以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/22(日) 00:56:40.29 ID:bx47qz.0<>■前スレ 唯「あはは、レズだってー」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258779786/l50

…の140レス目以降のお話です。
律への復讐心を抱いた方に捧げるスレです。
のらりくらりと書いていきますので、長い目で見てやってください。<>唯「あはは、レズだって…でも」 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/22(日) 01:04:52.17 ID:bx47qz.o<>―
――

律「私、大きくなったら…そのっ…澪ちゃんと結婚するっ!」

澪「ふぇっ!?でも、女の子同士って結婚できないんだよ??」

律「大丈夫、わたしにまかせてっ!」

プチップチッ…

律「ほら、シロツメ草の指輪!これで結婚できるよ!」

澪「うぐっ…りっちゃん、ちゃんと幸せにしてよね?」

律「まっかせーなさーい!」

…この夢、何度見たことだろう?
 小学校時代に澪にプロポーズしたあの日、最近頻繁に見る様になった。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/22(日) 16:28:26.33 ID:bx47qz.o<>唯「澪ちゃ〜ん、一緒に帰ろう♪」

澪「う、うん…ちょっと待っててな」

私が澪を泣かせない為に行った行為は異性への嫌悪感を抱かせ、
同性愛者へ向ける視線を変えることができた。
ちょっと度が過ぎたとは思うけれど、澪が涙することは無くなった。
私は間違っていない。

澪「律、今日は唯と一緒に帰るから…ゴメンな」

律「…んっ?ええっ!?今日も?」

澪「うん、唯がしつこくってさ」

唯「それじゃ、りっちゃん…お先〜♪」

律「あぁ…またな…」
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/11/23(月) 02:56:40.86 ID:J02GT4so<>結婚しましたスレを活用するのかと思ってたお<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/24(火) 21:33:59.57 ID:yXZFi5Qo<>…
唯「澪ちゃ〜ん、どこか寄って帰ろうよ」

澪「うーん…でも、憂ちゃんに怒られたりしないのか?」

唯「憂なら大丈夫だよ、毎晩一緒にシてるから」

澪「え…へぇっ!?」

唯「ほへ?どうしたの?そんな裏返った声なんて出して…」

澪「えっ…いや、だって…その…
  まさか姉妹でシているなんて、思わなかったから」

唯「うん…なんか、憂の温もりを感じていないと…
  寂しいというか、何か苦しいんだよね…何でだろう?
  同性愛なんて、絶対に叶わない愛だって解りきっているのに。」

澪「唯…」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/24(火) 23:22:59.74 ID:yXZFi5Qo<>唯「本当はね…私も女の子のこと好きなんだ。
  でも、将来のこととか考えるとお互い傷つくだけになるんだな…って思うと、
  心がチクチク痛くなっちゃって。
  だったら、最初から付き合わないほうがいい、現実を見たほうが良い。
  言い方はさすがにキツかったと思うけれど、私には引き離すことしかできなかった。
  …って、えへへ…なんだか私らしくないね…グスッ…」

澪「唯…泣いているのか?」

唯「えへへ…澪ちゃんの手、大きいけどあったかいね…」

なでなで・・・

澪「っ!?
  …ふぅ、ったく…唯の髪の毛も、ふわふわしていて温かいよ。
  あまり恥ずかしいこと言わせないでよ」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/26(木) 21:08:04.45 ID:5iAw5U2o<>澪「でも…唯の言い分も解る気がするな。
  私も、律と付き合い始めるまでは"同性同士なんてありえない"
  …って言っていたもんな」

唯「そうだったの?
  …てっきり子供の頃から、りっちゃんと澪ちゃんって恋人同士みたいな
  関係を気づいていたんだと思ってた」

澪「ん〜…付き合い始めたのは、高1の頃かな?
  合宿で… って、何てことを言おうとしているんだ私は!?」

唯「澪ちゃん落ち着いて!!
  …あ、駅前のケーキ屋さん寄っていこうよ。
  澪ちゃんあそこのガトーショコラ好きでしょ?」

澪「あ、でも律が…」

唯「早く早く〜♪」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/26(木) 23:16:06.06 ID:5iAw5U2o<>さくっ… もぎゅむぎゅ…

唯「… … ……  ……」

澪(そういえば、プロポーズされたのって…子供の時だよな。
  …もしかして、子供の時から無意識に律のことを想っていたのか?
  高校になるまでずっと…)

唯「…  ………  …?」

澪(あの時、律が作ってくれた花の指輪…また作って欲しいな…)

唯「ねぇ?澪ちゃん…聞いてる?」

澪「あっ!?ごめん、ちょっと考え事していたんだ。」

唯「にひひ…もしかして、りっちゃんのこと?」

澪「わぁっ!違う、違うから!そんなことは全然ありませんことよ!」

唯「澪ちゃん…慌てすぎ」

澪「…ったく、唯ったら」

唯「澪ちゃん、ごめんね…
  …ボーッとしている時に、一口ケーキもらっちゃった」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/26(木) 23:26:28.63 ID:5iAw5U2o<>澪「ふふっ…
  それじゃぁ、お返しに唯のケーキを一口もらおうかな?」

唯「うん、いいよっ!はい、あ〜んして?」

澪「わっ…みんな見ているぞっ?」

唯「大丈夫だよ、澪ちゃんと私は友達同士なんだから。
  気にしない気にしない♪」

…チクンッ…

澪「ぇ…」

唯「澪ちゃん、どうしたの??」

澪「いや、なんでもない…」
  (そうだよな、唯と私は友達だもんな…恋人じゃないんだよな。
   私には律がいるのに、なんでココロが痛んだんだろう…)

ぱくんっ!

澪「あ…あれ?」

唯「残念、時間切れです!私が食べちゃいました!」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/28(土) 20:14:46.86 ID:9jKBw6oo<>…
律「ちぇ…澪のやつ、最近唯と仲良くしちゃってさ…
  私のことは放置かよ」

カンッ!カンッ!

律(…澪、子供の頃の約束覚えているのかな…?)

