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HTML化した人:ヤニ▲星半分と ★
らき☆すた SS 〜呪いの黄色いリボン〜
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/22(火) 19:44:41.92 ID:Eo9b6JU0

・どんなジャンルでもどんどん投下したまへ〜 by こなた
・でも、他所からの作品の無断転載は絶対ダメよ! by かがみ
・あとね、あんまりえっちなのはちょっと恥ずかしいから遠慮してほしいな by つかさ
・メール欄に「saga」と入力するとこの板特有のフィルターを回避できます。「sage」ではありませんよ。
 代表的な例が「高翌良」です……よろしくお願いしますね by みゆき
・長編作品はタイトルをつけてもらえるとまとめるときとかに助かります! by ゆたか
・それと、できればジャンルを明記するようにしてほしいの。
 特定のジャンルが苦手な人もいると思うから…… by あやの
・パロディとかクロスオーバーとかもおっけーだけど、
 あんまり度が過ぎると他の人に引かれっから気をつけろよなー by みさお
・シラない人へのハイリョがアればgoodネー byパティ
・初めてでもよっしゃーいっちょ書いたろかって人大歓迎するでー by ななこ
・まとめてくれる人募集中です……そして、現在のまとめ人には感謝してます…… by みなみ
・お題を出せば書いてくれる職人さんもいるっス。ネタのため……
 いや、いろんなお話を読んでみたいんで、いいお題があったら書いてみてください! by ひより
・そしてそして、SSだけじゃなくて自作の絵もOK!
 投下された絵は美術室に展示されるからジャンジャン描くべしっ! by こう
・注意! 荒らしへの反応は絶対ダメ。反応する悪い子は逮捕だ! by ゆい


(避難所)
 PCから->http://jbbs.livedoor.jp/auto/5330/
 携帯から->http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/auto/5330/

(まとめサイト)
 http://www34.atwiki.jp/luckystar-ss/

(SSスレ用画像掲示板)
 http://www.sweetnote.com/site/luckystar/

2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/22(火) 20:03:21.52 ID:Fa.YwAAO
>>1乙
2ゲット
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/22(火) 20:13:20.79 ID:APR4RASO
>>1乙!

では投下します

初めに言っておく、俺はみなみんが大好きです。だから今回こんな役をやらせてるけど、決して嫌いというわけではないです。
もうちょっとみなみ上手く書きたかったんだが、みなみファンの皆スマン!!変なところもあるけどホントスマン!!

投下開始。
4 :萌え☆死にストーリー2008/07/22(火) 20:15:09.58 ID:APR4RASO
最終萌―前編―

―みなみの計画―

みなみ(目標萌え死に率まで後3%……。萌え死にの存在を知り二ヶ月……まさかこんなに早くここまで達成できるなんて)

 ベッドに寝転がるみなみ。

みなみ「ふぅ……」
みなみ(問題は残りの3%……。萌え死に率は、一度死んだ相手は加算されない……。夏休みも終わり、遠出できない今、稼ぐポイントは学校……しかし)

 みなみは熊のぬいぐるみを手に取り、抱きしめる。

みなみ(既に殆どの生徒はゆたかによって萌やし尽くされた……。そして今だ萌やされてない生徒は……)

 起き上がり、ベッドに座るみなみ。

みなみ(ゆたかと泉先輩を抜かして、パトリシアさんに、かがみ先輩の友達……そして、みゆきさん)

 ぬいぐるみを置き、窓を見つめるみなみ。すると調度、雨が降り始めてきた。

みなみ(この中の二人でも萌やせば目標は達成出来るはず……みゆきさんは無理だとしても、後の三人は萌やせるはず……いや、萌やす! 絶対に……)

 みなみは自分の胸を触り始める……。

みなみ「……///」ペタペタみなみ(全て終わったら、私も一回ゆたかで萌え死のう……我慢は良くない……)ペタペタ


5 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:16:00.93 ID:APR4RASO
―次の日の朝―

みなみ「行ってきます……」
みな母「行ってらっしゃい」

 みなみは家を出た。すると、向居の家……高良家の母、ゆかりがそこに居た。

みなみ「おはようございます……」
ゆかり「あら、おはようみなみちゃん。あ、そうそう――」

 ゆかりはみなみに何か告げ口をする。

みなみ「え……っ!」


―柊家―

かがみ「つかさぁー、支度出来てるー? もう行くわよー」ガチャ
つかさ「あ……」
かがみ「な……」

 かがみが見たのは、きっつきつのスク水を着たつかさだった……。

つかさ「あの、これはっ……ちょっと懐かしい物が出てきたから、その……!」
かがみ「だからって学校行く前に着なくても良いでしょっ! さっさと着替えなさい!」
つかさ「でも、もう時間ないしこのまま制服着るよ」
かがみ「ちょ……」

かがみ(う〜〜、私は何妹相手にドキドキしてるんだ?)

 スク水の上に制服を着終わったつかさは、かがみが何やら慌てている様子に気がついた。

つかさ「お姉ちゃん、もしかしてドキドキしてる?」
かがみ「ばっ、馬鹿な事言わないでよ! ほら、さっさと行くわよ!」
つかさ「うん♪(やっぱり着た甲斐があったよ〜。これで少しはこなちゃんから目を離せるかも!)」


6 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:17:39.45 ID:APR4RASO
―学校・教室―

こなた「……」
かがみ「……」
つかさ「♪♪♪」
みゆき「……^^;」

 今の状況を軽く説明すると、つかさがかがみの腕にべったりと抱き着いているのである。

こなた「えーと、つかさどうしちゃったの?」
かがみ「……なんか家出てからずっとこんな感じなのよね」

つかさ(お姉ちゃんが私を意識してれば、こなちゃんに反応する可能性は低くなるよね? 今日の私はなんだか冴えてるかも♪)

つかさ「お姉ちゃん、良い匂い……」
かがみ「え……///」
こなた「なんかお似合いだね、恋人同士みたいだよ」
みゆき(やりすぎです、つかささん……それでは反って)

かがみ「あのさ、つかさ……そろそろ暑くなって来たから離してくれない?」
つかさ「……お姉ちゃん私の事、嫌い?」
かがみ「嫌いとかそーゆーのじゃなくて……」

みゆき(思ったとおり、つかささんウザがられてますね……仕方ありません)

 みゆきはこの状況を打ち破るべく、つかさに歩み寄る。が……。

こなた「〜〜♪」ガシッ
かがみ「ちょ……」

 こなたがかがみの開いてる腕に抱き着く。

つかさ(なにー!)
こなた「かがみは私の物だーw」

 こなたはふざけて言っているだけだが、つかさにはそれが本気に聞こえてしまったようで……。

つかさ「お姉ちゃんは私のだよ! こなちゃんは離してよっ」
こなた「うーん、それは無理な相談だね♪」

 やがて二人はかがみの腕を引っ張り合う。

みゆき「あのっ、お二人とも……」
かがみ「いい加減にしなさいっ!」

つかさ「きゃっ」
こなた「おぅっ?」
みゆき「きゃっ」

 かがみが力任せに二人を振り放す。こなたはみゆきに受け止められたが、つかさは尻餅を着いてしまった。
7 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:18:24.97 ID:APR4RASO

つかさ「いたいよー><」
かがみ「あ、ごめん……大丈夫?」
つかさ「うん」

 つかさはよろよろと立ち上がる。

かがみ「はぁー……ちょっとお手洗い行ってくる」
つかさ「じゃあ、私も……」
かがみ「ごめん、ちょっと一人にさせて」
つかさ「あ、うん……」シュン

 シュンとうなだれるつかさを尻目に、かがみはスタスタと教室を出ていった。

つかさ「私、嫌われちゃったのかな……」
みゆき「えぇ、間違いなく」
つかさ「でもこなちゃんも嫌われちゃったし結果オーライだよね!」
こなた「え、何それ……」

つかさ「あ、別に深い意味はないよ。安心して」
こなた「……最近のつかさが分からない……」

みゆき「……つかささん、少しお話があるのですが」
つかさ「え、何?」
みゆき「みなみさんの事で……」
こなた「みなみちゃんがどうかしたの?」

みゆき「すみません、泉さんは席を外してもらえますか?」
こなた「え……あ、うん……」

 こなたはガックリとして自分の席に座った。無理もない、こなたにしてみればつかさの意味深な行動、話をはぐらかす友人達、かがみの変死……そして今のみゆきの言葉。これで何も感じないほうがおかしいのだから。

みゆき「ここではなんですので、廊下へ」

 二人は廊下に出た。こなたはその二人を悲しげな瞳で見送った後、机に突っ伏してしまった。

8 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:19:09.54 ID:APR4RASO
―廊下―

つかさ「こなちゃん、ちょっと可哀相だったね……」
みゆき「仕方ありませんよ、内容が内容ですから」
つかさ「やっぱり“萌え死に”の事なんだね?」
みゆき「えぇ、そうは言っても、もう少し言葉を選ぶべきでした……後で謝っておきましょう」
つかさ「そうだね。それで話って?」

 みゆきは一呼吸置いてから語り始めた。

みゆき「実はみなみさん、萌え死にの存在に気付いているようなんです」
つかさ「……えっ!?」

 突然の告白に声を張り上げてしまうつかさ。みゆきはすぐに静かにするよう、口許に人差し指を当てるジェスチャーをする。

つかさ「ごめん」
みゆき「いえ、次から気をつけて下されば結構です」
つかさ「どうしてみなみちゃんが……」
みゆき「大事なのはそこではありません。みなみさんは、萌え死にを利用して何かを企んでいるようなんです」

つかさ「それって……」
みゆき「恐らくですが、彼女は自分の私利私欲のために行動しているかも知れないのです」
つかさ「みなみちゃんが……」

つかさ「……夢で私は、萌え死にを悪用するのはダメって言われた、そしてそれを止めるようにも言われた……」
みゆき「…………」
つかさ「だから私はみなみちゃんを止めなきゃいけない! 協力するよ、ゆきちゃん!」
みゆき「話が早くて助かります」


9 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:20:30.74 ID:APR4RASO
―同時刻、みなみ―

みなみ「ゆたかは……?」
ひより「あれ? まだ来てないね、休みかな?」
みなみ「休み……? それは……困る……」
ひより「へ?」
みなみ「いや……なにも……」

みなみ(どうしよう……計画の期日は今日までなのに。ゆたか無しでは四人を攻略するのは難しい……。泉先輩にゆたかの安否を聞きに行こうか……でも、何か恥ずかしい……。そうだ、携帯で……でも寝ていたら可哀相だ……)

ひより(岩崎さん、小早川さんが居なくてあんなに寂しそうな顔を……やはり二人は!)
パティ「ひーよーりー!」ズギャ

 パティが後ろからチョップをお見舞いする。

ひより「も、妄想マシーン……」ガクッ
みなみ(パトリシアさん……この人もターゲットの一人……ゆたかが居ないこの状況……どうすれば……)
パティ「ん? どーしたのデスか、みなみ? ワタシの顔に何か付いてマスか?」
みなみ「いや、別に……」

みなみ(考えても仕方ない……ゆたかが居ない以上……やるしかない)

 みなみはポケットから携帯を取り出す。

みなみ「パトリシアさんに、その……見てもらいたいものがあるんだけど……」
パティ「なんデスか? OH! これは」

 みなみの携帯のディスプレイには体操服のゆたかの姿が写っていた。

みなみ「これを見て、どう思う?」
10 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:21:26.89 ID:APR4RASO
パティ「とてもCuteデスね☆」
みなみ(死なない……? ならもっと見せるまで……)

みなみ「これは?」

 今度は水着姿のゆたかが写っていた。夏休みに行ったプールで撮ったものだ。

パティ「これは萌え萌えデスね!」
みなみ(ありえない……このゆたかを見て萌え死なないなんて……。だったら取って置きの写真を……)

みなみ「後、これ……私の宝物……」

 そこには、みなみのひざ枕で眠る、ゆたかの寝顔が写っていた。

パティ「GOOD!! とてもかわいらしいですね!」
みなみ(逝くか……?)
パティ「みなみはやっぱりゆたかフェチなんデスね! これで確信しました」

 パティは萌え死なない。それどころか、みなみの携帯を借りて色んな写真を見ている。

みなみ(そんな……写真じゃだめ? パトリシアさん……強敵だな……。でも、今を逃したらダメだ……後でまた、この流れに持って行くのは不自然……かくなるうえは……)

 みなみは覚悟を決めた!

パティ「ハイ、みなみ。携帯どうも……デス」
みなみ「…………」

 みなみはスカートをたくし上げていた! チラってレベルじゃないぞ!!

男子達「うっぎゃあぁぁぁぁ!!」

 教室にいた男子達は目から血を流して萌え死んだ!

ひより「あぅ〜、パトリシアさん……なにもチョップしなくても……はぉっ!!」

 ひよりは目を覚ました途端、固まってしまう。

ひより(あれは、なんスか? 岩崎さんがパトリシアさんにスカートの中を見せている!? 岩崎さん×パトリシアさん!?)
ひより「ふおぉぉぉっ!!」ガタ、バタン!

 ひよりは妄想のしすぎで、その場に倒れてしまう。

みなみ(この威力……いける)

 ところが、パティは全然動じない。ふっ、と小さく溜息を吐いた後、こう言った。

11 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:22:45.71 ID:APR4RASO
パティ「困ったものデス」
みなみ「え?」
パティ「みなみは萌えを理解していませんネ」
みなみ「え? え……? あれ?」

 最終手段であるみなみ行動も、パティには効かず、どうしてだろうと、あたふた混乱するみなみ。

パティ「そんなモロに見せても男子が喜ぶだけデスよ! 真の萌えとはこうです!!」

 パティが何かしたその刹那、クラス中がパニックに陥った。「のぅわっ」とか「ブフォ」とか様々な叫び声が聞こえる。

みなみ「……パトリシアさん……そんなことが出来たんですか……」
パティ「普段はやりませんヨ。みなみに萌えを理解させるためデスから、今日は特別なんデスね♪」
みなみ(これは使えるかもしれない……この萌え術をマスターすれば……私でも……)

みなみ「パトリシアさん、よかったら……私にその技を教えてください!」

 みなみは誠意を見せるため、友達であるパティに頭を下げる。

パティ「頭を上げてくださいみなみ」
みなみ「……」
パティ「みなみの萌えに対する気持ちは分かりました。なので特別に教えてあげます! 良いですか? まず……」


 みなみの萌え特訓が始まった!!


12 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:22:59.55 ID:APR4RASO
パティ「GOOD!! 完璧デス! これでみなみもワタシの仲間デスね!」
みなみ「はい、師匠……」

 みなみの瞳は輝いていた。これで私は最強だと言わんばかりに。

パティ「ところで……なぜみなみはその力が欲しかったのデスか?」
みなみ「え……? それは……」

 パトリシアさん、他数名を萌え死にさせるためだ! 等と言えるわけもなく、言葉を詰まらせてしまう。
 そんなみなみを見て、パティは何か閃いた様だ。

パティ「もしかして、好きな人が出来たのデスね?」
みなみ「え? ちが――」

みなみ(いや、今はそういうことにしておいた方が良いかもしれない……余計な疑いは無い方が良いし……)

みなみ「うん……」
パティ「誰? 誰なのデスか!?」

 パティがやたらと食いついてくる。

みなみ「それは……」
パティ「それは?」
みなみ(どうしよう……もう少し考えてから答えを出せば良かった……これは……まずい……うぅ)

みなみ「三年の日下部先輩……」
パティ「……くさかべ?」

 つい、ターゲットの一人の名前を出してしまった。
 聞き慣れない名前を聞き、沈黙するパティを見て、チャンスだと思ったみなみは話がややこしくなる前に教室を出る事にした。

みなみ「ありがとうパトリシアさん」ダッ
パティ「あ、みなみ!」


13 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:23:49.46 ID:APR4RASO
―三年の廊下―

みなみ(一人で来るのはやっぱり恥ずかしい……早く萌やして帰りたい……)

 教室を飛び出したみなみは特に行く宛もなかったので、ついでだしターゲットの居る三年生ゾーンに軽い気持ちで来ていた。
 しかし、三年生の視線が恥ずかしく、さっきから俯きっぱなしだ。頬もほのかに赤い。

みなみ(あ、あれは柊先輩……)

 運良く、かがみが女子用トイレに入っていくのを見つけた。しかし、すぐに入るのは失礼だと思い、入口付近でしばらく待つ事にする。

みなみ(日下部先輩の事を聞いておいて損は無い……パトリシアさんの時みたいな失敗はもう許されないのだから……)

 因みに今はホームルームが始まる少し前だ。みなみは携帯で時間を気にしつつ、かがみが出てくるのを待つ。
 しばらくして、トイレから水が流れる音が聞こえてきた。

みなみ(出たかな?)

 みなみはトイレに入る。

―トイレ―

かがみ「う〜ん、少し強く言い過ぎちゃったかな……後で謝っとかないと」

 洗面所で手を洗いながら自分に言い聞かせる様に歎く。

かがみ「それにしても……今日のつかさ……なんなのかしら? いつも以上に引っ付いてくるし……。こなたにしても……」

 ふと、顔を上げ、鏡を見る。

かがみ「私って、同性から好かれるタイプなのかな……」

 軽くポーズをとってみる。いやいや、まさかね……と首を軽く横に降り、蛇口を締める。

かがみ「そんなのあ〜りぃ〜えねぇ〜、あ〜りぃ〜えねぇ〜♪ よ。っておわぁ!?」
みなみ「あ……」
かがみ「みみみみみみなみちゃん!? 何で三年のトイレに!? つーかいつから居たぁ!?」
みなみ「先輩に話があって……さっきから……」
かがみ「\(^o^)/オワタ」

みなみ「大丈夫です……何も聞いてませんから」
かがみ「そぅ……あはは……(先輩としてのプライドが……まぁ、みなみちゃんなら口も固いだろうし……別にいっかぁ……)」

 かがみは何かを諦めた!

14 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:24:39.22 ID:APR4RASO
かがみ「で? 話って何かしら?」
みなみ「その……日下部先輩の事で……」
かがみ「は? 日下部? みなみちゃん日下部知ってるの?」
みなみ「まぁ……少しは……」

 実はみなみ、全校生徒を萌え死にさせる為、名前と顔くらいは把握しているのだ。

かがみ「それで? 日下部の何を知りたいわけ?」
みなみ「日下部先輩の萌えポイントを……」
かがみ「……は?」

 THE 沈 黙 !!

かがみ「みなみちゃん……萌えって……」
みなみ「日下部先輩が萌える瞬間ってどんなときなんですか?」

 THE 沈 黙 2 !!
かがみ「知らないわよそんなの……直接本人に聞けば?」スタスタ
みなみ「待って下さい! それだとダメだから……」
かがみ「ごめん、そろそろホームルーム始まるから」

 そういって、かがみはトイレから出てしまった。

みなみ(まずい……何を焦っているんだ……まだ今日は始まったばかり……授業中にしっかり作戦を考えよう……。平常心、平常心……)

 みなみは自分を落ち着かせるため、何度も深呼吸する。トイレで深呼吸なんてするもんじゃないが……。

みなみ(よし、もう大丈……)

 キーンコーンカーンコーン、と、これはホームルームが始まるチャイムだ。

みなみ「え? もう時間……」

 みなみは大慌てで教室に戻った。


―3年D組―

かがみ「あんた1年のみなみちゃんって知ってる?」
みさお「え? 誰だそれ?」
かがみ「……気をつけた方がいいわよ」フッ
みさお「ど、どーゆー意味だよ」

あやの「そういえば今日は身体測定ね」
かがみ「そーだったわね……ん」
みさお「柊が一番嫌いな日だよな〜」ニヤニヤ

かがみ「やばっ……」
みさお「?」

15 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:25:17.41 ID:APR4RASO
―3年C組―

つかさ「えぇ〜!? 今日、身体測定なの〜!?」
みゆき「そんなに驚く事でしょうか?」

つかさ(どどどどどうしよ〜、制服の下は水着だし……恥ずかしいよ〜)
こなた「つかさ、もしかしてブラ付けてないの?」
つかさ「……うん」

 嘘は言っていない。このこなたの様子を見るかぎり、少し元気を取り戻したようだ。みゆきが上手く言ったに違いない。

こなた「実は私も忘れちゃって……夏休みボケって嫌だね♪」
つかさ「こなちゃんは恥ずかしくないの?」
こなた「ん〜、恥ずかしいけど男子に見られるわけじゃないしね〜」

つかさ(私の場合、誰に見られても恥ずかしいんだけど……)

 身体測定でスク水なんて、場違いにも程がある。

ななこ「おーい、次はうちらの番や。女子から保健室に行くよーに、男子はその間、自習な」

つかさ(き、来たー……)
こなた「大丈夫だって、私もだから♪」
つかさ(全然、大丈夫じゃないよ〜><)

16 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:26:18.71 ID:APR4RASO
―保健室―

こなた「みゆきさん……相変わらず凄いなぁ」
みゆき「……///」
こなた「つかさ脱がないの?」
つかさ「わ、私はまだ先だから良いよ〜」

こなた「…………」
つかさ「な、何?」
こなた「とあぁっ!」
つかさ「あっ」

 こなたがつかさのセーラー服を捲くり上げる。

こなた「え? スク水……?」
つかさ「あの、これは……」

 こなたは思い出す。夏休み、プールでやられたあの恥ずかしい思いを!

こなた「ふふふ」
つかさ「あれ? こなちゃん目が怪しいよ……?」

 今こそ仕返しの時だ!!

こなた「じゃあ、脱ごうか? スク水」
つかさ「え? あ、ちょま……!」

 こなたはつかさに掴み掛かると、あっという間に制服を取り払った。そして即座にスク水を脱がす作業に移る。

つかさ「こなちゃんのえっち! こんなところで裸になんてなりたくないよぅ」
こなた「ははは、私が受けた羞恥……存分に味わえぃ!」

 つかさの抵抗も虚しく、上半分を脱がされてしまった。その時!

ななこ「何をやっとんねんアホ!」ゴチン!
こなた「あいたっ!」

 担任であるななこが制止に入った。

つかさ「助かった……」
こなた「うぉぉ……」

ななこ「で? 何で柊は水着なんて着てるんや?」
つかさ「え? これは……お姉ちゃんが」
こなた「かがみがつかさに着せたの!?」
つかさ「あ、いや、そうじゃなくて〜(ゆきちゃん助けて)」

みゆき「(仕方ありませんね……)納得の行く説明!」キュイーン

17 :萌え☆死にストーリー[saga]:2008/07/22(火) 20:26:33.99 ID:APR4RASO
こなた「へぇ〜」
ななこ「なんや、そうやったんかいな」
つかさ(ゆ、ゆきちゃん凄い……)

 みゆきの話術があればどんな物事もあっという間に解決出来てしまうのだ(嘘)。

ななこ「着てきたもんはしゃーないな、そのまま受けろや」
こなた「前代未聞ですね」

ななこ「そんで泉は」
こなた「はい?」

 ななこはガサゴソと救急箱を漁る。

ななこ「上、着てくるの忘れたんならそれなりの対策せぇよ? 少しは女としての自覚を持たなあかん」

 そういって、ななこはこなたの二つの小さなサクランボに絆創膏を貼る。

こなた「なんかエロいですね」
ななこ「アホか、無いよりマシやろ。ほら、お前が1番なんやから、はよ行け」
こなた「はぁーい」タタタ

ななこ「ほんま、小学生みたいなやっちゃなぁ」
つかさ「はは……。あの、先生」
ななこ「ん?」
つかさ「私にも絆創膏ください」
ななこ「……そーやなー、診断の時は結局脱ぐしな。どれ、胸出してみ?」

つかさ「え? 自分で貼る――」
ななこ「ええから」

 ななこは慣れた手つきで水着を脱がすと、優しく絆創膏を貼っていく。

つかさ「あ……」

みゆき(……果たしてこの保健室のシーンは必要なんでしょうか?)

18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/22(火) 20:28:32.23 ID:APR4RASO
>>4-17以上です。すげー恥ずかしい・・・穴があったら入りたい気分です。
勘の良い人は黒幕が誰か分かったと思いますが、言わないで下さいね。
後編は読み手の反応次第でみなみが苦労するか楽するか決めてるので、まだ一切手をつけていません。
ここで詳しくは言いませんが。

後、挿絵も描こうとしたんですが・・・気力が無い。いずれは描くつもりだけど
では羞恥死んできます。
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/22(火) 20:31:57.72 ID:LcWAfADO
>>18
いやいや、ニヤニヤが止まらなかったわwww羞恥死ぬより萌え死んだ方が間違いなくいいぞwwww
 
黒幕かぁ……わかったような、わかんないような……
貴方がそのことを言わなければ黒幕の存在すらわかんなかった。
 
ちなみに、2分でそれだけ長い文章を書いたことに感嘆しました。
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/22(火) 20:58:59.49 ID:APR4RASO
>>19
携帯の早打ちは得意なんですww
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/22(火) 21:11:13.98 ID:b0483Dso
>>18
乙wそしてエロッシュwww
みなみも理解したか萌えとエロの違いを
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/22(火) 21:34:21.97 ID:O2/qpJQo
>>18
挿絵描いたら>>1に反するんじゃねww
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 00:16:22.55 ID:u.kaU5Ao
まとめられた分をひっそり修正しつつ超久々に続きを投下
24 :“時間”の見せた夢[saga]:2008/07/23(水) 00:16:59.11 ID:u.kaU5Ao
「というわけでこの学園にあるアニ研部室にやってきたのだ」
「何、それ」
「なんでも」

 やまとが理解できなかったネタをさらりと自分で流し、こうは豪快にドアを引き開け――

 ――その勢いは間もなく失墜した。そこにいた部員が一年の田村ひよりたった一人だけだったからだ。

「あ、先輩。どもっス」
「……他のみんなは?」
「自分のクラスの準備じゃないっスか?」

 やれやれと頭に手を当て、こうは部室に足を踏み入れる。

「まーいいや。ひよりん、新入部員だよ」
「え、ホントっスか」

 彼女と目が合い、やまとは軽く会釈をした。

「昨日うちのクラスに転入してきた永森やまと。私の親友!」
「……こうの 友 達 の永森やまとです。よろしく」
「うわ、ひっど」
「ど、どうも。田村ひよりっス」

 なるほど二人は親友なのだとひよりはすぐに理解する。彼女自身もよく知っている穏やかな空気が彼女たちの間には流れていた。
 それに、以前何度かこうに「私の親友」について聞かされたことがある。
 よく思い出してみれば、永森やまととはあの時に挙がっていた名前ではなかったか。

「先輩が前に話してくれた人っスよね?」
「お、よく覚えてるじゃん。その通り! ダメ元で頼んでみたら快くOKもらってさ!」
「しつこく頼み続けたらイヤイヤOKをもらえた。こう、変なこと話してないでしょうね」
「ね、前に話した通りっしょ」
「ホントっスね……」
「こう!」

 わざとらしく耳を塞ぐ部長に思わず笑いがこみ上げる。この部室もますます賑やかになりそうだ。
 もっとも、あまり賑やかになりすぎても原稿に集中できなくなってしまうのだが。

「そんなわけでね、やまとは背景担当だから。作業教えるからこっち来てー」
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/23(水) 00:17:18.91 ID:u.kaU5Ao
 数分後、やまとはひよりの隣で鉛筆を片手に写真とのにらめっこを始めていた。
 こうはクリアファイルに挟まれた領収書の山を見やり、眉をひそめている。
 桜藤祭が近付けば近付くほどに生徒会会計である彼女の仕事量は増えていくのだろう。
 相当に集中しているらしく、部室にはペンを滑らせる乾いた音が響くだけだ。
 もちろんひよりも作業に専念しなければならないのは同じ。それも今回は作画という大役を担っているのだ。
 だがすぐ横に新入部員、それも敬愛する部長の親友がいるとなればそちらに興味を抱いてしまうのは必然。
 ひよりは机に置いた資料をあらためるふりをしながら、ちらりと彼女の顔をのぞき見た。

 ――綺麗な人だ。それが第一に出た感想だった。

 凛としたオーラにやや細い目。背も高い。名前に恥じない、まさに大和撫子。
 中学時代、友達にちんちくりんなどとからかわれた自分とはえらい違いだ――と、ひよりは心の中でため息をつく。

 それにしても本当に美人だ。リアルではその気がない自分でも見惚れるくらいに――

(……ぐっ、いかんいかん! 何考えてんだ私!)

 脳内に湧き始めた邪念を振り払うため、かっと目を見開いて首を前に向ける。
 と、同時にこうががたりと席を立った。

「ちょっとトイレ行ってくるね」
「あ、いってらっしゃいっス」

 彼女が教室を去っていくのを見届け、再びひよりは隣の席の少女に視線を移す。
 写真の中に立ち並ぶ木々が、さらさらと流れる鉛筆によってスケッチブックにそっくりトレースされていく。
 思わずうなりたくなるほどの画力。人を見る目だけは確かだと豪語するこうが手伝ってくれと頼み込むのも納得だった。

 不意にやまとの手が止まる。
 どうしたのかと顔を上げると――どうやら自分を観察している存在に気付いたようだった。
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/23(水) 00:17:45.10 ID:u.kaU5Ao
「何?」

 まずい。これでは変な人だと思われてしまう。いやそりゃまあ趣味嗜好的な面で言えば自分は変な人かもしれないけどさ。

「いっ、いえ……絵、うまいなぁ、と」

 しどろもどろに答えを返すひよりをぼんやりと眺め、やがてやまとはふっと微笑みかけた。

「自信があるのは風景画だけ。人物画とか工作は全然だから」
「そ、そうなんスか」

 謙遜だろうな、とひよりは判断した。工作はともかく、絵に関しては人より明らかに秀でている。
 モデルの対象が人や物になったとしてもそつなく描けるであろうレベルだ。

「田村さん、だっけ?」
「あ、はい」
「私もこうから何回か話を聞いてる。桜藤祭までの間、よろしく」
「こっちこそ……って、桜藤祭までの間? だけっスか?」
「そういう約束だから」
「もったいないっス。こんなに上手い絵を描ける人、うちにいないっスよ!」
「ありがと。でも約束は約束。それにアニメのことはよく知らないし」
「んー……残念っス。それにしても――」
「それにしても?」
「こーちゃん先輩の話聞いて持ってたイメージと全然違っててびっくりっス」
「……そう」
「あ、れ? 永森先輩?」
「なんでもない。気にしないで」

 にっこりと笑って腰を上げ部室を出て行ったやまとの背後に、ひよりは何か赤黒いオーラのようなものを見た気がした。


 その後、同一人物のものとは思えない怒鳴り声が廊下に響いたのは言うまでもない。
 先ほど感じた穏やかな空気は……気のせいではなかったと思う。多分。
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 00:19:18.66 ID:u.kaU5Ao
>>24-26
続く

これからもこんな感じでたまにちまちまと投下していきますハイ
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/23(水) 00:26:14.65 ID:3YTe7.20
>>18
ドンマイドンマイドンマイドンマイ 泣かないで〜♪

なんかどんどんカオスになっていくなww
パティTUEEEEEEEE!!
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/23(水) 00:35:31.71 ID:wndIA5c0
>>27
実はゲームはやっていないんだけど、こんなキャラならやまとも好きになれそうだな。
続きも期待して待ってるよ。
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 01:15:38.85 ID:D.ciXYAO
平和だ…
原作以上に平和だ

コンクールにはこういう平穏と平凡を足して2かけたような話が不足してると個人的に思う
感動も鬱もギャグも好きだがやっぱりらきすたはゆるーりまたーりが一番だ
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/23(水) 06:17:24.52 ID:CpXnnIAO
原作でやってることをわざわざ二次創作でやらなくても…って考え方も無くはないだろうからなあ
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 07:08:27.37 ID:5Q5WYESO
萌え死にレス�dクス
とりあえず後半のみなみは苦労することになりましたww

>>27
やまと知らないのに楽しめてしまうww
続きも楽しみです
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/23(水) 08:18:10.09 ID:ajEvSDs0
こなた「かがみ〜。ちょっと指を出してくれない?」
かがみ「え、別にいいけど。・・・ほい」
こなた「えい!」
かがみ「ちょ、おま、何を私の指で突き刺した!」
こなた「イワシの頭だよ」
かがみ「あんたは何がしたい」
こなた「じゃあ、次はあの穴に入ってくれない?」
かがみ「何するのかわからないけどまぁいいわ。はい」
こなた「えいしょ、えいしょ」
かがみ「ちょっとまて、私の下半身を埋めたんだ?」
こなた「まぁ、いいからいいから――」

こなた「これが本当の柊挿す!」
かがみ「あとであんたを退治してあげるわ」

ふと思いついたからやった。次期は違うはetcで反省している。
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 12:21:50.87 ID:5Q5WYESO
こなた「ねぇ、何でつかさのリボンってつかさの感情のままにピコピコ動くの?」
かがみ「……呪われてるのよ」

こなた「え? 呪われて……え?」
かがみ「呪ワレテルッテ言ッタノ」

こなた「か、かがみ……怖いよ……」
かがみ「ん? あたし何か言ったっけ?」
こなた「えぇー……」ガクガクブルブル


つかさ「<●><●>」クスクス


スレタイこうですか><
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/23(水) 12:46:32.43 ID:C2phZYDO
「ねぇねぇ、呪われた黄色いリボンって知ってる?」
「呪われた黄色いリボン?なにそれ?」
「んとね、この学校が立て直されたときよりちょっと前のお話なんだけどね、学校にとある神社の巫女さんが生徒として通ってたんだって」
「家が神社で巫女さん!ふむ、それで?」
「ある日その巫女さんは近所の人に悪霊を退治してくれないかって頼まれたの、今の時代に悪霊なんて信じてなかった巫女さんは一つ返事で引き受けたんだって」
「悪霊ねぇ」
「今回もよくある頼みごとだ、軽いお祓いの儀式でもして帰ろう、って巫女さんは思ったんだけれど…」
「けれど?」
「信じてなかった悪霊がね、本当にいたらしいの」
「えー」
「突然のことに巫女さんは驚いて、儀式のために傍に置いてあったバルサミコ酢を悪霊に振り掛けたの」
「うんうん、それでそれで」
「そしたらその悪霊が(ry
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 12:54:25.56 ID:ZtqfMoDO
ふむ、スレタイでなんか作ってみるかな
37 :さてと2008/07/23(水) 13:03:35.44 ID:0miWqU.0
13:30にちょっと通りますよ
38 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:31:17.22 ID:0miWqU.0
「ねえ…まつりお姉ちゃん…ここの妖怪ってどんなの?」
「そうねえ…私も最近こういう仕事をしていないからわからないのよねえ…つかさ」
「かがみお姉ちゃんは何でこういう事をしないのかな?」
「霊力が弱いからよ、あなたがかがみの分の霊力を奪ったから
そのお陰であなたは、柊家の中では一番の霊力の持ち主よ」
「お姉ちゃんが奪ってくれればよかったのに」
つかさとまつりは、不気味な気配を感じる山を登り始めた。

「ここに悪霊が沢山いるね…」
つかさはビクビクしている。
「全く霊力が最も強いというのにここまで臆病ものなんだからね」
つかさとまつりの姉いのりがふうと軽く息を吐く。
「仕方ないでしょう本望じゃないんだから」
三人の母親のみきが三人を見ながら言った。
四人の巫女は、それぞれの武器を取り出した。
そして一体ずつ悪霊を除霊していく。


「なあ…そこのリボン除霊する前に私の頼みをきいてくれないか?」
「?何でしょうか?」
諦めて、抵抗を諦めた悪霊がやってくる。
「実は、ここにいる奴の三十%程が始末部隊の人間に殺されてしまったんだよ」
「…始末部隊って?」

こなたとかがみの話でこの言葉は何度も聞いていたが。
いまいち何のことかがわからなかったけど…いい人たちじゃなさそうと
つかさはそう考えた。
「それで頼みだ。俺たちの恨みを晴らしてくれ、普通捕まっても、
一度は裁判を引き受けてそれに納得がいかなかったら控訴、上告できるんだぞ!!!
始末部隊にやられたらその権利が認められない。さらに聞くところによると日本政府
の都合で殺されたという人の話も聞く。そんな理不尽が認められるか?」
39 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:31:36.28 ID:0miWqU.0
つかさは信じられなかった。日本政府がそんなことをしているなんて
その後、きちんとその悪霊を除霊した。
…つかさは、まつりに始末部隊について詳しく尋ねる。
「う〜ん、やっぱりあの悪霊の多さは、始末部隊が原因でもあるか」
ここには、みんな始末部隊について詳しくなかったようだ。
「かがみなら知っているかもしれない、法学部に入るなら
それくらい調べているかもしれないわよ?」

その次の日につかさはかがみに始末部隊について尋ねる。
「えっ?始末部隊?知っているけど、何で?」
「うん、忘れていたんだけど学校の課題で調べていているんだけど」
「よかったじゃない、こなたは何故か始末部隊について詳しいから、
そっちに聞けばいいんじゃない?」
「こなちゃん、詳しいの?」
つかさは顔を真っ赤にする。
その顔を見たかがみは、つかさをギロリと睨む。
「言っとくけど、こなたは私の嫁よ」
「むうう…お姉ちゃん…まだこなちゃんに告白していないでしょう!
だから私のものになる可能性もあるんだよ!!」
「やっぱりね…薄々は感づいてはいたけど、つかさもこなたの事が
という事は私たちはは恋のライバルということね」
「そういう事だね。」

お互い、笑顔だけど空気は冷たい。
「じゃあ、行ってきます」
「ちょっと待って!やっぱり私も行くわよ!」
「…」
40 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:31:58.57 ID:0miWqU.0
「う〜ん、責めて連絡くらいくれないかな?」
こなたはすごく迷惑そうな顔をしている。
「今さっきまで寝ていたのに」
こなたは昨日始末部隊仕事から帰って、眠っていたところである。
とてもじゃないが現在のこなたは、来客者に対応するという状態ではないからである
「あ〜あ…髪ぼっさぼっさで」
「処で何かよう?」
「こなちゃん、始末部隊について詳しく教えてくれる?」
「?いいけど?」

こなたはつかさへと簡単に説明をしている。
その間にかがみは色々と漫画を読んでいる。
ちなみにこなたの説明している内容はめんどくさいのでカットする。
「作者あああああああ!!」
かがみの声が響き渡る。
「で依頼を頼む時はどうするの?」
「つかさ…依頼を頼む気?馬鹿みたいに金をかけないと引き受けてくれないみたいだよ」
「大丈夫だよ、聞いているだけだから」
「う〜んとね…依頼を引き受けるときは、この駅周辺に地蔵さんがあるでしょう?」
「確かにあるね…7つの地蔵が並んでいるあれの事だよね」
人通りがない道の目立たないところに地蔵の事を思い出してつかさは言った。
「その中で一つだけ離れている地蔵があるでしょう?
そこの前に手紙とその依頼に相応する金を入れるんだよ。
そうすればそのあとに誰かがそのお金を持ち去って。
始末部隊の所に依頼がたどり着くというわけ」
「ただ注意すること、依頼主の顔が見えなかったりすると引き受けてくれないから
どうどうと顔を出して依頼を出すこと。
あと手紙じゃなくても地蔵の前で始末してほしい人の名前とその理由を言っても
一応は引き受けてくれるからそのことも覚えておいてね」
41 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:32:17.94 ID:0miWqU.0
「かなり詳しいね。こなちゃん」
「色々と調べたからね夏休みの自由研究で」
「おいおい、そんなことを調べたのかよ!!」

「…さてと…」
かがみとつかさが帰った後、こなたは他のチームメンバーにメールを送った。

そして、ネトゲーを始めた。
「あっ…先生だ。」
とりあえず先生とメンバーを組みパーティ、狩りに出かける。

その頃、その地蔵の前に一人の人が風呂敷を置いてその場を去る。
去った後に風呂敷の置かれた床がゆっくりと下がっていく。
そして、それから数分後、元の状態に戻る風呂敷は無くなっていた。

「メールが届きましたご主人さま」
「あっ…メールだ、こんな時間帯に誰なんだろう?」
こなたは受信ボックスを見てみる。
「…せっかくいい所だったのにな」
それは出陣の知らせのメールだった。
こなたは、全員に抜けるというメールを送り。
いろいろと準備をした。
「こう連続で出陣だと身も心ももたないよ」
そうぶつぶつと文句を言って、外へと出かけた。
そして、始末部隊のメンバーが集まる所に到着した。
「珍しく、全員揃っているね」
ひより、ゆたか、みさお、大泉、みさおの兄のメイン役が揃うのは珍しいことである。
「で大泉、今回の依頼の内容は」
42 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:32:41.20 ID:0miWqU.0
倒して倒して日が暮れて…
飯を食べりゃあ、倒して倒してまた日が上がる
姉さん、姉さんどこいくの?
私は、日本の始末部隊、泉こなたと申します
「それで今回は…誰をやればいいんだい?」

「今回の内容は、山賊の撃退らしい」
「この時代に山賊なんているのかよ」
みさおの兄は、依頼内容を聞いて一言。
「いるからこそ、この依頼があるんだろう」
「しかし、山賊の人数が描かれていないから少し苦労しそうっスね」
ひよりが説明不足の点に少し不満をいう。
「依頼というものはいつもそういうものさ。」
こなたは100万円分の札束のうちに20万円に分けてひよりに投げ渡す。
その後に自分の分の20万円を取り、その場を立ち去る。
それに続き、大泉、みさお、ゆたかが二十万円ずつ取っていく。



そして彼女たちは大泉が確定した場所へとたどり着いた。
「大泉、ここ?」
「調べた結果、ここらしいです」
「…それではちゃちゃっと済ませるってヴぁよ!!」

みさおは、階段を駆け上り始めた

「まつりお姉ちゃん!!来たよ!!」
「顔を隠しているわね。まあ…どっちにしても捕えれば顔を明かせばいいだけの話だけどね」
43 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:32:58.76 ID:0miWqU.0
「実は嫌な予感がするんだよね」
みさお以外の残りメンバーは二手に分かれて山の中に潜入する。
こなたとひより、ゆたかとみさおの兄である。
大泉は、逃げられた時のために入り口地点で大気をしている。

いのりは、何かを取り出した。
つかさ製の巫女札を取り出した。
そして、山賊の死体に貼る。
その死体は立ち上がり、歩きはじめた。
別の所でまつりは、魂に自分の力を送る。
「行きなさい!!」
まつりは、それらの魂に指示を出す。
魂たちは木や岩の中へと入る。


みさおは、いつまで経っても誰にも出会わない事で欠伸をした。
そこに誰かが現れた。
「…よっしゃあ!!標的だな!!」
そう言ってみさおは、ゴールテープを取り出した。
そして何回も何回もそいつに振る。
しかし…いくら攻撃しようとも倒れない。
「くっ…効かねえ!?」
その標的の姿が完全にわかる。皮膚が少し古くなっているという感じだ。
普通の人より何か気持ち悪い感じだ…
「にっ人間じゃねえ!!」
みさおは、その姿を見るや否や逃げ出した。
山賊はその後を追いかける。
何を見たというと、体の内部の肉が見えていたり。
内臓が飛び出ていたり目がはみ出ていたりしていた。
多分、死という非日常を見ない人間は、この姿を見たら吐く。
44 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:33:21.52 ID:0miWqU.0
「この叫びはみさおか?」
みさおの兄は、叫び声を聞くと同時に走りだした。
「まっ待ってください!!」
ゆたかは基本的に運動能力は、メンバーの中でいちばん運動能力が低い。
その時である。近くの木がゆたかに向けて倒れ始めた。
「えっ?」
みさおの兄はそちらの方向へピアノの糸を投げた。

その糸は、その木をつかんだ、つかんだことを確認してみさおの兄は糸を引っ張る。
(!?何だ!!この生きているかのような抵抗力は!?)
「ゆたかさん!!急いでくれ!!ピアノ糸がいつ切れてもおかしくない!!」
ゆたかは安全な所に避難する。
倒れる木は、ゆたかの動きに合わせて動いている。

ゆたかは無事に木がどの方向に倒れても問題無いところへ避難した。
「…敵は只者ではないという事か…」


「そこに誰かいるだろう?隠れていないで出てきたらどうだ?」
大泉が木の裏に向けて声をかける、木の裏から、一人の巫女が姿を現す。
多分年齢は、同じか一年くらいしか変わらない。(大泉は中学三年生位)
「始末部隊の方々ですね…依頼主です」
「…始末部隊を倒すために、依頼を出したという事ですか?」
「その通りです、覚悟してもらいます」
巫女は、剣を取り出す。
いや…剣というより…扇というのが正解だろうか?鋼の扇である。
お互いに武器を構える…
「…剣道何段だ?」
構えからして、少なくともかなりの兵【つわもの】である。
45 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:33:38.26 ID:0miWqU.0
大泉は、彼の年齢でとれる最高段位の七段である。
【八段以上は世界に数える程度しかいない、
それもある程度年をとっていないとならない】
「そうだね…とりあえず事実上の実力は三段だけど私の霊力で
この武器は力が上がるから事実上は7段くらいかと思っていいよ」
巫女の力か…
「ほとんど僕と同じだんにとみていいという事か」
「なるほど…互角に交わることが出来るという事だね…まあ…それのお陰で
すぐにやられるという事はなくなりそうだね」
一度剣を交える…
「…やっぱり強いな、絶対当たるという自信があったんだけどね」
「…こちらも同じ気持ちだよ…間違いなく当たったと思ったんだけどね」
お互いの髪の先端が切れて地上へと落ちる。

そしてすぐに剣を数回交える。
(まずいな…明らかにこちらの方が押されている。ここは逃げるべきか?
いや…こちらの手の内をばらすようで悪いが…この技を使おう)

「どうです?やめてくれませんか?恨み晴らしのためとはいえ人を[ピーーー]ことは
さもなければ私はあなたを斬ってしまいます。」
巫女は状況的に勝ちを確信した顔をしている。
大泉は、手裏剣を取り出し投げる。
「忍法!!影分身の術!!」
大泉は、大量に分身をして、巫女に襲いかかる!!
「えっ!?えっ!?」
巫女は適当に武器を振る。
闇雲に振っているのが当然こういう攻撃が当たるわけがない。
46 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:33:56.37 ID:0miWqU.0
その頃、ひよりとこなたのコンビはというと
「誰かに付けられているな…同人作家…」
「そうっスね、隊長それも二人」
ひよりは、自分の武器であるGペンを尖らせたものを取り出した。
こなたは軽く拳をゴキリゴキリと鳴らしている。
「走るよ!!同人作家!!」
二人は走り出した。こなたは仕方なくひよりのペースに合わせて走る。
それでもひよりは、そこそこ早いのにこなたとひよりを追いかける。
二人の早さもかなりのものである。
そして、すぐに横の方向へ飛びだし、追いかけている人達の死角に入る。
そして、そこで待機している。その数十秒後に二人の巫女が
こなたとひよりの前に現われる。

「!?」
「やっぱり待ち伏せされていたじゃない!!」
「仕方ないでしょう!!絶対見逃してはならない状況なんだから」
ひよりはこなたが溜息したのを見た。
「どうしたんッスか?」
小声で尋ねる。
「友人の姉だよ…やってしまったら、後々まずい事になる」
「了解っす!!」
ひよりは手持ちの武器を切り替えた。
「それは?」
「殺さずに済む痺れ薬を沢山塗ったタイプっす、刺さった時にちょっと
痛い程度ッスね、それが済めばすぐにダウンしてくれます」
「大丈夫?それなりに強そうなんだけど…」
「心配ご無用ッス」
そう言ってひよりは近くの木を登りはじめた。
47 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:34:15.70 ID:0miWqU.0
その時である。木が大きく揺れはじめた。明らかに有り得ない揺れ方である
「おわあ!!」
「残念空からの奇襲をしようと思って思っていたんでしょうけど
この周辺の木は私達が操っているから」
ひよりはその時に他の木に飛び移る。
その木も揺れはじめたので、さらに別の木を移る。
「何て身体能力なの!?」
まつりは唖然とする。
その時である、いのりの後ろから痛みが…
「うっ…」
ひよりの武器が彼女の背中に刺さったのである。
「しっ…しまった…」
そう言っていのりはすぐに倒れた。
「いのり姉さん!!」
そのままひよりはまつりに近付く。
まつりは後ろへと下がった。
その時、まつりの顔に布がかかる。
まつりはそのまま倒れてしまった。
「相手が一人という事を忘れるんじゃなかったね…まつりさん」
こなたは、そのまま持っていた布をポケットにしまった。
そこに大泉がやってくる。
「どうしたの?大泉?」
「…この依頼は罠だった。一人のやけに剣術がうまい巫女にやられてしまった。」
「大泉…それは髪がロング?ショート?」
「ショートだ」
(なるほどね…ここら辺で有名な霊界遣いというのはかがみ達のところか…
…私の勘だとかがみは、そのメンバーにいないね…かがみからは
特に強そうと言う感じがしなかったし…どちらかと言えばつかさから
何か強そうな気があったから何でだろうと思っていたころだったんだよね)
48 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:34:35.34 ID:0miWqU.0
「…じゃあ…私と陸上部は絶対で合ってはいけない人だから逃げ出すために
君達で陸上部を探しておいて、私はこの仮面を取られる前に山から下りるよ」
「いえ…みさおさんとその兄さんとゆたかさんは戦線離脱をしました…
所でこの二人はどうしましょうか?」
「顔が見られたわけじゃないから、毛布でもかけて放置でいいよ」
「わかりました」
そして…こなたは山を下りた…つかさが待機していない所に
そこには髪の長い巫女がいた…
(かがみにそっくりさん…ということはこの人がかがみのお母さん?)
ゆっくりとこちらの方へとやってくる。
その片手にはものすごく長い刀が
どれくらい長いかというと、歴史上の人物佐々木 小次郎は
長刀物干竿を使い宮本武蔵と戦ったというが、その刀よりも長い。
こなたは走り出して、その腰につけている小さな刀を抜きとり奪った。
「やるわね…」
恐らく…戦わないと逃げられない
何回も何回も剣を交えて…

こなたの持っていた刀が地上高く飛び。そして地上へ落ちた。
そして、かがみの母親は、そのまま剣をこなたの方に向けながら、
ゆっくり彼女の仮面をどけた
「!?」
かがみの母親は、驚いた顔をする…そして立ち上がって剣を戻した。
そしてゆっくりとその場から立ち去った。
「?何か分からないけど助かったのかな?」
こなたは、仮面をつけなおしてその場から逃げ去った。
「…安心しなさい…あなたの事は誰にも言わないから」
立ち去り際にこなたに言った一言である。

かがみの母親 みきは、こなたがいなくなったのを確認して
ぼそりと「ごめんなさい」と言った。
49 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:35:00.82 ID:0miWqU.0
次の日は、いつでも逃げ出す準備をするために
鞄には必要最低限の道具を入れていた。
これまでの金を貯めた通帳、万が一の時に買っていたヘリコプターが隣の家に
隠している…実は隣の家はこなたが購入したものである。他人名義で
しかし…その必要はなかった…
その日も何事もなかったかのように…学校生活を送れたのである。
どういうことだろう…最初は考えはじめた。
「お〜い、こなた帰るよ!!」
「あっ…うん」
「今日はゲマズに寄って変えるんでしょう?」
「何でわかったの?言っていないのに」
「んっ?あんた好みの商品がテレビのCMにあったからね
そうなるんじゃないかなと思っていたんだよ」

でも…なぜ言わなかったのかとか…そういう事は考えてもあんまり意味がないと
思った、何故なら私は…始末部隊…自分のことなんて…どうでもいいのだから…
全ては…日本のために戦うのみなのだから…
死ぬ時は、その時に[ピーーー]ばいい、私の心は…機械なのだから…

続く
50 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:39:48.21 ID:0miWqU.0
巫女達の力
柊家の巫女達は、夜が本業である。
除霊や妖怪退治、昼間に依頼が来たら、
その日の夜にその依頼を引き受けるという感じにやっている。
鷲宮神社の巫女は、仮の姿である。

また、幽霊の頼みも聞き、それを除霊のためにはあらゆる手段を使う

かがみは、霊力のすべてを奪われてこの事実を知らない

メンバーはいのり、まつり、つかさの三人
またつかさは、歴代の中で一番霊力をもった巫女とも言われている。
51 :第四話 始末部隊VS柊家の巫女たち2008/07/23(水) 13:40:00.73 ID:0miWqU.0
次回予告

「我々は、邪魔なだけだから、殺されていいのか?」
「そんなの納得がいかねえ!!」
「俺たちにも生きる権利があるはずだ!!」

「悪いけど…今回の依頼は引き受けたくない…」

「先輩!!そんなの納得がいかないッス!!」

次回「こなたは、警察長官の首を折る事は出来るか?」
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 18:33:18.30 ID:znv2qUAO
>>52
みきさんつえぇぇ〜〜〜、惚れた!

ところでもう少し読みやすく理解しやすい説明に心がけよう。
例えば
[それでもひよりは、そこそこ早いのにこなたとひよりを追いかける]
これだと、ひよりが、こなたとひよりを追いかける、と言うマジックが起きてる。
他にも誤字が多発してるから読み直しもしっかりね。

物語は好みなんで、それさえ直せば随分良くなるはずだから!
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 18:34:42.42 ID:znv2qUAO
>>52
安価ミス……>>51ですすいません><
54 :らき☆すた ことわざ辞典2008/07/23(水) 20:16:50.10 ID:i73aCXM0
めっちゃスランプに陥った……。
息抜きにちょっと前に連載(?)してたことわざ辞典を投下します。








RRRRRR......RRRRRR......

ひより「ハイ、田村です」
こう「ひよりん? 八坂だよー」
ひより「あー、こーちゃん先輩。こんばんわッス。どうしたんスか?」
こう「実はさー、また新しい漫画書いて欲しいんだよね〜。ファンタジー系のヤツをさ」
ひより「……またッスか? これで今月4回目ッスよ? しかもジャンルいっつも滅茶苦茶で、こっちも困ってるんスよ」
こう「いやぁー、ひよりんに頑張ってもらうしかないっていうかね?」
ひより「そんな風に言われましても……」
こう「まぁ、そういうことだから。一週間で頼むね。そんじゃ♪」

ガチャン。

ツー、ツー、ツー……

ひより「……ふぅ」

キュッ、キュッ
※カレンダーに新たな〆切を書き込む

ひより「コミケに出さなきゃいけない作品もあるし、今の先輩のもあるし、部誌の分もあるし……。スケジュールの過密っぷりに絶望した」



☆一升入る壷
一升入りの容器にはどう工夫しても一升しか入らないという意から、物事にはそれぞれの限度があるというたとえ。
こーちゃん先輩、いい人なんスけど限度ってもんを知らないッスからねぇ……(byひより)
55 :らき☆すた ことわざ辞典2008/07/23(水) 20:28:52.39 ID:i73aCXM0
つかさ「決めた。私、やる」
かがみ「何をよ?」
つかさ「お姉ちゃん、これは私の人生を大きく左右する重大な決意だ。心して聞いて欲しい」
かがみ「いいから早く言え」
つかさ「すいません」



かがみ「で? その決意って一体何なのよ?」
つかさ「では発表します。………ゲフン」



つかさ「私、柊つかさは、これから毎日、お姉ちゃんより早く起きることをここに宣言します!」



かがみ「…………………………」



かがみ「…………………………………………」



かがみ「そう、すごい決意ね。頑張りn」
つかさ「な ぜ 絶 句 し た」



☆大海を手で塞ぐ
とうてい不可能なことをやってみようとすることのたとえ。
どーせ起こしても「やっさいもっさいか!?」とか意味のわかんないこと言い出すんでしょうね。
まぁ、この子はやるときは本当にやるから、ちょっと期待してみましょ(byかがみ)
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/23(水) 20:35:11.58 ID:9ircRI2o
空行が……ウザイです……
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/23(水) 21:16:56.85 ID:Q2KtEd20
時期はずれなお正月ネタ投下します。
58 :お正月パニック!?[sage]:2008/07/23(水) 21:17:39.60 ID:Q2KtEd20
それは、正月のある日のことだった。

こなた「おじゃましまーす!
     来たよー、セバスチャン!」
つかさ「セバスチャン、あけおめー」
かがみ「あけましておめでとー、セバスチャン

泉と柊姉妹が家に来た。

ゆたか「あ、あけましておめでとうございます」
ひより「あけおめ!ことよろっス!」
パティ「ミノル!A Happy New Year!」

と1年生が数名。

白石「なぁ、本当に家でやるのかよ新年会」
こなた「もちのろんですよセバスチャン」
白石「・・・・・まぁ、イイけど」

なぜ泉達が家に来ているのかと言うと。
時は終業式まで遡る・・・・・・・・・・



〜終業式当日〜

こなた「ねぇ、お正月にさみんなで新年会しない?」
かがみ「いいけど、家は無理よお正月は忙しいから」
つかさ「行くことはできるんだけどね」
こなた「むぅぅぅぅ、ひよりんとパティも無理だしなー」

そんな会話をしているところへ偶然通りかかった僕、白石みのる

こなた「!」ピカーン
つかさ「あ、ひらめいた」
こなた「フフフ、セェーバァースゥーチャーン」(^^)
白石「な、何だ泉・・・」

ココから先何が起きたかは健全な人も居るから省略する

白石「分かった!分かったから!早く服着ろ!」
こなた「じゃあ!イイんだね!」
白石「ああ、イイからだから早く━━━━━」
かがみ「早く服を着ろ!」

   ゴ チ ン
59 :お正月パニック!?[sage]:2008/07/23(水) 21:18:02.52 ID:Q2KtEd20
そして現在・・・・・・・・

こなた「で、それが臭くって」
かがみ「おまっ、それはやばいだろ!」
つかさ「どんだけー」
ゆたか「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
パティ「ゆたかダイジョウブ?」
ひより「相当酷かったんスね」
白石「・・・・・」

この後僕は2つの後悔をする

1時間後

こなた「ねぇ、みんな初詣行かない?」
かがみ「お、イイわね」
つかさ「私はいいやコタツから出たくなーい」
ゆたか「わ、私も/////」
白石「僕もー」
かがみ「あんたらな〜」
こなた「じゃあ私達だけでで行こう」
ひより「あ、私も行くっス」
パティ「私もネ」

僕の1つ目の後悔
なぜあの時泉を止めなかったんだろう。

泉達が出て行ってから数分後

白石「うー、眠い」

コタツに入ってると眠くなるよね
僕の2つ目の後悔
なぜココで眠ってしまったんだろう。
この2つさえ無ければ『あ ん な 事』には・・・・・
60 :お正月パニック!?[sage]:2008/07/23(水) 21:18:26.29 ID:Q2KtEd20
ふっと目を覚ますと、もう夕方になっていた
記憶にある最後に時間を確認した時刻からおよそ3時間くらいだろうか?
小早川と柊もコタツの中であった。しかも2人とも寝てる
とりあえずやることもないので、こたつに潜り直し目を閉じていると、
もぞもぞっと何かが動く音がした。
目を開けるといつの間にか目の前約7cmには柊の顔が!?

白石「うわ、柊どうした!?」

あまりにも近すぎたので、僕は驚きながら聞いた。
だけど柊は

つかさ「バルしゅー」

っとお酒の匂いがする息と共に言うだけだった。
って、柊お酒飲んで酔っている!?(注意:お酒は二十歳になってからですよ!)
おかしいな、みんながもってきた飲み物の中にはそんなものはなかった気がするけど・・・・・・
せいぜい、あったとしても甘酒だけだったはずだし・・・
・・・・・『甘酒』?・・・・・・

白石「・・・・・・もしかして、柊、甘酒で酔った?」
つかさ「ほいひいよーちぇバスちゃんもろう?(おいしいよー、セバスチャンもどう?)」
白石「いや、遠慮しとく」

甘酒で酔うってどんだけ酒に弱いんだよwwwwwww

白石「と、とりあえず、柊、ちょっとどいてくれるかな?」
つかさ「酢〜?」

どうやら、言っている意味が伝わっていないようだ。

白石「って、さっきは返事したじゃん!」
つかさ「ミコ酢〜!」
61 :お正月パニック!?[sage]:2008/07/23(水) 21:18:48.91 ID:Q2KtEd20
ついつい、自分で突っ込みを入れてしまった。
よし、落ち着いてまずは状況確認だ。
まず、僕は突然寝てしまい、起きたら夕方になっていた。
次に小早川と柊が寝ていて、他のみんなはいない。
こたつに潜り直し目を閉じていると、柊が起きてきて僕の目の前にいる。
僕はこたつに潜っているため思うように動けない。
柊は酔っている様で自分からはどいてくれそうにない。
さらに酔っているせいか、柊本人が自分で着付けてきた着物は前の方が少々はだけていて肌が〜〜〜

白石「って、僕はいったい何を確認しているんだーーー!!!」

思わず叫んでしまった。
とっ、とりあえず状況確認終了。
・・・・・・さて、どうしたものかな?
無理矢理どかしてもいいんだけど、なんだか悪い気がするし。
それに無理矢理どかして着物がさらにはだけたりしたら大変だし・・・・・・
あぁ〜〜、どうしよう!
僕が悩んでいると、突然柊が、まるで犬がするように体をすりすりとこすり付けてきた!?

白石「ひひひひひ、柊さん?!」

僕は慌てて柊の名前をさん付けまでして呼んでしまった。
だけど、名前を呼ばれても気にせずに柊は、

つかさ「ミコ酢〜」

っと、安心しきった、そんな声を出しながら、体を僕に密着させてすり付けてくる。
こんなところみんなにはみられたら大変だ!
白石「や、やばい!」

僕は思わずそう言っていた。
・・・・・・

こなた「ほう、なにがやばいのかな?少年よ」
62 :お正月パニック!?[sage]:2008/07/23(水) 21:19:08.28 ID:Q2KtEd20
・・・・・・・・・・・・・・・

僕は一瞬思考が停止した。
ゆっくりと、顔を声のした方に向けるとそこにはいつの間にか、まるで、
作戦がうまく成功したっというような満面の笑みを浮かべた泉とカメラを構えた田村さんがいた・・・・・・
は、はめられた!?

こなた「で、何がやばいのかな?セバスチャン?」
ひより「ふむ、お姉さんも興味津々だ。具体的かつ少年のあるがままの思いを言ってくれないか?
    ちなみに下半身に関しては触れないことをお勧めしておこう。記録に残ってしまうからね」
こなた「ダメだよ、ひよりん、そんなことを言っちゃ、せっかくのチャンスなのに」
ひより「そうでしたね。だが、今の状況だけでも十分満足いただけるっスよね」

・・・・・なんだか知らないけど二人して勝手に話をすすめている。

白石「とっ、とりあえず田村カメラ止めて!」
ひより「私は田村ではありません。1カメです」
パティ「ちなみニ私ハ2カメネ」

っと逆の方からはパトリシアさんの声が!?
挟み撮りされていたようだ。

こなた「さ、私たちのことは気にならさらずに、続きを遠慮なく、どうぞ」
白石「続きてっ、それじゃ今まで僕が柊に何かをしていたような言い方じゃないか!」
こなた「違うの?」
白石「違います!?」
つかさ「ミコ酢〜?」


・・・・・・
こうして、新年会の最後は僕にとってあまりいい思い出は残らなかった。
ちなみにそれぞれのカメラに収められた映像は交換条件をのむことによって回収することに成功した。
そして、柊なのだが、その時の記憶が全くないとのことだ。

こなた「ところでさ、何か忘れてない?」
かがみ「こぉーなぁーたぁー」
こなた「あ、かがみ!(やば、神社に置きっぱなしだった)」
かがみ「私ぉーーーー置いていくなぁぁぁぁぁ!!!」
こなた「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

【おわり】
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/23(水) 21:21:08.58 ID:Q2KtEd20
>>58->>62
時期はずれにも程があった反省orz
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 22:31:00.20 ID:znv2qUAO
>>63
っとお酢のにおいがする息
と読んでしまた。

て言うか白石、カットわかめ1パック食べて酢でも飲んでろ!
お腹で膨らむぞww

ちなみに安価は>>58-62とやるといい
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 23:30:43.92 ID:zkoQYBwo
おいおい…まだ正月まで半年あるぜ
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/23(水) 23:54:09.66 ID:wndIA5c0
>>63
エロいな。
時期はずれだという事については気にしなくていいんじゃないか?
俺が今書いている話では、普通に雪が降っていたりするぞ。
67 :名探偵です。お恥ずかしながら……。[saga]:2008/07/24(木) 00:14:32.09 ID:XTO6u6k0
高良みゆきは頭が良かった。
それに加えて知識が豊富であったため、彼女の言葉は必ず真実であるとさえ、友人達は考えていた。
あるとき彼女は死体を見た。それは誤解だったのだが、間違いに気がついたのは叫び声をあげた後だった。
みゆきの指の先を追ったこなた達は、電柱にもたれ掛かった人影を見て息を呑んだ。
それはどこから見てもマネキンでしかなかったが、こなた達には本物の人だとしか思えなかった。
「どうしよう。警察? 救急車?」
「こなちゃん。もう死んでいるんだから警察だよ」
携帯を片手に、今にも通報をしそうな二人に対して、みゆきは慌てて制止をかけた。
「待ってください。まだ生きている可能性もありますから、ひとまず確かめてみましょう」
みゆきはそう言ってマネキンに近づこうとしたが、それまで無関心という様子だったかがみが口を開いた。
「待ちなさいよ。一応、みゆきが第一発見者なんでしょ? だったら、違う人に調べさせなさいよ」
残念なことに、どれだけ学業での成績が良かったとしても、かがみはつかさの姉だった。
かがみは三人の視線を浴びながらゆっくりと歩いていき、そっとマネキンの首に手を当てた。
「……脈は無いわね。それに冷え切っている」
当然である。しかし、みゆき以外の二人は再び大騒ぎを始めた。
「やばい。やばいよ。死体を見つけたって事は、犯人から狙われるんじゃないの」
「ええっ。そんなの嫌だよ。早く通報して、それでここから逃げようよ」
戸惑う二人と作り物の人体とを交互に見て、かがみは大きく溜息をついた。
「馬鹿ね、あんた達」
みゆきは期待に満ちた眼差しで、かがみが言葉を続けるのを待った。
「こなた。従姉妹に警察官がいるんだから、こういう時の対処法くらいはわかるでしょ。まずは現場確保よ」
「いやいや、ゆい姉さんは交通課だから」
こなたがツッコミをいれる。
「あの……交通課でも、事故現場で死体を見る機会があるのではないかと」
思わず口を挟んでしまってから、みゆきは激しく後悔をした。
「うん、そうよね。ほら、みゆきもこう言っているじゃない」
推理物のラノベを読んだばかりなのか、それから後はかがみの指示によって処置が施された。
もちろん、それらは見当違いの行いばかりで、発見状態の保存というよりは証拠隠滅と呼ぶべきものだったが。
「さてと」手のひらを打ち合わせて、汚れを落としながらかがみが言った。
「ねえ、みゆき。もしかして、既に推理をして犯人に目星をつけているんじゃない?」
つかさが驚いて声を出す。こなたも目を丸くしながらみゆきを見た。
「そうなの?」
「いえ。どのような業種の方々がここに運んで捨てていったのかは想像できますが、それ以上のことは……」
よくある不法投棄の一種だという事しかわからず、みゆきは困ったように呟く。
期待を裏切ってしまったと感じた彼女は、自分の責任でもないのに申し訳なさそうに俯いた。
しかし、その言葉に含まれる重要な語群について、かがみ達は聞き逃さなかった。
「犯人の職業は想像がついている」
「方々っていう事は、複数犯で――」
「運んできた、つまりは犯行現場がここじゃないという事もわかっているのね」
みゆきの背筋に悪寒が走った。
落胆されるよりも、遥かに重く心に圧し掛かるような期待の眼差しが、みゆきに向けられていた。
「すごいよ。みゆきさん!」
「うん。まるで名探偵みたい」
「そうね。新たな名探偵の誕生よ。これからはどんな事件が起こっても安心ね」
口々に褒め称える言葉が飛び出し、それを聞かされるみゆきは笑うしかなかった。

その後、みゆきは一人で市役所に連絡を入れて、不法投棄された物は片付けられた。
だが、みゆきの名声は同じように消えてなくなる事はなかった。
友人達から名探偵として扱われる少女。高良みゆき。
彼女がこれから数日後に本当の事件に巻き込まれるなどと、このときは誰も想像していなかった。
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/24(木) 00:32:28.65 ID:b3znSZIo
かがみ「あら? こなた、普通のブックカバーをして何を読んでるの?」
こなた「え? えっと……中原中也って人の詩集だよ。汚れつちまつた悲しみに……ってやつ」
かがみ「え!? こなたそんなもの読むの!? 珍しいわね〜」
こなた「む! なんだいその変なものを見るような目は!」
かがみ「熱は……ないみたいね。もしかしたら明日雪が降るかもね」
こなた「ば、馬鹿にするなー!」



こなた(まさか、表紙を見て買ったなんていえない……)
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org7506.jpg
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 02:12:54.30 ID:tJvDggAO
>>67
続きを!続きを書いてくれ!
これからどうなるんだ!?
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 07:12:46.29 ID:xIcwEgSO
>>67
あんたの才能に嫉妬
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/24(木) 07:56:35.57 ID:7JFpAQAO
>>68
不覚にもワロタ
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 08:09:45.41 ID:UK1pZoAO
ひかる「……揺れたな」
ふゆき「揺れましたね……」
ひかる「震度4というところか。ふゆき、テレビだ」
ふゆき「あ、はい」


ゆかり「……zz」
みゆき「どうして地震があったのに寝ていられるんですか、お母さん……」


ひより「……もしもし」
こう『ひより! 大丈夫!?』
ひより「せんぱぁい……原稿がおじゃんになっちゃったっス……」
こう『そう、大丈夫みたいだね。余震にも気をつけなよー』ブツッ
ひより「……」


いのり「かがみ。つかさは?」
かがみ「……また舌噛んで泣いてるわよ」
まつり「つかさって絶対何かあっても生き延びるタイプだよね」
かがみ「あー……」
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 08:26:53.40 ID:tJvDggAO
>>72
まさかの連載ww
つかさ、またか
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 14:52:07.20 ID:xIcwEgSO
また舌噛んで死んでるわよ
に見えてしもた
75 :つかさの食卓2008/07/24(木) 18:09:01.24 ID:tJvDggAO
朝
休日の朝食は大体和食です。
今日は納豆とマヨネーズをよく混ぜてご飯にかけました。
鮭はバルサミコ酢をかけていただきます。
焼き海苔もマヨネーズを少し付けて食べると美味しいです。
ほうじ茶にマヨネーズを混ぜて飲もうともしたのですが、お母さんに止められたので今日は断念します。


昼
休日の昼は麺類になることが多いです。
今日はざる蕎麦だったので、めんつゆにわさびとネギとマヨネーズとすり胡麻としその葉を薬味として入れました。
蕎麦はバルサミコ酢を混ぜた湯で茹でるといいです。


晩
バルサミコ酢豚を作ってみました。
そこにマヨネーズをかければなお美味しいです。
ワカメスープにマヨネーズを混ぜると、良く卵とワカメに絡みついて絶妙にマッチします。
今度は麦茶にマヨネーズを入れることに成功したので、今日は最高の夕食になりそうです。
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 18:43:25.13 ID:6m2jnADO
>>75
カロリー激高!?
……あ、いや、お酢も飲んでるわけだし……ううん……
でも偏食はダメ
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 19:38:29.83 ID:vhEvKlEo
うぇ…見てるだけで胸が悪くなりそう
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/24(木) 19:48:58.61 ID:yTZ5IW60
 投下します。
79 :柊かがみ法律事務所──コミケ編[saga]:2008/07/24(木) 19:50:10.14 ID:yTZ5IW60
 夏のコミケ会場。
 柊かがみは、人ごみを避けながら、ゆっくりと歩いていた。
 彼女は、同人誌を買いあさりに来たわけでもなく、もちろん売り手側の人間でもない。
 あえていえば、市場調査という言い方がかろうじて当てはまるだろうか。
 柊かがみ法律事務所の顧客は、この界隈の人間またはその関係者がほとんどだから。
 弁護士の仕事は、顧客の抱えている現実と主張を法律用語をもって構成する作業であり、まず顧客と意思疎通ができないと話にならない。そういう意味で、一般的な情報収集は日常的に行なっておく必要がある。
 そういう意味では、この界隈の最大のイベントであるコミケは外せない情報源であった。
 それに加えて今回の場合は、仕事の成果の確認という意味合いもあった。
 今回のコミケ、実はひと悶着あったのである。

 とある出版社が、著作権を盾にして、コミケ運営主体に、同人誌販売の全面禁止を要求してきたのだ。
 この出版社が著作権を有している作品の中にはアニメ化して人気が沸騰しているものがあり、それの同人誌を禁止するとなれば、参加サークルからの反発は必至。
 運営主体は困り果てて、柊かがみ法律事務所に駆け込んできたというわけである。
 かがみは、コミケ開催まで時間がないこと、現行法制上では裁判になったらまず勝ち目がないことを考慮して、和解交渉でケリをつける方針を固めると、出版社に乗り込んでいった。
 ここの法務部門はとんでもない石頭で同じセリフを繰り返すのみ。話にならないと判断したかがみは、営業部門の責任者を呼んで、同人誌をはじめとする二次創作の広告効果、書籍その他の売り上げへの貢献について具体的なデータを示して説明し(このあたりは、日頃の地道な情報収集の成果が出た場面でもある)、口説き落としたのだった。
 その後、具体的な内容・文言をめぐって法務部門と激しいやりとりはあったものの、結果として、和解契約に出版社と運営側双方のハンコを押させることができた。
 その内容は、出版社は著作権を有する作品の同人誌等の二次創作の販売を容認すること、当該同人誌等には同社の広告紙等を折り込むこと、著作権使用料は広告料と相殺されたものとみなすこと、性的描写・同性愛表現がある同人誌等については18歳未満への販売禁止を徹底すること、企業ブースに同社のスペースを確保することなどである。
 こうして、コミケは無事開催の運びとなったのである。



「やふー、かがみん」
 呼びかける声に振り向くと、そこには泉こなたがいた。
 手押し台車の上にダンボール箱が重なっている。中には同人誌がびっしり詰まっているに違いない。
「あんたも相変わらずね。今回はいくら使ったのよ?」
「50万円くらい?」
「呆れて物もいえないわね」
「今回も収穫はばっちりなのだよ」
「さいですか」
 かがみが呆れた顔をしていると、
80 :柊かがみ法律事務所──コミケ編[saga]:2008/07/24(木) 19:50:56.87 ID:yTZ5IW60
「今回のかがみんの活躍は聞いてるよ。某巨大掲示板でもその話題で持ちきりだったしね」
「そんな裏方のことなんて黙っておけばいいのに。その手の情報ってどこから伝わるのかしらね?」
「どこの世界にも事情通はいるものだよ。それはともかく、これはちょっと興ざめだね」
 こなたは、手にした同人誌からぽろっと冊子を取り出した。例の出版社のものだ。
「仕方なかったのよ。あちらさん、著作権使用料の徴収に最後までこだわってたから。でも、それ認めちゃったら、他の出版社も著作権使用料とるって話になっちゃうでしょ。影響が大きすぎるもの。それで、運営側とも話し合って何とかひねり出した妥協案がそれだったわけ」
「妥協の産物ですか」
「今回は時間がなかったからそんなだけど、次回からコミケ専用のを用意してくるでしょ。そうなれば、プレミア物ってことで、あんたたちにとっても悪い話じゃないと思うけど」
「うーん、確かにそうともいえないこともないか。まあ、なにはともあれ、コミケも無事開催できたし、かがみ様様だよ」
「私は仕事をしただけよ」
「謙虚だねぇ。でも、賞賛は素直に受け取るべきだよ、かがみん」

 二人連れ立って歩く。
 こなたは、いったん会場を出ると近くのコンビニでダンボール箱を宅配する手配をして、再び戻ってきた。

「かがみん、お昼にしようや」
「そうね」
 二人は、朝のうちにコンピニで調達しておいたおにぎりとペットボトルの飲料で昼食をとった。
「しかし、あんたも毎年飽きもせずによく来るものよね」
「コミケは私のオタク人生の原点なのだよ。五歳のときから通ってるしね。欠かすわけにはいかないのだよ」
「原点ね。まあ、そうやって誇ることのできるものがあるってこと自体は否定するつもりはないけどさ。で、午後からはどうするの?」
「ひよりんとパティのとこにいくつもりだよ。ひよりんとこの会社は、今年も企業ブースにスペースもってるからね」
 田村ひよりとパトリシア・マーティンは、アニメ製作会社に勤めてる。ひよりは作画、パティは脚本を担当していた。
 こなたが書いたライトノベルのアニメ化も手がけているので、関わりは深い。
 どこの世界でもいえることだが、世間というのは案外狭いものだ。

 午後。
「やふー、ひよりん」
「こんちわッス、泉先輩、柊先輩」
「調子はどうだね?」
「絶好調ッスよ。限定イラストも1時間で売れ切れたッス」
81 :柊かがみ法律事務所──コミケ編[saga]:2008/07/24(木) 19:51:42.39 ID:yTZ5IW60
「それは結構なことだね」
 ひよりは、一枚のイラストを取り出した。
 売り切れたというのは厳密にいえば嘘で、一枚だけ取り置いてたのだ。
「これは泉先輩の分ッス」
「いつも悪いね」
「とんでもないッス。うちの会社が儲かってるのも、泉先輩のおかげッスから」
 こなたは、イラストを受け取り、財布からお金を取り出す。
 ひよりは慌てて両手を振った。
「泉先輩からお金を受け取るなんてとんでもないッス」
「いやいや、こういうのはきちんとしとかないとね。少なくても、ひよりんが腕によりをかけたこのイラストは、お金を払うだけの価値は充分にあるよ」
「恐縮ッス」
 ひよりは、本当に恐縮そうにお金を受け取った。
 こなたは、イラストをしげしげと眺めた。
「今回も気合入ってるね、ひよりんは」
「コミケは私の原点ッスからね。下手なものは出せないッスよ」
 ここで、ひよりが改まったようにかがみの方を向いた。
「ところで、柊先輩。先日はどうもありがとうございましたッス。社長からもくれぐれも感謝しておくようにって言われてるッス」
 ひよりは、深々と頭を下げた。
「たいしたことじゃないわよ。そんな大げさなことしてくれなくても……」
 先日、ひよりのアニメ会社でちょっとした事件があった。でも、かがみが相手方との交渉をこなしてくれたおかげで、大事にならずに収まっていたのだ。
「いえいえ。私は法律のことは詳しく分からないッスけど、あのままだったらやばかったって社長も言ってたッス」
「まあ、よくあることだから今後も気をつけるように社長さんには伝えておいて」
「はい。伝えておくッス」
「やっぱり、かがみんは尊敬されてるね。ところで、パティは巡回中かな?」
「そうッス。そろそろ戻ってく……」
 ひよりがいいかけたとき、
「ハロー。みなさん、お久しぶりデース」
 振り向けば、パティがたくさんの紙袋を両手に持って立っていた。
「こんちわ、パティ。戦利品はばっちりのようだね」
「当然デース」
82 :柊かがみ法律事務所──コミケ編[saga]:2008/07/24(木) 19:53:02.50 ID:yTZ5IW60
「あんた、仕事で来てるのに、それでいいのか?」
 かがみがツッコミを入れる。
「お祭りは楽しまないと損なのデース」
「うちの会社は、こういうのには寛容ッスから。売り子が一人待機してれば、あとはうるさいことは言いっこなしッス」
 ひよりがフォローを入れた。
「完全に同人サークルのノリだな」
「そうッスね。社員もほとんどがオタクですから」

 その後も四人の会話は続いた。
 ノリも昔と全く変わらない。


83 :柊かがみ法律事務所──コミケ編[saga]:2008/07/24(木) 19:53:43.88 ID:yTZ5IW60
 帰り。
 こなたと別れたかがみは、電車に揺られていた。

 原点。

 こなたとひよりが口にしたその言葉がふと思い出される。
 彼女たちには、原点だと明言できるものがある。
 では、自分にとって、原点といえるものはなんだろうか?
 脳裏によぎったのは、親友のこなたの姿だった。

 ああ、そうか。
 自分にとっての原点は、こなたなんだ。
 もし、こなたに出会ってなかったら、弁護士になっても、オタク関連業界の問題に深入りすることはなかっただろう。

 これからも、原点であるこなたから離れることはできそうにもない。
 そして、それが嫌なわけでもなかった。

「すっかりこなたに染められたわね、私も……」
 声に出さなかったつぶやきは、誰にも聞かれることはなかった。
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/24(木) 19:55:02.46 ID:yTZ5IW60
以上です。
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/24(木) 20:16:22.23 ID:jTzP9Q6o
>>84
原点か…俺の場合は…なんだろう難しいなww
今回もGJっす!

ところでこなた金使いすぎだwwww
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/24(木) 20:37:22.57 ID:WlIuJEAO
こう「先生、崖の上のポニョを崖から突き落としました」
ひかる「それが最期の言葉か?」
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 20:38:13.44 ID:vhEvKlEo
50万…だと…
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/24(木) 20:39:58.30 ID:7JFpAQAO
>>86
なんかジワジワきた
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/24(木) 21:17:53.72 ID:hAnIRIDO
‐つよきっ娘パック‐

かがみ「ったく、アンタ男でしょ?さっさとしてよもぅ」
こう「ほらほらぁ締切目前!わかったら私のために栄養のある食事の準備!」
ななこ「なんや?んなこともできへんのか?ウチがやったるやったる」

尽くしたい、罵られたい、お姉さんが好きです、そんな軟弱なあなたにはつよきっ娘パックを


‐よわきっ娘パック‐
ゆたか「だっだいじょうぶ、もぅ落ち着いたから…うん、ほんとだよ?」
つかさ「えとえ〜と〜なんだったかなぁ?えーとえーと…」
みなみ「……。なっなんでもない…////」

守ってあげたい、頼られたい、妹系が好きです、そんなお兄ちゃんなあなたにはよわきっ娘パックを


‐むさっ娘パック‐
みのる「すっすいません、あ、はい、わかりましたっ」
ただお「今度ウチでお祓いをうけるといい」
そうじろう「なに!あのルートクリアしたのか?あとでコンプの仕方教えてくれ」

いや私女ですけど?、同性愛に興味が…、そんな男子が好きな兄貴的なあなたにはむさっ娘パックを

‐くせっ娘パック‐
あきら「遅刻だぞっ!もぅ、謝ってプリーズっ☆……は?なにそれ、土下座でしょ土下座!謝り方も知らないわけ?」
こなた「えーやだ、だってアニメ2本とも観たいじゃん?、いや、前はそうだったけど今回のはすごいんだって!えとね、まず(クドクド…」
あやの「え?あ、あれ?このくらいが好きなのはキミじゃなかったかしら?え?あ、ううんなんでもない」

自己中、裏がある、立ち入れない空間を持ってる、一癖ある女の子に興味があるそんな変り者なあなたにはくせっ娘パックを
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 22:27:31.86 ID:xIcwEgSO
>>84
50万……アンビリバボー!!
いくら儲かってるからって買いすぎだぞww
俺の原点はなんだろう……オタクに目覚めたきっかけなら
あずまんがだがww

>>89
よわきっ娘パックを貰おうか。赤いの以外いらないよ^^
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/24(木) 22:31:30.82 ID:jTzP9Q6o
みゆきさんは全部そろえて応募すればもらえるんですね?
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 22:42:39.79 ID:vhEvKlEo
つよきっ娘こーちゃんスペシャルエディションを買おうじゃないか

>>90
奇遇だな、俺もあずまんがが全ての元凶だわ
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/24(木) 23:35:35.05 ID:WC8kSkSO
>>84
50万とか僕の給料よりあるんだがww
原点は音ゲーだな〜
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/25(金) 00:26:24.65 ID:kNXFPKE0
そーいえば、一時は毎日みたいに投稿してくれてた絵師はいずこに・・・蘇ったと思ったらまた消えてしまうとは
てゆーか密かに更新してある画像掲示板での作者コメント

「やまとの汗なら飲める」

ダメだろこいつwww
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/25(金) 00:42:43.32 ID:mmM3suw0
かがみ「じゃーん!一夜漬けで作った等身大こなたフィギュアー!これを私の机の上において…いや、その前にほお擦りほお擦りっと」

ゆたか「お姉ちゃん、どうしたの?」
こなた「……なんだろう、妙な寒気が…」

かがみ「んー、こうやってこなたをこう…ギュッて抱きしめたりなんかしちゃってー」

こなた「ひぃっ!?かがみに、かがみに抱きつかれているような気がする…!」
ゆたか「お、お姉ちゃん!?」

かがみ「それでもってこう頭をなでなでー…」
バキャ コロコロコロ…
かがみ「…あっ!あぁぁぁぁ!こなたフィギュアの首がぁぁぁぁ!!!」

こなた「ぐおぉぉぉぉぉぉっ!」ブシャッ コロコロコロ バタン
ゆたか「いやぁぁぁぁぁ!おじさん、お姉ちゃんが、お姉ちゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!」

…それは呪いの人形か!?
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/25(金) 01:32:46.54 ID:bWyWpTUo
高翌良(笑)「かがみさん、お話があります」

かがみ「あによ改まって」
こなた「離せかがみぃ!」

高翌良(笑)「前々から言おうと思ってはいました。なかなか機会に恵まれませんでしたが」

かがみ「そんなもったいぶらないで言ってみなさいって」
こなた「アホ毛を撫でるな! 胸を触るなぁ!」


高翌良(笑)「泉さんから離れてください。泉さんに相応しいのはこの私です」


かがみ「( ゚д゚) ……」
こなた「( ゚д゚) ……」


かがみ「……それは何? 私への宣戦布告ってこと?」

高翌良(笑)「そういうことになりますね。もちろんこう言った程度でかがみさんが聞き入れるはずがないのはわかっています」

かがみ「当たり前でしょ。こなたは私のもの。翌(笑)ごときに遅れなんて取るつもりはないわよ」

高翌良(笑)「そうですか。……では」

かがみ「!?」


 みゆきは

 ・・・なにをしたのか!?


