無料アクセスカウンターofuda.cc「全世界カウント計画」
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫メニュー■ ■VIPService (VIPサービス)■
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みはできません。。。
HTML化した人:lain.
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 03:46:55.04 ID:EsB8H020
男は公園に来ていた

次から次へと押し付けられる課題
へそ曲がりな性格のせいで滅茶苦茶な人間関係
日本語であるかどうかすら疑わしい教師の長話...
男は、こんな生活に飽き飽きしていた

男「...あちぃな、今日」

男はそういうと、タバコに火をつけた


と、同時に、なにやら小さい手が男の袖を引っ張った
2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 03:52:50.34 ID:EsB8H020
男「あ?なんだガキ?」

男の袖を引っ張っていたのは、まだ6歳ぐらいの小柄な女の子だった

だが、何かおかしい。どことなく服はみずぼらしい感じがするし、肌色もよくない
これが成人男性だったら、間違いなくホームレスにしか見えなかっただろう

だが、男はそんなことはどうでもよかった。日頃のストレスが溜まってそれどころではなかった

男「失せろガキ!てめーの相手する余裕なんざねぇんだよ!」

だが、それでも少女...いや、幼女は男のそばを離れなかった
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 03:56:53.29 ID:EsB8H020
よく見ると、幼女はじっとタバコを見つめている
いや、それどころかよだれまで垂らしている

某有名菓子メーカーのあの細長いチョコ菓子にでも見えたのだろうか、なんともおかしな子供である

男「んだ、こいつに興味があるのか」
幼女「.........うん」

幼女の声はかすれていた

男「どうする?ちょっと吸ってみっか?」

男は半笑いで訪ねた

すると、とたんに幼女の顔が明るくなった
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 04:05:20.81 ID:EsB8H020
男(...げ、やっべ)

いくら筋金入りのDQNといっても、幼女にタバコを与えると危険なことぐらいは分かっている
男は困惑しているが、依然幼女の瞳は輝いている

暫く考えて、男はこう言った
男「じゃあ一本やるが、絶対に食べるなよ!せいぜい口にくわえるだけにしろよ」

幼女は軽く頷いたのち、男からタバコを受け取った。

すると、あろうことか、幼女はタバコを横向きにして口にくわえた
男はそれを見るやいなや、腹をかかえて大爆笑した

ストレスなんぞ、どこかに吹き飛んでいた
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 04:13:01.37 ID:EsB8H020
男は幼女の口からタバコを抜きとると、それをゴミ箱に放り投げた
幼女は「なんで〜ぇ」と言わんばかりの泣き顔で男を見つめたが、新しいタバコを渡すことはなかった
そのかわり「今度おいしいお菓子を買ってやる」という約束をして、男はその場を去った

家に帰ると、普段台所に立っているはずの母親が、どこにも見当たらなかった
机の上にはメモ書きがあった
--------------------------------------------------------------------------------------------
男ちゃんへ
     お母さんは今夜遅くなります
     ご飯は冷蔵庫に入れておいたので、解凍して食べてね
     夜は早く寝るんだよ
                                   母
--------------------------------------------------------------------------------------------

なにが「遅くなります」だ。また不倫相手と夜を明かす気か
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 04:22:09.23 ID:EsB8H020
俺は冷蔵庫に入ったナポリタンを解凍する

...

ふと、あの幼女を思い出した
今頃、おいしいハンバーグか何かを頬張ってるんだろうなぁ、と思うと、
心なしか優しい気持ちになった

父親が転勤して以来、この家は冷たくなってしまった
父親は、本当に優しかった。だからこそ今の男があるのだろうが
だが、母親が全て踏みにじってしまった。優しい性格につけこんで、貪るように金を使いこんでいた
そのおかげで、家は貧乏になり、ろくな服すら買ってもらえなかった。
それでも母親の洋服だけは、きらびやかに輝いていた

俺は毎日が、ストレスとの戦いだった
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 04:32:07.84 ID:EsB8H020
次の日

いつものように教師の目をかいくぐり、昨日の公園にやってきた
片手には、ココアシガレットを握っていた

また昨日と同じベンチに座っていれば、また寄ってくるだろう。と勝手な予想をしていると、
案の定、男の袖を引っ張る小さな客人がやってきた

男「おら、昨日の約束。残さず食えよガキ」

幼女「......?」

なぜか幼女はポカーンとしている。約束を忘れたのか、はたまた、男そのものを忘れたのか
しかし、この男、カンだけは冴えると有名だった。男は手早く金のテープに指をかけ、それを引っ張った
そしてビニールを開封し、再び幼女に渡した

すると幼女は、ようやく中身を黙々と食べ始めた
やれやれ、この年なら箱の開け方ぐらい分かるでしょーに
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 04:39:06.08 ID:EsB8H020
幼女「...こっちきて」

幼女は男の手を引いて、突然歩き出した
着いた先は、一件のダンボールハウス。やたら汚い字で「ひやゐ」と書いてある

男「これが、どうかしたのか?」
幼女「おうち」
男「へ?」
幼女「だから、おうち」

まあダンボールハウスであることぐらい見れば分かるが...

