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HTML化した人:
lain.
★
【春。それは】邪気眼の恋路とユカイな仲間達【リア充ピー】
1 :
たまゆら
2009/04/21(火) 20:01:30.44 ID:Ratr6f.0
まとめwiki
http://www36.atwiki.jp/onnanokokara/
愉快痛快なネトラジ
http://203.131.199.131:8050/test0109.m3u
【テンプレ】
このスレの始まりから、もうすぐまる二年。
1 名前: ゲーデル(山口県)[] 投稿日:2007/04/23(月) 01:46:36.27 ID:M1lAA4wB0
さっき1人でゲームしてると突然普段鳴らない携帯が鳴り出した
番号は全くしらんかったがとりあえず出た
「あい」
「あ、もしもし○○くん〜?(俺の名前)」
「うん」
「私の事覚えてる〜?」
「いや、全く」
「えーww酷いなぁwwこの前合コンやったじゃんww」
「…?」
はじまりは、ここから。
【主要人物(ゆき兄周辺)】
ゆき兄:たまりにたまった小説やらなんやらはいつくるんだ!?
ゆき:もう現れないのだろうか・・・
高橋:相変わらず池面
以下略
【戒名組】
ピーピーピーピーいうけど、割とリア充多いよね^^
2 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/21(火) 20:54:18.42 ID:QE.wyU6o
http://www.shinseido.co.jp/cgi-bin/WebObjects/Catalog.woa/wa/detail?r=ASBY-4115
3 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/21(火) 21:16:01.00 ID:X5G0V.DO
たまおつ!
4 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/21(火) 23:18:33.10 ID:67W/ffoo
たまきn乙!
5 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/23(木) 20:53:27.17 ID:KAnDU1Io
色々うp…何が来るかな
6 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/23(木) 20:59:47.25 ID:yQTaaSko
かな
7 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/23(木) 21:07:21.84 ID:IyvxYcDO
今年もしげる棒じゃね?
8 :
ぽろ苦
2009/04/23(木) 21:50:31.43 ID:BpW/.Yg0
じゃあ二周年うp祭り開催と行こうかね
http://imepita.jp/20090423/785120
ついでにこれも↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6828905
9 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/23(木) 21:52:55.84 ID:IyvxYcDO
>>8
サービスショットktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ニコ動は帰宅してから見るお!(`・ω・´)シャキーン
10 :
ミギー
2009/04/23(木) 22:35:00.06 ID:0oDQEcDO
>>8
筋肉ムキムキしゅっげー!
11 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/23(木) 22:36:39.51 ID:HUtz.pco
>>10
脳みそ筋肉が何を言うか
12 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/23(木) 22:47:47.46 ID:KAnDU1Io
ほろにーってこんなに筋肉ムキムキだったっけか?wwwwww
13 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/24(金) 00:07:32.30 ID:eqJGMLMo
ふぅ・・・
14 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/24(金) 00:08:58.64 ID:32mo/cDO
http://bbs2.freepe.com/thread.cgi?t=prf12-000054
http://x88.peps.jp/daisukiryoka/?guid=on&cn=5
15 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/24(金) 01:23:18.91 ID:qREcO6DO
2周年記念うp祭りなのにほろにーしかうpしてないとな…?
今年は顔隠しうp把握wwww
http://imepita.jp/20090424/048110
16 :
たまゆら
2009/04/24(金) 01:38:15.09 ID:6ICsIzYo
感動しましたっ!!
17 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/24(金) 01:40:23.38 ID:Qa7M/Qko
>>15
何故か騙された気がした
何かとは言わんが
18 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/24(金) 01:55:41.40 ID:NvM.pHYo
寝る前にうpっとくわ!
最近の私服
http://imepita.jp/20090424/069100
19 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/24(金) 02:07:44.26 ID:qREcO6DO
>>17
心当たりがありすぎてわからんが、敢えてパット入りにした事は反省していない
>>18
ひんぬーアピールですね、わかります
20 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/24(金) 02:12:09.71 ID:Qa7M/Qko
>>19
やはりそうだったか…
21 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2009/04/24(金) 03:33:47.42 ID:t2SL4wDO
>>8
ふぅ…
>>15
ふぅ…
22 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/24(金) 04:40:42.27 ID:t2SL4wDO
2周年おめでとうキャンペーン
http://imepita.jp/20090424/166110
あえてパットを入れなかった事は後悔していない
23 :
ミギー
2009/04/24(金) 06:41:38.16 ID:JEGHlwDO
>>22
やんやん!白やんやん!
24 :
そら
2009/04/24(金) 07:06:38.02 ID:p0dX1QDO
寝過ぎた
25 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/24(金) 07:15:14.95 ID:qREcO6DO
>>22
ふぅ…
さすがひんぬーフェチですねwwwwwwwwww
26 :
神楽
2009/04/24(金) 08:23:18.84 ID:eqJGMLMo
おはようござぃます。
豪快に寝坊した
27 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/24(金) 18:21:20.46 ID:NvM.pHYo
今日はなんかまた寒いな
28 :
神楽
2009/04/24(金) 18:49:39.84 ID:Tvb/1Zoo
ウィスキーちゃん飲んで暖まろうぜ!
29 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/24(金) 21:36:10.65 ID:SP9tUAo0
うはー!
久しぶりにパー速来たけどまだスレあるー!!
VIPの時から今まとめwikiに乗ってるhtml化されてるスレくらいは
リアルタイムでずっと見てた・・・2007年の夏頃までかな
それからがずっと空白で久しぶりに来たんだけど今はどういう流れ?
ゆき兄の花嫁探しはもう終わったのかな?
簡潔なまとめを誰か頼む・・・
30 :
そら
2009/04/24(金) 21:48:27.16 ID:p0dX1QDO
ただひたすらに
徒然為るまま
気の向くまま
31 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/24(金) 22:49:51.61 ID:t2SL4wDO
>>29
ゆき兄
今でも
へたれイケウンコ
32 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/24(金) 23:37:25.49 ID:qREcO6DO
ゆき兄
山へ
芝刈りに
33 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 00:04:12.19 ID:D0T34gwo
>>29
名無しが見ても
理解出来ない
邪気眼スレ
34 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/25(土) 00:34:04.85 ID:A4jfWwDO
戒名組でも
携帯厨には
かなりイミフ……なので雑談できればいいやwwww
35 :
そら
2009/04/25(土) 00:43:07.99 ID:gfJYcMDO
つまり雑談スレです
スレ主はネタがあっても提供しません
このガリガリチキン!
36 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 03:24:51.40 ID:hV2iMvQo
2周年だし二重にしてうp
瞬きしたら治るけども
http://imepita.jp/20090425/121870
37 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 03:35:17.66 ID:tQ3j3mwo
>>36
どう見ても一重です。本当にありがry
38 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 03:40:00.30 ID:hV2iMvQo
>>37
ち、違う!断じて!
39 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 03:40:07.58 ID:tQ3j3mwo
ウィスキーうp
http://imepita.jp/20090425/130580
40 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 03:45:32.35 ID:hV2iMvQo
>>39
ボンボン!
41 :
ぽろ苦
2009/04/25(土) 11:37:35.30 ID:vZKI1f20
折角の休日だというのに暇すぎて[
ピーーー
]る
42 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 13:58:04.75 ID:vTzgywko
同じく!
43 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/25(土) 13:59:57.11 ID:YekjhUDO
ああ…今起きたくらい暇だな…
44 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 20:22:17.26 ID:/Y/DeyIo
1日中寝続けました
45 :
そら
2009/04/25(土) 21:42:17.54 ID:gfJYcMDO
暇だから歌詞書いて続き歌われたら爆発
さぁー笑あーってーくれー
46 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 22:11:51.38 ID:/Y/DeyIo
無邪気な顔で また僕を茶化すように
47 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 22:44:19.26 ID:/Y/DeyIo
早く爆発しろよ!!合ってんだろ!!
48 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/25(土) 23:09:22.12 ID:YekjhUDO
>>47
週末だしサスペンスの続きうpしろよ!
49 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 23:15:39.17 ID:tQ3j3mwo
>>48
週末だしウィスキーちゃん飲もうぜ
50 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/25(土) 23:22:39.61 ID:UweZMvk0
>>49
ナカーマww
とても・・・うまいです・・・
51 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 23:23:15.94 ID:/Y/DeyIo
同日(ゆき兄視点)
「で?どうなんだ?」
薄暗くて怪しい物が立ち並ぶ昼でも暗い不気味な店の奥
目の前に並ぶタロットカード。
「愚者の逆位置」
「意味は?」
「軽率、愚考」
「…確かにそうだったんだがよ、言われると意外と凹むなコレ」
「あんまり信じてないくせに」
「いんや、お前の占いだけはなるべく信じるようにしてるよ、桃式占いはよく当たる」
「単なるタロットだけど…」
「気持ちの問題だからな、ついでだこれからの運命を占ってくれよ」
「はいよっと」
机の上にバラバラに散らばるタロットカード。
怪しく揺らめく蝋燭の炎に照らされたそれは運命の扉。
「そのカードだ」
桃花が俺が選んだカードをめくる。
「戦車の正位置」
「意味は?」
「勝利、前進、独立、解放…」
「いいね」
「気持ちの問題でしょ?」
「いい結果だけは無条件で受け入れることにしてるからな」
「…それが1番いいんだけどね」
「じゃあな」
「金払えよ!!」
「その占いが当たったら奮発してやるよ」
俺はさっさとドアを開けて走って逃げた。
後ろから怒号みたいなのが聞こえたが気にしないことにした。
「さ〜て…っと、やる気出たしいっちょ頑張るかねぇ…ん?」
パトカーが見えた。
助手席に乗ってる奴に俺は確かに見覚えがあった。
「…あいつもこの事件の担当なのかねぇ…ま、占いを信じると勝つのは俺だ」
52 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 23:23:29.06 ID:/Y/DeyIo
では、この続きから
53 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 23:25:11.94 ID:/Y/DeyIo
同日同時刻同所
「ほろにがさ〜ん、いい加減腹減りましたよー何か食いましょうよー」
「…」
「ああ駄目だ…この人こうやって考え出すと何も聞かなくなっちゃうからな…」
考えるには情報が足りない、情報を得るには新しい事件が起こるのを待つしかない
しかし、それではまた新たな犠牲者が出てしまう
刑事、いや、警察の仕事は事件を未然に防ぐことだ…
今はどうにかして情報を稼ぐしかない
そこまで考えた所で不意に窓に写った1人の男
「止めろ!!!」
「え?おぅわぁ!!?」
急ブレーキ、まだ止まりきってもいないのにほろにが刑事はドアを開けた
「おい!待て!!」
男に向かってそう叫ぶと、男は振り返りもせずに走り出した
「待て!!」
ほろにが刑事も走って追いかける
男は路地に入る、ほろにが刑事もすぐに続くが複雑に曲がった路地により見失ってしまう
「はぁ…はぁ…くそ…見失った…か」
「久しぶりじゃーん」
後ろを振り向く
男は民家の塀の上に座っていた
「…何でも屋…また会うとはな…」
「…僕もあんたにまた会うとは思わなかったよ」
少しの沈黙、その後にほろにが刑事が喋りだした
「この事件を捜査するようになってから…
お前の姿をちらほら見るようになった、お前もこの事件に関わっているのか?」
「答えはイエスだが、俺は犯人じゃないぜ」
「信じると思うか?」
「…」
54 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 23:35:04.17 ID:/Y/DeyIo
睨み合う、お互い言葉は発さずにただ睨み合う
しばらくして、ほろにが刑事が呟いた
「…信じよう…だが情報は提供してもらうぞ」
「情報ねぇ」
「知ってることを全部話せ」
「い・や・だ・ね」
「言え!お前が知ってることを全部話せば次の犠牲者が出る前に犯人を挙げられる可能性があるんだよ!!」
「ハッ…随分と綺麗なこと言えるようになったじゃねぇか、あの生贄刑事がねぇ」
その瞬間、ほろにが刑事はゆき兄に掴みかかり地面に叩き伏せた
馬乗りになった状態で睨みながらほろにが刑事は叫んだ
「その名前で俺を呼ぶな!!!!」
「痛ってぇなぁ…でも俺はいいと思うんだがな…」
「何がだ…!!」
「大人は皆武器を持つことを恐れる、でもアンタは武器を持ったんだ…
それが卑怯くさくて褒められたもんじゃないにせよ…
人間そうでなくっちゃ」
「…バカにしてるのかお前?」
「褒めてるつもりなんだけどね
ついでに言っておくと多分今の状況じゃあ俺たちの情報を合わせても新しいことは出てこないよ」
「…」
「本当に始まるのはここからだ
犯人の狙いも、俺たちの捜査もな
1つ言えるのは俺は戦車の正位置だから勝つのは多分俺だってことだけど」
「これはゲームじゃない、勝ち負けなんて…」
「…そうだねぇ…でも世の中には全ての事柄をゲームと考えたほうが上手くいく人間もいるんだよ」
「…お前もそうなのか?」
「ははは…」
いつしか、日は暮れかけていた
無言でほろにが刑事は押さえつけていたゆき兄を離した
55 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 23:41:57.84 ID:/Y/DeyIo
いつしか、日は暮れかけていた
無言でほろにが刑事は押さえつけていたゆき兄を離した
「…犯人は警察が捕まえる、あんまりうろちょろするならお前も捕まえるぞ」
「肝に銘じておきます」
「じゃあな」
「リアルで起こる全ては自身はゲームと思っても他者から見れば起こること全てはリアルだ
所詮人は言葉に出さないと相手の脳の中身なんてわからない
だったらゲームだろうがリアルだろうがどっちでもね…」
「…」
「じゃあな刑事さん、精々頑張ってね…
そうそう、大人が武器を持たない理由はね、大人は武器を持ったら戦わなくちゃいけないことを知ってるからだよ
知った上で武器を手に取ったアンタは最後までそれを貫ければ英雄、挫ければ…
本当にじゃあね、できればもう会いたくないな」
街灯が点き始めていた
そして夜が来る。
56 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 23:51:42.88 ID:/Y/DeyIo
同日、夜、何でも屋
「たっだいま〜」
「おかえり…」
生気が無いというか覇気の無い高橋が机に突っ伏してた
「何かげっそりしてるな」
「…ほらよ…」
紙の束を手渡しされた
「何これ?」
「蝶の事件のあらましだよ」
俺は紙の束を高橋につき帰して
イスに座った
「めんどくさいから読んでくれ」
「…俺たちが蝶を捕らえてから別れたあの日
ああ、あれから二時間後ぐらいだな
場所は町外れの空き地。
さて、ここからが重要なんだけどな
蝶の身体は左足が切断されていた以外に外傷は無かったってことだ」
「…ふぅん…」
「暴れた形跡もまるでなかったようだ」
「…望んで斬られたか…?切断に使われたのは?」
「わからんな、ただ表面は綺麗にスッパリだ、骨辺りは力任せに引きちぎったような感じらしい」
「相当血まみれになったはずだよな、犯人」
「…まぁあの辺りは昼でも全く人通りもないしな」
「なんで蝶はそこにいたんだろうね」
「…呼び出された?」
「…ふーむ…」
「行ってみるか?」
「さすがにまだ入れないだろう」
その時、コンコンとドアがノックされた
「宗教とかの勧誘だったら断ってくれ」
「はいはい…」
高橋が立ち上がってドアを開けた
「勧誘ならおことわ…」
「久しぶり」
57 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/25(土) 23:56:51.41 ID:/Y/DeyIo
聞いたことがある声がした
俺は振り向かずに思い出そうと頑張った
「あ〜…確か〜…え〜と〜…
確か…そう…エロい…」
「白やんだ」
高橋がボソッと耳打ちした
「あ〜、そー、白やんだ
久しぶりだねー元気?」
イスでクルクル回りながら白やんを見てみる
少しやつれた感があるな
「久しぶりだね、ゆき兄」
「警視になったんだってね、おめでと
いや〜あの試験の時は面白かったな…
深夜に忍び込んで機械に…おっと、こんなこと言ったら逮捕されちゃうかな?」
「いいさ、君らのおかげで俺は警視になれたんだけだからね
最も、肩書きだけで出す指示はマニュアル通り、不遜な態度でごまかしてるけどたまに辛くなる」
「ほんで?どうしてここにきたの?」
白やんはしばらく黙るとポツポツ喋りだした
「ほろにが刑事と…会ったのか?」
なるほど、情報が行ったか
「あー、うん、今日会った」
「何を話した?というか知り合いなのか?」
「…まー知り合いっちゃ知り合いなわけだが…」
「捜査の邪魔をする奴らがいるから気をつけたほうがいいと言われたよ」
「…そーきたか…」
「彼には気をつけたほうがいい、他とは違う何かを感じる」
「ああ、わかってるよ、てか白やんは知らないのか、まぁ県警にいたんだし当たり前か」
「何をだ?」
「ほろにが刑事の、過去」
「過去?」
「昔ね、あの刑事は…こう言われていたんだ…生贄刑事と」
「…どういうことだ?」
「…簡単に言えば事件を未然に防ぐことも出来たんだが…
あえて事件を起こさせて規模を大きくしてそれをスピード解決的な…
面白かったよ、闇に惹かれる人間が多いこの街の中でもかなりの上物だった」
「しかし今は…」
「ああ、なるべくなら犠牲者を出そうとはしない…ね
ま、理由があるんだけどな…」
「理由?」
「本人から聞いてよ、ちなみに俺とあの刑事の因縁っつーのもそっからだよ」
58 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/26(日) 00:03:00.89 ID:qvY.f6go
それだけ言うと俺は毛布を取り出して頭からかぶった
白やんはそれを見て帰ろうとしていた
「1つだけ聞いていいか?」
「何ー?」
「お前は今のほろにが刑事と昔のほろにが刑事、どっちがいいと思うんだ?」
「…そうだなぁ…
昔の他人の生死など厭わず自分の利のためにだけに…楽で賢い生き方だと思うよ
で、今の犠牲など出さぬように自分の点数が減ってでも止めようとするのはめんどくさいし辛い生き方だ
失敗することのほうが多いんだからね」
「昔のほうがいいと?」
「いんや、あえてめんどくさくて辛いほうに飛び込むのってのもかっこいいと思うぜ?」
「…そう…だな」
「どっちにしろ、芯が通った考えを持つ人ってのは面白いもんだよ、おやすみ」
白やんは静かに外に出た
高橋も寝るようで電気が消えた
外に出た白やんは冷たい空気を感じながら煙草を取り出した
それを一吸い、煙を吐き出して呟いた
「…僕には…芯はあるのかなぁ…」
59 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/26(日) 00:14:59.26 ID:qvY.f6go
同日、深夜
「左と、右、どっちが、いい?」
「…」
「じゃあ、右」
「うぅぅぅぅ!!」
「痛み、と、絶望、と、恐怖、がね、供物になる、よ」
「うっ…うぅぅぅ…」
「大丈夫、必ず、成功させる、ね?」
「うっ…ぐ…」
メリメリメリメリ…ブツッ…ゴキン…ブチッ…ズリュッ…
「おつかれさまでした」
翌日、早朝
「なんでですか…」
ほろにが刑事が呟く
「なんで…あなたが死んでるんですか…」
新たな犠牲者は、誰もが想像出来なかった人物
「白やん警視ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
白やん、右腕を切断され、死亡
なお、口には本人の靴下が詰め込まれていた
縄でがんじがらめにされ、動くことが出来ぬまま生きたまま切断されたことが予想できる
「くそっ!!!!」
「ほろにがさん落ち着いてくださいよ…」
「…すまん、だけど…」
「わかってます…まさか警視がやられるなんて…
マスコミの格好の餌食…というか警察の威信というか…」
「…」
「あれ?どこいくんですか?」
「聞き込みだッ!!!!!」
「うひゃぁ!!!い…いってらっしゃい…です…」
60 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/26(日) 00:15:28.97 ID:qvY.f6go
と、ここまで
61 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/26(日) 00:51:19.34 ID:qvY.f6go
しろやんおつかれさまです
62 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/04/26(日) 02:52:23.25 ID:1km6UISO
普通に引き込まれるストーリーだな
続きwktk
63 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[オワタ\(^O^)/]:2009/04/26(日) 03:30:41.61 ID:sRY0qcDO
躰を差し出したんだ…有効に使ってくれよな…
64 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/26(日) 11:09:11.14 ID:rDHNF2DO
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww予想外の展開wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
これは続きに期待wwwwwwww
65 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/26(日) 12:41:25.31 ID:cfX.q6AO
ペンギンかわいいよペンギン
http://imepita.jp/20090426/426900
66 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/26(日) 13:53:02.53 ID:uGZBSgAO
http://imepita.jp/20090426/498770
たしかにぃ〜
67 :
そら
2009/04/26(日) 14:39:45.56 ID:hwP18cDO
http://imepita.jp/20090426/527200
68 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/26(日) 20:11:35.59 ID:qvY.f6go
ジャスティス!!
69 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/26(日) 20:48:17.02 ID:rDHNF2DO
>>68
なんだよ唐突にwwwwwwww
70 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/26(日) 22:46:29.83 ID:qvY.f6go
懐中電灯4つ…か
71 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/26(日) 23:11:46.28 ID:sRY0qcDO
百均でおk
72 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/26(日) 23:22:30.99 ID:rDHNF2DO
>>70
期待してます^^
73 :
そら
2009/04/27(月) 00:46:14.17 ID:ft3cmUDO
http://jp.youtube.com/watch?v=c7U36oBlQ40&rl
平成ライダー十周年記念
シリーズ第一段
え、まだやるの?
74 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/27(月) 00:59:56.92 ID:9fT0jMDO
第1弾だと…?
75 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/27(月) 01:09:37.38 ID:jIfjgIDO
何その前振り…
76 :
てs
◆DHJkTwCDdc
[sage]:2009/04/27(月) 03:20:29.49 ID:7.Y.lWMo
test
77 :
リリーホワイト
2009/04/27(月) 06:06:44.86 ID:v/P41QDO
朝ですよー
78 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/27(月) 07:30:34.46 ID:jtYYiH2o
今日寒くて超布団から出たくないけどそろそろヤバイ
79 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/27(月) 08:52:03.40 ID:GzDIGhoo
すんげー今更なんだけど
モモタロス→桃太郎
ウラタロス→浦島太郎
キンタロス→金太郎
でリュウタロスって何なの?
80 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/27(月) 10:11:49.91 ID:9fT0jMDO
>>79
辰の子太郎らしいよ
日本昔話のOPに出てくるアレ
81 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/27(月) 12:06:35.13 ID:jIfjgIDO
話はマイナーだけど一応あるらしいね
82 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/27(月) 12:51:50.55 ID:DJsXJUAO
>>80
さんくす!
お礼に俺の「トイレ行きたいの図」をあげるよ!
http://imepita.jp/20090427/451850
83 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/27(月) 13:01:28.51 ID:9fT0jMDO
>>82
尻侍自重wwwwwwwwwwwwwwww
84 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/27(月) 17:39:28.14 ID:jtYYiH2o
>>82
出すぎじゃ!(便が)
自重せよ!!
85 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/27(月) 20:37:01.39 ID:GzDIGhoo
http://nantara.seesaa.net/article/118114541.html
86 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/27(月) 20:47:33.23 ID:jtYYiH2o
>>85
この戒名の生成方法ってお前らが俺にやったよな
87 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/27(月) 20:51:40.55 ID:9fT0jMDO
>>86
珍毛兄おいすー
フル戒名覚えてないわwwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwww
88 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/27(月) 20:54:34.57 ID:jtYYiH2o
俺も覚えてないけど戒名にしては邪悪極まりないものだった気がする
89 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/27(月) 20:57:44.05 ID:GzDIGhoo
それでもゆき兄にピッタリだったんだからゆき兄が邪悪ってことだな
90 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/04/27(月) 21:21:40.53 ID:v/P41QDO
珍輝童股萌性邪淫大祟玉妙毛
91 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/27(月) 21:26:11.66 ID:jIfjgIDO
改めて見てもゆき兄そのものな戒名だ!
92 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/27(月) 21:33:07.70 ID:S4P6jUc0
>>90
輝くチンが童の股から萌えてて邪で淫乱な性が詰まった大きな祟り玉から妙な毛が生えてる?
っておぼえよう!
93 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/27(月) 21:52:16.57 ID:jtYYiH2o
>>92
覚えれねぇだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
94 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/27(月) 22:38:29.29 ID:9fT0jMDO
>>92
クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
95 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/28(火) 00:24:56.31 ID:LnsYo6DO
>>92
覚えられそうで覚えられないwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
96 :
リリーホワイト
2009/04/28(火) 05:55:37.13 ID:DMS2vQDO
朝ですよー
97 :
そら
2009/04/28(火) 17:56:36.69 ID:KBtzjgDO
リリーさんから十二時間スレストだと…?
98 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/28(火) 18:34:15.86 ID:dr.7usQo
何にもいいことがない今日
99 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/28(火) 18:55:35.40 ID:WA3ONEDO
>>98
古墳行けばおk^^
100 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/28(火) 20:30:19.64 ID:plIm7cDO
>>98
ふーん[
ピーーー
]
101 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/28(火) 23:46:27.19 ID:UL.h46DO
>>100
何があったwwwwwwww
102 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 02:27:21.77 ID:tBLrqIQo
古墳はやっぱり楽しいのです
神社も楽しいのです
港も大好きです
ライトアップされりゃだいたい好きです
103 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/04/29(水) 03:30:26.59 ID:FUs4JEDO
神社はいいものだ
104 :
リリーホワイト
2009/04/29(水) 06:04:53.24 ID:FUs4JEDO
朝ですよー
105 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/29(水) 17:57:38.29 ID:U.BMkywo
12時間スト回避しますね・・・
106 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 19:32:54.51 ID:tBLrqIQo
この前から色恋沙汰のゴタゴタが多すぎてやつれてきました
…ああ、またスイーツ臭…
107 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/29(水) 20:36:31.59 ID:f3HnmkDO
>>106
kwwsk^^
108 :
ぽろ苦
2009/04/29(水) 21:03:37.63 ID:ftWQ92c0
>>106
kwwskしてもらおうか
109 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 21:42:54.18 ID:tBLrqIQo
そう、例えば
胸とか、おっぱいとか、胸とか、おっぱいとか
110 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 21:48:13.49 ID:tBLrqIQo
背中に胸が押し付けられる感覚というのはね
抗おうとしても精神を破壊する衝動があるのね
がけっぷちなのだよ
111 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/29(水) 21:56:55.24 ID:f3HnmkDO
それがどうゴタゴタに…?
おっぱいの持ち主が彼女か否かが問題ですね^^
112 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 22:02:04.93 ID:tBLrqIQo
彼女じゃないから性質が悪いわけでございます
ええ、どのぐらいタチが悪いかというと
俺の家に来たいというぐらい
113 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 22:05:00.24 ID:tBLrqIQo
訂正
家じゃない、部屋
114 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/29(水) 22:10:26.60 ID:f3HnmkDO
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
安価の出番ですね^^
115 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 22:13:54.32 ID:tBLrqIQo
>>114
止めたわ!!
さすがに止めたわ!!!
そんなほっそい綱渡りできるかよ!!
116 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 23:06:35.03 ID:tBLrqIQo
ああ、でも安価もいいかもな…
鬼畜じゃなけりゃな
117 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/29(水) 23:09:09.58 ID:fpI9cAEo
鬼畜じゃなけりゃとか言ってる時点で安価の意味無いだろ
118 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/29(水) 23:12:22.96 ID:tBLrqIQo
全部任せたら俺の人生が本気で崩落しかねんぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
119 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/29(水) 23:33:47.94 ID:fpI9cAEo
とりあえずやってみれば分かるさ
120 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/29(水) 23:43:00.67 ID:KEtrJhoo
ダメかどうかなんて安価して(実行した後に)考えればいいさ
121 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/30(木) 01:49:18.33 ID:oGiUEIDO
安価待ちで休みが終わっていく…
122 :
◆RSEn8kD2k.
[sage]:2009/04/30(木) 02:58:34.31 ID:QaeNe2AO
http://comm.mbga.jp/.m1e85cad/_u?u=7567627&_from=ufmark_u
↑この不細工に死の制裁をwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
123 :
そら
2009/04/30(木) 04:32:52.74 ID:j4bnxoDO
レポート終わってないああああ
124 :
リリーホワイト
2009/04/30(木) 06:00:05.71 ID:baxbOEDO
朝ですよー
125 :
ほろにー
2009/04/30(木) 06:52:45.47 ID:kDMHDASO
曲解、スルー技能をフル活用すればおk
126 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/30(木) 07:29:41.70 ID:6Lh5oQ2o
おは尿
木曜日…ここを乗り切れば…!
127 :
ブラザー
2009/04/30(木) 13:31:38.41 ID:rlzSA3Qo
ゆき兄よ俺たち兄弟を信じて安価出してくれまいか
鬼畜なんかにゃ負けないぜ
128 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/30(木) 17:13:22.29 ID:6Lh5oQ2o
いや、安価って…
メール安価なのか?wwwwwwww
129 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/04/30(木) 17:53:13.92 ID:tzzLO2DO
メール安価と聞いて(ry
130 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/04/30(木) 19:20:42.48 ID:oGiUEIDO
メール安価と聞いて(ry
131 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/30(木) 20:19:45.71 ID:ZNbxZADO
人生を安価で決めると聞いて
132 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/30(木) 20:56:03.23 ID:6Lh5oQ2o
この状況…
逃げ場が無いだと…!?
133 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/30(木) 22:24:22.07 ID:6Lh5oQ2o
とりあえず日曜まで待ってみな
その日がヘルズゲートが開くんじゃないかってぐらいヤバい日だから
134 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/04/30(木) 23:08:32.47 ID:nBuI/wDO
>>133
誠[
ピーーー
]
tkそんなことして彼女嫌がらないのかよ
135 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/30(木) 23:17:31.65 ID:6Lh5oQ2o
ヤバい日だから何とかしようと画策してるんだよ…
浮気したら潰されるしな…
アレを…
136 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/04/30(木) 23:21:13.99 ID:6Lh5oQ2o
アレ
せい‐そう【精巣】
動物の雄の生殖腺。
精子をつくり、雄性ホルモンを分泌する器官。
哺乳類では睾丸(こうがん)ともいい、陰嚢(いんのう)の中に左右に分かれて収まる。
137 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:07:54.78 ID:UJZdMLoo
唐突に続き
同日、何でも屋
「…連続四肢殺傷事件…今回の犠牲者は特別捜査本部の白やん警視で…」
「これは非常に忌々しき自体ですね、市民を守るべき立場にあり
それも高い位置にいる警視ともあろう人物が犠牲になる
つまりこれは…」
バガァン!!と大きな音がしてテレビが吹っ飛んだ
そのまま地面に落ちたテレビはザザーと不快な音を出している
「…ゆき兄…危ないからそれは使うなと…」
「クソッ!!」
手がビリビリしてる
硝煙が視界を揺らす
「とりあえず置け、な?」
「…ああ…」
「テレビ…壊すなよ…」
少し落ち着いたら衝動的にブッ放した事を後悔した
本体より弾のほうが高いというのに…
「…ブッ放したく気持ちもわかるがな…」
「…少し…出かけてくる」
「おい、どこ行くんだ?」
「…役に立たねぇ意地なんてドブに捨ててやるよ」
「…そうか」
「悪いな、思いつきで行動するタチで」
「今更だろ?行ってこい」
「ああ…」
俺はドアを蹴り開けた
次は無い、必ず捕まえてやる
1人なった高橋は不快な音を出し続けるテレビのコンセントを抜いた
机に座ると電話をかけ始めた
「もしもし…はい…そうです…
ええ…お願いします…では」
電話を切るとため息をついた
そして言った
「安心しろよ、ゆき兄…お前がブッ放さなかったら俺がブッ放してた…」
138 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:11:08.18 ID:UJZdMLoo
同日、某所
「…」
何の変哲も無い街角
そこにほろにが刑事は立っていた
無言で佇むほろにが刑事に俺は言った
「因縁の地だよなここは…」
「何しにきた」
「白やん警視のこと…」
「…また俺は…近しい人を失ってしまった…」
「今回はあんたのせいじゃないだろ」
「…それでも…」
「…ま、俺も白やんが殺されたのにはかなりムカついててな」
「…知り合いだったのか?」
「まぁな」
「ふん、誰が死のうと関係なかった奴が知り合いが殺されると随分怒るんだな」
「その言葉そのまま返すぜ、昔のあんたにな」
「…」
「だけどそれはしょうがないことだと思うぜ、俺は
個人が人類全てを平等に愛するなんて出来ないんだからな」
「まぁいい…用件は何だ?」
「協力しよう、昔みたいに」
「…」
「警察の情報網に合わせて何に縛られることもない俺の機動力があれば絶対に白やんを殺したクソ野郎は捕まえられる」
「昔のあれは…協力なんてもんじゃなかったがな」
昔か…
まだ俺が…何でも屋を始めてすぐの時…
139 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:15:40.43 ID:UJZdMLoo
2年前
「事件を起こしそうな奴がわかると?」
「俺ならわかる、そういう奴らは…何ていったらいいのか…
そう!匂いがするんだよ!!」
「…ということはそいつらを徹底的にマークしておけば?」
「えーと…理論上は…まぁだいたいの事件は起こる前に防げると思う
何ていうか犯罪を犯す覚悟した奴らは何か特有のものがあるっていうか…
その特有の物を持つ奴らを重点的にマークしつつ匂いがする奴らを見回れば
隙を突かれて防げないこともあるだろうけど殆どは…
とは言っても普段は意識して、何だ、その匂いを感じることは無いからな
とりあえず前科持ちの奴らの情報を渡してくれればいいよ」
「…信じていいのか?」
「信じてくれるのならそれにこしたことはない」
「…」
「…」
「その覚悟をしたやつが持つという特有のものを感じる奴らを徹底的にマークして…
ほかの奴らを定期的にチェックしろ」
「俺の目の前で事件を起こしたら捕まえちゃっていいの?
あ、それとも事件を防ぐ?」
「いや、事件は起こさせろ、そして事件が起きたらすぐ俺に連絡して起こした奴の情報を全てよこせ」
「…けっこ〜料金かさむよ〜?
ほら、この仕事始めたばっかでけっこう金欠で…」
「かまわないさ」
そう、それで俺は言われた通りにしていた
事件が起こるのを知りつつ起こさせ捕まえて自分の手柄にする
それがほろにが刑事のスタイル
140 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:18:48.30 ID:UJZdMLoo
現在
「上手くいってたよな、かなり
あんたはどんどん手柄を立てて、おかげでこっちも潤って…
あの日までな」
「やめろ」
「あの日、ここで…」
「黙れ!!!!」
俺は思いっきり殴られて吹っ飛んで道路に大の字に転がった
空が、青かった
「…まだそうやって熱くなれるだけマシじゃんよ」
俺は立ち上がった
「贖罪のつもりで戦ってんだろ?
でも1人で背負ってまた大事な人が死ぬってんならそんなの贖罪にはなんねーんだよッ!!!」
「なっ…がぁ!?」
さっきとは逆、今度は俺がほろにが刑事をブン殴った
しかしまぁ、致命的に筋力も無い俺じゃあ不意打ちで尻餅をつかせるぐらいが精一杯だった
「勘違いしてんなよ!!あんたの贖罪は1人で全部背負うことじゃない!!
なりふりかまわずプライドもかなぐり捨てて頭下げて誰も犠牲にしないことだろうが!!」
「お前に何がわかる!!
刑事でありながら野心の為に何人も犠牲にした俺が誰に許される!!」
勢いよく立ちあがったほろにが刑事にまたブン殴られる
今度は吹っ飛ばずにその場で耐えた
口の中が切れた、血の味がする
「それなら何でさっさとディスメンバーを捕まえねぇんだよ!!
理由は簡単だ!!あんたが罪と思ってるのは俺が協力して作った罪!!
だから俺がいねぇと贖えないんだよぉ!!!」
頭に血が昇った、俺はほろにが刑事の顔面を蹴り飛ばしてした
さすがに効いたのか地面に倒れるほろにが刑事
「ぐっ…」
「…頼む…手を貸してくれよ…」
「…どうしてそこまで…そんなにあの警視が大事だったのか?」
「…あんたと同じだよ!!!」
「!!」
「慢心や油断していなければ身近な人が死ぬことが無かったかもしれないんだ!
俺もあんたも同じなんだよ!!だから手を貸せってんだよ!!!
まだグチグチ言うようならまだまだブッ飛ばすぞ!!」
141 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:22:44.43 ID:UJZdMLoo
ほろにが刑事は喋らず、沈黙した
目を硬く閉じているのは自分と戦っているのか、逃げているのか
しばらくすると彼はゆっくりと立ち上がり歩き出した
「どこに行く?」
「…」
「…クソッ…所詮その程度なのかよ…!!!」
街は暗く沈んでいく
ポツリポツリと点き始めた街灯に虫が集まっていた
「…ならもう放っておいてやる、俺の罪なら俺が決めてやる…」
暗くなってきた街角ににバガァン!!と大きな音が響いた
ガシャンと言う音がして街灯が一つ砕けた
俺の頭上から、パラパラと砕け散ったガラスの破片が落ちてくる
「ブッ殺してやる!!クソサイコ野郎が!!
絶対に!!絶対にブッ殺してやるからなぁぁぁぁあああ!!」
獣の咆哮、獣の狩りに慈悲は無い
この本能を向ける相手はただ1人
必ず、貴様を
142 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:24:57.57 ID:UJZdMLoo
同時刻、屋茶丸茶屋(高橋視点)
「…酷いネーミングセンスだな…ああ、ゆき兄が名付け親か…
逆から読んでも同じということか…」
俺は中に入った
「らっしゃーせー!らっしゃーせー!らっしゃぁせー!
おひとりさまっすねー!こっちゃどーぞー!!!!」
なんというか、非常に、煩い
イライラしてる時にさらにイライラした
「さっき連絡した、ゆき兄の使いだ」
「あっ、じゃあアッチ、アッチね、あの通路左ね」
「…ああ」
言われた通路を左に曲がる
突き当たりの壁の扉に張り紙があった
『勝手に入ったら捻り[
ピーーー
]
特にたまゆら、次やったら捻るどころじゃ済まない』
…少し入るのが怖いが…
とりあえずノックしてみようとした瞬間
「フッフッフ」
後ろから不適な笑みが聞こえた
振り向くとさっきの店員がいた
「使いとか言っちゃって、本当はお前も俺と同じ穴の狢だろ?」
「…いや、本当に使いなんだがな」
「まぁ、待つんだ、正攻法では無理だ
どんなに策を弄してもこの扉からの侵入では過去の経験から照らし合わせて確実に失敗する
つまり別の侵入口を探さないといけない」
「…」
「よし、こっちだ着いて来い、仲間が増えたのは俺も心強い」
「ちょっと…おい…」
俺の手を掴んでどうみても使ってない空き部屋に連れて行かれた
「残業を利用してコツコツと何ヶ月もかけて
地下通路を掘ったんだ…苦労に見合う報酬があればいいが…」
「…」
「さぁ!来い!!」
そういうと床板をひっぺがして穴に飛び込んだ
俺もなんだか行かなきゃならない気がして続いてみた
コンクリを砕いた先は土だったがベニヤ板で覆われていて狭いながらも見事な通路だった
一体こいつは何ヶ月かけて作ったんだろう
143 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:26:05.05 ID:UJZdMLoo
「ここが真下だ、大きな声を出すなよ…」
「…」
「この上のコンクリは切ってあるからちょっと重いが大丈夫だ
そしてコンクリの上には机がある、その机が丁度よく俺たちと浮いたコンクリを死角にしてくれる」
「周到だな」
「じゃあとりあえず俺からな」
たまゆらはゆっくりとコンクリを押し上げていく
隙間から光が漏れる
「ヤチャの…ハァハァ…プライベートルーム…」
「…」
「こういう…極秘にこっそり見るのが…ハァハァ…たまらねぇ…」
「…」
別に興味もないんだが
なんかこう横でこれほど興奮されると
ちょっと、見て見たいというか
「ちょっと、代わってくれ」
「いやいや、掘ったのは俺なんだからもうちょっと」
「いや、ほんの少しでいいから、ちょっと見たら満足するから」
「苦労してないのにおいしいとこだけ持っていこうとするなんて!」
「静かにしろよ…バレんだろ…
だいたい連れてきたのはお前じゃないか…」
「見せびらかしたいだけに決まってんだろ」
「ッ…!ええいどけ!俺も見る!!」
「こら!!やめろ!!まだ俺が見るんだ!!!!」
「俺が見る…んだから…どけ…こぉの…鳥野郎…!!!」
「てめぇ…!イケメンなのに…腹黒い…ぞ…!!!」
狭い通路で小さな光を求めて争いを続ける
相手の顔面を押さえつけ貪欲に光を求める愚かで低俗な争い
その時、頭上からバガァァァン!と音がした
間髪いれずにズゴッ!と音がして上から眩しい光が降り注いだ
その光の中…絶対強者は降臨していた。
争いとはいつも絶対的な強者の力によって終結する。
144 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 00:26:51.87 ID:UJZdMLoo
と、ここまで
次回ついに待望のヤチャマル登場^^
145 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/01(金) 00:50:11.00 ID:pHStPcDO
屋茶丸茶屋ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
たまゆらさっそく死亡フラグだな!
本筋と無関係なところでwwww
146 :
たまゆら
2009/05/01(金) 01:35:21.65 ID:k2WNHzEo
本物の俺ならこんな姑息な真似はつかわないさ!!
正攻法が王道ってものだよね^^
147 :
たまゆら
2009/05/01(金) 01:35:47.17 ID:k2WNHzEo
本物の俺ならこんな姑息な真似はつかわないさ!!
正攻法が王道ってものだよね^^
148 :
そら
2009/05/01(金) 01:38:12.13 ID:gbTSbEDO
大事な変態だから二回言いました
149 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/01(金) 01:53:45.14 ID:PaW5rkDO
全裸の変態だから二回言いました
150 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/01(金) 01:55:39.49 ID:UJZdMLoo
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/city_assembly_election/?1241072254
しげる何やってんだよ
151 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/01(金) 01:58:38.48 ID:PaW5rkDO
しげる…なんてことを
152 :
そら
2009/05/01(金) 02:01:56.31 ID:gbTSbEDO
全く身に覚えが御座いません
153 :
リリーホワイト
2009/05/01(金) 06:00:05.11 ID:PaW5rkDO
朝ですよー
154 :
【大吉】
2009/05/01(金) 08:07:09.32 ID:7HtYGmUo
メーデー!
155 :
【中吉】
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/01(金) 08:27:46.31 ID:pHStPcDO
しげる…おまえ……
156 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 12:08:26.96 ID:dCdzUHgo
世界終わればいいのに
157 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 12:21:05.41 ID:pHStPcDO
>>156
今なら同意できるわ
158 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 13:57:57.11 ID:GJnOsEDO
みんな病んできたな…
159 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 17:46:32.55 ID:k0tmYIAO
ちょっと位病んでる方がいい
俺はちょっとじゃないけど
160 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 20:36:38.95 ID:S8h4YwSO
全部5月病のせいにしようぜ
161 :
【吉】
2009/05/01(金) 22:32:33.16 ID:lLc992DO
五月病だな
162 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 22:48:40.16 ID:qBhh2oYo
俺は昨日まで病んでたけどだったけどゆきちーのおかげで元気になったよ
163 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 22:50:08.03 ID:GJnOsEDO
ゆきちーと一緒に住んでるゆき兄なんて滅べばいいのに…
164 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 22:53:21.46 ID:qBhh2oYo
>>163
滅んだらゆきちーが悲しむだろ!・・・いや悲しまないか
165 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 22:53:35.61 ID:qBhh2oYo
よし滅べ
166 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/01(金) 22:56:17.53 ID:GJnOsEDO
跡形もなく消し飛べ
167 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/02(土) 00:22:32.73 ID:fCVzHoDO
満場一致で消えて無くなれ
168 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/02(土) 01:12:59.03 ID:ZkUGEQSO
バニッシュ
169 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/02(土) 02:51:31.77 ID:.B7jdnYo
3:45からテレ朝で劇場版仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE始まるよ!
http://image.blog.livedoor.jp/sakisms/imgs/7/8/7823b82f.jpg
ひより劣化したな・・・
170 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/02(土) 04:03:55.08 ID:.B7jdnYo
夏の映画らしいが・・・
http://www.cow-spot.co.uk/tokusatsu/24/src/1241151005586.jpg
Jでかすぎクソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
171 :
リリーホワイト
2009/05/02(土) 06:00:05.85 ID:HNil8.DO
朝ですよー
172 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/02(土) 08:25:15.68 ID:vAwT0YDO
>>170
でかいってレベルじゃねぇよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
173 :
そら
2009/05/02(土) 13:41:44.03 ID:fCVzHoDO
Jさんはビッグな御方なんだよ馬鹿野郎
174 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/02(土) 14:59:52.38 ID:hR6vDYSO
ディケイドの映画と聞いて、ある程度予想はしてたが…wwwwwwwwww
Jがこのサイズのまま出るなら見に行こう
目当ては勿論ロボライダーだけどな!
175 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/02(土) 16:23:56.34 ID:.B7jdnYo
ttp://blog-imgs-31-origin.fc2.com/m/u/d/mudainodqnment/e0002532_9313679.jpg
ここで定番のアレを
176 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/02(土) 18:00:58.37 ID:NesHP6Mo
ワロタwwwwwwwwwwwwww
177 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/03(日) 00:13:41.91 ID:l34IRoDO
連休ハジマタ!
178 :
リリーホワイト
2009/05/03(日) 05:22:35.75 ID:M/zdYgDO
朝ですよー
179 :
そら
2009/05/03(日) 05:33:57.76 ID:KUooP.DO
オールナイトのDJイベントオワタ
180 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/03(日) 07:45:37.89 ID:dtbZzAAO
殿様かわいいよ殿様
181 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/03(日) 08:00:09.04 ID:dtbZzAAO
新しいロボの見所はおっぱいだな
182 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/03(日) 15:45:01.68 ID:tGF3ZkMo
ピュア様がプリプリの剣三郎にも引けを取らないほどの
お尻をうpすると聞いたんですがガセネタでしょうか?
183 :
サブ
2009/05/03(日) 18:21:42.94 ID:dtbZzAAO
ほう、やれるならやってみたまえ
184 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/03(日) 18:28:36.39 ID:tGF3ZkMo
>>183
これほどRoots of the KingがBGMにピッタリと思う
風格あるレスを見たのは今年初めてだ
185 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/04(月) 02:58:33.51 ID:uZ3qrO2o
夜まで待ったのにピ様の尻がこない
186 :
リリーホワイト
2009/05/04(月) 06:03:21.56 ID:33u1r2DO
朝ですよー
187 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/04(月) 11:34:29.16 ID:uZ3qrO2o
今日は愛媛県にいってきます
ビバ!みかん!
188 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/04(月) 13:01:06.02 ID:fZMf6YDO
>>187
土産にポンジュース買ってきて!
189 :
そら
2009/05/04(月) 13:50:00.14 ID:OYcM2gDO
日本でミカンの生産量が一番多い県は何処でしょう?
そうですね、和歌山県です
190 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/04(月) 14:29:46.30 ID:YE8yiUIo
ごっくん馬路村お願い!
191 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/04(月) 15:32:50.43 ID:33u1r2DO
命の水だポンジュース
192 :
そら
2009/05/04(月) 15:50:31.84 ID:OYcM2gDO
ミカンミカンミカン!
193 :
リリーホワイト
2009/05/05(火) 05:29:20.03 ID:hN8dg.DO
朝ですよー
194 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/05(火) 18:05:34.24 ID:geaAfUDO
あ…
リリーさんの12時間スレスト回避間に合わなかった…
195 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/05(火) 20:00:38.81 ID:QskKWSEo
幼女と遊んできました
196 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/05(火) 20:35:50.03 ID:geaAfUDO
>>195
ロリコン自重wwwwwwwwwwwwwwww
197 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/05(火) 20:46:07.64 ID:QskKWSEo
でも俺幼女3人にタワシで顔面こすられたり
窒息寸前まで布団に顔面押さえつけられたりヤバかったんだぜ
198 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/05(火) 21:01:32.40 ID:vg/JukDO
幸せな気分のまま[
ピーーー
]れば良かったのにね^^
199 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/05(火) 21:05:01.58 ID:geaAfUDO
されるがままで逃げないとか流石真のロリコンは一味違うなwwwwwwww
200 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/05(火) 21:19:55.00 ID:7yPRIoDO
>>199
うらやましすぎる
201 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/05(火) 21:20:26.15 ID:7yPRIoDO
間違えた
>>197
だ
202 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/05(火) 21:23:37.58 ID:QskKWSEo
ポケットに幼女からもらった貝殻が…
203 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/05(火) 21:24:35.32 ID:geaAfUDO
なんのフラグだ…?
204 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/05(火) 21:28:37.89 ID:QskKWSEo
>>203
今のうちから種を巻いておけば
数年後に実るだろ…?クックック…
205 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/05(火) 21:33:20.55 ID:qFVGLsDO
>>204
変態
206 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/05(火) 21:53:28.83 ID:geaAfUDO
>>204
変態
207 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/05(火) 22:06:30.60 ID:Kc3meHAo
>>204
変態
208 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/06(水) 00:01:55.63 ID:XdphLxoo
>>204
変態
209 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 00:07:19.09 ID:9SWBEDwo
>>204
変態
210 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/06(水) 00:10:46.40 ID:NFp.vm6o
何だよ!そのぐらい皆やってるじゃないか!
