【妨害詠唱】@wiki<><>2011/02/28(月) 23:55:10.22 ID:77854kX0o<>厨二病患者隔離スレへようこそ!
そしてこのスレを開いてくれて有り難う!
ルールを読んだ後は厨二病の病状をより悪化させて遊ぼう☆ミ

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止!
※1酷い場合は注意しましょう!
ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2たまには攻撃に当たりましょう!
いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

さあ!空気を読んでを妄想を爆発させよう!

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1297871650/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/subback.html

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1298642464/<>厨二能力やるからそれ使って戦え★2 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/02/28(月) 23:55:35.11 ID:SvsvpJnYo<> >>1乙 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/02/28(月) 23:56:58.38 ID:kCnnmD9C0<> スレ名どうした>>1乙魔法 <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾<>sagesaga<>2011/02/28(月) 23:57:12.01 ID:PueUb+4t0<> >>1乙

前>>995

【仮面の男も、2人の少女も笑っているのに不思議と嫌悪感は感じない男】
【いや、好奇心だろうか。ふつふつと沸いてくる物がある】

使い魔…?
聞いたことはあるけど…商人として、売り歩くって…。
そういう能力者か。

【そう判断した男は次いで】
【使い魔の必要性について考える】

使い魔…。
別に俺にはそんな大層な奴を扱える力は無い…けども…。

【男は、右ポケットから銀を取り出すと】

欲しいな。使い魔。
商人…取引だろ?物々交換で良いか?
…いや、物じゃないのに物々交換は酷いな。
とりあえず、対価だ。「何が欲しい?」武器・防具・雑貨ならそこそこ値も実用性もあるものが作れる。 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/02/28(月) 23:58:56.82 ID:bs2gpw0Jo<> >>999
「よし、約束は絶対に守れよ?」

【尻尾から両手を離し、若干警戒しつつも相手が耳を露出させるのを待っています】
【実は最近携帯電話をやっと買ったので、それで写メも撮る気らしくパーカーの左ポケットに左手を入れました】
【折角なので弱みも握って置こうと言う算段らしいです、こういうときだけ妙に頭が働きます】

/>>1乙です <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/02/28(月) 23:59:16.64 ID:77854kX0o<> 前>>998
「あ・・・うう・・・」

【恥ずかしそうに座る、言葉に元気が出てきたように思える】

「話し過ぎたです・・・」

【顔を少し赤らめ顔を背ける】


「いつか必ず克服してみせるです。」

【折り紙を握りながら言う、決意の感じられる口調であった。】

/番号付けてしまった、死にたい <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 00:01:34.61 ID:IFV0+qe3o<> >>1おつっ! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 00:04:30.01 ID:AmwXTrZ4o<> >>5
わかって、る・・・
はぅ・・・はぁ・・・

【あー・・・はぁ・・・】

【尻尾を離され、はぁ・・・と開放されて安心したのか】
【ため息を吐いた後、上半身を起こしつつ、ジロッと少女のほうを見ながらも】

・・・くぅ

【糞・・・恥ずかしい・・・】

【顔を真っ赤にして、恥ずかしがりながらも、約束は約束だから・・・】
【といった感じに、しぶしぶと、二つの犬耳を少女に見せる】

【青年の黒い髪と同じ色をしており、シベリアンハスキーの耳といった感じがする】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:05:53.60 ID:w0Q/30lg0<> >>6

「それだけ話しやすい相手だったんだよ、俺が
 なんてな、そう恥ずかしがるなって」

少々自画自賛が入った冗談を交えて軽く笑う。恥ずかしそうに背をこちらに向ける相手に微笑むしかなあか
と言ってもその微笑みは相手からしたら見えないのではあろうが、逆に見えたら突っ込まれそうなので好都合

「ん、他人である俺に話せたんだ、きっと出来るさ
 っとまぁまた質問を変えるがこんな時間まで出歩いて怒られないのか?」

背中の向こうから聞こえるのは少女の決意。まぁ頑張ってくれ適度に応援はしてやるから
なに、過去を乗り越えられない奴などいないのだよ、この世にはな。人は強いんだ
なーんて悟ったような口ぶりは合わないな、とっとと話題を変えよう

/どんまい/ <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!!<>sage<>2011/03/01(火) 00:07:51.10 ID:2ZZJoEUS0<> >>4

「ほぅ・・・創造系か・・・」
『チッ』『おこっちゃだめだよ』
「たが私達も多少の錬金術には心得があるのでね」

【そう言うと浮いていた少女達は地面にてをつき】

『私は剣』『私はたて』

【地面から盾と剣を作り出す】
【まるで錬金術のように】
「と言った具合だ」
「求めるならば素材か銃器かねぇ・・・」

『贅沢言わないで』『選択義を増やしちゃ駄目』

「私も商売だからねぇ・・・」

「さて少年よ??」
「相応の対価を支払えば望み通りの容姿・属性がつけられるよ??」

『私は雷』『私は大地』

【雷の少女がスタンガンの様な電気をだして見せる】
<> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!!<><>2011/03/01(火) 00:08:17.06 ID:HYMPABXj0<> いちょす!! <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:10:07.90 ID:ZXPRqhx9o<> >>8
「クッ……ククッ……フゥハハハー!」

「実に滑稽な姿だな犬耳ロリコン女ったらし魔法使い!」

【そう言えば未だに自己紹介した事無いので相手の呼び方がとても不名誉なままでした】
【そして、両手首を腰に当てて無い胸を僅かに張り、高らかな笑い声をあげながら威張るのであった、近所迷惑です】

「それにしても、まるで本物のようだな……いや、魔法だから本物なのか」

【それでもって、そんな事をぶつぶつ呟きながら腰を曲げて上体を下げ、右手を相手の犬耳へと伸ばしていきます】
【もし触れるならば摘まんだ後引っ張るでしょう、もちろん勢いよくではありませんが若干力を入れて】 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:10:49.25 ID:TxGFHaMSo<> >>9
「親は居ませんよ、宿無し金無し人脈無しの豪華3点セットです!」

「まあ今はビルに忍び込んで寝泊まりしてますけど。」

【指を指したのは北にある高層ビル】

「親が居ないってより別世界から飛ばされてきたから会えないってのが正しいんですけどね。」

【体の向きを直す】 <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:13:20.40 ID:bFppAIGx0<> いちおつ

前>>1000

「ーーー……お困りな御嬢さん、って、ボクのことですか?」

【一瞬だけ、其の男性らしき人物の呼びかけに遅れる、その間の所以には】
【きっと一つの行き違いか、実際は誤りを持っても仕方無いので有るが、本人には自覚は無い為】
【言及はしない……ーーー語り掛ける見知らぬ、怪訝そうな瞳も向けないで】
【只、疑問に問いかける風に紡いだ】

「ん、でも困ってるとしたら〜……ちょっとした、迷子ですね」

【困った様な笑みを見せつけて、僅かばかりの光の無い瞳を刹那的に魅せては】
【絶望にも覆われぬ様な、其れで居て希望等も見つけられずに居る】
【そんな意味を含んだ“迷子”だった、頬を掻きながら紡ぐ言葉には、先の途方無さを良く示す】
【此の先に帰り道なんて無いのだから……ーーー】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:16:24.50 ID:w0Q/30lg0<> >>13

「見事な三点セットに不法侵入のオマケ付きか、ジャパネットの社長も舌を巻くだろうな」

飛ばされた・・・つまり俺と同じ異世界人な訳か
しかしそこまで豪華セットとなると俺はこいつを買い取らねばなるまい
家族は増える、こいつは宿が出来るで良いことづくめだ

「そりゃ災難だったな・・・
 さて、そこまでなら俺が誘拐してあげよう
 何、場所はこっから近い孤児院さ」

わざとらしく誘拐、と言ってから公園の出口を指す。さぁどうする <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾<>sagesaga<>2011/03/01(火) 00:18:33.22 ID:NiVPh0wn0<> >>10
・・・おぉ。

【2人の少女が作り出した盾と剣。】
【2つとも上等なものというのが自分でも分かる】

…素材か銃器、か…。

【出来ないことも無い。しかし、男の作る銃器では、人はめったに殺せない】
【それなら素材だと言わんばかりに男は言う】

じゃあ、素材だ。
…ハッ!

【男が声をかけたと同時に、男は拳を握り締める】
【そして、手を開いた男の掌にあったのは、ペンダント】

【そして男が何か念じたのと同時に、そのペンダントは形を変え、30cm×30cm×10cmの直方体となる】

まだだ、ちょっと待ってろ。

あ、属性は雷が良いかな。

【ちょっと希望を加えた】 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:21:16.39 ID:TxGFHaMSo<> >>15
「ゆ、誘拐ッ!」

「パ、パラライシス!」

【取り出した紙に"麻痺"と書き込み、>>15に投げつける、紙が当たれば直ぐに張り付き全身麻痺を起こすだろう。手が辛うじて動かせる程度。】

【どうやら"誘拐"の言葉が聞こえた時点で彼女の耳には何も入らなかったようで。】

「誰が助けてえ!」 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 00:21:42.30 ID:AmwXTrZ4o<> >>12
くぅぅ・・・つるぺた生意気中学生・・・

【そういわれ、これでは犬耳が消えても、相手が上で自分が下の立場のままだと思い】
【それは回避しようと、反撃として、こちらも不名誉な呼び方をするが】

・・・それに、俺の名前は犬耳ロリコン女ったらし魔法使いじゃない!
・・・七原 香だ!この幼児体kぅ・・・

【右耳を触られ、くすぐったいのか】
【ビクッと体を震わせて、反撃の言葉を言うのを止めてしまい】

ひ・・・くぅ・・・

【犬耳を摘まれたまま引っ張られ】
【顔を真っ赤にしながら、歯を食いしばって俯かせる】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:26:35.79 ID:w0Q/30lg0<> >>17

「ぱらら?まずっ!」

言葉の意味を理解するのは一瞬だ。名前からして麻痺を引き起こすものと判断し左にステップしてかわしてしまう
参った、この類のジョークは通じなかったらしい。いや、言葉の選択は大事だねまったく

「へーい落ち着け!ただ雨風凌げる場所を教えるだけだ!」

攻撃に使えない魔法ばかりだが最初からトマトを投げつけるわけにも行かず
しかたなく相手を宥めるべく生んでしまった誤解を解こうとする <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!!<>sage<>2011/03/01(火) 00:28:02.07 ID:trfKC9D00<> >>16

「ほう・・・雷か・・・」

『好都合』『よかったね』

【無表情のスタンガン少女は少しだけ嬉しそうに】
【仮面の男は実に都合が良い】
【と素材を作る男を見すら得る】
【実際は報酬なんてなくても利益しかないのだが、そこは腐っても商人・・・、いや腐ってる商人か】

「私も働こうか」

「産まれよ雷の使いよ」
「彼方のために産まれよ」

【バチバチと音をたてながら雷の玉は4人の前に現れる】

「姿はどうするんだ??」
「少年、少女、成人、動物」
「なんでも作れるぞ??」 <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 00:28:12.44 ID:IFV0+qe3o<> >>14

「君以外にあるまいよ、眠り姫。……ふむ、道に迷った、か」

【虚無は悉くして不可解な容貌を崩さず、洞の奥から響いたような声で答えた】
【此処に在るようで、ない。響く、高く低く、甘く辛辣な言葉。虚影が、言葉を発していた。虚ろに搖らぐ】
【か細い、ぽきり、と折れてしまいそうな、骨同然の人差し指を、顎に添わせ。光のない瞳を、洞の穴が覗く】

「途すがら、迷いこんでしまったか、眠り姫」
「困ることもよきかな、苦悩はいつでも人を躍進させる。 君のは少し、特殊であるようだが。いやはや、面白い」

「途を指し示すことは、道化である私にはできはすまい。けれども、話し相手くらいにはなれると思うよ」

【くつ、と再度朧気が揺らいだ。それは霞み、輪郭を留めない。空虚、虚無、人にして在らず】
【凭れから身を離すと、一拍子於いて、影のように濡羽色の髪が付き従う。襤褸とそう大差ない黒外套が後陣を拝し】
【眠り姫へ、足音を立てて、距離を跨いだ。共に円舞曲を刻むよう懇願す、紳士のようにして、躯の手を差し出し】 <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾<>sagesaga<>2011/03/01(火) 00:32:31.38 ID:NiVPh0wn0<> >>20

フゥ・・・。出来たっと。

ほらよ。「オリハルコンの硬さを持った銀」だ。
その名の通り、見た目は銀だが、硬度はオリハルコンほど。それだけだ。

【渡そうと手を伸ばす】

おぉ。雷の球か・・・。

【どんな姿にするかを決めろといわれ男は】

んじゃ、少女だな。

【理由はさまざまだが、器用そう・・・という感じで】 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:33:54.69 ID:TxGFHaMSo<> >>19
【両手に3枚ずつの紙を構えていた、書いてあるのは全部"毒"でも使うことは無いだろう。】

「雨風を凌げる場所?」

【手に持っていた紙を専用のケースにしまう。】

「まったく、言葉を選べです!」

「ビルで凌げますよ、大丈夫大丈夫。」

【深い溜息をつく。】 <> 【捕食人鬼】<>sage<>2011/03/01(火) 00:34:47.76 ID:VsnA9oLSO<> 【月は遠く、辺りは薄暗く、空気は埃臭い】
【お天道様に憚ることをするにはお誂えむきな路地裏で】

「―――ふぅん、変なあじ」

【場違いなまでに白く、人間味を限りなく薄めた容貌をした少女が】

「ま。この程度の『素材』じゃ、この程度の『結果』しかできなくて当然ね」

【足元に敷かれた薄汚い灰色の絨毯の上を、新雪を踏み遊ぶ子供のように歩いている】

「あーあ。もう少しましな『素材』が現れないかしら」

【そうぼやく少女の頬は妙に膨らんでいて】
【開いた口から何かを砕く音が、細かな破片と共に零れ】

【心ばかりの月明かりに照らされ、灰色の絨毯唯一の飾り気】
【赤い、血のように赤い唐草模様を画いた所へ、沈んだ】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:37:33.81 ID:ZXPRqhx9o<> >>18
「……チッ」

【舌打ちをして右手の力を少し強め、時折弱めたりしてふにふにと強弱を付け始めたりしだしました】
【どうやら地味に図星を突かれてイラッときたようです、一応自分の心にまだ中学生だから平気と言っていますが】
【しかし、考えてみたら元の世界に居たら後1ヶ月ほどで高校生な年齢なのを本人は忘れている様です、哀れなり】

「そうかそうか、じゃあ”七原犬”、二度と今言った言葉は言わないと誓え」

「誓わないと、もちろんわかってるよな?(社会的な死亡を)」

【そして、ニヤリと悪どい笑みを浮かべるのであった】 <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!! E:ダイヤモンド オリハルコンの硬さの銀<>sage<>2011/03/01(火) 00:38:55.05 ID:HYMPABXj0<> >>22


「ふむ・・・頂こうか」

【確かに素材を受け取り】
【硬いものが多いなと思った男】
【男がローブの中の鞄に銀を詰めている間に】
【少女達が儀式の進行を勤める】


『また妹なのね』『ロリコンと言うらしいよ』
『気持ち悪い』『でも仕事はしなきゃ』

『たまに向けて願うのよ』『貴方が望む少女』

『『さぁ、願いなさい』』 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:40:17.35 ID:w0Q/30lg0<> >>23

「ふぅ・・・本当に誘拐する気なら何も言わずにするだろうが」

とりあえず話がわかるみたいで助かった。麻痺ってあははははなんて勘弁だ
やれやれ、と落としてしまったアイスのカップを拾い上げ袋に入れる。ポイ捨てはいけませんよね

「一人じゃあ嫌だろ?その点孤児院なら“家族”もいるしさ
 まぁ一番の理由は放っておけないから。不満?」

深いため息を吐く少女に悪戯的な笑みを見せる
まー堅いコンクリじゃあ寝心地悪いし寒いだろう、廃ビルだから夜な夜な幽霊も出そうだし何より孤独
そこが一番気になるのだ。過去について、独りだから踏ん切りがつかないのではないかな <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 00:46:01.70 ID:AmwXTrZ4o<> >>25
ひ・・・もういいだろ・・・離せよ・・・

【う・・・うぅ・・・】

【強弱を付けられ、慣れてきたくすぐったさが不規則になって】
【先ほどよりくすぐったくなり、ふにふにする少女の手をのけようとする】

【犬の耳を触っているとよくあることである】

・・・ど、うなるってんだ・・・よ・・・
・・・早く、耳から・・・手を離・・・せ

【耳をふにふにされるのがよほどくすぐったいのか】
【上手く思考することができず、とにかく手を離すことを要求する】 <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾<>sagesaga<>2011/03/01(火) 00:46:02.09 ID:NiVPh0wn0<> >>26

ロ、ロリコンでも良い。
どうせ俺はロリコンだ…。

【軽く自暴自棄になりかけるが、そこは抑えて】

希望なんて言えたもんじゃないが…。言えるのなら言わせて貰おうか。

希望は君達みたいな綺麗な少女だ。髪の色を銀色にして欲しい。俺の髪みたいに。
それと…。器用にしてもらいたいな。俺の仕事上。

【一通り言い終えた男は、「いいか?」と聞き返し、少女達の返事を待つ】 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:46:29.95 ID:TxGFHaMSo<> >>27
「私人が苦手なのです、3人くらいなら平気ですが4人以上になると息苦しくてたまらんです。」

「ビルに居れば夜にセ○ムとか監視カメラに気をつけるだけで良いです、空調はよろしくないですが。」

【ビル暮らしにそこそこ満足しているよう】

「気にかけてくれてありがとうです、でも私は一人で大丈夫なのです。」

【やはり理由は人が苦手だから、でも感謝はしているようだ。】 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<><>2011/03/01(火) 00:47:13.13 ID:NHPkiKLj0<> >>24
一人の拷問狂いがいた。それは人間であるが内面はもはや人ではない狂気で満ちている。
男の近くには何やら頭髪で構成された何かがあった。

「ああ、メアリ。節操無く他の生き物に襲いかかってはいけないだろう」
「君にふさわしいのをすぐ見つけてあげるから機嫌を悪くしないでくれ」

はたから見れば狂気の沙汰。 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<><>2011/03/01(火) 00:48:17.35 ID:NHPkiKLj0<> >>31 能力をば
【尋問蜘蛛】
数々の「魔女」の血を啜り、苦悶が焼き付いたため「他者を無差別に尋問したい」という願望を持つようになった拷問具の主

この拷問具は過去に「尋問」した魔女の頭髪を結って創られた「首吊りお下げ」という物体
それは「尋問死」した数百にも及ぶ魔女の頭髪を頭皮ごと剥いだものを結い合わせた拷問具
あまりに多く結ったせいか人間並みの大きさとなった

この拷問具は首を吊り、酸素供給が不足した魔女を尋問させる代物で
尋問の果てに結果「縊死」させ。その性質を受け継いでいる

周囲に存在する生物を「主の咎め」がない限り、髪で結われた縄が首目掛け無差別に襲う
たとえ切断されても魔女達の未練が晴らされない限り、日本人形の如く伸びる

・髪で結われた縄の強度と速度はどのようなものですか?
・首に巻きついたら何レスほどで死に至りますか?
・魔女たちの未練とは具体的になんですか?

強度は鋼鉄。速度は歩くような速さ
個体差。その辺りは相手さんに任せてください(文章で強調可)
魔女裁判にかけられた「魔女判定された女性」が「私は魔女じゃない」と思いながら死んだ未練
<> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:50:58.60 ID:bFppAIGx0<> >>21
「あ、あはは………そうですよねー、ボクですよね〜」

【一応、“今は”男で有るが故に、姫様と言う表現に僅かばかり戸惑う】
【然かし、慣れても居るのか、取り分け説明もしないし、逆にこちらの方がやりやすい】
【と言う面も有る、どうにも湖面に写る形を取らぬ月が如くか、其の掴めぬ存在には】
【一切、此の人物は疑問とも危険とも思っていなかった】

「ひ、人を面白扱いにせんで下さいなッー!ボクだって困ってんですよ〜!」
「ーーー……途方の、無さに」

【無垢、純真、彼の瞳には何も知らぬ子供の様に幼く真っ直ぐで有ったから】
【どうにもからかわれた風に取られたので、頬を膨らませて幼児が怒る様な仕草を見せる】
【だけど、やはり呟く様に迷いの渦に引き込まれ萎れてしまう】

「えぇー……?貴方が話したいだけなんじゃ無いですかー……?」
「ふふッ……ま、良いですよ、道化さんとお話しますっ」

【小さな体駆を片足を軸にワルツの様に華麗に回れば、付近の丸太に座り込む】
【少し距離の空いた空間から差し伸ばされた片手に、ワガママな姫の様に】
【こちらに来いと言わんばかりに隣の丸太を叩きながら】
【差し伸べられた手に手を伸ばした】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:52:39.38 ID:w0Q/30lg0<> >>30

「・・・そうか、そしたら不自由感じたらで良いから孤児院にきなよ」

人が苦手、いよいよそれっぽくなったが無理強いはいけないかな
嫌な空間に無理矢理いてもまた嫌な思いが増えるだけだし何より、俺はそこまでコイツを知らない
適当に書いておいた地図を指でぴん、と相手の方へと弾く

「夜なら大体俺はここにいるから、頼りたかったり人恋しい時は来い
 俺で良ければ話相手にはなってやらぁ」

今の俺に出来るのはこれくらいか <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!! E:ダイヤモンド オリハルコンの硬さの銀<>sage<>2011/03/01(火) 00:55:56.41 ID:NvXuD2nx0<> >>29

『わかった』『雷を選んだ人じゃなかった殺してたよ』
『ロリコンだから??』『うん』
「では儀式を再開しようか」

【スポンサーの罵声罵倒を商人は許さなかった】
【二人の会話を断ち切ると雷の玉に手をかざし】

「我が僕の様に美しき少女」
「銀色の髪、絹の肌、赤い満月の瞳」
「完璧な少女、誕生せよ・・・」

【雷の玉は人形を形作り】
【腕・脚と雷の膜が剥がれ落ち】
【白い肌が露になるが】
【アンチロリコンの少女達は透かさずマントを着させた】

「ふむ・・・やはり美しい」
『忌々しいけど』『妹に口付けを』
『『さぁ、契約をしなさい・・・』』

【契約をすれば少女は目覚めるのだろう】
<> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:57:53.81 ID:ZXPRqhx9o<> >>28
「よし、離した」

【パッと右手を離すが―――】

「―――よし、今度はこっちだ」

【相手の隙を突いてもう片方の耳を左手で摘まもうとする、しつこいです】

/ちょっと落ちることになったので、凍結でも〆でもどちらでも構いません! <> 【捕食人鬼】<>sage<>2011/03/01(火) 00:59:15.24 ID:VsnA9oLSO<> >>31
【しばらくの間、宛もなく、終わりもない遊歩を堪能した少女は】

「――――――? なにこれ、嫌なあじ」

【T字に分かれた分岐点へと差し掛かった時、眉間に皺を寄せ歩みを止める】

「喉に絡まるような、吐きたいのに吐けないような、気持ち悪い感覚……」

【その身に宿した能力が教えるのだろうか、嘔吐感にも似た感覚を覚えた少女は】
【右へ、左へ、そして上へ。不快感を与える存在の影を求め、首を振るい、やがて止まる】

【揺れるその目に光はなく、一種のトランス状態に自ら落ちて】
【少女は元凶を求めて、黄色い月を仰ぐ】 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 00:59:17.75 ID:TxGFHaMSo<> >>34
「あああありがとうです!」

【始めてこんな事を言われたため、恥ずかしさで呂律が回らなかったようだ。】

【地図を眺める】

「食べ物に困ったらお世話になるです。」

「あ・・・あ、あの名前は?」

【名前を尋ねる】

「わわ、私は柊 夏音(ヒイラギ カノン)と言いますッ!」

【無駄に力む】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 01:03:42.10 ID:AmwXTrZ4o<> >>36
は・・・はぁ・・・

【離され、今度こそ終わった・・・】
【と、安心するのも束の間】

・・・は?わひぃ!?
や、やめ・・・両耳とも触るな・・・!

【もう片方の犬耳を、左手で摘まれ変な声を出しつつも】
【今度は両手を使って引き剥がそうとする】

/んじゃ凍結で、乙でした <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:04:09.87 ID:w0Q/30lg0<> >>38

「お、おう・・・」

何回 あ を言ったのだろうか、それくらい今の相手はテンパっていた
成程、人が苦手なために話すことにも慣れていないのか

「自己紹介くらいでそんな緊張しなくても・・・
 雪陰、天魔 雪陰が俺の名前だよ。よろしく夏音」

くすり、と思わず相手___夏音の力みっぷりに笑みがこぼれる
ここまでの子は初めてだ。大体が普通に挨拶していたのに夏音はまったく違う <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾<>sagesaga<>2011/03/01(火) 01:05:41.28 ID:NiVPh0wn0<> >>35

…!!

【それは、息を呑むほど過激な一瞬だった】

【創られたのは男の希望と一致した少女だった。】
【男の希望、銀色の髪は本当の細い銀糸のように輝いていた――】

【そして創られた少女にマントを着せた2人の少女は言う】
【少女に口づけをして、契約をしろと・・・】

グッ・・?
要はキスしろと言うのか・・・。

【ロリコンでも、流石にそこには抵抗があるのだろう】
【男は少々考え、そして創られた少女の前に立つ】

【そして屈み、少女と男の顔を高さが同じになると】
【男はそのまま、少女に口づけをした。】

【軽く口づけをし、そして離した】
【顔は、真っ赤とは行かないが、結構紅くなっている】 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 01:09:37.58 ID:NHPkiKLj0<> >>37
拷問狂は少女を視界に入れ、口元をゆがませる。
男のそばにいる拷問道具に向かって語り始める。

「ああ…ああ…ああ…メアリ、喜ぶといい。近くに君にふさわしいのがいる」
「私が許可する。ソレを縊り殺しなさい。君もきっと喜ぶと思うよ」

許可が出た瞬間人の背丈くらいはある、大量の頭髪で構成された拷問器具はうごめき始める。
「貴方も私たちと一緒になろう」そう言っているかのように。

「いい夜ですね。フロイライン。そしてさようなら。メアリの食事に付き合ってもらうよ」

その拷問器具を構成している頭髪の一部は縄の形をとるようにまとまり
少女目掛けて人があるく速度と鋼鉄の強度で襲いかかる。
距離はそう遠くは無い。 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:10:59.90 ID:TxGFHaMSo<> >>40
「よよ、よろしくです、雪陰。」

【表情が、固い】

「自己紹介"くらい"?自己紹介1回で2年は寿命縮まる思いですよ!」

【笑われていることに気がつく。】

「わ、笑うなです・・・こっちは必至ですよ!」

【必至なのは顔を見ればわかります。】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:11:31.80 ID:JBMPyIgYo<> 「うー…しろまるー…」

『わん』

【公園のベンチで暇そうにうつ伏せに寝転がる金髪少女】
【その頭の上には白い子犬が不満気にお座りをしている】
【しかし飼い主が不快感を示すことはなく眠たげに目を擦る】

「動くのが億劫になりました…」

【散歩の途中で眠くなり公園のベンチに寄ったらしくこれである】
【子犬のほうは歩きたいのかガシガシと定期的に飼い主の頭を攻撃していた】 <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!! E:ダイヤモンド オリハルコンの硬さの銀<>sage<>2011/03/01(火) 01:13:48.00 ID:+IBGsGhN0<> >>41

「・・・」
『・・・』『・・・・』

【男は仮面のせいで顔が見えないが引いている】
【少女達は何時もの無表情とは違い、さながら冷めたような目付きを相手に向ける】
【考えていることは三人とも一緒だ・・・、】

「『『使い魔を相手に顔を赤くしてやがる・・・』』」

「ちなみに少女は目覚めれば様々な事が出来る」

wiki参照

「では大事にしてあげてくれたまえよ」
『じゃぁね』『ロリコン』
【二人は大蛇と九尾に変身】
【男を乗せて飛んでいく】
【変態と少女を残して】 <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 01:14:02.31 ID:IFV0+qe3o<> >>33

「くふ、ふふ……然り、然り。
 人の途とは途方ない。大多数の人間は道程の永さを知ることもなく愚劣に果てる」

「しかし、だ。己の立つ場所が、夢想する楽園と程遠いと気づいたとき。自刃して果てるか黄昏に染まるか」
「君はそのどちらも選ばぬ性質に思える。 ああ、面白いとも。そんな基質、そう有るものではない」

【眠り姫、その性に道化は察しがつかない。漠然と表層にだけ、虚の存在を認め、笑みを滲ませるのみ】
【水面の月、映写される演者、投影される虚無。道化はそういう存在。在らず、ある。矛盾を孕み、なれど自壊せぬ鏡】
【目に映る眠り姫は、痛くお怒りである様子。ふと、微笑みめいたモノを覚束無い輪郭に写しだした。迷いの渦、底見えず】

「それは、よかった。眠り姫、であるならもうしわけないが昔話、などは如何だろう」
「私が気になっただけであるから、自分勝手は承知のうえ。……だが、好奇心は抑えられざる。頼みと聞いてはくれないか」

【我儘な姫に付き従う道化は、か細い手に愛しく姫の手を抱いた。存在すらあやふやであった男の存在を、認めさせる】
【掴む腕の筋質が在った。その裏に枯木のような骨が在った。温もりはなく血の巡りはない。人に在らず――だが、存在する】
【二度、落葉と折れ木に足場のない地を、足裏が滑り、催促の表現としてはちゃちな音源を発する丸太へ、腰を下ろした】
【一陣、風が吹く。木々の相間を抜けるようにして夜風が通る。そんな微風にすら、男の躰は、頼りない】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:15:38.85 ID:w0Q/30lg0<> >>43

「まぁまぁ、悪かったって」

自己紹介で二年寿命が縮むとは予想外だ。夏音に好きな奴が出来て告る時はどれくらい寿命が縮むのだろうか?
いや、それ以前にそこまでに発展する奴など出来なさそうだなこの様子じゃ

「人と話す時は笑顔だ笑顔
 それだけで印象は違う」

必死な夏音をからかうかのように拳を作りそれを自分の口の前に置いて忍び笑う <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾<>sagesaga<>2011/03/01(火) 01:20:38.96 ID:NiVPh0wn0<> >>45

【すごい…痛い視線を感じます…】

なんかすげぇ言われ方したな・・・。
でも言い返せない・・・。どうせロリコンだもん…

【またもや自暴自棄になりかけ、そこで3人の去っていく姿が見えた】

蛇と狐・・・
あの3人、やっぱり只者じゃないな…

【と、そこで少女が目を開けた】

/眠いので乙って事でよろしいですか・・・。 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:21:13.45 ID:TxGFHaMSo<> >>47
【過度の緊張で呼吸が乱れている。】

「え、笑顔? こうですか?」

【ガッチガチの笑顔。】

「クッ、まだ笑いやがりますか!」

「ああ・・・明日死んじゃうかも。」

【死にません】

(自己紹介"程度"に話す時は"笑顔"この人只者じゃない・・・どういう精神をしてるの・・・) <> 【捕食人鬼】<>sage<>2011/03/01(火) 01:22:50.87 ID:VsnA9oLSO<> >>42
【無防備に、放心したかのように天を見詰め息も忘れた少女だったが】

「―――冗談じゃないわ、食べられるなんて」

【荒縄を模し、黒々とした蠢く髪が少女のうなじへと触れようとした、その時】

「捕食者はわたしよ、間違えないでよね」

【淡く煌めく燐紛のような光を纏った透き通る金色の触手が、誘いの手をはね除ける】

「このわたしを食べようだなんて……命知らずよ貴方」

【積もり積もった埃の絨毯の上で舞踏をするかのように舞ってみせた少女】
【その目には光が戻り、少女の背後から延びた触手が威嚇するように尾先が男へと向けられている】 <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!! E:ダイヤモンド オリハルコンの硬さの銀<>sage<>2011/03/01(火) 01:24:19.68 ID:trfKC9D00<> >>48
)/ありおっつーでしたぁ!!少女大事にしてね!! <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:28:39.73 ID:w0Q/30lg0<> >>49

「もっとナチュラルに、だ
 そうすれば今よりもっと可愛くなるぞ?」

ガチガチの笑顔、まぁ夏音からしたらそれが精一杯なのだろう
しょうがないから合格、と言うことにしておこう
と、ポケットから鳴り響くSnow goose。これは孤児院からだ
「ちょっとごめんよ」と断り電話に出る。どうやら帰りが遅いのが心配らしく早く帰ってこいとのこと

「・・・ごめん、もう帰らないといけないみたいだ
 ま、また明日にでも来いよ」

明日死んじゃうかも、とか人はそう簡単には死にませんよってね
一言謝りを入れた俺は、笑いを隠しきれないまま出口へと向かう
このまま引き留めなければ手を振ったまま公園を出ていくだろう <> ガヤルドッ ◆wWBOpb/4lQ<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:32:37.38 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> ガヤルドッ ◆IamGod8E8E<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:33:38.12 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 01:33:48.40 ID:NHPkiKLj0<> >>50
「いえ、冗談ではありませんよ。フロイライン。貴方は今宵のメインディッシュなのです」
「見なさい。メアリがこんなに飢えてるのを見るのは耐えられない!貴方今すぐその身を捧げよ」

少しずつ狂乱し始める男。それに呼応するかのように首に向かって蠢く縄状の髪。
先程襲いかかった縄は1本。相手が能力者であると判断した男と拷問器具は縄の本数を増やす事を決定する。

人の背丈ほどの拷問器具は新たに縄を形作る。その本数は3本となった。

新たに加わった絞殺縄達は相も変わらず唯ひたすらに少女の首元だけを狙う。
それを見て狂喜する男。

「エクセレント!さぁメアリ!メアリ!!メアリ!!!その少女を食べてしまいなさい。」
「ああ…君もメアリの一部になりなさい。光栄に思いなさい。死後もこうして美しく残るのだから…生きた証が残るのだから」

恍惚の表情を浮かべひとり言のように話す男。 <> 【妨害詠唱】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:34:29.31 ID:TxGFHaMSo<> >>52
(落ち着けです落ち着けです落ち着けです)

【深呼吸をしてから】

「さよならです。」

【手を降って見送る。】

「絶対笑われてる・・・」

【姿が見えなくなったころ、この少女もビルへ戻るだろう。】

「あ、鼻血。」

【緊張のあまり鼻血が出たようです。】

/絡み乙&ありがとうございました! <> ガヤルドッ
◆IamGod8E8E<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:35:01.80 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> ガヤルドッ ◆IamGod8E8E<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:35:48.62 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> ガヤルドッ ◆IamGod8E8E<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:36:11.35 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> ガヤルドッ ◆3740km/h..<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:37:50.20 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> ガヤルドッ ◆3740km/h..<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:38:36.52 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> ガヤルドッ ◆3740km/h..<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:39:09.56 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> ガヤルドッ ◆3740km/h..<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:39:31.77 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 01:39:38.88 ID:w0Q/30lg0<> >>56
/絡みあり乙!/ <> なすーん<>なすーん<>なすーん<>                      __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
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                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | | <> なすーん<>なすーん<>なすーん<>                      __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
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                            |   |/     i |
                             |          | | <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 01:42:49.19 ID:bFppAIGx0<> >>46
「でも、楽でも無いんですよね、コレが……ーーー」

【腰を下ろした丸太の冷たさを、僅かに感じながら、悪くも無く良くも無い座り心地に】
【抱かれる気持ちになって、僅かに瞳は余所へと黄昏ていて】
【其れでも、月の光に身を任せ黒瞳に色を注ぐ事、止まなかった】

「……ーーータダでですか〜……? ま、良いでしょう」
「たーだーしー、一つ話を聞いたら、僕にも話を聞かせる事ッ、良いですね?」

【光が伝いそうな白く滑らかな人差し指を、向けて、其れを釘と例える様に】
【忠告と言う形の釘を刺す……ーーー先ず自分、何を話すべきかを思案し】
【顎に指をなぞる様に当てて、瞳は月へと向かい、月を見ず】
【平坦な胸を下ろす様に一つ息下ろせば】

「何なら……ーーーちょいと変わった浦島太郎のお話、でどうでしょうかねぇ?」
「ふふん、此も昔話ですからね♪」

【首を傾けさせ、昔話と言うよりかは伝記で語らいを済ませる提案が為された】
【しかし、少し変わった浦島太郎、と言うのは自らの事を差し示して居り】
【ーーー形違えど、何処かで語らいを認めていた】
【ふっ、と草木すら掻き分けそうな息を紡ぎ、少しだけ双眸を細めて月を眺め記憶を遡る <> ガヤルドッ
◆IamGod8E8E<>!蒼_res<>2011/03/01(火) 01:47:03.33 ID:i7F4TkOAO<> ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ <> 【捕食人鬼】<>sage<>2011/03/01(火) 01:48:44.51 ID:VsnA9oLSO<> >>55
「フロイラインって誰よ…………バカも休み休み言いなさい」

【男の狂気に従うように『手』を増やし、狂喜に応じるように執拗に首を求める『縄』を】

「それと、貴方思考が単純すぎるわよ。攻撃思考を見付けるのに一分とかからなかったわ」

【蝿でも払うように、狭い路地裏を触手が縦横無尽に跳ね回り】
【三本という数に臆することなく、人外の出力を存分に振るい応戦する】

「それから、あまり調子乗ってると食べちゃうわよ? ぱっくん、てね」

【手を伸ばせば届く交戦ラインの向こうで、少女は口元へと人差し指を添え】
【血色のよい唇を指し示すと、口を大きく開き宙を食らう仕草をして見せた】 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 02:05:46.21 ID:NHPkiKLj0<> >>70
「単純?ああそうですねぇ。ですがこれしか能がないのですよ、私とメアリはね」

3本の縄がいとも容易くいなされるのを見て

「喜びなさいメアリや。今宵のメインディッシュは鮮度の高い高級食材だ」
「存分に骨の髄から髄までしゃぶりつくすがよい。」
「だから本数を増やしましょう。メアリ、君もそれを希望するはずだ、するに決まっている」

縄の本数は一気に増え10本となった。これでもまだ余力はあった。
それほどにまでこの拷問器具の髪の毛の量は多いのだ。髪の毛だけで人の背丈ほどあるのだ。

先程の3本の縄と共にあらたに7本の縄が襲いかかる。
新たな縄7本のうち2本は正面から 3本は左から 残り2本は右から襲いかかった。

接近されても問題ない。むしろ接近してくれた方がありがたい。

狂喜と狂気に歪む顔はもはや見れるものではない。
目の前の少女が食人鬼という人外ならば、男も人ではくくる事の出来ない狂気のなにかである。 <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 02:05:55.76 ID:IFV0+qe3o<> >>68

「なれど、かような心地を好く者も一握り居たりする。 奇異な人種だと思うがね」

【木の樹皮が虚像にも触れた。然り、姫の言うとおりに決してよろしいものと言えない居心地】
【されども、昔話の最中に万が一でも眠りこけることは無いと考えれば、ある種都合のいい座には違いない】
【虚ろに月の光さえ呑む翡翠の双眸は、姫へと注ぐ。賢しくも愉快な御伽話を期待し、頬肉を轢き吊り上げ】

「よろしい。等価交換は彼の錬金術の大原則であり、万物に通ずる格言である。退屈な話にはならぬよう、憂慮しよう」

【静謐を宿したような、響きに余韻を残さぬ摩訶不思議な声帯で、言を述べる。悩ましい翡翠の瞳を白い指に先ず這わせ】
【徐々に犯すように、嬲るように、弄ぶように、添わせ這わせ顔まで至り。今度こそ、食えぬ、という付加あれど微笑んだ】

「なんであれ、私は自らの渇望した事象に失望など抱かない。勿体ぶらず、話しておくれよ眠り姫」
「私は少々結論を急く性格らしい。随分とこれも昔の話だが、そう言われた思い出がある。ゆえ、焦らされると胸苦しい」

【記憶を遡る仕草を見せる眠り姫に、道化はしかし雑論を止めなかった。口が達者に回る輩と、同じ人物に罵られたのを】
【記憶の隅に思い返す。ああ、私が語る物語はどれにしようか。総て喜劇であるが、感性の違いは酷く虚しい】
【『亡者の軍団』『復讐者の悲劇』――総て至高の舞台と信ずる傑作。優蘭と、道化は考えていた。眠り姫を覚醒せるに値する噺を】 <> 【捕食人鬼】<>sage<>2011/03/01(火) 02:28:03.60 ID:VsnA9oLSO<> >>71
「だーかーらー、食べるのはわたしなんだってば!!」

【微妙な所に反応を示す男性に対し、埃を蹴散らすように地団駄を踏む少女】
【先程からやけに『捕食者』に拘り、一向に譲ろうとしない少女は】

「話を―――聴きなさぁァァぁあいッ!!」

【更に増えた『手』を一目見るやいなや、堪忍袋の緒でも切れたのだろう】
【触手が覗く背後より、男性へ対抗するかのように新たに四条の触手を噴出させ】

「なんかモジャモジャしてて嫌だけど、むっかついたから食べちゃうんだからね!」

【感情を露に激昂し、米噛みには血管が浮き出て本性剥き出しにがなると】
【男性の傍、未練が生んだ異形へと指揮者の如く一指向け、それに触手が応える】

【最初の一尾は交わる三本の髪を、残る三条の触手は分かれた七つの縄を絡め、縛り、束ねていく】

【その光景は、食虫植物が蝿を捕らえる風景を思わせる程に鮮やかで】
【その『晩餐』の中を、残る一尾が彗星のように金の尾を引いて延びていく】

【その尖端は裂け、柔らかな肉襞と鋭利な歯牙を、髪の怪異の喉元目掛け、口開く】 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 02:30:13.87 ID:NHPkiKLj0<> >>73
/こちらから絡んでおいて申し訳ないですが眠気が・・・
いったん凍結したいのですがどうでしょうか? <> 【捕食人鬼】<>sage<>2011/03/01(火) 02:33:00.56 ID:VsnA9oLSO<> >>74
構いませんよー
あと、ここは狭い路地裏なのは把握してますよね?
一応確認します。見解の齟齬は調整したいので <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 02:34:31.61 ID:NHPkiKLj0<> >>75
はい把握しています。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 02:36:10.40 ID:VsnA9oLSO<> >>75
りょーかいです
ではお休みなさいー <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 02:38:01.01 ID:bFppAIGx0<> >>72
「焦らすつもりは無いよ、ただ私が……ーーーボクが鮮明に思い出したく無いだけ」

【ーーー思い出すだけで、気が狂いそうに、世界が歪んだ様な錯覚を覚え、一瞬だけ瞼を痙攣させる】
【彼女の記憶は500年の流れを、20年の期間に纏められ、辿ろうとすれば、錯覚を覚える筈である】
【一瞬“過去”が表面化したのか、一人称が変貌しかける】
【丸太に脚を乗せ自分で自分を抱き込む様に座り方を変え、顔を埋ます】

「ーーー昔々、一人の“魔女”が居ました。」
「彼女は愛に飢え、悲しみを嫌う潔癖病……ーーー其れ故に、渇望する愛への欲」
「人の別れや隣人の死の悲しみに向き合えぬ臆病で軟弱な心を持ち」
「極端で不釣り合いな陰と陽を合わせ持った……狂った人でした」
「彼女は狂っていたけども、其れでも“愛”は持っていました」

「彼女はやがて“神”を欲しました……ーーー愛に溢れ、哀しみの無い世界を造りあげる、と」
「人を嘗め切った、自分勝手で本当の痛みを知らないクソみたいな願望を」

「突き通そうと決心“してしまったのです”」

【虚ろ気に自分の造った木のドームを眺め、時々、口調を強めながら語る】
【自分に自分を怒る様な……ーーー <> 【魔杖幻惑】<>sage<>2011/03/01(火) 02:39:25.33 ID:bFppAIGx0<> >>72
/御免なさい、遅れましたェ…… <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 03:04:14.96 ID:IFV0+qe3o<> >>78

【さも愉快な御伽話を聴くようにして、道化は虚貌に、他者の奥底を望む下卑た快楽に似た愉悦を滲ます】
【それは単に、眠り姫の伝奇を模した語らいに、耳を澄ませ聞き入っているだけなのだが。怪奇ゆえ歪んでみえる】
【体勢を入れ替え、なにかから忌避、逃避するような姿勢をとる姫。それは功を奏したのかもしれない。ただ道化は愉楽に踊る】

「僭越ながら、個人的に感想を少々。
 まこと、申し訳ない。聞き流して欲しい、すまない私は何分語るのが好きでね。煩わしいと思うだろうが容赦の程を、お願いする」

「愚者とは得てして、人の生まれから己を変革できぬゆえ他者に移り変わりを求める。実に愚かだ、愚者たる所以だろう」
「その“魔女”も、例に漏れず。歪んだ愛を渇望し、我身を鍛え高めるより、他者に理解を望む。理解されぬゆえ、強く、強く」

「“神”か。 ふふ、おもしろい、久方ぶりに胸沸き立つ感覚を懐く。じつに愉快、愉快」

【姫のいいように、綽々と道化は口を回す。出逢ってすぐの、朧気な輪郭は、明確に象られつつある。未知は、人を惹く】
【聞けば万人が悲劇と謳うだろう。求道の果ての絶望をしらない魔女、ああ、どうなるのだろうと終幕の瞬間を尊ぶ】
【だが道化は、喜劇と嘯く。万世に比肩しえる伝奇などない、至高の喜劇と嗤い嘲る。なんと、捻じ曲がっていることだろう】
【――――続きがあるのなら、是非にお願いしたい“眠り姫”よ】
【そんな、甘味を想わす蕩け滴る砂糖の粒のような声で、懇願と腹を違えた言葉を口にした。総てを、見透かしたように】 <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 03:04:49.35 ID:IFV0+qe3o<> >>79
/いえいえ、こちらこそエキセントリック遅いので、お気に為さらず! <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 04:06:51.39 ID:bFppAIGx0<> >>80
「道化さんは……どんなモノにでも、面白味を感じそうですね……」
「んー……人の不幸話とかで笑うみたいな?何か違うかなぁ、ま、いいや」
「下らない昔話の続きですけどね?」

【そんな評価を下す愉しげな男らしき人物に対し、単純に愉しげで有る評価を紡ぐ】
【不幸を不幸と取るか取らないかの違い等は分かる由無く、少しだけズレた感覚で有るのは】
【間違いは無く、其れも個性だと捉えそうな位に淡々と続けようと唇を小さく放らす】

「魔女は永遠の愛を求め、悪魔と契約してしまいました。」
「其の悪魔も“神”と言う力を渇望していて、魔女の力を借りる事で」
「より、神に近づけると信じきって居たのです。神と言う曖昧で形無きモノの為に」
「形有るモノさえ、鈍器で叩き割るようにぐちゃぐちゃにして」

「隣人の死を見れない癖に、他人の死を悦んで、神の実現の為だと逆らう者を焼き払い」
「最期には……ーーー“神”は虚像であると知りました。」
「彼女は知らない内に“隣人”すら自分の手で殺め、焼き払い屑にし」
「そして彼女が渇望した愛は……簡単に崩れ落ち」
「悪魔との契約は彼女自身をズタボロにし尽くしたのです」

/ちょい続きます  <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 04:07:52.98 ID:bFppAIGx0<> >>82
「彼女は悲しみに包まれ、愛は憎しみとなり、自分自身を忌み嫌い」
「人で有ろうとするも、人ならざる人に変わってしまった現実に変わり無く」
「挙げ句、最終的には、ただの人で有ろうと」
「……ーーー500年、たった500年でした」
「悪魔の契約が解かれる日が来るのは……所詮は其の程度だったんです」

「魔女は人に変わり、残された隣人すら失い、虚しさと焦燥感に浸って」
「それを期に“魔女”の名を捨てて、一人の“人間”に生まれ変わりました……」
「“過去”は消えずに、此の世に残ったまま」
「自分で自分の友達を作りましたとさ、ちゃんちゃん」

【ーーー……彼は語り疲れた風に息を漏らした、背もたれるする壁も無くて】
【妙な焦燥感の様なモノに刈られていて、今話した内容はほとんど過去に沿った話だが】
【細かい所までは話していない、其の細部に、彼の幼さの秘訣や秘密が秘められているのか】
【彼は知っていてももう紡がないつもりだった……ーーー】

「ん、ボクもう語り疲れちゃった〜、道化さんのお話は聞けないけど」
「代わりにお名前の一つは教えて貰って、お開きにしよ♪」

【ーーー丸太から立ち上がり、そう告げる】 <> 【魔杖幻惑】<>sage<>2011/03/01(火) 04:12:30.28 ID:bFppAIGx0<> /またまた御免なさいぃ……若干寝落ちして遅れましたェ…… <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 04:44:27.51 ID:IFV0+qe3o<> >>82-83

「否や、おもしろいと思ったソレが喜劇に変わるだけの話。過程が逆行しているのだよ」
「否定はすまい。私にとっては類稀に脚本から演者に到るまでを練りこまれた喜劇だと思っても
 それは『悲劇』であると幾度となく糾されたよ。幾度とも、解釈の個人的な相違だと突っぱねたがね」

【躯の腕が、空に幾何学な紋様を描く。虚妄なりに過去の追憶に身を委ねているのか。ともして噺は続く】
【不遜に、高慢に。繊細に、虚弱に。泣くように、笑うように。十色に表情を魅せる。人に在らず、偶像だからできる技】

「……ああ、おもしろかったよ、女装の皇子。永劫回帰を繰り返すとしていた熟慮は幼稚だったか」

【余韻を残さぬ道化が、御伽話の余韻を慈しむように嗤った。決して、この道化は胸に綴ると忘却を忘れる】
【独白めいた口調ながらも、隅に相手への関連性すら匂わす妄言を吐いて、黒外套がはためいた。ぱた、ぱた、と歓喜に慄える】

「悪魔、神。どれも机上の空論では語り尽くせまい。あれらは存在し、人が生まれ落ちた瞬間、“枷”を嵌めにやってくる」
「枷の重さは人それぞれ。叡智に満ちた人ほど足を獲られ、才覚に恵まれた人物ほど重い。同情しよう、その魔女に。心底にね」
「ふふ――ああ、愉快なり。よい一刻だった。私の噺など、君の噺の万分の一の愉快さも痛烈さもあるまいよ」
「語り疲れたと聴いて、胸を撫で下ろした自分がいる。語りの前奏の最中は、まだ意欲あったが。半ばから目を見張ったよ」

【賛美、なのだろうか。いまだ能面に投射する表情は、一刻一刻と移り変わる。ただ、語調ばかりは摩訶不思議を省いて届く】
【素晴らしい歌劇を見終えた客人が、興奮の余韻冷めやらぬまま喋るさまと趣は同じ。同等に翳りが混じることを除けば重畳】
【己を舞台に投影したように、道化は、躯の腕を悠然たる指揮者の如く揮う。所詮、虚像。絵にはならぬが、刹那的な甘美を齎す】

「そうしようか、眠り姫。私は、そうハンスヴルスト《Hanswurst》とでも呼びたまえ。固定の名は持たぬゆえ、これも今考えた」
「しかし言ってみると中々どうして、それらしい。第三帝国でたしか、『道化師』の意だったかな――と、ああ、話が脇道に逸れたね」

「ともかくとして、私の呼び名は先の銘からもじってもらっても結構。して、君の名を問おう、眠り姫」

【影絵は、そこを微動だにしない。立ち上がった眠り姫を見上げ、虚ろな輪郭を月光下、妖しさに拍車を掛ける】
【宙にて揮っていた双腕を、ぴた、と止めると。一本を刺し貫かれた人形のようにして伸ばしきり、指先、相手の下顎を撫ぜるよう虚空を踊る】
【在らず、ある。それを顕すように空虚めいた存在の希薄さが、際立ち始めた。きっと、少女が立ち去るのを見届け、道化も“場”から立ち去ろう】 <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 04:44:52.29 ID:IFV0+qe3o<> >>84
/大丈夫ですたい、お気に為さらずに……! <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 05:18:41.48 ID:bFppAIGx0<> >>85
「枷、か……ーーーって、気付いてたならッ、お嬢さんよばわりは止めて下さいよ!もう!」
「ボクだって珍しい扱いされたく無いが為に、間違われたなら間違われたままで」
「言及しないで居るんですから〜!」

【プンスカと言う擬音が似合うのだろうか、“女装の皇子”と言われ】
【恥ずかしさに顔を紅潮させる、女装しているつもりは無いのだが……ーーー過去の影響か】
【何がどうして、自分がこんな事になっているのか、を話して無い辺りは】
【本当に只の“昔話”だったのだろう】

「ん、眠り姫って名前も結構好きだったけど……ーーーあぁ、いや、女装趣味じゃないよ?」
「ボクはラズベリー……ラズベリー・ヴァイオレット」
「名前の意味はどうとでも取って貰って構わないよ、自分が自分に付けた適当な名だから」

「それじゃあねハンスさん、道は見つからなかったけど」
「通ってきた道は振り替えれたよ♪ーーー……Hasta la vista♪」

【木のドームから忘れて居たらしい帽子を見つける、此も思い出したからこそ】
【見つけた、被り直し、手をヒラヒラさせ別れを告げーーー……親も身寄りも無い道程はまだ続く】
【否、始まったばかりだ】 <> 【魔杖幻惑】<>sage<>2011/03/01(火) 05:20:30.26 ID:bFppAIGx0<> >>85
/っと乙でした!返信が死ぬ程遅くてすいませんでしたァッ!絡み感謝! <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 05:37:01.99 ID:IFV0+qe3o<> >>87
「なに、単に噺の邪魔をしたくなかったに過ぎないとも。
 始めの内は騙されたが、これだけ語り合い、気づかぬ節穴は生憎として持ち併せていない。他意は、ない」

【呆れたようにさえ見える、いやに人間味の濃い仕草で道化はそう答えた。それすら、演技であるのか】
【伏せた瞳から、鋭く尖りきった翡翠の光が差した。――見定めるように、伺うように、善い感情では、ない】

「可愛らしい名だ。だが、私が呼ぶと悉くとして魔性を帯びる。……言祝贈るには、君は些か愉快が過ぎる」
「ラズベリー、眠り姫のほうが私には性に合っているかもしれないな。さらばだ、姫よ。あぁ、再会を願っているよ」

「――黎明の刻には、言祝ぎを贈ると誓を立てる」

【虚像もまた、掌を申し訳程度に振って別れの挨拶とした。夜陰は踊り疲れ、次第に宵闇を呑み消し去っていく】
【日の出が、近い。そこに思考が至るや、幽鬼めいた嘲笑のみを“場”に置き去りにして、その場から消え去っていった】

/こちらこそ遅くて申し訳なかったー! 感謝!おつでした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 07:36:36.56 ID:dFwPe0Kvo<> ここって新参さんはどこに行きゃええの? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 07:46:51.77 ID:Z9C9iVFmo<> >>90
いらっしゃい、ここで能力もらってくると良いよ
http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1297871650/
ある程度なら希望に沿ったものもらえる、炎を使えるのとか、召喚系が良いとか

貰ったらメイン戦闘はここだからここでロールすると良いよ
でも今日は平日だから集まるのはもう少しあとかも? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 10:08:55.66 ID:dFwPe0Kvo<> thx
いてくる <> 【魔工突貫】<>sage<>2011/03/01(火) 13:24:32.84 ID:VsnA9oLSO<> 【剥き出しの鉄骨が真昼の日差しに照らされ、重苦しい鈍色を反射しているのはとある建築予定地】

【遠くには人々が行き交う雑多な足音が微かに聴こえるが、此方に足運ぶ者はいない】

【春風に吹かれたブルーシートが棚引き、鉄骨に被さり、土台を洗う光景】
【一般人が知ることのない日常がそこにあり、作業員のみが知る日常がそこにあり】

「――――――あっはっはっはっは! 思い知ったか魑魅魍魎!」

【誰も知ることのない非日常が、今日はここにある】

「このワタシのテリトリーで悪行蛮行許すまじ」

【一対の鉄骨の間に、膜のように張られたブルーシートの向こうに二つの影が見える】
【一方は幾つもの影が蠢く、一目で異形とわかる造形であり】

「そんな魔物は―――」

【もう一方は、多少特徴的なシルエットだが、それでも人とわかる造形】
【しかし、その頭部にあたる影絵の真上に、箱状の影が掲げられていて―――】
「―――ジェノサァァァァァァアアアイィドォッッッ!!」

【耳をつんざく大声と共に、箱状のソレは降り下ろされ】
【一瞬、ブルーシートが膨らんだかと思うと、直後膜を引き裂いて刃先が覗き】
【荒々しい雄叫びを上げながら、痛々しい阿鼻の声を上げ、異形の影は両断された】

「……ふぅ、今日のお務め完了」

【赤黒い体液が付着したブルーシートは風に吹かれ、手荒に斬られた裂目より左右へと幕を退く】
【幕退きにより壇上に姿を現したのは、痙攣を繰返す二つの物体と】
【それを足蹴に、手にした得物を分かつ物体に突き刺して、右手の甲で汗を拭う少女だけであった】 <> 【幻想閃滅】見えない刃を無数に生み出し操る能力。<>sage<>2011/03/01(火) 13:55:02.55 ID:GOEPf1/50<> 結構・・・こたえるねこれは。

【路地裏】
【体の所々に包帯を巻き、白の詰襟を着るのではなく肩に掛けた人物がそこに座っていた。】
【胸の上の部分を真一文字に切り裂かれた彼は、その上に包帯を巻き】

【シャツで傷を隠していたが】
【包帯やシャツの上からでも分かる出血。】

くっ・・・。

【痛みによって少し荒々しくなりながらも】
【路地裏の壁伝いに起き上がり、歩き出すのだった。】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 14:46:16.75 ID:Qgr0uM4po<> >>39
「片耳だけでは不満足に決まって―――ちっ、邪魔をするな!」

【両手を使って引き剥がされてしまうが、それでも左手を押し込んで力をかけまくる】
【体勢的にこちらが上を取っているので体重もややかけ気味にし、一気に押し切ろうと言う判断らしい】
【もはや意地を張っているだけな気もするが、とにかく全力で犬耳を触ろうと、ふにふにしようというのだ】
【描写の口調が変わったが、そこは何卒御勘弁を】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 14:51:42.37 ID:AmwXTrZ4o<> >>95
ぬぐぐ・・・諦めろつるぺた・・・!

【だがこちらも、負けじと少女の両手首を両手で掴んで押し返そうとする】
【もしそうなった場合は、眼帯をした少女に押し倒されそうになっている犬耳を生やした青年という】
【なんともシュールな光景になることは必須であろう】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 14:55:35.09 ID:Qgr0uM4po<> >>96
「クッ……生意気な奴め……!」

【このままでは敗北必至、少女程度の力では幾ら体勢的に有利とは言え敗北は目に見えている】
【ならば……ならば、正攻法では無く少し小細工を仕掛け、相手の力を弱めれば良いだけの話】
【既に押し返されつつあるが、右手で相手の尻尾を手探りで探し、見つけられたならばそれを掴もうとする】
【つまり、先程の反応をもう一度再現し、相手が勝手に萌え系幼女よろしくな身悶え方をしている内に押し切ろうと言う算段】

【こういう時だけ妙に戦略的な少女、これを普段から発揮できれば幾らか怪我も少ないと思うのだが】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 15:05:30.74 ID:AmwXTrZ4o<> >>97
ひっ・・・つるぺた、やめっ・・・

【押し返していたはずの右手が突然引っ込み】
【ついつい離してしまった後、相手の算段に気が付き、探る手を止めようとするが】

わぐっ・・・

【うぎゃぁぁぁっぁぁああぁぁあ、ぁぎぃ・・・】

【その前にぎゅっと尻尾を見つけられ、掴まれてしまい、顔をかぁぁっと紅くしながら】
【ゾワゾワッとした感覚が背筋を駆け巡ると同時に、体の力が抜けてしまって】

【もしそのまま少女が力を掛け続ければ、簡単に押し倒されてしまうだろう】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 15:06:01.40 ID:JBMPyIgYo<> 「……テレビの犬は2本立ちしてました」

【巨大な公園に広がる草原の上で白い子犬と金髪少女がじゃれている】
【子犬は犬種が柴犬なようで飼い主の少女は明るめのワンピースにパーカーを羽織っていた】

【どうも子犬に後ろ足だけで歩行させたいらしく腋を掴んで持ち上げるも子犬はやる気無し】

『わふん…』

「…この子はもうダメであります」

【やるき無さげに大きな欠伸を一つする子犬に対し少女はふぅと溜め息を吐き言葉を零す】
【飼い主も諦めたのか子犬から手を離すとごろんと横になるそして子犬も寝転がっていた】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 15:15:51.02 ID:Qgr0uM4po<> >>98
「隙有りだ馬鹿め!!」

【勿論、相手の萌え系幼女よろしくな反応を見逃さず隙を突き、そのまま力を一気にかけ押し倒し】
【自分よりも大きい者を倒すと言うのは中々の優越感であり、そのまま左手を再び相手の左耳へと伸ばそうとし】
【辿り着けたならば先程と同様に摘まみ、ふにふにとするだろう、もちろんこの間も尻尾を強く握っている】

【と、ここまでなら誰もが羨む?べき状況ではあるのだが……一つ、問題が起きた、とても重大な】

【少女の着ているパーカーの内側には『風のスティレット』と言うとある能力者から譲り受けた”短剣”があり】
【それは切るよりも刺すことを目的とした短剣で、鋭利ではないが非常に鋭く、相手に止めを刺す為の短剣】
【それがこのバタバタとした動きの最中にパーカーを突き破ってしまったらしく、それでもパーカーの内側に作った引っ掛けに引っ掛かっているらしく】

【要は、少女の胸と腹の中間辺りから鋭い短剣の先端が相手の体目掛けて垂れていた】
【しかも、少女はどうやら気づている様子はなく……もし、少女が相手の体に完全に倒れようものなら―――ぐさり☆―――である】 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/01(火) 15:24:47.79 ID:dcQJX9XIO<> >>94
/まだいらっしゃいますか…? <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 15:26:02.51 ID:AmwXTrZ4o<> >>100
ぐぁぁ!!
くぅ・・・

【押し倒され、起き上がろうとするが、尻尾を握られ、力が抜けてしまっている上】
【相手にも力を掛けられており、とても起き上がれず、悔しそうな顔をしながら、左耳を摘まれ、ふにふにされていると】

ぅぐぐ・・・、・・・?・・・!?
ちょ・・・ま、きゃぃ・・・

【きらんとしたものが、少女の胸と腹の中間辺りに見えて】
【それをよーく見て見ると、なんということだろう、短剣であり、しかも自分のほうに向かっているではないか】

【これはとても危険だ、特に少女が全体重を自分にかけてきたらもしかしたら死ねるかもしれない】
【それを少女に伝えようとするが、耳をふにふにされるくすぐったさで言葉が遮られてしまう、絶体絶命という奴である】

く・・・ぅぅ・・・!!

【しかし、こんなことで命を落としたくは無いのか、なんとか背筋に来るぞわぞわに耐えながら】
【少女を少しでも突き放そうと、少女に向かって両手を伸ばす】

【ちなみに、どこに向かって手を伸ばしたのかは、青年にも中の人にもわからない、予測不能である】 <> 【凶徒】<>sage<>2011/03/01(火) 15:34:46.36 ID:VsnA9oLSO<> 【太陽が傾いた郊外に佇む、人知れず古びた廃ビルがある】
【周囲には荒れ地が広がり、文明も、賑わいも、いまは土中に埋もった不毛の土地】

【老朽化した廃ビルの硝子窓は、その殆んどが砕け、塵と混ざり】
【その中の一つ、いまもなお唯一原型を留めた硝子窓から中を覗いてみると】

【そこには夥しい血と、二桁に上る死体と、散乱した家財と】
【一人の教父が、いた】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 15:40:54.34 ID:Qgr0uM4po<> >>102
「ふふふ……待てと言われた待つほど愚かでは―――っ!?」

【今、中の人に対して物凄いフリを振られた気がしたので―――相手が触れた場所は肩】
【しかし、これは右手は、の話であり……相手の左手はこちらの右目、つまり眼帯に触れていた】
【確かに、この方法ならば下手に力をかければ右目に詰められている凝固系薬品が押されて激痛が走るので無理できなくなるが……】

「……中々に卑怯だな」

【偶然?ハッ!そんな言い訳は無用である、少女の左目は活気とか楽しさを失い、悲しさを帯びた】
【それも当然である、こちらのコンプレックス部分を突かれたら誰だって凹む、偶然だろうと悲しむ】

【ちなみに、この間も尻尾や犬耳の扱いは同じままで続いている、こういうところはちゃっかりである】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 15:48:00.97 ID:AmwXTrZ4o<> >>104
へ・・・?えぅ!?

【いきなり少女が元気を失い、なんか悲しそうな目をしてるのを見て】
【何がどうして!?と混乱するが、同じままで続く感覚に苛まれながらも】

ご、ごめっ・・・!!
そ、そそれれぇ・・・!!?!

【少しパニックになりながら、謝ろうとしつつ少女の胸と腹の間辺りからずいっと出ている短剣を指差す】
【ちなみに何故少女が悲しそうにしていて、卑怯だなって言ったのかはまだ理解できていない】 <> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 15:50:20.79 ID:hU9HHuMZ0<> >>99
【ビニール袋を持った男が、少女に近づいていく】
【恐らく少女の話を聞いていたのだろう………】

「二本立ちしない犬はただの犬です、二本立ちする犬はよく訓練された犬です」

【とかなんとか言っている】
【見た目は普通の一般人で、怪しい人物には見えないだろう】


【まあ草原で犬と遊んでいる少女に話し掛ける男とか、それだけでかなり怪しいんだけど。】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 15:55:18.01 ID:Qgr0uM4po<> >>105
「あ?それ?」

【一気に不機嫌な調子になり、それでいてそんな調子のまま犬耳と尻尾を弄り回しているが】
【一応、そちらへと視線を向ければ―――映画「エイリアン」に出てくるエイリアンの赤ちゃんよろしくな状態の短剣を発見】

「おっと!!これは危ないな……なんでもっと早く言わないんだ!」

【すぐさま相手から離れると立ち上がり、スティレットを一度右手で懐から取り出してから、左手でパーカーの口を広げ】
【その引っ掛け部分を覗いてみれば止め具であるボタン金具が外れているらしく、どうやら裁縫にミスがあった様子】
【右手でスティレットを普通に握っているので若干相手に向いている気もするが……別に他意は無い】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 15:58:09.66 ID:JBMPyIgYo<> >>106
「この子は訓練が足りないのですか」
「これからは毎日訓練であります」

『わんッ!』

【寝転がったままどこからか現れた男の話をジーっと聞いていたが上半身を起こす】
【そして納得っといった顔で相手の言葉に素直に頷くと子犬を訓練すべく腕を伸ばした】

【子犬と言えば腕を横に飛び回避すると余計な事を言うなと男に吼えていたのだった】

「しかたないので訓練するものを選ばせてあげます」
「2本立ちか三点倒立です、どちらがいいですか?」

『くぅ〜ん……』

【少女としては譲歩したらいいのだが子犬に提案した内容はどうみても無茶振りであった】
【子犬はもう一度男に吼えると簡便してくれ、といった様子で飼い主に添いより鼻をで押していた】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 16:01:34.65 ID:AmwXTrZ4o<> >>107


【相手が自分から離れた瞬間、ババッと転がっている山高帽を取って】
【自分の頭にズボッと被した後、少女に尻尾を向けないように警戒しながら】

・・・待てって言おうとしたのに
尻尾とか耳弄くるから・・・声だせなかったんだ・・・

【じとっと相手を見つつ、事情を説明する】

【相手に尻尾を向けないように警戒してるが、その変わりに短剣にはまったく警戒していない】
【相手が自分を刺そうとするとは思ってないのだろう、油断しまくりな奴である】 <> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:03:28.71 ID:hU9HHuMZ0<> >>108
【その場によいしょ、と座る】
【そして無茶振りを言う少女を見て一瞬で理解する】

【この子、天然か、と】

「三点倒立は犬の骨格的に無理だと思う」

【とりあえず意見を述べる】
【いや、骨格的に無理かどうかは知らないのだが、この犬の精神的に無理だろう、多分。】

「芸仕込ませる前に玩具で一緒に遊んでやれ」

【少女に向けてかどうか知らないが、独り言のように呟いた】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:11:13.18 ID:JBMPyIgYo<> >>110
【白い子犬と飼い主の睨み合いが始まり視線の間で火花が飛び散る勢いだったが】
【男の言葉を聴くと飼い主の少女は犬から視線を逸らしそのまま男の方へと向ける】

「そうだったのですか…」
「どっかの子寅ができると聞いたものですから」

【相手の人は博識です、等と考えながら素直に頷き三点倒立は断念することに決定】
【そしてどこか不服そうに風の噂で聞いたことをぼそっと小さく零していた】

【子犬のほうは今の男の言葉で男のことを許したらしく警戒をゆっくりと解いていく】

「犬ってどういうオモチャが好きなのですか?」

【犬は好きなのだけど犬の事になると詳しくないのか男に対して純粋な疑問をぶつける】
【一緒に遊ぶという点ではほぼ24時間一緒にいるためクリアしているのかもしれない】

【子犬は訓練という身の危険から開放されたため安心したのか女の子座りする飼い主の】
【膝の上にゆっくりと歩き近付くと飛び移る、そして其処で横になってふわぁと大きく欠伸】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:16:41.92 ID:Qgr0uM4po<> >>109
「……ふんっ、そうか、だから私の右目に触っても問題ないと言いたいのか?」

【と呟きながら自分が先程まで座っていたベンチへと歩いていき、どっさりと座り】
【スティレットをベンチに置き、もちろん刃の先端は後ろ向きにであるが、怪我しないように慎重に置き】
【懐に取り付けた例の『便利内ポケット』から裁縫セットを取り出し、要は縫い針と糸、それだけである】

「まぁ……調子に乗り過ぎてすまなかった」

【妙に素直、まぁ、それだけ右目に触れられたことがショックだったのかもしれない】 <> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:17:21.73 ID:hU9HHuMZ0<> >>111
【虎かよ!と心の中でツッコミを入れながら、アハハと苦笑】
【なんもいえねぇ】

【ビニール袋の中からお茶を取り出して飲み始めた】

「え?いや、ペットショップとかにあるだろ?」

(もしやこの子、ペットショップに行った事が無いのか?)
(いや、この天然っぷりからしてペットショップの事を知らないことすらありえる………)

【ちょっと酷い事を考えながら、子犬をチラリと見る】

「子犬が喜ぶ物というと、そうだなあ、犬は何かを噛んだりするのが好きだろうし、噛みやすいゴム製のボールとかだなあ」

【少し自信無さそうに言う】
【何せ、犬を飼った事が無いので、犬の玩具とかはよく知らないのである】

【ゴム製のボールとか骨型の玩具があるのを見たことがある程度だ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 16:21:28.97 ID:AmwXTrZ4o<> >>112
え・・・

【そういわれ、そういえば左手が何か硬い物に触れていたような・・・】
【とか、色々と状況を思い出し始め】

ご、ごめん・・・

【と、謝りつつ、立ち上がって、もう警戒する必要も無いだろうと】
【警戒を解いて、少女が座る隣(短剣が無いほう)に、座ろうとする】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:26:52.77 ID:JBMPyIgYo<> >>113
「ペットショップくらい知ってます」
「でも行ったことはありません」

【ペットショップという店があるというくらいには知っていたらしい―――】
【が、動物が売っているくらいしか思っておらず殆ど内容を知らなかった】

【子犬を手に入れた手段もちょっと人には言えないような代物だったのだけど】
【子犬と飼い主は相手がそんな事を考えてるとは思わず不思議そうな表情】

「ゴムボールですか…今度買ってみます」

『わん!』

【相手の言葉に良く知っているなぁ、と感心しながら頷いていた】
【子犬のほうと言えば何かを買って貰えるというのはわかったらしく嬉しそうに吼える】

<> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:31:27.75 ID:Qgr0uM4po<> >>114
「……謝らなくて良い、気分が余計に悪くなる」

【そう言ってから、そのつぎはぎが何箇所かあるパーカーを脱ぎ、まだ寒いと言うのにロングTシャツ一枚の姿に】
【まぁ、つまり袖の長いTシャツであるが、色は真っ黒である、どこからどこまで黒い、正に厨二カラーである】
【そして、パーカーの中に左手を入れ、内側を押し出し、補修が必要な部分を外側に出し、左手を外へと戻し】

【と、色々と書くと描写が長くなるので省力し、針を刺して糸を縫い始める、中々に器用だ】 <> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:33:38.80 ID:hU9HHuMZ0<> >>115
「あー、やっぱりか」

【やっぱ行った事無いのか…と自分の予想が当たってしまった事にちょっと悲しむ】

「こういう公園でボール投げてやると喜ぶからな、犬は」


「多分」

【やはり最後に自信無さげに付け加え、ゴクッとお茶を一口】

【しかしここで気付く】

【何でペットショップ行った事が無いんだ?と】
【そもそもペットショップは動物を飼う為に必要な色々な物が揃う場所】
【犬を里親で飼い始めたというのならいいが、ペットショップに行った事が無いというのは変だ】

「その犬って、どこで買ったんだい?」
「ペットショップに行った事が無いって事は、里親?」

【気になったので、聞いてみる】
【まさか手に入れた手段が人には言えないような(ryだとはこちらも思っていない】 <> 【凶徒】<>sage<>2011/03/01(火) 16:33:59.09 ID:VsnA9oLSO<> >>103
相手さん募集中ー <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 16:36:02.59 ID:AmwXTrZ4o<> >>116
・・・

【・・・】

【そういわれて、押し黙ってしまう】
【なにか気の利いたことでも言えよ】

・・・

【あぁ・・・なんで俺はこんなときに、気の利いたこと一つ言えないんだ・・・】
【くそ・・・俺の馬鹿・・・あぁ、もう・・・】

【そんなことを考えつつも、相手がパーカーを脱ぎ、寒い中ロングTシャツ一枚なのを見て】
【羽織っている黒いコートを脱いで、裁縫をする相手の両肩に掛けようとする】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:43:27.89 ID:Qgr0uM4po<> >>119
「ん……なんだ、別に寒いとは一言も言ってないんだが?」

【とか言いつつ鳥肌立っていた少女、所謂やせ我慢の類いである、そりゃ”最強の能力者”が寒がっていたら格好が悪いものだ】
【目線はあくまで裁縫をしている部分へと向けられ、そちらに視線を向けずに喋りかける、無駄に器用である】

「お前の出番はないから裁縫が終わるまで大人しくしているがいい」

【そして、そんなへらず口まで叩きだす始末、テンションが高かろうと低かろうと偉そうなのは変わらないらしい】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:43:28.66 ID:JBMPyIgYo<> >>117
「なるほどなー」

【相手の犬と遊ぶための指南を受けて素直に感心する】
【子犬のほうもそういった遊びをしたことが無いため未だ見ぬ遊びに浮き足立つ】

【飼い主と子犬で仲良く後でボールを買いにいこうと見詰め合っていたのだが相手の視線に気付く】
【相手の頭の中の考えなど全く持って予想もしておらず気にしてもいないためきょとんと見つめた】

「里親…というのはよくわかりませんが多分そうであります」
「この子がモルモットにされそうになっていたのでわたしが助けました」

【かなり曖昧にしてあり助けるというのも泣き落としだったり無理やりだったりと―――酷い】
【直接言うと少女のプライドやら何やらが在るのかもわからないのだが傷つくらしく誤魔化していた】
<> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:50:46.88 ID:hU9HHuMZ0<> >>121
「モルモ……………?」

【こちらもきょとんと相手を見つめる】
【モルモットという事は実験体という事であろうか】
【だが、保健所って捕まえた子犬をモルモットにしているのか?】
【焼却処分というのは聞いたことがあるが………】

【ここで頭に疑念が浮かぶ】
【殺処分ではなくモルモットになりかけていたという事もそうだが………】
【そもそも少女が嘘をついているかもしれないからだ】
【嘘をつかなければいけないような方法で入手した犬の場合、法に触れる可能性もある】
【もしかしたらそういう事に気付かず、拾ってしまって、捨てるのも可哀想だから飼ってあげているんじゃあ!?】

【と物凄い考えが浮かぶ】
【しかもこの男、相手を天然だともう完璧に思い込んでいるので………】

(この子なら…この子の天然っぷりなら……ありえる………!)

【みたいな思考になっていた!】

【とりあえず、確かめて見る事にした】

「それって、本当?」 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 16:53:08.01 ID:AmwXTrZ4o<> >>120
いや・・・なんだ・・・うん・・・
・・・俺が暑かっただけ、だから

【ぽりぽりと、頭を掻きつつ、ぽつりと】
【少女と似たような、素直じゃないことを言う】

・・・なぁ、一つだけ、まったくデリカシーが無くて、お前のことを考えてなくて
・・・お前が傷ついてしまいそうなことを・・・質問しても良いか?

【そして、裁縫をする少女に向かって、一つ質問をしようと考えるが、触れられただけで】
【あんなに悲しそうな目をする少女に、こんなことを聞いて良いものかと考えた末】

【一応、この質問を言っても良いかどうかを少女に聞く】
【デリカシーの欠片も無い奴だな】 <> 【凶徒】<><>2011/03/01(火) 16:54:25.76 ID:VsnA9oLSO<> 最後に>>103age <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 16:56:33.04 ID:JBMPyIgYo<> >>122
「モルモ?」

【相手の途中で切られた言葉に不思議そうに復唱していた】
【真実はモルモットにされそうになっていたと勘違いしただけなのだった】

【子犬も少女も今の状況に満足しているようなので不都合はないのだけど】

「ほ、ほんとうであります!」

【ちょっとどもりながらも相手の言葉に返す】
【実際嘘を吐いているため少し焦っているのだった】

【飼い主のそんな様子も知らず子犬は膝の上でごろごろ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 16:57:10.83 ID:DKxVXq9AO<> >>103
まだいますか <> 【凶徒】<><>2011/03/01(火) 17:00:01.53 ID:VsnA9oLSO<> >>126
ja、います <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:01:32.86 ID:Qgr0uM4po<> >>123
「……質問による」

【こうやって集中している時は途端に口数が減り、黙々と作業する中で一言だけで返す】
【チクチクと進めて行く裁縫は音すら立てず、周囲は木の葉のざわめき程度の音しかせず、とても静か】
【少女は内心、相手の質問の内容が心配ではあったが、まぁ、デリカシーが無いのは自分もであるので人の事は言えない】
【ただ、自分は相手ほど大人では無い子供な性格なので、スルースキルなんて無いし、嫌なものは嫌なモノとして受け取ってしまう】

「だが……お前は、意図的に私を傷付けようとは思ってないと信じている……から」

「ま、とりあえず言ってみるがいい」

【だが、だからと言って断る理由は一つも無い、”意図”ならば傷を傷として受け取るが、”事故”ならば傷は仕方なく見える】
【絶対に傷付かない、なんて言えない、自分はそこまで強い人間じゃないし、子供だし、物語の主人公ですらない】
【それでも、傷の受け取り方を変えることは出来る、傷付いたとしても無視する事は出来る、今までも傷は無視してきたから】 <> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:03:29.09 ID:hU9HHuMZ0<> >>125
(おや?今の反応は?)

【う〜む、と少し考え込む】
【やはりこの少女は何か危ないじじょーを抱えているんじゃなかろーか】

【さっきまでほのぼのとしていた子犬を見る目が、一瞬で超真剣な目に変わった】
【そう、こっちもこっちで勘違いしたのだ】

「保健所で焼却処分は聞いたことがあるけど…モルモットっていうのは聞いた事が無いし」
「その子犬にも、モルモットにされかけたような傷も無いし………」

【相手の膝の上の子犬を指差す】

「ちょっとその話は信じ難いなあ」

【口調は優しいが、声も目も真剣だ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 17:04:31.77 ID:AmwXTrZ4o<> >>128
・・・んじゃ、言う

【そう言われて、とりあえず言おうと】
【ふぅ・・・と息を吐いてから】

・・・その右目、元通りに、治したいか?