男「ほーん、で、誰の家なんだよ?」
幼女「...........」


幼女は、人差し指で自分を指していた
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 04:45:23.72 ID:EsB8H020
男「.............は?」

驚くのも無理はない。まだ中学校どころか幼稚園すら卒業できてなさそうな子供が
あろうことかダンボールハウスに住んでいるのだから
ありがちな展開ではあるが、実際出くわすと何故か驚いてしまうものである

男「...おまえが?」
幼女「...」コクッ
男「ここに?」
幼女「...」コクッ
男「一人で?」
幼女「...」コクッ

信じたくなかったが、これを当てはめると全てに辻褄があってしまう
薄汚い服、やたらと白い肌、お菓子の箱の開け方...

男はパニックに陥っていた
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 04:54:17.18 ID:EsB8H020
後に聞いた話だと、幼女の名前は「ひかる」だそうだ
とするとダンボールにあった「ひやゐ」という暗号も、なんとなーく「ひかる」に見えそうだ

男「ここが...おまえの家だって?」

内装はそこそこ豪華で、ラジオ型のテレビに、ふかふかの毛布、絨毯、ぬいぐるみ
そして、謎のペットボトル

男「このペットボトルは...なんだ?」
幼女...こと、ひかるは顔を赤らめて答えた
ひかる「......っこ」
男「...?」
ひかる「.....おしっこ...ためたやつ」

あー、このへんトイレ無いからな

男「はぁ、てか、ウンコはどこでしてんだよ?」
ひかる「...草むら」

成る程、下の世話はなにかと厄介そうだ
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 05:02:18.82 ID:EsB8H020
男「はぁ...色々と大変そうだな」

なにせホームレスである。生半可な気持ちじゃ成り立つまい
それはそうと、気づけばもう夕方であった。この日は部活があるので、さすがに学校に戻らないといけない
男はひかるに別れを言い、一直線に学校へと向かった


まあ、なんというか、やっぱりというか、大体予測はついただろうが、男は野球部である
男は坊主頭ではないが、野球に関してはそこそこの腕があった
今年は全国大会が控えている。休むわけにはいかないのだ

とはいっても、大した練習量でもなく、ちょっと準備運動してちょっと試合すればそこまでである

男は不安を感じていた
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 05:09:38.90 ID:EsB8H020
次の日、男は昨日のダンボールハウスを訪ね、昨日の客を叩き起こした

ひかるには、野球を教えるつもりでいた。これだけ多忙な生活をしていれば、運動神経もつくだろう
まさに単純明快な思考回路である。

まずはキャッチボールを教えることにした。ベタだが、これも基本のうちである
男の読み通り、ひかるの運動神経は並大抵のものではなかった
ボールの軌道を読み、出来るだけ正確に投げる。稚拙ではあるが、のびしろは沢山あった

だが、暫くキャッチボールをしていると、ひかるにある異変が現れた
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 05:18:04.30 ID:EsB8H020
男「ん?どうした」

ひかるの顔は青ざめ、内股になり、右手は股間へと伸びている。そして、足をすり合わせている
この動きが何を表しているかは、おそらく誰でも理解出来るであろう

男「やっべ!」

男はひかるの手を引き、ダンボールハウスへと急いだ。
だが、相当我慢していたのか、あと半分のところで、ひかるの足は動かなくなった
こうなったら男直々にペットボトルを取りにいくしかない
男は全力疾走した。そして、ペットボトルを手にいれると、一目散にひかるのもとへ駆け込んだ

座りこんだひかるの足元には、水が染み込んだようなシミが広がっていた
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 05:26:20.60 ID:EsB8H020
当然、野球の教育は中止。ダンボールハウスに戻ることにした
ひかるの目には涙がたまっている

男は躊躇いながらも、ぐっしょり濡れたパンツを優しく脱がせ、タオルで拭きとった
本当は水場で洗いたかったが、それはどう見ても変質者です本当に(ry
ということなので、あとで水場で洗うよう指示を出した

ただでさえ小便臭い子供が本当に小便臭くなっているのだから、
男にとっては見るに堪えないものとなっていた

結局その日は解散、自宅へ戻ることにした




「おや、ひかるの保護者の方?」
男はとっさに後ろを振り返った
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/16(日) 05:27:55.30 ID:EsB8H020
幺士
小允 く
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/16(日) 16:16:03.02 ID:EsB8H020
ほぼ荒れ地と化した近所の公園に現れたのは、これまたみずぼらしい格好をした青年だった
顔立ちは整っているが、上半身は素っ裸だった。おまけに切り傷があちらこちらに散らばっていた

男「あ?んだおめぇ」
青年「え、あ、いや、別に、喧嘩しようとかそういうのじゃなくて、
   ただ、ひかるとどういう関係なのかなーって」
男「...ほーん。まぁ、なんだ、ただの知り合いだ」
青年「そ、そそそ、そうですか、呼び止めてすいませんでした!」

やけに腰の低い青年だ。見たところ、まだ中学生っぽいが、こいつもホームレスか?
色々考えつつ、男は家路を急いだ
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 16:23:54.98 ID:EsB8H020
その夜、リビングにインターホンの音が鳴り響いた
やれやれ、またあいつらか。男は静かにドアを開けた

友人A「おいーっす」
友人B「どうだ、飯でも食いにいかねぇか?」

この時間帯に一体どこの飯屋が開いてるというんだ
まあ、こいつらとは随分長い付き合いだ、成り行きに任せてついていく事にした

.......

