以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(奈良県)<><>2011/03/24(木) 21:11:12.66 ID:bBUMMpPB0<>厨二病患者隔離スレへようこそ!
そしてこのスレを開いてくれて有り難う!
ルールを読んだ後は厨二病の病状をより悪化させて遊ぼう☆ミ

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止!
※1酷い場合は注意しましょう!
ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2たまには攻撃に当たりましょう!
いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

さあ!空気を読んでを妄想を爆発させよう!

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1300018875/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/<>厨二能力授けるからそれ使って闘え 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 21:19:38.91 ID:AERFN7MAo<> />>1乙 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 21:20:03.00 ID:8hrJ1GwS0<> />>1乙です

【とあるベンチ】

「・・・・・・・・・・・・。」

【金髪赤眼で大剣を背負った高校生くらいの男が熱心に本を読んでいる】
【本の表紙には「フラグをたてよう!〜リアルをエロゲにする方法〜」と書かれている】
【内容は小学生でもヒッかからないレベルの嘘をあからさまに書き連ねた物だ】

「・・・・・・成る程、爽やかにさり気無く頭を撫でればイチコロね。」

/殺し合いでも何でも募集 <> 【刺天創針】連射可能の杭や束縛の釘を飛ばす。鎧着るけど打たれ弱い。あ、詳細wik@???<>sage<>2011/03/24(木) 21:20:08.70 ID:5C/wLox8o<> >>1乙 <> 【液体剣属】液体と化し、形状変化する剣 wiki参照<>sage<>2011/03/24(木) 21:20:17.86 ID:L0kudDtw0<> //>>1
乙です <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 21:21:58.22 ID:OuVBeSN6o<> >>1乙です

前>>993
「中々やりますね…!」

【相手がドラム缶を回避するのを見た少女は感嘆の言葉を零す】
【しかし後方で弾き飛んだドラム缶――それは少女の能力支配から外れたわけではないのだ】
【原型が無くなるまで壊れたら難しいが形は残っているため後ろでドラム缶は浮かび上がり】
【先ほどとほぼ同じ速度で鉄の塊は彼の後方から背中を狙い襲い掛かっていた】

「わたしもこれしか芸がないものですから」
「――――接近戦には持ち込ませません」

【相手が更に突進――走ってくると先程呼び寄せたゴミ箱を自身の前に二つ出し彼へと突撃させる】
【ゴミ箱を盾にし時間を稼いでいる間に後方からのドラム缶で仕留める作戦なようだ】
【ゴミ箱はの動きはそれほど早くなく少女の距離も然程離れていないためゴミ箱をすぐ退けることができれば】
【少女へと打撃を加えることは決して不可能ではないようである――少女といえば相手の動きを観察しながら】
【空中で咄嗟の攻撃を軽減――良ければ回避できるように体勢を整えながら後方へとゆっくり移動していた】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 21:22:55.01 ID:NhRNuewS0<> 前スレ>>998

「ちいっ!また反射か!」

【反射したことにまた驚く】

「これならどうだ?」

【グレネードランチャーを出してそれで撃つ】
【相手の下に向いて撃つ】

「これは反射できるか!?」

【相手に向けて大声で叫ぶ】
/>>1乙です <> 【ナイフ使い】説明不要<>sage<>2011/03/24(木) 21:26:43.10 ID:nErCvhDdo<> >>1乙

前>>999

「……なに俺に指図してんだよ」

ナイフをしまえ、という言葉に反応し、いらだちを口にする。
そして、能力者、その言葉を聞いて僅かながらに口の端が釣り上がった。
獲物を見つけた、という喜びの笑みだ。

「愛想? なんでわざわざ嫌いな奴に愛想よくしねェといけないんだよ」

能力者、というだけで彼にとっては憎き敵でしかないのだ。
尤も、現在は思考力の低下や先日能力者に負けた悔しさからそれが過剰になってしまっているが。
普段は上辺だけでも普通に接して取り繕っているが、冷静さを失っている今、そんな気遣いはないようだった。

「――――つーワケで死んでくれ」

そう言って、立ち上がり、飛びかかろうとするが――――
血の抜けた身体にそんな芸当ができるわけもなく、ベンチから地面に倒れ込んだ。 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/24(木) 21:26:51.66 ID:bViI6Gn+o<> >>3
あの、ちょっといいかな?
【不意に、同い年くらいの少女が話しかける】

その剣、君のだよね?だよね?
【青みがかったショートカットに鉢巻き、ウィンドブレーカーの上下】
【ルックスもそれなりの見るからにスポーツ少女である】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 21:27:19.14 ID:60lWh/qNo<> />>1乙 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/24(木) 21:27:43.80 ID:aeiQ6RHCo<> >>1乙!

前>>989>>995

「――――ッ」

【姫の腕を引き、肩に昇ったフェレットへ感謝の気持ちを告げようとした矢先――現れた『王』たる男に強張る総て】
【総ての起因。己が悪いのだから一概には言えず、また復讐心を持つことも嫌忌を懐くことも無かったが、『此処』でとは】
【最悪だろう。タイミングとしては。形を成した心故に理解できる“異常性”。反射的に『主』を庇うように、一歩踏み出していた】

「なにか御用ですか、王様。できればアリシア様と水入らず過ごしたかったのですが」
「……退いて頂ければ重畳。叶うのならば、この場から退席願いたい。魔女は死んだゆえに」

【言葉は伝わるだろうか。左右違う光を燈す双眸に、揃える琥珀の双眸は翳らず、ただ忠義に奥底を洗い出し曾てない】
【繊美な虹彩を象っていた。鳴り止んでいた焦燥が、二度慟哭を鳴らし、心臓が張り裂けるように、強く強く、脈動する】
【先程の重圧が如実に現れているこの躰に、“核”たる男像を破壊された今――もし戦いに縺れ込んだら、どうなるか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<><>2011/03/24(木) 21:27:47.84 ID:Aoc4JUENo<> >>前スレ996

ばっちりです!
【聞こえてたのか、という声にどや顔とサムズアップで応える】

【…少年は顔を真っ赤にして手で隠したかと思えば呻きだしてしまった】

やっぱり繊細なんですねー…
【若干驚いたようにはは、と笑うと】
【自分の肉まんを更に3つにひきちぎる】

【一口サイズになったそれを一つは自分の口に、一つは子猫に差し出すと】


【もう一つを、少年の口へと持って行く】
/>>1乙です <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/24(木) 21:29:25.18 ID:Aoc4JUENo<> >>12
/これ自分です…はい <> 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 21:29:58.33 ID:AERFN7MAo<> >>7
「あァ?また反射が外れたのか、これだから雑魚ばっかりと戦うと腕が鈍るんだよクソッタレが。」

「次はグレネードか、飽きさせないねェ。」
(グレネードランチャーは敵への直撃ではなく地面に衝突させ回りに被害を与える、ならば。)

【目の前に落ちるグレネード、青年は右手で相手を目掛けて反射する、ただし速度は2倍でグレネードの放物線を描く弾道では無く、銃弾のような弾道だ。】

【軽く火傷を負う、榴弾自体が熱を帯びてるからだ。】

「まあ吹っ飛べよ。」

【反射したグレネードが>>7に襲いかかる。】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 21:32:04.86 ID:8hrJ1GwS0<> >>9
「これで今日からオレのハーレム人生が始まるってワケか・・・・ん?」

「え?あ、あぁ。おう、オレのだけど・・・・・ハハッ☆ミ」
(おーーとォッ!?早速フラグたっちゃうよコレはァーーッ!!)

【意味不明なコトを呟くと相手の方を見る】
【そして質問に答えると鼻の下伸びまくりでキモイ笑顔を浮かべる】 <> 【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身<>sage<>2011/03/24(木) 21:32:07.33 ID:9DPQDZ3io<> >>1乙ッス

>>6
やれなきゃ…何時まで経っても俺っち弱いままッスからねッ!
此処でやれねえ奴が明日やれるなんて事、無いと信じるッスからッ!

【少年は駆ける。たとえ目の前にゴミ箱が現れ己の進路を妨害しようとも。少年は駆ける】
【腕を交差し、眼前で防御体勢を取るとそのままゴミ箱へ突っ込む、愚直でバカで無鉄砲な突っ込みだが】
【防御線を超えた彼の腕には一切の傷がない。痛がっている様子もない。寧ろ口元に小さく笑みを浮かべていて】
【そんな表情で迫る少年は、相手から見れば狂犬でも宿っているのか、と勘違いされそうな勢いで】

全然、効かないッス!

【クロス上体の腕を開き、片腕を振りかぶり、相手まで残り数m。このまま――殴り抜けるッ!】
【少年が己の勝利を確信して歓喜まで寸前、というところまで気が上る。だが】
【少年は見落としていた。まさか背後から―――避けたはずのドラム缶が迫っていようとは】

【いざ、一発、正にその時だった、彼は後方からの強烈な加速度を受け】
【拳は簡単に相手の横をすり抜けたかと思うと、少年自体、真正面に数m吹き飛ばされ】
【砂塵を巻きながら地面に転がった…見事に負けた】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 21:35:57.20 ID:NhRNuewS0<> >>14
「グレネードは弱点があるんでね、反射しても意味はないんだよ」

【グレネードに向かって撃つ】
【そしてその衝撃で起爆、爆発する】
【その衝撃で多少ダメージ】

「銃は無理なら……接近戦!!」

【相手の地面を包丁に変換させてそれを即座に土に戻す】
【そうすると生き埋めになるが…?】 <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage<>2011/03/24(木) 21:36:00.18 ID:KGmJAwkIo<> 前>>995 >>11

【耳に入る声にお姫様が振り向いて。瞳に入れた姿に―――――憎悪が】
【聞こえる声は狂気の沙汰。されど、そんな事関係無し。修復されかけた心が悲鳴をあげて】
【前に立ちはだかる少女を押しのけて―――――黒いそれの前に立った】


奪う・・・?ふふ、面白い事を・・・お前、のものじゃない、私のモノなのよ。

終焉の王?破滅の女神?寝言は寝てから言って頂戴な・・・。

四肢を奪うくらいで赦してあげるから、そこに這いつくばって[ピーーー]。

私の所有物を汚した罪は何百回死んでも消えないわよ、屑鉄。


【首を傾げて―――――翠緑の双眸は狂気を孕む】
【先まで全ての他人へと向けられていた狂気の重圧は、今は目の前の物体に注がれていた】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/24(木) 21:39:42.69 ID:bViI6Gn+o<> >>15
やっぱり!?
【大きな目をキラキラさせるが、その視線はほぼ完全に剣の方へ】

やっぱりなぁ!大きな剣を取り回すのって大変でしょ?すごいなぁすごいなぁ!
【好感度はかなり高く見える】
【が、視線同様、興味はその剣を中心に、男の胆力の方に向いている】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/03/24(木) 21:41:07.99 ID:Dt1s1dI7o<> >>12
(あああ・・・もう最悪・・・)

【少女の勝ち誇ったような顔と、顔を真っ赤にして両手で覆い隠す少年】
【少年、三度目の完敗 負けすぎである】

【しばらくして、覚悟したように顔から両手を離す】
【しかし、まだ顔は紅潮している 相当恥ずかしかったようだ】

・・・せ、せんさいで悪いか

【このまま一方的にやられるのが嫌だったのか、ちょっと反抗してみる】
【が、全然反抗になっていない 顔の前にはちぎられた肉まんがあった】

【コイツはどこまで図太いんだ、と心の中で呆れつつも】

・・・ぱく
【拒否するのもあれなので、意外と素直に食べる】


>>13
/どんまいどんまい
/あと>>1乙 <> 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 21:41:55.70 ID:AERFN7MAo<> >>17
「さてさて、戦場で立ち止まるのは良く無いな。」

