以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/20(火) 22:59:08.41 ID:l2fNBY4m0<>妹「え、ちょっとやばいまじウケるんですけどwwwwやけにこそこそしてるから何してんのかと思ったらSSってwwww」

男「スマホ返せよ、おい!」

妹「いいじゃんいいじゃんwwww」

バタン ガチャ

男「あ!トイレに篭りやがったな!」

男「おい!出てこいよ妹!」

妹「やだねー!」

男「なあ頼むってお小遣いあげるからさ」

妹「おお、過去のSSのまとめもブックマークしてるじゃん!」

男「!?バカやめろ!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482242348
<>妹「へえ〜男ってSSなんて書いてるんだ〜!」男「バ、バカ!」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:01:28.72 ID:l2fNBY4m0<> 妹「多分これが一番最初のやつかな……?四年前の記事じゃんこれ、そんな前から書いてたんだww」

男「あ、ああ書いてたよ……」

妹「やばい笑いが止まらないww」

妹「音読してみよーっと」

男「お、おい!それだけはやめてくれ!」泣

妹「『魔王と勇者のSSです。プロローグと本編とエピソードに分けて書く予定です♪( ´▽`)
基本その場のノリで書きます。尚、作者は学生で勉強とか部活とかあるので、ペースは遅いと思います。お許しください!←
自分はSS初心者なので至らない点があると思いますが、どうか温かい目で見守ってくださると幸いです。←(*☻-☻*)(こんな感じです)」

妹「くっそwwwwww」

男「ぐ、ぐはぁ……」泣 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/20(火) 23:02:13.53 ID:l2fNBY4m0<> 妹「んでプロローグ、と」

妹「魔王『実は俺、世界征服なんてしたくないんだよねー、むしろ悪を滅ぼすための旅とかしたい』

勇者『そうなの?実は俺も悪を滅ぼすための旅とか興味ないんだよね!むしろ世界征服がしたい』

魔王『まじ?じゃお前が魔王やってくれん?』

勇者『ナイスアイディア!俺が魔王になって、君が勇者になるんだ!異論は認めない!』

魔王『 よっしゃ話が早いぜ!では早速!』」

男「やめてください……やめてください……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:03:43.30 ID:l2fNBY4m0<> 一時間後

ガチャ

妹「ふう、いろんな意味でスッキリしたァ!」

男「うう……ひっく……」泣

妹「でも昔のやつはともかく、最近のSSは割と面白かったよー」

男「え?マジで?」

妹「うん。SS書くときそんなにこそこそしなくてもいいのにー、自信持ちなよー」

男「いやだってさ、SS書いてるとかキモいじゃんか」

妹「大丈夫大丈夫、うちも書いてるから」

男「え」

男「ええええ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:04:21.53 ID:l2fNBY4m0<> 男「マジで?」

妹「マジマジ」

男「意外……常に彼氏いるし、バスケ部だし、SSとは無縁な人間だと思ってた……」

妹「バスケ部は関係ねーだろ」

男「なあ、どんなSS書いてんの?見せてよ」

妹「確かにこのままじゃ一方的だもんねー……ま、いいよ」

男「よっしゃ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:04:59.06 ID:l2fNBY4m0<> 一時間後

男「……」ワナワナ

男「驚いた……今まで名作だと思ったSSが、殆ど妹が書いたものだったなんて……」

男「まとめのコメ数も100超え多数……しかも大体絶賛……すげえ」

男「こんな作者がすぐ近くにいたとは……」

妹「驚きすぎでしょ。たかがSSだよ?ただの暇つぶし暇つぶし」

男「暇つぶしでこのクオリティ……この才能に嫉妬するよほんと」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:06:46.81 ID:l2fNBY4m0<> 男「師匠!」

妹「何その呼び方キモいんだけど」

男「……妹、なんかSS書くとき気をつけてることある?」

妹「いや別に……」

男「そこをなんとか」

妹「強いて言えば、とことんリアリティーを求めてるとか?よくわかんねーけど」

妹「うちは逆に『ファンタジーチック』なのは全然書けないから、男みたいに勇者ものとか書けるのすごいって思うわ」

男「シンプルだね……あとは?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:09:23.35 ID:l2fNBY4m0<> 妹「あとは……自演は絶対しないってこと!」

男「自演か……」

妹「自演だけは絶対にしないって決めてる!」

妹「自演して、『乙めちゃくちゃ面白かったぜ』とか書き込む奴はプライドないのかな」

男「ぎくっ」

妹「男も自演はぜっっったいにするなよ!!」

男「ああ!自演だけは絶対にしない!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:09:53.80 ID:l2fNBY4m0<> 家族揃っての夕食

妹「パパ、男もSS書いてるんだってー」

男「!?」

男「おい!何で言うんだよ!」

妹「別にいいじゃん、恥ずかしいことじゃないし」

父「そうだぞ。お父さんだってSSを書いてるからな」

男「え」

男「ええええええ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:14:12.14 ID:l2fNBY4m0<> 父「2000年前後の個人サイトで小説書く時代から書いてたからな、お父さんは」