カンッ!カンッ! …ぐしゃ

律「あっ…」
 (覚えているよな、うん!あの時プロポーズしたし、キスもした。
  そして体も一緒になった…仮初めな道具を使ってだけど、
  私たちは愛を確かめ、温もりを交わしたんだ)

律「あーあ、澪の家に寄って行こうかなー…?
  …だよな、今日は澪居ないんだもんな…」

はぁ…

律「むなし…」




<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/28(土) 20:28:50.07 ID:9jKBw6oo<>律(いつもの様に澪をからかって、怒って笑って…ちょっと泣かせたりして…
  最終的に私が叩かれて、そんな普通のやりとりでも楽しいのに。
  今日はそのやりとりが無い。…寂しい)

ぽふっ

「ひゃっ!」

律「うゎっと!ごめんなさい…って、梓!?
  こんなところで、どうしたの…?」

梓「り…律先輩、ちょっと唯先輩を見かけたので覗いていました。
  一緒に帰るから、ちょっと気になっちゃって…。
  でも、律先輩から澪先輩を取るようなマネはしませんから、安心してください♪」

律「言うようになったな、このぉ〜!」

梓「それよりも唯先輩と澪先輩、なんだか楽しそうです。
  いつもお菓子を食べてお茶を飲んでいるのに、何処か空気が違う気がします」

律「…」

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/29(日) 16:47:40.53 ID:L8qCuLko<>「…?」

律「…」

澪「…律、聞いてるか?」

律「へっ!?」

あの光景を目にしてから、私はボーッとすることが多くなった。
澪は私のことを想ってくれているのだろうか?
澪を見るたびに唯と澪が楽しく話しているところを思い出してしまう。

澪「…まったく、次の土曜日どこかに行こうって言い出したの、律じゃないか?」

律「あ、あはは…そうだった、ごめんごめん。
  遊園地に行く?それともショッピングモールにする?」

澪「ん〜…たまにはのんびり公園とかいいかもしれないな?
  ベンチに座ってお喋りして、お弁当食べて、それからどこかでお茶して…どうかな?」

律「おお、それいいかも!
  それじゃ、お互いお弁当を持って近くの運動公園に集合しよう!
  澪、変なもの作ってくるなよ」

コツン

澪「それは律だってば…まぁ、何にせよ当日が楽しみだな」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/29(日) 20:19:17.90 ID:L8qCuLko<>律(杞憂だよな、澪が唯なんかに取られるなんて…無いよな?)

私は約束の運動公園に来ていた。
片手に下げたバスケットには、澪の為に作ったサンドウィッチを入れている。

律「あれ…少し曇ってきた?
  …ったく今朝は晴れていたというのに、あの天パの天気予報相変わらずハズれるな」

約束の時間から10分経過し、私はブツブツと空に文句を垂れていた。
そんなとき、携帯電話が鳴り出した。

律「ん…澪?
  約束の時間から10分も過ぎているんだぞ、どうしたんだ!?」

澪『ゴメン、ちょっと急用ができちゃってさ…
  今日は行けそうにない、本当にゴメン…後日埋め合わせはするから…な?』

澪のその言葉を最後に、電話は切れた。
電話の向こうから、ノイズ交じりに聞き慣れた声があったが気のせいだろう。

ポツッ… ポツッ… たぱ… サァァァァッ…

律「あーあ…降り出して…きちゃったな…澪…グスッ。
  なんでだよ、澪…みおぉ゙…」

大粒の雨と涙は混じり、地面は少し人肌に近づいた温度で濡れた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/11/29(日) 21:25:27.18 ID:dssUSlwo<>出来れば前のも張ってくれるとうれしい<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/29(日) 22:03:57.03 ID:L8qCuLko<>>>14
とりあえず、保管しているところのURLです。
原文はまだ校正・編集終わってないので、一時コレでお許しくだせぇ…

ttp://unkar.jp/read/yutori7.2ch.net/news4vip/1258779786<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/29(日) 22:37:22.48 ID:L8qCuLko<>唯「澪ちゃん、電話終わった〜?」

澪「あ…あぁ、待たせてゴメンな…。
  でも、いきなり押しかけて来てどうしたんだ?
  今日は憂ちゃんと一緒じゃなくて大丈夫なのか??」

唯「う〜…一気に質問しないでよぉ…頭パンクしちゃう。
  えーと、んーと、あ!そうだ…ギターの練習させてもらいに来たの!」

澪「…のわりには、ギターを持ってきてないようだが?
  しかも、大変大変!?って騒いで押しかけて来た割には…
  そんな急ぎでも無さそうだな、それじゃ私は用事があるから唯、またな?」

唯「…澪ちゃん…この雨の中帰りたくない…
  雨宿りしていってもいいかな?」

澪「あぁ、降り出して来たのか。
  それじゃ、私も用事が潰れたから…そうだ、宿題でもやろうか?」

唯「えぇ〜!ゴロゴロさせてくれないの!?」

澪「ふふっ、冗談冗談…お菓子とお茶持ってくるから、部屋で待ってて」

雨…なんだか強くなってきているな。
律もさすがに帰ったか、近くのアーケード街に入ったよな?
あ!そうだ…今朝早起きしてお弁当作ったんだった。
律に食べてもらうはずだったけれど、一人じゃ食べきれないから唯と食べようかな。
…律のお弁当、食べたかったな。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/11/29(日) 22:58:15.10 ID:jaAWPsQo<>今回は律澪ENDじゃなくて唯澪endだよな?

前回のは後味悪すぎた<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/29(日) 23:09:34.91 ID:L8qCuLko<>>>17
カップリングはさておき、律鬱ENDの予定。
前スレで肝心なシーン(唯が同性愛について葛藤しているところ)を
書き忘れていたので、あんな終わりになってしまいました orz
今回はそうならないようにします…
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/29(日) 23:33:25.54 ID:L8qCuLko<>唯「いっただきま〜す!はぐっ!もぐもぐもぐ…」

澪「ぷくくっ…唯、そんな慌てて食べなくても弁当は逃げないぞ?」

唯「えへへ、澪ちゃんの作ってくれたお弁当が美味しくて。
  食べると、なんだか胸がほっこりするね」

きゅ…

澪「っ!?」

唯「澪ちゃんどうしたの…顔、真っ赤だよ?
  もしかして、さっきの雨でカゼでもひいた!?」

澪「なななななんでもないっ!なんでもないぃっ!
  それに、まだ今日は1歩も外出てないっ!」

唯の笑顔って律とは何処か違った雰囲気。
その無邪気な表情を見ていると、何処か安心する…。
唯を見ている憂ちゃんも、きっとこんな気持ちなのかな?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/29(日) 23:36:24.96 ID:rS70GeYo<>もしやと思ったらまさかの続編wwktk<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/11/30(月) 21:47:13.82 ID:IuoR8wYo<>期待age<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/01(火) 00:37:41.85 ID:4ebXiVEo<>澪「ほら、ご飯粒ついてるぞ」

