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HTML化した人:lain.
【あなたに捧げる】能力者スレ【砲火の徒花】
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/28(火) 21:59:45.94 ID:Io9eEew0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/】 携帯【http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
* 完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
* 弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
* 戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
* 基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
* 書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
* 描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
* 他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
* 「コテハン」は禁止の方向で!
* 基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、 950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
* スレチなネタは程々に。
* スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
* 基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
* 国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
* 他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
* 時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
* 特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
* あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
* 全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
* 能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
* エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します。
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
また、有志によって制限のない分煙所も作成されました。どうしてもあかんねん、あかんねん!というときにはご利用を。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1285411747/
wiki  【http://www31.atwiki.jp/nouryoku/】 
分煙所【http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12877/
2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/28(火) 22:01:21.86 ID:P9dkRIgo
>>1乙だーよ
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/28(火) 22:05:30.46 ID:cYFsT2co
これが超次元>>1乙だ
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 22:05:57.37 ID:thi9hkSO
>>1乙・・・だっ・・た・・な
【そういい男は力尽きた】
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/28(火) 22:05:59.41 ID:jlur3P.o
>>1
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 22:05:59.11 ID:HOEsPz2o
>>1
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 22:07:42.55 ID:ZVdHh9Qo
>>1
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/28(火) 22:08:47.70 ID:MSpcZDko
>>1ですっ!
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/28(火) 22:09:26.32 ID:MSpcZDko
>>1乙ですっ!ミスりましたっ!
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 22:10:29.13 ID:SYPbmyMo
>>1
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:43:08.63 ID:thi9hkSO
>>993

へぇ、服を?確かにそんな男みたいな格好よりこういう綺麗な服装の方が『効果的』だろうしねぇ?
【とエルを見ながらニヤリと少し意地悪げにに言い】
――――でその姿を誰に見せたいんだい?ん?
【とこんな感じだったが−−】

――――え?私!?
【突然、自分に矛先が向き驚く】

いやいや、私は・・・そう言うオシャレとかした事ないから無縁だし・・エルちゃんと違って見せる様な相手もいないし・・
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:43:41.56 ID:CzXoVMDO
>>1
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:43:44.60 ID:so35DbUo
>>1乙!

>>999
【ぐいっ、と涙を拭い】

…どんだけ感動しているんだぼくは、全く…シオンちゃん、きみには本当にかなわないな
ぼくの方こそ…本当にありがとう…シオンちゃん

【…洗い物が終わるころには…常備していたらしいウェットティッシュで顔を拭き終っていたドラは座り込むシオンの方を向く】
【しかし…なぜだか心臓の音が高鳴り、もう顔がどんどん真っ赤になっていく】

(さ、さっき…普通に泣き顔見られちゃった…うわ、わ…どうしよう、恥ずかしい…)

【こんな鳴ってる心臓音なんて聞かれたくない、恥ずかしい】
【でももうこんな近くにいて…こんなにも…近くで…訴えたい気持ちがどんどん喉までこみ上がってくる】

…し、シオンちゃん、あの、さ

【ギギギギ、と首をゆっくりとシオンの方に向きながら少し近寄る】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/28(火) 23:44:18.63 ID:x2OpE6AO
/>>1乙なのですよ

>>990
やはり貴女は不思議なお方だな。
【宙に戻された少女を見て、勢い良く立ち上がるもののさほど驚いている様子は無い】
【心のどこかで、こうなるような気がしていた】

高い…
私の力ではどうにもならない…
【高さは人が蟻に見える程であり飛び降りればそれはすなわち死に直結する】
【冷静に頭の中で考えを駆け巡らせ、一つの答えを導き出す】


私はいらないなど一言も口にはしていないぞ?
それに私はまた今度一緒に食事をする約束までしているのだ。

貴女はその約束を破綻させる気でおられるのか?
【墜落させ様とする女性に対し、少しだけ残念そうにしながらそう問い掛けた】
【焦る様子も無い。進んで助けようという気力が無い。何故なら少女にとってはまだ“友達”でも何でも無いのだから】
【この少女も――何か大事なモノを欠落させてしまっていた】
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:44:23.11 ID:EcpDrr.o
>>1乙です
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:44:24.56 ID:dOBbH9go
>>1
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/28(火) 23:44:43.55 ID:84ICOEgo
>>982

…………

【爪先と膝頭を砂浜に付けて、正座に近い格好で座っている】
【肩をガチッと強張らせて腕を張り】
【強く握り締めた両手は、露出した白い腿の上】

【目だけを動かして、覗き込んできたアリエルを一瞥】
【ジトッ、と睨む瞳は、明らかに「うそつき」と言っていた】
【顔が赤いのは、羞恥によるものか、怒りによるものか】
【それでも、先程よりは幾分マシに見えるだろう】
【威嚇するネコのように、「う゛ー…」と声を漏らすと】

……別に、…怒ってない…
なにも、勘違いなんてしてないし……、私は…、普通だ…

【こちらも、明確な嘘を呟いて】
【彼の視線から逃れるように、ふい、と顔を背けた】

【不機嫌そうに、波の飛沫を見つめて、後は何も言わない】
【涼しい潮風が、火照った頭を冷していく】
【人前で拗ねるなんて、滅多に無いことなのに】
【自分でもそれに気付かずに――、ローブの裾を、ぎゅっと握った】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:45:58.10 ID:EcpDrr.o
前スレ>>998

【美しい、の褒め言葉に、少女――いや、セエレは、満足げに頷いた】

ふむ……名は聞いておこう、呪い師。

【少女の名乗りには、そう答えて、月光に照らされた祭壇に足をかけた】
【少女が礼をする間に、ゆっくり、ゆっくりと、亀の歩みの様に、祭壇を登る】

智を。幾星霜を重ね――どれほどの時を越えようと、汝らはその願いを口にするか。
まったくもって度し難い。

【一段目に立つ】
【その台詞とは裏腹に、セエレは笑みを浮かべている】

だが――己の欲望を口にすることに躊躇がないのは評価しよう。
その素養も持ち合わせてはいるようだ。

【二段目に立つ】
【もう、サナとセエレは、間近に迫ってきた】

だが言ったはずだな?


……‘‘弁えた’’望みを口にしろと。


【ずるん、と。闇から這い出るようにして紡がれた、不吉な宣告】

その願いの対価には、その命を貰い受けよう。
汝の望む全ての智は――汝が人でなくなってから、授けるとしよう。
遠慮することは無い。 人の身に収まらぬ願いは、人の身でなくなってから叶えられる。
シアワセ   オワリ
幸福な 結末だろう?

【ずるん、と闇から這い出るように、セエレの右手に、銀色の短剣が、現れる】
【その剣は、高く掲げられてから――】
【――サナの眉間をめがけ、突き出された!】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/28(火) 23:47:43.08 ID:n4LuPLI0
>>1を乙する
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:48:23.03 ID:6DJtWoAo
>>995

ロマンチストですね、そういうのは好きです
そう……ですね、やはり高いです

【自分の提案が役に立たなかったようで少しシュンとして俯くが直ぐに顔を上げ】

ネックレス、そうですねそれが良いと思います
相手方から頂いたのと同じ系統の物をお返しするのは中々洒落ています

【こくりこくり頷いて同意してみせる】

ところで……お金、足りそうですかお姉さん?

【現実的な問題を聞いてみたり】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:48:51.42 ID:HOEsPz2o
>>13

【近寄る彼に、拒まず、彼女は、ベッドの上に座ったまま
何でしょうか、と声を傾ける――――紫苑色の瞳が、不思議そうに向けられて】


――――……何か、お悩みでも……?
私でよければ、相談に乗りますよ


【彼女はいつも――――献身的に在ろうとする、自身を隠し、他人の為に、行動する
それは、欲しいから、よろこんで――――大好きだから、大好きな人の微笑を見るのが
だから、その為なら、誰かを助けることを、自ら望む】

【このときも――――その気持ちが、第一に溢れ出て】
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:50:04.05 ID:p1eSzAUo
>>1乙です
>>996
【眺められていることに気づいたのかそっちにむかってニコッと笑った】
【ふと腕時計を眺めるともう夜半を廻っていた】

わ、もうこんな時間ですか
なんだか長話に付きあわせてしまったみたいで・・・すみません

【頭を深く下げて謝った】

それでは私もあんまり遅いと怒られちゃうのでそろそろお暇させてもらいます

あ、このハンカチ、洗って返した方がいいですよね?
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/28(火) 23:51:46.89 ID:jlur3P.o
>>11

〜〜っ、そ、それはっ。。
あぅう……あ、あまり、か、からかわないでくださいま、せ。。

【その言葉を聞き、今まで比較的落ち着いた様子だったエルが突然あわあわと慌てだす】
【頬は僅かに赤く染まり、声色も裏返ってしまっている】
【曲げた人差し指を小さく震える唇へそっと当てがい。落ち着かない様子で周囲の風景へ視線を移す】
【恐らくはただの「からかい」であった紗月の言葉は予想以上にエルの動揺を引きずり出した、が】

──っ、、さ、紗月様も、護様がいらっしゃるじゃあないですか
そ、それにこの先どのようなご縁があるかも分かりませんし!

【紗月の台詞により気持ちを乱されたのが悔しかったのだろう】
【あまり他人に見せる事のない、彼女にしては強気な態度で反論する】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/28(火) 23:54:16.55 ID:Io9eEewo
>>18

私の器を、見くびってもらっては困りますよ?

【短剣を前にして、サナはまず、瞼を閉じた】
【視覚も聴覚も―五感のいずれも、第六感たる”能力”には及ばない】
【無駄な感覚は切り捨てる、それが戦いの構え】

想起
【自身の知識を、その身で体現する】

【銀の短剣に対して、神速の居合いが打ち付けられた!】
【風を切る音よりも早く、刃を合わす衝撃が互いに伝わって】
【ごく近距離、本来の間合いからずれた位置からの一刀は、その力量を相手に悟らせることだろう】

幸せな終わり?いいえ、私は、私達は

    誰もが知る童話の中のように    
                いつまでも幸せに暮らすんです!
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 00:02:34.69 ID:/3PPwRYo
>>14

 ………………──

【──女性は、問いかける彼女の様子を見て、しばし黙していた】
【その瞳を覗き込むように、じっと彼女を見つめていれば、】
【何だか、彼女の新たな“何か”を知れたような気がして──】

 【      】

【無機の虚空で満ちていた胸の中に、ほんの僅かにノイズが混じった】

 ──……そうね
 約束は、守らないといけないわ

 「……──あ、ぁ……」

【女性は、再び魔杖を振って少女の身体を屋上の上へと戻した】
【そこでぷつり、途切れた不可視の何か。少女の身体は屋上にどてんっと落下する】
【少女はしばしそこで放心していたが、やがて跳ねる様に立ち上がり、】
【彼女が不思議と称したその女性から逃げるように、階段へ続くドアへと駆けていく】

【女性はそれを一瞥する事もなく、彼女に視線を戻しながら】
【耳の上をなぞるようにしてゆったりとその横髪を掻き揚げた】

 ──良い風ね

【ひゅう──再び吹いた夜風が、昏い瘴気と冷たい夜気を攪拌していく】

【──女性はおもむろに、その魔杖を振り上げると】
【その先に『紅い魔力』の光を灯しながら、“空中に文字を描き始めた”】

 【「Lilitherre」】

【『リリセール』──其処には、そのように描かれて】

 私の、名前──
 貴女の名前も、知りたいわ

【やはり、そのアンティーク人形のように無機な表情はそのままに】
【一歩、彼女から遠ざかるように足を引くと、僅かに小首を傾げて問うた】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:04:05.64 ID:I3zbOQ2o
>>21
【はっ、と向けられる彼女の瞳に…息をのみ目を逸らしたくなったが…やはり踏みとどまり真っすぐ目を見つめて】
【唇をかみしめながら…彼は告げる】

…最近、さ…いろいろあった
覚えてるかな、≪R.I.P.≫の前回の襲撃事件…ネットワークを見たら知ってるかもしれないけど
ぼくは…あそこで四刃のエルヴァレッタって人と戦って勝利したって書いたと思うんだ、ぼくが最期まで戦って…

…その人、戦いが終わったら…息を引き取った、って所まで

【…つまり、その人物の直接の死因は…ドラ自身にあると暗に言っているのだろう】
【彼はjusticeの一員として正義を掲げて戦ったその結果として…そうなってしまった事を】

【だが、彼は前にシオンに言ったはずだ…自分は人の命までは奪った事はない、と】

…あの人は決して悪人じゃあなかった…そして最期まで幸せそうだった、死と隣り合わせのあの戦いが終わるまで
でも…ぼくは果たして本当に正しかったのか?ってさ…あの時は彼に応えるように戦うのが礼儀であり、彼を止める手段であり
最も最善の手段だったと思ってやったんだ、でも、本当は…もしあそこでリタイアするようにもちかけたりしたらさ…

…≪R.I.P.≫じゃないもっと別のところでやり直して…もっともっと…幸せな人生を遅れたんじゃあないかって…!

【両肩を抱き、体育座りでベッドを背もたれにする体制になりながら彼は続ける】

…ぼくは本当にただ戦って充実した終わりで終止符を打つ事が本当に正しかったとは断定できないんだよ…
本当はあそこで生き残って…≪R.I.P.≫の罪を清算して…どこかで新しい幸せを手に入れる事が…できたんじゃないかって…
もし、それを勝手に諦めてぼくがリタイアを勧めていたら…案外飲んだんじゃあないかって…!正直信じたいんだ…!ぼくの判断も正しかったって
あの人は本当に恨まずに自分の終わりを親しい友人を迎え入れるように受け入れたけど…!もしぼくがやったことが正しくなかったら…

…ぼくは、ただの人殺しと変わらなかったんじゃあないかって…!ずっと…ずっと頭の中でグルグル回って
…頭ぐちゃぐちゃになっててさぁ…!本当に…苦しくってさあ…!

【顔を下げ…決してシオンに見せないように…彼はそう告白する】

【≪R.I.P.≫エルヴァレッタ…否、アルバレスト・ウェルダスは決して悪人ではなかった】
【止めるべき人間ではあっても…少し考え直させて幸せを掴ませるべきだったのではないか、と…彼は罪の意識に苛まれていた】

【…彼は、正当に戦った一人の男を…しかし彼の喪失を…深く悲しみ…そして後悔していたのだ】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:04:51.72 ID:4/MpRV.o
>>22
たしかに結構な時間だな
あ、いやいや、俺が勝手に自分語りして遅くなったんだし…ごめん

【コートの内側に手を入れ腰から下げている懐中時計を見る】
【パッと見ただけでも高そうに見える】
【純金で出来た、時々プラチナが散りばめられた物だ】
【それを見た後、謝り返す】

うん
ハンカチは俺のだしどっちでも良い

…んじゃまたな

【質問に返答をする】
【その後手を振り歩き去ろうとする】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:06:21.19 ID:37WrhRUo
>>1乙です。

>>20

ロマンチスト……そう言われるのは初めてだなぁ。

【褒められているのかどうかは兎も角、擽ったそうに微笑を浮かべ】
【然し、一瞬見せた少女の浮かない顔に「悪いことしたかな」と思いつつ】
【財布の中身的に考えて、どうしても指輪に手が出せないので仕方が無い】

同じものが返せたら御揃いっぽくて、其れは其れで良いんだけどね。
流石にこんな子供っぽいのを御返しする訳にもいかないし。

【いいながら、首に掛けたネックレスを示す】
【兎を模したそのネックレスは何処か子供っぽく、また安っぽい】
【そんなネックレスを、酷く大事そうに扱いながら】

………安いのを選ぼう。うん。

【お金について問われ、数秒の硬直後にぽつりと】
【さっきまでの空気は何処へやら、真剣な表情でショーケースを覗き込む】
【見るのはデザインよりも値札。兎に角数値の少ないものを】
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:06:56.87 ID:nFxDXASO
>>23

へぇ、やっぱりエルちゃんもお年頃なんだねぇ?
【と最初は楽しんでいたが】

なっ・・・護は・・た・・ただの「幼なじみ」、「弟分」!そ・・そういうのじゃななない・・しっ!!あいつにこういうの解る訳ないし!!
こんな見た目だから私の事を好きになんかなってくれる様な奴なんかないだろうし・・!
【とかなり動揺しだした】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:07:28.18 ID:5AP4l5wo
>>24

ぬっ……。

【思わぬ反撃に、セエレは手にしていた銀の短剣を、弾き飛ばされた】
【放物線を描いて、短剣は空を飛び――】
【――地に落ちる寸前に、ガラスの砕けるような音を立て、消失する】

ズイブンと歪んでいる――。
全てを識りたい?
その欲望は、狂気に駆られたもので在ると言うのに――。
だと言うのに、まるで村娘のような願いを口にするものだな。

【近距離戦は不利と悟ったか、ゆっくりと段差を降り、後退しながら】
【新たな魔翌力が、闇と月光の狭間に紡がれていく】
【セエレの眼前、二箇所に魔翌力が凝って、先ほど手にしていたのと同じ、銀の短剣が現われる】
【カラン、とそれは乾いた音を立てて地面に転がり――目に見えない力に持ち上げられ、宙に浮く】

さぁ、餞別を。
全ての真理の末、滅びゆくこの少女に!

【宙に浮いた短剣は、少女の心臓部と額にめがけ、矢のように飛翔する!】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 00:16:18.59 ID:tBjg6tQo
>>29

──……ふふ、どうやら怪しくなってまいりましたわね

紗月様、ご自分を卑下なさるのは、あ、あまりよろしいとは言えませんわ
最初から物事を諦めたりしてはっ、……、、で、できることもできなくなってしまいますっ!

【動揺する紗月を見て、今がチャンスだと思ったのだろう】
【ぐぐっ、と彼女に詰め寄ってそんなことを言うエルではあったが】
【赤い頬。時折詰まる台詞。まるで自分を励ますかのように握られている両の拳──】
【どうやらエルはエルで、先ほどの紗月の言葉がまだ効いているのだろう】
【平静な状況で聞けばそれなりの台詞であるのだろうが──今のエルの態度で、それが台無しである】
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:16:32.95 ID:7fcq4VYo
>>28

お姉さんお姉さん

【首に掛けられているネックレスを温かい表情で見つめ】
【ひょっこりと少女の顔を覗き込むように微笑んで】

お姉さんは言いました「気持ちの問題だ」、と
子供っぽくたって良いんですよ、私にはそれは凄く素敵な物に見えますよ?

【ふふふ、とはにかむように笑うのであった】

……あうう、また余計な事を言ってしまったようです

【頭を抑えて「うー」と唸る】

良さそうなものはありましたか?

【そして心配そうに少女の顔を見つめ】

/>>壱乙なんでぜ
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:18:30.81 ID:p3Hjw6so
>>27

では、お互い様、ということでいいですね?
(もう見るからに高そうな時計ですね・・・いくらぐらいなんでしょう?)

【あはは、と悪戯っぽく笑う】
【目についたゴージャスな時計に目を惹かれた】

はい、それでは!
おやすみなさいませ!

【こちらも同じように手を振って】
【姿が見えなくなってから公園を後にした】


/長くありがとうございました!&乙でした!
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:18:44.98 ID:fA73a2ko
>>26

【彼女は――――唇を噛み締める、彼の言葉を聴いて――――……それはきっと、自分にも関係のある、こと
彼女も殺したくない$lだから、彼と違うのは、まだしていないか、そうでないか、の違いだけ
だから――――……だからこそ、紡げる、言葉】


……ドラは、私の能力を知っていますよね、記憶≠、過去の記憶を読み取る能力
何度も、何度も――――その思いは感じたことは有りますもし♂ス度、感じたことでしょうか
しかし、いくら思ったところで、過去≠ヘ過去≠ナす、If≠ヘIf≠ナしかないんです


【哀しい記憶も当然、いくらでもある――――ついさっき、ここで人が死んだと知って、愕然としたことも
だからといって、何も出来ない、無力なんだ、と何度も感じた】


その内、結局は全て――――結果≠ノたどり着く、と思うようになりました
もし=\―――それを行ったとしても、それはいささか回り道をしただけで、結局は同じ結果≠ノ行き着くと
いくら抗っても、結果≠ヘ決められている、と、そう思うように――――……

――――だからこそ、最善≠尽くすべきなんです、私達は
決められた結果≠セとしても、そこに行き着く道は幾千通りも有ります
ならば、どのような道を歩んでも一緒でしょうか――――否、違います、自分の最も、誇れる道――――それを選んで生きていくべき、だと

もう一度、心に尋ねてみてください、それが最善≠セったかを
もし、違うのであれば――――私達に出来ることは、ただ、悔やむことだけです選べなかった事を
――――もし、そうであれば、それが証明となります、貴方が正しき人、だという

私は残念ですが16年しか生きていないので、気の利いた言葉も、考えも出せません
だから――――……貴方に知って欲しいんです、選んで欲しいんです、自分の行いの成否≠


【そっと、彼の手に、自身の手を重ねようとする】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 00:19:27.99 ID:QJ/1H960
>>前1000

ああ……確かに頼んだ……そして……もうひとつ……
私の、たった独りで世界を敵にまわした馬鹿な『義弟』……
あいつの行為は決して褒められたものではないが、その『信念』だけは輝きに満ちていたこと!
それだけは……その胸に刻み込んでやってほしい――
――フフッ、愚かだよな……だが……私にとって、たったひとりの……『きょうだい』だったんだ……。

【そう語るルーカスの瞳には……一瞬の、『哀しみ』が垣間見えた】
【そうなのだ……例え袂を分けた宿命の相手であろうと、彼らは『義兄弟の契り』を交わした仲】
【ルーカスも子供ではない……スデに『訣別』は済んでいる】
【だが、それでも――簡単には断ち切れないのもまた、『絆』の力であった】

そういうことだ!ンンーーッ、ノビタ!君には『ハンター・ワンダー』たる素質があるな!
『2代目』にでも任命したい気分だぞ?はっはっはン!

【そう言って豪快に笑うルーカスは、すっかり元の調子を取り戻したようだ】
【ルーカス・アルディロッソからハンター・ワンダー・ルーカスへ……これこそが『今の彼』】

ああ、きっとそいつぁオレちゃんよりも役に立ってくれるさ……
それは『友情』がもたらせるパワーだぜ。たとえオレちゃんの方が、この人脈から情報収集力に優れれていたとしても……
この世界には単純なモノサシじゃあ計れないことが多すぎる……「これ」もそのひとつだな。
そして、これもまた≪WondeR!≫矢張り、まだまだ見たりんなッ!

【はっはっはン、と再び笑い声でシメて――彼は両手をポッケに突っ込むと、踵を返し】

それじゃあ、オレちゃんはここいらでオサラバしよう……ノビタ!
有意義な時間を感謝するぜ……また会おうッ!

【やがて、ワインレッドの影を、いつのまにか差し込んだ月明りに照らしながら】
【高級な革靴の音をコツコツと響かせ、去り往こうとするだろう】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 00:19:44.76 ID:.DB31.AO
>>25
ありがとう。
お優しいのだな、貴女は…
【女性の瞳を見続けながら、得体の知れないものだった女性に一歩近付けた様な気がして――ニコリと暖かな微笑みを向けた】
【そして一度、思い出したかの様に逃げ出そうとする助かった少女の方を見て】

また、会えると良いな!
【心など籠もっているはずも無い、軽薄な言葉にいつも通りの笑顔を添えて告げた】

うむ、此処はいつも風が気持ち良い場所だ。

それにしても凄い杖なのだな…
リリセールさんか、しかと心に留めておくぞ。

私の名は神楽坂 颯。
覚えておいて貰えると、私は物凄く嬉しいぞ!
【心地良い風に吹かれ伸びをしてから】
【やはり元気溌剌に名乗ってみせた】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:20:25.34 ID:4/MpRV.o
>>33
/こちらこそありがとうございました!
/お疲れさまでした!
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:22:30.57 ID:EPYU1lAo
>>30

私が狂っている?それは違いますよ
世界が狂っているのですから―私はこれで、いいのです

【自身から見て右へ横っ飛び、けしてその動きは早くない】
【祭壇を飛び降りて、そこで体勢を崩す様は無様としかいいようがない】
【腕から地面にぶつかって転がり、実に痛そうに飛び起きる】

【しかしその動作の開始の速度故に、銀の直線は空を切る】
【飛来が始まると同時に回避を始める動きは、明らかに異質】

【一度振るわれるのを見た―それだけで質量と形状を把握】
【空気を裂く速度と向きから、軌道を予測する いや、予知のレベルに達していると言っても過言ではない】

この身で知りきって、受け止めてみせますから 
さあ、はやくぅ― ねぇ?

【玩具を前にした子供のような調子で、ねだる声はエロティックなものを連想させる】
【粘りつくような視線を相手に向ければ、身長から視線と上目遣いに】

【右手に刀、左手に鞘 武器はそれだけ】
【武器の入ったリュックは祭壇の上、背後に逃げ道は無し―唯一の道はセエレの後ろ】

うふ、うふふ…

【絶体絶命を認識して、だからこそ少女は艶やかに笑う】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:29:12.05 ID:nFxDXASO
>>31

ぐぅ・・うう・・・
【そんなうめきごえを上げる】
【反論できない】

【で結局】

――・・・よし・・じゃあ行こうか・・
【屈服して店の方へ歩き出したよ!】

(こっち方面の話はどうも慣れない・・)
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:35:01.17 ID:6MhQ8UDO
>>17

………あぅ……っ、えっと………えと……―――ッ、ごめん、なさい………

【「怒ってるよ」と言わんばかりの視線と声色に――自然と口をついたのは謝罪の言葉】
【彼女は無言でそっぽを向いたまま。その横顔を見つめると―――途方に暮れてしまった】

【こういう時、どうしていいか分からない。いつもは自分が相手を困らせてしまう側だから―――】
【いくら目尻を下げようが、助けてくれる味方は居ない―――波打ち際の貝殻も、髪を揺らす潮風も、遥か頭上で煌めく秋の星たちも。"自分で何とかしなさい"と諭すばかりで】
【とにかく思考回路をフル稼働させ、彼女の屈折した機嫌を直す方法を模索した―――そうしていないと、今度はこっちが泣いてしまいそうだった】


………――――リーズ

【―――暫くした後、彼女の背後に移動して、冷えた砂浜に両膝を着く】

【それから―――ぎゅっ…と。またも唐突な行動――そのまま後ろから両手を回して、控えめに抱擁した】


………ごめんね。僕が悪かったよ……だから、ね
………―――許してほしいな。『何でもひとつ、言うことを聞く』から―――――

【耳元で、宥めるように紡いだ言葉は―――いつかの温泉、サージという"もう一人の"少女が拗ねた自分にかけた言葉】
【それに『プラスアルファ』を付属して―――改めて彼女に許しを請いた】

41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 00:36:29.24 ID:tBjg6tQo
>>39

ふふ、誰かと一緒にお買い物するのは久しぶりですわ

【なんて嬉しそうにしながら、彼女もまた歩きだす】
【「久しぶり」とは言ったものの、エルが他の誰かと買い物した事があるのは父親のみ】
【故に、実は今回が始めて「保護者以外の誰か」とのショッピングなのだ】

【エルも女の子、ということだろうか】
【店へと向かう彼女の足取りは軽く、想い人のことを考える時とはまた違う種類の笑顔を浮かべている】


【────そして】

このお店なら、素敵なお洋服がありそうですわね

【どうもエルは服については譲れないものがあるらしく】
【あちらの店へ入ったと思えばこちらの店へ、というように。まるで花から花へ飛ぶ蝶のように大忙し】
【結局彼女が落ち着いた店はやや少女趣味の強い、悪く言えば子供っぽく、よく言えば可愛らしい──】
【そんな服が置いてある店であった】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:37:07.95 ID:37WrhRUo
>>32

あ、ぅ……―――――。

【自分の発言を掬われ、かぁ、と顔が熱を持つのを感じる】
【大切な人から貰った、大切な物を褒められ、嬉しさと気恥ずかしさが入り混じり】
【若干頬を朱に染めながら、恥ずかしさから自然と笑みが漏れた】

……ん、いや。余計なんてこと無いよ、ありがと。

【未だ恥ずかしさの覚めやらぬまま、笑みと共に感謝の言葉を伝え】

――――――これ、かな?

【つ、と静かにケースに並べられたネックレス類の一つを指差す】
【銀色の蛇モチーフを銀のチェーンでつないだだけの、簡単なネックレスが其処には在った】

【其れの直ぐ傍に置かれている値札には、アクセサリとしてはお手ごろな数値が書かれている】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:38:13.97 ID:I3zbOQ2o
>>34

――――〜〜ッ!

【俯きながら唇をかみしめ…彼女の言葉にどこか暖かくなるような気持ちを感じ取る】
【涙目になっているのも気にせず、彼はシオンに顔を向ける】

…『彼』は…堂々と誇れる人生を…送ってきた、と告げたよ、それを貫き通した事を…
じゃあ…誇っていい…?その最期にたち会えた事を…誇っていくべきだと、そう考えて…いい?

【重ねられた手を救い取るように…ぎゅっ、と握り返そうとしながら…涙をためておきながらしかしいつも通りの顔に戻ったドラが告げる】

…君にはやっぱ適わないな…その能力あってこその境地と言うべきだろうかな
君の言葉と言い…あのあったかいシチューと言い…ぼくは本当にきみに支えられてばかりだね…君の方こそ『必要』なはずなのに…たいした子だよ

【両手を重ねて…彼は意思を固めたように告げる】

…だから…だからねシオンちゃん!ぼくはここに約束する…
ぼくは…これからもずっと君といたい…君と一緒にいると幸せで、心が苦しいときもすっごく楽になって
君の姿勢を学んでいきたいと心から思えて…でもきみだって本当は弱さがある、辛くって悲しくってずっと助けてほしい時だってあったはずだ

…だから、ぼくはこれからもきみといっしょにいたいよ…ずっときみを守っていく
ぼくがきみのおかげで心に生まれた苦しみを振り払えたように、これからもきみが困った時に支えて行きたい
ぼくらは強くないけど…それ相応の能力があるんだ、決して弱くない…だからぼくはこれからも…支え合っていこうって約束する

【そして、その…と、頬をかいて…恐ろしく顔を赤くしながら】

…もし良ければ…ぼくはまだ気持ちを変えてないから…これは提案じゃなくてお願いみたいなもの
ぼくと…これからをずっといっしょに生きてほしい、ぼくは…君を愛し続けたい…だからもしよければでいい、いました約束はそれとは関係なく守るから

…ぼくと付き合って行けないかな…その、もう来年が成人な事だし…後の方に『結婚を前提に』をつけても…いい
【今度はなあなあではなく…心からのお願い】
【七夕のときにしたなんとなくな告白ではなく…もっと決定的な告白…ドラはそれを遂げたのだ】


も、もちろんすぐに答えが出せないってのは知ってるさ、だから改めて言っておこうってだけ…改めて考えてほしいって思って言っておくよ
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 00:38:49.00 ID:/3PPwRYo
>>36

 「あっ、あ……! は、はい……」

【ガチャガチャとドアの蝶番を弄る最中、背後より響いた声に対し】
【反射的にびくりと身体を強張らせると、一度だけ振り向いて会釈】
【そしてそのまま、逃げるようにドアを開けてその中へと消えていった】

 ──神楽坂、颯
 素敵な名前ね。私、忘れないわ

【女性は、彼女の顔から活気の雫がぱっと弾けたように見えた】
【其れほどまでに、明朗快活元気溌剌な名乗りを受けて──】
【女性は、人間の真似事をして一度深々と瞑目してみせた】

【やがて、その目を開いても。そこに一切の表情は浮かんでおらず】

 ──そろそろ、お別れね
 また、会いに来るわ。私、貴女の事が欲しくなったの


 ──次は、“貰う”


【ぞわり──】
【刹那、女性を飲み込むように舞い上がったのは邪悪な瘴気】
【次の瞬間、ぶわあっと横から殴りつけるような風が吹き付けて】

【はらはらはらはら──】
【女性の身体は、『黒い薔薇の花弁』と化して、その風に吹かれて消え入った】

 ────……

【──く】
【その、消える最後の一瞬、その口の端が僅かに歪んだような──?】
【蜃気楼か幻覚か──ともすればそう断じてしまえそうな程に、酷く不確かなものではあったが】
【それは、幾度と向けられた彼女の笑顔に対する、たった一度だけ返した笑みだったのかもしれない】

【──薔薇とブランデーの香が、ふわりと舞った】


//ではこの辺りで! とっても楽しかったですー
//お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:41:02.95 ID:5AP4l5wo
>>38

……なるほど、ただの羊ではないようだ。

【避けられるとは思っていなかったらしく、不愉快そうな声音で、そう吐き捨てる】
【少女の避けた先で、再び澄んだ破砕音、短剣が空中で砕けて消える】

……しかし、実に良い願いだった、呪い師。
この身に騒ぐ、あの男の絶望が聞こえるか?
ああ、今宵は月、この地は穢土、聖なるものの悲鳴!

【サナに対する、追撃はなく】
【ただ、静やかに、その掌中に再び、銀の短剣を造り出して、嗤っている】

これが受肉の堕落!
交歓の時だ、サナ・ローウィン!
契りを結ぼう、その身体の終焉を以って!

【誘うような声に、実に愉快そうにそう答え、さらに魔翌力を練り上げる】

【カラン、と、新たに一本、剣が現われ、セエレの足元に落ちる】
【再び、その剣は持ち上がり――今度はサナの右半身のさらに外側。そう、あらかじめ外された軌跡を描いて、飛ぶ】
【それに追従するように、セエレは、サナに向かい、走り出す】
【――サナが左に逃げるならば、即座に反応できるように、意識を向けながら】

/では、ここで切りますね。
/おつかれさまでした! また明日!
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:44:36.55 ID:7fcq4VYo
>>42

ふふふふふ――――
お姉さんはぷりてぃですね

【背中で手を組んでクスクスと微笑む】

あうう、そう言われるとどうしてよいか悩みますよ
むー……じゃあ私もありがとうございます

【なんとなく、ただなんとなくだが真っ白な少女はつられるようにお礼を言うのだった】

ん、ヘビですか……悪くないと思います
どこかではヘビは永劫の象徴だとかなんとか――――

いや、どうでも良いですねこんな事は
お値段もなかなか手頃のようですし、素敵ですそれが良いと思いますよ?

【くぅ――と背伸びをしつつケースを見て頷き、少女を見上げる】
【と、何か察したのかその場から少し離れ】

出口のところで待っているのでどうぞ買ってきてください
私がいうと逆に恥ずかしいかもしれないですしね……

【軽い足取りで店から出て行くだろう】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:45:04.58 ID:I3zbOQ2o
>>35

…ルーカス、言ってなかったかもしれないが…『キルさん』はオレにとって…信頼できる友だちだった
あの日マックを追って確かにオレ達は共に戦っていたんだ
オレは…彼のやり方を徹底的に否定し続けても…間違っても『信念』を否定する事だけはしなかったよ

そんなオレが、あんたを愚かだなんて言えるわけないだろうさ…

【ぐ、と胸に拳をあてながら、彼は呟いた】
【彼も感じていたから…あの男、キルベルクとの絆を、そしてこのルーカスの絆を】
【今後の人生も、彼は決してあの日々を、あの日にぶつけた心を否定だけは決してしない、ノビタはかつてそう心に誓ったのだ】

ハハハハ、じゃあオレはさしずめ『ハンター・ワンダー・ノビタ』ってか?悪くないかもね
この世界を旅していた頃、オレの心の中には確かに≪WondeR≫を求め続けた精神が宿っていたんですから
まあ、ルカスさんが案外欲しがってる可能性を考えて、保留にしておいてください

【そして去っていくルーカスに手を振りながら】

…ありがとうルーカス!…必ず伝える…!また会おうぜ!
【そう強く告げて、後ろ姿を見送った】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:48:33.97 ID:fA73a2ko
>>43

【彼の言葉は重い、記憶の――――重さを知っているから、それと共に、言葉の重さも知っている
そして、彼がどれだけ悩んだか、苦しんだか、それも――――……分かったような気がした】


――――……むしろ、誇ってください、そして、永久に忘れないように
記憶は過去のものでしか在りません、覚えようとしないと、直ぐに消えて忘れてしまいます
けれど、貴方が忘れたら、誰が彼を覚えておくんですか?――――……貴方が忘れるのは、もう一度、彼を[ピーーー]、ということです

すっかり説教臭くなってしまいましたね……私も、他人の事はいえないんですが――――……


【そういって彼女は、苦笑する――――彼の続く言葉を、前に、心を、落ち着けるため】


――――……私と、ですか……


【彼の存在は大きく、重い――――それと同時に、今の彼女にはもう二人、彼と同じくらい重い存在がある
彼の言葉の通り、今、判断を下すことは――――正直言って難しい
けれど――――今の彼は、あのときの彼とは違う、自分より大きくなった、頼れる男の人、で――――……】


――――……分かりました、いつ、答えが出せるかは分かりません
けれども、貴方の思いは、きっと忘れません


【そういって、彼が握り締めてくれた手を、強く、握り返した】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:57:30.63 ID:37WrhRUo
>>46

な―――も、もうっ、からかわないでよっ!

【クスクスと笑われては、恥が一回り上回り】
【顔をさらに赤く染めながら、頬を膨らまして声を荒げる】

【が、直ぐに平静を取り戻したか、すーはーと深く深呼吸をして】

………ん。
素敵、なのかなー……ちょっと其処までは考えてなかったけど。
でも、そう言って貰えると、何だか自信が持てるかも。

【見上げられ、まだほんのり赤い頬を緩め】
【送る当人のイメージで選んだが、確かに言われてみればと一度頷く】
【そして、少女の妙な気遣いに苦笑を浮かべながら】

――――――あの、すみませーんっ。

【少女が店を出て行った後、店員を呼んでそのネックレスを無事購入】

【にやにやとした笑みを浮かべながら店を出るまでに、数分も掛からないだろう】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 00:58:56.61 ID:I3zbOQ2o
>>48
【二コリ、といつもの余裕が戻った笑顔がシオンに向けられる】
【どこか、前よりも頼もしく感じるような声で】

…一生抱えて行く覚悟だったともさ、絶対に忘れないよ
ありがとう、シオンちゃん…本当にありがとう

【真剣に考えてくれた、そう思いながら少しだけ心を落ち着けて】
【しかしちょっとだけ目ざとい判断をする】

…もしかしてぼくの他にもきみに想いを寄せている人がいるから悩んでいるんだったりして
予想は出来るね、きみは可愛いし、芯の強い子であり…しかしどこか脆く護ってあげたくなる子だ
いいね、悪くない…それがマジだったらいずれその人にも会いたいな…どっちのほうが傍にいるにふさわしいか相対するのも悪くない

【そこまでして、彼は唇を尖らせると、小声で聞こえるか聞こえないか程度の声で呟く】

…なんか、悪戯好きのぼくらしくなくなっちゃったな、そろそろおいとまの時間だし最後にちょっと意地悪していこう、ぼくらしく

――――ねえ!シオンちゃん

【と、何気ない感じでシオンを呼んでこっちを向けさせようとしたところを】
【――――す、と自然な動きでシオンに近づいて、唇を重ねようとする】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:04:43.39 ID:fA73a2ko
>>50

【その笑顔を見て、安心するように、安心させるように――――彼女も微笑んで見せた】


どういたしまして、お力になれて――――何よりです


【そういって、嬉しそうな顔をしていたが――――……続く彼の言葉が来ると
ゲホッゴホッと咳き込む、彼女】


え、えっとですね――――、その……け、喧嘩はあまりよろしく――――……


【ぱたぱたと両手を振って、きゅーっと顔を紅くして、慌ててる彼女
そんな状態の彼女、だからこそ――――彼の呼びかけに応じた
ふぇ――――と、其方を向いて、重ねあわされる唇】

【ふに、っと柔らかい感触は、胸の――――豊満な彼女の胸とは違う、ねっとりと、絡みつくような感触で
彼女の、暖かさ――――それこそ、肉体の、温もりは、唇を通して、流れ込んでくるようで】


――――――――ッ!!!


【ぼんっ、と爆発した】
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:05:20.89 ID:7fcq4VYo
>>49

――――――…………

【待っている間暇だったのか先程と同じように頬をムニムニしたり……】

んー……

【ぼうっと暗い空を見上げたり】

――――――――

【地面を軽く蹴ってみたり】
【落ち着きなく短い時間を過ごして】


――――……!どうやらお買い物は無事に済んだようですね

【店から出てきた少女に駆けていく】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 01:09:05.47 ID:.DB31.AO
>>44
私には勿体無い言葉だな。
また会える事を楽しみにしているぞ!
【にこやかに手を振りながら、去り際にまで終始幻想的な彼女に、感傷にふける様にして風と共に夜空に消えゆく花弁を見送り】


本当に不思議な、底知れぬ魅力を携えたお方だ。
それにしても…軽薄な私にあれほど明確な興味を抱かれる人が居るとは…
【建物の縁に立って、遥か遠くを見つめ】


ならば悪い事をしたのかもしれない…

――消え行くものを手に入れる事など、出来ないなのだから。
【ふっ、と消え入る様な笑みを浮かべて――足踏みする様に一度地面を蹴りつけると、跳ねる様に高く跳び上がり暗闇へと落ちて行った】

/此方こそ楽しかったのですよ!
/大分遅れましたが、お疲れ様でしたなのです!!
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:14:11.33 ID:I3zbOQ2o
>>51

――――――――。

【9秒、その長いとも短いともとれる時間の間重ね続けていた】
【彼にしてみればほぼ永遠にも近い時間ともいえるその9秒間の至福を感じ取り】

【やがて、極めてか細い糸を切りながらドラは唇を離すと】

…このぼくとて…流石に女の子の唇に自分の唇を重ねた事はない…接吻はとても大切でその辺の奴にくれてやるにはもったいないと思ってたからな
でもシオンちゃん、ぼくにとってきみは大切な人って言ったはずだ、ぼくの大切な物をあげられるほどにはとても愛しいと思っているって今言った

【ひょい、と人差し指を軽やかにシオンに指し示すと彼は得意げな口調と…同じく爆発寸前の赤い顔のまま告げる】

だから…『あげる』!これはぼくの助けになってくれたこととシチューとかを作ってくれた事に関する、ほんの感謝の気持ちついでの挨拶代わりだ
記念すべき最初の一回なんだから…ありがたく受け取っておきなさいってことさ!

【…もうこれ以上普段の自分を保っていられそうにない、そう感じた彼はシオンに背を向けブーツを履き直すと】

…じゃあねシオンちゃん!また今度…!

【止めなければ、そのまま彼は帰路につくだろう】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:14:53.74 ID:37WrhRUo
>>52

おーまーたーせっ!

【無事買い物が済んだ所為か、矢鱈テンションが高い】
【頬が未だ蒸気しているのは、嬉しさが混ざっている為か】

いやぁお待たせ。ごめんね、気ぃ利かせちゃって。
お陰様で、無事お買い物も済んだよ。

【「財布も結構ピンチになっちゃったけど」と苦笑いし】
【駆け寄ってきた少女に徐に抱きつこうとする】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 01:17:08.47 ID:QJ/1H960
>>47
…………
【――月夜の帰り道――静かな雨の後の気配――ルーカスは思い起こす】
【12年前――いや、もっと前の『在りし日』……遠い記憶、忘れない……『銀色の瞳』】

『(……義兄さん……ぼくは思うんだ……ぼくらは後の世界に何かを残せるんだろうかってね)』
『(ぼくらは「死刑執行人」……あらゆる罪人の、それまで続いてきたものを断ち切る職――
  だからこそ強く思う……脈々と続くものがある、その最終点と出発点の因果――
  何が残る?何を根幹に生きればそれは可能になる?……ぼくらはいずれ死ねば物質のかたまりになる)』
『(だけど……目に見えない何かは残せると信じている……強く何かを一直線に想い続ければ……何かを
  そしてその強い強い『想い』こそが自らの世界をも変えてゆく……そう信じているんだ
  あの「地獄」を生きたぼくの世界は……このぼくの「幸せ」への強い『渇望』で確かに変わった――)』

…………『 「渇望」は『希求』……『希求』は『信念』だ……
ぼくは烈しいこの幸福への渇望を『信念』として生きる……

 『強い信念』は……いかなる価値観をも凌駕して強い≪美しさ≫と≪輝き≫を放つ
  ぼくは信じているんだ……いつか、その輝きがぼくの存在を超越し、死後であっても光となって、何かや誰かの道標となることを  』

  ……私は……お前を許すことはできない……
だが、お前がその『銀の剣』で、この世界を導き往こうとしていたあの日々……
私は、この他愛ない会話を、どうしても忘れる事が出来なかった……最終の決戦のあの日でさえ……

キルベルク……お前の信念は……確かにこの世界に影響を残している……
それは善や悪という「もの」を、物理的や精神的、或いは化学的にも完全に超越して……
或いは恐怖であり、或いは希望であり、或いは……新しい『信念』として……宿り続ける……

……お前は『幸せを求める』と言った……だが、私は想うんだ……あれから半年たって、強く想う……


……お前、本当は…… 
   ただ、誰かの『心』に残りたかっただけじゃあないのか……

ひどく不器用な方法で……単純に表せなかったんじゃあないのか……『寂しい』というシンプルな4文字を……


……馬鹿野郎が――  だが しかし……お前の『存在』は……永遠に刻み込まれる……
『引き継がれていく』……その『気高き信念』という煌きだけは、決してあらゆる価値観に阻まれずに……
そして、きっとそれは……この『世界』を確かに変えていくかもしれない……ひょっとすると……お前が望んだ、ほんものの『幸福』に……



   //  ――――  Truth=@Prelude=@In=@Return=@ ――――  //

OpEniNg... ThE ≪KnElL NiGhT SeCoNd≫


―――― ≪ R.I.P. ≫  ――――  Next...>>


/御疲れ様でした。ありがとうございました!
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:18:42.44 ID:7fcq4VYo
>>55

良いのです、この程度は気遣いの内には入りまs――――

【ぽふん、と音がしたかどうかは分からないが】
【何の抵抗も無く抱きつかれ、むしろ少女の側からもきゅっと抱きつき】

わー……どうしたのですかお姉さん?
私に抱きついても何も起きませんよ?いえ、私は個人的には嬉しいですけど

【少女は相当に軽く、持ち上げようとすれば容易に持ち上げられるだろう】
【それどころか振り回したりも出来そうなレベルである】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:19:50.52 ID:fA73a2ko
>>54

【ぼーっと、彼を見送るわけでもなく――――ボーっとして】


……――――キス、されちゃった……


【まだドキドキがおさまんない胸に手を当てて、去っていった彼を見つめていた】


/乙でしたー!
59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 01:22:55.86 ID:tBjg6tQo
【街中】

【シックなバッジが数個ついた赤いニット帽を被っている14、5歳ほどの少女がいる】
【ぴょろんと外ハネしている黒髪は胸元に届くか届かないかといったところ】
【少しぶかぶかな紺色のプルオーバーパーカーの胸元には赤と青でKNと縫われた刺繍があり】
【プリーツのついたミニスカートは落ち着いたベージュ色】
【ニット帽と同じ赤のハイソックスの上からは茶色のおしゃれなワークブーツをはいていて】

やっぱ夜は超冷えますね……
遅くまで残るときは懐炉の準備をしてたほうが超いいでしょう、か

【ぷるっ、と小さく震えるその少女はどういうわけか掃除機の上に乗っており】
【更にその掃除機は何故か地面から2mほど浮遊したところを移動していた】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:26:21.61 ID:37WrhRUo
>>57

んー……――――♪

【此方から抱き付いたのに、寧ろ抱き付き返された事が嬉しくて】
【きゅー、と回した腕に力を篭め、強すぎない程度に抱き締めながら】

んやー、なんだろ、テンションが上がって上がって。
それにこうしてると、私も嬉しいからいいのいいのっ。

【腕に力を篭めた事で、少女を持ち上げてしまいそうになり】
【密かに篭めた力を緩めながら、抱き締めた少女の感触を楽しむ】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:32:54.48 ID:I3zbOQ2o
>>56

【見送った後、ノビタはしばらくすると、糸目の少年…ドブロクと合う】

「…ホルスターに手を伸ばすななんだな、おまえの早撃ちが早とちりしたらそれこそ目も当てられない
敵対の意思がないのに誤射されたらたまらないんだな」
それは失礼しました、と…で、『サイクロプス』だったな、どういうのだ?別に敵側のオレじゃなくてベリルちゃんとかに頼んでみたらいいじゃないか

【ドブロクは腕を組んで、少しだけ目を開いて瞼の奥の赤い瞳をわずかに見せながら】

「…なるほど、人手は多ければ多いほどいいんだな、わかった、ベリルに会ったら頼んでみるんだな
だがオイラはそれでもおまえにも依頼しなければならないんだな、まず…この写真を見てほしい、これが『サイクロプス』なんだな


【…ノビタが視線を写真の画像に向けて…停止する事4秒】
【顔の表情が固まりながら…彼は混乱したような顔をする】

…この顔…ちょっと待てドブロク、なんだこの『顔』…どういう事だ?
彼女がサイクロプスだと…?

【…映っていたのは…ノビタの思い人と同じように美しく腰まで伸びた黒いストレートヘアに極めて小柄な体つきのワンピースに身を包んだ少女】
【その姿はあまりにも…】

…『ジャンクちゃん』に似すぎている…?どういう事だ、なんで不死鳥座があのジャンクちゃんとうりふたつな人物の写真を持ってるんだ?
いやそれ以前に…彼女のデザインはこのサイクロプスがモデルになっているとかそういうことなのか…?
「あのな、実を言うとオイラも訳が分からなかったんだ、かつての戦いであのメイドロボと出会った時…混乱した
なんでサイクロプスそっくりのロボットをあの博士はつれているんだ?とな」

【ザッ、と彼は背中をノビタに向けて続きを話す】

「ノビタ、お前に頼むもう一つの依頼がこれなんだな、ジンジャー・ユースロットを探ってあのメイドロボの製造元とルーツを調べてほしい
かなり難しいかもしれないが…実はオイラはアテがあるんだな、オイラとお前、二人で二面的に探っていこう…そう頼んでいるんだな」

…だから…直接会って話したかったっての?

【頭を抱えて、これから何をどう調べて行くのか…正直だいたい見当がついてしまったか仕舞わないか、あいまいな想像が脳裏をよぎり』

…へヴィすぎるな

【と、愚痴をこぼした】
【←To Be Continued...】

/乙でした―!
/なんか久しぶりにルーカスと絡んでしまったぜ…楽しかったッス、ありがとうございます!
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:37:43.41 ID:I3zbOQ2o
>>58
【どたばたした様子で彼はシオンの宿を飛び出すとスタミナペースなど考えない勢いで走り去る】
【走る、走る、まだ走る…】
【しばらくしていつもの公園について、地に手を付けると…】

【ボォォン!!と思いきり顔を爆発させた】

…ぼくってやつは…!ぼくってやつは!さすがに大胆すぎた…!うわあ、うわあ恥ずかしい!
どうしよう勢い余ってやってしまった!うわあどうしよう!?せっかく落ち着いてきた頭がぐるぐる回ってきた…うわあ、うわあ…!


【その後、しばらく落ち着こうとしても一睡もできなかったとさ】
【←To Be Continued...】

/乙でした―!
/ありがとう!久々に絡めて良かったがそれ以上に最高の気分でござんす!
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:38:22.20 ID:7fcq4VYo
>>60

むー………――――

【抱きつき返しても小さな少女の体ではやはり全部は返せない】
【そこで頬を擦り寄せ体を更に密着させようとする、人肌に触れるのは嫌では無いらしい】

んー……わふっ!ふ、浮翌遊感がちょっと恐いので少しパワーセーブを……
と、それくらいでお願いします……お姉さんは何だか落ち着きます

【なにやらごう表現すれば良いのやら少女の中にムズ痒い感情がウズウズと……】

えーと、お姉さんのお名前は?
あ、私は白妙と申します以後お見知りおきを――――

【ほうわりと微笑み自分の名を教える】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 01:42:52.57 ID:xzrL98wo
>>40

…………

【申し訳なさそうな謝罪の言葉を聞いても、遥か遠方に焦点を置いたまま戻ってこない】
【困惑しきった表情を見ても、先程の出来事を許すには、まだ足りないと感じてしまうのは、欲張りなことだろうか】
【徐々に冷静さを取り戻しつつも、表に出る感情は鋒のように鋭く冷たい】
【視界の隅で、死角に移動していく彼】

………っ

【唐突に後ろから、彼の腕に捕らわれた】
【僅かに目が開かれるのは、感情が徹底できていない証拠】
【体温が少し、上がった気がした】


……………なんでも…?

【許す、許さない、の返答はせずに、その部分だけを復唱して】
【自分が今、最も望むことを、思い浮かべた】

【途端に熱が競り上がりそうになって、慌てて思考を打ち切った】
【彼は別に、それを明確に言わせようとしている訳でも無い、はずだ】
【背中から感じる気配は、本当に真摯なものだったから――】

【落ち着くために一度、肺に溜った空気を吐き出した】
【トゲトゲした気持ちも一緒に、抜けていく気がする】
【強張らせていた身体にも、ある程度の柔軟性が戻って、それは彼にも伝わるかもしれない】
【後ろから回された手に、軽く触れようとしつつ】

………それなら

…さっきの意地悪を、無かったことにして欲しい、な
だから、その………続きを……

【口調を、いつもの粗野な物でなく、本来の物に緩めて】
【控えめに、お願いをしてみた】

【顔は今、誰も居ない夜闇に真っ直ぐ向けられていて――】
【―――もし彼が再び正面に来たのなら】
【その時は何か仕返しを、なんて考えて、小さく微笑んだ】
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:52:07.57 ID:37WrhRUo
>>63

とと、御免御免っ。貴女、思った以上に軽いから……。
んー、私も、こーしてると大分落ち着くよー……。

【頬擦りされ、擽ったそうに身動ぎしながらも】
【少女の背に回した手でその小さな背中を撫で撫でしたりしつつ】

【ふにゅぅ、と可笑しな吐息を漏らす】
【頬がだらしなく緩み、自然な笑みが零れる】

……お、そういえば自己紹介がまだだったねー。
私はルシア。ルシア・マリカ。よろしくね、白妙ちゃんっ。

【言われて思い出し、顔だけを少し離して】
【にこりと微笑を返し、自己紹介も返した】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 01:59:19.59 ID:7fcq4VYo
>>65

ふぁあ…………

【抱きつかれた事による極度の安心感からか情けない声を洩らしつつ】

ん……ルシアお姉さんですね、記憶しました
ふふふ――――

【最後にもう一度きゅっと抱きついて】
【えへへ、と微笑みながら体を離すだろう】
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 02:14:09.81 ID:37WrhRUo
>>66

んふふー……――――。

【暫く柔らかい感覚をふかふかと楽しんでいたが】
【少女が離れようとするので、おとなしく少女を解放し】

……んー。
そろそろ遅いし、帰る時間かな?

【ふと空を見上げ、街の光にも遮られぬ星の光を認めて】
【視線を少女へと下ろし、首を傾げて尋ねる】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 02:22:07.14 ID:7fcq4VYo
>>67

んー、暖かかったです……

【嬉しそうに頬を染めて、それでいて恥ずかしそうに体を振る】

はい、そうですねそろそろ帰ろうと思います
それで……ふぁああ――――ふぅ

【さようならと言おうとした瞬間に大きく欠伸が出て】

ん、ん゛ん゛!……それではルシアお姉さん

【まるで欠伸なんてなかった、と言わんばかりに仕切りなおして】

また会った時にでもお友達にプレゼントを渡した時の事を教えてくださいね
それじゃあ、おやすみなさいませルシアお姉さん

【白いローブの裾をスカートのように吊り上げ膝を軽く曲げてお辞儀をする】
【優雅っぽさを演出したかったようだが小さい故にどこか不恰好で、そんな自覚もあるのか足早にその場から去っていくだろう】

――――――――お元気でー!

【ある程度離れた所でくるんと振り返って大きく手を振り】
【真っ白な少女は白の軌跡を描いて黒に消えていった】

/乙でしたー!
/ルシアさんのプレゼント選びにお付き合いできて光栄です!
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 02:37:43.92 ID:37WrhRUo
>>68

いやー、何から何までありがとうねぇ……。

【一方此方は嬉しいことの連続でてかてかしている】

ん、夜更かしは美容の大敵。眠いなら尚更。

うん、きっと報告する!貴女と選んだプレゼントだもんね!
はーい、白妙ちゃんおやすみなさーい!

【欠伸を無かったことにしようとする少女に微笑み】
【此方もまた見なかった事にしつつ、別れの挨拶】

【去り行く背に、振り返り大きく手を振る少女に】
【同じ様にぶんぶんと手を振って、街並みに溶け行く白を見送った】

/お疲れ様でしたーっ
/こ、光栄だなんてそんな……お付き合い有難う御座います!
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 02:45:20.83 ID:6MhQ8UDO
>>64

【そっと触れられた手――彼女の身体が本来の柔らかさを取り戻していくのを感じた】
【毛先まで美しく流れる赤みがかった栗色の長髪が、頬に触れる。芳香を漂わせて、潮の匂いを打ち消して鼻腔を擽った】

【こうして彼女に密着していると、心に平穏がもたらされていくよう。抱き締める力を、少しだけ強めていって―――】


………――――ッ

【―――解された口調で告げられる、彼女の願い=z

【『続きを―――』】

【思考せずとも、その先は理解出来る。途端に彼の顔に熱が上っていく様子は、彼女には見えない】

【相手から要求されると、たちまち"意識"してしまい―――胸の鼓動が加速を始めた】
【心が彼女を求め始める。『言うことを聞く』と言ったのは、自分だ】
【早くしろ、と急かすように。血流が全身を巡っていくのを感じる―――】


…………―――分かっ、た………

【彼女を愉しげに弄んでいた先ほどまでとは全く違う、緊急気味の声で短く返答すると、実にゆっくりとした動作で密着していた身体を離した】

【それから、衣擦れと砂を踏む最小限の音を立てて彼女の正面へと回り込み、同じように膝を地に着けた】

【彼女が前に瞳を向ければ―――夜空の下でもハッキリ分かる程、顔を真っ赤に染め上げていたアリエルが、そこに居るだろう】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 03:15:10.46 ID:xzrL98wo
>>70

…………

【瞳に映る彼の表情は、溜飲を下げるに足るものだった】
【口元が、満足げな孤を描いてしまう】
【ただ、顔が赤いのは此方も同じ。鏡が無いから分からないけれど】

【彼が、同じように座ることを確認してから】
【正座の形を、少しだけ崩した】

【そして、背中から、砂浜に倒れこむ】
【身体に遅れて、ふわりと動く緋色のロングヘア】

【―――髪を下敷きにして寝転がった】
【後頭部や背中に合わせて、細かな砂が撓んでくれる】


【視界に広がる、降って来そうなほど近い、満天の星空】
【そこから彼に、目を移して】
【『どうぞ?』と、子供っぽく微笑んでみせた】

【リラックスした状態で、両腕も斜め下に投げ出して――】
【動きを警戒するなら、封じた方が良いかもしれない】
【くしゅ、と波打つ柔らかな生地の長袖ローブ】
【腕のラインを特定するのは、すごく容易い】

【もっとも、少女には警戒心など微塵もなくて】
【彼を突き放すほど、無防備だった】

…………

【お願いをしてから、終始無言の少女】
【胸が、呼吸するたび上下に揺れる】
【主な動作は、それくらい】

【瞳だけが、少し意地悪に、愉しげに彼を見つめていた】
72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 05:07:01.37 ID:xzrL98wo
>>70
/就寝されてしまいましたでしょうか?
/書き途中でしたら、本当にゴメンなさい
/今日の帰りは、早くて2時、長引けば5時頃になります
/大体5時頃から待機してると思って頂ければ幸いです
/それでは一旦、お疲れ様でしたー!
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 07:24:39.92 ID:nFxDXASO
>>41
/あばばば!寝落ちした!エルの人本当にすいません!
/今晩続き構わないでしょうか
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 14:33:39.95 ID:xNUZHa.o
>>73
/続きは大丈夫だよー。置きレス気味になるのがよければ、今からでも大丈夫
/ただ、護の人寝落ちが多いから眠いようであれば自己申告してほしいな
/寝落ちってのは体にも悪いし、絡んでいる相手としても心配になるからね
/ちょっとでも「危ないな」って思ったら、「/眠気がヤバいので明日に回させてもらって大丈夫でしょうか?」って文の最後に追加するだけでいい
/それだけでも、心象ってのはだいぶ変わると思うんだ。
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 15:29:45.60 ID:bBUqmZE0
【街中】

飯でも食いにいこうかな・・・

【自身の羽織の中から革で出来た財布を取り出し】
【中身を確認するも】

――無い。無い無い無い無いィィ!

【そこにはわずかにも金が無く、ぽつんと置かれてあるレシートに書かれた多額の内容が哀愁を帯びていた】
【財布を羽織に戻し、深くため息をつく】

【持ち前の真っ赤な短髪もどこか輝きを失い】
【漆黒の瞳には光が沈殿し、絶望が浮かんでいた】

【まだ15〜6歳ぐらいであろう少年とは思えない深い絶望の色】

【それでも、太陽の光を受けて輝く鮮やかな薄紅色の羽織と】
【どこか荒々しさを感じさせる無骨だが精巧な手甲が】
【貧乏や陳腐さを感じさせえなかった】

くるるうぅぅ〜〜

【腹の音が食料を求めている、当然少年には食べるものなど無かったのだが】

【仕方なく腹を押さえながらふらふらと街中を徘徊し始めた】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 15:55:28.22 ID:nFxDXASO
>>74 >>41

(私こういう買い物は初めてだな・・)
【こうして女同士で、服を買いに行く等彼女には初めての経験だった】
エルちゃん、私本当にこういう服装とか分からないからよろしく頼むね。


【でどんな服装が良いか全く解らない彼女は大人く何も文句も言わず、いや文句の言いようもなくエルに着いていく】
【で】

えっと・・エルちゃん、私にはわかんないけどさ、最近はこういうのが良いの・・?
【少し戸惑ってる】

/本当に申し訳ないです。以後気をつけられる様にしていきます。
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 16:33:10.04 ID:xNUZHa.o
>>76

【「よろしく」と言われてにっこりと微笑みを返し】
【「紗月様のお気に召すかは分かりませんが……頑張りますわね」だなんて返答し】

【──店内にて】

あぅ……私はズボンよりもスカートの方が着慣れていて。。
それに、他のお店のスカート、なんだか私にはちょっと大人っぽく見えてしまうのです
なので結局、ここを選んだのですが──駄目、でしたでしょうか?

【ディスプレイされているスカートやらワンピースを見ていたが、ほんの少ししょぼんとした口調となるエル】
【夏。或いは春に彼女が着ていた服を考えると、確かに子供らしい服は彼女に似合っており】
【「ズボンの方が紗月様には似合うかしら──?」だなんて呟いてまた服を見始める】
【店内にあるのはリボンやフリルで過度に装飾された服、というわけではなく】
【どこかお嬢様めいた、品のある服や靴が中心となっている】
【今彼女たちがいるのはガールズのコーナーであり】
【ボーイズのコーナーへ行けば雰囲気のよく似た男物の服があるのだろうが──】
【紗月が気にいるかは、全く別の問題だ】

/あいよー。こっちもちょっとキツくいっちゃってごめんね
/そして申し訳ない、気づくのに遅れてしまった……。
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 17:32:09.26 ID:2.h6IoAO
【聖都】

ここはどこかのぅ

【ボロボロのローブを被った身長100センチぐらいの子供が街中を歩いている】
【子供の声は中性的で、顔もローブのフードをかぶっているのでみえず、性別はわからない】
79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 17:39:17.72 ID:nFxDXASO
>>77

いや、駄目って訳じゃないけど私、こういう女物・・増してやこんな良いとこのお嬢様が着るみたいな綺麗な服装したことないから・・・
【と呟く】
【確かに今彼女が来ている服装はいかにも路上暮らしという感じで】
【この店の服とは天と地の差がある、】

/すいません、遅れました。
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 17:47:17.47 ID:0yZN2x2o
>>79

ふふ、物は試しという言葉もございますわ!
着てみれば案外お気に召すかもしれませんし──それに、護様もきっと驚きますわ。
えぇと……なんと言いましたっけ……い、い。。
あぁ、そうですわ、確かイメージチェンジ、というものです!

ところで紗月様、お好きな色は何色でしょうか?

【なにやら嬉しそうににっこにこ】
【常に想い人の後ろを3歩離れて歩いているような彼女ではあったが】
【このように他人へアドヴァイスするエルの姿は、もしかしたら珍しいかもしれなかった】
【そして一旦服探しを中断してぽむ、と両手を胸の前であわせ。ちょこんと首を傾げた】
【きっと紗月の好みの色に合わせた服を選ぼうとしているのかもしれず】
【ここでエルに服を選ばせるか、自分で服を選ぶかは紗月の自由である】
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 17:56:09.12 ID:nFxDXASO
>>80

そ・・そうかな・・

じゃあ・・えっと紫で・・
【と好きな色を答え服選びをエルに任せる】
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 18:05:39.94 ID:0yZN2x2o
>>81

紫ですわね。
ふふ、大人っぽい色ですけれど──紗月様にはきっとよく映えるお色ですわね。

【そんなことを言いながら、やっぱり楽しそうな表情を浮かべて服選び再開】
【ガールズ・ボーイズ関係なく、とてとてと店内を歩きまわり】
【置かれている物を手に取ってはうぅんと悩んだ挙句に畳んで元の場所へと戻し】
【ぱっと表情を華やかせて別の場所にある服を手に取るも、これまたしっくりこなかったらしくまた元の場所へ】
【そのようなことを何回も何回も繰り返し、未だにどれがいいか決まらない様子である】
【この間、紗月が店内を見てまわってもエルはきっと何も言わないことだろう】
83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 18:09:05.84 ID:EPYU1lAo
>>45

残念ながら、この身体はもう私だけの所有物ではありませんから
私の判断のみで捨てることはできませんよ

【蕭然とした空気に乗せて届けられる声とは裏腹に、サナは焦っている】
【鎌鼬で魔翌力を消耗、普段持ち歩く魔翌力ストックは先日のエキシビジョンで使い果たした】
【気を遣いながらの鬼ごっこで、体力もまた同様―】


【短剣が現れたことで、こちらもネガティブな思考を切り払う】
【その軌道の先に的が存在しないことは、彼女にはよく分かる】
【定石に則れば、待ち構えておいて間合いに入った瞬間に斬る以外の選択肢は存在しない】

【だからこそ、待ちはありえなかった】

想起―不完全っ残!鉄!剣!

【短剣に対して振り下ろされる達人の一撃】
【相対するものを弾き飛ばして、さらにその刃は青銅を貫きコンクリートを裂き―】

【そこで刀は止まる これは本来刃に魔翌力を込めることを要求する技】

【そして突き刺さった刀を軸に、右前へと飛んだ】

知っていますか?結婚指輪というのは女性の霊力を縛るためにあるそうです
私達は、互いの隷属を誓い合っているわけですね   ――想起っ

【空中で二回転、先程の無様な回避からは同一人物とは思えない】
【重力など視野の外 冷たい壁を踏みしめて、向かうは中央の祭壇】
【重すぎる空気に堪え切れず、青銅の壁に逃れた水滴達が跳ねた】

(雨彦さんの風、獣の運動力は既に使った―これでリュックへたどり着く事すらできなかったら…)
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 18:19:17.64 ID:nFxDXASO
>>82

【どんな服を選び持ってきてくれるんだろうか】
【そんな期待と少しの不安を胸にしながらエルが帰ってくるのを待っている】

(にしてやっぱりこれだけ綺麗だと値段の方もアレなんだろな・・)
【なんて考えて一番近くにあった服の値札を見てみた】
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 18:29:12.14 ID:0yZN2x2o
>>84

【はらりと値札を捲ってみれば、それなりのお値段が記されていた】
【──これだけでアイスクリーム何か月分食べれるのかな】
【などという庶民的な発想が浮かんでしまうのは矢張り筆者が一庶民に過ぎず尚且つ食い意地がそれなりにはっているからで】
【具体的な数値は敢えてここに表記しないことにしておく】

【そして──】

このようなものは如何でしょうか?

【なんて、店員の如き声かけをしてくるエル。きっと無意識である】
【彼女の方へ視線を移せば、そこには嬉しそうな表情を浮かべているエルがいた】
【エルの右手には淡い紫色をした、ニットのケープが】
【左手には、何故この店にあるのか分からない灰色のダメージジーンズを持っていた】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 18:36:05.25 ID:Qki6WmEo
【ひゅう】

【秋風に散らされて薄まった紫の霧が、夜の街を覆って行く】
【既に街灯無しでは歩けない暗さの道を、更に視界の悪化で隠して行く】

【家に戻るべく歩いていた男が、背の寒気に身を震わせた】
【早く帰ろう、そう呟いて足を早め】

【次の瞬間、男の首は胴体に別れを告げていた】


…………木偶を斬るばかりでは勘は戻らんが………

……少なくとも、幾らかは気が晴れる


【血濡れの刀が霧を裂いて、鞘へと収まる】

【濡れ烏を高く結い、顔に走る横一文字傷】
【四振りの太刀と一振りの大剣を身に付けた女が】


さて………次はいないものやら


【倒れて来る胴体を手で払い、道の端に撥ね飛ばした】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 18:51:23.86 ID:nFxDXASO
>>85

私には到底手が届かない領域だ・・
【いやホームレスの彼女には普通の服でも手は届かないが】

有難う、ちょっと試着してきていい?
【とエルが持って来たのを見ながら言う】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 18:56:26.08 ID:0yZN2x2o
>>87

多分大丈夫だと思いますわ
確か試着室はあちらにありましたから……お店の方に声をおかけになってから、ですわね

【にこ、と小さく微笑んで両手に持つジーンズとケープをそのまま紗月に渡そうとし】
【試着室のある方向へ視線を向ける】
【もしそのまま試着室の方へ行けば、その途中に店員がいるだろう。声をかけるとしたらこの店員が適任か】
【店員に声をかければ、営業スマイルと共に快い返事を貰えるはずだ】
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:01:22.02 ID:Z589bADO
【魔術協会、中庭】

…そうか…二つの呪操生物を放ったがまだあの男は…
…もしかしたら、ここにはいないのかも……クッ…!!
……左腕が…疼くな…
【黒いジャージとシャツの上に黒いコートに黒いボサボサの長髪、紅い目の左腕に包帯を巻いた少女】
【が、中庭の端で闇に紛れ、左腕を抑えながら呟いている】

「…まだ解らぬ、もしかすればあの騒ぎにも気付いていないとも考えられる」
「…一度、大きな騒ぎを起こせばおびき寄せられるやも知れぬな」
【首に巻き付く様に肩に登った黒猫が赤目を光らせている】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:06:04.46 ID:nFxDXASO
>>88

うん、行ってくるよ
【ケープとダメージジーンズを受け取り】
【トテトテと歩いていき店員に声をかけた後】
【そのまま試着室へ入っていった】
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:10:12.65 ID:0yZN2x2o
>>90

【紗月が試着室へ向かうのを見送ると、今度は自分の服を探すためだろうか】
【先ほどと同じように、主にワンピースを手に取っては戻し、戻しては手に取り、と繰り返していたが】
【相手の試着がそろそろ終わる頃合だと感じたのだろう】
【そのままとてとてと、紗月が入っていった試着室の前あたりまで移動し】

どうでしょうか、紗月様?

【そう、声をかけた】
【不思議と、ケープもジーンズも紗月にぴったりの大きさのはずだ】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:19:50.28 ID:nFxDXASO
>>91

どうでしょうって言うか――
【試着室から先程渡された二つを身につけた紗月が出て来る】

―――どう・・かな・・
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:21:57.88 ID:2.h6IoAO
【聖都】

ここはどこかのぅ

【ボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供が歩いている】
【声は中性的で顔はローブのフードでみえないため、性別がわからない】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:24:39.38 ID:0yZN2x2o
>>92

【出てきた紗月を見て、きらりんとエルの目が輝いた】

とてもお似合いですわ!
紗月様も、日頃からお洋服を気にかければよろしいですのに……
そっけないローブだけでは、もったいないですわ?

【そして両手を胸の前で合わせてにっこにこ】
【どうやら紗月の格好はエルには高評だったようだ】
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:30:05.79 ID:ZSQqxo.0
【森】

【黒髪ショートヘアにどんぐり眼、ふわふわした犬耳犬尻尾】
【紺色青リボンブレザーに黒ストッキング、ローファを履いた十歳程の少女が】
【嬉しそうな表情で、暗い森の道を歩いている―――】
【彼女の首に掛けている魔石の埋め込まれたネックレスが、闇夜の中で、淡い光を放つ】

【散歩、だろうか。―――しかし、こんな幼い少女が、一人で夜道を歩くのは、色々と可笑しい様な気がするが】

…きのうは、あした

まっくら、クライ、クライ♪

【歌を口ずさむと、小さく、はにかむ様に笑って】
【片方の耳を立てると、行き成り立ち止まり―――辺りを、きょろきょろと見渡し始めた】

【突然の奇行が多過ぎて―――何と言うか、頭が大丈夫か心配になる感じの少女だった】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:38:47.48 ID:nFxDXASO
>>94
あ・・有難う・・
【そう照れ臭そうに言い】

ホームレスの私にこんな綺麗な洋服なんて・・もったいないよ・・
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:46:18.51 ID:0yZN2x2o
>>96

うぅん……そうでしょうか?
あまりそのようなことは、関係ないと思いますわ?

【その言葉を聞き、ちょっぴり困ったようにエルは首を傾ける】
【彼女としては、是非ともその服を紗月に着てほしかったのだ】
【それは単純に、同じ女性として紗月にもっとおしゃれを楽しんでほしい、という気持ちから】
【もしかすると紗月にとっては、そんなエルの気持ちはおせっかいなのかもしれない】
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 19:50:02.31 ID:4/MpRV.o
【公園】

んー…ここで異議を申し立ててもなー…
寧ろ揺さぶった方効果的かな…

【こんな時間に子供がベンチに座りゲームをしている】
【全てを拒絶するような漆黒の髪と目を持っていて】
【身長と比べると明らかに大きな真っ黒のコートを羽織っている】
【顔立ちからすると8歳ほどの子供だ】
【ただし何となく影で見え辛いその顔は相当性別を判断し辛い】
【もしかしたらその子供の性別は男で少年だったと言う事も分かるかもしれない】
【魔翌力に敏感ならその子供が魔翌力で出来た木偶の様な物だと言う事も分かるかもしれない】

やっぱり時計に見えないこの置物か…?
これが一番怪しいよな…

【時々「異議あり!」「待った!」等と声が響いている】
【ゲームの効果音なのだろう、その効果音が鳴る度に子供は何かを悩んでいる】
【ちなみにゲームの本体は小さく子供の手でほぼ隠されている】
【暗さのせいもありゲーム本体はかなり見え辛い】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 19:58:56.96 ID:YO8cXQSO
>>95
/まだいますか?
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:00:53.79 ID:ZSQqxo.0
>>99
/此処に居ります!
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:02:24.30 ID:YO8cXQSO
>>100
/絡んで大丈夫ですかにゃ?
102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:03:31.36 ID:bBUqmZE0
>>98

な〜にしてるんだい?

【珍しさか好奇心か、少年が一人ベンチの前で少年のゲームを覗いている】
【いや、覗こうとしているといった方がいいのかもしれないが】

【真っ赤な短髪と漆黒の瞳が液晶の画面にわずかに映っているように見える】

【まだ幼さの残った顔つきをしているが、目の前の子供よりは遥かに年上であろう】
【無論、見た目だけでの話ではあるが】

【鮮やかな薄紅色の美しい羽織を相応に着こなしており】
【右手に付けられた無骨な手甲と奇妙な組み合わせをしていた】

俺にも教えてくれないか?暇なんだよー

【そういって少年は隣のベンチに座り、相手の顔を覗き込んだ】
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:04:22.55 ID:nFxDXASO
>>97

・・・そうだよね、うん、本当に有難う。エルちゃん
【紗月はもう一度礼を口にする】

もしエルちゃんが誘ってくれていなかったなら私はきっと、こんな綺麗な服も、こんな当たり前の日常も、ないままだったと思う
【そう嬉しくて微笑むように】
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:04:29.50 ID:ZSQqxo.0
>>101
/勿論ですにゃー!
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sagu]:2010/09/29(水) 20:04:58.36 ID:YflyuoDO
そげぷ
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 20:05:23.58 ID:/3PPwRYo
【街──上空数百m】

【どうっ──】
【邪悪が一両、空を駆けていた】

【もし地上から空を見上げる者がいれば、その姿を容易に捉える事ができようか】
【或いは、之と同じくに空を舞うものがいたならば、より鮮明に目に映す事ができるだろう】


 「──────……」


【──やや青みがかった鉄色の積層装甲を全身に纏った、枯れ木のような痩躯の姿を】
【頭部だけは『大鷲の骸』と化しており、紅い光を眼孔の奥に灯らせていた】
【その姿こそ一見すると無機質で機械じみてはいるが、装甲の間接部からは、】
【積層された甲殻がまるで呼吸でもしているかの如くに緩く脈動しているのが伺える】

【異形は、身の丈程もある長大な薙刀を構え、眼下の町を舐めるように眺め回しながら】
【鋼色に輝く板状の飛行ユニット──『ホバーボード』のようなものに乗って、現在は低速で飛翔していた】
【そのボードの形状としては、逆V字の尾翼と水平尾翼が一対ずつ。まるで戦闘機のようなフォルムである】

 ──良い眺めね。私、この世界が好きよ
 こんなに美しい街があるもの。だから、貰ってしまいたくなるわ

 ──ねえ? 始めましょう

  「──────」

【異形の体内に、熟れた葡萄酒のように深く甘やかな声が響いた】
【その声の主の姿は、現在何処にも見当たらないが──】
【確かに命を受けた異形は、眼下に向けて薙刀を一度鋭く振るった】

 【びゅ──ぼうっ】

【瞬間、刀身から迸る蒼い炎。それは確かな指向性を持って地上へと飛来していき──】
【街中の通りへと着弾すると同時、石を投げ込まれた泉の水面のように、勢い良く蒼い炎が拡がった】

 【──悲鳴、怒号、叫喚】


 ──綺麗ね


【そして、感嘆が一つ】
【煉獄の蒼炎は、夜気を舐め取るかの如くに燃え盛る】
【──地表よりの煌々とした光を受けて、邪悪は其処に顕現していた】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:06:37.40 ID:2.h6IoAO
【聖都】

なにか、のりおくれたような気がするのぅ

【ボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供が歩いている】
【声は中性的で顔もローブのフードでみえないため、性別がわからない】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:08:39.18 ID:YO8cXQSO
>>104
ありがとうにゃぁぁあ!!!!!
【突然くさむらから】

【身長30cmで、黄金に輝くネコメで、闇のような漆黒の長髪に、ネコミミが生えた少女みたいな謎の生物が】
【飛び出して来た】

【やせい の ネコサバト が とびだした▼】

【コマンド】
ニア たたかう ポケモン
   どうぐ   にげる

/ありがとうございますにゃあ!!
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:09:14.29 ID:0yZN2x2o
>>103

ふふ、どういたしまして紗月様

【お礼を聞いて、だろうか】
【まるで紗月につられるかのように、くすぐったそうな笑みを彼女も浮かべた】

そうですわね──今からだと、もう時間があまりありませんし。。
是非。是非今度は、お洋服だけではなく他のお店にも行ってみませんこと?
甘い物を食べたり、可愛らしいお花を買ってみたり……。。
いかが、でしょうか?

【そして、ほんのちょっと遠慮気味に、そんなことを問いかけた】
【それはもしかしたら。引っ込み思案で人間関係においてはやや不器用な彼女の】
【遠まわしな、「お友達になりましょう」宣言、なのかもしれない】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:16:24.77 ID:ZSQqxo.0
>>108

―――――――――ひゃ、ひゃいんッ!?

【其方へ振り向いて、突然飛び出して来た友人に驚き】
【仰け反りながら、情け無い鳴き声を叫ぶ犬少女】
【 ニア たたかう】

ネ、ネコサバトさん、行き成り驚かさないで欲しいですよ!

【ばくばくと煩い心臓を落ち着かせながら、吼える様にそんな事を言って】

…ともかく、お久しぶりですよー

【息を整えながら、嬉しそうに微笑んだ】
【未だ少しだけ顔が青いが、落ち着いた様子だ】

/宜しくお願いします!
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:16:44.20 ID:4/MpRV.o
>>102
ん?
…ただのゲームだけど

【取り敢えず顔を上げた】
【そして目の前の人物を視認した】
【ただしちゃんとは分からない】
【用心の為口数は出来るだけ少なく】
【こんな所でゲームに熱中している時点で用心も何もあった物ではないが】

教えてくれなんて言われてもな…
そもそも何を教えるのか分からないと教えようがない

【一応は答える】
【ただし無愛想】
【こいつの場合元々ではあるが】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:21:41.70 ID:nFxDXASO
>>109

あぁ、良いねぇ。その時も解らない事ばかりだろうから、誘導よろしくねっ!
【紗月はそう答える】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:24:07.35 ID:bBUqmZE0
>>111

――ただのゲームって言われてもな・・・
もしかしてアクション系?俺邪魔!?

【自身を指差し、やってしまったというような顔をする】
【まぁその顔もどうにも演技くさいのだが・・・】

とりあえず一言、こんな時間に公園でベンチに一人でゲームなんて危険だぞ?
此処は・・・まぁ治安はいいみたいだがな

【羽織の間に両手を突っ込み、ケタケタと笑いながら呟く】
【人によっては小馬鹿にしているようにも聞こえるかもしれない、まぁしているのだが】

【どうにも冷たくされたと思ったようで、意地悪そうな笑みをしながらこちらを見ている】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:29:07.89 ID:0yZN2x2o
>>112

はいっ!

【こくん、と元気よく頷いて嬉しそうにエルは答えた】
【自分から自信を持って「この人は私の友達です」といえる人間が少ない彼女にとって】
【きっと紗月の返事はとてもとても嬉しいものだったに違いない】

ふふ、そのお洋服は私から紗月様へのささやかな贈り物、ということに致しましょうか

【そして、さらりとそんなことを言った】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:33:41.93 ID:YO8cXQSO
>>110
にゃははは!!久しぶりにゃ!!わんこにゃ
【元気よく手をあげ飛び跳ね】

元気かにゃ?
『…』
【そう言った瞬間】
【青い鳥に頭を掴まれ宙を飛ばされてる】

/スイマセン!いきなり遅れました
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:37:57.15 ID:nFxDXASO
>>114

えっ?!良い・・の?
【先程の値札の件も有るからか少し戸惑って】
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:38:34.58 ID:4/MpRV.o
>>113
逆、頭使う方
パズルではないけど

【本気でどうでも良さそう】
【邪魔かを聞かれても答えようがないのでスルーした】

本当にここにいたら危険な奴がこの場に堂々と居ると思うか?
ただの子供だったら家で親に守って貰う時間だろ
こんな所で子供が一人で居る時点でただの子供じゃないのは分かるだろ
まあ治安が良いのは認めるけど

【一応反論】
【つまりただの子供なら家で親と過ごしている時間だ】
【こんな所に子供が一人で居る時点でただの子供じゃないのは想像がつくだろ】
【纏めるとこういう事だ】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:40:30.88 ID:0yZN2x2o
>>116

……?
えぇ、構いませんわ?
それに──護様にはお世話になっておりますし、そのお礼の気持ちもございます
どうか受け取ってくださいませ

【そんな紗月の戸惑う様子を見て、一瞬エルはきょとんとした表情になるも】
【すぐにまた笑みを取り戻してそう言った】
【この様子では、恐らく一歩も引かないだろう】
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:43:58.44 ID:lWr7z2wo
【路地裏】

ふふふゥ・・・もうそろそろで準備が整うみたいねェ
私達の目的ィ・・・この世界に来た理由のそれをする為のォ

この世界にィ、どんなモノがあるかは知らないけれどォ・・・ふふふゥ・・・
とにかくゥ! 手に入れてから研究すれば良い話よォ
頑張ればァ・・・複製することも出来るかもしれないしねェ・・・出来るかは知らないけどォ・・・ふふふゥ・・・

【真っ白な長髪で、白を基調とした帽子を被り、白を基調とした服を身につけ】
【眼に赤いカラーコンタクトを入れており、瞳は真っ白で、露出している部分からは白人の様な皮膚が覗き】
【パッと見どころかじっくり見ても性別がとてもわかりにくい、人のようなモノが空っぽの台車を押しながら歩いている】
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:44:09.03 ID:6MhQ8UDO
>>71

…………―――――、――――――――

【―――――…………】

【柔らかい砂浜の上に、その身を背中から投げ出した彼女―――】
【暫しの間は、その"行動"の意味が理解出来なくて、目を丸くしたまま言葉を失う―――】

【まさか血が不足して気を失ったのか―――なんて、ある意味において"呑気"なことを、一瞬だけ思った。然し彼女の瞳は依然として開かれたまま。その水色のスクリーンはプラネタリウムのように天空を映していた】

【―――彼女の顔が、視線が、こちらを向いた。棒立ちのアリエルは、"捉えられた"―――】


【――――――リーズは、笑った=z


………ッ、………――――ぁ、ぇ、―――ッッ!!?

【―――その瞬間、彼女の行為の真意≠悟る】
【眼下に広がる彼女の身体―――白くて細い手足や胸の起伏、仄かな朱色を孕んで、誰もが見惚れるであろうその微笑み。"無抵抗"――】

【それら全てを"意識"した時、足の爪先から頭の中まで一気に熱が駆け上がった―――真っ赤に茹で上げられた顔】
【ドクン―――一際大きく高鳴る鼓動は、もう止められない】

【………―――――試されている≠セとか、仕返し≠セとか、冷静に考えれば直ぐ分かる筈なのに―――】

【今は自分だけに向けられた晴れ渡るビビッドトーンの水色は、瞳の底から彼をゆっくり引き込んで―――】

【―――アリエルは、正常な思考を奪われていた】


あっ……ッ、ぅ……―――リー……ズ、なに、を……??

【そんな、自身の意に反した問いかけが自然に投げ掛ける】
【これは一体?なんて―――この期に及んで訊ねることの無意味さは、分かり切っているのに】

【数秒毎に繰り返される波音も、頬を撫でる潮風も、今は感じることが出来なかった―――】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:44:10.48 ID:ZSQqxo.0
>>115

はい!わんこはいつでも元気いっ――――

【満面の笑みを浮かべながら、力強く頷きつつ、答えようとしたが】
【―――幼い少女は、最後まで、言葉が続かなかった】

【友人の頭を掴み、其の姿が、空中へと舞い上がったからだ】


―――ネコサバトさァァァアアーーーーーーんッ!!


【あおーんと遠吠えする様に、腹に力を込めて彼女の名前を叫ぶ】
【両腕を上下に振って、顔を青くしながら混乱している幼女。瞳には涙が浮かびそうだ】

わ、悪い鳥さんがッ!ネコサバトさんをー!!

【何か投擲するものは無いかと考えたのか、焦った様子で周囲をきょろきょろと見渡す】
【しかし、有るのは細い木の枝や石ころなど、あまり威力の無さそうなものばかりだ】

(…ど…どうすれば…!)

【益々焦り、再びネコサバトへと視線を戻して】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:44:41.90 ID:DSNhhb6o
【公園】

【髪の色は黒く、瞳も同じくして黒い。さらに言うと鋭い目付き】
【白い革手袋を付け。無地で長袖のシャツに、ジーンズを履いた青年】
【特に特徴は無いように見えるが、その頭にはシルクハットをかぶっている】

あー……。

【そんな彼は、ベンチに寝転がりながら夜空を眺めていた】
【星々の輝きを瞳に映しながら、彼は何を想う─────】


膝枕、されたいなぁ…フフフ…。

……。

…。

【微妙な空気が流れ出す】
【彼の肩にとまっている鋼色をした雀が、居た堪れないといった様子で、飛び去っていった】

(何で口に出してしまったのだろうか………)
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:45:41.93 ID:5AP4l5wo
>>83

【サナの絶技に、弾かれた剣が、砕けて消失する】

……。

【まさかわざわざ進路上の短剣を弾いてまで、右へ移動するとは予想しておらず】
【標的を失ったため、詰め寄る動きは中断されざるを得ない】
【しかし、リュックへと駆け寄るサナを、悠然とした態度で見送る】

全ての誓いは、脆く儚く――欺瞞に満ちている。
そうだろう?
今、汝は我との契約を破らんとしている。
だと言うのに、隷属の誓いを守らねばならぬと言う。
――なんとも、身勝手な話だとは思わんかね?

【話しているうちに、セエレが右手に持っていた剣も、砕けて消えた――】
【無手になった両手を広げて、傲然とした口調のまま、語りかける】

そして、汝の誓いが、確かなものだと……いったい誰が証すのか?
汝の想い人が、姦通の罪を犯しておらぬと……いったい誰が証すのか?

【悪辣な言葉を連ねながら、悪意に満ちた笑みを投げかける】
【月光に照らされたその顔の造作は清楚で、しかしそれゆえ、古典映画のワンカットのような、作り物じみた狂気を映している】

【カララ、と音を立て、二本の短剣が地に落ちる】

……さぁ、血を、肉を、魂を、名を。
此処に遺し、疾く、去り、逝け。

【二本の剣は再び宙に浮かび】
【サナの隙を狙う、獣の顎のように、ぴたり、とその心臓部に刃を向ける】
【だが、まだそれらは動かない――戦力を整えたサナの、後の先を取ろうということだろう】
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:47:55.22 ID:P/c6DESO
>>106
【阿鼻叫喚、と評して了えば一言に尽くが、それでは余りにも陳腐だろうか】
【投じた一石。産み落とす波紋は存外に大きい】
【ごうと爆ぜる蒼焔の音色が、悲鳴と狂騒の渦を拡げてゆく――――その様は、宛ら共鳴にも似て】


――――……えーっ、と。つまり、如何いう事なの、かなぁ?


【そんな中にぽつり、酷く場違いな聲】
 【黒天に照らし出された、一等星が如き鋼】 【見上げる影は――――黒く、玄く】
//済みません、まだいらっしゃいますかー?
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:48:29.74 ID:nFxDXASO
>>118

・・・うん、じゃあ有り難く貰っておくね、
【キョトンとしてるエルを見ていいよと言えなくなった紗月であった】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:51:08.74 ID:YO8cXQSO
>>121
大丈夫にゃ!!コイツは私の昔からの知り合いにゃ!!
にゃ?トリの王《×××》
【ネコサバトは普通に話すが…その鳥の名前はこの世界…いやどの世界でも聞いた事ないような発音やアクセントで何を言ってるのかさえわからない】
【そしてその名を言ったネコサバトは……まるでネコサバトじゃない顔付きで】

『……』
にゃっ!?
【だがそんなシリアス展開は長く続かず、鳥に頭を離され落下するネコサバト】

【親方!!空からネコが!!!】
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:51:24.15 ID:bBUqmZE0
>>117

チッ・・・頭を使う・・・クイズ系だな、
所論間違ってても気にしないけどさ

【めんどくさそうに答える相手に如何せん腹が立つも】
【自身に心の中で相手は子供だと唱えてその怒りを抑える】

居るだろ、お前には孤児なんかがこの町に居ないとでも思ってんのか?
何なら今から路地裏にでも行ってみるか?考えが変わるぞ?

【公園から覘く漆黒の闇に包まれている路地裏の入り口を指差す】
【こちらからはほとんど奥が見えない、あちらからは見えるのだが・・・】

ただの子供じゃないって言ってもな・・・どんなに強くてもガキはガキだろ。
特殊な訓練でも請けてんのか?コンバットとかか?
其れとも――能力者かっ・・・?

【最後の一文を口に出した一瞬の瞬間、少年の口が怪しく曲がり】
【何かを楽しもうとする道化師のようにも見え得る表情になる】

【まるで、戦う相手を求めているような顔に】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 20:55:19.44 ID:0yZN2x2o
>>125

はい♪

【紗月の返事を聞き、嬉しそうにこくんと頷くエル】
【人に贈り物などしたことのないエルではあったが、今はどうしてか心地よいくすぐったさを感じていた】
【誰かに何かをあげて、それが喜ばれる】
【そのことを今日エルは始めて実感し──】
【「今度、いつもお世話になっているお父様やジョン様へ何かプレゼントをおくりましょうか」】
【そんな考えが、浮かび上がった】

そういえば、そのお洋服はそのまま着ていかれますか?
それとも、また元のお洋服に着替えます?

【そして、再び首を傾げてそう尋ねる】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:56:45.25 ID:37WrhRUo
>>122

したげよっか?

【ベンチの横、寝ている状態では背もたれの所為で見えない方向】
【其方から、幼さの残る少女の声が】

【簡単な返答。どの言葉に対しての言葉かは、言わずもがなだろう】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 20:58:53.57 ID:EPYU1lAo
>>123

証ししましょうとも 私は、疑り深いのです
あの人の心の中を夜毎に覗き見て、罪を犯しているのは私の方

【何を選ぶ、何を使う?魔翌力が足りない、筋力が足りない】

【リュックから取り出すのは、二枚のお札と、愛用の銀のナイフ】
【お札はすぐに服の内へと仕舞い込む】

真の契約というのは、血の捺印を持って締結されるもの
交渉はいまだ、続行中ですよ

【左手に鞘、右手にナイフ 刀は依然として青銅の床を貫いたまま】
【使い慣れている このナイフは想起対象としてもっとも負担が少ない】
【そして、以前に吸血鬼の止めを刺した実績がある―まあ相手が同じものを使う時点で、そこは期待していないが】

【ゆっくりと階段を一段降りる】
【余裕などではない 今走り出したら間違いなく息が切れる、弱みを見せてしまう】
【心臓が気持ち悪いほどのアレグロを刻んでいた】
131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 20:59:59.10 ID:/3PPwRYo
>>124

 ──あら

【燃え盛る蒼に、くっきりと浮かんだ漆黒】
【上空の異形の意識は、吸い込まれるように其処へと向いた】

 ──“貰え”そうね

【──號】
【一度大きく、蒼炎の舌が空へと伸びた】
【異形は、その場で黙したまま黒を見つめている】

【──この異貌は、測っているのだろう】
【現れたその黒は、空と地──そのどちらにて相対すべき存在か、と】
【自分と同じくに翼を持っているならばこの虚空にて、】
【例え持っていなくとも、この地上にて──其々対峙せんとして】

 「……────」

【ぎらり。紅い眼光が静かに揺らめいた】
【仮に天地のどちらであろうとも、逃がす心算は既に微塵も存してはいなかった】

//神は言っている。ここで落ちる運命ではないと
//勿論おります、宜しくお願いします!
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:03:04.35 ID:ZSQqxo.0
>>126

あ…知り合いさん、だったのですか?
なら、良かったのですよー!

【ほっと、安堵の息を吐きながら、笑顔で答えていたが】
【其の言葉に、犬耳を立てて、不思議そうに首を傾げた】

……、?

【ネコサバトの浮かべた表情に不安になったが】
【しかし――幼いながらも、「あまり聞かない方が良い事だろうか」、と考えたのか】

…えへへ、わたし、つい焦っちゃって――――

【微笑みを浮かべつつ、無邪気に答えようとする―――】

【そして、宙を落下する、ネコサバトの姿を捉えた】


―――――ネコサバトさァァァァアアアアアーーーーーーーんッ!!


【再び、叫ぶ。森に木々に止まっていた小鳥さんが、驚いてバサバサと飛んで行く】
【何だ何だと言わんばかりに草叢から狼や野犬が此方を覗き込んでいるが、気にしたら負けだ、多分】

【彼女の落下地点まで奔り、届かない距離は跳躍で補い】
【―――両腕を広げ、キャッチしようとする】
【もし、成功したならば。ネコサバトを抱き抱えながら、わんこの身体が地面を滑るだろう】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:03:28.80 ID:DSNhhb6o
>>129

……フフフ…。

【もう、しょーがねーから、膝枕されている妄想しながら寝るかと、ニコヤカな表情で諦めていた所にその発言である】

うぇ…?

─────マジですか!

どちら様ですか!?年は?性別は?もちろん女性ですよね!!!!

【そりゃあ、もう、がば!とかぶっていたシルクハットが明後日の方向に吹っ飛ぶほど、飛び起きて
【多分、知っている相手なのだろうが、性別の判別が出来ないほど、動揺というか、まさかの展開だったというか】

【疑う心を持たず、ピュアなハートと欲望の赴くままに、首を曲げ、声の主の方向を見る、満面の笑みで】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:07:29.78 ID:YflyuoDO
>>135
そうでもない。
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:08:11.11 ID:Qki6WmEo
【地の国郊外、崩月山】

【鬼が拳で月を崩し、その破片を積み上げて作ったなどという伝説の有る山】
【大きな山では無いが、岩盤が露出している為地表が硬く、些かに歩き辛い】
【頂上付近には、奇妙な生物や鉱物など、研究者なら垂涎物の環境が整っているというが】


………時期を間違えたかなー。思った程良い景色でもない
もう少し早く来るか遅く来るか、どっちかにしとけば良かったんだろうけど


【そんな希少な環境を保つ山道の途中、開けた岩場で】
【見えにくい月だけを相手に、一人酒を飲んでいる者が居た】

【灰色のランニングシャツの上に、前を止めない暗い紺色のパイロットコート】
【やや細身の深緑のカーゴパンツ、ベルトから銀のチェーンを何本か垂らした、灰色のロングポニテの少女】
【首からは聖ユダのメダイのペンダント。両腕に真紅の籠手、左右の人差指に魔石の指輪を付けている】


……まだ、そんな大量には飲めないか……………
慣れるまで、かな。それとも……私には無理、なのか


【足元には瓶が三本。その内一本だけが開けられて、中身は半分ほどに】
【手にした漆塗りの盃を傾けて、星を酒の上に浮かばせた】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:08:20.16 ID:Z589bADO
【聖都】

…そうだな…まずは物事を成す為の準備だ
スライムに呪術をかけた物…あれは使いやすく応用も利いたが、弱かった……
…次はもっと強い生物…そうだな、竜を捕らえて操るのもいいな
…ククッ……左腕が疼く…
【黒いジャージとシャツの上に黒いコートに黒いボサボサの長髪、紅い目の左腕に包帯を巻いた少女】
【が、ぶつぶつと不気味に呟きながら歩いている】

「………………」
【首に巻き付く様に肩に登った黒猫が赤目を光らせている】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:08:56.21 ID:gRZUNuoo
【魔術協会―にほど近い位置のカフェテラス】
【二人の男女が一つのテーブルに座って何やら話している】

―そうか、やはりなかなか難しいか

【コーヒーを飲みながら話すのは、色白な肌と銀髪に映える赤い瞳を備えた、それなりに背の高い青年】
【羽織るように身につけたローブで体の大部分を覆い隠していて、
見えている右腕や足元からは灰色のスーツを着ていることが窺える】
【手には黒い手袋が付けられていて、スーツと合わせて素肌をほとんど覆い隠している】

「そうですね、術式一つ一つの精度が高い上にそれらを複合させて巧妙に隠しているみたいです
ダミーの存在も考えられますし、流石に正攻法で探すのは困難と思います」

【ミルクティーを飲みながら答えるのは、艶やかな赤褐色の髪と海の様な青緑色の瞳をした、スタイル良好な女性】
【三つ編みにされ、先端に白いリボンが結ばれた長髪と、アンダーリムの眼鏡が落ち着いた雰囲気を醸している】
【肩部分に魔術協会の紋章が付いたベージュ基調のブレザー制服を身に纏っており、
膝上丈の白いスカートと黒いタイツが元々綺麗な脚周りのラインをより細く、鮮明にしている】

なるほど、流石に一筋縄でいく相手では無いな。ならばどう探りを入れたものか・・・

【傍から見れば教師と生徒の様にも見える二人、
それぞれの情報端末で見ているのは、どうも魔術協会の見取り図のようだが…】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:10:05.81 ID:YO8cXQSO
>>132
にゃぁぁぁあ!!!!
ナイスキャッチにゃ!!甲子園も夢じゃないにゃ!!!
【滑り込みキャッチをしたわんこにそういうネコサバト】

『……ピィ』
【青い鳥はジト目で二人(?)を見て一声鳴く】

にゃははは!!相変わらずな奴にゃ!
【ネコサバトはこの状況で普通に笑い】

うにゃ?わんこ仲間を呼んだかにゃ?
【狼や野犬を見ながら】
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:11:24.94 ID:5AP4l5wo
>>130

覗き魔よ、墓暴きよ。
なにゆえ汝は、罪を識り、なお犯す?