男はDQNだが、夜の繁華街は苦手である。
というのも、以前893風の男に金をすられて以来、迂闊には外出出来なかったからである
男にとっては、実に4ヶ月ぶりのネオンライトの光であった

友人B「ここだよ、ここ」
友人Bは、いかにも怪しい木のドアを指さした。ノックをすれば魔女でも出てきそうな奇怪なドアだった

友人B「ごめんくださーい」
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 16:32:55.75 ID:EsB8H020
中から出てきたのは、その奇怪なドアには似つかわしくない、朗らかな表情の男だった
名札がついていたので、名前は「中野」だとすぐにわかった

友人A「おっす中ちゃん」
中野「やあ、君たちか、まあ入りなさい」

中野の案内に従って進むと、これまた奇怪なドアに似つかわしくない、小洒落た料亭だった

男「...スゲ-」
友人B「すげぇだろ、ここ、深夜限定で開店してるらしいぜ」

漫画でしか見たことのない取ってつけたような設定だが、まさか実際にあるとは驚きである

やがて、3杯のラーメンが出された。そして中野は男に向かってこう言った

中野「君は初めてのようだね、特別にお代を免除してあげよう」
男「え、マジっすか!?あざっす!」

まさか金がかかるなんて知らなかった。早く言えバカ二人組が!
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 16:40:06.41 ID:EsB8H020
ラーメンの味は、神と称しても何ら不思議のないほどの美味であった
無料と言われても、こちらから金を払いたくなる味であった
まさかこんな穴場があったとは

中野「ここなら(余程のこともしないがきり)警察も来ない。ゆっくりしていくといいよ」
中野が天使に見えた

深夜2時、なにやら外が騒がしい。男と友人Bは、中野の許可を得て外に出ることにした
だが、期待外れにも救急車が通り過ぎただけであった。このあたりでは良くあることである
二人は呆れかえって、料亭へと戻った

友人A「なんだったよ?」
男「ただの救急車だった。それも走ってる最中の」
友人A「おぅ」

そして暫くたわいもない話をしていると、じき太陽が昇ってきた
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 16:48:57.97 ID:EsB8H020
翌日、今日は休校日だったため昼までぐっすり眠ることが出来た
いつものように公園内へと向かい、いつものようにタバコをふかしていると、
これまたいつものように袖を引っ張るものがあった

しかし、今日はいつもと違った。やたら手が大きい。タ○ムふろしきでもかぶったのだろうか
勿論そんなわけがなく、袖をつかんでいたのは昨日の青年だった

男「!!!!!?????」
青年「か.......は........ひ.....ひk..r.......g」

青年の声は、最早何語かもわからなくなるほどかすれていた
口元にはべっとりと血がついていた

男「だ、大丈夫か!てめぇ一体なにがいった!!!」
青年「ひ......ひか....r.....が...」
男「ひかるがどうした!!!!」
青年「こ.....こ...rさ...」

青年の意識はここで途絶えた
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 17:00:05.98 ID:EsB8H020
男はダンボールハウスへと駆け寄った。
だが、ひかるの姿が見当たらない

男「ひかるー!?ひかるーーーーーーーっ!!!」

...

とうとうひかるは現れなかった
男は絶望の淵に立たされた。が、大切なことを思い出した
青年の安否である

だが、こちらはただ単に眠っているだけで、命に別状はなさそうだ
だが、それにしても傷が酷い。というか昨日より増えているような...
誰かと殴りあったりしたのだろうか...
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 17:09:16.90 ID:EsB8H020
男は近所のコンビニでガーゼを買い、青年の体の血を拭き取った
そして、ダンボールハウスで寝かせてやった。男の極めて珍しい、優しい一面である

一体、ひかるはどこへ消えたのだろう、誘拐にでも遭ったのだろうか...
それから男は、暫く一睡もできなかったという


-------------------------------------


ひかるが行方をくらまして2週間後、ある変化が起きた
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 17:14:21.20 ID:EsB8H020
青年の話によると、ペットボトル小便の量が毎日少しずつ増えているという
青年は専ら野ションなのでペットボトルに縁はないが、逆にひかるはペットボトルにしかしない

ひかるが、帰ってきたのだ

男は歓喜した。だがしかし、姿が見当たらない。
男は考えた。どうすればひかるが姿を現すか...

そうだ、あれだ。あれを使えばいいんだ



男は、徐にタバコに火をつけた
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 17:22:45.81 ID:EsB8H020
目を閉じて、そっと開けると、そこには涙目になったひかるの姿があった
服はいっそう貧乏くさくなり、スカートに至っては、カピカピになってしまっている
だが、ひかるのあの無表情な顔は未だ健在のようだ

ひかるは男に飛びついて、大泣きした。瞬く間に服がぐっしょり濡れた
これには男も抱き返さない訳にはいかなかった。タバコはとうに吐き捨てた

ひかるが初めて男に心を開いた日であった


だが、安心は出来なかった。青年だけでなく、ひかるの顔にまで新しい傷が出来ている
男は優しさ同時に、憤りを感じていた
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/16(日) 17:23:38.11 ID:EsB8H020
とりあえず一章完結
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/16(日) 19:02:28.12 ID:aYTq6IDO
乙!
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/17(月) 02:38:55.29 ID:F2TFTOY0
母は今日も夜遊びに徹していた

息子を一人置いて、未来の父親と幸せを分かち合っていた
その男の名は浩という。アイドルでいえばキム○ク、俳優でいえばも○みち似の好青年であった
性格も穏やかで、母にとってはこれ以上ない理想的な青年であった
もっとも、母でなくとも理想的と感じる女性は少なからずいるであろうが...