…るりゅっ…ちゅぷ

唯「ひゃぁっ!…って…
  澪ちゃんは、りっちゃんと二人きりになると
  こんな大胆な女の子になるんだね♪」

澪「…ん…? …あ!?
  ひぃぃゃぁぁぁぁぁっ!!」

唯「やっぱり、赤くなって恥ずかしがっている方が、
  澪ちゃんっぽくて私は好きだな〜」

澪「うー…恥ずかしい…」

唯のほっぺた…すべすべしてる舌触りだった。
そして温かくて、すっと舌を吸われる様にもちもちとした肌。
もう少し感触を確かめたい。そんな衝動に駆られた。

澪「ごめんな、唾液つけちゃって…ちょっと拭くから顔を近づけて」

唯「んっ、ありがと」

ぷにゅ…にゅっ むにゅ…

私は唯の頬に左手の人差し指を添え、ゆっくり…そして執拗に円を描き弄った。
唾液を纏った頬は柔らかく、ピンポイントではあるが肌と肌が密着し体温が伝わる。

唯「澪ちゃん…もう大丈夫だよ?」

澪「あ…あはは、そうだよな拭き取れたぞ!うん!」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/02(水) 00:18:43.14 ID:pOyJsR.o<>…
澪「雨…止まないな…」

すーっ… すーっ…

澪「唯?」

唯「ん〜…む… むにゃ…」

唯のほっぺた…温かくて柔らかだったな。
しっとりとした感じは忘れられない。
じゃぁ…唇はどんな感触なんだろう…?
私の心臓がバクバクと破裂せんばかりに脈を打つ。
それは、唯を起こしてしまいそうな程に大きい音を出している。

唯「…んみゅ… ゅ…」

私の唇と唯の唇は5cm、2cm、1cm、5mmというように距離を縮めていく。
唯の湿った吐息が私の唇にかかると同時に嗅覚をくすぐる。
あと少しで唯の唇を味わえるその時だった。

唯「みお… ちゃん…」

その一言で私はハッとし、唇を離していった。
そうだよな…私には律がいる。…唯と二股かけるなんてできないよな。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/02(水) 00:28:27.24 ID:ACPXz2Ao<>うおびっくりした<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/03(木) 00:30:18.05 ID:oWg.4eIo<>このままだと、本当に引き返せなくなりそうだ。
とりあえず憂ちゃんに連絡をし、唯を引き取りにきて貰うことにした。
私の興奮をよそに、唯は心地よさそうに眠っている。

ピンポーン

澪「唯?憂ちゃんが迎えに来たから、今日はもう帰ろう…な?」

唯「えっ!?まだ遊んでないのにっ!?」

澪「私も色々忙しいんだ、ごめん」

唯「そうだよね、仕方ないよね…」

澪「それじゃ、玄関まで送るよ」

一瞬寂しそうな顔をしたのは私の考え過ぎだろう。
それとも、唯が私に惚れていると自惚れているのだろうか。

憂「お姉ちゃんがお世話になりました〜」

唯「あ…澪ちゃん、ちょっと耳貸して…」

澪「なんだ…?憂ちゃんに聞かれたらマズい話なのか?」

ちゅ…

唯の不意打ち、奪おうとしていた唯の唇は私の唇を奪った。
ぷっくりと、しっとりとした唇を経て私に体温を伝える。

澪「…んっ!? …ん…」

まぶたが熱く重い…私が唯に堕とされたことを悟った瞬間だった。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/03(木) 00:43:23.80 ID:oWg.4eIo<>唯の背後では、憂ちゃんが頬を赤らめこちらをじっと見ている。
そうだ…憂ちゃんは唯のことが好きなんだ。
それなのに、憂ちゃんにこんな光景を見せてよかったのか??
本来ならば私も頬を赤らめ涙を溜めるのだが、少し背筋が寒くなった。

唯「んっ… ぷは…澪ちゃん、ごめんね。
  私、やっぱり澪ちゃんのことが好きなんだ。
  あずにゃんよりも、憂よりも…澪ちゃんがイチバンなの」

憂「お姉ちゃん…ようやく、好きになった人とキスできたね」

思いもよらぬ言葉に私は耳を疑った。
憂ちゃん、何を言っているの?私には律がいるのに…

憂「最近のお姉ちゃんったら、澪さんのことばかり楽しそうに話すんですよ?
  今まで軽音部のみなさんのことを話していたのに、澪さんのことばかり…。
  私が"澪さんのこと好きなの?"って聞いたら、すんなり話してくれました。」

澪「でも…私は、その…」

頭が回らない。
連続するサプライズで言葉が出て来ない。

憂「私も…澪さんが義姉さんになってくれるんだったら、
  お姉ちゃんのことを諦めます!」

姉妹なんだからそれ以前の問題だろ…とツッコミたいところだけれど、そんな余裕は無い。
今はただ憂ちゃんの言葉を一方的に聞く事しかできなかった。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/03(木) 01:25:24.75 ID:xrUEoKwo<>NTR!?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/03(木) 22:59:32.06 ID:oWg.4eIo<>ピンポーン… ピポピポピーンポーン!

澪(このインターホンの鳴らし方、律だな?
  雨宿りにでも来たのかな?それとも…)

ガチャッ

澪「…律? …!?」
 (傘もささないで来るなんて…
  もしかして、あれからずっと公園にいたのか?)

律「み…みお… 澪っ!」

バッ

澪「んっ!?  っぷ… な…何っ!?」
  (いつもより荒々しい、目つきも尋常じゃない…)

ガチッ ガチッ ガッ

澪「痛いっ、歯が… んぐ…っ!? …この…いいかげんにしろっ!」

パァン!

律「!?」

右手の平に熱いものが走り、律の頬には血液が付着していた。
強く平手打ちをしたせいだろう、手のひらを見るとパックリと切れていた。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/04(金) 00:45:58.17 ID:fLXjbN.o<>乾いた音が頭の中で響いた瞬間、目の前が真っ白になった。
そして、数秒のディレイを経て頬が熱を帯びてきた。

律「…痛い…」

ポツリと無意識に出た私の言葉は、静寂を生み出す。
先程の平手打ちの音が頭から離れず、ずっと反響している。
ふと澪を見てみると、手のひらを見て青ざめている。
どうやら、手を切ってしまったらしい。

律「澪…ごめん、手貸して」

澪「うん」

ペロッ・・・  ちゅっ・・・ れりゅっ・・・

澪「あっ…律、舐めるのくらい自分ででき…んっ!!」

澪の血液を舐め取っている隙をつき、私は澪の唇を奪った。
いつもとはどこか違う感触、そして違う香りがする。
私と澪は恋人同士だよな? …そうだよな?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/05(土) 13:23:14.74 ID:nBNu0V.o<>どんっ!

