以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/04(火) 23:21:07.12 ID:CPmucS2y0<>WWW.WORKING!!(猫組)SSです
未来IF設定
多少オリキャラ登場します
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1491315666
<>東田大輔「嫁のメシがうまい」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/04(火) 23:24:05.51 ID:CPmucS2y0<> 俺は東田大輔、ごく普通の社会人である
今は休日の朝、日頃の疲れをとる絶好の機会である
このままもうしばらく寝ていようかな・・・
ガチャ
華「おーい朝だぞ〜」
どうやら、ウチの嫁はそれを許してはくれないようだ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/04(火) 23:28:07.00 ID:CPmucS2y0<> 華「まだ寝てやがんのか」
このエプロンが似合うロングヘアの女性こそ、我が妻の華である
華「おーい起きろ〜」ユサユサ
華が俺を起こそうと揺すっている、だが折角の休日なのだ、もう少し・・・
華「いい加減に起きろおおおおおおお!!!」ガスッ!!!
大輔「グハッ!!!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/04(火) 23:33:18.47 ID:CPmucS2y0<> 彼女はこともあろうに寝ている俺にエルボーをぶちましてきた
大輔「いてて・・・」
華「やっと起きたか大輔、朝メシだぞ」
大輔「寝てる所いきなりあんなことされたら誰でも起きますよ、ショックで記憶飛んだらどうするんですか?」
華「大丈夫だ!その程度で私らの愛は消えねーよ」
大輔「言ってて恥ずかしくないんですか?」
華「う、うるせえ///」
やっと気づいたらしい、相変わらず可愛い嫁である <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 00:23:53.49 ID:OxVrz5d90<> 華「いいからとっとと顔洗ってリビングまで来いよ」
大輔「はいはい」
華「聖(ひじり)も待ってるからな、急げよ」
大輔「・・・それは大変だ」
ダブルで怒られたらシャレにならんからな、急ごう <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 00:46:40.58 ID:OxVrz5d90<> 急いで準備を済ませ、リビングへ行くと
??「あー!やっとおきたか!おそいぞとーちゃん!」
早速我が娘、聖の痛烈なご挨拶を受け取った
まだ5歳だというのに、華に似てきたのか少々小生意気になっている
ちょっと前まで
聖「ねーねーなんでひじりはひじりっていうの〜?」
大輔「それは聖バレンチヌス様がね・・・」
なんて言ってた頃が懐かしい・・・ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 06:28:07.27 ID:OxVrz5d90<> 今ではもう
聖「ばれんちぬす?なにそれ?あたまだいじょーぶとーちゃん?」
何て言われる始末である、悲しい・・・
大輔「はぁ・・・」
ひじり「どしたのためいきなんかついて?」
大輔「いや何でも・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 19:05:49.60 ID:OxVrz5d90<> 華「よーし!家族3人揃った所で・・・」
大輔「はいはい」
聖「せーの!」
パンッ!
3人「いただきまーす!!!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 19:59:28.14 ID:OxVrz5d90<> パクッ・・・モグモグ・・・
大輔「うん、いつも通り・・・」
聖「うめー!!!」
華「へへっ、おかわりあるからどんどん食えよ」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 21:06:41.49 ID:OxVrz5d90<> あれから大分特訓し、華の料理はかなり上達していた
大輔「本当に、こんな美味くなるなんて・・・」
聖「とーちゃんなにいってんの?ばーちゃんがりょーりけんきゅーか?だからあたりまえでしょ?」
大輔「ハハハ・・・本当に最初からそうだったらよかったんですけどね!」
華「どういう意味だコラ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 21:24:33.34 ID:OxVrz5d90<> 大輔「まぁまぁ、すごく喜んでるんですよこれでも」
華「ホントかよ・・・」
聖「かーちゃんおかわりー」
華「はいはい」
大輔「俺も、もっと華の料理を堪能したいですからね」
華「・・・夜は私の事料理するくせに」
大輔「朝っぱらから子供の前で下ネタはやめなさい」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 21:33:31.98 ID:OxVrz5d90<> 聖「かーちゃんのりょーりってなにー?」
大輔「子供は知らなくていいことです」
聖「えーしりたーい」
華「しゃーねーな、つまりな・・・」
聖「・・・・・」ワクワク
華「もしかしたらお前に弟か妹ができるかもしれないって事だ!」
聖「おお〜」
大輔「まぁ間違ってはいないがな・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 21:44:17.43 ID:OxVrz5d90<> そんなこんなで朝食を済ませ、リビングでのんびりしていると
ドカッ
聖「なーなーとーちゃーん、どっかいこー」
娘がのしかかってきてせがんできた
大輔「今日は父さんも休みだからな、家でのんびりしたいんだよ」
聖「えー」ムスッ