深夜11時、約束の時間である。
母は浩の住むマンションを訪ねた。集合住宅にしては、ずいぶん見栄えのいい高級マンションであった
そっとインターホンを押す母。やがて、一分もしないうちに、その男は現れた

浩「どうも、ささ、おあがりください」
母「あら、じゃあ失礼するわね」

初めて見る人がいたら、これがマンションか!?と目を疑うほど、内装は豪華であった
母は居間に上がると、いつものように浩とたわいもない話を始めた

大半が、家族の愚痴であったが
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 02:44:44.11 ID:F2TFTOY0
浩は母に、特製の紅茶を振る舞った。
彼は才色兼備の見本ともいえる人間で、基本何でもできる天才である

母「おいしい。これ、浩君が作ったの?」
浩「ええ、とは言っても市販の紅茶にちょっと手を加えただけの粗茶ですが」
母「粗茶だなんて、そんなかしこまらなくてもいいのよ。それに比べてうちの息子は...」

これは一種の「テンプレート」である。どんな話題も最終的に家族の話に結びつけるのが
この女のテンプレートである。

紅茶を飲み干すと、いよいよお楽しみの時間がやってくる
母は、そっと服を脱いだ
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 02:53:18.74 ID:F2TFTOY0
(ここからは未成年には有害な、やや色っぽい話となります)

自前の避妊具をつけ、二人はベッドに潜った。
浩のアレはとてほ大きく、皮はずるむけていた。やはり性的な意味でも才色兼備である
さて、いよいよ本番。二人は裸で抱き合い、夜を明かした
深夜の小道に、二人の喘ぎ声が響きわたった

...

早朝5時。雀がけたたましく鳴いている
浩はもう2回もイッてしまっているためか、ベッドでうずくまって寝息を立てている
母はヤレヤレとため息をつき、服を着て、そのまま自宅へと向かった

息子はまだぐっすりだ
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 02:59:18.25 ID:F2TFTOY0
こんなことが何日も何日も続いた

そしてある日、小さな出来事が起こった

いつものように浩のマンションに向かっていると、突然服をつかまれた感じがした
不気味な夜道に突然服をつかまれたのだから、やはり驚くしかなかった
母は悲鳴を上げて一目散に逃げた。
後ろには、小さな女の子が呆然としたまま立っていた

母「ハァ、ハァ、ハァ...なんだったのよあれは...」

やがて浩のマンションにつくと、母はそのままぐったり倒れこんでしまった
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 03:09:45.41 ID:F2TFTOY0
次の日、買い物帰りの母は、またしても服を引っ張られる感触に襲われた
「昨日私を恐怖に陥れた奴の正体を暴いてやる!」という気持ちでふりかえると
またしても小さな女の子が立っていた

だが、この女の子、幽霊と疑われても仕方ない姿をしている。
髪は伸びきり、服はボロボロで、体にいくつかの傷跡もみられた

母「なによ...びっくりさせないでちょうだい!!」
女の子「...」

指をくわえてしょんぼりしているだが、母にはそんなことお構いなしであった

母「まぁっ!汚いわね、早く手を洗ってきなさい!」
女の子「...」

女の子はやはりしょんぼりした様子で、水道へと向かった

母は幽霊の正体を暴いたのと、僅かだが説教してやったのとで、
清々しい気分で帰路についていた
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 03:17:57.66 ID:F2TFTOY0
それにしても最近、息子の様子がおかしい

いつもなら自宅でRPGをしながら引きこもっているのだが、最近はよく登校するようになっている
まあ登校するのは悪い事ではないし、母もそんなに気に留めなかった

あの光景を見るまでは...

...

母は今日も買い物帰りだった

息子に作るナポリタンのために、パスタやトマトソースの買い足しに行った後であった
自前の鞄を持って、足取り軽く帰路についている

近くの公園を通りかかった際に、母はうっかり見てしまったのだ

幼い少女と、楽しそうにキャッチボールをする、一人息子の姿を...
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 03:21:35.47 ID:F2TFTOY0
何故?

何故なの?

この時間帯は学校がある筈


チャイムだって聞こえる

運動場には、体操服の生徒たちが、汗だくになって走っている


なのに何故?

お母さんを




騙  し  て  た  の  ?




34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 03:26:36.45 ID:F2TFTOY0
許さない

あのガキが私の息子をダメにしたんだ
たかがガキ風情が生意気に息子を弄びやがって

あのガキがいる限りは、息子は学校をさぼりつづける上
親を騙すという最低最悪の行為をし続けることになる

許さない

そんなの許さない

許さない許さない許さない許さない許さない

絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対



許さない
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 03:34:53.58 ID:F2TFTOY0
その夜、私は浩と手をくんで、あの子供を公園から「排除」することを企てた
時間は深夜1時半、一気に公園に乗り込む

...

