以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 21:56:45.81 ID:6q1Sp8uL0<>飛鳥「あぁ」
ありす「……」
ありす「……突然うちまで押しかけてきたかと思えば、急に何を言い出すんですか」
飛鳥「いや、春先に少し冷えた身体を温めるには丁度いいかなと思ってね……」
飛鳥「……」
ありす「……」
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<>ありす「お鍋が美味しい季節……ですか」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 21:57:44.38 ID:6q1Sp8uL0<> 飛鳥「……奏たちから、何も聞いていないのかい?」
ありす「奏『さん』」
飛鳥「……奏さんたちから」
ありす「あの、さっきから何を言ってるんです?おかしいですよ」
飛鳥「おかしい…?いや、そんなはずは…まさか、はめられた…?」
ありす「何もないなら、帰ってもらえますか?冷やかしのつもりですか」
飛鳥「いやっ、ちょっ、ちょっと待ってくれ!違うんだ、そういうわけじゃ…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 21:59:06.97 ID:6q1Sp8uL0<> ありす「……ぷっ」
飛鳥「え?」
ありす「あははは…!」
飛鳥「なっ、なんだ?」
周子「もー、ありすちゃん。笑ったらあかんやーん」
文香「すみません…困らせるつもりは、無かったのですが…」
奏「まぁ、飛鳥の珍しい表情が拝めたことだし、良しとしましょうか」
飛鳥「ボ、ボクで遊ぶのはやめてくれないか…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 22:00:15.32 ID:6q1Sp8uL0<> 飛鳥「…ふぅ、それで?鍋はするんだろ?」
奏「えぇ、もちろん」
文香「材料は、来る途中で買っておきました」
飛鳥「全く……流石のボクも少し焦ったよ。……ありす、キミもいつまで笑ってるんだ」
ありす「だって…ふふ、困った顔の飛鳥さんがあんまりおかしいから…」クスクス
ありす「…あ、そうだ。それから、周子さん」
周子「んー?」
ありす「ありすじゃなくて、橘です」
周子「え、そこ?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 22:07:03.33 ID:6q1Sp8uL0<> 周子「別にいーじゃん今更ー」
ありす「ダメです!」
飛鳥「何鍋にしたんだい?」
奏「無難にちゃんこよ。初めはチゲ鍋もいいかと思ったんだけど…文香がね」
文香「かっ、奏さん…」
飛鳥「そうか、ちゃんこか。良いね…」
奏「飛鳥も辛いのはダメだったかしら」
飛鳥「まぁ、ダメということもないけどね……ボクの味覚が、どうにも受付けなくてね」
奏「前にコーヒーを飲んだ時も、そんなこと言ってたわね」
飛鳥「そうだったかな」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 22:14:32.80 ID:6q1Sp8uL0<> 奏「ありすも、場所を提供してくれてありがとうね」
文香「急に押しかけてすみませんでした…」
ありす「いえ!いいんです、うちは基本、ずっと私一人ですし…」
文香「あ……」
文香「……す、すみm」
周子「それにしても、このメンバーで集まるの、遊園地の打ち上げ以来じゃない?」
奏「そうね。ありすがお化け屋敷で怖がって…」
ありす「こっ、怖がってなんかいません!」
奏「あら、そうだったかしら」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 22:28:25.08 ID:6q1Sp8uL0<> ありす「それじゃあ私、食材切ってきますね」
周子「あ、手伝う手伝う〜……飛鳥ちゃんが」
飛鳥「ボクかい?!」
文香「……あの、周子さん、先程は…ありがとうございました」
周子「んー?何が?」
文香「……私、ダメなんです。空気が、読めなくて……」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 22:30:57.32 ID:6q1Sp8uL0<> 周子「本は読めるのに?」
奏「周子」
周子「あはは、ごめんごめん。冗談冗談……までも、ありすちゃんもそんなこと気にしてないと思うよ?」
文香「そうでしょうか…」
文香「…もし私のせいで、ありすちゃんに悲しい思いをさせていたらと…」
周子「もう、文香さんまで暗くなってどーすんのー。それにほら、なんか楽しそうだよ?」
ありす「飛鳥さん!猫の手!猫の手です!」
飛鳥「う、猫か…ニナのステージを手伝った時の仮初めの姿を思い出して…」
ありす「カワイイポーズして何言ってるんですか!」
飛鳥「かっ、かわいくない!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:04:40.19 ID:6q1Sp8uL0<> 文香「代わります」
飛鳥「あぁ、文香さん」
ありす「!文香さんと、並んでお料理…」
ありす「どっ、どうぞ、包丁はこれを使ってください!ボウルはここで、それから大きいお皿は…」
