◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:04:02.32 ID:TIhJb+N0O<>〜注意事項〜

・誤字脱字などあると思います

・持っていないキャラ等出た場合はボイスを聞くなど対処していますが、キャラ崩壊等あるかもしれません

・専ブラから投稿しています。もしかしたらエラー等出るかもしれません。

・やりたいことやったらラブコメパートに移ります

・地の文が入ります

・のんびり更新です

・ただただクソ安価
 &
 設定安価でも無いのに無理やり設定ねじ込んでくる場合は再安価する場合があります

・メインヒロインは曙

〜ちなみに〜

・このssは

【艦これ】提督「曙との距離を縮めたい」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470194301/

から続くシリーズの続編です。これだけでも楽しめるよ!ホントだよ!

前スレ
【艦これ】バレンタイン【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515029277/

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515029277

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531919042
<>【艦これ】敷地内戦闘訓練【安価】
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:07:50.80 ID:TIhJb+N0O<> 瑞鶴「提督さん、遅刻」

提督「…ごめんなさい」

大井「…すいません」

瑞鶴「(昨日は大井さんとね…)…提督さん」

提督「…はい」

瑞鶴「エッチ禁止」

提督「え」

瑞鶴「エッチ禁止」

提督「…いつまで」

瑞鶴「私が良いって言うまで」

提督「……本当に?」

瑞鶴「本当に」

提督「……………」




明石「…だから何ですか」

提督「気を紛らわす何かを作ってくれ」

明石「自分で触れば良いじゃないですかっ!」

提督「それも禁止されたんだ!」

明石「えぇ…」

提督「とにかく…散々そういう事をしてきたお陰で、いざやらなくなると集中できないんだ」

明石「すっごい情けないこと自覚してます?」

提督「してる」

明石「…そういえば」

提督「ん?」

明石「何で私に相談してきたんですか。曙辺りに言えば…」

提督「…こっそりならバレない。とか言い出しかねない」

明石「…まぁ、何かしら考えてみますよ」

提督「頼む」




提督「サバゲー?」

明石「モドキですけどね。ルール知りませんし」

提督「サバゲーってアレか、銃もって撃ち合うヤツ…危なくないか」

明石「危ないので専用の弾薬を開発しておきました」フフン

提督「…費用は」

明石「後で請求しておきます」

提督「」

明石「とにかく…緊張感のある状況下で運動すれば、少しは気が晴れるんじゃないですか?」

提督「なるほど。とはいえ、他の娘が参加するかどうか…」

明石「餌で釣れば良いじゃないですか」

提督「餌?景品か」

明石「えぇ、そんなところです。募集かけておきますね」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:09:55.40 ID:TIhJb+N0O<> 吹雪「屋内訓練演習…参加は任意だって」

初雪「…参加する」

吹雪「え?」

初雪「景品、欲しいから…」

吹雪「けいひ…あっ!?」


漣「ご主人様も面白いことしますねぇ、ぼのたーん」

曙「どうせ乗せられて、肝心な部分は知らされてないのよ」フンッ


浜風「どうします?浦風」

浦風「当然参加じゃ。こんなチャンスは逃せんけぇ」

………

提督「まさか全員参加とはな」

明石「想定内ですよ」

提督「そうなのか?」

明石「えぇ。皆が欲しがるものを景品にしましたから」

提督「…俺の財布が許す限り好きな物を与える…とかか」

明石「…良い勘してますね。7割正解です」

提督「嫌な予感してきた…」


・装備は自身の艤装(提督は用意された武器から自由に選択)に専用の弾薬を使用する

・撃破判定になれば艤装は自動的に動作を停止する

・参加者にはセンサーが装備される。半径5メートル以内に他の参加者は居る場合、音と光で反応する。撃破されれば機能は停止する

・戦闘可能範囲は鎮守府の敷地内のみ、敷地外での戦闘は認めない。出撃可能な海域は訓練海域のみ

・最後まで勝ち残った者、最も多くの艦娘を撃破した者、提督を撃破した者に景品を与える


提督「…俺、ボーナスバルーンじゃないか?」

明石「こうすれば皆が提督を狙うじゃないですか」

提督「狙って何になる」

明石「提督の運動になります」

提督「」

明石「さ、開始30分前です。用意してくださいね」

提督「やれやれ……」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:12:05.30 ID:TIhJb+N0O<> 地の文追加します

ドォン……ドン………

特殊弾の破裂音が辺りに響き渡る。建物を破壊しないとはいえこの雰囲気は正に…

提督「(戦場だな……)」

カツン…カツン……

廊下を歩く艦娘の足音が近づき

ピピピッ ピピピッ ピピピッ

それと同時にセンサーが反応する

天龍「おいおい…トイレに隠れるとか…」

どうやら来たのは天龍らしい。一歩一歩気配が近づいてくる

天龍「男らしくないんじゃねぇのか…」

ドアの前に立ち止まり、風を切る音…

天龍「よっ!」バァンッ

ドアが蹴破られた。なるほど、砲弾で破壊されなくとも艦娘の行動では破壊されるのか

提督「よう、天龍」

天龍「へっへっへ、覚悟しやが…」

キチチチチチチチ……

機械音

天龍「あ?」

天龍の視線の先には

バババババババババババババ

起動状態のセントリーガン

天龍「げ……クソ……」

明石『軽巡洋艦天龍、リタイア』

提督「残念。人間相手に油断したな」

天龍「畜生…」


提督「さーて、どうしたものか…」

提督は困っていた

いくら天龍に奇策が通じたとはいえ、これからもそう上手く行くとは限らない。人間の身では艦娘に敵わない

協力者が必要だが、自分はボーナスバルーン。交渉を始める前に撃ち抜かれるのがオチだろう

とはいえリタイアもありえない。折角明石が用意してくれた場だ。楽しむだけ楽しんでおきたい

提督「(となるとここは協力者が必要…誰にしy)」

ピピピッピピピッピピピッ

提督「っ!?(曲がり角か!)」

>>5「……!(曲がり角…!)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/18(水) 22:18:43.98 ID:4hjw6h9WO<> Bismarck <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:28:04.88 ID:SHVzYqQuo<> フー……フー……

提督「(何秒だ、何十秒経った…?)」

5秒程の時間を、緊張が数倍に膨らませる

角の先にいる相手もそうなのだろうか?

交渉の余地はあるのか?

退路は確保できている。

覚悟を固める。撃たれる覚悟を

提督「…誰だ」

ビス子「…提督?」

提督「…ビスマルクか」

ビス子「…」

提督「…ビスマルク」

ビス子「…何かしら」

提督「協力して欲しい」

ビス子「……え?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:42:55.00 ID:SHVzYqQuo<> ビス子「協力?」

提督「俺が倒されないように、勝ち残れるように」

ビス子「私のメリットは?」

提督「俺を撃破した時に手に入る景品。不味くなれば後ろから撃ってくれて構わない」

ビス子「提督のメリットは?」

提督「財布を守れる」

ビス子「財布?」

提督「財布」

ビス子「……>>8」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:45:18.90 ID:u2XX08600<> なら協力の必要はない <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/18(水) 22:58:59.83 ID:SHVzYqQuo<> ビス子「…なら、協力の必要は無いわね」

提督「なっ」

ビス子「当然でしょう?ここで貴方を撃っても、その報酬は手に入る。…今ここは戦場なの」スッ

提督「っ…!」ダッ

確保した退路に一直線。一気に駆ける

ビス子「逃がすと思う?こっちは戦艦よ!」

背後から砲撃音

提督「南無三…っ!」

ドオォォン

……

提督「ぜぇ……ぜぇ」

窓から飛び出し全力で走り続けること数分。倉庫裏で息を切らしながらへたりこむ

提督「…涼しい」

秋で良かった。夏なら間違いなく死んでいただろう

提督「…追加の、価値か」

ビスマルクの言う通り、交渉の場で撃っても同じ景品が手に入るならそこで撃った方が効率的だ

協力させるには、なにか他の…中身も知らされていない景品以上の価値を付加させなければいけない

提督「…思い付いた」

追加の付加価値>>10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/18(水) 23:54:05.98 ID:N4vW7eXC0<> 大本営に改二の実装を陳情しよう <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 01:21:29.96 ID:LhQ1zqrVo<> 改二の実装を陳情してみよう。既に改装済みの娘相手には効果が薄いだろうが…戦力の増加は魅力的だろう

提督「…(その前に、どこかに身を潜めないと)」サササッ

〜図書室〜

提督「」ガチャッ

ピピピッピピピッピピピッ

提督「っ!?」
唐突な反応に一瞬身体が硬直し
ドォン
その瞬間に砲撃音
提督「ぬあっ!?」

回避したもののバランスを崩し転倒。図書室の中には…

>>12「…提督」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 01:23:58.41 ID:nXRoszLWO<> 不知火 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 02:37:06.57 ID:LhQ1zqrVo<> 提督「…不知火か」

不知火「お覚悟を」
提督「待て待て待て待て!」

不知火「何か?」

提督「手を組んでくれないか」

不知火「不知火に何かメリットは」

提督「改装を上に陳情する」

不知火「……ふむ」

提督「……」

不知火「>>14」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 02:40:18.03 ID:xbEAsmJgo<> 残念ですが司令…景品はそれよりも魅力的なのでお覚悟を… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 10:20:19.58 ID:QkQs23JLO<> イッチ 新スレおめ&誘導感謝! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 12:31:09.89 ID:LhQ1zqrVo<> 不知火「…残念ですが」

提督「なっ!?」

不知火「今回の景品はそれよりも魅力的なのです」

提督「し、しらぬ」
不知火「お覚悟を」

提督「っ……!」

どうする?>>17 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 12:34:11.92 ID:uQYCxhWZO<> 閃光玉アンド煙幕で逃亡 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 13:04:27.54 ID:LhQ1zqrVo<> 全力で壁の裏に隠れながら

提督「」ポイッ ポイッ

奥の手を投擲する

不知火「っ、手榴弾…」

カッ

不知火「!?」

ピイイィィィィィィィィィィン……プシュウウゥゥゥ

部屋が一瞬で白に塗りつぶされ、灰が混ざり混んで一面に広がる

提督「(閃光弾と煙幕ロスト…補充した方が良いか…?)」


他の娘の視点>>19 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 13:05:50.55 ID:kw1m4FRZ0<> 飛龍 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 14:40:47.97 ID:LhQ1zqrVo<> 彩雲からの情報を元に攻撃を開始する

明石『軽巡洋艦、能代、矢萩、リタイア』

飛龍「まさか建物の中で攻撃機を扱うことになるとは…」

このゲームは多分、空母が一番有利だ

こちらは部屋に引き込もって索敵機を飛ばして相手の位置を知ることができるし、一方的に攻撃もできる

機体にセンサーは反応しないらしく、奇襲は面白いように成功していった

ピピピッピピピッピピピッ

飛龍「………!」

センサーに反応、この階層の周辺には誰も居ないはず……となると

飛龍「(上か…下ね)」

バリイィィィンッ

飛龍「……へ?」

窓ガラスを突き破り、人影が一つ

飛龍「ここっ、二階……!」

>>21「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 14:42:02.53 ID:5mTAElm9O<> ひえー <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 14:46:42.13 ID:LhQ1zqrVo<> 比叡「見つけました…!」

飛龍「ど、どうやって…」

比叡「彩雲の動きから逆算しました。同じ階層しか索敵していなかったようなので、上から来てみましたが…」

比叡「大成功です」

飛龍「っ…!」

直下コンマで戦闘
数の大きい方が攻撃
3回攻撃で撃破

飛龍 下1
比叡 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 14:47:32.22 ID:JctzFkVg0<> たあっ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 14:58:17.73 ID:5mTAElm9O<> ほ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 15:00:35.34 ID:LhQ1zqrVo<> ドオォォン

砲撃が甲板に掠り、反動で壁に衝突する

飛龍「っ……い」

ここで倒されるわけにはいかない。まだ撃破数が足りない
倒されるなら、せめてもっと後で……

ドオォォン

砲撃音

飛龍 下1
比叡 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 15:01:53.76 ID:JctzFkVg0<> はあっ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 15:08:19.75 ID:hyBbZYsko<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 15:12:42.65 ID:LhQ1zqrVo<> 比叡「ん……のっ!」

パパパパパパ

目眩まし代わりに機銃を斉射し、一気に肉薄する

比叡「!?」

自分の身体を背後の攻撃機を隠す壁に。攻撃機を左右に展開させ攻撃する

バァンッ ドオォン

比叡「っ…!」

飛龍 下1

比叡 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 15:17:59.93 ID:kw1m4FRZ0<> ぽい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 15:21:34.84 ID:nXRoszLWO<> は <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 20:56:00.27 ID:LhQ1zqrVo<> 形勢は、逆転しつつあった

出撃していた飛龍の攻撃機が帰還し、攻撃に参加したのだ

数、攻撃力共に飛龍が優勢。それは間違いない事実

飛龍「…(でも)」

相手は金剛型戦艦、練度も高い。油断は許されない

比叡「」ドオォォン

飛龍 下1
比叡 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 20:57:25.85 ID:i0jjIGNmo<> 多聞丸! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 20:58:34.80 ID:QkQs23JLO<> お姉様!! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 21:27:06.60 ID:LhQ1zqrVo<> ピピピッピピピッピピピッピピピッ

ピ…

明石『戦艦比叡、リタイア』

比叡「は、はは…返り討ち、ですね」

飛龍「ギリギリでした…」

比叡「頑張ってくださいね。飛龍さん」

飛龍「ありがとう。…比叡さんは、景品どう使う予定だったの?」

比叡「…内緒です」

飛龍「…そっか」

比叡「それでは、これで」ペコリ

飛龍「うん」

そう言って比叡は窓から飛び降りていった
ドアから出れば良いんじゃないか…? <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 21:30:26.81 ID:LhQ1zqrVo<> 〜工厰〜

明石「あ、提督」

提督「よう」

明石「武器でしたら最初の場所に置いてありますよ」

提督「わかった。ありがとう」

明石「いえいえ。…駆逐艦潮、リタイア」

提督「(潮がやられたのか…)」


ピピピッピピピッピピピッ

提督「なっ!?」

>>36「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 21:32:53.58 ID:3fDX3A0FO<> ジャービス <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 21:41:11.26 ID:LhQ1zqrVo<> ジャーヴィス「ハーイ!」

提督「…どうしてここに」

ジャーヴィス「Can I say that thing」
提督「日本語で頼む。英語は苦手なんだ」

ジャーヴィス「weap…武器を補給すりなら、絶対ここに来るって思ったの」

提督「なるほど。納得だ」

ジャーヴィス「…じゃあ、ダーリン」

提督「その呼び方は止めろって」

ジャーヴィス「どうして?」

提督「照れるからだよ!」

ジャーヴィス「そう?」

提督「そう!って、こんな話してる場合じゃない。…見逃してくれないか」

ジャーヴィス「>>38」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 21:43:46.58 ID:5mTAElm9O<> That's impossible! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/19(木) 21:47:40.63 ID:LhQ1zqrVo<> ジャーヴィス「That is impossible!」

提督「英語はやめろっての…!」

もしここから逃げ出せたとしても、その次の遭遇を無事に切り抜けられる保証は無い
この先のため、ここはジャーヴィスを倒す他に道はない…が

ジャーヴィス「じゃあ、行くネ!」

艦娘相手に銃撃戦で勝てるわけがない!

提督「(何か、何か策は…!)」>>40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/19(木) 22:07:10.00 ID:4w144c8P0<> 銃撃で勝てないなら接近戦、ネイビー・カラテで勝機を見出す <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/20(金) 00:13:37.05 ID:y3kIGIpko<> 提督「(銃撃戦で勝てないなら…近接戦闘をすれば…!)」

ジャーヴィスが構える前に駆け出し、抜刀

ジャーヴィス「!?」

怯んだ隙にジャーヴィスの腕を掴み、そのまま叩きつける。練度が高い娘相手なら逆に投げられていたかもしれない

ジャーヴィス「い、た……」

提督「見逃してくれないか」

ジャーヴィス「やだー!」

提督 下1
ジャーヴィス 下2 艦娘補正+50 練度補正-40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/20(金) 00:15:09.96 ID:MgMPunPjO<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/20(金) 00:16:58.18 ID:qzllonnxo<> ほい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/20(金) 11:32:58.82 ID:BWQkbJukO<> ジャーヴィスを押さえ込みながら拳銃で射撃

ジャーヴィス「っ……ん!」

腕に当たった瞬間抵抗が激しくなる
成人男性のそれを遥かに上回る力に圧倒され、一度拘束を解く

提督「…(今のうちに!)」

ジャーヴィスが起き上がる隙をつき武器置き場に直行、が

ジャーヴィス「逃がさないから!」

提督 下1
ジャーヴィス 下2 艦娘補正+50 練度補正-40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/20(金) 11:35:03.79 ID:jGEiOMYjO<> それ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/20(金) 11:37:32.28 ID:WtoB41P2O<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/20(金) 12:24:08.38 ID:+AKl+liWO<> ラッキージャーヴィスの運が悪い <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/20(金) 17:32:42.12 ID:y3kIGIpko<> 砲撃を間一髪回避し物陰へ逃げ込む

ジャーヴィス「もう!逃げてばっかり…no sissy!」

提督「(何か罵倒された気がする…)」

提督 下1
ジャーヴィス 下2 艦娘補正+50 練度補正-40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/20(金) 17:34:52.06 ID:kaizigfZO<> ふん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/20(金) 18:06:10.66 ID:/t0jBReoo<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 02:22:05.13 ID:YKutpgxco<> 恐るべき速度で接近してきたジャーヴィスに腕を捕まれ、引き寄せられる

ジャーヴィス「捕まえっ…」

提督「そうは、させない…!」

提督 下1
ジャーヴィス 下2 艦娘補正+50 練度補正-40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 03:23:47.90 ID:+SRbcAjHO<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 03:33:48.53 ID:ketR6QdPO<> h <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 09:35:34.35 ID:YKutpgxco<> 武器置き場から引っ張り出したモノを引き寄せられる勢いを利用してジャーヴィスの首に突きつける

ジャーヴィス「………!」

提督「すまん」

ナイフで首を切る。…実際には切れる素材ではないが、首元でスライドさせる

明石『駆逐艦ジャーヴィス、リタイア』

ジャーヴィス「…!」

提督「…俺の勝ちだな」

ジャーヴィス「負けた…そんなぁ」

提督「(運が良かった…)…お疲れ様」

ジャーヴィス「…ダーリン」

提督「ん?」

ジャーヴィス「…良いこと、教えてあげる」

提督「良いこと?何だ」

ジャーヴィス「ダーリンに協力してくれそうな娘を知ってるの」

提督「!…本当か」

ジャーヴィス「本当よ。知りたい?」

提督「あぁ」

ジャーヴィス「じゃあ…」

ジャーヴィス「>>55」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 09:45:35.07 ID:6sEbGSK6o<> ソ連艦達は途中までは協力するけど、安心した所で後ろからズドンするんだっテ
途中までならいいんじゃなイ? <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 10:00:08.02 ID:YKutpgxco<> ジャーヴィス「北の娘達よ」

提督「北…ソ連か」

ジャーヴィス「うん。途中までは協力するって」

提督「途中まで?」

ジャーヴィス「安心したところで後ろから…Fire!」

提督「…うへぇ」

ジャーヴィス「気をつけてネ。Bye!」

提督「あぁ。…ありがとう」

ソ連か。気の抜けない相手になりそうだが1人よりはずっと良い
遭遇したら協力を要請してみよう

提督「(とりあえず、補給補給…)」


他の娘視点>>57 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 10:07:05.99 ID:rKPiSzRGo<> 蒼龍 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 10:41:41.84 ID:YKutpgxco<> 蒼龍「……はぁ、見つからないなぁ」

これだけ彩雲を出撃させて、まだ提督が見つからない
撃破の知らせは無いし、何処に行ったのか

蒼龍「…!」

蒼龍「見つけた…」

ピピピッピピピッピピピッ

蒼龍「!」

ドンッ ドンッ バァンッ

力任せにドアが破られ、直後に砲撃音が響く

蒼龍「あっぶ…な!」

回避し攻撃機を一斉出撃。対峙する相手を見つめる

>>59「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 10:42:08.54 ID:zwHLKvfi0<> 初霜 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 10:44:43.80 ID:YKutpgxco<> 初霜「…あら、蒼龍さん」

蒼龍「初霜ちゃ…」
ドオォン

蒼龍「っ!?」

驚きながらも再び回避。既に初霜はその気らしい

蒼龍「だったら…」

蒼龍 下1
初霜 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 10:45:05.25 ID:lefelr7oo<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 10:47:41.84 ID:6sEbGSK6o<> もふもふ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 14:08:39.05 ID:YKutpgxco<> 蒼龍「(ちょっ、速…!)」

一直線に、それも攻撃を回避しながら接近してくる初霜を、蒼龍は迎撃することができなかった

ガイィン

装甲が削れる音、砲弾が掠ったらしい

抜けても構わないのか、初霜は既に全力に近い力で床を蹴っていた

蒼龍「だったら…」

そもそも狭い室内では空母が不利、外に出なければ…

蒼龍 下1
初霜 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 14:17:51.86 ID:FwT+V1r0o<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 14:22:45.58 ID:3i1wCUndO<> んほ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 14:30:43.45 ID:YKutpgxco<> 蒼龍「たあっ!」

初霜を蹴り飛ばし、窓に向かう
壁に激突しながらも初霜は即座に反撃に転じようとしていた

初霜「逃がしません…っ」

蒼龍「ごめん提督、お金は払うから!」

バリイィィィンッ

窓を蹴破り、外に落下する

追おうとする初霜に
ドンッ ドオォォン

初霜「っ…!」

艦載機が襲いかかる

蒼龍 下1
初霜 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 14:32:48.74 ID:3i1wCUndO<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 14:35:06.71 ID:+jndWzmAO<> は <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 15:25:04.85 ID:YKutpgxco<> 攻撃機の妨害を受ける間に蒼龍との距離は離れていく
機銃で反撃するも撃墜できない。かなりの練度のようだ

初霜「っ……」

ここで妨害を突破し追撃に移ったとしても、追い付けるかは別の話
蒼龍に固執する理由もないし、既に迎撃用のラインを張っているかもしれない

追撃する?撤退する?>>70 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 15:31:49.98 ID:EKVMsHCPO<> 追撃 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 15:45:57.73 ID:YKutpgxco<> …が、折角見つけた相手。ここで見逃す手はない

ブロロロロロロ……

初霜「…いきます」

まずは、この妨害を突破しなければ

蒼龍 下1
初霜 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 15:46:52.03 ID:Dp5PrfCzO<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 15:47:28.86 ID:t/eEEMU+o<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 15:58:53.52 ID:YKutpgxco<> 爆弾を使いきり攻撃が緩くなった所を突き窓から追撃
蒼龍が落下した時の軌道から居場所を推測する

初霜「…居た!」

蒼龍「くるよね。やっぱり…!」

初霜 下1
蒼龍 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 16:12:20.29 ID:EFOFVhr5o<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 16:37:30.06 ID:+jndWzmAO<> こ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 17:37:27.93 ID:YKutpgxco<> 互いに接近。初霜の砲が蒼龍に向く、その寸前

ガシッ

初霜「!」

蒼龍「捕まえた…っ」

腕を捕まれ、この距離では魚雷も使えず、そして背後から

ブロロロロロロ

初霜「そん、な」

ドオォォン

明石『駆逐艦初霜、リタイア』

蒼龍「(あ、危なかった…)」

初霜「く…悔しい、です」

蒼龍「何か…意外。そんなにあの景品を欲しがる娘には見えなかったのに」

初霜「そうですか?」

蒼龍「…貰ったらどうするつもりだったの?」

初霜「…内緒です」

ピピピッピピピッ

蒼龍「!」

初霜「…蒼龍さん」

蒼龍「何?」

初霜「頑張ってください。応援してますね」

蒼龍「…ありがとう。頑張るね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 17:40:11.22 ID:t/eEEMU+o<> あれ?初霜の方がコンマ上だけど補正とかあったのかな? <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 17:47:12.15 ID:YKutpgxco<> 初霜と蒼龍逆だった…ごめん許して


提督「…」ヒョコッ

コソコソコソ…

ササッ

提督「…はぁ」

遭遇し敵対した娘をどうにか撒きつつ進む。進む……

提督「ったく…いい加減誰か協力してぅれないかね…」

廊下を進みながら愚痴を溢す

ピピピッピピピッピピピッ

提督「!」

正面には誰も居ない。曲がり角は遠い

提督「しまっ」

ガシッ

ドサドサドサ

身体を捕まれ、そのまま組倒される。
5メートルを一瞬で詰めてくるあたり、艦娘は異常だ

>>80「…おはよ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 17:48:21.15 ID:aSWq3eXpo<> 五十鈴 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 18:01:13.76 ID:YKutpgxco<> 提督「…おはよう。五十鈴」

五十鈴「貴方も無用心ね。大人しく何処かに隠れていれば良かったのに、1人でフラフラしちゃって」

提督「1人じゃなくなるためにフラフラしてたんだ」

五十鈴「どういうこと?」

提督「仲間を、協力してくれる娘を探してた」

五十鈴「あら、協力したら提督に良いことがあるのかしら」

提督「有るさ。景品獲得枠を1つ潰して、俺の財布を守る」

五十鈴「財布?」

提督「景品には、そういうモノじゃないのか」

五十鈴「…そういう使い方もできなくはないわね」

提督「…五十鈴、協力してk」
五十鈴「却下よ」

提督「っな、どうして!」

五十鈴「ここで貴方を撃って景品を利用した方が良いから、かしら」

提督「ぐ…」

五十鈴「ただ、1つ条件…願いを聞いてくれるなら、考えてあげる」

提督「何だ」

五十鈴「>>82」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 18:32:33.86 ID:1W2SKsVRO<> 五十鈴と二人だけで同じ部屋でのお泊まりデート
もちろん夜戦(意味深)付きで <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 18:45:09.09 ID:YKutpgxco<> 五十鈴「デート」

提督「え?」

五十鈴「だから、デートよ。泊まりのね」

提督「それが条件?」

五十鈴「そう言ってるじゃない!」

提督「…わかった」

五十鈴「約束よ」

提督「あぁ。約束だ」


五十鈴が仲間になった


…………

ピピピッピピピッピピピッ

提督「…誰もグループで行動しない理由が分かるな」

五十鈴「そうね…」

ガタガタッ

提督「!」

提督「逃げるぞ!」
五十鈴「迎え撃つわよ!」

提督「………」
五十鈴「……」

提督「危険だろう!?」
五十鈴「撃破数を稼がなきゃいけないでしょ!?」

提督「…」
五十鈴「…!」

五十鈴「伏せて!」グイッ

提督「!?」

ドオォォン

五十鈴「向こうから来たみたいね…」

>>84「2対1ね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 18:45:27.79 ID:t/eEEMU+o<> ぼの <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 18:53:35.46 ID:YKutpgxco<> 提督「俺を数に入れないでくれるか…」

曙「…組んでることは否定しないのね」

五十鈴「実際組んだのよ。今しがたね」

曙「ふーん…五十鈴さんと組んだんだ」

提督「お、おう」

曙「…そう、へぇ…そう…」

提督「(五十鈴、撤退!撤退!)」

五十鈴「(無理ね…アレ相手に逃げられる気がしないわ)」

提督「(逃げる側は有利だろ!?)」

五十鈴「(そういう意味じゃないわ)」

提督「(何?)」

五十鈴「(見て分からない!?殺す気満々よ!あの目!)」

曙「…何をこそこそ話してるか知らないけど」

曙「逃げられるとは思わないことね」

提督「っ…五十鈴!」

五十鈴「分かってる!」


五十鈴 下1 援護補正+20
曙 下2 練度補正+40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 18:55:52.04 ID:uzRr69UmO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 18:56:10.94 ID:t/eEEMU+o<> う <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 19:13:49.65 ID:YKutpgxco<> 廊下に、砲撃音が響く

五十鈴「(当たらない…)」

曙「……」

五十鈴もかなりの高練度の艦娘ではある。その砲撃は的確で、確実に移動先へ置かれている
…が、リミッターを解除している艤装を扱いきる曙相手には、その砲弾も最早空気と化していた

提督「…曙!」

曙「何」

提督「見逃してくれないか!」

五十鈴「ちょっと、何言って…」

曙「………」

曙「ヤダ」

提督「」

五十鈴 下1 援護補正+20
曙 下2 練度補正+40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 19:14:41.23 ID:t/eEEMU+o<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 19:18:50.65 ID:WM1t9HqvO<> ぼのたんこえぇw <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 19:37:32.31 ID:YKutpgxco<> 不意に、曙の姿が視界から消える

五十鈴「(下…!)」

意識した瞬間には既に砲は向けられて

ドオォン

一撃

五十鈴「っ……あ」

提督「(不味いか…奥の手!)」ポイッ

カッ  ピイイィィィィィィィィィィン……

五十鈴「眩し……」

提督「五十鈴!」グイッ

五十鈴の手を取り逆方向へ駆け出す

曙「…冗談よね」ガシッ

いきなり腕を捕まれ、逆に引き寄せられる

提督「んがっ!?」

曙「閃光弾…アンタは有りなのね」

提督「ぐ……」

五十鈴「提督!?」

提督「曙お前、目は……」

曙「効いてないわよ。気配だけ」

提督「……!」

曙「…さ、撃墜スコアが2つ。1つはボーナスね」

提督「(まずい、まずいまずいまずい…!どうにかして逃げないと。どうやって…)」

ブロロロロロロ

提督「!?」

五十鈴「(プロペラ音…!?)」

ボオォン バァンッ

曙「いっ…つ!」

提督「(今!)」

力が緩んだ所を狙って強引に拘束から逃れる

「こういう状況は利用するものね。売りたい相手に恩が売れるわ」

閃光の奥から人影が現れる

「不知火から聞いたけど、本当に何でも扱って良いのね。おかげで良い目印になったわ」

提督「本物じゃないけどな…お陰で耳への効果が薄い」

「なるほどね…」

曙「…っ、邪魔しないで」

「しますー。妬いてくれたお陰で私がヒーローになれたわ、提督さん!」

提督「何だ!」

瑞鶴「借り、ひとつね!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 19:45:00.12 ID:YKutpgxco<> 瑞鶴「さ、逃げて」

提督「良いのか?」

瑞鶴「言ったでしょ?借りひとつ。後で色々と返してもらうから」

提督「そうか…じゃあ、手伝わせてもらおうかな。これで借り0.5だ」

瑞鶴「…良いけど、巻き込まれないでよ」

五十鈴「本気?化け物2人よ?逃げた方が…」

提督「少しでも軽くしておかないと…」

五十鈴「しないと?」

提督「何を要求されるか分からない」

五十鈴「…そういうことなら、分かった。手伝うわ」

曙「……!もう、どうしてこう…!」

瑞鶴「素直に言わないからでしょ」

曙「うっさい!言えたら苦労しないわよ!」

瑞鶴 下1 援護補正+50 練度補正+60

曙 下2 練度補正+40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 19:50:19.16 ID:t/eEEMU+o<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 19:50:44.88 ID:uzRr69UmO<> よ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 20:01:47.35 ID:YKutpgxco<> 曙「ん…のぉ!」

攻撃機の爆撃を無理やり押し通り脚部の発射管から真っ直ぐ上に魚雷を発射
空中で手に取りそのまま投擲

五十鈴の砲弾に命中し爆発。目の前が爆煙が広がる

五十鈴「な…!」

瑞鶴「提督さん、右!」

提督「っとぉ!?」

唐突に右から伸びてきた腕に捕まれかける

曙「ちっ…」ドオォン

五十鈴「(ノールックで…)きゃあ!」

提督「五十鈴!?」

曙「余所見してる余裕があるの?」

提督「…!」ポイッ

腕を伸ばす曙の目の前に隠し弾を1つ

曙「(バカの1つ覚えみたいに…)閃光弾なんて!」

パンッ

炸裂。それと同時に瑞鶴が提督を掴み引き寄せる

パパパパパパンパンパンッ

直後に最初の炸裂で飛散した小さな爆弾が爆発する

提督「クラスター手榴弾だ」

曙「こんな、爆竹!」

瑞鶴 下1 援護補正+50 練度補正+60
曙 下2 練度補正+40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 20:07:53.04 ID:JlUH3LNTO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 20:10:46.02 ID:t/eEEMU+o<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 20:16:56.81 ID:YKutpgxco<> ドオォォン

爆撃を至近距離で受け、バランスを崩す

曙「ぐ……」

五十鈴「魚雷を投擲ね。勉強になったわ!」ポイッ

そこに魚雷が飛来。ギリギリ避けるものの転倒

曙「…っは…はぁ…はぁ…」

瑞鶴 下1 援護補正+50 練度補正+60
曙 下2 練度補正+40 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 20:18:18.73 ID:EFOFVhr5o<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 20:18:19.64 ID:t/eEEMU+o<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 20:30:37.51 ID:YKutpgxco<> 倒れた所をそのまま押さえ込み、身動きがとれないようにする

その上空には攻撃機が何時でも襲いかかれるよう飛び回り、攻撃の合図を待っている

曙「………撃ちなさいよ」

瑞鶴「…見逃してあげる」

曙「な……」

瑞鶴「条件付きでね」

曙「…何よ」

瑞鶴「五十鈴さんと提督さん、そしれ私を見逃すこと。そして」

瑞鶴「提督さんに、素直に言うこと」

曙「…何を素直に言うのよ」

瑞鶴「分かってるくせに」

曙「…」

瑞鶴「どうする?呑まないならここでリタイアだけど」

曙「…呑むわよ。呑めば良いんでしょ!」

曙「クソ提督!」

提督「なんだ」

曙「>>102」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 20:33:46.00 ID:EFOFVhr5o<> …やっぱりリタイアで!
こういうのは誰かに言わされて言いたくない! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 20:38:47.12 ID:YKutpgxco<> 曙「…やっぱりリタイア」

瑞鶴「は?」

曙「こういうの、誰かに言わされる形で言いたくないの」

瑞鶴「ふーん…そう」

瑞鶴「じゃあ、目でも瞑ってなさい」

曙「…………」

背中の重みが、押さえられる感覚が無くなる。センサーの音が消える

曙「………?」

目を開けると、そこには誰も居なかった

曙「…」

見逃された。条件を呑まなかったのに

曙「…次は、必ず…!」

倒す。そして言おう <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/21(土) 20:39:32.78 ID:YKutpgxco<> 今回の更新はおしまい。お疲れ様でした
まさか一回でも曙が攻撃できるとは思わなんだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/21(土) 21:30:20.53 ID:zwHLKvfi0<> 乙 初霜ちゃん… <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 09:56:59.34 ID:BoVRyfUro<> 提督「…あのさ、瑞鶴」

瑞鶴「何?」

明石『重巡洋艦妙高、リタイア』

提督「何で当たり前みたいな顔して一緒に来てるんだ」

明石『空母アクィラ、リタイア』

瑞鶴「え、ダメ?」

明石『駆逐艦若葉、リタイア』

提督「ダメっていうか…俺を餌にしてないか」

瑞鶴「…やっぱり気づく?」

五十鈴「あからさまじゃない!さっきから隠れる素振りもないし…」

瑞鶴「このまま景品2つ取りたいんだけど…ダメ?」

提督「あげられても1つだな」

瑞鶴「じゃあ、ここで止めてみせる?」

提督「…」

ただ微笑んだだけで背中から汗が滲む
要するに餌にされて撃墜スコアを稼がれたくなかったらここで倒せ…ということらしい

自信たっぷりだが、実際瑞鶴は強い
曙でギリギリ対抗できるかといったところだ。五十鈴では…

提督「(走って逃げるか…?)」

五十鈴「どうせ、いつかは倒さなくちゃいけない相手よ」

提督「五十鈴?」

瑞鶴「やる気?」

五十鈴「>>107」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 10:02:19.95 ID:qfFjN8U2o<> やってやろうじゃない <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 10:16:10.86 ID:BoVRyfUro<> 五十鈴「やってやろうじゃない」

提督「………」

瑞鶴「そう。…1つ聞いて良い?」

五十鈴「何?」

瑞鶴「景品、どう使う?」

五十鈴「貴女は?」

瑞鶴「…旅行、かな」

五十鈴「そう。私は…」

五十鈴「本当に好き勝手するつもりよ。1日中ね」

瑞鶴「へぇ…」

今の会話に裏があることは間違いない。景品の使い方が…いや、景品が何かを知らない俺は

ブロロロロロロ

五十鈴「来るわよ!」

提督「勝てるのか?」

五十鈴「対空巡洋艦なんだから!」

五十鈴 下1 対空補正+20
瑞鶴 下2 練度補正+60 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 10:19:39.92 ID:BD42eIyHo<> 五十鈴には丸見え! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 10:22:28.51 ID:XQ7qcV7so<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 10:26:50.86 ID:BoVRyfUro<> 攻撃機を撃ち落としながら接近。掴もうとする腕を払いのけ砲撃

瑞鶴「う……!?」

五十鈴「提督、援護!」

提督「弾切れだ!」

五十鈴「えぇ!?」

提督「あ、あった!」

五十鈴「どっちよ!」

瑞鶴「隙有り!」

五十鈴 下1 援護補正+20 対空補正+20
瑞鶴 下2 練度補正+60 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 10:46:29.39 ID:RmQRZTcvo<> はい! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 10:52:26.22 ID:1F/tykUlO<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 18:52:20.91 ID:BoVRyfUro<> ガシッ

五十鈴「しまっ」

掴み引き寄せ固定する。そして背面からの爆撃で

ブロロロロロロ

瑞鶴「終わ」

パンッ パパパパパパンパンパンッ

瑞鶴「り……!?」

まさに今攻撃しようとした機体が周囲の機体共々撃墜される

瑞鶴「(さっきの爆弾…)」

提督「せぇい!」

瑞鶴「っと…!」

振り下ろされる軍刀を五十鈴の拘束を解除しつつ回避

…軍刀?

瑞鶴「提督さん!それホントに危ないやつじゃない!」

提督「ゴメン。絶対避けると思ってたから」

瑞鶴「なんか複雑…。とにかく!それ禁止だからね!」

五十鈴 下1 援護補正+20 対空補正+20
瑞鶴 下2 練度補正+60 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 18:57:24.99 ID:7BDeYzt0O<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 18:58:10.52 ID:f8tzYDSRO<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 19:26:23.38 ID:BoVRyfUro<> 五十鈴「受け売りだけど!」

魚雷を投擲し、今度は自分の砲弾で爆破。爆撃機の撃破を試みる

瑞鶴「やるわね。けど!」

瑞鶴が距離を詰めてくる。既に五十鈴は反応し砲を向け…

パパパパパパ

五十鈴「!?」

発射する前に瑞鶴の噴進砲が小さなロケット弾を放つ。驚き、動きが一瞬止まる

瑞鶴「…(もらった!)」

ぴーんぽーんぱーんぽーん

五十鈴「!」
提督「ん?」
瑞鶴「…何?」

明石『昼食の時間となりましたー、各自食事を摂ってください。再開時間は…』

提督「」

瑞鶴「…休戦、ね」

五十鈴「お昼……あ」

瑞鶴「どうかした?」

ガシッ

五十鈴「提督、行くわよ!」

提督「え?ちょっと、のわっ!?」

突然五十鈴に捕まれたと思った瞬間、軽く持ち上げられその場から駆け出してしまった


瑞鶴「ちょ、ちょっと!?五十鈴さーん!?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 19:31:49.95 ID:BoVRyfUro<> 〜五十鈴の部屋〜

五十鈴「〜〜♪」

提督「…えらく上機嫌だな」

五十鈴「当たり前よ」

提督「なんで」

五十鈴「食事だから」

提督「…お腹空いてたのか」

五十鈴「貴方と、食事だからよ。バカ」

提督「…そ、そうか」

五十鈴「何よ、その反応」

提督「いや…」

五十鈴「あんまり時間無いし、簡単なものだけど作るわね」

提督「何か悪いな。ありがとう」

五十鈴「どういたしまして」

提督「あぁそうだ、五十鈴」

五十鈴「何?」

提督「>>119」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 19:40:00.92 ID:f8tzYDSRO<> 作るとこ見ててもいいかな <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 19:53:01.47 ID:BoVRyfUro<> 提督「作るところ、見ても良いかな」

五十鈴「どうせなら手伝ってくれても良いわよ?」

提督「じゃあ、そうしよう」

五十鈴「うん」

〜キッチン〜

提督「…近いな」

五十鈴「流石に狭いわね…」

提督「(こっちの方が良いけど)」

五十鈴「そういえば」

提督「ん?」

五十鈴「この後、もし私が倒されそうになったら」

提督「あぁ。一緒にやられるさ」

五十鈴「違う、逃げて。そこからまた新しい仲間を見つけて」

提督「なんで」

五十鈴「…勝ち残りたいんでしょ」

提督「あぁ」

五十鈴「だったら心中なんてしないで、精々最後まで利用しなさい」

提督「…やけに気前が良いな。五十鈴も欲しくないのか?景品」

五十鈴「欲しいけど…もう貰ったも同然だし」

提督「??」

五十鈴「ほら、もう沸騰してる」

提督「おっとと…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 19:57:34.63 ID:BoVRyfUro<> …

提督「旨い」

五十鈴「ありがと」

提督「……」モグモグモグ

五十鈴「……」ジー

提督「ん?どうした。そんなに見て」

五十鈴「なんでもない」


……


明石『訓練再開まで、さん、に、いち、再開』


提督「よし、隠れよう」

五十鈴「ホント慎重ね…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 20:10:38.83 ID:BoVRyfUro<> 〜廊下〜

曙「……誰」

背後に声をかける。センサーに反応は無い。けど気配で分かる

朝風「…私よ」

曙「…何か用?」

朝風「倒しに来たわ。あなたを」

曙「無理ね」

朝風「どうして」

曙「私はアンタの監督役よ。一番近くで見てるの」

朝風「でも、分からないわ」

曙「……」

自分のスイッチを入れる
ああは言ったが、それなりにやれるようになっているのだ。それなりに

曙 下1 練度補正+40
朝風 下2 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:21:46.41 ID:7BDeYzt0O<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:22:03.52 ID:al2nEYxGo<> てい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 20:25:32.68 ID:BoVRyfUro<> 朝風「(そこ!)」ドォン

砲撃を軽く回避、回避、回避

朝風「…!」

朝風「撃ってきなさいよ!」

曙「あっそ」

朝風「ー〜〜ー!」

曙 下1 練度補正+40
朝風 下2 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:26:06.57 ID:f8tzYDSRO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:28:09.62 ID:BD42eIyHo<> 朝ね! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 20:37:48.57 ID:BoVRyfUro<> 2、3歩接近

ピピピッピピピッピピピッ

ドオォドオンォン

朝風の砲撃は相変わらず当たらない
撃つ位置が分かる。そう撃つよう教えてきたから

朝風「来ないで!」ブンッ

振り下ろされた腕を回避し

曙「」ガシイッ

逆につかむ。そのまま

朝風「ぐ…」

ゴオォォン

壁に打ちつける

朝風「か………」

曙 下1 練度補正+40
朝風 下2 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:39:12.99 ID:7BDeYzt0O<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:39:32.44 ID:f8tzYDSRO<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 20:45:52.14 ID:BoVRyfUro<> ドンドンドオォォン

明石『駆逐艦朝風、リタイア』

朝風「……負けたのね」

曙「そうね」

朝風「………」

曙「勝てると思ってたの?」

朝風「…私がどのくらい成長したのか、知りたかったの」

曙「…そ」

朝風「…」

曙「…一応、成長したんじゃない?」

朝風「…そうかしら」

曙「素直に喜びなさいよ」

朝風「貴女に言われたくないわ」

曙「なんですっ」
朝風「でも」

朝風「…ありがとう。曙」

曙「どうも」

朝風「頑張ってね」

曙「当然よ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 20:51:06.85 ID:BoVRyfUro<> 〜提督の部屋前〜

ピピピッピピピッピピピッ

五十鈴「自分の部屋ねぇ…」

提督「裏をかいて安全かもしれない」

五十鈴「この音がどうにかなればね…」

ガチャッ

>>133「」ガサゴソコソコソ

提督「………何やってんだ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:51:25.38 ID:gqVkikmvO<> 青葉 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 20:52:49.46 ID:BoVRyfUro<> 青葉「……」

提督「……」

五十鈴「……」

青葉「お邪魔しましたー」

提督「五十鈴、やれ」

五十鈴「了解」

五十鈴 下1 援護補正+20
青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:53:51.24 ID:f8tzYDSRO<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 20:55:18.67 ID:gqVkikmvO<> う <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 21:00:12.38 ID:BoVRyfUro<> ドオォォン

青葉「火事場泥棒を邪魔する人は!」

五十鈴「避けた…!?」

青葉「馬に蹴られてなんとやら、です!」

そのまま窓を解放し脱出される

五十鈴「っく…逃がした……」

提督「攻撃されなかっただけマシだな…」

五十鈴「大分荒らされたわね…」

盗られた物>>138 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 21:06:43.65 ID:f8tzYDSRO<> メモリーカード <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/22(日) 21:20:08.93 ID:BoVRyfUro<> メモリーカードの中身>>140
今回の更新はおしまい。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 21:22:47.46 ID:44MGQJfwo<> 提督が色々偽装したダミー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 21:24:48.73 ID:F3+PEpn6O<> 退避させた携帯の中にあった例のハメ撮りとか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/22(日) 21:25:24.90 ID:7Um8XgzwO<> メモリーカードって青葉の自撮り動画が入ってたのを回収しようとしたのか?w <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 09:41:30.83 ID:O09EnWD/O<> 提督「…あ」

五十鈴「どうかした?」

提督「ふっふっふ…」

五十鈴「ちょっと、提督?」

提督「見事に引っ掛かったと思ってね」

五十鈴「何の話よ」

提督「中身そ偽装しておいたメモリーカードが無くなってるんだ」

五十鈴「窃盗じゃない!」

提督「問題無いよ。青葉の悔しがる顔が目に浮かぶ…」クックック

五十鈴「」

他の娘視点>>144 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 09:48:10.17 ID:Q38Qw7Hc0<> ザラ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 10:37:25.03 ID:CDE+yxQQO<> ザラ「……」

物陰に身を潜める
多くを倒す自信は無いし、最後まで立ち続ける…あの2隻を相手にして勝てる気がしない

でも、景品は欲しい。なら…

ザラ「(…提督の撃破方向は無い)」

提督を倒す他にない

ザラ「…何処に居るんだろう」

じっとしても始まらない。ここは自分から動いて…

ピピピッピピピッピピピッ

ザラ「!」

>>146「センサー…何処?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 10:40:38.62 ID:9FdefqoUO<> くまりんこ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 19:27:17.12 ID:zd3QnqaKo<> 三隈「………」

気づいて…ない?だったら、不意をついて攻撃を…!