かがみ「……げほッ……なにこれ、私……死――」ドサッ

こなた「か……かがみ? かがみっ!」

みゆき「さあ泉さん、こちらへ……私はかがみさんなどよりもずっとあなたのことを愛していますよ……」





97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/25(金) 01:33:25.53 ID:bWyWpTUo
こなた「うっ、うああぁっ!!」



こなた「……な、なんだ。夢……か」


みゆき「おはようございます、泉さん」

こなた「――!?」

みゆき「そんなに驚かないでください。大丈夫ですか? 昨日は突然倒れられたので驚きました……それに今もうなされていたようですね」

こなた「かがみは……かがみはどこ?」


みゆき「急なお話ですが、かがみさんは転校されることになったそうです」

こなた「は?」

みゆき「引っ越し先は北海道だとか。寂しくなりますけど……泉さんには私がいますから」


こなた「……ねえみゆきさん、そのバッグは?」

みゆき「これですか? いつまでも友達でいよう、とかがみさんが下さったものが入っています」

こなた「何?」

みゆき「かがみさんが愛用されていたシャープペンシルです」

こなた「シャーペン? シャーペンにそんな大きいバッグ必要なの?」

みゆき「ええ」

こなた「……」
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/25(金) 01:34:24.89 ID:bWyWpTUo
眠い時に書くもんじゃないな
意味わかんねえ
こなゆき書きたかっただけのはずなんだが
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/25(金) 02:21:29.23 ID:fYOP5cAO
こなた「アイブロービーム!!!!お前はワカメになる!!!」

つかさ「私染めてみようと思うんだ。リュウグウノツカイ色に」
かがみ「えー?あれってロング向きじゃないの?」
つかさ「んー、たしかにそうだけど…」
みゆき「チョウチンアンコウカラーなんかいいかもしれませんよ?夜でも目立てる発光色ですし」
つかさ「そっかー!」
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/25(金) 07:49:24.43 ID:vSZe4AAO
100だ
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/25(金) 08:16:03.65 ID:Z3nsS.I0
>>91
いやいや、全部そろえて応募してもらえるのはみさおだろ。
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/25(金) 21:01:06.09 ID:1xZvkwDO
こなた「ふ〜。そろそろ寝ようかな〜」


パソコン「メールが届きました、ご主人様〜(はぁと)」


こなた「ん?こんな時間に誰からだろ。……は!?」


メール『今から一時間以内にレスがない場合、あなたの望みが叶います』


こなた「なんだこれ……。新手の迷惑メール?」

こなた「でも、望みが叶う、か……。私の望み……叶うなら、お母さんに会いたいな……」
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/25(金) 21:15:15.99 ID:KeqZ9Hso
つかさ「今日は静かだねー」

かがみ「ちょっ、おま……空気嫁」
104 :(一時間経ってないが)2008/07/25(金) 21:42:02.31 ID:1xZvkwDO
こなた「あは……あはは……やっぱり、何も起きなかった。期待した私がバカだったよ……」

ゆたか「お姉ちゃーん、ちょっと教えてほしいところが……?」

こなた「ん?どしたのゆーちゃん?」

ゆたか「お、お姉ちゃん、なんで泣いてるの……?」

こなた「え……?あ、ホントだ……」
 
 
 
かなた(こなた……)
 
 
 
 
 
初めてこういうやつ書いたからよくわからんな……
105 :一時間レスがなかった場合2008/07/25(金) 21:46:33.08 ID:1xZvkwDO
こなた「あと少しで一時間……レスないし、もしかしたら……」
 
 
 
こなた「やった!一時か――うぐ!!?」

ゆたか「お姉ちゃーん、教えてほしいところが……お姉ちゃん!?」

こなた「ゆ、ゆーちゃ……くる……し……たす……け……」

ゆたか「いやああああああああああああ!!!」
 
 
 
 
 
こなた『……私、死んじゃったのか……。でも、どうして……』

かなた『こ、こなた……!?』

こなた『お、お母さん!!』
 
 
 
――願いは叶えましたよ――
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/25(金) 22:29:37.70 ID:KeqZ9Hso
結局書くんかい!
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/25(金) 22:36:42.89 ID:Oi6g32SO
書きたいという欲望に支配されたか……
修行が足りん
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/25(金) 23:20:05.21 ID:KeqZ9Hso
こう「先輩すいません! 1時間、1時間で必ず仕上げますっ!」

ひより「切羽詰った気持ちでやると逆にはかどらないからリラックスしてね。がんばって」



 *



こう「おーい、こら。締め切り目の前なのに寝てんなよーう」

ひより「うぅ……ざ・わーるど……」
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/26(土) 00:21:30.51 ID:1UHOQu60
みなみ「……できた…これでゆたかは…」

ゆたか「みなみちゃん、今日は一体どうしたの?そんな重い荷物なんか持って」
みなみ「…ゆたか、私の家で一緒に暮らそう」
ゆたか「えぇっ!?で、でもお姉ちゃんたちもいるし…」

ジャキ
ゆたか「!?」
みなみ「…ぬいぐるみ光線……発射」
ゆたか「いやぁぁぁぁぁぁ」ボフン ドサッ

みなみ「…ゆたか……これでずっと一緒だよ…」
ゆたか「…嬉しくないよぅ…」
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/26(土) 01:41:48.10 ID:3hhcuQDO
つかさ「こなちゃんっていつもそのクセ毛があるよね〜」
こなた「ん?あぁこれ?お腹空いた時意外と便利なんだよぉ」
つかさ「?お腹が空いた時?なんで?」
みゆき「あ、泉さんにつかささん、おはようございます」
つかさ「あ、ゆきちゃんおはよー」
こなた「みゆきさんかぁ、ちょうどいいや、チョコになっちゃえ〜(ビビビビ」
みゆき「っ!?」
つかさ「ゆっゆきちゃん!」
こなた「と、まぁこんな風に便利なわけよ(あむ おーさすがは特盛り、ミルクがよく効いている…」
つかさ「お姉ちゃ〜ん、ゆっゆきちゃん、ゆきちゃんがぁ〜!!」
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/26(土) 10:23:39.10 ID:BfP1dIAO
人がいない――すなわちそれは紛れることが出来ないということ。
そしてそれは、彼女にとって何よりも息苦しいこと。
ただひたすらに背景としてそこにあり、背景としてここにいる、彼女の存在の否定。

「柊ちゃん……泉ちゃん……どこ?」

そこに現れた、“主役”。

「おーいあやのー! ん? 具合悪いのか? 何か様子おかしいぞ」

しかし彼女はそこに紛れきれない。二人は、いつも同じステージに立っていたから。
強制的に舞台の真ん中へと引きずり出されたあやのは、そこで何を見るのか。

背景コンビの世界 近日公開(嘘です)


何か過疎なせいで変な電波を受信してしまったようだ
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 10:49:30.00 ID:Fr55VPQo
なんだこのネタの応酬は…
113 :名探偵です。お恥ずかしながら……。[saga]:2008/07/26(土) 11:12:39.88 ID:3HmDJ5Q0
>>67

「探偵が犯人の小説ですか。それは面白そうですね」
「冒頭に伏線が貼ってあったらしいんだけど、叙述とっくりって言うんだっけ? すごいよね」
「トリックよ、つかさ。その間違いはいくらなんでも……」
夏休みを間近に控えた月曜日の放課後。みゆき達が談笑する教室に岩崎みなみが現れた。
「みなみさん、どうかしましたか?」
扉の傍に立つみなみを見つけたみゆきは、立ち上がって声をかけた。
みなみは口を開きかけたかと思うと、顔を下げ、何も言わずに立ち去ろうとした。
しかし、その動作は逃げるには遅すぎた。
「何か用があるんでしょ。もし相談事なら、私達にも聞かせてくれない?」
「みなみちゃんの悩みはゆーちゃんの悩み。だから私にも教えてもらう権利があるよね」
事件の臭いを嗅ぎつけたかがみとこなたが、みなみの行く先に回りこんで立ちはだかっていた。

「――事件が起きたわけではないんです。ただ、最近視線を感じるような気がして」
みなみは教室内の適当な椅子に座って話を始めた。
「男子達が私を見て『今の子、ネットで見た奴じゃ』と話しているのを、廊下ですれ違った時に聞きました」
「なによそれ。盗撮写真が出回っているってこと?」
かがみの質問にみなみは首を振って答えた。
「わかりません。カメラが仕掛けてありそうな場所は何度も調べてみましたが、何も見つけられなくて」
「そっか。それで、名探偵のゆきちゃんを頼ってきたってわけだね」
みなみは首を傾げて、つかさの言葉の意味を訊ねた。
「あの、名探偵というのは……?」
「気にしないでください。ただの冗談ですから。さあ、話を続けましょう」
みゆきに誤魔化されたわけではないが、みなみは曖昧に頷くと再び口を開いた。
「私の誤解かもしれないので、警察に連絡をするべきなのか迷っていて……」
彼女はそこで言葉を切った。みゆきの意見を待っているのだろう。
「さて、そろそろ推理タイムかな?」
ふざけた調子でこなたが言う。それに笑ったのはつかさだけで、かがみは真剣な表情をしていた。
「そうね。みゆきなら真相にたどり着いているかもしれない」
ありえない、とみゆきは思った。たったこれだけのヒントで事件を解決できるはずがなかった。
この時点で真実を知っているとしたら、自分が犯人であるという場合しか考えられなかった。
「ゴルディオスの結び目って知ってる? 複雑に絡み合ってほどけなかった結び目を、剣で断ち切った逸話」
「なるほど。理屈っぽく考えないで、手順を無視してざっくり行ったほうが上手くいくかもしれないね」
みゆきは大きく溜息をつくと、すがるような目で見てくるみなみのために思案することにした。
「それでは……自信は無いですが、少し考えてみますね。
 まず、私達の知らない人間は犯人ではないと仮定して話を進めます。これはいいですよね?
 私達がアリバイを確かめることの出来ない人を疑っても、まったくの無駄だからです。
 手口もわからず、犯人の手がかりを見つけられない以上、別の方法で犯人を探すしかありません。
 疑う対象が知人ならば、心理的に追い詰めて自供させられる可能性があります。
 そうですね、小早川さんは除外するとして、まずは田村さんから試してみるべきでしょうか」

みゆきの語りを、四人は小さく口を開けて聞いていた。
理屈っぽく考えないで、と言ったこなたを完全に無視してしまったと思ったが、仕方が無い。
それでも謝るべきだろうかとみゆきが考えていると、みなみが立ち上がった。
椅子と床が擦れて大きな音を立て、視線が彼女へと集中した。
「……確かめてきます」
苦しそうに呟くみなみを心配して、つかさが声をかけた。
「大丈夫? 私たちも一緒に行こうか?」
しかし、みなみは黙って首を振り、そのまま教室を出て行った。
114 :名探偵です。お恥ずかしながら……。[saga]:2008/07/26(土) 11:13:55.14 ID:3HmDJ5Q0
>>113

彼女の友人がいるはずの部室に向かったのだろうと全員が考えたが、追う人間は一人としていなかった。
いつの間にか、教室には四人を除いて誰も存在しなくなっていた。
「みなみちゃんをモデルに絵を描いただけだったりしてね」
重い静寂に耐え切れず、こなたが願望に近い推測を口にしたが返事は無かった。
かがみは既に犯人が確定したも同然だと考えていたし、つかさも他に容疑者がいるとは想像できなかった。
みゆきだけが自分の推理を疑っていたが、それを言うわけにはいかなかった。
本当の犯人が誰であるにしても、みなみに友人を疑わせたのはみゆきだ。
その責任として、ひよりが犯人ではなかった場合には、長く伸ばした髪を切ってでも謝ろうと彼女は考えた。
「そろそろ帰るね。今日は見たいアニメがあるから、帰るのが遅くなると困るんだ」
三人はこなたの嘘を見破ろうとはせず、みなみを待たずに帰宅することを選んだ。


自分は正しいことをしたのか。探偵気取りで、人を傷つけることを言ってしまったのではないか。
みゆきは後悔の念に押しつぶされそうになりながら自宅の扉を開いた。
「ただいま戻りました……」
みゆきは鞄を部屋に置き、喉にまとわりつく粘り気を洗い流そうと、水を飲みにキッチンに向かった。
「あら、おかえりなさい」
キッチンとつながるリビングでは、みゆきの母がノートパソコンを触っていた。
みゆきはグラスに水を注ぎながら、何をしているのかとゆかりに訊ねると、彼女はいつもの様に笑って答えた。
「うふふ。みなみちゃんの写真をホームページに載せてるの。昨日、遊びに来たでしょう?」
ああ、そんな事もあったとみゆきは思い返した。
――そして、すべてを理解した。

「お母さん。あなたが犯人です」


終
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 12:42:27.68 ID:KQXcMMSO
>>114
これはワロタwww
上手い、何もかも上手い
みゆきを頼りまくってる友人達とか面白かったぜ
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 18:25:52.50 ID:ecZtnV60
ゆーちゃんのちょっと可哀想な話考えた。
ゆーちゃん可哀想なンで、嫌いな人は以下5レスくらいスルーよろ。
117 :事件との関連性2008/07/26(土) 18:27:53.23 ID:ecZtnV60
ー事件との関連性ー

最近、あるゲームシリーズの最新作が発売された。
特殊工作員である主人公を駆使し、世界制覇を目論むテロ組織を打ち砕く、
といった、いわゆるアクションゲームである。
進化したCG、人と寸分違わぬ滑らかな動き、更に音声まで付いたその様は
ゲームでありながらも、まるで映画のようでもあると、多くの人から絶大な支持を受けていた。
このゲームには過激な演出が多く、Z指定として市場に出回っている。
エロくはないがエロゲー同等の処遇である。
成人指定の壁は極めて厚い。
少年少女の純潔、精神を守るため、販売店は18歳未満と見られる者には18歳以上である
という証明がなされない限り販売は行わない。
故に18歳未満の者等にとっては成人指定作品は高翌嶺の花、であるはずだった。

泉こなた15歳、彼女はかのゲーム、『金属歯車単板参・蛇喰』にはまっていた。
15歳、やってはいけない年齢である。
そうと知りつつ、父、そうじろうは娘に買い与え、彼もまたこのゲームを楽しんでいた。
こなたはTV画面に食いつき、作戦を遂行していた。
ステージは敵の兵器生産基地、氷山の一角にひっそりと健立された秘密基地で今、
敵の大型兵器が完成されようとしていた。
主人公スネイクは敵兵を発見するや、暗視モニターや、その兵の隙を掻い潜り、
そしてひっそりと彼の首に腕を掛けた。ゴキリと鈍いを戸を立て、その兵の命は尽きた。
しかし次の瞬間、
「誰だ!」
スネイクは遂に見つかってしまった!
その兵の一声により、各所に散っていた仲間達が一斉に押し寄せてくる。
ーチートー
こなたは卑劣にも裏技を使っていた。
もし知る者がいたのなら、押し寄せる波に向って、こう叫んだだろう。
「慌てるな!孔明の罠だ!」
こなたは次々現れる『獲物』を見てにやりと頬を歪め、そしてスネイクは
どこからともなく裏技の賜物、映画、ターミネーター2でT800(シュワ)がぶっ放した
M134ミニガン、俗にいうガトリング砲を持ち構えた。
そして狂銃は無遠慮に無数の敵に牙を剥いた。

「むふふ…快…感♪」
数秒後、無尽蔵の砲は完膚なきまでに敵を撃ちのめしていた。
死んだ敵には血の色が滲み、しかしその他のゲームのように消え去りはしない。
死体は血みどろになりながら、その場に延々と残されるのだった。
大虐殺。ゲームだからこそ許される、大惨事。
少しゲーム脳がちなこなただったが、そこら辺は十分弁えていた。
つもりだった。
「こなたぁ〜、実際にやってみたい、なんて、思っちゃだめだぞ?
 変な事件なんか起しちゃ、お父さん、心臓発作で死んじゃうからな?」
椅子に腰を掛け、新聞を読みつつちら見していたそうじろうが釘を刺す。
「ん〜」
そっけない返事。
こなたはもう一度ボタンを押すと、誰もいない空間に轟音だけが響き渡った
118 :事件との関連性2008/07/26(土) 18:29:06.52 ID:ecZtnV60
>>117
それから3年、迷い無くオタ道を歩んでいたこなたは、犯罪とは無縁の人生を送っていた。
そんなこなたの元に、従妹のゆたかが下宿にやってきた。
経緯、理由については語るまでもなく。
オタ家に身を置いてしまったが為、微かにだが、着実にゆたかも2人の色に染まりつつあった。
2人の会話に参加する為に様々な言語を覚えたし、ひよりのエロ同人も既に目に入れてしまっていた。
かといって、ゆたか自身はそれから先へ進もうとはしなかった。
ゆたかの趣味はゆたかの趣味、それは不可侵の領域であるようで、不可出の領域でもあるようだった。
ゆたかにフィギュア趣味はないし、エロゲーの趣味も、同人趣味もない。
ゆたかはゆたは。それ以上でもそれ以下でもなかったのである。

こなたが高校を卒業してから数か月、ゆたかは2年に上がり、将来のことで悩んでいた。
いくつか候補が思い浮かぶものの、それが本当に正しい道かはわからない。
帰宅後、渡されたプリントになるべき候補を書いては消してを延々と繰り返しているのだった。
「う〜ん、フラワーアレンジメント…絵本作家…」
様々な将来像が頭の中を過っていく。
しかしそのどれもが自分のなりたいモノと違う様な気がして、ゆたかは頭を掻きむしるのだった。
「私…本当に何になりたいんだろ…」

夏休み、専門学校の寮からこなたが帰省するのと同時に、ゆたかも実家へと帰省していた。
生憎両親は出かけていなかった。
ひぐらしの鳴き声を聞きながら、ゆたかは漫画を読んでいた。
夕方5時、その頃になってようやく両親が帰ってきた。
「お父さん、お母さん、お帰りなさい」
久しぶりの対面。満面の笑みを浮かべるゆたかに対して、
2人の顔は怒っているかの様に恐恐としていた。
「2人とも…どうしたの?そんな怖い顔して…」
2人はダイニングで一息つくや、ゆたかに座るように命じた。
「どし…たの?」
最初に口を開いたのは母のゆきだった。
「さっきね、兄さんの、そうじろう伯父さんの家に行ってきたの」
父は煙草に火を付け
「お前の将来の事でな」
「私の将来?」
「あの家の事はよく聞いている。母さんの兄さんだから悪く言いたくはないが…」
「ゆたか、兄さんの家、どう?兄さんに変な事されてない?こなたちゃもあんな性格だし…」
「2人とも、何言ってるの?伯父さん達とは仲良く暮らしてるよ?2人とも優しいし、それに」
「ゆたか、夏休みはずっとこの家にいなさい。それに新しい住居も探しておいてある」
「新しい…住居?何の…事?」
「お父さんの仕事の知り合いで学者がいるんだ。その人の所でゆたかを預かってもらうことにした」
トントンと進んでいく2人の会話。突飛すぎる内容に、ゆたかは半ば混乱しながらそれを聞いていた。
119 :事件との関連性2008/07/26(土) 18:30:01.44 ID:ecZtnV60
>>118

「もうあの家には戻れない…」
夜中、ゆたかは先程の話を思い返していた。
2人の話が実は嘘で、自分を驚かすだけの嫌な冗談、だったら良いと思った矢先、
ゆたかの携帯にメールがやってきた。
〔ゆーちゃん、今まで一緒にいてくれてありがとう。とても楽しかったよ。  
 それと変な道に引きずり込んじゃってごめんね。もう会えないかもしれないけど、元気でね〕
こなたからのメール。それと同時にもう一通。こなた同様謝罪の言葉と、その最後に、
〔荷物は明日にでも送るようにするから〕
そうじろうからのメッセージであった。
何度見返しても自分が戻れるという事には繋がらない。自分はもう戻れない。
いつしかゆたかは布団の中で嗚咽を漏らしていた。
涙とともに楽しい思い出が流れてしまいそうで、必死に泣くのを堪えたゆたかだったが、
現実がそれを許さなかった。
ゆたかはこれから別の家で生活をすることになる。こなたには会えない、そうじろうにも。
2人はゆたかにとってもう1つの、本当の家族だった。
卒業して別れるのではない、両親の独断での別れ、とても納得のいくものではなかった。
ゆたかはどうする事も許されず、ひたすら朝が来るまで涙を流していた。

それから数日、ゆたかは抜け殻のように生気のない、まるで生き死人の様な生活を送っていた。
返事をしても返すのは生返事、みなみから来たメールにも反してはいない。
涙が感情すらも流していたかのように、あの時以降ゆたかは虚ろであった。
お昼を食べ終え、ゆたかは自室へとやってきた。
宿題もやる気が起きない、何も、ただボーっとしているだけ、無為な時間だけが過ぎゆき
そして夕飯時にダイニングに呼ばれ、夕飯を食べて、その後入浴、それかた床に着く。
これが今のゆたかの生活パターン。
かつての様な発作が出ない事が奇しくも幸い、と呼べるものであった。
望まなくても時間は過ぎていく。
何もない
からっぽな時間。
心の隙間を埋めるのは、楽しかった泉家との思い出。それだけ。
あの家にはこの家にはないありとあらゆるモノが存在した。
戻りたい戻りたい戻りたい戻りたい……
願う事はただそれだけ。決して叶わぬ切な願い。
いくら考えたところで答えは決まっていた。
ゆたかの想いは、爆発しそうなまでに心の中で膨張していた。
120 :事件との関連性2008/07/26(土) 18:30:55.59 ID:ecZtnV60
>>119

ある日の夕方
ゆたかは本棚から一冊の漫画本を取り出した。
未来から来たネコ型ロボットが、未来技術の超道具を使って難題を解決する、
また、騒動が引き起こされる、といったアニメにもなった児童向け漫画であった。
ゆたかの生まれる前から連載されるその漫画は、絵本作家を夢見たゆたかにとって
理想の参考書と言える代物だった。
アイデアを少し拝借して自分の話に盛り込んだこともあったし、似たキャラクターも
登場させたこともいくらかあったほどだった。
でも、あんな事があったせいで、今ではかつてのような熱は抱けないでいた。
今のゆたかにとってその本は、数ある漫画のうちの、1冊でしかなかったのである。
その本は現在までに50巻まで発売されていて、ゆたかは全巻揃えていた。
ゆたかがあらかじめ持っていたのは5巻までで、
残りはゆたかの夢を知ったそうじろうがゆたかに買い与えた物だった。
これを読んでいるうちは泉家が身近に感じられる、そう思えるようになり
この本を読むことでゆたかは泉家との繋がりを感じ、自身を保ち続けていたのである。

現行最終巻、最後までを読み終え、ゆたかは天井を仰いだ。
時間はすでに午前の1時を廻っていた。
「読み終わっちゃった。…どうしよう…どうしよう…」
繋がりの潰えたのを実感し、ゆたかは抗いようのない不安を感じていた。
「私も過去へ行けたらな…」
漫画に出てきたアイテムが頭を駆け巡る。様々な願いを叶える不思議な道具達。
「私も異次元ポケットがあったらな…」
異次元ポケット、ネコ型ロボットのお腹についている、
道具の沢山詰まった不思議なポケットである。

「私も…わたしも……わた…そうだ!」
121 :事件との関連性2008/07/26(土) 18:35:59.31 ID:ecZtnV60
>>120

ゆたかは何かを閃き、すっくとベッドから起き上がった。

ゆたかは確信していた。
「私だってもってるじゃない。何で気がつかなかったんだろ」
ゆたははパジャマをめくりあげると、色白のお腹が姿を現した。
「えへへへ、過去に行けばやり直せるんだ!」
確信、その腹を撫で、ゆたかはにっこっりと微笑む。
「待っててね、こなたお姉ちゃん、そうじろう伯父さん」
確信するからこそ、ゆたかは卓上のカッターを握り、その刃をせり出した。
そしてそれを腹にあて、一息に刺すと同時に、一気にかっぴいた。
「ぁぁあぁ!!!!い、痛たたた………ど、どこでも…タイム…マシン…!」
溢れる出る腸を掴み、ゆたはは絶え絶えの声でそう叫んだ。
ゆたかは確かに耳の奥で道具出現時のファンファーレを聞いた気がした。
「こなたお姉ちゃん…伯父さん…今…行く…ね…」
薄れゆく意識の中、ゆたかは時間が巻き戻っていくのをひしひしと感じていた。

タイムマシン、走馬灯号はゆたかを乗せて時を逝く。
行き着く先は過去でも未来でもない、誰も知らない無の世界。
「あんな〇と…いいな♪…でき…○ら…いいな♪…あんな夢…こんな夢…た○さん…ある…○…ど」
あの頃に戻れるとゆたかは期待に胸をふくらませ、そして静かにその眼を閉じた。

流れ出る血がまるで手向けの花のように、ゆたかの周りで妖しく咲き乱れていた。

ー終ー
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 18:40:15.31 ID:ecZtnV60
以上で終わりです。
ゆーちゃんの夢を裂いた[たぬき] 、最悪です><
こんな事も起きかねないので、TVも漫画も規制するべきです><
あと○は配慮って事で。あそこ怖いし。
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 19:17:21.96 ID:KQXcMMSO
>>122
ゆたかスキーだけど読まずにはいられなかった
なんというか……悲しくなった

そんな俺はゆたかを幸せにするSSを書いてます(嘘)
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 20:08:59.79 ID:Hvf3YKwo
ま た [たぬき] か
鬱一直線だなー

某キチの事件があったし、ちょっと不謹慎かもわからんね…
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 20:17:47.56 ID:rh0.DUDO
>>124
某キチ?どちらさま?
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/26(土) 21:21:12.33 ID:Hvf3YKwo
光市母子殺害事件
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 00:04:11.31 ID:PE6cJMAO
かがみ「アイスボックスってカロリー低くて結構いいわね……」
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 06:35:44.15 ID:nqNO4YDO
かがみ「こ、こなたぁ……」
こなた「ぅおああ!? か、かがみ!?」
かがみ「はぁ……はぁ……」
こなた「ちょ、かがみ大丈夫!? すごく辛そうだよ!?」
かがみ「こなた分が……足りない……」
こなた「へ?」
かがみ「あと……30分以内にレスがなかったら……私、アンタを……」
こなた(ひっ、久しぶりに来た!? だっ、誰か早くレスを!!)
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 06:51:33.91 ID:h5VAlcSO
>>127
夏場のお供に最適だよなww
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 07:35:25.84 ID:nqNO4YDO
>>128
かがみ「はぁ……お、治まった……」
こなた「よ、よかったね、かがみ」
 
こなた(本当に助かったのは私だけどネ……)
 
かがみ「チッ!!」
こなた「え?」
かがみ「ううん、なんでもない」
こなた「……」
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 09:09:56.32 ID:J0DccPg0
なんというネタの嵐^^^^^^^^

>>95
かがみ「…あっ!あぁぁぁぁ!こなたフィギュアの首がぁぁぁぁ!!!」
なにこの絶望かがみんwww

>>98
マジで意味が分からんしwwwみゆき何したんだよ!!

>>99
「そっかー」じゃねーよ!!つかさらしくてワロタwww

>>104
こなたはそんなに弱くない気がするぞ

>>108
先輩の気分になりたいのねw

>>109
ちょwそれは高良財閥の科学力で作らせたものですか?w

>>110
魔神ぶうかよ!
みゆき「残念、それは残像です」

>>111
人が居なきゃ背景の意味がないしなwww

>>114
テンポよく読めたし内容も面白い!
オチもナイスwww

>>122
なにその呪いの歌www
つーかそんなゆたかをもしゆいが見たら、無理にでも泉家へ連れ出しそうだな・・・そしてハッピーエンド

>>130
俺はゆたか分が足りないです。だれか頼む



132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 11:00:56.89 ID:A26rWWM0
やった!ネットが繋がった!
イラストも見えるぞ!wikiの編集も出来るぞ!
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 11:18:33.57 ID:A26rWWM0
さて、投票しよう!と思ったけど、結局作者は投票していいのか?
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 11:22:13.00 ID:nqNO4YDO
>>133
今回はオッケーってことになってたはず。あんま覚えてないけど。
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 11:34:19.83 ID:lltlYmso
そうだ投票してない
どれにするか迷ってるまま結局延び延びになっちまってるなぁ
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 11:41:30.80 ID:h5VAlcSO
分かってると思うけど自分の作品には投票するなよwww
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 12:01:03.97 ID:lltlYmso
ああああああこうやまのソフト百合書きてええええええ
俺はもうダメだああああああああ
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 13:27:45.18 ID:A26rWWM0
>>134
thx

>>136
分かってる。てか、する気にならんww

>>137
自重するなwwww
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 15:31:45.00 ID:HYu7bM.0
某猫型ロボットネタで・・・

ゆたかA「やろう、ぶっころしてやる。」
ゆたかB「きゃあ、じぶんごろし。」
ゆたかC「一度死ぬと、あらっぽくなるんだね。」
ゆたかD「やめてよ、じぶんどうしのあらそいはみにくいよ。」
ゆたかE「そんなことよりうちのお姉ちゃんがオタクでさあ。」

(数時間後)
ゆたかA「…5人そろって」
ゆたか's「ユタレンジャイ!」
ななこ「おかしいやん!何で全員同じ色やねん!」

ゆたかA「……いや、あのー、私たちはそのぅ…色とかそういうのじゃないですから…」
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 16:44:03.12 ID:fBJNIbY0
*泉こなた内閣に関連しての1レスネタ

N○Kお昼のニュースです。


 来年度予算の概算要求基準をめぐって、政府は公共事業費や防衛費などの削減によって3000億円程度の重点化枠を確保し、オタク産業振興対策やニート支援などに充てる方向で調整を進めています。
 これに関連して、泉こなた総理大臣は閣僚懇談会で「オタクに大盤振る舞いする方針は堅持する」と述べました。
 そのうえで、「経済動向にもよく注意を払いながら同人誌の高騰対策やオタクコンテンツの輸出促進などを着実に進めていく。また『貧乳はステータスだ、希少価値だ』キャンペーンの概要も近々示し、著作権縮減などの重点課題にもしっかり対応することでオタク健全化と重要課題への取り組みを両立させていく」と述べました。
 また、柊かがみ官房長官は来年度予算の概算要求基準を29日の閣議に諮ることになるという見通しを示しました。


 重症貧乳患者が、医療機関に受け入れを5回以上断られたケースは去年1年に全国で2083件に上っています。
 こうした問題について岩崎みなみ厚生労働大臣は、同行記者団に対し「いわゆる貧乳患者のたらい回しを解消するには、消防と医療機関が緊密に連携して、空き病床の有無や担当医の勤務状況などをリアルタイムで更新するシステムを構築する必要がある」と述べました。
 そのうえで岩崎大臣は、こうした情報を共有するために現在、各都道府県の消防と医療機関などが任意でつくっているメデ○カルコントロール協議会を、すべての都道府県に設置することを義務付けるための法案を来年の通常国会に提出したいとして、小早川ゆたか総務大臣との調整を進める考えを示しました。


 ス○スのベ○ンを訪れている魔天ぱとりしあ外務大臣は、来週27か国の外相が出席して開かれるAS○AN地域フォーラムで、北○鮮の同人誌発禁問題の解決を進展させることの重要性をあらためて強調し、各国の理解を得たいとしています。


 日本のオタク団体や幸星党のオタク関係議員は、「文学的及び美術的著作物の保護に関するベ○ヌ条約」改定の閣僚会合が開かれているス○スのベ○ンで交渉を進めている魔天ぱとりしあ外務大臣及び田村ひより文部科学大臣と会談し、国内のオタク産業に打撃を与える著作権保護期間の拡大には応じないよう求めました。
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 20:01:56.72 ID:iUqV4MAO
>>140
軍オタのために防衛費は削減しないであげて
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 20:05:28.57 ID:PE6cJMAO
こなた「さて、そろそろ恒例の」
つかさ「あれだね」
みゆき「あれですね」
こなた「てわけでかがみんどーぞ」
かがみ「はいはい……」


かがみ「まともに投票しなさいよ!」
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/27(日) 20:21:13.77 ID:LDcp8woo
>>139
どっかで聞いたなw

>>140
貧乳どんだけ重病だよwww
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 20:26:32.45 ID:LYuxW9I0
こうはストーリー専門で同人やってるらしいけど、エロとか801も書いてるの?
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 20:59:22.39 ID:nqNO4YDO
>>144
さあ……。入学案内にも書いてないからね……。
仕方ないし、そこら辺は妄想でいいんじゃないかな。
某執事コメディの二次創作では『実は執事がお嬢の兄』ってことで大変な目にあったらしいけど、この場合はさほど差し支えないだろうし。
 
 
 
さて、最近筆が遅くなってきたが、らき☆すた殺人事件の続きを。思った以上に長くなった……
タイトルで一目瞭然だろうけど一応『完璧死ネタ』と注意を。
146 :らき☆すた殺人事件〜紅く染まる白銀の世界〜FILE.3[saga]:2008/07/27(日) 21:01:28.47 ID:nqNO4YDO


・・・


「戻りました〜」

こなたを部屋に寝かせてから、ゆたかとパティは大食堂に戻ってきた。
だが顔を上げたのはあやののみで、みなみとひよりは俯いたままだった。

「二人とも。ちょっと話があるんだけど、いいかしら」
「yes、何デスカ?」

パティがそう返すと、ちょっと躊躇するように視線を泳がせる。
やがて意を決したように視線を上げ、

「パトリシアちゃんに小早川ちゃん、犯人捜しを手伝って欲しいの」

二人にそう伝えた。

「田村ちゃんと岩崎ちゃんにも言ったんだけどね? 二人とも嫌そうだから……」

二人が俯いている理由は、あやのが言った通りだろう。
犯人が友達の中にいるとわかっているからこそ、友達を疑いたくないからこそ、二人は乗り気ではないのだだとゆたかは考えた。
隣を見ると、同じようにパティが俯いていることに気が付いた。パティも犯人捜しをする気はないようだ。

「……ダメ、かしら。じゃあ、私一人で――」
「いいえ」

あやのの言葉をゆたかが遮った。
みんなが一斉にゆたかに振り向く。

「私が……お手伝いします。お手伝いさせてください」

彼女の瞳は、いつもの穏やかな表情からは想像できないほど真剣だった。
しかし、ゆたかの身体のことを考えると……
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:02:58.56 ID:nqNO4YDO
>>146

「ゆたか、大丈夫なの……?」
「うん。私はもう、誰にも死んでほしくないんだ。だから、頑張る」

みなみはゆたかの前に歩いて来て、じっとゆたかの瞳を見つめた。
怖くなって、ゆたかは顔を背けようとしたが、途中で思い直して、同じようにみなみの瞳を見つめる。
みなみは、自分を試しているのだろう。友達を疑う覚悟があるかどうか。

「……うん、今のゆたかなら大丈夫」

しきりに頷くと、みなみはゆたかの頭に手を乗せ、撫でてやる。

「守ってあげなきゃって思ってたけど、本当は私なんかよりもずっと強かったんだね」
「そ、そんなことは……」
「協力できることがあったら、なんでも言ってね。……無理、かもしれないけれど……」
「……ありがとう、みなみちゃん」

みゆきが殺されてから初めて、ゆたかは笑った。そしてひよりとパティがなにやら騒いでいることにも気付かず、ゆたかはその笑顔のままみなみに抱きついた。
今、みんなの顔から笑顔が消えている。それもこれも全部殺人が起きたせいだ。犯人を見つけだしさえすれば、少なくともこれ以上誰かが死ぬことはない。
みんなの――そしてこなたの笑顔を取り戻すためにも、自分はできるだけ笑顔でいなくちゃ……

「それで、どうするの?」

そのやり取りが終わったのを見て、あやのがゆたかに尋ねた。

「あの、まずは現場を見てみたいんです」
「わかったわ。行きましょう」

二人は頷くと、東西それぞれの扉から自室に戻り、外出の準備。他のみんなは自室で待機させることにした。
外で落ち合い、丸太小屋に行ってスキーをする格好に着替える。そうしなければ雪に足が埋まってしまい、動き辛くなるのだ。

「……また着替えるのね……」
「あ、すみませんっ」
「いいのよ。私ももう一度見に行こうと思ってたし」

スキーウェアに着替え、スキー靴を履き、スキー板を装着してゲレンデへ。


「ここ、ですね……」

真っ白なゲレンデの一部が、みゆきの血液で紅く染められている。
昨日には響いていた笑い声もなく、ただ冷たい風が吹き抜けるばかりだ。
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:04:22.48 ID:nqNO4YDO
>>147

「ほら、ここ。ここにピアノ線があるの」

木の幹に指を差すあやの。しかし空中の一部分が紅く染まっているのがわかる。そこから辿れば一目瞭然であった。
確かに木の幹から森の方へとピアノ線が伸びている。

「……も、もしかしたら、む、無差別殺人なんじゃないですか……!?」
「え……?」

突然、ゆたかが頭を抱えてそう呟いた。あやのは意味がわからずに首を傾げている。

「だ、だって、スキーの順番なんかわかるわけないじゃないですか! 高良先輩を狙ったとは……!」
「あ……」

確かに。順番を操作なんかしたら怪しまれるのは確実。ということは、犯人の目的は「皆殺し」の可能性もある。

「……小早川ちゃん、気を確かにもって。今は恐がってる場合じゃないわ」
「は、はい……」

あやのに背中を叩かれ、なんとか恐怖心を拭うことができた。
そして周りを見渡し、

「峰岸先輩。昨日って、雪降ってましたっけ?」
「えと……あんまり降ってなかったわ。昨日のスキーの跡はもう隠れてたみたいだけど……」

なぜだろうか。どこか違和感を感じる。
それが何なのかはっきりとしないが、何かがおかしいのはわかっていた。
そして、自分達が登る際に着いたスキー板の跡を見て気が付いた。

「……証拠がなさすぎます」
「え?」
「昨日、このピアノ線を仕掛けたのなら、『間違いなく足跡は残るはず』なんです。だけどゲレンデには私達が今日つけたスキーの跡、みなみちゃんがつけた足跡しかありません」

そう。普通にこのゲレンデを歩くだけだと、かなり足が埋まってしまうのだ。
昨日、みなみが転んだ際に一度だけスキー板が外れたのだが、その時についたスキー靴の足跡はまだ残っている。
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:05:54.30 ID:nqNO4YDO
>>148

「……スキーよ!」
「え……あ!」

突然、何か閃いたように声をあげたあやの。
その言葉の意味が、ゆたかにもしっかりと伝わった。

「スキー板を使えば足跡は消せるわ。犯人は普通にピアノ線を仕掛けたわけじゃなくて、スキー板を履いて証拠を消そうとした」
「それに、スキー板がないと歩きにくいですからね」

スキーの跡に紛らわせておけば、例え今日まで残ったとしてもばれる可能性は少ない。
だが……犯人は決定的な証拠を残したはずだ!

「確か小屋には監視カメラが仕掛けてあったわよね」
「戻って監視カメラの内容を確認しましょう!」

二人はゲレンデを滑り降り、丸太小屋で着替えを開始。それと同時に監視カメラの位置をチェック。
監視カメラは全部で5つ、いずれも死角をフォローする形で仕掛けられていた。実際にスキー板を使っていたなら間違いなく映っているはずだ。
着替えを終えて屋敷に戻り、地図を確認して監視カメラをチェックできる部屋へ。

「ここね」
「モニターがたくさんありますね……」

西館の玄関から入ってすぐ左にそれはあった。屋敷全体は西洋風味で爽やかなのに、ここだけはとても物騒な空間である。
丸太小屋のモニター五台に加えて廊下や食堂にも監視カメラを仕掛けてあるようだった。
当然と言えば当然だが、部屋の中にまでは監視カメラは仕掛けていないようである。

「……これですね。見てみましょう」

ビデオテープを再生にし、昨日の夜から今朝にかけての記録を一つずつ見る。
五つもあるのだ。必ず誰かが映っているはずだと、二人は確信していた。
だが、不審なことは何一つ起こらず、五つ目のビデオが日の出を迎えてしまった……

「う、嘘でしょう……?」
「じゃあ……誰があれを仕掛けたんですか……!?」

二人の問は、誰が答えることもなく虚空へと消えていった。


・・・


「どういうことなのかしら……」

監視室の鍵を締めながら、あやのはそう呟いた。
スキーを使わなければ、間違いなく足跡が――証拠が残るはずなのだ。
その証拠がなくなった。消え失せていたのである。
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:08:03.44 ID:nqNO4YDO
>>149

「足跡を消した……ということでしょうか?」

証拠が残っていないのだから、そう考えることはごく自然だ。
だが、あやのはそれを否定した。

「スキーを使わないで普通に歩いていくなら、足跡はかなり深くなるはずよ。それを偽装するなんて至難の技だわ」

表面を誤魔化すことはできるだろうが、その上を歩けば例えスキーでも崩れてしまう。
偽装の線は薄くなった。だとすれば、一体どうやって……

「……私の部屋で、状況を整理しながら休みましょう。少し頭を使い過ぎなのかもしれないわ」
「……はい」

確かに、少し休んでリフレッシュした方が効率がいいかもしれない。
いち早く事件を解決したいゆたかだったが、あやのの言うことにも一理あると判断し、そのままあやのの部屋にお邪魔する。
ベッドに座るあやの、その前にゆたかは正座した。

「……二日目の最初、スキーの復習をすると言って岩崎ちゃんと泉ちゃんに先に行かせた。
 高良ちゃんは岩崎ちゃんを助けるためにスキーで滑って、死んでしまった。
 そして、これは事故なんかじゃなく、れっきとした殺人」

しばらくの沈黙の後で、あやのが呟くように言った。

「それは、木の幹についた傷が証拠ですね」
「そう。そしておそらく、昨日のスキーが終わった時から今日の朝にかけて、誰かがピアノ線を仕掛けた」

ゆたかの問に答え、具体的な犯行時間を示した。
だとすると、次に二人がすべきことは……この時間帯のアリバイを調べること。

「……でも、アリバイなんて誰にもありませんよね」
「そう、そこが問題なのよ……」

アリバイによって犯人がしぼられてくれば、まだマシなのだ。
だがこの事件については証拠はおろかアリバイすら誰にもない。全員に犯人の可能性があるのだ。

「しかも、スキーで滑る順番を決めたのは高良ちゃん。誰から滑るかなんてわからない」
「多分、皆殺し、です」

『自分も殺されてしまう可能性がある』ということ。
ゆたかはそれを、『自分達も殺される可能性がある』ことを認めた。
彼女をよく知る人間が聞いていたなら、彼女の成長を心から喜んだだろう。
それからあやのは、躊躇っているように視線を泳がせ……やがて決意したようにゆたかの瞳を見つめ、小さな声で言った。
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:09:36.44 ID:nqNO4YDO
>>150

「……私ね、この事件は泉ちゃんと岩崎ちゃんの共犯だと思うの」
「――!!?」

それはゆたかにとって、あまりにも残酷なものだった。
あやのの言う通りだ。みゆきよりも先に滑り、無傷だったことを考えれば……二人が犯人だという答えを出すのはむしろ当たり前。
しかしゆたかの心は、それを認めようとはしなかった。

「ち、違います! だって、みなみちゃんもこなたお姉ちゃんもあんなに悲しんでたじゃないですか!!」
「しー! しー!」
「むぐっ……」

あわててベッドから飛び降りてゆたかの口を塞ぐ。

「……聞こえなかったかしら……」
「あ……すみません」

そう言って、ゆたかとは反対側の壁に振り返る。
隣は確かみなみの部屋。壁一枚を隔てた先にあるだけ。
だからあやのは声を小さくしたのかとゆたかは自分の失言を素直に謝った。

「……ねぇ、小早川ちゃ――ううん、『ゆたかちゃん』」

いきなり名前で呼ばれて、ドキッとした。
それにはなんらかの意図があると確信し、あやのの姿をまじまじと見つめる。

「犯人を捜す立場にある私達が『犯人でない』可能性を拾っちゃダメよ。それを覚悟の上で立候補した。違うの?」

はっとして、自分の胸に手を当てる。
そうだ、自分は間違っていた。この家の中にいる限り、全ての人間が容疑者なのだ。
それを、『自分の大切な人だから』という理由で容疑者から外すというのは、あまりにもひどすぎる。

「……わかりました」
「ふふ、それでいいのよ。小早川ちゃん」

呼び名がもとに戻った。
名前で呼んだのは、ゆたかにわからせるためだったのだろう。
いつの間にか忘れていた数時間前の自分を思い出させ、しかもそれをもう忘れないように釘を差した……そんなところだろう。
だが、あやのの問に肯定を示したものの、ゆたかは『二人は犯人であってほしくない』と願っていた。
個人的な、望みとして。
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:11:42.77 ID:nqNO4YDO
>>151

「……」
「……」

沈黙が部屋を支配する。それ以上の情報が何もないこともあるのだが。

実を言うとゆたかは、あやののことを監視するという目的で『協力する』と言ったのだ。
もしもあやのが犯人なら、『捜査する』という名目で証拠を隠滅することができるからだ。
無論、あやのも内心ではゆたかを疑っているにちがいない。『捜査協力』という名目で証拠を回収……そんなことも考えられる。
お互いに、相手の腹を探りあっているといったところか。

「……あ」

今ごろになって、『部屋で待機してて』とみんなに言ったのを後悔した。
誰も他の人の動向をチェックできない。犯人に自由な時間を与えてしまっている……

「峰岸先輩、みんなを一旦食堂に集めましょう。一人でいる時を与えて、犯人に好き勝手されては困りますから」
「あ、小早川ちゃんも同じ考えだったのね。私もそうしようとしてたわ」

ゆたかが立ち上がると同時にあやのも立ち上がる。
同じ考え……。だとすれば、あやのが犯人であるという線も薄くなった。『あやのが口から出任せを言っていない』限りは。

西館にいるみなみとパティに事の次第を説明し、一緒に食堂まで来てもらうことに。
最初こそ躊躇っていたものの、それで事件が起きないのなら、と了承してくれた。

「……あれ?」

食堂の扉を開いてすぐに、四人の耳にトントンというリズミカルな音が聞こえてきた。
それに加えて、いい匂いが漂ってくる。誰かが台所で食事を作っているようだ。
しかし、誰が?
西館の人間はみんなこの場にいる。だとすれば残るは東館のひよりとこなた。
ひよりは料理はあまり得意ではないと前に言っていた。だとすれば……
扉に手を掛け、開きながら、ゆたかは従姉の名を呼んだ。
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:12:47.93 ID:nqNO4YDO
>>152

「こなたお姉ちゃん……?」
「あ、ゆーちゃん……それにみんなも……」

案の定、部屋で寝ていたはずのこなただった。お玉を持って、味噌汁の味見をしている。
台所の端に、親子丼を盛ったお椀その他のおかずが置いてある。これらをこなた一人で作ったのか。
しかし瞼は完全に開いていない。ただでさえ半眼なのだが、今は一段とひどい。
頭のてっぺんから元気に生えていたアホ毛も、今ではすっかりしおれてしまった。

「お姉ちゃん、いつ起きたの……?」
「んと……一時間くらい前かな。ひよりんからゆーちゃんと峰岸さんが頑張ってるって聞いて、いてもたってもいられなくて……」

味噌汁を人数分――みゆきを加えた七人分のお碗にそそぐ。
それに口を挟む人は誰もいなかった。

「私特製のお味噌汁だよ。これで頑張ってね」

本当は辛いはずなのに、精一杯の笑顔を自分達に向けてくる。
こなたの努力に心から感謝しながら、ゆたかは東館に残るひよりを呼びに台所を出た。


・・・


「ふ〜、おいしかった」

こなたが作った料理を皆が平らげる。味もピカイチだったし、なにより『残したらこなたがどうなるか』……
ちょっとした恐怖も感じながらの食事であった。

「……それで、これからどうするの? 犯人探しは……」

こなたが心配しているような声で尋ねてきた。
確かに一日中働きっぱなしではよくない。もう遅くなってきたし、今日は休んだ方がいいかもしれない。

「そういえば泉ちゃんと田村ちゃんには言ってなかったけれど、夜までみんなにここにいてもらうことにしたわ。お互いがお互いを監視するって意味も込めて」
「同じ理由で、お風呂もみんなで入りましょう。それからここに戻ってきて、誰かが『眠りたい』と言った時に一斉に解散。これならもう誰も死なないはずだよ」
「Hmm……lockを忘れないヨウにしなくテハ……」

そう。この作戦は、部屋に戻った際に鍵を締め忘れた瞬間に効力を失う。それだけは忘れないで、と二人はみんなに釘を差した。
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:14:09.44 ID:nqNO4YDO
>>153

「鍵、どうするっスか? 高良先輩は自分で持ってたんスよね」

みゆきが寝る前には必ずしていたという食堂の施錠。防犯のことも考えて、鍵は掛けておいた方がいいのだろうが……
みゆき亡き今、テーブルの上にあるこのマスターキーを管理する人間が必要なのだ。

「私がするね。その方がいいと思うし」

それに反論する者は誰もいなかった。
それから六人は、常に明るくいようと心がけた。
こなたお得意のオタク談義が炸裂し、約三名が頭からどでかいクエスチョンマークを出したり。
ひよりの妄想に火が点いたのか、みなみとゆたか、あやのとこなたに姉妹役をやってもらってデッサンをしたり。
そうこうしてるうちにいい時間となり、六人での入浴を済ませ、また雑談。時間はあっという間に過ぎていった。

「ふぁ……」
「ゆたか……眠いの……?」

小さくあくびをしたゆたかを見て、みなみがそう口にする。
ゆたかは普段から寝るのが早いうえに、今日はかなり頑張ったのだ。無理もないだろう。

「もう今日はお開きにする? あまり無理したら、ゆーちゃんが倒れちゃうもん」

『倒れそうなのはアンタだ』とツッコめる人間は誰もおらず。そのままスルーすることにした。

「うん……ごめんね、みんな……」

実際、彼女が悪いわけではないのだが、これが彼女の性格だということはみんなが知っていた。
気が利いて、思いやりがあって、時にはドジっちゃうこともあるけれど、とてもしっかりした女の子。それが、小早川ゆたかという人間。
自ら犯人探しを引き受けた、心優しき小さな探偵さん。そんなゆたかを責めるような人間は、ここにはいないのだ。
だが、船を漕ぎはじめているこの状態でマスターキーを預けるのはいささか不安だ。
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:15:41.92 ID:nqNO4YDO
>>154

「あー……じゃあ、部屋までは私が持ってくっス。途中で落とされちゃ困るから」
「OK、デハ頼みましたデース」

左右それぞれの扉から三人ずつ出て、鍵を締める音を最後に食堂は静寂で満たされた。
 
 
 
「じゃあ、鍵はちゃんと掛けてねー」
「うん……おやすみ……」

微妙に噛み合っていない会話をしながら、ひよりはマスターキーを机に置き、ゆたかの部屋を出ていった。
それを見届けると、ゆたかは寝呆け眼で鍵を締めてベッドに飛び込んだ。

「……」

異様なまでに眠い。ここまで眠くなったのは久しぶりだ。
例えるなら、病気になった時、病院でもらった薬を飲んだ後のような……
……薬?

(……まさ……か……)

その結論を弾き出した時、ゆたかの意識は夢の中へと誘われていった。



(……犯人の見当がまったくつかないわ……)

ところかわって西館、あやのは部屋の中を行ったり来たりしていた。
犯人の可能性が一番高いのはこなたとみなみ。それは揺るぎない。
だが、それ以上でも以下でもないのだ。犯人の証拠があるわけでも、他に容疑者が上がったわけでもない。

(せめて……せめてあのピアノ線を仕掛けた方法がわかれば……)

それさえわかれば犯人を絞るのもおのずと楽になっていく。
しかしいくら考えても答えは見つからない。

「……はぁ……」

小さくため息をつき、室内の空気を入れ替えるために窓を開けた。
外はちらほらと雪が降り始めている。あんな惨事が起こらなければ、とてもキレイに見えていただろうに……

「……雪……足跡……」

自室から漏れ出た光のおかげで僅かに見える雪を見ながらぶつぶつと呟く。
何かが閃きそうなのだ。見落としていたかもしれない、何かを……
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 21:18:14.14 ID:nqNO4YDO
>>155

「……わかったわ! それならアレも頷ける……!!」

ポンと手を打ってから、窓を閉めて部屋の中央へと戻ってきた。

「だとすると……犯人は『あの二人』のどちらか、もしくは共犯……。……そうだわ。立証させるためにも、明日頼んでみ……」

その時だった。

「ッ!!?」

頭に鈍い痛みが走った。立っていることすらままならなくなり、地面に方膝をつく。
犯人の顔を見ようと振り返り……驚愕した。

「や、やっぱり……! やっぱり、『アナタ』が犯人だったのね!? そ、それよりも……『ドコ』から入って来たの!?」

その問に答えることなく、持っていたハンマーで更にあやのの頭を殴る。
いくら血が飛び散っても、いくらあやのが悲鳴をあげても、ただひたすらに殴り続ける。

「……お、願イ……どうシて……こんナ……こト……を……」

虫の息となりかけたあやのの耳の口元を近付け、ぼそりと何かを呟く。
その言葉の意味を理解した瞬間、あやのは目を見開いた。

「そン、な……!? そんな……理由……で……」

言い切るが早いか、ハンマーの一撃が彼女を襲った。
何かが潰れたような嫌な音が響き、その部屋にいる『生きた』人間は一人となった。

「……あは……あはは……あははははははははははははは!!」
 
 
 
狂気が宿る彼女の瞳は、それとは裏腹に、うっすらと濡れていた。
それが目の中から溢れだし、頬を伝って事切れたあやのに墜ちていく。
 
 
流した涙は、懺悔か。それとも、怨恨か……
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 21:20:35.04 ID:nqNO4YDO
>>156
FILE.3、以上。前回に引き続き、あやのは犯人の顔を見てるんだけどねぇ……。
 
さて、この時点で犯人がわかった人は(予想でいいから)書いてみてくれ。俺は寝る。
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 21:50:25.46 ID:E00n2eA0
こなたっぽいな
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/27(日) 21:59:08.86 ID:LDcp8woo
>>157
乙っす。あやのまたかww
見当はつけてないわけではないけど……うーん

>>158
俺は逆にこなたの線はないと思ってたりするw
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/27(日) 22:12:19.85 ID:Uxu4REAO
何となくこな×ひよな気がする
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 22:19:48.76 ID:h5VAlcSO
薬を盛った、ということでこなたかな
ゆたかの性格から早く寝ることは分かっていたから、薬で早く寝かせても怪しまれないし、
早めに寝かせたのは自分が早めに行動する出来るようにするため?

という推理
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 22:36:50.59 ID:lltlYmso
こなたっぽく思わせるのはミスリードだと踏んでるが、はて
あやのとゆたかの捜査もちょい穴が多くて困る

一番疑問なのが犯人の人数
FILE2、お風呂のシーンで『この中に一人』と地の文で書かれてる
「地の文は嘘をついてはいけない」ってのはミステリーにおける基本中の基本なわけだ
屁理屈?
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 22:47:06.27 ID:lltlYmso
あ、それと別荘見取り図更新
FILE3読んでから見てね
ttp://imepita.jp/20080727/818580

丸太小屋ってどこにあるんだろう
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/27(日) 22:50:25.76 ID:dchu69c0
ゆたかが異様なまでに眠いのはスキーを長時間(証拠探し含む)やったからじゃないかな、と思う。
俺はみなみの単独犯か、+こなたか、という予想。
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/27(日) 22:51:54.35 ID:LDcp8woo
>>161
盛ったなら作った人間が一番に疑われやすい。そんな方法を……という考えを逆手にとって、とも
ないといいつつ疑い捨て切れてないな……

>>162
共犯者が本気だと思っていなかったと考えることも出来ると思う
>本当に「ヤル」気でいる人物がいることを
と続いてるから、どっちにもとれそう。個人的には単独予想だけど

見取り図おつっす
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/27(日) 22:56:53.67 ID:LDcp8woo
>>164
そうそう。思い込んでる可能性も入れると、ね


楽しいww 作者マジgj
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 22:59:31.48 ID:h5VAlcSO
見取り図を見ると


どうやら暖炉、煙突から進入したっぽいなww
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/27(日) 22:59:42.66 ID:C13BLADO
キャラ死亡系は読まないから話に入れない(・ω・)
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/27(日) 23:05:23.33 ID:Uxu4REAO
>>167
サンタさんかよwww
ハンマーがプレゼントとかたまらんな
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/27(日) 23:10:05.85 ID:lltlYmso
>>165
なるほど…確かにそう取れるな
でも今んとこ複数じゃないとできない犯行はないし、もうしばらく単独で考えてみよ

>>167
普通に暖炉使ってるんじゃね?
窓開けたら寒いぞww

ただの飾りの可能性…だと…?
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 00:08:56.49 ID:5uJUDTI0
こなたと、ゆたかと、ひよりは背が低いからワイヤーに当たらない。
一番背が高いみゆきが被害者になった事が重要。……だと思うんだが……。
こなた、みなみ、パティ、ひよりのうちの誰かだな。
普通に滑っててもこなたは首チョンしないから、不自然に転んだみなみが怪しいと読んだ!

172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 00:14:25.00 ID:P2gWe4Eo
検証してみたが身長はこなたがピアノ線にギリギリかするかどうかってライン
ひよりは口の上あたりにピアノ線が来てうわあああああってなる
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 04:03:24.51 ID:IYlObMc0
蝋人形城を参考に考えた結果。
峰岸事件の犯人はこなたかと?
今回の犯人はこなたでは?   みゆきの事件はみなみとか独立した別々の事件とかなら面白いかも・・

ないな。こなたに一票
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 07:31:56.32 ID:/SLCZIAO
今日は投票開封!
わなわな……
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 08:00:53.99 ID:E.kM8wSO
>>169

Q.どこから入って来たのですか?
A.煙突から。メリークリスマス。

Q.ピアノ線はどうやって仕掛けたのですか?
A.トナカイって飛べるって知ってた?

Q.何でこんな事をするのですか?
A.子供の頃からサンタの正体とか調べてんじゃねぇよ、と思った。

Q.そんなくだらない理由ぐぇ……
A.プレゼントのハンマーの味は効いたようじゃな。


なんだ犯人はサンタか、友達が犯人じゃなくて良かったねゆーちゃん^^
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 09:44:56.84 ID:oR7TL6AO
>>175
なんだ、解決じゃないか…
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 11:10:16.40 ID:DrrIWAAO
>>175
完璧ですね><
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 12:24:06.77 ID:/SLCZIAO
>>175
ヤバイ、サンタ怖えよ……
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 12:28:27.68 ID:vm7dzQDO
こんなサンタさんですね?怖いです><

http://imepita.jp/20080728/448430
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 12:37:12.44 ID:E.kM8wSO
ギャアアァァァァァ!!
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 14:57:27.40 ID:E.kM8wSO
エントリーナンバー1が大賞って取った事あるのかなって思ったら
過去にあったのか
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 19:39:07.91 ID:BHpcGj20
>>156
乙です。
犯人を考えようとすればするほどこんがらがっていく…
それと最後の一行をどこかで聞いた事があるような気がする。
ズバリ、ひぐら(ryうわ何をするやめ
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 19:46:45.08 ID:/SLCZIAO
>>179
ギャアアアアア!し、死ぬ〜〜……バタッ
萌え☆死に

復活
>>181
なぜそんな事を思ったのか、ちょっと知りたくなった
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 20:09:08.03 ID:E.kM8wSO
>>183
初めに投下した作品は徐々に後から投下された作品によって記憶から薄れていって投票されないのかな……
後から投下したほうが有利なのかな……
ならば次回のコンクールは俺が初めにインパクトの強い作品を書いて初のエントリーナンバー1の大賞を取ってやる!!


って思ったんだ。
だけどその夢はぶち壊されました☆<=ω=>☆
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 20:23:54.45 ID:/SLCZIAO
>>184
オウ、久しぶりの超こなた
なるほど、NO2あたりだと地味だから忘れ去られるかもww
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 20:24:06.63 ID:bcCAwL.o
薄れるもなにも、wikiに参加作品リストがまとめられてるわけで
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 20:25:45.35 ID:UCvT..ko
まとめから全部読むにしても普通No.01から読み始めるじゃん?
俺もやっぱりどうしても印象薄くなりがちだと思う
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 20:28:15.56 ID:/SLCZIAO
>>186
このスレで一度読んだなら、わざわざまとめでまた読む事もあるまい。
と言う理屈。
実際は投票するときに、どんな話かを思い出す程度に読み返してるけど
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 20:33:05.16 ID:E.kM8wSO
>>185
まさか超こなたを覚えている人がいるとわww

俺も>>188とだいたい同じなんだよな
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 20:39:48.74 ID:/SLCZIAO
>>189
その反応を待っていた!
超こなたにはお世話になったものだ。

コンクールでは早く投稿されたモノの方が愛着が湧いて来る分優位だ、と言う意見もあるぞ
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 20:42:45.63 ID:DrrIWAAO
投下のタイミングなんて、他を圧倒する魅力がある作品なら関係無いよね
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 20:48:46.68 ID:zsfTzhko
超こなた懐かしすぎて泣いた
193 :らき☆すた殺人事件作者2008/07/28(月) 20:52:28.67 ID:AaLfwADO
だんまりを決め込んだ方がいいと思うので、一個だけレス返しを。
 
>>163
ありがとうっス。丸太小屋は東館のすぐ隣っス。
194 :一応らき☆すた系の一発ネタです2008/07/28(月) 21:44:22.59 ID:Ur0P.HE0
ここはラ○ュタ。
飛行船から男が降りた。
「ここか…ここに飛行石があるんだな」

男がある程度歩いたところに二つ宝箱があった。
片方の宝箱を開ける。
「よっしゃ!!とうとう飛行石を手に入れたぜ!!」
男は気になったので隣の宝箱を開ける。
「バルサミコ酢ぅ〜」
そこには短髪で黄色いリボンの少女がいた。
「えっバルス?」

完(始末部隊書いていたら、何故か思いついた)
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 21:47:59.49 ID:/SLCZIAO
>>194
呪いの黄色いリボンの仕業かww
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 22:21:17.38 ID:.8qh/Y60
>>175
サンタTUEEEEEEEE
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 22:30:07.11 ID:WDm.L6DO
>>179
なんという恐ろしいサンタだ…
服の赤さは返り血なのか?そうなのか?
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 22:35:47.01 ID:E.kM8wSO
料理中

こなた「トマトって何で赤いんだろうね」
ゆたか「えっとね、多分照れてるからじゃないかな?」

こなた「じゃあ、ゆーちゃんも普段照れてるからトマトだね♪」
ゆたか「はぅ///」


プリッツのCM見て思い付いた
☆<=ω=>☆ばいにー
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/28(月) 22:38:37.57 ID:UCvT..ko
超こなたってなんぞ? と思って検索かけたらワロタ

22時半か…開票もあるし投下は明日にするか
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 22:39:06.16 ID:RBMGeXko
>>194
何してんだよつかさww

>>197
あの赤さの真実はそれか


協議の基本だけど投稿のタイミングって多少は関係してたりする。最初の人は審査の基準にされがちだったりね
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/28(月) 22:45:56.93 ID:RBMGeXko
協議=競技でしたww
202 :第9回コンクール主催2008/07/29(火) 00:03:46.38 ID:5H3rk5o0
開票結果
http://vote2.ziyu.net/html/corundum.html
読んで投票をしてくださった方、また、力作を書いていただいた作者の方々、ありがとうございました。
203 :第9回コンクール主催2008/07/29(火) 00:06:10.51 ID:5H3rk5o0
……重要な書き忘れが。

今回の大賞となったのはエントリーNo.02:ID:FnNvyfY0氏の『proceed with me, proceed with you.』です。
おめでとうございます。
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/29(火) 00:06:31.98 ID:KP5wL6AO
>>202
乙
何かコメント率が低いね…田口の打率くらいじゃないか
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 00:06:43.31 ID:WUQO0cYo
うおっ僅差
No.05に投票した身としては悔しいがNo.02の作者おめでとう!
そして他の作者たちもお疲れ様!
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 00:13:37.24 ID:F6iDLsAO
ちきしょー、優勝出来なかった!

あとは>>205とまったく同じ。乙
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/29(火) 00:13:54.87 ID:mJ/IfC.o
「と、いう事でっ! 第九回コンクール、お題『柊姉妹』。一位の栄冠に輝いたのは……
 ID:FnNvyfY0さん作『proceed with me, proceed with you.』でした!」


「「「おめでとうございます!」」」


「ってあれ、みゆきさんは?」
「おかしいわね? さっきまでいたのに」
「ゆきちゃんなら、峰岸さんと話してたよ」
「峰岸と? どうしたのかしら」
「その組合せすっごい不吉なんですけど……まぁそれは置いといて、今回もたくさんの投稿、ありがとうございました!」
「ありがとうございました!」「ありがとうございましたぁ〜」
「ありがとうございます。とここで、今回のお題であるお二人に、皆様へのお言葉をお願いしたいと思います」
「おわっ」
「ゆきちゃんいつの間に……」
「というか、そんなの聞いてないわよ?」
「ええ、こういうのは思い付きが大事ですので。では、かがみさんどうぞ」
「え、えーっと。なんだろう。今回お題ということで、色々な物語を書いていただきました。
 つかさは勿論、いのり姉さん、まつり姉さんとのやり取りなど……
 悲しい世界もありましたが、普段あまり見えない部分を演じるのは楽しかったです。
 あと……その、きょ、姉妹愛というか、それを書いてもらったのは嬉しくもあり、恥ずかしくもあり……」
「かがみん顔真っ赤。かーわいー」
「ちゃかすなっ! と、とにかく、こうしてお題として出させていただいて、本当によかったです。改めてありがとうございます。
 今後も、柊姉妹一同、頑張っていきたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします」
「かがみさん、さすがです。次に、つかささんからお言葉を」
「バルサミコ酢〜」
「「「……」」」
「え? 何コレ」
「えっと、見ている方には意味が伝わるらしいですが……」
「冗談でしょ……」
「そ、それでは本日はこの辺でお開きにしたいと思います。みなさん――」

「「「「お疲れ様でした!」」」」

「次回コンクールもよろしくね!」
「バル酢!」
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/29(火) 00:15:50.50 ID:mJ/IfC.o
>>202
乙!

>>204
誰だよ田口w
確かに低いなーこっちで感想いったからっての結構ありそうだが
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 00:21:24.76 ID:WUQO0cYo
>>207
意味伝わんねえよww
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 01:10:16.63 ID:WUQO0cYo
人いないな
投下しよう

鬱90%
非死亡系
演出上、レス数を(無駄に)多く使わせていただきます
211 :粉雪[saga]:2008/07/29(火) 01:11:06.87 ID:WUQO0cYo
 全てを読み終えた直後、みゆきは呆然と立ち尽くすほかなかった。

 呼吸すら忘れていたかもしれない。
 やがてふつふつと湧き上がってくる黒い感情。他の誰でもない、無力すぎた自分への憤怒。
 左手に持った大学ノートを床に叩きつけようと腕を振り上げ――勢いはそこで止まった。
 偽りはないのだ。主観ゆえの勘違いが入り混じっているとしてもそれが彼女にとっての真実。
 この日記を無下に扱うのは、彼女を否定することに等しい。

 そう、事実だ。
 自分は彼女に救いの手を差し伸べていなかった。差し伸べたつもりになって、そこで完結していた。

 ――私は馬鹿だ。

 あの時、「力になる」などと軽々しく口にした自分を殴りつけ、黙らせたい。
 私は何をした? 何ができた? 何もしていない。何だってできたのに何も行動を起こさなかった!

 こんな人間を誰が信頼するのか。
 彼女の勘違いですらない。「高良みゆきは何もしてくれない」、紛れもない事実じゃないか。
 それでも彼女は絶対の信頼を寄せてくれていた。自分は彼女を支える柱でなければならなかった。
 なのに結果はこうだ。結局、自分は彼女のそばにいるふりをしていただけだった。


 ベッドの横、小さな円卓に置かれた時計は午後四時十七分を指している。
 今から学園に戻ったとして、急いでも五時には間に合うまい。彼女と入れ違いになる可能性は決して低くない。

 だが、それでも。
 今のみゆきに「学園へ行く」以外の選択肢など見えていなかった。
 他の全ての行動が彼女への裏切りに繋がると、半ば確信していた。

 そうだ、いつか彼女は言っていた。

 正義の味方はヒロインがピンチに陥らなければ現れない。タイミングを誤れば興醒めしてしまうのだと。
 自分がその正義の味方なのだと驕るつもりは毛頭ない。
 だけどそれに準ずる存在でありたいと願った。いや、今も願っている。ならば考えるまでもなく取るべき行動はひとつ。

「みゆきちゃん?」
「失礼しますおじさま。私の方からこなたさんを迎えに行きます」


 この瞬間、高良みゆきは誓った。

 たとえ全てを投げ打ってでも、泉こなたの盾とならんことを。


 *
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:11:27.89 ID:WUQO0cYo


 11月8日

 朝、教室に入ったら私の机の上に花びんが置いてあった。
 いつも窓際に置かれてるやつ。
 つかさとみゆきさんが色々フォローしてくれて私も気にしないことにしたけど、こうして1人で考えてるとやっぱり気になる。
 何このギャグみたいないじめの典型。
 かがみには話してない。つまらないし。

 もしものために日記を書くことにした。
 被害妄想でも別にいい。冗談なら冗談でよかったねで終わるし。


 *
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:11:43.62 ID:WUQO0cYo


 11月10日

 机の中にノートを破った紙切れが何枚か入ってた。
 新聞の文字の切り抜きで死ねとか消えろとか書いてある。つかさたちには話してない。
 やっぱりいじめかもしれない。
 今度何かあったら先生に相談する。


 *
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:12:00.42 ID:WUQO0cYo


 11月13日

 放課後に大滝さんと吉田さんに呼び出された。
 悪口みたいなこと色々言われたけどあんまり覚えてない。
 誰かにチクったらただじゃおかないみたいなことも言われた。
 暴力でおどしてくるならこっちもどうにかできるんだけどそのつもりはないらしい。
 誰かに相談したいけど何かあったらいやだ…つかさたちは巻き込みたくない。
 お父さんもスランプみたいだから余計に気疲れさせたくないし。


 *
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:12:12.39 ID:WUQO0cYo


 11月15日

 ネトゲで先生に話そうと思ったけどやめた。相手にしてもらえるような証拠がない。
 とにかく明日、2人と話し合ってみようと思う。


 *
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:12:28.48 ID:WUQO0cYo


 11月16日

 また机の中に紙切れ。相変わらず死ねだのウザいだのばっかり。
 あの2人はしらばっくれてる。知らないわけないのに今さら何?
 だんだんイラついてきた。


 *
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:12:39.60 ID:WUQO0cYo


 11月17日

 ジャージがなくなった。たしかに朝持ってきたのに。
 盗まれたって書いたほうが正しいか。
 またしらを切られたけど。私だってしまいには怒るよ。


 *
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:12:52.18 ID:WUQO0cYo


 11月18日

 ジャージが戻ってきた。生ゴミくさい…
 放課後あいつらに文句言いに行ったら見たことない男子に取り囲まれた。3年かもしれない。

 2人だけじゃなかった。


 *
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:13:08.12 ID:WUQO0cYo


 11月19日

 調理実習で佐々木に熱湯かけられて腕をやけどした。
 事故かもしれない。でもわざとやられた可能性のほうが高い気がする。
 私が知らないところで味方を増やしてたりしたらどうしよう…

 保健室に行って戻ってくるまでずっとつかさが付きそってくれた。


 *
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:13:19.55 ID:WUQO0cYo


 11月20日

 今日は何もなかった。飽きてくれたのかな。
 そういえばつかさとかがみがそろって休んだ。最近のカゼは怖いね。


 *
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:13:30.79 ID:WUQO0cYo


 11月21日

 みゆきさんと一緒につかさたちのお見舞いに行ったけど、カゼがうつるからってすぐ帰ることになっちゃった。
 2人ともすごく顔色が悪かった…
 早く治るといいんだけど。


 *
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:13:45.10 ID:WUQO0cYo


 11月24日





    うそだ



 *
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:13:58.43 ID:WUQO0cYo


 11月25日

 つかさとかがみに避けられてる。
 2人がいやいややらされてることはわかってる。
 だって昨日


 *
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:14:09.05 ID:WUQO0cYo


 11月26日

 みゆきさんに相談した。今まであったこと全部。
 力になるって言ってくれた。みゆきさんがまだ無事でよかった。
 あいつらを止めないと。つかさとかがみに手を出すのだけは許さない。
 でも表立った証拠がないとトカゲのしっぽ切りらしい。それはわかってる。
 あの時逃げないで写メとっとけばすぐ2人を助けられたのに最低だ私。


 *
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:14:18.91 ID:WUQO0cYo


 11月27日

  くつ箱に子猫の死体が入ってた

 思い出すのもいやだ…

 学校全体で大さわぎになった
 もうやだ   黒井先生が怖い

 助けて みゆきさん


 *
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:14:32.52 ID:WUQO0cYo


 11月28日

 やっと土曜だ。1週間が長く感じる。
 休みたいけど休んだらつかさたちがまたいやな目にあわされると思う。

 さっき先生から電話があった。
 ウチが絶対に犯人捕まえたるって。犯人の名前教えられなくてごめんなさい。


 みゆきさんが泊まりにくる!
 きっと何かつかさたちを助ける方法を考えてくれたんだと思う。よかった。


 *
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:14:43.90 ID:WUQO0cYo


 11月29日

 みゆきさんに聞いてみたけどまだどうすることもできないって。
 でも私のことを心配してくれてる。泊まりにきた理由も私が心配だったかららしい。
 ありがとうみゆきさん。少し元気でたよ。


 *
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:14:55.68 ID:WUQO0cYo


 11月30日

 廊下を警察の人が歩いてる。ゆい姉さんはいない。交通課だから当たり前か。
 午後からは警察も帰っていつもどおりの学校だった。

 昼休みにつかさが泣いてた。
 寝てるふりだったけどわかる。つかさは演技とかへただから。
 どうしたのって聞いても答えてくれなかった。わかってたけどさ。
 あいつらに泣かされたに決まってる。


 *
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:15:06.78 ID:WUQO0cYo


 12月1日

 かがみからメールがきた。
 今日の放課後にプールの更衣室に1人で来てくれって。
 あいつらも絶対いる。
 もうガマンできない。全員はり倒してでもつかさたちを助ける。


 *
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:15:19.21 ID:WUQO0cYo


 重い灰色が空を覆っている。
 じき冷たい雨が降るな、と窓の外を見上げながらみゆきは思った。
 近年まれに見る大寒波。その影響で関東圏は十一月末から十二月中旬にかけて非常に寒い日が続くだろうと予報されていた。
 中でも今日は、早くもこの冬一番の冷え込みになるらしい。事実、学園指定のコートだけでは着足りないと身を震わせるほどの寒さだった。

 間もなく、タクシーは陵桜学園の正門前に到着した。
 ぐるりと周りを見渡しても生徒の影すら見当たらない。
 二十七日の事件以来、学園側は生徒の安全のため放課後の部活動等を全面的に禁止している。
 あれが異常者の手によるものである可能性は決して低くはないと考えられ、その末に導き出された対処だった。
 その決断に異論を唱える者はいない。真実を隠す霧の向こう側に立っているのはごく一部の生徒だけだから。
 みゆきもその「一部」に含まれるところだろう。いや、先ほどようやく含まれたと言う方が正しいかもしれない。

 果たして――自分とこなたの立ち位置が逆だったら自分はどうしていただろうか。
 いじめを受け、つかさとかがみを人質に取られ、表立って抵抗することもできず、そんな状況で何ができるのだろう。
 きっと彼女と同じで何もできない。つかさたちに今以上の危害が加えられることを恐れてだんまりを貫いてしまう。
 こなたを責める権利など誰にもない。彼女を平然と非難できるのは心無い部外者だけだ。

 ――もうやめよう。終わってしまったことを嘆くなんて時間の無駄。今は目の前だけを見るべきだ。


 一陣の木枯らしを合図に、みゆきは静かすぎる構内へと足を踏み入れた。


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231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:15:33.79 ID:WUQO0cYo


「いじめ、ですか?」

 こなたの口からそんな言葉が出てくるとは思わず、みゆきは面食らっていた。

「うん……あの時の花瓶、イタズラじゃなかった」
「……そうだと断定できるようなことがあったんですね?」

 青い髪が揺れる。
 彼女はポケットから何枚かの紙切れをわしづかみにして取り出し、みゆきの目の前に置いてみせた。
 死ね。ウザい。気持ち悪い。消えろ。ゴミクズ。
 新聞や雑誌の見出し文字を切り貼りしたらしいそれらの単語がくしゃくしゃになった紙の中で潰れていた。

「机の中に入ってた」

 それだけじゃない、とこなたはこの二週間にあったこと全てを語った。
 首謀者らしき二人に呼び出され直接罵倒されたこと、ジャージ紛失の真相、調理実習での事故。

「あと。……あとね、っ。つかさと……かがみが、あいつらに――っ!」

 目元に溜まった涙と、手のひらに爪が食い込むほど固く握り締められた拳。
 その先を彼女に言わせる必要などない。つかさたちの身に何が起きたのか、痛いほどに伝わったから。

「泉さん」

 立ち上がり、そっとこなたの手を取る。
 そして翠色の瞳を見つめ、みゆきは言った。

「……今まで独りにさせてしまってごめんなさい」
「みゆきさん――」
「協力させてください。私にも、つかささんとかがみさんを助けるお手伝いをさせていただきたいんです」


 *
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:15:51.67 ID:WUQO0cYo


 瞬間、みゆきは足を止めた。

 二人を助ける手伝いを。
 もちろんその言葉に嘘偽りはない。少なくともあの日、自分はそれを心から願っていた。

 だけど、待て。
 何か大切なことを忘れていないか?

 体の震えが止まらないのは寒さのせいか。
 頭を軽く振り、みゆきは再び歩き出した。


 第一体育館の裏手、あまり人目に付きやすいとは言えない場所にプール更衣室は建てられている。
 とりわけ寒さが厳しくなる秋から冬にかけては水泳部員すら滅多に近寄らない。
 立地、季節、そして事件直後というタイミング。三拍子揃ったそこは陸の孤島と称しても過言ではなかった。

 嫌な予感がする。
 状況が出来すぎだ。まるで誰もいない空間を故意に作り出したかのような。

 作り出したかのような?
 違う、作ったのだ。あの事件によって放課活動が制限されることを見越して。
 なぜ? そんなこと考えるまでもない。何らかの、決して小さくない規模の行動を起こすためだ。

 歩みが次第に速まり、同じように心臓の鼓動も脈を増していく。
 無事でいてほしいけれど、おそらくそれは叶わない願いなのだろうとみゆきは半ば諦めていた。
 あの日記を見る限り、こなたは暴力に訴えてでもつかさたちを助けようと考えている。
 あの日記を見る限り、首謀者の周辺に男たちが数人集まっているのは間違いない。
 あの日記と彼女の話から察する限り、今日あの場には首謀者が男たちを連れて待ち構えているとしか思えない。

 いくらこなたに格闘技の心得があると言え、多勢に無勢となるのは目に見えている。
 それでも彼女は立ち向かうだろう。自分のことよりも、親友に手を出したことが許せなくて。


 悪い方へと想像を広げていたおかげだろうか。

 体育館の横を抜けて彼女の姿が視界に入った時も、みゆきはそれほど動揺することはなかった。


 *
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:16:08.21 ID:WUQO0cYo


「みゆきさん、今日ヒマ?」

 飲み物を買おうと一緒に自動販売機の前まで来たところで、こなたは周りを警戒しながら尋ねてきた。
 その動作を見て、いじめの件についての話だとみゆきはすぐに悟った。

「ええ、特に予定はありませんよ」
「話あるんだけどさ、うちに寄ってくれないかな」

 みゆきの自宅は東京にある。こなたとは帰り道が正反対だ。
 それなのにわざわざ家に呼びたいということはそれだけ重要な話なのだろう。

「わかりました」
「ありがと。それでね、今日は少しだけ残らなきゃならないから先に行っててほしいんだけど」
「……え? あの、用事がおありでしたら私も残ってお待ちしますよ?」
「ううん、一人でやらなきゃならないことだから」

 変だ、と直感した。会話が微妙に噛み合わない。
 覗き込んだ彼女の瞳に浮かぶのはある種の決意のような光。
 一体何をするつもりなのか――その問いはこなたの口から続けて出た言葉によって塞がれた。


「つかさとかがみも連れていくから。待ってて」


 *
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:16:26.26 ID:WUQO0cYo


 泉こなたはそこにいた。

 更衣室の外壁に片手を付いてへたり込んでいる。
 その背中がいつもよりもさらに小さく見えたのは、おそらくみゆきの気のせいだろう。

 頭をよぎった最悪の予想は、どうやら現実にはならずに済んだようだった。
 制服はそれほど乱れておらず、「それらしい」痕跡も見当たらない。
 ただ――最悪とまではいかずとも酷い暴行を受けたであろうことはすぐに判断できてしまった。
 赤の混じった嘔吐物や汚い足跡を付けられた鞄がその痛々しさを物語っていたからだ。

「――泉さん」

 ぴくりと彼女の肩が上下に揺れる。

「……みゆきさん。来ちゃったんだ」

 こちらに背を向けたまま、枯れた声でこなたは応えた。

「泉さんのお部屋で……その、日記を」

 ごめんなさい、とみゆきは頭を下げた。状況が状況とは言え、プライバシーを侵すことに抵抗がないわけではなかった。
 その言葉に対して、こなたはううんと一言だけ呟き返す。
 しばしの沈黙の後、彼女は左腕を震わせながら絞り出すように口を開いた。

「ごめん……つかさたち、助けられなく、っ……」

 嗚咽と咳でその先を聞き取ることはできなかった。
 涙は既に一度枯れていたのだろう。こなたは深く俯き、声を出さずに泣いていた。


 強い人だと、思った。

 いじめを受けているのは自分なのに、保身など微塵も考えずただ親友を助けることだけを望む。
 そのためにはたとえ敵わないとわかっていても立ち向かう。
 傍から見れば確かに蛮勇かもしれない。
 それでも、何も行動を起こさなかったみゆきにとって彼女の姿はあまりに気高く、眩しかった。

 彼女に友と呼んでもらえるに足る人間でありたい。


 傍観者だった自分を恥じ、みゆきはゆっくりとこなたに近付いていく。
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:16:50.27 ID:WUQO0cYo


「遅かったね、委員長」

 はっとして振り返った先に彼女はいた。
 同じE組のクラスメイト、吉田。こなたをいじめていた首謀者の片割れ。
 間もなく仲間らしき男子生徒たちが数名現れた。なるほど、確かに顔に見覚えはない。

「……つかささんとかがみさんはどちらにいらっしゃるんですか」

 つとめて冷静にみゆきは尋ねた。
 怖くないわけがない。客観的に考えればいち早くこの場を離れて校舎内に残っているであろう教師を頼るのが大正解だろう。
 だけど逃げるわけにはいかない。逃げてはいけない。
 こなたを守ると誓った。盾が一人で逃げ出したら誰が彼女を守る?

「知らない。もう帰ったんじゃない?」

 にやけた口元が癪に障ったが、嘘をついている雰囲気ではない。
 この場にいないのならひとまず二人については保留だ。みゆきは次の質問に移った。

「では、大滝さんはどちらに?」

 ふんと鼻を鳴らし、吉田は答える。

「どっか遊びに行ってんでしょ。私だけこの寒い日に外で待たされるとかマジ最悪」

 やはり嘘には思えない。今さら隠すことでもない、と余裕を見せているのか。

「どうして泉さんをいじめられたんですか?」

 みゆきの表情は相変わらず無を保っている。
 だが、全身からにじみ出る怒りは彼女たちにも容易く感じ取れたのだろう。吉田は苛立たしげに顔をしかめた。

「ムカつくのよ。やることなすこといちいちウザいしKYだし、チビの癖に態度はデカいし」

 予想通りだった。
 大した理由などない。いじめとはひとえにそういうものだ。
 もちろんどれだけご大層な動機があったとしても許される行為ではないが。

 ちらりと周りを確認するが、完全に包囲されており逃げ場はない。
 背後には壁があるだけだし、もとよりこなたにこの場から逃げ出すだけの体力は残されていないだろう。

 詰みだ。
 この後みゆきを待ち構えているのは、良くてこなたと、悪ければつかさやかがみと同じ苦しみ。
 告げ口をするなという言いつけを破った彼女も、今までとは比べ物にならない苦痛を味わわされるに違いない。
 ――自分の行動は間違っていたのだろうか。
 自分がこの場所に現れなければ少なくともこなたはこの日をなんとか乗り切れていたのではないか。
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:17:20.83 ID:WUQO0cYo
「……げて」

 マイナス思考に飲まれそうになった瞬間、みゆきのコートの裾が弱々しい力に引っぱられた。
 見下ろした先には血が出るほどに唇を噛み締めたこなたの顔。

「逃げてぇ……っ」

 それはあまりに悲痛な声だった。
 直後に彼女に浴びせられた嘲笑に、みゆきはくっと手を握り締める。

「そうだよ委員長。逃げた方がいいよ? 何されるかわかんないよ〜?」

 再び、嘲笑。
 これまで装っていたポーカーフェイスは、もう限界に達していた。

「……最低です」
「ん?」
「最低です、あなたたちは」

 この瞬間、みゆきは生まれて初めて他人を貶めた。
 学級委員長としての責任だとか、親友を守るためだとか、そんな綺麗事でなく。
 彼女はただ個人的に、目の前の人間を嫌った。
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:17:34.46 ID:WUQO0cYo

「へえ。高良さんがそんなこと言うなんて思いもしなかった」
「私もです。こんな感情を抱くことがあるなんて今まで思いもしませんでした」

 もはや敵意を隠すつもりもなく、みゆきは言い放つ。

「あなたたちは絶対に許しません」

 気圧されたのか、吉田は眉をひそめた。
 それもそのはずだ。あの温厚な委員長がここまで怒りをあらわにするなど誰が予想できたことか。
 だが彼女もここで尻尾を巻くつもりなど毛頭ない。そもそも優位なのは彼女たちなのだから。

「そいつ黙らせて。目立つとこに傷付けないでよ」

 その一声で男たちが動き出した。じりじりと狭まる包囲網に、みゆきは内心絶望を隠しきれない。
 だけど守ると誓った。誓ったからには守り通すのが盾の役目。
 自らは決して暴力になど訴えず、ただひたすらに矛先を受け止め続けるだけ。


 そうだ、やっと気付けた。
 つかさとかがみを助けるだけじゃない。

 彼女を。

 心に深い傷を負ったこなた自身を守ること。それがあの時、みゆきが交わすべきだった約束。


「やだああああああっ!!!」

 すぐ後ろから響いたこなたの悲鳴。それを皮切りに、目前に迫った男が右腕を振りかぶる――


 *
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:17:48.16 ID:WUQO0cYo


 例の事件の影響か、ここ数日は授業が一、二時限短い日が続いていた。
 もちろんこの日も例外ではなく、十五時過ぎには早くも放課となった。

「それじゃみゆきさん、また後でね」

 ほうきを片手に手を振るこなたに一時の別れを告げ、みゆきは学園を後にした。
 大局的に見れば彼女を無視してでも待ち続けるのが正解だったのだろう。
 それでも、あの瞳の輝きを思い出すと彼女の頼みを切り捨てる気にはなれなかった。


 作務衣が印象的なこなたの父親に出迎えられ、彼女の部屋へと通される。
 控えめに見ても散らかっていると言わざるを得ない。実にこなたらしい――と、みゆきは苦笑した。

 それでも、やはり家でも普段と様子が違うらしいということは感じ取れた。
 父親の前では気丈を装っているのかもしれない。
 土曜日に来た時には気が付かなかったが、枕には涙に濡れた跡がありありと見て取れるのだ。
 きっとつかさやかがみの苦しみを想い、連日ひとり泣いていたのだろう。


 そして、みゆきは机の上に置かれた一冊の大学ノートを目にする。
 勉強に関わるものでないことは確かだろう。宿題でも出されない限り、彼女は教科書やノートを持って帰るようなことはしない。
 ――この考察を聞かせたら口を尖らせるだろうか。
 いや、彼女のことだから飄々と「その通り」なんて答えを返してくるのではないか。
 そんな他愛のない考えを巡らせながらも、目はなぜかそのノートから離れなかった。

 抵抗はあったが、やがてみゆきはそれを手に取った。
 なぜ読んでみようという気になったのかはわからない。
 明らかなプライバシーの侵害であることはもちろんわかっているし、人間としてやってはいけないことだというのも理解している。

 ただ、これを読まなければならないという直感だけがその時の彼女を支配していた。


 *
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:18:04.43 ID:WUQO0cYo


「先生、あそこです!」

 不意に聞こえたその声に、男たちはぴたりと手を止めた。

「現行犯だ! 逃げても構わんぞ。お前らの顔と名前は一致している」

 続けて響いたのは、確か教師の声だ。物理だったか生物だったか、よくは覚えていない。
 ほんの数秒前までみゆきに拳や蹴りを見舞っていた彼らは明らかに動揺していた。
 当然だ。現場を教師に見られ、あまつさえ逃げようが関係ないと挑発までされているのだから。

「っ……は、早く逃げなさいよグズッ!!」

 吉田の叫びでようやく男たちは動いた。見事なまでに散り散りになって逃げていく。
 彼女自身も逃げ去り、あっという間にこの場は静寂を取り戻した。

「大丈夫――ではないな。八坂、二人を保健室へ連れて行け。私は他の教師を呼んでくる」
「は……はい」
「早くしろ。あいつらがすぐに戻ってこないとも限らないぞ」
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 01:18:25.42 ID:WUQO0cYo


 八坂と呼ばれた女子生徒の肩を借り、二人は保健室という名の聖域へと導かれた。
 到着してすぐに養護教諭、天原ふゆきの診察を受け、ベッドに寝かされる。
 幸いにもみゆきの容態はそれほど深刻ではないそうだったが、こなたに関してはお世辞にも大丈夫とは言えないようだった。
 最悪の場合、内臓裂傷。嘔吐物に混じっていた血を確かに見たみゆきにとって、それは笑って済ませられる話ではなかった。

「先生……」
「すぐに救急車を呼びます。大丈夫ですよ」

 それがみゆきを安心させるための彼女なりの優しさだということはすぐにわかった。
 だが――極限の緊張状態から解放されたせいか、その言葉を聞いた瞬間にみゆきは強い睡魔に襲われていた。


「みゆきさん――」

 意識が途切れる直前。

「ありがと……」

 こなたの声が、聞こえたような気がした。



 冷たい雨が降るというみゆきの予想は外れ。



 灰色の空に、粉雪がひとつ舞った。




241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 01:19:33.44 ID:WUQO0cYo
>>211-240
コンクール終わったそばから鬱持ってきてごめんね
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 07:19:43.39 ID:F6iDLsAO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいか。こなゆきか。こなたみゆきか。
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 07:24:03.40 ID:Y7bUq.SO
コンクールお疲れ様ー!
大賞の人おめでとう!!