文香「……」くすっ
文香「…頼もしいですね」
ありす「い、いえ、それほどでも…」
飛鳥「……」
奏「…あら、嫉妬?」
飛鳥「まさか。むしろ、代わってくれて助かったよ。自分で言うのもなんだが、ボクの包丁捌きは、あまり褒められたものじゃないんだ」
周子「素直やないなー」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:09:22.51 ID:6q1Sp8uL0<> 奏「それにしても文香、エプロン姿もよく似合ってるわね」
奏「…文香をお嫁にもらう人は幸せね」
文香「え//」
奏「え?」
周子「…カップル成立、おめでとうございまーす」
飛鳥「それが禁じられたものであるほど、恋というのは燃え上がるものさ……ボクは応援しているよ」
ありす「奏さん…やっぱり…」
奏「やっぱりって…!ちょっと、あなたたち?!////」
文香「…///」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:12:37.52 ID:6q1Sp8uL0<> 文香「あとは完成を待つだけですね」
周子「待ってる間にゲームでもする?」
ありす「うちにTVゲームの類はないですよ」
周子「ぶーぶー」
飛鳥「なら、またしりとりでもするかい?」
奏「あら、いいわね」
周子「えー?あのしりとり偏差値高すぎやーん」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:27:25.32 ID:6q1Sp8uL0<> 飛鳥「……」
ありす「……」
奏「……」
周子「……」
ありす「…私、占い師でした」
周子「おぉ!それでそれで?」
ありす「……奏さんは、人狼です!」
奏「あら」
周子「よし、それじゃあ奏ちゃんをーーーー」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:28:19.26 ID:6q1Sp8uL0<> 奏「いいわよ。吊るしても」
周子ありす「「えっ」」
奏「だって、私は狩人だもの……吊るしても、それで困るのはあなたたち。私は別に構わないわ」
周子「そ、そう言われるとなぁ…」
ありす「だ、だって、私は奏さんを見たんですよ!」
飛鳥「…いや、確かに。ありすが嘘をついている可能性だって否めない。……『いちばん嫌らしい嘘は、いちばん真実に近い虚言だ』」
文香「ジイドですね」
ありす「そ、そんなぁ…!」
文香「それでは投票してください」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:29:43.38 ID:6q1Sp8uL0<> 奏「〜♪」
飛鳥「…まさか、本当に奏さんが狼だったとは…」
ありす「だから言ったじゃないですか!!!」
周子「いや〜みんな食べられちゃったね〜…奏ちゃんはやっぱり女(ひと)食い狼や〜」
奏「ちょっと、誤解を招くような言い方しないでくれるかしら」
文香「ふふ…お鍋、出来ましたよ」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:37:51.05 ID:6q1Sp8uL0<> ありす「……おいしい…」
奏「あらほんと」
文香「お出汁がよくきいてますね」
飛鳥「あぁ…たまにはこういうのも、いいものだね」
周子「お、しいたけに星型の切込みはいってるね」
文香「それはありすちゃんが…」
周子「すごいじゃんありすちゃーん」
ありす「あ、ありが……はっ、た、橘です!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:45:51.18 ID:6q1Sp8uL0<> 周子「はいおあげ。出汁吸ってて美味しいよー」
飛鳥「あぁ、いただくよ…」
飛鳥「……周子さんからもらうと、なんだろう、不思議とありがたみがあるね」
周子「えー?それ前に美嘉ちゃんにもおんなしようなこと言われたよー」
ありす「おあげはお狐さんの好物ですからね…!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:48:22.54 ID:6q1Sp8uL0<> 文香「……実は、それ、違うんです」
「「え!」」
ありす「……そうなんですか?」
文香「はい…諸説ありますが、元々、狐の色とおあげの色が似ていることからきているだけで、狐の好物というわけでもなければ、おいなりさんとの関係もあまりないんだそうです」
飛鳥「それは知らなかったな…」
周子「まぁ普通に考えて、狐がおあげ食べるんは考えにくいわなー」
奏「文香といると、何かと勉強になるわね」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:56:53.17 ID:6q1Sp8uL0<> 周子「よーしそれじゃー洗い物はあたしがやりますかー」
ありす「あ…いいですよ、皆さんはお客さんなんですから」
周子「まーまー。こうして場所もお借りしてるわけですし。これぐらいはね?」
奏「…そうね。手伝うわ」
ありす「そんな、悪いですよ…」
周子「いーからいーから」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/07(火) 23:57:37.54 ID:6q1Sp8uL0<> 飛鳥「なら、ボクらはこっちでゲームの続きをしようか」
