無料アクセスカウンターofuda.cc「全世界カウント計画」
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫メニュー■ ■VIPService (VIPサービス)■
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みはできません。。。
HTML化した人:Kastanie
魔王「商人が一番怖い」
1 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:47:54.94 ID:x56fKBD4o


勇者「無様だな魔王よ」


魔王「ぬぅ・・・勇者の名は伊達ではないか・・・」

魔王「不意打ちとは言え、一瞬で私を打倒すとは・・・」


勇者「よし、始めるぞみんな」


戦士&魔法使い&賢者「らじゃー!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491212874
2 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:48:34.32 ID:x56fKBD4o


魔王「・・・?なにを?」


勇者「まずは右手の指だ」

ざしゅ


魔王「ぐああああああああああ!指が指がああああああ!」


勇者「つぎだ」

ざしゅ
3 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:49:27.76 ID:x56fKBD4o


魔王「がいgじょじょいあになおlmがkjg」

ざしゅ
ざしゅ
ざしゅ



魔王「がああああ!何故だ!何故こんなことをする!」


勇者「ふはははは!何故だと?平和の為さ!」


魔王「ならば!ならば、一思いに殺せ!」


勇者「次は左手の指だ!戦士、剣をよこせ」


戦士「はい!どうぞ!」
4 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:49:54.62 ID:x56fKBD4o


魔王「ぎいいいいああああああああああああああ!!!」

魔王「殺せえええええ!早く殺じでぐでええええええ!」


勇者「そうは、いかんのだ魔王」


勇者「貴様は大事な商材だからな」


魔王「ど、どういうことだあああ!」
5 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:50:22.08 ID:x56fKBD4o


魔法使い「教えてあげましょう、魔王」

魔法使い「貴方が、その血に秘めてる膨大な魔力」

魔法使い「それを二束三文の剣に込めなおしているのよ」


賢者「たとえ鈍らだろうと、貴様の魔力が籠れば名刀に劣らぬ力を宿す」

勇者「そう、だから貴様の血は一滴も無駄にはできないってことさ」


魔王「平和のためだと宣いながら!貴様らの所業こそ悪魔のそれではないか!」


勇者「次は右足の指だ、戦士」


戦士「あいよ!どうぞ、次の剣です」


魔王「やめろおおおおおおおお!」
6 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:50:49.07 ID:x56fKBD4o





勇者「さて、そろそろ切り刻める場所もなくなったな」


魔王「コロシテクレ・・・・」


勇者「望みどおりに、死ね魔王!」


側近「魔王様!ご無事ですか!?」


戦士「な!?まだ生き残りが居やがったか!」


側近「出でよ!我が眷属!あいつらを殺せ!」


魔法使い「なに!?この数!いやあああああああ!!!」
7 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:51:15.55 ID:x56fKBD4o


勇者「怯むな!せっかく手に入れたお宝だ!何としても逃げ切るぞ!」


賢者「勇者!この数は正攻法では無理だ!」

賢者「できあがったばかりの魔剣を使おう!」


勇者「だめだ!商品には手をつけるな!」


側近「その剣!魔王様の魔力かっ!?貴様ら何ということをおおおおおおお!」

側近「眷属たち、剣を奪え!そして奴らを討ち滅ぼせ!!!!」
8 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:51:42.80 ID:x56fKBD4o


眷属「ぐおおおおおおおおお!」


賢者「しまった!剣が!?」


勇者「くっ!」


側近「死ねええ勇者!!!!」

ざしゅ


勇者「ぐあああああああああああ!」


戦士「勇者様!」


側近「貴様もしねええええええ!」

ざしゅ

戦士「ぐあああああああああああ!」


魔法使い&賢者「勇者!戦士!」


側近「おまえらもだあああああ!」

ざしゅざしゅ


魔法使い&賢者「ぐあああああああああああ!」
9 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:52:09.40 ID:x56fKBD4o


勇者「ぐっ・・・ふふふ・・・ははははっははあ!」


側近「心臓に剣を刺されて尚、息があるのか・・・」


勇者「ふははははははは!!!この私を倒すとは流石だ!」

勇者「勇者を倒せて、いい気分だろうなあ!魔王軍諸君!」

勇者「だが、我ら人類の欲をなめるでないぞ!」

勇者「既に貴様の血が魔剣を生むことは世に知れ渡っている!」

勇者「たとえ、私たちを倒そうと!次の商人がきっと貴様を殺しにくるだろう!!!」

勇者「それまで、たっぷりとその血を蓄えるがいい!!!」

勇者「ははははははは!!はっははははは・・・・h」


側近「死んだか・・・」


魔王「なんと・・・恐ろしい連中だ・・・」
10 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:52:36.72 ID:x56fKBD4o



そのころ、王都では


商人「ほう・・・勇者が倒れたか・・・」


富豪「ふふふ・・・やつなど我ら王都商会の中でも最弱」


投資家「ただ暴力を振り回すだけの雑魚よ・・・」


王「ふむ、次は商人。貴様が行くがよい・・・」


商人「畏まりました!、我が王よ・・・」

商人「わたくしは、勇者ほど甘くはありません・・・」

商人「待っていろよ魔王・・・次はわたくしが、貴様を魔力を吐き出し続ける肉塊へと成らしめてみせよう!」


王「ふふふ・・・商人、世は貴様が一番怖い」
11 : ◆CItYBDS.l2[saga]:2017/04/03(月) 18:53:06.13 ID:x56fKBD4o
おわり



Pastlog.cgi Ver2.0
Powered By VIP Service
Script Base by toshinari