妹「エヴァとかね」

男「めっちゃベテランじゃんか……父の威厳もクソもないな……」

妹「ママもSS書いてるんよね!」

母「そうなのよ、あたしも結婚してからたまに書いてるのよ」

男「え」

男「ええええええ!?」

男「……って大体予想できてたけど」

母「昔から名探偵コナンが好きでコナンSSを書きまくってたのよね」

男「え」

母「これ、今までに書いたコナンSS一覧よ」

父「母さんは40作品もコナンSSを書いたんだ、すごいだろ?」

男「えええええええええええ!!!???」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:15:00.77 ID:l2fNBY4m0<> 男「今までに俺が驚愕したコナンマジキチSSは殆ど母さんが書いてたのかよ……」

男「なんかもう、今までと同じ気持ちで接することができないような気がする……」

妹「……で、男もSSを書いてることが判明したから、これで家族四人全員がSS作者( )であることが分かったね!」

母「実に微笑ましい家族よね」

父「これぞ21世紀における理想の核家族だ」

男「どこがだよ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:16:32.32 ID:l2fNBY4m0<> 父「ただ、男よ」

男「な、なに」

父「お前がどんなSSを書こうが自由だがな、自演だけは絶対にするな」

妹「うんうん、絶対にするなよ!するなよ!」

母「自演して絶賛コメを書き込む奴なんてこの家族の恥さらしよ」

父「これだけは約束してくれな」

男「うん、分かったよ父さん。自演はぜっっったいに死んでもしないよ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:17:15.09 ID:l2fNBY4m0<> ・



俺「この後、SS作者だらけの四人家族は、まとめの絶賛コメを食べながら幸せに生きていきましたとさ……と」

バッ

妹「へえ〜俺ってSSなんて書いてるんだ〜!」

俺「バ、バカ!」

妹「え、ちょっとやばいまじウケるんですけどwwやけにこそこそしてるから何してんのかと思ったらSSってww」

俺「スマホ返せよ、おい!」

妹「いいじゃんいいじゃんww」

バタン ガチャ

俺「あ!トイレに篭りやがったな!」

俺「おい!出てこいよ妹!」

妹「やだねー!」

妹「今書いてたの音読しよーっと」

俺「やめて」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:18:26.10 ID:l2fNBY4m0<> 30分後

妹「ふう、いろんな意味でスッキリしたァ!」

俺「……やっと音読が終わった……」泣

妹「なるほど、家族全員がSS作者ってわけか。地獄絵図だね」

妹「なんていうか、俺の妄想丸出しって感じで控え目に言ってキモい」

俺「堂々と言うと……?」

妹「死ねって感じかな」

俺「」

妹「ていうか最後テキトーにまとめすぎでしょ。あとバスケ部関係ねーだろ、これ伏線じゃねーのかよ」

俺「すいません……」

妹「構成もクソもねーしな、うちと違って才能ないからやめたほうがいいよ」

俺「うちと違って……?」

妹「ああ、うちもSS書いてるんよ」

俺「あ、やっぱり?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:19:10.78 ID:l2fNBY4m0<> 俺「彼氏もできたことなくて、美術部ってSSにめっちゃ縁ありそうだもんね」

妹「ちっ」

俺「ごめんなさい」

30分後

俺「驚いた……妹がこんな感動SSを量産していたなんて……」

妹「ま、ただの暇つぶしで書いてただけだけどね」

俺「なんかポリシーとかあんの?」

妹「特にないけど……あ、自演だけは絶対にしないと神に誓ってる」

俺「だよな、自演して乙とか書き込む奴は人間失格だぜ」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2016/12/20(火) 23:21:37.55 ID:l2fNBY4m0<> 俺「驚いた……妹がこんな感動SSを量産していたなんて……」

俺「ま、ただの暇つぶしで書いてただけだけどね」

俺「なんかポリシーとかあんの?」

俺「特にないけど……あ、自演だけは絶対にしないと神に誓ってる」

俺「だよな、自演して乙とか書き込む奴は人間失格だぜ」


ママ「あなた……あの子、トイレのドアの前でずっと一人で会話してるわ……」

パパ「本当だ、誰もいないのに……」

ママ「時々女口調になってる……あの子は『妹』を演じているつもりなのかしら……」

パパ「ああそうだろうね……あの子は『妹』と会話しているつもりなんだろう……『妹』なんて存在しないのに」

ママ「頭の中が『ファンタジー』なのね……」

パパ「これもある意味、自演だね……」

ママ「自演、ダメ絶対……」

終わり
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2016/12/20(火) 23:24:57.81 ID:l2fNBY4m0<> おっつう>>1
なかなか面白かったよ!
ほんと自演とかサイテ
ーだよね
ルール違反だよ自演するなんて <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/20(火) 23:26:06.08 ID:9Ur4BMuyO<> オナホール <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/20(火) 23:53:31.73 ID:gyl5niClo<> わろた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2016/12/21(水) 07:18:08.91 ID:RzByqD2Xo<> 自演ばれてんぞ(棒) <>