ありす「三人でですか?…というか…飛鳥さん、なんだかんだ気に入ってますよね、これ…」
飛鳥「仮初めの世界を生き抜くには、幾ばくかの嘘も必要なんだよ、ありす。例えそれがゲームであってもね…」
ありす「何言ってるんですか…」
文香「ふふ、それじゃあ三人でやってみましょうか」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/08(水) 00:23:39.49 ID:ppSJ9zI40<> 書き始めたら……終わらなかった……。
残ってたらまた書きます……寝ますいません……。 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/09(木) 03:37:20.93 ID:lW+OH9ogO<> ここはVIPと違って残るから続きはよ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/10(金) 02:27:58.98 ID:TiJc765NO<> 残ってるんだからさっさと書けよ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 23:40:24.90 ID:gQIaBa+10<> はよ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/12(日) 03:27:31.82 ID:yujfoUQVO<> こいつVIPだと思って逃げれると思って逃げたんじゃね? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/12(日) 09:54:38.33 ID:tBD3XduFo<> 焦りすぎやろ。二ヶ月経たないと落ちないんだから気長に待とうぜ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/13(月) 22:08:44.20 ID:p/c/Pc0vO<> 残ってたら発言がある以上VIPだと思ってる感はあるから逃げた可能性も高いがな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/14(火) 21:39:45.41 ID:6b+ept5E0<> 奏「洗ったのくれる?私、拭いていくから」
周子「おーけー。…までも、たまにはこういうのもいいもんだねー」
奏「皿洗いが?」
周子「なんでやねん!」
奏「ふふ、冗談よ。周子は…フレデリカたちといる時とはまた少し違うわね」
周子「んーそうかな?」
奏「えぇ。お姉さん、って感じ」
周子「あー、曲がりなりにもリーダーやってたってのもあるんかなー」
周子「…まぁそれにほら、フレちゃんなんかは変わってるからねー」
奏「あら、フレデリカも周子にだけは言われたくないんじゃない?」
周子「ちょっとそれどういう意味ー?」
奏「うふふ、別に?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 21:52:39.13 ID:6b+ept5E0<> ありす「わたしの勝ちです…!」フフン
飛鳥「……参ったな…ゲームでも、死ぬと悔しい…一片の後悔もなく死ぬというのは、きっと難しいんだろう」
文香「三人でもちゃんと楽しめましたね」
飛鳥「あぁ……さて、それじゃあボクはそろそろ」
ありす「あ…」
ありす「…もう帰っちゃうんですか?」
飛鳥「あぁ。それにありす、明日も仕事があるだろう」
ありす「……」
ありす「…そうですね」
文香「……」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/14(火) 21:53:46.77 ID:6b+ept5E0<> 周子「……あー、ありs」
文香「ありすちゃん…少し、いいでしょうか」
ありす「?はい…なんですか?」
文香「実は、その……ご迷惑でなければ、今日はこのまま泊めてもらえないでしょうか」
ありす「…!本当…!……いや、でも、そんな、気を遣って頂かなくても、私は別に……」
文香「い、いえ、そんな気を遣ったわけではなく、その…」
文香「…そうです。今私は…家に帰るに帰れなくて…」
ありす「そうなんですか?!」
文香「え、えぇ。ですから、今日一晩だけでも泊めて頂けないかと……もちろん、ご迷惑でなければ」
ありす「そんな、迷惑なんて!大歓迎です!」パァァ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 22:02:03.88 ID:6b+ept5E0<> 周子「……あー、ありs」
文香「ありすちゃん…少し、いいでしょうか」
ありす「?はい…なんですか?」
文香「実は、その……ご迷惑でなければ、今日はこのまま泊めてもらえないでしょうか」
ありす「…!本当…!……いや、でも、そんな、気を遣って頂かなくても、私は別に……」
文香「い、いえ、そんな気を遣ったわけではなく、その…」
文香「…そうです。今私は…家に帰るに帰れなくて…」
ありす「そうなんですか?!」
文香「え、えぇ。ですから、今日一晩だけでも泊めて頂けないかと……もちろん、ご迷惑でなければ」