そう思った矢先、三隈の砲が、ザラに、向いて

火を吹く

ザラ「!?…っけほ…」

三隈「あら?ザラさんでしたか」

ザラ「…よく、分かりましたね」

三隈「えぇ。気配で…なんとなく」

ザラ「……」

ザラ 下1
三隈 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 19:38:18.74 ID:ZGaA+BBlO<> 粘り強くよ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 19:44:04.21 ID:9EMZvMLqO<> くま <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 19:49:53.15 ID:zd3QnqaKo<> 一度距離を取り砲撃を回避し反撃。三隈の艤装に掠めバランスを崩す

三隈「(あの砲の、初速…敵に回すと厄介ですね…)」

ザラ「(もしかして、行けるのかしら…このまま)」

ザラ 下1
三隈 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 19:50:25.78 ID:uuZ2UisBO<> ろ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 19:51:55.67 ID:t2kjFVMUO<> くまりんこ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 20:24:28.77 ID:zd3QnqaKo<> 引き続き距離を開ける
砲撃戦で有利なのはこちら側。それを利用しない手は無い

三隈「…!」

ザラ「(勝てる…勝てます!)」

ここを突破して提督を探す。そこから…

ザラ 下1
三隈 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 20:26:32.77 ID:N1426SvDo<> そーれ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 20:27:00.80 ID:rkpG2ewrO<> よ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 20:34:39.42 ID:zd3QnqaKo<> 勝利の、その先を想像したからだろうか
砲撃がぶれる、隙を生む

三隈「(貰いました…!)」

ザラの回避軌道の先に砲撃を置く

ザラ「しま…」

動揺が下半身が硬直を生み、転倒

三隈「(外した…!?)」

転ぶなど予想外。次に動揺したのは三隈の方だった

ザラ 下1
三隈 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 20:35:05.01 ID:wRrXirWSO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 20:35:44.34 ID:neiglCXno<> 確定勝利 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 20:39:30.23 ID:zd3QnqaKo<> 三隈「(転倒している内に…)」

ザラ「させません!」

狙いをつけられる前に砲撃。回避している間に起き上がり再び距離を…

ガッ

ザラ「いっ…!?」

背後には壁
地形の把握を怠っていた。そもそもここは陸地、海とは勝手が違う
三隈「みっ…」

ザラ「ここで…こんな…!」

三隈「くまっ!」

ザラ 下1
三隈 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 20:41:24.68 ID:t92lTlw1O<> せいや <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 20:41:31.22 ID:rkpG2ewrO<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 20:50:38.63 ID:zd3QnqaKo<> 2隻分の砲撃音が響く。…寸での所を避け、へたり込みながらも勝利したのは

明石『航空巡洋艦三隈、リタイア』

ザラだった

ザラ「っは、はぁ…はっ……」

三隈「負けたのね…」

ザラ「あ…えぇ、はい」

三隈「残念ですけど、とても楽しかったわ。ザラさん…頑張ってくださいね」

ザラ「は、はいっ!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 20:56:39.17 ID:zd3QnqaKo<> 〜吹雪の部屋〜

白雪「…ホントに大丈夫かな」

吹雪「まさか司令官以外に組む娘が居るなんて誰も思わない…はず!」

白雪「意外性…?」

吹雪「私は外を見張ってるから、白雪ちゃんは部屋の中を守って」

白雪「うん」

吹雪「………」

明石『駆逐艦白雪、リタイア』

吹雪「え!?うs」
ガシイッ

吹雪「ひぃ!?」

ドオォォン

明石『駆逐艦吹雪、リタイア』 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 21:01:46.23 ID:zd3QnqaKo<> 〜工厰裏〜

提督「…残り人数は、どのくらいだ」

五十鈴「大分少なくなってきたわね。40と少しってところかしら」

提督「そうか…」

五十鈴「気は抜けないわね。何しろセンサーの索敵も利かないし…伏せて!」

提督「!?」

ゴオォォン…

砲撃音、それも重い

提督「っつぅ……!?」

五十鈴「…アレね。どうする?逃げる?」

提督「>>165」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 21:02:21.29 ID:wRrXirWSO<> 逃げよう <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 21:15:56.35 ID:zd3QnqaKo<> 提督「逃げるぞ。おんぶ」

五十鈴「はいはい」

情けない話だが、一緒に走って逃げるよりこちらの方が遥かに速い
…振り落とされなければ


提督「いやぁ、ヒヤヒヤしたな」

五十鈴「間違いなく戦艦ね…40cmはあるわ」

提督「残ってる戦艦は分かるか」

五十鈴「40cm以上の砲を積んでまだ残ってるのは…金剛さん、アイオワさん、山城さん、陸奥さん。大和型は二人とも健在ね」

提督「長門がやられたのか。いつの間に…」

五十鈴「新しい艤装ではしゃぎ過ぎたんじゃないかしら?」

提督「かもな…」

五十鈴「ここ1時間で、一気に数が減ってるわ」

提督「…そうなのか」

五十鈴「アナウンス、流れてたでしょ」

提督「勝ち残ることで手一杯でな…」

五十鈴「視界を広げなさい。…で、ということは…」

提督「皆が動き始めたってことか」

五十鈴「その通り、けど恐らく目的は最後まで勝ち残る事じゃない」

提督「じゃあ何だ」

五十鈴「少しでも数を減らして、貴方と遭遇する確率を上げるためよ」

提督「…ふぅ」

五十鈴「残り人数から考えて撃破数の景品はもう決まりかけてる」

提督「瑞鶴か?」

五十鈴「どうかしら…神通さんもまだ残ってるし、曙だって居る」

提督「…大和型もか」

五十鈴「えぇ」

提督「…さて、作戦を練る前に」

五十鈴「前に?」

提督「根城を作ろうか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 21:18:49.93 ID:zd3QnqaKo<> 〜工厰〜

五十鈴「狭い根城ね」

提督「広かったら見つかる。防衛も大変だしな」

ピピピッピピピッピピピッ

五十鈴「…これ、いい加減黙らないかしら」

提督「組む事を想定してないのか、防止してるのか…」

五十鈴「後者でしょうね」

提督「多分な」


他の娘視点>>168 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 21:19:13.85 ID:nIb8p1IyO<> 神威 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 21:28:17.30 ID:zd3QnqaKo<> 神威「…ふぅ」

何故か未だ倒されていなかった
戦闘力は決して有るわけでないけれど、それがかえって巧妙な潜伏に繋がったのかもしれない

改母と呼ばれる段階の艤装を扱えるようになった後も自らを鍛えたこと…それもその一因になっていた

神威「景品…」

今回の景品。欲しいことは欲しいが、手にしたところでどう扱えば良いか自分でも分からない

神威「まず、最後まで立っていられるでしょうか…」



神威「…見つけた」

相手>>170 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 21:29:09.46 ID:neiglCXno<> 速吸 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 21:34:53.91 ID:zd3QnqaKo<> 速吸「……」コソコソ

植え込みの影に隠れながら周囲を探っているらしい…が
その目は上にまで届いていなかった

神威「すー…はー……」

深呼吸を数回。自分を落ち着かせ…そして一気に飛びかかる

ピピピッピピピッピピピッ

速吸「っえぇ!?か、かもいさ」

神威 下1 急襲補正+30
速吸 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 21:36:31.35 ID:N1426SvDo<> サヨナラ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 21:38:38.85 ID:Q38Qw7Hc0<> ほいな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 21:42:31.46 ID:neiglCXno<> 返り討ちにされとるやんけ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/23(月) 21:45:25.38 ID:zd3QnqaKo<> 速吸「あっぶなぃ…!?」

神威「しまった…」

避けられた。見られていないことで油断したか、ともかく反撃が来る

速吸「神威さんも、残ってたんですね」

来る……

神威「はい。…速吸さんも」

反撃が…

来ない

神威「……」

速吸「あの、神威さん」

神威「はい?」

速吸「…もし良ければ、同じ補給艦として、く、組んでいただけないでしょうか…」

神威「……」

組む?今襲ってきた相手と?組む?

神威「……」

速吸「あ、あの…神威さん?」

神威「>>176」

今回の更新はおしまい。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/23(月) 21:52:53.29 ID:N1426SvDo<> いいんですか?私はいま奇襲したんですよ? <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/07/25(水) 21:29:05.27 ID:bMRg94Vpo<> ちょっと大きめの中規模作戦に備えなければならないので一週間ほど休憩します。ごめんなさい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/26(木) 21:48:46.48 ID:v9TgREkFO<> 了解&乙 <> ◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/01(水) 21:10:21.23 ID:YgcjxQ1mo<> 神威「…良いんですか?奇襲した相手ですよ?」

速吸「もしダメなら、戦うしかないですけど…。でも、協力するなら神威さんは絶対に裏切らない気がするんです」

神威「ず、ずるい言い方です。そういう…」

速吸「神威さん…お願いします」

神威「…>>180」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 21:16:37.41 ID:cTEPwufCo<> 分かりました
でも提督が見えたら早いもの勝ちですからね <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/01(水) 21:22:23.41 ID:YgcjxQ1mo<> 神威「分かりました」

速吸「!っ、ありが」
神威「でも」

速吸「…はい?」

神威「もし提督を見つけた時は、早い者勝ちですよ」

速吸「…はい!負けませんからね!」

>>182「…そう簡単に見つけられるかしら」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 21:24:30.17 ID:M5RykwTWO<> コマンダンテスト <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/01(水) 21:40:14.15 ID:YgcjxQ1mo<> 速吸「!」

神威「いつの間に…」

コマ子「ついさっき…かしら」

速吸「もしかして、協力」

コマ子「まさか」

コマ子「倒しに来たのよ」

神威「…2対1です。そう簡単には」

コマ「いいえ。…2対2よ」

速吸「神威さん、来てます!」

神威「え…?」

背後、それも上からの気配に気付き即座に待避、直後に爆発音

神威「っ……!?」

リシュリュー「Je suis désolé. L'attaque a été évitée」

コマ子「Un problème」

速吸「せ、戦艦…!」

神威「…どうしましょうか」

速吸「通路の前後で挟まれてます…これって…」

神威「ピンチ…ですよね」

逃げる?戦う?>>184
逃げる場合コンマ50以上で成功(ゾロ目も成功) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 21:45:55.12 ID:4lzX7iVvO<> 逃げるんだよぉ〜 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/01(水) 21:53:52.53 ID:YgcjxQ1mo<> 神威「速吸さん、窓から!」

速吸「は…分かりました!」

跳躍、窓から建物に侵入を試みる、が

コマ子「させない」

ブロロロロ…

神威「(水上機…!)」

速吸「ぅ…」

水上爆撃機に妨害され失敗。
神威も水上戦闘機で迎撃を試みるものの、圧倒的な数を相手に逆に圧されてしまう

神威「(退路は無い…)」
速吸「(ここでやるしか…)」


神威 下1
コマ子 下2 リシュリュー補正+20 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 21:55:46.29 ID:cTEPwufCo<> 速吸よ、お前の流星拳なら勝てる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 21:57:27.51 ID:4lzX7iVvO<> ぬ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/01(水) 22:11:37.71 ID:YgcjxQ1mo<> 速吸「元々っ、戦闘がメインじゃないのに…!」

神威「戦艦が相手では…」

コマ子「Richelieu」

リシュリュー「Quoi?」

コマ子「Terminons la bataille bientôt.」

リシュリュー「D'accord.」

神威 下1
コマ子 下2 リシュリュー補正+20 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 22:16:42.85 ID:OqRbPtPuO<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 22:18:07.96 ID:WL1X/K9Vo<> fire <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/01(水) 22:25:39.33 ID:YgcjxQ1mo<> ドオォンッ

速吸「か…」

リシュリューの砲弾が肩に掠めそのまま壁に激突

神威「速吸さ…」
ブロロロロ

神威「く…ぅ!」

援護に回ろうにも的確な爆撃が妨害してくる

神威「(こういう状況…万事休すって言うらしいですね…)」

リシュリュー「Bonne baye」

リシュリューの砲口がこちらを向く。撃たれる、負ける、ここで終わる

「戦艦が弱いものいじめとは、情けない」

速吸「…基本戦術じゃないですか?」

>>192「…助けに来たつもりなのだが」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 22:26:11.91 ID:OqRbPtPuO<> 武蔵 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/01(水) 22:47:49.84 ID:YgcjxQ1mo<> リシュリュー「助ける…あら、どんな利益が有るのかしら」

武蔵「…無い。強いて言うなら、判官贔屓だ」

コマ子「?」

速吸「アンダードッグ効果の事です」

コマ子「…負けてる方を…成る程」

武蔵「それに、この訓練が始まって以来まともにやり合ったのは霧島くらいでな…折角の機会が勿体ないだろう」

リシュリュー「…(大和の妹、その改装型…)」

コマ子「Nous ne pouvons pas gagner dans cet état. Je pense qu'il vaudrait mieux fuir」

リシュリュー「C'est impossible. Je vais entreprendre. Tu t'enfuis.」

コマ子「Je ne peux pas faire ça. Je vais me battre aussi.」

リシュリュー「Je pense que nous serons vaincus」

コマ子「Cela ne me dérange pas.Nous sommes amis」

リシュリュー「…Je suis désolé.」

武蔵「神威、速吸」

神威「はい」
速吸「はいっ」

武蔵「…下がっていてくれ。巻き込みかねない」

神威「…ありがとうございました。お礼は」

武蔵「あぁ、良い。この状況があれば、今はそれで良い」

速吸「ありがとうございます、武蔵さん。神威さん」
神威「はい、撤退しましょう」


リシュリュー「……」
コマ子「……」
武蔵「……」

武蔵 下1
コマ子 下2


今回の更新はここまで。お疲れ様でした。フランス語についてのツッコミは受け付けておりませんのでご容赦

柱島から舞鶴に移籍しました。こっちも若干魔境臭が <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 22:48:39.79 ID:OqRbPtPuO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 22:49:11.06 ID:4lzX7iVvO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/01(水) 22:55:43.71 ID:cTEPwufCo<> 舞鶴は各鯖からのランカー、ランカー崩れ移住組が一番多いそうな <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/02(木) 15:11:36.97 ID:chrUBFI6O<> 柱島よりマシ柱島よりマシ柱島よりマシ………!


ガギイィン

命中コースの砲弾があっさりと弾かれる。装甲の厚さ、跳弾を狙う判断、身のこなし、反応速度…

リシュリュー「Monstre…」

武蔵「流石に今のは意味が分かるぞ…」

武蔵 下1
コマ子 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/02(木) 15:41:54.16 ID:2bvFw6p6O<> てい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/02(木) 16:38:18.98 ID:P0cXisHTO<> キ・ラ・イ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/03(金) 15:21:17.98 ID:McbzpipZo<> 武蔵「大体化け物というのは」
ゴッ…

武蔵「ち…!」

砲弾を弾き損ね軽くバランスを崩す。
38cm、それも四連装砲を正面から弾き続けるのは少々難しい

武蔵「(まだ練度が足りないか…)」

リシュリュー「ごめんなさいね。傷ついたかしら」

武蔵「…ほんの少し」

リシュリュー「あ、あら…」

武蔵 下1
コマ子 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 16:31:55.76 ID:+fTax9XuO<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 16:47:02.51 ID:aqFRu4geO<> ほいさ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/03(金) 22:22:55.49 ID:McbzpipZo<> 爆撃の効果がない。そう見えるだけかもしれないが、怯む様子もない

勝てない。このままでは勝てない。彼女を説得し逃げなければ。成功する可能性は低くとも…

コマ子「Richel…!」

リシュリューの顔を見た瞬間、そんな考えは吹き飛んだ

笑っている。楽しそうに、充実感そのままに

コマ子「…」

最後まで付き合おう、やってみなければか分からない

武蔵 下1
コマ子 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 22:23:46.81 ID:xwezzdqAO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 22:25:04.29 ID:yP/DU2vqO<> へい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/03(金) 22:36:20.08 ID:McbzpipZo<> 武蔵の砲から、51cm連装砲から、一撃

二撃

46cm三連装砲からも続けざまに砲撃

リシュリューを軽く超える火力に圧倒される。体が動かない

ゴシャアァァァ……

明石『戦艦リシュリュー、リタイア』

リシュリュー「流石、大和型…ね」

砲撃をモロに受け、その場に崩れ落ちていく。その姿を一瞬目でおった瞬間

メキ…

コマ子「…!」

腕を捕まれ、軽く持ち上げられる、あの一瞬で?信じられない

武蔵「………」

爆撃で抵抗するも、やはり効果は無い

コマ子「…っ…ぅ!」

ドオォンッ

明石『水上機母艦コマンダン・テスト、リタイア』 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/03(金) 22:40:09.87 ID:McbzpipZo<> 〜工厰〜

明石『戦艦リシュリュー、リタイア』

提督「…おい、五十鈴」

五十鈴「何?」

提督「リシュリューは…リタイアしてたんじゃ」

五十鈴「…ごめん」

提督「まぁ、良い。勘違いは誰にでもあるし」

五十鈴「…本当に最後までここに籠城するつもり?」

提督「あぁ。その為の準備をさっきまでしただろ?」

五十鈴「…そうね」

〜工厰前〜

>>208「………」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 22:41:16.56 ID:xwezzdqAO<> 青葉 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/03(金) 22:54:11.38 ID:McbzpipZo<> 青葉「(提督が扱える武器は工厰に、そして提督が艦娘と組んでまで景品を狙っている事を考えると…)」

青葉「…ここですよね。やっぱり」

青葉「(USBも頂きましたし、お礼もしたいところですが…やはり景品が目の前にあるなら攻めるしかありません)」

青葉「……ふぅ」

カツン…カツン……

ピピピッピピピッピピピッ

青葉「!(反応…してない?反響で聞こえてきてる…)」

青葉「居るんですね?」


シーン……


青葉「(戦闘音も無し、ビンゴ!)」

キチチチチチチ……

青葉「?」

バババババババババババッ!

青葉「固定砲台!?」

提督「セントリーガンだ!」

五十鈴「今度は逃がさないから…!」

青葉「ちょっと、これは流石に…!」

五十鈴 下1 設置兵器補正+10 援護補正+20

青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 22:57:30.09 ID:EQN84c9So<> まる見え! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 22:58:16.34 ID:yP/DU2vqO<> ぬ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/03(金) 23:15:54.96 ID:McbzpipZo<> セントリーガンの連射で動きを封じられ、提督の狙撃を回避しきれず被弾

青葉「いっ……」

五十鈴「貰った…!」

青葉「させませんっ」

無理矢理の砲撃で五十鈴を妨害、一旦距離をとらないと…

提督「隙有り」ポイッ

カッ キイィィィィン……

青葉「眩…し……」

五十鈴 下1 設置兵器補正+10 援護補正+20

青葉 下2


今回の更新はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 23:17:16.26 ID:yP/DU2vqO<> ぬ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 23:17:38.79 ID:1wCJ8KmdO<> おつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/03(金) 23:17:44.03 ID:qchL7dt8O<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 00:26:30.72 ID:fBsdJJ21o<> 青葉「…(ここは一度撤退しなければ…複数人で攻略が必要な気が)」
ドォン

青葉「っ!」

眩んだ目に鞭を打ち出口までのルートを探る

バババババババババババッ

青葉「ええぃもう!さっきから…!」

セントリーガンに狙いを定め
提督「させるか」ポイッ

青葉「わっとぉ!?」

ボンッ

青葉「あぶ、あぶな…」

五十鈴「コントロール良いわね…」

提督「ありがと」

五十鈴 下1 設置兵器補正+10 援護補正+20

青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 00:28:02.04 ID:BUgnhv8KO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 00:28:22.58 ID:k9AMqJIro<> せい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 00:36:28.10 ID:fBsdJJ21o<> 青葉「(…あれ?)」

セントリーガンや提督の援護は非常に厄介。だが、それに対して何だかんだ上手くしのげている

もしかして、攻めれば倒せてしまうのでは?

青葉「…(そうとなれば!)」

提督「五十鈴、来る!」

五十鈴「え」

五十鈴 下1 設置兵器補正+10 援護補正+20

青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 00:36:51.45 ID:lMvOOs8DO<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 00:46:02.03 ID:/6kYrz6GO<> それ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 00:49:57.34 ID:fBsdJJ21o<> カチ ドオンッ

青葉「へえっ!?」

五十鈴「じ、地雷…」

提督「(置いただけなのに…かかるのか、アレ)」

青葉「くぅ…迂闊。でもアウトではありませんから!」

提督「…みたいだな」

五十鈴「(次で決めたいわね…)」

五十鈴 下1 設置兵器補正+10 援護補正+20
青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 00:53:07.08 ID:/6kYrz6GO<> それ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 00:53:26.80 ID:BUgnhv8KO<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 10:52:19.32 ID:fBsdJJ21o<> 五十鈴「今度こそ…!」

ドォン ガンッ

五十鈴「…は?」

直撃コースの一撃を弾かれ思考が止まる

青葉「!」

ドォン

青葉からの砲撃。まずい、当たる

衝撃と共に艤装から嫌な音

明石『系巡洋艦五十鈴、リタイア』

提督「いすっ…!」

青葉「わお、やっちゃいました」

提督「(いやまだだ…心配は後回し。まだ青葉は立っている。撃つ…!)」

提督 下1 設置兵器補正+10
青葉 下2 艦娘補正+30 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 11:00:24.29 ID:uA2L0P0Co<> 喃 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 11:08:56.84 ID:oB+5ljVhO<> ほ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 11:35:42.40 ID:fBsdJJ21o<> バンッバン

青葉「ちょっと、遠慮…」

カンッ キィン

提督「(弾かれるのか…)」

五十鈴「提督、逃げて。勝てる相手じゃない」

提督「そうは言ってもな…」

青葉「(これは大チャンス…日頃の行いですかね!)」


〜中庭〜

明石『系巡洋艦五十鈴、リタイア』

>>229「…(五十鈴…ってことは、提督?)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 11:36:40.37 ID:o7XNSjGyo<> ずいかく <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 11:54:45.37 ID:fBsdJJ21o<> ……

ドォン バコンッ

提督の妨害むなしく、青葉の砲撃で簡単にセントリーガンが破壊される

提督「ピンチだな」

五十鈴「そうね…」

提督「身体、大丈夫か?」

五十鈴「平気よ、訓練弾だし。今は自分の心配をしなさい」

提督「…おう」

五十鈴「壁、作っておいて良かったわね」

壁とは、工厰の棚で作ったバリケードの事だ。前線は五十鈴に任せこちらは裏に隠れて狙撃や投擲武器で援護していたが…

提督「…俺も前に出ていれば良かったか」

五十鈴「バカね。そんなことしたら足手まといなだけよ」

提督「ぬぐ…」

青葉「…そろそろ良いですか」

提督「っ…」

青葉「うふふ…景品の使い道はどうしましょうか」

「獲物を前に舌なめずり…そういうの、最近じゃ死亡フラグって言うらしいわ」

青葉「!?」

瑞鶴「…負けたの?」

五十鈴「えぇ(…まずい、かしら)」

瑞鶴「提督さん」

提督「何だ(下手すれば艦娘二人相手か…これは)」

瑞鶴「貸し、いくつにする?」

提督「え?」

瑞鶴「だから、貸しよ」

提督「…協力すると?」

瑞鶴「条件次第かしら」ウフフ

提督「わかった。わかったよ」

青葉「(今撃てば…!)」

構えかけた腕のすぐ脇を攻撃機が掠める

青葉「ひっ…」

瑞鶴「動かないで」

青葉「…………」

動けばやられる。目の前に提督が居るのに、その距離が遠い

瑞鶴「提督さん、いくつにする?」

提督「>>231」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 12:16:52.12 ID:oB+5ljVhO<> 2 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 12:31:47.97 ID:fBsdJJ21o<> 提督「ふ、ふたつ」

瑞鶴「えー…」

提督「…いくつなら良いんだ」

瑞鶴「10くらい?」

提督「お前なぁ!?」

瑞鶴「冗談冗談。ふたつね、分かった」

青葉「(腕は動かなくても魚雷が…)」

瑞鶴「…動かないでよ」

瑞鶴 下1 練度補正+60
青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 12:34:05.25 ID:o7XNSjGyo<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 12:37:03.03 ID:k9AMqJIro<> よく見えますねー <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 12:45:38.24 ID:fBsdJJ21o<> 足元に数発爆弾が落とされ爆発の衝撃で足がビリビリと痺れる

青葉「威嚇のつもりですか」

瑞鶴「そんなとこ。…大人しく下がってくれれば、追わないわ」

青葉「ま、負けませんよ。貴女を倒せれば提督は青葉のモノですから!」

提督「五十鈴…どういう意味だ」

五十鈴「景品じゃないの?」

提督「あぁ…」

瑞鶴 下1 練度補正+60
青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 12:50:21.23 ID:qj8uZHLWo<> これでもくらえーーー! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 12:50:27.91 ID:GTYooHzw0<> いよっ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 13:06:23.48 ID:fBsdJJ21o<> 青葉「ダメです。負けられません。絶対。ぜーったいに!」

移動先に置くように落とした爆弾を回避される

瑞鶴「嘘っ」

提督「負けたら貸し無しな」

瑞鶴「援護してよ!」

提督「…それもそうか」

五十鈴「えぇ…」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20

青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 13:14:00.68 ID:4nX/MxHqO<> もうなにも怖くない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 13:16:55.56 ID:k9AMqJIro<> ムリポ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 13:26:14.08 ID:fBsdJJ21o<> 提督と瑞鶴の弾幕に一方的に圧され、進路どころか退路まで塞がれていく

青葉「司令官!ズルです!ズルですよ!」

提督「そう言われてもな、ここでやられるわけにいかないし」

青葉「ぐぬぬ…」

提督「青葉が何に景品を使うのか教えてくれれば、考えてあげないこともない」

青葉「え、本当ですか?」

瑞鶴「よそ見?余裕ね」

青葉「あっぶな…いぃ!?」

横から飛んできた蹴りを間一髪回避。…蹴りの速度じゃない

青葉「け、景品の使い道はですね!」

青葉「司令官と[バキューン]して[ズキューン]で[ドバババババー]です!」

提督「……」
五十鈴「……」
瑞鶴「……」

提督「>>242」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 13:27:10.65 ID:eSul/HblO<> 瑞鶴、やれ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 13:36:01.79 ID:fBsdJJ21o<> 提督「…瑞鶴」

瑞鶴「…」

提督「やれ」

瑞鶴「了解」

青葉「えぇ!?何d」
五十鈴「誰も正直に言え…なんて言ってないわよ」

青葉「あ、そうでした!」

瑞鶴「変に素直なのが仇になったわね」

提督「(そういうところも良いんだけどな…)」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20
青葉 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 13:38:33.98 ID:GTYooHzw0<> はあっ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 13:40:36.95 ID:oB+5ljVhO<> ぬ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 13:51:03.80 ID:fBsdJJ21o<> 青葉「ぎゃーーー!」

明石『重巡洋艦青葉、リタイア』

瑞鶴「…ふぅ」

青葉「うぅ…」

提督「泣くなよ…」

青葉「だって、あそこで撃ってれば私…司令官と[ズキューン]s」
提督「流石にアレはちょっと」

青葉「」ゴーン

提督「まぁ、なんだ。少し大人げなかったし、今度食事でも」

青葉「奢りですか」

提督「え?…おう」

青葉「約束ですよ」

提督「あぁ」

青葉「……んふふ」

提督「あ、そうだ」

青葉「はい?」

提督「USB返して」

青葉「……敗者は黙って去るのみです!」

提督「あっ、こら!……はぁ」


五十鈴「…瑞鶴さん」

瑞鶴「何?五十鈴さん」

五十鈴「提督のこと、お願いします」

瑞鶴「…意外ね。そこまで落ち込むなんて」

五十鈴「…折角一緒に居られたのに」

瑞鶴「あー…」クスクス


他の娘視点>>247 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 13:52:35.99 ID:oB+5ljVhO<> じんつー <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 14:04:38.42 ID:fBsdJJ21o<> ハァッ ハッ ハァ ハァッ

廊下を全力で駆ける。何故か、逃げるためだ。追われてる、勝てる気がしない

バタンッ ガチャガチャ

ドアを勢いに任せ鍵をかけ、部屋の壁に背を付ける

北上「な、なんなのさ、あれ…」

始まって早々に大井と組み、撃破数を一気に稼いだ。このまま撃破数で景品を取ろう等と話していた気がする

始めに大井が破れた。2対1、負ける要素など無いはずだった
事実手数火力共にこちらが上回っていた。それを…

ピピピッピピピッピピピッ

北上「っ…!」

胃が痛い。何が怖いか?相手だ
躊躇いが無い所の話じゃない、殺意がある。気迫がある

北上「冗談じゃ無いよね…」

ミシッ…

ドアが軋み、歪み

バキイッ

破られる

神通「………」

北上「(やるしかない…よね)」

神通「(訓練でも…いえ、訓練だからこそ、全力で)」

神通 下1 練度補正+20
北上 下2 練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 14:07:36.92 ID:o7XNSjGyo<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 14:07:55.14 ID:GTYooHzw0<> はあっ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/04(土) 19:01:19.31 ID:UDeVeO8LO<> 神通「撃ちます!」

北上「ば、ばっちこい」

魚雷を四本射出。北上ではなくその周りに着弾。爆煙で視界が悪化する

北上「っ…(頼りになるのは気配だけ…)」

神通「(そこ…)」

北上「!(来る!)」

神通 下1 練度補正+20
北上 下1 練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 19:08:15.12 ID:ySJweo6/O<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/04(土) 20:50:08.46 ID:l0IOMRKLo<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/05(日) 04:26:11.92 ID:BSOpQSW5o<> 煙の中から伸びてきた腕を掴み引き寄せる

神通「しま……」

北上「(ここまでやって砲撃じゃなく殴りにかかってくるって…)」

北上「(でもこの距離なら、外しても外さない!)」

神通「っ…!(この距離、撃てば当たる…)」

神通 下1 練度補正+20
北上 下2  練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/05(日) 04:32:19.49 ID:jhb+OtJQo<> 次発装填済みです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/05(日) 06:47:19.71 ID:Dz/Vr0hoo<> へい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/05(日) 19:54:13.66 ID:BSOpQSW5o<> 神通が構えた腕に砲撃、命中し衝撃で腕が弾かれる

神通「(遅かった!?)」

北上「(胴体がら空き…!勝てる。勝てるよ、大井っち!)」

神通 下1 練度補正+20
北上 下2 練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/05(日) 19:56:43.83 ID:W4G3Dmxto<> の <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/05(日) 19:57:42.82 ID:INIJDI9rO<> は <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/05(日) 20:05:39.86 ID:BSOpQSW5o<> 勝利を確信したその時、押さえていた神通の腕が暴れ、視界が回る

北上「ぇ…っ!?」

自身の関節の事などまるで考えていない無茶苦茶な投げ方
もし抵抗していればへし折れてもおかしくなかった

倒れた所に更に重さの衝撃

北上「ぐ…ぅ」

マウントを取られ、神通の砲がこちらを向き始める

神通「(これで…終わって)」

北上「(こっちの魚雷だって、動くんだから…!)」

左腕の魚雷菅を回転させ神通へ向ける

神通 下1 練度補正+20
北上 下2 練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/05(日) 20:06:03.09 ID:INIJDI9rO<> よ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/05(日) 20:08:52.82 ID:d8n4CBfwo<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/11(土) 08:25:34.70 ID:pg7Yk9akO<> 明石『軽巡洋艦神通、リタイア』

神通「…負けて、しまいました」

北上「(こ、怖かった……)」

神通「(…ダメですね。無理をし過ぎました)」ヘナッ

北上「あ、あれ。大丈夫?」

神通「えぇ。でも…少し、休みます…」

北上「…あのさ、神通さん」

神通「はい?」

北上「次の機会があったら、もう少し殺気を押さえて欲しいな…」

神通「……へ?」

北上「(無自覚だったんだ…)」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/11(土) 09:38:28.06 ID:vQP5xnT6o<> 〜工厰前〜

提督「…ん?」

瑞鶴「提督さん」

僅かな空気の変化を察知

提督「来てるよな」

瑞鶴「うん。…こんなに分かりやすく」

提督「気配というか…殺気?」

瑞鶴「…来る!」

直後に光、遅れて爆発音

提督「戦艦か!?」

瑞鶴「どうかな…」

相手>>265


更新遅れてすみません… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/11(土) 11:09:26.05 ID:4HkhaiMlo<> 榛名 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/11(土) 12:19:02.59 ID:+GG+YDENO<> 榛名「見つけました…!」

提督「(五十鈴……榛名はもうリタイアじゃ…?)」

瑞鶴「どうする?逃げる?」

提督「…逃げても無駄じゃないか」

瑞鶴「だよね…」

榛名「(逃げない…?)」

提督「瑞鶴、まず俺が1発撃つ。その後から頼む」

瑞鶴「分かった」

提督「榛名」

榛名「はい」

提督「景品…どう使うつもりだ」

榛名「えぇっ、あ、その…」

ドンッ

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20
榛名 下2 練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/11(土) 12:20:28.15 ID:ng3EbXH4o<> アウトレンジ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/11(土) 12:24:17.80 ID:/f1qEc+Fo<> ほい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 00:13:13.32 ID:Ef0ICxB0o<> 榛名「ふ、不意討ち…っ」

提督「悪く思うな。これも財布を守るため…」

瑞鶴「私は貸しを貸すため」

提督「榛名にはここで倒れてもらう」
瑞鶴「貴女にはここでやられてもらうわ」

榛名「(数も、それに練度も圧倒的に不利…ここは一度誰かと組んで)」

瑞鶴「(隙だらけね…)」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20
榛名 下1 練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 00:18:03.61 ID:Yg+phODQo<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 00:21:19.06 ID:nxZ59avLO<> ほ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 00:28:40.90 ID:Ef0ICxB0o<> ふと周りを見て、逃走経路など無いことに気づく
艦載機の壁に提督の射撃。特に瑞鶴にはこちらの動きを読まれている

榛名「(提督だけ撃てれば良いと思っていましたが…まさか、それすら厳しいなんて)」

提督に砲を向ける余裕すら無い。もし向けたとしてもその瞬間リタイアだ

提督「榛名ー」

榛名「は、はい!」

提督「え、返事するの…?」

榛名「しま…」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20
榛名 下2 練度補正+10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 00:29:09.55 ID:YpGHRDuJo<> ジエンド <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 00:31:40.51 ID:ZFs+BQzVo<> お <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 00:35:47.56 ID:ZU3lAdqMo<> これだけ補正に差があったら勝ったでいいんじゃね? <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 18:43:49.81 ID:Ef0ICxB0o<> それもそうかも。次からは組ませてみます


明石『戦艦榛名、リタイア』

榛名「……」

提督「なんか…ごめん」

榛名「いえ…勝手に反応してしまった私のミスです。…えっと」

提督「……」
榛名「……」

瑞鶴「…(何?この雰囲気…)」

あと何戦くらいで終わらせる?>>277 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 18:46:56.48 ID:Yg+phODQo<> あと二回 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 18:52:44.05 ID:JZT99HAhO<> 一回目の相手は?(複数指定可)
>>279 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 18:54:18.21 ID:vgvQGajkO<> 6駆 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 19:10:34.98 ID:JZT99HAhO<> 暁「見つけたわ!」

提督「ん?」

響「…奇襲の予定じゃなかったのかい?」

電「瑞鶴さん相手に通じるとは思えないのです」

雷「誰かと一緒だとは思ってたけど…」

瑞鶴「…何よ」

暁「た、多勢に無勢よ!こっちは4隻なんだから!」

雷「1隻と1人には負けないわ!」

提督「瑞鶴、どうにかなりそうか?」

瑞鶴「もちろん。やってみせるわ」

瑞鶴 練度補正+60 援護補正+20
六駆 練度補正+5 援護補正+45 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 19:12:38.04 ID:ZFs+BQzVo<> よ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 20:08:42.05 ID:/Vadh3h9O<> うり <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 20:39:26.13 ID:Ef0ICxB0o<> 雷「とは、言ったけど…!」

艦載機の存在がここまで数の差を埋めてくるとは思わなかった
プレッシャーのかけ方が空母1隻とはとても思えない

暁「(けど、1隻通るチャンスは作れる…!)響!」

響「了解」

瑞鶴「っち…」

艦載機、それと瑞鶴の隙間を縫って司令官に突撃する
このまま捕まえれば瑞鶴を無力化することだって…

そう考えて伸ばした腕は

提督「っとぉ!?」

間一髪で回避され

そのままの勢いで地面に投げつけられることになった

響「いっ……ぁ!?」

提督「あっぶな…」

力任せに立ち上がり反撃することもできる…が

響「(…もう少しこのままくっついていても)」

ボオンッ

明石『駆逐艦響、リタイア』

響「………」

提督「…」

電「響ちゃん…」

雷「…すっごく良い顔してたわね」

暁「色ボケしてる場合じゃないでしょ!?」

響「…ごめん」

瑞鶴「(1隻減った。…楽になるわね)」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20
六駆 下2 練度補正+5 援護補正+35 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 20:39:35.70 ID:ZFs+BQzVo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 20:39:52.04 ID:yxN/Xx3BO<> がんばれ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 22:31:19.56 ID:Ef0ICxB0o<> 明石『駆逐艦雷、リタイア』

雷「ごめんなさい…焦ったわ」

暁「う……」

電「暁ちゃん!」

暁「分かってる。ここは撤退…」

瑞鶴「逃がさない」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20
六駆 下1 練度補正+5 援護補正+25 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 22:33:54.01 ID:yxN/Xx3BO<> がんばれ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 22:34:38.84 ID:YpGHRDuJo<> !かすんぷ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 22:44:44.01 ID:Ef0ICxB0o<> 提督「(狙って……)」

電「司令官さん!」

提督「ん?」

電「今夜、お部屋で待ってますね!」

提督「な…っ!?」
瑞鶴「え」

暁「い、電!?」
電「暁ちゃん!」

暁「…(そういうことね)!」


瑞鶴「…逃げられた」

提督「まさかあんな手を使うとはな…」アハハ

瑞鶴「……」ジトー

提督「…瑞鶴?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/12(日) 23:01:46.77 ID:Ef0ICxB0o<> 暁「はぁっ、はっ……は……ふぅ」

電「……このままじゃ、勝てないのです」

暁「うん。…電」

電「?」

暁「空母…瑞鶴さん以外に残ってる?」

電「………」

暁「…戦艦は」

電「…2隻、居るはずなのです」

暁「誰?」

電「>>291」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 23:04:43.47 ID:ZFs+BQzVo<> 武蔵さんと長門さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 23:09:40.08 ID:YpGHRDuJo<> 長門リタイア済じゃなかったっけ? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 23:10:34.50 ID:ZFs+BQzVo<> おっと忘れてた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/12(日) 23:11:29.73 ID:vgvQGajkO<> 無効だった時のために
武蔵とアイオワ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/13(月) 21:50:35.99 ID:aHqLLQYPo<> 電「武蔵さんとアイオワs…」

ゴオオォォォン……

暁「!」

電「…暁ちゃん、今のは」

暁「行こう。電」

電「……」コクリ


武蔵 下1
アイオワ 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/13(月) 21:51:11.91 ID:shfqjNJVO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/13(月) 21:54:59.91 ID:vF39uAVuo<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/13(月) 22:49:49.25 ID:Sfd83gBoo<> 互角、だと…!? <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/14(火) 22:55:31.61 ID:ESJCq/OeO<> アイオワ「ふふ…」

武蔵「…くくく」

音のした地点に到着すると、そこには艤装を若干損傷した戦艦が2隻…

武蔵「ん?」

電「ひっ」

暁「む、武蔵さん!お願いが」

武蔵「……」
暁「ひっ」

武蔵「…先にこちらを済ませてからで良いか」

電「ダメなのです!…ぁ、アイオワ、さんも……その」

アイオワ「え?」

……

武蔵「協力?」

アイオワ「瑞鶴を倒したいのは…分かるけど」

暁「…ダメ、ですか」

武蔵「…正直、さっきので興が冷めていてな」

アイオワ「断っても何か有るわけじゃ無いわね…」

電「ぅ…申し訳ないのです」

武蔵「(提督を撃破しようとしたところを瑞鶴に…大体提督の隣には大抵瑞鶴か曙が………)」ムムムム

暁「………」

アイオワ「良いわ」

電「え?」

アイオワ「瑞鶴は強い…けど、戦ってみたいし。それに、武蔵も協力してくれれば…きっと」

暁「……」チラッ

武蔵「…分かった。協力する」

暁「……ぁ、ありがとう!ございます!」

ドタドタドタ……

武蔵「ん?」


北上「いい加減にっ…捕まってよ!」

速吸「た、助けてくださーい!」

アイオワ「…?」

北上「げっ、戦艦…」

神威「は…速吸さん(戦艦2隻駆逐2隻…)逆に、ピンチなのでは…」

速吸「………」


メンテ時間まで本気で遠征回すので今回の更新は一回のみ。次の更新で訓練は終わらせる予定… <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/15(水) 21:05:40.41 ID:yjhDdrAIo<> ………

瑞鶴「…提督さん」

提督「あぁ。…随分多いな」

提督「(駆逐艦2戦艦2補給艦2重雷装巡洋艦1…暁と電はまだしも、北上と武蔵にアイオワ…)」

提督「よし、逃げよう」

瑞鶴「賛成」

北上「(なし崩しでこっち側になったけど…提督には同情するよ)」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+20
武蔵 下2 援護補正+130 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/15(水) 21:06:11.35 ID:gIFqcLQko<> ぬ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/15(水) 21:24:37.54 ID:9c/ARhJmo<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/15(水) 21:50:14.01 ID:yjhDdrAIo<> 勝てない。いくら最高練度の瑞鶴でも、7隻を相手取って勝てる訳がない

瑞鶴「何処に逃げるの!?」

提督「とにかく工厰まで頼む」

瑞鶴「セントリーは多分役に立たないと思うけど…」

提督「弾切れはなくなる」

瑞鶴「分かった」

〜工厰〜

瑞鶴「!」

提督「…!」

曙「やっと来た」

提督「曙…どうして?」

曙「瑞鶴さんを倒して…私がクソ提督の隣に居るため」

提督「え?」

瑞鶴「…私を倒して代わりに組もうって考えでしょ」

提督「なるh」

ゴオオォォォン……

瑞鶴「!」
提督「!」

曙「?」

提督「曙、組もう。今組もう。さぁ組もう。3人で組もう」

手を掴み曙の声を遮る勢いで話す

曙「え、ちょっと、何…」

提督「今ピンチでな、7隻相手に追われてる。このままいけば俺を倒したボーナスは失われて、結託してる…はずの娘達に曙も倒される」

提督「景品は手に入らない」

曙「だ、だからって」

提督「何かお願い聞くから、な?あ、高いものは遠慮してくれると助かるんだけど…」

瑞鶴「(また軽率にそういうこと言うから…)」

曙「ちょっと、待って!」

提督「……」

曙「分かった、組む。けど」

提督「けど?」

曙「>>304」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/15(水) 21:51:42.04 ID:Im5lQy+8O<> ちゃんとお願い聞いてよね! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/15(水) 22:01:17.62 ID:yjhDdrAIo<> 曙「ちゃんとお願い聞いてよね!」

提督「あ、あぁ!」

ドタドタドタ……

瑞鶴「…来た」

曙「うわぁ…何で戦艦が2隻も…」

提督「勝てるかな…」

瑞鶴「提督さん提督さん」

提督「ん?」

瑞鶴「1人で良いからあの中からこっち側に引っ張れないかな」

提督「寝返らせろって?どうすれば」

曙「普段通りにやれば良いんじゃない?」

提督「……皮肉だけど、意味は分かったよ」

誰に声をかけてみる?>>306
(暁 電 武蔵 アイオワ 北上 速吸 神威の仲から1人) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/15(水) 22:03:25.20 ID:BxFMltmFO<> 北上 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/15(水) 22:12:03.88 ID:yjhDdrAIo<> 瑞鶴「誰にする?」

提督「北上」

瑞鶴「分かった。…曙」

曙「何?」

瑞鶴「アイオワさん、暁と電を押さえ込んで、私は武蔵さんと速吸さん、神威さんを抑えるから」

提督「北上をフリーにして誘き出すのか。…もし北上が本気で倒しに来たら?」

曙「頑張んなさい」

提督「おいちょっと……」

瑞鶴「曙」
曙「」コクリ

崩れかけたバリケードの裏から二人が姿を表す

武蔵「…増えた、か」

電「ケッコン艦の二人を一緒に相手するのは…難しいと思うのです」

暁「でも、この人数なら…」



ドォンッ バコン ガンッ

北上「…あれ?」

北上「(さっきからガードが薄い。…行けるかな)」

瑞鶴の脇をすり抜けてバリケードを飛び越え、壁の反対側へ

提督「…北上か」

北上「やっほー。…倒しに来たよ」

提督「まぁ待て。北上」

北上「何さ」

提督「>>308」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/15(水) 22:26:18.94 ID:gIFqcLQko<> こっちの味方してくれないかなーなんて
できる範囲でお礼はするから <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/15(水) 23:08:49.65 ID:yjhDdrAIo<> 提督「こっちの味方をしてくれないか」

北上「えー…」

提督「できる限りでお礼はするから。な?」

北上「お礼…お礼ねぇ」

提督「ダメだって言うなら、ここで戦うしかないけど」

北上「(お菓子?休暇?いやデートとか…)」

提督「…北上?」

北上「え?あぁ、ごめんごめん」

提督「どうする?」

北上「>>310」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/15(水) 23:15:49.49 ID:Im5lQy+8O<> んーいいよそっちに降るわ
流石にこの数はドン引きしたしね <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/16(木) 00:08:52.21 ID:nZVE+v+Io<> 北上「…良いよ。協力する」

提督「本当か!」

北上「うん。…正直、あの数は引いたし」

提督「ありがとう。助かる」

北上「よーし、大井っちの分も頑張りますかね」

バリケードを再び飛び越え、不適に微笑む

提督「(…飛び越える必要は無いんじゃないか?)」

瑞鶴「北上、どっち?」

北上「提督の味方」

曙「(上手くいった…)」

速吸「え、えぇ?こういうのって…」

神威「…条約は破られるものです」

提督「(さーて…どうなるかな)」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+75
武蔵 下2 援護補正+105 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/16(木) 00:16:10.19 ID:TQFaM1urO<> かかれー! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/16(木) 00:18:16.65 ID:lT/LS9wxo<> お <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/16(木) 20:11:30.68 ID:nZVE+v+Io<> 北上「(数多いよ…やっぱり)」

遠距離からの航空支援はともかく、ちょこまか動き回る駆逐艦に攻撃を弾いてくる戦艦
たった3隻で1艦隊を相手に1隻も倒れていないのが奇跡に近い

提督「(押されぎみだな…予想はしてたが)」

提督「…ん?」

提督「瑞鶴!」

瑞鶴「何!?」

提督「お前、艦載機は!?」

瑞鶴「減ってるわよ!何戦したと…っ」

提督「(ここは工厰…艦載機の予備機もある!)少し耐えてくれ。すぐ戻る!」

曙「魚雷もね!」

提督「分かった!」

……

提督「あった…」

見つけた艦載機>>315(複数指定可) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/16(木) 20:30:16.42 ID:F20WGUMRo<> 噴式景雲改 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/17(金) 01:49:04.10 ID:cbW4PE7no<> 提督「ジェット機…?何で皆使わないんだ」

提督「って、急げ急げ……」


瑞鶴「曙、下がって!」

曙「そっちこそ、ロクに機体残ってないくせに…」

北上「……げ、砲の弾切れた」

アイオワ「ふふふ…(このままなら勝てそうね…)」

ボン バコンッ ドォンッ 

カッ  キイィィィィィン……

暁「!?」

電「……!」

提督「待たせたな」フフン

曙「おっそい!」

提督「ごめん!」

素早く艦載機を瑞鶴に投げ渡しながら曙を誘導する

北上「提督、砲ある?」

提督「>>317」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/17(金) 03:05:58.46 ID:BwF8RfYmo<> あああるぞ!2号砲も3号砲も
曙にもB型砲をもってきた! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/17(金) 16:19:51.39 ID:8jbxt1k6O<> 提督「あぁ。持ってきた」

北上「ありが…って、2つも?」

提督「持ってこれるだけ持ってきた」

北上「…まぁ良いや。使うね」

提督「あぁ」

北上に砲をパス。その隙に曙はB型砲を装備

北上「(もう1つ…同時は無理か)」

艤装に余った砲を引っ掛け戦闘を継続

瑞鶴「(艦載機はともかく、弾薬は余裕ができた…)」

武蔵「…そうか。そういうことも…」

暁「武蔵さん、来てる!」

北上「ほわちょーっ!」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+85
武蔵 下2 援護補正+105 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/17(金) 16:20:56.75 ID:wKSaE9b+O<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/17(金) 16:36:53.49 ID:QUgPUx1oo<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/17(金) 17:00:28.86 ID:8jbxt1k6O<> 魚雷が直撃。…が、リタイア判定にはならず

北上「冗談…っと!?」

反撃を間一髪回避。爆発で見辛いがどうやらまだピンピンしているらしい

武蔵「…北上」

北上「何?…ですか」

武蔵「最近、執務室に入り浸っているらしいな」

北上「……はい?」

武蔵「>>322」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/17(金) 18:35:15.01 ID:VzZwog5iO<> 私はあの事を知っているぞ(ブラフ) <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/18(土) 20:24:33.31 ID:wjv/vnkvo<> 武蔵「…知っているぞ?」

北上「……何を?」

武蔵「(無視してくると思ったが…食いつくか)」

武蔵「(ブラフでごまかせるのは最初の数語…)」

武蔵「毎回毎回、提督の膝で」
北上「ちょ、ちょっと待って!」

武蔵「!…何だ」

北上「あ、あれは一応、提督の同意があって…」

武蔵「………」

北上「」

提督「(2人して何話してるんだ……)」

>>324「(北上さん…固まってる?なら!)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 20:27:57.50 ID:2mDeBbkYo<> 暁 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/18(土) 20:46:30.07 ID:wjv/vnkvo<> 北上「!?っ…ごめん提督!そっち行った!」

提督「うぇっ…!?」

少女そのものの身体がバリケードを軽々飛び越え、着地

暁「捕まえたわ。司令官」

提督「捕まってない…けど、実質そうだな…」

響は不自然に反応が遅かったのもあり瑞鶴が仕留められた…が

今度は1対1。…勝てるか?