【と、一言、少女に尋ねる】
【コンプレックスを刺激するとはなんとも鬼畜外道である】
【無限地獄に落ちてしまえ】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:09:52.37 ID:JBMPyIgYo<> >>129
「保健所…?」
「何の話をしているのですか?」

【相手の保健所という単語にきょとんとしながら首を傾げる】
【少女は変な研究者から泣き落としで貰ったのであり其の単語に記憶に覚えは無い】
【相手が指を指すと子犬に何か危害を与えると勘違い―――抱きしめて庇っていた】

「別に貴方に信じて貰う必要はありません」
「これからわたしはボールを買いに行ってきます」

【勘違いした少女はさっきの良い子モードから一転、言葉も態度も冷たくなり始める】
【肩掛けカバンを肩にかけると胸の辺りで子犬を抱きながらゆっくりと立ち上がる】

【そしてツンッと相手から鼻を逸らすと片手でパンパンとスカートを叩き歩き始めようとしている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 17:10:33.70 ID:DKxVXq9AO<> >>127
すいません、できなくなりました

それから余談ですが。
ドイツ語じゃなくていいよ
日本人だから <> 【凶徒】<><>2011/03/01(火) 17:12:12.42 ID:VsnA9oLSO<> >>132
わかりました。またどこかで

キャラ付けですので、無問題 <> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:13:01.07 ID:hU9HHuMZ0<> >>131
「何…だと………?」

【相手が"保健所"を知らない事に愕然とする】
【里親を知っていて保健所を知らないってどういう事であろう?】

「うん?あ、ウン。」

【頭の上にクエスチョンマークを浮かべながら、フラフラと手を振って少女を見送る】
【何が何だか分からない、といった様子だ】 <> 【物理加速】<>sage saga<>2011/03/01(火) 17:18:48.01 ID:29xEHQqK0<> 【冷たい空気が辺りに漂い、地面はちょっぴり湿っている】
【かといってそこまで雨が降っているわけもなく、だからといって晴れているわけでもなく】
【所謂これが小雨日和、傘を点すべきか少し考える天気だ】
・・・・しかし肌に感じる冷たさに耐えることが出来ず
こうして俺は珍しく街の喫茶店で一服するのであった、と・・・・・

ピーヒョロー

【そんなわけで喫茶店の中で優雅にコーヒーを飲む男と赤い鷹がいた】
【しかしここは鷹を入れても大丈夫なのか・・・・?駄目でも無視するつもりだろうが】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:19:11.28 ID:Qgr0uM4po<> >>130
【ピタッと、手の動きが止まった、目が少し見開かれた、耳もピクッと一瞬動いた、でも、静か】
【つまり、どんな感情が沸き上がったのであれ、驚いたのは確定的であり、結構大きな言葉だったらしく】
【何を考えているのかはわからないが、暫くの静寂、沈黙、頭の中では信用している相手の言葉が木霊する】

【そして、また裁縫を再開し、それと同時に唇も開かれ】

「ふむ、それのどこが私を傷付ける原因となるんだ?」
「なに、さっきのだって別に触るのに怒った訳じゃない、ただ、右目を押して私から解放されようとしたのと勘違いしただけだ」
「なんなら、今からでも触ってみるか?まぁ、面白いものではないが」

「それで、まぁ、質問に対する答えだが……そりゃ、治せるなら、な」

「ただ、別に不便はない、遠近感にもとっくのとうに慣れたし、視界が半分なのにも慣れた」
「だから、無理に治す必要は全くないわけだ、特に心配はするな」

「それとも、お前が私の右目が無いのを不気味に思うなら……考えてやるが」

【少女は答える、質問に、その質問は完全に”劣悪な環境”になれてしまった者の言葉で、『住めば都』を表している】
【右目がなくとも慣れてしまえばどうという事はない、それが”普通”なのだから当然、”劣悪な環境”は”普通の環境”へと変わる】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:19:28.91 ID:JBMPyIgYo<> >>134
「さようなら、であります」

『わんっ』

【相手に一応不機嫌そうな表情ながらも別れを告げる、釣られて子犬も】
【里親といっても親のいない子の親になる程度の知識しかなかったのだ】
【保健所も病院か何かの類で子犬とは関係無いと思っていた――――】

「変な人でした…しろちゃんはどう思いますか?」

『わふん?』

【子犬のほうはどうでもよかった―――が感想らしく少女の問いかけに首を傾げる】
【少女も歩くうちにどうでもよくなったのか頭の片隅へ飛んでいっていた】

【その後仲良くゴムボールを買いにいったとさ】

/絡みお疲れ様でしたー!ありがとうございます
振り回してごめんなさい! <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 17:20:05.47 ID:NHPkiKLj0<> 【捕食人鬼】さんいらっしゃいますでしょうか? <> 【魔剣錬成】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 17:21:53.37 ID:crQuSQ/n0<> >>135
「あのーここは喫茶店ですよ」
「ペットは禁止のはずですっ」
「はやくトマトみたいな色の鷲を外に出してください!!」

【コーヒーを飲んでいると目の前に男と鷲がいたので話しかける】
【この指示に従わないのなら実力行使もするかもしれない】 <> 【快音玩槌】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:21:54.08 ID:hU9HHuMZ0<> >>137
【ポカーンと少女を見送る】
【ふと思い出したかのように立ち上がり、空を見上げる】

「…もう暗いな…」

【ビニール袋を持つ】

「………いったい何だったんだあの子は…」


【そう呟いて、公園を立ち去った】

/絡みありがとうございましたー
/大丈夫、ピコハン君はいつもこんなかんz(殴 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 17:24:25.16 ID:VsnA9oLSO<> >>138
ja、いるです <> 【物理加速】<>sage saga<>2011/03/01(火) 17:28:46.75 ID:29xEHQqK0<> >>139
【男と鷹は少しきょとんとした顔をする】
・・・・・・トマトみたいな鷲ってどこだ?

ピーヒョロ?(さあ?俺には鷲は見あたらねえな)

そうだな、トマトみたいな鷹なら目の前にいるんだがな

ピー(まったくもってそのとおりだな!)

HAHAHAHAHA!
【顔を見合わせてなにやら会話し、お互いに笑いあったあと】

ピーヒョロー!!!!(おい誰がトマトだこのクソ主人が表出ろやあああ!!!!)

いい度胸じゃねえか主従関係はっきりさせてやるぞコラアアアア!!!!!!
【今度はお互いになにやら叫びながら勢いよく喫茶店を飛び出した】
【なんか喧嘩する雰囲気がぷんぷんする、仲が悪そうだわこの二人】
【あ、コーヒー代払ってないんでよろしく】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 17:33:41.81 ID:AmwXTrZ4o<> >>136
いや・・・いい・・・
触られて・・・嬉しいもんじゃないだろ?

【その様子の後に口を開く少女を気遣うような】
【口調で、目を触ってみるか?という誘いを遠慮する】

・・・いや、不気味だとは思わない
・・・思ってるなら、こうやって話すことなんてしないだろうし、こうやって触れることもできないよ

【相手がそう言うのに、別に不気味だと思ったから言ったわけじゃないと】
【話して、少女の頭を一撫でしようとする、実際に不気味と思っているわけではなさそうだ】

・・・そうか、治せるなら、か

【そして、アカデミーの制服のどこからから分厚く、大きく、重そうな装飾を施された】
【まさに魔道書って感じの本を取り出して、ペラペラとページをめくり始める】

【表紙の装飾や、その重そうな見た目に似合わず、中身はすべて白紙である】
【ちなみにどこから出したのか聞かれたら困る、この青年はもちろん中の人も困る】 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 17:38:11.45 ID:NHPkiKLj0<> />>141 了解しました

>>73
「嗚呼なんて美しき哉。やはり貴方はメインディッシュたり得るものだ」
「素晴らしい素晴らしい素晴らしい素晴らしい。」
「今日はいい夜ですね。こんなに上質な食事が取れるなんて」

その恍惚の表情と連動するように頭の中は脳内麻薬で満ちていた。
迫りくる触手をサイドステップで回避しようと考えたがここは狭い路地裏。
それをするには狭すぎる。これは困った。
前進すれば自分は美味しく食事される。後退すれば狩られる側。
どちらにせよメアリは少女を美味しく食べる事はできないではないか。

迫りくる触手を髪でガードしようにも髪は常に首しか狙わない。ねらえない。
触手が独立した生き物ならばその首を狙う事はできただろうがソレは無理だった。
縄は男を守らず首だけを狙って動く。こうなっては防御は無用。
縄の本数を5本増やし、この場には15本の縄が存在することになる。
その5本はまっすぐ首へ向かっていく。

その動作と並行して男は取りあえずのどを両腕で覆うようにガードした。
少なからず即死は免れる事が出来るかもしれない。
男は笑っている。自分が食べられるかもしれない事に対して。
<> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:43:39.68 ID:Qgr0uM4po<> >>143
「っ……集中している時に撫でるな、気が散る」

【あくまで平静になるよう努め、なんでも無いような素振りをしながら裁縫を続ける】
【だが、まぁ、相手の話を聞いて安心した点もあると言えばあり、悪い気分では無い】
【そして、もうそろそろ大分補修が終わり、最後に顔をパーカーに近づけ、糸を歯で噛むと引っ張って噛み千切る】

【そして、そちらへと視線を向ければ、何やらいつの間にか重厚感溢れ本らしきものを広げる相手】

「……あー、何をしているんだ?」

【勿論、疑問は山ほどあるが、とりあえず大雑把に一つ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 17:50:03.28 ID:AmwXTrZ4o<> >>145
・・・何してると思う?

【そう聞かれて、犬耳や尻尾を触られた仕返しのつもりなのか】
【イタズラっぽく、何をしていると思うかを聞き返しつつ】

・・・sanare

【分厚い本の白紙に手を当て】
【なにやら、外国の言語らしき言葉を言うと】

【薄いピンク色の魔法陣が、白紙のページに突然、現れる】 <> 【魔剣錬成】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 17:51:52.60 ID:crQuSQ/n0<> >>142
「上等だおらぁ!!」

【こっちも喧嘩する気である】
【そして炎の剣を出す】
【店の中でそんなものだしたら火事かもしれない】
【そして外に出る】
/遅れてすみませんでした <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 17:55:22.24 ID:Qgr0uM4po<> >>146
「お前のレッテル的に……魔法か?」
「でなかったら、さっぱりわからない」

【小首を傾げて疑問を投げかけるが、少女自信には皆目見当が付かない様子】
【まぁ、それもそうである、少女からしてみればその外国語すら理解出来ないのだ】
【と言うか、相手の聞き返し方に軽くイラッと来た】 <> 【捕食人鬼】<>sage<>2011/03/01(火) 17:56:19.30 ID:VsnA9oLSO<> >>144
【今場にある十の髪縄に加え、新たに五本の来客を見て、少女は溜飲を下げ、告げる】

「? なにをしているの。貴方に用はないわ」

【両腕を交差させ、喉を庇うように少女へと対峙する男を嘲笑うかのように】
【飛び出した触手は「髪の怪異」の喉元へと到達し、深々と食らい付いた】

「鬼さん……というよりワカメね」
「ワカメさんこちら、手のなる方へ―――」

【数が増えたとはいえ、速度自体は遅く、その軌道を見切るのは容易い】
【自身の首、その一点へと乳を欲しがる赤子のような髪縄共へ、少女は手を叩き奥へと歩を下げる】

【愉しげに髪縄共を相手する少女の拍手に連動するかの如く、食らい付いた触手は「食事」を始める】
【「食事」、と言っても至極単純な内容。子蛸の踊り食いならぬ、髪の丸飲み】

【さらに、先程より計十の髪縄達を縛る触手等も、続くように「食事」を始めた】
【その様子は浅ましく貪欲に、皿まで舐める童子と同じように再現なく、喰らう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 18:00:08.76 ID:AmwXTrZ4o<> >>148
・・・正解

【と、正解であると、少女に返事を返し】
【魔道書に現れた魔法陣から手を離す】

【一レス目 初等魔法状態】

・・・そういえば、俺は名前言ったのに
・・・お前の名前をまだ、聞いて無いな

【そして、じっと少女に目を向けつつ】
【遠まわしに名前教えろと要求する】 <> 【魔剣錬成】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:03:49.64 ID:crQuSQ/n0<> >>147
/訂正
炎の剣を出す→火の剣を出す
/すみません <> 【物理加速】<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:03:51.67 ID:29xEHQqK0<> >>147
【外に出ればわかるだろうが、どうやら話しかけてきた相手に向かって言ったわけではなく】

ピーヒョロー!

オラアア!!!!
【一匹の赤い鷹と男が、異種格闘技戦を繰り広げていた】
【鷹は己の武器である翼と爪を活かし、空中からのヒットアウェイ戦法!】
【男は地上でそれを待ち構えて、迫り来る爪を避けては反撃を試みる!】
【共に攻撃を繰り出すが未だに両者一撃も与えられず!しかしなお攻撃の手を休める様子無し!】

『おい、あの勝負どっちが勝つと思うよ?』
『ああ、俺は鷹が勝つのに100円かけるね』
『じゃあこっちは男に1000円賭けるわ』
『・・・・・両者相打ちに一万』 『!!』

【いつの間にか人だかりが出来ており、ストリートファイトの賭けが始まっていた】 <> 【魔剣錬成】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:08:33.65 ID:crQuSQ/n0<> >>152
「喧嘩はいけませんよ」

【そう言って剣を追加】
【火の剣を出す】

「一撃でたたき割ってあげるよー!」

【そう言って鷹に剣を投げもう一方で男に切りかかる】
【自分もそのストリートファイトに乱入する】
<> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 18:14:05.56 ID:Qgr0uM4po<> >>150
「ほぅ……」

【魔法、そういえば何だかんだで初めて視るのではないだろうか?】
【以前かけられた事のある鎮静化の魔法はこちらには自覚が無いのでノーカウント】

「ん、あ、ああ、そういえばそうだったな、こほん」

「狂死 月華(キョウシ ゲッカ)だ」

【どう聞いても厨二ネームな名前を名乗る少女、所謂”真名”である】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 18:18:50.71 ID:AmwXTrZ4o<> >>154
・・・へぇ

・・・で、本名は?

【軽く流す、名前の月華なら、余裕で本名だと信じられるが】
【狂死という苗字の人間なぞ居ないということはわかるようだ】

【ニレス目 初等魔法状態】 <> 【物理加速】<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:27:57.68 ID:29xEHQqK0<> >>153
【飛んできた炎の剣を紙一重に鷹は回避、若干炎が翼につくものの】

・・・ピー(お、これちょっとかっこよくね?)

【なんだかちょっぴり惚れ惚れとしながら自分の翼を見つめていた、熱くないのか】
【そして男の方はというと】
・・・・感心できないな、喧嘩に武器を使うとは
男の喧嘩はいつだって拳一つだろ?参加したけりゃその剣を捨てな
【切りかかってきた位置にはすでにいない、まるで瞬間移動したかのように】
【剣を持つ男の左横に立ち、ビシッと指をさしながらそう呟く】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 18:28:12.54 ID:Qgr0uM4po<> >>155
「い、今のが本名だ馬鹿者!!」

【即座に怒鳴って切り返す少女、あくまでそれで押し切るつもりらしい】
【なんだかんだと言って強情な少女だ、特に厨二設定の部分は一歩も譲る気無いらしい】

「狂える死の誘いに月に咲く一輪の華とかいて『狂死 月華』ッ!!」

「一度で覚えろ!二度目はもう言わないからな!!」

【と、更に更に厨二病を展開してなんやかんやでこのまま受け止めてもらう気らしい、図々しい】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 18:33:56.50 ID:AmwXTrZ4o<> >>157
・・・せめて、もう少し苗字をそれっぽくしといたほうが良いぞ

【と、名前に関しては少女の厨ニ設定を受け入れることはせず】
【とりあえず、素直にさせようと思ったのか】

・・・俺は、本名いったんだから
・・・お前も言わないと、フェアじゃないだろ?

【と言いつつ、少女の頭をなでようとする】

【三レス目 初等魔法状態】 <> 【魔剣錬成】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:34:46.32 ID:crQuSQ/n0<> >>156
「だが断る」
「自分はただ単に相手を苦しめたいだけさ」

【そう言って二つのうちの投げているほうの剣を消す】
【そして剣の長さを長くして相手に当たるように180度ぐらいに振り回す】
【よけるのは簡単だが民間人を巻き込むことになるかもしれない】

「さぁてどうするよけるか?それとも当たるか?」
「自分の命を取るか他の人の命を取るかだよ〜」

【挑発するように言う】 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:37:25.84 ID:NHPkiKLj0<> >>149
「…!!何をする!止めろ!私のメアリに指一本触れるな!!」
「触れていいのは、私だけだ!」

のどをガードしていた腕を解き触手を出す少女に向かって走りだす。
激昂。自分しか触れるのを許していない拷問器具を「食べ」はじめた少女に対して激昂する。
冷静に考えれば逃げるのが当然である。だがそんなことは選択肢に入っていない。
今の選択肢は「目の前の無礼者を殺す。どんな手を使ってでも迅速に殺す」それだけだ。

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!
その表情はまさしく鬼気迫る。その一言に尽きる。

接近する間にもメアリと名付けた拷問器具は食されている。

/私用で遅れました。すいません <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 18:39:55.99 ID:Qgr0uM4po<> >>158
「クッ……だから今のが本名だと―――だぁー!かぁー!らぁー!!頭を撫でるな!!」

【頭へと伸びてきた相手の手の目的を察知できるようになってしまったらしく、片手で振り払う】
【歯軋りをしながら不機嫌と言うか、怒りで興奮しているのか顔が赤くなっている】

「ぶつくさ言うな!じゃあ、お前は私がお前の名前が嘘っぽいからと言ってしつこく聞いても良いのか!!あぁ!?」

【……そして、挙げくには子供みたいな水かけ論まで持ち出す始末、まぁ、子供なのだが、未成年なのだが】 <> 【物理加速】<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:44:05.90 ID:29xEHQqK0<> >>159
・・・・ホツマ

ピー(あいよ)

【180度の振り回しを、男は素早くブリッジのような姿勢を取って避ける、舐めてるだろお前】
【そして鷹はというと・・・】

『ぎゃー鷹が襲ってきたー!』
『顔面攻撃とか反則だろ!鷹の負けだ!』
『よし、お前1000円払えよ』 『・・・・え?』

【人々に襲いかかってその場から退散させた、これで人的被害は出ないだろう】
【ちなみに剣に当たりそうな位置にいた人は鷹が体当たりでぶっ飛ばしてくれました、加減しない鷹だな】
【それを確認した後、男はブリッジのような姿勢から元に戻り】
・・・・さて、これで遠慮なく
【余裕そうなニヤケ面を披露した後に】
逃げる!!!!!!
【方向転換、背中を向けて逃走開始!敵に背を向けることを恥とは思わない!】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 18:47:24.12 ID:AmwXTrZ4o<> >>161
あー・・・信じてもらえるまで
これが本名だって言い続けるかな・・・

【そういわれ、試しに考えてみつつ、信じてもらえるまで】
【言うしかないな・・・とか想像して、言いつつ】

それか・・・戸籍みせるとか・・・

・・・まぁ、とにかく、俺がこんな考え方な以上
お前も俺が信じるまで本名だって言うしか無いな・・・

【と言いながら、頭なでさせてくれないならば・・・という感じに】
【相手を抱き寄せ、自分の胸に少女の顔を押し付けようとする】 <> 【魔剣錬成】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:47:39.24 ID:crQuSQ/n0<> >>162
「どうしてこうなった」

【民間人に突進する鷲、ブリッジで避ける人間】
【もはやい、いま(ry状態になっていた】
【そしてまたコーヒーを飲むのにもどったとさ】

/絡み乙でした〜
<> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 18:48:09.55 ID:AmwXTrZ4o<> >>163
【中等魔法状態】

/これ抜けてました・・・すみません <> 【物理加速】<>sage saga<>2011/03/01(火) 18:51:11.30 ID:29xEHQqK0<> >>164
/うい乙でした〜 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 18:53:47.88 ID:Qgr0uM4po<> >>163
「ほら見ろ、だから私は断固抵抗を―――っぐふっ!!」

【さも勝利を得たかのように不敵な笑みを浮かべかけたが、相手が抱き寄せてこようとしたので後ろへと体を移そうとしたものの】
【少女程度の力では難しく、相手が本気の力では無いのはわかっているのだが座っているのだから移動もし難い】
【と言う様な理由で抱き寄せられてしまい、少女の顔は相手の胸に押しつけられてしまう】

「ぬぅぅ……お前……一応、これってセクハラになるの理解しているのか?」

【まぁ、だからと言ってどうこう騒ぐつもりなど今更無いのだが、一応言って置く】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 19:04:11.65 ID:AmwXTrZ4o<> >>167
・・・あぁ、理解してる
・・・だから、取引だ・・・本名を言ったら離してやる

【・・・はぁ・・・コイツ、相変わらず抱き心地好いな・・・】
【・・・なんか、好い匂いまでするし・・・落ち着く】

【なんと、セクハラだと理解していたようだ】
【これまた、驚きの新事実である】

【相手を抱きしめながらも、その抱き心地の好さや漂ってくる好い匂いに】
【なんか落ち着いている、ついでに、コートを少女に掛けてしまっているので】
【ズボンからはみ出た尻尾を隠しているものは何もなく、その尻尾は元気良く左右に振れている】

【知ってるとは思うが、犬が尻尾を振るときは嬉しいときとか、警戒しているときかの二種類と言われている】
【恐らく、今回の場合は嬉しいという意味での振りであろう・・・】

【・・・どう考えても、変態である、中学生女子を抱きしめて喜ぶとか変態以外の何者でもない】

【一レス目 中等魔法状態】

【もう一つ、誰も気づいていないと思うが、魔道書の魔法陣の形が変わっている】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 19:16:25.38 ID:Qgr0uM4po<> >>168              キサラギ ルリ
「………………………………如月 瑠璃」ボソッ

【と、何故か長い長い長考の後に小さい小声で呟く、正に今時な名前である】
【相手の尻尾の動きは勿論見えていたが、相手が変態なのはとうの昔に知っているので今更である】
【それに、まぁ、長考の理由は『言うか言うまいか』であるのは当然だが、『相手に本名を知られたくないから』と言うよりかは……違う理由である】

「さぁ、言ったぞ、興奮してないでとっとと離せ、変態め」

【そして、ごく当然の反応、いや、少し言い過ぎな気もするが】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 19:22:55.57 ID:AmwXTrZ4o<> >>169
・・・如月、瑠璃か・・・
・・・良い名前だな

【その名前を聞き取り、そういった後】
【約束どおり、抱きしめる少女を離す】

・・・別に、興奮なんてしてない

【そして、興奮してないでと言われ、ばっと尻尾を両手で隠しつつも】
【目をそらしながら、ぶんぶんと顔を左右に振り、苦しい嘘をつく】

【ニレス目 中等魔法状態】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 19:34:04.86 ID:Qgr0uM4po<> >>170
「嘘を吐け、怨むなら尻尾をお前に付けた魔法使いを怨むが良い」

「それに、セクハラして置いてその反応も中々にイラッとするな」

【そう言えばまだしまっていなかったスティレットをパーカーの補修した内側の引っ掛けに引っ掛け】
【念の為手で触ってみてから安全性を確認し、裁縫セットも便利ポケットにしまい入れる】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 19:41:28.12 ID:AmwXTrZ4o<> >>171
く・・・

【顔を逸らしながら、犬耳を生やした魔法使いを】
【再び呪い怨みつつ】

でも、本当に興奮してたわけじゃ・・・
なんていうか・・・落ち着いてたっていうか・・・

【少女の顔を再び見ながら、少女を抱きしめていた感想を伝える】
【これはこれで恥ずかしく、少し顔を紅くする】

【三レス目 中等魔法状態】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 19:45:10.90 ID:Qgr0uM4po<> >>172
「……そ、そうか」

【褒められているのか褒められていないのかよくわからない返答ではあるが、何か聞いているこっちも恥ずかしくなり】
【一瞬、顔が赤くなりそうであったが先程のイラッとする気持ちを思い出して何とか平静を保ち続け】
【肩に掛けられていたコートの端をそれぞれ両手で引っ張り、自分から更に包まり】

「と言うか、その魔法とやらはまだなのか?」

「もうずいぶん話しこんでいる気がするんだが……」

【とりあえず話題を変えた方が良いような気がしたので、先程から気になっている魔法の話しへと路線変更】 <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 19:47:43.47 ID:IFV0+qe3o<>
【夜風が影を胡乱にする】
【無音。某タワーの最上階、生あるもの悉くが眠りに堕ちたと錯覚させる重い静謐が満ちていた】
【孤独、佇む虚影を除いて人影なし。虚影を数えぬなら、いま、此処には誰一人存在していない】

「……ふむ」

【水面の月。映写される演者。映しだされた虚無。その存在、悉くが不可解極まり、意味不明】
【薄羽色のどこまで伸びたか判らぬ髪が、虚影の一歩に付随する。今宵の虚像は、軍服の服装をしていた】
【躯の如く、皮と骨しか存在しないような指先が、虚空に奇怪な陣を描く。泛べる冷笑。なにを、為しているのか】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 19:50:32.13 ID:AmwXTrZ4o<> >>173
ん・・・あぁ・・・

【そういわれ、視線を魔道書に向けなおし】
【それを持って、魔法陣がどんな様子になっているかを確認し】

んー・・・もう少しだな・・・

【と、少女に返事を返す】

【四レス目 中等魔法状態】 <> 【怨邪餓狂】@wiki<>sage saga<>2011/03/01(火) 19:54:45.18 ID:IFV0+qe3o<> >>174
/っと、追記。もしかしたら最初の返信遅れるかもしれませぬ <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 19:55:53.37 ID:Qgr0uM4po<> >>175
「……それまで私に待て、と?」

【少し不機嫌そうな表情をしながら、相手に尋ねる、不機嫌そうに】
【見れるならとっとと魔法を見たいので、そろそろ怒りそうな感じではある】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 20:01:03.81 ID:AmwXTrZ4o<> >>177
・・・それまで、なにかおしゃべりするというのはどうだ?

【そんな相手に、もう少し待って欲しいからなのか】
【こんな提案をしてみる、さっきからしていることだが】

【五レス目 中等魔法状態】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/01(火) 20:08:16.42 ID:9lh0I2Bco<>

───ちりり〜ん

【え?何時も何時も現れ方が代わり映えしないなって?】
【うっせぇ、こちとら部長に言われてしょうがなく見回りしてんだから文句言うんじゃねぇよ】
【と、まぁ俺はいつもの白い自転車にまたがって夜の街・・・夜の街っつって某眠らない街とは違うぜ?】
【を巡回しているわけだ。今は、大通りから一本入った広すぎず狭すぎない裏道を通っているわけだ。】
【途中で、おでんの屋台を見つけたから立ち寄りたかったんだが勤務中は怒られちまうからな・・・】
【どうせなら、経費で落ちりゃあ良いのにな?】


『お! ハレじゃん!うーっすうすうす!』

「だーーっ!! 俺は『ハレ』じゃなくて『くもなし』だって言ってんだろうがっ!!」
「豚箱にぶち込むぞコノヤロウっ!」

【と、ここで生意気なガキンチョが俺のことを『ハレ』なんて呼びやがる。】
【俺の名前は『晴天』と書いて『くもなし』だって何べんも言ってるのに・・・この町の奴は俺のことを】
【『ハレ』って呼びやがる・・・・全員母ちゃんの腹の中からやり直して欲しいな・・・最近切実にそう思うぜ・・・】

【ガキンチョはさっさと家に帰れ!と追い立てた後に、近くにある公園に自転車を乗り入れた】
【公園なら、難事件が発生することもねぇだろ?・・・平穏一番 電話は二番 三時のおやつはなんちゃららってな】

//なんでもこいやー!! <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 20:23:26.84 ID:Qgr0uM4po<> >>178
「……さっきから、既に他愛も無い訳の分からない話をしているだろうが」

「なんだ?まだなにか喋り足りないとでも言うのか?」

【既に喧嘩腰になっている少女、かなり待ちくたびれている様だ】
【それにしても、短気過ぎな気もしない事はない】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 20:27:40.66 ID:AmwXTrZ4o<> >>180
いや・・・まぁそうだけど・・・
もうそろそろなんだけどな・・・

【といって、魔道書を見ると】
【魔法陣がさらに複雑に変形する】

【上級魔法状態】 <> 【捕食人鬼】すいません、すいません、すいません、すいません、すいま(ry orz<>sage<>2011/03/01(火) 20:36:41.45 ID:VsnA9oLSO<> >>160
【少女が奏でし誘いの音は、髪の化物を惑わせ、鬼面の男を狂わすか】

「あははっ。いい顔よ、貴方」

【必死の形相にて迫るる男を見て、少女は頬を綻ばせ、無邪気な笑みで男を誘う】
【一歩、二歩。ステップを踏むかのように地を跳ねる少女。しかし】

「―――あら。困ったわ」

【規則正しく響いた誘いの手は、T字の分岐点に少女の背がふれ、止まる】
【華奢な肩越しに灰色の壁を見詰める間にも、少女を殺さんと死神が寄るが―――】

「―――もう遊びはおしまいだなんて―――」


【とてもつまらなそうに、心から面白くなさそうに眉をつり上げ愚痴る少女】
【そして、少女の顔が駆ける男へと振られると……少女の背より出でた触手等】
【狭き路地裏の左右上下を走った髪縄共を捉え、喰らい。壁や地面や空を巡った彼らが】
【その腹の中、少女を基点とし敷かれた五つの管が、指を握るように、閉じる】
【男を掌握し、圧砕し、圧縮し、圧迫し、圧搾し、圧死させる、それだけのために】 <> 【殺戮船長】 @wiki E.サーベル ピストル<>sage<>2011/03/01(火) 20:50:44.29 ID:bFppAIGx0<> 【骸骨印の風に羽ばたく、黒い旗、海面に沿い波に揺られる木造りの海賊船】
【本日は港町沿いに停泊、漁業が盛んな豊かな町、当然此処で買い出ししない訳にはいかない】
【ーーー今日は少し船から離れた商店街の買い物船長にPick up】

さきいかに裂けチーズ、いか天せんべいに柿ピー
ビーフジャーキーにチーズスナック、鯖缶とツナ缶……ん、こんなモンかねぇ

【片手で主に缶詰め等で、沢山詰められた袋を軽々しく片手に抱え持つ海賊帽と金髪の少女】
【メモを握り潰し見事なコントロールで離れたゴミ箱に投げ入れる】
【其の際に聞こえる耳を撫でるような鳴き声】

小猫「みゃー……」

…………

【ーーー目と目が合う、瞬間に、眺める路地裏の薄汚れた小猫、親と子がはぐれたのか】
【其のおぼつかない足取りはとてもひ弱で……ーーーしかし船長は】
【コレでも極悪非道の海賊を従える身、一匹の猫に等に構ってられn】

鯖缶……ーーー食うか?

小猫「みゃー♪」

【構ってしまうのが、此の船長、一つの酒のつまみ用の鯖缶を片手と口で器用に開け】
【中腰に、子猫に鯖缶を与えながら軽く撫でる……ーーー】 <> 【尋問蜘蛛】 @授与すれ>>744<>sage saga<>2011/03/01(火) 20:51:32.10 ID:NHPkiKLj0<> >>182
少女に誘われた怒れる男は呆気なく圧砕・圧縮・圧迫・圧搾というプロセスを経る。
そのプロセスにより男は死への階段を駆け足より早く、プロのアスリートよりも速く、速く圧死しつつあった。

「………アアア」


―――メアリ………メア……リ


その言葉と共に男は圧死する。

男は最後まで自分よりも自分の拷問器具の名を呼んでいた。

男にとっての唯一の救いは歪んだ愛情を注いだ拷問器具の最後を自分の目で見ずに済んだこと。それだけであった。
今宵、一人の気狂いは少女の皮をかぶった鬼に食された。
星達や月はその食事を彩るインテリアであった。それらは美味しいとは言えないかもしれない男を食した後の口直しにはいいかもしれない。


【拷問蜘蛛】死亡

/絡み乙っした! <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/01(火) 20:52:25.20 ID:9lh0I2Bco<> //>>179でまだまだ募集中だぜぃ!イェイ <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 21:08:34.32 ID:Qgr0uM4po<> >>181
「……そろそろ私は寝る時間が近づいているんだが?」
「子供は早寝しろと言うだろう」

【自分からそういう子供も中々いないだろうに、と言うかいつも深夜何時までも起きている少女】
【しかし、ここでただただ待つのは嫌らしく、右手を指鉄砲の形にして能力を発動する構えを取っている】

/遅れて申し訳ありません!orz <> 【捕食人鬼】すいません、すいません、すいません、すいません、すいま(ry orz<>sage<>2011/03/01(火) 21:09:16.07 ID:VsnA9oLSO<> >>184
【人としての価値を砕かれ、食材と格を下げられた男の残骸を、拷問具と共に触手は飲み込む】
【食事を終え、加工を終え、後片付けを始めた触手の内一本が、少女の手元へと寄る】

「ずいぶんと小さくなったわね」

【手の内へと排されたブロック状の肉塊を見、顔を伏せ一言呟くと】
【髪と肉が入り雑じったソレを口元へと遣り、白い髪を振り上げると一息に飲み込んだ】

【少女の繊細な喉を、不恰好な肉塊が燕下するのが、喉元を照らす月明かりでよく見える】

「……色々と複雑なようで、本当はとっても純粋なあじ」

【瞳を綴じ、海老反りに身体をしならせ観味を味わい、そう感想を言い表した】

【その後、月に暗雲がかかり、ソレが晴れる頃には、そこにはもう、誰もいなかった】


/絡みありでした!
/色々すいませんでした orz <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 21:13:58.37 ID:AmwXTrZ4o<> >>186
・・・凄く、規則正しい生活なんだな・・・
・・・もうちょっと・・・なんだがなぁ・・・

【と言いつつ、魔道書をちらみして】

・・・とりあえず、これ

【なんか悪く思えてきたのか、アカデミーの制服のどこからから】
【ほどほどに良い甘さのジュースを少女に差し出す】

【一レス目 上級魔法状態】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 21:21:57.87 ID:Qgr0uM4po<> >>188
「……なるほど、それが魔法か、凄いが地味だな」

【ジュースを出したのを魔法と勘違いした少女、いや、もしかしたら魔法なのかもしれないが】
【折角なので両手で受け取り、ジュースを一口だけ口に含んでみて、飲み込む】

「……そう言えば、そうそう、例の魔法使いの詳細を教えてくれ」

「もし、私がそいつと会ったときに犬耳生えさせられたりしたらたまったものじゃないからな」

【と、何だかとても利己的な要求をする少女】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 21:27:42.41 ID:AmwXTrZ4o<> >>189
いや・・・違うんだが・・・

【そう少女に言われるが、違ったようで】
【魔法ではないと断言する、残念ながら、魔法じゃないようだ】

【魔法と思われても仕方が無い唐突さだが】

・・・まぁ、いいが
・・・えーっと・・・確か・・・

【少女にそういわれ、うーんと魔法使いの詳細を】
【腕をくんで、思い出し始める】

【ニレス目 上級魔法状態】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 21:32:50.26 ID:Qgr0uM4po<> >>190
「……まぁ、良い」

【深くは考えないことにした、うん、深くは考えてはいけないのだ】

「なんだ?思い出せないのか?」

「……本当にいるんだろうな?」

【思い出せない=居ない、と言う様な疑惑が頭の中で立ちあがるのであった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 21:40:36.90 ID:AmwXTrZ4o<> >>191
いや、居るぞ?
・・・嘘だったら、俺が好きでこれ生やしてることになるだろ・・・

【思い出しつつも、そんな疑惑に違う!と】
【自分の犬耳を隠す山高帽を指差して言う】

たしか・・・背はお前よりも低くて、年齢は、中ニぐらいだったかな・・・
・・・あ、そうそう、俺とお前と同じように、黒い髪だった・・・

【うーん・・・と、記憶の底からくみ出して、口に指を当て、色々な情報を少女に伝える】
【しかし、この条件に当てはまる人間は探せば山ほど居るだろう】

【三レス目 上級魔法状態】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/01(火) 21:52:36.25 ID:9lh0I2Bco<> //あえて言おう、しつこくても良いじゃないと。>>185 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/01(火) 21:54:34.07 ID:/t4Bqk/AO<>
【夜、公園、噴水付近】
【こんな時間帯に居るにしては、おかしい年頃の少女が】
【ぼんやりとした様子で、噴水の縁に腰掛けていた】

「………」

【少女の視線の先には、空にポツンと浮かんでいる少し欠けた月】
【都会のド真ん中にある公園なのか、夜空を飾る星の姿は少ない】

「……あの子も、見てるのかな」

【ぽつりと漏らした言葉、勿論答えなど帰って来る筈もなくて】
【相変わらず、ぼんやりとした顔で夜空に昇った月を見上げているのだった】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 21:56:06.14 ID:Qgr0uM4po<> >>192
「……すまない、ぶっちゃけ情報が曖昧すぎて嘘っぽいんだが」

「そして、それが嘘となるとお前がそういう趣味って事になるんだが……」

【ぶっちゃけ信憑性が薄過ぎて幾ら少女でも信じ切れないと言う結果になる、哀しいかな】

「まぁ、一応気を付けるが……本当に嘘は言ってないよな?」 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/01(火) 22:03:45.08 ID:AmwXTrZ4o<> >>195
言ってない・・・本当に・・・

【じっと相手の目を黒い水晶のような瞳で見つめながら、挙動不審にならずに言う】

【嘘をついているならば、いつものように、わかりやすく動揺するだろう】
【・・・いや、しかし、時々、さらっと嘘をつくことがあるコイツは信用できない・・・】

・・・あー
・・・突然、なんだが・・・如月は蛇は好きか?

【ふと、ちらっと魔法陣を見ると、少し考えるような声を出して】
【少女に突然、変なことを訊く、この状況だと、話を逸らそうとしてるようにしか見えない】

【四レス目 上級魔法状態】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 22:04:09.00 ID:kGiQ8Jr2o<> >>194
同じく、公園の、噴水の、『中』

青年は、ぷかぷかと、顔だけ出して浮かびながら、月と、その周りの黒い幕を眺めていた

―――と、ふと耳に少女の声が入る

「…(誰か、居たのでしょうか…?)」

警戒心が全くなかったためか気づかなかったが、どうやら先客がいたようだ
青年はその姿を確認するため、噴水から全身を表した


「…」

視認したのは、予想よりもかなり幼い少女だった
時は既に10の針を回っているが…家でだろうか?


色々思案しているうちに、少女も噴水のど真ん中に突っ立っている浴衣姿の青年に気づくかもしれない <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/01(火) 22:14:54.34 ID:/t4Bqk/AO<> >>197

「?」

【噴水の、水の湧き出る音に混じった違う音】
【青年が全身を表す際に立った小さな水音は、人の居ない公園ではなかなかに大きく】
【それに気付いた少女は、訝しむような顔で真後ろを振り向く】

【そして見たのは噴水のド真ん中に立つ「不審者」】
【浴衣姿のその人を見て、縁から腰を上げると】

「………こんばんは」

【警戒心からか、自らの黒いジャージを少し握って】
【一歩退いたような態度で、挨拶を投げかける】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 22:21:28.38 ID:kGiQ8Jr2o<> >>198
自分の登場に、立ち上がり一歩引いた感じの反応をする少女。
…しまった、少し驚かせてしまったか

「こんばんは」
「――こんな時間に、何をしていたのですか?」

青年は滑るように、物音ひとつ立てずに噴水の中を移動し
友好的な笑みを浮かべながら少女へと近づく
自ら上がった青年の浴衣や肌に、一切水滴などは付いていない

これらに、少し違和感を覚えるかもしれない <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/01(火) 22:31:01.44 ID:/t4Bqk/AO<> >>199

【水音、ほぼナシ 水面を揺らす波紋、少】
【明らかに水の中を歩いているとは思えない青年の移動から、目の前の人物は能力者だという検討を付けて】

「…あなたに…関係、ある?」

【にこやかな笑みを向ける青年から、やはり一歩距離を取りながら】
【少し強めの拒絶の反応を見せる――ある意味当然の反応だが】

【それと同時、青年への観察を続けると浴衣、肌に水滴が全く無いことに気付き】
【青年の能力は水に関する何かなのでは、という予測を始めて】 <> 【魔杖幻惑】 @wiki <>sage<>2011/03/01(火) 22:38:44.04 ID:bFppAIGx0<> 「……また……“アレ”か……ッ……」

【一糸を紡ぐ乳白い肌に、亀裂の様なモノが走り、黒い滑らかな髪が半分白髪化し】
【女性らしき人物は岩山の上、孤高な存在を見せつける白い月を背に、偏頭痛に頭を押さえ】
【少しずつ“意識”が殺がれそうに鳴る】

「死刺■焼死溺死出血死圧死■愛ハ■憎ミ■■狂狂狂うゥゥaaaァァッ!!!」
「……ーーー500年時果tE果テ果テtttテテテ!?」
「ァァ■■■ヲ許死テェナル■ノォ彼奴ヲヲヲ!!!」
「君は彼奴、彼奴君彼奴君私は僕hA君彼奴彼奴君でno君は彼奴を彼奴を彼奴を彼奴を」
「ーーー……yuルサNaィ」

【ーーー……壊れきったRadioの様に叫喚、網膜すら力が隠り溜まる血は涙を描き】
【立てた爪は頭皮をなぶり抉り、垂れる血はどす黒く、幼き肌に紅い化粧が塗られ】
【月は暗雲に刺され姿を見せぬ頃、其の人物の白髪化や肌の亀裂は止み】
【腰を砕き、肌から染み出る汗に抱かれ、肩で息をあげる】

「ーーーー…………ぅ」
「ーーー…………もう生まれ……変わった筈なのになぁ……」

【其の語り掛けは自らに……ーーー届いても及ばず血涙はただの滴へと変わり】
【彼の“発作”は収まりを見せた <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 22:44:36.77 ID:kGiQ8Jr2o<> >>200
「あるかないかで問われれば、ない…ですけど―――」

強い拒否を示す少女。
どうしたものか…ちくしょう、と内心でかなり落ち込む

「―――こんな時間に、あなたほどの年の女の子がぼーっとしていたら」
「一応男として、気になりますよ」

と、ここで少女が自分の体をジロジロと見つめていることに気づいた
…警戒心を解くためなら、仕方ないかと踏ん切りをつけ

「あぁ…」

カタ

噴水の淵に足を乗せ、右手を軽く前に出した

「僕の体は、水でできてるんですよ」
「――ほら」

蒼っぽい浴衣に包まれた右腕は、青年の声と重力に合わせて―――びちゃり、と落下する
腕だったモノは透明な水となり、噴水の縁に水たまりを創った

<> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 22:55:28.83 ID:w0Q/30lg0<>
「おおう・・・はっはっ!」
『どこ行ったー!』
『近くにいるはずだ!探せー!』

青い鳥が幸せを運んで来ない今日の夜、俺は無数のDQNに追われていた
リーダー格の男にウサ耳を生やしてしまったせいでこうなったのだが俺に掛かればあの程度の輩は一撃だ
なら何故逃げているのかと言うとだな・・・そう、人数が三桁近くなのである
一体どのようなカリスマ性を見せればそうなるのかはわからないがそれくらいはいたのだ

とまぁそう言うわけで今はDQNの声も聞こえず完全に撒いたことを伺わせていた <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/01(火) 22:58:37.09 ID:/t4Bqk/AO<> >>202

「そう、でしょう…」

【若干勢いの落ちた青年の姿――案外良い人なのかと思い、少々後悔】
【しかしその後のセリフにその気持ちは訂正、体を抱きしめながら更に後ずさると】

「…ろりこん」

【自意識過剰な少女、何を思ったのか青年へと言葉の刃を投げつける】

【そして青年がついに見せた不審な点の秘密――能力を明かすと】

「…へぇ…凄い、ね」

【圧倒的な相性の悪さ、それとアッサリ能力を明かした青年の意図】
【それらの要因から、下手な警戒は無駄だと思い】
【右腕の無い青年と水溜まりを交互に見ては、驚いたような子供らしいであろう表情を見せる】 <> 【幻想虹幕】<>saga<>2011/03/01(火) 23:01:49.85 ID:fgfoOGBz0<> >>201
その光景を、青年は見ていた
ラジオ、だとしてもラジオから流れるには少々不気味な『音声』で
亀裂が、白髪化が、最後の言葉を皮切りに、止まっていく

「……変な物見ちまったな」

その光景を見ていた"夜の住人"はふぅ、と短いため息をはき
しかし、ここから無言で何事もなく去ることは可能か、と考えるが――どうもできなさそうだ
狂った、狂っている、という表現が似合う――男性だろうか、女性だろうか――人物は呟くように滴を滴らせて、泣いている

「……あんた、何やってんだ?」

確かに、無言でされそうにはないと考えた
だからといって――何で声をかけたのか、その時は覚えていない
何故、自分から危険度があがるような選択肢を選んだのか <> 【究極芋虫】ちゅーじんのぱわぁ<>sage<>2011/03/01(火) 23:06:02.63 ID:AETdA9Qjo<> >>203

【物語の中の青い鳥は彼にハピネスを運んでこないが……】

――――――――

(うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!)

バシッ!バシィィイイインッ!!

その頭上、18mもの高さでは一つの死合いが繰り広げられていた

(おれは………まけえぇぇぇぇぇん!ちょーーーーーるぃぃぃぃぃっ!)
(いちぞくのながきにわたるいんねん!ここでたちきってくれよぉぉぉぉぉぉぉ!!!)

【それは小さなスズメと小さないもむしの、互いの生存を賭けた熾烈な攻防戦であった】
【クチバシに捕らえられたいもむしは、力を振り絞りその身を激しくくねらせるっ!】
【瞬間、スズメは堪らずそのクチバシを開く!】

(……っ!しょーきっ!!!うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお……りゃ)

「ピヒィィィィッ?!」

【渾身の一撃がスズメのスタマックにクリーンヒット】
【この過酷な戦いを征したのは…わずか6cmにも満たない小さな小さないもむしであった】

(ふ……おもいしったか……どーもーなるきょだいせいぶつすら、りょーがする…やはりおれがさいきょ……ん?)

【もう一度確認しよう。ここは上空18m】

(ぴゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!たすけてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!??)

【重力のままに、ちっぽけないもむしは地表への自由落下を開始した―――】

―――――――――

【町によくいる普通の雀なら、彼の頭上にいもむしを運んでくるかもしれない】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<><>2011/03/01(火) 23:06:58.58 ID:kGiQ8Jr2o<> >>204
「……ぇ!?」

終った。
青年は、少女の体内で自分との関係が強制終了させられたのを感じた
もう、どうにでもなりやがれ


「あはは…まぁ、唯一の個性ですから…」

ロリコンと言われたことをかなり引きずりながらも、なんとかぎこちない笑みを作って喋り続ける
落下した液体は、ずるずると地を這って青年の足から吸収された

「あまり、見せびらかすようなモノでもないんですけど、ね」

吸収した水を腕の位置に回し、腕を再生する
ずぼっ、と一気に腕が生える光景は、某ドラゴンボールのピッコロさんを想起させる(知らなかったらごめんなさい!) <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 23:14:23.35 ID:w0Q/30lg0<> >>206

「おう・・・?」

何かが視線を横切り、地面へだらしない音を立て落ちる
何なのかと目を見張った俺が見たものは______



「芋虫?」

はい、正真正銘の芋虫でした。決して飛行石とかではなくだ
まー正直何で落ちてきたんだ?と気にならないわけでもないが相手は虫、俺は人間だ
話が通じないことなど誰にだってわかる。だから困惑していた。主に対応について

「___燃やすかそれとも自由研究の対象にするか」

・・・・・・・・
人並みの思考しか持たない俺にはここらへんが精一杯である <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/01(火) 23:17:29.06 ID:/t4Bqk/AO<> >>207

「……まぁ、私は、ろりこんさんでも、引きませんが」

【自意識過剰な少女、青年の心配を言葉の刃で返しただけでなく】
【まるで青年が少女偏愛者であることを位置付けようとし始める――さっきドン引きしてたのに】


「…人間、誰しも、個性はある」

【引きつった笑顔、そんな顔を見て何故か偉そうに無い胸を張る】
【当然のことをドヤ顔で言ってるだけなのに】

「…そう? 私は、むしろ見たいし、知りたい…けど」

【あの某緑色のケツ頭大魔王の親戚のような、ピッコロさんもビックリの再生っぷりを見て】
【一度びくっと怯えたように跳ねるも、】
【青年の意見に、反対するような言葉を漏らす】 <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 23:18:40.77 ID:bFppAIGx0<> >>205
「ッ……ーーー!?」
「べ、別に何もッ……ーーー」

【何処の誰かは分からないが、孤高の闇から抜き出る様に聞こえる声に】
【少しの焦りが走って居た、人が居るとは思わなかった……ーーー彼女もしくは彼自身は】
【こんな醜い自身を見せぬ為に、今まで人の気が少ない場で生活して来たのだ】
【故に焦りながら明らかな嘘を付くのも当然かも知れない】

「何も無い……って事は無いけど……ーーー」
「ーーー……貴方が何者かは知りませんけど……何処から、見てました?」

【血の混じった涙を拭い、岩山からの光景を眺める様に三角座りをする】
【ーーー……こんな時間、こんな場所で会う人物に嘘など必要は無いだろう】
【高い岩山から見えるあちこちに散らばる明かりが見える遠い町】
【其れに焦がれる様に黄昏ながら僅かな溜息に……ーーー特に知りもしない相手に聞いた】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる<>sage<>2011/03/01(火) 23:21:05.63 ID:06y0tlcAO<>
【人気の無い閑散とした公園。男が1人歩いている。】

【まだ若干のあどけなさを残す顔立ちの青年である。】

…………。

【非常にボーっとした表情。】

【何か悩ましい考え事があるのか、】
【もしくは何も考えていないか。】
【おそらくは後者である。】

/何でもどうぞ! <> 【究極芋虫】ちゅーじんのぱわぁ<>sage<>2011/03/01(火) 23:27:36.18 ID:AETdA9Qjo<> >>208

ベチャッ★

【見事に落ちて無様に地べたの上で引くつく瀕死のいもむし】

(ぐふ……っおれにつばさがあったなら……いや!
うつくしくきらめく、あのはねがあったならぁぁぁぁぁぁ……―――)

【そういって、もはやここまでと小虫が意識を手放そうとした……その際】

(もやす……?じゆーけんきゅーのたいしょー、だと?)
(ききずてならんわあああああああああああっ!!!!!!!)
(きさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああっ!!!やれるとおもってかああああああああっ!!!!???)
(くそざるごときにぃぃぃぃぃぃ!そんなはずかしめをうけるいわれなしぃぃぃぃぃぃいいいいいっ!!!!!)

【内に眠る五分の魂は激しく燃え上がり!即座に体を持ち上げた!】
【そしてファイティングポーズよろしく頭を振り相手を見上げる!】 <> 【魔銃改化】体を銃器に変えるよ!!<>sage<>2011/03/01(火) 23:27:54.61 ID:trfKC9D00<> >>211

「祖国の面倒なルールー」
「テロリストでも狂人でもなく、軍人でアレー」

【非常にわざとらしく叫びながら】
【赤い瞳に銀色の髪と】
【気味の悪い男が公園に現れる】
【その目は妖しく殺意を孕み】

「てーわけでっ・・・、死んでもらうぜ??」

【ピストルとなった腕を相手にむけた】
【発砲はしない】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 23:29:58.42 ID:kGiQ8Jr2o<> >>209
「ちょっ、ちがっ…い……ますよぅ…」

少女の言葉を全力で否定しようとするが、途中から恥ずかしくなったため声が小さくなる
ぁぁもぅ…とクリーム色の髪をわしゃわしゃと掻き毟った


「あ、そ、そうですね…」

少女は胸を張りながら、この世で何万回言われたか分からないセリフを堂々と言い放った
反応に困ったが、一応相槌を打つ


「ん〜…なら」

一度びくっと跳ねた少女
またやっちまったか…?と新たな後悔に襲われたが、杞憂だったようで
興味を示した少女に最近編み出した技を見せるべく、右足を下げて噴水に付ける

「こんなのは、どうですか?」

すると、噴水の中から水の塊が盛り上がり―――小柄な兎を形作った
水兎は水面を跳ね、縁を飛び越え、ぴょんぴょんと少女の元へ向かう
顔なども正確に再現されているが、完全過ぎるほど透明である

/ちょい風呂オチです! <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる<>sage<>2011/03/01(火) 23:35:42.30 ID:06y0tlcAO<> >>213

………?

―――――!!

【深夜の公園に響く謎の声。】
【そして向けられる異常な殺気。】

なっ…!

【相手が遠距離系能力者と分かったわけではないが、】
【反射的に近くの大木の幹の裏に隠れる。】

……おい、なんなんだよお前…!

【若干のパニックに陥る。】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/01(火) 23:36:05.55 ID:w0Q/30lg0<> >>212

「はっはっはっ、活きがいいなぁこいつぅー」

まるでこちらの言葉に反応したかのように体を持ち上げる芋虫
その体からは何故かこちらを馬鹿にするような言葉が聞こえて来た気がしたのだ
そうかそうか、そんなに自由研究の対象が嫌か。だがな______

「虫に拒否権は粍単位もないんだ
 大人しくしないと加減を間違えて体が二つになるかもしれないな」

都合よく落ちていた割り箸を拾い、その先を芋虫に向けてやる。顔にはイケメンも吃驚するくらいの笑顔
きっと芋虫からしたらそれはそれは理不尽であろうが生体系の頂点に君臨する人様に逆らうのは許されざる行為
それはそう、神をも怒らせてしまうであろう罪深き行為なのだ。だから従え芋虫 <> 【幻想虹幕】<>saga<>2011/03/01(火) 23:37:25.98 ID:fgfoOGBz0<> >>210
焦った声を出すのを見ればその答えは明白化、何もしていないならこんな声でるか、と心の中で相手に突っ込みを入れる、どうせ行っても何もないの一点張りだろうと予想したからだ

この青年がこんな場所にいるのは時間に余裕ができた為、道を覚え、ルートを確認しているからだ
逃げ道として仕えるか、または取引場所、何処と繋がっているかを探している、情報を制するものは〜〜……という言葉に賛成、というわけではないが、情報というのはあっても損がないものだ

「……最初から」

血の混じる奇妙な、いや、普通の生活を送っていれば絶対に診ることのできない涙をぬぐい、三角座りをし、何かと思ったら、こちらへ向けて言葉を発してきた

向こうが気になったのか、向こうの方から自分で誤魔化そうとした事を尋ねてくる
さて、何故『何も見なかった、知らない』といわなかったのか、偶然俺が捻くれていたのか、それは分からないが――本当に、何故面倒事に自分から巻き込まれるような選択肢を出していくのか <> 【魔銃改化】体を銃器に変えるよ!!<>sage<>2011/03/01(火) 23:41:47.82 ID:GP4j/YVJ0<> >>215

「おれは一般人さ、体が銃器になるだけのな」

【黒光りする腕をペロリと舐める】
【漫画で言えば雑魚キャラのすることだが】
【この男は雑魚かどうかは分からない】


「語りあおうぜい・!!」

【そう叫ぶと楽しそうに口元を歪ませ】
【ピストルとなった右腕から凶弾を放つ】
【狙いは正確ではないため避けることもできるはずだ】 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/01(火) 23:41:58.95 ID:/t4Bqk/AO<> >>214

「…本当に?」

【じぃ、と向けたのは疑いの眼差し、まだ青年のことを疑っている】

【のではなく、もう青年をただからかっているだけのようで】
【その表情は、青年をからかう楽しさから頬が緩み始めている】


「分かってるなら、ヨシ」

【青年が困っている様子に気付いていないのか、堂々とした少女の振る舞い】
【青年の、少女の警戒を取り払いたいという作戦は成功したようである――形はなんであれ】


「? ……!?」

【青年が足を噴水に近づけ、その行動が理解できずに首を傾げた時】
【奇妙にも青年から生み出された?兎に驚愕する少女】

「う、うさぎ…さん…!」

【どうやらその透き通った兎は少女の関心を鷲掴みしたようで】
【近づいて来た兎を抱こうと、その両手を伸ばしてみるのだった】

/いってらっしゃい! <> 【究極芋虫】ちゅーじんのぱわぁ<>sage<>2011/03/01(火) 23:51:06.06 ID:AETdA9Qjo<> >>216

【悪魔的な嘲笑を浮かべた男………なんたることであろうか】
【この武士道精神あふれる雄姿を前に】
【その悪魔はチョップスティックを振りかざし、丸腰のいもむしに突き付けてきたのだ!!!】

(きさまぁぁぁ……きさまの、きさまのたましいはっ――けがれている………っ)

【いもむしは恐るべき凶器を向けられたまま動けずにいた……】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる<>sage<>2011/03/01(火) 23:56:53.67 ID:06y0tlcAO<> >>218

(銃器……、遠距離系能力者か…!)
(厄介な野郎に会っちまったなァ…!)

【とりあえず大木に隠れながら相手の出方を窺うが…。】


――!!

【銃声、そして近くの木の幹が抉れる。】

(躊躇せずに撃ってきやがったァ…!)

【まだ十分肌寒い季節ではあるが、彼の額から汗が滴る。】
【何せ実戦は初めてなのである。】

(…逃げても良いけど、あんなヤツを野放しには……。)

(――出来ねーよなァ…!)


【――次の瞬間、大木の幹から姿を現したのは先程のひょろい青年ではなく、】

【ハリウッドの映画に出てくるような、巨躯の獣人であった。】


【獅子譲りの脚力で、近くのトイレの裏に逃げ込む。】

(…とにかく相手は銃器を持ってんだ、迂闊に姿は見せられない…。)

(闇に紛れて近づき、懐に入るッ!)

<> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/01(火) 23:57:09.45 ID:bFppAIGx0<> >>217
「そっか……ーーー途中から話掛けなくて良かったね」
「ボクにとっても、君にとっても……ーーー」

「ところで」

【深くまで其の事を言及しようとはしなかった、もし途中から話掛けて居たならば?】
【其れを紡ごうとはしなかった、したく無かった、三角座りのまま】
【ーーー黒く蒼い空を見つめて、焦がれる眸を虚空の月へ向け】
【紡がれる言葉は、吹き散る木の葉が如く裏返る様に、話題が変わって……ーーー】
【蒼く黒眸は寂しさを残したまま余所へと向いていて】

「目玉焼きはソース派?しょうゆ派?」

【ーーーー……勿論、背を向けている相手に訪ねているのである】
【いきなり問いかける事が目玉焼きの調味料の嗜好である】
【しかも二択】

「ーーー……ボクは塩こしょう派」

【そんな事は聞いてすら居なかった……ーーー最も、不器用な彼もとい彼女なりの】
【話題の逸らし方と、空気の和ませ方なのだ】
【一見では快活に、人に心を許してしまう様で、自分の悩みを打ち明けない頑固さ】
【一人で塞ぎ込む意地があるのかも知れない】
【というか最初に聞いた二択以外の答えを放っていた】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:00:51.63 ID:1WLSdqeJo<> >>219
「も、もちろん!」

これはチャンス到来か?とばかりに食いついた青年
必死であるがために、頬が緩んだのには気づけなかった

が、少女の警戒心が薄れてきたのは、なんとなく察知できた


…スンスン

水兎は少女の足元で匂いを嗅ぎはじめた、がすぐにその両腕によって抱き上げられた

――…?

鼻を小さくヒクヒクさせながら少女の顔を見つめる、兎
耳はやや長く、ぴんと立っている


「―――……」

青年はその光景を、柔らかな笑みで見守っている
下心や濁りの一切ない、純粋な笑顔であった


カタタ

青年は噴水から足を離すと、軽く跳躍して地面に降りた
下駄の音が二重に鳴った

/ただいまです! <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:01:03.61 ID:PHPp3Uoh0<> >>220

「さぁ、暴れてくれるなよ・・・」

動きの止まった芋虫に満足した俺は慎重に箸を近づける
そうだ、動くな。動けば手元が狂って漏れなくいもむし串、もしくはいもむし棒と名がついてしまう

「きちんと持って帰らねばな
 アハト達はどう言うか知らないけども」

そして挟むことが出来たのならばそのまま帰路につくだろう
芋虫の天敵であるよーじょが住む孤児院へと
もちろん、こいつの天敵なんて俺は知らないのだから普通に良い宿題対象が見つかったな程度にしか考えていない <> 【究極芋虫】ちゅーじんのぱわぁ<>sage<>2011/03/02(水) 00:03:03.86 ID:thnIFyCRo<> >>224

(きさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああっ!!?やめぇぇぇぇぇええええええええ!!!???)

【その一対の凶刃を押し付けられ、体を「く」の字にのたうついもむし】

(やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇええぇぇぇ??!つぶさないでぇぇぇぇぇぇええええっ???!!!!)
(くお、のれっ!おれがぁ、まんしんそーいでなければぁぁ……きさまなどぉぉぉぉぉぉ……―――あ、しるでる)

【いもむしの表皮が少し破れ、緑ぃ体液が珠のように漏れ出てきた】 <> 【魔銃改化】体を銃器に変えるよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 00:06:44.54 ID:A7W1pmSP0<> >>221

「速いぜ速いぜ!!」
「全然みえなかったぜー!?」

【相手の驚異的速さに屈強な身体、常人ならば危惧する事態だが】
【力と狂喜を求める男にとっては正に好敵手】
【狂った時計のように口の端が上にひき上がり】
【赤い満月の様な瞳は太陽の様に輝く】


「シネシネシネェ!!!」

【両腕をサブマシンガンに変え】
【相手が隠れたと思われるトイレの裏に向かい乱射する】
【何も考えず、ひたすらにうつ】 <> 【他力魔導】<><>2011/03/02(水) 00:07:55.38 ID:PHPp3Uoh0<> >>225
/グロ中尉かっ
このまま持って帰ってもいいかい?/ <> 【究極芋虫】ちゅーじんのぱわぁ<>sage<>2011/03/02(水) 00:09:47.14 ID:thnIFyCRo<> >>227
/wwww冷凍してくれるものかとwwwwwwww
でも全然いいよー <> 【幻想虹幕】<>saga<>2011/03/02(水) 00:10:23.82 ID:n3yYbDCV0<> >>222
「……話しかけよう何ておもわねぇだろ」

相手はその先を語らなかった、語らなくとも、いいたい事は何となく伝わった
恐らくは、言いたいくもない類の、頭の中で安易に想像がつく言葉
それを深く詮索しようとも思わなかった、考えなくとも結論は頭に出ている

「――食わねぇ派」

そしてこの青年も選択肢以外の答えおを放ち
岩山に一歩、足を踏み入れる
"捻くれた答え"に帰ってくるのは"捻くれた答え"

「っつぅか、もっとマシな話題はねぇのか?」

はぁ、と何ともいえない話題を提供してきた相手にため息を吐き
声が聞こえなかったのか、はたまた別の理由か
いや、岩山の上から見下ろせば辺りがどうなっているか分かるだろう、という考えの下岩山を上っているのだが――無言で行動する故、理由が分からない
いや、だからといって『今から岩山上るわ』と目の前の初対面の人物に言うのもおかしな話だが <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 00:11:25.16 ID:QpKq05RAO<> >>223

「なら、証明してください…ろりこんじゃない、って」

【話に食い付いた青年、クスリと子供らしからぬ笑みを見せると】
【青年にそんな投げっぱなしな言葉を投げかける】
【反応を見て、楽しむつもりらしい】


「…可愛い、うさぎさんです…」

【両の腕の中、まるで生きているような兎の挙動に】
【子供らしい、幼い笑顔を見せて、兎の頭をゆっくり撫でる】

【そして静かな公園に響いた下駄の音、釣られて顔を青年へと向けると】

「お兄さん、凄いね!」

【若干、興奮したように青年へと歩み寄って行こうとする】
【どうやら兎がかなりお気に入りのようで、警戒心とかそんなのは消し飛んだようだ】 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 00:11:55.28 ID:QpKq05RAO<> >>223
/あと、おかえりなさい! <> 【他力魔導】<>sage<>2011/03/02(水) 00:13:38.82 ID:PHPp3Uoh0<> >>228
/なら返信は孤児院にするね!
あ、そんな魔法もあったなぁ/ <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:15:28.87 ID:pBafwrJfo<> >>196
「……まぁ、これこそ水かけ論だな、話しても仕方が無い」

【確かに、これ以上話しこもうと嘘か本当かは判別のしようが無い】
【ならば、後は頼りになるのは相手を自分がどれだけ信用しているか、まぁ、ならばもう答えは出ている】

「は?蛇?あー……ククっ、地獄の使者たる私にとっては蛇など下僕のようなもの……!」

【訳:個人的には蛇は好きではありませんが嫌いと言う訳ではありません】


/またもや遅れてしまった本当に申し訳ないです……
/もういらっしゃらなかったら、返せる時に返してくれればそれで良いです!
/いつものパターンから考えて釘を打ちますが、遅くなってもそちらが謝る必要は微塵もありませんので! <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:21:23.30 ID:1WLSdqeJo<> >>230
「……っ」

証明、だと…?
いい案が思いつかない…どうしたら良いのだろうか…?
一気に思案顔になる青年。テンションの上がり下がりがやや激しい

結果、答えはしばらく出ないだろう


「ぇ、あぁ、ありがとうございます」

↑とのギャップに多少戸惑いながらも、はにかんで対応する
褒められるのには慣れていないのか、どこか照れているようだ


「よかったら、差し上げますよ?」

かなり兎を気に入っているように見える少女
取り上げるのも悪いし、自分が所持していても意味はないからだ


―――……♪

頭を撫でられた兎は気持ち良さそうに瞼を閉じ――眼を瞑った
知能が通常より高いようで、顔を少女の薄い胸板にすりつけた

※流体魔人は一切操作していません <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる<>sage<>2011/03/02(水) 00:22:55.36 ID:y66br+FV0<> >>226

【静かな夜の公園に響く銃声。】
【それは、実戦初心者の青年の心を動揺させるには十分なモノだった。】

(…この音…サブマシンガン!?アイツ、狂ってやがる…!)

【抉れていくトイレの壁、いずれはここも危ないと判断。】

【銃により崩れた壁の破片(約15cm程度)を拾い、トイレの裏からおよそ相手がいるだろう方向に、】
【振りかぶって投げた。】

【壁の破片は、正確な投擲ではないため、おそらく当たることはないだろう。】

(――これで一瞬でも気を引ければ…!)

【破片が落ちるタイミングを見計らって、相手に襲い掛かるつもりのようだ。】 <> 【共生契約】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:23:44.63 ID:0hgTJnZX0<> 「あーダリィ・・・・・」

【金髪赤眼で大剣を背負った少年がボソリと呟く】

「はぁ・・・・・・」

【溜め息をつきながら歩いている】 <> 【魔銃改化】体を銃器に変えるよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 00:27:53.12 ID:8DbCDdCa0<> >>235

「そこかぁ!?」

【相手の騙しは成功】
【この状況で冷静に狂人を騙す】
【第三者が居れば賞賛が送られるだろうが】
【響くのは拍手ではなく銃声】

【石を投げた場所に向けて足を使ったデザートイーグルを放った】
【相手の速さを見込んでの判断だ】
<> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:28:36.02 ID:P6m2JSxd0<> >>229
「ですよねー……目玉焼き食わないなんて珍しいなぁ……」
「お前は今まで食べた目玉焼きの枚数を覚えているのか?って言う問いに」
「食わねぇ、って答えられるだけ強いよ……うん」

【ーーー何となく察されたのが分かったのか、糸目になりながら少し投げやりに同意しつつ】
【目玉焼きの話題は続いた、それがどう強いのか、イマイチ分かり辛い理論だった】
【ーーー……其の意図は明らかに気を紛らせる為】
【物の見事に失敗はしているが】

「ーーー………」

【塞ぎ込んだ子供の様に、沈黙で静寂に包まれる月夜に、視界は地面へ向かい】
【確かに、僅かな混乱と焦燥感に、虚しさと寂しさ、ほんの少しの粋な心がそこに有り】

「じゃぁ……ーーーボクの正体、とか?」

【其の話題を振ったのは、別段、話したい衝動でも無く、単に知らない内に振っていた話題だ】
【単に思いつかないだけかも知れないが】
【やはり、精神状態は少しだけドス黒く沈澱して居る状態なのは分かって居た】 <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:30:33.08 ID:P6m2JSxd0<> >>229
「ですよねー……目玉焼き食わないなんて珍しいなぁ……」
「お前は今まで食べた目玉焼きの枚数を覚えているのか?って言う問いに」
「食わねぇ、って答えられるだけ強いよ……うん」

【ーーー何となく察されたのが分かったのか、糸目になりながら少し投げやりに同意しつつ】
【目玉焼きの話題は続いた、それがどう強いのか、イマイチ分かり辛い理論だった】
【ーーー……其の意図は明らかに気を紛らせる為】
【物の見事に失敗はしているが】

「ーーー………」

【塞ぎ込んだ子供の様に、沈黙で静寂に包まれる月夜に、視界は地面へ向かい】
【確かに、僅かな混乱と焦燥感に、虚しさと寂しさ、ほんの少しの粋な心がそこに有り】

「じゃぁ……ーーーボクの正体、とか?」

【其の話題を振ったのは、別段、話したい衝動でも無く、単に知らない内に振っていた話題だ】
【単に思いつかないだけかも知れないが】
【やはり、精神状態は少しだけドス黒く沈澱して居る状態なのは分かって居た】 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 00:33:02.51 ID:QpKq05RAO<> >>234

「…証明、出来ないんです、か?」

「でも、まぁ……お兄さんは、いい人みたいなので…信用します」

【答えの出せない青年、少女もそろそろからかうのに疲れてきたのか】
【青年を見上げて、にっこりと笑う】


「お兄さん、やっぱり凄い、ね…」

【自分には出来ない事もある――分かっていても、憧れは尽きない】
【自分に無いモノを持つ青年への、羨むようなぼやきを漏らすと】

【青年の、兎を譲渡してくれるという言葉に目を光らせて】

「え…でも…ただで、貰うなんて…」

【いつも見ず知らずの他人から食べ物を譲って貰っているのに、やけに普通な対応の少女】
【散々ろりこん呼ばわりした罪悪感も、少なからず関与しているのだろう】

「あ…んっ…くすぐったい、よ…」

【そして兎の不意打ち、一瞬変な声が出るが】
【胸に頭を擦り付ける兎が可愛く見えたのか、微笑ましくそれを見守るだけだった】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる<>sage<>2011/03/02(水) 00:34:27.37 ID:y66br+FV0<> >>237

【トイレ裏からでは、相手の状況は完全には見ることが出来ない。】
【おそらく、気を引けるのも一瞬のこと。その瞬間を逃すことも出来ない。】

(もしさっきの破片に向こうが気付いてくれなかったら…、あるいは策がバレていたらかなりヤバい事になるけど…。)
(――"賭け"だッ!!)

【次の瞬間、トイレの天井に獣人が姿を現す。】
【相手の場所を確認、そして持ち前の脚力で―――跳躍。】

【真正面から襲いかかる。】

喰らえッ―――!

【腕を振りかぶり、相手を爪で切り裂こうとする。】 <> 【魔銃改化】体を銃器に変えるよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 00:41:20.47 ID:8ejGqL/b0<> >>241

「あぁ・・・!?」

【デザートイーグルと言うのはかなり反動があるらしい】
【相手に気付いても避けることは不可能】
【異常な衝撃を受けた片足が許さない】
【しかし軍人、見敵必殺】
【相手の爪に胸を抉られながらも】
【口をデザートイーグルに変貌させ】

「ひゃっはぁぁぁぁあ!!」

【放つ、放つ、放つ】
【喉をぐしゃぐしゃにしながらも放つ】
【角度からいくと伏せるだけでも避けられるかもしれない】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 00:43:45.47 ID:1WLSdqeJo<> >>240
「は、はぁ……ありがとうございます」

あぁ、良かった…大丈夫、僕は普通の人外(?)だ
自分を見上げてにっこり笑う少女に、くすぐったいような感情を覚えた、が、もう外には出さない。


「そう、ですか…?」

そういえば、この子も能力者なのだろうか…?まぁ、それはどうでもいいか
一抹の疑問が浮かぶも、すぐに消えてなくなり、少女の憧れからくる呟きに、謙遜気味の態度を表す


「代償なんて、いりませんよ」
「拾ったようなものですから…ね?」

最後の「ね?」を少し強調することで、相手の遠慮を打ち消そうとしてみる
この程度で何かをもらう、というのが申し訳ないというのもあるのだが


「…?」
――…?

ちょっとアレな声を上げた少女
兎と青年は同時に少女の顔を見た。

まぁ、青年はすぐに目を逸らしたのであるが
兎は無垢な瞳でじーっと…まるで構って欲しいと訴えるような表情で少女を見つめる <> 【幻想虹幕】<>saga<>2011/03/02(水) 00:48:04.89 ID:n3yYbDCV0<> >>238
「生憎、贅沢なんでね」

贅沢、というのは青年が食べる物が『一種類しかない』のと『一種類でいい』からなのだが
青年が食べる『一種類』は誰でも持ってる物で、だからといってくれといって貰える物でもない
上げたくもない、絶対に必要な物――まあ、血液なのだが

何いってんだこいつ、と、青年にはわかっていなかった様子で
少しだけどうい意味か考えるが――さっぱりだったので放棄、そのまま歩いていく
相手と近い位置――まあ、頂上だけど――につくと、辺りを見回し、この辺りの地形を頭に入れる――
成るほどな、と呟き、しばらくするとその上に座り込む

「……話してぇなら話せばいいし、話したくねぇなら話さなければいい」

相手の負の感情をしってかしらずか、その声色は優しい物で
相手を少し視界にいれてから、気紛れな月を見上げる、今、"コイツ"は何を考えているのだろうか
少しは聞いてやるよ、と夕方ごろに血を摂取できた青年は機嫌がいいのか、いつもは『面倒くせえ』で片付けてしまいそうな事に真面目にこて
機嫌がよかったから、相手に声をかけたのかもしれない、と考えるが、今考えても分からない事だ

<> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる<>sage<>2011/03/02(水) 00:57:19.49 ID:y66br+FV0<> >>242
  
口も……"なる"んかよッ!?

【彼としては相手の"異様"な能力、】
【――そして"異常"な戦闘意識を見誤っていた。】

【思わず一瞬の硬直…戦闘中には最もやってはいけない事…。】

《ガァンッ!ガァンッ!》

【トリガーが引かれる前に、硬直から回復、直ぐに回避行動に移すが…。】

(…うぐぁあ…つっ)

【右肩を掠る。しかし、デザートイーグルほどの銃から放たれた銃弾である。】
【右腕を戦闘不能状態に陥らせるには十分であった。】

(…んなろうがァ…!!)

【だがここで怯んではおそらく自分に明日は無い…。】

【まだ動く左腕の鉤爪で、相手の喉を狙う。】 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ10@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 00:57:52.68 ID:QpKq05RAO<> >>243

「…うん…やっぱり、いい人」

【こんな態度の子供なのに終始、怒ることもなく接してくれた青年】
【やはりいい人なのだという呟きをすると、見上げた視線に喜色を含ませて】


「そう、だよ」

【半ば鸚鵡返しのような返事、謙遜気味な態度の青年への応援のつもりなのだろうが】
【遠回り過ぎて伝わるのは難しいだろうね】


「むー…」

【しかしそれでも納得の行かない少女、意外と頑固者らしい】
【そしてしばらくむくれたような表情を見せて唸ったと思えば】
【いきなり名案を閃いたように瞬きをすると、唐突にジャージのジッパーを下ろす――薄水色の何かががちょっぴり見えるかも知れない、多分】

「うさぎさん…ちょっとごめんね」

【そして物欲しそうな兎に、謝罪の言葉を告げると開けたジャージの中に突っ込んで】
【ジッパーを上げて、ジャージの中に閉じ込めると】

「ちょっと、待って、ね」

【後ろ腰に付けていたポシェットのような鞄に、手を突っ込む】
【――すると取り出したのは、明らかにポシェットの容量を無視した段ボール、カッターナイフ、接着剤】
【青年に一言告げると、それらを使って何かを作り始めたではないか】 <> 【魔銃改化】体を銃器に変えるよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 01:03:07.75 ID:DJGTAdMc0<> >>245

【相手の喉を狙う行為は無意味となる】
【口をデザートイーグルとして連写し】
【胸と喉を切られた、常人の彼が耐えられる筈もなく】

【死ぬと思われたが】


「気に入った・・・」
「俺を使いやがれ・・・」

【最後に声を残し】
【完全にデザートイーグルへと変貌】
【つまりはただの武器になってしまった!!】
【地面にカシャリと落ちた姿は】
【まるで主を求めるようだ】

【魔銃改化】銃になっちゃった <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/02(水) 01:07:25.55 ID:P6m2JSxd0<> >>244
「時には“魔女”時には“人”時には“狂人”時には……ーーー」
「其れ以上ならぬ以下にも及ばぬ、ボク」
「果たして、いったいどれがボクなのでしょうか?答えはWebにもありません」
「分かりません。答えたくありません。知りたくありません。」

【自分の正体が“知りたくない、分からない、答えたく無い”モノ】
【色々な感情や記憶、焦燥や言葉が渦巻き、どれが自分の答えなのか】
【中には合理的有るし非合理的無いし……ーーー当てはめれば全て“自分”だった】
【幾つも“自分”を持っていて決め兼ねていた】

「……ーーーやっぱり、何でも無い、忘れて」

【そして、やはり心を閉じきってしまった……ーーー無茶苦茶を言っているのは分かって居た】
【しかし、無茶苦茶な自分だからこそ人の前に姿を表さないのか】
【焦燥感に満ちた、無表情は消え、其の人物は笑顔に振り向き説いた】

「じゃ、逆に、貴方は何者ですか〜?教えて下さい♪」

【軽くウインクしながら快活に問いかけた、今までの鬱憤すら隠し通して】
【自分に声を掛ける相手は何者なのかを問いた】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 01:07:47.87 ID:1WLSdqeJo<> >>246
水兎は何の抵抗もなく少女のジャージへ閉じ込められた

「…!?」

青年はもちろん、少女がジャージのチャックに手を当てた瞬間目を逸らしておいた
またあらぬ誤解をかけられるのはごめんだからだ

今のうちに水兎スペックを…
【水兎】
流体魔人により作られた分身の一種
自立行動が可能で、体温はやや高く暖かい
水の中を自由自在に移動出来るが、空気中での液体化&気体化は不可能
成分は超純水であるため電気をほとんど通さないが、全身が何らかの形で蒸発すると死亡となる
それ以外ならば、バラバラになっても勝手に元に戻る
攻撃翌力は皆無であり、戦闘には向かない


少女は持っていたバックに手を突っ込むと――中からバックの体積を無視した大きさのダンボールを取り出したではないが
これが…彼女の能力だろうか?とどうでもよ過ぎる推測を立てる


青年はその様子を、なんとなしに観察している <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる<>sage<>2011/03/02(水) 01:14:40.77 ID:y66br+FV0<> >>247

――スカッ

【渾身の一撃は…空を切る。】
【その感触に"避けられた"と思い、全身の毛穴という毛穴が開く…が。】

【状況を飲み込むのにやや時間がかかったが…。】

――えぇぇ…!?

【獣化を解除、元のひょろい青年に戻る。】

俺を使えって…。
あの人、"銃"そのものだったのか…??
妖怪仙人かよ…ッ?

【非常に不可思議な現象。】
【某中国古代文明を扱った漫画を思い出すが…。】

…正直、俺の肩を"こう"までしてくれたヤツだし、ムカつくが…。

【銃を拾うと。】

…どうせだし、使ってやるか…。
銃、初めて触ったな…。

【試しに先ほどの戦闘でボロボロになったトイレに向けて。】
【銃を撃つが…。】

うをぉぅっ!?

【思いっきりの反動。右肩の傷が悪化すること必至。】

ああああ、いってぇ…ッ!!!