ありす「そんな、迷惑なんて!大歓迎です!」パァァ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 22:02:37.20 ID:6b+ept5E0<> ありす「さっそくお布団の用意しないと…!」フンフン
周子「文香さんやるぅー」
文香「いえ…ただ単純に、もうしばらくここにいたいなと思ったので…」
文香「……それに、ありすちゃんの哀しむ顔は、見たくないので……」
ありす「そうだ、それからお風呂わかさなきゃ…!」
周子「……せやねえ」
周子「よーしそれじゃーあたしも泊まりますかー」
ありす「周子さんもですか?」
奏「私も。もちろん、飛鳥も泊まるわよね」
飛鳥「えっ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 23:01:06.59 ID:6b+ept5E0<> 周子「せっかくだしみんな一緒に入る?」
ありす「うちのお風呂はそんなに広くないですよ…」
飛鳥「いや、待ってくれ。ボクは今日、替えの下着を持ってきていないんだ」
ありす「私のを貸しましょうか?」
飛鳥「…いや、ありすのは小さいだろう」
ありす「きっと大丈夫ですよ」
奏「大丈夫じゃない?」
周子「へーきへーきー」
飛鳥「失礼だなキミたち…」
飛鳥「…………ぴったり…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 23:08:27.04 ID:6b+ept5E0<> ありす「皆さんは大丈夫ですか?」
奏「えぇ…まぁ、そうなるかなとは思っていたから」
文香「私も大丈夫です」
周子「あたしもー」
周子「んで、今飛鳥ちゃん入ってるから…次だれいく?」
ありす「あ、私は最後でいいのでお先にどうぞ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 23:08:56.34 ID:6b+ept5E0<> 周子「まーまーそう言わずに」
奏「そうよ。いいじゃない家主なんだから。そうだ、なんなら私と入りましょうか」
ありす「い、いいです!」
周子「それじゃあ文香さんは?」
ありす「え」
文香「…?私ですか…?私は別に構いませんが…」
ありす「い、いい…んですか…?」
文香「はい。私でよければ…」
ありす「ぜひ!!!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 23:16:01.38 ID:6b+ept5E0<> 周子「奏ちゃん、フラレちゃった?」
奏「うふふ、そのようね」
飛鳥「お先頂いたよ」
奏「下着、ぴったりだった?」
飛鳥「う、うるさいな」
周子「あれ、飛鳥ちゃんエクステ取っちゃうの?」
飛鳥「あぁ……髪がまだかわいていないからね……」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 23:16:40.56 ID:6b+ept5E0<> 奏「さて、二人がお風呂の間、何してましょうか」
周子「テレビでも見とく?」
飛鳥「それとも、またゲームでもするかい」
周子「それめっちゃハマってるやん飛鳥ちゃん」
飛鳥「あぁ…アイドルもいいが、こうしてゲームの中で何者かになりきるのは楽しいよ…」
周子「ま、それでもいいんだけど……おや?」
奏「?どうかした?」
周子「ふふー。しゅーこちゃん、いいもの見つけちゃったかも」
奏飛鳥「「?」」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/14(火) 23:32:10.41 ID:Qme8n3ccO<> ピッタリかー…ちょっと橘家のお風呂の様子見てくる
ストーカーいたら大変だもんな(デジカメ準備) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 00:21:02.62 ID:ya4yKbuYo<> カエルラいいよな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/15(水) 01:55:20.33 ID:WCY1vrGk0<> 文香「良いお湯でしたね」
ありす「は、はいっ!」
ありす「お気に召して頂けましたか…」
文香「もちろんです。あの入浴剤も、素敵でしたね」
ありす「狭くなかったですか?」
文香「十分な大きさでしたよ」
ありす「そ、そうですね…」
ありす「……」じーっ
ありす「……」ふにふに
ありす「大きかったです…」
文香「?はい…?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:02:22.64 ID:WCY1vrGk0<> ありす「……」
ありす「……何やってるんですか」
飛鳥「……“何”をしているか……難しい質問だ。ヒトはみんな、知らず知らずの内に、何かをしている。それが意識的にしろ、無意識的にしろ」
ありす「うるさい!じゃなくて!こたつ!こたつですよ!なかったでしょうさっきまで!!!」
周子「んー?ほら、しゅーこはコタツで丸くなるーってね」こんこーん
ありす「せっかく隠してたのに…」
周子「あはは、ごめんごめーん。ちゃんと帰る時には片付けるからさー。ね?」
ありす「もぅ…今日だけですよ?」