娘があからさまに不機嫌な顔をする
華「そうだぞ大輔!休日くらい家族サービスしろ」
華まで同調してきた <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 21:53:06.31 ID:OxVrz5d90<> 華・聖「い・く・よ・な?」ゴゴゴ・・・
大輔「う・・・」
嫁と娘が似たオーラを出しながら迫ってくる、これは逆らえないな・・・
大輔「わかったよ」
華・聖「やったー!!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 22:06:02.04 ID:OxVrz5d90<> 大輔「じゃあ早速行くか」
聖「わーい!」
華「どこ行くんだ?」
大輔「近所のファミレスだ」
聖「やったー!」
華「ああ、あそこか・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 22:14:59.40 ID:OxVrz5d90<> こうして、家族でファミレスへ行く事になった
聖「はやくはやく!」タタタ・・・
大輔「こらこら、そんなに急がなくてもファミレスは逃げないぞ」
華「何やってる大輔!モタモタしてると置いてくぞ!」タタタ・・・
大輔「お前も一緒になるな」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 22:23:47.62 ID:OxVrz5d90<> さゆり「あら、東田君達じゃないの」
大輔「ん?」
正広「こんにちは」
華「おお、久しぶりだな!」
前から足立さん一家が歩いてきた <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 23:08:27.58 ID:OxVrz5d90<> さゆり「真里(まり)、あなたもご挨拶しなさい」
真里「・・・こんにちは」
さゆりさんの後ろから、娘の真里ちゃんが小さな声で挨拶してきた、やや大人しい子なのだ
聖「まりちゃんこんちゃーっす!」
真里「ひじりちゃん・・・こんにちは」
無論、ウチの娘とは親友だ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 23:18:02.07 ID:OxVrz5d90<> 大輔「皆さんもお出かけですか?」
正広「うん、今日はウチの店休みだからね」
華「繁盛してるみてーだな」
さゆり「ええ、美人若女将がいるって専らの評判よ」
華「自分で言うなよ・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/05(水) 23:37:09.28 ID:OxVrz5d90<> さゆり「それに「お得意様」も毎日来てくれてるわね」
大輔「それって村・・・さゆりさんにしか見えないっていう・・・」
正広「ハハハ・・・」
真里「わ、わたしにもみえる・・・よ」
大輔「」
遺伝子って怖い <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 00:22:44.54 ID:lMNRtRDD0<> 真里「お、おとーさん・・・はやくゆうえんち・・・いこ?」ギュッ
さゆり「わたしも早く行きたいわ・・・あ・な・た」ギュッ
正広「は、はいっ///じゃあ東田君、俺達はこれで・・・」
大輔「頑張ってください」
華「じゃーなー」
聖「じゃーねまりちゃん!」
真里「ま、またね・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 00:53:59.36 ID:lMNRtRDD0<> 足立さん一家と別れた後、俺達はファミリーレストラン「ワグナリア」へとやってきた
聖「わーい!」
大輔「こらこら、はしゃぐんじゃありません」
華「変わんねーな・・・ここも」
姫「いらっしゃいませ、ワグナリアへようこそ!」
最近ここでバイトを始めた、近藤姫ちゃんが出迎えてくれた <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 06:24:10.40 ID:lMNRtRDD0<> 彼女は俺達がこの店でバイトをしていた時の同僚、近藤妃さんの娘なのだ
華「もうすっかり板についてきたな、フロアチーフも夢じゃないんじゃないか?」
姫「いえいえ、私なんかまだまだですよ」
聖「ひめねーちゃんおひさー!」
姫「聖ちゃん、大きくなったねぇ」
聖「うんっ!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 19:15:24.71 ID:lMNRtRDD0<> 大輔「お母さんは元気かい?」
姫「はい!最近お父さんとも少しずつよりを戻しかけてますよ」
華「そっか、よかったな」
姫「あお姉さんも優しくしてくれますし、いつか家族そろって暮らせる日が楽しみです」
あお姉さんというのは姫ちゃんのお父さんの妹?のような人で、一緒に住んでいるらしい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 19:40:42.44 ID:lMNRtRDD0<> 姫ちゃんとの話はそこそこに、俺達はテーブルへついた、しばらくすると
斉木「ご注文はお決まりですか?」
すっかり日本語も上達した斉木さんが注文を聞きに来た
聖「えーっとねーこれとこれと・・・」
大輔「1つにしときなさい」
聖「えー」
華「大輔ケチケチすんなよ、デザートは別腹だろ」
大輔「はぁ・・・仕方ないな」
聖「やった!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 20:18:48.92 ID:lMNRtRDD0<> こうして俺達は楽しい食事を終え、相変わらず店に入り浸っていた柳葉さん(と付き添いの永田さん)との会話を楽しみ、店を後にした
聖「うまかったー」
大輔「そうか、よかったな」
華「帰りは肉屋に寄ってくぞ」
聖「にく!?それじゃあ・・・」
華「ああ!夕食はハンバーグだぞ!」