【夜の公園で悶える18歳であった。】

/絡み乙…ですかね?
/ありがたく使わせてもらうことにします! <> 銃になった人<>sage<>2011/03/02(水) 01:16:12.92 ID:8DbCDdCa0<> >>250
/ありおつでした!!
/反抗期にならないように使ってください!! <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 01:20:42.76 ID:QpKq05RAO<> >>249

【青年の視線、もぞもぞと動く水兎にも気付かず作業を続ける少女】
【その手は早く、正確に、思い描いた形を切り抜き、組み合わせていく】

【水兎のスペック、ありがとうございます】

「…よし、っと」

【そして数分過ぎた頃、やっと忙しなく動いていた手が止まる】
【作業を終えて、清々しい表情をした少女が持っていたのは段ボール人形――しかも【流体魔人】を正確に再現した人形と】
【【流体魔人】の指に合うよう作られた、段ボール製の指輪】

「…こんなのしか、出来ないけど、お礼です」

【自分に出来る限りのお返しがしたかったのか、少し不安げにそれらを差し出す】
【――少女の胸中では、受け取って貰えるのだろうか、という不安感で胸いっぱいらしい】 <> 【幻想虹幕】<>saga<>2011/03/02(水) 01:23:18.15 ID:n3yYbDCV0<> >>248
相手が『忘れてくれ』、といった直後か、言う本の少し前に、この青年は口を開くが――その様子はとても面倒くさそうに見えた

「……訳わかんねぇ事いってんじゃねぇよ」

片手で頭を掻く―――困った時に彼が見せる動作のひとつ
答えに困った訳ではなく―――何故こうも歪んでるのか、というのが、彼の考え

「めんどうくせぇ事考えてるんじゃねぇよ」
「てめぇはどれがいいんだ?人か?魔女か?狂人か?」
「それがてめぇだろうが、お前は"ボク"なんだろ?」

どれもが全て当てはまり、どれを自分と読んでいいのか、それを考えていた相手に
『お前が成りたい奴がお前でいい』と言葉を投げかけ
やたらと焦りを覚えている人物に対し、それこそ気長に悩んで決めろとでもいわんばかりの答えだ
そしてすぐ後に『面倒くせぇ』と呟く、いつも通りの『吸血鬼』
ある意味、人前に姿を出さないというのはあっているかもしれない、彼は人ではないのだから

「……吸血鬼、これでいいか?」

相手が自分のことをしゃべったのならこちらも正直に話すのが礼儀だ、と自分の招待を包み隠さずに、簡単に完結に答える
ただ、相手の感情を隠して話を進めるやり方に舌打ちをしながら <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 01:28:41.00 ID:1WLSdqeJo<> >>252
てきぱきと、正確に、滑らかにうごく少女の腕
青年はそこに、プロの技たるモノを見た…ような気がした


「…!」
「ありがとう、ございます」

そして、差し出されたのは自分をそのまま小さくしたかのような人形と、見るからに自分専用の指輪
そのあまりの完成度の高さに、一瞬言葉が出なかった

少女の能力によって作られた人形を右手に握りながら、指輪を器用に嵌め―――ニコリと笑みを浮かべた


「あなたも、充分凄いですよ…?」

次に人形を、四方八方から眺めていく
ダンボールとは思えないほど、精密である <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 01:37:56.81 ID:QpKq05RAO<> >>254

「…良かっ、た…」

【受け取ってくれた、喜んでくれた】
【そのことだけで、少女は頬を緩ませ、安心したようなため息を漏らすと】
【込み上げてくる嬉しさに、ニコニコ顔に変わっていって】

「え…? …いや…そんな…」

「全然、です…よ…」

【ニコリと笑顔を浮かべて、凄いと言って貰うと】
【いきなりの出来事に、ぽんっと効果音が付きそうなほど赤くなって】
【手を上げ、小さく振ってしどろもどろになりながら否定する――どうやら恥ずかしい様子】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 01:43:42.62 ID:1WLSdqeJo<> >>255
/眠気がMAXハートなので…凍結でよろしいですか…? <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 01:44:39.64 ID:QpKq05RAO<> >>256
/もう終わりっぽいので、適当に別れたってのもありますが
/どうしますか? <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 01:46:59.56 ID:1WLSdqeJo<> >>257
/お任せしますよ! <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 01:48:16.17 ID:QpKq05RAO<> >>258
/では、凍結お願いします!
/一旦、絡み乙ありでした! <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 01:50:13.58 ID:1WLSdqeJo<> >>259
/了解しました!乙ありでした〜 <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/02(水) 01:53:28.15 ID:P6m2JSxd0<> >>253
「吸血鬼さんかー、へぇ〜、優しいんですねっ」
「ハッキリとボクに答えを示そうとしてる辺りは、知らない内に親切になってるみたいな?」
「うーん、ロマンチックベイべーな方ですねっ」

「ボクは嫌いじゃないですよッ」

【笑みを崩さず紡ぎつつ、立ち上がり、腰辺りの砂を叩いてから、岩山の端まで歩いて地に手を扇ぐ】
【ーーーすると淡く地面が光り、其の人物の周辺を囲む円状の五亡星が浮き上がり】
【二本の杖が五亡星を繋ぐ、頂点から彼の前に地から生え出てくる】

「貴方の言う通り」
「どのボクもボクでは無いから、其の迷ってるボクがボクなんです♪」
「だから迷わないとボクじゃないし、そんなボクが変わるのが怖いんです。」
「故に、分からないし答えたくない、其れが正体」

「もし、ボクが何かを隠してるって思って気分を損ねたなら御免なさい」
「ーーーボクは、愛を享受してはならないし、人に好まれるべき人間じゃ無いから」

【其の杖を地から引き抜き、一歩、一歩……ーーー岩山の崖へ近付き】
【寂しい笑みを見せつつ、最後の一歩で立ち止まり、台詞を紡ぐ、景色を一瞥】
【二本の杖を持ちながら、崖から残り半歩程の距離で、背を見せる】 <> 【幻想虹幕】<>saga<>2011/03/02(水) 02:07:19.93 ID:n3yYbDCV0<> >>261
「……何処が、馬鹿じゃねぇの?」

その考え方が面倒くせぇんだよ、と親切、という相手の言葉を拒否し
親切が嫌なのか、そんな優しい人物になりたくないのか強がりなのか――どっちにしろこの『吸血鬼』も『吸血鬼』で何かを抱えていて
しかし、その割には割と平気そうなのを見ると、軽いのか、それとも隠し通せる程なのか

「……ああ、そうかい」

ああ、何で人間はここまで『馬鹿』なのか、と深くため息を吐いた後
相手が立ち上がり、歩いていく方向に首を動かし――奇妙な光景を見る
地面が光、周囲を囲む五亡星が浮き上がり、頂点に向かい地から生える"それ"

「……ヘタレが」

背を向ける相手に対し、憎たらしげに呟くそれは僅かに呆れを感じる
臆病になりすぎだ、といいたいのだが――こいつの過去など知らない
それ故に、生意気な口など聞けるか、と考え、その答えはNoであり
その結果、その思いが詰まった一言に変わるが――いや、ヘタレはねーだろ <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/02(水) 02:46:28.35 ID:P6m2JSxd0<> >>262
「素直で良いね、ま、ボクは現に一人で生きている」
「ボクは一人で生きて見せるよ」
「……ーーー意地を張ってね」

「心配してくれて有り難う、親切な吸血鬼さん」
「ーーー……Bye bye」

《汝は木と岩を司る五行の主……ーーー振るえよ、我等は木と岩の脚と成りぬ》
《対比ならぬ五行はあらず、常に循環を示すは現実の証》

【其の笑顔のまま、二対の杖を振り上げて……ーーー彼女の足場の岩は砕かれ】
【何処からか現れる太い蔦と蔓に脚を乗せ、其の岩山から降りて行く】
【ーーー……今宵魔法使いは、町へと向かう決心が付かぬまま、森へと再び眠りを決め込んだ】
【妙な後悔と、ジレンマに板挟みになる毎日はコレからだ】

/乙と絡み感謝!最後になって一回PSPフリーズして遅れたお……悪い <> 【幻想虹幕】<>saga<>2011/03/02(水) 03:09:59.16 ID:n3yYbDCV0<> >>263
「……ああそうかい」

つまんねぇ意地だ事、と呟きやれやれといった様子で首を横に小さく振り

「……だから親切じゃねぇっつってんだろ……」

岩山を特に難なく降り、そして"魔法使い"が行った方向には振り向く事もせず、もう一度ため息をはいて、帰り道を歩く
無論、妙な感情に悩む魔法使いの事などいざ知らず、ただ帰り際にもう一度「ヘタレ」と小声でいったそうな

/こっちもおくれた!絡みありがとうございました!お疲れ様! <> 【固定念動】 触れた無機物をその座標で固定する E:鉄球*4、パチンコ玉*200<>sage<>2011/03/02(水) 04:53:12.79 ID:y66br+FV0<>
【まだ朝日も顔を出さない早朝。】
【浜辺を歩きながら、歩き煙草をしている男が一人。】

……ふーっ。
早朝の一服はまたコレ…。

【やや自分の世界に入っている。】

…でも寒ぃな。
海際は風つえぇなー…。余計寒ぃ。 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 09:24:07.00 ID:1WLSdqeJo<> >>255
/おはようございます。
/今日は一日暇なので、時間ができたら返しておいてくだしゃい

受け取ってもらったのがそんなに嬉しかったのか、少女の表情は一気に明るいモノとなり、青年も自然と笑顔になる

「……フフ…」

次に、少女は自分の言葉を受け、顔を真っ赤にしてふるふると手を振る
青年は堪らず、人形を持っていない右手を動かし―――少女の頭に乗せようとする
成功したなら、優しくその頂点を撫でるだろう


「あなたの――名前を聞いても、よろしいでしょうか?」

そのまま、笑顔で、いきなりで失礼か…?という疑念を抑えながら、質問した
これでさよならをしてしまったら、そこまでな気がして、それが嫌だったのだ

<> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 12:36:51.53 ID:DE0Zzghco<> >>233
そうだな・・・

【・・・信じてはくれたのか・・・?】

【そう言われ、とりあえず嘘本当の話を止めながらも】
【信じてくれたのだろうか・・・?と少し心配しつつ】

・・・ということは、嫌いじゃないのか?

【その厨ニな暗号が解けなかったようで】
【嫌いじゃないのかどうかを少女に再び尋ねる】

【五レス目 上級魔法状態】

/いえ、gdgd長い絡みにお付き合い頂いて、こちらこそ、ありがとうございます
返事返します、寝落ちすみませんでした・・・ <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/02(水) 14:16:42.23 ID:NyfQxYpT0<> 【昼間、公園の遊具の上】
【大の字に寝転がっている一人の女がいた】

【十分ほど前だろうか………】
【久しぶりにのんびりと日光浴をしようと思いたち、日当たりのよいこの公園に来た】
【そこまでは良かった】
【だが一つだけ、ほんのちょっぴり、壁があった】


【今日は曇りである】


「………温かくない」

【ボソッと呟いて、遊具から降りた】

/何でもうぇるかむ <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 14:40:32.07 ID:QpKq05RAO<> >>266
/遅くなりました…!
/自分も一応今日残りが暇になったので気付いたら返信お願いします

【青年の笑顔、笑い声に先程までの不遜な余裕は無くなってしまったのだろうか】
【すっかり縮こまって、借りてきた猫の如く沈黙する――なんて変わり様】

「…っ!」

【が、頭の頂点に感じたあたたかい掌の感触、思わずピクリと動き】
【続いて、優しく撫でられる感覚――体の緊張感が抜けていくような気がした】

【そして続けざまに名を問われ、頭に青年の掌を乗せたまま顔を見上げると】

「…私は、アハト…」

「…お兄さんの、名前は?」

【ボソボソと名乗る少女、どうやら少女もこの青年このままお別れするのは惜しいようで】
【青年にも名前を尋ね返すと、その真ん丸な瞳で青年の目を見つめようとする】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 14:53:23.27 ID:HeXrngSIO<> >>269
/いぇぁ〜
/よろしくですぉ

青年が少女の頭を撫でると、恥ずかしがっていた少女の力が抜け―――二人の間に暖かく柔らかい空気が流れる
次いで顔を上げる少女。腕が邪魔なので、そっと手を離した

「アハト、さんですね」
「僕は……」

告げられた名を復唱し、続いて自分の名を口にしようとする。
―――が、1~2秒戸惑った。見ず知らず、とはいかないがまだ出会って間もない人物に本名を名乗るのに何故か抵抗を覚えたのだ


「――…僕は、『水無月 龍介』と言います」
「以後、お見知りおきを…」

まぁ結局普通に自己紹介するのであったが
青年はそう口にすると、半歩下がって右手を胸のあたりに当て―――わざとらしく礼をした


―――苦しくなったのか、アハトのジャージの中で水兎がもぞもぞと動き出した
上手く行けば、襟元から顔を出すだろう
<> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 15:18:29.18 ID:QpKq05RAO<> >>270

【パッと離された手、僅かに惜しむような表情を見せた】
【が、それもすぐに数秒の間を置く青年への違和感に掻き消される】

「水無月…龍介…」

【そして恭しいような、わざとらしい礼と共に名を告げた青年】
【その名前を復唱して数秒間考え込んだあと、ポンと手を打ち鳴らすと】

「――じゃあ、みーくんって、呼ぶね」

【ビシィッと青年を指差すと、なんともまぁ…これまた微妙な渾名で呼ぶことを決めたようで】
【タイミング良く首を出した水兎と共に、輝いて目で青年を見つめるのだった】

/遅れました! <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 15:20:47.32 ID:Ul9DHWIPo<> 【水辺で青髪の騎士が槍を振るう。どうやら鍛錬の様だ】
【その傍ら暇そうに地面に座りその光景を眺める一角をもつ天馬】


ふっ―――――はあっ!

「そろそろ休憩しなさいよ。汗だくじゃないの」

ま、まだまだ―――――ふっ!


【ポニーテールを揺らして一心不乱に水辺へと向かい槍を突く】
【その構え、動作から良く鍛錬された手練であると分かるのだが】


えいっ――――――わ、わわきゃーっ!!

「ほらもう、言わんこっちゃない」


【足を滑らせ見事に水辺へと落ちる騎士。純銀の甲冑が水浸しである】
【なによりもミニスカートが水でべっとりであり、扇情的であるが―――――何故ミニスカとかつっこむな】
【もっと特筆すべき点として水でべっとりであるからして、うん、ショーツが透けていて。男の証が云々】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 15:30:54.36 ID:7+3DFOAIO<> >>271
/大丈夫です!此方も遅れましたッ!

わざとらしい礼の後、数秒の沈黙が舞い降りた
ここに来て引かれたか…?と冷たい汗が噴き出そうになったが…やはり杞憂だったようだ

「み、みーくん…ですか」

ビシッと指をさされ、これまた微妙な渾名を付けられた
普段はリューだの流体だの言われてるせいか、ちょっぴり新鮮で――恥ずかしい
当然、嫌ではないが


「―――……っと、もうこんな時間ですか」
「アハトさん、まだ帰らなくても大丈夫なのですか?」

ふと顔を上げ、公園の時計を見ると――あと半時間で日付が変わるほどまで来ていた
この年の少女が外にいるのは、明らかに不自然な時間

―――そして、青年は、特に意図せず、軽い気持ちで


「さすがに両親が心配しますよ…?」

こう、言った <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2011/03/02(水) 15:41:28.04 ID:7Hfh602B0<> >>272
まだ <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 15:42:17.88 ID:7Hfh602B0<> >>272
すいません、まだいますか?

「暴れん坊のサンタクロース、二日前に、やってきたっ♪」

【大変だ。】
【のんきにうたっている場合でもない】

【水辺の傍を通りかかると、何かが水に落ちる音を聞き】

「何かいますね……?」

「……?」

【茂みから、一角を持つ天馬を発見】
【感動。】

「お馬さんですっ♪」

「わぁい――」

【この時絹さんはまだ、水辺に落ちてしまった一人の騎士の姿に気が付いていないのだった】
【とぅー びー こんてぃにゅー】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 15:42:57.28 ID:7Hfh602B0<> >>275
かさねがさねごめんなさい、
名前こっちです <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 15:44:38.49 ID:QpKq05RAO<> >>273

「うん、みーくん」

【非常に短い返答、多くは語らないと言ったところか】
【付けた本人は非常に満足げ、顔も満面の笑顔へと成っていたのだが】

【告げられた諭すような言葉、そろそろお別れの時間だということに気付くと】
【少しだけその表情を沈める】

「…うん…そろそろ、帰らないと――」

「……親なら、大丈夫だよ、うん」

【そう言った時、聞こえた「両親」の二文字】
【表情、声、挙動、それらが止まり――そして数瞬後、何事もなかったように振る舞う】 <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 15:48:11.61 ID:Ul9DHWIPo<> >>275
/いらっしゃります。そして志村なま――――あ、おkです

【天馬―――――危険察知。何者かが近づいてくる気配を感じた様です】
【銀白色の肢体を立たせて翼を広げ近づく絹さんに威嚇。神々しさを感じさせる威嚇である】


「何かご用かしらお嬢さん――――――?」


【依然水辺で座り込みびっちゃびちゃな騎士。背を向けて何かに威嚇する天馬を見て不思議そうに】
【誰もいないと思っているのか大股広げて随分と端無い格好である】


れてぃしあー?なにかいるのー?野うさぎ?
可哀想だから食べちゃダメだよー?

「私がそんなもの食べると思ってるわけ!?」


【主の認識に驚愕する天馬さんである】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 15:50:32.36 ID:f2OCDYmIO<> >>277
自分の言葉への反応が、明らかにおかしいことに、さすがに気づく
一瞬凍りついたような少女の表情に、青年の罪悪感が最高点まで上がる

(グレーゾーン、でしたか…)

「そうですか…―――なら」
「今日は、うちに泊まりますか?」

―――が、これ以上の突っ込みは不要
両親がいない、となると住居があるかも少しふあんなので、こんな提案をする
ただ、心配になっただけではなく…守ってあげたいな、と考えたからだ

「うちと言っても、僕も居候みたいなものですけど…」

と付け加える
これで少しでも遠慮が無くなったらな、という意思を込めて <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 15:54:18.78 ID:7Hfh602B0<> >>278

【天馬、銀白色の肢体を立たせて翼を広げ、威嚇――】
【するも】

「喋りましたっ!」

【同時ないどころか感激】
【それどころか、手にするのはススキ】

「遊びませんかっ?」

【ちろちろちろちろ】
【――それは猫にやろうね絹さん】

「あっ、こっちからも声が――」

「声が……」

【騎士、発見】
【しばし沈黙】

「……」

「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

【急いで茂みに飛び込み、隠れる】
【――が、羽根を模した耳あてが藪から見えている、非常に残念】
【そもそもまだ派もまともに付いていない藪――丸見えである】

「しー、ですよ」

【傍の天馬に向かって、口に人差し指を当て、しー、のジェスチャー】 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 15:56:46.43 ID:QpKq05RAO<> >>279

「……うん…」

「お願い…します」

【ああ、なんで忘れかけていたんだろうか】
【そんな後悔の念を、心奥深く押し込みながら笑顔を作ってみせる――笑顔を作るのは、得意だ】

「今日は…みーくんちに、お世話に…なりたい」

【何故だろう、頭がガンガン痛む】
【今日は早く青年の家にお世話になって、寝よう…そんなこと思いつつ】
【フラリフラリ、青年へと歩み寄って行く】 <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 15:58:37.54 ID:Ul9DHWIPo<> >>280

「・・・この女、私苦手」

【ぼそり、と呟いて翼を収納。ちろちろされるススキに瞳を半開き】


・・・れてぃしあさっきからだ、れ――――――っ!!!???


【はい、こちらも水辺から深い部分へとジャンプ。そのまま水中へずぶずぶ・・・】
【この寒い中咄嗟に躊躇なくそんな事が出来る騎士ってばビビり】
【ていうかそこも結構浅いから普通にみえちゃってるっていうね!】


「この似たもの同士・・・」


【ぶくぶく、と気泡を水面へと浮かばせる騎士と口に人差し指を当てる絹さんを見て溜息】
【この中で唯一大人な生物が天馬とはこれいかに】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 16:05:37.21 ID:7Hfh602B0<> >>282

「……」

「……」

「……?」

【藪から、水辺を見る】
【寒中水泳ですか、健康ですねとでも言いたげな不思議な表情を浮かべて騎士を見やる】

「……寒くありませんか」

【藪から出ながら、一言】
【小枝や枯れ葉が頭に乗っている】

「風邪引きますよ?」

【おどおどしながら、水につかる騎士へ手を差し伸べる】
【――寸前】

「あっ、がぶ、は無しですからね!?」

【出した手を引っ込める】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 16:11:05.10 ID:wYPQlKCIO<> >>281
「ん、分かりました……と…大丈夫ですか?」

笑顔を見せながらも、ふらふらと歩み寄ってくる少女
疲れているのか…はたまたどこか調子が悪いのか
とにかく通常ではない事態だ

「―――……おぶってあげますから…ほら」

青年は大気中から水分をかき集め、それらを体の一部としながら
少女に背を向けて、しゃがんだ
左手に握っていたダンボール人形は、浴衣の懐にしまっておいた


少女をおぶったならば、体温を上げて寒くないよう調節しながら、人外屋敷の方へ歩き出すだろう <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 16:12:54.29 ID:Ul9DHWIPo<> >>283

――――――おぶはぁ!

【貯金していた空気が無くなったのか勢い良く水面へと顔を上げる騎士】
【涙と鼻水が水とぐちゃぐちゃになって端正な顔立ちが台無しである】


・・・あ、ど、どどどどうも。


【差し出された手を掴もうとしたのだが―――――空を掴み】
【再び水の中へ身体を衝突。天馬はそれを見て”やってらんないわ”と溜息】


ひぅ・・・さ、ささささっむい!
う、ううう――――――――はっ。


【水面から立ち上がり身体を抱いて震えるが漸く目の前に人がいると認識】
【しまった、と顔を強ばらせて水面に浮かぶ槍を回収しつつ、じゃぶじゃぶと陸へとあがり】


――――――失礼しました。私は天馬騎士団三番隊のアネモネ=エステファニアです。


【びしっ、と敬礼して槍を虚空へと消す。武器は消すのが礼儀と言わんばかりに】
【口調と態度こそ毅然としたものになったが、身体は超震えているし奥歯がガチガチと鳴っている。しまらねぇ】 <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾<>sagesaga<>2011/03/02(水) 16:14:27.09 ID:1JkHRYfd0<> 【昼下がりの公園内。遊具では子供達が元気良く遊んでいる】

【そんな公園の隅にあるベンチでは、銀髪、長身の男とこちらも銀髪の少女が一緒に座っていた】

「世間は雛祭りだなユウト。」

…あー。そうだな。もうそんな時期か・・・。
・・・んで?

「んで!?んでとはなんだ!女にとってこれほど楽しい日があるのか?」

俺は男であり漢であり雄だ。休日になってない日が楽しいとは思えないんだよ。

「…ぬー」

【頬を膨らませると言う漫画もびっくりなイライラの仕方をしている少女。】
【実は男の"使い魔”。名はシルヴァと言う】

【しかし、子供達の保護者の一部視線はこちらに向いているわけで・・・。】
【隅にいながらも「かなり」目立っているのは明白である】

/雑談でもしませう <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 16:18:38.86 ID:7Hfh602B0<> >>285

「……水泳好きなんですか?」

【絹さん、100%あなたの所為です】
【むしろあなたが落としたと言っても過言じゃないからね?】

「あっ、ご丁寧にどうもです」

「わっ、私はワッフル王国直属の仕立て屋の絹っていいます」

(……嘘ついちゃいました)

【大層にも、王国とつけて名乗りました、絹さん】
【どうにでもなっておしまいなさいな】

「あのっ、寒くないですか?」

「服、仕立てましょうか?」

【おどおどしながら、少しは申し訳ないと思ったのか、提案を申し出た】 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 16:18:45.58 ID:QpKq05RAO<> >>284

「大丈夫…ちょっと、頭…痛いだけ」

【既に頭痛だけではなく、若干の吐き気まであるのだが言わない】
【理由は単純、これ以上青年に迷惑を掛けたくないからである】

【けれど、目の前に広がった大きめの背中】
【それにちょっとしたデジャヴ――すぐさま振り払うように首を振ると】

「ありがと…みーくん…」

【呼吸荒く礼を告げると、半ば倒れ込むように青年の背中にもたれ掛かって】
【その体を青年に預けてしまうのだった】

(…あったかい…)

【広く、大きく、暖かい】
【そんな背中の上で揺られながら、少女はゆっくり目蓋を閉じるのだった】

/人外屋敷に移動ですかね…? <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>sage<>2011/03/02(水) 16:20:12.54 ID:bblYJ2n9o<> 【太陽、沈みかける時間。空が青から橙。黒に変化する為の色を成して行く】
【その空の下、とある都市の広場。有名歌手が野外ライブを行ったり政治家が嘘を塗りたくった理想論を語る場所】
【人だかりが集まっていた。空に移されるシグナルが橙を背景に浮かび上がる】

【M&W。その英数を刻んだ記号がこの集まりの意味を示していた】

『さぁ、始まりました!!!今日のカードは蒼空の黒き竜騎士!!
【高いステージのうえ、特徴的なリーゼントをした司会者が赤サイドとも言うべき右側を指差す】
【そこには赤いドレスを着込み、水色の髪が波を立てていた】
【その整った輪郭と黒き瞳が決意を示すように凛と立つ】

【少女はこの『M&W』という戦いの祭典にて駒を進め、ここに経つ】
【司会が自分とは違う名を読み上げた時、その名が指す相手を見つめていた】

(なんでもこい!) <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 16:21:17.81 ID:JYwH5+jIO<> >>288
/どうしますか?
/このままアハトさんが寝たままなら自分の人外屋敷ソロールで終わりますが… <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 16:23:49.83 ID:Ul9DHWIPo<> >>287

水泳は得意ですが。この時期は温水でないと入りたくありませんね。

【キリッと答えるけどやっぱりガチガチ。水で濡れたミニスカが気持ち悪いのか少しもじもじ】


ワッフル王国っ!?絹さんはワッフル王国から来たのですかっ!?
そ、そそそ、それは随分と珍しい―――――――うぅ、羨ましい。

わっふる、わっふる・・・くぅ。


【この騎士も負けず劣らず何処かおかしいのではないだろうか】
【妄想に夢を馳せる様に両手で顔を覆っている。なにこの人】


はっ―――――――あ、いえさむ・・・いですけど。

私はお金を持っておりませんので。
天馬騎士団三番隊といっても・・・収入の方は哀しい事に。

「だって雑用係じゃないの」


【両手の指をつんつんと突付きあわせて口を尖らせて】
【天馬にツッコミをいれられた事にがっくりと肩を落とす騎士(雑用係)であった】 <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 16:24:10.54 ID:QpKq05RAO<> >>290
/では、申し訳ありませんがソロールでお願いしてもよろしいでしょうか…? <> 【剪定魂魄】水銀の鎌を自在に操るよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 16:24:19.48 ID:DJGTAdMc0<> 「人生は上手くいかないねぇ」
「俺は煙草がありゃ生きていけると思ったが・・・死神って人を殺さないと灰になるのかよ・・・」

【公園で口をはきながら煙草をすうおとこ】
【まるで会社にリストラされた社員の様だ】

「やるしかないよなぁ・・・」

/殺し愛を要求するにだ!! <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 16:32:46.37 ID:JYwH5+jIO<> >>292
/了解しましたっ!
/長々とつき合わせてしまってごめんなさい…絡み乙&ありがとうございましたっ! <> 【強紙現実】E:道具入れバッグ ダンボ9@wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 16:34:42.53 ID:QpKq05RAO<> >>294
/こちらこそ、水兎ありがとうございましたッ!
/こちらこそ返信遅くて申し訳なく…絡み乙ありでした! <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 16:36:22.98 ID:7Hfh602B0<> >>291

「……わ、ワッホー王とワッフー女王は相変わらず、元気です……」

(誰でしょう……)

【視線を外し、とても困った表情】
【嘘にウソを重ね、罪悪感にさいなまれる】
【さて、どうしよう? 絹さん】

「あっ、いえ……そのっ」

「……お詫びです……」

【そうそう、落としちゃったことに変わりはないもんね】

(嘘をついたことへの……)

【落としたことをまずは詫びようか、絹さん】
【嘘をつくのは悪いことに違いはないけれど】 <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 16:41:06.26 ID:Ul9DHWIPo<> >>296

ワッホー王とワッフー女王・・・元気でしたか・・・。
いつか私も逢いに行きましょう。あの美味しいワッフルのお礼を言いたい。

【絹さんが嘘に嘘を重ねた結果、騎士はありもしない王国へと思いを馳せる】
【水浸しの濡れ鼠状態で妄想にうっとりする男の娘騎士―――――阿呆め】


お詫び・・・ですか?それなら・・・うん、お願いしようかな・・・。

「言葉遣いが段々荒くなってるわよ」

――――――失礼。


【頬を緩めて笑顔。言葉を崩しかけたが天馬の言葉に再び口を紬ぐ】
【風にふかれるミニスカを抑えながら相変わらず身体を震わせていた】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 16:47:18.58 ID:7Hfh602B0<> >>297

「……ぁぅぁぅ……」

(王国も人物もいませんよっ……!!!)

「……あっ、今はその、カスツェールァ王国に旅行してるって聞いたような」
                                             「ないような」

【ぼそぼそと後半で何かが聞こえたのはきっと気の所為――】
【それよりも、どうしてこの状況でもう一つ勝手に国を作ってしまいますか、その心境を知りたいです】

「はいっ、では――」

【まず、鞄を地面に置き、裁ちばさみを――】

「あっ、まだ使わないですよね、えへへ♪」

【チャキチャキ】
【危ないからハサミも置きましょうね、絹さん】

「気を取り直して――ではっ」

【そういうとおもむろに、抱きつこうとした――採寸の為】
【採寸の為なので、やましい気持ちは一切ない、大事なk(ry】 <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 16:51:49.64 ID:+AIVXSDx0<> >>293
【その公園に歩いてくる人。】

【その時前方の人に気づく。】

「………………あれは………リストラされた人かな?」

【ぼそっと言ったつもりだがもしかしたら聞こえたかもしれない。】

【そのあと少し離れた場所でおにぎりを食べ始める。】 <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 16:53:23.45 ID:+AIVXSDx0<> >>293
/時刻は夜にしてもらっていいですか? <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 16:54:59.70 ID:Ul9DHWIPo<> >>298

カスツェールァ王国!?は、初耳です・・・私も学が足りないようです。
騎士団に戻ったならば急いで調べて有給休暇をとらなくては・・・。

【おい、話しが飛躍していく。このままだと騎士団の先輩方に虐められる!!】


っ! あ、は、はい・・・。
(ハサミ怖い・・・)


【ハサミにビビる騎士。ほんとに騎士かお前】


―――――――。


【そして、抱きつかれた。身体が固まった。だって私は実はオトコなんですよ】
【お姉ちゃんの趣味でこんな格好させられてるけどオトコだし女の人のほうが好きであばばばば】
【ていうか濡れてるから抱きつくと貴方も濡れるんですけどいえ決して私が濡れているのは(ry】

【だとかなんとか。頭の中でわめきちらしながらパニック状態】
【天馬さん”やってらんないわ”と本日二度目のお嘆きである】 <> 【剪定魂魄】水銀の鎌を自在に操るよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 16:58:42.60 ID:A7W1pmSP0<> >>299

「あの人にしようか・・・」
「彼奴はオニギリにどくがはいって死ぬ
「俺は関係無い・・・」

【覚悟を決めたように立ち上がる男】
【右手には2mを越える銀色の大鎌を握り締め】
【ゆっくりと相手に歩み寄る】


/大丈夫ですがwikiに無いので能力を教えてくださいな)!! <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 17:03:58.87 ID:7Hfh602B0<> >>301

(……どうしましょう……)

【嘘で相手が困ってしまっている】
【それを見て、とても――胸が締め付けられている様子の絹さん】
【ああ、罪深い】

(カステラ食べてみたいあまりに吐いてしまいました……)

(カスツェールァって何ですか、カスツェールァって……)

【額に手を当て、あちゃー、状態】


「びしょびしょですねー……んう?」

【首筋を指で撫で――襟寸を測るために】

「……ん……?」

【背筋を甲で撫で――背丈を測るために】

「……う?」

【腰に手をまわしてみる――途中。】

――チーン

「……」

【理解した。】
【見た目女の子だけれど、服の下は生物学的にオスだ。】
【間違いない。】

【掌に違和感を感じて確信する】



【顔真っ赤】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 17:05:38.06 ID:/ExovO7So<>
「ん……眠り過ぎましたかね」

【夕刻、閑散とした街路。路の端に等間隔に並び植えられた街路樹の落葉が、足の踏み場も残さぬほどに溜まっている】
【相当な間、整備が行われていないのだろう。人影も疎ら、本来なら活気があって相応な公園も、長らく使用されていない】
【遊具が数個、寒風に吹かれ錆付いた音を発するばかり。そんな寂寥とした空間を、一人、気怠げな様子で歩を進める少女】

「ふあ……」

【口元に掌をやりながら、小さく欠伸を洩らした。腰程までに伸びた、絹質のような繊細で柔らげな茶髪が、それと連動して搖らぐ】
【――常闇を覗いたように黒い、巨大な大剣を背負い。月齢を満たした満月のように煌く、銀の自動拳銃を腰のホルスターに収め】
【どこか『造物』めいた雰囲気を発する少女は、腕を元の位置にまで引き下げると、緩慢ながら進めていた歩みを止め、立ち止まった】 <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 17:07:14.26 ID:+AIVXSDx0<> >>302
/つきを自分の周りに出して夜になるとつきからビームが打てる能力です。
【ボケーーとしながらおにぎりを食べながらふいに横を見ると――】

(何あれ!不審者!?)

【鎌を持った人がこちらに歩いてくる。】

「絶対わたしねらいだよねー……」

【なかば諦めた感じでため息をつく。】

【辺りを見回し、人が居ない事を確認すると――】

「あなた、何者ですか?」

【あくまで、前を向きながら相手に問う。】

【それと同時に、月を相手から見えない位置に召喚。】

【青白い光で気づくかもしれないが。】 <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 17:07:46.14 ID:+AIVXSDx0<> >>302
/つきを自分の周りに出して夜になるとつきから冷凍ビームが打てる能力です。
【ボケーーとしながらおにぎりを食べながらふいに横を見ると――】

(何あれ!不審者!?)

【鎌を持った人がこちらに歩いてくる。】

「絶対わたしねらいだよねー……」

【なかば諦めた感じでため息をつく。】

【辺りを見回し、人が居ない事を確認すると――】

「あなた、何者ですか?」

【あくまで、前を向きながら相手に問う。】

【それと同時に、月を相手から見えない位置に召喚。】

【青白い光で気づくかもしれないが。】 <> 【聖馬剣麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 17:09:13.35 ID:Ul9DHWIPo<> >>303

【一方の騎士はカスツェールァにどうやって行くか真剣に思案していたようだ】
【天馬で此処からどの程度かかるか。いろいろ考えている。真剣に・・・】


ひゃっ。

【首筋撫でられた】

ひうっ。

【背筋撫でられた】

ぅぁ・・・。

【腰に―――――】


・・・うぅ、ごめんなさいぃ・・・。


【こちらも顔真っ赤。思わず両手で顔を隠して】
【嗚呼、哀しいかな。ミニスカの下のオスの証は・・・南無三】 <> 【剪定魂魄】水銀の鎌を自在に操るよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 17:13:33.89 ID:ViY/yUXB0<> >>305
/了解です!!

「知る必要はねぇな・・・」
「すまないが、死んでもらう・・・」

【相手に警戒をされ歩みを止める】
【暗い夜に青白く光る物体】
【直接的に男が見えるはずないが】
【水銀の鎌が青白く輝く】

「能力者か・・・、厄介だ・・・」

【ハァと小さな溜め息をつくと】
【鎌は男の手を離れ】
【回転しながら少女の首を狙う】
【光る何かに警戒はするが無駄な行動はとらなかった】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 17:19:57.03 ID:7Hfh602B0<> >>307

「……えへへへ、よ、よくあることです、平気です」

【ないから。】

「さてさて、つ、作りますよー!?」

【気を取り直して、鞄から灰色地に、白の斑が入った生地を取り出す】
【裁ちばさみで裁ち――】
【こっそり能力を使って縫い合わせる】

【――】

「でっきましたぁ♪」

【はだれマント:春の兆しを感じさせるマント、羽織ると装備の割には見た目がすっきりする】
【効果:反射神経が少し上がる、一回の戦闘で3回しか使えない】

【反射神経が上がったことで、回避行動を取ると、余計に水に落ちそうな気がしてならないのはきっと気のせい】

【 きっと気の所為。 】

「さっそくお召しになりますか?」

【動揺して作ってしまったのか、手元にあるマントは3着】
【一つは少し大きめ――絹さんほどのサイズのもの】
【残り2着のうち、より出来のいいものを一つ差し出す】 <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 17:22:18.30 ID:+AIVXSDx0<> >>308
「しょっぱなからですか……」

【呆れたようにため息をつく。】

【ひょいっとしゃがみ、鎌を避ける。】

【しゃがみ、地面に手をつきながら月から冷凍ビームを相手の地面に向かって放つ。】

【飛ぶスピードは時速100km。】 <> 【剪定魂魄】水銀の鎌を自在に操るよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 17:23:44.25 ID:utW7Bwbi0<> >>310
/月は何処にあるのでしょうか・・・ <> 【剣極練刀】<>sage<>2011/03/02(水) 17:25:17.25 ID:D93Ryn6no<> 【街中】

【上空をゆっくり旋回してきた大型の旅客機が空を音を立て進んだ】
【沈み行く黄昏の太陽に覆いかぶさったその分厚い雲を、難なく突き破って消える】

・・・・・

【青年は、まるで流れ星にするように、それを見上げていた】
【人々は歩みを止めない。ただ、黙々と、機械のように足を動かす】

・・・・なるほどな

【青年はそれを見て、かすかに笑った。何かを見つけたような、そんな】
【気が付いたような笑みだった】

・・・「どこへでも行ける」・・・か・・・

【雲の合間から、橙の光が漏れた。一筋の光が差し込んでくる】
【青年は、それを見ながら、「彼女」を思い浮かべた】

・・・・行こうか。「世界の果て」へ。

・・・気ままに旅して廻るのもいいかもな

【腰に差してある二振りの刀】
【それを確かめるように軽く触った後】

【剣士は再び歩き出した。―――――まだ見ぬ強者を探して・・・】


/なんでも対応します

<> 【天馬輝麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 17:30:03.10 ID:Ul9DHWIPo<> >>309

・・・よくあることなのかなぁ。

「ないわね」

【天馬に即答されてます。段々素に戻りつつある騎士である】

【そしてチャキチャキと作られるマント。その手際のよさに指の隙間から感嘆の声を漏らす】
【仕立て屋という名は伊達ではないな、と感心感心】


わぁ・・・格好いい・・・あ、有難う絹さん。
さっそくお召になりますよっ!レティシア手伝って!


【完全に素に戻り砕けた口調でマントを受け取り早速試着】
【天馬はやれやれと面倒そうに器用に口を使い手助け】
【よいしょ、よいしょと少し手こずりながら―――――装着完了】


―――――――なんだか身体が軽いよっ!


【神経が研ぎ澄まされる感覚がする。子供っぽく水辺をきゃっきゃと走りまわる騎士】
【嬉しそうだが――――――――踏みおろしかけた所に虫発見。反射神経ゆえか、見事に足を回避ッ!!】


む、虫さん―――――――ほぁあぁぁぁぁぁあああああッ!!


【水辺で無茶な回避。もちろん水の中へと再びばっちゃーん・・・ギャグかよ】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 17:31:33.32 ID:xrO7BAUso<> >>289
シグナルが空に輝き貫くそのステージの上に、上がったのは――――

――――――小さな、一人の少女。

「・・・久しぶりねぇ・・?」

不敵に笑う少女はゆっくりと歩みを進め、目の前に対峙する人物の前に仁王立ちとなる。
風はふわりと少女のコートを翻すと同時―――相対する美しい少女へと歓声を上げていた観衆は一気に
静まり返り、何が起こっているのか把握していないようで。

「まさか、ここで貴方に会うなんてねぇ・・・ラッキーだわ、とっても」

三日月のように口角を上げるその艶やかな笑みは小さな少女には似合わないもので、滑稽なその状況は
司会者にも多少の混乱を与えるものか。
少女の後ろのその空間が、どこか歪んでいるように見える。


(模擬戦、おk・・・?) <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 17:32:42.12 ID:+AIVXSDx0<> >>311
/自分の周りです。
/遅れてすみません <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 17:34:19.43 ID:7Hfh602B0<> >>313

「あるんです!」

「私は過去にあと2回みてますから!」

【たったの。】
【ムキになって天馬に口論】
【ただし全然怖くない】


「わぁ、ぴったりですね♪」

【能力故ということもあり、ぴったりなサイズのマントを着ているのを目にし、嬉しそう】

【軽快な動き】
【軽快なステップ】
【軽快な回避】

【軽快な飛び込み】

「あっ」

――。


【再度、手を伸ばす】
【多分、咬む人ではないと信じ、勇気を振り絞って】

「まんと、ちょっといじってもいいですか?」

【見かねたのか、提案を申し出る】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 17:35:29.83 ID:/ExovO7So<> />>304で再募集ッ <> 【剪定魂魄】水銀の鎌を自在に操るよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 17:39:39.70 ID:jFgmAhdw0<> >>315

「真っ正面からの攻撃ってーのわ」
「相手の裏を掻かなきゃいけないよなぁ」

【青白く輝く月が冷気を放ち】
【自らの鎌が避けられる】
【しかし死神は、まるで動じない】
【冷気を放つ瞬間に横に大きく飛びながら回避】
【足は凍り動けなくなるが】

「やれ、イーラ」

【男が囁くと、地面に腕をついた少女に向けて鎌が帰ってくる】
【体の中心を狙い2mを越える大鎌ががぐるぐると】
【当たれば銀色のあとがつき】
【強力な麻痺におそわれる】 <> 【天馬輝麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 17:40:27.17 ID:Ul9DHWIPo<> >>316

「・・・二回もアレと同じ人種がいるなんて、可哀想」

【そのうち一回はアンナちゃんじゃないのかよ】
【怖くない顔を一蹴。天馬さんおっとなー】


ふ、不覚・・・うぅ、ありがとう・・・。


【伸ばされた手をとり陸へと戻る。やはりびっちょびちょ】
【寒さのあまり感覚が麻痺してきたのか。最早震えはどこかへ消えた。それって危なくね?】


う?あぁ、はい・・・どうぞ?


【いじる?装飾とかつけるのかな?とか思いながら】 <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 17:45:37.36 ID:+AIVXSDx0<> >>318
「イーラ?」

【男が発した言葉に疑問符を浮かべる。】

(人の名前?けど周りには誰も―――)

【そう考えていた所に鎌が飛んでくる。】

「うわっと!」

【そう叫びながら、後ろに転がる。】

【土まみれになりながらも立ち上がる。】

【視線を横にやるとさっき食べていたおにぎりが砂まみれになっている。】

「食べ物の恨みは大きいですよ……?」

【そう呟きながら冷凍ビームを、相手の足元に1発、相手の身体にもう1発うつ。】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 17:46:04.49 ID:7Hfh602B0<> >>319

「世の中にはいろんな人がいるんです!」

「差別は、めっ、ですよー」

【天馬を、お咎め――まったく威厳なんてものは感じないが】
【ちなみに大正解ですこのやろう】


「ふっきのとうー、ふっきのとうー、ふふんふーん♪」

【緑色の、何やら丸いパッチ――そう、いわばふきのとうの様なそれを、マントに縫い付けていく】

「ふきのとうー、ふきのとうー、ふんふふーん♪」

【縫い終わると、マントの裾、一列に並ぶ緑色のパッチ】
【――異様以外の何物でもなかった】

【効果:水を避けるため、濡れない】
【勿論、水でない醤油をこぼしたらしみになります、注意。】

「これで少しはましだと思いますよ」

【効果の表れか、水をだんだんとはじいていくだろう】
【マント以外には効果がないので、来ている服はびしょぬれのままだが】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>sage<>2011/03/02(水) 17:49:47.50 ID:bblYJ2n9o<> >>314
【橙の空が闇に近くなる頃、場は熱気に溢れていた】
【擬似空間の中で繰り広げられる戦い。ゲームは終局に向かう】

真紅眼の闇竜であなたのイルブラッドを攻撃!!ダークネス・ギガフレアアアアアアア!!!
【会場の興奮は絶好調だった、相手の巧みなゾンビモンスターやエクトプラズマーを駆使する戦術に対して】
【少女は一度危機に陥り あと一歩で敗北を刻むところであった】
【しかしこの状況を跳ね返す切り札をたった一度の引き、それが黒き鎧纏うような闇の魔翌竜】
【それが空を闇に包み、相手の地獄の門番を焼き払った】

【そして表彰式、少女は見事賞金を手に…】
!!!
【その時だった。闇に包まれた空を照らすシグナルがに人影が立ったのは】
【それが漆黒のコートを唸らせ、自分に迫る】

あ、あのときの……
「おっぉおっとおお!優勝者に迫り来る乱入者!!」
「えっと、名前を聞いてよろしいかな?」

【司会者はアドリブも手馴れたもの】
【自分は驚愕しているのに、リーゼントの男性がその奇抜を揺らし】
【マイクを持って幼女に差し出す】 <> 【剪定魂魄】水銀の鎌を自在に操るよ!!<>sage<>2011/03/02(水) 17:50:48.72 ID:ViY/yUXB0<> >>320

「二発連写かよ・・・!?」

【一発目容易く避けようと】
【ひょいと飛んだのが油断だった】
【馬鹿みたいに二発目の冷凍ビームに殺られたのだ】
「んまぁ、良いか・・・。死神とか柄じゃなかったしな・・・」

【ペチャッと水銀の鎌は地面に染み込み】
【男はパタリと地に落ちる】

【剪定魂魄】死亡

/ありおつでしたーい <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>sage<>2011/03/02(水) 17:50:53.18 ID:bblYJ2n9o<> >>314
(いいですけど、凍結か一時停止前提になります) <> 【地月支配】<><>2011/03/02(水) 17:52:50.01 ID:+AIVXSDx0<> >>323
「え……?」

【[ピーーー]気はなかったのに、あっけなく死んでしまう相手。】

「え……………?」

【それしか言い返す言葉はなかった。】

/ありおつでした〜あっけない <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 17:53:08.28 ID:NyfQxYpT0<> 最近は日が伸びた……………

【独り言のように呟き、静寂の公園にコツッと足音を響かせながら入ってくる男】
【左肩に包帯を巻き、そこから先が無い。顔はどこか疲れた様子である】
【フラフラと歩く足もどこか頼りない】

左腕って病院でくっつけてもらえるんだろうか……

【ちょっとシュールな事をぼやく】
【まだ少女には気付いていない…それもそのはず、顔の視線は自分の斜め下を見ている】
【まともに前を見て歩いていないのだ】

【ふぅ、と大きなため息をつき、ベンチに座った】 <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 17:53:57.33 ID:NyfQxYpT0<> /いきなり安価ミスって!>>326は>>304宛てでせう! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/02(水) 17:54:55.97 ID:8ejGqL/b0<> >>325
/腕をついて相手を見ているのに 後ろからを回避されてたら 終わりませんよ・・・? <> 【天馬輝麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 17:55:38.23 ID:Ul9DHWIPo<> >>321

「差別してるつもりはないわ。アレと一緒なら可哀想という意味でね・・・諸悪の根源はアレの姉」

【事実、可哀想である。あの服装は彼女の姉から無理やりさせられているものなのであるから】
【本人も案外まんざらではない、が】


【騎士。何も言わずにじっと工程を見つめる。ふきのとうバッジみるみる】
【そしてマントの裾にずらりと並んだバッジに―――――笑顔】


わ・・・水を弾いてるっ!これで雑巾がけのときもッ!


【えー、喜ぶところそこー?】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 17:56:38.29 ID:xrO7BAUso<> >>322
スピーカーより響き渡る司会者の声に若干顔をしかめながら、差し出されたマイクを見る。
一瞬の間を置いてキーンとするハウリングとともに「小鳥遊・・・幸よ」と少女特有の高い声で言う。

「なぁんだ・・・貴方も”素敵なお友達”がたくさんいるんじゃないの・・・」

先ほどまでのゲームを見ていたのか、闇色に染まった竜を思い出してうっとりしたような表情をする。
それは少女の顔の幼さを忘れ去れる程に妖艶で、どこか不気味さを放っていた。

「この前の忘れ物よ、”お嬢さん”?」

そう言って取り出したのは―――いつの日か、少女の前へ残していった”骨”の描かれたカード。

「・・・このカードの意味なんて知らないけど・・・私は嫌いじゃないわよ?・・・・これ」

改めてカードの絵柄を見る目は意味を知らぬものが興味深そうに覗くようなもので、表情も別段に変わりなく
ただ眺めているような表情。その間を置き―――起用にそれを相手の少女へ向かって指ではじく。


くるくると横に回転しながら――――そのカードは持ち主であった少女へと飛来する。 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 17:59:12.53 ID:7Hfh602B0<> >>329

「あっ、知ってます! こすぷれっていうんですよね!」

【絹さん、満面の笑み】
【違わなくはないが、当たりでもない……】


【バッヂじゃなくて、パッチです、言いかたおかしくなりますが、裁縫用のつぎはぎみたいな感じです】
【パッチワークみたいな感じ、で分かりますかね……?】

「雑巾がけに使ったらめっ、ですよっ!?」

【せっかく作ったのに、と、へそを曲げて抗議する】

「あー、お腹空いたのです」

「そろそろ私はご飯を食べに行きますね!」

【荷物をまとめ始める】
【残ったマントは、おうちへ】 <> 【天馬輝麗】 天馬騎士団三番隊 光魔法を使う男の娘ナイト<>sage<>2011/03/02(水) 18:03:25.29 ID:Ul9DHWIPo<> >>331

「・・・絹は、おばかね」

【天馬さん皮肉たっぷりに眼を細めた】
【流石につっこみきれないご様子】


【なにぃ?パッチだったのか。なんとなくわかった、と想う!】


つ、つかいませんよぅ・・・あ、ありがとうございましたっ!


【視線を斜め上にそらしつつ謝礼】


んー・・・ボクもお腹空いた・・・ワッフル食べに行こう!
では、またねっ!絹さ―――――――こほん、また会いましょう絹さん。


【最後は騎士らしくキリッとした表情でしめる。今更だが】
【天馬に飛び乗り、騎士は空へと駆ける。天馬は心底嫌な顔をしていたが――――だって背が濡れる】

/絡み乙・・・びっちょびちょだよ! <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 18:05:04.07 ID:/ExovO7So<> >>326

「……あ」

【男の姿を認め、口から声ともつかぬ音が洩れ出した。目線の先、ベンチに座り込んだ男は――邪智暴虐を悉くした】
【彼の、腐れ外道野郎。語調と性格を元に戻してから出逢うのは初めてだが、久々の出逢いに、少女の額には薄らと】
【冷や汗が伝う。相入れぬ、とは違う。そも現在の性格でなら相手に玩ばれるとは思えないが、過去の散々な蛮行の数々】
【女であるなら、本能的に忌避感を持って当然至極。――嘗て蹴り飛ばされた腹部が、ずきりと痛む幻痛に苛まれながら】

「そこの、御仁。……相当な重症なようですけれど、大丈夫ですか?」

【少女は、ベンチへと小さな歩幅を刻んで歩み寄り始めた。その顔には、柔和な微笑。生来の整った容姿を存分に奮う】
【容姿は、あの日のまま。まったく、寸分たりと変わっていない。なれど性格は百八十度転換している。あの少女と、気付けるか】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 18:07:20.89 ID:xrO7BAUso<> >>324
/っと、了解しました!そちらにお任せするので、切ってしまっても大丈夫ですよ! <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/02(水) 18:10:23.37 ID:7Hfh602B0<> >>332

「ばっ、ばかじゃないですっ……」

「……」

「うぇ……」

【絹さん、耐えるんだ】
【後で飴ちゃんあげるから】

「ぐす……」

【よし、何とか耐えた】

【絹さんの中では、天馬への評価が少しだけ下がった】
【――と同時に、今度はもっと仲良くなろうと努めようとするのであった】


「あっ、はい! アネモネさん、また、いつか、ですよ!」

【その場で手を振って、見送った】

「寒くないですかねー……」

【だからあなたの所為だと】

「……ワッフル王国は、忘れてくれますように……」

【しかも根に持っていた】



おつでした
風邪引かなければいいですね <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 18:11:59.41 ID:NyfQxYpT0<> >>333
【視界外、認識外からの声】
【聞いた事のあるあの声に顔を上げる】
【その目に映るのは、やはりあの少女】

「…………クソ…なんだってお前に……」

【小声で悪態を吐く…相手には聞こえるかどうか分からない声だ………】
【何故、悪態を吐くか?その答えは一つ】

【自分とこの少女の関わりを語る時、警察・通報の二つの言葉は絶対に必要になる…つまり…まあそういう事である】

「だいじょうぶ に みえるんですか この がき」

【この口ぶりからして、大丈夫なようだ】
【まだ相手の口調の変化には気付いていない。相手が近づいてくるのと同時にベンチに座ったまま後退りする】

【こっちもこっちで関わりたくないのだろう………】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 18:19:39.48 ID:/ExovO7So<> >>336

「……」

【ベンチに座ったまま、後退りするという愚行を冒す男の姿に、少女の顔が次第愉悦に歪んでいく。躙り寄る、一歩】
【どうやら、随分と衰弱している様子。腕の欠損が原因か、理由は判らないが、ともして絶好の好機に間違いなく】

「いえ、大丈夫には見えませんね、変態男」
「……大きな怪我なようですが、傷口を抉れば宜しいですか? ああ、それとも“警察”に“通報”したほうが?」

「その怪我も警察に行けば治療して貰えますよ、きっと。その後、ブタ箱逝きは決定ですけれどね」

【当初、被ろうとしていた優しげな仮面を一切の躊躇なく破り捨て。再度、躙り寄る一歩が踏み出された】
【距離は、もう手を伸ばせば触れ合えそうな程。けれども少女は行動は起こさない。時折吹く冷風に散った茶髪を】
【優しく、そっと押さえつけ整えるだけ。――相手の一挙手一投足を観察するように、琥珀の双眸が揺らいだ】 <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 18:29:06.05 ID:NyfQxYpT0<> >>337
【相手のマシンガンのような言葉、困ったように顔を右手で抑える】
【顔には、やはり疲労の色が強く現れている】

いきなり変態はひでぇな…俺は餓鬼の腹蹴っただけだろうが

【いやそれが変態って言われてるんじゃねーの?】
【顔を上げ、近づいてきた少女を面倒臭そうに見る】

警察に行けば治療…?そうか最近の警察は左腕を再生するテクノロジーを………
そうか…それは好都合だな………適当に再生して貰って逃げるか…

【完璧に犯罪だが、本人は超真剣な顔だ】
【ん?と思い出したかのように目を丸くする】

………あれ?そういえばお前ってそんなキャラだったっけ?
もっと荒い奴というか、アホっぽい奴だったけど……何、猫被り?

【口調の変化に気付いたようだ】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 18:30:04.97 ID:H6xrdbFzo<>
───ちりり〜ん

【俺は愛機白鷺号に乗り込んで現在極秘任務中だ】
【古美術的価値ある裸婦画の金引き換えによる懐の温暖化作戦】
【まっ、言うなればエロ本を売りに行っている訳だ】
【今日は非番なんだが、何時もの格好なのは俺の服のセンスは致命的らしく】
【宇宙の彼方イズカンダルにすら届く勢いだそうだ。俺には分からんがな】


「あ〜忙しい忙しい・・・忙しいのは過労を招くな・・・・」
「んでも、暇は人の人間性を[ピーーー]・・・・適度って言うのは人類史上最大の発見やも知れんな」

【自転車の前かごには怪しげな袋を詰んでるからな】
【どう〜も、周りを行きかう奴らの視線が怪しい・・・・】
【気にしてもしょうがねぇことだが、気にしないというのも中々に難しいもんだね】

//なんでもщ(゚д゚щ)カモーン <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>sage<>2011/03/02(水) 18:34:11.92 ID:bblYJ2n9o<> >>330
【ハウリングと同時に司会者が唸る】
「参戦者の名前は幸ちゃんだぁぁぁぁ!!」

【再燃した熱狂の中準備を始める、司会者達】
【コンパニオン達が観客達を導こうと何処かに行き始めた】

………何のようですか。
【少女が相手をにらみつけた。当然だ。この祭典を邪魔しに来たのは】
【幼女の殻を持った化け物。この化け物は何を思ってこの熱狂をさらに盛り上げようとするのか】
【少女は闇竜が描かれたカードを置く機械から外し、闇の竜は地面に消える】
【それは元々影であったように……】

【無意識に開けた指に一枚のカードが刺さる】
【それを落とし、場に置いた】
ワイト。能力は最低クラス。お嬢様はこのカードの真価をわかっていない。
このカードを媒体として生まれる悪意たち。その力は正に貴方の怪物たち。
………

【出現したのは「ワイト」見掛けは弱そうで実際弱いが……】
【無音が黒い空の下に巡る】
【しかし沈黙を裂く刃が二人の間に刺さった】

【それは何やら機械のようでそれが虹色に輝くと】
【二人の身体が宙に浮き始める】
これは!!!!

「さぁ、特別ステージの始まりだああああああ」

【二人は虹色のバリアに囲まれ、都市を眺めるように位置する】
【まるでこの夜景を支配するかのようだ】

(ごめんなさい!!これから一時間ほど落ちます!戻ってきたら頼みます!) <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 18:42:48.96 ID:/ExovO7So<> >>338

「……貴方がそれを変態的な行動と思っていないのなら、いいですけれど」

【呆れたように軽く目を伏せ、頭を振った。本気で言っているのか、はたまた冗談で言っているのか】
【少女には思慮及ばぬところであり、また特別知ろうと思う好奇心も湧いてこなかったゆえに、それにて口を噤む】
【面倒臭そうに此方を見やる男に、柔和な微笑――と魅せ掛けて、裏に沸々と怒気を含んだ、奇矯な貌を向けて】

「まさか、本気と考えるとは思わなかったのですが……。いいんじゃないですか?逃げられると思っているなら」
「警察の御方には、貴方との一件以来、良い関係を築かせてもらっています。私が通報したら、直ぐにでも飛んできますよ」

【も一度、呆れの色を濃くした。額にするりと掌を添わせると深い溜息を吐き出す。がくりと、肩が微かに落ちたのは】
【多少なり、相手の慄える姿を期待していたからに違いない。――目を丸くし、酷い言い草で尋ねる男に、一拍間を於いて】

「さぁ、どうでしたか。貴方の頭が狂れているのでは? 私は元から、かような喋りと性格でしたが」

【はぐらかすように、随分と礼節の足りない物言いで、答える。小首を右に傾けて、下唇にか細い人差し指を充てる姿は】
【まさしくアホっぽい奴と称された少女の面影を纏っているが、何分百八十度に入れ替わった素行に話術。虚が居を構えているようで】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 18:50:22.68 ID:xrO7BAUso<> >>340
「大きな声で叫ばないでもいいじゃない・・・」

司会者が唸るその声にまた顔をしかめつつ、相手へと顔を向けなおす。
睨みつけるようにしてこちらを睨む少女の顔を笑みで迎えるようにして見ながら、ふっとカードを
機械から外す―――すると、先ほどまでの闇色の竜は姿を消し、その場に存在していなかったと
でもいうように影となる。
そして次がれる相手の言葉にまたも口角を不気味に上げ、三日月を形作る。

「あら・・・”あの時”出したのだって私のお気に入りのひとつよ?まぁ・・・本当のお気に入りはもっと
美しいけれど・・・ね」

意味深な言葉の中に孕ませる歪んだ感情を隠しながら、コートのポケットに手を入れる。
その時――――何か機械のようなものが二人の間に突き刺さり、虹色を放ち始める。

「なっ・・・!?」

それと当時に身体が空中へ浮き始め―――バリアのようなものに囲まれ、都市を一望するステージのような
ものへと変わる。さながら決闘のためだけに用意されたその夜景を眼下に望むそれは神秘的なもので。

「・・・特別ステージねぇ・・・」

混乱の余韻もそのままに、コートに手を突っ込んだまま少女は相手を見据える。
これから何が起こるのか楽しみにしているような瞳で――。


(了解しました!待ってますよー!) <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 18:52:43.96 ID:NyfQxYpT0<> >>341
【微笑む相手に、またため息をつく】

実は俺もね、握手するだけでその人と仲良くなれちゃう特殊な体質でね
アハハ

【棒読みな笑い】
【握手するだけ…とは、自分の能力を知っている相手なら分かるだろう】

【感情を吸い取るのだ】

まあ握手じゃなくても、連行する為に俺の腕やら肩やら掴んだ時に小細工掛けりゃ一発。
実はこの方法で既に二回ぐらい無罪放免になってたりする

【地味に警察を欺いていたようだ】

あん?俺の頭が?

【少女を不思議そうに見る】


【途端、物凄く嫌そうな顔をする】
【その嫌そうな顔といったら、さっきの五倍ぐらいは嫌そうな顔である】

【頭がおかしいと言われて怒った訳ではない】
【実は最近、二重人格者・多重人格者多数と腐れ縁があり】
【二回ほど生死を賭けた戦いをした事があるのだ】
【そしてこの少女の口調の変化…明らかにおかしい】

【もしやこの少女も多重人格………】
【今度はこちらが額から冷や汗をかく番になった】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 19:06:15.27 ID:/ExovO7So<> >>343

「貴方、その内ジェイルに捕縛されますよ……」

【最早、呆れた仕草すら見せず、呟くように吐き捨てた。握手の行に、ほんの少し眉を顰めた以外さしたる反応は無い】
【相当に手練――ではないか、詐欺師としての資質に満ち溢れているのだろうか。確かに、数度の通報に捕まらない逃げ足】
【からして、一癖も二癖もある人物だとは勘繰っていたが。騙し遂せているとは予想外であり、少々、驚いたのも事実】

「ええ、貴方の頭が。……? どうしました?」

【露骨に、先程の数倍嫌そうな顔を見せた男に、疑問調の言葉が意図せずして発せられた。相手の戦闘経歴並びに】
【諸々の事情。少女は無論、何一つとして知らない。二重人格者か、と疑われる可能性は考慮していたが、相手の性格からして】
【そう疑念を抱いたのなら、深く考えることはせずに率直に『問う』だろうと少女は思っていた。それは、恐らく間違いでないにしろ】
【とかく、予想だにせぬ箇所で怪訝な顔を披露した相手に、不審顔を披露しつつ、躙り寄る一歩がまた踏み出される】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 19:08:43.51 ID:/ExovO7So<> /っと……ご飯落ちです、申し訳ない!すぐ帰ってきますゆえ……! <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/02(水) 19:09:17.75 ID:JzAki+7y0<> 【人気のない通りの、時代から取り残されたような建物。】
【一昔前のアメリカンテイストなその建物は、今時珍しい昭和の白黒テレビを外に見えるように展示していた。】

・・・。

【これまた昔のアニメを流すそれを、見る少女一人。】
【学校の制服を着、片手に模擬刀を持ち 頭にうさみみをつけている少女は】
【無表情といっても過言ではない表情で、それを見ていた。】

『HAHAHAHAHA!』

【テレビの中の登場人物が、愉快そうに笑う。】

―――ピョコン・・ピョコン

【それに呼応するかのように、うさみみが人知れず揺れていたのだった。】 <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 19:17:30.22 ID:NyfQxYpT0<> >>344
ジェイル?んー、まあこっちに触れないんだったら捕縛も出来ないだろーし
触ったら触ったで小細工掛けられるだろーし

ま、どーにかなんだろ

【かなり投げやり】
【本当にそんな状況にならない限り、あまり考えないのだ】

【…しかし多重人格の疑いはまた別】
【まだ相手が多重人格であると決まった訳ではない】
【が、最近の自分の多重人格運からして…可能性は高い…】

(き、聞くか?聞くか?)
(いや待てよ、聞いた瞬間、また別の人格出てきて殺されかけるとか?)
(…ただのあるあるネタ化して来てる現象じゃねーか…どうする………)

【少女を、9割嫌悪、いや、嫌悪しかない目で見る】
【少女が近づいてきたのを見て、さらに額から冷や汗を出す】
【もう普通に相手にバレるぐらい汗が出ている】

【聞くべきか…聞かないべきか………と考える】
【とりあえず、聞くのが危険か危険ではないかを確かめよう】

なあ、お前って俺殺したいとか思ってる?

【何の脈絡も、動作も無く唐突に聞いた】
【これが『俺を牢屋に入れたいと思ってる?』とかならいいが、ちょっとオーバーな気もする】
【…だが自分からしてみればまったくオーバーではない、至極当然の"殺されかける"という現象】 <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 19:18:15.48 ID:NyfQxYpT0<> />>345ごゆっくりどーぞ <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage<>2011/03/02(水) 19:22:50.31 ID:+qJoQx9Jo<> ――――――――♪

【待ち路地裏】 <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage<>2011/03/02(水) 19:23:25.48 ID:+qJoQx9Jo<> /途中送信しました <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 19:41:55.22 ID:/ExovO7So<> >>347

「そうですか、随分な自信ですこと……」

【投げやり気味な言葉とは正反対に、密になっていく男の表情。なにか思考を急速な速度で廻らせていると】
【気付く。時期は春に差掛っているも、まだ冬の寒さが色濃く残っている。で、あるのに、この距離で確認できる】
【多量の発汗。そして、嫌悪を多量に含んだ視線。どうやら、自分の事を考えているらしい。なれど、それが多重人格】
【等々からなる、己の生殺与奪云々にまで飛躍しているとは、微塵と塵埃ほども考量しない。せいぜいが先刻の】
【大見得切った喋りに今更ながら慚愧堪えないのかと愚考するばかりである。――二度、距離を跨ぎ、相手へ迫り】

「は……?」

【不意に訊かれて、素っ頓狂な声を上げて立ち止まる。予想だにしない質問、これが『俺を恨む?』であったり】
【『俺を牢屋に入れたいと思う?』だったりであれば、此程までに驚きはしなかっただろう。暫し、虚を睨むように】
【相手の顔を見つめ。漸く、血の流れを取り戻したように、怪訝そうな貌へと変化するまで数秒。ゆっくりと、口を開き】

「思いませんけど……。まあ、殺意は懐きましたが、昔の話ですし、現在はそれほど……」
「どうしたんですか?
 今更ながらに己の蛮行を恥じ、後悔している、というのならブタ箱で臭い飯食ってくれば改心できるんじゃないですかね」

【まるで無神論者が御業を目にしたような態度で、そう答えた。語る言葉は真実だが、語る相手が欺瞞でないかと疑り掛かる】
【もしかしたら、存外に臆病な人間であったのかもしれないと、相手への寸評に一行蛇足を書き加えつつ、ベンチに掌を伸ばし】
【背凭れの淵を掴むと、引き寄せるようにして――ぺたん、と座る。これで、場には同座。彼我の距離も、触れ合えるほどに】

/速攻で戻ってこれました……が返信遅れ……申し訳ない! <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage<>2011/03/02(水) 19:48:38.96 ID:+qJoQx9Jo<> 【街の路地裏に、乾いた音が響いている】
【肉を裂くような、潰しているような音である】

――――――………………♪

【路地裏には、濃い鉄の臭いが満ちている】
【血の臭い――充満した、死の臭いである】


――――ああ、新調したスーツ汚しちまった。


【路地裏の奥には、黒服を着た男が一人】【額に大きな傷があり、背には巨大な鎌を負っている】
【"桃色のぶよぶよした塊"の前で、壁に寄り掛かり呑気に煙草を吹かしていた。】 <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 19:53:04.49 ID:NyfQxYpT0<> >>351
そうか…

【ほっとしたような顔に戻る】
【とりあえず、この少女には今は殺されないか?】

(よかった!マジよかった!よかったわー、よかったよかった。よかったー…よかったよかった)

【心の中で『よかった』を連発しながら、隣に座った少女に特に何を言う訳でも無く、汗も引いていく】

【だが、もしかしたら"この少女は"俺に殺意を抱いていないだけであって、別の人格が俺に殺意を抱いている可能性も…】
【またもやネガティブな考えが浮かぶ】
【もう多重人格の話になると、めちゃくちゃ深く考えるようになってしまっている】

【…が、とりあえずこの少女には殺されないみたいだし、人格が変わる予兆が見えたら逃げよう】
【そう決めて聞く事にした】

お前って二重人格だったり多重人格だったりする?

【まさに一大決心……………この男にとっては】
【目はもう普通だが、声はかなり真剣だ】 <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 19:54:00.45 ID:NyfQxYpT0<> >>351
/大丈夫。自分も飯くってk…勉強してたから <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 20:08:38.23 ID:/ExovO7So<> >>353

「? ……?」

【ホッとしたような男の姿を認め、疑問符が頭上に幾度と浮かぶ。不可解極まり、である。少女にしてみれば】
【彼の男が見せる焦った様子も戦慄く様子も、心すく愉快なもので有ることは間違いないが、同時に消せぬ違和感が】
【付随しては、翳てしまう。背凭れに体重を預けて、弛緩した体勢で相手の横顔を見つめる。ここまで相手と近いのは】
【初めてかもしれない。そんな感慨とは程遠い、ある種嫌厭すべき感情が飛来し、掻き消すように、深く息を吐き出した】
【稀な真剣味を帯びて、問われた質問に対して、ぱちくりと瞼を開閉し。なにか合点した様子で悠然と口を開いた】

「違いますよ。
 確かに、それくらい変化は大きいですけど……あの元気溌剌で天真爛漫な銀河美少女が仮の姿」

「現在の私が、本物です。猫被りは、昔。……貴方にはさんざ、苦汁を嘗めさせられましたね」

【嘲り笑うように、声音は鈴々と甘く響く。左手で目元に触れた茶髪を掻き上げながら、なにを真剣そうに――と、嗤う】
【先刻からの狼狽ぶりは、多重人格等々に起因する。そう結論付けるに穏当な問である。だとすれば『多重人格』と嘘言を】
【述べても良かったのだが。それよか、此方の反応のほうが愉しそうだと踏んだのだろう。ゆらり、と琥珀が濡れる】 <> 【序章賢者】 賢者Lv.1 E.立派な杖<><>2011/03/02(水) 20:10:08.33 ID:szSTdzXL0<> 【ダンボールハウスから、青みがかった銀髪を持つ
 目の下に寝不足の様なくまのある少女が、もそもそと這い出てくる】

「……眩しい。修行は明日から本気出す」

【が、太陽の光をみるともそもそと段ボールハウスに戻っていく】
【ダメ人間の気配がする……!】

ステータス
けんじゃ:Lv.1
職業  : 賢者
魔法  :ホイミ 光弾 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 20:15:22.62 ID:NjhD0GfJo<> >>267
「……だから、嫌いじゃないってことだよ、理解しろ」

【バツの悪そうな表情で補足し、正直あんまりこちらとしては改めて説明はしたくないのであった】

/変えして置きます!そしてまた遅れますので……すみませぬ <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 20:17:32.47 ID:NyfQxYpT0<> >>355
本当だな?それは本当だな?良かった………

【今度こそ本当に安心したのか、声もいつも通りに戻った】

いやさ、最近、多重人格と腐れ縁でさ、殺されそうになったり殺されそうになったり、まァいろいろな訳でさ

【適当に説明し、ふぅ〜と長いため息をつく】
【相手に馬鹿にされた事より、相手が多重人格でなかった事の方が大きいようで、相手の言葉に機嫌を悪くする様子も無い】

苦汁?俺も同じくらいやられたし、お相子だろ。
つーかお前、最初っからその口調とか言ってたけどやっぱり猫被ってたんじゃねーか。嘘つくなよ

【こいつからは絶対言われたくないセリフを言い、ふと空を見上げる】

もうこんな時間かよ………クソ…さらに疲れた気がするぜ………

【そう呟き、ベンチから立ち上がった】

じゃーな、俺は帰る。寮の門限もあるし

【帰るつもりのようだ】
【止めようとしなければ、そのまま立ち去るだろう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 20:24:51.19 ID:DE0Zzghco<> >>357
んー・・・そうか・・・

【そう補足され、何かを考えるように顎に手を当てた後】
【何か決心したのか、少女の方を再び見て】

・・・ちょっと、眼帯はずしてくれるか?

【と、少女に向かって言う】

/了解しましたー <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 20:25:19.47 ID:DE0Zzghco<> >>359
【六レス目 上級魔法状態】

/これ忘れてました・・・すいません・・・ <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/02(水) 20:32:02.62 ID:/ExovO7So<> >>358

「そんな何度も念を押さなくても大丈夫ですよ。
 ん……そうでしたか、大方そんなところだろうと思っていましたが。殺されれば――こほん」

【腐れ縁。ある意味で、この変態腐れ外道野郎とも、そういう仲になるのだろうか。覆い隠せない愉悦から】
【くつくつ、と嗤いを漏らす。機嫌を悪くした様子がないのには、少し不満気に、肩を竦めてみせた】

「よくもまあ、女性の腹部を蹴りつけながら、そんなことが言えたものですね」
「男性とは違って、ここには色々と大切なモノが宿っているのです。……貴方に嘘つき呼ばわりは心外ですが」

【自分が男の急所を蹴り上げようとしたことは、棚に上げる。意図的にか、無意識的にか。右手でそっと腹部を撫ぜり】
【横目に、男を目視する。空を見上げているのを認めると、続いて少女も空を見上げた。すっかりと夜帆が下り、星々が煌く】

「あら、本当です。……ええ、それでは。 その腕、治るように“お願いしておきました”ので」

【男が立ち去るのを、胸元にまで上げた片腕をひらひらと振って見送った。ぽつり、と呟いた言葉は果たして届いたろうか】
【数分後――ここ一帯に、数台のパトカーが集まるだろう。『腕を欠損した変態野郎が彷徨っているので、保護してください』】
【そんな悪戯紛いとも取れる通報を、疑いを挟むことなく聞き入れた警察が、血眼で男を探すことになる。――夜は、まだ始まったばかりだ】

/絡み乙&ありがとうでした!!そしてご飯落ち、遅レス申し訳なかった! <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 20:38:47.29 ID:NyfQxYpT0<> >>361
(……お願い?)

【相手の言葉を背中で受け、少し疑問に思うが………】

(ま、神様か何かだろーな、俺は感情を吸収出来ない物は信じないけど)

【………適当に流し、無言でその場を立ち去った】




【その後、警察VS能力者の超鬼ごっこが繰り広げられ、一時期街の都市伝説になったのは言うまでも無いだろう】 <> 【全瞑心感】@WIKI @メ欄<>責任感・正義感・敵対心 sage<>2011/03/02(水) 20:40:10.47 ID:NyfQxYpT0<> >>361
/絡みありがとうございましたー
/全然OK! <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 20:47:23.14 ID:H6xrdbFzo<> //>>339で殺し合い募集中だぜぃ!もちろん、その他もおk <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 20:47:30.67 ID:NjhD0GfJo<> >>359
「眼帯を?あー……まぁ、あんまり見て良いもんじゃないが……」

【少し抵抗があったが、流石に相手はこれを見て今更ドン引きしたりはしないだろうと考え】
【両手で両耳にかかっている紐を耳から外し、その凝固系薬品の詰められた、一昔前のやっつけ医療処置を施された様な】
【そんな酷い右目を露わにし、魔眼”ではないが、その右目は見た者を怖がらせ、気味悪がらせ、生理的悪寒を引き起こすものであった】

「で、こんなものを見てどうするんだ?あんまりじろじろ見られたくはないんだが」

【やはり、一見平然としている少女からして見ても露出させたくない部分であり、例え信頼している相手でも当然であった】
【今更嫌われたりはしないとは思うが、それでも見られたくない汚点であり、見られたいと思う人なんてどこにもいない】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 20:59:22.64 ID:F3hQ9ai9o<> 【ある公園のベンチの近くにワンピースにパーカーを羽織った金髪少女と白い子犬が居た】
【ベンチには肩掛けカバンとクロークそれに不釣合いなハルバードがたてかけられている】

「とりゃあ!」

『わん!』

【ちょっとアレな掛け声を出しながら金髪少女がゴムボールを思いっきり投げる】
【そうすると子犬がゴムボールを取るべく思いっきりゴムボールへと走り始める】

【公園で遊んでいるらしく少女は笑顔で子犬もどこか嬉しそうだった――――】
【暫くすると子犬は小さめのゴムボールを何とか咥え飼い主の元へと駆け始める】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/02(水) 21:05:13.24 ID:bblYJ2n9o<> >>342
【一方、ステージを離れた者達は遠く伸びるからスカウターとゴーグルの融合体の様なものを伝って、二人の戦いを見学してた】
【機械が地面に突き刺されば、それが虹色の回転を行っている】
【そう、空に浮かんで見えるのはあくまで演出】
【実際は多少重力を操作し、浮遊感を生み出している】
【そしてソリッドビジョンと呼ばれる擬似空間がこの夜景を生み出しているのだ】
【虹色ののバリアはあくまで互いの手の内を何らかの方法で読ませないための防壁。そして同時にこの擬似空間での戦闘をより鮮明にするものである】
【元々、テレビゲーム等の為に試験的に運用されているシステムの最新進化系であり、このシステムのお披露目をこの大会の優勝者が体感できるという物であった】
【本来なら、特別に貸し切ったこの空間で思いっきり遊ぶのが目的だったが仕方ない】

         リアル バーチャル
【ならば、この現実と仮想が入り混じるこの空間で叩きのめしてくれよう】
【自分達の周囲にモニターの様なウィンドが複数発生した、これが観客席を映したり、各種データを映し出すための物であることは相手には告げない】

じゃあいきますよ!!!
デュエルスタンバイ!!!
【少女が素早く腰のホルダーと腕に取り付けられた機械に納まっているカードの束を入れ替える】
【そして紙束が機械の中で混ぜられれば少女はそこから五枚のカードを手札に加えるだろう】

私からいきますよ!私は手札から岩石の巨兵を守備表示で召喚!!!
【少女が空にカードを放ると、カードが回転し周囲のビルから破片を集めていく】
【そしてその瓦礫の奥から正に岩の巨人たる魔物が生まれた】
【それはまさしく巨大で並大抵の力では攻略できないだろう】
【巨人は少女を守護するように防御の体勢で鎮座した】

【これは相手に確認できるように映し出せれたデータである】
【把握にどうぞ】
LP:8000 手札:5
墓地: 除外:
モンスター:1「岩石の巨兵/D2000」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」

【カード紹介】
《岩石の巨兵》 通常モンスター
星3/地属性/岩石族/攻1300/守2000
岩石の巨人兵。太い腕の攻撃は大地をゆるがす。
http://www.hobic.jp/site_data/cabinet/BE1-JP124-N_1.gif
中の人コメ:原作の梶木戦で初登場。壁モンスターの元祖でレベル3、通常、岩石族と今でも使える要素がある。まぁ主流ではなくなったが。原作のである利用法からOCGではないゲームではフィールド無効化能力がある。
通常モンスター
星3/地属性/岩石族/攻1300/守2000
岩石の巨人兵。太い腕の攻撃は大地をゆるがす。
http://www.hobic.jp/site_data/cabinet/BE1-JP124-N_1.gif

<> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 21:11:39.80 ID:DE0Zzghco<> >>365
ありがと・・・
・・・ちょっと気持ち悪いかもしれないが、我慢しろよ?

【少女が眼帯をはずした後、そこにある物を見るが、特に引く様子も気味悪がる様子も無く】
【魔道書の、なんだか凄いことになっている薄いピンク色の魔法陣に触れると】

・・・

【何かを読み取るように目を瞑り】

・・・

【・・・お前の、名前は?】

【ドクン、ドクン、ドクン】


【ドクン】


【心の中で、何かに呼びかけると】
【心臓が大きく脈打ち、目をゆっくりと開け】

・・・sanare septem anguis

【と呟くと、魔道書のページが薄いピンク色に光り輝き、七つに分かれつつ】
【その一つ一つが伸びて、薄ピンク色の光が蛇の形になっていき、少女のほうに移動していく】
【もし何も抵抗しなければ、蛇が少女の腕や腰や脚から少女の右目へと登っていこうとするだろう】

【服には当たらず透けて、少女の肌に直接触れると、冷たくはなく、人肌のような暖かさを感じるだろう】

【七レス目 上級魔法状態】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 21:12:15.31 ID:DE0Zzghco<> /すみません・・・遅れました <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 21:15:43.89 ID:xrO7BAUso<> >>367
「不思議なところねぇ・・・」

まじまじと辺りを見回すようにしながらきょろきょろしている少女の耳に、相手の声が叩き込まれる。

「・・・あら、今回は遊んでくれるのね?」

それはそれは楽しそうに笑う少女―――その間に、相手が放ったカードがみるみるビルの破片を集めていく。
瞬く間に巨大な岩石の魔物が生まれ、ゆっくりと護るように鎮座。それはまさに巨大な”壁”。破れるイメージすら
浮かばせないその屈強というものを超えた壁は威圧するように存在する。

「何だ・・・可愛い子持ってるんじゃない・・・それじゃ、私も行こうかしら―――――マリア」

”召喚”という言葉が当てはまるように颯爽と登場した相手の岩石の巨人とは対極とも呼べる――黒い黒い空間が
突如ぽっかりと少女の背後に口を開く。そこから金属をすり合わせる不快な音と共に、肉を地面にこすりつけるような
気持ちの悪い音、両方を響かせながら這い出てきた―――聖母マリアの異形。

「――――マリア、楽しむわよ」

(アァァ・・・・・・)

この前相手の少女に見せたグロテスクなものを超えた、目も当てられないその光景。血まみれで有刺鉄線に絡まれ、
それを触手のように操作する聖母マリア・・・それは少女の目の前まで有刺鉄線を足のように使い這ってくると、攻撃の
隙をうかがうようにして相手を見たまま静止。

恐らく、相手の動向を見ているのだろう。未だに攻撃の意思は見られない。 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 21:16:04.38 ID:7Hfh602B0<> >>366

――。

【かさり、と音がして、植木の影に何かが隠れる音が、少女には聞こえたかもしれない】
【――裏には】

「……」

(いっ、犬、っ……アイリスが居たから声をかけようと思ったらっ!?)