211 :
たまゆら
2009/05/06(水) 01:00:43.57 ID:DRyE3oYo
>>204
変態
212 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/06(水) 01:29:58.07 ID:GFt/VMDO
>>210
>>211
変態
213 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/06(水) 01:32:44.57 ID:sfKhnh.o
>>210-212
変態
214 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 01:39:57.13 ID:9SWBEDwo
>>210-213
変態
215 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/06(水) 01:41:52.24 ID:NFp.vm6o
>>214
裸体
216 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/06(水) 01:50:00.74 ID:59cUtADO
>>214-215
裸体
217 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/06(水) 01:53:06.09 ID:NFp.vm6o
>>216
ら…裸体…?
218 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/06(水) 01:57:07.38 ID:59cUtADO
>>217
ちょうど風呂中ですが何か?^^
219 :
たまゆら
2009/05/06(水) 02:16:46.48 ID:DRyE3oYo
( ゚△゚ )風呂ときいて
220 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/06(水) 02:42:12.66 ID:59cUtADO
>>219
変態^^
221 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/06(水) 04:06:20.64 ID:ObJHboAO
みんな変態だろ
剣三郎さんを除く
222 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/06(水) 04:24:20.85 ID:XdphLxoo
そうですね
223 :
リリーホワイト
2009/05/06(水) 05:59:50.60 ID:GFt/VMDO
朝ですよー
224 :
そら
2009/05/06(水) 06:00:00.03 ID:lbrYYkDO
朝ですよ変態共
225 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 06:06:06.55 ID:JTC6pkAO
どうも変態です
226 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/06(水) 06:10:07.67 ID:GFt/VMDO
あ、カリピスト
227 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 06:11:38.86 ID:JTC6pkAO
最近はヘビィボウガンのが好きよ
228 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/06(水) 06:15:30.70 ID:GFt/VMDO
ラオートはチート性能
229 :
そら
2009/05/06(水) 06:17:37.83 ID:lbrYYkDO
あ、珍しい方が入らしてる
230 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 06:21:06.93 ID:9SWBEDwo
かりぴすとに生きる道は残されているのか・・・(´ω`)
231 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/06(水) 06:22:17.17 ID:GFt/VMDO
白やんがPCから書き込むとは珍しい
232 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 06:23:07.86 ID:9SWBEDwo
>>231
携帯アプリのサーバー死んでるっぽい\(^o^)/
233 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 06:23:15.69 ID:JTC6pkAO
4人で演奏会やるのは楽しいけどね
234 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 06:26:53.12 ID:JTC6pkAO
そう、安価
女人と遊ぶのでできる範囲で安価やってくるんだぜ
>>234-238
よし仮眠
235 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/06(水) 06:30:41.26 ID:GFt/VMDO
ハグリッドの可愛さとうまい棒の美味しさについて熱く語る
236 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 06:32:13.79 ID:9SWBEDwo
>>233
3が出たらかりぴーメインでやろうと思ってたのにさ・・・(´ω`)
安価なら
耳元で甘い声で「目を瞑ってみて」って囁いた後、目を瞑ってる相手のおでこに手刀をお見舞いする
237 :
そら
2009/05/06(水) 06:32:33.48 ID:lbrYYkDO
偉いです。ゆき兄さんとは大違いだ
ふとした瞬間に愛のメモリーを口ずさむ
238 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 06:34:46.36 ID:9SWBEDwo
「この子が初恋の子なんだ」と言って剣三郎の写メを見せる
239 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
[仮眠やめた]:2009/05/06(水) 06:36:35.39 ID:JTC6pkAO
把握
愛のメモリーの音源と尻侍の写メprz
240 :
そら
2009/05/06(水) 06:39:58.31 ID:lbrYYkDO
http://jp.youtube.com/watch?v=y4P7NqUxkxo&xl
見れるかしら
241 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 06:43:08.28 ID:9SWBEDwo
>>239
仮眠あきらめるの早いwwwwwwwwwwwwww
http://imepita.jp/20090506/240090
http://imepita.jp/20090506/239320
あえてこれにした、反省はしていない
さすがに剣に悪いのでえびくんが見れたら消す
242 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 06:46:05.89 ID:JTC6pkAO
愛のメモリー把握
写メもうけとったぜ!!
俺はスーパーロボット大戦Zを極める作業に移行するぜ!!
243 :
そら
2009/05/06(水) 06:46:35.47 ID:lbrYYkDO
尻わろた
244 :
そら
2009/05/06(水) 06:53:00.60 ID:lbrYYkDO
ガンガンレオン!ガンレオン!
とりあえずスペシャルか何かだけの
オーバーマンXENが気になる
245 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/06(水) 11:56:37.08 ID:59cUtADO
おはようございます…
起きたら伝説のカリピストが安価やってたwwwwwwwwwwwwwwww
wwktkwwktk
246 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/06(水) 14:51:19.11 ID:ObJHboAO
XANじゃなかったっけ?
247 :
そら
2009/05/06(水) 15:01:10.90 ID:lbrYYkDO
うん、色々見直してて気付きました
恥ずかし!
248 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 21:26:55.86 ID:JTC6pkAO
うまい棒編
俺「てかさー、うまい棒とかまじ美味しいよね」
m「前小津くんの机でピラミッドつくってたよねw
あたし若干ひいたもん」
俺「いやいやいや、うまい棒とか舐めない方がいいよ
買ってあげようか?」
m「今はいいわw」
いやゴメン
ハグリットのことリアルに忘れてたわ
249 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 21:32:49.80 ID:JTC6pkAO
愛のメモリー編
口ずさんでも一切反応なかった
なのでカラオケに行ったのでいれてみた
俺「ちょっとこれ歌ってみたかったんだよね」
m「これいつの曲?」
俺「わりと昔のだと思う」
サビまで早送り
サビのみ熱唱
俺「がんばったわ」
m「なんかこれきいたことある」
俺「へー」
250 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 21:41:02.98 ID:JTC6pkAO
あきらか手抜いて報告してるがキニシナイ(・3・)
ひたいにチョップ編
カラオケにて
俺「あのさ、ちょっと目つぶってみて」
m「え、なになになんか怖いんだけど」
俺「平気だって、一瞬つぶってみて」
m「いいけどなにするかだけ教えて!!」
面倒くさくて普通にチョップしようとしたらバックが引っかかったオレンジジュースが散乱
それどころじゃなくなり
作戦失敗/(^o^)\
251 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 21:43:35.70 ID:JTC6pkAO
お尻侍の写メ編
行きの電車の中
俺「携帯忘れた…」
作戦失敗/(^o^)\
252 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/06(水) 21:46:59.46 ID:JTC6pkAO
その後色々あってその子と付き合うことになりました\(^o^)/
眠くて投げやり感MAXだけどそんなかんじ
でおしまい
253 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/06(水) 21:48:34.29 ID:GFt/VMDO
ハグリッドを忘れるとは感心しませんな
254 :
そら
2009/05/06(水) 21:52:00.56 ID:lbrYYkDO
え?
付き合、え?
255 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/06(水) 21:58:34.67 ID:59cUtADO
いろいろドジっこな事は把握したwwwwwwww
そしてリア充[
ピーーー
]wwwwwwwwwwww
256 :
深淵槍裂歓声暮色枕辺涙色番蝶
2009/05/06(水) 22:02:53.00 ID:AfPlqADO
リア充[
ピーーー
]><
畜生…えびくんなんてハグリットにくわれればいいんだ…
257 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/06(水) 22:22:56.94 ID:MLg6psDO
小津くん[
ピーーー
]
258 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/06(水) 23:44:14.32 ID:9SWBEDwo
いろいろ失敗だらけなのになんか上手くいってるしwwwwwwwwwwwwwwww
リア充[
ピーーー
]wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
259 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 00:50:08.66 ID:RPd8wvQo
ハグリッドをさしおいて…
リア充[
ピーーー
]wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
260 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 01:03:01.16 ID:VtpaYIDO
えび君の本妻はハグリッドに決まってるだろ…
261 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 01:16:47.01 ID:RPd8wvQo
>>260
そんなこと言うと書きたくなるじゃないか
262 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/07(木) 01:21:37.86 ID:SipyW6AO
なにこのコンビネーション
263 :
そら
2009/05/07(木) 01:25:17.29 ID:8YUKBEDO
久しぶりに盛り上がって参りました
264 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/07(木) 01:26:05.89 ID:cq6YKEDO
スレの3悪のうち2人が集まれば仕方ない流れだなwwww
265 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 01:27:36.36 ID:RPd8wvQo
>>264
よぉ三人目!
266 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 01:28:23.44 ID:VtpaYIDO
>>261
私は一向にかまわんッッ
267 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 01:46:23.80 ID:bAIDs4go
よりによって3悪集結か・・・
これはもうダメかもわからんねwwwwwwwwwwwwwwww
268 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 01:47:16.14 ID:RPd8wvQo
こりゃもうハグリッド×えびの悪夢再来か?
269 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 01:50:13.40 ID:VtpaYIDO
>>268
さらにバタフライ君のトライアンゲルで
270 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 01:51:17.51 ID:VtpaYIDO
アンゲル…?
271 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 01:52:52.60 ID:bAIDs4go
一人ツッコミ乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
272 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/07(木) 01:53:23.01 ID:cq6YKEDO
アンゲル…?
273 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 01:53:29.58 ID:VtpaYIDO
アンゲルディエ!
274 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 01:53:37.95 ID:RPd8wvQo
あれ書くと笑う奴は大爆笑するけど
他から恨みを買う諸刃の剣だからな
275 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 01:54:52.44 ID:VtpaYIDO
>>274
その剣を使いこなすのがゆき兄だろ?
276 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 01:57:14.98 ID:RPd8wvQo
>>275
だが俺は明日仕事だし
別方向からはサスペンス書けよロリコンと脅されているのだ
277 :
そら
2009/05/07(木) 01:57:44.02 ID:8YUKBEDO
構わん。やりたまえ
278 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 01:58:04.13 ID:VtpaYIDO
>>276
サスペンスなんか後回しだろ
279 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/07(木) 02:03:44.62 ID:SipyW6AO
僕はサスペンスがみたいな
280 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/07(木) 02:04:19.90 ID:SipyW6AO
俺も!俺も!
281 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/07(木) 02:04:38.87 ID:SipyW6AO
あたしもよ!
282 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 02:05:47.97 ID:bAIDs4go
>>279-281
^^;
俺もサスペンスは読みたいがこの流れでは厳しいかもなwwwwwwww
283 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
[こうですか!わかりません!]:2009/05/07(木) 02:06:05.66 ID:RPd8wvQo
ぴちゃぴちゃと湿った音が聞こえる暗い部屋
獣の雄叫びのような呻き声
「いいよ、ハグリッド…もっとだ、もっと啼くんだ…
僕の可愛いハグリッド…!!」
「ほぉっ…おっ…おほぅっ…
えび…もう…おうふぅっ…はぁん…んぶはぁ…」
ぐちゅんぐちゅんぶびびびびと音が響いた
ちゅぱちゅぱと何かを吸うような音がした
「…おいし…でもこんなに汚すなんて…
お仕置きが必要だね?(ヴィィィィィン)」
「おはぁぁぁぁ!ほぅっ!!あっ!ふぅっ!ひぃん!ぶふぅ!」
「もっと盛大に啼いてよ!!それが一番気持ち良いから!!!」
「ほぅああああああああ!んがぁ!!出ちまう!!出ちまうぞ!!えび助!!」
「出せ!!もっと出せ!!限界までため切ったものを僕にぶちまけてみろ!!!」
「んおあおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
びちゃんばちゃん、びちゅっ、びちゅっ、ぽたぽた…
284 :
破邪顕正幸福迅雷恵比寿之助
2009/05/07(木) 02:07:36.25 ID:SipyW6AO
眼球が腐り落ちた
285 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 02:08:00.23 ID:bAIDs4go
これはヒドイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
286 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 02:08:37.81 ID:RPd8wvQo
>>284
ごめんねえび助…
僕はやりたくなかったんだけど黒やんがね…
287 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 02:10:14.53 ID:VtpaYIDO
僕はやめとけって言ったんだけどゆき兄が
「お前の家族を皆殺しにする」って脅されたんで仕方なく……
288 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 02:11:08.36 ID:RPd8wvQo
>>287
ミスったな?
その文章だと俺"が"脅されたことになるぜ?
289 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 02:13:19.22 ID:VtpaYIDO
って言えってゆき兄に言われました
290 :
そら
2009/05/07(木) 02:13:31.33 ID:8YUKBEDO
だが黒さんが脅した訳ではないことが文章から読み取れる
つまり、ゆき兄さんを脅し犯行を強要した第三者が居ると!
291 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 02:14:03.29 ID:RPd8wvQo
>>289
人のせいにしないでください!!
えび助がいい声で啼いてるじゃないか!
292 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/07(木) 02:14:32.61 ID:RPd8wvQo
>>290
俺は脅された
黒やんは脅してない
と、なると1人しかおるまい
293 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 02:15:52.26 ID:bAIDs4go
>>290
3悪のうち二人が言い争う構図・・・
黒幕は残った一人、夜叉丸に違いない!!!!11
294 :
そら
2009/05/07(木) 02:16:02.00 ID:8YUKBEDO
>>292
えぇ…エビさんしか居ませんね
295 :
たまゆら
2009/05/07(木) 02:17:17.03 ID:.4R4AsAO
意志の疎通できてなくてワロタwwwwwwwwwwww
296 :
そら
2009/05/07(木) 02:17:18.18 ID:8YUKBEDO
前言撤回して夜叉丸さんを犯人に推薦します
297 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 02:19:02.89 ID:VtpaYIDO
ヤバイぞゆき兄!
夜叉丸に黙っとけって言われたのにもうバレたぞ!
僕は逃げる!
298 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/07(木) 02:25:56.24 ID:cq6YKEDO
ゆき兄に
「罪を被らないと……わかってるな?」
って脅されたんだ…
ゆき兄酷いお…(´;ω;`)ブワッ
299 :
空天未開砕片綺羅点灯剥落彼方
[からけ]:2009/05/07(木) 02:30:11.49 ID:8YUKBEDO
何と言う罪の擦り付け合いか
300 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 02:32:14.72 ID:bAIDs4go
醜い争いだよな・・・
これが3悪が3悪たる所以だよ・・・
301 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/07(木) 02:34:40.69 ID:cq6YKEDO
tk冷静に考えると
>>283
を書いたゆき兄が諸悪の根源だと思うんだ^^
302 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 02:38:37.44 ID:bAIDs4go
>>301
目から鱗が落ちた
303 :
空天未開砕片綺羅点灯剥落彼方
2009/05/07(木) 02:40:47.38 ID:8YUKBEDO
そもそも何でハグリットの話が出たの?
304 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/07(木) 02:41:01.84 ID:VtpaYIDO
ところで三悪ってゆき兄と夜叉丸はわかるけどあと一人は誰なの?
305 :
リリーホワイト
2009/05/07(木) 06:06:08.29 ID:VtpaYIDO
朝ですよー
306 :
そら
2009/05/07(木) 08:10:15.92 ID:8YUKBEDO
電車動け切実に
307 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/07(木) 08:57:44.49 ID:xKbexUSO
もう諦めた
308 :
そら
2009/05/07(木) 09:23:41.38 ID:8YUKBEDO
動く気配がミジンコ程も無いッスね
309 :
そら
2009/05/07(木) 10:13:46.27 ID:8YUKBEDO
動いた…!
止まった('A`)
310 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/07(木) 10:22:52.90 ID:VpoyCEDO
何が起きてるんだ?wwwwwwwwww
311 :
そら
2009/05/07(木) 10:33:26.79 ID:8YUKBEDO
人身事故と車両不良がで
かれこれ電車に三時間程乗ってやっと到着か
312 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/07(木) 23:23:23.35 ID:uutFyOc0
スレストを回避します。
しばらく見ないうちに
戒名組は皆リア充に・・・
[
ピーーー
]ばいいのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・orz
313 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/07(木) 23:29:30.89 ID:uutFyOc0
書き込んだ時間がものすごい惜しい!
よし!来年は本気出す!
314 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/08(金) 00:08:47.20 ID:ucCER8Uo
>>313
まだ今年が半分以上残ってるよ!
315 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/08(金) 00:28:35.28 ID:SpCjjW.o
種を撒くのは夜叉丸でー
育てちゃうのは黒やんでー
燃え上がらせるのはゆき兄さー
これぞ三悪ー
316 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/08(金) 00:44:39.54 ID:0k5BZsDO
俺、今回種蒔いてねぇwwwwwwwwwwwwwwww
317 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/08(金) 00:49:31.96 ID:uQ.MmUDO
優しい黒やんが三悪なわけないだろ
318 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/08(金) 00:53:46.55 ID:0k5BZsDO
>>317
黒やんおはようございまーすwwwwww
319 :
東京都 匿名
2009/05/08(金) 01:02:48.20 ID:uQ.MmUDO
>>318
違うよ、全然違うよ
320 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/08(金) 03:16:05.83 ID:URktMEDO
三悪こわいです(´ω`)
321 :
リリーホワイト
2009/05/08(金) 06:00:30.84 ID:uQ.MmUDO
朝ですよー
322 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/08(金) 07:26:37.09 ID:SpCjjW.o
金曜日だ金曜日だ!!
323 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/08(金) 16:29:22.40 ID:SpCjjW.o
わーい週末週末
今日ちょっと木で組み上げた橋を叩き壊して怒られたけどわーい
324 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/08(金) 18:37:28.73 ID:WhFFLQSO
>>323
橋が落ちないよう人柱になれ
325 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/08(金) 19:43:47.33 ID:SpCjjW.o
>>324
魔王並の魔翌力をもつ俺が人柱になったら
逆に引きずり込むぞ
326 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/08(金) 23:22:34.17 ID:SpCjjW.o
穢れを知らぬ純粋無垢が尊いだなんて嘘だ!
327 :
リリーホワイト
2009/05/09(土) 05:56:10.49 ID:/KfJ9oDO
朝ですよー
328 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/09(土) 06:21:49.10 ID:DdtulLYo
どようび!
329 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/09(土) 07:21:54.57 ID:zCO8Xkoo
どようび!
5月
1 2
3 4 5 6 7 8 9 ←今ここ
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
6月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 .10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
7月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 .10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25 ←ここまで祝日無し
26 27 28 29 30 31
330 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/09(土) 07:30:54.39 ID:mWOlukSO
>>329
海の日
331 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/09(土) 08:08:18.54 ID:zCO8Xkoo
矢印は1週間を表してる と思う
332 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/09(土) 08:37:09.34 ID:mWOlukSO
なるほど
祝日のない月なんて滅べばいいのに
333 :
たまゆら
2009/05/10(日) 01:07:18.59 ID:ZS6I1AYo
ノノノノ
/゚`,,,゚ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄
| ∋/ < クックルドゥドゥドゥ
/⌒\/⌒ヽ \_____
/∧ ノ\\
\ヽ| |//
ヽミ 彡)
/\/\
/ /\ `)
| ノ ( /
彡^ヽ ノ^ミ
334 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 01:26:10.97 ID:tBnTckko
お顔が崩れてますよwwwwwwwwwwwwwwww
335 :
リリーホワイト
2009/05/10(日) 05:59:40.43 ID:Qh2CLADO
朝ですよー
336 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/10(日) 07:31:30.75 ID:DHsKAcDO
久々のリアルタイム!
なんという一大事wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
337 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 07:37:40.28 ID:tBnTckko
なんだこの全身タイツwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
338 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 07:41:38.04 ID:tBnTckko
ひどい展開wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww濃厚すぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
339 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/10(日) 07:44:23.90 ID:DHsKAcDO
殿がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
340 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 07:44:27.55 ID:ZVTya72o
殿「外道衆と繋がったまま(ry」
341 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/10(日) 07:51:21.92 ID:DHsKAcDO
>>340
おまwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
342 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 07:52:50.85 ID:tBnTckko
>>340
ワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
今回男どもはプレイを楽しんでただけだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
343 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 07:54:52.87 ID:tBnTckko
青い子アホすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
344 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 07:57:28.60 ID:ZVTya72o
今日のディケイドはカブトだし1時間連続料理ですね
345 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 07:58:22.13 ID:ZVTya72o
ボブサップwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
346 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/10(日) 07:59:10.69 ID:DHsKAcDO
青はいつも通りだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwキャラおいしすぎだろwwwwwwwwwwwwwwww
347 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 08:05:14.73 ID:ZVTya72o
,、 、
l;;ヽ 」:ヽ
l;;;l::`‐;;;;´;;l;;;;`ヽ__
7,;;/l;///;/l;;/l;l` <
l;;l.l;l.l;l.l_l l;l l;l .l;l ノ;;l
/) ト l.ll.l;l.Цl;l l;l/´ l;;l
///) l ヽ.l l;l lレ´ l l
/,.=゙''"/ .l ` ;l l l;l
/ i f ,.r='"-‐'つ ヽ ノll ヽ ノ;/ こまけぇこたぁ大体わかったよ!!
/ / _,.-‐'~ .ト-イl.l;l l;l l;ン l
/ ,i ,二ニ⊃ ヽトll.l;l l;l l;l /;\ _
/ ノ il゙フ _ j`- ;;_;;;-;;;;;;;;// ` ̄ ` >- _ニ- 、
,イ「ト、 ,!,!| 、_ ‐ - 7´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l´/;/ / / ´_ /;;;_-‐´ ヽ
_/ iトヾヽ_/ィ"\ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/./;/ / / _/´_-_ _´- ‐, /
_(;;;;ヽ;;;;)_;;l、>_ノ ヽミヽ、`ヽ√;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/./;/ ` ´_,,-;;_´-_´/ヽ l
348 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 08:13:50.90 ID:tBnTckko
おばあちゃん相変わらずいい言葉教えてるな
349 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 08:19:12.05 ID:ZVTya72o
食べ物を粗末にするおばあちゃんなんて・・・
350 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 08:20:42.52 ID:ZVTya72o
なんで555アクセル使わないんだよおおおおおおおおうわああああああああああ
351 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 08:22:20.24 ID:tBnTckko
何がしたいんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
352 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 08:24:48.17 ID:ZVTya72o
うおおおおおおおおおおおおいヒャッホーイ!
353 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 08:25:05.89 ID:tBnTckko
アクセルキター!
354 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 08:26:53.74 ID:ZVTya72o
( ゚Д゚)
(゚Д゚)
355 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 08:33:37.57 ID:ZVTya72o
| | | \ T 「 /
| _ | |i _|i |-‐|l i|
〕-―〔 | | 「ヽ、 /、ヽ|l l| |l |ヽ、
〈| r− | ト| |  ̄ ̄ヽ' | | 〃ー―' |
〈|| | ||〉| └┬-テ- 、_/ |ヽ____」
〈||. | ||〉| _i 〈::.::.::.:ヽニ〈◇〉ニ/.::||
<|| | ||>| | ヽ ヽ、::.::. .:〕V/::.::.::.:/i/|
〕|ニ| i | | ヽ ヽ、`=-‐ィ∨ヽ-ニイ/ |
//ニi二フ{) レi \ ̄ヽi´⌒`| r-'´/レ'
/ /二i二ニ‐-f^i Lト ノ\!| |/ ,イ」
/-//i二i二つ/| __| \ T‐-‐イ/|
/ / ⌒|_| | / ||「ニ‐- __!_ `ー-‐' ヽ‐- _
/| [ ] |/ニl」  ̄ i| r-‐ '´ヽ
356 :
そら
2009/05/10(日) 16:40:51.22 ID:oThfjQDO
母の日ですね
357 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/10(日) 16:56:25.11 ID:sibCz9wo
ヤフートップに
母の日に乳癌セルフチェックシートを送ろうってあったけど
このチョイスはないだろうと思う
358 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/10(日) 17:36:14.78 ID:DHsKAcDO
>>357
ヤフー自重wwwwwwww
テレビ見てたら真夏日とか言ってるんだが…
朝コタツ入れてた上にさっきまで毛布かぶって寝てた件
359 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 18:07:05.58 ID:tBnTckko
>>357
大事な事だけどプレゼントではないよなwwwwwwwwwwwwwwww
>>358
蒸し暑さで最悪な寝起きを体験した挙句、扇風機まで準備したぞwwwwwwwwwwwwww
360 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/10(日) 18:39:22.44 ID:DHsKAcDO
>>359
初体験オメwwwwwwwwwwwwwwww
群馬31度だっけ?
こっちは起きたら室温28度だったおwwww
361 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/10(日) 19:09:55.64 ID:tBnTckko
夏だけ北海道に帰りたい・・・
362 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/10(日) 19:51:44.58 ID:Qh2CLADO
だが僕はそれでもスウェットは脱がない
363 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 20:00:10.87 ID:c1qdjAQo
スウェットってDQN臭くね?
364 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/10(日) 20:04:44.26 ID:Qh2CLADO
よく言われる
けど僕は愛用してるよ!
365 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 20:06:04.55 ID:Zi5fAyso
ぼくはヒートテックちゃん!
366 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 20:08:48.04 ID:EniL9oDO
>>365
ヒートテック着てえがちゃんの真似するといい
367 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/10(日) 20:15:35.93 ID:Qh2CLADO
>>365
水を大量に飲んで震えやがれ
368 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 22:26:21.73 ID:Zi5fAyso
>>366
これで・・・家族の命は助けてくれるんだな・・・?
http://imepita.jp/20090510/803010
369 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/10(日) 22:44:02.47 ID:sibCz9wo
>>368
18禁
370 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/10(日) 23:10:52.90 ID:DHsKAcDO
>>368
バカスwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
371 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/10(日) 23:19:18.08 ID:Zi5fAyso
>>369
__‐`'´''"'マ ____\ ー‐┐ |一
Z. __`ゝ \ ノ´ ⊂冖
∧ /| ゙仆斗┘リート=┬-、_ \ ー‐┐ ,/
/ ∨\/ | `L,.っ,ノ u }ノ ノ \ ,> ノ´ \
|__ 兀.!_// i | l、 く. ー‐┐ ー|ー
ー‐┐ ー|一ヽヽ / u' \ヽ‐'´ !| ト、 \ ,ノ´  ̄匚ノ
ノ´ ノ こ /_____, }j ハ、 ヽ ヽ,___/ / ー‐┐ ┼‐ヽヽ
ー‐┐ ニ|ニ. / ___ノ /\_,≧/ u 人. / ,ノ´ ノ こ
ノ´ ⊂冖 く {上rン´ ,厶../ / ヽヽ \ || ニ|ニ
ー‐┐ | /  ̄ ノ{こ, /,〃 !| \ ・・ ⊂冖
ノ´ l.__ノ \ ,.イ !l`T´ | / |:| / |
ー‐┐ ー‐;:‐ \ // l | |_| ∠.、 l.__ノ
ノ´ (_, / ヒ_ー--、_|ー、____,ノj┘ / ┼‐
ー‐┐ / / \ ̄\ー`トー-< / ノ こ
ノ´ \ \ \ ヽ \ ヽ  ̄ ̄|
| | 」z.___ > \. ヽ. ヽ l |/l /| ∧ /\
・・ /| (_, / ) lヽ ', l、 |/ | / V
┼‐ \ , イ、_,上ハ } 小 |/
ノ こ \ (乙≧='''"´ ,∠,__ノ/
┼‐ヽ / 厶乙iフ/
ノ ⊂ト く `¨¨¨´
\
372 :
リリーホワイト
2009/05/11(月) 06:01:11.81 ID:NI0nJ.DO
朝ですよー
373 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/11(月) 12:13:52.50 ID:0XEBIoDO
月曜日なら会議で居眠りするのは仕方ないよね
374 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/11(月) 12:31:28.39 ID:IgGpp.DO
>>373
おまwwwwwwwwwwwwwwww
375 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/11(月) 17:16:53.14 ID:VYlcFY6o
月曜日なら仕事いきたくないのもしょうがないし
月曜日なら遅刻するのもしょうがない
月曜日なら何したってしょうがない
月曜日ならハグリッドにえび助が襲われてもしかたない
月曜日ならピュア様の全身が複雑骨折してもしかたない
376 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/11(月) 19:25:02.63 ID:k.KzWfoo
>>375
どれも仕方ないな・・・
377 :
そら
2009/05/11(月) 19:41:38.61 ID:uKmgtADO
月曜だし、ゆき兄さんが消えても不思議じゃない
378 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/11(月) 19:48:10.85 ID:VYlcFY6o
もう泣きそうだ…
379 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/11(月) 21:22:50.54 ID:IgGpp.DO
月曜だし、ゆき兄がサスペンスの続きを書いてくれる気がする^^
380 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/11(月) 21:51:05.30 ID:k.KzWfoo
俺もそんな気がしてきた
381 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/12(火) 02:09:18.88 ID:zRiVq2DO
気のせいだった(´ω`)
382 :
リリーホワイト
2009/05/12(火) 06:13:28.66 ID:DxajXUDO
朝ですよー
383 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/12(火) 07:13:35.46 ID:zrkiQx2o
わるい
なぜかここ3日程度夜になると何もやる気が起きず
完全に沈黙状態になって朝を迎えてしまう
384 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/12(火) 11:39:54.58 ID:j9o3M2DO
>>383
夜な夜な賢者モードになってるんですね、わかります。
リア充[
ピーーー
]
385 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/12(火) 20:35:26.83 ID:zrkiQx2o
>>384
違います のーのーのーしょーみあーふぇーいすです
386 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/12(火) 20:43:07.93 ID:DxajXUDO
今日のゆき兄はえがちゃんをだな……
387 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/12(火) 23:52:33.43 ID:zrkiQx2o
じゃあ明日サスペンスいくわ
388 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/13(水) 00:10:11.28 ID:nBlhyjUo
>>387
イ`ヘ
/: :| ヽ
/ : :/ ヽ ___ _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ /
マ r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /
//: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
ジ {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
で / r:oヽ` /.:oヽヽ: :|: | :|
{ {o:::::::} {:::::0 }/: :|N
っ | ヾ:::ソ ヾ:::ソ /|: : |
!? ヽ::::ー-.. /ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ
-tヽ/´|`::::::::::;/ `、 ::::::::::: /: i } >
::∧: : :|: |J \ / /::i: | /_ゝ
. \ヾ: |::|` - ,, ___`-´_ ,, - ´|: : :|:::|
ヽ: |::|\  ̄/ /| |: : :|: |
389 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/13(水) 00:13:52.29 ID:Z36hpa.o
マジで!!
390 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/13(水) 00:15:04.91 ID:JZWAw76o
>>387
.γ⌒) ___
/ ⊃/ \
〃/ // ⌒ ⌒ ヽ∩⌒) )) _________
γ⌒)(●) (●) |/ ノ /
/ _ノ: ⌒(__人__)⌒:: | / )) < そんなのはどう・でも・いいです!どう・でも・いいです!
( < i |r┬| i、( ⌒)__\_________
(( \ ヽ ー―' _/. / | | |
ヽ_ _⌒ヽ ヽノ ヽ ノ | | |
ヽ ノ::::::::::::::::::l . | | |
`l::::::::: :::::::::l .|_|______|
ヾ⌒ヽ〜== | | |
391 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/13(水) 00:18:09.14 ID:nBlhyjUo
>>389
,ノ〜z
,.、'´ Y
,. ' ´ `〜L、|
__,、 ,. -‐ :. :.  ̄ ̄ :.'" :. :. :. :. /::::Z :|
) ゛゛ ―--- _,. '" :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :._ :../::::::::::Z :|
', `‐f´ :. :. :. :. :. :. :,. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ` :.、:::::::::Z :|
',__r‐´::`丶、 :. :.,. '´ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :\:::Z :|
', :. :. :. :::::::::`フ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.\:.|
', :. :. :. ::/ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. ',|ヽ
', :. :. / :. :. :. :. :. :. :/ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \ :. :. :. :. :.',
', :/ :. :. :. :. :. :. :/ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :'., :. :. :. :. :',
〉 :. :. :. :. :. :. :. | :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. | :| :.| :. :. :. :. :|
| :. /:. :. :. :. :. :.| :. :. :. :. :. :. :. :. :ハ :. :. :. :. |:. | :| :.| :. :. :. :. :.|
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| :. | :. :. :. :. :. :.| :. :.| :.| :.| :.| :.| :.| | :. :. || |.,.r'" V| :. :. :. :. :.|
| :. | :. :. :. :. :. :.| :. :.| :.| :.| :.| :.| :.| | :.ト、l/.=- 、 | :. :. :. :. :.| 随分長いこと待たせてくれたのぅ
| :. | :. :. :. :. :. :.| .|:/|〜‐-=.,_,.|V V'",. 'O;;; .l 〉| :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.|、|,.'"O ̄ニト ' 、:::::: 。ノ | :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.|'"、 l::::: 。l ~ ̄ | :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.| ‐='"´ ////// | :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.| ////// l /| :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.| ヽ ,.=- ' | :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.| ヘ / | :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.| `' , _ / | :. :. :. :. :|
| :. | :. :. :. :. :. :.| ', ` ‐- " | :. :. :. :. :.|
392 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/13(水) 00:30:19.75 ID:Z36hpa.o
ハハハハ!
すまなかったね!迷い子たち!
サスペンスから人が人であるために持ちえる物に気づいてくれよ!
393 :
リリーホワイト
2009/05/13(水) 06:01:29.49 ID:isS9aQDO
朝ですよー
394 :
そら
2009/05/13(水) 08:13:21.76 ID:LEvFigDO
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23154.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23157.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23159.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23162.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23163.jpg
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org23165.jpg
・通称「クリス」の女主人公リストラ
何でゴールデンサン、シルバームーンじゃないんだ
銀魂と被るし英文法無視で何か言いにくいじゃないか
395 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/13(水) 08:34:21.91 ID:sLi.fkDO
>>394
こっそりツチノコがいる件
396 :
そら
2009/05/13(水) 11:09:54.73 ID:LEvFigDO
相手を怯ませる事において最強のポケモンですから
397 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/13(水) 17:09:07.38 ID:Z36hpa.o
ゆきが「車に跳ねられたぜドチクショー」って言いながら普通に帰宅してきた
398 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/13(水) 17:18:31.29 ID:Z36hpa.o
俺「先生、跳ねられたのにピンピンしてるのはおかしいです」
ゆ「それがねなんかボンネットに手をついたらそのまま上にするーんっていって
屋根転がって下に着地したの」
俺「…嘘だろ?」
ゆ「自分でも凄く嘘っぽいと思う…」
俺「…」
ゆ「いやでもけっこうマジなんだよね…」
俺「跳ねられたっていうか…アメリカの映画でよくあるようなスタントアクションを決めたのか」
ゆ「そうそう」
俺「嘘っぽい…」
ゆ「多分誰に言っても信じてくれない…」
399 :
そら
2009/05/13(水) 17:36:18.34 ID:LEvFigDO
http://image02.pita.st/tmp/q/s/qsgdjoo4_0.jpg
http://image03.pita.st/tmp/w/y/wyvopqef_0.jpg
http://image03.pita.st/tmp/t/d/tdavvdjt_0.jpg
http://image03.pita.st/tmp/i/x/ixuklouq_0.jpg
参戦作品(新規は無し)
マジンカイザー
マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍
真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
フルメタル・パニック
フルメタル・パニック? ふもっふ
フルメタル・パニック! The Second Raid
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
機動戦士ガンダムSEED
機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
勇者王ガオガイガー
勇者王ガオガイガーFINAL
鋼鉄神ジーグ
機動戦士ガンダムSEED DESTINY
OVERMANキングゲイナー
機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
蒼穹のファフナー
ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU
神魂合体ゴーダンナー!!
神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON
破邪大星ダンガイオー
ガン×ソード
機獣創世記ゾイドジェネシス
電脳戦機バーチャロン マーズ
続き
超電磁ロボ コン・バトラーV
超電磁マシーン ボルテスV
百獣王ゴライオン
超獣機神ダンクーガ
冥王計画ゼオライマー
蒼き流星SPTレイズナー
機動武闘伝Gガンダム
ブレンパワード
デトネイター・オーガン
400 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/13(水) 17:40:29.07 ID:isS9aQDO
何故学園ものにした
401 :
そら
2009/05/13(水) 17:42:03.97 ID:LEvFigDO
それは私が聞きたい位だ!
402 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/13(水) 20:03:17.65 ID:sLi.fkDO
>>398
ゆきちーなら十分あり得るなwwwwwwwwwwww
>>399
久々に物凄く残念なモノを見た
403 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/13(水) 22:18:27.06 ID:8tkIVgDO
学園モノになって逆にちょっと欲しくなった
でも相変わらずガンダムWとナデシコだけあればいい
404 :
ぽろ苦
2009/05/13(水) 22:21:23.50 ID:gSzE3IA0
ロボいらねーだろ・・・
405 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/14(木) 01:23:21.78 ID:Fd193EUo
・茶碗蒸の中に入れるのは銀杏ではなく栗で、茶碗蒸自体も甘い
・赤飯に小豆ではなく甘納豆を入れ、赤い色は食紅でつける
・茹でたじゃがいもにはバターかイカの塩辛をつけて食べる
北海道では当たり前の食べ方なんだけど本州でも普通だよね?
406 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/14(木) 01:24:52.57 ID:368BikDO
あるあr……ねーよwwwwwwwwwwwwww
407 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/14(木) 01:29:30.45 ID:qXHXU6DO
じゃがいも+塩辛のコンボだけは絶対に食べたくない
408 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/14(木) 01:33:04.02 ID:Bm6urg.o
突っ込みどころが多いな
409 :
そら
2009/05/14(木) 01:48:37.10 ID:kM0ZXIDO
じゃがバター以外突っ込み所しかない
410 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/14(木) 02:01:17.95 ID:Fd193EUo
おかしい・・・みんな「あるあるwwwwwwwwwwwwwwww」って言ってくれるはずだったのに・・・
じゃあもっと一般的な、塩辛をご飯に載せてお湯かけてお茶漬け風にして食べる方はやってるよね?
411 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/14(木) 02:04:00.82 ID:Bm6urg.o
お湯は別に無くていいです
412 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/14(木) 02:10:04.58 ID:368BikDO
だからやんねぇよwwwwwwwwwwwwwwww
413 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/14(木) 02:42:01.88 ID:Fd193EUo
( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
414 :
そら
2009/05/14(木) 02:45:16.71 ID:kM0ZXIDO
見るな
415 :
リリーホワイト
2009/05/14(木) 06:27:32.48 ID:qXHXU6DO
朝ですよー
416 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/14(木) 16:27:21.56 ID:BeW9LADO
え…?
ちょっとうまそうなんだが…
417 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/14(木) 18:12:14.21 ID:pNxflRco
>>416
普通にやるよね!ね!
418 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/14(木) 20:33:19.20 ID:Fd193EUo
>>416
>>417
君たちとは美味しい御飯が食べられそうだ^^
419 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/14(木) 22:00:09.48 ID:/j3Zx0o0
塩辛茶漬けは普通にやるだろ・・・
刺身にマヨネーズとかな
420 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/14(木) 22:21:23.32 ID:Bm6urg.o
刺身にマヨネーズなんて気が狂っとる
421 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/14(木) 23:46:57.35 ID:/j3Zx0o0
>>420
漁師のやつに教えてもらったんだが塩味の強めのマヨネーズで食べるとうまいぞ
我が家ではシュウマイにマヨがスタンダードだしな
422 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/15(金) 00:42:54.30 ID:ebrYw/Qo
いや、マヨネーズはいらない子だと思うwwwwwwwwww
423 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/15(金) 00:46:21.99 ID:ba7UxWso
醤油マヨに刺身は100歩譲ってアリとしてもシュウマイにマヨは無いだろう
424 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/15(金) 02:44:17.52 ID:1C.zhMDO
マヨネーズって照り焼きバーガーとタルタルソースの為だけに存在してるんだよね?
425 :
マヨラー
2009/05/15(金) 02:58:35.59 ID:aHZudQDO
マヨそんなにいらない子か…?
426 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/15(金) 03:04:02.96 ID:ebrYw/Qo
ハンバーガーとかお好み焼とか注文する時にマヨ抜きにしてもらうくらいにな・・・
427 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/15(金) 04:22:58.98 ID:OUqStoYo
マヨチュッチュ
428 :
リリーホワイト
2009/05/15(金) 05:50:43.69 ID:aHZudQDO
朝ですよー
429 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/15(金) 07:48:48.74 ID:8HjxfkAO
マヨといえばカイヤ
430 :
そら
2009/05/15(金) 17:43:26.50 ID:o1TX9UDO
http://img.20ch.net/vip/s/vip20ch55261.jpg
http://img.20ch.net/vip/s/vip20ch55262.jpg
ダサい。流石ディケイドダサい
そしてクウガはS.I.C.
431 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/15(金) 19:58:54.50 ID:1C.zhMDO
>>430
ディケイドとクウガの差が酷過ぎる件
432 :
リリーホワイト
2009/05/16(土) 06:31:34.81 ID:GX4oV.DO
朝ですよー
433 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/16(土) 18:35:03.18 ID:otVnCgSO
リリーさんが12時間スレストとな
434 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/16(土) 23:24:17.77 ID:3qrSfooo
階段から落ちた僕とゆき
435 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/16(土) 23:25:17.93 ID:dePRwYDO
そうだね
436 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/16(土) 23:30:30.42 ID:3qrSfooo
満たされぬ…
想い…抱く…
夢…見つからず…
砕け散る…愚か…論う…
僕…救い…なれて…
437 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/16(土) 23:35:20.45 ID:bXpC8nwo
投下が始まる前兆か?
438 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/16(土) 23:38:21.78 ID:3qrSfooo
いえね、ただ邪気眼がビシビシ言ってるだけですよ
439 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/16(土) 23:39:11.12 ID:3qrSfooo
まぁ投下してもいいんだけど
次の投下はラストまで一気に行きたい
440 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/16(土) 23:40:32.47 ID:q5Otwp20
ゆき兄とゆき様が絡み合って堕ちていった
までよんだ
441 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/16(土) 23:43:22.86 ID:bXpC8nwo
階段で落ちそうになったゆき兄をゆきちーが身を挺して助けたでおk?
今から投下すれば朝までに終わるよ!
442 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/16(土) 23:49:58.39 ID:3qrSfooo
>>441
眠いし…ね…
443 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/17(日) 00:05:58.86 ID:DKDSp2DO
>>442
俺は寝起きで眠くないから問題ない
さぁ、やりたまえ^^
444 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/17(日) 00:53:11.43 ID:DKDSp2DO
梅雨に備えて矯正ストレートかけてきたお( ^ω^)
使用前
http://imepita.jp/20090517/026610
使用後
http://imepita.jp/20090517/027080
因みに使用前のは前髪が「お母さん止め亜種」だ
原種は実用重視でがっつり止めてるんでお見せできません^^
445 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/17(日) 01:04:16.25 ID:TjS8AsDO
まだ毛先がはねt
446 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/17(日) 01:06:45.76 ID:DKDSp2DO
>>445
毛先5cmはかけてないからなwwww
447 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/17(日) 01:28:14.58 ID:X.Rs24so
>>444
原種もうpしてみればいいよ^^
448 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 01:30:13.21 ID:Z5ZXgqYo
これはすばらしいおかあさん
449 :
たまゆら
2009/05/17(日) 01:40:10.15 ID:silb4y.o
>
>>444
いつ見てもきれいです><
450 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/17(日) 02:07:43.75 ID:DKDSp2DO
>>447
先に女子高生風に前髪止めた姿をうpればいいと思うよ^^
451 :
リリーホワイト
2009/05/17(日) 06:00:00.39 ID:TjS8AsDO
朝ですよー
452 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/17(日) 06:15:28.22 ID:X.Rs24so
朝でーす
453 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/17(日) 06:35:29.03 ID:DKDSp2DO
朝だな
454 :
ミギー
2009/05/17(日) 07:48:57.67 ID:S.JXuADO
私の妹は女の子なのにシンケンジャーの靴を欲しがったそうです
455 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 08:06:58.01 ID:2Yco17Ao
753は最高です!
456 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 08:11:17.87 ID:2Yco17Ao
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org35942.jpg
457 :
そら
2009/05/17(日) 08:15:53.44 ID:eIIoj2DO
コイツラが付けてるイヤホンマイク…
スカイプ様の安い奴じゃねーか!
458 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 08:23:26.54 ID:2Yco17Ao
見た目で性能わかるもんなの?
459 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 08:24:43.22 ID:2Yco17Ao
このおばあちゃんにならちょっとくすぐったいぞされてもいい
460 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 08:25:45.04 ID:2Yco17Ao
キバーラがCGに戻ったwwwwwwwwwwwwww
461 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 08:28:15.18 ID:2Yco17Ao
あれ、斬鬼さん本物・・・?
ガルル・・・?
お尻・・・?
462 :
そら
2009/05/17(日) 08:29:10.11 ID:eIIoj2DO
>>458
いやだって…持ってますので
463 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/17(日) 08:56:43.58 ID:2Yco17Ao
>>462
そなのか
なら決定だなwwww
464 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー]:2009/05/18(月) 01:58:52.75 ID:j8bpv2DO
今日も今日とて夜更かしか…
465 :
リリーホワイト
2009/05/18(月) 06:00:03.92 ID:5IEUgYDO
朝ですよー
466 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/18(月) 20:13:21.54 ID:hPTXqpko
ヤチャマルに無茶振りしたら見事クリアされて
ちょっとなみだ目な僕
467 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/05/18(月) 20:36:29.26 ID:jRRqexgo
喧嘩売る相手を間違えたんじゃね?wwwwwwwwwwwwww
468 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/18(月) 20:45:55.97 ID:726G72DO
ゆき兄ちょろいお( ^ω^)
469 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/19(火) 01:58:02.85 ID:anT1MIDO
あ…ニコ動見てたらもうこんな時間じゃないか…
白やんのうpを信じて用意してたんだが、せっかくなのでうpしとくお( ^ω^)
http://imepita.jp/20090519/067530
「原種」から改名したのは何となく気分ですww
470 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/19(火) 01:59:47.26 ID:L1Td5.DO
ワイルドさ溢れるオールバックに見えた
471 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/19(火) 02:03:26.48 ID:mJcom.SO
>>469
新ジャンル「ワイルド母者」
472 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/19(火) 02:19:04.07 ID:fEwo7EDO
母さんは何処だぁ?
473 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/19(火) 02:25:27.68 ID:anT1MIDO
>>472
J( 'ー`)し たけしげんきにしてますか?
474 :
リリーホワイト
2009/05/19(火) 05:39:06.32 ID:L1Td5.DO
朝ですよー
475 :
そら
2009/05/19(火) 14:35:54.26 ID:fEwo7EDO
母さん!?母さんなのかい!?
476 :
御母堂
2009/05/19(火) 15:10:09.49 ID:.GnklwDO
我、此処に転生
477 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー]:2009/05/19(火) 15:51:13.90 ID:G2ex4ADO
パラダイスに行ってくる ノシ
478 :
そら
2009/05/19(火) 17:27:59.51 ID:fEwo7EDO
え、女ヶ島?藍蘭島?
479 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/19(火) 17:34:11.18 ID:anT1MIDO
>>477
無事に帰ってこいよwwwwwwww
480 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/19(火) 21:13:26.97 ID:nvc1ajco
白やんのパラダイスって何だろう
貧乳しかいない島とかかな
481 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/19(火) 21:38:19.49 ID:nvc1ajco
ゆき兄アイランド(人工島)
完全な円形の島。
中央に宮殿、豪華。
水道はないがコーラ道がある、故に蛇口を捻るとコーラがでる
ゲーセンが沢山ある、UFOキャッチャー以外は全部タダ
俺だけが押せるボタンで好きなところで爆発を起こせる
猫が沢山いる
島中、彼岸花まみれ
人工120人
482 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/19(火) 22:06:17.73 ID:FIP9r620
爆発の危険があるところに
ぬこをおいておけるわけがないだろうjk
そうはおもわんかね、黒やん
483 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/19(火) 22:07:16.95 ID:L1Td5.DO
まったくだ
これだからゆき兄は
484 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/19(火) 22:10:41.64 ID:nvc1ajco
しまった…不覚だった…!!
じゃあ猫は全部爆発に耐えうるぐらい強いという設定で
485 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/19(火) 22:13:25.83 ID:HmRn8Foo
耐えるとかそういう問題じゃないだろ・・・
486 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/19(火) 22:17:56.95 ID:nvc1ajco
猫なら爆発ぐらい避けるだろう
だって猫さまだし
487 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/05/19(火) 22:22:40.09 ID:FIP9r620
耳がキーンってなったらどうするんだ!
488 :
ミギー
2009/05/19(火) 23:03:37.23 ID:pXl17YDO
頭がバーンってなったらどうするんだ!
489 :
白やん
[@台湾]:2009/05/19(火) 23:10:05.14 ID:C5scqkU0
パラダイスと言えばパラダイス
韓国に比べたら字が何となく読める時点で天国だわwwwwwwww
490 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/19(火) 23:14:01.70 ID:L1Td5.DO
>>489
体調気を付けろよー
あとお土産ー
491 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/19(火) 23:21:11.54 ID:anT1MIDO
>>489
何となくかwwwwwwwwwwww
これは料理注文したら[
らめぇぇっ!