【両手を地面に置き、両足で手を踏む。】

「時速80kmで"自分"を反射。」

【その言葉の通り、青年の体が高速で空中に飛び上がる。空中で空気を圧縮している。】

【それにより、地面の変化の影響は受けなかった。】

「読み通り。」

【地面に着地、>>17に向け、圧縮空気を超高速で放つ、当たれば激しく吹っ飛ぶだろう。】

「どうしたァ?策が尽きたかァ?」 <> 【液体剣属】液体と化し、形状変化する剣 wiki参照<>sage<>2011/03/24(木) 21:42:48.94 ID:L0kudDtw0<> >>8
「指図じゃないわよ。 忠告だって。 あら、愛想笑いできるじゃない。 でもまだ怖いわね」

【自分が獲物とされている、と自覚していない男は、相手の笑みの意味をはき違える】
【それに返して微笑むが、”嫌い”という言葉に表情はすぐに変化し、眉を吊り上げ、機嫌の悪さを隠すことなく】

「って、勘違いだったのね。 どうりで殺気が残ってると思ったわ。 でも嫌いな相手だから愛想が必要なんでしょ? そんな敵意むき出しにしてたら、私みたいにみんな警戒しちゃうわよ。
むやみに他人に嫌われてもいいこと無いし。 ま、あんたの口調からすると、別にお前には関係ねぇ、とか、分かったような口利くなとか言うんだろうけど」

【よろよろと接近して、力尽きた相手を、同情もせず、軽蔑もしていない、ただ普通に、呆れたように眺めながら】
【今にも切りかかってきそうで、近づくのも危険なこの男を、病院に運ぼうか否か、考えている】
【そして、己で勝手に結論ずけて】

「今日のところは、相手に武器を向けるのをやめて、落ち着きなさいよ。 そして全快してから他の能力者でも狙いなさい。 返り討ちに逢うわよ。 私は優しいお兄さんだから、そんなことしないけど」

【と、口では言っているものの、手はいまだに長剣の柄に】
【強者に油断するような真似はしない。 男に、この場で命を落とす気はさらさらない】
【かといって、ナイフを持つこの人間を、見捨てる気もない】

「あ、狙うなら、私以外ね。 あんた強そうだから。 何度も言うけど、私は強いやつと戦うのが嫌いなの。 弱いやつもね」



  <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 21:43:28.37 ID:OuVBeSN6o<> >>16

「なっ―――ッ!」

【彼がゴミ箱を意も介さず突破し自身の目の前へと現れた事に驚愕する】
【いくらゴミ箱といえども少しくらいは時間が稼げると少女は考えていた】
【彼は唯の少年ではなく獣人なのだ―――其の動きは少女の想像を超えていたのだった】

【少年が浮かべた口元の笑みに全身に悪寒が走り避けようとするも身体が動くことは無い】
【彼が振りかぶった腕にやられるのを待つだけ―――といったところだったがドラム缶により其れは阻止される】
【冷や汗をかきながらドラム缶が直撃し吹っ飛んだ相手に少女は地面へと降りるとゆっくりと近付いていく】

「やりすぎました……大丈夫ですか?」

【流石に威力が高すぎたと反省したらしく相手の顔を覗き込もうとしながら心配そうに問いかける】
【本当に心配しているらしく模擬戦で相手を殺したとなれば罪悪感は相当なものである】
【威力は[ピーーー]ほどではないけれどやはり心配なのだった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 21:44:41.64 ID:60lWh/qNo<> 【暗く寒くなってきた公園のベンチに座り】
【今度はクレープを食べながら、黒いコートを羽織った青年が】

・・・もぐもぐ

【暇だ・・・凄く暇だ・・・】
【友達にでもメールを・・・あー、あいつ等の電話番号わかんねぇ・・・】

【暇そうに夜空を見上げている】
【その様子、そのまんま、暇で仕方ないようだ】 <> 【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身<>sage<>2011/03/24(木) 21:48:18.58 ID:9DPQDZ3io<> >>23
…全ッ然…効いてないッス!

【顔面ヘッドスライディングしたというのに声だけは一丁前に元気で】
【太短い指を地面に立て、その頭をバッ、と上げる。その顔には何故か一切の傷がなくて】
【しかしちょっと涙目なのは事実である。涙の訳は言うまでもない…】

効いてないッスから!俺っちは元気ッス!

【元気と書いてバカと読む、と注釈を入れていただこう。何はともあれ彼はピンピンしている】

【視線を前へ向けてようやく何が起こったのか分かったようだ。転がるドラム缶は見覚えがあって】
【少し凹んでいるところを見れば何かにぶつかったのは明白、それが自分だとはすぐに分かって】
【狡猾な戦術にまんまと嵌ったのだと気付かされる。未熟な自分に、無鉄砲な自分にもう反省の気分】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/24(木) 21:49:37.32 ID:Aoc4JUENo<> >>20
【少年が、手を顔から話す】
【やっぱり仄かに赤い。そのまま話しかける相手に】

そんな事ないと思いますよ?…可愛らしいですし

【フォロー…する。フォロー。少年を元気づけようとしての一言だ】
【そして、肉まんを食べる少年に顔を綻ばせる】

すごい!すごい!間接キスできたじゃないですかー!

【大げさに手を叩いてみせる】
【彼女に取っては馬鹿にしてる訳でも何でもないのだが】

【子猫は、最初こそ警戒していたもののちろちろと肉まんを食べ始める】

/同じ穴の狢っ…! <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 21:49:54.84 ID:NhRNuewS0<> >>21
「ふん?空気の弱点を知っているかい?」

【圧縮空気を原料として銃を作るが姿、形はない】

「あと空に上がるのは危険だよ」
「これが使えるからね!」

【相手に向けて銃を乱射する】
【その数、100発】
/ちょっとあれでしたら圧縮空気のところはなかったことに… <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 21:50:35.59 ID:8hrJ1GwS0<> >>19
「お、おう・・・」
(こォォォォれェエェェはァァァァァ!!完ッ全にオレに惚れてンぜェこの可愛い子ォォォフォォォォゥ!!!!)

【顔を茹蛸のように真っ赤にしながら頭を掻きつつ小さく呟く】
【妄想が暴走し勝手にデレッデレになる変態独特の現象だ】

「え!?あ、あははー!そ、そうかなー!?まぁ結構簡単に振り回せたよー!はははー!」
(ヤベェ・・・マトモに扱えません、大剣に振り回されてます、なんて言えねぇし・・・・どうしよう。まぁいいや)
(それにしてもまさか勝手に美少女からフラグをたてられに来るとは・・・恐るべしオレ。)
(これもアイツの・・・いやこの前怪しい奴から30万で買ったお守りのオカゲか・・・?)

【若干焦りながらも無意味なハイテンションで相手の問いに答える。棒読みで】
【オマケに相手の視線がコチラに向いていない事などまったく気付いていない】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 21:50:53.67 ID:J4+kn0f50<> >>24
【と、青年の座るベンチの背後にある背中合わせのベンチに、
 白いスーツに白髪、片眼鏡の男が手にミネラルウォーターのペットボトルを持って座る】

――――ふむ。退屈そうだね、少年。

【そして、不意に背中を向けたまま声をかける】 <> 【刺天創針】連射可能の杭や束縛の釘を飛ばす。鎧着るけど打たれ弱い。あ、詳細wik@???<>sage<>2011/03/24(木) 21:51:49.94 ID:5C/wLox8o<> >>11
くっく、どうし「た」。ギン………最初からそのコドモに惚れていたの「だ。」
       「の」                              「でしょう?」

……怖がることは無い…これから二人で「愛し合っていればよい。」そう。「お前」 は手にした。生きる未来を、全てを破棄できる幸福を。
                          「愛し合えばいい。」      「あなた」
【所々で反響する声、それは鉄琴と木琴、白と黒、青と赤、似ているようで交じれば変化してしまうはずなのに】
【それは聴けばまるで整合性を持つかのように並び反響する】
【だが、時折外れた事を言い出す、それは互いが互いに競い合っているかのように】
【彼の言葉は追い抜き、追いつきを繰り返すランナー…その物】

だが、あの夜見た魔女をもう一度見たくて……見たくてたまらない……
魔女というからには王と契約を結ぶ………だが、ギンにとって王は……
【ここしばらくは、黒き声が勝っていたのだろう、鈍重でしかし素早く圧し掛かる】
【だが、青と真紅の瞳が魔女だった娘から、王たる娘らしき物に向いたとき】

>>18
【白き色が勝る、それはさながら歌姫が奏でるハープと交じる声】
【母たる愛と優しさを持って、娘らしき物に語りかける】

ここで事を荒立てるわけにはいかないの………だって。
私にしてみれば、もうあなた達は私よりも生きるべき存在。
新しい生命を産む、あるべき姿。だからお願いよ………

【言葉がハウリングを起こす、鎧の中で響き、二人の鼓膜に刃が飛ぶがごとく】
【その雑音は壊れているにしては美しく儚げで】
【正常にしてはまるで銅鑼をならすかのように重苦しい】

「我ら」に遣せ、貴様らを
「私達」に頂戴、あなた達を

【二人の目には悪魔に見えるか、天使に見えるか】
【何れにせよ、二人に迫る覇気は………人だ】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/24(木) 21:53:30.46 ID:nErCvhDdo<> >>22

「……警戒しようがしまいが結局殺すんだからそれこそどうでもいいんだよ」

起き上がろうと腕に力を入れるが、筋肉は弛緩したままだ。
目の前に探していた獲物がいるのにどうにもできない歯がゆさに、歯を食いしばる。

「クソッ、上から目線でモノ言ってんじゃねェぞ……!!」

口で凄んでみるものの、地面にぶっ倒れていてはなんの迫力もない。
しかし、相手の言うことも一理ある。目的は能力者『全員』を殺すことなのだ。
それを考えると、こんなところであっさり殺されるのはいただけない。
悔しさから沸騰していた頭が徐々に、少しだが冷え始めていた。

「はっ、言っとくが俺は無能力者だ。能力者のくせに俺より弱いワケねェだろ……?」

嘘は付いていない。彼は無能力者であり、現在に置いては確実に青年の方が弱い。
全快したら、おそらくは互角程度には戦えるだろうが、今はどう考えても不可能だ。 <> 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 21:56:45.40 ID:AERFN7MAo<> >>27
「あァ?」

【面倒臭そうに両手を構える。】

「そろそろ終りするかァ?」

【見て解る、姿形の無い銃だがエイムを付ける姿、トリガーを引く時一瞬銃身がブレるのを見逃さなかった、どんな超人でも撃つ時には銃身がブレる物だ。】

【少し右に移動し、約20発を回避、構えた手に80発の銃弾を受け、反射、全て>>27へ綺麗に襲いかかる。】

【掌にポツポツと火傷の跡が残っている。】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 21:57:14.97 ID:60lWh/qNo<> >>29
もぎゅ・・・ッ!!

【うぎぃぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?】

【不意に声を掛けられ、舌を歯で噛んでしまい】
【物凄く痛そうに、前かがみになりながら、口を押さえて少し悶えた後】

は、はひ・・・なんれすか・・・

【思いっきり噛んでしまったのか、呂律を狂わせながらも】
【声をかけてきた男に何か用かと訊く】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/24(木) 21:58:00.54 ID:bViI6Gn+o<> >>28
簡単にってホント!?こんなに重そうなのに・・・・・!
【中腰になってズイッと男の方に上半身を向ける】
【ここに来て、視線が真っ直ぐに男自身に向かう】

(うーん、でもなぁ・・・・いきなりで失礼かなぁ・・・・でも折角だし)
【ぱっと身を話すと、聞こえるか聞こえないかの声でブツブツと悩み始めた】

ダメ元で頼んでみよう!うん!
【一転、左の手の平を右拳で打ち、気合を入れる】

あ、あのー、お願いしたいことがあるんですけど・・・・
【真っ直ぐな思いに、少しの恥じらいをブレンドした視線】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/24(木) 21:59:32.08 ID:Dt1s1dI7o<> >>26
か!かわいらしい・・・?!か、かわいいって言うなあ!!