【階段を下りてくるサナに、短剣が一本、走る】
【狙いは心臓部、もはや命中しないことを見越した、戯れのような一撃】
【しかし無論、速度は先ほどの物と変わらず――身に受ければ、相応の傷を負うだろう】

歪みの成れの果てよ。下賎の呪い師よ。
抗い難き宿命に、その身を委ねる者よ!
その穢れた心、我が糧にこそ相応しい!

【もう一本の剣は浮いたまま】
【哄笑とでも呼ぶべき声のけたたましさと共に、セエレが歓喜の声を上げる】
【それは、目の前の贄の、その在り方に、堕落する識者たちと、同じものを見たがゆえ】
【智を求め、安寧を求め、それゆえに崩壊していく、狂者の在り方を、見たがゆえ】

では、血を捧げよ。
汝の求むる智に、汝の命を!
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:12:17.01 ID:nFxDXASO
>>128

うーん、今日は着ておくよっ、
【とその声は嬉しそうで】
【エルが今日、人に物を送る心地好さを知ったように】
【紗月もまた、こうして同性の友人と買い物に出掛けて服を見る】
【そんな女性としての当たり前の事のその喜びを、その心地好さを今日やっと知った】
【結果として二人とも新しい事をしった】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:12:40.11 ID:37WrhRUo
>>133

【勢い良く青年が起き上がり、視線を向けた先】
【公園内の中途半端な明かりに照らされて】

―――女性、というか、なんというか。

【黒の大き目のシルクハットを被り、下半身までを覆う漆黒のマントを羽織って】
【膝上数cmまで伸びただぼだぼの黒いセーターに、足のラインを際立たせる黒ニーソ】
【兎を模したネックレスを着け、右手中指に猫目石の指輪を嵌めた銀髪ポニーテールの少女が】
【余りの反応に驚き、頬をぽりぽりと掻きながら返答に困りはじめた】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:14:26.57 ID:4/MpRV.o
>>127
残念、外れ
ってか説明のしようがない

【説明が出来ない物をクイズとして出している】
【なんと言うか酷い】
【子供だから、と我慢するのも】
【子供とは言えこれは我慢出来ない、と何かを言うのも】
【はたまた全く別の反応をするのも、全て自由だ】

まさか、そもそも最低限の金を手に入れるのに路地裏はよく行くから分かってるさ
それに普通の孤児だったらこんな物持ってないだろ

【そう言って二つの物を見せる】
【手に持っているゲームと腰から下げた懐中時計だ】
【懐中時計は純金で出来ており、時折散りばめられたプラチナが輝いている】
【その金属の価値が分からない者でもなければその時計の価値も分かるだろう】

半分正解
能力者だけど訓練は受けてない、かわりに体が改造済み
ってそんなに期待すんなよ
今は改造は受けてないのと同じだからただの能力を持ったひ弱なガキでしかねーんだし
それに今は俺自体はただのガキとかわんないんだよ

【その顔を見て軽く慌てて説明を続ける】
【つまりは今は能力以外はただの子供と変わらないから期待するなと言いたいらしい】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:16:19.21 ID:fA73a2ko
>>137

【一つ、足音が近づいてくる――――……音の緩急は
明確に、そちらへ近づいてくると、裏付ける確かな証拠で――――……
ふわり、菖蒲色の香りが、そこに咲いた】


あの――――……申し訳御座いません、ご一緒させていただいてよろしいでしょうか?
他のお席は一杯になってしまったようで……


【困ったように微笑む、白紫色の長髪に肩を大きく露出した黒のレースのドレスに
オーガンジーショール、同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい】

【その華奢な両手は、シックなデザインのトレイを握っていて
トレイの上には、まだ入れたてのコーヒーと、サンドイッチが、妙に食欲をそそる香りを零しながら
今か今か、と食べてもらうのを待っている様に、在って】


大切な蜜月のお時間を邪魔するのは――――……非常に気が引けるのですが


【そういって、彼女はもじっと、そのスラっと伸びる細長い両脚を、少々儚げに揺らす
断られても仕方ないといった雰囲気を醸し出すのは一種の戦術で、あろうか】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:18:54.46 ID:DSNhhb6o
>>141

……何だ、ルシアさんか。

なんですか、その腫れ物を見るような反応は。

【がっくりとする。何だとは何なのだろうか】

切実な願いなので、私を弄ばないで貰えますか!
ここ一年、…一人で過ごし、…硬いベンチで眠る。

その辛さを同時に解消できる奇跡の処遇、それが膝枕なのですよ!

【はあ、とため息を吐いて】
【ベンチから降りて、テトテトと吹っ飛んでいたシルクハットを拾いに向かった】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:20:45.26 ID:DSNhhb6o
>>144
/追記 早々に申し訳ないのですが、お風呂に行って参ります。
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 21:21:13.78 ID:xzrL98wo
>>120

【彼が慌てている―――、その様を見るのはとても愉しい】
【もっと困らせてあげたいと考える自分は、歪んでいるのだろうか】

【ただ、彼が行動を起こしてくれないと……】
【この姿勢を見られ続けるのは、ちょっと恥ずかしすぎる】
【込み上げてくる熱を、今だけは押し鎮める】

【発せられた問いかけに、また、拗ねそうな顔を見せて―――】

―――なんでも……って、言ってくれたよ、ね?

【控えめに、答えを返した】
【少女が望むのは先程の『続き』だけ】【他の事は、多分いらない】
【体勢が変わっても、出来ないことは無いはず――】

【――それで分からないなら、もう知らない、と】
【瞼を薄く閉じていく】
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:21:38.67 ID:37WrhRUo
>>144

何だとはなによー。
折角人が「してあげようか?」って優しく提案してあげてるってのに。

【露骨な青年の態度に頬を膨らまして抗議】
【シルクハットを取りに行っている間にちょこんとベンチに座り】

……一年中、ベンチで寝てるの? 野宿? 根無し草?

【手を差し伸べたいのか、貶して落としたいのか】

/お風呂把握いたしましたー
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:21:39.48 ID:ZSQqxo.0
>>138

は…はふぅぅ…!

…間に合って、良かったです…

【間に合った事への安堵感か、物凄い息を吐き、そして呼吸を整えながら】
【「怪我は無いですか?」と尋ねながら、ネコサバトの言葉に、力の抜けた様な笑みを浮かべた】

ああ…わたしの叫びを聞いて、集まっちゃったみたいです
お気になさらず、なんですよ!

【「ほら、帰った帰ったですよ!」と野犬その他をしっしと払い、皆がどんどん自分の巣へと帰って行く】
【こんな様子を見てると、此の少女、見た目が人間でも、中身が本格的に犬な気がする】

……よいしょ、と

【取り合えず身体を起こして、ネコサバトを地面に下ろし】
【ブレザーに着いた土埃も気にせず、彼女と青い鳥を交互に見ながら】

御二人は、本当にお友達なんですか…?

【と、聞いた。行き成りネコサバトを地面に落とそうとしたので、気になったのだろう】
【むぅとした表情を浮かべて、青い鳥を見ている辺り、少しだけ怒っているのかもしれない】
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:23:10.09 ID:0yZN2x2o
>>140

ふふ、分かりましたわ

【にこりと微笑みを返し、近くを通りかかった店員にその旨を伝える】
【店員は相変わらずの営業スマイルでエルの申し出を承諾し】
【この後会計がすめば、元々紗月が着ていたローブを簡単に畳んで、紙袋へ入れて紗月へ手渡すことだろう】
【店員に話しかけ、再びエルが紗月の方を向くまで、始終彼女は嬉しそう、で。】

──……、そういえば、私の分はどうしましょう、か。。

【あぅ、と小さく声をあげ。ぺたりとエルは右頬へと手を当てる】
【そういわれてみれば確かに、エルは自分が買う服をまだ決めていなかった】
【しかしメタ的な事を言わせていただくと、今からエルちゃんの洋服試着ロールをするとそれなりにまた時間がかかるため】
【中の人としてはエルの洋服選び・試着・決定の過程をすっ飛ばして会計後の光景から描写再開する事をオススメする】

【キンクリしますか?】
【ニア はい】
【  いいえ】
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:25:28.85 ID:EPYU1lAo
>>139

【こちらも遊んでいるかのような調子で段を飛ばして、床へと跳ねる】
【屈めた背の上を短剣が奔っていく】

誰もが泥の中に暮らしているというのに
何ゆえに穢れを厭うのですか

【右を向いて、セエレを―いやクルスを覗き込む】
【視線の運ぶ手紙は あなたもまた、欲に溺れた者なのか?、と】

【酷い疲労感、救いは相手の長台詞 そう、分かっている 遊ばれているのだと】
【ならば、なるべく相手の興味を引いて、体力の底を見せないようにする】

血で智を洗う分には異存はありませんが
言ったでしょう、私の命は私のものにあらずと

【小さくともよく通る声はこういった時にも便利だ】
【声を張り上げずとも、ただ話すだけで平常を演出できる】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:27:01.21 ID:gRZUNuoo
>>143
・・・む

【先に音と気配に気付いて顔を向けたのは男の方だ】

…問題はない。いいな、ヴィオラ?

【女性に目を向けたまま淡々と受け答えをして、最後に相席の大人びた少女に言葉を掛ける】

「わかりました、どうぞこちらに」

【ヴィオラと呼ばれた少女は端末をしまいながら立ち上がり、女性を空いている席に案内しようとする】

・・・それから俺たちは恋人ではない

【その横で男はさりげなく、しっかりと女性の言葉を否定した】
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:27:41.80 ID:P/c6DESO
>>131

――――あ、わわっ!?
ちょ、ちょ、押さないで押さないで潰れるって割とマジにー!

【ふわり、ひらり。灼け落ちてゆく通りで、闇より暗い漆黒が踊る】
【逃げ惑う群衆を道化じみた動作で躱しつつも、その舞踏には後退も前進も無い】

【スーツにスラックス、手袋も革靴も、髪も眼すらも同色。その所為か、夜闇の中では恐らく顔だけが浮き上がるだろうか】
【いや、もう一つ。腰の黒革のホルスターに挿された回転式拳銃のみが、鈍い銀の輝きを放っている】
【ひょろりと伸びた長身、痩躯。重い&梠浮ヘ、纏った雰囲気とユルい着こなしが打ち消して】
【此の状況に於いて、彼のみが酷く浮いていた――――】

あー、えーと。所謂一つの逃げ遅れ?
いやいやいやいや、もしかしなくても――――。

(厄日、かぁ。テレビの占い、こんな時だけよく当たるよね)
(あー……。飛べるだけの出力は無いし、此れは対空戦覚悟かなぁ?)

なんて……ははっ、冗句にしても笑えない。

【さて、人があらかた退いた後。彼は苦笑に固まった目尻を、ぴくりと一つ引き攣らせる】
【諦めムードを漂わす乾いた笑い声。背筋に一筋、冷や汗が伝って流れた】
//こちらこそ、拙いですが宜しくですぜー!
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:29:36.91 ID:p3Hjw6so
【街中】

ああ、空はこんなに青いのに〜♪
風は!こんなに温かいのに♪

【真っ白なワンピースにまるでなにかを隠すような黒いカーディガン、】
【翡翠色でくりくりの凛とした瞳の少女が声高らかに歩いている】
【同じく翡翠色のロングヘアは歩に合わせて揺れていて】
【気分よさそうに手もぶんぶん振っている】

太陽はこんなに明るいのに、
どうしてっ!こん〜なに眠いの?

すいみんすいみんすいみんすいみん、睡眠不足っ!

【荷物もバッグの一つ持ってないところを見ると散歩のようだ】
【ちなみに現在は夜である】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:31:10.90 ID:nFxDXASO
>>149

エルちゃん、大切に決めなよ?なんせ大事な彼に見せるんでしょう?
【なんてまた少しニヤリとしながら言う】

【キンクリお願いします】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:32:28.05 ID:YO8cXQSO
>>148
うにゃー、流石わんこにゃー
【降ろされてぴょんぴょん跳ねながら】

何を言うにゃ!!強敵とかいて友にゃ!!
【えへんと無い胸をはり】

『ピィ……』
【ジト目でわんこを見ながら】
【訳すると『コイツとは別の世界で何回も殺しあった仲だ…』と呆れたように言っている】
【だがわんこに鳥の言葉はわかるか?】

/スイマセン……一時間ほど落ちますけど待っててくれますか?
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:32:46.75 ID:nFxDXASO
>>154
/追記と
/少し飯落ちです、
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:33:16.67 ID:bBUqmZE0
>>142

ほぅほぅ・・・結構金は持ってるって事だな、まあ俺も持ってるっちゃあ持ってるんだが・・・

【もじもじと羽織の中に手をいれ、何かを取り出す】

【其れは何かの革で出来た財布だった、いたって一般的な普通の】
【しかし、ひとつだけ違うことがあるとするならば】

【財布の膨れ上がり方が、尋常ではなかったという事か】

【恥ずかしそうに財布を羽織に戻し、真剣な・・・いや快楽的な顔になる】

ふむ、体を改造して能力ということは・・・俺と同じじゃねぇか!
まぁ・・・俺のは能力といえるのかは判らないようなもんだし、そもそも俺の能力じゃねえけどな・・・

【不意に右手につけてあった無骨な手甲を取り外す】
【ガコン。と何かが外れるような音とともに右手が見える】

【いたって普通な右手であった、僅かな不可思議を除けば】
【大きさも形も、左手と対照的な右手であった】

【ただ・・・手の甲に緑色の石が埋め込まれている事】

【いってしまえば唯其れだけなのだが、其れがこの少年にとっての能力であり、障害でありえた】

――どうだ?見えるか?おれにゃあ見得ないのだがな・・・

【もし相手が魔翌力を少しでも司っているのであれば見えるだろうか】
【其の右手の石から漂い続けている凄まじい魔翌力】

【又。別の視点から見る事が出来れば】
【其れが少年にとって生命力を枯渇させる障害である事も理解できるだろう】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:34:43.98 ID:NUz2YHU0

【街中】

【真っ白な短髪に暗い黄色の瞳】
【そしてその髪に負けないほどの白さ――純白のローブに身を包み、首からは十字架の形をしたネックレスをさげた青年】
【彼が人ごみに混じって歩いており】
【やはりというか………全身真っ白のため明らかに周りからすれば浮いている】

さて、そろそろ晩飯でも買うとするか〜

【大きな声で独りごと】
【その内容から察するに、遅めの夕食を取ろうとしているようだ】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:38:04.38 ID:5AP4l5wo
>>150

【狙いの逸れた剣は、爆ぜて消える】

そう、誰もが汚辱の中に生きている――。
だが、それを認めぬ蒙昧な輩も居るのだよ。
まるで誰もが聖者であるかのごとく、清廉潔白を求める者が。

【左手を裂かれた白い布の腹部に当てて発せられた】
【その嘲るような言葉は――誰に向けられたものか】

生き延びるため、‘あの男’と同化せざるを得なかったが……。
我が力を揮えば、この身体は我に馴染むのは当然の事。

【よほど鬱憤が溜まっていたのか、吐き出される言葉は、もう一つの精神に対する、否やの言葉】
【どうやら、先ほどまでの、涙を流していた少女と、この悪魔とは全くの対立関係であるようだ】

さぁ、では生き延びてみよ。
我は、汝の命をこの意志のみで、取り込めるほど、もはや完全ではない。
――あるいは、逃げられるやも、知れぬな?

【立て続けに、もう一本の剣が飛翔。銀の刃が、光条を描いて閃く】
【続けざまの狙いはその腹部だ――やはり、弄ぶような、見え見えの攻撃】

【同時に、また二本の短剣が、新たにセエレの足元に落ちる】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:38:14.24 ID:0yZN2x2o
>>154

あ、あぅ……そ、そういうわけ、ではっ

【紗月の笑みを見て、エルは顔をぼっと赤らめてしまう】
【そこらにいる恋人たちとは違い、エルはまだ片想い中なのだ】
【故に、自分と想い人が恋人になっている、ということを想像させるキーワードだけで十分に動揺させられることが出来るのであるが】
【それをきっと、紗月が知る事はなく──】

【──会計後、店の外にて】

ふふ、今日は楽しかったですわね紗月様

【かさり、と小さく音を立て。エルの手元には先ほど購入した服の入った紙袋がしっかりとあった】
【購入した服はショコラ色のクラシカルなワンピース】
【まるで童話に出てきそうなシルエットのそれをエルは大層気に入ったらしく】
【その証拠に、そのワンピースの入った袋を大切そうに持っていた】
【そして先ほども記した通り、紗月はさっきまで自分で着ていたローブの入った袋をその手に持っていることだろう】
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:38:23.70 ID:fA73a2ko
>>151

【お世話様です、と嬉しそうに言葉を紡ぎ、少女の案内にしたがって
ぱふん、と示された席に座り、トレイを置く――――背もたれにもたれかからず、しゃん、と背筋をたてる彼女は
どこかキチンと教育のされた令嬢の様で、柔らかげな印象を与えるかもしれない】


あら――――……それはすみませんわ
ですが、そう勘違いしてしまうほど、親しげに見えましたよー


【くしゃ、っと顔を綻ばせ、愉しそうに微笑む彼女――――お世辞などではなく
心の底からそう思ってるのだろう、心なしか、微笑むと、圧迫感が消える――――……その原因は言わずもがな
ぱちくりと開いた瞳、その紫陽花色の瞳が、どこか――――彼女に見合わぬ圧迫感を与えてくる】

【それは勘の鋭い者なら――――……視線が交錯した時に、既に感じ取れるだろう
その瞳が、並に有らざる、と】


では、会話のお邪魔をしてしまったお詫びに、自己紹介を一つ。
セシニア・イリス・フリードリヒ、と申します。イリスとお呼びください


【黒のレースの手をぱんっ、とあわせて口元にふわり、と沈めこみ
くす、っと首を僅かにかしげ、瞼が瞳を隠す――――形の良い睫が、彼女の目のラインを浮かび上がらせる】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:39:08.90 ID:0yZN2x2o
>>156
/うぃ、いってらっしゃーい
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:41:44.17 ID:ZSQqxo.0
>>154>>155

強敵と書いて、「とも」…

―――つまり、らいばる的な存在ですよー?

【其の言葉に、首を傾げ、悩んだ様子で返答する少女】
【ぱちっと瞬きして、ネコサバトから青い鳥へと視線を移し、彼の言葉を聞いた】

……?

【―――そして、やっぱり分からなかったらしいよ!】
【数秒固まり、冷や汗を垂らしながら、言語の意味を理解しようと悩んだが】

…つ…通訳して貰っても、良いですか?

【最終的には、ネコサバトに頼んで、通訳をお願いした―――】

/了解しました!お待ちしております!
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 21:46:05.61 ID:/3PPwRYo
>>152

【蒼い煉獄と化した街の一角で踊る黒】
【そんな彼の様相を、紅い眼光はただ静かに追っていた】

 ──降りましょう?
 見ているだけじゃ、つまらないもの

 こんなに素敵な、舞台が出来ているのに

 ──ねえ?

【──異形の体内に響く声色が、どろりと甘く煮詰められたその刻】


 「──────ッ」


【ぎンッ──】
【突如。まさしく夜気を穿つかのように、異形は地表に向かって高速で飛翔】
【目標地点は彼より十数m離れた場所──今宵は地上にて、対峙せんと】

【ぐんぐんと地表へと迫っていく飛燕の如き鋼の異形】
【ともすれば、そのまま地面に衝突しそうな程の勢いであるが──】
【──びたり。地面に到達する瞬間、その動きを急停止させる】

 「────……」

【ぼふう──と舞い上がる、蒼い火の粉】
【異形の紅い眼光は、ただ一点、彼の姿のみに向いていた】
【一人と一両の対峙するそのフィールドの周りのみ、水が油を弾くように、蒼炎がわっと拓けるだろう】

【しかして、周りの建物はやはり蒼い炎に包まれたまま──】
【まるで、その場からの逃亡を一切許さない檻のよう、熱気は衰える事がなかった】

【──そして、降り立つと同時に】

 「────……堕怨」

【──びきり】
【硬質な異形の背に一筋、小さな縦の亀裂が入る】
【其処から這い出すように出てくるのは、二対四本の触手のような極細の鋼線──】
【意思を持つかのように妖しく蠢くその先端には、『矢じり』のような突起が付いていた】

【──煉獄の熱気と、冷たい夜気が】
【異形の漂わすドス昏い瘴気によって、攪拌される】

【──もう逃げられない。先手を取るのは、どちらか】

165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 21:46:33.28 ID:ZzjHL7Y0
【路地裏】

――――――――思ったより、回復に時間が掛かってしまったが……
まぁ、良いだろう…………既に土台は築かれた
多少の遠回りはあろうとも、私の望みは、必ず叶う……!

【くたびれたコートを着込み、ツンツンとした短い髪で、左目に眼帯を付けている深い青色の目をした男が】
【無造作に転がる8つの死体の前で、一人その顔に邪悪な笑みを浮かべて佇んでいる】
【夜目には分かりづらいが、死体からは黒い煙の様な物が立ち昇り、男の身体に吸い込まれて行く】

【そんな男の胴体には、黒い紐状の、有刺鉄線とも茨とも形容できるものが、幾重にも巻き付いている】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:48:56.14 ID:7fcq4VYo
>>153

……なんでこんなボロッボロなのか

【そんな少女の声とは対照的になんだか淀んだ声を上げて】
【真っ白な髪、半袖無地のシャツに迷彩柄のチョッキに膝下まであるポケットの多いズボン】
【ベルトにナイフの入ったホルダーを掛けた少年がグダグダと歩いている】

まあ、幸いと言えば幸い治りが早いけどさ
本当に、情けないね全く――――

【肌の露出している部分にやんわりと包帯が巻いてある】
【ミイラ男のようになっていないだけマシとも言えるが、動きづらいとかで少年的には嫌だったり】

現実は辛い……ん?

【ふとテンションの高い少女に気づいたのかチラリと見て】

ああいう脳天気さは欲しいな、うん割と切実に――――

【はぁ、と大きな溜息と共に顔を抑えるのであった】
167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:49:08.63 ID:ZSQqxo.0
>>163
/何故安価二個…
/>>163>>155さん当てです、すみません…
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:49:28.42 ID:4/MpRV.o
>>157
まあ昔ちょっと…な

【若干言い辛そうにする】
【何かがあったのは確実だろう】

ちょっとまてい
いつ俺が改造によって能力を得たって言った
能力を持ってたせいで改造をされたんだよ、俺は

【新たな説明】
【“あったせいで”】
【問い正す事も出来るだろうか】

…うわぁ……
凄いな…

俺にはその石から結構な量の魔翌力が出てる様に見えるな
今は改造した効果が得られないからちゃんとは分からんけど

【率直な感想を述べる】
【その後少し真面目な顔になって見える物を言った】
169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:52:35.82 ID:EPYU1lAo
>>159

あるいは?いいえ 生き延びてみせますよ
想起っ

【重力を利用した走行術、ナイフの持ち主のそれを再現する】
【筋肉に力よりもしなやかさを求める動きは、それまでの技よりは遥かに身体に優しい】

清すぎる河には魚は棲めないものですよ その方とて、やはり人の身

【瞬間移動にも思えるほど勢いよく距離を詰める】
【攻防一体、短剣をかわす行動が次の攻めに繋がる】
【右足でセエレの足元の短剣の一つを踏みつけんとして】

そして、濁り過ぎた澱もまた命を遠ざける

【手の内で煌く銀を、相手の腹部へと振るった】
【申し訳程度に祈りが捧げられており、雀の涙ほどの聖気を内に秘めるナイフ】
【ただのナイフより、少しばかりは効果的かもしれない】
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:54:11.10 ID:gRZUNuoo
>>161
立場上は教師と生徒だな、それとは別に個人的な関わりもあるが―
間違いなくそちらの想像しているような関係ではないな

【コーヒーカップを置きながら、無表情に否定する青年】
【カシャ、と食器の立てる音は彼から漂う無機質な感じを増して感じさせるだろう】

【女性の強い力を感じさせる瞳―
少女は気圧されたのか僅かに顔をしかめるが、青年は気にしたそぶりを見せていない】
【気付かないほど鈍感か、あるいは気付いても動じないほど達観しているか―】

「・・・私は、ヴィオラ・インコンパラブルといいます」

【気圧されたのもつかの間、座りながらすぐさま微笑みを繕い、自己紹介を返す】

俺は黒曜空木だ、よろしく

【そして彼女の微笑みに対して、空木は会釈で返し、ヴィオラもそれに倣って頭を下げる】
【片づけられていない空木の端末には、魔術協会の画像が表示されている―「教師と生徒」とはこのことだろうか】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 21:54:23.44 ID:DSNhhb6o
>>147

ルシアさん。

【シルクハットを拾い上げ、パンパンと砂を払い】

貴方は、服装のセンスもさることながら。
容姿も可愛らしく、内面───その性格も、私は好きですよ。

です、────が。

女性と言うには、少々可愛らしすぎる。

【フフン、とクールに微笑みながら、ゆっくりとベンチに戻っていき】
【ゆっくりと、ルシアの左隣に座ろうとしながら】

提案ついでに、もう一つ、お願いを聞いてもらいたい。
2年───いいや、3、4年ほど年月を重ねて貰いたい、出来れば、今すぐに。

【なんて贅沢な男だろうか……】
【一年という歳月が、彼の欲望をここまでに膨れ上がらせてしまった】

……。一応、宿に泊まる事もありますが。

当初は、旅をしている、という設定が有りましがた、それは最早、過去の話。
旅なんてしていない以上、家のない私は、ただの根無し草───そう称して、差し支えないでしょう。

【フフ…。と不敵に笑い、クールに言い放つ、クールに。微妙にメタが混ざっているが】
【格好付けているが、要するにただの職なしホームレスである】

【最初の反応と比べると、不自然なほどにクール過ぎる気がするが、故意なので不自然なのは仕方がない】
【うっかり取り乱してしまったので、元の自分の知的でクールなイケメンキャラ(彼は自分の事をそう思い込みたがっている)を取り戻そうとしているのだ】

/只今戻りました!



172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 21:55:02.31 ID:.DB31.AO
【森】
【静寂の中、風を斬る音だけが夜風に乗って森に響く】
【その音に誘われ近付けば、一本の木が中央にある拓けた場所に出るだろう】


――――。
【其処で行われる光景は神聖さを孕み、まるで神事を行っているかのように場の空気は張り詰めている】
【艶やかな背の中ほどまで伸びる黒髪を靡かせ、紺色の学生制服の上から腕に『風紀委員』の腕章をつける精悍な顔立ちの少女は、頬に汗を伝わせながら四尺程はある大太刀『迅雷』を右手に握っていた】
【腰には魔翌力が微弱に宿る純白の木刀と小太刀を後ろ腰につけている】

……
【少女が一歩踏み出すと共に迅雷を振り上げ縦に振り下ろした】
【月に照らされ白銀に煌めく斬撃が宙に描かれ、力強く振られたそれは一陣の風を生み出す】
【たった一振り。その一振りには様々な少女の想いが乗せられているような――それほどまでに、無駄がなくしなやかでいて力強い真摯さが込められていた】
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:05:08.36 ID:bBUqmZE0
>>168

おっと・・・悪いな・・・トラウマを弄っちまったか?
おれがそうなもんだから、決めて掛かっちまった。

【先ほどと同じ顔で笑いながら言う】
【しかし、先ほどとは違って少しは悪気がありそうだ】

やっぱりその・・・凄いのか?この石は・・・
あいつ等は宝玉だって言ってたけど・・・そんなに凄いのか?

【右手に付いている石を触ったりしながら聞く】
【しかし、何故か手甲をつける前よりも遥かに疲弊していた】

――じゃぁ・・・さ、模擬戦やらねぇか?最近体が鈍って仕方がねぇ
肝心のときに使えないなら意味ねぇしな

【見た目どおりといったところか】
【やはりこの少年、血気が有り余っているようだ】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:06:22.71 ID:5AP4l5wo
>>169

【意識の隙間に滑り込むような歩法に、セエレは反応が遅れた】
【肉薄するサナから逃れるように、後ろへ下がろうとするが――遅かった】
【薄皮一枚、ではあるが、裂けた布の下の皮膚から、血が滲みだす】

全くもって。
人とは、奇怪な意志であることだ……。

【踏みつけられた短剣と、外れた短剣が、音を立てて砕け、空に溶ける】
【だが、もう一本の短剣が、起き上がりこぼしのように、先端部がサナのほうへと向けられて――】
【そのまま、その白いふくらはぎへ向け、射出される!】

汚辱の果てへ向かうことを、未だ知らぬ呪い師よ。
清廉にも、愛の言祝ぎを叶えんとする健気な乙女よ。

【次々と現われる短剣は底無しなのか――】
【――新たに、二本の短剣が、後退したセエレの足元に落ちる】

語るときはもはや過ぎた。
望め。望め。望め。
それのみが、貴様を救い――そして壊すのだから!
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:07:44.06 ID:fA73a2ko
>>170

【けっこうおなかが減っていたようで、彼の話を聞きながら、サンドイッチを摘み
はむっと、一口――――といっても、口のサイズからさっせるように、小さな小さな一口であるが――――食べて
口の中に広がるハムとレタス、トマトとタマゴとパンのハーモニーを楽しみ、ごくんと飲み込んで】


あら――――……それは残念です、もしそうであればロマンチックでしたのに


【そうは言いながらも、口元は微笑んでいる――――何だか、その特別な雰囲気が好きなのであろう
チラリとヴィオラへと視線を移して、その微笑に今度は顔を微笑みに染める
まるで絵画のように、整った微笑は、気品と、清楚が同居しているみたいで】


ヴィオラちゃんに空木さんですね、よろしくお願いします
協会≠フ方――――……何を教えていらっしゃるんですかー?


【ぐいっと、身を乗り出して、テーブルの上に在る端末を覗き込む形で見て
顔を挙げ、視線を下から向けるように、空木へと、言葉と意識を向ける
そして答えを待つ間、子犬が尻尾を振るように、ふわふわとお尻を揺らしながら――――】


どうです、空木さんは良い先生ですか?


【と、親しげにヴィオラへと話しかける、わざわざ覗き込みまでしたのは――――どちらかといえば
ヴィオラの微笑が――――もっと近くで見たかった、から、かもしれない
教えてくださいな、と愉しげに話しかける彼女】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:10:25.16 ID:nFxDXASO
>>160

あぁ、楽しかったよ。凄く
【紗月は本当に楽しそうにそう返す】
【そして】

じゃあ、私はそろそろ失礼するよ、今日は色々有難うね。

/ただいまもどりました
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:10:39.39 ID:p3Hjw6so
今日も一日幸せでしたっ!

【歌を歌い終えると、両手を上げてぐーんと伸びをする】
【彼女のほわほわした笑顔は悩みとかそんなものよりずっと離れた位置にあるものだ】
【そのままどこへでも行きそうなほど軽快なステップを弾ませるが】
【くるっとターンしたときに少年の存在に気付いたようだ】
【変わらぬ足取りの軽さで少年へ近付く】

どうかしましたか?
表情が暗いですよ?
ほら、お空を見てください!星がすごく綺麗です!
こんな日に明るくいなくては損って奴ですっ

【首を傾け、満面の笑みのまま、少年の顔を覗き込み】
【ほら一緒に笑いましょ?と言わんばかりに手を差し出す】
【それは人によっては押し付けに感じるかも知れない】

/見逃してました、ごめんなさい!
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:11:33.41 ID:37WrhRUo
>>171

か、かわい――――――っ!

【二度も可愛いと言われた上に、話の流れとはいえ好きという単語】
【近頃乙女乙女している上、可愛いと言われることに非常に弱い少女は】
【かぁ――と顔を赤らめ、口をぱくぱくと開閉】

――――……こほんっ!

一寸其れは高望みが過ぎるんじゃなくて?
というか、今すぐそんな歳を取るとか無理に決まってるじゃんっ!

【業とらしい咳払いで何とか平静を装いつつ】
【赤らめた頬をぷっくりと膨らませ、怒ってみせる】

―――――――――設定?

と、兎も角。
何でもいいけど、ずっとこんな所で寝てたら身体に悪いよ。
お金が無いとかそういう理由なら、泊まる場所も紹介するからさ?

【不自然にクールを装う青年を割りと普通に心配しているようで】
【彼の中の自分像は兎も角として、そんな提案をしながら青年の顔を覗き込もうとする】

/お帰りなさいませーっ
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:16:30.34 ID:6MhQ8UDO
>>146

………―――ッ、………リーズ――――

【短く返答を呟き、瞳に暗幕を降ろしていってしまう彼女。言葉が胸に叩き付けられる感覚を覚えた】

【狼狽えている暇は無い。この状況を作ったのは、元はと言えば誰だったか―――】
【これが彼女の望み≠ネら、早く叶えてやらなくてはならない。そうやって、今さっき『約束』したばかりだ―――】

【大丈夫、大丈夫―――心の中で暗唱する】
【何故だろう、少し緊張し過ぎている気がする。未だ慣れてないとは言え、そんなに大それたことをするわけでは無いんだ。彼女の口元に、ひとつ紅唇を落とせばいいだけ……――――】
【そうして彼女が納得する"反省"の意を示すことが、出来るんだから―――】


(………―――――)

【―――覚悟を決めると、身体を動かし始める】
【周りに誰も居ないのに、やたらととてもぎこちない動き。腰を落として膝をつき、彼女の頭の横に両手を置いた―――】

【―――そうしてゆっくりゆっくり、顔を近付ける。影は彼女に完全に覆い被さって、押し倒したわけでも無いのに、いけないことをしている気分に囚われた】
【左手は彼女の頭を撫でるように、右手は彼女の左腕を優しく握る。二人の距離は確実に縮まっていく―――目標地点まで、あと数センチ】
【季節外れの浜辺に二人きり。誰も見ていない。そう、彼らの他には誰も………――――】


…………リーズ

―――――僕に何されてもよくなっちゃった?

【―――――どうしてそんなことを囁いたのか、自分でも分からなかった】
【無防備な姿を晒したことに対する冗談めいた警告か、はたまた細やかな対抗心か―――】

【―――――抵抗が無ければ。次の瞬間には、互いの唇は重なり合っていて。熱い感覚を共有していた】
【優しく握られていた筈の左腕にが、その時確かに力強く、ギュッと―――直前の言葉と相まって、一瞬彼女を『不安』にさせるかもしれない】

【でも―――アリエルはそれ以外何もしなかった=z
【長めの接吻の後、唇を離して―――そのままバタリと、彼女の隣に倒れ込むだろう】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:17:14.29 ID:0yZN2x2o
>>176

そう言っていただけると嬉しいですわ!
次にお会いした時も、一緒にまたお買い物しましょうね?

【ふわりとした、風に遊ぶ花のような笑みを見せ】
【彼女もまた嬉しそうに、ほっそりと目を細めるのであった】

はい……私も帰る事に致します
私の方こそ、今日はありがとうございましたわ!
では紗月様、ごきげんよう!

【その後、いつものようにスカートを軽く摘むお辞儀をしようとするも】
【今日着ているのがズボンだったのに気付いて困ったように笑い】
【改めて、ぺこんとお辞儀をした後】
【楽しそうに。そして嬉しそうに、エルはその場を離れるのであった】

/おかえりなさーい
/そして絡みお疲れ様でした!ありがとうございましたー!
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 22:17:17.97 ID:zUkOU320
【どこかの公園、ベンチに座る影の正体は】

……焼き肉でも食べに行きたいが、交友関係は狭い。
交友関係を広げたいが、如何にもそういう気に成りきれん。
何故か? ……ああ、重々承知はしていれども。

【白い無地のTシャツの上に、白銀の十字架の意匠―――『教会』の紋章がプリントされた、カーキ色のジャケットを纏う、線が細く中性的な雰囲気の人物】
【緩やかにカールした蒼い髪を肩にかかる直前まで伸ばし、頭頂部付近には一本の太いアホ毛。きり、と精悍な双眸は明るい茶色で、背丈は170cm程】
【本来の仕様と呼ぶには、どうにも深い傷が所々に刻まれたブルー・ジーンズを履き、ベルト部分には複数本の、革のナイフホルダー】

…とはいえ、何れ嫌でも自分から動かねばなるまい。
こうやって誰かを待つのも、一興か?

【その人物は、空に浮かぶ欠けた金色の毬を見つめて、溜息を想わせる小さな独り言を、ひとしきり街灯の灯りに溶かすと】
【アホ毛を人間にとって特に心地良いであろう秋の風にゆら、と踊らせて、暇そうに腰を滑らせ、より『深く』座り込む】
【雰囲気、姿、風景、全てが調和を為しているとは言えず、聴きとることは難しいが確かなヴォイスと共に、其れなりに眼を引くかもしれない】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:18:04.77 ID:gRZUNuoo
>>175
生憎と、もうロマンを求めるような年でも無くてな
実際、そんなものは無くても人は生きていける、俺はそう思っているが

【そう言うと空木の方は店員を呼び止める、コーヒーのおかわりを頼んだようだ】

「彼の専攻は魔道具ですね、教員としての技能は…
…っ、そうですね、実のところ、私は協会に来てからあまり日が経ってないので」

【そしてセシニアの質問にはヴィオラが応じる――
顔を間近に近づけられたことで一瞬驚き、息詰りながらも穏やかそうな笑みを維持して】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:19:38.13 ID:EPYU1lAo
>>174

【眼前の闇が渦巻いた 目を瞑っているというのに】
【ゆれる、ゆれる 私が摩れる 一度集中が途切れて、身体の痛みをはっきりと意識させられる】
【だが足をつけた地面は、自分がちゃんと立っていることを伝えてくれる】

【何ということは無い、只の眩暈―想起の使いすぎ、身体が発する警鐘】
【しかし、タイミングが悪かった…】

ぐっ! はっ…はぁ…

【短剣が深く突き刺さった】
【初陣を飾った短剣は、生々しい紅に彩られていく】
【つーっと血が流れていって、青銅の地に堕ちた 母なる大地など、ここには無い】

壊れるほどっ、望んでますよ! はっっ!はぁっふ!ぐ…

【胸を押さえて、これまで我慢してきた酸素を荒々しく取り込む】
【相手を選ばずに笑いかける月が、金属の間を行き交って歯止めを失い】
【そんな状況をすら一枚の絵に変えた】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:22:01.38 ID:4/MpRV.o
>>173
いや、別に良い
今更気にしてねえし

【強がっている様な感じはない】
【本当に今更だから気にしない、と言った感じだ】

…ちゃんとは分からんけど…多分かなり凄い
ただ…それだけの魔翌力があるんだ
使ってる側に何かデメリットがありそうな気がするんだが

【言い当てようとはしない】
【自分から言うのを待っている様だ】
【言わないなら言わないで別に良い】
【そう言う事もあるが】

…ごめん
俺の能力は俺自身がちゃんと戦闘出来ないと
雑魚相手じゃない限りは使い物にならないんだけど…
今の俺はちゃんと戦闘が出来る状態じゃないんだ…
出来るんなら模擬戦しても良かったんだけど…ごめん

【急に真剣な顔になり説明をする】
【そして二度に渡り謝る】
【その様子には先程の様な面倒そうな感じはなく】
【かわりに謝罪の気持ちが込められている】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:22:03.75 ID:7fcq4VYo
>>177

(おー元気だ……)

【およそ他人事としか思えない、そんな感想を頭の中で浮かべ】
【(うわ、こっち来た……)と焦りつつ、踵を返して逃げようとするが】

(――――あー……そういうのも面倒臭いか)

【何より走るのなんて傷に響くのでやりたくなかった】
【案外誰かと話したかった、とかそんな理由かもしれないが】

おー、そうなのか?目が悪いから全然わからねーや
きっと明るいのだろうけどさ……

【愚鈍な動きで空を見上げてぼそりと呟き】
【差し出された手をやんわりと断って、小さく息と一緒に気怠さを吐く】

ああ、お前確か……えーっと……ほら――――
――――……アレだよな竜の

【少女の顔を見ながら人差し指を差しクルクルクルクルと記憶を掘り下げる作業に入るが】
【肝心の名前が出てこない】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:24:32.50 ID:DSNhhb6o
>>178

……あの、ルシアさん。
その反応は、少しばかり、こちらが恥ずかしい事を言ったみたいで何だかこっちも赤くなってきそうなのですが。

【口に握り拳を当て、ゴホン、とコチラも咳払い】

そこは、…「子供扱いするな」と怒っていい場面ですよ。

【目を瞑って、恥ずかしそうにダメ出ししつつ】

すみませんねぇ…フフっ…。手品師としては、貴方は私の先輩キャラ。
しかし、膝枕をお願いするにはお姉さん分≠ェ少々足りないのです。

【本当に贅沢な。中身だったら「ルルルシアさんの膝枕!?お、おねがいしゃーっす!」と顔面からスライディングしている所だったのに】
【というのは、まあ、本当にどうでも良いので置いておいて────】

体に悪いは百も承知、ベンチという劣悪な場所での睡眠は貴方よりも私の方が遥かに詳しいと思います。
朝起きると、体の節々が痛かったり、いきなり雨にうたれたり、──まあ、他にも色々。

【自慢することはありません】

近々、600000ほど入る予定も有って。
お金に困っているわけでは無いのですが、いやぁ、ただ寝るためにお金払うのも億劫で。
それに何だか面倒くさくて、いちいち宿とるのも。

【本当にどうしようも無いダメ男だった】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 22:26:17.12 ID:P/c6DESO
>>164
【異形の急降下に伴い、砕けて散る夜風に吹かれ、俄かに開く円状空間】
【後退、集束する蒼焔。然し収束には非ず、終息には程遠い】
【生まれ出るは煉獄のコロッセオ=A逃亡の途は既に断たれた――――】

(叶うなら――――銃が通じてくれる相手だと、良いのだけれど)
(所詮は“サイド・アーム”だし…そう甘い事は言ってられない、ね)

【対して、漆黒。困ったように口の端を曲げたまま、左手にホルスターから拳銃を引き抜く】
【全長244mm、重量1077g、装弾数7発。M686Plus・4インチモデル――――通称マグナム・プラス=z
【名称に違わず.357マグナム弾を使用するリボルバー、其の撃鉄を親指で押し上げて】

(とは言え、速度は音を越える。初手の牽制には、十分)
(銃遣いと思い込んでくれたら、尚の事嬉しい、かな?)

えー、と。平和的解決って訳には、往かないよ――――――ねぇ?

【言うが早いか胴体に狙いを付け、発砲。具体的に言えば、「よ」の発音が終わるか終わらないかの所】
【トリガーは引かれ、撃針が雷管を叩く。激発――轟音よりも速く、射線上を弾丸が翔けた】
【因みに、狙いは其処まで正確では無い。胴体狙いなのは、単純にその所為である】
【狙いを付けてから発砲までにはラグが有り、そこはかとない付け焼き刃感が漂っていた】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:30:57.40 ID:fA73a2ko
>>182

【彼の言葉に、むぅ、と――――少し拗ねたように、ほっぺたを膨らませ、反応する
だがそれも一時のこと、直ぐにまた彼女の表情に微笑が戻り、唇が開く】


いくつであろうと関係ありませんわ、それに、教員は夢を与えるお仕事なんですから
ロマンチストじゃなかったら、どうしてなれるんでしょうか


【それに浪漫の無い人生なんて愉しくありませんわ、と言葉を付け足して
彼へと向けた微笑を、くしゃっと強調する】


あら、そうなんですかー
でも――――その制服、とーってもお似合いですよ
ヴィオラちゃんの可愛さが強調されて、お持ち帰りしたいくらいです


【その穏やかな笑みを嬉しそうに眺めて、ぐいっと近づけていた姿勢を元に戻す
一応冗談――――なのであろうが、今までの彼女の言葉を聴いているからに、中々冗談だといいがたい
多分この人、本気で持ってかえる気だぞ、と一種の不安感が、過ぎるやもしれない】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:31:17.41 ID:5AP4l5wo
>>183

【腿に刺さっていた短剣は、やはり他の剣と同様に砕けて、散る】
【大腿部には、動脈が走っている。早く止血の準備をしなければ】
【刺さっていた短剣がなくなったことで、出血が増していくだろう】

まだ。
まだ、足りぬ。

【地に落ちた短剣は、また宙へと浮かび上がり、照準をサナの心臓へと合わせている】
【剣をその場に浮かべたまま、争いの最中だというのに、セエレはゆっくりとサナの元へと歩いてくる】

終わりか?
どうした、呪い師。

【少女を襲うのは、やはり年端もゆかぬ少女、求めるは血に、命】
【その舞台は邪教の神殿、まるで、吸血鬼の物語ではないか】

望むだけでは成らぬ。

ひとつ、教えておこう。
その大それた願いには、大それた対価が必要なのだ。
汝がそれを望む限り……。

【逃げようとしないなら、セエレは、手を伸ばせば届く距離まで近づいて来る】

夢語りのような、幸せな結末など、手には入らぬ。
190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:34:04.62 ID:bBUqmZE0
>>184

デメリット・・・ねぇ。特に在ったかな・・・
物心付いたときにはこれが付いてたからな、この手甲も
だから――多分寿命か俺が気づいていないものだと思うわ

【考え込むように頭の中で整理してみるも、思い浮かばない】
【おそらく特に何も無いんだろうという願望も含めてあきらめたようだ】

あぁ・・・二度謝らなきゃいけねぇとはな、すまなかった。お前が謝る分もう一回謝る。すまなかった
――まだ体が元に戻っていないか、今日はもう無理か。っていう様なやつって事だな
深く詮索はしねェ、無駄だし誰も得しねぇしな・・・

【こちらも同じく反省した表情で深々と二回謝る】
【少々焦り気味であったようだ、何か不安だったのだろうか】

【地面に放置されていた手甲を手に取り、砂を払う】
【そのまま右手に思いっきり押し込み、付ける】

【またしても大きな音でガコンッ。と鳴ったのだが、気にする事は無いだろう】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:35:32.89 ID:p3Hjw6so
>>185

あぅ、ごめんなさい・・・
でもとっても綺麗なのはほんとです!
こう・・・パァァっと!秋を感じますね!

【人によっては結構気にしてしまう点を突いて、しまったという顔をしている】
【でも綺麗さは伝えたいらしく分かりづらい言葉とジェスチャーでなんとか表現する】
【そしてなにやらテンションが高い。少し鬱陶しいかも知れない】

───、ミーナですよ!
ミーナ=ヴィリクです。地味ですから覚えられなくても無理はないですけど

【思い出すのを少し待ったが、待ちきれ無かったか自分から名乗った】
【もしかして明るく振舞っているのは地味さをカバーしたいからかもしれない】
【・・・いやそれはないか】

/わわわっ!前レスで安価抜けててごめんなさい
/ちょっと焦りすぎました
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:42:28.89 ID:gRZUNuoo
>>188
教員の本質は「知識や経験を他の者に教え伝える」ことだろう?
夢を与えるというのはそれを拡大解釈した結果だと俺は考えるが

【注ぎ足されたコーヒーに少しの砂糖を加えながら、
空木は相も変わらず素っ気ない返答ばかりをしている】
【相変わらずの無愛想な表情は、
言ってみれば軍人のような、「使命は感情に優先する」かのような雰囲気を纏っている】

「それはありがとうございます、
――ですが、私は「彼」のための存在ですから、残念ながらあなたの所有物になるつもりはありませんよ?」

【お持ち帰り発言に対する反応は人それぞれだが、ここまできっぱり言い切る人はあまりいないのでなかろうか、
というほどに静かに、あるいは冷徹に拒絶するヴィオラ――「彼」というのはやはり・・・?】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:43:08.69 ID:37WrhRUo
>>186

いや、だって、リロードさんが可愛いとか言うからっ。

【恥ずかしい事言ってますから】
【ほんの少し焦った風に、眉を吊り上げて】

どうせ子供なのは判ってるんだもん。
誰だって、可愛いって言われたら嬉しいに決まってるもん……。

【青年を覗き込む体勢から、ゆっくりと身を引いていき】
【ちょこんとベンチに座った状態へ。何処か所在なさ気に身を縮こませる】

……むぅ、折角の優しさを無碍にするなんて、信じられない。
どーせ私は子供ですよー!餓鬼ですよーだ!

【お姉さん分が足りない事なんて、当の本人も十分承知の上だ】
【かと言って、面と向かって指摘されれば子供ながらに機嫌を損ねるもので】
【膨れっ面を作り、ふんっ、と鼻息を鳴らしてそっぽを向く】

――――判ってるなら、住処を作れば良いじゃない。

お金が手に入るなら、自分の家を持つって選択肢だってあるでしょ?
宿が面倒とか言っちゃうなら、其れ位しかないんじゃないの?

【そっぽを向いたまま、つっけんどんながらも進言】


194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:44:09.56 ID:7fcq4VYo
>>191

謝るような事でもねーってのさ
秋、か――――芸術、はたまた文学?……まあ食欲が妥当っちゃ妥当か

【それ程食べる方じゃないけどな、と小さく呟く】
【謝った少女に「気にするな」とでも言いたげな表情で薄らと笑い】

おお……!そうだそうだミーナだった

【少し目を見開き、記憶を一気にサルベージ】
【ふわふわと浮いていた人差し指がピィンと止まり】

久しぶりといえば久しぶり、かな
その後はどうよ相変わらず、って言うほど仲良くねーか……うん、ねーな

【何か話題でも、と思ったが直ぐ様立ち消える】
【無言のまま暫く考えて】

そうだ、お父様云々はどうなったよ?反抗期継続中か?

【くすり―と小さくからかうように笑うのであった】

/大丈夫ですよー
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:44:25.59 ID:EPYU1lAo
>>189

それ、は形あるっ富についての、話です
知は虚数、古典っ的、解釈の、外のっ存在

【深い傷から、生命が零れていく 舞台は終幕に相応しく赤絨毯が用意されて】
【止めようと思えば思うほどに鼓動は激しくなってゆく】

【ナイフを投げるのは、悪足掻きでしかない】
【唯一の武器を捨てる行為は、非力な少女にとっては白旗に近い】

【とはいえ速度は上々、狙いは精確】
【セエレの首筋を狙ったそれは、そのままにしておけば過たず急所を貫くだろう】

【血の流れは止まらない 知の渇望は止まらない】
【少女はまだ、諦めてはいない 世界に合わせて歪んだ心が、暗き瞳をより深め】
【血の気を失った肌と、ぞっとするほど黒い眼が対照的だった】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:44:45.03 ID:Qki6WmEo
【聖都、路地裏】

【犯罪者と狂人と能力者と、大凡まともでない人間ばかりの集まる場所】


「……………………良し」

『………問題無い、行くぞ』


【二人の男が肩を並べて、拳銃を構えていた】
【見た所、体格も顔つきも戦闘員のそれでは無く、身に付けた白衣は薬品の汚れが染みていて】
【それらはどう見ても、研究者なのだろうなという印象を与えて来る】

【やがて、片方の男がマンホールの蓋を開け、もう片方が潜り込む】
【蓋を開けた男は、形だけ周囲を見渡して】


「プロジェクト≪LastNumber≫、早急に完成させなければ」


【同じように、マンホールに潜り込む】

【蓋が開いていた暫くの間、下水が有る筈の底からは、機械の作業音が聞こえていた】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 22:46:47.79 ID:/3PPwRYo
>>187

【銃口と対峙した瞬間──】
【紅い眼光は一層鋭さを帯びて、危険を感知する】
【刹那の間に高速で廻った思考は、その大口径の軌道を咄嗟に算出せんと試みて】

 「────……」

【『ホバーボード』──以下、『飛翔板』と表記するが──の上で両足に力を込めると】
【ぎんンッ──と撓る鞭の如き急制動で、相手から見て左方へと一瞬加速する】
【しかし、相手はやはり音速を超える銃弾──人外の反射神経を持ってしても対策は容易ではなかった】

 「────ッ!」

【結果──疾風すら生温いその銃弾は、異形の左脇腹を抉る】
【積層された甲殻を砂細工のように容易く打ち抜き、中の肉から『漆黒の血液』を噴出した】

 ────……怨

【飛翔板の動きは止まらず、左方への急加速から続けて】
【緩い弧を描きながら、彼のいる前方へと軌道を変えて加速する】
【その速度は、駆け抜ける豹の如き──しかし、それは目で追えぬ速度ではない】

【その道中、異形はその左掌を彼へと向ける】
【そして次の瞬間、ぎゅると瘴気が渦巻いたかと思えば、】
【向けた掌より、直径1m程の『蒼い火炎球』が、相手の『すね』辺りを目掛けて飛翔していく】

【速度は、彼に向かって加速する異形本体よりは疾く、さながら放たれた矢の如く】
【しかし軌道は、その狙いの関係上、やや上から下に下る形だが、一直線で単純なもの】
【ただし、もしそれを回避した場合は──地面に着弾し、そしてそのまま『水溜り』のように“地面に残る”だろう】
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:47:19.96 ID:YO8cXQSO
>>163
んにゃ……話すとわんこがかなり混乱するにゃ
【少し困ったようにし】

『ピィ』
【鳥が別にいいだろうって感じで鳴き】

んにゃ…《別の世界で何回も殺しあっただろう》にゃ…
【その時奇妙に思うだろう】
【ネコサバトやベリルの話を聞いていたならわかるはず】
【ネコサバトはこの世界に住むルミナ……サバトの体から零れ落ちた存在】
【なのに………別の世界?】

/ただいまー
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:51:18.42 ID:fA73a2ko
>>192

【素っ気無い彼の言葉と対極に位置するように、彼女は心の底から、言葉を捜す】


でも、全く違う、ということは無いでしょう?
それに――――……貴方も全くの白、とは言いがたいですし


【ヴィオラの彼≠ニいう発言に、クスリ、と愉しげに微笑む彼女
どうなんでしょうねーとチラリと声をかけてみたりする】


あらら――――……振られてしまいましたわ
どうやら、私が入る隙間はございませんでした、まことに残念です


【そこに憂いの表情は無く、どちらかといえば――――良いカップルだなーって思ってたり
そろそろ時間なのか、空になったお皿を載せたトレーを持ち上げ、席を立つ】


では、短い間でしたが、私はこれでお暇させていただきますわ
またどこかで――――お会いしましょう――――……


【そういうと彼女は、そっと――――陽炎のように、その場から、歩いて立ち去っていった
――――それはどこか逃げる≠謔、な――――……単純な話でなく、もっと――――何か在る≠謔、な、様子で】


/っと、明日早いのでこれで落ちますねー
/短かったけれど乙でしたー!愉しかったぜー!


200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:56:17.74 ID:4/MpRV.o
>>190
特にはない…か
物心ついた時にはあったのか
寿命…だとしたら悲惨だな

【少し悲しそうにそう言う】
【ただし同情した様な様子はない】

…詮索しないでくれて助かる
詮索されたら俺の今の事情をある程度話さなきゃならなくなるから

【これ以上謝っても堂々巡りになる】
【そう考え別な事を言う】

…さて、そろそろ帰る事にする
これ以上居ても今日は俺が考えた事態にはならないみたいだし

…俺は木蓮、お前は?

【ゲームをコートに仕舞い懐中時計を見る】
【時間を確認し帰る事にした】
【そして自分で名乗り、名前を聞き返した】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:57:48.29 ID:DSNhhb6o
>>193

可愛いじゃないですか、可愛い『女の子』ですけど。

【不敵に、からかうように笑いながら】

そういうものなのですかねぇ。
私は、可愛いよりは、カッコいいとか、イケメン!とかクールとか、イカすー!とか言われるのが好きです。

【「誰でも」の部分を否定。微妙にニッチなタイプな人間の願望で】

ククク……。
拗ねないでくださいよ。

ほら、────可愛い、可愛い。

【子供っぽくそっぽを向いたルシアに苦笑して】
【後頭に手を向けて、シルクハットの下に手を潜り込ませるように、頭を撫でてやろうとする】
【「ほら、可愛いって言われると嬉しいんでしょう」的な安易な感じで。いや、もう完全に子供の扱いですね】

いや───、まあ単純な理屈だと、そうなんですけど。
しかし有ると言っても一軒家を買うほどの金は─────。

一軒家が必要なほど長く生きられるとも限りませんし、借家で十分なのかもしれませんが。

まあ、確かに。はい。

【元々、家を持たないのと宿を取らないのは「面倒くさい」の部分が非常に大きかったので】
【家を持った方が良い。という意見に関しては素直に同意を示すことにした様子】
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:58:09.35 ID:Z589bADO
>>196
【そこへ、歩いて来る一つの影】

―――ふ…左腕と邪気眼が疼くな……
こっちだ―――こっちから“ケハイ”がする――――
【黒いジャージとシャツの上に黒いコートに黒いボサボサの長髪、紅い目の左腕に包帯を巻いた少女】
【が、左腕を抑えながらマンホールへと歩いてくる】

「竜を狩るのではなかったのか?」
【首に巻き付く様に肩に登った黒猫が赤目を光らせていた】

―――何、焦る事は無い
あの男は簡単には姿は表さないからな、焦っても意味が―――――
【黒猫と会話をしながら歩く少女、しかし前を見ていなかったのかマンホールへと足を踏み出し】

――――――――――。
【まるでその場から消えたように落ちていった】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 22:58:08.08 ID:5AP4l5wo
>>195

無知なるかな。
知識を求めるものこそ、もっとも無残に滅びることを知らぬとは。

【舞台の台詞を読み上げるように、大げさな仕草で、答えを返す】

……。

【そっ、と血の気のうせた頬を、愛でるように撫でようと手を伸ばして】
【黒瞳が、殺意を持って、その首筋に向けられていることに気付いた――】

ぬっ!

【後ろで主の命を待っていた二本の短剣が、意に応えて、煌く】
【しかし、あまりにも彼我の距離が無さすぎる】
【銀の短剣は、投げつけられたナイフを弾き飛ばそうとしたのだろう】
【セエレもまた、身を逸らして、避けようとした】

……ぐっ!

【セエレの頬を深く薙ぎ、投擲されたナイフは背後に落ちる】
【主を守るために飛び出した、銀の短剣は、あらぬ方向へと走り、砕けて消えた】

……良い眼だ。
絶望をまだ知らぬ、実に良い目だ。

【青い顔をしてなお、セエレを睨みつけているサナにそう言って】
【自分の頬から溢れる血を、右手でなぞる】
【再び、サナに近づいて――】
【抵抗しないのならば、その血に濡れた右手で、サナの頬を撫で上げるだろう】
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 22:59:25.87 ID:ZSQqxo.0
>>198

こ、…殺し合ったって、何か物騒な話じゃないですかー!

【あわわ、と顔を青ざめさせて怯えながら、青い鳥さんを見詰める彼女】
【相変わらずころころ表情が変わったり、喜怒哀楽が激しい奴である】

【しかし―――其の言葉で、ふと感じた、違和感】

……、あれ?

【硬直し―――二度瞬きして呆けてから、思い出す。≪姉≫の人格を通して知った、ベリルや、ネコサバトから聞いた話】
【ネコサバトが、「どうやって」生まれたのか】

…ネコサバトさんは、サバトさん…ルミナさんから分かれた存在、でしたよね?

何で、別の世界に…?

【彼女は、別世界で生まれた存在だったのか?と思考しながらも、尋ねた】
【違うのならば、世界を渡ったのだろうか】
【しかし―――別世界からの来訪者は来るが、此方から世界を渡る技術は未だ無い、と聞く】

/おかえりなさい!そしてすみません…何か、眠気が酷い事になって来て…orz
/このままだと寝落ちの可能性大なので…明日にロールを伸ばしても、宜しいでしょうか…
/絡みを切っても構いませんです、サバトの方がお決め下さい!
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:04:21.99 ID:p3Hjw6so
>>194


そうですか?気に触ってないなら良かったです
やっぱり食欲ですねっ!
お芋にぶどうに栗とか、何食べても美味しいです、これからますます!

【とりあえず傷つけてないことを確認するとほっと安堵の息を吐く】
【そして元のテンションに戻り、とても嬉しそうに喋る】
【食いしん坊みたいなセリフを言う割に相変わらず起伏の無い体だ】

お久しぶりです、思い出して頂けました?
いえいえ、私は話した人とは全員仲良くなったと信じていますよ
相手に拒絶されたら、それまでですが

【表情はとてもにこにこしている】
【思い出してもらえた事がなにより嬉しいようだ】

それなんですが、今いろいろとありまして!
ま、話すと長くなるのでやめときますが今は精神的に会えないですね〜
・・・あ、でも間接的に意志を伝えることは出来ましたよ!

【表情から察する分にはなかなか上々のようだ】

/亜音速でお風呂はいってきます!
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:06:43.18 ID:Qki6WmEo
>>202
【マンホールへ、もしも飛び込んだのなら】
【側面の壁に出ている手すりに掴まらない限り、十数mを落下する事になるだろう】
【ある程度の深さと地面の厚みが無ければ、長期間の使用には耐えられない。必然と下水も低い位置に来る】
【そして、それを如何にか切り抜けたのなら】

【中は、非常に暗い。照明器具などは、「殆ど」準備されていない】
【「殆ど」と表記したのは、ゼロでは無いという程度の灯りが用意されているから】
【壁面、20m程度の感覚を開けて、むき出しのコードに小さな発光ダイオードが取り付けられている】
【少なくとも、其処に床が有る事は見える。その程度の光は、何は無くとも確保されている】


【二方向、通路と並行に伸びている下水。何を参考にどう動くか】
【ヒントは、自然には提示されない。自分で思考し、探し、それを元にまた思考しなければならない】

【先に降りた二人の姿は、近くには見えていない】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:06:44.12 ID:bBUqmZE0
>>200

悲惨なもんか、今の能力は気に入ってんだぜ?
この力の代償になるなら、寿命なんて30歳まで持てば十分!

【何気に長生きなどには興味は無いようだ】
【少年はあまり少し後先は考えないタイプであるからか】

ああ。誰にだって過去は辛いもんだな。
乗り越えるか否かは別にしても、な。

【自分の過去と重ねあう点でもあったのだろう、夜空を見ながら呟く】
【もう完全に深夜、星がこうこうと輝いていた】

本当は名字しか言うつもりは無かったんだが・・・手甲の無い腕を見せたんだ。覚えてくれよ?
俺の名前はヴァーデッド・劫火・ニコラス。変な名前だろう?

【クスクスと笑いながら、やや自虐的に言う】

――さて・・・俺もそろそろ帰りますかね。
じゃあな、また会えたらよろしくな

【最後まで少年は笑いながら手を振り続けていた】
【少し恨めしいほど楽しそうに――・・・】

/お疲れ様でしたー
/凄く楽しかったです、有難うございました。
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:08:39.88 ID:gRZUNuoo
>>199
…そうだな、それを否定できない程度には「人間」だな、俺は
それと改めて釘を刺しておくが、俺とヴィオラはそんなロマンチストな関係ではないぞ

【ヴィオラとの関係に話が及ぶと、僅かにムッとした表情になって否定する空木】
【もっとも、セシニアほどの賢しさならそれが二人に特別な「何か」があることを理解させるには十分すぎるだろうが】

【そしてトレーを持って去りゆくセシニアを見て―】

セシニア、だったか。ではな
「ええ、機会があればまたどこかで。さようなら、セシニアさん」

【二人はあったとき同様会釈して別れの挨拶を交わした
――ヴィオラが妙にいい表情をしているのは気のせいだろうか、いや、気のせいではない】

【そしてセシニアが去って少し後―】

「…そういえば彼女は何者なのかしらね」
現状知る必要はないだろう、必要な時になれば向こうから教えてくれるものだ、それに・・・
「それに?」
あれはそこらにいる女とは器が違う、闇雲に訊いても望む答えは得られないだろう

/お疲れさまでしたー!
/上手く盛りたてられなくて申し訳ない…!
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 23:11:25.97 ID:EPYU1lAo
>>203

例外の無い自然法則は存在しない、ってやつですよ

【床にぶつかったナイフが、金属の擦れあう悲鳴のような音を上げる】

(短剣のストックが無い、今が最後のチャンス)
(もうすぐ出血量が危険域に達しますから、悩むことはできません…)

【取り出すのは、二枚のお札】

三重想起―

【複数の技能を統合して、新たな力を目指す】

【二重想起は螺旋階段を二倍にするイメージ ただ横にもう一本並べるだけ】
【でも、これは違う 分解、分析、統合―全ての情報が0と1にまで細切れになって、意味はどこまでも希薄になる】
【頭の中が熱くなって、心の水の中でコトコトと…星型ニンジン、レシピの紙に三徳包丁】
【脳裏を過ぎったのは恋人の好物、ロールキャベツだったりして――】

絶望なんて、読み飽きましたよ

【星×熱×刃――力の三乗が何を作るのか、自分でも分からないままに鞘に手をかけた】


【無いはずの刀身は、明らかに鞘に納まらないサイズとなって世に顕現している】
【引き抜かれたのは、氷の大太刀―原型となった刀の、揺らめく炎の刃紋を受け継いでいる】
【凍る灯火が、月光のライトを浴びて 白銀の刃は限界まで研ぎ澄まされている】

              大太刀「瞬華刀」

【持ち主の肌と同じく真っ白な刃が、相手の首を狙う】
【シンプルな横薙ぎは、キレのみを突き詰めた振り】

【しかし、その刃の先端から、細い罅割れが一本走っているのが分かるだろうか】
【どうしようもない、魔力の不足――】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:16:08.48 ID:Z589bADO
>>206
――――ふ、この程度
私からすれば想定内だ、なんてことは―――――
【とかなんとか宣いながら、落ちる途中で右手で手摺りを掴み落下を阻止――――】

――――あっ
【しようとしたが、手摺りから手が滑り落下再開】
【一瞬落下スピードが落ちたのと体が頑丈なお陰で大事には至らなかったが、それでも背中から地面に落ちた】

――――この痛み―――嗚呼、この痛みがあるから私は生きている実感が湧く
生きているからこそ、成すべき事を成せられる……でも痛い
【倒れたまま、誰に言うでも無く呟いて】

「…暗いにゃ――ゲフン、暗いな……」
【いつの間に少女から離れたのやら、黒猫が少女の近くに立っていて】
【その赤い目を光らせて辺りを見回す】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:16:19.81 ID:5/Yx02Mo
【路地裏】

〜♪

【顔の右片方が火傷した赤目の女が座って本を読んでいる。】
【白髪混じりの茶の短髪、黒のソフトハットに黒のコートを着、ダメージジーンズを履いている。】
【本は誰の書いたものとも読めない黒い古書である。】

・・・だが、下らねーな、全く下らん。

【シュッ】
【と、本を投げ放ち】
【パンパン】
【軽い音が辺りを響き、本が散っていく】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:17:45.95 ID:7fcq4VYo
>>205

そんな事で怒るほどまともな精神構造してねーのっ

ああ、やっぱり食欲に収束するんだ、文化面が投げ捨てられていく様を今正に見た
しかし狙ったかのように食べ物が充実するよな……

【しかしジャンクフード食らうのであった】

思い出しましたとも、確か羽やらなんやら見せてくれたっけか?
……と、言うと少なからず誰かに拒絶でもされたか?

【ミーナの言葉からそんな事を推察してみるが】
【声色から、からかい半分である事が十分分かるだろう】

お互いそれなりに時間が経ったしなあ、多少は変わるか
でも良かったじゃねーか間接的でも触れ合えた事には変わりねえんだろ?

【腕を組み、しみじみと首を縦に一度振り過去をやんわりと振り返る】
【目の前の少女に何があったかは知らないが生きているだけで良かったもんだ、などとぼうっと思い】

/ごゆっくりで全然良いですよっ
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:19:29.59 ID:YO8cXQSO
>>204
んにゃー……やっぱりそう来るにゃー
【少し困ったようにし】

『ピィ…』
【鳥は別に構わないって顔をし】

んとにゃ……まず話すには少し昔話をするにゃ
【そう言いながら真面目な顔で】

昔々、とある異世界のとある太古の時代にゃ
その世界にはありとあらゆる動物達が住んでいたにゃ
動物達は互いに縄張りを競いあい、勝った者は負けた者を補食したり、配下にしたりしていたにゃ

そしていつしか6つの王が生まれたにゃ
大空を飛びまわり、地上を見回し獲物を狩る、天空の支配者。鳥の王にゃ
広き深き海を泳ぎまわり、縄張りにはいった者達の血により海を赤に染めた、大海の支配者。魚の王にゃ
山や海はたまた空へと、あるものは龍と呼ばれ、またあるものは大蛇と呼ばれ、あるものは恐竜とも呼ばれたもの達を率いる暴君。蜥蜴の王にゃ
数多の眷属を従い、小さき侵略者。蟲の王にゃ
大地に生き、弱き者は食われ、強き者は生き残る、そんな者達をすべた大地の支配者。獣の王にゃ
力はない、しかし知恵があり技術がある。弱いのに生き残る術にたけた支配者。人の王にゃ
【そう語り始める】

/明日にしても大丈夫ですよー
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:19:51.66 ID:37WrhRUo
>>201

………、っ―――――――。

【不機嫌にそっぽを向いていようと、少女の感性は単純なもので】
【可愛いといわれれば、其れに応じるように頬が上気する】

……そりゃ、貴方は男だもん。女の子と比べないでよねっ。
けど―――高望みが過ぎるよね。

【ばっさり】
【カッコいいともイケメン!ともクールともイカすー!とも言わず】
【じとーっとした視線を横目で、若干睨み付ける感じで視線を送りながら】

――――――――!

―――、……………ばか。

【が、不意に頭を撫でられて驚いた様に目を丸くし】
【撫でられるのは嫌いではないため大人しく撫でられ】
【その感触に目を細め、気持ちよさを甘受しそうになって】
【ぽつり、と。青年の内心が読めたが故に、そっぽを向いたまま呟くも】
【頭を撫でる手を除けようとはしない】

だったら、借家でも良いじゃないの。
何処だってベンチで寝るより幾分ましだと思うよ?
それか、ベンチにお布団敷くか。

【それはそれで如何なのだろうか】
【ベンチや路地裏でも寝ることが多い少女の言葉はそれなりに説得力がある――気がする】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:21:53.73 ID:Qki6WmEo
>>210
【視覚から得られる情報は、先の通り】
【二方向に伸びている通路、申し訳程度の照明】
【発光ダイオードは足元を照らし、下水の水に落ちる事はまず避けられる様になっている】


【そして、此処から先は、猫の暗視能力にのみ見通せる事だが】
【二方向に伸びた通路の内片方は、途中で右側に折れ曲がっている】
【そしてもう片方は、暫く進んだ後に左側に】
【どちらも途中で折れて、別方向へ進んでいる】

【これ以上の事は、進んで見なければ、視覚情報では分からない】
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 23:22:36.82 ID:xzrL98wo
>>179

【星明かりを透かしていた瞼に影が差して、彼の存在を知覚した】
【くしゃ、と撫でられる髪に、優しく握られた左腕】
【いつもなら、それで落ち着くのに、今夜は余計に鼓動が早まってしまう】

【体勢は劣勢、でも精神だけは優位に立っている筈―――】
【その思い込みは、密やかな彼の吐息で打ち砕かれた】

………――――――――っ

【答えは、熱く封じられて紡げない】
【不意に強く握られて、思わず身体が強張ってしまう】
【そんなことまで許してない―――】

【――反射的に心中で抗議するものの、彼を突き飛ばせない】
【過ぎったのは、不安だけでは無かったのかも―――?】
【花唇に触れる柔らかな甘美は、総ての感情を曖昧に暈して――――、離れていく】

【バタリ、と隣で舞う白砂】
【それを合図に、金縛りにも似た緊張が解けて】
【ぷはっ、と一息、肺に空気が流れ込む】

【―――呼吸が落ち着かない、耳朶に響く心音も煩い】
【自分はあの時、何を思ったのか―――】

―――……………ばか…

【甘い感触の残る唇は、浅く声を震わせた】
【瞼は未だ閉じたまま―――】

【―――彼の手を探り始め、見つければ軽く握ろうとする】
【それっきり何も言わず、おそらくはこのまま、眠ってしまうだろう】
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:23:23.09 ID:4/MpRV.o
>>207
自分の名前なんだから変とか言わずに誇って良いと思うけど…俺は
(本名言った方良かったかな…でもあれで覚えられるのは嫌だしな…)
(これからは木蓮を本名として使っていくか…その方が精神衛生上いいな…)

【少し悩むようにそう言う】
【個人の意見だ】

じゃ、また会ったらよろしくな

【最後に一言残しその場を去っていく】
【同じ様に手を振りながら】
【本人にしか知りようはないが】
【その表情は木蓮にしては珍しく、心からの笑顔だったという】

/お疲れさまでした!
/こちらこそ凄く楽しかったです、絡み有難う御座いました
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:23:31.46 ID:P/c6DESO
>>197

(銃撃には、慣れてないのか?そりゃ、アウトレンジから攻撃する手段が有れば――――いや、違うかな)
(にしても、一度で此れだ。何度か見せれば、間違いなく対処は憶える≠セろうね)

【跳ね上がる左手。鋭く突き抜けるリコイルを殺し様、再び撃鉄を押し上げる】
【損傷確認。表情に反して、大凡楽観的には程遠い思考を巡らせ、狙いを――定められ、ない】

速――――っ!?
ああもう、遠くからじゃ埒があかない…!

【急加速からの旋回運動、距離は10m以遠だったか。今の彼にとって、其れは十分な遠距離で】
【随って。視界が追い付こうと、照準を合わせるには、そう。ラグが開く】
【更には、蒼い焔が視界を遮って――と。此処で彼、まさかの前進】
【初動に合わせて一発、ろくすっぽ狙わないままに火球目掛けて銃身が火を噴く】
【それを号砲とし、姿勢を屈めて右腕を楯に。引火、暴発を避ける為か、左手の銃を手放して】
【――――だんっ!と、弾かれたように地を蹴る。奇襲狙いにしても、それは酷い悪手に見えた】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:26:09.13 ID:5AP4l5wo
>>209

……?

【血塗れの指を伸ばす動作の途中、囁くような言葉を耳にして】
【手を引っ込め、距離をとろうとする――】

な……!?

【侮っていた。そのことを認めるよりも早く、大太刀が閃めいていた】
【かわすことは出来ない――刹那に、それを理解して】
【受け止めるために、魔翌力が紡がれ、意味を成す】

【盾とも呼べぬような、粗末な造りの銀板】
【狙われている首の真横に出現し、首を撥ねられる事だけを阻止するため――刃を受け止める】

ぐぅっ!

【悲鳴、と言うよりは、喉の奥から空気が搾り出された音】
【そんな声を上げて、大太刀の切断力のみを相殺したセエレは、横殴りのベクトルそのままに】
【派手に、祭壇の下に吹き飛ばされた】

おのれ……!

【呪詛のように、悪態をついて、うつぶせに転がった身体を、起き上がらせようとする――】
【だが、受肉、と自身が言ったように、セエレは人の身体にはまだ慣れておらず】
【脳震盪を起こしていることに気付かない】

うぅ……!

【芋虫のように、手を突いて、もがく】
【首の骨に異常がなかったことが、まだしも幸運だったと言えるだろう】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:28:32.35 ID:Z589bADO
>>215
「…成る程」
―――怨魔、何か解ったか…?
【黒猫が両方の道の情報を頭に入れたのと、少女が立ち上がったのはほぼ同時だった】
【立ち上がった少女の肩に黒猫がひらりと飛び乗り、首に巻き付いて】

「どちらもある程度は真っ直ぐ伸びているが、曲がり角がある」
「どちらの道を選ぶにしろ、先に進んで確かめなければどうなっているかは解らぬ」
―――そうか
【黒猫の説明を聞いてから、少女は真っ直ぐ右曲がりの道へと歩き出す】

「…そちらでよいのか?」
…私の闇が囁くんだ、更に深き闇は、こちらにあると―――
【何も無ければ、やがて少女は曲がり角にたどり着き】
【なんの安全確認もせずに角を曲がろうとするだろう】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:34:35.79 ID:DSNhhb6o
>>214

【「──フッ」と勝ち誇ったような感じで笑みを零し】

ばかとは何ですか、私は天才です。そして──…。

世の中は、ギブ&テイクですよ。

【ポツリ、とそんな事を呟き】
【ルシアの頭を撫でるのを止め、手を引っ込めると、左手を自分の胸に当て】

───高望み、はたしてそうでしょうか。
私にだって、1:カッコ良かったり、2:イケメンだったり、3:クールだったり4:イカすだったりする面が有るはずです。
有るはずなのです、どんな人間にも一つは長所があるように!可愛い可愛いと褒めたのですから、──────有るはずです。

さあ、私の良い所も褒めてください。褒めるのです。有るでしょう、……一個くらい。さあ、さあ!

【と、片手をベンチに付け、体を支えてルシアに前のめり。「有るはず有るはず」と、なんか必死というか、へりくだっているというか】
【少しくらいは良い所が有るにしても、4つの選択肢の成分は含まれて居ない気がするが】

ベンチに布団は……。ううん。
それやるなら家を借りたほうがましですね、持ち運ぶのが面倒だし。

【何かにつけて面倒、面倒と、本当にこの男は(ry】

───と、私が家を借りるという話になると。
最初にルシアさんが言っていた、「泊まる場所」を紹介してもらえるので?

【と首を傾げ】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:34:49.34 ID:Qki6WmEo
>>220
【進んで、角を曲がった先もやはり暗闇】
【足元の灯りは、本当に道が有る事しか教えてはくれず】
【このままの視界で進むのならば、何かを見つける事は困難になる】
【それでも視覚情報だけを頼りに進むのか、別の手段を『考える』のか。それは、彼女達次第】

【今度の道は、暫く真っ直ぐに続いている】
【そしてまた、これ以降は常人の目には映らない物】

【十数m程進めば、道の途中、壁に小さな突起の様な物が二つ】
【左右に一つずつ、向かい合ったそれは、壁のコンクリとはまた種類の異なる素材で作られている】
【現在地点から奥を見れば、只突き当たりが有るばかり。然し実際に進めば、突起から数m先に扉が有る】
【通路と並行に扉が存在しており、ドアノブでは無くスライドさせて開けるタイプ】

【唸り声の様な音が聞こえるが、それは生物の物とは限らない。機械の作動音かも知れない】
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 23:38:36.06 ID:EPYU1lAo
>>219

【盾に受けてられて、氷塊の先端が砕け散る】
【芸術の崩れゆく音は、その場に似合わず澄み渡っていた】
【金属に四方を囲まれた間で、崩壊の音が反響する】

か…がふっ…ぅ…

【限界を超えすぎて、二回目の眩暈に吐血が加わった】
【緊急事態の対処として脳に溢れる興奮物質】
【痛みが薄れて、現実感が遠ざかって】

はぁ…はぁ…

【ゆらゆらと祭壇に向かって歩み寄る、白皙の少女】
【その足跡に赤い河川が築かれていく】
【少女と比較して、大きすぎる刀は死神を思わせた】

はぁっ…やぁぁぁっ!

【セエレの頭に、白き雷光が振り下ろされる】

【罅割れが先程より遥かに増えている】
【幾多の白線に貫かれた刀身は、狙って作られたかのように美しかった】
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:41:04.71 ID:.DB31.AO
【公園】

最近機関が騒がしいようじゃのう…
目的は相変わらずわからぬが、依然として侮りがたい戦力には変わりない。

手持ちの駒が少なすぎる妾にどう打ち崩せるものか…
それ以前に太刀打ちすら出来るかどうかの問題じゃな。
【輝く白銀の髪を腰まで伸ばし、高級感のある黒いドレスを身に纏う人形のように整った顔立ちの幼い少女が、ベンチに腰掛けて何かブツブツと難しい顔をして呟いている】
【腰に巻かれたベルトには禍々しい魔気を秘める黒い細身の長剣が差されていた】
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:42:12.00 ID:p3Hjw6so
>>212
文化面も捨てがたいといえば捨てがたいのですが
私、絵はドが付く下手っぴですし・・・
詩とか音楽も才能ないですしねぇ

【将来の伸び白も無いことはないが、遠まわしなのを端的に言うと】
【やっぱり、美味しい物が一番!・・・らしい】
【ちなみにさっきの歌声は下手ではないが、上手いかどうか聞かれると黙る程度の歌声である】

翼ですよ!羽じゃないです!羽っぽいですが!
まぁ・・・・そうですね
みんながみんな、同じ考えではありませんから、それでいいんです!

【たいした差は余り無いような気がしないでも無いが否定する】
【羽・・・もとい翼をあのときは自分から見せたはずだがむしろ隠している】
【龍だということを信じてもらったからもう必要ない、といった感じはしないが】

はいっ!
言葉って素晴らしいですよね
遠く離れたお父様でもその暖かみがしっかりと伝わりました!

【しみじみと感慨深く頷いた】

/ただいまです!
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 23:43:31.89 ID:/3PPwRYo
>>218
【ばあんっ──!】
【銃弾を受けた火炎球は、どういった訳か“弾ける”ようにして霧散してしまった】
【跡に残る事も無く、彼に届くのは盛っていた熱気の僅かな渣滓だけだろうか】

 「────……ッ」

 【──異形が彼に向かっていく同時間軸】
 【暫しの間、描写するシーンを映す──】


【ひゅう──】
【突如、異形が最初に降り立った地点に、ブランデーの香を孕んだ風が一陣、渦を巻いた】
【空間に穴を開けるように、ぽつりと黒い点がその場に落ちると──】
【それは螺旋を描きながら膨れ上がり、瞬く間に巨大な『黒い薔薇の蕾』と化した】

【怨々と音にならぬ瘴気を滲ませながら、蕾がゆっくりと開かれて──中から、一つの人影が姿を現す】

 ──良い声ね

【それは、琥珀色の髪と真紅の瞳を持ち、血の気の薄い肌をした女性──の姿をした、何かであった】
【ゴシック調の黒いコルセットワンピース以外に衣服は纏っていないが、】
【其の手には、身の丈近くもあるような燻銀色の魔杖が握られていた】

【彼にとっては初めて聞くものであろうが──彼女こそが、異形の体内に響いていた声の主】
【どう言った妖ノ術か、女性は表情の欠落した貌のまま、その薄い唇を微動だにさせずに】
【ヴィンテージの洋酒の如くに深く──そして甘やかな声を、煉獄の夜気に響かせた】

【──ぽたり】
【そして、彼は気付くだろうか】
【彼女の左脇腹──異形が先ほど負傷したのと同じ箇所の布地が破れており】
【これまた異形と同じくに、人に在らざる『漆黒の血液』を傷口から滲ませていた】

 【──もしや?】
 【主張こそ激しく無いが、確かに其処に在る『ヒント』。否、或いは『答え』】

 ────≪ 穹堕天 -Cawelle-≫
 彼、“頂き”ましょう? とっても素敵な色を、しているもの

【『カウェルレ』──彼女が零した其の言葉が、この異形の有する個体名であった】

 【──そこで、描写を再び異形『カウェルレ』の方に戻す】

 「────堕」

【銃弾によって火炎球が弾かれる様を、カウェルレはしかと目に捉えて】
【次に打った一手──それは、両手に握った薙刀の切っ先を彼に向け、其の『左脇腹』目掛けて突きを放つというもの】
【彼が地を蹴った為に、互いに加速しながら刹那に交錯する形だろうか──突きの命中の如何に関わらず、そのまま彼の横を擦れ違わんとするだろう】
【尚、カウェルレの体勢としては、左半身を前方に向ける形。即ち、左足が前、右足が後ろだ】
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 23:47:55.61 ID:zUkOU320
【どこかの公園、ベンチに座る影の正体は】

……焼き肉でも食べに行きたいが、交友関係は狭い。
交友関係を広げたいが、如何にもそういう気に成りきれん。
何故か? ……ああ、重々承知はしていれども。

【白い無地のTシャツの上に、白銀の十字架の意匠―――『教会』の紋章がプリントされた、カーキ色のジャケットを纏う、線が細く中性的な雰囲気の人物】
【緩やかにカールした蒼い髪を肩にかかる直前まで伸ばし、頭頂部付近には一本の太いアホ毛。きり、と精悍な双眸は明るい茶色で、背丈は170cm程】
【本来の仕様と呼ぶには、どうにも深い傷が所々に刻まれたブルー・ジーンズを履き、ベルト部分には複数本の、革のナイフホルダー】

…とはいえ、何れ嫌でも自分から動かねばなるまい。
こうやって誰かを待つのも、一興か?

【その人物は、空に浮かぶ欠けた金色の毬を見つめて、溜息を想わせる小さな独り言を、ひとしきり街灯の灯りに溶かすと】
【アホ毛を人間にとって特に心地良いであろう秋の風にゆら、と踊らせて、暇そうに腰を滑らせ、より『深く』座り込む】
【雰囲気、姿、風景、全てが調和を為しているとは言えず、聴きとることは難しいが確かなヴォイスと共に、其れなりに眼を引くかもしれない】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:48:06.13 ID:Z589bADO
>>222
――ふん、このような闇、私の心の闇に比べれば大した事は無い…
【とりあえず、この少女には既に前しか見えていない、いや前も見えないのだが】
【突起やドア、突き当たりや辺りを気にする事も無く、他の方法も考えずガンガン進んで行く】

「(…あの突起は何だ…?)」
「(…いや、それよりもこの音……やはりな)」
【一方黒猫は黙って周囲を確認、暗闇を見通す猫の目で突起から扉から突き当たりまでも全ての位置を把握】

「……闇霧、止まれ」
――はぇ?
【急に黒猫が制止したので、不意をつかれた少女が女の子らしい声を出して立ち止まる】
【もう少しで突き当たりに当たりそうな所でギリギリ止まった】

「こちらだ、扉がある」
「というかこの音には気付かなかったのか?」
……ん゛、んん゛!!…何、こういうのはゲームでも隅々まで探索するのが定石だからな、それに従ったまでだ
【顔をほんのり赤く染め、咳ばらいをして】
【言い訳をしながら黒猫に誘導されるがまま扉の前へ】
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:49:19.51 ID:5AP4l5wo
>>223

……調子に……。

【近づいてくるのは理解できる】
【だが、身体は自分の物では無いように、言うことを聞かず】

……調子に、乗るな、呪い師ごときが!!

【それでも、セエレは怒りを露わに、咆哮した】
【その咆哮に押し出されるように、先ほどとは段違いの精巧な造りの盾が、闇から滑り落ちてきた】
【タワー、と呼ばれる、長方形の盾だ。厚みも、先ほどの銀板とは比較にならない】
【表面には幾何学的な紋様が描かれているが――魔術的な意味合いを持つものではないようだ】

【ガギ、と金属がこすれる鈍い音を立てて、盾は剣を受け止める】

……く、ぐ……

【屹立する盾の後ろで、身体をどうにか起こし、立ち上がろうとして】
【しかし、やはり思うように行かず、尻餅をついた姿勢で、荒い息を吐いた】

……く、魔翌力が……!

【精緻な盾の召喚の代償として、魔翌力が尽きた――】
【これ以上の戦闘は、セエレにとっても、危険な領域に達していた】
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/29(水) 23:51:09.08 ID:WE9XEZg0
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:54:42.76 ID:37WrhRUo
>>221

自分で自分の事天才って言っちゃうとか―――。

……まぁいいや、もう。

【手を引っ込められたので、シルクハットを被りなおして】
【再び青年の方へと視線を戻し、じっとりとした視線を向け】

リロードさんの、良い所―――――

………………………………………………………………。

【 出 て こ な い 】
【じぃ、と青年の顔を見詰め、格好いいとか、イケメンとか】
【クールとか、イカすとか、幾つもの言葉がぐるぐると思考を巡り】
【然し何も出てこない。出て来なかった】
【青年の格好良い所を見たことが無いのだから、仕方の無いところでもあるが】

――――面倒……。

あ、紹介するって言っても其処も所謂「宿」だからね?
別に其処まで面倒くさい書類審査とかは無いけど……。

【何度も聞く面倒という単語に呆れ混じりに息を吐いて】
【結局「泊まる場所」は宿屋の事らしかった】
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:57:15.73 ID:Qki6WmEo
>>228
【扉の数m手前の突起二つ】
【それらの間の空間、通路をそのまま歩けば人間なら通過を避けられない】
【猫の背の低さは、それを避け得た。だが、少女ならば】


【ビーッ!ビーッ!】

《WARNING!WARNING!特定研究員以外の当エリアへの侵入を確認しました》

【ブザーの音と、機械的な音声が、下水に響き渡る】
【どうやら、赤外線か何かのセンサーが仕掛けてあったらしく、少女の背丈で丁度引っ掛かった様子】
【エコーの掛かった警告音声は、暫くの間成り続いて】

【突然それが止んで、代わりに聞こえるのはドタバタ複数人が走りまわる音】
【音の出どころは右手方面の壁の向こう。扉を潜ればおそらく存在する部屋の中】


【もし、警告音が鳴ってから二分以上、アクションを起こさなかった場合】
【壁の向こうの音は消え、下水はまた静まり返るだろう】
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/29(水) 23:57:58.03 ID:7fcq4VYo
>>225

文化云々言いつつオレはそっち方面に全く興味が無いんだけどな
やっぱり芸術とかには才能が付き物かー……うん、オレも無理だ

【絵を描いた事も無ければ、真面目に歌った事も無い】
【それから推測しなくても、結果は見えているようなものか……】
【少なくとも目の前の彼女の方が自分なんかよりは上手だろう、自分を嘲りつつ】

そこまでムキにならなくてもー……と、まあそのなんだ「翼」な
しかし空を飛べるのは気分が良さそうだな、その辺やっぱり気持ちいいのか?

【なんだか言い返すのも大人気ないような、そんな気がして自分の非を認める】
【「大人気ないような」などと思う時点で大人としての前提条件が崩壊しているといえばそうではある】

【翼を隠すような、そんな少女を少し不思議に思いつつカーディガンに視線を移す】
【寒くなってきたから、そんな理由だろうと適当に自分の中で納得し】

家族は大事だものな、暖かさは必要だうん
精神的にだか何だか知らねーけども、折角の家族だ会いたきゃ会いにいけば……

いや、なんでも無いわやっぱ

【他人の心など分からない、複雑な事情も在るのだろう】
【深く言及するような事は止めた】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/29(水) 23:58:40.52 ID:EPYU1lAo
>>229

【盾の前に、氷の刃は無残にも砕け散る】
【ただでさえ多くの光を集めるこの場所で、氷の欠片が月光を捕まえて】

【しかし、刹那の光彩画は次の瞬間に牙を剥く】
【咆哮の中で、至近距離で飛び散った刃がサナの身体を切り裂いてゆく】


【崩れ落ちた】


(止血だけでも、しないと…)

【小刻みな息だけがその場に残る】
【もはや一片の力も残されてはいない…いや、当に限界などいくつも超えていた】
【止まらない鮮血が、静かに時を告げる】
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 00:07:44.88 ID:AYhO2IDO
>>232
―――――!!?
【突然鳴り響いたブザー音にびくりと体を震わせ】

「成る程、あれは警戒装置だったか」
【人事の様に…】

―――怨魔、それは先に言え
「すまぬな、我も警戒を怠った」
「それよりも、その扉の向こうに何やら集まっているぞ」
――何、私の力があれば有象無象なぞ虫と同義だ
【落ち着き払い答えながら、少女は左腕の包帯を口で外す】
【包帯の下には傷も何も無く、白い肌があるだけだが…】

…………………
「………………」
【そのまま、向こうの出方を暫く伺うも出てくる様子も無くドタバタが収まり】

―――なんだ、ただの見かけ倒しじゃないか
【やれやれ、と呟きながら右手で扉を開こうとする】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:07:50.40 ID:5oDhjhMo
>>231

………。そうですか。

【ふーん。と「別に気にしていませんよ?」みたいな素っ気ない感じで】
【ベンチの背もたれにどっかりと背中を預け、足を組み、ふう、と空を見上げる】
【何故か自分のシルクハットの位置を仕切りに気にして、グリグリ弄ったり】

【そういえば、雀ちゃん、何処言っちゃったのかなー?みたいな感じで、周囲をジロジロ】

まあ、どうでもいいですよね、今はそういうはなしは。家のはなしですよ、いえの。

【微妙に棒読みというか、いかにも「動揺していませんよ」みたいなアピールが続く】
【ふう。とか、すぅーはぁー…、ン゛ン゛ッ!見たいな咳払いをしたり───────】

【「おっとぉ、目にゴミが入ったぜ!」みたいなノリで、目をゴシゴシとこすってみたり】

【───RELOAD-SHOCK!】

宿、でし、たか。
りょうきん。とかどの。くらいなんですかね。たし かに。本当に『住む』わけではないので、
手続きとかが無さ。そうなのでいいですね。値段に よっては、住むのも悪く   無いと 思いますが。

【何を言っているのか分り辛いです】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:13:50.61 ID:daY72gAo
>>233

私は見ること、聞くことに関しては興味がある側ですね〜

ま、それは生まれ持ったものもありますし仕方ありませんよね
チャレンジするのは大事ですが努力でできるのも限られてますし

【自分にも才能があったらな、とぼやきながらまた伸びをした】

ええ、それはもう!
風を切る爽快感!足元に何も無いスリル!眼下に広がる壮大な光景!
とぉっ〜っても気持ちイイですよ!ああ、久しぶりに飛びたいなぁ・・・

【両腕を広げてどれだけ楽しいかを身体で主張する】
【"久しぶりに飛びたい"はどこか淋しげな声色が混じっていた】
【ちなみに別に気にしてなければ全く気にならないが】
【注意して観察すれば微妙にカーディガンの羽織る位置を気にしているような気がしないでもない】

う〜ん・・・私としても会いたいのは山々ですが、"まだ時期が早い"です
もうちょっと準備が整ってから、それからの方がきっといいです!

【あんまり気にしてなさそうでけろっとして答える】
【言い方としてはまるで以前とは別の理由で今のままでは会えない、そんな感じだ】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:16:05.36 ID:ws38JBIo
>>234

【精緻な盾もまた、剣と同様に砕け散った】
【もはや完全に徒手空拳、脳は揺れ、頬のざっくりとした創傷からは、血が溢れている】

……呪い師めが。

【悪態をつきながらも、冷静に思考する】
【目の前の少女は、もはや戦闘力を喪失している――ように見える】
【だが、あの巨大な剣を作り出す寸前も、やはり戦闘力を喪失していたように見えたのだ】

(……このような者と、同じ土俵に立つことになろうとはな……!)

【内心で歯噛みして、最適な‘落とし所’を模索する】
【……死力を尽くして戦う、などという選択肢は無い】

(……仕方あるまい)
……願いは、取り下げられた。
我を再び欲するならば……。
次こそは、身を弁えておくことだ。

【願いを取り下げることを口にして】
【ゆっくりと、血の絨毯を広げゆく少女に、這い寄る】

……我を呼び出した対価だ。
血を頂いていくぞ。
……抵抗するな、命を奪いは、せぬ。

【あらかじめ、そう釘を刺してから】
【夥しく出血するサナの全身に、セエレが手を翳して、目を閉じる】
【それだけの動作で、わずか数十秒の後に】
【ふっ、と】
【まるで手品のように、辺りを赤く染めていた血が、跡形もなく消えてなくなった】

……ふむ。

【同時に、サナとセエレの外傷も、時間が巻き戻るように、消える】

……我は行く。
後は好きにするが良い。
智を望む娼婦よ。幸福を望む乙女よ。

【捨て台詞のようにそう言い残し】
【唯一の出口から、セエレは去ってゆくだろう】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:17:13.26 ID:qHAqQt6o
>>235
【ドアノブなど無し、スライド式の扉】
【それは思った以上に軽く、何の妨げも無く、すうと開く】
【おそらく滑りを良くするために使われているのであろう、カラカラ滑車の音がした】

【扉の向こうには】
【闇に慣れ拡大した瞳に突き刺さる、白色蛍光灯の強い光】
【それに照らし出され昼間の様な明るさを保つ、それなりの広さを持つ研究室】
【目を苛む白を耐えて、如何にか視界を確保し続けるなら】

≪Welcome to this crazy place♪≫

≪………そして、Wait,Wait.可能ならばHold up.
ようこそ、我等カノッサの研究所へ………鼠共≫

【ジャキッ】

【銃口、歌うような声、8つの視線】
【研究員風の男が一人、武装兵士3人の後ろに立っている】
【武装兵士は扉から2m程の位置に横並び、膝を立てた姿勢】

≪態々自分の存在を喧伝しながらの侵入中々の手際
だが残念だね、ゲームならばもうこの時点でSランク評価は無くなったよ≫

【暗所から突然光に晒された目は、回復までにどれ程の時間が掛かるだろうか】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 00:22:36.51 ID:xOTTkQYo
>>238

【少女の身に余る力の再現は内部を傷つける】
【外傷が治った程度では、まだ動けない】

【ただ、治癒に対して覚えるのは脅威より興味】
【けして軸はぶれない 死線なんて何度も潜ってきたのだから…】

【何一つ言い返せずに、サナは倒れ臥したまま】

【知/血が、足りない―】

/お疲れ様でしたー!
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:22:40.50 ID:zRvTD3oo
>>236

……あ、えと、あの―――――。

【気にして無いよとは言われても、如何見ても気にしまくっている】
【話題のすり替えをしようとしたり、兎に角身動ぎしてみたり】
【兎に角落ち着きの無くなった青年に、少女は少女で「悪かったかな……」と反省し】
【然し、唐突の振りに答えられるような能力は少女には無かった】

う、うん、宿、なんだけど、さ……。
あの、えっと……ごめんなさい。

【誰が如何見てもショックを受けている、というか泣きかけてる様にも見える】
【そんな青年の様子に、少女としては話を続ける続けない以前の問題で】
【謝罪の言葉と共に、頭を垂れた】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 00:22:52.85 ID:xxmwscSO
>>226
【じりじりと肌を刺す熱気、蒼き焔が右腕を包み、火の粉が僅かに前髪を焦がして独特の臭気を発し――】
【そうした、彼の予期する事態は起こらない。光に視界を奪わせまいと、前を見る事もせずに駆け出したが故に】
【良い意味でか悪い意味でか、その期待は裏切られた】


――――あ、れ……ッ!?


【――――斬】

【裏切られた予想、つい先刻まで鎖されていた視界――故に気付けようと、反応が追い付かない】
【ざくり。刃が布地を裂き、深く脇腹を抉って過ぎる。此で、互いに同じ部位への一撃を交換した形となる】
【紅と黒――伝って落ちる血液の色のみが、ただただ違っていた】

っ、う――――えっと、こういう時は多分、お褒めを賜り恐悦至極≠チて言えば良いのかな?
其れともいえ、貴女程では――=H
……っと。肝心の挨拶が遅れたね、今晩は。


さて――――えーっと、頂かれるのは大変結構なんだけどその、冷たくなってお持ち帰りってのは非常に困る所なんだよねー。

(突貫は、良し。けど、銃を棄てちゃったのが悔やまれる)
(……アートマン使い、いや。魔術師と使い魔かな?どっちにしろ、挟撃はちと困るかな)
【へらり。減らず口を叩く程の余裕は有るのか、いや――或いは道化芝居だろうか】
【彼は彼女に向けて挨拶、大仰に一つ礼をして、軽い笑みを浮かべた】
【曲がった口の端と目尻に反して、口程に物を言う双眸のみは、鋭いままだったが】
【フィードバック・ダメージ=\―――直ぐに思い至る所では有ったが、方式のみが未だ掴めず。いや、結果さえ読めれば然して変わらないか?】

【背後に警戒を割きつつ、彼は待つ。一先ず、様子見のようだ】
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 00:23:13.77 ID:AYhO2IDO
>>239
―――――――――――――っ!!
【開け放った扉、と共に目に流れ込む光】
【暗闇から急に明るい光を目に入れ、慣れない目を暗闇諸とも思わず閉じる】

【そして聞こえてくるその声】
【その声に対して彼女は無言で、行動で答える】

―――――――――――――。
【がらがら、ぴしゃん】
【閉めやがった】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:25:44.04 ID:8oHkqwwo
>>237

かくも世の中は不公平なのか……実際そんなもんか、うん

【消極的にそれ以上考えるのをストップした】
【口を抑えながら小さな欠伸をし】

そんなに言うなら飛べばいいじゃんか、誰も止めないしましてオレは止めようとも思わないぜ?