]フラグですね^^
さて、ゆき兄もこれで安心してサスペンスうpできるなwwww
492 :
白やん
[@台湾]:2009/05/19(火) 23:44:21.99 ID:C5scqkU0
>>490
食当たりだけが心配だな
お土産はパイナップルケーキにしてやろう^^
>>491
胃薬と正露丸は持ってきたから大丈夫だ!
サスペンスうpマダー?
493 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/19(火) 23:48:08.23 ID:nvc1ajco
おk、では明日だ
494 :
リリーホワイト
2009/05/20(水) 06:03:28.16 ID:g771WIDO
朝ですよー
495 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/20(水) 20:30:31.15 ID:2Jt90UAO
>>493
今日が終わるまで後三時間半か・・・
496 :
白やん
[@台湾]:2009/05/20(水) 23:24:16.56 ID:9toNdmEo
今日ももう終わっちゃうね・・・
497 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
[間に合った間に合った]:2009/05/20(水) 23:30:55.80 ID:8iNflPYo
数分後、何でも屋。
「高橋がおらん…
こんなときにどこに…」
帰ってきたら高橋がいなかった
連絡無しでこの時間までウロついてるのは高橋にしては珍しい
座ってると電話が鳴った
ヤチャマルからか…
「もしもし?」
「あーゆき兄か?今ニワトリを1匹絞めたんだけどね
高橋が一緒にいたから勢い余って締めちゃったんだけどさ
どうすればいい?」
あいつは何をやってるんだ
ニワトリ…もといたまゆらと一緒にあそこで行動するなんて
サファリパークに裸で生肉巻きつけて徒歩で入るようなものだろ
「…加工するとか」
「渡す物あるしさー、取りにきてよ」
「めんどくせぇ」
「コーラ用意してるから」
「何本よ?」
「2リットルを5本」
「10分で行く」
すぐに俺は飛び出た
498 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/20(水) 23:31:41.73 ID:2G3RTcDO
あと30分か…
499 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/20(水) 23:32:51.39 ID:2G3RTcDO
ちょwwwwwwwwwwwwwwww始まってたwwwwwwwwwwwwwwww
500 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/20(水) 23:35:20.59 ID:8iNflPYo
屋茶丸茶屋。
店内には誰もいなかった
通路の奥に変な張り紙がついた扉があった。
『勝手に入ったら捻り[
ピーーー
]
特にたまゆら、次やったら捻るどころじゃ済まない』
ふむ
俺には関係ないね!!!
足でドアを蹴り開けた
「勝手に入るなって書いてるのに…」
夜叉丸がいた
七輪で炙ったスルメをツマミに日本酒で一杯やってた
足元にはなんと形容すればいいのか
一言で表すならミンチみたいになった塊が2つあった
「ふむ、どうやら足で蹴り開けるのが正解か
ドアノブには電流が流れてる、と
どんな防犯だコレ?」
「性犯罪防止用」
夜叉丸が片方の塊をチラリと見た
「納得した、で、コーラは?」
「いや、それよりもコレね」
布に包まれた物を渡された
軽いことは軽いが重みを感じる
矛盾しているがそういうものだ
「気をつけて扱ってね、絶対落とすなよ」
「こんな物持ったままで七輪でスルメ焼いてる奴に言われたくないな
さて、帰るぞ高橋」
ミンチを担ぎ上げた
「そっちはたまゆらだぞー」
「うーん、全く区別がつかないね…」
たまゆらミンチを壁に投げつけた
ベチャッってなった
改めて高橋ミンチを担ぎ上げて出ようとすると夜叉丸が言った
「寝不足か知らないけど目が赤いぞー、ちゃんと寝ろよー」
「ご心配痛みいります」
外に出た
しまった、コーラ忘れた…
今更戻るのもめんどくさい、今度また受け取りにこよう
501 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/20(水) 23:40:51.52 ID:8iNflPYo
同日、深夜、何でも屋
床に高橋を投げた
ビチャッと音がして、何かが散った
「さて…覚悟はしたもののそもそも奴に到達しないことには話にならないな」
携帯が震えた、メール差出人は…ピュアハート
『手足信仰について新しいことがわかった
暇があったら来てくれ』
携帯を閉めながら俺は呟いた
「ジャストタイミング」
翌日、朝、某大学
「今日は高橋と一緒じゃないのか?」
「ああ、ちょっと無理をしすぎて動けないようだ」
「そうか、まぁいい、それじゃこれな」
目の前にボロボロの本が置かれた
「俺と同じでこの地方の手足信仰を調べてた人がいてな
情報を出し合って補完していってある程度までは核心に近づけた」
「ふむ、で、その核心って?」
「手足信仰は、村の者にとっては唯一無二の信仰だったが
一部の者にはそうでなかったということさ」
「…そういうことか」
「物分りがいいじゃないか」
「つまり、だ
手足信仰というのは村の者には絶対的な信仰
どんな不条理な事も儀式と称せば受け入れた
それは一部の者にとっては隔絶された村という一つの世界を思い通りにする便利な道具だったんだろ?」
ピュアはうなずいた
「愚かだな…いや、当時としては当然のことだったのかもしれないが…」
「ああ…そんで近代化が進んで誰かがそれに気づく
そしてこれはもう信仰などでは無いことが知れ渡り、外法とされ封印された
信仰ってのは面白いだろ?
どういった信仰でも極論して突き詰めていけば核にあるのは個人的な欲望なのさ
ま、最もこれは外法以下だがな」
「その外法以下の信仰で最も得をしたのは誰だと思う?」
「…恐らく、【手足ノ長】だな
儀式の対象を選べる唯一の者だ
最も長に指示を出すさらに上がいた可能性もあるがな」
「子孫は?」
「さぁな?長は全てが露見した数日後に神刀の手入れ途中に事故死したらしいがな」
「事故[
ピーーー
]ぇ?」
「十中八九報復だろうがな」
「それか全てを悟っての自害だな、ま、事故死と記録されてんなら報復の線が高いだろうな」
502 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/20(水) 23:45:22.28 ID:8iNflPYo
しばらく無言の時が流れる
俺はポツリと言った
「死んでくれと言われていとも簡単に[
ピーーー
]る程の信仰心ってどんなものかな」
「手足信仰では儀式に選ばれた者は死後に手足の神と同一の存在になれるらしいからな
苦しい農民という生活に辟易した昔の奴らには藁にもすがる思いだったとかな
最も生贄に選択肢なんか無かったのかもしれないが」
「人は神にゃなれねぇよ」
「意外だな、ゆき兄がそういうことを言うなんて」
ピュアは少し苦笑した
「どんな奴でも、死んだら死んだで無になって終わる」
「幽霊なども信じない?」
「真実に辿り着くには深く暗い懐疑の森を抜ける必要がある
幽霊とかUFOは信じてるが全ての事柄を結びつけるほど俺は盲目じゃないからな」
「…やはり面白いな、ゆき兄は」
「それじゃ今日は帰らせてもらう」
「おつかれさま」
503 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/20(水) 23:52:22.55 ID:8iNflPYo
同日、昼過ぎ、何でも屋
「ただいまー」
ドアを蹴り開ける
だいたい毎回蹴り開けてるからドアが凹んできた
「おかえり…」
高橋が人の形を取り戻していた
「おお、回復したか、意外と早かったな」
「さすがにまいった…」
「下心で動くからだバーカ」
「そうだ、これ…白やんの」
言い終わる前に高橋の手から書類の束をひったくった
白やんの事件についての書類だった
「…右腕…ショックとかぶるな…」
「…なぁゆき兄」
「うん?」
「…辿り着けるのか?」
答えに窮した
誰よりも知っている
このままでは奴に辿り着けないことに
「ゆき兄、聞いていいか?」
「何をだ?」
「放っておけば罪の無い人を100人[
ピーーー
]殺人鬼がいたとして
だが罪の無い人10人の犠牲でその殺人鬼は止められる
そして10人の命を奪ったとしてそこに正義はあると思うか?」
「ずいぶん唐突に脈絡の無い話だな」
「…答えてくれ、真の正義ってのは何だ?」
「少なくとも真の正義なら何もしない」
「え?」
「罪無き人間が絶対的な正義と言い切れぬ以上
例えば他の動物から見れば殺人鬼こそが正義とも取れる
正義の味方は人間の味方じゃない」
「…そうか」
「だから俺は正義を掲げないのさ
てなわけで、変な正義感で躊躇わない」
「そうだな…」
高橋は黙ってしまった
「…高橋、善悪がどうとかそんな物いまは問わなくていい
そんなのは後世の暇人に任せておけ
生きてる限りは走り続けて倒れる時は前のめり、そうじゃないと生まれた甲斐が無い」
「…そうだな、ははは、ありがとな」
「さて、気が紛れたところで本題だ」
504 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 00:01:05.67 ID:pV95sigo
机の上の物を叩き落して、資料などを置いた
高橋が嫌そうな顔をした
「今更地図を出してどうする気だ?」
「何か発見があるかと思ってな…」
「しかし…」
…犯行現場が決められているわけでもなしに法則があるわけでもない
この街に点在する人目につかない場所ならどこでもだ
「ん…?」
「どうした?」
高橋が地図を見つめだした
「なぁゆき兄…少し気づいたんだ
物差し取ってくれ」
「ほれ」
物差しを手に取ると高橋は地図にあてがった
「最初の外道の事件現場から蝶の事件現場まで…
地図上では…約9センチメートル…
さらにそこから白やんの事件現場…まで約9センチ…」
「おお…」
「…これは…偶然か?」
「…方向は無茶苦茶だからわからなかったな
ついでに蝶の起こした事件がカモフラージュしてたからな」
「次の事件が起こるとすると…ここから半径9センチに円を書いた線の上のどこか…?」
「…くそ、あのクソ刑事が協力してくれりゃあな…」
「あれ?」
「まだ何か気づいたのか?」
「最初の外道の事件現場から…9センチ…北に…」
「…神社?」
「神社だな」
「…手足信仰?」
「可能性は…あるかもな…」
しばらく考えた
そして結論を下した
「一応、白やんの事件から地図上で半径9センチの場所で人通りが少ない所を調べてみてくれ
俺は明日この神社に行ってみる」
「ん、わかった
関係が無いとも言えないしな、気をつけろよ」
そして夜が更ける
少し、光が射した気がした
505 :
白やん
[@台湾]:2009/05/21(木) 00:05:05.72 ID:ZanFiwMo
ゆき兄に文句言おうと思って来たら始まってたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
506 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 00:07:08.67 ID:pV95sigo
翌日
結局昼過ぎまで寝てしまったがとりあえず神社に行くことにした
住宅街の真ん中に唐突に現れる薄暗い森の奥にソレは存在していた
「…ほとんど廃屋だな」
まるで進化から切り離されてしまったかのような空間
俺はこの空間にある種の異様な雰囲気を感じていた
「ねっとりと肌に絡みつくような空気…
…それでいてどこか拒絶を感じる…」
気のせい、といえばそれまでだが
明らかに何かを感じる
「…本殿…入れるかな」
ギシギシ軋む小さな階段を上がって本殿の扉に手をかけた
その時、後頭部に強烈な衝撃が走った
507 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 00:10:33.65 ID:pV95sigo
同日、同時刻(高橋視点)
人気の少ない場所という漠然とした条件で犯行場所になりそうな所を探しているわけだが
意識するとどこも人気の少ないと言えるような気がしないでもない
そもそも犯行時刻は基本深夜だし
深夜ならこの街はだいたいどこも人気は少ない
いや、少ないってかほとんどないか
しかし、なぜ地図上で9センチなんだ
何か理由があるのか、犯人の自己主張なのか…
「おい」
突然誰かに肩を叩かれた
驚いて振り向くと…
「アンタか…」
ほろにが刑事がそこにいた
「何の用だ?」
「ゆき兄に伝えろ」
「…」
「あくまでも俺は俺で動くと」
「…伝えるまでもないんじゃねぇ?」
「…だから俺は、お前らが言う通りに部下を動かしてやる、もちろん内緒だがな」
「!」
「協力はしない、だけど結果的に協力っていう形になってしまうなら不可抗力だ」
「…伝えておいてやるよ」
「…本人はどうした?一緒じゃないのか?」
「あいつは今一人で情報収集中だぜ?
そうだな、不可抗力で協力するんならしょうがないよな、呼び出してやるよ」
508 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 00:14:19.60 ID:pV95sigo
同日、同時刻、某所
暗い
後頭部がズキズキする
しくじったな、まさかあの場にいるとは…
口に何か詰め込まれて上からテープを貼られてるから声は出せない
さらに両手両足がんじがらめか、参ったな
その時、脳に衝撃が走った
すさまじい悪臭、背骨を虫が這いずり回るような不快感
本能が拒否する、生あるが故の遺伝子に組み込まれた絶対的な死への拒絶
その死のイメージに直接働きかける悪臭、所謂腐臭
そして、血の匂い
とても耐え切れるものじゃないが、動くこともままならない
だがおかげで朦朧としてた頭が冴えた
とりあえず臭いは鼻が慣れてくれるまで耐え切れなくても耐え切るしかない
まずは状況確認だ
床は木、建物全体が恐らく木造
どれぐらい気絶してたかはしらないが殴られた時はまっ昼間だ
いくら俺が軽いとはいえ気絶した男をつれて昼間に遠くに移動したとは考えにくい
つーことは、普通に考えれば神社の本殿の中だな
待っていればそのうち高橋が来るはずだ…
しかしそれまで生きていられる保障が無い以上ピンチには代わりがない
幸い鼻も馴れてきたし暗闇にも眼が馴れた
身をよじりなんとか這いずって前に進む
ある程度前に進んだところで何かに引っ張られるように進めなくなった
よく見て見ると足を縛っている縄はそのまま柱にくくりつけられていた
やっぱそう上手くはいかないか
少々脱力しながら辺りを見回して見る
よく見えないが、ほとんど何も無い
しかし部屋の1番奥に何かが置かれているのが見える
よく見えないがそれなりの大きさ
眼をこらしていると、突然音楽が鳴り響いた
かなりびっくりしたが俺の携帯だった
当然出れない
これで高橋が不思議に感じて助けに来てくれればいいのだが
いや、でも普段から出ないこと多いしな
別段不思議にも思わないかもしれないな
…正直凄いピンチだ…
509 :
白やん
[@台湾]:2009/05/21(木) 00:17:17.69 ID:ZanFiwMo
>>508
ピンチの時ほど日頃の行いが影響しますね^^
510 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 00:22:16.31 ID:pV95sigo
同日、同時刻(高橋視点)
「おかしいな、出ない」
出ないことはよくあることだが…
今回は出向いてる場所が場所だけにいささか心配だ
「昔から電話を無視する奴だったな、そういえば」
「しかし今回はもしかしたら厄介なことになってる可能性もある」
「確証は?」
「無い」
そう、無い
だけど昔ゆき兄は俺に言った
自分に致命的に足りない慎重さを俺に補って欲しいと
「…ゆき兄は今日、ディスメンバーとなんらかの関係があると思われる場所に調査にいった
もしかしたら捕まった可能性もある
だから俺は今からそこに行く」
「そうか」
「ついてきてくれないのか?」
「…」
「そうかよ…まぁ好きにしろ」
ほろにが刑事を睨んだあと俺は車に乗って神社に向かった
胸騒ぎがする
511 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 00:30:00.77 ID:pV95sigo
同日、同時刻、神社
「人は2足歩行を覚え、足を足として確立した時に他の生物と一線を画した」
「そして手を手として確立することによって様々な物が作られ、創造された」
「それは同時に諸刃の刃として世界を絶望に満たした」
「…故に私は贖罪として手足を神へと回帰させる」
「この崇高な思想は愚劣な者たちに理解されずに私の先祖はその命を散らした」
「私が集めたのは右足、左足、右腕」
「君の左腕で儀は完成する」
冗談じゃねぇクソッタレが
突然出てきてワケわかんねぇことを延々聞かせやがって
この拘束が解けたら絶対殺してやる
「…これを見たまえ」
奥に小さな光が灯った
「…!!?」
俺は声にならない声をあげた
まるで、仏像のように神々しく安置された"ソレ"
光と闇の中に静かに浮かぶ"ソレ"は神々しさを感じる
だが"ソレ"自身には、神々しさの欠片もない、醜悪極まりない…
「…これは依代さ、神のね」
「…両手足を切断した、僕の先祖の躯さ」
「だけど、今まで集めた手足を縫いつけ、やっとあと1つ」
「君の左腕を縫いつけた時に…完成するんだ…」
「…手足の神の元へ回帰できることを光栄に思うんだね」
「…さぁ、儀式を始めようか…」
512 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 00:38:07.99 ID:pV95sigo
ライトの光が何かに反射する
恐らく、刀
冗談じゃねぇ、こんなところで腕を切断されてたまるか
「うー!うー!!!」
必死に唸ってみる
「言葉なんかいらない、必要なのは苦輪の海にたゆたう絶望だけだ」
やべぇな、こいつどうやら最後にちょっと話をさせてくれる気すら持ってないのか
本当にブッ飛んだサイコ野郎だな
…絶体絶命大ピンチか
「さぁ!贖罪の時だ!!」
刀が構えられ大きく切っ先が弧を描く
その時、眩しい光が射し込んだ
「ゆき兄ここか?」
高橋の声!さっすが!!信じてたぜ!!
いや、それどころじゃない!
目の前の刀が入り口に向かうのが俺の視界に入った
暗闇から刀の一撃、まずい!高橋よけろ!!
しかし声が出せない、ええい!神様!!
「邪魔をするなッ!!!」
「なッ!?」
飛び散る血が、俺の頬に跳ねた
513 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 01:00:54.48 ID:pV95sigo
(高橋視点)
「…咄嗟に身をよじったか」
「くそっ…!」
突然暗闇から飛び出してきた奴に刀で切りつけられるなんて一生に一度あるかないかの体験だろ…
だがどうやらどうやら致命傷は避けたらしい
ただし右腕が切断ではないにしろバッサリいかれてる
逃げるか…それとも…
「藪を突付けば蛇に咬まれる…
突付かずに通り過ぎれば生き長らえたものを…」
どうやら逃がしてくれる気は無いらしい
出血がヤバげだから出切れば逃げ出したいがそうもいかないというのが不幸だ
下手に動けば本当に右腕が千切れるかもしれない
と、なると…
「…ゆき兄は生きてるのか?」
刀を構えた奴は頭を掻くと呟いた
「生きてるよ、まだ
正式な儀式は生かしたまま切断しなきゃいけないから
生きたまま切断することによって生への執着を手足から取り除く必要があるんだよ
それがつまり…」
514 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 01:06:34.14 ID:pV95sigo
(ゆき兄視点)
さて、どちらにせよ大ピンチには変わりはないか
何しろこっちは丸腰で相手は真剣だしな
かといってこんな馬鹿野郎に為す術もなく切り殺されるのは御免だな
全くイライラしてくる
「そぉら!!!」
「うおっ!!!」
目の前を風が横切る感覚、前髪がパラパラと落ちた気がする
クソ、真っ暗なのに…こいつはどうにかして見えてやがるな
「がっ!!」
右足に強烈な痛み
足に刀を突き立てられた
「痛いだろう?でもまだまだだ」
「いちいち腹の立つ野郎だなテメェは!!」
声の聞こえた辺りに思いっきり腕を振りぬいてみたが虚しく空をきる
「アハハ…」
離れた位置から声が聞こえる
…駄目だな、これじゃ埒があかんた
515 :
蒼海星光悲哀転化屋茶丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/21(木) 01:08:06.67 ID:43t52.DO
ミンチから一晩で人の形に戻れる高橋の超回復力ならこんな傷くらい大丈夫だ…!
516 :
そら
2009/05/21(木) 01:10:05.45 ID:.nCh..DO
支援だ
黒やんって登場しましたっけ
517 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 01:20:16.48 ID:pV95sigo
「はぁー…」
「どうした?もう諦めたか?」
「あー、諦めたよ、もういいや、とっとと左腕を落とせや
斬りやすいように伸ばしといてやるよ」
俺は左腕を前に突き出した
「…狙いは…わかってる…
切断のために…近くによった時を狙うんだろ?」
「…」
「図星だろ?」
「チッ」
「どいつもこいつも馬鹿な奴らだ…
目的も何も無く怠惰な日々を送り中身の生を享受する
…信念を持つ私に…お前らが勝てるわけないだろ?」
「…芯のある奴は好きだったんだがな」
「ほう?」
「テメェの芯は腐ってるな、吐き気がするわ」
「…凡人が…まぁ回帰すれば君もわかるさ…」
どうせ開けても閉じても暗闇、俺は目を閉じた
目を閉じることによって視覚を完全に遮断して他の感覚を研ぎ澄ます
刃が風を切る音を感じればいい、それで奴の刀の1撃を避ければいい
意識を集中させろ、世界を収束させて…
左肩に凄い激痛が走った
余計なこと考えてるうちに斬られた
518 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/21(木) 01:20:35.97 ID:YlsxV2DO
あたしゃどこにでもいるよ
とりあえず誰でもいいから練炭くれない?
519 :
そら
2009/05/21(木) 01:26:49.78 ID:.nCh..DO
落ち着いて下さい
私も練炭を使うのです
520 :
蒼海星光悲哀転化屋茶丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/21(木) 01:27:18.22 ID:43t52.DO
ちょwwwwwwwwwwwwゆき兄wwwwwwwwwwww
>>518
イ`
521 :
たまゆら
2009/05/21(木) 01:27:51.42 ID:/9gzXtAo
まてまて、俺の処遇のほうが練炭ものだと思うぜ?
522 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 01:28:29.45 ID:pV95sigo
「…油断したね?」
「ぐぁぁぁ…」
「それじゃこのままゆっくり斬りおとして…ん?」
「腕の1本、くれてやるよ…!!」
右腕で刃をしっかり掴んだ
「…まさか…最初から斬られることは覚悟の上だったのか?」
「…どいつも…こいつもさぁ…信念がどうとか…贖罪だとか…
もう正直めんどくせぇんだよ…!!」
「離せ…!!」
刀が傷口を広げていく
だけど絶対離すものか
「何が先祖の仇だ馬鹿が…!くっだらねぇ…!!」
「貴様…!!!」
「そんな妄執に囚われてるようなチンケな野郎に…!!
殺されてたまるかってんだ!!!!」
正面を思いっきり蹴り上げた
「ごぁっ!!」
どうやらジャストミートしたらしい
男にはそこは急所だよな
ただ同時に刀が手前に引かれるようにズバッと傷口を拡大させながら抜けていった
出血が半端ない、ついでに刃を掴んでた右手の手のひらもバッサリだ
「つぅ…」
「妄執だと…!!
じゃあお前は何のためにこんなことをしてる!!」
「決まってんだろ」
「俺のオモチャを勝手にぶっ壊したテメェが気に食わないだけだ!!!!!」
「な…」
「お前と俺じゃあな!!スケールが違いすぎるんだよ!!!」
しばらく沈黙が場を支配した
後ろで高橋の笑い声が聞こえた
「確かにスケールが違いすぎてもう俺らにゃ理解できねえよ
お前の考えはwwwwwwwwww」
523 :
蒼海星光悲哀転化屋茶丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/21(木) 01:32:59.94 ID:43t52.DO
オモチャ=白やん
なんかエロいな…
524 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 01:38:27.32 ID:pV95sigo
次の瞬間、刀野郎が叫んだ
「何をしている!!!!!!」
「動くな、動くとコイツをぶっ壊すぞ
ここまでイカれたデコレーションしてんだ、大事なんだろ?
仏さんを手荒に扱うのは気が引けるんだが…
大事なのは生きてる俺たちってことでな」
チラッと後ろ見ると
高橋が切断した手足を縫い付けられた死体、刀野郎曰く神の依代を足蹴にしていた
「やめろ!!離れろ!!!!」
「ま…そこがゆき兄とお前のスケールの違いかな…」
「その通り、あんなもんが足蹴にされたぐらいでギャアギャア騒ぐから
こうやって居場所がバレるんだぜ?」
姿勢を低くして、下から刀を思いっきり弾いた
「しまった…!!!」
ガチャンと刀が転がった
落ちた刀をすかさず拾った
「形勢逆転、お前は儀式がしたかったんだよな…
だけどな、俺はお前を[
ピーーー
]って決めてるからな
さて、はじめようか」
「…クッ、ハハハ、ヒヒ…」
「なーにがおかしいんだよ」
パァン!と、乾いた音がした
太ももに、激痛
思わず膝をつく
続けざまに、またパァン!と乾いた音
高橋が倒れる音
「…使いたくなかったんだけど…
しょうがないから…使わせたのは…君達だから…」
ふざけんな…そんなもんまで持ってんのかよテメェは…!!!
「元気がよすぎる生贄ってのも困りものか…
結局こうなっちゃうんだからね…」
頭に硬い感触
…マズい、今度こそ本当にヤバイ…
「死んでよ」
パァン!と、乾いた音が響いた
525 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 01:39:52.45 ID:pV95sigo
眠いので続きはまた今日の夜にしよっか
あと黒やんは前半の時にホストで出てるやん
526 :
そら
2009/05/21(木) 01:43:49.89 ID:.nCh..DO
練炭を!誰か至急私に練炭を!
527 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/21(木) 01:56:18.37 ID:x07C8gDO
>>526
つ練乳
528 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/21(木) 04:00:41.52 ID:uVnFkqoo
知り合いの女に絡んでくんなと言われた私が一番の練炭適合者ですね
529 :
リリーホワイト
2009/05/21(木) 06:03:17.84 ID:YlsxV2DO
朝ですよー
530 :
そら
2009/05/21(木) 12:26:15.77 ID:.nCh..DO
十月からギアス三期だと…?
531 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
[sage]:2009/05/21(木) 18:07:22.49 ID:kLVL0Rwo
おい、スレ主
お前死ぬよ
http://itainewssokuhou.seesaa.net/article/119942508.html
>>530
kwwsk
532 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 20:59:31.22 ID:pV95sigo
>>531
コーラを飲む時は命を賭けなければならない
だいたいそういう覚悟もねぇヘタレどもがゼロカロリーとかダイエットとか中途半端な
ハガレンでいうところの人体練成みたいなクソッタレな飲み物を生み出しやがって
だいたい俺は糖尿病を宣告されて
ドクターストップがかかって「これ以上コーラを飲んだら死ぬよ」と言われても
コーラを飲み続けるとても熱いソウルを持ってるんだ。
つうかむしろ俺並になったら、コーラを飲めば気分爽快、全身が血沸き肉踊るってなぐらい。
少なくとも俺にとってコーラは奇跡そのものだ。
缶を開けた時のシュワッという心地よいサウンド
口に含んだ瞬間に弾けるパッション
そして超絶な喉越し
溢れるゲップ
理屈じゃない、本能が求めるのだ、この究極の快感をもたらす魅惑の液体を
知ってるか、明治時代に始めてコーラを飲んだ日本人の感想は8割ぐらいが
「口の中で何かが爆発した」って言ってんだぜ、まさにファンタスティック!!!
それは奇跡、そして課せられる宿命!人はコーラを知ってしまった故にコーラを飲むという業を負ったのだ!
確かにダンディズムな大人の男がコーラを飲んでる姿を見たことはない
大人になればお茶とかコーヒーとか落ち着いた飲み物にシフトする
それでもコーラを飲み続けると誓ったならばそれはもう本当にコーラに命を捧げた熱い馬鹿野郎さ!!!
俺はこれからもコーラを飲み続ける、コーラ飲んだ後の俺の笑顔とか絶対凄いし
いつコカコーラ社からCM依頼がくるかと待ち望んでるんだよね
アイフィール、コカコーラ
533 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/21(木) 21:25:53.32 ID:43t52.DO
ゆき兄の体重が50以下なのはコーラによる筋力低下把握wwww
534 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/21(木) 22:20:54.31 ID:PvO7TMDO
>>532
コピペかとオモタwwwwwwwwwwww
535 :
白やん
[@台湾]:2009/05/21(木) 22:43:23.96 ID:aL5l99so
ちなみにこっちだとコーラが2Lで\120くらいで売ってる
536 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 22:55:44.81 ID:pV95sigo
パァン!と、乾いた音が響いた
「う…ああああ…!!!」
刀野郎は手から血を流し、その場にへたりこんだ
「…発砲許可はおりてなかったが…やむなしか」
入り口から聞こえた聞き覚えのある声
なんでコイツが…?
「結局来たのか、ずいぶん遅かったけどな」
高橋が言った
え?お前らいつのまにそうなってんの?
俺だけ状況がわからないよ
「刑事としての義務は果たすさ」
扉が大きく開け放たれた
逆光の中、静かに佇んでいたのはほろにが刑事
「ここまでボロボロになるまで放っておくなんてさすが生贄刑事だな…」
「…もう否定も肯定もしないさ、ただ受け入れるだけだ」
「…いいね、たった1日で随分とエンターテイナーじゃん」
「とりあえずそいつがディスメンバーか?」
全員の視線がうずくまる刀野郎に集中した
「く、そっ…くそっ…私が…なんでこんな…
ただ…この宿命を…先祖の無念を…」
うずくまりながらブツブツと呟き続ける
「儀式の完遂が目的にして3人殺した割には…
危なくなると銃とか使うか…全然おもしろくねーよお前…
芯も何もねぇただの臆病者、いや、それ以下だ」
「ちくしょお…ちくしょお…」
…深い失望
くだらなすぎる
「ほろにが刑事」
「何だ?」
「救急車2台な、あと消防も呼べばいいよ」
「救急車はわかるが…なぜ消防?」
「ま、いーからとりあえず外出ようぜ、高橋肩かそうか?」
「1人で歩けるさ」
537 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 23:04:15.81 ID:pV95sigo
刀野郎含め、全員が外に出た
頭が冷静になってきて激痛で意識が飛びそうになる
ポケットから夜叉丸からもらった物を取り出した
「おい、ディスメンバー」
「…」
「お前の見てた夢、還してやるよ」
「何?」
布から、取り出した。
夜叉丸から受け取った、ディスメンバーの意味を粉々にする道具を
それを見たほろにが刑事が言った
「お前…何をする気だ?」
「過去に幾多の人々を殺し、時が立った今も人を殺め続ける信仰なんて
いっそ吹き飛ばすほうが世のためだと思ってな
あ、投げたら伏せろよ」
刀野郎が叫んだ
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!!」
「覚えとけ、それが今までお前が殺した人たちが味わった
"どうにもならない絶望"だ」
ピンをはずし、本殿の中に投げ込んだ
「うわぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
538 :
蒼海星光悲哀転化屋茶丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/21(木) 23:13:38.47 ID:43t52.DO
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww俺そんな物騒なモン持ってたのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
539 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 23:15:38.95 ID:pV95sigo
次の瞬間、衝撃が走り
妄執と殺戮を生み出した形の無い怪物はその拠り所を失う
柱が吹き飛ばされ重さに耐え切れなくなりメキメキと音を立てる崩れ落ちていく
刀野郎が絶叫してほろにが刑事を突き飛ばした
不意を突かれたほろにが刑事は手を離してしまった
刀野郎は絶叫を繰り返し、もはや誰にとっても神殿としての意味を成さない、崩れ落ちていく場所へと自ら飛び込んでいく
奴は出てこないまま、神殿は完全に崩れ落ちた
全てが崩れ落ち、誰もが無言でこの事件の結末を見ていた
「…最後まで妄執に憑かれた奴だったな」
「陳腐な言い回しだが、あいつも信仰の犠牲者ってことだな」
事件は終わった
もうこれで誰かが手足を切断されることはないだろう
…だが何かひっかかる…
本当にこれで終わりか?
些細なことを見て見ぬふりをしたせいで白やんが死んだ
もう何も見逃してはいけないはずだ
…だけど今は少し疲れた…
サイレンの音が聞こえる…
そこで俺の意識は途切れた
540 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 23:19:28.50 ID:pV95sigo
数日後、病院、昼過ぎ(高橋視点)
「空天しげる、幼い頃に両親とは死別
教えてもらった通り確かに手足ノ長は先祖にあたる」
ほろにが刑事が刀野郎について話している
「結局死んじまったからな
動機は先祖の仇ってか信仰の復活…のためとかでよかったんだっけか」
「ああ、確かにそういってたな」
「それと木っ端微塵になったのはしげるが負けを認めて自ら吹き飛ばしたってことにしておいた」
「サービス精神に溢れてるな」
「…で、あいつはどこに行ったんだ?」
ほろにが刑事がゆき兄の居場所を尋ねる
俺は首を横に振った
実は俺も朝から姿を見てない
「…絶対安静なのに…傷が開いたらどうするんだろうな…」
「むしろ動きまくっとけって言ったほうが安静にしてるような奴だからな…」
2人とも溜息をつく
「ま、死にはしないでしょ飽きたらそのうち帰ってくるはずだし」
-まだ、終わってない-
541 :
白やん
[@台湾]:2009/05/21(木) 23:24:54.21 ID:aL5l99so
差し出した俺の腕が吹っ飛ばされたwwwwwwwwwwwwwwwwもったいないwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
えっ、空くんだったの・・・?
542 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 23:39:29.96 ID:pV95sigo
同日、深夜、某所
キィ…と、音を立てて古いドアが開いた
…暗い部屋…座っていた…
「…やぁ」
「…」
「座ったらどうだい?」
「いや、ここでいいんだ」
俺は、銃を取り出した
「…どういうつもりだい」
「その落ち着きようが全てを物語ってるな」
「…覚悟はしていた
そのために意図的にヒントは与えていたしね」
「…目的は何だったんだ?」
「…」
「…できれば撃ちたくはない」
「なら銃をおろせ」
「それはできないさ」
だって、俺は覚悟してしまったから
「何を失っても、ディスメンバーを殺してやると」
「…」
涙が、一粒、零れ落ちた
「…それじゃお別れだ…
さよなら、ピュア様」
543 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[まだ終わってないとな…?]:2009/05/21(木) 23:39:48.02 ID:43t52.DO
しげるかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あぁ、夜だと闇に紛れて見えないから(ry
544 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/21(木) 23:40:06.91 ID:pV95sigo
というわけで明日で終わらせるお
545 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/21(木) 23:43:18.18 ID:43t52.DO
ゆき兄乙!
まさかの黒幕wwwwwwwwwwww
546 :
白やん
[@台湾]:2009/05/21(木) 23:50:58.80 ID:aL5l99so
ピの人かよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
かえしてー、腕かえしてー
547 :
そら
2009/05/22(金) 00:47:48.79 ID:OawbbUDO
ククク…例え私がやられても第二第三のディスメンバーが…!
548 :
たまゆら
2009/05/22(金) 02:41:18.22 ID:2HpVBFIo
あれ?俺まだ復活してないな?
549 :
リリーホワイト
2009/05/22(金) 06:00:50.53 ID:SexbxoDO
朝ですよー
550 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/22(金) 07:17:47.13 ID:FHPylbco
夢でバナ丸が…
あ…いや…これ以上は言えない…
一つだけ言うと…
僕は犬じゃないぞ…
551 :
バナ丸
2009/05/22(金) 08:41:06.89 ID:UN4U32DO
>>550
.┌┐
/ /
./ / i
| ( ゚Д゚)<犬!!
|(ノi |)
| i i
\_ヽ_,ゝ
U" U
552 :
たまゆら
[犬より猫派]:2009/05/22(金) 08:57:31.50 ID:FsncpgAO
ゆき兄がうらやましい夢を見たときいて!!
553 :
ぽろ苦
2009/05/22(金) 11:53:26.40 ID:za/6J0k0
いいじゃないか
どんな夢みても誰に咎められるわけじゃなし・・・
554 :
白やん
[@台湾]:2009/05/22(金) 20:15:42.18 ID:gYYGtDEo
それでも咎められるのがゆき兄の凄さだったりする
555 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/22(金) 22:55:17.57 ID:FHPylbco
うーん…
1日延期!
556 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/22(金) 23:14:56.11 ID:UN4U32DO
なんだと…?
557 :
白やん
[@台湾]:2009/05/22(金) 23:35:54.02 ID:uHHhPT2o
ショックでうpする気がなくなった
けどもうイメピタ送っちゃったしいいやwwwwwwwwww
http://imepita.jp/20090522/830540
558 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/22(金) 23:42:45.79 ID:FHPylbco
>>557
台湾レディか
559 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/22(金) 23:43:46.54 ID:UN4U32DO
ふぅ…
だが、どこからツッコミ入れるべきかわかんねぇwwwwwwwwww
とりあえず保存した^^
560 :
白やん
[@台湾]:2009/05/23(土) 00:09:24.23 ID:yi3eRUYo
>>558
レディの意味を調べてから出直してこい
>>559
クリップがピンク色でラメのついた物だという事に不満でも?
561 :
たまゆら
2009/05/23(土) 00:14:11.17 ID:UHMxnsYo
>>557
彡 彡
| | ノノノノ|
( \( ゚∋゚)\
\_ ⌒ ∨ )
ゝ 丿
__ ( \/_ ̄ ̄)
彡 ソ / 丿/
\_ノ ヽミ
結婚しよう
562 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/23(土) 00:15:08.41 ID:rxVj5wDO
>>560
いえ、とてもよく似合ってますwwwwwwwwwwww
だが敢えて言おう
「なぜメガネをかけなかったのか」と
563 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/23(土) 00:19:52.48 ID:jDZL1WU0
なんでだろう白やんなのに男前に見える・・・
これが鯉か?俺男だけど
564 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/23(土) 00:42:04.40 ID:NxwRyuQo
http://imepita.jp/20090523/024760
じゃあ僕も
565 :
白やん
[@台湾]:2009/05/23(土) 01:01:28.14 ID:5iyKwf.o
>>561
そうやって色んな人に言い寄ってる癖に><
>>562
何か目が疲れてたので今日は外してた。正直すまんかった。
>>563
男らしく見えるのは鯉によるものではないと思います^^;
>>564
本当にプレベが似合わないなwwwwwwwwwwwwww
566 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/23(土) 01:06:28.37 ID:rxVj5wDO
>>564
まともに弾く気ないだろwwwwwwwwwwwwwwww
567 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/23(土) 01:07:57.34 ID:NxwRyuQo
まともにひいてもおもしろくないじゃないですか
指疲れるし、肩凝るし
568 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/23(土) 01:31:11.39 ID:0/jmdEDO
>>567
http://imepita.jp/20090523/054350
569 :
白やん
[@台湾]:2009/05/23(土) 02:16:07.59 ID:yi3eRUYo
>>568
正解です!
570 :
リリーホワイト
2009/05/23(土) 06:22:36.93 ID:0/jmdEDO
朝ですよー
571 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/23(土) 22:20:11.41 ID:jDZL1WU0
「レスが、ない・・・だと?」
「リリーさん、犯人のめぼしはつきました。白やんです。」
ナ、ナンダッテー!!
「白やんが時空を捉えて高飛びしたようです。」
「今すぐレスの返還を求めるんだ!」
「はい、すぐに。」
パーパッパパー
「白やんからの要求がありました。」
「読み上げてくれ。」
「剣三郎を解放しろということです。」
「何・・・だと・・・?あの尻をか?」
「ええ、あの尻です。」
「尻侍・・・なぜだ?」
「向こうでユニットを組みたいそうです。」
「ユニット?どういうことだ??」
「さぁ、そこまでは・・・」
「そんなことであの尻を解放するわけにはいかん!レスはあきらめよう・・・」
「そう・・・ですね・・・」
― レスを持ち去った白やん ―
― その真意とは・・・? ―
=???=
彼は後に語る
「ちょっと思いついたんですよwwwwwwwwwwwwww
白やんと尻やんってにてるよなってwwwwww
ユニット組んで世界進出wwwwwwwwwwww
うはwwwwww夢が広がりんぐwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
そして後に世界に無数の尻が舞い降りることになるとは
このときはまだ、誰も知らない
FIN
スレストを回避します。
572 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/23(土) 22:20:16.24 ID:jDZL1WU0
「レスが、ない・・・だと?」
「リリーさん、犯人のめぼしはつきました。白やんです。」
ナ、ナンダッテー!!
「白やんが時空を捉えて高飛びしたようです。」
「今すぐレスの返還を求めるんだ!」
「はい、すぐに。」
パーパッパパー
「白やんからの要求がありました。」
「読み上げてくれ。」
「剣三郎を解放しろということです。」
「何・・・だと・・・?あの尻をか?」
「ええ、あの尻です。」
「尻侍・・・なぜだ?」
「向こうでユニットを組みたいそうです。」
「ユニット?どういうことだ??」
「さぁ、そこまでは・・・」
「そんなことであの尻を解放するわけにはいかん!レスはあきらめよう・・・」
「そう・・・ですね・・・」
― レスを持ち去った白やん ―
― その真意とは・・・? ―
=???=
彼は後に語る
「ちょっと思いついたんですよwwwwwwwwwwwwww
白やんと尻やんってにてるよなってwwwwww
ユニット組んで世界進出wwwwwwwwwwww
うはwwwwww夢が広がりんぐwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
そして後に世界に無数の尻が舞い降りることになるとは
このときはまだ、誰も知らない
FIN
スレストを回避します。
573 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/23(土) 22:21:40.73 ID:jDZL1WU0
まさかの二重登校・・・おもい・・・
574 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/23(土) 22:49:47.47 ID:rxVj5wDO
>>573
どどんまい…
575 :
白やん
[@台湾]:2009/05/23(土) 23:52:33.10 ID:yi3eRUYo
俺と剣で何のユニットを組めとwwwwwwwwwwwwwwwwww
とりあえず脱げという事か
576 :
ミギー
2009/05/24(日) 00:12:18.38 ID:3UGtVkDO
大事なことだから二回言いました☆
577 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/24(日) 00:16:30.07 ID:0bXxOwDO
>>575
わかってるじゃないか
でもメガネはかけといてください^^
578 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/24(日) 00:20:59.52 ID:0asUJ/.o
そうだな、メガネは、重要だ
579 :
ミギー
2009/05/24(日) 00:30:33.72 ID:3UGtVkDO
裸メガネ(^0_0^)
580 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/24(日) 00:39:27.56 ID:T5khIQwo
>>579
何そのムカつく顔文字
581 :
ミギー
2009/05/24(日) 00:52:19.09 ID:3UGtVkDO
>>580
携帯でメガネって変換してみほ
582 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/24(日) 00:57:01.70 ID:3KM6Vzg0
>>581
鼻の穴に見えたんだ俺は・・・おれはぁぁぁあ!!
って、ゆき兄が言った気がした
583 :
ミギー
2009/05/24(日) 00:58:52.92 ID:3UGtVkDO
>>582
豚じゃねえかwwwwww
584 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/24(日) 01:06:47.26 ID:3KM6Vzg0
>>583
あしたの昼ごはんはトンカツにしようかな
あ、もちろん人じゃなくてぶたですよ?
ん?豚って言っても体系じゃないですよ?
この時期もうバテ気味になっちゃうし、
くろこしょうの利いたトンカツとか
胃にもたれるかもしれないけど
食べたくなるんだよね
いいよね、多少脂っこくても
おはぎでも食って寝るか。
585 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/24(日) 01:21:49.57 ID:T5khIQwo
>>582
よくわかったなwwwwwwwwwwww
鼻の穴に見えたんだよwwwwwwww
586 :
リリーホワイト
2009/05/24(日) 06:00:36.50 ID:sWnvqgDO
朝ですよー
587 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/24(日) 08:15:34.05 ID:R61i31Mo
http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/m/u/d/mudainodqnment/20091300079.jpg
588 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/24(日) 09:45:27.55 ID:0bXxOwDO
>>587
今週も寝過ごしたけどザンキさん把握wwwwwwww
589 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/24(日) 16:29:11.17 ID:T5khIQwo
よく寝たよく寝た
もうちょっと寝よう
590 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 03:31:22.36 ID:QM9OC9Uo
>>588
このクズめ!!
ひれ伏せ!早く!地面に頭を突っ込め!!
591 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 03:41:55.98 ID:QM9OC9Uo
すいません寝ぼけてました
許してくださいお願いします助けてください
ごめんなさい、ごめんなさい
お詫びに秘蔵の白やんのエロ写真を献上するので命だけは
592 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/25(月) 03:49:54.63 ID:szuxcYDO
許さん!
593 :
そら
2009/05/25(月) 03:54:42.17 ID:g4P7QgDO
>>591
ゴルゴムめ!許さん!
594 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/25(月) 04:05:52.07 ID:fG/Xg2DO
>>590-591
許さんよ^^
595 :
リリーホワイト
2009/05/25(月) 06:04:39.93 ID:szuxcYDO
朝ですよー
596 :
そら
2009/05/25(月) 18:05:33.81 ID:g4P7QgDO
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/images/20090525mog00m200031000p_size5.jpg
http://ca.c.yimg.jp/news/20090525171010/img.news.yahoo.co.jp/images/20090525/oric/20090525-00000007-oric-ent-view-000.jpg
「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」の製作発表が
25日あり、仮面ライダーディケイド、1号、2号、V3と勢ぞろい。
ディケイドの製作発表は、仮面ライダーディケイド/門矢士(つかさ)役の
井上正大さん(20)に加え、仮面ライダーブラック/南光太郎役の
倉田てつをさん(40)らが登場。
井上さんは「白石プロデューサーに『(今回の映画は)30年に一度
できればいい方だ』と言われた。家族の大切さ、友情、
生きることの素晴らしさを伝えたい」と話した。
士は、自分を兄と呼ぶ少女・小夜と、謎の男・月影ノブヒコ
(大浦龍宇一さん)と出会い、世界の滅亡を防ぐため、ライダーたちと戦い、
最強のライダーを決めようとする。
そこに謎の闇組織・大ショッカーが姿を現す……というストーリー。
平成・昭和の全ライダーが登場し、初代の悪の軍団
ショッカーの大幹部、死神博士と地獄大使も復活する。
倉田さんは「(映画の公開が)僕自身も楽しみ、皆さんも楽しみにしていて」、
大浦さんは「シャドームーンが20年ぶりに復活します。
(自分の)少年の血や心を全力で(役に)ぶつけた」と話した。
仮面ライダー1号/本郷猛の藤岡弘、さん、2号/一文字隼人の
佐々木剛さん、V3/風見志郎の宮内洋さんからビデオメッセージが届き、
藤岡さんは「愛と夢と勇気を伝える仮面ライダーは永遠なり」とエールを送った。
映画は、「侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦」と
同時上映で8月8日公開。
毎日新聞・まんたんウェブ
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20090525mog00m200032000c.html
たまらんばい
597 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/25(月) 18:21:25.12 ID:fG/Xg2DO
>>596
豪華だなwwwwwwww
おkおk
シンケンジャーのついでにライダー見るわ
598 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
[ヤチャへの謝罪として続き]:2009/05/25(月) 21:11:20.26 ID:QM9OC9Uo
顔に叩きつけられる硬い本
ブレた銃口から発射された弾丸は床を撃ち抜いた
ピュア様は部屋の奥、本の森へと隠れた
「…なぁゆき兄、どこで気づいたんだ?」
声だけが聞こえるがその姿はない
「刀野郎、いや、空天しげるが言っていた
手足信仰は明らかに先日聞いた事とは違っていた
情報を出し合って一緒に研究した奴がいるって言ってたな
そいつがしげるだったんだろ」
「ああ…正解だ」
「どちらが真実だ
手足信仰はしげるが言ったように犠牲の上になりたつ狂気の信仰だったのか
それとも信仰の皮をかぶった欲望の塊だったのか」
「…僕は後者として使った
興味があったから、しげるには前者を全てとして教えた」
「目的は探求心か?」
「そうなるね、でもゆき兄も同じだろ?
僕は知りたいから罪を犯す、ゆき兄は楽しみたいから罪を犯す」
「…」
「知りたかった、滅びを待つだけの信仰心が人を殺めるのか
結末はどうなるのか…」
「じゃあなぜ俺にヒントを与えた」
「良心の呵責…些細な留め金じゃないかな」
「…良心の呵責…か」
「…ああ」
599 :
白やん
[@台湾]:2009/05/25(月) 21:14:49.92 ID:ReYdrsUo
これだから研究者や学者ってのは・・・(´ω`)
600 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 21:16:30.84 ID:QM9OC9Uo
俺は1発、本の海に向かって弾丸を撃ち込んだ
そして言った
「キラーインスティンクトってどういう意味って知ってるか?」
「…殺戮本能」
「ピュア様…もう駄目なんだよ
もう、俺は、解き放ってんだ」
「何?」
「…止めることは出来ない
おしゃべりはここまでにしよう」
ポケットの中で手榴弾のピンを抜いた
そのまま、本の海の中へと放り投げた
衝撃、吹き飛んだ本が知識の欠片を宙に舞わす
「うっ…く…」
「元々…俺は…強い殺戮本能を持っていて…
だから、好きなことをしておかなきゃいけなかった…」
「…」
積み上げられた本を蹴り倒す
窓から射し込んだ月光に埃が舞う
「ずっと抑え込んできてたけど…
駄目だな…良心の呵責とかくだらねぇにもほどがある…
せめてもっと楽しみたいとかいう理由なら一考したのに」
「はぁ…はぁ…」
ピュア様の呼吸が聞こえる
そこから読み取れるのは恐怖
俺は、背中に隠しておいた最後の武器を取り出した
601 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 21:23:33.23 ID:QM9OC9Uo
「…5.56mm×45口径
最大初速1000M/SEC
総弾数120発の鉛の土砂降りだ、よーく味わえよ」
「待っ…」
言い終わりを待たずに、あたりは爆音に包まれた
本が飛び散り、棚がヘシ折れていく
あらゆる物をブチ壊し、砕いていく
全てを撃ちきった後、最早原型を留めているものは存在しなかった
「った〜…手が痺れる…
やっぱり銃は苦手だ…それに…傷が開いた…」
左肩から血が腕を伝って指先へ
ポタポタと床に赤い点を広げていく
そして煙がうっすらとはれてくると壁際にうずくまってるピュア様がいた
「うう…」
「へぇ、避けきったんだ、凄いね…でも」
ピュア様は右肩から血を流していた
「終わりだね…」
「…うっ…」
その瞳には、絶対的な恐怖があった
天敵に捕らわれた動物のような恐怖に染まった瞳
取り出したナイフを振り上げる
「やめろ!」
後ろから怒号
振り向くと、またアイツがいた
「…やっぱり邪魔ばっかりするんだな…
…ほろにが刑事…」
「…もう生贄なんか必要ない
そいつを[
ピーーー
]な」
「嫌だ」
ナイフを振り上げた
「よせぇぇぇぇ!」
602 :
白やん
[@台湾]:2009/05/25(月) 21:29:42.37 ID:ReYdrsUo
その銃撃を避けきるとか凄すぎだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
603 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 21:34:15.21 ID:QM9OC9Uo
数時間前、高橋の病室
「帰って来ないな」
随分と帰ってこないゆき兄が心配になってきた
一体あの傷でどこにいったのだろうか
「…そこまで心配することか?