【もう少年にしてはからかってる様にしか聞こえなかったらしく、声を張り上げて言い返す】

【いくらか落ち着いたと思ったらこれである 勿論顔は真っ赤】

お、お前からかうのもいい加減にしろよ!かかか、間接キスって・・・!

・・・あああああ、ダメ、もう最悪・・・

【そして、諦めたように紅潮した顔を再度両手で覆い隠す少年】
【もう小猫の事など眼中に入ってない】

【その手を自分で顔から離す事は、しばらく無いだろう】


/僕のバカ・・・! <> 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:00:21.41 ID:AERFN7MAo<> /しまった>>32は銃身では無く"腕"です。 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:01:15.59 ID:OuVBeSN6o<> >>25
「それは良かったであります」

【本当に安心したのか相手の言葉に表情を緩めて微笑みかける】
【良く見れば相手には目立った怪我は無い――模擬戦でよかったと痛感していた】
【彼が無事だったことで頭がいっぱいなのか涙目に気付くことはなかった】

「それは良かったであります」
「今回は私の勝ち、ということでいつでもリベンジは受け付けています」

【ニヤリ、と元気な相手に意地悪そうな笑みを浮かべながらも告げる】
【戦闘で勝つことで気分が良くなった少女は身を翻すとそのまま立ち去ろうとしていた】
【敗者に慰めの言葉はかけない―――というスタンスらしい】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 22:02:30.79 ID:J4+kn0f50<> >>33
ははは。落ち着きたまえ。
【掴み所が削げ落ちた様な雰囲気を纏う男は【尋常魔法】の慌てぶりにくつくつと小さく笑う】

何、夢多き時代の体現である若者が退屈そうにしているのを見て、
大人として、心配になって声をかけてみただけだよ。
だが、慌てさせたのはすまなかったね。これでも飲んで冷やしたまえ。

【男は【尋常魔法】に、自分が飲んでいたのとは別の未開封の
 ミネラルウォーターのペットボトルを投げて渡す】

……それで、君はこんな時間に何をしていたのかね? <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:04:21.33 ID:NhRNuewS0<> >>32
「まだ反射するのかよ……あの手を使えなくすれば…」

【そして飛んできた銃弾、その90%を圧縮して包丁にして持つが残りの10%は体に当たる】
【肩に当たる】

「痛いな」

【そういった瞬間相手の左に向かって包丁を投げる】
【そして走って移動する】
【そのあと相手の右に向かって撃つ】 <> 【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身<>sage<>2011/03/24(木) 22:06:42.16 ID:9DPQDZ3io<> >>37
〜〜〜ッ…確かに、今回は俺っちの負けッスね…悔しいッス

【潔く負けを認め、分かりやすく悔恨の言葉を口にする】
【リベンジは受け付けてくれる、という言葉が少年には嬉しかった、何時か成長した自分を魅せつけてやろうと画策して】
【それ以上の言葉を残さず去ろうとする相手に、ふと、】

…どっか、戦える場所無いッスかねぇ…?

【尋ねる、されど内心そんな都合のいいもの、有るはずか…と思っており】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/24(木) 22:06:43.21 ID:Aoc4JUENo<> >>35

別にからかってないですよー…?

【再度顔を隠してしまった少年に何か悪い事したかな・・】
【とちょっと申し訳なさそうな顔をしながら呼びかけるが】

…みちゆきさーん?

みちゆきさーん…?

・・・

【相手は一向に手を離す様子はない】
【そこで少女は・・・】

えいっ

【くすぐる事にした。両手で脇腹を思い切りくすぐる】

【猫は肉まんの具を取り出して実に美味しそうに食べている】 <> 【液体剣属】液体と化し、形状変化する剣 wiki参照<>sage<>2011/03/24(木) 22:09:28.66 ID:L0kudDtw0<> >>31
「だからそうやって敵意をばら撒かないの。 無理に張り切ると体に障るわよいい加減」

【そこまで嫌われる覚えはないわよ、と、内心うな垂れつつ、剣を抜刀、それを構えて、じりじりと前へ歩みだした】
【相手が折れるのを待っていたら日が暮れてしまうので、強引に連行しよう、と踏み切ったらしい】

「上から目線? あんたが寝そべってるんだからしょうがないでしょ。 そんなに嫌なら今日は我慢しなさいって」

【言葉自体の意味は理解していたが、大半諦めていたが、一応説得を織り交ぜつつ声をかける】
【信念が人を動かす、とするなら、相手が見境ない殺人鬼であるなら、ここで自分を殺してしまうのが信念】
【そして、何か恨みを抱かれていて、それが死を持ってしか許さない、と復讐を誓われてるなら、それでも自分を殺してしまうのが信念】
【なにより理由が分からないのなら、いずれも止めるすべも無い】
【よって、強制連行を企てた】

「そんなの分かんないじゃない。 どちらにせよあんたとは戦いたくないわ。 だからここで恩を売っておくって作戦よ。 そのまま歯を食いしばってなさい」

【刀を変形させて、円状に延ばし、打撃武器、すなわちハンマーを形作る】
【これを振り下ろされたら、能力者でなく、怪我を負った人間なら、たとて上部であったとしても、気絶してしまうだろう】

「ついでに、さらに恩を着せるために、看病もしてあげるわ。 私みたいにやさしいお兄さんに出会えたことを、ありがたく思いなさいよっ!!」

【ぶん、と、その、槌と化した刀を、振り下ろす】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:12:07.85 ID:aeiQ6RHCo<> >>18

「っ……アリシア様……!」

【押し退け狂気を孕んだ重圧を感じさせる『主』を、危険に曝すまいと退かせようとするが、如何せん強気に出れない】
【やっと総て元通りに戻ったのに、ちょっとした失態で再び壊れるのが、怖くて怖くて仕方なくて。肩へ伸ばした腕は散漫に】
【虚空を惑い、定位置へ引かれた。剣呑どころではない口上に、血液が凍て、曖昧に立瀬も消失したような、最悪の気分】

>>30

「随分と“揺らいで”いるようですが……寿ぎ、と受け取れば宜しいのですかね」
「生憎ですが、魔女は死んだゆえに――ええ、ご明察。私の王はアリシア様で、それ以外は排斥しました」

【――歪んでいる。否や、割れ壊れている。懐いた感情は昔日の虚妄と填る、懐古と嫌忌。あの日、己と同じと思った彼は】
【確実に、階層を違えていた。王が堕ちた訳ではない。私が堕ちたのだろう。――それとも、言葉端だけで考察するなら“上がった”】
【のか。胡乱で朧気で、曖昧で溶暗する。在って語っているのに、どうしてこうも違うのか。異常性は懐疑と異様さに塗り潰される】

「……仰る意味が、よく解りませんが」

【何を遺して、何を譲渡すればいい。答えは詳細に語られていたが、敢えて問い質す。聞き間違いで有って欲しいと、呼気を吐く】
【躰が重い。視界は霞んだまま。掌は震い、靄で塞いだように思考は掠れる。事を荒立てるわけにはいかない、というなら戦いは】
【有り得ないだろうが――姫が自制できるとは、洩れ出す狂気からも、考えられなかった。迫る覇気に、肩を疎ませ、溜息をつく】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 22:12:22.90 ID:60lWh/qNo<> >>38
は、はぁ・・・

【物凄く痛い・・・なんか血の味がする・・・】

【相手にくつくつと笑われながらも、少し舌を切ってしまったのか】
【甘さと鉄臭さが混ざった口内の味に、何か違和感を感じつつも、ミネラルウォーターを受け取り】

ぁ、ありがとう・・・ございます

【そのペットボトルを、取りこぼしそうになりながらも、何とか受け取ると】
【ぽきゅ、と開けて、水で血とクレープの残骸を胃に流し込み】

・・・ゴクゴク・・・はぁ

【すっきりした、といった感じのため息を付いた後】

はぁ・・・いや、なんというか・・・
・・・散歩、ですかね

【そんなことを聞かれ、嘘を言うことなく、素直に答える】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 22:12:26.43 ID:8hrJ1GwS0<> >>34
「んぐ・・・・・ブハッ!?!?」
(ヤベ・・・可愛すぎて息が出来なくなった・・・・)
「あ、あぁ、本当本当!オレにかかればこんなモン軽い軽い!」
「むしろもっと重い剣が欲しい位だって!はっはっは〜!」

【相手がコチラを向くと体がビクンと跳ね少し後ろへ飛びのく】
【そして息を吐き出した後、自信満々に胸をドンと叩いた】

「んぁ・・・・?どうしtカハ......ッッ!!!!」
「ぐ・・・・ぐが・・・ゲホっゲホっ・・・ヴゥゥゥゥゥアァァァッァ!!!!」
「ウォォォォォォ何でもお願いしてくださりやがれゴルァァァァァァァァァ!!!!」

【少し心配そうに相手に声をかける途中で、変態にとって効果バツ牛ンのお願いをされる】
【するとイキナリ男の様子が一変、過呼吸になり何かに体を貫かれたような表情で胸を押さえる】
【少しの間苦しそうな呻き声を上げると咳き込み、天を仰ぎながら何かを開放するように咆哮する】
【その後「どんなお願いでもしてください、何でもききます」の自分verを叫ぶのであった】 <> 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:13:07.48 ID:AERFN7MAo<> >>39
【再び空気を圧縮し、放つがそれは放たれた弾丸を反らすだけに終った、それにより予測反射は銃弾のスピードに追いつかず、脹脛を掠める。】

「チッ、しっかり俺の敵勤めてるじゃねェか!」

「・・・おっと危ない。」

【首に付いている小型の装置の電源を入れる、感情制御装置だ、これは激しい感情の高ぶりを抑える機械で、この青年は興奮すると感情を抑えられなくなる障害を持っている。】

【飛んでくる包丁を時速300kmで相手の脇腹を目掛けて反射する。】

「いいねェ、最高だ。」

【時速300kmの包丁が脇腹を目掛けて襲いかかる、勿論模擬戦なので急所は外している。】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:13:09.89 ID:OuVBeSN6o<> >>40
「戦える場所…そういえばランカーズというものがあるらしいであります」
「わたしは参加していませんけれど…痛いのは厭ですから」

【詳しくは知らないけれど言ってみれば?程度の口ぶりであった】
【メタな話になるとオープンシェアなため知っているが詳しくは知らないのだ】
【少女の中では戦って番号を奪い合う――くらいの認識しか存在していない】

【少年に勝ち機嫌が良いらしく少女は珍しく口の滑りが良い】
【他に無いなら私は行きますよ?と目で少年に問いかける】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:17:38.78 ID:NhRNuewS0<> >>46
「ちょっと冗談だろ!?」

【包丁は脇腹に直撃する】

【そして倒れる】
【しかしこれはプラフである】
【近づくと地面に穴が開くだろう】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 22:18:04.27 ID:J4+kn0f50<> >>44
おや。それは奇遇だね、実は私も散歩の最中だったのだよ。
まあ、私の場合は先日巻き込まれた揉め事のリハビリも兼ねているのだが。

【そんな調子でいってから、白い男は何か考えるような沈黙を数秒保った後】

ふむ……ここで出会ったのも何かの縁か。


――――少年、君に夢はあるかね?

どんな小さな物でもいい。なりたい自分、叶えたい希望、求める野望。
そんな物を君は持っているかね?

【男は、掴み所が削げ落ちた様な雰囲気のまま【尋常魔法】にそう尋ねる】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/24(木) 22:18:22.32 ID:Dt1s1dI7o<> >>41
【名前を呼ばれても頑なに返事をしない少年】
【両手で真っ赤にした顔を覆ったまま、時たま小さく唸っている】

【だがそんな強固なガードも】

・・・ってなにすんdぎゃはははは!待て!まっtひゃああああああ!!!!