……?もしかして翼に何かあったのか?

【そんな少女の仕草と声色から察したのかゆっくりとした足取りで近づいて】
【背中に触れようとするが途中でその手を止める、変な所で臆病だった】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:29:59.08 ID:5oDhjhMo
>>241

ドウシマシタカ?イキナリ。謝ッタリシテ。

【フフ。と微笑んだ。フフ。と。不自然じゃないほど、不自然に】
【──徐に、自分のシルクハットを右手で取り外し、くるくると回しだした】
【シルクハットはそりゃあ、もう、ぐにゃんぐにゃんに、歪に回っている】

【左手で、頭を垂れたルシアのシルクハットをポンポンと叩いて】

変なルシアさんですねっっ。
そんな事よりMO!宿のStaying料金はっ!どれくらいなんでSHOか!

【おおっとぉ、いつもの陽気なリロードさんに戻ったようだZE!】

料金によっては、STAY!キメちゃうかもしれませんからっ。
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:30:26.08 ID:qHAqQt6o
>>243
≪………ウケ狙いの行動は勘弁だよ
おい、アレ撃てアレ。そう、新型のアレ
当たらない?どうせ見えないんだから当たるって。多分≫

【扉が閉められた向こう側、男の声がして】

【数秒程、ガシャガシャと何やら金属の音】
【続いて、カチリと小さな音】

【また幾らかの間が開いて】

≪よーし、撤収用意。どうやら鼠は私達に興味が無いらしい
研究データ全部向こうに送れ、設備は全てロックしろ≫

【ドン、と爆発音】

【扉が爆発し、下水通路側に、金属片を散弾の様にばら撒く】
【高火力の榴弾かそれに準ずる何か、もしくは指向性の爆薬か。それで扉を吹き飛ばした様だ】
【扉が開いたままなら、発射音から爆発までの時間を考えて、目視して十分に避けられただろうが】
【視覚情報を自ら立った少女と猫がこれを回避するのに頼れるのは、勘と聴覚が限度か】

【そして、爆発音と前後して、部屋の中ではまたドタバタが始まる】
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 00:36:54.04 ID:1OuJAgDO
>>227

焼き肉、焼き肉ねえ
旨いけど臭いが着くのが頂けないってなコッチの話、されど旨いんだよねえ
強めの炭火でうま味とか脂とかを逃がさないように一気にしっかり焼いた中落ちカルビとかをさあ
たっぷりのネギと絡めて塩だれでいただくのは細々ながら贅沢だよなあ、なあ?
ガーリックバターもいいよなあ、これまた臭いが着くんだけどさ
もう絶品だね、美味い焼肉屋はついつい足も向いちまうし困ったもんさ

【明らかに相手に向けた声は、公園の入口から少しずつ近付いては同意を求めるように語尾を上げ】
【今見てきたかのように語る……ついでに空腹ですと告げるようにお腹を鳴らす】

ま、俺様はあいにく金欠なんですけど

【長いブルネットを崩れかけたオールバックにして首の後ろでピンクのリボンでしっかり結び】
【細い目は狐目、鼻筋は通っているものの顔立ちは薄く地味な方】
【しかし顔の左側には皮が透けたような骨と筋肉のリアルなメイクを施した、派手な人物】
【じゃらじゃらと音を立てる下品なアクセサリーにミリタリージャケット、真っ黒いワークキャップ】
【粗野なジャージとスニーカーには絵の具の汚れ、腰には画材らしきものがぶら下がった幅広のベルト】
【前を開けたジャージから覗くTシャツには大きく 『 愛 』 と書かれている】

こぉんばぁんみー
【大きなスポーツバッグをぶらさげて、馴れ馴れしく挨拶を飛ばした】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:38:49.93 ID:daY72gAo
>>244

でもそこは世の中うまくできてますよね
全員が全員できたら、誰もそれを凄いと思わなくなりますからね

【われながら良い事言ったと何故か誇らしげ】

・・・っっ!

い、いやあの、今日はアレです!
ほら疲れてますし、そんな時はいつも以上にとべないと思いますよ!!
ええ、きっとそうです!あはは、はい!

【あからさまにびくっと反応して、じりじりと後ろに下がる】
【不自然な笑いを交えて、顔には冷や汗びっしりである】
【まぁ、彼女は絵に書いたような嘘をつくことの苦手体質だ】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 00:39:17.84 ID:AYhO2IDO
>>246
…うっわー…めっちゃ眩しかった、眩しすぎて何がどれくらいいたか全然解らなかったわー……
【扉を閉めた向こうで何が起きているかもしらず、両手で両目を抑えて目のマッサージ】

「…!闇霧、跳べ!」
【刹那、黒猫が耳をピクリと震わせて扉の前から跳びすさり】

え?何て?東映?
【両目から両手を離し、猫に顔を向けた瞬間】
【扉の向こうが爆発、爆風と衝撃に少女が飲み込まれ】

―――うにゅほっ!!!?
【吹き飛ばされ壁に後頭部をごっつんこ】
【更に床に落ちて床に頭をごっつんこ】
【飛んできた瓦礫に額をごっつんこ】
【合計3HITのコンボをくらい、ノックダウンした】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:39:21.23 ID:wXOMXYDO
>>216

【唇から全身の神経に伝わる幸福感、その余韻に浸り続けて―――】
【ポツリと呟かれた一言も、耳に心地良い】
【触れられた彼女の手―――迎え入れると、離さないよう互いの指を絡ませて。さっきと違い、今度は優しく握り返した】
【柔らかな髪が頬にもつれ落ちてきて、ほんのちょっぴり擽ったい。重なる心音、近くに居るだけで、彼女から聞こえてくる気がしてきた―――】


(………―――おばかさんなのはどっちかな?あんなことしちゃって―――)

【………―――今回だけだからね?】
【次は、本当に―――】

【そんな胸の内は、言葉という形にはしないまま畳んでしまいこむ】
【彼にとっては、あまりにも大胆な『悪戯』だった。もし、今後もあのようなことがあれば―――もっともっと、愛しい彼女という存在を求めかねない】
【心の衝動を抑え切れるか分からないから―――】


…………―――――

【瞳が鎖された、安らかな表情を見ていると―――つられてこちらも瞼が重くなってくる】
【身体を寄せれば、潜やかな吐息が混ざり合う。顔を熱を保ったまま、胸の内側はドクン、ドクンと相変わらず活気が良いけれど―――】

【この夜空の下、果てしない海が優しく微笑みかけてくれているような気がした―――】

【―――最後に一度、軽く唇を触れさせる。許可も取らない"おやすみのキス"。したかった、だけ】
【どこまでも優しい空気に抱かれて、二人の世界は星達によって幸せに照らされた】


ねえリーズ………リーズのことを、この世界で誰のでもない、僕だけのものにしていいかな?「好き」じゃない、こんなに『大好き』なんだもん。いいよね―――?
僕のワガママひとつだけ、聞いてくれるかな……?


………――――おやすみ。可愛いお姫様
愛してるよ………―――――

【―――溶けていく言葉は、もしかすると彼女には既に聞こえなかったかもしれない】

【それでも、最後にふわりと微笑んで―――】


【―――今日の物語は、これでお終まい】

【気付いた頃には、穏やかな寝息が立てられて―――】

【神様―――出来ることならこの夜を、太陽を、1秒でも長く休ませてください―――…………】


/この辺りでしょうか?
/乙でしたーっ!!長引かせてごめんなさい。でもめちゃくちゃ楽しかったです!!リーズさん可愛いすぎっ!!
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:44:24.37 ID:qHAqQt6o
>>249
≪おーし、ぶちのめした音がしたぞ良い感じに決まったっぽいぞ
がっちり止め刺しとけ、私は逃げるから。あ、要らない書類は焼却処分宜しく≫

【扉が吹っ飛んだ為、中の声はよりはっきり聞こえて】
【武装兵士に指示を出していた男は、それっきり気配が消えてしまう】
【室内で、僅かな魔翌力の反応。おそらくは転移魔術による物か】
【兎にも角にも、一人逃げた。それは確かな様子】

【兵士三人の内一人は、大きな筒状の武装を肩に抱えている】
【おそらくはこれが、今壁を吹き飛ばした装備なのだろう】
【だが、残り二人は拳銃だけを構えて、扉を潜って通路に出ようとしている】
【軽装と侮るなかれ、拳銃ならば人は殺害出来る。動きが鈍らない装備、そう考えれば十分な脅威だ】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:45:27.84 ID:qHAqQt6o
>>249
/次のレス、もしかしたら十数分から二十数分遅れるかも知れません
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:46:32.37 ID:8oHkqwwo
>>248

…………

【「何を言っているんだコイツは」とでも言いたげな表情、そしてジト目】
【しかし何も言わないのは嫌がらせかいたずらか……】

疲れてるってさっきまで散々ハイテンションだったじゃねーか
嘘を付くならもっとまともな嘘を付けってんだよヴァカ

【伸ばした手を引っ込めまた腕を組み】

もう一度だけ聞くけど、何かあったのか?

【神妙な表情、比較的真面目な声色で尋ねる】
【もう一度「だけ」ということは、また適当な嘘を付けば少年はそれ以上は深く関わらないだろう】
【今後、一切、全く――――である】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 00:47:09.42 ID:aZq1NpYo
>>242

【びゅう──彼のすぐ横を、カウェルレは疾風の如くに駆け抜けた】
【確かな手応えあり──彼から4,5m程離れた所で足裏に力を込めて】
【身体を斜めに撓らせながら、慣れた様子で飛翔板を反転、再び彼へと向き直る】

【丁度、女性とカウェルレを結ぶ直線上に彼が存する形】
【云わば挟み撃ちのような状況だが──女性の方はと言うと、ただその場に佇むだけで動きを見せない】

 「────……」

【ぞわり──】
【或いはやはりと言うべきか、瘴気の流れが強いのはカウェルレの方であった】

 ──今晩は、良い夜ね
 これから、もっと良い夜になるわ

 ──さあ、頂きましょう?

【どろり──発酵した毒林檎のような、甘く、そして昏い声】

 「……──────」 

【すると──カウェルレの背より生えていた二対四本の鋼線、】
【その内の上側二本の先が、ゆっくりと彼へと向けられ──】

 【びンッ──】

【瞬間、先端の『矢じり』に付いたその鋼線が、】
【一本は右肩へ、そしてもう一本は左太腿を目掛けて鋭く伸びていく】
【速度は上々、しかし意識が向いていたならば反応は難しくはないだろうか】

【そして──もし、それらのどちらかでも彼の身体に突き刺されば】
【その『矢じり』がじわりと黒い魔力を帯びて──彼の事を『分析』し始めるだろう】
【分析の対象は、彼の持つ『異能』──能力、魔術、彼自身が有するその類の物だ】

【名称があればその名称から、そして異能の効果に至るまで──】
【奪いこそはしないものの、彼が一体どんな力を有しているのか──彼女はその情報を酷く欲していた】
【尤も、彼が無能力者であった場合や、何か分析を阻止する特別な力があれば、その限りでは無いが──果たして】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 00:49:15.41 ID:aZq1NpYo
>>254
//やべ、何か違う。訂正ですぅああ
//×【瞬間、先端の『矢じり』に付いたその鋼線が、】
//○【瞬間、先端に『矢じり』の付いたその鋼線が、】
256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 00:53:42.01 ID:/NxHrj60
>>247

…カルビも悪く無い、然して私の求める“濃さ”とは少々違うな。
シマチュウ、ミノ、ガツ。噛めば噛む程味が染み出るホルモンの方が、真理を探究する暇人の私にはふさわしい。
因みに、タレの好みについては異存ない…ネキ、それが重要…。

―――だが、私は割り勘は死に背後から迫られる状況か、指で数えられる親友としかしない、悪しからず。
金欠はお互い様、となればこの話をしていても無駄に渇き腹を浮かすだけだな。

【視線を眼の前に落して、近付く彼にすっ、と首だけで振り向くと相手の話に乗ったかのように、立て板に水で言葉を紡いでいく】
【この―――“彼女”。男の様な堅苦しい言葉のスタイルに比して、よく通るが耳に刺さりもしない、綺麗な声の持ち主】
【とはいえ、両方とも「右が上」になるよう、足を組み腕を組み、仏頂面で話す姿とは、矢張りミスマッチだ】
【“金欠”という言葉を聴くや否や、無表情を皮肉るような笑みに代えて】

……こんばんは。
それにしても、いやはや。芸術家のセンスには脱帽だな。
…外す帽子も、お前が芸術家って言う保証も、得ちゃあいないのではあるが。

【眠たげな座姿勢はそのままに、尚も首だけをサーチライトの様に相手に向け、品評するように全身に視線を這わせる】
【そして、飛び出した言葉と、首を傾げる仕草から伺えるのは、相手を、芸術家―――『アーティスト』だと決め込んでいること】
【…ただ、厳密には“そうであってほしい”という願望も籠っている―――此処までの姿だと、却って“自己主張”が無いと信用できぬ、と】
【ふぅ、と息を吐いてから並べた声は、相も変わらず、何から何まで丈が合わぬ服装の様に、他の要素と合致しない】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 00:54:34.86 ID:AYhO2IDO
>>251
…死ぬー、死ぬー……
くそ…私はこんな所で死ぬのか…?まだあの男を地獄に落としていないと言うのに…?
【倒れたまま、ぐぬぬぅと唸って】

「…闇霧、書を出せ」
「我が出よう、このまま貴様を[ピーーー]訳にはいかぬ」
【黒猫が兵士達に気付いたのか、少女の近くに寄って】

うぅ…怨魔…お前がやってくれるか…
「どちらにせよこの当たりには使える物が少ない、我が力で押した方が手っ取り早いからな」
―――そうか…解った…
―――宵闇之呪書――――
【少女が寝転がったまま左腕を伸ばし、呟くと】
【左腕に黒い紋様が浮かび上がり、黒い巻物が現れて左手に握られる】

―――怨魔――私はお前を―――信じる――――ぞ――――
【ガクッ、チーン】

「…信じなくとも、我は貴様を殺させはしない」
「まだ、使えるからな」
【勝手に開かれる巻物から、黒い呪詛の文字が浮かび上がり、黒猫に集まって行き】
【黒猫は少女を守るように、兵士と少女の間になるであろう位置へと移動する】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:55:18.60 ID:zRvTD3oo
>>245

いや、その―――こう、突然言われても思いつかないのよ、そういうの。

【言い訳入りました】
【しどろもどろに為りながら、必死に言葉を探しては紡ぐ】
【青年がシルクハットを回す様子も程ほどに、頬を所在なさげに掻いて】

………無理矢理臭いよ、リロードさん……。

と、取り敢えずっ。
料金自体は凄く安いよ。そこらの宿の半分くらいで泊まれるんじゃないかな?

【兎にも角にも宿の話。一度仕切りなおしの間を用意した上で】
【自分が勧めた宿について、軽い説明】

/申し訳ない、意識が飛んでました!
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 00:59:08.87 ID:qHAqQt6o
>>257
【拳銃を持った兵士二名が、扉から躍り出る】
【然程広くない扉の為、二人真っ直ぐに並んで、だが】

【そして、先に飛び出した方の兵士は、姿勢を低くして、倒れた少女へと飛びかかろうとし】
【その後ろの兵士は、先の兵士の行動をカバー出来るように、拳銃を両手で保持して構える】

【室内の兵士は、筒状の武装を抱えたまま、部屋の壁付近の棚へ】
【其処に置いてある小さな鞄から何かを取りだして、筒の後ろ側へ挿入する】


【部屋の内部からハパチパチ何かが爆ぜる音に、焦げくさい臭い】
【どうやら、何かを燃やし始めたらしい】
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:02:17.10 ID:5oDhjhMo
>>258

別に、気にしてませんって。

【「気にして無い」と、言えることは、気にしているということで…】
【とは言え、逆に気にされるのも、あれなので】
【軽い調子で、良いって良いって!見たいな感じで】

この世界、人間はたくさん居ますし。
長所の無い人だって、何人かくらいはいますよ!

【にっこー!】

へえ、じゃあ、とりあえず、場所だけでも教えて貰えませんかね。
気が向いたら行ってみるので─────────。

【コイツの言う「気が向いたら」は死亡フラグな気がしないでもない】

/おっと、では、次あたりで締めときますか。
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 01:04:08.15 ID:AYhO2IDO
>>259
【黒猫の体中、黒い文字に覆われ、真っ黒な塊となって】
【塊のまま、大きさが一回り二回りと大きくなっていく】

【そして、少女へと近付いていく兵士】
【塊の中の赤い光が、兵士にギョロリと向いて】

【塊から飛び出した、爪の生えた巨大な黒い獣の前足が飛び掛かろうとした兵士を遮ろうとする】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:05:27.75 ID:daY72gAo
>>253

いや、そ、それはほら!
カラ元気ってやつです!ね?ね?
だから!その・・・えと嘘、ではなくて!

その・・・ほ、ほんとに何でも・・・

あ・・・ぅ、あぅあぅ・・・あぅ・・
・・えぐっ・・・ひっく・・・

【言い訳が苦しく、追い詰められるように後ろへ後ろへ】
【最終的に剣幕に負けて、へたりこんで泣き出してしまう】
【街中だし場合によっては注目を集めてしまうかも】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:09:08.75 ID:qHAqQt6o
>>261
【飛びかかった兵士は、クラウチングスタートから足を伸ばした様な姿勢で前足に衝突】
【そのまま、相撲の様に力を込めて、押して行こうとする】
【尤も、これで押し切れずとも然程の問題は無い。この兵士の役割は、まず相手の動きを止める事で】

【その後方、拳銃を構えて胃tあ兵士が、塊の中心へと拳銃弾を放とうとする】
【動く相手に命中させるのは難しいからこそ、先に動きを止めさせようとした。だが、的が大きければどうにかなる】
【まずは弾丸は一発だけ、これで様子を見るつもりか】


【室内の兵士は、今度は部屋中の物をガシャンガシャンと引っ繰り返し始めた】
【時折グシャっと何かが叩き壊されたり、何かが投げ飛ばされたり。室内の騒音は、暫く続く】
【何かが焦げる臭いは有る段階を境に少しずつ弱まる。きっと火が弱くなってきたのだろう】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 01:12:44.72 ID:1OuJAgDO
>>256

ホルモンはねー、イチイチ「こちら塩モノのホルモンになりますのでお好みで奥の白ゴマでお召しあがりくださーい」って
言うのがめんどくさいんだわ。あー焼肉屋行きてえ。サガリのわさびもいいけどホルモンだったら味噌、だな
……天から20万くらい降ってくれりゃいいのに。神様ってサドだよ、イージーモードをお願いしたいね

【おどけた雰囲気と、声質は悪くないものの効き過ぎた抑揚が質を損なっているようなテノール】
【大袈裟に肩を竦めるとベンチから数歩分離れた辺りで立ち止まり、煙草臭い溜息を吐く】
【相手の姿勢がどのような意識からなるものかは分からないが――相手から見て斜め右から、話し掛け】

分かりやすい方が興味も引きやすいしおこづかいも貰いやすいの。便利だしね
せめても根無し草でなけりゃあここまでちぐはぐにはなりませんよ? ええ勿論ですとも
そうでしょ、おに……おね……? ……おねにーさん?

【文字で書かれているに等しいほど自己主張の強い様相は相手の予想そのもの】
【にぃっと口元を歪めて本物の歯を剥き出しにして笑い、小さく喉を鳴らす】
【相手へ呼びかけようとして、対称に相手が『何』であるかを掴めなかったか首を傾げ】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:15:30.47 ID:8oHkqwwo
>>262

だったら尚更問題じゃねえか、全く……
無理し過ぎると耐用年数が過ぎてぶっ壊れちまうぞ、まあ心は物じゃあないけどさ

【やたらと偉そうにコメントをしているが】

――――って

【まさかミーナが泣き出すとは思わなかったのかその取り繕ったような態度はガラガラと崩れさり】
【慌てながらへたりこんだミーナの傍に近寄り同じくしゃがみ込み】

おいおい泣く奴があるかよ、えっと――――
――――……ああ、もうこういう時はどうすりゃいいんだよ

【人目が気になる年頃(?)なのかあわあわしつつ】
【泣かせてしまった彼女をなんとかしようと頭を捻って考えるが】

お、おお、落ち着け?な?
泣いてるだけじゃ何が何だか分かりゃしないぞ?あ、いや泣く程話すのが嫌なら良いんだけど……!

【そしてふと、少年は】

(ここまで泣くと言う事は――――ま、まさか知らない内に嫌われてたんじゃ)

【間違った方向に解釈していたのだった】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 01:19:12.15 ID:AYhO2IDO
>>263
「…ふん!」
【塊の中から、野太くなった黒猫の声が響き】
【同時に兵士を抑える前足に力が込められて、もう一人の兵士へと吹き飛ばそうとする】
【人一人を簡単に止めるその前足の大きさからして、込められる力も生半可な物ではない】

【塊へと打ち出された弾は、塊の表面で弾かれる】
【表面の黒く渦巻く呪詛の文字が、防護壁の役目を成しているのだろう】

「…やれ、ただの雑魚かと見くびっていたがそうではないか」
「…いや、雑魚なりに考えた行動か…?何にせよ、人の一人や二人ごときに我は倒せぬ」
【その声と共に表面の呪詛が剥がれ、その姿が顕わになる】
【小さな黒猫から、銀色の体毛を蓄える巨大な黒虎へと体を変化させたその姿】
【真っ赤な眼を光らせ、兵士を睨み付けた】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:21:42.19 ID:zRvTD3oo
>>260

あの、あの、次、次会うときまでにキチンと見つけるから!
リロードさんにだって良い所あるから!だからそんな悲観的にならないでーっ!

【逆に開き直られると、申し訳なさも一入で】
【満面の笑みなんて浮かべられた暁には――といった所である】
【青年の表情とは正反対に寧ろ泣きそうな表情で悲痛な叫び】

……うん。場所だけね。
えと、ここをこうして、この道をこっちに曲がると――――。

【場所だけ、と言われたので少女は道を説明しつつ】
【何処からか一枚の紙片を取り出し、さらさらと地図を描き始める】
【周辺の主要な建築物なども書き足されており、ある程度判りやすいものだ】

/申し訳在りません、ありがとうございます……
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:25:04.07 ID:qHAqQt6o
>>266
【兵士が吹き飛ばされるが、姿勢の為に飛距離もそれ相応】
【応報の兵士にまでは届かず床に落ちて、転がって其処から離れる】
【銃撃を行った後方の兵士は、拳銃が無効になる装甲を装備した敵の出現に、武装を変更】
【拳銃を後方、部屋の中に投げ捨てて、腰に装備していた小型マシンガンを構える】
【密着して連射すれば、せめて傷の一つも付けられるだろうか】

【室内の兵士は、破壊活動を終了する】
【室内から扉のあった場所へと狙いを付けて、其処で待機】

「機密保護の手順の一切をクリアー、退却を許可!」

【虎の動作を観察しながら、前方の二人に事務的に告げた】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 01:27:54.47 ID:UqLx9YSO
>>180
/色々あってかなり遅くなってしまいましたが乙でした。
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 01:31:12.66 ID:/NxHrj60
>>264

…ふむ、“教会”所属の私に神を批判しろと言われても首を横に振るばかりだ、が。
個人的な感情としては、そして解釈としては、神は甘いだけの存在で在っては成らないと考えている。
但し、恩恵が得られない理由の個人差込みで6割〜9割5分は当人の努力の不足、であるともな。
何故か?その方が、恩恵を得ようと想う気に成れる。

【不器用な様にも思える、然し棒読みとはまた違う、男とは対照的に抑揚の付きが甘い、だが鈴の音の如く明瞭な会話】
【常に理由を求め、斜に構えていると定義しても良い突き放した性質を孕み、話題は展開されていく】
【つっけんどんで唐突、そうと言えば間違いなくそうなのだが―――彼女、様式は兎にも角にも、犬の様に誠実だ】

その場の仕事に応じて、不定の金を受け取る…嗚呼、ストリートパフォーマーの類か?
旅が好きなのか、住居を確保出来ないのか。其処までは超人で無い故に判断できないが、同情で金を集める路線は放棄しているのが好感を持てる。

……で、私は女で22歳だ。遠目夜眼で即座に判別せよと言えた立場では無いが、な。

【彼女の放つ言葉は、一種の分析。自分が読み取った尤もらしい“実情”に、相手がどう反応するかを見て、話を進める】
【怜悧な声は、ミニマル・ミュージック。僅かな変化を少しずつ積み重ねながら、段々と奥へと踏み込んでいく、が】

【―――アホ毛が物理法則を無視して、背筋を伸ばして立ち上がり、そして倒れた】
【声自体は多少低くなるが、本人は“慣れっこ”とでも言いたげ―――故に、頭上で巻き起こる現象は、異世界染みた状況を精製する】
【余談。彼女の女として観た際の顔は、少し鋭利なクセの強い「上の下」と言った所だが、長身は雰囲気は、女の子らしくない】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 01:31:31.46 ID:AYhO2IDO
>>268
「(…この姿は久々だ…出来れば彼奴との戦いまでに慣らしたい所だな)」
【ゴキゴキと、首を鳴らすような余裕の動作を取って】

「(…撤退か…我もこ奴もこの者らが何をしていようと知った所では無い…が、それはあちらにも摘要するのかは解らぬな)」
「(…まぁ何があろうと我の安否に関わる事無し、今は使える者が最優先か)」
【暫く兵士を睨むように、値踏みする様に見詰めた後】
【突如兵士達に背中を向け、口に少女をくわえて逆方向へと駆け出した】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 01:32:30.48 ID:8F9Xg6Mo
>>250

…………

【眠っているのか、瞼を閉じているだけなのか】
【意識がふわふわとしている事だけは、間違いなかった】

【彼が身体を寄せてきて、その場所だけが布団の中のように暖かくなる】
【それから、優しさの籠められた唇を受け取って】
【少女は幼さの残る、安らかな微笑みを返した】
【―――病院では、されなかった事。今夜、されてしまったこと】
【昔と変わらないようでいて、少しずつ変わっていく二人の関係】

【その瞬間の距離が、いつも一番幸せで】
【今もきっと、一番幸せ】

……………―――――

【今にも意識が星間に飛んでいきそうな程、夢見心地】
【彼の言葉は、耳が捕らえているだけかもしれない】
【―――僕だけのものに=z
【重要な一言一言が、心の中に滑り込んで、消えていく】
【返事はなく、代わりに一度、手をしっかりと握り返して】

【それから、すぅ、と控えめな寝息を立て始めた】


【―――ちなみに、砂の絡んだロングヘアの手入れが、予想以上に大変だったことは言うまでも無い】


/わぁー!お疲れ様でした!アリエルくん凄いよアリエルくん!
/こちらもハイパー楽しかったんですよ!ありがとうございました!
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:33:09.87 ID:5oDhjhMo
>>267

ははっ。

【にっっっぱぁ──z_____ッッッ!!!】

そんな、……気にしないでくださいよ。

【ふんふん。とルシアが描いていく地図を頷きながら眺め】
【描き終わるのを確認すれば、ぴんっ。と引きぬいて受け取ろうとするだろう】

ま、今宵はもう遅いですし。
そろそろ行かせてもらいますよ。

いやあ、実はここ一週間分くらいは宿を取っているんですよね。
まあ、安いとは言えない所なのですが、来週、クエストが入っていて、体調を崩せないので。

こちらこそ、次会う時には────分かりやすい長所の一つでも作っておきます。

【立ち上がり。ふっ、と笑みを漏らし】

それじゃあ、ルシアさん、さようなら、───また会う日まで、ね。

【そう言って、夜の町に消えて行くだろう……】

/っと、こちらも結構限界になってきたので、1テンポくらい早い気がしますが、締めさせてもらいました。
/お疲れ様でしたー!
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:34:46.45 ID:daY72gAo
>>265

【彼女は街中ということを意識しているのか声を上げずにぼろぼろ泣く】
【でも泣いてるだけでは何も出来ず、】
【枯れるのを待って、落ち着いてからゆっくり口を開いた】

うぅ・・・
だって・・・だって・・・・ぐずっ
前までの翼見た人に今の翼見られたら絶対に嫌われまずからっ

【泣き腫らして真っ赤な顔で、理由を説明する】
【翼を隠した理由なのか、それとも泣いている理由なのか】
【それは翼に何かあった、ということを言っているようなもんだ】

あと・・・・怖かったんです
言わないと・・・ひぐっ・・・迫ってきますし、言ったら嫌われるし・・・
ご・・・ごめんなさい

【要はどうしていいのか分からず、自分でも分からないまま泣き出してしまったのだろう】
【少年が何を考えているのか、彼女にはわからないが】
【とりあえず涙は止まったようだ】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 01:41:14.33 ID:xxmwscSO
>>254

ああ、良い夜だけれど――――少しばかり明るさが過ぎる。これじゃ、星が見えやしないよ。

(――――取り敢えずは、あれ≠優先だね。女の子に手を上げるのは、何と言うか)
(罪悪感が薄れるだけで、何方も然して変わらない、とも言えるのだけれど、さ)

【動く様子の無い女性に、へらりと気の抜けた――いや、何かが違う――笑みを残し。くるり、踵を返す】
【異形へと向き直るタイミングは、丁度鏃の放たれる瞬間。体を反転させた事で、必然的に狙いの左右も逆転する】
【右太腿と、左肩。真っ直ぐに延びる鋼糸を直視しつつ、前者を庇うように右手を添えて】

【っ――ぎィん!】

【硬質な物体同士が衝突した時のよう、澄んだ鋭利な音色が周囲に響く】
【弾かれていた=B右太腿を狙った鏃が、革手袋の甲を裂いて。其処で進行を阻まれて、軌道変更を余儀なくされていた】
【革手袋の裂け目から覗く右手。本来肌色をしているべき其れも、また漆黒――――】

――――っ……。

【一方。ぞぶり、と】
【確かに肉の裂ける音を立て、左肩を狙った鏃は酷く呆気なく突き刺さる】

【分析には、何の妨害も無い】
【名称は不明。効力は自らの身体を浸蝕し、兵器化する=\―――物】
【兵器≠ヘ形状を自在に変化させ、必要と有らば脳内麻薬を筆頭とした多様な化学物質にすら擬態し】
【筋繊維や骨組織の強化置換から反応速度の増強まで、宿主の運動パフォーマンスを総合的に向上せしめ】
【浸蝕率の上昇に連れて自己進化し形態を変え、より戦闘に特化した構造≠ヨと宿主を創り替えてゆく】

【――――或いは其れは、やがて死に至る病にも似て。】


――――――……嗚呼、捕まえた=B


【瞬間、右腕を包んだスーツの袖が弾けて飛んだ。一回りも二回りも膨れ上がった腕は漆黒の鎧甲に包まれ、五指の先には鋭利な鉤爪】
【前腕部外側には、楯のような分厚い菱の鎧甲。肘と肩には、刃を帯びた突起】
【宛ら悪魔の様相を呈した其れが、肩に突き立った鋼糸を――握り締めんとする】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:41:44.51 ID:qHAqQt6o
>>271
【虎と少女が駆けだすや、兵士は室内に戻る】
【暫くまたガタガタと音がして、今度は魔翌力の動きが三つ】
【残っていた兵士が撤退したと思しき状況、そして直ぐに】

【ドン】

【爆発、部屋の天井が崩れ落ちる】
【何処かの建物の真下にあったようで、其処はたちまちに数tの瓦礫に埋もれて】
【何かはあったのだろうが、それを探索する事も出来なくなる】


【何処かでは】

≪鼠は鼠でも、何かをコソコソ探す鼠じゃ仲なかったらしいですね
ぶっ壊す必要、もしかしたら無かったかも知れませんが≫

―――――――――………

≪まあ、念には念を。施設の廃棄が早まっただけですし≫

【研究員風の男が、誰かに報告をしていた】
【この施設の詳細は、結局謎である】

/すまん、眠気が来たので微妙なとこだけどこの辺りで
/お疲れさまでしたー
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 01:42:40.09 ID:AYhO2IDO
>>276
/乙でしたー
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:51:02.99 ID:8oHkqwwo
>>274

お、おう……よしよし落ち着いたか
ほれ顔でも拭けよ

【チョッキのポケットから白いハンカチを取り出してミーナに渡そうとし】
【少なからず落ち着いた様子の少女にほうっと胸をなでおろし】

翼、やっぱ翼になんかあったのか……
そのなんというかな、別に今の翼を見たくらいで嫌いになったりはしないぞ?少なくともオレは

【よほどの事が無ければ他人を嫌いには成らないし、よほどの事が無ければ他人を好きには成らない】
【兎に角少女を安心させる、それを第一命題に言葉を捻り出し連ねる

こ、怖かった……――――
(そんな怖い面してたのかな、まさかここまで嫌がられるとは……地味にクるなあ)

あいや、謝るのはこっちの方だってば
その―――悪かった、ごめんな?

【少しの悲哀の篭った心配そうな表情で申し訳ないとばかりに謝るのだった】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 01:53:14.98 ID:zRvTD3oo
>>273

あーもう酷い嫌がらせーっ!

【夜の静かな公園に、少女の叫び声が一つ響いた】
【頭を抱えてガリガリと掻き毟りたい、何とも言えない衝動に駆られたり】
【当然そんな事はしないのだが】

気にするんだって……というか、気にさせてるじゃないのさー……。

あ、そうなの? だったら良いけど――普段からそうじゃないと駄目よ?
特にベンチなんて……公園って時点で不安要素も多いのに。

【“クエスト”に関しては余り反応を示さず】
【地図を半ば無理矢理奪われる形で手渡し、眉間に皺を寄せて】

……もう、意地悪なんだから、リロードさんは……。
ん、またね。機会があれば、きっとまた公園で。

【判りやすい長所とは何だろうか、と内心疑問を抱きつつ】
【去り行く青年にそう言って、手を振って見送った】

/お、お疲れ様でしたーっ
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 01:58:23.06 ID:1OuJAgDO
>>270

小難しい話じゃないの。神様はハイパー聞き上手で我慢強くて、且つお預け上手のサドなの、俺の中では。
……でもま、小難しく返すとだ。
割とあんたの考えには同意だね。モノによってはお祈りは、懇願じゃなくて決意表明らしいし。
残念ながら俺様は信心深い方では無いけど、頑張るよって言うだけなら毎日朝晩欠かさないよ

【決して付和雷同ではなく、独特の価値観を経て相手の言葉に賛同する】
【笑うと同時に口元の剥き出しの歯のメイクも引き曲げられて歪むが、本物のような見た目は損なわない】

ヤンキーのストリートペイントから銭湯の背景にピチピチギャルのネイルまで何でもやりますってね?
物乞いのがそりゃ『楽』だろうけど、やりたい事やって過ごすのは『楽』しいしサ
勿論衛生的にはきちんと問題無いし着替えは持ってますんで悪しからず、惚れ直した?

【不可思議な動きを見せるアホ毛に一瞬どころか数秒目を奪われるが――】
【軽くも固いポリシーを並べて手品でもするように片手をひらめかせ】
【軽口と共に、上体をやや前方に倒し、肘を曲げて自分の胸を横切るように腕を置く】
【主人を迎える執事か、格式張ったレストランの主人のような挨拶だ】

良かった、ヤローだったら俺様超しょんぼりだもの。ちなみに俺は見た通り男、年齢は34歳ってな。
ところでお隣り座ってよろしーかしら?
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 02:04:55.06 ID:aZq1NpYo
>>275

 ──そう。昏い方が、好きなの
 貴方の色のように、暗く、暗く

 ──嗚呼。貴方の中も、良い色ね
 “貰う”わ、全部。黒い、黒い、貴方の色

【弾かれた一本、そして捕えた一本】

【ぞくり──】
【鋼線から伝う異能の情報が、カウェルレを介して女性にも伝わる】
【抽象化されたイメージ──攻性、鋼、黒、鋭敏、黒、闘争浸蝕洗練黒黒黒黒】

【──その一つ一つが、じわりじわりと偽りの脳に染み渡る】
【が、突如、それを荒波の如くに掻っ攫っていった峻烈なビジョンがあった】 

 「────ッ、!?」

【予想外の反応、想定外の反撃──】
【よもや、この鋭い鋼線を掴もうとする等と──能力を知る前には異形は思ってもみなかった】
【結果、その鋼線はいとも容易く握り締められて──カウェルレは僅かに苦悶の色を見せた】
【やはり神経の類は通っているのか、半ば反射的にそれを自身の方へと引き戻さんとする】

【但し、その力は、精々成人男性が出せる程度の其れ】
【既に明らかなそのスピードに長けている分、人外と言えど並外れた膂力を持っている訳ではない】
【カウェルレが引き戻さんとする力と、彼がその能力によって出せる力──どちらが強いかは明白だろう】

【──ギリギリと張り詰める鋼線。そしてカウェルレは動けない】
【彼が何か行動を起こすならば、此処が好機となりえるか──】


//わー、亀レスで申し訳ないです……それと、眠気とかお時間とかは大丈夫ですか?
//きつかったらどうぞ遠慮なく言ってくださいませね
//俺は明日もいますので持ち越しでも、或いは切って頂いても大丈夫ですので
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 02:51:15.19 ID:xxmwscSO
>>281

ふぅ、ん……。君のような女性にそう云って貰えるのは、光栄と云えば、光栄だね。
――――俺の中身≠焉Aきっと喜んでるよ。

【抵抗するかしないかで云えば、前者だけれど=\―――】
【にっこりと、穏やかに微笑って。いや。そういう貌を貼り付けて、青年は口にする】
【ふんわりと柔らかい表情は致命的なまでに裏切られ、右の掌は掴んだ其れを万力の如く締め上げる】
【鋼糸と鎧甲とが食い合って、ぎいと軋みを上げて。音色は、まるで何かの悲鳴のよう】


――――……残念ながら、まだ離してあげる心算は無いよ?
千切れ飛ぶまで、とは往かないだろうけれど――――始めようか。


【ぶづっ、と引かれるが儘に鏃が抜き取られ、反しが肩の傷口を抉り拡げて紅を散らす】
【青年はぴくりと一つ身動いで、痛みに眉を寄せて。言葉は違えず、手は離さずに】
【ごく単純に、ごくごく単純に。地に踏ん張り、右腕に力を込めて――――鋼糸を、引いた】

【青年の能力に依って齎される所の総合的な身体強化≠ヘ、そう強く作用する訳でも無い、のだが】
【――――こと、完全に浸蝕されている♂E腕に限ってのみ言うならば。その力は、一般的な成人男性の比では無く】

【その後の彼の行動もまた、至って単純。だが――――いや。だからこそ、その破壊力は侮り難い】
【くるりと身を翻して。オーバースローの様な動作で、異形を振り回し。働いた遠心力と重力のままに、地面へと叩き付ける】
【何の妨害行動も無いのなら、彼は可及的速やかにこの動作を為さんとするだろう】
//何をおっしゃるうさぎさん……なのですよ済みませんマジで。
//此方は大丈夫です、貴方こそ色々と辛い場合は無理なさらずにおっしゃって下さいねー。
//
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 14:51:59.46 ID:ttitB4Yo
【聖都――――カフェテラス】

【野外席には数人の人が、わいわいと喧噪をたてていて
その中に一人、一際眼を惹く女性が一人――――居る】

【白紫色の長髪に肩を大きく露出した黒のレースのドレスに
オーガンジーショール、同じく黒レースのロンググローブ
黒のニーソックスがかえって妖艶さを際立たせる巨乳の女性
透き通るような誘うような紫陽花色の瞳が美しい】

【彼女はそっと席に座りながら、すすっと――――時折優雅に紅茶を飲みながら
静かにぼーっと思案しているように、見える】


(うーん、ナーガさんの計画も進めていかないといけませんし
最近勉強もできてませんしねー……少々遊びすぎです)


【どろーん、とお疲れ気味な様子で、テーブルにもたれかかった】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 17:13:27.11 ID:ryGDoK2o
【街中】

えへへー、新しいお洋服です……♪

【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女が嬉しそうに歩いている】
【少女の着ているショコラ色のクラシカルなワンピースは、ふんわりと下の部分が膨らんでおり】
【白いチュールの上に何種類ものレースが施された上品な装飾が首元から胸元を飾っている】
【腰の後ろの方では、ワンピースと同じ色のリボンが大きめにきゅっと結ばれており】
【そのリボンの端に加えてスカート裾や袖の辺りにも控えめに白のレース飾りが彩りを加えていた】
【彼女のはいている黒いワンストラップシューズもまた、どこか落ち着いた印象を与え】
【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 18:13:24.35 ID:fGr37wAO
【聖都】

うーむ
ワシの知らない場所に迷い込んだようじゃなぁ…

【ボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供が歩いている】
【声は中性的で顔もローブのフードでみえないため、性別がわからない】
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 18:49:16.18 ID:aZq1NpYo
>>282

【ずだん──ッ!】
【異形の身体は、まるで赤子のように軽々と振り回され──】
【彼を中心とする半円を縦に描き、痛烈に地面に叩きつけられた】

 「────……、……ッッ!!」 

【ばきり──と、】
【強烈に打ち付けた背中の甲殻に皹が入り、全身に重い痛みが疾る】
【大鷲の骸と化している頭部、その思わず開いた嘴から、空気と共に漆黒の血液を吐き出した】


 ────……っ、……──


【ごふ──っ】
【位置関係上、身を翻した彼の、異形を跨いで十m弱前方に存する彼女の口からも、黒い華が咲いた】
【やはり、フィードバックダメージ──彼女にもまた鈍い痛みが駆け巡り、ぐらりとその細い身体が揺らぐ】

【──蒼穹色の獄炎は、未だ轟々と燃え盛る】
【赫灼たるこの煉獄の中、震える身体を起こしていく異形】
【地に片膝を付くような体勢から彼を見上げる真紅の眼光が、一度揺らめいた】


 「……──ぬ、う……何、と……」
 「──魔ノ物だとて之ほど迄はそう居らぬぞ……」
 「……墳嗚……──ッ、愚弄する気か人間ン──ッッ!!」


【激昂──人間程複雑な声帯を持たぬ為に人語を発する事が出来ないこの異形の思念が、】
【女性の力を介して空気中へと爆ぜるように響く。人間に地を舐めさせられた事が余程屈辱であったのか──】

【──そして、びんッ、と再び張り詰められる鋼線】
【握られている物とは反対側の一本が、今度は彼の喉元目掛けて伸びた】

【──しかし、彼の予想以上の出力に動揺を禁じえずか、予備動作が非常に大きく、また軌道も至極単純】
【一度繰り出した攻撃であると言う事も相まって、これならば戦闘の素人だとて容易く躱せそうな攻撃である】
【まるで冷静さを欠いてしまっている──この燃え盛る炎の如くに。この酷い悪手、返す一手は如何に】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 19:25:08.99 ID:/NxHrj60
>>280

ほぅ…うん、中々どうして、悪く無いな。
願わくば、本気でそう想っている事を。神は『真実』にしか答えん。

【薄い微笑み、僅かに柔らかくなった視線を、男に向ける、然し】
【表面上への露出は無いが、今彼女が言う“神論”は彼女なりの“理想論”】
【嘘を吐かねば生きていけない事もある、折り合いを付けねば潰れてしまう、そんな人間の淡い夢】
【今の彼女の表情の半分は、或る意味で男性の顔面と同じ“精巧なメイク”と呼べる】

ヤンキーのペイント…。まあ可愛いモノか、器物損壊でも軽犯罪レベルだな。
教会に所属していることと、絶対の正義の体現せんとあることは違うし、最初から惚れてないし、それはまあ良いとして。

【そして彼女は、常に“人は真実を言ってのみ生きる動物では無い”と認識してしまっていた】
【内心で、この男はどの様なモノなのだろう?と疑る心を持ち続けながらも、アホ毛への対応には頬を俄かに綻ばせる】
【……良く言ってやれば、誠実さの裏返しとして。皮肉屋染みて容赦も無いのは、それ以前の問題なのかもしれないが】

…改善の余地も心算もとっくに捨てたが、矢張り女っ気は無いだろうな。何故か?お前の迷いが答えだろう。
……で、相席だっけ? …密着するなよ。

【アホ毛をピン、と指パッチンで弾いて倒して、すると起き上がりこぼし宜しく低位置に戻ってくる】
【少しでもキュートな部分を出したいという努力かも知れないが、傍から見れば只の怪奇現象で、表情は元の仏頂面に】

【然して彼女、交友関係は広げたいのは事実―――何せ、現時点で相手に興味は抱いていても、不快感は抱いていない】
【女性らしいと言えばそうだが、少々過剰にも思える強めの語調で、自分のカラダに触れないよう念を押した】
【なお、この人物が座っているのはベンチの左端の僅か上に左大腿部の端が浮くような位置、つまり右に来ることになるだろう】

ところで其方、“今は”どんな仕事をやっているんだ?
焼肉を気軽に食いに行けない程度の報酬なのは理解しているが、其れをカバーできる程面白いのかな?

【此れまでのモノから、少しずつ―――風が吹き抜けるような、さらりとした声調に入れ替えようとしつつ、訊いてみる】
【相手が坐っていれば、脚を組むことをぱたと止めて、相手のいる方を向きながら尋ねるはず】

/今日もよろしくお願いします! 返しておきますね!
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 19:39:33.28 ID:ryGDoK2o
【郊外──廃墟前】

【風の冷たくなってきたその場所に、見慣れぬ光景が一つあった】
【──.一面に咲く、薔薇畑】
【ふわりと夜風が吹くと数枚の花弁が舞い上がり、宙に溶けるかのように消えていく】
【その花をよく観察すれば──薔薇は炎で出来ていることが分かるだろうか】
【ゆらり、と。炎で出来た薔薇は時折元の性質を示すかのように小さく揺らぎ】
【花のせいだろうか。花畑の周囲はこんな季節なのにじんわりと暖かく】

【──その、花畑の中央で一人の少女が踊っていた】
【くるくると舞う少女は、童話に出てくるようなショコラ色のワンピースを纏っており】
【彼女の動きに合わせ──透き通るようなプラチナブロンドの髪が薄闇に映える】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 19:51:26.94 ID:fGr37wAO
>>288

【そこへ、足音もなく近づく一つの影】

…ここはどこじゃー?

【ボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供がやってくる】
【声は中性的で顔もローブのフードでみえず、性別はわからないだろう】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 19:55:31.85 ID:ryGDoK2o
>>289

──……?

【足音は聞こえずとも、その子供が発した声で存在に気づいたのだろう】
【少女はふと踊りをやめるて相手の方を振り返り、ほんの少しだけ恥ずかしそうに口元に手を当てた】
【この場所にいるのは自分一人だと思っていたため、誰かが来るとは想定外だったのかもしれない】

……、あの、どうかされました?

【そして、ふわりと金の髪を風に棚引かせながら】
【ちょこんと首を傾げ、子供にそう尋ねた】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:01:13.61 ID:fGr37wAO
>>290

【話かけられ、初めて気づいたかのようにそちらをみ】

いやー、実は迷子になってのぅ
気がついたら見知らぬ場所にいたんじゃが、ここはどこかの?

【やたらと年老いた口調で子供ははなす
相変わらずフードをしているので顔はわからないが口はへの字に曲がっている】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 20:01:39.21 ID:oLDcPUQo
【街中】

というわけで、やっぱ俺は迷子になりがちだからお前についてくことにしたよ!

「勝手にせい…行くからには遠い道を行くが構わんの?
まずは…どこかにガソリンスタンドがあるか探ってみるかのう」

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が鎖を引いている】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

【先導するように前を歩くのは垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードル】

でさ、ムクの首にぶらさがってるそのカギってやっぱりこの棺桶の錠前を開けるための物なのか?

「そのへんは追々話すじゃろう、おまえさん免許は持ってるんじゃろう?
なら足代わりとして使えるかもしれんしのう」

【青年が引くのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【頑丈そうな横長六角形の錠前で閉じられており、そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついていて青年がひくのはそれのようだ】
293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:07:00.29 ID:ryGDoK2o
>>291

あら、そうだったのですか……
ここは丁度街の郊外になっている場所ですわ
よろしければ街までご案内いたしましょうか?

【そんな子供の様子を、「背伸びした話し方をしているな」とでも思ったのだろう】
【相手の事を可愛らしいと思いつつふわりと笑みを浮かべ】
【ゆるりと子供の方へ近づいていく】
【しかしそうしている間に、どう言うわけか花畑は端の方からうっすらと消えつつあった】
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:11:44.43 ID:fGr37wAO
>>293

いやぁ、それはありがたいのじゃが、よいのかの?
花が消えとるようじゃが?

【花畑をみつつ】

しかし、炎の花とは久しぶりにみたのぅ…

【しみじみという】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:15:51.59 ID:ryGDoK2o
>>294

えぇ、構わないのです。
ずっとここに咲かせておく、というわけにもまいりませんし。。

【その言葉を聞き、少し寂しそうな表情を浮かべて少女はそう言った】
【彼女の口調からして、この花畑を作り出したのはきっと少女本人なのだろう】

……?
他の場所でも、炎のお花をごらんになられたことがございますの?

【そして、意外そうな声色でそんなことを尋ねる】
【日常の中ではめったに見る事の出来ないであろう、炎の花】
【それを目の前の相手が知っている事に驚いたのかもしれない】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:23:10.49 ID:4QkKr460
>>213

はいです、是非お願いしたいのですよ!

【ネコサバトの言葉に笑顔で頷き、聞かせて欲しいと頼んでいた彼女だが】
【ネコサバトの真剣な様子に思わず息を呑み、此方も表情を険しくしながら、紡がれる話に耳を傾ける】

……異世界……

(何でネコサバトさんが、異世界の昔の事を…)

【眉を顰め、尻尾を弱々しく振りながら、小さな疑問を抱き】

(――――鳥の、王?)

【其の言葉に片耳がぴくりと動き、一度鳥へと視線を移す】
【そういえば、先程ネコサバトが、あの不安定な発音の前に口にしていた名称】
【青い鳥の―――彼の、もう一つの呼称と思われるもの】
【気になったが―――どちらも、此の話を聞いて行く内に分かる筈だ、と考えて、静かに話を聴いている】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 20:25:37.51 ID:HfNCgCYo
【路地裏】

…………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【左人差し指には、水晶のように透き通った翡翠色の指輪を嵌め】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【少女の近くには人らしき──人だった筈の物体、死体が倒れている】
298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:26:01.78 ID:fGr37wAO
>>295

ふむ、そうか

【うなずき】

40年ほど前に知り合いが特集な火薬を作ってのぅ
なぜか花のように燃えるもので、月の光や場所もあって、なかなか綺麗じゃった

【懐かしむようにしみじみいい】

もっともその後に警察がきて補導されて、友人は捕まったがの

【ハッハッハと笑う】
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:30:45.61 ID:ryGDoK2o
>>298

【「はい」──少女は儚げな笑みを浮かべ、そう頷いた】
【そうしているうちにも花はゆっくりと消えていき】
【やがて。まるでこの世界を惜しむかのように淡い火の粉を残して宙に溶けた】
【その火の粉も、ふわりとその場に吹いた風に攫われていき】

……、……。。
よ、40年──!?

【彼女の表情は一変し、驚きの表情へと】
【頭の中はすっかり、子供が見たという炎の花ではなくその年齢の事に塗りつぶされていた】
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:34:19.79 ID:fGr37wAO
>>299

【それをじっと子供(?)はみつづけ】
えぇもの見せてもらったのぅ

【なぜか拝み】

ん?それがどうかしたのかのぅ?

【なぜ40年という言葉に驚いたかわからず、きく】
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:35:39.21 ID:wbaOZ2SO
>>296
6の王達は皆こう言ったにゃ
『この世界に王は一つでいい…お前らは邪魔だと』にゃ
王達は互いの群生を率い、毎日毎日殺しあいをしたにゃ

だが……その戦いは人の王により終わらされたにゃ

人の王は誰よりも知恵があったにゃ
そして人の王はある禁術を使ったにゃ
【真面目な表情で語るネコサバトはどこか悔しそうにしていて】
【鳥も何処かイライラした様子だ】

それは……自分の命を引き換えに残りの5つの王達の魂と身体を分離させ
魂だけを異世界へと送られ
身体は封印されたんだにゃ
【話を聞いてるうちになんだか予想ができるだろう…】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:39:49.28 ID:ryGDoK2o
>>300

【何故子供がそのような年寄りめいた行動をしたのか】
【そんな疑問も浮かんだが、まずは目の前にある疑問を解決するほうが先だったのだろう】
【驚いた表情を浮かべたまま、戸惑うかのように曲げた人差し指を口元にあて】

い、いえ──その……
失礼ですけれども──あ、貴方の年齢をお聞きしても?

【しぱしぱと瞬きをし、視線を子供へと集中させる】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 20:42:51.69 ID:xxmwscSO
>>286
【ぎち、ぎちぎちぎち】
【嗤う、嗤う。漆黒色の鎧が擦れ合う音は――獲物を前に己が顎を打ち鳴らす、邪悪の其れだ】
【鋭利なる鋼糸に、比較的薄い掌の装甲を抜かれ。零れる粘性の液体、色は同じく漆黒】
【垂涎するが如き様相が、より一層にその印象を強めていた】

【口の端を三日月に歪めたまま、ゆうらりと折り曲げた上体を起こして】
【如何に雰囲気を豹変させようと、仮面≠フみは微塵乱さずに――――】

【青年は、眼前の相手を見遣る――――紅と黒の視線が、交錯する】

(むぅ――あの鋼糸、存外に強靭だね。だが、今回は其れが仇となった、か)
(掌部外殻に損傷。掴んで持ち上げる時に切っちゃったかなぁ?)

――――……まあ。何方にせよ壊れるんだ、問題無い。

【彼は瞬きの思索を終わらせ。小さく独り語散ると、異形の思念を確かに聴く】
【深淵に燃える焔。臓腑に響くような声音に、然し表情は乱れず――――口を、開いた】

 愚弄=\―――――――?

 否=A断じて否≠セよ。俺に其処までの余裕は無いし、有ったとしても、無理な話さ。

  打ち砕き、引き裂き、撃ち貫き、持てる破壊の限りを尽くして―――――……そう。喩えるならば、蹂躙≠ゥな?

【不敵では無く、嘲弄にも非ず。灼熱に曝されて尚、兵器としての形は失わない。それだけの事】
【為すべき事は変わらない――返答は、極めて機械的な覚悟表明≠ナあった】

【右方へ浅いステップを踏み。瞬間、だん、と再度地が爆ぜる。選択はまたも前進】
【加えて姿勢を屈めた事で、結果は狙いとは逸れ――鏃は左頬を抉り、耳を掠め、髪の一房を斬り飛ばして過ぎる】
【ぎちり――――砕けんばかりに握り締められた漆黒の拳が、また一つ啼いた】

【弓を引くように絞り込まれた拳、狙いは何より明確だ】
【接近が適ったなら。身体ごと叩き付けるよう、鳩尾辺りを狙った右ストレートを放つ】
【回避された際の隙は絶大、テレフォン・パンチにも程が有る。とは言え、威力は推して知るべし――――】

//済みません遅くなりましたあああああッ!
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:43:38.04 ID:fGr37wAO
>>302

ふむ、年かの?
たしか…90…いや、100じゃったか
最近はボケてていかんのぅ

【ホッホッホと笑う子供
相変わらずフードで顔がみえない】
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 20:44:22.54 ID:XViPijMo
【草原】

個人的な勘だとこの辺のハズなんですけどねー・・・
・・・・ま、気長に探し続けるとしましょう、うん

【膝丈の草が群生するその土地に青い宇宙服の様な物を着た人物が立っていた】
【そのシルエットはカンガルーのそれにも見え、全高は1,5mほど】
【また他者が気付けるかは別だがその足元では静かに砂がうねっている】
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:48:10.14 ID:1OuJAgDO
>>287

俺様はねー嘘はつかないよ、ペテンは吐くし騙しもするけどね。ひひひ
アートはアートだぜ世間的にどうかはともかく。中々出来ないこったしな
きょーかい……聞いた事あるような無いような。最近は色々あるらしいね?

【惚れてくれていいのに、とごちるは冗談故の切り上げ】
【言葉遊びは、例えばこの世界の信念持つ者達に比べれば程度は低く】
【比較的大柄な上背を揺らして、子供が疑問を呈するように小首を傾げる】

その不思議毛というか浮翌遊毛が超絶物理法則無視した動きしてンのはさておいて。
女の子が性別に沿った可愛らしさ発揮すんのは幾つになっても遅かねえんじゃない
まあこの辺近辺性別不詳者多いし慣れっこだけど。そんじゃおじゃまー

【スルーできてないスルー。糸目は笑みに細まり更に記号じみた様子になり】
【言われた通りに拳二つ分ほど空けて座り、軽く足を組んで荷物を反対側の脇に置く】

一番最近のは絵画の洗浄と入れ墨彫りだァね。どっちももう少し掛かるっぽいから今は日銭を削るのみ、かな
似たようなモンだし楽しいよ、どっちの話聞きたい?

【膝を軽く両手にて抱え相手の方に体を向け、世間話のように――実際世間話だが――話し出し】


/うあー初っ端から遅れて申し訳ありません……
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:48:32.81 ID:ryGDoK2o
>>304

……なっ、、

【100歳──その幼き見た目とは想像も出来ない、長寿】
【少女もまた外見年齢と実年齢が異なるモノではあったが】
【目の前にいる子供は自分とは比べ物にならない、比べることすら恐れ多いほどの別格だった】
【驚きのあまり、少女は人前だというのにぽかんと口を開け】
308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:52:22.19 ID:4QkKr460
>>301

……、……っ

【そうだ。―――知恵が有る生き物は、他の生き物よりも強い】
【心の奥底で、予想はしていた結末だった。現に今も、此の世界で、人間は全ての生物の頂点に立っている】
【しかし―――話に出て来た「人の王」は。「人間」は、頂点に立つだけでは終わらせなかった】

【瞳を伏せ、寂しげな様子で聞いていた少女だったが】
【ぴくりと耳を動かし、何かを察したのか、驚いた表情で顔を上げる】

……それって、まさか……

【魂と、身体を分離。更に、魂を他の世界へと送る】
【肉体を封印しているのならば、今の姿は、仮初の姿、という事だろうか】
【そして―――彼等は、昔、「よく殺し合いをしていた」と語った】

……ネコサバトさんと、鳥さんが……?

【強張る様な表情で、ぽつりと】

……二人は……王様、だったのですか?

【小さな声で、尋ねた】
【ネコサバトは、獣の王。青い鳥は、鳥の王だったのか―――と】
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:52:51.16 ID:qP71.wAO
【公園】
【その一角に設置された公共の施設であるはずのベンチは、文字通り『占領』されていた】

………
【流麗に背まで流れる黒髪の前髪を一房だけ束ね、白いブラウスに黒いスカート姿の少女が街灯の下でベンチに腰掛けたまま分厚い魔導書に目を向けていた】
【周りには少女を隠してしまうほどの魔導書が山積みにされ、それが自分の領域だと言わんばかりに展開されている】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:59:22.82 ID:wbaOZ2SO
>>308
……正解にゃ
私は獣の王にゃ。まあ今はネコの王にゃ
『ピィ…』
【二匹は頷き】

昔は私はボンキュンボンのナイスバディーなビューティーキャットガールにゃ!!!
【 絶 対 嘘 だ !! 】

『ピィ……』
【鳥が嘘つくな嘘をって顔をしながらジト目でネコサバトを見てる】
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 20:59:31.19 ID:fGr37wAO
>>307

驚いたかかの?
人に年を話すのは久しぶりじゃから、わすれてたわ

【変わらずに笑いながら】

まぁ、ワシの場合、特殊な事情があるんじゃがな
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:04:01.72 ID:ryGDoK2o
>>311

は、はい……も、申し訳ございません。。

【笑い続ける子供を見て、ようやっと落ち着いてきたのだろう】
【彼女の驚きようから見て、少女は子供の事を見た目どおりの年齢だと思っていた事は明白】
【そのためだろうか。少女はすまなさそうな表情で相手に謝罪の言葉を告げ】

──特殊な事情、ですの?

【「もしかして、何らかの呪いがかけられているのかしら?」】
【そんなことを思いながら、かくんと首を傾げた】
313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 21:05:24.99 ID:/NxHrj60
>>306

毛は気にするな。何でこうなっているのかは私にも分からん。
……医者によると、骨も筋肉も異常も無いのは確か。かといって私は髪を操る能力者では無いし。

【涼しげな表情で、相手の顔も見ずにアホ毛を撫でる―――複数の毛が固まっているのか、見るに指通りは死ぬほど悪そう】
【その代わりと言うべきか、感触はもちっ、としていて……例えるなら、コシの強いうどんを極限まで潰れ難くした感じ、だろうか】

【―――何かに付けて理由を求める彼女が、謎の多すぎるこの蒼い密集に疑問を強く抱く様子が見られないのは、若しかしたら不思議かもしれない】
【そして、その場合は『正解】である―――原理こそ今だ不明だが、彼女はアホ毛の大まかな由を知っているのだ】
【尤も、追及して受ける罰も無ければ、必要も無い…自由意思と好奇心と洞察力が、どう出るかだけの話】

絵画の洗浄が気に成る。何故か?其方のほうが如何にもイメージは湧き辛い。
……となれば少し、耳を貸そうか。

【きちんと距離をあけた形を採ったことに、腕を組み直しながら小さく胸を撫で下ろす】
【本来彼女は――誤解を恐れずに言えば「チャラい」印象を与える人間と言うのは、何となく苦々しいモノと思っているのだが】
【“可能な限り”誠実たれ、という信条以外にも、彼の“細かい気配り”を可能とする所に、会話を続ける意義を見出している】

【そして勿論、相手の話も気に成る――身体変工なら眼の前に一応の事例が有るが、絵のメンテナンスには産まれて此の方関わらず終い】
【故に、そこはかとなく愉しみに思っていそうな声を携えて、此処に来て男の方に振り向いた】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:09:53.44 ID:daY72gAo
>>278

ぅぅ・・・ありがとうございます・・・
どうもすみません

【差し出されたハンカチを大事そうに受け取った】
【目頭にたまった涙を全て拭き取るように優しく左右に動かす】

では、約束ですよ?
絶対に嫌いになったりしないでくださいね?

【あたりの一通りが少ないタイミングを見計らってカーディガンを脱ぐ】
【カーディガンのせいで分かりにくかったが背中のワンピースが盛り上がっていて】
【手を後ろに回し、ワンピースを引っ張りそこを外気に曝し出した】
【それはほとんど元の面影の無い、黒い朽ちた翼の根元だけが残っていた】
【見ました?と確認してから慌ててカーディガンを羽織りなおす】

いえ、私こそ・・・信じなくてごめんなさい
とりあえず、翼はこんな有様で、しまうことも出来なくてずっとこのままなのです・・・

【はぁ、と大きく諦めの混じったため息を吐いた】
315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:10:10.73 ID:fGr37wAO
>>312

いやいや、謝らなくてよい
ワシのこの姿が悪いんじゃから

【そういって、フードをはずす
そこには黒髪黒目の中性的な子供の顔があった】

ワシは不老なんじゃ
理由は覚えてないがの
ーーーというより、ほとんど覚えてないがの
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:13:10.58 ID:4QkKr460
>>310

な、ナイスバディー…!?

【其の言葉に息を呑み、自分のぺったんこつるつる薄い肉体へと視線を落とす】
【なんか、信じちゃってるよ!―――羨ましそうな視線を、ネコサバトへと向けている】
【今にも泣きそうな表情を浮かべ、うぅ、と弱々しく唸ってから】

…わ…わたしだって……おねえちゃんの体型になったら、ぼんきゅぼーんですよ…

【 意 地 張 り 始 め や が っ た 】


……、お二人の身体は、まだ別の世界で、封印されているのですか?

【其れから、しょんぼりとした顔になると、そんな事を呟いて】
【何処か寂しげな其の様子は、捨てられた子犬の様だ】

【――恐らく、悔やんでいるのだろう。彼等にそんな凄惨な過去が有っただなんて、知らなかった】
【今直ぐ、彼女や彼の、元の身体を取り戻したい。…でも、非力な自分には、其れが出来ない】
【…俯き、完全に表情が隠れる。申し訳無さそうに、尻尾が垂れて】
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:13:35.53 ID:oLDcPUQo
>>309
【ふと、気がつくと茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、腰まで伸びた防弾仕様・特殊素材のレザーコートに
黒い特殊ジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの少年が少女の座る占領されたベンチの前にいる】
【彼は胡坐をかいた状態で地べたに座りながら顔を見上げて】

…月音ちゃん、それだと座れないのですが
ちょっと疲れてるので座らせていただけると助かるのですが…

【少年は、その手に愛用のリボルバー銃S&W M19とメンテナンスキットを持ってメンテナンスに励んでいる】
【傍には愛用のメモ帳と二枚の顔写真を置いており、先ほどまで仕事中だったようだ】

(しかし…相変わらず勉強家だな…全部魔術書なのか?)

【ふと、チラリと書物に目を向けながらそんな事を考える】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:15:06.88 ID:ryGDoK2o
>>315

そ、そんな──悪いだなんて。。

【相手が子供の姿をしているせいもあるのだろうか】
【ふるふると小さく首を振って相手が悪くないことを主張し】

不老……そう、だったのですか。
──覚えていない、というのは……矢張り長く生きすぎたため、なのですか?

【例えば青年期の人間が自分の幼少の頃を上手く思い出せないかのように】
【不老になってしまった理由が遥かな昔であるために、その理由を思い出せない──】
【そう、少女は考えたのだろう】
【相変わらず首を傾げたまま、自分の推測を口にした】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:17:32.48 ID:HOxatMDO
【氷の国山岳部――鉱山入口】
【深々とこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいが降り積もる中――】

―――さみゅい。なんとかしなさい、三春ー

【間抜けな声をあげているのは、腰近くまである赤茶色の髪に琥珀色の瞳をしたスタイルのいい少女】
【割と胸が強調された真紅のミニスカートドレスを着ていて、脚はガーター付きの黒いニーソックスで覆われている】
【左人差指には翡翠色の指輪を嵌めており、左腰には1本の刀と細長い袋を携えている】
【寒冷な気候であることと機関員としての仕事からか、機関の紋章の付いたコートを着ている】

「使い捨てカイロを用意してますよ、翠様。お使いになりますか?」

【呼び掛けに応じるのは肩までの長さのエメラルドグリーンの髪と、栗色の瞳を備えた胸の大きい少女】
【身に纏うのは真っ黒な長袖とロングスカートの上に白いエプロンドレスという典型的なメイド服】
【白いフリル付きカチューシャや布の手袋も着用し、左手首には白い機械的な腕輪がはめられている】

ありがとー使わせてもらう、…あと様付けはやめない、私はそんなに立派な人間じゃないし
「そ、そんな!?私の仕事は翠様にお仕えする事ですから!敬語は外せません!」
…まあいいわ、熱意は認める。それにしても暇ねー現場監督って・・・

【メイドに感謝しつつもその主張を流し、カイロを手の中で揉みながら話すところの現場――鉱山に目を遣る】
【そこでは雪の降る中、機関所有の局地用の作業機械が幾つも稼働し鉱石を採掘し、
それを氷の国のものであろうトラックが運搬している】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:20:56.00 ID:r3fxE3wo
>>314

だからお礼はいらねーと……

【なんだか最近そんな事ばかり言っているような気がしないでもない、そんなどうでもいい事思いつつ】
【ハンカチを受け取ってくれた事にまた安堵を覚える】

おお、大丈夫だ大丈夫だから安心しろ……――――

【そんな台詞も言うか言い終えるかの内に、少年は息を呑んで】
【綺麗だったあの翼の変わり果てた姿をその目に捉えた】

【少女に何があったのかは残念ながら分からない】
【言うべき言葉も見つからない】

……ああ見た、なんて言えばいいのか
ただオレなんかが慰めたところでどうにもなりそうに無いけど

【なんて自分は情けなくて薄情なのだろう、心の中で自分を責めて】
【そぅ―――っとミーナの頭を撫でるように手を伸ばす】
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:21:58.91 ID:1OuJAgDO
>>313
能力者? あーそういうセンもあったわな、まあ違うと聞いたけど。今
世の中不思議な事はいっくらでもあるものだしねえ……なんかそうしてると、角とかアンテナみたいだな

【好奇は、遠慮と「ま、いいや」との閑話休題によって掻き消されて己の話に至る】
【もすこしもそっと親しければ違ったかもしれないが、今は相手の求むる話に専念し】
【し……きれてないけれども】

昔の絵の具はさ、やっぱり落ちにくい割に劣化は激しい訳ね
汚れを取り除こうとすれば絵の具もこそげちゃう訳だ、特に壁画なんかはな
そこでだ、何処の誰ぞが考えたかは知らないけれども『和紙』を使ってはどうかってなったんだと
実際俺様もその方法するけど、ポピュラーだし、それの上から汚れだけ取れるんだよ、本当に
特殊な液剤使おうとするでもなく既存の、あんまし関係なさそうなもの使う気概は凄いよな
もしかしたらやっぱし失敗して絵の具も一緒に水の泡かもしんないのに、さ

【語る話は、知るものにとっては在り来りな話、されどそれを心底感心したように語り】
【のんびり、むかしがたりをするにも似た口調で“同意を求める”】
【驚愕を及ぼすでもなく、同調をただ朗らかに】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:22:22.27 ID:fGr37wAO
>>318

ちなみに言いづらいなら敬語じゃなくてもよいからの?

【ホッホッホと笑いながら】

いや、それがの
記憶のほとんどが覚えてないんじゃよ
覚えているのは名前と年齢と不老ということと、特殊体質ということ、昨日の道に迷ってからの記憶
あとは断片的に、かの
炎の花はみた時に思い出せたんじゃが…
ただの健忘症にして、おかしいのぅ
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:26:23.70 ID:wbaOZ2SO
>>316
(あ…信じちゃったにゃ)
『ピィ…(訳・信じるのかよ…)』
【ネコサバトはぴょんぴょんと跳びはね】
【鳥はジト目でわんこを見ながら】

んにゃ。多分そうにゃ
ついでにわんこが気にする事はないにゃ
私達の身体が復活したら再び怪獣大戦が繰り広げられてしまうだけにゃ
『ピィ…』
【二匹は言う身体が復活したら復活したで再び殺しあいをするだけだと】
【だから気にするなと】

つうかコイツの身体が復活したら間違いなく能力者達に狩られるにゃ
なんせ巨大だからにゃ
『ピィ』
な…なんだとにゃ!!私はどちらかと言うとカワイイ顔にゃ!!不気味で怖い顔とか言うなにゃ!!
『ピィ』
にゃ……確かにお前の羽根は綺麗だがにゃ…
【そう二匹の容姿の話になり】

まあだから気にするなにゃ
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:26:30.55 ID:8t/abLco
>>319
あ"〜寒"い...そろそろこの学ランの自動冷却機能切っておくか...

【少女達が採掘している上空で白い4枚の翼がはえた人が飛んでいる】

【容姿ははっきりとは見えないが、ボサボサの黒髪で学ランを着ているのがわかる】
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:28:18.33 ID:ryGDoK2o
>>322

い、いえ……そのようなことはございませんので。

【その笑みに対し、少女は困ったような微笑みを浮かべた】
【基本的に他人に対しては敬語を使い、名前も様付けで呼ぶ少女なのだ】
【例外が適用されるのも、ほとんどが彼女の姉妹達に限っての話】
【故に彼女は、きっとこれからも目の前の子供に対しては敬語を使い続けるだろう】

────?
それは確かに、可笑しなお話ですわね……。
部分的な記憶喪失、になってしまったのでしょうか?

【そして相手の話を聞き、うぅんと小さく唸る】
【少女の身近にも記憶を無くしてしまった人物がいるのだが、その人物ともまた違った症状であるため】
【どのように対処すればいいのか分からない様子である】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 21:31:26.27 ID:aZq1NpYo
>>303
【容易く避けられた鋼線──そして、迫り来る彼】
【動揺の針は益々大きく左右に振れ、彼が接近してくるまでその身体は強張ったままであった】
【ゆらり──時間の流れが酷く遅く感じられる】
【一フレーム毎に近付いてくるその、凶悪な拳──そして】

 「我、亜……、……──ッッ!」

【ず、どン──ッ!】
【夜空より尚暗い漆黒の拳が、吸い込まれるようにカウェルレの鳩尾に入り込む】
【瞬間、世界の色が暗転する錯覚──のち、胸元の甲殻が水飛沫の散るかの如く粉々に弾け飛んだ】
【異形の身体が、プロペラのように凄まじく縦回転しながら、爆ぜるように吹き飛んでいく】
【ずしゃんっ、ずしゃんっと地面を数回跳ねながら、その身体が女性の後方へと転がっていった】

 「────……、カ……ッ、……──」
 「……──ク……は、……──っ……あ、ァ……動か、ぬ──」

【びしゃあっと、その口から漆黒の血液を嘔吐し、這い蹲った肉体。その手足は拉げていた】
【──然し。しかし、その命は未だ、絶えぬ──? 人外故か、或いはその身体を突き動かす何かがあるのか──】
 
 「──グふ、く、……『蹂躙』と、言ったか……人間──」

【──その、瞬刻】  【──びきり】

【世界が凍る】

【彼らの周囲で建物を灼き、燃え盛っていた蒼炎が】
【ぴたり──まるで時を止めたかのようにその揺らめきを止めて】
【刹那、ぴしりと張り詰めるように凍る夜気──“炎が、凍った”】
【──いや、正しく表記するならば、“『炎』がその形を保ったまま『氷』へと姿を変えた”】
【あれほどまでに猛っていたこの煉獄が、刺々しく、鋭利で冷たい氷の園へと変貌する】

【──此れが、カウェルレの有する異能?】
【『炎を氷に変える力』──酷く安直に言うならばそうなるだろうか】

 ……──『蹂躙』など──……この世に命を受けた時から、……既にッ、──始まっている
 ──……ッ、……幾百、幾千の年月……──穢れた魂にて、こうして立つ事が、何よりの……ッッ

 ──……今から我が貴様にくれてやるのは──……
 『愚弄』でも『蹂躙』でも無く──……ッ、……七十二の『絶望』だ──……ッ!

【びきびきびキ──!】
【突如──絶対零度の瘴気が渦巻いたかと思えば、カウェルレの周囲に二本の『氷柱』が出現】
【長さにして1m強、杭のような太さをしたそれらが──ドンッ、と爆ぜるように彼に向かって高速で飛翔する!】

【狙いは、最早何の躊躇いも無くその『心臓部』──】
【その軌道は、右斜め上から一本、左斜め上から一本、同タイミングにて流星のように降ってくる形だ】
【速度は矢の如くに疾いが、軌道は単純──見極めは然程難しくないだろうか】
【大きくはあるが、極普通の氷柱。もし地面などの硬いものに当たった場合は容易く砕けるだろうが──】
//本当に遅れて申し訳ない、何か熱出てきちゃって……思うように文がかけません。ちょっと次当たりから、〆に掛からせて頂いてよろしいでしょうか
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:32:52.02 ID:mufabv2o
>>324
うーん、退屈だわ。何か面白いものでもない?
「そう言われましても・・・う〜ん」

【悩みながらメイドが周囲を見回して――】

「あ、何か飛んでいますよ?」

【上空の何者かに気付いて声をあげた】
【釣られるようにしてコート女もそちらを視認し―】

えー・・・あれはめんどくさい臭いがするんだけど
「そう・・・ですよねぇ」

【二人揃って苦笑いを浮かべたまま上空を見上げる】
【とりあえず羽が生えていることは両者ともどうでもいいらしい】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:33:13.36 ID:qP71.wAO
>>317
あら。
フラれた癖に懲りもせずに現れる、未練タラタラなノビタ君じゃない。
【ふと視線を向けて、いつも通りの淡々とした口調で挨拶がわりに毒舌を吐いて】

座りたい?
私の横に…?

ノビタ君にしては軽率な願いね。

命は大事にした方が良いわよ。
【左右に積み上げられた魔導書や魔術関連の書物は、まるで他人を初めから座らせる気など無い事を伺わせる】

どうしても、もし死にたいくらいに座りたいのならいらっしゃい。
そのかわり対価として死にたくなる様な苦痛を味わって貰うことになるけれど…
【スラリと伸びる白磁の様な脚の上、太ももあたりを片手で叩きながら空いている席を示しつつ真顔で言い放った】
【因みに魔術書には、魔術師にしか理解出来ない様な上級の魔術式と構図がびっしりと文字と図となって埋められている】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:35:07.75 ID:fGr37wAO
>>325

ホッホッホ、そうかの

【笑い】

むしろ逆じゃな
部分的に記憶があるんじゃ

【困ったのぅ、といって全く困った顔ではない表情で肩すくめる】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:35:19.00 ID:0NUXqKo0

【公園】

【真っ白な短髪に暗い黄色の瞳】
【そしてその髪に負けないほどの白さ――純白のローブに身を包み、首からは十字架の形をしたネックレスをさげた青年】
【彼が公園のベンチに腰掛けながら雑誌を読んでいる】
【白い服を纏ったその様は公園の灯りに照らされて淡く光を反射している】

やっぱ最近の服はオシャレだな〜。俺も新しい服買うかな

【雑誌をめくりながらつぶやく】
【内容から察するに、その雑誌はファッション雑誌なのだろう】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 21:37:09.80 ID:/NxHrj60
>>321

(…………チッ、余程一般的なイメィジなのか?)

【アンテナ、という言葉に、震度2とも言えぬ微細な身体の揺れを起こす―――いやはや、『その通り』だ】
【会話は自然な流れで死と再生を迎え、メタな事を言えば、まだ本スレで活躍していない設定故に、何を操るのかは伏せておくが…閑話休題】

壁画…ああ、古い「教会」の教会には描かれている事はあるが、ついぞ修復風景を見たことはないな。
其処に櫻の国の紙? …ふぅん、確かに結び付かん。
その方式のオリジネイターは好いセンスだと同時に、冒険的だなぁ。

【和紙の肌理の細やかさと、汚れ取り―――其れだけなら、点と線を繋ぎ、一つの画を作り得る】
【然し、其処に「西洋画」という要素を一つ組み込むだけで、発想も実行も妨げられてしまうであろう】

【何となく、櫻の出身であり暫く逢わなかった友人である“誰か”の顔を思い出しつつ―――頷きながら、おおむね同意を顕す声を】
【高圧的な口調の端々で漏れる息も、何処となく感心した印象で、新たな知識に眼を丸くする学生にも見える】
【―――其れが、男の言う“同調”の範疇かは、知れずとも】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:37:52.23 ID:daY72gAo
>>320



えへへ・・・どうしてこうなった、みたいな視線してますね
女の子には、色々とあるんですよっ!

【軽蔑などがされないことにひとまず安心して小さく安堵の息を吐き】
【搾り出したような笑いでなんとか笑顔を取り繕う】
【それはまるで龍でも人間でもなくなった自分への嘲笑も混じっているかもしれない】
【笑えない冗談をぽつりとつぶやいた】

いえいえ、心配してくれたことだけでも十分過ぎます
・・・ありがとうございます

【いつものように撫でられる時に目を瞑ると】
【瞼に押し出された雫が足元に落ちる】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:38:31.71 ID:8t/abLco
>>327
寒い...こんな時は、空飛ばない方がいいな...下に降りるか...

【翼がはえた人はゆっくり旋回しながら降りてくる】

(...ん?採掘でもしてるのか?)
【ようやく何かを採掘してるのに気付く】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:40:12.47 ID:ryGDoK2o
>>329

は、はい。。

【こくこく、と】
【まるで祖父にやんわりとしかられている子供のような表情で頷いた後】

困りましたわね──
もしかしたら、昔の記憶と関係のある出来事に遭遇すれば、記憶が戻ってくるのではないでしょうか?
先ほどの……炎のお花を見た時もそうでしたし。。

【相手が初対面だというのにも関わらず、真剣に子供(?)の問題を解決しようとする少女】
【どうやら彼女は相当なお人よしなのかもしれない】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:43:11.67 ID:mufabv2o
>>333
【誰かが降下してくるところまで二人で眺め―】

「あ、降りてきましたよ」
うーん…仕方ない、行くか

【いやいやオーラをダダ漏れにしながらコート女が誰かの降下先に歩いて向かう】

はーいそこ、ここは関係者以外立ち入り禁止よ?

【凄い事務的発言をしながら】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:43:38.45 ID:8lqG/c.o
>>330
何見てるですかっ!?エロホンふぇすか!?
【彼の座っているベンチの背後から】
【元気で可愛らしい女の子の声が】

やっぱり、そーゆー時期ですかぁ?
【ちょこんと、成年の背後に居るその少女は】
【そこには120cmぐらいの赤色ふんわりショートの髪】
【赤色の瞳にピンクのワンピースを着て】
【背中にかわいいピンクのリュックサックをちょこんと背負った】
【何か凄く勘違いしている女の子であった】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:47:43.12 ID:4QkKr460
>>323

……、そう、ですか……?

【ネコサバトの言葉に、おずおずと云った様子で返答し、しゅんと項垂れる】
【身体が復活しても、血を流すだけだと言われても―――矢張り、気になる様で】

【だからせめて、彼女達の力になりたいと考えて】
【顔を上げながら、満面の笑顔で、こう言う】

……じゃあ

ネコサバトさんや、鳥さんに、もし困った事があったら
いつでもわたしを、呼んで欲しいのですよ!

【何時でも、自分を呼んで欲しい。何時でも、貴女達の力になりたいと、言った】
【子供が思い付きそうな、幼い考えだ―――其れでも、何処までも真っ直ぐな思いだった】

……っと、もうこんな時間です!

【「あの人に怒られちゃうですよ!」と慌てた様子で言い】
【片腕を挙げて、ぶんぶんと横に振りながら】

じゃあ、ばいばいですよー、おふたりともー!

【少女は、其の場を、去ろうとするだろう―――】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:49:19.09 ID:1OuJAgDO
>>331
ま、そこまで上って修復するのも割と大変なんだけど
それともう既に絵の具が剥がれてる箇所があれば、その時代の絵の具をその色になるように自分で混合したり
旧ければ旧いほど粗悪な絵の具の場合が多いから、まあ売ってもないし……

【得意げでもなく淡々と語るのは、己の編み出した技術ではないから】
【つまり】

芸術だけはさ、簡単に忘れ去られちゃいけない
誰かが意図して書き残したものである限り、意図して残し続けてやるのが正当だと思うワケ
芸術とか作品は、歴史とは違って偶然パッと現れたものじゃない。そこには意志があるし
信仰とは違って、誰かに伝えたりする訳でもなく比較的独りよがりなものなのさ
……ああ、教会批判じゃなくてね。物質としての在り方だよ

【強いて格好を付けるならば、芸術を癒すものもまた芸術】
【独りよがりなものを、残し続けてるに過ぎないからの口調】

……どう?面白い話っては言い難いけど
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:50:34.65 ID:oLDcPUQo
>>328
その話はまだ明かされるべきではない伏線のようにしばらく放っておいてくれ
…まあ、たまに話をするくらいはいいだろ?
【と、言いながらリボルバーに弾を込め直して、セットし直す】
【メンテを終えた銃をホルスターに戻すとフェルトハットのずれを直しながら再び残った方の目で月音を見て】

つい一昨日命は大事にする的な事を久しぶりにあった友人に言ったばかりだし
言われなくても命は大事に…

【と、まで言った所で彼は息を飲む】
【思わず心臓が早鐘を打つほどに美しい足に一瞬目を奪われる…どこかでも述べられた事ではあるが彼は曾孫以上の美脚好きである】
【自分の表情が一瞬固まっていた事に気がつき、顔だけ冷静なまま手のひらを向けて『待て』の合図を送りながら次の言葉を紡ぐ】

…いや…少し考えようか…もしかすると痛みを伴ってでも得る価値がある栄光かもしれない…
不思議と冒険心がうずくんだよな、なんだかワクワクする

【…言っている事は冷静ではなかったが】
【そして、彼はかなり専門的な知識の乗る難度の高い魔術書をジッと見て】

…『魔術協会』でオレが借りてきた本とは天と地ほどの差がある難しそうな本だね…
オレも魔術には興味あるんだけどここまで難しい領域にはなかなか踏み込めなさそうだ…
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:51:28.29 ID:0NUXqKo0
>>336
やっぱジーパンかっこいいよな〜。大人の男って感じだし……っ!?
【背後からの声にとっさに身をこわばらせると急いで雑誌を閉じ、自分の懐の中に隠そうとする】
【一切やましい本ではないのだが、悲しい男の性――エロ本と言う単語に反応してしまったのだろう】

な、なんだ急に…
【青年は先ほどの驚きのためか、心臓の鼓動を通常よりも大きく響かせながら後ろを振り向く】
そーゆー時期って…別にお兄さんはそんなやましい本を読んでたわけじゃなありません!
てか、そんな言葉どこでならったんだ〜?
【女の子を見てほっと胸をなでおろす】
【と、懐から雑誌を出してやましい本ではないことをアピールしながら尋ねた】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:52:42.50 ID:8t/abLco
>>335
ブルブル...関係者...以外立ち入り...禁止でも...凍えそうな人を...助けようと..思わないかい...

【ブルブル震えながら言う】
【この寒さの中で学ランで特に防寒具も着てないこいつが悪いのだが】

【こいつの容姿はボサボサの黒髪に黒眼、ボタン全開の学ランの青年である】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:54:17.74 ID:r3fxE3wo
>>332

強がる必要は無いぞ……?
今まで自分を自分たらしめていた物が変わっちまったんだ、相応の恐怖を味わっているだろうに
それを無理して取り繕って、バカだなあ本当……

【何故だか少年の表情は当の本人でも無いのに悲しそうに】
【頭に触れた掌を優しく左右に撫でてゆっくりと離す】

礼なんか言うなよ、オレは何も出来てないんだから
………その、だな

【その落ちた滴を見て暫く黙っていたが篭もり気味に口を開き】

何があってそうなったんだ?
あ、言いたくなければ言わないで良い、余り思い出したくも無いだろうし

【背中を指差して尋ねる】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 21:54:43.40 ID:fGr37wAO
>>334

そうじゃの
それが一番近そうなじゃの

【うなずき】

まったく、年寄りには少々つらいわい
まぁ、新鮮といえば新鮮じゃがの

【苦笑する】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 21:55:38.75 ID:8lqG/c.o
>>340
おにーたんはそーゆーの見るって 
恭平おにーたんが言ってましたよっ!
【偉そうに高笑いをしながら小刻みに頷く】
【幼女ならでは純粋さ、とでも言おうか】

でもぉ〜、そーゆーのって
袋とじがあるのですよっ!
【そういいながら、ふらふらベンチをよじ登る】
【青年の左に行きたいのであろう】
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:00:02.39 ID:mufabv2o
>>341
…こんな山中を飛んでて凍えるとかなんなの?馬鹿なの?
しかも服のボタンを閉めずに寒い?あなた文明人?

【とりあえず正論全開で罵倒を連発するコート少女】

とりあえずここに来た理由でも訊かせてもらおうかしら?
まさか空が飛べて迷ったとは言わせないわよ?
・・・三春、カイロもう一個お願い。投げていいから
「あ、はい、わかりました」

【後ろのメイドに使い捨てカイロを催促すると、自分の持っていたカイロを青年の手元に投げ渡す】
【流石に凍えているのを見かねたらしい…表情からは怒りと面倒臭さが滲み出ているが】
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:00:17.72 ID:ryGDoK2o
>>343

問題点といえば、どのような出来事が貴方の記憶と関係があるのかが分からない、ということですが──
それはもう、仕方がありませんわね……
手当たり次第に様々な事を体験していくしかなさそうですわ。。

【そっと頬に右手を添え。はふぅと小さくため息をつく】
【100年分もの記憶──それら全てを思いだすとするならば、一体どれほどの時間がいるのだろう】
【ぞわりと感じた寒さは、きっと秋風のせいだけではない】

ふふ……前向きなのですね。
ところで、お名前を伺ってもよろしいでしょうか?
私はエルネスティーネと申しますわ。
よろしければ、エル、と
そうお呼びくださいませ

【だが、苦笑する相手を見て思わず彼女も苦笑いし】
【そのまま相手の名前を尋ねた】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:05:53.99 ID:0NUXqKo0
>>344
(恭平おにーたん……許すまじ!小さな女の子に何教えてんだ。)
【胸の中でまだ見ぬ恭平おにーたんへの制裁を誓う】
ほらその……確かに大人の男の人はそう言ったものを見るかもしれないけど、いつも見てるわけじゃないんだ。
そういうのはプライベートな時にプライベートな場でみるものだからな。
【女の子に分かりやすいように、けれど重要なところは伏せながら説明し】
【その顔は恥ずかしさのためにほんのりと赤らんでいる】

袋とじって…。それも恭平おにーたんに聞いたのか?
【『でも残念ながらこの雑誌にそんなものは…』と続けながら雑誌の一番前のページをひらこうとし】
ほら、ないだ…
【ベンチをよじ登る少女に席を譲るように少し右へよりながら一番前のページを開いて見せつける】
【が、そこには予想とは違って大きな?の描かれた真っ黒の袋とじがあった】
……いや、これやましくないからな。そういう本じゃないから。
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:07:25.28 ID:wbaOZ2SO
>>337
寧ろわんこが困った事があったら私を頼るにゃ
【無い胸をはり】

……んにゃ?わんこはベリルハウスに住んでるんじゃないのかにゃ?
【首をかしげ】

バイバイだにゃー
『ピィ』
【ネコサバトは元気よく手をふり見送った】

/二日間連続ありがとうございます
/乙でしたー
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 22:07:49.78 ID:/NxHrj60
>>338

…昔の絵の具には、人間の乾燥死体を砕いて造った茶色もあると聞く。
そんなモノとなれば、普通なら再現は出来ない。或いは、更に遡ればどうやって色を出せばいいか分かり難くもなろう。

【相手の言葉に“色”を添える様に、自分の知っている事実を何となく出してみる】
【相槌を只打つだけの会話は、好きではない。かといって言葉の耳へのさわりはあまり良く無いので、結果として周囲に煙たがれがち】
【そういう観点では、淡々とした話なのは有り難いかも分からない】

限り無く下世話な言い方をすれば、創作とは一種の自慰行為だと誰かが言っていた気がする。
ただ、其れで見ている人間は満足するし、見たくて見るモノだから、別に良いじゃないか、とも…―――嗚呼、概ね同意だよ。
それと、周囲に理解されるかはともかく、確かに“理由”が有るのも、私としては好いコトに見える。

理由なしに行われて完全に正しいと言えるのは、切羽詰まって崖から落ちる様な状態の時の必死の『生物的な』抵抗、あとそれと。
神の意志に基づく、絶対的な救い。その位だと想うからね。

【「まあ、敢えてお前を批判するなら、私は歴史にも意志が有ると想うがな」と小さく付け足して、微笑】
【恥ずかしげも迷いも無く、ともすれば冷徹で恐ろしい――然し、腹の底が満たされる想いも混ざった声で、言葉を組み上げた】
【イマイチ趣旨の見いだせない唐突な反論には、相手の出方を探る意味もあるが―――もし、大きな動きをされなければ】

おい、お前の名前は?

【最早女性らしさなど粉々に砕け散った、相変わらずの口調で、突拍子もなく尋ねる】
【アホ毛が、お辞儀するように倒れたのを、忌々しげに指で立て直した】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:09:55.10 ID:8t/abLco
>>345
【カイロを渡され温まる】
俺は学ランのボタンは閉めない派なんだ。中の人だって上着のボタンは閉めないぞ

【軽くメタ発言】

ここを飛んでいたのは仕事の帰り道。
列車でも何でも他に帰れる方法はあったんだが、金を使いたくないから飛んだんだが、上空が予想以上に寒くて今に至る。

【適当な調子で言う】
【少女の怒りと面倒臭そうな表情気にしない】

【翼は光の粒になって風に流され消える】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:11:37.40 ID:8lqG/c.o
>>347
にゃるほど!自分のお部屋さんですかっ!
いつも見てると思ったです・・・恭平おにーたん、いつも持ち歩いているからっ
【何故かこういうときだけ、物にさんを付ける】
【幼女にありがちなことをしてみたり】

袋とじは、自分で買ったのですぅうう!
【元気よく応答するがその勢いでバランスを崩し】
【顔面から落下する、さらにワンピースが顔にかかり】
【いちごぱんつ全・開】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:11:57.37 ID:fGr37wAO
>>346

一応、手がかりはあるがの

【ホッホッホと笑い】

ナナイという
ナナジィとでもよんでくれい
エルお嬢ちゃん

【子供、いや、老人は苦笑したままいう
そこに不安などはみえない】

353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:12:16.99 ID:AYhO2IDO
【森林】

…暗殺しようにも暗[ピーーー]るチャンスが無い
情報を手に入れようにも元々人嫌いだから自分から会話を切り出せない…
…詰んでる、な…これ…
【高い高い一本杉のてっぺん、月をバックに立つ人影が一人呟いている】
【その人影は背中から翼の様に四つの突起が生えていて、影だけ見ればただの人間には見えない】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:14:56.06 ID:qP71.wAO
>>339
わかったわ。
私の中で完結させておくわね。
可哀想で哀れなストーカーのノビタ君の無駄な努力は、一生報われる事はありませんでした。
【涼風を思わせる澄み切った声を、暴言に使いながら語りかけ】

痛みを伴う?
何を生温い事をほざいているのかしら。
伴うのは“死”そのものよ。

少しの間、これ以上ない屈辱と恥辱に耐えれば…
しぶといノビタ君を確実に抹殺できるのだから対等な等価交換よね。
どうぞ、構わないわよ。
【足を閉じてスカートを叩きながら、誘惑するように両手を広げる】
【その瞳は今まさに獲物を狩ろうとする猛獣の如く凶暴性を秘めていた】

魔術協会?
聞かない名前ね。
頭が弱…いえ、あまり直接的に言ってしまうと可哀想ね。

訂正。

犬並の頭脳を持ち合わせているノビタ君にはあまり向いていないと思うわ。
【魔術協会という言葉に珍しく興味を示して其方に顔を向ける】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:17:01.06 ID:ryGDoK2o
>>352

ナナイ様──いえ、ナナジィ様ですね
ふふ、よろしくお願いいたしますわ

【そう言って少女──エルは小さく笑い】

ところで、先ほど手がかりがあるとおっしゃっておりましたが──
どのような手がかりなのですか?

【再びぱちぱちと瞬きをし、ナナイに問いかけた】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:18:30.44 ID:mufabv2o
>>350
・・・それっておかしくないかしら

【好みと命なんて比べるまでもあるまい、と一蹴する少女】
【まぁこの少女がそこまでこだわるものを持たない、というのもあるのだが】

仕事?仕事ねぇ・・・

【復唱するとジトっと胡散臭そうな目で青年を見据える】
【山中を通るということはこいつも山中で何かしていたんだろうか、とか思考を巡らせているようだ】

「ええと、それで、ここは関係者以外立ち入り禁止なんですが…」

【結局歩いてカイロを持ってきたメイドが、
青年が落ち着いたところを見計らって、改めて当初の警告をする】
【童顔気味なせいで迫力はイマイチだが、表情自体は真剣そのものだ】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:20:58.20 ID:fGr37wAO
>>355

うむ、実はの

【ローブをぬぐ
ローブの下には神父服があり、かなり着続けたとわかるぐらい、着崩れている】

神父服をきたからの
教会にでもいってみるつもりじゃ
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:22:18.13 ID:0NUXqKo0
>>351
ああ、うん。自分の部屋とか……うん。自分の部屋だ。
【もうどうでもいいやという表情を浮かべながら答えて】
…悪いことは言わないからもうその恭平おにーたんに関わるのはやめな。
その人多分世間一般から言って駄目な人だから。
【まだ見ぬ恭平おにーたんのイメージは最悪となった】
【とりあえずこの女の子の将来だけは守ろうと、目を見つめて少しきつめに言ってみる】

おいおいおい!お小遣い何に使っちゃってんの?もっと欲しいものあっただろ?お菓子とかぬいぐるみとか……
(この子の未来が心配だ…)
【予想だにしなかった女の子の答えに耳を疑い】
【結構真剣に将来を危惧する】

大丈夫か!?痛くないか?……ああもう、かわいい顔が台無しになっちゃうぞ。
【子供は好きだが恋愛対象にはならない。そんな健全な思考回路をもつこの青年にとって】
【女の子のぱんつなど唯の衣類どうぜんである。】
【あわてながらもとりあえず女の子を起き上がらせようとする】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:22:33.38 ID:daY72gAo
>>342

大丈夫ですよ、ハンカチも借りましたし
こうなったのは昨日今日の話ではありませんしね!
もう結構慣れてきました!

【親大好きな彼女にとって、もらった身体は何よりも大事で】
【言葉こそ強気なものの、声はかすかに震えていた】
【これ以上心配かけまいとしているのが見て取れる】

わかりました・・・もうここまで見せてしまいましたからお話します
一度しか言いませんよ?
あと、まだ原因は分かってませんから正確では無いと思います

【確認を促すように視線をそちらの瞳に向ける】
【いつもまっすぐな彼女の視線には、まだ微かな躊躇いが感じ取れるが・・・】

/遅れてごめんなさい!
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:26:36.37 ID:ryGDoK2o
>>357

わぁ……神父様だったのですか

【まさかローブの下に神父服を着ているとは思っていなかったのか】
【両手を口元に当てて驚き顔】
【しかし驚いていながらも、相手が神父かもしれないということからだろう】
【ナナイに対する尊敬の念が見え隠れしている】

教会でしたら、矢張りまず街へ行かなければいけませんわね。
もうだいぶ風も冷たくなってまいりましたし──
折角ですから、一緒に街までまいりませんか?
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:27:27.01 ID:8t/abLco
>>356
【カイロで暖まりながらメイドの警告を聞く】

機関員さん達は忙しいね、こんな寒い中採掘仕事頑張るなんて

【どうやら少女達が機関員と知っているようだ】
【それに全く警戒してない】

機関員の知り合いが居る...流石にそれじゃ関係者じゃないな

【頭をかきながら言う】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:28:15.50 ID:8lqG/c.o
>>358
大丈夫だよっ!
【よいしょっと上体を起こし】

おにーたん有難う!!
大きくなったらおにーたんのお嫁さんかっこかりになる!!
【正座から足をずらし座る――女の子すわり】
【精一杯の可愛さで礼を言う。その顔には土か少しついていた】

パンツ見た?おにーたん?
【少し目を尖らせて、尋ねる】
【それこそ少女がやったら相当可愛らしいもので】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:29:21.83 ID:oLDcPUQo
>>354
勝手に完結させるなよ!
ただでさえ最近の少年ジャンプの新連載漫画が次々打ち切られてるのに!
【20間近になっても読んでるらしい】

【す、と右手を上げてしれっとした様子で】

はいやっぱり生きてパティシエになる夢をかなえたいです
堅実な人生が一番ですよねー

【はあ、とため息をつきながら犬の人生を少し具体的に考えながら】

犬の人生はちょっとの散歩と明日の不味い飯という手間さえ目をつぶれば
働かなくてさぞかし楽だろうけど人間のオレの脳が犬並みとか言われてもメリットが何もないな!

…というか、オレは流石に犬並みではない…多分、半年以上魔術の勉強してみたが
物も浮かせられないくらい凡人には…よくあることだよね、多分…
【…全力で月音から目を逸らしながらすごい悔しそうな顔で呟き、そしてふと思い出す】

…犬かあ、そういえばその『魔術協会』の大物魔術師で犬好きの行方不明者が出てるんだが何か知ってる?
もし知らないなら…大山 無玖って名前を聞いたら教えてほしい…

【そこで、眉をぴくりとうごかし何かに気がついたように】

…というか、月音ちゃん『魔術協会』は知らないのか…まあオレも最近知ったしな
大まかな説明はいる?
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:30:10.75 ID:r3fxE3wo
>>359

慣れる物でも、まして耐えるものでも無いだろうに
そういう時は誰かを頼っても良い……いや誰かを頼るべきだぜ?

【自分を頼れと言わないのは自信の無さの表れか……】

ん、わーったよ
ゆっくりで良いから、話せる範囲で良いから、落ち着いて、な?