>>241
え? こなた死んでないよね?
結局かがつかはどうなったのだろうか……
とにかく乙
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 10:14:54.14 ID:AfPLHISO
>>241
乙
いじめ系を久しぶりに見たよ
かがみつかさの行方をはっきりしたほうがいいと思う

>>243
多分死亡だと思う
内蔵裂傷と見れるくらいにひどい怪我なのに放置されてたし
かがつかは単なる撒き餌か?
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 11:46:29.86 ID:D0qhyhI0
>>210で非死亡系とあるかなはあと
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 12:17:19.31 ID:Y7bUq.SO
あるかなはあと把握
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 12:22:57.26 ID:6iGTt4E0
>>243
うわあぁぁぁぁぁぁ!!なんだこの欝話(;ω;)
みゆきさん格好よすぎる…GJだっぜ!

こちらもネタを投下させてもらいますかね。
今回も「サイバー」ネタですが…今回ゆーちゃんは出てきません><
代わりに、サイボーグになってもイマイチ目立たない彼女…そんな彼女にどうやら動きがあったようです。
そいでは、ドゾー
248 :サイバー☆ゆーちゃん外伝「兄貴と、あやのと、私と」[saga]:2008/07/29(火) 12:23:50.07 ID:6iGTt4E0
「なぁ、兄貴」
「どったー、みさお」
「あやのとはどうするつもりなんだー?」
「どう……って?」
「ほら、だからさ…アレだ、結婚……とか」
「結婚…かぁ…酔った勢いでつい本音を言っちまったの聞いてたのか…」
「もったいぶってねーで教えろってヴぁ!」
「ちょ、わかった!わかったから離れろ!!」

ウチの兄貴とあやのは付き合ってる。
いつもどこかのんびりしているあやのだけど、しっかりするところではしっかりしてて。
そんなあやのに兄貴が惚れて、付き合いだしたのがざっと6年前。
ある日の晩、兄貴が酔った勢いで漏らした言葉によると、どーやら兄貴はあやのと結婚するところまで考えているらしい。

だけど……今のあやのは……兄貴の想いに応えることができるんだろうか?
…その日の仕事帰り、私はあやのに訊いてみることにした。
「なぁ、あやの…ウチの兄貴の話なんだけどさ」
「ん?」
「兄貴、酔った勢いであやのと結婚したいとか言ってたけど…あやのはどーすんだ?」
「結婚…かぁ……でも…結婚しても…大丈夫なのかな…」
「親が反対するとか?」
「ううん、お父さんもお母さんも『結婚は自分のことだから自分で決めなさい』って言ってるし、特に…」
「あー、それウチの父ちゃんも母ちゃんも言ってたな、そういうこと…じゃあ何が心配なんだよ?」
「みさちゃん……忘れたの?今の私たちの身体のこと…」
249 :サイバー☆ゆーちゃん外伝「兄貴と、あやのと、私と」[saga]:2008/07/29(火) 12:24:22.23 ID:6iGTt4E0
あやのに言われてハッと気付く。
私たちの身体は以前とは違う。私の耳にも、そしてあやのの耳にも、輝くその証。
そう、私たちはサイボーグ…機械仕掛けの身体なんだ…。
……まぁ、元はといえば私のわがままに付き合ったせいであやのまであんな身体になっちゃったんだけどな…。あん時はホントごめんよ…!
と、話がちょっと脱線気味だな。んーと、私たちはさっきも言ったように機械の身体だ。
つまり…歳はとっても身体の方はボディーを交換でもしない限りは育たない。
食い物は……うん、まぁ今は再改造されたから食えるけどな…。
でも、あやのが心配しているのはそんなことじゃない。

そう…機械の身体、ってことはつまり…フツーの人間とは身体の構造が全く違う訳だからして。
その…なんだ、えーと……こ、子供を作ることができねーんだな…うん。
……な、なんだよ、『みさおのくせに恥ずかしがってるのか?』なんて思ってんじゃねーよ!
そりゃこんな性格だけどさ……私だって一応女なんだぞーっ!
はぁ、はぁ、まったく…恥ずかしさでオーバーヒートして爆散するとこだったじゃねーかよ……!
と、とにかく…そういうことを理解した私は、あやのに訊いてみたんだ…ってヴぁ…!

「……じゃあさ」
「?」
「兄貴に直接、訊いてみるか?」
「直接…!?」
「だからさ、兄貴に本当のことを言うんだよ。今の自分がサイボーグだってことも、全部」
「でも、それを聞いたらみさちゃんのお兄さん、ショック受けるんじゃ…」
「そん時ゃそん時…失敗したときは……私も付き合うぜ!」
と、あやのの肩を叩いたそのときだった。

「待てぃっ!」
「…この声は!?」
「兄貴!?」
「……話は全て聞かせてもらっ…ぬおぉ!抜けねぇぇぇええええ!!!」
って、兄貴…ずっと倉庫の中に隠れてたのかよ…………
250 :サイバー☆ゆーちゃん外伝「兄貴と、あやのと、私と」[saga]:2008/07/29(火) 12:24:46.94 ID:6iGTt4E0
気を取り直して。
「さて、話は全て聞かせてもらったぞ。…あやの」
「……はい」
「俺はお前が好きだ…お前と…ずっと付き合ってきたのも、お前のことが好きだったから…」
「……でも、私は…」
「知ってるよ、お前は機械の身体…子供も産めない身体、なんだろ?」
「……」
「それでもいいじゃないか、あやのは…あやのじゃないか。どんな身体でも…お前の心は本物じゃないか」
「え?」
あー、機械の身体でも心は本物、か。
そういやぁ以前小早川があんなこと言ってたっけなー。
「……あやの」
「……はい」
「………結婚しよう」
「はい!」
え、ちょ、兄貴、ほ、本気でいってんのかぁぁぁぁぁぁああああ!?
いやいやいや、この眼は、この眼はマジだぁああ!!とうとうやっちまったなぁオイー!!
……なんだか知らないけど…私は興奮を抑え切れなかった。

「…兄貴…あやの……」
「みさお…」
「みさちゃん……」
「私、馬鹿だから…こんな風にしか言えねーけどさ…」
「「?」」
「……おめでとう!」

………2012年7月某日。
この日、私の兄貴とみさおはついに結婚した。
フツーの人間とサイボーグ、その身体の、そして、心の壁を乗り越えて。
その日から……それまで私と兄貴で二人暮しだった家は……。

「あなたー!みさちゃーん!朝ごはんできてるわよー!」
「うーん…なんだよ、気持ちよく寝てたのに起こすなってヴぁー…」
「うぅ、俺も…折角の休みなんだしあと10分〜」
「だーめ。いくら休みだからってゴロゴロしてるのはよくないのよ。と・く・に、あなた!」
「ギックゥ!?」
「あなたは生身なんだから、食っちゃ寝なんかして、そのうち太っちゃっても知らないんだからね」
「たはは……こいつは手厳しいな…」
「そ、そうだな兄貴…」
「わかったらさっさと起きる!」
「「へいへーい」」

とまぁ、こんな感じで…今日もよろしくやってるのであった。
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 12:31:22.73 ID:AfPLHISO
>>250
兄貴倉庫に隠れんなwwwwww
252 :☆おまけ☆[saga]:2008/07/29(火) 12:37:20.04 ID:6iGTt4E0
ゆたか「ふんふんふん〜♪」

ドガァァァン

みさお「日下部みさお!」
あやの「日下部あやの!」
みさお・あやの「「只今参上!!」」
ゆたか「また性懲りもなく…って、あれ?あやのさん…苗字が……」
みさお「いや実はさー、あやののやつ兄貴と結婚してなー」
あやの「まぁ…そういうことになるんだけど」
ゆたか「はぁ……」
あやの「という訳で、気分新たに勝負ー!」
ゆたか「所帯構えたんなら、落ち着いてくださいよぅ!!」

以上です。俺は後悔しちゃいないぞ!
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 12:39:23.51 ID:NB4pwYgo
>私の兄貴とみさおはついに結婚した
待 て い
ここ間違えんなやwwwwww

>>243-244
>>245が指摘してる通り、一応非とは銘打った
けど読んだ人に独自に解釈してもらえればそれでいい
つかさとかがみをぼかしたのもそのため
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 12:42:08.90 ID:6iGTt4E0
>>253
サーセンwwwwまとめるとき修正するぜwwwwwwww
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 19:35:04.88 ID:GJAej.E0
 投下します。
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 19:35:52.45 ID:GJAej.E0
恋愛談義と変わらぬ友情2

 昼休み。
「おーす、ふゆき」
 そういいながら、保健室に入ってきたのは、桜庭ひかるだった。
「学校では、せめて先生をつけてください」
 天原ふゆきの全く気合の入ってない抗議を、ひかるが受け入れるわけもなかった。
「固いこというな。誰も聞いてないんだし」

 二人は、向かい合って、弁当を広げた。
「今日もコンビニ弁当ですか? 毎日それでは健康に悪いですよ」
「なら、ふゆきが作ってくれ」
「なぜ、私が桜庭先生の分まで作らなきゃならないんですか?」
「私とふゆきの仲だろ」
「理屈になってません」

 保健室は、ほんわかな雰囲気とだらけた空気が入り混じる異空間と化していたが、二人は全くいつもどおりだった。
 幼いころからずっとこうしてきたのだ。二人にとってはそれは空気のようなものだった。

「その玉子焼き、うまそうだな。一個くれ」
 ふゆきは、箸で玉子焼きをつまむと、ひかるの口元にもっていった。
 ひかるはぱくりと口に入れる。
「うむ。うまい」
 田村ひよりあたりが喜びそうな光景がそこにあったが、観客は誰もいない。保健室にいるのは二人だけだ。
「外見もよくても性格もよくて料理もうまくて、ふゆきなら男なんて選び放題だろうに、なんでみんなフッてるんだ?」
「私が結婚したら、桜庭先生の面倒は誰がみるんですか?」
「ふゆきだろ? 結婚したって、今までどおりで何が悪い」
 ひかるはあっさりそう答えた。
「男性に嫉妬される女性というのは、あまり気分のよいものとは思われませんよ」
「なるほど。確かにうざいかもな」
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 19:37:06.54 ID:GJAej.E0
 ふゆきの反論にあっさり同意するひかる。
「そういう桜庭先生こそ、もう少し努力されてはいかがですか?」
「なんつうか、そういうのはめんどくさくてな。ふゆきみたいに面倒みてくれる主夫がいるんなら、考えないこともないが」
「困難な道のりですね」
「ああ、そんな男なんかめったにいないからな。まあ、潔くあきらめるのが妥当だろう」
「なら、私も一生独身ですね」
「いっそのこと、二人で、同性婚が認められてる国にでも移住するか?」
「私には同性趣味はありません」
「愛がなくたって、結婚ぐらいはできるだろ」
「教師の発言とは思えませんね」
「教師も生活の糧を得るための手段の一つにすぎないからな」
「そういう発言は、生徒の前では控えてくださいね」
「ああ」

 そんな危ない会話をかわしていても、二人は何一つ変わることはない。
 親友以上ではなく、もちろん、親友以下でもない。
 幼いころからずっとそうだったし、これからもきっとそうだ。
 二人はそのことを疑ってもいなかった。
 だからこそ、そんな危ない会話を平然とかわしていられるのだった。
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 19:38:28.99 ID:GJAej.E0
「邪魔したな」
 ひかるが近くのゴミ箱にコンビニ弁当の容器を捨てる。
「きちんと分別してください」
 ふゆきが、ゴミ箱から容器を取り出して、容器包装プラスチックの分別ゴミ箱に入れなおした。
「ゴミ捨てるのもめんどくさくなったもんだな」
 ひかるがそういいつつ、ドアノブに手をかけたとき、

「ひかるちゃん」

 ふゆきの呼びかける声に、ひかるは振り向いた。

「明日はコンビニ弁当はもってこなくていいよ。私が作ってくるから」

「ありがとさん」

 ひかるはそれだけ言い残すと、保健室を出ていった。


 二人は親友である。
 それ以外ではない。

終わり
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 20:33:52.48 ID:F6iDLsAO
>>250

みさおのノリでサイボーグになるのも大変だなww
これってサイバー☆ゆーちゃんAnother〜生き物って?〜が伏線なんだよな


>>258
本当にただの親友なのか!?本当にた(ry
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 21:11:18.75 ID:ITCiP.DO
‐それぞれのプール‐
みんみんみんみんみぃ〜ん…
こなた「あっあつ〜(×ω×)、扇風機の風は熱風だしクーラー壊れてるし…ネトゲしようにもパソコンがさらに温度あげるしなぁ……あ!そうだっ!」


かがみ「はい、もしもし?」
こなた「やふ〜かがみん」
かがみ「うぃー、なによ?なんの用?言っとくが宿題は見せないからなっ」
こなた「いやいや、そんなんじゃないよ、あのさプール行かない?市民プール、つかさもついでに」
かがみ「市民プール?んー人多そう…それに…」
こなた「ちょっと太ったし…」
かがみ「っ!ちっ違うわよっ!そっそんなに太ってなんか、今日だって暑いけどアイス我慢して…ってなに言ってる私」
こなた「図星(笑」
かがみ「切る」
こなた「わぁ、待って、ごめんてば、ねぇ行こうよ〜この暑さにもう限界だよ〜」
かがみ「わかったわかったじゃあ○○駅に集合、遅れないでよ?」
こなた「あいあ〜い」
こなた「ついでにみゆきさんも誘ってみようかな」
「はい、高翌良です、ただ今留守にしており…」
こなた「あ、そうだったみゆきさんは今旅行中だったっけ、いいなぁブルジョアは」

どこかのリゾート地
みゆき「くしゅっ!」
ゆかり「あらくしゃみ?そろそろあがりなさいみゆきちゃん、風邪ひくわよ?」
みゆき「いえ、まだもう少し泳ぎます…(誰か私を噂してるのでしょうか?)」

チェリー「……。(だる〜ん」
みなみ「…チェリー?」
チェリー「……。(だる〜ん」
みなみ「暑いの?」
チェリー「くぅん(だる〜ん」
みなみ「どうしよう…」
TV「ここ、○△公園では子供たちが水浴びをし夏の暑さをしのぎ…」
みなみ「そうだ、チェリーちょっと待ってて」

いそいそとみなみが取り出したるはビニールプール
みなみ「私が小さい頃使ってたやつ、これで水浴びしようか?」
チェリー「わんっ!」


チェリー「(ブルブルブルゥ」
みなみ「わっ、冷たいよチェリー、このぉやったなぁ(バシャバシャ」
チェリー「わんわんっ!」
みなみ「ははは、どうだっ…Σはっ!?」
ゆたか「こんにちは、みなみちゃん……えとこの前の宿題を…」
みなみ「……(カァ〜」
ゆたか「楽しそうだね(ニコッ」
みなみ「……////(ボッ!」
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 21:34:21.07 ID:Y7bUq.SO
>>258
なんという普通の話ww
ふゆき可愛いよふゆき

>>260
みなみ終了のお知らせ\(^o^)/
だが萌えた
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 22:21:20.12 ID:AfPLHISO
>>260
和むな〜
みなみ乙ww
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 22:28:49.55 ID:qZ7Q33s0
>>260
みなみwゆかりに見られなかっただけマシだなwww
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 22:41:27.89 ID:hGaF8co0
>>260
はい高翌良です。……翌!?

避難所の話題をここでもしてみる。

おすすめリストに最近のお勧め品を入れようか、と言う話題なんだけど、いかが?
http://jbbs.livedoor.jp/auto/5330/
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/auto/5330/
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/29(火) 22:51:22.42 ID:5H3rk5o0
>>260
いつもどおりに、ゆかりさんに見られるのかと思ったら……。
この無邪気な目撃者は新鮮でいいな。
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/29(火) 23:13:51.58 ID:7.luig60
>>264
追加するのは良いと想うが、しかたというか、そういうのははっきりさせた方がいいな。
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/30(水) 00:42:00.68 ID:jm.d3.Ao
>>260
色塗ったり、背景描いたりする気力はなかった! なかったorz
http://imepita.jp/20080730/022060
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/30(水) 00:48:39.65 ID:rfo/30Eo
>>267
仕事がはやすぎ……。
GJ
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/30(水) 00:50:18.34 ID:k1rmIRMo
これは萌えざるを得ない
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/30(水) 12:26:55.70 ID:Zf9UWQSO
こなた「ふぁ、おはよ〜かがみ」
かがみ「おはよ……って、あんた目が真っ赤じゃない! また徹夜でネトゲーしてたんでしょ」
こなた「まぁね(=ωq)」ゴシゴシ
かがみ「あ、擦っちゃだめよ! まったく……ほら、目薬してあげるから上向きなさい」ピチョン

こなた「ん……ありがとかがみ」
かがみ「暫く目ぇ開けちゃダメよ?」
こなた「分かってるって、でもこれじゃあ前が見えなくて歩けないよ」

かがみ「じゃあ手を繋いであげるから、離すんじゃないわよ」
こなた「うん♪」


つかさ「…………」


つかさ「というわけで、最近お姉ちゃんが私に構ってくれないの……」
みゆき「そうですか、もしかしたらかがみさんには泉さんのお母様の霊が宿っているかも知れませんね」

つかさ「そっかー!」ダッ
みゆき「もちろん、冗談です――って、つかささん?」



つかさ「初めまして、こなちゃんの友達の柊つかさっていいます」ペコリ
かがみ「つかさ、それは何の真似?」
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/30(水) 12:38:33.83 ID:/zNXvqE0
そうだ!
どうせ聞こえるなら、聞かせてやるわ!
こなた!
好きよォー! こなた! 愛しているのよ! こなたァー!
陵桜学園で出会う前から
好きだったのよ!
好きなんてもんじゃない!
こなたの事はもっと知りたいのよ!
こなたの事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
こなたを抱き締めたいのォ!
潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
心の声は
心の叫びでかき消してやる! こなたッ! 好きだ!
こなたーーーっ! 愛しているのよ!
私のこの心のうちの叫びを
きいてくれー! こなたさーん!
一緒の学校に通うようになってから、こなたを知ってから、私は君の虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! 私に振り向いて!
こなたが私に振り向いてくれれば、私はこんなに苦しまなくってすむんです。
優しいあんたなら、私の心のうちを知ってくれて、私に応えてくれるでしょう
私はあんたを私のものにしたいのよ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でもこなたさんが私の愛に応えてくれれば戦いません
私はこなたを抱きしめるだけです! あんたの心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心からあんたに尽くします! それが私の喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
こなた! あんたが学校の屋上に素っ裸で出ろというのなら、やってもみせる!

こなた「……バカ!あのバカぁー!あいつ!なんてこと怒鳴ってるんだ!あいつぅー!」
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/30(水) 12:39:58.17 ID:Zf9UWQSO
キンゲかよww
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/30(水) 17:39:59.04 ID:jm.d3.Ao
レスthx!


>>270
ねーよつかさwwwwww

>>271
なんて純粋な変態w
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/30(水) 17:42:53.11 ID:G1QxoQAO
最近変態かがみを良く見る気がする…黄色いリボンの呪いか
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/30(水) 18:12:07.98 ID:Wi7ysz.0
リボンの呪いはリボンへと感染するという……
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/30(水) 18:30:02.40 ID:.eXr03go
ゆたか「……!」
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/30(水) 18:50:07.48 ID:NLFGLcDO
>>276
こなた「ゆーちゃん♪」
ゆたか「こなたおねーちゃん♪」
かがみ「ちょっとゆたかちゃん!こなたは私のものよ!!」
つかさ「そうだよ!こなちゃんはお姉ちゃんのモノだ!!」
ゆたか「ふぅん……こなたおねーちゃんはどっちがいいの?」
こなた「ん?んー……ゆーちゃんかな。はぅ♪」
かがみ「!!!」
ゆたか「だって、かがみ先輩」
かがみ「そんな……だって、こなたはつかさの……」
つかさ(……もしかして……力がゆたかちゃんにも……!?)
 
 
とか浮かんだ。
278 :逆転の発想2008/07/30(水) 21:10:55.81 ID:w6XzymI0
>>104さんに便乗
「メールです、ご主人さま」
「んっ?メール?」
かがみはそのメールを見る。

「本日中に(2008年7月30日)300レス達成であなたの願いを叶えます」
「?どういう事?」
かがみには理解できなかった。
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/30(水) 21:11:43.41 ID:w6XzymI0
>>277
黒いよゆーちゃんwwww
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/30(水) 22:19:02.93 ID:EaycvMSO
>>270
みwikiさんへよくも悪くも純粋なつかさに冗談はやめましょう

>>271
こなた涙目wwwwww

>>274
最近はニコニコにもへんたいかがみさんが感染してるからこまるww

>>277
ゆーちゃんwwwwww
みんなに愛されるなこなたww
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/30(水) 23:40:30.79 ID:tfaoQ360
投下しますね。3レスほどもらいます
282 :峰岸あやのと世界[saga]:2008/07/30(水) 23:42:55.92 ID:tfaoQ360
「違う」
言葉にするつもりは無かったが、それは自然と彼女の口から零れていた。
もう一度、今度は意識して、呟く。
「違うわ……こんなの」
彼女をよく知る者が見たとしたら、この光景、かなり異様なものとして映るだろう。
微笑みを絶やさず。例え怒ったとしても、悲しんだとしても、そこからある種の――非常に曖昧だがこう言う他無い――"明るさ"が失われることは無い彼女の顔が。
今は、曇って、雲って、曇りきっている。
ヲタグッズを取り上げられた泉こなたでもこんな顔はしないだろう、と思えるほどの表情で、独り言ちている。
何故、彼女――峰岸あやのが、このような"らしくない"状態に陥っているのか。
話は、朝まで遡る。

――

その日は、いつもと変わらない始まりだった。
普段通りの時間に目覚め、普段通りの時間に家を出て、これまた普段通りの時間に学校に着く。
しかし、そこから先が、普段通りとはいかなかった。
朝のホームルーム。それが始まる時間になっても、柊かがみが教室に姿を現さない。いや、それだけならばまだ普通の延長に過ぎない。誰だって、学校を休むことくらいある。
何となく、彼女は隣にいた日下部みさおに問いかけた。
「柊ちゃん、風邪でもひいたのかしら?」
それに反応したみさおの顔には、驚きと疑問を足して足しっぱなしにしたような、何とも表現し難い表情が、貼り付いていた。
「柊? 誰だ、それ」

それが、おかしな世界の始まりの、合図だった。あるいは、おかしな峰岸あやのの、始まりだったのだろうか。
283 :峰岸あやのと世界[saga]:2008/07/30(水) 23:44:20.12 ID:tfaoQ360
>>282


流石に、動揺を隠すことは出来ない。それでも、何でもないわ、と繕うことには、彼女は辛うじて成功した。
みさおが訝るような視線を彼女に向けているが、それを気にしている余裕などあるわけも無く、彼女は混乱した頭で、それでも状況を整理し始めた。
見れば、かがみの席――かがみがいるべき場所も、無い。
親友が消えた。そしてもう一人の親友はその存在を忘却している。当然、原因なんて分かるはずもない。
状況は芳しくない。と言うよりは、全く常軌を逸してしまっている。逸しすぎて、現実感が欠片もない。親友の消失を悲しむ気持ちすら、彼女は感じなかった。
最早、非現実だとか夢物語だとか、そう形容しても差し支えないレベルの話。そんな中で、まともな感覚を維持しろという方が無理な話なのかもしれない。
目下、彼女にとっての最大の問題は、自分だけが異常を感じている、ということだ。それは即ち、渦中――そのど真ん中にいるのが、彼女だということ。
人が一人消えた、にも関わらず世界は、彼女に「お前がおかしい」と言わんばかりに、普通に動いている。
ここにいなければならない、否、"ここにいなければ話にならない"人間がいない。なのに、彼女以外は平然としているのだ。
悲劇のヒロインなんて――いや、例えそれが喜劇や惨劇であったところで、「主人公」などというポジションは決して彼女のものではないのに。
裏方志向で、裏方思考で、裏方嗜好。それが峰岸あやの。そんな彼女にとっては、何よりも度し難い状況。

「自分が中心にいる」

その現実は今、彼女を取り巻く非現実を超える重みで、彼女を困惑させていた。


ホームルームが終わってから、彼女はB組へと向かった。授業が始まるまでには、五分ほど時間がある。
藁にもすがる、というのはこういうことなのだろうか。泉こなた達がかがみを覚えていれば、それだけで彼女はそれなりに救われる。かがみが存在しているという希望も、消えない。
もっとも、かがみが存在していれば、それはそのままみさおが記憶を失っているということを示すわけで、簡単に「希望」などという言葉をあてることは出来ないのだが。
それはともかく、こなた達とコンタクトを取ろうというのは、間違った選択肢ではないだろう。かがみと、いちばん近くにいた人物であることは、間違いないのだから。
しかし、彼女の微かな期待は、あっさりと裏切られた。
泉こなた、柊つかさ、高良みゆきの三人は、柊かがみという人を知っているか、というあやのの問いに対して一様に首を横に振った。

「なんて……ご都合主義的なのかしら……」

三人と別れ、廊下を歩きながら、彼女はぼやく。
親友が消え、頼ることが出来る人間もいない。自身で、何とかしなければならない。
このような展開、今日日小説や映画でもお目にかかることは滅多にないだろう。そんなものを、「今起こっていること」として目の当たりにしている彼女の心中は、察するに余りある。
どれだけ現実離れしていようと結局現実は現実でしかなく、現実が現実である以上逃げることは許されない。
「私が、何をしたっていうの? 私に、何をしろっていうの?」
誰にも聞こえないように、彼女はそう、呟いた。
284 :峰岸あやのと世界[saga]:2008/07/30(水) 23:45:55.98 ID:tfaoQ360
>>283


――

そうして、今に至る。
真面目な彼女はこんな状況でも授業はしっかりと受け、昼休みを利用して、屋上に来ていた。
無論、飛び降りるためなどではない。静かで、思索するには最適の場所だろう、という判断からだ。
実際その判断は間違ってはいなかったのだが、憎たらしいほどに青い空が、彼女の心を乱していた。
かがみがいなくなっても世界は何も変わっちゃいない、それが、痛いほどリアルに感じられる。
それでも、「どこにいても気持ちが沈むことに変わりは無いから」と考えて、彼女はその場に留まった。
時間が経って混乱していた脳が正常に機能し始めたせいか、今更になって、喪失感のようなものに、彼女は襲われていた。
親友なら真っ先にそんな感情を抱くべきじゃないのか。そんな心の声に、胸が少し痛んだが、彼女は強引にその声を無視した。
そしてまた、現状を反芻する。理不尽だ、という思いだけがこみ上げてくる。

「違う――違うわ……こんなの」

何が違うのかは分からない。ただ、何もかも違うということだけは、彼女にははっきりと分かる。
それで十分だった。それさえ分かっていれば、自ずと選択肢も見えてくる。
即ち、正すか、放置するか。
もっとも、このような超常現象をどうにかするなどということは不可能に近いし、その上それは彼女の対極にある「主人公」というものを地で行くようなもの。
ならば後者か、というと、それだって軽々しく選べるようなものじゃない。
現状を放置する――それはとどのつまり、親友をきれいさっぱり忘れて、何も知らないふりをして普通の女子高生を演じる、ということなのだから。
忘れることは覚えていることよりも難しい、そんな当たり前のことを持ち出すまでもなく、親友を忘れてしまおうと考えられるほど、彼女は薄情ではない。
――手詰まり。端的に言うなら、そんなところだろう。目の前に二筋の道はあれど、その両方が、塞がれている。
みさおだったら、不可能だとか可能だとか、そんなものは度外視して前者を選ぶのだろう。
彼女も、出来ることならそうしたかった。しかし、それは彼女にはあまりにも、重すぎた。
なんだかんだと御託を並べたところで結局、彼女には、世界と積極的に関わることが、出来ないのだ。例えそれが、親友と関わることであっても。
別にそれは責められるべきことではない。それもまた、仕方のないことだ。
誰もが、世界を形作る歯車になれるわけじゃない。世界を動かせる、わけじゃない。
「ごめんね、柊ちゃん。私には、待つことしか出来ないわ」
帰って来そうにない人間を、ただ待つ。それも、相当に辛いことではあるだろうが、それ以外を、彼女は選べない。道なき道を、進むしかない。
その名残すらも失われた存在を、忘れることが出来ないまま。呆れるほどに曖昧な時間を、過ごすことになるのだろう。
前を見据えるでもなく。停滞するでもなく。今にも消えそうな希望だけに支えられて。
あるいは、あっさりと忘れてしまうのだろうか。その方が、彼女にとっては幸せかもしれない。
いずれにせよ、世界は何も変わらない。そう、変わらないのだ。

空を見上げた彼女の瞳いっぱいに、青色が、映りこんだ。
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/30(水) 23:48:42.20 ID:tfaoQ360
以上です
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 00:04:45.56 ID:1zVh4Yk0
>>278
「残念でした」
もう一通メールが来た。そこにはそう書かれていた。
「関係ないわよ…そもそも私は神なんて信じていないから」

次の日

「あっ…あのね、こなた…私はこなたの事が」
「ごめんね…かがみ…私にはゆーちゃんがいるんだ…」
「えっ?」
「ごめんね…かがみ…ごめんね…」
そう言ってこなたはかがみの後ろで待っていたゆたかの元に走って行った。
かがみは、ショックのあまり両膝を地上につけた。

終
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 00:43:03.14 ID:vCpqcMAO
>>285
どんな感想を書いたらいいのかわからん…

>>286
全力でレス数稼ごうと話考えて挫折したのは秘密だ
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 01:11:09.60 ID:vCpqcMAO
むしゃくしゃしてやった
自分の書いた話だから反省はしない

>>237


ビシュゥッ!!


男A「が……ぁっ」バタッ
吉田「な――何? なんなのよこれ!?」


みゆき「い……一体何が……」
こなた「この銃痕、まさか……」

吉田「何やってんの!? 早くそいつを――」

ビシュッ バシュゥゥ

男B「ぎゃあ」
男C「ぐわっ」バタバタッ


???「もてなしが過ぎるぜ。レディのエスコートは1人でやるもんだろう」


吉田「あ、あんたはまさか……!」


こなた「コブラ!!」



コブラ「よせやい。俺はただの通りすがりのカワイコちゃんの味方さ」




こう「出番オワタ」
ひかる「つーか人死んでるんだがいいのかアレで」
ふゆき「終わりよければすべてよし、ですよ?」
こう「あれ、終わりいいんだ……」
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/31(木) 01:48:35.75 ID:oJ4ghRM0
>>282-284
他に主人公が存在しているのに、何かの手違いで脇役が真実を知ってしまったら?
そんな場合の物語のような感じだった。今回はその主人公がいないわけだけれど。
うーん。確かに普通は行動できないだろうね。
他に主役がいたのなら、きっと彼女も活躍できたと思うけれど……。一人ではこれが限界なのかな。
ところで、回想形式で現在に至るまでの経緯を説明するのは、やめた方が良かったと思う。
このパターンを使っている話が多すぎるような気がするんだ。
既に事件が起こっている冒頭で興味を持たせ、それまでの経緯を説明する。
これだと冒頭部分から逸脱することが出来ずに、辻褄合わせを読むことになる。
以前のコンクール作品でこの例外とも言える話を読んだけれど、ほとんどの場合はそうならない。
一つの文をしっかりと読まず、キーワードを拾って読み進める速読形式で話を追いかける事すらあり得る。
折角きちんとした描写をしているんだから、余程の必要が無い限りは普通に書いた方がいいと思う。
それと、これは個人的な好みの問題だけど、最後には事件の解決する可能性を匂わせて欲しかったな。
あやのが何もしていないつもりでも、かがみの不在を知っている事で僅かに歪みを生み、変化が起きるとか。
290 :灰色[saga]:2008/07/31(木) 02:22:45.07 ID:oJ4ghRM0
私達は入り口で手を消毒した後、ノックをしてから病室に入った。
ゆたかが入院している部屋は個室になっていて、他の患者との交流は無かった。
それは彼女にとって寂しいのかもしれないし、気が楽なのかもしれない。
ただひとつ確かなのは、ナースコールを押せずに苦しみ続けるという危険性があることだけだ。
私達が見舞いに来ると、彼女は笑って出迎えてくれる。
「いらっしゃい。みなみちゃん、ひよりちゃん」
「こんにちは。元気そうだね、ゆーちゃん」
ゆたかと田村さんが名前で呼び合うようになったのは、ゆたかが入院してしばらく経ってからのことだった。
その瞬間に居合わせなかった私には詳しいことはわからない。
私が遅れて病室にたどり着いたとき、すべては終わってしまっていた。
二人は顔を赤くして笑っていて、とても仲がよさそうに見えて、私は軽い嫉妬を覚えた。
もちろんそれは些細なことで、私が未だに田村さんのことを苗字で呼び続けていることとは関係が無い。
無い。
「お邪魔します、泉先輩」
病室にもう一人いることに気がついた私が挨拶をすると、先輩は折りたたみ式の椅子から立ち上がった。
「いつも来てくれてありがとう。私は席を外しているから、ゆっくりしていってね」
私は先輩の背中を見送りながら、ゆたかと二人で話をしていた所に割り込んでしまったかもしれないと思った。
そんな不安げな顔に気づいたのか、ゆたかは私を見て笑みを浮かべた。
「漫画を買いに行きたいと言っていたのに、私が無理を言って引きとめちゃってたんだ」
「へえ。じゃあ、今頃は本屋まで走って行ってるかもね」
もちろん、彼女の言葉は嘘だとわかった。
ゆたかがそんな事を出来ないことも、先輩がそんな事を言えないことも、とっくに理解できていた。
それでも騙されたふりをして、私は笑う。
笑顔には自信が無いのだけれど、ゆたかの前では自然に笑うことが出来た。
彼女の性質がそうさせるのか、あるいは、ゆたかと過ごした時間が私を大きく変えたのかもしれない。
「……雪だ」
田村さんの声を聞いて、私達は窓の外を眺めた。
灰色の空には小さな白い花びらが舞っていて、少しの間だったけれど言葉を失った。
「珍しいですね」
みゆきさんが言った。
……違う。彼女はここにいない。
私は視線を病室の内部に戻し、部屋には三人だけしかいないことを確かめると再び雪に目をやった。
今度は美しさを表現する言葉を失う事はなかった。
幻想的な光景は四角い窓に切り取られて存在を続けている。
「ねえ、これは夢だよ?」
誰かが言った。ゆたか、たぶんそうだ。
当然だ。身篭ったわけでもないのに、ゆたかが入院をするような事があっては困る。
私は困らないけれど、息が出来ずに私は死ぬ。
苦しくて、怖い。
「泉先輩のお母さん、亡くなってるんだよね」
私達の誰かが言った。いや、私が言ったのかもしれない。
「だけど、ゆたかとは血が繋がっていない。だから病気の因子が遺伝するようなことはありえないよ」
そうだね、と言って笑った。誰が?

「悲劇のヒロインに憧れる気持ち、よくわからないんだ」
みなみが言った。
「当たり前だよ。誰だって、不幸にはなりたくない」
私はみなみを見つめながら言った。
「でも、きっと命があと僅かだって知っていたら、いろんなことが特別になる」
ゆたかは私を見つめながら言った。
291 :灰色[saga]:2008/07/31(木) 02:23:40.63 ID:oJ4ghRM0
「特別?」
田村さんはスケッチブックを手にしていた。右手には鉛筆。スケッチブックは左腕で支えている。
彼女はしきりに手を動かしながら、ゆたかに訊ねた。
何かのデッサンでもしているのだろう。
モデルにされていると感じ取ったのか、ゆたかは顔を動かさずに声だけで答えた。
「うん。夏祭りや花火とかだけじゃなくて、日常のあらゆることが特別になる」
それは素敵なことだよね。
「私は首を振った。」
違うよ、それは余命僅かだから特別になるわけじゃない。
本当は全てが特別なのに、私達がそれに気がつけていないだけなんだと思う。
「私がそう言うと、ゆたかは寂しそうに目を閉じた。」
ひどいよ、みなみちゃん。
ちょっとくらい、病気で良いこともあったんだと思いたかったのに。
……ごめん。
「私が頭を下げると、田村さんが近づいてきた。」
「完成したよ、と彼女は言った。」
二人の言う、特別なもの。これなら両方に当てはまらない?
「差し出されたスケッチブックを私は見る。」

いつもどおりの笑顔の三人。
白い世界の上にはその十二文字と、私達の大雑把な輪郭だけが描かれていた
「変化があったのにいつもと同じだって事は、やっぱり特別なことなんだよ」
鉛筆をペンケースに仕舞いながら、田村さんは言葉を紡ぐ
「いつもどおりであるという事が特別になる。元からそれは特別なんだけれどね」
彼女は照れたように頬を掻くと、私達を交互に見た。
「うまいことを言おうと思ったんだけど、やっぱりそういうキャラじゃないね。私は」
私はそれを否定も肯定もしない。ゆたかも同じだった。
「ところで、この夢の意味は?」
思い出したようにゆたかが言った。
「夢に意味なんて無いよ」
私はそう言ってみたけれど、本当にそうだろうかと考え直した。
脈絡の無い会話に、大きな矛盾。そんなものを抱える夢にも、意味はある?
わからない。どちらでもないと答えて、誤魔化してしまいたい。
小説や漫画ならば、夢が何かを表現することはありうる。
主人公の心情を表していたり、予感、予知、気づいていない心の本音、妄想。
けれど、この世界はそのどれでもないような気がする。
考えても無駄なのかもしれない。夢を使った精神診断ほど当てにならないものも無い、と本で読んだ事がある。
たとえば、泉先輩が病室を後にしたこと。
私が先輩を疎ましいと思っているとも考えられるし、先輩自身ではなく、ゆたかの家族についてかもしれない。
ゆたかが暗い考えに囚われるのは――いや、そもそもネガティブだっただろうか?

「わからないことは、わからないままにしておけばいいよね」
私か田村さんがそう言った。もしかすると、ゆたかが。
「だけど、もしも夢じゃなかったら?」
何気ない調子で不安を口にしたことを、私は後悔した。
言葉になった不安は生き物のように動きと命を持って、私達を撫で回す。
これが夢ではないとしたら、ゆたかが命の危機にあるということだ。
田村さんは左手の指が動かなくなっていて、私の右足は造り物。
そんな悲劇は夢の中だけで充分で、現実である必要は無い。
全員が黙り込んでしまった病室に、ノックの音が響いた。
292 :灰色[saga]:2008/07/31(木) 02:24:55.93 ID:oJ4ghRM0
「ゆーちゃん。明日はもう手術があるんだから、そろそろ……」
泉先輩はそこまで言って、私達をちらりと見た。
右目だけではなく、私達とは違って本当に失ってしまった左目でも見られたような気がした。
「すいません。随分と長居をしてしまったようで」
「申し訳ないッス」
私達はゆたかに挨拶をして病室から出た。廊下を歩いた記憶はなく、すぐに病院の外に立っていた。
「泉先輩からの生体肝移植かぁ……。他は全員適合しなかったんだっけ?」
「さあ。本当に肝臓がおかしくなっているのかすら、私達にはわからないから」
自動販売機の前まで来た私達は、それぞれ温かい飲み物を買った。
「それにしても、泉先輩はすごいよね」
田村さんは右手で缶の側面を持ち、左手の指でプルタブを持ち上げながら言った。
「私達にはあそこまで出来ないもん」
「……確かに。でも、私達の嘘も、先輩の痛みも、ゆたかにとっては辛いだけかもしれない」
私の言葉に田村さんは笑いながら頷いた。
「そうかもね。少しでも近い立場にいるように思って欲しかったんだけど、自己満足すら出来てないや」
熱い缶コーヒーを一気に飲み干した後、私はその缶を片手で潰した。
丈夫なスチール缶をこんなように扱えるのは夢の中だからで、これが現実ではないという数少ない証左だ。
「本当は違う内容かもしれないけど、今度の手術は成功するかな……」
当然だと言い切って欲しかった。だが、彼女は曖昧に笑ってみせた。
「どうかな。結果を知る前に、この夢から醒めたい?」
どうなんだろう。
私はすぐに答えるかわりに、空き缶をゴミ箱に入れて歩き出した。
田村さんは慌てて私を追いかけてきた。
私はこれが夢であることを知っている。悪夢であることを。
ゆたかがインフルエンザで学校を休んだ日、私の中に生まれた不安がこの世界だ。
もしも、病状が悪化したら。いつまで経っても治らなかったら。
あるいは、風邪やインフルエンザなどというのは嘘で、本当はもっと重たい病気だったら……。
私の不安は際限なく大きくなっていき、ゆたかが学校に戻ってきてからも消える事はなかった。
私が、みなみが抱えてしまったこの不安は終わらない。
だけど、終わらせたければいつでも終わらせる事はできる。
それでも私がそうしないのは、幸せな結末を信じたいからだった。
「きっと大丈夫。ゆたかなら、無事に手術を終えて私たちに笑いかけてくる」
「そうだよね。うん、きっとそう」
恐怖と不安から始まってしまった物語。
一見すると絶望しかないような世界だけれど、笑いも幸せも存在することを私は知っている。
だから奇跡も起こる。必ず起こると言い切ってしまおう。

毎日の夢の中で、私はこの一つの世界でゆたか達と過ごす。
いつかハッピーエンドで終わり、不安はやはり不安でしかなかったのだと気がつく日まで。
この夢が終わったときには、夢の中のゆたか同じように、私も田村さんを名前で呼べるようになる気がした。
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/31(木) 02:27:20.18 ID:oJ4ghRM0
以上で終わりです。
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 07:20:33.78 ID:1dc4d6SO
理解力が乏しい俺には難しすぎてろくな感想が書けないや……
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 09:28:42.46 ID:WFQNeKwo
これは凄いな
たった3レスでここまで「完璧」を書けるもんなのか

惜しむらくは最後の最後で脱字が出てしまったことか
話自体のクオリティが高ければ高いほど目立つんだよな…
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/31(木) 11:36:18.36 ID:oJ4ghRM0
>>295
最後の一行ですか……。確かに「と」が抜けていますね。ご指摘ありがとうございます。
あやうく、直さずにまとめに載ってしまうところでした。
297 :パン焼き機が来た[saga]:2008/07/31(木) 16:52:16.29 ID:oJ4ghRM0
我が家にパンを焼くための専用の機械がやって来た。
つかさが雑誌を見ながら私に話していたのを、お父さんが聞いていたらしい。
家の電話すらダイヤル式の黒電話だというのに、どうしてそちらを優先して買ったのかは謎だった。
忘れられないのは、電器屋から帰ってきた父が嬉しそうにパン焼き機を見せたときの顔だ。
「これで毎日、焼きたてのパンが食べられるぞ」
父が笑顔でそう言ったとき、笑っていたのはつかさだけだった。
かがみとまつりと私、そしてお母さんはこの機械が数週間で使われなくなる事を正確に予測していた。
購入後、初日は説明書と格闘する親子二人の姿があった。
「よくわからない」と言って、私も借り出された。
私の説明を理解してもらえたのか、二日目の朝食には機械で作られた食パンが出た。
スーパーで売っているパンとは明らかに違う暖かさと柔らかさに、作ったつかさ自身も驚いていた。
全員に絶賛されて、その日の朝食は終わる。
おいしかった。また食べたい。
私達が口にした望みどおり、翌日も同じパンが出た。
つかさが言うには材料を微妙に変えてあるらしい。
私にはその微細な味の違いはわからなかったが、おいしかった事にはかわりない。
四日目、五日目、六日目、七日目。
このまま一週間連続でパンが朝食に出るかと思われたが、八日目には味噌汁がテーブルに並んでいた。
「良かった。さすがにこうも連続でパンだと、ご飯が食べたくなるのよね」
私の喜びの声に、何故かお母さんは目を逸らした。
なんだろう、そう思っているとパン焼き機から完成を知らせる音が鳴った。
「えっ、ちょっと。味噌汁を作ったのにパンなの?」
「いのり姉さん、今日はお雑煮だから。食べたい人だけがパンを食べるって事で……」
「お餅が入ってるのなら尚更よ。パンを食べるわけないでしょ!?」
ためらいがちに言うかがみに向かって、私は強い口調で迫った。
「つかさに言っておいてよ。新しい機械が楽しいのはわかるけどちょっとは控えなさい、って」
「…………いのり」
「ん?」
私が振り返ると、そこにはお父さんが立っていた。
「その、すまなかったね。一度試してみたかったんだ」
謝罪の言葉は続いていたが、私はそれを聴くことが出来なかった。
まさかお父さんがやった事だなんて、考えもしなかった。
背を丸めて娘に謝るお父さんを見ているうちに、私は泣きたくなってきた。
「もういいよ」
たぶん、まだ涙は流れていない。
感情の臨界点を超える前に、私はすべてを言葉にしようとした。
「私だって試してみたかった。だけど、つかさが毎日楽しみにしているみたいだから、言えなくって」
お父さんは頷きながら、私の頭に手をのせた。
暖かくて、大きな、昔からよく知っている優しい手。
「八つ当たりなの。姉という立場を気にして遠慮をしてしまう、何も言えない自分が悪いのに」
「そうか……。ごめんな。気づいてやれなくて」
頭を撫でられながら、私はお父さんの腕の中で、とうとう流れ出した涙がおさまるのを待っていた。
社会人になったというのに、こんな些細な事で子供のようになってしまう自分が恥ずかしい。
でも、いいよね。親子だもん。
どれだけ時間が経ったとしても、私がこの人の娘だという事実は変わらない。
298 :パン焼き機が来た[saga]:2008/07/31(木) 16:53:36.58 ID:oJ4ghRM0
私が泣き止んでお父さんから離れようとした頃、誰かが近づいてくる足音が聞こえた。
「おはよう、お姉ちゃん。パン焼けてる?」
台所にやってきたのは、一番最後に起きたつかさだった。
「えへへ。今日はね、ぶどうパンにしてみたんだよ」

その瞬間、部屋の空気が凍った。
そして、私の感情という炎がそれを溶かした。
「お父さん。つかさを庇っていたの?」
「いや、その……。葡萄パンなら新鮮な感じがして、食べられそうじゃないか。なあ、みんな?」
「誤魔化さないで!」
私は服の袖を掴んで、逃げられないようにする。
悲しさを全て吐き出した後の私に同情の気持ちは残っておらず、手加減をする余裕はなかった。
「つかさもよ。逃げようとしないで、ここに座りなさい」
「お姉ちゃん。目が怖いよ……」
そう言いながらも、つかさは大人しく私の傍にある椅子に座った。
「お母さん。お父さんとつかさは、味噌汁にパンを入れて食べたいんだって」
お母さんは私の味方であるらしく、溜息を吐きながらも二つのお椀にパンと味噌汁を入れてくれた。
「二人とも、食べ物を残したりしないようにね」


それから数日が経ち、やはりパン焼き機は物置に封印されることになった。
私も一度は作ってみたが、二度目をやってみたいとは思わなかったためだ。
つかさも反省をしてくれたのだろう。あれからは暴走をすることもなかった。
それどころか「今日の献立はどうする?」と、毎日私に訊いてくれるほどだ。
土曜になり、一家が揃って朝食をとるゆったりとした時間が再び訪れる。
朝の食卓にパンの出ない柊家は今日も平和だった。

終
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 17:02:57.84 ID:eSeOk6w0
あれ?
味噌汁にパン浸して食べるの、結構美味しいよ?
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/31(木) 17:23:45.35 ID:dl/rDrYo
毎日パン類食って飽きたのが問題なんだろ
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/31(木) 18:47:13.36 ID:Ra/8Mxc0
最近、tぴうかコンクールがあってから柊家の出番増えたよね。良いことだ。
いのりが良い味出してて良かったGJ!!
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/31(木) 18:57:31.76 ID:Ra/8Mxc0
こなた「あー、かがみダメじゃないトイレはそっちだよー」
こなた「そこはダメだって、もーかがみは世話が焼けるなー♪」

かがみ「あのさ、ペット飼うのは良いけど人の名前付けるなよな」
こなた「アハ♪」

☆☆☆

かがみ「ならばこっちもこなたの名前付けてやる」ヒヒヒ

かがみ「よーし、こなた良くやった! えらいぞこなた♪」
かがみ「さすが私のこなたね、行儀も良いし、なにより可愛いわ♪」

こなた「ふふん♪」ニマニマ
かがみ(しまったぁー、仕返しのつもりが仕返しになっとらーん!!)
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 19:14:34.63 ID:0TacvYDO
>>302
ポケモンかwwwwww
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/31(木) 19:15:51.57 ID:Ra/8Mxc0
何故バレたwwwwwwwwww
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/07/31(木) 20:01:04.09 ID:0TacvYDO
>>304
いや、持ってるやつだし。
だいぶ前にあった等身大こなた人形のネタも君かい?
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/07/31(木) 20:05:52.63 ID:Ra/8Mxc0
>>305
いや、違う
しいて言うなら等身大かがみチョコをこなたに食べさせるネタを・・・
ライチュウ可愛いです
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/31(木) 21:02:36.15 ID:P2b14cDO
‐ゆーちゃんのリボン‐
ゆたか「おはよう、みなみちゃん」
みなみ「おはよう、ゆたか」
ゆたか「?、どうしたの?なんだか今日は元気ないよ?」
みなみ「そう?いつもどおりだけど…(実は昨日ちょっと凹んだんだけれどゆたかの前では元気でいなきゃ…)」
ゆたか「う〜ん、そっか、気のせいみたい、でも気を付けてね?元気が一番だよみなみちゃん!」
みなみ「う、うん…」
ゆたか「さぁ今日も学校学校!」
みなみ「……。」
ゆたか「どうしたのみなみちゃ〜ん、置いてっちゃうぞ〜!(ニコッ」
みなみ「あ、うん、ごめん」

♪元気な君が好き〜今は遠くで見てるよ、笑顔がううん君には、やっぱり似合ってる〜

みなみ「(ゆたかの笑顔に負けないように私もがんばらなくちゃ!)」
ゆたか「そうそう、昨日ねこなたお姉ちゃんが…」

らき☆すた
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/07/31(木) 21:24:10.50 ID:HDF6bwAO
ななこ「久保田(笑)」
309 :連絡[saga]:2008/07/31(木) 23:43:57.35 ID:oJ4ghRM0
避難所にて、2-3レス程度の物の分類とおすすめリストの更新についての話し合いが行なわれています。
分類に関しては、携帯から閲覧できない方のためになるべく早めに作業に移りたいと思っています。
今のところ避難所の「まとめサイト・コンクール全般」の333の案で分類する予定です。
反対意見のある方は、早めに意見をお書きください。
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 01:30:48.36 ID:9nj2PAAO
◇お泊まり的シチュ

ペーチュンチュン


やまと「……朝か」

こう「zzz……」

やまと(2人並んで寝るのなんて修学旅行以来ね……)


こう「うぅん……」ゴロ
やまと「ちょっ(寝返り!? なんで抱き付くように寝返り打つのよ!)」
こう「zzz……」
やまと「ね、ねえ……くっつかれると暑いから――」
こう「ムニャ……やまと〜……ずっと親友だよ……」
やまと「……」
こう「zzz……」


やまと(ま、いいか……)



◆

こーちゃんとやまとってらきすたキャラの中でも友情の固さはトップクラスだと思う
背景コンビとの2強って感じ

やっぱり時間って大事だよ
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/01(金) 06:32:25.90 ID:T1O7LQDO
こなた「ゆーちゃん、はいこれ」
ゆたか「わっ! かわいいぬいぐるみ……」
こなた「UFOキャッチャーで取ってきたんだ」
ゆたか「へー……ありがとう!」
こなた「いや、まぁ……」
ゆたか「え?」
こなた「10000円かかったけど」
ゆたか「ふ、増えてる!?」
こなた「あー、こないだは6000円だったもんね。もうUFOキャッチャーだけでかなり使った計算になるのか」
ゆたか「なんで、そこまでして……」
こなた「ナイショ♪ じゃあ私、部屋に戻ってるから」
ゆたか「……?」
 
 
 
言えるわけ、ないじゃん。そんなの。
 
 
 
ゆたか「こなたおねーちゃん、いつもいろいろありがとー」
こなた「あっはっは。ゆーちゃんのためならなんでもするよ。他になにか欲しいものある?」
ゆたか「んーとね……こなたおねーちゃん!」
こなた(来た!)
こなた「ゆーちゃん、ちょっとついてきて」
ゆたか「え? うん……」
 
 
ゆたか「ねえ、おねーちゃん。台所なんか漁って、何やって……」

ドス!

ゆたか「……え……?」
こなた「はぁ……はぁ……こ、これで私は……永遠にゆーちゃんのものだよ……」
ゆたか「こなたおねーちゃん!?」
こなた「私……ゆーちゃんのことが本当に好きだった……他の人に……身体を預けたくなんか……」
ゆたか「しっかりして! こなたおねーちゃん!!」
こなた「……私は……ゆーちゃんのために死ぬ……だから……私は……永遠……に……ゆーちゃんの……モノ……」
ゆたか「いやあぁああああぁぁあぁああ!!」
 
 
 
逆ヤンデレ
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 18:32:56.27 ID:BNERwmI0
つかさ「そっかー」
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 19:05:56.19 ID:BNERwmI0
そういえば以前お題を提供してくれといわれて
こなたが2ちゃんでスレ建てる
ってお題出したけど、どうなったんかいな
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 19:28:15.37 ID:XsyPrsAO
>>313
すいません><
何も思いつかないままうやむやに……
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 19:45:00.01 ID:BNERwmI0
>>314
そっかー
少し期待してたんだぜw
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 19:49:30.64 ID:T1O7LQDO
>>315
んじゃ、新しいお題くださいな。一・二レスで終わるようなやつで。
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 19:56:48.48 ID:XsyPrsAO
ならばお題は「携帯電話とつかさ」をよろしくお願いします!

ゆーちゃんとぬいぐるみのSSを頼まれたけど、それも同じくうやむやに……
本っ当にすみません……っ
>>311で我慢してください
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 20:03:51.20 ID:BNERwmI0
あまりの暑さに頭がイカレて変な現象を見てしまうつかさ

難しいかもね
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 20:06:15.16 ID:T1O7LQDO
>>317
俺のやつだがなwwww
 
とりあえず両方頑張ってみるわ
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 20:14:39.93 ID:BNERwmI0
wktk
この「wktk」って久しぶりに使ったなwww
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/01(金) 20:17:09.78 ID:bEmhEAAO
流れちゃうのは勿体無いから、>>313のお題貰っちゃっても良いかな? ちょうど何か書きたいと思ってたとこなんだ
322 :つかさと携帯電話2008/08/01(金) 20:21:20.53 ID:T1O7LQDO
○月×日
今日、新しい携帯電話が来ました。
前回は排水溝に落としちゃって……今度は落とさないぞっ

○月○日
今日は早速こなちゃんとゆきちゃんの電話番号とメールアドレスを交換しました。
でも、『バルサミコ酢』っていうアドレスはわかりやすいかなぁ。あとで変えてみよう。

○月□日
こなちゃんの勧めで、メールアドレスを『巫っ女巫女にしてやんよ』に変更しました。
でもお姉ちゃんが猛反対したので仕方なく戻しました。こなちゃん、ごめんね……

○月△日
バルサミコ酢の待ち受けを見つけたので変更しました。
やっぱりバルサミコ酢は見てて飽きないなー。バルサミコ酢色の携帯とか出ないかな?

○月☆日
 
 
 
 
 
かがみ「あの子ってば最初は張り切るんだけどねー」
こなた「またもたなくなったんだ。もうちょい持続できないのな、日記にしろ携帯にしろ」
 
みゆき(あの……それよりもまず話し合わなければいけないことがあるのでは……?)
 
 
 
これが限界……orz
しかも微妙にお題から外れてる気がする……
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 20:27:45.84 ID:BNERwmI0
>>321
どうぞどうぞ

>>322
お酢厨www
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/01(金) 20:50:33.39 ID:bEmhEAAO
>>322
みっこみこもバルサミコ酢も大して変わんねえwwww

>>323
サンクス
325 :暑さでイカれたつかさ(?)[sage]:2008/08/01(金) 21:10:34.99 ID:T1O7LQDO
私達夫婦は食事当番が決まっていません。早く帰ってきた方が早く作るということになってます。
早く帰るのはたいてい私。だけどお料理は好きだから私は早く帰りたいんです。
それに……あの人だったら私の料理をなんでも「おいしい」って言ってくれる。だから早く帰って料理を作って、おいしいって言うあの人の笑顔が見たいんだ。

……うん、家に灯りはついてない。まだ帰ってきてないみたい。
鍵もかかってる。やっぱり私が先だね。
えと……鍵、鍵……あった。

つかさ「ただいま〜」

まあ、誰も答えてはくれないんだけど……

???「お帰りー。遅かったネ」
つかさ「え!?」

な、なんであの人の声が!?

???「えへへ、びっくりしたでしょー。つかさを驚かせるために灯りを消してたんだ」
つかさ「もうっ、こなちゃ〜ん!!」

さて、紹介します。
この人は、女の子なんだけど私のために男の子になってくれた、泉こなた。
こなちゃんのおかげで、私達は今こうやって夫婦になれたんだ。
 
 
 
 
 
かがみ「つかさ……つかさぁ……」
こなた「……つかさが熱中症で倒れてからもう二週間……早く起きてよぉ……」




やっぱりちょっと違う……orz
326 :3182008/08/01(金) 21:20:26.87 ID:auylHgSO
>>325
うぅーむ、やっぱり難しいお題だったね……
現象というか夢じゃんww
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 22:21:54.81 ID:hPujyQDO
中学を卒業してから迎えた初めての春、高校生、女の子、連絡用に…そんなただおの心配で携帯を持たされた柊姉妹
プルルル…
かがみ「はい、もしもし?なんだ日下部か、なに?うん、うん、うーん」
つかさ「お姉ちゃんもう携帯に友達の電話番号が入ってるんだ…私は…」
【登録件数5件】
お母さん、お父さん、まつりお姉ちゃん、いのりお姉ちゃん、お姉ちゃん
つかさ「……はぁ…。」

そんな時、私はこなちゃんに会ったんだ…

こなた「だいじょぶ?まったく危なっかしぃ外人だよねぇ、ま、私の無限コンボにゃ負けるけど」
つかさ「あ、ありがとう(この子なら聞けるかな、携帯番号…)」
こなた「んじゃね、また襲われないように気を付けなよ〜」
つかさ「あ、あの…」
こなた「……(テクテクテク」
つかさ「あ、あのっ!」
こなた「ん?まだなんか用?」
つかさ「あ、あの、よかったらその…」
こなた「?なに?」
つかさ「えと…」
取り出した携帯を優しく包んでいた手はだんだんと緊張を現していった
こなた「(携帯握り締めてなにしてんのこの子、Σっ!あぁ、そっか)ねぇ、携帯番号交換しようよ、またいつ襲われても私が助けてあげる」
つかさ「え…あ、う、うん!」

つかさ「で、家族以外で初めて登録したのはこなちゃんなんだぁ」
かがみ「でもこいつ携帯すぐどっかやって放置するでしょ?連絡つかないじゃない」
こなた「むぅ、失敬な、放置じゃないよ、私はかわいい携帯に旅をさせて」
かがみ「携帯が旅?あのねぇ…」
こなかが「ぺちゃくちゃ…あーでもない、こーでもない」

つかさ「……。」
【登録番号06、こなちゃん】
つかさ「えへへ」
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 22:34:50.50 ID:v8W9aVw0
>>327
こなたが空気読めてるw

>>313のが書けたので投下しますね
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/01(金) 22:38:13.14 ID:v8W9aVw0
「んー」
泉こなたは、悩んでいた。
2ちゃんねるの一角、ニュース速報(VIP)に入り浸るようになってから早二年。
そろそろスレでも立ててみようか、そう思い立ったはいいがなかなか行動に移せない。
無論、彼女は「叩かれるのではないか、レスが付かずに落ちるのではないか」などと不安を感じるほどにセンシティブな感性を持ち合わせているわけではない。
納得のいく本文・スレタイが思いつかないのだ。
かれこれ二時間は、ネタの捻出に力を注いでいる。
「その情熱をもっとまともな方向に向けろ」、かの薄紫のツンデレなら恐らくはこんなことを言うのだろう。何に情熱を注ぐかは人の勝手だ、という気もするけれども。
兎にも角にも、「二時間考えてどうにもならないんじゃ、あと十時間考えてもどうにもならないだろう」、そう考えて、彼女はアプローチの仕方を変えてみることにした。
即ち、三人寄れば文殊の知恵。一人で考え込むことほど愚かなことはない。
「ねーお父さん」
「何だ? こなた」
泉そうじろう。泉こなたの父親にして泉こなたを所謂「オタク」に仕立て上げた張本人。"その道"に関しては誰にも引けを取らない筋金入りのヲタ。
しかし、彼女は別に何らかのアドバイスを貰おうとしているわけでは無かった。一人で考え込むのは愚行、とは言ったが、結局最終的にネタを出すのは自身。
彼女はただ、「参考」を得ようとしているだけだ。
「お父さんはVIPでスレ立てしたこととか、ある?」
「もちろん、あるぞ」
ここまでは、彼女の予想通り。この人がスレ立てをしたことが無いはずがないと、彼女は分かっていた。
ここからが、本題。
他の追随を許さぬほどのヲタで、そして、小説家としてそれなりの成功を収めている彼が立てたスレとは、一体どんなものなのか。
そこに、何らかのヒントがあるかもしれない。それに、彼女は期待したのだ。
「じゃあさ、いちばん最初に立てたスレって、どんな感じ?」
「確か……ちょっと待ってくれ、今思い出す。えーとだな……あ、あれだ、"ロリ巨乳は邪道"。本文は――」
「邪道なのはあなたの脳髄だ」
思い切り、言い放った。
全力で、彼女はそうじろうの台詞を遮った。遮らずには、いられなかった。
予測出来ない台詞だったわけではない。
この人ならそういうことも有り得るだろうとは、彼女も思っていた。しかし、こうもはっきりとそんな変態チックなことを言われると、ああそうですかと黙って聞き流すことはできなかった。
「お父さんてやっぱり、変態なんだね」
「ははは、何を今更」
確かに、今更。彼女は自分の父親がどんな人間なのか知っているつもりだったし、実際彼女の父親は彼女が思っている通りの人間だった。
もっとも、彼女自身も、父親を変態扱い出来るほどにまっとうだとは言えないのだが。まあ、そんなことは些事だ。
ともかく、彼女は曲がりなりにも目的は果たしたわけで。「ま、ロリ巨乳が邪道ってとこには同意しておくよ」と捨て台詞を残し、自分の部屋に戻った。
そして、パソコンの前に座る。もう、立てるスレは決まっていた。
ただ感情の赴くままに、いや、この場合は欲望の赴くままに、か?
いずれにせよ、蛙の子は蛙、ということで。
「ドジっ娘ウエイトレスさんの可愛さは異常……っと。本文は……ただし二次元限定」
カタカタとキーを叩き、そして、書き込みボタンをクリック。――が、弾かれた。
「……まあ、いっか。かがみんに話せばいいや」
こうして、彼女のスレ立ては適当で適当な結末を迎えたのだった。

終わり
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 22:46:21.93 ID:hruT4xEo
アク禁wwwwwwww
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 22:55:10.67 ID:auylHgSO
>>327
これは良いこなたww
ほのぼのするわ^^

>>329
なんというオチww
こなたの、まぁいいやにワロタwwGJ
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 23:26:45.03 ID:auylHgSO
こなた「……」
かがみ「♪♪」ツンツン

こなた「ねぇ、かがみ」
かがみ「ぺったんこね」
こなた「うるちゃい黙れ///!」

つかさ「…………」



つかさ「何でこなちゃんは私より年上なのにおっぱい小さいのかな〜? 本当に高校生?」
みゆき「うふふ、それはきっと……見た目は子供、頭脳は大人。という事でこの学園に入れたのかも知れませんね」

つかさ「そっかー」ダッ
みゆき「もちろん、冗談――って、つかささん?」



つかさ「身体が元に戻ったらこなちゃんのおっぱいって、どのくらいなのー?」
こなた「何が?」
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/01(金) 23:45:36.85 ID:iPqyx8Uo
>>322
次携帯変えたらバルサミコ酢にするw

>>325
変な夢見んなw

>>327
登録したことに意味があるはずだ。たぶん…

>>329
全面的に同意する。邪道!
次建てるときは「【親友が】リアルでツンデレ【俺の嫁】」だ

>>332
またかよつかさw単純すぎるぞwww
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/01(金) 23:49:29.56 ID:w.0yxsk0
>>332
つかさ…コナンを知らないのかwwww
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 08:13:52.84 ID:w5nM3gSO
>>322
なんかよいアドレスに見えてキタww

>>325
何と言う夢wwてか熱中症で長い間意識不明ってありえるのかのう?

>>327
絶対に繋がらないという訳じゃないと前向きに考えるんだ

>>329
【病弱】従兄弟が萌えの塊な件について【純粋】だなww

>>332
だからみゆきさんダメでしょwwつかさにそんな事言っちゃwwよくも悪くも純粋なんだからww
336 :シリーズ化してみる。皆も気軽に書いてくれ^^2008/08/02(土) 11:54:56.87 ID:.kDSboSO
こなた「やっほーかがみーん!」
かがみ「おぅ、こなた」

こなた「かがみ見っけ!」
かがみ「ん、何か用?」


つかさ「…………」


つかさ「何でこなちゃんはお姉ちゃんにべったり何だろう……」
みゆき「ふふ、それはもしかしたら……かがみさんから能力を吸収して、いつか自分がかがみさんになるため。かも知れませんね」

つかさ「なにぃー!」ダッみゆき「もちろん冗談――あれ? つかささん?」


こなた「やっほ、かがみ」
かがみ「おっすこな――」
つかさ「帰れー><」

こなた「え……」



こなた「最近つかさが……ぐすっ」
みゆき「すみませんすみません(-_-;)」
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 11:57:37.63 ID:.kDSboSO
改行し忘れた

×つかさ「なにぃー!」ダッみゆき「もちろん冗談――あれ? つかささん?」

〇つかさ「なにぃー!」ダッ
みゆき「もちろん冗談――あれ? つかささん?」
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 14:41:02.90 ID:iVvDihk0
>>336
つかさは><より>ワ<というイメージがある。
僕が横を通ります。
SP1はもう少しで完成しそうです【ごり押しな部分もあり】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 16:20:28.84 ID:.kDSboSO
俺的に>ワ<はみさおかな
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/02(土) 17:19:32.34 ID:EGJu/FQo
>>336
これ好きだわw
そしてみゆき……確信犯だろwww
341 :夏の暑さにご用心[sage]:2008/08/02(土) 17:30:00.77 ID:EGJu/FQo
「あっつー……さすがにこの暑さで、かがみんちまで自転車こぐのはきついなぁ。……気持ち悪い。ちょっと休憩しよう……」

 09:49

「こなちゃん、遅いね」
「また寝坊でもしたんでしょ。ほっときなさい」

 10:00

「早く行かないと……かがみに怒られちゃうな……」

 10:04

「電話してみる」
「どうせ出ないわよー、家に忘れてるだろうから」

 10:11

「あ……でん……わ……」

 10:12

「おじさんが、こなちゃん9時半ぐらいに家出たって……」
「え……?」
「お姉ちゃん! 探しに行こう!」
「う、うん……」

 10:15 

「――、午前10時半ごろ、12歳前後と見られる少女が路上で死亡しているのが発見されました。死因は熱中症とみられており。現在――」
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/02(土) 17:38:49.26 ID:EGJu/FQo
「心配かけてごめんよー」
「ったく! 人の家に来る途中でゲーセン行くってどういうことよ!」
「いやぁ、すっごい気分悪くなっちゃって、どこか涼しいところを……って見回したらそこにゲーセンがね」
「だったら、電話ぐらいかけてきなさい!」
「家に忘れちゃってねー。気づいたときには対戦中で」
「このバカ!」
「あたーっ!」
「お、お姉ちゃん」
「暴力……はんたぁ〜い……」
「熱中症で死ぬ人だってたくさんいるのよ……人に散々心配かけて……」
「……ごめんなさい」
「もう、いいわよ」
「でも、お姉ちゃんぎりぎりまで心配してなかったよね。どうせ寝坊だーって」
「う……」
「へーぇ」
「そ、それはその、あんたが普段からちゃんとしてないから……その……ごめん」
「よいよい、事実だしねー」
「ね、こなちゃん。アイス作ってあるんだけど食べる?」
「おー! さすがつかさ」
「ちょっ、聞いてないわよ!? 私も!」
「待っててね! 今もってくるからバルサミコアイ酢」
「……かがみ」
「大丈夫……あんたは一人じゃないわ」
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/02(土) 17:43:59.15 ID:EGJu/FQo
帽子を忘れ、風邪気味で、朝ごはん抜きで、寝不足で、クーラー効いた部屋から外に出て
30分ほど自転車に揺られたら死にそうになりました('A`)
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 17:45:40.51 ID:iVvDihk0
>>342
すげえ!!このニュース15分後の未来の事を言っている。
てかバルサミコアイ酢ってwwwwww
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 17:56:01.93 ID:84JdSoDO
マジだwwすげぇwwww
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 17:57:03.26 ID:84JdSoDO
ところで>>338の『SP1』って何や?
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 17:59:10.29 ID:.kDSboSO
>>342
騙されたwww
やっぱ心配性のかがみは萌えるなー^^

ところで何が15分後の未来なんだ(´・ω・`)?
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 18:02:34.59 ID:84JdSoDO
>>347
10:15に10時半のニュースをやってる
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 18:24:10.59 ID:iVvDihk0
>>348
えっ?あの途中の時刻表示って現在の時刻じゃなかったんですか?
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 18:29:33.06 ID:84JdSoDO
>>349
現在の時刻ですよ?でも10:15に15分後のニュース……
って、『午前10:15頃』ってことはこれ午後のニュースか……orz
 
 
なんだか作者いじめになりそうな気がする……
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 18:30:26.08 ID:84JdSoDO
>>350
『午前10:15』じゃねえや、10時半だ……
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 18:59:25.50 ID:EGJu/FQo
皆さんレスありがとうございます!


意地悪なというか、わかりにくい書き方しておいたのですが。
まず、時刻は上の行動に対する時間です。つまりこなたが休憩しようとしたのは09:49、ニュースには時刻をあてていません。
同日、同時刻に別の誰かがと言うのはさすがにどうかと思ったので、午前の前に『本日』、と入れませんでした。

実のところニュースの後に11:27と入れていたのを消したのですが、残しておくべきでしたね。
すみませんm(_ _)m
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 19:24:53.46 ID:.kDSboSO
あぁ、ようやく理解した
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/02(土) 20:05:39.20 ID:.Cf5REAO
みんながw付けてるのが理解でかない…俺深読みしすぎなのかな
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/02(土) 20:06:02.83 ID:.Cf5REAO
理解できない、だ
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/02(土) 20:47:11.61 ID:F50kRH20
 投下します。
 3レスほど。
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/02(土) 20:47:57.14 ID:F50kRH20
柊かがみ法律事務所──身内が巻き込まれた事件

 柊かがみは、手にしたパンフレットや説明資料を読んで溜息をついた。
 書いてある内容は、どう見てもねずみ講である。
 最近のねずみ講はマルチ商法やマルチまがい商法を偽装する場合も多い(なお、よく勘違いされるが、ねずみ講とマルチ商法は別物であり、特定商取引法をはじめとする各種法規制に従いさえすればマルチ商法自体は合法である)が、これはそれすらしていない。
 一応一ひねりはしてあるが、専門家ならすぐにねずみ講だと分かる内容だった。
 まあ、素人を騙すにはそれぐらいで充分なのかもしれない。
 現に、騙された人間が二人、目の前にいるのだから。
 そして、それが自分の身内となれば、ただただ溜息しか出てこない。

「まつり姉さんもつかさも、うまい話には裏があるってことぐらい分からないの!? こんなのに騙されて、もう情けないったらないわよ」
「「ごめんなさい」」
 まつりとつかさは、縮こまりながら小さな声で謝った。
「で、二人とも、他の人を勧誘したりはした?」
 二人は小さくうなずいた。
「はい、これ、読んでみて」
 かがみは、六法全書を開いて、指差した。
 そこには、次のように書かれてあった。


無限連鎖講の防止に関する法律
第7条 無限連鎖講に加入することを勧誘した者は、20万円以下の罰金に処する。


 二人の顔が青ざめた。
「警察に自首してもらうわよ」
「うう……警察に捕まったりとかしちゃうの?」
 まつりが問う。
「よほど悪質でない限り、反省してれば、留置場に入るようなことはないわよ。被害者でもあるしね。書類送検されても、情状酌量で起訴猶予ってところだから、実際に罰金払うこともないと思うし」
 二人は、ほっとした表情を浮かべた。
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/02(土) 20:48:57.36 ID:F50kRH20
「でも、起訴猶予でも履歴としては残るんだからね。今度なんかしでかしたら、がっつり罰せられるわよ」
 二人は、再びしゅんとしてしまった。
 脅かすのはこれぐらいでいいだろうと、かがみは思った。これだけ脅かしておけば、反省するだろうし、二度と同じようなものに引っかかることもないだろう。

 雇っている事務員がプリントアウトした紙をもってきた。
 インターネット登記情報提供サービスの閲覧画面を印刷したものだ。
「一応、その名前で法人登記はされてますね。本店所在地と代表取締役の氏名もあってます。まあ、現地に実際に事務所があるかどうかは怪しいですけどね」
「登記簿とっといて」
「分かりました」

 かがみは、再び二人の方を向いた。
「確認したいんだけど、お金のやり取りは銀行口座だった?」
「うん」
 つかさが答え、まつりもうなずいた。
「じゃあ、銀行印用意して。銀行から口座の履歴もらうから。仮差押請求の疎明資料としては、それとこの資料があればなんとかいけるわね」

 かがみは、雇っている若手弁護士を手招きして集めた。
「対処方針を説明するわよ。
 まず、警察に告訴。これだけ証拠がそろっていれば、すぐに動いてくれると思うわ。警察権力で会社の役員たちの身柄を押さえてもらうわよ。とんづらされるのが一番厄介だから。
 平行して、会社及び役員を相手に入会金返還及び損害賠償を求めて提訴。同時に、民事保全手続により会社財産及び役員の財産の仮差押を請求。
 続いて、被害者を集めて、原告に順次追加。マスコミで報道されれば、すぐに集まるでしょ。
 そして、会社の財産内容と債務を把握したら、会社の破産を申し立てるわよ。その方が財産管理を強制的にできるから。
 大まかには、こんなところね」
 かがみは、さらに細かい作業内容を各弁護士に割り振っていった。

「とにかく、できるだけのことはやってみるわ」
「ありがとう、お姉ちゃん」
「ほんと、かがみが弁護士で助かったわ」
「過度の期待はしないでよ。正直いって損害の全額救済は無理だから。高い授業料だと思うことね」
 こういうケースでは、会社の債務額が財産額を上回っているのは確実である(だからこそ、破産手続に入ることになる)。つまりは、債権の全額回収は不可能ということだ。そして、入会金返還債権も損害賠償債権も債権には違いない。
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/02(土) 20:49:46.56 ID:F50kRH20

 そのとき、
「ごめんくださーい」
 新たな客がやってきた。
 かがみは、その姿を見て唖然とした。
「みゆき……」
 そこには、高良みゆきと、その母、高良ゆかりの姿があった。
「すみません、かがみさん。どうやら、母がねずみ講の被害にあったようでして……」
 みゆきの手には、かがみの手元にあるのと同じパンフレットが握られていた。

 かがみは、この日何回目になるか分からない深い溜息をついた。

終わり
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/02(土) 20:51:30.04 ID:F50kRH20
 以上です。
 前に、つかさ出すならねずみ講の被害者かななんて書きましたが、実際書いてしまいました。
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 20:57:16.50 ID:tGb4wc.o
桜藤祭だと実際被害に遭ってるからな、つかさ
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 21:34:09.50 ID:EGJu/FQo
>>360
GJっす!
いや……つかさはいい。仕方ない……だが、まつりwお前は何をしてるんだwww
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 22:13:53.58 ID:.kDSboSO
GJ
まつり……職に就けよww
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/02(土) 23:52:20.36 ID:w5nM3gSO
まつりとゆかりは予想外wwwwww
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 01:57:39.95 ID:d.VodYAO
こなた「で、昔2chに[禁則事項です]スレってのがあってさぁ」
かがみ「鮫……島?」
こなた「ネタスレなんだけどよくできててね、私もリアルタイムで見てた時は躍起になって調べたもんだよ」
かがみ「……」
こなた「ん? どしたの」

かがみ「こなた。この世にはね、絶対に言っちゃいけないことがいくつかあるのよ」

こなた「へ?」
かがみ「今なんの話してたっけ?」
こなた「え……いやだから[禁則事項です]スレの――っ!?」

ドサ……


かがみ「……死体の処理はつかさに任せるか。家まで行ってゆたかちゃんとおじさんに探りを入れないと」

Trrr...

かがみ「もしもし、つかさ?」
つかさ『お姉ちゃん、どうしたの?』
かがみ「こなたの処理を頼みたいんだけど」
つかさ『――! まさか……』
かがみ「そのまさかよ」
つかさ『……わかっ、た』


かがみ(仕事とは言え……嫌になるわ)



あれ、こんな夜中に客かな
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 06:45:24.82 ID:h.sR8UDO
>>365
わからん……
367 :気軽に、と言っていたので書いてみた[sage]:2008/08/03(日) 07:13:06.87 ID:h.sR8UDO
こなた「かがみー」ミョン
かがみ「おー」
 
こなた「かーがみー♪」ミョンミョン
かがみ「おっす。いつになくハイテンションね」
 
こなた「かがみ〜……」シオシオ
かがみ「なによ。またアニメでも見逃したの?」
 
 
つかさ「…………」
 
 
つかさ「こなちゃんのアホ毛って不思議だよね。なんであるんだろー?」
みゆき「それはですね……きっと泉さんの頭にフタをしているんですよ」
つかさ「フタ!?」
みゆき「はい。あれを引っ込抜いたら、なにか出てくるかもしれませんね」

つかさ「そっかー!」ダッ
みゆき「もちろん冗談――って、つかささん?」
 
 
つかさ「うーん、抜けないなー」グイグイ
こなた「痛い痛い! つかさやめて!! やめ――」

ブチッ

こなた「ふぎゃ!!?」
つかさ「あ、千切れちゃった」
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 07:31:45.72 ID:zXuiXoSO
>>365
あの事件の真相は……おっと、かがみが来たようだ^^

>>367
こなたがかなたさん化ww
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/03(日) 08:19:42.84 ID:h.sR8UDO
マジメに何の話?
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/03(日) 08:37:53.18 ID:kxGe7bI0
 360です。

>>361 >>362 >>363 >>364
 ご感想ありがとうございます。
 まつりは、遊び人なイメージがあるんで、うまい話に騙されやすいかなと思って出しました。
 まつりも加わって、かがみの呆れ具合は2倍以上に増加といったところ(かがみって、年上の身内には辛辣な印象がある)。
 ゆかりさんは、みゆきが就職や結婚で家を出たあとはマジでやばそう。いろんなところが抜けまくってる人だから、ころっと騙されるだろうなぁ。旦那さんも普段はいないっぽいし(原作でもアニメでも描写されてないけど、旦那さんは単身赴任なんだろうか)。
 みゆきは、地元に就職して家から通って、結婚も婿をとって母親といっしょに暮らすしかないだろうな。
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 09:36:17.28 ID:lUgZ5VMo
>>369
この世には知らない方が幸せなこともあるんだよ
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 09:49:29.47 ID:h.sR8UDO
>>371
ふーむ……鮫○はデュエルアカデミーの校長以外にわかんない……(古いし)
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 11:27:22.37 ID:5FK3Hno0
このスレ久しぶりだなー
今まで放置してたネタを書いたので投下してみる
374 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:29:06.75 ID:5FK3Hno0
第1話 3次元


―――こなた・・・こなたっ

声が・・・聞こえる。
聞き覚えのある声。
それもそのはず。これはかがみの声だ。

「ん・・・何」

目をうっすら開けるとかがみの顔がまん前に見える。

「ここ、どこだか分かる?」
「―――ぇ?」

突然の問いに疑問を浮かべる私。
体を起こして周りを見渡す。

私はどこかの公園のベンチに寝ていたようだ。
隣にはつかさとみゆきさんも寝ている。

でも、おかしい。
私はこんなところで寝てなかったはず・・・。
375 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:29:30.21 ID:5FK3Hno0
あれ?
私は一体今まで何してたっけ?
起きる前の記憶が少しとんでいるようだ。

「気づいたらここにいて・・それまで何してたか思い出せないの」

かがみが心配そうに私を見つめてくる。

「うん、私も思い出せない。私たち、公園なんかで寝てたっけ?・・・あ」

もう1度周りを見渡していたら気づく。
この公園に見覚えがある。

「ここって・・・アキバの・・・?」

ザッと立ち上がってもう1度見渡す。

うん、この喧騒、この空気、この雰囲気・・・
私たちは秋葉原にいる。

「秋葉原?な、何で私たちそんなとこにいんのよ」
「そ、そんなの知らないよっ」

だってそれまでの記憶の部分が切り取られているというか・・・

「とりあえず、アニメイトでも行こっか」
「はぁ?あんた、何でここにいるのかも分からないのに」
「だって分からないもんは分からないし、ここはいっそ楽しまないとね」
「はぁ・・・あんたは相変わらずだなぁ」

後ろでかがみがつかさとみゆきさんを起こす声がする。

私はふと思う。

・・・うーん、でも何か違うんだよなぁ。
いつものアキバと・・何かが・・・気のせいかな。
376 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:30:47.98 ID:5FK3Hno0
そのとき

「あ・・・あああ・・ああああ・・・・」

1人の男が私を指指して震えている。
驚いているけど、嬉しさをも伴っているように見える。

「ふぇ?」

疑問符を頭上に浮かべる私。

「確か・・・らきすたの・・・・」
「らきすた?」

聞き覚えのない言葉だ。

何だかよく知らないうちに人がどんどん集まってきた。
いつの間にか私たちの周りに人だかりができていた。

「おい、あれって・・・」
「・・・うほ、俺の嫁・・・」
「どういうことだ?」
「これってお持ち帰りしていいのか?」
「本当にそっくりだな」

ざわざわと聞こえてくるそんな言葉。

「ちょ、ちょっと、何よこの人たち・・・」

かがみが集まった人たちを見渡して後ずさりする。

「何かこの人たち怖いよぉ・・・」

起きたばかりのつかさが涙目でかがみを見つめている。
377 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:31:12.49 ID:5FK3Hno0
見たところ、いかにもオタクな人たちばかりだ。
でも、何で私たちの周りに集まってくるんだろう。

人だかりの中から1人男が私たちに近寄って来た。

「あの、写真撮っていいですか?」
「は?」

1人が出るとみんなが後から続々と携帯を取り出して寄ってきた。

「こなたんは俺の嫁ーっ」
「かがみん!かがみん!」
「つかさちゃんとちゅっちゅしたいよー」

唖然とする私たち。
何かここに居たら危険な気がするよ。

「み、みんな逃げろーっ」
「ぁっ、ちょ、こなた待ちなさいよっ」

私が駆け出すとかがみたちも後を追うように走り出した。
378 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:31:44.13 ID:5FK3Hno0
しかし、オタクたちもなんか叫びながら追いかけてきた。
しかもアキバの町行く人々がこちらを注視する。

何でー!?
ワケが分からない。
起きたら何故かアキバにいるし、しかも何か追いかけられるし。

でも・・・「こなたんは俺の嫁」って・・・
何で私たちの名前を・・・それに嫁って2次元のキャラに・・・

はっ!?
まさか・・・・

私はアニメイトに向かって走り出した。
かがみたちもちゃんと着いて来る。

アニメイトに到着し、中に入る。
それと同時に客の目が私たちに向けられ、見つめられた。
でもそんなのお構いなし。
店内を歩く。

・・・やっぱり!!

私たちが描かれている本・・・らき☆すた。
つまり、ここは・・・3次元!