提督「……」

今持っている武器を頭で整理する

暁「司令官!」

提督「…何だ」

暁「>>326」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 21:13:35.19 ID:8gANUZBRo<> 暁が勝ったら六駆の皆とでぇとだからね! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/18(土) 21:20:09.38 ID:wjv/vnkvo<> 暁「暁が勝ったら」

提督「勝ったら?」

暁「暁達とっ、で、デートなんだから!」

提督「………」

暁「………」

提督「(負けてみても良いかも)」

ふと、暁の構えが変わって
一直線に、目で追うのがやっとの速度で突っ込んできた

提督 下1
暁 下2 艦娘補正+50 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 21:25:10.13 ID:31AUv0IzO<> ああ^〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 21:25:47.14 ID:rOBvjVfHO<> れでぃ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/18(土) 21:32:04.66 ID:wjv/vnkvo<> あっという間もなく背中を地面に付けられ、両腕はなす術無く暁の片手に押さえられ、足はいくら動かしても抜け出せる気配はしない

要するにマウントを取られた。反撃などできるはずもない

暁「デート、デート…」

提督「ぁ…暁…!」

提督「>>331」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 21:33:07.02 ID:BuA6f+wLo<> 私もくっつきたかったんだから! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 21:35:24.32 ID:rOBvjVfHO<> 提督のセリフじゃね?
安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 21:39:16.89 ID:BuA6f+wLo<> あ、すまん
安価は下で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 21:53:46.58 ID:/6Tapk5WO<> 曙、皆、すまん! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/18(土) 22:03:40.78 ID:wjv/vnkvo<> 提督「曙…皆、すまん…」

………

…………

……………

………………?

軽く10秒は経った

撃たれない

緊張が混乱に変わるのと同時に胴体にずっしりとした圧力がかかっていることに気づく

……

暁が抱きついていた



意味がわからない



提督「…何してんだ」

暁「暁だって、くっつきたかったんだから」

提督「…ぎゅーってするから、手…離してくれないか」

暁「>>336」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 22:05:57.48 ID:ehmpJdexo<> やー!今なら脇を固めてる人達がいないもん! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/18(土) 22:15:02.90 ID:wjv/vnkvo<> 暁「やだ」

提督「…何で」

暁「…今なら、誰も邪魔しに来ないでしょ?」

提督「…撃たないなら、このまま抱きついてて良いけど」

暁「!?」

提督「どうする?」

暁「あっ、え…んぅ…んーーーー」

提督「……(可愛いな)」

本来ならこんな話聞く必要はない
人間が艦娘に力で勝つことなんてほぼ不可能。抱きついていたいのならこのまま押さえつけて抱きついていれば良い

それでも悩んでしまうところが、やはり可愛らしい

提督「…(…あれ?腕、動かせる。手を離してくれたのか)」

もしくは考えることを優先して手に意識がいかなかったか……

提督「(…さて)」

暁を抱き締めると言っていた事を思い出す

腕の自由な今ならこのまま暁の腕を掴み腰のナイフで一撃をお見舞いすることもできる

どうする?>>338 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 22:17:11.68 ID:31AUv0IzO<> ぎゅーっと抱きしめる <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/18(土) 22:23:46.91 ID:wjv/vnkvo<> ぎゅう、と暁を抱き締める

暁「!?…あ、えっ?腕?…いつの間に」

提督「………」

暁「ぃ、良いの?攻撃できたのに」

提督「それは…嫌だ。悲しい」

暁「?」

提督「…ぎゅーってしたかったんだよ」

暁「そ、そう?なんだ…」

提督「…」

暁「…>>340」


今回の更新はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/18(土) 23:21:43.55 ID:OVyIzJOCO<> 司令官、大好き <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/20(月) 19:42:40.47 ID:O6Tx93+ro<> 暁「司令官」

提督「ん?」

暁「…大好き」

提督「ありが…ん?」

お礼を良いながら、違和感を感じ…る、までもなかった

提督「あ、暁?顔近く…ない、か」

暁「そんなこと、ないっ」

提督「ちょっと、待っ」
電「暁ちゃん」

暁「」ビクッ

提督「…北上」


北上「ごめん…」

武蔵「(効果があるにも程があるぞ…)」


暁「い、いな」
電「>>342」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/20(月) 20:20:30.46 ID:Gh8fCWtZo<> 続けて、どうぞ、なのです <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/20(月) 20:45:37.10 ID:O6Tx93+ro<> 電「続けて」

提督「電?」

電「どうぞ」

暁「え、えと」

電「なのです」

提督「……」

暁「………」

続けろ…とは、そういうことなんだろう

提督「…ひとつ、聞いて良いかな」

電「はい?」

提督「続けたら、どうなる」

電「>>344」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/20(月) 20:50:35.46 ID:LaiEdRNgO<> 暁ちゃんが司令官に寝取られてると思うと…興奮するのです <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/20(月) 21:48:48.61 ID:O6Tx93+ro<> 電「暁ちゃんが司令官さんに寝取られてると思うと…」

提督「逆だろ」

電「興奮するのです」

暁「えぇ…?」

提督「…暁、電とはそういう」

暁「や、やってない!」

提督「うーん…」

暁「…こっちむいて」

提督「………」

暁「………」

提督「…分かった」

チュッ

電「じゃあ次は……」

提督「次!?」

電「>>346」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/20(月) 23:09:31.16 ID:JkYx5ZlQO<> 電に見せつけながら獣のようにまぐわうのです <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/20(月) 23:45:57.02 ID:O6Tx93+ro<> 電「電に見せつけながら獣のようにまぐわうのです」ニッコリ

提督「正気か…?」

暁「…し、司令官」

提督「……おい、まさか」

暁「…そういうのって、部屋ですること…よね?」

提督「(あぁ良かった。良心があった!)そうだ。そうだぞ暁」

暁「えっと…」

提督「暁」

暁「!」

提督「…電はどこかおかしい。このままじゃ二人して巻き込まれる」

暁「……」

提督「…頼む、どうにかして電を止められないか」

暁「>>348」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/20(月) 23:48:05.14 ID:QYVxL5Pqo<> あんな電初めてみたからどうすればいいか…気絶させるしかないわね… <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/21(火) 23:04:55.67 ID:MuMnFMvMo<> 暁「あんな電、初めてみたからどうしたらいいか…」

提督「今は訓練中だ。そこを利用して」
暁「気絶させるしかないわね…」

提督「そこまでやるのか…」

暁「え?ダメ…?」

提督「いや、暁に合わせる。…やるぞ」

暁「…その前に」

提督「ん?」

暁「もう一回、良い?」

提督「…後でな」

暁 下1 援護補正+20
電 下2 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/21(火) 23:11:09.31 ID:+ZLTwUh8O<> てや <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/21(火) 23:20:39.64 ID:vv5H9Q4jO<> !すでのな <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/21(火) 23:32:30.48 ID:MuMnFMvMo<> 起き上がって向き合う…前に

ドォンッ

提督「うわっ!?っと…」

電「…」

暁「電もその気、みたいね」

電「(まず暁ちゃんを倒して司令官さんだけに、その後は……)」

電と暁の距離が一気に縮まる

提督「暁!」

暁「わかって…」

砲を構えるように見えた腕が軌道を変え、首に迫る

暁「…!」

暁 下1 援護補正+20
電 下2 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/21(火) 23:37:04.18 ID:Qsw0vXagO<> ぬぅ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 00:36:47.46 ID:p/CL0QDLo<> そいや <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 00:50:36.11 ID:ok1sn0qKo<> 電の手が暁の首を鷲掴みにし、そのまま片手で身体を持ち上げる

暁「かっ…ぐ………け……」

提督「電!?」

電「……」

提督「(北上も暁も、瑞鶴も来ない)」

提督「……」

提督 下1
電 下1 艦娘補正+50 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 00:51:34.10 ID:vO2RFDh8O<> お <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 00:51:51.32 ID:UlDa2Dx0o<> ぬ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 01:15:23.66 ID:ok1sn0qKo<> 射撃。……が

キィンッ

提督「(ホントに役に立たないな…これ)」

苦笑いもつかの間、電の狙いがこちらに向く

提督「…(流石に、ここまでか)」

北上「ごめん提督。遅れた」

提督「……本当に、何やってんだ」

北上「だって、ハッタリにしては的を」

電「お喋りは…!」

北上「っとと…!?」



曙「(早く戻ってきなさいよ…)」

武蔵「…どうした、撃たないのか」

曙「こんな砲じゃ、戦艦に通るわけ無いでしょ」

神威「援護します。武蔵さん」

武蔵「あぁ。頼む」

武蔵「(あぁは言っているが、手放さない辺り策は有ると見て良い)」

曙「(瑞鶴と合流したいけど、あっちはアイオワと速吸……)」

曙 下1 練度補正+40
武蔵 下1 援護補正+25 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 01:17:37.80 ID:oHzinpWHO<> それ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 01:25:24.89 ID:vO2RFDh8O<> ぬ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 01:30:35.60 ID:ok1sn0qKo<> 武蔵の砲撃を回避。神威の機体を撃墜しつつ肉薄

神威「速い…!」

武蔵「もらっ…」

曙「っち……ぃ」

曙 下1 練度補正+40
武蔵 下2 援護補正+25 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 01:34:40.10 ID:vO2RFDh8O<> ほ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 01:36:04.74 ID:UlDa2Dx0o<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 09:34:03.39 ID:ok1sn0qKo<> 神威に届く前に武蔵の砲が来る。回避すれば距離が……

考えるまでもない。当たったら終わりだ

武蔵「無事か、神威」

神威「はい」

曙「……ふぅ」

もう一度隙を見つけなければ、援護に急がなければ

曙 下1 練度補正+40
武蔵 下2 援護補正+25 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 09:36:43.13 ID:Asfkhueto<> とい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 10:19:12.71 ID:2s0rTjO8o<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 10:32:05.24 ID:ok1sn0qKo<> 背中に衝撃。そのまま地面に倒される前に受け身をとる

曙「っ……!?」

流星改からの攻撃。つまり速吸から

曙「瑞鶴…っ」

瑞鶴「ごめん!」

曙「(マズイ…かな)」

向こうも崩れかけてきている。もう後どれだけもつか…



北上「っとと…!?」

雷撃を回避。提督を庇いつつ後退

提督「良いか北上。急いでここを突破するんだ」

北上「突破?」

提督「あぁ、電を潜り抜けて向こうと合流する。無理に撃破は狙わなくて良い」

北上「…できるかな」

提督「やれるさ。2対1だぞ」

北上「……分かった。やってみる」

北上 下1 練度補正+10 援護補正+20
電 下2 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 10:33:05.85 ID:4mPoBwkM0<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 11:50:28.90 ID:2s0rTjO8o<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 13:14:33.68 ID:ok1sn0qKo<> 掴みかかってくる腕を回避

北上「(ほんっと、攻撃的…!)」

撃てば良いのに

砲を構え2射。避けた所に魚雷を発射

電「っ…!」

更に砲撃

無理やり距離を取らせ、提督を担ぎ上げながらバリケードを飛び越える

電「逃がさな…」

カツン…

足元に何かが当たる音…

ドカァンッ

電「!?」

凄まじい衝撃でバランスを崩し、地面に倒れこむ…そこに

暁「捕まえたわ、電……」

電「……」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 13:20:23.60 ID:ok1sn0qKo<> 北上「ごめん、遅くなっちゃった!」

曙「遅い…!」

提督「(手持ちでまだ使えるものは…)」

武蔵「提督よ」

提督「…ん?」

武蔵「(どうしていつも曙や瑞鶴と…)」

武蔵「…いや、良い。続けよう」

提督「北上、瑞鶴の方に行ってくれ」

北上「え?何でさ」

提督「また変なこと言われて怯みかねないからな」

北上「…はーい」

提督「…大丈夫か?」

曙「……」

提督「そうか」

曙 下1 練度補正+40 援護補正+20
武蔵 下2 援護補正+25 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 13:30:03.49 ID:j6ynJakfO<> セイ、ヤー!! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 13:39:41.64 ID:ReIITVjQo<> そい! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 14:16:08.99 ID:ok1sn0qKo<> 二人目掛けてダッシュ。武蔵の砲撃に合わせて別方向に向かう

曙は神威へ

提督は武蔵へ

指定武装ではない軍刀を抜く。ジャーヴィス戦時はハッタリだが今回は違う

武蔵「なっ…!?」

鋭利で、尚且つ硬い刃が砲身を斬り落としていく

提督「(よし、主砲は封じ…)」

直後、武蔵に腕を捕まれ鈍い痛みが走る

提督「ぐぅ……」

武蔵「ルール違反だ。提督」

提督「こうでもしなきゃ、勝てないからな」

武蔵「ははは…」

掴む力が強くなる

提督「っ…」

武蔵「その剣で艤装は切ろうとも、私を切る気は無いだろう?」

提督「…ケガ、するからな」

提督 下1
武蔵 下2 艦娘補正+50 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 14:36:50.10 ID:mSqwMoAYo<> ちょいさ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 14:51:13.15 ID:ReIITVjQo<> それ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/22(水) 15:16:55.60 ID:ok1sn0qKo<> 隠し持っていたナイフ…こっちは指定されたものを捕まれていない方の腕で取り出し振り上げる

武蔵「やれやれ…落ち着かない手だな」

あっさり見切られ今度は両手を封じられる

武蔵「主砲は封じられたが…副砲でも十分だ」

提督「ぅ……!」

明石『補給艦神威、リタイア』

武蔵「!」

神威が撃破された。ということは

ドカァン

武蔵の背面で爆発

武蔵「ちぃ…」

提督「ごめん武蔵!」

気が逸れた瞬間に武蔵を蹴り、強引に拘束から逃れる

武蔵「…少し」

提督「え?」

武蔵「少し、痛かったぞ」

提督「…ごめん」

曙 下1 練度補正+40 援護補正+20
武蔵 下2

お互い残り残機(?)1です <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 16:39:02.34 ID:7aN58xZVO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/22(水) 16:40:56.05 ID:jj863oYoO<> はい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 17:37:22.35 ID:i3HSMKz1o<> 北上の雷撃を受けた箇所に砲撃、雷撃

命中するもリタイア判定にはならず

提督「曙、副砲だ」

曙「副砲…うん」

提督を後ろに下げながら回避、副砲を狙撃

副砲の装甲は薄く、簡単に停止していく

武蔵「っ…やるな」

副砲は全壊、辛うじて残った機銃も効果は薄く…

武蔵「だが!」

主砲を構え、一斉射……

ドゴオォォオンッ

武蔵「ぅ……っ!?」

明石『戦艦武蔵、リタイア』

破損していた主砲は悲鳴をあげ、そのまま艤装ごと機能を停止した

提督「…お疲れ様」

曙「………」

提督「曙?」

曙「…疲れただけよ」

武蔵「…負けたか」

曙「そうね」

武蔵「…はぁ、戦闘でも負けるとはな」

提督「他の何で負けてるんだ」

武蔵「…」

提督「…え?何だよその目は」

武蔵「まぁ良い。早く行け、アイオワは健在だぞ」

提督「あぁ」

武蔵「頑張れよ」

曙「はいはい」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 17:45:23.37 ID:i3HSMKz1o<> 暁「捕まえたわ、電」

電「……」

飛び起き

暁の砲撃を主砲で受け防御

軽い爆発を起こしながら使い物になら無くなった主砲を投げつける

暁「っ!?」

気をとられた暁に接近。魚雷発射管をパージし手に持つ

電「(一発、一発で…)」
暁「(この距離、当てたら勝てる…!)」

暁 下1
電 下2 練度補正+5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 17:48:14.85 ID:JKodGIM3O<> レディ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 17:54:27.38 ID:ehzironBo<> すでのな <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 18:07:53.35 ID:i3HSMKz1o<> 明石『駆逐艦電、リタイア』

電「……」

暁「っは……はぁ………」

電「…負けたのです」

暁「勝ったわ…」

電「………」

暁「………」

暁「…行くわ」

電「…暁ちゃん」

暁「何?」

電「さっきは…ごめんなさい」

暁「……ふふぁははっ」

電「?」

暁「気にしてないわ!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 18:14:55.74 ID:i3HSMKz1o<> 明石『戦艦大和、リタイア』

瑞鶴「!」

アイオワ「…」

北上「もうすぐ、援軍が来ちゃうね」

速吸「そう、ですね」

瑞鶴 下1 練度補正+60 援護補正+30 艦載機僅か-30
アイオワ 下2 援護補正+35 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 18:15:41.38 ID:JKodGIM3O<> ぬっ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 18:22:14.47 ID:eMLuiMVCO<> U.S.A.! <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 18:32:12.13 ID:i3HSMKz1o<> 瑞鶴が僅かな艦載機でアイオワの行く手を塞ぎ、北上が速吸に肉薄する

北上「もらっ…」

速吸「来ないでっ、ください!」

北上 下1 練度補正+10
速吸 下2 艦載機僅か-20 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 18:32:30.56 ID:Qv+ALMhoo<> へい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 18:32:59.27 ID:eMLuiMVCO<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 18:33:15.48 ID:AmpD6kMhO<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/23(木) 18:38:18.66 ID:RuPO57rw0<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 18:52:42.33 ID:i3HSMKz1o<> 魚雷が炸裂

明石『補給艦速吸、リタイア』

殆どの艦載機を失っていた速吸に北上と対等に戦える力は無かった

アイオワ「はやす…」

瑞鶴「よそ見?」

アイオワ「っち…」

瑞鶴 下1 練度補正+60 艦載機僅か-30
アイオワ 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 19:00:16.41 ID:u3LgFIZ7o<> ぬん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 19:13:03.04 ID:JKodGIM3O<> ほ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 20:02:25.59 ID:i3HSMKz1o<> 左右の主砲停止。直後に背面から魚雷が直撃

明石『戦艦アイオワ、リタイア』

アイオワ「……!」

瑞鶴「…終わりね」

アイオワ「凄いわ…艦載機を…あー、lostしてるとは思えなかった」

瑞鶴「ありがと」

アイオワ「いつかまた、本気で戦いましょ!」

そう言ってアイオワは
攻撃を何発も食らった後にも関わらず
平気で走り去っていった


瑞鶴「…はぁ」

北上「…………」

提督「…ん、終わった後か」

曙「みたいね」

暁「えーっと…」

手を組んだ5人。艦娘は4人

景品が1人

分け合うことはない

瑞鶴 下1 練度補正+60 艦載機僅か-30
曙 下2 練度補正+40 消耗-20
北上 下3 練度補正+10 消耗-15
暁 下4 消耗-10 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 20:07:59.16 ID:XEjvPgUso<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 20:09:51.31 ID:u3LgFIZ7o<> サドンデス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 20:33:05.74 ID:ehzironBo<> それ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 20:36:46.91 ID:DaYqyBHsO<> !かんすぷ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 20:55:18.88 ID:i3HSMKz1o<> 北上の魚雷が瑞鶴に命中。艦載機の爆撃が曙を飲み込む
北上を迎撃しようとした暁は無理な艤装の稼働をさせ魚雷が暴発
運良く北上の足元で炸裂し北上は転倒
砲撃音が3つ

明石『残り2人』

暁「う、嘘……」

北上「やられたー…」

瑞鶴「…何か、上手いことしてやられた感じね…」

曙「……」グッタリ

提督「え、えーっと…暁」

暁「し、司令官…」

提督「おめでとう」

暁「…ありがとう」

そう言いながら提督は自分のナイフで自分の首をなぞった

明石『提督リタイア。撃破者は…提督?え?』

提督「景品1つ分は死守だ。お財布が危ないからな」

明石『あー、えっと。勝者は…暁』

暁「もう1つくれても良かったのに」

提督「あげたら何買うつもりだったんだ」

暁「買うとかじゃなくて…秘密」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 20:58:07.51 ID:i3HSMKz1o<> ……

撃破数トップは?

〜候補〜

瑞鶴

候補を3人追加してね
>>403
>>404
>>405 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 21:05:06.04 ID:u3LgFIZ7o<> 武蔵 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 21:17:46.25 ID:uoLf9Oz70<> 霞 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 21:21:21.83 ID:zumj1gS3O<> 飛龍 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/23(木) 21:25:42.91 ID:i3HSMKz1o<> 曙 下1
瑞鶴 下2
武蔵 下3
霞 下4
飛龍 下5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 21:54:41.56 ID:XEjvPgUso<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 22:27:48.72 ID:JKodGIM3O<> む <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 22:40:49.14 ID:u3LgFIZ7o<> の <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 22:57:33.62 ID:ehzironBo<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/23(木) 23:13:05.79 ID:s+R2VFiBO<> や <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/24(金) 23:43:05.71 ID:MCrVwEUxo<> ………

提督「全員揃ったか?」

明石「はい。…それでは、撃破数トップを発表します」



明石「航空母艦、飛龍」

飛龍「!」

明石「提督撃破は提督が自滅したので…ナシですかね」

提督「あぁ」

明石「ちぇ……」

明石「では、景品を獲得したお二人は後日、提督に直接お伝えください」

提督「それでは解散。お疲れ様」



提督「なぁ明石」

明石「はい?」

提督「結局、景品って何だったんだ」

明石「え?まだ知らなかったんですか」

提督「詳細はさっぱり」

明石「はー…道理で大人しいと思いました」

提督「え?」

明石「提督にお願いを1つ聞かせる」

提督「え?」

明石「景品の内容です」

提督「ちょっと待て。そんなの許可した覚えは…」

明石「言ったら拒否するじゃないですか」

提督「当たり前だ」

明石「でも、景品をアレにしなかったら全員参加とはいかなかったでしょうし…それに」

明石「…今さら景品を無しになんてできますかね?」フフフ

提督「な……!」

明石「観念してください。幸い曙や瑞鶴さんには取られてないんですから」

提督「あ、あぁ?…うん。そう、だな…ははは」

明石「悪かったとは思ってますよ。…すいません」

提督「…まぁ、良いけど。1つ問題があってな」

明石「問題?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/24(金) 23:51:59.79 ID:MCrVwEUxo<> 明石「貸しを作ったぁ?」

提督「失敗だった…」

明石「ははは…知りません」

提督「ぐぅ……」

明石「話は変わりますけど」

提督「ん?」

明石「自滅するつもりなら、最初からそうすれば良かったんじゃないですか?」

提督「そうしたら運動にならないだろ」

明石「…そういえばそれが目的でしたね」

提督「折角だし最後まで残ってみたかったっていうのもある」

明石「他人任せでしたけどね」

提督「い、一応頑張ったんだからな?これでも」

明石「はいはい。…あ」

提督「どうした」

明石「今回の訓練中に壊したものの弁償は壊した本人の自腹でって…言いましたっけ?」

提督「……言ってないな」

明石「……」

提督「……」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/25(土) 00:00:42.54 ID:sVlXZdBpo<> 〜執務室〜

コンコンコンッ

提督「入れ」

ガチャッ

五十鈴「失礼します」

提督「五十鈴か。どうした」

五十鈴「夕飯、一緒にどうかと思って」

提督「…お言葉に甘えようかな」

〜五十鈴の部屋〜

五十鈴「今日はお疲れ様」

提督「五十鈴もな」

五十鈴「何か飲む?お酒とか」

提督「酒癖悪いから遠慮しとく」

五十鈴「そうなの?」

提督「酔うと…絡むんだ。べったりと」

五十鈴「…抱きついたり?」

提督「そうだな」

五十鈴「>>415」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/25(土) 01:26:23.67 ID:G6ko94i7o<> 五十鈴には好都合なんだけど <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/25(土) 16:29:19.97 ID:sVlXZdBpo<> 五十鈴「五十鈴には好都合だけど?」

提督「え?」

五十鈴「…酔わない程度になら、良いんじゃない?」

提督「でも」
五十鈴「取ってくる」

提督「」

………

提督「五十鈴」

五十鈴「なに?」

提督「…もう、お酒は良い」

五十鈴「大丈夫大丈夫」

提督「いやこれ以上は」

五十鈴「良いから!」

提督「もごおっ!?」

………

提督「………」

五十鈴「提督?」

提督「………」

五十鈴「ちょっと、大丈夫?」

提督「>>417」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/25(土) 17:40:00.14 ID:2lHfWlvSO<> ちょっと雉撃ち(手洗い)にいく <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/25(土) 20:50:50.06 ID:sVlXZdBpo<> 提督「…ちょっと、トイレ言ってくる」

五十鈴「え?…行ってらっしゃい」

〜トイレ〜

おrrrrrrrrrrrrrr

〜五十鈴の部屋〜

提督「………」

五十鈴「大丈夫?」

提督「…しんどい」

五十鈴「…ごめんなさい。飲ませ過ぎた…かしら」

提督「いつもなら平気なんだろうけど…今日は、なんだ。…疲れがあったから」

五十鈴「…部屋まで送った方が良い?」

提督「あぁ…頼むよ」

五十鈴「分かった」

提督「五十鈴」

五十鈴「何?」

提督「料理、旨かった」

五十鈴「…ありがと」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/25(土) 20:53:33.81 ID:sVlXZdBpo<> 〜提督の部屋〜

提督「あ゛ー…」

五十鈴「提督、歯磨き」

提督「あぁ…」



シャコシャコシャコシャコ



提督「寝る…」ボフッ

五十鈴「>>420」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/25(土) 20:59:18.83 ID:SvdexKirO<> おやすみ、ゆっくり休んでね <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/25(土) 21:05:52.83 ID:sVlXZdBpo<> 五十鈴「おやすみ、ゆっくり休んでね」

提督「…なんだ、五十鈴は戻るのか」

五十鈴「え?」

提督「…いや、なんでもない。自分でも何言ってるかよく分かんなくて…」

五十鈴「…着替え、持ってくる」

提督「へ?」

ガチャン

提督「…ゎぉ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/25(土) 21:13:31.49 ID:sVlXZdBpo<> ………

ガチャッ

五十鈴「…提督、起きてる?」

提督「……」Zzz

五十鈴「寝てるし…」

五十鈴「(幸い、ベッドは大きいわね。これなら…)よいしょ…と」

ゴローン

提督「…んぁ」

五十鈴「あら、ごめんなさい…起こしちゃった?」

提督「……本当に来てくれたのか」

五十鈴「一応ね、一応」

提督「助かるよ。こう体調を崩すと…1人はこたえる」

五十鈴「その原因は私よ。…ごめんなさい」

提督「良いって。流された俺も悪い」

五十鈴「…もう少し、話をしても良い?」

提督「勿論」

何について話す?>>423 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 10:32:21.05 ID:WG06GKNIO<> 提督と五十鈴の交際内容について(夜戦(意味深)含めて) <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 19:06:33.93 ID:8T+PKIBUo<> 五十鈴「私達、付き合ってる…のよね?」

提督「…そのはず」

五十鈴「…週何回?」

提督「ぅえ?」

五十鈴「………」

提督「…………」

五十鈴「…なんでもない」

提督「五十鈴…」

五十鈴「寝ましょ。提督も体調悪いんだし」

提督「……」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 19:07:24.62 ID:8T+PKIBUo<> 他の娘視点>>426 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 19:12:06.86 ID:HabQxuFgO<> 電 <> ◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 19:24:19.26 ID:8T+PKIBUo<> 電「つかれたのです」

瑞鶴「…何で私に言うのよ」

電「」ジーー

瑞鶴「…間宮で良い?」

電「」ニヘラ

瑞鶴「素直に言ってよね…」

〜間宮〜

電「瑞鶴さん」

瑞鶴「何?」

電「司令官さんの事で、聞きたいことがあるのです」

瑞鶴「(なるほど、それが目的…)…何かしら」

電「>>428」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 19:46:20.98 ID:Xp3ZXoZbo<> 瑞鶴さんは最高何回戦まで夜戦をしたのですか? <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 20:04:56.43 ID:8T+PKIBUo<> 電「瑞鶴さんは最高何回戦したことありますか?」

瑞鶴「……え?」

電「?」

瑞鶴「…私?」

電「はいっ」

瑞鶴「…ちょっと待って」

瑞鶴「(予想外ね…てっきり好きな食べ物とかそういうのを…)」

瑞鶴「(そもそも本当のことを言うべきなのかすら怪しいし…)」

電「瑞鶴さん?」

瑞鶴「!?…ごめんごめん。予想外の質問だったから…」

瑞鶴「(本当か嘘か…どっちを言うべきか…)」>>430 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 20:05:47.09 ID:vmrAmxNFO<> 本当 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 20:10:34.03 ID:8T+PKIBUo<> 瑞鶴「え、えーっと…」

電「………」

瑞鶴「朝までだったから、その。…覚えてない」

電「朝まで…?」

瑞鶴「………」コクリ

電「」

瑞鶴「(電相手に何言わされてるんだろ、私…)」

電「瑞鶴さん!」

瑞鶴「な、何?」

電「>>432」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 20:13:14.14 ID:Wx9bCgxwO<> どうやったら暁ちゃんと司令官が夜戦すると思う? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 20:13:48.15 ID:Wx9bCgxwO<> ×司令官
○司令官さん <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 20:18:20.20 ID:8T+PKIBUo<> 電「どうやったら暁ちゃんと司令官さんが…あのっ、すると思いますか?」

瑞鶴「…2人がくっつくまで放っておけば良いんじゃない?」

電「…それじゃつまらないのです」

瑞鶴「あのねぇ…、というか電」

電「?」

瑞鶴「何で暁なの?」

電「へ?」

瑞鶴「変な話だけど、雷でも響でも良いじゃない」

電「……」

電「>>435」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 20:32:17.17 ID:VIixp3kk0<> その二人はもうとっくに司令官さんとファックでビッチのプッシーなお猫さんなのです! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 20:35:28.52 ID:vmrAmxNFO<> 雷は違ったはずだけど響はどうだったかな… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 20:42:33.79 ID:Xp3ZXoZbo<> 電とはたしか記憶を取り戻すためにしたはず
しかし、初期艦がこんななってたらやだなあ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 21:39:57.56 ID:8T+PKIBUo<> 再安価>>439
無理やり設定をねじ込むのはNG <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 21:45:50.38 ID:tKGR4DkHo<> 一番ウブな暁ちゃんがメスになる瞬間を見てみたいのです <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 22:04:28.37 ID:8T+PKIBUo<> 電「一番ウブな暁ちゃんが女になる瞬間を見てみたいのです」

瑞鶴「随分ヘンテコな理由ね…」

電「変じゃないのです」

瑞鶴「で」

電「?」

瑞鶴「何の影響?さっきからの言動は」

電「…え?」

瑞鶴「………」

電「…えいきょうなんてうけてないのです」

瑞鶴「本当に?」

電「ほんとうなのです」

瑞鶴「本当の本当の本当に?」

電「…ほんと……ほんとうなのです。いなづまのほんしんなのです」

瑞鶴「ふーん…」

電「……」

瑞鶴「間宮さーん。お勘定ー」

電「え?」

瑞鶴「…ちょっと、ついてきて」

電「……はい」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 22:09:55.63 ID:8T+PKIBUo<> 〜瑞鶴の部屋〜

電「瑞鶴さん?一体何を…」

ガチャン カチャリ

電「…あの、どうして鍵を」

瑞鶴「素直に教えてくれない娘に、正直になってもらうため…かしら」

電「あれは本心なのです!別に影響も何も」
瑞鶴「それに、暁が女になる瞬間を見たいって言ってたじゃない」

電「…は、はい。なのです」

瑞鶴「じゃあ…まずは電が経験豊富にならなきゃ。ね?」

電「意味が分からないのdんぐt!?」

瑞鶴「説得の時間はまだまだ有るから。ゆっくり話しましょ、電」

瑞鶴「(このまま野放しだと何しでかすか分かったもんじゃないし…ここで根本からへし折っとかないと)」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 22:16:57.86 ID:8T+PKIBUo<> 〜翌朝〜

瑞鶴「で、提督さんの部屋から本を盗み出して」

電「はい」

瑞鶴「その本に魅了されて」

電「…はい」

瑞鶴「自分もそれを見たくなった」

電「……なのです」

瑞鶴「…はぁ……」

電「……」

瑞鶴「…それに描かれてる状況も、表情も、全部想像で、幻で、存在しないってことは」

瑞鶴「今晩で…もう分かったでしょ?」

電「…」コクリ

瑞鶴「…(シーツもベッドもびちゃびちゃ…洗っとかないと)」

電「……」

瑞鶴「お風呂入っておいで。着替え用意しておくから」

電「…瑞鶴さん」

瑞鶴「何?」

電「…また、お願いして良いですか?」

瑞鶴「…はい?」

電「お風呂、いただきますね」

瑞鶴「ちょ、ちょっと待って?電!」


瑞鶴「……え?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 22:29:12.09 ID:8T+PKIBUo<> 〜提督の部屋〜

五十鈴「提督、大丈夫?」

提督「…仕事はできる。多分」

五十鈴「なら良いけど…」

提督「よし、用意できた。行こうか」

五十鈴「えぇ」

提督「…五十鈴」

五十鈴「何?」

提督「旅行、楽しみにしてる」

五十鈴「ふふ、私もよ」

〜執務室〜

提督「う……」

瑞鶴「うぇ…」

北上「…どうしたのさ二人して」

提督「二日酔い」
瑞鶴「寝不足」

大井「ダメみたいね…」

北上「提督、膝貸して」

提督「今日は勘弁してくれ…」

北上「ケチ」

提督「何とでも言え…」

大井「二日酔いで仕事に支障が出るとか、情けなくないんですか」

提督「ぐぅ…」

大井「次は私も誘ってください」

提督「おい?」

北上「瑞鶴さんは何で寝不足なのさ」

瑞鶴「>>444」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 22:32:26.61 ID:MAgge0Yio<> ちょっとね、いろいろあったの <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 22:32:39.54 ID:Xp3ZXoZbo<> ちょっと先輩の目を覚まさせてた <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 22:42:42.37 ID:8T+PKIBUo<> 瑞鶴「ちょっとね、色々あったの」

北上「色々って?」

瑞鶴「…色々よ」

提督「(葛城か……)」

大井「提督、瑞鶴さん」

提督「ん…?」

大井「今のままじゃ仕事になりませんから、休んできてください」

提督「その間代わりにやってくれるのか?」

大井「提督が出す条件次第では」

提督「現金なやつめ…」

提督「(俺はともかく、瑞鶴は休ませないとな…昨日散々戦って睡眠不足と来れば相当辛いだろうし)」

提督「俺は良いよ。瑞鶴は休んで…」

瑞鶴「………」

提督「瑞鶴?」

瑞鶴「!?、ごめっ…」

提督「休んでおいで」

瑞鶴「…ごめんなさい。お言葉に甘えさせてもらうわ」

提督「あぁ」

ガチャン

北上「提督、隣良い?」

提督「…どーぞ」

北上「やったね」ヘヘン <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/28(火) 22:44:56.65 ID:8T+PKIBUo<> 大井「提督も休めば良いじゃないですか」

提督「断る。何要求されるか分かったもんじゃない」

大井「別に、大したことじゃありませんよ」

提督「本当か?」

大井「はい」

提督「…何だ。言ってみろ」

大井「>>448」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/28(火) 22:50:48.20 ID:Xp3ZXoZbo<> 夜戦…は冗談ですただ疲れてるようですのでマッサージと御飯を作り癒してあげようかなと… <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/29(水) 16:49:15.69 ID:iT73c4DYo<> 大井「夜戦…」

提督「……」

大井「冗談です。マッサージはどうでしょう?ご飯とかも…」

提督「分かった。作ってくるからちょっと待ってろ」

大井「え?…逆ですよ」

提督「え?」

大井「私がするんです」

提督「ちょっと待て。…俺が休む」

大井「はい」

提督「その見返りみたいなもので大井が俺をマッサージして、ご飯を作る」

大井「…見返りというか、心配なだけなんですけど」

提督「さっきはそんなこと言ってなかっ」
大井「つべこべ言ってないで休むっ」

提督「」

大井「運んであげますから。ほら」

提督「大丈夫、歩ける…」

大井「………」

提督「…頼む」

大井「北上さん、待っててくださいね」

北上「え?あぁ、うん。わかった」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/29(水) 17:05:05.64 ID:iT73c4DYo<> ………

提督「…あのさ、大井」

大井「はい?」

提督「気遣ってくれるのは分かるし、ありがたいんだ。でも」

大井「でも?」

提督「…何で俺の部屋じゃないんだ」

大井「私の部屋の方が料理をするのに都合が良いからです。何か?」

提督「…いえ、何も」

大井「……いつまで座ってるんですか。横になっててください」

提督「はい…」ゴロン

大井「うつ伏せです」

提督「おぅ…」

大井「…1人でそんなにお酒飲む人でしたっけ」

提督「二人で飲んでて…少し舞い上がってたのかもしれない」

大井「………」グリッ

提督「いて」

大井「…誰と飲んでたんですか」

提督「…五十鈴」

グリグリッ

提督「痛いっ」

大井「…ちゃんと自制しました?」

提督「したよ。した……」

大井「…正直に」

提督「わがままを冗談混じりに言ったら、本当になった」

グリグリグリッ

提督「痛いいっ!?」

大井「何したんですか!」

提督「一緒に寝てくれって言っただけ…」
大井「だけって…大事ですからね、それ」

提督「だって付き合ってるし…」

大井「そうですねそうですね。私もそうなんですけどね」

提督「…じゃあ、寝るか?」

ゴリッ

提督「ごぁっちったったったあぁ…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/29(水) 17:06:23.98 ID:iT73c4DYo<> 〜廊下〜

瑞鶴「(しまった…布団が無い……)」

瑞鶴「マズい、かな…」

>>452「何してるんですか?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/29(水) 17:10:57.65 ID:Tm8G/y5I0<> はたかぜ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/29(水) 17:25:29.86 ID:iT73c4DYo<> 瑞鶴「旗風…ごめん……」ガシッ

旗風「えっ!?ちょっと、瑞鶴さ…」
瑞鶴「ベッド貸して」

旗風「はい?」

〜旗風の部屋〜

瑞鶴「」Zzz

旗風「…(瑞鶴さん、何かあったんでしょうか…寝不足どころではない気がします)」

旗風「……」ジー

旗風「…(秘書艦…今までそんなに接点も無かった方が目の前で寝ているというのは、凄い状況ですね)」

旗風「………」ジー

瑞鶴「」Zzz

旗風「…(春姉さんの想い人に一番近い方……)」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/29(水) 17:30:37.75 ID:iT73c4DYo<> ……………………

瑞鶴「ん……はっ」

旗風「あ」

瑞鶴「(近…っ)」

旗風「失礼しました……」

瑞鶴「だ、大丈夫。気にしないで…」

瑞鶴「…うわ、もう暗い…」

旗風「はい。随分お疲れのようで…あまり、無理はなさらない方が良いかと」

瑞鶴「ありがとう…。お布団も、すっごい助かった」

旗風「いえ、お礼には及びません。夕食を用意させていただきましたが…召し上がりますか?」

瑞鶴「是非、お願いするわ」

旗風「はい」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/29(水) 17:35:21.97 ID:iT73c4DYo<> ……

瑞鶴「美味しい」

旗風「ありがとうございます」

瑞鶴「何もかもお世話になって、悪いわね」

旗風「いえ…」

瑞鶴「何かお礼できない?間宮とか…あんまり大きなものは用意できないけど」

旗風「そんな、とんでもない。今の料理の感想だけで…」

瑞鶴「うーん…」

旗風「………ぁ」

瑞鶴「何かあった?」

旗風「はい。…図々しいお願いですが、ひとつ」

瑞鶴「言ってみて」

旗風「>>456」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/29(水) 19:21:17.63 ID:Wu7KE2u2o<> 1日だけ秘書艦をやってみたい <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/30(木) 23:10:46.03 ID:VhV1VeHdo<> 旗風「1日だけ、秘書艦をさせていただけないでしょうか」

瑞鶴「秘書艦?…私1人じゃ決められない、けど」

瑞鶴「提督さんと相談してみるね」

旗風「!…ありがとうございます」

瑞鶴「(秘書かぁ…何でだろう)」

旗風「瑞鶴さん」

瑞鶴「?」

旗風「春姉さんは…」

瑞鶴「……」

旗風「…失礼しました。…本人に聞いてみます」

瑞鶴「そう」

旗風「秘書艦のお仕事は、基本的に何を?」

瑞鶴「うーん、基本は新しく来た書類の確認、把握………」


〜少し時間を巻き戻して大井の部屋〜

大井「提督、お昼です。起きてください」

提督「……」Zzz

大井「提督」ペチペチ

Zzz…

大井「……」>>458 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/30(木) 23:43:40.60 ID:LsyVq7iRO<> ちゅーする <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/31(金) 22:09:03.87 ID:HIev1qA4o<> チュッ

大井「ほら、起きないからこういう目に…」

提督「」Zzz…

大井「起きなさいよ!」ガシィ

提督「んぐあっ!?」

大井「お昼ご飯、作りましたから!食べましょう!」

提督「ぉ、おう!?」

……

提督「親子丼か」

大井「お粥みたいになりますし、食べやすいかと」

提督「気遣いありがとう。いただくよ」

大井「どうぞ」

……

提督「…大井はさ」

大井「はい?」

提督「もし結婚してくれ!って今俺が言ったら、受けてくれるか?」

大井「良いですよ」

提督「…!」

大井「…何ですか、藪から棒に」

提督「てっきり、北上と一緒じゃないと嫌だとか言うかと思ってな」

大井「…はぁ」

提督「失礼な質問だった。ごめん」

大井「別に、謝らなくていいですけど」

大井「…デリケートな話題ですから、気を付けてくださいね」

提督「あぁ」

大井「次言うときは、本当にそうしてもらいますからね」

提督「…了解」

大井「新婚旅行は無くても良いです」

提督「…せめて国内旅行はしようよ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/31(金) 22:14:44.29 ID:HIev1qA4o<> ……

大井「そろそろマシになったんじゃないですか?」

提督「あぁ。目眩も大分消えた」

大井「良かったです」

提督「それじゃ、仕事に戻ろうか」

大井「え?」

提督「ん?」

大井「…もしかして提督」

大井「出られると思ったんですか?」

提督「は?」

ガタッ ドタンバタン ボフッ ググギグググ……

提督「おい、大井…!」

大井「女性の部屋に入るなら少しは警戒しないと…」

提督「普通逆だろ…!」

大井「そうですか?」

提督「それにっ、今そういうことは禁止されて…」

大井「バレなきゃ問題ありません」

提督「お前っ…!」

大井「…もしかして、嫌なんですか?」

提督「な……っ」

大井「………」

提督「>>461」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/31(金) 22:20:03.89 ID:Xm9M78H8O<> 誘われたからしかたないなー <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/08/31(金) 23:04:10.62 ID:HIev1qA4o<> 提督「…分かった。分かったよ。これだけ誘われてたら仕方ないな」