澪「やめて…」

律「なんで?」

澪「…ごめん」

律「どうして謝るの?分けわからない…
  私と澪って恋人なんだよね、付き合っているんだよな!?
  あの日、ベッドの上で誓ったよね?"お互い隠し事はしない"って。
  私に何か話せない事でもあるのか!?」

澪「…ごめん」

律「なんでだよ!澪っ!」

澪「…私も色々あって悩んでいるんだ。
  せっかく来て貰って悪いけど、今日は一人にさせて欲しい。
  律、解って?」

・・・バタン・・・

解りたく無い…それに悩み事だったら私に全てぶつけて欲しい。
それなのに、澪は何故話してくれないのだろう。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/06(日) 15:13:59.04 ID:.Juqxdso<>澪(どうしよう…律をぶっちゃった…
  こうやって後悔して沈むくらいなら、叩かなければよかった。
  …私は律の恋人だよ。でも、なんで私はブレているんだろう?)

澪「ふぅ、気を取り直して新しい曲書いて見ようかな?」

サラサラサラッ

『キミから受けた唐突なキス、ボクのココロは…』

カタン

澪「律… 唯… どっちも唐突なんだよ…
  だめだ、集中して書けない。もう寝ちゃおう寝ちゃおう!」

(そうだ、寝ちゃおう〜!)

澪「あぁ…ふわふわ時間思い出しちゃった。
  …唯の唇、しっとりして暖かかったな。唇がまだ温もりを覚えてる」

スッ…

澪「この唇が、唯の唇と触れたんだよな…
  …って!私は何を言っているんだ!? …恥ずかしい…」

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/06(日) 17:25:13.76 ID:tW5dugAO<>ntr物はいいね、展開が気になるわ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/06(日) 23:20:17.97 ID:.Juqxdso<>…
ジャジャッ ジャジャッ ジャーン…♪

唯「うん、今日は最高の演奏ができたっ!」

ジャシャァーンッ!!

律「…おい!唯…本当にそう思っているのか?
  梓が合わせてくれていたことに気付かなかったなんて、
  自惚れもいいところだな!」

梓「わたしは…そんなことしていません!」

律「うるさい、梓が口出しすることじゃない!
  曲の幹を握っているドラムの私が言うことなんだ、間違いない」

梓「でも…」

澪「律…どうしたんだ?
  唯の言う通り、みんな上手く演奏できていたぞ?」

律「いや…梓の音に混じっているけど、唯だけ演奏が少し遅れていたんだ。
  みんな最高の演奏をすることができたけれど、唯のせいで台無しだよ。
  …唯、みんなに謝れよ…さぁっ!」

唯「そんな…私ちゃんとできていたよね!?
  そうだよね、ムギちゃん!?澪ちゃん!?あずにゃん!?」

紬「ええ、今日は最高の演奏だったわ」

澪「そうだぞ…律の思いすごしじゃないのか?
  唯は最高の演奏をしていて、梓やみんなと調和できていたじゃないか」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/06(日) 23:45:38.87 ID:.Juqxdso<>律「澪…
  うん…そっか、ごめん今日は気分悪いから帰るわ」

バタン

澪「律…?」

唯「うー、私が悪かったのかなぁ?
  久しぶりにベストな出来だったのに…」

紬「ちゃんとできていましたよ?
  気分を変えて、一度お茶にしましょうか」

唯「わ〜い、今日のお菓子はなんだろうな♪」

もしかして、律は私と唯がキスしたことを知っているのか?
そのせいで唯にイチャモンをつけていたのかもしれない。
どうしよう、あのキスは不可抗力だったのに…
何て言えば律は納得してくれるんだろう。
帰りに律の家に寄って、話しあわないといけないな。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/08(火) 00:08:02.36 ID:6La6zYYo<>ギシッ…

澪「んっ…今日の律、なんだか律らしくなかったぞ?
  なんだか、ナーバスでさ…ぁぅ… もしかして…アノ日ぅっ!
  乳首、やめて…痛っ…」

ギシッ!ギシッ…

律「違うよ…澪が浮気でもしているんじゃないかって思ってね。
  澪の態度もなんだか冷たくてさ…んっぷ… ちゅぅっ…
  もしかして、唯のコトを好きになっちゃったりする?」

澪「んぅっ!! 今日の律、力強くて…
  それでも何だか丁寧で…ひゃうっ!」

律「誤魔化そうだなんて、澪らしくないな?
  もしかして、本当に浮気…んっ!まだ指入れないでよ…
  あんまり濡れてないんだから」

澪「だから濡らすんだろ?」

…るっ…くちゅ…

話し合いをしようと家を尋ねたが、律は予想通り拗ねて不貞腐れていた。
こういう時の律は、私がリードするとオンナノコになる。
少しズルい手段かもしれないが、機嫌を取るには一番簡単な方法だ。
今回もコレで切り抜けていこうと思った。

律「んっ…あぁっ!澪、みおぉっ!
  手、片手でいいから握って、指を強く絡めてっ!」

ギッ!ギシッ… スギュッ… ギッ…

シーツ・マットレス・ベッドが奏でるリズムは徐々にテンポを増して行き、
貝合わせをしているスキマからは分泌液が徐々に溢れてきている。
やがて、律は絶頂を迎え裏声の様な声を出すと、その液体で寝床に水たまりを作った。

律「ハァ… はぁ… は… ふぁ…」

澪「ふふっ、律…今日はずいぶん溜まっていたんだな?」

いつもの仕返しも兼ねて、律を言葉でイジってみると…
案の定、律の目はカワイイ涙目になった。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/08(火) 00:20:23.23 ID:6La6zYYo<>律「でも…なんで澪は濡れてないんだ?」

先程まで桃色の喘ぎ声を出していたとは思わない声を耳にした。
冷たく鋭い律の声が私のココロに刺さる。
いつもは余韻に浸っている律は、せっせと前髪を整え私を睨んだ。
それは明らかに疑っている目だ。

澪「ごめん、少し悩んでいることがあって…」

律「それなら私に話してよ…私たちは恋人でしょ?
  それとも、私だから話せない理由があるの?」

どうやら、いつもの様に一筋縄ではいかないみたいだ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/08(火) 23:43:02.45 ID:6La6zYYo<>カマをかけてみた。
澪は確かに濡れていたが、私の疑いを誤魔化すことに専念していたのだろう。
唐突な質問に、澪はオドオドしている。
私は理由を問いかけ黙ってみると、澪も俯き黙ってしまった。
タイミングを見計らい、私は第2波を送った。

律「唯?」

澪「ひっ!えぇぇぇぇっ!?」

わかりやすい反応、これで澪は唯と浮気していることが明らかになった。
また男装して唯に近づいてメチャクチャにしようか。
そう、今度は澪の為ではなく、自分の為に…。

律「唯の演奏、今日素晴らしかったよな?
  実は少し嫉妬しちゃってさ、あはは」

澪「そ…そうだよな!?私もそう思っていたんだ。
  なんだ、律も分かっていたんじゃないか?」

律「当然!軽音部部長の私を何だと思っているっ!?」

澪「調子に乗るなっ!」

ピツンッ!