【くすぐりによっていとも簡単に崩れる】
【必死に体をよじらせつつ、意味がわからない叫び声を公園に響かせる】

やめろほんとnひいいいいい!!!!待って止めtひゃはははは!!

【このままくすぐり続ければ死ぬんじゃないかという位、四肢を動かしまくる少年】
【くすぐるのを止めさせようとして、あまり深く考えずに少女の両手を掴もうとする】

【そして飼い主のピンチに構わず暢気に肉まんを食べている小猫】 <> 【三技一体】速さ・力・超生命の三形態に変身<>sage<>2011/03/24(木) 22:19:32.52 ID:9DPQDZ3io<> >>47
なんッスか、ソレ
まさかアレっすか、戦い放題の食い放題ってヤツッスか!?黙ってられないッスッ!

【少年のケモノ耳が数回動けばその言葉を聞き逃さない。何やら興味深い単語を聞いて】
【大きな瞳に希望の色を灯しつつバカらしい妄想ブーストな言葉を口にして】

ありがとう御座いますッス!この御恩は忘れないッス!
うおおッ!待ってやがれラン…何だっけ…ッス!

【ぴょん、と飛び上がり此方を向いて意味深な視線を向ける少女の脇を】
【ヒュンッ、と風切音を残して通過していく、実に疾い】

【場所も教えられていないのに少年はひた走る、さてこの先どうなるのやら。馬鹿な少年は何も心配しない】
【少年はどこかへ走り去ってしまった―――】

/乙ッス! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/24(木) 22:20:09.43 ID:nErCvhDdo<> >>42

「こんぐらいで死ぬほどやわじゃねえよ……ッ!」

言ったそばから傷口が痛み出す。わずかに冷静になった分、脳内麻薬の分泌が少なくなったのかもしれない。
どちらにせよ、傷口が痛み出して辛いのは確かだ。

「ンな事言ってんじゃねェ! ブチ殺すぞって痛ァ?!」

相手の言葉にイラつき、叫ぶ。大きな声を出したせいか、右肩から袈裟斬りされた傷口が開き始めた。
そんな事であっさり傷口が普通ひらくはずないのだが、無理やり体を動かしてきたツケが回ってきたのだろうか?

「おいおいマジかよ……起きたらお前、確実に殺――――」

上に視線を向けると、ハンマーを振り上げる男の姿が眼に入った。
振り下ろされた槌は、青年の言葉を無理やり中断させ、意識を遮断する。
傷口から血を垂れ流して、さらに槌での一撃で青年は気を失った。 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:21:13.14 ID:OuVBeSN6o<> >>51
/絡みありがとうございました!お疲れ様です!
時々遅くなってすいません… <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 22:21:59.54 ID:60lWh/qNo<> >>49
へぇ・・・そうなんですか・・・
それは・・・大変でしたね

【舌痛いなぁ・・・とか思いながら、相手の語りに】
【能力者関連のことかな?とか思いながら、適当に答えつつ】

は・・・ぁ・・・?
夢、ですか・・・

【男に、そんなことを尋ねられ】

【特に強い野望も、希望も願望も持ち合わせていない青年は】
【うーん・・・と、頭を捻りながら、悩み始める】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/24(木) 22:22:05.40 ID:bViI6Gn+o<> >>45
うわわっ、大丈夫ですか!?
【慌てて男の肩を横から抱き、落ち着くまで背中を擦る】
【男が落ち着くと体を離し】

えっと、実は・・・・わ、私と・・・・
【もじもじと良い出しにくそうにした後】

     戦 っ て く だ さ い !

【90度に腰を曲げて頭を下げながらそんな事を言った】 <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage<>2011/03/24(木) 22:22:28.89 ID:KGmJAwkIo<> >>30 >>43

事を荒立てる気は無いの・・・ふぅん。

【狂い咲く笑顔は妖艶でありながらも、魅了する様なものでなかっただろう】
【相手の言葉に理解の欠片も示さず、心に業火の火種がぽつぽつと燃えて】【+15P】
【あの目前の対象をこの世から排除する。それが絶対にして唯一の今の自分を収める方法】


囀らないで、勘違いも甚だしい―――――王姫は、私よ。


【指を差す―――――対象は、相手の身体全て。1.5倍の重力で地面に這い蹲らせんと】

【肩に乗ったフェレットが少女の方へと飛び移る。止める事は、出来ないと言わんばかり】 <> 【全瞑心感】@wiki<>責任・正義・敵対 sage<>2011/03/24(木) 22:22:45.43 ID:4yrZ76ra0<> />>1乙ッ! <> 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:23:35.50 ID:AERFN7MAo<> >>48
「もう終りかよ、情けねェ・・・」

【空気を軽く圧縮、>>48に放つ、どうやら気絶しと思ったらしい。】

【軽い打撃程度の威力だ、残念ながらこの青年の性格的に敵に近づいて手を差し伸べるなんて甘い事はしない、さっき倒した不良を放置しているのを見れば容易に推測出来る。】

「肩に銃弾、脇腹に包丁、模擬戦と言えどそのまま放置したら死にかね無いぞ。」

【警告してみる青年、この青年が警告をする事自体が奇跡である。】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/24(木) 22:25:17.70 ID:Aoc4JUENo<> >>50

うふふ…無視するのが悪いんですからね!

【若干気持ちの悪い笑い声を上げるとくすぐっているが】

うぐぎっ

【これまた奇妙な声を上げて手を掴まれる】

【すると、自分に非があるにも関わらず】

なに…を…するつもりですかっ…?

【両手を掴む少年にいい知れぬ雰囲気を感じたのか】
【若干顔を強ばらせながら相手に問いかける】

【鈍感な少女ではあるが、顔が少し紅潮している】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:26:35.80 ID:NhRNuewS0<> >>58
「本気で殺す気ですか…?」

【そう思ったのでつい言ってしまう】

「まあ今回はこちらの負けでいいよー」

【手を振りながら立ち去っていく少年】
【そんな余裕はないはずだが…】
/絡み乙でいいですかね? <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 22:29:25.86 ID:J4+kn0f50<> >>54

ふむ……未だ実らず、といった所の様だね。

【少年の様子を見て、白い男はふっと息を吐き、
 どこか懐かしいものでも見たかの様な表情を作った】

……少年。少し手合わせをしないかね?

【そして、世間話でもするかの様にさりげなく白い男はそう言った】
<> 【液体剣属】液体と化し、形状変化する剣 wiki参照<>sage<>2011/03/24(木) 22:32:23.15 ID:L0kudDtw0<> >>52
「や、やばいわね。 やり過ぎちゃったかも・・・ま、あんだけ元気あったんだし、大丈夫でしょ」

【じゅるる、とハンマーから元の刀身の形に戻し、額に冷や汗をつたらせる】
【だが、目の前で動かなくなった少年から流れる血が、頭部からではなく、傷口からのものだと分かると、ほ、っと胸をなでおろす】
【暴力に任せた挙句、命を奪っては本末転倒もいいところ】
【その場にしゃがみこんで、転がったナイフをふところにしまうと、少年の服を脱がそうと手を伸ばす】
【他に武器を隠し持っていないか、確認をしておくようだ】
【言動にあわず、自らの命がかかわると、無駄に慎重な男であった】

「し、しかし絶対宣言されちゃったわね・・・このまま埋めちゃおうかしら」
<> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:33:24.64 ID:s16FJaNRo<> 【夜の闇に閉ざされた路地裏、人の気の絶たれた場所で】

「――――……さて。」

【男は、呑気にベンチに座っていた】
【彼の横に置いてあるゴミ箱からは、腐臭が漂っている――】
【そして彼自身も――拭えど決して消えない、濃密な血の臭いを纏いながら】
【まるでうたた寝でもするのではないかというくらい穏やかに、悠然と座っているのだ――】

「これから、どうしたもんか……」

【ゴミ箱に入っているのは――人間の、骸であった】
【男の魔手にかかり死んでいった、数多の犠牲者の内の一人であった――】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 22:33:56.22 ID:8hrJ1GwS0<> >>55
(く、くくくく、クワァァァァァコッコッココーケコッコォォォォォ!!!)
「はぁ・・・・はぁ・・・はぁ・・・」

【背中を擦られ心の中では悶え死にそうになる、というか一度悶え死ぬ】

「え、えぇー!?じ、じじじ実はははわ、ワタシとととっと・・・!?」
(ありがとう神様・・・・オレ、もう死んでもいい・・・嘘だけど)

【相手がもじもじしている様子を見て当然の如く心の中で変な勘違いを炸裂させている】

「ふ!不束者でしゅがよrえっ?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・うん、まぁ・・・・・え?」
「あぁ・・・・ははは・・・・いいですよ、別に。」
(神よ・・・・オレは今この時から貴様を怨み生きていくぞ......ッッ!!!!!)

【頬を染め滅茶苦茶嬉しそうに笑いながら相手の質問に答える途中、ソレを言い切る前に表情が180度変わる】
【まるで廃人のような顔をしながらかなりの間を置くと死にそうなテンションでとても小さく相手の問いに呟く】 <> 【鏡化掌握】@wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:33:57.17 ID:AERFN7MAo<> >>60
「包丁と銃弾は抜くなよ、大量に血が出るからな、でも動脈は外したから大丈夫だろう。」

【流暢に注意を促す。】

『さすがリフレクタ!』

【少女が近づき、青年を指で突つく。】

「触れるなクソガキ。」

『あら、怪我してる。』

「あァ?ああ、放っておけば治る。」

『治りません。』

【2人は歩き出す、すると先程の戦闘で出来た地面の穴へ落ちる。】

「チッ・・・」

『あはは!リフレクタカッコ悪い!』

/絡み乙&ありがとうございました! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 22:33:59.47 ID:60lWh/qNo<> >>61
はぁ・・・

【そんなことを言われて、そういえば、目標なんて何一つ無いな・・・】
【と、自分の駄目なところはそこなんじゃないか?とか思った後】

・・・手合わせ、ですか?
・・・俺の能力、すごくショボいんですけど・・・

【そして、手合わせと言われ、少し嫌そうな顔をしながらも】
【こんなことを言う】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:35:23.04 ID:NhRNuewS0<> >>65
/絡みおつでしたー <> 【刺天創針】連射可能の杭や束縛の釘を飛ばす。鎧着るけど打たれ弱い。あ、詳細wik@???<>sage<>2011/03/24(木) 22:37:05.87 ID:5C/wLox8o<> >>43
そう、「我」は揺らいでいる、情けないくらい「だ」。
   「私」                    「ね」
ああ、歓迎「しよう」。だって、「我」とギンは『友人』「ではないか。」
      「するわ」      「私」          「じゃない。」
【重なる音波、まるで壊れたテープが両面を再生しているかのよう】
【決して原因が目の前の二人でないことは明白であろう】
【所々掠れ、途切れている。かなり前から壊れていたようだ】
【決して王としての体制を取り繕うよう、構えは腕を組み無限を意味する】

「お前達」が欲しい。二人の愛の巣は幾らでも提供「しよう」。式場もご馳走も、日々の生活だって。
「あなた達」                        「するわ」
だから、「我ら」の子供として……お前達が欲しい……
     「私達」

【ソレは悲願であった、壊れた魂の拠所を求めさまよう亡霊】
【東方の国では子供を失った母の霊が化けて出るという……ならばこのナニカはそれと言うのが相応しいのだろう】

>>56
…………「なんで」?「どうして」?「私」を拒む?
      「なぜだ」 「何ゆえに」 「我」
【全身に掛かる重み、普段はソレを相手に与えていたというのに今ではどうだ】
【目の前の子供に踏み潰され、地面に這い蹲る】

「お菓子」も「オモチャ」も「絵本」 もなんでも「買ってあげる」………
「甘味」   「ガング」  「読み物」      「買ってこよう」

だから………私をお母さんにして………
【最後の言葉はまるで拗ねた子供に哀願する親の様】
【そこに厳しさと優しさを兼ねる「グレードマザー」の存在は無い】

【そしてしばらくして、言葉が無くなる……嗚咽と声にならない哀願のみ】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/24(木) 22:37:25.70 ID:nErCvhDdo<> >>62

幸いというか不幸というか、ナイフは青年が手に持っていた一本しかなかった。
現在の青年は丸腰、しかも重症なため下手な一般人以下の強さである。
大口を叩いていたが、起きたところでできることはたかがしてれいた。

「…………」

目を覚ます様子はない。地面に埋めても気づかないだろう。
ただ、その場合窒息ぎりぎりで目を覚まして地の果てまで追いかけそうだが。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/24(木) 22:40:09.26 ID:Dt1s1dI7o<> >>59
【地獄を終わらせようとして、両手の指を必死に動かす】
【何回か空気を掴んだ後、ようやく少女の手らしきものに指が当たり】

【なんとかして握る つい力が入ったのか必要以上の強さで】

(・・・ああ・・・死にかけた・・・ 放電3秒前だった・・・)

【少女の明らかに奇妙な声にすら全く気づかない】
【物騒な事を考えつつも、まずは自分が生きていることに安心する】

【そんな少年は、止めとばかりに再度地獄に突き落とされる】

・・・あ、あああ・・・わわわわわっ!