深夜0時、突入開始まであと1時間半

私は浩を連れて、人気のない駐車場にやって来た
そして、作戦に使う「武器」を手渡した

・鉄パイプ
・ロープ
・ガムテープ

これだけあれば十分であろう
浩には、ロープとガムテープを渡した。あくまで突入するのは私である
浩はその援護をしてもらう

浩「あの、本当に、これ、やるんですか?」

今更分かりきったことを聞くなボケナスが
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 03:42:42.53 ID:F2TFTOY0
深夜1時、突入開始まであと30分

未だ乗り気ではない浩を、母はやさしく説得した
これは息子のためなんだ、社会に羽ばたくために避けては通れない道なんだ、と
それでも浩は首をかしげていた。
やはり完璧人間である以上、人の道に外れることなどもってのほかなのだろう

母は、やはりそんなことはお構いなしだった


深夜1時20分、突入開始まであと10分

母は、心の中で息子に謝っていた
こんな形でしか守れなくてごめんね、もうすぐ邪魔が消えるからね、と...

当然のことながら母のしようとしている行為は立派な犯罪であり、許されてはいけないことである
だが、母の愛とは一途なもので、これをやりとげないわけにはいかなかった

愛する息子のために...
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 03:46:08.17 ID:F2TFTOY0
幺士
小允 く
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 13:56:04.21 ID:.AeUqlw0
さっき確認したらID変わってた
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/17(月) 19:08:39.91 ID:.AeUqlw0
約束の時間まであと5秒
2人に緊張感が走る...

...

...2

...1


公園の茂みに、二人の足音が大きく響いた

公園は既に足元も見えない程真っ暗だったが、「目標」を見つけるのは容易だった
そして近づくやいなや、髪の毛を強く握り、思い切り吊り上げた

女の子「痛い!痛いよお!離してぇ!!」
母「おまえの.....おまえのせいで!!!」

母はまだ幼い女の子の顔に、拳を食らわせた
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 19:16:08.95 ID:.AeUqlw0
「あんたたち、何をしているんだ!!!!」

突然背後から聞こえてきたその声の主は、
やはり同じようにみずぼらしい格好をした青年だった

まずい、これは想定外だ......

だが、母は怯まなかった。すぐさま浩に体を縛らせ、草むらに放り投げさせた
これで邪魔するものはいない...

その後、さらに数々の暴行を加え、気がすっきりしたところで颯爽と引き上げた
ざまぁみろ、私の息子を誘惑するからだ

母は法を犯してしまった。と、同時に、理性も失った
浩は隣でガタガタと怯えていた。情けない、男のくせに
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 19:23:20.96 ID:.AeUqlw0

...

あの日から、息子は普通に登校するようになった
元気はなさそうだが、仕方ない。人の道に戻れたのであれば
やはりそんなことは「お構いなし」なのだ

さて、今日の夕飯は何にしようか、今から胸が踊るわ
息子のために今日は奮発して、美味しいものを作ってあげようっと
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/17(月) 19:41:29.77 ID:.AeUqlw0
第2章完っと
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/18(火) 01:00:21.47 ID:VzSiarQ0
少年は不幸だった

両親は幼い頃に離婚し、家は取り押さえられ、1人公園に棄てられた
もう顔も思い出せない程昔に別れた両親を、今も憎んでいる

だが、この子のあどけない笑顔を見るだけで、そんなことはすぐ忘れられた
青年は、この子のそばにいることだけが、生き甲斐だった

それも後に、あの事件によって狂わされてしまうのだが...
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 01:08:07.07 ID:VzSiarQ0
二人が出会ったのは、ほんの1年前だった

今日もいつものように雑草を漁っていると、一人の幼女が倒れていた
青年は飛び上がって驚いたが、それよりも生死の確認が必要だと悟った青年は
とっさに心臓の鼓動を確認した

青年「...よかった、どうやら生きてるようだ」

青年は早速、自作のダンボールハウスに幼女を運びこみ、布団をかぶせてやった
そして数時間後、幼女は目をさまし、そして驚愕した。

幼女「ふ、ふぇ?......ここどこ?」
青年「気がついたか?」
幼女「...........!!!!」

幼女はさらに驚き、やがてお漏らしをした。人見知りの激しい子だ
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 01:14:56.96 ID:VzSiarQ0
さて、布団がぐっしょり濡れてしまった。幼女は大泣きしている
青年はパニックになっていた。布団を洗うのが先か、パンツを洗うのが先か...
...とりあえずのこと、青年は幼女のパンツを脱がせ、
近くにあった水道で軽くすすぎ、そして天日干しにした
生憎、替えのパンツを持っていなかったので、そのままダンボールハウスで待機してもらうことにした

幼女「えぐっ...ぐすっ...」
青年「ほら、泣くな、いいこいいこ」
幼女「うぐ...ぐす...」
青年「ほら鼻水垂れてるぞ、これで拭きなさい」
幼女「...ぶふぅーっ(鼻をかむ音)」


だめだこいつ会話になんねぇ
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 01:22:37.02 ID:VzSiarQ0
その後何度コミュニケーションをとるうち、名前は「ひかる」だと分かった
せっかくなので、ダンボールに大きく「ひかる」と書いてやることにした
...よし、これでもうここはひかるちゃんの家だ
このことを教えてあげると、ひかるは飛び跳ねて喜んだ

だがそれも束の間、尿意というのは第二次波があるものだ。
ひかるに唐突に訪れたのもまさにそれであった。ひかるの表情がみるみる暗くなっていく...