聖「おお〜」キラキラ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 21:07:24.26 ID:lMNRtRDD0<> そういうわけで、俺達は精肉店へやってきた
志保「いらしゃいませー」
華「よお」
志保「あら宮・・・華ちゃん」
店にはこの店に嫁いできた鎌倉・・・志保さんが立っていた <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 21:26:01.08 ID:lMNRtRDD0<> 華「またお前お腹膨らんできたな・・・いいのか仕事してて?」
志保「まだ大丈夫よ、それに・・・」
タタタ・・・
ユータ「志保!また店の方に・・・」
志保「ユータ君の慌てる顔も見れるし♪」
大輔(相変わらずだなこの人・・・) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 21:38:07.03 ID:lMNRtRDD0<> ユータ「あ、東田君達いらっしゃい・・・志保はもう家で休んでてよ!」
志保「だってユータ君も忙しいみたいだし・・・」
ユータ「もう志保1人だけの体じゃないんだから・・・」
志保「じゃあSPの人に手伝わせましょう」
ユータ「それもちょっと・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 21:51:06.15 ID:lMNRtRDD0<> 聖「しほおばちゃんぐあいわるいの〜?」
志保「おば・・・そうじゃないのよ、ユータ君が毎晩いじめてきてね・・・」
聖「いけないんだー」
ユータ「違うから!これは合意の上で・・・って子供に何言ってんだ俺!」
志保「うふふ・・・ねぇ聖ちゃん」
聖「?」
志保「もし男の子が生まれたら、子分してもいいのよ?」
聖「ホント!?やった!」
ユータ「」
大輔「変な事吹き込まないでください」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 22:26:33.29 ID:lMNRtRDD0<> そして買い物を済ませた俺達はその後、夕食を作っていた
聖「ひじりもはんばーぐこねるー!」
華「ちゃんと手洗ってからな〜」
聖「はーい!」
大輔「頼むからかつてのお母さんみたいになるなよ・・・」
華「おい」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 22:44:03.57 ID:lMNRtRDD0<> そして、俺達は夕食にありついた
聖「おいしー!!!」
華「そっか・・・なぁ聖」
聖「んー?」モグモグ
華「お母さんの料理好きか?」
聖「うん、大好き!」
華「そっか・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 22:48:10.21 ID:lMNRtRDD0<> 華「お母さんの事は?」
聖「だいすき!」
華「お父さんの事は?」
聖「・・・だいすき!」
華「だってよ」
大輔「そうか・・・」
ちょっと間があった気がするが、嬉しかったからいいか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 22:53:00.00 ID:lMNRtRDD0<> 聖「あと、じーちゃんもだいすき!」
大輔「ほう、どうしてだ?」
聖「このあいだおもちゃかってくれたからー」
大輔「へぇ・・・」
聖「あ、これとーちゃんにはないしょだった、きかなかっことにして!」
大輔「ああ、いいよ」
あのクソ親父・・・後で説教だな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 22:57:05.96 ID:lMNRtRDD0<> そうこうしてるうちに、娘は眠ってしまった
聖「ZZZ・・・」
華「寝ちまったか・・・可愛い寝顔だよな」
大輔「そういう所は母親似ですね」
華「う、うるせぇ///」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 23:05:53.15 ID:lMNRtRDD0<> 華「なぁ大輔・・・」
大輔「ん?」
華「私も大好きだぞ!」
大輔「ハァ・・・相変わらずバカですね」
華「な・・・何だと!」
大輔「そんなわかりきった事今更言わないでくださいよ」
華「///」
大輔(可愛い・・・)
この後・・・いや、言うまでもないだろう <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 23:08:52.12 ID:lMNRtRDD0<> それからしばらく経ったある日
大輔「おはよう」
華「おう、おはよう」
大輔「聖は?」
華「まだ寝てる」
大輔「そうか・・・」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 23:12:32.32 ID:lMNRtRDD0<> 華「なぁ大輔」
大輔「ん?」
華「男の子と女の子の名前、どっちも考えといてくんね?」
大輔「え、それって・・・」
華はそういってお腹を撫でていた
華「・・・そういう事///」
大輔「はぁ・・・まいったな」
また慌ただしい日常が始まるのかと思う反面、嬉しさもこみ上げてくる今日この頃なのであった
〜おわり〜 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2017/04/06(木) 23:13:31.89 ID:lMNRtRDD0<> これで終わりです
この2人は永遠にバカップルでいて欲しいですね <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/04/06(木) 23:41:03.67 ID:xZO4v4lq0<> 乙 良い話だった <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/04/07(金) 00:00:33.25 ID:kMDgBtDU0<> 乙乙 <>