【顔を強ばらせ、紅潮させている少女】
【そして少女の手をがっちりと掴んでいる少年】
【さらに少女が少年の上に乗っかっているという体勢】
【夜の公園 人はいない】

【さすがにここまで条件が揃うと、いくら図太くても思う事はあるだろう】

(・・・何ホント・・・ 地獄の底突き破って天国来ちゃった、ってレベルの地獄・・・)

【わけがわからないことを考えつつ、それでも口を動かさない】
【何を喋っていいのか全くわからないらしい】
【ただただ、紅潮した顔で少女を見つめる少年】

【小猫の「にゃー」という満足そうな鳴き声が虚空に響き渡る】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 22:40:17.75 ID:J4+kn0f50<> >>66
――おや、君は能力者だったのかね。
【白い男は少し驚いた様な口調を造る】

……ふむ。それでも構わないよ。
かく言う私も少しだけ変わった力の在る『ただの大人』でしかないからね。
能力も今は無いに等しい。調度いい難易度だろう。

【白い男は、包帯を巻いたまま立ち上がると、少年の前に立ちふさがるようにして立つ】
【纏う雰囲気は闇でも光でもなく暗い澱み。どこからでも撃って来いとでも言う様に、
 どこか楽しげな様子で立っている】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/24(木) 22:44:08.88 ID:bViI6Gn+o<> >>64
ほ、ホントですか!やったぁ!
【飛び上がりそうなほど全身で喜びを表現している】

あのっ!私、あなたみたいな強い人を探してたんです!
あなたに会えて、本当によかった!
【相手のテンションのガン下がりもなんのその、強者との戦いに少女の心は燃え上がっている】

よーっし、それじゃ、よろしく、お願いしますね!
【あちこちの腱を伸ばし、最後に構える】
【左手を左半身ごと前に、重心は腰より低く、右の拳は腰に溜め】
【見よう見まね、素人の構えだが、真っ直ぐな闘志は十分すぎるほど伝わるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/24(木) 22:45:40.15 ID:2kdN9KRco<> /【輝星骸燃】さんはいらっしゃいますか。遅れて申し訳ありません。一応レスはしておきますね <> 【液体剣属】液体と化し、形状変化する剣 wiki参照<>sage<>2011/03/24(木) 22:46:26.46 ID:L0kudDtw0<> >>69
「ま、ま、まぁ私としては恨みもない訳だし」

【とてつもない嫌な予感が脳をよぎり、生きたままの埋葬は中止】
【青年を、背負い込もうと、身をかがめ、手を伸ばす】
【女の様相ではあるが、人体の構造の基礎は男である】
【多少大柄ではあっても、一人の青年を運ぶ程度は、男には可能な筋力はあった】

「しかし、どうして私を殺そうとしたのかしら・・・・目覚ましたら聞いてみようかしら。
どうせ教えてくれないんでしょうけど」

【ぶつぶつ、と愚痴をこぼしながら、ときどき背負いなおしながら、下駄を鳴らして、病院へと歩を進める】
【やはり遠くまでは動けなかったのだろう、病院はあっというまに視界に入ってきた】

//病院での会話に切り替えますか?
それとも、これで〆にしておきますか?
<> 【修羅鬼道】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:46:45.55 ID:iFbF0r7f0<> >>63
「やあ、人殺し」

【そこに現れる赤い外套を着た男】

「見たところ慣れているようだな」

【死体を見てもあまり驚かない】

/殺し合いは勘弁してくださいお願いします <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/24(木) 22:48:18.86 ID:nErCvhDdo<> >>74
/えっと、明日朝早いのでここで〆ってことで……
/からみありがとうございました!機会があれば病院での方のロールもお願いしていいですか? <> 【液体剣属】液体と化し、形状変化する剣 wiki参照<>sage<>2011/03/24(木) 22:52:38.11 ID:L0kudDtw0<> >>76
//了解しました。
【光栄軌道】か、【液体剣属】の出だし文があったら、声をかけてください。
自分も、ナイフさんの分を見つけ次第、声をかけたいと思います。
それでは、短い間?でしたがお疲れ様でした。 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/24(木) 22:52:46.68 ID:Aoc4JUENo<> >>70
・・・

【しばらく無言で少年を見つめるが、向こうも動く様子はなく】

【どうしよう……どうしよう…どうしようどうしようどうしようどうしy(ry】
【少女はどうすればいいか分からず、頭を抱える(心の中で)】

【完全に脳の許容範囲を飛び越えてしまったようだ…】

【突然】

くう

【それだけ言うとばったりと、少年の上に倒れ込む】

【確かにこうすれば状況は変わるだろうが…いいのだろうか】

【しかし、彼女にはこのくらいしか出来る事が思い浮かばなかった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 22:53:37.84 ID:60lWh/qNo<> >>71
あー・・・俺が、能力者じゃ
なかったこと前提の手合わせでしたか・・・

【相手の驚いたような口調に、能力が無い前提の話だったかと】
【なんか悪いような悪くないような気分になりつつ、相手にそう言われながら立ちふさがれ】

・・・というか・・・手合わせと言われても・・・
・・・それじゃぁ、俺の能力が一撃でも、貴方に当たったら終わりということで・・・

【少し、困ったような顔をする】
【まぁ、一度も元居た世界で、格闘技のような手合わせなど、したことなど無く】
【余り、良く感覚が分からないので、そういうと、クレープとペットボトルをベンチに一旦置き】

flamma ッ!!

【と、呪文を唱えると、青年の右掌に紅い小さな炎弾を発生させて】
【男の方に向かって、勢い良く、投げる】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:53:56.31 ID:aeiQ6RHCo<> >>56

「……っぅ〜〜〜」

「…………ルカくん、どうしましょう」

【止めるか、否か。簡潔な問をすら端折って、飛び移ってきたフェレットへ語り掛ける。質問の意味合いが理解出来ない】
【とは想像だにしていない。因縁浅からぬ仲なれど、城で一緒に過ごしてきた仲だ。阿吽の呼吸とまでは到達せぬもの】
【聊か言葉が欠けていてもそれを索虜し、想定する程度フェレットにも可能だと思いたく。窮したように、眉を顰めつつ】

>>68

「貴方は――どうして」

【口から零れ出た声とも、音洩れとも判別できない不明瞭な一語は、中途から明確に疑問として発せられた。真に解らない】
【以前に出逢った彼は、少なくともこれ程までに壊れていなかった――否、自らの変性に依って単に印象が変わっただけなのか】
【何方とも判断できぬまま――それでも表情は怪訝に、それでいて憂慮するように変化していく。二の句が継げず、暫し沈黙して】

「私は――私は、アリシア様の意向に従うまでです。王様、どの様な受答であったとしても……」

【簡潔に己の意思を伝う。尻切れに最後の台詞は言葉にならず、虚空と融和した。『主』に付き従うように、斜め後方に足を進め】
【這い蹲る彼――彼女をして、微かに心苦しいのを抑えつけた。自分が憐憫の情を垣間見せても、罵詈讒謗を叩きつけても】
【結局事態は好転せず、芳しくない方向へと転がるばかりであると、浅慮ではあるが一頻りに打算的な思量を弾きだして】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 22:54:44.03 ID:8hrJ1GwS0<> >>72
「あぁ・・・・・うん、ホントホント。」
(まぁ・・・この子が嬉しそうだしいいよな。さっさとテンション上げないと・・・うん、やっぱ00無理)

【まったく光の無い死んだ瞳で相手が嬉しそうな様子を見ると、少しだけ目に光が戻り口元が緩む】

「・・・・え?オレを探してた・・・?オレにあえて良かった・・・?」
(何をショゲてんだよオレはァァァァまだまだチャンスはあるぜぇぇホォォォ!!)
「うぉぉぉぉぉぉぉぉし!やってやんぜぇぇぇぇぇ!!!」

【そして物凄くテンションが上がる変態馬鹿、なんとうか・・・単純で露骨だ】
【グルグル腕を回しながら立ち上がると、大剣を手に取り素人ながらも構える】
【勿論鞘はついたままだ】

「あぁ此方こそヨロシク頼むぜ!」
(この子・・・きっと好きなんだろうな、こういうの。)
「うし、まずは様子見だよな・・・。」

【先程とは違い真剣ながらも何かを楽しんでいるような表情になる】
【そして相手の動きを一つも見逃さないよう注視している】 <> 【修羅鬼道】@wiki<>sage saga<>2011/03/24(木) 22:56:07.71 ID:iFbF0r7f0<> >>75
/やっぱ無しで
/寝ないといけないので <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:58:02.02 ID:s16FJaNRo<> >>75
「……あ?」

【掛けられる声に顔を上げ、外套を睨む】
【男の顔には、露骨に面倒だという色が現れていて――】

「……何の、用だ。」

【短く、それだけ返す】
【それ以外の言葉は必要ない。相手が何をしに来たかさえ、分かればいいのだ】
【男の返事は、そっけないものであった】

/^q^ <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 22:59:16.68 ID:J4+kn0f50<> >>79

「いい早襲だね――――だが」

「【変幻承腕】」

【少年が放った炎弾は、白い男がかざした右腕に容易く吸い込まれた】

「如何せん威力と量が足りない」

【白い男は微笑でそう言うと、少年へ走って接近し拳を振りかざそうとする。
 ちなみにこの拳は寸止め前提で放っている】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/24(木) 22:59:25.25 ID:s16FJaNRo<> >>82
/えっ^q^^q^^q^

……>>63で、絡み待ち <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/24(木) 23:06:00.85 ID:Dt1s1dI7o<> >>78
・・・

【少年は思った やばい、空気が凍っている、と】
【こうなったのも一応自分が手を掴んだせいであり、どうにかして言葉をかけようと思ったが】

【全くかける言葉が思い浮かばない 時が過ぎていくだけである】

【状況が良くなるとも思わないが、とりあえず握っていた手を離す】

【と、同時に耳に入ってきた音は、何かが何かに倒れこむような・・・】

・・・え?な、なな、ななな、何だよ突然!!?

【どさっ、という音とともに、少女の体が少年に接する】
【さっきまで必死にかける言葉を考えていたのが嘘のように、驚いた表情で声を張り上げる】

(わっわわわわっ!何考えてんだコイツ!?)