【その瞳に合わせてコクリと頷き】
【どこか諭すような口調でミーナの目を見据える】

/全然気にしなくて良いのですよ
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:30:23.42 ID:4QkKr460
>>348

ちょっと、ベリルさんのおうちの前に、寄るところがあるのですよー!

【手を振りながら元気良く答え、其のまま別れの言葉と共に走り去る】
【彼女と大分離れてから、嬉しそうに、緩んだ笑みを浮かべた】

……、えへへー

【「頼る、ですか…」と、先程の彼女の】

ともだちさんを、守るために
いっしょにがんばりましょうですよ、おねーちゃん

【頭の中で、姉とも言える冪主人格が、肯定の言葉を返した時】

……、あれ

【ぐらり、と。幼い少女の身体が、傾いた】
【其のまま、ぽてっと地面を転がって。何故か、息苦しい。酷く呼吸が乱れる】

(……このすがたで居るの、大分、苦しくなって、きちゃったですよ)
(……これは……おねーちゃんが、「変わった」から、でしょーか?)

【遠い過去を思い出しながら、そんな事を考える】
【まるで―――自分自身へと、語り掛ける様に】

(……、……恐らく、「わたし」の方は)

【「其れ」を考え、少しだけ怯えた】

――――大丈夫


まだ、もう少しだけ、時間は有る

【確かめる様に、青い顔で呟くと、起き上がる】
【頭の中に響く、姉の此方の身を案じる言葉に、大丈夫、心配しないでと思考で返答して】
【再び――静かに、音も無く走り出した】

/お疲れ様でした!有難う御座いましたー!
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 22:30:41.70 ID:xxmwscSO
>>326
【直撃。拳には確かな手応えが残っている、吹き飛ばされた相手の状態は、決して良好とは言い難く】
【会心の一撃だった、先と同じくそう呼んで良い――だが、未だ終わらない】
【眼前の異形、伊達ではない=\―――】

(――――二度だ。二度、マトモに全力≠浴びせて……)
(防御する様子は無かった。にも関わらず、耐えるか――。見上げた生命力だよ)

(にしても……酷く、熱い。思ったより消耗が激しいね、早く決着を付けなきゃ、こっちが――――!?)

【素直に感嘆しつつも内心で舌を打って、自身の状態を検分する――出血。右腕の強化変成に用いた血量は莫迦にならず、楽観は不能――】
【過剰代謝に因る体温上昇、加えて焔の熱気。発汗と出血がじりじりと水分を枯渇させ、比例して運動パフォーマンスが落ちてゆく】
【兵器として特化する。言い換えれば、人間から遠ざかる。正常な生命活動を送る、其が為の機構の脆弱化】
【――過剰消耗に因る、全力稼働時間の制限。それが彼に与えられた、何よりの枷】
【サイド・アーム≠要するのも、出し渋り、期を計らっていたのも、偏にそれ故】

【荒い息を吐いて、振り切った拳を引き戻す】

  【顔を上げた次の瞬間に、其れは訪れた】  【――――冷気=B先の熱は、残滓すら消え失せて】

  【或いは地獄の最下層、背信者を裁きし絶対零度の氷河が如く――――焔が凍る、いや、換わってゆく――――!】


な――――……、ッが、は……ぁ!!


【蒼氷の流れ星、勢いは恰も砲弾か。青年は初めて仮面≠かなぐり捨て、両腕を上げ――――】
【右の鎧甲は堅牢故、杭を通す事は無い。だが、左側は】

【ざしゅ、っ】

【凄まじい重量を孕んだ杭に、肉が抉れる音。初めに受けた左腕が、次に防御が弾かれ左胸が】

【ッ――――ギぃ!】

【硝子を引っ掻くような耳に障る音色、強靭な骨組織と氷柱とが拮抗して逸れ、左脇腹の傷を一段深く裂いて過ぎる――――】
【即死には至らない。だが、出血は甚大。ふらり、青年は傾ぐ】
【身体はくの字に折れ曲がり、放っては置けない深手を抱え込むように片膝を着いて】

//了解致しました、済みません……。
//あんまり体調が悪いようでしたら、此処で即切って頂いても大丈夫なのですぜ。重ねて申し訳無い
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:34:46.70 ID:mufabv2o
>>361
仕事だからねー、終わったらスキー場にでも行こうかしら

【あっさり脱線するあたりに、コート女のやる気の無さが見え隠れしている…】

「機関員の知り合い…ですか?」
そうね…それなら機関員とあなたの名前を教えなさいな
そうすればその機関員の名前でもって協力者として許可できるから
「私も翠様の付き添いという立場でここにお邪魔していますしね」

【右手を顎に当て、古典的な考える仕草をしてそのような提案をするコート少女】
【発言から察するに、メイドは正式な意味では機関員ではないようだ】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:34:53.96 ID:0NUXqKo0
>>362
ならよかった。
【安心したようにほっと胸をなでおろし】

ありがとう。でもきっとキミならもっとかっこいい人がもらってくれるからおにーさんは残念だけど遠慮するよ。
(やっぱ子供は純粋でかわいいな〜。(仮)ってのが少し気になるけど)
【元々が子供好きのため、お嫁さんになると言われれば素直にうれしいのだが】
【(仮)が付いているので素直に喜べず、微妙な表情を浮かべながら】
【顔に付いた泥を見つけると懐からハンカチを出して拭きとろうとする】

ん?ああ、見たよ。かわいいパンツだったな。
【少女の可愛さに思わず表情が緩む】
【パンツをみて可愛いというのは少しばかりデリカシーがかけるのだが、小さな子供への言葉のため言った本人は気にしていないようだ】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:37:20.96 ID:fGr37wAO
>>360

ワシが神父とか似合わないじゃろ
それに記憶じゃないから、本当に神父かもわからんしのぅ

【尊敬の目でみられたことに苦笑しながら】

そうじゃの
では、街までの案内、お願いしようかの
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:40:51.41 ID:qVb1fcUo
【郊外──廃墟】

至高の皇帝はいつも民衆を見てる。何にも縛られずに生きたくて。けれど誰も助けてはくれない。
子供はいつも輪を見てる。その中に入りたくて。けれど誰も誘いには来てくれない。
羨ましいといつも見てる。独りはどうしても寂しくて。けれど自分からはそこに行けない。

ここは籠の中だから。

【瓦礫の上に一人の青年が座っている】
【白衣を羽織った、子供にも大人にも見える黒髪の青年】
【傍らには納刀状態の大きな刀が置いてある】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:41:25.75 ID:8lqG/c.o
>>368
そうですかぁ〜っ
でも私はおにーさんとおんにゃのこが大好きですぅ〜!
【ぶんぶん両手を回し、嬉しそうに泥をふき取ってもらう】
【本当に青年のことが好きなのだろう】
【ただ好意を持ってくれて嬉しいのかは分からないが】

やったぁぁぁぁ!可愛いだって!きゃー!
【両手を上に嬉しそうに上げ、万歳】
【その顔には満面の笑みが広がった】

おにーたんのパンツも見せてっ!
それか私のパンツ貰って!
【いろいろと危険な発言だが、少女の顔は】
【昼間和んでいる猫のような、気のゆるむ表情をしていた】
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:42:40.98 ID:8t/abLco
>>367
確か、ゼノアっていう人と知り合いなんだ。No.は忘れたけど、機関員の腕章をつけてたぜ

【思い出すように言う】

まぁ、俺自身は仕事柄あんたら機関の仲間になるかもしれないし、敵になるかもしれない人間だからな
機関員の知り合いと言うだけで信用はしない方がいいかもよ

【本音はこんな寒い中で採掘の手伝いなんかしたくない】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:43:39.07 ID:ryGDoK2o
>>369

そんなことございませんわ?
きっと長い事生きていた分、様々なことをご存知でしたでしょうし──
ふふ、兎も角確かめてみないことにはわかりませんわ

【きらきらと目を輝かせ、エルはそう言って微笑んだ】
【自分よりも長く生きている相手に対する敬意、というのもそこにはあったのだろう】
【そして、街までの案内を頼まれると嬉しそうにこくりと頷き】

はいっ
足元にお気をつけてくださいね。
この場所はもう使われなくなってしまったところですから、道の状態が悪いのです

【なんて注意を相手にしながら、とことこと歩きだす】
【そのまま何事もなければ、十数分後には街の入り口に彼らはたどり着くことだろう】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:44:49.45 ID:daY72gAo
それが不思議と、ね?

あ、でも誰にも頼っていないわけではないですよ!
線の細い、いかにも科学者な服を着た女性の生物学者さんに診察・治療を依頼しました!
今はまだ準備中ですが・・・

【あはは、とから笑いでごまかす】
【とりあえず誰かを頼ったのくだりは嘘ではなさそうだ】

では・・・
いきなり話が飛ぶのですが、夏の終わりにですね、異常な障気が発生していた時があるのです
それで、それに誘われるまま近くに行ったら瘴気に当てられたのでしょうか、
私は、意識を手放したんです

・・・・えと意識がはっきりしてたのはここまでであとはおぼろげですよ?

【話を一旦区切り、一応再度確認しておく】
【自信が無いのだろう】

/続けて申し訳ないのですが、お風呂に入ってきます
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:51:21.40 ID:fGr37wAO
>>373

そうかのぅ

【苦笑しながら】

大丈夫じゃ
身体能力には自信があっての

【そのままついていき
何事もなくたどりつく】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:52:21.77 ID:0NUXqKo0
>>371
うん。キミみたいな小さな子は大きくなるのなんか一瞬だから、すぐに綺麗で可愛くなるよ。
で、きっと他のもっとかっこいい人を好きになるんだ。
(おにーさんと……おんにゃのこ?…いや、何も聞かなかったことにしておこう)
【おんにゃのこという言葉を使っていることに少しひっかかったがすぐに恭平おにーたんとやらのせいだろうと考え】
【泥を拭きとったハンカチを懐に戻しながら、元気そうな少女を見て思わず笑みが漏れる】

うん。かわいいかわいい。
【喜ぶ少女の頭の上に掌をのせて、ポンポンと軽くなでるようにしようと手を伸ばす】
【どうやらこの青年。小さな子が本当に好きなようだ】


【少女の発言に一瞬ぴたりと動きを止め】
…どっちも駄目!パンツあげちゃったらノーパンになっちゃうし、パンツ貰っても別にうれしくない。
【少し強く言おうとしたが少女の顔を見るとあまり強く言えず、優しい口調で言った】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:53:17.39 ID:mufabv2o
>>372
「ふむふむ…はい、記録しました」

【どこからともなくメモ帳とペンを取り出したメイドが、青年の発言を記録する】

今の機関に信用なんて真っ直ぐな言葉は元より合わないと思うけどねぇ
とりあえず今敵でないなら私としては問題は無いのよ

【どことなく悟った様子で淡々と言い連ねて―】

「あ、この人の名前を記録していません」
…そうね、忘れてたわね。じゃあ名前を教えてもらいましょうか?
『人に名を聞くときは〜』なんて反論を先回りして潰しておくけど、私は蛍川翠よ
「わたしは、月長三春と言います。どうぞよろしく」

【全力で自己紹介を催促した】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:56:33.83 ID:1OuJAgDO
>>349

さすがにそこまで価値の高そうな絵画を扱った事は無いが、その時ゃ必死に手を尽くすだろうな
道を超えても再現しようとするか、限りなく近いものを探すか……
どちらも現実的には選択し難いけど、ま、面白そうではあるね

【一つ頷いて律儀に、それもまた一興として話題に組み込む】
【顎に手を当て、細い目は思案に歪むが、やはり細さに変わりはない】
【見た目に反してずうっと真面目で、見た目通りにアナーキズムを好むのか】

例えば絵に限れば、叫び訴えはしても理解したかと聞き返すことは無いんだね
……生物的な抵抗と絶対的な救いか。なんか、今までの話から推測しても『らしい』と思っちゃったね
あとさ、いつかどこか、なにかのだれかのタメに主に未来の俺様のタメに、
「一切の損得の勘定を含まない、突発的な疾走」も加えて正しいくして欲しいけど。ダメ?

【「だよね」、と舌を出して失態をごまかすように返す】
【本気を孕んだ冗談を返しながらも、相手の問いに目を瞬かせる】

名前ェ?

【ぱちりと。不思議そうに問い返して、しばし思案すると】
【地面に、足で斜めに線を描く】

――これ。『/』、スラッシュって呼んでちょうだい


/ちょびかし飯いってきまー
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:57:00.43 ID:ryGDoK2o
>>375

【──十数分後・街の入り口にて】

あぅう……あまり教会へは行かないこともあって、私場所をよく知らないのです。。
どうなさります?
他の方にお聞きしましょうか──?

【どうやら少女は熱心な信仰者、というわけではないらしく】
【困った表情でちょこんと首を傾げた】
【時刻は夜。それも遅い時間帯なだけあって人通りは少ない】
【それでも時折近くを通り過ぎる人を目で追ったりしていたが】
【やがてナナイの方へ視線を戻してそう尋ねる】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:58:07.45 ID:8t/abLco
>>377
俺はアタックっていう少人数組織の構成員の神導 劉鶚(しんどう りゅうがく)だ。

【一応、自己紹介】
翠と三春か・・ヨロシク。

【二人の顔を見ながらいう】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 22:59:49.39 ID:fGr37wAO
>>379

今日はとりあえず宿をとって眠ることにするわい

【肩をすくめ】

ここまでありがたい、エルお嬢ちゃん

【頭をさげる】
382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 23:00:18.68 ID:qP71.wAO
>>363

打ち切りなんてノビタ君にピッタリな言葉だわ。

『ノビタ君の“無駄”な戦いはまだまだ続く。
先生の次回作にご期待ください。
ただし次回作は作者が急死した為、永遠に描かれる事はない』みたいなオチ。

因みに私はマガジン派よ。
【明確なイメージを頭に思い浮かべて】
【抑揚の無い口調と無表情でどうでも良い情報を明かして】

野良犬顔のノビタ君にしては良い人生じゃない。
素敵だわ。

それは私の持論から言えば
物を何の細工も無く縦横無尽に、自由自在にどこまでも際限なく操れるのは魔法使いか超能力者の類くらいのものよ。
魔術師は様々な条件が揃って初めて
限られた事を限られた分出来る者と私は定義するわ。

まぁ、ノビタ君の才能はそんな事を差し引いても低いでしょうけど…
【いつになく真摯な口振りと真剣な表情で説明する】
【そこからわかる事は、魔術に対してだけはかなりの興味を持っている事と――何だか魔術の話しをする表情は柔らかくどこか楽しげだと言う事だ】

知らない、興味ない、関係ないわ…
でも一応脳の片隅には置いててあげる…

良いわよ。
魔術協会についてだけ発言を許可しましょう。
【やはり興味があるらしく、魔術書を閉じてノビタの方をジッと見つめて耳を傾けた】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:00:22.02 ID:8lqG/c.o
>>376
華麗で大きくなりますか!胸も大きくなりますかっ?

おにーたんも十分カッコいいですよ〜ぅ
おんにゃのことも付き合いたいですが・・・
【おんにゃのことの言葉はあえて使っていたりする】
【百合も行けるらしい。大丈夫?この娘?】

ありがとです!おにーたん!えへへ
【ぽんぽんと青年の手に自分の手を重ねて頭を撫でる】
【どうやら、撫でられることは好きらしい】

じゃぁ見る?ちょっとだけよ〜ん
【ちろ、とワンピースを捲り】
【苺パンツ、復・活】
【心なしか、少女も少し赤面している】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:04:27.71 ID:mufabv2o
>>380
「ふむふむ…っと、こちらこそよろしくお願いしますね」

【メモを付け、丁寧にお辞儀をするメイド―三春と】

胡散臭い名前・・・兎に角よろしくね

【人の名前にケチを付けるコート女―翠】
【なんとなく二人の人間性の違いが透けて見える感じだ】

・・・で、これからどうするの?まさか穴掘りに参加してくれるつもりでもないでしょう?

【相変わらず身も蓋も無い正論をぶつけながら、翠が神導に問いかける】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:05:22.81 ID:r3fxE3wo
>>374

まあ拠り所があるならそれで良いか
それにしてもそんな良いヤツがいるとはなー、世の中捨てたモンじゃねえな

【誰か彼女を助けてくれた人がいるならばそれで十分】
【それほどまでの自分の介入は必要ないだろう、と安心したかのように微笑む】

夏の終わりの異常な瘴気――――

【風の噂か何かでそれらしい事は聞いたような……】
【まあどちらにしろその場にいた訳では無いので確りとした想像は付かない】

へーそういうのに影響を受け易い?のかねお前さん
意識まで持ってかれるとなると結構危ねえなあ

ん、いいよ続けて

【どうぞ、と軽く頷き】

/ゆっくりどうぞー
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 23:06:54.84 ID:ryGDoK2o
>>381

あぅ、分かりました。。

【ナナイの様子を見て、残念そうな表情となるエル】
【きっと本当は、もっともっと彼の力になりたかったのだろう】
【しかし、あまり一度に何かをしようとしても逆効果だろうと思い】
【今日はこのあたりで別れる事を決めたらしい】

では私はこの辺りで失礼させていただきますわ!
次にお会いした時は、今よりももっと記憶が戻っていらっしゃるといいですわね。

それでは、御機嫌ようナナジィ様!

【ととっ、とナナイから少しばかり距離を置き】
【ワンピースの裾を軽く摘んで僅かに持ち上げ。ちょこんと膝を曲げて一礼をすると】
【そのままくるりとナナイに背を向けて、どこかへと立ち去っていくのであった】

/お疲れ様でした!
/絡み、ありがとうございましたー!
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:09:46.83 ID:22GLUcE0
【路地裏】

……さて、久々に来るとやっぱり迷うものなんだということがわかったところで……

【濃い灰色のローブに身を包み、首から「L」の字を模った首飾りを下げ】
【背中に三叉の槍を背負った、両手の親指に銀色の指輪をはめた少女が】

……出口、どっちでしたっけ……

【うろうろと彷徨っている。どう見ても迷子です本当にry】

【なお、点々と倒れてる人影があったり、血の跡があったりする】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 23:10:06.68 ID:0NUXqKo0
>>383
ああ、なるなる。
【適当に返事をする】

お世辞でも嬉しいよ、ありがとう。
【子供にかっこいいと言われたのを本気にしているわけではないのだが、それでも軽くにやつき】
……おんにゃのこは諦めろ。
【おんにゃのこと付き合いたいという言葉に溜息をつく】

お?撫でられんの好きなのか?なら、もっと撫でてやろう。
【少女の行動から撫でられるのが好きと判断】
【気を良くしたのか、さらに撫でる】

いや、見な……ってだから見せなくていい!!
【女の子のパンツを見て赤面することは無かったが、小さな子らしからぬその行動につい語調を強め】
【少女が赤面したことは気にせず、『女の子なんだから少しは慎みを…』と、まるでお母さんのようなことを言いながらワンピースを元に戻そうと手を伸ばす】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 23:11:12.08 ID:fGr37wAO
>>386

/お疲れ様でした
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:14:53.18 ID:aZq1NpYo
>>366
【カウェルレが受けたのは、既に絶命していてもおかしくない程の甚大なダメージ】
【そして当然の事ながら、痛みと損傷は女性の方にも還る事が既に明らかになっているが】
【その、様態はと言うと──】

 ────…………、……っ……

【──未だ、立っていた】
【カウェルレと同じようにその手足は拉げ、服の至る所が裂け破けているが】
【それでも尚、全く表情の欠落した貌を俯かせながら、幽鬼さながらにその場に存していた】
【びちゃり。ぼたり。漆黒の血液を滂沱と流しながら、ゆらゆらと陽炎のように揺れる女性の姿】
 【        】
【──ず。その時、女性がその黒血に塗れた無機な貌をゆっくりと上げた】
【真紅の双眸に渦巻く、どろりと蕩けた真っ黒な蜜、凝縮された瘴気】

 ──嗚呼、?壊れ。tて。しム?ま、うわ=@……まだ、私は、この世?界レを──……

【ノイズ交じりの声──ゆっくりと、女性の肉体が宙へと浮かび始める】
【数m程上昇した所でそれは止まり、女性の足元に巨大な『黒い薔薇』が咲いた】
【それを足場とするよう、綿毛のようにふわりと其処へ降り立つと──仰々しく、両手を広げた】
【どろり──熟成された果実酒と蜜と麻薬と夜を煮詰めるような、深く、甘やかでそして黒い声が響く】

 ──貴方は知っているかしら。黒い、黒い、『咎』の器と魂は

 ──『名』とは『人』を背負いし『罪』の標=@罪には贖いを。穢れには赦しを──

【まるで戯曲じみた言ノ葉を並べて──じわじわと蝕まれていく夜気】


──さあ、貴方の<咎/名>を教えて?
 

【號──】
【瞬刻。時を忘れていたかのような世界が動き出す。舞台が再び、蒼き煉獄へと昇華する】
【『氷』と化していた周りの『蒼炎』が、再びその形態を『炎』へと変えて燃え盛り始めた!】
【右の鎧甲に防がれ砕けた氷柱、そして左腕へと至った氷柱も──】
【じわりと数拍程『熱』を帯びてから、やがて周りと同じように『炎』へと変わるだろう。咄嗟に危険を感知できれば或いは対策も?】

 「──……く、フ、はアァ……ッ! ……グ……く、“捕えた”ぞ……──ッ! 」
 「貴様の身を灼き尽くす迄、其れは纏わり付き、絡み付き、決して消える事の無い我が焔──……ッ」

 「……──さあ貴様の『絶望』を数えよ──……ッ!」
 「生きながらに死ね──……人間んんンン゛ン゛ー────ッッ!!」

【暴──ッッ!!】 【カウェルレの肉体自体も、蒼き獄炎と化して赫灼と燃え立つ!】
【それはまるで“魂そのもの”を燃やし尽くしているかのように煌々と、ただ煌々と──】
【──身を焼き尽くすまで消えぬ炎? 否、それまでカウェルレの生命力が持たない──】

【その正真正銘最後の攻撃がどうなろうと──カウェルレの姿、そして周りの蒼炎は消えるだろう】
【それまで耐え切れば──紛う事無き、彼の勝利なのであるが──果たして?】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:17:22.71 ID:8lqG/c.o
>>388
お世辞ってなんですか?カッコいいですよ?
【まだ幼いこの少女にお世辞を言えというのは無理な話だろう】
そうですか・・・あきらめるですぅ〜
【悲しいのか、俯き、はぁ〜などと溜息をつく】

ありがとでっす!もっと撫でてください!
【首を左右に嬉しそうに振りながら】
【両手をモンキーダンスのように振る】

うぅ・・・そんなに強く言わなくてもぉぉ!
うわああん!
【ジタバタしながら必死で反抗する】
【突然口調が強くなったのが怖かったのだろうか】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:25:27.56 ID:/NxHrj60
>>378

とはいえ、ミイラ褐色には「青ざめる画家」と、より良い人工顔料の開発ってオチが付くわけだが…まぁ、良い。

自分らしさなど精々性格の悪さぐらいしか判らんが、自分の常に考えていることだ、余りにイメージから離れていても困るよな。
……良いんじゃないかな。私の得意な分野では無いが、知り合いにそう言うのが大好きなヤツが居る。
相容れるかは別として、真っ向から否定する心算にも成らないし、そもそも私の思想に許可を取る必要などサラサラ無いと思うけどね。
何故か? …そんな大それたモノでは無い。

【きゅふふ、と不思議な発声とともに苦笑を浮かべ、男の言葉に再度答えた】
【芸術家と言うのは、当初よりの緻密な計算の下に動くイメージでは無かったが、目の前の男は寧ろ“衝動的”と言うべきモノなのだろうか】
【同時に思い出したのは―――矢張り、数少ない友人である、暫く会っていないある少女】
【…其れを差し引いても、今に限っては独特の口癖は、弾みの無い声でありながらも、確かな温かみをその芯に秘めているように思えたかもしれない】

んっ…ああ、スラッシュね。芸名…か?
何はともあれ名乗らせてもらうと、私は「ルブハティル=レヴィンツェン」。
何度か言っている気がするし、背中でバレバレなのだが、“教会”に所属している。

【街灯が有ろうと、地表は暗い―――腰を曲げ首を伸ばしてその刻印に眼をやると、特に異名も称号も無いので、淡泊な答えを送る】
【一応、「ハティ」というこの世で何人使っているか容易に思い出せるニック・ネイムは有るが、一度の邂逅程度では普通は教えないらしい】
【とはいえ、何となく、本当に何となくだが、この会話を「楽しい」と思っているのが見て取れる】

……おっと、もうこんな時間か。
私は近いうちにちょっとした用事があってだな、健康管理の為に寝た方がいいかも知れん…。

【そして彼女は、時計に視線を送ると、僅かに驚いたそぶりを見せ、アホ毛をまた弾いて】
【そんな事を言ってから、すくっと立ち上がるだろう】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:25:50.59 ID:ws38JBIo
>>387

うげ。

【少女の背後、少し離れた場所から、そんな声が上がる】

……エラい物騒なモン持ってんなァ、嬢ちゃん。

【男性の声だと言うのは、すぐにわかるだろう。はっきりと通る低い声だが】
【その重低音にはそぐわない、軽い口調で少女に話しかけてきているようだ】

……一応聞いとくけど、これ、アンタの仕業?

【周囲の惨状を目にしてか、やや投げやり気味に、聞いてくる】
【警戒はしているのか、声の主は、まだ近づいてこないようだ】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 23:26:20.69 ID:0NUXqKo0
>>391
お世辞ってのは要するに、仲良くなるために相手を褒めること、だな。
【少女に優しく教え】
ああ、それでいい。きっと大人になったらなんで駄目なのか分かるから。
【溜息をつく少女を元気づけようと撫で撫で】

あ、ああ。分かった。
(コイツ…ちょっと変わってるな)
【嬉しそうに両手を振る様を見て今頃少しかわっている子だと感じたようだ】
【ちなみにまだ撫で撫で継続中】

あ、その……ごめん悪かった。
確かに強く言いすぎたな。…でもやっぱり女の子はパンツを人に見せたりするべきじゃあ…
って、これはいいわけだな。悪かった。
【暴れる少女をなだめようと、撫でている手を離し、落ちつくまで少し距離をとり】
【強く言ってしまったことへの罪悪感を感じているようで、その表情は暗く、少女をみておどおどしている】
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:28:50.31 ID:0nAjBJIo
【森の中】

――――ふぅ。ようやく、痛みも取れてきたか。
やはり医者の手に掛かれぬのは……ちぃと不便なモノじゃな

【森の中の拓けた場所に、人間らしき気配が一つ漂っていた】
【櫻を象った華美な着物を身に纏う、腰まで届く黒髪と黒曜石のような瞳が特徴的な】
【身長150cm程の童顔気味な面立ちをした東洋風の女性が、大きな切り株に腰掛け腕を回していた】

う……ぬ、しょっ……と。
静養しておった間に、身体も少し硬くなったかの?
次はあのような遅れを取らぬよう、よく身体を解しておかねばな……。

【全身の調子を確かめるように、切り株に座ったままの姿勢で柔軟を始める】
【腰を回し、首を曲げ……一箇所一箇所念入りに解し、数日怠ることとなった修練の分も時間をかけて】

【一人佇む森の中……虫の声だけが遠くから響きわたっていた】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:30:59.49 ID:22GLUcE0
>>393

【見れば分かるだろう。槍の何処を見ても、血の跡は見られない】
【仮に視線が背後からならば、背中の様子も見れるだろうが、やはり血の跡は無い】
【だからといってこの少女がやってないという証拠にはなりえないのだが】

……物騒なところですし、現に数人に襲われましたし。
まあ、その人たちにはちょっとしっぺ返ししておきましたが。

【歩みを止め、声の方向を振り向かないまま、声だけで答える】

正当防衛です。……いや、大きな怪我を負わせたつもりは無いですよ?

【大怪我をした人間がいたならば、もっと血の量は多いだろう】
【そうわかるほどに、落ちている血の量は少ない】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:31:36.89 ID:oLDcPUQo
>>382

…月音ちゃんマガジン派だったのか!?

【その点に関して心から驚いているようだ…】
【まあ、オレもGTOとBLACK OUTとだぶるじぇいは好きだが、と呟いた後は】

でもご飯は不味いだろうからやっぱり美味しいご飯の食べられる人間って身分が一番好きだわ…
犬の話はまた別の機会に…

【そこで、いつになく柔らかく楽しげな月音の顔を見て…ノビタは確かな反応を胸中に感じた】
【月音の珍しい表情に…正直きゅんと来ていたのだ】

(今日はどうした事かな、月音ちゃんの珍しい一面をよく見かける…
ああ、月音ちゃんの良さがまたひとつ見えたって感じだぜ…ツイてるな今日は…)

【ぼーっとして少し嬉しそうな顔をしながらそんな事を考えてから】
【とりあえずは魔術協会の概要だけでも話をすればいいかな?と考えて懐からパンフレッドを取り出して呟く】

聖都に本部を置く魔術師の教育、及び魔術の研究を目的とした機関だそうだ
なんか学校みたいなものらしく生徒と教師がいるらしいね…入学は結構簡単でね、とりあえず名前と身分証明できるものでも持って言って
直接行って入りたいと言い、軽い面接をすれば簡単に入れるらしい
一般開放している図書館もあってオレが借りてきた本はそこの物だよ、概要には…禁書指定の書物すら複雑な手続きを踏めば閲覧出来るって書いてあるね

【寮とか、研究者の社宅もあるみたいだしね、と言った後でそういえば、と何かを思い出す】

オレが世話になってるjusticeって組織にもそういえば…無道 武美って名前のブブゼラ持った所属者がいたのを思い出したな
吟雪も以前図書館で本借りに行った時見かけたし…そういえばシオンもあそこで臨時の教師やってたってドラっちが…

【と、そこまで呟いたら…ノビタの様子がどことなーく不機嫌になり】

…なんかシオンの事を思い出したら妙にむかついてきた、なんでだろうドラっちを取られた気分になったからかな
アイツシオンの事が好きみたいなんだよ、相談受けた…今のアイツ見たら驚くぜ…好青年と化してるから…
【プリプリ怒った様子でそんな事をぼそぼそ愚痴る】
398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:32:53.94 ID:8lqG/c.o
>>394
仲良くなるためにですかっ?!
にゃるほど、わかっりまっした!おにーたん!
【相変わらずモンキーダンス】
そーですか・・・・大きくなったらですね!!!
【その両手を腰に当て高笑い】


ううっ・・・うっう・・・
そう・・・ですか?見せちゃ駄目ですか?
【なみだ目で首を傾げる】
【なんだか、初めてそのことを聞くような、意外そうな目で】
あぁ!なでなでしてください!
【小刻みに頷きだす】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:38:11.83 ID:daY72gAo
>>385

確かに受けやすいのかもしれませんね、人間さんと違いはあると思います
以後、気をつけますです

それで、ですね
【一呼吸置いて急に神妙な表情になった】

先程言ったとおり正直朧気なんですが、身体の自由が効かなくて、
私の意思とは無関係に勝手に動いて、他人を傷付けました

最期、誰かを庇って鉄柱がお腹に突き刺さって───、
何というのでしょうか・・・?魔翌力の鎖みたいなのが引きちぎられる感覚があって・・・
───次起きたときには、もうこんなのになっていました

多分、意識が違うとはいえど他人を傷つけた天罰ですね!

【彼女にとって自分の手を穢したことが許せないのだろう】
【しかも無関係で、向こうから襲ってきたわけではない相手だ】
【いつの間にか、両手に視線を落としている】

/お待たせしました
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 23:39:08.87 ID:0NUXqKo0
>>398
よ〜し、キミは賢いな〜
ああ。だから今は自分よりも年上の人の言うことを良く聞いて言い子にしてるんだ。
…あ、恭平おにーたんの言うことは聞いちゃだめだぞ。
【ほほえましいその光景に笑みをこぼしながら、どこかで聞いたようなセリフを言い】
【最後に思いだしたかのように付け加えた】

うん。女の子はあんまり人にパンツを見せたりしちゃ駄目なんだ。
慎みをもたなきゃ。でないと、未来のお婿さんに嫌われちゃうぞ
【少女の頼みを聞くと、近寄って頭を撫でながら優しく説く】
【少女の可愛らしい仕草を見て、すでに罪悪感は無くなったようで、その顔には笑みが戻っている】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:39:33.08 ID:Fh0twPw0
>>395

 ハ、――ハ、ハ――!

【その呼吸は、森の中を駆け抜け―――パサリパサリと落ち葉の音までも五月蠅く棚引かせながら】
【拓けた場所に入り、切り株に座る暗闇。よく見ると女だという事に気が付いたという】
【――出てきた物≠ヘ、者≠ニなりて姿を現す】

 ――誰だ……?

【あまりにも粗末に枯れた低い声は、その者の風貌故か】
【――良く見れば、囚人服を着ているのが分かるだろう】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:39:42.74 ID:ws38JBIo
>>396

んー……。
確かに、死んでねぇみたいだな。

【背後で、物音。男が、倒れ伏している人間達を、調べているようだ】

……セイトウボウエイね。
その‘危険な場所’に、自分から入ってくるのはアレか?
誘い受けとか、そーゆーのか?

【男が少女に向かって、ゆっくりと近づいてくる足音】
【履いているのはスニーカーか。ぺたぺたという、気の抜けるような音だ】

【少女が男の方に目を向ければ、その姿が目に入るだろう】
【真っ白なカッターシャツのスソを、黒いスラックスからだらしなくはみ出させ】
【そのクセに紺色のネクタイを律儀にネクタイピンで留めた、二十歳がらみの、黒目黒髪の男】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:44:57.31 ID:0nAjBJIo
>>401

ふむ?
……開口一番「誰だ?」とは礼儀を弁えん奴じゃの。
突然出てきおったのはお主の方ではないか

【現れた存在、其の枯れた声と囚人服という異様な格好を見ても】
【特に動じることなく……いや、微かに目を細めて警戒心を浮き出しながら言葉を返し】

――わらわの名を聞きたくば、まずはお主から名乗るがいい。
わらわはどちらでも良いのじゃがな

【誰だ、との質問には終ぞ答えず反対に名を聞き返した】
【意図は言葉通り。この場合名乗るならば男の方からしろというものに他ならない】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/09/30(木) 23:46:24.92 ID:1OuJAgDO
>>392
暫定世界で最も短い名前ってとこかね? ん、芸名……じゃあそういうことにしとくか
ルブハティルちゃんね、なんとも厳めしそーな名前で
……なんだろな、教会とやらとは縁が出来ちまいそうで怖いわ

【さして物珍しいところのない挨拶を返すも、なにか、予感ともつかぬものを感じて眉を寄せる】
【時間、との言葉に荷物を片手で引き上げると、先にベンチから立ち上がり】

んじゃま、俺様もいこうかしら。話ぃ聞いてくれてあんがとね
次はルブハティルちゃんの話、聞かしてもらいますかね、なんてな?

【淡く心許ない明かりにグロテスクな横顔を写し、結ったブルネットをなびかせる】
【来た時と同じように、ゆらゆら、肩越しに手を振りながら公園の入口へと歩いていく】

あ、次は焼肉か、辛味噌もまた捨て難いんだよなあ……


【/】


/二日に渡りお相手ありがとうございましたー!
/アホ毛ゆんゆん
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:47:29.30 ID:22GLUcE0
>>402

誘い……受け?
……よく分かりませんが多分そういうものじゃないです。
通り道にしようとしたら迷った……それだけです。

【表面上は、嘘をついているような印象は受けない】
【ただ、ほんの少し違和感が有るような気もする。気づくだろうか】

……血は平気なんですけど、ね

【正体も分からない相手に背後を取られるのはまずいと思ったのか振り向く】
【ただし、臨戦態勢などにはなっていないため、いきなり戦闘に移行する、なんてことは無さそうだ】
【左腕を力なくぶら下げて、そこから時折血が落ちることから、左腕を怪我しているのだろう】
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:48:51.56 ID:8lqG/c.o
>>400
キミじゃないでっす!美春ちゃんです!
わかーったです!でも500歳以上っているのかな・・・
【小声でボソッと呟く】
【実はリヤカーの九十九神だったりするのだが】
なんでですか!?良いおにーたんですよ!!
【ぷーっと頬を膨らませ、語調を強め、怒る】

そうなんですか!初めて知っちゃったり!
【両拳を顎の前に移動させ純粋無垢な瞳で見つめる】

でも、恭平君と結婚してるんですぅ〜
【右手を空に挙げ、左手を腰に当てると決めポーズ】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:53:25.46 ID:/NxHrj60
>>404

…ああ、今宵のところは、さようなら。

【小さく頷いて、ルブハティルはゆったりと歩き去っていく】
【―――実際のところ、話したい思い出など余り無い】【可能であれば、此れから作っていきたい】
【久々に出来た、友人と呼べるかどうかは断言できない、否定的でない知り合いの今後を、想いつつ】
【月をもう一度見上げると―――アホ毛が、手を振る様に躍った】

/乙でした!
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/09/30(木) 23:57:06.86 ID:Fh0twPw0
>>403

 ―― 礼儀、ね。成程

【ゴホンと咳払いをして、少し落ち着く――】
【――気が付くだろうか。少し息が切れている。勘が良ければ何かに追われ、此処まで来たという事が分かるだろう】
【其れを知った所で、関係は無さそうではあるのだが】

 ――俺の名はJustevil(ジャステヴィル)
 狂人とでも刻め……もう一度聞こう。誰だ?

【暗がりから出てくるその者の顔は痣で醜く―― その囚人服も白い所が灰色へ変色していた】
【言った名の意はまさに悪。追って狂人を付け加えるこの者は―― やはり、礼儀を知らぬ者なのだろう】
【そしてもう一度強く、その質問をする。其れはあまりに聞き方としては粗末な物ではあるのだが果たして――?】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:57:51.80 ID:ws38JBIo
>>405

……そうかい。
まぁ、危ないところに自分から入ってくんのは良くねぇってこった。

【無垢な返答に、選ぶべき言葉を間違えたか、などと考え】
【忠告のような、警戒の発露のような言葉に言い換えて、伝えなおす】

(……?)

【少女の口調に、わずかな間が空いたことに違和感を覚えつつも、指摘はしない】
【振り向けば、へらへらとした――場の空気にそぐわない、軽薄な笑みを浮かべた青年が立っている】

ヘーキってのは人の血を見るのが?
アンタの腕から血が出てんのが?

【軽い口調で、痛そうなことをさらりと言ってのけ】
【ポケットから、包帯を取り出す】

とりあえず、女の子の怪我となりゃ、野郎としちゃほっとけねぇな。
……どうする?

【ロール状の包帯を、少女に見せ付けるように振りながら問う】
【おとなしく治療を受け入れるか? ということだろう】
【場所が場所である。見知らぬ人間の厚意を拒まれても、それは仕方ない、という結果を見越しての提案】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 00:00:36.07 ID:Y5ZW0yI0
>>406
美春ちゃんか〜、いい名前だな。
【撫でながら言い】
名乗られたら名乗らないとな。俺は骸。短いから覚えやすいだろ?
【漢字にすれば一文字――その短すぎる名前を名乗った】

……500歳〜!?
【年齢を聞くとすぐさま頭を撫でている手を離す】
【目上のものに対する礼儀を重んじた結果である】
えっと…それって本当か?
【やはり突然500歳と言われても信じられない様で、疑いの念を抱きながら少女に尋ねる】

良いおにーたんって…まあ気にいってるなら良いよ。
【本当に500歳なのならば、まだ十数年しか生きていない自分がとやかく言うべきではない】
【そんな考えを抱き、溜息を吐くと恭平おにーたんとこの少女のことは仕方のないことだと諦める】

だれも言わなかったのか?
【半分はあきれ、もう半分は純粋に驚き。その二つを顔に浮かべる】
【少女の瞳を見つめて、何故誰も教えなかったのだろうという疑問が強くなった】

………前言撤回。二人は御似合いだよ。
【結婚という単語を聞いて驚く】
【がそれと同時に、だからあんなに恭平おにーたんとやらの影響を受けていたのかと納得もする】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:02:26.62 ID:ujz5YZko
>>399

意思とは無関係に勝手に?……うーん
その勝手に身体が動いている間はお前自身の意識は朧気ながらあった、ってワケか?

【むう、と小さく唸りながら顎に手を当て】
【浅く考察を始める】

見た感じは二重人格とかではなさそうだけどな
ま、見た感じで分かるのかって聞かれたらオレが黙るしかないけどさ

【頭を右に左に動かして色々な方向からミーナを見てみる、どう見ても無駄な行為です】

鎖、鎖と言えば……あ、いやアレは別だ別
単純に連想するなら封印とか、だよなあやっぱり

【少し前に出会ったとある人物の鎖を思い出し、直ぐ消し去る今回の本題は別だ】
【しかしおよそ目の前の無垢な少女に封印などという物騒とも言える単語は当て嵌まりそうも無いが】

【最後のミーナの言葉に少し憤慨したような表情で】

なーにが「天罰ですね!」だ、アホか或いはバカか
アレだぞ、お前だって好き好んで他人を傷つけたくなかったんだろ?だったらお前は自分が思うほど悪くはねーよ
つーかそんな表情でそんな事言っても強がりにしか聞こえねえのっ

【仕方ないヤツだ、とでも言いたげに溜息を付き】
【ミーナの気分を紛らわす為か軽く彼女の頭にチョップを入れようとする】

……って今さり気無くヤバイ事を口にしなかったか!?
腹に鉄柱?オイオイオイ病院行け病院にっ!

【手を振り下ろす途中に「ハッ」っとして気付いた故か、なんだか振り下ろす速度が上がって……】
【当たったら少し痛いかもしれない】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 00:04:08.87 ID:0FyEUsAO
>>397

酷くニヤケているわよ。
何だか馬鹿にされている様で不愉快だわ。
後ろを向いて貰えるかしら。
そのまま消え去っても構わないわ。
【その嬉しそうな顔から目を逸らし、腕を抱きながら】
【不愉快そうに軽蔑を隠しもせずむしろ全面に押し出しながら告げた】

へぇ…そんなものがあるのね。
研究と禁書の存在は少し興味深いわ…手当たり次第に魔術書を集めても、手に入れられないものは多いから。
機会があれば……けれど面倒ね…
学校みたいな環境に戻されるなんて虫酸が走るわ…
【少し思い悩む様に考えを巡らせて】
【小さく首を傾げながら】

“あいつ”の話しは聞きたくないわね。

ノビタ君には悪いけれど、冗談ではなく見かけたら必ず潰す。

あんな奴に惚れられた女の子も可哀想ね。
流石の私も同情してしまうわ。
【いつも当然のように毒舌や暴言をばらまいているものの、これほどまでに明確な敵意と憎しみを持って話しをする事は少なく】
【計り知れない嫌悪を抱いているのがわかるだろう】
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 00:05:48.13 ID:Am1YuDMo
>>408

じゃすてぃヴぃる、ジャステヴィル……うむ、言えたぞ。覚えておこう
それにしても……わらわも中々に滑舌が良くなってきたものじゃな。以前であれば舌を噛んでおったところじゃ

【外国語の発音が苦手なのか、一人ボソボソを復唱しながら名を覚え】
【自身の成長具合を確かめられたためか、小さくほくそえんだ】

狂人……のぅ?まあ、何でもよいがな
初対面の女子に対して些かばかり無礼な態度ではあるが
名乗られたならば応えぬ道理はあるまい。

――わらわの名は貴宝院織守(きほういん おりがみ)。
知っておっても知らんでもよいが、これで素性が知れるならば説明の手間が省けるかの?

【ジャスティヴィルの質問する態度を、少々気に留めたような言い方だが】
【隠すこともなくあっさりと自分の名を明かし、反応を確かめるようにして彼の顔に視線を向ける】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 00:08:58.90 ID:Fgp3.k.0
>>409

……まあ、そういう結論に落ち着いてしまうんですよね、これが

【言葉の端からほんの少しだけ滲み出る残念さ】
【気のせいとしてとらえてもいいかもしれない】

両方です。両方。血が駄目じゃこの世界やっていけませんよ。
そう思いませんか?

【軽く微笑みを添えて無意味に同意を求める】

……遠慮しておきましょう。放って置けば勝手に治ります。割と浅めのようですし。
それに、包帯がもったいないじゃないですか。

【予想通りだろうか、治療をやんわりと拒否する】
【言葉の中に警戒心を表す単語は入っていないが、声色から半ば警戒しているのは読み取れるだろう】
【だが、浅めの怪我にしては出血が少し多いのも事実といえば事実】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:11:12.98 ID:KuN73JMo
>>410
ありがとうです!えへへ
【微笑みながら青年のほうへ顔を向ける】
骸おにーたんですね!えへへ!

え〜っと九十九の神様なんですよ〜っ
それで、リヤカーから人間になれるようになったのと
精神を持ったのが6年前くらいですぅ〜
【右手でぷにっと人差し指を弾力のあるほっぺに当てると】
だから506歳ですっ!でも人生ではおにーたんの方が上ですぅ〜
【くるくる回り少し高い声で励ます】

まぁ、結婚といっても実際にはしてないんだけどね・・・・
【少し俯き、悲しそうに呟く】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 00:13:03.85 ID:6gsUwkSO
>>390
【ごっそりと肉を削ぎ落とされた左の腕、脇腹。纏った黒を塗り潰さんとするように、鮮血を吐き出し続ける】
【患部が孕んだ熱を醒まして尚余る冷気が、紅を氷の薄膜に変えて】
【ショック症状か、凍えか、或いは。身体は棒宛ら固まって、かたかたと微動を繰り返すのみ】

俺、は―――――ぁ、……。

【黒い、黒い、吐き気のする程に濃縮された馨しい音色が、遠く霞がかって――――然れど確かに、頭の中で反響する】
【遅効性の毒、狂ったように甘い、声、聲、こえ。聞こえていて、返そうとして、口を動かせど、音が言葉を象らない】
【譫言と呼ぶにも足らない其れが口の中で掠れて解けて、笑みがぐずりと形を失い夜に崩れて】
【列ぶ言霊、罪を咎を其れなのに肝心の罰≠ェ欠落し、恭順を示せば赦しは有るんだろうか――――――、ぶつん】

【断線。光を失い、恰も狂気に傅くが如く頭を垂れた青年、引き戻すのは蒼い焔の洗礼】

ぐ、……ッ――――あああああああああああ!!
――――――、――――……ぁ、――――――ぎ、ッ!!
――――、――――――――、――――――――――――――!!!


【正気に立ち返れば、待ち受けるのは煉獄。臓腑まで突き抜けそうな程の熱に包まれて、絶叫を、咆哮を上げる】
【喉が嗄れて裂ける。声には皹が入って、音割れのようなノイズ。熱気を吸い込んで、噎せ返り、休む間も無くまた咆えの繰り返し】

(神様は残酷だ、そう言えばいつかに早死にする≠ネんて云われたけれど、結局――――――嫌だ)
(嫌、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ死にたくない俺は僕は未だ終わっちゃ、何の為にこんな――――!!)

【傷口は炭化を始めて、或いは彼は此のまま燃え尽きるだろうか】
【そう、思われた。だが――――酷く無様ながら、絶望せずに希う者には】
【時に、救いの糸は降りる物だ。間違っても、神や仏の其れでは有り得ないが】
【ごぼり。炭化した傷口を侵して、漆黒の泡が、粘液が、煮え立つようにして焔に拮抗する】
【押しては引いての平行線、延焼を抑えるのがやっとだ】
【痛みは消えず増加するばかり、熱に加えて新に溶かされるような其れが全身に迸り】

【嗚呼。それでも――――――彼は、未だ生きていた】
【カウェルレが消えると同時、轟々と燃え盛っていた煉獄は嘘のように鎮火して】
【ゆっくりと、青年は顔を上げるだろう】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:17:37.53 ID:OkoSUYoo
>>411

まぁ、その瘴気でよくわからない怨霊とか呼び寄せてしまったのかもしれません
今となっては全て闇の中、ってやつです

【浅くても立派な考察をばっさり切り捨てた】
【難しいことを深く考えるのが単に苦手なだけです】

封印、ですか?
でも私、封印なんてされてませんが・・・あ、そうだ
この一件以来、魔法も全く使えなくなっているのですよ
もしかしたら伝達回路みたいなのがちぎれたのかもしれませんね!

【かもしれませんね!どころの話ではない】
【もともと下手なのに完全に使えなくなったようです】

えへへ、ありがとうございます
でも身体に染み付いてしまいましたからね、拭えませんが薄める努力はしてますよ

勿論もう傷は治ってますよ!
治ってないとこんなところで喋って、みぎゃーっっっっ!!

【思った以上に痛かったようでこれまたよく分からない鳴き声みたいなの上げた】
【それから頭を抑えてぴくぴくぷるぷる】
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 00:19:56.99 ID:Y5ZW0yI0
>>415
ああ、骸…今はそれが名前だから好きによんでくれ。
【流すように軽く言うがもしかしたら、今はという言葉に違和感を感じるかも知れない】

九十九の神様ってことは…なるほど、人間とは違うってわけか。
リヤカーから人間になれるってことは元々はリヤカーだったのか?
【率直な質問を尋ね】
六年前に精神を持った506歳ね〜…。精神を持つまでが恐ろしく長いな。
(だから500歳なのに子の振る舞いってわけか。)
【説明に納得し、少女の子供っぽいふるまいを見て笑みを浮かべる】

そうなのか…?なんでちゃんとしないんだ?
【真面目に考えれば九十九神――それも、まだ精神年齢6歳の少女が結婚というのはおかしな話なのだが、そんなことは全く気にしていない様子で尋ねる】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:21:17.97 ID:EUr5P9Mo
>>414

【その浮ついた物腰からは想像できないほど、青年は人物観察に気を配っている】
【だが、その違和感を一々相手に申告することはない――あくまで、観察し、それを知識として取り込むのみ】

フツーの結論だろ?
君子危うきに近寄らず、ってエラい人も言ってるぜ。

【さり気なく、話題を引き伸ばして、腹を探ろうとはしていたりはする】

他人の血なんざ、俺ァなんとも思わねぇケド、痛いのはゴメンだね。
痛い思いしなくたって、案外生きていけるぜ?

【こちらも無意味な笑顔で、しかし同意を求める声には異を唱える】

そう言うなら、しゃーねぇな。
ちゃんと自分で手当てしとけよ。

【予想通りの拒否に、あっさりと包帯をポケットに戻しながら、そう忠告する】

膿んだらちっせー切り傷でも、バカにできねぇぞ。
ましてや、こんな不衛生なところだしな。
……包帯一つで、怪我を治す時間が減ると考えりゃ、安いもんだろ?
Time is money.ってな。

【あまり、自己主張は激しくない人間のようで――】
【――深情けに、治療を強要する意志はないらしい】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 00:21:46.16 ID:5Byiz1s0
>>413

 ……何が女子か。この世の女子は何をするか分からん――

【これでもかとぼさぼさの髪は、まるでこの者の感情を表すかの如く】
【しかし、更にぼさぼさにせんとばかりに右手で頭を掻くのであった】
【無礼千万と言われても仕方のない。しかし、その言動だけは経験が言える業であるのだが】

 織守――?いいや、知らんな。俺が知るのは、Justiceとかいう偽善組織と
 機関とかいうクズ共≠セけだ

【首を傾げ、相手の素性は分からずとも、あまりに愚弄した言葉】
【最も、屑という言葉を使っている事で更に拍車をかけている用にも見える】
【前途の言葉に準じ、やはりこの者は狂っていると思われて仕方ない】

 説明とは何だ…?少し気になるな

【説明≠ニいう言葉に興味を持ち、更に追求しようとするこの裸足の者は】
【不気味な笑みを浮かべていた】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:23:52.63 ID:KuN73JMo
>>418
今は?どゆことですかぁ〜?
【あどけない、子供ゆえの無邪気さか】
【聞いては生きないようなことを聞いてしまったのか】

そうですそうです!
なら今変身しましょうか?
【えっへんと胸を張る】
【どうやらしてくれといわれたらできるようだ】

そうです・・・・でも恭平おにーたんはおにーたんです!
だから大丈夫でっす!
【どうやら、恭平君はお兄さんだし一緒にいるから大丈夫という意味らしい】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:27:05.02 ID:ujz5YZko
>>417

おー……?霊媒体質、的な?
神社か寺に行けばいいんじゃねーかな、多分

【自分で言って自分でよく分からないなおか首を傾げる】

だろうなあ、封印とかそういう感じじゃねーもん
どちらかと言えば……いや何でもない

【からかうように鼻で笑う少年】
【少女を見るその目もどこかバカにしているような感じで】

ようこそ魔翌力無しの世界へ……なんて冗談を言いつつ
鎖じゃなくて魔翌力回路か、前後する原因と理由としてはそれが一番妥当かもしれんね
ま、魔翌力なんか無くったって死にはしないから大丈夫だってオレも使えないしさ

【気にすんな、と励ますように肩を叩こうとし】

兎も角オレが言いたいのはそこまで背負い過ぎるなって事よ
重圧はかくも人を押しつぶし、呼吸すらも忘れさせるってどっかのヤツが言ってたぜ?

【偉そうに言っているが所詮は伝聞、言葉の重みなんて1グラムも無い】

流石竜……その痛みはオレを驚かせた罰だと思え

【悪気ゼロでした】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:28:51.27 ID:KVf9aPYo
>>412

にっ、二ヤケてねーから!見間違いだ!

【手をぶんぶん振りながら月音に照れを隠すように否定する】
【そして思い悩むように考えている月音に少しフォローを送るように】

…教師に物を教えてもらうのは不服か…それこそ月音ちゃんと年の近いシオンと組めば学校というよりは共同研究みたいに
すれば問題はないと思うな、むしろ月音ちゃんは魔術に関してはもう天才的な素質を持っているじゃないか
いつも評価してたんだ、逆に見返して教える立場に逆転してやるのも面白く…

…っと、よく見たら教育部門と、個人で研究する研究部門に分かれてるのか…じゃあ後者の方が向いてるかもな
手続きは身分証明書だけ持って軽い面接行えばすぐ入れるんだから…スゲー自由度高い場所だな…
オレも依頼関係なく『魔術協会』には興味あるし…もうちょい調べてみるかな…
【パンフレッドを見直しながら、そんな事を呟く】

【相変わらずドラの事をひどく嫌う月音に少しため息をつきながら】

(ドラっちの奴って本当にこう…きっつい性格の子に嫌われやすいよなあ…今度からあいつを月音ちゃんの前に連れて来る時は
キャットに変身させて全くの別人として扱ってごまかすか…)

【だが疲れ切った表情と共に少しさびしそうな顔で呟く】

でも、ま…今日のオレは月音ちゃんにそんな事を言わせても全然心が痛まないな…
あいつの最近の変貌は尋常じゃない、特にロゼの一件で百花繚乱巨乳美女が目の前に一斉に召喚されたと言うのに
ほぼノーリアクションだった映像記録を見た時は…これは俺の知っているドラっちじゃないとマジにビビったっけ…

【だんだん…月音の敵意に匹敵するほどの怒りを心の中に募らせながら…彼は淡々と呟く】
【フェルトハットの乗った頭をガリガリかきながら…イライラした様子で】

昨日に至っては一昨日シオンの家に呼ばれて手料理をふるまってもらっただァ…?それがどうしたってんだ…!バーカ…っ!
それに…キ、キ、キスシーンまでたどり着いただぁ?…そんな事を…なんで自慢げにオレに言うんだクソガキめ…!…それがなんだってんだよ…!
うまくいかないオレへのあてつけか…?オレに喧嘩売ってんのか、心の中で笑ってんのか…バーローめぃ…!

【ダン!と地面を蹴って立ち上がりながら】

…よし決めた!来月アイツの誕生日ケーキ作る時アイツの食う分に爆竹しこんでやる!そうだな月音ちゃん!
ドラっちの話はもうやめよう!うん!

【…と、そこまで言った後であっ、と思いだしたように】

…そうだ…オレ今まで月音ちゃんにバースデーケーキ作った事がない…
月音ちゃんって誕生日いつ?教えてくれたらバースデーケーキ作るよ…以前味見してもらった時より大分腕を上げたと思うしぜひ食べてもらいたい
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 00:31:29.14 ID:Am1YuDMo
>>420

ふぅ――……。
お主は一々口汚く喋らねばならん規則でも持っておるのか?
何が目的で、行きずりの娘に何を求めておるのかは知らんが……女に語りかけるならば少しは言葉を選んでおくものじゃよ。

【不気味な態度や、狂人じみた様相に怯む様子もなく】
【ただ、少々不快そうに睨みながら忠告するように言葉を紡いでいく】

ああ、知らぬならよい。語る意味も、無いじゃろうからな。
そして、これ以上用がないならばお主とわらわの縁も此処迄じゃ。わらわも暇な身ではないのでな

【もう一度、大きく溜息を吐くと……追求に応えること無く、ひらひらと手を振り会話を切ろうとする】
【現時点でジャスティヴィルに対する興味が非常に薄れている。本当に何事もなかったならば、ここで別れとなる可能性も考えられるだろう】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 00:32:36.04 ID:Y5ZW0yI0
>>421
【一瞬青年の表情が暗く陰る…が、すぐさま笑顔に戻り】
…いや、大したことはないんだ。ただちょっとした理由から名前を変えたってだけさ。
【優しく言うも、核心に触れないのは過去を教えたくないからか、それとも相手が子供だからか】
【とにもかくにも、核心には触れずに当たり障りのないように話す】

変身してくれんのか?
【期待に満ちた目で少女を見る】
【その目はまるで『見せてくれ』と強く主張するかのような輝きを放っている】

そうか…ならいい。末長くお幸せにな
【これ以上二人の関係に深入りするのは野暮だろう】
【そう考えてこの話題を終わらせようとする】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:35:12.78 ID:KuN73JMo
>>425
/すみません。もっと絡みたいのですが、寝落ちしそうなので
/明日また続きをやらしてもらいませんでしょうか?自分から絡んどいてすみません。
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 00:36:13.73 ID:Fgp3.k.0
>>419

じゃあ虎穴に入って虎児を得るなんて真似は出来ませんね。
昔の人の言葉なんて大半が矛盾してるものですよ。
要はそこからお気に入りを選ぶだけなんじゃないですか?

【さりげなく話題を転換しようとしている。のではなく本当に話の軸がぶれただけである】

……痛くない生き方が出来るとでも思っているんですか?
だったら、何時死んでも文句は言えませんよね。

【微笑みを添えているあたり、冗談のつもりなのだろう】
【戦意や殺気は放っていない。もっとも、隠蔽しているだけかもしれないが……】

――……膿む? ……ああ、傷に雑菌が入るあれですね。
聞いただけでどんなものかは分かりませんけど……
包帯で防ぐものなんですか?

【一度きょとんとした表情を見せてから、すぐに納得の色に塗り替える】
【そしてまた、疑問の色を浮かべる】
【本当に、よく分かっていないらしい】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 00:38:54.70 ID:Y5ZW0yI0
>>426
/こちらもそろそろ眠いので折を見て切り上げようと思っていたところです
/明日また絡んで頂けるのでしたらこんなに嬉しいことはありません。こちらこそお願いします。
/それでは今日はこれで。乙でした
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:40:35.25 ID:KuN73JMo
>>428
/有難うございます。自分も物凄く嬉しいです!
/今日の分は乙でしたー!また明日もよろしくお願いします!
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 00:47:17.06 ID:KGMr5mYo
>>416
【灼ける、噎せあがる、叫喚】
【割れる、壊れる、言霊の旋律】

【一生を終える間際の星の瞬きにも似て、それら全てが弾けた】

 「──────────」

 「──────それでも」
 「──────生きるか、人間」

【──ぼふ】
【芥子粒のような小ささにまで衰えた魂の蒼炎は、】
【確かに生きていた彼の姿を見届けてから、やがて煙のように掻き消えた】


 ──────……、……


【──カウェルレが消滅して、静謐な其処に残った漆黒が二つ】
【青年と、女性。向き合う視線。交錯する紅と黒。暫時の沈黙から──やがて、】

 ──名を呼んで。咎を映して
 貴方の存在を、定義しましょう

 ──貴方は誰?
 私が其れを知れたなら、世界はもっと素敵に写るわ

 ──ねえ?

【尚も戯曲じみた言ノ葉は舞う】
【酷く薄い色をしたワードの奥に埋もれているのは、単に名を知りたいと言うだけの欲望】
【次第に薄くなり行くのは女性の瘴気も同じく──その刻、ブランデーの香を孕んだ風が一陣待った】

 【──ひゅう】

【はらはらはらはら──】
【彼女の身体が『黒い薔薇の花弁』の群れと化して、吹いた風と共に消えていく】

【ひらり。彼の前に舞い落ちる一枚の黒い花弁】
【其処には、ある紅い文字列が刻み込まれていた】

        【「Lilitherre」】

【『リリセール』。先程まで其処に居た、色彩を忘れた女性の名】

【──その場に残るのは、青年の姿だけであろう】
【それでも尚、もし、その場に気化した蒸留酒のような琥珀色の煌きを感じたならば】
【その色に向けて名を届けるも、或いは無言を返すも、彼の自由だ。煉獄は、風と共に去った】
//ではこのあたりで!二日間お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 00:48:00.77 ID:5Byiz1s0
>>424

 あぁ、そうだ――― そのような規則に縛られる

【その者の自分への理解は、正直に肯定するに至った】
【だが、狂ったかの笑みは未だ直らず。其れでいて――】

 暇ではないのなら止めはせんよ。まぁ、気を付けて
 この世には、死んだ状態で動く術が在る程だからな。襲われてしまえばたまらん

【その様な、しつこさも持ち合わせておらず。愚弄した事を謝罪する事もできず】
【狂人は只々笑みを零し、来た道を戻ろうと背を向けるのであった――】
【引き止めようとする気力があるのならば。其れならば。おそらく此処であろう】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 00:48:32.16 ID:EUr5P9Mo
>>427

(……んん?)
んじゃアンタは虎の子供探しに来たわけか。
こんなところで見つかる虎の子なんざ、文字通りヤバソーだな?

【話題の転換をどう深読みしたのか、言葉尻を取って噛み付いてくる】

身体に傷を負うだけが痛みじゃねぇさ。
出来る限り、死なないようにはするつもりだけどな?

【殺意が無いことを見越してか、挑発するように、締めくくる】
【暗に、やれるならやってみな? とでも言いたげな口調だ】

……消毒して、保護すりゃ良い。
念には念を、ってこった。絶対膿むってワケじゃねぇし。

【どうにも知識が不足しているらしい少女に向かって、困ったように頭をかいて――】
【ポケットに手を突っ込み、先ほどと同じ包帯と、厚めのガーゼ、さらに白い瓶容器を取り出す】
【瓶には消毒液、と青いラベルが貼られている】

……不安なら治療しとくか?
俺に触られんのがイヤなら、プレゼントするぜ?
傷口にコレぶっかけて、ガーゼ当てて、包帯まいときゃ良い。

【ナンパな笑みを浮かべ、そう提案する】
【恩を売ろうと言う腹か、あるいは単なる厚意かは――少女が青年の笑みをどう受け取るか次第だろう】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:00:04.78 ID:Am1YuDMo
>>431

それはまた、難儀なことじゃな。
まあ……精々常人として振る舞えるよう、努力してみることじゃ。
そのような気取った語り口では、相手をしようと思う者も限られようからな

上っ面を取り繕えるだけでも、大分相手の警戒心は解れるものじゃ。
お主の姿や、語りでは「会話」を成り立たせるのは難しかろうよ

【狂人の類は、見慣れている】
【今まで会った数多の悪意に比べたならば、ジャステヴィルは常識的なレベルにすら在った】
【織守が驚異とする狂人とは、「思想の化け物」や「常人のように振る舞いながら相手を殺せる」レベルの人間】
【故に――敵対せず、助言や忠言も掛ける。恐れもせずに、ただ何気ない日常会話のように】

ああ、言われずとも身を守る術の一つ二つは常備しておる。
お主に何があったかは終ぞ知れんかったが、達者で暮らすが良いぞジャステヴィル

【織守は、引き止めない】
【互いに引き止めるに足る理由がなければ、追求する口がなければ其処で会話は終わる】
【恐らく今回は――シチュエーションが余り芳しくなかった。そう、考えるべきだろうか】

【ジャステヴィルがそのまま何事も無く立ち去るならば、再び森に静寂が訪れるだろう……】
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:01:32.69 ID:Fgp3.k.0
>>432

……あれ、何時からそんな話になったんですか?
そもそもこんなところに虎子にあたるような存在いないと思うんですが

【話の軸がぶれたことに気づいていない】
【それかここまで狙ってとぼけた振りをしているのか。まあ前者なのだが】

【挑発に対してか、それとも別の要因か】
【表情を変えずに一瞬だけ視線に殺意を乗せる。殺気よりも明瞭な、戦意よりも明確な】
【反応するもしないも、自由】

……つまり、消毒や保護をしなくても、膿まないことがあるということですよね?

【言葉の捕らえ方が間違っているが、経験則からすれば間違っていないことになる】
【わざと取り違えたのだろう。自分の結論に持っていくために】

いえ、不安でもないですので遠慮しておきます。
貸し借りは作らないのが基本なので。

【ほんの少し頭を下げる】
【声の調子から、裏表は無さそうである】
【前者と取ったか後者と取ったかは定かでないが、拒否したことには変わりは無い】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:13:38.81 ID:EUr5P9Mo
>>434

俺に心当たりはないが、アンタに心当たりがあるかもしれんだろ?
ま、言いたくないならいーけど。

【自分から噛み付いたくせに、あっさりと、話題を打ち切った】
【表情にも声にも、ぶれる様子がなかったためだ】

(隠しているのなら、話さないだろうしな。本当に心当たりが無いなら、ムダな会話だし)

【表情を変えずに発された殺意には、気が付いたが】
【あまりにも一瞬だったため、反応が遅れた。自然と、殺気に気づかずに棒立ちしていた形になる】

……ハッ。

【どういう意図か、鼻を鳴らしてそう笑ってから】

それは、運次第。
膿むかどうかは知らねーよ。

……あ、そ。
別に貸しだなんて思っちゃいねーケド。随分スレてんねぇ。
そんなに俺、信用無い?

【へらん、と笑顔を見せて――その表情を見てからは、なんとも同意しかねる問いだった】

ま、いーや。
怪我してるし、女の子だしで、安全なところまでエスコートしようかと思ってたけど。

【どーする? と、まるでコインの裏表を聞くような気安さで】
【怪我の治療を申し出た時のように、軽く問いかけた】
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:14:50.91 ID:5Byiz1s0
>>433

 ―― 常人、ね。俺にそれを取り揃える権利は無い。同時にこの世からも、正義からも俺は悪となる

【背を向け、届く筈もない言葉を発する――織守の助言。其れはもはや、手遅れの助言】
【もっと早く出会えば、こんな事にはならなかったのかと言えば、そうでも無い気もするが】

 ああ、さらばだ。俺とは逢わん方が良い。また逢えぬよう祈っておく

【そう。もはや手遅れ―― 更なる悪態をついたその者≠ヘ、物≠ニなりて来た道を戻って行く】
【逃げられない、自分の任務に戻る為に――――】

/おつでした。何だか申し訳なかったんです
/すみませんでした
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:15:39.13 ID:hOdYHZYo
【森の泉】

【日光が立ち去って何時間か、既に地表に熱は残らず】
【夏の様な水温も保てず、触れれば冷気が神経をつつき回す様な感覚】
【暗さと、空の月や星が、水面を映りの悪い鏡に変えて、色の変わり始めた木々の葉を映している】

【パチャ、パチャ】
【季節が移って、屋外での水遊びには適さない気候となって】
【それでもやはり、例外的な思考の持ち主は居る】

【長い灰色の髪を両手に余らせて泉に落とし、水を潜らせ光を与え】
【比喩を選べば少しばかり気が早くなる、雪の様な白い肌を惜しげも無く曝し】
【水底へ潜ったかと思えば、水面で身を翻し。人の形でありながら、魚の様に遊ぶ】


……………割と楽しい、かな

門限とかもう色々問題外だけど………こっちの方が居心地良いし


【灰色の瞳の少女は、自分の体を仰向けに水に浮かばせて】
【空に浮かぶ星へ、両手を届く限りに伸ばしている】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:16:54.73 ID:SWX.0HA0
【聖都、“魔術協会”に程近い、路地裏と言うには些か穏やかな街中にて】

カラダの調子は戻った、完璧に戻ったわ。
でも……うーん、どうしてあんなにアイツの脊髄が欲しかったのかしら?

【淀んだ青色の瞳を備えたぱっちりと大きな目に、白い肌、14歳ぐらいに見える、茶色いオーバーニーブーツを履いた小柄な少女が歩く】
【白に近い金色のロングヘアを持ち、頭には写実的に蜘蛛を模したグロテスクな髪飾りを付け、常にとろん、とした視線を周囲に送る】
【茶色い大型マントを纏っていて見えないが、腰にはパンパンで、熊さんと華の柄のウエストポーチ】

…そんなに気にするほどの事でも、無いのかもしれないけどっ。

【独り言を断ち切って、歩みは止めず―――進路をとる先は、彼女の悪友が住む“魔術協会”の広大な敷地の中の、寮】
【とはいえ然程急いでいる訳では無く…敢えて言うなら、言葉の中身が酷く“物騒”だったのが、不思議な点だろうか】
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 01:17:18.47 ID:0FyEUsAO
>>423
くだらない馴れ合いも、心の中では見下している様な教師も…
“学校”という環境は何もかも気に入らないわ。
酷くシオンって子を持ち上げるわね。
少し見てみたいわ…その子。

身分証明書なんて、前の世界の学生証くらいのものだけど…捏造するのは簡単ね。

暇な時にでも寄ってみるわ。
【少しだけ玩具を見つけた子供の様な、楽しげな笑みを浮かべて】

今時キスくらいでいい気になるなんてあいつらしいわね。
された子も死ぬより辛い苦痛を味わっているに違いないわ。
私でもそんな酷いこと出来ないもの…

そうだわ…
【何を思ったのか、その背にたっぷりと流れ落ちる髪をふわりと靡かせ】
【唐突に息がかかるほどの距離に、顔が近づけられ】


ノビタ君に私を好きなように出来る権利を契約書にして渡しましょう。

それを見せ付けてやれば浮かれた世間知らずのあいつも黙るはずよ。
そして完封無きまでに蔑んで陥れてプライドも何もかも引き裂いて上げなさい。
【近付けばわかる透き通る様な肌。髪から漂う甘い香りは空気に混じり、妖艶さを孕んだ囁きが悪魔の様に耳に入り込んで行くだろう】
【その表情は変わり映えしないものの、それはそれは愉しそうに――】



でも、それを使ったらノビタ君を一生許さないわ。
いえ、[ピーーー]とはっきりと伝えておくわね。
【そんな言葉を残して身を退くと】


ノビタ君はつまり…
誕生日なんてくだらないイベントの日だけにしか、私にケーキを作らないという訳ね。

誕生日なんて…何の意味も無いわ……
そんな暇があるのなら、永遠とティラミスを作る練習でもすれば良いわ。
【さらりと自分の好物を交えて、ふと何かを思い返す様に夜空に目を向けてしまう】
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:17:32.84 ID:Am1YuDMo
>>436
/お疲れ様でしたー!
/いえいえ、こちらこそ上手く展開を運べず申し訳ねぇ……!
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:17:40.37 ID:OkoSUYoo
>>422

詳しくはわかりませんね・・・
まさかまた誰かに取り憑いてもらおうにもそれも分かりませんし

【何故か微妙に残念そう】
【とはいえだからといって自分がわかるわけでもないので首をかしげる】

死にはしませんが、回復力が落ちるのはすこし不便かもしれません・・・
あとやっぱり出来たことができなくなるのも辛いです
治療したときに元通りになればいいのですが

【治ることに期待しているのかそれとも吐き出したことで少し楽になったのか】
【声の調子がイイ方向に向いている】

はい、気をつけますです
とりあえず今、こうして話せて少しすっきりしたかもしれません

【ズキズキと痛む頭を撫でながらぺこりと頭を下げた】

/遅れてごめんなさい
/眠気がピークなのでまた明日につづけてもらっていいですか?
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:24:02.01 ID:Fgp3.k.0
>>435

心当たり……ですか?
――……どれですか?

【……駄目だコイツ】

【反応自体を期待していなかったのか、それともこの反応を期待していたのか】
【どちらにしろ、スルーを決め込んだことには変わりない】

膿まないかどうかも分からない、と。経験則でたぶん今回も膿まないとは思いますが。

正直に言いましょうか? 初対面の相手に信用を持たせるのは土台無理な話です。
そういう意味では信用してはいません。
……まあ、それを差し引いても、誰ともフェアな方が楽ですから。

【後者の方が本音に近いだろう。少なくとも、前者はかなり刺々しい】

――……とはいえ、流石に路地裏から脱出はしたいですね。
このまま彷徨ってても抜け出せる見込みは無いですし……
……案内、お願いできますか?

【じっと相手の目を見る形で。視線を逸らされたら流石にやめるが】
【瞳が見えたならば、黒い色のそれがほんの少し曇っているのが分かるだろう】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:33:05.24 ID:OkoSUYoo
/わわっ>>441の2行目
/×それも分かりませんし
/○それもできませんし
/に修正です
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:35:19.80 ID:EUr5P9Mo
>>442

(……ま、そーなるよな)

【スルーを決め込まれたことには、もう突っ込まない】

ま、アンタが大丈夫だってんなら大丈夫なんだろ。
女の子達の未来を憂う一人の男としては、荒事に慣れるのは、やめて欲しいけどね?

【大げさな表現で、さり気なく女性蔑視とも取られかねない言葉を吐いて】

いやいや、俺の話術をもってすれば、十人に一人くらいは、初対面でも遊ぶくらいはお願いできると思ってるぜ? ……経験則ではね。
ま、フェアなのが楽なのは同意する。

【ナンパ師の武勇伝みたいなことを、当の女性相手に言ってのけるのは、男性としてどうなのか】
【軽蔑されても、もはや仕方あるまい】

ここ、そんなに深いトコじゃないけどね。
ま、いいや。んじゃエスコート役くらいは勤めさせてもらいましょ。

【目を逸らすことは無い。むしろ楽しげに、その視線を受け止めて】
【すっ、と、自然な動きで右手を差し出す】
【打ち払うも、無視するも――その手をとるも、自由だ】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:39:23.92 ID:KVf9aPYo
>>439
シオンをよいしょしてる説明をしたのはドラっちだよ、オレはあくまで月音ちゃんがすごいって思う
…まあ、大丈夫だといいな…大丈夫だよ本物の学生書だしさ

(というか、簡単に捏造ができるって言ってる彼女のこの状況はツッコんだほうがいいのか?)
【うーん?と首を傾げながらしかし嬉しそうな月音に水を差してやるのはアレだな、と考える】

【そして至近距離まで近づきドラへの嫌がらせにそんな事を提案してくる月音にドキッ!!と流石に動揺して】

マジで!?そんな物渡してまでドラっちを貶したいのか!?
正直良心が痛み始めた上にドン引きしてきたがちょっとワクワクしてきた…!
【が、次に釘をさすと頭を大きく落として】

意味ね――――!

【と、落胆交じりだが基本いつも通りのノリでツッコみリアクションを行った】

(…しっかし…触られるのは嫌なくせに月音ちゃんは時々すっごい急接近してくるから驚くよな…
全く…心臓が麻痺したらどうしてくれるんだ…スゲー早鐘なってるぞ
近くで見ると本当によくわかるが…月音ちゃんはやっぱりキレーな子だよなあ…)

【身を引いて少し顔を俯かせて明らかに赤くなっている自分の顔を隠しながら誕生日うんぬんに反応する】

何を言う、誕生日には当然のように振舞うし月音ちゃんが訪ねてきたときには腕を振るってショートケーキを作る用意は出来てる
何かいい事がある時は…クリスマスみたいなパーティがある時は1ホール丸々作って振舞う
普段と量だけしか違わせないのか?と聞かれると答えは月音ちゃんには常にオレの全力で作った物を食べてもらいたいから大きな違いは量だけって話だ

(で、ティラミスが好きなのか…了解了解…ん?)

【夜空に目を向けてしまう月音を見て…首を傾げる】
【どうしたのだ?と疑問を表に出した表情でジッと見ながら…】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:45:32.71 ID:Fgp3.k.0
>>444

荒事に慣れた少女くらい、十人に一人かそれ以上の割合でいると思いますよ?

【蔑視は完全にスルーする。突っ込みようが無いから、というのもあるが】

……それはまたちょっと違う計算方法を考えた方がいいと思うんですが。

【一部意味のつかめなかった単語があったが、あえて聞かないことにした】
【無視しても大丈夫そうな上、無駄に話したら余計に話がこじれる気がしてならない】

方向音痴を舐めないでください。……っと、威張れるような話じゃないですね……

【今更ながら、少女の身長は結構低い】
【つまり、やや上目遣いっぽくなっている。……はずなのだが、そんな印象は与えさせない】
【視線を戻して、差し出された右手を、……無視した】

……さっさと行きましょう?
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 01:46:31.00 ID:6gsUwkSO
>>430

(意味なんて、無いさ。でも、だからこそ――――)

(……生きたい。活きられないけれど、まだ逝きたくは無いから)

【消失の際に遺した、残留思念とも呼べる其れに対し――何とも頼りない綱に縋り付きながら】
【彼は心中で不確かな言霊を弄び、然れど確かにそう零した】

――――――、……。

【漆黒と漆黒、対角線上の紅と黒。痛い程の静謐を破り、詩篇にも似た言の葉が響き】
【――――数瞬、青年は押し黙る。そうして、応じる事に戸惑うように、丸く眼を見開いていたが】

――――背負う咎も刻むべき名≠焉A当の昔に喪ったよ。

罪≠ゥら逃げ出して、世界≠犠牲にして、墓標≠ニ一緒に棄ててきたから。

【「誰にも、なれないんだ。――――でも」】
【拒絶のように浮かべた台詞。其処で終了させる事無く、更に付け加えようと――――――】

 【 はらり 】

【その続きを風に掠われかけて、散りゆく花片に慌てつつ訥々と繋ぐ】

今現在の♂エを定義する仮名なら、在るんだよ?
記号に過ぎないけれど、しっくり来るっていうか――さ。
酷く歪だけれどね、とにかく、気に入ってはいるんだ。


 俺の、名前は――――――――……カイ。カイ=スケイプヴェルト=\―――。


【今の所の、名前。真名を亡くしたならば、其れは偽名たり得ない】
【カードの表裏と同じく、どちらかの存在無くしては、存在が成り立たない――――故に、其れは仮名だった】
【Χ=Scapewelt=A何もかもがちぐはぐな、仮面を被った道化役者の】

じゃあ、ね。リリセール――――縁が有ったら、また……。

【嗚呼、端から見れば独白だ。燭の失せた舞台で、傷だらけの彼は謳う】
【琥珀色を見据えた瞳が、細められ――――ふわ、と一度だけ、血の気の失せた貌が人懐っこい笑みを湛えて】

【すう、と。消え入るように、瞼が落ちた】
【とさっ、何とも軽い音を立て、黒の青年は地に臥して――――やがて、浅い寝息が聞こえてくるだろうか】
【この男、恐ろしくしぶとい。因みに完全な余談だが、この後色々有って轢かれかけたとか】

//長時間済みません、さておき、楽しかったのですぜ。
//お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:49:51.71 ID:ujz5YZko
>>441
/うわ、レスが遅れてすいませんどうぞおやすみしてください
/多分明日は遅くて10時頃にスレにいると思います
/長くなってしまって申し訳御座いません
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:51:21.66 ID:ujz5YZko
>>448
/ああ10時とは22時の事です、すいませんごめんなさい
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 01:53:14.12 ID:EUr5P9Mo
>>446

いやはや全く。
‘ここ’の女の子は勇猛果敢で、良いことだよ。

【前言を翻すように、そう言って――】
【少女のツッコミには、あえて応えず、スルーを決め込んだ】

方向音痴ねぇ。
欠点のある子の方が、可愛いってもんだよ。

【スルーされた右手を、何事も無かったかのように引っ込めながら】

……手厳しいこって。
んじゃ、こっち。付いて来てくれ。

【両手をスラックスのポケットに突っ込んで、やはりぺたぺたと足音を鳴らす、やる気のなさそうな足取りで】
【先導しながら、路地裏を歩いていく】
【何もしなければ、自然と大きな街路に辿りつくだろう】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 02:02:41.68 ID:Fgp3.k.0
>>450

……さて、この場合の「ここ」は一体「何処」を指してるんでしょうか?
路地裏一帯? それともこの街? 国? 世界?
……どれでも大差無いですね。

【自分で言い出して自分で勝手に結論付けて終わらせる】

んなっ、何でそういう結論になるんですか……

【分かりやすいくらいに動揺している】
【何か言葉の中に弱点でもあっただろうか】

【軽く俯いて黙ったまま青年の後ろを付いて歩く】
【それでも途中迷いかけたとか何とか】
【街路に出て、一応景色を確認している】
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 02:08:44.66 ID:0FyEUsAO
>>445
よくよく考えれば、そんな事をあんな奴の為にしてやるのも馬鹿らしいわね。

止めるわ。

出会ったら確実に息の根を止めるという事だけに留めておきましょう。
【どこからともなく短剣を取り出すと、冷徹かつ無慈悲な言葉を紡ぎ出しながら】
【手慣れた手つきで宙に短剣を一度振るって、マジシャンのように次の瞬間には短剣を消してみせ】

特別な行事は嫌い。
誕生日とか…クリスマスとか…良い思い出も、楽しく過ごした記憶も無いわ

何より…
どうしたら良いのかわからないから。

私はわからないものは“嫌い”なのよ。

【記憶も思い出すらも無い――すなわちそれは家族での思い出が無いということに他ならない】
【どうしようとも基本的に感情を露わにしないその顔は、ほんの少しの寂しさに満ちて】

というわけで、クリスマスも誕生日も私に会えるとは思わないことね。

会う度に敬い、祝って、感謝しなさい。
形に残って邪魔なプレゼントではない限り、厳正な審査のもと採点して受け取るかどうか決めてあげるわよ…?
【ノビタの方に視線を戻して、相も変わらず高慢な態度を示した】
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 02:08:49.80 ID:EUr5P9Mo
>>451

さぁ? どこかねぇ?

【青年の方も、適当にはぐらかして、答えない】

……ん? 女性はすべからく可愛いもんだよ。
男にとっては、ね。

【にやり、と悪戯っぽい笑みで、そう言った】

【街路に出て、周囲を見渡す少女に向き直る】

さて、家まで送ってやってもいいんだけど。
さすがに家を知られるのはヤだろ?
あとは、自力で帰ってくれや。

……良けりゃ、名前くらいは教えてもらっていいかな、綺麗なお嬢さん。

【おどけるようにそう言って、小さく会釈し】

ちなみに俺は梧堂渉(ごどうわたる)。 ゴドーでも、ワタルでも、好きに呼んでくれ。

【名前を聞くときにはまず、と言うことだろうか。さらり、と名乗ってみせた】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 02:15:29.15 ID:Fgp3.k.0
>>453

【再び俯いて】

……可愛くなんか、無いですよ……

【声のトーンが下がっているあたり、急所のようだ】

確かに嫌ですね、それは……
自力で帰れるかどうかも怪しいところですが……いや、自力で帰ります。

【一瞬迷った】

……綺麗だとか、そういうのは、無いですよ……

【照れや恥ずかしさとは、また少し違う反応である】

……リライズ、です……

【かなり聞き取りづらくなった声で呟くように】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 02:21:13.68 ID:EUr5P9Mo
>>454

【綺麗、可愛いなどの褒め言葉にたじろぐ少女に追い撃つように】

んー、自覚無いならもったいねぇ話だ。

【からかうようにそう言った】
【小さな声だったが、名前は聞き逃さなかった】

リライズ、ね。よろしく。

【そう言ってから、方向音痴で困っている、という発言を聞きとがめた】
【片目を瞑って、しばし思案した後】

ほい、コレ俺の電話番号だから。何か困ったら呼んでくれ。
いつでもコールしてくれ。

【スラックスのポケットから紙片を取り出して、押し付けるように、渡そうとする】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 02:26:28.04 ID:TWGrliYo
【郊外──廃墟】

至高の皇帝はいつも民衆を見てる。何にも縛られずに生きたくて。けれど誰も助けてはくれない。
子供はいつも輪を見てる。その中に入りたくて。けれど誰も誘いには来てくれない。
羨ましいといつも見てる。独りはどうしても寂しくて。けれど自分からはそこに行けない。

ここは籠の中だから。

【瓦礫の上に一人の青年が座っている】
【白衣を羽織った、子供にも大人にも見える黒髪の青年】
【傍らには納刀状態の大きな刀が置いてある】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 02:29:07.15 ID:Fgp3.k.0
>>455

【もはや、言葉を発するレベルまで脳が追いついていない】
【パソコンで例えるなら、ハードディスクがガリガリいいながら必死に処理をしているような、そんな感じだ】


【その処理能力を超えた処理が終わったのは、紙片を差し出されてからで】

……え、あ、はい……

【勢いのままその紙を貰い、半ば困惑したような表情を浮かべながらも】

――あ、じゃあ、そろそろ行きます……

【と、その場から歩き去ろうとする】
【呼び止めるなら今のうちだ。もっとも、そんな案件も無いかもしれないが】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 02:34:25.43 ID:EUr5P9Mo
>>457

気ぃつけて帰れよー?
そんなフラフラしてたら、路地裏でなくても危ねーぞー?

【歩き去っていく少女に、声をぶつけるようにして、注意を促す】

……さて、俺も帰るかね。
可愛い女の子と知り合いになれたって考えりゃあ、収穫だった、か?

【もう声が届かないところまで離れれば、そんな独り言を口にして】
【渉もまた、夜闇に消えていった】

/おつかれさまでした!
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 02:36:35.95 ID:Fgp3.k.0
>>458

【どうでもいい話、やっぱり少女は迷子になっていたとかいないとか】

/お疲れ様でしたー
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 02:41:53.38 ID:SnrGPbko
>>456

【そこへ、一人の少女が歩いてきた】
【透き通るようなプラチナブロンドの髪と蒼い蒼い目をした、18歳ほどの少女だ】
【少女の着ているショコラ色のクラシカルなワンピースは、ふんわりと下の部分が膨らんでおり】
【白いチュールの上に何種類ものレースが施された上品な装飾が首元から胸元を飾っている】
【腰の後ろの方では、ワンピースと同じ色のリボンが大きめにきゅっと結ばれており】
【そのリボンの端に加えてスカート裾や袖の辺りにも控えめに白のレース飾りが彩りを加えていた】
【彼女のはいている黒いワンストラップシューズもまた、どこか落ち着いた印象を与え】
【右人差し指にはめられている紅い石の指輪と、首に下げているチェーン付のコインが時折鈍く光を反射する】

うぅん……何も考えずに歩くと自然とこの場所へと来てしまいますわね……
────あら?

【彼女は青年の事に気づいたようで、少し離れた所で一旦立ち止まった】
【先日会った時とは服装が変わっており、頬にガーゼもしていない】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 02:44:17.34 ID:KVf9aPYo
>>452

(…もしも僕が魔術協会に入る時が来たらその時は親友を別人に変身させる魔術を覚えようと思いました、まる)

【一応、親友だから生きていてほしいという希望はあるのでそんな事を呟いていた】
【しかしある意味月音のおかげでドラへのフラストレーションがどこかに吹っ飛んでいたのを感じ取りながらはあ、とため息をつく】

………

【前に明かしてくれた惨々たる月音の過去を思いだし…ノビタは目をつぶる】
【わからない…楽しく過ごした記憶がない月音を見て…彼はただ呟いた】

…わからないならオレが教えてあげられるかもしれない、無論きみと違ってオレが教えられるのは微々たるものだけど
それでもきみがわからないって思う事が少なくなるときっとそっちのほうがきみにとっていいかも、と提案してみるんだが

【でも、とノビタは続ける】

でもそれ以上に…月音ちゃんのその考え…いいな!確かにいつもオレ月音ちゃんに会える度に幸せだから
それじゃあ確かにこれからオレたちが会うたびに祝日だ…!君と会える日はクリスマスやバースデーと同じくらいめでたい日なんだから…
そうだな、月音ちゃんに会う度に違ってる『本日のデザート』とささやかなプレゼントみたいなものを用意しておこう…紅茶のサービスもつけていいだろうね
会うたびにお互いしらない事を教え合えるいい日になると面白いかもしれないなあ…!

【うん、と、深く頷いて…彼は笑い顔でもない…残った右目を伏せて胸に右の拳を乗せながら…とても安らかそうな淡い表情になり】

特に今日と言う日は最高の祝日だ…月音ちゃんが魔術の研究を深くやっていけるようにもなるし…
今日一日で月音ちゃんのまだ見ぬ魅力的な一面を見つける事ができた、日に日に月音ちゃんの事を愛らしく感じるようになるばかりだ

【魔術の話をしている時の楽しそうな月音に…心を揺り動かされていたのをノビタは感じていた】

【大きく残った片目を見開き、心の底からあらゆる事を祝福する】
【この先、この世界で生きて行く限りはきっと大きな困難がずっと待ち続ける、過酷な苦しみと泣き叫びたくなる悲しみが生まれて行く】
【それでも彼女と会うと言う事がこれほどにまで魅力的に感じる、心の奥底が希望で満ちて行くようで…慈愛に満ちた顔でノビタは想う】

【―――やはり自分のゆく道は間違いではなかった、彼女の事を愛すると言う事が…こんなにも幸福に感じる】

…やっぱり…月音ちゃんの事を好きになったオレは全く間違ってない、こうしてこの子を好きになったのは本当に幸福だ

全くもう月音ちゃんったら…本当に月音ちゃんは…可愛いんだから…!

【心から幸せそうな顔を向け、自分が今こうして今を生きている事を本当に幸せそうに…目の前の愛しい人に幸せの気持ちを投げかける】
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 02:48:34.80 ID:TWGrliYo
>>460

自分で作った籠。自分を守りたくて作った籠。
今ではそれは牢屋。そして鎖。
おかげで誰にも会えない。おかげで誰も来ない。

そこで二人は考えた。代わりに会ってくれる人を探そうと。

【青年は気づいていない】
【熱に浮かされたようにぼそぼそと、何かを語っている】
【思いつく事をそのまま出しているように、纏まりはあまり無い】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 02:54:15.10 ID:SnrGPbko
>>462

(怜司様──?)

【以前彼の言動により、こちらの世界でいうマリアナ海溝並に下がった好感度ではあったが】
【時間がある程度経った事と彼が別れ際に見せた表情によって、彼女の彼に対する好感度は大陸棚程度に戻っていた】
【そもそも好感度以前に、彼女は他人が考え事をしている時に
 どこぞの電波よろしく空から降ってきたり掃除機の上から話しかけたりなどしない性格であるため】
【そのまま静かに、青年から離れた場所で彼の独り言をじっと聞いていた】
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 03:01:25.31 ID:TWGrliYo
>>463

しかし二人は牢屋の中。誰も来ないところでは代わりの人なんて見つからない。
だから二人は人形を作った。鉄格子の隙間から外に手を伸ばして、外で作った。
一生懸命、何日もかけて、眠る事も無く作った。

ある日、とうとう人形が出来上がった。
彼は二人の言う通り、二人の手紙を外の人達に届けてくれた。そして返事を持ってきてくれた。
二人はとても喜んだ。これで寂しくないと。

【目を閉じて謡うように続けていく】
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 03:05:58.59 ID:SnrGPbko
>>464

(歌──いえ、謡でしょうか……)

【彼の台詞を、静かに聞く少女】
【邪魔をしないように一歩もそこから動かず】
【時折吹く風にも髪を遊ばせるだけ】
【軽く目を閉じて彼の言葉を聞くその少女の姿は──彼女の服装のせいもあるのだろうか】
【まるで童話の世界から抜け出してきた女の子のようにも見える】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 03:13:19.13 ID:TWGrliYo
>>465

しかし束の間の幸せは続かない。全ての物事には終わりがある。それが幸福であれば尚更。

二人はある日、見てしまった。自分達の手紙を、人形が勝手に書き換えている事を。
手紙の返事はどれも好意的なものだった。人形は悪い方向にではなく、良い方向に手紙を書き換えていた。
けれど二人はそれにとても怒った。
あれでは自分達の手紙ではなく、人形の手紙だ、と。

二人は人形に対し言った。手紙を何故書き換えるのか。何故そのまま渡さないのか、と。
人形はこう答えた。私にも自分の意思が欲しいのです、と。

いつしか、人形は二人の言う事を聞かなくなっていた。

【物語が進むにつれ、青年の表情が変わっていく】
【それは悲痛なものに。哀愁漂うものに】
【その感情が、どちらから来るのかは分からない】
【人形か、それとも牢屋の二人か】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 03:21:25.59 ID:SnrGPbko
>>466

(自分たちの思いを届けられなかった方々──)
(自分の思うように動きたかったお人形さん……)
(双方の気持ちを考えると──悲しいですわね)

【目を閉じたまま、少女はその光景を脳裏に描く】
【閉じ込められた二人。つぎはぎだらけの人形】
【紙芝居のように着色されたページ。次の紙はまだ真っ白】
【彼が言葉を紡ぐたび、絵は次第に増えていく】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 03:24:59.03 ID:0FyEUsAO
>>461
【流石と言うべきか、その表情は一切変わらない】
【ただただ耳を傾けて、真っ直ぐノビタに目を向けて】

その付き合い始めた生温いバカップルみたいな考えは何?

気持ち悪い。

黙って紅茶とティラミスを作る製造機と化しなさい。
【棘がある言葉】
【馬鹿にしたような――否、完全に見下して】


前も言った通り、あなたが私をいくら好きでも関係ないわ…

私は私の考え以外に動かされる気なんて無い。

そうしてきたし、これからもそれは変わらないわ。

【見下した上に容赦なく現実を告げる】
【彼女はどこまでも純粋に自分を貫き――他人に一切媚びず、手を差し伸べる事すらしない】

ノビタ君。
あなたが好きな私は、変わる事なくあり続けるわ。

あなたも変わる事なく――私をただ好きなだけで終わる気なら、それも滑稽で見ていて楽しいわね。
【遥か高みから見下ろしているかの様な、不可侵の気品すら漂わせながらその瞳にノビタを収めてから】
【一冊の魔術書を手に取ると、背を向けて歩き出し】

でも…
私はそんなの“つまらない”わ。
【距離を取り、ふと振り返ると】
【真っ直ぐ右手で指を指して】

――――。


この私を、好きにさせる様な男になりなさい。


期待はしないで“待って”いてあげるわ。
【今度ははっきりとわかるだろう】
【それは微笑と言っても良いかも知れないが、確かでいて意味深な笑みを向ける】
【彼女なりの、それは精一杯の笑顔なのかもしれない】

さよならノビタ君。
精々無駄な努力、頑張ってね。
【そして何事もなかったかの様に無表情に戻ると、そそくさと踵を返し】
【期待しているのかしていないのか、雲の様につかみ取れ無い彼女は小さく後ろ手を上げると】
【足取りまで淡々と振り返ることなく立ち去ろうとする】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 03:34:29.68 ID:TWGrliYo
>>467

何日も何日も人形は二人の下に現れなかった。
二人は日に日に怒りを募らせていった。
けれど二人はそれ以上のものを感じていた。それは恐怖だ。
また誰とも繋がりの無い日々に戻るのかと。また人々を眺める日々に帰るのかと。
そしてまた、全ての人が自分達を忘れるのか、と。
二人はそれが何より恐ろしかった。二人はそれが死より恐ろしい事を知っていた。

ある日、二人は思った。忘れられてないのかも、と。
皆は人形が手紙を書き換えている事なんて知らない。だから手紙の内容をそのまま自分達が書いているのだと思い続けている。
だから、”本当は人形の手紙なのに、自分達の手紙だと勘違いし続けている”と。

その予想は、二人に止めを刺した。
忘れられているならまだしも、”忘れている事すら彼らは知らない”のだ。
思い出す事は永遠に無い。
二人はその瞬間、自分達の意思は最早この世に無いのだと悟った。

【俯きながら、ゆっくりと続けていく】
【二人が落ちていく様を、ゆっくりと】
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 03:39:10.62 ID:KVf9aPYo
>>468

…あい、紅茶とティラミスね…了解

(…ここまで一緒にいると…もはや日常として受け取れるな)
【良くも悪くも達観したノビタはまいった、と言った感じの顔で頭をかく】

(…そうだな、それがいいんじゃないか、自我の強く、意思の強い君だからこそいいんだよ
まさに孤高、高翌嶺の花、そこにたどり着かなくてはお目にもかかれない美しい人だ…)

【でもそれを変える…と言おうとしたところで】
【彼女は言った、つまらないと…そして好きにさせるような男になれと言われた】
【…そして、待っていてくれると】

【世界を征服してでも今日と言う日を、9月が終わり10月が始まるこの日この時を確かに祝日に変えるべきかもしれない…と、ノビタは一瞬本気でそう思った】
【この日、一番の笑顔を見て…初めて彼女への恋心を自覚した時以来の満ちて行く心だけで…どんな者とも戦っていける】
【そんな幸福を…今日のこの日をノビタは一生忘れないと心に誓った】

いい笑顔…可憐だよ本当に

【ぼそ、と月音に聞こえないほど小さな音でそう呟くと、彼女の後姿に手を振って】

…どういたしまして、無駄を有意義に変えて鼻を明かしてやるから…その日を首を洗って待ってなよ

【じゃあね、と彼も背を向けて…そのまま帰路についていった】

【←To Be Continued...】
/乙でしたー
/すっげぇ楽しかった…遅くまで本当にお付き合い感謝感激です
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 03:39:30.11 ID:SnrGPbko
>>469

【少女はその話を、静かに聞き続ける】

【芝居の絵柄が、変わる】
【御伽噺のようなふんわりとした絵から】
【ぎざぎざの、子供が書いたような四肢の強調された絵へと】
【まるで二人の気持ちがそのまま表されているかのように】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 03:49:56.56 ID:TWGrliYo
>>471

人形は二人を偽って手紙を出し、人々と繋がりを持ち続けていた。
自分の意思を持てる事は素晴らしいと、人形はとても感動していた。
それでも時折思い出す事がある。
それは牢屋の二人。生みの親の事。
人形は知っていた。二人が寝ずに自分を創ってくれた事を。
人形は覚えていた。初めて手紙を渡した時の不安そうな表情と、初めて返事を読んだ時の嬉しそうな表情を。

そして人形は分かっていた。自分の意思が無く、人々と繋がりを持てない寂しさを。

人形は次第に二人の下を離れた事を後悔し始めた。
きっと寂しがっているだろう。きっと悲しがっているだろう。
きっと辛い思いをしているだろう。
人形は二人の笑顔が好きだった。もう一度二人に笑顔を届けたくなった。

けれど人形は自分の意思を手放せなかった。寂しい場所に戻りたくなかった。
そこで人形は何か良い考えは無いかと頑張って考えた。
自分を創ってくれた二人のように、寝ずに考えた。まるで恩を返すように。

二人が人形を創り終えたのと同じだけ時間が経った日。人形は思いついた。
そうだ、二人の手紙とは別に自分も手紙を書けばいいんだ。
これなら二人も自分も寂しくはない。そう思った人形はとても嬉しかった。
これでようやく二人と仲直りが出来る、と。

【場面は変わって人形へ】
【幸福の中に罪悪感と後悔、自責の念があることを語る】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 03:53:41.39 ID:SnrGPbko
>>472

(──お二人は、お人形さんの事を受け入れてくださるでしょう、か……)

【再び、絵柄が変わる】
【デッサンの狂った子供の絵から、どこか童話的なデフォルメされた絵へと】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 04:05:49.79 ID:TWGrliYo
>>473

人形は大急ぎで二人の下へ戻った。
一秒でも早くこの話をするために。
二人と仲直りするために。

人形は牢屋のすぐ傍に立った。
そしてこう言おうと思った。
ごめんなさい、と。

しかしそれは言えなかった。
人形が牢屋のすぐ傍に立った次の瞬間、鉄格子の間から腕が伸びてきて、人形の首を掴んだから。
ぎりぎりと締め上げられ、人形は息が出来なくなった。
人形は苦しかった。とてもとても苦しかった。
けど人形は何もしなかった。二人が怒っている事が分かっていたし、怒られて当然だから。
ただ一言、ごめんなさいと、何とかして言おうとした。
声が全く出なくても、必死に言おうとした。
二人に嫌われたままなのは嫌だったから。

人形は死んでしまった。一言も何も言えずに。

【青年は一度息をついた】
【重苦しいため息を。まるで読み手のように】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 04:10:28.84 ID:SnrGPbko
>>474

(──お二人は、また孤独に。。)

【鉄格子から伸びた長い長い腕に掴まれた人形】
【はらりと、紙芝居のページがめくられ】
【ぐしゃぐしゃに黒く塗りつぶされたページが、表れる】

【感情を移入してしまったのは、人形へか。それとも人間へか】
【閉じられた彼女の目から、一筋の涙が零れた】
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 04:20:55.77 ID:TWGrliYo
>>475

二人は怒りのまま人形を殺した。
もう自分達は永遠に思い出されない。そう悟った二人は、せめて人形を道連れにしようと考えた。
そしてその願い”だけ”は叶った。

人形が死んで、少し経った後。
二人が居る牢屋に、沢山の人がやってきた。
二人はそれを見て喜んだ。これで真実が話せると。

だが人々は言った。こいつらが殺したんだ、と。
人々は人形が居なくなったのに気づき、探し、そしてここに辿り着いた。
人々は二人を罵りながら、牢屋の中に火を放った。

二人は助けてくれと頼んだ。必死に頼んだ。
だが人々は耳を貸さなかった。きっと人形もそう言っていただろう、と言い。
二人が炎に包まれるのを見て、人々は居なくなってしまった。

酷い熱さに二人は苦しんだ。
ここでようやっと二人は、自分達を守るために牢屋を作ったのだと思い出した。
けれどもう遅い。
熱い炎に焼かれながら、二人は最後の瞬間にこう思った。


”あぁ、これでようやっと寂しさから抜け出せる”


二人はそのまま焼け死に、その牢屋には誰も訪れなくなった。

人々の間では、二人は大切な友人を殺した悪人として、長い間覚えられていた。

……お終い。

【話はここで終わりだった】
【とても、簡潔な終わり方だった】
【青年は余韻に浸るように、口を閉ざしている】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 04:29:31.30 ID:SnrGPbko
>>476

(──他人の本当の気持ちに気付けなかった人たちの、いえ……)
(想いが擦れ違ってしまった人々の、物語ですか──)

【ほぅ、と少女は深く息をついた】
【彼の話が、どうしてだかじんわりと心に残る】

【誰かが悪いわけでは、ない。誰もが、自分の望みを叶えたかっただけなのに】
【ただ、それだけなのに──】

【少女もまた、今は何も語らない】
【お話の終わった後の、この空気を壊したくなかったから】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 04:31:32.00 ID:TWGrliYo
>>477

……何を思った?

