だし、高校については少し候補を見てるところだけど……」
まどか「わたし、進路のこととか将来の夢とかって具体的なことあんまり思い浮かばなくて」
さやか「まー、あたしたちまだ二年生じゃん」
マミ「そう思っててても、意外と早く月日は経ってしまうものよ?」
マミ「でも、私もそうね、私もまだ春だからと安心していられないわよね」
マミ「夏休みにも入ったらもうちょっと具体的に考えなきゃだし、勉強もますます頑張らなきゃよね」
将来のこと、か。
杏子(前言ったみたいに、マミの店で用心棒ってのは悪くないと思うけどな)
杏子(ま、なるようにしかならないわな)
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/29(土) 23:18:30.59 ID:nyHc/jUm0<> 自分に話が回ってきたら嫌だから話題を変える。
「そういえば結局、前に言っていたすごい人ってどんな奴なんだ?」と身なりやどういう感じの人か聞く(どういう風にすごいかなど)
仁美にも心当たりがないことも聞き、来た時に何か言っていないか。「知り合いじゃなくても何か一言ぐらい言うだろう」と言っておく <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/29(土) 23:33:46.30 ID:slzr0xBq0<> ↑
自分ことは『アタシはマミが将来店持ったらその店の用心棒でもするか』と適当に言っておく <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/30(日) 00:26:59.77 ID:9t6vbhDh0<>
……まどかとさやかはあたしの事情を知っている。
仁美は前言った『家庭の事情で進学してない中卒』ってのを信じたままか?
杏子(何の仕事してるかとか聞かれたら面倒か)
家計に余裕がないのに遊び歩いてると思われたり、適当にごまかして嫌な方向に想像されても困る。
杏子(……話題変えるか)
杏子「そういえば結局、前に言っていたすごい人ってどんな奴なんだ?」
杏子「すごいってどういうことなんだよ?」
さやか「一番はすごい金持ちそうってことかな」
杏子「身なりとかが?」
まどか「うん、その場で募金はしてくれなくても話してくれる人は居るよ。そこから協力を申し出てくれたり」
さやか「そういうのって嬉しいし心強いね」
まどか「そういう人と触れる機会は増えたと思う」
仁美「上条君の演奏を気に入っている人はたくさんいますから」
さやか「でも一番すごかったのは、一通り話を聞いてっていきなりポンッと大金渡してきた人だねー」
杏子「……何も言わずに?」
まどか「『いいからとっときなさい』って颯爽と去っていったよ。かっこいいといえばかっこいいけど」
仁美「その方も上条君の演奏を気に入ってたのかしらね」
さやか「若い人でもあたしみたいに聞き惚れることはあるもんね。それがお嬢様だったら尚更」
杏子「お嬢様、か」
さやか「うん、あの制服はお嬢様だよ。たしか」
杏子(……すごい人ってのが一人のことを言ってたわけじゃないにしても、最後のはそれっぽいっちゃそれっぽいな)
杏子(まどかたちはあんまり話したわけじゃなさそうだし、明日あたり本人に会えたら聞いてみるか)
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/30(日) 00:29:17.37 ID:/NLV575O0<> やっぱり小巻か。
魔法少女としても話し合えない奴じゃないし、知り合いになって置けばワルプルの時に手を貸してくれるかも <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/30(日) 00:30:21.60 ID:9t6vbhDh0<> ---------------------
ここまで
次回は31日(月)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 20:22:22.18 ID:T527cSDO0<>
マミ「飲み物のおかわりが欲しかったら言って。紅茶を淹れてくるわ」
さやか「紅茶もいいですね!」
杏子「マミは紅茶にこだわりがあるからな」
まどか「本当、本格的なティーポットですね」
仁美「紅茶はティーポットによっても大分変わりますものね」
ケーキを食い終わる頃になると、今度はマミが紅茶を振舞った。
お嬢様だけあって仁美も紅茶には詳しいらしい。あたしにはちょっとよくわからない話で盛り上がっている。
エイミー「にゃ〜ん……」
珍しいごちそうににエイミーも満足げ気だ。
こちらに寄ってくるとごろんと寝始めた。前から人懐こい猫だったが、最近は特に警戒心を解いている気がする。
1自由安価
2今日も帰りは送ってくよ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/31(月) 20:29:42.84 ID:FFq0RKJK0<> 2。最近、物騒ぽいしな
冗談のように{自分に腕に自信があるんだ}みたいなこと言っておく(和ませる目的で) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 20:33:00.68 ID:n166/Bl70<> 物思いにふけってそのあと2
こんなに大勢で騒ぐのは初めてかもしれないな
気の許せる連中と飲み食いするのも悪くない
・・・ただもう一人、ほむらのやつがここにいたらどうだったろうか
もし次をするときほむらのやつも居てくれたら、と思うのは感傷だろうか? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 20:43:29.07 ID:T527cSDO0<>
…………こんなに大勢で騒ぐのは初めてかもしれないな。
気の許せる連中と飲み食いするのも悪くない。
……ただもう一人、ほむらのやつがここにいたらどうだったろうか。
もし次をするときほむらのやつも居てくれたら、と思うのは感傷だろうか?
杏子(あいつと飲み食い、か)
想像もつかない気もする。そもそも、あいつとまともに喋れた覚えがない。
ほむらがどんなふうに笑うのかすらわからないのだ。
しかも、夕食をコンビニのおにぎり一つで済まそうとするような奴だ。
杏子(あいつと飲み食い以前に、ちゃんと食ってんのか心配ではあるな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 21:01:14.34 ID:T527cSDO0<>
まどか「ごちそうさまでした!ケーキも紅茶も美味しかったです!あと、コーヒーも」
さやか「誘ってくれてありがとうございました!」
仁美「ごちそうさまでした。巴さん、また今度学校でも話しませんか?」
マミ「ええ、よろこんで。月曜日はお昼にそちらの教室に行くわ」
さやか「マミさんも一緒にお昼食べましょうよ! あたしたちいつも屋上で弁当食べてるんですよ」
マミ「いいわね、それじゃあ私も仲間に入れてもらおうかしら」
エイミー「にゃ?」
あたしが立ち上がるとエイミーの耳がぴくりと動いた。
杏子「今日も帰りは送ってくよ。マミはあたしの代わりにエイミーのそばにいてやってくれ」
マミ「ええ、気を付けて」
マミのマンションを出ると、4人で歩きはじめる。
今日は仁美もみんなといっしょに帰るらしい。
1自由安価
2仁美の家の場所について
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 21:06:46.42 ID:n166/Bl70<> みんなを送った後コンビニに寄って公衆電話からマミに連絡
ちょっと腹ごなしにパトロールしてから帰るわ
帰るのは10時くらいかな? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/31(月) 21:09:27.54 ID:qR8m9sDOO<> 安価↑
そういえば杏子に携帯持たせる話はどうなったんだろ? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 21:27:03.49 ID:T527cSDO0<>
みんなを送った後、コンビニ横の公衆電話からマミに電話をかける。
杏子「ちょっと腹ごなしにパトロールしてから帰るわ」
マミ『帰りはどのくらい?』
杏子「10時くらいかな?」
マミ『結構遅くまでやるのね……』
杏子「あたしは毎日が休日みたいなもんだからな」
マミ『そう。じゃあ夕食作っておくわね』
マミ『今日は軽めにしようと考えていたんだけど、佐倉さんには何かプラスで付けようかしら?』
杏子「ああ、それは嬉しいな。じゃあな」
マミ『ええ、気を付けて』
【夕方】
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 21:28:13.86 ID:n166/Bl70<> 3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 21:31:31.88 ID:T527cSDO0<> ―駅
休日のこの時間帯の見滝原駅となると、いつもより更に混み合っている。
特にレジャーの帰りの子供連れが目立つ。
杏子(相変わらず賑やかな街だな)
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/31(月) 21:34:19.93 ID:lO7VM8u8O<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 21:42:08.54 ID:T527cSDO0<>
……ここには気配がない。
行く場所
1公園
2通学路
・駅[現在地]
3病院
4繁華街
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
9立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/31(月) 21:43:44.11 ID:lO7VM8u8O<> 7 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 21:49:36.86 ID:T527cSDO0<> ―鉄塔
賑わった駅のほうから人気のない方向に進んでみる。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 21:51:28.12 ID:n166/Bl70<> 来るかな? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/31(月) 21:51:31.09 ID:lO7VM8u8O<> あ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 21:52:05.21 ID:n166/Bl70<> 使い魔かー <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 22:01:20.24 ID:T527cSDO0<>
杏子(……使い魔か)
―影の魔女結界
モノクロの結界の中、地面から生えた使い魔がうようよと動いている。
杏子「雑草みてーだな。さて、どうやって刈り取ってやろうかね」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:15個
・[14/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
敵:Sebastian's(小)×8
Sebastian's(大)×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 22:04:43.12 ID:n166/Bl70<> 基本1
まとまってる使い魔がいたら6 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 22:18:30.99 ID:T527cSDO0<>
基本的に特にはそのまま槍を振り回して刈り取るのが一番やりやすい。
狼みたいな顔のついたデカイ奴も正面から一突きかましてやれば倒せる。
杏子(後は……そうだな。細かいのが密集してるとこは鎖でぶち破るか)
目立つ使い魔を刈り取った後に残った小さな使い魔を一掃する。
使い魔どもを全て刈り取ると、景色に色がつく。
結界が消滅した。
杏子「やっと普通の視界に戻ったな。あんな白黒じゃ落ち着かない」
……そろそろ帰るか。
使い魔でも腹ごなしにはなった。
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:15個
・[14/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 22:33:34.06 ID:T527cSDO0<> ―マミの家
マミ「お帰りなさい」
杏子「おう、ただいまー」
杏子「お、うまそうだな。軽めっつってたけどこういうのも悪くない。あたしのは更に品数も多いしな」
マミ「それじゃいただきましょうか」
早速テーブルについて飯を食い始める。
マミ「パトロールお疲れ様、どうだった?」
杏子「使い魔を倒してきたよ」
マミ「そう、佐倉さんがパトロールに出てくれて助かったわ」
杏子「ん、まあそうだな」
そう言うマミは笑顔だ。
……マミは本当にグリーフシードのことなんて考えてないんだろうな。
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 22:38:07.83 ID:n166/Bl70<> 今日はどうだった、楽しかったか?
マミは仁美と紅茶のこと話してたけど、仁美は紅茶に詳しいのか?
話が合うなら一緒に茶葉買いにいってみたりしたらどうだ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/31(月) 22:40:18.01 ID:lO7VM8u8O<> ↑
追加で明日の午後、風見野に行ってくると話す <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 22:56:38.03 ID:T527cSDO0<>
杏子「今日はどうだった、楽しかったか?」
マミ「ええ、今までにないくらい賑やかなお茶会になったんですもの。みんなとも色々話せたしね」
杏子「マミは仁美と紅茶のこと話してたけど、仁美は紅茶に詳しいのか?」
杏子「話が合うなら一緒に茶葉買いにいってみたりしたらどうだ?」
マミ「そうね。これから話す機会も増えそうだし、そういうのもきっと楽しいわよね」
……話の合う友人というのも珍しいのだろう。
学校にそういう友人が増えたのは良いことだ。
杏子「ああ、そうそう。明日は午後から風見野のほうに行ってくるよ」
マミ「だったら、その間に私もやりたいことを済ませてこようかしら」
杏子「やりたいこと?」
マミ「佐倉さんの携帯の件。待ち時間が結構かかるから、いつにしようか迷ってたんだけど」
杏子「そうか。まあ、たしかにあったほうが便利だな。最近じゃ公衆電話も減ったし」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 22:57:11.62 ID:T527cSDO0<>
夕食を食い終えて片づけを始める。
互いの明日の午後の予定は大体決まった。
さて、今日は寝るまでにすることはあるか?
1自由安価
2あとは寝るだけ(翌日へ)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 23:09:18.73 ID:n166/Bl70<> 小巻(?)と思われる子の事を考える
最初に出会ったときのこと、魔法少女としての容姿・能力など
いきなり戦いになるとは思わないが・・・どう話しかけるかねぇ?
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/10/31(月) 23:10:42.92 ID:lO7VM8u8O<> ↑
追加で
今日はエイミーと一緒に寝る <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 23:23:44.77 ID:T527cSDO0<> すみませんが、シナリオ上の諸事情により>>438のみの採用とします
ちなみに例の金持ちらしい彼女はこれ以上話には絡んできません
-----------------------------------------
杏子「エイミー、寝るか」
エイミー「にゃ」
エイミーと一緒に布団に入って眠りについた。
―19日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと15日
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:15個
・[14/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv2]
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 23:26:27.36 ID:n166/Bl70<> 話に絡んでこないということは、翌日風見野に行っても無意味になるという事? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/10/31(月) 23:40:44.15 ID:T527cSDO0<> >>440
一応魔女狩りの名目で行くので、普段の魔女狩りと同じくGS獲得のチャンスにはなります。あとはちょっとした小ネタ程度でしょうか。
風見野の魔法少女なので距離的にワル夜戦の戦力にもできないと思います。
---------------------------------
―翌朝
杏子「ん……?」
もふもふとした何かが当たる感触で目を覚ました。
それから聞こえてくる鈴の音。
エイミー「にゃー」
……エイミーのしっぽだ。
マミ「朝食が出来たわ。食べに来て」
杏子「それで起こそうとしてるのか……?」
杏子「おう、すぐ行くよ」
あたしがリビングの方に行くと、エイミーもついてきた。
マミと向かい合ってテーブルを囲む。
エイミーのご飯ももう用意してある。
食事中の話題/午前中の予定
1自由安価
2漫画でも読むか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/10/31(月) 23:46:55.68 ID:n166/Bl70<> マミに今日の予定と携帯について話す
午前中は見滝原で魔女狩り、午後は風見野で魔女狩りだな
マミ、携帯を持たせてくれるのは感謝するがどうせ電話しかしないんだ
余計な機能のついてないシンプルなやつ、値段も一番安いのでいいからな? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/10/31(月) 23:48:28.60 ID:FFq0RKJK0<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/01(火) 00:11:27.21 ID:7A9j1kzB0<>
杏子「マミ、携帯を持たせてくれるのは感謝するが、
どうせ電話しかしないんだし余計な機能のついてないシンプルなやつ、値段も一番安いのでいいからな?」
杏子「変なプランもいらないぞ?どうせネットなんか使わないからな」
マミ「ええ、そのほうが佐倉さんには使いやすいでしょうしね」
マミ「それに、基本料と少しのやりとりだけなら料金も大してかからないから」
朝食を終えて立ち上がる。
杏子「じゃ、見滝原のほうのパトロールをしてくるよ」
杏子「午後は昨日言った通り風見野に行こうと思う」
マミ「私も午前は予定はないからついていきましょうか?」
1一緒に行くか
2折角の休みなんだから休んどきな
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 00:12:48.18 ID:wJl11p2T0<> 1
珍しいので <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/01(火) 00:12:48.40 ID:ULrxTddZ0<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/01(火) 00:20:57.78 ID:7A9j1kzB0<>
杏子「一緒に行くか」
マミ「最初はどこを回る?」
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/01(火) 00:23:43.16 ID:wJl11p2T0<> 5 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/01(火) 00:25:01.00 ID:ULrxTddZ0<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/01(火) 00:27:38.48 ID:7A9j1kzB0<> ―繁華街
杏子「おっ、今日クレープが安い日だってさ」
マミ「でも、結構並んでるわね……」
杏子「たしかにすげー人ごみだからな」
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/01(火) 00:50:51.31 ID:7A9j1kzB0<> -------------------
ここまで
次回は2日(水)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/01(火) 03:05:05.15 ID:wJl11p2T0<> 乙 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 20:18:30.49 ID:MHcIU0R20<>
杏子「……っと、食う前にやらなきゃいけないことができたな」
マミ「さて、この魔力は……あっちのほうね、行きましょう!」
―ハコの魔女結界
マミ「この前の魔女の残党かしら?」
杏子「ま、二人いりゃすぐ片付くだろ」
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:15個
・[14/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
仲間:
マミ 状態:正常
敵:Daniyyel+Jennifer ×5
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/02(水) 20:29:37.58 ID:uKzeeYyH0<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 20:45:02.77 ID:MHcIU0R20<>
見つけたそばからまたちょこちょこと逃げようとしているようだが、
二人もいればその前に決着がつく。
杏子「マミはそっちを追ってくれ!」
マミ「ええ!」
まず2体倒し、それからマミが残りを追う。
マミも順調に使い魔を倒し、上へ逃げようとする使い魔をリボンを伸ばして切り裂く。
マミ「逃がさないわ」
飛んでいる小さな使い魔を鉄砲で狙うのはまだ難しい。
……が、マミの変幻自在のリボンはリーチが長い。
それに逃げようとする相手を捕まえるにはうってつけだ。
マミ「終わったわね!」
杏子「マミが居てくれて助かったよ。一人だとこういうのにはちっと魔力使うからな」
マミ「ふふ。クレープを買ったら次の場所に回りましょうか」
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
・繁華街[現在地]
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
9立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/02(水) 20:49:31.07 ID:9ZNXf/5U0<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 20:59:32.76 ID:MHcIU0R20<> ―通学路
マミ「休みの日にこの道を歩くのもちょっと新鮮な気分ね」
杏子「そういや通学路か」
マミ「さすがに生徒はほとんど見かけないわね」
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女
3の倍数 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/02(水) 21:02:04.32 ID:uKzeeYyH0<> む? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/02(水) 21:12:18.02 ID:9ZNXf/5U0<> 魔女が出ただけ儲けもの <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 21:28:19.26 ID:MHcIU0R20<>
杏子「おっ、久しぶりに獲物の登場じゃん?」
指についたクリームを舐め、
クレープの包み紙を投げ捨てようとするとマミに手を掴まれた。
マミ「ちゃんと捨てましょうね?」
杏子「……いいだろこんな時くらいー」
杏子「さっさと結界見つけようぜー、誰か食われるかもしれねえだろ」
マミ「私が持っておくわ。後でゴミ箱を見つけたら捨てましょう」
杏子「はいはい」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 21:29:55.19 ID:MHcIU0R20<> ―犬の魔女結界
杏子「さぁてと、こいつは……使い魔は一見無害なマネキン、それに動物みたいな可愛い魔女ねえ」
マミ「可愛い、か。その評価は佐倉さんにしては珍しいわね」
杏子「そうか?だってもろに“可愛さ”を押し出したような見た目してるぞ」
杏子「それに…………」
見ているとなんか妙な気持ちが湧いてくる気がする。
言葉にうまくいいあらわせない、が……
杏子「……さっさと倒した方がいいかもしれないぞ、これは」
マミ「わざわざ可愛い見た目にしてるのも、理由があるってことかしら?」
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:15個
・[14/100] ・[100/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
仲間:
マミ 状態:正常
敵:Uhrmann
Bartels(複数)
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/02(水) 21:32:43.91 ID:uKzeeYyH0<> 10
網状にして一網打尽にする <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 22:24:17.68 ID:MHcIU0R20<>
両手を合わせ、網目状の結界を作り出す。
鎖のように連なるそれを魔女結界全体に伸ばしていく。
杏子「とりあえずまずは結界内を一網打尽にしてやる」
杏子「……これで使い魔はいなくなったな。魔女ももう動けない」
マミがすかさず前に踏み出していく。
マミ「トッカ・スピラーレ!」
拘束の隙間から大きなドリルで魔女を刺し貫く。
深く貫きながら回転を続けるリボンが更に魔女を抉る。
……マミが攻撃を解いた。
杏子「倒したか?」
杏子「……駄目押しだ」
放っておいてももう瀕死だとは思うが、一応編込結界を操作して締め上げる力を強くする。
魔女が消えたらしくグリーフシードが落ちてきた。
マミがこちらを振り返る。
杏子「倒せたか。油断すんなよ?特に至近距離に居たんだからさ」
マミ「そ、そうね…… なんだか急に可哀想な気がしてきちゃって」
杏子「何言ってんだ、相手は魔女だぞ?」
最初に感じた“何か”のせいだろうか?
あの時すでに瀕死だったからよかったが……
マミ「気を付けないとよね。佐倉さんが居てくれてよかったわ」
杏子「グリーフシード、そっちは足りてるか?」
マミ「最近パトロールを頑張ってくれてるし、佐倉さんが持ってていいわよ」
杏子「さっきの分は浄化しておけ。あとはもらっておく」
マミのソウルジェムを浄化してから懐にしまった。
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:15個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 22:40:00.25 ID:MHcIU0R20<>
杏子「あと一か所くらい回ったら飯にすっか?」
マミ「さっきから色々食べてるじゃない」
コンビニから出ると、棒アイスの袋を開けてかじりつく。
さっきの包み紙は近くのコンビニ横のゴミ箱に捨てていた。お菓子を買ったのはそのついでだ。
マミ「捨てに来たはずなんだけどなぁ…… そのゴミもちゃんと持ち帰るのよ?」
杏子「わ、わかってるって」
杏子「…………ん?」
今日は休日だ。生徒はほとんど見ないと思ったが、制服姿のほむらが道を歩いてるのが見えた。
何かのケースを持っているが……
杏子(部活か)
杏子(楽器のケースっぽいな。形からして、ギター……いや、ベースか? 軽音かなんかかね)
杏子(……意外だな)
1持ってる楽器のケースについて話しかけにいく
2前に考えたこと(>>386参照)を話しにいく
3次に行く場所を決めよう
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/02(水) 22:42:30.52 ID:CnAvVwS3O<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/02(水) 22:43:41.83 ID:uKzeeYyH0<> 1かな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 22:59:14.44 ID:MHcIU0R20<>
杏子「……悪い、ちょっと話しに行ってくるわ」
マミ「えっ ……あぁ、暁美さんか」
マミ「頑張ってね」
……人と話すのに頑張ってというのもアレだが、一応マミのほうに小さく手を振りかえしておいた。
姿が見えた瞬間に逃げ出すとまではいかないとは思うが、一応遠くから声をかけることはやめておく。
コンビニのあるほうから反対車線に渡ると、目が合った。
ほむら「……」
いつも浮かない顔ばかりしているような気もするからあまり違いがわからないが、
やっぱりたじろいだような様子だ。
杏子「おう、休日なのに制服で登校ってことは部活か?」
ほむら「……まぁ」
杏子「……やっと返事を返してくれたな」
杏子「まぁなんだ。変なもん見せて恐がらせたあたしが悪いっていうのもあるが、無視は結構傷つくぞ」
ほむら「す、すみません。何て言ったらいいかわからなくて」
ほむら「…………色んな人の話を聞いて、悪い人ではないっていうのはわかった……けど、やっぱりちょっと苦手……っていうか」
意外と直球な言葉に更に心を抉られた気がしたが、言ったほうもさっき以上にたじろいで黙ってしまった。
杏子「……そのケース、軽音楽部か何かか。意外だな」
ほむら「クラスメイトからさそってもらって……」
ほむら「仮入部だけど、楽器とか貸してもらっちゃって、やらないわけにもいかないかなって…………」
……多分断れなかったパターンだな。
杏子(そうやって気にかけてもらうのは良いことだとは思うし、相手も悪気はないんだろうけどな)
1まあ頑張れよ、やってみたら案外楽しいかもしれないぞ
2嫌ならちゃんと断ったほうがいいぞ
3自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/02(水) 23:09:32.03 ID:CnAvVwS3O<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/02(水) 23:10:19.91 ID:uKzeeYyH0<> 相手もお前さんを気にかけて誘ったのかもしれないし、今まで縁のなかった事をやってみるのも悪くはないかもな
アタシは楽器なんか弾けないからよくわからないけど難しい曲とかより、小学校で習う簡単な曲とか練習してみたらどうだ?赤とんぼとかさ
ただどうしても肌に合わない、続ける気になれないって感じたんならそのことを誘ってくれたヤツに言った方がいいな
困ったら志筑に相談してみろ
あいつなら相談に乗ってくれると思うぞ? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/02(水) 23:38:31.70 ID:MHcIU0R20<>
杏子「相手もお前さんを気にかけて誘ったのかもしれないし、今まで縁のなかった事をやってみるのも悪くはないかもな」
ほむら「でもうまくできなくて…………ベース、重いし……」
杏子「……ギターかキーボードのほうが合ってそうな気もするけどな」
ほむら「ベースが空いてるって言ってて……」
……なるほど、その埋め合わせにとりあえず転入生のほむらを誘ったってわけか。
杏子「あたしは楽器なんか弾けないからよくわからないけど
難しい曲とかより、小学校で習う簡単な曲とか練習してみたらどうだ?赤とんぼとかさ」
杏子「ただどうしても肌に合わない、続ける気になれないって感じたんならそのことを誘ってくれたヤツに言った方がいいな」
ほむら「…………」
杏子「困ったら志筑に相談してみろ」
杏子「あいつなら相談に乗ってくれると思うぞ?」
ほむら「……その、志筑さんも魔法少女の…………?」
杏子「いや、あいつは無関係だ」
ほむら「あ、あの、そろそろ……」
杏子「ああ、遅れちゃまずいな」
……ほむらは最後に会釈をして去って行った。
杏子(…………やっぱり苦手、か)
部活の話にしてもちゃんとその場で自分の意見を言えればいいのだが、あいつは何も言わずに苦手意識がつくまで我慢するところがあるのかもしれない。
そのイメージは今までのでしょうがないんだろう。そうそう変えられないものかもしれないが……
杏子(とはいえ、今回はこれだけ話せたからよしとするか)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 00:09:02.22 ID:uQ/UFw+b0<>
車線を渡ってマミのところに戻る。
マミ「どうだった? 一応話せてたみたいだけど」
杏子「一応な」
杏子「何も話す気がないってこともないんだろう。相変わらずあたしのことは苦手に思ってるみたいだけどな」
マミ「まあ、そうね……」
マミ「無理に関わるのも引いちゃうのかもしれないけど、避けたり遠ざけたりしたままなのもお互い居心地が悪いでしょうから」
マミ「自然に話せればいいわね」
杏子「一番難しいけどな、それ」
変な話をするとまた逃げられそうだし。
杏子(重すぎる話題でも軽すぎる話題でも逃げられそうなのがな)
杏子(一応今度会ったら、とりあえず部活がどうなったかを聞いてみるか……?)
食い終わったアイスのゴミをコンビニのゴミ箱に放る。
杏子「待たせたな、あと一か所回って昼飯食おうぜ」
行く場所
1公園
・通学路[現在地]
2駅
3病院
4歩道橋
5土手
6鉄塔
7廃工場
8立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/03(木) 00:09:39.02 ID:UZ312u0g0<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 00:16:00.80 ID:uQ/UFw+b0<> ―歩道橋
下を通る車の量は多い。
事故多発注意の電子看板がぴかぴかと点滅している。
マミ「この場所で運転手が魔女に魅入られて暴走でもしたら大変なことになるわね……」
杏子「交通が止まるのはまずいな」
下1レスコンマ判定
0~15 使い魔
16~30 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/03(木) 00:30:12.95 ID:UZ312u0g0<> 00 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 00:33:15.45 ID:uQ/UFw+b0<> -------------------
ここまで
次回は3日(木)19時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 19:22:23.98 ID:uQ/UFw+b0<> ―マミの家
帰宅すると、マミは早速昼食の調理に取り掛かり始めた。
エイミー「にゃ」
杏子「エイミーも腹減ったか」
猫缶を皿にあけてエイミーご飯を用意する。
そわそわとした様子で待つエイミーの前に置いてやると、頭を突っ込んで食い始めた。
杏子(飯が出来るまで漫画の続きでも読んでるか)
ソファに腰掛けて漫画を開く。
それから暫くして、マミが皿を運んできた。
マミ「出来たわよ」
杏子「おう、待ってた!」
テーブルを囲んで食べ始める。
1自由安価
2テレビの内容でも見てるか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 19:25:31.49 ID:IE9J5ihzO<> さっきほむらと話した内容をマミに話す <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/03(木) 19:37:20.32 ID:UZ312u0g0<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 19:58:05.04 ID:uQ/UFw+b0<>
杏子「ほむら、今軽音部に仮入部してるんだってさ」
杏子「なんでもベースが空いてるからってクラスメイトに誘われたらしい」
マミ「仮入部? 入部する気はあるのかしら」
杏子「どうだろうな。うまくできないとか楽器が重いとか言ってたが」
マミ「まぁ…… 確かに暁美さんって細いし、身長もそこまで高い方ではないものね」
マミ「ベーシストって手が大きかったり、背が高かったりっていうのがありがちじゃない?」
杏子「難しい曲より簡単な曲から練習してみたらどうか、っていうのは一応言っておいたけどな」
杏子「ま、これからどうなるかはあいつ次第だろうな」
マミ「馴染めてないって話だったし、一人で居るよりは良いんじゃないかしら」
部活に入れば人間関係はできるだろうが、それで悩むこともあるだろう。
ほむらは押しが弱い奴だ。周りとうまく付き合えればいいのだが。
杏子(……お節介な考えか?)
杏子(向こうはあたしに心配されたくなんてないかもしれないけどな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 20:07:20.55 ID:uQ/UFw+b0<>
昼食を食い終え、出かける準備を済ませる。
マミと一緒に玄関を出て、エントランスの前で別れた。
風見野に向けて出発する。
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
4病院
5学校
下1レス
+コンマ判定 道中
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 20:08:37.61 ID:UZ312u0g0<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 20:24:34.19 ID:uQ/UFw+b0<> ―風見野駅周辺
まずは駅に到着した。
杏子(ここも混雑してるが、さすがに見滝原ほどじゃないな)
下1レスコンマ判定
0~25 使い魔
26~50 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 20:25:21.49 ID:IE9J5ihzO<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 20:51:40.63 ID:uQ/UFw+b0<>
……魔女の気配だ。
杏子「久しぶりだな、こんだけ人が居れば魔女もいるってことか」
―操り人形師の魔女結界
暗い結界内に足を踏み入れると、急にスポットライトで照らされる。
ステージの上で、それまで床に倒れていた木製の人形のような使い魔が一斉に起き上がった。
杏子(糸……あれを切っちまえば一時的には戦闘不能に出来そうだな)
杏子(確実なのは破壊することだろうが……)
使い魔から伸びる糸は奥のスーツの魔女へとつながっている。
あれが本体だろう。……本体は使い魔の操作以外になにかしている様子もない。
杏子(糸をまとめてなんとかしてからその間に短期決戦で魔女をぶっ飛ばすか)
杏子(使い魔を破壊してから魔女を倒すか……ってところか?)
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:15個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
敵:Maritte
Doll×6
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 20:54:29.80 ID:NJUoURPN0<> 12
3体出して2体使い魔、本人と1体で魔女 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 21:20:28.25 ID:uQ/UFw+b0<>
使い魔が6体一斉に向かってくる。
杏子「数に対抗するなら……ちょっと久しぶりに“アレ”を使ってみるか?」
3体の分身を作り出す。
2体を使い魔に向かわせ、分身1体と一緒に奥へと駆けだす。
Maritte「____!!」
杏子『よう、使い魔の操作で手一杯か?』
杏子 魔力[88/100] 状態:正常 使用中魔法:【ロッソファンタズマ3/20】
GS:15個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
敵:Maritte <-攻撃対象,分身×1交戦中
Doll×4 <-分身×2交戦中
Doll×1(接続切断)
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 21:28:58.84 ID:NJUoURPN0<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 21:47:18.71 ID:uQ/UFw+b0<>
使い魔を後ろに引きつけつつ魔女を攻撃していく。
下1レスコンマ判定
0~50 撃破 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 21:47:45.58 ID:UZ312u0g0<> 作ったのに悪いけどサヨナラ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 21:48:04.10 ID:NJUoURPN0<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 21:58:14.71 ID:uQ/UFw+b0<>
杏子「!」
槍が硬いものを突いた感触がした。
――――使い魔の人形だ。
魔女が新たな人形を取り出していた。
杏子『……後ろは放っておいていいのか?』
それと同時に後ろの使い魔の操作が途切れた。
完全に魔女の近くの守りを固めることに切り替えたらしい。
後ろの分身をこちらに向かわせる。
杏子 魔力[88/100] 状態:正常 使用中魔法:【ロッソファンタズマ3/20】
GS:15個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
敵:Maritte
Doll×3
Doll×5(接続完全切断,戦闘不能)
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 21:59:29.22 ID:cms6h0Jt0<> 5 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 22:24:44.74 ID:uQ/UFw+b0<>
使い魔を分身に任せ、魔女に向けて槍を構えて突進する。
杏子「逃がすかッ!」
更に攻撃を入れていくと、魔女が転倒し、その衝撃で使い魔の操作が途切れる。
分身を魔女に向かわせ取り囲んで一斉に突きを食らわせると、魔女と結界が消滅しグリーフシードが落ちてくる。
杏子 魔力[83/100] 状態:正常
GS:16個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
杏子「よし……っと。次のところ行くか」
・行く場所(風見野)
・風見野駅周辺[現在地]
1図書館
2山
3病院
4学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/03(木) 22:26:10.64 ID:wSUWDHrv0<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 22:33:44.38 ID:uQ/UFw+b0<> ―風見野中学校
校庭から運動部の声が聞こえる。
平日に比べると生徒の数は少ないが、生徒がバラけている分どこで知り合いに会うかわからない。
遠くのほうから眺めていた。
杏子(休みだというのによくやるな……)
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/03(木) 22:35:38.23 ID:wSUWDHrv0<> 来い <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 22:36:03.37 ID:rgVv8t5NO<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 22:54:48.27 ID:uQ/UFw+b0<>
杏子「魔女の魔力があるな……」
下1レスコンマ判定
偶数 強敵
奇数 虫の魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/03(木) 22:55:18.51 ID:wSUWDHrv0<> 強敵来ないで! <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 23:12:42.23 ID:UZ312u0g0<> 次までに魔女を作っておきますので>>1さん待っててくださいね。
……まさか自分以外魔女作ろうとしないとは予想GUYです <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 23:18:57.53 ID:uQ/UFw+b0<> >>500助かります。
ちなみに強敵はかずみ編で織莉子が「かなり強い」と言っていた魔女です。多分次辺りに出します。
-------------------------
―虫の魔女結界
いたるところに張ってある糸を避け、洞窟のような結界を進む。
使い魔は前にも見た蜘蛛だ。
――深層に到着し、敵の姿を見上げる。
使い魔をまんま大きくしたような魔女が居た。
杏子「久しぶりにシンプルなタイプか。最近だまし討ちみたいな変わり種が多かったからな」
糸はこの場所にも張ってある。
絡め取られないようにってのは注意しないとな。
杏子 魔力[83/100] 状態:正常
GS:16個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[40/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
敵:虫の魔女
使い魔×5
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-4*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は4*20の80消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/03(木) 23:22:55.27 ID:wSUWDHrv0<> 4b <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 23:52:08.28 ID:uQ/UFw+b0<>
蜘蛛が足を上げて踏みつぶそうとしてくる。
それを避けつつ、【力】を込めて蜘蛛の身体部分目掛けて槍を投げつける。
杏子「こういうデカイのはノロイってお決まりだが」
杏子「その弱点を潰すために絡め取るってのは理にかなってるかもな」
杏子「……まあ、引っ掛かってくれればの話だが」
結界が消滅する。
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:17個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[8/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/03(木) 23:56:28.86 ID:UZ312u0g0<> 終わった時に4つは投稿しておくよ。魔女の案 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/03(木) 23:59:17.02 ID:uQ/UFw+b0<>
杏子「次はどうするか…………」
今日は大分収穫があった。
……そろそろ日も暮れてくる頃だ。マミの用事も終わっただろうか。
帰るか?
