以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/11(土) 00:41:07.15 ID:3L/hvZCPo<>幼馴染「キミはなんて答える?」

男「……は?」

幼馴染「聞こえなかった?もう一度言おうか」

男「いや、大丈夫だ」

幼馴染「そう?」

男「……」

幼馴染「……じー」

男「例え話、だよな」

幼馴染「そう言ってるじゃないか」

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<>幼馴染「ボクがキミの事を好きだと言ったら」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 00:44:18.71 ID:Z1qmAnEVO<> 期待 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/11(土) 00:51:11.73 ID:3L/hvZCPo<> 男「……んー」

幼馴染「……んー?」

男「……少し考えさせてくれ」

幼馴染「えー」

男「えーってなんだ、えーって」

幼馴染「例え話なのに?」

男「例え話でもだ」

幼馴染「……そっかそっか」

男「何なんだ、急に」

幼馴染「いつもの気まぐれ。って言ったら、怒る?」

男「……怒りはせんが」

幼馴染「では、ご検討よろしく」

男「……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/11(土) 01:27:43.37 ID:3L/hvZCPo<> 男「……はぁ」

男(いつもの調子で考えるなら、ただからかっているだけなんだろうが)

男(今までのからかい方とは少し趣が違う気がしてならない)

男(俺の思い過ごしか……?)

男(……あいつが俺を、好き)

男(俺は、あいつを……?)

「……おい」

男「……?」

「授業中によそ見とは、いい度胸だな」

男「あ……」

「今日の課題、楽しみにしておけ」

男「たはは……」

幼馴染「……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/11(土) 01:35:00.45 ID:3L/hvZCPo<> 男(なんだ、このプリントの枚数は……)

男「ほんとに容赦ないな、全く……」

幼馴染「ご愁傷様」

男「……こりゃどうも」

男(ったく、誰のせいだと……)

幼馴染「ったく、誰のせいだと……」

男「……!?」

幼馴染「とか、思ってる?」

男「……いや、んなこたない」

幼馴染「……ふふ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/11(土) 01:43:51.72 ID:3L/hvZCPo<> 幼馴染「ウ、ソ、つ、き」

男「……失礼な」

幼馴染「僭越ながら言わせていただくと」

男「?」

幼馴染「キミはウソを付いてるとき、丸わかりなんだ。知らなかった?」

男「なんだと?」

幼馴染「クスクス……」

男「おい、待て。どうやって丸わかりなんだ?教えろ」

幼馴染「教えたら直しちゃうだろ?」

男「……むむ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/03/11(土) 01:45:19.89 ID:3L/hvZCPo<> 幼馴染「課題、ボクも手伝ってあげるから」

男「本当か?」

幼馴染「あくまでも手伝いだからね?」

男「分かってる分かってる」

幼馴染「ほんとかなぁ……」

男(そもそも、元はと言えば……)

幼馴染「キミはボクがいないとダメだなぁ」

男(……なんて言ったら、どうせまたからかわれるだけか)

幼馴染「ん?」

男「いや、なんでもない」

幼馴染「なんだよ、気になるなー」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 01:45:46.70 ID:3L/hvZCPo<> つつく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 03:03:17.22 ID:YKkzhuT20<> いいぞ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 07:11:32.15 ID:K1MbtKdSo<> ええな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 08:10:42.87 ID:2U10VOEDo<> 女性と明かしていない幼馴染モノは油断が出来ない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 08:29:15.20 ID:K1MbtKdSo<> 男の娘でもなんら問題は無いぞ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 09:50:44.87 ID:4kUNzH76o<> 漢の娘でもいいぞ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 19:41:10.40 ID:n/0GT3fSO<> 乙です。

ボクっ娘幼馴染スレが増えてわくわくしております。

続きを楽しみにしています。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/11(土) 20:42:50.01 ID:A5HhdmIFO<> ボクっ娘幼馴染スレは尊い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/12(日) 19:21:26.62 ID:jRE5FsaWo<> 男(どうせまたからかわれただけだろうしな……)

幼馴染「こら、無視するなー」


男「……ここ、分かるか?」

幼馴染「んと……そこはこの公式を使うんだよ」

男「ん、さんきゅ」

幼馴染「どういたしまして」

男「ちなみにこっちは……あてっ」

幼馴染「こーら。これじゃボクが全部やってるのと変わらんじゃないか」

男「分からん物は仕方あるまい」

幼馴染「授業をちゃんと聞いていれば、そう難しい内容でもないと思うけどね」

男「少なくとも今日はちゃんと聞けてなかったしな」

幼馴染「……全くもう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/12(日) 19:27:59.33 ID:jRE5FsaWo<> 男「……ふぅ」