いくらあいつでも子供じゃ…いや、子供がそのまま大人になったような奴だが
それでも死ぬまで何かやってるほど馬鹿じゃないだろ」
ほろにが刑事が俺に言って来た
「…もし死を覚悟して動いているというなら…」
「どういう意味だ?」
「ゆき兄は一般人とは違う、その中でも最早人間のレベルを超越している物があるんだ
…それがキラーインスティンクト…人間を遥かに越えた殺戮本能…」
「いきなりそんな話をされても…」
「だからあいつは普段はその本能を抑え込んでいる
だがたまに片鱗を見せる
極端に冷血だったり死や殺人に躊躇いがないゆき兄を見たことはないか?」
「…」
「あいつが…あのゆき兄が…あの重症の身体でプラプラ出歩くわけがないんだ…
普段ならここぞとばかりに好き勝手寝まくって好き勝手ゲームして思うがままに行動してるはずなんだ」
「と、いうことは…?」
「…命を賭けて…何かをしようとしている…と…思うんだ」
俺はほろにが刑事に頭を下げた
「あいつを止めてくれ!!
1度殺戮本能を開放しちまったら抑えていた分が一気に爆発する!
…あいつも多分それをわかってる…なのに行ったってことは…
…死ぬ気なんだ…」
「…」
「もう…手足信仰も吹っ飛んで…アンタも過去を吹っ切った!
生贄なんかいらないんだ!もう誰も犠牲にしちゃいけないんだ!!」
その言葉を聞いてほろにが刑事は立ち上がり勢いよく病室から飛び出した
「この事件でかかわった全ての場所をこの病院から近い順に伝える!!
頼むぞほろにが刑事!!!」
604 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 21:46:28.14 ID:QM9OC9Uo
現在、ピュアの研究室(ほろにが刑事視点)
ナイフは、俺の撃った銃弾で宙を舞った
ゆき兄は手を抑えて獣のような唸り声を上げている
「…あんた…まだ僕の邪魔をするのかぁぁぁ…!」
肩からボタボタと血を流しながらもまるで感じてないように
純粋な殺意が俺に突き刺さる
それは恐怖なんて言葉では言い表せないほどの…
これが、ゆき兄のみが持つ、人間を超越した、殺戮本能
「ならお前も逝け!!」
姿勢を低くして突っ込んでくる
落ち着け、いくら殺意が強かろうとそれだけで人は殺せない
ゆき兄に武器はない、なんとか組み伏せればそれでいい
傷口が開いてる以上早くなんとかしなければ
「考えてる暇があるのか!!」
「!?」
咄嗟に頭を捻る目頭を爪が掠めた
躊躇せずに目を潰そうとしてきやがった
「後手に回った時点で待つのは死なんだよ」
「何ッぐっ!?」
後頭部の髪を掴まれ、後ろに引き戻された
目の前に、膝
ゴガッと、鈍い音がした
「がはっ」
「人は殺し合いに置いても心の何処かで殺されるわけがないって思うんだ!!
だからこうやって死ぬんだ!誰もがな!!」
何度も何度も、顔に、膝が叩き込まれる
感覚が、無くなって、いく
605 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/25(月) 21:54:25.85 ID:fG/Xg2DO
油断してたら始まってたwwwwwwww
606 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 21:55:02.48 ID:QM9OC9Uo
「わかったら俺の邪魔をするなァァァァァ!!!」
床が、視界いっぱいに広がっていく
バキバキバキと木造の床が割れる音がする
視界には、闇しか見えず
吹き飛びそうな意識を奮い立たせ
顔をあげる、呼吸がうまくできない、視界もぼやける
目の前に、静かに立っている、殺意の塊、いや、殺意そのもの
その眼は、蚊を潰すような何も感じていない、虚無の眼
「そっか、なら死んどけ」
殺意が、その足を振り上げた
おぼろげに見える、靴の先が破れてそこから覗く鋼鉄
あれが頭に当たれば終わるだろう
けれども、動けない
その時
「動くなお前ら…!」
部屋の奥から、ピュアの声が聞こえた
導火線のようなものにライターの火を近づけていた
607 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:05:17.25 ID:QM9OC9Uo
「元々…捕まる覚悟はできていたが…死ぬのは本意じゃない…
取引だ…全員吹き飛びたくなかったら…」
言い終わる前にゆき兄が言った
「いいよ、さっさと火をつけろよ
派手に心中しようぜ?」
もう俺には思考力が無い
ただ今は目の前で起こる現実をただ見続けることしかできない
「死ぬのが…怖くないのか?」
「元々死ぬつもりだったしなー、ああ、お前殺して死ぬつもりってことな
それでお前が死ぬなら俺も死んだってかまわねぇ…
それともハッタリか?そうじゃなけりゃさっさと火をつけろよ」
「う…く…」
ピュアのライターを持つ手が震えてる
死ぬのが本意じゃないとピュアは言った
死を覚悟していないピュアがすでに覚悟しているゆき兄相手に優位に立てるわけがない
「…くっ…」
一瞬、ピュアの顔が、下を向いた
獣の戦いでは、目を逸らしたほうが負け
それはこの戦いにも適用される
「砕けろ」
その一瞬の隙、ゆき兄が飛び込んだ
ライターの炎が導火線に触れるより早く鋼鉄の足がピュアを吹き飛ばした
側面から、顎を蹴り飛ばされた
「あ…ががぁ…」
口からボタボタを大量の血を流す
恐らく、顎が砕けた…
だが血を流してるのはピュアだけじゃなかった
傷自体は服に隠れているが、ゆき兄の通った場所も左手から零れ落ちる血液で真っ赤に染まっていた
どうすればいい、この殺意を止めるには…どうすれば…
【大人が武器を持たない理由はね、大人は武器を持ったら戦わなくちゃいけないことを知ってるからだよ
知った上で武器を手に取ったアンタは最後までそれを貫ければ英雄、挫ければ…】
…俺は…
608 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:09:34.15 ID:QM9OC9Uo
「トドメだ!その頭蓋骨木っ端微塵にしてやるよ!!!」
ゆき兄が、足を振り上げてる
ベルトに挟んでた、銃を取る
足が振りぬかれる
同時に、俺は、ゆき兄を、撃った
609 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:13:48.90 ID:QM9OC9Uo
「がっ…!!?」
バランスを崩し、ゆき兄はその場に倒れこんだ
銃弾は、左わき腹に命中していた
「…どうあっても…邪魔する気か…!!」
ゆき兄は床に倒れて傷を抑えながらも
薄っすらをした笑いを浮かべていた
「約束…した…!高橋と…!!」
「アイツとなぁ…!どうせ俺が死ぬのを止めてくれとかだろ…!!
そうかよそうかよ!!じゃあいいことを教えてやるよ…!!
…あの日、2年前のあの日…!お前の最も守りたかった人を殺したのが俺だと言ってもか!」
「…え?」
「尾行がバレて!俺は殺されそうになった!応戦した!そしてあの時も俺はこうなった!
そこに通りがかったのが…!そうさ…俺が殺した…俺がっ…殺し…」
610 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:21:12.31 ID:QM9OC9Uo
ゆき兄の眼から、殺意が消えていく
「…そう…俺が殺した…そうだった…
忘れて…いた……でも…俺の殺意は覚えていた…
思い出した…」
俺は立ち上がった
銃を、ゆき兄に突きつけた
「…本当…なのか…?」
「…」
「…答えろ」
銃を額に押し当てる、強く、強く
「…本当、だ…
思い出した…確かに俺が…殺したんだ…」
「ぐ…!」
「…撃ちたきゃ撃て…今撃たないと勝手に死ぬぞ…」
「…素直に…捕まる気は…?」
「あるわけねぇ…しげるにも言ったがよ…
贖罪がどうとかもういちいちめんどくせぇんだ…」
「貴様…!」
「…」
引き金を引く指に力が入る
俺が現場に行ったとき、犯人はすでに死んでいた
自らの手で仇を討てなかったことを悔やんだ
だが、真の仇が今…!
「…撃ちな、それが人だ」
「ふっざけるなァァァァァァ!!」
引き金を引こうとした
その瞬間の一言が、耳に焼きついた
「贖罪をするつもりはないが、俺の死が結果的に贖罪になるなら
それはしょうがない…よな」
「!」
――乾いた音が、また響いた
611 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:31:30.79 ID:QM9OC9Uo
同時刻(ゆき兄視点)
弾は、俺の後ろ
後ろにいたのは、知識欲に取り憑かれた哀れな道化
「うぁ…」
ピュア様は、ナイフを振り上げたまま、その場に崩れ落ちた
「…どうして…俺を撃たずに、あまつさえ助けたんだ」
「結果的な贖罪なんて…意味がない
自ら望んで罪を償うことこそが…」
「…そうか」
「前に言ったよな」
「ああ…?」
「俺の罪は…お前と共に生み出した罪…だから贖罪は…2人でないと出来ないと」
「…言ったなぁ」
「…きっと永遠にこの罪が晴れることはないんだろう…
どれだけの善行をしても…染み付いてしまった黒い点は消すことはできない…」
「…ああ、だから俺は…その染みを気にしないことにした…
気づいたら俺は…真っ黒になっていた…」
「…俺は共にずっと…この罪に怯え後悔し生きていく…
それが俺が俺に負わせる…贖罪」
「…」
「お前も…生きろ…
…罪を背負い…ただ生き続けろ…勝手に死ぬことなく…寿命を…」
「そりゃまた…重いなぁ…ハハハ」
なんか、笑いが出た
何がおかしいのかわかんなかったけど、笑えた
「ああ、生きろっていうんならさっさと救急車呼んでよ…
このままじゃここにいる全員そのままお陀仏だぜ?」
「…この惨状、後々なんて説明すればいいか?」
「なんとかなるさ」
――生きてて、笑ってりゃ、大概のことはなんとかなるさ、俺らが罪人だとしてもそれぐらいは許されるさ
――そうだ、な
612 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:33:01.60 ID:QM9OC9Uo
数ヶ月後、警察署
「ほろにがさん、向こうにいっても…元気で」
「ああ、次に会う時は出世しておけよ」
「なっでばすども!」
「…顔から出る物全部出てるぞ…
それじゃあな…元気でな」
ほろにが刑事の乗った車はゆっくり発進し
そのうち見えなくなった
「しかしなんだって…わざわざ犯罪多発地帯に出向くかねぇ
命が惜しくないのか…」
「ほろにがさんは命が惜しくないわけじゃないよ
でも、あの人は戦うことを選んだんだ
決して武器を手離さず、挫けずに…」
ふらりと現れた腹筋が呟いた
「うーん、俺もああいう生き様したいねぇ…
ま、この状況でもあいつらのお陰で退屈はしてないがな」
613 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:33:37.93 ID:QM9OC9Uo
同時期、屋茶丸茶屋
(たまゆらでーす、今ヤチャマルはお風呂でーす
ここは脱衣所でーす、ついにこの未開拓エリアまで侵入できました
このドアの向こうにエルドラドがあります
しかし開けたら今度こそ死は避けられないと思います
それでも行かないといけない、これは持って生まれた宿命、誰よりも強い本能!
それではいよいよオープン…)
「懲りないなー…tk今から入るんだよwwwwwwwwwwwwwwww」
「しまった侵入タイミングのズレが!!」
「風呂入りたいんだろ?
入れてやるよ」
「おおぅ!!まさかのミラクル!?」
ピィィィィィィィィ!!ガタガタガタガタ!!ボコボコボコボコ!!!
160℃
「さ、ゆっくり漬かってきな!!」
「字がちがぁああああああぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
614 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:34:09.48 ID:QM9OC9Uo
同時期、アニキのラーメン屋
「だいたいさー、出番少なすぎてー、本当に最悪ー」
「食べすぎだと思います桃花さん」
「食わなきゃやってらんないんだよ!神楽君替え玉!!!」
「出されることなく消えていった人たちのことを時々でいいから思い出してください…と
はい、替え玉」
「アニキ、チャーハンちょうだい」
「あー、黒やんだー匂い甘ッ!!!」
「そう?」
「やめろ!!今の私に甘い匂いをかがすな!!離れろ!!」
「匂ってきてるのは桃ちゃんじゃない…」
615 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:35:32.51 ID:QM9OC9Uo
同時期、何でも屋
「…というわけで…おい聞いてるのか?」
「…」
「おい、起きろ!!おい!!書類にヨダレを垂らすな!!」
「…ぁぅ?」
「…あーあ…ビッシャビシャ…
しっかりしろよ、もう怪我は完治してんだぞ」
「…んなこというても眠いもんは眠いんだからな」
「…全く…そんなんじゃ…こいつは捕まえられないぜ?」
「潜伏中の香港マフィアの幹部ねぇ…
全く最近は物騒だね、ブラックな奴らには同じくブラックをぶつける…か
…んじゃま行きますか、さっさと捕まえちまおうぜ」
「死ぬなよ」
「ハッ、死ぬわけねぇだろ?」
――こんな腐った世界で生きていくことが、腐った俺の唯一の贖罪なんだからな
616 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/25(月) 22:41:56.18 ID:fG/Xg2DO
160度って何沸かしてんだよwwwwwwwwwwww
617 :
白やん
[@台湾]:2009/05/25(月) 22:45:34.85 ID:ReYdrsUo
ゆきに乙!
今回のストーリーも面白かったよ!
>>616
160度・・・油とか普通だから水銀あたりでいいんじゃね?wwwwwwww
618 :
甘い匂いの華麗臭
2009/05/25(月) 22:48:30.53 ID:szuxcYDO
死んだ白やん達のこともたまには思い出してください
619 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/25(月) 22:53:24.87 ID:fG/Xg2DO
ゆき兄乙!
やればちゃんと完結できるじゃないかww
>>617
把握wwwwwwwwww
620 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 22:57:40.07 ID:QM9OC9Uo
たまゆらが水銀風呂か
面白い、是非見たい
621 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/25(月) 23:05:50.83 ID:QM9OC9Uo
実は途中からクッソ眠くて半分意識飛んだ状態で書いてた
逆にそれがブースターと化したのかもしれない
622 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/26(火) 02:18:45.07 ID:X0wMngDO
今日朝の4時から起きてるのに眠くならねぇwwwwwwwwwwwwwwww
昨日ほぼ1日寝っぱなしだったからかな…(´ω`)
tk1日が24時間なのが間違いだな
623 :
白やん
[@台湾]:2009/05/26(火) 02:34:03.79 ID:PHUZyiAo
1日が36時間くらいならちょうどいいなwwwwwwwwwwwwwwww
624 :
リリーホワイト
2009/05/26(火) 06:04:42.79 ID:ex6XssDO
朝ですよー
625 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/26(火) 07:31:00.04 ID:F2LRw46o
┌‐─┐口口 \  ̄\ / ̄ / j
└‐┐│ /l \ \ / / lヽ ノ _|_\
┌‐┘│ | ヽ ヽ | | / ヽ ̄ | _|
└‐─┘ _ \ ` ‐ヽ ヽ ё ё / / ‐ .::::, \
┌─┘└┐\ __ l |/| |__/|| | l __.:::/ ヽ | ―
└‐ァ ┌┘ \// / :::\/ .:::/ i |〈_
. //| │ /\| 人/_人 :::::|/\ /
. ` └┘ //\| / |∪| ::::::|/\\ < ├─``
///\|/ ヽノ ::::::|/\\ ヽ └─
/ / /\_____/ヽ \ i
/ /( <`ヽ __.:::ヽ /. │
/ / \_) ヽ (___::) / │
/ / ヽ ::::|  ̄ヽ
/ / / /\ :::| i /
; ,./ / ( ( ヽ ::| l /_、
・, ,.゛ ~ ~';, ‘; /, / ) ∪ /
, ,; ;-・ (_/ /
626 :
ミギー
2009/05/26(火) 07:38:04.92 ID:WJrCUUDO
目が覚めたら親指火傷してた
627 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/26(火) 10:03:21.48 ID:X0wMngDO
>>626
かにビームが原因だな
628 :
そら
2009/05/26(火) 12:34:04.22 ID:2DxYMgDO
カニレーザーが良かった
V3的な意味で
629 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/26(火) 20:19:56.96 ID:F2LRw46o
痛いよぉ…痛いよぉ…
くそぉ…!ピュア様め…!
630 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/26(火) 21:36:27.71 ID:X0wMngDO
>>629
仕方ないから聞いてやんよ…
ゆき兄どしたん!?
631 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/26(火) 21:39:13.67 ID:F2LRw46o
>>630
サスペンスの結末に納得しなかったピュア様に
刀で腕を斬られたんだ…
632 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/26(火) 22:11:26.21 ID:X0wMngDO
>>631
あ、それなら仕方ないわwwww
633 :
白やん
[@台湾]:2009/05/26(火) 22:43:38.56 ID:PHUZyiAo
ピの人GJ!
634 :
リリーホワイト
2009/05/27(水) 06:45:11.37 ID:hWOQlIDO
朝ですよー
635 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/27(水) 14:37:24.10 ID:AbU8zwSO
あぁゆき兄の腕なら広島のスタッ豚が美味しくいただいたようです
636 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
[sage]:2009/05/27(水) 20:14:16.23 ID:e1hzz.Eo
>>635
豚ッフじゃね?
637 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/27(水) 20:26:13.81 ID:AbU8zwSO
>>636
盲点だった……
638 :
たまゆら
2009/05/27(水) 21:14:00.22 ID:VHzE7NUo
正直
>>636
のツッコミがなかったらわからなかったwwwwwwwwwwww
639 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/27(水) 22:45:13.94 ID:1apqpV.o
次は学園モノ書くおぅ!
640 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/27(水) 23:00:06.83 ID:hWOQlIDO
邪気眼高校
641 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/27(水) 23:02:45.74 ID:CRm/1wDO
wwktkwwktk
642 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/27(水) 23:04:38.00 ID:1apqpV.o
邪眼高校だな
643 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/27(水) 23:08:03.45 ID:hWOQlIDO
私立邪気高校戒名部
644 :
白やん
[@台湾]:2009/05/27(水) 23:09:45.34 ID:GJ1ZHAco
wkwktktk
645 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/27(水) 23:09:55.00 ID:hWOQlIDO
眼が抜けとった
646 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/27(水) 23:37:41.93 ID:CRm/1wDO
>>645
ドジっこwwww
tk戒名部てwwwwwwwwwwwwwwww
647 :
ミギー
2009/05/27(水) 23:49:52.44 ID:L.w/hwDO
私が主人公よ!
648 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/27(水) 23:55:44.68 ID:hWOQlIDO
僕が主人公だ
649 :
そら
2009/05/28(木) 00:43:29.48 ID:ybCghkDO
俺がガンダムだ
650 :
リリーホワイト
2009/05/28(木) 06:14:37.98 ID:r.3HhQDO
朝ですよー
651 :
ミギー
2009/05/28(木) 07:36:32.07 ID:283/C2DO
エビフリャー!
652 :
そら
2009/05/28(木) 11:13:12.38 ID:ybCghkDO
三年!E組ぃー!
ほろ苦せんせぇー!
ほろ苦先生「E組のEはエロのEだ!」
はっ……夢か
653 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/28(木) 12:05:58.95 ID:i/QGlcDO
>>652
不覚にもフイタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
654 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/28(木) 12:27:18.21 ID:ZscK2cSO
>>652
飯時に吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwww
655 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/28(木) 15:12:40.48 ID:OTn0G/Uo
三年!J組!!
ゆき兄せんせー!!
ゆき兄先生「○○」
○○に入る文章を考えなさい
656 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/28(木) 15:26:12.93 ID:TgZna0Io
>>655
買春がバレたので今日限りで辞めなければいけなくなりました
657 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/28(木) 15:34:02.25 ID:i/QGlcDO
ゆき兄先生「ロリコンは正義。異論は認めない!」
658 :
ミギー
2009/05/28(木) 16:03:19.05 ID:283/C2DO
キリンがスルメイカの食べ過ぎで歯が折れたwwwwwwwwwwwwwwww
659 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/28(木) 16:53:53.50 ID:OTn0G/Uo
スルメイカ食いすぎて歯を折った奴のことは初めて聞いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
660 :
リリーホワイト
2009/05/29(金) 06:04:34.78 ID:2RyGHwDO
朝ですよー
661 :
そら
2009/05/29(金) 10:57:22.44 ID:KGpjrMDO
過疎ですし音楽の話しましょうか
cali≠gari復活して嵌まりました
http://jp.youtube.com/watch?v=Rqgw7jttsAU&warned
662 :
そら
2009/05/29(金) 12:00:06.53 ID:KGpjrMDO
そーれそーれそれそーれそ!
http://jp.youtube.com/watch?v=FTqRn0DbYuE
663 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/29(金) 17:02:24.40 ID:2RyGHwDO
今更カリガリの魅力に気付くなんて……
664 :
そら
2009/05/29(金) 17:04:57.57 ID:KGpjrMDO
>>663
V系に興味が無かったもので
まぁ今も特に無いですけど
665 :
そら
2009/05/29(金) 17:20:42.01 ID:KGpjrMDO
剣さんが好きそうなスレ見付けましたよ!
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1243538635/
666 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 19:58:08.47 ID:had58kgo
>>665
剣は変態ではあるが
ロリコンではないぞ
667 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/29(金) 20:05:25.59 ID:2RyGHwDO
スレストしたままのほうがおもしろかったのに……
668 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/29(金) 20:10:34.24 ID:QsDVFsDO
>>665
真性ロリコンのゆき兄が釣れたようですwwwwwwwwwwww
669 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
[ヤチャマルに頼まれた学園モノ]:2009/05/29(金) 21:41:09.41 ID:had58kgo
ざわざわとHR前の教室は騒がしかった
教室のドアが開く
「皆席つけよー
転校生を紹介するからなー」
教師に続いて入ってきた転校生
「自己紹介を」
「初めまして、たまゆらっていいます
卒業までの1年とちょっと、仲良くしていけたらいいなって思ってます
よろしくお願いします」
私立邪眼学園高等学校。
全寮制であり学園内に様々な施設が設けられているのが特徴。
今日、僕はその邪眼学園に転入してきた。
そのときは何も考えていなかった。
普通に学校生活を送って、普通に卒業していくものだと思っていた。
これから待ち受ける…運命に気づかずに。
プロローグ -転校生-
670 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:41:56.61 ID:had58kgo
9/12 昼休み
「前はどこに住んでたの?」
「転校の理由は?」
「誕生日いつ?」
漫画みたいな転校初日の人気者っぷりで内心ほくそ笑む
しかしはっきり言って面白い返答はできない
ただ転校してきて、ここが転校先だっただけだ
それ以上も以下も無い
「おい、なんだよこの人だかりは
通れねぇぞ」
やる気のなさそうな声が響いた
「あ…ゆき兄だ…」
「昼から堂々と…」
俺は近くの女子にやる気のなさそうな奴について聞いてみた
「あれゆき兄っていうの
遅刻、早退、欠席、サボりの常習犯
行事とかでも1人だけ出てなかったり協力しなかったり…早い話が協調性が無い奴よ
ついでにかなりの自己中
不思議と男子からの人気はいいんだけどね」
「おいおい、誰が協調性が無いだよ、勘違いすんなよ
俺に合わせて欲しけりゃまずお前らが俺に合わせろよ
そうだな、次の授業は全員屋上で昼寝でもしてみるか?そうすりゃお前らも俺のことが理解できるぜ?」
「…ね、こういう奴なの」
「ちっ、つまらん
んで何だよこの人だかりは」
「転校生だよ、ほら、あいつ」
671 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:42:30.34 ID:had58kgo
ゆき兄がこちらを見た
眠たそうな目がチラッと俺を見た
「ふーん…ふぁぁぁ…飯食ったらまた眠くなったな…」
まるで興味が無いというように
ゆき兄は頭を掻きながら教室を出て行った
俺を取り巻いていた男子生徒の1人が話しかけてきた
「機嫌悪くすんなよ、転校生
あーいう奴だからな、ただ不良ってわけでもないし
やる気がないだけだからな、害は無いし見てりゃけっこう面白い奴だぜ?」
「ちょっとーたまゆら君を悪の道に誘うのやめなさいよ」
「あー、はいはいっと」
チャイムが鳴った
「昼休み終わりか…
次は化学か、おい、たまゆら
理科室案内してやるから一緒にいこうぜ」
「おう」
672 :
白やん
[@台湾]:2009/05/29(金) 21:43:16.37 ID:VIoZ6PIo
邪眼学園高等学校なんて名前の学校が普通なワケないwwwwwwwwwwwwwwwwww
673 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:47:49.46 ID:had58kgo
9/12 放課後
授業が終わり放課後になった
やっぱり転校初日は疲れるなと思いながら机に突っ伏していると
さっきの男子生徒が話しかけてきた
「よう、どうだこの学園?」
「悪くはないと思うよ」
「そうか…」
「どうした?」
「いや、なんでもない
それより早く出たほうがいい6時以降、生徒の校舎への立ち入りは禁止だからな」
「そうなのか?」
「ああ、それと寮の門限は深夜0時だから覚えとけよ」
「わかった、ありがとう」
「忘れんなよ、6時以降は校舎への立ち入り禁止
寮の門限は深夜0時、これだけは絶対に覚えとけ」
「…ああ…?」
「じゃ、俺は用があるから
今度また案内してやるよ」
男子生徒は教室から出て行った
しかし何だってあんな念を押すように言ったのだろう
何か気にかかるがとりあえず寮に戻ろう、多分荷物が届いてるはずだ
俺は校舎から出た
外に出ると丁度、下校の鐘が鳴り響いた
6時だった
674 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:48:39.55 ID:had58kgo
この学園はとても広い
学園の敷地内に寮や教員の家まである
今の時代買い物だってネットを使えば欲しい物が動かなくても送られてくる
つまり何か特別な用でもない限り学園の外に出ることがない
便利といえば便利だがなんだか軟禁されてる気にもなるな
と、そんなことを考えながら寮の前に着くと、自販機の前で腕を組んでる見覚えある奴を見た
あれは確か…
「…ん…ああ、転校生か…
丁度いい、10円くれないか?」
確か、そう、ゆき兄ってやつだ
やぶからぼうに10円くれないかと言うとは…どういう神経なんだ…
…まぁ10円ぐらい別にいいか
「いいよ、はい」
10円を渡してやる
ゆき兄は10円を受け取るとそのまま自販機でコーラを買った
「いやー、サイフを部屋に忘れちまってよ、ポケットから110円は出てきたんだがな
取りに戻るのもめんどくさくてどーしようかと思ってたんだ
助かったよ、ありがとな、転校生」
「たまゆら」
「ん?」
「名前」
「ああ…なるほど
ありがとな、たまゆら、俺はゆき兄だ
そうだな、お礼に1つ楽しい学園生活を送るアドバイスをしてやろう」
「アドバイス?」
「校則は守れよ」
「え?」
「じゃあな」
「お、おい」
ゆき兄はコーラの缶をクルクル回しながらどっかへ歩いていった
校則は守れって…どういう意味だ?
考えていても仕方ない、とりあえず部屋で荷物の整理でもしよう
675 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:54:21.22 ID:had58kgo
9/12 夜
すっかり夜になってしまった
荷物自体は少なかったのだがパソコンの接続やら色々とやってるうちに時間が立ってしまった
「…あー…疲れた…」
疲れたのは疲れたが寝るにはまだ少し早い
飲み物が欲しくなったのでロビーの自販機に買いに行くことにした
ロビーに行くと誰かが立っていた
「…君は…」
暗い顔をした男が話しかけてきた
「…転校生だね…確かたまゆら…」
「そう…です」
「…気をつけるんだね…この学園は呪われているからね…」
突然何を言い出すんだ
背筋が冷たくなった
「…この学園には…魔物が住み着いている…
…魔物は言の葉によってその存在を確認できる…
だが言の葉を真実とし…白日の下に晒そうとした物は魔物に食われる…」
「…言ってる意味が…よくわかりません」
「…忠告だよ…
それじゃ…君のこれからの学園生活が…有意義なものでありますように…」
「待ってよ!あんた何者だ?」
「…僕も生徒だよ…名は…小川…
じゃあね…」
不気味な男、小川はロビーから消えた
魔物が住み着いている…この学園に?
馬鹿馬鹿しい…けど、少し震えた、それと喉がカラカラだ
自販機でお茶を買って一気に飲んだ
676 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:55:48.52 ID:had58kgo
はぁ…」
「おー、いい飲みっぷりだな」
「え?」
振り向くとゆき兄がいた
「また会ったなたまゆら」
「ここで何を?」
「んなもんコーラ買いにきたに決まってんだろ」
さっきも買ってたような…
「ま、一人で飲むのも寂しいしな少し話し相手になってくれや」
「あ…うん」
とは言っても話すことはあまり無い
というか無い
沈黙が場を包む
「…あ、そうだ…」
ゆき兄が何か思いついたように喋った
「さっきのアドバイス、言い忘れたことがあってな」
「え?」
「生徒会には気をつけろよ」
「生徒会…気をつけろ…え?どういう意味?」
「…んー、まぁ校則守ってあいつらに目をつけられないようにしろってことだ」
「???」
「…ま、理解できないのも無理はないが…恐らくそのうちわかってくる
ただ理解する前に…いや、とにかく…校則は守っておけ」
「…ああ、わかったけど…?」
「それでいい、さてと…寝るか
お前もさっさと寝ろよ?最も自分の部屋ならいくら起きてても校則違反にゃならねーがな
じゃあな、おやすみっと」
ゆき兄はコーラの缶をゴミ箱に投げ入れて去っていった
って、こんな短時間で一缶飲みきったのか!?
しかしゆき兄といい、さっきの小川といい一体何なんだ?
…まぁ考えてても仕方が無いし…
今日はもう寝ることにしよう…
677 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:58:05.32 ID:had58kgo
9/12 深夜
「おい…早く見つけろよ…」
「わかってるよ…確か机に入れといたんだけどなぁ…」
「プリントなんて明日の朝でいいじゃねぇかよ…」
「間に合わないから今こっそり取りにきてんだろうが…」
「いいから早くしろよ、深夜に校舎に忍び込んだのがバレたら大変だぜ」
「わかってるよ…だからこうして…お、あったぜ」
「よしさっさと戻るぜ、全く1人じゃ怖いからって俺を巻き込みやがって」
「わりぃわりぃ今度昼飯おごってやっからさ」
「…一般生徒の下校を過ぎての校舎への立ち入りは禁じられているが?」
「うわっ!?」
「だ、誰!?」
「私が誰なのか、それは関係の無いこと
重要なのは君達が規則を破ったという事だけ」
「い、いや、俺は忘れ物を取りにきただけなんだ!」
「そ、そうそうこいつが1人じゃ怖いっていうから俺がついてきたんだ」
「理由はどうあれ、規則を破ったのは事実だ
我ら生徒会の決定は絶対
生徒会の決めた規則を破るということは生徒会に敵対するということだ」
「せ、生徒会だって!?」
「待ってくれ!俺たちは別にそんな悪気があったわけじゃ!」
「…罰を受けろ」
「よ、よせぇぇ!」
「やめてくれぇええええええええ!!!」
「この学園で生徒会に反目することは死を意味する
最もお前達の最大の不運は…僕に見つかったことだろう
…クククク、クックックック…」
678 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/29(金) 21:59:10.29 ID:had58kgo
プロローグ -転校生-
終
679 :
白やん
[@台湾]:2009/05/29(金) 22:00:39.40 ID:VIoZ6PIo
ゆきに乙!
やべぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwすげぇ面白そうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
680 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/29(金) 22:33:00.10 ID:QsDVFsDO
なんか始まってたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれは期待wwwwwwwwwwwwwwww
正直、こんなに早く書いてくれると思ってなかったわwwww
あざーっすwwwwwwwwwwww
681 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/05/29(金) 23:35:10.65 ID:hIK/ZASO
なにこのwktk感wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
さあ早く続きを書く作業に戻るんだ
682 :
リリーホワイト
2009/05/30(土) 06:07:34.40 ID:sJhvlwDO
朝ですよー
683 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 15:16:18.94 ID:Cs/QrWEo
徹夜して即効で書き上げた
第1章を10時から投下するねん、皆楽しみにしとくねん
684 :
白やん
[@台湾]:2009/05/30(土) 15:51:23.03 ID:XPBiZsQo
wktkして待ってますね^^
685 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/30(土) 15:55:29.58 ID:FfigooDO
これは期待wwwwwwww
今ちょっとだけゆき兄に2Lコーラ5本あげてもいいと思った
686 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 16:47:36.53 ID:Cs/QrWEo
>>685
ちょうだい^^
687 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/30(土) 16:51:08.26 ID:PeqaXEoo
>>686
近所のスーパーで一本10円で売ってたスリースターコーラをくれてやろう
688 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/30(土) 17:42:48.78 ID:FfigooDO
>>686
取りに来い^^
689 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 18:24:39.95 ID:Cs/QrWEo
>>688
宅配使ってよ^^
690 :
白やん
[@台湾]:2009/05/30(土) 21:59:38.75 ID:XPBiZsQo
wwkwwktktk
691 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
[白やんwktkしすぎだろwww]:2009/05/30(土) 22:02:00.82 ID:Cs/QrWEo
1時限目 -煌きの星-
9/19 朝
転校初日から今日で一週間が過ぎた
さすがにここまで来ると学校にも馴染んで友達も出来た
相変わらずゆき兄と小川って奴の言ってることの意味はわからないが
もうそんなことは忘れかけていた
「よぉたまゆら、おはよう」
「おー、おはよー」
「1限から歴史かー、ダリィよなぁ」
「全くだ、過去を振り返ったところで今がどうなるわけでもないのにな」
「うわっ!」
いつの間にかゆき兄が横に立っていた
「そんなに驚くなよ、俺は幽霊じゃねぇぞ」
「へぇ、ゆき兄が朝から教室にいるなんて珍しいな」
「ああ、普段だったらまだぐっすり寝てる時間だ
ただどっかのうるさい奴がHRには出ておけって言うんでな」
「当たり前でしょ!全くゆき兄は危機管理能力なさすぎなの!!」
反対側に目をやると女子が立っていた
ええと、確か…リカ…さん
「あのな、リカ、俺は危機管理能力がないわけじゃない
この状況を危機を思ってないからこそこうして…」
「だーから!それが馬鹿って言ってんのよ!
あんたもうすでにけっこうリーチかかってんのよ!」
「…ああ、わかったわかった…」
ゆき兄は頭を掻きながら自分の机に座った
…そのまま突っ伏した
692 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:04:07.37 ID:Cs/QrWEo
「もう本当にあいつは…」
「リカちゃんよー、いくら幼馴染ってもゆき兄なんか放っておいてもいいんじゃね?」
「うーん、でも渋々ながら私の言うことなら聞くからさぁ
やっぱあそこまで不健康優良児だと放っておけないっていうかね」
「お優しいこって…あー、あつあつ」
男子生徒は手で顔をパタパタやりながら自分の席へ戻っていく
「そっ…そんなんじゃないから!絶対違うから!!
あっごめん、耳元でうるさくしちゃって」
「いや、いいよ
幼馴染なんだ?ゆき兄と」
「単なる腐れ縁だよ」
「へぇ〜」
「うっ…なんかムカつく
あ、それより今日お昼ごはん一緒に食べない?
話したいことがあるんだ」
「え…?」
唐突な展開にどう反応していいかわからなくなる
返答に困ってた俺を見透かしたのかリカが慌てて言った
「いやいや、別に愛の告白とかじゃなくて
普通に相談事っていうか!とにかくお昼ね!」
まくし立てるように言ってリカは自分の席に戻っていった
告白とかじゃないのか…ちょっと凹んだ
「…おせっかいな女だ…」
小さなゆき兄の声が聞こえた
693 :
白やん
[@台湾]:2009/05/30(土) 22:05:02.19 ID:XPBiZsQo
リアル幼馴染み出てきたwwwwwwwwwwwwwwww
694 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:08:54.39 ID:Cs/QrWEo
9/19 昼休み
昼休みになるとすぐにリカが駆け寄ってきた
「それじゃ行こうか
そうそう、もうシャインには行った?」
「シャイン?」
「あ、行ってないんだ勿体無い…
でも確かに最初はちょっと入るの勇気いるしなー
丁度いいや、それじゃシャイン行こうか」
「いや、シャインって何?」
「んー…言うなれば学食なんだけど…
他とは違うっていうかこの学園特有って言うか…
ま、行けばわかるよ行こう行こう」
リカは俺の背中をグイグイ押して教室から出した
とりあえず俺はリカについていくことにした
「はい!ここが邪眼学園自慢の学食!シャインです!」
呆然、目の前には何ていうか…
木造式のシックなファミレスみたいな…
床や壁など見える場所はロッジみたいに木で出来ている
中に入ると薄っすらと暗くふんわりとした灯りが店内を包んでいる
非常にいい雰囲気だ
店内は多くの生徒で賑わっていた
「ね?凄いでしょ?
出前もやってるんだよ!生徒の出前利用は駄目だけどね」
「これは…本当に凄いや」
「お勧めはハンバーグ定食かな
シャインは全体的においしいけどここのハンバーグは本当に別格!」
ハンバーグについて意気揚々と熱弁するリカ
話を聞く限り本当においしいようだ
「あ、リカちゃんこんにちわー」
「あ、カナー!」
ハンバーグについて熱弁していたリカに
ウェイトレスが話しかけてきた
695 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:10:13.34 ID:Cs/QrWEo
「こっち転校生のたまゆら君ね」
「初めましてカナっていいます、シャインにようこそ」
「友達なんだ、カナとは」
「それでご注文は?やっぱりハンバーグ定食?」
「うん、お願い、たまゆら君は?」
「あ、じゃあ俺もハンバーグ定食で…」
「はーい、ハンバーグ定食2つ、少々お待ちくださいー」
元気のいいウェイトレスだな
カナさんについてリカと話しているとほどなくしてハンバーグ定食が運ばれてきた
言われるがままにハンバーグを口に運ぶ
…本当においしい!
あっという間に俺もリカもハンバーグ定食をたいらげてしまった
「ふ〜…シャインのせいでダイエット出来ないなぁ」
「…本当においしかった…ありがとう
あ、そうだ、話って何?」
「ん?ああ…えっとね…
ゆき兄のことなんだけど」
「ゆき兄の?」
「…うん、あいつね、今は本当に協調性なくて近づく人を拒絶してるような感じがするけどね
昔はあんな奴じゃなかったんだ」
「…」
「この学園に入ってからかな…最初は普通だったんだけど段々サボるようになって
それで気がつけばあんな風になってたんだ」
「…そうなんだ」
「でもね、この前あいつが言ってたの
転校生のたまゆら、あいつは気に入ったって」
「俺を…気に入った?」
「うん、もうビックリしちゃったよ
今になってあいつが誰かを気に入るなんて思わなかったから
それも転校してきて数日のたまゆら君をだよ!」
「あ、はは…」
「だから…私じゃゆき兄を昔みたいに戻すことは出来ないけど
同性で、気に入られてるたまゆら君なら何とか出来るんじゃないかなって…
勝手なお願いだけどね…」
696 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:11:42.94 ID:Cs/QrWEo
気に入られた…か
俺がゆき兄にしたことと言えば転校初日に10円をあげたことぐらいだ
しかしそんなことぐらいで…?
「別に何かしてやってくれとかそんなんじゃないんだ
ただ、普通に友達として接してあげて…欲しいんだけど…」
それだけ言ってリカはうつむいてしまった
…どうしよう
「ごめん!やっぱり勝手すぎるよねこんなお願い!
忘れて!本当にごめん!ここの代金おごるから!」
席を立ち上がってレシートを取るリカ
俺は思わず言った
「あ、待って!別にそのぐらい、いいよ!
だって俺、気に入られてるんだろ?だったら何か出来るかもしれないし」
「…たまゆら君…」
「それに…ほら…関係ないけど…
こう…女の子におごってもらうって何かプライドが…」
「…ありがと、頼りにしてます」
リカは少しはにかんで笑ってそのままレジに向かって歩き出した
「あ、自分の分は自分で」
「いいの、頼みを聞いてくれたお礼だから
素直に受け取って」
「う…はい…」
結局奢られてしまった
変な約束をしてしまったが要するに普通にゆき兄に接すればいいだけだろう
特に難しく考えることでもない
その後リカと他愛も無いことを話していると昼休みが終わった
697 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:16:54.58 ID:Cs/QrWEo
9/19 放課後
午後の授業が終わった
皆部活に言ったり早々と寮に帰ったりとしている
そういえば、午後はゆき兄の姿を見なかった
辺りを見回しているとリカが話しかけてきた
「ゆき兄探してるの?」
「ああ、うん」
「んー…多分…屋上だと思う…
貯水タンクの影辺り」
やけにピンポイントな場所を言って来る
「あいつ日焼けするの嫌がるからね
屋上でサボる場合は絶対影にいるから
それじゃ私は部活いくね!」
それだけ言うとリカはさっさと教室を出て行った
…どうせ寮に帰ってもやることがないので屋上に行ってみることにした
そういえば屋上に行くのは始めてだな
屋上につくと確かにゆき兄がいた
ただし寝てはいない
柵に持たれかかって何かを見ていた
698 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:17:22.03 ID:Cs/QrWEo
「ん…?」
「あ…」
「どうした、たまゆら?
昼寝なら寮に戻ってしたほうがいいぞ、じき下校時刻だ」
「あ、いや…そういうわけじゃなくて」
「…俺に用か?」
「まぁ…用ってほどじゃないけど…」
「…どうせリカに頼まれたんだろ
本当におせっかいな女だな」
「…でも」
「ん?」
「単におせっかいなだけじゃなくて…
本当にゆき兄ことを心配してるんだと思う」
「…」
「俺も…ちょっとは…心配だし…」
「…お人好しだな、お前は」
「…」
「ま、礼は言っておく
だけど、俺は自分のペースを変えるつもりはないぞ」
「…そうか」
「…ほら、これやるよ」
「え?おっと」
コーラの缶を投げ渡された
なんとかキャッチする
「飲んどけ、それじゃ俺はそろそろ寮に戻るぜ
…下校の鐘もそろそろだしな、お前もさっさと出たほうがいい」
「ああ…コーラ…ありがとう」
「何、気にするな」
ゆき兄は階段を降りていった
これ以上ここにいても意味はないだろう…
俺も寮に戻ることにした
699 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:20:12.48 ID:Cs/QrWEo
9/19 夜
寮の廊下で男子生徒同士の会話が聞こえた
「あいつら脱走したらしいな」
「ああ、もう一週間だもんな」
「でもよぉ…あいつらが脱走なんて…」
「俺も信じられねぇよ」
「やっぱり…生徒会…?」
「お、おい、滅多なこと言うなよ」
「わるい…」
「それより…影男…出たらしいな」
「あー…3年の奴が…」
「噂だと思ってたんだがな…」
「まぁ出たっつってもやっぱり聞いただけだからな」
「…んだな、ふぁ〜あ…俺そろそろ寝るわ」
男子生徒2人はどこかに行ってしまった
脱走…?
「廊下でボケッと突っ立って何やってんだお前、通行の邪魔だぞ」
振り向くとゆき兄が手にコーラを持って立っていた
いつもコーラを持ってるな
「…ん?どした?」
「脱走ってどういうことか知ってる?」
「……そりゃ…脱走は脱走だろ…」
「学園から?」
「ああ、まぁ軽い軟禁状態だからな
脱走するやつもたまにはいるってことだ」
「そこまで環境が悪いとは思えないんだけどな」
「そりゃ個人によるだろ
極端な話、日本に住んでる奴の環境がいいと、サバンナ辺りに住んでる奴の環境がいいっていうのは全く別のことだからな」
「…極端すぎるけど…言いたいことはわかった」
「…ま、あまり気にするな…」
ゆき兄はそれだけ言うと脇を通り抜けて行った
俺も部屋に戻ろうと思ったその時
700 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:22:46.68 ID:Cs/QrWEo
「…やぁ…また会ったね…」
前にも聞いた不気味な声が聞こえた
咄嗟に振り向くとやはりあいつ…小川だった
「…どうだい…学園生活…楽しんでいるかい?」
「ああ…」
「それはよかった…
でも気をつけたほうがいい…」
「何を?」
「言の葉の上の存在が具現しようとしている…
一番目の魔が動いている…」
「…どういう意味?」
「一番目の噂は…校舎を彷徨う影男…
その闇に…掴まった者は…目を奪われる…」
「影男?」
「七不思議の一つさ…
最も語る分には言の葉だけ…そこに真実は存在しない…
前にも言ったが…言の葉を真実とし…白日の下に晒そうとした者が食われるのさ…
だがすでに真実となってしまった言の葉は…」
「…」
「好奇心は諸刃の剣さ…
せいぜい気をつけるんだね…」
「お、おい…」
小川は振り向かずにさっさと言ってしまった
あんな不気味なことばかり言って何だって言うんだ
正直あまり関わりたくないタイプだ
なぜかこれ以上起きててもいいことは無い気がする
さっさと寝よう
701 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:26:52.73 ID:Cs/QrWEo
9/20 朝
「おはよーたまゆら君」
リカが元気に走り寄ってきた
「ねぇ、ゆき兄見た?」
「いや…」
「あいつめ…また寝てるのか…
しかし何であんなに寝るんだろ…コーラの飲みすぎで脳がやられてるのか…
それとも…」
確かにゆき兄は見る度にコーラを飲んでいる
あれだけ飲んでれば脳がやられてもおかしくないかもしれない
「全く好き勝手いってくれるな」
「あ!ゆき兄!ちゃんと来たんだ!」
「まぁな、どっかの誰かさんがうるさそうだったからな
それよりもだ、酒は百薬の長って言うだろ?」
「うん…」
「俺にとってはコーラがそうだよ
どんな物でもそれが好きならそれはそいつにとって百薬の長なんだ
例え身体に悪くても心にはいいはずだ」
「屁理屈っぽいな」
「…言うようになったじゃないか、たまゆら
さて…たまには授業に出て見るのも悪くはないかもしれないな」
「おお!!!」
「なんだよ、そんなに驚くことかよ」
「いや〜、早速こんなに効果が出るなんて
やっぱりたまゆら君に頼んで正解だったよ、ありがとう!!」
「あ、いや…別に何もしてないんだけど…」
「たまゆらの言う通りだ、俺がたまには出てみようって気になっただけだ」
「それが維持できればいいんだけどねぇ」
「それはわからん」
「まぁ何にせよ偉いえらい」
「別にお前に褒められるために出るわけじゃないんだがな」
「あはは、本当は褒められてうれしいくせにー」
そう言って笑いながらリカは自分の席に行ってしまった
「あの能天気さは見習うべきかもしれないな、たまゆらもそう思うだろ」
「…うーん、まぁね」
「ま、俺は授業には出るが…基本的に寝てるがな」
702 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:30:30.48 ID:Cs/QrWEo
9/20 午前
「ふぅ…全く何で私が授業で使う薬品を化準まで取りにこないといけないのよ…
あーあ、もっとゆっくり来ればよかったな」
ガラリ
「え?何で真っ暗なの?
誰よカーテン閉めたのは…ええと…電気…」
ピシャン!
「えっ、ちょっとドアが…!!開かない!!
何よこれ!!」
「…オマエ…」
「誰!?」
「…数日前、無断外泊…夜ノ町ヲ徘徊…
間違イナイナ…」
「誰よ!!出てきなさいよ!!」
「ソンナニ夜ガ好キカ」
「何わけわかんないこと言ってんのよ!ここから出してよ!!」
「オマエノヨウナヤツガ…!