律「っつぅ…澪のデコピンって意外に痛いんだよな…
  おデコがヒリッヒリする!」

澪「えっ!?ご…ごめん」

律「それじゃ澪…もう一度シよう?今度は私がいじる番♪」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/09(水) 22:43:10.31 ID:4DrYfdso<>…
唯「さむいねー、憂」

憂「うん、でもお姉ちゃんと手を繋いでいると…とてもあったかいよ」

ぺちっ

憂「はひゃっ!?」

唯「憂のほっぺもあったかだ〜♪
  ん?あれは…りっちゃんと澪ちゃんだ、おーい!」

律「おっ?」
 (唯…ふふっ、朝から憂鬱な気持ちにさせてやろう…)

澪(あっ、唯だ…一緒に登校したいけれど…律がいるからダメだな。
  なんだか最近、唯と律のことばかり考えて疲れているな)

律「澪、なんだか疲れた顔しているなぁ…ちょっと元気を分けてあげる」

澪「え?…んむぐっ!」

ちゅっ… れちゅるっ…

澪「んぅっ!?」
 (朝から路上でディープキス!? 
  唯がこんなに近くで見ているっていうのに、恥ずかしいっ!)

くちゅるっ ちゅっ…

律「ぷはっ… …ふぅ…」

唯(そうだよね、りっちゃんと澪ちゃんって…恋人なんだよね。
  朝からキスするのだって、普通だよね。
  そうだよね、私と澪ちゃんは友達の関係なんだから、その先には行けない。
  行ったら澪ちゃんとりっちゃんの関係が崩れちゃう)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/10(木) 23:14:30.54 ID:SrPcr7Qo<>ゴスンッ!

澪「朝から激しすぎだっての!」

律「痛っ・・つつつっ・・・」
 (唯のやつ、涙目になってる…いい気味だ)

唯「あ…う… み… お…
  あ、あははーお二人とも朝から熱いねっ!
  あつあつだぁ♪」

憂「ふぅ…お姉ちゃん早いよぉ」
 (手が震えている、お姉ちゃんどうしたんだろう?
  あっ、律さんと澪さんの唇…もしかして、朝から!?)

唯「う…ん・・ それじゃ、邪魔しちゃ悪いから先行くね!
  憂、いこっ!」

憂「あっ、待ってよお姉ちゃん!
  律さん、澪さん、お先に失礼します」

タタタッ

澪(唯のヤツ…泣いていたな。
  ちょっと先に学校へ行って、唯に弁解しておかないといけないな)

澪「あっ、そういえば日直だったの忘れていた。
  今日は先に行く、本当にゴメンっ!」

律「えっ…うん…」
 (ちぇ、せっかく澪と一緒にラブラブ登校できると思ったのに。
  私の気持ち、澪はキチンと汲みとってくれているのかな?)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/12(土) 03:51:19.10 ID:pa6IqNko<>盛り上がってきた
>>1がんば<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/12(土) 20:46:55.80 ID:FT0j0sQo<>ガラッ

澪「唯っ!」

唯「澪ちゃん!?
  そんなに息を切らせて、どうしたの??教室はここじゃないよ?
  それに、りっちゃんは…んぐっ!!」

澪ちゃんの舌が私の口に入って来ると、口の中で這いずり回った。
それは歯の1本1本を丁寧に磨き、やがて激しさを増し口の中をかき混ぜた。

唯「んっ…くっ… ふっ」

あったかくて、口の中が澪ちゃんの香りで満たされている。
あれ…?悲しくないのに目元が熱い…

澪(唯が…泣いてる?)

唯「ぷはっ!」

澪「いきなりでゴメン、嫌だったか…?」

唯「ううん…グスッ、すごい嬉しかった。
  そして、温かくて体がぽかぽかしたよ…気持ちよかった!」

…コレが大人のキスなんだね…。

澪「う…
  そこまで言われると、その…恥ずかしい」

唯「えへへ、恥ずかしがっている方が澪ちゃんらしいね。
  とってもカワイイよ…これはお返し」

ちゅっ…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/12(土) 22:46:48.48 ID:FT0j0sQo<>…
澪「はぁ〜…っ」

和「どうしたの?朝からタメ息ついて…。
  もしかして、アノ日?」

澪「あぁ、アノ日の方がどれだけマシかと思うわ」

和「悩み事…?
  ん〜…もしかして、唯のこと??」

澪「ドキーンッ!」

和「オノマトペを口で言うほどのショックだなんて…
  唯のことで悩まされているのね、あの子また何かやらかしたの?
  よかったら話してもらっていい?私でよければチカラになれると思う」

澪「実は―…」



和「そうだったんだ…
  でも、相思相愛だなんて良い事なんじゃない?」

澪「…でも、律と付き合っているんだよ?」

和「え?何それ?
  今の話…唯の名前しか出てこなかったわよ?」

澪「へ?」

和「唯が〜、唯は〜、唯と〜…というような感じでノロケ話かと思ったわ。
  でも…律と澪が付き合っているだなんて思わなかった。
  てっきり唯と付き合って、さっきの話から痴話喧嘩した話に進展すると
  予想していたんだけど…もう、澪の腹は決まっているみたいね」

澪「え!?え!?」

和「好きなんでしょう?…唯のこと」

澪「…うん」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/12(土) 23:16:20.16 ID:FT0j0sQo<>和「それじゃぁ、律のことは…?」