【もうだんだん頭の中が混乱してきた少年】
【それでも頭をフル回転させて、この状況をどうにかしようと考える】

【が、何も思い浮かばない ただ顔を真っ赤にして少女を見つめることしか出来ない】

【飼い主がこんな苦労をしている一方で、小猫は気持ち良さそうに寝ていた】 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/24(木) 23:07:41.93 ID:2kdN9KRco<> 前スレ【輝星骸燃】さんへ

「ふーん、で、謝ってどうするの? あたしが聞きたいのは作り物だとか、溺れているとか、そんなことじゃないのよ」
「それにね、まだ幕も下りてないのに悲劇か喜劇かなんて分からないじゃない」
「あんたは、いま悲劇の中にいる、でも幕は下りてない、そういうことよ」

頭を下げる相手をひとつも見ないで、いまだ腕を組んだままあらぬところを見ていた

「分かってないみたいね……」

髪をかきあげ悩む女をちらりと見て、これでは変われないな、と思う

『……お前な、人を勝手にバカ呼ばわりとか、お前のがバカだろうが』

黒猫・山田は口ではそういうものの、さきほどの少女の言葉を受けて、この少女を魔法使いにしてよかったと心から思っていた
路地裏に引き入れたのは正解だった、この子なら魔法少女たりえる少女だ、と

少女は腕を組むのをやめて、背中を見せる女にステッキをまっすぐにつきつけた
ちょうど白鳥のくちばしのような飾りのついたステッキだった

「あんたはどうなの? ハンカチはもともと染めるものよ。赤でも白でも、なるように生きていくでしょうね」
「……もひとつ言ってあげる。ハンカチを例えたところで、ひととは別なの。白でも赤でもあるのが、ひとでしょ」

殷賑をきわめる声で少女は問いかける。ステッキは下ろしていない

『オレは白ネコになったら嫌だがな。白いやつらはいけすかない野郎だ。お高くとまりやがって』

「あんたには聞いてない!」

つきつけていたステッキが黒猫・山田にふるわれて、胸元に直撃し、数メートルほど後ろに飛ばされた <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/24(木) 23:07:43.85 ID:bViI6Gn+o<> >>81
はい!じゃあ・・・・先手頂きますっ!
【相手の視線が鋭く変わったのを受けて、握った右拳に力が入る】
【そして様子見という言葉を、先手を譲られたと理解した】
【そう、彼女の戦闘スタイルの中に様子見という概念は存在しないのだ!】

1番!行っくぞォォォォォォォォ!!
【右肩後方、肩甲骨付近に1とナンバリングされた噴射装置が形成され、そこに火が入る】
【その加速を加え、構えたまま高速で相手の懐に潜り込もうとする】
【潜り込めたなら、間髪入れずに加速付き右ストレートを繰り出すだろう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 23:08:33.28 ID:60lWh/qNo<> >>84
!?

【なんだ・・・?flammaが吸い込まれ・・・!!】

【炎弾が相手の右腕に吸い込まれたのを、驚愕しながら】
【一体何が・・・!?と驚くが、相手がこちらに迫ってくるのを認識し】

くっ・・・auxilium!!
glaciesッ!!aquaッ!!

【呪文を唱えると、体が淡い光で包まれ】
【身体機能がほんの少し上がり、運動神経と反応を少し良くして】
【呪文を二つ唱えると、右手から氷塊が手の平に出現し、それを男の弁慶の泣き所に投げて】
【さらに、男の拳を避けるように、右に回避しようとしつつ、その後に男の顔面に向けて水弾を投げつける】

【もし、氷塊や水弾で男の動きが鈍れば、青年は拳を避けることが出来るであろうが】
【もし鈍らないならば、そのままその拳をガードするように腕をクロスさせるだろう】 <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage<>2011/03/24(木) 23:08:49.09 ID:KGmJAwkIo<> >>68

・・・たった一本で、この有様。お前は王なんてものじゃないわね・・・。

【二本目。次いで中指を身動きの取れぬ相手へと差される】
【かかる重圧はこれで3倍―――――そろそろ、肺も骨も圧迫され軋む頃合い】
【体重が50kgとしても、150kgを背負って優に呼吸する常人など居ない】
【故にお姫様の能力は全てを這い蹲らせ圧殺し滅ぼす”王姫”たる能力――――】


お前を母と慕うものは、いない。以前のお前など知らないが、そうではなかったのでしょう?
ギンが抱かれるくらいだものね、もう少し程度は上だったのかしら・・・それも、今じゃ底辺の愚図だけどね。

壊れているなら、壊れなさい。お前は私の所有物を奪った。それだけで万死に値する。
啼いて喜び地面を舐めながら[ピーーー]。もしも子がいるならば、その子も直ぐに送り届けてあげるわ。


【躊躇いはなかった。そこらに居る無能力者と同等に。辺りに散らばる肉塊と同等に相手を見ていた】
【狂気を宿した瞳は絶対零度。彼者の人生にピリオドを打つ―――――生死は、我が手の平と言わんばかりに】


>>80

「・・・止めたらお前、殺されるぞ。ご主人様・・・あれで、ケジメとろうとしてるんだよ」
「矛先がアレに向いて、アレを[ピーーー]事でご主人様はやっと元に戻る・・・と、思う」

【止める事は勧めないと言った。手出しも、勧めないと】
【アレは王と王姫の闘いであり、小間使い達が関与できるはずもない、と】
【所有物に手を出した。それだけで戦争を引き起こす国など過去に幾数もあったろうに】
【今まさに目の前に展開されている光景がそれ――――――止められる、はずもない】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/24(木) 23:15:22.29 ID:Aoc4JUENo<> >>86
【握られていた手が離されるのを感じる】

【だがもう少女に取ってはどうでもいい事だった…】
【そのまま少年の胸部に顔を埋めると】

わたしは…あなたという人が…分かりません…
【顔を耳まで赤くしながら呟く】

【子猫はどうしているんだろうか…なぜだろう、随分と遠くにいる気がする】

なので…もう……


寝ます


【少女が選んだのは 逃避 だった】
【そのまま青年の背中に腕を回せば、やがてすやすやという寝息が聞こえるだろう】

【因に、少女の胸は大分 薄い】 <> 【刺天創針】連射可能の杭や束縛の釘を飛ばす。鎧着るけど打たれ弱い。あ、詳細wik@???<>sage<>2011/03/24(木) 23:16:23.92 ID:5C/wLox8o<> >>80>>90
【嘗て王であったソレは鎧とともに砕け散る】
【ブロンドの髪をした裸体が二人の前に現れた】
【その姿は真紅眼を宿した男であり、青眼を宿した女でもある】
【その胸部は左右とも膨らんではいるが、一方は男性らしく筋肉で構成され、一方は女性らしく脂肪で構成されている】
【ソレは正しく、二つの存在を担った存在。天使といえる悪魔といえる。だが……「ヒト」としては扱われ無い姿】
【カラダには無数の傷が生まれ、さまざまな拷問、虐待を受けたあと。どれも幾戦の戦士とは程遠い傷のつき方である】
【そんな「バケモノ」が地面に這い蹲り、それでも求めるのは】

あ、………ねがい…こ…どもになって…

【家族であった………】

ぐ…あ……
【内臓も、骨もすべてつぶされる…そんな感覚で】

が…あ……ああ…n…n…まりあ…おねがい……かえって…きて
絵本を…よんであげるから……

【それはもう、別の方向を見ていた。けれど死なない】
【けれど崩れない………救いを求めているわけでもない】

ああ………
【それでも崩れないのは……やはり「エヴァ(母)」だからか】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 23:17:58.95 ID:J4+kn0f50<> >>89
「多重能力……? 随分と珍しい能力だね」

【白い男は、少年が氷と水の魔法を放ったのを見ると、
 躊躇わずに拳を止め、後ろに後退し回避をした】
【氷は地面で砕け、水は左腕に吸い込まれた】

「だが、惜しい。身体能力に対して身体の使い方を持て余しているね」

【男は教授でもするかの様にそう言うと、再び少年に向けて接近をする】
【脚に負傷があるため高速での接近とは行かないが――――】

「ああ、ちなみに水は目潰しに使うと効果的だよ」

【白い男は今度は左手から「水」を少年の顔めがけて高速で射出した】
【そして、逃げ道を予測するかのように今度は蹴りを放つ】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 23:22:02.20 ID:8hrJ1GwS0<> >>88
「・・・・やっぱ能力者か。まぁそうだよな。」
(女だから手加減とか・・・オレの力量じゃ言ってらんねぇよな)

【相手の噴射装置を見るとより一層警戒を深める】

「・・・・・ッ!?」

【あっさりと懐に入られる】
【油断も慢心も無い、単純な実力と経験の不足だ】
【・・・・これで男が大剣を自在に操る強者、という嘘はバレたかもしれない】
【もともと隠し通せるものでもないしその気もないが】

「くっ。速すぎだっつの、、、!」

【ガン!と鈍い音が鳴り響く】
【男は咄嗟に両手を捻り大剣を自分の腹腹部が覆いかぶさるように構えていた】
【ソレが壁になり、なんとか直撃を免れるも勢いに負け滑るように3m程後退する】

「・・・・本気出さなきゃすぐやられちまうなコリャ。」

【そう言った後「力をかしてくれ」と小さく呟くと、首元に謎のマークが出現する】
【そしてそこが浮き上がりながら鈍く光ると同時に砂が噴出し、男を包むようなマントに変わった】

「アレ・・・・これからどうすりゃいいんだっけ。」

【しかしそのまま何もせず相手を見つめている】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 23:28:59.65 ID:60lWh/qNo<> >>93
ventusッ!!

【能力の吸収と発射をする能力か・・・厄介、な?!】
【くっ・・・!!】

【少し早めた反応速度で、水が射出されたのに気づくと】
【咄嗟に呪文を唱え、小さなカマイタチを飛ばし、その水を相殺させようとするが】
【水とカマイタチがぶつかり合い、腕で防ぎはするが、しぶきのように青年の顔に掛かり】
【視界を悪くされながらも、相手の蹴りを避けるように後ろに下がろうと、後ろに跳ぶが】

ぐ、ぁ・・・!!?

【咄嗟のことで、避けきれるはずもなく、脇腹に蹴りが一発入ってしまい】
【その蹴りの方向へと、少し吹き飛ばされて、ごろんと脇腹を押さえながら、前転を一回する】

ッ・・・ぅぉ!!

【そして、無鉄砲に白い男へと向かっていく】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/24(木) 23:31:22.55 ID:aeiQ6RHCo<> >>90

「…………」

【首肯も返さず、その言葉に沈黙を貫き長考する。――這い蹲る王を憐れとは思わない。ただ、切迫が胸を病む】
【確かに止める術などない。此処で姫に容赦を求めたら、深淵の底に堕つのは言うまでもなく。なれば――顛末は】
【姫に総て託されていた。生殺与奪、奴隷の関する位置に在らず、幾ら奥底で酌量を願っても、言葉には現せない】
【取り敢えず、納得の往く回答をくれたフェレットの頭を撫でてやろうと、腕を伸ばした。半分無意識下、手持ち無沙汰で】

>>92

「――――、できない。貴方の子供にはなれないから……」

【見るに耐えない躰をして、悲壮に顔貌が歪む。所詮一度だけの交わりであったとしても、情は在り、友人であると】
【願う階層が違えている。求める安楽は、此処にないと知らされて尚、なにゆえ縋るのか。理解できない行動に、答えは見えず】
【耳に残った誰かの名前は、彼女を思い出させたが――頭を振って、愚考だと霧散させる。貴方を何方にしても“救えない”から】
【この場は一旦退避――逃げて欲しいと切に願う。一考として二律背反でも、根本には『主』が在る。表層に露呈できない想いは】
【伝わる道理がないが、しかし寸分の望みに賭けて。視線は逸らさず、変わらぬ敬意と親善を以て、この終幕を見届ける】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/24(木) 23:33:42.47 ID:s16FJaNRo<> >>63で絡み待ち <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/24(木) 23:36:35.92 ID:Dt1s1dI7o<> >>91
【胸に顔を埋められると、これ以上ないくらい顔を真っ赤にさせつつ】

・・・お、俺にも、わわ、わかんねえよ・・・

【言葉を探して、すぐさま返す お互い無言なのが一番嫌だった】
【普段の少年なら呆れていただろうが、そんな余裕は無い】

【先ほどより一層少女の体温を感じる いや、それともそんな気がしただけだろうか】

【何も考えられなくなってきたところで、少女の言葉が耳に入る】

・・・え?寝る・・・?