オマエノヨウナヤツガイルカラ…!」
「ちょっと何よ!やめてよ!!いや!」
「ソンナニ夜ガ好キナラ、ズット夜ノ闇ニイレバイイ…」
「嫌…!いやぁあああああああああああああああああああああああ!!!」
703 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:32:17.98 ID:Cs/QrWEo
-2F廊下-
「ん?」
「ゆき兄、どうした?」
「たまゆら、今叫び声が聞こえなかったか?」
「いや?」
「…確かに聞こえた…来い」
「お、おい!」
ゆき兄は俺の手を掴んで走り出した
そのまま化学準備室の前まで連れてこられた
中から微かな呻き声が聞こえた
「やだ…目が…目が痛いよ…何も見えないよぉ…」
「おい、大丈夫か」
ゆき兄がドアを開けて中に入った
部屋の真ん中で女子生徒が目を抑えて倒れていた
「少し手をどけろ」
「真っ暗だよ…何も見えないよぉ…痛い…
目が痛いよぉ…何で…」
「…たまゆら、保健室に連れていくぞ」
「あ…うん…」
女子生徒を担いで保健室に連れていくことにした
何も見えないとはどういうことだろう…
化学準備室は窓から差し込む太陽の光でとても明るかった
704 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:34:34.67 ID:Cs/QrWEo
-保健室-
「そういえば保健室って来たことなかったな」
「今そんなこと言ってる場合か」
「ああ…ごめん…」
ゆき兄がさっさと中に入った
俺もそのまま中に入った
「どうしたゆき兄、またサボりかー?」
「いや、今日はちゃんと授業を受けてた
それより重要なのはこっちだ」
ゆき兄が俺のほうを見る
同時に白衣の女の人が俺を見た
ドキッとした…美人だ…
「女の子を背負うぐらいかなり健康そうだけどな」
「そっちじゃねぇよ、背負われてるほうだ」
「あー、おっけーおっけー
とりあえずこっちに」
言われるがまま女子生徒をイスに座らした
「目が…痛いの…真っ暗で…何も見えない…」
「ふーむ…別段目に異常はない…
…それよりこの症状は…」
「…何で何も…見えないの…やだよ…こんなの…」
女子生徒は泣きじゃくってる
そりゃ突然目が見えなくなったらショックだろうが…
「目の過度の負担を受けて一時的に見えなくなってるだけだろう
ほら、ベッドで少し眠るといい」
「…はい…」
俺は女子生徒をベッドに寝かしてやった
戻るとゆき兄と美人の保健医が小声で話していた
705 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:37:25.90 ID:Cs/QrWEo
「治ると思うか?」
「落ち着かせるために言ってみただけ
起きて元に戻っている確立は低い、というかほぼゼロ」
「…」
「…実は数日前から同じような症状の奴が数人運び込まれててね
全員同じように目に異常は無いのに視力を失い目の痛みを訴えている」
「…チッ」
「とりあえず目に傷がついてるから治るまでしばらくかかると言いくるめて療養させているけど…
いつまで騙せるか…まるで誰かに視力だけを奪われたような不可解な現象だ」
「共通点は?」
「皆こうなる直前に…真っ暗闇で誰かに話しかけられたと言っている」
視力を奪われた…?真っ暗闇で誰かに…?
そうだ、昨日確か小川が…
【一番目の噂は校舎を彷徨う影男
その闇に掴まった者は目を奪われる】
まさか…
いや…あれは噂だろ…?
【最も語る分には言の葉だけ、そこに真実は存在しない
前にも言ったが言の葉を真実とし、白日の下に晒そうとした者が食われるのさ
だがすでに真実となってしまった言の葉は…】
馬鹿な…本当に影男がいるって言うのか…?
…そんなことあるわけがない…あるわけがないけど…
現にこうやって不可解に、そう、目を奪われている生徒がいる…
「私たちがここで話してても恐らく解決しないよ
これは人の常識を外れたことだ、奇跡でも起こるのを待つしかない
とりあえずこの子は私がなんとかするからお前等戻れ」
「戻れと来たか、折角運んでやったのに」
「お前はサボりすぎだ、さ、出てった出たった」
「押すなよ…わかったよ…」
ゆき兄は保健室から押し出された
美人の保健医がこちらを振り向いた
「お前もな」
俺も放り出された
ゆき兄が待っていた
706 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:39:01.53 ID:Cs/QrWEo
「あれは夜叉丸、通称ヤチャ
保健医だが酒好きで…保健室を私物化してる
まぁ話がわかる奴だからな、今度普通に来てみるといい
軽くならサボらせてくれるさ」
「…ゆき兄、あの女子生徒は…」
「…どうしようも出来ないこともあるんだ
忘れることだな」
「忘れるって…そんな」
「じゃあ聞くが、俺らが忘れずにずっと心配してて
それで目が元通りになると思うか?」
「…いや…」
「そういうことだ、俺らは倒れていた女子を保健室に連れてった
それだけだ、それ以上は考えるな
どうにもならないことをいちいち抱えて生きてるとパンクしちまうぞ
あ〜…授業出る気も失せたな…屋上で昼寝してくっか」
「あ…おい…」
ゆき兄はさっさと行ってしまった
…少しゆき兄がわからなくなった、いや逆にわかったと言えばいいのか
悪い奴ではないが…なにか…違う…
707 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:42:50.91 ID:Cs/QrWEo
9/20 昼休み
あれ以降の授業は全く頭に入ってこなかった
ゆき兄は結局戻ってこなかった
確かに…俺たちがどれだけ心配してもあの子の目が治ることはない…
だけど心配しても治らないからといって心配するのは本当に無意味なんだろうか
「たっまゆらくーん」
リカが話しかけてきた
「あ…」
「ん?どしたの?何か暗いよ?
あー、ゆき兄に何か言われた?あいつめぇ…」
「あ、そういうわけじゃないんだ…ちょっと考え事しててね」
「ん、そうなの?
心配しちゃったよ
それよりご飯もう食べた?」
「いや、まだ…」
「それじゃ今日も一緒にシャイン行かない?」
少し話していたほうが気が紛れるかもしれない
俺は一緒にシャインに行くことにした
リカは今日もハンバーグ定食だった
俺はカツカレーを注文した
708 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:43:09.81 ID:Cs/QrWEo
「そういえば今日、途中からゆき兄いなくなったね」
「うん…」
「…本当にどしたの?悩み事?」
「…悩み事っていうか…悩んでもどうにもならないことを悩んでるっていうか…」
「それ悩み事って言うんだよ?
私でよかったら聞いてあげるけど」
「例えば…初対面で通りすがりに出会った人が自分の見ている前で事故にあって…
視力を失ったとして病院に届けたとして…」
「お、重いね…」
「自分が心配してもその人の目が治るかどうかは医者任せ…
だったら心配する必要なんて無くて無意味なものなのかな?」
「…無意味じゃ、無いと思うよ」
「え?」
「だって、初対面でも何でも普通心配するじゃん
人間誰だってあらゆることが心配でしょ?」
「…」
「あのね、人が何を心配するのは人がそれだけ心に余裕を持ってるからなんだって
心に余裕があるから、誰かの心配が出来る、誰かのことを想える、誰かを可哀想と想える
それは本当に素晴らしいことなんだよ」
「…うん」
「へへ、実はこれね、昔ゆき兄が言ってたんだ」
「ゆき兄が?」
「うん、ゆき兄はこういってたの
俺らが心配してもどうにもならないことは確かにある、結局そこからどうするかは自分自身なんだから
それでも一緒に悩んで考えるてあげることで道を示してその人の心に希望を宿すことが出来る可能性はある
心に余裕がある人間だからこそ為せる技だよ、本当に素晴らしいって」
「信じられないな…あのゆき兄がそんなこというなんて…」
「…うん、そうだね…今のゆき兄を見てると…
信じられないけど…本当は…」
沈黙
ゆき兄は冷たいと思った
でも話の中のゆき兄はとても温かい
どちらが本当のゆき兄なのか、それともどちらもなのか…
少なくともわかったことがある、無意味じゃないってことだ
「ありがとう…うん、話してよかった」
「へへ、どういたしまして!」
「お待たせしましたー、カツカレーとハンバーグ定食でーす」
「お、来た来た、さーたまゆら君食べよ食べよ」
「うん、食べよか」
カツカレーは、ハンバーグ定食に引けを取らないほどおいしかった
709 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:47:28.06 ID:Cs/QrWEo
9/20 放課後
結局午後もゆき兄は戻ってこなかった
放課後になってあちこち探したがどこにもいなかった
おかしい、すでに寮に戻ったんだろうか
とはいえ下校の鐘が鳴るまでもう少し時間はある
どうせ鐘が鳴るころにはゆき兄も寮には帰るだろう
ギリギリまで探して寮に帰ろう。
しかしめぼしい場所は全て探したので俺は普段足を踏み入れない場所も探してみることにした。
あちこちウロウロしていると段々日も暮れかけてきた
薄暗くなった廊下のプレートをよく見ていると【生徒会室】とプレートに書かれたドアを見つけた。
そういえば生徒会には気をつけろってゆき兄が言っていた…あれはどういう意味なのか
もしかしたらここにいる?
そう思ってドアに手をかけようとした
「何をしているんです?」
後ろから話しかけられビクッと手が止まった
振り向くと男子生徒が立っていた
男子生徒、とわかったものの逆光で顔がよく見えない
「あ…いや…」
「…一般生徒の生徒会室への立ち入りは校則で禁じられていますよ?」
「ああ…そうなんすか…
ちょっと人を探してて…」
「…そうですか、ですがそれでしたらなおさらここにはいないと思いますよ
他を探したほうがいいと思います」
「…はぁ」
「いや…そろそろ下校の鐘も鳴りますし…
早く帰ったほうがいいでしょう、その人も鐘が鳴れば校舎からは出るでしょうからね」
「…あ…はい…それじゃ」
「…よかったですね…入らなくて…」
「え?」
「いえ…それじゃお気をつけて」
背筋に薄ら寒いものを感じた
俺は足早にその場を去った
階段を駆け下りると、1Fの踊り場にゆき兄がいた
「…何やってんだ?そんなに慌てて…」
「あ、いや…」
ゆき兄を探していた、と言おうとしたがなぜかさっきのことが頭から離れず
そればっかり気になって考えていた、あの違和感はなんだ?
「…まぁいい、帰ろう」
「…ああ」
710 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/30(土) 22:50:03.62 ID:FfigooDO
追い付いたお!
もちろん飲みながら読んでるwwwwwwwwwwwwwwww
711 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:50:20.32 ID:Cs/QrWEo
下駄箱まで無言だった
沈黙が重かった、同時に背筋の寒気が取れない
靴を履き替えたところで沈黙に耐え切れなくなった俺はゆき兄に言った
「…ゆき兄は…影男の話を知ってるか?」
「!?」
ゆき兄の足が止まった
…何だ、何かまずいことを言ったんだろうか
「…どこで聞いた?」
振り向いて、ゆき兄はそういった
その目はいつものやる気の無い目じゃなく、真剣な眼差しだった
その迫力に少しうろたえた
「あ、いや…」
「どこでその話を聞いたんだ」
「…どこってわけじゃないただ誰かが話してたのが聞こえただけで」
咄嗟に嘘をついた
「…そうか」
「なぁ…影男って…」
「…この学園には…よくある学校の七不思議って奴がある
彷徨う影男はその一つだ…」
「…それだけ?」
「ああ…単なる噂だ…
気にすることはない」
単なる噂?
それだけでゆき兄があんな反応を?
「…何か…隠してるだろ…
知ってるんだろ…?」
「…ただの噂だ」
「嘘つくなよ、今日保健室に運んだ女子
彷徨う影男に掴まった奴は目を奪われる…
物理的に奪われたわけじゃないがあれは目を奪われたってことじゃないか!?」
「あれは何かの事故だ」
「原因不明で何人も同じような状態になってんだろ!
何か知ってるんだろ!」
「違う!!影男は単なる噂で…!」
「教えてくれよ!頼むから!」
「もうこの話はするな!!」
ゆき兄の怒声が響いた
712 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:51:05.73 ID:Cs/QrWEo
その時だった
下校の鐘が、鳴った
「しまった…!おい!早く出ろ!」
「まだ話が終わってない!」
「いいから早く来い!校舎から出ろ!!」
「影男について知ってることを…」
「喧嘩ですか?下校時刻は過ぎましたよ?」
聞き覚えのある声がした
振り向くと、さっきの奴が立っていた
ゆき兄が言った
「ああ、すぐに帰る」
「でも…」
「帰るんだ、いいな、たまゆら」
「う…」
迫力に押されて、思わずうなづいてしまった
ゆき兄に押されるように校舎から出た
「…いいでしょう…今回は見逃してあげます」
後ろの奴が、そう呟くのが聞こえた
あれ、でもあいつは下校しなくていいのか…?
帰り道、ゆき兄は一言も喋らなかった
話しかけれる雰囲気でもなかった
そうこうしてるうちに寮についた
713 :
白やん
[@台湾]:2009/05/30(土) 22:52:57.65 ID:XPBiZsQo
下校時刻が守れないのが本当にヤバく感じてきたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
714 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:54:15.36 ID:Cs/QrWEo
9/20 夜
喧嘩というほどでもないがあれ以降明らかにゆき兄のご機嫌はナナメだった
しかしゆき兄は絶対に何かを隠してる
少なくとも視力を失うという一連の事件と影男は関係があるはずだ
しかしどうすればいい…ゆき兄が何か話してくれるとは到底思えない…
…影男について詳しそうなのは…あの小川とかいう奴だろうか
ロビーにいれば、会えるかもしれない
部屋を出てロビーのイスに座って待つことにした
ロビーには誰もいなかった、自販機のブゥーンという音だけが響いている
1人で座っていると今日のことを思い出した
生徒会室の前で、あの男子生徒と会った時に感じた強烈な違和感は何だったのか…
単に逆光で顔が見えなかっただけなのに…あの違和感はそれだけじゃ…
「…私に…会いたがっているようですね…」
「うわっ!?」
横に小川がいた
「…言わずともわかりますよ…ただ…私の部屋は209号室ですから…
会いたかったら…次からは尋ねてきてください…」
「あ、ああ…」
「それで…?何を聞きたいんです?」
「影男について」
「…ほう」
「…例えば…影男に奪われた目を取り戻す方法とか…」
「…そうですねぇ…聞いたことはないです…」
「…」
「ですが…最も危険な方法ではありますが…
影男に直接頼んでみるというのは…どうですかね?」
「直接?」
「今日の深夜2時…4Fの廊下の右端の部屋…
そこに…行けば…会えるかもしれませんよ…」
「…どうして知ってるんだ?」
「…さぁ?そんな気がするだけですよ…
信じるも信じないも貴方次第、占いと一緒です…」
「…わかった」
「それでは…貴方が目を奪われないことを祈ってます…」
小川はふらふらと消えていった
深夜2時、4Fの廊下の右端の部屋…
715 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 22:57:39.62 ID:Cs/QrWEo
9/20 深夜
こっそり寮を抜け出した俺は校舎に入れる場所を探していた
すると1Fの男子トイレの窓が開いた
少し狭いけどなんとか入れそうだ
「おい」
「うおっ!?」
思わず声をあげた
「ば、馬鹿、声がでかい」
ゆき兄が慌てて静かにしろとジェスチャーしてきた
「びっくりした…でもどうしてここに…」
「コーラを買いにいったらお前がこそこそ歩いてたからな
つけてきた」
「全然気づかなかった」
「それより何を考えてる、深夜の校舎に忍び込むだなんて校則違反も甚だしいぞ
俺は忠告したはずだ、校則を守れと」
「…」
「…ふん、何が目的かはだいたいわかってるがな
お人好しも度を越すとただの馬鹿だぜ」
「…違うよ」
「あ?」
「勿論、影男に目を奪われた人たちが心配で助けたいって想いもそりゃあるけど…
俺は、真実が知りたい…」
「…人は誰しも真実を見たがるが…
それが元を破滅の扉を開いてしまうことだってあるんだぞ」
「…」
「悪いことは言わん、今からでも遅くない、戻れ」
「…俺は」
「ん?」
「俺は心に余裕がある、ありすぎて困ってる
だから、こうして誰かのために動けるんだ」
「…!」
「…勿論、怖いさ…でも…ここまで来た以上…」
「…ああ、クソ
調子狂うわ」
ゆき兄は頭をボリボリ掻きながら悪態をついた
「わかったよ、早く行け」
「うん…心配してくれてありがとう…じゃ俺行くよ」
トイレの窓枠に手をかけ、俺は中に入った
716 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:00:29.14 ID:Cs/QrWEo
「真っ暗だけど、懐中電灯を持ってきていてよかったな…」
懐中電灯の明りに照らされたトイレは強烈に不気味だった
「こっぇえ…」
「おい、ちょっと待て」
「え?」
「よっこらせっと…」
窓からゆき兄が入ってきた
「…え?」
「何ボサッとしてんだよ、さっさと行くぞ」
「…ゆき兄」
「…全くどうかしてんぜ俺…」
トイレから出る、廊下に出ると窓から差し込む月灯りでだいぶ明るかった
「で、どこ行くんだ?」
「4F、廊下の右端の部屋」
「よしさっさと行こう」
階段まで歩く途中にぼーっと月を見ていた
にしても明るいな、そういえば夕方も夕暮れで明る…
そこまで考えた時、あの時のことが思い出された
あの時、俺は薄暗くなった廊下で…プレートがよく見えなかった…
そうだ、校舎の廊下の窓は基本的に東向きだ
なら…あの時…あの男子生徒は俺の後ろにたっていて…
逆光で顔が見えないはずが…無い
じゃあなぜ顔が見えなかった?
いや、それだけじゃない…下駄箱の所でも…顔が見えたか…?
見えなかったんだ…どうして?
「ん…どうしたんだたまゆら?」
「あ…いや…ゆき兄」
「何だよ」
「下駄箱のところで俺たちに話しかけてきた奴…
顔…見た?」
「…見たはずだが…いや…見えなかった?」
「…影男…」
「…まさか…」
717 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/30(土) 23:04:14.15 ID:FfigooDO
影男の正体って……まさか……
おっと、こんな時間に来客が(ry
718 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:04:27.46 ID:Cs/QrWEo
背筋が寒くなった、100歩譲って下駄箱の所は何かの間違いだとしても
生徒会室の前でのあれは明らかにおかしい
あいつが…影男なのか…?
そのまま言葉を発しないまま、気がつくと俺たちは4Fの廊下の右端の部屋
【天文部】と書かれたドアの前にいた
時刻は、深夜1時58分
ドアに手をかける、心臓が早鐘のように脈打つ
ゆき兄は静かに窓の外を見ている
震える手を抑え込んで、意を決して俺はドアを開けた
「…普通だな」
ゆき兄が言った
本当に普通だった、物が沢山置かれていて少し狭い感じの部室には特におかしい所はなかった
時計を見る…2時丁度…
「…深夜の校舎への侵入…
盛大に校則違反ですね」
「!!!」
振り向くと、あの男子生徒がいた
顔は、見えない
ガチャリと、鍵の閉まる音がした
「…見逃してあげたと言うのに
折角助かった命を無駄にするとはね…」
「…お前、執行部だな?」
ゆき兄が言った
執行部…?
「…僕は、1-Aの空天しげる
察しの通り執行部の1人だ」
「影男として学園の風紀を乱す輩を取り締まってたんだな」
「奴らは…夜が好きでね
深夜に寮を抜け出し遊んだり…だから夜に落としてあげたんだ」
「…俺も夜は大人しく寝ておきたいんだがな
そういうわけで見逃してくれないか?」
「ク、ククッ…馬鹿だな、知ってるだろ…
この学園の法を作るのは生徒会…その法は絶対…
如何なる例外も許されない」
「…チ」
「そして法を犯す者たちを断罪するのが…
我ら執行部!!この空天しげるがお前達を断罪する!!」
「たまゆら!逃げろ!!」
「無駄だ!!!」
その瞬間、まるで電気が消されたように
全ての光が消え、視界が暗闇に包まれた
719 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/30(土) 23:08:06.66 ID:FfigooDO
しげるktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
720 :
白やん
[@台湾]:2009/05/30(土) 23:08:43.52 ID:XPBiZsQo
名前wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
721 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:09:40.51 ID:Cs/QrWEo
「な、なんだこれ!?」
「落ち着けたまゆら!!」
「お前らのような…オマエラのヨウナ…
ソンナニ夜ガ好キナラ…!ズット夜ニイレバイイ!!」
「たまゆら!逃げろ!!ぐっ…!」
「オチロ!!ヨルニ!!」
何かが倒れる音がする
視界は真っ暗なのに周りがドタンガタンバタンと誰かが暴れる音がする
「たまゆらぁぁぁ!!ぼさっとしてないで逃げやがれぇぇ!!」
「コイツッ…!!」
逃げれるわけがない、何も見えない
それに、ゆき兄を置いていくなんて…
俺のせいなんだ…俺が変な意地を張ったから…
ゆき兄はただついてきてくれただけなのに
「やめてくれ!ゆき兄は関係ないんだ!!
頼む!やるなら俺だけにしてくれ!」
「何を言ってる!いいから早く逃げろ!!」
「逃げれるわけないだろ!
頼むよ!ゆき兄だけは!!」
「理由ガドウアロウト、罪ハ裁カレル」
「こいつらに説得は通用しない!!
早く逃げるんだ!!」
「…なんだよ…なんだよ…生徒会って…
執行部って…こんなの…!こんなの認めない!!」
「オマエガ認メズトモ、我ラハ存在シ
コノ学園ノ平穏ヲ守ッテイルコトハ事実ダ
…サッキカラウルサイ奴ダナ、オマエカラ目ヲ奪ッテヤロウ」
「まっ…たまゆらぁあああああ!!」
目は見えない、けれど何かが迫ってくるのを感じた
平穏を守っているだと…?たかが校則違反で視力を奪う?
そんなものが…平穏なわけない!!
「ガッ!?」
「お前らみたいな存在…認めてたまるかぁああああああ!!」
「たまゆらッ!?これは…!」
722 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:12:25.62 ID:Cs/QrWEo
あれ?
俺どうなったんだ?
真っ暗だけどさっきの暗闇とは…何か違う…
「うっ…!」
頭にピシッと電気が走るような、刺激を感じる
何だ…何か聞こえる
『力、目覚めし今
陰を滅する陽の力をお前は得るだろう』
誰だ!
『今こそお前はその手に得るだろう
天地を統べる黄龍の力…比類なき破邪の光を…』
何を言って…
『だが忘るるなかれ…
陰を滅ぼす陽の力、逆もまた摂理…』
待っ…
723 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:16:12.25 ID:Cs/QrWEo
「ナンダ…コノ光ハ…!?」
「たまゆらお前…!」
あれ…俺は何を…?
「…目が見える!」
真っ暗闇だった視界が元に戻っていた
目の前に影男…いや、空天しげるが顔を抑えてよろめいていた
同時に右腕に何か重みを感じた
「な、何だこれ!?」
右腕を見ると、グローブ…いや手甲と言えばいいのか
何かの紋様が書かれた手甲が右腕についていた
手甲は淡い金色の光で薄っすらと光っていた
「クッ…光…!ヤメロ…!!
ソノ光…ヤメロォォォォォオオ!!!」
左手で顔を抑えたまま、右手を突き出し空天しげるは俺に突っ込んできた
しげるの右掌に、赤い目が光っていた
なんなんだよコイツは!
「たまゆら!!!!」
「うっ…!」
頭にまた何かが…!!
『黄龍鉄甲は陰を撃ち滅ぼす究極の破邪の拳
如何なる陰も、その拳撃に耐え切る事は不可能』
黄龍鉄甲…!?
この右腕のがそうなのか…!?
「何ボサッとしてんだたまゆらぁぁぁぁ!!」
「ヨルニオチロォォォォォォォ!!!!」
「…究極の破邪の力…!!!うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
俺は前に踏み出した
しげるの右掌が、頬を掠った
「ナッ…!?」
そのまま、クロスカウンターのように俺の右腕がしげるの顔面に入った
お互いの加速がぶつかりあい、しげるは一瞬の静止の後、後方へと吹き飛んだ
「グガァァァアアアアアアアアア!!?」
吹っ飛んでいろんな物を巻き込みながら
しげるは床に仰向けに倒れた…そして…動かなくなった…
724 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:20:23.11 ID:Cs/QrWEo
「…破邪の…力…
黄龍鉄甲…」
「たまゆら…お前…」
「あ!ゆき兄大丈夫!?」
「ああ…俺は大丈夫だが…
その手甲は…」
「グ、ガグッ…ゲッ…ガッ…!」
「!?」
倒れたしげるが頭を掻き毟り暴れだした
「くそっ…!こいつまだ!!」
「待て、様子がおかしい」
腕を構えると、ゆき兄がそれを止めた
よく見るとしげるは暴れてるというより苦しみもがいてるようだった
「…ああ…!力が…!力が抜ける…!
どうして…!?いやだ…力が…嫌だ…!
誓ったじゃないか…!この力で…!
…夜に隠れる穢れを…!うっ…あぁあぁぁぁ…!!
ウォアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
しげるの体から、黒い煙のような物が上がっている
同時にあたりに響く不気味は叫び声
まるで断末魔の叫びのような…
その叫び声は消え、黒い煙のようなものも薄れて消えていった
後に残ったのは倒れているしげると、静寂だけだった
「…助かったようだな」
ゆき兄が静かにそういって
倒れているしげるに近づいた
俺も続いた
725 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:22:51.16 ID:Cs/QrWEo
しげるは呆然とした顔で天井を見つめていた
その顔は、もう影ではなかった
「…僕の彼女は…
…深夜の道でたむろっていた不良達に絡まれて…
酷い目に合わされて…結局その怪我が元で帰らぬ人となった…
それから…僕は夜を憎んで…人の心を…掻き乱す夜の闇を…憎んで…
だから僕が影となって…闇となって…夜に蠢く奴らを…皆滅ぼしてやりたかった…
そのためなら…僕はなにを差し出しても…!!なのに…僕はもう…!!」
その時、黄龍鉄甲から金色の光が溢れ出した
「なっ!?」
「!?」
溢れ出した光は、部屋の隅に置かれていた天体望遠鏡に集まった
そして光は更に膨れ上がり、辺りは光に包まれた
726 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:25:41.25 ID:Cs/QrWEo
「しげるん、あのね、夜は人の心と似てるんだよ」
「どういうこと?」
「深い闇に落ちる夜もあれば、満天の星の輝きに満たされる時もある
不安を駆り立てるような月の夜もあれば、心満たされるような綺麗な月の夜だってある」
「…うん」
「ねぇ、しげるん…闇を、夜を恐れてはいけない
夜を恐れるということは人の心を恐れること…
…それでもいつか、深い闇に囚われて自らが星の光を閉ざしてしまう時がもし来たなら」
「これは?」
「天体望遠鏡、私のお古だけどね
それで星を見て思い出せばいいよ、人の心にある、星の煌きにも似た小さな、それでも無数にある光を」
「…わかったよ、ツチノコ」
「ツチノコ…ツチノコ…!何で…!!」
「…しげるん…」
「ツチノコ!」
「…私がしげるんに残す言葉…人を信じて…夜の闇の中の光を信じて…」
「…」
「…ごめんね…一緒にいられなくて」
「ツチノコ…」
「人の煌きを…信じて…しげるんもいつか…
心に…満天の星を…」
「あぁああああああああああ!!!!」
727 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:27:39.25 ID:Cs/QrWEo
「…彼女についてですが
道で突然倒れ、たまたま通りすがった少年たちが救急車を呼び…」
違う
「あの子たちが通りすがらなかったら…
そのまま死亡していたものと…」
違う!!!
ツチノコは夜に殺されたんだ
夜に蠢く奴らに殺された
…許さない…決して許さない…!!
夜が…憎い…!夜に蠢く奴らが…!!!!
いつか…必ず…僕が奴らを裁く…!!
「しげるん…」
「ツチノコ…?」
「私の言葉は…伝わらなかったの…」
「違う…違うんだ…」
「…」
「やめてくれ…そんな顔しないで…
僕は…僕は…!!」
「しげるん、手を出して」
「え……これは」
「もう1度、光を信じて見て」
「信じる…信じるよ…だから…だから…」
「それで…いいの…」
「待って…待ってよ…!!
嫌だ!行っちゃ嫌だよ!!」
「私も…空に輝く星となって…
しげるんが光を見つめられるなら…いつも…傍に…」
「つちのこぉぉぉぉぉ!!!!」
728 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:30:01.27 ID:Cs/QrWEo
光が消えた
月と、星の明かりに照らされた部屋で
しげるは天体望遠鏡を抱きかかえて、泣いていた
「わかって…たんだ…ツチノコが死んだのは…誰の責任でもないことを…
でも…僕は…!それを受け止めれなくて…誰かのせいにして…!
そうしないと僕は耐え切れなくて…怨みを抱いていないと…生きれなかったんだ…!!」
ゆき兄は何も喋らなかった
ただ、目を伏せて、そこに立っていた
俺は、ゆっくりしげるに歩み寄った
「…もう1度、信じてみればいい」
「う…くっ…」
「永遠の闇が続く夜なんて、無いんだから」
「…ツチノコ…僕は…やっとわかったよ…
どんな夜でも見えないだけで…星はずっと輝いている…
見えなくしていたのは…僕だったんだ…」
「…」
「…そっか…これが…今まで目を背けてた…夜に輝く…
…綺麗…だな…」
しげるは目を瞑って動かなくなった
「お、おい!?」
「心配ない…過度の疲労で意識を失ったんだろう」
「本当に?」
「ああ…しかし驚いた…その右腕のそれは…」
「俺にもよくわからない…けど
きっとこれは…悪い力じゃないはずだ…
その証拠にしげるの闇が祓われた…」
「…そうだな」
静かに、ゆき兄は呟いて
僕らはしばらくそこで空を見ていた
星は、綺麗に、輝いていた
まるでしげるの心を映しているかのように…
「寮に戻ろう…今日はもう休んだほうがいいだろう
そいつもな」
ゆき兄がしげるを指差して言った
俺たちはしげるを担いで、寮へと戻った
729 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:30:52.35 ID:Cs/QrWEo
「…闇の気配が消えただと…?」
「まさか…やられたとでもいうのか?」
「…馬鹿な」
「…我ら力を持つ者を…誰がどうやって…?」
「1人消されたそうだな」
「会長…」
「情報は入っている、奴を倒したのは…
転校生のたまゆら…」
「…転校生」
「心配しないでください
所詮あいつの力は視力を奪うだけの…いわば守りの力」
「攻めの力を持つ我らで、必ず転校生を断罪します」
「…期待しているよ」
「…兎に角、奴が何を考えてるかは知らんが
しげるを倒したというなら…」
「…だが敬意を表し、しばらくは学園生活を謳歌させてやろう」
「だが次は…無い…」
730 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/30(土) 23:31:51.16 ID:Cs/QrWEo
男子寮 -ゆき兄の部屋-
「…やっぱり運命なのか…これは?
陰が集まれば…バランスを取るために陽が集うと…?」
ゆき兄はコーラの缶を机に置いた
「…黄龍の器…か」
第1章 -煌きの星-
終
731 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/05/30(土) 23:39:44.66 ID:FfigooDO
ゆき兄乙!
やべぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwktkが止まらないwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
732 :
白やん
[@台湾]:2009/05/30(土) 23:41:16.59 ID:XPBiZsQo
ゆきに乙!
これはwwwwwwwwwwwwwwwwいい話wwwwwwwwwwww次が待ち遠しいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
733 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/05/31(日) 00:11:43.82 ID:cJipwADO
で、アニキの出番まだ?
734 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/05/31(日) 00:13:15.19 ID:WZ1L/nQo
>>733
ゆっくり待っててください^^
735 :
空天未開砕片綺羅点灯剥落彼方
2009/05/31(日) 02:06:24.15 ID:dRq.UsDO
視力を奪う
↓
視神経をダメに
↓
鎬「ヒモ…切るぜ!」
↓
噛ませ犬
736 :
リリーホワイト
2009/05/31(日) 04:53:02.67 ID:cJipwADO
朝ですよー
737 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/05/31(日) 08:07:35.80 ID:59rKkwgo
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader1035411.jpg
なんというか・・・古そうです・・・
738 :
たまゆら
2009/05/31(日) 10:44:51.99 ID:K2E9zg6o
ノノノノ
( ゚∋゚)
/⌒\/⌒ヽ___
| ̄⌒\ 彡ノ_. |
|___\_|__ 丿_|
/_____\彡ノ__\
‖ \ヽ ‖
ヽミ
まるで俺がマジメな少年のように書かれている・・・・やはり前回の設定がおかしかったのだな!
739 :
白やん
[@台湾]:2009/05/31(日) 11:19:42.34 ID:hQsAUx6o
>>738
前回のも結構イメージ通りです^^;
740 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/06/01(月) 00:00:30.73 ID:SYvNsaoo
げつようび!
741 :
【だん吉】
2009/06/01(月) 00:34:29.12 ID:SYvNsaoo
1!"
742 :
【末吉】
2009/06/01(月) 00:57:14.42 ID:.57rdoDO
月曜日だと…?
743 :
リリーホワイト
2009/06/01(月) 06:00:23.33 ID:E5.sB.DO
朝ですよー
744 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/01(月) 07:02:40.33 ID:QN7oBmoo
朝ですねー
745 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/01(月) 08:19:16.73 ID:.57rdoDO
朝ですかー
746 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/01(月) 18:04:09.54 ID:QN7oBmoo
お腹いたーいお腹いたーい…
747 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/01(月) 18:57:19.50 ID:.57rdoDO
>>746
だから拾い食いはやめろと何度言ったら(ry
748 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/01(月) 19:27:00.77 ID:QN7oBmoo
>>747
ヤチャマルが送ってきた三重県産のイベリコ豚を食べたら…
749 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/06/01(月) 19:28:58.03 ID:SYvNsaoo
>>748
あれれ〜?それ三重県産じゃなくて広島産って書いてあるよ〜?
750 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/01(月) 19:41:26.68 ID:QN7oBmoo
>>749
何も広島県だけにイベリコ豚がいるとはかぎるまい
もしかしたらアマゾンにだっているかもしれないじゃないか
アマゾンにいるなら三重にだっていてもおかしくないだろ?
751 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/06/01(月) 19:57:58.08 ID:SYvNsaoo
>>750
そ・そうだね^^;
752 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/01(月) 20:02:00.90 ID:.57rdoDO
イベリコ豚ってスペイン産だろ…?
753 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/01(月) 20:12:07.56 ID:QN7oBmoo
>>752
だからスペインにいるならアマゾンにだって(ry
754 :
リリーホワイト
2009/06/02(火) 04:26:38.01 ID:iq0wYcDO
朝ですよー
755 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/02(火) 04:49:23.85 ID:sgXnAp2o
明るくなるのが早くなったから
朝速報も早くなってきてるなwwwwwwwwwwwwwwwwww
756 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/02(火) 15:09:26.19 ID:sgXnAp2o
すっかり夜行性になってしまった
カーテン閉め切ってまるでドラキュリア
757 :
夜の王
2009/06/02(火) 19:43:28.92 ID:iq0wYcDO
同じく夜行性
758 :
始祖なる闇
◆01XySrzV/Q
2009/06/02(火) 20:38:22.80 ID:sgXnAp2o
>>757
闇はいいよね
759 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/06/02(火) 22:05:44.28 ID:y/jipCw0
青森
秋田岩手
山形宮城
新潟福島
富山群馬栃木
島根鳥取兵京都福井石川長山(゚∀゚)茨城
長佐福岡 山口広島岡山庫 奈滋賀岐阜野梨東京千葉
崎賀熊 良三重愛知静岡神奈川
本宮崎 愛媛香川 和歌山
鹿児島 高知徳島
沖
縄
760 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/02(火) 22:11:50.51 ID:sgXnAp2o
>>759
北海道…
761 :
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2009/06/02(火) 22:24:39.05 ID:wbOYJoso
青森って半島にあったんだな・・・
762 :
白やん
[@台湾]:2009/06/02(火) 23:49:45.68 ID:Nu996Fgo
>>759
これ見ると俺がどこから移住してきたのかわからなくなる
763 :
リリーホワイト
2009/06/03(水) 04:28:27.43 ID:BFsx0oDO
朝ですよー
764 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/03(水) 16:38:09.47 ID:aScu/o.o
雨で楽しむアフタヌーンコーラはまた格別である
「あらっ?雨よ!」
「まぁ素敵な午後ね!ユキザベート、一緒に紅茶を飲みましょう?」
「私コーラがいいわ、シロリス」
「じゃあ私もうどんがいいわ」
765 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/03(水) 19:44:40.07 ID:aScu/o.o
白やん:うどん
やちゃまる:酒
俺:邪眼
766 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/06/03(水) 22:05:09.26 ID:qPhP8qE0
>>759
大阪もないことに今気がついた
そして、今月祝日がないことにも・・・
767 :
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2009/06/03(水) 22:15:10.25 ID:JsD544co
大阪は日本じゃないだろ
768 :
旧サーバーにロールバックしましたFrom vs302.vip2ch.com sv
2009/06/03(水) 22:21:00.44 ID:gukfVswo
大分も日本じゃないな
769 :
白やん
[@台湾]:2009/06/04(木) 02:41:46.15 ID:EvTKN5Eo
>>765
お前は何が言いたいんだ?^^
770 :
酒
2009/06/04(木) 03:18:36.76 ID:9r97LIDO
>>765
何故にうどんwwwwwwwwwwwwwwwwwwww謎すぐるwwwwwwwwwwwwwwww
771 :
リリーホワイト
2009/06/04(木) 05:03:38.51 ID:E/blFADO
朝ですよー
772 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/04(木) 19:53:06.55 ID:ormONeIo
夕飯
ししゃも
773 :
リリーホワイト
2009/06/05(金) 06:34:29.26 ID:0LJpCMDO
朝ですよー
774 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/05(金) 19:01:10.30 ID:up/fT7ko
凄いなー
ヤチャマルがマジメに仕事してるって時点で世の中おかしいと思えるわ
775 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/05(金) 19:05:57.29 ID:up/fT7ko
と、明日夜10時ね
すっかり生き辛い世の中だな…
よし俺が変えてやる!!
776 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/05(金) 20:29:40.23 ID:xvQXFEDO
>>774
経費削減で人減らされたからシャレにならん
しかも職種変更+前の職種の技術的サポートとか[
ピーーー
]るおwwwwwwwwwwwwwwww
もちろんまだ帰れない…(´ω`)
777 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/05(金) 20:53:03.89 ID:up/fT7ko
>>776
ヤチャマルでこれなんだから世の中の普通の人とかヤバそうだ!
本当にヤバイよこれ!
778 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/05(金) 20:57:19.86 ID:up/fT7ko
しかし縛らつけられることなく解放の世界をただ1人歩む僕
例え未来が見えぬとしても今を楽しむために
779 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/05(金) 21:30:41.64 ID:HMLMOIDO
将来に不安はあるけど今が楽しいから仕事なんかに縛られないでニートやるおwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
って事か
780 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/05(金) 22:09:24.08 ID:xvQXFEDO
>>779
携帯からだと…?
無事帰国おめwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
781 :
リリーホワイト
2009/06/06(土) 06:12:10.38 ID:dWxx72DO
朝ですよー
782 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/06(土) 06:24:22.14 ID:cXbwcUco
おはようございます。
783 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 08:57:05.20 ID:N1Rn/Z6o
>>779
邪眼言語翻訳プログラム…ジャイブトーキンを起動します…
解析中…
…
解析が終了しました
「美しき世界を見るために邪魔なものはそのルールにて
故に僕は神代を求めるだけの存在でありて
神とて未来を見ること叶わず
わからぬ故の未来と言うならばそれこそが生きた証なれど…」
784 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[力化]:2009/06/06(土) 20:38:11.71 ID:aYtXg3I0
エキサイタ翻訳
邪眼言語 → 日本語
見たいものしかみたくないんだ!嫌なことは俺ルールでいいよね!
つまり僕は欲しい物をねだる為にいるんだ!
神様だって未来なんかわかるわけないじゃん!
未来なんかわかんないけど、未来になればわかるよ!
こうですか?わかりません
785 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:19:00.19 ID:N1Rn/Z6o
>>784
いいかもしれない
なんかパー速調子悪かったね!
786 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/06(土) 22:20:05.67 ID:JnwJJ.DO
あれ…?
今日の10時じゃなかったっけ?
787 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:22:10.40 ID:N1Rn/Z6o
>>786
いや、なんかパー速調子悪くて…
今からやるよ!
しかし同時に寝てたとも言えない
788 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:24:30.24 ID:N1Rn/Z6o
2時限目 - 壊せぬ決意 -
9/21(金) 朝
目覚ましが鳴り響いた
非常に眠い…あと軽く右腕が筋肉痛
なんとかベッドから這い出して顔を洗う。
昨日のあれはもしかしたら夢だったんじゃないだろうか
そう思って机の上を見ると…夢じゃない証拠があった
しげるとの争いの中、突然謎の声と共に俺の右腕に現われた破邪の武器『黄龍鉄甲』
あの声がなんなのか、そしてこれが何なのか、全部謎だらけだ
だけどこれがなければ今頃俺とゆき兄は視力を失っていただろう
それに、これから溢れ出た光がしげるの心の闇を祓ったのも事実だ
…溢れ出たと言えば…しげるから出ていたあの黒い煙は何だったんだろう
黒い煙から断末魔の叫び声が上がっていたような気もしたが
「あ…遅刻する」
慌てて用意を済ませて部屋を出ようとする
「さすがに…学校には持っていけないか」
俺は黄龍鉄甲を机の上に戻して部屋を出た。
789 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:26:08.25 ID:N1Rn/Z6o
- 2−C教室 -
「たまゆら君おはよ〜ぅ、遅刻寸前じゃん」
教室に入るなりリカが話しかけてきた
ん、そういえば…
「ゆき兄…きてる?」
「ううん、元に戻ったというか何というか…
多分昼まで来ない…いや昼になっても来るかどうか
全く人が心配してあげてるのに…だいたいあいつは昔から−」
リカはゆき兄の文句を言い始めた
しかし正直今日はしょうがないかもしれないという気もする
俺だって転校したてという看板が無ければサボってたかもしれない
…ちょっとゆき兄がうらやましい
「…あ、ごめん、ついつい1人で喋っちゃった」
「ああ、いや…」
「どしたの?…ていうか目の下のクマが…
夜更かしでもしたの?」
夜中にゆき兄と学校に忍び込んで
影男というか執行部の1人と戦って謎の武器を手に入れて
それで執行部を倒したなんて言えるはずもない
「なんか眠れなくてさ…
ズルズル起きてるうちにちょっとね…」
「また悩みごとでもあるの?」
「いやいや、本当普通に眠れなかっただけだって」
「そっか、よかった、うんうん、そういう時もあるよね
おっとそろそろ授業始まるね、頑張ってね」
「ははは…居眠りしそ…」
790 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/06(土) 22:26:24.13 ID:JnwJJ.DO
>>787
まだ重いけどね…(´ω`)
おまwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
791 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:28:19.98 ID:N1Rn/Z6o
9/21 昼休み
居眠りはしなかったものの内容は全く頭に入ってこなかった
昨日のことをどうしても考えてしまう
「…よぉ」
「あ」
ゆき兄が横に立っていた
「疲れてるみたいだな
俺に気づくまで随分かかった」
「…今来たの?」
「ああ、さっきまでグッスリ寝させてもらったぜ
誰かさんみたいにタフじゃないんでな」
「ぬぅぅ…」
「まぁそう睨むなって
いい話を持ってきてやったから」
「いい話?」
「ここに来る前に保健室によってヤチャに話を聞いてきたんだが
影男に視力を奪われた奴の視力が軒並み回復したらしいぜ」
「…」
「今全員回復したが確認してる所だ
最も確認の必要すら無いかもしれないがな」
「そっか…よかった…」
「…お前は本当にお人好しだな
あいつらだけじゃなくてしげるの奴まで救っちまうんだからな」
「しげるを救ったのは俺じゃなくてあの黄龍鉄甲の…」
「お前だよ、間違いない」
「…」
「まぁいいや…あ〜あ…飯食うのすらダルいわ
…あー、そうそう、どうせロクに授業の内容が頭に入ってこないんだったら
素直に体力の回復に努めたほうがよっぽど生産的だぜ?」
「…む」
「気が向いたら屋上に来い
多分俺は午後はそこで時間潰してからな」
「…丸一日サボる気か?」
「言ったろ、どうせ内容が入ってこないんだったら
休んでるほうがよっぽど生産的だってな…じゃあな」
ゆき兄はふら〜っと教室を出て行った
確かに一理あるが…いや、いかんいかん
転校してきてまだ1週間なのにサボったりしてたら色々とマズい気がする
とりあえず授業には出ておいたほうがいい
よし、多少目も覚めたしお昼ご飯でも食べよう
シャインでゆっくり食うって気分でもないし売店で済ますか
792 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:32:55.82 ID:N1Rn/Z6o
売店で3個ほどパンを購入した
さてどこで食べるか、と考えて歩いていると曲がり角で衝撃を受けた
「うわっ!?」
「わっ!?」
俺はバランスを崩してそのまま尻餅をついてしまった
「ごめん、急いでたから…!」
ぶつかってきた男子生徒は飛び散ったパンを拾い集めて渡してくれた
「怪我はない?」
「大丈夫だよ」
「これ、お詫びにあげるよ…!」
「あ…うん、ありがとう」
手渡されたのは…うまい棒…なんで?
「それじゃ本当にごめんね!じゃ!」
「ああ…どうも」
なぜうまい棒なのかよくわからない…
まぁいいか後で食べよう
そう思ってポケットにうまい棒を突っ込んだ
793 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:34:36.60 ID:N1Rn/Z6o
「ん、なんだ、たまゆら、結局来たのか」
ゆき兄がニヤニヤしながら話しかけてくる
「授業はちゃんと出る、昼飯を食いにきただけだよ」
教室に戻って食べようかとも思ったが
もうだいたい皆食べ終わっている中で1人で食う気にはなれなかったから結局屋上で食べることにした
食べてる間ゆき兄はずっとどこかを眺めていた
最後のパンを食べ終わった辺りでゆき兄が話しかけてきた
「たまゆら、黄龍って何か知ってるか?」
「聞いたことはあるけどよくはわからない…」
「あの武器について気になるなら調べておけばいい
放課後にでも図書室に行って見ろ」
「わかった…けど、ゆき兄知ってるんじゃないのか?」
「…説明がめんどくさいから自分で調べろと言ってるんだ」
「…」
「ま…はっきりいって突然現われた黄龍の名を冠する武器なんて
どんな文献を調べても無いとは思うがな
それでも気になるならとりあえず黄龍についておおまかには知っておくのがいいだろう」
「…ああ」
「図書室にいったらピュアって奴に聞いてみな」
「ピュア?」
「ああ、ピュアだ」
「…わかった」
「さて…もうすぐ昼休みが終わるが
どうすんだたまゆら?」
「授業には出るよ」
「…真面目だねぇ」
ゆき兄はそれだけ言うと影のほうに移動して寝転がった
そしていってらっしゃいと言わんばかりに手を振った
イラっとしたことを伝えるためにドアを乱暴に開けて俺は教室に戻った
794 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:38:24.77 ID:N1Rn/Z6o
9/21 放課後
HRが終わった
朝よりかはだいぶ目が覚めていた
ゆき兄言われたとおり、図書室で黄龍について調べてみよう
そうえいば図書室にはまだ行ったことがなかったな
図書室では数人の生徒が本を読んでいた
意外と広く、1人で黄龍について調べるのは骨が折れそうだった
そういえば、確かピュアって人に聞いてみろってゆき兄がいってたな
とりあえず受付にいたメガネの男子生徒に聞いてみることにした
「すいません、ここにピュアって人は…」
「…僕がそうです、何か用ですか?」
「あ、その、黄龍について…教えてもらいたくて…
貴方に聞けばいいって…言われて」
「黄龍?」
「ええ、黄龍」
「――黄龍、コウリュウやオウリュウ、ウォンロン、ファンロンと発音されるが
日本では主にオウリュウと読む。
中国の伝承や五行思想に現われる、黄色、もしくは金色の龍であり。
朱雀、青龍、白虎、玄武等の四神の長とも呼ばれ中心的存在であり
四神が東西南北の守護獣なのに対し黄龍は中央を守るとされる。」
いきなりペラペラとピュアと言う人は喋りだした
凄い、何も見ずにいきなりこんな…
「黄龍は皇帝の権威を象徴する龍とされ、後に麒麟に置き換えられたり同一視されるようになった。
さらに中国の伝承では泥水の中で500年を過ごした蛇が龍になるといわれている。
この龍は雨を降らせる蛟龍(こうりゅう)と呼ばれ、さらに1000年経つと龍
500年経つと角龍、1000年経つと応龍にになると言われている。
応龍の中でもとくに老練なものが黄龍と呼ばれ,世界の中央を守護する神獣とされている」
そこまで喋った後にピュアという生徒はチラリとこちらを見た
「それで、他に聞きたいことは?」
「あ、いえ…」
「そう、それじゃごゆっくり」
なるほど、要するに黄龍ってのは世界を守る神獣と考えればいいのか
それじゃああの時、頭に響いた声は黄龍?