青年「ん、どうしたの?あんまり嬉しくなかったのかい?」
ひかる「ううん、うれしいけど...」モジモジ

左手で股間をおもむろに揉むひかる。青年はようやく感づいた
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 01:32:20.97 ID:VzSiarQ0
青年「ええええええ!?ちょっとまってよ!!!」

青年はまたもやパニックに陥った。生憎この公園にはトイレは存在しない
だが辺り見回すのち、廃棄されたペットボトルが目に入った

青年「こ、これなら...!!」

青年はそれを手にとると、おもむろに幼女の[禁則事項です]に当て、放尿を命じた

幼女の[禁則事項です]から黄色い液体が飛び出す。その間幼女は惚悦とした表情をしていた
第一次でもあれほど出てたというのに...

だが翌日、青年は昨日の過ちを後悔した。
あれ以来幼女は催すと、ペットボトルにする癖がついてしまったのだ
この辺トイレ無いからまあ有り難いっちゃ有り難いが、様子がどうみても児童ポルノなので
アグ○スからの逆襲と、自分の理性の崩壊に怯える日々が続くようになってしまった
48 :あああああ47の幼女を全部ひかるに訂正ー!2009/08/18(火) 01:48:33.39 ID:VzSiarQ0
そんな日々が続くなか、ある出来事があった

いつもなら隣で寝ているはずのひかるが、忽然と消えていた
普段はぐーすか寝てるくせに、珍しいこともあるもんだ

青年は草むらから顔を出すと、驚愕した
ひかるがヤンキー風の男にからまれている。しかもひかるは煙草に興味持っている...!
ひかるにとって、これほど危険なものはなかった
が、青年の臆病さが災いして、終始見てるだけの結果に終わった

やがてひかるが帰ってくると、青年はひかるに飛びついて尋ねた

青年「なななななななななななにか悪いものを食わされなかったか!!??」
ひかるは横に首をふった
青年「たたたたたたたた煙草だけは駄目だぞ!絶っっっ対に駄目だからね!!いい!?」

ひかるは涙目になりながらも、静かに頷いた
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 02:00:52.36 ID:VzSiarQ0
その次の日もあのDQNがやってきた
手にはタバコの箱らしきものがおさまっている
青年は昨日の過ちを後悔し、正体を暴こうと草むらで待機していた

ひかるはDQNになついているようだ。将来に影響はないかとヒヤヒヤしている
と、その矢先、ひかるはタバコらしきものを″食べ″始めた

-おかしい、タバコは吸うものではないのか-

まあそれは追いといて、次にひかるが始めたのは、キャッチボールだった
やたら楽しそうだ...僕もまぜてもらおうかな...
そう考えていたそのとき、ひかるに異変が生じた

青年「げ、小便だ」
青年はいち早く察した。が、肝心のDQNは気づかない
そうこうしてるうちに、ひかるの膀胱は限界まで達していた
そして、ようやくDQNが気づいた。が、既に遅かった
DQNがダンボールハウスに駆け込む途中に、ひかるはとうとう漏らしてしまった

青年「...アチャ-」

ひかるのスカートからは、絶え間なく黄金の滝が流れていた
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 02:07:36.10 ID:VzSiarQ0
その後、どうやら一段落ついたようなので、いよいよDQNに話しかけることにした
緊張が走る...

一歩...また一歩とDQNに近づいていく
心臓が、はちきれそうなぐらい血液を増産している
そんなにヘモグロビンいらねーっつーの!と心のなかで突っ込みをいれながら

一歩

また一歩

そして...




「おや?ひかるの保護者の方?(キリッ」

んんんんんぅぅぅうううぅぅううわああああああぁぁあああぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 02:13:27.22 ID:VzSiarQ0
うわああああああああああああああああああなんだこの
「あえてCOOLかつGLOBALにいくぜ」キラ-ン
みたいな厨二丸出しのセリフはあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!

DQN「あ?んだおめぇ」

うーわーキレてるよ完全にキレてるよもうどうにでもなれええええ!!!

青年「え、あ、いや、別に、喧嘩しようとかそういうのじゃなくて、
   ただ、ひかるとどういう関係なのかなーって」
DQN「...ほーん。まぁ、なんだ、ただの知り合いだ」
青年「そ、そそそ、そうですか、呼び止めてすいませんでした!」

青年は一目散に逃げだした。ひぇぇ、今度はこっちがちびりそうだ
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/18(火) 02:23:41.81 ID:VzSiarQ0
その日の夜、青年は頭をかかえて呻き声をあげていた

青年「あああああああぁぁぁあああぁぁあぁ」
ひかる「...どうしたの?」
どうしたもこうしたもあるか!思い出させるなあんな黒歴史!
向こうが思いのほか優しかったからいいものの、もっと酷いDQNなら今頃僕は肉片だ

青年「ちちちちょっと...恥ずかしいこと思い出してさ」
ひかる「...ううん、はずかしいのはひかるのほうだよぅ、あんなにいっぱいおしっこもらしちゃったし...」
あああまたア○ネスに命狙われるようなことを...
青年「...うん、まぁ、我慢出来なかったのは仕方ないよ」
こっちは言う必要すらなかったのに
ひかる「...がまんできないのはだめだよ、おしっこはおといれでするものだもん」
アンタはペットボトルにしてますよね
ひかる「おもらししたらぱんつぐちゅぐちゅしてきもちわるいし、それに

あああ何の話をしているんだ
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/18(火) 02:26:01.85 ID:VzSiarQ0
幺士
小允 く
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/20(木) 00:26:11.04 ID:6tsYc2M0
そんなような話もあったのち、青年は眠りにつくことにした
今日はホームレス生活の中で一番疲れた日だったに違いない
そのためか、いつもより早く眠りにつくことができた

...