奏「それじゃ、次お風呂頂くわね」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:06:23.48 ID:WCY1vrGk0<> 奏「ふぅ…さっぱり。ふふ、今日明日はみんな一日同じ髪の匂いがするのかと思うと、面白いわね」
奏「…あら、私と同じ洗顔料…これは…ありすの?それともお母さんのかしら」
奏「何かしらね、よそ様の洗面所を見るのって、妙な罪悪感」
奏「……ありす、お風呂ありが…」
周子「そうそう。それで、美嘉ちゃんの仕返しは失敗したかに思われたんだけど、奏ちゃんの耳はしっかりと」
奏「……」
周子「しっかりと……」
ありす「しっかりと…?」
奏「……周子いらっしゃい。こっちで少しお話ししましょうか」
周子「あ、あー……いや、あたしは別に……いたたっ、奏ちゃん耳!耳引っ張っていたた…!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:09:18.25 ID:TayQwIrnO<> しっかりと?しっかりといったいなんなんだ周子! <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:19:05.29 ID:WCY1vrGk0<> 飛鳥「H・P・ラヴクラフト」
文香「小説家でクトゥルフ神話の創始者ですね…」
周子「次ありすちゃん、「と」だよー」
ありす「……」
周子「……ありすちゃん?」
ありす「……zZ」すやぁ
奏「…寝ちゃったみたいね」
周子「そうみたいだねー」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:23:32.73 ID:WCY1vrGk0<> 飛鳥「文香さん、みかんを剥くのが上手だね」
文香「そうですか?ありがとうございます」
周子「……よーしありすちゃんの寝顔、いただきー」カシャ
奏「悪い子」
周子「良い子でいるのは疲れるんよー」
奏「……そうね、そうかも」
文香「あ、あとで私にも送ってください、その…」
奏「あら、ここにも悪い子」
文香「か、奏さん…//」
奏「うふふ♪」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:33:24.92 ID:WCY1vrGk0<> 周子「……また、このユニットでお仕事出来たらいいね」
三人「「「………」」」
周子「……ん。ちょっとなにー?みんなしてぽかーんとしちゃって」
飛鳥「いや、周子さんがそんなこと言うなんて珍しいと思ってね」
周子「あたしだってセンチになりたい時もあるよー」
周子「……ただ、なんていうかこう、漠然といいなーって」
奏「そうね。また何か、仕事が出来るといいわね」
飛鳥「初めは正直、どうなることかと思ったよ。ユニットとしてはあまりに不揃いなんじゃないかってね」
奏「あらそんなこと思ってたの」
飛鳥「少しね。どうやら杞憂に終わったみたいだったけど」
文香「そうですね。私も…仕事もプライベートも。ユニットとして何かをするというのが、こんなに楽しいとは知りませんでした」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:51:15.09 ID:WCY1vrGk0<> ーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーーー
ーー
ー
…
美優「……なるほど、そんなことが……」
文香「はい…楽しい時間でした」
奏「それでこれがその時の…」
美優「かわいい…」
周子「でしょー?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/15(水) 02:51:42.26 ID:WCY1vrGk0<> ありす「おはようございます」
飛鳥「おはよう」
周子「お、きたきたー」
ありす「…?皆さん集まって、何を見てるんですか?」
周子「んー?ありすちゃんの寝顔」
ありす「何を見てるんですか?!」
ありす「…消してください!!」
周子「えー?どうしよっかなーリーダーやってくれたら考えてもいーかなー」
ありす「なんですかそれ…!ちょっと…!」
文香「……仲良きことは美しきかな」
奏「あれもそうなの?」
飛鳥「まぁ、いいんじゃないか」
ありす「もう泊めてあげませんからね!!!」
おわり <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 02:53:36.15 ID:WCY1vrGk0<> 遅くなりまして申し訳なかったです。
ありがとうCAERULA。 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 03:19:42.53 ID:TzKSM+u4O<> このめんばーって生存本能ヴァルキュリアの? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 11:10:21.51 ID:h1ykoTzFO<> 咲いてjewelでしょ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/15(水) 11:50:52.80 ID:kQnxfJVJO<> >>50
そっちか…どうもありふみだと両方にいるから混乱する <>