【心臓をバクバクとさせながら、一人の女性が隠れていた】
【手には買い物袋と牛乳、ちょっとしたおやつも入っていた】
【買い物帰りによったというところだろうか】

【ただ凄く残念なのは、耳が生えていることを本人が忘れ】
【キャスケットの下から延びる長い耳が影から見えてしまっているということだ】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 21:19:13.05 ID:NjhD0GfJo<> >>368
【特になんとなしに本をちらっとみてみれば―――へ、蛇がこっちに向かって這い出てくるではないか】

「ちょっ……ちょちょッ!!!」

【腕、脚、腰から這いあがってくる蛇を見て盛大に戸惑い、焦る少女、それも当然である、嫌いではないが好きでもないのだ】
【いきなり蛇が大量に這いあがってくれば焦りもする、相手が召喚したのは何となくわかるのでさほど危険性は感じないというものの】
【心地よい……と言う事は流石にないが、だが、それでも、そんなに嫌な感触では無い、とはいえ、抵抗はある】

「お、おい!なんだこれは!!」

【当然の疑問、当然の質問、しない方がどうかしている】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 21:23:55.03 ID:F3hQ9ai9o<> >>371
「しろまるーどうしたのですか?」

『わんわんッ!』

【かさりという音に反応し子犬が長い耳の影の持ち主に対し吼え始める】
【子犬の異常な行動にきょとんとし首を傾げると子犬に近付き始めていた】

【そして長い耳の影を見るとウサギを思い出しそれに連鎖してある人物が浮かび上がる】
【連想の末に思い浮かんだ人物にニヤリと意地の悪そうに少女は笑っていたのだった】

「しろちゃん、よくやりました」

『ぐるるるるるる』

【影の人物に対し唸り続ける子犬――――飼い主といえばそろりそろりと歩いていて】
【突然バッと植木の裏へ飛び出そうとしているのだった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 21:26:44.57 ID:DE0Zzghco<> >>372
・・・目の治療
痛くはないと思うが・・・我慢しろよ

【と、その疑問に簡単な答えを返すが】
【明らかに説明不足である、もっとちゃんと説明してやれ】

【蛇はまっすぐ上がってくることはなく、少し波打ちながら少女の肌を登り】
【登られた後の少女の傷は、癒えて消えているか、登られる前よりはマシになっているはずである】

【そして、一匹の蛇が、少女の顔に付くと、右目の中にずるりと入ろうとする】
【もし入れたならば、痛みはないであろうが少し熱いと感じて、右目に詰まっている凝固系薬品が溶け】
【涙のように右目から零れ落ちると考えられる】 <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage<>2011/03/02(水) 21:28:17.37 ID:K8S9yV3fo<> />>352で死合いor死にたがり募集

ちなみに
【斬骸百景】
自分が刃物で斬った相手の周囲100mの人物(自分除)に
全く同じ斬撃のダメージを強制的に与える
また、この能力者の使う刃物は炎や雷といったエネルギー体も切る事が出来る

身体能力:よく鍛えられた軍人並

です <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 21:30:29.42 ID:7Hfh602B0<> >>373

「……」

(何もなかったように、ここは逃げたほうがよさそうね……)

【吼えるたびに、真っ赤な瞳孔がびくり、びくりと開き――】
【血の気が引いた顔からは冷や汗が滲み――】

【そこから逃げるように歩きだした膝は、笑い――】

(やだ――怖い!!!)

【一歩】
【――踏み出した瞬間に】

――。

【【浮遊魔法】の人影が現れる】
【小さな小さな仔犬を想定しての、人間の子供のサイズの影に慄き】

【転ぶ】

【買い物袋が地面に落ちて、両手で耳と頭を抱えるようにして、その場に震えてうずくまる】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 21:31:22.58 ID:NjhD0GfJo<> >>374
「は、ハッ!?目の治療!?どこが!?」

【幾ら魔法とは言えとても理解できない、いや、魔法だからこそ理解できなくて当然なのであろうが】
【わたわたと慌てふためく様は既に”設定崩壊”しかけであり、とても『最強の暗黒能力者』とはかけ離れているものである】
【まぁ、それほど慌ててもおかしくないことだ、そもそも蛇に体を這いあがられる機会なんてある訳がない】

【そして、頬を垂れて行く涙……いや、薬品の液体、右目が泣いた時の様に熱い】

「ッ……ほ、本当に大丈夫なんだろうな……?」

【心配で仕方が無い、うっかり酷くなりましたなんてされた日には、まぁ、その時はその時であるが】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 21:36:48.84 ID:DE0Zzghco<> >>377
・・・大丈夫だ
・・・不安なら手、握るか?

【慌てふためく少女の様子を見て、大丈夫だと言いつつも】
【相手が不安そうにしてるのが嫌なのか、手をさしながら握るかどうかをたずねる】

【ずるずると、一匹の蛇が右目に入りきると、二匹めが入ろうとしつつ】
【他の五匹の蛇は、順番まで暇なのか、少女の腕や胸や腰や脚などを這い回っている】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 21:37:14.36 ID:H6xrdbFzo<> >>375
//いっきまーっす!!

>>352

【おいおい・・・・流石に『これ』はねぇだろ】
【俺の非番の日を一挙にがけ下に突き落とすひでぇもんだぜ】


「そこのあんちゃん・・・・俺が誰だか・・・分かるかい?」

【分かるわけねぇって?・・・警察が分からんとくりゃ】
【これはちょっとした精神錯乱者だろ?・・・まぁ、今の時点で十分精神錯乱者だが】
【ちなみに、俺は頭をボリボリ掻きながら相手に向かって歩いているわけだ】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 21:39:46.22 ID:F3hQ9ai9o<> >>376
「しろちゃん、もう吼えちゃダメであります」

『わん!』

【蹲る知り合いの姿を見つけてぷっと軽く笑ったあと吼えて唸り続けていた子犬を宥め始める】

【子犬からすると獲物を追い詰めてやったぜ!なわけで褒めて褒めてと飼い主を鼻をで押す】
【子犬の様子に少し笑うとゴムボールを受け取りわしわしと子犬の全身を撫で回し褒めていた】

「ふふふ…」

【不敵な笑みを浮かべると相手の手からはみ出ているであろうウサギ耳を狙いを定め口を近づける】
【そして相手のウサ耳にがぶっと少し痛いくらいの強さで噛み付こうとしていた】

【子犬のほうといえばそんな飼い主の様子にきょとんとしてお座りの状態で待っているのだった】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/02(水) 21:40:23.18 ID:bblYJ2n9o<> >>370
『おい、あの子巨兵なんて昔のカード使うっけ…』
『違うわ、あのこのデッキは闇ドラゴン族中心のはず』
【観客のざわめきが少女の召喚した壁に対して放たれる】
【この強固な壁ですら、今の時代では古参の化石である】
【それにアドバンテージが感じられない戦術、そして何よりも】

『なんで表側で……?』
【この行為には司会ですら目を丸くしていた】
【本来、召喚とは裏側で守備にするか、攻撃で表で出すしかないのだ】
【そんなどよめきが悲鳴に変えたのは幼女が生み出した化け物である】
【気づいてしまったのだ、これは……『M&W』では無いことに】
【司会が中止を二人に勧告するが、その声は】

私のターン!!!ドロー!
【少女のカードを引く、風切の音。少女の放った自身の番が巡るカウント音にかき消された】
【相手が仕掛けないならば、自ら攻めるしかない】
【少女は引いたカードを見て】

そんな、化け物より、キュートでセクシーな人気者がいるんですよ。
【ざわめく観客にモニター越しにウィンクをかます】
【そのウィンクで騒ぎは止まらない、少女はそう感じると】

私は岩石の巨兵をリリース!!!
最高クラスの黒魔術師!彼の唯一の愛弟子であり、自身も高位の術士!
出でなさい!ブラック・マジシャン・ガール!!
【その瞬間、岩石の巨兵の身体に皹が入る】
【そして一線の煌きと共に破壊された】
【砂煙立つ空間に出現するは可愛らしい変わった服を着た魔術師】
【その素晴らしい容姿に周囲の観客の歓声が上がる、よし、これでギャラリーの不安は消した】

いけええええ!!ガールで攻撃!!
ブラック・バーニング!!!!
【名前とは裏腹に魔力の塊をその異形の虚像に解き放つ】
【さすがに倒しきれるとは思っていないが、相手の動揺を誘うことは出来るだろうと思っていた】

LP:8000 手札:5
墓地:1 除外:
モンスター:1「BMG/A2000」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」

《ブラック・マジシャン・ガール/Dark Magician Girl》 †
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
お互いの墓地に存在する「ブラック・マジシャン」
「マジシャン・オブ・ブラックカオス」1体につき、
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
http://blog-imgs-45.fc2.com/g/r/e/greattk/BMG.jpg
<> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 21:44:37.42 ID:NjhD0GfJo<> >>378
「あ、は?な、なんでお前の手を握らないといけないんだ!!」

【と、顔を赤くして怒鳴り、手を握るのを拒む少女であったが―――右目に追加が侵入】
【更に、体の各所では蛇がうねっていて非常に気持ちが悪い、暖かろうと気持ち悪いものは気持ち悪い】
【ギリっと歯軋りをし、不安な気持ちは隠しきれず、ならば、消す為には、やはり……と、考えてしまい】

「……本当は握りたくないが、こんな時に暗黒邪神がお前の”強さ”を知りたがっている」

「なので、ひっじょーに不本意だが……その……手を握る」

【そんな事を言いながら嫌々と言った態度で相手の手を左手で掴み、強く握る、少女なりの非力さであるが】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 21:45:30.53 ID:7Hfh602B0<> >>380

「――っ……」

(ヤだ――怖い、死ぬ……目が、牙がっ――声がっ……!!!!)

【息急き、胸が高鳴り――】
【【浮遊魔法】の接近を許し、】

【噛みつかれる】

「――っ――……」

【涙を流しながら、抗うことはせず】
【まさに、されるがまま、という状態で会った】 <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage<>2011/03/02(水) 21:45:47.45 ID:K8S9yV3fo<> >>379

……あ?

【ゆっくりと面をあげ、近付いて来る男を睨む。寄り掛かっていた壁から離れ、悠然と立ち男と対峙する】
【その男は、笑っていた。頬まで裂けるような笑みを、なにかを嘲るような笑みを浮かべていた】

――――いよう、お巡りさん。今晩は

随分とシケた空気だな、そう思いやしねぇか?

【……そして、その男の目は乾き切っていた。】
【一切の光を映さず、笑いながらも笑っていなかった】
【男は、まるで世間話でもするかのように気楽に構えて】
【警官に、かたりかける】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 21:51:23.58 ID:F3hQ9ai9o<> >>383
「……」

『わふ?』

【はむはむはむと相手のウサ耳を甘噛みし続けていて顔はニヤニヤ】
【しかし味は美味しくなかったのか顔はだんだん不満気な表情に―――酷い】

【そして子犬も吊られたのか相手のわき腹辺りをはみはみと甘噛みし始めようとしていた】

「あひゃかしゃん!」

【相手の耳をはむはむと噛みながら何とか名前を呼ぼうとしている】
【流石に泣いてるのに気付き可哀想だと思った結果の行動であった】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 21:51:59.58 ID:H6xrdbFzo<> >>384

「ああ、こんばんわ・・・・だ」
「シケた空気はどうかしらねぇが、シケた面は生まれつきでな」

「まっ、といってもあんちゃんに謝るわけにも行かないわけであって」
「・・・・とりあえず、あんちゃん何してるんだ?」

【とまぁ、こんな出て行き方をすると確実に俺は殺されるパターンだよな】
【しかも、俺は警察官だから、嫌味な演出家としては是が非でも殺したいところだろ】

【まぁ、俺は目の前の明らかにネジが10本はぶっ飛んじまってる男に】
【いきなり危害を加えるなんていう非人道的な行為を行えるわけも無く】
【とりあえず、の質問をするわけだ。もっとも、何時殺されても大丈夫なように】
【タバコを吸う・・・なんていうヘマをやらかすわけにはいかないがな】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 21:53:08.21 ID:xrO7BAUso<> >>381
少女に観客のざわめきと司会者の言葉の意味は把握出来ていない。
ただただ、目の前に相対する少女との「勝負」を楽しみたい―――――その思いだけ。
観客達の上げる悲鳴を心地よく受け止めながら、相手の動向を見守る。

相手がカードを引き、ふっとウインクをした瞬間、少女を護るように鎮座していた”壁”が姿を消し去る。
それは先ほどの黒竜のように影となって消えていくが―――それでは終わらなかった。
次がれる言葉は少女の表情を不穏なものへと変えていく。

「なっ・・・魔術師・・・!?」

現れたのは、可愛らしい服に身を包んだ魔術師。
その姿から創造できぬ魔翌力の塊が、相手の声とともに解き放たれ異形のマリアへと迫る。

「マリア―――っ!!」

声を上げた時には、すでに防御の体制を取っていたマリア。しかしそれは数瞬遅く、地面へ這い蹲るマリア
が前方へ突き出した有刺鉄線の壁を吹き飛ばし、有刺鉄線を砕け散らす。

「っく・・・中々やるじゃない・・・・・・マリア――――貫きなさい」

有刺鉄線の壁が吹き飛ばされたマリアの身体に巻きついている有刺鉄線は、先ほどの攻撃の反動からか焦げ付いて
キリキリという音とともに地面に落ちている。攻撃は無理なのではないかと思われるそれとは裏腹に――マリアはその美しく
も酷く血塗られた顔を黒魔術師の方へ向ける。漆黒の色を湛える瞳が魔術師を捉えた瞬間―――大きく口を開いて悲痛な
叫び声を上げた。

(アァァッ・・・・・・アァァァァッ!!!)

叫び声に吐き出されるようにして、マリアの口から無数の有刺鉄線が現れ、それは一直線に黒魔術師へと飛翔する。
直線的なそれは攻撃翌力は少ないが、血塗られて鉄の香りを放っており、精神的ダメージは計り知れないもの。
恐らく直撃すれば、致命傷には至らぬとしても多少のダメージは食らうかもしれない。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 21:54:14.06 ID:DE0Zzghco<> >>382
・・・いや・・・前は、俺が握ってもらったから・・・

【かなり前の話を持ち出す、少女は覚えているだろうか?】
【青年が少女に刺され、倒れ、手を握ってもらっていたときのことを】

・・・

【強く握る相手の手を、思いやるように優しく握り返す】

【一方、蛇のほうはずるんと、二匹目が入ると、大分、目の形が元に戻ってきており】
【次は三匹めの蛇が少女の右目へと入ろうとして、他の四匹はまだ少女の体を這っている】
<> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 21:59:23.40 ID:7Hfh602B0<> >>385

「――う、ヤだよ……助け、っ――」

【這うようにして、その場から逃げる】
【勿論、耳は噛みつかれたまま】
【わき腹も甘噛みされたまま】

「――っ……」

【ふと、見上げると、【浮遊魔法】のあどけない顔】

「っ、あ、い――」

【震えながら――真っ赤な瞳孔をきっ、と向け】
【どこまでもおびえた表情を向ける】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 21:59:50.25 ID:NjhD0GfJo<> >>388
「……そんな古い話、忘れたよ」

「だから、気にする事なんてないんだがな」

【勿論、忘れて居るはずが無い、あんな強い出来ごと、忘れるわけがない、忘れたら”今”はないのだから当然】
【だが、忘れたことにして置く、理由は自分にすら分からないが、まぁ、単に照れくさいだけなのかもしれないし、思い出したくないのかもしれない】

【どちらにせよ、”今”、手を握っていることに変化はないはずなのだ、そう思いたい】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:03:58.14 ID:F3hQ9ai9o<> >>389
【相手の怯えた表情を見ると沸々と少女の心に罪悪感が沸き始める】
【そんなに犬が嫌いなのか、とちょっと残念に思いながらペロッと耳を舐め上げた】

「しろまるもこれで終わりであります」

『わん!』

【舐めたので満足したらしく相手の耳から口を離すと子犬にも離すことを促す】
【そして子犬も舐めるのもやめると飼い主の下へと走り寄り飼い主により抱き上げられた】

【よしよしと白い子犬の頭を撫でながらちゅっと軽く子犬にキスし知り合いに視線を向けた】

「どうしたのですか?」

【散々やっておきながら少し笑みを浮かべながら問うていた】 <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage saga<>2011/03/02(水) 22:04:42.38 ID:K8S9yV3fo<> >>386
ああ、そうかい。
俺ぁこうやって夜、散歩するのが好きでなァ……――。
散歩がてら、「仕事中」だよ

【男は警官の様子などお構い無しである】
【自然な、ごく自然な動作で背負っている鎌の柄に手を伸ばし引き――】


――――てな訳で、死ね。


【それを。】
【何の躊躇いも無く、警官の右脇腹へと横から斬りつけるように"振るった"。】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 22:07:00.00 ID:DE0Zzghco<> >>390
・・・そうか

【相手が忘れたと聞いて、目を瞑るが】
【握ったままの手は離さず、がっちりと掴んでおり】

・・・まぁ、別にいいか

【と、一言、言った後、目を再び開ける】

【三匹めが右目に入りきると、先ほどよりも目の形になっていっており】
【それが理由なのか、四匹め五匹めと、どんどん右目の中に入っていこうとする】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/02(水) 22:08:03.50 ID:bblYJ2n9o<> >>387
『B・M・G!B・M・G!!』
【歓声を受け、少女と魔法少女がウインクしてアピールを放つ】
【場は一層盛り上がる、歓声を強くなる】
【どうやら観客達はこれを特撮ショーの一種だと思うことにした】
【と、いうより司会者がそうやって纏めてしまった、少女も後戻りできない】

「はぁ!」
【魔法少女が放った魔弾は炸裂し、相手を天空から地面に叩き落した】
【まぁ実際はこれも演出であるから問題ない】

【魔法少女はその撃墜を見ると周りの観客達にハートを出してアピールを開始していた】
【が、その主人たる少女はまだ油断などしていなかった】

ば、ばか!後ろ!後ろ!!
【地面に這い蹲る聖女の成れの果ては金属音を鳴らし】
【その悲鳴という棘付の触手が魔法少女の肢体に刺さる】
【もっと、まともな触手であれば映像媒体を売って一ヶ月は生活できるが…】

「いやぁぁぁぁ!!!」
【その匂い、刺さりで魔法少女は苦痛を受けていた】
【主人である少女はまだ手を出せない】
【なぜなら、この戦闘は終わっておらず少女の手にはこの時点で使えるカードが無いのだ】
【ただ、魔法少女が官能的どころか、下手すると不能になってしまうくらいの悲鳴を聞き続けるしか無かった】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 22:09:53.85 ID:7Hfh602B0<> >>391

【耳を舐められ、我に帰る】

「――っ!? あっ、アイリっ……」

「……」

【気が付くと、頬を泪で濡らしていた】
【抱かれている仔犬をじっと見て、少し冷静になる】

「――なっ、何でも……」

「……買い物帰りに、あなたを見つけて、声をかけようとしたら、その……」

【もごもご】

「……犬が怖くて」

【この一言を、とても小さな、かすれるような声で呟く】

「……」

「! か、買い物……」

【放られている買い物袋に手をかけ、中身をみる】
【中身のクッキーは、きっとばらばら】

「……卵を買ってなかったのは、運がよかったのかしらね……」

【恐らく砕けているであろうクッキーの袋を差し出し】
【“要る?”というしぐさ】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:13:22.50 ID:F3hQ9ai9o<> >>395
「そんなに犬がダメなのですか?」

【相手の犬が怖いという発言に少しだけ苦笑しながら問い直す】
【少女の胸の辺りで抱かれている子犬は少し寂しそうに小さく吼える】

「いります!」

【砕けていてもいいらしく相手が差し出したクッキー袋を浮かせようとする】
【そして浮いたならばクッキー袋は少女の元へと動き始めるだろう】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:15:02.48 ID:NjhD0GfJo<> >>393
「……それにしても、こう……私から見ても何かエグイな」

【そりゃ当然である、痛みが無いとは言え自分の右目に当たる部分に次々と蛇が入ってくるのだから】
【まだ視野は持たないので正面からは見えないが、左目は蛇が右目に入っていくのを直前まで目視し】
【なんというか……不思議な感覚である】

【次々に入ってくる蛇、思わず手を握る手の力も強くなり、歯軋りをもう一度してしまう】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 22:16:17.21 ID:H6xrdbFzo<> >>392

「散歩は人の心の休息を約束してくれる大事な一仕事だからな」
「ゆっくり、歩いていると周りの世界が広がって見える」

「───んでもって」

【まぁ、やられるだろうなぁ、とは思っていたが、如何せん早いな】
【あくまで常人を心がけている俺にとってすれば】
【10tトラックに知的障碍者を乗せているぐらいに怖いもんだね】
【んで、振られた鎌は俺の腹部を走り去るわけだ。】
【おっと、途中で走馬灯が行きかうがもう何度見たことやら。いい思い出はそんなに無いもんだな】


────ブシャアアアアア・・・・・

「・・・・いきなり乙なご挨拶じゃないか。ええ?あんちゃん」
「豆腐に包丁を入れるよりきれーに斬れたモンじゃねぇか。俺の体はよ・・・」

「まっ、俺にもこれで正当防衛が成り立つわけだ・・・・スゲェ痛いがな」

【たしかに、鎌は俺の腹部を切り裂いたが、俺の力はほとんど強制でな】
【切り裂かれたところから順次回復していくわけだ。凄まじいまでの痛みとともに・・・だがな】
【そんで、俺は、皮肉を弾丸並みのスピードでふっ飛ばしつつ能力を発動する】
【細胞が強化され、超活性化することで、体が軽くなるし物は良く見える】
【その状態で、相手に向かって一歩踏み出すとともに拳を突き出す】
【もっとも、牽制のようなもんで、当たったら痛いが十分に避けるだけの隙はあるだろうがな】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 22:17:48.46 ID:7Hfh602B0<> >>396

「だって――」

【ちらりと、しろまるを見て】
【それから【浮遊魔法】に目を合わせ、涙目涙声で言う】

「牙とか、爪とか、目とか、それから、声が……」

【と。】
【仔犬でも、なのだろうか】

【ぺたん座りのまま、返答する】


【ふわりふわりと、クッキーの袋が少女の胸元へ跳び込んでいく】
【相変わらず、“がめつい”というか“自由奔放”というのか】
【その仕草に、内心ほっとしていた】

「……今は、これくらいしかないのよね……」

【取り出したのは、甘めのミルクティー】
【もう片方は緑茶だった】

「……要るかしら?」

【さきほどのこともあってか、兎の方の耳は、くたりとたれながら訊ねる】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 22:20:21.28 ID:DE0Zzghco<> >>397
・・・大丈夫

【握る手が強くなるのを、変わらず優しく握り返していて】
【一言、少女を安心させるために、呟く】

【四、五匹めの蛇がその目に入りきると、もう完全に目の形になるが】
【中身はまだ不完全なのか、視力は戻っていないだろう、そんな目に、六匹めの蛇が入ろうとする】

【そして、七匹めの蛇は少女の左腕にぐるぐると、巻きつきながら】
【ゆっくりと、蛇が入っている途中の右目のほうへと登っていく】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 22:20:48.04 ID:+Zgb+FAao<> >>394
黒魔術師の肢体に有刺鉄線が突き刺さったのを視認し、少女は満足そうに頬を緩ませる。
何とも不快なその微笑は相手を挑発するものではなく、ただの歓楽。
叫び声をうっとりと瞳を煌かせながら、甘美な罠へ落ちていく少女が齎したのは――――油断。

「マリア―――ゆっくりと、引き抜いて差し上げなさい?」

(アァっ・・・ゴォェッ・・・・・・キリキリ・・・)

生理的嫌悪感しか生み出さない声を上げながら、マリアはゆっくりと突き刺さった有刺鉄線を引き抜こうとする。
肉を抉りながら相手に極限まで苦痛を与え続けようとしているのだろう、少女はその様子を見つめながら額に汗を
感じていた。快楽から生まれる珠の汗は妖しく光りゆっくりとこめかみを流れて行く。

「さぁ・・・もっと、いい声を聞かせてちょうだい・・・!」

ゆっくりと、時計の秒針が進んでいくようにそれは引き抜かれていこうとしている。
絡まるように針が内部に突き刺さり、血管を、神経を、肉を引き裂きながら抜かれれば相当の痛みが生じるであろう。
しかし、少女は油断しており、攻撃の意思はあれど一切のガードが無い。

――――これが、どう作用してしまうのか。 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限引き出して使用出来る。E:太刀「蛟」、不殺ナイフ、地竜石<>saga<>2011/03/02(水) 22:22:36.16 ID:1FXY6yd5o<>
【郊外にある、放置された屋敷】
【灰色の翼を生やした男が、その屋根に降り立った】

………

【見た目だけで判断するなら人が住んでいるとは思えなかったが、断定は出来ない】
【平らな屋根には特に目立った物はない】
【男は風景や眼下を見回し始めた】


/なんでも。死合いは殺さずに逃げる可能性あり <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:23:46.88 ID:F3hQ9ai9o<> >>399
【クッキーの袋が近くに近付くとクッキーの袋を浮かせ近くに浮かしていた】

「なるほどなー」
「牙とか爪とか目とかがダメだそうであります」

『くぅ〜ん…』

【相手の言葉に頷くとダメ出しを子犬に伝える飼い主】
【ダメ出しをされ子犬は無茶振りしないでくれと声を出していた】

【そしてこれでもダメですか?と子犬の両脇を持ちだらんとさせた状態で近づけようとする】

「いります!」

【クッキーを浮かせると自分の口もとへと動かせもぐもぐと食べ始める】
【そしてミルクティーを浮かせ自分の下へ呼び寄せようとしていた】

「今度アヤカさんのお家に行っていいですか?」

【相手にちょっと同情を誘うような目を向けながら相手に聞き始める】
【理由―――無料でご飯を食べたいから】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 22:31:37.06 ID:7Hfh602B0<> >>403

「――やっ!?」

【立てない状態から無理やり立とうとしたことがたたり】
【転倒――そして、顔面強打】

「……こっ、怖い……」

【鼻血を抑えながら、じりじりと距離を取る】
【鼻を打った痛みなのか、犬への恐怖なのかも分からない涙を浮かべながら】


「――っ、と……」

【浮いたミルクティーは、ふわりと、少女の元へ】

「……ええ、良いけれど……」

「どうかした? 前にも言ったけれど、いつでも来て良いわよ?」

【ふと、思い出す】
【ここのところ雨続きで、選択できてなかったな、と】

「……」

「は、晴れた日に、ね……」

【視線を外してから、ぼそりとつぶやく】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:31:37.22 ID:NjhD0GfJo<> >>400
「……そろそろ、か?」

【6匹目が目に入ったのを確認し、ぽつっと、呟く】
【そろそろ、心の準備をしなければならない、まぁ、色々な事に対する】
【機会としては絶好のタイミング、脈絡も不自然でない、やるとしたら目が治った直後、お礼と一緒にするのが抜群なはず】
【……そして、ふと、気が付く、もう既にお礼を言う気満々な自分に、そして思わず心中で笑ってしまう、鼻で】 <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage saga<>2011/03/02(水) 22:35:50.89 ID:K8S9yV3fo<> >>398
……おっと。こいつぁ――

【吹き出る血を笑ったまま眺めながら、感嘆の声を漏らした】
【男の笑みが、より深まる】


何回斬ったら死ぬかな?


【一声言うと同時に、一歩後ろへ下がり上半身を仰け反らせた】
【警官の拳は、男の鼻先を掠め空を切る】
【鍛えた体を持つ男でも、その攻撃を見切るのは大分に辛かった――警官の能力は、身体強化だと予想をつける。冷静な思考が働く】

挨拶?正当防衛?
何を言ってんのだ、お前さんはよ?

【血塗れた鎌を先を口元に寄せ、紅の液体を舐めとり】


――――魂を掠め取んのは、死神の"正式な"仕事だ……そうだろ?


【口の端から血を一筋垂らし】
【右足を上げて】
【警官の胸を、靴底で蹴り飛ばそうとする】

/次から遅れそうです <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 22:37:57.79 ID:DE0Zzghco<> >>405
んー・・・そろそろだな

【そう少女が言ったのを聞き】
【綺麗に治ってきている目をじっと見つめる】

【視力が回復してきて、ぼやけてはいるが少女を見つめる】
【男の姿が、その目に映るかもしれない】

【そして、最後の七匹目の蛇が、完全に形が治った右目の中に、入っていこうとする】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:38:39.83 ID:F3hQ9ai9o<> >>404
「くふっ」

【だらんとさせていた子犬を胸元に抱き直すと転んだ相手の姿に笑う】
【流石に虐めすぎたと思ったのか少し反省―――相手の恋人に虐められても厭だし、と】

「じゃあ今日行っていいですか?」

『わん!』

【まだご飯を食べていないご両人―――相手の家であわよくば食べられれば良いと思っているらしい】
【子犬を片手で抱きミルクティーを口につけちょっと顔を顰めるもゴクゴクと飲んでいる】

【相手の後半の呟きは聞かなかったことにしたようです】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 22:41:56.68 ID:7Hfh602B0<> >>408

「アイリス……意地悪……」

【涙声でつんけんと】
【子どもか。】


「うえええええ!?」

「いやその、いまは、ちょっと……散らかってるし、片づけないと……」

【先日、海水につかった衣服や】
【先日、雨の中来ていた衣服が】

【ごたごたしている様が目に浮かんだ】
【同居人に見せるのも躊躇われるくらいだというのに】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 22:45:56.78 ID:H6xrdbFzo<> >>406

「一回斬られてそれ以上は俺としてもご遠慮願いたいところだがな」


【うわぁお・・・ふっつーに避けられちまったじゃねぇか】
【さっき避けられるように拳を放ったんじゃなかったのかって】
【だから、そういっただろうが・・・・つまりは・・・だ】


「あんちゃんが、死神だってのか?・・・・冗談もきついが」
「・・・その死神とやらに法律を守らせてやるってのも、俺の仕事なもんでね」
「もっとも、今日は非番だ。仕事も休みたいもん・・・だ・・・ゼッ!!」

【頭がイカレテルならまだしも、中途半端に理性が残ってるんじゃ】
【こっちとしても、殺人未遂で捕まえるときにどの程度痛め付けりゃー良いのか判断に迷うな】

【もっとも、牽制のかいあってか、このあんちゃんの攻撃を見極めるだけの余裕は十分にあるんだ】
【俺は、その脚を避ける・・・なんていうことをするわけにもいかず】
【むしろ、もっと人格的で合理的な行動に出るわけだ】

【俺は、あんちゃんに向かって走り出した。当然だろ?】
【胸・・・を蹴り飛ばすのにどれだけ足を持ち上げると思ってんだ】
【そのまま、押し返したほうが色々と闘いやすいだろ?・・・・てなわけで】
【俺は、その脚を逆手に使って相手をこけさせる事も視野に入れつつ突進するわけだ】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/02(水) 22:47:18.91 ID:bblYJ2n9o<> >>401
【その声は自分のみならず観客の希望を奪っていく】
【その不快な笑みは絶望を増していく】
【だが、少女は見逃さない、相手の油断を、相手の絶頂を】
【少女の手に齎されたカードがそれを示唆する】
【あと、一枚あれば……】

「や、やめ…アアアアアアアア!!!!」
【肉と肉が離れる瞬間、魔法少女の悲鳴が】
【彼女の秘密を守る水色が濃くなると同時に歓声と同じくして放たれる】

【だが、このまま消滅するわけではない】
まだよ!反撃しなさい!!
【魔法少女は鮮血と濃い目の黄色に塗れた身体で体内の魔力をひねだす様指示されてしまった】
【その手にした杖に魔力の波動を込める、黒と紫が混じる波動を解き放たんと】
【杖が相手を捕らえる、そして一閃の螺旋が聖女の異塊に放たれた】

【螺旋が終了する頃には魔法少女が居らず】
【バリアの中で一人の少女がうずくまっていた】

はぁ、はぁ……
【どうやら魔法少女は成否に関わらず、戦闘不能に陥り消滅してしまった】
【少女は何も出来ず、ただ、無言であった】

LP6000 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:48:04.44 ID:NjhD0GfJo<> >>407
「…………ははっ……目が潰れた時は、こんな風に元に戻るとは思っても見なかった」

【潰れて方の目を瞑り、潰れていた目で相手を見つめ、潰れていた目は潰れていない眼へと戻っていく】
【相手の姿がぼんやりと映る、視える、見える、半分だった視界が復活していく、蘇生されていく】

【そして、最後に一匹が入り――――少女の目は、生き返る――――】

「……嗚呼、なるほど、これが……右目だったな」

【そんな事を呟きながら、少女は握っていた相手の手を引っ張り、それと同時にこちらも相手へと近寄り】
【非力な少女の力でも上手くいったならば、両手を相手の背中に回して、抱きつく、と言うよりは抱きしめようとする】
【感謝しないはずが無いし、嬉しくないはずが無いし、ひねくれものの少女が言葉でお礼を言うはずがなかった】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:49:21.36 ID:F3hQ9ai9o<> >>409
「いつでも来ていいって言ってたのに騙されました」

『わん』

【悲しげな表情で子犬に向かってそう言葉を零すと子犬も同意するように吼える】
【突然演技を始めた一匹と一人は哀愁を漂わせ始めるとゴムボールを拾いポケットに入れる】

【そしてタイミング良くお腹がぐーっとなるとはぁーっと大きく溜め息を吐いた】

「しろまる、行きましょう」
「わたし達二人で寂しく夕ご飯であります…」

【よしよしと子犬の頭を撫でると周囲にミルクティーとクッキーを浮かしながらベンチへ歩き始める】
【とぼとぼと歩いていて偶にチラチラと後ろを気にかけているのだった】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 22:53:26.45 ID:7Hfh602B0<> >>413

「ま、まって、アイリス……と、しろまる、さん……」

【ため息と、啼いたお腹の虫に、咄嗟に声をかけてしまう】

「……分かったわ……」

「……その代わり、その……ちょっと我慢してよね?」

【泣く泣く、来訪を許してしまうのだった】

「ほら、おいで……」

【このまま続行するならば帰り道はキンクリしますけ?】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 22:55:02.65 ID:DE0Zzghco<> >>412
・・・よかったな―――

【そういいながら、嬉しそうにする少女に】
【そんな言葉をかけようとするが】

・・・ぇ、と?

【・・・?ぁ・・・え?】

【まさか少女がこんなことをするとは思っておらず、手を引っ張られ】
【少女に抱きしめられてしまう、完全に油断していたのだろう、目を点にして状況を理解できていない】

【が、体は正直といえば良いのだろうか?】
【少女に抱きつかれ、その匂いがしたのか、尻尾が左右に揺れている】 <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/02(水) 22:57:23.00 ID:1FXY6yd5o<>
【黒のスーツにファー付きのコートを羽織り、サングラスを掛けている】
【そんな“いかにも”な男が、山林の中に敷かれた街道を歩いていた】

【何故こんな場所にいたのかというと、少しアブナイ取引をしていたからなのだが】
【その風貌から、その事実を連想する事も可能かもしれない】


/>>402取り消してこっちで絡み待ち! <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 22:58:22.95 ID:F3hQ9ai9o<> >>414
「何を我慢するのですか?」
「ご飯食べさせて貰えるのなら何でもいいであります!」

【パッと笑顔で少女が振り返り相手へと元気良く駆け寄っていく】
【何でしろまるにはさんをつけるのか、と少し疑問に思ったのだけどそれは直に吹っ飛んだ】

【子犬のほうも何か良いのを食べさせて貰えるかもと期待していた】

「はい、行きましょう」

【ベンチのハルバード、カバン、クロークを浮かせると自身を追うように移動させる】
【そして相手に子犬がいるのも関係なしに擦り寄り相手についていこうとする】

【キンクリしませう】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 23:03:23.08 ID:+Zgb+FAao<> >>411
「んふふっ・・・あっはっはっはっはっは!!いい声出すじゃないのぉ!ほらぁ!もっと!もっとよ!!」

極度の興奮からか、声を出して笑いながら黒魔術師を見据える少女の口は下品に歪む。
観客達の絶望の声、黒魔術師の悲痛な叫び、飛び散る血と肉に心が躍る。

その時――――少女の油断が、自らに牙をむく。

「反撃ぃぃぃぃ・・・?あははっ・・・その身体で反撃?するの?いいわ・・・来なさい・・・?」

杖の先から放たれる一閃の螺旋は一直線にマリアへと迫る――――黒と紫と、主人の思いが籠もった波動。
それは有刺鉄線を焼き切りながら――――爆散。

「マリアにそんなものが効くわけな・・・い、でしょ・・・!?」

轟音と共に黒魔術師が消え去ると同時―――――異形の聖母の姿も消し去られていた。


「っく・・・くそっ!くそっ!!ふざけるんじゃない!!!まだよ、まだ終わってない・・・まだ、まだだ・・・!!!」

衝撃の余韻によって後ろへ飛ばされてしまった少女は頭部を強く地面へ打ち付ける。
後頭部を強く抑えながら呪いのように汚く言葉を地面へ吐き出している間、またも少女の背後に開く――異空間。

「出てきなさいっ!かなめ!!」

その空間から―――綺麗な緋色をした和服がちらりと覗く。しかしその歩みはとても遅く、少女をイラつかせる。

「早くしなさいっ!!」

『そのように急がずとも・・・今すぐに』

後頭部を強打したダメージが残っているのか、少女の足取りはどこかおぼつかない。
恐らく出てくるのに時間は掛かるだろう、それも少女が生み出した”油断”の連鎖である。
未だ戦闘は出来ない少女は苛立ちを見せながら、あろう事か敵から顔を背け背後の空間を見ている。 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 23:04:06.78 ID:7Hfh602B0<> >>417

「……いや、その……」

【さすがに、洗濯物の匂いとは言えず、もじもじ】
【しかし、すぐに“なんでもいい”ということで、きにしないことにした】

(……信用したらダメなんだろうけれど……)

【わかっているのにもかかわらず】

(……犬って何を食べるのかしら?)

(……ちくわ食べられるかしらね……)

【タマネギ、チョコレートが駄目なことくらいしか知らないのであった】

【浮くハルバードや鞄、クロークは、一見、ポルターガイストである】

「……はぁ……」

【まだかすかに膝は笑う】
【かくかくしながら、アパートへ戻っていく】

【――】

「はい、いらっしゃい……」

(着いてしまった、着いてしまったわよ……さあ、蔑むと良いわ、うふふふふふふふふ……)

【内心。】
【黒い。】

【潮の香りがほんのりと漂っている】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:07:27.21 ID:NjhD0GfJo<> >>415
「何を慌てている、ただ抱きしめているだけだろう?」

【一見平静になる様に心に言い聞かせ、あたかも抱きしめていても何とも思っていない様な素振りを見せ】
【相手の尻尾に視線を走らせて一応嫌がっていないことを確認しておき、一度だけぎゅーっと強く抱きしめると】
【パッと相手から離れ、両肩にかけられていたコートを右手で引っ張って降ろし、両手で持って相手の胸に向かって突き出し】

「そろそろパーカー着るからこれは返しておく」

「あ、パーカーの礼は右目に触ったのと相殺でちゃらだからな、良いな」

【そして、さも何事も無かったかのように僅かに顔を赤くさせながらも言葉を言っていく少女】
【穴があったら埋まりたい気持である、しかも、うっかり”アレ”を言うのを忘れていたのに気が付き、若干後悔もしていた】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:10:27.93 ID:F3hQ9ai9o<> >>419
【相手のアパートに足を踏み入れるとカバンからタオルを取り出す】
【ハルバードをたてかけると子犬の四足を拭いて綺麗にし床へと降ろす】

【そして少女と子犬はくんくんと臭いを嗅ぎ顔を引きつらせる】

『くしゅんっ』

「これが一人暮らしの女の人のお部屋ですか…」

【犬は臭いに耐えられずくしゃみ、少女のほうは露骨に厭そうな表情をしていた】
【それでもご飯は食べたいので靴を脱ぐと相手の部屋へと上がっていく】 <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage saga<>2011/03/02(水) 23:15:40.53 ID:K8S9yV3fo<> >>410
【男の予想に反し、突進、という暴挙に出る警官】
【思惑どおりに体勢を崩され、よろめく男――】
【しかし。そこは路地なのだ。前述の通り、男の後ろには壁がある】
【どん、と壁に背をつき、鎌を持ち直す。】

手前の都合なんざ知るかよ。俺はあんたが血にマミレて跪く姿が見たい

【くわえていた煙草を指で摘まみとり、宙に放り投げる】

だから――

壊してやるよ。死ね。
中身ブチ撒けて血の海に沈め。

【否、否。この男に理性など残っていないのだ】
【ただ在るのは、純粋な殺戮衝動と憤怒、それだけだ】

……

【突進してきた警官に対し。壁に背を預け体を安定させた男は、鎌を振りかぶり――】

随分とまぁ、大胆なアプローチだなァ?


……首元、ガラ空き♪



【警官の首筋めがけ、右から薙がんとする。警官から見れば左から。人体の急所である、普通の人間ならば、斬られたら無事には済まないだろう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 23:16:15.78 ID:DE0Zzghco<> >>420
ぇ・・・いや・・・そ、そうだけど・・・

【突然過ぎたのか、それともただたんに抱きしめられているからなのか】
【なんにしても、顔を紅くして照れている、かなり照れている】

あ・・・あぁ、わかった・・・

【そして、少女が自分から離れると、はっとしつつ】
【コートを胸に突き出され、それを受け取ると】

・・・

【紅くした顔を下に向けながら、いそいそとコートを着る】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 23:18:02.02 ID:7Hfh602B0<> >>421

「嗅ぐなっ!?」

【若干頬を赤くして猛抗議】
【さすがに躊躇われた様子】

「ひ、ひとり……あ、あー……」

「その……ね」

【もごもごと、言いにくそうにしている】
【それから、しばらくして口を開く】

「えっと、同居人、帰って来たのよ、先日……」

【ばつの悪そうな仕草――】
【それもそのはず、先日泊まりに来た時や、その前に、とても憂鬱な態度と言葉を示してしまったのだから】

「……あ、ご飯……雑炊でも良いかしら?」

「それからしろまる……さんはちくわでも良いかしら?」

【コンロに支度】
【卵や鰹節の用意】 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 23:19:39.17 ID:QpKq05RAO<> >>416

【そんな男の少し前方、街道の脇で休憩している紅白の巫女装束の女が、居た】

――なにあれ、明らかに「その道の人」じゃない…

【男に全く気付いていないフリをしながらも、何度もチラチラと視線を男に向けていて】
【明らかに挙動不審に見えるだろう】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:22:13.81 ID:F3hQ9ai9o<> >>424
「磯臭いであります」

【またも鼻を鳴らし臭いを嗅いで感想を一言】

「え―――あの変態さんがですか」
「これはこの前のかわいい声を教えてあげないといけません…」

【相手の言葉に失礼な言葉を思いっきり零しながらも吃驚】
【そしてこの前内緒にしてと言われたのに早速破ろうとしていた】

「わたしはそれで大丈夫であります」
「しろちゃんもたぶん大丈夫です」

『わんわんっ!』

【飼い主は雑炊で満足なのだけれど子犬の方は不服の様子】
【ちくわなんて食えるか肉が良い!と必死に抗議をしているのだった】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/02(水) 23:23:05.55 ID:bblYJ2n9o<> >>418
………ぐ、……がは……
【少女はゆっくりと立ち上がったのだ】
【相手の「切り札」を落とせたのだ、これで十分のはずだ……】
【そして、相手が虚空に叫ぶ瞬間を見逃さず】

ドローーーーーー!!
【その右腕が光ったのだ】
【待ち望んでいたカード、それが山札の中に燦然と輝き少女に希望を与える】
【そしてこういった特撮物の基本は………】

私は手札の磁石の戦士三体を墓地に送り!!!
軍女神を司る大地の魔人!!
並べし三つの時の中よりその姿を現さん!!!
【少女の手の中から三体の魔物が出現する】
【それらはまるで磁石のように反発と融合を繰り返し、最終的には幾多のパーツに分かれるだろう】
【そしてそれが一気に引きあう、その瞬間周囲の大地が震撼し磁界が発生する】
【磁気嵐の中、幾多の出会い別れを繰り返しその「ヴァルハラ」よりて彼女に対抗するモノが生まれた】

磁石の戦士!!マグネット・バルキリオン!!
【その姿は天使とも兵器ともいえる独特な容姿である】
【磁石の軍神(いくさがみ)は手にした刃を持ちて、一閃の光として突貫する】
【磁界と異空間を混ぜ合わせんと、光速で虚空に向かう】
【よしんば届かずともその波力は幼女に響くかもしれない】

いけええええええ!!マグネット!セイヴァアアアアアアアアア!!

【その剣は届くのか…】
LP:6000 手札:2
墓地:5 除外: フィールド:
モンスター:1「バルキリオン/A3500」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」

星8/地属性/岩石族/攻3500/守3850
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド上から、「磁石の戦士α」
「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつ
リリースした場合に特殊召喚する事ができる。
また、自分フィールド上に存在するこのカードをリリースする事で、
自分の墓地に存在する「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」
「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する
<> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/02(水) 23:24:45.94 ID:1FXY6yd5o<> >>425

……あ?

【こんな辺鄙な場所に巫女がいれば、そりゃあ疑問も抱く】
【いや、もしかしたら近くに神社があるのかもしれないが…こんな時間に独り、というのも不自然に感じた】

【そんなことを思考している内に、両者の距離は縮まって行き】

―――嬢ちゃん、何やってんだ

【少女の数歩手前で立ち止まった男は、そう声を掛ける】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/02(水) 23:25:59.53 ID:bblYJ2n9o<> >>427
(下方修正)

LP:6000 手札:2
墓地:5 除外: フィールド:
モンスター:1「バルキリオン/A3500」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」

《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》 効果モンスター
星8/地属性/岩石族/攻3500/守3850
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・フィールド上から、「磁石の戦士α」
「磁石の戦士β」「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつ
リリースした場合に特殊召喚する事ができる。
また、自分フィールド上に存在するこのカードをリリースする事で、
自分の墓地に存在する「磁石の戦士α」「磁石の戦士β」
「磁石の戦士γ」をそれぞれ1体ずつ選択して特殊召喚する
http://imgk-a.dena.ne.jp/exk2/20081206/245/127574566_1.JPG
<> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 23:29:26.15 ID:7Hfh602B0<> >>426

「しっ、仕方ないのよ、お天気も悪いし、その……」

「……」

【忙しかったり、仲良くご飯食べたり、仲良く寝たり】
【あ。ほとんど怠けてる――】

【ちょっとだけ嫌気がさしてしまった】

「へっ、変態……」

【カチン】

「……かわっ……」

【ボン】

【憤りと恥ずかしさで、耳の先まで真っ赤である】
【ばつの悪そうな、何とも言えない表情を作りながら】

「アイリス。そこに正座」

【顔は紅いが、碇でも恥ずかしさでもない無表情で零した】


「そ、そう……そ、それじゃ……」

【仔犬の啼く声にびくびくしながら、調理を進める】
【ちなみにアパート、多分ペットはセーフ のはず】

『……?』

【部屋の奥から、犬の声を聞きつけ、のそのそと鋼の子寅がやってきた】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:30:06.72 ID:NjhD0GfJo<> >>423
「……さっき、私にセクハラしたお前が紅くなる様な事か?」

【どこか呆れた様な口調で相手に尋ね、こちらもパーカーをもぞもぞしながらも着る】
【スティレットにささらないように注意もしたが、だが、その辺も考えて裁縫したので問題はない】
【そして、視線を再び相手に移し、コートを着たのを見ると人差し指の先をを自分の額に当て】

「あー……その、なんだ」

【そして、人差し指を離してから眼帯をポケットに入れ、顔や視線の向きを自分の正面へと向けると数秒沈黙し】
【それから、たんっと前に軽く跳び、両足で地面に着地すると振り向きもせず、パーカーのポケットに両手を突っ込み】
【黒い髪を風にそよそよと揺らしながら、緊張した時の癖なのかまた歯軋りを一回し、それから、息を軽く吸い込み】

「私、お前の事、好きだ」

【相手にも声が伝わる様にハッキリとそう言い、俯きもせず、相手の方は向かず、視線は真っ直ぐに闇を見つめ】
【今まで見えていなかった分の視界をしっかりと見て、今まで見えなかった分の自分の気持ちをしっかりと視て】
【気恥しいが、自信を持って、そう言った、飾り付けもせず、単純にそれだけが言いたくて、言った】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 23:31:05.28 ID:H6xrdbFzo<> >>410


「血に塗れるのはまぁ良いが・・・あんちゃんのような輩に跪くのは」
「ど〜も、俺の性にあわねぇからな。勘弁してくれよ」

【うわぁ・・・マジかよ。俺としたことがついうっかり〜】

【─────な〜んてな】

【まぁ、壁ってのは守ってくれるが逃がしてくれねぇ鉄壁の要塞なわけだ】
【俺は、そのまま突進することに十分意義ある行動と見出したからこそ】
【突進という、まっ一種の無謀な作戦に加担したわけだな】

【俺は、鎌を持ち直して、それを振ろうとするあんちゃんをし〜っかりとこの目で見る】
【優秀な、男みてぇだが、ちょーっとばかり安心するのは早いぜぇ?】


「良くつらつらと言葉が出てくるものだな・・・もっとも、ガラ空いてんのはあんちゃんの方じゃねぇのか?」

「───見えてんだよ!」

【俺は姿勢を低くしながら歩を進めその鎌をやり過ごそうとするわけだが】
【まっ、首を狙った代物を完全にやり過ごせるわけも無く、無常にも俺の頭蓋骨をコップとすべく】
【その鎌は振られたわけだ。もっとも、何故首ではなく頭にしたのかというと】
【脳味噌に痛みを感じる神経は無い。それに尽きるのであるんだがね】

【頭蓋骨はコップにされかかった直後にその形を元のものへと戻すんだが・・・表皮が痛すぎて泣きそうだ】
【俺の痛みは俺だけのモンだが、最初の一撃でちょーっと俺のほうが不利なんだよな・・・体力的に】
【んでもって、同時に、鎌の行き過ぎた直後に相手の顔面にめがけて渾身のこぶしを叩き付けようとするんだが】
【後ろは、壁なわけだ。当たれば俺の拳と壁で綺麗にハンバーガーでも作れることだろうよ】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/02(水) 23:31:37.88 ID:H6xrdbFzo<> >>410じゃない>>422です <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 23:34:38.02 ID:QpKq05RAO<> >>428

【近付けばよりその顔は鮮明に見えるだろうが】
【女は若干若々しいが、少女と呼ぶには少々年を取っている】

「ん…何の用かしら?」

――こ、こえ掛けられた!本物に!こわい!

【そんな内心を全く持って表すこともなく、気怠そうな表情】
【無関心を装った目を向けて、何事かと尋ねる】

【が、その視線は落ち着きなく動いていて、動揺しているのが分かるかもしれない】 <> 【魔杖幻惑】 @wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:36:25.50 ID:P6m2JSxd0<> 「退屈……ーーーこんな退屈なら、ラズが簡単に“私に意識を乗っ取られる”のも」
「頷けるわよねぇ……ーーー?」

『ぁーあ……起きちゃったッスか“魔女”殿』

【ーーー……林道に、滴の音と、艶やかな“女性”の声、髪は白に染まっていて】
【闇夜に染まり朱にも見える液体の飛沫を頬に付けて、口付近の其れを嘗める】
【先端の紅く染まった蔦が巻かれた様な杖、卑しくも妖艶に笑う少女の背面に】
【幾つも刺の鋭い茨に首を絞められ、体を巻き上げられ、体に血を染み着かせ】
【林道に通った一般人達……ーーー殺されもせず、痛みに堪える苦悶の小さな呻きが】
【暗い林の中に溶け込んで、拘束されたまま】

「あーぁ、そろそろ戯れにも飽きたわぁ」

『“コレ”が戯れ……ッスか……』

「あらあら?殺さないだけマシじゃない?私は人を“愛してるのよ”」

【聳え立っていた少女は自ら動き、杖と会話を為しながら、暗雲が退き、月明かり】
【“白髪”を揺らし林道を辿り暗い林から姿を現す】
【茨に拘束が解かれる一般人等は湿地に血を垂らし衰弱しきり意識を失う】
【少女はそんな事に気を向けず、暇そうに林道を歩く】

/遅レスですが、それで良いなら何でもどうぞ <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:37:02.90 ID:F3hQ9ai9o<> >>430
「正座なんて厭であります」
「アヤカさんのひゃんっ―――とかあんっ――とか可愛かったです」

【ごろんと少女はベッドの上に勝手に転がり顔を赤らめて煽っていた】
【子犬のほうはまだ相手に抗議の声をあげ続けるも諦めたのかしょぼん】

「まだですかなー」

『わん!』

【まったりする飼い主に反し子寅が出現すると警戒態勢に入る子犬】
【子寅より弱そうだけどプライドだけは一丁前なようでぐるるると唸り始める】

【そしてわんっと子寅に吼えて子寅に威嚇攻撃】 <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/02(水) 23:39:18.67 ID:1FXY6yd5o<> >>434

…ん? 嬢ちゃんって歳でもねえか。失礼

【近付いた事で女の顔が判別できたので、さらりと修正】

質問に質問で返すんじゃねえよ
…どうしてこんな時間にこんな場所に巫女がいるのか、気になっただけだ

【視線が泳いでる事には気付いていた】
【なので後半の言葉は比較的柔らかい響きを持たせる。あくまでも比較的、だが】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/02(水) 23:40:54.86 ID:+Zgb+FAao<> >>427
相手の少女の叫び声が聞こえる、しかしまだ異界から”かなめ”を完全に呼び出せては居ない状況であった
ためか、相手の声に気づいて一瞬意識をそちらへ向けるも、顔はそむけたまま。
緋色の着物を着た”化け物”とは呼べぬ女性が、ようやく現れたその時―――周りに違和感を感じる。

「今度は何を・・・!!!」

振り返ればそこには天使のような、無骨な兵器のような、形容出来ぬ姿の軍神が光臨していた。
その姿に混乱しそうになりながらも、少女は化け物へと声を荒げる。

「かなめっ!相手を拘束しなさい!!」

『わかりました・・・そのように焦らずとも―――おや、かんざしが・・・』

着物の女性の頭についていたかんざしがおかしな軌道を描いて地面へと落ちる。それの意味する事とは――?
それは瞬間的な世界――数秒を超え、コンマの世界で起こった。
少女の前に立つ着物の女性の腹部を一閃の”光”が貫き――そこから起きる想像を絶する衝撃。
異界から呼び出されたばかりの”かなめ”は一瞬でその場に崩れ落ち、緋色の着物を色濃いものへと変えていく。

「ぐぅっ・・・がっ・・・ふっ・・・!!?」

後方へ飛ばされたダメージの残る幼い身体は、次いで地面に叩きつけられるような衝撃とともに顔面を地面へぶつける。
意識がぶつ切りにされるようなイメージの中、何コマも切り取られ、それを連続で再生しているような不明瞭な視界へ変わる。
前方を望めば、その場にどす黒い血を流す”かなめ”。それを貫いたのは―――軍神の剣。

「っく・・・・・・そ・・・がっ・・・!!」

幼い少女から発せられる汚い言葉は口の端からこぼれる血で彩られ、呪いの色を増す。

「かなめぇぇっ・・・!!!」

掠れる声は倒れた”化け物”を再起させるまでは行かずとも―――悪あがきには事足りるようで。声に反応してずるずると身体を
持ち上げるかなめは腹部より血を滾々と沸かせながら、相手の少女を睨みつける。それはさながら浮世絵の幽霊絵のようで。

『ごぶっ・・・おぉぇ・・・・・・』

血を吐き出しながら、最後に放つのは――”かなめ自身のかんざし”。それは相当な速度で軍神へ迫っていくが、儚い程の威力。
最後の悪あがきとも言えるそれは化け物の醜悪な叫び声とともに放たれた。

『死・・・ねぇぇっ・・・あぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!』


少女が見たのは、そのシーンが最後。

軍神を従わせる、美しく翻す主の少女を見据えながら――――意識を手放した。






【侵創真理】:気絶 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 23:41:55.41 ID:7Hfh602B0<> >>436

「や、止めなさい――」

【掌を【浮遊魔法】の口に当て、喋らせないようにしようと試みる】
【兎の方の耳はぴょこぴょこと揺れている】

『――!?』

【子寅は一方で、ベッドの隙間に隠れる】
【子寅も犬が怖いのだろうか】

【――時間をちょちょっといじりまして】

「はい、できたわよ、ご飯」

【湯気をあげ、できたての卵雑炊が用意される】
【犬っころには切っただけの竹輪】

【怯えながら、小皿に盛った竹輪を【浮遊魔法】に差し出す】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 23:42:37.17 ID:DE0Zzghco<> >>431
いや・・・するのと
されるのは・・・違うだろ・・・

【顔を紅くしながら、そういって、すーはー・・・と】
【深呼吸をしながら、紅くなった顔を元の顔色に戻して、鼓動を落ち着かせていると】
【少女がベンチから立って、自分のほうを向かずに、闇夜を見つめている後ろ姿を見ていると】

へぇ・・・ ・・・ ・・・へ?

【・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・】
【・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・なん・・・だっ・・・て・・・?】

【少女のそんな言葉が耳に入り、鼓膜を震わせ】
【脳にその信号を伝え、脳がその言葉の意味を理解しようとするが】

【なにしろ、17年間、告白の一つもなく、無気力に暇そうに】
【青春の一つもなく、家族という絆で孤独を癒していた男が、こんなタイミングで】
【目の前の少女に、そう言われて、すぐにその言葉の意味をすぐに理解できるわけもなく、フリーズし】

・・・???

【・・・好きってなんだ?おいしいのか?】
【え、いや、待て、どういう意味だ?え?んぅ?・・・んん?】

【その後、疑問符を大量に浮かべながらも、脳内をぐちゃぐちゃに混乱させつつ】
【少女の後姿を、ただただ見つめている】
<> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 23:48:35.93 ID:QpKq05RAO<> >>437

「ん?…?」

【どうやら嬢ちゃんの部分を聞き逃していたのか、その修正に声を漏らしたが】
【目の前の人物がどんな人間か思い出し、その佇まいを正して】

「それは…確かに失礼したわ」

「…えぇと…ちょっと、ね…気まずいことがあったの」

【やり過ごせている、完璧に】
【そんな勘違いから内心ため息をつきながら、頬を掻いてぼかす様に答える】
【緊張が徐々に解け始めている――油断しているのか、表情からも力みが無くなり始める】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:48:35.98 ID:F3hQ9ai9o<> >>439
「むぐ…うーうー!」

【口に手を当てられるとじたばたし必死に抵抗するも直に身体から力を抜く】
【そして相手の手の平をペロペロと舐めようとしているのだった】

【子犬の方は子寅が逃げるとドヤ顔を一瞬し満足げに飼い主の元へと戻っていく】

「頂きます!」

『わん…』

【主人のほうは嬉しそうに笑顔でいただきます、子犬は悲しげ】
【ちょっと可哀想に思った少女はふーふーと雑炊を手の平に取り冷ます】

【そして子犬にあげようとしているのだった】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:49:50.88 ID:NjhD0GfJo<> >>440
【帰ってきた言葉は理解していない言葉、こちらの言葉の意味を理解し切れていない様子がひしひしと伝わる】
【背中に向けられているのは疑問の視線、それがこちから蘇った二つの目で相手を見ずとも、背中で感じる】
【ただの用事ならもう一度言えば良い、何回でも理解できるまで言えば良い、だが、だが―――これは、そう言う訳にはいかない】

【口の端を僅かに吊りあげて笑みを作り、思わず少しだけ笑ってしまい、でも、自分がどんな目をしているかは自分ですらわからなくて】

「……いや、なんでもない、忘れてくれ」

【そう呟いて、ゆっくりと闇に向けて歩き出す、相手から貰った目で闇をかき消しながら歩いていく、進んでいく】
【ただ、相手から貰った目からは一筋だけ液体が流れ落ちて、もしかしたらまだ薬品が残っていたのかもしれないが】
【その液体が口に入った時、少しだけしょっぱさを感じて、でも、それは異物と言うよりかは自分自身のような気がして】

【少女はその場から去ろうとする、消えようとする、また相手と会いたいと思うが、今はここには居たくなかった】 <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/02(水) 23:53:14.98 ID:1FXY6yd5o<> >>441

おう
で、気まずいこと? 宗派がどうのこうのってか

【男は宗教に無縁だった。想像で放った質問である】
【特に相手の態度の変化を気にすることはなかった。緊張が解けたのなら、それで問題なしと考えている】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/02(水) 23:54:57.84 ID:7Hfh602B0<> >>442

「んひゃっ!? ――あ」

【掌を舐められ、おかしな声をあげる】
【どうしてここまでネタを作ってしまうのか】

【やってしまった、そんな表情を作って、茫然。】

【子寅、ベッドの下で降参状態】


「……あ。できれば、少し置いておいて」

「帰ってきて何もなかったら、悲しくなるもの」

【そんな、小さな心遣いだった】

【自分も皿に雑炊を掬い、熱いまま口へ運び――】
【舌を火傷する】

【どうして学習しないのか】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/02(水) 23:57:21.24 ID:DE0Zzghco<> >>443
え・・・いや・・・ちょ、ま・・・

【少女を止めようとするが、余りの突然の出来事に、脳の処理が追いつかず】
【手を少女に向けるだけで、追いかけることはとてもできなさそうだ】

【少女が闇に消えたならば、後に、腕や胸や腰、脚などの】
【傷跡が極端に少なくなっていることに少女が気づくかもしれない】

【それがいつになるのかは、時間しか知らないであろうが】

/絡み乙
長い長い絡みすみませんとありがとうございました・・・
gdgdですみません・・・本当にありがとうございました <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:58:25.13 ID:F3hQ9ai9o<> >>445
「んひゃっですって…ふふふ…」

【子犬は主人から貰った雑炊を嬉しそうに舐めて食べていた】
【そして片手で主人のほうも自身の口に運び美味しそうにもぐもぐ】

「…これおいしいであります!」

【相手の心遣いなど完璧に聞いておらずひらすらに雑炊を貪り食べる】
【子犬のほうも竹輪を少し気に入ったのか時折雑炊を分けてもらいながらも食べていた】 <> 【斬骸百景】ダメージをリンクさせられ、エネルギー体を切れる鎌を繰る<>sage saga<>2011/03/02(水) 23:58:27.38 ID:K8S9yV3fo<> >>432
【鎌は振り切られた――が、それは隙では無い。刃が使えなければ柄を使うまで】
【鎌を振り切った勢いを殺さずに、その柄をもって咄嗟に拳を受ける。が】
【警官の力はやはり強く、腕に振動がビリビリと伝わってくるほど】

……

【結局押し負け、またしても壁に強く打ち付けられる。肺の中の空気を吐き出す。】
【壁に叩きつけられたまま、足を曲げてしゃがみ込む――が、男が気絶することはない。】


      とった。


【むしろ――体位が低くなった事を利用し】
【警官に、鎌による足払いを掛けようとする。】

【まともに受ければ足首が飛ぶだろう】 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/02(水) 23:58:55.27 ID:QpKq05RAO<> >>444

「え? …私、無神論者よ?」

【男の言葉にキョトンとしながら、放った一言】
【明らかに巫女装束を纏った女の言うセリフではないそれに、違和感を抱くだろう】

「違う違う…ちょっと、家に帰りづらくてね」

【家に帰ろうとしたら、同居人が誰かを連れ込んでいたようなので】
【外で時間を潰していたらしい】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/02(水) 23:59:46.06 ID:F3hQ9ai9o<> >>447
/最後に【相手の舌を火傷した姿に少し笑う】を入れて置いてください! <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/03(木) 00:02:41.34 ID:Y+fHgh82o<> >>449

ハァ?

【頬を歪めて放った一言】
【単純な疑問だったのだが、表情はそれなりの迫力を持つ】

…まぁ良い。息子が女連れ込んででもしたのか

【冗談半分で言うが、それが声音や顔に出ていない】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 00:03:41.29 ID:TYwWkdwOo<> >>446
【闇へと消えた後、少女は、つい、振り返りたい気持ちを押さえていた、走って戻りたかった】
【だが、忘れてくれと言った手前、戻るわけにはいかない、それではまるで自分馬鹿みたいではないか】
【脱力感は無く、だが、歯軋りをするような緊張感はなく、あるのはただただ真っ暗な闇で、光が急にぼやけて】

【相手から貰った右目のせいで、流す涙の量は2倍になっていた】

【泣きじゃくり、必死に両手首を使って雫を拭いても袖が濡れて行くばかりで一方の止まらない】
【結局、公園からそう離れて居ないところで暫く、涙を流す少女が暫く居たのであった、『最強の暗黒能力者』ではなく、ただの少女が】

/絡み乙でした!長い間の絡み感謝なりィです!! <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/03(木) 00:03:42.75 ID:WT+h+phXo<> >>438
【少女が叫ぼうとも、簪が放たれようとも、剣と化した雷光は音を生み、連なる撃を解き放つ】
【それが、着物を貫き肉体を実感するまで時は止まっているかのようだった】
【まるで歪んだ世界、磁石で構成された軍神は限界の生物を切り裂かんとする】
【この軍神の強固はM&Wという世界で最強を誇っていた龍を消す程の物なのだ】
【それを打ち破った剣士が居たが……今ならば勝てると主人である少女は考えた】

【悪あがきの簪が弾かれる、何もせずに、それだけのこの軍神の肉体は強固で頑丈で結束であった】
【呪詛の言葉すらも少女にとってはただのワード】
【………モノは剣を抜き取る】

これでオワリです。相手が気絶してからでは遅いですから。
【そして軍神の肉体が分離と合体を繰り返す】
【これはまさしくデウスエクスマキナ、全て終われば最後は「主」に託すのだ】
【分離を終えた肉体が三つの魂に分かれる】
【一つは力である磁石の騎士、α】
【一つは技である磁石の闘士、β】
【最後は心である磁石の拳士、γ】

【彼らが協力して、この仮想空間を…その磁力にて引き裂き、終結せんとした】 <> 【凶徒】<>sage<>2011/03/03(木) 00:04:41.49 ID:2RP/r/RSO<> 【干からびた大地に一陣の風が吹き、螺旋を描き砂埃を天高く巻き上げ浮翌遊し】
【ふと、重力に引かれ落ちるも、名残惜しいのか真上の月輪を地へと手招く荒野】

【生命を感じさせない、陸の深海、と詩人なら形容しただろうか】
【皹割れた渓谷と枯れた珊瑚礁、それらが延々と続く不毛な世界に彼はいた】

【おぼろ気な輪郭で夜空に転たう彼女を背に、十字を象った白木の杭を右手に】
【黄ばんだ月光を浴び、硫黄を思わせる淡黄へと変える短刀を左手に、彼はいた】

【背にした月輪がまるで釈迦の後光と見紛うほどに落ち着いた様子で】
【彼は、手にした二振りの得物によって自身を一つの十字架と化し】
【渇いた大地の果ての果て、地平の彼方に十字の影絵を届けと】
【ソレに誘われ、十字絵を踏む異教の徒、十字を恐れぬ異形の徒を、悠然と巣を張り、待っている】



/異形系の方で死合okの方のみを募集 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/03(木) 00:04:42.56 ID:nIcCMd3b0<> >>445

「あっ、アイリスっ!?」

【ほっぺをむにろうと、手を伸ばす】
【耳先まで真っ赤にしながら】


「……適当に具材入れただけよ」

「大したものじゃないわよ」

【謙虚に返した】
【冷たい水で舌を冷やしながら】

「な、何見てるのよ……」

【火傷した舌を、べ、と出しながら抗議】
【何だかマヌケ】


「食べたら、適当に帰ってね?」

「掃除も洗濯もしないとならないから……」

【泣く泣く。】 <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!!<>sage<>2011/03/03(木) 00:06:09.07 ID:/OdL+bgr0<> 【とある夜の公園】
【そこには仮面の男と、黒髪の少女】
【黒い制服のような物を着込み、黒き双眼が月を写し出す】


『私を呼び出すとは珍しいですね』
「ルウナ達は違う仕事があるんだ・・・」
『私も暇ではありませんが・・・』
『あんな双子が居るよりも私がいた方が美しいのは事実』

「そういうことでよい」
「商売が出来ればねぇ・・・」

【商売、この単語を聞くものがいれば興味を持つだろうか??】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/03(木) 00:07:35.01 ID:svALvSDho<> >>448

「リンチは俺の好みじゃないんだがね」
「俺はミディアムが好きなのさ」

【皮肉を言いながら、そのまま押し切れたことに安堵するのみ束の間なんだよな】
【まったく、俺としたことが詰めが甘いってモンだ。こりゃ部長に怒られちまうな】


「────んで?一体全体何を取ったって言うんだ?俺の命はまだまだ燃え尽きる様相を見せていないぜ?」

【ワンテンポ遅らせただけで俺のさっきのスゲェ痛みは十分に功を奏したようだな】
【あんちゃんの攻撃は確かに取ったように見えたかもしれないが】
【如何せん、俺との距離が近すぎる。つまりは・・・・】

【足払いをかけるにしても俺の脚を切るには一回行ってから引く。という行動は必然不可欠なんだ】
【つまり、その時点で俺が一回攻撃する余裕ぐらい十分にあるってわけさ】
【もっとも、これを避けられると手痛い出費が俺には待ってるんだけどな】

【え?結局何をしたのかって?・・・そりゃーこの状況で最も速い攻撃】
【つまりは、目の前にある相手の顔に膝蹴りを食らわそうというわけなんだ】
【が、当たっても死ぬようなことはあるまい。急なことなので威力が弱まっているんだからな】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 00:10:40.88 ID:l9P40GxAo<> >>455
「ふえぇ…たべられないであります」

【ほっぺを掴まれると不満げに相手に向かってそう言葉を零す】
【それでも何とか食べようとしているもぼろぼろとご飯粒を零していた】

「わたしも適当に具材入れたのに生ゴミができました」
「料理できるようになりたいものです」

【相手の言葉にちょっと料理ができない少女は羨ましそう】
【基本的に外食かコンビニやらでご飯を買ってくる毎日なそうです】

「これも絶対に報告であります」

【相手の舌を出す姿を見ると決意していた】

【帰ってねという言葉に頷くも雑炊を食べ終わりごろんと寝転がる】
【ご飯を食べるだけ食べ居座るつもりらしい―――強盗より性質が悪かった】

【そして子犬と主人両方とも大きなあくび】 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/03(木) 00:11:09.09 ID:4EI7lNMAO<> >>451

「ひぃっ…」

「…な、何よ、いきなり」

【思わず悲鳴を上げる、が、直ぐに表情を取り繕うと】
【怯えの取れない言葉で返す】

「生憎、私に息子はいないわ」

「…嫁が、女の子連れ込んでるの」

【息子なんていなかった為、そこは堂々とした口振りだったが】
【まさか、よもや、もしかしたら…そんな気持ちを胸に言葉を付け足す】 <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/03(木) 00:15:10.03 ID:Y+fHgh82o<> >>459

……ンなビビる必要ねえよ
それに、ビビってんなら素直にビビっとけ

【でないと、気遣いのしようがないから】
【…そんな言葉は、決して外に出さない】

……話がイマイチ読めねえんだが
まず、アンタは同性愛者なのか?

【嫁、という一言から簡単に予測できる】
【躊躇う様子もなく、直球で尋ねた】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/03(木) 00:15:28.48 ID:nIcCMd3b0<> >>458

「からかったら、駄目。良いかしら?」

【じっと目を見て諭すように言う】
【――本当は恥ずかしかっただけだが】


「私も母親とか、先輩のやるのを見て学んだだけよ」

「だからフルコースとかは無理よ?」

【考え方が極端な気がしなくもないが……】

「出なさいよ……」

【寝転がる一人と一匹を目に、呆れて“ジト目”で見やる】
【さて、困った】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/03(木) 00:17:37.93 ID:lUE1ZFACo<> >>453
少女の生み出した異形達は全て粉砕され、爆散され、消し去られた。
そこに残るのは現実である黒くそまった血溜りと、それに埋もれるようにして気絶する幼い子供だけ。
考えなくとも、それが意味するのは軍神を司った少女の勝利。

爆発の轟音とも呼べる程の歓声が観客達から沸きあがり、少女を賞賛し、勝利の余韻を与えるようで。
力であり、技であり、心であったその機械仕掛けの神はゆっくりと分離し、3つになる。

それを見届けるものは、熱狂する観客と、それをまだ沸き立たせんとマイクに叫ぶ司会者と、美しく髪をなびかせる少女。

――――自らの力に溺れ、自らの世界に溺れた少女は、異界の残滓である血と共に意識を深淵へと落とし込む。
おそらく、気絶からは暫く目覚めないであろうその少女を見守るものは誰も居ない。

ただただ遠くに、歓声を聞くだけ。

司会者が観客とともに声を張り上げたまま、少女の勝利を饒舌に語り、伝える。

「今!まさに!美しく軍神が勝利をここに宣言だぁぁぁ!!!力と!技と!その熱い心で!相手の生み出す異形を打ち崩し!
 困難を糧にピンチをチャンスに!惜しみない拍手を!!!」


深淵の淵に腰かけ、その歓声を――――少女は、どこか遠くに聞いていた。





/絡みありがとうございましたぁぁぁ!乙です!!! <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 00:18:56.64 ID:l9P40GxAo<> >>461
「ひゃんっ――――」

【相手の諭すような目に対し相手の物真似】
【反省する気もやめる気も更々ないようです】

「…習う人がいないので本でも読みます」

【どっちとも対象はおらず少し寂しげに言葉を返す】
【料理は嫁にやって貰おうと子犬にちょっかいを出し始める】

「…しょうがないであります」
「へんたいなアヤカさんに襲われても困りますから」

【よっこらしょ、と起き上がると子犬にも家を出ることを告げる】
【総ての荷物を浮かせると玄関へと歩き始めようとしていた】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/03(木) 00:19:15.28 ID:WT+h+phXo<> >>462
(ェェエエエエエ?)
(これでおわり?) <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/03(木) 00:22:24.12 ID:nIcCMd3b0<> >>463

「……」

【軽く脳天を叩くチョップをかまそうと腕を振る】


「……あ。【鋼鉄処女】さんは?」

【ふと、いつも一緒に居る彼女のことを思い出して口にする】
【料理位していそうだな、と】

「うん、アイリス、気を付け」

「誰が変態よ!?」

【耳(うさぎのほう)をぴくぴくと動かして猛抗議】
【再度ほっぺをむにろうと手を伸ばした】 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/03(木) 00:23:02.64 ID:4EI7lNMAO<> >>460

「……いい大人が、ビビってたら情けないじゃない」

【意地っ張りな女、男の言外の言葉を読み取ることもせず】
【ムッとした顔を見せ、文句を述べる】

「ん、ああ……そう、と思うわよ? 私は」

「…私はただ、一緒にいるだけで満足だけれど」

【直球を直球で返す――いや、スローボールだろうか】
【ともかく言い淀むことなく、自信を持って言い切った】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/03(木) 00:25:18.87 ID:lUE1ZFACo<> >>464
/お、おおおう!?
/おk立ち上がろうじゃないかっ・・!! <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 00:26:34.90 ID:l9P40GxAo<> >>465
「あう…」

【直撃し軽く頭を抑えて抗議の視線を送る】
【そして相手に仕返しとばかりにあっかんべー】

「鋼鉄さんですか…作って貰ったことはまだありません」

【ぶんぶんと相手に首を振って否定】
【今度作ってもらおうと心の中で決意】

「そにょうしゃみみでさそっているのでしゅか…!」

【上手く喋れないながらもぴょこぴょこするウサ耳を見て言葉を零す】
【仕返しとばかりに子犬にアイコンタクトすると子犬は相手の足に甘噛みしようとしていた】 <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/03(木) 00:27:35.72 ID:Y+fHgh82o<> >>466

女が意地張ったって仕方ねえだろうが

【ぼりぼりと首の後ろを掻いた】
【向けられた反抗的な表情を見て、小さくため息を吐いた】

あー、そうかい。って事は当然、アンタの嫁もそうなる訳だ

【事実確認の言葉を述べた所で、男は一度言葉を切った】
【そして、少しばかり黙考してからこんな質問をする】

…一緒にいるだけで満足ってのは、ソイツを見てて飽きねえとかそういうことか? <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/03(木) 00:27:39.72 ID:WT+h+phXo<> >>467
(まぁ、適当にホテルにでも放っておいてもいいけどねー)
(改心の余地は無さそうだし) <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/03(木) 00:29:33.35 ID:lUE1ZFACo<> >>470
/ホテルに放ってくれればそこから始めますぜぃっ <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/03(木) 00:31:38.82 ID:nIcCMd3b0<> >>468

「何とでもなさいな……」

【きっ、と一睨み】
【――ちょっと思い出すだけで顔が真っ赤になるのだが】


「……作ってもらえばいいじゃない?」

「……鍋くらいなら作れそうだけれど」

【ちなみに、鍋料理を作れるのではなく】
【鍋を調理器具として作れる、というところを想像していた】

【能力的に】

(違う、そういう意味じゃないのよ……)

【更に自分に突っ込み】
【痛い。】

「な、何言ってるんだか――ひっ!? やっ!?」

【甘噛みされると、歯から脹脛を外し】
【咄嗟に身近な――【浮遊魔法】の背に隠れる】
【情けない】

「くっ、この意地悪……」

【帰る寸前というのに、何をしているのやら】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 00:36:00.03 ID:l9P40GxAo<> >>472
「今度作って貰います」

【鍋のこと等とは少しも思わず相手の言葉に素直に頷く】
【どんな鍋なのだろうなーなどと想像しながら――鍋はこの子でも作れる気はするのだけど】

「ふんっ」
「流石わたしのしろまるであります!」

『わん!』

【飼い主が子犬を褒めると当然だとばかりに吼えて答える】
【背に隠れる彼女は放置でよしよしと子犬の頭を撫でて褒める】
【ひとしきり撫でると抱き上げ相手を追い越し玄関で靴を履き始めていた】

「それでは本当にお別れであります」
「またご飯食べにきます!」

【相手にペコリと頭を下げてお礼を言うと荷物を引きつれドアを開ける】
【そのまま足を踏み出し少女は帰路についていた】

/絡みありがとうございました!お疲れ様です! <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/03(木) 00:36:17.60 ID:4EI7lNMAO<> >>469

「あら、時代錯誤な考え方の人なのね」

「人間、誰しも意地張って生きてるんだから……まぁ、今のはただの我が儘なのだけれど」

【ふぅ、とため息を吐く女】
【色々考えるのが面倒になったようである】

「そうなるわね…まぁ」

【アブノーマルだなぁ、とか思っていると沈黙した男】
【そして切り出された質問に首を傾げると】

「当たり前でしょ?」

「あんなに面白い人、私は他に数えるほどしか知らないわ」

【何故そんなことを聞くのだろう、という疑問を視線に孕ませつつ】
【至極当然のように言葉を紡ぐ】 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>saga E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/03(木) 00:40:24.19 ID:nIcCMd3b0<> >>473

「ええ、そうすると良いわ」

「時々、あなたからも作ってあげると良いわよ、絶対喜んでくれるから」

【子に言うように優しく囁いた】
【健気な仕草に、微笑ましく思うのだった】


「……くっ……」

「次来る時はイタズラしないようにね――怖いから」

【後半はぼそぼそと呟くようにこぼしたのだった】



おつでした
遊んでくれてありがとですよー <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/03(木) 00:43:32.36 ID:Y+fHgh82o<> >>474

アンタらとは住む世界が違うからな
必要なのは意地じゃなく信念だ

【首を傾け、コキリと小気味イイ音をたてた】
【言葉の意味する所は、女が最初から抱いていた印象を確信へと導くだろう】


……そりゃ、そうだよな
いや、すまねえ。つまらねえことを聞いちまった

【そしてまた、小さく息を吐いた】 <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/03(木) 00:45:50.61 ID:WT+h+phXo<> >>462
ふぅ、おわった……
【仮想都市はデータとして消滅し、少女は星空の下でため息をついていた】
【あの戦い、今にすれば自分もかなり消耗している】
【そんな中で、近寄ってくる群衆たちを相手にするのは億劫であった】

はぁ、まぁいいでしょう。
【が、少女の望みとは裏腹にいつの間にか観客、コンパニオン。そしてリーゼントの司会が戻ってきていた】
【ざわめく観衆達に、サービスな笑顔を見せて、多くの観客から差し入れを、司会からは先ほどより増えた賞金を】
【それの両手に抱えていた。が、受け取るときはずっとあの幼女のことが気になっていた】

―――

【某ホテル、かなり豪華なつくりの部屋に置かれたベッドの上で幼女は目を覚ますであろう】
【天井にはあの高級ホテル独特のファンが回っていて、壁は見るものは見れば美と耐久性を誇る材質】
【ベッドだって、ふっかふか。神の使いの羽を使っているとの噂である】
【が、一番気になるのは、そのベッドがダブルベッドであること、ほら枕が二つある】

【遠くでシャワーの音が聞こえるであろう】 <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/03(木) 00:47:44.63 ID:svALvSDho<> //【斬骸百景】さん落ちられてしまったのでしょうか? <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/03(木) 00:50:13.00 ID:4EI7lNMAO<> >>476

「信念、ねぇ…確かにそれは大事でしょうね」

「…でも、信念を守ろうとするのは『意地』があるからじゃないのかしら?」

「あくまで、私の考え方だけれど」

【やはり、というかほぼ分かりきっていたような住む世界の違い】
【しかし女は、もう無駄に怯えるのを止めていた――案外、悪い人じゃなさそうだから】
【そして首を鳴らす男に、ポツリとそう告げて】

「いえいえ…こっちも、なんか惚気ちゃったみたいになってごめんなさい」

「でも、何でそんなことを聞いたの?」

【軽い一礼、小さく息を吐いた男に追撃の質問を投げかける】 <> 【身体共感】 @wiki E.リボルバー 警棒<>sage<>2011/03/03(木) 00:56:22.67 ID:+Lh+blwZ0<> 「卒業シーズンとは良く言うわよね」

『第二ボタンの受け渡し!思い出残る校舎!青春だよね〜』

月靡くコンビニ付近、公園前、アカデミー学制服を纏う金髪姉妹
電柱に寄り掛かり姉がビール缶と妹がジュース缶片手に語らいをする二人、何かおかしいね
姉は月を眺め卒業の話題を振る、妹は其れに快活に応える

「って言うか、第二ボタン訳よ?トランクスの留めボタンでよくない?」

『おねーちゃん、それ誰も貰いたがらないよ……まぁ』
『理由は一番心臓に近い、つまりハートに近いからッ!って理由らしいよ』

「何?それじゃ第二ボタンだけ抜き取り、其のボタンを五寸釘で打ち抜くと」
「其の持ち主は心臓発作で死ぬ、とか纏わる話が有るのかしら?」

『藁人形じゃ無いんだから……ロマンチックに生きようよっ』

「生憎、今日先輩殿から二個貰ったのだけど、正直こんなモノにロマンを感じたく無いわね」

『モテモテ〜、あれ?今、持ってるの?』

そんな疑問に妹が首を傾げさせながら聞くと、姉は手をひらひらさせてから
ビール缶を投げ捨てて……ーーー

「川に捨てたわよ」

『ロマンの欠片も無い……』

唖然とする妹、今日も今日とて楽しげに話す姉妹である <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/03(木) 00:57:14.75 ID:Y+fHgh82o<> >>479

信念ってのは守るモンじゃねえ。貫くモンだ

【それだけ言って、次の言葉を紡ぎ出す】

気にしちゃいねえよ
尋ねたのは、…あー、……見てて飽きねえヤツがいるからだよ

【どうにも歯切れの悪い回答をした後、男は歩み出した】
【引き止められなければ、簡単な別れの挨拶をかけながら女とすれ違うだろう】 <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/03(木) 00:57:36.73 ID:lUE1ZFACo<> >>477
「んっ・・・ぐっ・・・いつつ・・・・・・!!」

鈍い頭痛に目を覚ます幼女。顔をしかめて意識を取り戻し、ふっと目を開くと―――――そこには、独特のファンが回る天井。
吃驚しながら身体を起こすと節々に痛みが走り、また顔をしかめてしまう。

あたりを見回し、戸惑いながら思い出すように頭を抱える。

「な、何よここっ・・・私は、あの時・・・・・・!?」

思い出されるのは、夜景を一望するステージ、飛び散る血、倒れた自分と視界に捉える戦士―――その先の幼女。

「気絶、してた・・・・・・?」

思い出したのだろう、広いベッドに座り込んだ幼女は辺りを見回すと―――ホテルだろうか、自分が座っているベッドに気づき
後ろを向けば、そこには二つの枕が置かれている。

「っくそ・・・司会者にでも浚われたかしら・・・」

幼女が考えていたのはまったく違う人物のようで、赤いリーゼントを揺らしていた司会者の顔。忌々しそうにため息を吐き出して
そこから逃げ出そうベッドから降りようとするも――――。

「いっ・・・たた・・・くぅ・・・!」

酷い頭痛によってまたも頭を抱える。その時、ようやく遠くに聞こえるシャワーの音に気づいた幼女。それは想像を加速させて
いく要因になったようで、悔しそうに頭を抱えてベッドへ倒れこむ。

「くっそ・・・あの、女っ・・・次は絶対に・・・!!」――――あえて、死を連想させる言葉を言わずに口を閉じて身体の力を抜く。



「はぁっ・・・」

一際大きなため息をついて、幼女は”誰か”がシャワールームから出てくるのを待った。 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/03(木) 01:03:39.62 ID:4EI7lNMAO<> >>481

「……根本的に間違えてたのね」

【信念を貫く、そんな発想は忘れてしまっていたようで】
【そして続いて紡がれた言葉を聞くと、目を何度か瞬きさせると】

「それ、気になってるんじゃないの?」

「恋愛感情とかじゃなくて、大切にしたいって意味で」

「それじゃ、さようなら…」

【なんだ、ヤーさんだって人の子なんだ】
【とか思って歩き始めた男の背中に自分勝手な感想を告げると、野宿の為の場所を探し始めるのだった】

/絡み乙ありでした! <> 【金燕親分】体の一部から金で出来た燕を生み出し、使役する。E:クナイ×6<>saga<>2011/03/03(木) 01:09:57.27 ID:Y+fHgh82o<> >>483

(大切にしたい、ねえ――――…)


……ああ。気を付けろよ

【月並みな言葉で会話を締めた】
【男はつい最近の出来事に思いを馳せながら、山を下って行った】

/乙ありでしたッ! <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/03(木) 01:10:55.66 ID:WT+h+phXo<> >>482
【シャアアァ…キッ!】
【どうやら、シャワーから上がった音がする】
【ばさばさと布を叩く音がおそらく、幼女の耳に伝わるだろうか】
【……だが、直ぐには出てこない、おそらく歯でも磨いているのだろう】
【数分経ち、やっとのことで幼女をさらった人物の正体が分かるだろう】

おまたせですね。
【それは、乾かしたばかりでウェーブが消えかかっている水色の髪を揺らす少女だった】
【着ていたドレスは洗濯にでも出したのだろうか、今はバスローブである】
【さすがに前とかはちゃんと閉めている】

……アレ?まだ着替えてないのですか。
気絶している間に着替えさせようと思ったのですけど、そのコートに何が仕込んであるか分からないので…
【そういって相手の服装を見る】

ほら、早く着替えた!!