杏子(他の魔法少女とは結局会わなかったが)
杏子(……まあいいか、何の手がかりもなしに探し回る気もないし)
帰宅を決めて見滝原のほうに歩き出す。
すると、その途中で魔力があった。
……使い魔だ。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/04(金) 00:01:06.17 ID:1/UuGnPQ0<> ―操り人形師の魔女結界
ステージのような結界に足を踏み入れると、倒れたままの人形が横たわっていた。
操る者のいない人形は動く気配を見せない。動くはずもない。
杏子「……魔女と戦ってなかったら警戒したかもしれないが、絡繰りを知ってりゃ恐くないな」
槍で突き壊すと、結界が崩れ去った。
……と、そこで後ろから声がかけられる。
「本当に使い魔も倒すようになったのね」
杏子「……あんたか」
「久しぶりね、強盗さん。あん時はお世話になったわ」
杏子「……それはどーも」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/04(金) 00:09:07.82 ID:1/UuGnPQ0<>
あたしが前に襲った風見野の魔法少女だ。
こいつはやっぱり今もぴんぴん活動してる。
キュゥべえはああ言ってたが、こいつはちょっと襲われたくらいで恐縮するよーなタマじゃない。
そのくらいでビビるくらいならさっさと魔法少女なんざやめちまえってんだ。
杏子(……こーいう反応をされそうだから、できればここでは会いたくなかったんだが)
杏子「まあよかったじゃねえか、あんたんとこもあれから家族で話ができたんだろ?」
「よかないわよ! 一歩間違って巻き添えでも食らってたらどうするつもりだったの!」
杏子「はっ、あたしがそんなミスするかよ。そもそもあたしがあれで本気出してたとでも思ってるのか?」
杏子「で、あたしに恨みがあるんならなんで募金に協力なんてしたんだよ」
杏子「マジで上条のバイオリンに惚れたのか? バイオリンはともかくあいつ自身はやめとけよ、先約が居る」
「違うわよ、上条なんて人あの時知ったわ」
「キュゥべえの言ってたことが本当なのか確かめたかっただけ。改心して候補者の手助けまでしてるなんて」
「あんたの事はムカつくけど、あの子たちに恨みはないからね」
「あの子たちは本気だし、その想いには心打たれたからちょっと協力してあげた……それだけよ」
杏子「……そうかよ」
相変わらず生意気な口を利く野郎だ。年は知らないが、魔法少女の先輩に向かって。
杏子(少し前のあたしだったらもう何度か激突してただろうな)
杏子(別にもうシメる気も追い出す気も起きねーわ)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/04(金) 00:10:25.75 ID:1/UuGnPQ0<> ---------------------
ここまで
次回は5日(土)18時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/04(金) 00:15:27.06 ID:9VgzAtU60<> 乙です
名前出てないけど小巻なのかな??
>>507で家族で話云々と書かれてますが、原作でそんな話ありましたっけ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/04(金) 00:18:11.51 ID:KMOq1GYx0<> 掃除の魔女(アレイラー)
箒を操って風を起こして飛ばしたり、吸い込みで吸い込んだりする(主に風関係)。水も使ってくる/黒魔女のシルエットをした人間のようなもの(影に近い)/突然自分の結果内に現れた人間や魔法少女をゴミとして排除しようとする、魔女内は何もないほど綺麗/潔癖/魔女内を汚せば意識がそっちに行き、きれいにしようと必死になる。
イルカの魔女(ドルフィーネ)
口から水の攻撃、超音波、体当たりなど/でかいイルカ空色で体にいくつかの紋章があり、ひれの部分あたりに小さく人型がくっついている/魔女結界は白色の空と下が澄んだ藍色の海でできている/快速/水がなくなれば移動できなく、空を飛んだ時やクリに上がっているときは無防備上たいである
階段の魔女(スパイル)
上空から何か物体を落としてくる。また秘書みたいな使い魔が上から落ちて上に上がろうとするのを阻止する。また途中で板や階段に動きを止めるトラップや人食いトラップなど色々ある/結界のある場所に固定していて、その物体の一番頂上に魔女が存在する。/螺旋階段上になっていて上らなればならない。また途中ででかい板が空に浮かんでおり、それを使っても上にいける/侮蔑/実は狙撃系や遠くに攻撃できる魔法少女なら頂上を狙って攻撃できる
ヘヴィメタルの魔女(デンジャー)
危険な音波攻撃、超音波を飛ばして物理攻撃、使い魔も←の二つで攻撃してくる、聞きすぎると洗脳される/でかいデスメタル系の化粧をした魔女。メタル系のギターを持っている。悪魔風/魔女結界内はまるで/激烈/ギターを破壊したら慌てだしてギターを直そうとする。その間に攻撃すれば倒せる(直されたら負ける)
とりあえず書いてみた。微妙だったら改変していいですよ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/04(金) 10:20:49.86 ID:KMOq1GYx0<> 追加
料理の魔女(テックス)
包丁振り下ろし、巨大冷蔵庫からの冷気、調味料ふりかけてかく乱するなど料理関係が多い。また人間や魔法少女など結界内に迷い込んだものを料理しようとする/コックみたいな姿普通の魔女通りでかい/結界内は厨房みたいになっていて、全て魔女用のようにでかい。周りにはさらに料理されたものがいたりする/向上心/作った料理を魔女が目を離した間に穴をあけたり汚せなどすれば慌てるのでその間が攻撃のチャンス
迷路の魔女(メルデン)
迷路に引きずり込む、迷路内で色々のトラップ。そもそも迷路自体が攻撃であり、出口を見つけられずに精神的にダメージを与えるのが精神攻撃に/魔女自体巨大の魔女。核となる本体は迷路のゴール自体/前述通りに巨大な迷路だが、再生能力と防衛性が高い。前者は壁を破壊しても早く抜けないと再生して塞ぐ(タイミングを間違うと壁に取り囲まれる)。後者は上から移動しようとすると壁から生えてきて、移動を止めようとする/狼狽/内側は強いが外側が弱い。つまり、外部からの攻撃にはめっぽう弱い
笛吹の魔女(ハルメール)
笛を吹き攫った子供を操る。また小さな子供の姿をした使い魔が攻めてくる。魔法少女の年齢が低いほど笛の音を聞いていると洗脳される/ハーメルンの笛吹き男に非常に似ている(顔は白いか面で隠されている)/笛の吹き子供たちを誘導して結界内に招き入れている。ハーメルンの魔女のように/導引/もちろん笛。ただし、すぐ直そうとするので続けて笛を壊していくか直していく最中に本体を攻撃していくしかない
刀の魔女(ソート)
剣で攻撃(斬るや突きなど)。斬撃。勝負に邪魔するものには使い魔が立ちふさがる(無限)/黒い甲冑を着た人型。中身があるのかなど不明/魔女結界内は日本式の庭となぜかでかい家のような場所がある。初めに庭の方に魔女が正座して待っている。一騎打ちの真剣勝負を望む/実直/なし
誰か俺以外にも魔女書いてくれよ……こんなんでいいか不安だよ……
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/04(金) 20:10:54.88 ID:KMOq1GYx0<> 人食いの魔女(ラフレシス)
ツタの先に口のようなものがありそれで攻撃できる、種を埋めては花を咲かせて何を吐き出す、種を魔女に埋めて咲かせそうとする/人食い植物のような見た目/魔女結界は植物園のような場所。木に人間や魔法少女が埋められていたりする(同化)/捕食/火に弱い。すぐに燃えつける。
思い出の魔女(メモリア)
本を見せた相手の記憶でいい記憶を思いふけさせる。使い魔を使って拘束。/椅子に座ってアルバムをめくっている/結界内に横にでかいタブレットのようなものが浮いていて、それぞれ人の思い出を次々と移していく/追憶/本体は弱いので本体をガードを使い魔を避けたりして魔女本体に攻撃すればほぼ勝てる。
影の魔女(シャドール)
影を使って拘束、影を武器に変えて攻撃、影の使い魔で攻撃、魔法少女や人のコピー/影が実体化したような姿/影の中に隠れて移動する/陰湿/強い光があると動きが止まる
劇場の魔女(マスカレード)
舞台に踏み込んだ奴を劇の人物にして[ピーーー]、入ってきた人間や魔法少女を警備委員の使い魔が殺そうとする/舞台監督のシルエットの姿をしている/結界内はまるで劇場。劇をしており、観客と警備委員は使い魔/演戯/舞台を踏み出す前に魔女の本体を見つけて倒すしかない。舞台に入ると逃げ出すチャンスが少ないため危ない。
砂の魔女(サウドニュード)
砂が針や武具に変化してダメージ与える、砂の中に閉じ込める、砂嵐や綱津波などの砂攻撃、生物の水分を吸い取りゾンビにする/砂自体が本体なので存在しないが、捕まえるときなど巨人みたいに変化する/結界内は砂漠/乾燥/水をかけると軽く固まる。またセメントなどで固めたりする
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/04(金) 22:06:12.90 ID:f78aegst0<> 異常の魔女「バグラグ」
・ゲームのバグ的現象の全てを自動発生させる。効果は魔法少女のみならず、魔女自身にも及ぶ場合がある。ただ、バグに触れた後に
結界の外に逃げるのはお勧めしない。流石に現実世界を侵食できはしないだろうが、触れた者がどこまでの影響を引きずり、悪化するかは分からないのだから
・艶が無く、底の知れない黒色の立方体
・コイツ自体は一切動けない空間である。ただ、周りの空間のせいでコイツが元凶の魔女であると特定されにくい
・か い め つ
・運ゲー。魔女への道がクリアで、見えない障害物も穴も無く、使い魔やら飛んでくる弾がなければ、その内攻略されてしまうかも
狂奏の魔女 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 18:21:28.10 ID:ykz0aAmo0<> ----------------------------------------
魔女の応募ありがとうございます。多少変更を加えて使うところもあるかもしれません
あと影の魔女はElsamaria…
>>509 一歩間違っちゃったから… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 18:48:31.20 ID:ykz0aAmo0<>
見滝原への帰り道を進み、マミの家に戻る。
マミ「おかえりなさい。どうだった?」
杏子「使い魔も出たが、今日はそこそこの収穫だったよ」
マミ「知り合いに会ったりはしなかったの?」
杏子「知り合い? ん、まあ同業者の新人には会ったがな」
マミ「そういうのもそうだけど……昔の知り合いとかにはもう会ったりしないのかなって思って」
風見野の学校にも寄ったが、魔女を倒しに向かってすぐに外に出ただけだった。
もう表の世界じゃ死んだものとでも思われてるだろうからしょうがない。
杏子「会っても面倒なだけだろ。影から見てりゃ十分だ」
杏子「それより、そっちはどんなの買ってきたんだ?」
マミ「こんな感じだけど、どうかしら?」
最近出てきたタッチ式のやつじゃなくて、昔からあるタイプのやつだ。
まあ、どうせ通話とメールだけならこっちのほうがシンプルで使いやすいだろう。
杏子「とりあえず電話を試してみるか。どうすればいいか教えてくれ」
マミ「ええ、ここから電話帳を開いて……」
マミのポケットから着信音が鳴る。
マミ「これでかけられるわ。それから、かかってきた時は……」
電話帳にはマミ、まどか、さやか、仁美の4人が登録されている。
マミが先に登録しておいてくれたらしい。
杏子(基本的な使い方がわかったら、まずは買ったって報告しないとな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 19:15:08.69 ID:ykz0aAmo0<>
電話の使い方を教えてもらって、今度はメールの説明に移る。
マミ「まずはアドレスね。私が設定しておきましょうか?」
杏子「あー、そうだな……」
杏子「いや、ちょっと待て。シンプルなのでいいからな? 変な必殺技みたいなもん入れんなよ?」
マミが何故だか本棚に向かったのを見て止めさせる。
…………マミならやりかねない。
杏子「よし、こうなったら自分でやってやる! ……あー、どうすればいいんだこれ」
マミ「こうやって文字を選んで……」
杏子「やっぱ適当に名前とか組み合わせて作っておいてくれ。被んなきゃいいんだろ?」
マミ「うーん、まあそうね……」
一通り電話とメールの基本的な使い方を教えてもらった。
分厚い説明書を片手に携帯を触ってみる。
マミ「そろそろ夕食の準備をはじめないとね。何かあったら聞いて」
杏子「おう」
杏子(……説明書はよくわかんねーな)
杏子(とりあえずマミのほうから一斉にメールを送ったようだが、あたしからも何か送ってみるか?)
1自由安価
2メール(まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 19:21:41.07 ID:KJdKTa160<> 3人にメール
題名:きようこ
本文:けいたいかつた <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/05(土) 19:25:26.55 ID:gI9aEGySO<> ↑
これは酷い… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 19:45:54.32 ID:ykz0aAmo0<>
杏子「マミー、さっきやってた一斉送信のやり方だが……」
マミ「はいっ、ちょっと待っててね」
マミがキッチンのほうからこっちに来る。
マミ「一斉送信はここの欄でこうして……」
マミ「これでオッケーよ」
杏子「おう、ありがとな」
杏子(……さて、本文を打つか)
杏子(っと、その前に件名は…………)
題名:きようこ
本文:けいたいかつた
杏子「それでここで送信っと……よしっ、これで完了だな」
マミ「さ、出来たわよ。今日はこの前テレビでやってたロールキャベツを試してみたの」
杏子「もうそんなに時間経ってたか。説明書片づけて飯にするか」
食事中の話題/明日の予定についてなど
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 19:51:49.11 ID:KJdKTa160<> マミに明日の予定を聞く
明日はどうする、訓練するなら付き合うぞ?
それとも他に何かやりたい事とかあるか? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/05(土) 19:57:48.44 ID:VRTsK9TA0<> ksk <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/05(土) 20:06:48.17 ID:gI9aEGySO<> ↑
マミと話ながらご飯食べてるとさやかからメールの返信がきた <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 20:32:29.70 ID:ykz0aAmo0<>
杏子「明日はどうする? 訓練するなら付き合うが」
杏子「それとも他に何かやりたい事とかあるか?」
マミ「明日は美樹さんたちの募金の手伝いに行ってみようかと思ってるわ」
杏子「そうか、そういえばそんな話もあったな」
杏子(マミはそっちの手伝いか。あたしはどうしようかね?)
1あたしも一緒に行ってみるか
2こっちは他の事をしよう
3自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/05(土) 20:33:47.40 ID:gI9aEGySO<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 20:34:56.44 ID:pCtkEOA00<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 20:34:57.23 ID:KJdKTa160<> 1
エイミーも連れてってみるか
頭の上にでも乗せてりゃいいだろ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 20:36:54.21 ID:pCtkEOA00<> できたら>>526の二行目と三行目も頼みたい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 21:04:37.00 ID:ykz0aAmo0<>
杏子「あたしも一緒に行ってみるよ。放課後になったら駅のほうに向かうからさ」
マミ「ええ、みんなでやればきっと目立つわね」
杏子「そうだな」
明日の予定も決まり、なんでもない会話でマミと談笑していると着信音が鳴った。
マミのとは違う。さっき携帯を置いたテーブルの横を見てみると、震えて光っていた。
杏子「……メールの返信か?」
まずはさやかからの返信だった。
本文:登録しといたよんヽ(*´З`*)ノ
今度メールの打ち方おしえよっか?笑
杏子(メールの打ち方? 一応マミからも教わったしちゃんと打ててるはずなんだけどな)
……その後まどかと仁美からも
『初メール?頑張ったね!』『これからメールに慣れていけばいいと思いますわ』
などという謎の労いの言葉の書かれた返信が送られてきた。
意味がわかれば十分じゃないか?
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 21:17:10.99 ID:ykz0aAmo0<>
夕食を終えると、片づけと寝る準備をして布団に入った。
杏子「明日からはまた学校か。頑張れよ」
マミ「ええ」
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/05(土) 21:18:42.03 ID:pCtkEOA00<> 1募金の手伝いのときにエイミーも連れていけねぇかな
頭の上にでも乗せていけばいけるんじゃね? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 21:19:07.57 ID:KJdKTa160<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 21:34:41.93 ID:ykz0aAmo0<>
杏子「そうだ、募金の手伝いのときにエイミーも連れていけねぇかな」
杏子「頭の上にでも乗せていけばいけるんじゃね?」
マミ「頭の上に? エイミーなら大人しいからじっとしててくれるかしら」
マミ「可愛いし目を引くだろうから、人気が出るかもしれないわね」
杏子「あいつも募金に役立つか?」
独りで教会にほっとくのもかわいそうだ。
一緒に連れていくのも良い刺激になるかもしれない。
―20日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと14日
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:17個
・[0/100] ・[94/100]
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100] ・ハコ[8/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv23]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv2]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 21:46:19.43 ID:ykz0aAmo0<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲む。
杏子「カフェモカか。カフェラテと違いがわからんがこれもうまいな」
マミ「こういうのって手軽でいいわね。特に朝には役立つわ」
この前買ったコーヒーを飲みながら朝食を食う。
マミにも好評のようだし、また買ってみてもいいかもしれないな。
1自由安価
2これからの予定についてまとめる
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/05(土) 21:47:38.53 ID:pCtkEOA00<> 2
安価上 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 21:48:27.97 ID:KJdKTa160<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 22:04:25.43 ID:ykz0aAmo0<>
これからの予定についてまとめよう。
今日決まってるのは、放課後に募金の手伝いをしに駅に向かうってことか。
エイミーも連れてくから、その前に教会に寄らなくちゃいけないな。
昼食時には教会に戻る。それから放課後まではやや時間はあるが、一人で教会から離れてまた戻るのも二度手間だ。
その場で少し時間を潰すか、エイミーを連れて少し散歩でもしてるかってところか。
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れた。
……昼までは予定が空いている。どうしようか?
1自由安価
2教会に戻る
3魔女狩り
4上条のお見舞い
5メール(まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 22:09:54.97 ID:KJdKTa160<> 昼まで訓練、キュウベェを呼んでGSの処理
ついでにマミの訓練についてキュウベェに意見を求める <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/05(土) 22:11:33.60 ID:pCtkEOA00<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 22:33:02.31 ID:ykz0aAmo0<>
杏子「またマミに指導するんだし、師匠として自己鍛錬も欠かしちゃいけないよな」
土手のほうに向かう。
昼まで訓練でもするとしよう。
何の訓練?
1幻惑魔法(魔力-30)
・・・幻惑魔法の消費魔力削減、格闘Lvの上昇
2投擲の精度を上げる(魔力-10)
・・・[射撃Lv1]取得
3素振り
・・・こつこつと、長期的に(物語中にわかるほどの上達はしません)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/05(土) 22:35:16.08 ID:pCtkEOA00<> GSの余裕はあるし1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/05(土) 22:35:32.02 ID:KJdKTa160<> 1かな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/05(土) 23:00:18.57 ID:ykz0aAmo0<>
杏子「また付き合ってもらうか」
エイミー「にゃん?」
奥のほうの茂みから良さそうな草を取り、それをエイミーの目の前で揺らす。
幻惑魔法をかけて草を花に変えてみたり、紐に変えてみたりしながら
エイミーに捕まらないように、見えている動きを変えていく。
杏子「小物にかける程度ならもう大丈夫だな」
最後にキャッチさせて、今度は自身の姿を二重、三重に増やしてみる。
今なら元の二十体にまで増やすことも出来そうだ。
だが、問題は一つ一つの制御だ。ただ増やすだけじゃ無駄に魔力を消費するだけで終わってしまう。
消費からしてもまだ使い物にはならないだろう。
一つにかける魔力をもう少し減らせれば…………
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/06(日) 00:03:26.50 ID:Mh0e/0Lf0<>
――――――
――――――
★浄化しました
★格闘Lv23→Lv24
★技仕様変更
ロッソファンタズマ(魔力-3*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は3*20の60消費。
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[72/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv24]
杏子「ほら」
QB「――きゅっぷぃ」
QB「訓練か、精が出るね。順調に魔法も取り戻せてきてるようでなによりだよ」
杏子「……大分勘は取り戻せてきてるんだが、もう少しってところだな」
杏子「元は使えてた分なんだ、使えないままじゃ腹立つだろ?」
杏子「あとついでにマミの訓練について意見をくれ」
杏子「あたしが教えられるのは今までどおり格闘だけだが」
QB「そうだね、格闘のベテランの君が指導するのは効果的だろう」
QB「魔力のコントロールについてはマミも十分な技巧がある。あとは格闘技術と戦い方だろうね」
QB「あとは……射撃を織り交ぜた動きを鍛えるなら模擬戦闘の中でやるしかないんじゃないかな」
QB「まあ、マミも君ほどではないがベテランだ。じっくり伸ばしていくしかないだろう」
杏子「まあ、そうだな……」
このまえの病院の魔女のような相手に出会った時、今のマミだったらどう戦えるか。
新しく考案した銃も、単発式の鉄砲では相性の悪さは変わらない。
やっぱり持っているもので工夫して戦うしかない。
更に技術を高めるか、また新しい技を考えてやるか……
エイミー「にゃ」
杏子「……おう、そろそろ飯にするか」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/06(日) 00:04:26.36 ID:Mh0e/0Lf0<> --------------------
ここまで
次回は9日(水)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/06(日) 00:07:54.13 ID:7pLUYnLp0<> 乙です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/11/06(日) 01:20:21.23 ID:1SsGS9Z+0<> 鏡の魔女(ミラストレス)
鏡で映した魔法少女や人の姿コピー、魔法攻撃を鏡で反射、鏡で物理攻撃
鎧で顔や体にミラーが埋められていて、浮きながら移動する
結界内に大量のでかい長方形の鏡が浮いて魔女の自由に操れる
本質
2人で片方はおとりでもう一人が接近戦で物理的に攻撃すれば簡単に攻略できる。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/06(日) 13:30:41.70 ID:FgbWNOSd0<>
たわわの魔女「グラマニュウ」
直接攻撃としては、両腕による殴打(近)と、魔法的な謎の塊による質量攻撃(中〜近)だが、彼女の真価は
精神攻撃のうえでのデバフにある。それは胸の小さい(本人が小さいと思っていても効果あり)魔法少女に対して
無自覚なイライラと精神異常「強がり」と「ムキになる」を与え、攻撃自体も自覚無しに胸に集中させるようにする
そして極めつけは、上記二つの効果を受けて胸に攻撃した魔法少女の攻撃を、その豊かな胸の柔らかさと弾力によって
弾き返し、その際の胸の感触を、攻撃した(たとえ武器や遠距離攻撃を使ったとしても)魔法少女に味わわせつつ
攻撃力を下げるというもの。この術中にハマった魔法少女は、攻撃が効かないというイライラにより、更に魔女の
胸を攻撃し、また攻撃力を下げられては魔女の胸を攻撃するという悪循環にとらわれる/全身真っ黒で胸が大きい
上半身のみの人型。ピンクと赤が基調のローブとネグリジェが混ざった様な服を着て、頭にはとんがり帽子/見せつける
様に主張している胸/脱力/胸以外の場所から攻められる事、驚異的な攻撃力でもって胸をえぐられる事、既に胸が
大きい相手、自分の胸は大きいと完璧に思い込める相手、そもそも胸の大きさに全くコンプレックスを感じない相手
……そうだよ、時事ネタだよ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/09(水) 21:12:01.12 ID:8Byx6lGz0<> ―教会
その辺で自分の飯を買って教会に戻り、
エイミーにご飯を用意してやると、並んで一緒に食い始めることにした。
次の予定:【放課後】駅に募金の手伝いに行く
次までの予定
1自由安価
2少し昼寝でもするか
3少しエイミーと散歩でもしてるか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/09(水) 21:13:01.90 ID:d/yEBaL80<> 募金の時間まで訓練を続行、ただしエイミーは夕方まで休ませる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/09(水) 21:14:02.45 ID:1J95LvsLO<> 3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/09(水) 22:59:42.63 ID:8Byx6lGz0<>
昼飯を食い終えて、立ち上がる。
杏子「エイミー、少し出かけるか」
エイミー「にゃ」
教会を出ると、この前建てた墓のある裏のほうから最初に回り、
見滝原の郊外を抜け川沿いの道を歩く。
中心部に向けて歩いていくと少しずつ自然が減っていく。
そう急ぐこともない。色々と寄り道をしながらゆっくりと散歩することにした。
杏子(最近マミの家と教会以外じゃ、土手のほうくらいしか一緒に歩くことがなかったからな)
杏子(このあたりも回ってみるとなかなか良い場所があるもんだ)
子供のころはよく妹とこういうとこで遊んだりしてたっけな、なんて考えながら散歩を続ける。
……妹、か。あいつもまだ生意気に文句を言ってたが、この前の様子ならちゃんとうまくいっているらしい。
杏子(……魔法少女のことがバレても、あたしみたいにならずにああやって話ができりゃ心配することもないか)
杏子(こっちはもし話し合ったところで、もう契約した時から手遅れだったのかもしれないがな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/09(水) 23:30:43.85 ID:8Byx6lGz0<> ―駅
丁度よさそうな時間になってから駅のほうへ向かう。
……学校帰りの学生も多くなり人通りも増えてきている。
途中からエイミーを抱き上げていつもさやかたちのいる駅前へ向かうと、早速その姿が見えた。マミも一緒だ。
準備をしているところらしい。
杏子「よう、これからか」
まどか「うん、今来たとこだよ」
さやか「マミさんも杏子もありがとね!それにエイミーまで!」
エイミー「にゃ」
杏子「頭にでも載せたらいいかと思ってな」
まどか「すごい! 可愛いよ、それ」
さやか「そりゃきっと注目されるね! よし、今日もはりきっていくぞー!」
杏子「元気いいな」
さやか「仁美が恭介の腕を治せそうなお医者さんを探してて、そろそろ目処が立つかもしれないの」
さやか「だから、仁美の家に頼り切りにするわけにもいかないし、更に頑張らなくちゃって思って」
マミ「でもそうすると、やっぱり暫くは離れることになっちゃうのかしら?」
さやか「……アメリカのほうに行くことになるって言ってたね」
杏子「遠いな」
今までいつも一緒に居るからってそのままにしてきたところもあるのかもしれない。
離れちまう前にそろそろちゃんと向き合うことを考えてほしいもんだが……。
さやか「じゃ、はじめよっか!」
杏子「おう」
マミ「おー!」
まどか「おー!」
……普通に返事を返したつもりだが、二人が続いて掛け声のように叫んだ。
それに苦笑しつつ今日も募金活動がはじまることになった。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/09(水) 23:33:48.02 ID:f5D1WuPf0<> 本編とまるっきり違っていいな
……そのうちにキリカが出たりしないだろうか <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/10(木) 00:21:10.62 ID:Qip5W8sR0<> -------------------------
あまり進んでないけどここまで
次回は11日(金)20時くらいからの予定です
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 20:05:34.40 ID:zjGWhK500<>
さやか「募金おねがいしますー!」
マミ「腕が動かなくなったバイオリニストを救ってください!」
4人と猫で呼びかけていると大分人目を引く。
エイミー目当てで近づいてくる人も多い。そのついでに募金もしていってくれる人も居たくらいだ。
杏子「お前も役に立ってるみたいだな」
エイミー「にゃ」
今日も日が暮れはじめたくらいの時間に休憩をはさむ。
エイミーを頭の上から降ろして撫でると返事をするように鳴いた。
まどか「エイミーも疲れたよね」
杏子「またなんか飲み物買ってくるか。エイミーにはミネラルウォーターでも分けてやろう」
*「いらっしゃいませー」
杏子(……ん、あれは)
コンビニに入ってみると、大きなベースケースを背負う姿があった。
部活で帰りが遅くなったついでに飯を買いに来たんだろうか。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 20:17:46.84 ID:zjGWhK500<>
ほむら「!」
……振り向いた拍子にケースがぶつかって棚から商品が落ちる。
狭いコンビニは歩きにくそうだが、この前からそそっかしいやつだ。
杏子「ほら、気を付けて歩きな。楽器に傷がついても困るしな」
落ちたものを取って棚に戻してやる。
ほむら「…………すみません」
混んだコンビニの中で掻き消えそうな声だったが、なんとか聞き取れた。
杏子(何か話すか?)
杏子(待たせるのも悪いから、あんまり話し込むわけにもいかないが)
1自由安価(一言程度)
2様子を見る
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/11(金) 20:23:24.36 ID:NX+IQs/30<> 疲れてるんだろ?無茶はするなよ?
やっぱり負担になってるのか?
あとでまどかとさやかに学校でのほむらの様子を聞いてみるか
・・・2人からみても軽音の活動が重荷になってるみたいなら、仁美も含めてフォローしてやってくれと頼むか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/11(金) 20:26:45.34 ID:o2T6vFbW0<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 20:43:15.75 ID:zjGWhK500<>
杏子「疲れてるんだろ?無茶はするなよ?」
ほむら「鈍臭いのは元からですから……」
……なんともいえない卑屈な言葉が返ってきた。
なんだ? だからいつも通りで、気にするなとでもいうつもりか?
杏子(相変わらずだな……)
杏子(ホントだったらこういう態度、一発ガツンと言ってやりたくもなるんだが)
杏子(更に怖がらせるだけになりそーだしな)
飲み物を買ってコンビニを出る。
二人のもとに早く戻るとしよう。ほむらのことは一応あいつらとも話してみるか。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/11(金) 20:56:32.27 ID:o2T6vFbW0<> 手芸や園芸を勧めた方が良かったのかな?
でもベースを自在に扱えるようになったほむほむとかCOOLだろうな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 21:37:30.18 ID:zjGWhK500<>
駅前に戻ると、まどかがエイミーを撫でていた。
頼まれていた飲み物を三人に渡す。
杏子「それから、エイミーも水分補給しような」
エイミー「にゃっ」
エイミーにも水を飲ませてやりながら、二人に話しはじめる。
杏子「……なあ、二人はほむらが部活始めたのって知ってるか?」
さやか「ああ、軽音でしょ?」
まどか「ケース背負ってたよね」
杏子「さっきもそこのコンビニで会ったんだけどさ」
杏子「やっぱり負担になってるのか? あんたたちにはどう見えるよ}
まどか「うーん、軽音部のほうの活動は詳しくはわからないけど……」
さやか「現状あたしたちにもどうしてやることもできないのがなんともね」
さやか「軽音部のほうの人たちとなんとかやっていければそれはそれでいいんだけど」
杏子「まあ、それはな。けど、重荷になってるならまずいだろ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/11(金) 21:40:39.00 ID:ucwun7HW0<> >>560
死に設定だけどまどかは手芸部だった設定 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 21:51:29.18 ID:zjGWhK500<>
……まどかたちも深くは関われない、か。
マミ「鹿目さんたちもまだ距離があるのね……」
杏子「仁美を頼るのは勧めておいたけどな。あいつなら魔法少女と何のかかわりもないし」
杏子「……まあ、とりあえずあんたたちもフォローしてやれよ」
杏子「ほむら本人と話すのは難しいかもしれないが、部活の奴らと話してみたりとかさ」
まどか「うん、あの子たちも悪い人じゃないと思うから」
まどか「駄目そうだったら諦めてもらうってことも……」
マミ「私も軽音部の知り合いと少し話をしてみるわ。同学年とはまた違う接し方があるでしょうし」
さやか「でもあいつって保守的というか、ちょっと世界が狭そうな気がするから」
さやか「身構えずに色々と楽しめるようになったらいいんだけどねぇ」
さやか「部活やめたって、学校でも家に帰っても独りで居るのに戻ったらさ、それはそれで平和かもしれないけどさみしいじゃん?」
杏子「……たしかにあいつ、趣味らしい趣味もなさそうだったしな」
……本当は、もっと親しかったらあたしたちのほうから別の何かを勧めてやることもできたかもしれないが。
杏子(あたしだったら、ゲーセンに誘ってみたりとかな)
杏子(……あいつ、下手そうだけど)
杏子(そういやこいつらは部活とかってしてないのかね。全然行ってそうには見えないが)
休憩を終えると、これからますます人通りが増える時間になる。
みんなが気合を入れ、募金活動を再開する。
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/11(金) 21:53:39.29 ID:ucwun7HW0<> もしやり直しできたら部活勧めるところからやり直したい。
100の質問でまどかは手芸部と園芸部の掛け持ちらしいし <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 22:14:46.13 ID:zjGWhK500<>
――――――
――――――
日が完全に落ちた夜の駅。
今日の活動を終了して解散の雰囲気になる。
さやか「今日もお疲れ! 杏子とマミさんも来てくれてありがとうございました!」
マミ「ええ、二人の普段の様子が見られてよかったわ」
杏子「また行ける時は行くよ」
まどか「それからエイミーもね」
エイミー「にゃ」
杏子「気を付けて帰れよ。と、それからさやか」
さやか「ん?」
杏子「上条のとこにも行ってやれ」
杏子「出発したらいつ帰国になるかわからない。もう一緒に居られる時間も少ないんだから」
杏子「ちゃんと話し合っておいたほうがいいんじゃねーの?」
杏子「募金活動を頑張るのもいいが、その分はあたしたちもいるから任せてくれたっていんだぜ」
さやか「んー、まぁそうだねぇ…… そう言ってくれるのはありがたいんだけど」
1自由安価
2じゃ、帰るか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/11(金) 22:19:03.61 ID:ucwun7HW0<> そう言ってチャンスを逃すとズルズルと引きずっちまうぞ?
そんなに奥手だと、次に上条にあった時にあたしが上条にアンタのことどう思っているか聞くぞ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/11(金) 22:55:20.58 ID:ucwun7HW0<> レスがないのでアゲ
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/11(金) 22:56:48.32 ID:o2T6vFbW0<> >>566 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 23:20:54.00 ID:zjGWhK500<>
杏子「そう言ってチャンスを逃すとズルズルと引きずっちまうぞ?」
さやか「むぅー……」
杏子「そんなに奥手だと、次に上条にあった時に、あたしが上条にアンタのことどう思っているか聞くぞ」
さやか「えぇえっ! いやでも、割と普通に大切な友達とか答えそうな気がする……」
マミ「上条君……鈍いのねぇ」
杏子「…………あー、それはそれで困るな。けど、そのままじゃよくないだろ?」
さやか「それはよくないけどー……」
まどか「勇気を出して、さやかちゃん!」
杏子「じゃ、そろそろ帰るか。マミ」
マミ「ええ。みんな、また明日ね」
……さやかは一度きっちりと機会を作ってやったほうがいいかもしれないな。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/11(金) 23:21:46.38 ID:zjGWhK500<> ---------------------
ここまで
次回は12日(土)18時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/11(金) 23:22:27.64 ID:ucwun7HW0<> 乙
ほむらは今後どうなるのか気になる
和解ポイント今後しそうだけど <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/12(土) 18:13:26.79 ID:WVOsrshT0<> ―マミの家
マミと一緒に帰り、夕飯を食いはじめる。
マミ「募金の方は順調にいってるみたいね」
マミ「あとは二人がうまくいってくれればって感じかしら……」
杏子「そうだなぁ」
食事中の話題/明日の予定についてなど
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/12(土) 18:28:12.86 ID:668NbLip0<> 明日訓練をするかどうか聞く
それと幻惑魔法で『自分は見滝原の生徒』ということを周囲に信じ込ませる事ができるかどうか考える
明日は訓練をするか?
するなら格闘技術を伸ばすか、射撃を織り交ぜることを軸にした模擬戦かどっちにするか決めてくれ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/12(土) 19:08:00.25 ID:GbbroBRDO<> ↑
追加でマミに制服のお古があるかどうか、それとなく聞いてみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/12(土) 20:09:20.58 ID:WVOsrshT0<>
杏子「明日はそろそろ訓練するか?」
マミ「そうね、また放課後にいつもの土手で集合しましょうか」
杏子「……あとさ、制服の替えかお古とかって持ってるか?」
マミ「ブラウスの替えならあるわ。あと、夏服用のスカートなら」
杏子「夏服用のスカート? 何が違うんだ?」
……そう言われて思い返してみるが、特にデザインが変わった気はしなかった。
マミ「生地が少し薄いのよ」
杏子「ふーん……」
マミ「どうかしたの?」
杏子「私服で学校寄るのもさ、毎回視線が痛いっつーの?」
マミから借りるならブラウスとスカートだけか。
衣替えはまだ先だ。学校内ならまだしも、登下校中は上着の着用は決められているだろう。
……守らない奴もいないことはないだろうけどな。
目は引くかもしれないが、疑われることはない……か?
杏子「もしかしたらそれ、借りるかもしれないけどいいか?」
マミ「構わないけど……」
マミ「……もしサイズが合わなかったら、下の方の棚に小さいサイズがあるから」
杏子「そ、そうか」
……着るとしたら、多分そっちになるだろうな。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/12(土) 20:35:19.69 ID:WVOsrshT0<>
夕食を終えて食器を片づけ、寝る準備をする。
布団に入る前にマミから聞いた棚を開けてみると、たしかにそこにはブラウスと夏服のスカートがあった。
マミ「着てみる?」
杏子「ん、そうだな……」
……マミが昔着ていた小さいほうのブラウスと、夏服のスカートをはいてみる。
ウエストが少しゆるいから数回折らないと合わない。
マミ「なんだか新鮮ね、似合ってるんじゃないかしら」
杏子「そうかぁ?」
着れないことはないってのはわかったが、スカートが少し短いうえに生地も薄いからこれで外に行くのは心配になる。
杏子(下にいつものホットパンツでも穿いたほうがいいかね……)
もしくは魔法でなんとかするか……だが。
杏子(実物を用意しなくても幻惑で見せることはできるな)
杏子(あとは…… 見た人、話した人に信じ込ませる……ってのもまあできないことはないだろうな)
杏子(だが、そういう使い方ってのは願いと直結してるだけに……なぁ)
できないことはないだろうが、あまり気が進まない。
洗脳となると専門からは外れるから、魔力の消費も大きいだろう。
……そうも言ってられない状況がきたら、そういう使い方も奥の手として考えてみる必要はあるだろうけどな。
マミ「いっそのこと、佐倉さんも本当にうちに転入しちゃえばいいのよ」
杏子「……無理言うなよなー」
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/12(土) 20:39:06.87 ID:D6M9H0rf0<> 冗談なんだろうけど、アタシは一家で自殺したことになっているだろうし、戸籍もないだろう
あったとしても第一金がない。マミ、アンタが払っていくれるっていうのかい?