大井「そうです。仕方ないんですよ」

提督「…怒られても知らないからな」

大井「二人一緒に絞られましょう」

提督「ふふ…やれやれだ」

〜執務室〜

北上「……」Zzz

コンコンコンッ

北上「ぅおっ?…どーぞ」

>>463「失礼します」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/08/31(金) 23:16:09.45 ID:ttqmxED7O<> 陽炎 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/09/01(土) 19:32:33.78 ID:Iyw7+ddAo<> 陽炎「…あれ、司令は?」

北上「体調崩して大井っちに看病されてる。私はお留守番」

陽炎「そう…」

北上「何か用事…だよね。伝言しようか?」

伝言を頼む?それとも提督に直接伝える?>>465
伝言を頼む場合は内容もお願いします <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/09/01(土) 21:39:30.67 ID:+aJJuIvCO<> 直接 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/09/01(土) 23:09:46.79 ID:Iyw7+ddAo<> 陽炎「大丈夫。自分で伝えるわ」

北上「はいはーい」

陽炎「失礼しました」

北上「はーい」

ガチャン

〜提督の部屋の前〜

陽炎「(場所聞き忘れたけど…司令の部屋よね、多分。というか普通)」

コンコンコンッ

シーン…

陽炎「司令、お話したいことが…」

シーン……

陽炎「何?誰もいないの?」ガチャ

ゴソゴソ…

陽炎「なんだ、司令……」

曙「…何の用?」

陽炎「……え?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/09/01(土) 23:14:05.98 ID:Iyw7+ddAo<> ……

曙「…体調崩してたんだ」

陽炎「ここかなって思ってたけど、ハズレみたいね…」

陽炎「あ、医務室かしら」

曙「………」

陽炎「曙、どうかした?」

曙「…なんでもない」

陽炎「…というか、なんでここに居るのよ」

曙「なんでもいいでしょ。別にっ」モゾモゾ

陽炎「ちょっと、勝手に布団入ったら怒られるわよ?」

曙「いつものことよ」

陽炎「いつも…て」

曙「………」

陽炎「………」

陽炎「>>468」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/09/01(土) 23:16:49.54 ID:Z+vvZ154O<> つまりそういうことね <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/09/01(土) 23:22:25.65 ID:Iyw7+ddAo<> 陽炎「そういうことよね」

曙「…ふんっ」

陽炎「はぁー…愛されてるわね」

曙「自分は愛されてないみたいな言い方ね」

陽炎「…だって、回数少ないし」

曙「…」モゾモゾ

陽炎「…曙から司令を取ること、できる?」

曙「無理よ。…私のでもないし」

陽炎「そっか」

曙「…入る?」

陽炎「怒られない?」

曙「知らない」

陽炎「>>470」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/09/01(土) 23:26:10.05 ID:kxftkM7zO<> きょうだけは悪い子になる <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/09/01(土) 23:38:06.65 ID:Iyw7+ddAo<> 陽炎「今日だけ、悪い娘になろうかな」モゾモゾ

曙「………」

……

陽炎「それにしても…意外」

曙「何が?」

陽炎「私のイメージでは…あくまで私のね?…なら、曙がこんなにあっさり人を入れるなんて、思えなかったから」

曙「蹴り出すわよ」

陽炎「ごめんごめん。…変わったわね」

曙「知らないわよ。自分の性格なんて」

陽炎「そうかも」

曙「………寂しかったの」

陽炎「え?」

曙「何でもない。寝る」

陽炎「ちょっと待っ」
曙「」プイッ

陽炎「………」

…………

陽炎「…ねぇ、曙」

Zzz…

陽炎「ホントに寝るんだ…」

陽炎「(…提督の匂い…懐かしい)」 <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/09/01(土) 23:45:39.66 ID:Iyw7+ddAo<> 〜大井の部屋〜

Zzz…

提督「…!」パチクリ

大井「………」Zzz

提督「(ん…寝てたのか。…結局誘いに乗ってやっちゃって……)…うーむ」

提督「…(外ももう暗い…大分時間が経ってるのか)」

大井「……」Zzz

提督「…」ナデナデ

北上「お楽しみのところ申し訳ないけど」

提督「っ!?」

北上「…酷いよ。看病なんて言ってさ、結局楽しくしてるんだもん」

提督「…これは…なんだ、大井の誘い込みが上手かったというか」

北上「ふーん……」

提督「」

北上「>>473」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/09/01(土) 23:47:49.08 ID:nizf/wN7o<> あたしの誘いはどうかな? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/09/01(土) 23:48:23.62 ID:kxftkM7zO<> やっぱり巨乳の方がいいんだ <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/09/01(土) 23:59:31.84 ID:Iyw7+ddAo<> 北上「私の誘いはどうかな?」

提督「どうって…何かしてるのか?」

北上「ううん何も、自然体」

提督「誘ってなくないか」

北上「誘ってる誘ってる」

提督「…」

北上「……」

提督「…また今度な。今日これ以上は本当に身体に悪い」

北上「ちぇー…約束だからね」

提督「あぁ。約束」

北上「破ったら…そうだねぇ。1週間は私の部屋から出られないかな」

提督「…肝に命じておくよ」



今回の更新はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/09/03(月) 15:42:34.98 ID:XeednZK7o<> おちゅん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/09/03(月) 15:42:01.21 ID:XeednZK7o<> おちゅん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/15(月) 07:48:28.50 ID:r8L/4FYHO<> 帰ってきてくれるかな… <>
◆sAlHQYUHgI<>sage saga<>2018/10/16(火) 17:44:00.23 ID:dCwQCWL6o<> お久しぶりです。まさか鯖が物理落ちするとは思ってなかった…
どんな話書いてたか忘れたので少しずつ読み直しながら復活していきたいと思います

追記
初秋イベントはなんとか甲クリアできました <>
◆sAlHQYUHgI<>saga<>2018/10/16(火) 17:49:00.65 ID:dCwQCWL6o<> 北上「…夜だね」

提督「夜だな」

北上「大井っち、起きないね」

提督「そうだな」

北上「二人でご飯とか」

提督「……」

北上「…ダメかな」

提督「大井はどうする?」

北上「>>481」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/16(火) 17:55:49.74 ID:0NrBg+QqO<> 二人がいいな <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/16(火) 18:03:47.34 ID:dCwQCWL6o<> 北上「二人がいいな」

提督「…分かった。書き置きしていく」

北上「うん」

………

提督「どこで食べようか」

北上「鳳翔さん」

提督「今日は遠征で臨時休暇だ」

北上「げ。提督…」

提督「仕事なんだから仕方ないだろ?」

北上「ちぇっ。…じゃあどうしよう」

提督「俺が作る」

北上「それは明日が良いな」

提督「明日ぁ?明日ってお前…」

北上「んふふー」

提督「…お昼な。晩御飯は約束できない」

北上「ありがと」

提督「どういたしまして。…さて、どうしようか」

北上「>>483」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/16(火) 19:51:39.76 ID:cpNqL37oO<> どこか食べに行く? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/16(火) 20:57:28.27 ID:dCwQCWL6o<> 提督「外食にしようか」

北上「うん」

〜レストラン〜

北上「……」ソワソワ

提督「どうした」

北上「…何か、幸せだなって」

提督「へ?」

北上「だってほら…」

提督「……」

北上「…なんでもない」

提督「言ってよ」

北上「無理。…うまいこと、言葉にできないや」

提督「…そうか」

北上「提督は?」チラッ

提督「楽しい」

北上「一緒だね」

提督「だな」

北上「あ、この前木曽が…」

………

北上「ふへへへ」ベローン

提督「調子に乗りすぎだ。いくら明日休みだからって…」

北上「提督に言われたくないなー」

提督「それは…そうか」

北上「だっこ」

提督「…おんぶ」

北上「ん」

提督「やれやれ…」

ヒョイッ

提督「…(足あったかい)」

北上「手、冷たいね」

提督「もうすぐ冬だし…」

北上「そっか、もう冬かぁ」

提督「…なんか、老けた気がしない」

北上「へ?」

提督「いや、なんでもない」

北上「…ね、提督」

提督「ん?」

北上「>>485」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/16(火) 21:18:21.71 ID:RVJEUu7fo<> 提督の背中はあったかいね
あたしはあったかいかな? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/16(火) 23:56:42.24 ID:dCwQCWL6o<> 北上「…背中はあったかいね」

提督「北上も温かいよ」

北上「どこら辺が?」

提督「足」

北上「えっち」

提督「なんでさ」クスクス

北上「……」ギュー

提督「さ、帰ろうか」

北上「頑張ってねー」

提督「流石にタクシー使わせてくれ…」

北上「おんぶは?」

提督「乗ったらおしまい」

北上「えー」

提督「…くっついてていいから」

北上「提督ってさ、案外チョロいよね」

提督「くっつくの禁止」

北上「あー嘘、冗談!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/16(火) 23:59:30.69 ID:dCwQCWL6o<> 北上「」ベッタリ

提督「北上、熱い…」

北上「バーニングラブだね」

運転手「仲、よろしいんですね」ハハハ

提督「えぇ、そうなんです」ハハハ…


今回はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/18(木) 12:16:24.54 ID:LtysOdKmo<> おちゅん <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/19(金) 21:41:52.12 ID:bQs0/QcIo<> 〜鎮守府〜

北上「おんぶ」

提督「しない。歩いて」

北上「ぐぅ…何で」

提督「恥ずかしいだろ。周り皆知り合いなんだから」

北上「………じゃあ肩組もうか」

提督「余計恥ずかしい」

北上「じゃあおんぶ」

提督「(めんどくさい酔っぱらい…)…わかったよ」

北上「ありがとう」

提督「どーも」

〜北上の部屋〜

北上「ぶはー」ゴローン

提督「歯を磨く、お風呂にはいる、着替える」

北上「分かってますよー」モゾモゾ

提督「…今日はありがとう。楽しかった」

北上「え、戻るの?」

提督「え?」

北上「歯ブラシと着替え持ってきてよ」

提督「北上の?」

北上「提督の」

提督「…そういう?」

北上「そういう」

提督「………」

北上「………」

提督「>>490」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/19(金) 21:45:26.57 ID:BjePTSWB0<> 歯磨きは……ホテルから
失敬したのを出して使え <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/19(金) 22:39:00.65 ID:bQs0/QcIo<> 提督「……お、あった」ゴソゴソ

北上「…持ち歩いてるの?」

提督「いや、ホテルで取ってきた奴…。鞄に入れっぱなしだったみたい」

北上「着替えは?」

提督「明日取る」

北上「じゃあお風呂は?」

提督「……」

北上「明日一緒に入ろっか」

提督「…ぉぅ」

北上「…おいで、提督」

提督「歯は磨こうか」

北上「ぁーぃ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/19(金) 22:40:31.74 ID:bQs0/QcIo<> 〜提督の部屋〜

陽炎「………ホントに戻ってこないわね」

曙「…1つ、考えがあるんだけど」

陽炎「?」

曙「手、貸してくれないかしら」

陽炎「…内容次第?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/19(金) 22:44:30.08 ID:bQs0/QcIo<> 〜大井の部屋〜

大井「っは……!」

大井「暗っ、何時…って嘘!?提督!?」

大井「(居ない…)…あら?」ペラッ

『ご飯食べてきます。今日はお世話になりました』

大井「ふふ…(急に改まった形になると、何か可笑し……)」

大井「…というか、起こしてよね」ボソッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/19(金) 22:47:39.96 ID:bQs0/QcIo<> 〜北上の部屋〜

ギュウゥゥゥゥゥ……

北上「…寝そう」

提督「おやすみ」

北上「勿体なくて、なんか寝たくないのに…」

提督「………」ナデナデ

北上「……提督」

提督「ん?」

北上「明日のご飯…オムライスが良いな」

提督「…卵は乗せるだけで良いか」

北上「包んで…」

提督「分かった」

北上「…おやすみ」チュッ

提督「…おやすみ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/19(金) 22:48:46.05 ID:bQs0/QcIo<> 〜翌朝、提督の部屋〜

提督「………」

曙「……」Zzz
陽炎「…」Zzz

提督「…………?」

どうする?>>496 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/19(金) 22:51:28.43 ID:Da513tYko<> とりあえず顔を洗って状況確認してから約束だから北上のところへ行こうとする <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/19(金) 23:05:32.34 ID:bQs0/QcIo<> 提督「(寝ぼけてるのか?…顔だけ洗うか)」

……

提督「さて、着替えて…」

ガシッ ドタンバッタンドテゴロゴロバトォン

提督「………」

曙「おはようクソ提督」

提督「おはよう曙、痛かった」

曙「…ごめん」

陽炎「……」Zzz

提督「曙がここで寝るのはもう慣れてきたけど…何で陽炎?」

曙「用事があったらしいけど、知らない」

提督「…?」

曙「昨日、どこ行ってたの」

提督「二日酔いで看病された後にご飯食べてべろべろに酔った北上の世話してた」

曙「…?」

提督「…とりあえず、離してくれないか」

曙「まだ。もう1つ聞かせて」

提督「?」

曙「>>498」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/19(金) 23:30:37.33 ID:uhdu6Y3AO<> 今日はどこへ行くの? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/20(土) 00:18:57.22 ID:QfdX/7m1o<> 曙「今日はどこに行くの?」

提督「仕事。執務室」

曙「一緒に行って良い?」

提督「ついでにお手伝いも頼む」

曙「はいはい」

提督「陽炎は?」

曙「起こす。待ってて」

提督「分かった。先に風呂入ってくる」
提督「(危ない危ない。昨日入ってないの忘れるところだった)」


曙「陽炎」

陽炎「……ん」

曙「起きなさい」

陽炎「司令は?」

曙「お風呂だってさ」

陽炎「…そっか。昨日はどうしたの?」

曙「酔っぱらいの世話」

陽炎「あはは…。あれ、今お風呂…なんだよね」

曙「そうね」

陽炎「じゃあ…丁度良い機会じゃない?」

曙「…そうね」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/20(土) 00:21:36.16 ID:QfdX/7m1o<> 〜お風呂〜

提督「〜〜♪」

ガチャッ

提督「!?なっ、何して!」

曙「朝風呂だけど?」

提督「…入ってるけど」

曙「一緒は嫌?」

提督「その聞き方は…ズルい」

陽炎「お、お邪魔します…」

提督「な゛っ…!?」


今晩はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/20(土) 00:49:44.53 ID:XdSKJlwbO<> 乙

北上の部屋で寝る→起きて部屋に着替えを取りに戻る→曙陽炎を見つける→お風呂の流れであってる?
北上は提督が服取りに戻って一緒にお風呂はいるの待ってそう <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/20(土) 01:39:40.82 ID:QfdX/7m1o<> 寝付けないのでもう少し



陽炎「…駄目?」

提督「駄目…というか」

提督「(北上と入ると襲われかねないからわざわざこっちに来て……折角1人で入れると思ったのに)」

提督「……」チラッ

曙「何」

提督「いや…」チラッ

陽炎「?」

提督「(増えた!2人に!)…良い、大丈夫」

陽炎「何」

提督「(大丈夫、北上よりは襲ってこないはず)」

陽炎「…そんなに緊張しないでよ」

提督「……」

陽炎「>>503」


>>501 合ってます。北上と風呂の流れでいくと確実に(理由はともかく)遅刻からの折檻ルートになりかねなかったのでこうしました
大して変わってない気がします。むしろ修羅場が一個増えたような <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/20(土) 07:01:28.10 ID:XdSKJlwbO<> 体洗うからリラックスしてね <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/22(月) 19:37:20.90 ID:ifJbQwjEo<> 陽炎「体、洗うから。…リラックスしてね」

提督「………」

陽炎「………」

曙「………」ジーー

陽炎「………」ゴシゴシ

提督「………」

陽炎「…こっち向いて」

提督「ん…」

陽炎「………(…大きくない)」

提督「………」

陽炎「…」

提督「あんまり…じろじろ見ないで」

陽炎「ご、ごめ…」ササッ

陽炎「……」チラッ

提督「」

曙「(…何、この雰囲気)」

提督「なぁ、かげr」
陽炎「>>505」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/22(月) 19:43:27.44 ID:3PwJweXqo<> 曙と私がいるのにやっぱり最近は噂通り豊乳派になったの? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/22(月) 21:36:08.33 ID:ifJbQwjEo<> 陽炎「私と曙が居るのに」

提督「へ?」

陽炎「大きい方が良いんだ?」

提督「ちょっと待」
陽炎「噂もあるし」サワッ

提督「…陽炎」

陽炎「ごめん。…お願い」

提督「…お風呂、入ろうよ」

陽炎「……」ギュッ

提督「っ…」

ムクッ

陽炎「あ」

提督「我慢してたのに…お前は…」

曙「次、私ね」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/22(月) 21:45:06.57 ID:ifJbQwjEo<> 〜執務室〜

北上「…で、私とのお風呂すっぽかして楽しんでたんだ」

提督「悪かったって」

北上「1人のお風呂は寂しかったなー」

提督「ぅ…」

北上「…私の提督はどう埋めてくれるのかな」

提督「>>508」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/22(月) 21:45:58.94 ID:p9zm4XlqO<> 今日一日膝の上にいていいぞ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/22(月) 21:52:40.47 ID:ifJbQwjEo<> 提督「今日一日膝の上にいていいよ」

北上「…言ったね?」

提督「あ、あぁ…」

ガチャッ

瑞鶴「おはよ」

提督「おはよう」

北上「おはよー」

大井「おはようございます」

提督「…さらっと混じるよな。二人とも」

北上「今更だね」

瑞鶴「今日は飛龍さんと暁が景品を申請しに来るから、対応お願いね」

提督「分かった」

飛龍の景品>>510
暁の景品>>511 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/23(火) 10:36:31.31 ID:zmyjJ168O<> 提督と行く(混浴)温泉日帰り旅行 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/23(火) 10:58:31.18 ID:dtrG8ZdMO<> 好きなときにナデナデしてもらえる権利 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/24(水) 17:40:16.10 ID:lTEDj8Z6o<> ドタドタドタ

コンコンコンッ

提督「?」

ガチャッ

陽炎「司令っ」

提督「陽炎?そんなに慌ててどうした」

陽炎「…部屋に行ったのに、用事伝え忘れてて」

提督「用事?」

陽炎「>>513」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/24(水) 17:51:04.71 ID:NclYqe7zo<> こんど陽炎型で集まるから司令官にも来てほしい <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/25(木) 23:44:15.63 ID:cYJ0bkpSo<> 陽炎「今度陽炎型の皆で出掛けるの。一緒にどう?」

提督「…良いね。ついてくよ」

陽炎「分かった。行く日決まったらまた連絡するね」

提督「あぁ」

陽炎「それじゃ。失礼しましたっ」

ガチャン

北上「…良いねぇ」

瑞鶴「ねー。…旅行の話、流れてないよね?」

提督「覚えてるよ。…3日も休みが取れないだけで」

瑞鶴「」ムーッ

大井「お茶淹れましたよ。どうぞ」

提督「ありがとう」

瑞鶴「いただきます」

北上「ありがとー」

提督「さ、景品あげる前に仕事仕事」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/25(木) 23:52:24.27 ID:cYJ0bkpSo<> ………

北上「提督、漢字間違えてる」

提督「っと…」

瑞鶴「(何だかんだ役にたってるのよね…)」

大井「お菓子出しましょうか」

提督「お願いしようかな」

大井「はい」

提督「(…本当に馴染み過ぎじゃないか)」

コンコンコンッ

提督「入れ」

ガチャッ

飛龍「失礼します」

暁「し、失礼しまっすっ」

提督「(…もうそんな時間だったか)北上、一旦降り……」
北上「………」

提督「…景品の話だったな」

飛龍「は、はい…」

提督「…今、言えるかな」

暁「………」チラッ

飛龍「二人の時で、お願いします」

暁「あ、暁も!」

提督「北上」

北上「…分かった」

提督「ありがと」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/26(金) 00:00:22.57 ID:ThmBtDQLo<> 〜廊下〜

提督「よし、分かった。…けど」

提督「…暁」

暁「…なに?」

提督「いつでもって、どういう?」

暁「いつでもはいつでも。撫でてって言えば撫でるの」

提督「撫でられるのはレディなのか…?」

暁「そういうのは良いの!」

提督「…飛龍は温泉だな。日帰りなら休みが被ったときに行けそうだけど…朝は早いぞ?」

飛龍「大丈夫です。これでも艦娘ですから」

提督「よし、じゃあそういうことで」
暁「司令官」

提督「ん?」

暁「…撫でて」

提督「」ワシャワシャ

暁「そんな撫で方じゃ髪が崩れちゃうわ。もっと優しく…」
提督「」ナデナデ

暁「………」

飛龍「…えっと、戻って良いですか?」

提督「あぁ。お疲れ様」ナデナデ

飛龍「はい」

暁「………」

提督「さ、おしまい」ポン

暁「…あと5分」

提督「お仕事あるんだけどなー」

暁「むー……」

提督「あと5分ね」

暁「うん」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/26(金) 00:05:19.60 ID:ThmBtDQLo<> …

提督「(…戻るか)」

カツン……

提督「!」

>>518「」シュバッ

提督「(早いっ…!)」

飛んできた腕を掴み背中に回り込む

我ながらよく反応でき…

提督「…って、何やってんだ」

>>518「>>519」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/26(金) 00:07:37.07 ID:WEeLJ38Go<> 青葉 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/26(金) 07:31:40.15 ID:3QElwEhnO<> 青葉なりのスキンシップです <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/27(土) 12:39:05.67 ID:F8OYs1Aco<> 青葉「青葉なりのスキンシップです」

提督「なるほど、道理で捕まえられた訳だ」

青葉「このまま抱き寄せてくれても良いですよ」

提督「……」ギュッ

青葉「このまま部屋行きませんか?」

提督「残念。仕事だ」

青葉「じゃあ、ついていきますね」

提督「へ?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/27(土) 12:45:26.85 ID:F8OYs1Aco<> 〜執務室〜

ガチャッ

北上「おかえ…」

青葉「お邪魔しまーす」

提督「お邪魔されます…」

大井「…また増えましたね」

瑞鶴「もー…」

青葉「そんな顔しないでくださいよ。手伝いますから」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/27(土) 12:52:06.10 ID:F8OYs1Aco<> ……

青葉「…手伝えること、なさそうですね」

大井「えぇ、3人も居れば十分よ。…私もやること無いからお茶淹れてるだけで」

青葉「えぇ…それじゃあ青葉が居る意味、無いじゃないですか」

大井「そうね」

青葉「」

大井「…まぁ、居ても良いと思うけど」

青葉「…ありがとうございm」
大井「撮って欲しいものがあるの」

青葉「そういう…あれですか」

大井「そういうそれよ」


依頼内容>>523 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/29(月) 22:27:28.23 ID:nTfmy3nzo<> 提督のキリッとした顔 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/30(火) 23:49:23.60 ID:tGJeOjJJo<> 青葉「司令官の…かっこいい顔ですか」

大井「凛々しい顔ね、凛々しい」

青葉「直接頼めば良いじゃないですか」

大井「…いいから、お願い」

青葉「…恥ずかしいんですk」
大井「…」ジロッ

青葉「」

大井「とにかく、頼んだわよ」

青葉「了解です」チラッ


北上「お腹すいたー」

提督「昼食まであと30分。頑張れ」

北上「はいよ」

青葉「司令官、後で少しお時間頂けないでしょうか」

提督「え?何で」

青葉「その、個人的なお願いというか…なんというか」

提督「…分かった。お昼終わった後で良いか?」

青葉「はいっ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/30(火) 23:53:28.62 ID:tGJeOjJJo<> …

瑞鶴「別に提督さんが作らなくても良いのに」

提督「そういう約束なんだ。仕方ない」

瑞鶴「ふーん…あ、そういえば」

提督「ん?」

瑞鶴「旗風がね、1日秘書艦やりたいんだって」

提督「えぇ?それで…任命しろって?」

瑞鶴「一宿一飯の恩があって、断れなかったの。お願い」

提督「むぅ…」

瑞鶴「>>526」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/30(火) 23:58:55.98 ID:8XYWf/9Ao<> お願い提督さん…ウルウルウル <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/31(水) 00:29:24.17 ID:Z/pgVx7Oo<> 瑞鶴「…お願い」ウルウル

提督「泣き落としは効かないからな…」

瑞鶴「」ウルウル

提督「…良いけど、瑞鶴はその間どうするんだ」

瑞鶴「訓練でもするわ」

提督「分かった。1日な」

瑞鶴「ありがと、提督さん」

提督「1人でもそうすると、次から次に…」
瑞鶴「大丈夫。そうはさせないから」

提督「…信用しとく」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/31(水) 00:36:49.66 ID:Z/pgVx7Oo<> ……

提督「どう?」

北上「美味しい」

提督「良かった」

大井「」モグモグ

青葉「…北上さんはその、流れるように膝の上に居ますけど。いつの間にそこまで距離を…」

提督「黙ってたら調子にのった」

北上「言い方」

青葉「司令官と瑞鶴さん二人の空間はなくなっちゃいましたねー」

瑞鶴「>>529」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/31(水) 00:49:50.52 ID:+w8qvk5Qo<> そう思いたければどーぞ…ね?提督さん♪ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/31(水) 00:59:41.92 ID:Z/pgVx7Oo<> 瑞鶴「そう思いたければどーぞご自由に。…ね?提督さんっ」

提督「ん…」

大井「よく寝てますよね。二人」

提督「言い方!」

大井「あら、何か変な言い方しました?」

提督「」

瑞鶴「…まぁ、そういうこと。執務室が全部じゃないの」フフン

北上「むぅ…」グリッ

提督「いったぃ…」


今回はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/31(水) 11:42:29.02 ID:arrAB9cjO<> イッチ 乙!! <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/10/31(水) 21:15:41.27 ID:Z/pgVx7Oo<> ……

〜廊下〜

提督「凛々しい顔?」

青葉「はい。1枚お願いできますか?」

提督「凛々しい顔か…よし」

青葉「………」

提督「……」

青葉「ちょっと、司令官?」

提督「…凛々しい顔って何だ」

青葉「えぇ…」

提督「これじゃ仏頂面だし…どうすれば凛々しい顔になる?」

青葉「>>533」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/31(水) 21:16:54.73 ID:+w8qvk5Qo<> こうなんというかキメ顔というやつです!キリッとした感じの <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 00:23:56.96 ID:fy+1qPNNo<> 安価来てたの気づかずここまで放置してました…いやマジでごめんなさい。またちょくちょく更新していきます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/12(月) 00:25:09.66 ID:Z5MocI3+o<> いえいえあんなことがあって戻ってきてくれただけでもありがたいです <> ◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 00:26:55.33 ID:fy+1qPNNo<> 青葉「こうなんというかキメ顔というやつです!キリッとした感じの」

提督「キメ顔か…よし。ちょっと良いか」

青葉「え?」

ガシッ

青葉「へっ!?あの、しれいかっ!?」

提督「………」ジッ

青葉「はっ……あ……ちか…」

提督「こんな顔でどうだ」

青葉「え?あ、はい!大丈夫!大丈夫です!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 00:33:18.26 ID:fy+1qPNNo<> 〜執務室〜

青葉「(顔熱い……)」ペタペタ

提督「大丈夫か?」

青葉「は、はい。大丈夫です。もうぜんぜん」

提督「なら良いけど」

大井「…撮れました?」

青葉「バッチリです」

大井「良かった。ありがとうございます」


北上「何してたの?」

提督「写真を撮ってた。凛々しい顔が欲しかったんだってさ」

北上「……へぇ」

瑞鶴「(焼き増ししてもらお…)」


大井「それで、お礼の話ですけど」

青葉「はい」

大井「>>538」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/12(月) 00:44:54.46 ID:AxwG9Ex4O<> カメラをと思いましたが既に最新式ですし…青葉さんは何が欲しいですか? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 02:17:47.58 ID:fy+1qPNNo<> 大井「カメラ…は随分新しいみたいですし。何か欲しいものってあります?」

青葉「欲しいもの…そうですね」

青葉「引き出し二段目の裏…とかですかね」

大井「……!」

青葉「」ニッコリ

大井「…コピーで良いかしら」

青葉「ありがとうございますっ」


提督「…何話してるんだ。あれ」

瑞鶴「さぁ…?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 02:26:21.45 ID:fy+1qPNNo<> 提督「……………」

提督「よし、終わり!」

北上「おつかれー」

青葉「あれ、もう終わりなんですか?」

瑞鶴「いつもと比べたら大分早いわね」

大井「まだ4時回ってませんし…」

提督「…間宮?」

大井「はい」

提督「…仕方ないなぁ。今回は気分も良いし、行こうか」

青葉「青葉も良いですか?」

提督「勿論」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 02:41:21.08 ID:fy+1qPNNo<> 〜間宮〜

提督「北上…」

北上「ん?」

提督「流石に、ここでは…」

北上「約束すっぽかしたの誰さ」

提督「ぐ…」

北上「お陰で4人席使えるし、ね?」

提督「……」ガックリ

瑞鶴「提督さん、無理しないでね」

提督「うん…」

大井「(提督の前の席で、それに北上さんも一緒だなんて…日頃の行いよね。そうよね!)」

青葉「大井さん、これっ」

大井「え?」

青葉「鼻、凄いことになってます!」

大井「!?」

北上「時々あるよね…大井っち、大丈夫?」

大井「えぇ…(写真に間宮に北上さん…少し興奮し過ぎたかしら)」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 02:51:52.57 ID:fy+1qPNNo<> ……

提督「(…何か違和感があると思ったら、誰もあーんをしてこない)」

提督「(今までならここぞとばかりにしてきたものだけど、何故だろう)」


瑞鶴「………」
大井「………」
北上「………」
青葉「………」

瑞鶴「(互いに牽制、下手に動けば潰される…位置的に隣の私は有利。だけど…)」

北上「(私が提督の膝に居る時点で周りは動き辛い。けど私が動けばその時点で流れが変わる…そこからは予測できない)」

大井「(正面のこの位置は非常に自然かつ最小限の動きで提督に食べさせることができる…けど、北上さんが壁に…。いえ、ここはいっそ北上さんに食べさせてしまえば……!)」

青葉「(なんでしょうこの雰囲気。表面上は和やかなのに、裏で激しいつばぜり合いが起きているような、そんな気がしてなりません…!青葉、どうしましょう…)」


提督「(…今まで受け身だったし、自分から行けってことなのか?うーん…)」

提督「(それは良いけど…4人のうち、誰にあーんしてみようか)」>>543 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/12(月) 02:57:07.46 ID:htj0cOj+o<> 青葉にあーん <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/12(月) 03:08:52.90 ID:fy+1qPNNo<> 提督「青葉ー」

青葉「はい」

提督「これ、食べるか?」ヒョイッ

青葉「はい、いただきます。あー…」

瑞鶴「……」
北上「……」
大井「……」

提督「…(怖っ)」
青葉「(ホラー?)」

パクッ

モグモグモグ…

青葉「ぉあ、美味しいです!」

提督「よ、良かった!」

チラッ

瑞鶴「………」
北上「………」
大井「………」

提督「」
青葉「」

瑞鶴「…提督、さん」

提督「な、なに…?」

瑞鶴「私にも、一口」

提督「ぉぅ…」

大井「私も、お願いします…」

北上「私も……」

提督「お、おい?どうした。なんでそんな脱け殻みたいに」

瑞鶴「ううん。なんでもない…」

大井「駆け引き下手だったってだけです…」

北上「油断した……」

提督「…?」


今回はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/12(月) 19:46:20.77 ID:RrFiL81Io<> おつかーレ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 07:56:59.81 ID:HKx93lWCo<> 体調崩して更新できませんでした。申し訳ない

青葉「そういえば、この後はもう解散ですか?」

提督「そうだな。やることないし」

青葉「了解です。大井さん、後で部屋に」

大井「はいはい」

北上「大井っち、ついてって良い?」

大井「勿論です」

瑞鶴「提督さん、この後暇?」

提督「ん?あぁ」

瑞鶴「>>547」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/13(火) 10:40:55.58 ID:Vug6iCCbo<> 二人きりで飲みに行かない? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 20:27:02.43 ID:HKx93lWCo<> 瑞鶴「飲みに行かない?二人で」

提督「割り勘」

瑞鶴「けち」

提督「堪忍」

青葉「夫婦ですか?」

瑞鶴「ケッコン済みよ」

青葉「おっと…そうでした」

北上「それじゃ、かいさーん」

提督「解散。皆お疲れ様」

大井「お疲れ様でした」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 20:59:30.55 ID:HKx93lWCo<> 〜居酒屋鳳翔〜

鳳翔「いらっしゃいま…あら」

提督「お邪魔します」
瑞鶴「こんばんは」

鳳翔「こんばんは。こちらへ」

提督「あぁ、どうも」

鳳翔「ご注文は」

瑞鶴「もつ煮で」
提督「もも皮2本ずつ。生2つで」

鳳翔「もつ煮ひとつ、もも皮二本ずつ、生2つですね。かしこまりました」



提督「お疲れ様」

瑞鶴「提督さんもね」

提督「瑞鶴」

瑞鶴「何?」

提督「手、良いか」

瑞鶴「ん」

ニギニギ

提督「……」

瑞鶴「どうしたの?急に甘えて」

提督「そういう日もある」

瑞鶴「そっか」

提督「そうだ」

瑞鶴「…そんなに甘えたいなら、今夜」

提督「………」

瑞鶴「………」

提督「…ん」

瑞鶴「…もしさ」

提督「ん?」

瑞鶴「私が深海棲艦になったら、どうする?」

提督「瑞鶴が?…艦娘に近い深海棲艦の話は聞いたことがあるけど…瑞鶴がなるのか」

瑞鶴「うん」

提督「>>550」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/13(火) 21:00:00.64 ID:zrZebqLgO<> させないからならない <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 21:23:17.35 ID:HKx93lWCo<> 提督「…そうはさせない。だから問題ない」

瑞鶴「根本からひっくり返すんだ」

提督「あぁ。沈んだ艦娘が深海棲艦になる…なんて噂はあるけど、結局は沈ませなければ良いんだ」

瑞鶴「…そっか。そうよね」

提督「そうだ。…本当に深海棲艦になりそうな言い方だな」

瑞鶴「もしもの話よ。気にしないで」

提督「あぁ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 21:43:32.09 ID:HKx93lWCo<> ……

鳳翔「お待たせしました」

瑞鶴「ありがとう。いただきまーす」

鳳翔「はい」

提督「いただきます」

瑞鶴「…提督さん」

提督「はい、好きに選んで」

瑞鶴「ありがと。…そうじゃなくて」

提督「ん?」

瑞鶴「はい、あーん」

提督「…ありがと」クスッ

瑞鶴「うん。お昼は、自然にできなかったけど」

提督「んぐ……何かあったのか。やっぱり」

瑞鶴「勝負の世界よ」

提督「え?」

瑞鶴「塩貰うね」

提督「ん?うん」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 21:51:54.95 ID:HKx93lWCo<> ……

チョイチョイ

提督「?」チラッ

鳳翔「提督、少しお時間をいただいても…宜しいでしょうか」

提督「え?…はい」

瑞鶴「?」

〜店前〜

鳳翔「>>554」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/13(火) 22:04:19.64 ID:TAqxqc3MO<> 提督…この戦争はいつになったら終わるのでしょうか… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 22:19:49.72 ID:HKx93lWCo<> 鳳翔「…この戦いは、いつになったら終わるのでしょうか」

提督「…俺が知りたい」

鳳翔「そう、ですよね。…申し訳ありません」

提督「いえ、その。…つい乱暴な言い方に。ごめんなさい」

鳳翔「…もし終わったら、私達はどうなるんでしょう」

提督「艤装を解体する前に戦地跡の復興、その後は…分かりません。そもそも深海棲艦も、艦娘も、妖精も何が何なのかははっきり分かってないのが実情ですし。…その、調べるのに…」

鳳翔「…そうですね」

提督「あの、もし不安なら」ガシッ

鳳翔「へっ!?」

提督「………」

鳳翔「………」

提督「…すいません、急に。なんでもないです」

鳳翔「は…はぃ」

提督「あ、不安なことがあったら、相談してください」

鳳翔「はい」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 22:29:24.30 ID:HKx93lWCo<> ……

瑞鶴「お帰りなさい」

提督「ただいま。…瑞鶴」

瑞鶴「何?」

提督「…この戦争、いつまで続くんだろ」

瑞鶴「…分かんない。けど、怒らないで聞いてね」

提督「あぁ」

瑞鶴「私は今の生活、割と気に入ってて…提督さんと一緒にお仕事して、一緒にご飯食べて、一緒に寝て…そういうのが好きで」

瑞鶴「戦いは嫌だけど、もしこの戦いが終わったら、この生活も終わっちゃうのかなって思うと、なんか…何だろ、上手く言えないけど…」

提督「名残惜しい?」

瑞鶴「うん。…だから、終わって欲しい。けど、終わって欲しくない」

提督「…そっか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 22:41:51.41 ID:HKx93lWCo<> ………

〜提督の部屋〜

コンコンコンッ

提督「」ガチャッ

瑞鶴「…お邪魔します」

提督「いらっしゃい」

カチャン

提督「禁止令はもうおわり?」

瑞鶴「おわり。どうせ提督さん、我慢できないし」

提督「………」

瑞鶴「えい」ドン
提督「!?」

ボフッ

瑞鶴「んしょっ…と」ギシッ

提督「もう?」

瑞鶴「もう」

提督「えっち」

瑞鶴「どっちが」チュッ

提督「ん………」

〜部屋前〜

>>558「……」コソコソ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/13(火) 22:44:59.05 ID:O0UDRJ/UO<> 青葉 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 23:13:52.94 ID:HKx93lWCo<> 青葉「…(さて、訓練のどさくさに紛れて仕込んだモノは生きてましたし、転送ついでに私もリアルタイムで…)」

青葉「…(イヤホンイヤホン…)」

クチッ  チュッチュグチュッ ッ!……ッフ グチグチグチ…

青葉「………」

ブチュブチュブチュブチュ ー〜〰! グチャグチグチグチュッグチャ

青葉「………………」

ジュチッブチャッグチョッグチュッブチュグチジュチッ  ……ッ

青葉「…………………………」

……………

青葉「…(ダメだ。一旦、戻ろう。戻って……)」

>>560「」チョイチョイ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/13(火) 23:18:07.95 ID:TAqxqc3MO<> 陸奥さん <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/13(火) 23:22:48.38 ID:HKx93lWCo<> 青葉「(うひゃあ!?)………!」

青葉「…………!」ゴックン

陸奥「(器用ね…)」

青葉「…向こうで良いですか」ボソボソ

陸奥「」コクリ



青葉「えーっと…その」

陸奥「>>562」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/14(水) 18:21:25.70 ID:JMFEQ/udo<> 提督が告白を受け取ってくれたけどなかなか誘ってくれないから見に来たのよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/15(木) 00:05:22.47 ID:+uV5bPPWo<> 陸奥「提督が中々誘ってくれないから様子を見に来たんだけど……」

青葉「………」

陸奥「それ、少し貸して貰えるかしら」

青葉「え、これ…ですか」

陸奥「えぇ」

青葉「つ、通報はしないでいただけると…その」

陸奥「しないから。ね?」

青葉「……」スッ

陸奥「……………」

ギシギシアンアン

陸奥「…これ、提督の部屋で?」

青葉「そうですね…」

陸奥「………ねぇ、青葉さん」

青葉 「はい?」

陸奥「>>564」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/15(木) 00:06:00.04 ID:0zdQNzgMo<> このまま外にいる? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/15(木) 22:37:59.17 ID:+uV5bPPWo<> 陸奥「このまま外にいる?」

青葉「ぇ…」

陸奥「それとも…ふふ」

青葉「…怒られたり、しませんかね」

陸奥「どうかしら」

青葉「………」

青葉「行きます。行きましょう」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/15(木) 22:42:53.70 ID:+uV5bPPWo<> 〜提督の部屋前〜

陸奥「あら」

青葉「うぇ…」

曙「こんな時間に、何か用?」

陸奥「曙は?」

曙「寝に来たら始まってるから、空気読んでんの」

青葉「じゃあ一緒に」

曙「…空気を読んでるから入らないの。わかる?」

陸奥「入れさせてもらえないかしら」

曙「>>567」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/15(木) 22:58:15.52 ID:V+HUcCcRo<> いきたいけど流石に駄目…ここんとこ瑞鶴さんすごくなんか悩んでたもの…あの葛城とかいうの抜きでね <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 21:36:20.54 ID:8x1ajVado<> 曙「駄目」

陸奥「…頑なね。どうして?」

曙「…あの秘書艦、最近ひどく悩んでるみたいなの」

青葉「葛城さんですか?」

曙「それ抜きでね」

陸奥「詳しく聞けるかしら?」

曙「私も詳細は知らない。ただ、らしくないし、似合わないじゃない」

青葉「沈んだ顔が?」

曙「そ。クソ提督の前…というか仕事中は抑えてるみたいだけど、知ってるかは……」

陸奥「つまり、何か悩みがある所にずかずか入り込むなって話?」

曙「…私が言えたことじゃないけど」

陸奥「……大人になっちゃって」

曙「何よ。悪い?」

陸奥「いいえ、良いことよ」

青葉「ここは撤退ですね」

陸奥「」コクリ

曙「…ありがと」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 21:37:02.90 ID:8x1ajVado<> 〜 翌 朝 〜






何かイベント>>570 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/17(土) 21:39:14.21 ID:yHFBxpm4o<> 瑞鶴、深海で独りぼっちの夢をみる

鶴棲姫は強かった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 21:50:51.03 ID:8x1ajVado<> ゴポ……………ゴポゴポッ…………




コーン………




瑞鶴『…………』



コーン………



瑞鶴『………提督さん?』


コーン………


瑞鶴『……曙?』

コーン………

瑞鶴『…翔鶴姉?』
コーン………
ズイカク『瑞鶴?』





瑞鶴「っはア!」ガバッ

提督「ん!?」ビクゥ

瑞鶴「はぁ……!っは………ふ………すぅ」

提督「…大丈夫か?」

瑞鶴「ごめん、大丈夫。変な夢見ちゃって」

提督「蜂に刺される夢?」

瑞鶴「そういうのだったら、まだ良いかもね」

提督「…どんな夢だった?」

瑞鶴「え?……………?」

提督「瑞鶴?」

瑞鶴「…ごめん。忘れちゃったみたい」

提督「良い良い。悪いことは忘れるに限る、思い出すとろくなこと無いからな」ハハハ

瑞鶴「うん…そうだね」

提督「トースト食べる?」

瑞鶴「もらう。…ありがと」

提督「…あんまり無理するなよ。いっそ今日は休むか?」

瑞鶴「>>572」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/17(土) 21:55:11.58 ID:Z13QgHEJo<> お言葉に甘えることにするわ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 22:12:00.78 ID:8x1ajVado<> 瑞鶴「…お言葉に、甘えさせてもらうわ」

提督「…わかった」

……………

北上「そっか、それで今日は居ないんだ」

大井「なんだかんだ、瑞鶴さんとは付き合いが長いですし、心配なんでしょうね」

北上「秘書とか基本忙しいしね。…心労かぁ」

大井「疲れたときは休むべきです。どんな時も」

北上「…そうだね」

〜提督の部屋〜

瑞鶴「ごめんね。付き合わせて」

提督「なに、仕事場に居ないだけで最低限仕事はしてるんだ。怒られたりはしないよ」

瑞鶴「…うん」

コンコンコンッ

提督「どうぞ」

ガチャッ

大淀「提督、これを」

提督「分厚いな。何だ」

大淀「上からの指令、それと作戦に関しての資料です」

提督「作戦?」

大淀「私も詳しくは…その資料にあるかと」

提督「ありがとう」

大淀「いえ。…あの、瑞鶴さん」

瑞鶴「?」

大淀「…無理しないで、ゆっくり休んでくださいね」

瑞鶴「うん。…ありがとう」

大淀「……」コクリ

ガチャン


ガサゴソ ピラッ

提督「…指令、ねぇ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 22:32:58.97 ID:8x1ajVado<> 指令と作戦、それと資料についてにまとめると


フィリピン周辺の海域に新型のヒトガタ深海棲艦が出現

深海棲艦は空母であり、過去に戦闘したどの深海棲艦より高い能力を有する

随伴艦も巨大艤装の深海棲艦であり、過去の戦闘で撃破した空母水鬼の別個体が確認されている

他の海域に出現した深海棲艦が近辺の陸を目指さずフィリピン周辺の海域…レイテ沖へ向かっている

このままでは迎撃可能な位置の鎮守府で対抗が不可能な規模に達しかねない

深海棲艦の集結が確認されたのは新型のヒトガタ深海棲艦が出現してからであり、これを叩くことで集結を抑制、または集結させられる可能性がある

一刻も早く、この新型ヒトガタ深海棲艦を叩く必要がある

また、史上最大の海戦が起きたレイテ沖に数多くの深海棲艦が集結する事から、『深海棲艦の発生源が怨霊に近いものではないか』といった仮説が現実味を帯びてきている


提督「……」

瑞鶴「そっか…作戦、あるんだ」

提督「…昨日の、話」

瑞鶴「…」

提督「……いや、なんでもない」

瑞鶴「…私も、嫌な予感はしてた」

提督「…まだ、分かんないよ」

瑞鶴「………いつからなの?作戦」

提督「…作戦開始は、二週間後」

この状態の瑞鶴は出せない。はっきり言って自殺行為だ。死んでこいと、レイテで、エンガノで過去を繰り返してこいと、そう言うようなものだ

瑞鶴の夢が、この深海棲艦とどう関係があるかなんて分からない。無い可能性の方が高い。けれど、何故か悪寒が走る、走ってしまう

提督「ずいか」
瑞鶴「提督さん」

提督「………」

瑞鶴「>>575」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/17(土) 22:37:30.97 ID:yHFBxpm4o<> 大丈夫、私には幸運の女神や提督さんがついてるから負けないわ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 22:54:50.26 ID:8x1ajVado<> 瑞鶴「…大丈夫。私には幸運の女神がついてる、提督さんが居る。だから、負けないわ」