(すみません!寝たいです)
(この後適当に寝かせてもいいですか?) <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/03(木) 01:19:03.45 ID:lUE1ZFACo<> >>485
暫くして出てきたのは、幼女の予想に反した人物で―――水色の髪を揺らす、”あの少女”だった。

「なっ・・・はぁっ・・・?!」

きょとんとした顔でバスローブ姿の相手を見つめ、思考が完全に停止。何がなにやら把握出来ていないようだ。
相手の言葉を受けながらただただ頷いたり返答したりするだけで。

「き、着替え・・・え、あ・・・コート・・・脱げばいいのね・・・?」

情けない顔をしながら着替え始める幼女の頭の上には無数のクエスチョンマークが浮かんでいる事だろう。


(おkです、適当に寝かせて切っていただいても大丈夫ですよ!) <> 【決闘王姫】遊戯王のモンスターを出す。E:デュエルディスク・遊戯デッキ・秋の十六夜 wiki参照<>saga<>2011/03/03(木) 01:30:44.01 ID:WT+h+phXo<> >>486
……なんですか、その顔は。
ここはラブホテルじゃないんですよ。女の子二人が止まっても可笑しくないです。
【いや、別にそういう意味で驚いたわけじゃないだろうと思いつつも】
【相手がコートを脱ぐ姿を見る、しかしこうするとやはりタダの幼女だが】

なんで、あんなことをしたんですか?
遊びたいのは分かりますけど、もっと場所を選んで…
【そういってベッドに正座する】
【相手を説得させんと相手の顔をじっと見る】
【だが、おそらく聞いても自分の想像通りの答えしか帰ってこないと思い聞くのをやめた】

……うーん、とりあえず。それ脱いだらお風呂に入りましょう。
私はさっき入っちゃいましたが……一人では入れますか?
【そうはいいつつも手は既に幼女の肩に乗せられている】
【そしてゆっくり押し倒そうと…】

(うーん、眠いというより風呂入ってないから気だるいだけだった…)
(あ、最後の行はタダ眠いだけ(キリッ)
(改めて乙でした!) <> 【侵創真理】<>sage<>2011/03/03(木) 01:40:18.61 ID:lUE1ZFACo<> >>487
「べ、別にそんな事考えちゃいないわよっ!」

思いっきり勘違いしてました。それはもう盛大に勘違いしていました。

そんな事はさて置き。少女がベッドに正座してこちらをじっと見てくる仕草に思わず幼女は口を噤んでしまう。
何よりもその質問に対しての返答をどうしたものかと考え込んでしまったので口は開けなかった。
正直に金と快楽に溺れていたいという高々個人的な思想を相手に話したところで信用は愚か返答として受け取って
もらえるかどうかも妖しい。だからこそ相手が次いで言う言葉に救われたように先ほどの質問を払拭する。

「一人で入れるわよ・・・私を何だと思って・・・・・・」

そうしてゆっくりと肩に置かれる手。少しぴくんと反応して跳ね上げるように相手を見ると、どこか目はとろんとしていて。
頭痛が襲ってくる中、どこか疲れと同時に睡魔が襲ってきている幼女に全力で抵抗する力も無く―――ぽてんと押し倒されてしまう。
半身が覆いかぶさられたような状態で幼女はもう一度盛大なため息を吐き出すと、目を閉じる。

「っち・・・・・・[ピーーー]のは、また次の機会にしといてあげるわ・・・」

なんて、思っても無い悪態を吐き出しながらも、ゆっくりと眠りが誘う世界へ身を任せた。


/絡みありがとうございましたぁぁい!乙です! <> 【魔絆創命】使い魔を創るよ!!<>sage<>2011/03/03(木) 10:14:48.37 ID:ClI7Fvto0<> >>456

使い回しあげっ <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 11:49:47.79 ID:1E6fyNfIO<> >>489
/まだいけますか…? <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 18:01:30.04 ID:h/rpespVo<> 「あぅ……まだ頭痛い……最近実験が激しくなった気が……うぅ……」

【右手で額の辺りを痛そうに押さえながら公園に足を踏み入れてくる少女、今日も今日とて腕立て伏せの時間である】
【しかし、今日はそれどころではない様子、何故なら軽い頭痛がするのであるから仕方ない】
【原因は少女とその関係者しか知らないが、とにかく痛いらしいのだ、まぁ、そこまで騒ぐほどではないのだが】
【この痛みを感じていると色々な意味で鬱な気分になってしまう、正にブルーな気持ち、ブルーハワイである】

「……よしっ、腕立て伏せでもして吹っ切れよう……!」

【と、意気込みを新たに地面に手を付き〜〜省略〜〜腕立て伏せの体勢を取ると、手をぐぐぐと押しながら腕を伸ばしていく】
【……非常にスローテンポ、逆に筋肉に負荷がかかっている気がする、あのテレビとかで遅い方が良いみたいな影響を受けた気がする】
【しかし、違うのだ、単純に自分の体を押し上げる力すらないのだ、これがスーパーセロリっ子系少女の脆弱さ具合】
【まるで生まれたての小鹿の様にぷるぷる腕を震わせ、まだ一回分も行っていないと言うのに汗をかき始める始末】

【要は、夜の公園でアルビノ少女が腕立て伏せをしているというシュールな光景があったのだ】 <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 18:12:57.21 ID:g6DqncDEo<> >>491
【レジ袋にいっぱいの缶コーヒー(微糖)をぶら下げて夜の裏通りを歩くひとりの男】
【スーツに身を包んだその男は袋から一本取り出して飲み歩き始める】
【ふと見ると病院に併設された公園が見えた】
【しかし何より異質なのはそのなかで地面に突っ伏している人間がいたことだ】
【少なくとも彼にはそう見えた】

「おいおい・・・大丈夫かよ・・・・」

【急病人でも出たのかと思ったのだろう】
【急いで駆け寄っていく】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 18:20:18.97 ID:h/rpespVo<> >>492
「ふっくぅ……うんっ……どぅ……ぐぐ……」

【苦痛の声?を漏らしながらなんとか両腕を伸ばし切り、既にその段階で息は絶え絶えで限界寸前】
【ここから腕を降ろしていき、途中で力尽きたら顔面が大変な事になりそうなくらいである、まぁ、普通の人はそうはならないが】
【そんな訳でこちらは腕立て伏せと言う単純作業に夢中であり、走り寄ってくる相手に気が付かず、そのままトレーニングを続行】

「ぐんっ……いっ……――――だはっ!!!」

【――――もちろん結果は決壊、少女の腕は折れたかのようにがくーんと曲がると顔面から地面に衝突】
【なんとも情けない声を出し、真っ白な肌や髪は暗い夜中では公園の明かりによく反射し、白さが際立っていた】 <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 18:27:50.78 ID:g6DqncDEo<> >>493
【駆け寄る間に腕立て伏せと思しき一連の作業が確認できた】

(意識はあるのか。つーかなに?腕立て伏せ?)

【頭の中に疑問符をたくさん浮かべながら近くまでやって来る】

「君、大丈夫・・・?」

【具合が悪そうではないが、一応聞いてみる】
【少女の病的な白さも不安を煽る原因であった】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 18:32:57.69 ID:h/rpespVo<> >>494
【右手で鼻の頭をさすさすと摩りながら、ふと、声がした気がしたので顔を上げて相手を見上げ】
【そこにいたのは案の定人であり、突然の事であったので心臓がどくっと驚き、と言うか腹の上辺りがきゅっとし】

「……え?あ、あ、は、はははははい!!大丈夫ですすみません!!!」

【等と言いながらばばばっと急いで慌てながら立ち上がると、すぐさまぱっぱっと両手で服に付いた土を払い落し】
【そのまま頭を深く下げて何故か判らないが謝罪をするのであった、とりあえず謝罪すれば世の中上手く行く……はず】 <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 18:39:18.64 ID:g6DqncDEo<> >>495
「その様子だと確かに大丈夫そうだ」
【何に慌てているのかはわからないが、勢いよく立ち上がる様子を見て言う】

「あと、人の好意に対しては謝罪じゃなくて感謝だ。変な誤解を生むぞ。」

【やましい事をしている人間はジェイルのバッジを見て口を揃えて謝る】
【最もこの少女がそういったことに手を染めているとは微塵も考えてはいないが】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 18:46:59.66 ID:h/rpespVo<> >>496
【残念ながら、少女には今のところ相手がジェイルのバッジを付けているかどうかなんて見る余裕はなく】
【更に更に、ジェイルの人だとわかったとしても変わらずに腰は低いままであるだろうし、相手の警告を聞いても……】
【兎にも角にも、少女は両手を腰の前あたりで合せ、いかにも謝罪しそうな感じになったおり】

「あぅぅ……すいません……」

【警告を聞いてるのか聞いていないのか、しつこいくらいに謝罪をするのであった、返答はこれしかできないのだろうかってくらい】

「……あ、あの、一応言わせてもらうとその……ただ、腕立て伏せしてただけなので具合が悪いとかそういう訳では無くてあの……」

【そして、次に言うのはさっきまで何やらへんてこな事をやっていたことに対する言い訳、いや、良いわけじゃないかもしれないが】
【それを説明する様子も非常に申し訳なさそうで、若干うつむきがちと言うか、頭を下げがちというか、とにかく腰が低いのだ】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 18:49:36.72 ID:l9P40GxAo<> 「お金は無いですけど…しろちゃんのご飯は買わないといけません…」

【365日の300日程は金銭不足で苦しんでいそうなこの街中を放浪する金髪少女】
【ワンピースにパーカーを着ていて寒いためかダッフルコートも羽織っていた】

【背負った肩掛けカバンからサイフを取り出すと中身を確認―――小銭がチリンチリンと音を立てた】
【サイフの惨状を見るとはぁーっと深い溜め息――背中には哀愁が漂い始めている】

「流石に働かないとそろそろ餓死します…」

【そこら辺に諭吉か美味しい仕事でも無いものかときょろきょろと周囲を見ながら街中を彷徨う】
【前方不注意で人に当たりまくっているのは全く持って気にしていないようだった】 <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 18:55:06.55 ID:g6DqncDEo<> >>497
「ふーん、腕立て伏せかぁ」

【夜の公園で腕立て伏せ】
【しかも失敗している】
【シチュエーション的には部活なんかをしている子の自主トレがぴったりだが、】
【残念ながら目の前の少女はそれとは対極にいそうな体つきである】

「そりゃまたなんで?スポーツをしているようには見えないけど・・・・」

【犯罪者相手の詰問口調とは違う、純粋な好奇心からの質問だった】

/次若干遅れます! <> 【可憐奏者】果物召喚、操作・概念付与 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 18:57:04.57 ID:bbSyETIDO<> >>498

「ふあぁー………」

【白いローブを着た少女が、そこに近づいてきた】
【被ったフードには狐のような耳が付いていて、可愛らしいが少し変わった格好である】
【欠伸をしつつ、眠たげに翡翠色の目を擦っていて、前方の相手には気付いていない】

【手に持ったバスケットには、『まほうの果物 あげます・売ります』と何やら怪しい?文字が並んだ紙が貼ってあり】
【その文字通り、確かに果物が幾つか入っている……が、見た目は何の変哲もないものばかりである】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:00:29.02 ID:l9P40GxAo<> >>500
「これは……」

【果物あげます、の部分だけが少女の視界に入り目を見開くと相手に駆け寄る】
【そしてもの凄い勢いのまま相手の肩を掴もうとしているのだった】

「果物欲しいであります!」

【相手の目の前で大きな声を出し眠気を吹き飛ばさんとしている】
【しかし目はジーっと果物の入ったバスケットのほうを向いていた】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:02:17.91 ID:h/rpespVo<> >>499
「えぅ……それはその……見ての通り、あの……ひょろひょろだから鍛えなくちゃって……」

【両手を胸の前まで持ってくると、人差し指同士をつんつんと突き始めて恥ずかしそうに説明をし】
【あんまり自分でひょろいと言うのはあれなのか、両頬には白い肌の中でこれまた際立つ紅が僅かに浮き出て】
【痩せていて華奢過ぎる、いわばセロリとかもやしと例えられそうな見た目の少女は顔を俯かせるのであった】

/うい、わかりました! <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 19:03:19.12 ID:kL4o3f0AO<> 【街中】
【少しずつ暖かくなってきた繁華街を歩く青年が居た】

…そろそろこたつ仕舞うかな?

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通に鈍く光る『No.3』と刻まれた小さなバッジを胸ポケットに着けたブレザーを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【左手にはスポーツバッグ】
【向かうのはランカーズ社 トレーニングルームである】
【そんな青年の頭に乗った】

「なぬっ!?待て待て主、儂の聖域を片付けるとは何事じゃ!」
「こたつは潜ってよし寝てよしの万能器具じゃぞ?」

【一匹の黒い子猫と】

『もういらねーだろ常識的に考えて…』

【手乗りサイズのドラゴン】 <> 【可憐奏者】果物召喚、操作・概念付与 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:06:02.26 ID:bbSyETIDO<> >>501

「ひゃいっ!」

【突然肩を掴まれて、覚醒したようだ──決して能力的な意味では無い】
【元気に返事を……しようとして、思いっきり噛んだ】

「えっとー……何が良いでしょうか? 何でも有りますよー」

【ほんの少し涙目になりながらも、それを隠すように営業?スマイル】
【首を傾げて、注文を訊ねる】
【バスケットの中には、リンゴやバナナなどのオーソドックスな果物が、一つずつ入っている】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:12:34.25 ID:l9P40GxAo<> >>504
「何でもあるのですか…なら――――」
「イチゴブドウメロンスイカミカンバナナマンゴーナシリンゴをください!」

【とりあえず知っているフルーツを総て挙げたようです】
【この少女の頭の中の辞書に遠慮などという言葉はなく強欲だった】

【そしてお昼ごはんを食べていないのか少女のお腹はぐーっとなる】

「まだですか…!」

【相手に間を空けず催促をし始めているのだった】
【理性とか色々の限界が近付いてきていた】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 19:18:34.16 ID:38EUma4ho<> >>503
・・・

【・・・すきってなんだろう】
【・・・すき焼き?鍬?剥き?須木?】

【そんな青年の方へ、なんかしかめっ面をしながら山高帽を被った】
【アカデミーの制服の上に黒いコートを羽織った青年が歩いてくる、何か悩んでいるようだ】

【なんか心ここにあらずという感じの顔である】

・・・

【なんか、しっくいこないな・・・好き?】
【いや・・・いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや】

【俺は何を考えてるんだ・・・うん、好きにも色々あるだろう、友情とか、家族とか、動物とか、恋愛・・・とか・・・】
【いやいや・・・いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや】

【恐らく、この間の少女の言葉が原因だと考えられる】
【時々、何かをに気づいたような仕草をしては、ぶんぶんと首を左右に振って、またうーんとしかめっ面をする】 <> 【可憐奏者】果物召喚、操作・概念付与 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:20:46.61 ID:bbSyETIDO<> >>505

「……え?」

【ぽかーんな表情を浮かべ、翡翠玉のような目で相手を見つめる】
【その目はいやいや無理です、と訴えたそうな雰囲気を醸し出しており】
【それでも断れないのが、彼女の性分だった】

「いちごとー、ぶとうとー、あと……バナナとー、リンゴとー、マンゴー……?」

【いくつか聞き逃してます】
【それらをバスケットから取り出し、ビニール袋に移し換えていく】
【マンゴーが無かったので、手元に召喚する。が、一瞬なので召喚したのは分からないかも知れない】

「はい、どうぞー」
(すごくお腹が空いてるみたいですねー……)

【未だに少し困惑しながらも、果物の詰まったビニール袋を渡す】
【そして、心の中で、毎日お腹いっぱい食べられることに感謝していた】 <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 19:22:23.30 ID:g6DqncDEo<> >>502
「あぁ・・・それはいい心がけだな。俺も見習わないと。」

【自分も能力に頼りすぎていたため、同世代の男性に比べるといくらか華奢だ】
【それ故素直に感心していた】

【しかしすぐに違和感に気がつく】

「でもここって能力者のための病院だろう?」
「そんなに筋力を使う必要に迫られる能力なのか?例えば金属製の武器を生み出せるとか・・・」
「でもそれなら自然と筋力はつくよなぁ」

【ひとりうんうんと唸って考えている】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 19:24:37.59 ID:kL4o3f0AO<> >>506
…七原?

「何をやっておるんじゃあやつは」

『無視した方がよくねーか?』

【正面から歩いてくる知った顔の奇行を目にして軽くドン引き】

…無視するわけにもいかないだろ…やれやれ
…おい七原、何をやってんだ?
あんまり変な行動してると警察が来るぜ?

【七原の方に向かって歩いていく】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:25:02.01 ID:l9P40GxAo<> >>507
「あと、メロンであります」

【こっちもいくつか言ったものが抜けているのだけどメロンを要求】
【メロンを忘れなかった理由―――それはメロンが高い果物だったから】

【頭の中は果物のことでいっぱいで召喚には気付かなかった】

「ありがとうございます!」
「大好きであります!」

【果物の入ったビニール袋を満面の笑みで受け取ると少女の身体が少し震える】
【そして感謝の言葉と共に感激で理性がぷっつんしたのかハグしようとしていた】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:28:21.26 ID:h/rpespVo<> >>508
「あ、う、い、いや、その……そうではなくて……うぅ……そのぅ……」

【相手が何やら色々と疑問を持ち始めているので、素直に言ったつもりなのに何だか誤解されて戸惑ってしまい】
【どうやったら普通に筋トレしているだけと思ってくれるかな、とまで考えだす始末であり】

「た、単純に私の趣味っていうか……最近始めたばかりだからまだ効果も出てないっていうか……」

「わ、訳の分からない事言ってすいません……」

【むしろ、筋力など一つも必要のない能力もあるのでここまでひょろひょろなのであった】
【更に、性格的にも活発では無く、今までの趣味もTVゲーム三昧、基本は病室に篭りっきり】
【それを、わざわざとある理由により外に頻繁に出るようになり、腕立て伏せをする理由に至っているのであった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 19:30:09.41 ID:38EUma4ho<> >>509
・・・

【・・・スキー?隙?すき屋?数寄?】
【・・・なんだ・・・思いつかん・・・なんなんだ・・・】

【そう話しかけられながら、知り合いが歩いてくるが、心ここにあらずであり】
【相手の存在に気づかず、まるで障害物を避けるかのように器用に相手を避けようとする】 <> 【可憐奏者】果物召喚、操作・概念付与 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:31:15.01 ID:bbSyETIDO<> >>510

「はいー、メロンですね!」

【今度は、しっかりメロンを召喚したのが見えそうだ】
【召喚後、メロンを浮かばせてビニール袋の中に投下する】
【袋はすでにギュウギュウ詰め状態】

「お安いごよ……」
「!? なっ、何ですかっ?」

【お安いご用です、と言い掛けたところで】
【突然ハグされ、後ろに倒れそうになったが、何とか耐えた】
【目を白黒させて、とても慌てている】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 19:32:38.65 ID:kL4o3f0AO<> >>512
…?おい七原、無視するなよ

【避けようとする七原の肩を掴んで止めようとする】

何ぼーっとしてんだ?
危ないぞ <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 19:35:43.07 ID:g6DqncDEo<> >>511
「まぁいいや。趣味なんて人それぞれだし。」
【どうやら筋トレに関する興味はなくなったようだ】

「でもこんな夜遅くに寒空の下やることはないと思うけど。」

「見たところ軽い病ではなさそうだからね。」

【自分の首を指さして言う】
【相手の首のあたりにあるチョーカーを暗に示しているのだ】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:36:39.14 ID:l9P40GxAo<> >>513
「これはわたしの感謝の気持ちであります」

【人の体温で地味にぬくぬくとしていたのだけど相手を放す】
【そしてぬけぬけとそう相手に笑顔で言い放っていたのだった】

【流石に袋も重くなってきたためか能力を使い自分の横に漂わせていた】

「ところで何故こんなに果物を持っているのですか?」

【流石に自分で買って人に分けてるわけじゃないだろうし―――と考えたらしい】
【もしかして果物が無限に沸くのだろうか、と好奇心で目を輝かせていた】 <> 【可憐奏者】果物召喚、操作・概念付与 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:43:44.70 ID:bbSyETIDO<> >>516

「は、はい……」

【まだ呆然としながら、相手を眺めている】
【とは言え、嫌がっていたりする様子はなく、すぐにニコニコし始める】

【袋が浮いたのを見て、何かの魔法かなと思いながら】

「ボクは魔法で果物を出せるのですよー」
「いっぱい出すと、ちょっと疲れちゃいますけどね」

【と、少し自慢げに説明する】
【その言葉通り、若干の疲労があるのか、また軽く欠伸をした】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:46:39.52 ID:tUE6i5dyo<> >>515
「あ、い、いえ、その、これも単純に趣味で……」

【薄い笑み、と言うか、儚い、とは違った、自嘲とも言うのだろうか、そんな笑みを僅かに浮かべながら自分の首を指差し】
【両頬の紅はまだほんのりと残ったままであるが、それが少女の少女らしさに加点を付ける要因となり】
【一応、チョーカー自体はただのチョーカーではあるものの、決して意味が無いわけでは無かった、精神的なものだが】

「私、別に病気じゃ……その、ありませんよ」

「まぁ、入院はしているんですが……見ての通り、元気そのものです……心配してくれてすみません……」

【心配してくれてすみません、何とも少女らしい可笑しな言葉の使い方である、ありがとうの代わりとでも言うのだろうか】
【だが、この性格はよくある厨二病的な設定とかでは無く、単純な生まれつきの性格であり、後天的な部分は無い】
【少女は何故か右手を軽くふりふりと振ってから、それをゆっくりと降ろし、人みしりな性格もあるのでそろそろ会話を切りたかった】
【相手には悪いが、出来れば会話と化したくないのである、恥ずかしい事もあるし、迷惑をかけたらこちらも困ってしまう】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:49:31.70 ID:l9P40GxAo<> >>517
「なるほどなー」
「でも疲れるのですか、それは悪いことをしました」

【相手の魔法を聞くとかなり羨ましげな視線を送っていた】
【悪いことをしましたといいながらも少しも悪びれる様子は無かったのだった】

「そろそろわたしは家で待ってる子がいるので帰ります」
「名前はアイリス、アカデミーに住んでいるので何かあったら協力するであります」

【そろそろ子犬にご飯をあげる時間が近付いてきたらしく別れを告げる】
【そして自己紹介―――最後のは果物を貰ったお礼代わりといった様子である】
【お金関係のことを手伝うことは無理みたいだけれど】

【袋を付き従え寮に帰るため歩き出そうとしている】 <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 19:54:07.29 ID:g6DqncDEo<> >>518
「病気じゃないのか・・・・?」
【病院に病人以外がいたことに少々面食らう】

「・・・・まぁ平気ならいいんだけどさ。自己責任ってやつだ。」

【そう言うと袋からコーヒを一本取り出して、『温める』】
【缶の金属を軽く熱したのだ】

「やるよ」

【そう言うと立ち上がって帰ろうとする】


/飯落ちなので切ってもらって構いません〜 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 19:54:09.95 ID:38EUma4ho<> >>514
【・・・犂?抄き?酸き?漉き?隙間?隙あり?スキン?スキカル?スキナー?スキーム?スキマスイッチ?】

【すきが付く単語をつらつらと頭の中で思い浮かべつつも、青年に肩を掴まれ】
【歩こうとしながらも、進めず、がっと止められて、単語が頭の中から口を通して】

スキャクトロ?スキノセシア?スキエンティア?スキュルテュール?スキサメトニウム!?

【勢いよく、外に飛び出す】
【謎の単語を口から発している、何語だよそれ】

・・・?

あ、あぁ・・・イチか・・・
・・・何か、用か・・・?

【そして、正気に戻ったのか、ハッとすると肩を掴む青年の方を見て】
【何か用なのかと訊く、心配して話しかけてくれたのになんだその言い草は】

/遅れました・・・すみません <> 【可憐奏者】果物召喚、操作・概念付与 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:59:38.19 ID:bbSyETIDO<> >>519

「いえ、みんなに喜んでもらいたくてやってますから!」
「少し疲れるくらいはへっちゃらですよー」

【悪びれる感じがしない相手ではあるが、こちらはその言葉をそのまま受け取り】
【気にすることはない、と言わんばかりに笑っている】

「アイリスちゃんですか、可愛いお名前ですね!」
「ボクはルキです、いつもはCGって所にいますよー」

【と、相手に続けて自己紹介をする】
【アカデミーと聞いて、頭にハテナマークが浮かび……今度誰かに聞いてみよう、と思った】

「じゃあ、バイバイですねー」
「また何処かで!」

【相手が帰ろうとするのを、手を振って見送り】
【その背中が見えなくなった頃、こちらも街の人混みの中に消えていくだろう】


/絡みありがとうございましたー! <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 19:59:39.72 ID:tUE6i5dyo<> >>520
「は、はい、そうなんです」

【4分の3、嘘、である、健康体である事には変わりないし、普段だって今みたいに健気で気弱で腰の低い少女】
【しかし、病的なまでに低い筋肉量と骨密度、能力の副作用による寿命の大幅な減少、それによる多大な精神的負荷】
【だが、だからと言って今がどうなるとかそういう訳ではないし、自分が病人だと自信満々に言うものが居たら、それこそ”病人ん”である】

「わっ……とと!あ、あああありがとうございます!」

【どうやったのかは知らないが、いや、多分能力なのかもしれないが、温かいコーヒーを両手で受け取り】
【バッと勢いよく頭を深々と下げて、やっとお礼を言うと、去っていく相手の後ろ姿を見つめるのであった】

/うい、では、絡み乙でしたっ! <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 20:00:14.24 ID:kL4o3f0AO<> >>521
…いや、お前頭大丈夫か?
何をいろいろキマッテルんだお前は
精神科か脳外科かかれよ、火急的速やかに

【謎言語を口走る七原を呆れた風に見つめ】

用、ね…あるっちゃああるな
…何かあったな?話せよ
内容によるが助けになれるかもしれないぜ? <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 20:01:50.17 ID:l9P40GxAo<> >>522
/絡みありがとうございました!お疲れ様です! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 20:09:41.97 ID:38EUma4ho<> >>524
あぁ・・・いや・・・
別に・・・大丈夫・・・

【そう話しかけられ、落ち着かせるためなのか】
【額に指を当てて、息をゆっくり吐きつつ】

いや・・・別に・・・

【すっと顔を背けて】
【別に何も無かったと伝えるが、背ける時点で嘘に見える】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 20:14:46.05 ID:kL4o3f0AO<> >>526
嘘つけアホ七原

【顔を背けた七原のこめかみを人差し指でズビシっとつつく】

分かりやす過ぎるぞ、カメラ丸出しのドッキリ並みだ
…何に悩んでるか当ててやろうか?

【少しだけ考えてニヤリと笑う】

ズバリ―――女だろ

【…種をあかすとただのブラフである】
【先に話を進めて情報を引き出すつもりだ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 20:26:00.80 ID:38EUma4ho<> >>527
いでっ・・・
人をアホとか言うな・・・

【ぐさっと相手の指がこめかみを刺激し】
【さっと相手から距離を離しつつ、こめかみを押さえていると】

な・・・

【ずばりと当てられ、顔を紅くさせてしまいそうになるが】
【その前に、自らの山高帽が脱いで】

こ、これが悩んでた原因だ!!!

【と、一番の悩みを隠すため、この間まで一番だった】
【今では二番目の悩みを明かしてしまう、まさに諸刃の剣である】

【青年の頭には、二つの犬耳が生えている】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 20:34:17.40 ID:kL4o3f0AO<> >>528
…犬耳、か?

「七原、お主獣人じゃったんかや?」
「儂と半分おそろいじゃのう」

『…いやちげー、こいつからは人間の臭いがすんぜ』
『呪術とか狐憑きとかの類いじゃねーか?』

【一人と二匹がまじまじと犬耳を眺める】

…で?こいつはなんだよ?
どっかで犬でも虐待したのか?

【おもむろに手を犬耳に伸ばして指でプルプルする】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/03(木) 20:37:06.69 ID:svALvSDho<>
「う〜・・・しまったしまった・・・・」
「最終便がなくなっちまった様だ・・・」

バス停にて一人の男がベンチに腰掛けている。
その髪は月光と街灯の光をキラキラと反射することで光り輝く銀色の髪の毛と認識できる。

その光はある程度離れていても視認できるほど儚く光り
そこに居る男の存在をほのかに仄めかしている。


「んまっ・・・空が綺麗だから良いか」

見上げた空は満天の星空。主な通りから少し離れた場所にあるこのバス停には
人々の夜の営みを感じさせる要素が非常に少なく、この男の興味を引くようなものも無かったため
空を見上げているのである。

//なんでもこいやー! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 20:42:48.75 ID:38EUma4ho<> >>529
そうだ・・・犬耳だ・・・

【一番の悩みを知られはしなかったが】
【やはり犬耳を見られるのは恥ずかしいようで、顔を紅くしながら俯きつつ】

・・・いや、どっかの・・・中学生ぐらいの年齢の魔法使いに
これ、生やされたんだよ・・・尻尾もあるzやめろ!

【はぁ・・・と落ち込みながら、事情を説明した後】
【指で耳を触られた瞬間、さっと両手で犬耳を押さえて後ろに下がる】

【犬耳を触られたからなのが、さっきより顔が赤くなっている】 <> 【即念罠匠】概念付与。詳細Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 20:48:43.59 ID:2Snxwb2SO<>
街路、人気も疎ら……かと思えば視界の何処かには動くものがある。
夕刻も過ぎ去り、既に辺りは光届かぬ深淵……と言う訳でもない。


「……ふぃー」

一人の女が、一目を憚るような仕草で路地裏から顔を出す。ゆっくりと、何かを抱いて足を交互に踏み出し始める。
薄暗い通りを機械じみた動きで往来する人々の中、痩躯に白衣を纏った女の動きは酷く怪しく見えた。


街灯が女を照らす。腕の中に在るのは、巨大な紙袋だ。視界を遮られ、その足取りは覚束ない。
前から何かが来れば衝突は必至、白明の理か―――?


/戦闘、雑談、クリエイト……何でも募集 <> 【異殊神器】武器orアクセサリー作って特殊効果を+する<>sagesaga<>2011/03/03(木) 20:57:25.62 ID:4CUKQOt20<> >>532
/まだいますか? <> 【即念罠匠】概念付与。詳細Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 20:58:16.96 ID:2Snxwb2SO<> >>533
/おりますよーっ <> 【異殊神器】武器orアクセサリー作って特殊効果を+する<>sagesaga<>2011/03/03(木) 21:05:29.27 ID:4CUKQOt20<> >>532
今日もいい天気だったな〜♪

【既に日もほとんど沈んでしまった街で、一人の少女が呟く】
【緑色の上着を羽織っている少女のその手には、それぞれ赤い指輪が2つずつ】
【そして首から小さなネックレスが垂れている】

…回りに人はいないよね?
よ〜し、久々のタイムアタック!

【そういうと少女は、金メダルもののスピードで走り出す】
【その前方には白衣の女】【このスピードでぶつかったら痛い】 <> 【手旗信号】<>sage<>2011/03/03(木) 21:08:52.13 ID:g6DqncDEo<> >>523
/遅ればせながらお疲れさまでした! <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/03(木) 21:11:08.67 ID:svALvSDho<> >>530で再度でし <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 21:13:21.42 ID:kL4o3f0AO<> >>531
…魔法か
何が原因か分かるなら問題ないな

【いつの間にかイチの手に金属バットが握られている】

こいつは何でも打てるバットだ
これで「魔法のみ」をかっ飛ばす
それで消えるはずだ

/すまぬ遅れた… <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 21:20:07.86 ID:38EUma4ho<> >>538
ほ、ほんとうか・・・?

【青年のそんな言葉に、少しの疑惑を持ちつつも】
【それ以上の期待と信頼を寄せつつ、青年を見る】

【コートに隠れている尻尾も左右に揺れている】

/こちらも遅れましたし、問題ないですよ <> 【即念罠匠】概念付与。詳細Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 21:22:57.22 ID:2Snxwb2SO<> >>535

「……はへ?」

脳天に衝撃。直後、それが紙袋によるものだと気付いた。
真正面からの衝突、玉突きの如く紙袋が白衣女の脳天に直撃。

シェイクされる脳、霞む意識と定まらない視界が、紙袋の落下を告げる。


「え、あ、ちょっ……!」

これだけは落としてはいけない、女の手が本能的作用により、下へと伸びる。
その光景を見ていた人間は、彼女の様子を間違い無くこう形容するだろう――鬼の形相、と。


彼女がこうまで必死になるのには、理由があった。
決死の救出作戦も虚しく、手から滑り落ちる紙袋。落下の衝撃で、飛び出る紙袋の中身―――

それは、大量の本――正確には漫画だった。表紙には半裸の美青年、美少年、果ては渋い中年男性まで。
何とも名状しがたいタイトルの添えられたそれらが一体何なのかは、言わずとも理解できるはず。


凄惨極まりなくぶちまけられた本達の横で立ち尽くす女、まさに真っ白に燃え尽きた某プロボクサーの様相を呈していた。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 21:28:28.78 ID:kL4o3f0AO<> >>539
俺は嘘つきじゃないんでな

【肩をすくめ】

…んじゃ、行くぞ?

【バットを構えた】

其処に『在る』ならば―――
『神様』だって打ち返してみせる―――!

【ビュッとバットが風を切り】
【カキーン!と澄んだ音】
【犬耳と尻尾を構成していた術式が光の玉となって夜空に飛んでいった】

…よし出来た
…やれるもんだな

【ちょっと怖い一言】
【やったことなかったの?】 <> 【異殊神器】武器orアクセサリー作って特殊効果を+する<>sagesaga<>2011/03/03(木) 21:31:27.17 ID:4CUKQOt20<> >>540
いてててて…あ!だいじょうぶですか!?

【ぶつかった衝撃で尻餅をついた少女は、自分が本をばらまいたことに気づく】
【すぐさま、指輪を『整理整頓』に切り替えて、漫画拾いを高速で始める】

すみません!前を見ていなかったもので!
これだいじな本ですよね?え〜と…こ、これは?

【散らばった漫画を大方まとめたところで、表紙の絵に気づく】
【本と女を見比べて、少しの間の後、ボンと顔を赤くした】

すすすみましぇん!こここんな本とは知らなかったものでしたでございます!

【パニックで日本語がおかしい】
<> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 21:32:56.49 ID:38EUma4ho<> >>541
ぇ・・・ちょ、ま

【いきなりいくぞと言われ、心の準備ができてなかった青年は】
【目をつぶる、そして、開けた瞬間、そこには・・・】

・・・ぉ、ぉぉ、おぉ!!

【犬耳と尻尾の無い頭と腰が・・・】
【物凄くうれしそうである】 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 21:35:09.98 ID:mrAmPMn90<> 【人気のない通りの、時代から取り残されたような建物。】
【一昔前のアメリカンテイストなその建物は、今時珍しい昭和の白黒テレビを外に見えるように展示していた。】

・・・。

【これまた昔のアニメを流すそれを、見る少女一人。】
【学校の制服を着、片手に模擬刀を持ち 頭にうさみみをつけている少女は】
【無表情といっても過言ではない表情で、それを見ていた。】

『HAHAHAHAHA!!!』

【テレビの中の登場人物が、愉快そうに笑う。】

―――ピョコン・・ピョコン

【それに呼応するかのように、うさみみが人知れず揺れていたのだった。】
<> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 21:38:01.87 ID:kL4o3f0AO<> >>543
…何か違和感あったら直ぐ言えよ?
『ランカーズ社』で調べてくるから

【いつの間にかバットが消えていた】
【バットを持っていた手で頭をかく】

…ま、良かったな

【喜ぶ様子を少しだけ嬉しそうに眺めた】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 21:41:23.38 ID:38EUma4ho<> >>545
あ、あぁ!今のところは大丈夫!
ありがとう・・・一生消えなかったらと不安で不安で・・・

【何も無くなった頭をわしゃわしゃと触りながら】
【恐らく、青年が見たことが無いくらいうれしそうな表情をしていることだろう】

本当にありがとう・・・

【そして、青年に感謝を込めながら、もう一度、お礼を言う】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 21:44:10.68 ID:t8mrXg2h0<> >>544

【その人気の無い通りを歩く青年が一人。】
【まだ若干あどけない顔をしている。】

【その胸には、ジェイルのバッジを付けている。】

…パトロールっつっても、意外と事件なんてないもんだな…。
ま、無いほうがいいか。

【白黒テレビの前まで来る…。】

…白黒…。珍しいな。
んっ。

【そばの少女に目が行く。】

うさみみ…?

【思わず呟いてしまった。】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 21:45:53.26 ID:kL4o3f0AO<> >>546
いいよ、気にするな
いつか返してもらうさ

【右手をふるふると横に振る】

…そこまで喜ばれたらやった甲斐があったけどな

【ふ、と笑い】

んじゃ、俺は行くわ
またな

【背中を向けて歩き出した】 <> 【即念罠匠】概念付与。詳細Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 21:46:07.92 ID:2Snxwb2SO<> >>542

「…………」

拾った“ソレ”の正体に気付いたか、頬を真っ赤にする少女。
対して無表情を保っていた女の顔に、うっすらと笑みが宿った。

少女の肩に、細い指を生やした掌を乗せる。
猛り狂っても何らおかしくない状況の中、女は悟り―――涅槃《ニルバーナ》を体得した。


「いやあ、危ない所でした」
「ちゃんと前を向いて、街中では極力走らないでくださいね?」

何も問題は無いと言わんばかりに頭を上下させながら、口角を優しく歪める。
後光が照らさんばかりの慈悲の笑みと、優しい声音。涅槃は女の内面すら、たやすく変えてみせた。


不意に“それ”を一冊手に取り、少女へと差し出す。
「あなたも一冊いかがですか?」女の涅槃スマイルが、無言のうちにそう語っていた。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 21:50:04.66 ID:38EUma4ho<> >>548
おぅ、じゃぁな!

【背を向けて歩いていく青年にそういうと】
【こちらも相手に背を向けて、何処かに歩いていこうとする】

【普通なら、こうやってハッピーエンドになるだろう】
【しかし、神とは無常な者である、少なくとも中の人は無情である】

いやー・・・今日は良いことが起こったな・・・

【うれしそうに何処かに歩いていく青年の頭上へと、先ほどバットで打たれた光の玉が落ちてきて・・・】
【まぁ、後は言わなくてもいいだろう、青年は再び頭と腰に犬のシンボルが生えたことに、しばらく気づかなかったという】

/絡み乙
犬耳と尻尾戻してすみません・・・ありがとうござました <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 21:51:42.80 ID:mrAmPMn90<> >>547
【傍に男の人が来た事に、少女は気づいた。】
【彼もこれに興味があるのだろうか?】

・・・?

【男がつぶやいた言葉に少し首をかしげる。】
【そんなに珍しいものなのだろうか。】

―――フイーンフイーン

【もうアニメは終わり。】
【エンディングのテーマに乗って、うさみみが動き始めていた。】

・・・・・・・・・こんばんわ。

【日も沈み始めたころ、彼女は一言そう言った。】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/03(木) 21:51:57.66 ID:kL4o3f0AO<> >>550
/乙でしたー!
/戻ったwww <> 【異殊神器】武器orアクセサリー作って特殊効果を+する<>sagesaga<>2011/03/03(木) 21:53:39.35 ID:4CUKQOt20<> >>549
で、ですよね、すいません…
ちょっと家までの早さの記録を更新しようと思ったらこんな事に…
ごめんなさい ペコリ

【シュンとして、素直に謝る】

へ?…い、要りませんよそんな、へ、へんな本!
わ、わたしは別にそんな本に興味ないです!

【とはいいつつも、彼女も小学校高学年】
【そういったことにとても興味を持つお年頃】
【顔をより一層赤くし、チラチラと本を見ている】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 21:58:19.85 ID:t8mrXg2h0<> >>551

あ、こんばんは…。
…白黒テレビなんて、今時珍しいね。

【エンディングを見ている。】
【おそらく見たことは無いアニメだろうが、どこか懐かしい感じもする。】

……。
その……、耳は?

【先程から気になっていたようだ。】 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 22:04:10.71 ID:mrAmPMn90<> >>544
・・・結構、嫌いじゃない。

【白黒テレビを見て、そう言う。】

・・・・・・?

【相手の問いかけに対し、少し不思議そうにしてから】
【うさみみに手を伸ばした。】

―――ぴた

【そうすると、触る前に動きは止まり只のうさみみに。】
【さわさわと触ってみるが、別に何も変わったところはない。】

・・・・・・?

【彼女は少し心の中で、首を傾げるのだった。】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 22:09:28.83 ID:38EUma4ho<> 風呂はいってくる <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 22:11:15.51 ID:t8mrXg2h0<> >>555

なんか懐かしい感じ、だね。

【同じく、白黒テレビを眺めている。】

…つけ物?
(そりゃそうか…。いや、まぁ獣人もいる、か。)

どうして付けてるんだ?

【うさみみを観察している。】 <> 【即念罠匠】概念付与。詳細Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 22:16:15.20 ID:2Snxwb2SO<> >>553

「ふふふ、元気一杯といった所ですか、喜ばしい限りです」
「それに、今回は私にも否がありました、頭をお上げなさい?」

三度の涅槃スマイル、少女に対してこちらもまた、頭を下げた。


「……おやおや、隠し事は行けませんよ?」

視線の移ろう瞳をしっかりと見据え、掌を少女の額に当てようと、伸ばす。
背後にあった街灯が、丁度少女の位置からは後光に見える。かもしれない。


「さあ、己の本心に忠を尽くし、この経典を手に取るのです。上辺と虚栄を捨て去り、本心でこの経典から教えを学びなさい。
真実と向き合う事こそが、涅槃へ至る最初の一歩であり、その一歩こそが涅槃への門を潜る一歩なのですよ。
人間誰しも、心底では“こういう”願望を抱いているものです、神より創造されしアダムだけの世界、アダムのみで完結する世界を。
所詮アダムの欠片から作られた私達に、介入する由はありません、私も、あなたもまたそういったイブの一人。
アダムの世界に思いを馳せなさい、アダム達を崇め、アダム達に焦がれ、アダム達と決別する。

アダムの世界を心から否定するイブなど居ません、今こそあなたも涅槃に至る時―――――自分を、解き放つのです」

和洋折衷のやけに長い説法を終えた後、女は更に手を伸ばし、少女の胸元へ本を突き付ける。
カルトじみた言葉を発する笑顔の女は、この上無い程に不気味だった。 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 22:19:09.18 ID:mrAmPMn90<> >>557
・・・ええ。

【流れるは安っぽいギャング映画。】
【ある男がジャズバーに入った所から、物語は始まる。】

・・・分からない
・・・・・・きっと大事なものだから。

【そう一言言った。】
【実際はよく分からない。なんとなくだ。】

―――ぴこぴこ

【うさみみは風に揺られるように動き、違和感を感じさせない。】

・・・あなたも・・・・・・変わったバッジ。

【そう言って、彼の付けているバッジを指差した。】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 22:28:47.41 ID:t8mrXg2h0<> >>559

…流れてる番組も、なんか古いやつが多いね。
(古いB級映画か…。)

【あまり映画は見ないようで、タイトルまでは分からない。】

え、わかんねーの…?
…君変わった子だね。

【うさみみを眺めている。獣、という点で若干の親近感が湧いたようだ。】

あ、あぁ、これ?
これは"ジェイル"のバッジだよ。
最近入隊したんだ。

【バッジの部分の服を引っ張って、良く見えるようにする。】
【通りの覚束無い電灯の明かりで、淡く輝いている。】 <> 【異殊神器】武器orアクセサリー作って特殊効果を+する<>sagesaga<>2011/03/03(木) 22:29:38.46 ID:4CUKQOt20<> >>558
そ、そんなことないですよ。私が悪かったです

【そして言われるがままに顔をあげると】

oh…
(おとうさんおかあさん、私すごい人にあったよ)

【神っぽい人がいた】
【そのまま話を聞く】

あだむだけの…本心…にるば〜な…

【ぼーっとしている】

すごいですね、そんな考えを持ってるなんて!

【洗脳完了】
【なんか興奮している】

もらっていいですか?できれば何冊か参考に
気になってきたんです、その本

【騙されるな!まだ間に合うぞ異殊ちゃん!】
【カンバック!】【こっちだ!】

男同士というのもいいですね!

【( ;o\o)<ウソダドンドコドーン!!!】 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 22:35:21.31 ID:mrAmPMn90<> >>560
・・・。

【無言。だが、嫌というわけではない。】
【何か言葉の裏に、悪意以外の何かが感じ取れたからだ。】

【だから少し心の中で自分に対し苦笑してしまった。】

【映画はお茶の間の空気を濁す中盤に差し掛かり】
【主人公とヒロインのラブロマンスが始まっていた。】

・・・・・・?

【聞きなれない単語に少し首を傾げる。】

【淡く輝くバッジを無表情だが、不思議そうに見つめて。】 <> 【即念罠匠】概念付与。詳細Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 22:42:44.56 ID:2Snxwb2SO<> >>561

「何も凄くはありません、私はメシアたるアダム達を崇め、その思想を説いているだけです」

“経典”を少女の手に握らせ、首を斜にやはり涅槃スマイル。
後光の発生源に蛾がたかっているが、きっと気のせいだろう。


「どうぞ、これであなたもきっと、涅槃に至る事が出来るでしょう」

「そう―――『ホモが嫌いな女子なんて居ません!』私の師の、最初の教えでした」

地面に置いたままの紙袋へ手を差し出す。涅槃スマイルは「好きなだけ取りなさい」と言わんばかりのにこやかな色を湛えていた。
<> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 22:46:10.59 ID:t8mrXg2h0<> >>562

(…ラブロマンス。こういう状況だとちょっと気まずい…。)

【目線をそらして、頬を掻いている。】
【気まずそうだ。】

…ジェイル…知らない?
治安維持組織だぜ。まぁ、街の平和を守ってるってこと…。

【服を下ろす。指紋も付いていないバッジは、よほど大事にしていると思える。】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/03(木) 22:47:48.03 ID:38EUma4ho<> >>556
/わーお・・・誤爆すみません・・・ <> 【異殊神器】武器orアクセサリー作って特殊効果を+する<>sagesaga<>2011/03/03(木) 22:53:21.79 ID:4CUKQOt20<> >>563
求め、説くだけ…
(このお方は素晴らしい人だ。フッタと呼ぼう)

【相手の言うことを真に受け、経典を胸に抱く】
【おいおいマジかよ冗談キツいぜ】

ホモが嫌いな女子はいない…

【ちがう!君は騙されているだけだ!引き返せ!】

好きなの持ってっていいの?

【( ;o\o)<ナズェミテルンディス!!!(BL本を)】

…じゃあこれとこれとこれ!

【( ;o\o)<オレノココロハモウボドボドダ!!!】

ありがとうお姉さん!またね!

【そういって、本を抱えて走っていった】
【当然、回りの人の注目を集めている】

【オルァオマエヲムッコロス!!!>(o\o* )】

/乙でした!
<> 【剣極練刀】<>sage<>2011/03/03(木) 22:57:15.49 ID:zumoMUNro<> 【街中】

【上空をゆっくり旋回してきた大型の旅客機が空を音を立て進んだ】
【夜空に覆いかぶさったその分厚い雲を、難なく突き破って消える】

・・・・・

【青年は、まるで流れ星にするように、それを見上げていた】
【人々は歩みを止めない。ただ、黙々と、機械のように足を動かす】

・・・・なるほどな

【青年はそれを見て、かすかに笑った。何かを見つけたような、そんな】
【気が付いたような笑みだった】

・・・「どこへでも行ける」・・・か・・・

【雲の合間から、橙の光が漏れた。一筋の光が差し込んでくる】
【青年は、それを見ながら、「彼女」を思い浮かべた】

・・・・行こうか。「世界の果て」へ。

・・・気ままに旅して廻るのもいいかもな

【腰に差してある二振りの刀】
【それを確かめるように軽く触った後】

【剣士は再び歩き出した。―――――まだ見ぬ強者を探して・・・】


【剣極練刀】 リタイア <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 22:57:43.75 ID:mrAmPMn90<> >>564
【ロマンスを演じる主人公たちの部屋の前に立ちふさがる集団。】
【ドアをけ破り、主人公たちへ早口でまくしたてる。】

【ギャングモノの宿命と言うべき展開。】
【機関銃による銃弾の雨。】

【――――続編へ続く。】

【急転直下。この間わずか五分。】


・・・そう。

【きっといい所なんだろうな。なんて思いながらも口には出さない。】
【苦手なのだ。不器用でぶっきらぼう。】

いい・・・所なのね。

【辛うじて口から出た言葉はそれだけ。】
【彼がよほどそれを大事にしている事を見れば、いい所なのだという事は自然と想像できたからだ。】
【もう少し表現を柔らかくすれば、可愛げもあるのだろうか?】

【そう、武骨でぶっきらぼうな少女は考えた。】 <> 【即念罠匠】概念付与。詳細Wiki<>sage<>2011/03/03(木) 23:02:08.92 ID:2Snxwb2SO<> >>566

「ええ、ではまたいずれ。同じ道を歩む者よ」
「あなたがその道を違えない限り、アダムと私はあなたと共にあります」


―――――数分後

「………計画通り、あたしは新世界の神になる」
「もとい、[ピー]世界の神に……!」

そこにはうすら笑みを浮かべてほくそ笑む、女の姿があった。


/乙でした!色々と申し訳ない…… <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 23:05:03.95 ID:t8mrXg2h0<> >>568

(……急展開だな…。このへんがB級なのかね。)
(…っていうかコレ続編に続いてるのかよ!)

【勝手に脳内映画評論家になっている。】

良い所…なのかな?
まぁ、まだ新入りだから…ぺーぺーだしね。
これから頑張るとこさ。

【穏やかな表情だが、目は輝いている。】

…君は能力者なの?

【一般の住民なら、ジェイルの名は知っているはず。】
【何か特殊な環境に置かれてる、もしくは置かれていたので、知らないのではないか。】
【特殊な環境ってことは、能力者であるかもしれない…そう考えた。】 <> 【旋風制御】@wiki<>sage<>2011/03/03(木) 23:10:50.20 ID:g/uDZrrAo<> 「・・・眠い」
【だそうです】
【少年は夜の公園で一人、ベンチに座っていた】
「・・・久しぶりに星が綺麗だ」
【風流なことを考えてみる】
【そんなことを考えながらも】
「・・・・・・ていうかここどこだよ」
【まあ要するに迷っているわけで】
【アカデミーに帰って寝たいが帰り道が分からない、そんな状況にあるわけで】
「・・・どうするか」 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 23:16:35.46 ID:mrAmPMn90<> >>570

――――びーん

【あまりの衝撃にうさみみはぴんと突っ張っていた。】
【そして次の番組はプロレス中継。】

【番組構成は滅茶苦茶なようだ。】

・・・・・・そう。
・・・その考え方・・・・・・嫌いじゃない・・・。

【彼女なりのエールだ。】
【無表情なので、時に喧嘩を売っている様に間違われる彼女にとっては】
【こういう事を言うのは珍しい。】

・・・どう・・・・・見える・・・?

【逆に、こう答えた。】
【やはりこういう事は自分から言いたくはない。】

【彼女の中にある、『能力者』という表現が】
【彼女に複雑な心境をもたらしていた。】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 23:25:57.01 ID:t8mrXg2h0<> >>572

…!…!

(まさかのプロレス…。これはもちろん地上波ではなさそうだな…。衛星放送?)

【そしてプロレスに驚いたのかピンッっと張るうさみみにも驚く。】
【そもそも、良く考えたらかなり不思議な状況にいることに気付く。】

…。そっか、ありがとう。
オレ頑張るよ。

【正直、先程まで"変な子"という印象だった。】
【しかし、話していくことで大分印象が変わってきているようだ。】

(この子、結構いい子だな…。少なくとも、裏があるような感じではない…。)

【ジェイル隊員である以上、一応疑ってはいたようである。】

…君は、"良い能力者"、かな。
なんか幼稚な表現だけど…。

【自分の語彙力の無さに、苦笑い。】

オレも能力者なんだ。 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/03(木) 23:41:10.05 ID:mrAmPMn90<> >>573
・・・。

【ちょっとだけ嬉しそうな雰囲気を醸し出す。】
【他人から見たら気づく人は少ないだろうが。】

・・・ありがとう
・・・結構「嫌いじゃない」。

【褒められているかどうかは分からないが、やはりこういう事を言われると嬉しいのだ。】
【武骨でぶっきらぼうな彼女は、自身が出来る方法でお礼を言った。】

【どんな能力を持っているとか、能力者とか】
【話すのは苦手だ。不器用だから。】

【相手が話している最中に、歩き出す。】

・・・・また・・・
・・・ばいばい。

【心の中で自身の不器用さとを悔いる。】
【彼女は夜も遅くなった町の中でそんな事を思いながら、歩いた。】

/絡みありがとうございました。
/時間がちょっとなくなってきたので落ちます。
/ありがとうございました。 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/03(木) 23:45:13.63 ID:t8mrXg2h0<> >>574

「嫌いじゃない」…か。
彼女の独特な表現なのかな。

【少女が去っていくのを見送る。】

不思議な雰囲気の子だったな…。

…さて、オレも…。

……もうちょい見てから行こう。

【なんだかんだでプロレスが気になるようだ。】

/遅くまで絡みありでしたー! <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 00:20:07.69 ID:dPkoEzk3o<> 【首から額にまでグルグルに包帯が巻かれ、顔は少しも見えないが顔立ちが僅かに女性っぽく、フードを深く被り】
【背中には二つの身の丈はあるほどの巨大さの大剣を背負い、目立つことこの上無しであるような人物が公園を歩いている】
【最近、とある人物とのやり取りで幾ら何でも自堕落過ぎな気がしてきたので、ネカフェ浸りを控えるようになったらしいが】
【だからと言ってやる事など無く、結局は公園で時間を潰すかどうかの場所の違いだけであり、暇な事この上なし】
【おまけに悩みは幾つも付いて回り、考え事も山の様にあり、ある意味顔に巻いた包帯は現在の”窮屈”さを表していた】
【しかし、実質としては暇……何とも矛盾している状態である、忙しいのに暇、と言う】

「……そう言えば、最近良い事少ないなぁ……はぁ……」

【ふと思えば、通り魔を退治したりとか一般人に思わず愚痴って警察を呼ばれたりとかで良い事一つも無い】
【嫌な事は一つも片付かないのに、良い事は積み重ならない、神様がいるとしたら中々に酷い仕打ちである】
【まぁ、別にそういう理由で神を信仰している訳では無いので、別に助けてくれなくても良いのではあるが】
【兎にも角にも、最近何だか疲れ気味なのである、肉体的にも精神的にも、更には他にも色々】

「……あ、ドクターペッパー買うの忘れてました、fuck」

【……口が悪いのはいつもの事である、いや、聖職者がいつも口が悪いのはあれかもしれないが】
【人様の前ではキレたりしない限り穏やかな口調なので、良いのである、ばれなければ】
【その肝心のキレるラインと言うか、かなり短気な性格なので少し挑発するだけですぐ暴言を聞けるかもしれないが】 <> 【魔工突貫】建築系魔法少女<>sage<>2011/03/04(金) 01:23:36.93 ID:Nvm1TeWSO<> 【夜空一面に広がった暗雲の裂目から僅かに月が見える、不気味な夜】
【足元を照らすのは健気にも注がれる頼りない月明かりのみで、暗い夜道にはいささか以上に心許ない】

【その上、場は寝静まった深い森の、そのまた奥地で】
【余程の方向音痴か狩人でもなければ、到底来ないような、そんな土地柄】

【そして此処に、一人の少女が訪れたのであった】

【少女の名はアーティー。夜の顔、魔法少女へと姿を変えたその姿は】
【どこか浮世絵離れした雰囲気で。手にした得物が尚更際立っていた】

【そして、少女アーティーはとある存在を求めていた】
【魔物、と呼ばれる「殺しても罪に問われない」架空の存在を】

【無論、アーティーも魔物を信じている訳ではないが、それが「魔法少女」の宿命と疑わず】
【目にしたモノを「マモノ」と呼ぶことで、「魔法少女」で在ろうとしている】

【物騒且つ迷惑極まりない発想をした当のアーティーの目は、闇へと注視されている】

【「マモノがいないだろうか」】
【そんな傍迷惑千万な期待を込め、藪をかき分け辺りへと目を配らせている】 <> 【魔開王】@メティオ・ティタウルス<>saga<>2011/03/04(金) 01:42:55.82 ID:pijltKLCo<> >>577
雲の切れ目から少女を眺める月。
それはまるで蛍のように様に淡い光を放ち、夜天の存在を明らかとする。
森の葉が、ナキウサギが、そして風が静かに、平穏を告げていた。

だが、そんな平和を打ち破る一つの赤きモノ。
それは落下の重力により大地を盛りあげ、揺らめく火炎は空気を焼き、春の兆しを葬り去る。
隕石、冬の訪れが今年は早くやってきたようだ。
破滅が近いことを示さんとばかり、それは少女の目に移る。
赤紫の軌道を描き、端から見れば不吉な色だが美しい彗星に見えるモノは、少女から離れた場所にある山村の方角に向かう。
気づかずとも気づくとも、爆風と轟音と共に落下の合図が聞こえるだろう。 <> 【魔工突貫】<>sage<>2011/03/04(金) 02:06:25.61 ID:Nvm1TeWSO<> >>578
【ふと、周囲が異様に明るいのに気付いた少女が何事かと空を見上げる】
【その清流を思わせる水色の瞳には、件の流星が赤紫の線を描いているのが見えた】


【流星が振りまく不吉な明かりの戸張の下、時を忘れたように少女は見入っていた】
【その不可思議な色彩が少女を惹き付けるのか、流星が去るのをただ眼で追い―――】

【―――小柄な少女の身体が、轟音と共に宙へと放られた】

【そこで一旦少女の記憶は途絶え、再び目覚めた時には―――】



/ソーリィ。気付くのに遅れました <> 【魔開王】@メティオ・ティタウルス<>saga<>2011/03/04(金) 02:17:04.02 ID:pijltKLCo<> >>579
少女が目覚めた頃には周囲は焦土と火炎に満ちた煉獄が訪れていた。
まるで龍の息吹が如く上昇する熱気、雲は無く、月はその光を大地に届かせれれないくらいに地表の粉塵が舞っていた。
そして夜の太陽ともいうべき、巨大な火事が、少女の目からも見えるであろう。
そこから出てくる子鬼…ではない。全身灰だらけになり自身の肉体が正にその灰の一部になろうとする人間であった。
火事の根源たるその存在が巨躯を起こす。

それは、古の時代より滅びた存在。恐竜。
それは雄たけびを上げ火山を噴火させるように鼻腔から溶岩の様な液体を垂れ流し、周囲をさらに火山にせんとその恵みを齎さんとしていた。 <> 【魔工突貫】<>sage<>2011/03/04(金) 02:33:48.13 ID:Nvm1TeWSO<> >>580
【目覚めた時、最初に感じたのは喉の渇きと、膚を焼く熱気であった】
【最初、朝目覚めるように細めた目から急速に水分を失うのを感じた少女は】
【痛みからか、もしくは異常性からか、得物を固く握ったまま跳ね起きた】

【足が地につき、その振動が身体を抜ける感触で覚醒した少女は辺りを見渡すが】
【辺りは灼熱の原。とても先程までいた森とは思えない光景に言葉を失っていたが】

【視線の先に動くナニカの存在を認めると、水を打ったように顔付きが変わった】

【それは戦士の顔。凛々しさと雄々しさが混在した表情】

【尚も上昇を続ける火炎の渦中。頬をつたう汗の数は刻々と増え】
【対峙する「小山」から発せられる殺意に背筋に冷や汗がつたう】

【しかし、それ故に少女は得物を対象へと向け、構える】
【彼の巨躯と比べると玩具以下のソレを、彼の目に見えるように前へと突きだし】 <> 【愛玩動物】丸い何か<><>2011/03/04(金) 02:46:59.39 ID:OWnV2LXDO<> ……だれかきてくれ
【いつまでも公園のベンチの下にいる丸いもふもふ】

……はあ
【さすがに人肌が恋しくなってきた】 <> 【魔開王】@メティオ・ティタウルス<>saga<>2011/03/04(金) 02:48:36.44 ID:pijltKLCo<> >>581
恐竜……種別で見るならばティラノサウルスだろか?
その大きく開いた顎から涎のようにマグマが溢れ、牙はまるで溶鉱炉の中にある鉄の様のようにすさまじく変形を続ける。
水分が消滅し、木々は墨どころか気えていき、それらの現象を止めるには、皮膚が爛れつつも再生力がすさまじい化け物を倒すしかないようだ。

ゴォオオオオオオオ!!!
咆哮が熱風とともに放たれた、爆音を持った破裂の様な響き大地は震撼する。
小山ですらその咆哮をぶつけられたなら粉砕してしまうほど。
それが少女の後方にある小山にぶつけられていた。
……なぜ?なぜ。それを少女にぶつけないのか?

それはとある事情があるのだが、それは自分で確かめて欲しい。

(遅くなって申し訳ないのですが…時間が迫ってしまいました…凍結いいですか?) <> 【魔工突貫】<>sage<>2011/03/04(金) 03:07:09.14 ID:Nvm1TeWSO<> >>583
【唸りを上げ、激しく噛み鳴らす高々と掲げられた小型チェーンソー】
【全ての起点となるソレを構えたまま、しかし彼女は動けずにいた】

【対峙する相手の巨躯もさることながら、彼女には手札が少なすぎた】
【第一魔法は、この場では意味を成さず。続く第二魔法も彼の皮膚には通らないだろう】

【そう考え、第三魔法、召喚を行おうとしたその矢先、またも浮翌遊感を彼女は覚えた】

【彼の一鳴き。ただの咆哮ですら、華奢とはいえ人間を浮かせてしまえる】
【ソレを身をもって知り、何かが崩れる崩落音を遠くに聞いた彼女は、僅かに歩を下げた】



/構いませんが、明日来れるかはわかりませんので最悪無かったことにしてください
/あと、殺しにきてもらって構いません。なぜそれを言うのかは、推察してもらいたい <> 【魔開王】@メティオ・ティタウルス<>saga<>2011/03/04(金) 03:09:35.00 ID:pijltKLCo<> >>584
(了解しました、まぁ、キャラクターの性質上運行できなくなるわけではないので…お休みなさい!) <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/04(金) 11:02:38.21 ID:+ZGAgFjIO<> ―――PM11:00

暗闇に包まれた公園に、黒い黒い火柱が上がった
公園の大気が一気に縮小し、大地は凍りつき、凍結した水分がきらきらと宙に舞う


「はっ、その程度でわたしに喧嘩売るなんて、たいした度胸だね」

けらけらと笑いながら、真っ白になった人型を馬鹿にする、少女がいる
服装容姿はwiki参照だ

「んじゃ、あの世でがんばってね」

少女の目の前にある真っ白の人型は、明らかに人間
ただし、ぴくりとも動かず、生命らしい反応が無い。

ゴスロリ服の少女が、軽く腕を薙ぐと、その軌跡に黒炎が現れる
それらは徐々に刃の形を生成していき―――「何事もなければ」、男の心臓に突き刺さるだろう <> 【睡快悪魔】@wiki @wiki参照<>sage<>2011/03/04(金) 11:09:09.45 ID:9Yl/7SJI0<> >>586
「そこまでよ!」

【突如現れた謎の女】
【特別なスーツを着ているわけでも、マスクをつけているわけでもない】
【たまに見掛ける普通の女子高生のような服装で登場だ】

「その男を離しなさい! さもないと……、え〜っと アレよ!?」 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/04(金) 11:17:32.74 ID:+ZGAgFjIO<> >>587
「―――……は?」

後ろから、いきなり威勢のいい声をかけられた。
見かけは明らかに一般人だが、この光景を見て首を突っ込んでくるのは間違いなく能力者だろう

「これは、わたしの獲物」
「だからあなたに、止める権利なんてないの」

一旦は停止していた刃が、再び稼働する
鉄の二倍ほどにまで硬くなった黒い炎は、いとも容易く凍りついた男を貫き
シャーベット状の血を、垂れ流させた

<> 【睡快悪魔】@wiki @wiki参照<>sage<>2011/03/04(金) 11:21:56.52 ID:9Yl/7SJI0<> >>588
「! ジョ、ジョ〜〜〜〜ン!」
「ああ、大丈夫よ? 私がそばに居てあげるから…、ジョン……ジョ〜〜〜ン!」

【ほぼ死が確定した男の様子を見て泣く彼女】
【その男を自らの恋人と思っていたのだろうか?】
【それは彼女がのみが知る世界】

「グスッ…、ウゥ」 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/04(金) 11:44:09.32 ID:re2nQ34IO<> >>589
/遅れましたっ!申し訳ない…

男の身体を貫いた黒焔の刃の温度を上げ、火葬して行く
まるで、泣く女が視界にないかのような対応だ

「残念でした♪」

少女は、異常なまでに残酷な笑みを浮かべていた
二人の関係を妄想し、笑っているのだ <> 【睡快悪魔】@wiki @wiki参照<>sage<>2011/03/04(金) 11:46:47.97 ID:9Yl/7SJI0<> >>590
「ジョ……って誰?」

【どうやら、良く見たら体格が違っていたようだ】
【それぐらい一瞬で見分けが付くだろうに……】
【悲しみから解放された彼女は、相手に近付いた】

「殺しは良くないわよ〜?」
/do not worry <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/04(金) 11:55:39.19 ID:QLF4MUCIO<> >>591
「……?」

…どうやら、人違いだったらしい
馬鹿なのだろうか…と判断し、脳内ランクは犬の一個下辺りに認定した


「べっつに、こいつが仕掛けたわけだし」
「正当防衛ってやつよ」

黒焦げになっていく男の体
発見された時には、刺されて燃やされたことしか分からないだろう
更に能力を見せれば、訴訟は難しい <> 【睡快悪魔】@wiki @wiki参照<>sage<>2011/03/04(金) 12:01:34.78 ID:9Yl/7SJI0<> >>592
「流石に過剰防衛よ〜 正当防衛って言えば何でも良いってワケじゃなくてよ?」

【そう言うと、相手に近付く】
【相手に触れるためだ】
【無論、相手は怪しむだろうが】

「それとも戦闘マニアなのかしら?」 <> 【邪炎黒姫】<><>2011/03/04(金) 12:18:39.63 ID:iam/L45IO<> >>593
「まぁ、少なくとも法的に捕まらなければいいんじゃない?」

女はずいずいと近づいてくる
怪しまない訳がなく、それにあわせて下がっていく

威嚇のためか、少女の手からは炎が漏れ出している
闇に紛れる色のためか、やや見にくいかもしれない

「別に戦闘マニアってわけでもないわ」
「売られた喧嘩は買うし、売られなければ仕掛けない」

女の不可解な行動に怪訝そうな表情を浮かべながら、質問に答える <> 【睡快悪魔】@wiki @wiki参照<>sage<>2011/03/04(金) 12:24:10.26 ID:9Yl/7SJI0<> >>594
「…、え〜っと……平和主義者なの?」

【少々困惑している様子だが、それでも相手に近付く】
【逃げるという選択肢もあったのだが、相手が追い討ちをかけてくる可能性ももあったため、逃げる事ができなかった】
【それなら、前に進むしかない】

「でも、そんな短気な思考回路は駄目よ〜」 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/04(金) 12:28:00.97 ID:ywRmRFaIO<> >>595
うざい。
こーゆー年増のお節介が、1番苛つく

「……あんたにはかんけーないでしょ」

次第に苛ついて来たのか、声を僅かに荒げる
それが短気だというのに…

「それとも、何?」
「あんたも焼け死にたいの?」

時々後ろを見ながらも、少し歩調を早めて後退し続ける
両手から噴出する炎が、感情に合わせてやや強くなった <> 【睡快悪魔】@wiki @wiki参照<>sage<>2011/03/04(金) 12:35:04.29 ID:9Yl/7SJI0<> >>596
「ふ〜ん……ならいいけど」

【そういうと、踵を返し帰ろうとする】
【が、実際は違う】

【相手の感情や炎を見て、殺気を感じた】
【故に、戦うことを覚悟したのだ】

【相手が炎を放出するようなら戦い、出さないようならそのまま帰る予定だ】
<> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/04(金) 12:39:15.30 ID:24kQ6fgIO<> >>597
「ふんっ…わかればいいわよ」

踵を返した女
その姿が見える前に、少女も方向を変えて歩き出した

少なくとも、自分から戦うことはしない

最近の出来事から、ちょっとした恐怖症になっているからだ


少女の姿は、安心感からか非常に無防備で
襲うのは、簡単だろうが…

/絡み乙、かな? <> 【睡快悪魔】@wiki @wiki参照<>sage<>2011/03/04(金) 12:45:03.43 ID:9Yl/7SJI0<> >>598
「…、バァ〜イ」

【襲ってくると予想したので、少し驚く彼女】
【相手が襲わないのに、戦うのは違うと考えているので、戦うはずがない】
【それに、戦いに向いていない能力なので、戦っても負けるだけだ】

【内心、助かったと思った彼女でした。】

/絡み乙です <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/04(金) 13:02:10.35 ID:BcXZxosIO<> >>599
/乙ありでした! <> 【囓渦氷刃】能力授与スレ>>993 白い学ランの高校生<>sage<>2011/03/04(金) 13:04:49.86 ID:46vxmmaBo<>
【冬と春の境界線を歩き進む弥生、草木芽吹き始め、始まりの季節】
【蒼く澄んだキャンバスに点々と朧雲の白が広がる空から降り注ぐ日光は穏やかに町を照らし】
【街角、交差点、大通り、歩く人々は穏やかな表情、だか忙しいそうに歩き回る】

【そんな町の一角】
【出来てまだ新しいのだろうか?、今だ純白の壁が汚れずに居るオープンカフェ】【彼が一人】

「……………中々」

【周囲には新しい生活を待ちわびるか、惜しむか、それとも両方か?賑わう人々】
【オープンカフェの名の通り屋外に出された座席は時間の為かちらほらと、そんな中】
【白い学ランを大柄な体に着る彼は、一人】【目の前の置かれるのは数個のサンドウィッチ、白い手袋を纏う右手には詩集を】


【───不意に花信風、花の甘い香りを運ぶ風が吹く、あどけなさの無い少年の頬は撫でられ、短く刈り込まれた髪は揺れる】 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/04(金) 14:55:14.76 ID:MZ3KzHKO0<> ・・・・。

【森】
【木々の生い茂る自然豊かなその場所で】

【地べたに正座する少女が居た。】

・・・・。

【刀を正座した体型の膝の上に置き、目をつむっている。】
【そして】

・・・はあっ!

【いきなり手に刀を持ち鯉口を切り、膝立ちになってから刀を抜く】
【剣術を習っていない、荒削りな動き。】

ガツッ!

【それは目の前の木を斬る事はなく、当たっただけ。】

・・・く・・・・

【そして、模擬刀の重さと衝撃で思わず刀を落とす。】

【少女は無表情に、だが少し悔しそうに】
【他人事のようにそれを見ていた。】 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 15:55:11.07 ID:Aq9NVr21o<> 不良A「お姉さん今から俺らと遊ばな〜い?wwwwwwwwwwww」
不良B「優しくすっからさwwwwwwwwwwwwねwwwwwwwwwwwwww」

女性「や、やめてください……困ります……!!」

【と、いきなりとてもベタベタな絡まれ方をしている女性が一人、とても困っている様子】
【ここは商店街のど真ん中、人がごったにする中でよくもまぁ強引ナンパする気になれたものであると不良たちを褒めたい】
【しかし、世の中は悪が滅びるのは自然の摂理、まるでモーゼの術にかけられたようにさーっと広がり始める野次馬たち】
【何故道を空けたのか?不良たちが騒いでいるから?惜しい、微妙に惜しい、正解は――――】

「……おお、これまたなんとベタベタな」

「私に、今直ぐ説教してくれと言っているのでしょう―――――かッ!!!」

【――――と、言いながら不良Bの後頭部を掴み、地面に投げ飛ばし、不良Bは顔面から地面にクリーンヒット】
【投げ飛ばした犯人は一見女性的な体つきで、見た目にそぐわぬ怪力を持ち、不良Bは鼻を折ったらしく鼻血を垂らし】
【有り得ない方向に曲がった鼻を両手で押さえながら地面をギャーギャー言いながら転げ回る】

「いきなり実力行使で失礼、いつもは猶予を与えるのですが……見た感じ、常習犯なのでお灸を据えようかと思った次第で」
「教団に連れて帰ってその腐った根性を叩き直したいところですが、生憎それができないのが残念」

不良A「ひっ、ひぃぃぃ……!!!」

【首から額にまで白い包帯をグルグルに巻き、コートのフードを深く被った不審な人物の背中には二つの大剣】
【見るからに怪しいと言うか、不気味な格好であり、そんな人物がぶつぶつと訳の分からない事を言っていれば恐怖以外の何ものでもなく】
【不良Aは倒れていた不良Bを助け起こしながら逃げ出そうと走りだし、不審者もそれを引きとめずに見送る】

【そして、被害者である女性へと歩み寄り、安否を確認しようともって片手を伸ばしかけながら】

「大丈夫ですか?」

【と、出来るだけ優しい声で聞いたのだが―――――】


女性「―――――い、いやあああああ!!!教団員よおおおおおおおお!!!!殺されるううううううう!!!!」


【――――女性は全力で走りだして逃げ出す、まるで変態を見つけたかのような叫び声、いや、見るからに怪しいのだが】
【女性は泣きわめきながら走ったので、野次馬たちもそれに釣られてキャーキャーと喚きながら逃げ出す始末】

「……うっかり」

【取り残された女性らしき不審者は、右手をフードの中に突っ込んで頭の後ろを軽くかきながら呟いた、こちらが泣きたいくらいであると言う意味で】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:17:01.20 ID:X8kIIFkJo<> >>603
/まだいらっしゃいますか…? <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 16:17:24.44 ID:biHQDUwh0<> >>603

不良D『こっちっす!』

…全く、この街は不良に溢れすぎだろ…。
いや、お前らもか。

不良D『俺らはミカさんには従うっす。』
不良G『だから、そのデザートイーグルを1回だけ試し撃ちを…』

黙れガンマニア。…そろそろk…、―――!!
不良DG『『!!』』

【駆けつけるジェイルのバッジを付けた青年と、不良らしき少年2人のそばを、】
【叫びながら逃げる女性、そして後を追うように逃げていく街の住民。】

…どうなってんだこりゃ。

不良G『教団とか言ってましたぜ、さっきの女。』

…オイ、不良関係の騒ぎじゃなかったのかよ。

不良D『…いやいやいや、俺らが見たときは確かにさっきの女が絡まれてたんスよ!』

…まぁいいや、そこの…残った人に話を聞こうか。

【そういうと、青年だけ、【断罪之剣】に近寄っていく。】
【不良少年D/Gは、ビビッってるのか、後ろで待機している。】


あー、えっとジェイルの者なんすけど…。
この騒ぎは一体?
<> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 16:18:18.37 ID:biHQDUwh0<> >>604
/ああー申し訳ない!
/どうしましょ… <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:19:56.82 ID:X8kIIFkJo<> >>604
/SO☆GE☆BU!!