私たちの世界の中の3次元じゃなく、私たちの世界が2次元のときの3次元!!
そんな世界あるのか知らない。ていうかあったの!?
379 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:32:39.72 ID:5FK3Hno0
でも、事実。何故だか知らないけど私たちは3次元に来てしまったんだ。
何故?何で?何か理由があるはず。でも分からない。

とりあえず、今はアキバを離れた方がいい。
突然2次元のキャラが3次元に現れたら・・・考えなくても分かる。
私だってそっち系のことは分かる。

「あれ、こなたじゃん・・・」
「何でいるんだ?」
「本物・・・?」

ざわざわと聞こえる声。
その声から逃げるように私はアニメイトから飛び出た。
慌ててかがみたちも私の後を追う。

家に帰ろう。
あるかどうかは分からないけど・・・。

―――鷹宮神社。
かがみの家であり、つかさの家でもある。
けど、何故か名前が鷲宮になってる。
やっぱり2次と3次は違うんだろうなぁ。

遠目から見てても分かるけど、ここにもいた。
オタクっぽい人たちが。

まさか・・・あれですか?聖地化してるんですか?
380 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:33:29.84 ID:5FK3Hno0
まずいな。ここからも離れた方がよさそうだ。
私がそう思って引き返そうとしたときかがみが言った。
「ちょっと、こなた。さっきから一体何が起こってんのよ」
「えっ」
「なんか私たちの名前知ってたり、・・・嫁とか言ったり」
「んー・・・どうやら私の考えだと3次元に来てしまったようだね」
「3次元ってなぁに?」
つかさが口を挟んできた。
「夢も希望もない現実世界のこと」
「( ゚ω゚)バル?」
「つかさに変なこと教えるなっ」
「そもそも次元というのは空間の広がりをあらわす一つの指標です。座標が導入された空間では(ry」
みゆきがいつものようにペラペラと話し始めるが、つかさは更に分からなくなったようだった。
「で、何で私たちは3次元に来ちゃったわけ?」
「それは分からないよ・・・」
「と、とりあえず私たちの世界と違うところに来ちゃったってこと?」
つかさが思案顔で呟く。
「そーなるね・・・」
「えぇっ、じゃあ元の世界に戻るにはどうしたらいいの?」
「それも分からないよ・・・でも、きっと私たちがこの世界に来たのには理由があるハズ」
「理由、ねえ・・・なんか心当たりある?」
「ないよ。それに記憶がちょっとないしさ」
「私もないですね。お恥ずかしながら」
「はやく帰りたいよぉ・・・」
「あー、ほらつかさ泣かないの。きっと帰れるから・・・」

そんな中、聖地からこちらに向かって歩いてくるオタク2人を発見した。

「あ、みんな隠れるよ!みつかったらまた騒がれる」
「う、うん」
ささっと狭い道に逃げ込んだ。
そぉ〜っとオタクの人たちを覗く。

「最近のらきすたおかしいらしーな」
「そーなのか?」
「ネットで話題になってんぜ」

「!!」
らきすた・・・私たちが描かれている作品。
それがおかしいってどうゆうこと?
381 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/03(日) 11:34:11.54 ID:5FK3Hno0
オタクの人たちはさっさと通り過ぎた。

「らきすたって何かしらね」
かがみが私に聞いてきた。
「私たちが出てる漫画だよ」
「えっ、そんなのあるんだ・・・。って何でそんなの知ってんのよ」
「さっきアニメイトで見たもん」
「ああ、さっきのアニメイトか」
「私たちが出てる漫画かぁ、なんか見てみたいね」
「え・・・私は嫌だな」
つかさがえへへと笑う横でかがみがじと目になる。
「んー、でもちょっと興味はあるよね」
「そうですね。私も1回見てみたいです」
「よおーし、じゃあ買いに行こう!」
こなたが人差し指を空につきつけた。(>ω<.)
「やったぁ〜!」
「ええええ、おいおい。だって私ら人目についたらマズいんじゃ・・・」
「そうだけど・・・それはしょうがないじゃん」
「何がしょうがないんだよ・・・」
「よーしじゃあアキバにれっつご〜」
「れっつご〜」
こなたがてくてくと歩くのにつかさもわーいと着いて行く。
「でも、秋葉原はマズいんじゃないでしょうか」
「そ、そうよ。何でアキバなのよ。一番危険じゃない。普通の書店とかに・・・」
みゆきとかがみが反論した。
「私もそれは思ったけど、でも、私たちが気づいたらいたのがアキバだったじゃん?だから、私たちが3次元に来ちゃった理由が何か分かるかもしれないと思って」
「ん・・・それはそうかもしれないけど」
「ね、だからアキバ行こうよっ」
「(こいつ、絶対自分が行きたいからよね・・・)」
かがみは1人じと目ではあと嘆息しながらもこなたに着いて行くことにした。
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 11:37:07.12 ID:5FK3Hno0
以上で1話は終了。
ふざけた話でスマソ。
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/03(日) 11:56:07.98 ID:h.sR8UDO
>>382
お〜……三次元から二次元のネタは思いついてたけど、逆とは……
オタクの反応とこなた達の行動が面白いのでもっとやってください
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/03(日) 14:49:21.08 ID:waN/crI0
どうしてこういう話のオタクはキモイ奴らばかりなんだろうwww
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/03(日) 15:56:02.87 ID:KHlIDTY0
>>382
読んでてなぜかマイトガインを連想したのぜwwww
こなた「私たちはゲームの駒じゃない!!」
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 17:17:46.74 ID:h.sR8UDO
リレー小説を行いたいと思う。
最大レス数:15
最大分岐数:3(=ルート総数4)
ストーリージャンル:なんでもいい
 
以前に避難所で話し合った結果、最初のレスから2日以内に終わらなかったら強制終了ということになりました。
また一度リレーに参加した人は最低2レス開けてから投下らしいです(分岐は可能……?)。
 
ストーリーは以前にあったこなた分裂もの。
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 17:23:23.78 ID:h.sR8UDO
かがみ「……たく、『なんでもいいから早く来てー!!』なんて、いきなり呼び出さなくてもいいじゃない」
つかさ「まだ8時なのにねー……眠いよぅ……」
みゆき「なにか緊急事態なのでしょうか?」

いや、こなたに限って緊急事態はないわよと思ったけど飲み込んだ。
こなたがこんな朝から呼び出すなんて、なにか起きた以外に考えられないわ。

みゆき「見えてきましたね……あら?」

こなたの家の前なんだけど……騒がしいわね。

つかさ「こなちゃーん」

つかさがインターホンを押してこなたを呼ぶ。
なんかドタンバタンうるさいんだけ――

こなた1「つ〜かさ〜!!」
こなた2「ちょっとじゃまよ! アタシが先に出るの!!」
こなた3「みゆきさ〜〜んのおっぱ〜〜〜い♪」
こなた4「み、みんな好き勝手しすぎだよ〜……」
かがみ「どぉぉぉぉぉ!?」
つかさ「ひゃぁああ!?」
みゆき「やっ、やてめくださ〜〜い!!」

……なによ……このカオス……
たくさんのこなたがつかさとみゆきに……
私は遠くからボーゼンとその光景を見つめることしかできなかった……

こなた5「かがみ、来てくれてありがと! このカオスな状況なんとかしてよ〜!!」

5人目のこなたが私の袖をくいくいと引っ張ってくる。
あの、こなた5よ。私達がなんとかできるわけないじゃない。

かがみ「てゆーかこんなの現実的にあり得ないだろ!!」
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 17:24:58.73 ID:h.sR8UDO
こなた1:甘えん坊
こなた2:気が強い
こなた3:巨乳好き
こなた4:内気
こなた5:オリジナル?

初期設定というわけで、それぞれの性格をこんな感じにしてみた。ちょっと変えてもいいし、これから増やしてもいいよ。
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 18:17:13.06 ID:ITlAAkI0
リレーって投下する際宣言いるんだっけ?
>>387の続き投下するけど。
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 18:20:48.72 ID:ITlAAkI0
>>387
かがみは全神経をツーテールに集中させる。
かがみセンサーは本物を見分ける特殊センサーだ。
視覚臭覚、微細な体温の違い、発汗量、胸のサイズ、
あらゆる面を正確に見極める事ができるのである。
「あなた、誰?」
冷めた声でかがみは言う。
「へ?」
かがみはこなた5に顔を近づけ、鼻を鳴らす。
「この臭い、あなた、本物のこなたじゃないわね!」
こなた5は含み笑いの後、かがみに言いはなった。
「ばれちゃあしょうがないね、かがみん。我が名はこなた!我々は大勢であるが故に!」
「いや、わけわかんないから。てか本物は…はっ!?」
かがみはこなたの臭いを察知し、光の速さで階段を駆け上がった。
「こなた!?」
勢い良くこなたの部屋の戸を開けると、そこはまさにこなた地獄だった。
部屋を埋め尽くす大量のこなた、そしてベッドの上に、こなたはいた。
うつ伏せになったこなたの背が大きく膨らむと、それを破って何か青い球が飛び出した。
「うげぇ!」
「とぅ!」
こなたの声と球の声が重なる。球は空中でランスフォームすると、こなただらけの床に降りたった。
仮面ラ○ダー1号のポーズを決めるそれもまた、こなただった。
「今度は特オタか…て、こなた!」
『こな〜、こな〜』
呪詛の様に『こな〜』を連呼するこなた群をかき分けて、かがみはこなたの元へやってきた。
「大丈夫!?こなた!?」
「なわけ…ないじゃん…ひぎぃ!」
こなたの背がまた大きく膨らんだ!
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 18:35:47.48 ID:lUgZ5VMo
グ…グロい…
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/03(日) 19:01:24.70 ID:7Nt21kU0
既に書き終えている人がいたとは……。やはり、書くのが遅いのは辛いな。
破棄をするのも勿体無いので、分岐を一回使ってしまいますが>>387の続きを投下させていただきます。
393 :2[saga]:2008/08/03(日) 19:03:03.63 ID:7Nt21kU0
>>387

「まずは、こうなってしまった経緯を説明して戴けますか?」
困惑する私を救ってくれたのは、冷静なみゆきの言葉だった。
「うん。昨日、お父さんの書斎で魔術書っぽい本を見つけたんだよ。二人はホムンクルスって知ってる?」
「ああ、聞いたことがあるわね。人造人間でしょ?」
私の答えに、オリジナルのこなたは元気よく頷いた。
「私がその本を読んで試したのは、クローン人間みたいな奴を造る術なんだけど……失敗しちゃってさ」
「ちょっと! オリジナルだからってどうして一人で話すのよ。私達にも話させなさいよ!」
三人で進むと思われていた会話に、別のこなたが割り込む。私は同族嫌悪のようなものを感じた。
「あー、つかさ。ちょっといい? この四人の相手をしておいて」
「えっ? 相手って……。あの。お姉ちゃ――」
四人に引っ張られて、家の奥へと歩かされていくつかさを私達は見送る。
私とみゆき、そしてオリジナルのこなたは静かになった玄関で立ち話をする事にした。
「それで、なんだっけ。クローンを造ったのはいいけど、どうして性格がまったく違うのよ?」
本物のクローン技術では、性格や外見などが同じにならないことは知っていた。
しかし、魔法の類によって産まれたのであれば、完全なコピーが誕生してもおかしくないと思えたのだ。
「それなんだけど、本当は私を増やそうとしたわけじゃないんだよね」
「……というと、他のどなたかを造ろうとしたわけですか?」
みゆきの問いかけに、こなたは首を縦に振って答える。
「最初はつかさをイメージして造ったんだ。でも、私の髪の毛と血を使ったせいか外見はあれでさ」
次は私、その次はみゆき、そして最後にゆたかちゃんを思い浮かべたのだとこなたは言った。
「それで、外見と中身がちぐはぐになっているこなたが四人もいるのね」
私はそう言ってみたものの、未だに目の前の出来事が現実だとは信じられなかった。
つかさの悲鳴が聞こえてこなければ、いつものとおり、こなたがアニメの話をしているだけだと思えただろう。
あまりの異常事態に考えがまとまらずに私が困り果てていると、みゆきが口を開いた。
「彼女達の性格は、造るときに自由に決められるんですか?」
私はその質問の意図が分からず、こなたが何かを言うより先にみゆきに訊ねた。
「まさか、これ以上こなたを増やす気じゃないでしょうね」
笑って否定をしてくれるだろうという私の予想は、
「いえ、あと一人だけ増やすつもりです」
あっさりと裏切られた。
「出来るよ。たぶんだけど。でも、それでどうしようって言うの?」
こなたの疑問は私が抱いているものとまったく同じだった。
私達に助けを求めるという事は、こなたにもホムンクルス達を消す手段がわからないからだろう。
それなのに、どうして問題を拡大しようという話に?
「素材の提供者と同じ外見。そして、人格を自在に決定できるという事は」
勿体をつけて焦らすみゆきを急かしたくなる気持ちを抑え、私は続きの言葉を待った。
こなたはみゆきの発想に気がついたのか、口に震える手を当てて訊ねた。
「みゆきさん、まさか……」
「はい。泉さんのお母様を、その方法によって造ることが出来るのではないでしょうか?」
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/03(日) 19:03:23.52 ID:KHlIDTY0
早速分岐させちまうけどいいかい?

>>387
かがみは群がるこなた軍団を切り抜け、こなた5の案内で家の中へと入っていく。
そこは普段、こなたの父であるそうじろうが原稿を書く時に使っている部屋だったのだが…
その日は様子が違った。

こなた5「…この奥だよ」
かがみ「奥…って…、何にもないじゃない」
とかがみは呆れ顔になっていたが、こなたが畳を1枚叩くと、畳が回転して入口が現れた。
かがみ「お前の家は忍者屋敷か!」
こなた5「…細かい説明は後でするから、とにかく中へ!」

そこでかがみが見たものは…まさにカオスな状況であった…。

そうじろう「お、よく来たなこなた。それにかがみちゃん。驚いたかい?」
こなた5「お父さん…一体どうしてこんなことになったのか説明していただきたい」
かがみ「そうですよ!大体なんでこなたが増えてるんですか!」
そうじろう「ふっふっふ…純文学系小説家とは表の顔…」
かがみ「え!?」
そうじろう「しかしてその正体は稀代のマッドサイエンティスト…プロフェッサー・イズーミ!!」

こなた5「…自分でマッドって言うくらいだから相当狂ってるんだよ」
かがみ「うわー…なんなんだこの家……」
そうじろう「そして玄関先のカオスな状況を作り出したのはこの装置だ…見よ!」

そこに現れたのはなんやら謎の液体が詰まった水槽、その中には見覚えのある顔たち。
そうじろう「ふっふっふ…わが娘、泉こなたのクローン体だ…」
かがみ「あ、あんたはそんな…人が人を作り出すなどと!!」
そうじろう「…確かにそうかも知れん…だが私は敢えて生命の道にそむく!」
こなた5「冗談じゃないよ!どうしてそんなことするの!?」
そうじろう「決まってるじゃないか、こなた…だってお前は…」
こなた5「?」

そうじろう「たった一人だけじゃ 萌 え が 足 り な い ん だ ! 」
こなた5「(#=ω=.)」
かがみ「(#゚�听)」
こなたとかがみの怒りは爆発寸前まで達していた。そのとき…

ゆたか「おじさん!どういうことですか!?たくさんの私が、一同に会してみなみちゃんの家に!!」
こなた5「お父さん…私だけじゃ飽き足らずついにゆーちゃんにまで……!」
そうじろう「…ただ認めて、次の糧にすればいい。それが大人の特権d」
こなた5・かがみ・ゆたか「「「ドラグナーだ!当たるといてぇぞ!!」」」
このあとどうなる!?
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 19:04:06.97 ID:2JxZf/Q0
>>390
いきなり続きを書くのが大変な展開ですな。
それでも頑張ってみる。

『こな〜こな〜』
「ふふふっ…見てしまったネ、カガミ」
かがみは、そちらの方を振り向く。
そこにはパトリシア=マーティンが無気味な笑いをしていて待機していた。
「ぱっ…パトリシアさん?」
「ワタシはネ、遂に世界征服の時がやってきましたのね。」
「えっ…?」
「ずっと、黙ってイマシタケド、私宇宙人ナノです。ソシテ時は来たのです…
まずはこの地球上で最もシタシイ、コナタのカラダに、ワタシタチノ
科学文明を詰め込んだね。その結果が今のコナタね…でも…
こっそりとしていたハズでしたのにという事はアナタタチニ、
何かが聞かれたとイウ事ですね。ここでケイカクヲ、オワラセルわけにはいきません
あなた達にもクローンのモトとなってイタダキマス。行け!!クローンコナタ!!」
『こな〜、こな〜』
クローンこなたは、かがみにゆっくりと近づく。
「あっあぁぁぁぁ…」
かがみは怯えて部屋から出て行った。
しかし、そこには大量のゆたかが待機していた。
「いやあああああああああああああああああ!!」
かがみは体を押さえつけられてしまう。
ゆたか自体は、軽いはずなのだが、あまりに数が多すぎるのである。
更に近くの大人である、そうじろうは取材のために家には居ないとこなたは言っていた。

「お見事ネ、ユタカ」
取り押さえたことを確認したパティは拍手をした。
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 19:07:40.01 ID:2JxZf/Q0
さてと本題に移ります。
20:00位から横を通らせていただきます。
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/03(日) 19:10:31.97 ID:zXuiXoSO
ちょwww既に分岐2つ消費www
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/03(日) 19:15:03.60 ID:h.sR8UDO
最初っからカオスだったから、ほとんどがカオス……
もう一個はまともなものが来てほしい……
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 19:39:03.64 ID:zXuiXoSO
>>393
「なるほど、こなたのお母さんに面倒を見てもらうって事ね!」
「えぇ」
「それは私に『持って行かれた……!』的な事をやらせたいの?」

 こなたの声質が変わった。

「こなた……?」
「死んだ人間を蘇らせるということがどういうことか分かってるの?」
「泉さんの言いたいことは分かりますが、決して蘇らせる訳ではありません。同じ性格の――」
「それを創っても根本的な解決にはならないじゃん」

 こなたが怒ってる……。そりゃあ、お母さんを気軽に「創れ」と言われれば誰しも怒るわよね……気まずい空気だな……。

「………………」

 この三点リーダーは私たち三人分のものである。おいおい、頼むから誰か喋ってくれ!
 そんな私の願いが通じたのか、誰かの息を吸う音が聞こえた。

「良いよ、創って見る。それで解決出来るとは思わないけど……みゆきさんには何か打開策があるんでしょ?」
「…………」

 そういって、こなたは家の奥に進んで行った。私たちもとりあえず付いていくことにしたけど……、ちょっと前は明るい感じの空気だったのに……。

「みゆき、ホントになんとかなるの?」

 こなたに聞こえない程度にみゆきに話し掛ける。って、なんだその余裕の顔はぁー!? それでどーにもならなかったら、あんたを一生空気扱いするからね!!

「きゃあぁぁあぁぁっ!?」

 おわっ、この叫び声はつかさ!? 何があったのよ!!

「始まったか……」

 ってオジサン……急に現れて変な事言わないでよ……。

400 :こなた、アメリカに行く part12008/08/03(日) 20:01:24.17 ID:2JxZf/Q0
今日から夏休み、大体の学生さんは、この日を待っている人がいるかと思う。
しかし…始末部隊にはそんなものは関係ない。
夏休みまで待ってもらった依頼が一つあるのだ。
「…依頼内容を確認する、大泉、もう一度だけ…手紙を読んでくれ」
「はい…」
「全部英語ですね…みwikiさんを使わないと」
そう言って、大泉は、何かの機械を取り出した。
「ゆkariさんは使わないの?」
「…あれでかくて使えねえだろ」
「えっと…『こんにちは、始末部隊の皆様…
今回は私の国に始末していただきたい方がいるのです…
依頼金はかなり弾みます、絶対引き受けてください
詳しくは、こちらにきて話します』」

返信:
『引き受けてもかまいませんが、夏休みを待ってくれませんか?
こちらも普段の生活がありますので』

その後に来たメール:
『構いませんよ、標的は恐らく、ここ一年はアメリカにいると思われます』

「というわけだ…今日から夏休み、皆の者、行くぞ」
「…うわあああああん!!あやのと柊との宿題を写す予定がああああ」
「知るか!!そんなもの!!」
というわけでこなた達は、次の日政府が用意した
豪華客船のチケットでアメリカに行くのだった。
出陣:骨砕きのこなた・烈風の糸使い・萌殺しのゆたか・瞬殺のひより・副隊長の大泉
401 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:02:14.13 ID:2JxZf/Q0
「…どうしよう…陸上部…」
「困ったな…ちびっ子」
「…これどうやって食べればいいんだろう…」
こなた達の前には初めて見るような食べ物ばかりが置かれていく…
こなた達は、食器は外側にあるものから
順に使っていくというマナーを知らないので…
かなり行儀の悪い食べ方になってしまう。
「…」
周りから冷たい視線が流れる。
「どうやら…間違いだらけみたいだね」
「仕方ないっすよ…先輩、初めて食べるのに
この食べ方がわかるという事自体が異常っすよ」
彼女たちは食器を適当な順番に置かれている料理を食べて行く。
そこに日本政府の関係者がやって来て…彼女たちにしか聞こえない声で
「…言っていなかった私が悪いけどそれは外側にある食器から食べて行くんだ」

こなた達は顔を真っ赤にする。


「ふ〜む…今日は暇ね…」
その頃、柊かがみはなにも予定がなくただゴロゴロしていた。
「そうだ!!今日はこなたのところに行こう」
かがみは電話を取り、こなたの家の電話番号を押す
「…いないなあ…仕方がない…こなた代理の日下部の所に行くか」
かがみは、一度電話を置きみさおの家の電話番号を入力する。
「プルルルッルル…プルルルルルルル…プルルルルッルル」
「…何で二人仲良くして、いないのよ!!畜生!!こなたに文句を言ってやる!!」
402 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:02:37.08 ID:2JxZf/Q0
かがみは投げるように受話器を戻し、今度はこなたの携帯に電話をかける。
「この電話番号は、電波の届かない所にあるか、電源が切られています」
「ちっきしょう!!」
かがみは受話器を思いっきり床に投げつける。


「かがみ…物をもう少し大切に扱いなさい…」
その数十秒後、かがみはただおに説教を受けていた。


豪華客船の中にて
「この船はジャックした!!命が欲しくば俺達の命令には逆らうな!!」
覆面をした三人衆がこの船で偉そうに立っている。
「大変な事に巻き込まれたね…お姉ちゃん」
「う〜ん、こういう状況は想定していなかったな…」
こういう時は始末部隊の顔を知っている
人達のうちの誰かが声をかけてくる。
かつての同僚、今は殉職した人たちがこなたに言ったことである。

そこに…三人集に見つからないように這いつくばりながらこちらにやってくる人が
この船には一般人やテレビ界の有名人などもいるが…あの人は間違いない。
国の人間である。
全員、始末部隊の人間の味方ならば、どうどうと人を殺しても大丈夫だけれども
始末部隊の正体を知らない方々までを乗せたこの豪華客船ではそうはいかない。

「始末部隊、関東部隊長泉こなたさんですね?」
「一応…依頼内容を言ってください」
大体はどんな内容かは想像つくが、一応聞くのがルール
「このハイジャック犯たちを何とか始末してください…
このままでは日米会議に遅れてしまいます」
そう言ってその人は、小切手を取り出し三百万と書いた。
403 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:03:01.45 ID:2JxZf/Q0
「久々に引き受ける前からわかる大仕事が来たぞ」
一人頭60万円
「えええええ!?この状況で何人か分からない敵達と戦うんッスか?」
「…少し声が大きいひよりん」
「すっスイマセンッス…」
「大泉…出来るね?」
「余裕だよ…これくらい…スケルトンの術」
大泉は透明になる。
大泉…彼は今を生きる忍者。
基本的に彼は、依頼引き受ける取次役であり、こなたから指示があれば
どんな情報を得る事が出来るがこなたは、少し遅いと感じる時があるので
ゆいか自室のパソコンを使うのがほとんどである。

滅多に戦闘に入る事はないがみさおレベルに強い。
しかし…証拠の残しやすさがみさお以上にある。参戦しない理由はそこにある。
「…今日はこの部屋以外の敵なら堂々と殺していいからね」

彼の武器は全メンバーの中で最も普通な武器、諸刃の刀
当然、普通に相手を斬っていくただそれだけの事である。

彼は通気口ダクトから外へと逃げ出した。
「…後は…ここで相手を殺していく人たちだけどひよりんと陸上部なら
なんとかなりそうだね…ここは」
「了解っス!!」
「誰がやったか解りにくいからな」
みさおのゴールテープを振るスピードは常人なら誰の目にも止まらない。
「お姉ちゃん…私達は?」
「…船長室にいる奴らを何とかする、ゆーちゃんならなんとかなるでしょう?」
「じゃあ…頑張るよ、私」
404 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:03:24.46 ID:2JxZf/Q0
こなたとゆたかは、自分の身長の低さを利用して、
誰にも見つからず部屋から出て行った。
「行くぜ…同人作家」
「任せてください!!将来の先輩!!」
ひよりとみさおは、床を這いつくばりながら動く

「おい…確かこの船の乗客は○○○人だったはずだろう?」
「…」
その一人は、その情報について書かれた紙を読む。
「その通りだ。何故だ?」
乗客は全員、ロープを縛られ、目隠しされている。
「五人足りない」
「どさくさにまぎれて逃げたか…逃げ場がないのに…無駄な事を」
「探しましょうか?」
「…無論だ、すぐに探し出せ!!」
その一人は、走りだした。
その人があるテーブルの横を通り過ぎようとしたとき
ドスッ!!
「あがっ!!」
その人は自分の足を押さえる。
その時にテーブルの下から引っ張られて
テーブルカバーの中に入りその人の首を黒髪の眼鏡がGペンで刺す。
「ふう…この部屋はあと二人っスね…」
「おい!!明らかにそのテーブルに誰かがいるぞ!!」
残りの二人がそのテーブルに銃を構えながらゆっくりと近づく
そこに茶髪の少女が降りてくる。
「なっ!?」
二人はそちらの方にマシンガンを放つ。
405 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:03:49.41 ID:2JxZf/Q0
「ひぃぃぃぃぃ!!」
乗客たちは頭を抱える。
しかし、一発もその少女に当たらなかった。
全て、ゴールテープで止められてしまったのである。
みさおは、撃ち終わったと同時に飛び上がり一人の方へと近づく。
もう一人のひよりもテーブルから姿を出し、もう一人の方に駆けだした。
みさおは、ゴールテープを一人の方へと振る。
それを受けた時は、驚いた顔をしていたが、
対して傷が出来なかったのでにやっと笑う
がその時、体が床につく。
「猛毒だ…じっくりと苦しみながら死にな」

ひよりも何とか敵の後ろを取り首に思いっきりGペンを刺した。
その時、ひよりが倒した方のハイジャック犯のトランシーバーが鳴る。
「こちら、Fそちらは大丈夫か?」
トランシーバーにBと付いてたのが救いだった。
「こちらB、こちらは問題無いッス」
「F了解」
トランシーバーが切れた。
「…返事するだけで、無事と確定するのだから呑気なもんだよなあ」
「…こういう非常時用の返事も用意するべきッスね」
「例えば、こちらB、ミートボールが食いたいという感じに
好きな食べ物の名前を言った後に食べたいと言えばいいと思うぜ」
「先輩…それはあなたが食べたいだけですよね?」
「やっぱ、ばれた?」
「当然ッス」
406 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:04:14.17 ID:2JxZf/Q0
その頃、大泉はというと
「ふむ…外で見張っている人間の数は大体五人、もう少し置いてくれていたのなら
もっと楽しめたのに…まあ…少なくとも、ここにいる奴らは…ここに配置されたのを
運のつきと見て諦めるんだな」
大泉は、刀を抜き、敵の前に堂々と姿を見せた。
「何者だ!!」
全員の銃口の先は、大泉へと向けられる。
そして、一気に銃が放たれる。
が全て刀で落とされる。
「ばっ化け物だ!!勝てるわけがない!!」
(ちっ…ここに集められたのは…全員ビビりかよ)
大泉は、呆れながらも一人ずつ、一人ずつ始末していく。
(全く…全員ビビりじゃあ…腕が鈍っちまうぜ、
隊長にもう少し出陣許可を増やすのを頼んでみるか)
明らかに余裕で攻略し、倒した敵をすべて海に投げ落としながら彼はそう思った。
「…ゆーちゃん…」
「…大丈夫だよ、お姉ちゃん、私はこういう所では失敗しないから」
「よし…じゃあ…行きなさい」
ゆたかは、コンコンとノックを叩く。
「何者だ!!」
「あの〜すいません…おトイレの場所を尋ねたいのですけど」
ゆたかは子供っぽい声を出しながら、扉の向こうのジャック犯に声をかける。

「…おい…相手は明らかに子供だぞ…」
「忘れるな、俺達のリーダーの指示は子供には手を出すなという事だぞ」
「いつも思うんだが…俺達のリーダーってロリコン何だろうか?」
「聞くな…うすうすその可能性には気付いていたけどな」

「こなたお姉ちゃん…二人みたい」
「うん…私も会話の感じで二人と分かったよ」
407 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:04:45.25 ID:2JxZf/Q0
「あの〜すいません…」
「いけね〜忘れるところだった…」
ハイジャック犯は、その扉を開ける。
その時にドスッと心臓に何かが刺さった。
「…そんなのありかよ…」
「ありなんです…御免なさい」
ゆたかは一気にナイフを引き抜いた。
「やっ野郎!!」
最後のハイジャックチームがゆたかに銃を向ける。
その時、壁が割れて割れたところから首に向かって手が伸びてきた。
「なっ!!」
そしてその手はしっかりと首を握りしめる、あががががが…
その最後の一人は、そのまま息が尽きた。
「さてと任務達成…」
こなたはその壁を更に砕き入ってくる。
「お姉ちゃん…倒したんだから普通に入ってきたら?」
「どうせ壊しちゃったんだから…どのみちここを広げることになるでしょう?」
「…まあ…それはそうだけどね…」
「さてと…やつらが目的達成をしたから、逃げ出したというような感じにするよ?」
こなたは、敵が持っていたトランシーバーをつかって全員に伝える。
その順序
1.まずハイジャック犯を海に投げ捨てる。
2.そのハイジャック犯の人数にあわせて救命ボートを海に落とす。
3.後は依頼主を優先に縛りをとる
そういうことにすることで誰がこの状況を助けたのかをわかりにくくする事が出来る。
「上手くいったようですね、ありがとうございます」
そんなこんなでこなた達は無事にアメリカに辿り着いた。
408 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:08:28.91 ID:2JxZf/Q0
みwikiさん
かなり情報が入っているパソコン、翻訳などはお任せあれ
この作品にみゆきさんがでない理由ここにあり

ちなみにその前にゆkariさんがいるが、本当に使えない
このキャラのヒントは、知っている人はいると思うがへんた○かがみさん
ちなみに作られてからもう16年が経過している。
409 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」 part12008/08/03(日) 20:09:18.41 ID:2JxZf/Q0
part1は以上です。
勢いで書いている部分もあるけど、大丈夫だろうか・・・
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 20:25:27.30 ID:h.sR8UDO
>>409
大丈夫だと思う。かがみのキレっぷりがおもしろかったわwwww
 
 
 
ただ、リレー小説の真っ只中なわけで、投下宣言はして欲しかったかな
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 20:25:52.16 ID:h.sR8UDO
>>395
パティが取り出したモノ、それは小さな球体だった。

かがみ「いや! いやぁ!」
パティ「おとなしくバイヨウタイになってモラウです」

かがみの皮膚に球体を当てる。
するとそれが身体の中に取り込まれ……

かがみ「うぐっ!?」

かがみの腹が大きく膨らんでくる!

かがみ「いやぁあああ!」

ひときわ大きく叫んだ瞬間、腹を破って紫色の球体が出てきた。
破って、とは言っても皮膚はまた元通りになっている。これで死ぬことはない、ということか。
紫色の球体はゆたか軍団の間に降り立つと、かがみその人へと姿を変えた。

パティ「アハハハハ!! もっともっとクローンをウミダシテクダサーイ!!」
かがみ「いやぁあああぁああああぁ!!」

腹が、背中が、ボコボコと膨らみ、たくさんの球体があらわれてはかがみへと姿を変えていく!!

パティ「さぁ、クローンカガミ達! 他のニンゲンにもウメコミに行くデ……」

パティが命令しようとした、その時だった。

こなた『させないよ!!』
かがみ『よくもオリジナルを!!』
ゆたか『天罰です!』
パティ「フギャ!?」

どうやらクローンにも反逆者がいるようだ、それぞれがパティに突撃し、こなたが服の中からボックス型のなにかを取り出した。

こなた『はい、かがみ! クローン停止装置!』
かがみ「ひぐ!!」

ボックス型のなにかを先ほどの球体と同じように皮膚に当てると身体に取り込まれ、かがみの中で起きていたクローン生成が停止した。

かがみ「はぁ……はぁ……」
こなた『むぅ、衰弱してるネ……』
ゆたか『オリジナルのお姉ちゃんと私のも停止させてきたよ!』
かがみ『全員衰弱しきってるわ! はっきり言って危険よ!!』

オリジナルかがみは衰弱した身体で辺りを見渡した。
味方のクローンはこなたが5人、ゆたかが16人、かがみはどうやらクローン全員のようだ。
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 21:02:10.86 ID:E.mAfOIo
>>409
乙! 
みwikiwwwwwwもうほんとにwwみゆきwwww

>>410
20時ぐらいに、って宣言されてる件
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/03(日) 21:05:22.57 ID:h.sR8UDO
>>412
一応わかってはいたんだけどさ。とりあえず、ね?
……いいや、この話は無視して
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 00:10:28.32 ID:B9FNDiQ0
>>411
とりあえず、こなた、かがみ、ゆたかのオリジナルを敵を掻き分け、
クローンかがみは階段を下りる。
「お姉ちゃん?ってえええええ!?なんじゃこりゃー!!」
お手洗いに向かっていたつかさは、自分の姉もたくさん降りてきている
「とりあえず、話している暇はないわ!!…もう一人のみゆきはどこ?」
「えっと…リビングで降りてきたこなちゃんの分身と事情を話しているけど」
つかさはリビングの方向を向いた、そのリビングからみゆきが沢山現れる。
「ゆっゆきちゃん!!」
「ほら…みゆきさん…あそこに最後のオリジナルがいるから捕らえて」
「わかりました…」
どうやら、運が悪くみゆきのクローンは全員敵の方に回っているようである。
クローンのみゆき達は、つかさとかがみの方向に走り出す。
そこに階段からクローンこなた(味方)とゆたか(味方)が降りてきた。
こなたは、五人でみゆきたちに抵抗をしている。
ゆたかはその隙を狙って、その横を通ることにする。
ゆたかが通ったその先には、培養体にされているみゆきと
通さないよと言うように数人のクローンこなた(敵)が立っている。
数では少しの差でゆたかが勝っているのだが、それを補い余りある運動能力
がこなたのクローンにはある。それに無理に戦っていると、みゆきが増えてしまう。
仕方なく、クローンのゆたかは、そのリビングの隠れ場所に待機する事にした。

また一人、また一人クローンのみゆきが増えている。
「ちょっとまずいかも…退散したほうがいいかもしれない…」
クローンこなたの一人は、クローンかがみの方を向いて言った。
…明らかにこれは押されている。
「にっ…逃げちゃうの?ゆきちゃんを置いて」
つかさは涙を流しそうな顔をする。
とはいえ…こちらは危機的状況に陥っているオリジナルが三人いる。
ここは逃げるしかないのだ。
余程の策がない限り、その時つかさは何か決心をした顔をした。
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 01:31:00.22 ID:dIzAM/M0
カオスwwwwwwwwww
こんだけいると1匹くらいお持ち帰りしたいな
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 07:14:14.97 ID:GR2/cQSO
緑色「クローン戦争の始まりじゃ」
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 07:42:27.44 ID:P6mdkoSO
つかさ「こなちゃんどうしたの?顔赤いけど」

こなた「さっきかがみをお母さんって呼んじゃって///」

つかさ「私もお姉ちゃんをお母さんって呼んだ事あるよ〜」

こなた「つかさならいいそうだね」

つかさ「でも…」

こなた「どったの?」

つかさ「その時にお母さんもいて、ちょっと寂しげな目で見られちゃった><」

こなた「やってしまったんだねつかさ…」
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 07:51:15.91 ID:owabL2DO
>>417
母親がいない淋しさのあまり……か?
それともこの世界にはかなたさんがいるのか?
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 08:20:59.42 ID:owabL2DO
>>414
その頃、オリジナルかがみは疲弊しきった身体で気絶したパティの身体を漁っていた。敵のこなたは味方の自分たちのおかげで床に倒れている。
このクローンを作り出した以上、消去する方法もあるはずだ。その可能性を信じて、かがみは漁る。

かがみ「はぁ……はぁ……こ、こなた……もうちょっと待っててね……」

こなたはもうすでに虫の息と化している。この状況をなんとかしない限り、平穏は訪れない。

かがみ「……あった……説明書……」

ご丁寧に日本語で書かれている。が、ツッコむまでの体力はない。

かがみ「なになに……? これを埋め込んだ生物の言うことを聞く……」

パティの身体からあの球体を取り出す。指や手のひらで持つ場合は身体に取り込まれないようだ。
その時、階段の方から足音が聞こえてきた!

かがみ「く……時間、が……!」

これが敵だったならと思うと、説明書をゆっくり読んでいる時間はない!

かがみ「……仕方ない、クローンにはクローンよ!!」

かがみは自らの身体にクローン生成装置当て、体内に取り込ませた!

かがみ「はぐっ! がっ、我慢よかがみ! みんなを……みんなを助けるためなんだから!!」

かがみの身体からたくさんの紫色の球体が発生、床についてかがみへと姿を変える!

つかさ「お姉ちゃ……うわっ!?」
かがみ『みんな、行くわよ! 身を挺して私達を作り出してくれたオリジナルのためにも!!』
かがみ『おお〜〜〜!!』

クローンかがみの軍団がつかさを押し退け、階段を駆け降りていく!

かがみ「はぁ……はあ……ぅぐ! た……頼んだ……わ……よ……」

それだけ言って、クローンを生成し続けるオリジナルかがみは意識を手放した。
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 12:57:33.35 ID:i9ZE5gM0
>>414
今気づいたんですけどミスです。
×とりあえず、こなた、かがみ、ゆたかのオリジナルを敵を掻き分け、
↓
○とりあえず、こなた、かがみ、ゆたかのオリジナルを担ぎ敵を掻き分け、

×自分の姉もたくさん降りてきている
↓
○自分の姉もたくさん降りてきているのを見て驚く
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 13:08:45.41 ID:owabL2DO
>>420
担ぎ、か……。じゃあ>>419もちょっと修正せねばならんな。
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 13:28:28.80 ID:owabL2DO
悪い、やっぱ>>419はなしにしてくれ。その方がいい気がする。
というわけで別の人、よろしく
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/04(月) 15:12:29.42 ID:gFFMi2DO
それはずるい
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 15:16:01.36 ID:owabL2DO
でも、そのままじゃ矛盾が生じてしまう……。
書き直すのもなんか変な気がするし……こういう場合になった時も話し合うべきだったか
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 16:08:13.57 ID:eKd.gu20
誤字脱字はしょうがないにしても、基本、取り消しは駄目なんじゃないのん?
矛盾はまあ、以後の展開でどうにかしてとしか言いようがないわな。
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 16:24:42.04 ID:Q3dtzBso
取り消しはちょっとね。ミスもリレーのうちでしょ

とは言うものの、続きのレスが来てから前のレスにミスがあったのがわかったって事だからな……
対処としては、原文のまま、つまり修正はなしで行くのが適切じゃないか
修正は続きのレスが来るまで可能。って感じで
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 17:25:02.11 ID:dIzAM/M0
>>426に同意。
1番いいのは修正しなくて済むように書き込む前によく見直しをすること。
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 17:25:41.65 ID:owabL2DO
じゃあ……このままってことか。とりあえず続きに期待
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 18:41:24.74 ID:GR2/cQSO
みなみ「つるーん」
ゆたか「ぺただね♪」
みなみ「……」


つかさ「…………」


つかさ「何でみなみちゃ――」
みゆき「私が吸収しました^^」
つかさ「そっかー、ゆきちゃんのおっぱいはみなみちゃんのも含まれてるんだねー」モミモミ
みゆき「えぇ^^」


壁|△ ̄)
みなみ「……」ガーン

430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 21:16:35.72 ID:P6mdkoSO
>>418
無意識に母親を欲しがっていて、かがみが母親に近い感じがするからつい呼んじゃったって感じかな
ちょい無理あるかな?
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 23:52:18.92 ID:B9FNDiQ0
>>419
それでは行くぜ!!8番目!!まだ八番目だから…まだ…敵勢力の動きが活発にしても大丈夫か

「ふふふっ…コノトキを待ってイタノデスヨ…」
パティは、立ち上がっていた。
「ワタシガ、あの程度で簡単に倒れると思っていたのデスカ?」
完全に意識を失ってしまったかがみにパティがゆっくりと近づく。
パティは、かがみのクローン制作を停止させて、代わりに自分のクローンを作りはじめた。
「所詮ハ、ジャクシャノ悪アガキネ」
パティのクローンが増えながらもパティは平然として、歩き階段を降りはじめる。
「ヤハリ、思った通りデス、クローンを作ってイテモ、体は持ちこたえてクレマス」

クローンこなたとかがみ(味方)は、つかさを守りながらみゆき(クローン)
戦っていたのだが、後ろから足音が聞こえたので後ろを振り返る。
「ハハハハ、挟まれてしまいましたネ、尻に火がつくとはこの事でショウカ?」
「くっ…」
今もなお、パティ本体からクローンパティが作られていく。
そのパティが戦いの構えに入った。
もはや逃げ場はない…万事休すか?いや…何とか…突破する方法はあるはずだ。
「つかさ…」
クローンこなたの一人はつかさの方向を見る。
「こなちゃん…わかった…信じているよ」
つかさは、クローンこなたの一言で何を考えているのかを何となく理解した。

…今、この状況を打破するのには恐らくもうそれしかない。
しかし…それは、つかさにそれなりの覚悟が必要だ…がつかさは一言で返事をする。
覚悟はしたのだろう。
クローンこなたは、本物のパティに近付き。
何かを奪い取った。そしてそれをつかさに投げ渡す。
それは、クローン製造の小さな球体だった。
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/04(月) 23:54:24.38 ID:B9FNDiQ0
さてと…
0:10位に横を通りますよ。
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 00:09:11.84 ID:zp4lQI20
ふと思ったんだが、「最大で15」というのはそれまでに終わってもいいのかな?
綺麗に終わらせられると思ったら、11とかでENDとやってしまうとか……。
無理に最大レス数まで話を伸ばそうとすると、未完結で終わる可能性が高くなる気がするんだ。
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 00:10:10.64 ID:XXYSMFM0
>>433
「最大で」15だから別にいいんじゃないですかね?
435 :始末部隊 SP1「こなた、アメリカに行く」part22008/08/05(火) 00:11:57.99 ID:Zw5ZMV20
「うぅぅ…つまんないよ〜」
かがみは、床に『の』の字を書き続けている。
「私のこなたは、どこかに出掛けているし…
こなた代理人の日下部もどこかに遊びに行っているらしいし」
かがみは宿題に目を付ける。
「仕方ない…宿題を早めに終わらせておこう」
かがみは近くの鉛筆を取り出し、宿題に取り掛かった。
そこに彼女の妹のつかさがやってくる。
「お姉ちゃん…宿題教えて〜」
「仕方がないわね」
二人は、並んで宿題することになった。

[こっから先の『』内はすべて英語]
無事にアメリカに辿り着いた。こなた達は依頼主の大使館に辿り着いた。
『初めまして、私が依頼主のブ○シ○大○領です。』
「えっ?陸上部!!なんて言っているかわかる?」
「わかるわけないってヴぁ」
「こういう時は、みwikiさんを起動させよう!!」
こなたは機械を取り出した。
「…というか…もう一度言ってくださいがわからないんだけど…」
「先輩、Please say one moreでいいんじゃないんっすか?」
こなたは、○ッ○ュの方を向いて、
「プリーズセイワンモア」

みwiki起動
『初めまして、私が依頼主のブ○シ○○統領です』
「初めまして、私が依頼主の○ッ○ュ大○○です」
(今さらだけど伏字あんまり意味がないね、お姉ちゃん)
436 :始末部隊 SP1「こなた、アメリカに行く」part22008/08/05(火) 00:12:18.72 ID:Zw5ZMV20
『では今回の依頼だが国営ギャンブル場に明らかに
大勝ちしている人間を何とかして欲しい
絶対に殺せとは言わないが、流石にこの国の経済が苦しくなるのでな』
「では今回の依頼ですが国営ギャンブル場の明らかに如何様を
している人間をなんとかしてほしいとのことです
ちなみに方法は暗殺じゃなくてもよろしいようです」

作者「めんどくさいのでこれ以降、一回一回訳さないようにしておきます」

「わかりました…その依頼引き受けましょう」
こなたは、席におかれた、ドル札を受け取る。
100万ドル位はある…
「一人頭25万ドルの任務か…久々の大仕事だね」
『いいえ、20万ドルです。彼女も任務に入ってもらいます』
「…そちらの始末部隊といった人ですかな?」

そこに一人の金髪ショートの少女がやってくる。
「初めまして、泉 こなたです」
『私の名前はパトリシア=マーティンです、よろしくお願いします』
「よろしくね。パトリシアさん」
『パティとお呼びください』
こなたとパティは握手をする。
「で国営のギャンブル場というのはどこの事?」
『ラスベガスの某ギャンブル場です』
「…現場に向かおう。」
こうしてこなた達は現場に向かう。
437 :始末部隊 SP1「こなた、アメリカに行く」part22008/08/05(火) 00:12:52.63 ID:Zw5ZMV20
『大統領が言うには、その人は如何様をしているのではないかと疑っているのです』
「如何様ねえ…どこの国でも似たような事をするんだね」
『…そちらの国はギャンブルはやらないのでは?』
「偶にやるんっスよ、偉い人たちの付き合いで非合法の賭博場で」
『日本の国ももう駄目ですね』
「外人にだけは言われたくないってヴぁよ!!」
『失礼しました』
「でも私、入ってもいいのかな?身長が低いし…明らかに未成年だから」
ゆたかは自分の身長の低さを恨んでいるような顔をしている。
『大丈夫、大丈夫こういう場所は堂々としていればばれないね』
【外国の賭博法についてはあんまり詳しくないので、
そこら辺の突っ込みは勘弁してください。】
こなたは、いや…それにも流石に限度がないかと言いたげな顔をする。
とりあえず五人は、ギャンブル場に入った。
『それで標的はあの人です。』
パティは、標的の人を監視カメラ越しに、指を指す。
「…如何様は、使っているね」
「ええ、使っているっスね」
全員、頷く。
『やはり一人の人間に勝たせすぎると、客足が減っていくんですよ』
「…[ピーーー]ことはできないね…せめて何日か連続で大負けさせて、
このギャンブル場に二度と来させないようにするという感じに」
「うまくやる方法はあるのか?私たち全員そういう知識ねえぞ」
【作者もない】
「簡単だよ、あっちは如何様を使っているんだけど
こちらが如何様を暴くことをすればいい、ほとんどの確率でこちらが勝てるよ
そして、その罰として金を奪っていく。」
「如何様、と言ってもそんな知識ないぜ?」
「作者も無いよ」
「「「「『作者ああああああああ!!』」」」」
438 :始末部隊 SP1「こなた、アメリカに行く」part22008/08/05(火) 00:13:25.64 ID:Zw5ZMV20
そんなこんな事で数日後にこなた達は、ギャンブル場の代わりに
ギャンブル場に姿を出した。
「チビッ子…今日はそちらの方に向かうらしいぜ」
こなたがやっているコーナー7ポーカーである。
「とちるなよ」
みさおは、無線越しでそう言った。
こなたは、何も知らない顔をしてカードシャッフルをしている。
「アーユーニューチャレンジャー?[必死に昨日覚える言葉を勉強した。
ちなみに、『あなたは、挑戦者ですか』と聞いている]」
『ハイ、そうです…私は挑戦者です。』
そう言って標的は、自分の席に座った。
こなたは、それぞれの客席に三枚表にしたカードと伏せた二枚のカードを渡す
勝負が始まる。
「フォルド」
一人の老人紳士は、カードを全て伏せた。
「bet!!」
一人の老紳士を除いてそこそこの手が出来ているらしい。
現在、合計90チップ集まっている。
7ポーカーとは簡単にいえば配られた7枚のカードのうち
5枚使って一番いい役を作るギャンブルである。
【ルールは基本的にアーケードにあるセガのゲームを参照にしている】
但し、勝負は最初の五枚そこでベットするかどうかで決まる。
ベットをすれば、勝負に出たことになり残りの二枚も受け取ることができる。
その7枚で再度ベットして勝負に出るかどうかを決めることが出来る。
勿論、これで脅しをかけてみたりすることも出来る。
439 :始末部隊 SP1「こなた、アメリカに行く」part22008/08/05(火) 00:14:00.95 ID:Zw5ZMV20
(…)
こなたは、それぞれに二枚ずつベットした人だけに渡す。
一人の人はにやりと笑う、大物手が完成したのだろう。
「2ペア」
「3カード」
「ちっ…」
最後の一人はカードを投げ捨てる。
(流石にいきなり如何様は使わないか)
カードを投げ捨てた人は、今回の標的である。
こなたはカードをシャッフルする。
パティの情報によると、何回かは負けて勝ち始めると連荘するそうだ…。
その連荘こそが如何様とみていいだろう。


それから何回か勝負をした結果なかなか使ってこない。
(突然、ここの役が変わったから警戒しているのかな)
こなたは何度もトランプをシャッフルしながら考えた。
そして、5枚のカードをそれぞれに配る。

その時である。
その後ろで見物人の振りをしていたパティは、手を伸ばす。

監視カメラ越しで見ていたひよりがゆたかの方を向いて、
「今っす!!小早川さん!!」
ゆたかは、ブレーカーを落とした。
当然ギャンブル場の明かりが消える。
「What?」
当然の反応である…しかし…こなたにはそんな事は関係なかった…
440 :始末部隊 SP1「こなた、アメリカに行く」part22008/08/05(火) 00:15:04.19 ID:Zw5ZMV20
part2は以上です。
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 00:19:05.18 ID:BeYBHKc0
更新履歴の「短編:パロディ・クロスオーバー」が、「短編:パロディ・エロスオーバー」に見えた俺は、もうそろそろダメなんじゃないかと思う
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 00:23:23.14 ID:XXYSMFM0
>>441
かがみ「ふっ…これくらいは日常茶飯事よ!」
こなた「……かがみ、頼むから私の尻触らないで…(TωT.)」
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 00:27:45.58 ID:oFzUtESO
>>440
ギャンブルで始末かwwどうなるか楽しみ
>>442
かがみwwwwwwwwww

そういえばあきら様にも友人いるんだよな、しっかり名前もあるし
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/05(火) 00:45:38.25 ID:qzBZfHIo
>>433
問題ないかとー

>>440
乙! カードでイカサマって言うと手札すり替えか、役の覗きぐらいしか思いつかないなw

>>442
「お姉ちゃんまたやってる」
「さすがに見慣れましたね。うふふ」
「そうだね〜、あはは」

エロスオーバーってなんだw
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 01:07:04.57 ID:CKoNl0M0
エロスオーバー笑ってしまったwwwwwwww
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 02:04:43.99 ID:BeYBHKc0
>>444
多分とってもえろえろなんじゃね?そりゃもうエロパロ逝けってくらいにw
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/05(火) 06:41:56.30 ID:amkkuEU0
>>440
今回はいつもと違って仕事屋稼業っぽくて良いww
こなたの技からして作者は鉄とかがお気に入りなのかな〜?
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 07:09:42.13 ID:m3Mp66SO
エロパロといえば、あそこは作品レベルが高いよな
特に昨日見たElopeシリーズは完成度高すぎて……
あんなの見ちまった日には、なんかもう下手なSSは書けないなー、とライバル心が生まれてしまったよ
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/05(火) 08:21:19.11 ID:x89qrEDO
次元が違いすぎるよなー。ああいうSSが書けないかなと奮闘してるわけだが…
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/05(火) 12:36:24.47 ID:0pmYFUDO
あやの「Hなのはいけないと思うな」
つかさ「どんだけ…゚‐゚」
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 13:07:05.88 ID:x89qrEDO
>>450
いやいや、俺が言ってるのはクオリティの話だから
 
 
 
そういや、シリーズものって誰でも書けるんだっけ?それとも一つ目の作者が許可すればいいんだっけか?
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 13:12:15.41 ID:co2.iLs0
ものによるんじゃね?まぁ、一度尋ねたほうが無難ではあるやな
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 14:25:57.48 ID:x89qrEDO
どっちかって言うと俺のをみんなに書いて欲しいんだよな。
シリーズって自由かなって思ってたから特に言ってなかったわけで。
 
……いや、最初には言ってたか。
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 17:46:01.57 ID:m3Mp66SO
そういえばリレー、タイムアップだね。今回も完結しなかったか


>>453
何を書いてほしいんだ?
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 18:06:14.89 ID:x89qrEDO
>>454
うむ、仕方がない。
 
 
 
『なぞなぞシリーズ』と『こなたとつかさの珍回答集』かな。絶対に俺より面白いネタを持ってる人がいるはずなんだ
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/05(火) 19:06:13.91 ID:WlDx8dwo
質問ですけど公式設定で
泉家&柊家に車とかあったりするのでしょうか?
またその場合運転免許は、それぞれの親&柊家の上の姉二人のうち、
誰が持ってるという描写はありましたでしょうか?
(泉家はそうじろうしか可能性が無いですがww)
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 19:27:35.07 ID:x89qrEDO
>>456
そうじろうはゆい姉さんが泥酔してた時に『送っていくよー』って言ってたから最低でも免許はあると思う
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 19:40:30.90 ID:jFkMxH2o
こなた(……向かい風だなぁー……)キコキコキコ


こなた(……まぁ、帰りは追い風だしいいか……)キコキコキコ



 *



こなた(……なんで帰る頃には風向き反対になってるんだろ……)キコキコキコ
459 :なぞなぞシリーズ[saga]:2008/08/05(火) 19:46:50.20 ID:D3wpYhg0
こなた「突然ですが、なぞなぞです」
かがみ「ホントに突然だな」

こなた「上は大洪水、下は大火事、これなーんだ?」
つかさ「簡単だよ、答えは――」
かがみ「お風呂よお風呂。こんなの小学生レベルだって」
つかさ「むきー」

こなた「残念だけどハズレだよ」
かがみ「はぁっ!? なんでよ、お風呂意外に何があるのよ?」
みゆき「難しいですね・・・」
つかさ「ゆきちゃん居たんだ」

こなた「答えはまだかな、まだかな♪」
かがみ「・・・悔しいけど分からないわ。降参よ」
つかさ「こなちゃん難しいよー」
みゆき「泉さん、答えは何なのでしょうか?」

こなた「皆、ダメだなー^^ 正解は・・・」
かつみ「正解は?」

こなた「滝の下でやるキャンプファイアーだ!!」
つかさ「そっかー!」
かがみゆ「・・・・・・・・・」

こなた「あれ? どったの二人とも・・・」
かがみ「こなた、それはなぞなぞじゃないわ。頓知よ」
こなた「え?」
つかさ「とんち?」
みゆき「泉さんの、おばぁかさん♪」

こなた「な・・・なぞなぞだもん! 漫画に出てたもん!」
かがみ「はいはい」

>>456
車は見たことないけど泉家は車庫があるぞ
>>457
俺の学生時代の良い思い出だw
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 19:56:27.94 ID:3wR0iwAO
>>456
泉家も柊家も住んでる所が田舎なら、車がないのは死活問題。

>>457
あるある
ありすぎて困るww
が、それも学生時代の思い出か。早いなあ……

>>458
答え:海底火山
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 19:59:47.81 ID:jFkMxH2o
2人して安価ひとつずつズレてるよww
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 20:03:58.65 ID:m3Mp66SO
>>460
その発想はなかっわww

>>461
ちょwwマジだww
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 20:04:06.32 ID:3wR0iwAO
>>461
しまった>>459を真似して書いたら吊られて間違えたww

ちくさょう>>459め!
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 20:25:33.83 ID:CKoNl0M0
>>461-463
ワロタwwwwwwww
465 :井戸端会議は続く。〜ウォーターパレード[saga]:2008/08/05(火) 20:30:42.18 ID:BeYBHKc0
「んぐっ、んぐっ、んぐっ・・・ぷはぁ」
「そういえば、つかさって最近水ばっかり飲んでるわよね・・・なんかあったの?ダイエットなら全然必要ないと思うけど」
「うぅん、こないだテレビでごぼ水は身体を浄化してくれてごぼがぼ健康にいいって聞いたからがぼごぼごぷんっ!」
「水を飲みながらさも当然のように喋るなあぁああぁっ!!!」
「えへへ、制服びしょびしょになっちゃった・・・でも水だから全然平気なんだよ〜。夏だからすぐ乾くし・・・ホラっ!」
「いや、幾らなんでもまだ乾いてねーよ。ってゆーかブラ透けてるし」
「え・・・ひえぇ?!お、お姉ちゃーんっ・・・」
「ったく・・・今日はTシャツみたいなのは持ってきてないの?下に着ればブラは透けないでしょ??」
「う、ううん・・・まぁいっか。そのうち乾くよね」
「おいおい。とりあえずみゆきにでも相談してみましょ」
「うん!困った時の高良辞典、だよね!」
「正しくはネット上最大の辞書・wikipediaの眷属、みwikiだけどね〜」
「とりあえず行くわよっていうかいたのかこなた」
「ひどいやかがみん、ずっと側で見守っていたのに」
「ハイハイ、背後霊みたいなこと言ってないでとっとと行くわよ」

「そうですか、では私の制服を」
「オイオイオイオイっ!!」
「みゆきさんまで・・・私の胸が小さいことをバカにして・・・」
「でもゆきちゃんが下着丸出しになっちゃうよ‥‥?」
「あ、いえ・・・そうではなくて、その、一応今日はもう一着制服があるものでして」
「とか言う割には今ここで脱ぐ気まんまんだったよね、みゆきさん・・・」
「なんだ・・・ってゆーか、なんで二着も制服を持ってきてるのよ」
「お恥ずかしい話なんですが・・・昨日の球技大会が終わった後、つい体操服のまま帰ってしまったものですから‥‥」
「あっ、私も着て帰ったんだよー!・・・でも今日は何着て学校に来たの?制服は学校に置きっ放しだったんだよね??」
「いえ、つかささんも知っての通り、今は衣替えの時期ですから・・・」
「なるほど、冬服を着てきたのね。でもうちの学校は猶予もなしに1日で衣替えしちゃうから、みんなが夏服の中で目立ったんじゃない?今日は特に暑かったし‥‥」
「まぁ・・・でも明日、学校に来るまでの辛抱ですから」
「明日・・・って、いいよぉ!私が冬服着て帰るから・・・」
「いえ、そもそも今日一日私は冬服着てたんですし、いきなり夏服になったらヘンに思われると思いますから・・・」
466 :井戸端会議は続く。〜ウォーターパレード2008/08/05(火) 20:32:15.25 ID:BeYBHKc0
「いや、とゆーより夏服持ってるんなら昼休みとかに着替えとこうよ、みゆきさん・・・」
「あ、そういえばそうですね・・・皆さんと話してたらいつの間にか忘れてました。うふふ」
「はぁ・・・みゆきといい、つかさといい・・・」
「いいじゃん、私なんてまだセリフ5行しか喋らせてもらってないんだよ・・・一応主人公なのに、なんでこんなに冷遇されてるんだろ・・・えぐえぐ」
「まぁ折角中庭まで降りて来てるんだし、どーせなら運動場にでも行ってみる?あそこなら日陰もないし、濡れた制服も持って行けばすぐに乾くと思うわよ」
「スルーですかっ!主人公のセリフをっっ!」

「───こほっ、こほっ!」
「うぷっ・・・やっぱり夏の突風は強力ですね・・・」
「もぉ、かがみんが運動場に行こうなんていうからぁ・・・!」
「う、うるさい!!砂埃くらいでガタガタ言うなあっ!」


・・・ぽつ。

・・・ぽつ、ぽつ。

・・・ぽつ、ぽつ、ぽたぽたぽた、ぽっぽっぽぽぽぽどざあーーーっ。


「・・・じゃあこれは?かがみん・・・」
「この季節特有の夕立ち、ですか・・・これはまたバッドタイミングでしたね」
「ゆ、ゆきちゃんに貸してもらった制服がぁ・・・」
「ほ、ホラ!ぼさっとしてないで早く行くわよ!!濡れちゃうでしょ!」
「言いだしっぺがそのセリフを言いますかね・・・」
「ひゃあっ!」
「つかさ!大丈夫・・・!?」
「うん、大丈夫・・・ひぐっ」
「もぉ、コケたくらいで涙ぐまないの。小学生かアンタは」
「う、ううん、ちょっと鼻打っちゃっただけだから・・・早く行こ!」

「‥‥‥これは、最後の手段です」
「みんなもうべっちょべちょになっちゃったもんね・・・誰かさんが運動場行こうだなんて言い出したせいで」
「悪かったって言ってるでしょ・・・ヘコむからもう言わないでよ」
「ううん、私がコケちゃったせいで避難するの遅れちゃったせいもあるんだから・・・」
「とりあえずここで一旦解散です。それぞれの教室に戻った後、ダッシュで更衣室まで向かってください。例の荷物は‥‥忘れずに持参してくださいね?」
「うん!」
「じゃあ行くわよ!」
「ブ・ラジャー!ダーッシュダーッシュダッシュ♪キーックエーンドダッシュ♪」



「───今日はゆきちゃんのお陰で助かったよ〜」
「まぁ少し窮屈な感じはしたけど、あのスケスケ状態よりは全然いいよね〜」
「いいえ、帰りに4人でプールに行くのを楽しみにしていたので思いついただけですよ」
「それと皆が中学校の時のスクール水着を持ってきていたことね。こなたがどうしても、っていうから持ってきたんだけど・・・普通の水着じゃやっぱり柄とかがあってすぐにバレちゃうしね」
「いやはや、やっぱり主人公たるもの美味しいトコロは最後にぜーんぶ持ってっちゃうモノなのだよ、かがみん♪」
「いや、ただ単にオタクなだけだろ」
467 :井戸端会議は続く。〜ウォーターパレード[saga]:2008/08/05(火) 20:33:16.96 ID:BeYBHKc0
「今日のかがみん、なんか当たり厳しいよね・・・嫌なことでもあった?」
「大アリよ・・・つかさは面倒事の種を撒くしみゆきのお陰で何とかなったと思ったら自分のせいでもっと面倒なことになっちゃうし・・・オマケに」

ざっざっざああぁあっ!!

ばっしゃあぁん!

「・・・トラックには泥水引っかけられるし?」
「もぉイヤぁ〜!!早く家に帰りたいー!!」
「どうどう、かがみん。何かつかさみたいになってるよ?」
「お姉ちゃん、落ち着いて・・・って、私こんなんじゃないよぉ!」
「でも見事に全員引っかけられてしまいましたね・・・ふうっ」
「‥‥‥みゆき?」
「いえ・・・もうここまできたら、傘にあまり意味はないと思いましたので」
「そーだねぇ‥‥胸までドロ被ってるから胸透けたりしないだろうし・・・」
「‥‥‥こ、こなた・・・?」
「えへへ、たまにはびしょ濡れになりながら帰るのも面白いかも〜」
「つ、つかさまで・・・」
「ホレホレ、ホレホレホレ!早くかがみも傘を閉じて迎え撃ってくれないと、このまま傘でかがみの胸を貫くぞっ!」
「ちょ、あぶなっ!お前はどこぞの殺人鬼かあぁっ!!もおっ!」
「うほぅ!かがみんもやるねぇ!!」
「言っとくけど・・・今日の私はメチャクチャ気分悪いから容赦しないわよ。傘を振り回して小学生みたいだ!なんてツッコミ受け付けないから。分かってるわよね?」
「かがみんこそ・・・泣いて土下座するまでやめないよっ!」
「上等っ!!」
「ゆーきーちゃーんっ♪」
「何でしょう、つかささ・・・わっ!」
「えへへぇ〜驚いたでしょ♪」
「つかささん、『人に向けて傘を開いてはいけません』・・・って言われませんでしたか?」
「でもビックリしたでしょ?ゆきちゃんも何かしてみてよ〜」
「仕方ないですね・・・えい!えいっ!」
「わっ!わっ!うわあっ!!」



井戸端会議は続く。


468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 20:35:16.83 ID:BeYBHKc0
以上です。久々です。
書いてる途中で妙にストーリー性出てきて普通のSSにした方が良かったかなぁー、と思いつつ。

びしょ濡れになることを楽しんでいた時があったなぁー、とオッサン思考なモノを書いてしまいました。
今度やってみようかなぁ。雨が降ってる中裸で「アヒャヒャヒャ!」って走り回ったりとか。
おそまつでした。
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 20:50:39.68 ID:jFkMxH2o
通報しますね^^;;;;;

プール行きてぇな…暑くてやってられんわ
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/05(火) 21:23:05.29 ID:0pmYFUDO
‐POOL‐
わいわいがやがや

こなた「はぁ、やっと着いたよ」
つかさ「もう汗だくだくだよぉ><」
かがみ「なんかおとなしく家にいたほうがよかったかも…」
こなた「もうここまで来といてそれはないよかがみん、ほら、入るよ、もう私は暑くてたまんないよ」
かがみ「わかったわかった、わかったから引っ張るなっての」

〜更衣室〜
つかさ「うわぁ人いっぱいだねぇ」
かがみ「ロッカーの空きあるのこれ?」
つかさ「あ、あそこ一つ空いてるよ?」
かがみ「ほんとだ、誰使う?」
こなた「なんで?3人で一つでいいじゃん」
かがみ「いや、でも…ってぇ!はやっ!もう水着かよっ!ってかここでもそれですかこなたさん!」
こなた「いやぁ、早く水に浸かりたくて下に着てきちゃった、実を言うとここに来る途中Tシャツが汗で濡れて文字が透けてたんだよね、あはは〜」
かがみ「アンタには女の恥じらいがないのか」



ところ変わって岩崎家

ゆたか「冷たくて気持ちいいね〜(パシャパシャ」
みなみ「うん」
チェリー「わんわんっ!」
ゆたか「チェリーちゃんも気持ち良さそう、水着持ってくればよかったかなぁ、そうしたらこうして足だけじゃなくみなみちゃんと遊べたのに、でもびっくり、みなみちゃんってあんな笑顔も見せるんだね」
みなみ「あぅ…あ、あれはその…お願い、忘れて…(シュン」
ゆたか「どうして?楽しかったんでしょみなみちゃん」
みなみ「え、あ、う…そっそうだスイカ、スイカ食べる?」
ゆたか「スイカ?うん、食べたぁい」
みなみ「いっ今持ってくる…(ダッ」

ゆたか「あぁあ、私といる時にもあの笑顔見せてくれないかなぁみなみちゃん」
チェリー「わんっ!(バシャ」
ゆたか「わっ、冷たいよチェリーちゃん、そか、そうだよね、みなみちゃんともっと仲良くならなくっちゃ、ね?チェリーちゃん?」
チェリー「わんわんっ」

風鈴「チリリリン♪」

夏真っ盛り…
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 21:40:15.63 ID:zp4lQI20
>>468
>「仕方ないですね・・・えい!えいっ!」
このSSはこの一行のために書かれたに違いない。

>>470
画像付きネタにあった、ビニールプールの話を思い出した。
というか、その続きなのかな?
和むなー。
472 :なぞなぞシリーズ[saga]:2008/08/05(火) 21:42:44.77 ID:zp4lQI20
「右手を挙げたはずなのに左手を挙げていました。さて、どうしてでしょう?」
「あ、ありのまま起こったことを――(略)ですね」
「うーん。みゆきさんがそっちの知識も仕入れてくれているのは嬉しいんだけど、違うんだよね」
「……かがみ。鏡だったんだ! ねっ、ねっ。そうでしょう?」
「おおっ。つかさ正解。おかげで無事に録音も出来たよ」
「録音?」
『かがみ。鏡だったんだ!』
「なるほど。なぞなぞは、つかささんの声を手に入れるための罠だったんですね」
「うん。発音は変だけど、これで姉を名前で呼ぶ珍しいつかさの声を携帯の着信音に設定できるよ」
「ふぇ……。やめてよう……」
 
 
 
……台詞の前に名前を付けるのは面倒だったのでやめた。反省はしていない。
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 22:19:03.68 ID:4JJsW6AO
癒し系のSSが連投されてるな‥‥水浸しにプールネタに‥‥
あぁ、これで少しは涼しく‥‥‥‥‥なるかボケエェエエェ!!!

井戸端久々だな‥‥ってゆーか井戸端はみんな毎回キャラ違ってるよなwww
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 22:34:33.83 ID:jFkMxH2o
みゆき「暑いですね……」
かがみ「この熱帯夜、4人でお泊まりは無理があったかもね……」
つかさ「エアコンつけようよぉ」
こなた「NO! 地球温暖化を防ぐためにひとりひとりができることをやるのだよ!」
かがみ「あんたなんでそんな元気なんだ。つーか突然何言い出すかと思えば」
つかさ「お姉ちゃんますます暑くなるから怒らないでー><」
こなた「地球こんばんはー」
かがみ「駄目だこいつ早くなんとかしないと」


みゆき「……では納涼としてこういうのはいかがでしょうか」
つかさ「ふぇ? なになに?」
みゆき「電気を消していただけますか?」
こなた「はいよー。ポチッとにゃ」
かがみ「にゃ?」


みゆき「……これは昔々から語り継がれているお話です」
つかさ「やな予感が……」
みゆき「牛の首、というものをご存知でしょうか?」
つかさ「く、首?」
みゆき「現代に伝わる怪談の中でも最も恐ろしい話とされています。
     これを聞いた者は恐怖のあまり身震いが止まらず、三日と経たずに死んでしまう。
     多くの死者が出たことを悔いたこの怪談の作者は、彼らを供養するため生涯を仏教に捧げたとも言われています。
     内容を知った者が残らず死んでしまうほど恐ろしい『牛の首』……それを今夜皆さんにお話しましょう」
つかさ「ひぃっ……やだ、私聞きたくない! 死にたくないよぉ……」


こなた「……あのー、みゆきさん?」
みゆき「はい?」
こなた「なんで聞いたら死ぬ怪談をみゆきさんが知ってるの?」
つかさ「あ」
かがみ「本気で怖がらせる気ゼロよね。せっかくだから中身のある怪談してくれればいいのに」
みゆき「いえ、本物の怪談というのもあるにはありますが……つかささんが不憫なので」
つかさ「><」
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 22:42:10.53 ID:m3Mp66SO
シリーズ物を書いてくれと言った本人がいっさら現れない件

>>468
今日まとめでたまたま井戸端を見て、まだこれ続くんかな?と思った矢先ww
だが逮捕されるから今日で見納めか……

>>474
読んでる最中に同じ事思ったww
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 23:07:52.93 ID:Zw5ZMV20

>>443
実は、博打勝負自体はあと1レスで決着がつくんですよ。

>>448
Elopeシリーズは僕もファンです、Escape編9話から見始めました。

>>458
実は同じ目に会ったことがある。

>>459
どう聞いてもとんちですありがとうございました

>>474
(爆発)【みゆきさん】駄目じゃん!!
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 23:20:36.83 ID:XXYSMFM0
>>458
切実すぐるwww

>>459
やかんとかボイラーとかwwwww

>>468
皆して何やってんだwwww水浸しじゃねえかwwwwwwww

>>470
和むなぁ…てかみなみwwwwwwww

>>472
こなた何しとんwwwwww

>>474
みゆき「うっ…急に息が……」
つかさ「今更そんな演技しても遅いよ…ゆきちゃん…orz」
みゆき「…スイーツ(笑)」

さて、暑いことだし…例のネタで1レスほど使いますかねぇ〜
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 23:32:06.60 ID:XXYSMFM0
サイバー☆ゆーちゃん『夏の或る日』

夏。茹だるような暑さの中、小早川ゆたかは庭に立っていた。
ゆたかの目の前には大量のみかん…。

「チェンジ!冷熱ハンド!!」シャキーン
解説せねばなるまいっ!小早川ゆたかは瞬時に腕を換装することができる。
冷熱ハンドは右腕から700度の炎を出し、左腕からは冷凍ガスを発射できるのだ!
「〜♪」
ゆたかは冷凍ガスで目の前のみかんを少しずつ凍らせていく。

「はい、冷凍みかんできたよ〜☆」
「いやぁ、夏はやっぱりコレに限るね〜。ほら、こなたも食べな〜」
「いやぁ、ゆーちゃんってホント便利だネ」

…その頃、日下部家……
「おーっす、遊びに…って……うわぁ!?」
「ひ…柊ィィい…ィ……助け…テ…」プシュー
「連日の……暑さ…デ…オーバー…ヒート……」プシュー
「……放熱効率悪すぎだろ…」ヤレヤレ

サイボーグの皆さん、夏は特に機械がダメになりやすいので注意しましょうね!
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/05(火) 23:37:14.05 ID:CC6caYI0
昔はレーダーハンド派だったな…見た目的に。
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/05(火) 23:56:16.79 ID:BeYBHKc0
>>469
ちょっと今から夜・逃・げでリセット!してくるわw

>>471
最後みゆきさんでどう落とすか悩んだ結果がこれです><

>>473
まぁー「井戸端シリーズ」はほとんど自分の掃き溜めなんで。自分が経験したことや思ったことを適当に書くから幾らでもキャラが変わっちゃうのさっ☆
・・・正直すまなかったと思ってる。

>>475
今久々に過去作読み返したんだが、私的なこと書きすぎて通じないネタ多すぎだろとオモタw
と同時に、恥ずかしくて死にそうになった。マジで雨の中を裸で駆け回ってしまいそうだ・・・もし捕まったら、井戸端はおまいさんが受け継いでくれw

>>477
だが水浸しなのがいいんじゃないかw
服着て水浸しになるなんて、余裕がないと「服がべちょべちょで気持ち悪い」程度にしか思わんからなぁ。。。
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/06(水) 00:13:31.04 ID:WRh6HlI0
>>480
>ちょっと今から夜・逃・げでリセット!してくるわw
ちょっとゆい姉さんに通報してくるぜwww

>だが水浸しなのがいいんじゃないかw
いやいや、それは時と場合によるwwww
こなた「制服の下にスク水を着てきたんだ!」
つかさ「ど、どんだけ〜」
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/06(水) 00:24:08.32 ID:12NQmCw0
>>481
ちょ、やめろwおまいは俺の人生をこれ以上闇へつき堕とすつもりかwww

うーん・・・やっぱり制服の下にスク水はアウトか。言っとくけどさすがにこれは俺の趣味じゃないからな!
・・・今思えば、制服の下にスク水とかマニアックすぎるぜ・・・w

あと今気づいたんだが、>>474のIDが「JFK」な件について・・・スマン、また局地ネタだったorz
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/06(水) 01:31:36.20 ID:EZPgdLEo
>>481>>482
こうですね
http://imepita.jp/20080806/044240

描き終わってから気づいたけど、制服の下に着ただけであって制服+スク水じゃなかったんだよね
別にそういう趣味じゃないよ? ははは……は……
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/06(水) 06:43:03.30 ID:5/bwgEDO
>>475
うう……すまない、事情があって来れなかったんだ……
というわけで、なぞなぞシリーズを書いてくれた人ありがとう!こっちも長編だけじゃなくシリーズものにも力を入れていくことにするよ
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 07:02:12.68 ID:Fc85RcSO
>>483
(^Д^)ウヒョー
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 08:59:17.46 ID:xUyHPco0
>>483
ストライクウィッチーズ見すぎwwww
だがやはりこなたんは似合うな、GJ
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 09:05:19.02 ID:uYWUPEgo
ちょwwwwwwwwwwwwなんぞこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

http://www.nicovideo.jp/watch/sm4130900
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 09:16:12.01 ID:5/bwgEDO
そういや「かがみの法律相談所」的なの書いてる人いるかな?
殺人事件の刑期や情状酌量の余地とかを聞きたいんだが……
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 12:18:58.53 ID:Fc85RcSO
ゆたかから見て、こなたって何て呼べば良いの?
従姉妹で良いの?
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 13:12:51.40 ID:WaD2Y7so
続柄は従姉だけど?
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 14:53:06.89 ID:Fc85RcSO
>>490
やっぱそれだよね。読み方分かんない……orz
はとこ?
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 14:56:27.73 ID:Fc85RcSO
自己解決しました
じゅうし、か……携帯だと変換できねww
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 15:12:31.23 ID:WaD2Y7so
いや、いとこ…
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/06(水) 16:05:22.36 ID:mC5Jb.SO
ID:Fc85RcSO
つかさちゃん何やってるの?
ゆたかはゆたかちゃん、こなたはこなちゃんでしょ、「いとこ」だよ
後、>>492言葉遣い悪いよ、困っちゃったね
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 16:09:00.81 ID:EmsowGw0
継母がけいぼでもOK並の発見だな。じゅうし。聞いた事ないけど。
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/06(水) 16:28:03.51 ID:EZPgdLEo
レスthxw
>>486
なぜわかったしwww
497 :こなたとつかさの珍回答集[saga]:2008/08/06(水) 16:39:39.96 ID:oLRx2To0
まつり「かがみ。従に姉って書いて、なんて読むんだっけ?」
かがみ「はあ? それくらい大学生なら読めるでしょ?」
つかさ「あ、私分かるよ。十に姉なら『じゅうし』だよ」
かがみ「……そんな読み方あったっけ?」
つかさ「うん。昨日、鳥の話の本を読んだんだけど、十姉妹っていう鳥がいてね」
いのり「言いづらいんだけど、十姉妹は三文字が並んだときだけにそう読む、特別な読み方よ」
つかさ「えっ、そうなの?」
いのり「それと、たぶんまつりの言っているのは従うのジュウでしょ。それなら読み方は『いとこ』よ」
まつり「あれ、だって『いとこ』は従兄弟って書くんじゃないの?」
つかさ「そうだよ。従姉なんて書かないよ」
かがみ「いや、だから……」

みき(いのりもかがみも大変ね。同じ姉妹なのに、どうしてこんなに違っているのかしら)
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 17:58:39.42 ID:WaD2Y7so
こなた「特別企画! つかさに呼んでもらいまSHOW!」
つかさ「ふぇ?」
こなた「はいこれ」
つかさ「何? この紙。みんなの名前が書いてあるけど」
こなた「もしこの人と親友だったらどんなニックネームで呼ぶかってのを考えてみよー」
つかさ「(゚-゚ ? こなちゃんとかゆきちゃんとか?」
こなた「そそ。はいスタート!」
つかさ「え、えぇっ!?」

 *

つかさ(えっと……まずこなちゃんにゆきちゃんでしょ。お姉ちゃんは……きょうちゃんで)

こなた「思いのほか時間がかかりそうなんでCM!」

つかさ「……こなちゃん、誰に向かってしゃべってるの?」
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 18:00:33.82 ID:Fc85RcSO
いや、>>490が教えてくれた言葉を調べてみたら「じゅうし」だったんだよ
辞書にも載ってるから


>>494
このくらいで言葉遣いが悪いですかそうですか
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/06(水) 18:13:27.68 ID:5/bwgEDO
>>498
これもシリーズにできそうだなwwwwww
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/06(水) 18:31:35.92 ID:Nqq1Mck0
>>488
 「柊かがみ法律事務所」シリーズの作者です。
 殺人事件にかかわらず、一般論として書きます。スレ違いのうえに長くなりますがご容赦を。

 日本の刑法は、法律では刑の幅を大きくとって、実際の適用は裁判官の裁量にまかせる形になってます。殺人なら「死刑又は無期若しくは5年以上の懲役」(刑法第199条)の範囲内で、裁判官が自由に決められるわけです。ちなみに「5年以上の懲役」といった場合は、最高は20年までです(法定の加重事由等があるときは、30年まで)。
 でも、これだと裁判官が判断に迷う場合も多いので量刑相場みたいなのはあるとはいわれてます。しかし、あるとしても裁判所の内部資料で外部に公開されることはないようです。
 適用条項ごとに刑事裁判例を丹念に統計とっていけば、ある程度は推測可能でしょうけど。
 なお、量刑相場はあくまで参考です。裁判官が良心に照らして恥じることはないと確信するなら、量刑相場から大きく離れるような判決も可能です(あまりやりすぎると出世に響くという噂はありますが)。当然、小幅なブレは常にありえます(結局は、裁判官の判断ですから)。
 また、裁判員制度の導入で、今後は重大事件についてはかなりブレてくる可能性も高いです。

 刑法では第66条に情状による酌量減軽の規定があります。また、法律上の減軽加重は、酌量減軽よりも先にやることになってます(刑法第72条)。
 よって、a.犯罪行為と結果を見て量刑相場にあてはめ刑を決めてから、b.まず法律上の減軽加重事由による減軽加重計算をして、c.最後に情状酌量でこれまた量刑相場をにらみながら刑を減軽する(具体的な計算方法は、刑法第68条以下)ことになります。
 通説では酌量減軽は法定刑の最低をもってしてもなお重い場合にすべきものとされているので、cの前にaの段階で既に情状も考慮に入れることになります。
 なお、法律で例えば「4年以上10年以下の懲役」と規定した場合は、aのところを縛ることになります。bcの過程を経て、減軽の結果として「2年の懲役」になったり、加重の結果として「13年の懲役」(上限は30年まで)になったりしても、全く合法です。
 法律上の減軽事由が複数あっても、減軽は一回のみ。よって、減軽は、法律上の減軽と酌量減軽をあわせて、最大二回まで。したがって、法定刑の最低の四分の一まで縮減可能。

 特に問題となる死刑と無期懲役について。
 死刑と無期懲役の差は、量的なものでなくて、質的に全く違うものです。
 無期懲役なら、一定の期間がすぎた時点で、充分に反省して服役態度もよくて充分に更生できてると判断されれば、仮釈放はありえます。仮釈放期間中も品行方正であれば、そのまま釈放されて社会復帰可能です。
 それに対して、死刑はいわば「あんたは、責任能力があるにもかかわらず、悪逆非道極まりなく、かつ、更生の余地が皆無だから、人間社会から永久追放します」ってことです。
 なら、仮釈放なしの終身刑でもいいじゃんという話もありますけど、死刑の威嚇効果とか、被害者・遺族が納得しないとか、極悪殺人者には「目には目を」でいいじゃないかとか、ぶっちゃけ刑務所足りないとか、もろもろの理由・事情で、日本では死刑制度が維持されているわけでして。
 よって、この場合、情状は「悪逆非道極まりない」かどうか、「更生の余地が皆無」かどうかの判断と関連します。
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/06(水) 18:32:12.38 ID:Nqq1Mck0
続き

 次に執行猶予について。
 法定の要件(刑法第25条)を満たしていれば、執行猶予をつけることができます。とりあえずは刑務所に入らずに、そのまま社会生活を送れるわけです。
 この場合は、「刑務所に入れなくても再犯を犯さずに更生できるだろう」という点が重視されますので、情状の判断もそこのところと関連します。つまり「こいつは刑務所に入れて根性叩き直さんと駄目だ」と判断されれれば、執行猶予はつきません。
 ただし、殺人事件では、情状がよほどのプラス評価あるいは真にやむをえない事情ありと認められない限りは、法定の要件(刑法第25条)を満たしていても執行猶予になることは少ないように思われます。やっぱり、犯罪結果の重大性を軽視することはなかなかできないというわけです。

 具体的に情状として判断される要素としては、以下列挙(これ以外にもいろいろとあるかと思います)。
 犯行の動機。保険金目的の殺人など身勝手極まりない動機ならマイナス評価。日ごろからいじめを受けていてついに耐えられなくなっていじめっ子を刺してしまったとかいう場合なら、汲むべき事情があったと認められる。
 犯行の態様。抵抗できない相手を執拗に殴る蹴るなどして殺したとなれば、こいつは極悪だってことになる。
 犯罪者の態度。真摯に反省していると判断されれば、プラス評価。全く反省のかけらもみられないなら、マイナス評価。
 犯罪者の環境。不景気でいくら求職してもことごとく採用されずホームレスも同然の生活で所持金0、食べ物が底をついて、空腹に耐え切れずに食べ物を盗んでしまったとかだと、汲むべき事情があったと認められる。これに対して、金が有り余っているにもかからず万引きしたとなれば、マイナス評価。
 被害者側の落ち度。被害者側が無用な挑発をした結果、ケンカになってケガをしたということであれば、被害者側にも落ち度があったということになる。
 犯罪被害の回復措置。犯罪者が被害者に既に盗んだものを返しているとか、損害賠償をしているとかだと、プラス評価。
 被害者側の意見。被害者遺族は極刑を望んでるとか、望んでないとか。ただし、刑罰は個人の復讐の代替措置ではないという建前があるため、これを考慮しすぎることは問題。
 社会的制裁。「既に社会的制裁を受けている」(免許取消しなどの行政処分、懲戒免職、懲戒解雇、退学処分、マスメディアによる袋叩きなど)から情状として考慮するというのは、実質的に過大処罰になるのはよろしくないからといったところ。
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/06(水) 18:32:54.28 ID:Nqq1Mck0
以上、長文失礼しました。
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 18:39:35.17 ID:Ofz/YTQ0
まつり「長いわね…3行でわかりやすく」
かがみ「…(大学生だろ…あんた)」
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/06(水) 18:39:34.28 ID:WaD2Y7so
>>498

こなた「はいCM終わりー。できた?」
つかさ「うん、なんとか。知らない人の名前もあったけど……」
こなた「細かいことは気にしなーい。どれどれ」

 泉こなた→こなちゃん
 高良みゆき→ゆきちゃん
 柊かがみ→きょうちゃん
 日下部みさお→みさちゃん
 峰岸あやの→あーちゃん
 小早川ゆたか→ゆーちゃん
 岩崎みなみ→みーちゃん
 田村ひより→ひよちゃん
 パトリシア・マーティン→パティちゃん
 八坂こう→こうちゃん
 永森やまと→やまちゃん
 黒井ななこ→ななちゃん
 桜庭ひかる→ひーちゃん(二重線で消されている) さくちゃん
 天原ふゆき→ゆ(書きかけで×印が付けられている) ふーちゃん
 成実ゆい→ゆいちゃん
 宮河ひなた→ひなちゃん
 宮河ひかげ→ひー(書きかけで×印が付けられている) ひかちゃん
 泉そうじろう→そーくん
 泉かなた→かなちゃん
 高良ゆかり→ゆかちゃん
 柊ただお→たーくん
 柊みき→みー(書きかけで×印が付けられている) みきちゃん
 柊いのり→いっちゃん
 柊まつり→まーちゃん
 小神あきら→あきちゃん
 白石みのる→セバスチャン

こなた「ふむふむ……おおかた予想通りって感じだねぇ」
かがみ「被ってるのに気付いて途中で書き直したりしてるあたりつかさらしいわ」
こなた「うおっ!? いつからそこに……まーいいや」
かがみ「パトリシアさんが普通ね?」
つかさ「うん、考えてみたけどいい呼び方が思いつかなくて」
こなた「まぁパティ自体ニックネームだしね」
かがみ(にしても私だけ明らかに異彩を放ってる……)


 続かない
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 18:40:38.77 ID:WaD2Y7so
セバスチャンがやりたかった
反省はしていない

なにげにタイムパラドックスしてるしなんじゃこりゃー
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/06(水) 18:46:12.17 ID:dlQfw8.0
>>499
ここは馴れ合い掲示板だからしょうがないよ
ここの空気が嫌ならVIPで単発スレでも建ててくれば?
それが嫌なら少しROMってたほうが良いよ、以上

>>506
たーくんってwww
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 18:56:04.49 ID:A3644sAO
ID:Fc85RcSO
相手しなくていいからな
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 19:01:36.19 ID:5/bwgEDO
>>503
ありがとうございました。
……としか言えないのがつらいな……。投下し終えた時に改めてお礼します。てゆーかもうわかってるかwwww
 
>>507
レスを間違えてる気だけながするのは俺だけかな。
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 19:35:35.77 ID:WaD2Y7so
504 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 18:39:35.17 ID:Ofz/YTQ0

505 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga] 投稿日:2008/08/06(水) 18:39:34.28 ID:WaD2Y7so


やまと「これは……」
こう「あー、たまにあるんだよね。理屈は知らないけど」

やまと「時間の逆流……まさか、また何かが……」
こう「うーわ電波始まったよ」
511 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/06(水) 20:15:17.66 ID:xUyHPco0
第2話 アニメイト


再びアキバに戻ってきたこなた達。
人目のあまりないところをサササと素早く移動する。
「でも、このときばかりはアキバの地理に詳しいあんたがいて助かるわ」
「でしょー?こういう知識も役に立つときがあるんだよ」
そして一行はアニメイトに到着した。
「大丈夫、堂々としてればいいんだよ」
「普通にバレるだろ」
「でもすごい混んでるねぇ」
「アニメイトはいつもこんな感じだよ。特にキャラグッズのフロアなんか・・」
「はいはい。いいから買って来る」
「えっ、私だけ!?」
「だって4人でわらわら行くのもなんか馬鹿みたいじゃない?」
「むぅ・・・つかさ、出動だ!」
「えぅっ、わ、私ぃ!?」
つかさがあわあわしているうちにこなたはつかさの手を引いてアニメイトの店内に入って行った。

「つかさ、はぐれないでね」
「うん、だ、大丈夫っ」
なんとか階段のところまでたどり着き、登ろうとしたとき・・・

「お、俺の嫁が何でこんなとこにっ・・・」

1人の男がいい出したのがきっかけで、店内の人も何事かとこちらに顔を向ける。
ザワザワザワ・・・

しまったー(=ω=.;)

┣¨┣¨┣¨┣¨ドドド!