【しばらく黙っていた青年が、口を開いた】
【一切動いてはいないが、少女に気づいていたようだ】
【感想を求めている】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 04:34:42.54 ID:SnrGPbko
>>478

……、気付いておられたのですね

【少女──エルネスティーネは静かに目を開け、困ったような笑みを浮かべ】
【きゅ、と。自身の左手を右腕に添えてしばし思いを纏めるかのように視線を地面へ落としていたが】

──想いの擦れ違いと……悪い人のいない物語
そう、感じましたわ

【ぽつりと】
【呟くかのように、小さな声でそう言った】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 04:40:36.54 ID:TWGrliYo
>>479

人は不思議なものでね。真正面から語って聞かせるより、謡った方がすんなりと頷いてくれる
だからこそ、物書きが後を絶たない

寂しさを、怒りを、何かを、理解されたいがために。

【感想への返事よりも先に、まずは物語が何なのかを語った】
【人は違うもの。そして否定し合うもの】
【何とか理解されるために、人は謡うのだ、と】

世の中は灰色。白や黒なんて殆ど無くて、割り切れない事の方が多い
悪人が居なかった事だけは、伝わったみたいだね

【今度は感想に反応を示す。とても静かな口調で】
【それは以前に会った時には見せなかった顔だ】
【彼の複雑な内面の、ほんの一部】
【それまた、今垣間見せている】
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 04:47:41.19 ID:SnrGPbko
>>480

……今のお話は、怜司様が伝えたかった事なのですか?

【静かな口調のまま、エルは彼にそう尋ねる】
【父親の影響もあってか、本をよく読む彼女ではあったが】
【彼が今話したような物語は読んだ事がなかったからだ】
【加えて彼が最後に付けたした台詞も、その憶測を確信へと導くものへとなっていた】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 04:49:11.61 ID:TWGrliYo
>>481

……さぁ

【最後の最後で彼は濁した】
【きっと今の物語には、彼が進んで話したくないような本心も含まれているのだろう】
【表情からは、何も読み取れない】
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 04:55:11.90 ID:SnrGPbko
>>482

ふふ……お話したくないこともございますわね。
不躾な事をお聞きしてしまい申し訳ございませんわ

【彼のその態度を見て。彼女はするりと手を引く】
【他人に、不必要に深入りをしないこと】
【それは彼女がこの世界で生きていく中で学んだ事でもあった】
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 04:59:07.24 ID:TWGrliYo
>>483

別に

【今日はかなり口数が少ない】
【語り手になっていたためか】
【それとも気分なのか】
【こういった一面は、非常に珍しい】
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 05:04:34.20 ID:SnrGPbko
>>484

……怜司様とジョン様は──少し、似ておられますわね

【立っていることに疲れたのだろうか】
【エルはふわりと近くにあった瓦礫の上へ腰掛けると】
【どこか悲しそうに、そういうのであった】
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 05:12:51.07 ID:TWGrliYo
>>485

あいつと?

【意外だったのか、少しだけ目を丸くして表情を驚きに変える】
【首を傾げながら、次の言葉を待つ】
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 05:17:50.31 ID:SnrGPbko
>>486

あの方は……あまりご自分の事をお話にならないのです。
お仕事の関係、というのもあるかもしれませんが──
それとは関係なしに、無意識に他人を遠ざけているような、そんな印象をうけるのです。
誰かを頼る事を恐れているような──時として、そう感じることもございますわ。

怜司様とはあまり顔をあわせているわけではないのですけれど……
貴方様からも、似たような雰囲気を感じるのです

【「勘違いでしたら、申し訳ございませんわ」】
【最後にエルはそう言って、寂しげに微笑んだ】
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 05:21:17.61 ID:TWGrliYo
>>487

……まぁ、彼にも色々あるんだろう

【相手の事に関しては、当たり障りの無い言葉をかけた】
【他人の事はあれこれいえないからだ】
【全てはあくまで憶測だし、不用意な事は言うべきではない】
【それが青年の考え】

似てるかどうかは、俺には分からない
けれどそれが人を遠ざけている事を指すのなら、それは正しいのかもしれない

【遠回しな答え方】
【それで彼は控えめな肯定をした】
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 05:47:26.56 ID:SnrGPbko
>>488

……そう、ですわよね。。

【ふっと目を伏せ。彼女は小さく頷き】
【彼に。想い人へ些細な事すら告げられない自分の弱さが情けなくなった】
【──もしかしたら、目の前の青年に告げようとしていることはただの自己満足なのかもしれない】
【そんなことを思いながら、彼女はすっと立ち上がり】

──独りは、寂しいですわ。。
怜司様……私では頼りないかもしれませんけれど──
貴方は私の義弟でもあるのです……なので……頼っていただければ、幸いです

【彼の方を向いて、静かにそう告げた】
【青年が「彼」と似ているからなのだろうか】
【何故そんなことを言ってしまったのかは、彼女にすら理由がよく分かっていなかった】

もう夜明けが近いことですし、今宵はここで失礼させていただきますわ
それでは怜司様、ごきげんよう

【そしてその後、くるりと彼に背を向けると】
【明けつつある夜を背にして、彼女はその場を去っていくのであった】

/ごめ、眠気やばいからここまでで
/こちらから絡んでおいて申し訳ない……
/お疲れ様でしたー
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 06:10:07.28 ID:TWGrliYo
>>489
//お疲れさん
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 08:44:12.99 ID:0FyEUsAO
>>470
/最後の最後に寝落ちするなんて…みぃ…
/お疲れ様でしたなのですよ!!
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 16:10:38.25 ID:0qEH1gIo
【路地裏】

…………。

【長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【左人差し指には、水晶のように透き通った翡翠色の指輪を嵌め】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【少女の足元には、至って普通で路地裏では特に珍しくもなく何の変哲もない死体が落ちている】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 19:19:50.80 ID:C8M3J8Eo
【聖都・スラウロット博物館前】

(シェン・ロンドは未だ音沙汰無し・・・支部の者も知らないと言う)
(かといって死体が見つかるわけでも無い、となると―――)

・・・・先ずは一つ、調べてみるか

【機関のマークが装飾に成された白銀の鎧に全身を覆い隠し】
【背には三角錐のような形の巨大な“鉄塊”を背負う】
【そんな騎士らしき何者かが閉じた門扉の前で腕を組んでいる】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 19:34:02.78 ID:XZxoA6SO
>>493
おや?君もここに用があるのかい?
【そう後ろから声がかけられる】

【振り向くと】
【金髪オールバックに、白いスーツを着た青年がニヘラと微笑みながらしている】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 19:57:05.29 ID:C8M3J8Eo
>>494

・・・・その通りだが、鑑賞ではなく検証の用事だな
「君も」という言葉からすると其方も似たような内容なのだろうが

【ガシャン、と音を立てて相手を見遣り、そう答え】
【それから静かに歩を進めると両手を門扉へと伸ばし】
【重そうな、鍵の付いたそれを一気にこじ開ける】

/気付くのに遅れたッ、申し訳ない!
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:00:47.10 ID:0qEH1gIo
【路地裏】

【───金髪の男が、一人の少女の頭をモウレツに踏んでいる】

「……───テメェ、さぁ。」
「オレ様に二度も逆らいやがったんだ──」
「当然こうなる覚悟はできてたよなあ、あぁ?」

【踏まれてるのは、長い銀髪を赤いリボンでツインテールに束ねた、赤い首輪を付けた少女】
【全身には、ふりふりフリルな白を基調としたメイド服を纏い】
【左人差し指には、水晶のように透き通った翡翠色の指輪を嵌め】
【大口径拳銃を腰のホルスターに提げ、黒い表紙の分厚い本を持ち歩いている。】

【全身を焼かれたのか、少女は悲惨な姿だ───追記しておくと、服もコゲコゲでヤバい】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 20:06:09.75 ID:9.ed7XY0
>>496
【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳】
【腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が】

・・・そこの・・・金髪の人

【ゆらりゆらりとした歩調で近づき、金髪の男に声をかける】
【さながら幽霊のような、沈んだ雰囲気だ】
【状況からして止めに来たのか?しかし踏まれている相手は以前闘った相手・・・】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 20:07:13.63 ID:xdV2PrMo
【路地裏】

【光から見放された道、世界の裏側たる「路地裏」】
【律儀にゴミ収集に訪れる者などいるはずも無く】
【それでもどういうわけか路地裏に死体の山と血の河、腐臭の風などという自然なる不自然が放置されることは無い】

【よく手入れされた赤髪を後ろに束ねて】
【宵闇色のローブを羽織った大柄な男】
【左手には二匹の蛇が絡まり、頭に小さな翼の飾られた特徴的な杖】
【右手には、首の部分がぱっくりと裂けて、そこから血の噴水を作り、そして枯れた青年】

【男がずるずると音を立てて、死体を引きずりながら歩いていた】

ふむ
けして上質とは言えないが、特に不可も無し 今日の材料はこれでよかろう…

【赤みがかった琥珀の瞳が、暗闇を陵辱していく】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 20:07:27.17 ID:XZxoA6SO
>>495
う〜ん。そうだねー
君と同じかもしれないし違うかもしれない
もしかしたら私はただなんとなく来ただけかもしれないし
なんか何処かで見たような気がしたから声をかけただけかもしれないし、違うかもしれない
もしかしたら泥棒かもしれないし、テロリストかもしれない

まあそんな私が君にお供していいかな?迷惑はかけないよ
【表情はニヘラとしていて】
【言葉も言葉遊びが多く】
【真意や目的などわからず何を考えてるかわからない】

【だが着いていっていいかな?と聞いてるのはわかるだろう】

【……会った事ありましたっけ?ないならスイマセンです】

/いえいえ
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:13:33.82 ID:C8M3J8Eo
>>499

・・・・・、・・・別に構わん
着いていきたいのならそうすれば良い

【鎧の奥で息を吐き、再び足を動かし始める】
【門扉を開ければ次は正面玄関だが、これも力だけで強引にこじ開け】
【その舞台は照明の落ちた博物館内へと移る】

【実は議員就任時に姿だけなら会った事も有りです】
【が、こちら側のが相手を覚えていない感じですー】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:14:04.47 ID:0qEH1gIo
>>497

「……あーあーテメェは。」
「あの時の糞野郎じゃねぇかッ!」

「このオレ様の前にまた顔を出すなんて──」
「ブチ殺されたいって意思表示と受け取って構わないんですよねえ!?」

【金髪の男も知り合いでした】
【──チンピラAなので、覚えてるかどうかは定かでないが】

「全くよお、調子にのって正義のヒーロー様を気取りやがって。」

「奇跡は二度起こらないって、そのてめぇの間抜けな身体に刻みつけてやるとしますかあ!!」

【相手の言い分など聞く気0で】

「───《 フレイム・ディストーション》 」

【右手の平に火の玉を生み出すと、相手の腹部を狙って投げた】
【それを追うように、一直線に相手へ向け走っていく──】

【少女は放置】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 20:22:53.16 ID:9.ed7XY0
>>501
・・・?・・・
【額に左手を当て、考えるような仕草を取り】
【相手の俺様、という台詞を聞いた瞬間に首を少し上に向け、僅かに目を見開き】

あの時ゴーグル女を襲っていた発火能力者、か
【俺様、と言う言葉を聞いて思い出した辺り自尊心が高い男として記憶されていたのだろう】

正義のヒーロー・・・違うなぁ・・・多分
奇跡・・・まぁその言葉は否定できない
【火に強い装備をしているのは以前と変わらないのか、その炎の弾が腹部に当たると同時に僅かに苦く顔を歪める】
【懐に手をしのばせ】
【カウンター的なタイミングで刃渡りがそれほど長くない投擲用のナイフを投げる、狙いは左肩】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 20:23:57.40 ID:XZxoA6SO
>>500
いやー、ありがとうねー
【ニヘラと笑いながら後ろについていく】

【懐からパンフレットをだして見ながら】

【わかりましたー】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:28:51.94 ID:0qEH1gIo
>>502

「奇跡でもなけりゃ、オレ様から逃げれるわけ無いしなあ!!」
「まあ、奇跡であろうと、逃げ切れたことは偉大だぜ───?」

「なのに、その折角の命を此処で散らすとか──バカにも程があるぜ、てめぇ!!」

【投げられたナイフを見ると、上体を前に倒す】
【回避しきれず、ナイフが左肩を掠め】
【僅かに顔を歪めるが、悲鳴をあげるほどの傷ではなく】

【そのまま、接近しようと相手へ向けて走っていく───】
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:32:40.09 ID:C8M3J8Eo
>>503

【鎧の人物は立ち止まる事無く何処かへと進んでいく】
【メインの展示フロアでもなく、中庭でもなく】
【青年の持つパンフレットを見れば解るであろうその場所は―――】

・・・・ここ、か

【倉庫―――正確には「第二倉庫」だそうで】
【展示品等を一時管理する、その場所に鎧は足を踏み入れていく】

【中は暗いが扉は開いている――青年がどの選択をするのも自由である】
506 : 【末吉】 2010/10/01(金) 20:32:46.06 ID:O/ZJEhAo
【神社】

・・・

さて、何となくだが・・・おみくじでも引いてみるか・・・

【膝まで隠れるフード付き薄手のコートを着た18歳くらいで】
【髪型は、6つの角のような髪が後頭部に逆三角形状に並んでおり、髪の色と目の色は緑青色で】
【顔付きは―天空のような…気まぐれに旅する風のようなそれの、左手に手袋をはめた青年が】
【神社で売っているおみくじを買い、それを開封した】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 20:34:45.45 ID:9.ed7XY0
>>504
いやぁ・・・まぁ、言い返しても無駄なんだろうし弱い犬ほどなんとやらって言うからこれ以上弁解はしないが・・・

ま・・・今日は不慣れな武器は無しでやって・・・みるか
【流石に敵を相手に何だかんだ良いわけをするのは見苦しいと解っているらしく、自分がそれを奇跡だと認めた理由は語らず】
【今日は不慣れな武器をなし、と。以前使っていた弓はそれほど慣れているものでは無いらしく】

【左手に魔力を篭めつつ相手の走りに対して真っ向から立ち向かうよう】
【その地を蹴り、敵の正面向かって走り出す】
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 20:39:50.59 ID:XZxoA6SO
>>505
ふむ…
(第二倉庫…なるほどあの時展示された物がここにあるわけで)
(あの子はシェンくんが消えた訳とかを知ってるみたいかね?)
【着いていきながら】

【とりあえず着いていきながら】
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:40:51.87 ID:0qEH1gIo
>>507

「ハッ、そんなに早死したいのかッ!!」
「自分から突っ込んでくるなんて──なら、望み通りにとっととブチ殺してやるよッ!」

「───《 ストライク・ブレイズT 》 」

【右手に熱が纏い、男はその右手を振るう】
【相手の胸部を狙ってのストレートで】
【何かモノへと当たった場合、その点を中心として小さな爆発が起こるだろう】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:48:28.30 ID:C8M3J8Eo
>>508

【室内―――古代の壁画、陶器、或いは理解の及ばない何か】
【当時の「古代テクノロジー展」に関する品物は確かに未だ此処にある】

(・・・やつは此処を目指して歩いていった)
(それは解っているが、その事情と後が不明)
(何かの品を狙っていたのか・・・・)

・・・・・さて、調査でも始めるとしようか
その前に出来れば其方の名でも聞きたいところだが

【そう言うとせの鉄槌を入り口扉の横に、重々と降ろし】
【青年へと尋ねなつつ周囲の品物を確認し始める】

/次、遅くなるかもしれません
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 20:49:47.99 ID:9.ed7XY0
>>509
何でも自分の都合の良いように取る・・・!
俺にとっちゃ弓を扱ったほうがよっぽど自殺行為だった・・・!

【近接戦の方が慣れている、のだろう】
【先程魔力を篭めた左腕は攻撃用に篭めたのではなく防御用に篭めたもの、その左腕を使い敵の拳を受け止める】
【完全な無効化とは行かずにまた小さいダメージが蓄積した模様だ、男の僅かな舌打ちが走る】

【そしてただ受け止めるだけで終わるのもこの男の性が許さない】
【右足を使って勢い良く腹部を狙った蹴りを放つ】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 20:52:55.22 ID:XZxoA6SO
>>510
私かい?私はロバート・レイント
ロバートでいいよ
【ニヘラと笑い】

さて……まずは何から調べようかね
【周りを見渡し】

/わかりましたー
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:57:46.40 ID:0qEH1gIo
>>511

「そりゃ、オレ様が全て正しいんだからなあ!」
「てめぇの力の大小なんて、関係ねえんだよッ!!!」

【蹴りをマトモに喰らって、身体に衝撃が走るものの】
【歯を食いしばり、地面を思い切り踏みしめてなんとか踏ん張り】

【だがしっかりとダメージは通ったのか、忌々しげに舌打ちして】

「───お返しだ、糞野郎ッ!!!」

「────《 クリムゾン・ノヴァ 》 」

【受け止められた拳を相手の体から離さず】
【その手を中心として、円球状の炎を発生させようとする】
【何の対処もしなければ、青年の身体は焼かれることになるだろう】

【──尚、金髪の男は自分の能力ではダメージを受けないようで】
【事実、先程自身で発生させた爆発を受けていたが、傷一つ負っていない】
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 20:59:18.31 ID:hOdYHZYo
【路地裏】


足りねえ、足りねえ………
これじゃあ何処にも足りねえよ………

【ゴッ、ガキッ、グシャ】
【硬質の物体同士がぶつかり合う、鈍い音が響く】
【ナイフを両手に持った男が、壁に這いつけられる様に立っていて】
【その頭は、もう一人の男の拳と壁に挟まれて、少しずつ少しずつ平たく変化し始めている】

もう美味くない≠だよお前………もう、なぁ……
ドロドロに溶けて不味くなっちまってよぉ

【上半身裸、デニムのズボンにロングコート。コートの上に絡みついた、数本の鋼鉄のチェーン】
【左の瞼から頬に掛けて大きな傷が有る、身長175cm程の黒髪の男が】

………腹が減ったなあ、おい

【両の拳を、赤く染め上げ続けている】
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:01:12.15 ID:0FyEUsAO
【公園】

たまには鍛練以外で此処をこうして散歩するのも良いものだな…
静かで、ただ歩くだけでも思い出深いものがある。

【艶やかな黒髪を背の中程まで伸ばし、紺色の学生制服の上から腕に『風紀委員』の腕章をつける精悍な顔立ちの少女が姿勢良くゆったりと歩いている】
【腰には魔翌力が微弱に宿る純白の木刀に、四尺程ある大太刀『迅雷』を携え、小太刀を後ろ腰につけている】
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:03:44.84 ID:KuN73JMo
>>425
にゃるほど・・・ちょっとしたですか!
わーりましたっ
【右手の親指を立て笑顔で突き出す】
【ただ無邪気に――納得したようである】

変身しますよっ!
骸おにーたんの頼みならっ!
【えっへんと言いながら偉そうに胸を張る】

ありがとうですっ!
おにーたんも早くお嫁たん見つけるれす!!
【両人差し指でほっぺを突付きながら】
【照れくさそうに顔を右へ傾ける】
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:04:09.84 ID:KuN73JMo
>>516
/二日目ですが、よろしくです!
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 21:07:00.99 ID:9.ed7XY0
>>513
自分が全て正しいとか何処の独裁政治者だ・・・!んなろぅ・・・
俺もお前の言う事なんか全部関係ないと思っている・・・ッ、気が合うことで
【忌々しく吐き捨てるように口を走らせる】
【こういったときの気が合う、の使い方は相手を挑発するものだが・・・】
【言った後に挑発でも気が合っているのが嫌だと思ってしまったアホの子だった】

お返しにはお返しをってな?
【全身に魔力を張り巡らせる】
【だがその魔力が身を守ると言う役割を果たすのはほんの僅かの効果しかないようだ】
【つまりそれは先程の左腕に篭めた魔力とは違い攻撃のための物?】

【その炎を殆ど直撃の形で受けながらも相手の体に組み付こうとする】
【炎に焼かれてるだけあって少し動きが鈍い、故に回避行動を取ろうと思えば取れるだろう】

【回避行動を取られたらとられたで何かしら敵の部位を掴もうとはするだろうが】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:10:44.95 ID:KVf9aPYo
【街中】

というわけで、やっぱ俺は迷子になりがちだからお前についてくことにしたよ!

「勝手にせい…行くからには遠い道を行くが構わんの?
まずは…どこかにガソリンスタンドがあるか探ってみるかのう」

【さらっとした柑橘系の整髪料の匂いが漂うさらっとした茶の短髪にきりっとした目に真っ赤な瞳に整った鼻筋】
【水色の質素なシャツを白い柄シャツの上から羽織り、ひざ下まで伸びた黒よりの灰と黒のストライプのハーフパンツに赤のスニーカーの青年が鎖を引いている】
【肩にはリュックサック風のバックを持ち、その首だけは…季節はずれな赤いマフラーを巻いている】

【先導するように前を歩くのは垂れた耳に丸い目、ソフトモヒカンのように中央の頭の毛がこんもり盛り上がった、首輪に複数の鍵をぶら下げた
茶色い体毛に覆われ小さな子犬、いや…レッドカラーのトイ・プードル】

でさ、ムクの首にぶらさがってるそのカギってやっぱりこの棺桶の錠前を開けるための物なのか?

「そのへんは追々話すじゃろう、おまえさん免許は持ってるんじゃろう?
なら足代わりとして使えるかもしれんしのう」

【青年が引くのは…2mほどの上から見ると細長い六角形のような形をした重厚な箱…人一人が入れそうな高級感の溢れる箱】
【安定感のあるのっぺりしたフォルムを紺色で彩っており、蓋の表面に真っ黒な三日月を象った模様が塗られており】
【頑丈そうな横長六角形の錠前で閉じられており、そして中央部に『魔術協会』とロゴが張られていた】
【どこから見ても棺桶だった…そしてそれには銀色の鎖がくっついていて青年がひくのはそれのようだ】
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:11:40.45 ID:Y5ZW0yI0
>>516
ああ。聞きわけ良いな〜、偉いぞ〜。
【あまり良い過去ではなかったのだろう。深く聞かれなかったことに安心し】
【無邪気なその様に、圧倒的に年上と知りつつもついつい小さな子供に大しての態度で接してしまう】
【とはいっても相手は精神を持って六年……あながちその対応は間違えでもないだろう】

ほんとか。ありがとな!
【嬉しそうに…本当にうれしそうに礼を言う】
【そしてそのまま少女が変身するのを今か今かと待ちわびる】
【その瞳はまるで子供のように無垢で、本当に楽しみにしているのだと分かる】

あ、ああ…まあそのうちな。
(子供に早く嫁見つけろって言われんのはちょっとな……。)
【少女の可愛らしい仕草に笑顔で対応しながらも、その口角は軽くひくついている】
【やはり小さな子から言われると少し応えるのだろう】
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:14:34.86 ID:0qEH1gIo
>>518

「なんでてめぇなんざと気が合わなきゃならねえ!!」

「──あまり、オレ様を侮辱するなよ! あぁ!?」

【意外と気があってるんじゃないだろうかまる】

「おいおいおい! やっぱり、お前──自殺願望があるんじゃねぇか?」
「これはこれは、盛大に死なせてやらねぇとなあ!!!」

【──組み付くこと自体には、成功するだろうが】
【金髪の男の身体から火の手が上がり──燃えていく】
【正確には、青年が組み付くために接した部分、それも表面上のみであるが】
【パンチなどならともかく、長時間触れるのは厳しいかもしれない───】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:16:17.62 ID:KuN73JMo
>>520
ありがとうです!!えへへ!
よしよし、してくださいっ!
【本当に嬉しそうに顔を左右にゆっくり振る】
【よしよしとは撫でることだろう】
【九十九神だとか500歳だとかを感じさせない、無邪気な少女である】

それでは!やりますか!
取り合えず、もっといてください!
【そういいながら背中に背負っていた】
【リュックサックを取り出し、差し出す】
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 21:17:23.16 ID:SWX.0HA0
【聖都・人気の抜けた公園にて、端の方に“立つ”影】

……ワタクシとしたコトが、ついついうつらうつらと…。

【雨雲の色を観賞用として極限まで研ぎ澄ましたような、銀に近い灰色の長髪を、ポニーテールで纏めた“少女”だと思われる人物】
【瞳は刹那的に輝く夕暮れの茜色、背丈は約148cm、小柄かつ細身、外見の年齢は13歳程度。薬指には、月長石をあしらった煌めく銀の輪】
【服装は茶色っぽい制服ブレザーだが、黒が紫がかった、ちょっとオバサン臭い色のスカートは際どい短さで、良く見ると校章部に“魔術協会”の紋章】
【其処から下は、ほっそりとした上等な脚線美の白い素足に、何故か―――紅い鼻緒で一本歯の、高下駄である】

やれやれ、悪戯はそうそう向こうからは歩いて来ません。
だから、飛んで往く訳ですが……。

【落ちかけの瞼を、右手でごしごしと擦るその姿は―――かなり、“眠そう”だ】
【そして、見知らぬ場所で『目覚めた』かのように、辺りをきょろきょろ、首を振りつつ瞳のカメラで確認する】
【……どうやら、立ちながら寝ていたらしい】
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:18:20.22 ID:EUr5P9Mo
>>514

うふふ……。

【怜悧な、明らかな嘲りの色を持つ、含み笑い】
【男の背後に、いつの間に現われたものやら、一人の少女が立っていた】

【白磁のように滑らかな肌を覆い隠すのは、わずかに布一枚】
【白く大きな布を、胴体だけにぐるりと巻きつけた、扇情的な格好】
【身長は150pほど、年齢は15には達していないだろう。ストリートチルドレンにも見紛うような、その出で立ち】

お兄さん、何して遊んでるの?

【しかし、貧困にあえぐ人間には不釣合いな、余裕を持った笑みを浮かべている】
【大理石の塑像のような、どこか人形めいた顔立ち。紅を引いた様な赤い口唇だけが、それを生きた人間だと窺わせる】
【腰ほどまでの長い金の髪は、柔らかに風になびいている】

お腹が減ったのなら、豚でも食べればいいのに。
そんなに、人の血の匂いが好いの?
……うふ。 まるで、食人鬼(グール)みたいね。

【ゆっくり、夢遊病のように近寄ってくるが、靴音がしない】
【――足元を見れば、少女が裸足であることがわかるだろう】
【まるで、暴行の現場を楽しむように、愉悦に満ちた表情で、男を見つめている――】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:21:35.33 ID:Y5ZW0yI0
>>522
わかった分かった。ほら
【こちらも少女の可愛い動作にメロメロなようで(注:ロリコンじゃありません)】
【少女の頭に手を載せると撫で始める】
【もう500歳の相手に失礼だとかそんな事は一切考えてないようだ】

おっ、いよいよか?
【目を輝かせ】
ああ、分かった。
【撫でている手を離すとリュックサックを受け取り、少女から少し距離をとる】
【リヤカーへの変身がどういった過程を経るのか分からない以上少し距離を取った方がいいと判断したのだ】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:21:42.02 ID:C8M3J8Eo
>>512

・・・・・ロバート・レイント?

【品物の確認、とはいっても数を数えるだけのだが――】
【それを続けながら出た言葉は相手の復唱、確認のそれで】

(確か議員だったか・・・またヘラヘラとした奴だが)
(しかしこれは中々に数の多い―――)

・・・ならそこからそこまでの品数を数えておいてくれ
現状、他に出来ることも無いからな

【そこからそこ、と適当に倉庫の一角を指し示し】
【それ以外に何も言わずに作業を続ける、その最中】
【タッタッタッ、という駆け足の音が近付いてくる】

/おそくなりまして、申し訳ないです
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 21:23:05.35 ID:9.ed7XY0
>>521
俺もそう思う、お前なんかと気を合わせたくない

俺は今、自分で自分を侮辱しちまったよ・・・

【また気が合っている】
【その自嘲の言葉は先程の言葉と今言った言葉両方に対するものだろうか・・・】

いやぁ・・・敵が自殺するわけないだろ、ましてや敵の胸の中で死にたいと思うか?
俺は嫌だ、ましてや男の胸でなんて
【最後に余計な欲望が隠れた言葉を呟く、別に女に組み付いてるなら死んでも良いという意味では無いが】

【男が組み付いた理由、それは、組み付いた瞬間体に溜めた雷の魔力を】
【一斉に開放させる事だ。零距離での雷撃、どう対処するだろうか】
【男は物に魔力を篭めるのが得意だ。威力も相手の炎に負けないほどには強いはずだ】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:26:38.36 ID:KuN73JMo
>>525
えへへ!ありがとうですっ!
【これ異常ないくらいに満面の笑みで返し】
【青年の手の上に自分の手を重ねる】

それでは!お待ちのみなさん行きますよぉ!
【右手を右から左にかけてゆっくりと体の前を横切らせ】
【そのまま右手を上に上げると】

とぉ!チェェェンジ!ミハルルウ!
【そのまま地面を蹴り上げ、中に舞う】
【それと同時に体がピンクの光に染まる】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:27:13.18 ID:hOdYHZYo
>>524
……………乳臭えとさっきから思ってたが
まさか本当に餓鬼たあな

【ゴス】
【拳が、ナイフの男の頬にめり込む】
【本来なら頬骨が有る筈の位置にめり込んだ拳は、皮膚を切り裂いて血に塗れて】

……口の高さからしてでかくもねえ、靴もねえなら足も脆い
衣擦れの音、随分薄着らしい。誘ってんのか?

【メリ、ブツン】
【頬にめり込んだままの拳を捻って、引き戻して】
【何かが引きちぎれるような音の後、ナイフの男の眼球が沈んだ】
【糸が切れるように倒れ込む体、それをコートの男は横へ避けて】

【ようやく振り向いて、少女を視界に入れた】


人間じゃねえと美味くない≠だよ
二本足で立って、舌が動いて、口が利ける。人間じゃねえとな

【両手の拳を一振り、それらから血を払って】
【腰の高さで肩幅より拳二つずつ広く、肘を自然に曲げる】

餓鬼だろうが女だろうが………どうでも良い

………殴らせろ
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:31:12.41 ID:Y5ZW0yI0
>>528
待ってたぞ〜!
【少女の言葉に反応】
【軽くテンションが上がっているようだ】

……っ!
【予想していたのとは違う変身の仕方にわずかに同様】
【そしてピンクの光が少し眩しいのか目を軽く手で覆い】
(形が変わるだけかと思ってたら…今流行りの魔女っ子的な変身方法だったとは……)
【くだらないことを考えつつも、変身が終わるのを手の隙間から覗いている】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:32:37.30 ID:XZxoA6SO
>>526
数ならもう数えたけどねー
【そう言いながらペンを取りだしパンフレットに数を書くだろう】

【みただけで数を数えた?】
【そんな事…普通の人間には無理だ……いや能力者でも難しい………】
【機械でもないかぎり】

……おや?誰か来たね?どうするかい?隠れるなら私に近づきなよー
それとも力付くでなんとかするかい?
【そう言いながら端末みたいのを取りだしながら】

/いえいえ
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 21:32:40.54 ID:Fgp3.k.0
>>523

待てー……
「嫌だー!」

【その目の前を、小さな影が通り過ぎる】

……あっ

【その後から、一人の少女が通り過ぎようとして、こけた】

【藍色の長めのローブ、その背中には白く大きく三日月の模様】
【右手に携えるは、三日月形の刃と藍色の宝玉を組み合わせた杖】
【そんな様相の少女だった】
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:32:55.31 ID:0qEH1gIo
>>527

「……ヒャハハハハッ!!」
「このオレ様に、真っ向に挑むとか───」

「本当によう───あんまり、笑わせんなよッ!!」

【この男に、後退という言葉はない】
【何故ならば、ソレほどまでに自分の実力を信じて疑わないから】

【何の対処もせず──寧ろ、相手の腕を掴んで更に固定しようとして】
【真っ向から、真正面から、その雷撃を受ける】
【苦痛に歪む、男の顔──恐らく、長くは持たないだろう】

【しかし、男が出す炎の勢いも段々と増していく───】

【───どう対処するだろうか】
【それはこの金髪の男だけではなく、青年にも言えることなのだ───】
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:35:58.34 ID:KuN73JMo
>>530
【そのままピンクの光は1m台に大きさを変え】
【ゆっくりと地面に落下した】
【すると、ピンクの光がはじけ飛び】
【とある物が出てきた】


さぁ!どうですかっ?おにーたん!
【その声が聞こえてくるのは】
【長さが1mほどの大きな鉄製のリヤカー】
【どうやら、これに変化したらしい】
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:38:09.36 ID:EUr5P9Mo
>>529

そう言うお兄さんは、血生臭いですね。

【悪罵の声にも、眉一つ動かさない。どこか狂気を窺わせる表情は、蝋のように動かない】

あら……興味がおあり?
こんな躯がお好みだなんて……素敵ですわね?

【赤い舌で、赤い唇をぺろり、と舐める】
【外見の幼さからは想像もつかないような、、その娼婦のような仕草は、倒錯した色香を放つ】

うふふ。随分深い業をお持ちのよう。
でも、人のお肉がお好みなら……私は、もしかしたら美味しくないかも、しれませんよ?

【意味深にそう答え、無防備な身体をさらしたまま、するっ、と右腕を自身の眼前に掲げる】
【青白い魔翌力が、少女の周囲に凝っていく――】

踊るには良い月。
でも……少々、マナーがなっていませんわ。

【凝った魔翌力は、銀の短剣を呼び出した。澄んだ音と共に、それは地に落ちる】
【かと思えば、その短剣は、不可視の力に持ち上げられるように、少女の腕の前に停滞し】
【相対する男の眉間へと、静かにその刃を向けた――】
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 21:40:48.89 ID:9.ed7XY0
>>533

全くだ、疲れで頭も回らないらしい、俺は・・・
だが愚直に真っ向からやってるんだ、それなりに持って行かせて貰う・・・!
【ふ、と自分に少々呆れ気味な笑いがこぼれる】
【だが互いがダメージを追い続けるような状況に陥って不利なのはこちらだ。】
【相手が更に腕を固定するならば】
【全身に巡らせていた魔力を全て腕に集中、そして今使っている魔力を開放させる形で全て使い果たす】
【その衝撃で相手のつかみを弾き、相手の体をも弾き飛ばす気か】
【それが最後の魔術行使、体力的にもう魔術は使えまい】
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:41:33.98 ID:C8M3J8Eo
>>531

(・・・事前に数えた、そんな可能性は捨てるべきか?)
(どちらにしても見た目だけを信じる訳には行かないようだが――)

・・・ああ、この足音なら問題ない
シェン・ロンドの・・・・昼の国支部お抱えの技師だろう
もっとも、機関員でもナンバーズでも無いがな

【こちらも品数を数え終えたか、ロバートへと近付いていき】

「はぁ・・・・えっと、スイマセン遅くなりました・・・・・っ?」

【少しして室内に入ってくるのは黒髪の青年である】
【所々汚れの付いたオレンジの作業着を着込み】
【腰に下げた皮の作業具入れがなんとも重そうな、そんな人物】

【おそらく鎧と待ち合わせだったのだろうが、他にも客が居る事に気づいたようで】
【「どなたですかー?」と言いたげな感じでロバートを見ている】
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:43:21.47 ID:Y5ZW0yI0
>>534
【光が形を変えたのを見ていよいよ変身が終わるのだろうと考え】
【目を覆っている手をのけて観察し】
【出てきたものに目を向けた】

……美春…ちゃん?
【恐る恐る名を呼ぶ】
【変身するのは分かっていた。変身する様も見た。】
【けれど、やはり先ほどまでしゃべっていた少女がいきなり人とはかけ離れたモノ】
【それも本来なら命を宿すはずのないものに変身したのによほど驚いたのだろう】

あ…ああ、凄い。凄いよ!
【少女の声に反応する】
【笑顔を浮かべ、その瞳はまるで少年のように純粋な興味を浮かべてりゃかーを見つめている】
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 21:45:24.78 ID:SWX.0HA0
>>532

前言撤回…歩いてくるより、滑ってくるモノです。

【ぽつり。今宵の月にでも聴かせてやる様に、その様子を見やりつ、かなり絞られた声で呟いて】
【刹那―――さっさっ、さっ、砂を弾き飛ばし極小の嵐を起こしながら、一本歯で少女へと、器用に走り寄って往く】
【或る程度の至近距離。しゃがめば胴を掴み、腕を伸ばせば背中をつつける様な位置まで近付くだろう】

―――元気なお嬢様、この夜分に足元も捉えず走るなど、自殺行為も良い処ですよ?
…で、お怪我は?

【静止後は―――敢えて、何らかの行動には及ばず…甘く高い声で、皮肉と心配を交互に、或いはマーブル模様に混ぜて、相手の上から掛けていく】
【どのように悪戯を仕掛ければ好いか、まだ把握しきれない】【武器らしきものを装備しているなら、下手に刺激すると詰まらなくなる】

(……何でしょうか、アレ?)

【この行為の間に、ご丁寧にも小さな影の向かって往った方向に、眼を遣るだろう】
【声は確かに響いたし、人間ではない彼女の鋭い視力―――鷹の眼、とでも言うべきソレは、未確認不思議物体の姿を確実に追っていた】
【眠気がガンガンと、鐘の様に思考に響いて、『方策』を考える為の脳味噌が廻らぬのを感じつつも、出来るだけの事はする主義なのである】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:46:28.12 ID:KuN73JMo
>>538
はい!美春ちゃんですぅ〜!!
えへへ!
【元気欲あいさつをし、手を振っているつもりだろうか】
【リヤカーの前輪が上がったり下がったり――ウイリーしている】

ありがとうです!やったぁー
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:47:16.04 ID:XZxoA6SO
>>537
いやー、コレでいいかい
【数えた数がかいてあるパンフレットを相手に渡そうとし】

おや?そうかい?
なら問題はないね
【ニヘラと笑い】

どうもお邪魔してるよ
私はシェンくんの知り合いでロバート・レイントと言うよ
気軽にロバートと呼んでくれ
【ニヘラと笑いながら】

/スイマセン…今度はこちらが遅くなります
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 21:48:04.83 ID:0qEH1gIo
>>536

「…………チィッ!!」

【衝撃によって、男の身体が弾き飛ばされ──】
【過剰なダメージに、口から血を吐くも──倒れは、しないようで】

【───頭まで筋肉で出来ているだけの事はあるようだ】

「本当、マジで、最高だぜテメェ……!!」
「このオレ様に、ここまで、ダメージを与えるとはなぁ!!!」

「───だが、もう終わりだ。死ね。」

【男の右手へと、炎が、紅の炎が集まり始める】

【それは大技の前段階というわけでなく───】
【ダメージの所為で、溜めなければ能力が上手く使えないのだ】

【また、溜めている間は、それなりに隙だらけなのである】
【───この時間をどう活かすかは、青年次第だが】
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:48:31.86 ID:KuN73JMo
>>540
/ミスです。
/最後に

えへへ!どうですか!すてき?ですかーっ?
【嬉しさのあまりか、3回転する】
【声にも心なしか嬉しそう。表情はわからないが】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:50:29.80 ID:hOdYHZYo
>>535
女の図体なんざ知ったこっちゃねえよ
裂いちまえば………こいつぐらい入るんだからよ
そんな下らねえ事一々気にするより…………

【左の拳を腰の高さに構えたまま、男が背を丸めて行く】
【20cm程も頭の高さが下がっただろうか、目の位置が殆ど少女と変わらなくなって】
【こいつ=A自分の右拳を顔の前にまで持ち上げ、まだ残っている血を舌に移した】

【両足は軽く開いて、重心はその中心に】
【体全体を振り子の様に揺らし始め、左右交互に体重を乗せる】
【足首から遠ざかる程、動きが大きい。頭部へ的を絞らせない、ディフェンス技術の様な物だろう】

………足りねえんだよ、血も肉の感触も
砕けた骨がゴリゴリってなるのも、中で血管が切れて皮膚や肉が腫れ上がるのも
何もかも………全然足りねえんだよ

【何度目か、右足に体重を乗せた瞬間、左足が滑る様に踏み出す】
【腰の横にあった左の拳が、其処から少女の顎目掛けて真っ直ぐに撃ちだされる】
【位置関係からして、斜め下から打ち上げる様な軌道。踏み込みと同時の拳は、速くそして鋭い】
【打撃の質は、重さもそこそこだが、何よりも拳が固い。掠めれば皮膚を裂き、直撃すれば骨を痛める】
【そして何発も何発も受け続ければ、ナイフの男と同様の結末を迎える事になるだろう】
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 21:54:40.82 ID:C8M3J8Eo
>>541

ああ・・・・やはり、一つだけ足りないようだな

【パンフレットを受け取り、自らの知る数をそれと足して】
【独り言のような小声で現状を言葉にし】

「はあ・・・・・って、アレですか?偉い人ですか?」
「取り合えずまあ、ロバートさんと呼ばせてもらいますけど・・・・ああ、ハイ」

【青年は相手がどんな人物か、余り興味が無いような反応で】
【鎧の指示を受けて部屋の中央からやや進んだ辺り】
【何も無い机の近くへと歩いていき、其処にしゃがみ込んで何かを始める】

【おそらく、勘が良い者であれば“能力”を使っているのだとわかるだろう】

/了解ですー
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 21:55:39.21 ID:Y5ZW0yI0
>>540
(こちらの声は聞こえる、と。)
【返事が返ってきたのでどこかに耳となる部分が付いているのだろうか…とあたりまえなことを考え】

それにしてもほんとに凄いなぁ〜。リヤカーになるってのは聞いてたけど、もっとやわな感じの奴かと思ってたよ。
【思いの外大きく、しっかりした外見に驚き】
なあ、その前輪動かしてるのは何を動かしてるつもりなんだ?
【動いている前輪を見て質問する】
【特にその質問に意味ははなく、リヤカーを見ている間変身を解かせまいという意図でたずねたのだ。】
【青年は興味深そうにリヤカーを丹念に見つめたり、軽く触れてみたりしている】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 21:55:44.79 ID:9.ed7XY0
>>542
・・・さて・・・
(体力的にも・・・ちと、ヤバイ)
【苦渋の顔で身を屈め、片膝をつき】
【忌々しい目つきで敵を睨む。その目は自分が限界に近いにも拘らず諦めと言う意志は微塵として感じられない】

【思索する。今の体力じゃ敵に駆け寄ってぶん殴るのも一苦労】
【答えは案外すぐに見つかる、自分の懐には便利な投擲道具を忍ばせているのだから】

・・・(一か八か!)
【懐に両手を入れナイフを二つ取り出す】
【さほど大型ではないが先程よりはほんの少し大きい】

【二つのナイフをそれぞれ、一つは相手の右手、二つは相手の胴体に向けて投擲する】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 21:56:44.07 ID:Fgp3.k.0
>>539

にゅー……足元が暗かったんだもん……

【どこかずれた言葉を零しながら立ち上がり、ローブの砂埃を左手で払い落とす】
【勿論、邪魔出来るといえば出来る。邪魔してもしょうがない気もするが】

多分無いかな……で、誰?

【軽くきょろきょろと見回してから、声をかけてきた少女の方に顔だけ向ける】
【無意識に言葉を返していたが、尋ねるタイミングがワンテンポ遅い】

【飛んでいった影は小さく速く、夜の闇に紛れて見えなくなってしまいそうである】
【どこかの学校の制服のような、ブレザーとスカートで装った】
【子供を縮小コピーしたような、背中に大きなハチの羽の生えた何かだった】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:01:01.27 ID:Y5ZW0yI0
>>546
/すいません、追加お願いします

うん、素敵だ。こんな素晴らしいリヤカーなら一台欲しいくらいだ
【嬉しそうにする元少女のリヤカーを見てさらに褒める】
【笑みを浮かべながら見ている】
【なのではたから見ると、回転するリヤカーとそれを見てにやつく青年という何だかよくわからない光景が完成している】
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:01:32.51 ID:KuN73JMo
>>546
このリヤカーだから500年持ったんですから!
でも、そろそろピンクに染めようと思っているのです!
【因みに耳と口は全体から出ていたり】
【今度は左手を振っているつもりだろうか、左のタイヤがういりーしている】
これはですねぇ!
右手を振っているつもりですぅ〜!
【今度は右のタイヤをウイリーし始めた】
もっと触ってください!
触られるの大好きです!!
【嬉しいらしい、声にも更に活気が】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:01:41.75 ID:EUr5P9Mo
>>544

……どうぞ。
如何様にも、ご想像くださいな……。
それくらいは、みじめな貴方にでも、許される慰みですわ。

【男の、いかにも興味が無い、という声音に対し】
【挑発するように、どこか見下した声音で、そう告げて】

主導権を握られるのは、嫌いじゃないですけれど。
でも、少々下賎に過ぎますわ。

【身体を振り出した男から、あらかじめ距離を取る様に、すり足で下がる――】
【が、高速で踏み込んできた男の勢いに負け、距離が詰まる】

……あまり、がっつくものでは、ありませんわ。

【掬い上げるような拳の嵐から、軽やかに地を蹴って退避】
【右手の辺りに滞空していた短剣が、同時に、推進の要を果たす下半身――腰部に向けて、射出される】
【速度はそれなり。黙って受ければ、それなりの勢いで肉に食い込むだろう】

【逃げた先で、さらに短剣が地面に落ちる】
【まだ、先ほどのように浮かび上がってはいないが――】
【だからといって、攻撃態勢に無い、と判断するのも、少し尚早かもしれない】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:03:02.96 ID:KuN73JMo
>>549
素敵ですか!!?
ありがとうです!
【そのままぐるぐる回る】
/気づきませんでした・・・・こっちも追加よろしくお願いします】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:03:07.37 ID:0qEH1gIo
>>547

「こ、こ、この、この、この────」
「この、糞野郎がああああああああああぁぁっっっ!!!!」

「───ディストネーション・フレイム・オーバアアアァァドライブゥゥゥッッ!!!」

【男の右手から火球が放たれ──】
【右手に向かってきたナイフを吹き飛ばしつつ、青年へと向かっていくが】

「──……グ…………ァ……ッ…………!」
「……バカな……ッ……オレ様……がァ…………」

【もう一本のナイフは、男の胴体に深々と突き刺さり】
【小さな捨て台詞と共に──その体は、地面へと倒れ伏した】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:04:01.72 ID:v11VjDso
【公園】

【髪の色は黒く、瞳も同じくして黒い。さらに言うと鋭い目付き】
【白い革手袋を付け。無地で長袖のシャツに、ジーンズを履いた青年】
【特に特徴は無いように見えるが、その頭にはシルクハットをかぶっている】

フフ………。

【そんな彼は、ベンチに座りながら夜空を眺めていた】
【星々の輝きを瞳に映しながら、彼は何を想う─────】

……ッ!ク……!

【徐に握り拳を作ると、それをブン!と振り下ろし、ベンチの一部を粉砕した】
【星々の輝きは、その濁った瞳によってかき消され、まるで燃え盛る怒りの炎をかき消すように、瞳を閉じ───】

やっぱり、してもらうべきだったか……膝枕……。

【などと、ぽつりとほざくのであった】
【彼の方に乗っている鋼色の雀が、「ちゅん…」とため息を漏らすように鳴いた】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:10:54.37 ID:UHs6FIAO
>>554

【ガサっと茂みのほうから音がする】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 22:12:14.90 ID:9.ed7XY0
>>553
驕っているからだ・・・!
驕らずに冷静でいたら・・・いたら・・・(間違いなく自分の勝ちは、無かった。今の状況も最後まで勝てるか解らん、が)
【また同じ様にマントを盾にするか?非経済的だが】
【魔術で出来れば防ぎたいが出来るほど精神的、身体的余裕がない】

畜生が・・・これで・・・二枚目!もってけ泥棒!!
【非経済的でも自身の体には代えられないみたいだった】
【文字通り泣く泣く自身のマントを投げ捨て、盾とする】

【マントを投げ捨てた後、両膝と両手を地面につきぼたぼたと涙を流す】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:13:36.84 ID:Y5ZW0yI0
>>550>>552
まあそうか。確かにあんまり軟いのだと500年も持たずに壊れちゃうしな。
【少女の説明に得心が言ったようだ】
…ピンクはちょっと……いや、何でもない。
【ピンクのリヤカー…想像して合わないと思ったのだろう】
【少女にやめるように言おうとするが、やはり何色にするのも少女の自由だと考えて何もいわないでおく】

ほぉ〜…タイヤが腕とリンクしてるのか
(女の子だった時の身体は柔らかかったけど、やっぱりリヤカーとなるとがっしりするなぁ)
【少女の答えに対応するが、その興味は車体の方へ向けられている】

分かった分かった。触ってやるからそろそろとまれって。
【まわっている少女――もとい、リヤカーに声をかける】
【やはりまわっている状態だと危ないと判断したのだ】

素敵だぞ〜。…あ、そう言えば恭平おにーたんって人も何かの九十九神だったりするのか?
【不意に思いついた質問を口にする】
【九十九神には九十九神―――そう言ったような関係だから結婚したのかと考えた】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:13:42.72 ID:hOdYHZYo
>>551
下賤も上臈も服剥いで肉にしちまえば同じなんだよ
手足があって頭があって皮の下に肉があって、骨の向こうに内臓だ
だったらお高い上臈より安い女の方が手ごろで良い

……が、女は殴ってると直ぐに不味くなる
喰う所が少ねえんだよ女はよお

(腹、やや遠い。この距離は……まだ無理があるか)

【振り抜いた左の拳を、完全に同じ軌道で腰にまで戻す】
【最短距離を往復した拳、その加速を無意味に殺してしまう事を、男は選ばない】
【左拳を引いた反動で左肩を後方に引き戻す。結果、右半身が前面へと突き出され】
【右足を半歩、左足を追い掛ける様に。先制の一打程の勢いは無いが、身体の加速が完了する】

………しぃっ

【唇の間から、細く短く息を吐き出す】
【同時、自分の顎の位置から短剣の側面へ向けて、拳が振り落とされた】
【打ち下ろしの軌道ながら性格にナックルを叩きつける、教科書のイラストの様な右拳】
【腹部狙いの短剣を自分から見て左斜め下、左太腿を掠らせる軌道へと変化させる】

【撃ち終えた右拳をまた顎へ戻し、右足へ体重を乗せて】
【この攻防での彼我の戦力を計算しながら、次の手を思案し始める】
【迂闊な追い打ちも無く、攻撃は無駄な力を排除した最短を進む物ばかりで】
【血を望む狂人としての言動は、この戦闘スタイルとは中々重なりにくい】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:14:36.52 ID:v11VjDso
>>555

【ビクっ!と反応】

(誰かに聞かれた……?いや、ネコか何かだろう……)

【恐る恐る、茂みの方向を見つつ】
【「ちょっと、行って来てくださいよ」、と雀にジェスチャーする】

「…ちゅん」

【はいはい、と言わんばかりに返事をすると】
【雀はパタパタと茂みに向かっていく】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:15:03.76 ID:SWX.0HA0
>>548

其れは結構…。ワタクシは包帯消毒応急処置用具の類は持ち合わせていないモノでして。
元気なお嬢様の傷口に穢れが有れば、若しかすれば病院の皆様方が困るかと思うと、安心を禁じ得ません。

【変わらぬ穏やかな声で彩られた、廻りくどい言葉のすべては、相手の反応を拾う為に在る―――訳でも、無く】
【理由の円グラフ、その三分の一程度の面積を埋めているのは、彼女の“性格”とでも表現すべきモノ】
【それで大事はほっぽり出され、突拍子もないことや、些事がスポットライトを浴びてしまう】
【然して、真逆のポイントとしては、一応は心配している様な様子で、視線は貫く如く真剣―――と言ったところか】

誰、か? …名前や生いたちを言えば、其れは簡単でしょうが。
生憎今日はかような気分に御座いません……。

【全うな質問に対して、ごく当然の様に首を傾げて、立ちあがった少女に視線をぶつけつつ、困り顔で優しい声を造って往く】
【内容を簡単にまとめれば、やんわりとした拒否以外の何物でもない、が】

―――お知りに成りたいので有れば、暫しご剋目を。
ヒントを提示して大まかな答えを導き出せれば、問題はないでしょうし…ね。

【其れ言うと、振り返り―――下駄の歯が沈みこまんばかりの勢いで、際どいスカートに風を孕み、疾駆】
【方向は、ハチの妖精を想わせる小さきモノ。数秒ほど走り、腿が良い具合に上がり、序に“中身”が見えそうになったところで】

……すとっ。

【彼女は背中から、“白い鷹の翼”を唐突に出現させ、俄かに浮遊開始―――スピードは、愈々危険なまでに増して】
【バサリ、空気を叩き付ける羽音を断続的に広げながら、夜の闇に溶けんと決死の脱走を続ける“何か”に接近】
【もし、可能であれば―――右手を使って、その下半身を強引に“鷲掴み”してから、指輪のついた左手で、羽根を抑えようとするだろう】

【掴む力は其処まで強くはなく、潰れ死ぬことは無い様に思えるが―――成否に関わらず、公園の中か、そう遠く無い場所で、一時着陸】
【左脚の歯を軸にした流麗なターンを伴い、もう一度少女の方へと身体を向け、五月蠅い街の灯りに照らされた姿を見せるだろう】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:17:15.72 ID:UHs6FIAO
>>559

【茂みの方には】

むぅ…
眠りすぎたかのぅ

【ボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供が寝転がっている】
【声は中性的で顔もローブのフードで隠れている】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:21:12.71 ID:0qEH1gIo
>>556

(このオレ様が……こんな所で…………。)

「……───フザケるなああああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!」

【───突然、叫び声を上げ】
【それ切り──もう、男の身体は動かなかった】

【──星になったんだよ、かませーは】


【銀髪の少女とかは、そこら辺に居るんじゃないかな────】

【探せばすぐに見つかるだろう──今の状況で、命の保証は出来ないが】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:21:40.82 ID:v11VjDso
>>561

(……何だ子供か)

【はあ、と何故かため息を漏らし】

何で子供なんですか、そこはセクシーなお姉さんが現れて。
「あたしがしてあげよっか…?フフ…。」と、誘惑してくるシーンでしょうが。

【理不尽な怒りを子供に向ける、青年。本当に理不尽にも程があった】

でも、そうなってもお断りしますけどね。
膝枕をしてもらうのは、もう少し恥じらいのある女性が良いです。

【断るんかい!】

…で、──まあ、それは置いておいて。
こんな時間に何をしているんですか。
お子様はおうちに帰るべき時間ですよ。

【と、子供に言葉を投げかける】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:21:48.49 ID:KuN73JMo
>>557
そうですね・・・やっぱりこれがいいれす
【自分の体にピンクは似合わないと思ったのか全芸撤回をする】

そうです!因みに足は後ろのほうがウイリーします!
【実際に後ろが上に上がりウイリーしている】
【どうやら右足を上げているらしい】

了解ですっ!触ってください!
【キュルキュルキュルというドリフト音に近い音を立てながら】
【見事に前方を青年に向け、停止する】
来てください・・・!おにーたん!
【少し、色っぽい声を出しながら】

恭平おにーたんは・・・・風車ですっ!
【非常に意外な答え】
【風車がそんなに持つかどうかという疑問も残る】
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:23:13.67 ID:KuN73JMo
>>557
/すみません。遅れました
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:24:15.09 ID:EUr5P9Mo
>>558

【殴り飛ばされた短剣は、ガラスが砕けるような音を立てて、跡形もなく消失する】

悪食ですのね。おまけに、お預けも解らぬような、野良犬。
あいにく、そういった方は、好みではありませんの。

【少々、不愉快そうにそう呟いて、地面に落ちた短剣に目を向ける】
【視線に呼応するように、短剣は再び、少女の眼前へと浮かび上がる】

手順と言うものを、学ばれてはいかが?
その薄汚い‘はらわた’も、少しは隠せますわよ。

【そして、間髪を置かず、短剣は矢のように飛び出す。またしても狙いは腹部だ】
【近づかれる前に、先手を取って戦おう、ということだろうか】

【剣が飛び出すと同時、今度は二本。少女の足元に、カララ、と乾いた音を立て、短剣が落ちる】
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:24:42.76 ID:UHs6FIAO
>>563

なにやらよくわからんがすまないのぅ

【普通に謝る子供
しゃべり方がとてもジジ臭い】

ん?こんな時間に子供がいるのか?

【上半身をあげて、キョロキョロと周りをみる子供】
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 22:27:48.27 ID:9.ed7XY0
>>562
・・・俺の・・・黒龍の鱗で加工した・・・マントが・・・畜生
【しかし嘆いたって別にマントがこの世に戻るわけではない】
【そもそもまたこの男に喧嘩を売ったのは男が悪事を働いていたからだが・・・】

【先程その悪事の矛先に晒されていた少女を捜し、その近くまで歩く】

【しかし敵だった相手をこうも探すと言う事は忘れたのか?それとも気付いていないのか?】

・・・何処かで見たような気が・・・しなくも、無い
【服装が変わったからか、とりあえず気付いていない模様だ】
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:28:11.33 ID:v11VjDso
>>567

───貴方に謝られても困るんですよっ。

【え、えぇぇええ……】
【本当に理不尽って言うか、無駄に荒れていた】

【はあ、と二度目のため息を吐き】

背伸びしたいお年頃なのは分かりますけどね。
治安も物騒ですし、大人ぶってないで大人しくおうちに帰りましょうね?

【と、目の前の『子供』に言った】
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:30:58.89 ID:0qEH1gIo
>>568

【───銀髪の少女は、目を閉じたまま動かない】
【拳銃を両手で強く握り締めていたりするけど】
【何の不自然な点もない、全くもって自然である──だって路地裏だもの】

【少女が実はゾンビで、いきなり蘇り男に襲いかかったとしても】
【実は気絶して無くて、いきなり目を開いて男に襲いかかったとしても】

【普通の場所ならば、不自然かもしれないが──路地裏だから自然なのである。多分】
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:32:41.77 ID:Y5ZW0yI0
>>564
あ…なんかごめんな。
【自分が途中まで言いかけたことが原因で少女の考えを曲げてしまった】
【そう考え、表情を暗くしながら謝る】

足もリンクしてんのかぁ。
…ってことは他にも色々リンクしてるのか?例えば顔とか…頭とか。
【あがった右後輪を見て言い】
【それならと、頭と思われる部分――ドリフト音を立てて自分の前にとまったリヤカーの前方の少し上を撫でてみる】

触ってやるって。だから変な声出すなよ。女の子らしくないぞ。
【先ほど示した個所を撫でながらもリヤカーに軽く説教】
【リヤカー相手に女の子らしくないというのは傍から見れば恐ろしく馬鹿馬鹿しい光景だろう】

やっぱり九十九神か……って、風車!?
【恭平おにーたんとやらも少女と同じくリヤカー、またはその類だろうと想像していたところに風車との回答】
【それに驚いた青年は無意識に撫でる手を止め】

…てことは風車に変身できるのか?
【当然出来るのだろうが、一応尋ねてみる】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:33:28.48 ID:pEBe7CQ0
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:34:03.35 ID:hOdYHZYo
>>566
(一本ずつなら、何時間だろうが落とし続けられる。負けは有り得ねえ、が)
(二本同時となると確実じゃねえ。止まってりゃ限度も有る)
(仕方がねえ、動くか)

【引き戻した右拳を顎の下に、右肘は鳩尾の前に】
【浮かび上がった短剣を見て、両足で小さくステップを踏み始める】
【間合いで劣っている以上、その場にいては何も出来ない。それを理解し、戦術を組み直した】

【右足で、身体を自分の左手側に打ち出す様に踏み出す】
【相手を中心とした円の周を、時計回りに回る軌道。腹部への短剣を回避しつつ、相手の右斜め前方へと左足を進める】

手順?殴って、また殴って、捨てるんだよ
不味くなったら殴っててもつまらないからよぉ
女だったら適当に遊ぶかも知れねえが、ちんちくりんの餓鬼は知らねえ

(二本来るなら、一本だけでも防ぐ)
(もう片方の手で先に殴り倒しゃ………その後は喰い放題だ)

【側面への移動動作と共に、左の拳を、今度は外側からフックの様に振るう】
【位置関係と軌道上、相手のほぼ真横から、側頭部目掛けて撃ちだされた拳】
【素早く引き戻す事を想定してか、初弾程の力は込めていない。それでも、拳の固さは変わらず】

【右は、短剣の迎撃翌用に用意されたまま。然し、機が来れば躊躇い無く振るうだろう】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:34:22.40 ID:Y5ZW0yI0
>>565
/遅れただなんて…こちらの遅レスに比べれば早い早い。
/こっちこそもっと早くしないといけないのにorz
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:35:04.17 ID:UHs6FIAO
>>569

それは弱ったのぅ

【ホッホッホ、と笑い】

…そういえばワシの姿は子供じゃったな
ワシなら大丈夫じゃよ若人よ
2日ぐらいここで寝ておるがなにもなかったしのぅ
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:35:14.99 ID:KGMr5mYo
【街中】

【夜も更けた街通り、何やら深く思案しながら歩む一人の人物がいた】

(対機関連合、Justiceには……ネットワークで、知らせられるかな)
(それ以外の、外から仕掛ける人たちには……何か、拠点みたいなものがあればいいんだけど……)

【それは、緩く波打った暁色のセミロングヘアを持つ、外見18歳ほどの少女であった】
【黒地のTシャツの上に短丈のカーキ色ジャケットを羽織り】
【黒いアンクルブーツを穿いて、ダメージの入った薄青のジーンズを着用】
【盾を模したピンバッジの付いたベージュ色のリュックを肩に掛けていた】

【そして、人通りもやや疎らになってきたこの時間帯ではあるが、】
【逆にこの時間から活動を開始する種族もまたいるのである──】

「それでよぉー、アツシのやつがよぉー」
『っへーッ、マジかよー! ありえねーっつーの!』

【ゲラゲラゲラ──】
【喧しい笑い声を上げながら漫ろ歩く夜の眷属】
【不良。或いは路地裏量産型。俗っぽく言えばDQNである】

【前からやってくるその群れに気付かず、そのまま深く悩み込みながら歩む少女──】

(ううん、でもあんまり時間も無いし……)
(とにかく、今は一人でも多く────)

────のっ、

【どんっ】
【案の定、ぶつかってしまうわけで】

「──あぁあんん? 痛いなあぁ、お姉ちゃん、何処見て歩いてんのかなぁああ?」
「ちょっと僕ちゃんすごく痛いんですけどぉお、これは慰謝料請求かなぁあ、んんん?」

──あ、っと……ごめん、なさい。余所見、してて──

『えっへっへ……へえ、お姉ちゃんこれから何処行くの?』
『暇ならさあ、俺たちとイイコトして遊ばない? そしたら悩みなんかパーッと晴れっから、ッヘヘヘ』

(……うわ、自業自得とはいえ、面倒くさい……どうしよう……)

【じりり。Charaい男たちに迫られて、顔を引き攣らせながら一歩後退る少女】
【そんな彼女を、彼らはわらわらと取り囲まんとしていた】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:36:40.94 ID:Fgp3.k.0
>>560

……? ごめん、三行でお願い……一行十文字くらいで……

【婉曲のしすぎだったのだろう。表情は困惑一色である】
【真剣な様子こそ感じ取れたものの、肝心の言葉の意味が頭の中に残らず】
【故、軽く無茶な注文が飛び出してくる】

そういうことじゃなくて……えーと、えーと……
…………まあいいや。聞けないなら聞けないで

【拒否されたのなら仕方が無い、といわんばかりにあっさりと諦める】
【もっとも、知りたかったものは挙げられたものと少し違うようだったが】

え、っと、剋目、って何を……?

【困惑した表情のまま――更に困惑が上乗せされたようだが――呆然とその行動を眺める】
【「中身」は別段気にしないらしく、何の反応も示さない。そこまで処理できないだけでもあるが】


「――だーっ、もう! どうして赤の他人に追われなきゃならないのさー!」

【更なるスピードを求めて加速し、右手から逃れ、何処かの建物の中へと窓から紛れ込んだ】
【ただし、その窓は開いていない】


【呆然としたまま立ち尽くす少女】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 22:37:59.58 ID:9.ed7XY0
>>570
さて、な・・・
【拳銃を強く握り締めているのを見て】
【そそくさと後退。だって今戦闘能力が皆無だもの】

【己に今ある武器は懐に入れたナイフとか閃光弾とか自分自身の体。立派な物だが彼にとってこれは皆サブ兵装で・・・】
【一応護身用に右手にナイフを数本、閃光弾を左手に持って警戒。未だに思い出せずに居る状態だが】
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:39:37.16 ID:KuN73JMo
>>571
大丈夫ですよっ!気にしないで下さいッ!
【右前輪を上げ、大ジョブアピール】

なでなでしてもらえた!やったー!
【正解です!どうやらそこが顔に位置する場所らしい】
わかったです!もうしませんです!
【これまた、元気ッリヤカーに戻り】
【女の子らしいリヤカーになったのだろうか?】

風車ですね!あの、こー・・・
風力発電とかの大きい奴ですね!!
・・・・・・でもかざぐるまに良くなりますねねぇ!
【ダンダンと前輪を2回地面にたたきつけ】

一応できますよ!あんましないけど・・・
名残で人間の時はよく回転しますっ!
【一応できるらしい】
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:40:43.67 ID:v11VjDso
>>575

………。

【ううん。とジジ臭く笑う子供を見て、目に手を当てて】

(何、こんな子供相手にムキになってるんだか……)

【いや、まったくね】
【雀は、パタパタと彼の肩に戻り】

はあ────。
若人って、……いくつですか、貴方。

【半信半疑で子供(?)に質問する青年】

いや、何も無いにしても、こんなところで寝るのは体に悪いし。
最近寒くなってきましたよ。
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:40:51.16 ID:0qEH1gIo
>>578

…………何故、分かった。

【青年が警戒態勢に入ったと分かると、目を開き】
【ゆっくりと、あまりにもゆっくりとした動作で立ち上がる───】
【全身に負った火傷──この少女も、本調子じゃないようで】

……────引いて。

【短く、非常に簡潔に、一言だけの用件を告げた】
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:41:17.15 ID:XZxoA6SO
>>545
(足りない……ねぇ)
【その言葉を聞き逃さず】

ロバートで構わないよ
私は自分で思うほど偉くはない所詮は君達と変わらないさ

ところで君達の名前は?
【ニヘラと笑い】

……
(能力かね?まあいい…さて見物するか)

/ただいま戻りました!!
/遅くなってスイマセン!!
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:42:55.36 ID:iK8eIASO
>>576

【とそこへ】

ちょっと、そこ何してるんですか?その娘困っているじゃないですか。
【白のカッターシャツに青のネクタイを着用した黒髪ショートの少年がやってくる】
【カッターシャツの袖には校章がついており彼が学生であるのが解る】
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:43:42.15 ID:UHs6FIAO
>>580

今年で確か100じゃ

【キッパリ言い切り】

大丈夫じゃ
このローブが意外と温くての
それにワシは体が頑丈なだけがとりあえずなはずじゃから
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:45:37.64 ID:EUr5P9Mo
>>573

(……速いな)

【振るわれる拳に、また後ろへ下がり、回避動作をあわせる。鼻先を掠めて通り過ぎる拳を、冷静に見送って】
【地面に落ちている二本の短剣を、飛ばす】

【一本は、青年の機動力を殺ぐためか、その腰部へ】
【もう一本純粋に殺傷目的のため、胸部、中央から僅かに左――つまり、心臓部へ】

まったく、無粋な方ですわね。
仕方ありません、一曲だけ、お相手して差し上げます。
それで、満足くださいな。

【余裕ぶったその態度とは裏腹に、目を細めて、周囲を見回している】
【背後の道すがらに点在する、いくつかの曲がり角、それらに】
【既に撤退の準備をうかがわせるような、周到な視線を後ろへ投げつつ】

【魔翌力を集め、二本、新たに短剣を喚ぶ――呼び出された短剣は、地に落ちず】
【少女の両手に、一本ずつ収まった】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:46:32.71 ID:C8M3J8Eo
>>582

・・・・私はリジードだ、一応は機関員だな
そっちのはクレイとかいったか、そんな具合だ
今は集中しt「うわぁ凄いですよこれ、血がもう・・・うわぁ」

【―――どうやら、能力の使用は終わったようで】
【なにやら解ったようでは有るが―――?】

/おかえりなさーい
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:47:17.89 ID:Y5ZW0yI0
>>579
ほんとか?なら良かった。
【少女の元気な様にほっと胸をなでおろす】

(やっぱりここだったか…)
【当たったことに喜びながら撫で続ける】
【内心では(胸とかそういう場所だったらどうしよう…)とかるく不安になっていたようで安心した表情を浮かべた】
よし、それでいい。
【聞きわけ良く返事をしてくれたことに気を良くし、撫で方を少し丁寧にする】

ああ、あっちの大きい奴か。
【少女の説明に、小麦粉を挽くのに使う様な大きな風車を思い浮かべるも】
って、あれにもなれるのか?
【続く少女の言葉ですぐにその壮大なイメージは消え、代わりにかざぐるまを持って遊ぶ少女のイメージが現れ、軽く吹きだしそうになる】

やっぱり出来るのか…
【分かっていたことではあったのだが、やはり信じがたいものがあるのだろう】
……そうか
(九十九神…俺にはちょっと理解出来ない種族だな)
【良く回転するという言葉を聞いて、軽く溜息をついた】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/01(金) 22:48:36.93 ID:9.ed7XY0
>>581
・・・・・・・強く握られた拳銃と勘
【平静を装った気丈な声を出しているのだが】
【その内心、何時牙をむかれるかとてもビクビク恐れている】


【その言葉を聞いた瞬間、脱兎の如く】
【閃光弾を投げた後、さっきの怪我は何だったのかと聞きたくなるほどの猛ダッシュで逃走】

【以前「次会った時が命日だ」みたいな大言を吐いていたが、その台詞をはいた相手だということを思い出せなかったから多分きっと問題ない】


/御疲れさまであります
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:49:08.93 ID:v11VjDso
>>584

ひゃ、────ッッ。

ジジイじゃないですか!!人間ですか!?
……じゃなくて、見た目によらず随分と高翌齢のようですね。

【驚きの余り、なんか微妙に汚い言葉が出てしまったが】
【ゴホン。と咳払いをして訂正した。見た目によらずってレベルではないと思うが】

まあ、───……はい、この世界では、そう珍しい事ではないの…かな?
はっは、驚くことでもないですね。フフ…。

【と、軽やかな口調で陽気に言った】
【いや、しかしあんたさっき………】

へえ、まあ、体が若いから?
…そういうものなんですかね。
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:49:18.60 ID:KGMr5mYo
>>583

「──あああん? 何ですかぁ、誰ですかぁ?」
『ンだぁ、てめえはよ? この子に何か関係あんのかよぉ?』

【ぞろぞろぞろ──】
【男達は、声に反応して一斉に振り向くと、ガンをくれながら少年の方へと歩み始めた】

(……あれ? 助けてくれた?)
(でも、この人数を一人じゃ……──)

(──……ああ、面倒くさい事になるから、早く逃げた方がいいよ)

【その後ろの少女は、少年の姿に気付くと】
【手振り身振りを交えて口をパクパクさせながら、】
【必死に、関わり合いにならない方が良いと忠告するのであった】

591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:52:13.91 ID:KuN73JMo
>>587
えへへ!ありがとうです!
おにーたん、なでなで上手いです!!
【青年の撫で撫でが気に入ったらしい】
【表情はわからないが、多分顔を綻ばせ満面の笑みだろう】

そうです!よく遊ぶです!
でも怒られます・・・
【溜息をつき少し傾く】
だけど、私みたいに変身はあまりしませんね!
なんだっけ?
人間になれたから、こっちの方がいい?
【いっていたことを思い出すように上がったり下がったり】
【上下運動を繰り返す、リヤカー】
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:53:48.25 ID:XZxoA6SO
>>586
リジードくんとクレイくんだね。よろしくね
【ニヘラとしながらきちんとお辞儀し】

……サイコメトリーかい?
【なんとなく相手の発言からしてこのような結論にいたりクレイの方を見る】

それで何かわかったかい?
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:54:14.46 ID:UHs6FIAO
>>589

確か人間なはずじゃがのぅ
ただ不老なだけじゃ

【ホッホッホ、と笑う子供改め老人】

そういうものじゃろ
ところできになったんじゃが
この世界とはなんじゃ?
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:54:48.11 ID:0qEH1gIo
>>588

…………それが、賢明。

【閃光弾は目を覆ったりして対処して】
【その後、少女はその場から歩き去っていった───】


【───かませーの遺体(仮称)のみが残った路地裏】


「……───力が、欲しいか?」

【なんか、声が響いていた】
【──かませーの行末は、まだ誰も知らない】

/おつでしたー
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 22:55:58.21 ID:SWX.0HA0
>>577

(…少なく見積もってガラス、広く見積もって壁の透過能力?)
(何だったのでしょうか、アレは)

【ターンする直前、驚異的なトップ・スピードと謎のチカラを魅せたヒトガタに、内心で舌を打つ】
【数十年住み慣れた森の中でも、邪魔するモノの無い空の上でも無い、人に満たされた市街地、自分の最高速度は出せないのではあるが】
【其れでも―――飛行速度で負けたことには、苛立ちを隠しえない―――それでも振り向く時には、微笑みを張り付けて】

…ふふ、結局ワタクシは何だったのでしょうか?
地に墜ちた天使?鳥の人?天狗?或いは只の能力者…かも、しれません。
素敵なお嬢様、ご明察した場合には、飴の一つでも差し上げますよ?

【翼が雲散霧消し―――次は、躍るが如き歩行のステップ。愉しく唄うかの様な、独特の抑揚の声】
【姿かたちは間違いなく“子供”なのに、何処となく妖艶なイメージを与え得る其れを行いながら、また少女に近づいていく】
【更なる、答えに成らない、但し正解を交えた答え。相手の心に聳える呆然に呆然を積み重ね、歪なタワーを作りながら】

―――其れで、先程の小さな人は、一体何者?
ワタクシとしては、自分の正体よりも其れが気に成るところです。

【敢えて、比較的普通の質問を被せる―――或いは、それに対する対応で、相手の状態を決定づけようとしているのか】
【何事もなければ、また先程と同じ程度まで物理的距離を詰めるが、奈何せん“言葉を選ぶ”事は、少々苦手である】
【頭がようやく起動した様な状態の今なら、尚更……妖精も捕獲できず、“悪戯”に罅が入りだそうとしていた】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 22:59:13.56 ID:Y5ZW0yI0
>>591
ほんとか?そんな事初めて言われたよ。ありがとう
【少女の言葉に軽く照れながら、その照れ隠しのように撫で撫で】
【こちらは軽くはにかんだ笑みを浮かべている】

怒られるって…何かしたのか?
【この子ならするかもしれない。そんな考えを抱きながらも少女に問い】
ああ、そういう考え方をするのか。確かに慣れれば風車で動くよりも人間型で動いた方が動きやすいだろうな
【恭平おにーたんの言った理屈に納得する】
【確かに、ふうしゃやかざぐるまが動きまわるよりは人間として歩く方が周りの人にも迷惑をかけずに済むだろう】

【少女の上下運動を見つめながら、ハッとしたような表情を浮かべる】
あ、もう戻りたかったら戻ってくれていいぞ。長い間変身してもらっててごめんな。
【やはり人型の方が話したりしやすいのだろうと、人型に戻るのを勧めてみる】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 22:59:53.69 ID:hOdYHZYo
>>585
(心臓、腹。両方撃ち落とすのは間に合わない)
(浅くなるっても胸に喰らうのは避けたい、か)

…………ふっ

【左の拳を引き戻しての上体の回転、先程と同じ行動で右半身を加速して】
【フックと言うよりは寧ろ空手の鉤突き、右肘を直角に曲げて胸の前で振るい、心臓狙いの短剣を弾く】
【腹部への短剣は、身体を捻った事により、狙いは右脇腹へずれる】
【コートと巻きついた鎖の二段の防御を信頼し、其方への防御行動は行わない】
【結果、先程の左足への一撃よりは些か深く、然し大量出血という程でも無く、短剣が突き刺さる】

(………限が無いな。こっちが一発撃つ間に逃げながら打てる、その反射速度か)
(目が良いのか、それとも別な手段か………だが、まあ)

……………そろそろ、喰うか

【後方へ下がる少女に合わせるように、自らも左足から前進する】
【歩幅の違いと、移動する向きの違い。元々狭かった間合いは、容易に詰まる事になるだろう】

【ある程度の距離から冷静に打ち抜く、それがこの男の戦闘スタイルだが】
【拳を容易に見切る少女を仕留める為、一瞬だがそのスタイルを捨てる事を決定した】
【背を丸めたまま、互いの肩がぶつかる程に接近しようとして】
【もし、それに成功すれば】

………反吐ぶちまけて潰れやがれ

【少女の腹、それも肋骨の下から胃袋を突きあげる様な軌道で、右のボディアッパーを放つだろう】
【呼吸を阻害し、スタミナを削いで足を止めさせる事が狙い。そうすれば、その先は見える】
【引き戻された左はまだ腰の高さに構えられ、次に振るわれる時を待ち望んでいる】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:01:31.24 ID:v11VjDso
>>593

ううん、不老って言うと聞こえは良いですが。
ずっと子供の姿というのも厄介な話ですね。

【ずっとその姿なのかな。と、勝手に同情の目で老人を見つめる青年】

ん?───ああ、単に私は
この世界ではなく異世界から来た人間だという事ですよ。

【この世界に生きるものなら、異世界の存在を知っている人は少なくは無いはず】
【目の前の子供改め老人は、俗世離れした人間なのだろうか。あるいは────と推測する】
【老人が自分の家ではなく、こんな所で寝ている事もあって、その確率は彼の脳内で増加する】

異世界、ご存知ありません?
ことなる、せかい。と書いて、異世界。

まず、──この世界が有って、別の世界から、人が迷い込んだりしているんですよ、ここは。
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:01:52.10 ID:C8M3J8Eo
>>592

【相手の礼に対しリジードは沈黙、クレイは未だ騒がしく】
【結果的にどちらもマトモな対応は返してくれず】

「へ?あ、まあ・・・・そんなところ、ですかね・・・?」
「取り合えずはえっと、その、報告を―――。」

【そんな前置きを踏まえて青年は簡潔にまとめた話を始める】

【一つ、此処には人一人分はある量の血が“在った”】
【二つ、それはここで水溜りの様になっていて、外には続いていない】
【三つ、血液には妙に高質のエネルギーが混じっていた】

【最後、リジードから「恐らくはエネルギーは魔翌力では」との話しもあって】

・・・・・どう思う?

【こちらも簡潔、ロバートへと感想を求めて尋ね】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:04:17.77 ID:iK8eIASO
>>590

関係はありませんがね、
【とキッパリ】
【少女の忠告には気をかけず迫って来るチンピラに臆す事もなく】
【それどころ自分から歩んでいく】

「困ってる人を助ける」―――これが僕達、正義の活動ですから、
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:04:46.68 ID:KuN73JMo
>>596
やっぱ上手いです!なでなで!
なでなで屋さんとかどうですか?
【いかにも子供が考えそうなことを尋ねてみる】

えーっと、風車を鳥さんやヤギさんに食べさせようとしたりぃ〜
はさみで切ろうとしたですッ
【凄く行ってはいけないことだが、何も無いように元気よく言う】

それと、本業は林檎屋さんなので!
商売ができません!
【左右に体を揺らす】
【このリヤカー、ノリノリである】

おにーたんの好きなほうがいいです!
おにーたんはどっちが好きですかっ!?
【まだノリノリで尋ねる】
【実はどっちでもあまり変わらなかったりする】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:05:05.93 ID:UHs6FIAO
>>598

酒もたばこもできんのう
夜にあるけば今のように補導じゃし
まぁ、火遊びしても補導ですむんじゃが

【なかなかやんちゃなようだ】

ふむ、よくに異世界の人間が迷い込む異世界とな
それはワシのような記憶や家や金やなんやらがない迷子にも適応されるのかの?
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:05:17.89 ID:G.3lwMDO
【酒場】

ど――――――っしてーェ?

【ただでさえ賑やかな酒場で、一際大きな声が上がる】

今更じゃないの? なんでボクはダメなのさーァ? ね、おかしいよね? さっきの餓鬼には売ってたよね?

【ご立腹な様子で店主に抗議をするのは、金髪赤目の12歳ほどの少年】
【黒い帽子を目深に被り、同じく黒のマフラーで口元を覆っており】
【体に纏うは黒紫の繿褸外套、長袖のシャツに短パン、ブーツ】
【右手の袖は、中に通すものを無くしたようにぺったんこで揺れている】
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 23:12:03.53 ID:Fgp3.k.0
>>595

みゅ……私に聞かれても……。……あ、これ、クイズ?
…………そのどれかー。

【妖艶さを違和感として受け止めたせいか、余計に正体を定めるのに戸惑い】
【それでもどれか一つに定めようとするも、諦めたのか】
【大き目の間を空けて告げた言葉は、暗に思考の放棄を表している】

……あ、えっと、妖精で……泥棒。
「赤月玉」、って知ってる?

【困惑は未だに残るものの、表情からは消えうせ】
【処理の中断を施した頭脳は、何とか普通に答えを出せるまでに回復した】
【故に、ほんの少し妖精から離れた話題も出せるようになっている】

【ちなみに、「赤月玉」の詳細を知る者はいない】
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:12:42.11 ID:XZxoA6SO
>>599
ちょっと寂しいね
【苦笑いし】

ふむ……
(《あった》……つまり消えたという事かね)
(そして魔翌力と思われるエネルギー……消えた血液、シェンくん、そして何かの展示品)

まだ結論はでないけど
転移系の何かが発動したのかもしれないか……あるいは…
ここの展示品がなんらか反応をしてしまいシェンくんが巻き込まれたか…

ここの展示品で足りない物があるみたいだけどちょっとパンフレット返してくれないかい?
このパンフレット…あの日の展示品が紹介されてるはずだからちょっとどれがないか見たいからね
【ロバートの顔はいつの間にか真剣な顔になり】

【終わりのないような闇みたいな漆黒の瞳でリジードを見る】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:14:48.37 ID:Y5ZW0yI0
>>601
そうか。じゃあそれも将来の夢の候補に入れてみようかな。
(……俺が夢を持つなんて、それこそ夢のような話だな)
【少女の言葉に笑顔で対応しながらも、心の中では凄くネガティブなことを考えている】

……美春ちゃん、実は恭平おにーたんのこと嫌いだろ?
【予想の斜め上を行く少女の返答に思わず顔が引きつる】
【と同時に、九十九神は切られたりしたらやはり傷つくのだろうか?という疑問を抱いた】

リンゴやさんか〜。そりゃやっぱり人型じゃないと不便だな。
…そう言えば、美春ちゃんは変身してそのリンゴ屋さんを手伝ったりしないのか?
【車体を揺らすリヤカーを見てふと思いついたように言う】

好きな方…それはやっぱり人型の方かな。こっちも相手が人型の方が話しやすいしな。
【当然と言えば当然だろう。誰だって相手が人型の方が話しやすい】
【が、青年は人型の方が話しやすいから選んだ。というわけではなくその実、元に戻る過程がみたいのだ】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 23:15:55.62 ID:KGMr5mYo
>>600

『助けるぅ? 俺たちはただ、遊びに誘っただけだぜェ』
『ワカるかい、こうして繋がっていく人と人とのコミュニケーションってやつだァっへっへ』
『それに、別に困ってないよなあぁ? なあ、姉ちゃん?』

……私、こういうのタイプじゃないから

『……、…………──』

【男たちを『こういうの』扱いし、男の振りを言外に蹴り付けた】

「なんだあ、テメエ? 生意気なやつだ、やっちまおうぜコイツ」
「俺は正義とかエラそうに謳うヤツが大ッ嫌いなんだよォオオー──ッ!!」

【ぶうん──っ】
【すると、群れの一人が、その右拳を振り上げて】
【向かってくる少年の顔面目掛け、勢いよく突き出した】

【──素人丸出しな、典型的テレフォンパンチ】
【振りが大きいため、見切る事などはそう難しいことではないだろう】
608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:16:47.42 ID:v11VjDso
>>602

とは言っても、その年齢までは成長したということは。
最初から不老だったという訳ではないんですよね?

【ふむ、───と顎に手を当てて興味深そうに、まじまじと老人を見る】

はあ───って、記憶喪失ですか……。
そいつは厄介。記憶が無いのでしたら、私には貴方が異世界人か、この世界の人間かは判別できませんよ。

身寄りの方がいれば分かるのでしょうけど、
本当に異世界人だったら、そんな人はここにいるわけがないですし────…。

【うーん、───と首を捻り】

まあ、貴方なら強く生きて行けますよ。

【と、根拠の無い励ましをした】

ところで、お名前なんて言うんですか?
私は、リロード、リロード・ザ・マジシャンと申すものでして。

あるいは名前も覚えていないのでしょうか?
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:21:12.57 ID:UHs6FIAO
>>608

そのようじゃの
もしかしたら、この年齢になったら不老になるように元々なってかもしれんがの

【ホッホッホ、と笑い】

ふむ、実はそれを見つけるために教会を探しているんじゃが
どこにあるかしらんかの?

【身よりという言葉に反応していう】

ワシか?
ワシはナナイという
きやくすナナジィとでもよんでくれい
リロード坊や
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:21:20.92 ID:KuN73JMo
>>606
そうです!
開業のときは私がお客さん第一号でっす!
【右手を上げているつもりだろうか、右の前輪を上げる】

いや、大好きです!
すきんしっぷ?ってやつです!
【聞かれたことが意外なのか、少し気の抜けた声で答える】

いやいや、重いものを持っちゃいけないって恭平君がいうからぁ〜♪
私は、看板娘でっす!
【どうやらリヤカーの荷台の重さは本人に比例するらしい】

それでは、また変身しますか!?
【少し意外そうに、少し好奇心でわくわくしたかのように】
【それこそ年相応の少女のように答える】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:22:05.13 ID:EUr5P9Mo
>>597

【右脇腹に刺さった剣は、やはり他の短剣がそうだったように、砕けて消える】
【創傷部から刃物が消失したため、無理な動きを行えば、さらに傷口から血を流すことになる】

【だが、男はそれに構わず突進してくる――痛覚が無いのだろうか】
【あるいは、脳内麻薬で、感覚が麻痺しているだけかもしれないが】

(……速すぎる!)

【何にせよ、目論見が狂った。両手に握ったばかりだが、二本の短剣に見切りをつけ、早々に放り捨てる】
【――目と足が多少良かろうとも、その小さな身体は見た目相応の耐久力】
【ましてや、身体にまとっているものは、厚手と言えど、たかが布一枚】
【回避が間に合わぬなら、防御するしかない――】

【クロスレンジの間合い、男の拳が届くよりも早く、その腹部に両手を重ね――】
【さらにその上に、魔翌力を紡ぎ、厚めの銀板を召喚する――即席の盾代わりだ】

く、ぅっ!

【ガン、と鉄板を撃つような音と共に、少女の矮躯は容易に宙を舞う】
【数十cmほどは、地が足から離れたまま、吹き飛ばされ――着地してからも、さらにたたらを踏んで、後退】
【打撃に対して盾を使ったところで、その勢いを全て減衰できるわけもない】
【確実にダメージを与えた手ごたえを、感じ取れるだろう】

……女性のお腹を殴る、だなんて、酷い方。

【脂汗を垂らしながら、強がりを口にするうちに、銀板は消失――】
【腹部を右手で押さえながら、左手を掲げ、短剣を召喚して】

【即座に、男の顔面に射出する!】

(……仕方あるまい、ここまでだ)

【ダメージを負った身体では、そう素早くは動けない】
【このままでは、いずれは、先の犠牲者のように、血袋になるのは目に見えている】

【撤退するために、最も近い退路へと、目を向け、逃げる算段を整える――】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:22:05.90 ID:C8M3J8Eo
>>605

「転移系の何か・・・亜空間ゲートなんて、ありえませんよねー」

・・・以前、あの男は黒い宝玉を使っていた
効果のほどは知らないが、確かアレは移動に使っていたはずだ
・・・・・もっとも、宝玉は固形だったと思うが

【そう、妙な魔翌力というのは血液に“溶けて”いたのである】
【常識なら固形物は液体には溶け込まない】
【―――宝玉が常識の範囲に入る物質かといえばそうではないが】

【そう言ったことを話しながらリジードはパンフレットを相手に返す】
【鎧に覆われたその素顔、見えこそしないが真摯に視線を受け止めて】

【――パンフレットの展示品と此処に置かれた展示品】
【それらを見比べ、足りないのはたった一つである】
【「ギア・コア」――クロスした機械のギアらしき物の内部に宝石、という代物】
【内部の宝石がコア、ギアはそのまま―――“何か”は未だ解っていないらしいが】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:28:01.65 ID:v11VjDso
>>609

ううん、───協会と言われても色々ありますしねぇ。
組織の名称だったりするらしいですが。
ま、どちらにせよ、信仰心の薄い私には縁の薄い場所ですよ。場所も分かりませんしね……。

という訳でお力にはなれません、申し訳ないです。

【ペコリと申し訳なさそうにおじぎして】

ナナイさんですね。
……坊や…。

【年配の方とはいえ、見た目が子供の相手に坊や呼ばわりされて、ううん…と首をひねってしまった】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 23:28:47.75 ID:SWX.0HA0
>>604

…ふむ、四分の一の正解、と言うコトで。
いやはや、其れにしても可愛らしいお嬢様ですね…と。

【考える事を手放して、何となく出した回答―――間違っては、いなかったようで】
【口元に左手の人差指の先を当て、微笑みを湛えて、今度は眼前の少女を褒める】
【…―――この幼い人物が、短絡的に思考すれば婚約指輪とも解釈できる装着の仕方をしているのが、気に成るだろうか?】
【全ては、貴女の興味の持ち方と、遺された余裕次第か、或いは…。】

……! ああ、アレが“赤月玉”の正体でしたか…。名前だけでは、流石のワタクシにも想像が付きませんね?
確か、ここ聖都、魔術協会の禁書庫に忍び込んで、何やら“黒の教科書”なるモノを盗んだとか。
手口は一切不明だった訳ですが、何かしら魔術的な裏技を使用したと解釈すれば…ああ、今も壁に潜っていました、ヤツは。

【雷に背を撃たれた気分と言うモノを想像しながら、ひゅんと軽く仰け反り、眼を見開いて尤もらしく驚いた】
【咄嗟に思い付いた嘘を、呼吸するほどにすらすらと、柔らかい唇の狭間から押し出して】
【華麗にして神秘のヴェイルに包まれた手口にも、独り言と言う接着剤で、一応は傷の少ない――“推測”を重ねる】

【……もう一度確認するが、1から10まで真っ赤っ赤な嘘である】
【然し、美しい茜の双眸は真っ直ぐと少女の方に向き、声にはノイズがなく、平常よりは“自然に慌てた”抑揚】
【―――嗚呼、慣れている】

【余談ではあるが、この人物の“彼女”―――同一の指輪に魂を縛られた相手も、嘘を吐くのは色々な理由で得意だったりする】
【或る意味、お似合いかもしれない】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:32:30.70 ID:UHs6FIAO
>>613

そうか
まぁ、しょうがないかのぅ
異世界の人間がくるなら、宗教が沢山あっても当然じゃからの
じゃからきにすることはない

【フォッフォッフォ、と笑いながら】

リロード坊やはいやかの?
なら、リロード殿、でよろしいかな?
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:32:29.61 ID:hOdYHZYo
>>611
(………つまらねえな、一方的に殴れないのはつまらねえ)
(当たらねえのもつまらねえし)

………不味いんだよ、餓鬼

【火力は低いが、急所以外を狙わない相手の攻撃。防御動作を完全に捨てる事は不可能】
【同時二挙動の内一挙動を防御に裂けば攻撃の数も減る。これ以上続けるのは】
【男に言わせれば、「叩き伏せられないからつまらない」戦いだ】

【来る攻撃は、また急所狙い。然し、物は短剣だ】
【顔面ならば、一か所。人間の力で押し込まれない限りは、刃物でもそれなりに受けられる場所が有る】

(タイミング合わせろ、ミスれば重傷だ)
(……鼻先からの拳に比べりゃ、この程度)

【短剣の飛来に合わせて体を後方に逸らし、僅かでも相対速度を落として】
【顔面の中でも特に骨の分厚い額で、短剣の切っ先を『受けた』】
【皮膚は容易く裂かれるが、骨の貫通はならず。脳へ刃が突き刺さる事は無かった】

【額の中心から顔へ流れる血を舐め取って、自分の味覚が平常運航している事を確かめて】
【男は、気紛れにふらりと、路地裏の更に奥へと歩き出し始める】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:32:42.17 ID:Y5ZW0yI0
>>610
はは。それならその時まで撫で撫ではお預けにしておくかな。
【悪戯っぽく笑うと、撫でるのをやめる】

そうか。仲、いいんだな……。
(純粋な女の子だけにそのスキンシップが過剰だってことが分かってないんだな)
【少女の語調で、それが悪いことだと分かっていないのだろうと考え】
【心の中で(恭平おにーたん、ご愁傷様。)と静かに唱えると、少女に敢えて過剰だとはおしえずに無難な対応をした】

恭平くんが優しい人でよかったなぁ。
【少女の言い方に軽い感じで答え】
看板娘か〜。かわいいもんな。
(確かに可愛さは十分だろうが……色々やってはいけないこともしてそうだな)
【この少女が看板娘ということに一抹の不安を覚える】

ああ、そうしてくれ。
【少し後ろに下がって距離をとりながら言う】
【その瞳は先ほど同様まるで少年のそれと同じように見開かれ、変身をするのは今か今かと待っている】
【その語調からもわくわくした感じが感じられるかもしれない】
(変身と解除はもしかしたら過程が違うかもしれないな)
【そんな事を考えている】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:34:59.60 ID:KVf9aPYo
>>603
/まだいらっしゃいます?
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:35:20.31 ID:XZxoA6SO
>>612
それはわからないよ。何せありえないものができるかもしれない技術が昔はあったかもしれない。ここにはその可能性があるかもしれない昔の技術がある品が沢山ある

ふむ…宝玉かい。もしかしたらありえるかもしれないよ?リジードくん
なにせ宝玉は《常識》では計り知れない
人から宝玉になった例もあれば宝玉が生き物になる例もあるし宝玉が体と一体化した例もある
もしかしたら宝玉がシェンくんと同化し、血液を媒体にして転移を発動したのかもしれないよ?
【考えた様子でリジードを見て】

………《ギア・コア》だね
もしかしたらコレの宝石が宝玉だったりしてねー
しかし、何かはわからない……コレの効果はいったいなんだろうねー?
【リジードにギア・コアが書いてある場所を指差しながらパンフレットを渡そうとする】

まあ私の予想があってるかはわからない
君達の意見はどうだいリジードくん?クレイくん?
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:35:21.87 ID:iK8eIASO
>>607

――だそうですが?
【少女の否定に合いの手を入れるように男達にそう言う】

それは何です?僕達《justice》への侮辱ですか?・・・
【放たれた男の拳を見切り】
【右手で受け取める事で攻撃を阻止する】

すいませんがね、僕等は一々貴方達みたいなのの言葉を相手にしてる暇はないんですよ、
なんせ僕等は困ってる人達がいる限り活動を中断する訳には生きませんから
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:39:56.50 ID:KuN73JMo
>>617
にゃんでですか〜っ!いじわる〜っ
【怒っているのであろうか、気持ちリヤカーが膨らんだ】

仲良いですよ!寝るときは一緒のおふとんです!
【二人で仲よく寝るらしい】

かわいい!?ありがとでっす!
【青年を見上げるようにリヤカーが上を向く】

それでは! 
【ゴホンと一回咳払い?を行い】

チェェェェェェェッェェェェェェェンジィィィィイイイイ!
【リヤカーの車輪が横に倒れたかと思うと】
【そのままジェットのように炎が噴出し】
【空中へと浮上した後、ピンクの光に包まれた】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:40:11.99 ID:v11VjDso
>>615

代わりと言ってはなんですが───…

【年はこちらが圧倒的に下とは言え、異世界歴(多分)はコチラの方が上】
【とりあえず、困った時には、どうしたら──みたいなアドバイスを施しておこうと思うも】

…………。

【こちらに来てからチャランポランに生き過ぎてて、そういうものを全く知らなかったという】

いや、───やっぱり何でも無いです………。

【一人で落ち込んでいた】

あ、いや───はは。どうも…。

【年配の方に気を使わせてしまった事に申し訳ない気持ちで頭を下げるも】
【嫌、という言葉は否定せず、殿≠肯定した】

ン゛ン゛んっ!