親が残してくれた金があるなら自分に使いなよ。アンタが私のことをどう思っているか知らないけど、他人にのために使ったら親に申し訳ないと思うよ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/12(土) 21:00:58.70 ID:TszyxsRL0<> いやいやいや、さすがに転校は無理だろ
もう1年以上学校に行ってないし、そもそもあたしは死んだことになってるはずだしな
そんなあたしが今さら学校に通うとか、騒ぎになるだけだし、あたしも下手に勘ぐられたくはない
まぁ、マミと一緒に学校に行くってのは悪くはなさそうだがな…遠慮しとくわ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/12(土) 21:03:56.30 ID:D6M9H0rf0<> >>578
話の流れ的にちょっとおかしいから
最初に「いやいやいや」じゃなくて「そもそも」の方がいいと思う <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/12(土) 21:36:05.20 ID:WVOsrshT0<>
杏子「いやいやいや、だってさすがに転校は無理だろ」
杏子「もう長いこと学校に行ってないし、そもそもあたしは死んだことになってるはずだしな」
杏子「そんなあたしが今さら学校に通うとか、騒ぎになるだけだし、あたしも下手に勘ぐられたくはない」
杏子「まぁ、マミと一緒に学校に行くってのは悪くはなさそうだがな……遠慮しとくわ」
マミ「……そうよね」
マミ「ごめんなさい、言ってみただけ。 願望みたいなものね」
マミ「でも……いつかちゃんと胸張って一緒に働いたりできたらいいわね」
マミ「おやすみなさい、佐倉さん」
杏子「……ああ、おやすみ」
マミの制服をしまって布団に入る。
……一緒に働いたり、か。 前にもそんな話をしたが、想像してみると悪くなさそうだ。
―21日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと13日
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[72/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv24]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv15] [射撃Lv2]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/12(土) 22:12:15.18 ID:WVOsrshT0<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲む。
杏子「訓練のことだが、今日は格闘の訓練か模擬戦どっちがいい?」
杏子「まあ、あたしが教えられるのは今までどおり格闘だけだ」
杏子「射撃は模擬戦の中で鍛えることになるが、精度について不安が残るなら一人のときにやっておいてくれ」
マミ「そうねぇ……折角佐倉さんが教えてくれるんだから、久しぶりに格闘を習おうかしら」
杏子「おう、久しぶりにみっちりやるから覚悟しとけよ?」
1自由安価
2これからの予定についてまとめる
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/12(土) 22:18:11.96 ID:qBydSxrI0<> 今日の予定を考えてから2
幻惑魔法、もうちょいで取り戻せそうなんだ
昨日みたいに訓練をするか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/12(土) 22:33:24.37 ID:rhb+bOZkO<> ↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/12(土) 23:24:38.56 ID:WVOsrshT0<>
今日の予定について考えよう。
放課後はさっき話した格闘の訓練。
それまでは…… 幻惑魔法、もうちょいで取り戻せそうなんだ。
あたしのほうも昨日みたいに訓練をするか。
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れた。
エイミーを連れて土手に向かう。
―土手
杏子「はじめるか」
ソウルジェムを翳して変身する。
大分取り戻せてきたら、あとは必殺技だ。
まともに使える数を増やすためにも、分身の制御を高める必要がある。
――――――
――――――
★魔力-30
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[42/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv24]
杏子「……ひとまずこんなもんで切り上げて飯にするか」
エイミー「にゃ〜?」
草原の上に居たエイミーが起きて返事をする。
飯って言葉に反応したのか?
杏子「ああ、飯だ。そこの通りの牛丼屋にでも寄るとして……お前のもなんか買ってくるよ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/12(土) 23:30:02.04 ID:WVOsrshT0<>
こう天気がいいと、土手の草原の上で食うのも一段とうまい。
エイミーも横で満足そうに猫缶を食っている。
次の予定:【放課後】土手でマミの訓練
次までの予定
1自由安価
2少し昼寝でもするか
3少しエイミーと散歩でもしてくるか
4訓練再開
5教会に戻る
6パトロール(見滝原)
7パトロール(風見野)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/12(土) 23:33:31.64 ID:668NbLip0<> コンビニで買い物とマンガの立ち読み <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/12(土) 23:33:43.43 ID:D6M9H0rf0<> 3 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/12(土) 23:34:33.88 ID:D6M9H0rf0<> できれば>>586でお願いしたい。踏み台だったので <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/13(日) 00:12:23.71 ID:V3VAW6Pu0<>
予定までは時間がある。
腹ごなしにエイミーと周りを散歩でもするとしよう。
人気のある見滝原の中心部とは川で隔てられ、
このあたりはそこまで人通りもない落ち着いた場所になっている。
それでいて寂れている様子でもなく、便利な店も近くに揃っている。
杏子(ここらでなんか買ってくるか)
散歩の途中でコンビニに入って菓子と飲み物を買う。
雑誌コーナーの漫画本が目に入る。
マミの家には少女漫画しかないんだよな。今度少年漫画を勧めてみたらなんて言うだろう。
……ジ○ンプとかだったら、意外とマミのハマりそうな要素もある気もするが。
今はエイミーを待たせているから、とりあえずさっさと会計を済ませて出ることにした。
エイミー「にゃ」
杏子「……エイミーもおやつが欲しいか?」
杏子「これはやれないが、さっき買った水を分けてやるよ」
……暫く散歩してから土手のほうに戻ることにした。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/13(日) 00:15:07.84 ID:V3VAW6Pu0<> ----------------
ここまで
次回は14日(月)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/13(日) 00:16:40.16 ID:DO6ptliW0<> 乙です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/14(月) 21:22:32.32 ID:Us1Th2o10<> -------------------
大分遅れましたが、そろそろ始めます <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/14(月) 21:49:17.41 ID:Us1Th2o10<> ―土手
土手に戻る道を歩いていると、丁度マミの姿が見えた。
……その隣には仁美も一緒に居る。
マミ「あら、ちょうど会っちゃったわね」
仁美「ごきげんうるわしゅう、佐倉さん」
杏子「おう、仁美も一緒か。こっちに用があるってことは、また習い事か?」
仁美「はい。けど、もう大丈夫です。あの時みたいな暗い気持ちではありませんから」
杏子「それならよかったよ」
マミ「志筑さんとは、あのお茶会のときから色々話すようになったのよ」
マミ「それで今日も途中まで方向だからって、いっしょに帰ることになったの」
杏子「話の合うやつが見つかってよかったじゃないか」
杏子「あたしは飲んだり食ったりっていうの専門だから、紅茶についてとかよくわかんねえしな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/14(月) 22:14:47.56 ID:Us1Th2o10<>
杏子「ところで、上条を治せそうな医師が見つかったんだってな」
杏子「出発はいつ頃になりそうなんだ?」
仁美「準備が整い次第すぐにでも、ということで…… 大体、今月の半ばくらいになるでしょうか?」
仁美「遠い場所に入院し直すことになりますが、彼の夢のためですものね。盛大にお見送りしないと」
仁美「……ですが、さやかさんはまだこのままでいるつもりなのでしょうか」
“このまま”――――やっぱり仁美もさやかの気持ちには気づいてたか。
もしくは、相談でも受けてたのか。
杏子「やっぱ仁美も心配か」
そう返すと、仁美は少しの間考え込むような仕草をする。
仁美「今度の休みあたりにでも、私の方から二人の話す機会を作ってみましょうか」
仁美「丁度、私も伝えておかなければいけないことがあるのです」
仁美「……彼が遠くに旅立つ前に、はっきりさせたいと思っていることが」
……その表情は真剣だ。
杏子(……まさか、これは…………)
杏子(……いや、あたしはそういう事情は敏感なほうじゃないと思ってたんだが)
杏子(この流れで、こう真剣な表情で言われるとな)
1訓練に移る
2自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/14(月) 22:22:00.52 ID:T/PlyAZF0<> 他人のアタシがそういうことに首を突っ込むのは間違っているかもしれないけど一つだけ言っておく。
「さやかにはそのことをきちんと言ってくれ」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/14(月) 22:44:13.80 ID:F0N0nsSF0<> ↑
さやかのやつは怖がってるんだよな
相手に自分の気持ちを打ち明ける、それが相手に受け入れられるか拒否されるかって『答え』を知ることがな
アタシもさやかには話したが、その点だけはさやかにちゃんと向き合って欲しいとこだなな
ほんの少しの勇気をもって、な
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/14(月) 22:47:54.47 ID:F0N0nsSF0<> ↑途中送信してしまった…orz
>>ほんの少しの勇気をもって、なんでもない事のようだけど始めに踏み出す一歩が大切な事なんだけどな
可能なら上の一文でお願いします
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/14(月) 23:20:12.61 ID:Us1Th2o10<>
杏子「……さやかのやつは怖がってるんだよな」
杏子「相手に自分の気持ちを打ち明ける、それが相手に受け入れられるか拒否されるかって『答え』を知ることを」
杏子「あたしもさやかには話したが、その点だけはさやかにちゃんと向き合って欲しいとこだな」
杏子「ほんの少しの勇気をもって、なんでもない事のようだけど始めに踏み出す一歩が大切な事なんだけどな」
仁美「私もこの前のことでその大切さを知りました。……あなたたちのおかげで教えてもらいました」
仁美「私も自分の本当の気持ちと向き合うことが怖かったんです」
仁美「だから、この気持ちもごまかしたくないし、さやかさんにもごまかしてもらいたくない」
仁美「たとえどう転ぶとしても、はっきりさせておきたいのです」
杏子「……そうだな。まあ、あたしにはそのことについて口を出す権利はない」
杏子「けど、さやかにとって納得のいく形にさせてやりたいとは思ってる」
杏子「頼むわ。あんたの気持ちも言った上で説得してやってくれ」
杏子「それでもまだ尻込みしたり、自分の気持ちも伝えずにあんたに譲るとか言うようならあたしからもまたガツンと言ってやるよ」
仁美「はい」
一言、しっかりとした返事が返ってきた。
あの時はうじうじ悩んでたが、少しの間に随分とたくましいお嬢様になったようだ。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/14(月) 23:35:47.03 ID:Us1Th2o10<>
仁美「……では、私はそろそろお稽古にいかないと。そちらも頑張ってくださいね」
……仁美が去ってからマミに話す。
杏子「……おい、仁美にはここになんの用事があるって言ったんだ?」
マミ「訓練、って言ったわ。格闘の」
杏子「真実そのままじゃねえか」
マミ「少しそういう話題が出たからね。志筑さんも習っているそうよ、格闘術」
杏子「……へえ、意外と強かったりするのか? あいつ」
マミ「負けてられないわね。格闘術ってだけでいえば、志筑さんのほうがベテランかもしれないわよ」
……そういうやつが魔法少女になったらきっと強いんだろうな。
あいつにはこれまでキュゥべえが言い寄ってきてる様子もないから、魔法少女の素質はなさそうだが。
杏子「じゃ、早速訓練はじめるぞ」
マミ「ええ、よろしくお願いしますっ」
以前と同じように、マミの礼儀の正しい挨拶で訓練がはじまる……
――――――
――――――
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/14(月) 23:57:42.52 ID:Us1Th2o10<> ----------------------
ここまで
次回は16日(水)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/16(水) 20:26:36.27 ID:Dm6ibdBe0<>
実戦でマミの格闘を見る機会はあったが、じっくりと教えるのは久しぶりだった。
以前と比べて、動きは確実に良くなっている。
杏子「久しぶりだが、前より動きが良くなってるな」
マミ「よかったわ」
杏子「昔からマミはあたしのアドバイスは忠実に聞いてくれてたが、
一人の期間が長くなったからかあの頃より独自の型が固まってきてるみたいだな」
マミ「それって、良いことなのかしら?」
杏子「悪い癖ならなおしたほうがいいが、そこは伸ばす方針で行こうと思うよ」
マミ「やっぱり頼もしいわね、佐倉さんは」
マミ「師匠って感じがするわ」
杏子「そうか? こうやって誰かにきちんと教えるのも久しぶりだなぁー」
杏子「さっ、腹減っただろ。帰って飯にしようぜ」
マミ「ええ」
マミ「エイミーもすっかりお腹すかせてるみたいだしね」
エイミー「にゃっ」
―マミの家
マミの家に戻り、エイミーにご飯をやる。
マミは夕食の準備中だ。
1自由安価
2メール(まどか・さやか・仁美)
3このまま待つ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/16(水) 20:31:49.66 ID:NxzQfzDm0<> まどかとさやかにメールで今日の募金の事を聞く
題名:きようのぼきん
内容:きようはどうだつた?何かかわつたこととかなかつたか?
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/16(水) 21:40:31.85 ID:Dm6ibdBe0<>
杏子(確か一斉送信のやり方はこうだったな)
まどかとさやかに宛ててメールを書く。
題名:きようのぼきん
内容:きようはどうだつた?何かかわつたこととかなかつたか?
杏子(送信っと)
マミ「夕飯が出来たわ、食べましょう」
杏子「おう、食いながら返信を待つとするか」
マミ「携帯使ってみてどう? 操作わからないこととかない?」
杏子「大丈夫だ、楽勝だって。一斉送信のやり方も覚えたしな」
……わけわからないと思っていたが、使えば慣れていくものだ。
戸惑いはしたものの、さっきはクエスチョンマークの出し方だってなんとか自力で見つけることが出来た。
我ながら上達していると思ってよさそうだ。
食事中の話題/明日の予定についてなど
1自由安価
2翌日へ
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/16(水) 21:57:31.99 ID:NxzQfzDm0<> マミに明日の予定を聞く
最後にさっき送ったメールをマミに見せる
明日は午前中はまた訓練するか
マミはどうする?放課後に魔女狩りなら2人で行くか?
さっきさやかとまどかに送ったメールはこんな感じだ
どうだ、ちゃんと送れてるだろ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/16(水) 22:00:34.63 ID:YPpCtuSDO<> 安価↑
この文でちゃんと書けてると思ってるのか、杏子は… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/16(水) 22:49:14.76 ID:Dm6ibdBe0<>
杏子「マミ、明日の予定はどうする?」
杏子「今日は行ってないし、2人でパトロールでもするか?」
マミ「そうね、丁度そろそろ行こうと思っていたところよ」
杏子「じゃあ、決まりだな」
午前中は明日も幻惑魔法の訓練にあてるとしよう。
テーブル横に置いていた携帯が鳴る。まずまどかからの返信だった。
本文:順調にいってるよ!
とくに変わったことはないけど、今日も夕方にほむらちゃんの姿を見たよ
今度のライブの日程が決まったって学校で貼り出されてたから、その練習がいそがしそう…
杏子(……ほむらか)
ライブって、やっぱり本入部するつもりなのか。
部員たちとしてはしてほしいだろうが、それを理由に急かされるのはよくないだろうな。
杏子(なんか返信送っておくかね……しかし、あんまり長い内容を書くのはしんどいな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/16(水) 23:04:38.97 ID:Dm6ibdBe0<>
それから少ししてさやかからの返信も来る。
内容には『仁美から話がしたいとメールをもらった』ということが書いてあった。
……ついに仁美がさやかの説得に動き出すようだ。
今度の休みに上条と話す機会を設けると言っていたが、その時に告白をさせる予定か。
休みといえば、あたしはあまり曜日を気にしたことがなかったが、マミやほかの奴の都合がある。
そろそろ今度の休みにやりたいことなんかも決めておいてもいいかもしれないな。
二人から返信をもらい、さっきのメールについてマミに話す。
杏子「まどかからメールの返信があったが、軽音部のライブの日程が決まったんだってさ」
マミ「本入部するならその時がデビューってことになるのかしら」
杏子「もし可能なら、あたしもちょっと見てみたいけどな。ほむらの初舞台」
マミ「外でやるなら聞いていても不自然ではないんじゃないかしら?」
杏子「その前に本入部するかどうかってのを一度ちゃんと本人が考えたほうがいいとは思うけどな」
杏子「流されるままやってても重荷になるだけだろ」
杏子「で、さやかからは、仁美から話がしたいってメールをもらったと書いてあったな」
二人からのメールについて話すと、送信ボックスのほうに移る。
さっき送った内容を表示して画面をマミに見せた。
杏子「ちなみに、あたしがさっきさやかとまどかに送ったメールはこんな感じだ」
マミ「・・・。」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/16(水) 23:11:16.69 ID:YPpCtuSDO<> マミさんもが呆れてるな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/16(水) 23:33:04.35 ID:Dm6ibdBe0<>
杏子「どうだ、ちゃんと送れてるだろ?」
マミ「ちゃんと……うーん、あれ? ちゃんと教えたはずなんだけど……」
杏子「なんだよその反応は」
マミ「変換とかしないのかなー……って」
杏子「してるところはしてるだろ? でも長い文章になるとへんなんなることがあって戻すのがめんどくてな」
マミ「……小文字を使わないからなんじゃないかしら?」
杏子「小文字! そうそう、それも面倒なところだな」
杏子「伝えたいところはちゃんと伝わってるし、記号だって二つも入れたんだから上達してるだろ」
マミ「うーん………… まあ、それで伝わるならね……あとは慣れなのかしら……」
……反応が微妙すぎて納得はできないが、まあいい。
夕食後の片づけを手伝い、寝る準備に入った。
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/16(水) 23:39:26.23 ID:G4q1AD1H0<> あしたの予定につい少し話し合う
そういえばマミさんの言えってパソコンあったっけ?
あったら情報収集とかしたいな
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/17(木) 00:00:25.67 ID:/TWGhXUf0<> 今日はエイミーと一緒に寝るか <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/17(木) 00:38:34.36 ID:8UTRgXdb0<>
杏子「エイミー、一緒に寝るか」
エイミー「にゃ」
エイミーを抱き上げて部屋に向かい、一緒に布団に入ることにした。
―22日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと12日
★マミ 格闘Lv15→Lv16
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[42/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv24]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv2]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/17(木) 00:39:16.07 ID:8UTRgXdb0<> -----------------
ここまで
次回は18日(金)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 21:04:42.99 ID:rI2MrDmP0<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲む。
1自由安価
2これからの予定についてまとめる
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/18(金) 21:11:04.25 ID:ys2jPXf80<> マミに今後の方針を話したあと2
マミ、今日は魔女狩りだが明日はまた訓練をするぞ
しばらくお前を鍛える事に集中してやってみるつもりだし、魔女狩りのときも連携を重視していく
どうだ、いけそうか? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/18(金) 21:22:36.58 ID:lg4XK4TfO<> 安価↑
…別に昨日の会話で師匠と言われてちょっと気分がよかった訳じゃないからな?
アタシはそこそこ強い、だから相方にもふさわしい強さを身に付けてもらわないと割りに合わないからな
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 21:38:20.24 ID:rI2MrDmP0<>
杏子「マミ、今日は魔女狩りだが明日はまた訓練をするぞ」
杏子「しばらくアンタを鍛える事に集中してやってみるつもりだし、魔女狩りのときも連携を重視していく」
杏子「どうだ、いけそうか?」
マミ「ええ。それに、佐倉さんが隣りにいてくれれば頼もしいわ」
マミ「大分期間が空いて互いにスタイルも変わったところがあるから、連携のほうもまた埋めないとよね」
杏子「……別に昨日の会話で師匠と言われてちょっと気分がよかった訳じゃないからな?」
杏子「あたしはそこそこ強い、だから相方にもふさわしい強さを身に付けてもらわないと割りに合わないからな」
マミ「本当に再会してから驚いたわ。別れる前はああ言ってたけど、佐倉さん、前よりずっと強くなってるんだもの」
杏子「ああ、これからももっと強くなってやるよ。だから、あんたももっと強くなれ」
これからの予定について頭の中でまとめてみる。
午前中は今日も土手に行って幻惑魔法の訓練だ。
それから、放課後にはマミとパトロール……
杏子「そうだ、今日の待ち合わせ場所はどうする?」
杏子「いつも通り校門でもいいが、人通りが多いからな。私服で居ると結構人目を引いちまうんだよ」
マミ「その時居る場所を連絡してくれればこちらから向かうわよ」
杏子「ああ、そうか。電話って手があったな」
杏子「じゃあ、あたしは少し早くから回ってるよ」
マミ「ええ」
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れた。
エイミーを連れて土手に向かう。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 21:52:48.40 ID:rI2MrDmP0<> ―土手
杏子「さて…………と、訓練はじめるか」
エイミーは茂みの上でいつも通り虫を追いかけたりして遊んでいる。
また放っておくと疲れて昼寝に入るんだろうな。
まあ、これだけ良い天気なら外に居るのも気持ち良いだろう。
ソウルジェムを掲げて変身する――――
――――――
――――――
★魔力-30
★浄化しました
★格闘Lv24→Lv25
★技仕様変更
ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[12/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/18(金) 21:57:30.99 ID:ys2jPXf80<> 大分強くなってきましたね、杏子
格闘の上限と幻惑の消費減はこれくらいで打ち止め? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 22:31:58.29 ID:rI2MrDmP0<>
訓練を終え、その辺のコンビニで昼飯とお菓子を買って教会に歩く。
ペットボトルのコーラを飲みながらお菓子をつまむ。
……相変わらずエイミーが羨ましそうに見ているが、さすがにこれはあげられない。
杏子(……動きに関してはもうほとんど完成と思ってもよさそうだ)
杏子(必殺技も大分まともに使えるようになってきた)
杏子(……が、これでもまだ完全に元通りとはいかないか)
昔……魔法が使えなくなる前のことを思い出す。
……新人から段々と経験を積み、一度に出せる分身の数が増えては喜んでいた。
今も分身の数は使えなくなる前と同じように出せるのに、何かが同じようにはいかない。
―教会
教会に着いたら本格的に飯を食いはじめる。
エイミーもやっと飯にありつけて嬉しそうだ。
さて、放課後はパトロールの予定だが、まだ時間がある。
元々少し早く出る予定だったが、すぐに出ようか?
【昼】
出発
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場
11風見野へ
12自由安価
13メール(マミ・まどか・さやか・仁美)
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/18(金) 22:39:19.69 ID:ys2jPXf80<> 11 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 22:42:42.27 ID:rI2MrDmP0<>
飯を食い終えると風見野へ向かって歩き出す。
そういや、こっちに行くのも日曜以来か。
・道中
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/18(金) 22:45:53.88 ID:lg4XK4TfO<> 来い <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 22:54:43.27 ID:rI2MrDmP0<>
――境を越え、見滝原から遠ざかっていく。
どこに探しに行こうか。
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
4病院
5学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/18(金) 22:57:10.10 ID:ys2jPXf80<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/18(金) 22:57:18.90 ID:lg4XK4TfO<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 23:04:01.77 ID:rI2MrDmP0<> ―風見野駅周辺
まずは風見野の一番の要。風見野駅にやってきた。
……この時間は人通りも落ち着いている。
地元の老人たちのおだやかな話し声が聞こえる。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/18(金) 23:04:35.47 ID:ys2jPXf80<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 23:12:45.22 ID:rI2MrDmP0<>
……こっちの散策はこのくらいにしようか。
見滝原へと戻る道を歩きはじめた。
―繁華街
繁華街についてからマミに電話をかけ、携帯をしまった。
ここなら待ってる間にも退屈はしなさそうだ。
杏子(……学校も終わって、こっちもそろそろ人通りが増えてくる頃だな)
杏子(なんか食いものでも買ってくるかね)
……それに、関わる気はないとはいえ、この前見た姿も気になる。
なんとなく目で探すが、周りにはその姿は見当たらなかった。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/18(金) 23:17:28.88 ID:m6sSQVap0<> ちょび <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 23:22:08.98 ID:rI2MrDmP0<>
アイスを買ってベンチを探そうとすると、どこか見覚えのある姿があった。
あいつと同じ黒い髪。でも探していた姿とは大分違う。
……大体、もし魔女結界で鉢合わせたとしてどうすれば良いのか。今会ったところで困るだけか。
杏子(えーっと、確かあいつは……)
周りがカップルやら友達同士やらばかりの中、二人がけのベンチに一人で座っている。
ちょうど空いている席も少ないのでその隣に邪魔することにする。
杏子「よう、あの時はどーもな」
「えっと……」
杏子「コンビニであんたが金落とした時に一緒に居たんだが、まあ覚えてないか」
「あぁ…………」
「……どうも」
曖昧な返事が返ってきた。
……さやかのほうならともかく、あたしのことはほとんど覚えてないか。
杏子「誰かと一緒に来てんの?」
「ううん、一人だけど……」
杏子「そうか、まあ今はあたしも一人だけどな」
杏子「一人で買い食いすんのも気ままでいいよな」
杏子「世間じゃつるんでないと恥ずかしいみてーな奴って多いけど、そういうの気にせず楽しめる奴ってイイと思うぜ」
「……そーだね」
寡黙な奴だ。うるさくないのはそれはそれでいい。
特にそれ以上話すこともなく別れた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/18(金) 23:22:49.40 ID:rI2MrDmP0<> --------------
ここまで
次回は21日(月)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/18(金) 23:27:05.37 ID:ys2jPXf80<> 乙です
まさかのキリカ再登場
このまま話しに絡んできてほしいなぁ…織莉子はノーサンキューですけど <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 20:49:55.02 ID:eyVXH03O0<>
マミ「おまたせ。どう?これまでで成果は?」
杏子「風見野をちょっと回ってからここに来たが、まだ何も出てないな」
マミ「そう……まあ、これからね」
杏子「だな。出発するか」
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
・繁華街[現在地]
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
9立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/21(月) 20:50:58.69 ID:h8qU3rx40<> 8 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 20:57:18.97 ID:eyVXH03O0<> ―廃工場
人通りが少なくなるほうへと歩いていく。
工業地帯の一角、人が住んでいるかもわからない工場の前に着く……
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/21(月) 20:59:11.06 ID:WZBDeHXzO<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 21:12:03.77 ID:eyVXH03O0<>
杏子「使い魔か……この中に居るな」
マミ「ええ、さくっと倒しちゃいましょうか」
―影の魔女結界
杏子「……またこいつか」
錆びついた扉を開けると、不安定に揺れる白黒の魔女結界が広がっていた。
マミ「戦ったことがあるの?」
杏子「一応な。ま、使い魔だし大したことはねーよ」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[12/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
仲間:
マミ 状態:正常
敵:Sebastian's(小)×10
Sebastian's(大)×2
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/21(月) 21:14:09.19 ID:4c21ODYz0<> 連携を重視しつつ1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 21:30:27.74 ID:eyVXH03O0<>
杏子「マミ、朝にも言ったが今日の目標は“連携を重視”だ!」
杏子「ちょうどいいサンドバッグがある、互いに動きをよく見て動くことを意識するぞ!」
マミ「ええ!」
使い魔も訓練道具としてくらいなら利用できる。
単なる素振りよりはずっと効果があるだろう。
……使い魔を刈り――いや、狩り終えると、殺風景な工場の内部だけが残る。
なんともさみしい場所だ。さっさと次の場所に向かうとしよう。
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
5歩道橋
6土手
7鉄塔
・廃工場[現在地]
8立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/21(月) 21:32:40.37 ID:WZBDeHXzO<> 3 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/21(月) 21:32:51.78 ID:4c21ODYz0<> 8 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 21:51:45.48 ID:eyVXH03O0<> ―駅
再び駅の方に向かう。
……今日は良い天気だったが、そろそろ少しずつ日が傾き始めてきている。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/21(月) 21:55:53.25 ID:4c21ODYz0<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 22:32:36.25 ID:eyVXH03O0<>
杏子「今度は魔女か」
マミ「人通りが増える前に見つけられてよかったわね」
―鏡の魔女結界
キラキラとした結界を進む。
小さい使い魔が出てきてはちょこまかと駆け回り、鋭い鏡の破片のような剣を振り回す。
杏子「なんだこのうざいのは」
マミ「大したことないけど、小さいから攻撃はしにくいわね」
寄ってくる使い魔を蹴り上げ、薙ぎ払う。
攻撃を当てにくいといっても、すべてを倒す必要はない。
先を急ぎ、大きな扉を開けて最深部のホールにたどり着くと魔女がこちらを捉えた。
魔女は鏡の鎧をまとい、ふわふわと浮いて結界内を移動している。
鎧だけでなく両手にも鏡を持ち、結界内にまで四角い鏡が浮遊している……
杏子(……鏡の魔女って感じだな)
杏子(周りに浮かんでる鏡も気になるな……使い魔は周りにはいないが、鏡の中にだけ映ってる?)
杏子「マミ……一応その鏡には気を付けとけ。何か攻撃が来るかもしれん」
マミ「了解……!」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[12/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
仲間:
マミ 状態:正常
敵:Mirrastrece <-攻撃対象デフォルト
Twinker(鏡)×7
鏡×12
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/21(月) 22:40:42.36 ID:4c21ODYz0<> 魔女に注意を払いつつ鏡を攻撃してみる
マミには1回銃で鏡を撃つよう指示 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 23:09:17.10 ID:eyVXH03O0<>
杏子(使い魔の姿だけが映った鏡に囲まれてるのもなんとなく落ち着かないな……)
杏子(もろに罠がありそうで)
杏子(……割ってみるか?)
杏子「ッ!」
近くにある鏡を槍で突こうと構えると、頬の横を光のようなものがシュッとすり抜けていった。
目の前にある鏡からは使い魔が消えている。
杏子(速い――!)
鏡を突き壊し、光の横切ったほうへ振り返ってみるとその鏡の中に使い魔の姿が増えていた。
その鏡からまた別の鏡へと光が移る。
杏子「マミ、今の見たか!?」
マミ「見たわ。……どうやらあの使い魔、光の反射を使って鏡の中に移動ができるようね」
杏子「近づくのは危険か? マミ、銃で攻撃してみろ」
マミ「ええ、遠距離攻撃なら……!」
マミの黄金の弾丸が鏡の表面に当たると、反射するように跳ね返っていった。
鏡は無傷だ。使い魔の移動のことを知らずに向かい合って撃っていたなら、自分の方に返っていたかもしれない。
マミ「……これで壊すのは無理そうね」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 23:10:26.20 ID:eyVXH03O0<>
そうこうしているうちに魔女が近づいてきている。
両手に持った鏡での大振りな攻撃を避け、鏡に注意を払いながら体勢を整える。
杏子「……ふん、使い魔のくせにあたしに傷を負わせるなんてやるじゃねーか」
杏子「つってもかすり傷程度だが、跳び回られるのはうざいな……!」
杏子 魔力[100/100] 状態:負傷(小)
GS:16個
・[12/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
仲間:
マミ 状態:正常
敵:Mirrastrece <-攻撃対象デフォルト
Twinker(鏡)×7
鏡×11
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
15自分の負傷を回復
a頬かすり傷→全快へ(魔力-8)
下1レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/21(月) 23:13:38.80 ID:OM2ArKBQO<> 12×20体 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/21(月) 23:18:42.87 ID:4c21ODYz0<> お、とうとう最大数の分身殺法がきたか <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/21(月) 23:54:42.84 ID:eyVXH03O0<>
杏子「しょうがねえなあ、久々に最大を見せてやるよ!」
分身をフルの20体分作り出し、魔女を取り囲む。
魔女は目を回している。鏡に囲まれた結界に居る割に、自分が惑わされることには慣れていないらしい。
マミ「すごい……! 私も負けてられないわね」
杏子「マミ、一気に行くぞ!」
マミ「ええ、銃は反射されたけど遠距離だけじゃないわ。この攻撃は避けられないはず……!」
幻惑と一緒に突きを繰り出し、同時にマミもリボンから作った大剣を振りかざして攻撃する。
――――鏡の鎧の砕ける音がする。
マミ「こういう時は色んな武器を使えることに感謝するわね」
杏子「さて鎧の中身はどんなもんかねー……っと、確かめる前に消えちまったな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/22(火) 00:09:43.21 ID:tgU3BlAk0<>
景色が元に戻る。
次の場所に行く前に、近くのベンチに腰掛けて一休みすることにした。
マミ「これでよしっと」
杏子「どんだけ経験積んでも、回復だけはマミに敵わないからなー」
小さいながらもひりひりとしていた痛みが消える。
こんなかすり傷一つをとってもあたしとマミの回復能力には差があった。
あたしがやるとマミより魔力を消費してしまう。
……まず自分のソウルジェムを浄化し、それから傷の治療が終わると
目の前に近づけられている金色のソウルジェムにもグリーフシードを押し付けてやる。
そのままマミの手に握りこませる。
杏子「これからは訓練に専念するからな、残りはとっとけ」
杏子「最近はあたしがもらってたし、こっちは余裕がある」
マミ「ええ、じゃあもらっておくわ」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[12/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
さっさと次の場所に向かうか
1公園
2通学路
・駅[現在地]
3病院
4歩道橋
5土手
6鉄塔
7立体駐車場
駅前にはさやかたちも居るし、何かしてからにしようか?
8自由安価
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/22(火) 00:12:09.07 ID:X8U5qQ620<> さやかたちのところに顔を出してから1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/22(火) 00:28:28.07 ID:tgU3BlAk0<> -----------------
ここまで
次回は23日(水)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/22(火) 02:31:08.77 ID:yjeBNJSe0<> マジシャンの魔女(パラディンライト)
ステッキで攻撃、トランプ攻撃、マジックを人や魔法少女に巻き込む(炎やロープマジックなど)
マント、シルクハット、ステッキを持った赤色がイメージカラー。でかく顔はワルプル似(関係はなく、ワルプルギスのように反対になってはいない)
魔女結界はでかいトランプが宙に浮かんでいるマジックの舞台のような空間。
愉快
マジック攻撃中は隙ができるためそこをつくのが一番
刀の魔女(トイル)
切りかかる攻撃、突き攻撃、斬撃
自身がでかい日本刀
使い魔は出てこない。魔女だけ存在する。だが、攻撃と固さは中々のもの。
断罪
普通の刀のように錆びさせれば、攻撃や守備も弱くなる。
人形玩具の魔女(ビーダマイン)
腹あたりにある弾を発射。ジェット噴射で近づく。パンチ
今は亡きビーダマンそのもの。二階建ての家レベルの大きさはある
使い魔は家一階レベルの大きさのビーダマン達。こちらは球を打つだけの攻撃をしてくる。
ちなみに魔女結界は大きくなった普通の家の中みたいなもの(入ったら杏子たちが小さくなったと感じるレベルの)
懐古
ジェット噴射で移動できるとしてもそこまで機動力は高くない。胸の弾の補充に時間がかかる。また、弾の発射と合わせて攻撃すれば、弾が暴発して魔女自体を倒せるかも?