うわーっ何か来たよ・・・に、逃げろおおおお
「こなたーん!!」
「そのアホ毛を触らせてーっ」
「こなたたちがアキバにいるって情報ホントだったのかよww」
512 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/06(水) 20:16:08.10 ID:xUyHPco0
「や、やめてっ・・わ、私たち今・・・っ」
階段をダーッと登りながら追いかけてくる人たちに叫んだ。

「こなたあああああああああ」
「こら!おまえら、こなたんが困ってるだろ」
「何でこなたんがアニメイトに?」
「何か買いに来たんだろ!」
「俺が買ってあげてえ!」
「俺が買うぜ!」

なんだかいつの間にかオタクの人たち同士で争い始めた。
よし、今のうちに・・・って、あれ?
つかさ・・・?
嘘、まさかさっきの騒ぎではぐれた?
ていっても今私がいるフロアにらきすたが・・・とりあえず買おう。
3冊ずつ・・・何て言ってる暇ないな。予備で1冊買うとして2冊。

いつの間にかオタクたちの争いは激化していた。
店員の人たちもかなり困ってる様子。
でも、これは私にとってはチャンス。はやくつかさをみつけてかがみたちのところに戻らないと。
キョロキョロと店内を見回す。つかさ、どこ行っちゃったんだろう。
オタクの人たちに変なことされてないよね?
でも1人でアニメイト内を探すとなると・・・・

「おい、いつの間にかこなたんがお買い物を済ましてしまったぞ」
「な、何だってー!?」

「!!�煤i=ω=.;)」

「こらおまいら、こなたんが怖がってるだろ」
「そうだぞ。おまえが買ってあげたいとかいうから」
「俺のせいかよ。違えだろ」

なんかまた争いだしたよ。
でも、悪い人たちじゃ・・・ない、よね。
私はおもいきって聞いてみた。
「あの・・・つかさ知りませんか」

「!!!おいこなたんが話しかけてきたぞ」
「俺に話しかけてきただと!?」
「ばーか俺に話しかけてきたんだよ」
513 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/06(水) 20:16:46.93 ID:xUyHPco0
だめかな・・・こりゃ。
と、思ったけど

「こなたん、つかさならもっと上のフロアだと思うぞ」
「あー、そういえば人の波にのまれて・・・」
「ていうかあれはつかさのファン層だろ」

「え・・・」

「俺が探してきてあげる」
「こなたんの役に立てるなんて俺幸せ者すぎwwwwwwww」
「おまいら行くぞー!」

一部のオタクの人たちが上の階に┣¨┣¨┣¨┣¨と上って行った。
一瞬ポカーンとしたけど、私も上の階に登ることにした。

「こなたん、つかさいたよー」
上の階からオタクの人が私に呼びかけた。
たったったと登ってみると・・・
そこでは同じように争いが起きていて、つかさはポツンと1人でそれを苦笑しながら見ていた。

「おーい、つかさー!」
「あっ、こなちゃん!」
「大丈夫だった?」
「うん。なんかね、けっこういい人たちだったんだ〜。見てみて〜」
つかさがアニメイトの袋を差し出してきた。
「え?フィギュア・・?」
「うん、私たちのフィギュア〜。すっごくかわいいでしょ〜。あの人たちがね、買ってくれたんだ〜」
なんか知らないけど騒いで乱闘寸前状態のオタクの人たちを指差してつかさが微笑んだ。
「何であんな風になったの?」
「んー?わかんない。買ってくれた人のことをズルイとか言ってたけど・・・」
「と、とりあえず今のうちに戻ろっか」
「う、うん」

私たちが出口に向かって歩き出すと、つかさを探そうとしてくれたオタクの人たちが着いて来た。

「あ、あのぉ・・・(=ω=.;)」

「やっぱ俺たち着いてっちゃダメ?」
「もっとこなたんの役に立ちたいんですけど!!!!11」

「気持ちは嬉しいけど・・・ちょっと、ね」
私が苦笑すると、オタクの人たちは残念そうに去って行った。
まあ聞く耳もってくれるだけ良いオタクの人たちだったみたいだけど。

しばらくしてこなたたちはかがみたちと合流した。
514 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/06(水) 20:17:29.62 ID:xUyHPco0
「いやぁ・・・大変だったね。アニメイトは」
「そだねー」
苦笑しながらため息。
「ふぅん、で、これがらきすた?」
かがみとみゆきがこなたの買って来た本の表紙を見る。
「うん」
「まんま私たちじゃない」
「ねえねえあとこれ見てこれー」
つかさがやたら嬉しそうに自分のフィギュアを見せた。
「かわいいでしょぉ〜」
どうやらつかさは余程自分のフィギュアを気に入ったらしい。
「へぇー、よくできてるわね。これ」
かがみが感嘆した。
「みんなのもあるよぉ〜」
「・・・なんか自分のフィギュアがあるって変な感じね」
各々がフィギュアをまじまじと見つめた。
「これがらきすた?見てみてもいい?」
「いいよー」
「やったぁ〜・・・ん、あ、あれ?」
「ん?どし・・・って、つかさ!?」
つかさの言葉にこなたがフィギュアから顔をあげるとつかさが消えていた。
「つかさ?・・・」
「な、何でつかさが消え・・・」
「つかさ!?つかさ!!」
もちろん返事はなく、らきすたの本が地面に転がっているだけである。
「こなた!!何で?何でつかさが消えてるのよ!!」
「ふえっ!?そんな・・私に聞かれても知らなっ・・・」
そんな中みゆきが呟いた。
「あれ?でもつかささんのフィギュアまで消えていますよ」
515 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/06(水) 20:18:21.56 ID:xUyHPco0
「一緒に消えたってこと!?」
「恐らくですが・・・」
「そりゃつかさはフィギュアを持ったままだったから一緒に消えるのも分かるけど・・・」
「そういえばつかさはこのらきすたを読もうとしてたわね。やっぱりこの本が原因?」
「あっ、かがみ」
かがみは躊躇なくらきすたのページをめくる。
・・・しかし何も起きなかった。
「何も・・・おきないわよ?」
「え、何でだろう」
「知らないわよそんなの。あんたが考えなさいよ」
「何で私!?」
「みなさん落ち着いてください。みんなで考えましょう」
「あっ、そうだ。携帯で電話してみよう」
こなたが携帯を取り出しながら言った。
「違う次元でも電波届くのかしら」
「一応3本立ってるけど・・・えっと・・つかさ、っと」
こなたが携帯を耳に当てる。
『ただいま、電波の届かない(ry』
「だめだ。通じないよ」
しばらくの沈黙。
「・・・何で、何で消えちゃったのよ。それに、いつまでこの3次元とやらにいなくちゃならないわけ?・・・」

3次元・・・か。本当になんでこんなことになっちゃったんだろう。
つかさも消えちゃうし。これはやっぱり私たちが3次元に来たことに関係があるのかな。

3次・・・はっ!?ま、まさかね・・・。
・・・・・・でも、試してみる価値は・・・。

「みんな、フィギュア持って」
「え?」
「どうかされたんですか、泉さん」
「私の憶測に過ぎないけど・・・も、もしかしたら・・・」
「もしかしたら何よ?」
「いいから、はい、らきすたの本も持って。・・・みゆきさんも」
3人で2冊のらきすたの本を持つ。
「私がページ開くから、絶対離さないでね」
「う、うん・・・」
「はい・・・」
「いくよ?せーのっ」

次の瞬間、3次元かららきすた2冊を残して3人が消えた。
516 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/06(水) 20:18:59.05 ID:xUyHPco0
「う・・・ん」
目を開けて周りを見渡す。
地面にらきすた2冊がないことを覗けば先ほど居た場所とまったく同じ。
しかしフィギュアは握られたままだった。
「あれ?ここは・・・さっきと一緒じゃない。何が・・・」
「私たち、寝てしまったんでしょうか」
かがみとみゆきが混乱する中、こなたは思案顔で、うんと頷いた。
「やっぱり、フィギュアだったんだ」
「え?何が?」
「つまり、2.5次元てやつ?」
「あのさ・・・ちゃんと分かるように説明してくれない?」
かがみが呆れ顔で言った。
「多分だけど・・・かなりの確率で私たちは元の世界に戻ってきたことになるかな」
「元の世界・・・?つまり、私たちの世界ってこと?」
「ですが、私たちは先ほどまで3次元というところにいたのでは・・・」
「そうだけど、さっきのらきすたの単行本とこのフィギュアのおかげで・・・」
「んー、何だか良くわからないわね。それにここ、本当に私たちの世界なわけ?」
「そうだと思うけど・・・そうだ、電話」
3次元と同じく3本立っている。それに今度はつかさにちゃんとかかった。
「もしもし?つかさ?」
『・・・もしもし、こなちゃん?』
「良かった。やっぱり通じたー」
『どぅゆうこと?私、いきなりなんか、1人になって・・それで・・・』
「今どこにいるの?」
『わかんない・・・。こなちゃんたちがいないから探そうと思って・・・そしたら迷子になっちゃったの』
「じゃあちょっと待ってて、動かないでね。私たちが探しに行くから」
『うん、わかった。でもね、なんか変なんだよぉ』
「何が?」
『オタクの人がいてもね、私に見向きもしないの。さっきはすっごくいっぱい来たのに。不思議じゃない?』
「あ、それはね、今ここの世界は2次元・・・私たちにとっては3次元だけど・・」
『( ゚ω゚)????』
「まぁいいや。とりあえず合流しよ。そしたら説明するから」
『うん、わかった〜』
ピッ
「何だって?」
「迷子になったって」
「まじか・・・」
517 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/06(水) 20:19:48.74 ID:xUyHPco0
それから30分後。
無事につかさは救助された。

「えっ、ここもう元の世界なのお!?」
「うん、そうだよ。ちゃんとつかさと電話繋がったし(=ω=.)」
「そっかぁ、だからオタクの人たちが何も反応しなかったんだね」
ニコニコするつかさの横でかがみが不服な顔をした。
「で、どうして戻れたのかちゃんと説明しなさいよね」
「だから、さっきも言ったけど、フィギュアとらきすた単行本のおかげなんだって」
「あ、そういえば私フィギュア持ったまま本読もうとしてたぁ」
「そう、そうなんだよ。フィギュアが、私たちにとって3次元と2次元を結ぶ架け橋みたいなもんなんだよ」
「へぇ・・・フィギュアが架け橋ねえ・・・」
「らきすたの漫画本は2次元への入り口だったってことですか?」
「うん、分かりやすくいうとそうかも」
「でも何だか2次元とか3次元とか頭ごちゃごちゃになっちゃうね〜」
つかさが苦笑する。
「ん?あれ?」
「どったの、かがみん」
「そういえば3次元のオタクの人たちさ、最近らきすたがオカシイって言ってなかった?」
「そういえばそんなこと言ってたね」
「それは私たちの世界がオカシイということですよね?」
「そ、そうなるね」
「でも、そんなにオカシイかなぁ?私は普通に見えるけど・・・」
「それに、何故私たちが3次元にいたかという謎もありますし・・・」
むーと唸る4人。しばらくしてこなたが1つ提案した。
「とりあえず、家に帰ってみない?」
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 20:22:26.69 ID:xUyHPco0
今回はちょっとやりすぎた、と思ったww
ちょっとだけ反省

>>496
ただたんにアニメちょっと見ただけなんだけどねw
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/06(水) 20:35:40.86 ID:WaD2Y7so
割とあっけなく終わったと思ったら続くのか! 楽しみにしてるぜ

しかし実際アキバのオタクの大半はこういう行動になるんだろうなぁ
いや、今は節操ないのも増えつつあんのか…
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 20:41:49.57 ID:o8hcpIAO
>>518
乙

伏線の立て方がうますぎ!続きが気になってしょうがないww
これだけワクワクするSSにはなかなか出会えないと思ってるww
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 20:49:02.07 ID:5/bwgEDO
>>518
この時点で二次元に帰ってきたってことは、また三次元に行くんだな。wktk
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/06(水) 21:01:09.76 ID:WaD2Y7so
かがみ「よし、出た目は5ね……って5マス戻る!? 最悪……」


かがみ「はっ! ……げ、また5? 運悪いわね……」イラッ


かがみ「今度こそ……あぁもうまた5!? 何よこれ!!」イライラ


かがみ「4度目の正直! ――お、1ね!
     この調子でちゃっちゃと進むわよって4!? 結局また5マス戻されるのかよっ!!」イライライラ


かがみ「あああああああまた5出たあああああああ」イライライライライライライライラ


かがみ「よしやっと抜け出した……6が続くわね。調子上がってきたかも」


かがみ「って振り出しに戻る!? 落とし穴よりタチ悪いわっ!!」イライライライライライライライライライライライライライライライラ


こなた「さすがプレイヤーにストレスを溜めさせることに定評のある最後のすごろく。出目操作はダテじゃないね」
かがみ「黙ってくれ」
こなた「私ですらイラッと来るからねー。かがみには向かないよコレ」
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 00:08:19.78 ID:394iwGU0
>>519-521
感想thx 励みになるよ

>>522
これはありすぎて困るwwww
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 00:16:03.99 ID:AeTzyT.0
1本投下します。
みなみんとゆーちゃん。14KBくらいです。

欝要素とかはないけどちょっとシリアスかも知れない。
525 :Giovane Due2008/08/07(木) 00:17:11.13 ID:AeTzyT.0
「ゆたか」
 私は、左隣に座る彼女の名を呼んだ。
「なに?」
「たまにはドライブもいい」
「うん」彼女は小さく首肯する。
「みなみちゃんは、風を切るのは好き?」
「好き。バイクにもよく乗るから」
 顔を合わせない。運転中に余所見をするわけにはいかないから。
「私も好きだよ、風を切って走るの」
「……」
 ゆたからしくないと思うのは失礼だろう。彼女は新しい楽しみを見つけたのだ。
 彼女の横顔の向こうには、深い青色の太平洋が見える。天候は雲ひとつない快晴。
「料金所……」私は財布を膝の上に置いた。
「あとでお金返すね」
「いい。言い出したのは私だから」
 オープンカーは料金所で停まる。小銭がほとんどなくなってしまっていることに気付き、仕方なく千円札を崩した。

-- Giovane Due --

 アクセルを優しく踏み込む。クルマは私に僅かな縦Gを感じさせてゆっくりと加速していく。

 ハンドルを握っているのは私ではなく、ゆたかだ。彼女の愛車フィアット・バルケッタ――イタリア語で舟を意味する――が左ハンドルであるために、ナビシートに座る私が料金所での支払いを請け負っている。

 ゆたかと会うのは久しぶりなのだが、まさかクルマを買ったとは思わなかった。私たちにとって遊びに行くと言えば未だに電車が普通だったし、現に私は免許証を身分証としてしか使っていない。原付に乗ることはあるが、クルマに乗って遠出などしたことのないペーパードライバーなのだ。
 彼女の運転に粗さはない。高校生の頃はもちろん、大学に入ってから会った時だって、ゆたかは子供っぽく見えるからと言って髪を結ぶのはやめていたが、免許なんて持っていなかったはずなのだ。なのに今や若葉さえ付いていない。知らないうちに差をつけられてしまったような気分だ。
 でもよく考えれば私たちも20代半ばだ……よく考えたら、免許を取っていたって何らおかしくはないのである。私も就職してからは髪を伸ばした。
526 :Giovane Due2008/08/07(木) 00:17:42.83 ID:AeTzyT.0

「ゆたか」
「どうしたの?」
「今日、びっくりした」
 ゆたかは、さすがにこちらを向くことは出来ない。だからと言って無愛想だったり、会話が途切れたりすることはない。
「ゆたかが、クルマを買うのはちょっと意外だったから」
「自分でもそう思うよ。こなたお姉ちゃんが薦めてくれたから、ちょっと高かったけど思い切って買っちゃった!」
「よかった」
「実は、みなみちゃんに見せたかったから、今日はドライブに誘ったんだ……」
「え?」
 ちょっと図々しいな、って自分でも思うけどね。ゆたかはそう言って、照れるように笑った。
「もうちょっと行った先に喫茶店があるんだけど……一休みしない?」
「うん、休もう」

 ゆたかは駐車場にクルマを停めた。ゆたかの言葉通り、海と自動車道の間にポツンと一軒だけ喫茶店が建っていたのだ。

 私たちはクルマを降りた。私はちらりとクルマの方を振り返る。

 ゆたかの赤いバルケッタ……どことなく、持ち主のゆたか本人の持つイメージとは違うように見える。私がゆたかに勝手な印象を抱いているだけなのだろうか?切れ長な目だったり、シャープな表情はやっぱりゆたかとは違う。
 かと言って、このクルマを勧めた泉先輩のイメージとも違うと思うのは気のせいではない。泉先輩の近況は田村さんから逐一聞いている。

 カランカラン、とゆたかは小さく扉を開いた。決して寂れてはいないようだ。一組のアベックが、向かい合って珈琲を飲んでいる。

「ごめんください……」ゆたかはカウンターに呼びかける。
「はい、いらっしゃいませ」
 店の奥から現れたのは、やや背丈の低い男性だった。人懐っこそうな顔立ちだ。親しみやすい人のように見える。銀縁の眼鏡が、柔和でくりっとした彼の両目に宿した優しさを強調していた。
「そこのカウンター席にしますか?」
「ええ……それで」
 私は思わず答えてしまった。未だに人と目を合わせて話すのが苦手だ。ゆたかと向かい合って座る度胸はやっぱりない。

「カフェ・ラテお願いできますか?」ゆたかはマスターに言う。
「お連れ様は?」
「ダッチ・コーヒーで」
「承知いたしました。しばしお待ちを」
「みなみちゃん、ダッチ・コーヒーって何?」
「水出しのコーヒー……なかなか置いてあるお店はないけれど」
「みなみちゃんは飲んだことあるの?」
「前に一回だけみゆきさんに頂いたことはある」
 でもやっぱり苦かった、と私が告げると、ゆたかは、じゃあ私には無理かもね、と苦笑いした。

527 :Giovane Due2008/08/07(木) 00:18:54.51 ID:AeTzyT.0
「お待たせいたしました」
 マスターが戻ってくる。
「どうぞ、ごゆっくりと」
「いただきます」
 ゆたかは、自分のカップを見た瞬間に目を丸くした。「これは一体……」
「フリープア・ラテ・アートでございます」
 私もゆたかのカップに視線を移す。
 コーヒーの表面に、ミルクでハートマークがあしらってあるのが見えた。
「あまりに可愛らしいお方だったもので」
 マスターは優しげに微笑む。
「お連れ様はこちら、ダッチ・コーヒーでございます」
「ありがとう」
 さすがに装飾はなかったが……。
「なかなか風変わりなオーダーをされますね?」
「ええ……前々から興味があったもので」
「そう言って頂けると、店を構える側としては嬉しい限りでございます」
 私は少しカップに口をつけた。さすがに苦い。しかしそれが楽しみだ。
「普段からダッチはお飲みになるんでしょうか?」
「いえ、以前一度だけ……なかなか頂けるお店がなくて」
「なるほど……豆自体はさほど高級品というわけでもないのですが、やはり置いてらっしゃるお店は少ないでしょう?」
 はい、と私は頷いた。そしてまたひとくちコーヒーを飲んだ。
「お二方、今日はどちらから?」
「……埼玉です」
私は少し悩んで、結局はゆたかの出身地を言った。
「なるほど……わりと山の手になると、ここまでいらっしゃるのには時間がかかったのでは?」
「今、ドライブの途中なんです」今度はゆたかが答える。
「ドライブでございますか……仲がよろしいようで、うらやましい限りです。お友達ですか?」
 はい。大事な親友です。年甲斐もなく、私はきっぱりとそう言った。
「本当に、大事になさってるんですね」
「私は……彼女が大事ですから」

 私たちは店を出た。マスターは少し勘定を安くしてくれた。クルマに乗り直し、再び交通量の少ない道路に飛び出してゆく。
「みなみちゃんは、お仕事は順調?」
「うん。この間、またひとつ新しいブランドを請け負ったから」
 私は大学を出て、海外ブランドの代理店に就職したのだ。
「かっこいいなぁ……私もそういう会社で働いてみたかった」
「でも残業で帰れない日もある……」
 一時は3日間帰れなかった。
「うーん、やっぱり私じゃ倒れちゃうかも。フランス語も話せないし……」
「でもやりがいはあると思う。ゆたかの仕事だってそう……おめでとう」
ゆたかは今小説を書いている。この間も賞を取ったと聴いた。
「私はおじさんに全部教えてもらったみたいなものだもん、他人様よりうまいわけじゃないよ」
「でも大事なこと」私はそう思う。
「そうなのかな」
「自分の書いたものが人に喜んでもらえたり、求められたりするのが……うらやましい」
「うらやましい?私が?」
「うん」
「……ありがとう」
 私はその言葉に答えなかった。いや、答えられなかった。
 風がさっきよりも幾分か涼しい。もうかなり遠くまで来たのだろうか。道の続く先には岬が見えた。いや、岬と言うよりは崖だ。
 ゆたかは何も言わず、そこにクルマを停める。青々と広がる太平洋まで、50mもないところに。
528 :Giovane Due2008/08/07(木) 00:22:48.20 ID:AeTzyT.0
「どうしたの?」
「ちょっと、風に当たろうよ」
「うん。分かった」

「ねえ、みなみちゃん」
「何?」
「私は、もうみなみちゃんの親友に相応しくなれたかな?」
 ゆたかはクルマを降りながら私に問う。ドアの閉まる音が心地良かった。
「相応しくなる?」
「うん。この10年間、ずっと考え続けてきたことなんだ」
 ゆたかはひとり、岬の先端に歩いてゆく。
「私には、みなみちゃんはもったいないんじゃないかって」
 そんなこと、ない。それだけは確信を持って言える。
「高2の頃だったかな。私をつけ回してた男の子を、わざわざみなみちゃんが振り払ってくれたこと、実は知ってるんだ」
 ゆたかは向こう側、海の方を向いたまま話す。
「そんな……」私は言葉を失う。
「わざわざ言わないままにしてくれたんだよね。私が不安にならないように」
「……そう」
「二十歳の頃に、みなみちゃんに言い寄ってきた人をわざと振ったのも、本当は私のためだったんでしょ?」
「あれは、私があの人と釣り合わないと思ったから……」
「みなみちゃん、ちょっとやりすぎだよ。本当のことを知った時はびっくりしたんだ。感謝してもしきれないのは分かってる。義理だけじゃなくて、心の底から感謝してるのは嘘じゃないよ。でも、言わせて」
 助手席に座ったままの私は何ひとつ言い返せない。
「なんで、そんなに私にこだわるの?」
「どうしてって……」言葉が出ない。昔の自分に戻ったようだ。今だって会話は得意じゃないけれど。
「怒ってるわけじゃないよ。ただ私には分からないだけ。どうして、そこまでみなみちゃんは私と一緒にいたいと思ってくれるのか」
「それは……友達だから」
「本当に?」「嘘じゃない!」
 私は思わず怒鳴ってしまった。こんな所で怒鳴ったって、誰ひとり得しないのに。
「怒らないで」「……」
「始めは、親切心でハンカチをくれた。そして再会した。全ては偶然なんかじゃないよ。私たちはいずれ、出会わなきゃいけなかったのかもしれない。私がみなみちゃんと仲良くしているのは、今は友達だからという理由だけじゃないんだ」
「……どうして」
「私が高校生の頃は、秩父の実家に帰らずに幸手にいたのは知ってるよね?」
「うん……泉先輩の」
「そう、お姉ちゃんの家に居候してたから気付けなかったけれど、こないだ実家に帰った時に見つけたんだ」

 その瞬間、ポケットの中にあった私の携帯電話が震えた。
「携帯、見てみてよ」
ゆたかは私を促す。画面を見る。メールには写真がついていた。
「これは……」
「私の、お父さん」
 どことなく、ゆたかよりも成実さんに似ていた。それでもゆたかの父親なのだ。そしてその隣に立っていたのは、今の私よりも若い、私の母親。
「不思議だと思わない?ゆいお姉ちゃんと私が、全く似てないこと。10歳も年齢が離れてること」
「……」
「私は正真正銘、こなたお姉ちゃんの従妹。でもゆいお姉ちゃんは違う。私とは、お母さんが違うから」
「……まさか」
「みなみちゃんのお母さんが結婚したのはいつ頃?」
「私が生まれる……5年前」
「それまでのお母さんのことは知らない?」
「あまり……よく知らない」
「私も、最初に知った時は驚いたよ」
「……言わないで」
529 :Giovane Due2008/08/07(木) 00:23:30.01 ID:AeTzyT.0
「ゆいお姉ちゃんは、私だけのお姉ちゃんじゃないんだよ、みなみちゃん」
「……いや……お願いだから」
結末が分かるが為に、それをゆたかの口から言わせることがつらい。ゆたかにこんなこと、話させたくなかった。
「確かに、私とみなみちゃんの血は繋がってない。でも、私とみなみちゃんは、間違いなく姉妹なんだ」
「……ゆたか」
「このことは、黙ってることも出来たんだ。私が話さなければ、みなみちゃんがこんなことを知るはずもないと思ったから、本来は話す必要もないんだよ」
 もういい。もう充分だ。やめてくれ。
「もちろん戸籍上は私とみなみちゃんは他人同士。姉妹になったりはしない。でも、私はみなみちゃんを試してしまった。ここまで話しても、みなみちゃんは私から離れていかないだろうか」
 私が離れていくはずなんて、ない。
「ここまで話しても、まだ私を友達として見られる?今まで通りにいてくれる?私はそれを試そうとしたんだ。最低だよね、親友を秤にかけようだなんて」
「ゆたか!」
「本当は、一番悪いのは私のお父さんなのかもしれない。みなみちゃんのお母さんに手を出して、子供も産ませて、それでも最後まで籍は入れなかった。私たちは誰を憎むべきなんだろう?お父さん?それともお母さん?」
「やめて!」
私は思わず声を荒げた。
「もういいよ!何があったって私たちは親友じゃなかったの?」
 思い切り叫んだ。何年ぶりだろうか、普段の私からは絶対に想像できないくらいに叫んだ。
「もうやめて……ゆたか、帰ろう」
「うん。帰ろう、みなみちゃん」
 ゆたかはこちらを振り返り、バルケッタに戻ってくる。私は、自分の顔に出来た涙の一筋に気付いた。
「みなみちゃん、帰ろう」
 言葉を繰り返す。誰のために?それは誰へのけじめ?
「うん」
「また、遊びに行こう」
「うん」
「おいしいものも食べよう」
「うん」
「私と一緒に行こう」
「うん。もちろん」
 言わずもがな、私は感傷的になっていた。ゆたかの心境はどんな風なんだろう?でも今のゆたかは、どこか爽やかな、吹っ切れたような表情だった。
 夕日を背にしながら帰る道のりで、私たちが何を話したのか忘れてしまった。何も話さなかったかもしれない。ゆたかが何か私に話しかけても、ひょっとしたら耳に入らなかったのかもしれない。あまりにショックだった。どのくらいショックだった?そう、ゆたかを失うのではないかと思った。
530 :Giovane Due2008/08/07(木) 00:24:44.81 ID:AeTzyT.0
「みなみちゃん、」
 ゆたかが私に呼びかける。
「家、着いたよ」
 ……眠ってしまっていたらしい。重いまぶたを開くと、目の前には愛すべき田園調布の我が家が在った。
「……ありがとう」
「どういたしまして」
「また、遊びに行こう。一緒に、おいしいものも食べよう」
ゆたかに言われた言葉を、そっくりそのまま返した。
「じゃあ、また……」
「うん、またね」
 ゆたかは私に向かって微笑み、そして前に向き直って、ゆっくりとその愛車を加速させてゆく。
 今、言わなきゃ。あとで絶対に後悔する。それだけは絶対に嫌だ。
 ゆたか!
 自分の意志と関係なく、私は彼女の名前を呼んでいた。
「私たち、ずっと友達だよね!」
 100mほど向こうか、ゆたかのクルマは、らしくない哮りと光を交互に放ち――アクセルとブレーキを交互に踏んだのだろう――、そのまま十字路を左に曲がって、私の前から姿を消した。

「お母さん……」
「何?」
「たぶん明日、向こうに戻るよ……」
「……切符はあるの?」
「どっちにせよ自由席なんだし、変わらないよ」
「そう。気をつけなさいね」
「うん」
 今はひとりにして。私は母に一言謝ると、そのまま自室へと引っ込んでしまった。
 お母さんが?ゆたかのお父さんと?私とゆたかが姉妹?信じられない。信じたくない。当たり前だ。私たちは親友だけれど、それ以外の何者でもないのだから。それはゆたかだって分かっているはず。ならば何故わざわざ、自分に話した?知らずにいたって良かったのだ。誰も咎めやしない。だから余計に分からない。誰かがやらざるを得ないことならまだ理解できる。なのに、どうして?分からない。分からない。ゆたかが伝えたかったことは何?ゆたかが、私に、伝えたかったことはいったい何?
 悩んでも答えなんて出るわけはないし、ましてや出なかったところで何も変わらない。もし答えが出なくてもゆたかはこれからも――まるで今日のことなんて無かったかのように振る舞い――、私の親友でいてくれるだろう。
 でも、だからこそ知りたい。ゆたかの真意を知りたい。今日の出来事は夢じゃない。

 突然、重低音が聞こえた。携帯電話、か。またメール。忌々しい。誰から?
 ゆたかだ。私は一瞬だけ、メールを読まないまま消去してしまおうかと思った。でもそれは駄目。私は意を決してメールを開いた。
531 :Giovane Due2008/08/07(木) 00:26:53.42 ID:AeTzyT.0
Subject:実は……
From:小早川 ゆたか
Date:Aug.16, 2017
みなみちゃん、さっきはありがとう。
今日の話、実は……嘘でした。
こなたお姉ちゃんの入れ知恵だったんだよ……本当にごめん。
あの写真は本物です。私のお父さんとみなみちゃんのお母さんが、並んで写真に写ってる。
実は……私も最近まで知らなかったんだけど、あの2人は同じサークルの先輩後輩だったんだって!
運悪く(?)こなたお姉ちゃんに見つかっちゃって……私は反対したんだけど、どっちにしても私が嘘ついたんだもんね。本当にごめん。怒らないでね?

一緒に出かけよう!それでは、また。
あ、お仕事も頑張って!私で良かったら相談にも乗るよ。

P.S.
料金所のお金、返し忘れてました。
今度、会った時にでも返すね。

 私は自室を出た。階段を降りてリビングへ戻る。片手には携帯電話。

「お母さん、この写真……」
「これ、私の大学の頃の写真じゃない!みなみ、どこでこんなものを……」
「ゆたかに、貰った」
「この人、やっぱりゆたかちゃんのお父さんだったのね……」
「知ってたの?」
「秩父で小早川さんなんて名字だから、ひょっとして、とは思ってたのよ」
「そう……」
「懐かしいわ……何年ぶりかしら」
「……お母さん」
「何?」
「私、やっぱりまだここに残る」
「そう。切符は大丈夫ね?」
「うん」


 私はコーヒーを淹れて、ひとくち飲んだ。水出しではなかったけれど、今まで飲んだどんなコーヒーよりも、苦かった。
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 00:28:58.98 ID:AeTzyT.0
以上です。
参考までに
ttp://thewallpapers.narod.ru/archive04/fiat_barchetta.jpg
登場車両の写真。
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 00:49:25.35 ID:txLGS0s0
ゆたかとゆいが似てないとか妙に信憑性があったからすっかり騙された。最後の展開はほっとした。
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 00:52:25.20 ID:kK/izmUo
ビターだなぁ…
ダッチとやら、いつか飲んでみるか

コーヒー飲んだこと自体20年生きてきて1度しかないけど


さて、ところで俺大勝利なんだが
ttp://imepita.jp/20080807/031110
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 01:13:18.19 ID:4OxANfY0
みさお、髪染めたんだ…。
いや、先生、髪切ったんだ…。
こう?そんなキャラいないよ?
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 02:03:36.31 ID:3h7C6UDO
>>532
うーん、確かにゆーちゃんに合ってるような合ってないような
微妙な車ですな

全然関係無いんだが
第二次大戦中のヨーロッパ戦線の空中戦のゲームを
ドイツ軍でやってた時なんだが
敵機を撃墜すると僚機が無線で
『ゆーちゃんスナイパー!ゆーちゃんスナイパー!』
って言ってる様に聞こえるんだが…
俺は精神科へ逝ったほうがいいのかな?
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 07:14:51.27 ID:eSlXQsAO
>>532
いい話だあ。ゆーちゃんがオープンカーに乗るのは確かに意外だわ。
それより最後のオチには驚いたww
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 07:26:21.85 ID:/LZ1ZGYo
>>535
お前ザンギでボコるは…
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 07:44:34.85 ID:633gq2DO
>>538
なぜにザンギ?
てかこうとこなた、ようやく知り合ったのかな。本編だとまだ?
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 08:25:41.38 ID:dEyNysSO
>>531
なんだか不思議な話だ…
マスターかっこよすぎぬれた

>>499
従姉妹云々のあなたのレスを見てついついつかさに見立ててしまったんだ
言葉遣いってのもそうゆう意味で…気を悪くしたならごめんね
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 08:33:57.93 ID:/LZ1ZGYo
>>539
まだ
まことに遺憾である
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 13:28:27.43 ID:633gq2DO
こなた「はぁ……疲れたよぉ……」
かがみ「何言ってるのよ。四時間で終わるんだから、通常の授業より短いじゃない」
こなた「気の持ち方って言うのかな〜……夏休みまで授業なんか受けたくないっていうか……」
かがみ「まあ、わからなくはないけどね」
こなた「うぅぅ……勉強したくないよぉ……」
みゆき「……この調子では、授業に出ても効果は低いですね」
こなた「みゆきさん?」
みゆき「ではこうしましょう。2:30までにレスがあった場合、泉さんが欲しがっていた限定フィギュアを差し上げます」
こなた「マジで!?」
みゆき「その代わり、次の授業は頑張って受けてくださいね。でないと渡しませんよ」
こなた「ぃよっし! バリバリやるぞー!!」
かがみ「……てかなんで持ってるのよ?」
みゆき「禁則事項です♪」
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 14:30:33.67 ID:hCrMTkAO
あらま
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 14:37:33.04 ID:633gq2DO
>>542

こなた「お……終わった……」
かがみ「……見事に燃え尽きたわね……」
みゆき「お疲れ様でした、泉さん」
こなた「は! そだ! フィギュア! フィギュアは!?」
みゆき「……残念ですが、レスがありませんでした」
こなた「んなぁああああぁぁぁああああ!!?」
かがみ「あー……確かになんにもないわ……」
こなた「ぅああ……なんのために頑張ったのさぁ……」
みゆき「……わかりました。泉さん」
こなた「はぇ……?」
みゆき「一緒にアニメイトに行きましょう。ちょうど買いたいライトノベルがあったんです」
こなた「何冊?」
みゆき「ええと……三冊ほどです」
こなた「ポイントに届く! ありがとう、みゆきさん!!」
かがみ「現金だな……」
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 16:05:04.66 ID:394iwGU0
ひよりん好きな俺は裏切られた感じだぜ・・・
まあ1番はつかさだからいいけどさ
>>544
惜しかったなぁ
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 16:33:35.40 ID:py5O3IM0
みゆき「そろそろ発売日ですね。
     『シェリルたんの新曲、ノーザンクロス、8月20日発売クルーーー!!
      ぽまいらCD何枚買う?漏れはメイトで既に十枚予約してきた!
      漏れの前の香具師もかなり予約してたぉ。こりゃ発売早々売り切れるかもな。
      そんなわけでみんなでロリコン、いや、オリコン1位目指すぞオォーーー!』
     これで、送信…あら、早速レスがつきました」


355 :名無しさん:2008/08/07(木) 16:10:08 ID:gakamiso
宣伝乙

356 :名無しさん:2008/08/07(木) 16:11:15 ID:konakaga
中の人乙

357 :ハートマン軍曹:2008/08/07(木) 16:11:22 ID:Nanatyn
さっき吸った(笑)
で、うぷる(笑)
つ コ、225zip、パスは今日の8。
15分で消す(笑)

358 :名無しさん:2008/08/07(木) 16:13:23 ID:valsamiko
シェリルいいから、アルト姫出せよ

359 :名無しさん:2008/08/07(木) 16:15:41 ID:YukaRi
>>357
神頓!!金なくて助かった!!


みゆき「…」
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 19:13:25.12 ID:LvI7fLgo
>>543がタイミング完璧すぎるww
>>544
こなたm9(^Д^)プギャー!

>>546
みゆきww
てかヴァルサミコにワラタww
548 :悪人(ウェブネームじゃないよ)2008/08/07(木) 19:50:08.54 ID:/bJbIqc0
???「よく来たな、かがみ
お前に一つチャンスをやろう
この部屋のどこかにお前の愛する者こなたが隠れている。
助け出すためにはそうだな…午後九時までに560達成しておかなければならない
せいぜい頑張りたまえ、はっはっは!!」

かがみ「絶対に助け出してあげるから!!待ってて!!こなた!!」
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 20:01:41.87 ID:eSlXQsAO
>>548
こなた「ふひ〜、あんまり長時間隠れてるのもキツいなあ。
なんだか暑いし、クーラーないのかなここ。
9時まであと一時間って、こたつに隠れてたゆい姉さんじゃあるまいし……
早く見つけてよ、かがみん。もうつかさでもみゆきさんでもいいからさぁ……」
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 20:12:13.88 ID:633gq2DO
これである種のリレーができる気がした。
とりあえず埋めとく。
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 20:17:04.65 ID:LvI7fLgo
さあがんばれかがみ
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 20:28:59.06 ID:eSlXQsAO
とりあえず埋めるしかない。昔の保守みたいだな
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/07(木) 20:55:31.68 ID:LvI7fLgo
無理そうだ、悪いなこなた
554 :悪人(ウェブネームじゃないよ)2008/08/07(木) 21:06:06.62 ID:/bJbIqc0
???「どうやら…タイムアップのようですね?」
その人はニコニコ顔で疲れ果てたかがみを見る。
かがみ「あなたは一体…ゼイゼイ」
???「私は、小早川ゆたか!!こなたお姉ちゃんは私の嫁だ!!」
かがみ「!?」
その小さな少女の横には、こなたがいた。
こなた「ユーチャン、ユーチャン、ユーチャン」
彼女の瞳には、光が無かった。

ゆたかは、そのまま走りだした。こなたもその後を走って追いかける。
かがみは、追いかけたかった…しかし…彼女は縛られて動けない。
二人は、自家用っぽいヘリコプターに乗った。

TIME UP(BAD END)
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 21:10:17.60 ID:/bJbIqc0
さてと余興はここまでにして、
22時に横から失礼します。
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 21:25:41.09 ID:eSlXQsAO
>>554
始末部隊の作者さん?
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 21:28:04.92 ID:/bJbIqc0
>>556
まさか>>555でわかりましたか?
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 21:31:07.59 ID:eSlXQsAO
>>557
いや>>554でわかった。
特徴的な文章だからね。「その人」をよく使ってるね。
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 21:38:33.81 ID:633gq2DO
始末部隊の前座……ってわけじゃないけど、先にバトル(ファンタジー)物投下。22時までに投下しきれるといいな。
560 :らき☆すた・ファンタジーR2【静かに燃える復讐の蒼き炎】 第二章:されどこの拳は烈火の如し[saga]:2008/08/07(木) 21:39:47.80 ID:633gq2DO
 2:失われた心



「ごめんなさい! 本当にごめんなさい!!」

盗賊達を蹴散らしてから、こなた達はあやのの――町長の家にやってきていた。
そして着いたなり、あやのの土下座が炸裂(?)する。

「い、いいのよ。まだ20万残ってるし」

とは言ったものの、消えてしまったのは30万。損失は目に見えて大きかった。
だからといって、「消した分払え」とは言えない。ここは涙を飲むしかないのだ。

「あやの、お客様が困っている。過度な謝罪はリピーターを失うことに直結すると教えたはずだ」
「う……」
「それに、この子達はもういいって言ってるじゃないか。過度な謝罪はリピ(ry」
「ご、ごめんなさい……」

どうやらあやのは、町長に頭が上がらないようだ。
まあ、居候先のお父様なのだから、当然と言えば当然か……
それにしても、と、かがみは町長――兄沢命斗の顔を見た。
向こうの世界では熱く燃え盛っている姿しか見なかったが、本当はこんな冷静な姿も持ち合わせていたとは……

「じゃあ俺は工房な行っているから、用がある場合は来いよ」

そう言って立ち上がると、兄沢は奥の扉から出ていってしまった。
彼は町長でありながら鍛冶師でもある。客からの依頼がかなり多いベテラン鍛冶師だ。

「……お久しぶりですね、峰岸さん。先ほどの不意討ちは見事でした」

兄沢が扉を閉めてから少し経って、みゆきがあやのに称賛の言葉を送る。
みゆきも、盗賊が金に執着している間に攻撃を仕掛けようとしていたのだが、一歩遅かったようだった。
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/07(木) 21:40:50.85 ID:633gq2DO
>>560

「ううん。高良ちゃんに任せた方が良かったみたいね。私のせいで……」
「過ぎたことは仕方ありませんよ。お気になさらず」

かがみとこなたには、入りがたい空気だった。
この中で『こっちの』あやのと面識があるのはみゆきだけ。
こなたはあやのとは初対面だし、かがみもこちらのあやのとは初対面だ。
それに、かがみはまだこちらの記憶をすべて取り戻したわけではない。あやのにいろいろ聞かれてしまったら、答えられる自信はない。
だからといって、はぐらかすこともできないだろうし……

「あなた、泉ちゃんね。高良ちゃんから話は聞いてたわ」
「う、うん。よろしくね、峰岸さん」

こなたとあやのが挨拶をした。次の質問のターゲットは間違いなく自分だ。
どうするべきか、必死に考えたのだが、うまいかわし方が見つからない。

「それと、お帰りなさい、柊ちゃん。あれから五年……。私てっきり、もう帰って来ないかと思ってたわ……」

ついにかがみの番がやってきてしまった。
よく見るとあやのの目にはうっすらと涙がたまっているように見える。心配してくれていたのかと、『今の自分のせいではないが』心が痛んだ。

「それで……どうだったの?」
「う……」

記憶を無くす前に自分がした『家族探し』の旅。その話をしているのだから、あやのの問には答えられない。
適当に答えてあしらうことなど言語道断。本当のことを言っても信じてもらえないに違いない。解決策が一向に見つからないのだ。
こうやって考えている間にも、あやのは不振がり首を傾げている。どうにかしなければいけないのだが……

「……!」

肩の感触に振り返ると、こなたが手を置いていた。
彼女の目は真剣そのもので、これまでに見たことがないほどに鋭い。

――言おう。

目がそう言っていた。
ここは従うしかないか。かがみはそう判断し、覚悟を決めた。

「峰岸、聞いてちょうだい」
「なに?」
「……私、この世界のかがみじゃないの」
「……?」

それから数十分かけ、あやのに事情を説明した。
一ヶ月と少し前にエスペランザ高原に帰ってきたこと、その時はなぜか大ケガを負っていて慌てて家の中に担ぎ込まれたこと。
そして、魂――恐らく記憶――が上書きされてしまい、この世界についてまったくと言っていいほど無知になった、ということも。
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/07(木) 21:42:03.82 ID:633gq2DO
>>561

説明の間、あやのはずっと黙ってかがみの話を聞いていた。
時折何かを考えているかのように、視線を下げたり胸に手をやったりといった行動をとる。
それは、かがみが予想していたのとはまったく違う行動だった。

「……って、ことなんだけど……信じてくれるかしら……?」
「……」

説明を終えてもあやのはそのままだった。ただただ床を見つめているばかり。
にわかには信じがたい出来事なのだ。まともに取り扱ってくれるかどうかすら危うい。

「……のも……ありなのかしら……」
「え……」

本当に、本当に小さく呟いたために、その言葉の全てを聞き取れた者はいなかった。

「……うん、私は信じるわ。柊ちゃんのこと」
「え……ホント?」
「だって柊ちゃん、そういう出来事を誰よりも強く否定する人間だもん。そんな嘘をつくわけがないわ」

なんだか普通に聞けばけなされているような気がするが、この状況下ではありがたい話だった。

「それなら……あのことを説明した方がいいかしら。二人とも、ある意味記憶喪失なわけだし」
「……お願いします。私は言えなかったので……」

みゆきと二人で目配せをし、『あのこと』とやらについて話をする。
その内容がわからないこなたとかがみは、案の定ぽかんとしていた。

「……どこから話せばいいかしらね」

しばらく考え込んでから顔をあげ、どこか遠くを見るような瞳で呟き、語り始めた。
 
 
 
 
 
ここは鍛冶師の町という以外にも有名なことがあったの。
お城で行われた格闘大会で、男性・女性部門ともに何度も優勝していた『世界最強』の夫婦が、この隣にいた。その人に会いたいと、何人もの人達がここに来たわ。
私の幼なじみの両親がその夫婦なんだもの。私もすごく嬉しかった。

「その幼なじみって、まさか……」
「そうです。日下部さんです」
「じゃあ、期待とか凄かったんじゃない? 世界最強の子供なんだから」

柊ちゃんの言う通りよ。特にお兄さんが剣の道に進んじゃったから、余計にプレッシャーを感じちゃってたみたいよ。
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/07(木) 21:43:34.16 ID:633gq2DO
>>562

「お兄さん?」

あ、ええと……みさちゃんにはお兄さんが一人いたのよ。だから四人家族ね。
じゃあ話を戻すわ。みさちゃんはほとんど毎日と言っていいほど修行をしていたわ。私も付き合ったりしてたのよ。
それでみさちゃん、子供の部の格闘大会で優勝したの。

「へぇ、すごいじゃない!」

プレッシャーなんか跳ね返しちゃったのよ。それからも修行を続けて、もっと強くなったりね。
お城のパーティーに呼ばれたことも何回かあったわ。私もついていかせてもらって、そこで高良ちゃん、柊ちゃんと仲良くなったの。

「四人は昔からの知り合いだったんだ」

ええ。新しい友達ができて嬉しかったわ。私にはみさちゃんしかいなかったから……。

(……そういえばこの世界……学校がなかったのよね……)

それで家がそこまで離れてないって知って、たまに遊びに行くようになったの。
……もう柊ちゃんは覚えてないみたいだけど……。

「……ごめん」

あ、ええと、謝らなくていいわよ。柊ちゃんが悪いわけじゃないから。
……っと、話を戻すわね。それで、私達の生活はとても幸せだったの。あの日がくるまでは。

「あの日?」
 
 
 
 
 
「今から8年前。みさちゃんの両親が死んだ」
『な――!?』

かがみもこなたも、それしか言うことができなかった。
世界最強といわれとおきながら、なぜこうも容易く死んでしまうのか?

「8年前、みさちゃんの両親はお城で開かれていた武術大会に出発したけれど……その道中で、死んでいるのが確認された」
「死んだって……どうして!?」

みさおの両親。向こうの世界でだが、かがみもよくお世話になっている。
それだけに、かがみの悲しみも相当のもの。声を荒げるのも仕方がない話だ。
するとあやのは視線を下げ、私が見たわけじゃないけどと前置きして言った。

「血塗れの剣を持った少年が、みさちゃんの両親の近くにいたの。多分、彼がみさちゃんの両親を……」

見ると、あやのの目尻に涙が溜まっていた。
拳を固く握り、唇を噛み締めている。みさおもそうだが……あやのにも、想像を絶する苦しみと悲しみがあったのだろう。
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/07(木) 21:44:53.63 ID:633gq2DO
>>563

「それじゃあ、みさきちがこの町に入りたがらなかった理由って……!!」
「両親と住んでいた、思い出の町だから……だと思います」

溢れ出た涙を袖で拭いながら嗚咽を洩らすあやのに変わって、みゆきが話を引き継いだ。

「楽しかった思い出よりも、悲しいあの出来事のほうが大きかったのでしょう。日下部さんにはお兄さんがいたのですが、彼も事件後に失踪し……」
「失……踪……!?」

もう、わけがわからない。
あやのとみさおに関しては、向こうと共通点がなさすぎる。しかも、悲しい過去ばかり……
本当に、自分はどうしてこんなところに来てしまったのだろうか。

「それで、誰がみさきちの親を……」
「『白石・whitestone・みのる』という少年です」
「しら……!!」

名前を叫びたいという衝動を、両手で口を覆って無理やり抑えこむ。

「私達と同い年で、BB団のボスをしていると言われています。アジトがわからないためにそのままなのですが……」

みゆきの言葉が、かがみの興奮を抑えてくれた。
そうだ、いちいち向こうの世界と比べるという行為自体が間違っているのだ。
世界が違う。その時点で、何もかもが違っていてもおかしくないのだから。
友人の性格が、友人関係がほとんど同じだということは逆に喜ぶべきこと。違うことは、受け入れなければいけない。

「……さっき何人か逃がしちゃったから、追い掛ければよかったのよね。そうすればアジトの位置がわかったのに」
「……BB団は……人が多すぎるのよ。私達だけじゃ、勝ち目が……」

軍隊にお願いできるだけのお金もない。故に動くことすらできないのだ。
町を襲うグループは下っぱで、グループのリーダーを筆頭に動いている。
あまり統率のとれた軍団ではないことが伺えるのだが、『アジトを守る』ということになれば団結して強力になるだろう。

「……私達じゃ、何もできないっていうの……!?」

苛立ちと歯痒さから、拳を強く握りしめる。
と、その時、

「失礼します」

男が三人、扉を開けて玄関に入ってきた。いずれも茶色のマントを羽織っている。
お世辞にも『強そう』とは言えない背格好だ。

「先ほど、皆さん方の戦い方を拝見させていただきました。我々は反BB団組織の『AA団』の者です」
「そこで、折り入って頼みたいことがあるのです」
「我々、BB団の討伐を現在の活動目的にしているのですが、お恥ずかしながら戦力不足でして……」

ということ、このAA団という組織にはそれなりの団員がいるのだろう。
しかし、まだ団員が足りないのか単に非力なのか、BB団に挑める団ではないという。
そこで自分たちに『頼みたいことがある』と。これは半ばお約束な展開だ。
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/07(木) 21:46:30.52 ID:633gq2DO
>>564

「リーダーの宮川・shrineriver・ひかげ様に相談したところ、あなた方にAA団へに加勢を願いたいということでした」

やはり。
自分が知ってるのと同姓同名の10歳少女がリーダーなのは置いといて、これは願ってもみない申し出だ。自分たちもBB団を潰したいと考えていたのだから。
すぐにでも了承し、アジトへと向かいたかったが……

「……峰岸はどうするの?」

この中で一番、BB団に対して恨みを持っているのはあやのだ。
町の前で待っているみさおは、彼女の性格上間違いなくOKを出すだろう。だが、あやのはどうか?
この場での最終的な判断はあやのに任せることにした。
当のあやのは目を瞑って胸に手を当てながら、小さく呟いた。

「もちろんよ。こんなチャンス、逃してたまるもんですか」

あやのの言葉に三人は『ありがとうございます!』と家が震えるほどの大声で感謝の意を示した。

「明日の朝に決行する予定ですので、町の前でお待ちください」
「作戦はまた明日お伝えします」
「では!」

それだけ言うと、男達は風のように帰っていった。
残された四人は、揃ってお互いの顔を見つめ、

「明日の朝に出発だから」
「今日はゆっくり休んでおかないといけないですね」
「こなたにも剣みたいなのを買ってあげないとね。杖じゃ防げないだろうし」
「ありがとー、かがみ」
「べっ、別にあんたのためじゃないわよ! あんたが死んだら貴重な戦力が――」
 
 
 
四人が今日すべき事を話し合っている数十分前、みさおは町の前にある大岩の上に仰向けで寝そべっていた。
ゆっくりと流れていく雲。その行き先は、死地にいる両親のもとだろうか――

「……なんてな」

その思いを、少し自嘲気味に笑い飛ばした。
かつての、真っ白な心を持っていたころの自分なら、こんな夢見がちな台詞も許されただろう。
だがその心は、『両親の殺害』という出来事で汚されてしまった。
今では霞んでしまったかつての自分。思い出すことはできるが、戻ることはできないだろう。

「……」

それもこれも兄のせいだ。
彼が自分の近くにいてくれたなら、ここまで荒んでしまうこともなかっただろうに。
しかし兄は事件後、行方をくらませた。妹である自分を置いて。
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/07(木) 21:47:54.76 ID:633gq2DO
「……チクショウ……あのバカ兄貴……」

悔しさと淋しさが入り交じる。涙はとうの昔に枯れはててしまった。そんな自分が嫌で嫌で仕方がない。

「……ん?」

寝返りを打ち、ちょうど町を見下ろせるような形になる。
すると、町の中から男数人が走っていくのを発見した。

「あれは……」

格好からしてまず間違いなく盗賊だろう。町を襲っていたのだ。
町の中心にもたくさんの盗賊が見える。ホウキで浮いているのは……こなたか。
あの三人は女性ながら並みの男以上に強い。あれだけの大軍でも三人がいればなんとかなるだろう。
みさおは小さく唸り、男達が通り過ぎた瞬間に大岩から飛び降りた。
あれだけの大軍を有しているのは、この地域ではBB団――両親の仇が率いる軍団のみ。
みさおは男達の後を追った。
 
 
 
そうして隠れながら走っているうちに、男達の向こうに洞窟が見えてきた。岩肌の壁に木の扉がしてある。
どこかの炭坑跡であろうその洞窟に男達が入っていく。ここが奴らのアジトだろう。

(さってと……どうしようかな……)

かなりの大軍だと聞いている。正面突破は難しいかもしれない。
陽動を起こして、そっちに軍団を持って来させればいいが、よい方法が思い浮かばない。

「……お、これなんかどうだろうか?」

みさおの脳は『炭坑の壁を壊せばどうか』ということを弾き出した。
うまくいけば壁が崩れ、穴ができて侵入できるかもしれない。
例え穴ができなくても、振動に気付いてBB団の軍団が殺到してくるかもしれない。その隙に……
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/07(木) 21:48:58.65 ID:633gq2DO
>>566

「はーい、ここまでごくろーさん」
「うぐ!」

あれこれ思案していたみさおの延髄にチョップが炸裂、気を失ったのかそのまま地面に倒れた。

「尾行はバレバレだし、アジトのまん前にいたらバリバリ目立つってーの」

小柄な女だった。みさおの身体より一回りほど小さい。

「こいつの処遇は……一応ボスだし、アイツにでも決めてもらうか」

彼女はその身長であるにも関わらず、みさおの身体を軽々と担ぎあげる。
そして彼女は、BB団のアジトへと入っていった。
 
 
 
 
 
「――!!」
「どしたの?」
「……いえ、日下部にも言わなきゃって思ってね」
「みさちゃん、そういう話を聞いたら後先考えずに突っ込んじゃうもの。明日にしましょう」
「そ、それはちょっとひどいのでは……」
 
 
 
何も知らない四人は、のんきに町中を歩いていった。
568 :らき☆すた・ファンタジーR2【静かに燃える復讐の蒼き炎】用語辞典[saga]:2008/08/07(木) 21:50:20.50 ID:633gq2DO
>>567

第二章〔2〕より

〔世界最強の死〕
8年前、ワルキュリア城で行われていた格闘大会を何度も優勝していた世界最強の夫婦が殺された。
第一発見者の話によると、その夫婦の近くには血塗れの剣を持った少年がいたという。
顔の特徴などから白石という少年だと判明、政府は莫大な懸賞金をかけたが、未だに見つかっていない。

・日下部〔sununder〕みさお(2)・
上でも書いた世界最強の夫婦の娘。
かつては純真無垢で何事にも一生懸命だったが、両親の死と兄の失踪で性格が激変。かつての面影はまるでなくなってしまった。

・白石〔whitestone〕みのる・
BB団の団長であり、みさおの両親を殺した張本人。
修業の旅ということで世界を放浪中だったと、彼の知り合いは語っている。
しかし、彼の剣の腕はそれほどでもなかったと言う人も……

【AA団】
BB団に反抗するために作り出した組織。名前はAdvance Age(進みゆく時代)の頭文字を取った。
リーダーは弱冠10歳という若さながらも意外に統率力があり、団員の信頼も厚い。
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 21:52:22.97 ID:633gq2DO
>>568
以上。ひかげ・ひなたの説明は次回(ひなた出てないけど)
 
いつもだったら次回予告を書く予定だったんだけど、時間がなさげなのでここで。
570 :SP1 「こなた、アメリカに行く」part32008/08/07(木) 22:00:45.52 ID:/bJbIqc0
「お客さん…これはどういう事でしょうか?」
こなたは、標的の前に置かれたカードをつかむ…
他のカードは光っているのに…このカードは光っていないのだ。
実は、この時のためにこなたはトランプカードには、
電気が突然消えると光るタイプを特注していたのである…
当然、如何様をした、そのトランプカードには
そんなものはついているはずもなく柄は全く同じだが光らない。
「お客さん…これはどういう事でしょうか?」
「………」
「とりあえず…奥の方へと…案内しますので従業員について行ってください」
私服のパティとみさおがゆっくりと近づく、
しかし…その標的は抵抗しなかった。
こなたは、変だなと思い、少し離れた場所に移動して、無線で
「同人作家、一応念のため…」
「了解っす、小早川さん!!」
しかし、この準備は不要だった。
こなたは、無線を切ったら元の場所に戻って…
再び止めていた7ポーカーを再開した。
その人から…今までの勝った金額の何倍かの金を請求したそうな…
こなたは、あんまり考えたく無かったから、何倍かまでは聞かなかった。

今日働いた分の金を頂き、帰路を取っていた。

その時である。
そこに…如何様師の男が現れた。
「貴様等のせいで…貴様等のせいで…」
「やめておいた方がいいと思うよ…その程度のナイフ
一本で同行できる相手じゃないから」
「くっくっく…」
「チビッ子…敵はどうやら…一人じゃないみてえだぞ…」
571 :SP1 「こなた、アメリカに行く」part32008/08/07(木) 22:01:11.28 ID:/bJbIqc0
「お姉ちゃん…」
『俺のパパのマフィアメンバーだよ…頼んでくれたらメンバーを
譲ってくれたよ…これなら絶対負けないぜ!!動いた瞬間…その頭をぶち抜かれるぞ』
そのマフィアのメンバーは家の中でこちらの方向へ
スナイパーライフルを構えている。
「ふう…」
こなたは溜息をした。
死にたいようだから…殺してあげるよ。
こなたはそう言って、自分の両手を鳴らし始めた。
『クレイジーだな…人の話を聞いていたのか?』
「もちろん…簡単に私は殺せないよ!!」
その時、ライフルの弾がこなたの方へと飛ぶ、すぐにこなたは、
如何様師の体をつかみ盾にする。
『しっしまった!!』
『ボスの御子息を打ちやがったのか?』
『ボスになんて言い訳をしよう…』
その二人は必死に頭を抱えている…

「行け!!陸上部、同人作家、大泉」
「了解!!」
「任せてください先輩」
「チビッ子…その間に何をする気だ?」
「今すぐ帰る手続きをするよ、今日ぎりぎりの飛行機なら…騒ぎが大きくなる前に
逃げる事が出来るでしょう?」
「…大統領には会わないのか?」
「後日連絡を入れて、指定の口座に金を入れてもらうよ」
572 :SP1 「こなた、アメリカに行く」part32008/08/07(木) 22:01:38.18 ID:/bJbIqc0
三人は、その館の中に入った。
そこに沢山のマフィアの人間が待機していた。
「ヘイ、イエローモンキー」
『よくも、ボスの息子さんを殺してくれましたね。』
「なっ!?なんて言っているんだ?」
「私に聞かないでほしいッス」
「とにかく状況的にいいわけがないということがわかるな」
大泉は、そう言って刀を取り出した。
ひよりは高く跳びあがり壁に張り付いた。
マフィアの人物は連続でマシンガンで放つ。
「うわあ!!」
ひよりを中心に狙われている。
その時にひよりを狙っているマフィアの後ろからとんでもない衝撃が走った。
「一人だけに集中していると、そういう奴からやられるぜ…じゃあ…さようなら」
みさおは、その人を三階から一階へと投げ捨てた。
「きっ貴様!!」
銃は次にみさおの方向に向けられる。
しかし、その隙に大泉は全員の銃を斬る。
「どうでしょう?降参するのならば今のうちですよ?」
マフィアメンバーは腰から拳銃を取り出した。
「無駄な抵抗は止めるっスよ」
ひよりは、天井から降りて、マフィアの頭を蹴り。
マフィアたちの体を倒した。
そしてすぐさまGペンを首裏に付ける。
「これで勝つ要素は完全になくなりましたよ?それでも抵抗します?」
「相変わらず信じられないような動きをしてんな。」
みさおは感心した様な顔をした。
573 :SP1 「こなた、アメリカに行く」part32008/08/07(木) 22:02:08.72 ID:/bJbIqc0

館にいたマフィアメンバーを全員縛った。
「隊長が戻ってくるのを待つだけっすね」


その隊長はというと
『もうオワカレなのですか?アメリカの面白いところとか案内したかったデス』
「悪いね…こちらも仕事だったんだからね」
『…もう硬い人間はキラワレますヨ?』
「表では結構、軽い人間だよ、萌えについて追及したりとか」
『萌え?デスカ?』
「うん、萌え」
『前々から興味を持っていたので、少し簡単に教えてくれないでしょうカ?』

これによって…最終便の締め切りに間に合わず、裏金を多めに払って、しまい
こなたの報酬が零になってしまったのは内緒のことである。
「ニホンジンってオモシロいね、いつか日本に行ってミタイネ」
パティは、そう言って、こなたの乗った飛行機が見えなくなるまで、
ずっと、飛行機を見上げていた。


そうして無事にこなた達は日本へ帰った。

こなたは、自分の家に向かった。
そこには、沢山の人だかりがいた
「どうしたのですか?」
574 :SP1 「こなた、アメリカに行く」part32008/08/07(木) 22:02:43.73 ID:/bJbIqc0
「いや、実はですねこの家の人が留守の間に、空き巣に入られたんですよ」
いや…空き巣程度でこんなに人が集まるわけないだろうに!!
「さっきまで、あっちで火事があったからな、その隙にここで空き巣されたという感じだな」
そこに何人かの人がやってくる。
「おぉ、どうだった?」
「済まない…取り逃してしまった」
「所で、どこの家がやられたんですか?」
この時期は、どこの家庭も旅行に出かけているので、
少し嫌な予感をしながらも尋ねてみる。
「あの家だよ」
(げっ…私の家じゃん!!)
そのあと、何もなかったかのように、人々は、その場を立ち去った。
家の中を見る。
(金庫の中身をごっそりと取りやがった。)
とりあえず…残った財布の中身の3万2000円が入っていた。
その頃、アメリカでは…
「何だと!殺されただと!!」
「はい、申し訳ありません、私達がしっかりしていなかった為に」
そのボスはとりあえず、落ち着く…そしてやっと開いた一言
「日本の暗黒街に何人いる?」
「えっと…五十人位はいるかと…」
「そいつら、全員でその始末部隊とやらを仕留めろ!!」

そして、じっくりと味わっていただこう…アメリカのマフィアをなめた罪を
575 :SP1 「こなた、アメリカに行く」part32008/08/07(木) 22:04:40.68 ID:/bJbIqc0
part3は以上です。
ここから少し勢いで書いていたりします。

博打についてはあんまり詳しくないので、極端に短くなりました。
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 22:18:16.02 ID:/bJbIqc0
>>558
確かに僕は、そんな癖あるかもしれませんね。
今は伏せておきたいときは、その人を使う癖が

>>567
さて…どうなるみさお!!
しかし、アジトのまん前に立つなよ(汗)
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 23:15:58.36 ID:/bJbIqc0
>>554
終わりと書いていながら続きを書いてみる。

「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!」
「やられたわ…」
つかさは、持っていたナイフでかがみを縛っていたロープを斬った。
「…許さないわよ、ゆたかちゃん…」
「でもどうやって追いかけるの?」
「実は、こなたの服のボタンは発信機なのよ…それでどこにいるか
確定して、その後を追いかける。」
「って…お姉ちゃん!!それって普通に犯罪だよ!!」
「今は、そんな事を言っている暇はないわよ!!とにかく追いかけるつかさ地図を頂戴!!」
「でも、そんなものがあるのにどうしてこなちゃんの場所が分からなかったの?」
つかさは、姉に地図を渡しながら言う。
「…これ、大雑把にしか教えてくれないから…近くにいても教えてくれないのよ…」
「じゃあ…役に立たないね…」
「役に立たないのよ」
「場所がわかったわよ。二人が向かった先は」

らき☆すた
〜小早川 ゆたかの野望〜

「ねえ…お姉ちゃん…こなちゃんは一番最初に助けた人の者と言う事にしようか?」
つかさはニコニコ顔で言った。
「えっ?」
「だって…お姉ちゃんの為に私の大好きなこなちゃんを救出する作戦には付き合いたくないな」
「二人とも抜け駆けは許しませんよ」
そこにみゆきがやってくる。
「私も泉さん…いいえ、こなたさんが大好きなのです…せっかくのチャンスがあるというのにそれを見過ごしてしまう愚か者なんているものですか!!」
みゆきは、普段よりかなり真面目な顔で言っている。
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 23:17:10.01 ID:/bJbIqc0
「…みんな敵と言う事か…面白い…でも…私のこなたは譲らないわよ!!」
「いいえ…私のものよ!!」
「私のです!!」
三人の戦いが今始まろうとしている…

らき☆すた
〜小早川ゆたかの野望〜
かがみ編(つかさ、みゆきの妨害をさけつつ、ゆたかからこなたを救いだす)
つかさ編(かがみの失敗後、その失敗を学びかがみの失敗した場所を攻略しつつ、ゆたかからこなたを救いだす)
みゆき編(かがみの成功後、かがみからその成功の功績を奪い取りつつ、ゆたかからこなたを救いだす)

希望者が最も多いキャラクターが順番に主人公となります。(最終的に全部やるけど)
後話の展開は全てサイコロで決まる。(おいっ!!
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/07(木) 23:53:13.86 ID:lIA4CUAO
こなた「あと7分くらいで地球滅亡しまーす」
つかさ「ふぇ!?」
かがみ「なんだそりゃ……」

こなた「なんかさー、どっかの国が人工ブラックホール作るらしいよ?」
かがみ「……ふーん」
こなた「んでほんのちょっとの確率で地球がブラックホールに吸い込まれるとかなんとか」
かがみ「んなわけないない」
つかさ「だ、だよね……」
こなた「まー、絶対安全って言い切れないならやるなよって話なんだけどね」
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 00:30:11.07 ID:FZnM7KY0
どもいっ酢。
今回はちょっと趣向を変えてファンタジー系のネタで攻めてみようと思うのぜ。
かなたさんの設定がアレだったり、文章が相変わらずgdgdだったりすっけど、とりあえず読んで欲しいんだってヴぁ!

いきます!
581 :ハーフドラゴンこなた[saga]:2008/08/08(金) 00:31:00.48 ID:FZnM7KY0
……それは昔々、とある国で起きた物語。
その国に住む一人の冒険家が、竜の牙を手に入れるため旅立った。
幾多もの困難を乗り越え…躓き、傷つき、倒れ、それでもなお諦めずまた立ち上がり。
ついに彼は伝説の竜と出遭った。彼は戦った。
戦って…戦って……戦い抜いて…その果てに……。

あろうことか、その冒険家と竜は恋に落ちてしまった。
種族を超えた、禁断の恋。そして二人の間に…一つの命が生まれた……。

…と、こんな風に言ったらおとぎ話のように聞こえるかもしれない。
「なにこのRPG?」とかツッコまれるかもしれない。でも……。
これは実際に起きた出来事。そして今実際にそこにいる家族。
まぁ昔って言ってもそんな遥か昔のことじゃないし、竜の牙求めて戦ったとかってわけでもなかったって言ってるみたいなんだけど…とにかく、竜と人の間に生まれた子は、今こうしてここにいる。
そう……ここにいるんだ……。

「…んぁ」
目覚ましの音で目が覚める。…もうこんな時間か……。
昨日はセーブポイントが見当たんなくてつい夜更かししちゃったからなぁ。
重い体を起こして私は食卓へ向かう。
582 :ハーフドラゴンこなた[saga]:2008/08/08(金) 00:31:57.14 ID:FZnM7KY0
「ふぁ〜、お父さんにお母さん、おはよう〜」
「お、おはようこなた〜」
この人は私のお父さん。もと冒険家で…今は小説家。自分の冒険談を元にした小説を書いている。
売上げは……まぁそこそこってとこかな?
「もぅ、夜中までゲームばかりしてるから起きれないのよ?」
こっちは私のお母さん。娘の私が言うのもちょーっと変かも知れないけど、かなりの美人。
私とお母さんは非常によく似てて、近所の人の話だと、一瞬双子の姉妹かと思ったって言う人もいたとか。…まぁ間違えられない方が珍しいんだけどね。
「むぅ、お母さんだってよく夜更かししてるじゃん〜」
私はまだ寝ぼけ眼のままだが、膨れっ面をしてみせる。
「あら、私はこなたやそう君とは違って夜は強いのよ?」
「うっ…私だってお母さんと一緒の血が流れてる筈なのに〜」
「きっと父さんの悪い癖が遺伝したんだな、HAHAHA☆」
「もう、そう君ったら呑気なんだから!」
……悪い癖、ね。あぁ…否定は出来ない…出来ないけど……。
でも私だって、お母さんの子供なのに……。

いつも思う。
お母さんは夏でもあんなに元気なのに、私は真夏なんか暑さでだらけて動けない。
夜更かしして私は起きれないのに、お母さんは私よりも早く起きてたりするし。
…………同じ血が流れてる筈なのに、同じじゃない。
私には、お母さんの血とお父さんの血が半分ずつ…。
ひょっとして、この『半分ずつ』ってのが大きいのかな?むぅ…。
583 :ハーフドラゴンこなた[saga]:2008/08/08(金) 00:32:33.05 ID:FZnM7KY0
「いってきまーす」
「おう、気をつけるんだぞー」
「鳥にぶつかったりしないようにねー」
「お母さん……いくら私でもそうそうぶつかんないよ…」

お母さんが毎朝のように言うのが、『鳥にぶつかるな』という言葉だ。
高校生が空を飛んでる鳥にぶつかるってのも…ねえ?
まぁ私にとってみれば何の事はないけど、他の人は空飛ばないじゃん?てか、飛べないよね。うん。
……何で私は空を飛べるかって?だって、私は……。

「おーっす、こなた」
「やふー、かがみん〜」
「こなちゃん頭ボサボサだよ、大丈夫?」
「いやぁ、ちょっと慌ててたからさぁ…」
「いやいや、慌ててたとか以前に、ツノをどうにかしろ。ツノを」
「え……?」

……私はおそるおそる自分の後頭部に手をやる。
さらさらの髪の毛の感覚。その中に……明らかに異質な固い感触。
まさか…これって………。
「し、しまったぁぁぁぁ!!慌ててすっかり忘れてた!!」
私は叫んだ。ああ、またやっちゃった………。

「まったく、あんたってどうしてこう毎回毎回変なのかしらねー」
かがみが溜め息をついて呆れ顔でこちらをじっと見つめる。
「昨日の体育なんか、こなちゃん顔がスゴかったよねー」
「ホントホント。顔どころか尻尾まで生えてたじゃないの。あと、翼も」
「いやぁ、気合が入りすぎるとつい変身しちゃうんだよねぇ」
「…どんだけー」
「まぁ、人間の生活に慣れてないのは判るけど…」
584 :ハーフドラゴンこなた[saga]:2008/08/08(金) 00:37:02.57 ID:FZnM7KY0
そう……私は人間じゃない。まぁ正確に言うと、半分は人間なんだけど、ね…。
「…あんたのその身体、どうにかならんのか?」
「うーん…なるべく人間の姿を維持できるようには頑張ろうかなって思ってるんだけどね?」
「…みんな心配してるんだから、早いとこ何とかしなさいよね」
うっ…鋭いな、かがみん…!努力…するよ。うん。

…6限目のチャイムが鳴り、私は大きく背伸びをする。
「……ふぅい〜……やっと授業終わったァァァァ!」
「ちょっ!こなちゃん!?」
「え……?」
「あちゃー…こんなんで大丈夫なのかコイツ…?」
「あ、ごめん…やっちゃったZE☆」
……今日もやっちゃった…。思いっきり背伸びすると、私は竜人の姿になっちゃうのだ。
どうしてこうなるかな…むぅ。

……私の名前はこなた。泉こなた。
もと冒険家で今は小説家の父親、泉そうじろうと…
…かつてそんなお父さんと戦ったという伝説の竜、泉かなたとの間に生まれた…半竜人(ハーフ・ドラゴン)…。
まだまだ人間としての生活は慣れちゃいないけれど……果たして私はこの先無事に高校生活を送れるんだろうか?
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 00:38:38.28 ID:FZnM7KY0
以上です。

…どうしても、こういうネタに走りがちなのが今の俺なんだよな。
俺は人外好きだから困るんだっぜorz
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 00:45:19.43 ID:KplcFbA0
竜人…あれか、ガープ博士みたいのか。
竜とトルネコ合わせたみたいな…
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 01:04:45.90 ID:ViVDHis0
よく分からんが俺の頭ん中ではこう映った
http://imepita.jp/20080808/037680
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 01:07:05.65 ID:Csz9xeY0
>>585
これは面白くなりそうだ。
これからに期待!!
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/08(金) 01:28:08.02 ID:XLOWFkAO
>>587
これは良いww
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/08(金) 01:50:44.80 ID:06pCp8co
>>569
みさお間抜けすぎwwww

>>575
半分逆恨みだよな……なめてても大丈夫そうだww

>>578
こなた人気者ww
希望していいならみゆきだ!

>>585
俺も好きだわwwドラこないいなぁ

>>587
GJ俺死んだ
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 02:07:15.66 ID:Yo0tnyE0
つかさが語り部のSSって難しいな。あまり深く感情を読み取らせたりできないし。四人で会話する場面で始まるんだけど空気化現象を防ぐセリフの配分がなあ。それ以前に現在の話と未来の話ってどっちが人気あるんだ?
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/08(金) 05:56:03.54 ID:JoTUjcDO
>>575
こなた、散々だったなww
空き巣に入った人間が気になるな……。ただのネタ?それともなにかの伏線?


>>585
設定は違うけどまさかの被り……orz

こなたって一応18年生きてきたんだよね。それなのに慣れてないってどういうことだ?
 