...

...?

外がやけに騒がしい

ふと見ると、寝ているはずのひかるの姿がなかった

青年「ん...?一体」

どこに行ったんだ、と言い終えるより先に、どこからともなくひかるの悲鳴が聞こえてきた
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 00:36:07.97 ID:6tsYc2M0
青年「ひかる!?」
びっくりして飛び上がると、髪の毛をつかまれたひかると、謎の男女二人組が目に入った

青年「あんたたち!何をしているんだ!!!」

青年は声を振り絞って叫んだ。どうやらこちらに気づいたようだ
早く、ひかるを助けなければ...

青年「!!」

青年の足は、すくんだまま動かなくなっていた
いくら動かそうとしても、恐怖心が先立ってうまく動かない
畜生、動け!臆病者

男「う、動くな!止まっていろ!」

いつの間にか目の前に、若い男が立っていた
そして、あれよあれよと縛られてしまう青年...
口封じのガムテープも貼られ、助けを呼ぶことさえ出来ない
ひかるは?
ひかるは無事なのか...?
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 00:41:55.44 ID:6tsYc2M0

...

気づけば、もう朝になっていた

ひかるは、さっき救急車で運ばれた

誰だ、ひかるにあんな仕打ちをしやがったのは
あの子が何をしたというんだ...

青年は、じつに6時間かけて、縄から脱出した
体は、もはや満身創痍だった。左手が思うように動かない

誰か...


その時、青年の鼻に、煙草の煙がツンとしみた
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 00:48:16.57 ID:6tsYc2M0
しばらく、真っ暗闇の世界が続いた

とうとう死んだのか...?

死ぬ前に、もう一度ひかるの笑顔が見たかった
あの、あどけない笑顔を...


だが、目をさましても、ひかるがそこにいることはなかった

絶望の毎日が続いた
会いたくても会えない、話したくても話せない
体と一緒に、心まで縛られてしまった

手元のペットボトルに溜まった小水は、黄色さを増していた

今思えば、波乱の日々だった
第一、お互い家もないのだ。無理はない
だが、支え合うことはできた。それが、あの子との最大の絆だったのかもしれない

だが、もうその絆の受取人は、不在だった
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 00:54:15.43 ID:6tsYc2M0
ひかるが行方不明になってから2週間
今日も貰った野菜を洗う

青年の中では、ひかるは既に故人だった
青年の中では、あの日々は、全て夢だった
ひかるなど存在しなかった

ただ、そう思いたかった

一人寂しく雑草サラダを貪るその青年の目は、既に死んでいた

気晴らしに散歩でもするか、と、青年はアスファルトの上を歩きだした
だが、不意に小石を蹴り、痛さのあまりしゃがみこんでしまった
親指からおびただしい量の血が出る


「...あ、だいじょうぶ?」
どこかで聞いたことのある声と、どこかで見たことのある小さな手が、青年の親指を包んだ
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 00:55:28.02 ID:6tsYc2M0
第3章完
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2009/08/20(木) 01:06:10.18 ID:6tsYc2M0
うう...
おなかすいた...

ここどこ...?
なんかこうえん?みたい...

ひかる、しんじゃうのかな...?

...

「...い」

「...おーい」

...!!?

ひかる「ふぇ?ここどこ!?」
青年「気がついたか?」
ひかる「........!!??」

だれーーーーーーーー!!??

しょあぁぁぁぁぁぁ...

ひかる「...あっ」
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:13:32.23 ID:6tsYc2M0
ひかる「ふぁあああああぁぁぁぁあん!!ああああああ!!」
青年「な、泣くなって!!えーと、えーと...」

どうしよう
会っていきなりおもらしとかカッコわるい...

ひかる「ううっ...あぅ?」
青年「ごごごごめんね、ちちちちょっと脱がすね」

ひかるのパンツがとられた...
うぅ、スースーする...

青年「え、えーと、代わりのパンツがないから、ここでお兄ちゃんと遊んでよっか」

ううぅ、やっぱはずかしい...
すごい出てるとこみられちゃったし...

ひかる「えぐっ...ぐすっ...」
青年「ほら、泣くな、いいこいいこ」

何もいいこじゃない...
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:19:41.49 ID:6tsYc2M0
青年「えと...きみ、名前は?」
ひかる「...ふ、ふぇ?」
青年「笛!?変わった名前だな...」

あーん、ちがうよぅ!いいなおさないと...

ひかる「ち、ちがう。ほんとは...」
青年「えっ、ほんとは?」
ひかる「ひ...ひかるって...いうの...」
青年「ひかるちゃんかぁ、よろしくね」

そんなことよりパンツかえしてくださいぃ...