【一瞬大変な方向にとんだ思考を、すぐさま軌道修正】
【何がなんだかわからないうちに、背中に手を回され】

〜〜〜〜ッ!!?
【声にならない声を、絞るように喉から出す】
【すでに少女は寝ているみたいだが、そんな事とは露知らず】

(ああああやばいやばい退いて退いて頼むお願いしますああああ!!!!)

【心の中でひたすら叫ぶだけだった】
【力づくでどかすという手段をとらないのは気が動転しているからか、少年が嫌だからかはわからない】

【少女と心臓の鼓動と、少女と小猫の立てる寝息の音だけが、少年に聞こえた】


/さて、どうしましょうか?
/このまま切ることもできますし、続けることもできます それはあなたが決めちゃってください! <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 23:36:56.17 ID:J4+kn0f50<> >>95

「ふむ――――視界がゼロの状態で敵に向かうのは、勝利を捨てる行為だ」
「特攻はフェイント。あくまで奥の手の布石とするのが基本形だよ」

【男は突撃してくる少年を会えて回避せず、その場に立ったまま静かに腕を引き中段に構える】

「――――けれど、少年。その若さ故の無鉄砲さ。嫌いじゃない」

【そして、白い男は向かってきた少年に対し、
 身体能力のみの、純粋な中段正拳突きを、その腹部へと向けて放った】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/24(木) 23:41:27.67 ID:bViI6Gn+o<> >>94
く!
【大剣を思いっきり殴った拳が軋む】
【頑丈さ故に砕けはしないが、それでも硬いものを殴った痛みはそのまま痛いのだ】

(な、なるほど!あえて懐に入れてからカウンターって手もあるんだ・・・!)
【男の焦りを他所に、勝手に勘違いして納得した】
【そろそろお分かりかもしれないが、基本的に熱血スポコン系なので察しがよろしくない!】

本気・・・・
この間のお姉さんみたいに変身するんだね・・・・!なんだか、ワクワクしてきた!
【マントを形成する様を見て、先日初戦の相手をしてもらったお姉さんを思い出す】
【お姉さんについては【怪人装甲】さん参照】
【目の輝きが強くなり、マントに包まれた男に向かって再度疾駆する】

なら・・・・今度は防御ごと打ちッ・・・抜くッ!
【男の手前1mほどの地点まで走ると、1番の装置をキャンセルして前方にジャンプ】
【左腰に2番、右踵に3番と書かれた噴射装置を形成し】
【2番の垂直噴射を軸に、3番の推進力を使って空中回し蹴りを放つ】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/24(木) 23:43:59.88 ID:bBUMMpPBo<> >>87
遅れました

「幕。ですか」

「……。……ん」

 髪を掻きあげていた手を、頭のてっぺんから離すと。
 今度はそれを、口元へ持っていく。
 関節を甘噛みし、悩み倦む。

 口を離し、それからぽつりと。

「よく、分から、ないですね……過ぎた日も、来る日も」

「けれど、私は――悲劇を演じては、いません。悲劇だと思ってしまうと、今がつまらなくなってしまいますから」

「……答えは、これで良い。でしょうか?」

 白鳥に向ける視線は、そのままで。
 少女に、訊ねる。
 細々と、弱々しく。


 そして、分かってない――少女の言葉。

「……?」

 独りは、少女の言う通り、何一つ分からずにいた。
 困りもせず、音もあげず。
 ただ淡白な表情を向けて見せるのだった。

「……そう。ですか」

「……」

 それからは、少女に何かを言うわけでもなく。
 ただ、心の奥で、後悔するのだった。
 どうしてハンカチの話をしてしまったのだろうか、と。

 考えなしだったわけではなく。
 ――分かってもらえるかと、微かに期待していただけに。 <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage saga<>2011/03/24(木) 23:45:51.15 ID:KGmJAwkIo<> >>92 >>96

・・・もういいわ、見てるだけで苛々してくる・・・。
お前如きがギンの身体を触れたと思うだけで、吐き気がでそう。

【鎧の中身が見えた事でお姫様の怒りがより膨らんで行く】【+20P】
【男でもあり女でもある。自分とは違う、肉体的な意味での”バケモノ”たる姿】
【無数の傷から様々な拷問、虐待の証が伺えて。それを見るだけで心が締め付けられる様な想い】


【そう、良心のある人間ならなるのだろうか】


来世でも醜い身体を。子供なんて造れない境遇を。
お前に安楽の日々は未来永劫、例え転生しようとも訪れる事は私が赦さない。

――――――――――――さぁ、惨めに蜚?の様に死になさい。


【薬指、小指。二本追加。かかる重圧は6倍。それこそ対処せねば、丸めた新聞紙で潰れる蟲の様に】
【ぺっちゃんこ。惨めに地面に這い蹲り圧殺される。躊躇いは無い。同情も無い。ただあるのは殺意】
【死ね。今すぐ死ね。生まれ変わっても死ね。あの世でも死ね。安息を手に入れる事は、私が赦さない、と】


【主の姿を見てフェレットは息を呑んだ。躊躇いもない姿は王姫だ。だからこそ自分は主を慕う】
【少女に頭を撫でられながらも、いつもの様に悪態つく事はなかった。それすらも主の邪魔になる気がして】
【この路地裏を支配するのは主の”重圧”。言葉を交わす事よりも観客席から”スカーレット”たる主を、網膜に焼き付けようと】 <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage saga<>2011/03/24(木) 23:46:21.93 ID:KGmJAwkIo<> >>102
/蜚?→ゴキブリに変えておいてくだしあ・・・。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/24(木) 23:48:51.36 ID:60lWh/qNo<> >>99
・・・ゴホッ!!!

【ぅっわ・・・、きっつい・・・きっついなぁ・・・】

【その正拳突きを、避けることなく、腹に一発、確実に打ち込まれ】
【その重さに、意識を大きく揺らされ、ぶらされる】



【が】



ぎ・・・ぅぉぉお!!!

【く、っそがぁぁぁぁぁぁぁあ!!!】

【それでも、倒れることなく、最後の力を振り絞る】
【という感じに、その男の左肩を、右手で鷲掴もうとする】

【もし、鷲掴むことができたならば】


flamma ッッ!!!

【と、呪文を叫び、自分の掌に火傷ができることや、爛れるであろうことを】
【まったく考慮せず、鷲掴んだ右掌に炎弾を出現させようとする】

【もし出現させることに成功したならば、まるで爆発するように弾けて】
【男の肩の服は、酷く焦げてしまうだろう】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/24(木) 23:49:07.29 ID:iW2e/9VDO<> >>63
/まだいけますかい? <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/24(木) 23:50:03.66 ID:Aoc4JUENo<> >>98

もうお腹いっぱいです・・

【月並みな寝言をぼやきながら眠り込む少女】

【この状態でよく眠れる…という所だがむしろこの状況だからこそすぐに寝れたのだろう】
【少女の脳は一刻も早い休息を求めていたのだった】

/うーん、折角ですから続行でお願いしたく…!
/なんか返しにくそうなというかカオスなロールになって申し訳ない… <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/24(木) 23:50:32.10 ID:s16FJaNRo<> >>105
カモーン!!! <> 【刺天創針】連射可能の杭や束縛の釘を飛ばす。鎧着るけど打たれ弱い。あ、詳細wik@???<>sage<>2011/03/24(木) 23:54:34.10 ID:5C/wLox8o<> >>96>>102
あがあ………
【記憶すら消し飛んでしまいそうなこの重圧、それを見届ける元魔女】
【苦しみ続けても求めたい……かすかな希望である綺羅星たちに手を伸ばす】
【ああ、これが生きたいって事か、ずっと忘れていた】
【でもそれも終わりだね、だってもう死ぬんだもの】
【死ぬならば熱く燃やした靴を履いて踊り狂いたい】
【死ぬならば裁きで天に召されて逝きたい】
【一度でも良いから童話の世界に行ってみたかった】
【でも[ピーーー]ないから、死んだら彼女達がランカーズに殺される】
【………本当に?…本当に自分が死んだら悲しんでくれるのかな】
【代わりは他にいるよね………】

…………アレは……私の城…よ……

【砕けた鎧が「バケモノ」の右腕に集中する】
【それは……無限を意味する……NO.0²(ゼロ・スクエア)の証拠】

…………はぁ、………あげないから…誰にもこの

ランク
『城』は!!!!わたさないいいいいいいい!!

【黒槍が王姫たる相手に突き刺さらん勢いで放たれた】
【それはどこから………それは一瞬過ぎてわからないであろう】
【ともかく、壊れた人形は壊れたままだけど……『プライド』は取り戻したようだ】
【とはいえ、これが一瞬の煌きかはわからない】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/24(木) 23:55:26.43 ID:8hrJ1GwS0<> >>100
「え?へ、変身・・・?」

【どうやれば勝てるのか必死に思考するが全く思い浮かばない】
【その時相手から声がかけられる、いつもなら「そのお姉さんを紹介してください」と言う所だがそんな余裕もない】
【しかし「もしかしてこの子、ちょっと天然?」と無駄な事だけは考えていた】

「なっ・・・スゲェ・・・・ってマジかよッ・・・!?」

【相手の動きに魅せられ少しの間呆然と見つめてしまう】

「しまっ・・・ぐ・・・。」

【それが致命的な隙になり、我に返った時には既に脇腹へ蹴りが直撃】
【するとバフ、という音がし、蹴りが直撃した部分のマントの砂が少し飛び散るがすぐ元に戻る】
【僅かに右へ滑るも、ダメージはほとんどない。というのもこのマントは打撃に対しオリハルコン並みの防御力を誇るからである】

(アレ・・・あんま痛くねぇぞ。流石はあの子の力だな・・・コレならイけるかもしれねぇ。)

「・・・・・!」

【そのまま同じ箇所の砂が小さな手を作り少女の足首を掴もうと伸びる】
【速度は常人が手を伸ばすより少し速い程度だ】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/24(木) 23:59:07.35 ID:J4+kn0f50<> >>104

【拳を受け尚も倒れない少年に、白い男は目を細める】

「ふむ。これで尚落ちないか――――実に熱いね。
 少年、君はいい男になれるだろう」

【そして【尋常魔法】の掴んだ掌から炎弾が炸裂――――】

「更に反撃まで――――99点。素晴らしいね」

【しなかった。【変幻承腕】の効果範囲は腕全て。つまり肩もかろうじで含まれる】
【炎は、吸収された。仮に、胸倉を掴んだりしていれば、その一撃は直撃していた事だろう】
【そのまま白い男は少年の服を掴み、放り投げようとした】

「――――少年。まだ戦えるかね?」

【そして少年を試す様に、尋ねる】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 00:01:33.23 ID:NWA2DcfTo<> >>63

「あー…」

【よろよろ…おぼつかない足取りで歩いてくるのは若い女性】
【豊かな長い黒髪、ほとんど黒と言えるダークグリーンのコートを羽織り、そのポケットに両の手を入れていた】

「…飲みすぎた…気分が…」

【端正な顔が歪む。風が吹き、彼女の髪を揺らした。煩わしそうに手をかける】
【そのとき、鼻につくのは…腐臭。そして鉄のようなにおい】

「……冗談じゃないわよ…」

【せわしなく右目が動いた。本当ならつられるようにして左目も動くのだが、】
【彼女のそれは動かない。左目を斜めに切り裂くようについている大きな傷が、】
【その理由を暗に示していた。彼女の左目、それはその場所に“ある”だけになっていたのだ】
【相手にはまだ気がついていない。あたりが暗く、また彼女は隻眼であるため、状況を把握しかねているのだ】
【少し先の人物にも気がつけないので、苛立っている。】