澪「好き…」

和「う〜ん、どっちも好きだと困るわね。
  澪は"自分を強く想ってくれる人"と、"自分が強く想う人"のどっち選ぶ?」

澪「…私は…自分が強く想う人を選びたい」

和「なんだ…答えは出たようなもんじゃない。
  でも、澪は律を振ることをできるのかしら?」

澪「そこは自分の問題だから、なんとかできる…と思う」

和「軽音部は皆仲がいいから、廃部になるようなことだけは勘弁してよ。
  梓ちゃんや、紬さん…そして唯の為にも平穏に解決してね」

澪「難しいけれど…うん、やらなきゃ…」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/13(日) 00:35:16.92 ID:k0xZ.16o<>いよいよ修羅場か…ブルブル<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/13(日) 00:38:31.39 ID:yemuwkAO<>盛り上がってきたぜ
支援<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/13(日) 09:30:36.33 ID:pnkXVBco<>>>40 >>44 >>45
見てくれている人がいて嬉しいです。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/13(日) 10:15:21.31 ID:pnkXVBco<>放課後、校舎裏へ。

絵文字も無い、顔文字も記号も無い簡素な1文。
私は嫌な予感しかしなかった。
たぶん、唯の幼馴染みの和が澪に入れ知恵でもしたのだろう。
今日、校舎裏へ行ったら全てが終わってしまう。
メールに気づかないふりをして、部室で待つことにしよう。

唯「りっちゃん、どうしたの?」

律「・・・なんでもない」

健気な唯の表情…今は勝ち誇った"ドヤ顔"にしか見えない。
とても苛立たしい。

こいつさえ居なければ、澪は泣かなかった…私は悩むことがなかった。
私の澪の関係は、コイツの手で壊されようとしているんだ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/13(日) 10:38:34.55 ID:pnkXVBco<>私と澪の関係は、コイツの手で壊されようとしているんだ。

唯「私でよかったら、相談に乗るよ…?」

それじゃぁ、目の前で飛び降りて死んでくれ。
そんな言葉が喉までこみ上げてきたが抑えた。
嫌な汗が少しずつにじんできている。
怒りと嫉妬で本当に唯を殺してしまいそうで怖い。

律「ごめん、ちょっと体調悪いんだ…」

とりあえず唯と距離を置こう、そうすれば過ちを犯すこともないだろう。
…そう思った。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/14(月) 19:37:45.78 ID:sFr19YAO<>盛 り 上 が っ て ま い り ま し た<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/14(月) 23:16:28.05 ID:dvjjW86o<>律(朝から憂鬱だ…今日はお昼休み終わったら授業サボっちゃおうかな。
  唯にも体調悪いって伝えてあるから、きっと大丈夫だろ…)

『うわぁ〜…みおちゃんの髪ってキレイだね〜!』

『ひえっ!』

『あはは、びっくりさせちゃった?
 あれ…そんな涙流すほど怖がらせちゃった??』

『…い』

『どうしたの?みおちゃん??』

『律なんて嫌い… …さようなら…』

律「うぉわぁぁぁぁっ!」

ガタン!!

「た…田井中、そんなに問題が難しかったか?」

律「あれ?はへ?み…お?」

「…叫んだと思ったら今度は涙か、はぁ…
 次の授業までに、琴吹に教えて貰っておけ」

律「は…ふぁい」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/14(月) 23:41:58.84 ID:6DMq.SMo<>ほうほう<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/14(月) 23:59:19.91 ID:dvjjW86o<>律「ふぁ〜…やっぱりココがイチバンだなぁ…
  こういう晴れた日の午後って、屋上で昼寝がイチバンだぁ」

さわ子先生が学生だった頃に隠したのだろう、
アルバムやら音楽テープやらが入っている箱の中にココの鍵が入っていた。
それを見つけてからはというものの気分が落ちている日は、
ここでお日様のチカラを貰っている。
それに、ここは最高に見晴らしのいいポイントだ。
夕日が沈むところから、満天の星空を見ることもできる。
もちろん、澪と私の秘密の場所…。

「こ〜ら、サボりはダメだぞ?律」

律「ん… 澪…?」

澪「ったく、唯から聞いたぞ…律が調子悪いって。
  朝のことでムクれているのか?」

律「別に…てゆーか、澪だってサボりじゃん。
  ところで、放課後校舎裏に呼び出すなんて、ケンカでもするのか?」

澪「いや…」

声が少し震え始めている。
言い出したくとも言い出せない状況になると、澪は必ずこうなる。
最後の一線…ここを越えると澪はお腹にチカラを入れて声を出し、思いのたけを伝える。
だから、この一線を封じれば澪と私は別れることはない。

律「よ〜っし、澪の姿を見たことだし!午後の授業も頑張るぞ〜!
  その後は練習頑張ろうなっ、澪っ!?」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/16(水) 22:19:21.87 ID:n4aekS6o<>澪「律…」

律「あはっ、今日のムギのお菓子も楽しみだな〜!」

澪「律…」

律「今日は澪にどんなコスチュームを着せようかなっ!?」

澪「律ってば!!」

律「…なに?」

澪「…私と律、もう別れないか?
  律は私を好きでいてくれる、たくさんの愛をくれた。
  そして、私の最初の友達で泣く時も笑うときも一緒だった。
  でも、私にも好きな人ができてしまったんだ…
  一方的な理由でゴメン…」

律「…そっか…
  あははっ、そうだよな…私が勝手に澪を好きになっただけなんだもんな!
  無理やり愛情を押し付けて澪をモノにしたんだから、
  澪に好きな人ができて、そっちに流れても仕方ないよな…私ってバカみたい」

澪「そんなこと思ってない!!
  律のこと、ずっと本気で好きだった…ベッドの上で体温を交わした日だって本気だった。
  押し付けられての行動じゃなかった…本当に、本当に律が好きだったんだ…」

律「知ってるよ…ごめん、ちょっとイジワルしてみたくなっちゃった。
  私も澪が好き。でも…今からは、"澪のことが好きだった"って過去形で言わせてもらうね。
  それじゃないと、澪も…好きな人のところに行けないだろ?」

澪「うん…グスッ…律、本当にゴメンっ!」

ダタタッ…

律「あーあ…失恋かぁ、失恋だよなぁ…・」
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/16(水) 22:56:26.12 ID:0dMx.IAO<>しえ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/17(木) 21:05:48.10 ID:Hk5Yu46o<>今日は休みかな?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/17(木) 23:34:42.50 ID:e8nHFAco<>律「おっいーっす!」

梓「みゃっ!?」

紬「ひゃ!?」

律「今日のお菓子はラズベリークッキーかぁ・・・
  赤くて甘くて酸っぱい恋の味っ!? ってか♪」

梓「律先輩、今日はいつもよりも元気ですね。
  今日、何か良いことでもあったんですか??」

律「ん?…むぐむぐ… うん、あったよ。
  なんとっ、澪と別れました〜!」

紬(梓ちゃん、地雷踏んだわね…)