 
>>587
率直な感想。……………………………可愛い。
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/08(金) 07:14:45.44 ID:Ja4vVoAO
>>579
うわ……、地球滅亡ネタの切り札ここで使われたかっ!
みんなは信じてないだろうけど、ちゃんとそう言う計画はあるんだよ〜。
フランスとスイスで作るけど、ブラックホールはどこかの国って言うより交際共同開発だね〜
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 10:55:44.69 ID:FZnM7KY0
>>593
これだね。ラージハドロンコライダー。
http://ja.wikipedia.org/wiki/LHC
まぁ一部の学説によれば、ブラックホールを作るのは難しいかと。
仮に出来たとしてもすぐ蒸発するとか言ってるけど、実際のところどうなんでしょ。

>>592
ヒント:竜族の寿命はとてつもなく長い
…って言うのはダメですかそうですかorz

>>587
なぜ描いたしwwwwwGJ!
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 10:59:24.27 ID:JoTUjcDO
>>594
竜族と人族とでは時間の感じ方が違うんですね?
……だとしたら、こなたはかなり過酷な運命を背負っていることになるな。かがみ達が死んでも、自分は生き続けなければいけない、と……
 
 
 
ちなみに俺は『こなたが吸血鬼』みたいなのを考えてたんだがな。大幅変革して投下するか。
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 11:54:45.94 ID:FZnM7KY0
>>595
おう、ヴァンパイアこなた期待してるぜ。
といいつつ早くも第2話が出来ちゃったぜ!
597 :ハーフドラゴンこなた 〜 第2話:つかさの尻尾[saga]:2008/08/08(金) 11:55:27.69 ID:FZnM7KY0
……ふぁ」
授業中。だるい。やる気が起きない…。早く帰って羽を伸ばしたいよ…。
そう思った矢先のこと。

「うおぉっ!?」
「わぁ!」
「きゃあ!?」
って、またやっちゃった……。それまで静かだったクラスは騒然。

「泉ー、お前またやっとるんかー?」
「せ、先生…?」
「しっかしお前もイタズラが好きなやっちゃなー」
「い、いやこの羽根はそんなんじゃなくて」
「授業にならんから早よぉその羽根しまっとき。お前がそれやるたびクラスがうるさなんねん」
「は、はぃ…」

……別に好きでやってるんじゃないんだけど…。
案の定クラスの全員が大笑い。なんで竜人なんかに生まれてきちゃったのかな、かな。
あぁもう、恥かいちゃったよ…穴があったら入りたいよ……。
と、赤面してると……先生の声が響いた。

「柊!お前も何尻尾出しとんねん!泉の二番煎じはやめとき〜」
「バルッ!?」ビックゥ

……つかさ…?また…やっちゃったんだね…。
598 :ハーフドラゴンこなた 〜 第2話:つかさの尻尾[saga]:2008/08/08(金) 11:55:49.64 ID:FZnM7KY0
放課後……。
「まったく、あんたは今日もやったのか」
「いやぁ、竜人は身体のコントロールが難しくってねぇ…18年も生きてるはずなのに慣れなくってさ〜」
「うんうん、竜族って長生きだもんね〜」
「つかさ、呑気なこといってるんじゃないの。…ってちょっと待て、その尻尾はなんだ?」
「ふえぇ!?」
「はぁ…全く2人そろってだらしがないわね、集中力が足りないのよあんた達は!」
集中力…ねぇ。意識してないとすぐ私は竜人の姿に戻っちゃうからなぁ。否定は出来ないよね。
でも、かがみにケチをつけられてるのは私だけじゃないのだ。

柊つかさ。彼女のスカートの下からも、尻尾がのぞいていた。
ただ、あの尻尾は私のように鱗で覆われたものじゃない。代わりに尻尾を覆うのはふさふさとした毛。
かがみの話によると、柊家の一族には昔この地方を治めていた狐の血が流れているという。
だからかがみ達はこういう狐の姿に変身することが出来るらしい。…ということは?
599 :ハーフドラゴンこなた 〜 第2話:つかさの尻尾[saga]:2008/08/08(金) 11:56:15.07 ID:FZnM7KY0
私はかがみの方に向き直り…ニヤリと笑った。
「ねぇかーがみん、尻尾だーして♪」
「はぁ!?」
かがみが急に赤面する。もぅ、デレの直前って感じだね〜。
ちょっと面白くなってきたので、私はさらに続ける。
「はずかしがらーなーいでー、モジモジしなーいでー♪」
「うううう、うるさーい!!」
かがみが一気に大爆発。その瞬間のことだった…。

「…あ、お姉ちゃん……」
「……あっ、あぁっ、ああぁぁぁぁぁ!?」
かがみの腰からもふさふさの尻尾が生え、頭の上にはやはりふさふさの毛で覆われた耳ができて…。
かがみの腕もまた、同じように毛で覆われていた。そして、その顔は…。
どうみても狐です。本当にありあとじゅしたー。

「あぁぁぁぁぁっ!なんという失態だー!!」
「お姉ちゃん…どんだけー」
「あぁ、ご、ごめんね、まさかこうなるとは…」
「うっさーいっ!!!!!」
「うわらばっ!」
……わたしはかがみに引っ掻かれ、噛みつかれ…ボロボロになって家に帰ってきた。
600 :ハーフドラゴンこなた 〜 第2話:つかさの尻尾[saga]:2008/08/08(金) 11:56:32.36 ID:FZnM7KY0
「こなた!?誰にやられたの?まさか竜狩り!?」
「…いや…友達に狐がいて……怒らしちゃったみたいで……」
「なにっ!?それは本当か!?」
玄関先でグッタリしている私と、そんなボロボロの私を見て心配しているお母さんをよそに、お父さんはなにやら準備をしている。
カメラにジャケット、いろいろ持っちゃって。
「ぃよっし!お前の友達のところに行くぞ!案内してくれー!」
「…そんな体力ないし、また近所に変な目で見られるからやめてよ!」
「そんなこといわずに、ささ、行くぞー♪」
「ちょっ、離して!痛い、痛いってば!羽根がちぎれるー!」
必死に叫んでお父さんを止める私だけど、お父さんは聞いてくれない。
ウキウキ顔で私を連れ出そうとしていたその時…。
「…そ〜う〜君〜?」
背後からお母さんの声がした。お父さんがおそるおそる後ろを振り向くと…。
……そこには『本来の姿』に戻ったお母さんの姿があった。
白い羽毛で覆われた、美しい竜。身長は2メートルくらいだろうか?
しかしその目は赤く輝いていて…顔はすごく引きつってて…誰が見ても怒っているのは明白だった。
「怪我してる娘に何をさせるんですか!ドラゴンブレス!!!」
「ギャアァァァァァァァァ!!!!」
…お母さんの吐くドラゴンブレスによって、お父さんは氷漬けにさせられてしまった。
「…暫く頭を冷やしなさい!さ、こなた…お母さんが治してあげるからこっちへいらっしゃい」
「は、はい……」

「……ドラゴンとそのハーフを発見…まさか、泉さんが竜の血を引く子だったとは…これは研究のし甲斐がありそうですね。フフフ…」
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 11:58:54.01 ID:FZnM7KY0
以上です。
今回こなたがかがみをイジるシーンでアノ曲を使ったけどわかるかな?
答えはWebで!(嘘

最後の台詞はみゆきさんのものですが、どう考えても住居侵入ですねw
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/08(金) 12:16:49.63 ID:ixz3n5co
>>601
GJ!
なんだか怖い人が狙ってるよ、こなた逃げて〜


ただ、ドラゴンハーフと聞いて「ダマラム一生の不覚!」を思い出してしまった漏れはオサーンですか、そうですか・・・orz
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 12:55:46.71 ID:Ja4vVoAO
>>594
そうそうそれそれ。
もし蒸発してくれないと恐ろしい……。
間違って落としてしまったら……。

>>595
吸血鬼こなたって
うわ……、真の幻を書く直前まで考えてたネタだし!
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 13:07:46.29 ID:JoTUjcDO
>>601
かがみ達もだったんか……。
しかもその様子だと他の人間は何も知らないみたいだし、みゆきさんは科学者っぽいし……
てかみゆきさんが科学者っていう話は多いなwwww

>>603
ぬを!? 被りすぎだったんか……
 
 
 
よし、ヴァンパイアは譲ります。別のネタがあったのを思い出したから、そっちで行く。
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 14:02:34.32 ID:B.8c3d.0
こなた「よくニュースとかワイドショーでモンスターペアレンツがどうとか、そんな話題やるじゃん?」
かがみ「給食費払わなかったりとか、無茶な要求するって言っう、あれね」
こなた「でもさ、報道するマスコミもよっぽどモンスターじゃん?嘘、誇張流して世間を洗脳してんだからさ」
みゆき「国民を蔑ろにしている某類人猿政府もモンスターと言えますよね、むしろ絵に描いたような悪の組織、でしょうか?」
かがみ「言うわね…みゆき」
こなた「打開してくれる正義のヒーローはいないもんかねぇ」
みゆき「頑張ってらっしゃる方は多くいますが、それ以上に対抗勢力、マスコミ、宗教、
     政治団体が力を持っているのが現実です。正直、難しいですよね」
こなた「あるヒーロー漫画はさ、悪の組織が上手いこと地球を征服してるの。言葉巧みに人々を騙くらかして、
     で、人々にとっては主人公達、ヒーローが悪、テロリストって認識になってるの。なんか今の状況と似てるよ」
かがみ「いや…さすがにそれは…」
みゆき「はやく選挙権が欲しいですね」
こなた「でも、入れたい政党がないんだよね。個人はともかく、党になると団栗の背比べだもん」
かがみ「救いがないわね……」
つかさ「…(つかさです…話についていけません…つかさです…つかさです…)」
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 14:26:42.10 ID:Ja4vVoAO
>>664
いやあー譲らないで〜

もともとは……
かなたが吸血鬼→育ちが遅くてロリっこ→子供もロリっこ
→こなたは血を吸わない→体調を崩して母親の二の舞になりかける
→つかさの魔翌力を吸う→かがみが消える
って言うのを書きたかったけど、半分実現出来たから、もうこのネタは使わないなあ
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 14:47:58.79 ID:JoTUjcDO
>>606
まてまて、そんなに書いたら俺がパンクしちまうwwwwただでさえ殺人事件とファンタジー、別掲示板でひだまりその他もろもろ書いてるんだし……
とりあえず一話完結の長編で少しずつ書いていくわ。
 
……てか考えてた内容までだいたい同じだよ。またネタ変えねば……
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 14:55:31.84 ID:pU6aKISO
>>605
俺もつかさと同レベルということか……政治とか訳分からんww
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 17:39:38.42 ID:ViVDHis0
>>589-590,592,594
レスthx
>>601獣化とか萌え死ぬ
>>607ひだまり気になる

流れに乗って俺も投下しま
610 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/08(金) 17:41:11.98 ID:ViVDHis0
第3話 異変

「ただいまー」
あの後かがみたちと別れ、私は自分の家へ帰って来た。
玄関に靴があることからお父さんもゆーちゃんもいるようだ。
すぐに「おかえりー」と返事があるのだが、シーンとしていた。
不審に思いながらもリビングに入る。
そこではお父さんがテーブルに突っ伏して寝ていた。
なーんだ寝てたのかと思ってそのまま自分の部屋へと帰る。
ああ、やっぱ3次元とかと違って2次元・・・いや私にとっては3次元だけど、落ち着くなぁ。
ベッドに寝転がると途端に睡魔に襲われた。
3次元に行ったせいかちょっと疲れたのかな。
私はそのまま眠りに落ちた。
611 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/08(金) 17:41:42.37 ID:ViVDHis0
・・・。

・・・・。

「んぁ?」
携帯のバイブが鳴り、私は目を覚ました。
窓を見ると既に薄暗く、時刻は午後5時をまわっていた。
「あれ、私いっぱい寝てた・・・って・・え!?」
携帯を見ると不在着信が8件。メールも何通かきている。
発信者はかがみ、つかさ、みゆきさん・・・。
何でこんなに私に電話してるんだ?
ていうか家に電話くれればお父さんかゆーちゃんが出て起こしてくれただろうに。
とりあえず急いでかがみに電話をかける。

プルルルル・・・プルルルル・・・・

「あ、もしも『ばかっ!!!』
私が声を発しかけたところでやたらとでかいかがみの怒声が響いた。
『あんた、今まで何してたのよ!?心配したじゃない、もう家に行こうかとも思ったくらいよ』
「え?いや、ちょっと寝ちゃって・・・」
『こんな一大事に何寝てんのよ!!!』
「一大事・・・?何かあった?」
『寝惚けてんの?あんたは何も違和感を感じなかったわけ?』
「違和感って?」
『言ってたでしょ?3次元で、オタクの人たちが・・・オカシイって』
「うん・・・」
『やっぱりオカシイのよ。家族の様子が何だかいつもと違うの。元気がないというか、活力がないというか・・・』
それを聞いてお父さんが眠りこけていたのを思い出す。
「え、たまたまとかじゃなくて・・・?」
『家族全員がそうなんて考えられないわよ』
まさか・・・ゆーちゃんも?
612 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/08(金) 17:42:15.49 ID:ViVDHis0
携帯をベッドに放り投げて私は部屋を飛び出し、ゆーちゃんの部屋をノックした。
「ゆーちゃん!」
返答はない。
「いる!?・・・開けるよ?」
返答はない。
しょうがなく、私はドアの取っ手に手をかけ、部屋に入った。
中は薄暗い。電気がついていないから当たり前なんだけど。
「ゆーちゃん・・・?」
ベッドの上でゆーちゃんは寝ていた。
私は体をゆすった。
「起きて、ねえ」
ゆーちゃんはうっすら目を開けて、眠そうに私の顔を見上げた。
「おねーちゃん・・?んー・・どこ行ってたのぉ?おじさんが心配してたよ・・・」
「ん、いや、ちょっとね・・・。ゆーちゃん大丈夫?」
「うん、平気・・・。ただ、すごく眠くて・・・ぅ〜ん・・・むにゃむにゃ」
そう言うとゆーちゃんはまた寝てしまった。
何だ?何が起こってる?お父さんもゆーちゃんもみんな寝ていて・・・。

私は部屋に戻り、放置しっぱなしだった携帯を耳に当てた。
「私の家族もそうだったよ。お父さんもゆーちゃんも・・・」
『やっぱり3次元で言ってたオカシイことって、このことよね、きっと』
「多分・・・他のみんなもそうなのかな」
『恐らくね。というか私たちに関連のある人たちばっかり・・・』
「それはらきすたの登場キャラってことだよね。私も誰が出てるのが知らないけどさ」
『・・・とりあえず、落ちあいましょ。これからどうするか考えなきゃ』
「う、うん、分かった」

1時間後、こなた宅に4人が揃った。
爆睡しているお父さんの横でみんなが深刻な顔をして向き合った。
613 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/08(金) 17:42:54.16 ID:ViVDHis0
「やはり、もう1度3次元に戻るべきではないでしょうか」
みゆきさんが出した提案がこれだった。
「うん、私も賛成かな・・・」
「気が引けるけど、やっぱ1番それが妥当よね・・・」
つかさがちょっぴり手をあげて賛同し、かがみは嘆息しながら頷いた。
「何でまた3次元に?せっかく戻ってこれたのに」
私はきょとんとした顔でみんなを見渡した。
「だって目が覚めたら3次元に居たのよ?あんたも言ってたじゃない。私たちが3次元にいたっていうのは、きっと何か理由があったからでしょ?」
「うーん、確かにそうだけど・・・。でも、3次元に行ってどうすればいいわけ?」
「普通に考えますと、3次元である何かをすれば、2次元が元通りになる・・・ということでは?」
「何かゲームみたいだねぇ。ワクワクしちゃうよ〜ww」
つかさがのん気に微笑んだ。フィギュアを買ってもらったことにより、つかさは3次元に対し少し好意を抱いたようだ。
「つかさ、笑い事じゃないでしょ」
「でも確かにゲームと考えたらワクワクしてくるね」
「まったく、類友め・・・」
ニヤニヤする私にかがみがじと目で睨みをきかせた。

「泉さん、3次元でどのようなことをすれば2次元を元に戻せるか、心当たりのようなモノはありますか?」
「ふぇ?わ、私?」
「ええ。泉さんはそのようなことに詳しいと思いまして」
「そのようなことって・・・んー・・・(=ω=.;)」
3次元でどうすればいいか?んなの私がわかるわけないじゃん。
だって2次元とは別次元だもん。どうやって3次元から元に戻せるんだヨ・・・。
「頼むぞ、こなた。私たち、そっち系疎いんだから」
全然私に期待してませんというような顔で見られてもね・・・。
ていうかそっち系とか関係ないと思うんですけど・・・。

「ねえねえ、私たちの周りの人たちはオカシくなっちゃってるけど、私たちは平気だよね。何でかなぁ?」
つかさは今ふと思いついたようにみんなに聞いた。
「そんなこと聞かれても、現にオカシくならないんだから、それにこしたことはないわよね」
かがみは適当に返しながら、うんうん唸っている私を眺めていた。
「そうですね・・・。3次元から帰って来たばかりなので、2次元の影響を受けるのが遅かったからじゃないですか?」
そう言いながらみゆきさんは目がトロンとしてきた。
「3次元に行ったからでしょうか・・・私、少々眠いですね」
ふぁあと欠伸をして、そのままテーブルに突っ伏して寝息をたて始めた。
614 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/08(金) 17:43:33.11 ID:ViVDHis0
「ちょ、ちょっと、みゆき!?」
「ゆきちゃん、眠いの?」
あまりに突然だった。突っ込む間もなくみゆきさんは既に気持ち良さそうに寝てしまったのである。
「ちょっとこなた・・・、これって・・・」
「うん、まさか私たちもこのまま2次元に居たらヤバイのかな・・・」
「嘘ぉ!?じゃ、じゃあはやく3次元に戻ろうよっ!」
つかさがあわあわと立ち上がった。
「こなた、3次元からどうやったら2次元を元に戻せるか・・・方法思いついた?」
「わかるわけないよっ!!そんなの・・・この、この2次元の世界を作った人にでもっ・・・」
つかさと同じように慌てながら立ち上がって、投げやりに発言した。
しかし、自分で言った後にピコンと豆電球が光った。

「らきすたの原作者・・・、そうだよ!!らきすたの原作者に会いに行けばいいんだ!」

そう、この・・・私たちと私たちの世界を作り出した人・・・らきすたの原作者。
その人がこの世界を動かしてるんだ。だからこの世界がオカシイのは原作者に何かが起こったってことだ。

「でも、どうやって3次元に戻る?らきすたの単行本ないじゃない」
かがみがみゆきさんを抱えて立ち上がりながら聞いた。
「3次元でいう、2次元への入り口がらきすたの単行本だったんだから・・・」
私は頭をフル回転させながら、むー(=ω=.;)と考えた。
「2次元から3次元は・・・んー、2次キャラが出てきそうなところは・・・えっと・・・」
2次元やら3次元やらこんがらがってきたつかさが慌てるのも忘れてぽかんとした( ゚ω゚)
「そうだっ、それは・・・」
私はたっと部屋の方へ大股で歩き出した。
「ちょっと、こなた!待ちなさいよ!ほら、つかさ先行って」
私、つかさ、みゆきさんを抱えたかがみの順で私の部屋にみんなが入った。
「パソコンだ!」
私はフィギュアをガッと掴んで確信を持って言った。
「ぱそこん・・・?」
「本当にそれであってるんでしょうね?」
各々がフィギュアを持ち、無理矢理みゆきさんにも持たせた。
「うん、普通に考えたらそうかなって・・・でも、試してみないとなんとも言えないでしょ」
私は覚悟を決めて、自分のパソコンに手を伸ばした。
615 :こなたん達が3次元に来てしまったようです2008/08/08(金) 17:44:18.78 ID:ViVDHis0
辺りが真っ白になったと思ったら、私は秋葉原に居た。
フィギュアは私の右手に握られたまま。

「戻ってきたの・・・?」
後ろで声がして、振り向けばかがみ、つかさ、みゆきさんが居た。
「・・多分」
私は頷いた。

3次元と2次元は時間の進みが同じなのか違うのか分からないが、日は既に落ちていた。
そう、私たちは夜のアキバに居たのだ。けれど、アキバは明るいのでそれといって問題もないが。

「ん・・・」
かがみが抱えていたみゆきさんが目を開けた。
「あっ、わ、私ったら・・・いつの間にか寝てしまって・・!?」
「あ、ゆきちゃん起きたー」
「やっぱり3次元に戻れば2次元での影響は消えるのね」
「すいません、私としたことが・・・あ、ごめんなさい、かがみさん。ご迷惑をっ・・・」
「いいっていいって。気にしないで」
かがみが笑いながら手を振った。
私はその様子を見て、一段落したところで言った。

「それじゃ、原作者を見つけに行こうっ」
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 17:46:31.93 ID:ViVDHis0
終わり

ちなみに最初にこなたが寝たのは2次元の影響を受けたワケではなく、
普通に本能的に寝ました。
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 18:23:51.89 ID:iXtrEGo0
>>616
GJ!
原作者もしや鬱病か?w
みゆきが要らないキャラだから寝かして省いたと思ったけど違って良かったw
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 18:30:34.54 ID:JoTUjcDO
>>609
モバゲーでらき☆すたと一緒に書いてるからよかったら見に来てね。
あと、あれだったら挿し絵もお願いしたいかも……

>>616
原作者……美水さんか。
てか住所知ってんのか!?(作者に対し)
 
 
 
 
 
……そういえば俺さ、モバゲーに俺がこっちで書いた小説載せてるんだよな。
これって……ダメなのか?
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 18:37:51.18 ID:jqdKEaY0
いいんじゃね?他にもやってる人いたし。
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 18:49:13.45 ID:iXtrEGo0
>>618
他の人のだったら無断転載乙だが、自分のなら良いと思うよ。つーかモバゲーかよw

さて、お題でも落としてくか

つかさ「バルサミコ酢〜♪」
かがみ「つかさそればっか」
こなた「もう飽きた」
つかさ「あ、ははは。そうだよね・・・」

それからというもの、つかさはお酢を見るたび思い出す・・・

みき 「つかさ、お酢とってくれない?」
つかさ「お酢・・・」

☆
かがみ「つかさそればっか」
こなた「もう飽きた」
☆

つかさ「いや・・・」
みき 「え?」

彼女達の何気ない一言・・・
少女の心は次第に限界を迎えてくる・・・

つかさ(悪気があって言ったんじゃないと思うけど・・・あの言葉は辛いよ・・・)

そして少女は・・・

つかさ「もう嫌、こんな生活耐えられない!」



生きるのに疲れました。生まれてきてごめんなさい。

かがみ「なんで・・・なんで自殺なんかしたのよ・・・つかさっ」

あなたの何気ない一言がその人の人生を大きく変えてしまうことがあります。
言葉は良く選んでから使いましょう。 byみゆき

↑誰か上手く書いてくれないか?
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 18:55:48.51 ID:JoTUjcDO
>>620
ひだまりの二次創作サイト・掲示板・レスがエロパロにしかないので。
 
 
 
それ、頑張ってみるわ。
そういうの、現実でよくあることだからさ。はは、ははははは……
 
俺がここに居着いてるのも人間不信に陥ってるからなのよね。
とらぶるクリック!の柚ちゃんみたいに、こういうとこなら普通に会話できるのだが。
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 19:02:14.67 ID:ViVDHis0
>>617-618
レス�d

見たいけどモバゲーやってねえ(´;ω;`)
俺なんかでいいなら可能な限りで描くよ
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 19:10:17.44 ID:JoTUjcDO
>>622
しかしオリキャラいるからなぁ……
とりあえず、らき☆すたで他作品の話をやり取りするのもアレだから。ごめん&ありがとうね
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 20:19:52.53 ID:iXtrEGo0
>>621
うぃーっす、wawawawktk
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/08(金) 23:03:54.36 ID:Csz9xeY0
え〜っと…では始めます。
みゆき編が一票で一番多かったのでww
あと物理学上有り得ないことをジャンジャン書きますがスルーしてください。

みゆき編で行きます(展開次第では主人公変更有)【最初の予告と少し変えています。】

第一話
いざ行かん、you-chan島へ(みゆきVSかがみ編)

パトリシアは、カウボーイみたく、信じられないほど
長いロープをくるくると回している。

その様子を一部始終を望遠鏡で見ていた人がいる。
みゆきである。みゆきは自家用の船で海の上を渡るかがみを待っていた。
「みなみさん…よろしくお願いいたしますよ」
「大丈夫です。みゆきさん」
みなみは、拳銃を島に向かって伸びたロープに向かって構える。
そのロープの上には、かがみとパティがいた。
「みっみゆき!!」
「ライバルを減らすためにここでリタイアして貰いますよ…かがみさん?」
笑顔をかがみに見せる。
みなみは、ロープに向けて連続で拳銃を撃つ。
「くっ走るわよ!!パトリシアさん!!」
「危ないネ!!カガミ!!」
ロープの紐は、簡単にちぎれないようになっているようだ。
みなみは集中して同じところを狙っている。
「くっ!!諦めてください!!かがみ先輩!!」
みなみは最後の一発を放った!!

結果発表は0時くらい
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/08(金) 23:12:15.08 ID:FZnM7KY0
>>536
ゆたか「…依頼人は、酢の話ばかりする奴だった……」
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 00:01:25.73 ID:1r.htHM0
かがみは座り込み、わざとロープを揺らし。
ロープは、何とかみなみの銃弾をかわした。

「!?みなみさん!!急いで次の弾を!!」
「甘いわよ!!みゆき!!」
「!?」
パトリシアは、何かのひもを抜いた。
「!?あっあれは…」
それは手榴弾の安全弁である。
「今よ!!パトリシアさん!!」
「あんまり活躍しない分、ここでガンバリマス!!」
パティは、手榴弾を投げた。



手榴弾は、みゆきが乗っている船でワンバウンド…
そしてツーバウンド…
「みなみさん!!」
みゆきとみなみは、船から飛び降りる…
が…手榴弾爆発はしなかった。
「えっ?」
「はっはっは…騙されたわね…それじゃあ、ありがたくこの船はいただくわよ!!」
かがみとパティは、ロープを今、立っているロープの上に縛り、船へとおろした。
「はっ…図りましたね!!かがみさん!!」
「残念ね…この世は真に賢い人間が生き伸びるのよ」
そうして…かがみは無事に船立ち、その船でyou-chan島へと向かった。
「「…」」
みゆきとみなみは泳いでyou-chan島へと向かった。

続く(みゆきは、かがみに負けたので、主人公は、かがみに変更されます)
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/09(土) 12:33:57.17 ID:Iop6UoDO
>>626
ゴルゴゆたか…
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/09(土) 13:08:15.22 ID:1U9/KaU0
外国人「sugee! konatajann!!」
こなた「うぉっ!? 何々、外国人!?」
外国人「yabexewww terakawayusuwww」
こなた「えとえと……ハロー、マイネームイズこなた……」

かがみ「自己紹介してどうすんの? まったくしょうがないわね!」
こなた「だ、だって……」

かがみ「tyotto annta! konataha watasino yomedakara」
こなた「おぉ〜、かがみ凄いね」
外国人「ha? huzakennnadasi^^ mou orekonatato kekkonnsuruyoteidakara pugya-m9^д^
soretomo nanika syoukodemo arunokayo?」
かがみ「hunn mitenasai」

かがみはこなたを抱き寄せる。

こなた「え? かがみ?」
かがみ「チュ」

こなたの頬にキスをした。

外国人「nann・・・dato・・・? tikusyo-! ka-channni iituketeyarukarana-!!!」
かがみ「ototoikinasai!」

こなた「えーと……かがみ? どんな話をしていたの……?」
かがみ「別に、世の中には知らなくて良いこともあるのよ。ほら、行くわよ」スタスタ
こなた「あ……待ってよ、かがみ〜///」
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 13:21:05.81 ID:VNRyWNU0
かがみ英語話してるすげー
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 14:33:53.75 ID:1r.htHM0
>>629
色々と突っ込みどころ満載ww
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/09(土) 14:34:11.48 ID:0EGLDwgo
ローマ字wwww
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 15:17:38.44 ID:1r.htHM0
第二話
ゆたかの館に入るために【予告編】

「ふふふ…とうとう…この島の存在に気づきましたか…かがみ先輩…」
ゆたかは、モニター越しで島全体の様子を窺う事が出来るのだ。
「しかし…そう簡単には私の元には行かせませんよ…
まずは…三つの宝石を手に入れなければならないのですから」
画面の向こうのかがみは、そう書いている看板を読んでいた。
「ユーチャン、ユーチャン、ユーチャン」
ゆたかは、まさに機械のような心になったこなたを抱きしめる。
「大丈夫…お姉ちゃんは…私が助けてあげるから…」

次回
森の宝石編(かがみVSゆたかの用意したトラップ)
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/09(土) 16:18:53.53 ID:KkRaK6DO
>>620
うまく書けなかったけど一応。
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/09(土) 16:20:24.87 ID:KkRaK6DO
つかさ「バルサミコ酢〜♪」
かがみ「あはは、またそれ?」

前にバルサミコ酢のニュースを見てから、私の中ではバルサミコ酢が大ブーム。
ちょっと口癖みたいにもなってて、よく中毒みたいだねって言われちゃう。
けど、みんな面白がってくれるからいいんだ♪

こなた「でもさー、つかさ」
つかさ「バル?」
こなた「飽きた」
つかさ「え……!?」
かがみ「あー、確かに。バルサミコ酢ばっかりよね」
つかさ「あ、は……そっか……ごめんね、みんな……」

飽きた、んだ……。
うん、私もなんかそんな気はしてたんだよね。
でも、ああやって言われるとショックだよぅ……



――翌日――

みき 「ありがとうね、つかさ。手伝ってくれて」
つかさ「ううん、私もお料理好きだから。えっと、次は何?」
みき 「あ、じゃあお酢を取ってくれるかしら」
つかさ「え……」

お酢……?

☆

こなた「飽きた」
かがみ「確かにバルサミコ酢ばっかりよね」

☆

つかさ「――!!」
みき 「つかさ? どうしたの?」
つかさ「あ……ううん、なんでもない。お酢だよね」

……なんだろう。
今、すっごく辛かった気がする。
なんで?
どうして?

なんでこんな思いをしなきゃならないの?
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/09(土) 16:21:06.43 ID:KkRaK6DO
 
 
 
それからというもの、私の生活は天国から地獄へと変化した。
『おす』とか、『す』っていう単語を聞くだけで心が痛む。
たったそれだけの単語だから、ほとんど毎日が辛くて辛くてしょうがない。
どうして、こんな思いをしなきゃならないのかな。
こなちゃんとお姉ちゃんのあの言葉が原因なんだろうけど、二人は悪気があって言ったわけじゃないんだ。

……そうか。悪いのは私なんだ。
こんなことで心に傷を負うような私が悪いんだ。
悪いのは私。私なんか、この世に必要ないんだ。
なんだか、疲れちゃった。必要ない人間なんだし、死んじゃってもいいよね?
……そうだよ。もともとみんなに迷惑をいっぱい掛けてきたんだ。いなくなった方がいいんだよね。
 
 
 
さよならみんな。今までごめんね。
 
 
 
 
 
☆
 
 
 
 
 
つかさが自殺した。
私の前で、自分の喉元に包丁を突き立てた。
つかさの最期の言葉が、私の頭から離れない。

生まれてきて、ごめんなさい――

何がつかさをそこまで追い詰めたのか、わからない。
なんで?
どうして?
私たちに、相談してくれてもいいじゃない……

しかも、こなたまでもが自殺した。
学校の屋上から飛び降り自殺を図り、首の骨を折って――即死だったそうだ。
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/09(土) 16:21:57.17 ID:KkRaK6DO
「つかさを殺したのは私。だから、その罪を死を持ってあがないます」

彼女が遺した、遺書に書かれていた一文。
こなたは、つかさが自殺した理由を知っていた。しかも、それは自分のせいだと言った。

なぜ、誰も私に、事実を教えてくれないのだろう。
私では、力不足だと言うのだろうか。
誰でもいいから、教えてください。
私たちの間で、何が起きてしまったのか。
何が私たちを引き裂いてしまったのか。
どうして、二人が自殺しなければならなかったのか――
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/09(土) 16:22:35.21 ID:KkRaK6DO
>>637
以上
639 :依頼主2008/08/09(土) 16:57:57.24 ID:IHLP1gSO
>>638
GJ! まさかあのままのネタで来るとは思わなかったぜwwちょっと感激

この手の経験よくあるんだよな〜
親しい人から放たれた突き刺さるような言葉の傷は一生掛けても直せない……特につかさのような純粋な子にはキツすぎる
しかしこなたまで自殺してしまうとわ……

ところでタイトルがないけど?
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 17:06:57.58 ID:KkRaK6DO
>>639
こなたは……罪悪感に心を押し潰されたんですよ。こなたは俺の中では『本当はすごく心が弱い子』っていうふうに変換されてるから。
 
 
タイトルは……『心の傷』かな。俺も傷だらけだよ……
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 17:17:27.86 ID:IHLP1gSO
まぁ、なんにせよ残されたかがみが1番絶望的だな……
かがみは自殺とかしないで鬱病になってそうだ
後、性格は絶対変わりそう
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 17:33:21.74 ID:hDPnkMAO
>>640
なぜwwwwバルサミコ酢wwww
深いんだか軽いんだかわからん
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 18:03:59.33 ID:1r.htHM0
ちょっと重い空気を換えに来ました。

探偵 こなたん

とある館で殺人事件が起きた。
「…謎はすべて解けました。」
「それで真犯人は一体誰なんでしょう」
「…それを説明するには、一から説明する必要があります」
こなたは、トリック、殺害方法などを説明する。どれもこれも辻褄が合っていた。
「それで犯人は?」
館のメイドが訪ねた。
「犯人は!!」
こなたは、人差し指をあげる。
「お前だ!!」
こなたの人差し指は第二関節のところからUターンしてこなたの方を指していた。
「泉 こなた!!」
「「「…」」」
「連行しろ」
「「…はい」」」
警部かがみの部下の警官のゆたかとつかさは、こなたに手錠をかけてパトカーまで同行した。

探偵 こなたん…完

「ちくしょう!!私がもうちょっと大人な体だったらこんな事件起こさなかったのに!!
何で同い年のはずなのにあんなに体形が違うんだよ!!」
去り際にこなたはそう叫んだ。
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 19:28:07.73 ID:.e/7lAo0
晩飯時ということで…ご免。

そうじろう「こなた〜、ゆーちゃん、晩飯だぞ〜」
こなた「ほぉ〜い、今日は」
ゆたか「冷やし中華…ですか?」
そうじろう「うむ。正しくざるラーメンだな。少しスープにこだわってな、ちょっと珍しい味にしてみたんだ」
こなた「何だろ?…クリームスープ?」
そうじろう「まあまあ、食べてくれよ。俺特性ざるラーメン、名付けてザーメン!」
こなた「ぶふぉ!?あなた最低だ!!」
ゆたか「(ちゅるん♪)…あ、少し苦いけど、美味しいです!おじさんのザーメン!」
こなた「な!?」

みなみ「はっ!?……夢?……なんて夢を。…溜まってるのかな、私……」

夏だし、そら脳もおかしくなりますよ
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 19:38:24.39 ID:IHLP1gSO
>>643
殺されたのはみゆきさんですね、わかります

>>644
やべぇだろwwwwwwそしてみなみもある意味やべぇwwwwww
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 19:41:01.15 ID:1r.htHM0
>>644
そうじろう、いつか捕まるなww
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/09(土) 19:43:04.88 ID:XisJZQAO
>>644
やめろwwww
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 19:47:53.26 ID:1r.htHM0

第二話アクション1(森の宝石かがみVSゆたかのトラップ編)

「…ふう…全く…いつになったら…辿り着くのかしら…」
「おう!!こんな所にスイッチがありますネ」
「パトリシアさん…そのスイッチ大丈夫?」
「大丈夫そうデスヨ、宝石の間への入り口と書いていますカラ」
「…じゃあ…押して…」
パティは、そのスイッチを押した。その時、途中にあった壁だと思っていた部分が開いた。

「お手柄よ!!パトリシアさん!!」
「じゃあ、ゆっくりと向かうのみだネ」
その時、かがみの後ろに何かが落ちた。
かがみは恐る恐る後ろの方向を向いた。
そこには大きな岩がこちらの方に進もうとしていた。
「パトリシアさん…」
「行くネ、カガミ!!」
かがみとパティは、開いたところに走りはじめた。

もうすぐで開いたところに辿り着こうとする。
しかし…こちらの方もまずい…
かがみとパティは、ヘッドスライディングで目的地に飛び込んだ。

結果は、午後九時に
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/09(土) 20:01:34.93 ID:O8yR4Kc0
>>643
それじゃだめじゃんwwwwww

>>644
そうじろう…かなたさんに呪われろwwwwww
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 21:00:57.19 ID:1r.htHM0
結果発表

何とか、岩の下敷きになるという事態は避けたけど。
「え〜っと…パトリシアさん…」
「カガミ、ドウシマシタカ?」
「何というか…何か地面に割れ目が無い?それも丁度いい感じに」
「………人生いろいろと言う事デスネ」
「…………………」
もう少しで森エリアの宝石と言う所にいたのに…あと少しの所で
かがみとパティは、地面の割れ目に落ちてしまった。
落ちた先には…深ーい川が待っていた。しかも超激流…
かがみとパティは、海まで流されてしまった。
その直後に開いた壁が閉まって行った。

その一部始終を見ていた、少女がここに約二名…
つかさとひよりである。
「よかったね、ひよりちゃん、ここで様子見をして置いて」
「とりあえず、対策さえ練れば無事に森エリアの宝石は獲得できそうっスね」

「じゃあ…行ってらっしゃい!!」
つかさは、その宝石の間の入口前で待機する。
「えっ?押すの私だけッスか!?」
「頑張ってひよりちゃん、成功したら一緒に同人誌のネタを考えるから」
つかさはすごくいい笑顔で言った。

アクション2(つかさ編)に続く
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 22:28:34.60 ID:1r.htHM0
つかさ編アクション2

つかさは、ひよりがスイッチを押す準備が出来ているという事を確認して
おkと合図を送った。
ひよりは思い切ってスイッチを押した。
彼女の後ろには岩が落ちてくるが今のつかさには関係ない。
つかさは、地面の割れ目を飛び越えて、宝石の元に辿り着いた。
「…さてと…お姉ちゃんには悪いけど頂いちゃうよ〜」
つかさは、屋敷の入り口の宝石を手に入れた。
その時である。
扉が一気に閉まりはじめたのである。
「不味い!!逃げられなくなる!!」
そう判断したつかさは走り出した。
そこにひよりがやってきて必死に扉を止めようとしている。
つかさは転びそうになったけど何とか持ちこたえ必死に走り続ける。
そして、彼女はヘッドスライディングで閉まりつつある扉の隙間から脱出を試みる!!
結果は40分で
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 22:40:27.12 ID:1r.htHM0

………
「ふう…」
つかさは、溜息をつく。
「やりましたね!!先輩!!」
PM4:30
柊 つかさ罠攻略し森の宝石を獲得!!

つかさは、遺跡エリアの宝石を求め歩きはじめた。

「ふふふ…やっと追いつきました…つかささんが…宝石を獲得したのですね…
ならばその宝石をこの私が頂きましょう…」

やっと追いついたみゆきがつかさとひよりのその様子を見て、
秘かに笑った。

同日PM11:00
「…此方と彼方…その道が間もなく…繋がるのです…
誰にもその計画を邪魔させる予定はありません
もうすぐですべてが終わるのです…全てが…」

第三話
ゆたかの館に入るために(遺跡の宝石編)【みゆきVSつかさ編】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/09(土) 23:48:35.58 ID:O8yR4Kc0
>>652
なんかどんどんカオスになってきたなwwww
これからの展開に期待してるぜ!

コンバット越前「せっかくだから、俺はハーフドラゴンこなたの第3話を投下するぜ!」
654 :ハーフドラゴンこなた〜第3話:みゆきさんのヘンなお願い[saga]:2008/08/09(土) 23:49:44.52 ID:O8yR4Kc0
「あーむっ」
お昼休み。いつもクラスで一緒のつかさ、それにみゆきさんも一緒。
そして隣のクラスからかがみがやってきて、この4人。
私はいつものように大好きなチョココロネを頬張る。
相変わらず私は先の細い方から啄んでは…チョコをでろんと垂らす。

「あんた、相変わらずまたやってんのか」
かがみがツッコミを入れる。私ってそんなにコロネの食べ方変かな…?
でもこの垂れるチョコも最近はひとつの楽しみになりつつあるから、やってるんだけどね。
「いやぁ、チョココロネはハマると抜け出せないから奥が深いんだよね〜」
「どうでもいいけど、毎日毎日パンばっかりで大丈夫なの?あんたの栄養が心配になるわよ」
「いやぁ…弁当を持って来たいのは山々なんだが、時間がなくてさ〜」
「毎晩ネトゲばっかりやってるからでしょ?」
う!な、なんという…まぁ確かにそうだから…反論は出来ないけど、さ。

「…と。そろそろ私たちもお弁当食べましょ」
「うんっ!」
「ええ」
「おぉ、つかさとかがみんは今日は稲荷寿司か〜」
「えへへ、自慢の逸品だよ〜。中身は五目になってるの。酢飯に使っているのは…」
なんか、お酢好きのつかさのことだから、とんでもないものが出てくるに違いない。
何が出るんだ?お約束のバルサミコ酢?それとも……?

「じゃーん!香醋だよっ☆」
「香醋っておまっ……どうりで酢飯が黒っぽいなと思ったら!」
「まぁ、香醋は必須アミノ酸を多く含んでいて健康によいとされていますし…」
「ところでみゆきさんのお弁当は何かね?」
「はい、私のお弁当は……これです」
みゆきさんが出してきたのは…なんとっ…なんとっ!

「……うな重?」
「じゅ〜?」
「ええ。本場、浜名湖の鰻と新潟・魚沼産コシヒカリを使っています。タレは高良家に代々伝わる秘伝のものを使っていますよ」
(こ…このブルジョアめっ!たかがうな重になんつうコダワリだ…!)
おー、かがみんの目が怖い。みゆきさんの弁当はいつも豪華だなぁ〜。

「…ところで泉さん」
「ん?」
「今日の放課後、理科室にきていただけませんか?」
「理科室…ねぇ。別にいいけど…」

まさか、今日というこの日が私にとっての地獄になるとは想像もしていなかった……。
655 :ハーフドラゴンこなた〜第3話:みゆきさんのヘンなお願い[saga]:2008/08/09(土) 23:50:08.44 ID:O8yR4Kc0
放課後……。
「やふー、約束どおり来たよみゆきさん〜」
「ええ、お待ちしておりました。…さて」
と、みゆきさんが急に暗幕を引いて話を始める。
「泉さんが半竜人という噂は存じておりました」
「…まぁ、本人がそう言ってるから、そうだろうね」
「…先日調査に伺ったところ、やはり噂は本当だったようですね」
「え…?ちょ、調査って…」
まさか…勝手に私の家に?それじゃ…私は知らない間にみゆきさんに忍び込まれてたってこと?
「なぜ泉さんが半竜人なのか…それはあなたのお母さんがドラゴンだから。そうですよね?」
私はただ首を縦に振るしかなかった。まさか違うとはいえないもの。だって現に私はこんな身体だし。
「そこでお願いなんですが…」
「お願い?」
…次の瞬間、みゆきさんはとんでもない答えを口にした。

「泉さんの『ツノ』を、分けていただけませんか?」
「ちょ!?ツ、ツノ…!?え、えーっ!?」
「竜のツノは最高に香りのよいスパイスだそうですから、泉さんのツノを分けていただきたくて…」
「いやいやいや、ちょっと待って、なんで私のツノを…」
「簡単な答えですよ。私たちのクラスに竜人は泉さんしかいませんから。クスクス♪」
って…ああっ!?みゆきさんがピカピカのヤスリを持ってるうぅぅ!?
この光景を見た瞬間…私の脳裏に…小さい頃のトラウマが蘇ったのであった。
656 :ハーフドラゴンこなた〜第3話:みゆきさんのヘンなお願い[saga]:2008/08/09(土) 23:51:04.71 ID:O8yR4Kc0
…それは8年前…私が小学生だった頃。
「泉ちゃーん!ボールがそっちに転がっちゃったー!」
「とってきてー!」
「うん、わかったー!」
私はボールを取りにいく。
この頃はまだ人間の姿に変身するのも完璧じゃなくって、頭の上にはいつもツノが出ていた。
転がったボールを追いかけて、何とか発見…土管の中にもぐりこんだそのときだった。
……ガリガリッ、というイヤな音とイヤな感触が頭に響いた。

「泉ちゃんありがとー、…あれ?ツノが削れてる」
「ほんとだ、削れてるー」
「え…?うわぁっ、うわぁぁぁぁぁ!」
私は恐怖のあまり青ざめて、思いっきり叫んだ。削れた部分が妙にゾクゾクして気持ち悪い。
それ以来…私はツノをちょっと擦られるだけでも敏感な体質になってしまったのだ……。

「ま、まさかみゆきさん、そ、そのヤスリで…私のツノを…ゴリゴリと…?」
「大丈夫ですよ、ほんの1分ほどで終わりますから」
「ちょっ、やめ、やめっ……」
必死に抵抗する私だったが、みゆきさんにガッシと捕まれ身動きが取れない。
逃げなきゃ…逃げなきゃ、私の…ツノが……!気持ち悪いのはもう嫌だあぁぁぁぁぁぁっ!!
そんな心の叫びも虚しく、みゆきさんは私のツノに…ヤスリを当てて…勢いよく左右に動かした。

「アッ―――――――――――――――!!!」

「…ふぅ…ありがとうございます泉さん、早速料理に使ってみますね。泉さんのツノ、どんな味がするのでしょうか…楽しみです」
そう言って、みゆきさんは立ち去った。うぅ…ひどいやみゆきさん…。
あー、頭がムズムズして気持ち悪いよー…。もうやだ…。

ちなみにこの一週間後、みゆきさんはお母さんのツノを削ろうとして氷漬けにされてしまいましたとさ。自業自得だね…やれやれ。
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/09(土) 23:53:48.83 ID:O8yR4Kc0
以上です。
いろいろ迷った結果、みゆきさんには今回こなたのツノを削っていただきました。
ツノを削られて泣いてるこなたって、可愛いんじゃないかなーと思いつつ。

かがみ「助けたいけど…なんか可愛いからこのままでもいいか…」
こなた「 黙 れ レ ズ 狐 」
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/09(土) 23:56:54.04 ID:FwxEaYSO
>>657
みゆきさんwwwwww
ドラゴンに挑戦するとかすげぇww
それにしても差別の少ない世界だな、すばらしい世界じゃないか!
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 00:06:41.39 ID:uuKHmYE0
さてと…20分から横から失礼します。
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 00:18:15.34 ID:uuKHmYE0
>>657
というかどことなく黒いよ!!みゆきさん!!
…ファンタジーって戦争が多いという悲しいイメージが
僕の頭にあるんですよね。
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 00:20:41.76 ID:uuKHmYE0
「もう…せめて旅行に行く時くらい連絡頂戴よね。」
「ごめんごめん、お父さんの仕事の関係上、
どうしても急がなくちゃならなかったから」
「こなちゃんのお父さんって大変そうだね」
「うん、実際は小説家でネタを集める時はこの様に一回一回遠い所にいくんだよね」
こなたはそうじろうが生きていたらのことを考えながら話す。
確か彼女の父親は、かなり真面目な小説を書いていた。
これは確実な記憶である。
しかし…それ以外の記憶はかなりあいまいである。
何故ならば、五歳のころの記憶である。5歳の時に彼女は両親を失ってしまった。
こなたは、涙をこらえていた。
「どうしたの?こなた?」
「あっ…いや、何でもないよ」
私は、溢れそうな涙をかがみやつかさに見せないように拭いた。
(ははは…同人作家にはいつも情に、溺れるなとか言っているけど、
私もまだまだだねえ…)
かがみとつかさとのお出かけから帰った後、
留守電ランプの点灯をこなたは確認する。
先生なら、メールを置くてくるはずだからこういうのは、日本政府かゆい姉さん。
日本政府の依頼はしばらく引き受けたくないと言ったから、ゆい姉さんだな…
ここまでいそぎで何の用だろうと思いそのボタンを押す。
「やほ〜こなた〜」
私は、留守電のメッセージを聞きながら、冷蔵庫をのぞく…
う〜ん…これならそれなりの料理が作れるかな?
「警察で得た情報何だけどさ。最近、新宿歌舞伎町のアメリカのマフィアが大きく
動いているらしいのよ、それもこなたが帰った時とちょうど同じ日に
だから、まさかと思って調べたんだけど…こなたが受けた標的の父親がボスを
やっているマフィア何だよね…一応念のため、メッセージを残しておくね…
後しばらくは、依頼主の特徴などもきちんとチェックしておいた方がいいよ
多分、そう言う奴らは偽の依頼で始末部隊をおびき寄せるから。」
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 00:21:09.02 ID:uuKHmYE0
それはこわいなあ…そう思いつつ…私はテレビの電源をつける。

それから夏休み後半まで時は進む
「貧乳はステータスだ!!希少価値だ!!」
ちなみにこれは牛乳のCMである。
「ブッ、牛乳CMのキャッチコピーじゃない、よね少なくとも」
私は飲んだ牛乳を吐き出して言った。
とりあえず、気を取り直して夜御飯を食べ始めた。
そして、その夜御飯を食べ終わることを待っていたかのように
電話が鳴ったので私はその受話器をとった。
相手は、大泉である。彼が電話の相手なら間違いない依頼である。
「今日は誰をやるんだ?」
「新宿に向かってほしいようです」
明らかに来いと言いたげな状況だな。
「ゆい姉さんから情報来てる?」
「はい…恐らく私達をはめるための罠でしょうね」
「…引き受ける?」
「…その予定はありませんよ…この世の中で罠にかかる人間がどこにいますか?」
「でもルール上は一度集まらないとならないんだよね?」
「当然です…これまでの伝統は守り続けなければならないのです。
またあとでいつもの所で会いましょう。」
こなたは、戦う気はなかったが、少し嫌な予感がしたので、
グローブを装着していつもの場所に到着した。
「結局来たのは…珍しく、隊長と副隊長のみか」
「みさおさんはどうしたのです?」
「今度、県大会があるそうだから、それに向けての猛練習、
未だに逃げられないらしい」
「ひよりさんは?」
「同人作家は、今度のコミケの期限がギリギリらしいから追い込みをかけるために
ここに来る暇なんてないみたい。」
ゆたかの方は聞かなかった。これない場合は100%体の調子が悪いからである。
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 00:22:21.04 ID:uuKHmYE0
「二人が…50人相手は流石に無謀というものがありますよね」
「…引き受けるわけがないでしょう…当然この依頼は破棄、
金は国に渡しておけ…」
「かしこまりました」
こなたは立ち上がり、その場を去った。
こなたは、夜中の繁華街を歩き続ける。
「…」
こなたは、早歩きを始めた。
「…」
そして、ある程度歩いたところで、
ある所に隠れた。そしてある人物が横を隠れたところにその人物を引っ張る。
「君は何で私の後をついて来ているの?さっきから明らかに子供が通る道を
選択しているのに、それでも君は私の後について来ているよね?」
「お姉ちゃん…始末部隊だよね?」
「何でそう思う?」
「…何となく雰囲気が周りと違うし、身長も低いから」
「お願いだから私の身長のことには触れないでね。
所で私に何か用?特に要もなく私を付けていたというわけじゃないよね?」
「頼みたいことがあるんですけど、引き受けてくれますか?」
「まずその前にお金を頂戴しよう。」
「…すいません、ありません」
「ならば引き受けることはできないね…」
「しかし…引き受けなければ警察に行くという手がありますよ、僕には」
「その行動をするまでに[ピーーー]までだよ、その場合は」
「!?」
こなたは少年の頭に手を伸ばす。
少年は見事に頭をつかまれる。しかしその行動は妨害されてしまう。
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 00:22:42.82 ID:uuKHmYE0

「貴様か!!始末部隊とは!!」
そいつらは、こなたのほうに銃を構えている。
「撃て!!」
こなたはそれらをすべてかわした。
そしてこなたは一気に飛びかわす。
「少年逃げて、ここにボケーっとしていると死ぬよ?」
少年は逃げだした。
(しまった…さっきの少年のせいでバレテしまったのか…余計な事を言ったから
たまたま通りがかった、マフィアの耳に届いたというわけか)
こなたはもう少しだけ進んだ地点で声をかけるべきだったと思った。
人数は五人、一人はスナイパー三階のビル、少なくともスナイパーは倒さないとね
残りは、相手の強さ次第かな、しかしわからない以上逃げることを
選択することべきであるだろう。
こなたは、高く跳びビルの壁を連続で蹴って五階建てのビルの屋上へとつく。
そしてビルの屋上で、大きなコンクリートの破片を見つけた。
それを手に取り、私はスナイパーほうに向けて投げる。

「なっ!!」
スナイパーはすぐさま、その方向にむけて銃を向けるが
少しだけ遅く見事に顎に当たった。
彼はバランスが取れなくなり、ビルから落ちた。
後は、スナイパーはいないからこの場から脱出するのみである。
しかし、残りの四人でビルは囲まれている…
その時、ヘリコプターがこなたのもとにやってくる。
あれは…ゆいである、こなたは予めヘリコプターを用意してくれと言っておいたのだ。
先ほど、銃声が響いたからそのままやってきたというわけである。
しかも、これが何よりも大きい点は、そのヘリコプターは日本警察と書かれているのだ。

いかにマフィアであろうと国家権力には勝てない、
マフィアはこなたのことを諦めてここに来るのに使った車に乗り逃げ出した。
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 00:23:10.02 ID:uuKHmYE0
「助かったよ、ゆい姉さん…」
「こなた…他にまだやることがあるよね…」
ゆい姉さんは、光を地上に当てる、その先にはさっきの少年がいた。
「何故か…あなたが始末部隊と分かってしまっているんだよね…
あの子、いくら何でも勘という筈がないでしょう、何かあったから
解っているとしか理由はない、直接話を聞くしかないよね?こなた」
ヘリコプターの梯子を下す。
こなたは、そこから地上へと降りて行く。

「あっ」
さっきの少年はこなたを見て足をしっかりと止める。
そして引き返す、その後をこなたは追いかける。
無事に何とか、捕らえる事が出来た。
「さてと…詳しく話してもらおうか?」
こなたは梯子を伝って、そのまま少年を連れてヘリコプターに入った。
ヘリコプターで詳しく話を聞くことにした。
「何で私達が始末部隊という事を知ったの?」
「…あのマフィアの人たちがいるでしょう?あの方たちが…教えてくれたんです」
「何か条件があるでしょう?何を条件に力になったの?」
こなたは、この少年とマフィアが手を組んだと見て、少年に質問を続ける。
「実は…僕のお父さん…会社のミスで借金を背負ってしまって
借金帳消しを条件に協力することにしたんだ。」
「ふう…」
こなたは軽くため息をつく。
「どうやらマフィアとの戦いは避けられないようだね…」
「しばらく、始末部隊の人質という形で何とかしてもらうよ
とりあえず君のお父さんが何とか解放されるまでね。」
「…」
666 :始末部隊「こなたアメリカに行く」part42008/08/10(日) 00:24:36.51 ID:uuKHmYE0
こなたの家にて
「最近、泥棒に色々と盗まれてしまったから大したおもてなしはできないけど」
「…」
「君の布団は、あの中にあるからしばらくはこの部屋を自分の部屋だと思って使っていいよ」
こなたは、そう言って、自分の部屋のほうのベッドに向かった。
「ふう…厄介なことに巻き込まれてしまったなあ…」
こなたは本音を漏らしてしまった。


少年は、自分の部屋に布団を敷いた。
「そう言えば…」
マフィアの人からこういうものをもらっていた。
家に帰ったら見ろと言われていたのだ。

少年は、近くにあったビデオデッキにそのテープを入れて、
再生ボタンを押した。
「………」

次の日
こなたは、早速朝御飯を作りに向かう。
「ねえ…朝ごはんは…ってあれ?」
そこには誰もいなかった。
こなたはトイレのほうに向かったのかなと思い。とりあえずご飯を作るために
包丁棚から包丁を取り出そうとしたが、その時にあることに気づく。
包丁が一丁足りない。
そう言えば、さっき部屋を見たときビデオデッキが動いていたような?
そう思い、その子の部屋のビデオデッキを見る。ビデオテープがまだ入っていたので、
巻き戻して再生ボタンを押す。
667 :始末部隊「こなたアメリカに行く」part42008/08/10(日) 00:25:51.52 ID:uuKHmYE0
「…さてと…お前がこれを見ているということは例の作戦が成功していたということだろう」
そう言って、えらそうな人が席に座った。
その奥に一人の人間が縛られていた、彼があの少年の父親だろう。
「…さてと…約束通り借金は帳消しにしてやろう」
そう言って、少年の父親のロープを切る。

「えっ?まだ…成功したのかまだ分かっていませんよ?」
少年の父親はマフィアのほうを向く。
「当然さ…どの道、貴様は死ぬのだからな。」
そう言って、その偉そうな人はポケットに手を突っ込み拳銃を取り出して少年の父親の頭を撃った。
その少年の父親は地上に倒れた。
少年はこれを見て、包丁を取り出し…だとすれば
「お前の親父は解放するとは言っていないだろう?くっくっく…」
マフィアの元に向かったということ?
なんという馬鹿な事を…流石にそれは無謀というものである…

「ちっ…」
こなたは舌打ちして、すぐさま腕をまわし、家を出て行った。
そして、無線に連絡を入れる。
「大泉!!」
「どうしました?隊長こんな朝早くから」
「敵のほうに私たちの顔がばれている」
「どういうことです?」
「…多分、アメリカのほうのボスがアメリカのコンピュータをハッキングしたんだろうね!!
だから…こちらのほうに直接やってくるのも時間の問題かもしれない」
「わかりました…ならば本気のときの武器でいいですか?」
「当然だよ、あとちょっと急いでね…どうやら、一人の子が潜入したらしいから」
「なっ!!冗談でしょう?」
668 :始末部隊「こなたアメリカに行く」part42008/08/10(日) 00:26:39.01 ID:uuKHmYE0
こなたは中の様子を覗くがよく状況が分からない。
「もうちょっと入らないと分からないかも…しかし…大泉…遅いな」
そろそろ潜入しないと機会を逃してしまうかもしれない。
「仕方ないね…戦いながら大泉の到着を待つか」
こなたは窓をけり破り、敵の基地へと潜入した。
「なっ!!何者だ!!」「おっおい!!あのチビで青い髪はもしかして…」
「そっ…その構えは…」
こなたは、色々と慌てる兵士達に一気に近付きまず一人の人間の首を折った。
「がはっ…」
「間違いない!!隊長が単独で仕掛けてきやがった!!上の奴らに報告しろ!!」
二人ほど、上への階段へ登る、出来る事なら仲間を連れてくる前に、
この部屋の連中は全滅させておきたい、確か大泉がその前に来る事は
あんまり期待しない方がいいかもしれない。
こなたは一人のマフィアの方を向く。
「…くっくるなあ…」
こなたの眼は、信じられないものである。
…何かの神を見ている?いやそんなものでは形容できないかもしれない。
それ位恐ろしいものなのだ…それ位本気でこなたはキレている。
何に怒っているのか?子供の努力を踏みにじるような真似をしたからである。
人の命を簡単に扱っているから本当にキレているのだ。
その人は、こなたに向けて一発放つがらくらく交わされてしまった
「そのような銃弾が当たるわけないでしょう?」
そう言って一気に近付き、その人の骨も折った。
「奴は化け物か?」
669 :始末部隊「こなたアメリカに行く」part42008/08/10(日) 00:27:06.93 ID:uuKHmYE0
こなたは、拳銃をこちらに向けた順にマフィアの首を折る。
「おい!!このままでは全滅だぞ!!」
その時、銃声がすごく久々に響く。
こなたの肩から、赤い液体が飛び散る。
「くっ…」
「全く、こちらにひどい被害を出しやがって」
もうすでに15人位の首の骨をこなたは折っていた。
「楽には殺さん」
そう言って銃を一発当てた人がゆっくりと近付いた。
「全く、苦労をかけますね…隊長!!」
「その声は、大泉?」
こなたは、ゆっくりと立ち上がり、肩を押さえる。
「分身の術!!」
大泉とみさおの兄がそこにいた。
みさおの兄は、こなたと肩を組んで、その場を去る。
「さてと…久々に本気でいくか…」
大泉は、自分の剣を抜き出して、
敵を斬っていく。


「大丈夫か隊長?」
こなたは、とある病院で目覚める、新宿歌舞伎町の闇系の病院。
いくらなんでも、銃弾が体に入った傷はいろいろと後がまずいので、
表の病院はさすがにまずいと判断したんだろう。
この病院も本当は国立だったりするが、ここにいるヤクザやマフィアは、
夢にもそんなことを思っていないようだ。
一応、始末部隊のメンバーは普通の病院と同じ価格で治療を受けることができる
こなたは、本当にこういう時だけは助かるなあ、と思うのであった。
670 :始末部隊「こなたアメリカに行く」part42008/08/10(日) 00:29:15.71 ID:uuKHmYE0
「そうだ!!結果はどうなった?」
「危ないですよ!!隊長!!確かに銃弾は抜きだすことは出来ましたが体はまだ」
「…つつつ…」
こなたは肩を押さえる。
「えっとですね…結果は大泉副隊長が頑張った結果マフィアの絶滅させることに
成功したそうです。」
「あと一人、包丁を持った少年がいたでしょう、そっちはどうなった?」
「…残念ながら…」
「…どうやら…私はアメリカに行く必要が出来たみたいだね」
「…わかりました…それでは、一席用意しておきますね。」
みさおの兄は、携帯電話を取り出し電話をつないだ。
「隊長、ビジネスクラスが取れました」
「お金ないのに!![後で返さないとならない]」
「しかし…それでどうするんですか?やられていますよね」
「移動中に治すよ」
こなたは立ち上がる。
「絶対なんといっても止まりそうにないですね…とりあえず…松葉杖です」
「ありがとう…」
そう言ってこなたは、タクシーの元へ向かった。
「全く、厳しいのやら脆いのやら」

「成田空港まで」
「かしこまりました」
タクシー運転手はハンドルを握りしめて運転をし始めた。
あ〜そうだ…かがみに何かメールを入れとかないとな…
また何を言われるかわかったもんじゃない。
そう考えてこなたは、携帯を取り出した。
…午前二時、いくら何でもかがみがこんな時間帯に起きているはずがない…
そう思い、携帯電話を閉じた。
671 :始末部隊「こなたアメリカに行く」part42008/08/10(日) 00:30:26.81 ID:uuKHmYE0
ロビーにぎりぎりで到着した。

はあ…まだ時差ボケとか治りかけだったんだけどなあ
そう思いこなたは溜息をつく。
「どうするんッスか?先輩?」
ひよりがいた。
「どうして?四日後にコミケだったはずじゃあ」
「締め切りに間に合いましたから、ちゃちゃとすませましょうか?」
いつも通りの笑みを見せて、そして…Gペンを見せる。
こっそり、持っていて通ったようだ。

「全く、先輩も情に溺れるなとかどうとか言っておいて…
人の事を言えないじゃないッスか、
そもそも…依頼金はまだ貰っていない筈でしょう?」
「依頼金は、もうすでに頂いているよ」
こなたは、そう言って、少年が家から抜け出した時、置いていた。
恐らく少年の持ち物ロボット物のフィギュアを見せた。
「はははっ…先輩らしいっスね」
「もらえるものは貰っとくよ」

こなたはあんまり興味のないロボットもののフィギュアをリュックに入れた。
「…パティさんと連絡をつけておきますか?」
「当然、今さっきいれたよ協力してくれるって、
大統領命令という事もあるらしいけど」
「まあ…あの人はノリで生きている感じがする人っすからね」
そうして、飛行機の発着準備が出来たのでこなた達は飛行機の方へと向かった。
672 :始末部隊「こなたアメリカに行く」part42008/08/10(日) 00:31:16.81 ID:uuKHmYE0
以上です
次回、最終決戦があります。
色々と詰め込み過ぎたなと今更ながら後悔している自分がここにいる。
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/10(日) 04:45:13.81 ID:kW1Y.Lg0
>>672
おつかれさまでやんす。話の展開早いですね・・・・
最終決戦ってSPに対してだよね?最終回じゃないと思いたい
674 :泉こなたの消失 第五章2008/08/10(日) 10:14:24.55 ID:l9vH67I0
ようやくできました。
なかなか話が上手くまとまらなくて……。
675 :泉こなたの消失 第五章2008/08/10(日) 10:14:56.07 ID:l9vH67I0
「……どうかしたの? 私の顔、何かついてるかしら」

私の目の前の青い髪を持つ女性は、自らの顔を手で払うような動作をした。
確かに生きている。泉かなた。こなたの、実の母親。

「な、なんで」

ようやく口に出来た言葉が、これだった。
心臓が8ビートを陽気に刻み、私の体を徐々に暖めていく。呼吸が落ち着かなくなっている。
口の中が乾燥して、つばきを飲み込むことさえ難しい。

「なんであなたが、ここに」

落ち着け私。なんでこんなに声を震えさせているんだ。
自らに暗示を掛けても、心臓は徐々にビートを荒げるだけであった。

「あら、どういうこと? 私がここに居ちゃ……おかしいかしら?」

相手の顔に、僅かに不快の色が見えた。
いや、確かに微笑んではいるのだが、その笑顔を取り巻く気配が変化したのを感じ取ったのだ。
別に私を襲おうとか、呪ってやろうとか、そういう意思は彼女に全くないのだろうが、何故か恐怖を感じた。
蛇に睨まれた蛙――とでも言うのだろうか。身動きが全く取れない。

そのとき、彼女の背後に、また新たな影が一つ見えた。

「先輩ー、何やってんスか?」

田村さんだった。顔だけを覗かせて、目を細めていた。
私が水を汲みに行ってから10分も姿を見せないので、様子を見に来たのだろう。

「あ、かなたさん。お邪魔してますー。いつお帰りになられたんスか?」
「丁度5分前ぐらいにね。買い物してたのよ」
「それはご苦労様ッス。あ、お水いただきますね」
「いいわよ、後で麦茶持っていくから。ちょっと待っててね」
「あ、本当ですか? ありがとうございますー」

私をそっちのけで話すものだから、蛇に睨まれた蛙、すなわち私もようやく身動きが取れるようになった。
足は勝手に部屋の外へと向かっていた。今この場所に居たら、頭が変になりそうだったからだろう。
亡くなったはずなのに、生きている人間がこの世に居るわけがない。
私は田村さんについて、部屋に戻った。

震えが何故か止まらない。さっきのかなたさんの表情からは、私に対する敵意は微塵も感じられなかった。
だが、どうしてか、彼女を恐れている自分が居た。
彼女の中に、何か特別な、それこそ恐れるべき感情が隠れている――そんな気がしたのだった。
676 :泉こなたの消失 第五章2008/08/10(日) 10:15:49.13 ID:l9vH67I0



☆



「――え? かなたさんと知り合ったのはいつか、ですか?」

ゆたかちゃんの部屋に戻ってから、私は田村さんに質問した。質問内容は、今の田村さんの返事から察してもらいたい。
パトリシアさんは、持ち込んだゲーム機と格闘していた。

「確かゆーちゃんと話すようになって、初めて家にお邪魔したときだから……6月ぐらいッスかねぇ?」
「その時、何をしたの?」
「いや別に、普通に会話しただけッスよ。他愛もない会話ッス。私たち、まだオタク入ってるってこと知られてなかったですし」
「っていうか、何で“かなたさん”なのよ」
「いやぁ、“おばさん”と呼ぶには若すぎるような気がしまして。というか、柊さんだってそう呼んでるじゃないッスか」
「確かにそうね。同意するわ」

何でこんなこと質問してるんだろ。

「何でこんなこと質問してくるんスか?」

私が考えるのと同時に田村さんが聞き返してきたので、少し焦った。
こなたがいなくなって、かなたさんがいる。私は、その理由を知りたかったんだろう。
でも、それを聞いたところで、返事をしてくれる人はいない。
こなたが現実にいないのだから、答えられる人間など世界のどこを探してもいないのだ。

しかし、だ。
かなたさんがいる理由を知ったところで、現状を打破することが出来るのか。
答えは限りなくノーに近いと思う。根拠はないが。
でも、私は知りたい。かなたさんがいて、こなたがいない理由を。

窓から外に目をやる。おじさんが、玄関に立っているのが見えた。
手には紙袋。またオタクなグッズを買ってきたのだろうか。
しかし、今はそんなことどうでも良いんだ。

かなたさんの夫である彼に、直接尋ねるのが一番早いのは間違いない。

「Oh〜、ヤラレました」

パトリシアさんがゆたかちゃんのベッドに仰向けに寝転がった。
スプリングが彼女の体を僅かに弾ませる。

「mm〜、ヒヨリ、このゲーム難しくないデスか?」
「操作難しいからねぇ。慣れたら上手くいくよ」

パトリシアさんが顔だけを私たちに向けた。目を細めている。よほど難しいんだろうな、そのゲームは。
こなたにやらせたらどうなるんだろう。アイツほどのゲーマーは居ないからな。
677 :泉こなたの消失 第五章2008/08/10(日) 10:16:36.81 ID:l9vH67I0
「カガミ……死相が出てマスね……気をつけるがヨロシイ」
「え……?」

直接的な表現で申し訳ないが、ドキッとした。
死相なんて言葉よく知ってるな、とも思ったが、パトリシアさんの表情がやけに真剣だったので、戸惑った。

「またパティ、そーやってゲームに出てくる言葉使わないの。冗談でも死相が出てるなんて言っちゃ駄目だって」
「ダッテぇ〜、このゲーム難しいんデスもん」
「それとこれとは関係なし。すいません柊先輩」
「あ、あはは、冗談、だったのね……」

冗談だとわかっていても、心のどこかで心配に思っている自分がいた。
もし真実を知ったら、死ぬ……?

――んなバカな。何で私が死ななきゃいけないんだ。
声や態度には出さないように、心の中でそっと溜め息をついた。



☆



部屋を出るときに理由を聞かれたが、また「トイレに行く」と言ったらきっと疑われると思い、
今度はちゃんと事実を言って、つまり、おじさんと話がしたいと言って部屋を出た。
そのために、自分の将来や進路を捏造しなければならなかった。

「ちょっとおじさんと話がしたいの」
「ははーん、さては柊先輩、将来は作家希望ッスか?」
「あ、ええ、そんなところよ」

――こんな具合に。

それはさておき、私は今おじさんの部屋の前にいる。
耳を澄ませると、中からはPCのキーボードの音が聞こえる。そのリズムから、仕事がはかどっていることが感じ取れた。
邪魔しちゃ悪いだろうかという感情が芽生える。
人間、上手くいっているときに横槍を入れられると調子を崩すものなのだ。そんな経験、私だって何度もある。

散々悩んだ挙句――まぁ時間にして3分程度だったが――私は襖を軽く手の甲で叩いた。
キーボードを叩く音が止まり、畳を歩く音がした。その足取りも、何となく軽く感じる。
5秒も経たないないうちに、襖は、静かに開かれた。

「誰だい? ――あ、君はゆーちゃんの」
「はい。柊って言います。おじさんとちょっとお話がしたくて」
「あぁ、そうかい。じゃあ入って待っててくれるかな。仕事に区切りをつけるから」

私が思ったよりもすんなりと、おじさんは部屋に招きいれてくれた。
デリケートな人だと思っていたから、後にしてくれと一蹴されるかと思っていた。
こういう大らかなところは、こなたにも受け継がれたんだろう。
678 :泉こなたの消失 第五章2008/08/10(日) 10:17:22.51 ID:l9vH67I0
おじさんの仕事場には、あまり物が置かれていなかった。いわゆる“殺風景”というやつだ。
ちゃぶ台の上に仕事用のパソコン。麦茶の入ったコップ。棚が部屋の隅に一つ。
かなたさんが、定期的に片付けをしてくれているのだと思う。仕事に集中してもらうために。
偏見かもしれないが、どこかにフィギュアの一つでも置いてあるものだと思っていた。
仕事には真面目な人なんだな。こなたにもこういう所があるのだろうか。

かたかた、とキーボードを叩く音が止む。おじさんが、ふっと息をついた。

「待たせちゃったね。で、何の用?」

笑顔で私に振り向く。どこか、笑ったときの雰囲気がこなたに似ているような気がした。

――さて、本題だ。

「単刀直入に訊きます。奥さん――かなたさんは、出産をしなかったんですか?」

おじさんの顔が、突然強張る。さっきまで顔全体に笑みを浮かべていたが、その顔の全てのパーツから笑みは消えうせた。

「どういうことだい? なぜ、君がそれを」
「私が、かなたさんが産んだ子供と友達だったから……。信じてもらえないかもしれませんけど」
「言っていることがさっぱりわからないな」

おじさんの目が怖い。部屋の空気が怖い。全てが、私を敵対視しているように感じた。

「“こなた”という子を、かなたさんは産むはずだったんです。出産後、かなたさんは亡くなってしまうけど。こなたは、陵桜に入学して、私と出会う」

おじさんの肩から力が抜けていくのが見て取れた。

「それなのに、今、かなたさんが生きている。そして、こなたがいない」
「……かなたは、死ぬのが怖くなったんだ」

私が喋るのを遮るように、おじさんが口を開いた。低い声で、呟くように。

「子供を授かったときに、医者に言われた。かなたは、子供を産んだら死んでしまうかもしれないということを。
 でも、かなたは、それでも産むといって聞かなかった。俺はかなたに死なれるのが嫌だったけど、かなたの意見を尊重することにしたんだ」

おじさんが、俯く。その口は、微かにほころんでいた。

「出産予定日が近付いたある日に、かなたが突然叫んだ。死ぬのは嫌、死ぬのは嫌……ってね。誰の顔も見ようとしない、一人で頭を抱えて。
 その都度、医者や看護士たちが抑制してくれたけど、その後、俺は医者に呼び出されたんだ。このままいくと、ストレスで中の子供にも影響があるって」
「……だから、出産を中止したんですか?」
「苦渋の決断だった。かなたは、1週間は立ち直れなかった。ずっと部屋に閉じこもった。ドアの前で耳を済ませる度に、中からかなたの泣く声が聞こえるんだ」

おじさんが歯を食い縛った。拳がぶるぶると震えている。

「今でもたまに、かなたがパニックを起こす時があるんだ……。 何であの時、私は自分の身を優先させてしまったんだろう……。
 何であの子に幸せな暮らしをさせてあげられなかったんだろう、って……」

おじさんが、ちゃぶ台を拳で殴った。上に乗っていた空っぽのガラスのコップが、その拍子に倒れた。
679 :泉こなたの消失 第五章2008/08/10(日) 10:17:58.18 ID:l9vH67I0
「俺は何も出来なかった。かなたが苦しんでいるのに、夫として何も出来なかった。ただ、見守ることしか出来なかった」

そこまで言って、おじさんはとうとう黙ってしまった。この静寂が、息苦しく感じる。



こなたは、この世に生を与えられることが出来なかった。
そして、かなたさんは、この世から生を奪われることを恐れた。
かなたさんを責めることは出来ない。死ぬことなんて、誰でも怖い。考える事も、恐ろしい。
おじさんも、最愛の妻を奪われることが怖かったのだろう。

誰も責められない。責めることもできない。
人の生死に関わる判断は、どんな判断であろうとも、誤りなどないのだから。



「……今日は帰ってくれないか。一人にさせてくれ」

時間にしたらほんの数分の静寂だったが、私には2時間にも、3時間にも感じた。
よくこんな表現を小説で見かけたりするが、まさにこのことなのか、と実感した。

私は、黙って部屋を出ることしか出来なかった。



私は……こなたに会いたい。
でも、私がこなたに会えば、おじさんが悲しむことになる。かなたさんが死んでしまうから。
おじさんは、こなたにかなたさんの姿を写して、愛している。
でも、本当は、かなたさんに会いたいのだ。心の隙間を、こなたで完全に埋めることが、できないのだ。

私の心の中では、複雑な感情の糸が絡まってしまっていた。

襖の向こうで、すすり泣く声が聞こえた。
私は、昔おじさんがかなたさんが嘆き悲しむ声を聞いていたときのように、ただ襖の前に立ち、拳を強く握り締めることしか出来なかった。
680 :泉こなたの消失 第五章2008/08/10(日) 10:20:34.83 ID:l9vH67I0
五章終わりです。
ごめん、正直キツいわwwwwww
でも、一番キツい部分乗り越えたからここからは何とか上手く書けそうです。

とりあえず、夜に自分でまとめときます。

てか、「消失」って「VANISHMENT」なのね。
全然わかんなかったから動名詞使っちゃったよwwwwwwwwww
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 12:16:26.40 ID:wZvN3kSO
>>680
GJ!待ってたぜ!!
こなたが居ない理由がそんな悲しいものだったとは……
これからの展開に期待しまくりです!
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 17:39:16.93 ID:wZvN3kSO
かがみ「人居ないわね」
こなた「クククゥ、じゃあ人が来るおまじないでも教えてあげようか?」

かがみ「何よ、そんなおまじないがあるの? 教えてなさいよ」
こなた「なぁに、簡単だよ。かがみが『1時間以内にレスが無ければこなたは私の嫁』って言うだけで良いんだよ」

かがみ「な、なんでそんなことっ///」
こなた「人が来てほしいんでしょ?」
かがみ「くっ(背に腹はかえられんか……)、分かったわよ……」

こなた「おぉー!」ワクワク
かがみ「1時間以内にレスが無ければ、こ……こなたは私の嫁なんだから!」

こなた「はい、録音成功〜(=ω=.)」
かがみ「な、ちょ!」

録音機「こなたは私の嫁なんだから!」
こなた「うぉぉ……」
かがみ「消しなさいよバカっ!」

683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 18:31:26.95 ID:uuKHmYE0
つかさ「きゃほー>ワ<」
パティ「日本語喋レバイイネ>ワ<」
つかさ「ひどいよー>ワ<」
KYガールズ参上(ネタはわかる人はわかります)
パティ「コナタはワタシノヨメデース」
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 18:33:02.01 ID:X4XMqJo0
みゆき「あと10分です、どうかかがみさんの願いが叶いますように」
685 :fl1-118-111-32-180.tky.mesh.ad.jp2008/08/10(日) 18:38:58.18 ID:3Xs/7mQ0
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686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 18:40:25.17 ID:wZvN3kSO

こなた「ほらね、人来たでしょ?」
かがみ「あんなおまじないで来るなんて……ならこれからじゃんじゃん――」

こなた「あぁ、駄目だよかがみ。いくら人が来るからといって乱発したら流石に飽きられるからね。一度使ったら暫くは使わないっていうのが暗黙の掟だよ」
かがみ「そ、そうなんだ……」

こなた「いやぁ、それにしても……レス付いちゃったね〜」
かがみ「あっ、そうね……(何をがっかりしてるんだろう私は……)」ドキドキ

こなた「かがみ」
かがみ「え?」

こなた「落ち込んでるのカナ?」
かがみ「なっ! バカ言わないでよ! 落ち込む理由がどこにあるのよっ」

こなた「必死に照れ隠ししてるかがみ萌え」
かがみ「うるさいわねっ! 人も来たし帰るわよ」
こなた「そだねー♪」


かがみ(つかさと外人……覚えてなさいよ……。みゆき? 誰それ?)

687 :www465.sakura.ne.jp2008/08/10(日) 18:43:13.61 ID:YVZrn9M0
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688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 18:45:08.47 ID:iNduuQDO
せっかく時間まで待ってたのにー。
 
 
 
さて、獣化シリーズ第二段……ってわけでもないけど最初のが出来上がったんで投下。
……………………あ、ハーフドラゴンの方とは違いますからね?
689 :i210-48-133-005.us.catvmics.ne.jp2008/08/10(日) 18:47:17.09 ID:BErfphs0
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690 :ねこなた[saga]:2008/08/10(日) 18:47:37.55 ID:iNduuQDO
高校に入ってから一週間、か。意外に早かったわね。
委員長に推薦されて、それから委員長同士の会議で隣のクラスの委員長・みゆきと仲良くなったのが三日前。
三日しか経ってないのにタメ口で話せるようになって、正直びっくりよね。

「遅くなっちゃったわね」
「そうだね。早く帰ってみんなと夕ご飯食べよ」

今は委員長会議を終えて、待ってくれていたつかさと一緒に帰る途中。
いつのまにか太陽が沈みかけていた。向こうの山にちょうど半分が入っているくらい。
『暮れ泥む』って、日が暮れそうで暮れないってことだったかしら。それとも日が暮れたばかりのことだったかしら。
なんてことを考えていると、

「あ、段ボール……」
「え? あ、ホントだ」

つかさの声で視線を前に持っていくと、電信柱の横に段ボール箱が置かれていた。
横に何か書きなぐっているように見える。ということは、あれは……

「捨てネコさんとか、かな」

ここはあまり人通りが多い道とは言えない。こういう時間になると、私達以外でこの道を歩いてる人はほとんど見かけないのだ。
子供の頃からこの道を使ってるけど、人で溢れかえってる様子なんか一度も見たことないわね。
それでも通学・通勤で誰かが毎日必ず通る道でもある。『大勢の人の前では見向きもされないだろう』という心理が働いたのかしら。

「とりあえず、無事かどうか確認しましょ」
「うん」

私達はちょっとだけ早足でその段ボール箱に向かう。
……な、なによ。私だって動物は結構好きなのよ?
特にネコとか猫とかねことかいぬとか犬とかイヌとか、もうとにかく可愛いじゃない。
どんなネコorイヌがいるんだろうという期待が、私達を早足にしていく。
691 :ntngno102141.ngno.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp2008/08/10(日) 18:48:32.10 ID:Bi3lBHc0
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692 :i210-48-133-005.us.catvmics.ne.jp2008/08/10(日) 18:49:47.34 ID:BErfphs0
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693 :ねこなた[saga]:2008/08/10(日) 18:50:27.22 ID:iNduuQDO
 
 
 
「「……?」」

だけど、中の様子が見えるにしたがって、私の歩みは次第に遅くなる。
段ボール箱の中身が何か判別できた時、私達は絶句した。

耳。
しっぽ。
首輪。
鈴。
これらは確かにネコのパーツだ。
だけど、この段ボール箱に入っているのはネコじゃない。
 
 
 
 
 
他の部分は、人間だった。
青くて長い髪、肌色の皮膚……紛れもない女の子が、段ボールの中で丸くなって眠っていた。

「お、おおおお、お姉ちゃ……こここ、これって……」

ふざけてる。
こんな小さな女の子をネコに見立てて棄てるなんて、ほとんど犯罪じゃない!!
この子の親を捜し出す。捜し出して、訴えてやる。
人の命をなんだと思ってるの!? 子供を簡単に棄てるなんて薄情にも限度ってものがあるわ!!
この子にどんな非があるっていうの!? ネコ耳とかのパーツを着けてネコと同じように……ひどい、ひどすぎる!!

「……ぅにゃ……?」

一人心の中でありとあらゆる罵詈雑言を顔も知らないこの子の親に浴びせ終えた頃、女の子がうっすらと目を開けた。
次に頭の中に浮かんできたのは、不安。
多分知らないところに棄てられてるんだろうな。目の前にいきなり知らない景色・知らない人達がいたら、混乱しちゃうかも……
 
 
 
「ふにゃぁぁ〜〜〜あ……」
「「へ?」」
 
 
 
混乱したのは、私達だった。
両手両足を段ボールの床につけて、本当にネコのように身体を伸ばす……
四足歩行にこの行動、それに……

「にゃ?」

さっきから『にゃ』としか言ってない。
私の目の前で、しっぽがウネウネ動いてる。
694 :ねこなた[saga]:2008/08/10(日) 18:52:16.92 ID:iNduuQDO
「ね、ねぇ、お姉ちゃん。この子、まさか……」
「……本当に、ネコなの……?」


☆ ☆ ☆


「――…で、連れてきたと」

帰ってきて、姉さん二人とお父さんお母さんにさっきあったことを伝えた。
私の膝の上には、さっきの子がいる。ちょ、鼻の前でしっぽを振らないでよ。

「……こんな子、初めてみるわ。ネコ娘……かしらね」

いや、お母さん。それはちょっと違うでしょ。
ネコ娘は言葉話せるし、第一あれはアニメの……

……いいえ、この思考はおかしいわ。アニメのキャラみたいなのが目の前にいるんだから。

「とりあえずは、ネコとして扱っていいのかしら。だとしたら、親が見つからない以上は養わないといけないわね」
「ホント!?」
「まあ、飼い主……って言っていいのかわからないけど、見つかるまではうちで面倒を見よう」

いのり姉さんとお父さんの言葉に、つかさの目がキラキラと輝く。
そういえばつかさ、前にネコを飼いたいって言ってたわね。
外見は人でも、ネコを飼えるってことが嬉しいみたい。
……いや、つかさのことだから外見で見てるかも……

「うう〜ん♪ よろしくね〜♪」
「うにゃっ」
「つかさ、その子が嫌がってるじゃない」

頬擦りをするつかさにまつり姉さんがぴしゃりと言い放つ。今回は意外に姉としての役割を果たしてるわね。

「かがみ、なんか言った」
「いえ、別に」

私とまつり姉さんでコントを始めた時、お母さんが小さく呟いた。

「……名前はなんていうのかしら……」

そうだ、名前。まったく気にしてなかった。
もとは飼い猫だったんだろうし、名前はあるんだろうけど、段ボール箱には『可愛がってください』としかなかったし……

「『たま』はどうかな?」
「ありきたりね。思い切って『ジョセフィーヌ』なんてのは?」
「まつり、それは思い切りすぎ」

姉さん達は新しい名前を付けることを決めたみたいだ。
今までと違う名前で呼ばれたら、この子だって混乱しちゃうじゃない。
……それにしても、人懐っこいわよね。警戒心とか、ないのかしら……
695 :ねこなた[saga]:2008/08/10(日) 18:56:11.35 ID:iNduuQDO
「ねぇねぇ、お名前は?」

私の横から、つかさがこの子に質問をしてきた。
いや、我が妹ながら……なんと天然な……

「つかさ。この子はこんな外見だけどネコなのよ?」
「あ、そっか……」
「名前を聞いたって、答えてくれるはずが……」

つかさの問に答えてくれるはずがないと、そう思っていた。思い込んでいた。
 
 
 
 
 
「こな、たっ」
 
 
 
 
 
そう、今の今までは。

「この子、喋った……?」

本日三回目の絶句。
あり得ないと思ってたことが、次々に事実へと変わっていく。

「ちょっ、今なんて言ったの!?」

あまりの&突然の出来事に、誰もこの子の言葉を聞いていた人はいないようだった。
私が聞くと同時に、みんながこの子に顔を近付ける。

「なまえっ、こな、たっ!」
「こな、た……『こなた』って名前なのね?」
「ふにゃ!」

私の問いかけに右手を挙げる。
間違いない。この子――こなたは、人の言葉を理解している。
これって……うまく教育したら、私達と同じ生活が送れるってことかしら……?
696 :ねこなた[saga]:2008/08/10(日) 18:57:13.59 ID:iNduuQDO
「こなた……じゃあ『こなちゃん』だね。よろしく、こなちゃん!」
「にゃ」

まあ何にせよ、これからしばらくは騒がしくなるわね。
 
 
 
 
 
「それじゃご飯にしましょうか。こなたちゃんには、私の秋刀魚を半分あげるわね」
「にゃ〜お♪」
「お、秋刀魚で喜ぶなんて本当にネコみたいだね」

……この子がネコなのか人間なのか、わからなくなってきたわ……
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/10(日) 19:00:34.53 ID:iNduuQDO
>>696
以上。
だいぶ前から思いついてはいたんだけど、なかなか難しくて手を付けてなかった。
大幅にストーリー変更して、今回やっと投下までこぎつけた。ハーフドラゴンこなたの作者さんには感謝しないとね。
 
俺が書いてるのは殺人事件とかファンタジーの重い話ばっかりだったから、今回は猫こなた=ねこなたで癒されていただきましょう。
 
 
 
 
 
段ボールinこなた、描いてほしいな…
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/10(日) 19:04:05.07 ID:iNduuQDO
>>697
連投失礼。ちゃんと続くのでそのつもりで。
 
あと、まとめはハーフドラゴンこなたみたいな風にしてほしいかな。今は帰省中でまとめができないんだ。
まあ、俺が帰るまでまとめがなければ自分でやりますが。
699 :137.net116254039.t-com.ne.jp2008/08/10(日) 19:05:42.45 ID:CX73vUA0
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700 :ntoknw042198.oknw.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp2008/08/10(日) 19:11:43.08 ID:rZ7Aks20
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701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 19:19:25.55 ID:X4XMqJo0
よくわからん連稿は何?夏のアレ?
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 19:21:11.35 ID:l9vH67I0
『泉こなたの消失』まとめ完了ー。



☆変更点☆

・タイトルの英語、VANISHING→VANISHMENTに変更。ちゃんと調べろ俺。
・第一章の先頭を飾る比喩表現変更。寒かったら普通目覚ますだろwwwwwwww




ごめん、すっごく図々しいこと言ってるのはわかってる。
でもさ、感想来ないっていうのは寂しいよね……。
703 :p5151-ipbfp02osakakita.osaka.ocn.ne.jp2008/08/10(日) 19:21:46.46 ID:LpEOC2A0
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704 :em60-254-219-241.pool.e-mobile.ne.jp2008/08/10(日) 19:23:26.72 ID:vSfYam60
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705 :em60-254-219-241.pool.e-mobile.ne.jp2008/08/10(日) 19:23:31.16 ID:vSfYam60
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706 :em60-254-219-241.pool.e-mobile.ne.jp2008/08/10(日) 19:23:45.64 ID:vSfYam60
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ありません
707 :em60-254-219-241.pool.e-mobile.ne.jp2008/08/10(日) 19:23:59.37 ID:vSfYam60
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ありません
708 :flh1aap135.kyt.mesh.ad.jp2008/08/10(日) 19:49:49.28 ID:6WkdBww0
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709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/10(日) 19:52:28.94 ID:iNduuQDO
>>702
一人だけでも感想くれるんだからいいじゃん。
俺は……ごめん、本気で苦手なジャンルなんだ。
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 19:54:05.58 ID:uuKHmYE0
第三話

つかさはニコニコ顔で遺跡に辿り着いた。

PM5:00
遺跡の入口の階段前(つかさVSみなみ&ゆたかのトラップ)
(待っていてね…こなちゃん…必ず助けてあげるから…)
つかさは、遺跡の中に向かって歩き出した。
その後ろにキランと眼鏡を光らせてみゆきが待機していた。
「ふふふ…つかささん…私のトラップでやられなさい…」

つかさは階段で地下一階へ、そのずっと先には、遺跡エリアの宝石があった。
(えっ!?)
その時、つかさの後ろを振り向く。
煉瓦の床が崩れ始めたのである。【これはゆたかのトラップ】
「えっ?」
「…不味いっすよ!!今回は全然対策をしていないから!!」
「もう少し、しっかり確認しておくべきだったね。」
つかさとひよりは走り出した。
恐らくの領域であるが、明らかに床の感じが違う所がある。
そこなら崩れないかと思われる。

ひよりは、追いつかれそうになりひよりはその床の元に飛びかかる。
711 :ntoska075229.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp2008/08/10(日) 19:54:22.73 ID:AnHtfi60
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ありません
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 19:54:41.34 ID:uuKHmYE0
がひよりは、ギリギリ届かずに落ちてしまった。崩れた床に落ちてしまった。

「うわあああああああああああ!!」
「ひよりちゃああああああああああああん!!」
ひよりの姿はあっという間に見えなくなってしまった。
「ひよりちゃん…」

「つかささんは…無事に小早川さんの罠を突破しましたか…
しかし…つかささんは私の刺客を攻略する事が出来ますか?」
カメラ越しでみゆきはつかさ達の状況をすべて見てニヤリと笑った。
さっき走った煉瓦の部分は、機械が一気に修復している。
かなり早い…多分三分ですべてが元通りになるだろう。
つかさは、辺りの状況を確認する。
目標の宝石の前に…部屋の入り口からは死角になって見えない、大きな割れ目があった…
「…これじゃあ…ワンパターンだね…」
しかし…さっきと違い跳び渡る事は出来ないだろう。
つかさは、壁端に僅かながら出っ張りがある事に気づく
(ここからなら壁に貼り付きながらいけるかも…)
つかさはそう思いそこから進んでいく。
丁度真ん中あたりをさしかかったとき。
天井に空いていたみなみが顔を出す。
「みなみちゃん?」
「ごめんなさい…つかさ先輩…でも私はみゆきさんを応援したいので…」
そう言って…みなみは何かを取り出した。
かなり長めのマドハンド、指の部分は操作できるそうだ。
それをつかさの元に伸ばし私の脇腹を擽る。
「あっあはははははははは…やめて…みなみちゃん、やめて!!」
つかさは立っているのがこうやって進むのがやっとだというのに、
そこにそう言う攻撃をされてしまうと…バランスを崩してしまう。
続く(続きは20時に)
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 19:57:56.32 ID:l9vH67I0
>>709
それはそうだけどね。
でも今日日曜だからもうちょっと居るかなと思って期待して投下したんだけど……。


それと、『ねこなた』読みました。
猫化したこなた……可愛すぎるwwwwwwwwwwww
続きwwktkです。頑張れ!
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 20:00:58.93 ID:uuKHmYE0
私は、壁の引っ込んでいる所に捕まえていた手を放してしまった。
「あっ!!」
「申し訳ありません…つかさ先輩…」
私は地上に落ちそうになる。

こんなところで諦めるわけにはいかない!!
(つかさVSみなみ激闘編)
私は、みなみちゃんのマドハンドの手の部分をしっかりと掴んだ。
「なっ!!」
みなみちゃんは、驚いた顔をする。
「そのまま落ちてください!!つかさ先輩!!」
「…落ちるのは…みなみちゃんだよ!!」
私は、みなみちゃんの方をしっかり見た。
「…そうですか…ならば…それなりに覚悟をしてください!!」
みなみちゃんはマドハンドをブンブンと振っている。
私は、必死にしがみついた…その時に自分の持っていた。
万が一の時のための即効性麻酔銃を取り出した。
こんなに早く使うタイミングが来るなんて、思いもしなかったけど…
私は麻酔銃をみなみちゃんに向けた。
マドハンドを少しよじ登りみなみちゃんの所に近付く。
そして、みなみちゃんのその腕に一発放つ。
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 20:03:20.58 ID:uuKHmYE0
>>714
すいません…続きは20時10分です。

>>697
こういう作品も和んで良さそうですね。
続きを楽しみに待っています。
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 20:04:50.59 ID:wZvN3kSO
>>697
ダンボールこなたに萌えたww

>>713
かなり良い作品なのにね……
俺はアンタのファンだからね


それとさっきからzip厨うざいけど、なんなんこれ?
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 20:10:42.77 ID:uuKHmYE0
「!?」
みなみちゃんは大きく目を見開いた。
ゆっくりと自分の腕の状態を確認する。
そこには、注射の針が刺さっていた…
彼女は、持っていたマドハンドを腕から離す。
その時に私はみなみちゃんが持っていた方に持ちかえそのまま壁がへこんでいる所に
マドハンドを伸ばした。
私は、無事に宝石の前に辿り着く。
そして両手で宝石をゲットした。
「やったあ!!あと一つで全部そろうよ!!」


つかさはそのまま遺跡エリアから脱出した。
そして彼女はラストエリアの火山エリアまで向かうのであった。
「ひよりちゃん、天国から見ていて!!ひよりちゃんの部分もがんばるから」
「勝手に人を殺さないでほしいッス!!」
「えっ?助かっていたの?」
「はいっ…あの後、遺跡内の地下水がありましてそれのお陰で助かりました」
確かにひよりはびしょびしょだ。

「つかさめ…もう二つも集めやがった…」
無事に帰ってこれたかがみは、望遠鏡越しにつかさの現在の状況を見て、
その望遠鏡を、思いっきり握る。
「カガミ、カガミ!!」
「ああん!?」
「望遠鏡にひびが入りましたネ…それ以上力を入れないでクダサイ」
「あっ…」
かがみは、赤面になるのであった…
そこに二人の人間がやってくる。
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 20:11:05.64 ID:uuKHmYE0
みゆきと思いっきりびしょ濡れなみなみであった。
「どうしたのよ!!今は、敵同士でしょう?」
「それなんですが…一時的に同盟を結びませんか?お互いに損はないですよ?」
みゆきは、ニコニコ顔でかがみを見た。

同日PM11:01
「…私にはいとこのお姉ちゃんが二人いるんです…
…一人目は…此方お姉ちゃん…もう一人は…彼方お姉ちゃん
でも…彼方お姉ちゃんは…今深い深い眠りについているのです。」

続く
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 20:12:27.18 ID:QdAxbOIo
かがみ「……なんなのこれ」
こなた「さーね。よくわからないけどどっかのファイルkyムググ」
かがみ「危険な臭いがするからそれ以上は自粛しろ」
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/10(日) 20:16:46.95 ID:QdAxbOIo
怪力かがみワロタww

更新したらズラッとレスが並んで「やべえ割り込んじまったか」と少し焦ったぜ
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 00:08:36.23 ID:Y0a522DO
ねこなた…

  ∧_ _∧
 = ≡ω≡.=
  |⊃萌⊂|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
拾ってください
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 07:04:58.37 ID:z5q7WwSO
>>721
あなたは神か!
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 07:05:09.83 ID:AqBGdwSO
天のこなた…

   _∧_
 ┐/≡ω≡.┌
  ̄|⊃天⊂| ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
灰になってください



スマンかったorz
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 07:47:30.41 ID:Shk4RwAO
天野こなた……
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 09:31:31.34 ID:ulpACYDO
>>724
貴様!どっかの少女マンガのへーちゃんに泣きボクロと長いヅラつけたの妄想して生茶吹いちまったじゃねーか!
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 17:49:42.55 ID:cr4r1NMo
一応ねこなた描いてみたのでうp
※この娘は猫(ネコ、ねこ、neko)です。
http://imepita.jp/20080811/612171

↑の描き終った後、もっとマスコット的なのかなーと思ってもう一枚描き直し(・ω・)
http://imepita.jp/20080811/638640
ダンボール箱が小さい気がしてならない……。
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 17:59:14.34 ID:AqBGdwSO
>>726
上ヤベェwww
こんなんだったらかがみ達に拾われる前に……(^o^)
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 18:13:59.70 ID:RFp7Z6.0
こう「……。」
ひより「どうしたっスか?ん?ねこなた…あぁ、自分だって『こ』なのにって思ってるんスか先輩ww」
こう「うっうるさいな、そんなこと思ってなんかない!ほら、締め切りだぞ原稿は」
ひより「あぅ、すいません、まだっス…」
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 18:41:55.07 ID:cr4r1NMo
下の子に鈴つけるの忘れくぁwせdrftgyふじこlp;@:「」
上の子は髪で隠れてます
再うpすみませんorz
http://imepita.jp/20080811/665890
730 :ねこなた作者2008/08/11(月) 18:49:20.71 ID:Kc7W12DO
>>729
か、可愛い……想像以上のが来た……
てか>>726、エロくなったら困ると思って裸表現を抜いてたのに……
とにかく、書いてくれてありがとう!
 