795 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/06(土) 22:39:43.44 ID:JnwJJ.DO
うまい棒wwwwwwwwwwwwwwww
カリスマカリピストの彼ですね、わかります
796 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:41:35.32 ID:N1Rn/Z6o
「しかし…」
「え?」
「突然黄龍について聞かれたのは初めてだ
最も僕は誰に何を聞かれても淀みなく答えるためにあらゆる知識を探求しているがね」
「そうなんですか?」
「知識はどれだけあろうと困ることは無い、むしろ様々な局面で知識があればあるほどより正確で適切な判断を下せる
なにより、知識を得るということ自体が楽しいだろう?」
「そ…そうですね」
「…書物には書物の運命がある。 運命を決めるのは、 読者の心である」
「え?」
「テレンティウス・マリウスの英雄歌より…
本は丁寧に扱ってね…」
それだけ言うとピュアは何かの作業を始めた
なんだか圧倒された俺はしばらく自分で黄龍について調べてみることにした
…だがだいたいさっきピュアが話してくれたことばかりで時間の無駄だった
それでも五行思想や風水など色々と本を漁ってみた
「…西に黄色の物を置くと金運アップか…」
「ねぇ」
「え?」
顔を上げるとピュアがいた
「閉館、早く帰ったほうがいい
もうすぐ下校の鐘が鳴る」
そうか、時間を見てなかったけどもうそんな時間だったのか
本を棚に戻して、図書室を出ようとした
「また来るといい」
「はは…それじゃ…」
気に入られたんだろうか…
797 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:43:32.66 ID:N1Rn/Z6o
9/21 夜
部屋で黄龍鉄甲を調べてみる
別に何の変哲もない、手甲。
ただし表面に書かれているというか彫られているのは先ほど図書室の本で見た黄龍の図にそっくりだ。
特に光るような部分も見つからないし、本当に何の変哲も無いただの手甲だ。
見つめながらぼーっとしているとドアがノックされた。
「はい?」
「あの…空です…」
「!?」
空?しげる?
まさか…報復に来たってのか!?
「あ…う…」
「あ、その…安心してください、もう敵意は無いです
ただ少し話しを…」
恐る恐るドアに手をかける
このドアを開けた瞬間にまた真っ暗闇とかになったらどうしよう
念のために黄龍鉄甲をつけておくか…?
いや、敵意は無いと言ってるんだし…信じよう
思い切ってドアを開ける
ドアの前には申し訳なさそうな顔をしたしげるがいた
「すみません…ただどうしても話が…」
「ああ…うん…」
「何から話せばいいのか…そもそも話して…いいのか…」
しげるは目を伏せて落ち着かなさそうにしている
言いたいことがあるのに言い出せない、そういう雰囲気だ
しばらく考え込んだ後にしげるは言い出した
「…多分…もう貴方は執行部に目をつけられています」
「え?」
「僕がやられたことは恐らくもう執行部員や生徒会全員に知れ渡ったと思います
そうなると間違いなく彼らの興味は僕を倒したたまゆらさんに向くはずです」
「俺に…?」
「恐らくすぐには動いてこないでしょうけど…そのうち必ず彼らは動いてくると思います…」
「…そんな」
「執行部員は全員が僕と同じように常識を超越した力を持っています
僕は執行部員の中では最も新しくて力は弱いほうでしたけど…」
「…」
開いた口が塞がらない
要するに悪の組織に狙われてていつ襲われてもおかしくない状況ってことだ
さらにあの視力を奪ったりする能力が弱いほうだって?
それじゃあ他の執行部員は一体どんな力を持ってるっていうんだ
798 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:47:47.47 ID:N1Rn/Z6o
「執行部員は普段は一般生徒に紛れて、普通の部活動にも所属しています
これは生徒全員が知っていて常に見張られているというプレッシャーを与えて
校則を犯そうとする生徒を牽制しているんです
最もたまゆらさんは転校したてでよく知らないと思いますけど…」
「…そうなんだ…」
「…それと…その…力についてですけど…」
そうだ、それが気になっていた
どうしてあんな能力を身につけたのか
「…僕の力は生徒会長に与えられました
他の皆も、あの人に力を与えられました」
「生徒会長に…?」
「…力を与えられた時、僕は思いました
この力で夜に隠れる穢れ全てを浄化してやる、ツチノコを奪ったこの夜に永遠の沈黙を…って」
「…」
「今ならわかります…
…この力はただ得たわけじゃない
代償として、大事な何かが歪み、重要なことを忘れてしまう…」
しげるは辛そうに語っている
ツチノコへの強い想い、それが力を得たことによって歪んでしまい
あのような凶行に出たということなのだろうか
「…僕は貴方に死んで欲しくはない
だから僕は執行部員全員に話をつけます」
「え?」
「新参の僕の言うことをどこまで聞いてくれるかわかりませんが…
それでも何とか説得してみます」
「でも、他の奴らも力を持ってるんだろ…?大丈夫なのか?」
「正直わかりません…
ただ僕も執行部員ですからね、そこまで手荒な真似はされないと思います」
「…どうしてそこまで?」
「暗い夜の闇を貴方は照らしてくれた
おかげで僕はツチノコの残した言葉をやっと理解できたんです
…心配しないでください、たまゆらさん
必ず他の執行部員を説得してみます」
「…ありがとう」
「いえ…それじゃ…おやすみなさい」
しげるはお辞儀をして去っていった
しかし学生の身で生き死にがどうこうという話になるとは思わなかった
とにかく今はしげるを信じるしかない
俺は不安な心をごまかすように部屋に戻ってベッドに潜り込んだ
799 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:51:25.85 ID:N1Rn/Z6o
9/22(土) 午前
目覚めると時計は11時を回っていた
随分と寝てしまっていたようだ、休日は素晴らしい。
ベッドから這い出して着替える。
それから昼飯…俺にとっては遅めの朝食を取るために部屋を出た
寮の廊下でゆき兄と出会った
「よぉ、今から飯か?」
「ああ」
「俺は今からシャインに行くんだが一緒に来るか?」
「え?シャインって休みの日も開いてるのか?」
「ああ、シャインはたまに休みはあるが基本年中無休だ」
「便利だな」
「24時間営業だしな、それでどうする?」
「じゃあ俺も行くよ」
ゆき兄と一緒にシャインで昼食を取ることにする
シャインに入るとカナが近づいてきた
「いらっしゃいませ〜
…む、珍しい、ゆき兄君が誰かと一緒だなんて」
そうか、リカと友達ってことはゆき兄とも面識があってもおかしくはないか
「俺だってたまには誰かと飯を食うことぐらいある」
「おー、しかも相手は誰かと思ったらたまゆら君だー」
「人の話を聞け」
「うんうん、やっとゆき兄も人並みにコミュニケーションが取れるようになったのか」
「現時点で1番コミュニケーションが取れてないのはお前だ
いいからさっさと席に案内してくれ」
「はーい、こちらにどうぞー」
席に案内され
ゆき兄はさっさと椅子に腰掛けた
続いて俺も座る
800 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:53:54.62 ID:N1Rn/Z6o
「ご注文は?」
「普通決まったら呼んでくださいって言うもんじゃないのか」
「だってゆき兄いつも決めてからくるからすぐに言うじゃん」
「…鳥唐翌揚定食とコーラな」
「はい、鳥唐翌揚定食とコーラっと…たまゆら君は?」
「ええと…カレーライス…」
「はい、カレーライスですね、少々お待ちを〜」
カナは奥に引っ込んでいった
どちらかといえばもっとあっさりした物が食べたかったんだが
急かされているような気がして、無難に選んでしまった
「…そういえば、黄龍について調べたのか?」
注文したのになぜか今更メニューを見ながら
ゆき兄が尋ねてきた
「ああ、一応調べてみた」
「そうか、まぁどうせ大した発見はなかったんだろ」
「まぁ…ね」
「何から何まで常識では計り知れないことばかりだからな」
「…そういえば昨日の夜にしげるが尋ねてきたよ」
「しげるが?」
メニューから目を離してゆき兄はこちらを向いた
「執行部と、力について聞いた」
「…ふむ」
「…あの力は生徒会長に与えられたと言っていた
そんな力を持つ生徒会長って…どういう奴なんだ?」
「…」
「教えてくれないのか?」
「知らなくてもいいことだってある」
「…そうかよ」
「おまたせしました〜カレーライスと鳥唐翌揚定食とコーラになります!
ご注文の品は以上でよろしいですかー?」
丁度よくカナが料理を運んできた
「…まぁとりあえず食え、冷めないうちにな」
「ああ」
急かされて頼んだカレーライスだが割とおいしい
801 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:55:35.50 ID:N1Rn/Z6o
無言で食べていてふとゆき兄のほうを見た
「…よく、コーラでご飯が食えるな」
「関西人がお好み焼きをおかずにご飯食ったりするのは俺らから見ればおかしいが
本人達にとってはごく普通のことらしい」
「そうらしいね」
「同じことだ」
「…あ、そう」
「どちらかといえば俺はうどんとご飯を一緒に食う奴のほうがおかしいと思う」
「何のことだ?」
「いや、別に…」
その後は食べ終わるまで無言だった
聞いちゃいけないことだったのかな…
程なくしてカレーライスを食べ終わった
ゆき兄もあらかた食べ終わったようだった
「…休日だが、街に出てみようとは思わないのか?」
唐突にゆき兄が聞いてきた
「特に欲しいものも行きたい場所もないし…
何よりこの辺りの地理がまだよくわからないしな
そういうゆき兄こそ出ないのか?」
「出るのはいいが帰るのがめんどくさくなるからな
行きはよいよい、帰りは怖いってやつだ」
「…本当にめんどくさがりなんだな」
「無駄なことはしない主義でね」
ゆき兄は少し余ったコーラを飲みだした
会話が途切れて後ろの席の男子生徒同士の会話が聞こえてきた
「なぁなぁ、今度夜にこっそり駅裏のクラブいってみないか?」
「いまどきクラブってどーよ」
「けっこう可愛い子いるらしいぜ」
「でも校則違反じゃね?」
「バレなきゃかまわねーよ」
「まぁ…そうなんだけど…俺があいつらだったらお前ヤバかったぞ」
「いくらあいつらでもこんな他愛も無い会話をいちいち聞いてるわけないだろ
そんでどうするよ?」
そこまで聞いてふとしげるの言ってたことが思い浮かんだ
【執行部員は普段は一般生徒に紛れて、普通の部活動にも所属しています
これは生徒全員が知っていて常に見張られているというプレッシャーを与えて
校則を犯そうとする生徒を牽制しているんです】
…でも確かにこんな他愛も無い会話をいちいち聞いてるはずも無いだろう
執行部の人数が極端に多いならともかく、恐らく全校生徒の1割にも満たないはずだ
それで学園全部の生徒同士の会話に耳を傾けるなんて不可能だ
802 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 22:58:31.12 ID:N1Rn/Z6o
「…そろそろ出るか?」
ゆき兄が言ってきた
見るとコーラのグラスも完全に空になっていた
「あ、待って、その前にトイレいってくる」
席を立ってトイレに行こうとする
すると軽く肩が通りすがりの人にぶつかった
よく見ずに立ったせいだ
「あっ…と、すみません」
「あ、こちらこそすいません…あれ、確か君…?」
「ん…あ、昨日昼にうまい棒をくれた」
「ああ、やっぱり、偶然だね、2−Dのえび助です」
「あ、俺はこの前転校してきた2−Cのたまゆら」
「転校してきた…?」
「うん、一週間前にね」
「そう…君が…
色々と話は聞いてるよ、でもまさか君とは思わなかった」
「ははは…あんまり目立ってないからね」
「…いや、目立ってるよ…充分ね」
「え?」
「なんでもない、それじゃあね」
えび助は手を振って行ってしまった
俺もさっさとトイレを済ますことにした
用を足しながら考えて見た
やっぱり転校生ってだけで充分目立つのかなぁ
でも顔は知られてないみたいだな…
あまり他のクラスと関わりもないしそんなもんか
トイレから戻って席に戻るとゆき兄が立っていた
「おかえり、そんじゃ出るか」
「おう」
803 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:01:36.59 ID:N1Rn/Z6o
レジに向かおうとした
「あれ?何だこの箱?」
「…そういえば…さっきまで無かったよな?」
ちらりと見てみると男子生徒は直径5cmぐらいの小さな正方形の箱のような物を持っていた
「開けてみるか?」
「大丈夫か?」
「開けてみたら誰のかわかるかもしれないだろ?
…あれ、でもこれどっから開けるんだ?」
男子生徒は箱を開けようと四苦八苦している
なんとなく気になってその光景を見続けたが箱はどうやっても空かないらしい
「たまゆら何やってんだ、さっさと行くぞ」
「あ、うん、ごめん、今行くよ」
気になるが、まぁいいや
「ごめんごめん、今――」
振り向いてレジに向かおうとしたその時
ドゴォン!!と真後ろから大きな音と衝撃を感じた
「うわぁぁ…あっ…あぁぁぁぁああああ!」
慌てて振り向くとさっきの男子生徒が右腕を抑えて顔を歪ませていた
右手から血が流れていた
辺りには物を焼いたような匂いが立ち込めていた
「だ、大丈夫か!?」
慌てて駆け寄る
「いてぇ…!なんだよコレ…!うっぐ…!!」
ど、どうしよう、とりあえずこういう時はどうすればいいんだ
「心配なら保健室に連れてってやれ」
「ゆき兄!?」
「大したことはない、右手が吹っ飛んでるわけでもないし指もついてる
骨が見えてるわけでもないしな」
「…」
「だ、大丈夫ですかー!?一体どうしたんですか!?」
804 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:03:02.26 ID:N1Rn/Z6o
驚いた顔でカナが近づいてきた
「わからない…!箱が突然…!」
「ば、爆弾ですか!?」
「おい、カナ」
「ゆき兄、あんたの仕業!?」
「んなわけあるか、それより保健室に連れていってやれよ」
「りょ、りょうかい!」
カナさんは男子生徒の左手を引っ張ってドアから出て行った
ゆき兄がこっちを見て言った
「お前はどうすんだ?」
「俺も…ついていってくる」
「そうか、ほら」
ゆき兄は手を出した
しかし何も無い
「え?」
「カレーライスの代金」
「…」
ゆき兄に500円玉を渡し、俺はシャインを飛び出た
小走りで追いかけると校舎の前辺りでカナに追いついた
「待って!俺もついてく!」
「あ〜!たまゆらさ〜ん!よかったー!心細くてー!」
カナと、怪我した男子生徒を保健室まで連れて行く
ドアを開けるとぼけーっとした顔でヤチャマルがPSPで遊んでいた
805 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:05:54.44 ID:N1Rn/Z6o
「ん…?」
こちらに気がついた
「…おととい、ゆき兄と来た…ええと、たまゆらか
どうした?」
「そのー…怪我人を運んできました」
「めんどくさいな…折角グラビモス2体がいい調子だったのに…」
「めんどくさいって…」
「ま、仕方ないか、怪我人は誰だ?」
俺とカナは右手を抑える男子生徒を椅子に座らせた
男子生徒はだいぶ落ち着いているようだった
「ふーむ、そこまで酷い怪我じゃないな
軽度の火傷と軽く皮が破れてるだけだ、すぐに治る
消毒と包帯ぐらいは巻いておいてやる」
それだけ言うと乱暴に何かの液体を男子生徒の手にぶっかけ始めた
男子生徒は染みる!染みる!と悶えていた
「ああ、お前らもういいよ
ご苦労さん、相手をしてやりたいところだがこいつの手当てをしたら迅速でグラビモスを討伐しなければいけない」
「…」
「そんな顔すんな、話がしたいなら…
…うん、今日の夜にでもイビルアイにでも来るといい」
「イビルアイ?」
「今日は多分イビルアイで飲んでるからな
はい、そんじゃ出てけ出てけ」
半ば強引に追い出された
随分と適当というかフリーダムな保健医だ
「いやー、本当びっくりしましたねー
それじゃ私はシャインに戻ります、ありがとね、たまゆら君!」
カナはお礼を言って走って行ってしまった
とりあえず俺も校舎を出よう
外に出るとゆき兄がいた
806 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:07:15.45 ID:N1Rn/Z6o
「待っててくれたの?」
「いいや、釣りを渡しにきただけだ」
ゆき兄が小銭を渡してくる
それを受け取るとゆき兄は踵を返してどこかに行こうとした
「ちょっと待ってくれよ」
「なんだよ」
ゆき兄が足を止める
「…どうして、あの時あんなに冷静でいれたんだ?」
「俺はいつもこんなんだ、特別冷静ってわけじゃない」
「それがおかしいよ…
目の前であんなことが起こってそんな冷静でいられるなんて」
「慌てふためいてたら満足したのか?」
「…そういうわけじゃないけど」
「別に大した怪我でもなかったしな
あいつは突然持ってる箱が爆発してパニックになってただけだよ」
「…でも…突然店内で爆発があったんだよ…
…今思えば冷静なのはゆき兄だけじゃなかった…他の客も騒いではいたけど皆逃げようともしてなかった」
「…皆わかってんだよ」
「え?」
「爆発が起こる前のあいつらの会話聞こえてたろ?」
「ええと…」
「クラブがどうとかだよ」
「ああ」
「あれは執行部からの警告だよ、警告だからあの程度の怪我で済んだのさ」
「…執行部」
「ああ、もし校則を破ってクラブに行くと言うならこの程度では済まないぞっていうな
同時に他の生徒への牽制、要するにあいつは見せしめだったわけだ」
「酷すぎないか…!?
まだ行こうかって話してただけだぞ!?」
「だから警告なんだよ」
「警告って…限度があるだろ!?」
「だが効果はある、あいつにも周りの奴にもな」
「…だけど…」
「最初は皆そういう、いつしか馴れてしまう
出る杭は打たれるからな」
「…」
「…確かに執行部は限度を知らん
だが俺たちが校則を破らなければ執行はされないんだ
つまり素直に校則を守っておけばいい、それだけだ
逆に言えばそれさえ守っていれば安全は保障されるんだ
…いいか、たまゆら、前回は何とかなったからといって今回もうまくいく保障はどこにもない
勇気と蛮勇は違うんだ、覚えておけ」
それだけ言い残してゆき兄はどこかへ言ってしまった
確かにルールは必要だ、ルールを犯す奴には勿論多少の罰だって必要だと思う
だけど…たかがあれだけで…
俺はしばらくその場に立ち尽くした
807 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:11:00.66 ID:N1Rn/Z6o
9/22(土) 午後
寮に戻って部屋で休んでも憂鬱な気分は晴れなかった
確かにゆき兄の言うことにも一理ある
校則を破らなければ罰を受けることはない
だがたかが行ってみるかと軽く話していただけであの仕打ちだ
何より恐ろしいのは執行部や生徒会に異を唱えることなく馴れてしまっている生徒だ
ただゆき兄は馴れているというのとはまた何か違う気がする…
…生徒会と執行部、行き過ぎではあるが確かに正義ではある
だからといって正しいわけではない、自分たちに異を唱える者を問答無用で処理し
言論の自由さえも弾圧していくのは俺が思うに悪に他ならない
何よりこのやり方は生徒同士が疑心暗鬼に囚われる…多分俺は転校生だから皆その心配もなく話しかけてきたんだろう
皆が別クラスの奴とあまり関わらない理由がわかったような気がする
よく知らない奴と話すのは皆怖いんだろう
何気なく話したことが校則違反に順ずるもので相手が執行部なら警告を受ける
だから皆なるべくあまり仲良くない生徒、全く知らない奴に関わることを避けるんだろうな
そこまで考えたところでドアがノックされた
「はい?」
「俺だ」
「ゆき兄?」
ドアを開ける
相変わらずだが眠そうな目をしたゆき兄が立っていた
「どしたの?」
「どうせ執行部のことを考えてると思ってな、ほら」
「え?」
ゆき兄は俺の手に無理やりコーラの缶を渡してきた
「考えてどうにかなるもんでもないぞ
結局変えることができないなら自己満足だ
無駄に考えて脳を使った分、糖分でも補給しとけ」
「…」
言い方は多少乱暴というかストレートだが…
優しさというか不器用な気遣いを感じた
「…ありがとう」
「…そんだけだ、じゃあな」
「あ、そだ、ちょっと聞きたいことがあんだけど」
「何だ?」
「イビルアイってどこ?」
ヤチャマルが今日の夜はイビルアイで飲んでいるから会いたきゃ来いと言っていたものの
俺はイビルアイが何なのかしらない
808 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:12:58.29 ID:N1Rn/Z6o
「シャインの裏手にちょっといったところにある…
なんて言えばいいか…うーん、要するにバーだな」
「バー?」
「ああ、だけど俺らが行っても楽しいことは無いと思うぜ
元々教員のために作られたようなもんらしいからな
生徒が利用しちゃ駄目ってことはないが無論アルコールは出してはくれない」
「ほうほう」
「まー、ああいう雰囲気の場所で飲むコーラもうまいんだがな
ほぼ毎日顔を会わせてる教師…しかも中には酔っ払った奴までいる
そいつらに囲まれて飲んでると何言われるかわかったもんじゃないしな」
それは普段サボりすぎてるせいじゃないだろうか
しかし確かに生徒が1人でフラフラと言っても余り面白くはなさそうだ
「まぁ行きたいなら行ってみるといい
1度ぐらいならとりあえず行ってみるのもいいかもしれないしな
じゃあな、俺は今から昼寝する」
ゆき兄は行ってしまった
確かに話を聞く分には行っても余り面白くはなさそうではあるが…
頭にヤチャマルの顔が浮かんだ
…まぁ…行ったことないし…どんな所か見てみようかなー…
ゆき兄も1度ぐらいならとりあえず行ってみるのもいいかもしれないって言ってたしー…
809 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:15:54.62 ID:N1Rn/Z6o
9/22(土) 夜
結局来てしまった、ゆき兄の話によるとここのはずだが…
レンガ作りの建物に草が巻き付いていて何だか非常に不気味な雰囲気だ
看板を見ると「BAR - Evil Eye」と書かれている、どうやら間違いないはずだ
ドキドキというかガクガクというか期待と不安が入り混じった頭でゆっくりとドアを開けた
「いらっしゃいませ」
中はあまり広くなかった
店内にはテーブル席が2つ、カウンター席が5つ。
カウンター席にはヤチャマルが座っていた。
「おー、たまゆらじゃねぇかー、本当に来たのか
座れ座れ、ほらこっちだ、早く座れよ!!」
隣の椅子をバンバンと叩いて手招きする
なんだか随分昼とキャラが違うような…
素直に少し高めの椅子に座る、フカフカだった
辺りを見回してみる、シャインと似たように木造だったが
ふんわりとしたライトが店全体を照らしている、流れている音楽もゆったりとしたいい感じのものだ
うん、中々いい雰囲気だ
「イビルアイにようこそ、ここのマスターの神楽です」
カウンターの奥に立っていた人が話しかけてきた
「あ、はじめまし」
「神楽く〜ん、こいつねー、たまゆらでねー、転校生だってー
それより1体目はいい感じに倒したのに2体目で3乙とかありえねー!」
「ほうほう、転校生
1体目倒した時点で気を抜くのが悪い」
「ありえんやろー!40分無駄にしたんだぞー!」
「タイムアップよりマシと思うんだ」
「ぜぇったい3乙しなかったら倒せてたんだよー!」
話に入る隙がない
っていうか本当に昼とキャラが全く違うな
どちらかといえばクールな雰囲気だったのに今は完全に砕けきってる
810 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:20:26.89 ID:N1Rn/Z6o
「お…悪い悪い、つい無視をしてしまった
まぁ何か飲め、ほら、適当に飲め」
「えーと…じゃあ」
「先に言っておきますがアルコールは駄目ね」
「…じゃあ…烏龍茶」
「はぁぁあ!?烏龍茶って馬鹿だろー、たまゆらばーかばーか!
ここはなぁ〜!バーだぞ!かぁぐら君!ミルク出してやれ!」
「…じゃあミルクで」
「うーん、今日のヤチャマルはだいぶキテるねぇ
でもミルクは健康にいいよ…」
「…そうっすねぇ」
「はいミルク」
「ぐびぃーっと行けー」
促されるままぐびぃーっといった
なんだかやけにおいしい気がする
「おー、いいねいいねー
もっと飲め、それ飲めやれ飲めどんどん飲め」
「…飲ませたがり体質?」
結局腹が爆発するのではないかというほどミルクを飲まされた
いや、途中から流し込まれた
「うっぷ…」
「よく飲んだなー…
ゆき兄ならこれがコーラだったらまだ大蛇のように飲み続けてると思うが」
「…俺をあんな中毒者と一緒にしないでくださいよ」
「実際コーラ中毒ってのは本当にあるからな
厳密にはカフェイン中毒だが、砂糖も大量に含まれているから
ゆき兄のように大量に摂取することで向精神作用もある」
どうやら酔いが冷めてきたらしい
昼間のヤチャマルに大分近づいている
「ところでどこか身体の調子が悪いのか?」
「え…?」
「いや、それか悩み事でもあるのか?
それなら随分と悩んでるみたいだが」
足を組んでこっちを見てくる
悩み事といえば目下執行部のことだが…
そういえばヤチャマルは生徒会や執行部について知ってるんだろうか
しかし、何でわかったんだ?
811 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:25:59.74 ID:N1Rn/Z6o
「…確かに少し悩んでることはありますが…」
「少しじゃないだろ、かなりだ」
「…どうしてわかるんですか?」
「身体全体の氣が若干乱れている、正確には頭の氣の流れが歪んでいて
それのせいで身体全体の氣の流れにも歪みが現われてる
相当大きな悩み事を抱えているせいで微弱ながら正常な身体能力が阻害されてる状態だ」
「氣…?」
「悩み事があるなら話してみろ
保健医には怪我や病気の治療だけでなく、心のカウンセリング能力も求められるからな
最も無理にとは言わないがな」
ヤチャマルはまた何か飲みだした
…話したほうがいいんだろうか…話してもどうにもならないかもしれないが…
「ヤチャマルは…生徒会や執行部について知ってる…?」
「…なるほど、悩みの種はそれか」
ヤチャマルはグラスを置いてこちらに向き直った
「確かにこの学校の生徒会と執行部は一言で表すなら異常とも言える
怪我人や病人などが多いのは事実だ」
「…」
「だけど私はそれについてはとやかく言わん」
「え?」
「保健医の仕事は怪我や病気の生徒の治療
あるいはカウンセリングだ、それ以上も以下もない
私は与えられた仕事をこなすだけだ」
「…ドライですね」
「人は自分が出来ることを精一杯やるだけでいいんだ、どれほど頑張っても絶対に変えることが出来ない事もある」
そういってヤチャマルはまた飲み始めた
自分に出来ることを精一杯やるだけでいい…俺に出来ることは…
俺は席を立った
「帰るのか?」
「…ええ」
「そうか、おやすみ」
「…おやすみなさい」
俺は寮に戻ることにした
ミルクの代金を払おうとしたらヤチャマルに止められた
「飲ませた責任もあるし私が出しておいてやるよ」
俺はお言葉に甘えることにして礼を言って外に出た
「若いねぇ」
「で、ヤチャマルまだ飲む気なの?」
「あったりまえじゃーん」
「…程ほどに、ね」
812 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:28:45.93 ID:N1Rn/Z6o
9/22(土) 深夜
自分の部屋に戻った俺は机の上の黄龍鉄甲を見つめていた
…自分が出来ることを精一杯…
【考えてどうにかなるもんでもないぞ
結局変えることができないなら自己満足だ】
【人は自分が出来ることを精一杯やるだけでいいんだ
どれほど頑張っても絶対に変えることが出来ない事もある】
【暗い夜の闇を貴方は照らしてくれた
おかげで僕はツチノコの残した言葉をやっと理解できたんです】
悩んでいても、何も変わらない…
…俺がどれだけ悩んでもこの学園は変わらない
執行部員は力と引き換えに大事な何かを歪められている
だがしげるのように黄龍鉄甲でそれを救うことが出来るのなら…
それが…俺に出来ること…?
俺じゃなきゃ駄目なのか…?
「…どうして…俺のところに現われたんだ…?」
黄龍鉄甲は静かにそこに在るだけで何も答えてはくれなかった。
「がはっ…」
「言うに事欠いてあの転校生を見逃せとはな」
「…ぐっ…うう…」
「無駄だ、信じるべき正義を失ったお前に前のような力はもう無い」
「それに…所詮視力を奪うだけの力…我らに敵うはずもない」
「そして転校生を見逃せとはな、力を奪われただけでなく魂まで腐ったか」
「同じ執行部員にすら…この仕打ちですか…」
「同じ…?」
「げはぁっ!!!」
「お前のような半端な奴と僕らが一緒だと?」
「笑わせる」
「お前はすでに執行部員じゃない、それすらも理解できていないとはな」
「ぐ…ぁぁ…」
「…ねぇどうする?」
「…ふん、命を奪う価値もない」
「じゃあ僕にやらせてよ」
「好きにしろ」
「…ぐっ…うう…」
「安心しろよ、命までは奪わないからな」
「…お前も…同じなんだろうな」
「え?」
「…きっと…救ってくれる…たまゆらさんが…」
「…ワケわからないことをほざくなぁあああああ!!」
「がぁあああああああああああああああ!!!!!!!!」
813 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:32:50.76 ID:N1Rn/Z6o
9/23(日) 午前
気がついたら部屋は太陽の光で明るかった
どうやら考え事をしたまま眠ってしまったらしい
ベッドで寝なかったせいか身体が痛い
朝食と取ろうと寮の廊下に出るとなんだか慌しい様子だった
「おい、グラウンドに…」
「処罰された奴が?」
「かなりやばいらしいぜ」
「…見に行くのか?」
「行ってみよう…」
何の話だ?
グラウンドに何かあるっていうのか?
深く考えずに俺はグラウンドに行ってみることにした
グラウンドにつくと人だかりが出来ていた
人の輪の中心に何かあるらしい
「ごめん…ちょっと通して…」
人ごみを掻き分けて中心に向かう
スポッと抜けたように輪の中心に到達する
「…え?」
輪の中心
そこには、十字架のようなものに張り付けにされている生徒がいた
全身はボロボロで服はあちこちが破れ、焼け焦げ、身体もいたるところが傷だらけ
ポタポタと滴り落ちる血が十字架の根元に血だまりを作っている
「…し…げる?」
張り付けにされているのは
間違いなく、しげるだった
「うわぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」
目の前の光景に現実感がなかった
おとといの夜に普通に話していた奴が今にも死にそうな状態で十字架に張り付けにされているのだ
思考能力の限界を超えた現実を許容できず俺はパニックに陥った
ただ十字架の根元を持ってなんとかしげるを下ろしてやろうと必死だった
そうしていると誰かに後ろに引っ張られた
振り向くとゆき兄が俺の肩を掴んでいた
814 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:36:14.79 ID:N1Rn/Z6o
「落ち着け」
「これが落ち着いていられるのかよ!?
なんだよこれ!!なんなんだよ!?」
次の瞬間、顔に衝撃を感じた
ひっぱたかれた
「落ち着けと言ってんだよ」
「…あ…」
ほどなくして数人の教師とヤチャマルが現われ
協力してしげるを地面に下ろした
担架に乗せられて運ばれていくしげるに俺は駆け寄った
「しげる!おい!」
「…たまゆら…さん?」
「そうだ!俺だ!大丈夫か!?」
「ごめんなさい…止められなかった…」
「そんなんはいいんだ!それよりもお前…!」
「…たまゆらさん…あいつらを…助けてあげてください…!
同じなんです…僕と…!」
「…助ける…?」
「お願い…します…」
それだけ言うとしげるは目を瞑った
「おい!しげる!おい!!」
「よせたまゆら!」
「…とりあえず保健室に運ぶ」
ゆき兄にまた後ろに引き戻された
しげるは担架で保健室に運ばれていった
呆然とそれを見つめることしか出来ない自分が悔しかった
ふと足元を見ると、何かが書かれた紙が落ちていた
『この者、度重なる校則違反に伴い
執行部によりその罪を断罪する』
思わずその紙を破り捨てた
違う…やっぱりこんなの間違ってる!!
その時、後ろからサクッと乾いた何かを折るような音がした
振り向くと、売店とシャインで会った…えび助という奴が立っていた
うまい棒をかじりながら
815 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:39:56.88 ID:N1Rn/Z6o
「可哀想ですよね〜…
でもしょうがないんですよ、生徒会に逆らった奴はああなるのが運命なんです」
「…何だと?」
「むしろあの程度の怪我で幸運だったんじゃないですか?
死んでも文句は言えないと思いますよ?」
「死んでも…だと?」
「ええ」
「たかが校則違反で死んでも文句は言えないだと!?」
「この学園で生徒会の決めた校則は絶対ですからねー
しょうがないですよ」
「お前…くそ…ふざけんなよ…!こんな校則俺は絶対認め――」
「俺もそいつの言う通りだと思うぜ」
「ゆき兄!?」
「…へぇ…利口ですね…」
「あの程度の怪我で済んで幸運だったんだよあいつは
それにそもそも校則を破ったあいつのほうが悪い」
「ゆき兄お前…!本気で言ってんのか!?
あいつが何の校則を破ったっていうんだよ!」
「そんなん俺らが知ることじゃないだろ」
「お前ッ…!!」
「…寮に戻れ」
「言われなくても!!」
吐き捨てるようにそう言ってその場を後にしようとした
するとえび助が言った
816 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:40:20.81 ID:N1Rn/Z6o
「…他の奴らはしばらく放っておけって言ってましたが
僕せっかちなんですよね、それに悪の芽は早いうちに摘んでおけって言いますし」
「え?」
「…今夜0時…化学室においで…
鍵は開けておく…
勿論逃げてもいいけど…同じことだね」
それだけ言うとえび助は横を通り過ぎようとした
「お前…まさか…」
ニヤリと笑ったえび助が小さな声で言った
「執行部員えび助が、君の罪を断罪しよう」
その言葉を残してえび助は行ってしまった
その後姿を呆然と見つめる俺にゆき兄が話しかけてきた
「行くつもりか?」
「…関係ないだろ」
「悪いことは言わん、やめておけ
死ににいくようなもんだ」
「…逃げても同じと言った」
「もしかしたら何とかなる可能性もある」
「…冷血漢の意見は聞いてないよ」
「…そうかよ、好きにしろ」
ゆき兄も行ってしまった
俺もしばらく時間を置いてから寮に戻った
817 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:42:12.31 ID:N1Rn/Z6o
9/23(日) 深夜
俺は今校舎の中を化学室に向かって歩いている
右手に黄龍鉄甲をはめて
あれから部屋に戻りどうしようか考えた
しげるは言った「あいつらを助けてくれ」と
そして俺にはその力がある…やってやる
それが俺に出来る精一杯のことだから
悩んでも何一つ変えることが出来ないなら…自ら動くしかない
そして俺は化学室の前についた
深呼吸して気分を落ち着かせ、ゆっくりとドアに手をかけた
ドアを開け、中に入る、月灯りに照らされた化学室
奥の机の上に、えび助が座っていた
「逃げずに来るとは…度胸があるというか、何というか
…面白い武器だね、どこで買ったの?」
「…」
「…まぁどんな武器を持ってこようと僕には勝てないと思うけどね
逃げずにちゃんと来た勇気を称えて僕の力について教えてあげるよ」
えび助はポケットから何かを取り出した
…うまい棒?
「これがけっこう手頃なんだよね」
そのままうまい棒をこっちに向かって投げてきた
飛んでくるうまい棒が俺とえび助の丁度中間辺りまで来るとえび助が呟いた
「…散れ」
次の瞬間、バァン!!と大きな音を立て
うまい棒は空中で袋ごと弾け飛んだ
「な…?」
「…僕は触れたもの全てを爆弾にすることが出来るんだ
爆発の規模は限度はあるが人間相手なら充分すぎるほどだ
ちなみに今のは本当に軽くだからね」
「…」
「さて…それじゃやろうか…
最も僕に触れることは出来ないだろうが」
818 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:43:14.93 ID:N1Rn/Z6o
俺は黄龍鉄甲を構えた
常識で考えれば完全に接近戦でしか戦えない俺が敵うわけはないのだけど
しげるの時のように1撃でも殴ることが出来ればきっとなんとかなるんではないだろうか
…そう、1撃、1撃でいいなら
「…ほらよ」
「…え?」
目の前に、広がるように迫ってくる大量のうまい棒
まるで俺に覆いかぶさるように
ちょっとまって…いきなりこんな…!!
「吹っ飛びな、木っ端微塵に」
視界の端のうまい棒の1つが光るのが見えた
いや…爆発の程度にもよる…
さっきのように軽い爆発なら…!!
その時、誰かに地面に叩きつけられ、何かをかぶせられた
「!?」
同時に、辺りに凄まじい衝撃と爆音
熱と、ガラスの割れる音
吹っ飛びそうになる俺を誰かが抑えていた
耳の奥がキィーンとなっている
目を開けると化学室のあらゆる物が木っ端微塵になっていた
まともに受けていたら俺も今頃…
「全く無茶をする」
バサッと音がして視界が広がる
かぶせられていたのは、カーテン
どうやらカーテンが熱と衝撃と飛び散ったガラス片から身を守ってくれたらしい
そしてカーテンを持っていたのは…
「ゆき兄…!?」
「…」
「どうして…?」
「…」
ゆき兄は何も答えなかった
819 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:44:06.48 ID:N1Rn/Z6o
「…君は利口だと思っていたけど…」
さっきと変わらず机の上に座っていたえび助が言葉を発した
「…そんな奴、放っておけばいいものを…
今日の昼もそうだったね…いや、シャインの時もか…
…ずっとそいつをかばっていたね」
「え?」
「君は気づいてないかもしれないけどね…
シャインの時…僕が警告として男子生徒に手渡した箱…
あの時、そいつは早く出ようと君を急かしていただろ?
あれは君が巻き添えをくらわないように…もしくはあの惨状を見せないためにだろ?」
「偶然だ」
「そうかい、じゃあ今日の昼のも偶然かい?」
「…」
「あの時、たまゆら君はこう言おうとしていたね
こんな校則俺は絶対に認めない、と」
「あ…」
「その発言は明らかに生徒会への全面的な敵対を意味する
最後まで喋っていたら…今頃ここにいたのは僕だけじゃなかったろうね
だが…最後までそれを言い切る前にゆき兄が話に口を挟んだ
あえて君の怒りの矛先が自分に向くようにね」
「全部偶然さ、俺は思ったことをたまたまあのタイミングで言っただけさ」
「…ふん、まぁどうでもいいや
どのみち君達はここで死ぬんだからね…
君達の罪、僕が粉微塵に粉砕してあげるよ!断罪の時だ!!!」
えび助の指の間に大量のうまい棒が握られていた
「…マズイな、時間差で投げつけられたら打つ手がない」
「ゆき兄…その…」
「話は後だ、今はこいつをどうにかするんだ」
「…ああ!」
820 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:46:00.86 ID:N1Rn/Z6o
懐に飛び込めさえすれば勝機はあるんだ
問題はどうやってそこまでいくかだ
「たまゆら右だ!」
「うわっ!!」
ゆき兄が俺を抱え込むように右に飛んだ
さっきまでいた辺りで爆発が起きる
爆音でまた耳鳴りがする
「…!転がれ!!早く!!」
「おぉう!!?」
ゆき兄が俺を突き飛ばすようにして一緒にさらに右へと転がった
もうほとんど何が起こったかわからない
わかったのはさっきまで俺たちがいた所から爆発が起こったことぐらいだった
「…無様だなぁ」
「くそ…余裕こきやがって」
「…確かに僕が持ってるうまい棒は有限だが…
触れる者全てを爆弾に出来るということは無限ではないが限りなく無限に近いってことだよ?
わかってるだろう?」
「…くそ!」
どうすればいい、とてもじゃないがあの爆発を掻い潜ってえび助の懐に飛び込むことはできない…!
せめて一瞬でも気を逸らすことができれば…
その時、足に何かが当たる感触がした
ポケットに何か…?
そっとポケットに入っていた何かを見てみる
…これは…!
「…なぁゆき兄…」
「あん?」
「作戦会議かい?
まぁいいや、どう足掻いてくるのか見物だよ…」
思いついたことをゆき兄に小声で話してみる
「…失敗したら間違いなく死ぬぞ」
「このままでも死ぬんだろ…?だったら…」
「…だけどその作戦…」
「…信じてる」
「…本当にお前は…お人好しっていうか…調子狂うな…」
やるしかない
えび助に黄龍鉄甲の1撃を叩き込むにはこれしか方法がない
821 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:49:44.26 ID:N1Rn/Z6o
「…そろそろいいかい?」
「ああ、かかってこい」
「その余裕、吹っ飛ばしてやるよ」
「…調子に乗るなよ、吹き飛びなッ!!!」
俺は走り出した
まずは出来る限り近づかないと…!
放たれたうまい棒が俺に向かってくる
恐れるな、信じろ、ゆき兄を信じるんだ
うまい棒との激突の直前
俺は右方向に上半身をずらした
「それで爆発を避け切れると思ってるのか?」
「俺だけじゃ無理だけどな」
「何…!?」
俺の左後方、ゆき兄がそこにいた
束ねたカーテンを使い、うまい棒を弾き飛ばした
飛ばされたうまい棒は別の場所で爆発を起こした
「たまゆら!突っ走れ!!」
「わかってるよ!!」
足は止めない、恐れるな、最低限の回避でいい、それだけすればゆき兄が後は何とかしてくれる
「ふん…」
えび助は不満げな顔でまたうまい棒を取り出した
まるでオモチャを散らばらすように大量のうまい棒を最初のようにバラバラに投げつけてくる
「机の影だ!!」
ゆき兄が叫ぶ
俺はすぐさま机の影に隠れる
ワンテンポ遅れてゆき兄がカーテンで俺たちを覆い隠す
爆音、衝撃、だけどもう恐れるものか
すぐに飛び出し、またえび助に向かって走る
煙を味方につけ、とにかくえび助に向かう
「…こいつら」
俺はただえび助に一直線に走るだけでいい、回避も最小限でいい
少し後ろを走るゆき兄が俺の目になって避ける場所を見つけてくれる
だけどえび助に1撃をくらわすには必ず接近戦に持ち込まないといけない
つまりどう足掻いても近づくまでの近距離から隣接距離まではルートは限られてしまう
そこが俺たちの最後の難関、だがそれさえ突破することが出来れば…!
そうこうしてるうちにもう近距離
左から回るか、右から回るか、正面突破か
足は止まらない、今更小細工なんていらない!!
822 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:51:35.66 ID:N1Rn/Z6o
「正面突破だぁぁぁ!!!」
叫ぶと同時に、ポケットに手を入れる
「惜しかったな…!そこに逃げ道は無いぞ!!」
えび助の手に大量のうまい棒が握られていた
やっぱりこいつもこの距離こそが最もやるかやられるかの距離だということは理解したんだろう
だけど、そんなのこっちだって百も承知だ!!!
えび助が大量のうまい棒を投げつけるより早く
俺が先にポケットにあった物をえび助に向かって投げつけた
「受け取れ、さっきの不発弾さ」
「なッ…!?」
えび助の動きが止まる
俺の投げたうまい棒に気を取られてえび助の手が一瞬静止する
一瞬の逡巡、それが大量のうまい棒の防衛ラインを突破する鍵
タイミングを僅かにズレて放たれた大量のうまい棒、俺はその下をくぐりぬけた
そして、俺はえび助の目の前に辿り着いた
「うっ…」
「お前がくれたうまい棒が、俺を助けてくれたよ」
「…食堂前でぶつかった時!」
「…すっかり忘れててポケットに入れっぱなしでな、だけどおかげで助かった」
「よ、よせ…!」
「吹っ飛ぶのは、お前のほうだぁぁぁあああああああああ!!!」
渾身の力を右腕に込めた
えび助の左頬に黄龍鉄甲の1撃がめり込んだ
一瞬の抵抗感を押さえ込み、そのまま一気に腕を振りぬいた
「ぐぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!」
えび助は吹っ飛び、後ろの戸棚に叩きつけられた
それでも勢いは収まることはなく戸棚を破壊し残骸もろとも崩れ落ちた
「やった…!」
「ボサッとすんな、伏せろ」
「え?おぶぅぁ!」
ゆき兄が頭から俺を地面に叩きつけた
パサッとカーテンが俺にかぶさる音がする
そして真後ろから今までとは比べ物にならないほどの衝撃と爆音が響いた
823 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/06(土) 23:56:30.23 ID:N1Rn/Z6o
しばらくして…カーテンがパサリと落ちた
上を見ると辛そうな顔をして俺に覆いかぶさるような状態のゆき兄がいた
「間一髪だったな…」
「…だ、大丈夫?」
「ああ…油断しすぎだぞ、殴って終わりってわけでもないだろ」
「…ごめん、でもゆき兄もあの最後の爆弾くぐってきたのか」
「……真後ろにいたからな、そのお陰で助かったろ?」
「まぁね」
「さて、と」
ゆき兄が立ち上がった
続いて俺も立ち上がる
「う…ぐ…」
壊れた戸棚の残骸の中に囲まれてえび助が倒れていた
「まだ…だ…まだ…!!」
えび助は立ち上がろうとする
しかし、俺には見えていたしげるの時と同じように、えび助の身体から黒い煙が出ているのが
「な…なんで…!?なんでだよ!?
力が…!?そんな…!?
何だよコレ…そんなの…嫌だよ…!
まだ僕は…!!やめろ…!まだまだ沢山木っ端微塵に…!!
嫌だァァァァ!!!!ウォアアアアアアアアアアアアア!!!!」
あの時と同じだ
身体から立ち昇る黒い煙、同時に辺りに響く断末魔
一体これは…
そしてやはりしげるの時と同じように
黒い煙は段々と薄れて、やがて消えた
824 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 00:00:30.71 ID:twPMuQIo
煙が消えてしばらくして、えび助はゆっくり立ち上がった
「…もう僕は…壊せないのか…?
何も…壊すことはできないのか…?
…全部消し飛ばしてしまえば…後に作られるのは…望む世界なのに…
僕はもう…壊せないのか…!!」
俺は黄龍鉄甲をチラリと見た
…もしも、あの時と同じなら…
きっとえび助も…
「ちくしょう…どんなものでも…
吹き飛ばしてしまえば…ゼロにしてしまえば…
だからこそ…僕は…この力で…」
黄龍鉄甲が、薄っすらと光を放ち出した
「…来た!!」
溢れ出る暖かい光がえび助のポケットに集まった
「え…?」
えび助がポケットから取り出したのは
…首輪…?
首輪に集まった光が、辺りを優しく包み込んだ――
825 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 00:04:28.31 ID:twPMuQIo
「また壊したのか?」
「うん、だから新しいのを買ってよ」
「…しょうがないやつだ」
「…だって、すぐ壊れるんだもん」
「乱暴に扱うからだぞ」
「…簡単に壊れるほうが悪いんだ」
「…いいか、えび助
形ある物はいつか壊れる、それは仕方のないことだ
人も動物も物も限りある時の中に存在しているんだ
だから簡単に壊れるなんて言っちゃいけないし、乱暴に壊すように扱うなんてもっての他だ
わかるか…?」
「…」
「…ま、今回は新しい奴を買ってやる、大事に扱えよ」
そうだ、壊れれば代わりに新しい物が手に入る
「…クゥーン」
「野良犬だ」
「この公園に住み着いてるんだってよ」
「汚い犬だな、おい、行こうぜ」
あの公園の、錆びが浮いてボロボロのジャングジム
そこにあいつは寂しそうな目で…いつもいた…
「…」
「…クゥン?」
「食べるか?」
「ワォーン」
「はは、犬もうまい棒食えるんだな」
「ワンッ!ワンッ!」
「ははは、そうか、おいしいか」
壊れれば、新しい物が手に入る
だけど――
826 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 00:07:01.84 ID:twPMuQIo
「…何で…」
「もうボロボロだからね、近所の子供が落ちて危ないから撤去することになったんだ」
「嫌だよ…」
「ごめんな…決まったことなんだ」
「…」
「どちらにせよこの公園は近いうちにマンションが建つからね…」
1日中、そこで俺はジャングルジムを取り壊す大人たちを睨んでいた
それでも、大人たちは止まることはなく
いつしか、ジャングルジムは完全に無くなってしまって
あいつの姿も見えなかった、その帰り道、あいつがいたんだ
公園から、少し離れた道路の真ん中で、倒れてた
「どうして…どうして…」
「…起きろよ…いつも見たいに…
尻尾振って元気に鳴いてみろよ…」
「ほら…こんなに沢山…もってきたんだぞ…お前の好きなうまい棒…
俺だけじゃ…食えないだろ…」
――壊れてしまえば、2度とそれは僕の手には戻らない
あいつに…代わりはいなかった…
大人は気に入らない物は全部消してしまう、そして望む物を作り上げる
それなら全部消してしまえば…消し飛ばしてしまえば…
僕が気に入らないこの世界を全て消し飛ばせば…また会えるのか…
…ならば…消し飛ばす、全部消し飛ばしてやるから…
「クゥーン…」
「…え?」
「クゥン…」
「お前…」
「…クゥン…」
「うっ…ぐっ…ごめん…ごめんな…!
俺…本当はわかってたんだ…だけど…俺は…!」
「ワォン!」
「え…お、おい…く、くすぐったい…やめろよ、ははは…」
「ワンッ!」
「…そっか…そうだな…うまい棒…食うか?
きっと…これがお前にやれる最後の…」
「ワォーン!」
「…元気でな…」
827 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 00:11:22.34 ID:twPMuQIo
光が消えた。えび助の持っている首輪に大粒の涙がポタポタと零れている
「…知ってた…さ…なのに…どうして忘れていたんだ…
何もかもを消し飛ばしても…あいつは戻ってこないのに…
それなのに…どうして…僕は…
壊れてしまった命は…何を代償にしたって…もう取り戻せないのに…
僕は…何が…したかったんだ…!
ただ…ただ僕は…大事な物を…守る力が欲しかっただけだったのに…!!