...

青年「...これで、よし、と」
ひかる「?」
青年「ん?ああ、ひかるちゃんにおうちをあげようと思って」
ひかる「おうち!?」

ひかるのおうちだ!やった!...

...あ、あっ!
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:29:39.61 ID:6tsYc2M0
どうしよう、またおしっこしたくなってきちゃった
しかもさっきよりもれそう...

青年「ん?どうしたの?あんまり嬉しくなかったのかい?」
ひかる「ううん、うれしいけど...」
そのまえにおしっこしたい...

青年「ええええええ!!?ちょっとまってよ!!!」

...え?

青年「え、えーとえーと、もうすこし!もうすこしだけガマンして!」

こ、このひと、ひかるがおしっこもれそうなのわかってくれたんだ!
すごい!みすたーま○っくみたい!
あ、でもそのまえにおしっこ〜!もれちゃうよ〜

って、あれは...まさか...
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:35:34.29 ID:6tsYc2M0
ゴスッ

ひかる「いたい!」
青年「さあ、ここにするんだ!」

するんだ!って、これペットボトルだよ!?のみものいれるんだよ?
おしっこはのみものじゃないよぅ。オレンジジュースみたいだけど...

青年「さあ、早く!」
ひかる「え、あ、う...」

ううう〜でももう限界だぁ、もうここでしちゃえー!!


ぷっしょああぁぁぁああぁぁぁああぁぁあ...


ひかる「...ふぅ〜、すっきり〜」

よかった〜、ひかるもらさずにすんだよ〜
ってあれ?おにいさんお顔真っ赤だよ?どうしたの?
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:41:18.03 ID:6tsYc2M0
青年「ふぅ、よかった...って多少こぼれてるけど」
ひかる「あーすっきりした♪」

...きめた!またしたくなったとき、ここにしちゃおっと!
それにしても、おにいさんいいひとでよかったぁ

青年「ふぅ、やれやれ。さて、中身捨ててくるか」
ひかる「おにいさん、ありがt...」

ぐうううぅぅぅうぅうぅうぅ...

ひかる「...あっ」
青年「...プフッ」

どーしよー、おなかすいてたのわすれてたぁー!!
あーあ、またはずかしいおもいしちゃった...

青年「...仕方ない、なんか作るか...」
やっぱおにいさんやさしい♪
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:45:24.77 ID:6tsYc2M0
青年「ほれ、食べな」
ひかる「いただきます!」

わーおいしそうなサラダだぁ!!

ひかる「...!!」
青年「どうだい?」
ひかる「あんまりおいしくない!」

青年「...だろーねぇ」

なんか、うすかったり、にがかったりするよ?
へんなあじー

青年「あ、そうだ、パンツかわいたから渡しとくね」
ひかる「あ、ありがとー♪」
青年「...ハァ」

さらさらしてきもちいいなぁ
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:51:21.96 ID:6tsYc2M0
ひかる「わーおふとんだー!!おっきーい」
青年「昼間散々濡らしといて何を今s...なんでもないなんでもない!」

これならおにいさんとふたりでねれるし、ふかふかできもちいい♪

ひかる「じゃあ、おやすみしよっか!」
青年「そうだね、寝よう寝よう!」

...


...

ぐぎゅるるるるるるるるる...


青年「ん?どうした?お腹すいた?」

ひかる「ううん、ちがうの...」


おなか、いたい...
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 01:56:38.79 ID:6tsYc2M0
いたい!おなかいたいよ!

ひかる「...あいたたたたた.........」
青年「ど、ど、ど、どうした!?まさかサラダに当たったとか!?」

うぅ、おしりがむずむずする...ペットボトルペットボトル...

青年「いやいやいや、さすがにムリがあるから!!草むらでしなさい草むらで!」

そんなこと言ってもおなかいたくてあんまりあるけないよ...いたたたたたた
どうしよう...あ、あそこなら!

青年「...足元気をつけなよー!!」

ひかる「ここで、パンツをおろして...せーの!」






ブリュr[ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー][ピーーー](自主規制)
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 02:03:22.42 ID:6tsYc2M0
ひかる「...ふぅ」
でた...けど、ふきふきできない!
よし、こうなったら

ひかる「おにいさぁーーん!うんちでたぁー!!」
青年「うわああああああそんなこと叫ぶなぁああああああ!!!」

ひかる「?」

おしりはふいてもらったけど、おこられちゃった...なんで?

青年「...ひかるちゃあ〜ん...」
ひかる「な、なあに?」
青年「ねてるひともいるんだよぉ?」
ひかる「うん、しってるよ?」
青年「...ハァ。次から絶対そんなこと叫んじゃダメだからね?あとおしりぐらい自分で拭きな」
ひかる「...はぁーい」

おにいさん、こわいよぉ...
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 02:04:37.60 ID:6tsYc2M0
幺士
小允 く
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 02:17:33.68 ID:6tsYc2M0
あーもー深夜になると変なスイッチ入って下ネタばっかになる
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/20(木) 06:25:30.20 ID:l0gb9JQo
おは
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2009/08/22(土) 03:05:14.96 ID:F.Wn7020
臨時休載



Pastlog.cgi Ver2.0
Powered By VIP Service
Script Base by toshinari