 
 
で質問なんだが、チェリーって何才だっけ?
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 19:26:24.47 ID:Shk4RwAO
>>730
それはきっと誰も知らない。
老犬でもなければ子犬でもない年齢
すなわち1才から12才くらいじゃないかと……
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 19:45:58.13 ID:AqBGdwSO
ゆーちゃんの股に顔突っ込むくらいだから発情気?
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 19:46:13.86 ID:Kc7W12DO
>>731
ありがとうございます。5歳くらいってことでいいかな。
やべぇな、ねこなたにはまってる……殺人事件書かなきゃなのに……
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:06:54.83 ID:Shk4RwAO
なぜだか無性に文章が書きたい。
書きたいけど何もネタがないから小説が書けない……

こんな小説書きたいけど難しそうだし……って人を募集中。
物凄くシンプルで具体的なストーリーを教えてくれれば書いてみたい!
ただ、そんなに文章力あるわけでもないから期待しないでくれ……
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:14:44.17 ID:KbTyfU.0
>>733
焦らないでいいですよ。
僕も生き抜きで小早川ゆたかの野望を書いていますから
(ストーリーの構成…勢いのみの適当)
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:18:12.81 ID:Kc7W12DO
>>735
ありがとう。またーりと行くわww

>>733
こなたとみゆきが一日だけ家を交換……ムズいか。
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:22:38.61 ID:KbTyfU.0
「とうとう…最後の火山エリアだね」

つかさは、火山と自分が持っているyou-chan島の地図を重ねて見る。
「先輩、食べないんッスか?」
ひよりはさっき二人で倒した猪を焼いて食べていた。
今日になっ初めてのご飯である。
PM5:25火山の洞窟前
つかさお手製の調味料を付けて猪の肉を食べている。

「みゆき…」
「はい…計画どおりです…先に下見して正解でしたね」
みなみは、ごはん食べたいなあと思いつつ、様子を見ていた。
つかさがあと一つの宝石でそろうから一時的にかがみとみゆきは同盟を結ぶことにした。

つかさは、火山の入り口に入った
第四話
ゆたかの館に入るために〜火山編〜
(つかさ&ひよりVSかがみ&パティ&みゆき&みなみVSゆたかのトラップ)

私たちは、火山の洞窟の宝石を何事もなく手に入れた。ここまでトラップがないなんて…
その時である。
「つかさ?あなたが持っている宝石全て頂戴?」
「おっ…お姉ちゃん…いやだ…ここまで来て全部渡すくらいなら
例え血の分けた姉妹であっても戦うよ!!」
「そう…ならば仕方無いわね」
お姉ちゃんは、銃を私に向ける。
「麻酔銃よ…安心して」
私の麻酔銃は、さっきの戦いのときに使ってしまった…こなちゃんと遊びで作ったものだから
作り方は知らない。さっきのみなみちゃんに撃った一発が最後。
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:23:42.45 ID:KbTyfU.0
ならば…ここでおとなしく撃たれてしまうのか?
そんな馬鹿なそんなのかなりのマゾじゃない限りするわけがない。
一応抜け道はある…とりあえずその抜け道から私は脱出しようと考えている。
お姉ちゃんは私に向けて銃を放つ。
私は銃弾を飛び越える。
「なっ!?」
前にふざけ半分でこなちゃんと一緒に作った。高反発のバネが入った靴、
これにより跳躍力が格段にアップ、予定ではお姉ちゃんの放った銃弾を飛び越えるだけだったんだけど
お姉ちゃんの上に落ちてついでにお姉ちゃんを倒した。
「はらひれろ〜」
あらら…ごめんねお姉ちゃん。
ひよりちゃんと無事に再開することができた。
別れた道でパティちゃんに会ったらしいけど何とか返り討ちにすることが出来たらしい。

そうして私たちは洞窟から脱出をした。
その時、突然火山が噴火した。自然の噴火にしてはかなり不自然な感じがするけど、
今はそんなことを考えている暇なんてない。
私とひよりちゃんは走り始めた。大量の岩が私にめがけて落ちてくる。
落ちてくる、岩を次々とかわしていく、大量に次々と岩を走ってかわしていく。
途中でひよりちゃんが岩の下敷きになったようだけど…気にしている暇はない。
私はさらに必死に走り始める。
ジャンプして、私に的確に狙ったような岩を交わした。
さらに連続で私のもとに岩が落ちてきた。
そして、最後に的確に私に向って岩が落ちてきた。
今度はかわせるかどうかかなり微妙である。私はヘッドスライディングをする。
あと少しで私が岩の下敷きになるところである。

続く
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:24:04.98 ID:KbTyfU.0
ちなみに続きは10分後
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 22:33:01.56 ID:cr4r1NMo
レスthx!

>>727
手を伸ばそうとしたとこをかがみに見られる>>727が見えた(^q^)

>>728
ほら、語呂悪いし。ってかこーちゃんにかわいい系はむ

>>730>>733
>エロくなったら困ると思って裸表現を抜いてたのに……
>裸表現を抜いてた
つまり……(*´Д`)

どっちものんびり待ってます!(事件、ねこなた)
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:33:57.78 ID:KbTyfU.0
>>738

………
三つの宝石が激しく光る…
無事に私は最後の岩を交わすことが出来た。
そこにひとつの自家用飛行機待って…何かバルカン砲みたいなものが付いているんですけど、
そこにゆきちゃんが顔を出す。
「つかささん、宝石を全ておいてください、さもなければこの麻酔銃を撃たせていただきます…
しかし…こんな事で友人に武力行使はしたくありません」
「駄目だよ…私の意志はそんなもので折れるようなものじゃないから」
「ならば仕方ありませんね…みなみさん…」
みなみちゃんは、拳銃をこちらに向ける。
「ごめんなさい…先輩…」
みなみちゃんは私に向けて数発撃つ。
私はそれを全てかわしていく。
ゆきちゃんは、何かのスイッチを押した。
バルカン砲から大量の麻酔弾が放たれる。
「ひぃやああああああああ!!」
私は、森のほうに隠れる。
「なるほど…森の中ですか…考えましたね…森の中に入られてしまえば怖いのは跳弾のみ
しかし…甘いです!!つかささん!!火炎放射機!!スイッチオン!!」
しかし…何も出てこなかった!!
「不発ですか…仕方ありません…」
私は唯一の反撃方法を見つけた、地上に落ちた麻酔弾を奪い取り…
それをゆきちゃんとみなみちゃんに当てる。今の状況で勝つ方法はこれしかない。
私は落ちていた麻酔弾を二つほど取り。
拳銃の中に入れる。
「御免ね…ゆきちゃん、みなみちゃん」
そう言って私は、麻酔弾を放った。

さらに続く(5分後)
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:37:50.96 ID:KbTyfU.0
しかし…見事に外してしまった。
「そこですね!!つかささん!!」
みなみはつかさにむけて一発麻酔弾を放つ。
つかさは、地上に足をつけて、眠り始めた。
「残念でしたね…つかささん…あと一歩のところで…あなたの苦労は報われませんでした」
みゆきは、飛行機から降りてつかさに近づき、
彼女が苦労して集めた三つの宝石を彼女のポケットから奪い取った。
「行きましょう、みなみさん」
「…はい」

そう言ってみゆきとみなみは、ゆたかビルに向かった。
ゆたかビルの上に彼女達の目的地である、ゆたかの館があるのだ。

同日PM11:02
「ユーチャン、ユーチャン」
こなたは、ゆたかにゆっくりと近づく。
「4年に一度の葉月の新月の夜に此方になるのか…彼方になるのかが決まるのですよ…
私の大好きな彼方お姉ちゃんを私は蘇らせるのです…それは此方お姉ちゃんの犠牲によって」

続く
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 22:41:59.16 ID:EonPL7.0
>>734
―君がこなたでこなたが君で―
かなたさんありきの設定。いつもの休日、今日もまた一日をネトゲで過ごす
そんな日が来ると思っていたこなた。しかし、
かなた「こなたー!起きなさい!こなたー!!」
デジタル時計の一番左にはいつもは見えているはずの数字が今日はない、そんな朝早くに起こされたこなた、しぶしぶ目を覚まし、かなたのいる台所へ
すると、台所にいたかなたは驚いた、起こしたはずの娘の姿が自分自身に変わりなかったから…
そうじろう「お、今日は早いなこなた、さては起こされ…!!」
朝のトイレから戻ったそうじろうが目にしたのはふたりのかなた…
はてさてどうしてこうなってしまったのか、こなたは元に戻れるのやら…

要約するとこなたとかなたが入れ替わる、もしくは中身は別々だけど姿形がどちらかになっている、そんな2人に巻き起こるちょっぴり心温まるお話
744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/11(月) 22:51:06.50 ID:cr4r1NMo
>>742
乙。
いやその……なんだ。つかさ、銃弾飛び越えんなw

>>743
期待ww
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 22:59:49.98 ID:AqBGdwSO
今、一話完結のSS書いているのだが
まだストーリーの半分で既に容量が50kを超えちまった

こんなに多いのをいっぺんに読むのは辛いかな?
分割した方がいいのか……?
今まで糞長いSSをコンクール以外で投下した事ってこのスレである?
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 23:03:09.36 ID:KbTyfU.0
>>745
始末部隊SP1は全部合わせると、44位行ってますよ
参考程度に
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 23:06:58.86 ID:AqBGdwSO
>>746
言い方が悪かった

50k以上(まだこれからも増える予定だが)ある作品を一度に全部このスレに投下したことあるのかな?
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 23:21:50.36 ID:KbTyfU.0
すいませんそこまではわかりませんねえ、
とりあえずwikiの方にはそんなに長い作品は見たことがありません。
(コンクール作品以外で)
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/11(月) 23:29:24.89 ID:AqBGdwSO
そうですよね〜……

まぁ、まだ完成じゃないし、完成したらまた来ます
レスありがとうございました
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/12(火) 00:34:26.23 ID:VeBeP.DO
大好きだった…

周りの皆から冷やかされるのが嫌で皆の前では

「別に好きとか…ただの幼馴染みってだけだし」

とか言っちゃって

伝えなくきゃ…そう思ってたけれどずっと臆病なままで…

‐そうくんの思い出‐

鋭意執筆中!








ってそんな淡い恋愛だとかそーゆーの書けねorz
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 00:48:51.77 ID:hp4LdAc0
でも読みたい。そうじろう、かなたの過去はすきなジャンルだし。楽しみにしてる。
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 00:50:04.63 ID:2irC0KA0
さてと…そろそろ完結しますか
1:00位に更新開始いたします。
753 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:01:08.33 ID:2irC0KA0
「オマチシテオリマシタヨ」
「あれっ?日本語勉強した?」
「ハイ、イツカニホンニイクトイウコトヲカンガエタノデ」
「ところで…来る前に調べてほしいと頼んだ、マフィアの基地は何処か特定出来た?」
「…トーゼンデス、シラベマシタヨ、タイヘンデシタ」
そう言って、パティは、乗ってきたタクシーに案内した。
そして、タクシーで、場所の名前をいう。

その場所の名前を聞いた瞬間、タクシーの運転手の顔が変わったが
パティがすぐに大量のお金を出したときに、走り出した。
「マッタク、ニホンジンハカワリモノデスヨ
イッタイダレガトクヲスルトイウノデスカ」
「始末部隊というのはそんなものだよ。
ただただただただ…人の願いを叶えるのみ…それに私はこれで生活を
成り立たせているのだから、切っても切れない関係なのだよ」
「マア、ワタシモシマツブタイデスカラ、アーダコーダイエマセンネ」
あれから数日しか経っていないのに、滅茶苦茶片言だけど、言葉の意味は
かなり理解している。これは日本に来るのは本気みたいだ。
しかし…ここまで覚えるのはすごいことだと思う。

そんなこんなことを考えていると目的地にたどり着いた。
「ココネ」
「ありがとうございました」
「こりゃまた…大きいッスネ」
「全く…マフィアがこんなに目立っていいのかな?」
こなたは、そう言い残して、真正面から堂々と潜入した。
754 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:01:33.26 ID:2irC0KA0
『なっ…何者だ?』
マフィアメンバーの一人の新聞配達員に声をかける。
マフィアの人から顔はよく見えない
『こんにちは、新聞の集金に参りました』
新聞配達員はそう答えた。
『あ〜確かにそろそろ一ヶ月か…ちょっと待ってろ…ボスを呼んでくる。』
そう言って、後ろを振り向いた瞬間、体は後ろを振り向いたはずなのに
向きは、まだ新聞配達員だった。
「…」
そのマフィアの人は倒れた。
ひよりは、こなたの横を通り、近くの壁のへこみなどを利用し、
二階のバルコニーで待機をする。
ひよりは、こなたの方を向いてコクリとうなずく。

「そろそろ…いい報告が来るころだろうと思うんだよな!!」
まだ…日本のマフィアから負けたというような情報は到着していない。
何故ならば…

新宿歌舞伎町にあるこのマフィアの組。
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
みさおの兄は、受話器を取る。
「こちら…新宿歌舞伎町の方だが?」
「ルピ」
マフィアのボスの声である。
「ピル【大泉が調べた合言葉】」
そう言うわけで…しばらくは新宿歌舞伎町の全滅という状況は、
しばらくばれないというわけである。
755 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:02:01.09 ID:2irC0KA0
「はははっ…残念だったなフルハウスだよ」
もう一人のマフィアは、そのカードを見せつけられても
余裕そうにワインを一口を入れる。
「こちらはフォーカードだ。せっかくのフルハウスだが…残念だったな」
「オーそちらも残念無念また来週という感じだな
こちらはロイヤルストレートフラッシュだったよ」
あんぐりと二人のマフィアは口をあける。

「たった一回の勝負で、こんな状況になるとは
(下手するとこの状況になるのは0.1%もない)今夜は何かありそうだな」
その時、横から窓が割れる音が聞こえた。
マフィアは、少し酒に酔っていてすぐには理解できなかったが、
入って来た黒髪の少女は見たことがないという理由で敵が攻めてきたと理解する。

がやはりその事実を理解できたのはかなり遅かったようで、その黒髪の少女の
Gペンが見事に一人のマフィアの首筋を刺す。
「ぐっ…」
そのまま、黒髪の少女は、そのマフィアを投げ捨てる。
「ちっ…ちきしょう!!」
そう言って一人のメンバーがひよりに向けて撃とうとする。
その直前にひよりがサイレンサー付き拳銃をマフィアの心臓に向けて撃った。

「がはっ…」
そのまま、そのマフィアはそのまま倒れた。
ひよりは、そこから部屋を抜け出そうとする。

さっき倒したマフィアが無理矢理這いずっている。
(ば…か……め…私がサウスポーという事を知らずに
【左利きは、体内部の構成が左右正反対となっているケースがある。】)
756 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:02:22.86 ID:2irC0KA0
(くっくっく…後悔なら…あの世でじっくりとするんだな…)
そうして…そのマフィアは、ゆっくりと銃口の先をひよりの頭に向ける。

ドキューン!!
この音がマフィアのボスの館にいる人達の耳に入る。
そして…各マフィアの武器をとる。
拳銃かナイフが基本だけど、そして、配置についた。

それを曲がり角の地点で覗き見ていた、こなたが待機していた。
(同人作家…少ししくじったみたいだね。
同人作家なら必ずサイレンサーをつけて銃を撃つはずだから…
さっきの銃はこのマフィアのメンバーの誰かが撃ったものだね
同人作家がその一撃をかわしたかどうかはともかく私達が来たという
事実は奴らに知れ渡った…今回の標的である。
マフィアのボスは、こういう非常時に何かと準備をしていると考えていいから
少し苦労しそうだね。でもまあ…その途中の道までは苦労はしないんだけどね!!)

こなたは堂々とマフィア達の目の前に姿を出す。
『!!潜入者だ!!』
マフィアの人たちは、こなたに向けてマシンガンを撃ち始める。
すぐにこなたはさっきの曲がり角に隠れる。
(まあ…このままだと流石に無謀というものだよね)
こなたはそう考えながら、変装服の内側ポケットに手を突っ込む。

それは、特殊な形をした手榴弾である。
メタルス○ッグというアクションゲームをした事があるなら簡単に説明できるが
あのゲームに出てくる、初期状態の手榴弾と同じ形である。
757 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:02:51.61 ID:2irC0KA0
こなたは、思いっきりそれを投げた。
「なっ…手榴弾だ!!各自爆発に巻き込まれないようにどこかに身を隠せ!!」
その言葉のすぐ後にマフィアの人たちは、身を隠す。

がいつまで経っても爆発しない。
「…なっ…何だ?不発弾か?」
マフィアの人たちは、ゆっくりとその手榴弾に近付く。


「ヒヨリ、ユダンシタラ、ダメダメネ」
パティは拳銃をその死んだ持ち主の元に投げて、ひよりに向かって歩き出した。
「ヒヨリ、タクサンコチラニキテイルネ」
「隊長の時間稼ぎという事なら問題ないッス!!」
ひよりは、その部屋にある。パティは、スケボーの先端にしっかりとナイフをつけた。
「イクデスヨ!!」
パティは、スケボーの横に足をつけて、廊下を駆け出し始める。
かなりの熟練者のようで、スケボーを使っているというより
踊っているといった方が正解という状況である。
跳びながらぐるぐると旋回したり、乗っているパティが銃をスリ取って、
残りのマフィアメンバーを撃ったりしている。
一言で言うと、間違いなく無茶苦茶強い。
「なかなかやるっスね!!」
「ヒヨリモネ」
ひよりもパティの攻撃範囲内に長い時間経っているのに
彼女は、パティの攻撃に巻き添えを食わず、それかつマフィアを確実に仕留めている。
758 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:03:15.01 ID:2irC0KA0
「それじゃあ!!行くっスよ!!」
パティとひよりは、二手に分かれて大勢のマフィアの人々に攻撃を仕掛ける。


その頃、こなたはというと
「…不発弾だな…よし!!構わずに突っ込め!!」
その時、グネレードからガスが出てくる。
「!?」
次の瞬間、マフィアの人々は倒れて行った。
「リモコンタイプの毒ガス弾だよ…油断したねえ」
こなたはガスマスクをつけてさらに奥に進み、目的の部屋に辿り着いた。
「ほほぉ…最後の虫が…やってきたか」
間違いない、少し前に見た、このマフィアのボスだ。
こなたは、ゆっくりと彼の元に近付く。
「待て待て…何も対策なしに私がここに待機をしていると思うか?」
そのセリフと同時にこなたは跳び上がる。
その直後にこなたの足元に何かが通る。
手裏剣である。
「やっぱりね…流石に一人だけで待っているとは到底思えないからね、
一人で待っているとするのならば、余程の策があるか、
それともただの自信過剰なのか…それともただの馬鹿だけだからね」

「その二人の兵士は、私の自慢の部下だよ…
これに勝てるとすれば余程の実力者ということになるな…
貴様には悪いが、ここでくたばってもらおう」
片方は忍者系の恰好をしている、恐らく手裏剣を投げたのはこっちだろう。
もう一人は、カウボーイ系の恰好をしていて、ナイフを持っている。
そして、両方先端に、ナイフがついている
ローラーブレードを履いている。
759 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:03:33.93 ID:2irC0KA0
「一人の人間を相手にするわににはかなり本気という感じの状態じゃん」
「聞くところによると、君は始末部隊のかなりの実力者、
半端な戦力で君と対決するのは君に対して失礼だと思うからね。
さてと、私は高みの見物と行くか」
そう言ってマフィアのボスは、自分のグラスに赤ワインを注ぐ。
その時に二人の部下がこなたの元に走ってくる。
こなたは、隠し持っていたナイフで、カウボーイ系の方の一撃を受け止める。
「ちっ!!」
すぐに反対の方向へ逃げ出す。こなたは後ろを振り向き、連続でナイフを振る。
それでこちらのほうに飛んできた手裏剣をすべて弾く。
その瞬間にカウボーイの方が近付いて、ナイフを数回交える。
なるほど…こちらの体力を無くす作戦できたか…正直…長期戦はつらい。
体力なら始末部隊の誰にも負けない自信はあるが。それでも二対一となると、
この状況はそう簡単には打破できないだろう。
さらに…かなりこの二人息が合っている。
まともに相手をしたら、恐らく勝てないだろう。
ならばどうするか?

こなたは離れようとしたカウボーイの服をつかみ。
忍者の服の方の投げてきた手裏剣の盾にする。
「がはっ…」
ゆっくりと倒れる。
「これは…間違いないね…即効性の痺れ薬を塗っていたか。」
その人を全く関係ない方向へと投げ捨てる。
「くっ!!」
忍者の方は軽く汗を流す。
こなたは、忍者の方を振り向いた。
お互いに相手を睨みあう。
お互い睨み合ったあと、こなたが先に動き始めた。
760 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:03:54.80 ID:2irC0KA0
しかし、こなたが向かった先は、忍者系の部下ではなかった。
さっき、気絶したカウボーイ系の部下である。
「?」
「やっぱりね…簡単にあそこまで息が合っているというのに
何であれを許したのかなと思ったら案の定、口の中に痺れなおしの薬があるよ…」
「ぐっ…!!」
「全く一度油断させておいて意外に隙がないね、
だけど少しだけ相手が悪かったかな?」
そして、こなたはそのカウボーイ系の方の部下の首を折った。
「…さてとこれで後は君だけだね…」
今度はこなたは忍者系の方に迷いがなく突き進む。
「ぐっ!!」
忍者系の方は、腰にかけている刀に手をかける。
(あれは…)
こなたは、一気に近づく。
「はっ!!」
忍者系の方は、気合いをこめて剣を抜いた。
いわゆる居合抜きである。その一撃は、こなたの体を真っ二つにした。
忍者系の部下はそう思った。
が後ろから思いっきり蹴られ倒れる。
「残念だったね…」
こなたは、その時にはもう首をつかんでいた。
「わっ…私がさっき斬ったものは一体何だったんだ?」
「みればわかるよ、ほら」
こなたは、部下が斬ったものの方向に無理矢理、向かせた。
その時に、軽くゴキリという音が首から鳴った。
「なっ!!」
761 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:04:23.76 ID:2irC0KA0
「大泉に習った実体分身の術だよ、触った感覚があるという分身を作ったんだ」
「ぐっ…そう言えば、日本には昔そう言う分身の術があったと聞いたことがあるな」
「…というわけで…君の対策不足という事でいいよね?」
そのままこなたは、その部下の骨を折った。
そして、マフィアのボスの方向を振り向く。
「今のうちに逃げればよかったものを」
『まっ…待て…わっ…私が悪かった…頼む…頼む!!助けてくれ!!』
こなたは、ナイフをしまう。
『あ…ありがとう…というわけで…これでも…喰らいな!!』
そう言って、こなたの方向に拳銃を向けて銃を放つ。
が…それはこなたの脳天を撃ち抜かなかった。
「…あなたの内心を読まれていないとでも思った?
それは都合のいい勘違いだよ」
こなたは、ゆっくりと手を開いた。
そこにはボスが撃った銃弾が彼女の手のひらにあった。
「あなた達に関しては個人的な怒りがあったからね。私みたいな人たちを
誕生させようとした事に関してね、それも理不尽にね…まあ…その子は
あなた達の手によって殺されたらしいけど、それでも私達見たいな子を作ろうと
した事に関しては許したくないからね…でそういう人たちに関してはそれなりの
報復をすることに決めているんだ、それがあなた達が最初という事、
でもね、ただ[ピーーー]だけじゃあ、味気がない上に怒りが収まるかどうかわからないんだ
だから、心に誓ったのそう言う人たちの殺し方をそう言う人たちはね、
自分の策に引っ掛かったと一端そう思わせておいてね。
絶対的勝利を確信した一撃を止めてね、それをそのまま返すという事にしているの」
こなたは無気味な笑い方をしている。
ボスの体は震えて、動けない。
762 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:05:25.50 ID:2irC0KA0
こなたは、持っていた銃弾を指で弾いた。
その銃弾は、見事にボスの心臓を撃ち抜いた。
「あがっ…うぐっ…このままでは済まさない!!せめて、貴様だけでも!!」
ボスは、最後の力を振り絞りこなたの頭に銃を向ける。
「残念だったね…」
その時、こなたの横にナイフとGペンが通る。
ナイフとGペンはボスの脳天を貫いた。
ボスは、そのままテーブルに倒れる。
「終わったか…今回の依頼は完全に」
「はい…終わりましたっスね…」
「マサカ、ヒトツノイライガココマデハッテンスルトハオモワナカッタネ…」
「さてと…そろそろ…日本に帰らないとまずいかもしれないね」
こなたは日本時間を表示している時計を見る。

「ホントウニモウカエッチャウンデスカ、ゼンカイイジョウニアッケナイデスネ」
「今度の予定に間に合わなくなるんだ、それじゃあ」
「ソレデハ、ワタシガニホンニキタトキハ、ヨロシクオネガイデスネ」
こなたとひよりはボスの部屋の隣にある。
個人用のジェット機に乗った。
これでかなりのスピードで日本に変える事が出来る。
「それじゃあ、ありがとうパティ」
「ミサオサンヤユタカニヨロシクツタエテクダサイ」
こなたは、本当に日本語の勉強をしているなと考えた。
ここまで日本の礼儀作法も覚えているのだから
そう思いつつ、こなたはジェット機を発進させた。
763 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:05:46.88 ID:2irC0KA0
こなたは、とある寺の墓場に来ていた。
一つ一つ、墓を確認している。

そして、一つの墓の前の花瓶に仏花を入れる。
「全く…とんだ最期だったね。まあ…そちらの方がいいかもしれないけど」
こなたは、普通の子供から始末部隊になるまでの過程を思い出す。

「今じゃあ…私死にたくても[ピーーー]ないのだから…
だから…今死んだ方が良かったのかもね」
そう言って、こなたは沢山の同人誌を取り出す。
「とりあえず、完全に健全な一般の本だから君にあげるよ、
私のお気に入りのサークルだから結構面白いと思うよ」
墓の前に同人誌と何かを置いて、こなたは立ち上がり、その場を去った。
それは、ロボットのもののフィギュアであった。

(ふう…人間とは儚いものだね…)
こなたはそう思いその寺を去って行った。

第4話に続く
764 :始末部隊SP1「こなた、アメリカに行く」final2008/08/12(火) 01:07:23.28 ID:2irC0KA0
以上ですご付き合いありがとうございました。
ちなみに第五話現在制作中です。
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/12(火) 07:06:50.46 ID:/sh2ggk0
>>764
お疲れ様〜
パティつえぇぇwwwwみんな強いなww
次回も期待してます。
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/12(火) 07:30:28.50 ID:g2LNTMDO
>>764
GJ
イイ!スゴくイイ!!
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 12:22:03.94 ID:1WmtGsSO
wikiにあった
失われた記憶、終わらない友情
って何?見た事ないしIDもない
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 12:28:07.45 ID:rVkz.6AO
>>767
よくわからない。
過去作品でもなさそうだし、誰かが新規で入れたんだろうね。
コンクールの時もこんなような事が起きたし、ひょっとして今回も同一人物か?
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 12:33:53.62 ID:1WmtGsSO
またか……
でも前の人はかなり厳しく注意されてた記憶があるし別人じゃないかな?
同一人物だったらもう救いようがないなww
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 12:38:44.91 ID:WGz9fIAO
同一人物っぽいなぁ。音引き的に考えて
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 13:33:04.24 ID:7XBh16g0
さて、ちょっと横から失礼しますよ〜。
暑い時はドラこなたの息でリフレッシュ!ただし浴びすぎて凍らないようにネ…

ハーフドラゴンこなた、第4話。始まりますよ〜
772 :ハーフドラゴンこなた〜第4話:もうひとりのハーフドラゴン[saga]:2008/08/12(火) 13:33:43.62 ID:7XBh16g0
私は泉こなた。
人間の父と、ドラゴンの母との間に生まれたハーフドラゴン。
いまだに人間の暮らしになれていない私だけど…何とか元気でやってます。えぇ。

それにしてもこの前は散々な目にあっちゃったよ。
みゆきさんに呼び出されてきてみればツノをヤスリでガリガリッと削られちゃうし。
…お金持ちの考えることって……よくわかんないよ……。
アレから一週間経つのにまだ頭がスースーする…。
まぁ、みゆきさんもちょっとした好奇心が働いただけなんだろうけど。

さて、今私は何をしているのかっていうと、柊家に来てゲームをやってる…んだけど…。

――アイスドラゴンが あらわれた!
「こなちゃん、なんかすごい強そうなのが出てきたよ〜」
「よしきた、任せろ!……バーニングダークネスフレイムオブディッセンバー!!」
――こなこなは ファイアをとなえた!
――かいしんの いちげき! ドラゴンをやっつけた!

「やった、やったよ!こなちゃんすごいね〜」
「…うん、そだね……」
「どうしたの、こなちゃん…元気ないよ?」
「だってさ……こういう風にドラゴンがゲームで敵として出てくるとさ…自分の親戚をいじめてるみたいでなんか精神的にダメージが来るんだよね…」
「あ、そ…そうか…こなちゃんって半分ドラゴンだもんね……」

と、ゲーム談義で盛り上がっていた頃、かがみが帰ってきた。
「おーっす、つかさただいまー。…あれ?こなた来てたの?」
「うん、どうしてもこのゲームがクリアできなくって…」
「どうでもいいけどこなた、アンタ元気ないじゃない」
「実はかくかくしかじかでさ……」
773 :ハーフドラゴンこなた〜第4話:もうひとりのハーフドラゴン[saga]:2008/08/12(火) 13:34:02.75 ID:7XBh16g0
と、かがみの後ろから聞きなれた声がした。
「おーす、ちびっ子元気かー?」
「みさきち?」
「今日はヒマだからこっそり柊のあとについてきちゃったんだぜー」
「ア、アンタいつの間に…てか峰岸はどうしたのよ?」
そういえば…峰岸さんがいない。いつも2人で一緒にいるのに…。
「あー、あやのは今兄貴とデートに行ってるから遊べねーんだってよー、つれねーよなー」
と、話に花を咲かせている時に、つかさはみさきちに言った。
「…あ、そうだ。丁度ゲームやってたんだけど日下部さんも一緒にやる?」
「おぅ、うけて立つぜー!な、柊ー」
「お、おい…」

―――『こなた超人!今月の 営業成績を 報告してください!』
「…いやぁ、パーティーゲームって皆でやると盛り上がるよねー」
「ホントよねー。…こなた、今回という今回は私が勝たせてもらうわよ?」
「…うう…私はせめてビリから脱出できれば…」
私たちは4人で、パーティーゲームをやっていた。
すごろく形式のパーティーゲームで、町で物件を買ったり、相手をジャマしたりしながら目的地を目指してお金を稼ぐって言うゲームだ。
「お?ウチのターンだなー…えーと、目的地まで30マス…?」
みさきちが不敵な笑みを浮かべた…。一体これは…まさか!?
「ドロー!リニアカード!!」
「「「あーっ!!!!!!」」」

…みさきちが、目的地に入っちゃった…。
「ちょっと日下部!アンタだけ抜け駆けはずるいわよ!」
「うぅ…またビリだよ…」
「いやぁ、してやられたなぁ〜…次の目的地は…さ、札幌!?」
「札幌カード持ってるから余裕だってヴぁ☆」
「いやいや、ちっと自重しろよ…」
「酢〜……」
と、漫才を繰り広げている時だった。
「…しっかし、何か痒いよなー」
「みさきち?ひょっとして蚊に刺されたの?」
「いやぁ、そんなんじゃなくて…なんか、羽根がムズムズするっていうか……」
羽根……?まさか、みさきちも、私たちと同じ……?
そして次の瞬間、私の予感は的中することになる。
774 :ハーフドラゴンこなた〜第4話:もうひとりのハーフドラゴン[saga]:2008/08/12(火) 13:34:24.71 ID:7XBh16g0
「あーっ!もう我慢できねー!!」
「ちょっ!?日下部!?」
「ひゃぁっ!?」
…みさきちは大きく伸びをすると、その姿を変えた。
それは、私と同じ……ドラゴン族特有の翼、尻尾、角…そして、長く前に伸びた顔だった。
ただ、私と違うのは…私の場合は青い鱗と白い羽毛で表面が覆われているのに対し、みさきちの鱗は赤いということ。と、いうことは…

「ふぅ……やっぱりこっちの姿の方が落ち着くぜ☆」
「羽根をどけろー!重いから!!」
「みさきち?……みさきちもハーフドラゴンだったの?」
「おう!」

……みさきちの話だと、みさきちの父親はファイアードラゴンで、その竜使いだった母親と結婚してみさきちとお兄さんが生まれたんだそうだ。ハーフといっても、みさきちのほうがドラゴン分多めに入っちゃったらしい。待てよ?ファイヤードラゴンっていうと…?

わたしはちょっと、みさきちをからかってやることにした。自分だけ勝ち逃げしようとした罰だっ、それ!ドラゴンブレスだっ!

「耳元に冷たい息〜!ふぅ〜…」
「ヴぁ!?や、やめろよちびっ子!冷てーってヴぁ!!」
うん。予想通り、炎系は氷系の技に弱いみたいだネ。

「…結局、私はビリだったよ〜…」
「つかさってなんで、こういうゲームが不得意なのかしら…」
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 13:36:05.90 ID:7XBh16g0
以上です。
こなたもブレスは一応吐けます。かなたさんほどの威力はないけど。

しかし、書いてるうちにドMな日下部父が浮かんだ俺って一体…orz
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 13:38:23.40 ID:hp4LdAc0
みさおもかー。隠れハーフおそるべし
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 18:45:33.06 ID:2VgBS9U0
最近避難所酷いな。宣伝だらけジャン
業者も人の子のはず、迷惑だって分からないのかな?
それとも人外なのか・・・?恐ろしい!!
送ってるのがゆーちゃんなら、健気にがんばってて微笑ましくも思えるのに・・・
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 19:14:04.01 ID:qGehZlI0
まつりならやりかねないな。
あー、ストレスたまるわね!まったく!
とか言いながら日々荒らし三昧。
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 19:40:19.08 ID:1cjivkDO
>>775
なんかみさおとこなたの戦いが頭に浮かんだ。
これは何かの伏線なのだろうか……
 

さて、蚊に刺されまくりな俺が通りますよ、と。一応グロ注意かな。大丈夫だと思うけど
780 :らき☆すた殺人事件〜紅く染まる白銀の世界〜[saga]:2008/08/12(火) 19:42:43.82 ID:1cjivkDO
FILE.4


「ん……」

だんだんと意識がはっきりとしてきた。目を軽く擦って上半身をあげる。
しかし、目が開かない。開けようと努力をするのだが、どうしても一瞬で閉じてしまうのだ。
昨日の朝のように身体がダルく、この姿勢をとっているだけでも疲れてしまう。
加えて、なぜか頭がガンガンする。とてもではないがまともな思考ができなかった。

(な……なに……? 身体が……動かない……)

重力に逆らえるわけもなく、ゆたかの身体は再びベッドに沈んでしまった。
 
 
 
結局、ゆたかが動けるようになったのはそれから数十分が経ってからだった。

「なんだったんだろ……」

そう呟いたところでわかるはずもなく。仕方なく考えるのをやめて着替えを済ませ、マスターキーを持って部屋の外へ。
携帯で時刻を確認すると、すでに8時を回っていた。早く食堂の鍵を開けなくては厨房に入ることすらできない。
こなたとひよりが健在なのを確認し、鍵を開けて食堂に入り、そのまま西館へ向かう。

(峰岸先輩、もう起きてるかな……)

起きるのが遅れてしまい、捜査の時間が少なくなってしまった。謝るべきだろうか。
とりあえず、東館の人間が健在であったということを報告しなければ。

「峰岸先輩。開けてください、小早川です」

声でわかるとは思うが、何かあったら嫌なので名乗ってからノックをする。
しかし、声が帰ってくることはおろか物音一つしない。
もしかしたら、まだ寝ているのではないか。そう思って踵を返した時、
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 19:44:11.74 ID:1cjivkDO
>>780

「……ん……?」

扉の下が、赤黒く染まっていることに気が付いた。
ひざまずいてそれに指をつけてみるが、変化は起きない。色やこれまでの経験からして、どうやら血が固まったもののようだ。

「……血……!?」

頭をフル回転させ、昨日の記憶を呼び起こす。
昨日、ゲレンデから帰ってきたあと、監視室で一昨日の丸太小屋の中を確認し、あやのの部屋に行って……
その時には、こんな血溜りなんかなかったはずだ!

「峰岸先輩! 開けてください!! 峰岸先輩!! 峰岸先輩!!?」

左手を拳に切り替えて何度も何度も扉をたたく。
ダン、ダンという大きな音に、ゆたかの叫びにも似た声……
これだけの音がすれば、例え寝ていたとしても確実に起きるようなものなのに!

「峰岸先輩!! 峰岸せんぱ……あれ?」

鍵がかかっているだろうから無駄だとは思いつつも、ドアノブに手を掛けてみる。
すると、どういうわけかドアノブがスムーズに動いてしまった。
鍵が、掛かってない……?
いや、そんなのあり得ない。だって自分たちからみんなに『必ず鍵をかけて』と言ったのだ。それを忘れるわけがない。
ならこの『開いてしまったドア』はどう説明付ければいい!?

「峰岸……先輩……?」

熱くなった頭を必死に冷やしてから、慎重に扉を開いた。

「ひっ……!!」

その光景を見て、ゆたかは目を見開いたまま動けなくなった。
血によって紅く染め上げられた部屋、自分の足元に倒れた、あやのの変わり果てた姿……
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 19:45:57.77 ID:1cjivkDO
>>781

「うっ……ぷ……!!!」

あまりの光景に嘔吐感を覚え、踵を返してトイレに駆け込んだ。
洗面台に顔を思い切り近付け以下略。

「はぁっ……!! はぁっ……!!」

信じたくなかった。
だが、この目で見てしまったのだ。あやのの変わり果てた姿を。
残酷な事実だけが、少女の双肩に重く重くのしかかっていた。

「ゆたか……どうしたの……?」

いつのまにか後ろにみなみが来ていた。
だが、ゆたかは振り返らない。振り返ることができない。
もうこれ以上、誰も殺させないと誓ったというのに……。いまさらどうやって親友の顔を見ろというのだ。

「み、みなみちゃん……私……私……!!」
「ゆたか……?」
「触らないで!」
「ッ!!」

差し伸べられたみなみの手を払いのけ、自らの両肩を抱くようにして床に座り込んだ。
ゆたかのあり得ない言動と行為に驚き、若干の恐怖を感じた。そしてそれは、ゆたか本人も。

「私には……みんなの友達でいる資格なんかない……! 私なんか……私なんか……!!」

その時、ゆたかの目の前の景色がぐるぐると回った。
回るだけじゃない。形も、色も、なにもかもが溶けるように崩れて……
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 19:47:37.56 ID:1cjivkDO
>>782

「ゆたか……!? しっかりして!! ゆたか!!」

昨日までの疲れと、あやのの死という強烈すぎる出来事が重なってしまったのだろう。ゆたかはそのまま、意識を手放した。


・・・


「……ん……」
「あ、気が付いた?」

うっすらと目を開け、最初に飛び込んで来たのは、長い黒髪と眼鏡が印象的な女の子――田村ひよりだった。

「田村……さん……?」
「Meもいるデース」
「私も……」

上半身を起こしてぐるりと辺りを見回す。
ひよりだけではなく、パティにみなみの姿がそこにはあった。
机の上には、自分のバッグが置いてあった。とすると……ここは自分の部屋なのだろう。

「峰岸先輩のこと……見てきた。本当に……『残念』って言葉じゃ足りなさすぎるくらいに……」

そこでひよりの言葉が詰まる。
他の人達だって、あんな死体を見て平気でいられるわけがない。
よく見ると、ここにいる全員の顔が青ざめていた。それほどショックだったのだろう。

「ねえ、ゆたか。もしかして、峰岸先輩が殺されたの、自分のせいだって思ってない?」

みなみの言葉が、胸に突き刺さる。
そうだ。自分がもっとしっかりしていれば、こんな事件は起こらなかったはずなのに……
みなみの手を振り払ったのも、そうした思いが理由だった。

「自分を責メちゃダメデス! ワルイのはCriminalデース!!」
「パトリシアさんの言う通りだよ。悪いのは犯人で、ゆたかはまったく悪くない」

Criminalの意味がわからなかったが、みなみのおかげで『犯人』という意味だということがわかった。
そして、三人がここにいる理由も。
彼女達は自分を励まそうとしてくれているのだ。

『悪いのは犯人』……その言葉に間違いはない。
だがそれでも、阻止できる殺人だったのではないかと負い目を感じてしまう。

「でも、私――」
「だったら」

その胸の内を伝える前に、みなみの言葉が被った。
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 19:48:54.38 ID:1cjivkDO
>>783

「犯人を……必ず見つけよう。それが、ゆたかのできる罪滅ぼしだ」

その言葉が、ゆたかの中に巣食っていた闇の感情を浄化してくれた。
今の自分にできることは、こうやって負い目を感じて嘆いていることではない。
みゆき、そしてあやのを殺した犯人を見つけだすこと。
みなみがこの場にいなかったら、自分はどうなっていただろう。ゆたかはちょっとだけ怖くなった。

「小早川さん、ファイトっ」
「自信を持つデス!」
「ありがとう、みんな……」

それぞれの応援の言葉に素直に感謝の言葉を告げた。
だが……この中に犯人がいるという可能性を考えると、手放しでは喜べなかい。

「……そういえば、こなたお姉ちゃんは?」

もう一人の生存者、従姉の泉こなたがこの場にいないことにようやく気付き、誰にともなく尋ねた。

「ああ、泉先輩なら――」
「いぃいやあぁぁあぁぁぁぁあっっ!!」
「ひゃあぁあ!?」

ひよりが答えようとした瞬間、隣の――こなたの部屋から、大きな物音と、奇声ともいうべき悲鳴が聞こえてきた。
あまりの大声に、ゆたかは耳をふさいで縮こまる。

「ひゃぁあぁがぁあぁぁぁあぁぁっ!! 開けてッ!!! 開けてえぇェッ!!!
 誰かっ!! 誰かここを開けてっ!! 開けて私を殺してぇええぇぇええェェッッ!!!」

それは、あまりにも痛々しすぎる言葉だった。

「……コナタ……アヤノが殺さレたの聞いて……Crazyしチゃったデース……」
「危なかったから気絶させて、部屋に閉じ込めておいたんだけど……」
「うあぁぁあああぁあぁぁあああァ!! 殺してッ!! 私を殺してぇええぇぇええッッ!!」

それはおそらく、世界で一番悲しく、切なく、痛々しい願いだろう。
だが……それを『演技かもしれない』と思わければいけない自分が、腹立たしかった。
 
 
 
「うぅぅうううぅう……! 誰でもいいから……私を殺してよぉ……!!」

こなたの叫びが呻きに変わった頃、ゆたかは事件を整理しながら、自室をうろうろと歩き回っていた。
西館で起きた殺人事件。外に足跡がなかったことから、犯人は西館の二人であるということが伺える。
この別荘の中からは、食堂を通らない限り東西の行き来はできない。食堂には鍵をかけたので、西館の二人に間違いはないだろう。
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 19:50:16.10 ID:1cjivkDO
>>784

だが、今回の事件には不可解な点があるのだ。

あやのの部屋の鍵がかかっていなかったこと。自分達が言い出したことなのに、それを忘れるのはあり得ない。
だとすれば、犯人が開けたとしか考えられない。
侵入するためにピッキングをしたか、あるいは意図的に鍵を開けたか……
後者の場合、その理由がわからない。だから、鍵を開けて侵入した可能性が高い。
問題は、どうやってこの鍵を開けたのか。
ドアノブは壊れていなかった。無理やりに侵入したわけではない。
ピッキング……とは言っても、そんな高度な技術をこの中の誰かが持っているとは考えにくい。
マスターキーは自分の机の上にあった。それに、鍵をかけていたから侵入されるはずがない。

「……あれ……?」

ふと、違和感を覚えて立ち止まる。
何かとんでもないことを見落としている気がする。昨日の夜から、今日にかけて。

「ん、と……」

昨日の夜、食事をとった後に雑談をして時間を潰した。
みんなで一緒にお風呂に入り、それからまた食堂で雑談して……
それで、眠くなったからお開きにしようとして。食堂に鍵をかけて、部屋に戻って……

(そうだ。田村さんに鍵を運んでもらって……)

部屋のテーブルに鍵を置くところを見た。寝る前にも見たから、ひよりが持ち出したわけではない。
それで、鍵をかけてベッドに飛び込んだ。異様なまでに眠くて、抗えなかった。

「あ、そうだ。私、薬を飲まされたかもしれないって思ったんだっけ」

その異様な眠さは、風邪などの薬を飲んだ時と同じ眠さだった。だから、自分は『なんらかの薬を飲まされた』と結論づけた。
違和感はこれを忘れていたからだったのか、と安堵のため息をつく。
だが、脳内の景色はそのまま朝へと変わった。
もしかしたら、別なことにも違和感を感じているのかもしれない。そのまま脳内で映像を流し続ける。
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 19:51:29.54 ID:1cjivkDO
>>785

朝、一度は起きたものの身体が動かず、ベッドに倒れ込んだ。
それから数十分してやっと起き上がれるようになり、着替えを済ませる。
時計を見てすでに8時を回っていたことを知り、早く食堂の鍵を開けなきゃ、と扉を……

「!!?」

……今、とても不吉なものを見た気がする。
脳内の映像を少し巻き戻し、再生。
着替えを済ませ、食堂の鍵を開けるためにドアノブに手を掛けた。そして扉は、『鍵を開けてもいないのに』すんなりと開いた。

「……嘘、だよ……!」

呟いた瞬間、身体から力が抜けて床に膝をついた。

「私……間違いなく鍵をかけたよ!? なのに……なんで鍵が開いてるの!?」

この記憶に偽りはない。あり得ない『矛盾』に、恐怖を感じた。
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 19:57:00.54 ID:1cjivkDO
>>786
以上。途中でエラー起こって書いたのがぱあになっちまった……蚊もいるしうぜぇ……!!
 
 
さて、犯人はわかったかな? 鍵のトリックも考えてみよう。上から目線ですまん。
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 20:03:36.09 ID:2VgBS9U0
>>787
乙。この段階で犯人分かるの?
とりあえずこなたが怪しい
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 20:15:52.81 ID:1cjivkDO
>>788
わかんないようには書いた。
けど勘のいい人とかはトリックもわかると思う。
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 20:16:46.32 ID:1WmtGsSO
同年齢で背が高くて頭も良くてスタイル抜群
なるほど殺す理由はあるな
あやのは真実を知ってしまったから殺られちゃったけど
こーゆーやられかたってパターンだよなw

鍵のトリックってなんだろう……
791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 20:22:19.52 ID:2VgBS9U0
>>789
鍵のトリック分かったわwだがここでは言わないようにしよう
問題はその他のトリックだが・・・

さて>>777で思いついたネタを投下して今日は去る

ゆたか「ここはこうで、あ、名前も変えないと・・・うん、これで良いかな♪」


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1 名前: 小早川 ユーフェミア 投稿日: 2008/08/12(火) 16:30:40 ID:moeyouso
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ゆたか「クリックしてくれるかなぁ?」


こなた「うわ、まただよ・・・またキチガイが現れましたので削除お願いしますっと」


ゆたか「あ、消されてる(´・ω・`)」
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/12(火) 20:28:04.17 ID:1cjivkDO
>>791
正直言うと、めちゃくちゃ簡単かもしれない。俺が思いつかないトリックかもしれないので、とりあえず言っておく。
 
 
あと、次回の最初くらいで鍵のトリックは解決させるつもり。
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/12(火) 20:56:02.46 ID:E4x1OdE0
おそろしい程錯乱しているこなたと
おそろしい程冷静なみなみか…

どっちかが犯人じゃないとあやのの死に際の発言と矛盾するということかな
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 21:03:56.91 ID:2irC0KA0
PM6:45
「ここが小早川ビルですね…」
私はそのビルの屋上の上にある。一つの館を見た。
あれが私の最終目的地小早川さんの館…そこに辿り着くためには、
このビルを登っていかないとなりません。
つかささんもかがみさんもこの事実は知っていますから
待ち伏せしていると見ていいでしょう。
私とみなみさんは、ビルの中に入りました。



さてと…どちらから行きましょうか?
左の非常用階段から(VSチームつかさ)
右の非常用階段から(VSチームかがみ)
いや…いっその事正面玄関から堂々と(VSゆたかの部下兵士達)

次のレス以降
このスレに登場したらき☆すたキャラクターのルートが選択されます

つかさとひよりの登場回数が多い→つかさルート
かがみとパティの登場回数が多い→かがみルート
それ以外の登場回数の合計が多い→真正面ルート
【本日いっぱいまで】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 21:08:38.98 ID:2irC0KA0
…【推理物は何も考えないで読むタイプ】
もしかしたら…いっそ…実はゆたかが犯人でゆたか視点の文章は、
嘘が交っているというのは…いくら何でもそれは無いか…
796 :魔王ネタで一つやってみた[sage]:2008/08/12(火) 22:46:38.22 ID:g2LNTMDO
 こんな夜更けに、闇と風の中に車を走らせるのは誰だろう。
 それは姉と妹だ。姉はおびえる妹を助手席に乗せている。

ゆい「ゆたか、なんで顔を隠すの?」
ゆたか「お姉ちゃんには魔王が見えないの?不精髭生やして、作務衣を着ている・・・」
ゆい「ん?あれはたなびく霧だよ?」
魔王@そうじろう「かわいいお嬢ちゃん、一緒においで。面白い遊びをしよう。フヒヒ…。庭にはきれいな花が咲いているし、可愛いの服を私がたくさん用意して待っているよ。」
ゆたか「お姉ちゃん、お姉ちゃん!きこえないの?魔王が私になにかいうよ!」
ゆい「落ち着きなよ、枯葉が風にざわめいているだけだよ。」
魔王@そうじろう「いい子だ、私と一緒に行こう。私の娘がもてなすよ。お前をここちよくゆすぶり、踊り、歌うのだ。」
ゆたか「お姉ちゃん、お姉ちゃん!見えないの?あの暗いところに魔王の娘が!」
ゆい「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ。なんかこなたに似てるね。」
魔王@そうじろう「愛しているよ、お嬢ちゃん。お前の美しい姿がたまらない。力づくでもつれてゆく!」
ゆたか「お姉ちゃん、おお姉ちゃん!魔王が私をつかまえる!ひっ!いやあぁぁぁ!!」

 姉はぎょっとして、車を全力で走らせた。あえぐ妹をなだめ、やっとの思いで家に着いた・・・
 助手席に乗っていた妹は…
ゆたか「ふぇぇん…恥ずかしいよぅ…」
ロリッ娘メイドになっていた…
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 22:50:51.37 ID:1WmtGsSO
マイファーザーーwwwマイファーザァーwww

当時聞いたときはトラウマものでした
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/12(火) 22:58:53.28 ID:TG0E.QAO
なんかこなたに似てるね
で吹いた
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/12(火) 23:30:29.70 ID:vltXpvgo
>>795
それはそれで物語として味はあるけどなww
この中にウォーリーがいますっつってウォーリーがどこにもいないジグソーパズル組ませるようなもんだ

今夜は眠くて頭働かねー
推理は明日にしよう
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/12(火) 23:32:10.81 ID:g2LNTMDO
改編してるうちに
ボンバヘッ!
になりそうになったけどな
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 00:17:03.76 ID:LGGy6TE0
>>796
そうじろうらしいなwwwwww
メイドゆたかを想像したら萌えてしまったではないかww
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/13(水) 06:40:05.08 ID:eOtPnIco
>>787
乙。
……もっとシンプルに考えたほうがいいのかな('A`)

>>791
ゆーちゃん何してんのww小早川ユーフェミアてwwww

>>793
あの二人、の定義が変わってないともいえないから、どっちかとは限らないと思う

>>796
そう君自重しろwwww
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/13(水) 09:40:16.44 ID:Vn5jU8w0
>>787
お疲れ〜解決編がでるまでには、自分なりに推理してみたい(他言無用で)

>>796
予想の右斜め45°な作品で笑ったぜ。
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/13(水) 15:02:06.47 ID:0p5nAYDO
こなた「人がいない……どうしたもんかな……」
かがみ「……今度はあんたの番ね」
こなた「へ?」
かがみ「ほら、こないだ私に『一時間レスがなかったらこなたは私の嫁なんだから』って言わせたじゃない」
こなた「かがみ、それは自分が……」
かがみ「百合じゃない! ……てかあんたが主人公なわけだし、あんたが言った方が効果ありそうなのよ」
こなた「むぅ……」
かがみ「ほらほら、人がいないんだから。みんな呼びこもうよ♪」
こなた「……い、一時間以内にレスがなかったらかがみは私の嫁なんだから! (い、意外に恥ずかしい……///)」
かがみ「はい、これで人が来るわね」
こなた「……ねぇ、かがみ」
かがみ「なに?」
こなた「……やっぱりなんでもない……////」
805 :栞[saga]:2008/08/13(水) 15:22:24.95 ID:EjC5d2E0
読書感想文のためにも少しは本を読めと、お父さんに言われた。
お父さんは私にオススメ作品とやらを渡してきたが、少しも読む気にはなれなかった。
毎日をだらだらと過ごして、夏休みも残り半分。
やはり、今年もアニメ化したラノベを読んだことにして、感想文を片付けようと思う。
ところが、どれだけ探してもDVDが見つからなかった。
記憶を掘り返してみると、かがみに貸してしまったらしい。
他にもアニメになった作品はあるのだけれど、さすがに萌えを前面に押し出した物では書きづらい。
こんな事ならば無理に貸すんじゃなかったと後悔をしたが、文字通り後の祭りだ。
仕方が無く電話をかけると、一つ前に番号を登録してあるはずのつかさが出た。
間違いだと言うのも気が引けて、夏休みの宿題とは無関係の話をした。すぐにかがみと交代してもらえばいい。
本題に触れないまま電話切ってしまったと気がついたのは、ゲームを始めてから二時間後のことだった。
私はもう一度かけなおす。今度こそかがみが出た。
むしろ、代わりに書いて欲しい。そんなことを言ったせいか、返却の話が終わらないまま切られてしまった。
何も言わずに返して欲しいと言うべきだった。しかし、今更そんなことを嘆いても無駄なのはわかっている。
私はすっかりやる気を失って、携帯電話を机の上に放り出す。
乱雑に物が置かれた机の上には、お父さんから受け取った本が十冊強は積まれていた。
改めて数えなおすと九冊だったが、とにかくページ数が多いのでそれ以上に感じられた。
アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』
ガルシア=マルケス『予告された殺人の記録』
サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』
どれもこれも聞いたことがない、他国の作家ばかりで、文学に馴染みのない娘に与える本だと思えなかった。
一番最初の本だけは、たしか現在進行形でアニメを放映していたな、と考えて表紙をめくる。
ページを繰り、適当に飛ばしながらアニメに出てきたのと同じ単語だけを追っていく。
そうしていく内に、ふと奇妙な物が本に挟まっていることに気がついた。
なんだろう――そう考えるまでもなく、それは夏目漱石の描かれたお札だった。
おそらくは、しおりとして挟んであったのだ。
私は予想外の臨時収入に喜びながら、残りのページを見てゆくことにした。
奥付まで見て、他には何も挟まっていない事を確認すると、次の本へ。
そこでも同じように、適当な紙切れがあった。
本当らしさの限界、誰もが彼の運命を知っている事について……?
よくわからなかったが、創作のためのメモか何かだと納得してページを繰る。
書き損じの葉書。五千円札。「まだ八月三十二日だから夏休み」と書かれた紙。裂いた新聞紙。
次々と代用品のしおりが見つかった。
そして、七冊目には写真。色褪せていて、まさに、古ぼけたという表現が似合いそうな写真があった。
写っているのは物心もついていない頃の私。そしてお父さん。
フローリング床に敷かれたシーツの上で、私達は気持ちよさそうに眠っていた。
アルバムの中に収められている状態の物を見た事があり、それとは何かが違っている写真。
違和感を感じたのは、構図は同じなのに酷いブレがあることだった。つまり焼き増しではないらしい。
素人が撮ったにしても酷いこんなミスを、過去の私が見逃しているはずがなかった。
これとほとんど同じで、そして微妙に角度が変わっている写真が八冊目にも挟まっていた。
もしかすると、私が見たことのあるありふれた写真は、何度も撮り直しを重ねた成果なのかもしれない。
ともかく、これは失敗作の写真だった。ゴミには違いない。
私は紙幣やメモなどは残らずお父さんに返すことにして、ゴミだけは自分で始末をつけることにした。
誰が撮ったのかもわからない失敗作。それを机の引き出しへ。
捨てようにもゴミ箱が溢れそうになっているのだから、こうするのは仕方がないことだった。
私は最後の一冊を確認し終えると、あとでお父さんに返しに行くことを決めて、本を再び積み上げた。
アニメで知ったあらすじだけで本を読んだかのように偽装することは出来たけれど、やめた。
私はメールを送る。かがみとみゆきさんを頼って、おすすめの本のリストを作ってもらおう。
送信ボタンを押した後、私は写真の中の自分と同じように、仰向けになってベッドに寝転がる。
何度も撮影に失敗した人物のことを考えながら、私はゆっくりと目を閉じた。
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 15:37:26.13 ID:0p5nAYDO
>>805
なんか実話っぽいな。ちょっとだけしんみりした。
807 :極悪人つかさ再び2008/08/13(水) 15:38:10.94 ID:LGGy6TE0
つかさ「お姉ちゃん、こなちゃんは私の嫁だよ?」
パティ「イイエ、私のデス!!」
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/13(水) 15:45:40.61 ID:0p5nAYDO
>>804

かがみ「あ、しまった。作品が来て思わず投下しちゃったわ。もう少し待つべきだったわね」
こなた「か〜がみ〜……」
かがみ「……ゴメン、マジでやってしまった。謝る」
こなた「よし、罰ゲーム。今度はアレ言ってもらうよ」
かがみ「どれ?」
こなた「……(ゴニョゴニョ」
かがみ「は、恥ずかしいわね……わかったわよ……!」
こなた「上目遣いでね♪」
かがみ「……バカ……心配したに決まってるじゃない……」
こなた「ぐっはぁああ!?」
かがみ「こなた!? こなたあぁああああぁぁあああぁあぁぁ!!」


萌え☆死に
809 :極悪人つかさ再び2008/08/13(水) 15:46:58.67 ID:LGGy6TE0
>>805
やりますよね〜
お札を栞代わりにするって(ね〜よ)
しかし実際にありそうな物語ですね。
じっくりと見させていただきました
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/13(水) 15:55:32.12 ID:eOtPnIco
>>805
いいな……うん。乙!
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/13(水) 16:13:11.13 ID:6OJm/0w0
>>805
台詞を一切使わないって凄いよね。GJ
>>808
同一人物かと持ったら違うのな
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 17:41:39.94 ID:hIkSkkSO
>>811
良いIDだな
ウェーイ
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 18:38:35.72 ID:hIkSkkSO
質問

そこにはこなた――泉家の長女――が立ち塞がった

そこにはこなた ――泉家の長女―― が立ち塞がった

スペース無しとスペース有り、どっちが見やすいですか?
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/13(水) 18:39:07.64 ID:lrCdbkDO
‐夏祭り‐
夜店がズラリと並ぶ入り口、人込みの中にて待ち合わせ
みなみ「……。」

ゆたか「遅くなってごめーん、みなみちゃん(トテトテ」
前方から聞こえてきたいつもの声、浴衣で狭くなった歩幅、ちまちまと小走りで近づいてくる友達はまた一段と小さく見えた

ゆたか「待った?よね?ごめんね?」
みなみ「ううん、私も今来たばかりだから…」

待ったなんて言えない、友達だから
そんな彼女に近寄る怪しい影
こなた「うりっ!」
みなみ「わっ!わわわっ!////」
ゆたか「お姉ちゃん!」
突然後ろから浴衣をスカートめくりのように捲り上げられた、必死で後ろに手を回す
かがみ「なにをやっとるかアンタは!」
こなた「あだっ」
かがみ「ごめんね、みなみちゃん、こいつこーゆーやつなのよ」
みなみ「い、いえ(アセアセ」
こなた「水色(笑」
みなみ「……(カァ〜」
かがみ「やめんかっ、後輩をいじめるな」
ゆたか「おっお姉ちゃんたちも来てたんだね?」
こなた「うん、まぁね、つかさも来てたんだけどはぐれちゃって、で、探してたらゆーちゃんたちを見つけたわけさ」
かがみ「だからって人の浴衣を捲り上げるか?普通」
こなた「いやぁかわいい美少女が浴衣を着て立っていたら捲る、人間の性だよね」
かがみ「アンタね…」
みなみ「…あ、あの、もういいですから……」
かがみ「あ、みなみちゃんたちもこのあと花火見ていくでしょ?」
みなみ「はい」
かがみ「だったら一緒に見ましょ?こなたがとっておきの場所用意したらしいから」
ゆたか「わぁ見たい見たい、ね、見ようよみなみちゃん」
みなみ「うん、私も見たい」
こなた「決まり、じゃ打ち上げは20時からだから15分前くらいにはここにまた集合ってことで…てなわけでみなみちゃんもっかいだけ」
みなみ「っ!?(サッ」
反射的に身体が一歩退いた
ガンッ☆
こなた「痛っ」
かがみ「はいはい、つかさ探してるんでしょ、ったくさっさと行くわよもぅ」
ずるずると引きずられていく青髪の少女、その襟首を捕まれた姿はまるで親猫にくわえられた子猫である

らき☆すた
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 19:04:40.09 ID:snRSDYAO
>>813
線を使うならスペースはいらないかな。

>>812
夏らしいwwこなた達賑やかだな
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 19:18:25.08 ID:gWnF7kSO
期待age
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 19:47:20.88 ID:hIkSkkSO
>>815
レス�d
実は「――」が「ーー」(音引き?)に見えないか心配だったりもしたんだww
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 19:54:02.11 ID:0p5nAYDO
>>817
シリアス展開な予感がする。wktk
 


さて、ねこなた投下。ちょっとシリアス的な展開かも。
819 :ねこなた第二話『みゆき委員長とねこなた』[saga]:2008/08/13(水) 19:57:56.14 ID:0p5nAYDO
隣のクラスの委員長、柊かがみさんに呼ばれ、わたくし高良みゆきは今、かがみさんの家に向かっています。
同じクラスの柊つかささんの姉、ということなので、一緒にいる時はかがみさんとお呼びした方がいいでしょうか。

そうこうしているうちに、かがみさんの家らしきものが見えてきました。
鷹宮神社。この辺りで一番大きな神社がかがみさんの家です。
しかし……神社は見えましたが母屋の場所がわかりませんね。どなたか家の方がいればいいのですが……

「おーい、委員長さ〜ん」

辺りをキョロキョロと見渡していると、後ろの方からつかささんが走ってくるのが見えました。

「委員長さん、ごめんね。私達の家の場所言ってなかったよね」

なるほど、わざわざそのために迎えにきてくれたんですね。
本当に優しい方です。ですから逆に、悪い方に騙されなければよいのですが、という心配もあります。

「いえ、私が確認しなかったのが悪かったんです。すみません、つかささん」
「あれ? 委員長さん……」
「うふふ。さぁ、案内してください」

ちょっと強引だったかしら。
でも、これでいいですよね。つかささんは寛容な性格なので、すぐに受け入れてくれるでしょうから。

「……わかった。こっちだよ、ゆきちゃん!!」

うふふ……


☆ ☆ ☆


神社からちょっと離れた場所に立派な建物がありました。
四人姉妹に両親の六人家族ですものね。広くて当たり前でしょう。
私の家の半分……いえ、それ以上はありますね。
まったく、お母さんにも困ったものです。三人家族でもあれだけの豪邸なのに、更に増築したいだなんて……
三階にバルコニー? 必要ないじゃないですか。第一、二階に3つもあるのたから……
820 :ねこなた第二話『みゆき委員長とねこなた』[saga]:2008/08/13(水) 19:59:29.21 ID:0p5nAYDO
「ゆ、ゆきちゃん?」
「あ、ごめんなさい。ちょっと考え事をしていまして」

いけない、今日は遊びに来ているんでした。母のことは忘れましょう。

「ただいまー」
「お邪魔します」

つかささんに促されて玄関に入り、しっかり靴を揃えて……

「んにゃ?」

あら、ネコの声ですね。
でも、普通のネコとは違う鳴き方です。どちらかといえば、人間がネコのまねをしているような――

「あ、こなちゃん。迎えに来てくれたんだ」
「ふにゃ!」

どうやら家の中にいるみたいですね。かがみさん達の飼い猫でしょうか……

「……え……?」

その『こなちゃん』と呼ばれたネコを見ようと振り向いた時、私は声を失ってしまいました。
だって、その『ネコ』が……ネコ……が……

「が……がが……ガガ、ガガガガ、ガガ、ガ……」
「わぁああぁあ! ゆきちゃんが壊れちゃった!!?」


☆ ☆ ☆


「す、すみません……取り乱してしまいました……」
「……まあ、普通そうなるわよね。言っておいた方がよかったかしら」

ようやく正気を取り戻した私は、かがみさんの部屋でお二人に頭を下げていました。
いくら知らなかったと言っても、お二人に迷惑を掛けてしまったことに変わりはないですから……

「あ、頭を上げてよ。そうやられたら、どうしていいかわからないよぅ……」
「あ、す、すみません……」

つかささんの言葉に、私は慌てて顔を上げました。

「……みゆき、まず何から聞きたいかしら」

そう言って、かがみさんが真剣な瞳で私を見つめてきました。
何から、と言われましても……
821 :ねこなた第二話『みゆき委員長とねこなた』[saga]:2008/08/13(水) 20:00:31.82 ID:0p5nAYDO
「たくさんありすぎて、どれから聞けばいいのか……」
「そうよね……普通そうなるわよねぇ……」

頭を抱えてテーブルに突っ伏すかがみさん。
……言い方はとてつもなく悪いのですが、部屋の隅にいるこの『生物』は一体なんなのでしょうか……
確かに人間の身体ではありますが……耳、しっぽ、鈴。これらはネコのものでは……

「こなちゃん、ちょっと」
「にゃふ?」

と思っていると、つかささんがその『生物』を呼びました。
四足歩行をして歩いてきたところをかがみさんが抱き上げます。

「まず。この子の名前はこなた。3日前、学校からの帰り道で段ボール箱に入ってるところを発見した」
「段ボール……ですか?」
「うん。普通のネコと同じみたいに」
「ふにゃぁ……」

こなたと言う名の『生物』は、私が視線を向けると困ったように俯きました。
この辺りの反応は、人間と同じですね。
ただ、気がかりなのは『言葉を話していない』ということ。
反応も人間とさほど変わりませんし、日本語を理解しているようでもあります。
しかし、先ほどから『にゃ』『にゃふ』とネコのような鳴き声を出すだけです。これは一体……

「昨日、一応動物病院に連れていって診てもらったの」
「お医者さんには、最初は『ふざけてるのですか?』って言われちゃったけどね」

まあ、確かに……
飾りを人間に着けているようにしか見えませんからね……
822 :ねこなた第二話『みゆき委員長とねこなた』[saga]:2008/08/13(水) 20:01:46.35 ID:0p5nAYDO
「いろいろと調べてもらったの。そしたらわかったの」
「何がですか?」
「この子、体組織は人間のものだけど耳としっぽはネコのものなの」

え、と……つまり……人間とネコの複合生物、ってことですか……?

「多分、ね。人間の言葉を理解してるし、ちょっとだけなら喋れるから、人間の方が濃いみたいだけど」

……あら……? このような話、どこかで見聞きした覚えがあるんですが……何だったかしら……
 
 
 
……!?

そ、そうです。思い出しました。
し、しかし、こんなことが現実にあり得るんですか……!?

「……ゆきちゃん、どうしたの?」
「え……」
「なんか、すっごい険しい顔してたわよ」

……これは、まだ言わない方がいいですよね。
これを知ってしまったら、お二人はすごく悲しむでしょう。
いいえ、お二人だけではありません。お二人の家族もきっと……

「いえ……。こんなマンガやアニメのようなキャラクターが現実にいるとは思ってもいなかったので……」
「あ、みゆきもそう思う?」
「にゃ〜……」
 
 
 
そのうち、こなた『さん』はもっと日本語を覚えるでしょう。
ですからこのことは、ご本人の口から聞いてください。私には、話す資格はありませんから……
 
 
 
 
 
「――…でさー、初日に一緒にお風呂に入ったわけよ。そしたらこなた、鏡を見て叫んだのよ。
 多分、あの瞬間まで『自分が人間になってる』なんて思ってなかったんじゃないかしら」
「ふにゃあ……///」

……………………それにしても、かわいいですねぇ。
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 20:06:14.40 ID:0p5nAYDO
>>822
以上。シリアスじゃなくて説明でしたね。
できるだけ和めるギャグを目指す予定。シリアスも途中で入れると思うけど……
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/13(水) 20:10:43.53 ID:LGGy6TE0
>>814
のんびりとしていていいですね

>>822
「ふにゃあ……///」で萌えた僕がいる。
825 :ゆたかルート選択2008/08/13(水) 20:12:12.61 ID:LGGy6TE0
とりあえず待ち伏せの可能性を考えて私たちは真正面から攻める事にしました。
そこにはそこには兵士などはおらず、真っ直ぐの位置にありました。
罠の可能性もありましたが考える時間はありません。
私達はエレベーターに入りました。
そして最上階である50階のボタンを押しました。
エレベーターが音が何度も何度も鳴り始めました。
「残念ですね…高翌良先輩あなたならこの罠は回避できると期待していたのですが」
モニターには小早川さんが映っていました。
「そこにあるスイッチを押して適当な階に何度か止める必要があります…
そうですね上の階に進み始めて10秒以内に押す必要はありますね
当然、ただでここまで重要な情報を与えるわけがありません、
それは所々の階で罠が仕掛けてあるからです…それでは勝負と行きましょうか?」
「みなみさん…あなたの勘に任せます!!」
「いいのですか?」
「構いません!!」
勘ならみなみさんに任せるしかないでしょう。【根拠なし】
みなみさんは、スイッチを押しました。
8階
ゆっくりとゆっくりとエレベーターは開きました。
何もありません…セーフです。
さっとエレベーターは、しまり…再び暴走し始めました。
みなみさんはすぐさまスイッチを押しました。
11階です。
…………セーフ…のようです
そして私たちに脱出させる暇も与えずにすぐに閉まりました。

そしてすぐに次のスイッチを押しました。
結果は20階でした。
セーフです…
826 :ゆたかルート選択2008/08/13(水) 20:12:36.54 ID:LGGy6TE0
エレベーターは再び閉まり、脱出先ルーレットが再び始まります。
結果は34階です。
「残念ですね…高翌良先輩、ようこそトラップルームへ…」
その時、とても大きなパンチグローブがこちらの方へ向かってきました。
とてもかわすことは出来ません。
後ろは、外を眺める事が出来る窓です…このパンチグローブの速さですと私達は
この窓からエレベーターを弾き出されてしまいます。
私達は、その窓から押し出されてしまいました。

その時に私は、つかささんから奪い取った三つの宝石をすべて落としてしまいました。


「…悪いわね…みゆき…あなたが持っていた三つの宝石はいただいたわよ。」
かがみとパティは、みゆきが落とした。三つの宝石を全て拾い集め
ビルへと向かった。
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/14(木) 01:12:24.35 ID:SBUcyUDO
‐続・夏祭り‐
入り口でもらったウチワを片手でひらひらと宙を切りながら楽しそうに歩く少女

つかさ「でね?その赤い洗面器はね」
「は、はぁ…」
つかさ「……。あり?゚ω゚?」

つい夢中で話していた、後ろを振り向くといるはずの2人がいない

つかさ「すっすいません、間違えました…あぅ〜どうしようお姉ちゃんたちとはぐれちゃったよ〜」

そんな迷える小羊に手が差し伸べられる

あやの「あら?妹ちゃん?」
つかさ「あ、峰岸さん」
あやの「柊ちゃんは?一緒じゃないの?妹ちゃん一人?ひょっとして…」
つかさ「あ、えと、あの、お姉ちゃんとこなちゃんの3人で来てたんだけれどね?こなちゃんがはぐれちゃって、でお姉ちゃんが探しに行っちゃって、そのけっ決して私迷子なわけじゃ(アタフタ」
あやの「(よーするに迷子よね?)そっか、今私の友達が迷子になってるの、よかったら一緒に探してくれない?」
つかさ「う、うん、喜んで」

迷子じゃない、高校生にもなって迷子って…しかも1日に2回だなんて…つい嘘をついてしまった…


かがみ「つかさ〜!どこ〜?」
こなた「いないねぇ、昼間みたく呼び出しかけた方が早いんじゃない?」
かがみ「かもね、にしても昼間のつかさには私もびっくりしたわ」
こなた「ねぇ、まさか市民プール内で迷子ってなかなかできないよありゃ」
かがみ「でも呼び出されてそうとう恥ずかしかったみたいよ、それ考えたらまた呼び出すのもなんかね…」
こなた「じゃあ時間ももったいないし、夜店回りながら探そうか」
かがみ「夜店回りながらってのは気が引けるけど、たしかに時間ないし、しょうがないか」
こなた「じゃ、まずはかがみんのだぁい好きな金魚救い〜」
かがみ「な、別に好きなんかじゃ」
こなた「はいはい、ほら歩いた歩いた」

否定する姿に目もくれず、背中に手をあてグイグイと押す青髪の少女
夏の夜は始まったばかりである

らき☆すた
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 00:19:41.97 ID:wd98I6AO
赤い洗面器懐かしいな



こう「新刊よーし。資金よーし。人材よーし」
ひより「先輩! お互いがんばりましょうっス!」
こう「おうよっ!」
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 07:09:41.64 ID:wd98I6AO
やまと「なんで始発の電車なんかに乗ってるんだろ……はぁ」
こう「あ、はいこれ」ドンッ
やまと「なっ、2lのお茶!? どうしろって言うのよこんなの!」
こう「や、黙って持ってなって。脱水で死ぬよ?」
やまと「もう帰っていい?」
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 07:41:27.11 ID:XRkx5QSO
その行き先は
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 12:13:05.50 ID:McRfVUDO
戦場だな
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 12:18:29.50 ID:jDccKUDO
そうか!
スレに人がいないのはみんな戦場に行ってるからだな!?
 
 
 
こなたが風邪とかでコミケに行けなくなったらどうなるだろう。死を覚悟してまで行くと思うが。
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 13:17:21.08 ID:0CKTnt2o
 [言わずとも]

―数日前―
「かがみさ」
「行かないわよ」

「まだ何も言ってないじゃぁん」
「行かないわよ」

「……ねぇ」
「嫌」

「……。シュークリーム食べる?」
「嫌。……はっ!?」


 [宿命]

「結局。来ることになるなんて……」
「さあ! 今日から三日間よろしくね!」

「あんた毎年毎年、よくこんなとこ来るわよね」
「ふっふっふ。それが私の宿命なのさ!」

「宿命って……」
「かがみがくるのも宿命なんだよ!」
「放棄していいか」

「つかさもがんばってね!」
「ふぇぇぇん。やだって言ったのにぃ〜」
(これも宿命なんだろうか)
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 13:23:34.68 ID:Lhfno6AO
祭開催

500文字以内でどれだけのストーリーを作り上げられるのか、更にキーワードをどの様に仕込むのか。
SS作家の腕の見せ所。



現在非難所で話し合いを繰り広げております。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/auto/5330/1187012201/


そしてキーワードについても投票中ですので、一票お願いします。
http://vote2.ziyu.net/html/stax.html
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 13:59:18.84 ID:wd98I6AO
こう「ひよりん、調子どう?」
ひより「バッチリっス! って、こんなとこまで来て大丈夫なんスか?」
こう「ん、友達に売り子やってもらってるから」


やまと「暑い……もう嫌……」
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 14:10:36.66 ID:vF94FIDO
>>834
前に元を提案したけれどまさかやるとは思わなんだ
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 18:44:25.11 ID:syL2Lew0
ーあるイベントのお昼休憩ー
かがみ「そいやさ、あんたの友達、捕まったらしいわよ?(さっき買ったBL本を読みながら)」
こなた「友達が捕まった?かがみなら私の隣にいるじゃん?(さっき買った18禁本を読みながら)」
つかさ「そこでバルサミコ酢はありえないよ〜、あはははは〜♪(さっき買ったバルサミコ酢本(健全)を読みながら)」
みゆき「半陰陽、興味のある分野です(さっき買ったふたなり本を読みながら)」
かがみ「じゃなくて、2ちゃんで犯行予告してた奴よ(アッ、アッー!)」
こなた「ああ、並んでる時にそんな話聞いたな。どうしょもないね(しよ、小○生を!妊娠させてやるー!)」
つかさ「…バルサミコタン、可哀想…(転んで酢をダバー)」
みゆき「この様な事が現実にありえるのでしょうか?(ら、らめぇぇぇ!!で、射○ゃうぅぅぅ!!!)」
かがみ「さて、と、これからだけど、こなたは全部買ってあるのよね?」
こなた「うい♪」
つかさ「私、まだ結構あるんだけど…」
みゆき「すいません、私もあと5サークルほど…」
かがみ「2人のは大手じゃないから、30分もかからないでしょ。こなたはみゆきについていてあげて?
     私はつかさと一緒に行くから。次の待ち合わせは13:30。これだけあれば余裕でしょ。
     待ち合わせ場所はここでいいわよね。よし、みんな、準備はいい?」
こなた「うむ!」
つかさ「あと5分だけ〜…え、あ、うん!大丈夫だよ?お姉ちゃん!」
みゆき「はい。いつでも結構です」
かがみ「それじゃ、行くわよ?みんな!」
4人「「「「うおおぉぉぉぉ!!!」」」」

かがみんはリーダーがよく似合う。
まあなんだ、行った人、お疲れさま。首の周り白いよ?
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 19:17:45.06 ID:jDccKUDO
ニコニコRPG、もうすぐ最終話ですね。

こなた「そだねー。長かったヨ」

今回はらき☆すたキャラからこなたさんのみ登場でしたね。

こなた「つかさとかねー。みんな出して欲しかったけど仕方ないよ。これは『ニコニコRPG』だし」

変わりにらき☆すたのみのRPGもありますし。

こなた「つかさとゆーちゃんがあわあわしそうだけどwwww」

確かにwwwwww

こなた「でもねー」

ん?

こなた「なんで誠と二回も遭遇しちゃうかなー。つかさと一緒にいたからぶっ飛ばしてやったけど」

あはは……(汗
そっそういえばソレではまだつかささんしかバトルしてませんね。

こなた「これからどんな具合に私がバトるのか楽しみだよー。つかさはなんかブリザガとか覚えたし」

ニコニコではこなたさん弱かったですからねー、楽しみです。

こなた「はぐっ!!」
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 20:04:35.01 ID:XRkx5QSO
俺の野望はRPGツクールでここのらきすたSSの作品を再現すること

顔・歩行グラ
チップセットがあればすぐにでも出来るんだけどね
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 20:22:30.54 ID:jDccKUDO
>>839
俺も物さえ揃えば自分で作るつもりだったけどな……ファンタジーとか
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 20:35:10.49 ID:XRkx5QSO
もし実現すれば、このスレは更なる活性化をするだろう

SS・イラスト・ゲーム
夢のようだ!!

そうでなくても、お勧めスレが出来たり、今話題のプチコンクールもある

なんかテンション上がってきた
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 20:39:12.26 ID:86B/lmIo
らきすたの森クラスのができたら最高だよなー

まあ所詮夢だけど
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 20:53:54.55 ID:XRkx5QSO
>>842
作れないこともない……が、めちゃくちゃ時間が掛かる

ってそろそろスレ違いか
スマン
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/15(金) 22:27:48.72 ID:j.8Rr9U0
VXだが、本格的に作ると大変だ
社会人なら無理
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 22:53:42.52 ID:wd98I6AO
こう「いやー疲れた疲れた。変な事件もあったみたいだけどまずは無事1日目終了だね!」
やまと「……」
こう「うちの本もひよりんとこの本も完売したし、今日は大満足!」
やまと「……」
こう「やまとー、さっきから黙ってるけどどしたの?」
やまと「(カチッ)こっちは最悪だったわよ! 暑いし湿気はひどいし身動き取れないし本は重いし変な男にナンパされかけるし!」
こう「マジ? あんなとこでナンパなんてやる方も物好きだねぇ」
やまと「……それだけ?」
こう「どうせ断った……って言うかそれどころじゃなかったんでしょ? ならいいじゃん」
やまと「それは……そうだけど」
こう「これだから『お客様(笑)』は困るよね。ま、そういうわけで明日も巡回分担よろしくっ!」
やまと「あんなところ二度と行きたくないわよ!」
こう「エー」
やまと「えー、じゃない!」

こう「そっか……どうしよっかな、これ」
やまと「なっ……それは西[ピー]堂の水ようかん!?」
こう「あと2日、手伝ってほしいなぁ?」
やまと「うぐ……汚いわよ……」
こう「(ニヤ)じゃ、そういうわけで明日も今日と同じ時間に集合ね♪」
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/15(金) 23:31:17.83 ID:qWvt4m.0
僕もRPGを作ろうと考えていますね。
こなたは…ソードマスターを使いこなすことが出来ればもしかしたら…
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 09:10:09.80 ID:r1LYk.DO
ここはらき☆すたSSスレです><
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/16(土) 12:04:45.21 ID:wadc0kk0
どもうぃっす。
今回は久しぶりにサイバー☆ゆーちゃんを投下しようと思います。
いつもとはちょっと違ったスタイルでお送りいたします。
849 :サイバー☆ゆーちゃん 夏休みすぺしゃる[saga]:2008/08/16(土) 12:05:26.11 ID:wadc0kk0
こなた「夏だッー!」
ゆたか「う、海だッー!!」
こなた・ゆたか「「全速前進DA!!」」
こなた「ふぅん」
ゆたか「……おねえちゃん、やっぱり恥ずかしいよぅ…」

こなた「さてさて今回のサイバー☆ゆーちゃんはいつもとちょっと違って夏休みスペシャルをお送りしちゃうよっ!」
ゆたか「忘れかけてたアノ人、コノ人…が、いっぱい出てきちゃうかもっ」
こなた「よって今回は小ネタ形式だけど、まとめる際はタイトル名でまとめて欲しいのだよ〜」
ゆたか「それでは…えと…『サイバー☆ゆーちゃん夏休みSP』、始まります!」

<海とゆたか>
ゆたか「〜♪」
ゆい「ゆたか、ゴキゲンだね。どうしたの?」
ゆたか「天原先生に頼んでね、日焼けできるようにしてもらったの」
ゆい(え!?日焼け…?サイボーグって日焼けできないんじゃ…)

ゆたか「実はね、身体の表面にフィルムを貼ってもらったんだ〜」
ゆい「なるほど、この特殊フィルム…紫外線を浴びると色が変わるわけか!」

<海とみなみと闘争本能>
みなみ「海……」
―ザザザザザザ…
みなみ「……寄せては返し、ぶつかっては砕ける波…」
―ザザザザザザ…
みなみ「…岩場……」
―ザザザザザザ…ザッパーン

みなみ「闘争本能がみなぎってきたぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
ゆたか「え、ちょっ!?みなみちゃん、そこ岩場だよ!危ないよ!!」
850 :サイバー☆ゆーちゃん 夏休みすぺしゃる[saga]:2008/08/16(土) 12:06:40.32 ID:wadc0kk0
<海とこなた>
かがみ「いやー、仕事が休みだからゆっくり海で泳げるわねー」
みゆき「そうですね。私も新品の水着を用意してきました」
つかさ「私も今日はお店休みだし、思いっきり楽しめるよー」
かがみ「…こなた…あんた23にもなってまだそれ着てるのか」
こなた「だってこの体型だしね…当面はこのままってことで☆」
かがみ(あんた本当に大人か?)
みゆき(私の胸、できるならお分けしたいですね…)
つかさ(ちょこぱふぇ〜)

<海と日下部家>
あやの「うわぁ…どこもかしこも混んでるわね〜…」
兄貴「こりゃ辿り着くのに精一杯だぞ〜…」
みさお「はぁ、はぁ…暑っちぃよぉ〜…もう我慢できねぇよ!」
―ガシャッ…バクンッ!!