【と咳払いをして仕切り直す】
【ベンチから立ち上がるとぐぐっと背伸びをして】

それでは、夜も更けて来たので、私はコレにて───…。
色々と厳しい場所ですが、そうですね…貴方なら、大丈夫ですよ、根拠は無いですけどね。
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:40:24.64 ID:G.3lwMDO
>>618
/我は汝 汝は我
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:45:00.35 ID:EUr5P9Mo
>>616

がっついて、おきながら、言うに事欠いて、不味いだなんて。
随分な、言い様じゃ、ありませんか。

【腹部のダメージは、容易に全身の機能を奪う】
【動かない舌を無理やりに動かしながら――それでも、嘲るような微笑を絶やさず、喉を震わせる】

【打ち払われるか、と思われた短剣は――あろうことか、額で受けられた】
【その事実に、少女は不愉快そうに眉を寄せる】

……無茶を、なされますの、ね。
なら、もう少々、お召しになっても、よろしいですよ。

【路地から、路地へ。曲がり角の傍に立った少女は、捨て台詞のようにそう呟いて】
【――両手を掲げる】

【出現した短剣の数は――実に五つ。虚空より出でて】
【その凶刃を、男の喉、右肩、右腿、左肩、左腿へとそれぞれ向けた】

……それでは、ごきげんよう。
是非、ここでその屍を、晒して、くださいな……。

【最後の最後まで、荒い呼気の中で減らず口を叩いて、剣が光条を描くと同時、角の奥へと走り去ろうとする】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:46:12.59 ID:C8M3J8Eo
>>619

・・・・・宝玉に、古代の技術か
どちらも私の専門外だが言える事が一つある

あの男、シェン・ロンドには何かの目標が有った
それが何のかはその「ギア・コア」同様委細不明だが・・・
撤退という手を取らずしてまで手に入れたかったのだ

・・・つまり、これこそ奴の目標に関係する物ではないか、と
古代技術、何時ごろのものかを調べれば、或いは―――

【受け取ったパンフレット、また謎の品を見て一度言葉を切り】
【その面を上げて現状での考えを述べ】

「あ、僕はそういう魔翌力とかあんまりわからないんで・・・・」
「どちらかというと今はこのタイルを持ち帰って調べたいですね」

【クレイ――機関に関わり無し、同時に興味も無し】
【役に立たないながら床のタイルを工具でバキリと剥がし始めている】
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:46:26.00 ID:UHs6FIAO
>>622

フォッフォッフォ

【なぜか微笑み】

そうじゃの
そうであって欲しいものじゃ

…それじゃあの、リロード殿
おぬしも、気をつけるようにの
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:46:44.83 ID:Y5ZW0yI0
>>621
そりゃあ初めてのお客さんになるって言ってるんだから、こんなところで撫でるわけにはいかないだろ?
【納得できるような出来ないような…けれどやはり納得できない理論を展開】
【膨らんだリヤカーを見て怒ったのだろうという想像はしたが、敢えてそれには触れない】

寝るときは一緒の布団って…それは……いや何でもない。仲が良いのはいいことだな
【恭平おにーたんの印象から言って、女の子と二人で寝るのは危ない】
【そう考えたのだが、二人が既に結婚していることを思い出して深入りするのを止めた】

どういたしまして
【少女――今はリヤカーなのだが――の挙動の一つ一つが青年にとっては癒やされるものであり】
【上を向いたリヤカーを見て、思わず笑みをこぼす】

おお、新パターンか。
【リヤカーから炎が出たのをみて思わず声が漏れる】
【そしてそのまま先ほどと同じように軽く手で目を覆い、返信が終わるのを待っている】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:48:06.26 ID:v11VjDso
>>626

……。

【なんか笑われたっぽく。うう…。と、がっくりと項垂れて】

ええ、それでは、ナナイさん、さようなら、また会う日まで、──ね。

【右手を上げ、軽く振りながら公園を後にしたという】

/お疲れ様でしたー。
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:48:37.07 ID:KVf9aPYo
>>623
/わたしはあなたあなたはわたしたちわたしたちあなたそしてわたしわたしわたしわたしわ(略)

【茶髪に黒のフェルトハットに左目の眼帯、腰まで伸びた防弾仕様・特殊素材のレザーコートに
黒い特殊ジーンズに銃を収めたホルスター付きベルトに仕込みブーツの顔面が今まで殴り合ってた感じにボロボロな少年と】
【黒髪に白い鉢巻き、黒いシャツに赤色のベストと銀の腕時計、カジュアルなベルトに青いダメージパンツにウエスタンブーツの
これまた今まで殴り合ってた感じにボロボロで片目が腫れた少年が酒場に入り】

…マスター、オレたち今月20なんだ、だから仲直りを祝して一杯やりたいんでスクリュードライバーくれ
「今ならチップはずむからちょっと大目に見てよーぅねえねえ〜」

『つまりまだ未成年なんだろ?お断りだ。いつものソフトドリンクでいいな?』

【即、断られた二人組がぶーたれながら席に着こうとすると…彼らはその少年の姿を見つけた】

…あれ、あいつ…
「うん?どうしたんだい?」
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/01(金) 23:51:18.39 ID:KGMr5mYo
>>620

「──っ、何ッ!?」

──……っ、!

【放った拳が受け止められた事に動揺を隠せない男】
【少女の方も、その泰然とした様子に思わず驚愕の色を隠せなかった】

(Justice……? この人って──)

【Justice──その言葉を聞いて、少女の彼を見る目が変わった】
【しかし、血気盛んな男達は、尚も睨みをやめる事は無く】

『何だとォ……? なら、今からテメェを一番困ってるヤツにしてやるよ!』
『──全治三百ヶ月の大重傷、動けなくて困った困ったってなァ! やっちまえテメエらァッ!』


「「「オラアアアアアアァアアー──ッッ!!」」」


あっ! 危な──!

【ワ──ッ!】
【拳を受け止めた少年を見て、男達は僅かにたじろぎはしたものの──】
【リーダー格の男の指示を受けると、奥に控えていた四人の男達が一斉に拳を振り上げて彼に迫る!】
【それぞれ駆け出したタイミングに微妙な差はあるものの、殆ど同時に少年に向かって行く形だ】

【──男たちが少年に辿り付くまで、僅かな猶予はあるだろう】
【もし、少年が彼らを一斉に蹴散らせる何かを持っているなら──その間に炸裂させる事も可能だろうか】
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:52:00.11 ID:hOdYHZYo
>>624
…………次。やっぱ餓鬼と女は駄目だ
殴って、旨味が足りねえ……

【少女が曲がり角に立った時には、男もそれなりの距離を開けていて】
【先程までの2.5倍にまで一度に増えた短剣に、どうしたものかと暫し考える】

【結論として、これを打ち払うのは不可能。然し、避ける余裕は無い事も無い】
【到達前に角を曲がって、短剣から身を隠す】

【走る様子も無い、速度を変えず歩くまま】
【次を探しに、路地裏の奥へ消えた】

/お疲れさまでしたー
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:53:47.38 ID:XZxoA6SO
>>625
なるほどね……
ふむ…私の会社でもオーパーツはいくつか集めてその技術を兵器に採用してるけど
コレに該当するものはなかったね

発見した場所さえ解れば、それがいつ頃の物かはわかると思うけどね
【真面目な顔で考え】

ふむ…それは構わないよリジードくん
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:54:52.83 ID:XZxoA6SO
>>632訂正
/最後のところはリジードくんじゃなくクレイくんです
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:56:47.17 ID:KuN73JMo
>>627

ミハルウウウウウ!ワアアアアン!
【勇ましい言葉と共にピンクの光が地上に落下】


【ピンクの光がはじけ飛ぶと(ry】

変身完了です!おにーたん!
【テヘッと言いながら首を傾け、女の子のポーズ】

/すみません。見落とし+遅れました
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/01(金) 23:57:47.76 ID:EUr5P9Mo
>>631

……ぐ、う。

【曲がり角に入ったところで、少女は足を止める】

……脆弱な。
やはり、この身体では……。

【コホコホと、小さく咳をしながら、冷たい声で呟く】

……容易には、血を手には入れられんようだ……な。

【ずるずると、引き摺るような足取りで、少女もまた、闇の中へと消えていった……】

/おつかれさまでした!
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/01(金) 23:59:08.76 ID:UHs6FIAO
>>628

/お疲れ様でしたー
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:00:27.34 ID:AFpL1mYo
>>632

ふむ・・・幸い、人手はいくらか心当たりがある
あの男は昼と水の両国、どちらの支部にも多少なり関わっていたからな
出来るだけ早急に発掘場所を探させるとしよう

【そう言うとリジードは倉庫の入り口に置いた鉄槌を拾って背負い】
【いつの間にかタイルを回収し終えたクレイもそれに従って】

・・・・他に調べるべきことも無い、私たちは一先ず昼の国に戻る
が、そちらからは何か有るか?
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:00:32.52 ID:9XBzRIDO
>>629
どうせこんなしょっぱい店に取り締まりなんて来ないよ、ジイシキカジョーなんじゃないの?
ああそれともお金が心配? 生憎ちびちびウーロンハイやってる可哀相な人よりはずっと持ってますともさ
何、アルコール分解酵素云々聞きたいの? ちゃんと人種見てよねああもうこれだからカボチャ頭は

【苛ついた様子で忍耐強そうな店主に当たり散らし、酒を要求している様子だ】
【可哀相な人に該当したものは色めき立ちかけるが、子供の言う事だと相手にする者は少ない】

……ん
何見てんのサ? お小遣いが欲しいならまず這い蹲りなよ、ねェ

【視線の一つが顔見知りだと気づいたようだが、否、気づいた上で悪態を飛ばし】
【ぐい、とマフラーをずらして角の吊り上がった口元を見せる】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:00:55.79 ID:znGf7jE0
>>634
何回見ても面白いな〜
【変身の過程が気にいったようでご満悦な様子】

ああ、ありがとう。凄くおもしろかったよ。
【自分のために変身をしてくれた少女に素直に礼を言う】
でもやっぱりあれだな。美春ちゃんはそっちの方が可愛いな。
【そりゃあリヤカーと比べればそうだろう、というツッコミは置いといて】
【少女のポーズを見て照れることなく言った】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:01:58.50 ID:znGf7jE0
>>634
/こっちのことは気になさらなくて大丈夫ですよ〜。
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 00:02:37.43 ID:KlEncVw0
>>614

じゃあ、飴も四分の一個……じゃなくて。
……お世辞? 嘘? 本音?

【褒め言葉を全く本気にしていない。冷めた表情で相手をじっと見る】
【ただ、本音かどうかも選択肢に入れているあたり、本当なのかどうか少しは気になるのだろう】
【指輪の位置そのものには気づいている。だが、その位置が何を意味するのか】
【その知識が抜け落ちた少女には、考察を広げる術は無い】

【さて、「詳細」を知るものはいない。だが、「断片」だったら?】

――……? ……何のことを言ってるの?
魔術協会とか、「黒の教科書」とか、よくわからないけど……
「赤月玉」は、宝珠の名前、だよ……? 私の家から盗まれた……

【今知らされる衝撃の事実】
【宝玉ではなく、宝珠。ただの言い間違いか、それとも別物か】

【故に、こちらが真実であるとわかっているからこそ、嘘を信じていない】
【のだが、実際にあの妖精がそう呼ばれているのかと思い、語尾が微妙に上がる】

/御免なさい少し遅れました……
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:04:10.16 ID:aUAoAgoo
>>639
面白かったですか!?
あるがとうでっす!
【深々と頭を下げ礼を言う】

可愛い!!
このこの〜言うんだから〜
【そういいながら右ひじで青年の腹部を突付く】
【当たっても所詮、少女のすること】
【あまり痛くは無い】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:04:42.47 ID:aUAoAgoo
>>640
/すみません。有難うございます。
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 00:04:44.69 ID:UPJgKI2o
【街中】

───久しぶりに、早く眠りにつけたと思ったのだが。
日も変わらぬ内に起きてしまうとは──嗚呼、退屈だな。

「…………だからといって、ボクまで起こさなくても。」

【純白の肩掛けをマントの如く羽織った、銀色の髪に金色の瞳の少年】
【見に纏うは漆黒のブレザーに、黒いミラーシェード】
【首からは、神秘的な雰囲気を秘めた無色透明の玉石のペンダントをさげている】

【また、少年の足元には氷のネコバッジを付けた至って普通な黒猫がいて、ふつーに喋っている】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:06:57.86 ID:TIYufU.o
>>638
【二人が彼の事をぼーぜんとした様子で見ている】

「…おお、言う言う…ずいぶんな問題児のようじゃないの」

鏡を見て問題児なんてセリフを吐けばいいと思うよドラっち

【もうすでに酔っぱらってるんじゃあないのか?とでも言いたげな顔で少年を見ながら彼は呟く】

…で、このオレたちすらまともに酒を売ってくれないのにおまえみたいなガキに酒なんぞ売ってくれるわけねーだろ
というか…お前酒なんて飲んだことあるの?…ともあれ、また会ったなオーベール
「なんだいノビタ君、彼は君のお知り合いかな?流石に探偵やってると人脈は結構広いねえ」

【二人がひょい、とカウンター席に座りながら彼の名前を告げた】
【ちなみに、素直に悪態を聞く気はない】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:11:30.47 ID:znGf7jE0
>>642
いや、こっちこそありがとう
【少女が頭を下げるのをみて、こちらも少女ほどではないが頭を下げて感謝の意を表す】

ませた対応をするな。まだ実質六歳なんだから、褒められたら素直に対応しろって。
【少女の対応を見て笑いながら言う】
【肘での攻撃は痛くはないので、手で受けとめることもせずそのまま受けている】

……っと、そう言えばそろそろ…
【何かを思い出したかのような仕草をすると、不意に懐から銀色の懐中時計を取り出して時間を確認する】
…やっぱりだ。美春ちゃん。そろそろ帰った方が良いんじゃないか?もうかなり遅いぞ。
俺も用事があるからこれ以上は付き合えないし……かわいい女の子だから浚われちゃあ大変だしな。
【時計を少女に見せるようにすると、少し真面目な顔で言う】
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:12:50.15 ID:Z07x06SO
>>630

(んー、流石に四人相手は僕の能力じゃキツイかな)
【殴りかかかって来た四人を見ながらそんな事を考えて】
【少年はポケットから一枚のウサギの絵が描かれたカードを取りだし】
【念じることでその効果を発動させる】
【効果は――『脚力の上昇』】

【そして蹴散らすのではなく、――回避する】
【高く跳び男達の上を過ぎていく】
【もし男達が手を伸ばして少年の足を掴み落とす等の阻止がなければそのまま跳び越えて】
【少女の側に着地し】
【その腕を掴んで】
【即逃走する!】
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:15:32.91 ID:aUAoAgoo
>>646
じゃぁ!素直に!
【すぅーと大きく息を吸い】
やったあああああああ!
【元気いっぱい叫んでみる】

そうですね!それではそろそろ帰りまっす!
【ビシッと青年に敬礼をする】
私はリヤカーになれるので大丈夫でっす!
【もう一度逆の手で敬礼する】
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:15:34.77 ID:TvCzBESO
>>637
何か発掘現場がわかったならうちの社員達(NPC)を派遣しとくよ。好きに使って構わないからね
【ニヘラと笑い】

う〜ん……私はいいかな?
ここには私が求めるオーパーツはなかったしね
【パンフレットをしまう】
【……だが気付くか?パンフレットをしまう際にロバートは展示品の一つを盗ろうとするだろう】

【それは十二星座の《獅子宮》のマークが着いた宝石があしらわれた小さな黄金の王冠《レオ》】
【金属の性質や宝石の性質が一切不明の謎の王冠を】

【一瞬でも見逃してたら気付かないような速さでだ】



/展示品の一つの設定を作っちゃったけど大丈夫ですか?
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:17:21.62 ID:9XBzRIDO
>>645

へェ? 泥酔してタチ悪くなりそうに見えるのはそっちなんだけど
頼むから匂いだけで酔って暴れたりとか、しないでよね?

【相手の言い分を鼻で笑って一蹴するが、もっともな意見に多少頭は冷えたか椅子に座る】
【店主から無言で差し出されたミルクを尻目に、カウンターに片肘を置いて二人を見遣り】

……もし飲ませてもらえるなら、屋敷でもっと良い酒飲んでるさ

【――悔しげに呟くが、心中は複雑か声は小さい】

男二人で夜明かしなんて色気無いね、かわいそうに
名探偵さんはお暇なご様子? 世間に干されちゃった?

【すぐに表情を余裕ぶった笑みに変え、唇に指を当てて溜息を吹き掛ける】
【なんだかんだで話に応えるのは、年相応に寂しい気持ちもあるのだろう】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:18:58.94 ID:znGf7jE0
>>648
うん。子供はそれ位の反応が一番いい。
【元気いっぱいな少女をにこやかに見つめ】

ああ、今日は楽しかった。ありがとな
【こちらもつられて敬礼】
そうか。でもまあ、一応気をつけろよ。
【二度目の敬礼には流石につられず、最後に少女の頭を軽くなでる】
652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:20:40.65 ID:AFpL1mYo
>>649

・・・ああ、人手は幾らでも在った方がいい
その時が来れば存分に使わせてもらうさ

「――――――・・・・・。」

【リジード――視線は倉庫の外、掠め取る様を見ては無し】
【クレイ――横目でちらりとそれを見るも、反応無し】
【結果的に盗みは“誰も見ていない”こととなり】

【―――昼の国へと向け、二人の人物は博物館を後にした】

/お疲れ様でした〜
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:23:00.69 ID:aUAoAgoo
>>651
えへへ!ありがとでっす!
【くるくるそのまま2回転】
こっちも楽しかったです!ありがとうです!

おにーたんも気をつけてくださいよぉぉ?
【凄く心配げな表情で見つめ返す】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 00:24:39.93 ID:ZRVJ2/60
>>641

ふふふ、心底よりの本音なのですよ。こう見えても、素直です。
不細工な方にそう言って調子に乗らせるのも、或いは怒らせるコトも楽しいですが、ね…?

【迷いの欠片もなく、妖しい笑い声を交えて】
【―――言葉の公判を真実として拾えば、此れまでの行動とも合わせて、間違いなく性格の悪い人物だと解る】
【かといって、動揺が無い限りは行動がいちいち“ナチュラル”な為、傍から見ていて嘘かどうか分かりづらいのが問題】
【若しかしたら、本当に本音かもしれない―――神の視点で見れば、此れもそう】

…「宝珠」?「宝玉」とは別の?
何はともあれ話を纏めると、まず魔術協会というのは、この聖都に存在する魔術の研究機関。不肖ながらワタクシも所属していまして、ね。
「黒の教科書」は、其処に納められていた“性質の悪い”魔術書の一つ…といったトコロ、でしょうか。
あそこは危険なモノの管理もしていますからね……盗まれたとなると、ワタクシとしても拙いですけど。

【右手で、ワッペン型の校章部をぐい、と摘んで見せる―――確かに、幾何学模様の紋章と、金糸の印字が付されていた】
【先ずは、相手の知らない情報について、解説を加える。勿論、黒の教科書関連は出まかせ】

ふむ、然し“確かに”その泥棒は、赤月玉を名乗っていたようですよ?
既に回収されてしまいましたが、事件の現場には一枚の羊皮紙片が落ちており、其処に名前が刻まれていた、とか。
真に大胆、愉快犯とでも言うべきでしょうか―――或いは、何らかの力に当てられて、狂ったか?

【相手が深い情報を持っていないことを良い事に、そして“盗まれた宝珠”という事実を、恐れもせずに】
【悪戯を愛するこの“天狗”は、暈す所は暈し、語るべき―――“肉付け”の部分は、深く詳細に語る】

……とはいえ、とはいえ。情報が足りないのは此方も同じなのですよ。
良ければ、聴かせて頂けませんか?其れで良い考えも浮かぶやも、或いは砕けるやも…賭けて、みても一興でしょう。

【手をパン、と叩いて一度自分から話を断ち、そして主導権を握ろうと】
【口ぶりとは裏腹に、大真面目な声色で問うだろう――“収集癖”の刺激を受けた】
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:27:20.73 ID:znGf7jE0
>>653
【少女の仕草に何も言わず、唯笑みだけを浮かべる】

おっ、俺の心配までしてくれんのか?優しいな。
まぁでも、多分大丈夫だろ。
【軽く笑いながら言い】
じゃあな。
【少女に背中を向けると、手を軽く挙げ】
【そのままどんどん公園の出口の方へと歩いていく】
【ひきとめなければそのまま公園を出て行き、どこへ行ったのかは分からなくなるだろう】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:28:46.16 ID:TIYufU.o
>>650

「ぼくらは節制して飲むもんなあノビタ君?子供みたいに限度を考えずガブガブ飲んで身体壊すなんて
ばかみたいだもの、いい大人は空気に流されず万全のペースで飲めるもんね」

まあ、それ以前に禁を破って飲んだ過去がある時点でオレたちはワルの部類か?
「何言ってるの?ぼくはまだだよ、いーけないんだノビタ君」

【…汚ぇ…!と、悪態付くと、リンゴジュースとアイスカフェオレを頼みながらオーベールの話を聞く】

「ハハハハハ、まあどう見ても子供だもんなあ」
お前に言われたらおしまいだな…まあオーベールよ、オレ達の場合最近はむしろこうして男二人で飲みに行く機会のほうが
久しぶりだったからな、普段はもっと色気ある毎日送ってる

「そうそう、フラれた後も再アタックした結果一筋の光が見えたんだっけ?ストーカー行為も真心と根気で
奇跡をおこしたりするもんだね、あんなキツイ子相手によくめげないもんだよ」

【うるせえな、と呟きながらノビタは頼んだアイスカフェオレをガブガブ飲み始める】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:28:47.05 ID:TvCzBESO
>>652
それじゃあまたね。二人とも
【手を振り去っていった】

/乙でしたー
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:29:36.47 ID:aUAoAgoo
>>655
それじゃぁ!ばいばい!
骸おにーたん!
【元気いっぱい別れの挨拶を言うと】
ばいばい〜い!
【見えなくなるまで手を振り続けた】

/二日間にわたりお疲れ様でした。今日は変身遅くなってすみません。
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:33:11.84 ID:znGf7jE0
>>658
【少女の分かれのあいさつに答えることはなく】
【そのまま公園を出ると、夜の闇へと溶けて行った】

/いえ、そちらこそ二日間おつかれさまでした。とても楽しかったです、ありがとうございました
/あれで遅いだなんて……俺なんか全体的に凄く遅くて、これはあれですね。慣れるしかありませんね。
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 00:35:38.79 ID:notzEf2o
>>647

【ぶうん──っ】
【迫り行く男たちの上を飛び越えていく少年】
【そのあまりの突然の出来事に、男達はうろたえた】

「おい上だ上! 掴まえrrぐわッ!!」

【一斉に少年を見上げた彼ら。少年を捕えようと手を伸ばしたが】
【ごちんっごちんっと勢い良く互いに衝突してしまい、その場に倒れてしまった】

『な、何だこいつッ──!』

【他の者達と比べると少女に近い側にいたリーダー格のチンピラは】
【側に着地してきた少年に思わず一歩後退り──】

 え、え──っ!?

【ひっしとその手を掴まれて、ぐんと身体が引っ張られる】
【何とか体勢を立て直そうとしたのだが、あまりに突然だった為身体が前につんのめってしまい──】

 わ、っちょと待──ッ、!

【どたん!】
【思わず、その場で転んでしまった!】

【──それを見た男。瞬間、その口の端が歪んだ】


『──そう、簡単には行かないぜ……ケヒャ』


         【!?】


【ドンッ──】
【突如、チンピラの身体から吹き上がる魔力!】

 ……うそっ!? え、何これなにこれっ!?


 『ここまでコケにしてくれて……そう易々逃がしてたまるかよヒャッハー!』


【ばちばちばち──!】
【夜気が弾け始め、何か只ならぬ気配が漂う──!?】
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:39:13.11 ID:33IH1uQo
【仄暗い森の中】

――――……はぁ

【大きな溜息が木々に木霊する】
【月明かりに照らされて、浮かび上がる小さな人影が1つ】

……お腹空いたなあ

【膝までありそうな墨汁のように漆黒の黒髪】
【満月の輝きにも似た金色の瞳、そして性の境界が曖昧な幼い顔立ち】
【顔立ちが幼いのであれば必然身長も小さく、およそ150pくらいだろうか】

(こんな身体じゃ動物も狩れない)

【全身を隠すような黒いローブを羽織り、小さな石に腰を降ろして】
【ローブから出した小さな掌をじぃっと見つめて】

……ぐす

【若干の涙目で鼻を啜る】
【空腹と寂しさと怖さが入り交じって、人影は小さく震えて月明かりの影も揺れる】
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 00:41:29.58 ID:9XBzRIDO
>>656
ジャポネズはお酒に弱いものね? 身の程を分かってるのは良いことだよ
相変わらずノビタはいじめられるのが得意みたいだね。あ、ボクはバナナサンデー、コレの奢り

【訳知り顔で何度も頷き、仲睦まじい様子から目をマスターに移し】
【挨拶がわりの嫌がらせを一つかましてまた耳を傾ける】

ストーカーに色があるかはともかくとして、なんだかその様子だと“迷”探偵状態みたいだね
ご活躍のほどは無しなんて言わないデショ?
何かと最近騒がしいんだから、なんか面白そうな話がいいな

【片眉を上げて期待する話はそっちではないと文句を垂れ】
【ね、と同意を求めるように瞬きを一つ二つする】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:43:30.57 ID:x71jCUgo
前々くらいの>>902

【「勝機」と少女は一歩、歩を進める】
【攻撃の必要は無い。まともに戦って勝てる相手ではなさそうだし】
【コイツと戦うと面倒臭いと、コイツを相手にすると一筋縄ではいかないと】
【そういった意味で、一瞬でも相手をたじろかせ、戦意を殺げれば、それでいい】

…構成変化、形態・大蛇髪(おろちがみ)

【そういった点では、少女の能力は向いているのかもしれない】

【ざわつく少女の髪の毛が天に向かって急速に伸びると同時に、高速で編みこまれていく】
【三つ編み、四つ編み、五つ、六つ、七つ八つ、と複雑に編みこまれていく】
【その髪は10m伸びたところで、フッと力を失ったように落下した】
【落下中に輪を描き、ずぅん…!、と少女を取り囲むように、トグロを巻く形で落下した大量の編みこまれた髪】
【続いて、髪の先が変化する。特徴的な逆三角形の頭部が形成されると、まるで意思があるかのように鎌首を擡げた】

【髪で作られた漆黒の大蛇】

【その全身は、ある種の金属的な光沢を持ちテカテカと鈍く光を反射している。「構成変化」その言葉の意味】

【最後に少女のうっすらと鱗のような模様が浮かぶ爪が少しだけ伸びて、その構成を変化させる】
【蛇の牙のように、とまではいかないが、少しだけ鋭利に変化させた爪で、少女は蛇の尾と繋がった髪を、ブチブチと切り始めた】

【切断が完了すると、ズリ…、と、少女の命を受けることも無く、ゆっくりと大蛇が動き出す。その大きな口を開き、威嚇の姿勢】
【どうやら切り離されても、髪を操る事は可能なようだ】

【その行動は、威嚇として成功するのか、それとも藪蛇となってしまうのか】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 00:44:57.18 ID:KlEncVw0
>>654

……じゃあ、そう考える……。
 (……素直には思えないのよねえ。これが)
(……そう?)

【表面では納得するものの、裏側で納得できない】
【言葉、行動。素直な人のものではないと、どこかで思っている】

……「宝珠」。でも、もしかしたら「宝玉」の仲間かもしれない……
えっと……つまり……魔術とかそういうものを調べてるところがあって……
で……そこの魔術書が盗まれた、ってこと……かな?

【自然に視線が紋章に吸い寄せられる】
【予備知識が零故にか、玉石混交のその言葉を鵜呑みにして】

……そう、なの? 偶然ってすごいな……
他にも何か色々と盗んでたみたいだし……愉快犯かも……

【――何故、他に盗んだものがあることを知っているのだろうか】
【嘘を偶然と呼び、自身の持つ情報と結び付けていく】

うゅ……何を教えればいいの?

【首をかしげ、不思議そうな表情で】
【如何に真面目であろうと、逆に不真面目であろうと、言うべきものの方向性が無ければ何も言えないのだろう】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:46:25.14 ID:Z07x06SO
>>660

ッ!すいません!大丈夫ですk―――
【転んでしまった少女に手を伸ばし起こそうとしたが】
【途端、男から吹き出した魔翌力に気が付き男の方を向く】

なっ・・・・何だ・・?
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 00:51:19.11 ID:UPJgKI2o
>>661

【───黒髪の人物の背後から、"誰か"が忍び寄ってくる】

【どうやら、足音や気配を出来る限り消しているようだが】
【その道のプロというわけではなく、気付けない事も無いだろう───】
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 00:59:09.69 ID:TIYufU.o
>>662
【想い人がキツイ正確なおかげか極めて達観した態度のノビタはそれこそ挨拶代わりとして受け止めて】

欧州人はかなり飲むみたいだけどな、ちなみにお前が今飲み始めようが8年後飲み始めようが
おそらくオレらよりすぐにダウンする未来がなんとなく見えた、そして奢りは断る

「そうだよおチビさん、ノビタ君はもうぼくに奢る約束をしたんだからきみに奢ってやる余裕はないってさ!」
そんな約束はこれまでただの一度もした覚えはない

【本当にこの手の相手には手慣れているとでもいいたげな対応であるが…しかし”迷”探偵であることには否定しない】
【ふう、とため息をつきながら彼は話を続ける】

…まあ、ここ半年は至って平穏な依頼ばかりこなしてるな…猫を探したり犬を探したりコモドオオトカゲを探したり
二セサンゴヘビを探したりアフリカゾウを探したりインドゾウを探したりタカ・トラ・バッタを探したり…

「きみはこの半年探し物ばかりだったのかい?この間カラーギャングのたまり場摘発してなかったっけ」
あれは依頼を受けた時に想定していた時より思いのほか危険そうだったんで警察にチクっただけ…あ、詐欺罪働いた
奴を捕まえて警察にひっとらえてもらった事はあるな…それはオレの手柄…

【しかし彼は疲れきった様子でため息を再び付きながら】

…ただ、最近また依頼を受けたけどな…今度は人探しだよ…
「≪R.I.P.≫も櫻が夜行も…当然のように機関も捕まえてないしねえ…」
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:00:37.09 ID:ZRVJ2/60
>>664

…まあ、そんなトコロです。
幸いにも大量破壊を可能とする様なモノでも、人間の精神を自在に操る様なモノでも無いのが救い、ですか。
一応は捜索隊も動いてはいるのですが、優先順位は低いとか。
ただただ、愚かな人間の皆様その一部が、顔を真っ赤にして辺りを漁っている、という程度の話なのは、確か。

【巨大組織ゆえの忙しさを活かし―――然し直ぐにバレるのは面白く無いので、それとなく予防線を張る】
【相手が明確な情報を得られないまま東奔西走すれば、さぞかし愉しいだろうな、と想いつつ】
【ポニーテールを撫で上げ、首を一度だけ振り、肩を鳴らして】

いや…その「宝珠」の情報を聴きたかったのです、が…。
若しも無いのなら、この夜の深さ―――そろそろ、ワタクシは還りましょうかね?

【何時もの彼女なら、悪戯の為に更なる思考を巡らせた―――のだろう、が】
【先程の首振りでふと眼に入った星空、自分が眠いと言う事を、再認識させられた】
【思わずふぁ、と欠伸が溢れ出て、少女に対する質問もイマイチキレが無い】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:00:41.10 ID:Iq/Le12o
>>663

グルルルゥゥウウウウルウ・・・。
【竜人に相対するように現れた、いや「作られた」黒々とした胴体を持つ大蛇】
【その威嚇に応えるように、牙を剥き、重い声を零す】

ガゥルウルルゥ・・・・・!
【姿勢を低くし、足を肩幅まで開き、両腕を広げる】
【爪のない掌ではなく、硬質的な拳だ】
【いつ攻めようか、考えあぐねているようだ】

【現在の竜人の注意は、完全に大蛇に向いている】
【今でこそ向かい合って構えているだけだが、いつ攻撃に移るか知れたものではない】
【だが、確実にこれは「時間」、そして「隙」】
【どうするかは、少女次第だ】
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:01:46.04 ID:33IH1uQo
>>666

うー……
やっぱり木の実で我慢するしか無い、です

【打開策とも言えない打開策を小さく呟き】
【木の実を探しに行く為に立ち上がる】

――――んっ……ふう

【小さい身長で背を伸ばし気分転換を計るが】
【その程度で変わる程に軽い問題でもなく、少年は変わらずの気分のまま】

【そのまま歩き出そうとするが】

――――っ!?

【足音に気づき息を飲み、唾を飲み、後ろを向いて】
【音の根源に視線を移す】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:01:49.45 ID:notzEf2o
>>665

『ケヒャヒャ……』

【號──ッ!】
【そのチンピラから巻き上がる魔力の颶風が一層強くなり──】

【まさか──この男──!】

(──うそ!? 能力者ッ!?)

 ────アニm『おおッとォ!』

【いち早く、“それ”に気付いた少女だが──】
【ドンッ──と少女から爆ぜるように魔力が噴出せんとした、まさにその瞬間、】
【男の掌から光り輝く縄のようなものが飛び出して、少女の身体を縛り上げてしまった!】

【ばちばち──っ】
【そして、その光の縄上を迸る、静電気のようなもの──】

 ────あっ、くう……っ!?

【彼女を縛り上げたその縄は、ぶうんと勢い良く引き寄せられ】
【少女の身体を容易く自身の後方へと投げ飛ばしていく】
【ぶちり、と縄が掌から切り離されて尚、その力の衰える事無く──ぎしりと彼女の身体を締め付ける】

【男は、ゆらりと揺れながら少年を見やる瞳を細めた】

『──チンピラが何時までも無能力者だと思ってたらよォ……それは大きな間違いだぜェ!』
『今時“覚えてろよー!”なんて捨て台詞吐くチンピラなんざナウくねェ、ああナウくねェよ……』

『今最ッッ高ナウいチンピラってやつを、見せてやるよ《正義》ども! ヒャッハーァ!』

【ばちばちっ!】
【刹那、男の身体に電流が疾ったかと思えば、】
【少年に向けた掌から、握りこぶし大の『雷球』が、彼の胴体に向けて飛翔していく!】

【しかし、その速度は十分目で追える疾さ、軌道も一直線で単純──】
【対策は容易いだろうが、もし当たったならば電流により灼けるような痛みが奔ることだろう】

【少女は縛られていて動けない──! 少年の手によって助け出せるか──?】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:09:16.98 ID:UPJgKI2o
>>670

…………。

【少年が自身に気づいたことを悟ると】
【近くの茂みへ向けて、慌てて飛び込もうとする】

【──当然、少女が飛び込むよりも、少年が振り向くほうが早く】
【少女の服装は黒く、辺りは夜の闇で暗くなっているため、可能性はなくもないが】
【それでも、飛び込む際の物音は隠せないわけで──気づくのは難しくないだろう】

【だが、この人物が天運に恵まれていて───】
【少年が気付かなかったとしたら──"誰か"が、物音だけ残して消えたように思えるかもしれない】
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:12:02.48 ID:KlEncVw0
>>668

……じゃあ、どんな風に悪いの……?
優先もされないみたいだし……
……どうでもいいよね、そんなこと。

【大きな実害も出せないようなものが盗まれただけで、何が問題になるのかと】
【そう踏んだのか、事実を追求するでなく性質の悪さの度合いを聞こうと】
【したのだが、欠伸をしたりしている様子から、これ以上話を引き伸ばすのも悪いと思ったか打ち切る】

……あ、それ? ……詳しくは分からないの。もしかしたらただの宝石かも……
……ふぁふ

【欠伸につられたのか、大きな欠伸を返し、眠そうに目をごしごしと擦る】
【心なしか瞳が閉じかけているような気がしないでもない】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 01:14:18.17 ID:9XBzRIDO
>>667
残念、ワインはボクの祖国の文化だよ。いくらなんでもそこまでブザマじゃないね
……あ、ゴメン。“余裕”、無いんだ? そうだよねェ、余裕無いなら自分で払うともさ、ネ?

【皮肉の応酬を楽しみながら、してやったりと言葉の一つを復唱し】
【厄介払いよろしく早くも出されたバナナサンデーを受け取る】
【もはや二人がかりである】

……ゾウがどの国に居るかは興味あるけどそれは置いといて、依頼は選びなよ
≪R.I.P≫ってのは最近とみに聞くね。また悪の大組織サマか、どんなところなんだか

【きりんさんがすきです、でもぞうさんはもっとすきです】
【並べられた中から一つを選び取るも、≪R.I.P≫をとみに聞くのは確かな事実】
【見るに甘そうなサンデーに長いスプーンを突っ込みながら問いを傾け】
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:18:04.86 ID:33IH1uQo
>>672

……?

【暫くキョトンとしたような顔で首を傾げる】
【暗闇で全体像は完全に把握は出来なかったが人影、のようではあったそんな程度の理解】
【しかし何故隠れたのだろうか】

何かいるのですか……?

【そんな疑問を打破するべく、音のした茂みへと恐る恐る声を掛けてみる】
【もし本当に人ならば何かしらの反応はある筈、そうでなければ……】

【しかしおよそ少年にとってどちらに転んだとしても余り良いとは言えそうには無い】
【人だったら恐いし、獣だったらこんな姿では簡単に屠られる】

【ならば声を掛けずに逃げれば良いが、もしかしたら寂しかった】
【そんな理由でそうしたのかもしれない】
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:20:49.53 ID:x71jCUgo
>>669

――…。

【竜人と大蛇の睨み合いを横目に、少女が思ったことは一つ、「失敗した」】
【あわよくば、引いてもらえると思っていたのだが、完全に相手の闘争本能的なものに火をつけてしまった感が否めない】

【大蛇は大蛇で、髪で作られた舌をチロチロと出し、ゆっくりと蛇行し竜人との距離を図っている】
【大蛇が動くたびに、ガリガリと地面を傷つけていく音が鳴る。どうやらそれ相応の硬度を持っているようだ】

【少女は、少しだけ考え】

【大蛇を竜人に向かわせる事を決めた】

【大蛇が明確な意思を持って、低い姿勢のままガリガリと地面を削りつつ竜人に向かう】
【そして、少女の髪が、再度ざわつき始めた】
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:22:19.16 ID:TIYufU.o
>>674

そうしてくれると非常にありがたいがそもそも、それが当たり前なんだよな

【とりあえず、ここまでクールに反応を返してきたノビタに改めて感心するドラだったが】
【友人ドラは知らない、実は冷静そうな顔の下でノビタは】

(コイツ…むかつくゥ―――!)

【と、結構素直な反応を見せていた事には気がつかない…が、本当に慣れているのだろうそんな反応はいちいちしないだけか】
【ともあれ、ドラが落ち着いた様子でリンゴジュースを飲みながら】

「…やってる事は悪なんだけど、こと人間性においては…悪人とは到底思えない構成員がずいぶん多い
justiceでは特A級の危険組織として見てるけど…ぼくはやはりあの組織は本当に悪の組織なのか正直気になる所だな」
…そうか、オレもその辺は詳しく聞きたかったところだ
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:23:09.28 ID:ZRVJ2/60
>>673

…まあ、宝石とはいえ、盗まれれば追うでしょうね…ふぁ。

【薬指の指輪に、軽く視線を移す―――そういえば、立ったまま寝ていて、家に負傷した恋人を置いている】
【其れを思い出すと、流石の彼女も俄かに慄然として、表面上にも些細な「そわそわ」として漏れ出た】
【二度目の欠伸は、最早タイムリミットは無いと宣告する様に耳朶を反響して】

それで、ワタクシの名前は、霧之藤 雨彦。
宝珠探し、ご健闘を祈りますが…結局、どんな生き物だったんでしょうね、ワタクシ?

【其れだけ言い残して―――「挨拶はせずに」、踵を返し、そそくさとその場を去っていくだろう】
【然し、引き留めようと思えば引き止める事は可能なはずだ】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:24:44.35 ID:UPJgKI2o
>>675

…………。

【───返事は、無い】
【人ではあるものの、なんの反応もない】

【だが、冷静に考えれば───】
【少年へと接近してきたのに、直線で茂みへと進路を変えるような生物】
【人──或いは、人同様の精神構造を持つモノ──以外にいるだろうか?】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:26:31.98 ID:Iq/Le12o
>>676

ガゥルル・・・!
【向かってくる大蛇、考えるより先に体が動く】
【細やかな作戦などはなく、ただ攻撃することを選んだ】
【足が、地面を蹴る】

【接近されるより、接近する。これが竜人の行動だった】
【拳を握り締め、反撃も何も考えずに、それを繰り出す】
【向かう先は大蛇の頭部。蹴り出しの初速があるとはいえ、直線的な攻撃だ。故に、読みやすい】
【軌道が読めれば、回避しつつの反撃も十分可能である】
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:28:09.91 ID:QCzsJJo0
【夜:繁華街――大通り】

……アーン、近頃『ヤツら』の動きが見えねェが……

【短いアシメの黒髪で左目を覆い、首に紅いチョーカー、黒のタンクトップの上から白い陣羽織を着崩した装いに】
【首から大きな二つの『B』が鎖のように連なったデザインのネックレスを下げた青年が歩いていた】
【チョーカーには、また紅い羽根のようなものが二つ結び付けられ――】
【白い陣羽織の背中には、漢字の≪紅≫という字を崩したデザインが大きく描かれていた】

『警戒』に越したことは無ェ……メルフ導師も協力してくださるそうだし――
となると……早々に『対抗勢力』のヤツらに『コンタクト』を取りてェが……アーン……

【――ふと、立ち止まり】

……どこだ?此処は……

【…………】
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:30:10.58 ID:33IH1uQo
>>679

…………?

【反応が無い、今度は反対に首を傾げ】

……――――――――

【何故反応が無いのだろうか、少年は考え始める】
【考え始める内に段々と得も言われぬ恐怖にその身が侵されていく】

【油断して茂みに近づいた所で「がぶり」といかれるかもしれない】
【などと貧困した想像を膨らませて】

………………

【やがてプルプルと震えだしながら茂みの方向を向いたまま後ずさりをし始める】
【そしてある程度離れてから、背中を見せて脱兎の如く逃げ出すだろう】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:30:55.97 ID:KlEncVw0
>>678

そうだね……ぁふ

【二度目の大欠伸。半ば反射的に目を擦る】
【眠そうな表情が、よく似合う】

……私は、クレセント……。覚えてくれなくてもいいけど……
出来るだけ頑張ってみる……。じゃあ、またね……鳥か天狗かよく分からない人……。

【一番最初の選択肢のうち、中二つを選んでみた】
【引き止めるような案件も特に思い浮かばないため、別れの挨拶を一方的に告げて】

……直径十センチ、赤色の透明な球体

【独り言のように言葉が紡がれた】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 01:33:04.19 ID:tJ9zlwDO
【路地裏】
【暗い路地裏の一角、表通りとそれ程離れない浅い場所】
【数人の男女がばらばらに倒れている、それ程珍しくも無い光景が広がっている】

…う……ぅ…
【と、その沈黙を引き裂くうめき声が一つ】
【その声の主は一人の少女の様で、うめき声を上げながら小さく体を動かしている】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:33:29.63 ID:ZRVJ2/60
>>683

……半分正解。
また逢った時には、欠けた甘露でも差し上げなければ、ですね…。

【此方も、独り言のように、かつかつと高下駄を鳴らしつつ、呟いて】
【やがて――音も影も、消えた】

/乙でした〜!
/キャラの身体状態を持て余した…でも愉しかったですぜ!
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 01:35:46.06 ID:9XBzRIDO
>>677
【一方おねしょタはバナナサンデーと≪R.I.P≫に既に頭が移行していた】
【血は水よりも濃いのだろう、己にも逃げ場の無い言い回しは未成熟故でもあるが】

さてね、それはどうかな
構成員については分からないからうまくは言えないけど、毒の蛙は見た目は珍妙でも体液は毒だよ
それに、仮に悪ではなくとも世間は既に受け入れられないだろう、違う?

【口調は皮肉めいたままではあるが、口元からはその気配を消して肩を竦める】
【納得出来ない様子を眉間の皺に表すも、続きを促すように言葉を区切り】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:35:58.68 ID:KlEncVw0
>>685

……掴み所、見つからなかったわね……

【杖が鎌に、変わっていた】

/お疲れ様でしたー。
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:37:39.30 ID:UPJgKI2o
>>682

……ッ!

【逃げ出されるとは──ちょっと、思っていたけれど】
【とにかく、追わないとと思い】
【背中を見せた瞬間、一人の人影が茂みから飛び出した───】

【───取り敢えず、全力ダッシュ】
【それで、少年が途中で止まったり、少年の足が遅めだったりしない限りは──】
【ある程度走ったところで、「とまれー!」と中性的な声で叫ぶだろう】
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:42:55.54 ID:33IH1uQo
>>688

――――ひゃ!

【茂みから飛び出る音、そして叫び声】
【小さな悲鳴を上げて、やはり少年は止まらない】

【其処かさらにその足を早めて森の中を進む】
【こんな精神状況で止まれと言って止まるような事は無いだろう】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:44:14.59 ID:x71jCUgo
>>680

【大蛇もまた攻撃以外の命令は受けていなかった。蛇特有の120°を越える開口角度。そもそも、この大蛇に関節などは無いが】
【そして竜人の繰り出した拳が、風切り音と共に、大蛇の頭部を殴りつけた】

――ガァン!

【と、まるで金属を殴りつけたような甲高い衝撃音が響く。そして、竜人への衝撃もそれ相応だろう】
【ほぼ真上から地面に向かって叩きつけられた大蛇の頭部】

【だが、狙いはそこではない。勿論、素直に噛み付かれてくれるのであれば、それでも良かったのだが】
【竜人の攻撃を受ける刹那、向かって右側に繰り出した、その長い胴体が頭を中心に弧を描く】
【そして、それは竜人から見て、左側から襲い掛かる】

【毒蛇でない、この大蛇の狙いは絡みつき締め上げること】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:45:07.48 ID:Z07x06SO
>>671

/すいません、気が付くのに遅れました、
/更にすいません、眠いです。今晩に持ち越しして構わないでしょうか
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:47:03.41 ID:TIYufU.o
>>686
【ドラが肘をついて口を尖らせながら】

「…そうなんだろうね、でもいい人たちがそういう悪事に手を染めるようになってしまった訳とかを考えるとさあ…
なんかいたたまれないって言うか…戦う度に心に穴があいたような気分にされちゃあたまんないよ
それでいて相手側は本気で来るから達が悪いって言うかさあ…」

【カラカラ、とアイスミルクティーをストローで混ぜながらノビタは続きを紡ぐ】

…オレは最初から別の人間の正義と真正面からぶつかり合っているという認識で戦ってるからなぁ…
相手には相手の意地があり、でもオレ達にも通させるわけにはいかない筋ってものがあるしな

「きみはそういうのは得意だろうさ、なんせ去年はまさにそれの典型例の大物とやり合ってたんだからさあ…」

/すいません、ちょっと眠気が限界です…
/そろそろ〆に入りますか?それとも明日に持ち越せますか?
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:48:26.13 ID:UPJgKI2o
>>689

……ちいっ

【──予想以上にビビっている】
【そう簡単に離されない自信はあるが、このままでは追いつけない】
【ならば、自分が取るべき行動は───】

…………止まらないと撃つよッ!

【───脅 し た】
【なんか状況が悪化するだけな気もするが──尚、この人物は銃を所持していない】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:50:32.96 ID:notzEf2o
>>691
//おっと、把握しましたー
//ただごめんなさい、今晩は用事があって帰ってこられるのは多分0時過ぎになってしまうのですが
//それでも大丈夫ですか? もしきつかったら、何か必要な情報だけ交換したことにして切って頂いても構いませんが……
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:52:21.51 ID:Iq/Le12o
>>690

グガッ・・・!?
【拳から腕に伝わる衝撃、そして痺れ】
【予想外の硬さに、思わず腕を引っ込める】
【拳は軽く開かれて震えていた。恐らく、この拳はしばらく使えない】

グルゥ・・・!
【次に迫ってくる大蛇の胴体】
【歯軋りをしつつ、バックステップで逃れようとしたが―――】
グガッ・・・ァアゥ!?
【足が、もつれた】
【よろめき、転ばないようにと足が身体を支えようとする】
【そして、それが意味するところは】

【停止、故の隙】

ガァァァァアウアァアウアアァ!?
【絶叫を上げながら大蛇に絡まれていく】
【そのまま、バランスを崩し、後ろに倒れていくだろう】
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:53:10.77 ID:33IH1uQo
>>693

――――ひゃうっ!

【昔の身体だったのなら銃弾程度ならばどうという事は無いが今回ばかりはそうもいかない】
【その声に反応するように頭を抱えて地面にスライディング】

――――うぅ……

【土埃に少しむせながらプルプル震えてその場に蹲る】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 01:55:38.63 ID:Z07x06SO
>>694

/大丈夫ですよ、了解しました。
/ではでは一旦は乙でした。お休みなさい
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:57:44.82 ID:notzEf2o
>>697
//ありがとうございます、時間になったら返レスしておいて頂ければ反応できると思いますので
//ではでは一旦、お疲れ様でした!おやすみなさいませー
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 01:58:48.48 ID:UPJgKI2o
>>696

……くすくす。

【蹲ったのを見ると、走るのを止めて歩み寄り】
【息が上がっている──それなりには、疲れたようだ】

【そして近づくと、少年の頭にソっと手を乗せようとして──】

名前、性別、年齢、種族、好きな食べ物、好きな異性のタイプ。

二十秒以内で答えるんだ。
じゃないと、どうなるか──分かるよね?

【この状況を楽しんでいるのか、明るい声で──脅す】
【どうやら、殺意や敵意は殆ど無いようで───】
【また、完全に油断している──逃げる以外の反撃には、無防備だ】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 02:05:06.76 ID:9XBzRIDO
>>692
ノビタの方が対応は利口だとボクは思うね
甘い判断は剣閃を鈍らせるってのは場数踏んでるそっちの方が実感出来てるはずでショ?
足元、掬われるよ。きっとね

【ザク、と勢いよくスプーンを底のシリアル部分にまで突き刺す】
【砕ける音をいくらかさせると、スプーンを抜いてハンカチで拭う】

そうだなあ……一つ言うならさ
炭鉱で、確実に助けられる二人かもしかしたら助けられるかもしれない八人を助けるかって問題あるじゃない?
大を取るか小を取るか、両方取ろうとするにしても、優柔不断じゃ全部パーになる
……浅慮短慮の方がマシ、なんて思い出した頃には遅いよ

【場数も年齢も、恐らくは実力も上であるのは承知の上】
【故に耳にたこが出来るだろう事柄を告げ、再びバナナサンデーに向き合い出し】


/了解しました、出来れば今日中に終わらせたいのでもう一レスか二レスお願いしたいです
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:07:08.33 ID:33IH1uQo
>>699

あううう…………

【頭を抑えている両の掌にそっと手が触れてさらにビクリと震える】

な、名前はこの姿では無いです……
せせ、性別は多分雄です年齢は分からないです
種族も分からないです好きな食べ物は無いです、最後の質問も同じですっ

【あっさりと答えた、それも酷く曖昧ではあるが】

こ、答えたので酷い事はしないで下さいお願いしますっ!

【もはや声は完全に震えて……凄まじく情けない】
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:07:59.52 ID:x71jCUgo
>>695

【大蛇はシュルシュルと竜人に巻きつき、絡み付いていく】
【竜人の動きを拘束し、ギリギリと締め上げていく】
【そして、半ば潰れた頭部。その頭部が髪の毛1本1本にまで分解された。使い物にならなくなったのか、一束の髪がズルリと零れ落ちる】
【そして、新たに形成されたのは真新しい頭部】

【そう。この大蛇は蛇の形こそしているが、生物では無い。少女の髪の毛から作られた傀儡。頭を潰されようと、なんら問題は無い】

【そして、聞いたことのあるであろう、ずぅん…!という地響きが、再び響く】
【少女の周りを取り囲んでいるのは、先ほどと全く同じ容姿の『髪で作られた漆黒の大蛇』】

…。二体目…。

【まるでピースサイン。指を二本立て、少女は静かに静かに宣言する】

【それは、蛇神の能力】
【脱皮を繰り返す蛇に似た、高い変態能力。尾を銜えた蛇における、永遠に繰り返す終わり無き再生】
【それは、少女の能力】
【髪のしなやかさを保ちつつ鉄の硬度を持たせる変態能力。終わりの無い再生を繰り返しつつ、永遠に伸ばし続けることが出来る髪】
【この少女を祟っているという蛇神の能力が、最も顕著に現れた部分】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 02:10:51.60 ID:UPJgKI2o
>>701

……なんで、不明確な点が多いの?
もしかして隠してるわけじゃ、ないよね?

隠し事なんかされてたら──ボク、どうするか分からないや。

【更に脅す──いわゆる、飴と鞭の飴が無いバージョン的な】
【振り返れば、すっごいニヤニヤしている姿が見受けられるだろうが】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:13:57.23 ID:Iq/Le12o
>>702

ガァァアアァアグウルルゥラアァアァ!
【締め付けられる痛みにか、叫びを上げる】
【必死にもがき、大蛇を振りほどこうとし、引きちぎろうとする】

グゥ・・・!?
【少女の宣言に反応し、そちらに顔を向ける】
【目に映ったのは、二体目の、大蛇】
ガルルル・・・!
【痛みに焦りを加えたのか、もがく力が増し始める】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:17:33.09 ID:33IH1uQo
>>703

そ、そんな事を言われてもっ……
分からないものは分からないんですっ

【地面に伏したまま声だけ聞いて返事を返す】
【なんだかアルマジロのよう】

か、隠し事なんてしてませんっ
本当です信じて下さい――――

【ほんの少しだけ頭を持ち上げて後ろを伺い】

――――ひっ

【そのニヤニヤした顔に悲鳴を……と、先程から悲鳴を上げすぎである】
【兎も角その表情もまた恐かったのか両腕で頭を抱えて元の状態に戻る】
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 02:19:13.56 ID:AmQmZgSO
>>681

(――――大体、医者は判ってないんだ。二言目には絶対安静絶対安静って、なにそれおいしいの?)
(人間はナマモノじゃなくてイキモノだってのに、あんな狭っ苦しい所に閉じ込めて。息が詰まるにも程が有る)
(そりゃ、まあ――――一寸ばかり抜け出したくなるのも、道理だよな?)

……で、あるからしてオレは正しいのである。所謂一つのエクソダスってやつ、だ。

【思索にでも耽っているのか。夜空を見上げたまま、つかつかと足を進める人影一つ】
【上は浴衣様の病院着に、下はジーンズ。上から更に、袖を通さず臙脂色のジャケットを羽織り】
【腰には短刀と太刀を帯び、髪は夜空にも似た濃藍、白皙の容貌は何処となく中性じみて】

【対角線上、衝突ルートを真っ正直な一直線に。親の仇でも睨むような顔で月を睨みつつ、歩いて来る】
//自爆覚悟でお伺い……まだ大丈夫ですかー!?
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:22:59.25 ID:TIYufU.o
>>700

…どういたしまして、お前の口からお褒めの言葉を聞かせてもらえるとは思わなかったよ

「でも…オーベール君だっけ?君の意見は確かにその通りだねえ…実際あの場から生きて帰れたのは
まさに甘い判断を捨てて必死になったからだね…後は相手の攻撃を受けてもぎりぎり死ななかった事、かな…」

【一気飲みしてリンゴジュースが空になったグラスをテーブルに置きながらオーベールの答えに応えようとその人差し指を天に掲げ】

「おばあちゃんが言っていた、『二兎を追う者は二兎とも取れ』
最初から二兎取る気でいればそれだけタイムロスは少ないから現実には案外うまく助けられるんじゃあないだろうかって思うんだよね
それに二兎取ろうとした者だけがそれぞれを罠に賭けるための知恵をつけて進化できるんじゃないかなとも思うしね」

…ドラっちの言う事を『そんなの反則じゃないか?』って言ってもいいがオレも二兎とも派だなあ…
そもそも能力者が跋扈するこの世界でオレみたいな無能力者が勝利するには多少の工夫とダーティな手口が一番じゃないか
そういう汚い手を使う事を覚えて、しかし人間って成長していく者だと思うんだよね…

「ま、現実にはそれが出来なくなった場合は究極の選択として選ばなきゃいけない時もあるかもしれないよね…
ちなみに、ぼくは確実に助けられる人を優先して助ける派だな…」

【と、ドラは言うが…ノビタはアイスミルクティーを飲むのに集中して…答えない?】

/おいっす
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 02:23:07.91 ID:UPJgKI2o
>>705

【真紅のツンツンヘアーな十中八九学生であろう人物】
【学ランを着用しているが、流石に暑いのかボタンは外されていて】
【どこか似合わないメガネを掛け、両手には包帯が巻かれていた】

【────以上容姿。容姿明かすまでに何レスかかってるって話だが】

……本当の本当に?
本当に……嘘ついて無い?

誓う? 誓える? 絶対に嘘じゃないって。くすくすくす。

【少年へと更に近づき──耳元で、囁く】

【後ろを伺ったのであれば、銃を所持していないことにも気づくだろうか】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 02:28:13.37 ID:kwuh4oDO
>>706
/わぉ、なんか最近一時間近く経たないと絡まれない気がする!ふしぎ!
/有難うございます、しかしもうかなり厳しく……しかし折角の唯一無二ですので是非絡みたく
/其方がよろしければ、明日に立て替えることはできますか?よろしければ、話し合いは舞台裏で。
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:31:29.67 ID:33IH1uQo
>>708

【ガクブルしつつ一瞬だけ見た人物の容姿を頭の中で思い出す】
【紅色?不思議な服?包帯が眼鏡?紅色服?……頭の中がゴチャゴチャだ】

本当の本当に本当です、嘘はつきませんよう……

【近づいてくる声の主から逃げ出したいが圧倒的な優位はあちらにある】
【真綿で首を絞められるような、そんな緩やかな恐怖に怯え半泣きで】

ち、誓うです!嘘はつk――――
――――うわぁぁ……や、止めてくださいっ!

【耳元で紡がれる言葉により一層とビクンと揺れて身を捩り、その声の根源から耳を遠ざけようとする】
【なんだか偉く嗜虐心を煽る、そんな反応】

【先も述べた通り、頭の中はグッチャグチャで銃があったか否かすら分からない】

/ちょっ早でお風呂にテイクオフしてきますっ!
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:32:14.90 ID:x71jCUgo
>>704

【この半ば圧倒的な状況下においても、この少女は、どう逃げるか、ということを考えていた】
【戦いという場に身を置いたことの無い少女は、戦闘というものを知らない。その次元にまで至っていない】

【そして、時にそれは、最も残酷な判断を下す事も知らない】

【竜人の動きに合わせて、大蛇を構成している髪がブチブチと引き千切られていく】
【それは少女にとっては予想外といえた。この状態の髪の毛なら1本当たり、96kgまで耐えられる計算だったのだが】
【そんなことを考えている間にも、大蛇は少しずつ解れていく】

【鉄の硬度を持った髪が千切れ、解れ、傷ついた大蛇は、まるで有刺鉄線】
【竜人の皮膚の硬度にもよるが、その行動は悪戯に自らを傷つけていくものなのかもしれない】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 02:36:01.09 ID:AmQmZgSO
>>709
//深夜絡みの法則ってヤツですか、わかりません><
//さておき諒解しました、有り難うございます。是非に宜しくです。
//ではでは、舞台裏でー
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 02:37:06.97 ID:UPJgKI2o
>>710

……ほら、誓えてないよ。
ちゃんと、最後まで言い切らなきゃ。

「ボクは、紅様に永遠の忠誠を誓う」──ってさ。

【──紅というのは、この人物の名前だろうか】
【なんだか内容が変わっているのは──気の所為じゃない】
【言ったからといって、不思議な力で契約が結ばれたりするわけでは無いが──】

…………ほら、早くぅ。ふふっ

【急かしつつ、耳元へと息を吹きかけようとする────】

/りょーかいしました!
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 02:37:32.40 ID:9XBzRIDO
>>707
ふゥん、褒めてるように聞こえた? ま、いいか
運も本能も、活かせるかは個々の力量に依るからねェ。それは、それだけは才覚だよ

【グラスの中身を掬いとり、ふやけたシリアルのみになると】
【それに目もくれずにカウンターに代金を放り、スツールから立ち上がる】

この問題が面白いのは、二兎をとれるかはアイデア次第である事
そして――求めるものによっては、最善が何かすらも変わる事
もしも一般からの支持を最も重要視するならば、確実な二人を助けることが何よりになる

……ノビタ。何を求めて、二兎を捕まえる?

【出入口へと一歩踏み出し、二人に背中を向ける】
【耳だけを答えぬノビタに向けて、終わりの返答を待つように立ち止まり】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:43:27.12 ID:Iq/Le12o
>>711

グガウ・・・!
【彼の体は、藍色の鱗に覆われている】
【その一枚一枚は、鎧鱗と呼ばれるほどに、強固なものなのだが】
【針金の様に尖ったそれらは、鱗の隙間に入り込み、突き刺さる】
【血が滲み始め、鱗と髪を紅く染めていく】

【それでも竜人はもがくのをやめない】
【全身が血に汚れても、傷ついても、止まらない】
【精神力によるものか、あるいは痛みを忘れているのか・・・】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:45:26.92 ID:TIYufU.o
>>714
…ああ、オレとしては実に嬉しいかな

【何を求めて二兎を捕まえるか…?】
【そんな事を急に聞かれると彼も大分困るようだ…が】

…まず『命』かな…命ってのはさ、それはもうあるだけで美しいものだからさ
一つでも多くこの世に生命があるときっとハッピーだと思うよな…それと、この世に生きる人間が多ければさ
ほとんどがくだらない物かもしれないが…あらゆる点で未来に『可能性』ってのが生まれたりするしな

…時間とか歴史って…人が、この世の生命が動かしていくからさ…一人でも多く生きてくれればそれだけで最高だと思うんだよな

【はあ、とため息をついて自分自身にあきれたように】

オレに言えるのはこの程度の稚拙な意見かな…もっと気のきいたセリフが言えればよかったんだけどさ
「頭がいいわけじゃないしね、だいたいそれくらいでいいんじゃないかな」
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:59:20.52 ID:x71jCUgo
>>715

フフッ…

【少女の目が僅かに歪む。その顔は見事に捕食者としての様相の垣間見せていた】
【少女は戦いを知らない。戦い方を知らない。勝ち方を、負け方を知らない】
【このままでは…】

【が】

――!

【無意識での自分の笑い声に、ハッとした】
【なんだこれは、自分は何をしている? 何故、相手の身体は紅く染まっているのだろう?】

【少女の動揺は、すべからく大蛇へと伝わる】
【接近出来た時点で、いくらでも殺し方はあった】
【締め付けて背骨を折る。首を縛り上げる。少量の髪を気管に捩じ込んで破壊。相手が力尽きるまで大蛇を追加し続けることも】
【いずれの方法も取ることが出来ずに、竜人が捕らわれた漆黒の拘束具は、今までの締め付けが嘘のように緩んだ】
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 02:59:58.24 ID:33IH1uQo
>>713

ち、誓いましたじゃないですかっ――――

【流石に納得がいかないのかそのままの姿勢で顔を上げて怒ったような表情……では無いのだけれど】
【涙目でその為に目は充血して、およそ威厳やらそういった類の物は感じられる筈もない】

永遠の忠誠なんて、そんな詐欺紛いの事っ

【「絶対に言いませんっ」とでも言いたかったのだけど】
【耳に触れる息に目を瞑り身を強ばらせ……】

(な、何をされるか分からない――――)
(この場でだけそう言って……やり過ごすっ)
ち、ちちち、誓います紅様に永遠の忠誠を誓います

【言っちゃった】

誓いますから許してくださいっ!僕なんか虐めた所で何も良い事なんかないの

【閉じられた瞼からついには透明な雫がポタリと落っこちた】
【情けない】

/アイルビーバックです
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 03:06:06.44 ID:UPJgKI2o
>>718

…………うん、OK。
コレで、ボクとキミの間で誓約が為されたわけだ。くすくす。

【瞼から落ちた雫を見て、口元を釣り上げるが───】

───ところで、さ。能力って知ってる?
この世界の人間に多く見られる、固有の力なのだけど。

実は、ボクも能力者なんだ。

……「ボクとの誓いを破った人間に、死を与える」ってね。

【どうやら、まだ満足しないようで───】
【当然このような能力は持っておらず、嘘八百もいいところである】
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 03:06:37.92 ID:UPJgKI2o
>>719
/追記 お帰りなさいませー
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:09:54.39 ID:Iq/Le12o
>>717

ガアァアルルウァアァア!
【ひたすらにもがき続ける】
【もはや紅くない部分のほうが少なくなり、それでも引きちぎろうと動き続けて――】

・・・グォウッ・・・!?
【突然緩んだ大蛇を、不審に思い】
【だが、深く考えることが出来ず、とにかく、緩んだそれを振りほどこうとする】
【振りほどいた後は、ゆっくりと立ち上がるだろう】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:13:51.49 ID:33IH1uQo
>>719

(この場だけ、この場だけ……隙を見て逃げ出す)

【恐いけども相手の一挙一動を捉えて逃げる隙を伺う】
【まあ震えた足でどれだけ走ることが出来るのか、という話だが……】

…………?

【突然違う話を始める紅様を不思議そうに涙目で見て】

能力者、くらいなら僕でも知ってます、の
う、貴方能力者なのですか……

【露骨に嫌な表情】
【ほぼ武力が無いといっていい少年にとっては半ば死刑宣告のようなもので】

……へ?「死」ですか?

【ああ、死刑宣告】
【そんな言葉を聞いてしまった瞬間に自分が何物なのか考えが及ばない程にパニックに陥る】
【もっとも表面上はショック過ぎて変わっていないけども】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 03:20:13.34 ID:UPJgKI2o
>>722

【───隙は、それなりにある】
【一般人であっても、頑張れば逃げ出せるであろう程度には】

うん、そう。
もっとも、今の状況では意味ない能力だけどね。
だって、キミが嘘つくわけがないもの。このボクに対して。

誓ったよね──「ボクは紅様に逆らわない」って。

大丈夫だよ。逆らわなければ、何の問題もないから。くすくす。

【ニコニコ笑顔を浮かべながら、再度確認して】
【また、暗に"嘘をつくな"とも言っている───】

【少年とは対称的に、すっっっごい機嫌よさそう。すっごい】
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:28:56.14 ID:x71jCUgo
>>721

【竜人の動きに合わせて、大蛇は崩れ落ち、ハラハラと舞い落ちる髪。既に、ただの髪の毛に戻っている】
【2体目の大蛇は、まだ少女と繋がっているからなのか、その姿を維持したまま。ただ何をするわけでもなく、その場に伏している】

―……。

【少女はしばらく、真っ赤になった竜人を見て、何か言おうとして、止めて、それでも伝えようとして、言葉にならなくて、もがいて、耐え切れずに】


【逃げた】


【駆け出してすぐに】

――キャン!

【と、甲高い悲鳴と共に、少女は綺麗に頭から後ろへとずっこける】
【受け身の取り方も知らないのだろう。そのままスカートの裾を翻しながら、後頭部を地面に打ち付けた】
【それもそのはず、少女の髪の先にはまだ大蛇が繋がったまま】
【大蛇は尻尾を引かれたことには気付いて、チラリと少女を見たが、特に興味も無さそうに首を戻した】

【少女は後頭部を抑えて、何やら可愛らしい唸り声を上げている】
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:31:22.48 ID:33IH1uQo
>>723

【隙をなんとか見つけようとも、今の精神状態は意思を曇らせ】
【更には行動を阻害する――――】

あう………――――

【少年は思った「詰んだ」と】
【ガクリと肩を降ろして、ダボダボと一通り涙を流した後ゆっくりと立ち上がり】

はい、逆らいません……です

【あまり顔を見たくないのか、顔を見られたくないのか】
【フードを深く被って視界を狭める、もう一線を超えたのか震えは無いかわりに元気も無い】
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 03:37:13.21 ID:UPJgKI2o
>>725

……くすくす、良い子だね。

【満足した様子で、少年の頭を撫でようとする】
【フードを深く被ろうがお構いなしで、フードの上からでも】

…………あ、そうだ。
名前が無いって言ってたけど──ボクが付けても良い?
命令じゃなくて……質問、だよ。

【与えたのは、命令ではなく選択肢───】
【断りを入れたこともあり、NOと言っても怒らないだろう】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:40:11.56 ID:Iq/Le12o
>>724

グゥルルゥル・・・。
【ゆらりと立ち上がり、顔を上げる】
【そして、少女を見据えようとして、まず大蛇に目が行き】

【少女の悲鳴に、一瞬そちらを向く】
【が、すぐに大蛇のほうに顔を向けなおす】
グァオゥ・・・!
【そして再び唸り声。どうやら、蛇のほうを脅威として認めたらしい】
【悲しいのか幸運なのか、少女は眼中にない模様】
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:40:32.57 ID:33IH1uQo
>>726

うぐ…………

【抵抗したら能力で殺される―――悔しいけど抵抗出来ない】
【フードと髪とが擦れるような音と共に大人しく撫でられる】

……どうぞお好きなように、です

【イエスマン状態、断る意思すら垣間見せずにコクリと小さく頷いた】
【出来れば「黒」に関係する名前が良いですとワガママを言ってみたり、和洋どっちでも大丈夫ですと追加で言ってみたり】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:45:38.94 ID:UPJgKI2o
>>728

うーん……。

【曲りなりとも人の名前】
【フザケたものは付けられず、少しの間悩み】

……そうだ。
「クロタ」とか───どうかな?

【納得できたのが思いついたらしく、ポンと手を叩き】
【"その名"を──少年のものになるかもしれない名を、告げた】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:51:40.26 ID:33IH1uQo
>>729

………………

【どうせ妙ちくりんで小馬鹿にしたような名前を付けられるのだろうと半ば予測しつつ】
【そしてどうしてこうなったと小さく呟いて】

……ほら……――――?

【変な名前……じゃない?】
【真面目に考えてくれたのだろうか、いやこの人に限ってそんな事は無いに違いない】
【きっと酷い意味が裏にはあるのだろう、と下衆な勘ぐり】

了解しました以後この状態では「クロタ」と名乗ります、です
えーと、貴方のお名前は紅様で良いのですね?

【すっかり飼い猫、否飼い犬状態である】
【その内尻尾でも振り出すんじゃあないですかね】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:53:42.92 ID:x71jCUgo
>>727

【地面をゴロゴロと転がっていた少女は、涙目で立ち上がる】


――クッ…、中々やるじゃない…!

【竜人は何もしていません】

この私の服を汚すなんて…!

【繰り返しますが、竜人は何もしていません】

もう許さないんだから…!

【しつこいようですが、竜人は何もしていません】

【視線すら合わせてくれない竜人に啖呵を切りまくる少女は、ようやく無視されていることに気付く】

フフ、フフフ――…、フン!そんなに私の蛇と遊びたいなら、永遠に遊ばせてあげるわ

【髪を切断しつつ、呼ぶ】

大蛇髪!朽ち縄と共に…!

【ざわ、と竜人の足元に散った髪が蠢く。その場から退避しなければ、先ほどの二の舞になるだろう】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 03:58:52.43 ID:Iq/Le12o
>>731

【大蛇と対峙していると、なにやら少女が騒ぎ出す】
【しかし、口だけでは武器にはならない。どうすれば大蛇を倒しきれるかを考えていると――】

・・・ガウゥ?
【散った髪が、また動き始めたことに気づく】
【しかし、今の竜人に思慮深さという言葉はない。再び大蛇に殴りかかる】
【学習と言う言葉も知らないようで、またも狙いは頭部】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:05:22.94 ID:UPJgKI2o
>>730

うん、ボクは"紅"──そして、キミのご主人様だ。
逆らっちゃ、ダメだよ? ボクも殺人は犯したくないし。

【念を押すように、もう一度忠告して】

……そういえば、クロタ。お腹空いてたんだっけ?
これ、あげよっか?

…………いや、命令だ。"食べろ"。

【───懐から取り出したのは、メロンパン】
【今更、鞭と飴を体現するかのごとく──差し出した】

【単にいじめるのも飽きたのだろうか──ちょ、調教?】
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:11:26.07 ID:33IH1uQo
>>733

わかってます――――

【従順にそう言うが紅様に対する評価はだだっ下がりで】
【もうこの時点でマイナスに突入しているのであった】

はい、空いていましたけれど……?

【何をいきなり言い出すのだろう、と暗いフードの下から疑り深い目で見つめる】

…………っ

【差し出された美味しそうなアレに唾を飲み込み】
【命令だからと言い訳付けながらメロンパンを受け取り】

ありがとうございますいただきます

【片言交じりにお礼を言ってから】
【はむはむ、と咀嚼をし始める】

――――――――

【フード下の表情はなんだか緩みつつある、単純なイキモノらしい】
735 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:17:30.28 ID:x71jCUgo
>>732

――ヒッ!

【大蛇と少女の距離は、まだ、さほど離れていない】
【向かってきた竜人に怯えた少女の髪は反射的に、迎撃の態勢を取った】

【千切れた髪を瞬時に修復し、伸ばす。全体を8本に分け、束ね、尖端をドリルのように捻ると硬質化し】
【一旦広げてから、目標に収束するように、8本の髪の槍を打ち出す技】

【それは、少女が過去に「蛇槍牙」と呼び、遊んでいた技】
【少女は目を瞑り、両腕を顔の前で交差させる。そして、反射的に動いた8本の髪の槍が、竜人へと襲い掛かる】

【蛇もまた、生物でない故に、学習能力は無いに等しい】
【さらに、今回は攻撃ではなく、別の命を与えられているが故に、竜人の拳を、その身体の横をスルリと避け】
【先ほどまで竜人の足元に散っていた髪を目指すだろう】
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:21:27.74 ID:UPJgKI2o
>>734

……さて、そろそろボクは帰るね。
もう直ぐ朝だし、さ。

【──ふわぁ、と眠たげに小さく欠伸して】

───あ、"逃げちゃダメだよ"
常に着いて来いとは、言わないけどね。

あと、最低でも一週間に一度はボクに顔を見せてね。
キミの意志に関係なく見せられない場合は除いて──
こうやって詳しく命令しておかないと、死んじゃうかもしれないし。

【折角手に入れたペットを、手放したくもなく──"命令"】
【自身の近くにはいなくてもいいが──自分の家の近くには住まえと】

【───どうやら、逃げ出させる気はゼロのようで】
【命令し終えると、ゆっくりとした足取りで自分の家へ向けて歩き出した】
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:26:23.95 ID:Iq/Le12o
>>735

【拳を避けられ、若干ブレーキをかける】
【振り返り、散った髪を目指す大蛇を追おうとして】
【髪を針のように変えた少女の姿が、目に入った】

【「突然」「武器を」「繰り出した」】
【それだけで、攻撃目標には十分なりえるもので】
ゴォゥァアアゥ!
【向かってくる髪の槍を、見据える】

【1本、2本、3本、避けた】
【4本、5本、かすって鎧鱗がいくつか剥がれ、宙に舞った】
【そして6本、7本、翼を貫いた。8本、左腕を切り裂いた】

【さらに吹き出る地の量が増える。足も段々と鈍くなる】
【振り上げた右の拳も、少女に届くことはないだろう】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:27:37.43 ID:33IH1uQo
>>736

―――――――

【ようやく開放される、と胸をなで下ろすが】
【新たな条件付けによって自分を縛る鎖がまた増えてしまった】

……………わかりました

【もはや嘆くことも疲れたのか、そう言って】
【テクテクとその後ろを付いていく、兎も角どの辺に住んでいるのか把握しなければいけない】

あの――――

【そんな歩く途中で自分から声を掛ける】

……少しで良いから、その……いえやっぱり何でもないです

【「優しくしてください」なんて言った所で、焼け石に水どころか逆に火に油】
【それ以上は言うのを止めて、これから続くだろう生活に俯いて歩き付き従う】
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:33:59.70 ID:UPJgKI2o
>>738

…………ん?

【何かを言いかけた少年の瞳を、ジッと見据えて】
【その意を汲み取ったかどうかは定かでないが───】

……まあ、会う度にメロンパンを一緒に食べる位のサービスはしてあげるさ。
ボクだって、鬼じゃないしね……くすくす。

【───そう、最後に付け加えた】
【もし、少年の意を汲み取っていたとしても】
【本物の優しさを理解出来ない少女のソレは──どこか、ズレていて】

【──そのまま、何事も無く歩き、そして帰っていくのであった】

/おつかれさまでしたー! Sキャラとか無理!
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:34:46.97 ID:33IH1uQo
>>739
/乙彼様ですたー! HAHAHAまたまたご冗談を
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:40:46.61 ID:x71jCUgo
>>737

【反射的に繰り出した、髪による裂傷から噴き出した鮮血が宙に舞うのを薄く開けた目で眺め】

――なん…!

【拳を振りかざす、竜人の姿。やけにスローに見えるのは、何故だろう。自分の頭の回転もスローなのだけれど】

【そう。髪。髪で盾を。何故か竜人に向かって束になって伸びている髪。全力で引き戻しても間に合わない】
【そうだ。大蛇は。うん。そうだね。パワーアップさせる為に、向こうにいるね】
【そうだ。前髪が残ってる。前髪を広げてなんとか…、ならねぇよ。こんな量の髪じゃ】

あぁあああぁあぁぁぁぁぁ…!

【少女のそれは断末魔なのか】
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 04:48:46.58 ID:Iq/Le12o
>>741

グゥォアアガアァ・・・!
【全身から血を垂れ流し、竜人はおろか、地面まで真赤になっている】
【それでも唸り声を漏らし、一歩一歩、少女に向かって歩き続ける】

ゴオォゥゥルルァウアラァァラァァッァガアァウラァアアア!
【最後に、最期に、一際強く、一際大きく、咆哮を上げ】
【少女の声を掻き消すほどに、その声は夜空に響き渡って】
【全力で少女の「前方」の空気を思いっきり殴り下ろし】

ゴォ・・・ガァア・・・。
【そして、地面に倒れ伏した】
【竜人を中心に血だまりが広がる】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 05:18:14.83 ID:x71jCUgo
>>742

【髪を引き戻し、叫ぶ】

【直後、竜人の咆哮で肌で感じられるほどにビリビリと空気が震える。たまらず少女は強く目を瞑り、耳を両手で塞いだ】
【前方で何かが崩れ落ちる音と振動で、少女はうっすらと目を開ける】

はぁ!、はぁ!は――……生きてる…?

【誰に問いかけたわけでもなく、何故か疑問系。咆哮時に飛散した竜人の血飛沫で少女の服も少し赤い】
【眼下には、倒れ伏した竜人。ようやく、パワーアップしたのか何なのか、頭が増え、双頭となった大蛇が少女の元にやってきた】
【そのまま竜人に襲いかかろうとする双頭の大蛇を少女が右手で制する】

【しばらく竜人を見下ろし、いつもの調子を取り戻したのか】

死んではいない、か。…良かった。竜を殺したなんて洒落にならん。
…竜の血は薬になる。少し貰っていこう。そして、蛇の血は生命力の象徴…、少しあげよう。

【少女は、返事をしない双頭の大蛇に語りかけると、自分の指先を爪で切り裂いた】
【痛みに顔をしかめ、噴き出し流れ出た血を、竜人に足らす。魔法のように、竜人の傷が塞がっていく】

この人の身体も異常になるかもだけど、まぁ…、少し足らしたくらいなら1週間もすれば治るし…

【そして、少女が自分で傷つけた指先も、急速に治癒していく】
【その後、大蛇の一部を解いて小さな袋を編み上げると、血だまりから少量の血を掬う】

さて…、どうしようかな。野ざらしで放っておくわけにも…。路地裏にでも捨てておこうか…

【少女はスカートの裾をパンと払うと、大蛇に竜人を担がせた】

744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 05:23:31.21 ID:Iq/Le12o
>>743

・・・グ・・・。
【ほんのかすかに、唸り声を漏らす】
【死んではいないようだ。そのまま担ぎ上げられる】

【掬い上げれば分かるだろうが、この血には魔翌力が感じられる】
【とはいえ、本質は紛れもない竜の血液。その効力に間違いはない】
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 05:43:41.67 ID:x71jCUgo
>>744

…。

【竜人を背に担ぎ、這う双頭の大蛇の片方の頭に座り、竜の血を眺める少女】

魔 力、か。ウチはお寺だからなぁ…

【隠しとくか、と苦笑する】
【白んできた空を見上げ、このまま人目につくと面倒そうだなぁ、と】

この辺でいいか。持って帰ってもいいんだけど、また暴れられるとなぁ…

【適当な路地裏に入ると、少しは隠れられそうな場所で竜人を静かに下ろす】
【少女は最後に大蛇を少し解き、竜人の傍で小さな蛇を作ると】

誰か来たら教えてやりな

【と、言い竜人の影に潜ませた】

余った髪はどうしようか…、あーぁ、せっかく毛繕いしてもらったのに…、うへぇ、服ドロドロだぁ…

【何も無ければ、少女は一人ごちりながら大蛇と共に路地裏を後にするだろう】

746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 05:49:34.45 ID:Iq/Le12o
>>745

【おろされても、動く様子はない】
【気絶寸前まで言っているのだろう】 

【少女が去ったそのあとで】
グォオ・・・。
【最後の一唸りが、路地裏に響いた】

/めっちゃ間空きましたけどお疲れ様でしたー!
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 05:51:30.41 ID:x71jCUgo
>>746
/終始レス遅くてサーセン
/お疲れ様でした!一時はどうなることかと思ったけど、ちゃんと終われて本当に良かった。お疲れ様でしたー
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 06:25:08.58 ID:9XBzRIDO
>>716

『命』、か
むしろここで熟慮されても困るし、急に聞いた側としては合格なんだけど
何を是とするかが決まってりゃ及第点。そんだけ

【答えを聞いて、しばし】
【割合短い、比較的ストレートな納得だけを示すと姿勢はそのままに歩き出す】

「では、な」

【口をついたように零れる挨拶、香るムスクの甘さを残し】
【入りの途切れてきた扉をくぐって店外へと出ていった】


/それではお疲れ様でしたーッ!
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 07:53:42.20 ID:2rc6/XEo
【どこかの森 の奥にある泉】

ふんふんふーん、ふんふふんふーん―――♪

【幼さの残る少女の声が、ぱしゃぱしゃと波打つ水音と共に聞こえる】
【朝日を浴びて、森の生き物達も活動を開始する時間】

【普段着ている衣装――セーターを始め、マントやソックスは綺麗に畳まれ】
【泉の傍の木の下へ。その上にシルクハットを重ね、見栄えも綺麗に】
【一糸纏わぬ姿で、木々の間から差す朝日をその身に浴びながら】
【水深が膝上少しまでしかない浅い泉の中。その少女は、鼻歌混じりに水浴を楽しんでいた】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 08:36:42.58 ID:.w3yV8Yo
>>749
/まだいるかい?
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 09:03:13.28 ID:2rc6/XEo
>>750
/にゃー、腹痛で席を外してましたがここにいますよっ!
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 09:13:06.11 ID:.w3yV8Yo
>>751
/って、大丈夫かい?絡もうって思ったんだけど……
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 09:18:01.10 ID:2rc6/XEo
>>752
/全然大丈夫ですよー!
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 09:28:44.92 ID:.w3yV8Yo
>>753
/ならばお言葉に甘えるとしよう!

【そっと、木の葉が揺れる音――――明らかに風と違うその音は
急な、来訪者を告げる音で、その直ぐ後に――――……音の主が森の中から出てきた】

【紺色の袴に白の羽織を着て――――その上から女性の着るような紫の艶やかな長羽織を羽織った
黒の長髪の後方をリボンで一括りにし腰の辺りまで垂らした、女性のような顔たちの中世的な青年】

【彼は数刻、無表情で――――……少女の裸体を見つめる
それはまるで、庭先に咲いた、百合の花を眺めるが如く、穏やかに――――】


ふむ、今日は良いものを見た――――……良いスタートが切れるね
それに、目の保養にもなった、こんな可愛い子のありのままの姿を見れたらね


【クスリ、と微笑む彼、そっと斜めに吹いた風が、百合の花を揺らすように
その微笑みは、風に舞う花びらをも含んだ、爽やかな淡風を運んでくるようで――――
それでも、見られたということには変わりないが】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 09:41:10.56 ID:2rc6/XEo
>>754

ふんふんふんふふん、ふふふふーん♪

【ぴしゃ、ぱしゃ、と】
【楽しそうに、気持ち良さそうに鼻歌を歌いながら】
【泉の中を右往左往、水浴と言えるのかも判らない行動をとる少女】

【が、濡れた肌に感じた風、静かだったが故に聞こえた木々のざわめきに】
【身動きを止め、慌てた様子でキョロキョロと周囲を見渡す】

【少しの間見当違いの方向を見渡すも】
【やがて青年の姿を見止めて、表情含めて硬直】
【隠すべき所も隠さず身をもって驚きを示すその様は、何処か滑稽にも見えるかも知れない】

756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 09:47:48.77 ID:.w3yV8Yo
>>755

【彼は依然、ニコニコと微笑を崩さず、そのまま表情に貼り付けたまま
ふわり、と綿の上を歩く羽のように、軽い足取りで、惹かれるがまま、彼女に向け歩いていく】

【その仕種は、硬直を持って示した彼女とま逆に存在する、柔に支配された動きで
絶え間なく流れるせせらぎが如く、歩みを身勝手に、変に止めようとせず
刻み続ける、ゆっくりと――――そして、艶やかに】


ほらほら、何かしら反応を見せないと食べてしまうよ?
それに近づかれたら、大事な所までクッキリと、僕の視線に晒されることとなる
――――キミが普通の女の子なら、好ましくないこと、だろう?


【言葉とは裏腹に、歩みは止まらず、お互いの音が聞こえるぐらいにまでは近づかれるかもしれない
彼の香りは、雅な蘭のそれで、女性的なフレグランスを身に纏いながら
自らその仮初を棄て、彼は己を異性≠ニ告げる】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 10:12:50.06 ID:2rc6/XEo
>>756

【驚きの表情を見せながらも、良く見れば女性の様な衣装を着た青年に】
【少女は、同性ならまだセーフだよね、と内心頷き、一息】
【然しセーフとはいえ裸は裸、見られるのは恥ずかしいもので】

【落ち着きを取り戻し、取り敢えず左手で胸を隠し】
【右手で下半身を隠そうとした所で、青年の言葉】

―――――――――ッ!?

【泉の中央付近、素直に歩いてくるならば水深は其れなり】
【154cmの身長で膝上数cmなので、背丈によっては膝下までしか濡れないが】
【其れでも、衣服が濡れて歩きにくいことには変わりが無いだろう】

【其れは兎も角、その言葉に青年が異性である事に気付き】
【瞬間、顔全体が林檎の様に真っ赤に染まり、ぱしゃりと腰を落とす】
【泉の中に女の子座りをする様に、膝を曲げ、両手で胸元を隠して】
【透き通る泉の水もご都合主義的に大事なところは見ることが出来ない】

【ともあれ、青年の行動を阻害する言葉も行動も無い】
【近付こうと思えば、目の前まででも近付くことが出来るだろう】

/申し訳ない、行き成り遅れましたっ
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 10:21:07.18 ID:.w3yV8Yo
>>757

【彼は振り子が止まらないのと同じく、微笑を貼り付けたまま
彼女へと接近する――――目の前、男性にしては中ぐらいの170cm程度の彼は
そっと、見下ろすように、彼女を見つめる、まるで、頭を垂れた蘭の華】

【白い華奢な白薔薇のような指が、棘の無い心の現われともいえるソレが
彼女へと近づいていく――――棘は無い――――しかし、そこには――――悪意
悪戯という軽い悪意ではない、まるで美しさの下に屍体が、あるが如く】

【が、それは、途中で止められる、やれやれ、といった様子で
彼は肩をすくめる、途端に紅いリップから零れる言葉】


やれやれ、どうやら強引にいきすぎたみたいだね、仲良くはなりたいが、その前に嫌われてしまっては元も仔もない
お嬢さん、彫刻のように固まってしまっていたら、その美貌だ、僕の理性も融けてしまうよ?
そうなると、僕としてはキミに嫌われてしまう、それは僕にとって、嬉しいことではないんだ
だから――――……早く、服を着たほうが良い


【何なら持って来ようか?とつけたし、愉しそうに微笑む彼
水で濡れた足元を気にせずくるり、と軽い身のこなしで彼女に背中を向けるのはせめてもの配慮か
ただ、服は木の元にあるぞ!】
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 10:31:32.14 ID:TIYufU.o
>>748

…そうかい、そんじゃあまた

【そう告げて彼らはオーベールに手を振って見送ったが】
【その時、ドラは目を見開いてじーっとオーベールの後姿を見つめていた】

「…ノビタ君、ぼくら…前に彼とどこかで会ったっけ」
デジャビュでも感じたのか?…そうだとしたら正解
まあ、もうちょっとゆっくり話してやるさ…

【←To Be Continued...】

/乙でしたー!
/久々に絡めて良かったがちょっとかけ足にしてしまってすまないッス
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 10:38:30.68 ID:2rc6/XEo
>>758

【かぁ―――と顔を真っ赤に染め上げたまま、気が付けば瞳も涙で潤み】
【陶器の様に白く透き通った肌を持つ少女だが、その様子は扇情的に映るか否か――】

【泉を、水を意に介さず歩み寄ってくる青年に、然し座り込んだ為に下がる事も叶わず】
【上半身をぐぐぐ、と後ろに下げる事で、少しでも距離を開けようと必死】
【驚きがそのまま恐怖に変わっているのか、何処と無く震えている様にも見える】

――――――、ぃ、ぅ………。

【差し伸べられた指が引っ込み、ほっと一息吐くも】
【思った様に言葉を発することが出来ない】
【一度、瞳を閉じて深く深呼吸をして】

…………服、向こうにある……。

【此方を配慮して背を向けた青年に対し】
【何処か低い、若干震えた声で訴えかけた】
【取って来いとでも言っているのだろうか】
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 10:53:13.64 ID:.w3yV8Yo
>>760

【シロップ色に染まる白雪に、思わず彼の唇の端がつり上がる
三日月に震える唇は彼という存在を強調するようで】


ふむ、女性にこれほどの羞恥を与えたのだから
これぐらいは当然のこと、だろうね


【けれど、と彼は――――背中を向けたまま、顔の側に添えた右手を振る】


もし、僕がその服を持って逃げたりすることも考えないと
初対面のキミにこんな失礼なことをするんだ、どう考えてもいい人≠ナはないだろう?


【声の調子は、撫子のように、女性的で、凛と映えていて
それとは裏腹に、紡がれる言葉は一本調子ではない、歪曲した心にも似て】

【そうは言いながらも、ゆっくりと木の下にある服を取り
彼女の元まで、器用に背中を向けたまま近づき、後ろ手に渡そうとする辺り、意外といい人かもしれない】
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 11:12:15.93 ID:2rc6/XEo
>>761

―――――逃げるなら、まだましだもん。
其れに、そんな事する人だったら、私に背中なんて向けないでしょ?

【器用に背を向けたまま服を取り戻ってきて、こちらに差し出す青年に】
【先程からずっと同じ姿勢のまま、其処まで言葉を紡いで】

【青年が此方を振り向かないかどうか、その顔を注視しながら】
【ゆっくりと立ち上がって服を受け取り、着替え開始】
【とはいえ、セーター着てマントを羽織るだけなのだが】

………もう、いいよ。

【下着は気持ち悪いので無視。濡れていた身体は適当にマントで拭き】
【まだ湿り気の残る為、セーター越しに起伏の無い身体のラインが微妙に浮き上がるも】
【着替えは無事完了、背を向けていた青年にこっちを向いても良いと言葉を掛ける】
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 11:27:18.84 ID:.w3yV8Yo
>>762

【一応言ったことは正しいようで、静かに立ちつくす彼は
絶壁に咲く一輪の花にも似た――――どこか、孤独な背中に見えた
しかしながら、それは一刻の靄に過ぎない、すぐに彼の背中は、艶やかな満開の桜にも変わる】


――――やれやれ、見抜かれてしまったか
仲良くなりたい相手と、わざわざ自ら逃げる行為など、するわけがないしね


【彼女の言葉に惹かれて、そちらを振り向く――――ふむ、と視線をまるで撫でるように
上から下へ、彼女の起伏の無いラインを見詰める】


……なるほど、濡れて透けて見えるのは中々にロマンをかき立てる
注文をつけるなら、もう少し波が在った方が映えるが――――まあ、そこはその顔で補えるさ


【遠回しにコイツ色気ねぇな、と言ってるご様子、それが彼女の感情に触れるかはあまり気にしてない様子で
彼は表情に微笑みを携え、再びルージュの色をした唇を仄かに夜露でしめらせ、言葉を紡ぐ】


では自己紹介を――――レリア・ブラックモア
気軽にレリア、もしくはご主人様、と呼んでくれ


【そういいながら、右手を差し出す――――まるで、花を差し出す手つきのようなそれは
彼のその花弁にも似た手を強調するようにも感じられ、そして――――その手は、どんな花よりも
艶やかに、艶やかに、咲き誇っているようで】
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 11:36:55.36 ID:2rc6/XEo
>>763

……………………………………。

【じぃ、と上から下まで、撫でるように見詰められ】
【両手で無い胸を隠すようにしながら、半歩身を引いて距離を取る】
【第一印象が良くない以上、これ位警戒するのも普通と言えるだろう】

………煩いな、見るだけ見といて勝手な評価しないでっ。

【未だ頬は若干朱に染まり、涙に潤んだ瞳で青年を見据え】
【身体の起伏が少なく、子供っぽい体系なのは本人も知ってるし、気にしていない――筈なのだが】
【指摘されれば気になるもので、足りないと言われればむっと来るようで】

―――――ルシア・マリカ。
宜しくするかは今後の態度次第だよ、レリアさん。

【短く自分の名前を返すことで、其れを自己紹介とした】
【差し出された右手には視線は向けるも、その手を掴もうとはしない】
【矢張りまだ色々と警戒している部分があるようだ】
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 11:51:13.58 ID:.w3yV8Yo
>>764

【彼はその警戒をどうほどこうか、数秒思案にふける――――……
仕方ない、のは彼も重々承知しているのであろう、しかし、かといって彼には足りない物が多すぎる】


態度、ね――――残念ながら、僕の証明は難しくてね
どこかの組織にでも所属していれば、明らかになるんだろうけど、あいにくとそんなつながりもない
それとも、キミに媚びでも売ればいいのかな?――――キミに勝手な評価をつけるようなこの僕が
いきなり掌返してキミを肯定するなんて、またおかしな話だ


【肩をすくめ、八方ふさがりとでも言いたげにため息を一つ
正攻法では彼が彼女と仲良くするには、壁が多すぎる――――かといって、彼はあまり自らを飾り立てたくない様子
そんな彼に警戒の念を抱くのも、当然と言えよう】


そして、どうやら――――初対面が初対面だったからね、今取り繕うのは中々厳しい
と、いうわけで邪魔者は退散させてもらうとしようか、まあそのうち、仲良くなりに来るよ


【そう言って、彼は軽く右手を挙げ、踵を返し、立ち去っていこうとする】
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 12:00:52.63 ID:2rc6/XEo
>>765

――――ん……。

【溜め息を吐く青年を気に掻けながらも、下ろしていた髪を再び縛りポニーテールに】
【描写してなかったとか気にしない】
【シルクハットを被り直して、青年の言葉を聞く】
【大分落ち着いたのか、水に足を浸しているからか】
【赤らんだ頬の熱も大分引いて、潤んでいた瞳も何時しか元通り】

………あれ、もう、行くの?

【だが、何かを諦めたように立ち去ろうとする青年】
【あっけなく引き下がられた事に逆に驚き、思わずそんな事を尋ねてしまう】
【先程まで邪険に扱って居た癖に、若干掌返しが早いような】
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 12:04:35.35 ID:.w3yV8Yo
>>766

【彼はその言葉に惹かれるように立ち止まる
数刻の間は、鼓動を整えるには十分すぎる】


今の僕ではキミを喜ばせることができないからね
女性を喜ばすことが出来ない男性など、何の価値もない


【背中を向けながら、再び彼は、慣れた様子で肩をすくめ――――そして、言葉を紡ぐ】


だから、価値ができたら――――今度は違った形で逢えると良いね


【それ以上、言葉はいらない――――ゆっくりと、立ち去っていった】


/っと、乙でしたーコイツじゃこれ以上話しが広げられねぇww
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 12:12:36.39 ID:2rc6/XEo
>>767

ん……、まぁ、価値が無いかどうかは判らないけど……。

【尻すぼみに、言葉が小さくなっていく】
【自分の応対が悪かったかと少し不安にもなるものの】
【裸を異性に見られたと為れば、この態度も当然とも言えるか】

――――また会う時は、せめて服着てるときにしてね?

【立ち去る背にそんな言葉を掛けて】
【ぼんやりと、木々の間に消えて行く青年を見送った】

/お疲れ様でしたーっ
/何だか、こんな子で申し訳在りません……
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 12:12:39.98 ID:EKUi5oMo
【とある公園。男がベンチに座り、何やら俯いている】

【手元には、色とりどりの小さなブロックが組み合わさった立方体――】
【いわゆる一つの、ルービックキューブ】
【それを渋面でかちゃかちゃといじくっていて】

―――うーん……わっかんねェな。
誰だよこんなオモチャ作った野郎ァ。
出て来い、半殺しにしてやる。その後イヤっていうほどコレやらせてやっからよ……

【イライラとした様子で、咥えた煙草をふかしている】
【足元には、もう吸殻が山と積もっていた】
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 12:30:15.19 ID:uzktMWQo
>>769

分かってねえなぁ〜

【涼しい声が、男の”下”から聞こえてくる】

ルービックキューブってのはさ、まず一面そろえて…けほっ、げろっ

煙草?ねえ煙草?お父さん怒るよっ!?公共の場で煙草とか許さないよ!

【中性的で澱みの無い声が、その口調に似つかわしくなくて】
【ただ喋るだけで道化役を演じているようで】

百害あって一利無し!まずは煙草を捨てろ 話はそれからだぁっ

【手乗りサイズな蛙が、ベンチの下にちょこんと佇んでいた】
【頭に乗っかったミニ麦藁帽には、”教会”のマーク】
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 12:30:35.50 ID:notzEf2o
>>769

【ざり。公園の入り口から入り込んでくる一つの影】

──うん。こっちはもう少し、時間が要るよ
ただ、協力者さえ見つかれば必ず間に合う

【外見は22歳ほど、暁色の緩いパーマヘアを持つ長身の青年だ】

【所々に装飾的な鋲が縁取るようにして打ち込まれた象牙色のロングコートを羽織っており、】
【その下には白のドレスシャツと黒のスラックス、同色の革靴を履いて銀金具のベルトを着用】

【そして、その青年もまた、手の方にルービックキューブを弾ませていた】
【しかし、男のそれと違うのは、『全面が黒く塗り潰されている』と言うことであった】

──識ってる。姉さんも、気をつけて。それじゃあ

【彼は、携帯電話らしき端末で誰かと話し込んでいた様子であったが】
【入り口からしばし歩みを進めた所で会話を終えたようで、携帯を懐にしまい込む】

【ふと、そこで気付いた男の姿】

 ……今の、R面を時計回りに一回
 そこから、Uw2のD'wに移って、E'2で揃う

【──と、ルービックキューブを見た青年は突如、呪文めいた謎の言葉を男にかけ始めた】
【やれUw2だのD'wだの──それはどうやらルービックキューブの用語であるらしいが、】
【尤も、男がそんなマニアックなもの知っているかどうかというレベルである】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 12:31:09.27 ID:notzEf2o
>>771
//うおっ被った、申し訳ない。こちらが退きますー
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 12:34:08.61 ID:EKUi5oMo
>>770
【声にぴくり、と反応し】

……あぁん?

【辺りを見回すが――声の主の姿はなく】
【ようやくその声が「下」から聞こえることに気づき、座ったまま自分の両足の間を見る】

【蛙、である】

―――…………。

【すー、と一息、大きく吸い込んで、ふー、と長い息を足元の蛙に煙を吹きかけて】

……疲れてんのかなァ。俺……

【天を仰いで、両目の間を指でつまんだ】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 12:34:42.75 ID:EKUi5oMo
/あ、こちらは複数でもかまわんですがー
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 12:42:17.33 ID:lG14RIAO
【聖都にある公園の茂み】


よう寝たのぅ…

【ボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供が上半身を起こして、目をこすっている】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 12:48:17.96 ID:uzktMWQo
>>771 >>774
/か、絡んでおいて忘れてた…!すいません! 複数でやります?
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 12:51:26.64 ID:notzEf2o
>>774 >>776
//や、ありがとうございます
//お二方がよろしいなら、是非っ
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 12:54:25.68 ID:uzktMWQo
>>773 >>771

げろっ!げはっ

何すんだてめー!入信させっぞ!?