提督「でも」

瑞鶴「私は提督さんを信用してる、信頼してる。だからさ」

瑞鶴「提督さんも、私を信じてよ」

提督「…ずい、かく」

瑞鶴「……」

怖い。今まで不安だったことはあった、欧州救援の時は正にそうだった。けど、今は怖い、不安じゃない。恐怖だった

提督「…分かった」

けど、ここで逃げれば

提督「信じる。信じてる。瑞鶴を、秘書艦を、ケッコン相手を」

きっと自分が望んだものと真逆の出来事が自分目掛けて飛んでくる。そんな気がした

提督「ヒトガタ深海棲艦迎撃艦隊、その第一艦隊旗艦に瑞鶴、君を任命する」

瑞鶴「…了解!」

いつも通りの快活な返事を聞いたとき、恐怖は心から消え去っていた


瑞鶴もそうだったと、信じたい <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 22:55:57.70 ID:8x1ajVado<> ここから少々安価が少なくなります。ご容赦
鶴棲姫は書いとかないといけない気がする… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:07:45.10 ID:8x1ajVado<> そこからの2週間は忙しかった


相変わらず明石に呼び出されては四本足のテストに付き合わされ、新装備だのなんだとの見せびらかされた装備の開発コストには目を丸くした

曙はいつも通りだった。
部屋に戻れば当たり前の様に居たし、一緒に寝ることが当たり前に近くなっていた。作ってくれた料理は日毎に上達しているよう見えた

瑞鶴はすっかり本調子に戻っていた。
秘書の仕事もこなしてくれたが、作戦前に休みを与えたときは新型艤装のサラトガ相手に訓練をしていた。

大井と北上は…相変わらずだった。
北上は膝の上で他愛のない雑談をふってきた。大井は少し緊張している様子だったけど、北上の一言でたちまち普段の調子に戻っていた

武蔵は普段より一層訓練に取り組んでいた。
『エンガノだろう?負けるわけにはいかないからな』


2週間はあっという間だった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:15:56.86 ID:8x1ajVado<> 〜廊下〜

瑞鶴「……ふぅ」

戦艦水鬼「わっ」

瑞鶴「っ…ビックリした。…何?」

戦艦水鬼「…コレ、持っテ」スッ

瑞鶴「?……何これ、黒い玉?」

戦艦水鬼「お守り。本当ハ皆の分用意したカッタけド…作るのニ時間かかっちャッタ」

瑞鶴「どうして私に」

戦艦水鬼「…ダーりンの大事な人だカラ」

瑞鶴「……そっか」

戦艦水鬼「…死なナイでね」

瑞鶴「ありがと、頑張る」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:22:57.92 ID:8x1ajVado<> 〜提督の部屋〜

曙「…起きてる?」

提督「…起きてる」

曙「明後日、作戦よね」

提督「あぁ」

曙「…怖くないの?」

提督「怖くない。曙は?」

曙「…怖くない。って言ったら、嘘になるわ」

提督「………」

曙「…レイテ沖海戦」

提督「そうだな」

曙「………」

提督「…」ギュウ

曙「その時私は生き延びて…けど」

提督「あぁ。知ってる」

曙「……」

提督「…泣くなよ」

曙「泣いてない」

提督「……そうか」

曙「…提督」スッ

提督「…ん」

チュッ

曙「>>581」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/17(土) 23:33:15.25 ID:niqQEAVxO<> …勇気を分けてほしいの <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:40:50.21 ID:8x1ajVado<> 曙「…勇気を分けてほしいの」

提督「勇気?…勇気か」

提督「もし…曙が傷ついて、倒れそうになった時は、俺が支えるよ。どんな時でも、絶対に」

曙「…絶対にね」

提督「あぁ。絶対」

曙「…ねぇ」

提督「ん?」

曙「…その調子に乗った手はどうすれば良いの?」

提督「ちょっとは和らぐかと」
ドスッ

提督「……ぐけ」

曙「ほんっとバカ、クソ提督」

提督「…ごめ、ぐふ……」

曙「…おやすみ」ギュウ

提督「…ん」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:45:34.76 ID:8x1ajVado<> 〜翌朝〜

提督「…曙」

曙「なに?」

提督「これ」

曙「…これ、指輪?」

提督「あぁ」

曙「…ちょっと、そういうの…私沈むわよ?こういう流れだったら」

提督「奥の手だよ。とある仕掛けがあるんだ」

曙「奥の手?」

提督「明石に作らせた。…本当に危険なときに念じてくれ "死にたくない" って」

曙「…分かった。受け取っとく」

提督「あぁ」

曙「……ありがと」

提督「どういたしまして」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:47:53.00 ID:8x1ajVado<> 〜執務室〜

瑞鶴「…………」

提督「……瑞鶴?」

瑞鶴「提督さん…あ、ごめん。何?」

提督「…ちょっと、心配になっただけ」

瑞鶴「…明日、明日ね」

提督「……。そうだ、明日だ」

瑞鶴「…………」

提督「不安か?」

瑞鶴「…大丈夫。今度は艦載機がある、熟練部隊だって…」

瑞鶴「…それに、貴方が居る。そうでしょ?」

提督「あぁ。一緒だとも」

瑞鶴「…良かった。私の提督さんが、提督さんで…本当に良かった」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:56:40.24 ID:8x1ajVado<> 出撃前ということで、今日は休みだった。それなのに二人揃って執務室に居ることが、何だか可笑しかった

いつも通りの行動で自分を落ち着かせようとしたのか

身体が習慣に基づいて勝手に動いたのか

無意識のうちに、そこに行けば会えると思ったのか

…理由は何でも良かった

今はただ、2人だけの執務室が何だか懐かしくて、この時間が過ぎていくのが名残惜しかった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/17(土) 23:57:06.28 ID:8x1ajVado<> 今回はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/18(日) 01:20:30.09 ID:qScJLWS7O<> イッチ 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/18(日) 09:55:22.76 ID:YzY9oXZho<> おつおつー <> ◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 16:51:46.78 ID:OLBtFbOOo<> ………

提督「…髪、下ろしたんだな」

瑞鶴「うん。気持ちを入れ換えたくて」

提督「服もかっこいいぞ」クスクス

瑞鶴「ありがと。変だったりしない?」

提督「全然。…あ」

瑞鶴「何?」

提督「一個だけ、後ろ向いて」

瑞鶴「?」クルッ

ハチマキをほどいて瑞鶴の髪を束ねる

瑞鶴「提督さん?」

提督「よし、できた」

瑞鶴「ポニーテール?」

提督「そう」

瑞鶴「…こっちもアリね」

提督「良かった」

瑞鶴「そろそろ、行かなくちゃ」

提督「…瑞鶴」

瑞鶴「……」

提督「…帰ってきたら」

瑞鶴「夜伽ね」

提督「おい?」

瑞鶴「冗談よ。行ってきます」

提督「いってらっしゃい。気をつけて」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 17:19:30.57 ID:OLBtFbOOo<> 〜工厰〜

提督「四本足、二人乗りだろ」

明石「…ダメですよ」

提督「頼む」

明石「オペレーターは夕張です。それに、危険過ぎます」

提督「夕張よりも俺の方が経験は」
明石「あのですね!」

提督「…」

明石「これまでのどの作戦よりも大規模なんですよね?」

提督「あぁ」

明石「たしかに四本足は二人乗りです、貴方が心配なのも分かります。操縦と、管制の経験が夕張より遥かに豊富なことも、理解しています」

提督「だったら」
明石「死ぬかもしれないんですよ」

提督「…信用してくれ」

明石「してます。私が操縦で、提督が管制の組み合わせが一番ですよ」

提督「……」

明石「嫌ですよ。この子が向かう先は最前線、新型相手なんです」

明石「…もし私が失敗すれば、貴方を」

提督「>>591」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/18(日) 17:23:10.31 ID:zfcuJ7Dso<> 明石は失敗しない
俺が信用してる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 17:36:54.62 ID:OLBtFbOOo<> 提督「明石は失敗しないよ」

明石「どうしてですか」

提督「俺が信用してる」

明石「よくそんな………」

提督「………」

明石「…はぁ、どう責任とれば…」

提督「実績残して生きて帰れば良いさ。死んでも責任とる必要は無い」

明石「あー…もう、わかりました。どうせ断ってもしつこいでしょうし!」

提督「ありがとう。明石」

明石「整備は済んでます。行きましょう」

提督「あぁ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 17:52:17.95 ID:OLBtFbOOo<> 戦場は、前線は、最前線は、地獄も地獄だった

他の鎮守府からの援護はある

敵の数が多い

飛んでくる弾の密度が段違い

被害もこれまでの比ではない

金剛と霧島の特殊艤装砲撃が新型ヒトガタ深海棲艦に防がれるなど、誰が考えただろうか
現戦力の中でも最高の威力を誇る2発の砲撃は、新型ヒトガタ深海棲艦の機体と思われる艦載機が十数機まとまって壁となることで防がれた
欧州救援作戦の経験を活かしているのかは定かではない

問題は金剛と霧島が艤装の動力損壊により行動不能となり
北上や大井を守るだけで武蔵は手一杯となり
曙は重巡洋艦と見間違えそうな黄色い駆逐艦を数隻相手取ることになり
瑞鶴を含む空母の艦載機は直衛で手一杯で攻撃に転じられる余裕など無く
辛うじて反撃した神通の砲撃は当たり前の様に弾かれた

基地航空の支援まで10分、支援艦隊到着まで5分

弾幕は衰えず、撃てども撃てども敵の層が減る様子は感じられない <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 18:07:23.37 ID:OLBtFbOOo<> 曙「何なのよ、コイツ…らっ!」

黄色い駆逐艦の目らしき部分に魚雷が命中し爆発、爆煙に紛れた砲撃を回避し反撃、軽く跳弾される

曙「っ……!」

時雨「曙、右!」

右舷…右足に砲弾が直撃。機能停止

曙「っ…!」

時雨の反撃で攻撃の元凶を撃破。高射砲と機銃で攻撃機を迎撃するも爆弾1発被弾。機関部破損

曙「(しまった…)」

移動が極端に遅くなる。身のこなしで回避するのにも限界がある。時雨の援護があっても限界はある

正面に重巡洋艦…黄色いネ級が割り込む

曙「………!」

砲撃を髪の毛一本で回避、雷撃で反撃するも回避され、発射官を破壊される

砲撃で反撃。弾かれる

敵の砲が自分を向く

背後からの時雨の攻撃も見ているのか、簡単に避けていく

自分は…避けられない

曙「(…>>595)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/18(日) 18:39:56.72 ID:f91AolqYO<> ここで…終わりたくない! <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 19:08:03.92 ID:OLBtFbOOo<> ここで終わりたくない

終わるわけにはいかない

死ぬわけにはいかない

死にたくない

重巡洋艦の砲撃が放たれ、直撃…しなかった

正確に言えば直撃はしてした

重巡洋艦の砲撃だけでなく、攻撃機の雷撃までもが直撃していた

艤装は一瞬破壊された。ダメージコントロールが間に合わないほどに

それでも、曙は沈んでいなかった

艤装の傷が驚愕すべき速度で補修されていく

曙「…て、とく?」

指輪には過保護とも言える機能があった

応急修理要員、その上位である女神が3人纏めてあり、敵からの集中砲火からも正確できる艤装再生能力を発揮させる

復活した魚雷発射菅から1発、2発、3発。ネ級は火の塊となって沈んでいった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 19:17:26.35 ID:OLBtFbOOo<> 提督「作戦海域を射程におさめるまで後2分」

明石「了解。水鉄砲チャージ開始」

提督「それにしても…速いな」

明石「私が作りましたから!」


本来、四本足に水上戦闘能力は無い。単純に浮けないのだ
だからこそ欧州では基地の防空にあたった訳だが、今回は最前線、つまり水上で戦わなくてはならない

ならどうするか?簡単だ
浮く機能を持った脚部に換装すれば良い

本来の目的である16inch6連装砲搭載はできなくなったが、代わりに別の兵装を装備している <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 19:23:41.56 ID:OLBtFbOOo<> 提督「射程圏内到達」

明石「照準、とらえまし……」

提督「……!?」

あれが今回の標的なのだろう
新型ヒトガタ深海棲艦とやらなのだろう
あれは…瑞鶴じゃないのか?

明石「…っ、提督!」

提督「…違う。撃て明石、あれは瑞鶴じゃない」

明石「本当ですか!?」

提督「本当だ。見間違えるものか」

あれは瑞鶴じゃない
瑞鶴があんなに濁った目をするだろうか?
一瞬混乱はしたが、今まで一緒に過ごした相手を見間違えはしない

明石「…了解。水鉄砲チャージ及び圧縮完了。撃ちます!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 20:16:08.55 ID:OLBtFbOOo<> 深海棲艦の守りは固かった

大型空母が2隻、ヲ級も数多く居るこの状況下で制空権の確保は難しく、周りの重巡洋艦や戦艦の存在が反撃を不可能とさえ思わせていた

見えているのに、届かない

目標の深海棲艦は見えているのに

基地航空部隊や支援艦隊の力を借りても、勝てるかは分からない

恨めしく、瑞鶴の様な深海棲艦を睨む

その瞬間、水の線が瑞鶴の様な何かの艤装を切り裂いた

ズイカク「……!?」

切り落とされた艤装が海へ落ち、水飛沫が舞う

瑞鶴「!?」

明石『こちら四脚式機動兵器、これより援護します』

曙「四脚…足、無いじゃない」

水鉄砲と呼ばれた兵器の正体は、水そのものを圧縮して射出することで有効射程を可能な限り延ばしたウォーターカッターであった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 20:30:05.07 ID:OLBtFbOOo<> 提督「11時から反撃、来る」

明石「シールドっ」

戦艦棲姫からの砲撃を左腕に装備された大型シールドで防御

提督「損傷なし、艦隊と合流を」

明石「了解。水鉄砲のリチャージは?」

提督「チャージ完了、圧縮完了まで70秒」

明石「出力を30%に落として」

提督「了解。…発射可能」

出力を落とした水鉄砲は発射後拡散し、対空兵器と化した

提督「便利なもんだ」

明石「私が作りましたから!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 20:42:03.42 ID:OLBtFbOOo<> 明石「艦隊の被害は?」

提督「戦艦2隻行動不能、1隻小破、空母1隻中破、重巡2隻小破、駆逐艦2隻中破」

明石「…」

提督「支援艦隊到達予定時刻まで1分切った。守るぞ」

明石「了解」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/18(日) 21:19:36.74 ID:OLBtFbOOo<> 今回はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/18(日) 21:39:08.91 ID:YzY9oXZho<> おつー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/19(月) 00:15:47.15 ID:GkJqsYxio<> おつのかれ <> ◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/23(金) 00:33:51.00 ID:QvXJK39Wo<> …

交戦中の艦隊、その後方から砲弾が戦場に飛び込む

明石「!」


長門「待たせた!」

武蔵「支援艦隊…」

陸奥「あら、うちの秘書艦みたいね」

瑞鶴「ホント、そっくり過ぎて嫌になるわ」


支援艦隊の到達により戦力は36隻と1機

航空部隊到達まで5分

未だ敵の層は厚く、弾薬の限界も近い

終わりは近い <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/23(金) 00:42:04.59 ID:QvXJK39Wo<> …

瑞鶴「(敵の艦載機が減ってる…)」

当然と言えば当然だった。金剛と霧島の砲撃を防ぐだけでもかなりの数を消費しただろうに、更にそこから長時間の戦闘
こちらも削られているが致命的ではない。それほど比較的向こうの損害が大きいということになる

明石のロボットを見る。7mはあろう巨体が右腕から水を吹き出し敵機を撃墜していた

制空状況はこちらに傾きつつあり、支援艦隊が到達した今…

瑞鶴「(この状態なら、航空部隊を待たずに攻撃に転じられる…!)」

そう思うのも無理の無い話だった


どうする?>>607 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/23(金) 01:09:43.30 ID:JVoc+Ct+o<> 焦らずに航空部隊を待つ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/24(土) 02:06:21.25 ID:mIDheJSqo<> ここで焦らないのが瑞鶴の賢さであった
そして
愚かさでもあった

ズイカク「ドウセ…沈ム癖ニ!」

業を煮やした新型…、ズイカクが四本足に突貫する
その巨体さ故に最前線の更に前へ出ていた四本足に援護は間に合わず、接近を許し

驚異的な跳躍から振り上げられた腕が頭部の装甲を粉砕する

提督「NFCS損傷」

明石「ぅ……!」

シールドで払い除けようとする…瞬間にそのまま首に腕が突き立てられ、頭部がそのままもぎ取られる

提督「FCS、メインカメラ損失。サブカメラ起動、映像合成再調整。火器管制をマニュアルに移行」

明石「こ…の……」

コックピット付近へ直接届く衝撃に揺さぶられ、一瞬思考が停止する

提督「(…墜とされる!)」

そうはならなかった

四本足を踏み台にしたズイカクがそのまま突貫し旗艦へ……瑞鶴へ真っ直ぐ突っ込んでいく

曙「!?」

瑞鶴「な…!」

ズイカク「人ノ真似事ヲスル亡霊ガ…!今更何ヲシニ来タ!」

第二艦隊に目もくれず一直線。舵を切らないということはそれだけスピードを出せるということであり、瞬く間に距離は詰まっていく

瑞鶴「深海棲艦がそれを言うか…!」

武蔵の砲撃を易々と無視して突貫、真っ直ぐに腕を伸ばすズイカクを受け流しバックステップ、艦載機を発艦

ズイカク「効クモノカ!」

砲撃で一網打尽。艦載機の残数がまた減っていく

翔鶴「瑞鶴!」

瑞鶴「翔鶴姉、下がって!」

続く砲撃が翔鶴を包む

翔鶴「痛……ぃ!」

武蔵「っ…!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/24(土) 02:21:00.82 ID:mIDheJSqo<> 提督「映像再合成完了。急いで戻らなきゃ…」

明石「了解。飛ばします!」

中心であったズイカクが突貫したことによって、状況は混沌に片足を突っ込んでいた

隊列は乱れ、戦線は崩れ、ラインなど有って無いものになった

普段の訓練から数人で集まって行動する事を前提にしている艦娘側が多少有利に動ける…唯一それがはっきりと分かる事だった


瑞鶴「速い…!」

武蔵「(瑞鶴に似た深海棲艦…素早いのはともかく、厄介なのはこれを中心に深海棲艦が、それも大型が動いていること…)」

翔鶴「瑞鶴、これを!」

瑞鶴「艦載機…!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/27(火) 02:34:08.15 ID:AYaeLI5xo<> 提督「明石、ルート変更。瑞鶴との合流中断」

明石「どうしてです?」

提督「瑞鶴とヒトガタの距離が近すぎる。四本足じゃ巻き込みかねん」

提督「目標を第二艦頼の援護に変更」

明石「…瑞鶴さんは」

提督「いいから」

明石「………」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/27(火) 02:57:12.06 ID:AYaeLI5xo<> 援護らしい援護ができないのは武蔵も同様だった。万が一51cm砲で誤射でもすれば沈みかねない

副砲で申し訳程度の援護をしつつ、ほぼ傍観するしかなかった


瑞鶴「みっともないわね、貴女もわざわざ人の形を模して…」

腕を捕まれ上空へ投げ飛ばされる

瑞鶴「本来亡霊に近いのは、そっちじゃないのっ!」

砲撃が直撃。咄嗟に出した左腕の甲板が、胸部の装甲が砕け散る

ズイカク「私達ハ記憶。船ノ想イソノモノダヨ。瑞鶴!」

着水した所に腕が真っ直ぐ飛んでくる。回避するも弓が破損

ズイカク「アノ後悔ヲ、恨ミヲ忘レ、人ニ味方スル…無様ダナ」

瑞鶴「私達は船よ。人に味方するのが、そんなにおかしいかしら」

ズイカク「…ソノ人ヘノ働キガ報ワレナカッタノガ、私達ダロウニ!」

噴進砲で弾幕を張るも効果は無く、更に一撃。…今度は拳が身体に突き刺さる

瑞鶴「っか…く…」

ズイカク「…棄テラレタンダヨ。人間ニ、私達ノ親ニ」

瑞鶴「…………」

ズイカク「…………」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/27(火) 03:09:09.78 ID:AYaeLI5xo<> 瑞鶴「っは…ぁ、笑わせる」

ズイカク「何?」

瑞鶴「確かに、私達は戦って…負けた。努力は…ぐ…報われなかったし、作戦は無謀にも程があった」

瑞鶴「ぁ…貴女の言うこと…は、事実そのものよ」

ズイカク「…ナラ」

瑞鶴「……けど、貴女は忘れてる」

ズイカク「忘レタ?何ヲ」

瑞鶴「…言わなきゃ分からないかしら」

呼吸は整った

瑞鶴「翔鶴型航空母艦2番艦、瑞鶴として在った矜持よ!」

ズイカクの背後から艦載機が襲来する
翔鶴から譲り受けた噴式景雲改。ズイカクに投げ飛ばされる直前に発艦していた機体

攻撃が直撃し、艤装が砕ける

瑞鶴「1つ言わせて!」

腕を振り上げる

瑞鶴「バーーーーーッカ!」

全身全霊の平手打ちが、ズイカクを水面に叩きつけた <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/27(火) 03:18:57.57 ID:AYaeLI5xo<> ズイカク「ッ…グ…………」

冷たい

艦娘の素体にあれほどの力が有るとは、想定外だった

ひたすらに重たい身体を持ち上げ、定まらない焦点を合わせる

武蔵「動くな」

背後に巨大なプレッシャーを感じ、そのまま動きを止める

ズイカク「武蔵…カ」

武蔵「呼ぶな。不愉快だ」

ズイカク「……撃ツカ?」

武蔵「>>614」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/27(火) 07:55:39.83 ID:aDe20IdnO<> ……ああ、お前にはお前の言い分があるだろうが撃たせてもらう <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/28(水) 16:14:12.11 ID:HzEwctdWO<> 武蔵「……あぁ」

ズイカク「……」


矜持か

持っているは持っているが、それはきっと海の底で生まれたモノで、彼女が言う矜持では無いのだろう

彼女が持っているのは…きっと船としての、人への存在としての矜持

互いが持つものの差は、恐らく互いの在り方とはまた違う所から来ているのかもしれない…

沈む間際だというのにそう考えている自分がおかしくて、笑みが浮かびそうになる

もし、次があるのなら

きっと私は彼女の様


に <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/28(水) 17:03:03.89 ID:HzEwctdWO<> 明石「こんっ、のぉ…!なんて装甲!」

大型戦艦に水鉄砲で反撃するも度重なる発射でバレルが摩耗。傷を付けることが精一杯

指のジョイントが破損したか、盾のグリップがマトモに握れない
腕部との接続ジョイントも度重なる衝撃でガタがきている

斯くなる上は左腕をパージして…

提督「…ん?下がれ明石!」

明石「!?」

盾を構えつつジグザグに後退

明石「…下がっている?」

間違いない。今まで取りつかれたように前進してきていた深海棲艦が後退している

提督「…向こうが上手くやってくれたみたいだ」

瑞鶴が居た方を見ようとして、モニターの右側が死んでいた事を改めて認識する

明石「…あ」

恐らく瑞鶴そっくりの深海棲艦であったのだろう残骸と、武蔵。それと瑞鶴が居た

明石「撤退ですかね?」

提督「あぁ。よく守った」


出撃した基地航空隊の安堵した声が通信に漏れていたのを聞くのは、それから数分後だった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/28(水) 17:10:28.72 ID:HzEwctdWO<> 〜工厰〜

夕張「お帰りなさい!怪我はっ、大丈夫ですか!?」

明石「大丈夫です」

提督「大丈夫。疲れただけ…」

狭いコックピットから身をのりだし、久しぶりに外の空気を吸う

夕張「私よりできるのは知ってましたけど、危険ですから。これからこういうのはやめて下さいね」

提督「うん……あれ?」

視界が傾く。回る。暗くなる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/28(水) 17:18:08.30 ID:x6Z1DICCo<> …………

提督「……」

身体が重い。ロボットの操縦補佐をするということは、想像していたよりずっと疲れることだったらしい

…良い匂いがする。暗くてよく分からないが、ここは何処だろう

ゴチンッ

提督「いっ…」

夕張「……」Zzz

提督「!?」

提督「(夕張!?…そうか、そういう…しかし)」

恐らく、工厰で倒れた後に介抱してくれたのだろう
…が、何故夕張の部屋で、しかも何故一緒に寝ることになっているのか

…よくあることだと投げ捨てて、もう一度眠りについた
抱きつかれているせいで、夕張の柔らかさがやけに意識をくすぐった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/28(水) 17:28:14.03 ID:x6Z1DICCo<> ………

提督「……ん」

夕張「お、おはようございます。提督」

提督「おはよう…おはよう?」

提督「あーーーーーっ!」

夕張「ど、どうかしましたかっ?」

提督「瑞鶴に、皆にお疲れ様って言ってない。労ってあげなきゃって思ってたのに…!」

提督「(あれだけの戦闘に駆り出しといていざ帰還したら提督は女の子と寝てました…とか、屑にも程があるぞ…)」

提督「…はぁ」

夕張「大丈夫です」

提督「え?」

夕張「皆さん、あの最前線で戦った後なら仕方ないと言ってましたし…」

提督「…え?」

夕張「はい?」

提督「…言った、のか?俺が出撃したって?四本足足で?皆に?」

夕張「だ、ダメでしたか?」

提督「…………………!」

提督「…皆、何て言ってた。怒ってなかったか。危ないだろとか」

夕張「>>620」



地の文居る? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/28(水) 17:48:15.54 ID:vgs+ofMKo<> 怒っていましたし不利な情報がくるたび倒れる艦娘もいましたよ! <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/29(木) 20:53:24.10 ID:Ad85ZS9Ko<> 夕張「怒っていましたし、不利な情報がくるたび倒れる艦娘もいましたよ」

提督「……そんなに?」

夕張「当たり前じゃないですか!提督はもうちょっと、自分の立場を理解してください!」

提督「ご、ごめん…」

夕張「…本当に心配したんですから」

提督「悪かった。けどほら、こうして手も足も指も付いてるし」

夕張「……はぁ」

提督「…よし、朝御飯にしよう。食堂に」
夕張「あ、朝食なら私が用意しておきました」

提督「…いただきます」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/29(木) 21:24:14.18 ID:Ad85ZS9Ko<> 見たい視点>>623 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/11/29(木) 21:27:20.23 ID:MY9vDd4ro<> ぼの <> ◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/11/29(木) 22:32:10.07 ID:Ad85ZS9Ko<> 〜曙の部屋〜

曙「……」ウロウロ

朝風「落ち着いたら?」

曙「………」

朝風「曙もまだ全快じゃないんだし、無理しないでよ」

曙「…分かった」

朝風「…心配?」

曙「当然でしょ。…勝手に戦線に出てくるなんて、考えてなかった」

朝風「…ねぇ、曙」

曙「何よ」

朝風「>>625」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/01(土) 22:32:44.25 ID:vgyCoEEto<> 大丈夫よ…きっと…貴女がそんなんじゃ…そんなんじゃっっ…… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/05(水) 23:57:37.20 ID:JgFk3M46o<> 朝風「大丈夫よ。司令官に怪我は無いって聞いたし、貴女がそんなに凹んでたら…」

曙「凹んでたら、何よ」

朝風「折角守りに行ったのに、司令官が報われないじゃない」

曙「……ん」

ガチャッ

朝風「ちょっと、何処に行くの?」

曙「分かってるでしょ」

ガチャン

朝風「ちょっと、置いてかないでよ!」ガチャッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/06(木) 00:02:54.59 ID:SaGQCxJMo<> 〜夕張の部屋〜

コンコンコンッ

夕張「はーい」

ガチャッ

曙「…」

提督「お、曙」

朝風「」ヒョコッ

提督「朝風も。…おはy」

ギュウウッ

提督「…曙?」

曙「……………」

提督「…泣くなよ」

曙「泣いてない」

提督「ぁー…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/08(土) 00:09:57.80 ID:775SnyBco<> …

提督「…そろそろ、落ち着いてくれないか」

ギュウゥゥ……

提督「……」チラッ

夕張「あー…あはは」

提督「ははは…」

夕張「…」

提督「一旦、曙を連れて部屋に戻るよ」

夕張「はい。お大事に」

提督「あぁ。…ご飯美味しかった、ありがとな」

夕張「いえいえ」

朝風「司令官」

提督「ん?」

朝風「…やっぱり、なんでもない」

提督「?……そうか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/08(土) 00:17:29.93 ID:775SnyBco<> 〜提督の部屋〜

曙「……」

提督「……」ナデナデ

曙「…守ってくれたことは、感謝してる」

提督「…」

曙「でも、逆じゃない」

提督「逆?」

曙「本当は、私達が守らなきゃいけないのに」

提督「不満か?守る相手に守られて」

曙「当然でしょ、危険な目にあわせたんだから。もし私がもっと強かったら……情けない」

提督「…危険な目にあわせてるのはこっちじゃないのか」

曙「私達はそれが仕事なの。分かってるでしょ」

提督「でも…」
曙「お願いだからっ」

曙「…もう、危険な真似はしないで」

提督「………」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/08(土) 00:33:59.50 ID:775SnyBco<> コンコンコンッ

提督「っと…」

ガチャッ

大淀「提督、こちらでしたか」

提督「大淀?どうかしたか」

大淀「通信です」

提督「誰から」




少女提督『馬鹿じゃないの!?』

提督「」

少女提督『明石に好き勝手モノを作らせたのは10万歩譲って許すわ。けど』

少女提督『自分の部下が心配だからって無断で出撃した挙げ句最前線まで突っ込んで!折角作ったものも大破!』

提督「兵器が壊れることは致し方無いことなのでh」
少女提督『そういう話じゃないでしょうが!』

提督「…申し訳ありません」

少女提督『良い?アンタはあくまで司令官。相手は化け物。前線は人間が出る場所じゃないの』

少女提督『大体無断出撃なんて今回の戦果が無かったら左遷よ、さ・せ・ん!彼女と会えなくなって良いの?』

提督「はい…」

少女提督『…あのおじいちゃんと私でどうにかお咎め無しにしたんだから、感謝しなさい』

提督「ありがとうございます」

少女提督『声が小さい!』

提督「ありがとうございます!」

少女提督『…とにかく、今後はこういった行動を慎むように。適性が高い人材は貴重だってこと、忘れないでよね』

提督「はい」

少女提督『それじゃこれでおしまい。今度このお礼にまた話し相手になってもらうから、予定空けときなさいよ』

提督「へ?」

プツッ

提督「あ、ちょっと?」

提督「(細かい日程くらい言って欲しかったな…)」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/08(土) 00:43:20.16 ID:775SnyBco<> 〜提督の部屋〜

ガチャッ

曙「…おかえりなさい」

提督「ただいま」

曙「誰から?」

提督「少将閣下から。怒られたよ」

曙「当たり前でしょ」

提督「はは…ちょっと、良いか」

曙「え?」

ギュウゥ

提督「…」

曙「……ベッド、行く?」

提督「え?」

曙「寝るだけよ。すこし休むだけ。お互い本調子じゃないんだから」

提督「…じゃあ、お言葉に甘えて」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/08(土) 00:44:04.58 ID:775SnyBco<> 今回はここまで。お疲れ様でした

瑞鶴クリスマスグラ来ましたね。…あの、金剛の限定グラは… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/08(土) 19:48:36.95 ID:775SnyBco<> …

提督「…沈めたくなかったんだ」

曙「え?」

提督「沈んで欲しくなかった。…犠牲が出る可能性が高い作戦でも、後1つ手を打てたら被害は無くなるかもしれないって思って」
曙「アンタが前出たら、それこそ本末転倒でしょ」

曙「…夕張さんに任せれば良かったのに」

提督「それじゃ多分、明石達は墜とされてた」

曙「…随分自信があるのね」

提督「あぁいや……そこは良いんだ」

曙「何が言いたいの?」

提督「周りから言われて初めて無謀だと実感したって話。…今になって怖くなってきた」

曙「…そう」

提督「悪かったな。心配させて」

曙「もう良いから。謝らないで」

曙「>>634」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/08(土) 20:55:03.70 ID:MegqhMpJo<> あんたはいつもこんな気持ちだったのね…帰ってきてくれた…それだけで嬉しい <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/09(日) 02:09:42.97 ID:nJA553dro<> 曙「帰ってきただけで、それだけで嬉しいから」

提督「…」コクリ

曙「…いつも、こんな気分だったんだ」

提督「俺が?」

曙「そうよ」

提督「…そうだ。皆が無事か、自分の作戦が皆を生かして帰せるか。不安で仕方がない」

曙「知れて良かった」

提督「俺も、前線の地獄を見れた」

曙「……」

ギュウ

提督「…休もう」

曙「…」コクリ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/09(日) 02:12:17.76 ID:nJA553dro<> ………

提督「…ん……ん?」

提督「(腕の中の感触が無い……)…曙?」ゴシゴシ

>>637「おはよう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/09(日) 06:55:05.21 ID:jFVU5Q+1o<> 潮 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/10(月) 23:44:46.17 ID:CoeHb69Bo<> 潮「おはようございます」

提督「…あれ?うし」
潮「」ピョーン

提督「え?」

ドッスン
提督「お゛っ…!」

潮「良かった。本当に良かった……」

提督「…は、はは……(一瞬意識飛びかけた…)」

潮「…もう、あんなに危ないことはしないでください」ギュウウッ

提督「…姉妹だな」

潮「え?」

提督「いや、独り言。…曙が何処に行ったか知ってる?」

潮「へ?来たときには居ませんでした…よ?」

提督「?…そう、か」

潮「…皆さん心配してましたよ」

提督「みたいだな。…申し訳ない」

潮「生きているだけで、それだけで良いです」

提督「………」

潮「…提督?」

提督「…本当に姉妹なんだな」

潮「はい?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/11(火) 18:03:56.75 ID:svVMnw+zo<> 提督「…あ、執務室行かなきゃ」

潮「え?今日のお仕事は…」

提督「いや、そろそろ居ると思うんだ」

潮「…?」

提督「一緒に来てくれ。万が一倒れたときは頼む」

潮「はい。了解しました…?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/11(火) 18:25:30.94 ID:svVMnw+zo<> 〜執務室〜

ガチャッ

潮「!」

瑞鶴「…あ」

提督「やっぱり」クスクス

瑞鶴「…」

提督「おかえり。瑞鶴」

瑞鶴「ただいま、提督さん。……ねぇ」

提督「ん?」

瑞鶴「…やっぱり良い。もう言われてるだろうし」

提督「そうか。悪かった、心配かけて」

瑞鶴「え?…なんで?」

提督「何が」

瑞鶴「ありがとう、って言おうとしたんだけど…何で謝ったの?」

提督「そりゃ、勝手に前線に出たから心配かけたんじゃないかって」

瑞鶴「あー…そっか。下手すれば死んでたわね」

潮「本当です。…明石さんから聞いて、心配にならなかったんですか?」

瑞鶴「生きて帰ってきてたし、明石さんが…提督さんが来なかったら私達の誰かは沈んでた」

瑞鶴「だから、その…感謝してる」

提督「…どういたしまして」

瑞鶴「>>641」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/11(火) 19:09:48.56 ID:Pr5N7Hcbo<> 愛してる!…ずっと愛してる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/12(水) 21:33:25.52 ID:pDCy7qt8o<> 瑞鶴「…それと」

ガシッ

提督「っ…?」

瑞鶴「無茶をする提督さんも、私は大好きだから」

提督「す、すき?」

瑞鶴「うん。好き、愛してる。ずっとね」

提督「随分、なんだ。…率直?だな」

瑞鶴「…もしかして、照れてる?」

提督「照れてません」

瑞鶴「本当?」

提督「本当」

瑞鶴「だったら、返す言葉があるじゃない?」

提督「返す言葉?」

瑞鶴「うん」

提督「…643」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/12(水) 21:35:27.03 ID:mtpv8Ehso<> 俺も…瑞鶴を好きだずっとな…深海に置いてけぼりになんかさせねぇ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/15(土) 16:05:59.59 ID:7kRP5XR2o<> 提督「…俺も。俺もずっと愛してる。沈めたりしない」

瑞鶴「当然。あんなのに成る気なんて無いんだから」

提督「…」

瑞鶴「…」

潮「…!」

グイッ

提督「だぁ!?」

潮「病み上がりですからっ、早く戻って療養しましょう!」

提督「え?もう今日は十分寝たっt」
潮「………!」

提督「…はい」

瑞鶴「はは…またね。提督さん」

提督「また明日…」ズルズル

ガチャン <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/15(土) 16:13:55.19 ID:7kRP5XR2o<> 〜提督の部屋〜

ガチャン

提督「…怒ってる?」

潮「怒ってません」

提督「…」

潮「…不思議なんです。どうして瑞鶴さんは恐くないのか」

提督「何が?」

潮「提督の事です」

提督「…さぁ?」

潮「……」

提督「仕方ないだろ。解らないんだから」

潮「…それは、良いんです。けど、羨ましくて」

提督「何が?」

潮「…心配じゃなくて、ありがとうって言える事が羨ましくて、悔しかったんです」

提督「悔しい?」

潮「……ごめんなさい。私も、疲れてるみたいです」

提督「…お茶でも淹れるよ」

潮「…いただきます」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/15(土) 16:25:53.13 ID:7kRP5XR2o<> 潮「…あの、提督」

提督「ん?」

潮「提督は、恐くなかったんですか?」

提督「出撃が?」

潮「…」コクリ

提督「恐くなかったよ。…ついさっき恐くなったけど」

潮「…?」

提督「落ち着いて考えたら恐いことしたなって…どうぞ」

潮「ありがとう、ございます」

提督「潮は?恐くないのか?」

潮「>>647」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/15(土) 16:31:08.22 ID:H6yGyVvaO<> 怖いです…でも提督がいるから大丈夫です <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/15(土) 16:40:46.16 ID:7kRP5XR2o<> 潮「怖いです…でも、大丈夫です。…守りたい物が在りますから」

提督「…無理するなよ」

潮「はい」

提督「……」

潮「…提督」

提督「ん?」

潮「…その、お膝を……良い、ですか」

提督「…?……あぁ。…おいで」

………

提督「座りづらかったら遠慮無く言っt」
潮「っだ、大丈夫です!」

提督「…そうか」

潮「>>649」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/15(土) 17:11:24.55 ID:2UCwzzMvo<> ぎゅっとしてください <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/16(日) 19:26:32.75 ID:cv5vrdwko<> 潮「…ぎゅってしてもらって、良いでしょうか?」

提督「ん……」ギュウッ

潮「…昔」

提督「?」

潮「一緒に、二人で生活しましたね。ここで」

提督「記憶喪失の時か?…あの時は随分助けられたよ」

潮「私は楽しかったです。提督のお世話をするなんて普段できませんし…それに」

潮「あの時の提督は…少し、子供っぽくて」

提督「めんどくさかった?」

潮「違います。…提督」

提督「何?」

潮「…今日は、一緒に居て良いですか」

提督「>>651」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/16(日) 19:27:22.84 ID:oP2LD6lvo<> ん、いいよ… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 01:00:12.65 ID:TsrHiZe0o<> 提督「…ん。良いよ」

潮「……」

ギュルルル……

提督「…お昼にしようか」

潮「…はぃ」

提督「何が食べたい?」

潮「じゃあ、その…うどんを…」

提督「わかった。手伝ってくれるか?」

潮「はいっ」

……

提督「ごめんな。蕎麦しかなくて」

潮「大丈夫です。蕎麦も好きですから」

提督「…」

潮「…晩御飯は、私が作りますね」

提督「分かった。手伝おうか?」

潮「はい。お願いします」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 01:13:29.42 ID:TsrHiZe0o<> ……

提督「いただきます」

潮「いただきます」

提督「……」ボー

潮「…どうか、しましたか?」

提督「え?あぁいや、なんでもない」

潮「そう、ですか?」

提督「(膝に乗られてない事に違和感があった…なんて言えないよな)」



潮「……」ボー

提督「…大丈夫か?」

潮「へっ?あぁ、はい。大丈夫です」

提督「そうか」

潮「(同じものを食べてるのに提督に食べさせる事って、変かな…)」

提督「美味しい?」

潮「はい。美味しいです」

提督「良かった」

潮「次は一緒に天ぷらも作ってみませんか?私、練習したんです」

提督「良いね。楽しみにしてる」

潮「…♪」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 01:17:08.15 ID:TsrHiZe0o<> ……

提督「…テレビだけって、退屈じゃないか?」

潮「私は、提督と居られれば…その」

提督「っ、そうじゃな…まぁ良いか」

潮「……」

提督「>>655」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/18(火) 01:21:08.16 ID:tDu2p7wKo<> もうちょいわがままを言ってもいいんだぞ?潮はただでさえ控えめだし <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 01:26:31.37 ID:TsrHiZe0o<> 提督「んんっ…少しくらい、わがまま言ってもいいんだぞ?」

潮「え?」

提督「潮はただでさえ控えめだし…」

潮「…良いんですか?」

提督「あぁ」

潮「絶対にダメな事とか有りますか?」

提督「え?…あー。あんまりお金がかかり過ぎたりするのはダメ、かな」

潮「>>657」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/18(火) 01:42:34.27 ID:23B6PvSZO<> そうですか、なら大丈夫です…♪お金がかからない願いですから <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 19:09:19.35 ID:NldTyi/fO<> 潮「そうですか。なら、大丈夫です…♪」

提督「大丈夫?」

潮「はい。お金がかからない願いですから」

提督「そうなん」
グイッ
提督「だっ!?」ボフッ

潮「…ベッドの上で、良かったです」フフッ

提督「……そういう?」

潮「……」コクリ

提督「>>659」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/18(火) 19:35:13.64 ID:QxomPZe/O<> あれ着てほしいな <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 22:49:43.88 ID:TsrHiZe0o<> あれって何でしょうか…もしかして私忘れちゃってたりしてます? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/18(火) 22:51:43.06 ID:QxomPZe/O<> 前スレ713,714あたりのやつです <> ◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 22:52:24.73 ID:TsrHiZe0o<> ありがとうございます。確認してきます
…書いてる側が忘れるってどうなのさ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 23:01:10.63 ID:TsrHiZe0o<> 提督「…あれ、着てよ」

潮「あれ…?」

提督「だから、その……」


潮「…」コクリ

潮「…も、持ってきます。ね」

提督「ん……」

…………

潮「…どうですか?」

提督「こういう返事は…失礼かもしれないけど」

提督「…似合ってる」

潮「……」

提督「おいで。風邪引く」

潮「はい」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/18(火) 23:09:42.35 ID:TsrHiZe0o<> ………

潮「……っは…はぁ……っ……」

提督「…ごめん。…痛くなかったか?」

潮「大丈夫、です。…もう少し、早くても」

提督「ぇ…」

潮「というか…その、お願い、します」

提督「…良いんだな?」

潮「…提督とは、好きですから」

提督「ぉぃぉぃ…」

潮「ぁ……嫌いですか?…そういう娘は」

提督「>>665」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/19(水) 00:43:24.90 ID:4K19cgT9o<> 嫌いな男の子はいません <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/21(金) 00:04:40.10 ID:SY5ewioio<> 提督「嫌いな男は居ない…と思う」

潮「…良かった」

提督「(…恥ずかしい)」

潮「続き…しませんか?」

提督「する」

…………

提督「あー、べちゃべちゃだな」ハハハ

潮「お洗濯しなきゃ、ですね」

提督「その前にお風呂入っておいで」

潮「え?」

提督「ん?風邪引くぞ?」

潮「……」

提督「……」

潮「……」

提督「…一緒に入る?」

潮「はいっ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/21(金) 00:07:33.37 ID:SY5ewioio<> …

提督「痒いところはありませんか?」

潮「大丈夫です」

提督「潮は髪が長いな」

潮「そうですか?」

提督「あぁ。曙と同じくらい長い」

潮「……」

提督「んん…潮の方が長いかな?」

潮「…どっちの方が」

提督「え?」

潮「どっちの髪が綺麗ですか?」

提督「えぇ?…どっちって」

潮「………」ジー

提督「>>668」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/21(金) 00:28:45.45 ID:B0tHXuIMo<> 潮だよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/21(金) 00:45:37.69 ID:SY5ewioio<> 提督「…潮だよ」

潮「本当ですか?」

提督「多分。…普段あまり気にしないけど」

潮「……」

提督「でも、潮の髪は綺麗だよ。それは絶対」

潮「なら、良かったです」

提督「はは…。流すから上向いて」

潮「はい」

提督「…こうしてみると、親子みたいだな」

潮「じゃあ、提督が子供ですね」

提督「そう…かな?」

潮「はい。ですから、次は私が洗いますね」

提督「…じゃあ、お願いします」



潮「痛くないですか?」

提督「大丈夫」

潮「痒くないですか?」

提督「大丈夫」

潮「もう一回…しませんか?」

提督「大丈…ん?」

潮「…」

提督「…元気だな」

潮「…ごめんなさい」

提督「いや、良いよ。…逆上せない程度に、な?」

潮「…」コクリ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/21(金) 00:51:18.01 ID:SY5ewioio<> ……

ガチャ

提督「あっつ…」

潮「大丈夫ですか?」

提督「大丈夫。ちょっと喉が乾いただけ」

潮「……っ、提督」グイッ

提督「?」

潮「誰か居ます」

提督「えぇ?」

潮「…」

提督「…一旦服を着よう。風邪引く」

潮「は…はい」

……

提督「誰か居るのか」ササッ

ガタガタッ

提督「…怒らないから、出ておいで」

>>671「」ヒョコッ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/21(金) 00:54:01.09 ID:EIHey8VYO<> 浜風 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/21(金) 01:00:55.43 ID:SY5ewioio<> 浜風「……」

提督「…何してんだ」

浜風「あぁ…その。提督が元気になったと風の噂で聞きまして」

提督「本当に?」

浜風「…」

提督「……」

浜風「…怒りませんか」

提督「内容次第」

浜風「う…」

提督「…言ってごらん」

浜風「>>673」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/21(金) 04:57:47.51 ID:SwzCdSF8o<> 本当に慰めるつもりで来たのですが…いなかったので探していたら…… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/23(日) 00:21:06.05 ID:J2j99hLeo<> 浜風「最初は本当にお見舞いのつもりで来たのですが、居なかったので……その」

提督「物色した?」

浜風「ほんの出来心で、魔が差したと言いますか……申し訳ありません!」

提督「…何取った。お金か?」

浜風「いえ。その…」

提督「言って」

浜風「…筆箱から、ペンを」

提督「ペン?何で。インク切れてたのか?お金出すよそれくらい」

浜風「ペンが欲しいわけではなく!」

提督「?」

浜風「…提督の持ち物が欲しかったんです」

提督「………!」

浜風「本当に申し訳ありません。…お返しします」

提督「>>675」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/23(日) 00:25:00.16 ID:DbMnIx2Ao<> いいよ、それくらい。また買えばいいからね。 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/23(日) 01:05:25.78 ID:J2j99hLeo<> 提督「そのくらいなら良い。また買うし」