くそぉ…!ひっ…ぐっ…く…そぉっ…!!」
首輪を握り締めて、えび助は泣き続けていた
ぽんっとゆき兄が軽く背中を押してきた
振り向くとゆき兄は行ってやれという目をしていた
俺はゆっくりえび助に近づいた
「…俺たちは…限られた時間の中で生きている…
消えてしまった命が戻ることはない…けれど…
だからこそ…限られた時間の中で自分に出来ることを精一杯やるんだと思う
そして…自分が生きた証を残そうとする」
「…っ!」
「…道を間違えてしまったなら…今度は道を正すことに…
一生懸命になればいいんじゃないか…?
時間は確かに限られてるけど、俺たちからしたらきっとそれはまだ随分と先なんだろうし…」
「…ああ…そうだね…
あいつが生きた証は俺自身だ…俺は…あいつが生きたこの世界を…
…そうか…肉体も…何もかもが消えたとしても…残るものも…あったんだな…」
「…」
「たまゆら君…」
「え?」
「…ありがとう…」
その一言を最後に、えび助は目を瞑り、そのまま床に倒れそうになった
倒れる前に、俺はしっかりとその身体をキャッチした
耳元に、寝息が聞こえてきた
「…終わったな」
後ろからゆき兄がそう言ってきた
「うん…終わった」
「…戻ろう」
「明日登校してきた奴らがこの教室見たらどう思うんだろうな」
「…テロでもあったと思うんじゃねぇか?」
「はは…そうだな」
「月曜日か…めんどくさいな」
「ちゃんと来いよ?」
「気が向いたらな」
俺とゆき兄はえび助を担いで寮に戻った
化学室を出る時に、どこからか、犬の鳴き声が聞こえた気がした
とても、嬉しそうな――
828 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 00:13:51.16 ID:twPMuQIo
「…また反応が消えた」
「…しばらくは放っておけと言ったのに…
勝手に動くからこうなる…」
「そんなこと言ってる場合か?
2人もやられたということはもはや偶然じゃない」
「…我らに対抗しうる力を持っている…ということか」
「…どういう力かはしらないが…媒介はわかった…」
「どこにいっていた?」
「見物に…」
「…何がわかった?」
「転校生の右腕に装着された武器による1撃を受け
あいつから水で満たしたコップに穴が開いたように力が流れ出た」
「…我らの力を消し去る…なるほどな」
「ふん、面白い…」
「だが…どこまで持つものか、楽しみだな」
「そうだね、久しぶりのお楽しみだねぇ」
「どちらにせよこの程度では脅威にもならん…」
「だが野放しには出来んな…次は…誰が行く?」
2時限目 - 壊せぬ決意 -
終
829 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 00:16:57.08 ID:twPMuQIo
がはー
うpするほうが疲れるぞー
…でも今回はちゃんと締め切り守れました
830 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/06/07(日) 00:19:25.55 ID:I3G0VEDO
メイン兄貴来た!これで勝つる!
831 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/07(日) 04:35:01.96 ID:OFk3dtQo
今回もいい話じゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwwwww乙wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
うどんとご飯を一緒に食べるのは普通だと思うんです
832 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/06/07(日) 04:46:01.90 ID:I3G0VEDO
網走のほうだとキンキにソースをかけて食べるらしいですね
833 :
リリーホワイト
2009/06/07(日) 05:13:11.98 ID:I3G0VEDO
朝ですよー
834 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/07(日) 11:28:50.44 ID:I3PBKYDO
ゆき兄乙!
グラビ2体とか1人でやりたくねぇwwwwwwwwwwww
やっぱうどんとご飯を一緒に食べるのは変態だと思うんだ
835 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 15:16:38.97 ID:twPMuQIo
こうして、ご飯とうどん一緒に食べる派と
ご飯とうどん一緒に食えないよ派の争いはやがて戦争を巻き起こす
後の世で「最もくだらない理由で起き、最も大量の犠牲を出した戦争」と語られる
うどんこ東方戦争の始まりであった
836 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/07(日) 19:23:21.52 ID:OFk3dtQo
>>835
普通に戦ったら勝てるかもしれんが、敵軍には勝利の女神がついてるからな・・・
837 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/07(日) 19:27:19.90 ID:twPMuQIo
>>836
一緒に食べる派
総大将:狡猾の白やん
一緒に食べない派
総大将:七天爆のゆき
副将:撲殺のヤチャマル
どうでもいいけど面白いから煽るよ派
総大将:具現のゆき兄
838 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/06/07(日) 19:30:13.09 ID:I3G0VEDO
楽しそうだから見守るよ派
総大将:黒やん
839 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/08(月) 00:02:27.87 ID:H79IFZUo
げつようび!
げつようび・・・
840 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/08(月) 04:27:42.13 ID:XdO1e6DO
おはようございます……?
夕方の4時頃に眠くなって昼寝したら12時間経ってた
何を言っているのか(ry
まぁ月曜も休みだからいいんだけどねwwww
841 :
リリーホワイト
2009/06/08(月) 06:05:37.03 ID:ETWDrwDO
朝ですよー
842 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/08(月) 20:57:17.89 ID:XdO1e6DO
あぶないあぶない…
今日も夕寝しちゃったけど起きれてよかったおwwwwwwww
843 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/08(月) 21:04:55.45 ID:H79IFZUo
>>842
どう考えても寝すぎだろwwwwwwwwwwwwwwwwww
844 :
ゆき兄
◆Loli/2unko
2009/06/09(火) 00:38:25.76 ID:XuruDwDO
なんかヤチャマルが怪しい酉をくれたので
早速装備してみるお!
845 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 00:40:33.47 ID:LXbtnJQo
( ゚д゚) ロリウンコ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚) ロリウンコ…
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
846 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/09(火) 00:40:38.00 ID:r6adxgDO
>>844
うんこ兄ちーっすwwwwwwww
847 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 00:43:14.55 ID:LXbtnJQo
>>846
知ってたろ!知っててやらせたんだろ!
848 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/06/09(火) 00:44:52.42 ID:Lp37ncDO
ロwwwwwwwwwwwwwwwwリwwwwwwwwウwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンwwwwwwwwwwコwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
849 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/09(火) 00:45:36.35 ID:r6adxgDO
ロリウンコ兄って長くて呼びにくいから省略したんだが…
「兄」を略すべきだったかもわからんね
850 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 00:47:33.33 ID:LXbtnJQo
>>849
俺の偽名は何個もあるから今更2つ3つ増えてもなんともないよ!
851 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/09(火) 00:47:36.86 ID:r6adxgDO
>>847
知らないよ!全然知らないよ!
知らないけど面白そうだからゆき兄にやらせたんじゃないか^^
852 :
ゆき兄
◆LolI/mRYq6
2009/06/09(火) 00:52:02.94 ID:XuruDwDO
殴打怪人から次々指令が…
853 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 00:52:32.65 ID:LXbtnJQo
何個も何個も送ってくるんじゃねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
854 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/06/09(火) 00:53:34.89 ID:Lp37ncDO
ロリwwwwwwwwwwwwwwww
855 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/09(火) 00:54:47.08 ID:r6adxgDO
ロリ兄サーセンwwwwwwwwwwww
856 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 00:55:33.87 ID:LXbtnJQo
めんどくせーんだよwwwwwwwwwwww
落ち着けよwwwwwwwwwwwwww
落ち着いて俺の話を聞けよwwwwwwwwwwwwww
そもそも本能的に雄が若い雌を求めるのは当然だろうが
より自らの遺伝子を残すためには最もベターなんだろうが
所詮人間の遺伝子なんて塩基配列のプログラムみたいなもんなんだから
そういうふうに遺伝子にプログラムされてるんだよ
857 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 00:58:05.92 ID:LXbtnJQo
要約するとこうなる
・コーラおいしい
・大橋のぞみちゃん可愛い
858 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/09(火) 01:04:51.79 ID:r6adxgDO
ロリコンなのはわかってるからさっさと続きやれ^^
859 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 01:06:20.80 ID:LXbtnJQo
>>858
今やろうと思ってたのにいわれたらやる気なくす!
もう今日はやる気しない!!
(奥義:宿題槍那才陽)
860 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/09(火) 01:10:48.53 ID:aMSX2fEo
ロリウンコwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ペドverのもあればいいのにな・・・
861 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/09(火) 01:18:15.29 ID:r6adxgDO
>>859
おまwwwwwwwwww
だが、十分楽しんだから今日はこのくらいで勘弁してやるおww
862 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 01:25:07.78 ID:LXbtnJQo
まぁ実際いくら僕が可愛い女の子好きだっていってもね
突然俺がそのへんの女の子に「おじょうちゃん可愛いね」って話しかけても多分警戒される
いかに俺がケツアゴじゃない水嶋ヒロみたいな顔だとしてもやっぱりこのご時世警戒される
それだったらまぁさほど警戒されないちょっと自立心が出てきた子のほうがいい
若ければ若いほどいい
となると結局 幼い美少女がいいっていう結論に達した
863 :
リリーホワイト
2009/06/09(火) 05:47:42.84 ID:Lp37ncDO
朝ですよー
864 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/09(火) 08:35:24.54 ID:QNxKBoDO
違うよ!ゆき兄はロリコンなんかじゃないよ!
ね、ペド兄^^
865 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/09(火) 10:47:49.40 ID:k68TB6Yo
ペド兄は言い過ぎだと思うから汚物って呼んでやろうぜ!
866 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/09(火) 12:19:54.55 ID:GBOVB2DO
そんな汚らわしい存在でも小説うpしてる間は尊敬してもいいと思ってる
だから締切は守ってね^^
867 :
ピュアハート
[図書委員]:2009/06/09(火) 16:22:03.47 ID:P4mZXYSO
しまぶーみたいに連載中に捕まるなよ
868 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/09(火) 21:10:12.69 ID:LXbtnJQo
すげぇ寝てた!
869 :
リリーホワイト
2009/06/10(水) 06:33:36.66 ID:mT/UPEDO
朝ですよー
870 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/10(水) 13:51:33.99 ID:70DfV8g0
ひるなのかしらー
871 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/10(水) 15:02:19.14 ID:t2au/moo
占いによると今日の金運は比類無き最強レベルらしい
おいおい、億単位で拾っちゃったりすんじゃねーの
872 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/06/10(水) 16:12:15.42 ID:wbdVCUSO
>>871
俺への寄付は30万くらいでおK
873 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/10(水) 16:27:54.33 ID:CwpS.cDO
>>871
俺への寄付は99万でおk^^
874 :
ポロニー
2009/06/10(水) 18:24:32.04 ID:Ol0HYoSO
>>871
3000万を要求する
875 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/10(水) 19:40:26.36 ID:kIU6LY2o
>>871
俺には100万くらいでいいよ?
876 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/10(水) 20:29:57.22 ID:Q.Xm.HYo
>>871
俺には10億な
877 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/06/10(水) 20:32:35.36 ID:mT/UPEDO
>>871
僕には5000万でいいよ
878 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/10(水) 21:09:29.19 ID:CwpS.cDO
みんな落ち着くんだ
確か100万超えたあたりから贈与税かかる気がしたぞ?
調べてないから知らんけどwwww
879 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/10(水) 22:02:05.55 ID:Q.Xm.HYo
>>878
60万じゃなかったっけ?
tkその分上乗せして請求すればいいじゃん!
880 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/11(木) 00:03:44.40 ID:LtGX1qUo
残念だが特に大金を拾うようなこともなかった…
881 :
リリーホワイト
2009/06/11(木) 05:40:57.81 ID:BAX.u.DO
朝ですよー
882 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/11(木) 18:45:04.08 ID:LtGX1qUo
ヘ(^o^)ヘ いいぜ
|∧
/ /
(^o^)/ てめえが何でも
/( ) 自分の思い通りになると思ってんのなら
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三
( /
/ く まずはそのふざけた
幻想をぶち[
ピーーー
]
883 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/11(木) 19:21:50.07 ID:hBZrhADO
>>882
小説の予告的な意味か?wwwwwwwwww
884 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/11(木) 19:53:26.45 ID:LtGX1qUo
>>883
いや、深い意味はないんだ
885 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/11(木) 21:21:58.35 ID:LtGX1qUo
ふぅっ…今週も締め切り守れたッス
ちなみに今週分は明日の夜うpするお
886 :
リリーホワイト
2009/06/12(金) 05:35:02.11 ID:QPcHtQDO
朝ですよー
887 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/12(金) 19:15:21.40 ID:JQIuARM0
リリーさんが12時間スレストなんかするけないじゃないか・・・
かいひー
888 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:00:18.80 ID:4RPRmhoo
10時ー10時ー
889 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
[始まり始まりー]:2009/06/12(金) 22:01:19.48 ID:4RPRmhoo
3時限目 - 地獄の旋律 -
9/26(水) 朝
えび助を倒してから3日が経過した
月曜日、登校するのが半端なくダルかったとかそういうこと以外は別に何も起こっていない
あるとすればあの夜以降、ゆき兄の姿を見ていないということだろうか
ちなみに化学室の惨状は夜中に忍び込んでこっそりと実験をした生徒が薬剤を爆発させたことになっているらしい
「たまゆら君おっはよぉー」
「ああ、おはよう…」
リカがいつもどおり元気よく話しかけてきた
「…今日もゆき兄きてないねー
全く最近は来るようになったと油断してたら休みを挟んでまたコレか…
本当に3歩進んで3歩下がるだなアイツは
メールしても電話しても無視しやがるしなー」
ああいうことがあったのにちゃんと登校してる俺が異常で
どちらかといえばゆき兄のほうが正常だと思えてきた
…だが3日は休み過ぎだろう!
「寮でも見かけないの?」
「…そういえば…見かけない…」
言われて見れば寮でも見かけてない
部屋にいることが多いとはいえ同じ建物で生活しているのに
「…まさか…死んでたりしないよね…?」
「…」
さすがにそれは無いと思う…が
ゆき兄ならなんだか動くのをめんどくさがってるうちにそのまま餓死してしまいそうな気もする
…1度そう思ってしまうと本当にそんな気がしてきて困る
「…今日出てこなかったら…様子見ておいてね?」
「わ、わかった…」
ドアを開けると異臭が漂ってきてベッドの上に死体があったらどうしよう…
いや、しかしまさかそんなことあるわけないと思うが
「…まさか…いやでもアイツなら…」
どうやらリカも概ね俺と同じような考えらしい
…少し恐ろしいな
890 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:05:30.93 ID:4RPRmhoo
9/26(水) 昼休み
昼ご飯をどうしようかと考えた
とりあえず今日もシャインでがっつり食べるような気分でもない
なので売店のパンで済ますことにした。
売店で適当なパンを2個ほど購入
ちょっと少ないがどうせ寮に戻れば何かあるだろう。
さて、どこで食べるか…教室でいいか
そう思って戻ろうとした時、廊下の先で誰かが手招きしていた
…あれは…そうだ、図書室で黄龍について説明してくれたピュアって人だ
誘われるままに近寄ってみるとピュアはあんパンと牛乳を持っていた
「こんにちは、たまゆら君」
「あれ…?名前教えましたっけ?」
「調べた」
「…そうすか」
「今からお昼ご飯かい?」
「ええ」
「一緒にどうだい?」
…このピュアって人はもしかしたら執行部だったりして…
えび助を倒してから廊下ですれ違う人誰も彼もが執行部に思えてしょうがない
かなりの疑心暗鬼状態だ
しかし疑ってばかりいてもしょうがないし白昼堂々何か仕掛けてくるとも思えない
「ああ…それじゃ一緒に…」
「…本に囲まれて食べるのが1番落ち着くんだけどね
あいにく図書室は飲食禁止だからね…たまゆら君どこで食べたい?」
「…じゃあ、屋上で」
「…友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である…」
「え?」
「ドイツの劇作家コッツェブーの言った言葉さ
さ、行こうか」
891 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:07:08.91 ID:4RPRmhoo
ピュアと一緒に屋上に向かった
屋上では他に数人の生徒が昼食を取っていた
適当な場所に座り込み、パンを食らう
ふと思ったが、コレと言って話すことがない
食べてる今はいいのだが食べ終わった時にどんな話題を振ればいいのだろう
チラとピュアのほうを見た
瞬間、食べていたパンを噴きそうになった
すでに食べ終わっていたピュアは何をするでもなく俺のほうを見つめていた
しかもにやーっと笑いながら
なんなのこの人、危ない人なの?
硬直して飲み込むことすら忘れた俺は微動だに出来なかった
「どうしたの?」
「あ…いや…見つめられると…食べにくいん…です」
「ああ、なるほど、ごめんごめん」
そう言うとピュアは懐から分厚い本を取り出し
パラパラとページをめくりだした
「ゆっくり食べるといい」
「…はぁ…どうも…」
ちょっとおかしい…けど悪い人ではなさそうだ
ほどなくして俺はパンを食べ終えた
それを見たピュアは分厚い本をパタンと閉じた
892 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/12(金) 22:07:33.62 ID:Utr1hEDO
始まってた!
wwktkwwktk
893 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:07:46.36 ID:4RPRmhoo
「君は本が好きか?」
「え…ああ…嫌いじゃないです、てかけっこう読みます」
「そう、好きになるといい」
「…はぁ」
「これをあげよう」
ピュアはまた懐から一冊の本を取り出しこちらに手渡してきた
「気が向いたら読んでおいてくれると嬉しい」
「うん…ありがとう」
「気にするな、読み終わったら感想を聞かせてくれれば何よりだ」
「わかりました」
「さて…」
ピュアは立ち上がった
「どうしたの?」
「図書室で本の整理をしてくる」
「あ、じゃあ俺も本のお礼に手伝…」
「駄目だ!!」
「うおっ!?」
「…すまん、声を荒げてしまって
だが君はあの図書室をまだ良く知らない
場を知らぬ物がそこに在るべき物を整理したとして聖域のバランスが崩れるだけだろう」
「は、はぁ?」
「すまないね、あの仕事は僕にしかできない
僕だからこそできることと思っている…
それじゃあ僕は行くよ」
「はぁ…いってらっしゃい」
ピュアはさっさと行ってしまった
本当に本が好きなんだな
俺も教室に戻るか
勢いよく立ち上がって屋上を後にする
カチャンと何か後ろから音が聞こえた気もしたが気にせず教室へと戻った
894 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:09:30.83 ID:4RPRmhoo
9/27(水) 放課後
携帯が――無い。
おかしい、どこにやったのだろうか。
確かにポケットに入れておいたはずなのだが…
机の中やカバンを必死に探しているとリカが話しかけてきた。
「たまゆら君どしたの?探し物?」
「携帯を無くしたみたいで…」
「鳴らしてあげよっか?」
リカが自分の携帯をいじくる。
「…鳴ってるけど?」
「…どっかで落としたのかな?
昼は確かにあったんだけど」
「じゃあ昼以降に行った場所に落としたとか」
「…移動教室は無かったし…あ、もしかして」
屋上を去る時にカチャンと音がした
もしかしてあれは勢いよく立ち上がった時に携帯が落ちた音だったのでは
「心当たりあるの?」
「うん、多分間違いない、ありがとね!」
俺は席を立って屋上に向かった
「さて…この辺だったよな…」
座っていた辺りを探す
おかしいな、無い
地面を見ながらウロウロと辺りを探す
携帯は無いが誰かの足があった
…足?
顔を上げると、目が合った
男子生徒が柵にもたれかかって、座っていた
895 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:10:47.71 ID:4RPRmhoo
長めの髪にくだけた制服の着こなし
指輪に、ピアス、大量のアクセサリー
威圧感を感じ動けなくなる
「…何だ?」
「あ…いや…携帯を…落とし…て…」
「…ふん、コレか」
男子生徒はポケットから携帯を取り出した
確かにそれは俺のだった
「あ、それです…」
「ほらよ」
男子生徒は携帯を投げてきた
慌てて何とかキャッチする
「あの辺に落ちてた」
「あ…そうですか、どうもすみません」
初めてこの学園で不良っぽい奴を見た気がする
執行部に狙われたりはしないんだろうか?
「まだ何か用か?」
「あ…いや…別に!」
慌ててその場から離れる
すっげぇ威圧感だな、怖いわー
屋上のドアを閉める時、一瞬だけもう1度男子生徒を見てみた
なぜかこっちを見ている
…早くここから去ろう
俺は一目散に階段を駆け下りた
「…あれが転校生か」
896 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:12:25.51 ID:4RPRmhoo
9/27(水) 夜
「さて…」
今俺はゆき兄の部屋の前にいる
とりあえずノックしてみる
しばらくまったが反応は無かった
もう1度今度は多めにノックしてみる
やっぱり反応は無い
「おーい、ゆき兄ー?
おーい、寝てんのかー?」
ドアを叩きながら声をかけてみる
しかし部屋からは全く反応が無い
…最悪の予感が頭をよぎった
まさか本当に死んでるんじゃなかろうか…
「おーい…ゆき兄ー…
生きてるかー…おーい…」
ガンガンとドアを叩いて声をかけ続けるが完璧に反応は無い
…どうしよう
ドアをブチ破ってでも中の様子を確かめるべきだろうか
…よし、緊急事態なわけだししょうがない
こういう場合漫画とかなら…蹴り破るか、よしやってみよう
少し後ろに下がって構える
そして加速をつけて一気にドアに渾身の蹴りを!!!
いける!俺ならきっとできる!!
「おりゃああああああああ!!」
「何やってんだお前」
「え?」
突然横から話しかけられ気が逸れた
次の瞬間物凄い衝撃が走った
同時にバゴォォォォォォン!という物凄い音が響いた
「ふげ…」
「…本当に何やってんだお前」
気が逸れてしまい足を出すことを忘れ身体全体で扉に体当たりしてしまった
頭の中身がクァンクァンする
「…あれか?ネズミが柱をかじるみたいに
定期的に何かに体当たりしないと落ち着かないとかそういう奴か?」
クラクラする頭を抑えながら声の主を探す
目の前に呆れ顔のゆき兄がいた
897 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:14:15.53 ID:4RPRmhoo
「ちなみに中に入っても盗るようなもんはないぜ」
「そうじゃなくて…あれからずっと姿を見せないから心配してたんだよ…」
「そうか、まぁずっと寝てたからな」
「3日も?」
「ああ」
「どういう体質なんだよ…」
「知るか、身体が休息を欲してたから俺はそれに従ったまでだ」
「…とりあえず生きてるようで安心した」
「そう簡単に死ぬわけねぇだろ」
「…あ、そうだゆき兄」
「そうだ、ちょっと来い」
「え?うおっ…!」
俺はゆき兄に引っ張られた
無理やり連れてこられたのは寮の裏手だった
「…こんなとこ連れてきて何?」
「お前な、どうしてあの日えび助のとこに行ったんだ?」
「え?」
「結果的に助かったものの俺がいなけりゃ今頃お前死んでるぞ
少し考えればわかることだと思うがな」
「…だけど…黄龍鉄甲があればあいつらを救える…
それが俺に出来る精一杯の…」
「命を賭けてまでか?」
「…それは」
「考えてみろ、命を賭けてまであいつらを救ってやる義理がどこにある」
「それは…無い…けど」
「黄龍鉄甲が自分のもとに現われたから奴らを救ってやるのは自分の使命だと?
救えるのは自分だけなんだと思ってるのか?」
「…いや…それは」
「例えそうだとしてもお前が命を賭ける必要なんてどこにもない
逃げても誰も責めやしないんだ」
「…」
「…それでもやり続けるというなら…好きにすればいい」
「…ははは」
「何だ?」
「気遣ってくれてんだろ?」
「なッ…!?」
ボフッという擬音が聞こえてくるかのように
一瞬でゆき兄の顔が真っ赤になった
898 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:15:58.24 ID:4RPRmhoo
「えび助との戦いに時にだいたいわかったよ
何でかしらないけどゆき兄は俺を気遣ってくれてるんだろ?」
「ち、違う!俺ただ単にお前があまりにもお人好しだから…」
「心配してるんでしょ?」
「ちげーよ!ええい!
もういい!勝手にしろ!!」
ゆき兄は走って寮に戻っていってしまった
なるほど、こういうのに馴れてないみたいだな
意外な一面を見れて少し面白かった、さて俺も戻るか
寮の廊下で見知った顔に出会った
…またこの人か
「…やぁ…元気かい?」
「こんばんわ、小川さん」
「…感じるかい?」
「何をです?」
「…闇の奥に揺らめく…魔だ…」
「…」
「気をつけるといい…2番目の魔物が動き出す…」
「え…?」
「奏でられる旋律は…魔の誘い…
…僕には…まるで君が…」
「…」
「…じゃあね…また会おうか…近いうちに」
「あ…」
小川は行ってしまった
…本当に不気味な人だな
…2番目の魔物…か…
前も感じた背筋を何かが這い回るような不快感
それをごまかすように俺は部屋に戻った
899 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:17:22.84 ID:4RPRmhoo
9/28(木) 朝
今日もゆき兄は来ていない
まさか1週間まるまるサボる気なんだろうか…
とりあえず生きていたことをリカに伝えると
顔には出さないが安心したようだった
「授業に出なくていいのか?」
「…ああ」
「…まぁ今更だしな、して俺に話しておきたいことって何だ?」
「…偶然か必然か…黄龍の器が現われた」
「なんだと…!?」
「…そして本人は気づいてないが運命のシナリオ通りにこの学園の陰を打ち破っている」
「ヤバいのか?」
「…今はまだわからん」
「…そうか、で問題の黄龍の器ってのは誰なんだ?」
「2−Cの転校生、たまゆら」
「…アイツか」
「面識が?」
「昨日会ったよ、ここでな」
「…そうか」
「なるほどねぇ、確かに他の間抜けな羊どもよりかは違う感じがしたが…
あいつが器だったとはな、納得した」
「とにかく今はまだどうなるかわからん…が一応伝えておいたほうがいいと思ってな」
「…大丈夫だ、下手に動いたりはしない」
「…じゃ俺はいくわ」
「どうせ授業に出ないんならここにいても同じじゃないか?」
「太陽は嫌いだからな」
「あっそ…」
900 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:19:33.51 ID:4RPRmhoo
9/28(木) 昼休み
やっぱりというか何というかゆき兄は来なかった
「あ〜い〜つめぇ〜…!!」
…来ないのは来ないでいいがリカに延々文句を聞かされる俺の身にもなって欲しい
なんというか働かない彼氏の愚痴を聞かされる彼女の男友達の気分だ
最もそう言うと恐らくリカは烈火の如く怒るだろうでとても言えるわけないが…
「何をプリプリ怒ってんだ」
後ろからやる気の無い声
「あ!!ゆき兄!!!
コラ!!3日と半日もサボって何してたんだ!!」
「…昨日も同じことをたまゆらに聞かれたが…
寝てたんだ」
「3日も?」
「それも聞かれた、3日寝続けた」
「どういう体質してるの!!」
「…それも言われたな…」
「そりゃ誰でも言うに決まってるでしょ!!」
「…まぁそう怒るなシワが増えごッ!?」
「誰が怒らせてるのよッ!?」
「…顔面パンチときたか…あ、鼻血…」
「あ…ゴメン…」
「ティッシュ…うおっ!?」
「あッ!?馬鹿!足元に気をつけッ!?
うわっ!?ちょっ掴むな!!やめッ…!」
バガシャーンと盛大な音を立ててゆき兄とリカがもつれるように机と椅子に突っ込んだ
やる気が無いのになぜかゆき兄が来ると賑やかになるというか騒々しいというか…
バカップルというか…勿論本人たちは否定するだろうが
「…いっ…たぁ〜い…」
「…重い」
「はぁ!?重いって何よ!?」
「いいからどけ…」
「だいたいゆき兄が軽すぎなだけで私は標準体重…ぐらい」
「わかったからどけ、たまゆらに体重バラすぞ」
けっこう興味がある
しかし俺の思いとは裏腹にリカはすんなりとどいていた
901 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:21:53.77 ID:4RPRmhoo
で
俺たちは今シャインにいる
「…なぜ俺がお前らの昼飯をオゴることになっているんだ」
「あったりまえだバカ!」
「…百歩譲って…転倒に巻き込んだお前はいいとして
なぜたまゆらまで」
「うーん…成り行きというか」
「当たり前でしょ、たまゆら君だってゆき兄がサボってぐーぐー寝てる間
ずっと心配して食事もロクに喉を通らないくらい…」
「…とてもそうは思えないが」
「とにかく!このぐらいして当然!
というわけでたまゆら君好きに頼んでいいよ」
「そんじゃお言葉に甘えて…えーと何にするかな」
「甘える相手を間違ってないか…」
「えーと、私はスペシャルハンバーグ定食にチョコレートパフェに…
うーん、ティラミスもいいな、あと季節限定秋色カスタードパイ…」
「おい、ちょっと待て」
「ん?」
「…お前は何を言ってるんだ?」
「何って食べるもの選んでる」
「じゃあ俺は海の幸スパゲティにコーンポタージュに…ええと海老ドリア
それと皆で食べれるようにピザとポテト盛り…
あと同じくティラミスにダブルアイスクリームをチョコとストロベリーで…
まぁ可哀想だからこのぐらいでいいや」
「おー、たまゆら君やっさしー」
「…鬼かお前らは」
ほどなくしてテーブルには所狭しと大量の料理が並べられた
ゆき兄は遠い目をしながらコーラを飲んでいた
とりあえず俺はひたすら食うことに集中した
902 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:23:19.96 ID:4RPRmhoo
「いやー、食べたねー、ゆき兄ご馳走様ー」
「ご馳走様ー」
「…満足か?」
「うんうん、満足したよ
仕方ないから許してやろう!」
「…そりゃどーも…」
「ゆき兄意外と潔いね」
「…まぁシャインは俺も認めるぐらい安いからな
シャインじゃなかったら今頃逃げてたろうよ」
なるほどな、確かにシャインは安いしうまい
しかし安すぎる…とも言える、採算取れてんのかな
あれだけ食べて2000円丁度程度とは…
「こちらお下げしてもよろしいですか〜?」
「カナ〜、あのねゆき兄が何でもおごってくれるんだよ〜」
「ううっ…従業員じゃなかったらご一緒したい…」
「…やめろ」
「ねぇカナさん、何でシャインってこんなに安いの?」
その瞬間、笑顔だったカナの表情が一瞬で無表情になった
「…知りたいですか?」
「え…?」
「…本当に…知りたいんですか?
知った後で後悔しても遅いんですよ…?」
「…いえ…いいです」
…一体何だというんだ
しかし俺にそれ以上聞き出す勇気はなかった
その後しばらくダラダラしているとリカが最近のことについて聞いてきた
最近のことについて考えるといろいろインパクトがありすぎたせいか執行部関連のことしか思い浮かばない
結局特に無いと答えるしかなかった
903 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:25:25.12 ID:4RPRmhoo
「うーん…意外とドライだね…
ゆき兄と一緒にいたせいでノリが移っちゃった?」
「いや、そういうわけじゃ…」
「あ、そういえば最近面白い噂聞いたんだよ」
「お前は話をコロコロ変えるな」
「今ぱっと思い出したの!
えっとね…放課後の音楽室に…出るんだって」
「何が?」
「たまゆらく〜ん…!出るっていったら1個しかないでしょ!
…オ・バ・ケ」
「オバケ?」
「…」
「そうそう、放課後の薄暗い音楽室…
誰もいないはずなのに…誰かいる気配がする…
…そして鳴り出すピアノ…振り向くとそこには…!!」
「そこには?」
「…何がいるんだろうね」
「はぁ?」
「…噂では志し半ばで夢破れたピアノ少女の幽霊だとか…」
「なんだそりゃ」
「で、振り向いたらどうなるの?」
「魂を持っていかれちゃうんだって」
「…くだらん」
「くだらんって何よ…あ、ゆき兄怖いんだー」
「…そう思うのならそう思ってもらってもかまわないが」
「…そうだ!ねぇねぇ今日の放課後いってみない?」
「どこへ?」
「音楽室だよ!どう?どう?」
「…リカ」
ゆき兄の声のトーンが若干変わった
「何?」
「やめとけ」
「え?」
「そういう噂に興味本位で首を突っ込む奴には
古今東西ロクなことがないと相場が決まってる」
「…怖いの?」
「…とにかくやめておけ」
「ぶーぶーじゃあゆき兄はいいよー
たまゆら君どう?どう?」
「え…っと」
「…たまゆら…ちょっと来い」
ゆき兄に言われて席から少し離れた場所に移動した
小声でゆき兄が言ってきた
904 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:27:16.88 ID:4RPRmhoo
「…七不思議に近づくことがどういうことかわかってるのか?」
「…え?」
「影男はしげるだった…
なら音楽室の噂も執行部が関わってる可能性がある」
「あ…」
「…リカを止めろ」
「でもちょっと待ってよ…
えび助のときのように執行部は身を隠すようなことをしていないじゃないか…
だったら七不思議と執行部の関係は…」
「…確かに奴らは隠れて校則違反を罰するような真似はしないが
だが処罰のためではなく、別の目的のために噂を流していたとしたら?
「別の…?」
「とにかく、リカを止めろ
あいつが素直に俺の言うことを聞くとは思えない」
「…わかった」
席に戻る
「ちょっと〜、何2人でコソコソと〜」
「…えーと、その音楽室いくのね…やめとこうよ」
「え?何で?」
「…えっと…多分いっても何もないと思うし」
「何かあるかもしれないほうに賭けるんじゃないの!
人生刺激を失ったらおしまいだぞ!」
駄目だ、完全に行く気になってる
しかしなんとか止めないと
「いや、そーいうんじゃなくてね…
なんというか藪を突付いて蛇を出すというか
つまりそのー…」
「…もういいよ!」
そう言い捨ててリカはすたすたとシャインから出て行ってしまった
残った俺とゆき兄は互いに顔を見合わせた
「…諦めたと思う?」
「…少なくとも諦めてはないはずだ」
お互いに深いため息をついた
その後、教室に戻ったがリカは口を聞いてくれなかった
905 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:29:16.15 ID:4RPRmhoo
9/28(木) 放課後
HRが終わるとすぐゆき兄に音楽室の前に連れていかれた
「…なんでここに?」
「あいつが来ないように見張っておく」
「あー…なるほど、でもそれだったら俺ら大丈夫?」
「…下校の鐘が鳴る前なら大丈夫だ
それにこの時間なら吹奏楽部が音楽室使ってるしな」
「そうだな…」
しばらく音楽室の前にぼーっとゆき兄と2人で廊下を眺めていた
…あれ?これって別に俺がいる必要なくない?
「なぁゆき兄」
「何だ」
「これって俺がいる必要はどこにあるの?」
「…」
「…」
無言
数分間の無言の時が流れた後にゆき兄がポツリと言った
「…1人で来る"かもしれない"ものを長時間何をするでもなく待つのは苦痛だろ?」
「…帰っていい?」
「駄目」
「…」
どうやら帰してくれる気はないようだ
しかしずっと無言ではとてもじゃないが耐え切れない
かといって話すようなことはないが…
チラッとゆき兄のほうを見るとコーラを飲んでいた
おかしいぞ、さっきまで持ってなかったはずだが…
「あ、そだ」
「今度は何だ」
「ゆき兄好きな人とかいないの?」
「…唐突に何を」
「いないの?」
「…ああ」
「ふーん…
まぁゆき兄が彼女作ったらリカちゃんショックだろうね」
ブボォォォォッと盛大な音を立ててゆき兄がコーラを廊下に噴出した
噴水みたいだった
906 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:30:42.22 ID:4RPRmhoo
「ゴホッガハッ…ゲヘッ…
な、なんでそこでリカが出てくるんだよ!?」
…明らかに動揺している
「いや、だってー
リカちゃんってゆき兄に対しては他と違って接し方違うしー」
「それは幼馴染だからだろ…!?
だいたいあいつ俺にはけっこう酷いぞ!?」
「そりゃー素が出てるんすよ、素が
いいねー横に安心できる人がいるって」
「喧嘩売ってるか…?」
「いやいや」
「…俺とリカはそんなんじゃない」
「ふーん」
「…絶対信じてないだろ」
「うん」
「…」
「まー、向こうもそう思ってるだろうね、表面上は
しかし自分でも気づいてはいないが心の底ではゆき兄のことが」
「…」
「そしてゆき兄も心の底では…
孤独な自分を唯一わかってくれる友達、いや女の子としてリカちゃんのことオブゥッ!?」
頭に強烈な衝撃を受けた
何か硬いものが…
「…よーし、黙ったな、そのまま永遠に黙るっとくか?」
「…な…なにを…なげた…!?」
「古来からうるさい奴を止めるにはコーラを与えろと言うからな」
「与えたっていうか当てたんじゃねーかよ!中身ありコーラとかヤベェだろ!?」
「変なこと言うからだろ!?」
「変なことは言ってないだろ!?」
「あのさー」
「!?」
907 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:31:31.90 ID:4RPRmhoo
ゆき兄では無い声が聞こえて振り向くと
女子生徒が立っていた
「そこで騒がれると練習の邪魔なの」
俺とゆき兄は目を見合わせた
女子生徒からは何か物凄い怒りオーラを感じる
ペコペコと謝りその場を離れた
「どうする…?」
「しょうがない、ちょっと離れた場所から様子見しとくぞ」
少し離れた場所で様子見を続けた
しかしリカは現われず吹奏楽部も練習を終えて帰り出した
そろそろ下校の鐘が鳴る時間だ
「…こないね」
「そうすんなり諦める奴じゃあないが…」
「今日はやめたんじゃない?」
「…かもな、まぁもう下校の鐘も鳴るし大丈夫だとは思うが」
「それじゃ俺らも帰ろうよ」
「そうだな」
俺とゆき兄は寮に帰ることにした
しかし、明日も張り込まないといけないのかなコレ
「…ふぅ、やっと行った…」
「…さすがにマズいかなぁ鐘鳴っちゃうし…」
「見つかったら…噂の生徒会に何かやられちゃうのかなぁ…」
「むー…帰ろっかな…」
「いや、ここまで来たら絶対に何か見つけてあの2人の鼻をあかしてやる!」
「…あ、鍵開いてる、ラッキー」
「お邪魔しま〜す…」
908 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:36:59.35 ID:4RPRmhoo
9/28(木) 夜
「ありゃ〜…タンコブできてるや…」
鏡でゆき兄にコーラをぶつけられた場所を見る
普通にタンコブができてて痛い
しかしタンコブのタンって何だろう
「うーん、何か冷やすものが欲しいな…」
…仕方ない飲み物でも買ってそれで冷やそう
しかしドアに手をかけた瞬間に思いとどまる
この時間に寮内をうろつくとまたアレに遭遇するかもしれない
正直アレは苦手だ、出来れば関わり合いたくない
…ただ冷静に考えればアレも意味もなくフラフラしていることはないだろうし…
よし、大丈夫、行こう
そろりとドアを開け廊下を見渡す
よし、誰もいない
そのままこそこそとロビーに降りた
「…やぁ」
「…ははは」
アレがいた、アレっていうかつまり小川が
「…それじゃ…」
早々に退散することにした
タンコブとか放っておけば治る
「待って!」
ガシッと腕を掴まれた
今までにないパターンに焦る
変な汗が出てくるのを感じた
「な、何です…か?」
「2番目は…奏でられる呪いの音…
聞き入る者は魂を奪われる…」
「え?」
「気をつけて…」
小川は腕を離すとそのまま走ってどこかに行ってしまった
たったあれだけのことを話すために腕を掴んでまで俺を引き止めたのか…?
それとも別の理由があった…?
背中に伝う嫌な汗はさらに不快感を増したようだった
909 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:38:01.92 ID:4RPRmhoo
9/28(金) 朝
金曜日は次の日が休みということもあり気は休まるが
やはりめんどくさいことに変わりはない
だがゆき兄が朝から登校してる時点で金曜日効果はあるとはいえる
問題はゆき兄がなぜか険しい顔をしていることだった
「…どうしたの?」
「…」
心ここにあらずって感じだな
何を話しかけても反応が無かったのでそっとしておくことにした
しばらくすると今度はゆき兄のほうから話しかけてきた
「たまゆら」
「うん?」
「今日、リカを見たか?」
「…あーそういえば…休みかな?」
「メールも電話も無反応だ」
「寝てるんじゃない?」
「ならいいんだが…」
そう言うとゆき兄は教室を出て行った
…おいおい、朝からちゃんと来たのにサボる気か?
そのまま授業が始まってもゆき兄は戻ってこなかった
金曜日なのに…
910 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:39:47.50 ID:4RPRmhoo
9/28(金) 昼休み
昼休みになった瞬間、どこかへ行っていたゆき兄が飛び込むように教室に入ってきた
そして俺の腕を掴むとかなり強く引っ張ってきた
「な、なに!?」
「来い!!」
有無を言わせぬ迫力に俺はそのままついていくことにした
「一体どうしたのさ…!」
「…クソッ!あの馬鹿野郎…!!!」
「何があったんだよ!」
「リカの奴は…多分掴まった…」
「誰に?」
「執行部だ」
「なっ!?」
ついたのは音楽室の前だった
ゆき兄はドアを破るような勢いで開けた
中は電気がついてないが窓から差し込む太陽の光で暗いわけではなかった
ゆき兄はキョロキョロと辺りを注意深く観察していた
「…」
「…どうして掴まったとわかったんだ?」
「あ?ああ…
女子に聞いたが昨日の夜から姿を見せないらしい…
寮にも戻らなかったそうだ、となると…あの後ここに来て掴まった可能性がある…」
「しげるの時は視力を奪われる…今回は消えてしまうのか?」
「たまゆら、2番目の七不思議の概要は?」
「ええと…誰もいないはずの音楽室で鳴り響くピアノを聞いてしまうと…
魂を奪われる…だったはず」
「…魂か」
ゆき兄は口に手を当ててなにやら考えているようだった
俺はといえば考えを邪魔しないように静かにしているしかできなかった
911 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:41:03.50 ID:4RPRmhoo
「…音と魂…か
たまゆら、人魚の歌声の話を知ってるか?」
「ああ、何か聞いたことある
船乗りが歌声に魅了されて船が沈んでしまうんだっけ?」
「そう、ギリシャ神話におけるセイレーンやライン川のローレライ伝説などだな」
「それがどうしたの?」
「音、引いては歌声、音楽は人間の脳や身体に確実に影響を及ぼす
直接的に音自体で人を殺せるかというと無理ではないが現実的じゃない…
ただし特定の状況下で特定の音楽を聞かせることである程度行動を制限することは可能なんだ」
「…だからどう関係あるの?」
「…分かれよ、つまり魂を抜かれるってのは殺されることじゃなくて術者の意のままに操られるということなら
現実的考えれば不可能だが、力を持つ執行部が関わってるとすればありえる話だ」
「ということはリカちゃんは…」
「ヴードゥー教で語られるゾンビとは魂を持たぬ生ける屍…
自発的意志を持たぬ人間として永劫奴隷として術者に使役される…
…嫌な予感がするな」
話しているうちに思ったが
ゆき兄はピュアに負けず劣らず色々と知っている気がする
なんだか偏ってる気がしないでもないが
「…どちらにせよこちら側からは無理か」
「…早く助けないと」
「わかってる…だけど…」
「だけど…?だけど何だよ!」
「…クソ!!あの馬鹿…!心配かけんなつってお前が心配かけてりゃ世話ねぇよ!!」
「…」
「…悪い…どちらにせよ…今は無理だ…
術者を見つけて倒すしか方法はないはずだ…」
「…わかった」
俺は音楽室から出ようとした
「…今日は…いつもみたいになんだかんだと言わないんだな」
「ゆき兄がそんなに取り乱すのは初めてだからな
…学校、終わるまでに落ち着いておいてな」
「…」
俺は音楽室から出た
必ず、助け出す
912 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:43:24.73 ID:4RPRmhoo
9/28(金) 放課後
午後の授業が身に入るわけがなかった
ゆき兄は大丈夫なんだろうか…
廊下に飛び出てゆき兄を探しにいこうとすると誰かに首根っこを掴まれた
驚いて振り向くとおととい屋上で出会った不良がいた
こんなときに絡んでくるなよ!
「なんですか…?」
「あの女は諦めろ」
「…お前!!」
「待て、俺は執行部じゃない」
「信じられるかよ…!!!」
「…信じてもらおうとは思ってはいないが」
「…離せ」
パッと手が離された
こけそうになったが踏ん張ってこらえて慌てて距離を取った
「…たまゆらだったな、1つ聞くが
自分の大事な物を一つ失えば、世界中の人の大事な物が消えないとするなら…
お前は差し出すか?」
「何言ってんだよ!?」
「…」
「なっ…がっ!?」
不良男は目の前に飛び込んできて俺の首を掴んで壁に叩きつけた
クラリときた、しかも手を離さない
さらに手が俺の首をゆっくり締め上げてきた
「お前のやってることはただの自己満足だ…!!救いなんかじゃない…!
お前が救いと信じている行動が破滅を呼ぶんだ…!」
「は…なせっ…!かはっ…!」
「…ふん」
手がするりと俺の首から離れた
圧迫されていた気道に空気が流れ込んでくるのがわかる
「げほっ…げほっ…!」
「…覚えておけ…いつかお前は自らの行動を悔い…
過去の自分を呪うだろう…よっ!」
「がはぁっ!?」
不良男のパンチが、みぞおちに深く突き刺さった
胃袋から逆流しそうになる何かを押さえ込み俺はそこにへたり込んだ
「…じゃあな」
「待っ…ぐぅ…」
913 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:45:35.40 ID:4RPRmhoo
不良男はどこかにいってしまった
動けなかった俺はへたりこんだま回復するのを待つしかなかった
しばらくへたりこんでいるとスッと目の前で誰かが立ち止まった
「…大丈夫?たまゆら君」
「…えび助」
「…立てる?」
「ああ…」
壁に手をついてなんとか立ち上がる
「…はぁ…くそ…あいつ何なんだよ…!」
「あいつは高橋っていう奴だよ」
「高橋…?」
「学校に出てこず寮にも帰ることはほとんどなく
さらに生徒会の仕掛ける罠すらもことごとくすり抜ける
たまゆら君が現われるまでの生徒会執行部最大のターゲットだった」
「くそ…なんで俺がそんな奴にいきなり絡まれなきゃいけねぇんだ…」
「わからない…奴だけは僕らでも予測不能な奴だった」
「…そうだえび助…それよりも聞きたいことがあった」
「え?」
「…2番目の噂…音楽室のピアノ…あれについて知ってることを教えろ」
「たまゆら君、まさか!?」
俺はえび助にすがるように肩に手を置いていった
「大事な…友達が捕まったかもしれないんだ…!
どうしても助けたいんだ…!!頼む…!!」
「たまゆら君…ごめん…僕は何も知らないんだ…」
「嘘だろ!?なぁ頼む!」
「…執行部員は…他の執行部員のことを何一つ知らない」
「集まりとか…あるんじゃないのか…?
だってしげるは説得するっていって…!」
「あの部屋は人を認識できても個人を認識することが出来ないという不可思議な空間なんだ…」
「え…?」
えび助の肩に置いていた手が滑り落ちる
914 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:46:26.70 ID:4RPRmhoo
「…誰が誰なのかわかる、けれども個人と認識は出来ない
それが誰かの力によるものなのかはわからないけど…」
「そんな…」
「…ごめん、たまゆら君…僕も出来る限り協力はしたいけど…
何一つ役に立てそうにない…爆破の力も失い、もう僕は執行部員からも外されている…」
「…」
「でもきっと君なら…」
「俺なら…?」
「歪んだ正義や力は信じてる者にとっては救いになる、心のね
でもきっと手を差し伸べて何もかもを救えるのは人だけなんだ
…僕を救ってくれた君ならきっと、この学園の歪んだ秩序を正せるはずだ
きっと大丈夫、自分を信じて」
「…ああ、わかった」
「応援することしかできない自分が悔しいよ…」
「充分だよ、えび助
おかげで、不安が消えた」
「そ…っか、さすがだな」
「ありがとう」
それだけ言うと俺は走り去った
とにかくゆき兄と一緒に一刻も早く助け出さないと
「…信じてる、君がこの学園の闇を祓う希望だということを」
915 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:48:15.97 ID:4RPRmhoo
とりあえず走り出してしまったんだが
ゆき兄はどこにいるんだろう
…やっぱり屋上なのかな
屋上のドアを突き破る勢いで開けるとゆき兄が柵に持たれかかっていた
「はぁ…はぁ…ゆき兄」
「…たまゆら」
「用意は出来たのか?」
「…俺はお前と違って用意する武器とかはない
それよりお前こそ用意してんのか?」
「用意ってもな…俺も用意するもんっつったら
黄龍鉄甲しかないしな」
「…どちらにせよまだ早いさ…
まだ校内に一般生徒もいるしな」
「…」
ゆき兄は遠い目をして空を眺めていた
「…いい天気だな」
「ああ」
「…少し昔話をしていいか」
「言ってみ?」
「俺とリカは小さい頃から一緒でな
彼女とかそういうんじゃなくてどちらかといえば家族みたいな感じでな…
…昔からああなんだよアイツは…普段は俺の世話を焼くくせに肝心なところでは
逆に俺に世話を焼かせるんだ」
「…」
「…あいつだけだったな、ずっと俺を気にかけてくれてたのは
こんな馬鹿な俺を…」
「…」
「…助けたい…あいつを…
俺を助けてくれていたように…」
「うん」
「…いつも通りだ、深夜0時、音楽室へ侵入する」
「…早いほうがいいんじゃないのか?」
「変わらないだろう…言いたくないが殺されてるならとっくに殺されてるだろうし
生かされているってのは何かしらの利用価値があるってことだしな」
「そうか…」
「深夜までゆっくり身体を休めておけよ」
「ああ」
俺たちは寮に戻り
深夜までに身体をゆっくり休めることにした
916 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:49:18.62 ID:4RPRmhoo
9/28(金) 夜
深夜まで身体を休めておくと言っても気持ちばかりが焦って仕方が無い
じっとしていると不安でたまらない
ゆき兄が殺されてるならとっくに殺されてるとか言うから…
「あー…駄目だな…休むに休めない…」
しかしゆき兄は今まで執行部に関わることをなるべく避けてたのに
今回に限ってすんなり関わろうとしてるな、それだけリカのことが大事だってことか
しかし恋愛感情ではないようだな、面白くない
…無理矢理にでも休んでおいたほうがいいかもしれない
「今度は多分音楽室だね」
「…そうきたか」
「でもあいつに倒せるかなぁ…」
「確かにあいつの能力はさほど強いわけではないが場が重要だ」
「場?」
「…音楽室という場なら
あいつに勝てる者がいるのかどうか」
「…へぇー…それじゃ転校生…
終わりかねぇ…」
917 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:50:29.38 ID:4RPRmhoo
9/28(金) 深夜
ふと目が覚めた、しまった、いつの間にか眠ってしまったらしい
慌てて時計を見ると11時54分
ギリギリだがなんとか起きれたらしい
黄龍鉄甲を引っつかんで慌ててゆき兄の部屋にいく
ドアをノックする
「おーい、ゆき兄ー」
返事が無い
おかしいな
「寝てるのかー?