前の刀の魔女は鎧の魔女に変えてほしい。
あと最後はネタに近いけど、採用できるレベルはあると思う。
女の子でもビーダマン好きだった子はいるだろうし…… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/22(火) 20:16:28.47 ID:tgU3BlAk0<> ---------------------
>>655 応募ありがとうございます
鎧の魔女はすでに居るのでどちらかを別の名前でお願いします <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/22(火) 21:05:47.36 ID:yjeBNJSe0<> >>656
じゃあ、前の奴は武者の魔女で。また考えておきますのでストックを貯めておいてください <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 20:28:28.31 ID:XEOH4rQJ0<>
杏子「せっかく近くに来たんだし、次行く前にちょっくらさやかたちんとこに顔出してくるか」
マミ「そうね、どうせだから挨拶してきましょうか」
駅前の方へと回ると、その姿を探す前に声が聞こえてきた。
杏子「よう、今日も順調か?」
マミ「こんにちは、パトロール中に近くに来たから寄ってみたの」
まどか「二人ともこんにちは!おつかれさまです!」
さやか「本当、おかげであたしたちも安心してこうして活動できるってわけですねー」
杏子「ところでさやか。仁美とは何か話したのか?」
さやか「うん……まぁ、いろいろとね」
杏子「上条の事だろう? どうだったんだよ」
杏子「つうか、どうするんだよ?」
そう言うと、さやかは図星といったように反応した。
さやか「……あぁ、なんだ。杏子も知ってたんだ……」
杏子「昨日仁美と話してな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 20:45:33.12 ID:XEOH4rQJ0<>
暫く間が空いてから、さやかが何かを決意したような表情をする。
さやか「告白は……しようとは思う」
さやか「その、いつかは…………」
マミ「いつかって? もう時間はあまりないんでしょう?」
杏子「まあ、そうだな。もう曖昧に考えてられる状況でもないのは覚悟しとかないとな」
杏子「帰国後でいいなんて言ってると、いつのまにかあっちで金髪ボインのねーちゃんに取られてても知らないぜ?」
さやか「金髪ボイン……」
……その一言に、何故だかマミに視線が集まった。
マミが慌てた様子で否定する。
マミ「えっ? 私じゃなくてね? あちらの海外の方のことでしょう?」
マミ「大体ボインって……」
さやか「……まぁ、わかってるって。そこまでは仁美だって待ってくれないだろうしさ」
さやか「まだ覚悟なんて決まらないけど、今度の土曜までにめちゃくちゃ気持ち整理するから」
杏子「あぁ、頑張れ」
さやかの肩にポンと手を置き、駅前を後にする。
まどか「この後もパトロール頑張ってくださいね!」
マミ「ええ、そちらも頑張ってね。色々と」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 21:03:25.78 ID:XEOH4rQJ0<> ―公園
駅を通り過ぎると、公園のほうに向かった。
もう子供も帰った時間だ。噴水がライトアップされ、この場所も落ち着いた雰囲気を放ち始める。
隅の茂みのあるほうに行くと暗く、何が潜んでいるかわからない。
杏子「今度の土曜か。一応、約束は取り付けられたみたいだな」
マミ「ああ言ってたけど、これはもう覚悟を決めるしかないでしょうね〜……」
マミ「今から逃げ出すのはあまりに格好が悪いもの」
杏子「あとはあいつがどう答えるか……だが」
マミ「それは私たちにはどうにもできないわね……」
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/23(水) 21:04:42.28 ID:sM/HdkFn0<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 21:30:59.43 ID:XEOH4rQJ0<> ―笛吹の魔女結界
杏子「結界はこっちか…… ん?」
マミ「――――っ! 何……?」
結界に足を踏み入れると、どこからか大きな笛の音が響いた。
思わず耳を塞ぐ。 ……まるで侵入者を報せる警報のようだ。
その音に奥から小さい子供のような姿の使い魔がぞろぞろと出てきた。
杏子「おいおい、とんだ歓迎の仕方だな」
マミ「でもまあ…… わざわざこうして集まってきてくれるなら手間も省けるってものじゃない?」
集まってきた使い魔を蹴散らしていく。
すると、結界の奥の方から使い魔を大勢ひきつれた笛吹き男が現れる。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 21:32:41.43 ID:XEOH4rQJ0<>
杏子「魔女のお出ましか。……いや、魔女っていうより……こいつ、男じゃねーか?」
マミ「というより、男装のようにも見えるわね……」
魔女(?)の背をついて回る使い魔の中に、生身の人間の姿を見つける。
マミ「! 佐倉さん、あれって……」
マミも気づいたようだが、その姿はあたしには見覚えがあった。
杏子「……どうやら誰か取り込まれてるようだな」
マミ「完全に操られてるわ……人質は傷つけないようにしないと」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:16個
・[12/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
仲間:
マミ 状態:正常
敵:Halmeil <-攻撃対象デフォルト
Kid×10(+人間)
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/23(水) 21:42:08.28 ID:sM/HdkFn0<> マミには取り込まれた人の拘束、保護を頼む
自分は12で数は10、魔女を叩く
さっきの笛の音、どう考えてもあの笛が怪しい
魔女を攻撃する時は笛を狙うか <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 22:31:00.40 ID:XEOH4rQJ0<>
杏子「マミ、とりあえず取り込まれた奴の拘束と保護だ!」
杏子「魔女の相手はあたしがやる……!」
マミ「ええ……――」
マミ「――!!」
マミが手からリボンを伸ばすと、渡さないとばかりに使い魔が手や身体を掴む。
取り込まれた人間は俯き、身体が縛られ引っ張られる苦しさに頭を振って身を捩っている……
マミ「…………っ、まずは周りの使い魔をなんとかしないと……!」
無理に引っ張り上げれば無事じゃすまない。
マミがリボンを解いて使い魔の群れに接近する。
杏子「一日に二度もこれを使うことになるとはな」
10体の分身を作り、魔女に接近する。
杏子(どうやって倒すか……)
杏子(怪しいのはどう考えてもあの笛だ)
杏子「それ、なんの仕掛けがあんの?」
杏子「まさかそれが武器か? それでどう戦うのか――見たい気もしたが」
杏子「やられる前にさっさと潰しとくのが得策だな」
魔女(?)の持っている笛が壊れる。
すると、庇うように使い魔が取り囲んだ。その中には取り込まれた人間の姿もある……
分身も10体となるとあまり長くは出しておけない。
杏子「……チッ、戦いづれえ」
使い魔だけならまだしも、人質がいるとなると上手く動けない。
それさえなければ、普通に戦うだけなら大した戦闘力もなさそうなものなんだが……
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 22:31:53.12 ID:XEOH4rQJ0<>
マミ「下がって。 ここは一旦全部まとめて縛り上げるしかなさそうね」
マミ「少し苦しいだろうけど我慢して……――レガーレ・ヴァスタアリア!」
地面から何本ものリボンを出し、広範囲を包み込むように縛り上げた。
全体の動きを止める。あとは、魔女だけ狙って攻撃を叩き込めれば――――!
杏子 魔力[80/100] 状態:正常
GS:16個
・[12/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
仲間:
マミ 状態:正常 【使用中魔法:レガーレ・ヴァスタアリア】
敵:Halmeil(拘束中) <-攻撃対象デフォルト
Kid×10(+人間)(拘束中)
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-20) :多節棍で縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/23(水) 22:34:45.34 ID:sM/HdkFn0<> 1 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/11/23(水) 22:36:34.58 ID:AMe8CnQz0<> 14 マミの視角から敵の攻撃が見えた、「マミ左に避けろ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 23:05:39.54 ID:XEOH4rQJ0<>
……どう攻撃しようとしたものかわずかに躊躇する。
魔女は使い魔どもに囲まれたままリボンに固められている。
リボンに攻撃を当てずに正面から攻撃を続けて倒しきるのは難しい。
とはいえ、まとめて吹き飛ばすような大規模な攻撃をすれば人質を巻き込んでしまう。
――まずはマミの遠距離攻撃に期待しよう。
高台に上ると弓に魔力を張り、まっすぐに糸を伸ばして照準を定め、矢数本を束ねて打ち出す。
マミ「ティロ・アルカーレ・ファッシナーレ!」
下1レスコンマ判定
0~10 撃破 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/11/23(水) 23:07:57.09 ID:AMe8CnQz0<> えい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/23(水) 23:09:36.95 ID:sM/HdkFn0<> ↑
お見事! <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 23:22:39.24 ID:XEOH4rQJ0<>
マミ「――――ふう、無事に済んでよかったわ。ちゃんと狙える時間があれば、意外と遠距離攻撃もいけるものね」
人質を助けられたことに安堵し、マミはやっと緊張が解けた様子だ。
杏子「鉄砲と弓、どっちも使えたのが役に立ったな」
杏子「鉄砲じゃ威力を大きくすれば吹き飛ばしちまう。だから束ねて強化した弓矢にしたんだろ?」
マミ「ええ。それより、さっきの子は大丈夫かしら?」
杏子「そうだな…………」
「…………」
人質はまだ気絶したままだ。
ベンチまで運び、先にソウルジェムの浄化を済ませる。
★浄化しました
杏子 魔力[92/100] 状態:正常
GS:16個
・[0/100]・銀[100/100]
・薔薇園[100/100]・鳥かご[100/100]
・針[100/100] ・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100] ・忘却[125/125]
・銀[100/100] ・玩具[100/100]
・落書き[100/100] ・星[100/100]
・暗闇[100/100] ・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・笛吹[67/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/23(水) 23:30:53.35 ID:XEOH4rQJ0<>
……暫くすると、目を覚ました。
「キョーコ……?」
マミ「あら? 知り合い?」
杏子「ああ、まあ少し話したことがあるが……」
杏子「さあ、目を覚ましたなら早く家に帰らないと親が心配するぞ」
杏子「送っていく。家はどこだ?」
「だめ……っ!」
マミ「……もしかして、家出かなにか?」
マミ「きっと探しているわ、帰りましょうよ。ほら、私たちもついてるから」
マミの言葉に首を横に振った。
「かえってこなくていいっていわれちゃった」
杏子「……何かしたのか?」
「ママのことおこらせちゃって…………」
「ゆま、わるいことしたのかなぁ…………」
話はひどく曖昧で、なにがあったのかはわからない。
でも、自分でも何が悪かったとはっきり言えないのに、ただ怯えている様子だった。
もし悪いことをしたとしても、そんな叱り方じゃ意味がない。
第一、こんな時間に外に締め出す親ってのは問題がありそうだ。
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/23(水) 23:33:10.03 ID:mkuuazuI0<> この怯え方は普通じゃない。何かされているのは確実だろう。
とりあえず、今日一日はマミの方で泊められないか聞く。落ち着いていないだろうし、きちんとした話は明日にするべきだ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/23(水) 23:41:41.02 ID:sM/HdkFn0<> ↑
ゆまに家の場所だけは聞いておいて、あとでその家の様子を覗いに行ってみる
こんな時間に放り出す親も親だ、何か嫌な予感がする
ゆまを探してたり警察とかが来てりゃ子供の事を考えてるって言えるが、何もしてる様子がなけりゃ…
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/24(木) 00:07:12.50 ID:4nAUajZc0<>
杏子(こんな時間に放り出す親も親だ、何か嫌な予感がする)
杏子(ゆまを探してたり警察とかが来てりゃ子供の事を考えてるって言えるが、何もしてる様子がなけりゃ……)
マミにテレパシーで相談する。
杏子『今日一日はマミの家に泊められないか?』
杏子『この怯え方は普通じゃない。何かされているのは確実だろう』
杏子『落ち着いていないだろうし、きちんとした話は明日にするべきだ』
マミ『そうね……』
マミ「……じゃあ、うちに来る?」
ゆま「えっ? でも…………」
マミ「こんな時間に一人で居たら危ないわ」
杏子「知らない人についてくのは駄目なんだったか?」
杏子「巴マミだ、今日はこのおねーちゃん家に泊まってけ。どの道今は帰れないんだろ?」
マミ「よろしく、ゆまちゃん」
ゆま「マミ…………」
杏子「それと、一応家の場所だけ教えてくれないか?」
ゆま「うん……」
手をつないで歩きはじめる。……小さい手だ。
すっかり夜になった公園から出て、3人でマミの家に行くことにした。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/24(木) 00:08:00.31 ID:4nAUajZc0<> --------------------
ここまで
次回は25日(金)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/25(金) 21:04:06.92 ID:4qjH2/uk0<> ―マミの家
家にあがると、ゆまは少し落ち着かなさそうにきょろきょろと見回している。
ゆま「お、おじゃまします! ……マミ、ひとりでくらしてるの?」
マミ「そうね……少し前まではそうだったけど、今は佐倉さんもいるから一人ってわけじゃないわね」
マミ「まぁ、大人の人がいないっていうのは同じだし珍しいかもしれないけど、おかげで寂しくはないわ」
ゆま「――…………いいなぁ」
……ゆまはぼそりとそんな言葉を漏らした。
やっぱり、こいつにとって“大人”というのは……
杏子『……マミ、どう思う?』
マミ『そうね、これは……このまま返しちゃいけない気がする』
マミ『詳しいことは明日にするとして、私たちはどうすればいいのかしら……』
杏子『とりあえず、後でこいつの家に様子を見に行ってくるよ』
マミ『ええ』
マミ「……じゃ、ご飯を用意してくるわね」
杏子「あたしらはこっちで待ってるか。あぁ、エイミーにもご飯あげないとな」
エイミー「にゃっ」
ゆま「わぁ、ねこさん!」
……ゆまはエイミーに興味津々のようだ。
待っている間どうしようか。
1自由安価
2エイミーと遊ばせよう
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/25(金) 21:19:23.97 ID:LUAmApV80<> エイミーにはゆまの相手をさせていよう
あとでゆまの家を見に行く時には、マミにはゆまと一緒に風呂にでも入っていてもらうか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/25(金) 21:21:46.58 ID:J+TaWJxqO<> 安価↑
マミにテレパシーで子供が好きそうな料理を頼む <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/25(金) 21:50:19.39 ID:4qjH2/uk0<>
ゆま「かわい〜」
エイミー「にゃ」
エイミーにはゆまの相手をさせていよう。
杏子『マミ、今日はなんだ? とりあえず子供が好きそうな料理を頼むぜ』
マミ『ええ、今日はオムライスにしようかと思ってるわ』
杏子『ほう、いいかもな』
杏子『それと、後で家を見に行く時はマミはこいつと一緒に風呂にでも入っててくれないか?』
マミ『わかったわ』
……エイミーとゆまの様子を眺めながら暫く待っていると、
マミがテーブルに皿を運んでくる。
ふわとろの半熟のオムライスを見て、ゆまは目を輝かせた。
ゆま「おいしそう〜!」
マミ「食べましょうか。ケチャップ、何の絵がいい?」
ゆま「ねこさん!」
マミ「ゆまちゃんは猫が好きなのね」
……こうしていると、普通の子なんだけどな。
1自由安価
2これからのことを考える
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/25(金) 22:08:34.92 ID:LUAmApV80<> ゆまの世話を焼きながら2
落ち着いて食べろよ?飯は逃げないから感謝の気持ちを忘れないで大事に味わって食うんだぞ?
ほら、口元にケチャップが付いてるぞ?マミ、ティッシュをくれ(フキフキ
今晩はここに泊めると決めたが、子供とはいえ親には無断での外泊だ…下手すりゃ誘拐だ
とりあえずゆまのヤツが親を怖がる理由を知るのが先決だな、あとで家に行ったとき何か判ればいいんだが
あとでゆまの家に行く時キュウベェのやつも連れて行くか
素質のないやつには見えないし、壁も素通りできて家の中の様子を見させるにはちょうどいいしな
GSの処分も兼ねて外に出たとき呼びつけよう <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/25(金) 22:11:43.43 ID:J+TaWJxqO<> 安価↑
親が生きてる分、原作と違い厄介だな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/25(金) 22:29:55.50 ID:4qjH2/uk0<>
ゆま「いただきます!」
杏子「落ち着いて食べろよ? 飯は逃げないから感謝の気持ちを忘れないで大事に味わって食うんだぞ?」
杏子「ほら、口元にケチャップが付いてるぞ? マミ、ティッシュをくれ」
マミ「はい、どうぞ」
マミから渡されたティッシュでゆまの口元を拭ってやりつつ考える。
ゆまは食事の挨拶をすると、ものすごい勢いでがつがつと食いはじめた。
よほど腹が減ってたんだろうか。親からちゃんと食わせてもらってるならいいんだが…
杏子(今晩はここに泊めると決めたが、子供とはいえ親には無断での外泊だ……下手すりゃ誘拐だ)
杏子(とりあえずゆまのヤツが親を怖がる理由を知るのが先決だな、あとで家に行ったとき何か判ればいいんだが)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/25(金) 22:42:18.32 ID:4qjH2/uk0<>
夕食を終えて皿を片づけると、風呂が沸いた音がした。
マミが風呂用のタオルを用意し入浴の準備をはじめる。
マミ「お風呂わいたから先に入ってくるわね」
マミ「ゆまちゃんも一緒に入りましょうか」
ゆま「うん!」
杏子『……じゃ、行ってくるわ』
マミ『ええ、よろしくね』
――――マミの家から出て、教えてもらったゆまの家に向かって歩き始めた。
杏子「キュゥべえ、グリーフシードの回収」
QB「……きゅっぷぃ」
出てきた姿に使用済みのグリーフシードを投げる。
杏子「それからちょっと着いてきてくれない? お前のその壁抜けの能力で見てきてほしいもんがある」
QB「やれやれ……人使いが荒いなぁ」
杏子「人じゃねーだろ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/25(金) 22:55:21.73 ID:4qjH2/uk0<>
人通りも少ない静かな夜道。暗い景色の中で『千歳』と書かれた表札のある家を見つける。
杏子「まだ明かりはついてるみてーだな」
杏子「中で心配しながら待っててくれてるってんならまだいいんだけどねぇ……」
どうにも今までのことを考えるとそんな気もしない。
QB「それで、この中の様子を見てくればいいのかい?」
杏子「ああ。中の住人がどうしてるか、どんな奴が居るかも報告してくれ」
QB「しょうがないなぁ」
キュゥべえの姿が壁の中にすうっと消えていく。
……とりあえず報告を待つことにした。
QB『家の中には女性が一人いるようだよ』
杏子『どんな様子だ?』
QB『どんな様子、か……それは表現が難しいけど』
QB『機嫌が良くはなさそうだね』
QB『あぁ、それから……早く玄関から去ったほうがいい』
杏子『あ?』
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/25(金) 23:18:31.55 ID:4qjH2/uk0<>
*「ゆま!今までどこ行ってやがった! 警察にでも見つかって変なこと言われたらどうするのよ……!」
扉が勢い良く開かれる。
それと同時にヒステリックに怒鳴り散らす女が中から出てきた。
杏子「…………」
……さっきの話し声で気づいたのか。
いつ帰ってくるかが気にかかって神経が研ぎ澄まされていたのかもしれない。
だが、純粋に無事を祈っていたわけでもなさそうだ。
杏子「……『帰ってこなくていい』っつったのはアンタだろ?」
杏子「心配なのは警察に見つかることか。一体どんな悪いことをしたんだろうな」
*「あ、あんたなんなのよ! ゆまに関係でもあんの!?」
杏子「ゆまの居場所なら知ってるよ。返してほしいか?」
*「まさか、誘拐でもしたの……!?」
杏子「アンタのほうも警察呼ばれたら困るんだろ? お互い様じゃねえか」
*「はっ? 私を脅そうっての?」
*「ゆまは私の子だ。ゆまが“ちゃんと”証言してくれれば私が困ることはないんだよ」
……ちゃんと、か。 普段から恐怖で縛って、ゆまに都合の良いことを言わせようとしてるんだろう。
だから今まで疑われても、そうやってごまかされてきてしまった。
杏子「……どうかね。いつまでも自分の思い通りになると思うなよ?」
杏子「安心しろよ。ゆまは無事だし、当然危害を加える気なんてさらさらない。むしろ……」
杏子「ここに居たほうが危険なんじゃないのか?」
こうなると、ゆまにも自分の意見を言えるようになってもらう必要がある。
……ゆまが落ち着いたら、せめて明日には話し合わないとな。
1自由安価
2去る
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/25(金) 23:36:11.07 ID:LUAmApV80<> 帰る前にあてずっぽうで含みを持たせたブラフを言ってみる
ゆまはあんたに怯えていたよ、親であるあんたにな
あの怯え様は尋常じゃなかった…今アンタのところに返す訳にはいかないね
返したらまた『あんなこと』になりそうだしな
親のくせによくも『あんなこと』ができるもんだな
あんたはゆまがちゃんと証言って言ったが、怯えてるゆまが証言するかね?
子供はな、ただ怯えるだけの存在じゃないんだ
ゆまが今まで通り怯えてるだけの存在だとは思わない事だな
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/25(金) 23:42:07.15 ID:J+TaWJxqO<> 安価↑
帰る際に母親が何か言ったりしてきたら、少しばかり殺気を叩きつけてやる
ついイラッとしてやった、後悔はしてない <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/11/25(金) 23:48:14.54 ID:UrNm1XUu0<> >687
眞子(ゆまの母親の事ね)のうざさが留まる事を知らない件!
そんなんだから旦那の両親に親権を取られるんだ。 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 00:14:53.79 ID:2/neYvXv0<>
杏子「ゆまはあんたに怯えていたよ、親であるあんたにな」
杏子「あの怯え様は尋常じゃなかった……今アンタのところに返す訳にはいかないね」
杏子「返したらまた『あんなこと』になりそうだしな」
*「なっ…… 誘拐なんてどうなるかわかってるんでしょうねぇ!」
*「これ以上他人の家庭事情に首を突っ込まないでくれる?」
*「大体、子供も持ったことのないガキのくせにえらそうな口をきいて」
杏子「アンタこそ、親のくせによくも『あんなこと』ができるもんだな」
杏子「確かにあたしには親の辛さってのはわかんねえよ」
杏子「でも、アンタみたいな親に怯えて、ゆまがどれだけ辛かったかってのは少しはわかるつもりだ」
杏子「あんたはゆまがちゃんと証言って言ったが、怯えてるゆまが証言するかね?」
杏子「子供はな、ただ怯えるだけの存在じゃないんだ」
杏子「ゆまが今まで通り怯えてるだけの存在だとは思わない事だな」
*「…………!」
振り上げられた腕を掴む。
*「ッ!……ぐあっ……!」
ちょっとばかし力を込めてやると、ゆまの母親は苦しげな呻きを上げた。
杏子「自分の子供だけじゃなくて、今度は他人の子にまで暴力を振るうのか?」
折れる寸前で手を放してやる。
杏子「痛かったか? ついイラッとしてやった、後悔はしてない」
杏子「相手がガキだからってあんまりナメないほうがいいぞ」
最後にゆまの母親を睨み、踵を返す。
ここまでやってやればいいだろう。あとはゆま自身の説得だな……
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 00:15:28.13 ID:2/neYvXv0<> ---------------
ここまで
次回は26日(土)18時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/26(土) 00:17:51.01 ID:bYWQ4Fed0<> 乙です
この話のゆまは魔法少女になる理由はないし、祖父母のところに引き取られるのが幸せかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 18:35:35.91 ID:2/neYvXv0<> ―マミの家
マミ「ちゃんと髪を乾かしてから寝ましょうね」
ゆま「キョーコは?」
マミ「少し夜風に当たってくるって言ってたわ。そろそろ戻ってくるんじゃないかしら?」
マミの家に戻ると、二人は髪を乾かしているところだった。
杏子「風呂から出たところか」
マミ「あら、おかえり」
杏子「おう。あたしも風呂入ってくるよ」
杏子「二人で先に寝てな」
ゆま「はーい!」
二人の様子を見ると、洗面所に向かう。
マミ『……どうだった?』
杏子『ゆまの母親と話してきた』
杏子『予想通り、少しカッとなっただけですぐ暴力振るうような奴だったよ』
マミ『佐倉さん、大丈夫だったの? 変なことされてない?』
杏子『何が? 逆にちっとばかしやり返してやったよ、怪我はさせない程度にな』
きっとゆまも普段から八つ当たりされていたんだろう。
見えない場所には傷があるのかもしれない。
杏子『……あいつはゆまが自分の思い通りに都合よく証言してくれるって思ってるみたいだ』
杏子『だから、明日ゆまが落ち着いたら詳しいことを話し合おうと思う』
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 19:15:35.82 ID:2/neYvXv0<>
杏子『いつまでもあいつの思い通りにはならないって思い知らせてやらないとな』
マミ『そうね…… 明日は私も学校を休んで一緒に居た方がいいかしら?』
杏子『そうだな…… マミが居ない間、いつもみたいに連れまわすわけにもいかないからな』
杏子『居てくれると助かるが、いいのか?』
マミ『一日くらいは大丈夫よ。大事な話し合いもあるのだし』
マミ『……じゃあ、先に寝るわね。おやすみなさい』
杏子『おう、おやすみ』
――シャワールームの中、湯船に浸かりながら考える。
あたし自身の過去……一番のよりどころだったはずの親に見捨てられることの辛さ。
それはあたしにも痛いほどわかった。
ゆまには幸せな家庭の記憶がない。ずっとそんな状態だったら、どれほど怖くて心細いものか。
杏子(……ゆまにはもっと安心できる場所で幸せになってもらわないと)
杏子(このままあいつに返したら身も心も殺されかねない)
―23日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと11日
★マミ 射撃Lv2→Lv3
杏子 魔力[92/100] 状態:正常
GS:16個
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 19:40:35.10 ID:2/neYvXv0<> ―翌朝
ゆま「あれ……? マミ……」
翌朝、ゆまの声で目が覚めた。
ゆまはベッドの上でマミと一緒に寝ていた。
目が覚めてマミがいないのに気づいたようだ。
杏子「朝食を作りに行ってるんだろう。マミはいつも早起きだからな」
杏子「こっち来てみろ、髪を結ってやるよ」
杏子「エイミーもいつのまにか布団にもぐりこんでたみたいだしな」
エイミーが布団の中から顔を出す。
ゆまがベッドから立ち上がると、エイミーは寄り添うように近づいた。
ゆま「うん!」
マミの櫛を借りて髪を梳かし、
ベッドサイドに置いてあった髪飾りを手にとって髪を結んでいく。
杏子「――……よしっ、こんな感じでどうだ?」
ゆま「わぁ、ありがとー! キョーコって、かみの毛むすぶの上手なんだね」
杏子「まあ、よくやってあげてたからな」
ゆま「いもうとさんがいるの?」
杏子「……まあな」
マミ「おはよう、朝ごはん出来たわよ。食べに来て」
杏子「おう、行くか」
ゆま「うんっ!」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 20:05:22.62 ID:2/neYvXv0<>
みんなでリビングに向かう。
テーブルには白いご飯に味噌汁、卵焼き…… 珍しく王道の和食メニューだ。
杏子「今日は和食か」
マミ「いつもは時間がなくてなかなかご飯を炊かないけど、たまにはね」
杏子「そうか、朝からありがとな」
マミ「素直に感謝されると嬉しいわね」
ゆま「朝ごはんもおいしそう!」
ゆま「マミ、キョーコ…… ここにいさせてくれてありがとう」
マミ「気にしないでいいのよ」
ゆま「でも…… いつまでいていいの?」
マミ「そうね……いつまでもってわけにはいかないから、ちゃんと話し合わないとね」
マミ「今はみんなで朝食を食べましょう」
ゆま「うん」
テーブルについて食べ始める。
卵焼きの味付けがいつもより甘めなのは子供向けを考えてのことだろう。
食事中の話題/これからのことなど
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/26(土) 20:10:32.38 ID:bYWQ4Fed0<> ゆまにおじいちゃんやおばあちゃんはいないのか?と聞いてみる
マミにはテレパシーで昨日風呂に入った時ゆまの身体に暴行の痕とかなかったか尋ねる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 21:16:21.24 ID:2/neYvXv0<>
杏子「おじいちゃんやおばあちゃんはいないのか?」
ゆま「いるけど、遠くに住んでるから……」
杏子「……そうか」
そいつらはゆまが家で何をされてるかも知らないんだろうな。
……どうにかしてそっちを頼れないものかねぇ。
杏子『……マミ、昨日風呂に入った時ゆまの身体に暴行の痕とかなかったか?』
マミ『……見てはいない。けど、わからないわね』
マミ『ずっと身体を隠していたから』
杏子『ふーん……恥ずかしいからってわけじゃないだろうな』
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 21:37:22.27 ID:2/neYvXv0<>
ゆま「ごちそうさまでしたっ」
マミ「ええ、お粗末様」
杏子「ごちそうさん、うまかったよ」
杏子「エイミーにもご飯あげないとな」
エイミー「にゃ」
“ご飯”という言葉に反応してか、エイミーが寄ってくる。
ゆま「もしかして、ことばがわかるの? エイミー、おりこうさんだね」
杏子「頭がいいのか食い意地張ってるのかわからないけどな」
エイミー「にゃっ」
杏子「ほら、お前も落ち着いて食え」
ご飯を皿に盛って出すと、エイミーはいつもどおりがつがつと食べはじめた。
ゆまはそんなエイミーを穏やかな表情で見つめている。
杏子「…………ゆま、家には戻りたくないと思うか?」
ゆま「でも、ずっとここにいるわけにはいかないってマミもゆってた」
ゆま「かえらないと。そろそろママもゆるしてくれるかな」
ゆま「たまにあそびに来てもいい?」
杏子「……お前はそれでいいのか?」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 22:10:08.85 ID:2/neYvXv0<>
強がりだ。本当は、ずっとここに居たいってわがままを言ってもいいくらいなのに。
このまま返したらあの母親はきっとまたゆまを怒鳴りつけて殴るだろう。
ゆまはそれをわかっているのに戻ろうとしている。
杏子「本当に嫌なら、何もあそこに戻ることはないんだ」
杏子「あんな母親はこっちから見捨ててやればいい」
ゆま「……キョーコ、ママと会ったの?」
杏子「まあ、少しな」
杏子「お前はどうしたい?」
杏子「お前があいつを拒むことができるなら、あたしたちや周りの人たちが助けてあげられる」
杏子「ずっと怯えて従ってるままでいいのか?」
マミ「助けてって言ってくれないと、私たちも助けられないから」
マミ「下手したら私たち、誘拐犯ってことで捕まっちゃうかもだしねぇ……」
ゆま「そ、それはダメっ、ふたりはわるくないよっ!」
ゆま「だって、ゆまにこんなによくしてくれたんだもん!」
杏子「……じゃあ、少し付き合ってくれるか?」
杏子「さっきマミも言ったが、ずっとこのままってわけにはいかない」
杏子「お母さんや警察の人も一緒に、話し合ってケリをつけなきゃいけないんだ」
マミ「大丈夫、私たちもいるから。勇気出して」
ゆま「うん……」
ゆまがこくりと頷く。
まだ午前だが、どうしようか? その前に何かやることはあるか。
【午前】
1自由安価
2ケリをつけに行く
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/26(土) 22:21:09.56 ID:m38/7zJq0<> 今日、募金とか話とかあたっけ?あったらまどかたちに連絡しておくとか?