浜風「…良いんですか?」

提督「あぁ。全然大丈夫」

浜風「…でしたら、上着とズボンとハンカチと」
提督「調子に乗らない」

浜風「…はい」

提督「お見舞い、ありがとな」

浜風「いえ、結果的に…こうなりましたから」

提督「ははは…」

浜風「出撃、お疲れ様でした。提督」

提督「ありがとう。ただいま、浜風」

浜風「お帰りなさい。…ところで」

提督「ん?」

浜風「>>677」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/23(日) 01:13:59.23 ID:biBQSe9sO<> その…私も… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/23(日) 11:27:03.02 ID:J2j99hLeo<> 浜風「…その、私も」

提督「浜風も?」

ガシッ

提督「…浜風?」

浜風「良いでしょうか」

提督「何が」

浜風「…潮が居ることには気付いています」

提督「……」

浜風「相変わらず、元気ですね」

提督「…………」

浜風「…………」

提督「…ま」

浜風「ま?」

提督「まず、水飲んで良いかな」

浜風「…はぁ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/23(日) 11:31:03.17 ID:J2j99hLeo<> ……

提督「…」

浜風「…」

潮「…」

提督「>>680」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/23(日) 11:50:08.36 ID:DbMnIx2Ao<> あの、二人と同時にできると思ったらまた元気なっちゃって… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/24(月) 20:52:11.04 ID:4Rhlzz5uo<> 潮「?」

提督「いや…二人相手って考えたら」

浜風「…本当に元気ですね」

提督「ごめん…」

浜風「そのくらいで良いですよ。…二人相手では、これでも足りないでしょうから」

提督「へ?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/24(月) 21:04:49.09 ID:4Rhlzz5uo<> ………………

提督「はっ!?」ガバッ

チュン……チュンチュン………

提督「!?」

提督「(今何時……)……!?」

ガチャッ

提督「!?」

瑞鶴「提督さん!今日からは普通に仕事…」

提督「!?」

瑞鶴「!?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/24(月) 21:11:41.85 ID:4Rhlzz5uo<> 〜執務室〜

瑞鶴「ほんっと信じらんない。出撃で疲れてるだろうなって思ってたのに…!」

北上「もうその話聞いた。5回も」

大井「提督が年中発情期なのは知ってましたけど。理性とか無いんですか?」

提督「ぬぐ…在る……」

瑞鶴「……」ジトー

提督「…と………思いたい…」

北上「弱いなぁ」

瑞鶴「はぁ…もう提督さん嫌い」

提督「なっ!?」

瑞鶴「ほっといたらすぐ他の娘と楽しんじゃうし、もうヤダ」

提督「……ごめん」

瑞鶴「謝るだけなら誰にでもできるって」

提督「…」チラッ

大井「(自分で解決してください)」プイッ

提督「…瑞鶴」

瑞鶴「何」

提督「>>684」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/24(月) 22:09:18.06 ID:KRaivpx7O<> 信じてほしい
もっと節度を持つようにする <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 17:55:38.70 ID:BbnbPpKko<> 提督「…今度からは節度をわきまえるよ」

瑞鶴「………」

提督「信じてほしい」

瑞鶴「…本当に?」

大井「無理ですね」

提督「なっ、大井!」

大井「そもそも提督は押されたら流されるままですし。…艦娘の力で提督1人押さえるなんて、楽勝じゃないですか」

瑞鶴「でも…」

北上「じゃあさ、瑞鶴さんが誘って提督がノー出して…今度は瑞鶴さんが我慢できなかったら、どうする?」

瑞鶴「どうする…って」

北上「無理矢理押さえつけない自信、ある?」

瑞鶴「>>686」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/25(火) 19:19:03.25 ID:Z5GI7c/Wo<> …ない <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 20:45:23.85 ID:BbnbPpKko<> 瑞鶴「…ない」

北上「でしょ」

提督「そこは堪えて欲しいかな…」

瑞鶴「提督さんが言うの?」

提督「いや、俺も抑えるから…」

瑞鶴「……じゃあさ、今晩最後に」

北上「ほらー」

瑞鶴「っ………」

提督「ははは…」

瑞鶴「…とにかく、今晩部屋まで来て」

提督「はは…分かったよ」

瑞鶴「そういうのじゃないからっ」

大井「本当ですかね?」

北上「怪しいねぇ」

瑞鶴「……」プイッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 21:38:14.98 ID:BbnbPpKko<> ……

提督「そういえば瑞鶴」

瑞鶴「?」

提督「旗風が秘書艦やるのって、いつだっけ」

瑞鶴「あー、まだ決まってないわね」

提督「そうか…」

大井「今のうちに決めた方が良いんじゃないですか?…書類の方はこっちで片付けますけど」

瑞鶴「じゃあ、そうさせてもらうわ」

大井「はい、行ってらっしゃいませ」


ガチャン


大井「…旗風が秘書艦になるんですか」

提督「え?いや、1日だけな?瑞鶴が無理言って泊めて貰ったみたいで。お礼にって…」

北上「二人きりなの?」

提督「どうだろ…サポートに瑞鶴が居るかもしれないけど……ん?」


提督『1人でもそうさせると、次から次に…』

瑞鶴『大丈夫。そうはさせないから』

提督『…信用しとく』


提督「(しまった…!変に瑞鶴を出そうとしているように見えたのはそういう…)」

大井「>>689」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/25(火) 21:39:05.19 ID:fvt40rfPO<> どうかしましたか?提督 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 22:05:12.78 ID:BbnbPpKko<> 大井「どうかしましたか?提督」

提督「…何でもない」

北上「さ、お仕事しよっか」

提督「あ?あ、あぁ…」

北上「提督は、さ」

提督「ん?」

北上「何でずっと瑞鶴さんを秘書艦にしてるの?」

提督「…電より大人で仕事ができそうだったから」

大井「そういえば2人目でしたね」

北上「時々他の娘に変えたいとか、思わないの?」

提督「えぇ?…思わないけど」

北上「…なんでさ」

提督「なんでって…」

提督「>>691」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/25(火) 22:11:58.95 ID:a8+HyMHpO<> 瑞鶴が秘書艦だと安心するんだよ、一応言って奥が他の娘が駄目とかじゃないぞ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 22:30:07.72 ID:BbnbPpKko<> 提督「瑞鶴が秘書艦だと安心するんだよ」

北上「へぇ」

提督「…一応言っておくけど、他の娘が駄目とかじゃないぞ」

北上「私でも?」

提督「良いけど…お前殆ど秘書艦じゃないか」

北上「え?」

提督「毎日毎日執務室に来て」

北上「うん」

提督「仕事の手伝いをして」

北上「うん」

提督「一緒にご飯を食べて」

北上「うん」

提督「しれっと毎回膝の上に乗って」

北上「癖になっちゃった」

提督「………」

北上「…それで?」

提督「秘書艦は変えないからな」

北上「ちぇー」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 22:38:15.51 ID:BbnbPpKko<> 大井「文句は言いませんよね」

提督「何が?」

大井「膝の上に北上さんが乗ってることです」

提督「それは…まんざらでもないし」

北上「スケベ」

提督「うるさい」

大井「…」

提督「…乗る?」

大井「乗りません」

大井「>>694」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/25(火) 22:45:23.14 ID:iLUyUjURo<> …今はですけど <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 23:26:25.98 ID:BbnbPpKko<> 大井「…今はですけど」

提督「…気が向いたら言ってくれ」

大井「はいはい。そうします」

北上「かわろっか?」

大井「大丈夫です。お茶淹れてきますね」

北上「そっか」

提督「(さ、仕事仕事…)」



大井「提督、お菓子切れてます」

提督「あれ。もう終わっちゃってたか」

北上「買ってこようか?」

提督「いや、まだ部屋にあるはず」

大井「取ってきましょうか?」

提督「>>696」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/25(火) 23:31:11.66 ID:pvlf4VTEO<> ならお願いしようかな
もう少しできりがいいところだからひと休憩できそうだよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 23:54:42.21 ID:BbnbPpKko<> 提督「お願いするよ。もう少しで一段落しそうだから休憩できそうだし」

大井「了解です」

ガチャン

北上「二人きりだね」

提督「さ、お仕事お仕事」

北上「キスくらい…」

提督「我慢我慢」ナデナデ

北上「…」

提督「…」

北上「……」

提督「……」

北上「………」

提督「…その目どうにかならないか」

北上「…ごめん」

提督「…こっちも悪いな。でも、ああ言った手前すぐ手を出すわけには…」

北上「節度の話?」

提督「そうだ」

北上「それって…」

北上「艦娘側が無理矢理襲うならしょうがないって話だったよね?」

提督「ん?……ん?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/25(火) 23:57:09.69 ID:BbnbPpKko<> 〜提督の部屋〜

ガチャッ

大井「…まさか、こんな形で入れてしまうなんて」

ガチャン

大井「……(ここは無難にペンかしら、それとも攻めて……でも、勝手に物を盗るのはそもそも犯罪…)」

大井「……」>>699


今晩はここまで。お疲れ様でした
メリークリスマス!プレゼントに応援メッセージが欲しいなー…チラッ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/26(水) 00:05:51.96 ID:aFOvut9po<> 理性の効く大井さんはシャツとかクンクンしちゃうけど思い直してお菓子だけ持って戻る

サンタさんからがんばれのプレゼントじゃ
仕事中はレスできなくて更新きてること忘れちゃうこともあるけど見てるよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/26(水) 00:50:40.02 ID:M8GP64N2O<> メリークリスマス!ミスター>>1
本当にお疲れ様今年もあとわずか頑張っていきましょー <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/27(木) 00:56:22.91 ID:oSe9u2KQo<> わぁ、プレゼントが本当に来てる…ありがとうございます。これで今後も頑張れる…! <> ◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/27(木) 01:10:39.35 ID:oSe9u2KQo<> 大井「(…本人の部屋だけあって、凄い…匂い……)」

大井「…(確か、服はこっちに…)」ゴソゴソ

大井「……」ゴクリ

スーハースーハースンスンクンクンジュルッ

大井「はぁ…やっぱり、犯罪よね」

大井「…さ、早いこと用事を済ませちゃわないと」



〜執務室〜

ガチャッ

大井「只今戻りまし…」

提督「…………」チーン

大井「提督!?」

北上「ごめん。ちょっと強すぎちゃった…」

大井「き、北上さん?一体何が…」

北上「あー…あのね?二人になったからどさくさ紛れにキスくらいできないかなーって…それで」

大井「……」

北上「…ごめん。調子乗っちゃった」

大井「…て、提督……?息してますか?」

提督「生きてるよ…」

大井「大丈夫ですか?」

提督「一応…。ティッシュくれ」

大井「あっ、はい」

提督「口周りがベトベトで…北上ぃ」

北上「ごめん…」

大井「拭きますから、こっち向いてください」

提督「え?それくらい自分で」

大井「いいですから」

提督「……」

大井「……」フキフキ

提督「……」

大井「はい、できました」

提督「ありがと…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/27(木) 01:12:11.97 ID:oSe9u2KQo<> ……

瑞鶴「ただいまー」

提督「おかえり。いつになった?」

瑞鶴「基本的にいつでも良いらしいけど、1つ条件があって」

提督「条件?」

瑞鶴「>>704」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/27(木) 01:14:24.20 ID:jdkPKw8Xo<> すこしでいいから二人きりになりたいらしいの
なんか話があるそうよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/28(金) 00:15:27.74 ID:piWeEuC5o<> イベント関係で色んな娘のレベリングが必要になったので少々お休みします。申し訳ない
村雨育ててなくてE1で詰みました。ハイ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/28(金) 23:09:17.29 ID:piWeEuC5o<> 瑞鶴「少しで良いから二人になりたいんだって」

北上「……へー」

瑞鶴「話があるらしいの」

提督「分かった。旗風が話ねぇ」

大井「色恋ですかね」

提督「違うだろ」

瑞鶴「わぁバッサリ」



※旗風秘書艦は次スレ最初に消化します <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/28(金) 23:45:50.08 ID:piWeEuC5o<> ゴシャァンッ!…ズウウゥゥゥン……

提督「ん?」

北上「何?今の」

瑞鶴「彩雲飛ばす?」ササッ

提督「いつの間に…頼む」

大井「爆発みたいでしたね。今の音」

提督「本当に爆発だったら洒落にならないぞ…」

瑞鶴「提督さん提督さん」

提督「何か見えたか」

瑞鶴「>>708」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/30(日) 16:14:47.76 ID:oQLSLiZbO<> 焦げてる磯風を陽炎 浦風 浜風 萩風が追いかけてる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 20:50:31.48 ID:yrn65PG8o<> 瑞鶴「えーっと…」

提督「?」

瑞鶴「浜風と、浦風と…陽炎と萩風が走って…」

提督「走って?」

瑞鶴「真っ黒になってる誰かを追いかけてる」

提督「…不審者か?」

瑞鶴「そういうのじゃなくて…焦げてる」

提督「…ん?」

瑞鶴「上手く口で言えないわね。追いかけてみる?」

提督「行こう。場所は?」

瑞鶴「今は中庭。工厰に向かってる」

提督「よし。北上、降りて」

北上「はいはい」

提督「瑞鶴、おんぶ」

瑞鶴「はいはい」

大井「…そっちの方が早いのは分かりますけど、間抜けですね」

提督「……そうだな。大井はどうする、来るか?」

大井「遠慮しておきます。北上さんとゆっくりしたいので」

北上「え、私も?…じゃあ、そういうことで」

提督「分かった。瑞鶴」

瑞鶴「ん」

ガチャガチャッ ピョーン

北上「…何で窓から行くかな」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 21:06:07.62 ID:yrn65PG8o<> 陽炎「磯風!待って、待ちなさいって!」

萩風「逃げないでくださーい!」

磯風「ダメだ!今度こそ私は自分1人でやり遂げると…!」

浦風「やり遂げられんかったからこうなっと…ん?」


瑞鶴「そこの真っ黒焦げの娘、止まりなさい!」

浦風「瑞鶴さ…っ、提督さん?」

提督「あぁ、浦風」

浦風「何しとるん?そんな掴まって」

提督「爆発音がしたから…って待て待て瑞鶴、追い抜いてる!」

瑞鶴「えぇ?追いかけるんじゃなかったの?」

提督「仕方ないか。浦風、また後で話す!」

浦風「あっ、ちょっと!?」


磯風「今の声は…」

ガシッ  グイッ

ポーイ

磯風「うわあぁぁっ!?」

ドシャッ

瑞鶴「さ、捕まえた…って」

提督「…磯風?どうしたその格好」

磯風「…司令か」

提督「そうだ。…で、何があった」

磯風「……すまない」グスッ

提督「え?ちょっと、おいっ?何で泣いて…」

萩風「食堂のキッチンを…その」

浜風「吹き飛ばしました。壁には大穴です」

提督「………は?」

陽炎「…詳しくは、本人から聞くと良いわ」

浦風「悪気は無いと思うけぇ…」

提督「???」

瑞鶴「…はぁ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 21:16:28.89 ID:yrn65PG8o<> 〜提督の部屋〜

提督「…で、どうしてああなった」

食堂のキッチンの壁には直径3メートルはあろう大穴が空いており、食堂そのものも爆発の衝撃で物が散乱していた

磯風「…そろそろ、年末だろう?」

提督「そうだな」

磯風「年が変わる前に簡単な料理だけでも自分で作れなければと…思って」

提督「1人で挑戦したのか」

磯風「皆で作ったときは上手くいったんだ。…だから、1人でも大丈夫だと」

提督「……」

磯風「…申し訳ない」

提督「………はぁ」

磯風「…私はどうすれば」

提督「修理費はお前の給料から出す。一部は俺も負担するけど、しばらく出ないと思え」

磯風「っ……」

提督「後は反省して、焦らず皆の力を借りて上達していくこと」

磯風「…料理を禁止しないのか?」

提督「禁止してもつまらないだろ」

磯風「つまらない…?」

提督「磯風がやりたいことで、折角挑戦したんだから、多少は見守るさ」

磯風「…ありがとう。司令」

提督「その代わり、陽炎型全員からのお墨付きが出るまでは必ず4人1組で料理をすること」

磯風「わかった。…他には、有るだろうか」

提督「>>712」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/30(日) 21:19:24.82 ID:TwDEGXKzO<> ちゃんとみんなに謝っておこう
それほど気にはしていないと思うが気持ちを切り替える事にもなる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 21:38:36.53 ID:yrn65PG8o<> 提督「ちゃんとみんなに謝っておこう。…最近はあまり食堂使われてないし、気にする娘は少ないと思うけど…」

提督「気持ちを切り替える事にもなるから」

磯風「切り替えか…分かった。そうしよう」

提督「それじゃ、これで終わり。謝る機会はこっち用意しておくよ」

磯風「いや、良い。…執務室の放送器具を貸してくれないか」

提督「…分かった」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 21:48:29.38 ID:yrn65PG8o<> ガチャッ

浦風「…」
浜風「…」
陽炎「…」
萩風「…」

提督「…何してんだ」

陽炎「やっぱりちょっと、心配で…」

提督「何もないよ。…磯風、今行く?」

磯風「ん?あぁ…何かまずいのか?」

提督「いや…」

浦風「提督さん、何処行くん?」

提督「執務室。放送で謝る」

萩風「なるほど」

浜風「付いていっても宜しいでしょうか」

提督「?…良いけど」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 22:11:09.57 ID:yrn65PG8o<> 〜執務室〜

ガチャッ シーン

提督「(…誰も居ないか。俺の部屋で話をする必要は無かったな)」

磯風「司令、借りるぞ」

提督「あぁ」

ピーンポーンパーンポーン
………

磯風「…はぁ、怒られないだろうか」

陽炎「怒られはすると思うけど」

磯風「…」

浜風「仕方ありません。事が事です」

萩風「でも、そんなに強く怒る人は居ないと思います」

磯風「だと、良いが…」

提督「そういえば、何を作ろうとしてたんだ?」

磯風「>>716」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/30(日) 22:12:39.14 ID:Z8v4mTQto<> ゆでたまごだ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 22:25:34.34 ID:yrn65PG8o<> 磯風「ゆでたまごだ」

提督「………?」

浜風「……はぁ」

浦風「悪化しとるねー」

陽炎「………」

磯風「い、いや、ガスの調整を間違えただけなんだ。火力が大事だと思って…」

萩風「ゆでたまごに火力は必要ありませんっ!」

磯風「っ…ぅ!?…す、すまない」

萩風「…丁度お昼ですから、一緒に作りましょう。ね?」

磯風「あ、あぁ。練習ができるなら…」

萩風「司令、台所をお借りしても宜しいでしょうか」

提督「良いよ」

萩風「ありがとうございます。それでは…」

提督「3人も見てやってくれ。もしマズイ事になりそうだったら押さえて欲しい」

浜風「了解しました」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 22:30:23.93 ID:yrn65PG8o<> …

浦風「」ヒョコッ

提督「浦風?もう終わったのか」

浦風「ううん。…話がしたいんじゃ」

提督「話?相談か?」

浦風「あー…そういうのじゃのぅて」

提督「ん?」

浦風「世間話というか、えっと…」

提督「…抜け出してまでしたい?」

浦風「したい」

提督「…ふふ、分かった。お話しようか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2018/12/30(日) 22:33:39.62 ID:yrn65PG8o<> ……

陽炎「浦風、何処行って…」

浦風「」ギュウ-
提督「」ナデナデナデナデ

陽炎「………」

浦風「…あ」

陽炎「…司令」

提督「…はい」

陽炎「>>720」


今回はここまで。お疲れ様でした
イベント辛いよぅ… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/12/30(日) 22:35:26.14 ID:3SKlS22TO<> 拒否権はないわよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/01(火) 11:52:49.42 ID:N1fEIWZto<> ツカツカツカツカ ズイッ

提督「っ!?」

陽炎「こっち向いて」

提督「……」

陽炎「…司令に拒否権は無いから」

提督「え?」

陽炎「………」スッ

浦風「なっ」

提督「っへ?あ、ちょっと……」



提督「………」

陽炎「………」

提督「………」

陽炎「………」

提督「………」

陽炎「………」

浦風「長ーーいっ!」

陽炎「っ……」ササッ

浦風「なんじゃ!目の前で!こっちは抱きついとるのに!」

提督「…ごめん」

陽炎「浦風こそ、勝手に抜け出して…随分楽しそうだったじゃない」

浦風「むっ…むぅ」

提督「………」

陽炎「司令も、浦風に付き合ってないで早く戻せば良かったんじゃないの?」

提督「すいません…」

陽炎「…私も、乗っかっちゃったけど。とにかく戻りましょ、浦風」

浦風「んー……」

陽炎「んーじゃn」
浜風「あら」

陽炎「え?」

浜風「姿を見ないと思って戻ってみれば……提督?」

提督「い、今戻る所だったから」

浜風「ふむ…。では、交代ということで」

浦風「へ?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/01(火) 12:05:33.61 ID:N1fEIWZto<> …

浜風「2人きりですね」

提督「…意外と、強引に来るんだな」フフッ

浜風「はい。機会は逃したくないので」

提督「そうか」

浜風「隣、失礼します」

提督「あぁ」

浜風「…昨日を思い出しますね」

提督「そう、だな?」

浜風「2日連続で提督の隣とは、私も運が良いです」

提督「そうか?」

浜風「えぇ。普段は、あまり会いに行ける機会がありませんから」

提督「…それもそうか」

浜風「…お膝、お借りしても?」

提督「どうぞ」

浜風「…」ゴロン

提督「>>723」


明けましておめでとうございます
なんだかんだでこのシリーズも2年半くらいになります。未だに付き合っていただいている皆様に感謝を <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/01(火) 12:09:23.50 ID:Q4wsSxvTo<> あけおめ今年も楽しませてもらいます

安価は男の膝なんて硬くないか?で <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/01(火) 12:20:11.40 ID:N1fEIWZto<> 提督「男の膝、固くないのか?」

浜風「固かろうと柔かろうと、些細なことです」

提督「そうなのか?」

浜風「えぇ。そもそもこの行為の本質は体を休めることではなく、こういった行為が許される間柄であることを認識し……」

提督「?」

浜風「…いえ、何でもありません」

提督「そうか」

浜風「……」ギュウ

提督「…」ナデナデ

浜風「…提督」

提督「ん?」

浜風「2人を追いやっておいて…こう言うのは、良くないと分かっていますが」

浜風「…もう少し、このままで良いでしょうか」

提督「良いよ」

浜風「ありがとう、ございます」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/02(水) 22:35:24.02 ID:tYKlBoByo<> 浜風「…怒らないで、聞いて欲しいのですが」

提督「言ってごらん」

浜風「私は、将来が不安です」

提督「将来?」

浜風「はい。沈む沈まないの話ではなく、戦いが終わった後…私はどうなるのか」

提督「面倒見るけど」

浜風「…はい?」

提督「結婚するんだろう?」

浜風「え…あ、あれは、本気で?」

提督「断られたら諦めるけど…皆大切だし。それに、責任取らないと」

浜風「お、お金は?ここも数百人規模になろうとしています。それの面倒を見るだなんて」

提督「知ってるか浜風、提督って破格の待遇なんだぞ」

浜風「…そうなん、ですか?」

提督「あぁ。皆で旅行に行ったときは流石に減ったけど、今も貯金は増え続けてる」

浜風「…艦娘の司令官は数が少ないと聞いていましたが、そこまでとは…」

提督「その代わり、世界を救わなくちゃいけない」

浜風「…私達で戦いを終わらせることが、そもそもの条件ですか」

提督「負ければ戦争裁判無しに全滅だろうな」

浜風「…努力します」

提督「あぁ。期待してる」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/02(水) 22:55:21.64 ID:tYKlBoByo<> 浜風「そういえば」

提督「ん?」

浜風「提督の待遇と言いましたが…他には何が?」

提督「俗っぽい質問だな」

浜風「…申し訳ありません」

提督「いや、謝らなくて良い。待遇…」

提督「まず、提督に着任した時点で少佐になる」

浜風「指揮官ですからね」

提督「あぁ。知識が無くて適性だけで提督になっても同様。18歳でも偉そうに命令できる」

浜風「…そういえば、私は18の提督を知りません」

提督「そうだな。なった時が時だし…大体、人員が足りないからって大学入学直後に無理矢理提督にさせるっておかしいと…」

浜風「………」

提督「…おっと、悪い」

浜風「いえ、お気になさらず」

提督「…えっと、待遇の話だったな」

浜風「はい」

提督「あとは…衣食住が約束されるくらいか、思い浮かばないだけでまだあると思うけど…あ」

浜風「?」

提督「美人な部下が凄く多い」

浜風「…提督」

提督「だって、本当の事だし」

浜風「そうやって調子に乗って、罷免された提督も居ると聞きますが」

提督「あぁ、居るな。クビになる理由は色々あるけど…浜風が言った例だと艦娘の扱いが悪いとクビになる」

浜風「具体的には?」

提督「ご飯のお金とかをケチって私腹を肥やしたり、無理な進撃を繰り返したり、艦娘に暴行をしたり」

浜風「…なるほど」

提督「昔は酷かったらしい。適性検査が実施されてからは、あまり見られないけど」

浜風「提督の上官の…あの方は?」

提督「ミスセクか?…あの人はどが過ぎる事はしないし、艦娘への待遇は良くしてるから…」

浜風「多少は目を瞑っていると」

提督「多分な」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/02(水) 23:10:20.70 ID:tYKlBoByo<> 浜風「それにしても意外です」

提督「何が?」

浜風「艦娘への待遇が悪いと罷免、という話です」

提督「当たり前だろ?艦娘が居なきゃこの戦いは勝てないし、何より艦娘にはお金がかかる。凄くかかる」

浜風「そんなに、ですか?」

提督「装備は当然だし、その身体も、マトモに戦えるようになるまでの訓練も、傷ついた後の修理もそうだな」

浜風「…想像はしていましたが、やはり負担は大きいようですね」

提督「やらなきゃ皆死ぬんだ。背に腹はって、言うだろ」

浜風「…提督は、重圧を感じることはありませんか」

提督「今日はよく質問をする日だな」

浜風「………」ギュウ

提督「あるよ。この前の出撃なんか正にそう。…今までにない状況で、誰かが沈んだらどうしようって」

浜風「…良かったです」

提督「何が?」

浜風「提督はいつも、常にどこか自信を持っているように見えたので」

提督「…そっちの方が良いと思うけど」

浜風「ダメです。…それでは、いつか壊れてしまいますから」

提督「そっか。…もし不安になったら、浜風に甘えるかもしれないけど、良い?」

浜風「はい。是非」

提督「ふふ…。…他に、聞きたい事はある?」

浜風「>>728」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/02(水) 23:16:51.68 ID:HiAfqUrFO<> 私は将来に不安が無くなっちゃいましたけど甘えていいですか? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/02(水) 23:29:16.64 ID:tYKlBoByo<> 浜風「私は不安が無くなってしまいましたが…それでも甘えて良いでしょうか?」

提督「思う存分」

浜風「…では、提督も横に」ササッ

提督「流石にソファーで2人は…」

浜風「大丈夫ですから」

提督「……?」ゴローン

浜風「失礼します」

ズシッ

提督「っ…なるほど、そういう……」

浜風「…重いでしょうか」

提督「多少は。…でも、これで良い」ギュウ

浜風「………」ギュウ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/02(水) 23:35:15.86 ID:tYKlBoByo<> ……

「司令、司令っ!」

提督「ん……は!?」ガバッ
ゴツンッ

提督「っーーーっ!?」

浜風「いっ…」

萩風「お休みの所申し訳ありませんが、お料理ができました」

提督「あ…ごめん。寝てた……」

萩風「見れば分かります」

浜風「…ごめんなさい」

浦風「まったく、ウチらを戻しておいて…」

提督「まぁまぁ、俺が止めなかったのも悪いから…」

浦風「次はウチじゃけぇね」

陽炎「ちょっと、浦風っ」

提督「わかった」

陽炎「司令!」

磯風「なんだ、妬いているのか?」

陽炎「っち、違っ!」

萩風「あの、ご飯…冷めちゃいます」

陽炎「そう!冷めちゃうから!ね!」

提督「あ、あぁ…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/02(水) 23:42:12.79 ID:tYKlBoByo<> …

モグモグモグ

陽炎「誰かと一緒ならこんなに美味しいのに…」

磯風「全くだ。…何故だろう」

浜風「磯風は料理になるとすぐに何かを変えたがる節がありますから」

浦風「この前、10分弱火なら強火で3分!って言い出した時は流石に驚いたたけど…」ハハハ

提督「1つ1つ覚えれば良いさ。まずはレシピ通りに作ることからだな」

磯風「そうだな…いつか、人に出しても恥ずかしくないものを作ってみせよう」

提督「応援してる。それはそうと萩風」

萩風「はい」

提督「…何割作った?」ボソボソ

萩風「>>732」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/02(水) 23:54:33.37 ID:ZpBW+JAKo<> 7割です <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/03(木) 00:01:31.23 ID:QnmKgVcao<> 萩風「…7割です」

提督「ほう、上出来だな」

萩風「はい。言うことはできてますから、これからですね…」

提督「(これからが楽しみだな…)」

………

ズシッ

浦風「あぁ、久しぶりじゃ…」ギュウウウッゥウウゥ

提督「待っ、手加げっ………ぐっ……くけっ……」

陽炎「う、浦風!司令が潰れるってば!」

浦風「え、あぁ!?提督さん!?」

提督「気絶しそう…」

浦風「ご、ごめん…」

萩風「…あの、司令」

提督「萩風…ごめん。目の前で情けない格好で…」

萩風「いえ、それは大丈夫です。…その」

萩風「>>734」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/03(木) 21:02:32.98 ID:hEUjiwHEO<> いっ、一緒にお風呂どうですか
お背中流させてもらいます <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/03(木) 23:33:32.58 ID:QnmKgVcao<> 萩風「まだ、煤が落ちてなくて…」

提督「え?…あ、ホントだ」

萩風「それで、司令が良ければ…」

萩風「い、一緒にお風呂に入りませんか!?」

提督「え」
浦風「なっ」
浜風「…はぁ」
磯風「…………」

陽炎「ちょっと、萩風っ?」

萩風「お背中流させていただきます!」

提督「は、萩風?……顔赤いよ?」

磯風「司令、そこは大人しく乗っておくものだ」

提督「磯風?」

磯風「何だ?…もしや、断る理由が」

提督「い、いや。無い、無いけど」

浦風「…………」
陽炎「…………」

提督「視線が…って、陽炎はこの前入ったよな?」

陽炎「っそ、それとこれは違うの!」

浦風「ウチ、もう最近は全然じゃ」

提督「申し訳ない……」

萩風「ぁ…す、すいません…」

提督「いや、良いけど…」

浦風「」グリグリグリグリ

提督「痛い」

浦風「…ウチも入りたい」

提督「…分かった」

浜風「では私も」

萩風「えっ」

陽炎「っ!?じゃ、じゃあ私も!」

萩風「えぇ?」

磯風「…全員入るのか、ならばこの磯風も」

萩風「えぇえっ!?」

提督「は…はは……は」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/03(木) 23:48:22.69 ID:QnmKgVcao<> 〜お風呂〜

カポー……

提督「狭い!」

浜風「執務室のお風呂場に入るのは掃除の時くらいでしたが…」

磯風「その時は広く見えたな」

提督「4人くらいなら楽々入れるんだけどな…6人となると」

萩風「………」ムー

陽炎「…は、萩風?」

萩風「司令」

提督「うん?」

萩風「…どうして1人で全部洗ってしまったんですか」

提督「え?」

萩風「お背中流しますって、言ったじゃないですかっ」

提督「ごめん…でもな?」

萩風「でも、何ですか」

提督「…こうも大人数相手だと、早く湯船に入らないとな……」

提督「少し…恥ずかしいというか」

陽炎「…逆じゃないの?」

提督「じろじろ見られたら誰だってそうじゃないかっ」

陽炎「し、司令だってこの前……」

萩風「…………」

提督「…えっと」

萩風「>>737」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/03(木) 23:53:18.47 ID:XEtZ1z0To<> むう…こんどご一緒するときは流させてくださいね? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/04(金) 00:07:04.25 ID:GM5KIPTco<> 萩風「むぅ…次ご一緒する時は、流させてくださいね」

提督「分かった」

萩風「…2人で」

提督「…はい」



カポーン

提督「…」

萩風「……」

磯風「…風呂でゆでたまごはどうだ」

提督「…温泉卵?」

磯風「それだ」

浦風「うーん…まずは普通に硬茹でからじゃねぇ…」

磯風「そうか。…司令は、失敗しなかったのか?」

提督「ゆでたまごで?」

磯風「いや…流石に無いk」
提督「あるぞ」

磯風「……!」

提督「…その少し嬉しそうな顔はどうにかならないのか」

磯風「っ…すまない。それは、一体どういう」

提督「半熟で白身だけ固めようとしてな…短めに茹でたんだ」

萩風「…固まってなかったんですか」

提督「…うん」

浜風「悲惨ですね…」

陽炎「いつの話?」

提督「中学生」

磯風「……むぅ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/04(金) 00:16:26.34 ID:GM5KIPTco<> ……

〜執務室〜

提督「さっぱりした…」

磯風「そろそろ私達も戻る時間だな」

陽炎「そうね。戻らないと…」

浜風「………」

萩風「………」

浦風「………」

提督「…ん?」

陽炎「私だって行きたくないんだから、我慢して…」

浜風「行きたくないのなら、ここに残れば良いのではないでしょうか」

陽炎「何言って」

萩風「わ、私も、行きたくないな…」

陽炎「えぇ?」

浦風「提督さんのお手伝いってことにすれば、ね?」

提督「こらこら」

陽炎「………」

磯風「陽炎?」

陽炎「>>740」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/04(金) 00:18:26.10 ID:n3VmHyizO<> 司令が来てくれるなら…私は… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/05(土) 19:41:24.05 ID:21VQX/vgo<> 陽炎「司令が居るなら、私は…」

磯風「………」

陽炎「…っ、司令!」

提督「ん?」

陽炎「……お願い。…一緒に居させて」

提督「自分の用事はこれから無いのか?」

陽炎「ない」

提督「…ふーむ」

磯風「……」

提督「>>742」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/05(土) 20:13:21.40 ID:GLwWvYfAO<> なら、一緒に居てくれ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/05(土) 23:38:45.44 ID:21VQX/vgo<> 提督「なら、一緒に居てくれ。磯風も」

磯風「私も、か?」

提督「あぁ」

磯風「…そうか、分かった。ついでと言っては、何だが」

提督「?」

磯風「夕飯の練習に、付き合ってもらえないだろうか」

提督「料理か?…萩風の方が上手いとおも」
磯風「頼む」

提督「…良い、けど」

萩風「夕飯の練習もあるってことは、それまでも一緒ってことですね」

浜風「確かに」

陽炎「それまで…どうしようか」

提督「仕事」

浦風「えっ」

提督「浦風は自分で言ってたじゃないか。…折角人手が足りてるんだ、存分に働いてもらうぞ」フフフ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/05(土) 23:42:17.47 ID:21VQX/vgo<> ……

提督「…浦風」

浦風「何じゃ?」

提督「膝の上に乗られるのは、少し…困る」

浦風「いつもやっとるくせに、よぅ言うねぇ」

提督「それは…そう、だけど」

提督「……」

浦風「もしかして…照れとる?」

提督「そうだよ。…くっつき過ぎなんだ」

浦風「……ふっふーん」

提督「おい、うらか…」

浦風「>>745」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/05(土) 23:47:28.46 ID:lndDlVEHo<> なんか当たっとるけど何じゃこれは〜?(すっとぼけ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 00:12:05.83 ID:3ghwCcOHo<> 浦風「何か当たっとるな〜……何じゃろ?」

提督「うらかぜ…っ」

浦風「ええよ?ウチは…」

提督「仕事を…」
浦風「んふふ…」クルッ

チュ

提督「っ……」

浦風「バレてないねぇ…どうする?」

提督「ったく…!資料取ってくる、降りろっ」

浦風「……怒った?」

提督「怒った。一緒に手伝ってもらうからな」

浦風「へ?」

提督「一緒に来い。資料室だ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 00:16:08.06 ID:3ghwCcOHo<> 〜資料室〜

ガチャン

提督「さて」

カチャンッ

浦風「何の資料…何で鍵閉めて」
ガシッ ガタガタガタッ

浦風「っ…へ?」

提督「おいおい…まさか、本気で資料探しだと思ってたのか」

浦風「って、え、提督さん?」

提督「挑発しておいてっ…」

浦風「ま、ちょっと待っ……」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 00:21:12.01 ID:3ghwCcOHo<> ……

〜執務室〜

ガチャ

浜風「お帰りなさい、ていと…あら、浦風は何処へ?」

提督「えっと、滑って腰を打ってな。…今は休んでもらってる」

浜風「……………はぁ。…珍しいこともありますね」

スタスタスタ

ズイッ

提督「っ!」

浜風「それで、資料はどこに?」

提督「ぇ……ぁ」

浜風「…はぁ、慣れないことは、しない方が良いですよ」

提督「…ごめん」

浜風「私は構いませんが。…もし言われたくないのでしたら」

浜風「>>749」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/06(日) 01:01:54.40 ID:Ok/qokhlO<> 情熱的なキスをお願いいたします <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 01:12:20.97 ID:3ghwCcOHo<> 浜風「情熱的なキスをお願いいたします」

提督「…ここで?」

浜風「資料室でも構いませんが?」

提督「ぅ…」

陽炎「ちょっと二人とも、何ドアの前でくっついてるのよ」

浜風「む…、いえ。少し内密な話があったので」

陽炎「そう。なら、良いけど…」

提督「……」

浜風「廊下に出ましょうか」

提督「…ん」

ガチャ

ガチャン <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 01:18:47.31 ID:3ghwCcOHo<> ……

ガチャン

磯風「遅かったな。浜風」

浜風「はい?」

磯風「いや、良い。続けよう」

提督「(さて、続けるか…)」

陽炎「司令、さっきは何の話をしてたの?」

提督「えっと…将来について、かな」

陽炎「……………」

提督「…陽炎?」

陽炎「しょうらい?」

提督「う、うん?」

陽炎「…詳しく、聞いても良い?」

提督「良いけど…座ったらどうだ」

陽炎「膝に!?」

提督「え?椅子はあるけど…膝でも良いよ」

陽炎「ぁ………え、えぇ。お邪魔するわ……」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 01:22:34.73 ID:3ghwCcOHo<> …

萩風「…ねぇ浜風」

浜風「はい」

萩風「さっきから気になってるんだけど…ボタン、ずれてるよ」

浜風「…あら」

萩風「直すから、こっち向いて」

浜風「いえ、これくらいは…」

萩風「………」

浜風「…お願いします」

萩風「……さっきまでは、普通だったよね?お風呂から出た後も」

浜風「…そうだったでしょうか」

萩風「うん。…ねぇ浜風」

萩風「…さっき、何してたの?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 01:23:01.78 ID:3ghwCcOHo<> 今回はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/06(日) 11:47:31.76 ID:UPUdMvD4O<> イッチ 乙!!

陽炎型姉妹による修羅場…

ワクワク <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 20:14:21.93 ID:3ghwCcOHo<> 陽炎「へぇ、それって…私も面倒見てくれるの?」

提督「あぁ。陽炎が嫌だって言わなければ」

陽炎「…そっか。うん、そうよね…」ウフフ

提督「……(可愛いやつ)」クスクス

陽炎「けど、内密なんじゃなかったの?」

提督「あ…あー…あぁ。えっと」

陽炎「…まさか」

提督「………」

陽炎「浜風に内緒で話しちゃったの?」

提督「え」

陽炎「ん?」

提督「あ、あぁ…うん」

陽炎「そっか。そっか…」

提督「………」ギュウウゥ

陽炎「…?ど、どうかしたの?」

提督「心が苦しい…」

陽炎「どうしてよ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/06(日) 20:18:37.64 ID:3ghwCcOHo<> 萩風「………」

浜風「………」

萩風「…そういうこと、ですか?」

浜風「…えぇ。抜け駆けです」

萩風「む…」

浜風「申し訳ありません。どうやら今の私は…少しばかり身勝手な性格になっているようで」

萩風「…なら、私だって負けませんから」

浜風「そうですか」

萩風「はい」

磯風「(なるほど、女と女の争いはテレビ位でしか見たことがなかったが…)」

磯風「(いざ目の前で姉妹がするとなると、中々に迫力がある。…が、これでは仕事にならないな)」ササッ


スタスタスタ

磯風「司令」

提督「ん?」

磯風「>>757」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/07(月) 01:00:57.94 ID:Z9Z6NujPo<> 姉妹達の事だが、
男たるもの全てを囲む甲斐性を見せるか、それができないなら皆の前で詫びを入れるか、二つに一つだと思うぞ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/07(月) 08:33:40.20 ID:3PmSYxWho<> 磯風「姉妹達の事だが」

提督「…」

磯風「男たるもの、全てを囲む甲斐性を見せるか…それができないなら皆の前で詫びを入れるか、二つに一つだと思うぞ」

提督「ぬ……むぅ」

磯風「…できないのか?」

提督「その全てには、磯風も含まれるのか?」

磯風「……、提督の好きにしてくれて構わない」

提督「…分かった」

陽炎「…司令?」

提督「………」


謝るかやっちまうか>>759 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/07(月) 08:35:44.23 ID:IQ5MYPVZo<> やっちまえ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/10(木) 20:12:41.40 ID:cdf6B0hHo<> イベント甲甲甲クリアしたので復活します。辛かった




提督「夕飯は一緒だったよな?」

磯風「あぁ」

提督「…なら、その後にも時間はあるか?」

磯風「司令に合わせよう」

提督「分かった。ぁ…さっきの爆発に関する書類も作らないといけないんだが」

磯風「む…、分かった」

スタスタスタ

提督「…えと、陽炎」

陽炎「?」

提督「さっきの話な、半分嘘だ」

陽炎「え?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/10(木) 20:19:12.96 ID:cdf6B0hHo<> ……

陽炎「それで、そういうことしてたんだ」

提督「……」コクリ

陽炎「………へぇー」

提督「…変に嘘をついて悪かった」

陽炎「許して欲しい?」

提督「できることなら」

陽炎「キーボード打つの、一旦やめてくれる?」

提督「……」ピタッ

陽炎「…じゃあ、その腕を今から言う通りに動かして」

提督「残酷なことはやめてくれよ」

陽炎「しないわよ。じゃあ…」

陽炎「>>762」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/13(日) 15:48:34.36 ID:zbqrM+OrO<> 力いっぱい抱きしめてキスして <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/13(日) 23:05:59.91 ID:iK2cXB76o<> 陽炎「力いっぱい抱きしめて、それからキスをして」

提督「力いっぱい…痛いぞ?」

陽炎「こっちは艦娘なんだけど」

提督「…じゃあ、いくぞ?」

ギュウウゥゥゥウウゥゥウウウゥゥウッ

提督「ふぬぬぬ………っ!」

陽炎「…(……何か違う)」

提督「か、かげろ……」

陽炎「…何?」

提督「このままだと、できな……っ」ギリギリギリ

陽炎「…わざとやってる?ツッコミ待ちなの?」

提督「えぇ?何が」

陽炎「いい。…緩めて」

提督「…」ササッ

陽炎「じゃあ次、はい」スッ

提督「…」

チュ

提督「……」

陽炎「(どうしてそっちは軽いのよっ!)」ベシッ

提督「痛っ!?」

陽炎「もういい。仕事しましょ」

提督「あ、あぁ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/13(日) 23:21:24.64 ID:iK2cXB76o<> 提督「……」

陽炎「…」

ドタドタドタ バァンッ

瑞鶴「提督さんっ!」

提督「おぉっ!?」

瑞鶴「助けて!」

提督「???」

バタンッ ガチャガッタガチャン

浜風「何事ですか。慌てて鍵まで…」

瑞鶴「>>765」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/13(日) 23:25:54.41 ID:RB17Z+CTO<> 何も言わず匿って!お願い! <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/13(日) 23:49:19.59 ID:iK2cXB76o<> 瑞鶴「何も言わず匿って!お願い!」

浜風「………?」

ドンッ

萩風「ひっ!?」

バンバンバンバンガタガタガタガタバァンッガチャガチャガチャガチャドンドンドンドンッ

磯風「敵襲か?」

浜風「まさか…」

提督「瑞鶴、棚の中に」

瑞鶴「」コクリ

キィ ガタガタ …パタン

提督「陽炎、降りて。ドアの前に居るのが誰か…」

陽炎「ダメ、司令はここにいて」スタッ

陽炎「皆、ドアを開けた瞬間が勝負、取り押さえるわよ」

磯風「…」コクリ
浜風「了解です」
萩風「…頑張るね」

陽炎「………」ガチャ

バァンッ

萩風「きゃあっ!」

磯風「ぐっ!?」

浜風「!?」

陽炎「しま…司令!」

提督「何と!?」バッ

チャキ ブンッ

ドスッ

>>767「ふーっ…ふっ…ふーーーーーっ!!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/14(月) 00:35:30.28 ID:YDSSpHGgO<> 葛城 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/14(月) 00:35:48.44 ID:/PoLYMo7O<> 翔鶴姉 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 01:31:00.56 ID:ZY3Nxtwwo<> 磯風「見事だ。提督」

提督「まぐれだ。牽制のつもりが一歩間違えれば大変なことになった」

葛城が自分へ向かってくることを確認した瞬間に剣を抜き、牽制…軌道を反らすために右方向へ突いたのだが

間が悪く葛城の服を貫きそのまま壁を貫通。葛城の動きは止まったものの、危険なのは言うまでもなかった

提督「悪かったな。…それと、どうした」

葛城「葛城がっ、私が悪いの…。けどっ」

葛城「体がおかし、くてっ。もう、我慢できない。抑えきれないよぉ…!」

提督「ちょっと待て。何があった。瑞鶴が涙目だった事と何か関係があるのか?」

葛城「うっ、うぅ…!……助けて」

提督「…葛城?」

葛城「………」

提督「…」チラッ

磯風「……」コクリ

提督「…すまない皆、一旦ここを離れる」

浜風「どちらに?」

提督「わからん。鎮守府からは出ないよ」

葛城「…っ、………!」

提督「良いか葛城、今から剣を抜く。動くな、暴れるな、俺にしがみつけ、俺はお前を連れて移動する、逃げるなよ」

葛城「…分かっ、た」

提督「よし」グッ

スルッ

提督「…(随分簡単に抜けるもんだ)」チャキン

葛城「…」ギュウ

提督「陽炎、青い箱に入ってる書類をお願いして良いか」ギュウ

陽炎「!…」コクリ

提督「萩風は陽炎を手伝ってくれ」

萩風「はい」

提督「磯風、爆発の件に関する書類をプリントアウトしておいてくれ」

磯風「了解」

提督「浜風は…あー」

浜風「お茶でも淹れますね」

提督「…頼んだ」

陽炎「(ちょっと楽そう…)」

提督「よし、行くぞ」

葛城「……」ギュウ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 01:42:28.74 ID:ZY3Nxtwwo<> 〜葛城の部屋〜