>>606
/自分は居なかった自分は居なかった自分は居なかった。 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:20:30.46 ID:Aq9NVr21o<> /ぬ、でしたら、トリプルロールで良いんじゃないでしょうか
/トリプルが都合が悪ければ、うーむ……まぁ、その時はその時で <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:21:37.42 ID:Aq9NVr21o<> >>608
/はーい、これもありませんよー、あれー、608番のレスが見当たらないなー

/では、流体さんはまたのご機会に是非
/金さんにはこれからレスを返しますので <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:21:45.79 ID:X8kIIFkJo<> >>608
/トリプルはキツいので自分は引きますぉ…!
/またの機会に… <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 16:22:51.86 ID:biHQDUwh0<> >>607
>>609
/お手数おかけしました…orz <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:26:45.57 ID:Aq9NVr21o<> >>605
「あっ……あー……」

【いきなり話しかけられたので少しビクッと驚いたが、そちらへと不審者Aとも言える様な人物が視線を向け】
【背中に背負った身の丈ある程の長さの巨大な大剣はカチャっと音を鳴らし、存在感を強調する】
【とにかく、まぁ、目立つのだ、身長しかり、大剣しかり、服装しかり、教団員のレッテルしかり】

「女性が不良青年たちに絡まれていたので、追い払っただけですよ、うん、他には何にもありませんでした」

【何もなかったら野次馬は逃げないだろうが……と言うツッコミが聞こえそうな嘘を吐くのであった】
【教団関係者とばれると色々と面倒なのである、それもジェイルとなれば尚更、教団を良く思わない人間の方が多いのだから当然】
【不審者な女性の表情は包帯によって隠れており、それによって不気味さが更に満々と滲み出ていくのであった】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 16:33:01.39 ID:biHQDUwh0<> >>612

あー、貴方が解決してくれたんすね。

不良D『ほらぁ、俺達の情報合ってたっしょ!』

わかったわかった、助かったよ。
後はジェイルの仕事だから、もう散っていいぞ。

不良D/G『『あざーっす。』』


……んで、"何もありませんでした"ってのは少し疑問符が付くんですが…。
先ほどの女性と、野次馬の散り方を見る限り…。

【一応それっぽく、メモ帳とペンを取り出して事情聴取。】

【心なしか目が輝いている。】
【形から入るタイプらしい。】 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:43:15.64 ID:Aq9NVr21o<> >>613
「あー、えっと、ですね……」

【嘘が非常に苦手な性格らしく非常にしどろもどろ、もし包帯が無かったら目が泳いでいるのがバレていた】
【と言うか、嘘なんて吐いたの数年ぶりなレベルであり、あれ?嘘ってどうやって吐くんだっけ?レベルである】
【要は、普段嘘が嫌いな人物が嘘を吐かなくてはならないような事なのだが……まぁ、すぐにボロ出そう】

【と言うか、頭痛いのでやっぱりいつも通り――――】

「――――私、教団員なのでみんな怖がってしまったみたいですね」

【――――全て包み隠さず話すのであった、考えて見たら逮捕されそうになったら逃げれば良いだけの話】
【嘘を吐くとか、陰でこそこそするとか、考えてみたら改めて卑怯な事だと再認識した瞬間である、なにも今再認識しなくても……】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 16:45:31.76 ID:6hZ6UKQi0<> 【公園】
【ベンチに座ってムシャムシャとおにぎりを食べている一人の女】
【何故か、中指だけを器用に使って包みを開ける】

【膝の上にはビニール袋がおいてあり、おにぎり数個が入っている】

「……よし…」

【いただきまーすと口を開けた時】

【おにぎりの包みが風で攫われてしまった!】
【さっさとビニールに入れときゃいいのに】

「あ…!」

【口を開けたまま、その包みの行方を見守る】
【拾いにいけよ】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 16:51:09.56 ID:biHQDUwh0<> >>614

教団員…。

(初めて見たな…。)

【物珍しそうに眺める。結構失礼な行為である。】

(教団員は皆顔に包帯巻いてるのか?そういう決まりでもあるのかな。)
(女性は顔を見せないようにする、とかか?)

【派手に誤解をする始末。】

(…ともあれ)

あー、まぁ、先程の女性の叫び声、バッチシ聞いてたんで…。
貴方が教団員なのかなーとは思ってましたが…。

ま、でもその事実を隠し続けてたら、ジェイルにでもしょっぴくつもりでしたが。
素直に白状する辺り、特に疚しいことはしてなかった、と判断してもいいっすかね?

【色々と心の中ではカマをかけていたようだ。】
【しかし後半の部分はちょっと人が好すぎる判断ではあるが。】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 16:54:36.60 ID:X8kIIFkJo<> 噴水のある公園

比較的静かなこの場所に、浴衣姿の青年が居た
…更に詳しく説明すれば、青年は噴水の中で胡座をかいていた

凄まじい勢いで、不自然な光景である。


「―――……」

青年の座る噴水は、不思議なことに波紋1つたっておらず、それがまた違和感をかもし出していた

まるで青年の周りだけ、時間が止まってしまったかのようである


「―――……」

事情を知らない人からみれば、単なる不審者であるが―――ただ、精神統一をしているだけ、である
<> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 17:04:55.88 ID:6hZ6UKQi0<> >>617
「………む?」

【ふと通りかかった噴水公園で発見した浴衣姿の青年】
【噴水で胡座をかいている】
【周りの人たちは、青年を珍しそうに見たり、足早に立ち去ったりしている】
【何故、あんな所で胡座をかいているのだろう】

【そういえば人間には海水浴というモノがあるらしい】
【何か…水の中に入るんだよね確か】
【つまりこの青年が行っているのは………海水浴!】
【そうか確かに噴水の所で海水浴をするのはなんら不自然ではない】
【この機会、せっかくだし私も海水浴を体験してみよう!】

【と激しい勘違いをする女…中身はヒトデ】
【ちなみに、ここまで思考する間やく1.5秒】

【そして迷う事無く】

【ダッ!と噴水の中に向かって走り出した!】
【青年の横辺りに入水するつもりだ】 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 17:15:00.20 ID:Aq9NVr21o<> >>616
「もちろんです、神に仕える者が疚しい事をするはずが無いでしょう」

【と、教団員が言っても説得力がなくなってしまうのは自分としても悲しいものではある】
【しかし、それでも現に疾しい事はしていなく、教団員としての誇りもあるのでそんな言葉が出てしまう】
【まぁ、不良の鼻を折っていたが、それも何とも悪役キャラみたいな手法で】

「では、そろそろ行っても構いませんか?」

「偶然不良青年たちと会ってしまいましたが、一応買い物に来たので」

【何て言いながら親指を立てて自分の後ろを指差し、とっとと買い物に行きたいと言う事を伝える】
【ぶっちゃけ他人は好きではないし、長話なんてもってのほか、そもそも人通りの多い商店街を通ることすら勇気がいるのだ】
【そういう変わった性質なので、こういう風に大通りを大手を振って歩ける状況の時にとっとと移動したいのだ】
【下手に時間を食えばまた人が集まり、人が集まり……この女性からしてみれば人が集まるのは非常に嫌なのだ】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 17:23:06.63 ID:biHQDUwh0<> >>619

神に仕える者か…。
まぁ、オレが学園出身じゃなくて良かったですね。
問答無用でしょっ引いてたかも…。

【彼はアカデミー出身であった。学園とアカデミーはそれなりに交流があり】
【教団の学園襲撃事件は、アカデミーにも大きな衝撃を与えた事件であった。】

【なので、あまり良いイメージは無いのかもしれない。】


あぁ、お時間を割いてもらってすんません…。
最後に、お名前だけお聞かせもらえますか?

あ、オレはこういう者です。

【そう言って名刺を差し出す。】

-------------------------------
ジェイル四番執行部隊所属
御神本 悠作 能力名:【金剛獅子】

-------------------------------

まぁ、いらないとは思うんすけど…。
一応相手の名を聞く前に名乗るのが礼儀かなって。 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 17:25:15.35 ID:X8kIIFkJo<> >>618
/おわっ…遅れました

「―――………?」

流れるように自分を避けていく人々の中、激流に逆らう鮭の如くこちらへ近づいてくる
青年は、その集中力と大気の水分の動きを感知し―――

「――……(何者…!?)」

―――思わず、戦闘体制に入った
青年は微動だにしていないが、噴水の水が瀑布となり女へ襲いかかる
まぁ食らっても流される程度だろうが


<> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 17:30:12.13 ID:Aq9NVr21o<> >>620
「ふふっ、あなたが学園出身者でしたら、多分、私殴られてますよ」

【口元に手を当て、軽い笑いを交えながらそんな笑えないジョークを言う、まぁ、冗談のつもりでもないのだが】
【こんな性格なので教団員かどうか聞かれたら何だかんだで言ってしまう場合が多く、そして大抵恨み事を言われる】
【理想郷に行ってもそう、学園に行ってもそう、普通の街に行ってもそう、その度に返り討ちにするから余計に悪評は広まる】

「あ、そうですね、私とした事が失礼しました」

【名刺を受取りながら謝罪の言葉を述べると、こちらからも】

「私は……ジャンヌとお呼びください」

【何故か、名前を名乗る時に一瞬だけ間が空き、何か考え事をしていたが、結局普通に名乗る】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 17:32:54.81 ID:6hZ6UKQi0<> >>621
【よし!もうちょっと!】
【海水浴への期待に胸を躍らせ………】

「………?」

【急に噴水から、水がドバーッと生きたように出てくる】
【その矛先は自分】

【あわあわと手をバタバタさせるが、かなり間抜けな光景である】
【そしてそのまま、瀑布に飲まれる…】
【数秒後、水が引き………】

【数メートル後ろに、うつ伏せになって横たわる女性が】

【うーんうーんと唸っている】
【傍からみれば結構、辛そうに見えるだろう】 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 17:41:05.19 ID:biHQDUwh0<> >>622

まぁ、ジェイルという職に就いている以上、
あまり感情的にはなんないようにするつもりっすけどね。

【"ジェイル"という権限を使って、不良を良い様に使っているが。】

ジャンヌ…。
ジャンヌダルクみたいっすね。格好良い。

(それとも…偽名か?)

【一瞬空いた間に気付いたが、そこまで深くは考えていない。】
【メモ帳に記すと…。】

さて、ありがとうございました。

本来ならオレ達ジェイルが取り締まる場面だったんすけど…。
お手を煩わせましたね。

【そういって軽く頭を下げた。】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<><>2011/03/04(金) 17:45:49.53 ID:X8kIIFkJo<> >>623
「……っと」

あまりの突発的な出来事に、すこし過剰に反応してしまった
青年は目を開け―――前方10mほどに倒れている女を確認、素早く立ち上がり


「す、すいませんっ!」
「…大丈夫ですか?」

滑るように近づいて、抱き起こそうとする
唸っているのが尚更心配である <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 17:51:52.72 ID:6hZ6UKQi0<> >>625
「う…うー……!?」

【青年に近づかれた所で、ガバッと上半身を上げる】
【そしてショックを受けたような顔で一言】


「これが………海水浴…!!」


【よく見れば目がランランと輝いている事に気が付くだろう】
【そう、またも勘違いしているのだ】
【しかも元ヒトデなので、あの程度の水に流されても何とも無い】

【そして、青年には目もくれず】
【うおぉぉぉぉぉ!!と噴水に向かって猛ダッシュ】
【が、先ほどの青年の攻撃で噴水の水は少なくなっている】

【そんな事にも気付かず、止まる気配は無い】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 17:57:56.33 ID:R1/bXvqDO<> 【とある森の中。大きな滝壺を有する、広々としていながらも閉ざされた空間】
【俗な喧噪とは正反対に位置するその場所は、自然と人を惹きつけ、迷い込ませてしまう力があるようにも思える】

【轟々と響く滝の音を聞きながら、少女──の姿をした者は、其処で今日も物思いに耽っていた】
【時は夕暮れ、木々の合間からこぼれ落ちる斜陽が、少しだけ眩しい】
【長く尾を引いた白銀の髪の煌めきは、見る者がいたならば、ふと目に付くかも知れない】


/どなたでも、何でも、絡み待ちですよー <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 17:59:29.97 ID:X8kIIFkJo<> >>626
上半身を持ち上げた女の瞳は、やけに輝いていて、青年は、その言葉の意味するところをすぐに理解した

「あ、あの〜…」
「これ、海水浴じゃないです…よ?」

噴水にに向かって猛ダッシュする女を、ゆったりとした速さで歩いて追いながら
念のため、の指摘をした

<> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:03:52.01 ID:Aq9NVr21o<> >>624
「ジャンヌ・ダルク程格好良い人間ではありませんけどね」

【だがまぁ、褒められて嫌な気分になる人間等世の中にはそうはおらず、だが謙遜気味な笑みをし】
【それでも、それは別に謙遜とか謙虚な訳ではなく、本当に格好良いところなんて一つも無いと思っているのだ】
【まぁ、人間色々である】

「いえ、教団も”本来は”万人を助けるところですから」

「では、それでは今度こそ行かせてもらいます、また会えると良いですね」

【そう言ってからクルリと踵を返して背中を向け、歩き出す、商店街の奥へと向けて】
【二つの大剣は相手を見つめ、そのせいで女性の背中は大きく見え、何だか威圧感が増したようにも見えるが】
【当の女性自身は非常にのんきなものであり、これから自分の大好きな物を買いに行くので結構気分が良かった】
【引きとめたりしなければ、このまま去るだろう】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 18:05:05.44 ID:6hZ6UKQi0<> >>628
【後ろから警告の声が聞こえる】
【しかし!走り出した勘違いしたヒトデは誰にも止められないッ!!】
【そのまま噴水の中に"頭のから"勢いよく入水】

【プールか何かと勘違いしているんだろうか】

【もちろん、ただでさえ泳げない浅さの噴水の中の水が減っているのである】
【そこに頭から入れば頭をぶつけるのは必至!!】


【ごつんっ、という鈍い音と共に、噴水の中にずるずると吸い込まれていくヒトデ………】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:08:47.89 ID:G/m7FbKT0<> >>627

「・・・迷った・・・だと?」

とある森、ダンジョン踏破だーなどと抜かして入ってきた俺に待ちかまえていたのは・・・

迷子というお約束だった

「HAHAHAHAHA」

水の流れる音が聞こえ、そちらに向かったは良いがやはり道などない
いやー、どうすれば良いんですかねぇ。人なんているわけないですしさぁ
しかし視界の隅に映り込んだ煌めき、そちらを向くと一人の少女がいた
・・・話しかけるか話しかけないか、悩みのお時間中である

「あっのぉ〜〜」

が、悩んでいても仕方がないので話しかけることにする
これ以上状況が悪化したって大して変わらないからな <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル<>sage<>2011/03/04(金) 18:09:54.79 ID:biHQDUwh0<> >>629

あ、ハイ。
ではお元気で。


本来は…?

(本来は…か。彼女は…。)

【去る姿を見ながら、様々な考えが浮かぶ。】

ま、悪い人では無さそうかな。

【そう言いながら、彼もまたパトロールへと戻るのであった。】

/絡みありでしたー! <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:14:36.24 ID:X8kIIFkJo<> >>630
「…っ」

…噴水には、先ほどの攻撃によって水が殆どないはずだが…
女はなんの躊躇いもなく、飛び込んだ

青年は痛々しい音にうわっ…と眼をつむり、安否を確認すべく走り出した


「大丈夫、ですか?」

本日二度目となる台詞
青年も噴水の枠の中に入り、そう聞いた <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:18:59.10 ID:R1/bXvqDO<> >>631

【何者かの足音に気が付いているのか、そうでないのか──少女は、黙したまま佇んでいた】
【動いているものは、風に揺れる白銀の髪のみ】

【そこに、躊躇いを含んだような少年の声が掛かる】

「…………」

【数秒の間、少女は変わらず滝の方を見つめているようで】
【その沈黙は、思わせぶりに感じられないこともない】
【……が、実を言えば非常に上の空だった、というのが格好の付かないオチであり】

「何だ? 迷子か?」

【そのことを悟られないため、相手の方を向かずに、端的に聞く】
【外面は平然としているようだが、ほんの少しだけ慌てていた】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 18:19:43.04 ID:6hZ6UKQi0<> >>633
【いっつつ…と頭を抑えながらジタバタと悶える女性が見えるだろう】

「う…うーん…うん?」

【いったい何が起きたのかまったく分かっていない様子で辺りをキョロキョロと見回す】
【バカだなこいつ】
【そして青年に向き直り、頭の上にクエスチョンマークを浮かべる】

「え…えっと…いったい………ありがとうございました」

【ふとこの青年に声を掛けられたと気付き感謝する】
【が、繋ぎの部分がまったく無いので意味不明な言葉になっている】

【ことにこのヒトデは気付いていない】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:26:54.65 ID:G/m7FbKT0<> >>634

「ビンゴ、なんだ読心術でも備えているのか?」

こちらを向かず、俺を迷子だと当ててて見せた少女にある種の感心と恥ずかしさを俺は感じる
畜生、何だこの森は迷子多発地帯なのか?あぁん?それなら看板くらい立ててくれよな
立てないおかげで犠牲者になっちゃったじゃないか俺が

「それで道を聞く前に聞きたいのだけど・・・
 なんでこっち向かないの?」

ずーっと滝を向いているこの少女、どうしたと言うのだ
俺の服装か?迷彩柄の寝間着を見るのがそんなに嫌なのか?魔導書を持ってたって良いじゃない、魔法つかいだもの <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:36:15.77 ID:R1/bXvqDO<> >>636

「この辺りは迷いやすいからな」
「それに、敢えてこんな場所を目指して来る人間はそうそう居ない」

【あくまで淡々と、感情を見せることなく答える】
【ぼんやりしていた意識を無理矢理覚醒させ、ふぅっと息を吐いた】

「いや……特に意味は無いが?」

【そう言うと、ようやく振り向いて相手に視線を向ける】
【青い光を宿した目は強気そうに釣り上がり、どこか威圧するような印象を与えるが】
【普段からそういう顔立ちであるだけで、今のところ敵意などは持っていない】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:44:48.37 ID:G/m7FbKT0<> >>637

「迷いやすいので注意ってくらい看板立ててくれよ・・・」

やっぱ迷いやすいじゃあないかよおぉぉぉ!どこの範囲か知らないけど仕事しろ!
内心で立て札を立てない役所?に愚痴りつつ少女を凝視
んー確かに居ないのだろうがじゃあお前は何をしているんだろうか

「あーそう?
 まったく、人と話す時は顔を向けて云々って習わなかったのか?」

こちらを振り向く少女に慌てて凝視していた目を剃らす
一瞬間を開けてから少女の瞳を見___蒼い目か、と珍しさを覚えた <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 18:54:28.46 ID:R1/bXvqDO<> >>638

「看板を立てようが何だろうが、何故だか迷ってしまうような場所だからな……」
「私も、今でこそ慣れたものだが」

【と、相手の怒りが籠もった呟きに、少し困ったように返す】
【やはり、しばしば迷い人が現れる場所のようだ】
【慣れたと言うのは、森の中の歩き方と迷子への対応、両方を指しているのかも知れない】


「……そうだな、悪かった」
「それで、どこまで案内すれば良いんだ? この森の中なら、大体道は分かるが」

【急に目を逸らした相手を疑問に思いながらも、軽い調子で非礼を詫びる】
【そして、本題に戻ってそう訊ねた】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:01:14.68 ID:nzrz5ZZIO<> >>635
/すいません!遅れました!
/更には飯落ちがありそうなので、アレでしたら切ってしまって構いませぬ…


「……ぁー」
「近くに病院があるので、とりあえずそこへ行きましょう」

……!?
青年はものすごい勢いで勘違いをしてしまったようだ
可哀想に…記憶喪失になってしまったのか(青年視点)


「立てますか?」

辺りに散らばっていた水をかき集め、身体能力を上げ、女に肩を貸そうとする <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:03:57.71 ID:G/m7FbKT0<> >>639

「まさしく迷いの森だね・・・」

そんな馬鹿な話があるか!とは思うが少女の口ぶりからして本当っぽい
もう慣れたってことはこの少女は森にでも住んでいるのだろうか?
それともほぼ毎日この迷いの森にわざわざ入り込んでいるのか

「ふーん・・・とりあえず・・・うん
 いや、方向感覚も曖昧だからわからないし」

どこまで、と言われてもここがどこかわからないからなぁ
東西南北もわからないから出口までって言って入ってきた方まで案内されたら困るしさ <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 19:07:17.10 ID:6hZ6UKQi0<> >>640
【相手も勘違いしてしまったとは分からず】
【何故病院に……?】

【はっ、もしや頭を打った事を気に掛けているのでは!?】
【頭打った程度で病院とか、色々と穴は、いや、穴しかないが、それでもヒトデは確信した】

「…大丈夫…病院……行く…必要無し」

【病院に行くほどでも無いので、遠慮しておこう】
【が、カタコトの上にぽけーとした表情なので、信じてもらえるか不安】

/40分で遅れになったら自分が遅れ過ぎで閻魔翌様に舌を抜かれるのはそう遠くないですね
/全然OKっす、ごゆっくりどうぞ <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:12:48.59 ID:R1/bXvqDO<> >>641

「中々しっくり来る呼び名だな」

【相手が迷っているというのに、場違いに感心している】
【この辺りに暮らして長い彼女にとって、迷子との遭遇は日常茶飯事な他人事らしい】
【他人事と言っても放っておけず、ちょうど今のように案内役を買って出ることも、あるにはあるのだが】

「そうか……なら、とりあえず近くの町まで行くか? 町に着けば、そこで適当な奴に先の道は聞ける」

【完全に迷ってしまった少年に、そう提案してみた】
【ずっと籠もっているので、森には詳しいが、それ以外はさっぱりである】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:15:09.68 ID:d9Ju7bOIO<> >>642
/かたじけない…

「いえ、大丈夫ではありません。」キッパリ
「自覚症状がないのも気になります」

もう断固として記憶喪失を疑わない青年は、無理やりにでも女を立たせようとする
ぼーっとしてるし、滑舌も微妙だし…
大事になる前に検査だけでも…!

「ほら、行きましょう」

青年の力は、次第に強くなるだろう <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:21:33.74 ID:G/m7FbKT0<> >>643

「この森自体についてはしっくり来ないけどね」

感心する少女にため息。やはり慣れた奴は違うのか
慣れても迷子にならないってなくらいしか得がないから慣れようとも思わないけどな

「ん、お願いするよ・・・
 って街から先は知らないのか?」

適当な奴が案内してくれる___少女の投げやりな言葉に思わず聞き返す
まさかとは思うが森から出たことないのか?そうなら一大事だぞ
人生の七割以上は損してる、それは間違いなく言えるぞ <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 19:22:30.01 ID:6hZ6UKQi0<> >>644
【グイグイと引っ張られ、なされるがまま病院に歩き始める】
【あれ?何でこんな事になってるんだ?】
【とにかく誤解を解かなければ…と必死】

「大丈夫…私…頭打った………それだけ」

【でもカタコト口調】
【素なのでどうしようもない】
【どうやって信じてもらおうか…と頭の中はぐーるぐるしているが、無表情】

【まだ相手が勘違いしているとは思っていない】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:31:11.53 ID:8Pvvk5DIO<> /飯オチです! <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:31:26.33 ID:R1/bXvqDO<> >>645

「街には滅多に出たことがないからな……遠くから眺める程度だ」

【野生児、実を言えば野生動物な彼女は、街へ行く必要が殆ど無かった】
【森の中だけでも、生きていくだけなら事欠かないから】
【興味が全くないと言えば嘘になるが、自分から出て行こうとはあまり思わない】


「……まあ、私のことはどうでもいい。行くぞ」

【ばっさりと言って、着いてこいと手招きをしながら】
【滝壺のある場所から遠ざかるように歩き始める】
【確かに道は分かっているようで、足取りはしっかりしている】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 19:31:55.83 ID:6hZ6UKQi0<> >>647
/ゆっくり食べてきなYO! <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:41:03.94 ID:G/m7FbKT0<> >>648

「それは非常によろしくない、よろしくないぞ
 それをな・・・世間ではHI☆KI☆KO☆MO☆RIと言うんだ」

初対面の少女を引きこもり扱いとはどうなのだろうか・・・
ってナレーションが聞こえてきそうだな。うん、実際に思ったよ。なに言ってんだろうなって
しかしやはりそれはいけないと思うんだよなぁ・・・いや他意はなく純粋にもったいないと思う
アイスとか綿菓子とかさぁ・・・まぁそれは縁日のだけどさ
服とか美味しい食事屋とかゲーセンとか色々あるじゃないか?歩いて一日潰せるのになぁ

「・・・はいはい、っとと待ってってば」

歩き出す少女、それに続く俺
迷子から解放され街へと向かう。あぁ良かった、孤児院には帰れそうだ <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:44:25.57 ID:dXXgACSIO<> >>646
「頭打ったのが原因なのです」

少し歩くと、すぐに大きな病院に到着した
このまま抵抗がなければ、「脳神経外科」に連れて行き、審査を受けさせるだろう

初診?金?
こまけぇこたぁいいんだよ。

/お待たせしましたっ! <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 19:47:11.49 ID:R1/bXvqDO<> >>650

「ひきこもり……?」

【何となく、語感の悪さから大体の意味は分かった】
【とは言っても、本人としては森での生活も修行の一環】
【精神統一云々というやつである】

「あまり遅いと置いていくぞ」

【そう言いつつ、真っ直ぐ前を向いて、暗さを増した森を進んでいく】
【言葉とは裏腹に、相手の足音を聞いては、さり気なくその歩調に合わせていた】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 19:54:31.39 ID:6hZ6UKQi0<> >>651
【ずぉ〜んと目の前に立ちはだかる病院】
【病院には来た事が無かったのだが、来るのは初めてだ】

【にしてもこの病院でいったい………】

【そういえば、病院には注射という物があるらしい】
【なんと、皮膚に針を突き刺すというのだ】
【しかもとても痛いらしい】

【まさか今からそれを………】

【これは危ない、と危険(笑)を察知し、グイッと手を引いて青年の掴みから逃れる】
【そしてそのまま逃亡を図る!】 <> 【他力魔導】<>sage<>2011/03/04(金) 19:54:51.50 ID:G/m7FbKT0<> >>652

「とある場所から動こうとしなかったり
 家にこもって外に出なかったり的な意味だ」

知らなかったのか・・・じゃあ通じないよなぁ
ちょっとした罪悪感を沸かしたまま軽い説明をし

「それは勘弁してください」

間もなく日は沈み夜になろうとしているんだぞ
そんなとこに迷子の人間を置きっぱなしにしてみろよ。下手したら翌日には死体だ

しばし歩くがなかなか視界は開けない。少女にまだか、と声をかけようか迷ってしまう <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 19:55:22.33 ID:6hZ6UKQi0<> >>653
/聞いた事はあるのだがに脳内補正お願いしますorz <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 19:57:30.11 ID:5R46z7muo<> 【大通りの脇によく展開している施設、いわゆる道の駅】
【駐車場は殆どが普通車、しかしその中に混じって一台だけ明らかに不釣合な車両…重機が止まっていて少々人の目をひいていた】
【そこから少し離れて自販機、隣のベンチで缶コーヒー(maxコーヒー)片手に一息付いていたのは少女、黄色と黒のツナギで】
【同じく警戒色の重機の所有者だと、見れば大方予想はつくだろう】

仕事の後はやっぱり…コレに限るなっ

【どうやら仕事上がりの様子、空を見上げMAXコーヒーを一口。満足そうに呟く】 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:02:14.93 ID:Aq9NVr21o<> 「クッ……卑怯な……ッ!!」

【首から額にまで白い包帯をグルグルに巻いた女性らしき人物は、暗い路地裏で歯軋りをしながらそう言った】
【いつも背中に背負っている二つの大剣は既に引き抜かれており、右手には紅い刀身、左手には黄色い刀身の大剣を持ち】
【その剣先を地面に向けて斜めに降ろし、八の字を作る様な形で構えていて、既に断罪之時間であるようなのだが】
【どうも、目の前にいる不良7人程に苦戦している様子、不良等幾ら束になってかかってきても負けるはずが無いのだが】

不良A「ハハハッ!!さっきはよくもやってくれたババァ!!!」
不良A「なんだかよくわからねぇが、この人質……いや、クマ質のお陰で大助かりだ!!」

「クマ質ではなく、テディベア質だクズッ……!」

【高らかに笑うリーダー格らしき不良青年Aのは乱暴に30cm程の大きさのテディベアをかかえており、それにナイフを突き立てている】
【そして、それを見てますます機嫌が悪くなるが、斬りだすに斬りだせない様子を見せる断罪之騎士……つまり】
【この騎士はテディベアを人質として取られたから動けない、と言う何ともシュールな理由で攻撃ができないのだ】
【一見、コメディ臭溢れる光景だが、実際はそうではない、このままでは騎士がタコ殴られるの問題】

【段々と騎士の方へと包囲を続けながら近寄ってくる不良の集団をざっと眺め、自分が恐怖感を感じていないのを確認し】
【相手を異端者や罪人の類いとして見れているのがわかったので、後はあのテディベアを何とかするだけ……】

【まぁ、要は非常にシュール且つシリアスな状況、某ジャンプ解説漫画風に言えばシリアスな笑いである、多分】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:04:04.24 ID:R1/bXvqDO<> >>654

「そのままだな……」

【認めてしまった】
【ただ場所が自然に囲まれた森なだけ、一般的なひきこもりより遙かに健康的かも知れない】

「だったら、きちんと着いてくることだ」
「ところで……明かりになるものとか、持ってないか?」

【まだ出口は見えないが、道の様子が変わってきた】
【割と多くの人が踏みしめたような、道らしい道とでも言えば良いか】

【そこで、少女は明かりはないかと訊ねる】
【今更のようでもあったが、ここまで暗くなると足下が見えづらいのではないか、と思ってのことだ】
【彼女自身は、夜目が利くのであまり問題はない】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 20:06:27.94 ID:oRZBrMJso<> >>656
「仏説摩訶般若波羅蜜多心経・・・」
【般若心経を唱える男】
【袈裟姿に、妙に大きな身体は、周囲の相手を逃げさせるに十分な威圧感を放つ】
【男の周囲は人間が避けて通っていくのだ】
「・・・・・・暇であるな」
【般若心経を止めて周りを見渡す】
「面白いことは無いだろうか・・・」
【と、コーヒーを飲んでいる少女に気付く】
「ふむ・・・・・・」
「そこの少女よ、こちらを向くが良い」
【暇つぶしの相手にでもするらしい】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 20:10:25.34 ID:5R46z7muo<> >>659
ん…わっつあっぷ!?

【何やら聞こえてきて次、此方を向けとのどこかから指示】
【言われるがまま、声のする方向を向けば少し避けられる人影、一つ】
【少々の警戒を感じ得なかったが、それを表には見えぬよう上手いこと隠し陽気に尋ねる、「一体なんだ」、と】

【飲み干し、空となった缶は自販機横の回収ボックスに投げ込み、カラン、音がした】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:11:18.65 ID:X8kIIFkJo<> >>653
「あ、ちょっと!」

腕の拘束から、女が逃げ出してしまった
わけが分からない。とにかく追いかけよう

「待ってくださーいっ!」

青年の足は、常人よりちょっとだけ速い程度だが…
<> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:14:17.58 ID:G/m7FbKT0<> >>658

「・・・・・・

 あ、明かり?んー・・・あるけど森が火事になるかもしれないね」

引きこもりに関しては終わらせよう、認めちゃったし
次に少女に言われたのは明かりを持ってないかとの言葉。確かに暗くなって足元は見づらいが見えないって程じゃあないしいらないんじゃないかな
そう考えた俺は自分の持つ魔法を思い出し苦笑する。ま、あれ飛んでくしな

「ん、もうすぐか」

目を凝らして地面を注視すれば足元はざっぱな地面ではなくそれなりに歩きやすい地面になっている
なるほど、もうすぐ森を出るのか・・・ <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/04(金) 20:16:07.96 ID:jJrt5El00<> >>657

【今日も暗い路地裏を歩く黒髪の女】

あーまったく。あのゲームなんなんだよ…。

【どうやらゲームについてなにやらイライラしているようである。】
【するとそこへ、大人数の男達(…多分不良だろう)と、1人の女(?)が対立している様子が目に入る】
【位置的には、不良たちの結構後ろにいる。】

…憂さ晴らし決定。

【そう呟くと、自分の足の位置となぜかテディベアを持っている不良の位置との距離単位を変更】
【そして、思い切り蹴りを放つ。】

【そうすると距離を無視して、いきなり不良の頭に蹴りが飛ぶことだろう】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 20:16:22.53 ID:6hZ6UKQi0<> >>661
「むむ!」

【後ろから声が聞えてくる】
【きっとさっきの青年だろうが、注射とやらをされる訳にはいかない】
【そもそも自分は最初から何とも無い】

【なので】

【サッと振り向きざまに、右手から五つの携帯ストラップのようなヒトデをばら撒き気味に打ち出した】
【当たる直前に巨大化し相手を少しの間捕縛するヒトデ手裏剣だ】

【これで相手が動けなくなっている間に逃げる算段である】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 20:17:55.46 ID:oRZBrMJso<> >>660
「君は何か宗教に属しているのかね?」
【いきなり無茶苦茶な質問】
「答えによって我の対応が変わるのだが」
【扇を取り出し、煽ぐ】
「ちなみに我は、見ての通りだ」
【袈裟姿で察しろと】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:20:13.15 ID:R1/bXvqDO<> >>662

「火事……と言うと、炎でも出せるのか?」

【苦笑を見せる相手に、問いかける】
【誰がどんな能力を持っていてもおかしくない世界だ、驚くようなことは無い】

「ああ、大分近いところまできた」

【と言いつつ、更に歩を進める】
【流石に見えなそうだが、道のところどころに、まだ新しい足跡もいくつかあった】
【そして、良く良く目を凝らせば、前方に微かな光が見えてくる】 <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:22:10.69 ID:X8kIIFkJo<> >>664
女が腕を振るい、よく分からない物体が幾つか飛んで来た
―――攻撃!気が違ったか!?

「うわっ……」

青年はあっけなくヒトデに捕まってしまった
なんとか脱出しようと、体を液体にして隙間から逃れようとする

その間に逃げ切れるだろう <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 20:22:31.67 ID:5R46z7muo<> >>665
宗教か…いや?
特に信仰してるモノってのないけど…

まっ、一応神様は居ると思うけどねっ!

【唐突な質問ではあるが、特に深く考えることもなく持論を述べる】
【それは宗教こそ信じないものの神は信じるという__小さな矛盾を孕んだものであった】
【一貫して態度は変わらず明るく、嫌な顔は特にしておらず…ただ心の奥で小さな警戒心は持っているものの】

君は見るからに仏教系っぽいねっ、因みに私はドカタだぞっ?

【至極どうでもいい己の職業、土木系であるとのカミングアウト。マジでどうでもいい】 <> 【手蔓藻蔓】@WIKI<>sage<>2011/03/04(金) 20:25:37.77 ID:6hZ6UKQi0<> >>667
【何故か水になっていく青年】
【だが気にして入られない】

【早く逃げなければ恐ろしく痛いという注射とやらに………】

【果ての無い勘違いに怯え、物凄いスピードでその場を走り去ったのであった】

/絡みありがとうございましたー <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 20:26:07.04 ID:yq1Xc+ppo<> ・・・

【・・・なんか、最近良いことが何一つ無い気がする・・・】
【犬耳、消してもらえたと思ったら、また生えてるし・・・】

【ベンチに座って項垂れる、山高帽を被ってアカデミーの制服の上に】
【コートを羽織った青年が居るが、暗い雰囲気を放っており、見るからに落ち込んでいる】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 20:27:35.83 ID:E2jygd5O0<> アジフライ〜、アジフライ〜♪

【公園のベンチ】
【猫がとても幸せそうな顔で、お惣菜のパックを開いている】

ソ〜ス、ソ〜ス、どぼどぼどぼ〜☆

【楽しそうにアジフライを真っ黒に染める、ぶっちゃけ健康に悪そうなレベルで】
【しかし、猫とは言ったものの明らかに人語を発している】
【それだけではない、大きさは1m近くあり、更には刀を腰に下げ鎧兜に身を包んでいるのだ】
【首に巻いた、両端が余りまくっている赤いマフラーだけがその意匠に合っていない】

さーて、いただきますにゃー!!

【そして綺麗に割り箸を割ってアジフライへと手を伸ばし――――】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 20:28:48.40 ID:oRZBrMJso<> >>668
「成る程・・・君は幸運だな」
【男は神職にもかかわらず信仰は嫌いである】
【もしも少女が宗教に入っていたならば何も言わずに立ち去っただろう】
「しかし、神は居ると思うか?我は居ないと思うが」
「例えば、君は土建業のようだが、運が悪いと思ったことは無いかね?」
「何故その時に神は助けてくれなかったのか?」
「つまり神は居ない、いたとしても我は神を信じないということだ」
【お前仏教系のくせしてそんなカミングアウトを】

//もしかしたら次遅れるかもしれません <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:29:50.68 ID:G/m7FbKT0<> >>666

「・・・まぁそんなものかなぁ
 けも耳生やしたり十歳にしたりとか、まぁ魔法使いだよ」

炎でも出せるのか、との問いにしばし迷ってから答える
何せ雷だって出せるし水や氷だって出せるし光だって闇だって
木だって土だって食べ物だってアイスだって服だって、出せるというか出来る範囲はほとんど出来る


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ただしそう言う魔法を誰かが考えて教えてくれたならだが


「お、着いたみたいだね」

視界が開ける
そこには賑やかさを表す街の明かりが大量に広がっていた <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:31:36.31 ID:Aq9NVr21o<> >>663
不良A「ぬぐふぇっ!!」

【―――後頭部に蹴りがストライク、バッターアウトしてしまい不良Aは盛大に地面へと倒れて行き】
【その際にうっかりテディベアを離してしまうが、すぐさま不良Cがそれをキャッチ、意外と連携が取れている】
【まぁ、取れていると言っても不良同士の軽い連携、本気の連携には半分にも劣らないが】

不良D「あ、あぁ!?なんだこりゃ!!おいババァ!!やりやがったな!?」

「いや、私では無い……と言う事は……ハッ!!もしや遂に私の信仰心が神によって報いられた!?」

【……助けられたはずの騎士は盛大に勘違いをした様子、不良たちはかなりドン引きしている】
【そもそも、こいつらからして見ればどこから攻撃が来たのかすらわからず、混乱するしかないのだ】
【更に騎士は二つの大剣を慌てて背中にあるベルトの隙間に差し込んでしまうと、両手を胸の前で組み合わせ】
【僅かに顔を俯かせ、組み合わせている両手を額に付けて……と、早速神に感謝の祈りを捧げている様子、ちょっと早過ぎです】

【そして、不良たちは不良たちで騎士に構っていられず、3人を騎士の周りに残してから広がり始める】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:36:12.10 ID:R1/bXvqDO<> >>673

「魔法……妖術の類か」

【ふむ、と頷きながら何かを考えている】
【人の年齢まで操作できるのか、とか、そんなことを】
【世の中には様々な力があるのだな、と改めて思い知らされる】


「ん……ここまで来れば大丈夫だろう」

【そう呟いて、明かりの眩しさに目を細める】
【これだから、街は得意ではない。夜闇には月と星の光だけでも十分だ】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 20:37:40.90 ID:5R46z7muo<> >>672
幸運?

【唐突な質問の次は唐突な一言、流石に疑問の感情を抱き】
【そして相手は冷徹に神は存在しないという、ここまで来れば流石に警戒を表に出さずにはいられなく】

…君そういう事言っていいの?バチ当たっても知らないぞ?
ソレに私が信じてる神ってのは八百万神とか、キリストとか、シヴァとかそういう類じゃなくてね…

 『 破 壊 神 』 さ

【口元に浮かべる不敵な笑み、少々高圧的な態度漂う口調で恥ずかしげもなく言い捨て】

破壊神は常に運が悪い、運が悪いのは常日頃だと思うね
破壊神は助けの手は差し伸べない、差し伸べるのは破壊の気だけだ
破壊神は存在し得る、そこに破壊という概念が有る限り

【軽くカルト的な発言をスラスラと述べる、ここまで少女が破壊神という存在に染まっているのは仕事柄】
【彼女の仕事は土木の中でも異端――――「解体業者」であるからだ。ツナギにも社名が書かれている、】
【『日本ブレイクエ業』と――――】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:41:59.64 ID:G/m7FbKT0<> >>675

「よ、妖術?」

普通に魔法で良いじゃんか、って突っ込みは無しか?
よく漫画やアニメとかで見るロリババアとかはそうやって言うがこの少女もその類なのかな

「うん、助かったよありがとう
 んでだけどさ、良かったら街案内しようか?この街なら知ってるから」

目を細める少女の方を向きそう訊ねる
森にずっといるからこの明るさには慣れてないんだろうなぁ <> 【流体魔人】水の身体を持ち、液体・固体・気体のへの状態変化が可能@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:42:06.36 ID:H2r93UgIO<> >>669
「…はぁ…」

青年は、ヒトデからなんとか這い出した…が
肝心の女が、見当たらなくなってしまった

「……まぁ、気にしないことにしましょう」

/絡み乙ありでした!

/返信遅くてごめんよ… <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 20:44:59.30 ID:E2jygd5O0<> >>670

………にゃ?

【今まさに喰らいつこうとした瞬間、視界の端に映るどんよりとした空気の塊り】


……ふっ、仕方あるまい

【妙なキメ顔でそう漏らすとベンチから立ち上がり、向かいのベンチへと歩いてゆく】


よう、どうしたんだあんちゃん
若え頃は色々悩むもんだが、まァあんまり重っ苦しく考えるにゃよ

【そして唐突に、人生の先輩っぽい感じで語りかけてきた】

腹減ってるか?
どうだ、これでも食うか?

【そして差し出す真っ黒なアジフライ】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/04(金) 20:45:09.57 ID:jJrt5El00<> >>674

お、当たった。
よし…

【女は蹴りがヒットするのを確認して思い切り息を吸い込み、】

おいお前らぁ!そのテディベアを持ってる奴からそこの男みたいにしていくからなぁ!

【と叫び、不良たちの答えも聞かないうちに今テディベアを持っている不良Cにロックオン】
【そのまま、先ほど不良Aにしたように蹴りを放つ】

【・・・しかしそれだけでは終わらず、ポーチについている刀のキーホルダーを取り出した女】
【能力を解除し、普通の刀の大きさに戻すと目の前の空間と不良Dの頭の距離単位を変更】
【刀を振り上げ、そして振り下ろした。つまりこのままでは鞘つきの刀が不良Dの頭に直撃することになるだろう】
【鞘付きなので死なないだろうと思っている女。そしてその不良たちの後ろで祈りを捧げている女(?)には興味無しの様子である】

【しかし、テディベアを持っていないのに標的にされた不良D。この女、見かけによらずあくどい】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:50:12.43 ID:R1/bXvqDO<> >>677

【聞き返されたので、何か間違ったことを言っただろうかと、また少し考え込む】
【だが、そこまで気にしないことに決めたようだ】

「礼には及ばない」
「──いや、遠慮しておく。気持ちはありがたいが、この格好では……変に、見られるだろうから」

【ありがとう、の言葉に大したことはないと言う表情で答え】
【相手の誘いは、ちょっと悩んでから、結局断った】
【男物の袴を纏った少女は、確かに普通の街では悪目立ちしそうだ】
【そういうところは、意外と考えているようだった】 <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:50:27.59 ID:BGaHZk/bo<> 【どこにでもいそうな少年が道を歩いている】
【が、時たま立ち止まって辺りをキョロキョロと見回している】
【わざわざ立ち止まらなくてもいい気がするが】

【しばらくすると、またゆっくりと歩き始める】
【そしてまた立ち止まると、辺りを見回す 本人にその気は無いが意外と目立つ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 20:52:59.14 ID:yq1Xc+ppo<> >>679
・・・?

【・・・ん?にゃよ?】

【そう呼びかけられ、猫のような口調を不思議に思いながらも】
【その音源を見ると、そこには・・・二足歩行をする鎧兜を身にまとった猫が、アジフライを差し出してるではないか】

・・・いえ、アジフライはいいので
・・・頭、なでさせていただけませんか・・・?

【その姿を見て、動物が好きなこの青年はアジフライよりもその猫の頭を撫でる事を本人に要求する】
【猫耳少女とか猫耳少女とか変な猫とかドラゴンとかその他もろもろを見てきたためなのか、特に驚く様子は無い】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 20:58:59.13 ID:E2jygd5O0<> >>683

え、いらにゃいのか?

【アジフライ拒否られました、まあそうだよね】

そうかそうか、拙者の頭をにゃでたいのか


だが断る!

【なんかこっちも拒否った】

小童ごときが、名家である『猫等院』の名を持つ拙者の頭を撫でようとは畏れ多いわっ!!
頭が高い、ええい、控え控えぇぇっ!!

【そしてなんかいきなり半ギレした】
【一体何なんだこいつ】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 20:59:00.87 ID:5eQYjOHlo<> 【寂れた公園】
【今はもう暗く、遊具も錆びきってしまったその場所】
【昔日の活気はもう無い】
【「盛者必衰」・・・だだっ広く、空しく夜風が吹くその場所は】
【この四字熟語がぴったりと当てはまるかも知れない】

「・・・・」

【その中央で、】

「・・・・」

【まるで他の風景に同化するように立ち、精神を統一させるように】
【瞑想する青年が居た】

「・・・・ここか」

【ゆっくりと目を開ける】
【一陣の風が吹き、彼のコートをバタバタと揺らした】
【彼の隣には、・・・大きく、硬そうな楡の巨木】
【ゆっくりとそちらのほうを向き】

「・・・・」

「・・・はああああ!!!!!」

ドゴオオオン!!

【青年のこぶしが、幹を貫いた】

ミシミシミシ・・・ズズズズーン

【辺りには土煙が漂う】
【青年は残心をとった。ゆっくりと拳を引く】

「・・・強い奴と戦いたい・・」

【その声は、静かな空間に】
【いやに大きく響いた】

/なんでも対応
<> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 20:59:20.21 ID:G/m7FbKT0<> >>681

「あのさ・・・」

変に見られる、か・・・まー二つ程意味があるからなぁ
自分が奇異の目で見られるのが嫌なら服屋に行けば良いんじゃね?と思うわけでな
その場合は外見相応の年なのかそれに反した年なのかわからなくなるけどね
もう一つは俺にも向けられるのを遠慮して、との考え。ま、そりゃないか

「俺だって寝間着姿だぜ?しかも迷彩柄。十分おかしいさ
 自分が見られるのが嫌なら服ぐらい買ってやるさ」

選ぶのはお前だけどな。俺、服のセンスとかは壊滅的だから <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 21:00:11.99 ID:oRZBrMJso<> >>676
「ほう、面白いな」
【感心したように頷く】
「破壊神か」
「我の属するところは、他の神は全て偽であるという教えがあるらしいが・・・」
「我は生臭坊主だ、他の神を考えてもよいだろう」
【扇をパチリと閉める】
「破壊神・・・そんな神があっても良かろう・・・所詮神なんて物は人が作り出すだけの物」
「確かに概念がある限り神は存在しつづけるのかもしれないな」
「まあ我は信じないが」
【あくまで神の存在は否定】
「解体業か?破壊神というならば」 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 21:02:49.18 ID:yq1Xc+ppo<> >>684
えぇ・・・要りません

【鎧兜猫の頭をなでたいのもあるが、その不健康そうな真っ黒さに】
【遠慮しているところもあるようだ】

・・・そうですか
・・・すみませんでした

【半ギレされつつ拒否られ、はぁ・・・と山高帽を押さえながら】
【ため息を吐いた後、謝って、また顔を下げて項垂れようとする】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 21:07:23.82 ID:5R46z7muo<> >>687
/おかえりっす

中々推理が深いねっ、その通りさ
私たちは解体専門業者、日本ブレイクエ業。
そこら辺の建築会社がインフレの創世神ならば私たちはその対極、建築物に終焉をもたらす者さ

【相手の推理に舌を巻きつつの答え合わせ、勿論大正解である】
【己の仕事身分が何であるか、少し誇張しつつの説明であるがその目は輝いていて】
【仕事を誇りにする作業員であり、子供のように純粋であり、同時に破壊への渇望を深く持った者の眼であった】

…しかし君も不思議な子だね、神を信じない神道者とはね
君が頑なに神を否定するのは何故なんだっ?少し気になったぞっ

【今度は此方から。単純に疑問に思ったことを何の考慮も無しに尋ねる】 <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 21:09:45.91 ID:7m6mnYZR0<>
ここにもいない……
……あのお方は何処にいるのだろう。

【メイド服を着た人形の様に美しい赤髪の女性が、ポリバケツの蓋をそっと閉じた】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:10:16.87 ID:E2jygd5O0<> >>688
うんうん、素直なことはいいことだにゃ

【謝ったら一瞬で機嫌が直った】

だけどホントにいらにゃいのかにゃ?
おいしいのに

【項垂れた青年の横に勝手に座って、ソース塗れ……ソースに沈んでるって言っても過言じゃねぇ】
【そんな塩分超過多なアジフライを美味そうに頬張ってゆく】

にゃはー、やっぱり食べ物は人間界のものに限るにゃー!!

【隣の人間の気持など全く意に介していない】
【ご機嫌な様子で、包帯でぐるぐる巻きにされた尻尾を振っている】

【鎧兜猫はスキだらけだ▼】
【どうする?▼】

【ニア勝手に頭をなでる】
【 尻尾をつかむ】
【 抱きつく】
【 なにもしない】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 21:12:15.54 ID:R1/bXvqDO<> >>686

「…………」

【何となく、黙ってしまう】
【思ったより変わった奴だな、と感じながら】
【最初に向けた視線と同じ、青く澄み切った光の瞳でじっと相手を見る】
【相手の予想は、後者の方が当てはまるだろうか】


「まあ、見た目に関しては気にしないことにするとして、だ……」
「やっぱり、私に街の空気は合わない。お前は気にせず家に帰ると良い、もう時間も遅い」

【そして、言い訳めいたようなことを早口に言う】
【これで話は終わりだ、と言外に告げようとしている】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 21:15:14.78 ID:yq1Xc+ppo<> >>691
【ニア舐めるように見つめる】

・・・

【・・・可愛い】

【そんなご機嫌そうな様子を見つめて】
【可愛いなぁ・・・となんか癒されている、可愛いは正義】

・・・本当に、撫でちゃ駄目ですか・・・?
・・・またたび粉あげますから・・・

【そして、我慢が利かなくなってきたのか】
【物で鎧兜猫を釣ろうとする】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 21:19:51.02 ID:G/m7FbKT0<> >>692

「・・・・・・」

な、何か見られてる・・・
しつこかったのか?やっぱりしつこかったのか!?
ただ単に街のこう・・・賑やかさとか知ってほしかっただけなんだけどねぇ・・・

「ま、そこまで言うなら良いけどさぁ・・・
 家と言っても俺は孤児院住まいだし、んじゃまた今度ってことでどうかな?」

少し笑いかけるようにして人差し指を立てる
時間が遅いならほら、また改めて訪ねれば会えるしね
何、森の中で迷えば見かねて助けに現れるはずだし <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:22:20.78 ID:E2jygd5O0<> >>693

うんにゃ?
別ににゃでてもいいにゃ

【おい、じゃあさっきのは何なんだ】

でもにゃんで野郎なんだにゃ
かわいいおにゃの子ならもっと喜んでにゃでられるのに

【素直すぎる!】
【しかもすごいイイ笑顔で言われた、この台詞で脅威の悪意0%スマイル】 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:22:42.32 ID:mhfzM++J0<> 【活気のある夜の街――その路地裏】

「……!…」
「…………」

【DQN数人に絡まれている少女が一人】
【困っている様子の少女】

『つーか君髪長くね?』

【ふざけていったDQNの言葉】
【その言葉を聞いた瞬間少女は小さな鞄から鋸を取り出す】

【一分ほどした後、DQNは全員頚動脈を切られて倒れていた】

/絡めるのかなコレ…
/でもなんでもカモン! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 21:26:47.95 ID:yq1Xc+ppo<> >>695
ぁ・・・いいんですか・・・
ではさっそく・・・

【許可をもらうと、そーっと腕を伸ばして】
【鎧兜猫の頭を撫で撫でと撫でようとする】

【もし撫でれたならば、優しく丁寧に、満遍なく】
【時々、ぐちゃっと毛並みがめちゃくちゃになるように撫で】
【次に毛並みに沿って毛を整えるように撫でようとするだろう】

【慣れた手つきである】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 21:29:22.59 ID:5eQYjOHlo<> 【>>685から歩いてきた青年は】
【特にやることも無く、ブラブラと夜の街を歩いていた】

「・・・・」

「・・・・!!」

【鼻腔にちらつくのは・・・血液のにおい】

「・・・・・・・?」

「・・・・来て早々物騒だな」

【青年は路地裏に足を向けた。】
【少女のいるところにはコツコツコツと足音が響くだろう】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 21:29:42.24 ID:R1/bXvqDO<> >>694

【相手が考えていること、意図していることは良く分かっていないが】
【善意を撥ね退けてしまったことに、若干後悔している……のだろうか】


「また今度……か。会えれば良いがな」

【笑顔を見せられて、承諾かどうかは曖昧な返事をする】

「そうだ……お前の名を聞いておきたい。私は──深白(ミシロ)、と言う」

【そして、ふと思い立ったのか】
【相手の名前を聞いてから、先に自らの呼び名を告げた】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 21:30:10.46 ID:5eQYjOHlo<> /安価がwwwwww
>>698は>>696宛てです <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 21:30:18.77 ID:oRZBrMJso<> >>689
「創造する者、壊す者か・・・中々に面白い構図ではないか」
【扇を仕舞う】
「して、我か?」
「神を信じないに明確な理由なぞ無い」
「ただ、神に近い筈の我に神は何もしない、それが理由らしい理由ではあるがな」
【袈裟の中から経文らしき巻物を取り出す】
「それに我はただ神の名を借りて仕事をしているだけだ」
「仕事に信仰も何もないだろう」

//遅れました、すいません <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:31:19.83 ID:E2jygd5O0<> >>697
ふにゃあ……

【悪くないらしく、相手にされるがままの鎧兜猫】
【時々ノドを鳴らし、満更でもない様子だ】

くぅっ……にゃはは……

【いつの間にか姿勢がくだけ、少しずつ体を預けるように近づいてきている】
【多分本人(本猫?)には無意識な行動】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 21:35:25.84 ID:5R46z7muo<> >>701
次いでに双方が片割れなくしては仕事ができない
互いに背反ながら必要としている、面白くて複雑さ。

【呟くように。現代、建築しようにも解体して土地を得なければ建築出来ず】
【故に対極排斥の存在ながら共生状態にあるのは些か複雑怪奇であろう】

神様は何も自分にしない、と。それで神がいないと――そう
思ってるんだね。成程、理解に苦しくはないよ

【小さく二三度、頷くと共に理解を示す。とはいえ納得はしてないが】
【懐から取り出した巻物に少々の興味がある模様、ベンチから立ち上がると小さく背伸びして】
【覗き込もうとする、仕事とか信仰とか、もうあまり気にしていないようだ】

/大丈夫っす! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 21:35:36.11 ID:yq1Xc+ppo<> >>702
・・・

【やばいな・・・凄く可愛い・・・】

【そんな満更でもない鎧兜猫を撫でつつ】
【もっと好くしてやろうと、もう一つの手で顎を優しくこそばそうとする】

【もしそのまま体を預けてしまうと、青年は鎧兜猫を膝の上に乗せようとするだろう】 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 21:36:29.36 ID:G/m7FbKT0<> >>699

「この森に入れば会えるよ・・・多分ね」

こちらも若干曖昧。それもそうだよな。入ってきたは良いが迷ったんだぜ?
案内で通った道を一回で覚えられる程俺は良くないしなぁ・・・
ま、まぁほら、信じて迷えば云々って、な?言わないって?細かいことは気にするなだ

「深白・・・わかった
 俺は天魔 雪陰だ。気まぐれな、魔法使いさ」

少女___深白の名前を復唱すると俺も名乗る
そう言えば、俺ってまだ誰にも本当の名前名乗ってないなぁ・・・ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2011/03/04(金) 21:38:53.43 ID:t0sBGH2g0<> >>690
未だいらっしゃいますか? <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:39:24.24 ID:mhfzM++J0<> >>698
「…?この人達がどうかしたのですか?」

【人を殺した事について何も思っていないようだ】
【手には血がベットリついた鋸】

/スイマセンwiki編集してたらメイド・イン・ヘブンでした <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:42:20.48 ID:E2jygd5O0<> >>704

にゃあ、そこ、そこ!

【もう欲望に抗うという概念すらないように、快楽に身を任せている】
【むろん膝上へも導かれるがまま】

はにゃーん、幸せだにゃー

【自制心とかも含めて、抵抗する気ゼロである】
【なんだか『今が楽しけりゃそれでいい』感が滲み出てる気もする】 <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 21:42:37.73 ID:7m6mnYZR0<> >>706
/いるよー <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 21:44:24.12 ID:oRZBrMJso<> >>703
「ふむ・・・面白い論理だな・・・二つの相反する仕事か・・・」
【と巻物を覗き込もうとする少女に気がつき軽く顔を下にむける】
「此れが気になるか?」
【巻物を見せる】
「只の・・・商売道具だ」
【開けてみせる】
「我は使い慣れている故簡単だが、君に読めるか?」
【ちなみに中身は般若心経】
【読むと一番ありがたがられる、そんなお経らしい】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 21:45:40.63 ID:5eQYjOHlo<> >>707

(・・・女・・・?)

【青年は目の前の光景を見て僅かに目を見開いた】

「・・・お前がやったのか」

【鋭く問いかける】
【青年はある程度答えを予想していた。だが、】
【同時にその予想が外れてほしいと思っている】

<> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/04(金) 21:48:16.66 ID:jDGJx2OVo<>
『ぎゃあああ!!・・・イタイ痛いイタイ痛いィィィィ!!』

「そうか・・・・だがよ?考えても見ろ」
「あンたが襲ったあの嬢ちゃんの心はもっとイテェんじゃねぇのか?」

路地裏、さらにその奥で、惨劇は起こっていた。
いたいけな少女を背に男の顔面を掴んでいる男が一人。
その手は、赤く光り熱を発していることが理解できるであろう。周りの空気が歪んでいるが故に。
ジュウウウウウという肉の焼ける音と共に掴まれた男の叫びが響く。
周りには数人の男が腕や脚やを欠損し、血と肉と叫び声と呻き声で周囲を埋め尽くしている。

掴んでいる男には何一つとして悪い事をしているつもりなど無い。
目には目を歯には歯を。それだけの報いを受けなければいけないのである。
正気すぎるほどに正気で、自分のやっていることを正当化するつもりも無い。
そして、バゴッとその手と共に男の頭を壁に叩きつけると、手を放し、叩きつけられた男の頭から血が流れ出る。
すると、男の髪色が先ほどまで真っ赤であったのが銀色に変わり、目の色が、銀色から赤く染まる。

後ろに控えていた少女のほうへ振り向いて


「あンた・・・・大丈夫かい?・・・家まで送っていこうか?」

『いやあああああああ!!!来ないで!・・・・来ないで来ないで来ないで来ないでェェェェェ!!!』

「・・・あ、そ・・・・・なんだよ・・・ったく」

少女の目にはこの男は只の化け物。彼女の前に立っているこの男に殺されると思ったのか
ガクガク震えて助けと懇願の入り混じった叫び声をあげる。
男は明らかに落胆し、肩を落とすと壁にもたれかかった・・・・血と肉と焼けた匂いの中で平然と。

//うっしゃー!絡みにくいのは分かっている!
//でも、なんでもカモ━━━━щ(゚д゚щ)━━━━ン!!モーン!! <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/04(金) 21:48:24.28 ID:t0sBGH2g0<> >>709

「うみねこー、うみねこー、うみねこたっきゅうびーん♪」

【傍を、訳の分からない歌を歌いながら通るのは、黒髪、左目が琥珀色の眸の、絹さん】
【図書館で海鳥の本を見てきた様子】

「んー、今日の晩ご飯はコロッケですよー」

【両手で抱える紙袋に、コロッケが5枚ほど】
【できたてのいい香りがほのかに鼻をくすぐる】

【ここで、ポリバケツの人影に気が付く】

「こんばんは、ねこさん!」

【どうやらまだ、人とは気が付いていない模様】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 21:48:25.34 ID:5R46z7muo<> >>710
えーっと…?なになに…

【見せてくれる、少し気遣いに感謝しつつ覗き込むが…】
【書かれていることは漢字の羅列、旧字体ばかりでとても少女に読めるものではなく】
【眉を顰め眉間に皺を寄せ、うーむと唸って数秒】

…分かんないや!

【あはは、と明るく、少し違う面から見れば投げ出したように笑い飛ばし】
【両手を挙げ、文字通りのお手上げ状態。学歴はあまり良くない……のだ】 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 21:49:02.88 ID:R1/bXvqDO<> >>705

「そうかも知れないな……ま、健闘を祈っておこう」

【と、軽口を叩いて笑う】
【会いに来てくれる友人ができるかも知れない、というのは、実は彼女にとっても、少しだけ嬉しいようだ】

「……雪陰。よろしく、な」

【同じように復唱し、相手の名前を記憶に刻む】
【覚えておくべき名は少ない、忘れることは恐らくないだろう】

「じゃあ、私は戻る──お前も、気を付けて帰るんだぞ」

【まさか、街でまで迷うことはなさそうだが】
【一応最後にそう付け足し、くるりと背を向ける】
【止めたりしなければ、手を軽く振って行ってしまうだろう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 21:49:51.44 ID:yq1Xc+ppo<> >>708
・・・ほぅ

【可愛いなぁ・・・猫最高】

【抵抗心零な鎧兜猫を膝の上に乗せて】
【顎と頭撫でを延々と続けつつ、なんかほっと安心したような顔をしている】
【癒されているようだ、可愛いは正義】

・・・

【・・・でも、鎧のせいなのか、少し重いな・・・】

【しかし、少し重そうにしている】
【それもそうだろう、鎧兜を被った1mほどの大きさの猫だぞ、重くないわけが無い】 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:50:45.52 ID:mhfzM++J0<> >>711
「そうですが…何か用でしょうか?」

【やはりなんとも思っていない】
【よく見ると目が死んでいる】

「あなたも…この人達の様に私の髪を馬鹿にするのですか?」

【そこまで言うと鋸を一回振る】
【ちなみに髪が腰まである、長い】 <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 21:51:48.26 ID:BGaHZk/bo<> >>682
/使いまわしてみる
/なんでもどうぞ! <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 21:52:06.76 ID:7m6mnYZR0<> >>713

こんばんはミスタ。いい月夜だな。

【挨拶に対し条件反射で返事を返すが】

……誰だ、お前は。

【振り返った先にいたのが全く知らない人物だった為、怪訝そうに尋ねた】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 21:52:50.93 ID:oRZBrMJso<> >>714
「矢張り分からないだろうな」
【巻物を再び仕舞う】
「要するに、これを聴けば神の加護があると信じられている文章ということだ」
【さっぱりである】
「ただの気休めに過ぎんがな」
【と、思いついたように】
「我の話だけをしていても詰まらない、君の話もしてみないか?」 <> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 21:55:58.90 ID:G/m7FbKT0<> >>715

「いや、健闘を祈るのはそっちだぞ、来たときには多分迷ってる」

ウォーリーを探せよろしく雪陰を探せ!迷いの森ver.___なんてな
多分、そんなのは売れない。間違いなく売れない

「ん、よろしく
 あ、そうだそうだ」

立ち去りかける深白を軽く呼び止める
別れの挨拶を言わないとな

「またな、深白」

その場で広角を上げ、再び笑顔を見せる。そうそう、やっぱこう言わないとな
深白がそれに返してくれば、そのまま俺は孤児院へとかえるだろう <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 21:56:47.12 ID:E2jygd5O0<> >>716

はにゃぁ〜………

【相手の感じる重さなど、思考の片隅にもない】
【膝の上で撫でられ続け、ゆっくり、ゆっくりと】

…………すぴー

【眠くなり、力が抜けて更に重さがかかる】
【その重量占めて5貫、現在の単位で言えば19kg近い】
【容赦なく、その重さが膝に集中してかかる】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/04(金) 21:56:53.23 ID:t0sBGH2g0<> >>719

「喋る猫さんです!」

「コロッケ食べま――」

【猫がコロッケを好むかどうかはさておき、コロッケを一つ掴んでおいでおいでの姿勢】
【――ところが、猫――と思っていたものが、人影と分かると、しばし硬直】

「……」

「……本当にいい月夜ですよね!」

【ふわりと空を見上げて、月を眺め、囁き】
【それから。】

「ねこさんじゃないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

【ようやく気が付き、メイド服、赤髪の女性――【鉄骨鉄筋】から離れて、手頃な物陰に隠れる】
【怯えた目で見つめ、そして――】

「あっ、私は仕立て屋をやってます、絹って言います」

【誰だ、と聞かれたことへの返答を返す】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 21:58:16.99 ID:5eQYjOHlo<> >>717

「・・・いや、用というわけではないが・・・」

【「予想」はこの瞬間「真実」に変わった】
【相手はなんとも思っていないようだ。そのことが青年をさらに驚かせる】

「・・・髪?・・・いや別に・・・似合ってると思うぞ?」

(髪より目が・・・)

【のこぎりを一瞥した】
【少女の武器?・・・だろうか・・】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 22:01:58.02 ID:5R46z7muo<> >>720

分からない…のはアレかな、私がアレだから?

【口元に人差し指、唇を撫でるように動かしつつ疑問口調】
【アレが一体何を指すかはよく分からないが…とりあえすアレである。学歴不足】
【読めば加護があるとは言うが気休めに過ぎないと言ったり、そもそも神を信じていないという相手の口から出る言葉は】
【信用の域に達する前に墜落してしまうのだ。要は話半分に聞いているということ】

私のはなし…といわれてもねぇ
特にコレっつー面白い話もないんだけどねぇ…

【口元に添えた指をそのままに考えこんで数秒、ふとあることを思い出し】
【おお!、と独り言を呟いた後、視線を相手に返すと】

…そういえば、この前だけど何か猫みたいな変な生物に会ってね。
そいつは人語を話し、私の願いを叶えてくれると言ったんだ、特にデメリットなさそうな感じしたから適当にお願いしたんだけどさ
そしたら「魔法少女」、ってのに代償としてさせられたんだ。
まぁ今のところその魔法少女、とやらの力は使ってないんだけどさ…

まぁ、こんだけ?

【つまらない話でごめんね、と付け足し、話した内容は事実である】 <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 22:02:04.10 ID:7m6mnYZR0<> >>723
そうか。私は【鉄骨鉄筋】だ。主に人を捜している。

……。

……。

おい、何か話すがいい。

【女性は無表情に腕を組み、相手の目をがん見しながら不遜な感じでそう言う】
【会話下手らしい】 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:02:49.93 ID:mhfzM++J0<> >>724
「そうですか」

【音を出す機械のように答える】

「似合っている…?」
(この人は良い人?いいひと?イイヒト…)

【目が元の輝きを戻す――と同時に】

「ひっ…!し、死体…?」

【いきなり怯えだす】

「また…私がやったの?どうして…?」

【今にも泣きそうだ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 22:03:04.52 ID:yq1Xc+ppo<> >>722
・・・!?

【ぅお・・・ずっしりしてる・・・】

【そんな重さが、猫が寝た瞬間膝に集中し】
【少し苦しそうにするが、それでも撫でるのは止めない】

【しかし】

・・・あのー、起きてくださいー・・・

【流石に、体に向かって圧し掛かれるならまだしも】
【膝に集中して乗っかられると重いのか、撫でるのをやめ、眠そうにしている猫を起こそうとする】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:07:19.26 ID:E2jygd5O0<> >>728

ずぴぃ

【ダメだ、全く起きる気配がない】
【完全に夢の世界である】
【しかし、初対面の人間の膝上でよくここまで無警戒に……】
【この猫の性格なのか、青年の猫撫でスキルのおかげなのか】
【とにかく、優しく起こそうとしても無意味な様だ】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 22:08:14.55 ID:oRZBrMJso<> >>725
「面白きことの無い世を面白く――とはよく言ったものだ」
【いきなり違うことを言い始める】
「詰まらなくは無い。解体業者の魔法少女。今は何も無くとも、きっと何かアクションがあるだろう」
【意味が分からない】
「もしも詰まらない話だと自分が実感するならば、自分で面白い話にするが良い。君にはその素質があるだろう」
【ひたすら胡散臭い】
「明らかにミスマッチだからこそ組み合わさって面白いことになる、そんなこともあるだろう」
「神の導きではなく、君が自分で自分の話を作ればいい」
「自らの行動によってな」 <> 【裂風白虎】 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/04(金) 22:09:27.90 ID:R1/bXvqDO<> >>721

「……苦労の種を増やすな。一度覚えれば、そこまで複雑でもないんだから」

【その一度覚える、が軽々しく言えるものではないのだが】
【人任せな様子に、小さい溜息を吐く】


「……何?」

【呼び止められ、首だけを半分捻って目を遣ると】
【掛けられたのは、簡単な単純な別れの言葉、再会への意志を込めた挨拶で】

「ああ、またな──」

【そう答えて笑みを零した顔は、一瞬しか見ることができないだろう】
【踵を返し、長い髪を揺らめかせながら、その姿は森の奥へ消えていった】


/絡みありがとうございました、乙です! <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 22:09:42.61 ID:5eQYjOHlo<> >>727

「ところで、髪よりもだな・・・」

【なんでこんなひどいことしたんだ。そう言おうとした瞬間】

「―――――!!」

【これで驚くのは三度目である。青年は確実に相手の瞳を見ていた】
【癖である。話すときは確実に相手の目を見る】

「お前・・・まさか・・いや・・」

「ちょっとこっちへ」

【青年は相手の手を引こうとする。取りあえず死体からは遠ざけたほうがいいだろうと思った】
【どうも様子を見る限り、人格が乖離しているようだ。すなわち】

【二重人格である―――――】

【相手が青年の手に素直に引かれたら、】
【さきほどの公園に連れて行くだろう。そこで彼はこう言う】

「お前は二重人格か?」

【と。】
<> 【他力魔導】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 22:11:11.23 ID:G/m7FbKT0<> >>731
/絡みあり乙でーす!/ <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 22:11:44.55 ID:yq1Xc+ppo<> >>729
・・・ぉーい

【・・・駄目だ、起きない・・・】
【あぁ・・・なんか膝が痛くなってきた・・・】

【起きる様子が無い猫に、一体どうするか・・・と考えながら】
【とりあえず、片手で猫の右耳をふにふにして、もう一方の手で猫の左尻尾を弄くろうとする】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/04(金) 22:13:03.49 ID:t0sBGH2g0<> >>726
すみません、遅れてしまいました……

「ひひ、人探しですかっ、大変ですね……」

【冷や汗を垂らしながら、ぽつりと。】
【震えながら返答。】

【会話下手、故の“何か話すが良い”】
【この時の表情、主にガン見している目を見て】

「はっ、はいっ!」

「仕立て屋の、綾織 絹って言います!」

「大好きなのはワッフルと図書館散策です!」

「きょうは海鳥の本を見てきました!」

「海猫さんはかもめさんの親戚ですがっ、海辺でにゃーにゃーなく可愛い鳥さんです!」

「一度見てみたいと思います!」

「あと、あと、えっと! ……ふぇ……」

【話題、ストップ。】
【それどころか、恐怖で目には涙をためてしまう】

「……コロッケ食べませんか?」

【もので釣ろうというのか、お近づきのしるしということか】
【コロッケを振り振りしている】 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:13:34.41 ID:mhfzM++J0<> >>732
「え…?あ、ちょっと」

【手を引かれて公園へ連行される】

「二重人格…認めたくないけど、そうです」
「実はかくかくしかじかで…」

【能力のことを説明する】
【つまりトラウマ的出来事が起きるともう一つの人格にスイッチ】 <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:14:39.02 ID:UQpJUiewo<>
【夜。天頂に座すのは我盃を満たした銀の月。椀から洩れ出した光が、ポツリポツリと】
【今宵の『舞台』に、質素な明りを落としていた。――『舞台』は廃城。荒廃し荊棘と蔓が根付く寥々たる城】

【其処にひとつ、虚像が形を成していた。濡羽色の髪に、同趣の黒外套】
【一見として人であるのに、在らず。輪郭は霞の如く朧気で、風が一陣荒んで吹けば、掻き消えそうな希薄さ】
【其処に在るはずなのに無く、ある。水面に映る虚月。投影される虚影。映写される虚妄。道理は通らぬ】

【存在自体が矛盾に満ちていると、万人が直感するだろう。だが、幾ら逆さに見ようと、或いは目を伏せようと】
【今宵、廃城に男の形をした虚像は、在る。対面すれば逃避できない、亡者の世界と繋がったような薄ら寒さ】
【鬼哭啾々と亡者共の呪詛が聞こえる。――錯覚か、否か。ともして、虚像は静観を続け、いつか壊れた玉座に辿り着く】

【今宵、舞台に上がる『役者』は在るのか。次第、玉座の間に蟾蜍のような、怪奇めいた嗤いが反響する】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 22:14:56.56 ID:5R46z7muo<> >>730
おお、成程。つまりアレだな?
とりあえず適当なときに魔法少女の力を試してみろってことだな!?
おっけぃ!よく分かったっ!

【少なくとも少女にとっては中々深いところを付いた発言に聞こえたようだ】
【少し目を輝かせながら時折凄い、と連呼しつつウンウン頷く、今の少女の目には】
【目の前の人影、胡散臭いのは少なからずあるとしても「いい人」に見えているようだ】

…っと、そろそろ本社にかえらんとヤバイ時間かな?

【ふとオブジェの時計に目が止まる、時刻は休憩猶予時刻目前に迫っており】
【もう5分もすれば此処を離れなければいけなくなるようで】

今日は有難うね、何かいい事聞かせてもらっちゃった気がするよ

【さよならの挨拶、右手を軽く振り笑みを浮かべて。そのまま呼び止められることもなければ】
【相棒の巨大な重機のもとへ歩いていくだろう】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:16:56.72 ID:E2jygd5O0<> >>734
ふにぃ……

【お、右耳をふにふにするとちょっと反応したぞ】
【そして】

ふにゃぁあああっ!!
ダ、ダメ!!
そこは……にゃぁ…ふぁっ……ッ!!

【尻尾を弄られた途端に目を覚ました】
【どうやらその尻尾、予想以上に敏感な部位らしい】
【身を捩り拒否の声を上げながらも、体が上手く動かず逃げられない様子】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/04(金) 22:17:50.38 ID:jDGJx2OVo<> //>>712で使いまわすぜ。なんでもなんだぜ! <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 22:20:07.92 ID:7m6mnYZR0<>
そうか。海鳥は――――美味いな。

【超無表情で相変わらず腕を組んでがん見なまま。メイドはぽつりとそう言った】
【普通の子供なら泣く会話内容である。と】

コロッケ?
……ふむ。

【メイドは差し出されたコロッケを手に取ると、一口で口に放り込んだ】

筋肉にいい味だな。お前が作ったのか?

【むしゃむしゃしながら食っている。ちなみに、メイドの外見はマッチョではない】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 22:20:23.54 ID:oRZBrMJso<> >>738
「うむ。我も中々興味深い時間を過ごさせてもらった」
【と言ってさっきの巻物を投げる】
「餞別だ。持ち帰るか捨てるかは好きにするが良い」
「読めたら破壊神とやらの加護でもあるかもしれんな」
【明らかに神を信じていないセリフ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 22:22:37.78 ID:yq1Xc+ppo<> >>739
おぉぅ・・・すみません

【尻尾を弄くられる嫌さを知っているからなのか】
【相手が目を覚ますと同時に、耳と一緒にぱっと離す】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/04(金) 22:25:32.66 ID:t0sBGH2g0<> >>741

「――!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

【コロッケを恐る恐る差し出し】
【すぐさまぴゅん、と物陰に隠れ、顔だけ出して様子見】

「……うみどりさん、食べちゃ、めっ! ですよー……なんちゃって……」

【飽くまでも、もめ事は起こすまいと怯えつつも】
【海鳥さんをいたわってくださいと遠まわしに主張】

【ちなみに。怯えの限界でもうなく寸前の、ほんのわずかな勇気を振り絞って。】

「いえ、この先の街で買いました」

「さくさく、ふんわり、ほかほかのコロッケなのです」

【一口で平らげた目の前のメイドさんとは対照的に、ちびちびさくさくと、仔リスの様にコロッケを齧って答える】
【それからふと思い出したように言う】

「探している人の分です」

【もう一つ、コロッケを差し出す】
【たずねびとが見つかったら分けてあげてほしい、ということらしい】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/04(金) 22:25:51.28 ID:5R46z7muo<> >>742
おっと!

【投げられた巻物、パシッと手に取り――――……落とした】
【が、二三度、手で弾き空中で掴みとる、つかみとった姿勢のまま多分3秒くらい硬直して】
【ドヤ顔で見返す、いかにも「どうだすごいだろう」と言わんばかりに】

ありがとっ!何か難しそうだけど、一応頑張ってみるねっ!
ほんじゃ!

【最後の挨拶、元気な言葉を投げかけよっこらっしょ…と重機の地上高1.5mの運転席に上り込み】
【そして重機はV8ディーゼルの鼓動を轟かせ唸りを上げる。黒煙を少し吐き出すとともにその巨体が走り出し】
【そのまま公道へ進出、道の駅を後にした―――】

/乙っした! <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:27:53.41 ID:E2jygd5O0<> >>743

ひぎゃっ!!

【離された拍子に膝から転がり落ちる】
【そのまましばらくゴロゴロと転がり続け、3mほど進んで止まった】

ハァ、ハァ、ハァ…………


にゃ、にゃにゃにゃ…

にゃにをするだアアアアアァァァァーーーーーーーーッ!!


【息を荒くしながら、某英国紳士のように田舎口調で叫ぶ】 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 22:28:44.49 ID:Aq9NVr21o<> >>680
【ババッと一斉にそちらへと振り向く6人の不良たち、Aは伸びています】
【そして、その脅しとも言える言葉を聞いて急に慌て始め、能力者相手に勝てるはずが無いと思っているらしく】

C「む、無理だァ!りだt…こいつを誰か受け取りやがれ!!」

【と言って適当にテディベアを地面に向かって投げつけ、テディベアは土に汚れながら勢い余ってバウンド】
【それを偶然拾ってしまったのはBで―――背筋が凍ったのだが、何故か吹っ飛んだのは―――D―――】
【「ぶべらぁ!!」とか言いながら前頭葉の辺りに強い衝撃を感じたD、そのままAと同様地面に伸びてしまう】

E「お、おい!糞女!!今言った言葉はどうしたんだよ!!!」

【とかEが遠くにいる女性に罵声を浴びせた直後――――「うべしぃぃ!!」とか叫びながら吹っ飛ぶCがいた】
【Cは3m近く吹き飛んでおり、左頬には大きな痣が出来ていて、Cが元々居た場所には例の騎士が立っていた】
【それも、殴りつけた後のモーションを取っており、ゆっくりと体を元に戻して近くの地面に唾を吐き】

「テディベア汚してんじゃねぇよカス、二度と太陽拝めねぇようにしてやろうか」

【Cを睨みつけながら悪態を吐くのだが、既にCは白目を剥いて伸びていたのであった】

【そして、それを見たEはテディベアを人質にしようとは思ったのだが……持っていると例の女性に襲われる】
【となれば、これを誰かに渡した方が……いや、そうすると下手したらテディベア崇拝者な騎士に襲われる……】
【なので、色々と悩んでしまい結局中々行動するまでに至れないのであった】

【……なんというか、とてもカオスな状況である】

/遅れました!すみません!!orz <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/04(金) 22:29:11.30 ID:oRZBrMJso<> >>745
「興味深い少女だったな・・・破壊神か」
【と、空を見て】
「我も住処に帰るとするか」

//乙でしたー <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 22:31:47.10 ID:7m6mnYZR0<> >>744
……海鳥は食べてはいけない?
なんだそれは、お前の宗教か何かか?
弱い肉は食う。それが自然だろう

……まあいい。お前の考えに興味は無い。

【コロッケを持っていた指をぺロリと一舐めし、メイド服の白い前掛けで油を拭く】
【そこで再び差し出されたコロッケを見て】

……ほう、あの方への貢物とは見所が有る奴だな。
よし、あの方が見つかった暁には、お前が家来になれる様に計らってやろう。

【そしてコロッケを、メイド服のポケットに突っ込んだ。そのまま】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 22:32:56.88 ID:yq1Xc+ppo<> >>746
いえ・・・起きませんでしたので・・・

【それは恐らく理由にならないと思う】
【とりあえず、こういいながら、猫のほうに近づいていき】

すみません・・・
・・・お詫びにまたたび粉、差し上げるので許してください・・・

【と言いながら、コートの中からまたたび粉が入った袋を取り出して】
【息を荒げる猫に向かって差し出す、猫を惑わすまたたびの匂いがするだろう】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 22:34:27.31 ID:5eQYjOHlo<> >>736

「・・・・」

【さて、どうするか・・・またまた青年の予想は的中した】
【このまま放っておくのも気が引ける。また誰かが「もう一人」に斬り殺されるかもしれない】
【かといってこの少女には何の罪も無い。人格が入れ替わっているときは意識は無いのだから】

【それを考慮したうえで・・・最善の手は・・・】

「・・・・」

【青年は右手を差し出した。そして、】

「鋸は俺が持っとこう」

【と付け加える】
【とりあえず、武器を持たせなければ「もう一人」が現れても大丈夫だろう。そう考えた】
<> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:37:38.61 ID:mhfzM++J0<> >>751
「それは!…駄目です……」
「鋸がないと…私はただの人に戻っちゃう…」

【刃物が手元にあることで発動する能力のため渡そうとしない】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/04(金) 22:38:07.55 ID:t0sBGH2g0<> >>749

「……弱肉強食ってやつですよね、分かってるんです、でもでもでもでも」

「にゃー、です、にゃー。あの声を聞いていると私にはとても食べられたものではありません……」

【涙声ながら語る】
【絹さんどうやらベジタリアン。】

「生きたまま首の骨を【モキュッ】」

「首を【 しばらく 】、お腹【 そのままで 】、血を【 お待ちください 】――」

「うぇ――」

【自分にとどめを刺しました】
【顔がやや青い】

「ほんとですか!? ありがとうございます!」

「……家来って、何をしたらいいのでしょう?」

【分からないまま返事をしてしまった模様】
【何とも軽率な】
【あどけない表情で、訊ね返す】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:39:30.55 ID:E2jygd5O0<> >>750

それじゃもっと優しくソフトに起こすにゃっ!!

