◆3I8HwXd.3M<>saga<>2017/03/22(水) 11:26:04.57 ID:r3+RPL8+0<>内容↓

1.選ばれなかったエンディング

2.それぞれの過去

3.戦後

になってます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1490149564
<>安価で宇宙人から生き残る:番外編 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/03/22(水) 11:36:38.00 ID:wYW9CeUw0<> 1 <> ◆3I8HwXd.3M<>saga<>2017/03/22(水) 11:40:49.08 ID:r3+RPL8+0<> 選ばれなかったエンディング:ミラ編


「上から狙撃する」

ﾀｧﾝ
ﾄﾞｼｬ

ﾀｧﾝ
ﾄﾞｼｬ

「······うん。気づかれてない」
「······あ」
「観測手。あいつがいる」

「あ、ほんとだ。どうしますか?」

「当然、倒す、の」
「······徹甲弾は、持ってきた、し」

ボルトハンドルを動かして薬室の通常弾を排出、徹甲弾を装填した。

「······頭、一発で、撃ち抜いてやるの」ｷﾘｯ······

ﾀｧﾝ
ﾊﾞｼｭｩｯ

「······やった。ワンショットキル、できた」 <> ◆3I8HwXd.3M<>saga<>2017/03/22(水) 11:47:28.09 ID:r3+RPL8+0<> >>2
ごめんなさい、今回は安価無しです <> ◆3I8HwXd.3M<>saga<>2017/03/22(水) 11:57:45.43 ID:r3+RPL8+0<> 「······もうすぐ、歩兵部隊が突入する」
「移動しないと」

「······いえ、その必要はなさそうですよ」

ﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗﾊﾞﾗ

「······攻撃ヘリ······来るのが遅い」
「これで、おしまい」

ｼﾞｬｷﾝ

ﾀｧｧ...ﾝ

「警備排除。突入よし」

「······観測手、いい?」

「なんでしょうか?」

「······あの······ね」
「い、言いにくいん、だけど」
「······ずっと、私のパートナーで······いて、くれる?」

「·········?」

「·········だから、その······」
「戦争が終わっても······」
「私だけの観測手で······」
「いて、ください······////」 <> ◆3I8HwXd.3M<>saga<>2017/03/22(水) 20:21:38.73 ID:r3+RPL8+0<> ミラのベストエンド　完
続いて「中尉」の語られなかった過去を······

これは、「中尉」がまだ軍曹だったころの話。
彼と同期のレオノフは、劣勢極まる最前線に送り込まれ······ <> ◆3I8HwXd.3M<>saga<>2017/03/22(水) 21:52:47.27 ID:r3+RPL8+0<> これはアリスとブライアンの会話。

「中尉のAKは、スペツナズ仕様なんですね」

「ああ。これの持ち主がそうだったからな」

「よければ······お聞かせ願えませんか?　中尉のご友人のお話」

「······変なことを聞きたがるな。まあいい、よくある話だがな」 <> ◆3I8HwXd.3M<>saga<>2017/03/25(土) 16:58:01.69 ID:R6pkXtfG0<> 「ブライアン、どうだ!?」

「だめだ、前線がほぼ崩れてる」

「どうする、今なら逃げられるぞ」

「何言ってる。それでもスペツナズか?」
「この程度で逃げるなら、SEALSの方が上だ」

「何ぃ?　言ったな、勝負だ!」ｸｸｸｯ

「ああ。負けはしないぞ」ﾊﾊﾊ



「第三小隊突撃!　体勢を低く保て、頭を上げるな!」

「ブライアンの隊に負けるな!　第四小隊、突撃!」




俺たちの小隊は、どっちも隊長と同じ組織の隊員だった。
レオノフの隊は元スペツナズ、俺の隊は元SEALS。
いがみあうこともあったけど、仲は良かったな。

そうしなければ、死んでいくから。 <>