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/26(土) 22:22:47.76 ID:LLVK7TvMO<> ゆまに祖父母と仲は良いか聞く
大丈夫そうなら名前と居場所を聞いて、警察に行ったら呼んでもらうように頼む <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 22:55:36.52 ID:2/neYvXv0<>
――――――それからゆまと一緒に警察に行った。
警察には公園で家にも帰れず一人で居るところを保護したと話した。
そこに至るまでのいきさつもゆまが全て話してくれた。
やっぱり、母親がゆまを締め出した一端もただの八つ当たりだ。
それから、今まで日常的に虐待を受けていたことも…… その証拠もやはりゆまの身体に残っていた。
杏子「ゆま、よく全部話せたな」
マミ「頑張ったわ」
ゆま「うん……」
警察と話した後署内で待っていると、母親の姿が見えた。
……ゆまがその姿を見た瞬間身体を強張らせる。
マミ「大丈夫よ」
ゆま「……」
*「千歳眞子さん、話は伺いました。
……ゆまちゃんはあなたから虐待を受けていて、締め出されたところをこの二人が保護してくれたようですが」
*「それが本当ならあなたの元には返しておけませんね」
眞子「それは違うわ。いやぁね、この子は話を大げさに言う癖があるのよ」
杏子「……じゃあゆまの身体にある傷はなんだ?」
眞子「ゆまはこう見えて腕白なんです。転んだり、よく危ないものを触ったりして怪我を作ってくるの」
眞子「ねえ、そうでしょ? お母さんゆまにひどいことなんてしてないわよね?」
ゆま「…………」
眞子「ねえ?」
母親が強い口調で迫る。
緊張しているのか、ゆまが手を握ってくる……その手を握り返した。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 23:21:43.70 ID:2/neYvXv0<>
ゆま「…………ちがうよ、さっきゆったことウソじゃないし、大げさになんていってない」
ゆま「ママはおこるとすぐゆまをなぐってくるんだよ! 冬のさむい日に公園で朝まですごしたこともあった!」
ゆま「ゆまはもうママのもとではくらしたくない……! たすけて、みんな……」
ゆま「だれかたすけて!」
眞子「あなたたち、うちのゆまに何を吹き込んだの……!?」
眞子「そうだわ、この子たちゆまを誘拐したんです! きっとそれで脅されて変なこと言わされてるの!」
眞子「見てみればあなたたち、学校はどうしたの? きっとゆまは悪趣味な遊びにつきあわされてるんだわ」
眞子「こんな赤の他人の子供のほうを信じて私から子供を奪うなんておかしいわ」
眞子「だって私たち、実の親子なのよ? 赤の他人より私のほうを信じるのが当然じゃない!」
杏子「……『こんなこと』しておいて、都合の良い時だけ実の親子語るなよ」
ゆま「キョーコとマミをわるくいわないで! ふたりはママとちがってなぐらないし、やさしくしてくれたよ」
ゆま「おいしいごはんもつくってくれたし、いっしょにねてくれた」
……警察官がため息をついた。
どちらが悪いかはもうはっきりしている。こうなると往生際が悪いだけだ。
*「私たちはゆまちゃんの言うことを信じますよ」
*「あなたが虐待をしているのではないかという報告は何度か上がっていますが、今まで証拠が得られませんでした」
*「……が、今回の事ではっきりとしました」
*「これからゆまちゃんには一度児童相談所のほうに行ってもらいますが、
幸い祖父母が来てくれるようですので到着次第そちらに引き渡すことになります」
*「千歳眞子さん、あなたにはまだこちらに残ってもらいます。もっと詳しく話を聞かないといけないようですのでね」
眞子「……ッ! なんなんだよあんたら! ふざけんな!」
杏子「言ったろ、あんまりガキをなめないほうがいいってことだ」
マミ「じゃあね、ゆまちゃん。また遊びに来るのは大歓迎よ」
ゆま「うん…… 短い間だけど、ほんとうにありがとう。バイバイ、ふたりとも」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 23:28:05.31 ID:2/neYvXv0<>
警察署から出てからゆまとは別れた。
『あとはなんとかするからもう学校に行ったほうがいい』とのことだ。
杏子「……つっても、あたしは学校なんて行ってないんだけどな」
マミ「ゆまちゃん、もう大丈夫かしら」
杏子「ゆまの話じゃ悪い人ではないようだったし、大丈夫だろう」
マミ「じゃ、私たちはとりあえず帰りましょうか。学校に行くのはお昼を食べてからね」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/26(土) 23:53:15.03 ID:2/neYvXv0<> ―マミの家
ゆまの件が無事に片付くと、マミの家に戻った。
マミは昼食を食ったら午後から学校に行くらしい。
杏子(その間はどうするかな)
杏子(どうせ帰ってくるまで数時間程度だから、ここに居てもいいかもしれないが)
1自由安価
2これからの予定について考える
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/26(土) 23:58:31.40 ID:m38/7zJq0<> たまにはこの近くに自分たち以外の魔法少女がいないかQBに確認してみる
いくらなんでもここまで中々遭遇しないのも珍しいし <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/27(日) 00:05:25.14 ID:sBJQ38NI0<> ↑
昨日協力してくれた事に礼を言う
あとゆまに素質があるかどうかも聞く
あるならあんな子供は絶対に契約はさせるなと約束させる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/27(日) 00:30:23.70 ID:1JGkLoMW0<>
マミ「さて、そろそろお昼ご飯を作りはじめなくちゃ」
杏子「もう学校に行く支度も済ませたのか」
マミ「ええ、食べ終わったらすぐ出られるようにね」
マミは機嫌良さそうにキッチンに立っている。
……ソファに深く腰掛ける。
杏子「おい、キュゥべえ。どうせ居るんだろ?」
杏子「昨日は協力してくれてありがとうな」
呼ぶが、キュゥべえは姿を現さない。
返事はなかった。
杏子(……珍しいな。この街の魔法少女が集合してるってのにこの場にいないってのは)
杏子(…………どこかに新しい候補でもいたのか? ……まさかな)
思い浮かんだ可能性を否定する。
……しかし、まったくありえない話ではない。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/27(日) 00:44:13.62 ID:1JGkLoMW0<>
今見滝原に居る魔法少女は2人。まあ丁度いいくらいだろう。
……知らないうちに増えていなければの話だが。
杏子(あたしが知ってる候補はまどかとさやかとほむらの三人……だが本当はもっといるだろう)
杏子(最近は使い魔も狩ってるから、これ以上増えるのはグリーフシードも手に入りにくくなってくる)
杏子(もし今いる候補が全員契約したら、新人や素質の低い奴には完全に渡らなくなるだろう)
杏子(そうなることを知ってりゃあいつだって無理に増やそうとはしないはずだが)
杏子(一応、今度会ったら釘を刺しておくか)
杏子(……にしても、今どこで何してるんだろうな。とりあえず、ゆまに素質がないといいが)
マミ「お昼が出来たわ、食べましょ」
杏子「おう」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/27(日) 00:44:39.54 ID:1JGkLoMW0<> ----------------
ここまで
次回は30日(水)20時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/11/27(日) 00:46:30.96 ID:EX205ARF0<> 乙
この杏子強いから2人でもいいが、あと一人ぐらいワルプル攻略に欲しいわ
特別編のワルプルを倒すと決めていた織莉子とかでないかなー。それでも仲間には無理か
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/27(日) 00:52:25.65 ID:sBJQ38NI0<> 乙です
うーん、ゆまちゃん狙いに行ったのかな
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/27(日) 23:57:58.80 ID:EX205ARF0<> シャボン玉の魔女
シャボン玉型の爆弾を作り爆発させる、相手をシャボン玉に閉じ込める、固いシャボン玉で押しつぶす
子供のような姿。吹き棒を持っている
結界内は青空の草原のような空間
自恣
吹き棒を破壊すれば何もできない。
アイドルの魔女
音波攻撃、音符を実体化させて重さ攻撃、音楽を聴いた者の脳を麻痺させる、観客(使い魔)を使って攻撃
フリフリのスカートをはいた今どきのアイドルと言う感じ。イメージからはピンク
アイドルステージとうか会場が結界内
異彩
本体はめちゃくちゃ弱いので本体を狙えばいい(ただ、使い魔がガードしたりするので証書狙いにくい所もある)。また音波や物理攻撃以外の音攻撃は聞こえなければ意味がない。
穴掘りの魔女
ショベルやツルハシで攻撃、土をかける、ドリルで攻撃、穴を掘って罠をかける
工事作業員のような恰好。ヘルメットありで普通の魔女のように大きい
穴掘りは使い魔も手伝って作っている。
勤勉
穴を掘っている間は無防備なのでそこを狙う(基本的に穴は事前に作ってあるので、穴が全て現れている状態であるときに)。ちなみに弱点付かなくても普通に倒せたりする
魔女名は任せます <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/30(水) 20:57:48.80 ID:q9WkM0Zh0<>
――――エイミーが大きくあくびをしてソファに丸まる。
昼食を済ませると、マミはすぐに学校に行った。
マミが帰ってくるまではどうせ数時間程度か。
放課後は今日も土手に訓練をしにいく予定だが……それまで、あたしはどうしようか。
1自由安価
2エイミーと一緒に昼寝
3メール(マミ・まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/30(水) 21:01:26.79 ID:6L6OATC40<> たまにはマミの私物を物色(ばれないように後できちんと戻しておく)
そういえば、アタシって師匠なのにマミの趣味とか知らないな……本人には悪いが少し探ってみるか(もしかしたら好きな男のタイプの画像とかあったりしてな) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/11/30(水) 21:11:33.12 ID:QTscNFX/0<> ゆまに会いに児童相談所に行ってみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/30(水) 21:30:33.37 ID:q9WkM0Zh0<>
……数時間とはいえ、鍵を開けっぱなしにして外出するのは気が引ける。
コンビニに行くくらいならいいが、大きな外出は控えておいたほうがいいか。
1自由安価
2エイミーと一緒に昼寝
3メール(マミ・まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/11/30(水) 21:38:53.28 ID:vT6UKCuEO<> 2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/30(水) 21:39:28.95 ID:QTscNFX/0<> コンビニに行ってマンガ雑誌とかお菓子を買ってくる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/30(水) 22:12:25.11 ID:q9WkM0Zh0<>
杏子(……なんか食うか)
ひとまず最寄りのコンビニへと繰り出した。
*「らっしゃーせー」
気の抜けた店員の声が店内に響く。
この時間は客も少ないのかレジも一つしかなく、店員も一人しか見当たらない。
杏子(こういう昼からちょっとズレた時間のホットスナックって、大体作ってから時間が経ってることが多いんだよな)
杏子(普通にお菓子でも買ってくとするかね)
杏子(エイミーもあいつよく物欲しそうに見てくるんだよな。なんか猫が食えるものも買っといてやるか)
店内を一周し、スナック菓子と猫用のおやつを手に取る。
……雑誌コーナーの前で足を止めた。
杏子(なんか面白そうなのはあるかなっと)
漫画雑誌を手に取ってみる。
いつもは物が増えても困るので立ち読みばっかりだが、家の鍵も開けっ放しとくわけにもいかない。
たまにはちゃんと買ってみようか。これを機会にマミにもちょっと勧めてみよう。
会計を済ませてマミの家に戻った。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/30(水) 22:35:24.25 ID:q9WkM0Zh0<>
お菓子の袋を開けておやつタイムに移る。
マミとのティータイムとは全く違うこういう時間もイイものだ。
エイミー「……にゃ?」
杏子「やっぱり気づいたか」
匂いに反応してか、エイミーがソファから立ち上がってこっちに寄ってくる。
杏子「お前のもちゃんとあるぞ」
エイミー「にゃっ♪」
猫用のクッキーをあげると、エイミーは喜んで食い始めた。
エイミーと一緒におやつを食べつつ、買ってきた漫画を広げながら午後を過ごす。
マミが帰ってきたのは4時少し前くらいだった。
マミ「ただいま」
杏子「おう、おかえりー」
マミ「あら、漫画?」
杏子「マミも読んでみろよ、途中からでも結構面白いぞ。気になったら1巻から借りてくるといい」
マミ「そうなの。じゃあ、明日あたりに少し見てみようかしら」
杏子「とりあえず今は訓練だな。支度が出来たら呼んでくれ」
マミ「ええ、着替えてくるわね」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/11/30(水) 22:57:36.51 ID:q9WkM0Zh0<> ―土手
マミの支度が終わると土手に向かった。
引き続き体術の訓練だ。マミも制服から動きやすい服装に着替えてきている。
杏子「こうやって訓練するのも久しぶりだから、まずは基礎を十分にやってかないとな」
杏子「今回もみっちりやるぞ!」
マミ「ええ、よろしく……!」
――――――
――――――
下1レスコンマ判定
マミの獲得経験値
0~99
※結果を半分にしたものを加算(0=100、少数切り上げ)
現在Lv16 EXP:0/100
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/30(水) 23:03:42.03 ID:QTscNFX/0<> ほい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/11/30(水) 23:04:28.54 ID:QTscNFX/0<> たった1…? <>
◆hCMgNWOS4Zz1<>saga age<>2016/11/30(水) 23:53:51.23 ID:q9WkM0Zh0<>
EXP:2/100
杏子「今日はこれで終了だ…… が、マミ。何か気になることでもあったか?」
マミ「……え?」
杏子「上の空だったろ」
マミ「実は少し体調が悪くてね……」
杏子「今度からそういうのはちゃんと言えよ? あたしも、魂を込めて指導してるんだから」
マミ「本当にごめんなさいね」
杏子「なんか簡単に買って帰るか。週末も近いしゆっくり休んでおけよ」
歩道橋を渡り、繁華街のほうに何か買いに出ることにする。
スーパーで惣菜を買って帰ろうとすると、人ごみの中に大きなベースケースを背負う姿があった。
手には買い物袋を持っている。いつも通り、コンビニのだ。
ほむら「……!」
マミ「こんばんは。軽音部の知り合いから聞いたわ、今度のライブ頑張ってね」
ほむら「……」
ほむらが軽く会釈をする。
杏子「頑張れとは言ったけどさ、本入部するのか?」
ほむら「練習はしてますし、一応そのつもりですけど……」
杏子「やるにしてもやらないにしてもちゃんと自分で考えておけ、納得しないまま続けるのは何にしたってきついもんだぞ」
杏子「入部したら簡単にはやめられなさそうだしな」
1自由安価
2帰るか
下2レス <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/01(木) 00:56:06.84 ID:3Qbi9sUT0<> -----------------------
ここまで
次回は2日(金)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/01(木) 06:29:08.51 ID:3Qbi9sUT0<> --------------------
すみません、次回の予定を3日(土)18時くらいからと変更させていただきます <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/03(土) 22:21:43.15 ID:YkJ3UW1v0<> どうした?こないけど <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/03(土) 23:00:58.38 ID:1fNjqOnF0<> ---------------------------------------
一応安価もう一度出しておきます。開始は来次第
---------------------------------------
1自由安価
2帰るか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/03(土) 23:02:36.61 ID:Jy5xMs7S0<> マミにテレパシーでほむらのライブを自負も行っていいか聞いてみる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/03(土) 23:05:13.73 ID:YkJ3UW1v0<> ↑
自負って「自分」の誤字ってOK? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/03(土) 23:12:54.19 ID:Jy5xMs7S0<> 自負×
自分○
です、すみません… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/03(土) 23:27:28.66 ID:1fNjqOnF0<>
杏子『……マミ、結局そのライブってどこでやるんだ?』
マミ『昼休みに校舎の前の広場でやるそうよ』
杏子『行ってもいいかね、その時』
マミ『いいんじゃないかしら? 周りには人もいるでしょうし、離れたところからでも見られると思うわよ』
……なら大丈夫そうか。
マミとテレパシーで話していると、ほむらが帰ろうと足を踏み出す。
1自由安価
2帰るか
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/03(土) 23:36:58.61 ID:YkJ3UW1v0<> プレッシャーをかけない程度にライブ楽しみにしてっぞと言っておく <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/03(土) 23:49:55.41 ID:Jy5xMs7S0<> 安価↑
ほむらに自分もライブに行っていいか、とも聞く <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 00:07:06.04 ID:eqysNmBz0<>
杏子「……まあ、やるなら頑張れ。あたしもライブ行っていいか?」
ほむら「…………」
ほむらがこちらを振り向いたまま固まること数秒。
ほむら「えっと…………私が拒むことはできないかと思います、けど」
……控え目にそう言った。
まあ、ほむら一人のライブじゃない。軽音部のライブと考えるとそりゃそうか。
この聞き方は少し卑怯だったか?
杏子「……そうか」
杏子「なら、ライブ楽しみにしてっぞ」
ほむらは返事も返さずに去って行った。
杏子「あたしらも帰るか」
マミ「ええ……そうね」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/04(日) 00:11:47.10 ID:ZJJ6bn5m0<> 杏子の性格なら「来ないでください」と言われたら来ないと思うけど…… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 00:17:16.25 ID:eqysNmBz0<> ―マミの家
マミの家に戻ると、エイミーのご飯を用意して
惣菜を温めて夕食にする。
杏子「マミはおかずをこういうありあわせの物で済ませるのって珍しいか?」
マミ「最近はそうだったわね。一人だと、忙しいときとかたまにやってたけどね」
マミは割と見栄を張るところがあるから、誰かがいるとつい張り切ってしまうんだろう。
杏子「とりあえず、今日は片づけとかあたしがやっておくから早めに寝ろよ」
マミ「ええ、ありがとうね」
・食事中の話題/明日や休日の予定についてなど
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 00:21:27.09 ID:ZJJ6bn5m0<> マミの修行が芳しくなかったことを考える
まあ、コンマのせいなんですけどね
積極的にやっていきたいんだが…… <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/04(日) 00:28:49.54 ID:qkm/11JIO<> 安価↑
追加でゆまのことを考える
まさかとは思うがゆまに素質があったらキュウベェが見逃さない筈だ
手遅れかもしれないけどこの後キュウベェを呼んで聞いてみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 00:59:36.08 ID:eqysNmBz0<>
夕食を終え、皿を洗いながら考える。
マミは入浴中だ。
杏子(マミ、大丈夫かねぇ)
杏子(今日の修行もあんまり身が入ってなかったようだったし)
洗剤を流して水を切ってからラックに並べる。
杏子「よし……っと」
杏子「先に歯でも磨くか」
杏子(……そういや、あいつもそろそろこっちに戻ってきてるか?)
歯ブラシを咥えてテレパシーで呼んでみる。
何事もなかったかのように出てきた。
杏子『きゅーうべー、居る?』
QB「何か用かい?」
杏子『お前、昼どこ行ってたんだよ?』
QB「用事があったなら悪かったよ。でも僕も色々とやることはあるからね」
QB「片時も離れずに傍に居てあげられるってわけにもいかないんだ」
杏子『しっかりしてくれよ、あたしらこの街に“二人だけ”の魔法少女だろ?』
杏子『違うか? 違うなら早く教えろよ』
杏子『わかってるとは思うが、二人もベテランが居る中で新人が孤立してたら、そいつには魔女【グリーフシード】は回らないぜ』
杏子『ま、知り合いでもなけりゃあんたが勝手に契約させた奴に回す気もないけどな』
杏子『知り合いの候補者にはあれだけ言ってあるんだ。勝手に契約するってことはないと思うが……』
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 01:33:27.64 ID:eqysNmBz0<>
QB「そうだね。確かに一つの街に二人もベテランが居れば魔法少女はもう足りているとは思うよ」
杏子『で? 新しい候補者でも居たか?』
QB「居たといえば居たよ。少し成り行きを見守っていたけど、今のところもう付け入る隙はなさそうだね」
QB「でも、知り合いなら面倒を見る気があるんだろう?」
杏子『……あたしの知り合いを勝手に契約させたらぶっ殺すぞ』
QB「物騒なことはよしてくれ。付け入る隙もなくなったと言っただろう?」
QB「それに、特別な事情でもない限りまだ素質が高まる年じゃないんだ。今積極的にとりにいくこともないよ」
マミ「そろそろ上がるわ」
口をゆすぎに洗面所に行くとマミの声がした。
杏子「おう。じゃー準備してくるか」
杏子(やっぱりゆまにも素質があった……)
杏子(……が、ああ言ってたってことは素質が下がったってことなのか?)
杏子(特別な事情か。そんなガキばっかり狙ってるってことがわかったら更に胸糞悪くなったけどな)
あたしもさっさと風呂に入って寝るとしよう。
―24日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと10日
杏子 魔力[92/100] 状態:正常
GS:16個
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 01:34:40.81 ID:eqysNmBz0<> --------------------------
ここまで
次回は4日(日)18時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/04(日) 01:36:15.02 ID:ZJJ6bn5m0<> 乙
杏子はゆまだと思っているみたいだけど実はキリカの方だったりして…… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 18:34:00.06 ID:eqysNmBz0<> >>746 これ以上解説する機会もなさそうなので言っておきますと、ゆまのことです
-----------------------------------------------------------------------------
―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲む。
杏子「マミ、今日は体調はどうだ?」
マミ「おかげさまで良くなったわ」
杏子「そっか、それはよかった」
1自由安価
2これからの予定について考える
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 18:37:47.63 ID:ZJJ6bn5m0<> 修行することを勧めてみる
前回と違って体調がいいらしいので <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/04(日) 18:41:01.42 ID:aV8qwDQ10<> 今日は魔女狩りはアタシがやっとくよ
放課後また訓練だな、昨日は消化不良だったしな・・・アタシは午前中ゆまに会ってくるけど、児童相談書の場所聞いてるか?
マミは学校でさやかたちの様子を見てきてくれ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 18:58:26.92 ID:eqysNmBz0<>
杏子「今日はパトロールはあたしがやっとくよ」
杏子「放課後はまた訓練だな、昨日は消化不良だったしな……」
マミ「ええ。昨日上手くいかなかった分、今日は頑張らないとよね」
杏子「ところで、ゆまに会いに行きたいんだが児童相談書の場所って聞いてるか?」
マミ「わからないわね……というか、まだそっちにいるのかしら?」
杏子「到着次第渡すって言ってたか。どうだろうな」
杏子「……まあいいや、また後で考えとくよ」
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れる。
……さて、これからどうしようか?
1自由安価
2教会に戻る
3魔女狩り
4上条のお見舞い
5メール(まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 19:00:18.00 ID:ZJJ6bn5m0<> 4
多分久々だと思うし <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/04(日) 19:06:17.73 ID:aV8qwDQ10<> 昨日行った警察署に行き児童相談所の場所を聞く、あとキュウベェを呼んで来たら連れて行く
学校云々を聞かれたら、連絡先を聞いてなかったしこっちも教えてないからそれを聞くためだと話す
終わったら学校に行くと言っておく(嘘だけど <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/04(日) 19:09:51.00 ID:aV8qwDQ10<> あ、警察署行くならゆまの母親がどうなったかも聞きたかったな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 19:20:36.65 ID:eqysNmBz0<>
結局ゆまのことはどうしようか。
……警察に聞きに行くにもこの時間はやめておきたい。
学校終わってから来いって言われそうだしな。
杏子(今まで補導されそうになるたびに警官ボコッてたしな)
杏子(万が一そのことがバレたりしたらまた面倒だ)
1自由安価
2教会に戻る
3魔女狩り
4上条のお見舞い
5メール(まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 19:21:48.76 ID:ZJJ6bn5m0<> 久々に教会に戻る
別に取られるものはないが、荒れてても困る <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/04(日) 19:32:26.33 ID:aV8qwDQ10<> キュウベェを呼んで昨日の事を詳しく聞く
候補者がゆまと断定できたらキュウベェに他に候補者がいないか聞く
昨日お前が言ってた候補者ってゆまの事だろ?
ゆまはもうアタシ達の大切なダチだ、昨日も言ったがあんな子供に契約を持ちかけるなよ?
ゆまだけじゃない、まどかにさやかにほむら、まさか仁美も素質持ちなんてことはないよな?
まさかとは思うが風見野のアイツみたいに名前をしらなくても会ったり話したヤツで素質持ちとかいたりするのか? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 20:58:28.69 ID:eqysNmBz0<>
エイミー「にゃ?」
……エイミーも連れたままだし、とりあえず久しぶりに教会に戻ろう。
別に盗られるものはないが、荒らされてても困る。
―教会
教会に着くと、中からなにか声が聞こえてきた。
*「なにここホームレスでも住んでんの?」
*「ボコって動画アップしようぜ!ホームレス狩りだ!」
杏子「おい!お前ら何やってんだ!」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 20:59:11.51 ID:eqysNmBz0<>
杏子「――――ここはあたしの場所だ! 今度ここに来たらマジで“狩ってやる”からな」
*「すみませんでしたー!」
……いつのまにか教会に溜まってた不良たちを蹴散らしてため息をつく。
杏子「……ったく。いつの間にこんなのが湧きやがる」
杏子「ゴミまで散らかしていって…………」
お菓子やら花火やらのゴミを片づけて床に座り込む。
盗られて困るものはない。
が、エイミーは変な奴らに見つかるのは危ないな……
QB「やぁ、災難だったね」
杏子「あ? 今腹の虫の居場所が悪いんだ、妙なこと言ったら狩るぞ」
QB「僕を狩っても仕方ないよ。そんなことより魔女でも狩りに行ったらどうだい?」
杏子「…………昨日お前が言ってた候補者ってゆまの事だろ?」
杏子「あたしの知り合いで条件に当てはまる奴なんて、ゆまくらいしかいないからな」
QB「どの道もう過ぎたことだよ、彼女はもう祖父母と一緒に離れた街に行くんだろう?」
杏子「離れた街に引っ越そうがゆまはもうあたし達の大事なダチだ」
杏子「ゆまだけじゃない。まどかにさやかにほむら、まさか仁美も素質持ちなんてことはないよな?」
QB「どうだろうね」
杏子「はぁ?」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/04(日) 20:59:56.68 ID:ZJJ6bn5m0<> 下2じゃないの?
いくら遅かったから↓1としてもそこまで遅くなかった気がするんだが…… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 21:14:06.41 ID:eqysNmBz0<> どの道エイミーを置くために教会には行くので実質どっちも採用にしてます
-------------------------------------------------------------------
QB「多かれ少なかれみんな素質はあるよ。一定以上の素質がないと契約はできないけど……」
QB「ゆまみたいに状況によって多少変動することもあるから断言はできないね」
QB「だから候補を探すには見回りはかかせないってわけだけど……」
QB「前にも言ったけど、被契約者側である君に教える情報ではないんだ」
……また上手く躱わされた気がする。
なんでこうこいつの言葉はいつもぼんやりしてるんだ。
契約とかいって、やっぱり食い物にされてる気がする。 だからって思い通りになんかさせてやるか。
杏子「とりあえずお前が信用ならない奴だってことははっきりしたよ、まあわかってたけどな」
杏子「……とりあえず、昼でも買ってくるか」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 21:29:31.28 ID:eqysNmBz0<>
……その辺で弁当とエイミーのご飯を買って、少し早めの昼食をとった。
マミにああ言ったしパトロールには行かないといけない。もう出発しようか?
杏子(エイミーも本当はここより良い場所に置ければいいんだけどな……)
杏子(マミの家に置きっぱじゃ昼飯をあげられない。時間になると自動で餌の出てくるやつでも見てくるか?)
杏子(駅にでも寄ったついででいいだろう)
【昼前】
1出発
2メール(マミ・まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 21:35:12.86 ID:ZJJ6bn5m0<> メールでまどかかさやかにQBが前に現れて契約を迫っていないか聞く
きちんと読み返していないから、2人がどこまで知っているか知らんけど <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 21:58:18.18 ID:ZJJ6bn5m0<> アゲ
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 22:20:18.87 ID:ZJJ6bn5m0<> これで最後安価下 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 22:35:49.90 ID:eqysNmBz0<>
杏子(まだ少し早いな)
……そろそろ昼休みだ。まどかとさやかの二人にメールでも送ろう。
とりあえず近況を聞いておくついでに、あっちにキュゥべえが来てないかも聞いてみることにした。
杏子(……送信っと)
杏子(さて、出発するか)
行く場所
1公園
2通学路
・駅[最後に回る]
3病院
4繁華街
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
9立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 22:49:05.80 ID:ZJJ6bn5m0<> 9 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 22:54:33.19 ID:eqysNmBz0<> ―立体駐車場
大きな駐車場が見えてくる。
さて、魔女の気配は……っと。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/04(日) 23:01:24.39 ID:ZJJ6bn5m0<> 魔女 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/04(日) 23:30:58.19 ID:eqysNmBz0<> ―影の魔女結界
白黒の結界、周りには植物のような使い魔が蠢いている。
その奥に背を向けて鎮座しているのは――――
……使い魔とは何度か会ったが、その親玉だ。
杏子(わざわざ背を向けたまま動かないところを見ると、不用意に近づいたら危ないタイプか?)
杏子(魔女がどんな攻撃を隠し持ってるかわからねえ。まずは使い魔の相手をしたほうがいいだろうな)
杏子 魔力[92/100] 状態:正常
GS:16個
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:影の魔女
Sebastian's(小)×20 <-攻撃対象
Sebastian's(大)×6 <-攻撃対象
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/05(月) 01:01:12.65 ID:5pAaVDxq0<> -------------------
ここまで
次回は7日(水)20時くらいからの予定です
レスが来なかった場合21時に再安価だします <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/05(月) 07:11:48.66 ID:4aFPOFEl0<> 6 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/07(水) 09:52:34.96 ID:cC49WWtR0<> 暴走族の魔女
バイクで追いかける(押しつぶす)、木刀で攻撃、威嚇
ひと昔の暴走族みたいな姿。死語でレディースと言うやつ
使い魔もレディースぽい奴ら。魔女との関係は舎弟みたいなもの。バイクで結果内を移動しながら戦う。
我欲
バイクを破損させれば機動力が下がり、勝率が上がる。
料理人の魔女
相手を料理する(揚げるなど)、包丁攻撃(切る、投げるなど)、作った料理を食わせる(食ったものに状態異常)
よくある白色のコックの服
結果内は料理場。しかし魔女用なのか全体的にでかい。魔女だけではなく使い魔も料理を作っており、魔女の同じようなことをしている。
追及
料理を破壊されると怒りで我を忘れるのでそれが隙に。
ギャンブルの魔女
ギャンブルを相手に仕掛ける
ギャンブラーというディーラーのような恰好
結果内はカジノのルーレットの台の上にいるような空間。ギャンブル関係の者が浮かんでいたりする(サイコロやトランプなど)。魔女に直接攻撃は(ほぼ)不可能でギャンブルで勝負で勝つしかないという特殊な魔女結界。その代わりに相手も直接攻撃してこなく使い魔も公平にやる。
戦慄
バレないようにイカサマをすること(もちろん、使い魔や魔女も調べるが)
またまた思いついたので
ギャンブルの魔女は特殊と言うことで。物理攻撃じゃなければダメなら後で書き直します
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/07(水) 20:37:10.50 ID:41kkuRDT0<>
鎖を伸ばした多節棍で地面から生える使い魔の群れの中をぶち破り刈り取っていく。
行く手を阻む使い魔を掃討しながら縦長の結界内を進む。
相変わらず魔女は座り込んだままだ。
杏子「背を向けて待ち構えてるなんて随分余裕じゃねーか」
――座り込んだまま、魔女はその背からバキバキと鋭い触手のような束を伸ばしてきた。
それを多節棍で破壊し、続けて魔女の首元に向けて振りかぶる。
……攻撃が当たると簡単に引きちぎれた。使い魔と変わらない感触だ。
一応人に似た形をとっているものの所詮は魔女だ。弱点まで人と同じとは限らない。
魔女はまだまだ元気そうだ。
杏子 魔力[87/100] 状態:正常
GS:16個
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:Elsamaria <-攻撃対象
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-0) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/07(水) 20:47:25.55 ID:bJhqXBk00<> 8 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/07(水) 21:25:19.22 ID:41kkuRDT0<>
頭も触手の一部みたいなものなら、足元から攻撃するしかないか。
根を張ってるその下から攻撃に魔力を溜めて突く。
杏子「手ごたえありって感じだな」
再び攻撃を繰り出そうとした魔女の背後を避け、伸びてきたうねる触手をぶった切る。
正面から見てみると、魔女は手を合わせ祈るようなポーズをしていた。
……目を背けて祈ってるだけじゃ、何にもならないのにな。
杏子 魔力[77/100] 状態:正常
GS:16個
・銀[100/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:Elsamaria <-攻撃対象
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-0) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/07(水) 21:33:37.76 ID:cC49WWtR0<> アゲ
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/07(水) 21:45:20.21 ID:1KTw4Uiu0<> 8b <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/07(水) 21:54:35.89 ID:41kkuRDT0<>
杏子「――トドメに行くとしようか!」
もう一度、今度は更に魔力を強めた槍で魔女を突く。
魔女の居る地面一帯が巨大な柱に変わり、結界が崩れる。
昼の駐車場に景色が戻る。
こんな場所にいつまでも居たってしょうがない。
次の場所に向かうことにした。
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
行く場所
1公園
2通学路
・駅[最後に回る]
3病院
4繁華街
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
・立体駐車場[現在地]
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/07(水) 22:02:55.49 ID:1KTw4Uiu0<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/07(水) 22:15:14.48 ID:41kkuRDT0<> ―繁華街
杏子(まだこの時間だとどの店も空いてるな)
杏子(並ばずに買えるのは良いことだ)
あと少しすれば下校途中の学生が増える。
人気の落ち着いた繁華街は賑わっている時とは違い穏やかな雰囲気だ。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/07(水) 22:24:58.47 ID:1KTw4Uiu0<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/07(水) 22:38:04.34 ID:41kkuRDT0<> ―駅
繁華街を抜けて駅のほうに歩いていくと、ショッピングモールが見えてきた。
買い物の前にまずは魔女か使い魔がいないかだな。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/07(水) 22:52:54.18 ID:cC49WWtR0<> 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/07(水) 22:58:49.01 ID:1KTw4Uiu0<> あれ?行き先指定なしで駅? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/07(水) 23:57:01.02 ID:41kkuRDT0<>
……使い魔か。
杏子(ま、すぐ終わらせてペットショップを見に行くとするか)
―芸術家の魔女結界
朱色と白のサイケデリックな空。
……この結界には見覚えがある。
使い魔がわらわらと集まってくる。
近づいてきた人型の使い魔を薙ぎ払う。あたしは芸術はよく知らないが、これも何かの美術品なんだろうか。
ムンクはともかく、人型のは大したことはなさそうだ。
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:代表作 ×5
意欲作 ×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/07(水) 23:58:56.51 ID:cC49WWtR0<> 6で一掃 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/08(木) 00:37:41.16 ID:86mdbV9i0<>
たとえ使い魔でも囲まれるのはまずい。
周囲の使い魔を多節棍で手早く一掃する。
ムンク「キェェエエエエエエ!!!」
ムンク「キェェエエエエエエ!!!」
杏子「うるせえ!」
一斉に叫び出す使い魔に顔をしかめる。
……やっぱりこいつは近づけさせずにさっさと倒すのが正解みたいだ。
同系統だからわかるのか、何かあたしの幻惑魔法に似た魔力を感じた。
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
使い魔を全滅させてデパートを歩きはじめる。
……その途中で、いつのまにか携帯が光っているのが見えた。
杏子「……メールか。昼送ったメールの返信だな」
二人はあれからキュゥべえは見てないそうだ。
それと、上条の出国日についての連絡があった。
杏子(来週の水曜……か。今月の半ばとは聞いていたが、本当に時間がないな)
杏子(あたしもそれまでに一度くらいまた見舞いに行ったほうがいいかね)
杏子(……さやかも明日までに気持ち整理するっつってた。後の事はもうなるようにしかならないな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/08(木) 00:38:50.02 ID:86mdbV9i0<> -------------------------
ここまで
次回は9日(金)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/09(金) 20:41:26.83 ID:iFk8qUf/0<>
……ペットショップへは先週も寄ったから迷うことなくたどり着けた。
相変わらず入り口付近で鳴いている鳥たちの歓迎の声を聞きながら、店の奥へと進む。
杏子「猫用……これか」
給水器や給餌器の並ぶ棚を見る。
……思えば、これまでほとんど猫を飼うためのものを買い揃えていなかった。
これがあればわざわざ荒れた教会の中に置いてく必要もなくなるし、これを機にちゃんと揃えてやってもいいだろう。
杏子(元々は通りをうろちょろしてるのが危ないからって、ついでで教会で面倒見てたんだっけか)
杏子(もう首輪も着けたし、本格的に飼い猫だな)
デパートを出て教会に戻る。
エイミーを連れてマンションの前で待っていると、マミが帰ってくるのが見えた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/09(金) 20:57:01.26 ID:iFk8qUf/0<>
杏子「おう、おかえりさん」
エイミー「にゃ」
マミ「ただいま。どうしたの?その荷物」
杏子「ちょっとエイミー用のものを買ってきてな」
杏子「ずっと教会に置いといて変な輩にイタズラされないとも限らん」
杏子「これから訓練だし、家に置かせてやってくれないか」
マミ「ええ、そういうことなら」
マミ「いつまでもこんなところにいるのもなんだし、上がって待ってて。動きやすい服装に着替えてくるわ」
―土手
いつもの訓練場所に向かい、早速特訓に入る。
杏子「今日もみっちりいくからな、昨日の分まで気を引き締めろよ?」
杏子「……まあ、でも無理はするなよ」
マミ「はい!」
下1,2レスコンマ判定
マミの獲得経験値
0~99
※1レス目と2レス目の結果の平均値を半分にしたものを加算
※0=100、少数切り上げ
現在Lv16 EXP:2/100 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/09(金) 21:18:57.46 ID:9tQNpP8VO<> ほい
ほい
あ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/09(金) 21:19:38.15 ID:H6PAlxBU0<> どうかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/09(金) 22:39:32.23 ID:iFk8qUf/0<>
現在Lv16 EXP:18/100
杏子「よしっ、今日はこれで終わり!」
マミ「ありがとう。佐倉さんもお疲れ様」
杏子「おう、お疲れな。腹減ったー、帰って飯にしようぜ」
―マミの家
訓練を終えてマミの家に戻る。
マミ「どう? エイミー、ちゃんと使ってくれてるかしら?」
訓練の前ここに来た時、給水器のほうだけセットしておいた。
給餌器は今度昼空ける時に使ってみるとしようか。
杏子「お。わずかに減ってるみたいだ」
マミ「よかったわね、これなら安心そうね」
杏子「そうだな」
エイミー「にゃっ」
杏子「ああ、とりあえず今はみんなでご飯だな」
マミ「私も夕食作ってくるわね」
近くに寄ってきたエイミーの頭を撫で、皿にエイミーのご飯を用意する。
マミもキッチンのほうへと向かった。
いつもどおり、エイミーを眺めながら夕食ができるのを待つことにする。
1自由安価
2このまま待つ
3メール(まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/09(金) 23:16:55.35 ID:H6PAlxBU0<> 警察署に電話してゆまが預けられた児童相談所の場所と電話番号を聞く
わかったら電話してみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/10(土) 00:13:12.09 ID:fZlQe0JJ0<> -------------------------
ここまで
次回は18日(日)18時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 19:23:15.39 ID:vxqSSYJE0<>
……そういや、もうとっくに学校も終わった時間だ。
ゆまがどうなったか聞いてみるか。
杏子「マミ、電話借りるぞ」
マミ「ええ」
……警察署に電話をかけると、まず定番の質問が聞こえてきた。
杏子「いや、昨日ゆまを届けた者だが、あれからどうなったか聞きたくてな」
杏子「…………そうか。ああ、じゃあ連絡頼めるか」
マミ「ゆまちゃんのこと? どうだって?」
杏子「無事祖父母のほうに引き渡されたってさ」
杏子「で、連絡先は児相が知ってるから折り返し連絡させるって」
マミ「そう、じゃあ夕飯が出来たから食べながら待ちましょうか」
杏子「おう、今日もうまそうだな!」
食事中の話題/明日(休日)の予定についてなど
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/18(日) 19:27:41.28 ID:hZ2QqWnQ0<> ksk <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/18(日) 19:29:46.64 ID:AUdUAoA/0<> マミのソウルジェムの状況を聞く
GSの数は多いことをマミに言って何かあったら貸すと言っておく <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/18(日) 19:35:28.10 ID:vNAMzN0f0<> ゆまのことを考える
ゆまはじーちゃんとばーちゃんに無事引き取られたか
これで一安心だがじーさんたちのとこに行く前にもう一度会っておきたかったかな?
まぁ、連絡先がわかったら電話してみるか・・・あとでマミの家や携帯の番号を教えていいかどうか聞いておくか
そういやキュウベェのやつ、ゆまの素質も低くなったとか言ってたな
勧誘ももうないだろうが、将来的にどうなるかはわからないから電話した時それとなく注意しとくか
ゆまのやつにはアタシやマミみたいに命のやりとりなんかさせたくはないからな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 19:39:42.75 ID:vxqSSYJE0<>
杏子「マミ、ソウルジェムの状況はどうだ?」
杏子「こっちはグリーフシードは結構持ってるんだ。何かあったら貸すよ」
マミ「ありがとう、でも今のところは大丈夫よ」
マミ「最近パトロールは佐倉さんがやってくれているし、体術の訓練なら魔力は使わないから」
杏子「でも何かあったらすぐ言えよー? あんた、なんだかいつもぎりぎりで過ごしてそうだからな」
あたしは特にマミと仲直りする前には戦い以外でもよく魔法を使っていたが、
マミはあまり自分のために使いたがらない。
マミ「魔女を倒せるくらいのグリーフシードがあれば十分よ」
杏子「相変わらずだな」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/18(日) 19:44:42.23 ID:AUdUAoA/0<> >>799はいつかしたいな <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 20:08:41.29 ID:vxqSSYJE0<>
……夕飯を食べ終え、食器を流しに置く。
マミは風呂に行った。そういや、休日前だからちょっと豪華にするとか言っていたか。
杏子(……風呂に豪華も何もあるのかね?)
それから、児相からの電話でゆまの祖父母の家の連絡先を聞いた。
明日あたり電話してみようか。
最後に元気な声くらい聞きたいものだ。
杏子(まあ、別にもう会えないってこともないか)
杏子(……それに、素質が低くなったといはいえ、数年後に契約を迫られないとも限らん)
杏子(……そもそも、素質が高まる年齢っていくつなんだよ?)
杏子(特別な事情でもない限りゆまの年じゃ素質は高まらないっつってたが、だったら何が素質と関係してるっつーんだ)
……そんなことを考えていると、マミが風呂から上がってリビングのほうへと歩いてくる。
マミ「佐倉さん、次どうぞ」
杏子「ああ。で、豪華って、バラでも浮かべたのか?」
杏子「かんきつ類とかは浮かべるより食いたいけどなぁ」
マミ「薔薇ないけど……今日はアロマオイルを入れてみたの。リラックスできるわよ」
杏子「へー、確かにいい匂いがするな」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 20:22:46.60 ID:vxqSSYJE0<>
――風呂から上がると、マミは何かパソコンの前で作業していた。
杏子「まだ寝ないのか?」
マミ「そろそろ寝るわ。今ちょっとポエムを考えてたの」
マミ「日記を書くついでに添えてみようと思ってね」
杏子「そ、そうか」
マミ「でもそうね……夜遅くまでパソコンと向かってるのは良くないわ。そろそろ寝ましょうか」
……そこは深く触れないようにしよう。
髪を乾かしてから、マミと一緒に寝ることにした。
部屋の電気を消して、布団に入る。
1自由安価
2翌日へ
下2レス
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sagA<>2016/12/18(日) 20:24:12.43 ID:AUdUAoA/0<> タイミング的にいいのか知らないけど、>>799 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/18(日) 20:26:48.95 ID:vNAMzN0f0<> ↑
ついでにマミに明日はどうするか聞いてから寝る
夜中に何か聞こえたのでふと目を覚ますとマミの顔の上にエイミーが寝そべっていてマミがうなされていた <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 21:03:14.01 ID:vxqSSYJE0<>
明日はどうするか。
杏子(……とりあえずゆまんとこに電話だな)
あったとしても数年後のことになるだろうが、契約についてはそれとなく注意しておこう。
ゆまのやつにはあたしやマミみたいに命のやりとりなんかさせたくはない。
杏子(それから…… 例のさやかと仁美の決着も明日付く)
杏子(夜になったらその結果も聞きたいな)
杏子「マミ、あんたは明日はどうする?」
マミ「そうねえ……午前中は溜まってた洗濯とかお掃除をやらなくちゃ」
杏子「休みも家事か、大変だな」
マミ「それだけってわけじゃないわよ? 息抜きだってしてるわよ」
マミ「佐倉さんが買ってきた漫画も読んでみようかしらね」
杏子「おう、あれはおすすめだぞ」
マミ「それから、おやつにスコーンでも焼こうかと思ってるわ」
杏子「マジか!それは楽しみだな」
明日に考えをめぐらせながら眠りについた。
「…………うーん」
……のだが、夜中に何か変な音が聞こえて目を覚ました。
杏子(……?)