【相変わらず谷間を流れるせせらぎのように澄み渡った声】
【よく分からない暴言がまるで詩のように響き】

【小さな水の塊が、空中に現れて】
【過たずに煙草へと飛び、火を消し止める】

なぁ、蛙が喋るってやっぱおかしい?
蛙がルービックキューブ好きっておかしい?

【青年と男と、両方に向けて、ちょっとだけ哀しそうに言った】
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 12:59:31.48 ID:EKUi5oMo
>>771
―――あァ?
日本語でいいぞガキ。
時計回りしかわかんなかったからもう一回言ってくれ。

【指先――中指にルービックキューブの角を載せ、くるくると回転させる】
【実に簡単そうにやっているが、かなりのバランス感覚が要求されるだろう】

>>778
あ、てめェこら!

【水で濡れた煙草を見て】

あーあー、しけっちまった。
お前やめろよー。煙草値上がりしてんだからさー。

つーか感情こめて喋れよ。どんだけ冷静なんだよお前。
蛙の割に知能発達しすぎだろ。生意気だぞこの蛙野郎!

【蛙に蛙、といったところでまさに蛙の顔になんとやら――では、あるのだが、とりあえず暴言を浴びせている】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 13:04:56.33 ID:notzEf2o
>>778

……蛙

【ぽつり。蛙を見て、蛙と呟いた】
【そう、それは蛙の筈だから──蛙、と再び自己に認識させるように】
【喋っていようが何していようが、それは紛う事なき蛙だと──】

【──やがて、そのまどろむような気の抜けた視線を男へと戻し】

>>779

……あ。回したらもう、分からない
良い所まで行ってたんだ、さっきの

【器用にキューブを回転させる様をぼーっと眺めながら】
【おもむろに、男と同じベンチへと腰を降ろしてから──】

──それ、良いペットだね

【──蛙を、彼のペット認定。彼に言わせれば、それも『良い』ペット】
【海に漂う水母のような様相で、青年はひどく天然にボケていた】
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 13:17:10.88 ID:uzktMWQo
>>779
お前から見て右の面を回して、右プッシュ、左トリガー…下段を回して
いや、俺からだとキューブ見えないんだけどな!

【再度現れた水の塊は、無重力状態のように自然と球形をとる】
【ぴょんっと、蛙らしく跳ねてその球に飛び乗った】
【衝撃で水が少しだけ飛び散って、目の前の男にかかるかもしれない】

蛙の身で話すだけで大変なんだよ 感情は口調から感じ取れっ!

>>780

ん?ペットじゃねーよ?お父さんだよ?
新世界に生きる健全な市民全員のお父さん

【水球の乗ったまま、くるくると2人の周りを回りながら】
【蛙の瞳ゆえに感情は読み取れず、声もまた風のよう】

しかしまあ随分とやり込んでるんだなあ
お父さんびっくりだよーん 流石我が子だぜ 

【段々と辺りの空気が乾燥していく…?】

で、そのキューブが真っ黒なのはなんで?なんで?
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 13:20:46.42 ID:EKUi5oMo
>>780
あーん?
へえ、いいところまで、か……ソイツは惜しかった。

まあ、別に構いやしないんだけどな。
解いちまったら終わりだろ? もうかれこれ二年くらいやってっけど、まだ解けない。
それがいいのかも知れない。

コイツ? ああ、ペットねー。さっき飼いはじめたんだよ。
うるさくってしょうがないから、欲しかったらやるぞ。


【隣に座る青年を見ながら、懐から真新しい煙草の箱を取り出し、そのフィルムを切る】
【男の姿――よれた白いYシャツに、年季の入ったジーンズ。ともすれば小汚い、となりそうな格好ではあったが】
【不思議と、この男からはそういったイメージは感じない。清潔感に溢れているわけでも、ないのだが】
【年のころは30代半ばだろうか。こめかみに僅かな傷跡。堀の深い顔立ちに、無精髭を生やしている】
【銀色の髪を後ろで無造作にひっつめて、その表情はどこか斜に構えたような余裕が感じられた】

>>781
まわして右、右……何? 倍プッシュ?

【ちゃぷ、とYシャツに掛かった水を気にした様子も無く】

やっぱ喋るの大変なのか。いいじゃねーかゲロゲロ鳴いてろよ。
哀切の篭ったゲロゲロききてーよ。

【水に飛び乗る――という光景を見ても、驚いた様子はない。となると、この男も魔術や能力といった「非日常」にその身を置くのだろうか】

つーかお父さんじゃねーだろ。蛙の子は蛙だっつーの。
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 13:33:58.43 ID:notzEf2o
>>781 >>782

【片やペットである事を否定し、片やペットである事を肯定し──】
【青年は、そんな一人と一匹をゆっくりと交互に見やっていたが、やがて】

──ああ、そうかもしれない。『解いてしまったら終わり』
もう何年やっているのか忘れたけど──僕も、まだ解けないんだ

【そう言って、青年は片手に弾ませていた漆黒のルービックキューブを宙に放った】
【するとキューブは、蛙の水球と同じくに、宙に浮いたままゆっくりと回転し始める】
【その視線を今度はゆっくりと蛙に向けて──】

……全部が同じ面なら、ずっと解けないだろう
解いてしまったら、終わり。だから終わりが来ないように、全部が同じ、黒だ

【ひどくつかみ所の無いような、薄い声色を零しながら】
【おもむろに、その指先で水球に触れてみようとするだろう】

──……良いペットだから、貰うよ
さあ帰ろう、父さん

【そして、ペットは父さんとなった】
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 13:43:16.92 ID:uzktMWQo
>>782

ああっ? ルービックキューブってのは解くタイムを競うスポーツだろ

ってか煙草やめろっ お前だけでなくそっちの兄さんも副流煙受けるんだぞ

【空中からにゅっと水で出来た右腕が生える】
【適当に粘土で作ったような形から、段々と姿が整えられて】

いや、ちょっと骨格に違和感が… あーっと手首が全然駄目だ

――

【無駄に筋肉美の表現などを終えてから、煙草の箱を取り上げようとする】
【奪われずとも、掴まれてしまえば水で駄目になってしますだろう】

神様の子供が人間なんだからさ、人の子が蛙でもいいだろ?な?

>>783

解けたら終わり、か…
そういや仏教の方だと”知った”瞬間に消えちまうんだっけか

【蛙ゆえの無機質な視線で、相手の言葉をしっかりと受け止めて】
【陽光できらきらと光る頭を少しだけ上げる】

解いて、教える側に回るんじゃあ駄目なのか?
終わりってのは始まりだ 終わらなきゃ、始まらない―

【凛とした声は、真面目な話には落ち着きと徳を与える】
【ふるっと揺れて水球は彼の指を優しく弾く】

良い子に育ったな お父さん嬉しいよ

でも、俺はまだ帰れない― ごめんな…息子よ
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 13:46:27.59 ID:EKUi5oMo
>>783

………ふーん。

【煙草を咥え、かちり、とジッポで火をつけて、一口吸い】
【煙を吐き出しながら、口の端に意地の悪そうな笑みを浮かべて】

全部が同じ面ならよ、そりゃもう全部揃って解けちまってるんだ。
解けてないのは、何か別のものだろうよ。

【だろう?と首を傾げて、青年の方を見やった】

>>784
ルービックキューブがどんなスポーツだかしらねえが、これは俺が買ったモンだ。
どう楽しもうが俺の勝手だろ、お父さん?

そしてこの煙草もだ。副流煙?
知らねェな、長生きしてえならガスマスクでも着けて生活すりゃあいい!

【ぴ、と人差し指で水の腕を指差す。ただそれだけだが――さて、煙草の箱を果たして無事に取り上げられるだろうか】

人の親は人さ。神の子供がいるとすりゃ、それは神か悪魔かのどっちかだ。
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 13:50:38.58 ID:KgEbO2Y0
>>706

【一方青年は、腕を組み立ち尽くし、目を瞑って俯きながら右足でカツカツと足踏みしていた】
【人の流れが生み出すささやかな風が彼の白い陣羽織を靡かせ、或る意味画(え)になっている】
【その装いと、ブツブツ聞こえる呟きに一般の往来は彼を避けて歩くのだが――】

……どういうことだ……アーン?……まさか……このぼくが迷うだと……?
バカな……そんなカッコワルイことは無ェ……いや、だがここは何処で……あァ?

【やがてブツブツすら言わなくなり、その場で立ち尽くし無言】
【目も瞑っているため(ついでに言えば無駄に気配を消すのも上手いため)――彼女がそのまま月を睨み続けるならば】
【どう考えても衝突します。ありがとうございました】

/よろしくお願いしますッ!
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 14:01:10.14 ID:notzEf2o
>>784

解けない、終わらない、始まらない
でも、今の僕はそれでいいんだ、父さん

【まるで蛙らしからぬ、その感覚】
【彼は、既に蛙と話している事を忘れてつつあった──のだが、】

──カエルなのに、カエラナイ
──……カエルなのに、カエラナイ

【…………】
【二回。何故か二回、】

カエルなのに、カエラナイのかい

【──そして三回目。酷く淡い顔色で、蛙を見つめながらそう繰り返した】
【彼なりにボケているつもりなのか、それとも天然でやってるのか、何とも言い難い雰囲気が其処にはあった】

>>785

……何か別のもの

【男の言葉を、噛み締めるように反芻する青年】
【その視線をゆっくりと地面へと落とし──.一点を見つめたまま、やがて口を開く】

──……そう、なのかもしれない
……僕も、或いは

別の、もの……

【谷底に溜まった霞のような、酷く希薄な彼の声色──】

【──どくん】
【──ふと、その時。男に魔力のような何かを感じ取る力がもしれあれば──】
【青年の右肩辺りから、何かドス黒い魔力が僅かに胎動したのを感じ取れるだろうか】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 14:09:56.09 ID:uzktMWQo
>>785
前進せよ! ってやつだ これでいいやって投げやりな考えはよくねえよ

そもそもお前の身体を粗末にするな
神様からの借り物なんだぞぉ、それは!

【はっきりと怒気の感じられる声だった】
【言い終わった瞬間、水の腕がぼろぼろと崩れ落ちる】
【地面に落ちた吸殻を濡らして、即席工芸品は消え去った】

【なんとなく疲れたように感じられるが、蛙なのでその証拠は見つけられない】

それでも蛙の子は…御玉杓子なんだぜ? けろけろー

【意味のよく分からない言葉と、流麗な鳴き声】

>>787

進めなくてもいいさ かん、がえることを、続けてくれればな…

【ちょっとだけ文の切り方がおかしいが、単に話すことに疲れただけなのかは分からない】
【少しだけ視線をそらした】

【彼自身に魔力は無いが、感じることだけはできる】
【その黒い力に気付いて、けれども蛙は何も言わなかった】

けーろーけーろー♪

【言わなかったが、その無駄な美声で何か歌った】
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 14:12:28.25 ID:jnwzddMo
【通りの中心】

【路地裏より本当は安全な筈で、白昼歩きまわるのに支障も無い筈なのに】
【今日は珍しく、その通りをのんびりと過ごそうとする者は居なかった】


………足りねえ、足りねえ
こんな不味いチンピラ如きじゃ何処にも足りねえ……

【ゴッ、ガギッ】
【髪と眉の色が明らかに違っている、十代後半と思われる少年が仰向けに倒れていて】
【それに馬乗りになって、顔面を殴りつけている者が居る】

……駄目だ、もうこいつは駄目だよ。美味さの欠片も無い
それじゃあ、もう要らないよな

【上半身裸、デニムのズボンにロングコート。コートの上に絡みついた、数本の鋼鉄の鎖】
【左の瞼から頬に掛けて大きな傷が有る、身長175cm程の黒髪の男】

【拳を振り落とす度に、少年の顔から赤い飛沫が上がって】
【その飛沫をコートと顔面に受けながら、一定のリズムで拳を振るい続けている】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 14:13:55.38 ID:EKUi5oMo
>>787

……ふー。

【ぶわ、と、青年の顔元に紫煙が吹きかけられる】

難しく考えすぎるなよ、少年。
お前が例えナニであれ、今ここで生きてることに変わりはねえ。
前を向くには充分過ぎるだろ、ここにいるっていうその事実がよ。

それでもうだうだしちまうなら俺に言え。スカっとぶん殴ってやる。

【魔翌力を感じたのか、そうでないのか判然としないが――ともかく、何か説得力のある笑顔を青年に向けた】

>>788
………アンタ方の教義を否定はしねえがよ、他人に押し付けるのもよくねえな。
俺の体は俺のモンさ。

………ムリすんなよとっつぁん。歳なんだからよ。
そうさ、蛙の子はオタマジャクシから蛙になるんだ。

【肩を竦めて、再び煙草を口に運んだ】

791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 14:21:06.87 ID:AmQmZgSO
>>786
(――――……あー、考えるだに腹が立つ。言う事が大袈裟なんだよ、医者って人種は)
(三日も寝てたんだぞ、三日も。これって、オレとしては我慢した方だと思うだろ?)
(な、の、に、だ。奴さん等、譲歩ってもんを知らないから……)

【彼女は肩で風を切り、威風堂々、我が道を突き進むと言った風に歩を進めている】
【希薄だが凛とした雰囲気、自らの前進に従って靡く、月光に映える臙脂】
【――――破滅的な目付きの悪さ故、画になるか、と問われればそうでも無いのだが】
【悪い意味で迫力が有る為か、触らぬ神に何とやら。往来の流れは、彼女から僅かに距離を置いている】
【今まで誰とも衝突を起こさなかったのは、其れ故だろう】

(…………まあ、取り敢えずそこら辺はどうでもいいや。オレも鬼じゃないし、な)

【否、鬼である。(威圧感+性格+殺人鬼的に考えて)】
【ともかく、以上の事を踏まえて衝突は必至。進路変更?なにそれおいしいの?】
【と、言う訳で】


  【 ど す っ 。 】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 14:26:14.12 ID:notzEf2o
>>788 >>790

【じわり──と煙のように滲み出していく漆黒の魔力】
【地面の一点を見つめる青年の何かを、ゆっくりと蝕んでいく】
【──彼らが知っているかどうかは分からないが、その黒い胎動は『哲学者の卵』の放つそれであった】
 【『哲学者の卵』──以前にカノッサ機関の開発した、人体に埋め込まれる黒い宝石のようなものであり、】
 【埋め来まれたものの負の感情に反応して『孵化』、悪しき感情を一気に増幅させる兵器であるようなのだが──】

──……、げほっ……

【──吹きかけられた紫煙が、青年の意識をはっと引き戻す】
【自分は何処に行きそうになっていたのか──未だ朧な思念が残る脳内】
【宙ぶらりんの意識を、何とか離すまいとしたその時に──それは響いていた】

──ケ、ケーロ、ケロ
カエラナイ、カエルの子は……人類皆、オタマジャクシ……

【──カエルの歌(ここでは『カエルが歌う歌』の意)を必死に口ずさみながら】
【自身を蝕む『哲学者の卵』に必死に対抗していた】

【──しかし、それでもやはりまだ十分ではないのか】

 ──……うッ、……く、な、殴ってくれ。ケ、ケロ。早く、
 僕の気が、ケロリ、けろろん、まだ此処にあるうちに──

【バッと頭を抱えながらその顔を起こし、男に向かって鬼気迫る様相で懇願した】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 14:26:55.39 ID:lG14RIAO
>>789

【そこに】

ちょいといいかのぅ
【足音もなくボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供がやってくる】

教会の場所がしりたいじゃが、しらぬかねぅ

【喧嘩をとめるわけでもなく、まるで通りすがりにきくように話しかける】
【フードをかぶっているため顔はみえない】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 14:29:26.06 ID:KgEbO2Y0
>>791

(とりあえず……メルフ導師ンとこに戻るかァ?畜生……ブザマったらねェぜ)
(何処に居やがるんだ?何だっけ……『貴宝院』……?それと……『天ヶ谷……』だっけか?
 『ヤツら』に対抗してくれる『可能性』のある『組織』の長……見つけねェとな)

【やがて青年は、ふぅ、とごく短い息をひとつ闇夜に溶かして】
【こき、と軽く首を鳴らし、一歩を踏み出し歩き出さんとする】
【なお、この瞬間まで目を瞑っている。そして、目を開いたなら――】

【※図解・相手が踏み出している足→右 こっちが踏み出した足→右】
【要するに→足と足が丁度噛みあう→つまり=衝突の威力が倍増☆】
【>>結果】

……なっ!?

【 どむんっ 】

【そう、こんな超接近状態では幾ら彼(と彼女)のような歴戦の武人でも避けられないだろう】
【踏み出そうとしていたところに丁度ぶつかったため、精神的な反動も大きく】
【彼は大きく体勢を崩し仰け反るが、右手を地面につき体を支え】
【立ち上がり様、ものすごい形相で彼女を睨みつけ――】

……アーーン?何処に目ェ付けてやがンだ、顔面(ツラ)のそのショボい丸ッコは飾りかァ?!

【……むっちゃ口悪い】
【だが、病院着に臙脂のジャケットを羽織り、ジーンズという装いの彼女に対して】
【彼が羽織る白い陣羽織、そして衝突の瞬間背中に見えたかもしれない大きな≪紅≫の字】
【彼が彼女を見てもわからないだろうが、彼女は彼を見れば分かるだろう。『同郷』の人間だと】
【なお彼女は帯刀しているが、この時代、太刀を武器にするものはごまんといる。残念ながら、それでは同郷たる判断材料にはならない】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 14:32:31.96 ID:jnwzddMo
>>793
【この男が興味を持つのは、少なくとも生気のある相手】
【現時点で死にかけの少年と、外見は兎も角無傷に見える子供】
【こうなれば、行動は一つ】

………知らねえよ

【少年の頭蓋に止めの拳を打ち下ろして立ち上がると】

……餓鬼でも良いか、別に

【場を読む気の無い子供へと向かって歩いて行く】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 14:34:49.61 ID:lG14RIAO
>>795

フォッフォッフォ
それは残念じゃ

【まるで老人のように笑いながら近づいてくる男を見ている】

なんじゃ、近づいてきて
一緒に探してくれるのかのぅ?
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 14:35:56.27 ID:uzktMWQo
>>790

ああ、確かに押し付けがましかったかな すまねぇ

【頭を下げているつもりなのだろうが、蛙の身体では非常に分かり辛い】

アポトーシス、死が進化の第一段階なんだ
人は一度霊的に死んで…っとまた説教染みちまったな

【足元の水球ごと男の真上に滑らかに移動して】
【ふっと水球が割れ、男の頭に着地しようとする】

【水は微細な粒―霧になって、彼らを濡らすことは無い】
【ただ、気化して熱を奪っていくので、この季節では少し肌寒くなるかもしれない】

だが、煙草もまた回りの人間に、副流煙を押し付けるもんだ
宗教とか関係無しにさ、やっぱり俺は好きじゃねえよ

【空気から召集をかけられた水分たちが、元の場所へと戻って】

吸いたくなったらさ、酒にしろよ
百薬の長たる酒の、さらに統括者たる養命酒さまに縋ると良い

>>792

っと、大丈夫か!? しっかりしろー!

【そんな言葉でさえも内容とは裏腹に、静かで平坦な声で紡がれて】
【エクスクラメーションマークは、ただのフォルテでしかなく】
【その声の変わらなさは、どうしても冷たさを感じさせてしまう】

俺の能力は初動が遅すぎるっ!
兄ちゃん! 俺の代わりに、息子を…!

【霧が集まって、青年の頭を冷やしていくが】
【それは同時に的を見えづらくして、殴る箇所を定めづらくすることにもなってしまう】

くっ… 俺はただ歌うことしかできないのか――

けーろ、げーろー♪ 蛙の子供はみんなの子ー

【青年の声にあわせて、蛙の唄を熱唱している】
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 14:39:02.71 ID:jnwzddMo
>>796
………………

……口を利くのも面倒だ

【子供の顔面へと右の拳を振るう】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 14:39:33.12 ID:EKUi5oMo
>>792
え、なに、カエルになるの?
正直怖いんだけど。

――まあ、ロクなことになりそうじゃねーから眠らせといてやるかな。

【すう、と一息煙を吸い込むと】

【ずどん、と轟音が響いた】

【男がベンチからの立ち上がり様、青年の鳩尾に向けて放った中段横蹴り】
【閃光のように放たれた一撃の重さ、威力は、つい先ほどまで会話に興じていた男のものとは思えない】

>>797
【蹴りを放った後】

俺ァ下戸だ。酒は飲めん。
つーかもう、なんだよこの状況……

【はぁ、と溜息をつく】
【突然蛙語を交えて自分を殴打するように懇願するドレッシーな青年と、】
【その横で口惜しそうに美声で唱和する蛙】

【ぱしん、と手のひらで顔を覆って、男は再び嘆息した】
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 14:46:30.02 ID:lG14RIAO
>>798

【後ろに飛び、それをよけようとし
その勢いでフードがめくれ、顔が露出する
フードの中はやはりというか子供で、黒髪黒目の短髪だ】

ふむ…
穏やかではないのぅ

【そういうと同時に髪が微妙に波打つ】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 14:49:00.49 ID:jnwzddMo
>>800
………これで分かるかよ、ああ?
道案内だ?知らねえよ、何処にどう目ぇ付けてんだ糞餓鬼
俺は殴りたいんだよ、誰でも良いからよお

【両手の拳をダラリと下げて、前傾姿勢に】

……消え失せるか、もっと美味そうな奴持ってこい

【後ろへ下がった子供を追う様に大股で踏み出す】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 14:49:11.94 ID:notzEf2o
>>797 >>799

父さん! とうさぁん! ……ッぐ……、ケロ……

【ひやり──焼け付くように火照っていた脳を、その霧が僅かに冷却する】
【しかし、それを更に上書きするように『侵蝕』は益々進んでいき──青年は苦悶の叫びをあげた】
【ぞわり、ぞわり──次第に増幅していく魔力が、一層膨れ上がらんとしたまさにその時──】

 ────かひゅッ、

【──轟音と共に、青年の身体は地面とほぼ水平に吹き飛んだ】
【ぎンッ、と空を裂いて遠方へ飛翔していく『くの字』に曲がった肉体──】


 とうさぁあああああー────んッッ!!


【そのままブランコの椅子にぶつかると、勢いのまま大きくぎゅいんっと一回転】
【更に宙高く舞い上がった彼の身体は──子供が一人乗っていたシーソーの片側に墜落、】
【次にばひンッと舞い上がったのはその子供──木の枝に衝突すると、撓ったそれの反動で再びシーソーの上に落ちてきて】
【ばんッと再び舞い上がる青年の肉体──ひゅるるるると宙高く弧を描いて──】

【──ばすんっ】
【最後は、バスケットゴールの中に、頭から突っ込んでいった】

 …………っ、……

【──声にならない呻き声】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 14:56:01.54 ID:lG14RIAO
>>801

危ない思考じゃのう
いや、若さかのぅ

【構え】

どれ
少々説教でもしてやるかのぅ

あと、修正させてもらうがの
ワシは餓鬼じゃなくてジジィじゃよ
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 14:59:36.91 ID:uzktMWQo
>>799

ちょっ…大丈夫? やり過ぎじゃない?
けろけろっ? 酒は少しずつ楽しむものっ?

【蹴られた側と、蹴った側と、交互に見やってから】
【結局自分にできることは何も無いことを悟り】

【蛙の歌の続きに戻っていき】
【何の役にも立たない歌唱スキルを存分に発揮している】

>>802

けろけろ!? む、息子よぉぉぉぉっーぉぉぉぉおっつ ――………っ!

【胸を引き裂くような慟哭は、オペラの終幕を飾るかのように不吉に轟いた】
【漫画チックに吹っ飛ぶ青年を唖然として見つめて―やはり動作が分かり辛い】

【液体を操る能力―木の枝で頬を切った子供に、止血を行う】

な…ナイスショットだ…ゲームセット―

【ゴールを決められた彼にも、出血箇所があれば同様の処置を行う】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 15:00:22.52 ID:jnwzddMo
>>803
【身長さ、相手の頭を低い位置に見る形】
【腰より下に置いた拳を、もう一度固く握り込み】

………しゃっ

【鋭く息を吐き出しながら相手の顔面に向けて、左で打ちあげる軌道のジャブを放つ】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 15:00:46.54 ID:EKUi5oMo

>>802
何だよホントに蛙が親父なの!?
それともアイツバカなのか!?

……呻き声上げてるってこたぁまだ意識があるってことか。

こりゃ本格的な戦闘も有り得るなー。

【緊張感の感じられない声で、ぐい、とYシャツを腕まくりする】

>>804

おい蛙。終わったかどうかはわかんねえぞ。

……まあ多分終わってるだろうが。
あの魔翌力、ありゃ何だ、特定できてんのか?
どうもあの青年固有の物じゃねえような気がする。

あんた、教会のモンだろ。魔術カンケーはお手の物のはずだ。
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 15:06:34.04 ID:AmQmZgSO
>>794
(……病院食だし、退屈だし、あいつ等にも会えないし、コレだから病院ってヤツは好かないんだ、ったく)
(なんか柄にも無くホーム・シック起こしてる分を差っ引いても、間違いなく五本指には――――)

【対して此方は深々と、長い長い溜息を零しつつ】
【関節の鳴る音に、視線を漸く下方修整。熟語の意味が違うっぽいのはご愛嬌】
【気付いた瞬間には、時既に何とやら、である】

【減速→無駄 回避→無理 加速→論外 ひょっとして:「衝突」ではありませんか?】
【作用反作用の法則、所謂カウンターの要領でハネ上がった威力も考慮するに――――】
【結論=駄目だこりゃ^q^】

――――……ぁ、え!?

【必然、虚を突かれる形となった彼女は、酷く素っ頓狂な声を上げて尻餅をつき】
【直ぐに復帰という訳には行かず、衝撃が障ったのか顔を顰めて】
【一先ず左手で体を支え、動揺とすっ転んだ状態から、物理的乃至心理的に二つの意味で立ち直ると】
【同じく、ひっどい渋面を作って相手を見遣り】

ちっ……ッせぇな。お前こそ、ビー玉でも詰め直した方が余ッ程よく見えるんじゃないの?

【駄目だこの態度、早く何とかしないと。】

(――――櫻の?)
【――と。陣羽織をぼんやり眺めて、軽くそんな思考を巡らすも】
【下に着てるタンクトップやら何やらが影響してか、矢張り決定的な物とは成らなかったようで】
【飽くまで「かもしれない」レベルの予想に留まっている様である】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 15:10:14.93 ID:lG14RIAO
>>805

【それを横によけ】
雷々底じゃ

【踏み込み、掌底を放とうとする】
【当たれば、静電気がきたようにビリッとなり、また、姿からは想像もできない威力があるだろう】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 15:11:26.82 ID:notzEf2o
>>804

──ッはあ……はあ……はあ……っ、
……あ、はッ……あり、がとう……ッげほ──

【ずるり──どさ】
【ゴールから滑り落ちたボロボロな青年の身体──】
【止血措置を抵抗なく受けると、まだどうにか気力はあるようで、】
【ゴールの支柱に縋りながら何とか立ち上がって、父に礼を言った】

【──彼から滲み出していた黒い魔力は、】
【一連の暴力と躍動によってどうにか収まりを見せつつあるが】
【それとはまた別の意味で、彼の身体は少し危険な状態であった】

>>806

【すると、青年はその片掌を男に向けながら】
【よろよろとそちらに向かって足を引きずり始める】

……──も、大丈夫、だから
──ありがとう、助かった

【ゆっくり、幽鬼のように起こされた顔は、】
【はらりと抜け落ちる花弁のような微笑みを湛えていた】

……迷惑を、かけました
随分と、強い、力を持──げほっ

【やがてそのまま、ベンチの元へとたどり着けば】
【腰から下が崩落するように座り込むだろう】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 15:16:11.97 ID:jnwzddMo
>>808
(………カモ、だな。こういう奴は)

【相手が、自分から見て『左に』避けたのなら】
  【右足を軸に反時計周りに回転、左足を後ろに回しつつ体全体を下げ】
  【身長差から生まれるリーチの違いを生かして、右の拳をカウンター気味に顔面へと放つ】
【相手が、自分から見て『右に』避けたのなら】
  【両足の踵を軸に右側に向き直り、やはりリーチ任せのカウンターを顔面へ】

【相手が飛び込んで来るのに合わせて、自分の間合いで当てられるタイミング】
【加減という言葉とは無縁の拳、吹き飛ばすより砕く事が狙いだ】
【これを回避出来れば掌底も命中するだろう】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 15:24:19.62 ID:lG14RIAO
>>810

【子供は左によけている
踏み込んだため、回避は難しい
なら】

ほいっと

【左手を回すよう動かし、そのパンチを受け流そうとする】
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 15:25:51.39 ID:uzktMWQo
>>806

悪いが、俺に魔力はねえぞ…

内側で暴れてる、明らかに”異端”の力
そうだな…悪魔憑きの暴走に、よく似てる

【ゆっくりと地面から、空気中から水分を集めていく】

あのまま放置しとくと、間違いなく宿主を変質させるぜ

【枯れた空気は息苦しい】
【お世辞にも怪我人に適した環境とはいえない】

>>809
ああ、良かった…

【両生類の瞳と冷たい声は、本人の感情に関係なく警戒を表す】
【本能的、動物的な感覚が、蛙の身を引き締める…】

お前の終わりは、そっちじゃないだろ―

頑張ってる奴に頑張れって言うのは好きじゃないんだが…
悪い、言葉がみつかんねえよ 頑張れ…

【実際空中に水の塊が用意されていた】
【再度魔力の活性化を感じとれば、すぐにでも襲い掛かる】

【そんな自分もまた、変質してしまったことを感じて】

かーえーるの うーたー がー…

【そんな悲しみを込めて、どういうわけか本家蛙の歌】
【きっちりと合わされた音程は、美しくても、どこか機械的で―】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 15:26:24.40 ID:jnwzddMo
>>811
/すまん、掌底の手と受け流しに使おうとした手は同じ?別?
/色々と端折られてるから何がどうなってるのか良く分からないんよ……
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 15:29:13.67 ID:EKUi5oMo
>>809
あん、なんだ終わりか。

【少し詰まらなさそうな――顔をしたような、しなかったような】

蹴飛ばしただけだけどな。
おいおい大丈夫か兄ちゃん。尋常じゃないくらいすっ飛んでったぞ。
もうちっと肉くって太れ。

【崩れ落ちる青年に手を貸そうと歩み寄り】

――何が入ってる?

【少しトーンを落とした、あるいは今日初めて聞くような真面目な声で、囁いた】


>>812
悪魔憑き、ね……
「変質」、「魔翌力」、「自我の乗っ取り」か。
きな臭くなってきやがったなあ。

ていうか湿度が低いよ。
蛙大丈夫か、適度な湿度がいるんじゃねえのか。

【顎に手を当てて、何事か思案しているようで】
【軽口を叩く、その言葉とは裏腹に、視線は憂いに満ちていた】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 15:34:25.13 ID:KgEbO2Y0
>>807

アーン、言ってくれるじゃねェか。威勢だけで世の中渡れりゃ苦労ねェわなァ。
一丁前にそんなモンを挿す前に、オタクの中身をどうにかしやがれってンだ。

【見下すような視線を送りながらはき捨てると、ちらりと右手で彼女の腰の太刀を指し】
【が、ふと――彼女の纏う『病院着』に気付いたのか、それが『私服』ではないことは分かったようで】

……アーン?待ちな、オタク……『怪我』してやがンのか?
それとも『病気』か?そンなだからブツかるんじゃないのか?

【言いながら、ばさりと左目を覆う黒い髪を掻きあげる】
【すると其処、露になった左目の周囲に刻まれしは――≪紅≫という字を崩した入れ墨】
【彼は両の黒い瞳で彼女の容姿を見据えると、ケ、とひとつ舌打ちを挟んで】

どことなくシャクだが、ぼくの『出身地』には『縁』って『考え方』がある……ぼくも嫌いじゃない『思考』だ……
オタク、そのまま無理してどうにかなりてぇなら好きにすりゃあいいが、「そいつ」を治したいなら『ついてきな』。
『瞬く間』にそれを『完治』できるかもしれない『人物』をぼくは知っている……
ここでオタクとブツかったのが『縁』なら、ぼくはそれに従ってやるよ

【言うや否や、青年は踵を返し歩き出そうとする。靡く陣羽織、背負われた≪紅≫】
【『出身地』……『縁』……『紅という“漢字”』……矢張り、『櫻』か?】
【しかし、彼の言葉――『瞬きに完治できるかもしれない人物?』】
【俄かには信じがたいが、言葉の端に『嘘』や『落としいれようとする心』は感じ取れないだろう】


/申し訳無い、PCトラブルで遅れました
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 15:35:22.32 ID:lG14RIAO
>>813

/すみません、書き直します

【子供が右手で掌底をはなち、左手で受け流そうとする】でした
817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 15:42:07.58 ID:jnwzddMo
>>811>>816
/あいさ了解ー
/格闘戦の場合、移動方向は兎も角手足の左右は書いてくれると嬉しい
/手足の左右で反応全く違ったりするからねえ

(………埒が明かねえ)
(どうせ餓鬼の力と手足の長さ、一撃で終わる訳はねえよ)

【カウンターを弾いての攻撃、ダブルカウンターとでも言おうか】
【それを放ってくる子供に、このままでは進展が無いまま時間だけ過ぎると確信】

【右の拳を引き戻しながら左足で踏み出し、膝で子供の踏み込みを妨害しつつ】
【左肘を折り曲げ、掌底の軌道に上から被せる様に、子供の右側頭部に左フックを放つ】

【攻撃の成否を問わず、掌底は男の腰の辺りに命中する】
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 15:45:26.62 ID:notzEf2o
>>812 >>814

──父さん……もう、大丈夫
あまり、力を使いすぎてはいけない

【顕現した水の塊──しかして、その魔力の源はこの小さい蛙の何処に?】
【そんな疑念が、青年の中にはふと浮かんでいた】
【そこで気付く、乾いた空気の流れ──彼は、父を労わった】

(教会=c…そして、この、力……)
(──「隠密に」とは言われているけれど)

(──頼って、みるか?)

【男に手を貸されて、青年はそれを頼りにどうにか身体を起こし】
【荒い息を段々と落ち着けていく最中──真面目な声を聞いて、唾をごくりと飲み込む】
【夕焼けを映したような彼の茜色の瞳を彼に向けると──.一度、それを伏せてから】


 ──父さん達の力を見込んで、一つ、お願いが、ある


【そう言って、ぶるぶると震える手で懐から取り出したのは、一枚の身分証のようなもの】
【其処には──彼の所属である『魔術教会』の文字と紋章、】
【そして『黒野ダンドク』と言う彼の名が整然と記されていた】

──“探してる”んだ。 “手を貸してくれる人達”を
『カノッサ機関』──それに、反旗を翻すために、集まってくれる人達を

──僕の中に“入っている”これは、ヤツらが作った兵器
『哲学者の卵』……そう、まさしく『悪魔を憑かせる』、代物

【ゆっくりと、顔を起こしながら──右肩を抑えて】

そんなものを作る彼らだけど

……“既に”……動き、始めている
民衆が、……力を持たない民衆でさえもが、立ち上がろうとしている

──『蜂起』が、起ころうとしているんだ

【ふう、とそこで息を吐き出してから二人を見やり】

──ただ、初対面で、互いに詳しい素性が知れないのは、分かっている
興味の無い事なら、聞かなかったことにして欲しい

【そういって、再びがくりとうな垂れた】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 15:47:37.51 ID:lG14RIAO
>>817

【子供は右手で放った掌底があたるど同時に服を掴もうとし
つかめたならばそのまま体の静電気のうち、右手部分の静電気をつよめ、電気のようにし、電流を流そうとする】

ぐ…

【左フックはあたるが、子供からみてみぎに顔を動かすことにより、ダメージをへらし、たえ】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 15:50:13.00 ID:aUAoAgoo
【水の国・噴水】
みっみ、みはるる
み〜はるんるん♪

【遠足にでも行くかのように】
【少女が元気よく歌を歌いながらスキップしている】

ばれんたいんでークリスマスぅ〜♪
【その少女は120cmぐらいの赤色ふんわりショートの髪】
【赤色の瞳にピンクのワンピースを着て】
【背中にかわいいピンクのリュックサックをちょこんと背負った】
【極限まで季節外れの歌を歌っている女の子であった】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 15:53:17.27 ID:jnwzddMo
>>819
(………何だ?)
(骨の方は大した事ねえが………左が鈍ってるな)
(腕をやられた訳じゃねえ、怪我が響いても………)

………こいつか

【自分の左フックが直撃しなかった事と、腕を振るった感覚】
【それらから「自分に触れた手が何かをした」と判断】
【掴まれる前に、右足で体を後方に跳ねさせて回避する】

(……左足が鈍ったか、腕の方は少しマシ)
(ボディの方は……軽く腸に来たか?)

【掌底から流された静電気によって、左下半身を中心に挙動が鈍る】
【軽く力を入れて、その度合いを確かめ】

【左足を後方に引いて、また両方の拳をだらりと垂らす】
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 15:58:07.75 ID:uzktMWQo
>>814
げろげろげろーぐわっぐわっぐわぁっ

【まず歌い終えて、それから返事を返す】
【少し気まずかったのか、最後の方はリズムが速かったが】
【美声補正なのか、全体としては不思議と纏まっていた】

蛙じゃない、お父さんだ…

【空中の水はそのまま維持したまま】
【太陽光が水の中で分解されて、普段とは何か違和感のある空間】
【うっすらとした虹色のスペクトルが見えるか見えないか―】

お父さんは息子のためなら、たとえ火の中井戸の中だからな 大丈夫だ

俺よりこいつの心配をしてやってくれよ

>>818

………

俺でいいなら、力を貸すぜ

【相手の言葉を聞いてから、重苦しい数秒を経て、ようやくの言葉】
【水の塊が、ゆっくりと元あった場所へと戻っていく】

だが俺は個人的に伝道してるだけだ ”教会”とは3年以上接触してねえ 
渡せるのは、俺の力のみ

【有り得ないほど静かに流れる滝は、一つの芸術のようで】

そしてお前の中のそれ―哲学者の卵についても俺には対処できねえ
”教会”の中ならそういう浄化に長けた奴もいるが、過激派に中身ごと解体されかねないしな

黒野ダンドク― それで良ければ宜しくな
ぴょ…いや、灯堂流霞(るか)だ

【声の調子は変わらずとも、確固たる意思、悲痛な想いが篭っている】

革命は世の常だ 誤りを一つ一つ見つけて、楽園を目指す ある種のアポトーシス
世界は何度でも、どれだけ汚れようと、裏返る…
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 16:01:03.05 ID:EKUi5oMo
>>818
―――。

【機関、という言葉を聞いて】
【刹那、男の瞳から、一切の熱が消える】
【怜悧というのも温いような、そんな瞳をした上で】

………因縁か。抜けきらねェな、どうも。

【そう呟くと、がりがりと頭を掻いた】

――詳しく聞かせてもらおうか。
俺はコンウェル=シュートレッド。

手ェ貸すかどうかは、それから決める。

>>822
お上手でした。
ま、大丈夫だろ。あれくらいで参るようなら、そもそも多分この「卵」とやらを埋め込まれちゃいねえだろう。
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 16:02:12.50 ID:lG14RIAO
>>821

ふむ
掴まれなかったかのぅ

【子供もいったんひくため、二、三歩ほど後ろへ移動し、フォッフォッフォ、と笑いながら、右手をみせる】

バレたと思うから説明するとじゃ
ワシは放電体質じゃ

【右手にはバチバチと音をたて電気が流れている】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 16:06:31.13 ID:jnwzddMo
>>824
………………………

(……放電、か)
(飛ばして来るんなら………こっちも『使う』必要が出るが)
(触れなきゃねえなら殴り方を変えれば良い、俺のハンドスピードに追いつける訳がねえ)

(………が)

【垂らした拳を開いて、大きく欠伸】
【最初に殴りつけていた少年の方に向かい、その髪を掴むと】

………喰い飽きた。もっと美味い肉が喰いてえ

【少年を引きずって、子供の横を通過して行こうとする】
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 16:10:19.34 ID:lG14RIAO
>>825

ふむ、ワシにはガリガリじゃからのぅ

【なんかうなずき】

というかその子をはなさんか
せめて体をもってやりなさい
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 16:10:48.27 ID:lG14RIAO
>>826

/追加

【いいながら止めようとはしない】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 16:11:51.29 ID:AmQmZgSO
>>815

そっくり返すよ、その台詞。
人の持ち物とやかく言うヒマが有ったら、いっぺん――――。

【目付きが気に喰わない、とでも言いたげに――自分の事をすっかり棚上げしているが――そう、宣いかけて】
【気になったのか、ちらと彼の視線の向く先を追い――――】

――――、あー……前の方だけど、其れが何か。
調子はどうだって聞かれちゃ、間違いなく善くは無いって答えるだろうよ。だが……っと。

【弱味を晒せない性分か、だが聞かれて答えぬ訳にも往かず。いかにも渋々といった調子で、応じて】
【気不味そうに目線を逸らし、如何した物かと左手で頬を掻いて】
【舌打ちに反応し、ぴくりと目許を吊り上げつつも】

ああ、成る程――――同郷、ってワケか?気乗りがしたモンじゃあ無いが……。
そいつを引き合いに出されちゃ、どうにも。折角の「縁」だ、無下にするのは心苦しいしな。
ってな訳で、諒解。丁度、病院暮らしに食傷してたとこなんだ。そう悪くもない。

……にしても、瞬く間に完治させる――――って。能力者≠ゥ何かかよ?

【くるりと身を翻した青年、初対面が初対面な為、若干の戸惑いは否めない、が】
【根が律義なのだろう、袖振り合うも何とやら、である。そう言われて断るのは、どうにも好かないようで】
【道すがらに浮かんだ疑問を二つ、何の躊躇も無く口に出しつつ後を追う】
【相手の口調の端々に滲む、竹を割ったように真っ直ぐな気性。多少の警戒は当然として、それ以上の疑いは無い】
//お気になさらず、です
//一先ずは此処で中断、ですかね……遅レス済みません。
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 16:14:03.79 ID:jnwzddMo
>>826
誰が餌を捨てるかよ餓鬼が
……血の臭いってやつは良い餌になるんだよ
美味い美味い肉を釣る、最高の餌によお

【そのまま少年を引きずって】

………ブレイザーシティにでも行くか
殴る相手は………幾らでも居るだろうしよぉ

【街の外へと歩いて行った】

/お疲れさまでしたー
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 16:22:41.53 ID:lG14RIAO
>>829

ワシはジジィなんじゃがのぅ…

【ため息をつきながらこっちも歩いてさっていった】

/お疲れ様でした
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 16:25:02.98 ID:KgEbO2Y0
>>828

へッ、怪我人かよ。大方病院を抜け出して来たか?ご苦労なコトだぜ。
この御時世だ、「何で」そンな怪我をしたのか?ッてェ聞くのは無粋で"カッコワルイ"……
だが、手前のキズもろくすっぽ治さないまま戦場にトッ込み直すバカが居るから――……あ?『櫻』か、オタク?
……ケッ、オタクみてぇな死にたがりが多いから苦労すンじゃねぇのか、櫻の御許はよ!

【と、説教に愚痴を重ねて畳みかけ、再び舌打ちを漏らす。ガラが悪いのなんの】
【しかし矢張り、彼も根は律儀なのか、質問にはちゃんと答えている。『櫻』の出なのだろう】
【白い陣羽織を靡かせながらずんずんと往来を進み、然し彼女の問いに足を止め、振向いて】

ああ……『能力者』とは少しスジが違う……ぼくにも詳しくは理解できない。
『魔術』ってやつらしい……原理は分からないが、腕は確かだ。保証する。

……大方クサったみてぇなマズいメシしか食ってないんだろう、オタク?
『あの人』が『術』でそのキズを治したなら、ぼくが櫻のメシくらい振舞ってやるよ。
こう見えても、料理に自信はあるんでな。そろそろ久々に味噌の汁が飲みてぇんじゃないか?

【くっく、と(漸くそのトゲトゲしい外面に、きっと彼本来の気性なのだろう)緩い微笑みを浮かべ】
【しかし、例え同郷の人間であっても、道端でブツかっただけの他人同士】
【ここまでしてくれるのは、たとえ『縁』という考え方があってもなかなか珍しい――矢張り、本質は優しい男なのか】

【そして、暫くあるけば、見えてくる建物がある】
【彼は、そこの前で歩みを止めると――】

そら、着いたぜ。まさか、もうクタバってないよな?

【辿り付いたのは――果たして彼女は、朔夜は知っているだろうか?】
【其処は『神』を崇める聖なるクロスのシンボルが輝く――慈悲、救済、信仰】
【しかも、“並みの”ではない。そこは紛れも無く、『彼女の想い人』が『所属』している(現在は一時的に引っ越しているが)――】
【――――『教会』】

【果たして、これこそが『縁』というものなのだろうか?】

/だがしかし無理矢理ひとつは返すッ!
/と、いうわけで此処で中断していただきたく。此方こそお手数かけます
/再開は恐らく夜11時ごろ(また舞台裏で連絡します)、そちらからでお願いします!
/では、一旦御疲れ様でしたー!なんだかこの紅蒼凸凹楽しい!
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 16:25:42.31 ID:notzEf2o
>>822 >>823
【冷涼で、麗々しく、連綿と続く優しい水音が──】
【青年の張り詰めていた何かをゆっくりと溶かしていく】

【ふう──と霞のような息を吐き出して、】
【今一度自身を落ち着けると、確固たる意思の元その口を開いた】

──僕の事は、ダンドクで良い
……僕は、二人に敬意を払って“敢えて”下の名前で呼ばせてもらうよ

ありがとう──流霞、そしてコンウェル

【まどろんでいたような緩い瞳の陰は何処】
【じっと、鋼のような瞳を二人に向けて礼を言う】
【『敬意を払う同志』には、命を預けられるよう、同じ立ち位置で居たい】
【彼が敢えて下の名前で呼ぶのには、そんな理由があったが──それは今は胸のうち】

【これより、その言葉は本題に入っていく】

……ニュースで聞いた事があるかもしれない
『ブレイザーシティ』が、機関に襲撃されて『アウグスト要塞』と化してから──もう三ヶ月
未だに、あそこは占拠されたままだ。なまじ治安が良いだけ、市民の反乱も起こらない

──そして、つい先日起こった、機関による『同時多発テロ』も……二人は知っているかな
結果から言えば、機関側に大した成果は上がってない……
……正義組織の反撃を受けて、撤退したのが殆どだ

──……思いのほか、相手の傷は大きい筈なんだ

【今、彼は語らぬが──『傷が大きい』といえるその理由の一つに、】
【最高議員が一人、戦いの中で消息したという事態もある。それは何れ、彼らも知るかもしれないが】

──そこで、カウンターだ

今、まさにこの時でも……機関の内部にいるある『スパイ』が、動いてる
裏から民衆に武装蜂起を促して──着々と、人員を集めてるんだ

(目的は──民衆の蜂起による混乱に乗じて、一気に城塞を叩いて、取り返す)

【──最後、()内で括られてはいるが、彼はそれを確かに口にした】
【口にする前に、ふと周りを見回してから、それだけを二人に向けてこっそりと囁いたのだ】
【──そう、ここは公園。誰が見ているかは分からない。会議には、適さない──】

……もっと詳しい内容は……──此処じゃ、ちょっと

【──故に】
【青年は、徐にルービックキューブを操って、すぐ側の地面に、大きな『転移魔法陣』を練成した】
【これ以上の話は──然るべき場所で、ということだろうか。ついていくもいかないも、自由】

//やべ、遅くなって申し訳ないorz
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 16:35:19.22 ID:ZRVJ2/60
【風の国―――“ムーラン・プラント”】
【東方には観光資源としての山林を望み、南方の道を往けば大都市にも繋がる、この世界に在って比較的のどかな“町”である】
【今日だって、山を越えて吹き下ろす特有の涼風も、温かな賑わいが、小川のせせらぎの様に、優しく途切れなく紡がれ続ける】

「……? …ぃやぁ…ッ!!」
『わ、ワ……ぎャアあァァァぁぁァァっ!』

【その筈、だったのだが】
【ぶぉん―――大通りのど真ん中、往きかう人々の密集地・中心地で、何かが『勢いよく放たれ』て、豪と『振るわれる』】
【余りにも唐突、正しく“吹き抜ける木枯らし”を想わせる、対処など出来ぬ一瞬の出来事】
【その音が宙を360度に一周して、途切れ―――『認識』を強要する僅かな間の後に、響く阿鼻叫喚の大合唱】
【数の推測は遠目には不可能、然し糞真面目に全て描写していては、他の内容を書き込むスペースが無くなる程度なのは、確かな事実…ッ!】

……「ゲーム………スタート」。
難易度は、『EASY』?だってボク、こういうのは“プロ”だしィ……でも。

【痛みと負傷に、或るモノは喉を潰して叫び、或るモノは胸を抑えてただただ、絶望の息を漏らす】
【彼らが“無能力”であるコトを差し引いても、不思議と『襲い掛かる』姿が見受けられない―――実は、その答えは簡単である】
【先ず、一つの正解を提示すれば―――倒れる人々、その全ての『脚がスパリと切断されている』のだ】
【更に、彼らは“積み重なっている”……恐慌もあり、一人一人が、一人一人の動きを阻害していて】

―――“こいつら”から見たら、『VERY HARD』、『lunatic』、『EXTREME』…言い方は、数あれど。
無能者には攻略出来ない、お陰で湧くのは良い絶望さ……“先生”も、さぞかし喜ぶだろうねェ?

【そして、もう一つの答え―――戦慄しつつも、彼らの視線は、吸い込まれるが如くして“一か所”に集約されていている、ということ】
【其処に『立つ』存在は、当然先程から確認されている、気取ったボーイソプラノの呟きを溢し、彼らの真ん中に立ち尽くす影】
【此れも矢張り、遠目には“人型”であるコトしか確認できないが―――燃え上るマイ・ホームを見る様に見上げる人々の瞳が身体が、震えているッ!】

【若し、この場所に接近する勇気ある人物が居れば】
【最早往来など断ち切られたこの通りに、鮮血の朱を交えた大量の“水”が、積乱雲でも通った様にぶちまけられているコトと】
【例の“一か所”が、自ら生み出した人間団子を踏みつけながら、其方に歩いて来ることに、気付く可能性が高い】
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 16:35:27.66 ID:uzktMWQo
>>823
いや、肉体的な危機を察知して侵蝕が進む場合もあるし

まあ、あの状況だからけろけろ言ってられなかったのは分かるぜ

【蛙が妙に詳しい―最初の反応からして卵に関わったことがあるようには見えなかったが…?】
【大きく円らな両眼は、何も説明してはくれない】

【超期間限定での公開、水のオブジェはもうすぐ消える】
【終わりに向かうものは、真に美しい それが新たな命へと繋がるからだ】

【小さな虹が、帽子に付いた”教会”マークを弱々しく照らして―】

>>832

【柄にも無く、口を閉じてじっと話に聞き入る】
【外見はただの蛙、反応が無いとちゃんと聞いているのか心配になってきそうだが―】

ダンドク…了解だ
だが、人前ではお父さんもしくはぴょん太さまで頼むぜ

【現在は魔法を使えずとも、教会式には造詣が深い】
【その性質を見て取って、蛙は迷い無く跳ねて、その内へと身を委ねる】

みんな、救ってやるんだ――

【軽快なジャンプは、励ましのようにも、茶化している風にも取れた】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 16:40:28.89 ID:EKUi5oMo
>>832
……なるほどね。
進んでるな、戦況も。
俺ァあんまりニュースや新聞みねェから知らなかったが――
成る程、そうなるとちっと後悔するな。アンテナはもうちっと高くしとかないといけない。

【うんうん、と頷く。ダンドクや流霞に他意があるようには見えなかったが】
【転移魔法陣の起動を感じるや、すとん、とその陣の中から外れる】

おっと。
ついてくのは、今はやめとくぜ。
俺も俺なりに、やらないといけないことが出来てきた。

――しかるべき時が来れば。
俺も必ず、お前たちに手を貸そう。
どういう形であれ、な。

だからそれまで、俺はお前らとは別に動く。
時々顔あわせた時は、情報でも交換しよう。

【両手を広げると、にやりと破顔する】

/いえいえー

>>834
【目を細めて、消え行くオブジェをまぶしそうに見つめて】

……ぴょん吉くんもうさんくせェな。
まあ、悪い蛙じゃなさそうだがよ。

【くすり、と笑って、懐の煙草に手を伸ばし――】
【少し迷って、結局箱を取り出さずに】

……んじゃ、ここでひとまずのお別れか。
またいつか、どこかで会おう。


戦場で会ったらば、汝が背中は我が護ろう。
我の背中は、汝に預く。

それでは鉄火のその日まで、いずれ息災に。

【少し仰々しくそう言うと、二人に向けて、こめかみをビッ、と擦って手を振った】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 16:55:29.60 ID:UWBty2SO
【とある国】
【そこにある小さな建物が、炎と共に崩れ落ちて行く】
【その建物から出て来るのは、数名の人影。大人、大人、大人、大人、大人、大人、そして少女】

【皆、悲壮な面持ちで、何か大切な何かを失ったような面持ちで】
【そのまま、七人揃ってどこかへと歩いて行く】

【偶然か、それとも必然か? これを境に、世間の一部を賑わしていたテロ組織「画用紙」は】
【「団員一人を除き」、その姿を隠してしまう事になるのは、また別の話であろうか】
【が、決して彼女らは死んでもいない、消えてもいない……何処かで、ひっそりと見ているのだ】

/絡み不要
/中の人の多忙、組織自体の致命的な設定ミスの為、『画用紙』のストーリーを凍結させていただきます。
/設定自体は残しておきますが、少なくとも暫く動かす事は無いと思います。
/この設定に関わってくださった多数の方々、本当に申し訳ありません。
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 17:00:33.15 ID:notzEf2o
>>835
【陣から退いたコンウェルへと視線を移す青年】
【しかして然程驚いてはおらず、泰然とした様子で】

──分かった、此処までありがとう

ただ、もし何か伝えたい事ができた時は、
魔術教会の『第504研究室』へ連絡をよこしてくれれば、応じられる

それじゃあ、また──コンウェル

【彼を引き止める事はせず、戯曲のようなその言ノ葉へ向けて】
【二本指をびっと瞼の上から振って、その背を見送っていた】

//お疲れ様でしたー?ありがとうございました!

>>834
【一方の、陣へと乗ってきた蛙の方へと視線を戻すと】

──うん。じゃあ、行こうか父さん

【父を乗せたまま、その転移魔法陣が作動する】
【もしそのまま抵抗無く乗っていたならば──ある部屋の中へと転送されるだろう】


──此処なら、大丈夫。魔術教会の中だ

【──其処は、『魔術教会』の一室ではありながら、】
【何処か理系色の強い研究室であった。椅子やテーブル、薬品棚らしきものの殆どが白で統一されており、】
【リノリウム張りの床がより一層魔術らしからぬ雰囲気を醸し出しているが──それを台無しにするかのように部屋は散らかり放題だ】

【机には多岐に渡る魔導書と科学書がごちゃ混ぜに詰まれており、椅子の背には脱ぎ捨てられた白衣】
【黒魔術の儀式に使うような得体の知れない生物が瓶の中で緑色の培養液に浸されているかと思えば、】
【英字と数字で薬品名の書かれた遮光瓶が整然と薬品棚に並べられていたり──とにかく見た目に煩い部屋だ】

つい最近入ったばかりだから、大したものは用意できない──
けど、少し無理言ったら空いてるこの研究室を貸してくれたよ。学究肌のもやしはとても扱いやすい

【…………ん?】
【──未だ哲学者の卵の影響が抜けていないのか、ふと、少し黒さが垣間見えた青年】
【「適当にかけて」と父に促しながら、自身もその外套を脱いで、適当な椅子にかけた】

さて、と
まだ、時間は大丈夫かな

【かけて、とは言うが──相手は蛙である】
【椅子と言うより何処か適当な机の上にでも乗っておくのが無難だろうか】
【蛙が落ち着いたならば、彼は今再び、もう少しだけ詳しい相談をしようと待つ】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 17:11:44.46 ID:uzktMWQo
>>835

悪い蛙なんていないさ
悪意で人を泣かせるのは、いつだって人なんだからな

【水で出来た腕―その場で出したせいか酷く歪だ―が、手を振って】

コンウェル… また会うときまで、元気でなっ!

【最後は軽い口調で、自分らしく別れを告げた】
【さようならは言わない―たとえ何が起きても、天国での再会ができると信じているから】

【魔法陣の力で、その身体はふっと消えてしまう】
【先程までの会話が現実のものだったのか怪しくなるほど、蛙は小さな存在だった】
【小さな、それでいてとても大きな理想を抱いた蛙だった】

【蛙の力で、公園に血の汚れは無く】
【一連の騒動を経て瑕疵無き平穏が帰って来る―これが、蛙の守りたいもの―】

/お疲れ様でしたー!

>>837

【水の腕ごと部屋の中へ飛び】
【その腕を水玉に変えて乗っかっている】

【ぐるりと身体ごと1回転、液体に浸けられた生物を見て】

神様の作った世界を解明するのは人の使命だが―
あー…ちょっとあれは、どうかなーって思うぞ

【口調に快活さが無い―萎縮している?】

俺はその日暮しだから、時間の問題は無いぞー

【むしろ住処が欲しい、と言おうとしてやめた】
【研究室、あるいは科学者に対して恐怖しているようにも見える】

【そんな感覚を振り払うかのように、勢いよく飛んで、テーブルにのる】
【水球は空気に溶け込んで、部屋の湿度を上げていった】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 17:15:19.53 ID:EKUi5oMo
>>837
>>838

……さて。ブレイザーシティ、ね……

忙しくなりそうだな。

【ようやく懐から煙草を取り出すと、火をつけて】
【すう、と煙を吸い込んで――】

あァ、やっぱ不味いな、煙草ってよ。

【ふう、と吐き出した煙が、そらに延びる――】

/おつかれさまでしたー!
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 17:27:32.63 ID:lG14RIAO
【某所・寂れた教会】

…ふむ
教会は教会でもここはもうつぶれてえるのぅ

【ボロボロのローブをきた100センチぐらいの子供がいるボロボロになった椅子にすわっている】
【フードをかぶっていて顔はみえないが声は若い】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 17:31:48.34 ID:notzEf2o
>>838

【彼の座った椅子の前にある、職員などが使いそうなアルミ机】
【その上、開きっぱなしの大学ノートには様々な魔術の詠唱が纏めてあるようで、】
【その傍には、蜂の巣のような化学式が書き綴られたレポート用紙が散乱していた】

──大丈夫。僕は、父さんを解剖したり売り渡したりはしない

【彼はそれらをがさがさと掻き分けて、一度まっさらなスペースを作ると】
【流霞が液体漬けのそれらを見て萎縮しているのに気付いたのか、】
【ふと、滲むような淡い微笑みを零した】

ん。じゃあ、もう少しだけ頼らせてもらうよ──流霞

──蜂起を促すとは言ったけれど
民衆だけの力では、はっきり言ってしまえば機関の前じゃ微々たるもの

だから──集まった民衆にも、武装してもらう
武装といっても、銃や火器をいきなり与えたって使いこなせる訳はないんだ

【がさり。そこで、魔術式のびっしり書かれたレポートの山から、】
【一枚を引っ張り出してきて、流霞に向かって見せるように置いた】

──そこで、『魔術』に頼るんだ
力の無い大衆でも扱えるような──数がいるから低位でも良い──汎用魔術を

その開発に──父さんの、流霞を力を借りたいと思う

【ふう、とそこで息を吐き出して】

──勿論のこと、本戦には、対機関連合やJusticeの力も必要になってくる
相手は機関、これは僕や僕たちだけの戦いじゃない

……今は、別件の話だけど

【其処まで言い終えると、青年は椅子の背に凭れた】
【ぎしり。安っぽい椅子が軋みをあげる】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 17:52:52.08 ID:uzktMWQo
>>841

ああ、いや別にダンドクを疑ってるわけじゃあ無いんだが…

【過去にトラウマとなるような事あった、ということらしい】
【何故に蛙がここまでの知性を有しているのかに関わっているとかいないとか】


【机を濡らしてしまうことを少し申し訳なく思いつつ、レポートに眼を通す】
【視野の広いその眼は、ほとんど動く事なしに文字群を追っていく】
【乾いたところでは下がるはずの視力は、能力を駆使しているのだろうか 読むのに苦労は無い様子】

魔術理論ってのは俺も好きな分野だ 残念ながら得意かって言うと微妙なところだが―
いろいろあってな「生物が先天的に持つ微弱な力」 ってのには詳しいぜ

【眼が一度閉じられて、しばらくしてまた開かれる】

面白い… 独創的なアイディアだなっ お父さんわくわくしてきたぜ

なるべく血は流したく無い…けど、数人の英雄だけで動くのは絵本の中だけだ
協力しよう―俺の過去で人が救えるなら、いくらでも差し出す

【重苦しい空気は、湿度故か】

【久しぶりに本名で呼ばれて、蛙は嬉しくて、同時に寂しくて】
【人の身体だったなら、泣いてしまいそうで】
843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 18:13:28.26 ID:notzEf2o
>>842

──それは、頼もしい
時間もあまりないから、もっと協力者を集める事になりそうだけど
流霞に頼って良かった、礼を言うよ。ありがとう

【物理的に重い空気の中、青年はそれを掻き消すように淡く微笑んだ】
【レポートの内容としては、基本的な魔術式から、更に汎用性を高める為に魔導具化する構想など】
【魔術に造詣が深ければ、誰でも読むのには然程難しくは無い内容であった】

──そう。数人が動いて取り戻せるなら苦労は無い

機関だって馬鹿じゃない。有事の際にも必ず対応してくる筈だ
民衆と正義組織、総動員出来てやっと──あのカノッサに立ち向かえる

……もっとも、敵は機関だけじゃないけれど

──≪R.I.P.≫も依然として警戒しないといけないし、
不死鳥座やサーカス・ノアだって、いつ何をするか分からない

まだまだ、やる事は多いよ

【ふう、と一度そこで息をつくと──】

【PRRR……】
【そこで、彼の携帯が鳴り響く】
【彼は席を立つと、部屋をうろうろと歩きながらそれに応答した】

──っと、失礼

……ああ、姉さん。うん、こっちは大丈夫──
──いや、問題は今の所無い。……そう、分かった。また後で

【彼はごく短い通話を終えると、携帯を懐にしまいながら】
【椅子にかけていたコートを引っつかんでそれを羽織った】

すまない、流霞
ちょっとだけ出かける用が出来た

蛙奈良……いや、誤変換、
帰るなら、送っていこうか

それとも、蛙一匹分なら幾らでも飼育……いや、住居スペースは作れるけど

【「どうする?」と僅かに首を傾げて流霞に問うた】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 18:25:58.16 ID:uzktMWQo
>>843

まだまだ脅威はいくらでも残っているんだよなぁ〜
それへの対応は一つ一つでしかできねぇ 面倒だよなっ

でも、なんとかする意思を失わなければきっと…

【携帯の音に反応して、びくっと震えた】
【蛙としての反射、思わず飛び上がりたくなるのを抑える】


【相手に用事があるなら、ここで悩むのは良くない】
【そんな考えに後押しされて】

平等主義者な俺に苦手があるってのは良くないんだよなー
せっかくの機会だし、ここをお父さんの帰る場所にしてもらおう、かな

【その言葉の中に、精一杯の感謝を込め、意を決して言った】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 18:38:46.19 ID:notzEf2o
>>844

──うん
終わりは始まり、じゃないけど
次から次に、戦いは終わらない

その全部を、贖い終えるまで──僕もまた、終わらない

【からり。青年は、薬品棚を空けると何やらその中を漁り始め──】
【中からシャーレ(平べったい円形のガラス容器)を取り出してくると】
【水を含ませた脱脂綿をその中に入れてテーブルの上に置いた】

──悪いね。今はこれで我慢しててくれるかい

帰ってきたら、もっと立派なのを準備するから
それじゃあ、また後で──

【青年はそういうと、コートの裾を翻して研究室を後にした】

【──からん、と、『第504研究室』と書かれた入り口の札が軽く揺れる】

//中身もちょっと用があるので駆け足レスでごめんなさいっ
//ではこの辺りで!お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 18:47:38.72 ID:uzktMWQo
>>845

俺だって、許しきるまで、終われない…

【素直にシャーレの中へ飛び込んで】
【久方ぶりの、”帰る”という行為を心から喜んだ】

ありがとうな…!

【特に行く先を聞くことも無く背中でダンドクを見送って】
【その頭の中は魔術の理論へと推移していく】

/お疲れ様でしたー! こちらこそありがとうございました 行ってらっしゃーい!
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 18:59:41.18 ID:qKpch2AO
>>833
/まだ居られますですか?
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 19:02:03.31 ID:ZRVJ2/60
>>847
/かなり早期の段階で一時飯オチになるかもしれませんが、それで良いのならー。
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:04:22.37 ID:c7HiHWQo
【昼の国――とある鉱山前】

【此処には、煌く星空に負けない明るさのライトが照り付ける】
【此処は鉱山】 【年中無休で掘り続ける鉱山】

【鉱石は、自国で利用するだけではなく】 【輸出物としても大きなウェイトを占めている】


――【そんな鉱山へと】 【不穏な影が忍び寄る】

 【ザッ】 【ザッ】

【星空にも、ライトにも負けない明るさのモノ】
【真っ白な長髪で、白を基調とした帽子を被り、白を基調とした服を身につけ】
【眼に赤いカラーコンタクトを入れており、瞳は真っ白で、露出している部分からは白人の様な皮膚が覗き】
【パッと見どころかじっくり見ても性別がとてもわかりにくい、人のようなモノ】

【まだ居る】 【野郎共が】
【整った顔立ちで、バラが似合いそうな男】 【そして、ツルの冠を身に着けたスーツ姿の・・・男】


この鉱山は、我々が保有しましょう
{何なんだお前r・・・}

残念ですが、もう抵抗しても無駄です
――【パチン】 【ドゴオン】 【鉱山付近で爆発が起きる】
【鉱山で働く従業員が――突如発生したツルに縛られる】

大丈夫です、我々は・・・ちょっと、鉱石を頂きつつ
そして、この鉱山から産出される鉱石の輸出入を管理するだけですので
「安心してねェ」
{大丈夫ですよ、安心してくださいね}

【爆発は】――【戦いの火蓋を落とした】 【煙と炎がもうもうと上がる】
【異変は、外部からも明確に分かる】


/それでは、イベントスタートです!
/詳細は舞台裏等を参考にお願いします
/襲撃側は、投下をお願いします!
/ミーナの方は、こちらにレスをお願いします
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:10:44.67 ID:jnwzddMo
【昼の国】

………居心地悪いわねー、この国
皆健康そうに日焼けしてばっかりで……つまらない

吸血鬼の食事は、色白の深窓の令嬢と相場が決まってるのに

【鉱山付近、労働者の働く安宿場街】
【採掘場へ向かう道の一本が、ヴァージンロードの様に赤く染まっている】

【赤に混ざって落ちているのは、無数の人間の破片】
【或いは手足、或いは首。頭蓋の半分だったり、内臓だけだったり】
【そして、それを作った本人は、幼い子供を人形の様に抱きかかえて微笑んでいた】

でも、色の黒いお人形だってあって良いわよね?
醜いお人形が有るから、可愛らしいお人形がもっと可愛らしく見えるんだもの

……飽きたら次のお人形、探せば良いのだし

【緋色の小袖に紅紫の袴、紅紫のリボンという明治の女学生風の服装の少女】
【血塗れの紅の唇、その補色となる蒼穹の髪と瞳。腰には白銀の鞘を持つ一振りの刀が有る】


/新キャラの人、お願いします
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:11:00.19 ID:qKpch2AO
>>848
/投下されていた時間を見ていなかったのです!
/いつのレスに僕は返しているのですか…みぃ…

/僕の方は勿論大丈夫なのですが、お忙しいようなら僕は退きますですよ?
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:15:56.44 ID:UPJgKI2o
【昼の国──鉱山へと続く道の一つ】

……ふぅん、面白そうなことをしてるのです。
目的は不明ですが──まぁ、頑張って欲しいのですよ。

【小顔に不釣合な大きさの、赤いヘッドホンを付けた少女。 】
【水色のワンピースの上から、明るめの茶色のジャケットを羽織っており、】
【小さめの赤いショルダーポーチを、左肩から斜めに掛け、】
【ピンク色のショートヘアーを、星型の髪留めでポニーテールにちょこんと纏めている。】

【胸には、「15」とナンバーが刻まれたバッジ──"機関員"だ】

…………さてと、セリアも頑張りますか。

カノッサ機関のNo.15が、ここにいるのですよー!

【───そして、辺りへと呼びかけ始めた】
【明らかに誘っている──鉱山で起きた爆発に引かれてくるであろう、正義の人々を】

【武器を持ってる様子はなく】
【自身の能力に相当の自信があるのか──それとも、何か既に仕掛けているのか】

【どちらにせよ、少女に近づく際は幾らか警戒したほうがいいかもしれない────】


/セリアです、パッセルの方よろしくお願いしますー
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:17:48.35 ID:TvCzBESO
【昼の国・鉱山付近】

……時間だ。バーロー
オメエら手筈通りにやれよ
【赤髪で、スーツを着たタバコを加えたチンピラ風の男が】

【10人のサングラスをかけた黒服の男達をひきつれやってきて】

やれ…
【そう声をかけた瞬間、黒服の男達の右腕が銃みたいな形に変形し鉱山内の制圧をかいししようとする】

/ラッキー7の一人巽龍治です
/キーナの人よろしくお願いします
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:23:34.75 ID:tJ9zlwDO
>>853
ヒャッハー!!了解だぜボス!!
いいか野郎共!!女子供は驚かすだけだ!野郎はどうでもいい!!
最近何かと団体が五月蝿いからな!!!
【龍治が黒服に告げた後、黒服達の中から大声が響く】
【その声の方向を見れば、そいつは明らかに部外者だと言う事が解るだろう】

【うざったい黒い長髪、深い隈の光の無い目、ヨレヨレのズボンとワイシャツを着て瓶底眼鏡をかけた下睫毛な男】
【正義の魔法少女(?)キーナがいつの間にか黒服達に紛れ込んでいる】

「馬鹿者!自分から招待をばらしてどうする!?何のために紛れ込んだのだ!?」
【傍らで肩に乗る位ちまっこいワイバーン型の白い竜が飛んでいる】

/防衛側、キーナ、よろしくっす
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:26:46.24 ID:zuj56lQo
>>850
ふぁ…あーあ…
食後の運動になんかねーかな…

【血濡れの道に人間が一人迷い込む】
【髪は水色のショートカット】
【服は白のTシャツと紺のズボン】
【顔は少年と少女の間の様なそれ】
【肌は人形の様に白い】
【そして脇にはノートパソコンを抱えている】
【そんな子供だ】
【少なくとも見た目では少年か少女かは分からない】
【口調としては男の為一応少年とする】

うわぁ…
全く…すげえ光景だな
血の臭いも酷い

【まるで第三者に伝えるか、或いは自分で再確認する様に呟く】
【同時に気配が増える】
【視覚には入らない何かが】
【ただ居るだけ、だろうか】

/新キャラです、よろしくお願いします
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:30:07.42 ID:TvCzBESO
>>854
……………いやいや。なんだお前?アレかアレなのか?バーロー
頭がアレなのか?病院いきたいの?あっ?
【男は呆れたように相手を見る】

『……』
【黒服の男の内5人がキーナに向かい銃口を向け】
【残りの5人が龍に銃口を向ける】

【皮肉にも黒服達に囲まれてる形だ】

んで…なんだお前ら?野次馬なら帰れバーロー
【巽はきだるげに言いながら相手を見る】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:30:23.43 ID:661lurgo
>>849
【縛られた従業員の前を走ってきた一つの影が遮る】

───そこまでですっ!

【大きな声で横槍を投げ入れるのは身長140cmほどの少女】
【大凡、戦闘には向いてなさそうな白い肌の小柄で華奢な身体】
【白いワンピースに黒いカーディガンを羽織っている】

悪いことをする人は、この私がっ!
直々に懲らしめてあげるのです!

さぁ悪人さん、お覚悟して下さい!!!

【翡翠色のすらっとしたロングヘアを風に靡かせ、】
【同じく翡翠色のくりくりの凛とした瞳で真っ直ぐに見据え、】
【腕を振り下ろし、ビシ──z___ッ!と綺麗にそちらを指さした】
【それからもう片方の腕を自分の胸の前でぐっと構え、何かよくわからないポーズをとった】

/ミーナ中ですが遅れてごめんなさい!宜しくお願いします!
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:32:21.08 ID:jnwzddMo
>>855
………あれは、玩具になるかしら
其処に居るだけ、なんてつまらない事を言わないと良いけれど

それでも、その時はその時よね

【ギリギリギリ、少女は両腕で、強く幼い子供を抱きしめる】
【骨が軋むメキメキという音、腱がブツリと千切れる音】
【そして、子供の、もう呻き声にしか聞こえない泣き声】

どうやって遊ぼうかしら。叩きつけてみようか、投げ上げようか
そうだ、試し斬りも良いかしら………あら?

【ゴトン】
【締め上げられ続けた子供の首が折れ、骨が肉と皮膚を突き破って】
【少女が一度強く揺す振ると、その首が路上に転がった】

あーあ……また壊れちゃった

【路上に落ちた首に、少女はやや物足りなさそうな顔で近寄ると】

【足を後方に大きく振り上げ、サッカーボールの様にその首を蹴り飛ばす】
【狙いは現れた少年の顔面。重量は、ボールなどよりはよほど重い】
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 19:33:11.62 ID:ZRVJ2/60
>>851

/食事終了しました、が此れから8時10分ほどまで、慌ただしくちょっと急用です…
/申し訳ないですが、退いて頂く形に成るかと…この埋め合わせは、何時か。
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 19:35:45.91 ID:cv.B5kAO
>>852
【引き摺るような足音と共に、そちらへ接近する人影があった。】

――やれ
随分と騒がしいものだが

【棕櫚皮の仮面で頭部を全て覆い隠し、紺色の着流しを身に纏う年齢性別不詳の人物】
【白い帯には空っぽの鞘、右方の手には鞘よりも刀身の短い一振りの小太刀】
【少女の数メートル手前にて、彼奴は一旦立ち止まり】

ふむ 正義連中を機関の名で誘き寄せる、言わば食虫植物といったところか?
…然して、No.15、と。したらば話は早かろうて
生憎と 此方の思想は正義≠ナはないがな

  『勝負』だ、小娘。

【口から発せられるのは、男女どちらともつかない嗄れた声だ】
【さも小馬鹿にしたよな口調で呟きつつ、小太刀を正眼に構え】
【仮面の人物から湧いた春風の如き温暖な魔力が、その場を支配せんと吹き荒ぶ――】
【――刹那。ちち……何処からともなく、この場にそぐわない和やかな雀の囀りが響いた】

【或いは、其れが戦闘開始の合図なのやもしれない。】

/パッセルです!セリアの方、宜しくお願いします!
/……初っぱなからすみませんが飯です、なるべく早く戻ります
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:40:56.99 ID:tJ9zlwDO
>>856
…やれやれ、ユーモアの欠片もない連中だな
【銃を向けられて、静かに言いながら右手で眼鏡を上げる】

それに、やけに頭の悪そうな話し方だな、そこの…バーロー
あの台詞はたまにいうから映えるのであって言いまくってても頭が悪いようにしか見えない、それに実はあの台詞を言う頻度は結構少なくて……
「馬鹿者!キーナ!早く構えろ!!」
【銃を向けられ、囲まれた状況でも平然としている青年】
【それに反して、青年に背中を合わせるように飛びながら背中に注意を促す竜】

なぁに、恐れる必要はないぞセラフィル
見ろ、あいつらの銃は全部安全装置がかかったままだ、とんだ素人だな
(いや知らんけど)
【更にハッタリを打ち噛ます】
【常に平然としているだけに嘘か本当かは簡単に見抜けなさそうだが…?】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:42:13.26 ID:c7HiHWQo
>>857

「――げえェッ、予想通りだけど・・・止めようとするのがきたわねェ」
{どうします? エコモト様}

・・・お前達、こいつの相手は任せた
吾輩は、ちょっと退散させてもらおう
そうだな、・・・鉱石をかっさらって来る

と、言うわけです・・・そこのお嬢さん
吾輩は、あまり強くないのですのでね
【ツル冠の男は、そう言うと】 【何処かへと退散していった】

「・・・さっきの言い訳は言い訳になってないわねェ」
「まァ良いわァー」

「{このツルに縛られた奴を開放して欲しくば}」ァ」です}
「私をォ」 {僕をォ} 「倒してからァ」 {に、してくださいね}
【そう言うと、2人はミーナへと――指を突き付けた】

「私達ィ"Ecoyble Corporation"」 {エコエブル・コーポレーションは}
「此処の資源を確保したいからねェ」 {あなたには負けませんよ?}

「{絶対に}ねェ!」です}
【バァーーz__ンと、負けじとポーズを2人でとった】 【それは、奇妙な奇妙なポーズ】
【ホストと光のコラボレーション】

【彼女は、光の塊を1つ生成した】
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:42:56.46 ID:qKpch2AO
>>859
/僕の勘違いは本当に酷いのです!もうダメなのです!
/此方こそ本当にご迷惑をおかけしたのですよ…
/また機会があれば宜しくお願いしますなのですよ
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:49:16.75 ID:UPJgKI2o
>>860

…………食虫植物ですか。
其の例えは不愉快ですが──あまり、間違ってはいないのですよ?
だって、セリアは勝ちを確信して誘き寄せたのですから。

────つまり、これから始まるのは"勝負"ではなく"狩り"という事なのです。

正義とか善悪とかはどうでもいいですが──セリアを、楽しませて下さいよ?

【突然、少女の足元の地面が、先端の尖った槍状に突き出して】
【相手の腹部を貫こうと、一直線に伸びていく───】

【少女自身はまだ動かず、この攻撃は牽制や様子見といったもののようだ】

/了解しましたー
865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:49:58.15 ID:TvCzBESO
>>861
…………撃て
【なんかピキッて音が巽の頭からなり指示を出す】

【その瞬間、黒服達の銃口の右腕から一斉にエネルギー弾がキーナに5発、龍に5発を腹部辺りに放とうとする】

【威力は殴られたような衝撃がくる】
【ただし男が指示を出してから撃つ前にラグがあり】
【さらになんらかの防ぐ手段や撃たれる前に攻撃するならこのラグの時だろう】

安全装置なんてねえんだよ
コイツらは機械人形なんだからなバーロー
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 19:55:32.46 ID:tJ9zlwDO
>>865
ちょ、KYが!
普通安全装置あってもなくても焦るふりするだろ!!?
【どんな無茶ぶりだ】

「キーナ!こんな時までふざけるな!!」
【竜はその場を飛び回りエネルギー弾を次々とかわす】

ふん、そんな攻撃がなんだ
古来よりエネルギー弾連打は負けフラグと相場があべべべべ
【しかし余裕をぶっこく変人】
【まぁ解りきった事だがそのせいで全弾命中し】
【衝撃で後方に吹き飛んだ】
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:57:07.99 ID:zuj56lQo
>>858
…あぶな!

【その首に気付いた様だ】
【何故気付けたのか、不明だ】
【その首が来たのが後ろからなら体制を低くし避け】
【それ以外からなら腕で横に行く様に打つだろう】

ったく…食後の運動で戦闘なんて酷いんじゃないか?
おらよっ!

【足元にあった残骸の内比較的重そうな胴体部を少女がやったのと同じ様に蹴り飛ばす】
【ただし狙いは胴体、腹の辺りだ】
【それが当たっても当たらなくても少年の周りに人型の影が三体現れる】
【未だ激しい攻撃はない】

/すいません、いきなり遅れました
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 19:58:14.43 ID:661lurgo
>>862

あっ!!!

・・・むぅ、逃しましたが関係ないです!
早めにあなた達を倒して、従業員さんを解放して追いかけるだけです!

いくら御託を並べても悪は倒される運命なのです!

【何を張り合っているのか、負けじと更に無駄にポージングを決める】

【準備運動と言わんばかりに軽くその場でジャンプを数回すると】
【目をカッと見開き、そちらに向けて一気にはしりだす】

その光の玉が何をする気かさっぱり分かりませんが・・・
やられる前にやるだけです!
いわゆる、先手必勝!

【相手のことがよくわからない以上、策も無い】
【まずは様子見、と無鉄砲に突っ込み、ホストっぽい方へ殴りかかろうとするだろう】
【ただ、足はそれなりに素早い】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 20:00:58.17 ID:S2fHxmMo
【丘陵】
【緩やかな起伏を持った大地に沿うように風が流れ、波打つように草叢が揺れている】

【その広漠とした景観の中にぽつりと置かれた、金属的な色合いを持つ何かの塊】
【星月が放つ僅かな光を反射するメタリックブルー】
【鋭利で機械的、しかし秋の夜空を投影して冷たく調和した異質の“青”】

───うん、そう、悪くない
エネルギィ効率も十二分、と……思わず遠出してしまいました

【その“青”の傍らに立ち、大きく伸びをしているのは一人の青年】
【研究者のそれらしき掠れた白衣を身に纏っている】

そう、此処まで出てしまえば、今日は彼処の街に宿を求めた方が賢明ですかね
久しく地下に籠もっていたこともある、外部の情報をこの期に更新しますか

───しかし、はて、果たしてあの街は何と云う所だったか
いや……そもそも……此処は、何処なのでしょうね

【青年が眺めている遙か先の地平には、街灯りと思われる光の群れが煌めいている】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:02:19.76 ID:tJ9zlwDO
>>865
/すいません、飯食ってきます
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:02:42.83 ID:TvCzBESO
>>866
………お前は本当になんだ?
まあいい
お前らコイツらを掃除してろ
【そう言うと男は適当にその場にすわり】

【黒服達の内6人が龍に銃口をむけ】

【残りの4人の黒服達は左手を刃に変形させキーナに向かってくるだろう】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 20:05:42.65 ID:jnwzddMo
>>867
(…………相手は、一人じゃない?)
(だったら、最初から本気になっても構わないわよね)

【未だ抱えたままの子供の胴体で、蹴り飛ばされた胴体部を叩き落とし】
【そうしながら気配を感じて、一応心に留めておく】

【道に広がる血に手を触れると、血が少女を中心に集まり】

あんまり時間は掛けられないの
お義母様が、泳ぎ終わったら宿に戻るって言ってるんだもの
だから………

早く、遊んで頂戴?

『Get up you know the worst』

【集まった血液が無数の針状に固体化】
【現れた人型の影へと向けて射出される】
【針は、命中するか回避されて地面に落ちれば、再び液体の血液に戻る】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:07:52.52 ID:c7HiHWQo
>>868

「ふふふゥ・・・悪は必ずしもやられるとはァ・・・」
{限りませんね}
【こちらもまた負けじとバシィンとポーズを決めつつ、戦闘態勢へと移った】

「タノー!」 「頼んだわよォ」
{頼んだよじゃあなくて任せたよにしてくださいと何回も言ってるじゃあないですかーッ!}
{まあ、分かりましたが・・・む・・・素早いですね}
【光の塊へ、男が手を触れると――】
【何かの種が3つ生成される】 【それはバラの種】
【種の分だけ、塊は減る】 【光から作ったのだろうか】

{ホロソーン・パワー} {バラは光より生まれる}
「光は私、私は光」 {――僕と彼女の相性は色々な意味でバツグンです!}
【ホロソーン・パワー・・・タノーと呼ばれた彼の能力だろうか?】

{――・・・そいッ!}
【そして、その種を・・・ミーナの方へ向けて飛ばすッ!】
【あくまでこれは牽制だろう】 【狙いは、腹部周辺・・・だが、走っているため狙いは甘い】
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:08:58.87 ID:lL8saVA0
【路地裏】

…キュッとしちゃった心の音を、どうぞ

まだまだ 忘れないわ

【旧い血の色をしたセミロング、太陽の様に煌く橙色の両目】
【右目の色合いは、「蜜柑色」に近く、時々、両目が虹色に輝いて見える】
【白のシャツを着用、黒のスラックスに、黒のローファーを履き】
【ベルトを巻き、チェーンを吊り下げた、二十歳ほどの女性が、軽やかに唄っている】

【彼女の足元には、数人の気絶した男性が】

……、……

【行き成り無言になると、彼等をじっと見下ろし―――自分が手にしている物へと、一瞬視線を移す】
【其の右手には、美しい色彩で煌く、飾り気の無い長剣。何も斬っていないのか、刃こぼれひとつ無い】
【眠っている男の首に、獰猛な刃を当てて―――、力を込めて、一気に首を切り落とそうとしたが】


【ふ、と刃を上げて、其のまま剣を肩に担ぐ】

(……ま、いっか)

【そんな事を考えて―――何をする訳でも無く、其の場でぼうっと立っていた】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:10:22.64 ID:aUAoAgoo
【街中】
みっみ、みはるる
み〜はるんるん♪

【遠足にでも行くかのように】
【少女が元気よく歌を歌いながらスキップしている】

ばれんたいんでークリスマスぅ〜♪
【その少女は120cmぐらいの赤色ふんわりショートの髪】
【赤色の瞳にピンクのワンピースを着て】
【背中にかわいいピンクのリュックサックをちょこんと背負った】
【極限まで季節外れの歌を歌っている女の子であった】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 20:25:07.39 ID:661lurgo
>>873
あぐっっ!!

【狙いの悪さも有って距離的にも十分避けることが出来た】
【しかし、一瞬身を屈ませてわざと左肩へと命中させる】
【どんな攻撃なのか知っておきたかった、しかし腹部は危ない】
【そう判断しての彼女なりの行動】

バラとはこれまた美しいものを使うようですね
どんな能力かとくと見させてもらいます!

【言葉と行動は食い違い、種が突き刺さった左肩には目もくれず】
【多少よろめいたものの殆ど速度を落とさず接近した】

正義のぉぉぉ!
ミィィィナぁぁぁ!パーンチッ!

【・・・ネーミングの方はともかくとして】
【やや離れた位置で踏み込み、跳躍する】
【そのまま全体重を右拳に乗せて殴りかかる】
【魔翌力の類は一切感じられない上に、空中。無防備なことこの上ない】
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 20:27:54.18 ID:zuj56lQo
>>872
うわ…全く怖いねぇお嬢ちゃん
(女なのにこんな事をしてるのって一体…)
(にしても数がひどいなぁ…流石にあの量は捌ききれないし…本気出すしかないか)

【影は針に当たらなかった】
【最初から何も無かったかの様に】
【影はあっさり消え去った】
【少年を狙った方が早いかもしれない、このまま何も無かったのなら】

本体ががら空きだな
ほれ、プレゼント

【少女の首に向けナイフを三本投げる】
【ただし当たったなら奇妙な事が起こる】
【ナイフは何かに当たったら消え去り、後に残るのは針一本だ】
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 20:33:35.53 ID:jnwzddMo
>>877
【命中しなかった針は全て液状に戻り、少年の周囲に血だまりを作る】
【血液操作の能力持ちを相手に、自らが血に触れている状況。決して良いとは言い辛い】

【続けて、飛来するナイフの対処】

(………何時もみたいな遊びはパス)
(早い所終わらせないと、帰るのが遅くなっちゃう)

【防御行動を取らず、左手を直接ナイフに晒した】
【ナイフを手に突き刺させ、出血させようと考えての行動だったが】

……………?

(成程、そういう能力………)
(実体の無い物ばかり、偽物ばかり作る能力)

(………そう思わせて、最も重要な局面で、本物を混ぜて来る)

【手に突き刺さったのが針一本だった事と過去の経験則、能力の概要の推測を開始する】
【針を引き抜いて地面に落とし、靴の底で踏みつけて】

【右手を、腰の刀の柄に伸ばした】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 20:36:00.83 ID:cv.B5kAO
>>864
勝利の確信な ほう
傲慢ここに極まれり、だがその気持ちは解らんでもない
“勝負”でなく “狩り”と言うのも一理有る

――差し詰め食虫植物狩り=Aと
その舌筋狩り猟られぬよう、精々足掻く事よ

【フン、と鼻で笑う仮面の人物――はてさて、どちらがどれだけ傲慢やら】
【地より出でて腹部へ迫る槍を、左方(少女視点では右方)へのステップを以て回避】
【右腕を地面と並行に伸ばし、ステップの勢いで右回転を一度行う】

…因みに
善悪がどうでも良いのは概ね同意だっ…!
【空気を薙ぐ刃先、それに後続するよう放たれたのは掌大の桃色の、三日月型の斬撃が一つ】
【彗星の如く薄く尾を引きながら、地の槍と擦れ違うみたく一直線に少女の左肩へと向かう】
【速度は、目で追える程度。切れ味は中々に良いため、マトモに食らえば深い裂傷は免れないだろう】
【……して、仮面の人物が元居た場所に留まるのは、先ほど吹き荒んでいた春色の魔力。視認出来る程度には、“濃い”】
【回転を終える前に、彼奴は少女へ向けて一歩踏み出す――得物は刀、接近を目論んでいるのか】

/遅くなりました、ただいま戻りました
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:36:31.73 ID:c7HiHWQo
>>876

{ふふ、見たい時は・・・遠慮無く見てもらって構いませんよ}
{ただし・・・生きて帰れるかは別ですけどね} {せいぜい、バラバラにならないように・・・気をつけてくださいよ?}
【あちらの世界・・・いわゆるホスト関連についてに詳しいならば】
【彼は「とある店のNo.1ホスト――北本 藤一郎」とそっくりな姿をしている事がわかるかも知れない】
【しかし、彼は"タノー"と呼ばれており・・・別人か、あるいは・・・・・・】

「タノー、危ないわよォッ!」
{お・・・っと、危ないですね・・・}
【彼は、跳躍して殴りかかってきたミーナを見て】
【バックステップをとって、それを回避するが――】

{よし・・・}
{・・・・・・今は夜、ライトと離れるのはいささか危険でしょうか・・・}
【同時に、彼とミーナの距離は大きく縮まったこととなる】
【すなわち、近距離攻撃を当てるのには絶好の距離かもしれないのだッ!】
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:42:30.08 ID:tJ9zlwDO
>>871
…やれやれ、ハンデをやるのも楽じゃないな
【立ち上がりながら男達に向かってわざと聞こえるように言い】

「…どうみてもわざとやられたようには見えなかったぞ」
「それに、相手にペースを握らせてどうする、いきなりダメージを食らってろくに戦えるか」
【敵を警戒し、キーナに近寄りながら言う竜の通り、キーナは既にボロボロで】

なぁに、折角の戦いだ、スリルがないとな
それに脳ある鷹は爪を隠す物さ
【向かってくる黒服達に見せるように、右手の甲を突き出し】

グラディエイター…解放!!
【彼が叫ぶと、右手の甲に黄金のルーンが輝いて】
【真っ白な光が彼を包み…】

聖なる白光!キュアコメット!!
【キーナの服装が、純白のフリフリミニスカドレスとなる】
【生足が綺麗なのが逆にキモく、ルーンが輝く右手には白い魔導書が握られている】

/ただいまっす
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 20:46:16.34 ID:UPJgKI2o
>>879

……成程、セリアはセリアですから関係ないのですけどね。
それに───.一方的な狩りじゃ、楽しくないですし。

───そちらこそ、精精足掻いてみて欲しいのですよ。

【回避されると、放たれた槍は自然に崩れ去っていき】

(…………単に防ぐだけでは、接近されてしまいますか。)
(どうやら、接近を狙ってるみたいですし────)

【少女の足元の地面が、壁上に盛り上がり】
【向かってきた斬撃を防ぎつつ、少女の身体を一時的に隠す】

【耐久力自体は低いのか、斬撃を受けると壁は崩壊したが───】
【再び、姿を現した少女の手にはナイフが握られており──また、少しばかりだが距離も取ったようだ】

/お帰りなさいませー
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:48:35.73 ID:TvCzBESO
>>881
…………キメエんだよ!!バーローが!!
【余りにもアレな服につい口に加えてたタバコを落とし】

【4人の黒服の男が左右で2:2に別れキーナの腹部を切り付けようとする】

【そして残りの6人が龍に先程のエネルギー弾を放とうとする】

/おかえりなさーい
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 20:55:52.75 ID:zuj56lQo
>>878
(血液に関係する…かぁ)
(このままじゃちょっと不味い…かも)
(かといって服を脱ぐのは性別を晒す事になるし…何より恥ずかしい)
(諦めるかな…攻撃こそ最大の防御って言うし)

【能力の推測】
【そして一つの事を決め―――】

お、刀か…じゃあこっちはこれで
(いい加減ただの幻影を創りだす能力だと思ってくれてると良いんだけど…)
(賭けてみようかな)

【そう言うと少年の手に大剣が出てくる】
【少女の推測が正しいなら中には何もないただの見掛け倒しだ】
【ただし少年の策が他な事もあり得ない訳ではない】
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 20:58:23.53 ID:tJ9zlwDO
>>883
その感想は聞き飽きた!!次はもっと特殊な罵倒の言葉を用意するように!!
【何かズレた返答をしながら後ろにヒラリとステップし、刃をかわして】
【跳びながら魔導書のページを三枚、左手で破く】

左右二方向から来ても前後と上、逃げ場は三方向だ
地面も入れたら四方向、逃げ場の選択肢の方が多い
それにその動きじゃ、俺がその場からいなくなればそれぞれが正面衝突する、相手が俺な時に限っては悪手な判断だな
――フォトンランス
【着地した瞬間、破ったページを前に放り投げる】
【すると、ページ一枚につき一つ、合計三つの金色の魔法陣が空中に浮かび上がり】
【魔法陣から一つずつ、光の槍が前方…キーナがかわした事でその場を通るだろう黒服達に放たれる】

「…数が多くとも一方向から掃射ではな」
「全ての弾が前から来るならいくらかは方向も読めてしまうぞ」
【竜はその場でヒラリヒラリと、身を翻してエネルギー弾をかわしていく】
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 21:01:34.08 ID:661lurgo
>>880

それはこっちのセリフですよ!
私も容赦しませんよっっ!

【実力は不透明だが声だけは威勢が良い】
【渾身のパンチが回避されてしまい、拳で地面を叩く前に身を翻す】
【悔しそうな表情をするより先に靴を滑らせ、懐になんとか入ろうとする】

【ちなみに残念ながら大人の世界に一歩も踏み入れたことのない彼女は知らないのであった】

今度は外しませんよっ!
ミーナぁぁぁ!ラァァァッシュゥゥ!

【技名は相変わらずアレだが、攻撃自体は単調で両腕で殴ろうとしているだけ】
【距離も近いが、もともと見た目からして軽そうで、そう重いパンチでも無いだろう】
【先程から打撃行動ばかりだ】
【この世界にいる時点で彼女も何かの能力者であろう】
【その片鱗は、ひとつも見えない】
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 21:02:23.09 ID:jnwzddMo
>>884
(向こうの得意距離は………能力だけじゃ分からない)
(本人がどれだけ動けるか、だけど……)
(……最高の選択を、してくれたわね)

【白銀の鞘から引き抜かれたのは、妖気を纏う紫の刀身】
【禍々しさだけ≠過剰に備えたそれを、両手で固く握りしめ】

【タン、と一足。刀の間合いよりはやや遠く、大剣の間合いに自ら飛び込む】

(死別≠ネら、魔翌力を切り裂ける)
(本物なら弾く、偽物なら切り裂ける、どっちにしても隙は出来る)
(向こうが、私に向かってあの剣を振るった瞬間………)

………さあ、来なさいな

【更に踏み込まなくては少年に刀は届かず、然し大剣は十分に届く】
【その間合いで静止して、両手とも刀に。隙はある様に見えるが】
【その実、脳内では入念に策を練り、やりこめる事を企んでいる】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 21:05:33.91 ID:cv.B5kAO
>>882
カノッサ機関≪No.15≫食虫植物のセリアか
中々どうして、似合っているのではないか?

【クク、喉の奥にて、わざとらしい大きな嘲笑をしてみせる】
【狙うのは相手の精神的興奮、激昂状態。尤も、本気で嘲っている訳でなく】
【本命は“罵り合い”ではなくて、“狩り”なのだから】

【狭い視界の中で捉えるのは、壁の出現と崩壊の光景である。槍が崩壊したことは聴力だけで認知する】
【次に視るのは、握られたナイフと、己の小太刀。間合いは勿論のこと、リーチも大きく違う二つの得物】

(…よもや かの得物で刃を交えることもなかろうて)

【――だんっ!】

【思考は短く済ませ、強く地を蹴り前方へ跳び出すと同時】
【振り切った刀を腰に据え、刀の間合いでないのにも関わらず真っ直ぐに“突き”を繰り出した】

【――その時点では何も。何も、起こらなない】
【強いて言うならば、生じたのは空気を裂いた音だけである】
【接近を続ける仮面の人物は――少女視点で言えば、右方から迫らんと疾駆してくる】
【追撃も無い。ただただ、走るのみ。攻撃の機会と見て良いだろう】

【……ひょう、――ひゅう……】
【喘息が発作した時の呼吸みたいな風音が、春色の魔力溜まりから響いた】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:08:08.32 ID:TvCzBESO
>>885
無茶を言うな!!
(………馬鹿だと思ったが戦いなれてやがるな……ちっ!!結局俺が出るのかバーローが!!)
【立ち上がり、ポキポキと首を鳴らす】
【どうやら向こうはやっと相手を驚異と感じたのだろう】

『……』
【光の槍が黒服達に刺さりバチバチと音がなり爆発を起こすだろう】
【この黒服達……機械だ】
【まあテレビとかでいう雑魚戦闘員レベルだが】

【そして残りの黒服達の身体からミサイルの発射口が現れ、計12個の小型ミサイルがキーナと龍に向かい放たれる】

【だが数が多いだけで冷静になればそのわかりやすい軌道とあまり速くない速さの為避けられるだろう】

【黒服…残り6人】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:08:41.14 ID:cv.B5kAO
>>888
/ごめんなさい訂正です
/起こらなないじゃなくて起こらないです
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:08:55.39 ID:lG14RIAO
【寂れた教会】



【神父服をきた黒髪黒目短髪で100センチぐらいの子供がボロボロになった椅子にすわっている】
【となりにはボロボロのローブがかけられている】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:10:23.95 ID:e5kn1Wgo
>>886

【余談だが、その北本と言う男は最近店に顔を出さず連絡もとれない様になったらしい】

{おっと・・・不味いですね・・・・・・}
【バックステップ直後であり、懐へ入られる事への回避は出来ず】
【そのまま、懐へと入られて】

{っ・・・}
【パンチを、両腕で繰り出されたそれを受けて】
【後ろへと数歩よろめいて】

{中々やりますね・・・でも、僕達に能力を使わず・・・}
{そうですね、・・・殴るだけで勝てるとは思わないで欲しいですよ?}
「・・・タノー、大丈夫ゥ?」 {ええ・・・まあ・・・}

「さァてェ・・・次は私よォッ!」 「光の矢ァ!」 「飛んでけウリィィヤァァーッ!」
【彼女の光の塊から、光の矢が1本生成されて飛ぶ】
【それはミーナの方向へと――その左腕へと向けて飛ぶ】

【この光には質量は殆どなく、代わりに熱を持っている】
【何かに当たると、その数秒後に矢は消えるだろう】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 21:13:39.94 ID:UPJgKI2o
>>888

……──てめぇ、あんまり調子に乗るんじゃねーですよ。
楽に死にたければ、ねェ。

【───やけにあっさりと、挑発に乗った】
【だからといって、真正面から突っ込んだりはしないが】

(……なにしてるんでしょうか、あのバカは。)

…………まー、いいです。

(「ナイフ」を対象として《支配》を開始。)
(解析率は問題なしと判断───1、0、成功。)
(───容量不足、「地面」を対象とした《支配》を解除)

……よっとっ

【相手の胸部を狙って、ナイフを投擲】
【少女の細腕にしては、中々にパワーは強いが──今のところ、それだけである】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 21:14:59.42 ID:ZRVJ2/60
【風の国―――“ムーラン・プラント”】
【東方には観光資源としての山林を望み、南方の道を往けば大都市にも繋がる、この世界に在って比較的のどかな“町”である】
【今日だって、山を越えて吹き下ろす特有の涼風が、温かな賑わいが、小川のせせらぎの様に、優しく途切れなく紡がれ続ける】

「……? …ぃやぁ…ッ!!」
『わ、ワ……ぎャアあァァァぁぁァァっ!』

【その筈、だったのだが】
【ぶぉん―――大通りのど真ん中、往きかう人々の密集・中心地で、何かが『勢いよく放たれ』て、豪と『振るわれる』】
【余りにも唐突、正しく“吹き抜ける木枯らし”を想わせる、対処など出来ぬ一瞬の出来事】
【その音が宙を360度に一周して、途切れ―――『認識』を強要する僅かな間の後に、響く阿鼻叫喚の大合唱】
【数の推測は遠目には不可能、然し糞真面目に全て描写していては、他の内容を書き込むスペースが無くなる程度なのは、確かな事実…ッ!】

……「ゲーム………スタート」。
難易度は、『EASY』?だってボク、こういうのは“プロ”だしィ……でも。

【痛みと負傷に、或るモノは喉を潰して叫び、或るモノは胸を抑えてただただ、絶望の息を漏らす】
【彼らが“無能力”であるコトを差し引いても、不思議と『襲い掛かる』姿が見受けられない―――実は、その答えは簡単である】
【先ず、一つの正解を提示すれば―――倒れる人々、その全ての『脚がスパリと切断されている』のだ】
【更に、彼らは“積み重なっている”……恐慌もあり、一人一人が、一人一人の動きを阻害していて】

―――“こいつら”から見たら、『VERY HARD』、『lunatic』、『EXTREME』…言い方は、数あれど。
無能者には攻略出来ない、お陰で湧くのは良い絶望さ……“先生”も、さぞかし喜ぶだろうねェ?