【それで起きなかったのはあなたです】

ふん、物で釣ろうったってそんなので許せるワケない……

【そして鼻孔に広がる誘惑の香り】


………こともないにゃ〜

【楽勝だった】
【感情の起伏が激しいと言うよりは、オン/オフのようにコロコロと切り替わる】
【すでに再びデレデレ状態だ】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 22:41:21.83 ID:5eQYjOHlo<> >>752

【青年はパタッと右手を下ろした】

「・・・・しかしなあ・・・」

【その時!!!!!!!!】
【偶然公園を通りかかったこれまたDQNが】

『なにあいつ・・あんなに髪長くして・・・・バカじゃねえの?』

【と言ってしまった】
<> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 22:43:06.24 ID:yq1Xc+ppo<> >>754
いえ・・・それで起きなかったので・・・

【と、猫に伝えた後】

・・・はい、どうぞ

【デレデレ状態になっている猫に袋を渡した後】
【再び頭を一撫でしようとする】 <> 【獲月那鎖】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:43:48.85 ID:Tnl441Wh0<> >>712
肉まん片手の高校生と逃げ惑う少女はぶつかる。
少女は明らかに怯えていて、彼女に助けを求めていた。
その手を無視するわけにはいかない。それに血の匂いが充満している。

「……おねいちゃんにまかせなさい。だから逃げなさいな」

両手のてのひらから鎖を出す準備をして路地裏に足を運び男に話しかける。

「アンタ、こんな陰気なところでなにしてんの?」

警戒している。血があちこちに付着しているからだ。
それを引き起こしたのは恐らく目の前の男。そう判断した <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:45:02.23 ID:mhfzM++J0<> >>755
「それでも…!!!」

【髪を馬鹿にされた事で再びヤンデレ化】

「死んじゃえ…!」

【先程と同じようにDQNの頚動脈を切ろうとする】 <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 22:45:13.95 ID:7m6mnYZR0<> >>753

さわがしい奴だな
【淡々とそういうメイド。よもや自分の発言に原因の一端があるとは蚊ほども思っていない】

そうだろうそだろう。嬉しいだろう。
……何をするか、か。
とりあえず、あの方に会ったらその命令に従うだけでいい。うん、簡単かつ光栄だな。

【説明になっていないのだが、本人は満足げにうんうんと頷いている】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:47:33.96 ID:E2jygd5O0<> >>756

お前いいやつだにゃ〜
こんな頭でよければいくらでもにゃでていいのにゃ〜

【既にマタタビに酔い始めてるのかもしれない】
【されるがままに、というか積極的に頭を向けている気さえする】 <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:48:21.60 ID:UQpJUiewo<> />>737で再募集ッ!ヘイッ <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 22:49:04.13 ID:5eQYjOHlo<> >>758

「・・・・あ・・・」

【青年がしまった、と思ったとき、】
【もう彼女は変貌していた】

「か、髪ぐらいで人を[ピーーー]な!!」

【DQNをかばうため、思いっきり少女を突き飛ばそうとした】
【もし少女が突き飛ばされたら、】

【DQNは無事に逃げられるだろう】 <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 22:50:09.23 ID:BGaHZk/bo<> >>682
/使いまわしまくる
/なんでm(ry <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/04(金) 22:50:49.19 ID:jJrt5El00<> >>747

私が言ったことをそのままやると思ったかバーカッ!
っていうか糞女とはなんだオラぁ!

【まさに外道である。】
【嫌気がさしたのか女は一瞬で不良たちのところに移動し、】
【瞬きもしないうちにEの側頭部に鈍器となった刀(鞘付き)を打ち込もうとし、】
【そこで包帯女(仮)がCを殴り飛ばした場面を見て、】

サンキュー!1人じゃ辛かったよぉ。

【呑気に言いながら、Bの鳩尾辺りに狙いを定め、拳を繰り出した―――】

/気付かなかった…スイマセンでしたorz <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/04(金) 22:53:52.37 ID:t0sBGH2g0<> >>759

「……」

【ふと考える。】

『弱い肉は食う。それが自然だろう』

「……」

【自分は強くない――すると次の様な考えが浮かんでくる】

(――私この人に食べられます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)

【酷い誤解である】
【じっと、青ざめ、怯えた表情で、【鉄骨鉄筋】の顔を見つめる】

「命令ですかー……」

「……」

『おい、絹、わらわと遊ばぬか』
 『はーい、なにをしましょう?』
『あの手をたたく遊びがよい』
 『手ですか? ああ、分かりました! せっせっせーの』
『よいよいよい』
 『ご主人様お上手ですー』
『さもありなん、もっと褒めるが良い』
 『はーい』

「悪くないですね」

【妄想だけで大満足、あってもいない“ご主人様”が楽しそうで、一人だけ満足そうにしている】

「【鉄骨鉄筋】さんも、ご主人様の命令を訊いてるんですね?」

【そんな、どうでもいいことを訊ねる】
【表情は穏やかで、かすかに笑っている】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 22:54:11.76 ID:yq1Xc+ppo<> >>760
・・・それじゃぁ、抱っこしても良いですかね?

【撫で撫でと、またたびに酔いつつある猫の頭をなでながら】
【抱っこしても良いかどうかを訪ねる】

【まぁ、たずねながらもこちらのほうに引き寄せているのだが】 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:55:42.54 ID:mhfzM++J0<> >>762
「っつ…!」

【一つの事に夢中になっていたため突き飛ばされ、DQNは逃げる】

「やっぱり…あなたも私の邪魔をするんですね…」

【青年の言葉は届いていない】

「死んでください…!」

【頚動脈では避けられると思ったのか、八つ裂きにするつもりなのか、足を切ろうとする】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/04(金) 22:56:21.04 ID:jDGJx2OVo<> >>757

「・・ん?・・・・・おっと、陰気なところでこりゃ失礼。」
「何をといわれれば、暴力行為・・・ってところだな」

「俺は、自称正義の味方だからー・・・なんつって」

怪訝そうな目で相手を見ながら薄ら笑いを浮かべる。冷笑に近いが、苦笑である。
そして、何を言い繕う訳でもなく自分のやったことを端的過ぎるほど端的にお話しする
もっとも、暴力行為では済まされないほどの血の量
それに、肉の焼けた匂いは嗅いだ相手に暴力を通り越して殺戮を思い浮かべさせるだろう。

さらに、この男は自分の事を正義の味方だという。『自称』という言葉をやけに強調しているが。


「んで?・・・・あンたはそんな陰気なところへわざわざ何をしに来たんだ?」
「ピクニック?・・・まさか、この袋小路にお散歩かい?」

ボリボリと頭を掻きながら男は質問する。敵意を持たれていることは分かっているが
それが、自身への危害へと変わるかどうか見極めているようだ <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 22:57:29.19 ID:E2jygd5O0<> >>766

じぇ〜んじぇんお〜け〜にゃのにゃ〜

【酔ってる酔ってる】
【引き寄せられるのに全く抵抗なく、ふらつきながら抱き上げられる距離まで近づく】
【元から理性的ではなかった顔だが、いまでは本当に完璧に、一片たりとも理性が残っていない】 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 23:00:21.85 ID:Aq9NVr21o<> >>764
【―――こちらが説明する間もなくEが「ぐえっ!!」とか言いながらダウン】
【その際にテディベアを手放してしまい、それは宙へと放り出され、地面にどすっと落ちる】
【結構ボロボロになってしまっている上に、土汚れやらなにやらでもう大分使いこまれた風な感じになっている】

「……ふぅ、よし」

【こちらへと勇敢にも走ってくるGが見えたので難なく顔面を掴み、とりあえず地面に叩きつけておく】
【Gも勿論抵抗しようとしたんだが、無慈悲すぎるくらいにある圧倒的単純な力の差で負けてしまい、抵抗すらできないのだ】
【後頭部からがつーんとGは地面と衝突し、たんこぶを盛大に作りながら意識を失っていく】

【と、思えば―――例の女性が慌てふためくBの鳩尾に拳をクリーンヒットさせ、Bはガクッと膝を曲げて地面に付き】

B「げぇ……あ……ゆ、許して……」

【と、命乞い……と言うか、今のところ一人も死者出ていないので命は取らないと思うのだが、相手に頼み込み】
【いつの間にかFは走って大分遠くまで逃げていたのであった、A〜Gまでいるのだが、もう半分以上倒れたのを見たら誰でも逃げ出す】


/いえいえ、こちらこそ遅れてたので大丈夫です! <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/04(金) 23:02:49.39 ID:7m6mnYZR0<> >>765
うむ。あの方に従う事を想像するだけで幸せなんだな。気持ちは解るぞ。

……ああ、私は――――おっと、いかん。そろそろ時間だ。
早くあの方を見つけなければ。

子供。世話になったな。
あの方に会った時にはよく仕えるんだぞ。

とう

【メイドは脚力だけで跳び、屋根から屋根へと跳躍して消えていった】
【あの方について説明を忘れているのを見ると、おバカさんなのかしれない】

/突然だが、ごめん眠い限界
絡みありがとでした <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 23:04:34.83 ID:yq1Xc+ppo<> >>769
・・・じゃ、お言葉に甘えて・・・

【なんか凄いことになってるな・・・どうしよう・・・】

【でろでろで理性の欠片も残ってない猫を見て】
【やっちゃぁいけないことをやったような気をしつつも】
【腕に猫の背中をのせるように抱いて、持ち上げようとする】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 23:04:53.10 ID:5eQYjOHlo<> >>767

「むむっ!!」

【素早く後退する】
【鋸の刃が足首を掠める感覚・・・】

「・・・・とんだとばっちりだな・・・・はああ!!!」

【本来なら女の子相手に武力行使は気が引けるが】
【今回はいたしかたない。相手が相手である。やらないと】

【やられる】

【狙いは、鳩尾への蹴り】
【気絶させようとしていた】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:08:34.77 ID:E2jygd5O0<> >>772

にゃははははwwほれほれwww遠慮するでにゃいwwwwww

【こうかは ばつぐんだ! ▼】
【かなり出来上がってしまっている】
【抵抗する様子も一切ないし、抱き上げるのは簡単だろう】 <> 【空想の繭糸】特殊効果を衣服に付加したり、特殊効果を付けた衣服を作れる<>saga E:大量の裁縫道具や布、パッチなどが満載したカバン<>2011/03/04(金) 23:09:18.00 ID:t0sBGH2g0<> >>771

「えへへー……♪」

(海鳥もガブッてしちゃう人なのに、ご主人様には頭が上がらないんですね)

(……結構いい人なのかもしれません♪)

【――と、かすかな笑みの裏ではそんなことを思っていたのであった】
【そして、目の前からメイドさんが跳ぶ】

「!?」

「……ば、ばいばいですよー……」

「……バッタさんみたいな人でした」

【その場で手を振り、見送るのであった】

おつでした、あそんでくれてありがとでした
おやすみなさい <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:11:30.73 ID:mhfzM++J0<> >>773
「避けないで…死んでください…」

【コンボのような形でもう一度切りかかるが】

「…!…かはっ…!」

【鋸で向かってきた足を切ろうとした瞬間鳩尾に強烈な一撃】
【しかし運がよかった、鋸の柄がダメージを減らしたおかげで気絶はしていない】

「鋸じゃ…殺せない…!刀だ…刀があれば…」

【路地裏で殺したDQNの元へ走り出す】
【その意図は骨を抜く事】 <> 【獲月那鎖】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:11:34.43 ID:Tnl441Wh0<> >>768
男のうすら笑いが癇に障る。相手のうすら笑いは冷笑気味の苦笑だった。
先程は感情に身を任せて飛びだしたため血痕しか気に留めなかったが肉の焼けた匂いが辺りに充満しているのを感じ取る。
悪臭としか形容できない匂いだった。そして殺戮を連想させる光景は彼女のトラウマを呼び起こす。その為顔色は急激に悪くなる。


彼女のトラウマ―――それは人外屋敷でのとある人物の死体。父親同然の【磔刑神父】の惨殺死体を目撃してしまった事。


「・・・ハァッ、ハァッ、ピクニック?馬鹿言わないで!」

その目には涙が浮かんでいた。逃げたい。こんな面倒事に首を突っ込むんじゃなかった。
一言でいえば後悔していた。

「どうしてアンタは簡単に人を殺せるわけ?私には信じられないッ…!」

両手の掌から鎖を出し両足に鎖を巻き付ける。いざという時即座に逃亡を図るためだ。 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/04(金) 23:11:52.00 ID:jJrt5El00<> >>770

はいはい許す許す…
って別に憂さ晴らしだからね。只の。

命まではとらないさぁ。安心しな。

【鳩尾に拳をヒットさせておきながら安心は出来ないと思う】

…あれ?一人減ってるなぁ…。まぁいいか。

【消えたFに疑問を抱きながらも、刀を元のキーホルダーに戻し、包帯をぐるぐる巻きつけている女性(仮)に話しかける】

あー…。
なんか何て言ったら良いのかわかんないけど…
とりあえず、ありがとうかな。
助けてくれて。…あ、テディベア汚れちゃったね…。ゴメンねぇ。

【ホントは全く危なげなかったが、女性のおかげで早く片付いたのも事実。】
【故に、感謝の言葉を言う女】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 23:11:55.89 ID:yq1Xc+ppo<> >>774
おぉ・・・

【重い・・・でも足とかふわふわ・・・】

【ぐぬぬ・・・と重そうにしながらも】
【鎧をつけていないふわふわの部分に癒されつつ】

・・・

【・・・これはお持ち帰りしても問題ないかな?】

【とか変なことを考えている】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 23:16:54.84 ID:5eQYjOHlo<> >>776

「・・・刀・・・?」

【少女が公園から出て行くのを訝しげに見つめる】

「・・・・」

【公園には、またも青年一人】

「・・・・なんだか面倒ごとに巻き込まれそうな気がするな・・・」

「・・・ごめんだ」

【青年はそう言って、足早に公園から出て行った】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:18:49.32 ID:E2jygd5O0<> >>779

ふへへ……もうぼきゅずっとこの世界でくらすにゃ〜

【お持ち帰りされる危険にさらされているとは知らず、[ご察し下さい]な状態の鎧兜猫】
【このままではオ○モアイ○ーにされてしまうぞ!!】
【しかし本人は至って幸せそうなのでお持ち帰り自由状態だ】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/04(金) 23:20:24.52 ID:jDGJx2OVo<> >>777


「────あンた今、なんつった?」

────怒気。
相手の最後の一言はこの男の琴線に触れ、この場に非常な緊張感をもたらす。
たとえるならば、張り詰めた絹糸に鋏をまさに入れようとする瞬間のような緊張感。
次いで、男は言葉を紡いだ。明らかな怒気に完全に身を任せることは流石にしていないが
静かに、しかし大きく怒っていた。


「────俺が簡単に人を殺せるとか言いやがったのか? あンたはもしかして、そう言ったのか?」


「       答えろよ      」

相手の眼に浮かんだ涙を気にするほどの余裕はすでに無い。
この男は、自分の限界までに相手を睨み、歯軋りをする。
先ほどまでの冷笑、微笑はすでにソコに無く、ただ純粋な怒りがあった。
動き出す様子も殺気も無い。 ただ、怒っている。それだけだ <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:24:43.74 ID:mhfzM++J0<> >>780
【所変わって路地裏】

「あはは…あはははは…」
「アハハハハハハハ」

【両手いっぱいの人骨を持ちながら狂気に満ちた笑いをする】

【そして人目も気にせず歩いている】

/これはロール終了でしょうかね?
/というか公園を出て行ったということは追いかけてきているのでしょうか?
/そこのところがちょっと分かりません…低脳でスイマセン <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 23:26:03.66 ID:yq1Xc+ppo<> >>781
・・・

【いや・・・むしろもって帰らないと危ない気がする・・・】

【[ご察し下さい]な状態の鎧兜猫を見ながら】
【自分がしたことの罪深さを実感しつつ】

・・・今から俺、家に帰りますけど・・・来ます?

【・・・とりあえず、部屋のベットに寝かせておこう】

【と決めて、[ご察し下さい]な状態の鎧兜猫に部屋にお持ち帰りして良いか訊く】 <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 23:26:08.61 ID:Aq9NVr21o<> >>778
B「あ、ありがとうございます……!」

【とは言ったものの、Fの様に一人で退散する訳にもいかず、かと言ってこの人数の怪我人を運ぶのは一苦労】
【なので、とりあえず立ち上がると相手から離れ、近くの公衆電話を探しに行くのであった、携帯電話は乱闘で壊れてしまったらしい】

【そして騎士はと言うと、Cの近くに立っており、相手の方へと視線を向け】

「え?あ、いえ、こちらこそ」

【と言いながらCの腹部にもう一蹴りをゴスッと加えておく騎士、容赦が無いと言うよりは怨みが強過ぎる】
【相手に対して向ける言葉はもちろん怒りの感情は含まれていないが、体の方がCを痛めつけなくては仕方ないのだ】
【何故か?答えは単純、最初にテディベアを汚したからである、余程テディベアが好きなのだろうか】

「あのままでは私は手も足も出ませんでしたからね、テディベアさえ取られなければ不覚は取らなかったんですが」

【それから、両手をパンパンと上下に払う様に叩いた後に、Cから離れるのであった】 <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:30:10.54 ID:E2jygd5O0<> >>784

よーし、いってみよー!
にゃ〜

【言葉の意味を理解しているのか、高めのテンションで答える[ご察し下さい]な猫】

にゃ〜
はにゃ〜……

【そして半ば意識を失ったような、眠りかけのような状態に】
【これではこのままおいて行くワケにもいくまい】
【幸いにも、一応本人からの了承もあるワケだし】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/04(金) 23:33:01.14 ID:5eQYjOHlo<> >>783
/いえ、逃げていったということです・・・
/すいません・・流れ的にこうなってしまいました
/少しだけ諸用があるのでロール終了でお願いします・・・ほんとにすいません・・・乙です <> 【獲月那鎖】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:33:03.39 ID:Tnl441Wh0<> 「・・・ッ!」

先程の言葉は禁句だったのか?
では何故人を唯の肉の塊にしたのか?
今の言動と先程の行動はかみ合っていない。
普通人を殺すまではいかないだろうが。

そのような思いが脳内と言う狭い個室を駆け巡る。

「……そう、言ったのよ。アンタは聾唖なの?それにしてもあんなことしなくたっていいじゃない!」
「アンタは殺す時悩んで殺してるから許してねとでもほざくつもり?」

慟哭に近い。悲痛な叫びに近い。それらを複雑に混ぜた表情と声。
相手にはわからないだろう。相手は理解しないだろう。しようともしないだろう。

<> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 23:33:40.38 ID:yq1Xc+ppo<> >>786
んじゃいきますよー・・・

【猫を抱きながら、彼の今の住居である】
【アカデミーの寮へと戻っていこうと、歩きだしていこうとする】

/避難所のアカデミースレに移動します? <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/04(金) 23:33:53.89 ID:jJrt5El00<> >>785

だから別に感謝を言われる筋合いはないんだよ・・・。
さっさと失せな。

【と言っていたら勝手にBはどこかに走り去って言った。】

【さて、目を転じると、Cの腹に蹴りを加える女性】

うわぁ…。容赦ないねぇ…。

【とかいって流石に引く女。でもアンタも引ける立場じゃない。】

そんなにテディベア好きなのかい…。ま、私も好きっちゃ好きだけども・・・っと。
もうこんな時間か。じゃあね包帯の姉ちゃん。また会った時はよろしくねぇ。

【そんなことを言いながら、そこから一瞬で「消える」女】
【能力で上に飛び上がっただけなのだが、その表現は消えると言った方が良いだろう】

/乙でしたっ…。なんかすみませんでしたorz。 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:34:21.29 ID:mhfzM++J0<> >>787
/いえいえ、乙でしたー <> 【股旅侍猫】SAMURAI-CAT E:妖刀『股旅』<>sage saga<>2011/03/04(金) 23:36:50.26 ID:E2jygd5O0<> >>789
/おk、それでお願いします <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/04(金) 23:40:10.45 ID:yq1Xc+ppo<> >>792
/それじゃぁ俺が先に投下しときますね <> 【断罪之剣】@wiki<>sage<>2011/03/04(金) 23:44:24.72 ID:Aq9NVr21o<> >>790
「あ、まぁ、色々とあるんです、大好きですけどね」

「ええ、では、また会えれば」

【目の前で瞬時に消えた女性に対してそう呟き、助けてくれたことに感謝しながら自分も歩き出す】
【帰り際にCの顔面にもう一度蹴りを入れて、鼻やら骨やらを折っておくのも忘れずにしっかりとしておき】
【『教団舐めんな』と3回目の気絶をしているCの耳元でぼそっと呟いた後に、自分もそこから立ち去った】

【今日も今日とて、平凡であるのを嫌々噛み締めながら】

/絡み乙でしたー!こちらこそすみませぬっ! <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/04(金) 23:49:36.11 ID:jDGJx2OVo<> >>788

「・・・・チッ・・・・あンたの目はマリアナ海溝より深い節穴で出来てんのかァ!?」
「あンたは何にも見ちゃいねぇ・・・・見ようとすらしてねぇんだよ!」

怒号。声を荒げて相手を恫喝する。
ところで肉塊・・・とは一体何のことを指すのだろうか。
尋常ではない血の量。頭のイカレテしまったヒトならおいしそうと言うのかも知れない肉の焼ける匂い
それを見れば、そこら中に転がっている物体を肉塊と表現するのも正しいだろう。

だが         彼らは生きている

両手両足が焼き斬られた男も居れば、その男性器すら醜く焼かれた男もいる。
顔面の焼け爛れた男も居るし、全身が一時ではあるが火にあぶられた男も居る。

しかし          彼らは生かされている。


「・・・[ピーーー]気なんてひとつもねぇ。」
「・・・・・[ピーーー]のは殺した奴だけだ。  目には目を歯には歯を」

「生きているからこそ懺悔でき、後悔でき、苦痛にわめくことができるんだよ」
「悪いとは思わねぇ・・・・駄目なことだとは知っているがな」

[ピーーー]のは、殺した奴だけ。
この男達は誰も殺しては居ないが、ある少女の心を殺した。なればこそ、その身に報いを受けるべきである。
しかし、生かして。故に焼く。焼けば重度の全身火傷でない限り滅多なことでは死に至らない。たぶん。
ボリボリと頭を掻きながら、こんなこと説明する必要もねぇのにと愚痴を吐く。 <> 【獲月那鎖】@wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 00:05:47.19 ID:rPG1BRRS0<> >>795
少しだけ注意深く見ると確かにその通りだった。
彼らはまだかろうじて生きている。

「………さっきの言葉は撤回するわ。確かにあんたの理屈は間違いではないわ。善悪相殺とでもいうべきかしら。」


「でもアンタのやり方は惨い。あんたはこいつらを裁く権利や義務でもあるわけ?」
「あんたは傲慢だわ。…貴方とはもう会いたくもないわ」


先程巻いた鎖は巻いた部分の重力を六分の一にするというもの。
その効果を存分に発揮し普通の人間では考えられない速さで後ろを向き走り去った。

/すいません。睡魔が…
ここで切らせてください。凍結しようにも明日や明後日は来れないので…
乙でした! <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 00:06:37.05 ID:NXP41bVIo<> /懲りずに>>737で再募集……ッ! <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/05(土) 00:09:11.84 ID:nZr/OUkQo<> >>737

「・・・・・?」

【街から抜け出し、青年は今度は廃城の前へ】

「・・・・今度はなんだ・・・」

【呪詛・・・笑い声・・・】
【だが、好奇心に負けたのか】
【城の中に入った】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/05(土) 00:13:57.62 ID:qb0diAsZo<> >>796

「そう、惨いな。余りにも惨すぎるかもしれねぇ」
「だがよ? 誰かがやんなきゃ濃いつら下衆どもは堂々と大手を振って大往生しちまうわけだ」

「俺にはソレが納得できねぇ・・・・だからよ」
「たとえ、俺が十万億土を踏めねぇとしても、それは良いんだよ」
「でないと、閻魔大王に合わす顔が無いからな。」

「おっと   それじゃ『また』」

怒りを何処かへ追いやった男は目を瞑りながら相手の意見に同じ。
ケタケタと愉快な笑い声を上げて相手を見送った。
意味深な言葉を残して。

//おっつー!! <> 【太陽化神】 @ひむか<>saga E:<>2011/03/05(土) 00:18:04.42 ID:ie2jUGAU0<> >>737

『――こんなところにまさか人がいるとは、相当の変わり者の様だ』

【ルツェルンハンマー――槍槌を構える、人影がふらりと、傍に姿を現す】
【全身は白熱した鉄の様に煌めく、人影が】

『……何者、だ?』

【穂先は向けず、凛とした声を並べ、訊ねるのは、ロングヘアーの女性】
【――一見すれば。】

【太陽の黒点の様な双眸が、じっ、と――元から居る人影に訊ねる】 <> 【太陽化神】 @ひむか<>saga E:<>2011/03/05(土) 00:19:53.68 ID:ie2jUGAU0<> >>800
あー、申し訳ないです見間違えてました……
>>800はそげぶされたのです…… <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 00:23:55.24 ID:NXP41bVIo<> >>798

「ふむ……」

【静謐に、異音が混じる。同時、黒外套がぱたぱたと音も風もなく靡いた。男は『演者』の登城を待つ】
【虚貌に笑みのようなモノを泛べて、壊れかけの玉座の凭れに躯の同然のか細い指をなぞらせた】

「此処に足を踏み入れたのは、好奇心からかね。少年」

【青年が玉座に踏み入れた頃。影絵のように朧気で胡乱な虚像は、酷く淡々と一切の感情の漏れ目なく】
【そう問うた。一瞥もせず、指の腹に付着した薄埃に目を落とす。興味失さげ、と表現すれば】
【虚像の不可解な気配の片鱗、動向が、若干ながらも伝わるだろうか】 <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 00:25:25.81 ID:NXP41bVIo<> >>800-801
/申し訳ない……orz またの機会に是非お願いします! <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 00:27:07.36 ID:01ok23lto<> >>682
/使いまわしまk(ry
/なんd(ry <> 【予期細胞】@wiki  中々死なない警察官<>sage<>2011/03/05(土) 00:31:17.19 ID:qb0diAsZo<> //【斬骸百景】さんへ
//今日の19:00までに返答が無いならば真に身勝手ながら
//ロール自体を無効にさせて頂きます。真に申し訳ないですが
//これ以上動かせないのは厳しいというのが本です。サーセン <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾 with使い魔<>sagesaga<>2011/03/05(土) 00:34:48.31 ID:A+zeEn570<> >>804
/やることも無いし、絡むーチョ!

「…おいユウト。なんか探してるみたいだな。」

んー?そだな。
…で?

「で?とはなんだ!早く何探してるんですかとか聞いてきた方が良いだろうが!」

えー…まぁいいや。ほら、シルヴァも来い。

「えー」

えーじゃねえよ!
…全く。

【こんなコント紛いのことをしている二人が近づいてくるだろう】
【1人は銀髪長身。胸には、首から下げられた大量のシルバーアクセサリー。】
【もう1人は、男よりも背がずっと低い少女。銀髪に赤い瞳を持つ】

…どうしたんすか?

【銀髪の男が聞く】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/05(土) 00:36:05.16 ID:nZr/OUkQo<> >>802

「・・・・くくくっ・・・堅い扉だな」

【玉座―――城の主が鎮座するその部屋に、外界を繋ぐ鉄の扉】
【数年来開かれていなかったであろうそれは錆付き、なかなか「演者」を招かない】

「・・・仕方ない・・・はああ!!!」

ガシャアアアアアンンンン!!!

【青年は、扉に向かって力いっぱい体当たりする】
【その衝撃、威力】
【扉は轟音を立て開かれる、その後軋むような耳障りな音を断末魔とし、】
【蝶番が外れ、その瞬間、「扉」では無くなった】

「しまった・・・やりすぎた・・・」

【コートに付いた埃をパタパタとやりながら、青年は「舞台」にあがる】
【そして、初めて青年は相手を視界にとらえる。両目は真っ直ぐに玉座に向けられていた】

「・・・少年に見えるか?」

【その主に問いかけた】
【中肉中背の「青年」・・・どこにでもいそうな普通の青年である。鉄扉を誰が吹き飛ばしたと思おうか】

「・・・こんなところで何をやってるんだ」

【付け加える】 <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 00:55:18.01 ID:01ok23lto<> >>806
・・・ひゃい!?

【間の抜けた声を出して、ビクッと大げさに震える】
【そして動揺しながらも振り向く】

【どこにでもいそうな、普通の少年である 見た感じは高校生くらいだろうか】

あ・・・ えっと・・・ うーん・・・

【困惑した顔で地面を見ると、首をかしげて考え込む まだ少し動揺しているようだ】

【もっとも、何を考えてるかは全く持って謎である】


【その状態がしばらく続いたが、ふと思い出したように顔を上げて】

・・・えっと、探してるんじゃ無くて・・・

この辺の事がよくわからないから、どうにかして情報を集めようかなーと

【二人の顔を交互に見ながら、小さい声でボソボソと話す】


/初めてなんで色々やらかす気がするから先に謝っておく!ごめん! <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 00:56:47.26 ID:NXP41bVIo<> >>807

【重厚な鉄扉が破逐され、舞台へ乱暴な登場を遂げた青年を、虚ろな陰を孕む翡翠の双眸が捉えた】
【鉄扉を『破壊』した、となると尋常ならざる膂力の持ち主か、或いは何らかの能力者に限られる】
【だが、虚像はその光景を目前としつつ、微塵と畏怖した様子も戦慄く様子も魅せない。躯の指が、再度、凭れへ伝う】

「見えぬな。で、あるのなら青年と言い改めよう」

「先に問うたのは私であるよ、青年。礼節を云々するつもりはないが、会話には順序があろう」
「再度と問う。――此処に訪れたのは、好奇心からかな。それとも……」

【不遜とも高慢とも、違える。虚像は、さも当然の如くして青年を見下ろしていた。躯の指が、凭れを伝い伝い】
【埃を拭いて、それを呼気に散らす。愉快気で、さも道化のよう。躯の指は一旦、宙にくるりと円輪を描き――青年へと向けられる】

「……いや、君は『演者』の器ではないな。愚問を重ねるほど、愚かな行為はない。」

【道化は、その虚貌にちらりと落胆の色を混じらせて、そう告げた。何処から響くか判別の付かない、摩訶不思議な声音で】

/遅れました……! <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾 with使い魔<>sagesaga<>2011/03/05(土) 01:13:27.92 ID:A+zeEn570<> >>808

言いぶりからして、ここに来たのは最近みたいだな。

「ユウトも最近だろう」

…うるさい。
ちょっと黙れ。

…そうだなぁ…あっちにコンビニとかあるから、地図貰ってくればいいんじゃないか?

【そう言って、右を指差す男】

「あっちにもコンビニがあるぞ?」

【そう言って、左を指差す少女】

【この状況。全くもってシュールである】

/気にしない気にしない。誰だってそれを一度は経験するものさ(キリッ <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 01:14:20.47 ID:zDzHDrNDO<> >>809

「あーそうかい。そりゃあ失礼したな。」

【鉄扉をぶち破った青年はコキコキと首を回しながら言った。】
【あれだけの衝撃を加えたにも関わらず、少しも息切れしていない。】
【青年はなんということはない、という風に振る舞っていた。】
【いや、事実少しも負担に思っていないのだろう。】

「当たり前だ。「好奇心」以外でこんな場所に来るか。俺はそんな物好きじゃない。」

【辺りの様子を見ながらそう答えた。】
【王室の隅には雲の巣が張り、辺りは埃でべとべとである。】

「随分と偉そうな奴だなあ」

【王座に座る相手を見ながらそう呟く。】
【すると、わずかな落胆の色を読み取ってか読みとらずしてか】

「おい。分けの分からないことを言う「王様」…」

【そこで彼も相手に習う。すなわち、】
【青年の人差し指が真っ直ぐに翡翠をとらえた。】

「人を指さすな。それから俺は質問に答えたぜ。今度はこっちの番だ。」

【そこで、青年は鋭く相手を見据えた。】
【わずかに雰囲気が変わる。】

「ここでなにをしてる。」

【同じ質問を、先程よりも硬質に】
【投げかけた。警戒の色が色濃く出ていた。】


/いえいえ。ごゆっくりどうぞ! <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 01:33:58.72 ID:01ok23lto<> >>810
・・・ああ、そうなるな 最近だ ものすごい最近

【いくらか落ち着いたのか、先ほどの様に動揺はしていない】

ん?ユウトって言うのか・・・

【二人を交互に見て苦笑い 何か面白かったらしい】

一応俺も名乗っておくか 「タツヤ」って言うんだ よろしくな!

【誰も名乗れと言ってないが一人で勝手に自己紹介を始める】
【ありふれた名前を胸を張って誇らしげに名乗ると】

・・・コンビニに地図か!よし

【すぐさま右に向かって走り出そうとして】

【左を指差す少女の声が耳に入る】

(・・・どっちに行けと?)

【苦笑いのまま、いまにも走り出しそうな体制で固まる少年】
【どっちの意見に従えばいいのかわからないらしい】

【いいからさっさと右に走れよ、と突っ込みたくなるが】 <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 01:40:27.28 ID:NXP41bVIo<> >>811

「成程、然り。正論だ。失礼であった、青年よ」
「偉そう、というのには反論すまい。これは生来の癖のようなものでね、なるたけ気にしないで欲しい」
「『王様』――か。 私はその座には適さない。道化は喜劇に、愚者は悲劇に、王者は覇道を」

「人には備わった演者としての資質がある。私が望む歌劇の演者として、君はやはり相応しくないな」

【くつ、と頬の筋を引き攣らす。微量ながらに愉悦の色が翡翠の双眸に翳りを伴う】
【躯の指は相手から逸れ、二度目の円輪を描きながら黒外套へと隠れた。青年の指先を見据え】
【透くように――相手の瞳を捉えた。呪詛の如く、紡がれる言葉の端々が魔性を孕み。“場”に饐えた匂いが充満す】
【扉は開かれた。しかし、換気される空気と一段階層を違えた“瘴気”が玉座の間――否や、100m程に満ちている】
【哭く夜風に、慄える月光。さながら此処は廃城と銘を変えた“魔城”と化している。須く、悪意は喰われる】

「私は待っているのだよ。
 この『座』に相応しい王たる資質の持ち主を――この牢獄を破壊する超越者を」

「その渇望以外、私にはない。これで満足かね。ふふ、つまらぬだろう、退屈させたか」

【警告の色に対し、道化は嘲笑で答えた。かつり、と大理石の床を叩く音がして。一歩、道化は足を踏み出していた】
【襤褸と同寸の黒外套が、円環する“場”の流れに阻まり、自己主張激しく靡き嗤う。――緩慢な足取りで、距離を跨がんと】 <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾 with使い魔<>sagesaga<>2011/03/05(土) 01:41:26.59 ID:A+zeEn570<> >>812

おぉ、タツヤか。よろしく。
ま、早く地図貰って来いよ。

【と言って右を指差す。】

「…堂々巡りは嫌なんじゃ」

【そう言って、少女は男のわき腹辺りに電気を打つ】
【それから、少女が電気を生み出せることが分かるだろう】

いっで…

【と言いながら地面に崩れ落ちる男】

「ほれ、早く左のコンビニに行け。右へ走り出そうとしているところ悪いがな。」
「距離もこちらの方が近い。」

【そういって再び左を指差す】

くそ・・・シルヴァてめぇ覚えとけよ…。

【少女に向かって呪詛の言葉を吐き続ける男】
【左を指差す少女・地面に崩れ落ちている男・そして走り出す体制の青年と、誠にシュールな映像である。】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 02:05:47.27 ID:zDzHDrNDO<> >>813

「それはそれは…立派な癖だな。見習わしてもらうよ」

【小馬鹿にしたようにそんなことを呟いた。】

【それから、青年は相手の話を最初はそれはそれは真剣に聞いていたが、】
【時間を増していくごとに、…だんだん】

「……」

【処理しきれなくなってくる。戦闘以外で頭を使うのは、あまり得意ではない。】
【しかも、彼には目の前の相手がどこか、】
【とらえどころのないような…そう、形容するなら、極めて「不自然」「異質」な、】
【そんな印象を受けていた。それは、】
【緩慢で悠然とした動作…指向性のない声…さらに】


【通常とは明らかに違う「空気」────それらに起因している。】


【青年はコートのポケットに手を突っ込んでいた。】
【話を聞くときの彼の癖である。態度がでかいと言われそうだが…】

(……話の内容がさっぱり分からん…)

(牢獄…つまりあいつはここに「閉じ込められている」ってことか?)

(…出ようと思えば簡単に出れるだろ。…あえてそれをしないってことは…)

(何か目的が…?いや、しかし一体どんな…)

【自らの考えを巡らせることでそれどころではない。】
【さらに思考は続く。】

(…まあしかし、…)

(お決まりのパターンとしてはこいつが椅子から立ち上がって…)

(なんか一悶着あるんだよなあ…)


「…そら来た。やっぱりな…」


【青年は歩き出した道化を見据える。ポケットから手を出し、だらんと重力に任せる。】
【相手に分かるだろうか。彼はこの瞬間、】

【いつ戦闘が起こってもいいように…】

【「構えた」のだ。同時に、彼は確信していた。】

【必ず、「何か」が来る────────と。】 <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 02:09:05.12 ID:01ok23lto<> >>814
うーんと・・・えーと

【未だにどちらに行くのか決めかねてる少年】

【どうみても悩んでる間にコンビニ行った方が早いだろ、突っ込みたくなるが我慢だ】

どっちにいけば・・・わっ!

【ブツブツ呟いてると突然鳴った電気の音に驚き、目を見開く】

(で・・・電気だよな?今の・・・ 電気だよな・・・?)

【驚いた顔のまま崩れ落ちる男と少女を交互に見る】

そ、そうだな 左に行ってくる あとついでにコーヒーでも買ってくる

【今の一撃で完全にびびった少年 迷うことなく左へ向かって走り出す】

【そのスピードは、逃げるといった表現の方が正しいかもしれない】

(ふーん あの女の子はシルヴァって言うんだな・・・)

(で、銀髪の人とはどういう関係なんだ? と、これは考えないでいいや・・・)
【色々と考えながらコンビニへ入っていく】 <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾 with使い魔<>sagesaga<>2011/03/05(土) 02:16:11.57 ID:A+zeEn570<> >>816
「おぅ。行って来い。」

【嬉々とした顔で青年を見送る少女だったが】

シルヴァ…ちょっと来い。

「…!!」

【いつの間に復活したのだろうか、男が少女の手首を掴み、そのまま去っていった】
【しかし数時間後、いつものように仲良く男と少女が歩いているのを通行人が見たらしい。】

/乙でしたー。 <> 【懐鋳殿刀】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 02:23:14.00 ID:01ok23lto<> >>817
/絡みあり&乙でした!
/レス返すのに時間がかかりすぎたけど・・・ <> 【具現銀装】物→シルバーアクセ→武器・防具・その他! ver犬耳&犬尻尾 with使い魔<>sagesaga<>2011/03/05(土) 02:24:10.49 ID:A+zeEn570<> >>818
暇だったから気にすること無いよっと。
改めて乙でしたッ! <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 02:39:11.24 ID:NXP41bVIo<> >>815

【――かつり、かつりと。規則的に等間隔に倣って靴踵が音色を奏でる】
【道化の虚貌が、宵闇に朧気な輪郭を顕著とする。薄羽色の髪も、同趣の外套も、溶暗する。“場”が蟠り】
【鬼哭啾々――魔城が震撼し出す。彼我の距離凡そ数歩に迫ったところ、道化は愉快気に靴を鳴らすのを、止めた】

「そう身構える必要もあるまい」

【躯の双腕が、虚空へと僅かに掲げられた。演技臭く、態とらしく、己に敵意はないと主張する道化師の様】
【虚の双眸が、相手へと僅かに細められた。滲む愉悦、己の凄惨さ、泛ぶ感情悉くが悪意に染まる毒蛇の様】
【――双腕が、宙に奇怪なルーンを刻む。緑光に輝き、場に淑やかな光を齎すそれは、同時に翳ぬ夜陰を創る】

「ほんの戯れだ」

【創り出された夜陰は――道化の紡がれる呪詛と即時的に呼応し、駆けた。大理石の床を滑るように――青年の足元へと】
【喰らい噛み砕かんと哮る。だが、それは本当に戯事。躱せて当然至極。反撃を加えれば重畳。それ以外なら――或いは、か】
【ともして“場”は凄惨の様相を呈し始めた。柱の陰、壁の端、瓦礫の下――呪言と嗚咽が溢れ出し、嘲り嗤い、宛ら地獄】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 02:53:21.72 ID:zDzHDrNDO<> >>820

「おーおー…演劇でも見てるみたいだな。」

【青年もこれまた…相手に会わせるかのように大げさに肩をすくめた】
【そして、相手の言葉に彼はニヤリ、と笑う、】

「構える必要ない…か…」

【瞬間、足元に違和感…青年は左足をあげた。】

「ま、「この程度」なら…」

「確かに、構える必要ないかもな」

【瞬間、自らに牙をむく異物に対し、彼は…】
【大木を穿つ斧のように…なんの躊躇いもなく…】
【左足を振り下ろそうとした。】

【もし震脚が決まり、異物を排除したら、彼は道化にいうだろう。】


「やるなら全力でやれ」


【と。】 <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 03:27:49.47 ID:NXP41bVIo<> >>821

【獣の双牙へ震脚が迫る。それでも尚、道化は喜劇の最中を見守る観客のように弛緩した体勢を崩さない】
【刹那、穿つような蹴りの衝撃を喰らい、獣の涅色が唸る。だが、排除など夢見が過ぎる。“場”の万物総て獣の糧】
【常に暴食を繰り返す現状に於いて、先の一撃は毛程の傷も負わせていない。そして道化は本領の片鱗すら、魅せていない】
【青年を嘲笑するように、胡乱な影がざわめいた。――再度喰らいかかれば、万全を欠いた相手を呑めたやもしれぬのに】
【道化の足元へと舞い戻る。双眸は洞の奥を映し出したように、黒洞々たる夜を翡翠に燈す。相手の本懐を、見透かすように】

「全霊を魅せろ――そんなところかな、君の渇望は」

「生憎だが、それは叶わんよ。私の総ては『此処』に収まりきらない。一端程度なら、可能だが」
「『演者』でない人間に、態々媚び売る必要もなかろう。弱き者、汝の名は女なり」

【くつくつ、と当初玉座の間に反響していた蟾蜍のような嗤いが――二度、木霊を始める。紡ぐ言葉、所作する腕も足も】
【総て、相手を唆し破滅へと導かんとする狂騒曲。人を悉くまで見下し弄ぶ、捻り曲がった本質を表層へ露呈した。隠しも、せず】
【まるで何事もなかったように、その場から立ち去ろうとする。襤褸の外套を濁りに任せ、くるりと踵を返した】
【結果として敵意を持った人間に背を晒すことになるが、道化の貌に泛ぶのは以前、人を喰ったような笑み】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 03:50:25.54 ID:zDzHDrNDO<> >>822

【青年の一蹴りは決まった。】
【微弱な振動を与える当たり、その威力を伺うことができる。】

「…あんまり効いてないみたいだな…」

【異物、は相手の足元に移動した。】
【魔翌力やその他、実体を持たないものだろうか。青年は思考する。】

【ざわめき、嘲笑】

【おそらく自らに向けられたであろうそれを聞いても、彼は冷静だった。】
【「実体を持たない存在」にもダメージを与えることができる。しかし…】

【彼は相手の背中を見つめた。追撃をぶつけるものか…迷っている。】


(…さてどうするか…)

(あの性格がねじ曲がった奴に攻撃してもいいが…ふむ…)

(…というか俺の名前は「晃」だ。…「女」じゃない…)

(…「弱きもの」…ねえ…)

【そんなことを考えながら、青年は相手を見送る。】 <> 【怨邪餓狂】 @wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 03:53:32.35 ID:NXP41bVIo<> >>823
/っと絡み乙ー!
/遅レスな上、アレなキャラで申し訳ない……!絡み感謝です、有難うございました! <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 05:10:10.55 ID:cvDS2bg00<> 「ーーーー……んん、最近、私ってば金持ち……ーーーー」

旅をしながら音楽活動を続け、又、別の面では劇団の一員だったり
とある面ではランカーズメンバーに値する能力者であったり、給料の貰い所は尽きない
にしても一般層からしては、普通レベルなのだが
コイツは貰えるだけ喜んで居た
白髪長髪、最近クールな端正な容貌な様子が要らない気がするも
そんな女性が要るのですまる

「何に……ーーーー使おうか?」
「…………ーーーー」
「………ーーー」
「……ーー」

黙考、ひたすら黙考長考を繰り返す女こと、ジェラート・T・ロックベル
顎に手を当てて、考える男な仕草でかれこれ小一時間、嘘だッ、五分くらい
どんだけ迷ってんだよと言いたい位に黙考な女こと、ジェr(ry
っと、要約決まったのか顔を小さく上げ

「ーーーー………貯金」

ですよね、其れが一番合理的ですもんね、はは、5分近く悩んで其れですか
そんなこんなで←便利な言葉だよねコレ
機械の様に止まりきった脚を動かして、踏み締める地面の先はセ○ン銀行 <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 05:35:59.12 ID:ie2jUGAU0<> >>825

「……うっかり冷蔵庫の中身を切らせてしまったわ……」

【会計を済ませ、コンビニおにぎりとカップスープをいくつか袋に入れ、ふらふらとする一人の女性】

【異なる赤を示す双眸――の下には、かすかに熊が】
【仄かに黄金を帯びた白髪――には寝癖が】
【ぽん、と乗ったキャスケット――の下からは一対の兎の耳がのびる】

【――と】

――。

「――」

【綺麗にしてあった床に滑り、転倒】
【おにぎり――ツナマヨと、カップ春雨――かきたま、が【月面蹴脚】の足元に転がっていく】
【まるで童話の世界である】

「……」

(余りの痛みに目が覚めたわ……まずコンビニ)

(高価。お財布に悪いわ。)

【痛みに冷静になり、少々起こり気味】 <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 05:52:50.96 ID:cvDS2bg00<> >>826
「おむすび………ーーーころりん……ーーーー」
「大丈夫……ーーー?」

ゆっくりした語調ながら、かきたまとおにぎりを拾い当て、小さく首を傾けさせて問う
相手が起こり気味ならぬ、怒り気味な様子なのは存じる筈無く
かつ存じても、気にするようなタマでも無いのだろう

「………ツイて無いね……ーーーまぁ……人生は何時も……ーーー七転八倒」
「……ーーーー間違えた、七転び八起き」

七転八倒な人生とは随分と酷な間違いをしたものである
まぁ、実はコイツも、新たな能力なのか『何も無い所で転ぶ』程度の能力が有り
今までロール中で二回位発揮した、転んだ
ーーー……まぁ、そんなのは凄くどうでも良い話で
拾いあてた女は相手に立てるかと心配気に手を差し伸べて居た <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 05:59:07.14 ID:ie2jUGAU0<> >>827

「……ええ、何とか」

【床とぶつけた鼻を覆い隠し、のそりと顔を起こす】
【隈と寝癖の、不気味で無頓着な格好と異様な仕草できっ、と睨む】
【――ただ睡いだけ。】

「……それ。」

【睡いということもあり、やや低い声が、そういいながら】
【ツナマヨのおにぎりを指さす】

「――あげる、拾ってくれたお礼」

【そういうことらしい】

【――】

――。

「……」

【カップ春雨二人分にお湯を淹れ、片方を【月面蹴脚】に差し出す】
【――無言で不気味。】 <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 06:20:45.50 ID:cvDS2bg00<> >>828
「………ーーーマジすか」
「じゃ……ーーーなくて、ゲフン……ーーーダイジョーブと分かれば其れで十分」
「ーーー……其れ位なら……自分の金でも、買って見せます、割って見せます」

キリリ、とクールな顔を際立たせ、おにぎりやらをくれる手を阻む
淑女な乙女ロックンローラーたるモノ、礼と言えども他人の施しは簡単に受ける訳にはいかない
しかしながら、グぅぅー……
っと、刹那、響き鳴る腹の虫


「ーーーー……いただきます。」

意志弱いなッ、淑女な乙女ロックンローラーは腹の虫の反抗に負けて
何の恥ずかし気無くペコリと頭を下げて許容してしまう……ーーーそのまま
カップ春雨の片方を受け取る、此処で食べよ、という事なのかな?っと
首を一瞬傾けさせつつも

「ーーー……ありがたや〜」

カップを持ちながら、蠅の様に手をさすって礼を告げては
逆に此の礼をどうするべきか、頭に巡らせて居た……ーーー <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 06:26:22.08 ID:ie2jUGAU0<> >>829
ごめぬー、おにぎりあげるの確定させちゃったよ……

「ここで会ったのも何かの縁――ということよ」

【ずるずると春雨を啜りながらぽつりと】
【掻き玉で舌を火傷しながら】

【べ、と舌を出して春雨に降参】

「……朝からあなたは何をしているのかしら?」

【鏡を見なさい。】 <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 06:49:04.49 ID:cvDS2bg00<> >>830
/気にシナイ☆

「一期一会……ーーーって奴ですな……ーーー」
「うむうむーーー……そうなれば、存分に尽くされて差し上げます……ーーー」

春雨にフーフーとしばらく息を吹きかけ、そのまま麺に啜るもまだ熱かった様で
どれだけ猫舌なのか、随分とおかしな日本語で応える
朝から何をして居たのかと問いかけられ、しばし考える

「何をして居たかーーー……ん、貯金」
「まぁ……ーーーー此の時間に居る理由を挙げるなら……ーーーー朝まで歌っていた」

「歌の……ーーー練習、気付いたら時間を忘れててついね……ーーー」

春雨に要約対抗出来る様になったのか、しばし啜りを再会させて
理由を応えれば、歌の練習……ーーーと言うのは路上で思いっきり歌ったり
言葉通り発声練習だったり、毎日がそんな旅生活な為に
こんな時間まで独りと言うのは珍しい様子でも無かったようで
少しだけ、恥ずかしげに告げる <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 06:55:22.00 ID:ie2jUGAU0<> >>831
すまヌー……

「……火傷しないようにね?」

【さっきあなたもやりました。】

「貯金……歌?」

(あー……ストリートミュージシャン……)

(……)

【寝ぼけた脳ミソにエンジンをかけると――】
【ふと。】

(……貯金するほどの額を稼げる……プロ?)

(いやいや、そんな人と急にこんなところで出くわすなんて――)

(……こんな時間から練習? 地道な努力……)

(……まさか本当にプロ?)

(だとしたら、おにぎりと春雨なんて差し上げてしまって、却って失礼だったんじゃ……?)

【いつもならば大して気にも留めないようなことなのに、どうしたことか】
【寝ぼけているに違いない、きっと】

「……ちなみに、どんな歌を?」

【何とかここは取り繕おうと、話題を振る】
【ちなみに ランカーズなどで得た物とは全く知り得ていなかったという誤解もある】 <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 07:13:22.11 ID:cvDS2bg00<> >>832
「どんな歌……ーーー決まりは特に無い……ーーー強いて挙げればロック」
「ーーー……でも、下手の横好き、たまに……ーーー小さな公演に出させて貰う」
「けど……ーーー遠くプロには及ばない」

ずず、っと春雨の汁を啜りながら言う
自分程度の人間をプロと誤解してはならないかの様な言い方だが
其の告げる言葉には、自身の歌の才覚を責める様子はなさそうだが
ーーー其れでもコツコツと人前で歌ってきただけの実力と足跡は整っては居る
ついでに収入源は、劇団とランカーズ、そして偶に投げてくれるお捻りからだ

「……ーーー歌は良いよ……ーーー」

歌う時だけは
自分の心は全開され解放され、魂の行方は聞き入る人々と重なって
重なり合って、彼女自身、歌える事に幸せを感じて居るが
プロになって何万人モノ魂と重なり合うのを、密かに夢見ている……ーーー小さな笑みと共に
彼女はそう紡いだ <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 07:19:47.49 ID:ie2jUGAU0<> >>833

「……謙虚ね」

(これはあれね……いつまでも初心を忘れない気持ちの表れ――)

(プロの人にこんなもの差し上げてしまった……どうやってお詫びをすればいいのかしら)

【キャスケットを被りなおし、目元をなるべく隠すようにする】
【ウサ耳ぴょこんと立ててまでして】

「……そ、そうね……」

「歌詞が素敵なものが、たくさんあって、感慨深いのよ……」

「昔故郷で両親がよく聞いていたのを思い出すわ――」

【しみじみしながら、語る】
【――春雨に火傷しながら。またか】

「……あっ、その道の人の前では絶対に歌わないけれど」

【さすがに躊躇われた】
【誤解ゆえに、だが】 <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 07:39:30.30 ID:cvDS2bg00<> >>834
「謙虚じゃぁ、無い……ーーー事実」
「…………ーーーー?」

誤解されている事実は知らずに目元を隠す相手には、ただ首を傾げさせる
続けて妙にルンルンにおにぎりの袋を開ける……ーーーツナマヨ好きなのだ
縦の紐は綺麗に切れるも、左右に分ける時は海苔がベリッと少し破ける
たまに有る現象だ

「……ーーーウサミミかわいい」

しばらくそこまで落胆した様子は無いがショボーンとなり、顔を上げれば
ぴょこりとウサミミ、見たまんま、感想告げた

「其の道の人……ーーー?よく分からないけど……ーーー」
「やっぱり歌は上手さより、楽しく歌うことに意味があr……ーーーゲッフ!米粒が喉に……」

ーーー……恒例ながら名言ストッパーが働いて来た様で
其の道の人、の例えがイマイチ分からない為に、彼女はまだ自覚も得ずに
ながらも、彼女の告げたい事は変わらなかった <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 07:46:26.63 ID:ie2jUGAU0<> >>835

「……良いけれど」

「……」

(上手い人は、そういうのよねきっと……)

【勿論、誤解は誤解されたまま、耳をぴょこぴょこと動かす】
【本人、無意識。】
【それから可愛いと言われて――】

「……」

(しまった――)

「……これは、その……お店で先日見つけて可愛かったからつい購入して……」

(買わない、買わないわよ、私! 普段こんなヘアバンドあっても見向きもしないのに……)

【不慮の事故――とはいえ、悲しいかな、この場でうさみみです(はぁと といえる性格でもなかった】
【そう、ヘアバンドとしてごまかすほかなかったのだ】

「――だ、大丈夫かしら?」

【背中をぽんぽんとたたきつつ、心配げにみやる】
【意味は何となく分かったが、惜しいな、そんな表情だ】
【その道の人=ようするにプロてこと】 <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 08:03:11.21 ID:cvDS2bg00<> >>836
「へぇ……ーーー良いなぁ……ーーー私も着けたい……ーーー」
「シーモンキーの耳とか……ーーーどうかな?」

ごまかす相手の事も露知らず、そのまま羨望の瞳を向けて、自分の手で
耳の形を作り聞く、シーモンキーの耳ってどんなのだよ
まずシーモンキーに耳有るのか、チョイスが謎だった

「ーーー……ん、ダイジョーブのモーマンタイ」
「それで……ーーーさっきの続きだけど……ーーー」

一瞬だけ、喉に来てウッとなっただけらしく、そのまま大丈夫と言い張る
ついでに中の人はちゃんと分かってるよ!たぶん!
そのまま続きを紡ごうとして……ーーー

「……ーーー何の話してたっけ」

言いたかった事が、ド忘れしてしまった。つくづく名言には
恵まれない奴である <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 08:10:01.80 ID:ie2jUGAU0<> >>837

「……ふさふさになりそうね?」

【田んぼに泳いでいるあいつを想像するが】
【ちがう、惜しい、近いけれどそいつじゃない――似てるから良いが】
【ひらひらひらひらしたものが頭に並んでいるのを想像している】

【じっと、プロへの無礼と喉へ詰めたことへの心配で、複雑な表情となる】
【中の人へは謝罪をすればいいだろうか。】

「え? えっと……歌は、楽しく歌っているより――」

(……)

【逆だった】
【しまったという表情となるが、すぐに何とかごまかそうとする】
【嘘、ではなく、強がり】

「……歌詞で思いを伝えるのが、大切、とか、そんな……」

【視点が作曲家のそれになってしまった】
【どうするのだろうか】
【きっと、まだ寝ぼけているに違いない】 <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 08:27:29.73 ID:cvDS2bg00<> >>838
「むしろ……ーーーモフモフになりたい……ーーー」

映画で、私はモフモフになりたい、みたいなのが有りそうな感じに感慨深く
そう告げる、相手が抱え持つ罪悪感等は気付ける由は無く
そのまま謝罪は要らずに続く

「んん……ーーー?楽しく……歌うより歌詞……ーーー?」
「私と言うものが、変な言葉を口に出してたね……ーーー失敬」

「まぁ……ーーーあながち間違っては居ないと思う」
「どうして……ーーー歌にはラブソングが多いのだと思う……ーーー?」

ちゃんとおにぎりを飲みきってから名言をスタンバイする女……ーーー
何か其れ矢沢永吉辺りが言いそうn(ry

「歌が一番気持ち良く……ーーー気持ちを伝える事が出k」
「むきゃッ……ーーー」

何処か等かカラスが飛んできておにぎりに向かい襲いかかる……ーーー働いたねストッパー
そのままおにぎりを死守し、手で追い払う、辺りには
黒い翼が舞い落ちる、女は肩にかけて息を上げる <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 08:40:46.23 ID:ie2jUGAU0<> >>839

「……モフモフ……」

【ロックな歌手は、羽根飾りや衣装がモフモフしていたということを何となく想像した】
【結果、なんとなく納得した】

「……良いかもしれないわよ?」

【襟もととか、袖口にモフモフがあれば似合うかもしれない――と勝手に妄想しながら】

「――素敵な言葉だったと思うわよ?」

(ごめんなさい……)

【申しわけなさで胸が苦しそうだった】

「らっ、らぶっ!?」

【カップ春雨の汁を、気管へ――噎せる】
【ケンケンと、咳している】

「――あ」

【カラスに気が付き、一歩身を引く】
【同時に、相手も引くと思っていたものだから】

「――!?」

【目の前でカラスに襲われるところをマジマジと見ていた】

「だ、大丈夫かしら――?」

【やはり、心配そうに。】


「さて――長居してしまったわ」

「歌の練習もあるでしょう? 私も同居人がお腹をすかせて――寝てるかしら、ね?」

【買い貯めのカップスープやおにぎりの入った袋を見ながら言う】
【そろそろ人の通りも増えてきた】

「おにぎり、声かけてくれてありがとう――優しい人は嫌いじゃないわ」

【隈を抱えた目で見ながら、囁く】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 08:54:57.46 ID:zDzHDrNDO<> >>824
/乙でしたああああああ!!
/すいません…最後の最後で寝落ちしてしまいました… <> 【月面蹴脚】 @wiki<>sage<>2011/03/05(土) 08:58:30.48 ID:cvDS2bg00<> >>840
「だ、だいじょーぶ……ーーーカラスめ……ーーー」
「失礼……ーーーレディには刺激の強い話でしたな……ーーー」

相手の反応を見てそのまま、格好付けて軽く謝罪を入れる
何処の紳士ですかと問いたい……ーーーおにぎりを食い終えて
ごちそうさま、と両手を合わせる

「うんにゃ……ーーー今日は久々にウチに帰って……ーーー寝る」
「同居人……ーーー人妻?」

ーーー……大きく欠伸をし、そのまま自分は帰る事を決める
事務所とは劇団の事だ、たまに立ち寄っては旅に出てを繰り返すのが彼女の日常
こいつもこいつで要らぬ勘違いを始める

「アレ位は人として……ーーー当然」
「ただ、私は……ーーー優しい人間じゃ無い……ーーー其れは承知しといて欲しい」

「んじゃ、そろそろ……ーーーHasta la vista♪」

背を見せて、少しだけ目を細めてから意味有りげに物を告げてから
小さく軽く手を振りながら、歩き去って行く……ーーー

/乙と絡み感謝!遅レス悪かったッス! <> 【落月鳳閃】追尾する月を創造、対象へと落とす,身体から光を放つ<>E:鉄扇*2 お供:とらちゃん<>2011/03/05(土) 09:04:58.25 ID:ie2jUGAU0<> >>842

「……けほ……いや、吃驚しただけよ、ちょっとだけ……」

【カップの中身、少し手にこぼしてまで動揺しているのに何を言いますか】
【続けざまに、人妻? の発言。】

「違――!!」

「……」

「わ、ない、けれども、その……」

【人差し指を両手で会わせてくるくるくるくる】
【顔を赤くしながら、視線を合わせられない】

「……優しくない人が、朝からこんなのにつきあうとは思ってないけれど、ね?」

【くるり、と方向転換し】
【寝床へ帰っていくのであった】

あそんでくれてありがとでした
きにしてねーべ! <> 【囓渦氷刃】能力授与スレ>>993 右手から氷の剣を出せる白い学ランの高校生<>sage<>2011/03/05(土) 10:11:18.75 ID:DXMPYjVGo<>
【冬と春の境界線を歩き進む弥生、草木芽吹き始め、始まりの季節】
【蒼く澄んだキャンバスに点々と朧雲の白が広がる空から降り注ぐ日光は穏やか、鮮明に町を照らし】
【街角、交差点、大通り、裏路地、並木道を歩く人々に共通するのは穏やかな表情、だか忙しいそうに歩き回る】

【そんな平和を享受する町の一角】
【出来てまだ新しい、焼きたてのパンの香ばしいに、コーヒーの深い香りに包まれたオープンカフェに──、一人】

「……………中々」

【周囲には夜の管理人である月からその役目を引き継いだ太陽の暖かい光を浴びながら朝食をとる人々】
【オープンカフェの名の通り屋外に出された座席は時間の為、もしくはその繁盛ぶりか、人多く込み合うそんな中】

【白い学ランを大柄な体に着る彼は、四人席にゆたり一人座り】【机には洒落た小皿に乗る小麦色のトースト、白い手袋を纏う右手には詩集を】


【───不意、花の甘い香りを運ぶ風が吹く、あどけなさの無い少年の頬は撫でられ、短く刈り込まれた髪は揺れる】
【───少年は僅かに瞳を閉じ、本を閉じ置き、腕を天に掲げ軽く伸びをした、深く、深く、深く、心地よさげに】
<> 【囓渦氷刃】能力授与スレ>>993 右手から氷の剣を出せる白い学ランの高校生<>sage<>2011/03/05(土) 11:16:35.14 ID:DXMPYjVGo<> >>844
これで募集中です <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 13:59:47.70 ID:nZr/OUkQo<> 「・・・・はっ!!」

「・・・しっ!!」

【閑散とした公園】
【そこでひとり八極拳の型の練習をする青年】

「・・・・」

【ようやくひと段落つき、ベンチに座る】

「練習相手がほしいな」

【青年は呟いた。】
【この世界に来て三日・・・こちらの住人たちはどれくらいの強さを誇るか知りたかった】
【さらに、好戦的な彼はこのような「平和的」な状況にいささか退屈している】

「・・・誰か居ないものか」

【辺りをキョロキョロと見回した】

/なんでも対応 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 14:05:48.55 ID:A+zeEn570<> >>846

…相手が欲しいんだって?

【突然どこからともなく女の声が聞こえるだろう】
【そして、青年の前に、突然黒髪の女が現れることとなる。】

相手なら私がなってやるよ?

/んじゃ、模擬戦お願いしまっす。 <> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/05(土) 14:10:02.96 ID:zl6flx5/0<> >>846
・・・・。

【森】
【木々の生い茂る自然豊かなその場所で】

【地べたに正座する少女が居た。】

・・・・。

【刀を正座した体型の膝の上に置き、目をつむっている。】
【そして】

・・・はあっ!

【いきなり手に刀を持ち鯉口を切り、膝立ちになってから刀を抜く】
【剣術を習っていない、荒削りな動き。】

ガツッ!

【それは目の前の木を斬る事はなく、当たっただけ。】

・・・く・・・・

【そして、模擬刀の重さと衝撃で思わず刀を落とす。】

【少女は無表情に、だが少し悔しそうに】
【他人事のようにそれを見ていた。】

――――――

【それから一日】

【公園にて】
【少女は自動販売機の前に立ち】
【小銭をそれに投入。】

【コーヒーを買って、飲んでいた。】

・・・・まだ・・・。

【足りない、と続けようとして少しため息を漏らす。】
【実力なんて、一朝一夕で身につくものではないと。】

「・・・・はっ!!」
「・・・しっ!!」

【ふと、そんな掛け声が聞こえる。】
【みると青年が憲法の練習をしているではないか。】

・・・すごい。

【それを見て、彼女はぽつりとそうつぶやいた。】

<> 【恒憐葬乱】認識したものを斬る剣術を取得する能力。<>sage ウサミミ 重めの模擬刀。<>2011/03/05(土) 14:11:31.05 ID:zl6flx5/0<> >>846
/被りましたね。すいません。
 無しでお願いします。 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 14:28:03.55 ID:nZr/OUkQo<> >>847

「・・・ん?」

【一瞬空耳が・・・いやにはっきりした空耳が聞こえた】
【青年はキョロキョロと顔を動かす】

「・・・疲れてるのだろうか―――――うわああっ!!」

【いきなり目の前に人が現れたらそりゃ驚く。青年は大きくのけぞった】

「・・・・ほう・・・お前さんがか・・」

【訝しげに相手を見つめた】
【どうもこの世界の女性は・・・青年の住んでいた世界のそれとは違うようだ】
【前にあった能力者の少女を思い出しながらそんなことを呟いた】

「俺は構わんが・・・ほんとにいいのか?」

【青年の中ではやはり女=か弱い、みたいなイメージがあるようだ】
【目の前の女性も、その方程式に当てはまっている】

/了解!! <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 14:28:45.17 ID:nZr/OUkQo<> >>849
/了解です! <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 14:36:01.43 ID:A+zeEn570<> >>850

「ほんとにいいのか?」…とは、なんか見くびられた感じがするねぇ。
アンタ、女は弱い、なんて思ってんだろ?どうせ。

【女はポーチから刀のキーホルダーを取り出す。】
【そして、自分前方の位置と、青年前方の位置との距離単位を変更】
【そのまま前に一歩踏み出す】
【それと同時に刀に掛かっている能力も解除し、】
【結果的には、一瞬で青年の首元に女が鞘つきの刀をピタリとつけている構図が出来上がるだろう】

女は弱いなんて、この世界じゃ通用しないと思うんだけどねぇ…。
まぁ、あんたも強そうだしねぇ。私も最近何もしてないから、体がなまっちゃってさ。
…相手。してくれるよねぇ?

【そんなセリフを吐く女、どうやら暇と自信がありまくるようで】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/05(土) 14:47:03.75 ID:nZr/OUkQo<> >>852

ヒュン

【青年の耳に空気を切るような音が聞こえた瞬間】
【その主は青年の喉元を捕らえた】

「・・・・なるほど・・・・」

【だが、それを受けても微動だにしないところを見ると】
【彼もまた、「強者」であるのだろうか】

「・・・そのようだな・・・・よしっ!!」

【直後、青年はザザ、と後退する。射抜くような鋭い眼光を向けた】
【それは、相手を「対戦相手」として認めたことを意味している】

「竜牙八極門、師範、竜崎晃!!」

「いざ・・・」

【コート脱ぎ捨て、】
【重心を落とす】

「勝負!!!」 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 14:55:38.70 ID:A+zeEn570<> >>853

…ふむ。
微動だにしない、かぁ…。
やっぱりアンタ強いね。

【ザザッと後退する青年を、こちらは柔らかな目で見る女】
【しかし、相手が鋭い目をこちらに向けた瞬間に、女も目つきを鋭くさせ視線がぶつかる】

へぇ…。師範か。

…先手はどうぞ、ご自由にねぇ。あ、刀は鞘付きのままだからねぇ。
殺しちゃ流石にいけないからねぇ。

…名乗る程でもないけども…梓河 美琴だ。
さぁて。行くよ、【灼黒】!

【女は、その手に持つ刀の名前を口にした後こちらも重心を低くする】

勝負ッ! <> 【砂城幻魔】砂の魔術を使うよ!!<>sage<>2011/03/05(土) 14:55:47.00 ID:bIz4oxRf0<>
「例えば、玉座から動かぬままに、円滑する生と死を破壊する」
「この世の理を越えた先の真理、我輩は何をいっているのか」

【とあるビルの屋上】
【冷たく乾いた風が吹く屋上】

【そこには砂で出来た椅子に座り込む男】

「まぁ、人間が[ピーーー]ば進化も止まる。生きてもらうぞ。」

【男は向かえのビルから飛び降りようとする人間を見ていた】
【人間はビルからゆっくりと身を乗りだし】
【重力に従い堕ちていく】

「《魔塵操毯》」

【男がなにかを唱えると】
【ビルの一部が砂となり人間を受け止める】

【男は唯、冷めた眼で眺める】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 15:06:25.91 ID:nZr/OUkQo<> >>854

【青年はここから寡黙になる】
【一陣の風が吹き、かさかさと木の葉が舞った。・・・それがやんだ瞬間】

「・・・―――――!!」


――――――巽


【青年は予備動作0の状態から】
【高速で間合いを詰めようとする。もし詰められたら、放つのは、左足での足払い】
【まだ、様子見である】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 15:13:07.68 ID:A+zeEn570<> >>856

【女は、木の葉が舞い青年が動き出すところまで見てから動き出した。】

(うおっ…速いねぇ)
(でも、まだ足りないかもねぇ)

【青年の左側と自分の位置との距離単位を変更】
【スッと左に動いたかと思うと、その体は既に青年の右隣――青年からすれば左隣にあるだろう】
【…と言っても刀の射程範囲いっぱいである】

【そのまま、刀を右へ薙ぎ、背中を打たんとする】
【しかしまだ様子見―――故に軽い。反撃が来ることを予想しての動きだ。】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 15:14:41.49 ID:A+zeEn570<> >>857
/あっ、ちょっと訂正します。
/「右隣」「左隣」をそれぞれ「右側後方」「左側後方」にします。
/すいません。 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 15:22:24.72 ID:nZr/OUkQo<> >>857

「!?」

【後ろか?・・・いや、違う】

「はああ!!!」

【背中で防御する。気によりダメージを大幅軽減】
【同時に青年はかすかに笑う。これは・・・】

【強敵だ―――】

「・・・・茶番は終わりだ」

【素早く体を反転し、一歩踏み込む】

「・・・ゆくぞ」











【腹部を狙った、鋭い肘撃】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 15:23:51.49 ID:nZr/OUkQo<> >>858
/うい。了解! <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 15:30:16.02 ID:A+zeEn570<> >>859

…っとォ!?

【今の打撃は当たったはずなのだが、青年は気にする様子もなく、】
【女は感じた】

【こいつは強い、と―――】

(…いままで本気じゃなかったのかい。十分すぎるくらい速かったよ)
(…身体強化系かねぇ…)

【大雑把に青年の能力を考える】
【そして、青年からの肘撃】
【流石に対処し切れなかったか、左に体を回し避けようとするも遅く、左腹部に当たる】

つっ…。

【それでも瞬時に刀を左手から右手に持ち替え、逆手で青年のわき腹を叩こうとする】 <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/05(土) 15:39:13.33 ID:nZr/OUkQo<> >>861

ドンッ!!

【距離が近すぎて、気の運用が遅れる】
【僅かに体を絞ったため、直撃ではないが、それなりのダメージを食らった】

「くっ・・・だがこれは・・・!!・・はあ!!」









【投げ技】
【刀を持つ手を掴もうとし、】
【掴めたなら自らに引き込むよう手を動かし、そして相手が接近したら】
【肩で思いっきり逆方向に弾き飛ばす。】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 15:42:18.36 ID:+eUGZKVC0<>
【一人の男子高校生が、住宅街を歩いていた】
【服装は制服の黒色のブレザーに同色のスラックス。その中は指定のシャツではなく大きな赤いフード付きのパーカーを着こんでおり、フードは外に出していた】
【明らかに校則違反だった。思いっきり着崩している。よく見れば靴も指定のローファーではなく、履き古した運動靴だった】

「……なーんか、暇だなぁ。今日は能力者とも会わないし」

【そんな彼は昼の公園にやってくると、公園を見渡して、ふと暇だと呟いた】
【そのキーワードを言うと絡まれ辛くなるらしいが、そんなことは少年には関係ない。暇なことをを暇だと言って何が悪い!】

「――よし、それじゃあちょっくら暇つぶしでもするか! 僕の熟練された一人遊びをなめるなよ!」

【誰に向って言っているのか――たぶん自分自身にだろう。盛大に独り言を吐いて、彼は無人の滑り台へと走り寄り、駆け上った】

「……」

【滑り台の上に彼は仁王立ちすると、そこから両腕を広げ、肺一杯に大きく息を吸い込み、】

「ふぉおおおおおおおおおおおおおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

【瞬間、彼の髪質が固くツンツンな黒色の頭髪の全てが、重力を無視して一気に逆立ち、決河の勢いで天へと伸びた】
【伸びる、伸びる、どこまでも。少年の髪はさながら某ゴンさんの如く、急速発達した】
【彼の大声が公園内に響き渡る。そしてその頃彼の髪は、すでに青空に漂う雲を突き抜けていた】
【何をしたかというと、能力を使って髪をめっちゃ長い逆立つ髪へと、見掛け倒しの変身をしただけだ】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 15:47:23.09 ID:exQuA3VUo<> 「L4Dの新追加コンテンツ製作発表……だと……!?」

【公園のベンチに座りながら携帯電話をカチカチと弄りながらそんな事を呟く少女が一人】
【真っ白な肌、真っ白で長い髪、真っ赤な二つの瞳、どう見てもアルビノな感じのセロリっ子系少女】
【見るからに華奢と言うか、痩せており、とてもとても非力そうな体つきをしているのだ】
【そして、そんな少女はゲーム情報サイトを見ていたらしく、それで驚いていた様子】

「楽しみだなぁ……今の内に腕を上げておかないと……」

【思わず独り言をぶつぶつと呟いているが、その内容はモロゲーム廃人の言葉である、廃人レベルと言う訳でもないのだが】
【だがまぁ、見るからにインドア派な少女なのでそんなに違和感も無いはずである、多分】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 15:52:11.87 ID:A+zeEn570<> >>862

【まさか投げ技が来るとは思っていなかった女。】
【青年に腕を掴まれる】

(クッ…投げかッ!)

【そして思い切り弾き飛ばされる女。体重も軽いのでそれなりに遠く】
【しかし、女は能力を使い、30m程遠くに移動しながら着地。】
【着地して数瞬だけ、女は考え】

(これ…危ないけど使ってみようかねぇ)

【女は、自分の前方2点と青年の側頭部・左脚との距離単位を変更】
【そして女は青年に向かって回し蹴りの要領で右足を右から左へ回し】
【それと同時に刀を持つ右手を左から右に薙ぐ】

「時計回り(クロック・ロール)」

【つまり、30m離れた回し蹴りが青年の左脚に、これまた30m離れた刀の薙ぎが青年の側頭部へ】
【何もしなければヒットするわけだ。】
【あくまで何もしなければ、だが。】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 15:56:23.43 ID:exQuA3VUo<> >>863
【>>864の続きであるが―――ふと、何やら叫び声的なあれが聞こえてきたので少女はそちらも気になり】
【すっとそちらを見てみれば、何かゴンさん的なあれがいる、もう、あれがあれであれである】

「……え」

【少女は一瞬にして硬直し、丁寧に両手で持っていた携帯電話をぽろっと落とし、口は半開きでそちらを見つめ】
【高性能なはずの脳味噌の回転も止まり、何が何やらわからないと言った状態で暫く混乱を堪能し】
【徐々に脳が動き出してきたのだが、それでも目の前の状況は異様以外の何ものでもなく……】

「……………」

【結果―――見なかったことにし、携帯電話を拾い上げると気にしないように努力しながらカチカチと弄り始める】
【好奇心身を滅ぼす、兎に角怪しかったり怖い事には首を突っ込みたくないのが少女の性格なのだ】 <> 【智的骸念】<><>2011/03/05(土) 15:56:38.70 ID:Y0s1MjZDO<> >>863
「生体パルス信号を傍受。以前の経験を適用し身体の維持を開始」

以前は長門の姿だったが今はクロネコのような感じの少女の姿である。

無表情で何を考えているのか不明だ <> 智的骸念<><>2011/03/05(土) 15:57:37.95 ID:Y0s1MjZDO<> 自分のレスは無しで <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 16:05:04.83 ID:+eUGZKVC0<> >>866

「ふぅ……おっ」

【存分に髪を伸ばして遊び、満足げに彼は笑った】
【そこでベンチに腰かけた少女がこちらを呆然と見ていたことに気が付き、彼は嬉しそうにまた笑って滑り台を滑り下りた】
【そして少女の目の前へと歩いていく】

「よっ! それ、何やってんの?」

【馴れ馴れしくかけたその声には、敵意は全く感じられないだろう】
【しかし彼の髪は未だに天高く聳え伸びたままであり、ズゴゴゴゴゴゴゴゴと効果音が聞こえそうな存在感を放ちまくっている】

>>868
/ごめんなさい。また今度ロールしましょう! <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 16:07:52.45 ID:nZr/OUkQo<> >>865

【よし。まともに入った】
【青年は再び間合いを詰めようとするが】

「・・・!!バカな・・」

【青年も同時に思考する】
【相手はどのように現れた?そして今この瞬間・・・】

「・・・瞬間移動か・・・やっかいな――――――!!!!」

ゴッ!!

【左足に来る衝撃。油断していたため、直撃。】
【瞬間、彼はとっさに気を張り巡らす。これにより、側頭部へのダメージを軽減】

「っちい!足をやられたか・・・」

【行動に支障が出る。加えてこの距離・・】

「・・・仕方ない・・・まどろっこしいからあまり好きではないが・・・」

【直後、青年はガクリ、と崩れるように膝をついた】
【相手の追撃を誘っているのだ。もちろん、接近してもらうため・・・】
【全身に気を張り巡らしているため、意図的な防御によりダメージは軽減できる】
【もっとも、あくまでも「意図的」に防御しなければならないが】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 16:11:51.08 ID:nZr/OUkQo<> >>870
/いやああああミスったあああああ
/彼はとっさに気を張り巡らす→彼はとっさに気を張り巡らし、相手の薙ぎ払いを見て着地点を予測し、防御する

に変更お願いします・・・すいません <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 16:12:46.62 ID:9KanN/55o<> >>869
【こっちに来る相手をチラッと見て、少女は―――こ、こっち来たあああああ!?、と心の中で呟いた】
【しかも髪が長いままで、である、何だかとてつもない威圧感に押されてしまい心拍数は一気に上昇し】
【汗をうっすらとかき始め、体温も上がり始めてしまい、つまりはかなりの緊張状態へと様変わりし】
【携帯電話を弄っていた手もピタッと止まってしまい、頭は再び尋常ではない混乱と焦燥に駆られ】

【そして、そんな状態の少女にかけられるのは至って普通の挨拶、しかし少女は】

「っ…………ぅ……」

【緊張やら怖がり過ぎやらで喋ることすらままならなくなり、視線をそちらに向けもせず携帯電話の画面を一心に見つめ】
【汗を更にだらだらとかき、心拍数もドンドン上がり、腹の上の辺りがきゅっとなり、とてつもない感情が沸き上がり】
【相手の挨拶に返事する事無く、ただじーーーーっと携帯電話の画面を見つめるだけなのであった】 <> 【紫溶生物】能力と姿をコピー 残り使用回数:∞<>sage<>2011/03/05(土) 16:13:48.41 ID:rdUoqmipo<> 【路地の自販機の前で紫色のスライムが自販機に体当たりしている、いや、飲み物を買おうとしているが手・・・もとい体が届かない様子。】

「届カナイ ・・・ 無力 スライム」

【諦めて何処かへ歩き・・・転がりだす。】

【目的地があるようにみえて、目的地は無かったり】

/なんでもおkよ <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 16:16:50.82 ID:qwzQgntHo<> >>873
「・・・スライム・・・だよな・・・」
【少年は見た。紫色のスライムが転がっていくのを】
【どうやら自販機で何か買いたかったらしい】
「おい、そこのスライム、ちょっと待て」
【代わりにボタンを押してやる・・・らしい】
【物好きな少年である】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 16:19:54.12 ID:A+zeEn570<> >>870

(よっし、入ったな。)
(…でも、刀はダメージ軽減されたみたいだねぇ。)

【一瞬安心する女。しかし、次の瞬間に青年は膝をついた】

(っと。…明らかに誘ってるねぇ…。どうするか…)

【考えた女、こう結論付ける】

(じゃ、お言葉に甘えさせてもらうか)

…よっしゃ、ケリつけさせてもらうよ!