……マミの声だ。
身体を起こしてベッドのほうを見ると、マミの顔の上にエイミーが寝そべっていた。
杏子(ありゃー、うなされてるな)
杏子「こらこら……こっちで一緒に寝ような」
エイミー「にゃ」
エイミーを起こして抱き上げる。
マミ「うーん…………毛玉地獄」
杏子(……まだ起きないところを見ると、なんだかんだぐっすり寝てそうだな)
―25日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと9日
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3] <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 21:22:40.40 ID:vxqSSYJE0<> ―翌朝
いつもより少し遅い時間に起きた。
朝食を用意するマミを眺めながら話しかける。
杏子「マミ、よく眠れたか?」
マミ「? ええ、普通に眠れたと思うけど……」
マミ「そういえば変な夢を見たような気がするわねえ」
杏子(そうだろうな)
……マミはまだよくわかってなさそうな顔だ。
杏子「お、今日はデザートつきか!」
マミ「ええ、ヨーグルトと一緒にどうかと思って。美容にもいいのよ?」
マミはそう言ってりんごを細かくカットしている。
そういや、最近はカットすらせずにそのまま齧って食う以外じゃ食ってなかったっけな。
食事中の話題/これからのことなど
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/18(日) 21:25:52.09 ID:hZ2QqWnQ0<> ksk <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/18(日) 21:31:24.89 ID:vNAMzN0f0<> 上条に会いにいってくる
今日は上条のとこに顔を出すとすっかね
えーと、アメリカ行くまであと何日だっけか・・・?
久々に行くから例のパン屋でクロワッサンとか色々買っていくか
あとさやかと仁美にメール
仁美にはさやかと話が終わったら連絡をくれと、さやかには話が終わって何か誰かと話したい気分なら付き合うぞとメール <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 22:13:11.94 ID:vxqSSYJE0<>
朝食を終えるとマミは洗濯を始めた。
午前中に溜まった家事をやると言っていたっけか。
あたしもごろごろしてるのももったいない。出かける準備をする。
マミ「あら?どこか行くの?」
杏子「ああ、早いうちに上条に会ってこようと思ってな」
杏子「えーと、アメリカ行くまであと何日だっけか……?」
マミ「来週の水曜って聞いたから……あと4日ね」
杏子「4日か。まあとにかく、残り少ないし最近会ってなかったからな」
マミ「そういえば前はよく行ってたんだったわね」
杏子「ああ、最近は変な噂が出ても困ると思って自重してた」
杏子「今日は久々に行くから例のパン屋でクロワッサンとか色々買ってこうと思うよ」
マミ「ええ、いってらっしゃい」
マミの家を出て病院に向かう。
杏子(それから、あいつらにもメールしておくか)
仁美には『話が終わったら連絡をくれ』ということ、
さやかには『話が終わって何か誰かと話したい気分なら付き合うぞ』ということをそれぞれメールしておいた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 22:47:20.43 ID:vxqSSYJE0<> ―上条の病室
杏子「よう、久しぶり」
恭介「佐倉さん、本当に久しぶりだね」
杏子「あと4日で日本を離れるんだってな。だからその前には会っておこうと思ってな」
杏子「それとほら、これ。色々買ってきてやったぞ」
パン屋の袋を渡す。
恭介「わあ、こんなにありがとう!」
杏子「おう。手術前で不安とかあるかもしれないが、これ食べて元気出せよ」
恭介「不安といえば不安なのは、これでも治らなかったらってことかな……」
恭介「なにしろ、世界中を調べて見つかった凄腕の名医だ」
恭介「これでもし無理って言われちゃったら、本当に治る見込みがないってことになっちゃうから……」
恭介「でも、やっぱり期待の気持ちの方が大きいよ。やっと腕が動くようになるかもしれないんだから」
杏子「そうか。治るといいな」
杏子「治ったらあたしにもバイオリンを聴かせてくれよ」
杏子「つうか、治ったからってあっちでの活動にのめり込んでさやかのこと放ったりなんてするなよ?」
杏子「ちゃんと連絡くらいはしてやってくれ」
恭介「そうだね、さやかには感謝しなきゃ。それから色々と協力してくれた志筑さんや、ほかの人にも」
……仁美の名が出たことに心の中で反応する。
杏子(こいつは二人の事どう思ってるんだろうな)
杏子(……まあ、答えはこれから出るか)
1自由安価
2さようなら
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/18(日) 23:00:39.15 ID:AUdUAoA/0<> きっとこれから何かあるかもしれねぇが、真剣に取り組めよ
真面目に答えたり、後回しにしたらきっと後悔するだろうからなぁ……と忠告なようなことを言い残す
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/18(日) 23:10:49.23 ID:vNAMzN0f0<> 上条にそれとなくさやかと仁美が好意をもってることを伝えるか?
いや、今日の話し合いの結果がまだわからないうちにうかつな事は話さない方がいいな
まぁ、2人には今後脚を向けて寝られないな
まどかもずっとさやかと一緒に募金してたし、早乙女先生も学校で呼びかけとかしてくれてたみたいだしな
あんたにはこれだけの人が力になろうとしてくれてる
それだけの『想い』と『絆』があんた達にはあるんだ、前にも言ったが何でもないことのようでとても大切なものなんだ
どんな事があっても絶対に手放すんじゃねーぞ?
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 23:43:27.26 ID:vxqSSYJE0<>
上条にそれとなくさやかと仁美が好意をもってることを伝えるか?
……いや、今日の話し合いの結果がまだわからないうちにうかつな事は話さない方がいいな。
杏子「まぁ、2人には今後脚を向けて寝られないな」
杏子「まどかもずっとさやかと一緒に募金してたし、早乙女先生も学校で呼びかけとかしてくれてたみたいだしな」
恭介「そうだよね……こんなに僕のために動いてくれる人がいるなんて思ってなかった」
杏子「あんたにはこれだけの人が力になろうとしてくれてる」
杏子「それだけの『想い』と『絆』があんた達にはあるんだ。前にも言ったが何でもないことのようでとても大切なものなんだ」
杏子「どんな事があっても絶対に手放すんじゃねーぞ?」
恭介「うん」
恭介「……それから、佐倉さんも。本当にありがとう」
杏子「水曜は見送りに行ってやるよ。何時の便だ?」
恭介「朝の9時だ。じゃあ、またその時に会おう!」
……さやかや仁美だって、そんなときくらい学校をサボったって構わないだろう。
もう上条とはここで会うことはない。
最後にあいさつをして病室を出た。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/18(日) 23:46:17.72 ID:vxqSSYJE0<> ----------------------
ここまで
次回は23日(金)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/23(金) 20:42:49.47 ID:SceZ6uAQ0<> ―マミの家
杏子「ふぃー、ただいま。今日の昼飯はなんだ?」
マミ「今日はパスタよ。カルボナーラにしようと思って」
帰ってくる頃にはマミはキッチンに立っていた。
洗濯に掃除に昼飯の用意と、考えてみれば今日はずっと家事に忙しそうだ。
今は一応あたしという居候が居るものの、
一人暮らしでしかも学生となれば、ここまできっちりやってる人なんてそうそういないだろう。
杏子「エイミーも、ただいまな」
エイミー「にゃ」
……帰ってきて携帯を確認してみると、メールの返信が来ていた。
本文:
おけー!
めっちゃ勇気出すから応援してよ!(≧人≦○)
さやかからだ。
またなんか顔みたいな可愛い感じのマークが入っている。
これが顔文字ってやつか。これはどうやるんだろう。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/23(金) 20:56:33.38 ID:SceZ6uAQ0<>
杏子(仁美のほうもきてるな)
本文:
了解ですわ。
私も今からいても立ってもいられません。
でも、たとえどういう結果になっても、私も自分の気持ちは伝えようと思っています。
私も友達として、さやかさんのことは応援しています。
さやかさんのほうが彼を見てきた時間は長いのですから。
佐倉さんもどうか応援してくださいね。
杏子(応援、か)
二人ともメールにその言葉が書かれているものの、雰囲気は大分違う。
杏子(恋敵の応援をするって言う仁美も大した奴だ)
杏子(そうだな……結果もそうだが、まずはさやかが気持ちを伝えられるようにってのを応援しないとな)
マミ「出来たわよ! いい具合に半熟に出来たの。卵が固まっちゃわないうちに食べましょ」
杏子「おう!」
食事中の話題
1自由安価
2上条について
3二人とのメールについて
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/23(金) 21:04:34.43 ID:VGAF1o+o0<> 上条に見送りに行くと約束したんだがマミはどうする?
平日だから行けないならまどか達に連絡して日曜とかにみんなで見舞いに行く日でも決めるか?
さやかと仁美から連絡が来た、こんな感じだ
まぁ、ここまできたら仁美はともかくさやかのやつには勇気を出してもらいたいんだが・・・マミはどう思う?
食事の後午後どうするか決める <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/23(金) 21:19:32.31 ID:fF3rwwYgO<> ↑
追加でゆまに連絡を取る <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/23(金) 21:41:38.13 ID:SceZ6uAQ0<>
ずーっと音を立ててパスタをすする。
マミはフォークで絡めて器用に掬っているようだ。
マミ「その食べ方だとまるでそばかラーメンみたいね……」
杏子「食えりゃいいんだ。なかなか上手く掬えないし、ちまちま食うのも性に合わねえ」
杏子「それより、上条に出国の見送りに行くと約束したんだがマミはどうする?」
マミ「平日よね……何時くらいだって?」
杏子「朝の9時っつってたな」
杏子「行けないなら、まどか達に連絡して日曜とかにみんなで見舞いに行く日でも決めるか?」
マミ「美樹さんたちはどうするのかしら?」
マミ「私は一日くらいお休みにしても構わないけど……」
杏子「さやかかぁ……どうだろ、後で聞いてみるかな」
杏子「まず今日の話し合いの結果次第ってところもあるだろうからな」
杏子「そういや話し合いが終わったら連絡しろってメールをしたんだが、その返信がさっき来たんだ」
メールを開いて携帯の画面をマミに見せる。
杏子「……まぁ、ここまできたら仁美はともかくさやかのやつには勇気を出してもらいたいんだが」
杏子「マミはどう思う?」
マミ「そうね…… 美樹さん、募金だって今までずっと頑張ってきたんだもの」
マミ「想いを伝えないまま離れ離れになんてなったら、絶対に後悔するわ」
……やっぱそうだよな。
二人で頷き、食い終わってからすぐに二人で応援のメッセージをさやかにメールで送っておいた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/23(金) 22:19:10.36 ID:SceZ6uAQ0<>
杏子(……後は連絡を待つだけ、だな)
杏子(そろそろゆまのほうにも電話するか)
メモを見ながら、昨日聞いた番号に電話をかける。
……まず祖母が電話に出た。
杏子「ゆまを警察まで送り届けた者だが、今頃どうしてるかと思ってな」
『ああ、あなたが! 本当にありがとうね』
『あの馬鹿夫婦のところに居たら、ゆまがどんなひどい目に遭っていたか……』
杏子「今ゆまは居るか?」
『ええ、じゃあ代わるわね。 ゆま、お電話よ』
……受話器の向こう側で元気の良い返事が聞こえた。
それから数秒たって、ゆまが電話に出た。
ゆま『もしもし、ゆまです!』
杏子「あたしだ、杏子だ。あれからどうだ?」
ゆま『おばあちゃんとおじいちゃん、いっぱい優しくしてくれるの』
ゆま『おいしいごはんをたべれるし、怒鳴ったり叩いたりもされない……なんだかゆめみたい』
ゆま『ありがとうキョーコ! ゆま、しあわせだよ!』
杏子「それはよかった」
ゆまが言ったことは、普通の人からしたらなんでもないことなんだろう。
けど、その“普通”ってのが本当はものすごく幸せで尊いものだということに、人はなかなか気づけない。
1自由安価
2魔法少女について
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/23(金) 22:22:19.12 ID:JsL64a5J0<> キュウべえが接触していないか確認するため都市伝説というか噂で「魔法少女」を冗談交じりに話してみる
(目が赤い白い生物がある日現れて、願いをかなえる代わりに化け物と戦わせられる……みたいな話で) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/23(金) 22:45:35.59 ID:JsL64a5J0<> 安価がこないのでアゲ
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/23(金) 22:51:43.02 ID:VGAF1o+o0<> >>822
マミにも変わりゆまと話をさせる
最後に祖父か祖母に代わってもらい此方の連絡先を教えてまた見滝原に来たら顔を出してくれと頼む <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/23(金) 23:09:07.43 ID:VGAF1o+o0<> >>824
顔を出してくれ、は目上の方には失礼かな?
ぜひ会いに来てほしい、の方がよかったかも <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/23(金) 23:36:43.79 ID:SceZ6uAQ0<>
杏子「ゆまはもう手放すなよ」
ゆま『え?』
杏子「……なあ、こんな都市伝説を知ってるか」
杏子「ある日、目の赤い白い生物が現れて、願いをかなえる代わりに化け物と戦わせられる……」
ゆま『えっと、あんまりそういうおはなししてもらったことないから……』
杏子「……そうか」
……キュゥべえがゆまのもとに現れるとしたらあと何年後か。
こんな話、覚えていてくれはしないだろうが…………
杏子「まあいい、マミとも話してみるか?」
ゆま『うん!』
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/24(土) 00:02:47.96 ID:zPa9Jjfm0<>
マミ「もしもし、ゆまちゃん」
ゆま『マミ!』
ゆま『マミもありがとうね! マミのつくるごはん、すっごくおいしかったよ』
マミ「ええ、そちらも今は幸せに暮らせているそうね?」
ゆま『うんっ。またあそびにいってもいい?』
マミ「ええ、是非! 今度来てくれたときは、何かお菓子でも作るわよ」
ゆま『やったー!』
……今度来てくれた時、か。
来たことがあるとはいっても、ゆま一人に案内させるのは無理がある。
最後に祖母に代わってもらい、こちらの住所を伝えておいた。
杏子「また見滝原に来ることがあったらぜひ会いに来てほしい」
『ええ、お盆かお正月あたりには顔を出すと思うわ』
『私もぜひあなたたちに一度会ってみたいと思ってるのよ』
杏子「ああ、それじゃ、あたしも楽しみにしているよ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/24(土) 00:03:26.24 ID:zPa9Jjfm0<> ------------------
ここまで
次回は25日(日)18時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/25(日) 18:56:24.93 ID:GbODHsTQ0<>
……電話を終えると、マミは再びキッチンに立っていた。
リビングの方から覗いてみる。そういえばそろそろおやつの欲しい時間だ。
杏子「おやつの準備か!」
マミ「ええ、出来るまでもう少し待っててね」
マミ「…………これでよしっと、あとは焼くだけね」
マミ「待ち時間に少し漫画でも読もうかしら」
杏子「この間あたしが買ってきたやつか。読み終わったら感想聞かせてくれよ」
杏子「ふあー じゃ、あたしは出来るまでちょっとだけ寝てるかな」
マミの隣でソファに寝転がる。
少しだけ仮眠をとることにした。
マミ「紅茶が入ったわ。ティータイムにしましょ」
――――マミがスコーンと紅茶をテーブルに運んでくる。
まさにティータイムといった雰囲気だ。
マミ「このジャム、スコーンにも紅茶にも合うのよ」
杏子「へー、試してみるか!」
……コンビを組んでいた頃にも思っていたが、
マミと一緒だとこういううまいもんが食えるから最高だ。
杏子(今度またあいつらも誘ってやるか)
杏子(マミも賑やかなの好きだろうしな)
【15時】
1自由安価
2ゆまについて
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/25(日) 18:58:51.65 ID:tHSLwWpt0<> 2
もうゆまについて心配ないよな。QBも契約はしないみたいだし
でもこれからもう会わないとあいつも寂しいだろうし、たまには会いに行ってもいいよな? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/25(日) 19:15:01.69 ID:40K5FmUX0<> この後の予定について
アタシは散歩がてらにパトロールでもしてくるか
マミはどうする?それとも訓練でもするか? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/25(日) 20:46:23.30 ID:GbODHsTQ0<>
杏子「紅茶のおかわりあるか?」
マミ「ええ、どうぞ」
杏子「おう、さんきゅ」
……お菓子を食い終えて、紅茶を飲みながらくつろぐ。
そろそろ日差しが落ち着き、傾いてくる頃だ。
杏子「この後は何かやりたいことはあるか? あたしは散歩がてらにパトロールでもしてくるが」
杏子「……それとも、少し遅いが訓練でもしに行くか?」
マミ「パトロールなら私も付き合うわよ」
杏子「じゃ、一緒に行くか」
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/25(日) 21:04:27.57 ID:9DzFDbAp0<> 1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/25(日) 21:27:15.06 ID:GbODHsTQ0<> ―公園
人気の少なくなり始めた公園。
公園で遊んでいた子供たちもそろそろ友達と別れて帰り始める頃だ。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/25(日) 21:34:37.02 ID:VLY8ftUm0<> あ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/25(日) 22:01:32.32 ID:GbODHsTQ0<>
マミ「使い魔の魔力……! どこかしら……?」
杏子「居た、こっちだ!」
―鏡の魔女結界
杏子「……見たことのある景色だ」
マミ「あの時の魔女の使い魔ね……!」
魔力の強い方向に向かうと、不安定な結界の中に鏡が浮かび上がる。
使い魔は鏡の反射を使ってちょこまかと逃げ回っている。
杏子 魔力[95/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
敵:Twinker(鏡) ×5
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/25(日) 22:13:21.63 ID:VLY8ftUm0<> 12×3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/25(日) 22:46:50.20 ID:GbODHsTQ0<>
マミ「きゃっ ……もう、相変わらずすばしっこいわね」
杏子「いきなり飛び出してくるのは勘弁してほしいよなー」
杏子「ただまあ、今回は魔女もいないし、あんまり鏡も自在に操れるわけじゃないみたいだぜ?」
分身を三体だけ出して使い魔を追わせる。
杏子「数で攪乱して対抗する! あとは鏡さえ壊せばいい!」
マミ「オーケー!」
マミがリボンをしならせてワイヤーのように扱い結界内の鏡を割っていく。
そして、隠れ場所がなくなって外に押し出された使い魔をすかさず槍で斬り潰す。
杏子「これで……終わりだ!」
最後の一匹を潰して結界を消滅させる。
景色が戻り、子供たちの声がちらほらと聞こえてくる。
マミ「これでもう安心ね」
杏子「ああ、あんまり暗くならないうちに次に行くぞ」
杏子 魔力[89/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
行く場所
・公園[現在地]
1通学路
2駅
3病院
4繁華街
5歩道橋
6土手
7鉄塔
8廃工場
9立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/25(日) 22:49:47.74 ID:np7ZVV/F0<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/25(日) 23:22:55.31 ID:GbODHsTQ0<> ―繁華街
あたりが暗くなり、そろそろ賑わい始める時間だ。
見滝原の夜は明るい。特に繁華街なんか眠らない街だ。
土曜の夜の繁華街の賑わいというのを考えると、なんとなくいかがわしー感じもする。
マミ「あんまり暗い時間に狭い路地に長居はしたくないけど、
魔法少女になってからは平気で足を踏み入れるようになっちゃったわね」
杏子「ま、変なのが寄ってきたらぶっとばしゃいいだけだ」
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/25(日) 23:25:53.22 ID:np7ZVV/F0<> 魔女こい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/26(月) 00:06:04.48 ID:RU7Ra9Bc0<>
いかがわしそーな路地の隅に結界を見つける。
―アイドルの魔女結界
杏子「……なにやら奥が騒がしいな」
マミ「ええ、心して進みましょう」
結界の迷路の先の大きな扉を開け放つと、ライブステージのような場所に出た。
スピーカーから大音量で鳴り響く音楽に思わず顔をしかめ、耳をふさぐ。
多分ステージの奥に魔女が居るんだろうが、大量の個性のない白い人影が塞ぎ、前が見えない。
杏子「っあー、なんだこりゃ!うるせえ!」
マミ「と、とりあえずこの使い魔の大軍をなんとかしましょう! これじゃ近づけないわ!」
……素直に全部攻撃してぶっとばすか、もしくは他の方法でなんとかするか。
とりあえずこいつらをどけないことには魔女を倒せない。
杏子 魔力[89/100] 状態:集中力低下
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
敵:Monica
Guardian×5
Dorota 無数 <-攻撃対象デフォルト
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/26(月) 00:10:20.28 ID:f6+9h9Zp0<> てい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/26(月) 00:14:55.83 ID:f6+9h9Zp0<> 6 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/26(月) 00:29:38.20 ID:RU7Ra9Bc0<>
ガンガンと鳴る音楽が思考を邪魔する。
杏子「考えるのはめんどくせー!片っ端から倒すぞ!」
マミ「え、ええ!」
槍を多節棍に変形させ、使い魔を片っ端からぶっ飛ばしていく。
使い魔はこちらに向かってはこないが、飛び跳ねたり踊っていたり、無駄に動いていてうざい。
そしてなにより、数が多い……!
杏子「どけ、邪魔だ!」
マミ「ああもうっ、どれだけいるのよこれ!」
杏子 魔力[84/100] 状態:集中力低下
GS:17個
・銀[52/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
敵:Monica(狙い不可)
Guardian×5(狙い不可)
Dorota 無数
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-0) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13【連携必殺技】審判の矢(魔力-50) :巨大な弓に槍を張って射る必殺技
14マミに安価内容で指示
下1レス <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/26(月) 00:40:07.80 ID:RU7Ra9Bc0<> -----------------------
ここまで
次回はレスが来てたら27日(火)18時くらいからの開始予定です。 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/26(月) 00:48:30.18 ID:Be6r3VWL0<> 奥のステージめがけて13 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 18:33:20.75 ID:vlGRTSHx0<>
このままあまり使い魔に手間取っているのもまずい。
あまり集中力を奪われては、魔力のコントロールや威力にも影響してくる。
杏子「……マミ、前言ってた連携必殺技を覚えてるか?」
マミ「ええ。確か、私が大きな弓を作り、佐倉さんが槍の矢を作って放つ……」
杏子「ここは力を合わせるぞ」
マミ「……! 了解よ、初披露といきましょう」
リボンが形作るのは巨大な黄金の弓。
そして、そこに槍を番える……!
杏子「狙いは奥のステージだ!」
マミ「ええ! ――審判の矢よ、私たちに道を拓いて」
マミ「“ジュディッツィオ・フレッチャ【審判の矢】”」
巨大な矢を魔女の居る奥と放つ――――!
マミ「…………ふう、結局姿も見ないまま終わっちゃったわね」
結界が消えた路地裏、マミがグリーフシードを拾って言う。
杏子「っ……! う……、 く……っ」
マミ「…………え? えっ? 佐倉さん?」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 18:49:06.19 ID:vlGRTSHx0<>
マミ「どっ、どこか痛いの!? 急にうずくまるなんて」
マミ「回復の魔法を使いましょうか? そ、それとも救急車……」
杏子「ぶはははははっ!」
マミ「えぇっ?」
杏子「なんだよそれ!面白すぎ!もう、こっちまで恥ずかしい!」
杏子「即興なのか?それともこの日のためにずっと考えてたのか?」
杏子「私たちに道を拓いてwwwなんつーんだこういうの、詠唱? 必殺技の名前叫ぶだけじゃないのかよ、進化してんじゃねーか」
杏子「無理! マジで無理だって!」
マミ「…………」
……マミはむーっとした表情だ。
からかいすぎたか。
マミ「も、もうっ!本当に心配したんだから!」
マミ「早く出ましょ、こんなとこ」
マミはあたしの手を引いて早足で路地裏を去ろうとする。
杏子「はいはい。でも本当に戦闘中にそれは勘弁なー、笑いすぎて戦いどころじゃなくなる」
自由なほうの手で涙をぬぐいながら歩く。
いつのまにかもうすっかり夜だ。ネオンに包まれる繁華街を抜け、帰路に着いた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 19:38:48.49 ID:vlGRTSHx0<>
QB「きゅっぷぃ」
パトロールを終え、ソウルジェムの浄化と使用済みの処理をする。
魔女を倒すのに使った魔法はあたしのほうがやや消費の比重が大きい技だ。
マミにも浄化させた後、残りは譲ってくれた。
杏子 魔力[96/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
……マミはキッチンに夕食を作りに行った。
携帯を確認する。
QB「さやかからのメールかい?」
杏子「ああ。……見てたのか?上条と話してるとこ」
QB「うん、一応ね」
―――
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 19:39:47.50 ID:vlGRTSHx0<>
【夕方】
恭介「さやか、久しぶりだね」
さやか「あ、うん……」
―――さやかは、『付き合ってほしい』とは言えなかった。
―――いや、恭介が『付き合おう』と言わなかったと言ったほうが正しいのか。
さやか「もうすぐここともお別れなんだね。調子はどう?」
恭介「足は前より良くなってきてる」
恭介「腕はまだ相変わらずだけど、これから治るかもしれないと思うと期待で胸がいっぱいで眠れないくらいだ」
さやか「そっか。でもちゃんと寝なよ?」
恭介「うん」
恭介「……さやかには本当に感謝してる」
恭介「これまでいろんな人に支えてもらったおかげでここまで来れた。みんなを動かしたのはさやかだよ」
さやか「うん……」
さやか「…………あのさ」
さやか「離れる前に、今聞いてほしいことがあるんだけど……」
恭介「ん?」
さやか「……あたしね」
さやか「恭介のことが、ね」
さやか「ずっと…… 好きだったんだ」
窓の外で木の葉が風に揺らめいている。
数秒、静かな時間が流れた。その間、さやかは居ても立っても居られない気持ちだった。
恭介「……え? えっと……」
さやか「も、もう!何その反応は!」
さやか「こっちは一世一代の告白をしてるっていうのに…………」
恭介「あ、うん。やっぱりそういう意味なんだよね」
さやか「そ、そういう意味だよ…… これから日本を離れるっていうのに今言われても戸惑うってのはわかってる」
さやか「でも、よかったら…………」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 19:44:41.14 ID:vlGRTSHx0<>
さやか(よかったら…… あたしはどうしてほしんだろ)
再び沈黙の時間が流れる。
さやか(一緒に居てほしい。カップルがするようなことを、恭介とも……)
さやか(前だったら確かに憧れてた。でも、離れ離れになるのに……)
さやか(……いや、これでいいんだ。あたしの願いは恭介の腕を治すこと)
さやか(それが叶うなら。……今は、想いを伝えられるだけでい)
恭介「ありがとう……まさかそんなふうに思ってくれてたなんて全然気づかなかった」
さやか「……離れても、また手紙とかくれる?」
恭介「もちろんだよ。だって、君は僕の――――」
恭介「大切な人だ」
“大切な人”
……その言葉がさやかの中で何度も何度も響いた。
感謝してくれているのはわかっている。大事に思ってくれてるのもわかっている。でもそれは……
さやか(もし恭介が戻ってきたら……ちゃんとはっきりさせよう)
さやか(それまであたしは…………)
――― <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 20:01:47.64 ID:vlGRTSHx0<> ―――
メールの画面をスクロールしながらキュゥべえの声を聞く。
杏子「……上条も曖昧な答え方をするな」
QB「……さやかは上条恭介の腕を治したかった。でも、それは表面的な願いだ」
QB「さやかは上条恭介に恋愛感情を抱いていたんだろう?」
QB「外国で手術をすれば、腕は治るかもしれない。でも、そのせいで離れ離れになってしまう」
QB「契約の奇跡で治せば彼の傍を離れることもなかったのに。本当にこれでよかったのかい?」
杏子「さやかのほうが死んだら終いだ。生きてりゃまた会えるさ」
杏子「ちともどかしいのは確かだがな……」
……その後仁美も告白したが、結局そちらもはっきりとした答えは得られなかったらしい。
上条自身がどう答えたらいいか『わからない』んだそうだ。
受け入れられないならはっきりと言ってほしい。――そう言った仁美に上条はそう返事をした。
仁美はそれを“脈なし”と捉えたようだが……
さやかのメールの文末には、『明日マミさん家行くから伝えて!』と綴られている。
さやかとはその時にまた話そう。
QBと話す/明日の予定/その他
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/27(火) 20:02:49.78 ID:v/q3/hKn0<> なぎさ編での事を考えれば良い返事なのか? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/27(火) 20:10:18.93 ID:v/q3/hKn0<> キュウベェに新たな候補者がいないかどうか聞く
何か最近アタシと会った連中が軒並み素質持ちなのは偶然かね?
おい、キュウベェ。
アタシが会った黒髪のヤツ、名前は知らないがアイツも素質持ちなのか? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 20:38:00.98 ID:vlGRTSHx0<>
杏子「……とにかく、これでさやかは決着がついたんだよな」
杏子「それともキュゥべえ、まだあいつに付きまとうか?」
QB「僕としてはチャンスがあれば候補者には平等に契約の機会を与えるよ」
QB「たとえば君やマミがピンチになったりすれば、大きな契約のチャンスといえるだろうね」
杏子「人をダシにすんじゃねえよ、クズが」
……あたしのせいで契約なんてシャレにならねえ。
だが、それは逆にあたしらが生きてる間は積極的に他を契約させる気はないってことか?
杏子(死ねないな。ま、死んでやる気は当然ないが)
杏子「他に候補者は……」
QB「前にも言ったけど……」
杏子「……いや、『被契約者側である君に教える情報ではない』だろ?」
杏子「わーってるよ、何度も言うな」
マミ「夕食出来たわよー」
杏子「おう! ああそうだった、その前にエイミーにもご飯やらないとな……」
杏子「消えな、お前の飯はないぜ」
QB「別に僕は食事をしにきたわけじゃないよ。グリーフシードも回収できたし目的は果たせた」
ま、キュゥべえからしたら妨害されるとわかっててわざわざあたしに教える義理もないだろう。
キュゥべえは言葉通りどこかにすっと消えて行った。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 20:50:55.31 ID:vlGRTSHx0<>
エイミーにご飯をあげてからテーブルについた。
杏子「さやか、明日うちに来るってさ。いいか?」
マミ「ええ、構わないけど……」
マミ「それって、用意してあげたほうがいいのは祝いのケーキなのか、慰めのケーキなのか……どっち?」
杏子「どっちかってーと慰めだ」
マミ「あ……駄目だったの……」
杏子「駄目っつーかなぁ……上条自身が曖昧なんだよな」
杏子「どう答えたらいいのか『わからない』……だってさ」
マミ「わからない……かぁ」
杏子「ただまあ、悪い関係になったわけじゃないし手紙も送るっつってる」
杏子「上条のほうにも考える期間が出来ればまた変わるかもしれない」
杏子「仁美はすっぱり諦めるみたいだが、さやかは上条の帰国までずっと健気に待ってるつもりみたいだ」
マミ「いつか報われると良いけどね……」
食事中の話題/明日の予定/その他
1自由安価
2翌日
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/27(火) 21:00:14.50 ID:ekEDWNb70<> マミ、お前の回復は傷を治すだけでなくて疲労の回復とかもできるのか?
もしできるならほむらのやつにかけてやって欲しいんだが・・・学校で様子を見てほむらのやつが疲れてるみたいだったら頼むわ
上条のときみたいに寝てるときにかければ魔法云々もわからないはずだしな
最後に明日の予定(魔女狩りor訓練)を聞く <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/12/27(火) 21:00:49.25 ID:epWKT82k0<> 1 テレビでホラー映画の呪怨をやっていたので、杏子ちゃんがマミに質問、「この伽耶子て幽霊怖いな、家を訪れた人をかたっぱしから呪ってるぞ
マミこのお化けが本当に居ると過程して、お前ならどうやって倒す? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/27(火) 21:03:57.97 ID:CsG9/uFxO<> ↑
明日はさやかが来るから訓練とかは無理では?
