◆8hlH4t0o4g<>saga<>2017/06/12(月) 23:06:58.49 ID:thClu9sG0<>ssは二作目なので、お手柔らかにお願いします。
オリジナルです。

安価などはありませんので、ごゆっくり。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497276418
<>お嬢様「はぁ……」
◆8hlH4t0o4g<>saga<>2017/06/12(月) 23:14:31.60 ID:thClu9sG0<> 教師「……であるので、――」

お嬢様(今日も学校でお勉強、家に帰れば嫁入り修行と家の中での派閥争い)

お嬢様(そんなのどうだっていいのです)

お嬢様(テストは入学した時からずっと学年一位、部活はしていませんが運動だって他の人には負けません)

お嬢様(みんなが私に敬語を使い、頭を下げる)

お嬢様(もうこんな毎日、飽きてしまいました)

お嬢様(授業も、聞かなくてもわかるものばかり……あらっ)パラッ

お嬢様「プリントが落ちて、こっちに来ましたわ」 <>
◆8hlH4t0o4g<>saga<>2017/06/12(月) 23:19:42.26 ID:thClu9sG0<> 男「ごめん、落ちちゃった。とってくれる?」ヒソヒソ

お嬢様(隣の席になった男さんですね。そういえば話したこともなかったです)

お嬢様「は、はい。どうぞ」ヒソヒソ

男「ありがと。集中して授業聞いてたみたいなのに、ごめんね」ヒソヒソ

お嬢様「い、いえ……そんなことはないです……」

お嬢様(本当にそんなことはない。ただぼーっとしていただけ)

お嬢様(それに、私に敬語を使わない人だなんて。随分と変わった人もいるものですね) <>
◆8hlH4t0o4g<>saga<>2017/06/12(月) 23:29:25.16 ID:thClu9sG0<> キーンコーンカーンコーン

教師「しっかり復習しておくように」

クラスメイト「アーッシター」

男「あ、お嬢様さん。さっきの授業で、わからないところがあったんだけど……」

お嬢様「は、はひぃ!? な、な、なんでしょうか……?」

男(かわいい)

お嬢様(まさかさっきの今で話しかけられるとは思っていませんでした)

男「あはは、そんなに驚かないで。それで、ここなんだけど、わかる?」

お嬢様「あ、えっと、そこはですね……」

男「なるほど……」

お嬢様「わかりましたか?」

男「うん。ありがとう、すごくわかりやすかった」

お嬢様「ふふっ、そうですか? それなら良かったです」

男「」ポー

お嬢様「どうかしましたか?」

男「あ、いや、そんなふうに笑うんだなって思って」

お嬢様(失礼です。私だって人並みには笑うはずです。……あれ、そういえばこのクラスで笑った記憶、ないような)アセリ

お嬢様「何か変でしたか?」

男「ううん、そっちのほうがかわいいよ」

お嬢様(か、かわっ!?)

お嬢様(私のことをかわいいだなんて。やっぱり男さんは変わっていますね) <>
◆8hlH4t0o4g<>saga<>2017/06/12(月) 23:33:51.01 ID:thClu9sG0<> 男「お嬢様さん、ここなんだけど……」

お嬢様「あ、はい」

男「古文が……」

お嬢様「助動詞は難しいですしね」

男「漢文が!」

お嬢様「文法を覚えましょう」

お嬢様(彼はそれからも、私に質問をしてきた)

お嬢様(いつの間にか放課後に彼と一緒に勉強するのが日課になった)

お嬢様(つまらない毎日のなかに生まれた、楽しみだった) <>
◆8hlH4t0o4g<>saga<>2017/06/12(月) 23:38:04.20 ID:thClu9sG0<> お嬢様(その日は二人とも集中していて、帰るのがいつもより少し遅くなってしまった)

お嬢様「あら、もうこんな時間なんですね。そろそろ帰りましょうか」

男「うわ、外がすごく暗いね。お嬢様さん、送っていくよ」

お嬢様「いえ、そんな」

男「いいからいいから。自分が送りたいだけだから」

お嬢様(むきになって私を送ると主張する彼は、子どもっぽくてかわいらしい)

お嬢様(でも、格好良くもあった)

お嬢様「……ふふ、それではお願いできますか?」

男「うん!」 <>
◆8hlH4t0o4g<>saga<>2017/06/12(月) 23:51:26.83 ID:thClu9sG0<> お嬢様「……そういえば、男さんは私に敬語を使ったりしませんよね」

男「ん? うん、別に同級生だしいいかなーって。使ったほうがよかった?」

お助様「い、いえっ! そのままで大丈夫ですっ! あとさん付けもいらないのでっ、あの、よよよ、呼び捨てとかでだいじょぶですっ」

男「それならよかった、お嬢様さん。あ、お嬢様、だった」

お嬢様「そ、それでお願いします」プシュー

男「お嬢様さんもさ、僕のことさん付けしなくていいし、敬語じゃなくていいよ?」

お嬢様「あ、はい……じゃなくて、うん。わかった」エヘヘ

男(ゴハッ)

お嬢様「敬語を使わないで話すの久しぶりかも。学校の人だと、男くんが初めてかな」

男「そう、なんだ。それはけっこう嬉しいかも?」

お嬢様「あ、あのさ、男くん」

男「ん?」

お嬢様「こ、これからも、こうやって一緒に帰ったりできないかなっ」

男「えーっと……」

お嬢様「ご、ごめんね、やっぱり私とは嫌だよね」

男「いやそうじゃなくて、僕でいいのっていう」

お嬢様「えっ」

男「えっ」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/06/13(火) 13:58:44.39 ID:xHfI7ydSO<> なにそれこわい <>