あやの「ちょ、みさちゃん!?なんで胸のカバー開けてるの!?」
みさお「だって暑ちぃんだってヴぁ…」
―スルスル(←ホースを持ってくる音) バシャー

みさお「はぁ…こうするのが気持ちいいんだよなー」
あやの「みさちゃん!みさちゃんも一応女の子なんだからちょっとは恥じらいとか…」
兄貴「…んなことより、中のメカに直接水かけたりして大丈夫なのか?」

<海とゆい姉さんと部下とこなた>
ゆい「…あれ?浜田じゃんー!」
浜田「あっ…キャ、キャップ!?」ビッシィ
ゆい「そんな硬くならなくてもいいよ、せっかくの休日なんだからさぁ」
浜田「あ、はは、そうスよねー」
こなた「あ、コーラさん!」
ゆい「コーラ…って?」
こなた「だって浜田さんって、ガンダム00に出てくる『パトリック・コーラサワー』に似てるじゃん?」
ゆい「うんうん…あ、なるほど…だから『コーラ』か」
浜田「…」
こなた「というわけでコーラさん、コーラ買ってきてよ〜」
ゆい「私はコーラサワー缶一本ね」
浜田「……(T_T)」

<海とマーティン家>
アルフレッド「できた…できたぞ!これぞ陸・海・空どこへでもいける超万能メカ!その名もスピードルフィン号…ふふふ、これで埼玉県警の『マシンY』にも勝てるぞ…」
パティ「DAD?浮かれてるトコロSorryデスケド…」
アルフレッド「…?」
パティ「…それでコナタたちのHolydayをドウするつもりデスカ?」
アルフレッド「いや…別に……」
851 :サイバー☆ゆーちゃん 夏休みすぺしゃる[saga]:2008/08/16(土) 12:07:02.89 ID:wadc0kk0
<海と夕陽>
こなた「いやぁ、いろいろあったけど楽しい海水浴だったねー」
かがみ「すっかり焼けちゃったわねー」
みゆき「私は日焼け止めを塗ってきましたから、大丈夫ですね」
つかさ「カキ氷食べ過ぎた…」
ゆたか「…あれ?みなみちゃん、まだ岩場にいるよ…?」

みなみ「夕 陽 の バ ッ キ ャ ロ ォ ォ ォ ォ ! ! ! ! !」
こなた「なにやらお嘆きのようですな…理由は訊かないでおこう」
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 12:44:47.19 ID:OXMGVoQ0
キャラ崩壊しすぎ。もっとらき☆すたを勉強しようね
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 14:14:48.22 ID:Aib39MSO
むしろキャラ崩壊ぶりが切れ味だと思うんだ
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/16(土) 20:13:39.19 ID:GcdzOAg0
 投下します。
 恋愛談義と変わらぬ友情3。今回は、ひよりとパティです。
 1及び2とは直接的な関係はありません。
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/16(土) 20:14:18.51 ID:GcdzOAg0
恋愛談義と変わらぬ友情3

 とあるアニメ製作会社。
「終わったぁー」
 田村ひよりは、両手をあげて万歳した。
 今日までが期限の仕事をやり終えたところだった。
「ひよりんは、いつもぎりぎりデスネ」
 パトリシア・マーティンが突っ込む。
「それはいわないでよ〜」
 ひよりは机の上にへたり込んだ。
「仕事には余裕を持つべきデース」
 ひよりは作画担当、パティは脚本担当。
 パティはある意味でのセンスを要求されるとはいえ、仕事量自体はそれほど多くない。むしろ、総監督や他のスタッフとの調整等にとられる時間の方が多い。
 それに対して、ひよりは、質と量の両方を要求されるという点で、パティよりも体力勝負の割合が大きかった。
 それでも、本来はひよりも日程的には余裕があるはずだった。それなのに詰まっていたのは、コミケの企業ブースで販売する限定イラストにかける時間をとるために、本業の仕事を一ヶ月分前倒しで仕上げる必要があったからだ。
 同人サークル出身者としては、コミケに出す作品に手を抜くことはありえないことだった。もちろん、会社としても、企業ブースで販売するものに手を抜かれては困る。
 というわけで、ここ数日の追い込みでひよりはヘロヘロになっていた。
 しかし、そこは生粋のオタク(供給側)である。
 ノルマを果たしてしまえば、コミケに向けての意欲も湧いてくるというものだった。
 ひよりはゆっくりと顔をあげた。
「フフフ、本業は片付いたから、明日からコミケ限定イラストに没頭するッス」


 今でこそこうして生き生きと働いている二人であるが、この会社に就職するまでにはひと悶着あったのは事実である。
 アニメ製作会社に就職したいというひよりの希望は、両親の猛反対にあった。ひよりは、粘り強く説得したが、両親の意見は変わらなかった。
 そして、
「もう少しまっとうな仕事につきなさい」
 父のその言葉が、ひよりの中の何かをぶった切った。俗にいう「堪忍袋の緒」だったのかもしれない。
 激怒したひよりは、両親に絶縁を言い渡して、家を飛び出した。
 それ以来、実家には一度も帰っていないし、連絡もとっていない。
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/16(土) 20:15:18.11 ID:GcdzOAg0
 パティも、事情は似たようなものだったが、国をまたぐ話だけにひより以上の大騒ぎになった。
 いくら成人年齢とはいえ家出同然で国を飛び出してきた若い娘だ。日本側が在留許可を出すのをしぶったのも当然だろう。
 さらにいえば、在留資格「芸術」(就労可能な在留資格で当てはまりそうなのがそれしかなかった)で許可申請したのも、しぶられる理由の一つであった。アニメの脚本も芸術だといえばそうともいえないことはないとはいえ、それで役所を通すにはかなり無理があった。
 結局、泉こなたのつてで、成美ゆいが身元引受人になることで、奇跡的に在留許可がおりた(ゆいの現役警察官の肩書きが効いたようだ)。
 パティもそれ以来両親とは絶縁状態。将来は、日本に帰化するつもりである。
 そんな経緯のある二人であるからすっかり意気投合したのであるが、だからといって二人の関係に特に変わったところがあるわけでもなかった。高校時代そのまんま。交わす会話も昔のそれと大差ない。
 女が二人以上集まれば、恋愛談義に花が咲くのが普通であるが、この二人の場合は「普通」の恋愛談義にはならない。なにせ、二人とも「三次元の男には興味ない」と公言するほどの筋金入りのオタクだからだ。
 たとえば、次のように。


「でも、ここのやりとりって、完全に泉先輩とかがみ先輩のボケとツッコミだよね」
 ひよりがアニメの脚本を指差しながら、そういった。
「その通りデス。私もあの二人をイメージしながら脚本書きマシタ」
 それは、こなた原作のラノベをアニメ化するにあたっての脚本だった。
 こなたもラノベを書く際には身近な人物を参考にすることはよくあり、ひよりが指摘した部分は、原作でもこなたとかがみをモデルにした形跡がある部分だった。
「あの二人、今でも仲いいみたいッスけどね。いっそのことくっ付いてしまえばいいのに」
「同感デス。かがみも、男なんか諦めてこなたにアタックすればいいのデス」
「そうだよね」
「仲がいいといえば、みなみとゆたかがそれぞれ結婚しちゃったのは、意外デシタ」
「そうそう。あの二人絶対くっ付くと思ってたのに」
 みなみもゆたかも、つい最近結婚して、それぞれ夫をもつ身である。
 ひよりやパティは意外だというが、それは二人が一般人の感覚からズレまくってる確かな証拠だった。
 みなみもゆたかも一般人であり、同性同士でくっ付くなんて当人たちは想像(むしろ「妄想」というべきかもしれないが)すらしなかっただろう。それに、周囲の男性が彼女たちを放っておくわけもない。順当に極々普通の結婚をしたのは、むしろ当然すぎる成り行きだった。


 二人がこんな調子の会話をしていても、職場の同僚も上司も、特に気にもしていなかった。この会社は、社長を初めとしてオタクがほとんどを占めているからだった。
 ここの社員・スタッフにとって、百合談義など日常の雑談のひとつにすぎない。
 そして、やるべきことさえやっていれば、雑談に時間を費やしていても、うるさく言われることはない。よくいえば自由な雰囲気の、悪くいえばだらけた職場であった。
 実際、二人の仕事ぶりは申し分ないものだった。
 日本人以上に日本のアニメ文化に通じているパティの脚本は、原作のよさを最大限に引き出していると評価されていた。彼女は、その実力から、将来は総監督を務めるだろうことは確実と見られている。
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/16(土) 20:16:27.03 ID:GcdzOAg0
 ひよりの作画はアニオタの間で高い評価を受けており、コミケの企業ブースで販売する彼女の限定イラストはあっという間に売切れてしまうプレミア物だった。
 それゆえ、彼女たちは、仕事をきっちり終わらせてさえいれば、職場でだらだらと雑談をしていても、特に怒られるようなことはない。


 仕事を終え、二人そろって自宅に帰る。
 彼女たちは、アパートの一室をルームシェアしていた。
 それなりの給料をもらっているとはいえ、二人とも家出同然の身の上だ。将来ずっと独身である(上述したように、彼女たちは三次元の男には興味がない)ことを考えれば老後に備えて蓄えは必要であり、そのためには節約しなければならない。だから、こうして家賃をケチっていたのである。
 そんな二人に職場の同僚たちは密かに百合疑惑をかけていたが、実際にはそういうことはなかったし、当人たちもそんなことは思いもよらないことだった。オタクは、自分自身がそのような認識の対象となりうるということについては、案外無自覚なものだ。
 それはともかく、二人の間にあるのは、高校時代からずっと変わらぬオタク仲間としての友情である。
 今日の夕食当番はパティだった。
 メニューは、スパゲティ。たらこスパゲティであるところが、何気に日本通であることを示していた。
 食べながら、また会話がはずむ。
 今度は、とあるアニメの男キャラをネタにした801談義であった。
 何度も繰り返すが、二人の間に「普通」の恋愛談義はありえない。
 二人の普通でない恋愛談義はおおいに盛り上がりながら、深夜アニメが始まるまで続いた。


終わり
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 20:40:11.18 ID:Lh/qagSO
GJ
「まともな仕事に就きなさい」これは同じオタクとして、言われたらブチ切れますよねー
そこんとこのひより描写が良かったぜ
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 22:21:07.60 ID:kHv2OUAO
なんだか、まったりしてるなぁ……。
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 22:37:55.67 ID:Lh/qagSO
つかさのキャラソン……よく見たら寝逃げだったのか
夜逃げだと思ってたわww
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 22:48:39.68 ID:Aib39MSO
>>860
夜逃げってなにやったんだつかさwwwwww
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 22:53:28.07 ID:cMenQAo0
替え歌で夜逃げってあるよな。
投資で失敗してってヤツ
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 23:00:29.83 ID:Lh/qagSO
俺のiPodのつかさのキャラソンも夜逃げってなってるしww

>>862
マジで?wwww
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/16(土) 23:05:34.01 ID:0Uqf8cUo
>>863
ニコ動やようつべで「夜・逃・げでリセット!」で検索すると結構Hitするよ。
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/16(土) 23:11:48.97 ID:Lh/qagSO
へぇー、暇が出来たら探してみるかww
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 23:26:42.68 ID:cF2uMQAO
つかさです。
うちの神社は夜逃げするほど苦しくないとです。

つかさです。
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/16(土) 23:29:34.69 ID:wadc0kk0
つかさ「夜逃げ屋つかさ、只今参上」
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/16(土) 23:30:37.71 ID:uMkiTLco
神社が本職なんだろうか
神社って儲かるのか?
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/16(土) 23:54:13.47 ID:3kuiCjc0
>>868
どう考えても、主な収入源は、
元旦とお盆位ですよね。
後は場所に寄りますけど受験シーズンもありますよね。
(どう考えても副職がありそうだ)
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 00:00:52.77 ID:VGLhWIAO
噂では夜逃げバージョンのジャケットともあるとか
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 01:22:32.10 ID:kiS6eMDO
つかさ「お正月以外にも意外と忙しいんだよ?お祭りに七五三、結婚式、あと新築の家でお祓いしたりとか…あ、あと幼稚園を経営するところもあるみたいだよ?」
と、カンペを読むつかさ萌え
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 02:05:20.96 ID:FAO2Jas0
書いてみたけど、ジャンルがいまひとつわからない。
タイトルも決まらない。
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 02:06:09.04 ID:FAO2Jas0
それは、ある日の出来事…

ゆたか「え…みなみちゃんまた学校休み?」
ひより「なんか風邪みたいだよ」
パティ「ユタカのカゼがウツッタネ!!HAHAHA!!」
ゆたか「むーパティちゃんひどいー><」

私、小早川ゆたかは数日前まで風邪をひいていた。
こじらせてかなり危ないところだったらしい。
みなみちゃんは学校帰りにいつもお見舞いに寄ってくれて夜遅くまで看病してくれていた。これには感謝してもしきれない。

ゆたか「それじゃあ、今日は私がお見舞いに行こう。」
ひより「あ、先生が来た。HRが始まるよ」

担任「まず始めにみんなにお知らせがある。岩崎が家庭の事情で転校した」
ゆたか「え……っ?」
ざわつく教室。ゆたかは今なにを言われたのか理解できなかった…
ひより「せ…先生…どういうことッスか…!!」
担任「それは…先生にもどういうことかよくわからないんだ…急な家庭の都合…ということくらいしか聞いてない」
ゆたか「それって…みなみちゃんにーーーもうーーーーー…」
ゆたかは目の前が真っ暗になった。そして、気を失った。
ひより「うわぁぁーゆーちゃんしっかり!!保健委員!!保健委員!!」
パティ「ホケンイインは…ミナミだった…ネ」

ゆたかが目が覚めるとそこは保健室のベッドの上。
ふゆき「気がつきましたか小早川さん。」
ゆたか「………。」
ふゆき「もう昼休みですよ。まだ体調が優れないようですが……」
ゆたか「……今日は……早退……させてください」
それだけの言葉を発するのが今のゆたかには精一杯だった。
ふゆき「わかりました。担任の先生にはそう伝えておきますね」
教室に荷物を取りに戻ると、心配したひよりとパティがいろいろ声をかけてくれたが、ゆたかの耳には入っていなかった。
いつもなら保健室通いのゆたかに軽口を叩く男子も、ゆたかの気持ちを察したのか何も言ってこない。
そのまま、教室を後にするゆたか。
パティ「ユタカ…」
ひより「もう今は…そっとしてあげるしかないよ…」
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 02:06:47.55 ID:FAO2Jas0
帰宅しているゆたかの足は、知らず知らずのうちに泉家とは逆の方向に向かっていた。
ゆたかの足が止まった先は…みなみの家『だった』場所の前。
岩崎という表札は外され、人の気配はなく入り口は固く閉ざされていた。
ゆたか「みなみちゃん…本当に…いなくなっちゃんだね…どうして…どうしてなの…せめてお別れの…挨拶くらいさせてよ…う…うわぁぁぁぁん!!!」
それまで我慢していた感情が噴き出し、ゆたかは、声をあげて泣いた。

   「どうしたんですか」
ゆたかが振り向くと、そこには、みゆきが立っていた。
ゆたか「…た、高翌良先輩…」
みゆき「…小早川さんですか。まあここでは何ですから、中にどうぞ。お茶でも飲んで落ち着きましょう」
ゆたか「え……あ、はい。お邪魔します」

みゆき「そうだったんですか…そういえば昨日みなみさんの家が慌しかったような気がします…そんなことが…」
ゆたか「あの…先輩は何か知って…」
みゆき「………。」
ゆたか「あの……先輩?」
みゆき「……小早川さん……もう一度…みなみさんに…会いたいですか?」
ゆたか「え……?」
みゆき「会って…真実を知ったとしても……後悔しませんか?」
ゆたか「…………みなみちゃんに…会える……?あ、会いたいです!!」
みゆき「そう言うと思っていました。これで手荒なことをせずに済みました。手間が省けましたよ………」
そのみゆきの一言とほぼ同時に、激しい眠気に襲われるゆたか。
ゆたか「せ…さっきのお茶に…何を……」
ゆたかの意識は闇に落ちていった…
みゆき「ふふっ。すぐに会えますよ…ただし、あなたが知っているみなみさんではないですけどね……」
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 02:07:20.25 ID:FAO2Jas0
ゆたか「う…ううん…ここは…」
知らない広い場所。薄暗いが上の方に大きな窓がある。
ゆたか「まるでどこかの研究所みたい…」
起き上がろうとして、手が動かせないことに気がついた。首を回して後ろを見ると、後手に手錠をかけられていた。
ゆたか「ど…どうしてこんなものが…高翌良先輩が…?」
周りを見回すと、もう一つ人影があることに気がついた。
ゆたか「…だ…誰ですか?」
ふらふらとその人影に近づいていくゆたか。その顔が見えるところまで近づいていく。
ゆたか「み……みなみちゃん?」
みなみ「………。」ゆたかの姿を見てもみなみは直立したまま何の反応も示さない。まるで魂が抜けてしまったかのように。
ゆたか「みなみちゃん!私だよ!ゆたかだよ!」
みゆき「無駄ですよ。みなみさんは肉体機能停止していますから。」
扉が開き、みゆきが入ってくる。
ゆたか「え…ど、どういうこと…ですか…?」
みゆき「ふふっ。…真実を…教えてあげましょう……みなみさんは…私の細胞から作った私のクローン…のはずでした。
それがどういうわけか私とは全然似ても似つかない姿になったので…研究用に泳がせていたのです……正式名称は『実験体373』ですね
本以外には全く興味を示さなかった実験体373でしたが…あるとき、一人の人間に興味を示したのです。それが、あなたですよ。小早川さん。
そしてそのやりとりを全て監視してきたのです…ですが、もう十分なデータが取れたのでもう必要ありません。研究は次の段階に入っています。」
ゆたか「せ…先輩…あなたは…一体…」
みゆき「高校生…というのは偽りですよ。私はある機関の研究員です。もちろん高翌良みゆきという名前も偽名です。
ふぅ…さて、実験体373に対する最後の実験です。小早川さん。あなたを殺して反応を見る。それのデータさえ取れればもう実験体373はもう用済みです。
実験に多少の犠牲はやむを得ません。このデータは生体兵器を量産するのに役立つことでしょう…」
そう言いながらナイフを片手にゆたかに近づくみゆき。
ゆたか「い、嫌…こ…来ないで…」
ゆたかは腰が抜けてしまいまともに動けない。
ゆたか「た…助けてぇ…みなみちゃーーん!!」
みゆき「ふふっ。無駄です…な…!?」
みなみがみゆきに飛び掛り、みゆきを押さえこむ。
みゆき「ぐ…そんな莫迦な…あなたの肉体は制御されて…動けないはず…」
みなみ「もう私はあなたの所有物じゃない……ゆたかに危害を加えるというのなら…」
みゆき「創造主に逆らうとは…まあいいデータがとれたのでよしとしましょうか……」
ゆたか「み、みなみちゃん!!」
みなみ「ゆたか、私はいいから早く…逃げて!!」
みゆき「データ送信完了…ふふっ、この研究所にももう用はありません。早く逃げないと10分で爆発しちゃいますよ?」
ゆたか「だったらみなみちゃんも一緒に逃げよう!!」
みなみ「私は…だめ。定期的にメンテナンスを受けないとこの肉体は一週間ともたないから…今ならゆたかだけは逃げられる!!私の分まで…生きて!!」
ゆたかを突き飛ばすみなみ。ゆたかが扉を抜けると同時に閉じられる扉。
みなみ「ゆたか…さよなら。」
そして爆音とともに崩れ落ちる建物。
ゆたか「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 02:07:55.44 ID:FAO2Jas0
ひより「……というネタを考えたッスけどどうッスかねぇ」
こう「何がなんだかわからない。没。」
ひより「ガーン……」
こう「それにこの高翌良さんって3年B組学級委員長の高翌良さんだよね。いいの?本人に無断で使って」
ひより「うっ…」

帰路につくひより。
ひより「うう…渾身のネタだったのに…」
みゆき「田村さん。こんにちは。」
ひより「うぉぉぉぉっ!!」
みゆき「!?」
ひより「いや、ちょっとびっくりしただけッス。こんにちは先輩。あ、先輩に頼みが…」
みゆき「同人のことですねわかります。」
ひより「へ?何でわかるんスか?」
みゆき「そういえば小早川さんと岩崎さんはどうしてますか?」
ひより「たしか今日は二人とも風邪で休み…」
みゆき「本当に風邪だと…お思いですか?ふふっ。」
ひより「へ?」
みゆき「それでは…うふふふ…」

その後、ゆたかとみなみの風邪が治り学校に戻ってくるまで、気が気ではないひよりだった……

終
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 10:26:04.52 ID:BrnPTsSO
聞いてたのかみゆきさんwwww
怖いよ〜((゚Д゚ll))
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 11:24:21.96 ID:FAO2Jas0
読み返してみたけど、読めば読むほどカオスだ
これだからちょっと眠いなか書いたSSは……
しかも最後間違えてた
キャラの呼び方間違えたなんてうかつ_| ̄|○ il||li
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 12:08:04.99 ID:SJTXhgDO
なんか脳内ヴォイスが再生されなくなってきてるな…
俺の書いてるの自体がハチャメチャ過ぎるからだろうけどwwww
 
 
こなたのシリアス声とか叫び声とか特に全然再生されん…
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 12:16:48.83 ID:2U21KISO
>>876
久しぶりの同人ネタと思ったらそうでもない様子ww


>>879
妄想力が足りんぞ!!
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/17(日) 12:22:44.88 ID:FAO2Jas0
>>873-876のタイトルは「みなみの真実、ゆたかの願望」で。
それにしてもみwikiさんは簡単に黒みwiki化させられるから好きだ(悪役的な意味で)
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 13:19:00.12 ID:tRFGKQI0
みゆきさんには狂った科学がよく似合う。
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/17(日) 16:11:27.46 ID:CulkYE.0
>>851
最初、どうして海馬社長なんだwww
周囲の目を気にしないのは、みさおらしいな。

>>857
えっと、ほら。ひよりとのコンビにはもっと適切な人がいるじゃん。
漫画を描くのは苦手で、文章を書くのがメインという、脚本担当にぴったりの人材が。
合同で同人誌まで出した、ペアを組むべき先輩が。
……面識が無いせいで、こなた達やゆたか達の話が出来ないから駄目なのかな。
それとも、二人の関係は「友情」とはちょっと違うと言う事なんだろうか……。

>>876
みゆきさんの静かな怒り……恐ろしいな。
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/17(日) 16:28:21.17 ID:S4bPFFI0
 857です。

>>883
 八坂こうは、ひよりにとってはどうしても「先輩」ですからね。
 ひよりってその辺の礼儀といったところは、案外しっかりしてるイメージがあります。
 あと、個人的には、こうは出版社の編集者とかになりそうなイメージがあるので。
 それに、ひよりは自重自重といいながらディープなところへ転がり落ちていきそうですけど、こうは一定の線で歯止めが効きそうな感じがします。
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 16:59:01.37 ID:2U21KISO
みなみ「……」ペタペタ
こなた「(お、あれは……)やっほー、みなみちゃん」

みなみ「……泉先輩は背が小さいから納得できる」
こなた「何が納得できるのかな……?」

みなみ「!? 泉先輩!? いつから……」
こなた「今から……まぁ、何に納得かは大体察しは付くけどネ」

みなみ「すみません、つい……」
こなた「……はぁ、みなみちゃん」

みなみ「はい」
こなた「今日、私ん家来なよ」
みなみ「え? 何でですか?」
こなた「いいから」


こなたん家

「っでも! 背だって小さいし……胸なんか……」
「ぶわぁかやろおぉぉっ!!」

ダキッ!

「ふぇっ!?」
「良いか、貧乳ってのはなぁ……希少価値なんだよ! ステータス何だよっ! 何も気にすることはない、俺は貧乳が……お前が好きなんだぁぁぁっ!!」


こなた「どう?」
みなみ「……」ドキドキ
こなた(見入ってるね)


次の日の学校

ゆたか「でね、こなたお姉ちゃんったら“ゆーちゃんは胸が小さい方が可愛い”って言うんだよ。気にしてる――」
みなみ「ゆたか」
ゆたか「え?」

みなみ「貧乳はステータスなんだよd(^ー゚)」
ゆたか「え? あれ? みなみちゃん?」アワアワ
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 18:43:55.28 ID:CncVGtM0
>>885
みなみん…洗脳されるなww
887 :第五話 最期まで不幸なのはかがみ2008/08/17(日) 19:00:45.16 ID:CncVGtM0
とうとう…三つそろった…不幸と自分の想像力不足で各エリアの宝石集めは
失敗に終わったけど、終わりよければすべてよし、私、柊かがみは
そのままゆたかちゃんの館の入口に辿り着いた。
「ここに、宝石をはめるのね…」
「そのようデスネ」
私とパトリシアさんは、持っていた宝石を一つずつはめていく。
「これでよし…」
その時にゴゴゴゴ…と音が響いた、
ゆたかちゃんの館の扉が開いたのだ。

PM8:00
小早川 ゆたかの館 1F
柊 かがみ 到着。

〜最初の罠〜
その時である。私の立っていた床の部分が大きく開いた。
よく見るとその向こうには、某怪盗紳士の孫の一つの映画に出たあの銅像があった。

「ちょっ!?それなんてカリ○ストロ!?」
私はそう叫ぶ。

私は、即座に穴が開いていないぎりぎりの場所に捕まることが出来たけど
パトリシアさんは、そのまま落下してしまった。
「パトリシアさーん!!」
私は、そのパトリシアさんに手を差し伸べたが届かなかった。
私は無事に再びゆたかちゃんの館の床に再び立つ。
888 :第五話 最期まで不幸なのはかがみ2008/08/17(日) 19:01:20.12 ID:CncVGtM0
「ここから先は通しませんよ。」
「なっ…何者!?」
「私は、ゆたか様の四天王の一人雇われた。ギャンブラー魔術師です」
「…なに…その勢いで合体させたそんな職業、どのゲームにもいないわよ」
「こっこれから有名になるんですよ!!」
「あぁ…そう…」
私は突っ込む気にすらなれなかった。
「それで…ここを通していくれない?早く先に進みたいんだけど」
「…駄目ですね…私との勝負に勝てればいいですよ?負ければあなたを人形にします」
「くっ!!勝負内容は?」
「ポーカー勝負で」
「……(ギャンブラー魔術師)」
私は適当なカードを四枚ほど受け取る。
「それでは…始めましょうか?」
初期カードを見る。
3 6

Q K
私は、最後の一枚を覗いてみる。
3 6
 4
Q K
「どうやら…顔を見る限り最悪な牌パイのようですね、こちらは初期状態でストレートです
これで勝負に行かせてもらいましょう?」
「それでいいの?まだ勝負は終わったわけじゃないのよ?」
私は、トランプカードに念じる。チャンジするカードを私は選んだ。
そして、チェンジしたカードを含める四枚のカードを見せた。
3 Q

Q 3
889 :第五話 最期まで不幸なのはかがみ2008/08/17(日) 19:01:53.65 ID:CncVGtM0
このままではツーペアしかし…もしこのどちらかが来ればフルハウスに昇格!!
しかも…これは連続してこの状態になったのだ!!
もしかすると、今の私の引きは強いのかも!?
私はゆっくりと、残りの一枚のカードをめくって見せた。
3 Q
 7
Q 3

その時、私の体から煙がボワンと現われて…

PM8:20
柊 かがみ
人形となってしまいGAME OVER

「やりい!!本物のかがみを人形化したものを手に入れたぜ…ハアハア」
【実はこの人、沖縄に住んでいるんだけれど…わざわざ、
鷲宮神社まで行ってかがみは俺の嫁と書くほどのかがみファン】

残りの生存確認4名 生死不明1名
生存確認 柊 つかさ、田村 ひより、高翌良 みゆき、岩崎 みなみ
生死不明 パトシリア=マーティン

次にゆたかの館に辿り着いたのはつかさであった。
つかさは自分の姉の一部始終を見ていた。

(お姉ちゃん、ごめんね…でもこなちゃんは譲れないから)
890 :勢いでこな×かが2008/08/17(日) 19:55:16.68 ID:CncVGtM0
「…旅行?」
「うん…卒業旅行」
こなたはかがみを見る。
「突然どうして?」
「いやあ…やっぱり何か思い出を残したいじゃない」
「それもそうだね…所でどこの予定にするの?」
「…ふふふ…それは着いてからのお楽しみという事で」
「うん…わかった、でいつ?」
「明日」
「はやっ!!何でそこまで唐突なのさ!?まぁその数日間はなにも予定はないけどさ」
「それじゃあ、明日ね」
「うん…また明日。」
私は、急いで出来る限りの用意をした。

次の日
「あれ?かがみだけ?」
「うん、つかさは風邪をひいちゃったから」
「みゆきさんは?」
「みゆきの家が放火に会ってね、だからそれどころじゃないって」
「あらら…大変そうだね」
「じゃあ、行きましょう?」
「そだね…」
「あ〜そうだ行先は最後まで秘密にしておきたいから目隠しをつけておいて」
「了解、かがみがミステリーツアーを考えるなんて珍しいね…」
891 :勢いでこな×かが2008/08/17(日) 19:55:38.00 ID:CncVGtM0
数時間後。

「いいよ…こなた目隠しを取って」
「んっ?ここはどこ?」
…なんかの写真では見たことがあるようなところだ。
青い海が広がっている。海が美しく底まで見えそうだ。
そう思いながら見渡していると

「沖ノ鳥島」
「はっ!?」
どう考えても卒業旅行で行くような場所ではない。
「なっ何でここなのさ!!」
「いや〜前々から思っていたのよね…作者が私の恋心に関して厳しすぎだという感じでさ」
「…どっどどういうこと?」
「ほら、小早川 ゆたかの野望なんてさ、ゆたかちゃんにやぶれちゃったじゃない
一番最初のリタイアよ!!」
「なっ何の話をしているのさ!?訳が分からないよ!!」
「…この作者の他の作品、かがみの病気なんてさ私の恋心が最後まで届かなかったのよ?」
「…なんでそうなるのさ!?というかあの作品の行動を取ったら誰だって嫌いになるよ!!」
「でさ、作者の気まぐれで特別ミッションを出した時なんてさ、失敗しちゃってさ!!
あきらかに酷い仕打ちを受けてしまったのよ。こなたに告白する前に私の後ろにいた
ゆたかちゃんに抱きついちゃってさ!!」
「さっきから全然何の話をしているのか理解できないよ!!」
「始末部隊ならどうなるか解らないけど…とりあえず、今さっきね
こなたとイチャイチャする権利を得たのよね」
892 :勢いでこな×かが2008/08/17(日) 19:56:04.05 ID:CncVGtM0
作者…何のことだよ!?
「で…この沖ノ鳥島なら…誰も邪魔が入らない…というわけでイタダキマス!!こなた」
どこまで慎重派何だよ!!


(書けません)


「る〜」
「にぱ〜☆」
泣いている私とは対照的にかがみはニコニコ顔になっていた。

一応作者はこな×かが大好きです。こな×つかも好きですけど。
893 :一発ネタ2008/08/17(日) 22:11:59.52 ID:FJPxkEA0
みなみ「南の島に行ってみたい」
ゆたか「いいね、きっと自然が豊かだろうねー」
つかさ「いつかさ、行こうよー皆で!」
ひより「行くなら絶好の海水浴日和にッスね!」
あやの「私の水着は綾の模様だよ〜」
みさお「南さ、オーストラリアとか良くねぇ?」
みゆき「あちらはこちらと季節が逆なので、冷え込み、雪が降りますよ」
かがみ「当たり前でしょ、って屈み姿勢で落ち込むなよ!」
パティ「夜は海辺でバーベキューパーティーしませんカ?」
こなた「おぅ!こーなったら思う存分楽しまないとねっ!」


ななこ「なーなー、これってダジャレか?」
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 22:26:35.43 ID:2U21KISO
>>893
ほとんど無理矢理ww
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 23:07:47.13 ID:8dZy8oAO
いいセンスだww
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/17(日) 23:59:19.57 ID:z43TZEAO
>>893
あやのはキツいっ
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 00:12:19.18 ID:d3PHJoSO
>>893
気付いたら吹いてたww
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2008/08/18(月) 00:25:49.96 ID:CXCekUAO
>>893
不覚にもワロタ
かがみあやのはもうちょっと何とかならなかったのかwww
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 01:36:42.59 ID:0683YeY0
>>893
今、やっとその意味に気づいた僕って…
笑ったけどwwwwww
900 :避難所より、プチ祭り開催のお知らせ2008/08/18(月) 07:53:18.01 ID:UDf3YADO
☆プチ祭り開催!!☆
避難所で密かに続いていた『プチ祭り』が今日から始まります!
……と言っても水面下で行われていたのでわからない人もいるかもしれませんね。
 
☆プチ祭りについて☆
「コンクールがない月もなにかしないか」という発言を基に話し合いが避難所にて行われていました。
話し合いの結果、コンクールのようにガチガチではないものの、コンクールと同じような――祭りみたいなのを開こうとなりました。
 
☆プチ祭りのルール☆
お題に沿ったネタを書くのがコンクールですが、プチ祭りは『定められた制限の中で決められたキーワードをSS内に入れる』となっています。キーワードによってはコンクールよりムズい!?
今回のルールは『500文字以内で』『急に降ってくる』というキーワードをSSに入れること。改行は500文字に含めません。
水面下での活動だったために今回の制限とお題はこちら側で決めさせていただきました。次回からは全員で投票とかできるといいですね。
 
☆期限☆
今日から24日の一週間……となっているはずです。
肝心の『長さ』を決めていなかったので、そこは避難所にて現在進行形で話し合いをしたいと思います。
 
☆参加条件☆
ありません。キーワードが入るようなSSならカオスでも構いません。祭りなので。
ただし、プチ祭り参加のSSを投下する場合、必ず宣言をしてくださいね。
プチ祭りにはコンクールのような投票はございません。普段はROM専の方も気軽にご参加ください!!
 
☆お詫び☆
あまり本スレに宣伝せずにいきなり開催となってしまい、申し訳ございません。一週間(仮)という短い時間ですが、何卒ご了承くださいませ。
あと、このプチ祭りの生い立ちが違ってる気もします……
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 07:58:31.77 ID:UDf3YADO
試しに、とは言いませんが、私のプチ祭り参加作品を投下します。改行を除いて、ちょっきり500のはずです。
……500に収めるのが結構難しかったです。
 
 
 
 
 
『雨の日の優しさ』

「も〜、なんで急に降ってくるのさ〜!」

私の隣でそうぼやく青い髪の女の子。身長は小学生くらいに小さいけれど、ここにいるってことはこの子も陵桜の受験生なのね。

「え……」

私は無言で、持っていた傘を差し出した。

「ど、どうして……」
「わっ、私は妹と同じ傘に入っていくからさ。これ、いいよ」

女の子は傘を手に取ると、笑顔で私に言って走りだした。

「ありがとう!」
 
 
 
 
 
あれから二ヶ月。あの子は今、どうしているだろうか。
私達は受かったけど、あの子も受かってるといいな。

「お、なんか嬉しそうね」
「えへへ、今日新しい友達が――」
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 08:13:18.54 ID:pHc.eUSO
>>901
GJ!高校受かる前の出会いか、良かったぜ
やはりというか雨ネタでしたかww

後、文字数えてみたけど250文字しかなかったよ
もしかして全角を2文字として扱うの?
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 08:20:25.03 ID:UDf3YADO
>>902
ミスりました……鬱だ氏のう……
 
 
 
最初の奴が間違えてどうする……orz
とりあえずそのままにしておいてください…………
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 08:54:14.72 ID:pLGNPgDO
うへー、あんだけ短くても250か……
こりゃ難しそうだなwwww
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 12:39:43.59 ID:pHc.eUSO
ではプチ祭作品を投下します
906 :良い夏の思い出[saga]:2008/08/18(月) 12:41:01.71 ID:pHc.eUSO
「冷たくて気持ち良いわねー」
「そだねー」

 夏休みも後僅か、ということで私達は少し大きめのプールに来ていた。それもみゆきの所有するプールで今日は貸し切りというのだから驚きね。

「そーいえば泉さんが見当たりませんね」
「あれ? さっきまでそこに居たのに」
「一番、こなた! 行きます!」

 私がこなたを目で探してると、上から奴の声が聞こえた。飛び込み用の台の一番上にいやがる。

「って、おい! ちょっと待――」

 だが既に飛んでしまったこなたにそんな叫びは届くはずもなく、こなたは私達の近くにザッパーンと大きな音を起てて飛び込んできた。

「あんたねぇっ! 急に降ってくるな!!」
「ごめんごめん、およ?」
「な、何よ?」

 私の顔に何か付いているのかと思ったが、こなたが見てるのは顔より下だ……って!

「ひゃっ!?」
「かがみの生乳、見ぃちゃった♪」
「恥ずかしいこと言うなぁっ!」

 どうやらさっきの衝撃で上の水着が取れちゃったみたいね。死ぬほど恥ずかしいわ……。こなたの馬鹿。

「貸し切りで良かったね、お姉ちゃん」

 まったくだ……。

完
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 14:54:49.62 ID:pHc.eUSO
>>906
タイトルミス
「夏の良い思い出」でした
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/18(月) 20:42:18.75 ID:D.rwrwE0
プチ祭り参加作品を投下します。
909 :流れ星と友と私[saga]:2008/08/18(月) 20:43:42.39 ID:D.rwrwE0
「う〜ん、詰まった」
 こなたはパソコンのキーボードから手を離した。
 ラノベの原稿が進まない。
 投げ出したい気分であったが、これが生活の糧である以上、そうもいかない。

 気分転換に夜風にあたろうと外に出る。
 ふと空を見上げると、急に降ってくる流れ星。
 次から次へと降り注ぐ。
 今日は流星群の夜だった。
「これだけあれば、願い事三回いえそうだね」

 ──どう考えても無理だろ、現実的に

 ふと思い出したのは友の言葉。
 神社の家の娘とは思えないほどの現実主義者で理屈屋。それでいて面倒見がいい。
 そんな彼女が弁護士になったのは、納得のいくところだった。
 妄想を文字に垂れ流せばすむ自分とは対極の存在。
 流れ星への願い事など彼女には無縁だろう。

 そうして、流れ星を眺めているうちに、脳裏にひらめくものがあった。


急に降る
流れ星への
願い無く
今日も頑張る
かがみ先生


「う〜ん、短歌もどきはラノベのネタには使えないね」
 でも、誰に読まれることも誰に聞かれることもない言葉だとしても、それでもいいだろう。
「がんばれ、かがみん。がんばれ、私」
 そうつぶやいて、こなたは自室に戻った。
 そのあとは、不思議なほど原稿がはかどった。
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/18(月) 20:45:10.49 ID:D.rwrwE0
500文字におさめるのがきつかった。
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 20:57:27.80 ID:PwzUbwAO
急に降ってきたのは>>907はこなたで、>>910は流星か……。みんないいはっそうりょくだよね……。うらやましいすぐる

プチ祭の参加作品投下します。
912 :やさしい雨2008/08/18(月) 21:00:48.54 ID:PwzUbwAO
それぞれが具材を持ち寄って、みんながこうして私の家に集まって、騒いではしゃいで食べて……、夏休み企画のBBQは全て計画通りに進んでいたはずなのに、田村さんが曇って来たねと一言つぶやいて以来、一気に計画は崩れだし、呑気にピーマンを食べていた私は急に降ってきた夕立によりずぶ濡れになり、真っ赤に光る炭は雨粒が当たる度にジュっと音を立ててススをまき散らすようになると、たまらず私たちはガレージへと非難する事にしたのだが、逃げ遅れたゆたかはびしょ濡れになってしまい、寒いよぉと凍えだすものだから、私もそんなゆたかを見ていられず土砂降りの庭を駆け出して、放置されたままのBBQセットをガレージまで運び込み、消えかかった炎をうちわで仰いで何とかゆたかに暖が取れるように努力してみたのだが赤い光は消えてしまい努力は実らず、私は、母から借りたタオルで体を拭いているゆたかの姿を見て、ごめんと一言だけ呟き、その後にほとばしる悔しさに涙を流すと、ゆたかは力強くタオルで私の髪を拭いて、私の目を見つめながら、ありがとう、と囁いてくれて、その時初めて、悪戯な雨に対してやさしくなれたような、不思議な感覚味わう事ができたのだ。
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 21:03:45.67 ID:PwzUbwAO
>>912
改行と「。」を一切使わずにぴったり500文字を達成させてみたけど、なんと携帯から読んでも略されずに通常のままで作品全部が読めるという副産物を得て感動した!
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 21:41:58.56 ID:gStgVvM0
うわあああ、ネタがかぶった。
しかし、そんな事は気にしないで書いても問題ない。
何故なら、これはネタかぶり必至の特別なテーマだからです。
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 22:26:04.58 ID:yRoA24s0
お祭り中すいません。長編投下してもいいですか?17KBで7スレくらいかな。
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 22:28:41.56 ID:CXCekUAO
かもん
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 22:42:33.32 ID:JselfIA0
かがみ宛に手紙が届きました
『本日23時までにレスがなければ、あなたの願いが叶うでしょう、

かがみ「ええっ、あと20分、誰も書き込みませにょうに・・・そうすれば、わたしはこなたと・・・
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 22:49:58.48 ID:pHc.eUSO
プチ祭って一人一作なのか?
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 22:56:38.77 ID:JselfIA0
かがみ「うわぁ・・・書き込まれちゃったわね・・願いは叶わず・・・か。ん?手紙に続きが・・・」

     引き換えにあなたの一番大切なものを頂きます』

かがみ「これは願いが叶わなくてよかった・・のか?
・・・・・。
一番大切なもの・・・・か・・・・・」
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 22:59:06.37 ID:JselfIA0
引き換えにあなたの一番大切なものを永遠に失うでしょう』
にすればよかったと、反省。
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 23:01:39.74 ID:PwzUbwAO
>>918
そんな事はないだろ

>>919
一番大切な物を手に入れたいのにねww
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 23:10:50.31 ID:pHc.eUSO
じゃあたくさん書いちゃうか!祭だし

っても、そんなにネタはないんだけども
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 23:12:17.49 ID:XJOWybU0
>>922
今気がついたが胡散臭いIDだなww
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 23:14:10.77 ID:JselfIA0
>>923
USOジャパン思い出したwwww

願いが叶ったバージョン書きたかったな・・・
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/18(月) 23:16:01.68 ID:fLfggSc0
それはそれで結末が恐ろしいけどな
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 23:16:28.86 ID:MHdj/FUo
>>901
これはいいツンデレww

>>906
飛び込み台までついてんのかww
生……くぁwwせdrftgyふじこlp;@:「」

>>909
短歌良いなぁ。案外かがみも……

>>912
詰めすぎww
急に振られると最悪だけど場合によりけりってことだねww

>>918
そういう決まりはないはずだが……どうだろ
程々なら良いんじゃないww

927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 23:25:50.72 ID:MHdj/FUo
ところで
>>915
投下しなくていいのか? 

ってまだ起きてるか分からんけど。祭り中とかは気にしなくていいよ
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 23:27:43.76 ID:JKQCYBco
7スレか
読み応え抜群だろうな
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/18(月) 23:29:27.03 ID:JselfIA0
7000レスか・・・
と釣られてみる

さて、仕事行ってくるか
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 00:26:07.17 ID:yIP48Co0
>>915です。

遅くなってすいません。こっちのPCの調子が悪かったもので。

投下します。
931 :Two of us and a Two-toned coupe2008/08/19(火) 00:27:28.78 ID:yIP48Co0
こんにちは。泉かなたです。
今日は皆さんに、昔話をしようと思います。娘が生まれるより、少し前の話を。


---- Two of us and a Two-toned coupe ----
932 :Two of us and a Two-toned coupe 1/72008/08/19(火) 00:28:31.75 ID:yIP48Co0
 �T.

石川から駆け落ち、埼玉にやってきて3年目の8月。彼氏――なんてよそよそしい呼び方も何ですね。やっぱりいつも通りに呼びましょう――、そう君はいつものように、唐突に言い出しました。

「かなた、今週末にドライブ行かないか?」

今でこそ、そう君は幸手に豪邸を建てて、その大きな家を持て余しているのですが、当時はまだまだ駆け出しの作家でした。家賃数万円のオンボロアパートで同棲、クーラーもなければお金もない。貧乏だけれど幸せな毎日でした。

本題に戻りましょう。
ドライブですって?そう君、クルマなんて持ってないじゃない。
「大学の友達がクルマ貸してくれるって。原稿は一昨日に編集部に上げたから、しばらくはのんびりできるしな」
「へぇ……そう君、免許持ってた?」
「ああ。それも大学ン時に取った。身分証明書代わりにしかしてなかったけどな」

意外です。いくら違う学部だったからと言っても(そう君は教育学部、私はフランス語学部でした)、週に3〜4日は顔を合わせていたのです。いつの間に免許なんて取ってたんでしょうか。

「で、どこに行くの?」
「そうだな……榛名山なんてどうだ?」
「群馬?」
「そう、群馬。夏こそ温泉とか」

私も暑い夏に騒がしい電気街へ行くよりは――どことは敢えて言いません――、落ち着いた場所に行く方が何倍も好きです。でも、20代半ばにして温泉旅行(しかも真夏に)というのはあまりにどうかと思いました。

「だからさ、一周回って温泉とか」
「まぁ、そう君から提案してくれるなんて珍しいしね。行きましょう」
「おお、そう言ってくれると嬉しいよ」

本当に、この頃のそう君には困っていました。ここで愚痴を言うつもりはありませんが、自分の趣味に私まで巻き込むんですからたまりません。
そんなそう君からのドライブのお誘いだなんて、受けないわけがないですよね。私もほんのちょっと意地悪しましたけど、榛名山までドライブすることに決めました。
933 :Two of us and a Two-toned coupe 2/72008/08/19(火) 00:28:52.74 ID:yIP48Co0
 �U.

週末。朝7時きっかりに、そう君は車を取りに出て行ってしまいました。私もすでに起きていて、お弁当の用意の真っ最中。久しぶりに腕によりをかけて作ってみたんです!
元々料理は好きでしたし、石川にいた頃から色々と作ってはいました。高校の頃はたまにそう君にお弁当作ってきたり。
もちろんそう君のお母さんとは申し合わせをしましたけどね。毎週木曜日は私がそう君のお弁当を作って行く日でした。

で、今日のお弁当は久々に、そう君の大好きな肉じゃがを入れたんです。私たちは2人とも和食党でしたから。

今日は私にしては珍しく、黒い服を着て行こうと思います。いつも白い服が多いのは私の趣味なんですけど、必要以上に子供っぽく見えるので悔しかったんです。
だから今日は黒いワンピース。デパートのセール品だったことは秘密です。


8時。そう君が戻ってきました。
私はすでに準備が出来ています。そう君も……別段変わったものは必要ないはずです。
アパートの階段を降りると、道路沿いに白黒のツートーンのクルマが停めてありました。目は閉じていて――ライトが点く時だけまぶたを開くから――、どことなくそれが、目覚めの悪いパンダのようにも見えました。その閉じた両目の間には“TRUENO”の文字。何と読むんでしょう?
運転席側のドアが開き、背の高いそう君がすっくと立ち上がります。私には到底真似できません。普段は情けないそう君がほんの少しだけカッコ良く見えたのは気のせいでしょうか。

「遅かったね。一体どこまで行ってたの?」
「春日部まで電車に乗って行って、帰りは運転して帰ってきた」
「けっこう大変だったでしょ?お茶飲む?」
「ああ、頼む。一服したら出発しよう」

私は自分の背丈ほどの小さな冷蔵庫から、烏龍茶の入ったケトルを取り出しました。湯呑みに冷茶は似合わないと常々思いますが、グラスよりはマシなように思いませんか?別に何だっていいんですけれど。
2人分の湯呑みにお茶を注いで、私たちは一休みしていました。


「んじゃ、そろそろ行くか?」
「そうね。お弁当は出来てるわよ」
「かなたの弁当なんて久々だな」
「6〜7年は作ってなかったかしら」
「ああ、高校の頃を思い出すよ」

私たちは、決して多くはない荷物をトランクに積み込み出発しました。
934 :Two of us and a Two-toned coupe 3/72008/08/19(火) 00:29:25.77 ID:yIP48Co0
 �V.

久喜ICから渋川伊香保ICまで、高速道路を使うことも出来たんですが、そこはやはりお金がない以上、下から走らなくてはどうしようもありません。埼玉西北の山々を抜けないことには群馬に着かないのです。石川はむしろ海の印象が強いですが、埼玉や群馬と聞くと、どうしても山道を思い浮かべてしまいます。

「そう君」
「何だ?」
「次の新作、売れるかな?」
「どうだろうな……自分が満足行くかどうかとはあんまり関係ないからなー……」
「そういうものなの?」
「どうやらそうらしいんだ。俺もデビューしてから気付いたんだが……去年の頭に出した『消えゆく記憶の残滓』。俺は今ひとつ納得いかなかったけど、賞だってもらったし、それなりに売れもした。その前は自信作だったのに空振りした。小説なんてそんなもんさ。売れるかどうかは分からないよ」
「そうなの……」

「まあ今回はまだ売れるだろ。けっこう読者ウケするやつを書いたつもりだし」
「次も売れるといいね」

売れるといいね、と言うよりは、売れてくれないと食べて行けないんですけどね。いちおう私も内職で家計を助けてますけど、それでも生活はそう君にかかってるんです。

「もう群馬入ったけど、どうする?どっかで休むか?」
「いや、いいわ。渋川まで行っちゃいましょう」
「了解しましたッ!」

そう言って、そう君はアクセルをふかします。唸りをあげながら山道を走るツートーン。きっと奇妙な光景なんでしょうね。
しかもこのクルマ、借り物ですよね?人様のクルマで事故なんかしたら、私たち食べて行けなくなるの分かってますか?

「大丈夫だ!事故ってもお前だけは全力で守る!」

気持ちは嬉しいのですが……どうか無事に伊香保へ着きますように……。
935 :Two of us and a Two-toned coupe 4/72008/08/19(火) 00:30:02.11 ID:yIP48Co0
 �W.

結局、都会の真ん中を走ることなく、伊香保温泉街まで着いてしまいました。
駐車場にクルマを停めて私たちはドアを開けます。立ち上がった瞬間に、そう君との距離が一気に離れてしまうのは残念です。昔はもっと近かったのに、と思うこともあります。

「でも、昔よりずっとお互いが“近く”なっただろ?」
「そうね、気持ちは近くなったと思うわ。でも、いつもいつもそう君を見上げてるから肩が凝るの」
「じゃあこうすればいい。そりゃっ!」
「きゃああっ!やめてぇぇっ!」

そう君は素早く私を抱きかかえ、するりと自分の肩の上に乗せてしまいました。彼氏に肩車される女なんて未だかつて見たことも聞いたこともありません。
それなのにそう君は、あっさりと私を肩車してしまったのです。

「ほら、降ろして!」
「いいじゃないか、階段のてっぺんまで運んでやるから」
「うう……周囲からの好奇の視線が怖いわ」

主に親子と間違えられている方向で。或いは年の離れた兄妹?これでも同い年のカップルですから。

そう君は仕方なく私を降ろし、それから写真を撮っています。
大学の頃から変わらす使っているそう君の一眼レフカメラ、ものすごく似合っているから不思議です。そう君はカメラを片手に私に言いました。

「かなた、ちょっとそこの階段に腰掛けてくれないか?」
「階段?」
「ああ。このアングルだとかなりいい写真が撮れそうなんだ」

わかった、と軽く返事をして、私は階段に座りました。そう君はカメラを縦に構えています。やや横から太陽が照りつけていますが、逆光にはならないみたいですね。

かしゃっ、と、さりげなくシャッターが降りました。そう君は「はい、チーズ」なんて言わずに、唐突にシャッターを切るんですよ。なんでも、身構えると表情が硬くなるからだそうで、素早く写真を取ってしまうのです。

「うまく撮れた?」
「ああ、多分な。もう1枚いくぞ、それっ!」
「ああちょっとまだ私座ってない!」

こんな具合です。小さな頃から私はそう君に振り回されっぱなしでした。でも不思議と、それが嫌じゃなかったんです!だからこそ一緒にいるんですけどね。

私たちは少し石段から外れ、ベンチでお弁当を広げました。保冷剤を入れてきたので傷みはないはずです。
そう君は終始美味しそうに私のお弁当を食べていました。この顔が見たかったから、高校の頃の私は朝早くからお弁当を作っていたんです。久しぶりにお弁当を作って、昔の気持ちも思い出せたようですね。その気持ちが今でも変わっていないことも、私は嬉しく感じました。

「でも、かなたの弁当は昔から変わらないな」
「進歩してないの?」
「そんな意味じゃないさ。昔から美味いのは変わらない、ってことだよ」
分かってますよ?そう君がそんな酷いこと言うわけないですから。ちょっと意地悪してみただけですよっ!
「ふふふ……そう言ってくれると作り甲斐があるわ」
「はは、俺は善良な消費者ってわけか」
「作り手にとっては最高のお客様よ」
「なるほど……ありがたい話だ」
「どういたしまして」
2人は笑い合います。最近はそう君が忙しかったから、こうやってのんびり笑う時間はあまりありませんでした。決してそう君は私に当たったりはしませんけど、それでも構ってくれないと私も退屈なんです。

お弁当を食べ終わると、私たちはまた石段を登ることにしました。
936 :Two of us and a Two-toned coupe 5/72008/08/19(火) 00:31:16.00 ID:yIP48Co0
 �X.

私たちが並んで石段を登ってゆくと(この石段がかなりハードでしたが)、古びた鳥居がありました。神社でしょうか。伊香保神社?へぇ……こんなところにも神社があるんですね。
参拝する前に神主さんにお話を聞くため社務所に立ち寄ると、神主さんらしきおじいさん――相当のご高翌齢なようです――が私たちに気付いて出て来てくれました。
「お2人さん……どこから来なすったんだい?」
「埼玉です。幸手の権現桜の近くから」
答えたのは私ではなくそう君です。
「ほう……あの辺りだと、鷹宮神社が近いのかな?」
「隣町になりますね。鷹宮はご存知なんですか?」
「ああ、あそこの先代とは長い付き合いじゃった。今はまだ若い娘婿が神社を背負っておる」
「はぁ……。ところで、こちらは安産の神様がいらっしゃると聞いてきたんですが」
いつの間に調べたんでしょうか?当時はまだ小説も原稿用紙で、パソコンも持っていなかったんですが……。
「そうじゃな、子宝と……最近は縁結びも増えておる」
「縁結びですか?」
私は思わず問い返しました。
「そうじゃ。若いカップルが来ることが割と多いのう。あんたらもそうじゃろ」
「ええ、そうですね」
そう言ってそう君は私の肩に手を添えました。
「なら、ここの大己貴命[おほなむち]に参拝して行きなさい」
「大己貴命……大国主命[おおくにぬしのみこと]ですか」
そう君がまた問います。
「そうじゃな……確かそうだったかな」

私たちはとりあえず、お祈りしてくることにしました。

2人並んで手を合わせ、そう君は何かを呟いたようです。私たちの縁結びでしょうか。子宝を願うのはまだ気が早いように思いますが……。
「何をお祈りしたの?」
「ははは……まだ秘密だ」
「そう君ズルいよ」
「お前だって俺と同じじゃないのか?」
「うーん、そう君が変なことお願いしてなかったらね」
「手厳しいなァ……」

石段を下りながら私たちは談笑します。誰かお土産を買って行かなくちゃならない人はいなかったでしょうか?

「出版社のほうと、お隣さんは要るわよね?」
「ああ、あとクルマ貸してくれた友達に買って行ってやってもいいか?」
「そうね。お礼の菓子折り代わりにどうかしら」
「なるほど、いっぺんに済んでラクだな」
「べ、別にそんな意味で言ったつもりじゃないよ!」
「……そんな慌てて弁解しなくてもいいだろ?顔真っ赤だぞ?」
「もう!そう君のバカ!」
私は思いっ切りそう君の頭を小突こうとしました。
しかし……。

「かなた……ひょっとして」

――届かないのか?


――もうッ!うるさーい!!
937 :Two of us and a Two-toned coupe 6/72008/08/19(火) 00:32:52.00 ID:yIP48Co0
 �Y.

お土産は5人分。伊香保名物、温泉まんじゅうです。伊香保温泉と言えばコレですよね?
2人は駐車場に乗り、そう君は慣れない手つきでキーを回します。私たちは榛名山をドライブすることにしました。
交通量の少ない山道を走りながらそう君は言います。
「ここも秋になると紅葉が綺麗なんだってさ」
「前に榛名まで来たことあるの?」
「いや、写真を見せてもらっただけだけどな」
「群馬に友達なんていた?」
「出版社に前橋出身の人がいるんだ。旅行の時の写真を見せてもらったのさ」
じゃあなんでこんな真夏に連れてきたのよ?私のささやかな、しかし最大の疑問の答えは、まだ私には分かりませんでした。
「でも、ずいぶんと曲がりくねってるわね」
「だよなぁ……どうりで好きこのんで来る人もいないわけだ」
10分ほど走った辺りでまた駐車場が見え、そう君はそこにクルマを停めました。
そして私たちはクルマを降り、湖畔へと歩いてゆきました。
湖畔にはベンチ。そう君は私に、座ろう、と提案します。私はその左側に、そう君は右隣に座りました。湖の向こうからは、真っ赤な夕日が私たちを照らしています。
「ふぅ……かなた、体調悪くないか?」
「大丈夫。ずっと元気だから」
「そうか。無理せずにいつでも言ってくれよ?」
「了解しましたっ」私は元気なことをアピールするために、少しだけ威勢良く答えました。
「そりゃあ結構だッ!」
夕日に向かって、そう君が右手の小石を投げると、小石は湖面を4回跳ねて湖底へと沈んでゆきました。
「そういえば、ゆきんとこのゆいちゃん、今いくつだった?」
「確かもうすぐ3歳になるんじゃなかった?」
「もう3歳か……何となく先越された感じだな」
「うーん、ゆきちゃんは結婚早かったから」
「ああ、分かってはいるけどさ」
「そう君は悔しいの?」
「まあ、悔しくないって言ったら嘘になるな」
「そう……それはそう君自身にも原因はあるんじゃないかしら?」
「性格か?」
「性格もそうだし、その趣味も」
「趣味?」
「そう。昔からずっと漫画とか好きだったじゃない?ほんとに、いつの間にこんな風になっちゃったんだろ」
呆れざるを得ませんでした。幼稚園くらいの頃は、さすがに今みたいなゲームに手を出したりはしていなかったみたいですが、中学くらいからかな?そう君が少しずつ変わったのは。

「それはな、かなた」
そう君は静かに口を開きました。
「お前が振り向いてくれないから、俺はこんな風になっちまったんだよ」
「え?」
私は思わず、素っ頓狂な声をあげてしまいました。ふだんの私なら、「私のせいなの!?」なんて、言い返すことだって出来たんですが。
938 :Two of us and a Two-toned coupe 6/72008/08/19(火) 00:32:59.37 ID:yIP48Co0


「こんな言い方も何だけどさ」
そう君は続けます。
「俺は曲がりなりにも小説書いてるから、もっと凝ったことを言おうかとも思った。でも結局、伝えたいことはすごく簡単なことだったんだ。ひとつの思いだけが言いたかったのさ」


――――俺と結婚してくれ!


え?こんなところでプロポーズ?
そう君はじっと私の目を見つめて返事を待っています。私は答えなくてはなりません。答えはどうだって?

決まってるじゃないですか!



――――私も、そう君と結婚したい。


いつの間にかそう君は、左手に小さな箱を持っていました。そして私に言います。

ありがとう。それならこれ、もらってくれるよな?


小箱の中身は指輪でした。夕日がまぶしいので分からなかったんですが、小箱の正体は指輪のケースだったのです。

そう君の大きな手が、子供のような私の手に触れます。私のことを好きでいてくれる人がいるという実感だけで、私は頬を赤らめてしまいました。

指輪が入らない?まさか。
指はすごく細いんですから。
いや、ちょっとはめ慣れてなかっただけみたいです。


こうして、そう君は私にプロポーズしてくれたのでした。
939 :Two of us and a Two-toned coupe 6/72008/08/19(火) 00:34:10.37 ID:yIP48Co0
 �Z.epilogue

その後のことを、少しだけお話しましょう。

そう君は少し席を外して、公衆電話の方へ行ってしまいました。あとで分かったのですが、クルマを借りていた友達のところに電話していたようです。

結局どちらともなくクルマに乗った私たちは、春日部のそう君の友達のお家へ立ち寄りました。そう君としては、そこから電車に乗って帰るつもりらしかったんですが、お友達はご厚意で私たちを幸手まで送り届けてくれました。
私は疲れのあまり、後部座席でそう君にもたれかかって眠ってしまったんですが、幸手のアパートで私を起こした時のそう君の顔は今でも忘れられません。薄暗かったのでよく見えませんでしたが、すごく優しい顔をしていたのです。今まで見たことがないほどに。

3日後に私たちは籍を入れました。8月19日。私の誕生日が次の日で、そう君の誕生日がさらにその次の日。
こなたを身ごもったのは、それから4年後の話になります。子宝に恵まれるのが少し遅かったので私は――それ以上にそう君が心配したんですが、何とか子供はできました。
それからのことは皆さんご存知だと思います。私の人生は決して長くはなかった。けれど、そう君と過ごした5年間――いえ、30年の月日は、本当に幸せだったと自信を持って言えます。短い間ではあったけれど、そう君の妻として在ることが出来た。それが私の一番の誇りなんです。
私がいなくなったからといって、そう君がすぐに再婚するなんて思いませんでしたが、私のことを引きずり続けることも決して良くないと私は知っていました。
しかしそう君は、男手ひとつでこなたを育て上げてくれました。私が望んだ普通とはちょっとだけ違うけれど。

今日はプロポーズから25年の記念日。
2年ぶりにまたこの家に帰ってきました。“向こう”でもお盆は帰省ラッシュでしたから……わざと日程を遅らせて来たんです。
相変わらずそう君とこなたは楽しそうに遊んでいます。こなたはもう20歳なんですね。
「………だから、榛名山とハチロクには、かなたとの思い出があるんだよ」
「へぇ……まさか榛名湖でプロポーズしたなんてねぇ。お父さんらしいようならしくないような。しかもハチロクだなんて」
「まあ、もう25年も前の話だけどな」
「25年かぁ……お、ゆーちゃんお疲れさま」
「あ、お姉ちゃん、何の話してたの?」
「そうそう、今お父さんの若い頃の「ああー、何でもないよ。気にすることじゃないから。お茶そこにあるからね」
「???(何なんだろう、変なの……) じゃあ、頂きますね?」
お茶で一服するゆたかちゃん。この子ももう受験生です。高校3年生の夏なんですね。

私の方が1日だけ年上なんです。見た目はそう見えないかもしれませんが。
「そういえば、明後日お父さん誕生日だったっけ?」
「ああ。その前にかなたの誕生日があるけどな」
「2人とも、今年で何歳?」
「確か今年で……50!?嘘だろ?俺もう五十路[いそじ]なのか!?」
「お父さん落ち着いて」
これはさすがに落ち着けないと思います。私ももう明日が誕生日ですから……私も50歳ですか!?なかなか精神的に応えるものがあります。いくらもう年を取らないと言えども50だなんて!
でも、こうやって人は変わってゆくんだと思います。私は一足先にそう君やこなたとは別れてしまったけど、人はみな順々に老いてゆくのです。
最近はそれもいいと考えられるようになりました。私たち人間は永遠ではありません。しかし、だからこそ毎日を幸せに生きることができるし、喜びも悲しみも受け入れられると、そう思えるんです。
皆さんにはまだ時間があります。でもそれは無限じゃない。私たち人間が与えられた時間なんてあっという間なんです。
でも、そのあっという間だけでも、私は幸せだった。だから私は皆さんにお願いしたいんです。

あなたは、誰かに愛されてますか?
そして、誰かを愛してますか?

私は、人は必ず誰かに愛されてると思えるんです。私もまた、そう君とこなたを、心から愛していますから。
そう君とこなたが、とてもとても好きですから。

Fin.
with a respect for Noriyuki Makihara 『ズル休み』
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 00:35:31.60 ID:yIP48Co0
以上です。

しまった、最後のレスタイトル、7/7です。特に支障はないですが。


まとめるときは各章のあいだを2〜3行開けて頂けると非常に助かります。
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 02:23:50.38 ID:bfQvwoE0
>>940
冷静に考えると、二人ってその年齢なんだよね。
そうじろうはともかくかなたはそうは見えない…
待てよ…死んだ時の状態が魂になってもう年を取らないとすれば…
【そうすれば納得いくかも】

しかし…やっぱりそうじろうとかなたは最強ですね。
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 07:18:58.66 ID:bhmCe2SO
>>940
50歳か〜、元気過ぎてそうは見えないなww

久しぶりのかなたさんSSおいしかったですGJ
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 13:25:45.22 ID:8crGlE60
…登る榛名のキャンプ村…そか…あれは榛名だったのか。
時にそうじろう、かなた共に誕生日が2パターンあるんだが、正しくは何日なん?
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 13:46:47.49 ID:gOfjEVo0
半年振りくらいに来たらなんか面白そうなことやってるし!

というわけで頑張ってみようかと。
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 14:27:50.12 ID:RvqxvgAO
>>944
過疎期くらいにいなくなったのか?……あの時は、大変だったんだぞぉ?
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 19:17:53.94 ID:4NG2BWA0
脳内でこなた達にブレンパワードのOPを再現してもらったし寝るか
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/19(火) 19:56:25.43 ID:TKqBzLc0
>>946
YOU動画にしちゃいなYO!
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/19(火) 20:59:30.66 ID:yXOJycDO
人いないなぁ……
投下はまた人がいる時にして先に解決編書くか……
949 :最終決戦2008/08/19(火) 21:10:29.08 ID:bfQvwoE0
かがみ「今まで二本とも失敗した理由がわかったわ…」
こなた「どしたの?かがみ?」
かがみ「こなた…今度は5分以内に誰も来なかったらかがみは私の嫁と言いなさい」
こなた「…いや」
かがみ「言わなかったら、今すぐこなたが私の嫁になるのよ?」
こなた(…こっ怖い)
かがみ「さあ、どうする?」
こなた「ごっ…5分以内に誰も来なかったらかがみは私の嫁」
かがみ「ふっふっふ…今度こそ…こなたは私の物よ…」
こなた(だっ…誰か助けて…)
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 21:15:08.82 ID:bhmCe2SO
つかさ「目を覚ませお姉ちゃん!!」
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/19(火) 21:17:59.04 ID:7RE02.AO
>>949-950
ワロタ
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 21:19:12.16 ID:bfQvwoE0
かがみ「ちっ…畜生…あと二十一秒の所で…」
かがみから黒い魂みたいなものが抜け出る。
そして、倒れた。
こなた「…ありがとう…つかさ…」
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/19(火) 21:23:07.68 ID:GlvnLaUo
ざまぁww
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/19(火) 21:39:35.49 ID:YIlL3UDO
‐喧嘩するほど、ね?‐

ゆたか「みなみちゃんなんか…みなみちゃんなんか…だっいきらいっ!」
みなみ「私だって、ゆたかなんてだっいきらいっ!」
ゆたか「……。(むむむっ!」
みなみ「……。(むむむっ!」
2人「ふん!(ぷいっ」



どうしてあんなこと言っちゃったんだろう…
あんな心にもないことを…

ゆたか「あ、みなみちゃ」
みなみ「……。(無視」
ゆたか「……。(シュン」

向こうはどうやら本気みたい…
あれから私とは一切関わってくれない…
どうしよう、ごめんって謝ることさえできないよ



どうして無視しちゃったんだろう…
あんな心にもないことを…
ゆたか「あ、みなみちゃ」
みなみ「……。(無視」

きっと謝ろうとしてくれてるんだよね、私も謝りたい、けれど素直になれなくて…
一度無視してしまうと余計に素直になれないんだ…



謝ろう…
ちゃんと話そう…

2人「あっあのさ…Σっ!?」
ゆたか「なっなに?」
みなみ「あ、ゆっゆたかこそなに?」
ゆたか「みなみちゃんこそなぁに?」
2人「……。」
みなみ「ごめん!ゆたか!」
ゆたか「ごめんね!みなみちゃん!」
2人「あ…。」


どうやら仲直りできそうです

らき☆すた
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 22:11:19.28 ID:OvzCz7.0
喧嘩の原因が気になる。
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 22:50:16.71 ID:v1zmc6k0
うどん派対そば派の戦いですね。わかります

うそです
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 22:59:43.17 ID:bhmCe2SO
胸は私の方が大きいよっ!
ってそんなわけないよね。


ここでプチ祭作品を投下します
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 23:00:54.21 ID:OvzCz7.0
さっきのSSだとそうじろうって50歳ですよね?今書いてるSSに必要な情報なんだけど。脇役中心だと細かいプロフィールが難しい。
959 :巫女の力2008/08/19(火) 23:00:59.54 ID:bhmCe2SO
「急に降ってくるんだ……」

 気味が悪い夢を見た。フードを被った変な奴が何回も何回も同じ事を繰り返して……。何か最悪な一日になりそうな気がするわ。

「つかさ、そろそろ学校行くわよ」
「今日は……休もうよ」

 何やらつかさは悪い予感がするとかで、一緒に学校を休もうと提案する。はぁ……受験生がそんな理由で休んでどうするのよ。
 そう言って急かすと、つかさは時間を稼ぐようにのそのそと支度を始めた。嫌な予感は私にもあるけど、あんな夢を一々気にしてたら生きていけないわよ。

「急に降ってくるんだ……」

 忌ま忌ましい。さっさと学校に行ってこなた達と話してれば忘れられるわよね。うん。


 家を出て、いつもの道則を歩いていると何やら人だかりが出来ていた。

「救急車はまだか!」
「しっかりしろ!」

 そこには頭から血を流して倒れている人が居た。近くには大きな鉄筋もある。
 回りから漏れてくる情報を聞くと、鉄筋が落ちて来て、それが直撃したそうだ。

「急に降ってくるんだ……」

 もしつかさが急いで支度をしていたら、あそこで倒れているのは自分かも知れないと思うとゾッとした。
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 23:02:42.36 ID:bhmCe2SO
500文字はやっぱ難しいなww
かなり削っちまったぜ……
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 23:05:25.04 ID:OvzCz7.0
改行が効果的だと思う。
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 23:40:43.43 ID:ajaPHvw0
立てたよ。

らき☆すた SS 〜夏休みって結構暇だよね〜
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1219156754/
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/19(火) 23:49:23.66 ID:DR2lkASO
>>959
見事な作品だ!
こんな発想は出来ない
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/19(火) 23:57:18.00 ID:GlvnLaUo
>>954
どっちがより相手のことを好きか(ry
タイトル通り、だな

>>959
巫女の力か……現実主義のかがみだけだったら、ホントに被害にあってそう

>>958
歳についてはある程度、オリジナル? でいくしかないと思う。
確か公式なのないはずだし

>>962
乙! みゆきワロタww
夏休みかぁ。暇だったなぁ……で終わる直前なのに宿題g
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 00:14:20.55 ID:iMwDEwAO
久しぶりにここ覗いたがそういえば今日は誰かの誕生日だったはず
記念おめでとうカキコ
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 00:16:47.17 ID:hTo/LA20
>>945

最初期の頃と比べちゃって、あの状況に耐えられなかったんだな。あの時の俺。
ぶっちゃけた話、このスレなくなってるかと思ってた。

まだ生き残っててうれしかった。
967 :プチ祭り参加用作品2008/08/20(水) 00:22:25.65 ID:zb42mYA0
               『ある冬の日のお話』

 あるクリスマスの日、ゆたかとみなみは町を歩いていた。すると、

ゆたか「あ、雪。」
みなみ「本当だ。」
ゆたか「急に降ってきちゃったね。」
みなみ「そうだね。」

 二人は空から降っている白いきれいな雪に見とれていた。

ゆたか「ホワイトクリスマスだね、みなみちゃ」
みなみ『クチュン!!』
ゆたか「みなみちゃん?」
みなみ「大丈夫、ちょっと寒かっただけだか・・・ら?」

 ゆたかは自分の首に巻いているマフラーの余っている方をみなみの首にかけていた。二人が首に巻いても十分な長さのあるマフラーであった。というより、二人が首に巻いてちょうどの長さだ。ちなみにこなた作。

ゆたか「これなら寒くないね。」

 ゆたかは一片の曇りもない笑顔で言った。それだけで寒さなど吹き飛ばしてしまうような日溜まりのような笑顔だ。

みなみ「ありがとう、ゆたか。」
ゆたか「どういたしまして、みなみちゃん。」

 そう言うと、二人はどちらからでもなく手を握り歩いていった。

ひより『グハッ!!』
パティ「ヒヨリン!」
ひより「わ、我が人生に一遍の悔いなし・・・ガク!」
パティ「しっかりするネ、ヒヨリン!だれか、オタクさまの中にお医者様は・・・。」

 ある冬の日のお話。
968 :プチ祭り参加用作品2008/08/20(水) 00:23:05.93 ID:zb42mYA0
以上です。題名と改行を除けば500字以内に収まっているはずです。
始めはみなみ→ゆたかで考えていましたが、それだとありきたりなのでゆたか→みなみにしてみました。
それにしても、夏に冬の話って・・・
969 :プチ祭り作品2008/08/20(水) 01:55:16.55 ID:hTo/LA20
せっかくなので参加してみようかと。

暗い感じの話です。あんまり祭り向きではないかも。
970 :プチ祭り作品2008/08/20(水) 01:55:55.26 ID:hTo/LA20
『小さな笑顔の果てに』

納得できなかった。信じられなかった。とてつもなく壮大なドッキリだと思った。そう思いたかった。

許せなかった。急に降ってきた災い。そんな言葉で片付けられるものか。

許せなかった。降ってきた災いにドンピシャでぶち当たった本人が「急に降ってきた災いだから」と納得しているのが。

一番つらいはずだ。誰より悲しいはずだ。なにより、悔しいはずだ。

それでも、彼女は笑っていた。


日に日に起きている時間が減っていった。薬と注射の数は増えていった。医者が言葉を濁さなくなった。もう限界だと。


 どうしてだ。どうして、そんなに笑っていられるんだ。

彼女の最後の夜、俺は聞いてみた。

「いつも笑顔の優しいお母さん。それが理想なの。それだけでも覚えて欲しかった。あの子に伝わったかしら?」

たった、それだけのことだった。

伝わってなかったら、伝えてやるさ。

彼女はゆっくりと目を閉じていった。

「羨ましいな、そう君が」

まだ口が動きかけていたが。

それが最期だった。

できる限り幸せに生きてやる。

かなたがなにを言いたかったのか。

かなたが望んでいた未来の中に見つけてみせる。

答えを見つけた時、俺はやっと、かなたを許せるだろう。

小さな願いの果てに。
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 02:02:19.96 ID:f8JBPCko
すんません、空気読まずに落とします。祭りとは何の関係もありません
若干>>970とリンク気味なのはまったくの偶然です
972 :Myself[saga]:2008/08/20(水) 02:02:41.94 ID:f8JBPCko
「うん――産むよ」

 瞳を閉じ、私は静かにそう言った。
 ベッドの脇で目を伏せる彼に対してだけじゃなくて。
 たとえば、自分はこの選択を誇るぞと。すべての生きとし生けるものへの宣言のように。

 私は間違ってない。
 大好きな彼との間にできた子を産む。人間として、そして動物として当たり前の行為。
 出生、結婚、そして出産。人生第三のスタートとも言われるその瞬間が、約一ヵ月後に迫っていた。
 予定は予定だ。私のお腹の中で眠るこの子がどのくらい成長しているかだとか、そういうことは極力耳に入れないようにしていた。
 もしかしたら早まるかもしれないし、もしかしたら遅れるかもしれない。それらも含めて妊娠期間の期待というヤツだと思っているから。

 ただ、それでもひとつだけ医者に言われたことがあった。


 昔。私が高校生の頃。
 「彼氏を作ることは絶対に許さない」なんてことを、あの父親に叫ばれたことがあった。
 どうせ冗談交じりのワガママでしょうと聞き流していたそのセリフは、しかし今になって心を刺すトゲへと姿を変えている。

 私は、私の母親が亡くなった理由を知らない。
 父親に訊いてみたことも何度かあったけれど、毎度毎度違う答えが飛び出してくるのだ。
 ならば祖父母にと思っても、実家に連れて行ってもらった覚えさえない。そもそも正月やお盆さえ自宅で過ごすような家庭だ。
 いつだって父親への疑問を抱き続けていた。だけど結局、そのあたりの謎は今日まで明確な答えを得られないままだった。

 妊娠が発覚した日、私は告げられたのだ。


「おそらく、あなたの体は出産に耐えられないでしょう」


 そう、告げられたのだ。


973 :プチ祭り作品2008/08/20(水) 02:02:57.04 ID:hTo/LA20
改行を含めなければ500字以内のハズ。

てかどうせ投稿するなら新スレの方にしとけばよかったと今更気付いた。


そうじろうの日記みたいな感じにしたかったんだけど、気付けば全然そんな感じではなく。路線変更で回想と決意をムリヤリくっつけた感じにしました。

読んでくれたら幸いです。
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/20(水) 02:03:02.10 ID:f8JBPCko
 母親が亡くなったのは私を産んで間もない頃だった。
 中学生までは意味がわからなかった。
 高校生になって、きっと出産直後で体が弱っている時に病気を患ってしまったのだろうと予想した。

 いま、私は母親がこの世にいない理由を悟っている。

 あの時父親の口から出た言葉はたぶん、表面だけで捉えるべきではなかったのだ。


 彼は、自責の念にかられているんだと思う。
 私の体への配慮が足りなかったのだと、自分を悪としてしまっている。

 私には自分の気持ちしかわからない。
 わからないけれど、きっと彼は私の父親の轍を踏んでいる。

 そして私も。
 一寸の狂いもなく、私の母親がたどり着いた終着駅へとその車輪を回しているのだろう。


975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/20(水) 02:03:27.93 ID:f8JBPCko
 彼は真面目な人だ。
 私のようにやや行き過ぎた趣味を持っているわけじゃない。
 自分の仕事に誇りを持って打ち込むし、かと言って家庭をおろそかにするわけでもない。
 難しいはずのそれらの両立をなんでもないようにやってのける、私には少々過ぎた夫だ。

「ねえ。男の子と女の子、どっちがいい?」

 彼は男の子がいい、と答える。
 残念。私は女の子がいい。
 人間的に反対だからか、こういう二択では得てして意見が割れるのだ。
 そのたびに彼は一歩引き、私の考えを尊重してくれる。
 お前が女の子がいいって言うなら俺も女の子がいいな、なんて。そんなバカップルみたいな発言を素でやってしまう人なのだ。

 私は彼の譲歩に甘える。
 すなわち、女の子だったらという前提で話をする。
 彼は私のひとことひとことに優しく頷いてくれる。
 相変わらず自分を責めながらしかめっ面、今にも泣き出してしまいそうな顔で頷いてくれる。

 性格は――彼に似てほしい。
 正直、私みたいな趣味の女の子はダメだと今は思う。
 こうして想い想われ結婚できたことが奇跡みたいなものだ。実際、高校時代からのオタク友達はまだ彼氏もいないのだから。

 外見は――背が高く顔がややいかつい彼に似たらそれはそれでかわいそうだ。
 自分自身、この小さい体は割と気に入っている。貧乳はステータスだーなんて言い張ってたこともあったし、それは今も変わらない。
 だから外見は私に似てくれた方が嬉しい。


976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/20(水) 02:03:40.02 ID:f8JBPCko
 ……私の母親はどういう気持ちでこの時を過ごしていたのだろう。
 私が胸に留まる不安を彼と話をすることで内へと追いやっているように、私の父親と話をして恐怖を抑えていたのだろうか。

 死ぬのは怖い。否定できないし、するつもりもない。
 だけどこれは自分で決めたことだ。黄泉へと渡る船の切符を自分の意思で買ったようなもの。だから後悔はしていない。
 もちろん、あわよくば私と彼と子供と三人でずっと仲良く暮らす未来なんていうのも期待してはいるけれど。


 ――でも、たぶん無理なんだろうな。


 それならせめて、彼には家事を覚えてもらわないと。
 まあ飲み込みは早いからすぐに一通りこなせるようになるだろうし、そんな人だから好きになったわけだし。
 彼になら安心して生まれ来る子を任せられるだろう。
 私の父親のような、親としてありえない育て方をしでかす心配もない。


「女の子だったら――こう育ってほしいよ」


  ……一応、念は押しておこうか。



「外見はあなたに、性格は私に似ませんように」
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 02:04:26.98 ID:hTo/LA20
>>973

>>970の者です。
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/20(水) 02:04:45.91 ID:f8JBPCko
>>972,974-976
以上です

>>973
割り込んじまいました。ほんっとすいません
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 02:05:38.18 ID:f8JBPCko
と、忘れるところだった

かなたさん誕生日おめでとう
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 02:11:47.72 ID:hTo/LA20
>>978
いやいや、気にしないで。てか、俺もよく読まずに慌てて無意味に一回使ったし。


それよりも、いい話でした。確かにリンク気味だwwww
981 :プチ祭り作品『突然の恋』[saga]:2008/08/20(水) 03:40:48.00 ID:a5gXgmM0
急に降ってくるなんて思わないから、傘なんて持っていなかった。
にわか雨であることを期待するけれど、少しも止む気配がない。
降りしきる雨は、靴を履き替えた私から時間を奪い続けていた。
って、今日はアニメの録画予約をしてないんだよ!
てっとり早い方法としては、誰かの傘を無断で拝借するという手があるけど、さすがにまずい。
くやしいけれど濡れて帰るわけにもいかないし、アニメは諦めるしかなかった。
るー、という効果音付きで滝のように涙を流している私に、傘が差し出された。
恋が芽生えたのは、委員長の仕事を放り出してまで予備の傘を届けてくれたから?
とっくに恋をしていて、無自覚だっただけ?
いつものように笑うかがみは、翌日も同じ。
うそだという事にして、冗談の告白でもしてみようか。
感動させられるような理由の物語も捏造して。
情愛に生きるなんて私らしくないけれど、かがみの気持ちを知りたかった。
はだかの心を覗こうとしても、かがみは本心を見せてくれない。
防衛機密?
御飯を食べていてもアニメを見ていても、頭に浮かんでくるのは彼女のことだけだった。
不可逆なんだよ、この感情は。
可能性の無い恋だとわかっていても、ただの友人には戻れない。
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/20(水) 05:33:06.93 ID:Nui1OVQ0
>>981
 縦読みですね。
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 19:56:11.97 ID:zjK3Pqwo
>>967
その二人ならどっちでもアリだな
そしてひよりいい加減にしろww

>>970
しんみり、というか……いいな

>>976
きっと、その通りに育ってくれるはず……

>>981
縦読みなのに違和感ないなww


スレ立てまだ早かったな〜

と、かなた、誕生日おめでとう!
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/20(水) 21:40:20.05 ID:ad6/16AO
プチ祭り参加作品〜夏休み最後の日〜


その日は猛暑日だった。
少女がひとり、自転車にまたがり道路の真ん中を疾走していた。

急がなくては、早くかがみの所へ行かなくてはならないのだ。

完全な静寂とは、こう言うものなのだろうか。ほんの何時間か前までは、ここはもっと活気づいていたはずだった。
こなたが自転車をこぎ続けてすでに20分にもなると言うのに、未だに誰ともすれ違っていない。
本当なら電車を使いたい所だが、もう動いているとは思えなかった。

災いとは急に降ってくるものなのだろう。――急に?こなたは思い返す。
これは十分に予測出来ていたはずだ。それなのに、この結末だ。今更そんな事を考えた所で仕方がない。

とにかくかがみのもとへ。



鷲宮神社はひっそりと佇み、人の気配を全く感じさせない。

こなたは今まで殆ど使っていなかった携帯電話を、ここぞとばかりに取り出して、すばやくかがみにコールする。

とても長い時間がたったような気がする。

ねっとりとした時間が続き、そして繋がった。

「うーん……、こな……た……?」

いつものかがみのはつらつとした返事はなく、まるでまだ夢の中にいるような、そんな曖昧な声だ。

「かがみん!宿題見せて!」
「はぁ……?今何時だと……、夜の3時よ……?」
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 21:47:46.27 ID:XrBEjfk0
>>984
こなたwwwwwwwwwwwwww
かがみんいい迷惑wwwwwwwwwwwwww
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 22:16:02.98 ID:v7olbAwo
これはひどいwwwwwwww
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 22:18:23.18 ID:ad6/16AO
>>984
そんな訳で、次回コンクールのお題にはぜひ「叙述トリック」に一票を!
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/20(水) 22:27:17.04 ID:zjK3Pqwo
>>984
そこは諦めろよwwwwwwふざけんなwwww
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 22:31:18.00 ID:nPxSUASO
>>987
叙述トリックっていうのは分からないから面白いわけで……
お題になったら意味ないよ^O^)
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 22:46:43.54 ID:yl4bACM0
「あれ?これは?…ちょw」と、気付くのが面白いのであって、元から探せってんじゃあなぁ…
ちと違うよな。
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/20(水) 23:22:18.19 ID:ad6/16AO
と言うのは冗談で(半分本気)
現在、次回コンクールについて話し合いをしています。
投稿期間:9月1日〜14日
投票期間:9月15(16)〜21
お題は……
叙述トリック、秋、祭りのあと、結婚、SF、みゆき、月、夜長、涼風
が上げられていますが、他に何かあればぜひ。

そして主催者募集中!
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/21(木) 11:03:56.74 ID:uHh7kik0
埋めネタ代わりに投下いきます。
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/21(木) 11:05:03.95 ID:uHh7kik0
とある海水浴場にて


「あっ、待ってよ」
 赤髪の小さな女の子が海辺をばしゃばしゃと駆ける。
「あう!」
 バシャン!
 見事にこけて、海水へと頭を突っ込んだ。
「うう〜、しょっぱいよ〜」
「大丈夫?」
 緑髪の少女が右手を差し出す。
 身長にだいぶ差があるが、二人は同い年だ。
 赤髪の少女が立ち上がったところで、
「そぉーれ!」
 バシャ!
「「ひゃっ!」」
 海水を浴びせられて、二人は同時に悲鳴をあげた。
「お姉ちゃん!」
 赤髪の少女にお姉ちゃんと呼ばれたのは、二人よりも年上の少女だった。
「お二人さん。せっかく海に来たんだから、遊ばなきゃ損だよ!」
「えい!」
 バシャ!
 お返しとばかり、赤髪の少女は海水を浴びせかけた。
「うひゃっ!」
 そして、海水のかけあいが始まった。


 その光景をビーチパラソルの陰で眺める視線が二つ。
「平和だね〜」
「そうですね」
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/21(木) 11:05:45.06 ID:uHh7kik0
「子供たちも楽しそうで何よりだよ」
「今日はお休みのところ、付き合わせてしまってすみません」
「全然いいよ。どうせ、暇人の独身おばさんだからね。それに、お姫様たちのためなら、たとえ原稿の締め切りが明日であっても、はせ参じてしんぜよう」
「それはまずいと思いますが……」
「締め切りなんてどうせ延長きくんだし、大丈夫だって」
「担当編集者の私に対して、そう堂々と言われても困るのですが……」
 子供たちは海の中ではしゃぎまわっている。
 それを見つめる瞳がふと曇った。
「どったの?」
「いえ……その……」
 一瞬、言いよどむ。
「なぜ、この場にゆたかがいないのかと……」
「いつまでも引きずってちゃ駄目だよ、みなみちゃん」
「分かってはいるのですが……」
 目の前ではしゃぎまわるゆたかにそっくりな赤髪の少女の年齢は、ゆたかがこの世を去ってからの年月とほぼ同じだった。
「あの子には、母親がいなくたって、ゆい姉さんもみなみちゃんも、それに私だっているよ。それに、ゆい姉さんの娘がお姉さん代わりなんだし、みなみちゃんの娘が親友なんだし、何も心配することはないと思うよ」
「分かってます。分かってはいるつもりなんです。でも、ゆたかにもここにいる権利はあったはずなのに。そう思うとどうしても……」
「そんな後ろ向きなことばっかりいってると、ゆーちゃんに怒られるよ」
「……そうですね」

995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2008/08/21(木) 11:06:20.79 ID:uHh7kik0
「「こなたおばちゃーん! みなみおばちゃーん! 一緒に遊ぼう!」」
 視線をあげると、ゆいの娘とゆたかの娘がこっちに向かって手を振っている。
 みなみの娘は控えめにたたずんでいた。
「ほらっ、お姫様たちがお呼びだよ。ゆーちゃんの分まで遊んでやらなきゃ」
「はい」
 二人は立ち上がって、ゆっくりと歩き出した。
「泉先輩。一つだけいいですか?」
 みなみが後ろから声をかける。
 こなたが立ち止まり、振り返った。
「その歳で、スクール水着はいかがなものかと……」
「ハッハッハッ。気持ちは若くもたないと駄目だよ、みなみちゃん」
「若くといっても、限度というものがあるでしょうに」
「固いことはいいっこなしだよ」


 その後、三人の子供と二人の大人は、ヘトヘトになるまで海辺で遊びたおした。


終わり
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/21(木) 12:20:28.31 ID:Wp5t.wSO
その歳(いくつか知らないけど)でスク水は流石に引くわwww
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/21(木) 13:39:28.11 ID:s4NtY8Mo
いったい何年前のものだwwwwww
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/21(木) 14:29:34.71 ID:SEQs0Gc0
ざく、ざく、ざく…

「ひっく…うぇっぐ…」
傍らで、ゆたかが泣いている。
破れた制服が惨たらしい悲劇を物語っていた。

ざく、ざく、ざく…

みなみの制服は返り血に塗れていた。

ざく、ざく、ざく…

言葉なく、みなみはソレに土をかぶせる。
思い返したくもない陰惨な出来事。
牙をむいたソレ、ありえない現実、ゆたかの悲鳴…

ざく、ざく、ざく…

佇む犬小屋も血塗れであった。
チェリーは、飼い主と共に討ち倒したソレの血を舐め拭う。

ざく、ざく、ざく…

もうソレは、土に埋もれてみえていない。
みなみは渾身の力でスコップをソレの頭あたりに突き刺した。
固い感触をものともせず、スコップはソレを砕き、再び土に突き刺さる。

「…さよなら、みゆきさん…」

気違えたかつての友にそう吐き捨てると、みなみはゆたかの肩を抱いては静かに家の中へ消えていった。
血の味をしめ、チェリーは、口惜しそうに土の山をいつまでも見つめていた。

埋め
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2008/08/21(木) 14:53:37.75 ID:Wp5t.wSO
ちょwwwみゆきさん化けて出てくるぞwww
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/08/21(木) 15:28:41.23 ID:.vYBH5Io
>>995
いいっすね。乙!
こなた……お前……ww

>>998
いったい何が……

>>999
後ろを振り返るなよ! 絶対だぞ!
1001 :1001Over 1000 Thread

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