マミにさやかだけでなくまどかと仁美も呼ぶべきか聞いてみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 21:34:49.11 ID:vlGRTSHx0<>
マミ「とりあえず、土曜日の終わりは今日は映画でも見てゆっくりしようかしらね」
杏子「夜更かしするのかー?」
杏子「しかもホラーじゃん。寝れなくなるぜ」
マミ「なっ、大丈夫よこのくらい……魔女結界の方がよほど刺激は上よ」
杏子「前に『魔女は攻撃が効くから良いが、幽霊は効かないかもしれないから怖い』っつってたのは誰だったか」
なんだかんだでマミと一緒に見始める。
なんとなく続きが気になって、夕飯を食い終えた後も頬杖をつきながらテレビを眺める。
マミは割と真剣に見てるようだ。時折ビクッと身体を揺らしている。
杏子(やっぱビビッてんじゃねーかよ……)
杏子「……ふーん、なかなか面白いんじゃない」
杏子「この伽椰子て幽霊怖いな。家を訪れた人をかたっぱしから呪ってるぞ」
杏子「……なあ、もしこいつが実在して攻撃も効くとしたら、お前ならどうやって倒す?」
マミ「とりあえず家を破壊するわ」
杏子「ダイナミックだな」
マミ「でもそうねえ……呪いってあまりにも理不尽じゃない?」
マミ「関わっただけで死ぬのなら手の打ちようがないわ」
杏子「漠然としすぎて現実味はないが、だからこそヤバいな」
マミ「そうかしら? 魔法少女なんて時点でもう何が起きたっておかしくないのに」
マミ「たとえば自分の知る人の不幸を契約で願った人がいたら……それは現実に起こる呪いになるわね」
杏子「なるほどな」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/27(火) 21:41:56.34 ID:ekEDWNb70<> あすみん… <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 21:55:54.60 ID:vlGRTSHx0<>
……映画が終わって30分後。
寝る支度を済ませて部屋に来た。あとは寝るだけ……なのだが。
マミ「佐倉さん!今日はこっちのベッドで一緒に寝ましょう!」
杏子「うわー、言わんこっちゃねえ! あーもうそんなにひっつくな!暑苦しい!」
マミ「佐倉さんだって怖いって言ってたじゃないの。ひとりぼっちはさみしくないの?」
杏子「ひとりぼっちもなにも何メートルも離れてねえよ」
またいつかのように抱き枕のようにされている。
杏子「……マミ、めちゃくちゃ背中に当たってるんだけど。あたしへの当てつけか」
マミ「またその話…… 別に佐倉さんだって無いわけじゃないじゃないの」
マミ「まだ中学生だしそのくらいでちょうどいいと思うけどなぁ」
杏子「どれはどーも」
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2016/12/27(火) 21:59:26.53 ID:epWKT82k0<> 安価↓ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/27(火) 22:06:27.06 ID:ekEDWNb70<> エイミーも呼んで一緒に寝る
マミが寝たらエイミーをマミの顔の上に乗せる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/27(火) 22:10:37.20 ID:KdLaHd+S0<> 1 その夜マミ怖い夢を見た、気がつくと映画家の中におり幽霊の伽倻子が現れた魔法少女に変身して戦うが
伽倻子に注意向いている間に息子の俊雄に後ろから押さえつけられてしまう、絶対絶命ピンチ所で夢から覚めるのであった <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 22:19:29.40 ID:vlGRTSHx0<>
杏子「……よしわかった、エイミーも呼んで来ような」
杏子「こんだけいたら寂しくないだろ」
マミ「それは良い考えだわ」
……そうして、一人用のベッドに二人と一匹で寝ることになった。
――――そして、その夜中。
杏子(…………暑い)
マミ「くー…… くー……」
杏子(あんだけ騒いでたくせにさっさと呑気な顔して寝やがって……)
杏子(こうなったら毛玉地獄の刑だ)
エイミーをマミの顔の上に載せてやる。
暫くするとなにやらうめき声を出してもぞもぞと動き出した。
―26日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと8日
杏子 魔力[96/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/27(火) 22:37:41.45 ID:vlGRTSHx0<> ―翌朝
杏子「マミ、マミ」
マミ「佐倉さん、おはよう。朝食はもうすぐ出来るわ。エイミーにご飯あげてきて」
杏子「ああ。で、昨日は何か嫌な夢でも見たか?」
マミ「なんでわかるの!?うなされてたなら起こしてくれればよかったのに!もう大変だったんだから!」
杏子「もふもふで?毛玉地獄で?」
マミ「後ろからあの子供の幽霊に押さえつけられて、顔を覆われて息が出来なくなって……」
マミ「あー、でもそういえばなんだかもふもふしてたような気も……」
マミ「……ってだからなんでわかるのよ」
杏子「じゃ、あたしはエイミーにご飯あげてくるわ。朝食楽しみにしてるからな」
……マミはやっぱりどういうことだかわかってない様子だった。
にやにや笑いが止まらなくなるのをなんとか押さえてエイミーのご飯を取りに行った。
朝食時の話題/午前中の予定
1自由安価
2携帯のチェック
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/27(火) 22:55:35.64 ID:fSw9a39e0<> 安価↓ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/27(火) 22:57:18.11 ID:ekEDWNb70<> 2のあと858と860 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/28(水) 00:02:49.97 ID:Uq/88wNM0<>
朝食を終えて、ソファにごろんと横になりながら携帯をチェックしてみる。
……さやかは昼過ぎに来るそうだ。
杏子「昼過ぎに来るってさ、さやか」
マミ「そう、じゃあ今からケーキを焼いておこうかしら」
杏子「他の奴も呼ぶか? まどかとか仁美とか」
マミ「色々と話したいことがあるんでしょうし、一人でもいいんじゃないかしら?」
マミ「志筑さんの前じゃ言えないこともあるだろうしね……」
杏子「……あー、それもそうだな」
杏子「とりあえず明日からも学校でみんなの様子は見てきてくれ」
杏子「あと、ほむらもなんか疲れてるかもしれんし、うたたねでもしてたらちょちょっと魔法で疲労でも治してやりゃいいんじゃないか?」
マミ「それはちょっと気が引けるけど……」
杏子「寝てたらわかんないだろ」
マミ「それはそうだけど、ただでさえあんまり良く思われてないじゃない? 下手に近づいて怪しまれてもだし……」
杏子「まあ、うん。不自然じゃない程度でいい」
……携帯を閉じる。
ソファの上でなんとなくぼんやりと天井を見つめる。
杏子(なんだかんだで、あたしもいつのまにか随分ここになじんだもんだよな……)
1自由安価
2うたたね
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/28(水) 00:17:18.36 ID:GsEjcUtP0<> 1 そもそも昨日ホラー映画がバットエンド終わるから悪いのよ、私が魔法で映画の中に入り込んで幽霊倒してハッピーエンド変えてやるは
「マミさん魔法の力で映画中に入りこもと試みる」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/28(水) 00:31:47.54 ID:wl9FR+pw0<> なんか変な安価湧いているりなぁ……どうるんだろう?>>1 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2016/12/28(水) 00:32:27.81 ID:Uq/88wNM0<> -------------------
ここまで
さすがにそんな魔法は持ってねーです。↓採用で次回は2日(月)18時くらいからの予定です <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/28(水) 00:50:40.00 ID:wl9FR+pw0<> なじんできているのでいっその事、ルームシェアしないか言ってみる
安価下 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2016/12/28(水) 07:29:27.59 ID:x6nw0bR90<> エイミーの散歩がてら教会に行ってユウリの墓参り
あとコンビニに寄る <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 18:34:25.62 ID:Aj6hH/Br0<>
杏子「ちょっと外に出てくるわ」
マミ「パトロール?」
杏子「いや、エイミーと一緒に散歩とか色々な」
杏子「ついてくるか? 途中でコンビニとか寄りたいし、その間ついててくれると嬉しいんだが」
マミ「ええ、じゃあ一緒にお出かけしましょうか」
エイミー「にゃ」
二人と一匹で外に出る。
町外れのほうに行く前にコンビニで買い物を済ませ、お菓子を食いながら歩く。
少し寄り道しながら住宅街を抜け、教会のほうに向かう。
ちょうどよく日差しの出ている午前中、自然の多い町外れは散歩するにはぴったりだ。
マミ「……こんなところにお墓があったのね」
マミ「これは?」
教会に着いて裏のほうに回ると、マミが以前作った二つの墓を見て尋ねた。
その墓の前で祈りの体勢をとる。
杏子「…………最近こっちに来てなかったからな」
杏子「知り合いのだ。誰も作っちゃくれないだろうから、勝手に建てさせてもらった」
マミ「…………」
杏子「戻るか。昼はパンがいい」
マミ「ええ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 18:48:59.95 ID:Aj6hH/Br0<>
マミの家に戻ると、早速マミはケーキ作りにとりかかりはじめた。
それと同時進行で昼食の準備をし、紅茶を淹れはじめる。
あたしはその様子をお菓子をつまみながら眺めていた。
杏子「すげえな、忙しくねーの?」
マミ「焼けるのを待つのに結構時間がかかるから、その間にね」
杏子「そろそろあたしもエイミーのごはんを用意するか」
エイミー「にゃっ にゃっ」
杏子「こいつ、さっきからめちゃくちゃ見てきてるしな……」
食事中の話題/その他
1自由安価
2とくになし
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/02(月) 19:00:12.38 ID:YRPaagZa0<> マミにさやかを晩飯に誘ってもいいかと聞く
今日はこのあとさやかが来る
どうせなら晩飯も一緒にどうだって誘うか?
3人なら久々に鍋とかがいいなぁ・・・マミ、何か買い物とかあるならあとで行って来るぞ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/02(月) 19:01:41.65 ID:6zKgUuW90<> 安価↑+杏子「もうすぐお正月だけどマミはおせちは作れるのか?」 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 19:39:56.11 ID:Aj6hH/Br0<>
杏子「どうせならさやかに晩飯一緒にどうだって誘うか?」
杏子「3人なら久々に鍋とかがいいなぁ……マミ、何か買い物とかあるならあとで行って来るぞ?」
マミ「そういえば……」
杏子「?」
マミ「佐倉さんが前に材料だけ買ってここに来た時のことを思い出して」
マミ「あの時も鍋だったわね」
杏子「ああ、あの時以来だな」
……あれも随分と前の事のように思える。
仲直りのきっかけはあの時だったか。
マミ「いつも二人だし、賑やかになるのは良いことね」
マミ「何の鍋がいいかしらね。少し暑くなってきたけど、またすき焼きでいいかしら?」
マミ「そんな気分なの」
杏子「おう、構わないぜ。つーかいつ食ってもうまいからいつでもオッケーだ」
マミ「後でリスト渡すから、お買いものお願いね」
杏子「おう」
杏子「マミはなんでも作れるなー」
杏子「そういやゆまがお正月来るかもっつってたっけ? マミはおせちとかも作れるのか?」
マミ「おせちかぁ……作る機会もあまりなかったし自信がないわね。買ってきたもので済ませちゃうのよね」
杏子「それは珍しいな、別に出来合いでも全然構わないけど」
マミ「……これでよしっと! 後は粗熱がとれてからデコレーションね」
マミ「昼食の準備も出来たし、先にお昼食べましょうか」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 19:42:59.92 ID:Aj6hH/Br0<>
――――昼食を終えると、マミが何かをサラサラと書きはじめた。
メモ紙を受け取る。すき焼きに必要な材料か。
マミ「じゃ、これがお買いものリストね」
杏子「おう、じゃあ行ってくる」
マミ「いってらっしゃい」
杏子(えーっとなになに、牛肉にしらたきに豆腐に……)
再び家を出る。
さやかももう少しで来る。
その前に買い物を済ませないと。
――― <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 19:49:33.35 ID:Aj6hH/Br0<> ―――
QB「やあ、久しぶりだね。さやか」
さやか「……キュゥべえだっけ? なんか用?」
小川の近く、いつも学校に行く時に通る道の隅にちょこんと白い姿が佇んでいる。
さやかはキュゥべえをじとっとした目で見ている。
QB「……やれやれ、杏子の話が大分効いているようだね」
QB「僕は君にチャンスを与えようっていうだけなのに」
さやか「チャンス? 人の人生をめちゃくちゃにしておいてよく言うわね」
QB「それは結果論だよ。僕がしたことは彼女の望みを叶えたというだけだ」
QB「結果的に裏目に出てしまったけど、もし願う内容が違えば今とは違う未来だってありえたかもしれないよ」
QB「それで、今が君にとって最後のチャンスなんだ。よく考えてごらん」
QB「本当に上条恭介と離れ離れになって良いのかい?」
さやか「は……?」
QB「さやかの本当の望みは、彼との恋を成就させることなんじゃないのかい?」
QB「それなのに、このままじゃ会うことすらできなくなってしまう」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 20:11:24.81 ID:Aj6hH/Br0<>
QB「君はそれで満足できるのかい? それで君の望みは叶ったと言えるかい」
QB「今だったらまだ間に合う」
QB「今じゃなきゃ間に合わないんだよ」
QB「もし今彼の腕が治れば遠い場所に行くこともなくなる」
QB「それとも、彼の心のほうを操作するということも……――」
さやか「……ッ!」
小さい身体が文字通り弧を描いて吹っ飛ぶ。
――さやかはキュゥべえを掴みあげると、真っ直ぐに拳を突きだしていた。
QB「…………いたた、乱暴だなぁ。さすがに勧誘中に相手にグーで殴られたのは初めてだ」
さやか「あっちいけ! 二度とあたしたちの前に現れるな!」
さやか「ホントに最低……!」
走り去っていく。小川を渡り、学校よりも先のマミの家へと。
さやかの目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
さやか(……あいつの言葉を聞いていちゃいけない)
さやか(あいつは最低だ。でも、そんな最低な提案に少しだけ心を揺らされてしまった)
さやか(そんなことして引き留めたって意味がないってわかってるのに……)
さやか(これでよかったんだって思わなくちゃ。あたしまで最低にならないように)
――― <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/02(月) 20:16:29.49 ID:gzcy8n+H0<> 綺麗なさやかちゃん
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/02(月) 20:18:36.50 ID:YRPaagZa0<> よかった、さやか契約しない意思が強くて
杏子の事情知ってるのに心を操るとか・・・キュウベェ失言すぎだし杏子に知られたらただじゃすまないぞ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 20:36:28.23 ID:Aj6hH/Br0<> ―――
さやか「――――ってことがあったんだけどどう思う!?」
さやか「今回露骨すぎない? あいつマジで悪魔だよ!」
さやか「そりゃあたしだってさみしいよ! でもそこに付け込むなんてさぁ!」
……スーパーから帰ってきてから少し。
さやかは訪ねてくると同時にまくしたてるように話し始めた。
杏子「お、おう……そうだな」
杏子「あんな奴には相手せずグーパンで合ってるよ」
マミ「たしかにキュゥべえのその提案はひどいわよねえ……」
さやか「ですよね! 失恋の傷の残る乙女の心に……ってかあたし、やっぱりあれフラれたのかな!?」
さやか「断られたわけじゃないんだけど、受け入れられてもないような……あぁ〜っ、結局どうなんだよー!」
杏子「そんなに気になるなら、帰国を待たずに聞きゃいいじゃないか」
杏子「そもそも帰国する気があるのかもよくわからないんだしさ……」
さやか「でもやっぱ受け入れる気があるならちゃんと返事返すよなぁ……ってことはやっぱりその気がないのかなぁ……」
さやか「でも…………」
……ああ、堂々巡りの思考に入ってしまったようだ。
杏子「……まあ、あいつが曖昧な答え方するのが悪いな」
マミ「こっちに来てケーキ一緒に食べましょう?」
さやか「はい……」
さやかがぐすんと鼻をすする。
杏子(……それにしても、心を操るだなんて提案。あたしのこと知ってるくせに、心底嫌な奴だ)
杏子(そんな願い叶えたってどうせ後で後悔するのは目に見えてる)
それでもこの状況じゃ甘い誘惑だ。心を動かされそうになるのは仕方がない。
さやかが契約しなかったからよかったが……
杏子(……後であたしからもシメとくか)
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/02(月) 20:38:47.36 ID:6zKgUuW90<> 魔女を探そう <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/02(月) 20:43:39.01 ID:gzcy8n+H0<> ↑
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/02(月) 20:45:33.69 ID:YRPaagZa0<> とりあえずさやかを宥める
ほら泣くんじゃねーよ、マミの美味いケーキが不味くなるぞ
ケーキのあとはすき焼きもあるんだ、こんな時は美味いものたくさん食って気を晴らしな
まぁ、なんだ・・・よくアイツの誘惑に惑わされなかったな・・・アタシとの約束を守ってくれてありがとな
とりあえずアイツはあとでシメるの確定だな
ついでにさやかを泣かせた上条もぶん殴ってくるか、上条の優柔不断さにイラッとしたわけじゃないからな? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/02(月) 20:48:12.62 ID:kVUiA7zHO<> 今お茶会でそのあと晩飯だってのに魔女狩り? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/02(月) 20:50:20.04 ID:gzcy8n+H0<> >>891
内容把握していなかった。できれば安価下になってほしい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 21:13:00.84 ID:Aj6hH/Br0<>
杏子「ほら泣くんじゃねーよ、マミの美味いケーキが不味くなるぞ」
さやか「うん……」
杏子「ケーキのあとは晩飯のすき焼きもあるんだ、こんな時は美味いものたくさん食って気を晴らしな」
さやか「うん………… ホントだ、ケーキすごいおいしい」
杏子「まぁ、なんだ……よくアイツの誘惑に惑わされなかったな……」
杏子「あたしとの約束を守ってくれてありがとな」
さやか「それはあたしのためでもあるから……だって、自分が許せなくなるだろうし」
杏子「そうだな、後ろめたい気持ちを抱えたまま契約なんてしたらぜってー酷いことになる」
杏子「とりあえずアイツはあとでシメるの確定だな」
ついでにさやかを泣かせた上条もぶん殴ってくるか。
……上条の優柔不断さにイラッとしたわけじゃないからな?
マミ「美樹さん、おかわりいる?」
さやか「いる!いります!」
……未だにぐすぐすと鼻をすすっているが、少しは落ち着いてきたみたいだ。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 21:36:21.24 ID:Aj6hH/Br0<>
さやか「…………ありがとう、色々吐き出せて楽になったよ」
マミ「ええ、話を聞くくらいなら私もできるから」
杏子「さやか、ほっぺにクリームついてるぜ」
さやか「ん、どこー?」
杏子「今拭ってやるよ。マミ、ティッシュ」
マミ「はい」
たった三人だが、大きなケーキはあっという間になくなった。
伸びをして時計を見やる。
ちょうどいつもだったら放課後くらいの時間か。
さやか「もしまたキュゥべえが来たらとりあえず殴るとして」
さやか「恭介とはまた普通に友達でいるしかないのかなぁ……」
さやか「告白しても、なんだか全然変わってない様子だったし」
さやか「友情を失わなかったのは良いことなのかもしれないけど、ちょっとさみしいっていうか……」
さやか「友情は失ってないけど、たまに連絡取るくらいの友達……かぁ………… 遠いなぁ……」
杏子「まあ、そうだよなぁ……」
友達でいようってのは大体が体のいい断り文句なんだろう。
けど、あいつの場合は意味も考えずに本気でそう思ってそうだ。
とはいっても、あたしには恋愛経験なんてない。
こういう恋愛相談みたいなのって疎いのかもしれないが……
夕方〜夜
1自由安価
2マミに話を振ってみる
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/02(月) 21:38:33.65 ID:6zKgUuW90<> 1 今日のホラー映画はリングを見よう、井戸から貞子出てくるやつ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/02(月) 21:40:10.58 ID:x2Onl+TP0<> 安価↑ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/02(月) 21:47:24.14 ID:YRPaagZa0<> アタシは恋愛経験がないからあてずっぽうだけどさ、上条のヤツ女を知らないんじゃないのか?
あ、今の言い方は変だったな・・・ようするに上条は異性を好きになる『恋する感情』ってのがわからないんじゃないのか?
これまでバイオリン一筋だったんだろ、アイツ
だからガキの頃からそこらへんの感情が全く成長してないんじゃねーのか?
さやかは幼馴染で近くに居た存在だから『そばにいて当然』みたいな、なんつーか家族愛みたいな方が今の上条にとっては自然なんだよ
よーするに思春期ですらまだ来てねーんだよ、だからあいつは『恋の告白』にもピンと来ないで曖昧な返事しか返さないんだよ
あたしは今言った感じだと思うんだが・・・マミ、さやかどう思う? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/02(月) 21:51:47.73 ID:kVUiA7zHO<> ホラー映画絡みの安価する奴、同じ奴か?
唐突すぎてつまらない <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 21:58:41.21 ID:Aj6hH/Br0<>
……テレパシーで尋ねてみる。
杏子『……おい、マミはこういう相談事とか乗るの得意じゃないか』
杏子『あたし、恋愛経験とかはさっぱりだからなー』
マミ『えっ……? そ、そうねえ〜……』
あたしのほうが魔法少女歴は長いが、マミの方が年上だし学校じゃさやかの先輩だ。
普段から色々と年上らしい雰囲気を漂わせてるマミに振ってみるが……
マミ「そうねえ……彼自身まだ自分の気持ちをはっきりと出せないみたいだから」
マミ「今のところ、様子見ってところかしら」
さやか「様子見……まあそうですよね」
さやか「恭介は変わらなくても、あたしが変わらないなんて無理じゃないですかー」
さやか「でもやっぱ今の関係は失いたくないし」
マミ「ほ、ほら、もしかしたら一緒に居るうちにまだチャンスはあるかもしれないし!」
マミ「とりあえず今は…… 気分転換に映画でも見るのはどうかしら?」
マミ「私、何か借りてくるわね!」
杏子「……映画?」
マミ『…………ごめんなさい、残念ながら私も経験はないわ』
マミが支度をして廊下に向かう。……それからそんな言葉が返ってきた。
映画の力に頼るらしい。
杏子『……マミ』
マミ『何かしら?』
杏子『別に借りてくるのはなんでもいい。だが、恋愛映画だけはやめとけ』
マミ『わ、わかってるわ』
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/02(月) 22:02:15.00 ID:YRPaagZa0<> さすがにここで恋愛映画借りてきたらマミさんKYすぎるからね <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 22:17:54.69 ID:Aj6hH/Br0<>
杏子(マミ、逃げ出しやがったな)
杏子(……この状況で二人っきりかぁー)
杏子「…………あー、まあなんだ」
杏子「あたしは恋愛経験なんてないし、上手く言えないけどさ……まあ、だからこそわかる気持ちもあるっちゃあるし」
杏子「とりあえずあてずっぽうなりに真剣に考えてみたんだが」
杏子「上条のヤツ女を知らないんじゃないのか?」
さやか「うーん……まあたしかにあいつに過去に彼女とか居たって話は聞かないけど」
さやか「これでもあたし、小さいころから一緒に居るからね」
杏子「あ、今の言い方は変だったな……まあ、そうだな。というよりさ」
杏子「ようするに上条は異性を好きになる『恋する感情』ってのがわからないんじゃないのかな……って思ってさ」
杏子「これまでバイオリン一筋だったんだろ、アイツ」
杏子「だからガキの頃からそこらへんの感情が全く成長してないんじゃねーのか?」
さやか「なるほど……」
杏子「さやかは幼馴染で近くに居た存在だから『そばにいて当然』みたいな……」
杏子「なんつーか、家族愛みたいな方が今の上条にとっては自然なんだよ」
杏子「よーするに思春期ですらまだ来てねーんだよ、だからあいつは『恋の告白』にもピンと来ないで曖昧な返事しか返さないんだよ」
杏子「あたしは今言った感じだと思うんだが……さやかはどう思う?」
さやか「杏子……ありがとうね、あたしのためにそんなに真剣に考えてくれて」
さやか「あたし感動しちゃったよ……」
さやかがまた涙を浮かべながら抱きついてくる。
そんなさやかを慰めつつマミの帰りを待つ。
杏子「おう、わかったからもう泣くな……」
杏子(しかし、普段大人ぶってるくせにこういうとこ頼りない年上だよな……)
杏子(……そういやマミはどこまで借りに行ってるんだ?)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 22:36:22.05 ID:Aj6hH/Br0<>
さやか「……まー確かに杏子の言ったとおりかも…… でもそうだったとしたら……」
さやか「結局、マミさんの言ってた通り様子見しかないのかなぁ……」
杏子「まあ、一生そうってわけじゃないかもしれないし、もしかしたらアプローチ次第ではわかんないぜ?」
杏子「あんたの気持ちは伝えてあるんだ。もう適当な気持ちで他の奴と付き合ったりとかもしないだろ」
さやか「そうだね……じゃあ、もしこれから恭介が誰かと付き合うことがあるとすれば」
杏子「……あいつが本気なら仕方ないよな」
さやか「うん、それだったら諦めもつく……けど、やっぱりそれは嫌だな……」
さやかと話していると、玄関の扉が開く音がした。
マミ「お待たせ」
杏子『もうっ、困ったからって押し付けるなよ!』
マミ『ご、ごめんごめん……でもちゃんと借りてきたから』
杏子「……で、何借りてきたんだ?」
マミ「これ」
なにやらおどろおどろしいパッケージ。
これは……
杏子「またホラーか……ハマったのか? 昨日もさんざん怖がってたくせに」
マミ「まあ、少しね……」
さやか「ああ、昨日の映画ならあたしも途中から少し見ましたよ」
杏子「さやかはこういうのいけるクチか?」
さやか「まあ見ないこともないよ。気分転換にはなるかもね」
さやか「早速見ましょう、マミさん!」
マミ「ええ」
マミが映画をセットする。
杏子(どーなることかと思ったが、とりあえず映画を見てる間はそれに集中できるしな……)
杏子(今はみんなで映画でも見るか……)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 23:00:13.93 ID:Aj6hH/Br0<>
リビングのでかい液晶に映るホラーはなかなかの迫力だ。
薄暗い画面、恐怖を煽る音、不気味な怪物の姿……
三人で割と真剣にテレビに見入っていた。
さやか「ところで魔女ってこういうのも居たりするの?」
杏子「んー、いないこともないかもな……」
杏子「でもマミを見てみ?」
マミ「っ!」
自分でこんなのを借りてきといてビクビクしてるマミ。
その感覚がむしろ癖になったってことなんだろうか。
杏子「全然慣れてないから」
マミ「だって! だって、魔女は呪いなんて使わないもん!」
さやか「そ、そうですよねー……」
……最後まで見終わり、スタッフロールが流れる。
杏子「結局一番怖がってたのはマミだったな」
マミ「だって……しょうがないじゃない……」
さやか「興味があるなら小説版も読んでみたらどうです?」
マミ「小説版かぁ……そっちのほうが脅かしてくることはないわよね……」
窓の外はいつのまにかすっかり暗くなっている。
時計を見てみると、晩飯に丁度良い時間になっていた。
杏子「ん、そろそろ鍋の準備だな。まずは具材を切ってくれ」
杏子「準備が整うまでエイミーにご飯やったりしてるよ」
さやか「エイミーのご飯風景あたしも見たい!」
杏子「用意するからちょっと待っててな。それまで遊んでやっててくれ」
さやか「はーい」
エイミー「にゃ」
さやかがエイミーの背中を撫でている。
……なんだかんだ気分転換には成功したみたいだし、よかったのか?
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/02(月) 23:10:22.61 ID:Aj6hH/Br0<>
すき焼きの具材を用意して煮込み始める。
あたしはまた料理の手伝いはしないものの色々と口を出していた。
さやか「いい匂いがしてきましたね!」
杏子「おお、うまそうだな!」
マミ「〆にはうどんも用意してるからね。たくさん食べてね」
さやか「はいっ!」
食事中の話題
・自由安価
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/01/02(月) 23:13:26.01 ID:gzcy8n+H0<> さやかに今後どうするか聞いてみる
マミの許可は必要だけど、アタシはたまに遊びに来いよと言う <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/02(月) 23:16:53.50 ID:YRPaagZa0<> ↑
追加でマミにテレパシーで学校で仁美の様子を見てくれとたのむ
仁美も感情が不安定かもしれないからな、今日のさやかみたいに相談事があれば聞くべきかな? <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 00:10:38.12 ID:16YYF2yy0<>
さやか「うまいっ! マミさんはいつも鍋とかやるんですか?」
マミ「一人だとあんまりやったことはなかったかなぁ」
杏子「さやかもたまに遊びに来いよ、またこうして鍋でも食えたら最高じゃないか」
杏子「まあ、マミの許可は必要だけどな」
マミ「私も賑やかなのは嬉しいし、大歓迎よ?」
さやか「はい!ありがとうございます!」
そうして三人でわいわいと鍋を楽しむ。
さやかは大分持ち直したようだ。
しかし、考えてみれば失恋(?)したのは仁美のほうも同じか。
杏子『マミ、明日学校で仁美の様子も見てくれ』
杏子『仁美も感情が不安定かもしれないからな』
杏子『今日のさやかみたいに相談事があれば聞くべきかな?』
……と、しかし今日の事を思い出す。
相談はあたしが乗ったほうがいいだろうか。
マミ『そ、そうね。見てくるわ』
マミ『志筑さんだって、落ち着いているようだけどショックはあるでしょうし』
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 00:25:03.22 ID:16YYF2yy0<>
……晩飯を終えていつかのようにさやかを送る。
前に聞いた時にもう場所も覚えた。
杏子「また何かあったら相談乗るよ」
さやか「うん! 杏子もマミさんも、今日はありがとうね」
さやか「なんかわんわん泣いちゃったけど、もうなんとか立ち直れたから」
さやか「ケーキもすき焼きもごちそうさま。すっごい美味しかったです!」
マミ「ええ、喜んでもらえてよかったわ」
1自由安価
2さようなら
下2レス <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 01:26:37.48 ID:16YYF2yy0<> ------------------
ここまで
次回は3日(火)18時くらいからレスが来次第 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 07:29:25.22 ID:VhcEq91V0<> 帰りながらマミと色々話す
仁美の事とかさっき話した推測とか
マミ、今日は色々とありがとな
料理とかもだが学校でのことはお前にまかせっきりだからな、すまないと思ってる
さやかは大分気が晴れた感じだが、仁美のほうがどうなってるか気になるな
また魔女の結界に引き込まれたりしなきゃいいんだが
とりあえず上条に一発喰らわせるのは仁美の様子を知ってからでいいか
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 08:18:09.81 ID:dyxp/wt4O<> ↑
あ、そうだ
さやかを泣かせたから上条は一発殴っておくわ
と別れ際にさやかに話す <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 18:16:46.07 ID:16YYF2yy0<>
マミ「美樹さん、またね」
さやか「はい!マミさんはまた明日学校で!」
さやか「杏子もまた今度!」
杏子「そういや、さやかは上条の出国の日ってどうするんだ?」
さやか「一応行くって言ってある」
さやか「まあ、あたしも最後に会っておきたいとは思うし……」
杏子「そうか。 ……じゃ、また今度な」
さやかをマンションまで送り届けた帰り道、マミと色々と話しながら歩く。
杏子「マミ、今日は色々とありがとな」
杏子「料理とかもだが、学校でのことはあんたにまかせっきりだからな。すまないと思ってる」
マミ「そんなの気にしなくていいのよ」
マミ「私こそ、肝心なところは佐倉さんに頼り切りだし」
マミ「佐倉さんがしっかりしてるから、甘えちゃうところがあるのかもしれないわね」
杏子「それはいいんだよ、あたしのほうが師匠なんだから」
杏子「……しかし、さやかは大分気が晴れた感じだが、仁美のほうがどうなってるか気になるな」
杏子「また魔女の結界に引き込まれたりしなきゃいいんだが……」
仁美はさやかよりは思い切りがよさそうなところはある。
しかし、習い事の件を考えればあいつもため込みやすいタイプだ。
……とりあえず上条に一発喰らわせるのは仁美の様子を知ってからでいいか。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 18:33:36.45 ID:16YYF2yy0<>
マミの家に戻ると、風呂を沸かして寝る準備をはじめた。
マミ「休日も終わりかぁ……」
杏子「あたしもマミのおかげで最近は曜日を意識するようになった気がするな」
今日は完全に休みモードだったが、明日からはまた訓練やパトロールをやらないといけない。
……とりあえず、明日に備えて今日はもうゆっくりと休もうか。
寝る前に
1自由安価
2翌日へ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/03(火) 18:36:10.73 ID:j5pvoyBM0<> 1マミさんホラー映画を見たせいでまた怖い夢を見る、そして朝起きてビックリなんと漏らしてしまった <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 18:37:18.86 ID:J4s3QwKg0<> 安価↑ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 18:51:18.81 ID:16YYF2yy0<>
あたしが風呂から上がると、先に入って出ていたマミはすでに寝ていた。
マミ「う〜ん……」
杏子(……こりゃまたなんか魘されてるな)
杏子(ホラー映画なんか借りてくるから)
杏子「……ま、いいか。ほっといても覚めるだろ。 エイミー、寝るぞ」
エイミー「にゃ」
―27日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと7日
杏子 魔力[96/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 19:03:40.79 ID:16YYF2yy0<> ―翌朝
朝、マミの声で目が覚める。
マミ「佐倉さん、起きて。そろそろ朝ごはんができるからエイミーにご飯あげてきてちょうだい」
杏子「……ん、ああそうだな」
朝から良い匂いがしている。
料理の匂い……と、洗剤の匂い?
杏子「洗剤の匂いがする……朝から洗濯か? 今日はいつにも増して張り切ってるな」
マミ「えっ? ええ、そうね……」
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲んで朝食を食う。
杏子「にしても、よく朝からシーツなんて洗おうと思うな」
マミ「目が覚めて丁度いいのよ? 月曜の朝から張り切ってかなくちゃ」
杏子「しかし、どうせならあたしのも一度に洗ったほうがよかったろ。起こしてくれりゃよかったのに」
マミ「そ、それはまあ気持ちよさそうに寝てたからね……」
昨日はパトロールをしてないから、今日はしたほうがいいだろうな。
放課後は訓練にするか、二人でパトロールするか、どうしようか。
これからの予定/食事中の話題
1自由安価
2マミに決めてもらう
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/03(火) 19:10:49.93 ID:j5pvoyBM0<> 1 今日は放課後は特訓しよう、マミと久々に模擬戦をしてみよう <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 19:12:12.69 ID:xnJ5aZbN0<> ↑
あと一週間しかないしね <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 19:13:48.23 ID:VhcEq91V0<> 今日は久々に訓練でもするか
魔女狩りはあたしが夕方までやっておくよ
あとまどかにメール
さやかのとこにまたキュウベェが来て勧誘しやがった
お前のとこにも来てないか?あいつは不安を煽って契約を勧める悪魔のようなやつだ
絶対に契約するなよ? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 19:20:32.98 ID:xnJ5aZbN0<> >>920にしたいけど……最近焦りすぎたなぁ……
途中で行動安価でまどかにメールしたい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 19:25:09.12 ID:16YYF2yy0<>
杏子「今日の放課後は特訓するぞ。久々に模擬戦だ」
杏子「パトロールはあたしに任せてくれ。どうせ暇な時間はたっぷりあるからな」
マミ「じゃあ、お願いするわね」
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れる。
ご飯をやるときに給餌器のセットもしてきた。これから平日は大活躍してくれるだろう。
……さて、これからどうしようか?
パトロールを今からにするか、午後に回すか……
1自由安価
2教会に戻る
3魔女狩り
4メール(まどか・さやか・仁美)
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/03(火) 19:28:00.21 ID:j5pvoyBM0<> 3 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 19:30:49.22 ID:VhcEq91V0<> 920してから3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 20:13:56.98 ID:16YYF2yy0<>
さやかのところにキュゥべえが現れたばっかりだ。
まどかにも注意喚起しておきたい。
そう思って携帯を操作し、メールの題名を打ちこむところで手を止める。
杏子(……なんか、こうして見てみると気が抜けた字面だな)
消去。
杏子(長い内容は電話のほうがいいか。メールじゃ時間がかかりすぎる……)
メールの画面を消して連絡帳を開く。
電話の方がわずらわしい操作がないのは良い。まだこの時間ならHRもはじまってない頃だ。
……数コールに声が聞こえた。
まどか『おはよう。杏子ちゃん、どうしたの?』
杏子「ああ、おはよう。少し伝えたいことがあってな」
杏子「昨日さやかのとこにまたキュゥべえが来て勧誘しやがった」
まどか『え!?』
杏子「お前のとこにも来てないか?」
まどか『わたしのところには来てないけど…… さやかちゃん、契約してないよね?』
杏子「指輪とかなければ契約してないと思うが……一応聞いておくがしてないよな?」
まどか『……うん、してないと思う』
杏子「あいつは不安を煽って契約を勧める悪魔のようなやつだ。 絶対に契約するなよ?」
まどか『うん……ありがとうね』
まどか『あ、それじゃホームルームがはじまるから』
杏子「ああ、頑張れ」
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 20:18:07.68 ID:16YYF2yy0<>
通話を終了する。
杏子(……今日もパトロール、始めるか)
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
8鉄塔
9廃工場
10立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 20:23:23.02 ID:xnJ5aZbN0<> 8 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 20:27:55.93 ID:16YYF2yy0<> ―鉄塔
見滝原の工業地帯で、高い鉄塔が見えてきた。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 20:28:36.63 ID:VhcEq91V0<> ほい <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 20:34:02.19 ID:16YYF2yy0<>
杏子(まだ工業地帯を探そうか、駅の方に行こうか……)
杏子(どっちに行こうか)
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
6歩道橋
7土手
・鉄塔[現在地]
8廃工場
9立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 20:34:24.20 ID:VhcEq91V0<> 6 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 20:37:36.85 ID:16YYF2yy0<> ―歩道橋
工業地帯を抜けて駅のほうに向かうことにしてみる。
工業地帯と商業区を繋ぐ歩道橋……騒がしく車の通り続けるこの場所に魔力の気配はあるか。
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/01/03(火) 20:40:02.10 ID:h0AKNFQq0<> うりゃ! <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 20:40:36.05 ID:HvNpLpVsO<> あ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 20:44:02.82 ID:J4s3QwKg0<> 使い魔か魔女が欲しい所だけど贅沢は言ってられないし <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 20:53:16.22 ID:16YYF2yy0<>
杏子(……使い魔の魔力)
―アイドルの魔女結界
その源は歩道橋の隅にあった。
近づいて結界を開くと使い魔が姿を現す。
照明のついていないステージ、あれほどうるさかったスピーカーからも今は音が流れていない。
ひっそりとした集会のようだ。
杏子「ひっそりとしてんだけなら無害にも見えるんだがなぁ……」
杏子「つーかあんな黒服いたっけか?」
杏子「またあんなのと戦うのは嫌だし、今のうちに狩らせてもらうわ」
杏子 魔力[96/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:Dorota ×8
Guardian×1
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/01/03(火) 20:56:15.02 ID:h0AKNFQq0<> 5b <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 21:09:12.50 ID:16YYF2yy0<>
杏子「っし、やるか!」
使い魔の群れに魔力を込めて突撃していく。
まずは黒服を中心に衝撃で吹き飛ばす。
杏子「あとは残党を……っと」
杏子「こんなもんだな」
……応援する対象のいない、守る対象もいない集会なんてこんなもんだろう。
次に向かうことにした。
杏子 魔力[81/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
行く場所
1公園
2通学路
3駅
4病院
5繁華街
・歩道橋[現在地]
6土手
7廃工場
8立体駐車場
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 21:10:55.29 ID:xnJ5aZbN0<> 3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 21:15:51.59 ID:16YYF2yy0<> ―駅
杏子(さすがに昼も近いし、あちこちで良い匂いしてるなー)
杏子(今日の昼は何がいいかな)
下1レスコンマ判定
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 21:16:46.24 ID:xnJ5aZbN0<> 魔女 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 21:41:54.84 ID:16YYF2yy0<>
……屋台に目移りしていたが、その前に一仕事やらなくちゃいけないようだ。
杏子(まあ、魔女ならいいか)
杏子(飯の前に一仕事済ませるか)
―料理の魔女結界
杏子「わぁ、うまそう」
駅の隅にあった結界に入ると、次々に目に飛び込んでくる料理の数々。
身の丈より大きい巨大なハムなんてもろにうまそうだ。が……
杏子(あ、さすがに食おうとは考えてねーけどな。それで死んだら間抜けにもほどがある)
杏子(しかしなんだこれ、新手の拷問か。こんな腹減ってる時に……)
……進んでいくと、キッチンのようなに出る。
しかし、なにもかもがめちゃくちゃでかい。
まるで小人にでもなったようだ。
杏子(あのコックみてーのが魔女か)
使い魔もでかいが、魔女はそれより更にでかい。
杏子(こんだけデカかったらどっかに弱点部位でもないもんかね?)