梓「えっ、そんな…公にした恋仲だったのに…なぜ」

紬(そして、一度地雷を踏んだ梓ちゃんは…
  このままテンパって、どんどん誘爆していくのね…)

律「あははっ、言うようになったな!この〜っ!」

梓「うにゃぁぁ!いたたたっ、ほっぺたムニムニしないでください!」

紬(りっちゃん…大丈夫かしら…)<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/18(金) 00:39:25.06 ID:IZJk/HQo<>ラズベリークッキーか…
失恋した私にピッタリのお菓子だ、
ラズベリー独特の酸味が味覚を通して涙腺を刺激する。
少しずつ目に水分が溜まっていくのがわかる。
涙腺がピリつくときは不思議なもので、鼻にも水分が溜まってくる。

紬「律さん…」
 (やっぱり、とっても辛いのね…)

律「グスッ…みおっ…みお゙ぉ…」

小学生の頃、"いつも元気でお日様みたいだね"と言って、
私を褒めてくれた澪。
その澪が私を曇らせ、大雨に変えたのは何かの皮肉だろうか?
別れの言葉を聞いたときは、あっけらかんとしていたけれど、
本当は澪と離れたくない。

ずっと一緒に居るって決めたんだ…ずっと澪と一緒にいるって…。
二人きりの空間、二人だけの秘密の場所、二人きりでいる時間、
二人が知っている温もり…。
澪… みお… みお…

梓「律先輩…?」

梓が怪訝な表情をして問いかけてくる。
それもそのはず…。
自分でもわかるその表情は、涙流して怒りを抑えつつ笑顔でいるという、
喜怒哀楽ごちゃまぜの状態。
第三者からすればおかしい人そのものだ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/18(金) 02:32:48.88 ID:D9.PunQo<>りっちゃん…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/18(金) 03:21:29.57 ID:zDoMJYDO<>律ざまぁ!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/18(金) 14:58:17.68 ID:YpAW0cAO<>支援<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/19(土) 02:39:21.33 ID:83f0.0Uo<>そろそろ?<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/20(日) 01:39:16.58 ID:eice9w.o<>××月 ○×日
今日は、みおちゃんと、公園で鬼ごっこをしました。
必死でにげるみおちゃんは、とっても早いです。
でも、一生けんめい追いかけすぎちゃって、
みおちゃんを泣かしちゃってごめんね。

りつ


××月 ○△日
昨日のことで、りっちゃんが「ごめんなさい」をしてくれた。
わたしが泣き虫だから、りっちゃんに心配かけちゃっているんだね。
でも、追いかけてるりっちゃん、とってもカッコよかったよ。
今度は泣かないようにするね。

みお

…懐かしい、小学校の頃の交換日記だ。
あの頃の澪は、私に本音を話せない子だった。
こうやって私と澪は文字のやりとりで本音をぶつけることから、
言葉で本音をぶつけあうやりとりへ進歩し、プロポーズをするに至った。
そう、この交換日記…最後は澪だったんだよな。
律儀にも机の中にしまってあるなんて思わなかった。
別れたなら、とっとと処分すればいいのに。

トン トン トン…
トトッ トト トトッ…

「澪ちゃんの部屋に入るのってはじめてだなぁ〜」

「私の部屋、ちらかっているから…ちょっと待ってて、少し片付ける」

ガチャッ

澪「あーあー…ベッドとかぐちゃぐちゃ、っていうか机の引き出しもあけっぱなしで、
  私はどれだけズボラなんだよ…」

唯「澪ちゃん、入っていい〜?
  ふわぁ〜…澪ちゃんの匂いがするね、とってもいい匂い」

澪「それじゃ… 本当にいいのか?」

唯「わたしもそのつもりで、澪ちゃんにお願いしたんだもん。
  いいよ…」

寒い…
澪と唯がいるガラス戸の向こうは、きっと暖かいんだろうな。
ベッドが奏でる音、二人の歌声でよく分かる。
私もこの交換日記で暖をとろう…、今日は思い出が無くなる日だ。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/20(日) 01:57:50.60 ID:Z9QIl.AO<>来てたか
支援<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/20(日) 02:12:28.55 ID:JV2nB06o<>切ないな
どうなるんだろう<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/20(日) 11:46:17.11 ID:y5ywTgAO<>今までの経緯を考えると、律ざまぁwwwwwwと言わざるを得ない<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/20(日) 12:36:12.90 ID:eice9w.o<>けど、りっちゃんがイチバン好きなんだ・・・<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/20(日) 14:21:00.78 ID:p7bE.4wo<>でも律への復讐心を抱いた方に捧げるスレなんだろ?

徹底的にやってほしい<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/20(日) 21:58:01.23 ID:eice9w.o<>…
梓「律先輩…最近部活に来ませんね。
  恋愛でバンド崩壊っていうのはよく聞きますが、
  これからどうなってしまうのでしょう…」

紬「そうねぇ…いつものりっちゃんだったら、すぐに立ち直るのでしょうけど…
  今回は恋愛絡みなだけあって、ココロの傷が癒えるまでに時間がかかりそうね。
  しかし、澪ちゃんと唯ちゃんは校内でデートだなんて…
  見ているこっちが嬉しくなってしまうわ♪」

梓「まったく、それはムギ先輩くらいですよ…あ、噂をすれば律先輩!?
  しばらく見なかったから、心配しましたよ! …あれ?」

様子がおかしい…髪の毛はボサボサで血色も悪い、
目は真っ赤に充血しクマができている。
まさに最悪のコンデイション、ゾンビと間違われても仕方がない容姿だ。
ドラムスティックを握るはずの手は包帯まみれになっており、
演奏などまともにできる状態ではない。
怖い…でも、何か言わないと張り詰めた空気が漂ったままだ。

梓「う…あ… り…」

ひらがな3文字、とぎれとぎれに発した時には既に遅かった。
律先輩は私とムギ先輩のもとにゆらりと近づき、
椅子の背を掴み上げたと思うと、ドラムセットへ思い切り投げつけた。
金属音とドラムが破れる音が激しい不協和音を繰り出す。
すると…律先輩は一投でボロボロにしたドラムセットのマウントポジションを取り、
仕上げにかかった。
採掘現場を思わせる鈍い金属音が音楽室に響き渡る。
ドラムセットの原型が無くなった頃、律先輩は満足したのだろうか…
骨組みだけになった椅子を放り投げ、再度ふらふらとどこかへ行ってしまった。

紬「…」

梓「…」

さすがのムギ先輩も、突然の出来事に驚いているのか固まっている。
私も恐怖で体が硬直しており、言葉を発せなかった。<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/20(日) 23:38:53.36 ID:eice9w.o<>律先輩が退出して数分経った頃、金縛りから解放された。
体内に溜まっていた息を全て吐き出したところで、
背中に冷たいものが走った。