提督「さて、できるところからで良い。まず俺は怒らないから、話してくれ」

葛城「…提督の部屋に入ったの」

提督「(おいぃ!?…)…それで?」

葛城「色々触ってて、時間がたって、喉が乾いて…」

葛城「…そしたら、冷蔵庫に丁度良い量の飲み物があって」

提督「お茶か?」

葛城「ううん。ジュース、瓶入りの」

提督「…そんなもの、無いはずなんだが」

葛城「嘘?…だけどあったの、私は飲んで、最初は何もなかったの」

提督「……」

葛城「…後から先輩も来て、お互い目的が目的だったから少しきまずくて…えっと、怒ってる?」

提督「…いや、驚いてるだけだ」

葛城「…しばらく経ったら、体がおかしくなって。熱くて、ぼーっとして、今もそうで」

提督「……(…誰の仕業なのやら)」

葛城「目の前に瑞鶴先輩が居て、自分でも抑さえられなくて」

提督「…そうか。分かった」

葛城「…っ……ぅう」

提督「(妙に色っぽいと思ったら、そういう事か)…流石にあの勢いは驚いたけどな」

葛城「ごめんなさい」

提督「…熱さは引いてきてる?強くなってきてる?」

葛城「>>771」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/14(月) 01:43:46.55 ID:/PoLYMo7O<> いまは引いてるけど、その…提督に触られると強くなるの… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 01:53:12.74 ID:ZY3Nxtwwo<> 葛城「いまは引いてる。けど、その…」

提督「何だ」

葛城「さっき、貴方とくっついてる時は、強くて…熱くて」

提督「…離れた方が良いのか?」

葛城「っ、バカ!」

提督「!?ば、バカ?」

葛城「……」

提督「……かつら、ぎ?」

葛城「……わかってよ」

提督「…、良いのか?」

葛城「…言ったでしょ。私、2人も好きな人が居るんだから」

提督「……浮気者め」

ペシッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 02:10:28.46 ID:ZY3Nxtwwo<> …………

提督「…熱さ、引いた?」

葛城「……わかん、ない。あの飲み物っ、か…貴方の、熱さなのか…」

提督「だろうな…。…っ葛城、ちょっと、重い…」

葛城「うる、さい…っ。良いから、動かないで…」

提督「………」

葛城「よい、しょ…」

ニュチ…ニチッ

提督「……」

葛城「………」ピタッ

提督「…葛城?顔、赤いぞ」

葛城「今の、聞いた?」

提督「…今更だな。さっきから、ずっとだろ」

葛城「……動いて」

提督「えぇ?この形は」

葛城「良いから!っわ、私が動く度にこんな音って、私がへ、変態みたいじゃない!」

提督「…皆そうだよ」

葛城「私は変態じゃないの!」

提督「いや、そこじゃなくて…」

葛城「良いから、もう貴方が動いて。リードして」

提督「…分かった」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 02:19:12.15 ID:ZY3Nxtwwo<> 〜執務室〜

瑞鶴「…はぁ」

萩風「どうかしたんですか?」

瑞鶴「提督さんに押し付けちゃったなって…」

浜風「気にする必要は無いかと」

磯風「司令は居なくなったが、秘書艦は居る」

陽炎「プラスマイナス0ね」

瑞鶴「そうかな…」

浜風「えぇ。手伝いの効率も上がります」

瑞鶴「そっか…、提督さん、大丈夫かな」

萩風「多分…大丈夫だと思います。葛城さんも、司令の言うことを聞いているように見えましたし」

瑞鶴「………よし、頑張ろう」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 02:19:47.41 ID:ZY3Nxtwwo<> 今晩はここまで。お疲れ様でした

葛城との描写まだいる? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/14(月) 08:04:55.39 ID:FZrz1xvUO<> いりゅ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 12:50:34.73 ID:ZY3Nxtwwo<> 〜葛城の部屋〜

提督「…」チュッ

葛城「ん…!?」

提督「(…舌、良いかな)」ニュッ

葛城「………」ハム

提督「…(甘噛み…?怒っt)」
レロレロレロレロ

提督「!?!?」

チュッチュチュウチュウチュチュウチュゥヂュルッ

提督「!?!?!?」

葛城「……」ゴクン

提督「っか、葛城?」

葛城「ビックリした?」

提督「…どこでこんなこと」

葛城「……内緒」

提督「凄い音だったけど、こっちのは良いのか?」

葛城「良いの!っ、そんなに変態っぽくないんだから」

提督「……ぽくはないな」

葛城「うん」

提督「(…変態そのものだよ)」

葛城「お互いベタベタね」

提督「そうだな……あ」

葛城「?」

提督「えいっ」ドンッ

葛城「へ?」ドサッ

提督「仕返し」ズイッ

ペロリ

葛城「やっ、ちょっと!何して!」

提督「良いから良いから」ペロペロ

葛城「良くnひあっ!?」

提督「しょっぱい」

葛城「どこなめてんぅっ!」

提督「…次はどこがいい?」

葛城「…はぁ?何言って…」

提督「………ふふ」

葛城「…お、お風呂入った後で。……ここ」

提督「分かった。じゃあ、それまで別のところにしようか」

葛城「ちょっ、まだ続けるの!?」

提督「当然」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 13:04:08.13 ID:ZY3Nxtwwo<> ……

葛城「もう…やだ……どろどろ……」

提督「…お風呂、入ろっか」

葛城「うん…」

〜お風呂〜

提督「…ふーむ」ゴシゴシ

葛城「何?」

提督「いや、長い髪だなって」

葛城「邪魔だった?」

提督「いいや。興奮した」

葛城「ぅ……」

ピトッ

葛城「ひっ!?」

提督「ごめん、耳の裏も洗わないと」

葛城「あ、あぁ、うん。そうね…」

提督「…熱さ、引いた?」

葛城「…引いた。けど」

提督「他に問題が?」

葛城「まだ、したい」

提督「……!」

葛城「…良い?」

提督「…いいよ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 13:28:06.58 ID:ZY3Nxtwwo<> ………

〜執務室〜

ガチャ

提督「…ただいま」

萩風「!」

陽炎「お帰りなさい、司令」

提督「陽炎もお疲れ様」

浜風「提督も、では?」

提督「そうかな…はは」

瑞鶴「提督さん、ちょっと良い?」

提督「…あぁ」


瑞鶴「…何があったの?」

提督「誰かが仕組んだ媚薬を葛城が飲んで暴走した」

瑞鶴「えぇ?…それで…今まで」

提督「…収まるまで処理してた」

瑞鶴「そっか…。それでこの後、もつの?」

提督「この後って…え?」

瑞鶴「聞いたわよ」

提督「……」

瑞鶴「>>780」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/14(月) 13:37:59.00 ID:dJ20HEYZO<> 頑張ってね <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 15:17:14.93 ID:ZY3Nxtwwo<> 瑞鶴「頑張ってね」

提督「…ぉぅ」

瑞鶴「…………」

提督「…」チュッ

……

提督「よし、終わった」

瑞鶴「お疲れ様。今日は解散ね」

提督「あ、あぁ。そうだな…」

瑞鶴「それじゃ、また明日」

提督「お疲れ様」

ガチャン

浜風「…さて」

磯風「夕飯の時間だな」

提督「浦風…大丈夫かな」

陽炎「見てこようか?」

提督「お願いす…」

ガチャ

浦風「…ただいま」

萩風「噂をすれば…」

浦風「え?ウチ、何か言われとった…?」

提督「大丈夫かなって」

浦風「あぁ…大丈夫大丈夫。この通り、復活じゃ」

磯風「よし、萩風」

萩風「うん。頑張ろっ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/14(月) 15:38:11.54 ID:ZY3Nxtwwo<> …

提督「…(…疲れた)」ゴローン

ズシッ

提督「ぅぐ……」

陽炎「捕まえたっ」

提督「…捕まった」

陽炎「…休む?」

提督「あぁ。少し…寝る」ギュウ

陽炎「そっか」

提督「…………」

陽炎「……」ギュッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 01:17:58.07 ID:FfWz5Fgao<> カプッ

提督「!?」ビクッ

浦風「にしし、できたよ」

提督「あ、あぁ…」ムクッ

萩風「さぁ、いただきましょう」

磯風「今回は、一品自分で作ってみたんだ」

提督「え?」

磯風「萩風達にも見てもらった。大丈夫だ、多分」

提督「…ちなみに、その一品って?」

磯風「>>784」

コンマで味も判定 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/15(火) 01:21:31.95 ID:SyZaMzYcO<> ほうれん草のおひたし <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 01:35:35.49 ID:FfWz5Fgao<> 磯風「これだ」ササッ

提督「ほうれん草の…おひたし」

浜風「調理中特に問題はありませんでした」

提督「そうか。…いただきます」

陽炎「いただきます」
萩風「いただきますっ」

モグモグモグ

磯風「………」

提督「旨い。美味しいよ」

磯風「…!?」

陽炎「うん、美味しい」

磯風「な…ほ、本当か?世辞や気を使っている訳では」

提督「ないよ。本当に美味しい」

磯風「…………良かった」

浦風「そっか、初の成功じゃね」

磯風「………」コクリ

浜風「磯風、これを」

磯風「泣いてなどいないっ、このくらいのことで…」

浜風「…」

磯風「…ありがとう」



提督「ごちそうさまでした」

萩風「お粗末様でした」

提督「(磯風に足りなかったのは経験か?良い教官か?…こうも成長するとは)」


今回はここまで。お疲れ様でした <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 20:04:10.21 ID:FfWz5Fgao<> ……

陽炎「じゃあ、行こっか」

提督「…どこに?」

萩風「司令の部屋に、ですよ」

提督「……」チラッ

磯風「?」

提督「…来てくれるか」

磯風「分かった。付き合おう」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 20:07:27.68 ID:FfWz5Fgao<> 〜翌朝、鎮守府〜

瑞鶴「提督さん、居る?」ガチャ

提督「………おはよ」

瑞鶴「提督さん!?っちょ、大丈夫!?」

提督「……ん」ガクッ

瑞鶴「やっぱり手伝った方が良かっ…じゃなくて!」

提督「…」

瑞鶴「い、生きてる?」

提督「…生きてる。…けど」

瑞鶴「け、けど…?」

提督「股間が痛い」

瑞鶴「」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 20:16:02.16 ID:FfWz5Fgao<> 瑞鶴「…休む?」

提督「いや、大丈夫……」

瑞鶴「そうは見えないけど…」

提督「…こっち来て」

瑞鶴「ん?…うん」

ギュッ

瑞鶴「…昨日そんなになるまでしてたんじゃないの?」

提督「……」ギュウ

瑞鶴「…ソファー、行こっか」

提督「ん…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 20:25:49.85 ID:FfWz5Fgao<> ガチャ

北上「おはよー……あれ?」

提督「……」Zzz

瑞鶴「…おはよう」

北上「寝てるの?提督」

瑞鶴「昨日、頑張りすぎたみたい」

北上「ふーん…膝枕か」

瑞鶴「良いでしょ」フフン

北上「うんうん。羨ましいねぇ」

北上「…とりあえず、今は休憩で良い?」

瑞鶴「うん」

北上「じゃ、仮眠でも…」ボフッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 20:29:20.05 ID:FfWz5Fgao<> 提督「………ぁ」パチクリ

シーン……

提督「?」

瑞鶴「………」Zzz

北上「……」Zzz

提督「…?」ムクッ

提督「瑞鶴、北上も…寝てる、か」

提督「ふーむ……」

提督「」>>791 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/15(火) 20:32:52.29 ID:2VmNRu2HO<> 北上の膝枕の具合も確かめておこう <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/15(火) 21:00:29.12 ID:FfWz5Fgao<> 北上「…」Zzz

提督「(お邪魔します)」ゴロン

提督「……(こっちもこっちで…)」

北上「………」

ギュッ

提督「…(…)え」

北上「…提督から来てくれるとはね」

提督「き…きたか…」

北上「…何?」

提督「…ごめん」

北上「怒ってないよ。…もっとくっつきたいくらい」

提督「……?」

北上「>>793」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/15(火) 23:36:10.39 ID:hvLvDOhNo<> 甘えてくれてうれしーし <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/16(水) 20:03:42.29 ID:PVdtSJ/wo<> 北上「ほら、甘えてくれて嬉しいし?」

提督「…もっと甘えても良いか」

北上「おぉう……ぉ、おいで」

ギュウ

北上「…もっと甘えても良いよ?」

提督「今そうしてる」

北上「そうじゃなくて…えっと」

北上「>>795とか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/17(木) 00:11:19.38 ID:eveei2zIo<> エッチなこととか <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/17(木) 01:20:22.85 ID:emLiMHOXo<> 北上「エッチなこととか」

提督「………」

北上「…あれ、提督?」

提督「いや…笑わないで聞いて欲しいんだけど」

北上「うん?」



北上「そっかー、張り切りすぎちゃったか」

提督「…」

北上「やっぱり、そういう気にはならない?」

提督「…ごめん」

北上「ううん。良いよ」

提督「……」ギュウ

北上「…こういうのも良いねぇ」ナデナデ

大井「……」ニュッ

北上「おうっ!?」

提督「ん?どうしっ…!」

大井「………」

北上「や、やっほー」

大井「…おはようございます」

提督「ぉ、おはょ…」

大井「>>797」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/17(木) 07:58:10.67 ID:byC1K3AOO<> お仕事進めておくのでそのままでいいですよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/17(木) 16:31:29.21 ID:emLiMHOXo<> 大井「お仕事進めておくので、そのままで良いですよ」ニコニコ

提督「……」

北上「えーっと、ありがと?」

大井「あ、提督はお話があるので」

提督「おう…」

大井「…」ニッコリ

提督「」

北上「…」ナデナデナデナデ

瑞鶴「……楽しそうね」

提督「!?」

瑞鶴「…はぁ、始めましょ」

提督「ぉ、おう」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/17(木) 16:37:27.67 ID:emLiMHOXo<> ……

提督「………」カタカタカタ

大井「提督、少しお時間をいただいても宜しいでしょうか」

提督「…北上」

北上「はいはい。…よっと」

提督「…話って?」

大井「…廊下で話しましょうか」

提督「ん、あぁ…」


話というのは口実。目的は…>>800 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/17(木) 16:41:54.92 ID:yDPB6UQxO<> キスしたかった <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/19(土) 23:17:02.61 ID:H7tz5V7co<> 〜廊下〜

提督「…それで、どうした」

大井「こっちを向いて、目を瞑ってください」

提督「…」

大井「殴ったり蹴ったりはしないので、私が良いと言うまで決して動かないでください」

提督「…1分経ったら動いて良いか」

大井「5分で」

提督「………」

大井「目を瞑る、動かない、抵抗しない。良いですか?」

提督「…怒ってる?」

大井「良いですか?」

提督「…」コクリ

大井「………」スッ

チュ………

チュウウゥゥウウゥゥウゥジュッジュルルグニッペロレログチュグチュチュッチュレロレロヂュッヂュウヂュ

提督「!?!?!?」ビクッ

大井「(動かない!)」ガシッ ギュウゥ

……

大井「……っはぁ」

提督「…」

大井「良いですよ」

提督「大井…お前な…」

大井「ごめんなさい。嫉妬が抑えられなかったので」

提督「ぅ…」

大井「けど、しれっと提督も応えてましたし…これで朝の件は忘れますね」

提督「…はい」

大井「戻りましょうか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/19(土) 23:21:16.33 ID:H7tz5V7co<> 〜執務室〜

ガチャン

瑞鶴「お帰りなさい。…何話して来たの?」ボソボソ

提督「ん?んん………んぅ」

瑞鶴「…分かった。そういうことね」ハァ

提督「朝のことで妬いてたらしい」

大井「言わなくて良いです」

提督「(聞こえてたのか…)」

北上「提督、早くー」

提督「今戻るよ。…さ、仕事に戻ろうか」

瑞鶴「>>803」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/19(土) 23:40:38.41 ID:M44B8D7do<> やっぱり北上さんは膝の上なんだ
もう定位置になってる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/20(日) 00:18:17.75 ID:dCc89nv2o<> さあばりばり働きましょう! <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/20(日) 23:26:06.94 ID:KwscAc7Lo<> 瑞鶴「やっぱり、北上は膝の上なんだ?」

提督「え」

瑞鶴「もう定位置になってる」

提督「…座る?」

瑞鶴「いらないっ」プイッ

提督「瑞鶴」

瑞鶴「何」

提督「あー…資料探しに行くんだけど、手伝ってくれないか」

瑞鶴「…分かった」

提督「資料探してくる!」

北上「む…りょーかい!」

ガチャン <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/20(日) 23:29:42.10 ID:KwscAc7Lo<> 〜廊下〜

瑞鶴「…ごめん」

提督「ん?」

瑞鶴「勝手に妬いて、みっともない…よね」

提督「…否定はしない」

瑞鶴「………」

提督「でも、妬かれるのは悪い気しないし…そういう顔も好きだよ」

瑞鶴「…恥ずかしいからやめて」

提督「好き、好き好き大好き」クスクス

瑞鶴「うーっるさい!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/20(日) 23:36:27.41 ID:KwscAc7Lo<> 〜資料室〜

ガチャン

瑞鶴「それで、何の資料?」

提督「何でもないよ」

瑞鶴「え?」

提督「…膝、おいで」

瑞鶴「え…ぁ…うん」

提督「……しばらく休もうか」

瑞鶴「提督と初期艦がサボって良いの?」

提督「良くない。けど、そうしたい」

瑞鶴「しょうがないなぁ。付き合ってあげる」

提督「ありがたいね」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/20(日) 23:44:14.95 ID:KwscAc7Lo<> ……

提督「……」

瑞鶴「提督さん」

提督「ん?」

瑞鶴「ありがと」

提督「どういたし…何が?」

瑞鶴「…色々」

提督「色々…ねぇ」

瑞鶴「…まだ、このままで良いかな」

提督「勿論」

瑞鶴「>>809しても良い?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/20(日) 23:45:43.42 ID:dCc89nv2o<> そっち向いてハグしてキス <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/20(日) 23:57:20.85 ID:KwscAc7Lo<> 瑞鶴「抱きついて良い?」

提督「良いよ」

瑞鶴「キスしても良い?」

提督「…良いよ」

チュウッ

瑞鶴「……えっちしたい」

提督「それは夜」

瑞鶴「そんなこと言って、どうせ他の娘に拐われちゃうんだから…」グイッ

提督「あっ、こら…」

瑞鶴「指で良いから、ね?」

提督「っ…全く、普通逆だろう…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/21(月) 00:03:03.82 ID:ozR2e3dgo<> ………

〜執務室〜

大井「4時間も資料探しですか、さぞお疲れでしょうね」

提督「…すいませんでした」

瑞鶴「…ごめんなさい」

大井「仕事中ですよね?…そういうの、夜にしてもらえませんか」

提督「…はい」

大井「はぁ…とにかく、今後こういうことは無いようにしてください。それと…」ジロッ

提督「………」

大井「…何でもないです。続けましょう」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/21(月) 00:15:22.83 ID:ozR2e3dgo<> …

北上「………」

提督「……」

北上「………」

提督「…怒ってる?」

北上「怒ってないし」

提督「………」

北上「………」

提督「………」

北上「………」

提督「…怒ってる?」

北上「うるさいサボり魔」

提督「」

北上「大体さー、すぐバレる嘘をつくのもどうかと思うんだよね」

提督「む…ぅ」

北上「……はぁ。モヤモヤするなー、すっごいモヤモヤするなー」

北上「これはもう、私の装備をもっと良いものにしてもらうしかなさそうかなー」

提督「…これ以上どうしろと」

北上「7連装魚雷発射菅でも作ってもらうしかないかなー」

提督「……」

北上「…返事は」

提督「前向きに検討させていただく」

北上「ちぇっ。仕方ないから間宮で良いよ」

提督「飯か」

北上「甘味だよ」

提督「ようかん?」

北上「パフェで」

提督「ぐぬぬ…」

北上「ほら、私今日頑張ったし。何故か全然帰ってこなかった提督の代わりにバリバリ働いたし」

提督「…やっぱり怒ってる?」

北上「怒ってますーっ!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/21(月) 00:17:05.76 ID:ozR2e3dgo<> 大井「…瑞鶴さん」

瑞鶴「…はい」

大井「その、こういう事を聞くのはどうかと思うんですけど…」

瑞鶴「…言ってみて」

大井「>>814」


今回はここまで。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/21(月) 00:22:32.62 ID:j8T722RPo<> どうすれば上手く提督に甘えれるのでしょうか…

乙です <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/21(月) 23:26:34.77 ID:ozR2e3dgo<> 大井「どうすれば上手く甘えられるんでしょう」

瑞鶴「…提督さん?」

大井「……」

瑞鶴「えっと…素直にそのまま直球で言えば良いんじゃない?」

大井「直球、ですか」

瑞鶴「うん」

大井「つかぬことを聞きますけど…さっきは、何て言ったですか?」

瑞鶴「さっき?」

大井「資料室ですよ」

瑞鶴「………」

『えっちしたい』

『指だけで良いから、ね?』

瑞鶴「…ぇ、えっと…」

大井「………」

瑞鶴「……さっき言った通り、して欲しいことを言っただけ」

大井「…はぁ」

瑞鶴「他には?何か聞きたいこと無い?」

大井「もう大丈夫です。ありがとうございました」

瑞鶴「そう」



大井「提督」

提督「ん?」

大井「少しお時間いただいても宜しいでしょうか」

北上「…デジャヴ?」

提督「はは…廊下行こうか」

大井「」コクリ

北上「降りる?」

提督「あぁ、降りてくれ」

北上「ん、しょっと」

〜廊下〜

提督「…それで、話って?」

大井「>>816」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/21(月) 23:27:29.89 ID:tlV3BwFmO<> 今夜抱いて欲しいです <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/21(月) 23:50:17.38 ID:ozR2e3dgo<> 大井「今夜抱いて欲しいです」

提督「!?」

大井「………」

提督「…部屋に来てくれ」

大井「!…はいっ」



〜執務室〜

大井「…瑞鶴さん、ありがとうございます」

瑞鶴「上手くいった?」

大井「はい。……意外ですね」

瑞鶴「?」

大井「素直に助言してもらえるとは思っていなかったので」

瑞鶴「それは…ほら、今は機嫌が良いから」

大井「…なるほど」

北上「何話してたの?」

提督「>>818」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/21(月) 23:57:00.73 ID:EcHeJXFMo<> 今日の予定についてかな… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/23(水) 21:48:00.45 ID:iVNaHz9oo<> 提督「今日の予定についてかな…」

北上「…へー」

提督「……」

北上「…私だって」

提督「え?」

北上「私だってしたいし」

提督「…ごめん」

北上「やだ」

提督「」

北上「>>820」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/23(水) 21:51:58.07 ID:eC5GvlFMO<> でも大井っちが二人きりでしたいのも分かるから
明日の夜、明日はそれまで誰ともしちゃダメだからね <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/23(水) 22:36:43.88 ID:iVNaHz9oo<> 北上「…でも、大井っちが二人きりでしたいのも分かる」

提督「……」ナデナデ

北上「…明日の夜」

提督「分かった」

北上「明日はそれまで誰ともしちゃダメだからね」

提督「もし襲われて無理矢理されたら?」

北上「それは…どうしよ」

提督「…まぁ、あり得ないか」

北上「そうだね」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/23(水) 22:47:21.64 ID:iVNaHz9oo<> ……

大井「できましたよ」

提督「いただきます」
北上「いただきます」

瑞鶴「…食事中は降りるのよね」

北上「1回やったんだけどね…食べづらくて」

瑞鶴「じゃあ私が」
大井「ならお邪魔…」

提督「……」

瑞鶴「>>823」
大井「>>824」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/23(水) 23:05:05.18 ID:jTKEaxJvo<> じゃんけんで決めましょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/23(水) 23:14:35.98 ID:eC5GvlFMO<> じゃんけんですか… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 00:50:25.12 ID:eeK1gSUno<> 瑞鶴「じゃんけんはどう?」

大井「じゃんけんですか。…分かりました」

提督「(…俺は何も言ってないんだけどな)」

瑞鶴「最初はグー」

大井「じゃんけん」

瑞鶴「ぽん」
大井「…!」

瑞鶴 コンマ直下
大井 ↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/24(木) 00:52:03.57 ID:uDUVQrNhO<> これでもくらえー! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/24(木) 02:50:06.45 ID:U+D9ABZzo<> てや <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 17:24:20.47 ID:eeK1gSUno<> …

瑞鶴「…♪」

提督「(…食べづらい)」

瑞鶴「はい、提督さん」

提督「ん」パクッ

提督「(まぁ、良いか)」フフッ

北上「…そういえばさ、私達が来る前はそうしなかったの?」

提督「そりゃ…お前達が来てからだぞ。瑞鶴がここまでやk」
瑞鶴「」ゴチーン

提督「………っ、……!!」

瑞鶴「ご、ごめん。けどあんまりそういう事は…」

北上「…なるほどね」

大井「瑞鶴さんも妬くんですね」

瑞鶴「……!」

提督「かーわいー」

瑞鶴「提督さんっ!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 17:57:35.49 ID:eeK1gSUno<> ……

提督「ごちそうさまでした」

大井「お粗末様でした」

北上「さ、お仕事頑張ろ」

提督「はーい…」

……

北上「…提督」

提督「ん?」

北上「ごめん、ちょっと寝る」

提督「え」

北上「終わったら起こして…」

提督「…はぁ、分かった」

北上「にひひ……」

提督「…」カタカタ

………

北上「……」Zzz

提督「ホントに寝るのか…」

北上「……」Zzz

提督「……」

……………

大井「何寝てるんですか」

提督「っ!?」ビクッ

大井「はぁ…大丈夫ですか?」

提督「大丈夫。もう終わる…」

大井「>>830」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/24(木) 18:57:46.56 ID:g9AJdzOOO<> 終わるまで待ってます <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 21:23:53.43 ID:eeK1gSUno<> 大井「終わるまで待ってますね」

提督「ん…北上は?」

大井「瑞鶴さんと帰りましたよ」

提督「え?…今何時……!?」

大井「……」

提督「油断した…はぁ」

大井「とりあえず、終わらせたらご飯にしましょう」

提督「分かった」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 21:44:32.28 ID:eeK1gSUno<> 大井「…あ」

提督「ん?」

大井「膝、良いですか」

提督「…うん」

大井「失礼しますね」

ゴソゴソ

提督「…」

大井「北上さんは…」

提督「?」

大井「…いえ、なんでもありません」

提督「今日、何食べようか」

大井「そうですね…思い切り高いお店にでも行きましょうか」

提督「な…ははは、良いよ」

大井「…冗談です」

提督「作ろうか?」

大井「それも良いですね。けど」

大井「>>833」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/24(木) 21:56:00.21 ID:Xqbn40gXo<> いまはもう少しこのままで… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 22:11:33.46 ID:eeK1gSUno<> 大井「終わったあとも、その。もう少しこのままで…」

提督「うん。そうしよう」

大井「……ふふ」

提督「………」

大井「キスしませんか?」

提督「ちょっと待って、もう終わるからそれまで」
大井「無理矢理しますね」

提督「あ、こらっ、おぉぃ…っ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 22:17:55.99 ID:eeK1gSUno<> …

大井「…提督って、キス好きですよね」

提督「…嫌いじゃ、ない」

大井「キスしたらすぐスイッチ入るじゃないですか」

提督「そんなことないだろ。今朝のだって我慢できた」

大井「でも、押せば倒れるくらいだったじゃないですか」

提督「む……ぬぅ」

大井「それに今だって」

提督「し、仕事がな?ほら、ご飯もまだだし…」

大井「私は提督に任せます。…けど」

大井「今は二人きりで、ちゃんと鍵もかけてありますからね?」

提督「………」

提督「>>836」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/24(木) 22:26:42.92 ID:kK/aoXYxO<> 当てて誘っておいて任せるはないだろう <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 22:41:33.53 ID:eeK1gSUno<> 提督「誘っておいて任せるはないだろ」グイッ

大井「します?」

提督「…1回だけ、1回だけだからな」

大井「分かりました。ご飯もありますからね」

………………

大井「こういう所でするの…興奮しますね」

提督「…変態」

大井「提督に言われたくはないんですけど…」

提督「うるさい」チュウッ

大井「ぅ……ん」

提督「(…そろそろ、時間が)」

大井「あら、どこ向いてるんですか?」

提督「…1回じゃ済まなかったなって」

大井「なら、これから何回しても変わらないですね」

提督「……っ」

大井「よそ見は厳禁ですよ。提督」フフッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 22:43:26.76 ID:eeK1gSUno<> ……………

提督「……今、何時…」

大井「…4時、ですね」

提督「ごはん…いる?」

大井「いいです。…寝ましょう」

提督「…その前に、歯磨きだけ…」

大井「…私の分、あります?」

提督「予備が2本……」

大井「…使いますね」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 22:45:40.74 ID:eeK1gSUno<> …………………

ガチャッ ガチャガチャガチャ

……

カチャン ガチャッ

瑞鶴「………!?」

提督「………」Zzz
大井「……」Zzz

瑞鶴「ちょ、ちょっと。風邪引く…じゃなくて!」

瑞鶴「ここでやり過ぎないでよおおぉおっ!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 22:48:49.82 ID:eeK1gSUno<> ……

北上「うわー、凄い臭い。ここ、執務室だよね?」

提督「…ごめんなさい」

大井「ごめんなさい…」

瑞鶴「とりあえず、お風呂入ってきたら?…2人別々にね」

提督「そうするよ…」トホホ


〜提督の部屋のお風呂〜

提督「(…なんで電気がついてるんだ)」ガチャ

>>841「!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/24(木) 23:16:16.55 ID:Xqbn40gXo<> 白雪ちゃん <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/24(木) 23:31:52.07 ID:eeK1gSUno<> 白雪「し、しれいかっ……」

提督「何してるんだ」

白雪「あ、あの。その……ごめん、なさい」

提督「…俺も入るけど、良いか」

白雪「はい」



白雪「痒いところ、無いですか?」

提督「大丈夫。…何でこの風呂に入ってたんだ?」

白雪「…怒ったり、しませんか?」

提督「お仕置きはするかもな」

白雪「……その」

白雪「昨日、司令官の部屋に勝手に入って、誰も居なかったので…そこで寝てしまったんです」

提督「ほう。それで?」

白雪「それで。…折角だからお風呂も使ってみたいなって」

提督「」

白雪「…ごめんなさい」

提督「>>843」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/28(月) 12:29:18.83 ID:+961wtDdO<> あまり相手できてない俺のせいではあるがお仕置きで
俺が隅々まで洗ってやるから覚悟しろよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/29(火) 18:16:55.87 ID:pzU+m06Co<> 提督「むぅ…構ってやれなかったのは悪かったけど、お仕置きな」

白雪「お仕置き?ですか」

提督「体の隅々まで洗ってやる」フフン

白雪「…セクハラですよ?」

提督「ぬがっ…やめておくよ」

白雪「良いですよ」

提督「え?」

白雪「…洗ってください」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/29(火) 18:28:40.31 ID:pzU+m06Co<> …

白雪「…あの、司令官」

提督「何だ」

白雪「隅々まで、じゃないんですか」

提督「…セクハラなんだろ」

白雪「全身洗えないと、不衛生ですよ」

提督「そこは…自分で洗えるだろ?」

白雪「…触って良いですから、いじけないでください」

提督「…いじけてないし」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/29(火) 20:44:39.75 ID:pzU+m06Co<> ニッチニチニッヂニュッチ

白雪「っふ、……ぁ、んっ……!」

提督「…」ピタッ

白雪「ぇ…?司令、官?」

提督「誰か来てる」

白雪「…へ?」

コンコンコンッ

瑞鶴「提督さん」

提督「ん?」

瑞鶴「服、隠しとく。…早めに帰ってきてね」

提督「…そうする」

瑞鶴「>>847」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/29(火) 20:48:55.21 ID:T5pDNrT4O<> 他にも構ってあげれてないこがいるんだからちゃんと構ってあげてね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/29(火) 21:14:18.52 ID:U+f8YJPkO<> 大井怒ってそう <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/29(火) 21:27:35.87 ID:pzU+m06Co<> 瑞鶴「他にも構ってあげれてない娘がいるんだから、ちゃんと構ってあげてね」

提督「あぁ」

瑞鶴「…詳細は分からないけど、提督さんを襲おうって動きがあるわ」

提督「な…!は?」

瑞鶴「私も警戒しとくけど、提督さんも気を付けてね」

提督「…ありがとう。すまない」

瑞鶴「良いって。キス3回ね」

提督「はいはい…」

瑞鶴「それじゃ、執務室で待ってるね」

提督「分かった」


白雪「…司令官は」

提督「うん?」

白雪「瑞鶴さんが独り占めしても、おかしくないのに。…どうしてでしょう」

提督「…俺がわがままなんだよ。皆に手を出して、責任を取ろうとしているから……」

白雪「……」

提督「いや、忘れてくれ」

白雪「責任、取ってくれるんですね」

提督「当然。誰が捨てるもんか」

白雪「少し安心しました。…こっち、向いてください」

提督「うん?」

チュッ

白雪「…続けましょう」フフッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/29(火) 21:46:04.09 ID:pzU+m06Co<> 〜提督の部屋〜

提督「白雪、お茶…」

白雪「……ぁ、はい。ありがとう、ございます」

提督「なんだ、眠いのか?」

白雪「あまり眠れていなくて…」

提督「そうか。今日の予定は?」

白雪「午後まで特に…何も」

提督「じゃあ、ここで休んでても良いぞ」

白雪「へっ!?あっ、えっと、あ……」

提督「?」

白雪「…では、お言葉に甘えますね」

提督「うん。それじゃあ、仕事してくる」

白雪「あ」

提督「ん?」

白雪「>>851」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/30(水) 12:21:00.74 ID:XAjlwy51o<> そ、そのいってきますのキス………なんて… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/01/30(水) 12:46:23.11 ID:yq35kM6SO<> 北上との約束が… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/30(水) 15:18:44.44 ID:52AqvDwWo<> 白雪「そ…その、行ってらっしゃいのキスを……な、なんんっ、て。…」

提督「…しようか」

白雪「…」コクリ

………

〜執務室〜

ガチャ

提督「ただいm」
北上「ばぁーっか!」

バキッ
提督「痛っ!」

北上「…まぁ、期待はあまりしてなかったけど。提督…押されたらダメだし」

提督「……今回はこっちから行っちゃったというか、その」

北上「それ言わなくて良いよね」

提督「…すいません」

北上「もっと上手くついてよ、嘘はさ」

提督「……すいません」

北上「……あー……もう。惚れた弱みか」

提督「え?」

北上「…今ね、瑞鶴さんと大井っち…居ないんだ」

提督「なんで」

北上「たまには仕事全部提督に押し付けようって言って、艤装の整備に行った」

提督「」

北上「整備って、時間かかるんだよね」

提督「…夜じゃないのか?」

北上「良いから」グイッ

提督「なぁ北上」

北上「何」

提督「別に俺は北上が嫌いとか、そういうのじゃなくて」

北上「分かってるよ。嫌いな相手をすっと膝にのせたりしないでしょ」

提督「…そうかな」

北上「そうでしょ」

提督「…目、閉じて」

北上「今日は私がリードす」
提督「良いから」グイッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/30(水) 15:30:49.44 ID:52AqvDwWo<> …………

提督「…」カタカタカタ

北上「……」Zzz

提督「…」ナデナデ

提督「…おしまいっ」カッターン

提督「(仕事押し付けようって…この量で4人は多すぎるってことか)」

北上「………」Zzz

提督「ぁー(デジャヴ、か…)…おやすみ、北上」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/30(水) 15:43:41.70 ID:52AqvDwWo<> ガチャ

瑞鶴「ただいま…あれ」

大井「またですか」

瑞鶴「昨日、何時に寝たの?」

大井「え?ょ…っ!……秘密です」

瑞鶴「そう」

大井「……」

瑞鶴「…」

大井「お昼、一緒にどうですか?」

瑞鶴「そうね。行きましょうか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/01/30(水) 15:44:45.73 ID:52AqvDwWo<> 〜食堂〜

瑞鶴「そういえば……そうだった」

大井「真っ黒ですね」

瑞鶴「どうする?」

大井「>>857」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/02(土) 14:41:06.08 ID:4zb7YT4lo<> どこか食べに行きます? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/03(日) 00:23:14.76 ID:9h+gD0OAO<> あー食堂ぶっ壊れてて真っ暗ってことか
何が真っ黒なのか悩んでたわ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/03(日) 01:49:31.60 ID:/ZYD555Ao<> 灰とか煤で真っ黒になってるってことでした、分からなかったら早めに言ってくれると助かります
1週間何もなかったら勝手に更新しますね


大井「どこか食べに行きます?」

瑞鶴「そうね。この調子じゃ間宮も混んでるだろうし」

大井「鳳翔さんのお店も難しいでしょうね…」

瑞鶴「うーん…」

大井「とりあえず…一旦着替えて、その後で考えましょうか」

瑞鶴「そうね」

………

〜鎮守府前〜

瑞鶴「…」

大井「なんだか、新鮮ですね」

瑞鶴「そうね。私達2人で出かけるなんて、あまり無かったし」

大井「不思議です、普段一緒に執務室に居るのに」

瑞鶴「…そういえば、どうして執務室に来るようになったんだっけ」

大井「………流れでしょうか?1度大丈夫だったからこれからもそうしよう…みたいな」

瑞鶴「…そうだっけ」

大井「もしかして、2人の空間が惜しくなっちゃいました?」

瑞鶴「……」

大井「ぁ…ご、ごめんなさい。本当にそうだとは思わなくて」

瑞鶴「良いわよ。4人の方が騒がしくて、楽しいときもあるから」

大井「…」

瑞鶴「そりゃあ、2人だけで一緒にお仕事したいなーって、思うときもあるけど」

大井「邪魔なら邪魔と言っていただいて大丈夫ですよ?居候みたいなものですから、私達」

瑞鶴「時々居ないでくれると助かるわ」

大井「あら、時々で良いんですか?」

瑞鶴「言ったでしょ、4人も楽しいの」

大井「提督が瑞鶴さんを秘書艦にする理由が、なんだか分かる気がします」

瑞鶴「…何よ、それ」

大井「甘いんですよ。恋のライバルなんですから、チャンスや弱みは利用するべきなんです」

瑞鶴「甘くて結構。ライバルじゃなくて、仲間なんだから。…そうでしょ?」

大井「はい、そうですね」

瑞鶴「ふふ…うぅ、寒…」

大井「瑞鶴さん、手袋は?」

瑞鶴「してない…要らないかなって」

大井「>>860」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/03(日) 02:00:40.01 ID:7EhdXyyKO<> なら…これをどうぞ…北上さんもたまに忘れるので <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/03(日) 22:58:10.01 ID:/ZYD555Ao<> 大井「でしたら、こちらをどうぞ」

瑞鶴「ありがと……準備が良いのね」

大井「北上さんもよく忘れていくので…」

瑞鶴「なるほど」

大井「今日は冷えますね」

瑞鶴「そうね。…お昼だし少しはマシかなって思ったけど、油断したわ」

大井「艤装があれば楽なんですけどね」

瑞鶴「こう距離があると効果も薄いわね…」

大井「戦いが終わったらそういう機能ともお別れと考えると、なんだか複雑な気がします」

瑞鶴「そうね。…今のところ、いつ終わるかはよく分からないけど」

大井「深海s…私達って、何なんでしょうね」

瑞鶴「艦娘が?」

大井「はい」

瑞鶴「………」

大井「瑞鶴さん?」

瑞鶴「提督さんなら、詳しく知ってるかもね。私も詳しくは知らない」

大井「ですよね…」

瑞鶴「ねぇ大井」

大井「はい?」

瑞鶴「>>862」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/03(日) 23:09:53.61 ID:b8j4jFNJo<> なにか言いかけなかった? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/03(日) 23:53:40.68 ID:/ZYD555Ao<> 瑞鶴「さっき、なにか言いかけなかった?」

大井「いえ、何も」

瑞鶴「…そう」

大井「…あのカフェにしましょうか」

瑞鶴「そうね」

………

〜カフェ〜

大井「良いですね、それ」

瑞鶴「食べる?」

大井「じゃあ、一口」

瑞鶴「…ねぇ、大井」

大井「はい?」

瑞鶴「…さっきの質問の答え、本当に知りたい?」

大井「どういう意味ですか」

瑞鶴「そのままの意味よ」

大井「>>864」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/03(日) 23:57:16.65 ID:KNsRSMqgo<> …たまに思うんです…私みたいなのが
恋をしていいかって <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/04(月) 00:11:15.23 ID:gFrjN9Ilo<> 大井「…時々思うんです。私みたいなモノが、恋をして良いのか」

瑞鶴「?」

大井「変な話ですけど、多分私は、私が、艦娘が人を愛して良い理由を…根拠を、求めているんです。だから」

瑞鶴「艦娘が何であるかを、確認したい?」

大井「……」コクリ

瑞鶴「…資料室、V4の2」

大井「……」

瑞鶴「それか、提督さんに直接聞くことね」

大井「ありがとう、ございます」

瑞鶴「どういたしまして。…ごちそうさま、そっちも早く食べちゃってね」

大井「いつの間に…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/04(月) 00:32:35.09 ID:gFrjN9Ilo<> 〜帰路〜

大井「……」

瑞鶴「そんなに難しい顔しないでよ」

大井「…瑞鶴さんに今聞くのは、ダメですか」

瑞鶴「それは…ほら、私説明下手だし」

大井「……」

瑞鶴「…先、急いでも良いよ」

大井「はい」

〜資料室〜

パラパラパラパラ

大井「…(深海棲艦、それと艦娘……前から何処かオカルトじみていると思ってた…けど)」

大井「人間は一体どこまで…」

ガチャ

大井「っ!?」

提督「ん?…大淀か?丁度良かっ…」

大井「……提督」

提督「…大井か」

大井「…質問、良いですか」

提督「あぁ」

大井「私達は、人工物ですね」

提督「あぁ。それは元から知っているだろう?」

大井「えぇ。…艤装のおまけ扱いなことも」

提督「…」

大井「私達と深海棲艦、それと妖精の元になったってことになっているこの要素。…何ですか、これは」

提督「解らない。概念に近いものを呼びやすくしただけだ」

大井「こんな不安定なもののせいで、私達は戦っているんですか」

提督「そうだ」

大井「私も、これが消えれば消えてしまうんですか」

提督「消えない」

大井「何故です」

提督「君が概念から産み出されたのではなく、概念から産み出されたものの力を借りた人間界に産み出されたからだ」

大井「そう…ですか」

提督「まだ、あるか?」

大井「色々あります。…けど、1つだけ」

提督「答えよう」

大井「>>867」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/04(月) 12:07:18.65 ID:arigKj7EO<> 戦いが終わって艦娘が必要なくなっても側にいられますか <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/05(火) 23:22:27.98 ID:txRDq9z6o<> 風邪 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/05(火) 23:24:55.10 ID:1JAjiitKO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/05(火) 23:30:23.32 ID:eIsHFo5Oo<> ゆっくり休んで養生してくださいね
お大事に! <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/10(日) 07:49:54.51 ID:eoOwx4M0O<> おぉう、途中で切れてた……
復活します



大井「もし戦いが終わって、艦娘が必要なくなっても…その、側にいられますか」

提督「あぁ。これからも、よろしく」

大井「はぁ……良かった。一生、一緒ですね」

提督「いっしょぅ…そうか、そうなるな」

大井「はいっ。裏切ったら許しません」

提督「肝に命じておくよ」

大井「…キスしましょうか」

提督「え?…ちょっと待って、まずこっちを片付け」
大井「まぁまぁ」

提督「なっ、お…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/10(日) 08:08:24.84 ID:eoOwx4M0O<> …

大井「…あの資料、本当のことなんですよね」

提督「そうだな」

大井「なら、このまま敵を倒し続けても…終わらないじゃないですか」

提督「そうだな」

大井「じゃあ、戦いが終わったら結婚って話は…逃げてたりします?」

提督「ん?それは本気だぞ」

大井「でも」

提督「あのなぁ、別に相手を全滅させる事だけが終戦の条件じゃないだろ」

大井「?」

提督「方法は他にあるってことだ」

大井「アレ相手に、ですか」

提督「あぁ」

大井「…なら、私は提督を信じて、命令を果たしてみせますね」

提督「ありがとう」

大井「仕事ですから」

提督「さ、戻ろうか」

大井「あ、ちょっと待ってください」

提督「?」

大井「>>873」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/10(日) 09:11:40.87 ID:nBoz3BQKo<> 今日は北上さんの日なのでもう一回だけキスを <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/11(月) 20:19:20.35 ID:av9TTamho<> 大井「今日は北上さんの日ですから、最後にもう一度キスしましょうか」

提督「北上の日ってなn」

………

〜執務室〜

ガチャ

提督「ただいま」

北上「おかえりー、大井っちもおかえりー」

大井「はい、ただいま戻りまし…」

北上「?」

大井「…北上さん、匂い…嗅いでも良いですか?」

北上「久々だねぇ。良ぃ…あ、やっぱ今はだめ」

大井「……」チラッ

提督「」ササッ

北上「…えっと、お仕事は終わってるから。ね?」

大井「>>875」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/11(月) 20:20:56.39 ID:HkJDexPcO<> 今日は何も言いません <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/11(月) 20:29:49.57 ID:av9TTamho<> 大井「今日は何も言いません。執務に支障がない程度に…」

北上「大井っちは言えないよね」

大井「……はい。けど、執務室では…ぁ」

北上「言えないね〜」

提督「は…ははは…はぁ」

大井「…お仕事、終わったんですね?」

提督「終わった終わった」

大井「ここから何か予定は?」

提督「…北上にお菓子奢る」

大井「混ざって良いですか?」

提督「……」チラッ

北上「>>877」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/11(月) 20:32:30.11 ID:2BcyUO/Bo<> いいけどー、夜はダメだよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/11(月) 20:49:24.84 ID:av9TTamho<> 北上「良いけど…夜はダメだよ?」