幼馴染「とりあえず、一段落かな?」

男「あー、疲れた」

幼馴染「半分以上ボクがやったような……?」

男「……はいはい、今すぐ飲み物をご用意しますよ。お嬢様」

幼馴染「うむ、苦しゅうない」


男「おまたせ」

幼馴染「おや?デザートまでセットだなんて、キミにしては気が利くね」

男「持たせられただけだがな」

幼馴染「なるほど、合点がいった。後でお礼を言わなきゃ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/12(日) 19:31:20.70 ID:jRE5FsaWo<> 男「それで、どっちがいい?」

幼馴染「キミは?」

男「俺は甘いものに特に拘りなんてないからな……そっちが選んでくれ」

幼馴染「んー、それじゃこっちにしようかな」

男「随分渋い趣味だな」

幼馴染「おいしいもの、抹茶……あむ」

男「まぁ、そこには同意だな」

幼馴染「キミはそっちで大丈夫?」

男「だから、特に拘りはないから大丈夫だって……んぐ」

幼馴染「……むぅ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/12(日) 19:40:03.42 ID:jRE5FsaWo<> 男「む?」

幼馴染「食べ比べてみれば、拘りがうまれるかもしれない」

男「いや、別に俺は……」

幼馴染「つべこべ言わない」

男(そう言う事じゃなくて……)

幼馴染「ほら、あーん」

男「……」

幼馴染「……じとー」

男「……あーん」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/12(日) 19:43:02.74 ID:jRE5FsaWo<> 幼馴染「どう?比べて」

男「……確かに、俺もこっちの方が好き、だな」

幼馴染「ふむふむ、なるほど」

男「これっていわゆる……)

幼馴染「それじゃ、ボクもそっちを一口……ぱく」

男(間接キス……いや、間接間接キス……?)

幼馴染「……ぺろり」

男「どうだ?」

幼馴染「やっぱり抹茶が捨てがたいなぁ」

男「左様ですか」

幼馴染「もぐもぐ……」

男(気にしてるのは俺だけ、か?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/12(日) 19:43:33.32 ID:jRE5FsaWo<> 続 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/12(日) 20:11:41.07 ID:wOqLLzVDO<> ボクっ娘のジト目好き <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/13(月) 01:42:26.06 ID:KgCqCnMSO<> 乙です。

幼馴染可愛い。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/19(日) 02:20:59.79 ID:pGwsiXQW0<> 完結したの? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/20(月) 02:52:37.34 ID:ltEw3tVtO<> エタったんだろ
つまんなかったしちょうどいいわ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/22(水) 15:34:36.78 ID:1EbSvoJTo<> 幼馴染「おっと、もうこんな時間だ」

男「ん、ほんとだな」

幼馴染「それじゃ、また明日」

男「おう、ありがとな。助かったよ」

幼馴染「なぁに、別の問題に気を取られて欲しくなかっただけさ」

男「……?」

幼馴染「焦らされるのは好きじゃないから。数日以内にお願いね」

男「お、おう……」

幼馴染「あ、ケーキありがとうございました」

「あら、泊まっていかないの?」

幼馴染「はい、泊まりはまた次の機会にでも」

「残念だわぁ」

男「ほら、さっさと帰れ」

幼馴染「ふふ、じゃあね」


「酷い言いぐさねぇ」

男「……うっさいな」

「顔、赤いわよ」

男「――っ」

「あらもう、青春ねぇ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/22(水) 15:56:44.75 ID:1EbSvoJTo<> 男「……」

幼馴染「おはよ」

男「……ん、はよ」

幼馴染「凄い顔」

男「……ああ、知ってる」

男(ほとんど眠れなかったからな……)

幼馴染「……迷惑だった?」

男「何が」

幼馴染「ボクの質問」

男「……今更すぎないか」

幼馴染「ゴメン、そこまで悩ませるつもりはなかったんだけれど」

男「謝るこたねぇよ」

男「俺もここまで悩むとは思ってなかった」

幼馴染「……そっか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/22(水) 16:10:43.36 ID:1EbSvoJTo<> 男「ちなみに」

幼馴染「ん?」

男「好きってのは、友達として……とかって意味だったりするのか」

幼馴染「……」

男「……」

幼馴染「のーこめんとで」

男「は?」

幼馴染「おっと、急がないと遅刻しちゃうなぁ」

男「まだそんな時間じゃないだろ……あ、おい。待てっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/22(水) 16:24:30.66 ID:1EbSvoJTo<> 幼馴染「とうちゃーく」

男(大分早く着いちまったな)

幼馴染「ふー、いい汗かいた」

男(相も変わらずマイペースなやつ……)

幼馴染「ほい」

男「ぬ」

幼馴染「タオル、使う?」

男(また、そういう事を……)

幼馴染「……ん?」

男(しばらく見ないうちに、随分とたわわに……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/22(水) 16:25:05.65 ID:1EbSvoJTo<> 続く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/22(水) 20:05:32.62 ID:/GaaXAmBO<> 続期待 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/24(金) 00:58:43.45 ID:mNqeqhtSO<> 乙です。
面白いのでこれからも続きを楽しみにしています。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 15:09:22.76 ID:isxb4O8Qo<> 幼馴染「……じろーり」