杏子(……まあいいや。そんなあるかわからないもん探すよか、とりあえずこっちも大威力の攻撃で応戦すれば確実だろうな)
杏子 魔力[81/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[67/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:Tex <- 攻撃対象デフォルト
見習い×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 21:44:51.60 ID:VhcEq91V0<> 8b <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 21:44:54.99 ID:J4s3QwKg0<> 5d <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 22:00:22.34 ID:16YYF2yy0<>
こういうデカイのが動きが鈍いのはお決まりのようなものだ。
うまいこと立ち回れば使い魔は相手をせずにいけるだろう。
杏子「おらっ、こっちだでくの坊!」
後ろに回り込むと、魔女が振りむく前に足元から槍を出現させる。
――ずしんと大きい音を響かせて魔女がバランスを崩した。
ソウルジェムを浄化して近づく。
杏子「さて、どうやって料理してやろうかねぇ」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[23/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:Tex(転倒) <- 攻撃対象デフォルト
見習い×3
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 22:01:55.72 ID:VhcEq91V0<> 4b <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 22:18:23.42 ID:16YYF2yy0<>
杏子「おっと、もう起き上がらせないぜ?」
起き上がろうとする魔女に魔力を込めて槍を投げつける。
体勢を崩したまま壁にぶち当たった魔女に向け、跳びあがってトドメを刺しに入る。
杏子「トドメは……」
杏子 魔力[85/100] 状態:正常
GS:17個
・銀[0/100]・薔薇園[100/100]
・鳥かご[100/100]・針[100/100]
・芸術家[100/100]・お菓子[100/100]
・忘却[125/125]・銀[100/100]
・玩具[100/100]・落書き[100/100]
・星[100/100]・暗闇[100/100]
・犬[85/100]・人形師[100/100]
・虫[100/100]・笛吹[23/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
トドメ【突く】
1魔力-0(撃破率:65)
2魔力-10(撃破率:80)
3魔力-20(撃破率:確定)
下1レス+コンマ判定 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 22:31:52.35 ID:VhcEq91V0<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 22:51:19.83 ID:16YYF2yy0<>
着地してグリーフシードを掴む。
魔女を倒すと料理の良い匂いも消え、誰もいない駅の隅っこに景色が戻った。
杏子(腹減ったな。飯食いに行くか)
杏子(と、その前に……)
杏子「……キュゥべえ。お前には色々と用があるんだ」
QB「グリーフシードの回収かい?」
杏子「…………」
変身を解かないうちにキュゥべえを呼ぶ。
手持ちの使用済みを床に放ると、耳から伸びる触手で掴んで器用に回収する。
グリーフシードの回収もそうだが……
杏子 魔力[98/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[100/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
QB「……――キュブッッ!」
回収が済んだのを確認した瞬間、さやかがやったのと同じように掴みあげてぶん殴った。
QB「最近よく殴られるなぁ。しかし変身状態で身体能力の高い君に殴られるのはシャレにならない……」
杏子「感謝しろよ、これでも半殺しくらいに留めておいてやってんだぜ?」
槍を突きつける。
杏子「てめえ、よくもさやかに碌でもないこと吹き込もうとしてくれやがったな」
杏子「これ以上さやかに付きまとうようなら本気でこの世から抹殺するぞ」
杏子「さやかがどんな思いでいるか知っててあんなこと言いやがって……!」
今までなんだかんだで脅し程度で済ませてやってたものの、今回ばかりは本気だ。
一度は追い払ったものの、こんなのに付きまとわれて甘い誘惑を続けられたらどうなるかわからない。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 23:02:09.64 ID:16YYF2yy0<>
杏子「さやかの命だってかかってるんだ」
杏子「それに、さやかだけじゃねえ。まどかもほむらも、名も知らない候補者だって大勢だ」
杏子「大事な奴を守るためなら、お前を殺すってのもしょうがねえことだよな……!」
QB「……やれやれ、本気のようだね。でも、僕をこの世から抹殺なんてできないよ」
杏子「あ!?」
QB「そんなに言うなら試してみればいい。さっきので大分傷ついてしまった。この僕はもう捨てることにしても構わない」
キュゥべえがそう言うと、どこからかその隣りに全く同じ姿が現れた。
杏子「……は? てめえ……いや、てめえら、一匹じゃなかったのかよ」
杏子「……チッ」
槍を引っ込める。
これじゃ脅したところで意味がない。変身を解いた。
杏子「とにかく、さやかにはもう一切かかわるな……!」
QB「約束はできないね」
杏子「失せろ!」
QB「嫌われたものだね」
全く動じてもいない様子で同じ姿の二匹が去っていく。
杏子(……それじゃあ結局、勧誘を確実に止める方法はないってことかよ)
杏子(だから懲りずにこんなことを続けてられるってわけか)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/03(火) 23:28:42.58 ID:16YYF2yy0<> ―駅 デパート
思えば外食も久しぶりだが、この辺りは選択肢が多すぎて迷う。
結局デパートのフードコートで昼食を済ませることにした。
杏子(それにここなら暇をつぶすにも困ることはないな)
杏子(夕方までこの辺りで過ごすか、別のとこに他の事でもしにいくか……)
【昼】
昼〜夕方
1自由安価
2デパートを回る
3ゲーセンで遊ぶ
4教会に戻る
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/03(火) 23:48:48.75 ID:VhcEq91V0<> 買い食いしながら以前ミチルらしき人物を見かけた辺りに行ってみる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/03(火) 23:58:08.05 ID:HvNpLpVsO<> ↑
ついでに以前話したさやかに募金してくれた奴も探してみる
いたら名前を聞いてみるか <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/04(水) 00:30:30.94 ID:JiUBDbhi0<>
杏子「んーっ、食い足りねえ。繁華街のほう行ってみるか……」
デパートを出て繁華街の方へと足を延ばす。
……途中で色々と買い食いしていると両手がふさがってしまった。
そろそろ落ちついて食える場所がほしい。
杏子(そういやマミと来たときもこのあたりに座って食ってたな……)
……そこで見た姿を思い出す。
結局あれは……
杏子(気にはなるが今のところ関わらないって決めたしな)
杏子(ま、平日のこの時間じゃ見ることもないだろう……多分)
杏子(まあ、相手があたしみたいな奴だったらわからないけどな……)
昼過ぎの人通りの少ない繁華街。
結局誰に会うこともなく一人で買い食いを楽しんでいた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/04(水) 00:41:26.24 ID:JiUBDbhi0<> ------------------
ここまで
次回は6日(金)20時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 19:59:03.09 ID:7N2/VEH80<>
杏子(けど、そろそろここに居るのも飽きてきたな)
……暫く繁華街をぶらついて、ふと立ち止まった。
見覚えのある制服の二人組が近づき、通り過ぎて行った。
……『見覚えがある』というのは制服だけだ。別に知ってる奴じゃない。
二人組というから一瞬さやかたちかと期待したというのはあるが。
杏子(……そうか、そろそろ学校が終わった時間か)
杏子(けど帰って支度する時間があるから、マミとの約束までにはまだ少し時間があるな)
杏子(……あれ、おかしいな)
杏子(一人ってこんなにつまんなかったっけ……?)
人通りのなかった昼過ぎから、少しずつ人通りが増えてきていた。友達同士、恋人同士みたいなやつらが目につく。
最近誰かと一緒に居ることに慣れすぎた。
前は食い物と遊びさえあれば一人でも全然困ることはなかったのに。
杏子(何して時間つぶすかな……)
結局何もしないのが一番つまらないとまた歩き始める。
すると、繁華街の一角、いつもの風景の中にとんでもないものを見た。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 20:24:18.06 ID:7N2/VEH80<>
杏子(期間限定、抹茶チョコレートラーメンだと……!?)
杏子(うまいのかそれは。もし話題欲しさにわざわざマズイもん作ってたらぶん殴ってやる)
半ば殴り込みに行く気持ちで店に入ると、店内は飯時から外れてまだすいていた。
渋い店主の姿がよく見えるカウンターの真ん中に座ろうとしてやめる。
……隅っこのほうに見覚えのある姿があったからだった。
今度は本当に見覚えのある人、という意味だ。
杏子(つーかその問題作食ってんのかよ)
杏子(大分危険物だぞアレ。よく手を出したな)
覗いてみただけでも緑と茶色の混ざったくすんだスープ。
……まるで苔むした沼かなにかみたいでカオスだ。
杏子「……あんたも一人か」
杏子「前にも会ったな。よく学校の帰りにこういうところ寄ってんの?」
「……まあ、うん」
杏子「あたしもよく買い食いとかするんだけどさ。……そういやあんた、名前は?」
「……なんでそんなこと聞くの?」
杏子「……いや、そうだな。勝手にぐいぐいこられてもうざいな」
杏子「何たったこんだけの関わりで知り合いって面してんだって」
……あたしだって少しは反省してるんだ。
勝手にぐいぐい関わって、調べまわって、怯えさせて……
杏子(あ、ちょっと気ィ滅入ってきた)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 20:27:42.24 ID:7N2/VEH80<>
「……」
杏子「どうよそれ、うまいか?」
「…………思ったより甘くなかった」
杏子「てことは苦いか? 苦いのは嫌だな」
「いや、そこまでは…………私も苦いものは苦手だけど、大丈夫」
「スイーツを求めて来たら裏切られると思う……けど、普通においしいと思うよ」
「とんこつのスープにスパイスやガーリックがきいていて、抹茶もチョコレートもラーメンに調和してる」
「良い意味で裏切られたって感じかな」
寡黙な奴だと思っていたが、感想を求めると饒舌にしゃべりだしたので少し驚いた。
口にしないだけで色々と考えているってことか。
杏子「マジかよ、まずかったら店長呼び出してぶん殴ってやろうかと思ってたんだけどな」
「…………私も……――」
杏子「えっ、あんたもか。案外過激だな」
「――…………レビューで酷評しようかとは思ってた」
「殴るのはさすがに無理だけど」
杏子「あー……その手もあったか。 ネットって便利だな」
杏子「んじゃ、あたしもそれと同じの食ってみるかね」
…………チョコレートを絡ませて麺を啜り、スープを飲む。
話の通り、スイーツではなかった。意外にも本格的なラーメンだ。
隣りの奴はあれからまたいつもの無口に戻っていた。
杏子「にしても、おやつにラーメンとはあんたも大食いだな」
杏子「あたしが言えたことじゃないけどさ」
「気になったから来たけど、意外に重いね……太るかな」
「夕飯軽くしてもらわないと……」
独り言のように小さくつぶやいている。
……そういうのは一応気にしてるらしい。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 20:50:05.19 ID:7N2/VEH80<> ―土手
おやつを終えて、ちょうどいいくらいの時間になった。
土手でマミと合流する。
杏子「準備はいいな?今日も特訓を始めるぞ」
マミ「はい!」
杏子「模擬戦の前に軽く準備運動でもするか。日にちも空いてるしな」
……軽く前にやった格闘の動きを確認してから模擬戦の準備に入る。
そして、マミと向かい合う。
杏子「準備はいいか」
マミ「ええ、いつでも!」
杏子「先攻はそっちだ、どこからでもかかってきな」
楽に構えているように見えて、気は抜いていない。
マミが動いたらスタートということだ。――どう動いてくるかを待つ。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 20:53:59.93 ID:7N2/VEH80<>
間合いは中距離……あたしの槍だと踏み込まないと届かない。
リーチの差では自在に伸ばせるマミのリボンは有利かもしれない。
しかし――
マミ「っ!」
伸びてくるリボンを避けて近づく。
速さはこちらのほうがある。
杏子 魔力[98/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[100/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
相手:マミ
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
6鉄砕鞭/鎖拘束(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける/多節棍で縛り付けて拘束
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
8縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
9幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
10ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/01/06(金) 20:55:37.43 ID:uRcG4Zck0<> 様子見で2 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/06(金) 20:56:47.12 ID:B8VQzjvI0<> 6 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 21:24:31.70 ID:7N2/VEH80<>
空を貫いたリボンの先を咄嗟に木に絡め、マミが距離をとる。
が、あたしの槍だって、マミのリボンほどとはいわないが結構自在に操れる。
――伸びた槍がリボンを破る。
その隙をついて多節棍で拘束してフィニッシュだ。
杏子「……おいおいどうした、こんなに早く決着がつくとかあっけなさすぎるぜ?」
……強く締め付けると、ぐにゅりと奇妙な感触をさせて“マミの形をしたリボン”がほどける。
そのまま鎖を操り、背後伸びてくるリボンを断ち切る。
マミ「……気づいてたの」
杏子「飛び退いて距離を取ったように見せて目を引きつつ背後に回る……ついでに偽物に近づいてきたところを拘束、か?」
杏子「なかなかいい案だがあたしの目を欺くにはまだまだだな。つーか普通に近くで見るとちょいと厳しかったぞ、アレ」
マミ「さすがに人間となると複雑すぎて難しいわねえ……佐倉さんの魔法から考えてみたのだけど」
杏子「ま、そのくらいしてくれなきゃ困る。まだ様子見のつもりだったんだからな」
……仕切り直しだ。
身代わりの術についてはまた後で一緒に考えてやるか。
杏子 魔力[88/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[100/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
相手:マミ
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)多節棍から戻す。
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。
4飛槍(魔力-0) :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
6鉄砕鞭/鎖拘束(魔力-0) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける/多節棍で縛り付けて拘束
7断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
8縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
9幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
10ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/06(金) 21:26:23.43 ID:B8VQzjvI0<> 10×2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 21:54:08.14 ID:7N2/VEH80<>
杏子「だったら、あたしも分身を見せてあげるよ」
杏子「後で一緒に考えてやるから、どうせならもっとしっかり技術を盗みな」
二つの分身を作る。
三人でマミを取り囲むようにしてやると、マミは思った通りに範囲攻撃系の技を使ってきた。
マミ「レガーレ・ヴァスタアリア……!」
杏子(やっぱりそうきたか)
範囲攻撃系の技……それも訓練中の今、この状況でこの技を使うことは予測していた。
予測が出来れば攻略の難しい技ではない。
マミの動きなら熟知している。
マミ「ティロ・アルカーレ・ヴァスタアリア……―― !」
杏子「少し出すのが遅かったな」
マミが繰り出そうとしたのは弓だ。
しかし、今度はあたしのほうもリーチは十分ある。その間に鎖で絡めとった。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 22:14:06.58 ID:7N2/VEH80<>
杏子「使える武器が増えたのはいいとして、持ち替えの隙はなんとかしないといけないな」
杏子「あと囲まれたからって範囲攻撃にばっかりこだわりすぎないほうがいい」
マミ「やっぱり佐倉さんの分身を破るのは難しいわよ」
杏子「たった二人だけなんだ、なんとか制してみせろ」
……模擬戦後、少し休憩をとってからマミの分身の技を見てやることにした。
まずはリボンでもう一度自分を作らせることにする。
マミ「…………うーん」
杏子「なんだろうな……この安っぽさは」
杏子「どこかで見たことあるんだ…… そうだ」
杏子「繁華街のリサイクルショップに置いてある、ぜってーパチモンだろうなっていうフィギュア……」
マミ「……わかるようなわからないような」
マミ「操り人形のように戦わせたりとかできないかしらね?こう、細いワイヤーとかで」
杏子「やってみろ」
……手足が動き、踊りはじめるどこかパチモン臭いマミ。
見た目は大分怪しい。
マミ「もう少し練習しないと無理かしらね」
杏子「そうだな」
日が暮れるまで新技の練習をしてから家に帰る。
まともに使えるまでにはもう少しかかりそうだ。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 22:28:27.70 ID:7N2/VEH80<>
杏子 魔力[84/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[100/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
エイミー「にゃあ」
マミの家に戻ると、エイミーが玄関まで出迎えてくる。
杏子「ああ、ただいま」
マミ「ただいま、エイミー」
朝セットした給餌器の様子も見てみる。
しっかり働いてくれているようだ。
マミ「おなかすいたでしょう、すぐに夕飯作るわね」
杏子「おう」
マミがキッチンに入る。
……夕飯が出来るまでの間、どうしてようか?
1自由安価
2メールか電話(まどか・さやか・仁美)
3エイミーと遊ぶ
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/06(金) 22:31:26.94 ID:kV7A3eQW0<> マミに今日仁美と会えたかどうか、会ってたのならどんな様子だったのか聞く
そのあとマミの了解を取ってからまたお茶会をしないかとメールで誘う
あとまどかに今度遊びに行っていいかとメール <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/06(金) 22:35:45.40 ID:xc8XUkOrO<> ↑
↑ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/06(金) 22:36:27.98 ID:xc8XUkOrO<> 重複すまぬ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 22:48:02.53 ID:7N2/VEH80<>
エイミーに構いながらキッチンのほうに向けて話す。
杏子「そうそう、今日は仁美と会えたか?」
マミ「ええ」
杏子「どうだった?」
マミ「表面上は変わらない様子だったわ……」
マミ「……振られるのは覚悟していた、って」
マミ「でもあんな返事だったのはやっぱり納得がいかないって言ってたわ」
杏子「そっか……そうだよな。きっぱり振られた方がよっぽどあきらめがつくってもんだ」
杏子「やっぱ殴っとくか?」
マミ「……上条君の事?」
杏子「悪気はないんだろうが、だからこそだよ」
杏子「あいつだってそのくらいの痛みは知るべきだ」
マミ「……私は止めはしないわ」
杏子「今度またここでお茶会してもいいか?」
マミ「ええ、もちろん」
杏子「じゃ、仁美にメールしておくよ」
携帯電話を取り出し、仁美にメールを送る。
それから、まどかにも今度遊びに行きたいとメールしておいた。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 23:13:08.22 ID:7N2/VEH80<>
――二人でテーブルを囲んで夕食を食い始める。
マミ「そうそう、クラスメイトから軽音部のことを聞いたんだけど、もう大分練習は大詰めみたいね」
杏子「いつだっけ? ライブ」
マミ「今週の金曜」
杏子「あと数日か」
マミ「暁美さんが歌う曲も一曲あるそうよ」
杏子「ベースボーカルって難しいんじゃないのか? ただでさえベースだけでもわたわたしてそうなのに」
マミ「そうそう、やらせてみたら、どうしても音程が飛んでしまうんですって」
マミ「そこで考え付いたのが、ラップ担当……発想の転換ね。音程が取れないのを逆手に取ったの」
マミ「部活内では、ほむラップと呼ばれて評判らしいわ」
杏子「意外性は十分だな。どんなもんか見てみたいわ」
昼休み……と言ってたっけか。
……受け入れられたとはいえないが、拒まれてはいないってところだが。
杏子(まあ、外からでも見えるしな)
食事中の話題/明日の予定/その他
1自由安価
2翌日
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/01/06(金) 23:21:37.89 ID:uRcG4Zck0<> そういえばマミって部活に入ったこととがあるのか?
もし入るとしたら料理部だな。客観的に言ってもそこら辺の店の料理よりもうまいし <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/06(金) 23:22:43.56 ID:kV7A3eQW0<> 今日の訓練について更に効率的に行えるように意見交換をする
話し終わった後寝る前にちょっと散歩してくる
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/06(金) 23:49:19.27 ID:7N2/VEH80<>
杏子「そうそう、それと新技のことだが、マミの分身はあたしの幻惑魔法とは違う」
杏子「分身と入れ替わるときだって、手品師並に演出に気をつけなきゃいけないよな」
杏子「……まあ、マミは器用だからその辺はうまいこと出来るようになるんだろうけどな」
マミ「そうほめられると嬉しいわね」
杏子「マミは訓練についてなんか意見はあるか?」
マミ「そうねえ……」
……前は訓練の跡、お茶会しながらこうして話すことが多かったか。
あの時はまさかここで一緒に暮らす時がくるとは思っていなかったが。
それから暫く訓練についての意見交換をしていた。
杏子「……ふう、食った食った。少し夜風に当たってくるわ」
マミ「お風呂沸かしておくわね」
外に出る。
……このあたりは割と静かだ。
夜の暗闇の中、少し暖かくなってきた風の温度を感じながら少しだけ散歩してみる。
川の前で立ち止まった。
杏子(この川、上流のほうは工業地帯があるからな……なんか変なもんでも流れてそうな気がするが)
杏子(川の音ってのはいい。落ち着く)
杏子(……戻るか。マミに合わせて明日も早く起きなきゃいけないからな)
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 00:02:27.05 ID:Vhz2vSjh0<>
マミの家に戻って風呂に入り、寝る準備をして部屋に向かう。
布団に入る前に、机に置かれたメモ紙が目に入った。
メモ紙には『vicario alter ego』と書かれている。
杏子「ヴィ……カリ、オ……? なんだこりゃ」
マミ「寝ましょうか。電気消すわよ」
マミ「あら、それは……」
杏子「なんだこれは?」
マミ「なにって、新しい必殺技の名前よ。分身の技!」
杏子「そ、そうか」
あたしには謎の呪文だとしか思えなかったが、本当に謎の呪文だったらしい。
杏子「寝るぞ」
それがわかると、メモ紙を机の上に戻して布団に入った。
……電気を消し、マミもベッドに入る。
会話/明日の予定/その他
1自由安価
2翌日
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/01/07(土) 00:06:36.38 ID:OuN8dA890<> どうせ眠る前だ。あんまり意味がない話でもするか
「なあ、夕食のときに部活の話をしたよな?もしもマミが魔法少女になっていなかったらどんな部活入ってたんだろうな。
アタシは料理部だと思うんだ。結構本格的な料理作って同じ部活の奴を驚かせたりしてよー」などと話す
安価↓ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/01/07(土) 00:15:32.55 ID:XOGsldHo0<> ↑
追加でエイミーも呼んで一緒に寝る <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 00:35:15.30 ID:Vhz2vSjh0<>
トイレに行くついでにエイミーも呼んでくる。また一緒に寝ることにしよう。
……どうせ眠る前だ。あんまり意味がない話でもするか。
杏子「……なあ、夕食のときに部活の話をしたよな?」
マミ「軽音部のこと?」
杏子「ああ。マミって部活に入ったこととがあるのか?」
杏子「あたしはそんな暇もなく契約しちまったが、マミは一年の時はまだ普通の中学生だっただろ」
マミ「そうね……勧誘はいろいろ受けたし見にも行ったけど、結局入らなかったわ」
マミ「今考えたら、なにか入っておいてもよかったかもね」
マミ「今からじゃもう三年だし、魔法少女の活動もあるから無理だけど……」
杏子「マミにはどんな部活が合うかね」
杏子「あたしは料理部だと思うんだ。結構本格的な料理作って同じ部活の奴を驚かせたりしてよー」
マミ「料理部かぁ……楽しいかもしれないわね」
マミ「ちなみに私は、もし佐倉さんが魔法少女になってなかったら運動系の部活に入ってたと思うわ」
マミ「テニスやバスケなんてどうかしら。佐倉さんは機敏だし活躍しそうだわ」
杏子「まあそうだなー……契約する前も体力はそこそこ自信あったからな」
杏子「でも案外あたしも料理目当てで料理部に入るってこともあったかもしれないぜ」
マミ「それはそれで想像ができるわね。佐倉さんと一緒の部活なんて楽しそうだわ」
杏子「学校違うけどな」
……ああ、本当に意味のない話だ。
実現するはずのない“もしも”の話。
でも、そんなことを考えるのも楽しいとやっと思えるようになってきていた。
―28日目終了―
ワルプルギスの夜まで・・・・・・あと6日
★浄化しました
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[84/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
・仲間
マミ
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv16] [射撃Lv3]
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 00:36:38.73 ID:Vhz2vSjh0<> ----------------------------
ここまで
次回は7日(土)18時くらいからの予定です <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 00:44:06.52 ID:Vhz2vSjh0<> ------------------------
次スレ:『オール安価でまどか☆マギカ 17』
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483717207/ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 18:28:04.53 ID:Vhz2vSjh0<> ―翌朝
朝食が出来るまでの間にエイミーに飯をやり、
それからマミと二人でテーブルを囲んで朝食を食う。
これからの予定/食事中の話題
1自由安価
2マミに決めてもらう
下2レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/07(土) 19:00:45.15 ID:dRGt/ci50<> 昨日は模擬戦だったが今日は訓練でもするか?
何か予定が入ったら連絡してくれ <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 19:39:24.02 ID:Vhz2vSjh0<>
杏子「昨日は模擬戦だったが、今日は訓練でもするか?」
マミ「そうね、また新技の練習もしたいし」
杏子「何か予定が入ったら連絡してくれよ」
マミ「ええ」
朝食を終えてマミの家を出ると、マンション前でマミと別れる。
……待ち合わせの時間まで、今日は何をして過ごそうか?
1自由安価
2教会に戻る
3魔女狩り
4メール(まどか・さやか・仁美)
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/01/07(土) 20:16:05.15 ID:OuN8dA890<> 安価↓
アゲ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/01/07(土) 20:19:03.82 ID:XOGsldHo0<> 3
久しぶりに風見野の方に行ってみる <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 20:31:03.02 ID:Vhz2vSjh0<>
……最近はマミの家に居るから見滝原にばかり居たが、あんまり縄張りを空けておくのも問題がある。
久しぶりに風見野の方にでも行ってくるか。
町外れの更に東を目指して歩き出す。
杏子(他に居る奴は新人だけだし、いつのまにか変な奴に占領されたりしたらかなわん)
杏子(ハイエナのような奴ってのはどこにでもいるからな)
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
4病院
5学校
下1レス+コンマ判定
・道中
0~20 使い魔
21~40 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/07(土) 20:31:20.90 ID:H4jjxs+l0<> 4 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 20:41:28.00 ID:Vhz2vSjh0<> ―病院
教会から出て、林に囲まれた道を進むと、
見滝原の総合病院よりやや小さめの風見野の病院が見えてくる。
杏子「……さてっと、風見野の見回り開始だ」
杏子「魔女はいるかな……っと」
下1レスコンマ判定
0~25 使い魔
26~50 魔女 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/07(土) 20:42:55.09 ID:H4jjxs+l0<> ei <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 20:57:49.38 ID:Vhz2vSjh0<> ―掃除の魔女結界
病院の中、誰もいない突き当りにあった不安定な使い魔の結界。
箒を手に持ってひたすら床を掃いていた小人のような使い魔たちが、こちらを見て一斉に寄ってくる。
杏子「わざわざ寄ってくるんなら手っ取り早い」
杏子「逃げ回られるほうがうざいからな」
杏子 魔力[100/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[84/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:Maid×5
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/07(土) 20:58:46.33 ID:H4jjxs+l0<> 12 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 21:07:38.75 ID:Vhz2vSjh0<>
分身を作り出して攪乱してやると、寄ってきていた使い魔たちが混乱をはじめる。
後はその隙をついて狩るだけだ。
ただの使い魔相手にそうそう手間取ることもない。使い魔を退治して病院を出る。
杏子 魔力[98/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[84/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
杏子「よし、と。次の場所を見て回ろう」
・行く場所(風見野)
1風見野駅周辺
2図書館
3山
・病院[現在地]
4学校
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/07(土) 21:08:06.88 ID:H4jjxs+l0<> 3 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 21:27:32.89 ID:Vhz2vSjh0<> ―山
杏子(今日は遠足とかもやってないみたいだな)
杏子(この広い山じゃ、特に新人のうちは魔力の源を探すのも苦労する……)
杏子(……が、大体の当たりがつけられるようになれば、むしろ混み合った場所にあるよりも見つけやすいか)
樹海の中に浮かぶマークに触れ、開く。
山の中だったというのに、結界に入ると、景色は建物のような内装の場所に変わる。
―毒の魔女結界
杏子「えいっ」
向かってくる使い魔をしばく。
一本道の道中を突き進んでいき、扉を開くと真っ白い部屋のような場所に出た。
杏子(道中で見た使い魔が数匹居るだけに見えるが……)
杏子(ここにはさっき入ってきた扉以外に出入り口はない)
杏子(どうするか?)
杏子 魔力[98/100] 状態:正常
GS:17個
・薔薇園[84/100] ・鳥かご[100/100]
・針[100/100]・芸術家[100/100]
・お菓子[100/100]・忘却[125/125]
・銀[100/100]・玩具[100/100]
・落書き[100/100]・星[100/100]
・暗闇[100/100]・犬[85/100]
・人形師[100/100]・虫[100/100]
・影[100/100]・アイドル[60/100]
・料理[100/100]
◆ステータス
[魔力コントロールLv5] [格闘Lv25]
敵:使い魔×3 <-攻撃対象デフォルト
1突く:近接武器戦闘(魔力-0)、もしくはbからはトドメかなんかとしても
b中威力(魔力-10)
c大威力(魔力-25)
d必殺(魔力-45)
2伸縮変形(魔力-5) 柄を更に伸ばし、中〜遠距離の敵を突く。
3背中を襲う槍(魔力-15) 幻惑魔法により背後を取って攻撃。突くb〜dとも組み合わせられる。
4飛槍 :槍を投げつける。装備は余裕が出来たときに自動で生成し直します。
b大威力(魔力-15)
5打突(魔力-5) :槍を構えて魔力により加速し突撃する
b中威力(魔力-15)
c大威力(魔力-30)
d必殺(魔力-50)
6鉄砕鞭(魔力-5) :槍を多節棍に変形させて広範囲に打ち付ける
7鎖拘束(魔力-5/魔力-20) :多節棍の鎖を伸ばして縛り付けて拘束、可能であればそのまま潰す
8断罪の礫柱(魔力-10) :地面からでっかい槍を突き出す。手が空いてるので攻撃中にも続けて連撃可能。
b断罪の礫柱(魔力-25) :地面から巨体をぶち破る大きな槍を突き出す。動く相手に当てるのはやや難しいが、手が空いてるので隙はできない。
9最後の審判(魔力-50):でっかい槍に乗って突撃
10縛鎖結界(魔力-15) :防護壁を作り出す。派生追加攻撃有り
11幻惑魔法(魔力-15/1ターン) :幻惑で攪乱して回避率を大幅に上げる。他のコマンドと組み合わせられる。
12ロッソファンタズマ(魔力-2*分身の数) :20体までの分身を作り出す幻惑魔法の必殺技。現在の上限は2*20の40消費。
13引き返す
14自由安価
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/01/07(土) 21:31:55.50 ID:XOGsldHo0<> 13 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 21:38:52.50 ID:Vhz2vSjh0<>
一旦引き返すことにした。
……しかしここまでは一本道だったはずだ。
どうする?
1自由安価
2もう一度入る
3結界から撤退
下1レス <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2017/01/07(土) 21:46:51.75 ID:H4jjxs+l0<> 2 <>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 21:54:39.15 ID:Vhz2vSjh0<> =====================
次スレに移ります
=====================
☆杏子編カレンダー☆
1日目 放課後、銀の魔女と交戦。マミと鉢合わせる。その後デパートで薔薇園の魔女と交戦。結界内でまどかに出会う。
2日目 午前、鳥かごの魔女と交戦。屋上でほむらと出会い、その後病室で少し話す。その後QBとの会話で素質持ちということが判明。
放課後、まどかと話す。
3日目 午前、風見野で針魔女と交戦。見舞い品を持って放課後ほむらの病室に。
4日目 ほむら退院。
5日目 まさかのほむらを一日中見張ってるだけで一日終了。これにはクーほむもびっくり…
6日目 ほむらに正体を話した結果恐れられ傷心。昼前から魔女狩り、駅で芸術家の魔女と交戦、放課後デパートでまどか・さやかとプリクラを撮る。
夕方からマミの家に行って少しだけ和解。すき焼きをごちそうになる。まどかとほむらのことを相談した。
7日目 マミの家で朝を迎える。朝から昼までコンビニで過ごす。
午後には学校の様子を見に行き、放課後まどかたちと話す。まどかが猫にエイミーと名付ける。
ついでに杏子が16歳ということになった。マミは一応付き合ってくれたものの諭された。
放課後、マミと魔女退治。公園で落書きの魔女と交戦。病院でお菓子の魔女の使い魔→魔女。
見逃した使い魔を倒しに行ったマミがやられる。偶然通りかかった杏子が倒したが、さやかがQBから目をつけられる。
8日目 午前中は描写を省いたが図書館に居た。放課後はマミの特訓を見ていた。遠距離武器を鍛えようということで、マミが弓を使い始める。
銃はまだ時間がかかるようで、じっくり研究するまでは保留。夜はマミの家でごちそうになった。
9日目 マミの家で朝を迎える。(21日)午前は風見野で魔女狩り。風見野までの道中で薔薇園の使い魔、山で忘却の魔女と交戦。
昼後に上条に会いに行った。夕方にはマミの訓練を見て、夜中上条の腕を治しに行ったが効果はまだ不明。
10日目 午前中に上条のお見舞い。放課後にまどか・さやかに自分の過去を話す。その後マミとパトロール、繁華街で委員長の魔女と交戦。
11日目 朝、早い時間に校門前でまどかたちを待って会話。午前中は魔女狩り、廃工場でハコ使い魔と交戦。
午後に上条のお見舞いに。その後さやかに募金活動の提案。
12日目 午前中に上条のお見舞い。午後は風見野で魔女狩り。道中で銀使い魔、駅周辺で落書き使い魔、病院で銀魔女と交戦。
13日目 午前中に幻惑魔法の訓練。午後に魔女狩り、廃工場で暗闇使い魔と交戦。放課後にはほむらの様子を見てきたが、拒否られる。
14日目 (27日?)午前中は風見野に魔女狩り、道中玩具魔女・駅落書き魔女と交戦。
午後はゲーセン行って時間をつぶし、放課後にさやかと話す。その後募金活動に加わり、夜にはまどかと食事。
15日目 教会にあすなろの二人の墓を建てる。その後風見野で魔女狩り、駅でお菓子使い魔と交戦。
午後は見滝原で魔女狩りしつつマミを探したが、成果なし。駅でマミと合流してまどかたちを入れて4人でお食事会。
16日目 午前中は風見野で魔女狩り、学校で使い魔、図書館で星魔女と交戦。
放課後、可愛い服を着てマミと繁華街を回る。新しい服とエイミーの首輪を買った。
<>
◆xjSC8AOvWI<>saga age<>2017/01/07(土) 21:55:53.16 ID:Vhz2vSjh0<>
17日目 ミチルの死とユウリが生きてるかもしれないことをQBから聞く。午前中に見滝原で魔女狩り、公園でハコ使い魔。
引き続き午後も病院で落書き使い魔、立体駐車場で薔薇園使い魔。
放課後は射撃と模擬戦の訓練。その後廃工場のハコの魔女戦、仁美も一緒にマミの家で夕食&お菓子パーティ
18日目 午前中に恭介のお見舞い、午後は風見野で魔女狩り。山で虫使い魔と交戦。
放課後にも見滝原で魔女狩り。駅で暗闇魔女と交戦。その後さやかたちと話してからマミの家に帰る。
19日目 2日(土)お茶会。
午前中はエイミーと遊んだり漫画を読んだりして過ごす。昼食後はコーヒーとエイミー用のケーキを買ってまどかたちを待つ。
お茶会後のパトロールで鉄塔で影使い魔と交戦。
20日目 午前中はマミと見滝原をパトロール、繁華街でハコ使い魔と交戦。その後ほむらの部活の話を聞く。
午後は風見野をパトロール、駅で人形師魔女、虫魔女と交戦。
21日目 放課後にマミと一緒に募金の手伝い。見込みのある医師のいる病院が見つかったとの進展を聞く。
あとはお金を集めるだけ。さやかに本格的に告白を進めてみる。
22日目 午前中に幻惑魔法の訓練、放課後にはマミの格闘訓練。
仁美が上条のことを慕っていることを知る。
23日目 午前中に幻惑魔法の訓練、放課後にはマミとパトロール。駅で影使い魔、公園で笛吹魔女と交戦。
パトロール中に公園にてゆまを保護。
24日目 マミも午前中学校を休んでゆまたちと一緒に居た。警察と話し、ゆまは祖父母のもとに引き渡してもらうことに。
その後マミは学校に行った。放課後マミと格闘訓練。
25日目 昼過ぎにパトロール、立体駐車場で影魔女と交戦、駅で芸術家使い魔と交戦。放課後はマミの格闘訓練
26日目 土曜。午前中は上条の最後のお見舞い。昼過ぎにゆまの家に電話。ティータイムの後パトロール。
公園にて鏡使い魔と交戦、繁華街にてアイドル魔女と交戦。恭介についてさやかと仁美が決着をつける。
27日目 日曜。マミに墓を紹介。午後からはさやかが家に来る。
ケーキを食べたり、相談に乗ったり、一緒に映画を見たり晩飯を共にしたりして過ごす。
28日目 午前中にパトロール、歩道橋にてアイドル使い魔、駅にて料理魔女と交戦。杏子がQBが無数にいることを知る。
<>
1001<><>Over 1000 Thread<> | |\ /| |
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| |:::.::.:.:.| ⊂⊃ ⊂⊃ |.:.:.::.:::| |
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| |:::.::.:.:.|,, ´∀`) (・∀・ ,,).:.:.::.:::| |
| |:::.::.:⊂ つ ( つ .::.:::| |
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