…あれ、鍵かかってない」
そっとドアを開けると部屋の中は真っ暗だった
電気をつけてみると部屋には誰もいなかった
「…おいおい、どういうことだよ」
辺りを見回すと机の上に置かれたメモ翌用紙が目に入った
しっかり固定されていたその用紙を手にとってみた
「…!!!」
メモにはこう書かれていた
【今回お前は関係ない、俺がやる】
「ふざけんな!関係ないわけあるかってんだよ!!」
メモをクシャクシャに丸めて放り投げて俺は部屋を飛び出した
クソ!!ゆき兄がいつ出たか知らないけど急がないと!!!
校庭を突っ切り、いつも侵入しているトイレの窓から校舎に忍び込む
そのまま足音も気にせず音楽室の前に辿り着く
俺は躊躇わずドアを一気に開けた
いや、正確には開けようとしたがドアは開かなかった
「カギかかってんのか!?」
いや、カギはかかってない
何かに抑えられているようにドアが開かないだけだ
一体どういうことだ…?
918 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:51:05.21 ID:4RPRmhoo
「結界だぁ」
「誰だッ!?」
後ろから聞こえた突然の声に驚いて振り返る
そこには…何だこいつ…!?
声の主は白い仮面で顔を覆い赤いマントが全身を包んでいた
声自体もまるで合成音声のような男女の判別もつかないようなものだった
「…内から結界が張られてんだぁ、そのままじゃ何したって入れやしないぜぇ」
「お前誰だよ…!」
「俺はぁ…ノスフェラトゥ…この学園の闇に生きる者だぁ…」
「ノス…?」
「それより中入りたいんだろぉ?
あのなぁこの結界は強烈な陰の気で出来てんだぁ
だったら同程度かそれ以上の陽の気をぶつければいい」
「陽の気…?」
「その右手にあんだろぉ…
それじゃぁ俺はいくぜぇ…精々頑張りなぁ…
ヒャハハハハハ…!」
それだけ言うとノスフェラトゥと名乗った奴は高く飛び上がった
「なっ…?」
視線を上にあげるとそこには天井が広がっているだけだった
消えた…?
いや、そんなことより今は音楽室に入らないと
信じていいものかわからないがこれしか方法がない
「頼むぜ黄龍鉄甲!!!
うおらぁぁぁぁあああああああああああ!!!」
扉に全力でパンチを叩き込む
視覚で捉えたわけではないが、ガラスが砕けた感覚を感じた
扉に手をかけ力を入れるとドアは難なく開いた
919 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:53:53.05 ID:4RPRmhoo
中に入ると静寂に包まれていた
「ゆき兄!リカちゃん!!どこだ!」
ポーンと、ピアノの音がした
ピアノのほうを見ると誰かがいた
「…よく来るなぁ」
「女…?女の執行部なのか…?」
「…うん、2−Bの桃花だよ」
「昨日、音楽室の前で俺とゆき兄に邪魔って言った…」
「…そういえばそんなこともあったね」
「ゆき兄と、リカちゃんをどうした」
「…何で皆校則を守らないんだろうね」
「質問に答えろ…!」
ゆっくり、ゆっくりと近づく
一体どんな攻撃を仕掛けてくるかわからない以上迂闊には飛び込めない
「…皆私が嫌いなんだろうね
だから私に逆らうんだ…思い通りになってくれないんだ…」
「何言ってる…?」
「…嫌われたくないから…好きになってよ…
ちゃんと私の思い通りになってよ…」
ピアノがポーンと音を立てた
グニャっと、目の前が歪んだ
「なっ…!?」
視界だけじゃなく、床までも歪んだようで
バランスを失った俺はその場に倒れた
「な、なんだ…?」
「動かないで」
ポーンと、またピアノが鳴った
同時に押し潰されそうなほどの重みが俺の身体に降りかかった
「がっ…!?」
動けない、くそ、何だコレ…
これが…こいつの…桃花の力か…!
あのピアノの音だ…ピアノの音が…!
920 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:55:59.67 ID:4RPRmhoo
「…そういえばこの子に会いたいんだっけ?」
ピアノがまた鳴り出した
するとピアノから黒い影のようなものが出てきた
それは人の形をしていて、段々と影が薄れてくる
「…リ…カちゃん?」
影は、リカだった
ただし、生気を失った目は虚空を見ていて
全身に力は入ってないようだった、まるでそう、人形のように
「この子はもう私のことが好きだから何でも言うこと聞いてくれるんだ
君もそうなってよ、嫌われるのは嫌だから」
「ふっ…ざ…」
「大丈夫、この歌を聴けば必ず…好きになるから」
音楽が聞こえてくる
とても心地よい音楽、まるで暖かい水の中で寝ているような心地よさ
頭がぼうっとしてくる
聞くな、聞いちゃ駄目だ、そう思っても旋律はどんどん流れ込んでいく
何も考えられなくなっていく…
921 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:57:33.68 ID:4RPRmhoo
突然ガァンという音がして音楽が止まった
その瞬間、意識がハッキリして身体も自由に動くようになった
「…全く、毎回こういうパターンかよ…」
「ゆき兄…」
ドアの前にゆき兄がいた
「悪いな、お前より早く出たんだが少し野暮用で遅れちまった」
「いや…おかげで助かったよ」
「で、あいつはどういう能力なんだ、そんで何でぼけーっとリカが突っ立ってる?」
「操られてみたい、それとあの桃花って奴の能力だけど
やっぱりピアノの音で人を操るかどうかだと思う」
「ふむ、とりあえず懐中電灯をぶん投げてみたのが正解か」
桃花のほうを見るとピアノを静かに触っていた
「…酷いことをするなぁ…」
「ゆき兄!耳を塞げ!!」
「無駄だよ…」
「がっ…!?」
「私の音は聴くものじゃなくてね
感じるものだから耳を塞いでも駄目なんだよ」
また身体に強烈な重みがかかる
抵抗するもそれ以上の力で押し潰され床に倒れる
「がっ…くっ…」
「たまゆら、気をしっかり持て」
「えっ…?」
ゆき兄は平然とした顔で直立していた
どういうことだ?ゆき兄は大丈夫なのか?
「…確かに…気を抜いたら1発で取り込まれそうな音色だが…
所詮音は音だ、同調しようとするな」
「なんでよ!なんで聞かないのよ!!」
狂ったようにかき鳴らされるピアノ
だがどんなに音が鳴り響こうとゆき兄は平然と立っている
922 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 22:58:54.02 ID:4RPRmhoo
「いくらやっても無駄だと思うぜ
なんというか俺は同調できないっていうか旋律を理解できないっていうか…」
「?」
「…身も蓋も無い言い方をすると…これ以上無いぐらい音痴だからな」
桃花の顔が愕然としていた
音痴ってそこまでのレベルかよ!?
ということは自分は少なくとも音痴ではないということか
いや、しかしこの場合は音痴なほうが助かるというか
「…ちょっとまっとけよ、あのピアノどうにかしてくる」
ゆき兄が桃花に向かって歩き出した
桃花の顔付きが変わった
「…なら、これは?」
今までの旋律が途切れ新しい曲が流れ出す
だけど俺の束縛は解けない
「だから俺には効かないって…何!?」
ゆき兄に何かが飛びかかった
…何かじゃない、襲いかかったのはリカだった
その手にはカッターナイフが握られていた
「痛ぅっ…!」
「リ、リカちゃん何やってんだ!?」
「…操られてるな、完璧に」
「あったりー
この子はね、もう私のことが好きだから私の言うことなら何でも聞いてくれるの」
「…チ」
「助けようとした人に殺されるなんてね…
悲劇だね、あはは」
「笑えねぇよ」
「そう?
んー、それじゃやられちゃいなよ」
曲が、激しさを増した
同時にカッターナイフをもったリカがゆき兄へと向かっていく
「あ、言っくけど殴って動きを止めるとか考えないほうがいいよ
私のトモダチは死ぬまで動きを緩めないから、死ぬまで私の望みを本気で叶えてくれるの」
「…くそっ!!」
923 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:00:35.51 ID:4RPRmhoo
どうすればいい…俺は相変わらず動けないし
桃花の話が本当ならリカの動きを止めることもできないし…
いや、それ以前にゆき兄がリカを攻撃できるのかもわからない
俺の考え通りゆき兄は回避に集中してるようだった
しかしこのままじゃジリ貧だ…
「…リカ、お前本当に馬鹿だよな」
「…」
「昔っからすぐコレだもんな
意地張って何かやらかして結局俺が後始末するハメになるんだからな」
「無駄だよ、今のその子には私の音以外届かない」
「…でもそんなところは嫌いじゃなかった
意地の1つや2つも張れない奴に比べりゃよっぽどな」
「…」
「お節介で、意地っ張りで、迷惑なお前だからこそ
俺はそばにいてやれたしいて欲しかったんだ」
「…」
気のせいか…リカの動きが鈍ったような気がした
この状況でなぜか俺は安心にも似た感覚を感じていた
冷静に考えれば絶体絶命で安心するような部分はどこにも無いのだが
自分でも不思議なくらいに俺は落ち着いていた
身体は動かないが、動こうとすらしていないような状態だった
「…そんなお前がこんな音なんかに支配されるなんてな
確かに強力な音だが…結局音は音だ、どんな力を得ようが音で全てを支配することなんか出来ないんだ
俺に効かないのも音痴だからってだけじゃねぇ
聞こうともしてないからさ、こんな腐った音楽に傾ける耳なんかもってないからな」
「舐めるなッ!!」
ピアノの音がさらに激しくなった
もはや人が弾いてるのが疑わしくなるほどの激しい旋律
「そいつを殺れッ!!
早く殺れッ!音に抗うなッ!!!従え!!
私が好きなら従えッ!!」
「…」
リカの持っているカッターナイフからチキチキという音が聞こえてきた
ゆき兄は動きを止めていた
「…1つだけ言っておくことがあるんだがな」
「消えろ!!!」
924 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:02:52.87 ID:4RPRmhoo
ガァァァァン!!ともはや旋律ではない
激情が音と化したかのような音が響き渡った
同時に、リカがゆき兄へと走り出した、カッターナイフをふりかざしながら
駄目だゆき兄…!リカは止まらない!!!
「こいつは…リカは多分お前より俺のほうが好きだと思うぜ?」
バシュッと血が散った
俺の頬に、ゆき兄の血が当たった
「かっ…はッ…」
ゆき兄が首を抑えている、抑えている手の隙間からは、血が流れていた
ボタボタ、ボタボタ、溢れ出ていた
「ぐっ…」
どしゃっと、首を抑えたままうつぶせにゆき兄は倒れた
そんな…そんなことって…
「アハハハハハハ!!ほら!皆こうなんだ!
私を嫌いなやつは皆この音で私を好きにさせる!
それでも好きにならない奴はこうなる!!
そして後は私を好きな人だけで嫌われることのない世界が出来るんだ!!」
この…!!!
「うっ…おぉぉぉぉおおおおおお!!!!」
「えっ…?」
数倍にもなった重力に逆らうように俺は立ち上がろうとする
腕の筋肉がプルプルと痙攣する
それでも抑え込んでくる以上の力で俺は無理矢理立ち上がる
「ぐぅあああ…負けて…たまるかぁぁ…!!!」
絶対に負けてたまるか
こんな音なんかに惑わされてたまるか!!!
「…思い通りにならないんだね…
じゃあそこの男と同じようになればいいよ
リカちゃん、次はあいつ…」
またピアノがポロンと音を立てた
くそ…今リカに来られたら…!
だけどリカは動かなかった
その場に呆然と立ち尽くしたまま動かない
925 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:04:12.08 ID:4RPRmhoo
なんだかわからないけどチャンス…!!
動け俺の身体…!元に戻れ…!!!
「どうして!どうして動かない!!
早くあいつを倒してよ!なんで思い通りになってくれないの!!」
桃花はまた狂ったように鍵盤を叩き始めた
それでもリカは動かなかった
カチャンと、リカの手からカッターナイフが落ちた
「…ゆき…兄…」
「!!」
リカは、泣いていた
泣きながらその場に崩れるように座り込んで、倒れているゆき兄を呆然と見つめていた
驚いているのは桃花だった
「どうして…!?何で!?
何で…」
どれだけ鍵盤を叩いても、どれほど旋律を響かせようと
リカはもう桃花の思い通りに動くことはなかった
「…ゆき兄…ゆうくん…やだよぉ…」
泣きじゃくるリカ
クソ…!絶対許さない!!!!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
思いっきり気合を入れるように叫ぶ
するとバシィンと何かが弾けたように身体が軽くなった
「お…!動く!!」
「…う、わああああああああああああああああ!!!!!!」
絶叫と共にこれ以上ないほどの旋律、いや、めちゃくちゃな不協和音が響き渡る
だけどもうこんな音に自由を奪われたりはしない
こいつだけは絶対に許さない…!!
926 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:06:57.73 ID:4RPRmhoo
「…上出来だぜ、たまゆら」
「…え?」
聞き間違いかと思ったがそうではない
今のは明らかにゆき兄の声だった
驚いてゆき兄のほうを見るとニヤニヤしながらゆき兄は立ち上がっていた
呆然とした、リカも呆然としている
ていうか首から血がポタポタと落ちてるんだが
「リカも上出来だ、桃花だっけ?言ったろ?
こいつはお前より俺のほうが好きなんだってな」
「なぁっ…!?」
ボフンと音が聞こえたぐらいのレベルでリカの顔が真っ赤になった
いや、それよりも何でゆき兄生きてんの…?
「リカが切ったのは掌さ、咄嗟にそれで首を抑えて首を切られたかのように見せかけたんだ
それでバレないようにそのままうつぶせに倒れてな
まぁ…それだけやってもお前らが音に囚われたままならどうしようかとは思ったがな」
「…ゆき兄…お前」
「いいからケリつけろ
半狂乱になった奴に勝機はないさ」
促され俺は黄龍鉄甲を構え
そして走り出した
「あああああああああ!!!」
「…女の子を殴るってのはちょっと抵抗あるんだが」
「じゃあやめてよ!!!」
「…やむなし!!」
「世の中なんでもかんでも思い通りにはいかないってことだな」
「闇を撃ち払え!!黄龍天光破邪爆裂拳!!!」
「待…」
ゴリッと、骨にあたる感触
そして恒例の少しの抵抗感
それを意に介さず…振りぬく…が今回は手加減してやる
下に向かって…振りぬく!!!
「ひぁああああああああああああああああ!!!!!!!!」
ドゴォン!!!と大きな音が響き
間髪いれずにバキバキバキと床が壊れた音がした
勢いよく頭から床に叩きつけられた桃花はそのまま木造の床を壊してしまったらしい
927 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:08:36.92 ID:4RPRmhoo
「…手加減にならなかったな…」
「…ところで、黄龍天光破邪爆裂拳ってなんだよ」
「いや…決めゼリフはいるかなって思って…」
「まぁいいや…さて今回も何か出てくるのかね?」
俺とゆき兄は桃花のほうを見た
桃花は動かない
「うぅっ…うっ…」
桃花は呻きながらゆっくりと床に手をつき頭を上げだす
頭からパラパラと床の破片やチリのようなものが落ちている
…同時に、やはりあの"黒い煙"が身体から溢れていた
「…う…ダメ…やだ…!行かないで…!!
やだよ…!また嫌われる…!!
いやだ…やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ…!!
イヤァァァァアアアアアアアアアアアアアガァァァアアアアアアアアアアア!!!」
もうさすがに馴れてしまった
いくら不可解な現象でも3度目にもなると動じなくなってくるが…
この断末魔の悲鳴のようなものだけは相変わらず背筋が寒くなる
そして黒い煙は消えていった
だが次の瞬間、突然地震でも起こったかのように大きく地面が揺れた
「何だ!?」
「……これは!?」
さらに辺りにどこから聞こえてくるのかわからないが
いや、周り全てから聞こえてくるような不気味な唸り声のようなものが聞こえた
「…ォォォォォオオ…!!!」
その唸り声に、俺は戦慄した
恐怖なんて生半可なものじゃない、まるで崖っぷちに立たされて突き落とされるのを待ってるかのような
絶対的な死を目前にした人間の諦めの感情にも似た、恐怖をはるかに超越した先
そんな感覚を俺は感じた
だがそのうちにその声も聞こえなくなり
辺りは静寂に包まれた
「なんだ…今の…今まではなかったぞあんなもの…」
「……今更何が起ころうと驚きはしないが」
「…まぁな…あ、そうだ…」
俺は桃花を見た
宙を見つめ呆然と座っていた
…さて、今回も頼むぜ、黄龍鉄甲
928 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:10:28.45 ID:4RPRmhoo
「…嫌われるのが怖いから嫌われないように頑張ってた…
それでも…どうしても私を嫌いな人がいる…
でもこの力があれば…皆が私を好きになる…
それは…乱されることの無い…永遠の平穏…
でももう無理…もう…無いんだね…」
フラフラと立ち上がった桃花はピアノの前に移動した
そして
「…意味がないじゃん…
もう…意味ないじゃんか…!」
ガァァァァン!!とピアノから音がする
何度も何度も拳を鍵盤に叩きつける
その時、ピアノからカタンと何かが落ちた
…工具?のような…
同時に、黄龍鉄甲から光が溢れ出した
きたきたきたぁ!
光はさっきの工具のようなものに集まった
そして、弾けた――
929 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:11:50.01 ID:4RPRmhoo
泣き声が、胸を痛くする
どんなに伝えようとしても届かずに
それが苛々を募らせる
激情に任せても何一つ解決せずに、ただ罪悪感に苛まされるだけ
「…何でちゃんと言うこと聞いてくれないの?」
「…そんなに私のことが嫌いなんだ…」
「嫌いだから…困らそうとしてるんだ…」
誰からも嫌われないように生きていきたい
嫌われているということを知ったまま生きるのは辛すぎるから
誰よりも嫌われるのを恐れてるくせに
誰よりも他人の目が気になって仕方ない
「…皆全部私に押し付けるんだ…」
「嫌い…だから」
930 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:13:16.54 ID:4RPRmhoo
綺麗な、とても綺麗なピアノの音が響く
空へと響く、優しい旋律
「いつもごめんね…」
「だからこれプレゼント」
「お姉ちゃんのピアノ、好きだから」
嫌われて…いる?
本当にそう…?
どっちなの、わからない
わからないから、苦しい
裏で嫌われていたらどうしようかと考える
もし全てが虚構で真実が自分に見たくないものだったら…
それがたまらなく怖い、だから私は私が見たいものを真実にしようとした
その真実は私が望む世界、思い通りに描かれる世界…
「お姉ちゃん」
「え…」
「…誰も嫌ってなんかないよ
そりゃ世の中全ての人が好きだってことはないけど…」
「…」
「…自信もって…まず自分を好きになって
自分を閉じ込めないで」
「うん…」
「簡単なんだよ
ただ少し…少しだけ自分を好きになればいいだけだから
それだけできっと自分を取り巻く世界が変わる
これ、今度は忘れないで…大事に使ってね」
「うっ…ん…」
931 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:14:08.04 ID:4RPRmhoo
――光が消えた
静かな、音楽室
静寂を破るのは深い後悔の言葉
「…嫌われることが…怖くて…傷つきたくないから…最初から嫌われていると思い込んでいた…
臆病なだけだったんだ…誰も信じずに…傷つけていたのは私のほうだったんだ…!
どうして…忘れてたんだろう…!!どうして…!人の暖かさを…いつからか偽りと思ってしまったんだろう…!
最低だ…私…!!」
3回目だが、いつも心が痛む
しげるも、えび助も、そして桃花も、歪められてしまい
黄龍鉄甲の力でその歪みが正された時に、深い自責の念に囚われている
…えび助が言っていた
【歪んだ正義や力は信じてる者にとっては救いになる、心のね
でもきっと手を差し伸べて何もかもを救えるのは人だけなんだ】
…そうだ、心を闇から救い上げるのが黄龍鉄甲なら
手を差し伸べるのは…
「…汝の隣人を愛せ」
「え?」
俺が言葉を発するよりも早くゆき兄が口を開いた
「…よく聞く言葉だが、この言葉にはある前提がある」
「…」
「…正確には、汝自らを愛するが如く、汝の隣人を愛せ
自分すら愛せない人間が人を愛せれるわけがない…とな
…同じことさ、自分を信じれないせいで相手を信じれない奴は表面上は分かり合えたとしても
深い場所で通じ合うことはできない、偽りの繋がりだ」
「…うん」
「だけど誰も彼もを無条件で信じる奴なんかいない
俺たちは聖者じゃない、裏切られれば傷つくし、憎んでしまうし、心の底から誰かを信じるなんてのも容易いことじゃない
…俺が思うに、だいたい皆考えすぎなんだよな
偽りの繋がりだとしてもいいじゃないか、自分が真実と信じて救われるならそれでいい
偽りだと気づいてしまっても、全てが0になるわけじゃない、過ごした時間が偽りの中の小さな真実を照らしてくれる
そこに希望を見出せばいいだけの話だろ、その、調律器のようにな」
「…うん…そうだね…私は結局…自分に怯えてただけなんだね…
ごめんなさい…ありがとう…」
「まぁここにはお節介が2人もいるからな
本音をぶつければ役に立つかどうかはしらないが馬鹿みたいに必死になると思うぜ
な?お二人さん?」
ゆき兄が俺とリカのほうを見た
俺は思わずうなづいていた、リカも同じようだった
932 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:15:59.43 ID:4RPRmhoo
「…ありがとう…」
ドサッ、と桃花が倒れた
…今回はいいところゆき兄に取られたな…
「ねぇ…ゆうく…あ、や、ゆき兄…」
おどおどと今までの状況を見守ってたリカが話しかけてきた
どうしよう、何て説明すればいいんだろう
「…リカ」
「…あの…ごめんね…あぅっ!?」
リカが死ぬほど驚いてる
いや、俺も死ぬほど驚いた
ゆき兄がリカを…抱きしめた…と、うぇぇぁ!?
「あっ…なっ…うぉっ…あぁはにゃぁ!?」
「…今度ゆっくり話してやるさ
もう全部終わった、今は休め…」
「う…うん…
あははは…懐かしいな…この匂い…昔はよく…」
…2人とも黙ってしまった
俺はどうすればいいんだろう
「…おーい…俺のこと忘れてない?」
「あうぁっ!?」
「おぁっとぉ!?」
リカがゆき兄を突き飛ばした
バランスを崩したゆき兄は尻餅をついた
「あややややや!違う違う!これは違くて!
たまゆら君がいるってことは気づいてたんだけどそういうあれじゃなくて!?
あれ、そういうって…ふにゃぁぁぁあ…!!」
騒ぎながら突然リカがドターンと倒れた
何なんだ一体…
「…疲労と過度の緊張から気を失ったみたいな
本当にめんどくせぇやつだな」
ゆき兄がリカの頭をツンツン突付きながらブツブツ言ってた
933 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:16:43.38 ID:4RPRmhoo
「なんでいきなり抱きしめたんだよ」
「いやー…ああしとかなきゃなんやかんやと質問責めにされそうだったからな
疲れたから帰って寝たいのにそんなめんどくさいことしたくないからな」
「…うわー」
「ま、帰ろうぜ?
こいつは俺が担ぐから、お前あっちで倒れてる桃花でも担いでやれよ」
「はいはい…」
桃花を担ぎ上げて音楽室を出ようとする
「そういえば何でわざわざ死んだフリとかしてたの?」
「…さっさと音を止めようかとも思ったがあそこで止めたら音に囚われた状態のお前らにも何か影響があると思ってな」
「それでわざわざあんな手段を…」
「ま、結果オーライでいいだろ」
俺とゆき兄は2人を担いだまま音楽室を出た
廊下を歩いてる時にふっとゆき兄を見た
珍しく嬉しそうな顔をしていた、おぶられてるリカも安心しきった顔で寝息を立てていた
何だかこの2人のことがわかった気がした
少なくとも恋人という枠では括れないんだろうな、うん
ちょっとだけ、羨ましくもなった
934 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/12(金) 23:18:00.87 ID:4RPRmhoo
9/28(金) 同時刻(深夜) 某所
「まずいねぇ…」
「次々に消されてるな」
「…だがまぁ…淘汰と考えるべきだな」
「淘汰か…」
「どちらにせよ我々執行部は協力などはしない、重要なのは個々の力だ」
「…だからこれは丁度いい淘汰というわけか」
「だけどさすがにそろそろ焦りを感じたほうがいいんじゃないか?
ここまで来ると生徒会自体も動きだしちまうぜ?」
「そうだな…」
「…ま、僕なら間違いなくあんな奴倒せるけどね」
「えらく自信があるようだな」
「…ククク…何にせよ面白いじゃないか」
「そういえば…関係ないかもしれないが最近もう1つ不穏な気配を感じるな」
「何が起こってるんだろうな、とんだサプライズだ…」
9/28(金) 同時刻(深夜) 屋上
「あいつが勝ったかぁ、さすがだなぁ」
「この調子でどんどん倒してくれればいいんだけどなぁ」
「…最後に笑うのはこの俺だぁ…」
「この…ノスフェラトゥがなぁ…」
「ククク、クックックック…アーハッハッハッハッハ!!!」
3限目 - 地獄の旋律 -
終
935 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/13(土) 00:04:27.16 ID:cxraW2DO
ゆき兄乙!
高橋予想外なキャラだったおwwwwwwwwwwww
936 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/13(土) 04:39:10.71 ID:x44y4W.o
高橋不良キャラかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
tkリカみたいな幼馴染が欲しかったです…
937 :
リリーホワイト
2009/06/13(土) 05:56:22.67 ID:/VzYVEDO
朝ですよー
938 :
リリーブラック
2009/06/14(日) 06:28:58.43 ID:joSSwoDO
朝が来た事を告げる!
939 :
リリーホワイト
2009/06/14(日) 07:35:05.22 ID:nypF8kDO
朝ですよー
940 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/14(日) 11:10:15.90 ID:DObhXYDO
リリーブラックさんとな…?
941 :
リリーホワイト
2009/06/15(月) 05:53:09.41 ID:FvEosQDO
朝ですよー
942 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/15(月) 09:13:43.22 ID:Hy9/zMAO
リリーさんしか見かけない今日この頃。
A.ネタがないからROMってるだけ
B.リア充だからROMってるだけ
C.んな暇ねーんだよwwwwww
やっぱBなのか?Bなのか!?
943 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/15(月) 10:13:23.77 ID:almUR6Ao
>>942
いや、もう社会がおかしいんですよ
ヤチャマルが真面目に仕事してるってもう世の中狂ってるじゃん
944 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/15(月) 10:16:17.36 ID:Hy9/zMAO
おかしいな。
むしろゆき兄の方が仕事をしなければいけないのに、夜叉丸のが変に見えるから不思議!
945 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/15(月) 11:01:21.04 ID:YYcSvcDO
AとCっすよ…
残業つかないのに定時9時とか会社[
ピーーー
]
946 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/15(月) 11:06:58.93 ID:almUR6Ao
>>944
俺は人間としては正常です
社会人としてはおかしいけどな
947 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/15(月) 11:19:25.69 ID:YYcSvcDO
>>946
またまたご冗談をwwwwwwww
948 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/15(月) 14:19:05.93 ID:Hy9/zMAO
ネタがないなら提供してみようかな
仕事がなくなった暇人の妄想みたいなものDAKARA、つまんなかったらスルーしてくれてもいいんだ
ただ何もすることがない僕が1000までにはくたわごとみたいなものを許してほしい
去年の春の話。
僕が就職もせず、何をやるにもやる気がでず。ただなんとなく学生時代から続けていたバイトをそのままやっていただけの日々。
そんな日々が少しだけ、少しだけ楽しくなったんだ。
949 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/15(月) 16:16:07.44 ID:almUR6Ao
続きは?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
950 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/15(月) 18:09:16.57 ID:almUR6Ao
立てたくないんだねwwwwwwwwwwwwww立てたくないんだねwwwwwwwwww
わかってるwwwwwwww僕わかってるよwwwwwwwwwwwwwwwwww
僕は天才だからwwwwwwwwww
僕は異常であるが故にこれ以上は無いんだよwwwwwwwwwwwwww
951 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/15(月) 18:09:53.03 ID:almUR6Ao
まぁもっと後でいいだろ!
速度ないからさ!
危なくなってきたら立ててきてやるよ!
952 :
そら
2009/06/15(月) 20:09:53.89 ID:V7Z9uMDO
半月振りに携帯が復活だぁぁぁぁ!!
953 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/15(月) 20:32:00.70 ID:Hy9/zMAO
ああちょっと急用ができまして。
帰ったら、少し書きためて話させてください
954 :
そら
2009/06/15(月) 21:04:48.16 ID:V7Z9uMDO
…え、誰
955 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/15(月) 21:06:33.48 ID:almUR6Ao
誰かわからないけど面白そうだから許す!
956 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/15(月) 21:29:12.93 ID:YYcSvcDO
wwktkwwktk
>>952
長かったなwwww
957 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/15(月) 22:03:43.83 ID:3vCWAnco
何か来てたけどちょっと気になる内容wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>952
おめwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
958 :
そら
2009/06/16(火) 01:17:59.28 ID:QMwnEcDO
ありがとうございます
非常に長かった!
で、白やんさんにメガネ付きツチノコ画像を見せるのを思い出しましたが
面倒になったから寝ます
959 :
リリーホワイト
2009/06/16(火) 05:59:38.13 ID:adCymwDO
朝ですよー
960 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/16(火) 12:01:21.77 ID:Yqgyd2AO
結局かきためれなかったから、ゆっくりのんびりやっていきます
去年の春、同期の新卒者たちが最後の春休みを存分に遊び回ってる中、僕はいつも通りにバイトをしていた。
就職をしなかったことに親は何も言わなかった。というよりも、ここ数年は会話とかそういうのもまともにした記憶がない。
放任主義とかそういうのではなく、単にめんどうを見ないのだ。姉と弟と妹の四兄弟、皆それぞれ勝手に生きている。
僕は、それでも真面目にやろうと、お金だけはだしてくれるので大学に行くことにした。
そこまでしたのに、結局フリーターとしてここにいる。何のための四年間だったのか。
しかし、別に僕が世の中に絶望しているとか、働くことが嫌だとか、そういうわけではない。ただ家でも外でも何もない毎日に張り合いがなく、どうしても前に進めない進もうとしない、そんな甘えた考えを持っていた時期だったんだ。
今思うと、本当に情けないと思うよ。
961 :
そら
2009/06/16(火) 12:10:43.12 ID:QMwnEcDO
何かはじたま
962 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/16(火) 12:27:45.81 ID:vpI9KMDO
ハジマタ!
963 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/16(火) 12:29:02.39 ID:rVBbKUko
こういうのを見ると考えさせられるな
俺も真面目に就職先探そうかな…
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ ぬぁーんちゃって!!ぬぁーんちゃって!
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒) こんなんで心揺らいだら闇の帝王ゆき兄様の名がすたるぜ!!
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / // ヴィバ!フリーター!ヴィバ!ニート!
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
964 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/16(火) 12:31:18.62 ID:rVBbKUko
____
/ \
/ ─ ─ \ まぁもし最後まで見た時点で俺の心が揺らいだら
/ (●) (●) \ その時は君の勝ちだお
| (__人__) | マグロ漁船にだって乗ってやるし、ゲイビデオにも出演してやるお
\ ` ⌒´ /
965 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/16(火) 12:34:09.00 ID:rVBbKUko
>>962
あ、ゲイビデオ出演は白やんも一緒ね
966 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/16(火) 12:49:19.18 ID:im6Qc2DO
ハジマタ!
>>965
道連れwwwwwwwwwwwwwwww
967 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/16(火) 13:02:26.29 ID:Yqgyd2AO
僕がバイトをしていたのは地元の駅前にある、なんでもないただのカフェ。
若い人もよく来るそこは、スタバなどの大手ほどではないマイナーなチェーン店。だけど、ここの小さな町ではなかなかに貴重なものだろう。
その入りやすい雰囲気からか、店員も若い人が来やすいんだ。
大学の一年からだから、すでに僕は四年間働いてきた。その間にいろんな人が入れ替わり立ち替わり。もう僕の先輩はフリーター歴二年目の男の先輩くらいなもので、あとは全て後輩となってしまった。当然のことながら。
前置きはこれくらいで大丈夫かな。
そんなバイト先で働いていたら、春休みに新しい子を3人ほど雇うことになった。
新大学一年生の男の子が一人と、女の子が二人。
始まりはここから。
僕は別に一目惚れしやすいとか、ましてや彼女ほしい願望とか、そういうのが薄く今にいう草食男子(笑)に部類されてきた。在学中にはそれなりのお付き合いもあったけれど、どれもしっくりせず長くも続かなかった。
そんな僕が、惚れた
968 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[仕事の合間だとなかなかすすまんね]:2009/06/16(火) 13:44:09.34 ID:Yqgyd2AO
まあ惚れたといっても、『あ、この子と仲良くなりたい』程度のものだけど。
「先輩、あの子いいですね」
「はあ!?お前がそんなこというとかビックリなんだけどwwwwww」
てくらい珍しいことだった
その子は、特別可愛いかと聞かれると、きっと群集に紛れてしまう、そんな感じだろう。むしろもう一人の女の子の方が綺麗でスタイルもいいので人気がでているくらいだ。
その子の名前は、花の名前だから花とでも呼びますね。ネーミングセンスの無さは仕方ないってことで。
初めて会ったときの
「はじめまして、今月から〜」
という定型的な挨拶。そのときの、独特なちょっと舌足らずな感じとなんの打算もみえないあかるい笑顔。今でも思い出せる。
好きな人ができるというのはすごいことで、その時からバイトにいくのが待ち遠しくなっていったんだ
969 :
ピュアハート
[図書委員]:2009/06/16(火) 14:51:47.80 ID:Dvx9hESO
パー速には必要ないけど支援
970 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/16(火) 19:38:24.21 ID:rVBbKUko
これは…あれか?
恋バナなのか?
971 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/16(火) 20:42:06.82 ID:EXcSkigo
ただいま。PCに移行。
>>970
恋バナかもしれない。
972 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/16(火) 21:36:17.82 ID:EXcSkigo
フリーターである自分と先輩は基本的に週に五回はシフトに入っていた。自然、新人トレーニングは大体任されている。
僕はスタイルの良い女の子に、先輩は男の子に、花ちゃんは後輩が中心的に見ることになった。
スタイルの良い子(以下雪ちゃん)は、高校時代からバイトをしてきていたので、要領も覚えもよく、すぐにできるようになっていった。さらに案外フランクな子だったんで、男性陣からの人気を集めるようになった。
かといって女性陣からも頼りにされる、人の中心にいやすい子だったかな。
男の子は、そつなくこなしてハイハイというけれど、裏ではけっこう生意気な性格をしていた。けっこう可愛い顔をした男の子だったっけ・・・。
彼女有り、女好きのお調子者。透とでもしておこう。
そして花ちゃん。この子は・・・まあ不器用な子だった。後輩がよくイライラしていたのを覚えている。
ただ、必ず一生懸命で、ゆっくりとだが、確実に覚えていっていたので、割と心配はしていなかった。
973 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/16(火) 22:04:41.10 ID:EXcSkigo
四月になり、大学が始まってからというもの、学生たちは忙しい日々をすごしていた。
バイト以外にやることのない僕は、暇な時間の大半をお店で過ごした。先輩も、バンドと居酒屋のバイトがない日は一緒にのんびりとしていた。
「なーなー、花のことは最近どうなの?」
あの子いいですね発言から一ヶ月ほどたってからの質問。なんとなく思い出したのか、前々から気にしてくれていたのか・・・
「なんもっすね。別に特別どうこうなりたいってわけでもないですし」
「え〜、せっかくの気になった子なんだからいってみろよー」
「そういう先輩こそ・・・いつになったら彼女つくるんですか?」
「俺は作らないんじゃなくてできないの。かわいそうなの。」
先輩、当時23歳童貞。彼女いない暦=年齢。
フツ面だが、いかんせんがっつきすぎな感じに逃した獲物多数。
974 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/16(火) 22:13:18.47 ID:2XOfTYso
続きキテター!
975 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/16(火) 22:58:13.69 ID:EXcSkigo
「まあ見てるだけでこう和めるので、そんなんでいいですよ」
「え〜。っていうんだけどどう思うー?」
平日の三時ごろ。お店が一番暇な時間。平日昼間は学生よりも主婦の方々がお店をまわしています。
そんな主婦の一人、手持ち無沙汰そうな京子さんに話をふってしまったのが、この先に影響するなんて思っていませんでした。
「え?なになに?花ちゃんのこと好きなの?wwwwww」
若奥様京子さん、2○歳。主婦との会話も、学生との繋がりも両立する心はピチピチギャル(死語)なお姉さんは、この手の話が大好物だった。
そういえば自己紹介をしていませんでした。
祐介(ユウスケ)。身長167cm、体重55kg。あだ名はゆーくん、ゆう。
名前は偽名だけど、あだ名はリアルだよww
「ゆーくんもついに恋をしたか。おしおし、じゃ私がちょっとチェックしといてあげるよ」
「なにをっすかwwwwww別にそんなんじゃないんで、気にしないでくださいwwwwww」
「いやいや、恥ずかしがらないでww花ちゃんの好みや彼氏がいるか、スリーサイズも聞いてきちゃうよ!」
「よかったなゆうwwwwwwおっぱいのサイズわかるといいなwwwwww」
自他共に認めるおっぱい星人。いや、そりゃあ性欲は人並みにありますしね。優先度低いけど。
あ、京子さんはAカッ(ry
こうして、花ちゃんとくっつけさせようの会発足。
まあそんなんで進展するはずもなく。
そもそも僕は関わろうともせず。
ただ、バイトして、帰って寝て、休日はたまった家事をして、妹と弟の世話をちょいちょいとして。
季節はあっという間に変わり、夏。
976 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/16(火) 23:06:51.43 ID:rVBbKUko
>>975
お前もゆうくんかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
977 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/16(火) 23:15:58.51 ID:2XOfTYso
ゆうくん増えたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
978 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/16(火) 23:24:00.24 ID:im6Qc2DO
新たなゆうくんの出現と聞いて(ry
979 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/17(水) 00:18:45.46 ID:cHH3QqYo
たった三ヶ月だけど、いろいろなことがあった。
先輩が雪ちゃんに告白したり、後輩×2が雪ちゃんに告白したり、雪ちゃんちに泊まって男共に半殺しにあったり。続きを聞きたい方はわっふるわっ(
何もしていないことにそれなりの焦りはあったけども、ただ目の前の出来事に流されていきているだけだった。
その間、花ちゃんとの関わりは二回の飲み会だけだったね。二人っきりになったこともない。
京子さんの調査によると、彼氏はいないようだが、気になる人はいる様子だとか。スリーサイズはしらね。
そんな中、学生は夏休みに突入。
その日、学生店員はみんなして海に行っていた。
もちろん、フリーターたる僕と先輩は主婦の方々とお留守番勤務。
「でさでさ、どうなの花ちゃんとは?wwwwww」
熟女の突入しかけてる主婦から言われてちょっとびっくり。
「みんな気にしてるんだよーwwあのゆーすけ君がついに自分から女の子に・・・ってww」
どうやら京子さん、主婦陣には話しちゃったようですね。
「それがこいつ、ほんとに見てるだけなんっすよwwまじいんぽかってくらいに興味持たなくてwwwwww」
先輩は下ネタにも抵抗がないのだ。そりゃ女子にひかれ(ry
「いやぁ、別にねらうとかねらわないとか。そんなものでもない気がして。付き合うなら自然にそういう流れになるのが運命じゃないですか?^^」
みんなは見慣れた呆れ顔をするだけだった。
980 :
蒼海星光悲哀転化夜叉丸新雪幸
[メガネ萌え同好会会長]:2009/06/17(水) 00:33:35.71 ID:Y1nBBMDO
わっふるわっふる
雪ちゃんちに泊まったとかサラリと流すなwwwwwwwwwwww
981 :
白日虚空輪廻山紫水明華燭吾子
[ひんぬー同盟]:2009/06/17(水) 00:46:07.50 ID:2LlxJ46o
ゆき・・・・・・ゆき・・・ちー・・・?
982 :
ピュアハート
[図書委員]:2009/06/17(水) 01:20:06.25 ID:gub8foSO
もしゆきちーだったなら許さん……
983 :
◆OXlxrC4o3M
2009/06/17(水) 01:36:57.91 ID:cHH3QqYo
ああ、そういえば名前から連想して雪ってつけたけど、ゆきちーがいたなwwwwwwww
>>980
おねむだから、また後日でよろしいでしょうか?よろしいですねwwwwwwwwwwww
984 :
ゆき兄
◆01XySrzV/Q
2009/06/17(水) 01:40:56.90 ID:KfYBVmko
次スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi?bbs=part4vip&key=1245170406&ls=50
985 :
リリーホワイト
2009/06/17(水) 06:17:46.93 ID:wuWNYIDO
朝ですよー
986 :
◆OXlxrC4o3M
[不景気怖い]:2009/06/17(水) 10:55:09.01 ID:NJVmOUAO
脱線・2008年6月某日
「俺さ、告ろうと思うんだよね」
先輩が突然話してきた
「・・・(゜д゜)」「あ、びっくりした?だよなwwwwww
あんま周りにバレないようにしてたけど、入ってきたときからつき合えたらなって思ってたんだよwwwwww」
いえ、誰がどう見てもバレバレでした
驚いたのはむしろ、なぜ告白しちゃおうなんて考えたかです
そう、この日から一週間ほど前、すでに二年生の男(中村シュンスケ似)がその思いを伝えて、見事に撃沈しているのをこの人も見ているはずなんだ
しかもこの人が雪ちゃんと特別仲がいいってわけでもない
「グズグズしてたらほかのやつと付き合っちゃいそうだしさ!」
「や、先輩やめときましょうよ。向こうだって先週シュンスケをふってるんですから落ち着かないハズですし」
「そうか?でも、今しかない気がすんだよねwwwwww」
根拠がわからなかった。止められるはずもないので、心にもない応援をしておくことに。
987 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 11:53:38.25 ID:NJVmOUAO
三日後くらい
今度は雪ちゃんに呼ばれたので仕事上がりに居酒屋に(年齢?暗黙の了解でしょう^^)
「ゆう先輩、花ちゃんとちゃんと話してますか?wwwwww」
雪ちゃんはいつもその話題をふってくる。
俺は、変に意識しちゃって花ちゃんとだけは会話がぎこちないというか続かないというか他人行儀らしい。
『花ちゃんのこと好きなんですか?』と唯一他人から聞かずに自分で気づいた子、それがこの子だった。
よく周りを見てる子だこと。
「普通。別に話したり話さなかったりだよ」
「いつも同じような答え方ですねー(・_・;)でも、今日はつっこみません。相談させてください」
ああ、来たなと思いましたよ。
このタイミングでいうと先輩がやらかしたんだろうなと・・・
しかし事態はさらに上をいっていた
あの日、先輩は告白したそうだ。メールでwwwwww
あれだけ男らしいことをいっといてメールでwwwwww
まあここまでは予想通り。
しかし計算外が。
どうやら先輩は告白したことを後輩(どことなく長友似)に話したらしく、何を思ったか長友も雪ちゃんに告白したのだ
それを聞いて黙ってないのがシュンスケ。俺をなんだこの状態はと再奮起。
まさかの三つ巴になっていたのだった!
988 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 12:05:13.13 ID:NJVmOUAO
>>987
訂正
ラストの方
「俺をなんだこの状態」
↓
「俺をふっておいてなんだこの状況」
です。
さてお昼休みお昼休み。
989 :
ピュアハート
[('A`)]:2009/06/17(水) 12:26:13.85 ID:gub8foSO
wktk
990 :
透過流転氷輝石幻想臥龍天昇
[無修正同盟・鬼畜長男]:2009/06/17(水) 12:42:09.62 ID:AUuNs2DO
俺がいると聞いてwwwwww
991 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 18:36:27.30 ID:NJVmOUAO
後日、三人を呼び出した
「てことだから、雪ちゃんは誰とも付き合わない。今後そのことに関してこれ以上蒸し返すような器のちっさいやつは、覚悟しなさい。てか成人した野郎が三人で女の子困らせるなwwwwww」
ということをじっくり話しました
「なんでゆうがその話すんだ・・・?」
というささやかな反論は
「一番無害でみんな納得しそうだったから」
という雪ちゃんの一言でみんな納得したゃいました。さすが僕。
エロゲ脳がフラグかな?とちょっと思っていたけど欠片もそんなことなかった
問題は無事解決。シュンスケがあまりに悲しかったらしくバイトを辞めてしまったがまあいい。
さらに後日、雪ちゃんにお礼をしてもらうため居酒屋に。
飲み放題、そして・・・・
起きたら雪ちゃんちのベッドだった\(^_^)/
これが6月に起きたちょっとした事件さ。
文章にするとちょっとわっふるな感じだけど、体験者からすると別段ドキドキもフラグもない話だったんだ。
そんな梅雨の時季の出来事。
終
992 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 19:04:16.09 ID:3zNPjYDO
>>991
ちょっと待てこのやろうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
993 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 19:14:13.30 ID:NJVmOUAO
>>992
なんでしょうか!?
あくまでもこれは本筋からの脱線であり、もうすぐ1000だしで簡潔にまとめましたがどこか至りませんでしたか?
994 :
そ
2009/06/17(水) 19:33:30.90 ID:k/zY6MDO
…………………ふぅ
いや、何も問題はないです
素敵な話を有り難うございます
995 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 19:52:43.72 ID:3zNPjYDO
>>993
花ちゃんとの[
ピーーー
]を期待した俺に謝れwwwwwwwwwwwwww
996 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 19:55:25.69 ID:ABtBaBEo
あと5レスも残っているのに…
ふぅ…
997 :
◆OXlxrC4o3M
[タダイマ]:2009/06/17(水) 19:58:52.23 ID:cHH3QqYo
朝起きたら、見知らぬ天井があった。僕が寝ていたのは、ワンルームのベッドだった。
「・・・・ああ?」
ここはどこだろう。二日酔いと寝ぼけた頭では考えていて何も思い出せない。
昨夜は雪ちゃんと飲んで、なぜか飲み放題をつけたんだ。
「私強いですよーww」
という挑発をされて、ついバトってしまったんだった。
僕お酒弱いのに
冷静に周りを見ると、どうみても女の子の部屋の装丁。
でもなぜにワンルーム?雪ちゃんは実家暮らしのはずだぜ?
とにかく脱出を試みようと思ったが、よくよく見ると、なぜか両手には手錠がかかっている
・ ・・・・・どんなプレイしたんだろう。
や、簡単に外れるおもちゃのタイプだったけど。
998 :
◆OXlxrC4o3M
[タダイマ]:2009/06/17(水) 20:01:20.66 ID:cHH3QqYo
携帯を見ると
『ゆーちゃんへ。昨日は楽しかったです。先輩があんなに凄いなんて・・・ww
て言われてもおかしくないので、ちゃんと自分の飲める量を考えてください。
先輩つぶれちゃうし、家わからないしで結局うちに泊めました。
私が一人暮らしなのは内緒なので秘密にしておいでください。
机の上に鍵があるんで、戸締りをしてバイト先で返してください
では働いてきまーす(ハート』
どうやら僕の貞操は守られたようだ。よくあることよくあること。
全く、人のことを酔わして連れ込むとか変態かこいつは・・・
それにしても、無断外泊しても家族から連絡の一つもないとは・・・
そしてこの日から呼び方がゆーちゃんに変わったのでした。
未だにこのことはみんなには内緒です。
まだ命が惜しいです。
PS 未だにあの夜、雪ちゃんが部屋のどこで寝ていたか教えてくれません・・・
true end
999 :
韋駄天足雷光一閃迦楼羅黒翼天
2009/06/17(水) 20:16:12.83 ID:wuWNYIDO
ゆーちゃんが羨ましい
1000なら健康体になる
1000 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2009/06/17(水) 20:23:45.11 ID:2E/30Eoo
1000なら999実現
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