【と、適当に言葉を吐き、自分前方と青年前方の距離単位を変更】
【そして一歩踏み出し、いきなり青年の前に現れることが出来れば、その足で腹に蹴りを加えるだろう】
【…反撃はできるように身構えているが、この攻撃がどうでるか】 <> 【紫溶生物】能力と姿をコピー 残り使用回数:∞<>sage<>2011/03/05(土) 16:19:56.22 ID:rdUoqmipo<> >>874
「・・・ドウシタ?」

【どこから声が出ているか解らないが確かに声を発していた。】

【少年から3m離れた地点まで近づく】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 16:23:11.87 ID:+eUGZKVC0<> >>872

「――!!!」

【衝撃】
【そう、衝撃を受けた】
【かつてない衝撃を、少年は受けた。笑顔がたちまち驚愕の物に変わり、口を馬鹿みたいにあんぐりと開けて、白眼を剥いた】
【あまりの衝撃に変身が解けて、彼の頭は元の髪質の固いツンツン頭に戻った】

「……」

【今までにも、声をかけたら無視をされることは多々あった】
【しかしこんな無視られ方は生まれて初めてだった】
【ゆっくりと反転し、肩を竦め、まるでゾンビのような足取りで公園から出て行った】

「……!」

【しかしそれでへこたれる奴じゃあなかった。奴はしつこい。そう、しつこいのだ。納豆のように粘り強い!】
【公園から姿を消して三十秒後。彼は再チャレンジを試みるべく、しっかりとした足取りで少女のもとへと戻って来た】

「おっす僕赤良木(あからぎ)! 赤良木 当夏(とうげ)! 高校一年生だけど質問ある!?」

【出来る限り相手が警戒しないよう、快活な笑顔を向けながらそう言った】
【とりあえず彼が馬鹿丸出しな高校生だということは伝わるだろう】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 16:24:23.32 ID:qwzQgntHo<> >>876
「いや、自販機で飲み物買いたいんだろ?俺が代わりに買ってやろうって」
【まあ金は出さないが、と少年は笑う】
「いや、まあそもそもお前金持ってるのか?」
【どうやって金を持っているのだろうか、と少年は考え出す】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 16:26:27.67 ID:9KanN/55o<> >>877
/すいません!ちょっとだけ落ちます!すぐもどりますので! <> 【紫溶生物】能力と姿をコピー 残り使用回数:∞<>sage<>2011/03/05(土) 16:27:41.33 ID:rdUoqmipo<> >>878
「ソウカ アリガタイ アリガトウ」

【スライムの体内から円盤状の影が・・・】

「オエッ」

【500円が出て来た】

「水 タノム オマエ モ ナンカ 買ッテ イイ」

【おごる、と言うことらしい】 <> 【旧支配者】 san値:30<>sage<>2011/03/05(土) 16:29:28.03 ID:ftMT6z51o<> 【裏路地の狭い通路で座り込む一人の人間】
【身体をボロボロのローブで包み、その顔はフードによってすっぽりと隠れてしまっているため、見ることはかなわない】
【気だるそうに顔を上げ、雲に隠れきった空を見上げた】

「……もう、そろそろか」

【発せられたのは男の、疲れきったような力なき声】
【全ての肌を隠しきった男の風貌は、しかしどこか魚の生臭い臭いの様なものが発せられていた】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 16:30:20.36 ID:+eUGZKVC0<> >>879
/ラジャっす! <> 【九極打破】よろず<>sage<>2011/03/05(土) 16:31:18.36 ID:nZr/OUkQo<> >>875

【よし】

【相手の声を聞いた瞬間、彼は顔を上げる】
【相手の能力は・・・おそらくは瞬間移動・・・ゆえに】

【目の前――――――!!!】

「甘い!!!!!」












【当て身技】
【蹴りを肘でいなし、力いっぱい上にかちあげる。これにより相手の体勢を崩させ、】
【そこに靠撃(背中での突き飛ばし)】


「艮」


【打撃には多量の気をまとわせる。これにより、飛躍的に技の重みが上昇】
【だが、かちあげ、および靠撃には重心移動、踏み込み、その他の予備動作が含まれる】
【ゆえに、避けるのも不可能ではないだろう】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 16:32:18.34 ID:qwzQgntHo<> >>880
「・・・・・・・・・・・・」
【無言】
「お、おう、買ってくるぞ」
【よくわからない反応をする少年】
【そして自販機に行き、水と、自分用のペットボトルのお茶を買う】
「ほれ、水だよ」
【スライムの前にお釣と一緒に置く】
「ていってもお前どうやって飲むんだよ・・・」 <> 【紫溶生物】能力と姿をコピー 残り使用回数:∞<>sage<>2011/03/05(土) 16:36:53.71 ID:rdUoqmipo<> >>884
「アリガトウ アリガトウ」

【お釣りを飲み込み、ペットボトルを開ける。】

【そのまま口?に差し込むと水が取り込まれていく、紫も少し薄くなる。】

「スライム 体 ホボ 液体 水 命」

【艶の出て来たスライムの体】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 16:40:03.19 ID:qwzQgntHo<> >>885
「おお・・・」
【水を飲むスライムに純粋に感動】
【そしてこっちもペットボトルの蓋を開けお茶を飲む】
「・・・・・・お前の体どうなってんだ?」
【艶の出てきたスライムに言う】 <> 【紫溶生物】能力と姿をコピー 残り使用回数:∞<>sage<>2011/03/05(土) 16:44:52.73 ID:rdUoqmipo<> >>886
「水」

【大まかに"水"で出来ているとのこと。】

「後コウナッテル」

【口を開ける、開けるまでもなく体の構造が見えている訳だが。】

【中央に黒い物体が一つあるだけの簡素な構造である。】

「体 借リテイイ?」

<> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 16:45:34.63 ID:PMEnV7BKo<> >>877
【―――か、勝った……少女は心の中でそう呟き、勝利を確信した、何に勝ったのかはよくわからない】
【しかし、相手が公園から去る様に歩き出したのをチラッと見たので、緊張は一気に解放され】
【ふぃー……と大きく息を吐き出しながらだらーんと視線を崩し、完全にリラックス状態、ほんのちょっとだけ痛い子です】
【右手だけで携帯電話を持って、その手をベンチに降ろすと、目を瞑ってさっきのはなんだったのだろうかと考えるが】

「うーん……わからない……」

【そんなのわかる訳ないので、ぼそっと一言だけ呟いてから、目を開ける】


【―――そして、目の前にはさっきの髪の長い人が何か元気よく挨拶してきた】


「――――ひぃっ……!?」

【ガタガタと慌てて動き出すとリラックスさせていた腰をベンチの背もたれ部分までガッと一気に下げてくっ付け】
【思わず出来るだけ相手から離れようと両腕をベンチの後ろに回し、相手から限界ギリギリまで離れる】
【目を大きく見開いて真っ赤な目で相手を怯えるように見つめ、唇をわなわなと震わせる姿は食物ヒエラルキーの最下層をほうふつとさせ】
【まんま被食者と言われる様な、食物連鎖だったら食べられる側の様な怯えっぷりを披露するのであった】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 16:46:24.92 ID:A+zeEn570<> >>883

(来た…っ!)

【蹴りを肘でいなされるも、そこから生み出される女のわずかな移動】
【1cmにも満たないだろうが、女にとってはそれが100mにもなる。】

【上にかち上げられた時の上へのわずかな移動を利用し、距離単位変更】
【上空100mほどへと移動し、かちあげの威力を大幅に減らし、なおかつ背中の突き飛ばしを回避する】
【そしてすぐに変更を戻し、また青年の前へと現れる。】
【背中での突き飛ばしをすかして、隙が出来たであろう青年の頭に放つのは蹴りではなく、拳による突き】

【しかし、この攻撃をかわし、尚且つ女に攻撃を加えるのも難しくないだろう】
【青年が武道の達人ならなおさらだ―――】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 16:47:06.08 ID:qwzQgntHo<> >>887
「ああ・・・わかった」
【明らかに分かってない少年】
「あ?借りる?」
「どういうことだ」
【もしも自分の身体を操られるということだったらその場で逃げよう、そう少年は決意した】 <> 【紫溶生物】【旋風制御】の姿と能力をコピー 残り使用回数:5<>sage<>2011/03/05(土) 16:53:55.41 ID:rdUoqmipo<> >>890
「感謝」

【少年の姿を視認、次の瞬間【旋風制御】の姿に変わった】

「あ、あー」

【発声練習をしてみる】

「おや、何か力を感じる。」

「あなた、何か不思議な術とか使えますか?」 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 16:57:17.40 ID:qwzQgntHo<> >>891
「わお」
【少年は驚いた。自分が目の前に居るのだから】
「あー・・・身体を借りるってこういうことな」
「今更だがそれならokだ」
【少年、苦笑】
「あ?不思議な術?」
「ズボンの後ろポケットに扇が入ってるだろ?それ出してみろ」
【風を操る能力を持つ少年】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 16:57:42.02 ID:+eUGZKVC0<> >>888

「な、なにぃ!?」

【衝撃】
【そう、衝撃だ。本日二度目の衝撃が赤良木に襲い掛かる。今日の衝撃は積極的だぜ!!】
【明らかに目の前の少女は自分に対して怯えている。そのことがなによりも、彼にとってショックだった】

【納豆をイメージしてもらいたい】
【納豆。ねばねばして糸を引く、絡みしつこい大豆の仲間】
【あれはしつこい。あの糸はヤバイ。だがしかし、食べてみれば簡単にあの糸は噛み千切ることが出来る】
【何が言いたいかと言うと、赤良木の納豆ザハートがヤバイです】

「お、おおおおおおお落ち着け! まっままままっままだ慌てる時間じゃない……!」

【自分と少女、その両方に言い聞かせるように言いながらうろたえる】
【どうにかして少女の恐怖心警戒心を取り除かなければいけない】
【弱い頭を存分に働かせ、そう黙想した。両手を上げて、一歩二歩とベンチから後退して行く】

「だ、大丈夫だ! 僕は怪しい奴でも怖い奴でもない! むしろいい奴なんだ! 優しくていい人って無個性の代名詞で呼ばれるほどいい奴なんだ!」

「つまり僕は世界で一番人畜無害な高校生に違いない! だから怯えないでくれ!」

【ここまで必死に自分を怪しくないと言い張るのは初めての経験だった】
【彼は必死に自分は敵意を持っていないとアピールする。決死と言っても過言ではない勢いだ】 <> 【旧支配者】 san値:30<>sage<>2011/03/05(土) 17:00:13.34 ID:ftMT6z51o<> >>881
/まだまだ絡み募集中 <> 【紫溶生物】【旋風制御】の姿と能力をコピー 残り使用回数:5<>sage<>2011/03/05(土) 17:01:30.01 ID:rdUoqmipo<> >>892
「これかな?」

【ポケットから扇を取り出す】

「これを使う訳だね。」

【なるほどね、といった感じである。】

「まあ、会話用にコピーしただけですが。」

【スライムだと発声しずらいらしい】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 17:05:07.90 ID:uPkoFyH7o<> >>893
「っ……!?」

【何やら物凄い勢いでまくしたてられているらしいのでこちらとしては更に更に困惑するばかりで】
【かと言って、こちらから言葉を返せるほど精神強く出来ていないのでまたもや喉で言葉が詰まってしまい】
【何とか話を進展させたいのは山々なのだが、相手が怖いと言うか、混乱しないで返事をするのが難しいのだ】
【相手がどれだけ無害で怪しくないと自負してようと関係なく、怪しさは怪しいまま満点である】

【一回、目をギュッと瞑ってから大きく息を吸い、そしてゆっくりと吐き出し、またもう一度吸いこんでから】

「……あ、あの……ぅ……ど、どどどういった御用で……」

【しどろもどろながらも何とか会話を進めさせた少女、自分で自分に良く頑張ったと褒めたい気持である】
【しかし、話はこれから、相手の要件によってはまた慌てふためかなくてはならないので、しっかりと心構えをしておく】
【どんな話が来ても慌てないぞ……と、だがまぁ、そんな決意をしても慌てる時はいつも慌てているのだが】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 17:08:47.19 ID:nZr/OUkQo<> >>889

【靠撃は、空を叩いた。前方の砂利がザザザ、と動いたことからその威力の強大さを図ることができる】

「!!」

【上か?いや違う】

「正面かっ!!――――くっ!!」

ガゴッ!!

【首を傾げ、肩に直撃。気の運用が間に合わないため、効果絶大】

(うぐっ・・・撃ち込めて後一回・・・それなら)

【視界がゆれる。】
【青年は大きく踏み込み、両足でガッチリと大地を掴み】
【双眸は鷹のように鋭く相手を見据える】

「受けてみろ!!!」

【ズン、と重心を下方に移動】

「はああああああああ!!!!!!!」



崩撃

雲身

双虎掌



【連撃】
【右手の鳩尾を狙った掌打→背中での体勢崩し→双掌の体重をかけた突き飛ばし】


『艮』


『巽』


【気による威力、スピードの増加】
【青年の防御を捨てた参撃である。今までのとはその威力、手数が違う】
【だが、これも例により各動作に移項するには隙がある。加えて】
【青年は攻撃、足裁きに全力を注いでいるため、防御行動はできないだろう】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 17:13:58.51 ID:+eUGZKVC0<> >>896

「……! よ、よし!」

【やっと言葉を返してもらった。これは大きな進展である】
【赤良木は嬉しそうな笑顔と共にガッツポーズを――両手を上にあげていたので、心の中でガッツポーズを取る】

「用? 特にこれといった用はないよ。お前と話してみたくってさ!」

【強いて言うならそれが用だ。彼はそう付け加える】
【両手を上げたまま、静かに地面に両膝を落した。ベンチに腰かける少女と視線を合わせるためである】
【かなり珍妙な体勢だが、少女から警戒心を取り除くには仕方が無い】

「なぁなぁ。まずはお前の名前、教えてくれよ。あ、あと出来れば隣に座らせてほしいなー……なんて」

【彼はそう言い、あははと優しく一笑してみせる】
【ナンパだとかそんなちゃらいもんじゃない。彼はヒトが大好きで、本当に少女と話をしたいだけなのである】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 17:20:37.14 ID:qwzQgntHo<> >>895
「そ。それを開いて軽く振ってみろ?」
【そうすれば風が正面に居る少年に向かうだろう】
【それを見越して少年は軽くガード体勢をとる】
「一気に振るなよ?」

//遅れました <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 17:22:06.09 ID:zDzHDrNDO<> /すいません次わずかに遅れます <> 【紫溶生物】【旋風制御】の姿と能力をコピー 残り使用回数:4<>sage<>2011/03/05(土) 17:26:50.90 ID:rdUoqmipo<> >>899
「開いて、振る。」

【扇を開き、振ってみる。】

【人間の体に慣れていないスライムに力加減は難しかったようで、少し強めだ。】

【強風が発生する】

「なるほど、便利だな。」

【扇を閉じ、ポケットにしまう】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 17:27:33.94 ID:A+zeEn570<> >>897

チッ…しまっ…

【拳を放ったあとの隙が仇となり、青年に下を取られてしまう】
【その青年の鋭い視線と女の柔らくも鋭い視線が交錯し、またぶつかる】
【そして放たれる青年の右手による掌打】

ガァ・・・ッ。

(…でも、ここで負けられないんだよねぇ!)

【右にかすかに動き、鳩尾への直撃を免れるも、気の威力を強くした青年の一撃は重く】
【それでも何とか食い下がる女】

【背中での体勢崩しに移行するその一瞬の隙に女は軽く後ろに下がり=能力で3mほど下がり、青年から距離をとる】
【そして体勢崩しから突き飛ばしに移行する隙…いや、体勢崩しが失敗した時の隙を突き、勢いをつけ、一気に前進】
【能力で青年の前方に移動し、勢いをつけたまま、前のめりになっているだろう青年の腹部めがけて足を振り上げる】
【勢いと隙を利用したこの攻撃は、女の残り少ない体力での最大の一撃なのだろう】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 17:28:16.31 ID:A+zeEn570<> >>900
/了解です <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 17:28:46.09 ID:DsFpJbc2o<> >>898
【相手はナンパのつまりではなくても、他者から見てみれば結構そう見える、少なくとも少女からは】
【いきなり話しかけて、名前を聞いてきて、隣に座っても良いか……どう見てもナンパである】
【いや、別にいかがわしい所に連れて行こうとしているわけではないっぽいから、そうとも断言はできないが】

【まぁ、少女は極度に臆病で気弱な点を除けば、”普通”であるので、笑みを作ろうと努力し】
【若干引きつってはいるものの、出来る限り愛想良く振る舞おうと決め、歯をうっすらと見せる程度に笑い】

「あ、わ、私は……師走 睦月って名前で……」

「隣に座るのはその……もちろんどうぞ……!」

【よしよし、今のところどもりも激しくないし、それなりにであるが会話もスムーズ?に進んでいる】
【自分としては褒められたいくらいの出来栄えであり、酷い時なんかは会話すら出来ないのでかなり良い方だ】
【こちらもガッツポーズしたくなったが、それをするのは流石に恥ずかし過ぎるので心の中だけにして置いた】

【と言う訳で、そう言った後に少しだけベンチの座る位置を横にずらして相手の座れる空間を空けておき】
【それでも緊張中なのは緊張中なので、両手を膝の上に乗っけて二つとも握りこぶしを作り、ガチガチになるのであった】
【そもそも人と会話した経験が少なく、人付き合いが苦手なのだ、それに見ての通りかなりの人見知りである】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 17:32:51.49 ID:qwzQgntHo<> >>901
「っと」
【ガード体勢で思ったより強い風に耐える】
「ま、そんな感じだよ」
「扇を振る方向、扇を振る強さで風も変わっていくから」
「慣れれば竜巻も作れるぜ」
【と言って少年も扇を出し、扇をそのまま一回転】
【小さな竜巻が現れ、すぐ消える】
「後、カマイタチとかも作れるっぽいな」
【俺のはまだ不十分だけどな、と少年は苦笑】 <> 【紫溶生物】【旋風制御】の姿と能力をコピー 残り使用回数:4<>sage<>2011/03/05(土) 17:37:57.93 ID:rdUoqmipo<> >>905
「竜巻に鎌鼬、残り4回の能力とはいえ使い方は覚えておかないとね。」

(ふむ、この男は殺しにかからないようだ。 物騒な世界でなんと珍しい・・・)

【竜巻に驚くも関心しているようだ。】

「君の・・・なんて言うんだろう、なんて呼ばれてる?」

【名前を尋ねているようだ。】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 17:40:23.99 ID:+eUGZKVC0<> >>904

「師走 睦月か! いい名前持ってんじゃん。僕の名前なんかよりずっといいぜ、師走」

【かなり緊張気味だが、まともに会話が出来ることに心底喜ぶ。赤良木にとって、会話が出来ないことは死活問題なのだ】
【師走の笑みに彼も微笑を返して、上げていた両腕を下ろし、膝に力を入れて立ち上がった】

「ありがとな! んじゃ、おじゃましま……ん? この場合おじゃましますでいいのか?
 公園のベンチって公共のもんだから、おじゃましますは別にいらないよな……でもなんかな……」

【彼女が空けてくれたベンチに腰かけようとし、落しかけた尻を直前で止めて考え込む】
【どうでもいいところでどうでもいいことを無駄に悩むこと十秒後、】

「これだ! お隣よろしくおねがいしゃーす」

【馬鹿丸出しの言葉を隣の少女に向けて言って、やっと彼は腰を下ろした】

「しかしまぁいい名前だな、師走睦月! 僕なんかあれだぜ? あれ。
 あからぎとうげって、まんま赤良木峠っていう峠の名前まんまなんだぜ? 誰だよ、僕にこんな名前与えたやつはよ」

【自嘲気味に笑い、彼は楽しげに自分の名の由来を語った】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/05(土) 17:41:54.77 ID:NXP41bVIo<>
【夕刻。海に面した海浜公園には斜陽が落ち、ぼんやりと胡乱気な光彩で辺りを象っていた】
【公園の中心、遊具が雑多に設置された箇所から少し逸れた、潮風が途切れることなく流込む休憩所】
【そこに設置された木製のベンチに腰を掛けて、眠たげに瞼を細く白い指で、そっと優しく擦る少女】

「……ふぁ」

【少女の服装自体には特筆すべき部分はないが、如何せん右隣に立掛けられた黒い大剣と、腰のホルスターに】
【夕焼けを映える銀の拳銃が異彩を放っている。二つ揃い、人を喰らう兇器であるのは間違いない。なれど】
【周囲の人間は、さして忌避する様子も魅せていなかった。順応とは怖いもので、幾度と異質と遭遇し続けた結果】
【ある種、海浜公園のマスコット的存在へと昇華してしまったのだった。――そんなことは露も知らず、少女は】
【小さく子猫のように欠伸をして。海風に痛みを見せ始めた、絹のような茶色の長髪を、労るようにして撫ぜた】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 17:43:22.35 ID:qwzQgntHo<> >>906
「俺の名前?・・・俺の名前でなんかする気じゃ無いだろうな」
「俺の名前は昌平、俺を呼ぶときは何て呼んでも大丈夫だ」
【ちょっと考え】
「俺の姿を使って何か悪いことでもしようって言うんならここで解除させるが・・・」
「それ以外なら普通にその状態で過ごしていいぞ」
「どうせ俺はそんなに名が知られてる訳でもなし」
「ただ、それで人を[ピーーー]なよ?それは約束しろ」
「自分の能力で人が死ぬかもしれないってのは例え自分じゃなくても気分が悪い」 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 17:45:00.68 ID:+eUGZKVC0<> >>904
/すいませ次ちょいと遅れるかもです! <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 17:47:03.15 ID:zDzHDrNDO<> >>902

【双掌打の威力は凄まじい。】
【青年の場合は、それにさらに気を付加しているため、】
【そのダメージはまさに鬼神のよう…】

【だが、明確な弱点も存在する。それは…】
【撃ちはなった瞬間の、──────隙】





「ぐっ……があっ!!!」





【だが、青年も一流派の師範…意地がある。】
【体勢を崩しながらも、捨て身の蹴りを放った。ちょうど、自身が蹴られた場所と全く同じ部位に…】

/すいませんお待たせしました <> 【紫溶生物】【旋風制御】の姿と能力をコピー 残り使用回数:4<>sage<>2011/03/05(土) 17:48:10.77 ID:rdUoqmipo<> >>909
「いや、あなたと離れたらこの能力は解除しますよ。 私は争いを好まない、だから力を持ちつづけることもしない。」

「それに会話用ですから。」

【あくまで平和主義】

「よろしく、昌平。」

【握手を求める、その手は水の如く冷たいだろう。】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 17:50:51.32 ID:qwzQgntHo<> >>912
「ああ、よろしく」
【握手】
「やっぱスライムか、身体は冷たいな」
【自分の手を見て】
「コピーってことは嗅覚とか触覚とかの感覚はあるのか?」
<> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 17:52:39.69 ID:NRyU42slo<> >>907
「えっ……あ……そ、そうです……ね……?」

【何だろうこの人、何だこの人、何と言うかこういうタイプの人とは初めてあった気がする】
【今までに無い人と言うか、こちらとしても反応に困ると言うか……まぁ、この少女はいつも反応に困っているのだが】
【なので、思わず疑問形に賛同し、小首を右に傾けるしかなかったのである、何とも自信の無い少女】
【いざ、相手が隣に来てくれたとて、こちらからは提供できるような話題は一つも無いのだ】

「わ、私も男っぽい名前ーなんて言われたり……そうでなかったり……」

【とりあえずノリで相手の話に乗っかってみたが、相手がどんな反応をするのか心配で仕方が無かった】
【顔こそそちらへと向いているが、とても相手と目線を合せるのが恥ずかしくて、こちらの視線の焦点は相手の眉間になっている】

/うい、了解しました! <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 17:57:18.91 ID:A+zeEn570<> >>911
/いえいえ。

【ここで反撃が来ると思わなかったのだろう。】
【その捨て身の蹴りは女の防御を抜け、腹の鳩尾…よりも少し離れた位置へと突き刺さる】

【いつまでも留まる馬鹿ではないので、動いた結果だ。】
【しかし、捨て身の蹴りらしく、その威力は他を超越】

アガ…ッ。

【一瞬肺の中の空気が全て吹き飛ばされた。そしてやってくる激痛に女は顔を歪ませながらも】
【最後の追撃だとばかりに刀を振るった。】
【それは青年の蹴りで体が動いたことを利用した刀の薙ぎ】
【それは、一直線に青年の首に。】
【うまくいけばそのまま首元へと叩き込める。】

喰らえ・・・っ! <> 【紫溶生物】【旋風制御】の姿と能力をコピー 残り使用回数:4<>sage<>2011/03/05(土) 17:58:35.05 ID:rdUoqmipo<> >>913
「ええ、僅かながら備わっています」

【確かめるように地面にふれる。】

「ただあくまで姿と能力のコピーですから、コピーした能力は5回まで使えたと記憶しています。」

(やっぱり発声しやすいですね、使い捨てとはもったいないがこれが私の使い方、我慢しましょう。)

「さて、私はそろそろ行かねば。 水、ありがとうございました。」

【背を向けて歩きだす、2〜4歩歩いたところでスライムの姿に戻る。】

【一般人が驚きの表情でスライムを見ている。】

【何事も無ければそのまま歩き去るだろう。】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 18:01:23.07 ID:A+zeEn570<> /飯落ちします!
/すみません! <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/05(土) 18:03:16.18 ID:qwzQgntHo<> >>916
「おう、こっちもお茶奢っててもらってありがとな」
【手を振る】
【と、スライムに戻った姿を見て】
「あいつ、あんなんで大丈夫なのか」
【独り言】
「ま、あいつのことだし俺が心配しても仕方ないか」
【そういって少年はスライムとは逆の方向へ歩き出した】

//絡み乙でしたー <> 【紫溶生物】【旋風制御】の姿と能力をコピー 残り使用回数:4<>sage<>2011/03/05(土) 18:04:12.11 ID:rdUoqmipo<> >>918
/絡み乙でした! <> 【即念罠匠】触れた物へ法則に則り概念付与。<>sage saga<>2011/03/05(土) 18:08:32.20 ID:hlUDYzK+o<>
「ふふふ……Gears3のベータまであと一月なんだよ……」

ここに一人、女が居た。
特に意味を持たない白衣姿に、手に握られているのはエク○ペリア、ただし代機。

レンズ越しに液晶に映し出される、ポリゴンで構成された筋肉ダルマの男
それと、彼が携える何やらいかめしい銃器を見て、やや恍惚とした表情を浮かべていた。


「今のうちに2でリバビリしないとなあ……でも実績はちゃんと1750、全解除」
「そこらのチェリー君にやられる気なんてさらさら無いし、どうしたものかなー…」

余談だが実績1750──ゲームのやり込み具合を表す値、名実共にエリート廃人ゲーマーを名乗って遜色無い域の数値だったりする。
上の空、前方に目もくれないまま、見るからにオタク──といった風体の女は、公園の舗装された遊歩道を歩き続けていた。


/何でも募集ッス <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 18:09:49.51 ID:+eUGZKVC0<> >>914

「へぇ、そうなのか! 僕もそうやって男っぽいって――」

【言いかけ、赤良木は言葉の途中で突然閉口した】
【しまった、とでも言うかのように】

「――僕も似たようなこと言われたことあんだよなー。変な名前ってからかわれたりさ」

【と、何事もなかったかのように、彼は笑って言葉を続けた】
【そこでふと、彼はあることを思い出す】
【初めて出会うヒトに訊く、あのことをすっかり忘れていた。きっと会話に持ち込むまでの時間が長かったせいだろう】

「なぁ、師走」

【彼は訊ねた】

「お前ってもしかして、能力者なのか?」

【真っ直ぐに彼女の目を見詰めて、彼は問い掛ける。彼女が能力者か否かを】
【その言葉には、今までの明るく楽しげな言葉とは違い、何か真剣さが含まれている】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 18:10:08.69 ID:zDzHDrNDO<> >>915

「…根性が座ってるな」

【気により足裁きを加速】
【喉元への一撃を交わすが、その勢いを殺しきれずに】
【ゴロゴロと左側に転がる。】

「くっ…はあっ…!」

【ザザザ、と両足に力を入れ、その威力を相[ピーーー]る。そして片膝をついた状態で相手を見据える】

「…まだやるか?」

【青年は肩で息をしながら言った。】
【これ以上やるなら、おそらく自分は負けるだろう。…そう考えている。】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/05(土) 18:15:30.26 ID:NXP41bVIo<> />>908で募集中っ! <> 【魔杖幻惑】 @wiki E.木の杖<>sage<>2011/03/05(土) 18:15:42.57 ID:cvDS2bg00<> 魔術師が身につけそうな青の紋様付きのローブ、一糸を紡ぐ乳白い肌に、僅かに白みを増した黒髪
幼げに見える少女の様な容貌にも、微かな生命の一筋でなぞる様に保たれる様な、か弱さ
寂れたゴーストタウンの路地裏で杖を抱え、黒く煤の付いた猫を撫でる

「元気だね、お前も……ーーーお前ほど楽に生きられたら、良いのになぁ」

『千年生きたラズ嬢と、数年しか生きられない猫、比べたら話にならないッスよ?』
『しかもコイツ等は見かけによらず利己的だし』

「ククノチ……猫になにか恨みでもあるの?」

ーーー毎日とは言わずとも此処の猫は、ラズベリーと呼ばれる此の人物に餌を与えられて居り
決まった住処ともなって居た、此処に餌をやるのも又
今の唯一のラズベリーの楽しみだった

『別に、普通の人と接する、もとい、もう町に出ても大丈夫なんじゃ無いッスか……?』
『もう千年、されど千年、誰ももうラズ嬢を恨みはしないッスよ』

「…………」

『またダンマリっすか……其れで良いなら止めやしないッスけど』

ーーー……抱えた事情、埋まらない孤独、其れを鬱憤として晴らすのには、此の猫達では
事足りなかった、廃棄と瓦礫に包まれた廃町の中で <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 18:17:52.75 ID:zDzHDrNDO<> >>917
/りょーかい!ごゆっくりどうぞ <> 【旧支配者】 san値:30<>sage<>2011/03/05(土) 18:19:17.65 ID:ftMT6z51o<> >>881
/絡み募集中ですはい <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 18:21:38.13 ID:EEqRu0eOo<> >>921
「ほ、ほう……?」

【相手が何かを言いかけたのが少し気になりはもちろんしたが、あえてここは探りは入れないで置く】
【探りを入れられて良い気分をする人はよっぽど特殊な性格の人であるし、自分もそういうのは好きではない】
【それに、相手と自分が親しくなるような事があるならば、いずれわかるかもしれない、そんな風に気楽に考え】

「え、あ、わ、私ですか?」

【相手から尋ねられた事に対し、思わず聞き返してしまい、一瞬言おうかどうしようか悩んだが】
【悩んだ理由は言いたくないからとかではなく、一般的には能力者は自分が能力者であることをかくす傾向にあるので】
【自分もそういう『普通の能力者』の様に隠した方が良いのかな?なんて考えを巡らせていたのだが】
【人差し指を口の下あたりに当てながら考え、やっぱりそんなの気にしても仕方ない、それに隠し事をしたら親しくなれないと考え】

「そ、そうですよっ」

【普通に相手に答え、だが、聞かれていない事は言わないで置くことにした、あんまり全部は言いたくないのである】
【もちろん、大抵の質問ならば答えるのだが、特にその仕組みに付いては答えにくいのだ、色々な理由で】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 18:26:21.54 ID:qwzQgntHo<> >>881
「君はそこで何をしているのかね?」
【袈裟姿の男が見下ろす】
【妙に大きな身体と相まってやたらと妖しい雰囲気を醸し出す】
「何がそろそろなのか、我に教えるというのはどうだ?」 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 18:31:52.46 ID:+eUGZKVC0<> >>927

「――……」

【一瞬、赤良木の顔から表情がなくなった】
【無表情の彼は師走の顔を真っ直ぐに見据えて、そして――】

「やっぱりそうだったか! いやもうね、最初見たときから思ってたんだよ! もしかして能力者じゃないかなーってさ!
 ほらなんていうの? ふいんき? みたいなそんなんでさっ!」

【期待道理の答えを聞けて、彼は呵呵大笑した】
【心底嬉しそうに笑い、思わず握り拳をグッと作ってしまう】

「僕さ、ヒトと同じくらい能力が大好きなんだよ! なぁ師走、お前どんな能力持ってるんだ?
 発火能力? それとも近接系か? 実は強化系だったりするのか!?」

【喜色満面どころか、腕を大げさに広げたりして全身で喜びを示している】
【そして瞳を爛々と輝かせながら、彼女の能力はどんなものなのかと訊ねた】 <> 【旧支配者】 san値:30<>sage<>2011/03/05(土) 18:39:18.82 ID:ftMT6z51o<> >>928
「誰だ……貴様は」

【警戒した様子で、その傲慢な態度を取る男を見上げた】
【だがそれも一瞬、相手が此方の求めている敵でないと分かると直ぐに興味なさげに目を逸らす】

「貴様には何の関係も無いことだ……
――邪魔だ、ここから立ち去れ」

【壁を背に座り込んだ男はそう言うと立ち上がり歩き始める】
【フードに隠れてその顔を伺い知ることは出来ないだろう】 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 18:48:50.73 ID:J5pSoO0U0<> 【町外れの教会・・・】
【もはや人間等は寄り付かないであろう廃墟になった教会・・・】
【そこに溶け込むように・・・】
【地獄からの使途、魔界の王】
【さいきょうの悪夢】



━━━━━━━魔王が降臨していた・・・


「ほわ〜!!お化け屋敷みたいだねぇ・・・」

『でもベットも流しもあるですよ!!』

「シキはすみたいの?」

『私は広かったら何処でも良いです〜』

「じゃぁすもうかぁ、きょうからここは」

「まおうぐんだ!!」

【なんと恐ろしい魔王・・・】
【教会を悪の住処にするとは】
【神を冒涜・・・、魔王は神さえも恐れないのだ・・・】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 18:52:22.04 ID:oCIcNoQlo<> >>929
【こちらも一瞬、えっと思い、何だか心のどこかが一気にキーンと冷たくなったような感覚がした】
【違和感、そう、違和感を感じた、相手の一瞬だけだった無表情を見て違和感を感じたのであった】
【それが良いものなのか悪いものなのかはわからないが、思わずこちらも不安になってしまう違和感】

【しかし、ガラリと打って変って笑顔で喜び、はしゃぎ出す相手を見て今のは夢か見間違いだったのではないかとさえ思う】
【だが、映る景色が全てを”計算式”に置き換えて考えてしまう少女の頭の中には、今見た計算式がしっかりと残っていた】

「あ、いや、その……た、大した能力じゃあないんですよ……?」

「ただ、私が計算した事を現実に適用するって言うか……計算式を現実に捻じ込む能力と言うか……」

「うぅ……説明がへたくそですみません……」

【説明はあながち間違っておらず、正確にはそういう能力なのだ、効果として現れる時はもっと具体的な形になるだけで】
【その為、こんな訳のわからない説明では理解してくれない人が多く、いつも相手に謝罪をするのであった】
【しかもこの少女、一度謝罪をするとネガティブな性格なせいかそれ以降も何かと謝り始めると言う困った性格の持ち主である】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 18:53:12.20 ID:qwzQgntHo<> >>930
「関係が無いのは当たり前だ、我は今、君に始めて会った故」
「今我が君に話し掛けた時点で、我の物語に君も強制参加したのだ」
「つまり君はもう我と関係を断ち切ることは出来ない」
【男に追いつく】
「ここには今、我と君しか居ない。故に我の物語に君は出演する義務を持つ」
【何を言いたいのかよく分からない】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 19:01:15.04 ID:A+zeEn570<> >>922

【首元への一撃をかわされた女に、もう反撃の余地はなかった】

【こちらも片膝をついたまま、言う】

ハァ・・・ハァ…あー。
こりゃ負けたねぇ。
ハハハッ。やっぱ強いよぉアンタ!

【そんな風に笑いながら寝転がり降参の意思を伝える女】

さっすが師範代だねぇ。
そこらの能力者とは比べ物にならない強さだったよぉ。

【そう言いながら刀をキーホルダーの大きさに戻し、ポーチにかける】
【どうやら本当に降参のようだ…。】

/食ってきました!遅くなってすみません! <> 【旧支配者】 san値:30<>sage<>2011/03/05(土) 19:05:07.18 ID:ftMT6z51o<> >>933
「いちいち訳の分からんことをほざくな!
これは俺の事情で、貴様には何の関係も無い!」

【振りかえり、袈裟姿のままこちらに付いてくる男へと叫ぶ】

「これ以上付いてくるというのなら……実力行使で排除させてもらう」

【鋭い、抜き身の剣の様な殺気を放ち、相手を睨みつける】
【だがしかし、まるで何かを恐れているかのように殺気の中に怯えの色が混じっている事に男自身は気が付いていない】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 19:09:15.82 ID:qwzQgntHo<> >>935
「これで物語は繋がった」
「付いて来る我とそれを排除しようとする君」
「物語としては十分だ」
「さあ、自らで新しい物語を紡ぐが良い」
「戦いによってな」
【袈裟の中から墨壷と筆を取り出す】
【そしてそのまま相手が何か行動を起こすのを待っている】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 19:16:32.09 ID:+eUGZKVC0<> >>932
/ごめんなさい電話入って遅れましたorz

「け、計算式を現実にね、捻じ込む? え、演算?」

【はしゃぎ喜んでいた赤良木だったが、相手の説明にうぐぐと唸り声を上げる】
【頭の弱い彼にとっては、全く持って理解出来ない内容だった】

「いや、お前が謝ることじゃねえよ、師走。たぶん僕が馬鹿なだけだ」

【真剣な表情で見詰めて、彼女の謝罪を一蹴する】
【真剣な表情で見詰めて、迷い無く自分を貶した】

「え、と……。なんか複雑な能力ってこと自体は分かるんだけどなぁ……」

【働け僕のブレイン! 弾けろマインド!!(?) 彼は頭を抱えつつも、全力で能力の内容を理解しようとする】
【が、馬鹿は所詮馬鹿だ。人には、赤良木には分からない物と意味不明なものがあるのだ。つまり、いくら考えようが意味は無い】

「よし! じゃあ師走。能力を使ってみてくれよ!」

【彼は立ち上がり、嬉々とした表情で彼女を見下ろしながら提案した】
【そしてすたすたと歩いていき、ベンチから15mは離れた所、大体公園の真ん中辺りで立ち止まり、振り返る】

「さぁ、遠慮なくぶっぱなせよ、師走。これが僕にとって、一番理解出来る方法だからな」

【と、腰を低くし、身構えながら躊躇無く言い放った】
【頭で考えてダメなら身を持って知れ、だ。彼はいきなり、そんなぶっとんだ方向に勝手に話を進めようとしている】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 19:16:53.35 ID:OB4fA0Yso<> >>931
大通りに出てからというものの、悲鳴を上げられ続けている男が一人、町外れの教会へと来ていた。
血まみれのカッターシャツに煙草の煙を纏い、その右目に暗い暗い穴を開けて。

「・・・教会、か・・・ここなら、多少休憩できるだろ・・・」

廃墟だろうか、その教会へ足を踏み入れてしまう憐れな男。
神がいたであろうその教会に――――魔王がいるとも知らずに。

さび付いた扉を足で思い切り蹴り開け、内部へと歩みを進めていく。

すると、そこには地獄の血を濃くした色の――――魔王が君臨していた・・・。


「おい、坊主・・・こんな所で遊んでちゃ危ないぞ・・・」


愚かにも、声を掛けてしまう男。あぁ、ここで魔王に出会わなければ生き延びれたかもしれないというのに。
なんという憐れな男だろうか、その血が乾き始めた右目と、未だ健在する左目で魔王を見る目は恐怖に染まっている。 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 19:19:42.16 ID:zDzHDrNDO<> >>934

「…ま、まあな。そりゃあ師範だからな…」

【気合いで何とか立ち上がる。】
【余裕そうな表情だが、内心は冷や汗だらだらであった。】

(…危ないところだった。…)

(来てそうそう負けたんじゃ流派の名が廃るからな…)

(それに…うん。師に何を言われるか分かったもんじゃない。)

【そして、青年は相手に近づく。】

(しかし…この女…)

(…強い…どうも俺は認識を改めなければならないようだな…)

【寝転がる相手に右手を差しだし、】

「…立てるか?」

【そう声をかけた。】 <> 【旧支配者】 san値:30<>sage<>2011/03/05(土) 19:23:52.98 ID:ftMT6z51o<> >>936
「――――ッ」

【だが、フードの男は動こうとしない】
【否、正確に言えば動けないと言った方が正しいだろう】
【男の能力は常に男の正気を削り発動する狂気の力】
【生憎とこの能力は消耗が激しく、この後の敵に用がある為迂闊に使う事はかなわない】
【故に男は如何にして相手から逃げるかを考えなければならなかった】
【幸運なことに辺りは暗い夜の表情へと変わっており、照明の存在しない裏路地ならば一度でも振りきれば逃げ切れる筈だ】 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 19:28:08.12 ID:UQ5iQ9G40<> >>983

【自分の城に入り込む愚かな侵入者】
【魔王は振り返らずとも気配で察していた】

「ねぇ、シキ。あしおとがきこえたのはきのせい・・・??」
『し、知らないですぅ・・・』
「ふりむこうか・・・」
「3、2、1」

『シキビーーーム!!!』
「『二次元の刃』いびるめたる!!!!」

【相手の言葉、魔王の動き、相棒の動き】
【総ては同時だった・・・】
【慈悲深き神がいるはずの教会で】
【傷深き男が魔王に刻まれる・・・】
【神とは実に理不尽だ・・・】

【今の相手には鳥から放たれた光】
【魔王から放たれた不可視の刃・・・】
【二つとも避けることは出来ない・・・】

【とりの光は眩しいよ!!】
【二次元の刃は切れなかったという結果だけを残すよ!!】 <> 【剣心一途】<>sage<>2011/03/05(土) 19:28:53.80 ID:zDzHDrNDO<> 《おいおい…ほんとに行くのか…?》

「うん。…やらなきゃいけないから」

【大通り、その外れ…】
【大剣を担いだ一人の少女がそう呟いた。誰かと話しているようだが、】
【その姿は見当たらない。】

《しっかしなあ…お前も変わったよなあ…ただのコミュニケーション障害じゃなくなったな》

「…もう。うるさいな…私は償わなきゃいけないの。」

《分かってるよ。それに、私も付き合うぜ?お前と私は一心同体だ。》

【そこで、彼女は柔らかく笑った。】
【安心したような、そんな笑みだった】

「…ありがと。それじゃあ行こっか」

【少女は歩き出した。罪を償うために…】

【剣心一途】リタイア <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 19:30:23.76 ID:A+zeEn570<> >>939

ま、そうだろうねぇ。
おっと。自分で立てるよ。ありがとうねぇ。

【青年の右手をやんわりと拒み、自分で起き上がって立ち上がる女。】

フフ・・・。
見えてるよ、その冷や汗…。
ギリギリだったんだねぇ。ま、結果的に私が負けたから何もいえないけどもね。

【青年の顔に流れる冷や汗を見抜き、皮肉まがいのことを言う女】
【女には悪気はないのだが、どうしてもこんな口の利き方になってしまうのだ。】

…えーと。
アンタ名前なんだっけ? <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 19:31:16.23 ID:qwzQgntHo<> >>940
「来ないか・・・なら我から行くぞ」
【筆で虚空に墨絵を描く】
「今は室より量であろう」
【続けざまに3体、大体50cm位の異形を描く】
「出でよ、魑魅魍魎ども!」
【実体化した異形3体】
【輪郭は墨絵であり、防御力は無いが足止めにはなる】
【動かない男の周りを取り囲もうとする】
【その間に新しく墨絵を描き始める】
【今度はできるだけ丁寧に】
【時間がかかる】
【描きあがるまで後1レス】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 19:37:09.78 ID:OB4fA0Yso<> >>941
魔王と、その使いの声は地獄から這い上がる死者すらも消し去る恐ろしいもので。
男の言葉が魔王に届くと同時に、それは起きた。

”シキビーーーム!!!” ”いびるめたる!!!!”

無慈悲に放たれる太陽を越える光りと――――男の愚かな片目には捉えられぬ不可視の刃。
血を滾々と垂れ流す男へ止めを刺さんと飛来する攻撃に、男はなすすべも無く直撃した。

「まぶしっ・・・・・・あいたっ・・・・・・何か首に当たったぞ・・・」

なんという事だろうか、この男は神の使いか。攻撃が直撃したというのに死んでいない。

「ほらほら、お遊びはここまでだ・・・・・・怪我しちゃうぞ」

そう言って手近にあった椅子へ腰を降ろす男、魔王の顔を見ながら微笑んでいるのは恐怖を悟られぬ
ためだろう。その証拠に煙草を吸う手が震えているではないか。
「くそっ・・・中々血が止まらんな・・・」血の涙を流しているのは、魔王を直視してしまったからだろう・・・。
どうやら止血したいらしいのだが、手持ちは煙草やライター、不殺の証であるネックレスと指輪しかない。
憐れな男は魔王の眼前で息絶えようとしていた・・・。 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 19:39:40.64 ID:oCIcNoQlo<> >>937
「えっ……で、でも……」

【相手が理解出来ないのは仕方ないとして、実際に能力を使用するのにはかなり抵抗があった】
【自分の能力は代償無しに使えるものではなく、それに下手に使い過ぎると脳を傷める恐れだってある】
【しかし、相手のその様子を見ているうちにとても断り切れず……静かに立ち上がると、右人差し指を立てて口の下あたりに当て】
【応用の利き過ぎる能力なので、一体何を使えばこの能力の具体的なイメージが伝わるかを考えた後に】

「……ちょっと乱暴だけど……」

【右人差し指をゆっくりと降ろしていき、その指の先をちょんっとベンチに付け、能力を発動して右手首から上に膜を張り】
【膜に触れている物体、今はベンチの事だが、それにベクトルを設定し、方向は相手が居ない方向にある池の方へと向けさせ】
【速度は時速40km程でベンチを”飛ばす”、まるで自動車の様にベンチが突然高速で池へと向かって進んでいき】
【池の近くにある木にぶつかると激しい音を立てた後に池に残骸がぼちゃんっと音を放って沈んでいくのであった】

【乱暴どころではなく、ぶっちゃけ巻き込まれたら危険なレベルである】
【しかし、これでは一見すると念動力系の能力に見えない事も無い、現象としては似ているが根本は全く違うのだ】

「ど、どうですか……?」

【そして、少女は一応能力を切らずに脳味噌をフル回転させた状態で目まぐるしい演算を未だに続けながら】
【心配そうに相手の方へと尋ねる、こうしているだけでも結構脳に負荷がかかり、疲れるのだが、まだまだへっちゃらである】
【限界ギリギリまで使用すると短時間でばててしまうが、これくらいだったら普段行っている実験ですっかり慣れた】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 19:41:43.17 ID:zDzHDrNDO<> >>943

「ま、そりゃそうだ。あれから一撃でも食らってたら負けていた」

【パタッと右手をおろし、青年は言った。本心である。】
【現に体のあちこちが痛かった。】

「竜崎だ。竜崎晃」

【青年は言った。そして、彼はわずかに考え込む。】

「そっちは…うーむ…」

「……」

「…思い出した。梓河美琴だったな」

【記憶をたぐり寄せることができた。】
【物覚えは悪い方だが、さすがに少し前のことなので、】
【比較的すんなり思い出せたのだ。】 <> 【旧支配者】 san値:30<>sage<>2011/03/05(土) 19:42:32.82 ID:ftMT6z51o<> >>944
「まずっ!?」

【ただでさえ狭い路地裏で、囲まれでもしたらその瞬間詰みである】
【男は苦々しく思いながらも、ここから抜け出す方法を考える】
【だが、その判断こそ命取りとなってしまい、既に異形によって包囲されてしまい抜け出せない状況になっていた】

「―――くそっ!」

【やはり昨日の戦いで能力を使いすぎたからなのか随分と判断力が鈍っていることに気が付く】
【何とかしようと思うその焦りがさらなる焦りを呼ぶ負のスパイラルが男を襲っていた】 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 19:43:54.05 ID:5uQ8LJnN0<> >>945

【猛攻を受けても変化は無いのだ・・・】
【やはり相手は化け物・・・】
【しかし魔王は強者に慈悲深い・・・】
【孤独の王は常に並ぶ強者を求めているのだ・・・】


「わぁ、ちまみれだ・・・」
『ベホイミです!ベホイミです!!』

【魔王達は相手に近付いていき】
【魔王の加護】
【至高の癒しを与えようとする・・・】

「べほいみ!!」

【気分が楽になるだけだよ!!】
【だけど魔王は触れるくらい近くにいるよ!!】 <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 19:48:56.88 ID:A+zeEn570<> >>947
晃か。そうそう思い出した。

【ようやく思い出す女】

そう、美琴。
ま、いつ会えるかわからないけど今度会ったらよろしくね。

【そういって、手を差し出す女】

握手だ。 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 19:48:57.56 ID:qwzQgntHo<> >>948
「早く行動を起こすが良い」
【男はもうすぐ描き終わろうとしている】
「出でよ!鬼!」
【描き終わる男】
【鬼が現れかける】
【しかし実体化の途中でまだ攻撃は出来ず半透明の状態】
【今なら攻撃されずに倒せるだろう】
「早く君の能力を見せないとまたこの魑魅魍魎どもが増えることになるがよろしいか?」
【鬼が実体化するまで後1レス】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 19:50:18.66 ID:OB4fA0Yso<> >>949
今、魔王の目の前に現れている化け物に対しても慈悲の心を見せる、なんという魔王の深き心・・・。
近づいてくる魔王に男は足が震えて動けずにいる、圧倒的恐怖に支配されているのだ・・・。

「ん、どうしたんだい・・・血が付いちゃうぞー・・・?」

魔王を脅かそうとするとは愚か、愚か過ぎるぞ男よ。

魔王の加護の強力さは神をも凌ぎ、世界を揺るがし弄ぶ程の強大な力。なんという心強さだろうか。

「あー・・・何か、少しだけ気分良くなったな・・・魔法使いみたいだな、ありがとう」

何を言っているのだこの男は、愚かなり、魔王に慈悲をかけていただいたというのにこの愚行。


「ありがとな、坊主」

なんと、その手で魔王の頭を撫でているではないか・・・!!
すごく優しい手つきである。 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 19:51:24.02 ID:sVUciyKK0<> >>952
/左手で大丈夫ですかい!? <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 19:52:55.02 ID:zDzHDrNDO<> >>950

「もちろんだ。よい修行になった。」

【そして、彼も右手を差し出す。】
【相手の手を握るそのガッチリした手は、】
【まるで樫の板でも張ったかのように堅く、そして力強い】 <> 【殺戮船長】 @wiki E.サーベル ピストル<>sage<>2011/03/05(土) 19:53:48.67 ID:cvDS2bg00<> アッーハハハァ!!!!
今宵も月が昇り立つ時ィ!骸の旗を掲げて参上ォ!!

ゾンビーズ『『あ、ヨヨイのヨイ♪』』

闇商人『『うわッ、何だコイツ等!』』

【黄紺に燃ゆる光を反射し我が身を照らさんと輝く月と、闇夜と燃ゆる塵の星下で】
【昼の様に明るい其の黒い海浮かぶ海賊船付近に、松明の群で】
【一つのボートの船団を照らす……ーーー其れは数名で行われる闇取引の現場だった】

何だコイツら、とは飛んだモグリだねぇ……?
ウチらの縄張ってる海でこんな事されたら困る訳よォ、知らないとは言わせねェ

ゾンビーズ『『あ、ヨヨイのヨイ♪』』

【無い胸を張る船長、サーベルを引き抜き、高らかに声をあげる】
【大らかに口元を釣り上げ、犬歯を見せながら笑む其れは、悪魔の様な船長そのもの】
【ーーー金髪を揺らし】

あ、もう面倒だから、大砲で

ゾンビーズ『『うぃーす』』

闇商人『『えぇぇぇ!?せめて名n』』

【ズズンッ……ーーー鈍い音と爆発音、湿り付く火薬の香りと燃え上がるボートに】
【黒煙をバックに、船長はサーベルを指揮棒の様に振るいゾンビにそれらを“処理”させる】
【今更、悪びれる様子も無い彼らは“呪われた海賊”だから <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 19:54:43.23 ID:+eUGZKVC0<> >>946

「ん、な……ッ!?」

【本日最大の衝撃だった。衝撃的光景だった】
【あの華奢でひ弱そうな少女が、右手人差し指でちょんと触れただけで、触れられたベンチは高速で吹っ飛び、大破した】
【目の前で見たにも関わらず、信じられない光景。それは赤良木の常識を大きく凌駕していた】

「……」

【絶句するも、師走の使用した能力について考える】
【だが考えたって答えは出ない――なんてことはなかった。彼は馬鹿である。それは紛れも無い事実だ】
【しかし馬鹿だからこそ、分かる。彼の様な馬鹿は、理論ではなく実際に目にした事実で理解を示すことが出来る】

「あぁ、分かったよ。ははっ、びびったぜ。まさか向きと力と速さを操るなんてなぁ……」

【演算だとかベクトルだとか、その全てを簡単な言葉で表わした】
【そしてそれは、その言葉は彼女の能力を表わすのに恐らくぴったりだろう】

「お前さ……師走」

【赤良木は離れた位置に立つ彼女に向き直って、】

「最強、だったんだな……!」

【笑った。まるで子供の様に、無邪気な笑顔を少女に向ける】
【こんなに凄まじい能力、能力大好き人間に取っては夢のようだった】
【走って彼女のもとに戻り、相手の手を掴み、自身の両手で包み込もうとする】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 19:55:11.67 ID:OB4fA0Yso<> >>953
/左手でなでた事にしてくだせぇ!お任せしますよぅ! <> 【距離単位】@wiki E:鎌【秋桜】 刀【灼黒】<>sagesaga<>2011/03/05(土) 20:01:48.07 ID:A+zeEn570<> >>954

うん。おっ、良い握手だねぇ。

【力強い握手に感心しながら、握手をした後、手を離し】

じゃ、バイバイ晃。また会おうねぇ!

【そう言って、軽くジャンプしたと思うと、もうそこに女はいないだろう】
【能力を使い、上空に飛び上がったのだ】

いや〜。今日はやられたねぇ。
もうちょっと殺す気でやればよかったかなぁ…。

【そんなことを呟きながら、女は今日も空を駆けるのだった】

/乙でした! <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 20:03:35.11 ID:VxXovnma0<> >>952

「へ、へいきだよ!!」
『そうですー!!』

【哀れな男・・・】
【魔王は怒りによって顔を真っ赤にしている・・・】
【しかし相手に撫でられると何処からか魔王の闇を掻き立てるような力】

「ベホイミ!!」

【異能を膨張された回復魔法】
【ほとんどの怪我は癒されるだろう・・・】 <> 【旧支配者】 san値:15<>sage<>2011/03/05(土) 20:04:09.42 ID:ftMT6z51o<> >>951
「良いだろう、受けて立とう!」

【男は戦闘が避けられないことを悟り、覚悟を決めた】

「―――ルルイエに眠りし我が加護を宿りしクトゥルフ神よ
いあ いあ いあ=る=りゅー! くとぅるふ ふたぐん! いあ! いあ!
異形の腕を用いて我が障害、我が敵を打ち払え!」

【男の足元に現れたのは非幾何学的な直線で描かれた魔術陣】
【見る者全てを嫌悪させるような冒涜的なその陣の上で男は、誰にも理解できないような呪文を叫ぶ】
【次の瞬間、ビリッという布が裂ける音と共に男の肩の後ろから腕ほどの太さがあるタコの様な吸盤の付いた触手が二本生えた】
【地面に付くくらいまで伸びた触手を素早く動かし、薙ぎ払うように周りの異業へと振る】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 20:04:16.71 ID:Pfh//N/uo<> >>956
【最強―――嗚呼、そういえば、病院の人達にランカーズを勧められた時に登録した二つ名も『最強』だったなぁと思いだす】
【しかし、少女自身にそんな自覚は無く、この能力だって自分の命を守るためにも使用できる限界と言うか、時間が限られている】
【日常生活においてもあんまり実用性は無く、こういう乱暴な使い道が主なのであんまり好きではないのだ】
【それに、この能力は自分からして見れば……―――病気―――であるし、しかしまぁ、それは誰にもわからない事であるし】

【少女は何とも困った様な笑みを表情に浮かべながら手を握られ、あはは……と笑って見せるが】

「最強なんかじゃないですよ、私」

「ただ、あの……その……計算が好きってだけで」

「それに、能力はこんなんでも、私、弱いですし」

【あくまで自分を過小評価、自嘲し、無能力者からしてみれば嫌味か当てつかにしか聞こえない事を言ってのける】
【しかし、現実としてランカーズなどでの公式な戦いにおいては今のところ全敗であり、日常的に置いても負け続け】
【例外はあるがそれは例外中の例外であり、あんな状況と言うか、状態は正常とはとても言えないのでノーカウント】

【となれば、少女は最弱なのである、自分ではそう思っている】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 20:10:03.25 ID:OB4fA0Yso<> >>959
”右目を失ったあの時”から、能力を無意識下で発現を続けていたのだろう。
無駄な幸運を持った男だ――――魔王の力を膨張させ、男の右目の出血はみるみる治まる。
そして―――完全止血。
失った右目から滾々とあふれ出ていた血が嘘のように止まり、そこには”怪我があった穴”だけが残される。
魔王の力に驚き、恐怖し、男は魔王の前で平伏して・・・

「・・・む・・これ、は・・・君の力、か・・・・・・ありがとう、優しいんだな、君は」

魔王に”君”呼ばわりとは何事か!!自分をわきまえろ男よ!!

―――そして、魔王の力によって生きる事を許された男は、なおも魔王の頭をなで続ける。

「・・・右目をなくしちまったのはアンラッキーだったが・・・君に会えてラッキーだったみたいだな」

魔王に優しく微笑みかける男・・・何処までも愚かで哀れである・・・!!

「・・・そうだ、君の名前聞いてなかったな・・・俺はジョンだ、ジョン・クロウリー・・・君は?」 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 20:14:48.00 ID:qwzQgntHo<> >>960
「やっと物語を紡ぐ気に成ったか」
【鬼の具現化完了】
【男の横に立つ170〜180の巨体の異形】
【中々に力が強いが、素早さはあまり無い】
「ほう・・・触手か・・・」
【一気に潰される異形】
【元の墨に戻る】
【男は札を取り出し】
「鬼!行け!」
【札に新しく異形を描き始める】
【鬼は触手を蹴散らすかのように進む】
【描き終わるまで後2レス】
「中々興味深い技を使うではないか、男よ」
「そのままフードも外し、正体を晒すが良い」 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 20:17:04.21 ID:qwzQgntHo<> >>963
//飯落ちです <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 20:17:14.07 ID:5feGnUuB0<> >>962


「さいきょうのまおう!!」
「名前はスタン!!」

『私はシキですぅ〜!!』

【魔王の名前を聞いて生きてかえれるのか・・・】
【それは次の質問で決まる・・・】

「きみはいまからまおうのぶかだ!!」
『まおうぐんに入るです!!』

【最強の魔王は雑魚魔王と違い】
【世界を半分やろう、なんて言わない・・・・】
【魔王の仲間になるより光栄なことはないからだ・・・】 <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/05(土) 20:18:33.84 ID:nZr/OUkQo<> >>958

「おう!!今度は――――あれ?」

【見上げたとき、そこにあるのは無限の夜空】

「・・・神出鬼没・・だな・・やれやれ」

【薄く笑い、コートを羽織る】
【武人は、夜の闇に消えた】

/乙でしたあ!! <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 20:20:49.28 ID:+eUGZKVC0<> >>961

「弱くねえよ」

【少女の「弱いですし」という言葉を遮って、赤良木は言った】
【彼女の手から両手を離し、一歩片足を退かせ、真剣な目で相手を見詰める】

「お前は弱くなんかねえよ。何勝手に弱いとか言ってんだよ。お前は最強だよ」

【語気を強くして言う。そして強い眼差しを少女に向ける】

「もしこの能力で誰かと戦って、それで負けて、自分は強くなんかないと思ってんなら――それは単に、師走が優しいってだけだろ?」

【最後の言葉は、穏やかに、優しく、微笑と共に告げた】
【世界の全てを掌握出来るといっても過言ではないのだ。彼女の能力は。しかし、彼女はこの力を悪用しない】
【むしろ使用を躊躇っているように見える。――脳に負荷がかかる。そんなことは関係無い】
【ただ相手を思いやり、苦痛を与えないよう配慮する、優しい心の持ち主……】
【そう、赤良木当夏は感想する】

「だからさ、もっと自分に自信持てよ。お前はもっと、胸張っていいはずだぜ。
 僕も一応能力者だけど、ほとんど無能力者みたいなもんだから――お前の強さは、凄く分かる。誰よりも理解出来るんだよ」

【彼の耳には、嫌味には聞こえなかった。再三言うようだが、彼は能力が大好きなのだから】
【摩訶不思議を起こせるこの力が、誰よりも誰よりも好きだから。だから負の感情なんて抱かない】

「なぁ、師走。ちょっとお願いがあるんだけど……いいか?」

【唐突に、彼は言う。その様子は少し不安そうで、それでいて何か楽しいことを企む子供の様な顔だ】 <> 【旧支配者】 san値:15<>sage<>2011/03/05(土) 20:22:13.40 ID:ftMT6z51o<> >>963
「ヒヒッ、誰が誰が貴様などに俺の俺のおれのしょうたい―――ぐぅっ」

【己の正気度が一気に半分になってしまった為、不定の狂気に犯される男】
【だが己の精神力で狂気を無理やり抑え込むと、鬼に向き直る】

「貴様のその墨、利用させてもらう!」

【男は触手を鬼に振り、触手に滴る墨を鬼目掛けて飛ばそうとする】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 20:23:19.76 ID:OB4fA0Yso<> >>965
「スタンに・・・シキ、か・・・よろしくな、スタン」

魔王を呼び捨てにするでないぞ男よ!
男は魔王の質問に苦笑しながら、自分の顔に付いた乾きかけた血をシャツで拭う。
魔王の前に汚れた顔など見せられぬからだろう・・・決してただなんとなく拭ったわけではない。

「魔王か・・・はは、そうだな・・・よし、助けてくれたんだ、君の部下になろう」

微笑みながら煙草を取り出して火を灯す―――自分の命を投げ捨ててでも魔王を支えようという
献身的な態度が窺い知れる。・・・決してただ吸いたくなったわけではないのだ。
魔王の仲間であるという栄光を手にした男の顔は感無量で微笑みに染まっている。

「スタンの部下になったんだ、何でもお願いしてくれよ?俺に出来る事なら、何でもするよ」

魔王の命令を早速待っている男・・・愚かで憐れで献身的だ。
”一緒に遊ぼう”とか言われるのを待っているわけでは無い、決して無い。 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 20:29:02.42 ID:bIz4oxRf0<> >>969


「まおうぐんは皆でたのし・・・」
「わるいことをするのさ!!」
『ですです!!』

【なんと恐ろしい軍団か・・・!!】
【魔王は三日月の様に口を歪ませ高笑う】

「一緒にそうじ!!」
『きたなくてすめないです!!』

【仲良くではない・・・】
【真剣にするんだっ・・・】
【汚くては威厳がない・・・】
【そう考えての行為だ】 <> 【旧支配者】 san値:15<>sage<>2011/03/05(土) 20:33:24.95 ID:ftMT6z51o<> >>968
/あ、【鬼目掛けて】じゃなくて【鬼の目に目掛けて】です
すいませんorz <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 20:34:17.97 ID:NB2VSs6Eo<> >>967
「えっ……?」

【思わず口を開けて唖然としてしまった、口をだらしなく僅かに開けて今の状況を確認していた】
【しかし、先程とは違って今はいつもよりも状況処理能力に長けているのでさほど混乱はせず】
【相手が自分を強いと、褒めてくれているのがすぐに理解できたが……こんな展開は初めてであった】
【確かに、みんな能力は強いと言ってくれる、ただ、その持ち主の性格を見ると呆れた様な声を出す】
【病院のお医者さんもそうだし、この前会った能力者の人もそうだ、だから自分は自分を弱い存在と思っている】

【しかし、また別の人物の言葉がフラッシュバックされる―――『もっと自分に自信を持て』―――と】

【それは尊敬している人物から言われた言葉であり、だがそれを持ってしても自分は自信を持てずにいた】
【だが、だが、相手はそれを知らないのに自分の事を”強い”と言ったのだ、いや、言ってくれたのだ】

【少女は一旦俯き、目を左右にゆっくり歩かせて暫く考え事をした後に頭を持ち上げ】

「……ありがと、少し自信付いたよ」

「あ、その……もし良かったら、敬語じゃ無くても良い?」
「お願いを聞いてあげる代わりに……でね」

【自分からこんな風に言ったのは生まれて初めてである、自分に自信を持って自分のしたい意見を言ったのは】
【ただ、まだ自分に完全に自信がある訳ではないが……こんなところで、思わぬところで、何の変哲も無い日常の中で少し成長できた】
【これで最弱がまぁ……小弱程度になったのではないだろうか、あくまで感覚的な問題だが】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 20:36:37.58 ID:aCHMnG8jo<> >>970
「掃除、か・・・ここを秘密基地にするんだな?はは・・・懐かしいな」

違う、ここを魔界に変えようとしているのだ、魔王様は。気づけ男よ、なんという愚考か。

「よし、瓦礫は全部俺に任せろ、重いものはスタンに運ばせちゃ危ないからな」

微笑んで頭を撫でると立ち上がって周りを見渡す男。存外にそこまで損傷は酷くなく、崩れた椅子や
破れたカーテン、汚れきったカーペットが手間のかかるもの、くらいしかない。
崩れた椅子を軽々と端へやり、カーペットを裏返しながら教会内を魔界へと変貌させていく―――。
魔王の部下となった男は、今や地獄の創造主・・・魔王の指先ひとつでそこを地獄へ変える恐ろしい存在になったのだ・・・!!


「スタン、これくらいでどうだ?」

掃除するのは得意らしい。

「よし・・・後は一緒に埃を外にだそうか、スタン、シキはカーテンを直そう」

笑顔で魔王と魔王の側近に命令するなど・・・言語道断である!身の程を知れ男よ!!
目の前に君臨するのは地獄を支配し天界をも貫く力をもった魔王、そしてその側近だぞ!!

「いやぁ・・・片目だとやっぱ距離感つかめないな・・・」

独り言を漏らしながら掃除する姿は何とも憐れである。 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 20:40:26.40 ID:qwzQgntHo<> >>968
「墨で出来た物に墨で攻撃するなど愚の骨頂」
【描きながら言う】
「君の攻撃は海に水鉄砲を使うのに等しい」
【しかし触手は鬼にヒット】
【鬼から墨が飛び、鬼の輪郭が若干薄くなる】
【鬼は咆哮し、触手を握る】
「そんな触手のみではこれからの異形の攻撃に耐えられまい」
「大人しく真の能力を出すが良かろう」
【描き終わるまで残り1レス】 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 20:42:26.48 ID:rC/KHdAB0<> >>973

「いえっさー!!」
『了解です!!』

【瓦礫を平然と運ぶ相手に若干けいいを表す】
【魔王の力なら此れくらい簡単だがなっ】

【しかしカーテンを変えながら魔王は考えた】

「まおうはめをなおせないけど」
「ぶかの【他力魔導】なら魔眼をつくれるかも!!」
『へんたいならできるです!!す』

【魔王の部下は色々できるのだ・・・】
<> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/05(土) 20:45:03.43 ID:mTm+3SW20<> /魔王たんと夢生たん乱入おk? <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 20:45:30.41 ID:QMVAf4Nv0<> /ごめんなさい・・・ ちょっとご飯をたべてきまし・・・ <> 【旧支配者】 san値:15<>sage<>2011/03/05(土) 20:47:26.27 ID:ftMT6z51o<> >>974
/すいません、間違えましたorz
詳しくは>>971で <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 20:48:02.20 ID:+eUGZKVC0<> >>972

「おう! はは、よかったよかった。少しでも自信が付いたなら、充分だ」

【だって人は、少しずつ自信をつけて行くものなんだから】
【赤良木はいつも通りに、快活に笑って少女が一歩前へ進めたことを喜ぶ】
【そしてその手助けが出来たことを喜ぶ。自己満足ではない、大きなものが心を満たすのを感じる】

「ん? あぁ、いいぜ。ってか僕ら同い年くらいだろ? それに……」

【今から言うお願いに、敬語を無くす事は直結するから】
【彼は言葉を続けない。心の中で、呟いただけだ】

「で、そのお願いなんだけど……」

【彼はそこで一拍置いてから、お願いを告げた】

「師走 睦月。僕の友達になってくれないか?
 僕さ、なんつーか……友達、まだ一人もいないんだよ。ちょっと色々あって、学校で孤立しててさ。
 こんな馬鹿丸出しな正確だけど、実はあんまり他人と友達の区別って、よく分からねえんだよ。
 だからお願いするようなことじゃないかもしれないんだけど……」

【彼は髪質の固くツンツンした黒髪を、片手で掻いた】
【友達になってほしい。相手から見れば意外なお願いだったかもしれない】

「だから……まぁ、あれだ。つまり、これからよろしくなってやつだ」

【彼は少しだけ照れくさそうに言った後、右手を前に差し出し、握手を求めた】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 20:50:23.00 ID:aCHMnG8jo<> >>975
「お、偉いなぁスタン、しっかり出来るじゃないか。シキもありがとうな、助かるよ」

魔王と側近の目にも留まらぬその素早い作業に男は驚愕し、平伏す。
決して頑張ってるなぁ、可愛いなぁとは思っていない。
魔王様は男へと思い出したように提案をする―――それは希望に満ち溢れたものだった。
さすがは魔王とその側近、頭の回転とアイデアをだす柔軟さは人間の比ではない。

「他力、魔導・・・か・・・・・・その”魔眼”ってのはよくわからないが、スタンに聞いたって言えば
 すぐにわかってくれるか・・・ありがとう、今度探してみるよ」

一生懸命カーテンを変える可愛い・・・恐ろしい魔王の後姿に声を掛けて瓦礫を片手でひょいひょいと移動させていく。

そして――――魔王の世界、その神殿とも言える地獄が完成した――。


「いやぁ、ここまで広いと片付けるだけで一苦労だったな・・・お疲れ様、スタン、シキ」

まだ形を残して使えそうな椅子は全て綺麗に並べられ、幸いにも割れていなかったステンドグラスから柔らかい月の光
が差し込む。掃除終了である。・・・いや、地獄の創造終了である。 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 20:52:07.81 ID:qwzQgntHo<> >>978
【触手は鬼にヒット】の後に
【鬼の目に当たった墨は鬼の視覚を奪い、視界を奪われた鬼は理性を亡くす】を入れてください <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 20:52:27.54 ID:aCHMnG8jo<> >>976
/俺は構わんですたい
>>977
/了解しまんた <> 【旧支配者】 san値:15<>sage<>2011/03/05(土) 20:59:03.91 ID:ftMT6z51o<> >>981
「はぁっ!」

【男は理性を失い、暴れる鬼の腕をかいくぐり鬼の懐へと潜り込む】
【そして触手を巧みに操り、二本の触手で鬼の首を絞め[ピーーー]ためにその触手を伸ばす】
【その力は人の腕をもポッキリと折るほどで、絡みつかれればひとたまりも無いだろう】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 21:05:47.97 ID:qwzQgntHo<> >>983
「ほう、目潰しか・・・中々やるがそろそろ潮時だな」
【描きあがった札を投げる】
【札は上から男の後ろ1メートルに落ち】
「出でよ!窮奇(カマイタチ)!」
【現われ始める】
【実体化するまで残り1レス】
【鬼は咆哮しながら無闇に腕を振り回す】
【腕が何に当たろうともお構いなしに】
「鬼は中々力が強いからな」
【男は再び筆を持ち】
「ハンデだ、更に増やしてやろう」
【最初に出したような魑魅魍魎を再び2体】
【男と触手を足止めしようと走り出す】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/05(土) 21:08:58.50 ID:9zAO03Bco<> >>979
「友達に……?」

【意外というか、てっきり相手は『いつの間にか友達になっていた』的なノリで友達を作るタイプだと思っており】
【ところがどっこい、目の前にいる彼もまた友達を作るのが苦手な様であり、どことなく親近感さえ沸き上がり】
【だけども、その様子は先程まで見ていた明るい相手のそれとは違い、照れていて少し可愛くさえ見え】
【少し唖然とした表情をした後に、相手に差しだされた手を、今度はこちらから両手を使って握りしめ】

「もちろんっ」

【満面の笑みを表情で表し、ニッと歯を見せて笑って見せる、相手からしたら意外かもしれない】

「こっちこそ友達少ないし、こんな性格だけど……よろしく、赤良木くん」

【自信がほんのちょっぴりだけ付いた少女は、ほんのちょっぴりだけ堂々としていて】
【これが数倍もあれば最強の能力者っぽいんだけどなぁ……と、第三者が居たら思わせる様な雰囲気であった】
【一応、能力は張り続けで有るが、対して計算もしていないのであんまり頭は痛くない】 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 21:10:49.40 ID:bIz4oxRf0<> >>980

「おわったー!!」
『ですです!!』

【ふらふらとソファーに座る魔王様】
【魔王の頭にふわりと着地する青い鳥】
【二人ともわが城の完成に心踊らせる】
【これからは此処が侵略の拠点になるのだ・・・】

「魔眼はねぇ、魔法でつくったニセモノのめだよ〜」
「むかーしに魔王眼なんてもってるひとがいてねぇ」
「みただけできえちゃうんだ!!」


【故郷の魔王界を思い出す】
【居心地の悪い忌々しい場所だった】 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 21:11:31.41 ID:J5pSoO0U0<> >>976
/おいでおいで!! <> 【旧支配者】 san値:15<>sage<>2011/03/05(土) 21:12:03.52 ID:ftMT6z51o<> >>984
「がっ、かはっ!?」

【無闇矢鱈に振り回す鬼の腕に当たり、吹き飛ばされてしまう】
【そのまま壁にぶち当たり、うめき声を上げて崩れ落ちた】
【骨が折れ、運悪く肺に突き刺さってしまったらしくカヒューカヒューと掠れた息を吐きだすしかなかった】 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 21:14:08.01 ID:BrVbb4H60<> >>987
/自分もいいですか? <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/05(土) 21:14:18.54 ID:mTm+3SW20<> >>987
/おk

【と、その時教会の天井を踏み破り 何か が落下してきた】

……なんだ。この程度の筋肉にも耐えられないとは、脆い天井だな。

【落ちて来たのは『メイド』。メイド服を着た燃えるような赤髪の美しい女性だった】
【堕ちてきた天井の素材で床はグッチャグチャ。つまり掃除が台無しである】

……? 人間がいたのか。
ボロいので廃屋かと思っていたが。

【こちら側からは舞い上がった埃で相手の姿が確認できないらしい
 メイドは不遜に腕を組むと悪びれずにそう言い放った】
<> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 21:16:37.93 ID:uBtfJ+mW0<> >>989
/4ロールだと!!
質は保証しないけどおいでおいで!! <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 21:17:46.04 ID:aCHMnG8jo<> >>986
「魔王眼、か・・・偽者でも何でも、適当に”詰め込める”なら頼んでみる価値もあるな・・・」

ふらふらと座り込む魔王様を心配するように見つめる男。
どうやら疲れたのだろう、男も煙草をすってのんびりと休憩モードである。

「しかし、見ただけで消えるってのはすごいな・・・その”他力魔導”って人が作る魔眼は
 どんなもんかね・・・ま、期待して会いに行くことしよう」

そう言うとどこか苦々しい顔をしている魔王様に歩み寄り、その隣へ腰を下ろす。
頭に乗った青い鳥を指先で、魔王様を手のひらで優しく撫でる。

「ありがとう、スタン、それにシキも・・・今日はどうやらラッキーデーだったみたいだな」

そういって優しく微笑む男。
だから魔王を呼び捨てにするなとあれだけ・・・どこまでも憐れな男よ。 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 21:22:33.21 ID:o9TzwNsv0<> >>990 >>992

「たりきくんは適当だからヨワソー」
『彼奴を馬鹿にするのは良いですが、作品を馬鹿にするなです!!』

【シキはたりきくんがつくったのだ!!】

【とそこで現れるメイド】

「メイドさんだ!!」
『強そうです!!』

【二人は感激していた・・・】 <> 【見賭倒紙】見掛け倒しな変身能力。<>sage saga<>2011/03/05(土) 21:22:44.47 ID:+eUGZKVC0<> >>985

「……! あぁ、よろしくな! 師走!」

【彼も今日一番の、明るい笑顔を見せた】
【華奢で可愛らしい少女に両手で包み込むようにして握手され、名前を呼ばれて、そして一笑――】
【思春期の少年ならばこれだけでも友達を通り越して恋に落ちてしまうようなものだが、】
【赤良木当夏という“少年”はそんなことにはならない。彼にも色々事情もあって、秘密だってあるのだから】

「はは、いいじゃねえか。友達少ない奴は友達少ない奴とつるむもんだろ? 僕と師走は似てるんだから、あれだ、えーと、なんだ?」

【確か似たような者が集まる意味を持つ言葉があったはずだが、思い出せない。彼はやはり馬鹿なのだ】
【そして二人とも気付いていないが、この二人は本当によく似ていて、共通点があり、それでいて正反対の部分がある】
【まぁそれに彼らが気付くことになるのは、きっとまた別の話なのだろう】

「そんじゃ師走。僕はもう帰ろうと思うんだが……。お前、今からちゃんと帰れるか? 家まで送るぜ?」

【すでに公園内は真っ暗で、街灯の明かりだけが彼らを照らしていた】
【彼は友達のことを気にかけ、心配するように訊ね、提案した】 <> 【鳥獣擬画】@wiki<><>2011/03/05(土) 21:23:21.02 ID:qwzQgntHo<> >>988
【触手が当たり鬼は消える】
「ふむ・・・」
【窮奇顕現、しかし相手には攻撃せずそのまま男の所に戻る】
「怪我をしたらしいな」
【窮奇を従えたまま男に近付き、さっき顕現させた弱い異形も付いて来る】
【攻撃しようとしたらこれで[ピーーー]のもやむを得ない、ということだ】
「流石に怪我を負った君に攻撃をするつもりは無い。君が攻撃しない限りな」
【といってフードを脱がそうとする】
「どれ、怪我した所を見せてもらおう」 <> 【惨殺衝動】@wiki<>sage saga<>2011/03/05(土) 21:24:34.92 ID:BrVbb4H60<> >>991
/部下になりたい人多いですからね、後数人は来るかも?

>>993
「昨日私が殺した人は…5人」
「理由はわからない。…どうしてだろ…」

【長い黒髪に刀が特徴的な少女が教会付近を歩いている】

「…?こんなところに教会?」
「懺悔でもして行こうかな…」

【教会を見つけて思いつきで中に入る事に】
【が、いざ扉を開けると】

「これが、教会?」

【あまりにも忌々しく居心地の悪い部屋に驚き、目が点になっている】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 21:25:36.38 ID:aCHMnG8jo<> >>990>>993

「ほぅ・・・適当ってのは・・・ちょっと不安に・・・」

その瞬間、教会・・・否、魔王の城の屋根が轟音とともに崩される。
粉塵砂塵の舞うその中で、男はため息を盛大に吐き出す。

「まーた・・・今度は一体誰だ・・・掃除も台無しだし・・・」

粉塵から現れたのは―――燃え盛るような紅い髪をさらさらと美しく解く、メイド。
男は魔王をかばうようにして目の前に立つと、メイドに声を掛けた。


「・・・誰だ、ドアなら向こうだ、ノックくらいして入るもんだろう、レディー?」 <> 【鉄骨鉄筋】筋力操作<><>2011/03/05(土) 21:28:18.58 ID:mTm+3SW20<> >>993
>>997
……何だ人間。
壊されたくなければ、頑丈に作っておけば良かっただろう――――

【メイドは埃が晴れ見えてきた二人に対し無表情で不遜に
 そう言い……見習魔王を目視して、固まる】

ま……おう、様?

【そして呆然とした感じでそう呟いた後】

魔王さまああああああああああああああああああああぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!!!!!!

【そう叫び、魔王に飛び掛り抱きしめようとする】

捜しておりました!ずっとお会いしとうございました!!
よもやこんな場所で再開できるとは……これも魔王様の思し召しでしょうか!

【超嬉しそう】 <> 【見習魔王】さいきょーまおう&青い鳥<>sage<>2011/03/05(土) 21:28:47.26 ID:eKWwZRn00<> //>>996
//メイドさんから来たら返しますね!! <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/05(土) 21:28:56.33 ID:aCHMnG8jo<> >>997
/これは無しでお願いします!!
/夢想さんは去っていったという事でそのまま進めてくだせぃ・・・orz <> 1001<><>Over 1000 Thread<>
 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
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ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>球磨川「学園都市は面白いなぁ」 @ 2011/03/05(土) 20:58:40.53 ID:NnRAfVkh0
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嫁がウザいから安価メールする @ 2011/03/05(土) 20:50:28.68 ID:b5Rtvdu6o
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厨二能力授けるからそれ使って闘おうか―― @ 2011/03/05(土) 20:41:16.76 ID:ie2jUGAU0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1299325276/

ロマサガ3風のシステムをベースに、フリーシナリオRPGを作っていくスレ @ 2011/03/05(土) 20:26:20.36 ID:y0UoIMzk0
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上条「誰を助けりゃいいんだよ……」 @ 2011/03/05(土) 19:47:36.78 ID:VPiHbgWD0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1299322056/

唯「それぞれのしあわせ!」 @ 2011/03/05(土) 19:43:27.26 ID:tItadPI2o
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ホワイトソース @ 2011/03/05(土) 19:27:34.64 ID:lWXT/EMbo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1299320854/

喫煙所 33箱目 @ 2011/03/05(土) 19:13:51.69 ID:MHe2TXQe0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1299320031/


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