男「……はっ」

幼馴染「……」

男「いや、違うぞ。これはだな……」

幼馴染「目が怖いぞ?スケベ」

男「ぐあっ」

幼馴染「……まぁ、キミにならそういう目で見られても、悪い気はしないけれど」

男「……なぁ」

幼馴染「はい、なんでしょう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 15:21:38.91 ID:isxb4O8Qo<> 男「例えの話、なのだが」

幼馴染「うんうん」

男「俺もお前の事が好きだ、と答えたら」

幼馴染「……」

男「お前はなんて答える?」

幼馴染「なんだか、どこかで聞いたような言葉だね」

男「そうか?珍しい事もあるもんだ」

幼馴染「……んー、そうだなぁ」

男「……ごくり」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 15:28:46.26 ID:isxb4O8Qo<> 幼馴染「ボクなら、一日待たせるような事はせず……」

男「せず?」

長なん地味「こうやって」

男「んぐっ!?」

幼馴染「ん……ぅ」

男「ぷはっ、あ」

幼馴染「……ぺろり」

男「な、あ……え……?」

幼馴染「ストレートに感情を表現すると思います」

男「……」

幼馴染「……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 15:35:46.93 ID:isxb4O8Qo<> 男「これはズルいだろ……」

幼馴染「そうかなぁ?こうでもしないと、ちゃんと伝わってない気がしたから」

男「……たとえ話じゃなかったのか?」

幼馴染「ここまでやられて、まだそんな事を言ってるのかい」

男「いや、お前……」

幼馴染「嫌だった?」

男「……分かってて聞いてるだろ」

幼馴染「いや、内心ドキドキで心臓が飛び出しそうだよ」

男「ウソつけ」

幼馴染「ウソなもんか、確かめてみるかい?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 16:27:47.57 ID:isxb4O8Qo<> 男「だから、そういう所が余裕そうに見えるんだっつの」

幼馴染「狼狽えるのはボクのキャラじゃないだろ?」

男「見てみたいけどな、俺は」

幼馴染「ボクは見せたくないの」

男「……なら」

幼馴染「ん」

男「……」

幼馴染「……んーっ」

男「――――」

幼馴染「ん、んーっ、んーっ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 16:29:43.20 ID:isxb4O8Qo<> 男「いて、いてててっ」

幼馴染「ぷはーっ……あ」

男「叩くこたないだろ」

幼馴染「真似るのが好きだね、キミも」

男「真似たわけじゃない。俺がしたかったんだ」

幼馴染「……ボクはそんなに長くやらなかったぞ」

男「そんなん、俺の勝手だろ」

幼馴染「……うー」

男「なるほど、確かに余裕たっぷりってわけでもなさそうだ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 16:31:49.26 ID:isxb4O8Qo<> 幼馴染「……」

男「おい、こら。にじりよってくるな」

幼馴染「やられっぱなしも、性に合わないからね」

男「いや、誰かに見られたら……」

幼馴染「ボクは構いやしないさ」

男「負けず嫌いが……」

幼馴染「キミだって随分、余裕が出てきたじゃないか」

男「真似るのが好きなもんで」

幼馴染「ほら、キミも負けず嫌い」

男「……」

幼馴染「……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/03/29(水) 16:36:08.13 ID:isxb4O8Qo<> 男「ちなみに」

幼馴染「うん」

男「たとえ話ではなく、好きと言ったら」

幼馴染「ボクも大好き、って答えますよ」

男「食い気味だな、おい」

幼馴染「読めてたもの」

男「こいつ……」

幼馴染「スキありっ」

男「むっ」


幼馴染「……ちぅ」


男「……頬」

幼馴染「続きはまた今度、ゆっくりとね」

男「……真っ赤になると、更に可愛いな」

幼馴染「う、うるさい」

男「その顔を見るのが好きだって言ったら……どうする?」

幼馴染「……ばか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/29(水) 16:38:32.25 ID:isxb4O8Qo<> ここで一旦本編は終わりです

何か読みたいシチュエーションあったらよかったらどうぞ
特になかったら依頼出してきます


ではまた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/29(水) 18:37:02.33 ID:Nn38cdZoO<> 依頼出してきました
面白くなくてごめんなさい

次あればまた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/29(水) 18:45:45.88 ID:NqpI/rjKo<> おっつおっつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/29(水) 18:50:47.04 ID:wMS3Ev4oo<> 乙
面白かったし可愛かったよ
俺にもシチュエーションを思いつくだけの力があればなあ

また書いてくれたら喜んで読ませていただきます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/29(水) 20:20:06.89 ID:yTEEdgXqO<> 素晴らしく可愛かったよ
乙 <>