唯先輩と澪先輩が危ない。

こういう時の嫌な予感は当たるもの。
唯先輩と澪先輩に連絡を試みたが、お約束通り繋がらなかった。
私は憂に連絡をし、憂と校内をかけずり回り二人を探し始めた。



唯「ん〜っ!澪ちゃん、ここ気持ちイイね!
  見晴らしもいいし、空気もおいしい感じがする。
  …ちょっと寒いけどね」

澪「そうだろう?私のとっておきの場所なんだ。
  この場所は、これから私と唯の秘密…な?」

唯「えへへ、澪ちゃんと一緒の秘密だね、うれしいな♪
  でも、屋上のカギなんて…よく持っていたね?」

澪「ふふっ、それは唯にも教えられないな」

唯「ぶーっ、いじわる!」

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/21(月) 12:42:00.45 ID:JU9j2.AO<>りっちゃん怖ぇぇ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/22(火) 00:06:06.39 ID:6fVYzaYo<>ガチャッ…ギィィ…バダンッ…

重苦しく鈍い金属音、屋上のドアが開く音だ。
その音を聞き慣れている人物は、私の他にもう一人…そう、律だ。

唯「りっ… …ちゃん?」

律「…」

唯がひきつった表情で律に何かを問いかけたが、答える様子はない。
いつもウルサイほどに元気だった律の面影は全く無く、うっすらと不気味な気配を
全身から放っている。こんな律の姿を見るのは初めてだ…怖い。

ぎゅっ…

唯「いたっ…澪ちゃん、怖いの?」

ふわりと私の頭をなでる唯、わたしを落ち着かせてくれるのはいいけれど…
今、イチバン危ない状況にいるのは唯なんだぞ?
そう忠告してこの場から逃げなくちゃ…でも膝が震えて動けない。

律「唯…」

血色を失った律の唇がそう動いたように見えた。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/22(火) 18:31:17.65 ID:jyY1GoAO<>ほう<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/23(水) 00:24:19.65 ID:Uh73HYgo<>ヒヤリと冷たく、カサついた唇が私の唇に触れる。
まるで、私の水分が奪われるようだった。
唇が離れた後、肩が外れるようなチカラが加わったことを感じた。

唯「澪ちゃん!?」

私の唇が律に無理やり奪われたことでショックを受けている表情ではない。
唯は律の進む方向を見て愕然としている…その方向は、柵の向こう。
頬を刻む風は律の加速に比例して勢いを増していく。

固結びのように繋いでいる手からは汗が滲み出て潤滑油の仕事をしており、
唯と私のつなぎ目は徐々にほどけていく。
…このままでは、唯を巻き込んでしまう。

そう察した私は唯の手をふりほどき、唯に背を向け「サヨナラ」の挨拶をした。
後は、律と共に重力に身を任せることしかできなかった。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/23(水) 20:46:57.89 ID:Uh73HYgo<>…
目の前が赤くなったところで、この夢は終わりを告げる。
あの一件以来、毎日毎日この夢ばかりだ。
私の起床時間は決まって11:30。今日は、土日・祝日・冬休みのどれかのようだ。
白衣を纏った医師とナースと入れ替わりに、1組のカップルが入って来た。

唯「りっちゃん…今日も起きないね」

澪「あぁ、あれからずいぶん経つのに…全然反応しない」

唯「りっちゃん!今日は駅前に新しくできたケーキ屋さんのケーキだよ、
  しかも澪ちゃんが大好きなガトーショコラ!」

澪「あそこのケーキ屋さんの!?一度食べてみたかったんだ!」

唯「澪ちゃんに喜んでもらえて嬉しいよ、
  こうやって食べていると、りっちゃんも目を覚ますかもしれないね」

澪「そうだな、律は食いしん坊だったからな」

唯「それじゃ、澪ちゃん…あ〜んして」<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/23(水) 20:47:48.05 ID:Uh73HYgo<>私の目の前に広がる、二人きりの空間。
本当は私が唯のポジションにいるはずだったのに、今のパートナーはベッドと点滴。
澪と私の場所だったところから飛び降りた後、私は動くことも話すこともできないカラダになってしまった。
澪はというと…私をクッションにしたようで、脚を骨折しただけで済んだらしい。

唯「あっ、澪ちゃんのほっぺたにクリームついているよ?」

澪「どこ??」

ちゅっ…

澪「ひあっ!?律が居るのに、そんなことするなよ!」

唯「大丈夫、まだ眠っているから」

澪「それもそうだな、それじゃ…おかえしっ」

ちゅっ

目の前でカップルがイチャつく時ほどイライラするものはない。
しかも、唯の相手は私が今でも好きと想っている人。
目を反らしたい、耳を塞ぎたい、涙を流したい、動きたい…死にたい。
私の意思を唯と澪に伝えたいのに、そんな簡単なことも出来ない。

澪…わたしは起きているよ…

そう心から伝えようとした瞬間、唯と視線が合った。
すると、唯は口元をニヤリとさせ私を嘲笑った。

【おわり】
またもや1ヶ月くらいかかってしまいました。
一人称ベースで書くと書きやすいですね。
支援してくださった皆様、ありがとうございました!<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/23(水) 22:06:35.07 ID:rYoAsoAO<>乙!
最後ちょっと駆け足だったけど、いい終わり方だ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/23(水) 22:26:15.21 ID:wbmybG.o<>乙!
律悲惨すぎるな
ムギが凄腕の医者を呼んで律復活させてなんやかんやでムギと…
みたいな妄想して補うことにするよ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/24(木) 01:16:55.46 ID:3Qx.F3Ao<>クリスマスだよ!
    @@@@@
   @  Merry  @
  Λ@Christmas@
 (・∀・@@@@
  ヽ っ\ /
  ∪∪ /∞ヽ<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/24(木) 05:35:17.37 ID:FlBpA.AO<>乙
復讐にしても重すぎるな。
最後唯怖えぇ…<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2009/12/24(木) 14:09:13.92 ID:cXapP.AO<>面白かった
乙<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/24(木) 15:07:21.91 ID:gYvl.IAO<>良い復讐劇だった。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2009/12/26(土) 23:24:48.72 ID:l8azCv.o<>>>みなさん
りっちゃんのことが好きなので、これ以上ヒドく書くのは苦痛です。
澪だったらネタが尽きるまでヒドいこと書けますがww
それでは皆様、よいお年を。<>