大井「はいっ、分かりました」

提督「…まだ足りないのか」

北上「足りないね」

提督「」

〜間宮〜

提督「美味しい?」

北上「美味しい」

大井「一口食べますか?」ヒョイ

提督「もらう」パクッ

北上「おぉう…」

提督「…美味しい。俺もそれ頼もうかな」

大井「じゃあ、半分にします?スプーンはこれ1つだけですけど」

北上「っわ、私もあげる!あげるからっ!」

……

北上「提督はさ、私達が勝手に執務室入って勝手しても怒らないよね。なんで?」

提督「んー?…そこそこ役に立つから?」

北上「言い方」

提督「あ…ごめん」

大井「じゃあもっと頑張って、そこそこを消してみせますね」

提督「それも良いけど、自分の事を先にしてくれよ?」

大井「分かってますよ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/11(月) 20:50:05.50 ID:av9TTamho<> 他に雑談のネタ、質問などあれば>>880
無ければ無しでOK <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/11(月) 21:40:41.33 ID:PJSTRfj8o<> そのころのハニィ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/11(月) 21:41:33.44 ID:2BcyUO/Bo<> 話の転換じゃなくない? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/11(月) 22:02:14.22 ID:PJSTRfj8o<> あ、たしかに無視してください <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/12(火) 14:30:22.18 ID:EIwhGBwqo<> >>884で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/12(火) 15:11:34.06 ID:KsNAmuuYO<> どっちが膝上に座ったときの方が良いか(からかう感じで) <> ◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/12(火) 19:07:43.09 ID:EIwhGBwqo<> 大井「そういえば」

提督「ん?」

大井「私と北上さん、どっちの方が良いですか?」

提督「何が」

大井「膝の上ですよ」

提督「どっちって…何がどう良いって話なのかさっぱり」ハハハ

大井「………じゃあ、言い方を変えましょうか」

大井「私と北上さん、どっちの方が興奮します?」

北上「!!」

提督「…ノーコメント」

大井「駄目ですよ?」

提督「っ…大井……ぁ、こういう質問は良くないよな。な?北上」

北上「え……あー、そのね」

北上「…私も聞きたいかな」

提督「」

大井「と、いうわけで」

北上「答えてもらえるかな?」

提督「ぬ、ぐ……ぐぅ…」

北上「じー……」

大井「じー……」

提督「>>886」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/12(火) 19:12:38.55 ID:oaYfwFthO<> ア!あれはなんだ! <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/12(火) 20:27:16.94 ID:EIwhGBwqo<> 提督「あっ!あれはなーんだ!」

大井「曙ですね」

提督「えっ」

北上「つーかーまーえた」ギュウ

大井「うふふ、逃がしませんよ?」ササッ

提督「だ、第一なぁ。…そういうの聞いたところで、何もないだろ?」

大井「提督が恥ずかしがる顔をするだけで十分ですよ」

提督「……」

大井「今だってそうです。後ろから北上さんに抱きつかれて、前からは私がくっついてきて…」

大井「…凄く辛いんじゃないですか?」

提督「ぁ、あまり調子に乗ると…」

北上「乗ると?」

提督「>>888」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/12(火) 21:24:39.90 ID:xlvSBrSno<> あ、足腰たたなくするぞ…? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/13(水) 18:40:05.85 ID:7DFylkk9o<> 提督「あ、足腰たたなくするぞ…?」

北上「うわ、セクハラだ」

大井「セクハラですね」

提督「どうすれば良いんだよっ」

大井「私達が満足するまで、からかわれ続けてください」フフフ

提督「………はぁ、分かったよ」ギュウ

大井「っ、提督?」

提督「じゃあ俺は、せめてもの反抗としてずっとこうしてるから」

大井「…分かりました。受けてたちます」

北上「私は?」

提督「北上は……あー」

北上「じゃあ今夜ね」

提督「え…あ、あぁ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/13(水) 18:42:04.10 ID:7DFylkk9o<> 大井「あ、負けたら>>891ですからね」

提督「えっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/13(水) 19:06:05.12 ID:4YNiNILNO<> 明日も勝負 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/13(水) 19:21:16.56 ID:7DFylkk9o<> 大井「勝っても負けても良いでしょう?」

提督「…一旦部屋に行こうか。長引きそうだし」

大井「む…分かりました」

北上「お勘定ー」

〜提督の部屋〜

提督「」ギュウ
大井「」ギュウ

北上「……(なんだろうね、この空間)」

…………

………

……



大井「……」モジモジ

提督「…大井?」

大井「は、はいっ?」

提督「どうした。体調でも悪いのか?」

大井「い、いえ。全然。大丈夫です」

北上「………ぁ」

………

大井「……」プルプル

提督「…もしかして、トイレ?」

大井「………」

提督「…そうか。それなら…」

提督「余計負けられなくなってきた」ギュウウゥゥ

大井「なんででっ……っ、ぅ……!」

提督「ほら、さっきは散々調子に乗ってたから、その仕返し」グリッ

大井「あっ、や………っく…………」

提督「ははは、あと何分もつかな?」

大井「う、恨みますからね…」

提督「なるほど、恥ずかしがる顔を見たいだけって気持ちがよく分かるよ」

直下コンマ30以上で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/13(水) 19:22:59.78 ID:rrG9AsTqo<> そい <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/13(水) 19:32:25.37 ID:7DFylkk9o<> 提督「……あ」

大井「…ぅ…うっ…うぅ……」ヘナヘナ

提督「…温かいな」

大井「最低!」

提督「ごめんごめん。タオル持ってくる」

……

大井「もうお嫁に行けません」

提督「なんで、お漏らしくらいで嫌いになったりはしないよ」

大井「……」ジロッ

提督「…ごめんなさい」

大井「怒ってるんですからね。凄く」

提督「だろうね」

大井「ここ、私の着替えは無いんですよ」

提督「…そうだった」

大井「…考慮してなかったんですか」

提督「ごめん」

大井「………」ジトー

提督「…すいませんでした」

大井「仕方ありませんから…」

………

北上「…ん、寝てた……。どっち勝った…ってあれ?」

大井「」ニコニコ

北上「どうしたの、そのカッコ」

大井「恥をかかせた賠償金代わりです」ウフフ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/13(水) 19:38:59.57 ID:7DFylkk9o<> …

提督「さて、何をしようか」

北上「ゲームしないの?」チラッ

提督「あー、そういえば…」チラッ

大井「…」クンクンスーハースーハ

提督「…大井」

大井「はい、何ですか?」

北上「…」

提督「…いや、なんでもない」

大井「はぁ…」

北上「…何があったのさ」

提督「調子のって漏らさせたら着替えが無かった」

北上「うわ最低」

提督「反省してる」

北上「…とりあえず、ゲームしよっか」

提督「おう…」

北上「どうせだし、何か賭けよっか」

提督「お金はダメだからな」

北上「はいはい。じゃあ、私が勝ったら>>896」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/13(水) 19:41:32.41 ID:2oiWzXorO<> お姫様だっこしてほしい <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/14(木) 22:32:18.68 ID:l9ZNxor1o<> 北上「お姫様抱っこしてね」

提督「分かった。じゃあ俺が勝ったら、北上は今日1日俺の抱き枕だ」

北上「…え?しないの?」

提督「北上が勝てば良い」

北上「ちょっと、これは…負けられないねぇ」


コンマ

提督 直下

北上 下2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/14(木) 22:35:45.28 ID:0E8j9DpRO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/14(木) 22:36:19.64 ID:y46DiTiuo<> あ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/15(金) 15:15:51.33 ID:MxVoXUU6o<> 北上「はい、勝ちっ!」

提督「なんと…」

北上「だって36砂だし」

提督「勝てると思ったんだけどな…」

北上「じゃあはい。お姫様抱っこ」

提督「ん…おいで」

北上「やったね」

提督「…よいしょ…っと」

北上「………」

提督「…どのくらいこうする?」

北上「>>901」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/15(金) 17:43:51.82 ID:zjR/bsFGo<> んーずっとは辛いだろうから10分でいいよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/16(土) 00:03:19.57 ID:YT4GsF9Ko<> 北上「んー……ずっと」

提督「それは…」

北上「じゃあ10分」

提督「分かった」

大井「…北上さん、後で私も良いですか?」

北上「だってさ、提督」

大井「違います。北上さんを抱っこするんです」

北上「そっち?…良いよ」

大井「うふふ」

提督「このまま散歩でもするか?」

北上「それは恥ずかしいからやめて」



提督「そろそろ10分」

北上「ん…」

提督「…降ろすぞ?」

北上「分かった。あっという間だねぇ」

提督「っしょ……と。ふぅ…少し休む」

北上「重くてごめんね?」

提督「それくらいが丁度良いよ」ハハハ

大井「北上さんっ」

北上「よーし、じゃあ大井っちには遠慮なく甘えちゃおっかな」

大井「私も遠慮なく甘やかしちゃいますね」

ギュウ

北上「…あ」

大井「?」

北上「提督の匂いがする」

大井「はい。提督のお洋服ですから」フフフ

北上「…もうちょい嗅いで良い?」

大井「どうぞ」

提督「……何やってるんだ」

北上「提督の匂いを嗅いでる」

提督「…見れば分かる。…けど」

大井「けど?」

提督「…変態っぽいぞ。それ」

北上「じゃあ服じゃなくて直接嗅がせてくれるの?」

提督「そういう意味じゃ…」

北上「……」

提督「>>903」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/16(土) 00:04:41.64 ID:2rKrs+B6o<> おいで <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/16(土) 00:37:14.82 ID:YT4GsF9Ko<> 提督「おいで」

北上「…よっと、だってさ」

大井「そうですね。…では、いただきますっ」

提督「いただきま…っ、おかしくないか、それ!?」

ノシッ

提督「ぐ…ぇ」

北上「…このままお昼寝も良いかもね」

大井「ですね…」

提督「…(両手に花……)」ギュウ

北上「提督、ちょっといたずらするけど、怒らないでね」

提督「え?」

北上「」>>905



今回の更新はここまで。お疲れ様でした
提督は両腕に一杯の花束なんじゃないかな… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/18(月) 19:33:44.79 ID:fJTj/lp9o<> ハムッ!と耳を甘噛み <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/20(水) 20:31:41.33 ID:FgwTsTJHo<> 北上「」ハムッ

提督「!?」ビクッ

北上「……どう?」

提督「…ビックリした」

大井「耳でも噛まれました?」

提督「よく分かったな」

大井「それ以外なさそうだったので」

提督「…えっと、寝るんだよな?」

大井「それでも良いですよ?」

北上「一応まだ起られるから、しばらく提督で遊ぼうかなって」

提督「なら、こっちだって…」グッ

提督「……あれ」

大井「…両腕とも私達の下じきですよ」

提督「…動かせない?」

北上「無理だね」

提督「されるがまま?」

大井「みたいですね」

提督「………」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/20(水) 20:33:53.50 ID:FgwTsTJHo<> ………

北上「」Zzz
大井「」Zzz

提督「………」グッタリ

ガチャッ

提督「!?」

ゴソ……ゴソゴソ……

提督「……(なんだ、誰だ、何してる…?起きているのは…バレてない、のか)」

どうする?>>908 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/21(木) 00:18:05.61 ID:iLlmtQ+4O<> 後ろから抱きついてみる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/21(木) 22:50:57.50 ID:RTj/XxeEo<> 提督「(動くぞ…起きても、気づいてくれるなよ……)」ソソソソ……

提督「(そんな所を漁って…何をするつもりなのやら)」ササッ

ギュウウゥゥウ

>>910「!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/21(木) 22:53:41.26 ID:c7CDCGRnO<> 青葉 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/21(木) 23:01:16.52 ID:RTj/XxeEo<> 提督「…何してる」

青葉「し…司令官…」

提督「寝てる隙に盗みとは、感心しないな」

青葉「ぅ…ぬ、盗みじゃないですよ」

提督「じゃあ何だ」

青葉「あ…ぇと、カメラの設置を……」

提督「……」

青葉「…ごめんなさい、外します」

提督「これ…今もう動いてる?」

青葉「……」コクリ

提督「そうか…。なぁ青葉」

青葉「…はい」

提督「まさか、外してそのままお咎め無し…とか、思ってないよな?」

青葉「……どうすれば」

提督「…動いてるカメラがあるよな」

青葉「はい」

提督「今俺は青葉に後ろから抱きついていて、それを正面から撮られてるんだよな?」

青葉「はい」

提督「で、お前の事だから暗視対応のカメラだよな?」

青葉「…はい」

提督「じゃあ、決まりだ」

青葉「抵抗…できませんかね?」

提督「身悶えするくらいなら許す」

青葉「結局ダメじゃないですか…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/21(木) 23:08:23.26 ID:RTj/XxeEo<> ニッチニチニチニチッニチッ

青葉「これっ…恥ずかしすぎるんですけ、ど…っ!」

提督「他人の私生活覗きみようとしてよく言うよ。もっと強くしようかな」

青葉「ちょっと待っ」

グリクリッ

青葉「ーーー〜ーーー〜ーッ!?!?!?」

提督「仰け反らない、顔が映らないから」

青葉「ぁ………っ、っ………ぅぁ……」

提督「反省した?」

青葉「>>913」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/21(木) 23:14:45.76 ID:ckuLB6hCo<> ま、まけません… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/21(木) 23:32:40.34 ID:RTj/XxeEo<> 青葉「ま、負けません…」

提督「勝ち負けなのか?」グニュウ

青葉「ぁあ…っ……」

提督「盗撮とか良いこと無いぞ?見つかったらこうだし」

青葉「て、抵抗しようとすれば、すぐ逃げられますからっ」

提督「そうか。じゃあ青葉は…お仕置きから逃げられるのに、わざと逃げてないのか」

青葉「そうです」

提督「どうして?」

青葉「へ?だって…それは……えっと」

提督「…10秒以内に言って」クリクリ

青葉「えっと、ですね…!」ピクッ

青葉「>>915」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/21(木) 23:44:19.80 ID:3R4tNuCUO<> あの…その…ちょっとまってくだ… <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/21(木) 23:57:09.97 ID:RTj/XxeEo<> 青葉「あの…その…」

提督「………」

青葉「ちょっと待ってく だ あ゜ぁーー〜ー−ーーッ!!」

提督「静かに、起きちゃう」

青葉「っは、あっ……っはあっ、……ぁ……」

提督「今ので何回目?」

青葉「か、数えてないですよ。そんな…」

提督「小さいのも入れて次で4回目。10回目指して頑張ろうか」

青葉「頑張るって、そんなにもたな」

コリコリコリクリ

青葉「っ〜−ーッッ」

提督「あと6回」

青葉「どうして…そんなに、今日は意地悪なんですか……」

提督「>>917」


板の調子悪いみたいなんで今回はここまで <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/22(金) 00:27:39.11 ID:WJ4Lr8vto<> 好き放題されたらしたくなった
次イッたらカメラ持って青葉の部屋に行こうか <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/25(月) 19:05:16.16 ID:oTjscCJwo<> 提督「さっきまで好き勝手されてたから、八つ当たり」

青葉「八つ当た…って、司令官……」

提督「5回目になったら、青葉の部屋に行こうか」

青葉「…良いですよ」

提督「よし、頑張ろう」

青葉「そ、こは…頑張んなくて…ぇ」


………


〜青葉の部屋〜

青葉「…カメラ、持ってきたんですね」

提督「もちろん。続けようか」
青葉「ちょっと待ってください」

提督「?」

青葉「っこ、このまま青葉が攻められ続けるのは、不公平じゃないですか」

提督「そうかな」

青葉「そうです」

提督「……それで?」

青葉「919」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/25(月) 19:05:42.77 ID:oTjscCJwo<> >>920
安価の記号つけ忘れてた… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/25(月) 19:09:38.65 ID:M5oE5z70O<> 仰向けになってもらえたら青葉のテクニックで攻めてあげます <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/25(月) 21:26:09.18 ID:oTjscCJwo<> 青葉「仰向けになってもらえたら、青葉のテクニックで攻めてあげます」フフン

提督「そうか」グイッ

ドサッ

青葉「…あの、お話聞いてました?」

提督「聞いたよ」

青葉「えっと…どうして青葉が仰向けになっているんでしょうか」

提督「聞いただけだから」

青葉「…青葉の番はありますか?」

提督「………」

青葉「…好きにしてください」

提督「分かった。遠慮なく」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/25(月) 21:40:48.93 ID:oTjscCJwo<> ……

〜お風呂〜

青葉「酷いです。あんまりです」

提督「悪かったって」

青葉「もう一回で良いから、青葉の言いなりな司令官が見たかったです」

提督「嫌だよ。あれ疲れるんだから」

青葉「青葉は今日とっても疲れましたーっ!」

提督「…ごめん」

青葉「…今からでも攻めて良いですか」

提督「ダメです。大体、青葉がカメラを仕掛けなかったら…」

青葉「それは…そうですけど」

提督「けど?」

青葉「…いけるかなーって」

提督「……反省してくれ」

青葉「検討しておきます」

提督「はぁ、期待しておく。……青葉」

青葉「何ですか?」

提督「…動かないで」

青葉「へ?」

ギュウッ

青葉「っ…司令官?」

提督「今日はまだこんな風にしてなかったから、なんとなく」

青葉「あー…ずっと強く攻められっぱなしでしたね」

提督「……」

青葉「……」ギュウ

提督「…青葉って」

青葉「はい?」

提督「柔らかいな」

青葉「………えっと、怒って良いんでしょうか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/25(月) 21:44:08.71 ID:oTjscCJwo<> ……

青葉「この後、予定あるんですよね?」

提督「あぁ、ある」

青葉「じゃあ、そろそろお別れしないといけないんですか」

提督「そうだな」

青葉「なにするんですか?」

提督「え?」

青葉「この後ですよ」

提督「………」

青葉「………」

提督「>>924」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/25(月) 22:47:58.56 ID:fibctr28o<> 実は予定が決まってなかったり…して…

(なんかあったっけ?) <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/27(水) 23:38:03.56 ID:Ca6cjxjao<> 提督「えっと……一応、済ませたような、まだあるような…」

提督「(実際、二人がかりで好き勝手されたし…)」

青葉「曖昧にしても良いことなんですね?」

提督「え?」

青葉「ですね?」

提督「……」

青葉「お酒、ありますよ?」

提督「>>926」


最近更新できて申し訳ない
番外編の方はちょっと更新したのでそちらの方も見ていただけると嬉しいです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/02/27(水) 23:41:53.05 ID:QvJIt/t7O<> いただくよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/02/27(水) 23:49:26.58 ID:Ca6cjxjao<> できてなくて申し訳ない、でした
できて申し訳ないとかなーにいってだ


提督「いただこうかな」

青葉「言いましたね?ワインにビール、それから日本酒…今日は付き合ってもらいますから」

提督「俺、酒癖悪いからあまり多くは」
青葉「大丈夫です」

提督「大丈夫って……」

青葉「いざとなったら」

提督「いざとなったら?」

青葉「青葉が無理無理押さえつけちゃいますから。艦娘の力で」

提督「……気を付ける」

………

提督「………」Zzz

青葉「ぅ、暴れる前に潰れるとは…予想外」

青葉「…ですが、これはある種のチャンス。この隙に……」>>928 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/01(金) 09:31:58.35 ID:SA/AYPyHO<> 提督 を素っ裸にして余すところなく写真に収める <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/03(日) 17:27:25.26 ID:3t0a68Kgo<> 青葉「(今日はもう十分ですし…あ)」

ゴソゴソ スッポンポーン

カシャ カシャカシャ

青葉「(これは、いい収穫です。欲しがる娘は山ほど居るでしょうし……)」ウフフ

…………

提督「は!?青葉っ、今なんじ…」

青葉「……」Zzz

提督「…まだ5時。はぁ」

提督「しょ…っと」

提督「…(仕事に向かうには早い。寝るにしても中途半端……)」チラッ

青葉「………」Zzz

提督「…」ナデナデ

〜海岸〜

提督「(夜風に当たろうと思ったけど、ここまで出る必要は無かったな)」

ビュウッ

提督「ぅ……寒」

>>930「夜の海は、危ないわよ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/03(日) 17:42:37.36 ID:EeoRCw2No<> 五十鈴 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/03(日) 20:35:31.26 ID:3t0a68Kgo<> 提督「早起きだな」

五十鈴「なんとなく目が冴えただけよ」

提督「…危ないって、何が?」

五十鈴「よく言うじゃない?出るって」

提督「なるほど。確かに今の海は多そうだ」

五十鈴「幽霊のモデルって、大抵は髪の長い……」

提督「?…五十鈴、どうした」

五十鈴「何か居る」

提督「!?」

五十鈴「本物…じゃ、ないでしょうね」


なーんだ>>932 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/03(日) 20:38:56.17 ID:U6gBg5GHo<> 初月 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/03(日) 21:19:10.90 ID:3t0a68Kgo<> 五十鈴「…ごめんなさい、勘違いだったわ」

提督「ん?」

初月「何かあったのか?こんな時間に」

提督「早起きし過ぎた」

五十鈴「変に目が冴えた」

初月「そうか。なら、僕も仲間だな」

提督「上手く眠れなかったのか」

初月「いや…その、昼寝が」

五十鈴「…寝過ぎたのね」

初月「気を抜きすぎた…」

提督「…ん」

初月「ん?」

提督「空が」

五十鈴「白んできたわね。もうすぐ日の出かしら」

提督「…久しぶりに見るな」

初月「え?…あぁ、そうか」

五十鈴「海に出ないものね、提督は」

提督「そう、か。…二人は、もう何度も見てるのか」

初月「出撃すれば2度は見る」

提督「…この後、何か予定はあるか?」

五十鈴「この後って、いつまで?」

提督「あー、7時まで」

初月「特に無いな」

五十鈴「私も」

提督「一緒に…朝ごはん、食べないか?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/03(日) 21:27:49.21 ID:3t0a68Kgo<> 〜提督の部屋〜

ガチャッ

提督「…(流石に二人とも居ないか。置き去りとは、悪いことをした)」

初月「食堂じゃないのか?」

提督「あ゛…そうか、その方が楽だったな」

五十鈴「食堂は修理中よ?」

初月「そういえば…」

提督「…すっかり忘れてた」

五十鈴「…で、今日は私が作る?」

提督「俺が作るよ。誘っておいて作ってください…なんて、言えないだろ」

初月「今日は?」

五十鈴「前にね、作って貰ったことがあるの」

提督「作って貰ったというか、二人で作ったというか」

初月「…仲が良いんだな」

五十鈴「えぇ、とっても」フフン

提督「とにかく、今日は俺が作る。作らせてくれ」

五十鈴「…分かった。お願いするわ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/03(日) 21:50:34.71 ID:3t0a68Kgo<> …

初月「提督は…上手なのか?」

五十鈴「えぇ。美味しいわ」

初月「そうか。…楽しみだ」

五十鈴「……」

初月「…五十鈴は?」

五十鈴「え?」

初月「料理の腕さ」

五十鈴「自信…自分では美味しいと思うわ」

初月「なら…今度、僕に料理を教えてくれないだろうか」

五十鈴「え?私に?」

初月「あぁ」

五十鈴「どうして?初月ってそんなにできない訳じゃ」

初月「あぁ、作れる。作れることは作れるんだ。けど」

五十鈴「けど?」

初月「どうにも、僕の作る食事は華やかさに欠ける気がするんだ」

五十鈴「…へ?」

初月「麦飯に沢庵…腹一杯に食えることはありがたいことだと思う。けれど、何で腹を満たすかも大事だと、最近思うようになったんだ」

五十鈴「それは…そうね」

初月「質素な食事が悪いと言いたい訳じゃなくて…」

五十鈴「…誰かに食べさせたいの?」

初月「!!」

五十鈴「図星?」

初月「……」コクリ

五十鈴「なるほどね。確かに茶色が多いか…」

初月「…頼めないだろうか」

五十鈴「良いわよ」

初月「…ありがとう。助かる」

提督「できたぞ」ヒョコッ

五十鈴「…提督に教えてもらっても良いんじゃない?」

初月「だ、ダメだっ」

五十鈴「え?どうしてよ」

初月「…それは、言えない」

五十鈴「そう…」

提督「?」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/03(日) 21:57:41.67 ID:3t0a68Kgo<> ……

五十鈴「提督は、誰に教えてもらってるの?」

提督「何が?」

五十鈴「料理よ」

提督「…ほぼ独学だ」

初月「ほぼ?」

提督「最初は間宮さんに教わってた」

五十鈴「独学…」モグモグ

初月「そもそも、どうして作り始めたんだ?」

提督「曙が料理を始めてな、あっという間に上達したんだが…俺が一切作れないとなると、格好悪いだろ?」

初月「…それでか?」

提督「そうだ。…我ながらしょうもないと思うよ」ハハハ

初月「格好がつかない…か。…提督」

提督「?」

初月「>>937」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/03(日) 22:27:24.93 ID:U6gBg5GHo<> 今度一緒に料理をしたいな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/03(日) 22:28:19.76 ID:U6gBg5GHo<> 連取りだった
安価下で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/03(日) 22:30:52.96 ID:CBfikoydo<> 上で <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/03(日) 22:39:13.02 ID:3t0a68Kgo<> 初月「今度、一緒に料理をしないか?」

提督「料理?良いよ」

初月「…ありがとう。準備ができて、時間が空いたときに、僕から連絡で良いかな」

提督「準備?…分かった」

五十鈴「…なるほど」

初月「……五十鈴」ゴニョゴニョ

五十鈴「分かってる。言わないわ」

初月「助かる…」

五十鈴「そういえば…提督の、特に好きな食べ物って何かしら?」

提督「特に?特に…言われてみると、何だろう…」

五十鈴「じゃあ、今ぱっと思い浮かんだのは?」

提督「>>941」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/03(日) 23:01:13.11 ID:fL+YaK6lO<> オムライス <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/04(月) 18:53:30.05 ID:3IFB57VDO<> 提督「オムライス」

五十鈴「へぇ…」

提督「…何だよ」

五十鈴「イメージと違うなって」

提督「イメージ?」

五十鈴「そう。私はてっきりカレーかと思ってたわ」

初月「定番だな」

五十鈴「良いじゃない。王道よ」

提督「カレーも好きだな…」

初月「じゃあ、嫌いなものは?」

提督「嫌いな食べ物?ぇー……」



ゴチソウサマデシタ

五十鈴「片付けくらいはするわよ?」

提督「良いのか?…お願いするよ」

初月「僕も行」
五十鈴「二人も必要ないわ。ね?」

初月「……?」

五十鈴「」ニッコリ

初月「あ…分かった。ありがとう」



初月「…提督は」

提督「うん?」

初月「>>943」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/04(月) 20:35:14.01 ID:wIfnx6iRo<> 他の娘にもよくこうやってご飯を作って食べさせてるのかい? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/08(金) 00:06:34.08 ID:b7Px/b5Wo<> 初月「他の娘にも、こうやってご飯を作って食べさせてるのか?」

提督「そうだな。最近は特に多い気がするよ」

初月「む…そう、か」

提督「……?」

初月「どういう娘に作るんだ?」

提督「どういう、って?」

初月「た、例えば…仲が良いだとか、好意がある、とか…」

提督「特にないな」

初月「ぐ……む……」

提督「初月?」

初月「いや、大丈夫だ、問題ない」

提督「何が?」

初月「気にしないでくれ」

提督「?…分かった」

初月「…冷えるな、今日は」

提督「そうだな。部屋は暖房があるから…」
初月「寒くてかなわない」

提督「え?」

初月「だから……あの」

提督「…」

初月「…ぃゃ、何でも、な」
ピトッ

初月「」ピクッ

提督「…」

初月「…ぁ」

提督「……」

初月「…」コクリ

提督「回りくどいんだよっ」ギュウ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/08(金) 00:12:05.28 ID:b7Px/b5Wo<> ……

五十鈴「ただいま…あら」

提督「おかえり、ありがとう」

五十鈴「距離は縮まったみたいね」

初月「あぁ」

提督「さて、お仕事に行くとするか」

五十鈴「ちょっと待って」

提督「ん?」

チュッ

五十鈴「いってらっしゃい」

提督「…いってくる。えと、二人も気をつけて」

ガチャン

初月「…五十鈴」

五十鈴「なぁに?」

初月「…いや、いい」

五十鈴「そう」フフフ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/08(金) 00:17:13.82 ID:b7Px/b5Wo<> 〜執務室〜

ガチャッ

シーン

提督「(一番乗りか…お仕事お仕事)」

提督「よいしょ…と……ん?」チラッ

提督「ぇ…何で机の下に居るんだよ」

>>957「…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/08(金) 00:22:28.21 ID:OGIm3QTwO<> 比叡 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/08(金) 22:27:09.99 ID:b7Px/b5Wo<> 比叡「…おはようございます」

提督「おはよう…。えっと、なんで?」

比叡「北上さんが、相変わらず膝の上に居ると聞きました」

提督「ん?」

比叡「…違いましたか?」

提督「いや、合ってる。…それで?」

比叡「…ずるいです。大井さんだってそうです。いつの間にか執務室に入って、お仕事を手伝って…」

提督「……やきもち?」

比叡「…そうです。やきもちです。妬いてます、嫉妬です。私だって、司令の膝の上に居たいと思…」

提督「…つまり、膝の上に乗りたいから待ち伏せした?」

比叡「えっと…やっぱり、身勝手でしょうか」

提督「>>949」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/08(金) 22:35:05.32 ID:zn5mWiTAo<> いいよ
北上だって勝手に乗ってるし
<>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/08(金) 22:56:23.40 ID:b7Px/b5Wo<> 提督「良いよ」

比叡「良いんですか」

提督「北上だって勝手に乗ってるだけだし…」

比叡「…でしたら、遠慮なく」ヒョコッ

チョコン

提督「……」

比叡「…お、落ち着きませんね」アハハ

提督「だろうな。凄く伝わってくるぞ」

比叡「緊張がですか?」

提督「…振動が」

比叡「ぅ……」

提督「緊張し過ぎじゃないか」

比叡「改めて密着すると、余計緊張すると言いますか…その」

提督「初だな」

比叡「そうですよっ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/08(金) 22:57:33.21 ID:b7Px/b5Wo<> …

比叡「瑞鶴さん、まだ来ませんね」

提督「そうだな」

比叡「…質問しても良いですか?」

提督「答えられる範囲なら」

比叡「>>952」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/08(金) 23:08:13.12 ID:GggVqBj3o<> し、司令は子犬みたいに甘える娘をどうおもいますか? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/08(金) 23:32:17.47 ID:b7Px/b5Wo<> 比叡「し、司令はっ…子犬みたいに甘える娘を、どうおもいますか?」

提督「犬?…犬………」

比叡「……」

提督「(今朝の初月は、犬みたいだった…)そうだな…」

提督「好きだよ。甘えん坊で」

比叡「好きですかっ。そうですか、へへ…」

提督「?」

比叡「えっと、そういう娘に何かしたいこと…とか、ありますか?」

提督「思い切り抱き締めて、両頬を手のひらで包んで…って、どういう意図の質問だ」

比叡「それは…秘密です」

提督「えぇ?…そうか」

比叡「その、試しにですけど…私にしてみませんか?」

提督「え?何を」

比叡「頬っぺたを手で…って」

提督「ふむ…やってみよう。一旦降りて」

比叡「はいっ」

提督「今度は向かい合う形で座って」

比叡「こう、ですか」

提督「あぁ」

ギュッ

比叡「………!」

提督「…(比叡の心臓、すご…)」

提督「頬っぺた触るぞ?」

比叡「っあぁ、はい!」

ムニムニムニ

提督「…(柔らかい)」

比叡「んふ…くすぐったいです」

提督「(そういえば比叡って、どこか犬っぽい…ん?)」ピタッ

提督「…なるほど」

比叡「司令?」

提督「…子犬みたいな娘にしたいこと、もう1つあるんだけど、良いかな」

比叡「はい?」

>>954 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/08(金) 23:47:14.47 ID:zn5mWiTAo<> おねだりを聞いてそれをやってあげる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/09(土) 00:00:21.74 ID:6YohyYa0o<> 提督「おねだりを聞いてそれをやってあげたいんだ」

比叡「おねだりですか」

提督「あぁ」

比叡「そうですね…え?」

提督「子犬みたいな比叡は、何をおねだりする?」

比叡「…ぇ…えぇーっと、ですね」

提督「……」

比叡「顔、近い…っ」ボソッ

提督「え?もう一回」ズイッ

比叡「!?っい、ぃ、今のは!おねだりではなくて…えっと」ササッ

比叡「>>956」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/09(土) 00:14:43.90 ID:AM8ZJAvKO<> キスとかこのままもっと可愛がって欲しい <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/09(土) 00:40:51.33 ID:6YohyYa0o<> 比叡「キスt」
チュウゥウ

比叡「んっ!?」

ぅ………っ……ん………ん

……ふ………んぐっ……っは

比叡「と、突然過ぎです!」

提督「悪かった」

比叡「良いですけど…」

提督「…他には?」

比叡「他、ですか」

提督「そう」

比叡「…このまま、可愛がってください」

提督「じゃあ、思う存分に…」

ガチャッ

瑞鶴「おはよー」

提督「おはよう」

比叡「おはようございますっ」

瑞鶴「…珍しいわね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/09(土) 01:02:10.53 ID:rOiplTexo<> ヒエー可愛い <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/12(火) 00:02:58.02 ID:BSY8hg9Ho<> …

瑞鶴「なるほどね。要するに自分も乗りたかったんだ」

比叡「そうです。瑞鶴さんだってそうじゃないんですか?」

瑞鶴「そうね。私も、たまには乗りたいって思わないことは…」

ガチャッ

北上「おはよーございま……あ?」

比叡「お邪魔してます」

北上「おぉう…先手を取られた」

提督「最初から乗らないって選択肢は無いんだな」

北上「無いね」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/12(火) 00:11:39.96 ID:BSY8hg9Ho<> 比叡「………」カクッ

提督「…比叡?」

比叡「!?」ビクッ

瑞鶴「…寝てた?」

比叡「ご、ごめんなさいっ!」

提督「良いよ。邪魔にならない程度になら、好きにしてくれ」

比叡「そ、そうですか。分かりました」

……

比叡「……」Zzz

瑞鶴「…それは、どうなの」

提督「両手が塞がるよりはマシだ」

北上「…座位?」

提督「北上……」

北上「だって…」

ガチャッ

大井「おはようござ…何してるんですかっ!」

北上「ほらー」

提督「ほらじゃない…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/12(火) 00:14:23.83 ID:YboDPh6Go<> 比叡かわいい <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/14(木) 01:35:14.52 ID:IfX4GmSXo<> ……

比叡「……」モゾ

提督「ん、起きた?」

比叡「起きました…ごめんなさい。邪魔でしたか?」

提督「大丈夫」

比叡「そうですか…良かったです。…あれ?瑞鶴さん達は…」

提督「お昼食べに行った」

比叡「へ?…今、何時ですか」

提督「……」ニッコリ

比叡「ひぇ…ごめんなさい」

提督「大丈夫。仕事も時間も余裕はある…だから」

比叡「?」

提督「外食でもしないか?」

比叡「良いんですか?」

提督「良いとも」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/15(金) 20:12:37.03 ID:j6uCUqEzo<> 〜外〜

比叡「二人で出掛けるのは久しぶりですね」

提督「そう…か。待たせた?」

比叡「はい。待ってました」

提督「…ごめん」

比叡「けど、こうしてまた一緒にお出かけができて、それだけで私は…」

提督「……比叡?」

比叡「えっと、それだけじゃ、なくて。…少し、くっついても良いですか」

提督「少しって?」

比叡「…手を繋いだり、腕を、組んだり……その」

提督「おいで」

比叡「…!はいっ」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/15(金) 20:18:22.15 ID:j6uCUqEzo<> 比叡「質問しても、よろしいでしょうか」

提督「なんだ?」

比叡「司令は…いえ、きっとこの質問は、司令を困らせてしまいます」

提督「言って」

比叡「>>965」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/15(金) 21:22:52.43 ID:hKJJtEm9o<> ずっとこうして隣りにいても良いでしょうか <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/16(土) 18:28:54.82 ID:Tb7iTMAzo<> 比叡「司令は…これからもずっと、こうして側に居てくださいますか?」

提督「………」ピタッ

比叡「……ごめんなさ」
ギュウッ
比叡「い……っ?」

提督「…よし、行こうか」

比叡「ぁちょ、ちょっと待ってくだ、司令っ!?」

提督「居るよ。嫌だって言われない限り、ずっと居る」

提督「だから、比叡も隣に居てくれるか?」

比叡「…はい!」

提督「よし!じゃあお昼は肉にしよう」

比叡「はい!」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/16(土) 18:43:44.21 ID:Tb7iTMAzo<> 比叡「…あれ?」

提督「ん?他に食べたいのある?」

比叡「そうではなく…司令は隣に、と仰いました」

提督「そうだな」

比叡「嬉しいです、けど…私が隣で良いのでしょうか」

提督「え?」

比叡「瑞鶴さんや、曙は…」

提督「?……あぁ、そういう事か」

比叡「?」

提督「誰が一番とか、そういうことじゃなくて…なんというか」

提督「そう、家族になってくれって、そういう意味だ」

比叡「家族…家族ですか。良いですね…!あれ?」

提督「今度はどうした」

比叡「プロポーズ、ですよね?それって」

提督「…比叡が先に言ったことじゃないか」

比叡「ぇ…えぇ!?っあ、あれはその、違うんです!」

提督「え」

比叡「これからもこうして二人で並んで出掛けたいとか、そういう…!」

提督「な……あ、ぁ…」

比叡「え、えっと。大丈夫です!結果オーライですから、私も嬉しいですし」

提督「……」ガクッ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/16(土) 18:50:53.94 ID:Tb7iTMAzo<> 〜レストラン〜

比叡「違うもの頼めば良かったですね」

提督「そうだな。半分ずつ食べられた」

比叡「それもそうですけど…あ、アレができないじゃないですか」

提督「あれ?」

比叡「じ、自分の分をですね。自分の食器を使って相手に食べさせるアレですよ」

提督「ぁー…アレか」

比叡「…はい」

提督「普通に言えば良いのに」

比叡「響きが甘くて、その…恥ずかしいんです」

提督「……はい」ヒョイ

比叡「へ?」

提督「あーん」

比叡「………!」

提督「っ!ちょっと比叡、鼻血…!」

比叡「!?ご、ごめんなさい!ティッシュティッシュ…」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/16(土) 19:00:14.62 ID:Tb7iTMAzo<> ……

提督「落ち着いた?」

比叡「はい…収まりました」

提督「ビックリした…」ハハハ

比叡「…デザートは、違うものにしませんか?」

提督「そうしようか」 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/16(土) 19:03:02.28 ID:Tb7iTMAzo<> 〜鎮守府〜

青葉「…昨晩の戦利品……バッチリですね」

青葉「(さてさて…どう利用してあげましょうかね)」>>971 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/17(日) 18:20:07.15 ID:vAkxv6rjO<> とりあえず自家発電用を確保し提督の私物持ってる方々にいってみる <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/17(日) 20:35:37.31 ID:f0k+JkTfo<> ………

青葉「(データのコピー、移動、保存、隔離…完了っと)」

青葉「…こんなデータ、滅多に無いでしょうし。よーし」

交換する相手>>973
モノ>>974 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/17(日) 20:36:27.82 ID:c5spBJtBO<> 秋雲 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/17(日) 22:50:25.40 ID:al8636Jno<> ネクタイ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/20(水) 01:23:57.44 ID:9niGjQhko<> 〜秋雲の部屋〜

コンコンコンッ

秋雲「はーい」ガチャッ

青葉「どうもー」

秋雲「青葉さん。…もしかして」

青葉「はい。その通りです」



秋雲「凄い…これ。条件は?」

青葉「…ネクタイ、持ってますよね?」

秋雲「……」

青葉「(司令官は普段制服。ネクタイは本当に一部の特殊な場合くらいにしか使わない)」

秋雲「…」

青葉「(それなのにわざわざ普段使わない衣服を狙ったということは、そこに何かしらの付加価値があるはず…)」

秋雲「>>976」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/21(木) 01:16:06.25 ID:LGn5GjVfO<> あれと引き換えなら動画も欲しいな
あるんじゃないの? <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/21(木) 18:41:15.03 ID:ljeVZWAEo<> 秋雲「あれと引き換えなら動画データも欲しいかな」

青葉「んぇっ」

秋雲「…あるでしょ?」

青葉「動画……ぅ……ん」

秋雲「……」

青葉「(何かあるとは睨んでましたが、まさか動画データまで要求してくるとは…)」

青葉「(カードを使ってしまうのも痛いですし、そもそもネクタイに何があるのかを青葉は知りません。それに見合う価値があるのか…)」

秋雲「…青葉さん?」

青葉「>>978」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/21(木) 19:25:20.06 ID:CzzxN5Hio<> 2次放流は無しですよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/21(木) 21:26:19.85 ID:HNHcBfB4O<> 青葉「2次放流は無しですよ」

秋雲「分かってますって」

青葉「取引成立ですね」

秋雲「ですね」



青葉「えーっと…終わったあとに聞くのも、変な話なんですけど」

秋雲「?」

青葉「このネクタイ、何が特別なんでしょうか?」

秋雲「え゛、知らなかった…の?」

青葉「わざわざネクタイを狙ったってことは、それ相応の何かがあると思ったので…」

秋雲「なるほどね…」

青葉「それで、どんな秘密が?」

秋雲「>>980」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/21(木) 21:40:08.69 ID:rACBGHmAO<> これ提督が初任給で買った3本のうちの1本なんだよ <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/21(木) 22:10:08.63 ID:ljeVZWAEo<> 秋雲「これ、提督が初任給で買った3本のうちの1本なんだよね」

青葉「え、そんなものを……怒られませんかね」

秋雲「怒られるだろうねぇ」

青葉「(けど、3本のうちの1本…)…大事に扱いますね」

秋雲「うん。…そういえば、どうして提督は持ち物をもっと厳重に管理しないんだろ」

青葉「へ?」

秋雲「ほら、皆がこうやって物々交換をしてること、知ってるんでしょ?」

青葉「そういえば、そうみたいですね」

秋雲「だったら返すよう全体に忠告したり、禁止したり…色々とあるじゃん?」

青葉「……諦めてる、とか」

秋雲「かもね」

提督「半分正解だ」

秋雲「あぁ、やっぱり?あははー……はい?」

瑞鶴「提督さんの勘も侮れないわね。なんか怪しい気がする、で尾行してみればこれよ」

提督「諦めてはいる。士気が上がるならそれはそれで良いことだ…が」

青葉「あ……ぁー……」

提督「親しき仲にも礼儀ありというか…盗って良いものと悪いものの区別はつけろとか、言いたいことはある…けど」

提督「とりあえずネクタイは没収な」

青葉「そんなっ!引き換えに出したデータはっ!」

提督「知るか。第一盗んだものを交換するなって話だろ」

青葉「ぐぬ…」

提督「それとも、またお仕置きが欲しいか」

青葉「…欲しいです」

提督「」

瑞鶴「それで、他には何を隠し持ってるの?」

秋雲「え、えっと…」

提督「…秋雲」

秋雲「はい」

提督「このネクタイみたいな、俺が大事にしてそうなものはあるか?」

秋雲「>>982」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/21(木) 22:59:55.13 ID:rACBGHmAO<> 実はタイピンも… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/21(木) 23:00:10.34 ID:sF36Xwd8o<> 高校の卒業アルバム <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/24(日) 22:23:24.88 ID:WB2gCN9To<> 秋雲「た、タイピンも…」

提督「返しなさい」

秋雲「う……はい」

提督「やれやれ…何考えてるんだか。俺の持ち物を盗って、何か得するのか?」

秋雲「……する」

提督「する?どんな風に」

秋雲「>>985」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/24(日) 22:24:28.28 ID:mcTq17hKo<> 持ってると落ち着く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/24(日) 22:24:55.93 ID:Nh3B5k8No<> なんだか提督がずっと側にいるような安心感がある <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/24(日) 23:14:11.16 ID:WB2gCN9To<> 秋雲「…おちつくの」

提督「え?」

秋雲「落ち着くのっ、持ってると!」

提督「落ち着く…おちつ……んー…」

提督「(盗みは悪いし、このネクタイは大切…だけど、ある種の精神安定剤になっているのなら、他の物で代用できないか……)」

秋雲「…あ、あれ?」

提督「秋雲」

秋雲「はい」

提督「他のものなら、良いけど。何が良い?」

秋雲「ほかのも…え、え?良いの?」

提督「出来る限りな」

秋雲「じゃあ…!」

秋雲「>>988」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/24(日) 23:36:04.44 ID:uK/Q2Q3OO<> 枕 <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/26(火) 01:03:31.05 ID:a74FX23io<> 秋雲「枕っ、枕が欲しいな」

提督「良いけど……」

青葉「良いんですね?」

提督「…へ?」

瑞鶴「?」

青葉「それに応じてしまえば、司令官の持ち物での物々交換は黙認ではなく公認となってしまいかねませんよ」

提督「あぁ、構わない。それが精神を安定させるなら、枕だろうが布団だろうが持っていけば良い」

瑞鶴「ちょっ、提督さん!?」

カチッ

『枕だろうが布団だろうが持っていけば良い』

提督「…え?」

青葉「んふ、言質…とれましたよっ」

提督「ろくお……!ちょ、ちょっと待て青葉。お前、何考えて…!」

青葉「何でしょうねぇ。大丈夫です、闇市が光を浴びるだけですから」

提督「待て待て待て待て!許可が前提だからな!?今の部分だけじゃ、勝手に盗んで良いみたいな……」

青葉「……うふっ」

提督「瑞鶴っ!コピーされない内にあのレコーダーを……」

瑞鶴「…ごめんなさい、提督さん」

提督「……え」

瑞鶴「私も、そうだから」

提督「瑞鶴?…秋雲?…青葉?」

青葉「あらら…けど大丈夫ですよ。司令官」

青葉「ネクタイには、もう手を出しませんから」

提督「そういう話じゃ、ない……っ!」

            お し ま い <>
◆sAlHQYUHgI<>saga sage<>2019/03/26(火) 01:07:03.16 ID:a74FX23io<> 〜あとがき的な〜

一年、一年かかりました。筆の遅さにびっくりです。もうほんとびっくりです
こんな遅い安価スレもそうない気がしますが、それでもなんとか1スレおわらせられたのも、お付き合い頂いた皆さんのお陰です。ありがとうございました

次回は今まで積んできたイベント消化回にしたいと思います。またお付き合い頂ければ幸いです
今はまだ忙しいので建てるのは数日後になりそう

それでは、一旦これにて。お疲れ様でした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/26(火) 04:30:57.87 ID:pOgbgsMno<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/26(火) 17:26:39.27 ID:QXsuHtf/o<> おっつやで <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/03/28(木) 11:02:15.29 ID:6+xaB2FBO<> イッチ 乙!!
年度末で忙しいだろうから誘導さえしてくれれば次スレはゆっくりでもエエで
<>