【そして、もう一つの答え―――戦慄しつつも、彼らの視線は、吸い込まれるが如くして“一か所”に集約されていている、ということ】
【其処に『立つ』存在は、当然先程から確認されている、気取ったボーイソプラノの呟きを溢し、彼らの真ん中に立ち尽くす影】
【此れも矢張り、遠目には“人型”であるコトしか確認できないが―――燃え上るマイ・ホームを見る様に見上げる人々の瞳が身体が、震えているッ!】

【若し、この場所に接近する勇気ある人物が居れば】
【最早往来など断ち切られたこの通りに、鮮血の朱を交えた大量の“水”が、積乱雲でも通った様にぶちまけられているコトと】
【例の“一か所”が、自ら生み出した人間団子を踏みつけながら、其方に歩いて来ることに、気付く可能性が高い】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:15:54.03 ID:tJ9zlwDO
>>889
その無茶を通してみろ!!男だろ!やってみなけりゃ解らないさ!!
【何、敵に熱く語ってんだ】

「くっ…キーナ!あれは当たる訳にはいかぬぞ!」
まっかせんしゃーい!!
【ミサイルの発射口を見て叫ぶ竜、それに対して落ち着いてページを三枚破くキーナ】

防御魔法が無くても、使い方でどうにでもなるのだよ!!
――シャイニングコレダー!!
【片膝をついて破ったページを全て地面にたたき付ける】
【すると、地面に一つの巨大な魔法陣が浮かび、キーナのすぐ前方に輝く魔翌力の波動が上方へと噴き上がる】
【その噴き上がる魔翌力でミサイルを前方で破壊、被害を最小限に留めた】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:22:38.70 ID:TvCzBESO
>>895
……ハァー。かったりーな
【そして防がれたミサイルを見て】

お前ら。撤退してろ
お前らじゃかてねえからな…バーロー
【黒服達に言い】
【黒服達は消えていき】

さて……まずは名乗りから入るか…
カノッサ機関・櫻の国西部支部直属部隊
《ラッキー7》が一人。巽龍治だ…バーローが
【そう言い刀もないのに居合の構えをとる】

【まだ攻撃には動かないようだ】
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 21:25:53.60 ID:zuj56lQo
>>887
(この微妙な間合いは…罠があると見て良いけど…)
(…じゃあ普通からしたら予想の斜め上をつけば良いだけ)

【大剣を持ち直す】
【水平に突く時の様な構えだが―――】

おらぁ!

【―――そんな声と共に大剣が投げられる】
【水平に押し出す様な動きに無駄の少ない投げ方だ】
【ちなみにこれは本物だ、重さこそ片手でも持てる位には軽いが実体がある本物だ】
【しかし、少女が当たる、弾く、等の何かに当たる事】
【或いは回避したのなら数秒後に消えてしまう】

突撃はある意味防御ともなる!
突撃だぁ!
(流石に本物が突撃するとは思わないでしょ)
(それに思ったとしても考えてはいるし対処が完全に無い訳じゃない)

【直後、一瞬姿が消え数秒後再び現れる】
【それと同時に少年と全く同じ何かが二体少女の周りに現れ三角の形で囲む形になる】
【そしてその内の最初の位置に居た者が少女に向け突進する】
【実体はある、幻覚ではない】
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 21:30:14.79 ID:661lurgo
>>892
降参するなら今のうちですよ?

【パンチが入った、しかも両方ということに何やら満足していて】
【鼻を鳴らしどこか得意気だ】

の・・・能力なんて使うまでも無いです!
この私の両手の可能性は無限大です!
さぁ、早く降参してくださいっ

【その「能力」という言葉には少し焦りが混じっていた】
【後ろに小さく飛んで距離を取ると再びびしっと指差して】
【焦りを包み隠すように早口で降参を促そうとする】

───しまっ・・・

不意打ちとは卑怯です!
ですが、何を隠そう私は龍なのです!熱"だけ"は慣れっこですよー!
残念でしたっ!

【直撃はするが、言葉通りあまり効いてなさそうな雰囲気である】
【へらへらとばかにするように笑っている】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:30:49.43 ID:tJ9zlwDO
>>896
名乗りか、そうだな…
俺が真名を名乗ったら俺はお前を殺さなくてはならなくなるぞ、まぁ嘘だけど
【ゆらり、と立ち上がり眼鏡を上げて】

俺はキーナ、フリーの正義の味方で魔法少女さ
【魔法…少…女?】

「…………」
んで、こっちはセラフィル、俺の相棒だ
「…キーナ……わざわざ敵に律儀に名乗る必要があるのか?」
なぁに、堅い事言わないの
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 21:35:39.23 ID:0dvZKZw0
>>894

 ハ―――ハ、ハ―――!

【その粗末な獣は――鋭く耳に入った阿鼻叫喚を聞き付けたという】
【――車道を走る。走る。走る。その規則的な足音は、どこか無謀をも超えて】
【その者の背後。距離を少し離し姿を現した――物≠ヘ者≠ニなりて―――】

 フハハハハハハハ――!!ハハハハハハ―――!

【高笑いしている――!もし見れば、まず飛びこむ姿は――】
【正義とは程遠い、ゼブラの囚人の服の青年――しかも、白い所は灰色になっていて汚い】

 ――クズ≠諱I 死に場所を選ぶな! 俺が喰してくれるわ!

【目の前の者を屑という理論を持つ者――その行動だけは無謀≠ナ】
【笑い袋のように笑う。笑う。笑う――!しかし、その者の心に隠したるは一筋の冷静≠セったという】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 21:36:37.46 ID:jnwzddMo
>>897
【水平に押し出す動き、其処まで見れば突きかと判断する】
【投げられようが手に持って居ようが、その軌道は大きくは変わらない】

(……なら、同じ防御方法で十分)

【両手で構えていた刀を、大剣へ向けて振り下ろす】
【片手で扱えていた武器、その程度の重量だろうとの予測は有る】
【その為、力は極端に加えず、飽く迄も軽く行うが】

………消えた?

(大体の所は見えて来たわね………後は)
(これは予想外だったけど、有り難いと見た方がポジティブで良いかしら)

【大剣と本体の消失までは予想外、瞬き一回分の躊躇は生まれる】
【然し、再出現までの数秒のラグと、移動はしてもそれ以降続かない攻撃】
【敢えて断言するなら、タイミングを誤ったとでも表現してしまおうか】

【少年の周囲の血だまりへ、足を一歩踏み入れる】
【接触している血液の操作、それが少女の能力の一端である】
【操作が可能な条件は十分整った】

(………次に何が来るか知らないけれど)
(1と1の交換なら、今この瞬間は私が有利)
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:37:06.86 ID:TvCzBESO
>>899
御託はいいぞ……バーローが

キーナとセラフィムか…
【目をつぶり】

行くぞ
【その瞬間、ダッと言う音共にかなりのスピードでキーナに近づこうとし】

シッ!!
【いつの間にか何もなかった筈の右腕に刀が握られており】

【刀の間合いに入ったなら高速の居合の横一閃をキーナの腹部に放とうとする】

【コイツ…黒服と比べやはり強い】
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 21:37:39.52 ID:cv.B5kAO
>>893
ふむ
あまり腹を立てていると弱く見えるぞ、小娘?
先の傲り高ぶる態度はいづこへ往ったのだろうな

案ずるな 弱くとも其方は其方だ
なあ?

【更なる激昂状態へ導かんと、侮蔑するよな言の葉を並べ立てる仮面の人物】
【まさかバカ扱いされたとは考えておらず、接近を続行し】

女児(おんなご)の投擲物など、もののけを負傷させるには些か力量不足――

【再び鼻で笑って、投擲されたナイフを小太刀で軽くあしらった瞬間】
【きィん!――響き渡る高い金属音に続き、弾いたために軌道を変えたナイフは】

――ッなあ…、
見くびったかッ…!?

【彼奴の左胸を深く切り裂いていた】
【はたり、はた。ヒトらしく赤い血液が地面を濡らす】

【少女の細腕からは想像出来なかった投擲のパワー。言葉通り“見くびっていた”のだ】
【軽く弾こうとして、予想外の力量に手元が狂い、このざまである】

【痛みと動揺から、よろめく仮面の人物であったが、接近の足は止まらない】
【些かばかり遅くなった足で接近を続け……妨害が無ければ、次には辿り着くだろうか】

【ゆらり】

【春色の魔力溜まりが揺れる様は、さながら陽炎のよう】
【そうして揺れたかと思えば、其処から桃色の斬撃が一つ、二つ、計三つ放たれて】
【一つは、少女の胸部へ。もう二つは、それぞれ両肩へと、風を切って迫る】
【全て同じ速度・タイミングで放たれ、軌道も一直線である。対処法によっては、容易く撃墜出来るだろうが――?】
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:42:11.87 ID:e5kn1Wgo
>>898

{・・・そのセリフ、どちらのモノになるでしょうね}
「降参すべきはそちらじゃあ無いかしらァ?」
「この従業員はァ・・・もにょもにょして利用するから安心しなさいよォ」
{鉱石も、全部は持っていきませんから大丈夫ですよ} {経済も大切ですからね}
【男は、パンチが命中したところへ軽く手を当てつつも、爽やかな笑みを浮かべてそう答える】

「ふふふゥ・・・そのセリフ、しかと聞いたわよォ」
「――前言撤回は何時来るかしらねェーッ!」
【そして、光の熱による攻撃が殆ど効いていない様子を見て】

「・・・龍ねェ、熱に強いタイプなのかしらァ」
「ならァ・・・これならどうかしらァ!」
【龍と言う事には対して驚いておらず】 【むしろ、熱が効かないと言う事が分かると】

「タノー!」 「次の攻撃の準備しておきなさいねェッ!」
【今度は、光の塊から】――【光の弾丸を2つ生成すると、それをミーナへ向けて飛ばす】
【この光には質量が存在し、代わりに熱によるダメージは少ないだろう】
【狙いは左腕と腹部だ】 【そして、男は光の塊へと向かった】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 21:46:01.80 ID:tJ9zlwDO
>>902
【龍治の刀が振り抜かれたその瞬間】
【ガキイィン!と堅い物がぶつかり合う音が響く】

…やれやれ、落ち着きの無い奴だな
【見れば、魔導書を持つ右手の甲で刀を受け止めている】

こっちは体が弱いんだ、少しは手加減してくれてもいいだろう?
【そう平然と言う彼の右手の甲は、黄金のルーンが煌々と輝いて刀の侵入を阻んでいて】

「キーナ!無茶をするな!」
こうでもしないと捕らえ切れなさそうだったんでな
【そう言いながら、ページを左手で一枚破き】

それ、フォトンランス
【すぐさまページを投げ、至近距離で光の槍を龍治に撃ち出す】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 21:53:32.09 ID:UPJgKI2o
>>903

……───で、どちらが弱く見えるのですか?
案じないでください──弱くても、貴方は貴方なのです。

しかし、外見で人を判断だなんて。
──セリアが"女"だって、誰が言ったのですか?

【──結構、イライラしてたのだが】
【傷付いた相手を見て、精神状態が一瞬で回復──単純である】

(──ナイフの操作を《オート》に移行。)
(「対象の肉体へ向けてランダ─────)

…………チッ

【能力を行使していたためか、対処が遅れて】
【両肩へ向かってきた斬撃は、屈んで回避するが】
【残った一つの斬撃が胸部を切り裂き──真っ赤な、鮮血が舞い】

イタイイタイイタイイタイ──あんまり、イライラさせんなよォ?

(「対象の肉体へ向けてランダムに突進」──と、設定。脳容量を解放。)

(────《 高速思考 》 発動 )

【素の口調になりつつ──少女の瞳が、不気味に光った】

【先程投擲したナイフは、"今のところは"地面に落ちたままだが────?】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 21:57:10.84 ID:ZRVJ2/60
>>900

ああ……キチガイは、“先生”とお仲間さんだけで十分、だよねェ。
来るだけ来て、“コイツら”助けようとはしないタイプだよ…詰まり、悲劇的展開を望む先生の『お眼鏡』には適わない。
カバ、いやバカか…。全く、ヘンなのに眼を付けられたよナァ。悪者が増えただけだもん。只の増援さァ。
クスリとも出来ない冗談をワンコインに代えてェ、ゲームに踏み込んでくる―――。

【野山を闊歩する、其れと全く同じテンション―――ただ、足元にだけ気をつけて、声の聞こえた方にゆるりと向き直った】
【頭を背中を、踏み付けるたびに、喉がひゅう、と鳴ったり、声の形を成さない呻き声が、大気に溶けたり】
【そんな状態で“敵”の姿を見ると、接近してくるのを止めようともせずに、ブツクサと遠吠えの如き独り言を放つ、その影の正体は】

……なァ、きみ。一つ教えてちょうだい。
今、そのダッサイ服、流行ってるの?じゃあ何処で売ってるの?
―――いや、何処から“盗んで”来たのかなァ? ボクにはちょっと分かんないや。

【全身をぬらりと濡れたダーク・ブルーの鱗に覆われ、サメの背びれを彷彿とさせる、鋭いエッジを持つ突起を流線型の頭に備え】
【胴体は一段と鱗が厚くなり、一種の“装甲”を形成しながらも、その表面は、指を這わせれば落ちそうに滑らかで、右拳甲には『砲口』らしき生体部品】
【下半身はがっしりとした筋骨隆々の“ヒトガタ”だが、腰に2本の、今度はタコの触椀に似た、弾力の強い突起を具し】
【身長は1m91cm程、生気無く濁った、深い蒼穹の瞳を持つ、“魚の怪人”―――異常な紅の差した、大きな唇を尚もぱく、と動かしている】

……来るなら、来い。
能力者か強い魔術師か、ボクみたいなバケモノなら長々と相手してやる。
そうで無いなら、お互いにさっさと引いたほうが賢明だよォ。

【少年の声を放つ彼が、死んでは居ない――否、『活かされた』人々の絨毯の上から降り、相手と直線状に向かい合う】
【そして、人間と同じ構造だが“細長い”…白魚と言うよりはシシャモの様な右手の指を、パチンと鳴らせば】
【層を組み上げて動かぬ、路上のど真ん中の人々の真下で―――“黒いドロドロ”が生まれ出て、此れから少しずつ肥大化していくだろう】
【―――囚人服の男にとっては“肝心”であろう魚の怪人は、相手の出方を覗っている】
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:01:35.56 ID:ABWzauso
【路地裏】

【血を吐いて地にうずくまる、ガラの悪い不良の男”DQN”と】
【そのDQNの前にて、月を背にして立ち塞がる黒服の男がいる】

「すまね、ぇ・・・しらねぇ、んだ・・・そんな奴・・・ほんとぉ、だって・・・」

・・だったら素直にそう言えばいい
嬉々としてこんな場所に呼び出してなにかと思えば、
強盗の真似事なら他を当たればよかっただろうに

【その黒服、顔全体を余すことなく白い包帯で覆い隠し】
【黒ジャケットを着込み胸には”93”と書かれたピンバッヂ】
【包帯の隙 間から覗かせる両眼はルビー程に紅い青年だ】

知らないのなら、もう用はない
ここで死ぬか?

【包帯男はDQNの襟を乱雑に掴みあげて無理やり立たせ】

「だ、だれかぁ・・・たっ、たすけてくれぇ・・・」

【そのDQN、か細い声で誰ともなく助けを求め―――】
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:03:47.12 ID:TvCzBESO
>>905
やるな……
【そう言い刀をひき】
【相手がページを破るのを見て】

移動・半月
【そう言うと巽の姿がキーナの視界から消えるだろう】

【……実際は相手を中心に半円の動きでキーナから見て右側に周り相手の後ろに移動しようとしているのだ】

【その動きの秘密は巽のはいてる靴にあり、靴の裏にローラーがありそれを使い滑るように移動しているのだ】

【成功したら相手の顔を狙い柄で殴ろうとする】

【だがセラフィムなら奴の動きがわかるだろう】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:04:53.12 ID:661lurgo
>>904

降参するのはそちら!
これは曲げようのない事実!
従業員さんも鉱山も返してもらいますよ!

───って!わっわわっ!危ないっ!
まだ喋ってるとty
・・・うあ゙あ゙っ!ぐぅっ!・・・

ふっ・・・ふふ、ぜ、全然、効いてないです!
(い、今のはほんとに危なかった・・・)

【くるりと右に転んで避けようとするが、左手に向かったほうが避けきれず、】
【持ちこたえたものの質量と速度から華奢な腕が骨が、びりびりと痺れる】
【汗が頬を伝うその表情を見ると効いているのは間違いない】
【右手で左腕を支え、なんとか距離を取る】

【しかし続けて後へ退いたため、せっかく稼いだ距離が無駄となり】
【もし彼女が能力を使わないとしたら、また近付く他無くなってしまった】
【やはり、使う気配は全く無いが・・・】
911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:05:39.96 ID:TvCzBESO
>>909追加!!
【なお腹部の右側に槍がかする】を追加で
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 22:09:06.69 ID:cv.B5kAO
>>906
ふん…どちらが弱いか、と問われれば
此方は間違いなく其方と答えるだろうよ

何 単に視覚情報に頼っただけだ
其方が男だろうが女だろうが 此方には関係の無いこと
…況してこれより死ぬ弱い獲物のことなど、な

【基本的に無関心らしい。突慳貪にそう応対して、尚も接近】
【間合いに入れたのなら、右腕を斬るべく左下から右上へ、袈裟懸けの切り上げを放つ】
【狙いは単純明快、≪高速思考≫を展開したのならば回避は容易であろう】
【春色の魔力溜まりは二回りほど小さくなって、然し未だ其処に留まっている】

【ナイフには気付かない。これからどうなるかも悟っていない、完全に背を向けたままだ】
【能力の詳細も知らないのだから当然と言えば当然であるが、とかく背後は無防備である】
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:10:58.20 ID:zuj56lQo
>>901
(さて…疲れの分も含めて最後の策かな)
(これが失敗したら…いや、考えないでおこう)

【今度は手に針付きのメリケンが出てきてそれで殴りかかる】
【それで他の二人から注意が逸れたなら二人が殴りかかるだろう】
【ただし最初に殴りかかった一人とくらべると威力は低い】
【しかも素手だから大したダメージではない】

/すいません、ちょっと母親が来てしまった為遅れました
/本当に申し訳ないです
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:11:25.50 ID:tJ9zlwDO
>>909
おっ!?消えた?
【攻撃を放った瞬間、目の前から龍治が消え去り】
【光の槍は龍治がいた場所を摺り抜ける】

「キーナ!後ろだ!!」
【しかし、龍治の動きを別の場所から見ていたセラフィルが龍治の場所をキーナに伝える】

何っ!?残像か!?
【とかなんとか言いながらすぐさま振り向こうとするが】

げろっぱ!!
【振り向いた瞬間顔面を殴られて、衝撃で吹っ飛んだ】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/02(土) 22:11:24.89 ID:GXx1QO.0
>>908
【突如、その路地裏に妙に響き渡る声がする】

別に助けに応じるわけじゃあないが・・・とりあえずそこの兄さんはぶっ飛ばさなきゃいけないんでしょうなぁ?

【灰色のズボン、フード付きの黒いマントを被った】
【身長は180cm代前半ほど、紺色の瞳】
【腰に黒い鞘に入った剣を携えた青年が近くの低い建造物の屋上からその様子を見下ろしている】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 22:15:54.14 ID:0dvZKZw0
>>907

 ―― 何を言うかと思えば

【フンッと鼻で笑うこの者は、相手が相手とはいえあまりにも無礼で】

 俺をクズ共≠ネのか。そこが気になる所だが――?とりあえずクズ≠ニ一緒にしないでほしい物だな

【首を傾げるその髪はこれでもかとくしゃくしゃで――顔、その顔の痣は罪の数か。或いは――】

 俺は!お前達とは違う――!さぁ来い。そこのクズ≠

【悲劇の数か。どちらにしろ、この者が魚の怪人をその鋭い黒眼で睨み完膚なきまでに否定≠オ――】
【右手で指をさしているのは確か。この者のその行動。其れは一種の挑発≠ナ】

 蛇足だが――こいつは本物の囚人服だ――!

【無能力者―――?否。そんな筈無い。此処に存在している事事態がもはや能力とは気が付くまいだろうが】
【右手を降ろし右半身を前に出し、左半身を退く。半身構え≠ナこちらも相手を待ち構える】
【其れは、嵐の前の静けさか】
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:17:15.15 ID:e5kn1Wgo
>>910

{まあ、良いでしょう} {その代わり、こちらが勝ったら・・・}
 「私達と、二度と関わらない事ねェ」
【男が、光の塊へと触れると――大きなバラの花びらが複数生成された】

「まだまだよォ・・・私達を止めるにはまだまだ足りないわねェ」
「夜に輝く光を止めるのにはァ!」
【女は叫んだ】 【雄叫びではない】  【・・・ただの自己満足だ】

{ふふ、・・・さっきのお返しですよ}
【先程生成された花びら】 【ちょっとした刃物の様なそれが、ミーナへと一斉に発射された】
【1枚1枚の威力はあまり高くなく強度も低いが、数は多い】
【生成してからのタイムラグがあり、対処方法は十分あるだろう】

「ふふふゥ・・・離れたわねェ?」 「私達から離れるのはあまりおすすめしないわァ」
{色々飛んでいきますからね}
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:19:33.43 ID:TvCzBESO
>>914
ふざけてるがテメーはかなり強い……だが俺のスピードには追いつけないみたいだな……バーロー
(といっても遠距離になれば俺が不利だな……ならまた距離をつめるか)
【そして再び相手に接近しようと地面を滑り近づいてくるだろう】
【この移動の弱点…急な方向転換はできない】

【それをつければ……】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:21:48.09 ID:jnwzddMo
>>913
(三人が五人でも十人でも……近づいて来るなら同じ事)
(全部纏めて刈り取るには………)

【正面の一人のメリケンに対し、刀の柄を合わせる】
【針が体に突き刺さる事だけは避け、受けるダメージの種類を衝撃に限定】
【後方二人に前方一人、三方向の攻撃を同時に捌くのは難しい。後方からの攻撃は、まず当たる】

【但し】

これ、かしら?

【攻撃を最後まで継続するのなら、だ】

【少女が踏みつけた血だまりから垂直に、血液の柱が吹き上がる】
【少女を中心に円形に、滝を逆流させた様な血の流れ】
【その中には刃の形に固体化させた血液が混ざり、侵入した者を切り裂こうとする】

【背後からの攻撃を継続したかどうかで、その後の少女の挙動、ダメージを受けての動作も変わる事になる】

/親の襲来は仕方が無いが、日付変わる辺りまで行くとちょっとこっちが危ないかも
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:24:11.08 ID:ABWzauso
>>915
【包帯男は、その声のほうを見上げ】

ふん、どこの世にも正義気取りはいるものか

なんだ、私に用があるのか
それともこの男を助けに来たのか

【包帯男は手に掴んだDQNの襟首をヒョイと揺らしてみせて】
【掴まれたDQNは「あぁ、だれだ・・・助かっ、た・・・」と声を漏らし】

どちらにせよ、そんなところから高みの見物、
などといわずに降りてきたらどうだ?

【屋上の男に向かって”こっちへ来い”と手を招き―――】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:24:23.20 ID:tJ9zlwDO
>>918
成る程…高速移動か
【吹っ飛んだ後で受け身を取り、龍治を見据えながら呟いて】

(確かに早いが、わざわざ近付いてくると言う事は…近距離戦闘しかできないと考えるか)
…ならば、対処法はいくらでもあるな
【龍治を見据えながら、ページを四枚破き】

さ、こいよ
やれるもんならやってみろ
【ページを持ったまま、近付いてくる龍治に挑発】

/すいません、風呂入ってきます
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:24:33.86 ID:UPJgKI2o
>>912

視覚に頼ったが故の油断なのですか?
相手は能力者、一癖も二癖もあるのは簡単に理解できるでしょうし。

(───回避不要。)

【──捉えることは出来たものの】
【少女の脳がそう判断を下すと──右腕は、あっさりと斬られた】
【骨までは達しただろうか、少なくともこの戦闘中は使いものにならないだろう】

(《痛覚遮断》発動───対象は、右腕と胸部全体。)

(──《解析》までの行程をカット。)
(地面を対象とした《支配》を開始───)
(《 ゴースト・ハック 》、問題なく作動──カウント0、《支配》完了。)

(───容量不足、《 高速思考 》を削除。)

【これまでの思考を、僅かな時間で終える】
【回避しなかった分、念入りに準備をして────】

……──ほら、頭がお留守ですよォ!!

【───この言葉に、深い意味はない】
【だが、襲いかかるナイフは──"足元"から、やってきた】

【狙いは左膝──少女の意志も関係なく、無作為に貫こうと】
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:32:10.16 ID:TvCzBESO
>>921
いいぞ
【そして接近し】

次は手を増やす
【そう言うと空中に2本の刀が浮かび】

三龍閃
【居合の構えから腹部へと横一閃を放とうとし】
【その放った少しあとに空中に浮かんでた刀が相手の右肩に一本、左肩に一本と刀が縦に一閃放つように落ちてくるだろう】

/わかりましたー
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/02(土) 22:33:10.83 ID:GXx1QO.0
>>920
悪党っちゅうのは皆似た台詞を言うな・・・
それと大差ない言葉を昨日聞いたばかりだぞ・・・
【やれやれと言わんばかりの吐息をつき】
【顎に掌を当て、眼を少しばかり上へと向けた後】

どっちでもねぇなぁ・・・俺はちっと目に付いた悪党をぶっ飛ばしに来ただけさぁ
そして一つ断っとくが正義がなんだのかんだのって大義名分掲げるつもりは無い
【手を元の位置に下ろし、飛び降りる。最初から戦う気か?軌道の先は目の前に居る敵、自由落下の勢いをつけた重量のある蹴り】
【そして言う台詞からして正義の味方、と言うわけでもないようだ。単純な悪党嫌いか】

・・・どちらの武器を使うかな・・・
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 22:37:34.48 ID:ZRVJ2/60
>>916

…蛇足?今のはボクがきみに、ちゃんと質問したことだろうに。
其れに、そんなに肩肘ばーった喋り方してると、息詰まっちゃうよ?
流石の先生も、きみの『再教育』には匙を投げるかもしれないね……ヂィヒッ!

【この怪物とて、良識などと言うモノは欠片も備えていない―――只、相手の言葉を論うのが好きで仕方が無い、其れだけ】
【喉のつくりは人間と同じか、或いは別の発声法かは知れずとも、意外なまでの透明感を宿した声が『口吻から』、男まで飛んで行って】
【最後の一瞬、常人では発音から悩むであろう、奇怪極まりない嗤いを発した】

好いさァ、折角だし、その精神性から破壊してやるさ。どうせ笑ってないと維持できないチンケな魂だろうし?
求めるままに、欲望と衝動に背中を蹴られて力を振るうなら、無駄なプライドは捨てた方が愉しいに決まってるモンなァ…!

【言葉を上擦り気味に断てば、間髪入れず―――右腕をすっ、と持ち上げ、狙い定めて“砲口”を敵の胸部に向けた】
【刹那―――ごぅん、洪水が押し押せるそれ、そのものの響きと共に、凄まじい圧力で“液体”が、針ほど細いレーザー状に男へと放たれる】
【軌道は直線、然して、反動の大きさゆえに、左腕を肘の辺りに添えながら放つ奔流は、驚異的な速度と、細さ―――“貫通力”を持つ】
【命中すれば、小さくも深々とした穴が、筋肉や骨、内容物を穿って施され、凄まじい激痛に襲われることは想像に難くない】

(…参ったなァ、「Undine」を使うには、まだ準備不足だよォ)
(実戦投入はほぼ初めて…統合情報を刻まれてるからまだ良いけど、どう出るんだァ?)

【攻撃後、怪人は相手の方にゆっくりと歩み寄る―――遠距離攻撃の手段が有れば、射撃後の小さな隙を喰えるかもしれない】
【一方、地獄絵図の水面下で着々と広がる“ドロドロ”。お互いに直接拳を交えられぬこの遠さで、気付けるか分からない】
【そして、男に“助ける意志”があるかも霧に包まれ不明瞭だが―――少しずつ、蟻『地獄』よろしく、人々を“吸い寄せている”ようだ】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:37:59.69 ID:661lurgo
>>917
>>917

・・・その時はその時!
まぁ多分、食い下がると思いますよ?
私はしつこいですからねっ!

これは・・・ええと、どう対処すれば!?
とりあえず、下手な鉄砲もなんちゃらすれば当たる、です!

【考えがまとまらないうちに花びらが接近し、しゃがみ込む】
【近くの砂利を拾っては投げ拾っては投げ・・・】
【もちろん何の変哲の無いただの砂利ではほんの数枚を落とすのが精一杯だった】
【白い肌に幾つもの赤い線が入っていくのを見て、やむを得ず背中を向ける】

いっつつ・・・!
数が多すぎます!埒があきません!

【切れるのは肌だけでなく服もだ】
【黒いカーディガンにも何本も何本も裂け目が走り、やがてはらりと脱げてしまう】
【その瞬間、ドロッとした非常に密度の濃い魔翌力が彼女の背中周辺に現れる】
【しかし彼女が使うわけではなく、空気中に霧散していって、】
【カーディガンが栓がわりの壊れた水道管のように、魔翌力が駄々漏れになっている?】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:48:11.02 ID:e5kn1Wgo
>>926

「ふふふゥ・・・その強気も何処まで続くかしらねェ・・・」
【だが、先程の花びらで・・・光の塊は使い切ったようだ】
【男は、光が無ければバラに関するものを作ることは出来ない】
【もっとも、光自体はあるのだろうが・・・量が足りないのだッ!】

【先程の濃ゆい光・・・光の塊】 【それで体積が一対一】
【つまり、普通の光の場合は――もっと広い範囲の光が必要なのだろう】
【生成できたとしても】 【・・・弱いモノしか出来ない】

【彼女が光の塊を再生成するまでの間、彼らは攻撃手段を持たない】
【だが、光の塊が再生成されるのは時間の問題だ】

「あらァ、なんとも18禁指定を喰らいそうな状況だことォ」
{・・・でも、ちょっと・・・彼女の様子が・・・・・・}
{様子と言うよりは・・・何か、違和感を覚えるような・・・}
【彼らは、魔翌力を探知力に特別長けているわけではなく】
【ミーナから現れる濃い魔翌力を、感じはするものの】 【それを魔翌力と認識できず】

【ライトは、光の塊を再生成しようとしている】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 22:48:17.99 ID:cv.B5kAO
>>922
“油断”?

――ふ、…クク
まさかな 能力者が侮れないことは重々承知だが
此方は“斬らせてやっただけ”、攻撃が当たらねば楽しくないだろう?
…嗚呼 そんなことすら理解出来ぬ粗末な頭なのやも
食虫植物ゆえ、思考も儘ならぬらしい

【限りなく、果てしなく、上から目線、相手を見下す態度のまま】
【然しながら、それも単なる強がりに過ぎない。戦闘を継続せんがための】
【仮面の下では大粒の汗が絶え間なく流れ、呼吸も僅かに乱れている】

【右上へ振り切った小太刀を素早く反転させ、今度は左肩から胴を袈裟に斬るべく振り下ろさんとする】
【間合いと勢いを保ったまま攻撃するため、燕返しという技法を用いたが――】
【不慣れなのか、切っ先の反転から切り下ろしまでに僅かタイム・ラグが生じてしまう】
【この僅かなラグを活かせるだろうか、はたまたそのまま斬られてしまうか――?】
【――何れにせよ】

何、此方にはこの仮面が――

――……ッな、んだ?

【攻撃の成否に関わらず、刀を振り切るのと同時に左膝を地面に着くだろう】
【着いた膝から流れ出るのは、間違いなく赤い血液である】
【“ナイフ”の狙いは、寸分違わず左膝を穿ったのであった】

【仮面の人物が一時的に五体不満足になったこの状況、現在は機関員の少女が優勢か――!】

/すいません、風呂入ってきますので返事遅れます
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:49:49.63 ID:ABWzauso
>>924
阿呆が
”盾”をもっている相手に飛び蹴りが効くものか

【屋上から飛び降りる男を見上げ、包帯男は掴んだDQNを高く掲げる】
【包帯男の盾・・・いうまでもなく哀れなDQN、モブの運命なんてこんなもの】

「そんな・・・ひっ、ひでぶ・・・」

【彼の飛び蹴りをまともに受けたDQNは、口から多量の血を吹いて首を垂らし】
【そのまま全身からガクリと力が抜けて息絶えてしまった】

ふん、こちらとてこの男を始末する手間が省けたというものか
この点は感謝しようか、義賊気取りの者よ

【包帯男はそのDQNの骸を路地壁のゴミたまりに投げ捨てて】

そして、私に用があるようだが?
武器ならなんでもご自由に

【月明かりの元、見定めるようにじっと相手の出方を伺い―――】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 22:56:00.92 ID:0dvZKZw0
>>925

 言っていろクズその二=B次の瞬間、この俺が――ん?
(右手が――何か来る……!)

【普通は逆であろう、其の順番。奇怪な怪人を睨む、囚人は歪んで言いながらも――】
【その危機は何とか察せた。否――もし、奇襲でこの攻撃が来れば確実に避けれなかっただろう其の細いレーザー】

 クッ!

【普通ならヒヤッっとしている所。間一髪。本当に胸を貫きかねない其のレーザー。其れは囚人が左半回転してギリギリ避けられた】
【が――無理な避け方だったのか。少し仰け反り――】

(――おいおい、レーザーなんかありかよ……)

【小物的、否――経験の無かった。その攻撃。隙が出来るのは当然だった】
【――唯一、この者の異常さを伝える証拠≠ェ、裸足である事だった】
【気付かなければそれまでなのは言うまでもなく、同時に今の所人々所でも無い――】

【この者の実力。其れは「弱い」と感じる物なのかもしれない】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 22:58:33.88 ID:tJ9zlwDO
>>923
挑発に乗りやすいのはおすすめしないな、こちらとしてはやりやすいんだが
こうも簡単に考え通りになるのは、な
【構えていたページを全て上空へ投げ上げる】
【空中からキーナを囲む四方の地面に落ちたページがが輝き、キーナの真下に金色の巨大な魔法陣を作る】

相手から近付いてくれるならこちらは近付く必要は無い
つまり、心置きなく近距離の高威力魔法をぶっ放せる訳だ
手数も何も関係ないさ、ゴリ押しの力で吹き飛ばせばいい
――ライトバースト
【龍治の刀が届く瞬間、ページを投げ上げた左手で指をパチンと鳴らすと】
【魔法陣が光り輝き、キーナを中心にした全方向に衝撃波が発生した】

/ただいまっす
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 22:59:15.99 ID:661lurgo
>>927

あはは・・・!
そちらこそ、もう光が無いみたいですよ?
・・・・このチャンスを逃すほど私はやさしくないです!

【ここぞとばかりに再び接近を試みる】
【しかし先ほどと比べて動きがどうにも鈍い】
【かなりの量の魔翌力を垂れ流しているので当然といえば当然だが】

・・・!
そ、その違和感こそがあなた達を敗北に至らしめる最初のステップですよ!
大変なことになる前に降参しておいたほうが身のためですよ?

【言うまでもなく、ハッタリである】
【破片だけ残ったカーディガンを投げ捨てると、残ったワンピース一枚で】
【できるだけ不安を煽るような表情をしながら拳に力を込める】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:01:59.57 ID:zuj56lQo
>>919
(やっぱりこの程度じゃ策とは言えないか…)
(しょうがない…押して駄目ならごり押しで作戦開始)
(どうせ逃げるだけだったら凄いんだし)

【周りの二人は吹き飛ぶ】
【ただし、最後の最後まで腕を伸ばし、攻撃を仕掛けていた】

ぐっ…
うおぉ!

【攻撃を喰らいながらも腕を伸ばす】
【それは明らかに弱々しい】
【こんな子供に此処までさせる要因は不明だ】
【刀とのつばぜり合いの様な状態に持ち込むつもりらしい】
【血が流れている、明らかな的だ】

/了解しました、幸いにもこちらが敗けそうなので容赦なくやって大丈夫です
/そして更にごめんなさい、書き込む直前に別なトラブルになりました
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/02(土) 23:02:32.65 ID:GXx1QO.0
>>929
きゃあ〜、人を盾にするなんてこの人外道〜・・・
【感情のかの字も無いほどの棒読み、DQNと記されてるだけあって別に其処の男を助けようと思った訳ではないようで】
【男を足場に蹴った勢いでまた跳躍して一回転して着地】

義賊とか・・・人を物取りみたいにな・・・人に正義ってレッテル貼るのやめてくんねぇかな、全く
【あー、と唸りながら面倒臭そうに後頭部をポリポリと掻き】
【二つのレッテルを貼られてることに文句を垂らす】

じゃあ武器は俺の体と行こう
お前に用なんか無いって言ったはずだ・・・ん?
【と、そこである親子からこんな容姿をした奴の事を聞いた時を思い出す】
【して、腰にある剣を使わないようだ】

・・・あぁ、草陰ハルに付いてたとか言ってた奴かな、ラギデュースの旦那が言ってた・・・
これは如何したもんかな・・・いや、ぶっ飛ばす事に変わりは無いのだが・・・
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:02:43.38 ID:TvCzBESO
>>931
しまっ………ぐはぁ!!!!
【刀ごと巽は吹き飛ばされる】

ぐっ……
【巽の身体からギシギシと音がなり刀が消え始める】

この…ヤローが!!
【ダメージは小さくはないのだろう苦しそうにしている】

/おかえりなさーい
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:02:51.13 ID:UPJgKI2o
>>928

【ナイフは刺さったまま、もう動くことはない】
【プログラミングされたのは「刺す」という動作のみ──引き抜きはされないのだ】

……強がりは、良くないですよォ
では、僕も貴方に習って言わせて貰いましょうかァ───

……───くれてやったんだよォ、この右腕はッ!!

【歪んだ笑みを浮かべながら、大声で叫ぶ──】
【もう飾ったような、可愛らしい口調など欠片も残ってなく】

…………チィ!!

【ラグを利用して、上体を反って回避しようとするが】
【完全には無理で──胴体の一部が、切り裂かれる】

【確かに、今のところは少女が優勢であるものの──】
【負っている傷は決して浅くなく──そこまで、優劣に差はないか?】

【───そして、左の拳を握り締め】

……あああァァッ! てめぇがボクをイラつかせ続けるっていうのなら!

────まずはその仮面をぶち壊すッ!!!

【反った身体を戻す勢いを利用して──仮面を狙って、そのまま殴り抜けようとする】

【───だが、左手は彼女の利き腕ではなく】
【痛覚を遮断しているとはいえ、胸部の傷──MAXの威力とはお世辞でも言えないだろう】

【けれど、それでも無視できないのは──この少女の、見た目に似合わぬ異常なパワーか】


/了解しましたー
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:04:52.47 ID:UWBty2SO
【路地裏】
嗚呼、良い月だ。

【背中に鈍い金色のギターケースを背負い、黒いテンガロンハットを被り、長い赤いマフラーを巻き、上は古黒龍の鱗により精製された漆黒のトレンチコート、下は抹茶色の長ズボンという服装】

いないもんだなあ、俺を殺せる奴なんて。

【瞳は蒼く、虚ろで、髪はメタリックブルーのボサボサの長髪、右腰には古黒龍の牙で造られたマシェットナイフ、右耳に混沌とした色の雫型のピアスをつけ、青いペンダントオルゴールを首から掛けた青年が歩いている】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:08:09.48 ID:tJ9zlwDO
>>935
どの野郎が?
「いい加減にせんか」
【ニヤリととぼけるキーナの頭を、セラフィルが翼で叩いた】

…まぁ、なんだな
お前じゃ俺には勝てん、諦めてくにへかえるんだな おまえにも かぞくがいるだろう
【一瞬頭が平らなあの人見たいな顔になったがすぐ戻った】

「…こ奴の言う通りだ、これ以上不毛な戦いを止め今すぐ撤退しろ」
「そうすれば、これ以上は危害は加えない」
【対して竜は至極真面目な表情で龍治を見詰め】
【飴と鞭とは正にこのこ…いや、違うか】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 23:11:22.18 ID:ZRVJ2/60
>>930

全く、さっきからクズクズ五月蠅いねェ?
いやァボクも悪人だけどさ、囚人服着て靴も履かない、そんなきみには死んでも言われたく無かったよ。
……んっ、そうだ、また一つ聴こうかな。

【経験が少ないのは同じか―――だが、此方には“カノッサ機関”のある人物が掻き込む様に集めた“データ”が有る】
【所謂格闘技や武術、一般的よりも幾許か“深い”部分までの情報は経験したかのように記録され、『能力』についてさえ、基本的な予備知識は備えて】
【そして、見ての通り彼は『人間では無い』―――相手の醜態を尻眼に、一定の余裕を保ち言葉の槍を投げるのは、当然とも言えようか】

―――きみの言う、「クズ」って、なぁにさ?
敢えて推測とかしないからさ、こっちも後腐れなくお家に帰れるように、バッチリ定義してくれないカナ?
じゃないと観客の皆さん、この程度の虐殺悲劇じゃ詰まらなくて席を立っちゃうもの。

【言葉を中ほど紡いだところで、一呼吸入れて―――地表をたん、とリズミカルに強く蹴り上げ、『歩行』が、『走行』へと遷移するッ!】
【まだ全速に達さぬそれは、明らかに通常の人間の疾走を凌駕するスピードで、相手の動きに注意を払いつつ、問いかけと共に着実に迫るだろう】
【この時、まだ攻撃は無いが―――ぐちょり、件の右腕で、掻き混ぜられる不快な水音が、長期的に蠢く様になる筈だ】
【何が起こるかは未だ知れないが、無意味な行動の範疇に含まれぬ事は、間違い無い…】

【防衛を一時放棄し、わざわざ自分から相手に近づくのは、人間との取っ組み合いなら負けないという判断、そして問い掛け捕獲せんという意志の顕れ】
【重力が増したように、コンクリートの道が意志を持ったかのように、拡大したドロドロに“観客”は沈み込み始める…】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:13:10.48 ID:e5kn1Wgo
>>932

「・・・ふふふゥ、私が生成できる光の塊ィ」
「誰がァッ!」 「何時ゥッ!!」 「何処でェッ!」
「1つだけと言ったかしらァーッ!」 「この光の塊は確かに生命線だけれどねェ」
【光の塊を1つ、彼女は生成した】

「ほらほらァ、動きが鈍くなってきているわよォ」
【ニヤニヤとした嫌らしい笑みを浮かべながら、そう言う彼女】

{んー、でもですね} 「なァーにィ?」
{違和感の正体ってなんでしょうね・・・} 「さァねェ、まァ倒してしまえば良いじゃあないのォ」
{あの言葉が本当かはともかくですよ、・・・警戒するに越したはありません}
「まァ、それもそうだけれどねェ・・・」

{・・・そう言われましてもね・・・僕たちは資源と従業員を確保したいんですよ}
「そう、私たちはァ・・・この世界に持ち込める員が限られているからァ」
「資源と共に確保しているだけの話ねェ」 「まァ・・・出来れば強ォーい奴を捕まえたいところかしらァ」
【そして、男は光の塊へと触れようとしている】 【もし、触れたとしたら・・・次の攻撃が来るッ!】

{ところでライトさん・・・} 「んゥ?」 {色々べらべら言い過ぎた気がしません?}
「別に良いんじゃあないのォ」 「いずれェ・・・"世界中に名を轟かせるエコエブル"の記念すべき初襲撃だものォ」


【一方・・・最初の方に離脱したエコモトは】 【現在、資源の確保を頑張っているところだろう】
【従業員は・・・いまだ、ツルに縛られたまま】 【夜は・・・どんどん更け行く】
941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:15:17.05 ID:jnwzddMo
>>933
【背後の二人が吹き飛んだ為、後方の障害物が無くなる】
【正面から受けた衝撃に、そのまま後方に吹き飛ぶ】
【結果、鍔迫り合いは成立せず】

………どうしようかしら

【地面に仰向けに落下しながらも、何処か冷めた様子】

【刀を鞘に戻しながら、吹きあげた血を両手に受けて】
【それでも受け切れない大量の血が、顔に雨の様に降り注ぐ】

【衣服を赤くしながら、地面をごろりと転がって】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:15:43.48 ID:ABWzauso
>>934
名も知れぬ強盗風情が一人死んだだけだ
いきなり蹴り付けるお前のほうも十分外道だが?

【吐き捨てるように、そう言ってチラリとDQNの死体に眼を移し】

そうか、正義の役どころは嫌か、それは失礼した
こういった場面で現れるのは正義か義賊と相場が決まっているからな

【腕を前に構えて、じっと視線は男から移さずに】

ラギ?数ヶ月前だかにそんな男がいたな
妙にスノードロップに絡んでくる男だとは思っていたが・・・

と、すればお前もあの男の知り合いか・・・ふむ・・・

【眼を少し細めては首を捻っては思考を巡らせて】
【男を警戒するように構えていた腕をおろして顎に手を当てた】

/ごめんなさい、眠気がちょっとアレなんで、今回会話ロールのみで勘弁してもらえますか
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:17:20.44 ID:TvCzBESO
>>938
ふざけるな……バーローが!!
【ギシギシと音がなり両腕、両足が龍みたいな機械の腕と足へと変形し】

ここまで虚仮にされて……
【背中に機械の翼が現れ、ドリルがついた機械の尻尾がはえ】

引き下がれるか!!!バーローが!!!!
【身体が機械のボディーへと変化し、顔がガシャンガシャンと音ともに龍をモチーフにした機械のフルフェイスヘルメットみたいな頭に変形する】

【どうやらコイツも機械……いやコレの場合はサイボーグというべきだろう】

ここで貴様らを潰す!!バーローが!!!
【そして両腕に電流が走り始める】

【だがまだダメージが残ってるのかまだ攻撃には移らない】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:26:40.07 ID:661lurgo
>>940
一つが二つになったところでそう大差ないです!
要は、あなたを倒せればいい、それに違いはありません!

【顔には明らかな疲労の色が見え始めた】
【力を振り絞るように走る、走る】

それなら・・・それなら、こんな方法をとらなくてもいいではないですか!
この従業員さんたちは普通に働いてるだけですよ!?
人数が必要なら求人出すとか平和的な方法があるのに!
資源だってここ以外に世界に採掘されてない鉱山はいっぱいあります!

【荒くなっている息を整えるために一度深く吸い込む】
【そして吸い込んだ息を全て吐くような研ぎ澄ました声で】

もっと地道な努力をしないとダメです!
こんな他人を犠牲にして自分が進むやり方、絶対にみとめませえええええんっっ!

【足元に不注意だったか、埋まっていた石の出っ張りに足を引っ掛け】
【幸か不幸か勢い余って光の塊に飛び込むような形になってしまう】
【止めるのは恐らく容易だが、止めなければ───】
【彼女の漏れ出る魔翌力と光の塊が混じり、何が起こるか分からないだろう】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:26:57.83 ID:tJ9zlwDO
>>943
…やれやれ、ガッツがあるのはいいがな、あまりしつこいと女の子にモテないぞ
【変身した龍治を見ながら、左手で眼鏡を上げ】

…そんな奴にはどちらが上を教えてやるのが一番か
【そう言って、魔導書を持つ右腕を上げて】

セラフィル、目には目だ
存分にやってやれ
「…了解した」
【魔導書から全てのページが独りでに破れ、セラフィルの周りに集まり】
【セラフィルが金色の魔法陣に包まれて、セラフィル自信も白い光に包まれて形を変えていく】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 23:27:48.24 ID:0dvZKZw0
>>939

 ――ハハハハハ!小物に侮辱されて悔しいかっ!?

【少し仰け反りながらも――体勢を立て直し、少し前屈みになりてだらりと両手をぶら下げ】
【狂気に笑うこの者は、やはり他の一般市民とは違う何かが抜けていて――】

 ――いいだろう、教えてやる……クズとは、平和を乱す者だ!

【頭だけ、奇怪な怪人へ向けその眼は、確かに死んでは無く――】

 それ以外の、何者でも無い! 他に質問は有るか!?

クズ≠
(観客――成程。怪人出てきて人々が襲われて。このタイミングで出るべきは――)

【吐き捨てるかの如く。――不気味に微笑する】

(正義か――)

【人間の疾走速度なのが功を相したか先程の半身の構えに戻れ】

(くだらん――。運が悪い奴等よ……だが、奴等を殺す訳にもいかん)
(此方も意地を張っている場合ではないのかもしれない――)

【狂気の笑いを、貼り付けるのであった】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 23:28:13.52 ID:cv.B5kAO
>>936
クク、それは有難い…
その勢いで、…其方の舌筋、此方に、“くれてやれば”
尚有難いのだがな、小娘?

【引き抜けばそれだけ出血も酷くなるし、況して刺突箇所が脚とくれば尚引き抜くことは出来ない】
【故に、刺さったナイフに手を遣る事すらせず。息も切々に減らず口を叩き続ける】
【彼女の挑発に乗らない辺り、プライドも何もあったものではない】

【迫る拳を回避することはなく、顔面に尋常でない力の殴打をブチ込まれた】
【パキ、とヒビの入ったような音が鳴り、続いて仮面の人物の上体が仰け反る】
【胸部の裂傷は仰け反った際、悪化して出血量を増加させ】
【また、纏う着流しは女性的な身体のラインを浮き立たせる――?】

――か、はッ…!
…それで、仮面が破壊出来ると思うなよ、うつけ

【然し、響いた音は、仮面が破壊されたそれではない。差し詰め骨か何かが折れた、と言うところか】
【殴ったその拳には、存外に軟らかな感触が伝わったことだろう】
【――――棕櫚皮とは、幹の鞘部にある強靭な繊維のことである】
【そのため、棕櫚皮で構成されたこの仮面は「板」よりも「布」に近いものとなっているのだ】
【顔面に受けるダメージの緩和までは為されないが、それでも仮面だけは燃やすか引き裂かない限り壊れることもない】

先ずは その腕をくれ

【上体を起こしつつ小太刀を鞘へと納めながら】
【少女の左手を、同じく左手で掴もうとする】
【ぎこちない動き、さほど出ていない速度。全ては、胸部の裂傷により】
【冷静に対処すれば、回避は困難でない筈である】

/戻りました!
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/02(土) 23:28:15.77 ID:GXx1QO.0
>>942
悪党風情が人の事を強盗風情などとな。同類だろ?お前ら?

外道に対してなぁんで礼儀を払わなければならんのだ?俺は狭量なんだ
【ふん、と鼻を鳴らし、右足を一歩踏み出して自身を狭量と述べる】
【その狭量ゆえか、敵に対してはとことん冷たいのだろう】

俺はただの悪党嫌いだ、周りで見知らぬ人間が死んでたって俺に関係が無いならどうでも良い
そんな男が正義の味方なんて謳われるのはチャンチャラおかしい、そう思うだろう?
【関係無いなら、文字通り自分に関係ないなら言葉通りなのだろうが】
【それが知り合いなり、自分が原因で何かに巻き込まれたりした場合についてはどうなのだろうか】

それゃあ絡みたくもなるだろうよ、仲の良い知り合いが記憶失った上にあくどい奴に都合の良いこと吹き込まれてたら、なぁ?
まぁ、お前もそんな事は知らないんだろうが・・・あくまで予想だが、あれがスノードロップの名を使ってから知り合った仲だろう?
【先程の体制から微動だにせず、何処か読みきれない感情を瞳に秘めながら言葉を綴り続ける】

/了解
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:30:42.59 ID:TvCzBESO
>>945
くたばれバーロー!!!!
【先程より速いスピードでキーナに向かいタックルをかまそうとする】

【だが速いとはいえ動きは直線】
【回避や防御は可能だろう】

【だが防いだ時に電流をまとった腕に当たる可能性が当たるかもしれないから回避の方がいいだろう】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:39:07.46 ID:zuj56lQo
>>941
…ふぅ……
(何とか生きる事は出来た…見逃して貰っただけなんだけど)
(やっぱりアレを使わなきゃ勝てない?)
(でもアレを使うと能力の利点が活かせなくなるし…)

【一方こちらは地面に膝をついた】
【そして自らの能力で生み出した物が全て消えた】
【息が荒くなる】
【追撃はない】

【そのまま倒れてしまった】
【しばらくは動けないだろう】
【意識はまだあるようだ】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:41:25.76 ID:zuj56lQo
/す、すいません、誰か代理お願い出来ますか?
952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:42:40.59 ID:tJ9zlwDO
>>949
【回避行動もせず、その場から動かないで】
【龍治のタックルをくらい後方に吹っ飛んで地面を何回かバウンドし転げ回って仰向けに寝転がる】

…やれやれ、警戒も見送りもせずにまだ突っ込むか…考える回路がイカレたか?
…今、俺を攻撃した事でお前は隙だらけだ
既に攻撃の役目はあっちにあるって言うの…楽に解ると思うがな
【寝転がったまま、左手で眼鏡を直し呟くように言って】

セラフィル、今なら出来る
「――――承知した!!」
【キーナがそう告げた瞬間】
【光の魔法陣を突き破り、姿を現す白い巨躯】
【純白の羽毛と鱗が生えた体、蒼い瞳、金色の体毛が胸を覆うワイバーン…セラフィルの真の姿】

「終わりだ――!鉄の者よ――!」
【魔法陣から飛び出た、その次の瞬間】
【その口を開いて、強靭な牙と顎で龍治に噛み付こうとする】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:44:44.91 ID:UPJgKI2o
>>947

そんなの、ダメに決まってるじゃないですかァ!!
貴様に命までくれてやるような物好き、どこにもいませんよォ!!

【──相手は武器もしまい、自身が有利な状況】
【ここは追撃を優先して──抵抗もなく、左手を掴むことに成功するだろう】

───ほらほらほらァ!!!

【相手の背後──その、真下の地面から】
【土で出来た腕が伸び出し───】
【上体を起こしつつある相手の後頭部、そこの仮面を掴もうとする】

/お帰りなさいませー
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:45:23.77 ID:UPJgKI2o
>>951
/いってきまーす
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 23:46:36.37 ID:ZRVJ2/60
>>946

平和を乱す?…冗談じゃない、どうせ「きみの周りの」平和だよ、ソレは。
何でかと言えば、その定義だと、この世界にはクズしか居無くなる。きみも、きみの大切な人でも、何かしら平和を乱して生きている。反論できる?
後、平和を乱してるヤツの平和なら、乱しても良いの? …そのきったない顔、鏡で見てくればいいのにサ。

【相手のアイデンティティを破壊する為に、少年の声を響かせ続ける】
【言葉尻を取れば、相手の“クズ”とやらの定義は、外れそうな程に緩い―――突破口を見つけようと、畳み掛け】
【そうしている間に、怪物は、巨躯に強脚の彼なら“踏み込もうと思えば踏み込める”5メートル程度の距離を維持する様に動こうとするだろう】
【其れを拒絶するつもりなら、何かしらの遠隔攻撃手段を用いて、物理的に、鮮血と断罪のNOを突き付けねばならない筈】

簡単な言葉で自分を定義すると、足元を掬われるンだよォ。
…で、それにしても、何でそんなに狂ったのかな?家族が殺された?家族に苛められた?
他には兄妹が殺された殺した、とかレイプされたとか、或いはそっちが先に気ィ狂わせたとか―――チープな悲劇は、色々あるけどねェ?

【走りながらでも絶対に舌を噛まないのは、そう『デザイン』されているから―――造られた当初から、舌戦を想定している】
【比較的ありがちであろう“悲劇”のパターンを次々と並べつつ、凍り付くほど冷静に、絶え間なく動きながら、水音を依然湛えた右手を掲げ】

まっ、差し当たってはァ……≪トラップレイン≫。
さあ、過去が記憶が、きみを縛ることを願って…キュヒヒィ!

【ぶしゅん―――渦を巻いた“液体”が、男と怪人の間の上空、花火の玉の様に打ち上がって】
【直後、其れは“爆ぜる”―――重力と、解放された強烈な圧力。凄まじい勢いで、周囲の空間の彼方此方に、液体が降り注ぐ事だろう】
【もし命中すれば、小さな球形であった其れは、軽く殴り降ろすような衝撃を男に与え、同時に糊の如き『粘性』を発揮し、付着】
【男の服に肉体に絡み付いて、動きの速度や精密性に威力以上のダメージを与えることすら在り得る】

【……もし、掲げられた腕を“後ろにまで”一気に反らす手段が有れば、話は変わってくるのかもしれないが】
【今度は先ほどより勢いが弱いぶん、空いた左腕を護身のために構え続けている―――其れなりの策は講じなければ、却って危険かもしれない】
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:46:48.54 ID:ABWzauso
>>948
強盗と同類?冗談じゃない、私たち機関の仕事はこんな泥仕事であってたまるものか

正義屋にあらずの悪党嫌いで結構結構
もっともこんな世の中、一歩路地裏に踏み込めば一切の法の光届かぬ闇の世界よ
失踪者に身元不明の死体、いずれわからぬ無縁仏の山だ
なにもお前の考えが特別オカシイとは思わない

【包帯男は足でこつんとDQNの死体を蹴飛ばして】
【ぐったりとしたDQNの死体はゴトリと仰向けに転がり】

【「例えば、こんな死体が一つ、なにも珍しいことはない」、そう付け加え】

あの時の男もスノードロップを見て「草陰ハル」だといっていたな
どうもあの娘は機関員以外にモテルらしい

【ふぅん、顎に手を当てしばらく考え込み、また男をじっと見定めて】

で、仮にスノードロップが実際は「草陰ハル」だとしたら、お前はどうするんだ?
強制的に拉致してでも、Justiceだか連合だかに連れ帰って匿うつもりか?

そして、ナンバーズ≪No.10≫の拉致などと、そんな狼藉を・・・
我ら機関がみすみす見逃す、とでもお考えかな?

【月明かりの元、声の抑揚に変わりはなくとも、その文脈から読み取れる問いかけ】
【―――お前はあの娘になにをするつもりだ、と―――】



/ありがとうございます!
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/02(土) 23:48:56.11 ID:ZRVJ2/60
/>>955に追記

【なお、液体の流星群の間隔は、思いの外狭い】
【“上に視線を向け続ければ”、男の身体能力でもほぼ確実に回避できるだろう】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:48:56.82 ID:zuj56lQo
>>954
/ありがとうございます
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:49:15.27 ID:TvCzBESO
>>952
テメーをヤレばいいだけの話だ!!バーロー!!
だがゴキブリみたいにしぶてえな!!
【そう言い両腕をキーナに向けるが】

チッ!!!
【完全にセラフィムに気を向けてなかったらしく】
【セラフィムに右肩を噛み付かれバチバチと音がなり】

離れろ!!!バーローがぁぁぁあ!!!!
【自分を中心に半径1mに電撃を放とうとしセラフィムを振りほどこうとする】

【確かにコイツは強い】

【だが怒りで我を忘れてしまうのが弱点でもある】

【……終わりは近い】
960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:49:24.02 ID:jnwzddMo
>>950
【地面を転がる少女の周りへ、紫色の霧が集まってくる】
【姿を隠す程に深い霧、それに包まれて】
【何時しか、少女の姿も、とけるように消えていく】

……泳げないからこの国嫌い

【風が一吹き、霧を吹き散らし】
【そして、少女は何処かへ姿を消した】

/先のレスと言いこのレスと言い、中身薄くなっててすまない
/だけど申し訳ないんだが、ちょっと眠気が危ない状態で、此処で退かせてもらえれば
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:50:12.09 ID:UPJgKI2o
/次スレ!
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1286030862/
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:53:50.91 ID:e5kn1Wgo
>>944

「・・・確かに、それには違いないわねェ」
【走るミーナを追撃しようと、狙いを定めるタノー】

{良いですかお嬢ちゃん} {大人の事情なんですよ}
{ちなみに、・・・求人はしていますよ?} {普通の会社員ですけど}
{こう言うブラックな面は・・・あまり見せたくありませんのでね}
{それに自然と経済、2つのエコの為には・・・少し荒い手段も必要なのです}

{私達はあの世界で頑張っている社長の為に、新技術のために}
{元社長で・・・エコエブル創始者のエコモト様の為に}
{私達の技術を発展させ、スローガンを達成するため、この世界に来ただけです}
{・・・とある人物の協力のもとにです}

{そして・・・}
{――進むためには犠牲も必要なのですよ} {それが、世界の摂理}
「そゥ、何かを犠牲にしなければァ・・・何かは発展しないのよォーッ!」
【そして・・・追撃しようとしたその時ッ!】 【光の塊へ向けて突っ込んでくるミーナ】
【そのまま、光の塊と魔翌力が混ざり合い――】


  「ねェ、まさかでしょォ?」

   {これは・・・予想外です・・・}


   【BOMB!】


 【―― " 爆 発 " 】


「キャアァッ!」 {ううお・・・ッ}
【2人は光の爆発を受けて、吹き飛んだ】
【・・・幸い、と言うのだろうか】 【爆風は、彼らの方を中心に飛んだ為・・・ミーナへ行く爆風は比較的少ないようだ】


/すみません、見逃していて遅れました
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:57:36.96 ID:tJ9zlwDO
>>959
「くっ…!!この…程度…!!」
【噛み付いている状態が故に、電撃をもろに受ける事となる】
【しかし流石は竜と言った所か、顎の力は衰えず】

…セラフィル―――
【そんな中で響く、一つの声】
―――頑張れ。
【彼は倒れた体制から状態を上げて、地面に座ったような体制でそう告げた】

【その短い、たった四文字の励ましを受けてセラフィルは】

「…言われ…なくともっ!!!」
【電撃を受けながらも、更に顎に力を込め】
【急に首をのけ反らせ、龍治を空中高くに放り投げようとする】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/02(土) 23:58:02.75 ID:zuj56lQo
>>960
ぐ…消え…

【しかし消えたのを確認しても何も出来る事はない】
【そしてそのまま意識を閉ざした】

【ちなみにその後不運な男が攫ったのは言うまでもない】
【そしてその男が殺されたのも、勿論言うまでもない事だ】

/こちらこそこんな時間までつき合わせて申し訳ないです、本当にごめんなさい
/ではお休みなさいです、良い夢を
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/02(土) 23:59:51.37 ID:GXx1QO.0
>>956
・・・そうだな、そこんじょそこらの強盗などより遥かに悪質で同類とはとても言い切れん

昔はどうだか知らんが今の機関は組織としての目標も無い単なる悪党組合、言っちまえば単なる悪人の集まりに過ぎん
まぁ以前の事件は頭の無い組織の割には頑張ったと褒めておこうか?
【ふ、とやや首を下に向け、見下した笑いをこぼす】
【機関などでかいだけの烏合の衆だと、そんなものは下劣悪質、泥仕事などより遥かに下だと直接口にせずとも語っている】

だとしたら、じゃなく草陰ハルなんだよ。それにお前の言う組織に係わり合いがあることにはあるが連れてく気も無ければ今連れて行ける状況でもない

ただ、こちらから呼びかけてその記憶を取り戻させて見せようじゃないか
そして俺の問いにも答えてもらおうか。仮に記憶が戻ったとして、
彼女が俺やラギデュースの旦那が言うような普通の女の子だった場合お前は如何する?
ラギデュースの旦那から聞いた話じゃあんたはあの子の護衛のようなもの、と聞いた気がするが
【特に自信があるわけでもない、特にあの草陰ハルと深い仲だったわけでもない】
【にも拘らずこんな風に彼が動くのは・・・やはり悪党の成した行動を嫌うが故か】

・・・で、記憶を失った草陰ハルに都合の良いことを吹き込んだ悪の天才、カリナトゥスとやらは元気にしてるかね?
【とやら、と言う辺り直接の面識は無いと見て良いだろう】
【まぁ尤も知識はそれなりにあるのだが】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/02(土) 23:59:58.96 ID:UWBty2SO
【火の国、鉱山】
今頃、お祭り騒ぎネ……出来ればワタシも参加したかったナ……

【緻密かつ意味不明な模様の、翠の男性用チャイナ服を着た、明るい赤髪オールバックで糸目、出っ歯が特徴的な優男っぽい青年が、採掘用のスコップを持ち、そんな事を呟きながら歩いている】

(まあいいネ。向こうが騒いでる間に、誰も居ない鉱山でコッソリ作業……これが一番楽ヨ)

【狙いは、鉱山資源であろう。その割にはスコップだけしか道具を持っていないのが不自然だが】
【鉱山の入り口には、複数の機関兵士や輸送用トラック。恐らくはこの青年もまた、機関員……何か、策あっての行動】
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:04:40.51 ID:i4FUPwAO
>>953
…だろうな、それが普通だ
誰とて生きたいと思うよな

【ふ、と零した笑声は、今までと毛色の異なるそれで】
【武器こそ納めはしたが、鞘から手は離しておらず】
【腰を浮かせ、片膝を立てているままのこの体勢――彼奴の狙いは、と言うと】

然しな 抵抗もせず掴まれるなど
余程、自信があるらしい――

  ―― 抜刀 八千矛=I

【後頭部、仮面が土の腕に掴まれた刹那、少女の左腕(――正確には、関節の辺りを)目掛けて素早く刀を抜き放つ!】
【――抜刀術、居合抜。大道芸でなく、斬り殺すための技術。斬り落とさんと、少女の右腕に兇刃が迫る】
【……しかしながら、片生りの技術でもある。狙いは甘く、抜き放つまでにはタイム・ラグも生じる】
【狙いが定まるまでに対処するか、或いは追撃を継続するか、それとも別な手段を用いるか】
【どのようになっても、仮面の人物は次に行動を起こさないし、起こせない】
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:04:46.08 ID:rqL/0xMo
【魔術協会/図書館】

【クリーム色コックコートを着た、蜂蜜色ポニテの女の子が、背凭れの無い椅子に座っている】
【紅茶を思わせる虹彩の瞳を持っていて、身長は角砂糖を一列に積んで133個分】
【ミルクセーキのように滑らかな白手袋で両手を覆い】
【チョコレート色の警棒を腰に吊っている】

前臨床実験〜
なんだか、わたし
段々魔女っぽくなってる気がするです
魔術協会に引きこもってる感が否めねーです

【机の上には、羊皮紙を束ねたレポートとペン立てに刺さった万年筆、インク壷と】
【金属製のケージ。五匹のハツカネズミが、檻の中で忙しなく歩き回っている】
【それから、黄金色の液体が充填された試験管と、ケーキ等の乗った皿】
【図書館内に生物や飲食物を持ち込むのは駄目かもしれない、8割5分くらいの確率で】

……まあ、これ以上ジョブを重ねるとお姉ちゃんのみたくなるから自重自重、です
人体の1375gに対して検体の脳髄は0.4g、本来の適正量が200mlとして、えーっと……?

…………

【天井を見つめても、別に答えが書いてある訳も無し】
【椅子をカタンカタン、前後に揺らす】
【※足が届かない】

…… うん、一滴くらい、ですっ

【計算を放棄して、試験管のコルク栓を抜いた】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:05:50.76 ID:dPwGP5c0
>>955

(――俺は何を矛盾しているんだ……?)

【クスクス笑う。まだまだ笑う。その精神、そのプライド。捨てる事を知らず】
【能力によって、捨てる事も出来ず。獣≠ノなろうにも其れが決定打とは思えず】
【正に八方塞の状況においても、笑う気力。其れは能力が齎すのか。其れとも――】

 そう。俺は平和を乱している―― そのくらい分かっている
 だが、行動≠オなければどうなる!?世界は全て終わる!


 警察…Justice…くだらん!くだらん!く だ ら ん!


 ―― そんな者達にいつまで頼っていやがるんだ、其の観客共とやらは!?

【其の怒りは、被害者である筈の観客に向けられた――】
【正義による、侮辱。其れは止まらず。同時に、抵抗しない観客にも歪む言葉を――?】

其れに≠セ

 俺には……過去は無い!過去など必要ないのさ……何故だか分かるか?お前達に分かるか!?

【一歩。また一歩。後進する――避けられるか!?】
【無理だ。この者にはその身体能力は無い――左腕が、封じられた】

 クゥ…――俺はすべてを捨てた!己の能力によって!

 富も!名誉も!力までも!それでも……それでも――!
 俺は、絶対に自分は捨てない――捨てられる物か!

【其れは怒号として、吐き捨てた】
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:06:56.15 ID:ZkTZBUSO
>>963
ぐっ……馬鹿な!!馬鹿な!!!ぐぁぁぁぁぁあ!!!!
【空高く放りなげられ地面へと落下しそのままドスン!!!と言う音が響き渡り地面に倒れているだろう】

『……やれやれ。様子を見にくればまったく』
【そういう声と共にキーナの背後から何者の声がする】
【振り向けば、スーツをビシッと着て、黒い長髪を後ろに結んだ、眼鏡の女性がいる】

『私共の部下が迷惑をかけてしまったようで。大変申し訳ありません』
【どうやら敵意はないようだ】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 00:10:44.34 ID:2qwmgeAo
>>962

───きゃああああっ!!??

【目の前を包み込む閃光に目を開けていられず瞑る】

【少なくても爆風。軽い身体は後ろへ浮き飛び、横向きに倒れ】
【そのままごろごろごろごろと約25m程砂利道を転がった】

うっ・・・げほげほっ
まさか、爆発するとは・・・
やりましたかね?

【爆発の煤と土で汚れたワンピースをはたきながら立ち上がる】
【砂埃で視界は悪く、晴れるのを待つよりほか無い】
【彼女の足元はふらふらで、正直立っているのがやっとといったところか】
【歯科医の晴れた向こうにあるのは勝利か、それとも・・・】
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 00:12:40.45 ID:gJJdiVEo
>>967

自信があるに決まってるじゃないですかァ!
既に、この戦いにおいてのイニチアシブはボクが────

────ッ!!

【──少女の決定的な弱点は、戦闘経験の少なさにある】
【抜刀術などの技術の事なんて、頭の隅にすら無かったに違いない】

【咄嗟に、反射的に、"仮面を掴んだ腕"で頭を引っ張ろうとし──】
【それによって、相手の体勢を崩そうとする】

【───成否にかかわらず、刃は右腕を切り裂くことになるだろう】
【切り落とすか、大怪我レベルで留まるか程度の違いはあるだろうが】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:12:48.06 ID:skoWEkDO
>>970
「…それだけ重ければ、地面との接触も痛かろう」
【地面に落ちた龍治を見据え、焦げ付いた頭を軽く振って呟いた】

おーなんだなんだ?“奴は我等の中でも最弱”って展開か?
正直そんなすぐに打ち切られそうな展開はマジ勘弁だぞー
【グイン、と座ったまま首をのけ反らせ】
【逆さまの頭で女性に顔を向ける】
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:16:11.93 ID:u.KlDbMo
//護君の方いらっしゃいますか?
//お待たせしてすみません、昨日少女&チンピラ勢の者ただいま帰宅しました
//もしいらっしゃいましたら、>>671への再開レス、お願いしますー
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:21:17.39 ID:ZkTZBUSO
>>973
ぐっ……ミリュ…なんでテメーが…
『ですから様子を見に来ただけですよ。この調子では貴方の負けですね』
俺は負けて……ぐっ
【ミリュと呼ばれた女性が眼鏡をクイッとし、巽は立ち上がろうとするが動けない】

『流石にそんなソードマスターでヤマトな展開はありませんよ』
『あ…私レイント社の社長秘書をしていますミリュと言います。以後お見知りおきを』
『もし兵器のご購入を考えてる場合はこちらにお問い合わせください』
『小型兵器から大型兵器。ガードロボットからメイドロボまで色々と用意できますので』
【ちゃっかり宣伝しながら名刺をキーナに渡そうとする】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 00:22:20.83 ID:VQf0b5Qo
>>965
なるほど、現行の組織自体に求心力が失われてきつつあるのは認めよう
しかし今は単なる緩期にすぎない、いずれ以前のような活気ある組織に戻るだろう
それは単なる時間の問題に過ぎない

新興≪R.T.P≫に桜の妖勢、不死鳥の一座にノアのサーカス団・・・
いずれも戦火の火種に事欠かない
だが、終ぞ世界を掌握するのはこの機関に他ならない

【包帯男は憤激も、反感も、卑屈も、一切の表情を見せずに】
【対峙する男の笑いにも、顔色は変えずに淡々と返答をして】

ふん、あの娘の記憶、ねぇ

彼女はナンバーズにおいてNo.10の上位ナンバー、存在すること自体に価値がある
たしかに私の任務は彼女の護衛だ、しかしそれは彼女がナンバーズであるが故のモノ
そうだな・・・もし機関員でなくなったら、か・・・あまり深くは考えなかったが・・・

【また少し俯いて、眼を閉じて考え込み】

・・・逃げようと羽ばたく鳥かごの小鳥、そのまま黙って逃がす馬鹿もいまい?

【―――護る価値のない街娘に、なんの価値があろうか―――】


カリナか、私自身は都合が合わずに会ったこともないが・・・
・・・ふん、”どこ”で”なに”をしていようと私たちには関係のないことよ

【また少し、考え込んで、データベースの情報を思い返し】

カリナほどの天才が一時の気の迷いでアレコレ動く訳もない

【そう、付け加えた】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:23:50.95 ID:AQHpNsM0
>>969

理由なんて知らないヨ、でもさ?人間ってのはねェ、過去の積み重ねで出来ているのサ!
其れを棄てると、どうなると思うかなァ?

―――結果として、自分を捨ててるんだよォ。自分の過去に目を瞑って、素知らぬ顔で生きたいんでしょォ?
じゃあもう、きみが『きみ』である意味なんか無い。きみのン十年の人生、全部無駄だったんじゃないかなァ?

【こうなれば、下手に論証を重ねるより、徹底的に押し込むが早い―――愉快犯的に、否定し続けるのだ】
【良かれと思って行った行為の全てが、所詮は小さな波風を立てて、そして無碍に消し去る行為だと、認識させるつもりで】
【動くことを辞めた相手の左腕に魚眼の視線を送りつ、分厚く飛び出た壺の入れ口を想わせる唇を、手を伸ばす様に、或いは心の臓を打ち抜く様に、尖らせた】

終わりだよ―――『無価値』。
ボクたちに協力するか、地獄に墜ちるか、能動的に選べる選択肢は其れだけ。

【頭の突起へ、右手に残った“液体”をさら、と振りかければ、コーティングされた其れは“硬質化”――…一介の、利刃となりて】
【怪人は一気に迫り、吹き飛ぶほど強く地を蹴って、倒れ込むように―――飛び魚そのもののフォームで、飛び込み頭突きを喰らわせようとするだろう】
【狙いは曖昧だが、もし命中してしまえば、質量と先鋭に依って、刻まれる傷、或いは『欠落』の深さは容易に想像できる】
【油断か慢心か―――単純軌道の攻撃なのが幸いだが、液体がばら撒かれ、片腕を奪われた状態、どう対処する?】

【なお、“ドロドロ”は着実に広がっていて、若しこの行動で男が何も観客に施さなければ、“半分近くが吸い込まれる”筈だ】
【遅れすぎた対処と言えば、其れまでではあるが―――余りにも空しい“悲劇”である】
【現れた希望の光は、所詮は『狂人』の別パターンでしか無かったと。その深く根付く絶望が、痛みに上乗せされるのだから】

……アグッ、流石に無駄が多い、かなァ?

【但し、どうあろうと或る程度事態の進展は見える―――魚の突撃は強力だが、些か“無茶が過ぎる”】
【成否にかかわらず、勢いに任せ飛び込んだ彼は、男の近くで“転倒”―――たかが数秒、されど数秒の“無抵抗”が生まれる筈だ】
【無論、対応するもしないも、観客の顔色を身に行くも、男の状態と自由意思次第ではあるが】
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:24:21.64 ID:1SEykASO
>>831

まあ、そういう事で。奴さん、馬鹿の一ツ覚え宜しく件の漢字四つ≠連呼するモンだから、なぁ?
ああ……余計な詮索が無いのは有り難いっちゃ有り難い、だが其れと此れとは話が別だ。
要するに、そこら辺は大きなお世話、だな。何も今すぐとんぼ返りしようってんじゃない。それに――――。

櫻は櫻でもこちとら年中散らない櫻、そこらのチンピラとは意気込みが違う。そう易々と落ちる首じゃあ無いさ。

【それでも直ぐにつんと澄まして流す辺り、こっちも負けず劣らず、と言った所か】
【返った問いに緩く首肯しつつ、郷の情景に準えて大口を叩いてみせる】
【袖を通されていないジャケットをはたはたと揺らして、続き――ふわり。応じて立ち止まると、慣性で一際大きく袖が靡いた】

――――ああ、魔術か……。成る程な。
(……腕の立つ治癒魔術師。何処かで聞いたようなワードだよな、どうも)

正直、酷いモンだったよ。腐った、と云うよりは、こう――――シケてる。
アレを喰わされりゃ、娑婆のメシが恋しくなるのも道理だ。
まして、櫻の……と有らば、断る理由が無いな。遠慮無く馳走になるよ。

【違いないな、と。病院食を思い出してか些かに苦いが、涼しげな笑みを返して】
【「気っ風が良いと言うか、情に厚いと言うか」】
【内心でそんな、彼女にしては素直な賛美を述べ――――面向かって口にしない辺り、らしい=z

【暫時歩き続け、彼が立ち止まると同時、前に倣って歩みを終え】
【ふと視線を上げれば、月を背に煌めく十字架がそこに在る】

――――……んな訳有るか、ばーか。

【――――教会∞治癒∞魔術師=z
【刹那。悪態を吐く事を忘れ、半ば反射的に連想が及ぶのは、想い人≠フ事】

(……まさか、な。大体、あいつは城に居るだろうに)
【縁=\―――何かの偶然で片付けるには、酷く出来過ぎた。或いは、運命の悪戯か】
【そんな事は知る由も無く、彼女はその符合を「まさか、な」と一時手放す】
【当たらずとも遠からず。実はこの予想、大分良いセンを行っているのだが――――夢にも思わなかった。少なくとも、今は】
//返しておくのですぜー!
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:26:37.08 ID:5hARqpYo
>>971

「っ・・・」
{そのまま・・・空の星になるところでしたが・・・}
「此処はァ・・・これ以上無理ねェ・・・」 「癪に障るけどォ・・・逃げましょう」
【爆発で吹き飛んだ2人――】 【落下地点には、爆発でダメージを負った彼らが居た】
【結構なダメージを負っておるようで】

・・・お前ら、帰るぞ
「あんたァ・・・どうしたのよォ」 {エコモト様・・・}
【エコモトと呼ばれる男・・・最初に抜けた彼】
【手には数個の鉱石が握られているが、ボロボロである】

普通は見ない属性な通りすがりのグライダーグと
他数人の能力者と従業員にやられた・・・流石にあの数は無茶がある・・・
だが、あのグライダーグ・・・あの属性・・・もしかするとだ・・・・・・とりあえず、後で奴に関する事を伝える
【どうやら、退散しようとしているようで】

「・・・わかったわァ」 {此処は一度、ライトの言うとおり退散しましょう・・・}
【頼りない足取りで、逃走をはかっているようだ】

【血と、血の代わりの光が、辺りへと散らばる】


>>ALL

【エコモトは、ツルで出来た拡声器を使って・・・周りへと、途切れ途切れながらも、伝えたいことを言う】

我々"Ecoyble Corporation"は諦めません
 本社の社長をしている息子の為にも、技術の為にも、自然と経済の為にもです
  此処の鉱石は数個しか入手できず、鉱山支配も失敗しましたが・・・

    我々はまだまだ終わりません

この世界の資源を入手することを――
 それが出来なくとも、この世界の資源のデータを得ることを――


      ――それらを終わすまでは


【そして、ツルで出来た乗り物に乗って・・・陸路で逃走した】
【彼らは何処に行くのだろうか】 【それは、一部のモノ以外誰も知らない】


/それでは、ミーナの方乙でした!
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:28:01.92 ID:skoWEkDO
>>975
成る程、あのレイント社の…ね
【名刺を左手で受け取り、一瞬見てからどこかにポイ捨て】

兵器もいいけど俺は君が欲しいなー、なんちゃって
「馬鹿者!その者は今の敵の仲間だぞ!油断するな!」
【本当にどうしようもない変態である】
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:29:58.96 ID:qF4UeUSO
>>671

っ!!能力者・・か・・!!
【思いも寄らない展開に驚き】

・・なら何で貴方は、そんな道に踏み外し出したんですか?何でそんな所にいるんですか?
【突然倒れている四人に目を向け男に質問をしだす】

この人達は・・この能力を与えなかった理不尽な世界が、神様が厭だからこんな道に踏み出し外したんじゃないですか、
この人達の気持ちは、僕にもよく解るんです。
だって僕もちょっと前までこの人達と同じ――無力だったから
【自分も憎かった。厭味だった】
【理不尽な世界が、理不尽に人を幸せにも不幸せにする神様が】
【何より、自分の正義も通せない、何も護れない無力な自分が】

――でも貴方は解らない、何で力ある貴方はチンピラなんか道を踏み外したんですか

/続きしたいんですがいますか?
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:32:01.25 ID:i4FUPwAO
>>972
【小太刀を握り締めた右手は力無く、重力に任せて下ろされる】
【その際切っ先が反転するも、速度は遅く、燕返しに至らない】

イニシャティブなど難しい横文字を用いるな、頭が回らんだろう
さて、其方 腕を掴まれたのは“自信があった”からか?
それとも“油断していた”のか?

能力者に一癖・二癖あることは簡単に理解出来る、とは
――はて 誰の言葉だったろうかな

【一方で、減らず口は矢張り減らないのであった】
【減らないからこその、減らず口なのだろうけれど】

ふむ 斬り落とせなかったか
矢張り力量不足 突く方が楽で良い

【頭部を引っ張られるが、仮面の人物は少女の腕を掴んだまま】
【道連れにすべく、握る手に、より一層力を強める】
【首が折れる可能性もあるものの、そんなことは意に介さない】
【思い立ったが吉日。体勢崩壊の道連れにすべく、ただ力を込めて引っ張ろうとするのみ】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 00:33:58.38 ID:2qwmgeAo
>>979

あはは・・・ざまぁみろ、ってやつです
地道にやり直すのが得策ですよー!

【逃げ行く集団に勝ち誇ったような声を浴びせ】
【ふらりと横に崩れると、死んだように眠り始めた】

/ありがとうございました!&お疲れ様でした!
/始終レスが遅れ気味で申し訳ありませんでした
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:36:25.62 ID:u.KlDbMo
>>981
//おっと遅れました、此処におりますー
//今からソッコーでお返事書きます、少々お待ちをば
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:36:42.94 ID:ZkTZBUSO
>>980
『残念ですが私人妻でして』
えっ?
【えっ?】
【そう言う見た目20代の秘書・ミリュ】

『ご安心下さい。今回は彼の回収するだけなので』
『貴方方に攻撃はしません』
【そう言い】

『………ただ一つやる事があるとすれば】
【冷たい瞳で真っ直ぐと見つめ】

『この子を触らせていいですか?』
【チラッとセラフィムを見ながら】
【……って、え?】

【ミリュ…動物好きであった】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/03(日) 00:40:34.98 ID:odj22EM0
>>976

一度きりもみ回転を起こした飛行機が復帰するのがどれほどの可能性か知っているか?

愚かしい、世界を掌握?例え貴様らが幾ら蔓延ろうと、それが悪である限り栄える事は無し
貴様等悪党に待つ運命など滅びだけだ。まぁ・・・その訳が貴様に解るかは甚だ疑問だが
【今の機関はきりもみ回転を起こしている飛行機だと言いたいようだ。だとするときりもみ回転の先、機関は空中分解するとも言ってるのであろうか】


言ってくれる・・・彼女が記憶を取り戻したら殺すか?幽閉するか?貴様の言いたい事などそんなところだろう?
【価値が無いなら殺す、もしくは】
【機関に敵対する組織の人間に対して牽制材料、人質としてしか価値が無い、そう洞察した】
【そして目の前に居る男を射抜く視線は怒り、都合の言い事を吹き込み彼女を良い様に扱う者達に対しての】

貴様とカリナトゥスを必ずやこの手で殺す。そのような外道が近くに居ると草陰がどのようにまた悪い方向に行くか解らんのでな
【右を振り向くと同時に腕を組み、怒りの視線は見下し、軽蔑の視線へと変わる】

自分の快楽のためにアレコレ動くような奴ではありそうだがな?
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 00:44:15.20 ID:gJJdiVEo
>>982

貴方にとっては難しいだけでしョォ!!

───チッ、どこまでもイラつかせる奴だなァ!!

【既に右腕はボロボロになっており】
【下手に耐えようとすれば、更に負担がかかってしまい】
【その上──後述する"自身の狙い"が失敗してしまう】

【───そもそも、もとより抵抗する余力は無いのだが】

【そして、相手の倒れこもうとする地面が突き出す】
【その先端は鋭利で──このまま倒れると、体の何処かしらが貫かれる危険性がある】

【やはり攻撃の成否に関わらず、少女も体勢を崩し倒れこむこととなるだろう】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:45:30.47 ID:skoWEkDO
>>985
人妻でも構わん!!
【ド ン !】
【もう駄目だこいつー!!】

なんだ、お前もその手の趣味か
【よくある事なのかよ】

まぁ触りたいなら好きにすればいいさ、どうせ減る物じゃないし
「私の意志を無視するな!!」
【キーナからしては構わないが、セラフィルは嫌なようだ】

「帰るぞキーナ!もうこんな奴らに構っていられるか!」
「これ以上戦闘も続けないようだし、何より私の身が危険だ!」
【ぷんすかしながら口でキーナをつまみ上げて背中に乗せ】
【バサリと巨大な翼を開く】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:45:52.85 ID:FR2L1Po0
>>978

アーン、『至急入院?』『緊急手術?』『今夜が峠』?最後は漢字じゃねェか。
だが、ぼくから言わせればあんなヤツら、半分以上は大したココロザシも無ェ『義務的な医者』だ。
本気で患者のコトを想う医者がどれほど居るか……あと、無駄に薬も多く出しやがる。

ぼくらの国にゃあ良い言葉があるだろ?『医食同源』だ。
美味いモン食ってよぅく休めば大抵治るさ、オタクが『散らない櫻』だってんならな。

【彼は一度そちらに振向くと、ずかずかとそのまま教会内に進入しようとする】
【入り口のシスターがその姿を見とめるが――会釈するだけで何も触れない、制さない】
【どうやら、普段からこの教会に出入りしているのか?お世辞にもこの男、『神父サマ』には見えない】
【そのシスターが朔夜の方をちらりと見て彼に訊ねるが、『怪我人だ。“導師”の患者サマだよ』その一言で全てを理解し、下がる】
【“導師”――少なくとも、彼女の「想い人」が『導師』と呼ばれたことを聞いたことは無いハズ】
【淡い期待は無情にも散らされることになるが、本当に――『良いセン』行っていることは、言うまでもない】

ホラ、着いてこいよ。ぼくは気遣って歩みを遅くしてやるほど優しくないぜ。
ここの空気はあんまり好きじゃねぇんだ、目にも見えない『カミサマ』を信仰して何になる。

【彼は――この『聖堂』の空気が気に入らないのか、やや早足で其の場を抜け、一般は立ち入れない通路に至ろうとする】
【ここで、もう室内ゆえ、彼は着ている陣羽織(珍しい、長袖である)をばさりと脱ぐが――】

【――果たして、彼の左腕。そこに、『生命』たる脈動は無かった】
【『鋼鉄――――』……『義手』だ。『鋼の』。左肘から先が、全くの『義手』なのだ】
【しかし彼は、それを何とも想わないが如く歩みを進めていくだろう――】

/お願いしますー!
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:49:51.19 ID:ZkTZBUSO
>>988
……こんな奴に負けたのか俺は…バーローが
【苦しそうに呟く巽】

『あら…残念ですね』
『では私達も行きますか』
【そう言いながら端末機を取り出しいじると二人は消えていった】

/乙でしたー
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:53:22.89 ID:u.KlDbMo
>>981

『──……う、うるせえうるせえェッッ!!』
『お前に一体俺の何が分かる……こいつらの一体何が分かるッッてんだよぉっ!!』

【声をかけられ──男は、僅かに押し黙ってから】
【半ば自棄になるよう、少年に向かってその声を張り上げた】

『……能力を持ってたら必ず幸せか……ッ!?』
『能力を持っていなかったら必ず不幸せかッッ……!?』

『──元々生まれついた能力の有る無しで決まる幸せ不幸せなんてよォ……』
『そんな糞ッッ食らえなもんなんかに、俺は縛られたくねぇんだよォオオオー────ッッ!!』

【ドンッ──!】
【男がその両手を少年に翳し、前方に直径1m程の大きな『雷の球』を生成すると】
【それを操り、少年に向かって勢い良く飛翔させる!】

【しかし──その男の心は酷く揺れ動いていた】
【こんなチンピラである自分らに対して真っ直ぐな声をかけてくれた少年に】
【彼のように真っ直ぐな道を歩めたなら──そんな気持ちが、男の中に無かったと言えば嘘になった】

【──そんな左右に触れる彼の心の針が】
【明らかな動揺となって──『雷球』の狙いを酷くブレさせた】

【故に。仮に、少年がその場から動かなかったとしても】
【放たれた『雷球』は、少年への直撃コースからはかなり逸れたものと成る事だろう】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2010/10/03(日) 00:53:55.11 ID:skoWEkDO
>>988
なぁセラフィルー「知らん!」
…まだ何も言ってないのに…
【セラフィルは何か怒りながら翼を羽ばたかせ、その場から飛び立ち】
【光の粒子を散らせながら飛び去っていった】

/乙でしたー
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:55:47.75 ID:dPwGP5c0
>>977

 そうだな―― やはり、貴様は良い事を言う。今悟った――そう。俺は俺である必要はない

 俺は今より……Justevil(ジャステヴィル)に成れた気がする

【それは、あまりにも異常な肯定。其れも能力が齎すのか――?其れとも――?】
【こんな、駆け引きが生まれるというのも悲しい能力なのだが……問題は其処ではない】
【突進してくる――否。飛び込んでくる――】

(嗚呼、あの時と同じだ……)

【皮肉にも、其れはある者に負けた試合と重なった。その対処。思いつかずとも――】

 グ――ァ――ッ!

【その者に逃走は無い。右肩に鼻を深く―深く―受け――同時に、右腕を―――】

 良いか!?希望とは自分で作るものだ!無価値なんてものは無い……観客共=I諦めるな!
 その代わり俺は、こいつに無能力で勝ってみせる=\―!

【無責任とも取れる発言。救えない事――其れを悟ったか狂人よ】

 ぬあぁぁあああああ!

【プライドはすべて捨てられず。何処に付属するプライドかさえ分からず】
【魚の顎に振り上げた!其れは…あの時と同じ<Aッパーカット】
【勢いさえあれば――!肩がやられてても……と言うよりは…もはや、根性】

(馬鹿の一つ覚え――って奴か。結構結構。狂人に相応しい――)

【血に染まる・・・右肩。これが決まらなければ――脚を使うしかない――】
【否。脚を使うことも見越していた――!】
【もし当たればだが……同時に、右膝蹴りを――怪人の胴体目掛け、決めさせようとする――】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 00:57:03.68 ID:dPwGP5c0
>>997

/追記
/すみません。遅れました
/申し訳ない
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 00:58:08.74 ID:VQf0b5Qo
>>986
機関は滅びん、何度でも蘇るさ

【カノッサ機関はこの世界の根底に根付く存在、決して消えることのない存在だと踏んだ上で】

なにを勘違いしている?
カノッサに博愛の慈悲は要らぬ
彼女を含めて、私や、他のナンバーズに、ノーナンバーの機関員までも・・・
不要と見れば容赦なく斬り捨てられるのが無常の定めだ

【悲しむでもなく、憤るでもなく、そっと眼を細め―――】

もっとも彼女は、お前たちの反応を見る限り、交渉のカードにも使えそうだな
ふん、もしもスノーが”そんな自体”になった場合、一つの案として考えておこう

[ピーーー]というか・・・
それを言っていいのは殺される覚悟のある人間だけだな
ならばお前は”覚悟のある人間”か・・・

【まるで独り言のように、相手の言葉を繰り返し】

そういえば、詰まらぬことを聞くが・・・
「毒牙」あるいは「ノビタ」という名前に聞き覚えはあるか?

この強盗風情の男は「その名前なら知っている」と嘘を付いて
私をこんな路地裏に誘い込んだんだが・・・

【路地壁に倒れこんだDQNの死骸の襟首を掴みあげて、ライクを見返して】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 01:02:52.98 ID:i4FUPwAO
>>987
其方が勝手にイラついているだけだろうが
…違うのか?全く 餓鬼のような小娘だな

【減らず口は、悪足掻き宛らに挑発の言葉を並べ立てる】

【――そうして、中断は勿論のこと、後戻りは既に不可能となっていた】
【重力に逆らうことも出来なければ、抵抗無しに倒れ込んでくる少女を支えることも出来ない】
【背に鉄板を仕込んでいることもなく、肉体的な脆さは人間のそれと同等である】
【よって、突き出した地面が作り出す鋭利な尖端は】

…ふん
敵の腕中で逝くなど、全く以て反吐が出るわ
このような死に方程、胸糞悪いものは無いだろうな

――ッ、 !

【悪態を吐くと共に、地面へ倒れ込んだ仮面の人物の胸のちょうど中心を貫いたのであった】
【少女の腕の拘束が解ける。すなわち、彼女に自由が与えられたと言うことで】
【からん、握っていた小太刀が落ちて、仰け臥した彼奴の全身から力が抜けた】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 01:10:58.01 ID:gJJdiVEo
>>996

はっ、誰がガキだとォ!!
貴様さえいなければ、イラつくことなど────

【舌打ち一つ、相当イライラしているようで】

【──拘束が解けたという事は、ある意味では支えが無くなったという事】
【自由になった少女の身体は、地面へと放り出され──】
【右腕がボロボロな所為で、上手く受け身を取れず──思い切り、転げる結果となった】

【全身に響く衝撃】
【普段なら気に留めぬそれも、戦闘も終盤である現在は苦痛の衝撃となって】

…………本当に、貴様はァ!!

【片手だけを支えに、立ち上がろうとするが──】
【その動作は、非常にゆっくりとしたもので──また、隙だらけだ】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2010/10/03(日) 01:13:23.06 ID:odj22EM0
>>995
滅びなくとも何もできん達磨状態にしてやる
【滅びぬなら何も出来ない木偶の棒に変えると悪態の尽きないこと極まりない】

そのやり方が気にいらねぇっていってんだよ・・・
まぁ・・・シェン・ロンドも悪党だがお前と違い博愛心は持ち合わせているようだが?
【以前自分に敗北した機関員を回収しに来たシェン・ロンドの姿を脳裏に思い浮かべ口を走らせる】

Justiceの連中ならその交渉のカードが使えるとは思うが・・・俺の前だったらそのカードを期待するなよ?
俺はそんなものを無視して貴様等を斬り殺す

殺される覚悟はあるが死ぬ気は毛頭ない、とだけその独り言に答えを言っておこうか?
【この男に草陰ハルを人質にしても無意味、助けると先程躍起になっていたにも拘らずこの発言、どういう意図があるのか】


仮に知っていたとして如何すると言うのか?
仮に知っていたとして教えると思うか?
【聞き覚えがあるどころか知り合いである、後者とは仲が悪いが】
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2010/10/03(日) 01:13:27.30 ID:AQHpNsM0
>>993

……はぶぉっ…!!

【顎を打つ一撃―――胴を襲い、内臓を苛む鋭い膝…一つ一つは、苦し紛れだったのかもしれないが】
【緊張感を失いかけていた彼には、“両方”が命中。恐らく敵の『右腕』を、頭のヒレで強烈に傷付けたのではあろうが】
【“肺”の中の空気が、全て喉から流れ出る、片なしとしか言いようのない呼吸と激痛に、醜い喘ぎを発し、尚も飛んでいく】

けほっ…あぁぁぅ……ケ、ケッ、有り得ねェや。
く、砕け散ってから…再構成できるなんて、さァ…きき…!?

【着地―――と言うよりは、不時着。身体を地に強く叩きつけられて、樽の様なローリングを強要され、喀血寸前にまで体内を苛まれ】
【然し、まだ目立つ“外傷”は無し―――腰の“触手”を延ばし、強引に体を支えて、瞬間的に立ち上がって再度構え】
【此処まで揺さぶりに強いと、却って『異常』な精神状態を吐き捨て…“強行策”の使用を決意し、両目を妖しく瞬かせた、刹那】


―――ァァァッ…!! ゥァァアが、ががが……!
こんなトコロに来てェェエ、はァっ、“再調整”の必要にィィィィィッ!!!

【ばちん、伸ばし過ぎたゴムが引き千切れる音のボリュームが大きくなった様なモノが、ごく数秒の静謐の中に響いて】
【怪物の身体から、急激に“魔力”が抜け出る―――其れは、堰を切ったにも似て、速く速く、止められない】
【胸を左手で、顔を右手で、凄まじい苦痛に歪んだ造形を更に狂わせ絞りながら、怪物は必死に指を鳴らし、足元に“黒いドロドロ”を展開するだろう】
【先程の余裕しゃくしゃくの態度とは、対象的な惨めな姿で―――先刻と同質のだが小規模な其れを、急速に広げていく】

【一方で、“観客”達は何も言わない―――或いは、既に半数を削がれたその声は此処までは聴こえないのか】
【今すぐに助けに行けば、何人かは救えるかもしれないが―――怪物を殴打し、己の存在を定義するのも、悪い選択では無いのではないか】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2010/10/03(日) 01:17:06.04 ID:qF4UeUSO
>>991

そうですね
人の幸せは自身で判断する事です。

だから聞きます。貴方今幸せですか?
【それは本当に単純な質問】

躊躇なんていらない正直に答えれば良いですよ幸せならそれでいい、幸せじゃないっていうなら――――
【少年は動かないで電球は少年の横を過ぎていく】

―――貴方をそこから掬い出します。
1001 :1001Over 1000 Thread

 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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朝倉由夢ちゃんかわいい @ 2010/10/03(日) 00:37:27.65
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ピザ「うに、俺にむかって十万ボルト」 @ 2010/10/03(日) 00:10:50.66 ID:4bJqHtoo
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【鳥になれば風になれば】能力者スレ【叶うのかな】 @ 2010/10/02(土) 23:47:42.27 ID:UPJgKI2o
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三次に恋をした @ 2010/10/02(土) 23:33:02.53 ID:ZuXqQ6SO
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