【腰に差し込まれた二本の太刀が、互いに小さくぶつかり、硬質な音を立てた。】 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 00:03:41.75 ID:SUaJ+/9Wo<> >>101
/いえ、度々中断してこちらこそすみません

「あんたが言いたいことと、あたしが聞きたいことはべつよ、べつ」
「でもね、あんたがそうやって幸せになる方向で考えているなら、あたし、これ以上何も言わないわ」
「だからね、そんな悲しい顔しないでよ。あたしまで悲しくなるじゃない。あんたはね、アヒルじゃなくて、白鳥だっただけなんだから」

といって、奥にいる白鳥を見やる。餌もなくなった白鳥はおとなしく、二人のやり取りを見つめていた

「なにぼーっとしてんのよ……もうっ! あたし、最初にハンカチを敷いたでしょ?」
「あれがあたしの気持ち。あんたみたいな子には汚れて欲しくないの」
「汚れたとしてもそれをきれいにするのはあんたと違ってかわいくないあたし、よ」

少女はなにかを内に秘めたまま言葉にできずにいる相手に近づいていった
そのまま動かなければ彼女は女を抱きしめてしまうだろう <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/25(金) 00:07:24.42 ID:FxhyR1Nio<> >>102>>108

「――――アリシア様ッ!!」

【連れ添うように、姫の傍近に立っていた事。加え王の所作を、眺望し続けていた事が功を奏したのか】
【兎も角として、黒槍が放たれる刹那、伸ばした腕が『主』をその場から突き飛ばそうと、肩口へ向かう。急な動きに】
【体勢が崩れるのを文字通り骨を砕いて留めるが――肩へと乗っかっていたフェレットは勢いに蹂躙されるだろう】
【――顛末。予期せぬ歯車の狂いに、長考を挟む余地はなかったが。唯一つ『主』へ攻撃意思を見せた者は、誰であれ】
【少女の中で、許され難い存在になることだけは確か。帰結に何が待ち受けようと、いま、この瞬間に――敵となった】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/25(金) 00:07:59.26 ID:BNPENSk8o<> >>106
・・・知るか

【少し顔を紅潮させつつも、いくらか落ち着いた様子の少年】
【恐らく返ってこないであろう寝言に向かって返事をする】

【ここでもし恋人同士だったら、男の方がそっと抱きつくんだろうな・・・、なんて下らないことを考える余裕もあった】

・・・その、えーと・・・

【もしそうだとしたら今は立場が真逆である】
【無論恋人同士では無いが、なんとなく何かしらしなければならない気がしてきた】

・・・こ、これくらいはいいよな・・・
【抱きつくという選択肢は、今のところ無い】

【少年がとった行動は、頭を撫でてみるという単純なものだった】


/よっしゃー了解!
/だいじょぶだいじょぶ 心配要りませんー <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 00:10:51.10 ID:KYfoy57Eo<> >>109
機動力と破壊力!それが私の全部だよ!
【スゲェという言葉に、確かな自信を持って答える】
【その自信に大剣での防御を加味して放った渾身の一撃は】

(なにコレ!?柔らかいのに硬いッ!?)
【丁度サンドバッグを蹴った様な感触に阻まれた】

うわッ!?今度は動いてる!?
【咄嗟に2番の噴射を最大にして自分の体勢を逆立ちするように反転させる】
【回し蹴りを放った体勢の足首を軸に回転し、砂の触手から逃れるよう3番が噴射する】
【・・・・筈が】

やば・・・・ッ!?
【初動でマントの動きに驚いたタイムラグが響いて捕縛されてしまう】
【右手を地面について、回転途中の半端な体勢で停止する】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/25(金) 00:11:22.11 ID:/N/rYfswo<> >>111
「……見つかるのも、面倒な話だ」

【この男――人は平気で斬るが、無駄に戦闘を重ねるつもりもない】
【ゴミ箱に蓋をして、ひとまずは隠したつもりでいた――が】

「臭いまでは、消し切れねえ……か」

【これからどうするか悩んでいたとき、そこに通りかかる女がいたのだ。】
【ひとまずは、そちらの処理が先である。もしも、この臭いの原因に気付いたならば――嗚呼、また一人[ピーーー]必要性が出るではないか。面倒なことだ】
【いつも通りの、うっすらと笑った笑顔で】


「――――よう、こんばんは。」


【男が、口を開いた。】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/25(金) 00:17:20.58 ID:pmHJdd5po<> >>114

お腹すいた…
【なんだか分けの分からない事を寝言を言いながらも】

【やはり夜の公園は寒いのだろうか。時折ぶるりと体を震わせ】

【頭を撫でられれば気持ち良さそうにぎゅっと体を近づける】
【相変わらず意識はないようで、すぴーすぴーと寝息を立てている】

/それならよかったです <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage saga<>2011/03/25(金) 00:19:01.56 ID:JxpWzVcno<> >>108 >>113

――――――――ッ!

【潰れる、と思っていた。存外頑丈なのだろうか。未だ反撃する力を残していたとは】
【否、恐らくは執念。壊れてしまったとはいえ、末期に何かを取り戻したか】
【放たれた黒槍は一直線にお姫様の腹へと進む―――――予期せぬ反撃に、回避行動は取れない】

【刹那、突き飛ばされた。それは自分を護ろうとする奴隷であり、愛すべき少女であり】
【その行動のお陰で黒槍の軌道からズレる事は出来たものの―――――脇腹の肉を削り黒槍は背後へと飛ぶ】

【その一撃が―――――――更にお姫様に力を与える】【+20P】


死に損ないの汚物が――――――――潰れろって言ってンのよ、存在する価値もないッ!


【突き飛ばされつつも、決して差した指は離さなかった。一度殺すと決めたのだ、絶対に逸らすべきではない】
【指を差している反対の手を相手へと突きつけた。人差し指と中指―――――これで、9倍―――――】
【傷が出来れば、怒りを心に宿せば。その分だけ跳ね上がる重圧に、一体どこまで耐えられるのだろうか】

【とうに人間の限界など越えているというのに、何故ああも耐え切れるのか―――――よく分かるが、口には出さない】


【少女の肩に乗るフェレットが地面へと落ちた。突然の動きに対応出来なかったようであった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 00:19:22.01 ID:FeC1LVrSo<> >>110
く、そぉ、ぉぉぉお!!?!?

【その攻撃が、男に通じることが無く、万策尽きた・・・と言うような顔をした後】
【服を掴まれて、叫びながらも放り投げられ、ごろごろと転がっていった後】

ぐ・・・ぅぅ・・・
はぁ・・・ぐぁ・・・ぁ・・・tonitrus・・・!

【大の字に地面に広がって、辛そうに、息を荒くさせながらも、最後の悪足掻き】
【というかのように、死にそうな声で、呪文を一つ、唱えると、黒い空から】
【一筋のか細い落雷が、男の背中へ向かって落ちてくるだろう】

【もし当たったならば、場所が場所なので、少し体が痺れてしまうと思われる】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 00:22:29.11 ID:10SNLhT70<> >>112

「……白鳥。ですか」

「……」

 目の前で羽ばたく白鳥を真似て、両腕を二、三度バタバタとしてみる。
 その度に、羽ではなく。
 ポニーテールの月毛がふわりと揺れる。

(アヒルでも、白鳥でもない、って言ったら、この人は怒るだろうな……)

 ただ残念なことは一つ。
 ありがたい例え話を、理解していなかったことである。

 横目でちらりと、様子をうかがう様に少女を見てみる。
 それからすぐに、羽ばた居ていた白鳥に視線を戻す。
 そして言う。

「……いつか羽ばたけるように。なってみます」

「空は、広い――です。どこかに幸せが浮いているかもしれませんから」

 視線をゆっくりとあげて。
 空を仰ぐと、そろそろ日差しが眩い。
 独りの醜いアヒルの子は、いつか空を羽ばたけるのだろうか。


「汚れてほしくない。ですか……」

「……そう。ですね。汚れないように――?」

 気が付けば。
 抱きつかれていた。

「……あの。……」

 こういう時。
 どうしたらいいかわからずに。
 ただキョトンとしていた。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 00:22:29.12 ID:FeC1LVrSo<> >>110
/遅くなりました・・・すみません <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 00:23:53.67 ID:NWA2DcfTo<> >>116

「あ、ああ。そっちね…こんばんわ。」

【ようやく視認できた。彼女は目を細めるようにしてその姿を捉える】
【顔まで巻かれた包帯。そして袴。自分とは待ったく違うようなその姿をみても、】
【特に驚くことはない。いろんな場所を旅し、さまざまな人間と会ってきた彼女にとって】
【その容姿などどうでもよかった。】
【相手の笑い顔を見ても、こちらはしかめつら。全身を回るアルコールは彼女の気分を鎮める】

「―――っこいしょ。あー気分が悪い…」

【ドサッと相手の隣に座る。刀を腰から抜き、傍に立てかけるその動作は】
【とても手馴れており、その刀と女の付き合いの深さを見て取ることができた】

「…」

【ポケットをがさがさとまさぐり、取り出すのは煙草。一本加え、添加するためにライターかマッチを探すが、】
【煩わしそうに舌打ち。不幸なことにどちらも持ち合わせていなかった】

「ちょっと…火、持ってない?…後なんか変な匂いがしない?」

【彼女は聞いた。相手にとっては都合のいいことに、】
【酔っ払った女性には、腐臭の明確な発生源が特定できずにいたのだ。】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 00:23:57.50 ID:0RpLbw1V0<> >>115
(破壊力と機動力・・・オレはどっちもこの子にボロ負けしてるな)
(一撃でも生身でくらったら多分そこでオレは負ける・・・)

【心の中で少女のような動きに憧れるが、今はそんな場合じゃない】

「おっ・・・チャンスっ!」

【幸運にも相手の動きが止まり、それに乗じて足首を掴んだ砂の手にどんどん砂を送っていく】
【何も動きが無ければ砂の手から徐々に砂が上へ這って行きやがて少女の動きを完全に止めるだろう】
【ただオリハルコンの防御力があっても砂は砂なので、かなりのレベルで連撃を加えていけば砂は剥がれる】
【本来なら剥がれてもすぐ戻せるため大して有効な手ではないが、少年はこの能力の真の使い手ではない為あまりこの能力になれておらず砂の操作を得意していない】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 00:27:05.34 ID:zL1JmECb0<> >>119

奇襲を掛けるのならば、察知し辛い能力を使うべきだ
だが――――

【白い男はあえて回避せず、雷の直撃を受けた】

っ――――

【平衡感覚が狂い、地面に脚を付く】

……君の、諦めない意思、気に入ったよ。
おめでとう。100点だ。これにて、手合わせは終了という事でいいかね?

【痺れたまま男は、ふらつく脚に無理に力を入れて立ち上がると、
 少年の方をその澱みを秘めた目で見つめ、言う】

……少年。君もいずれ君だけの「夢」を見つけるだろう。
それが願いか、或いは欲望かは分からないが
――――だが、その時は必ず訪れる。
君の意思の強さを見れば、大抵の夢はが一人で叶えられるだろうが、
しかしこんな時代だ。恐らく、そうはならない夢を夢見てしまう事もあるだろう。

だからもし、もし君が叶えたい叶わない夢を抱いた時には、

私の所に来るといい。その時は私が君に力を貸そう。

【そう言って【企業】の名刺を【尋常魔法】に差し出す】 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 00:28:08.06 ID:SUaJ+/9Wo<> >>120

「あっはっは、それじゃ、ハトよ、ハト!」

相手の性質からか少女からして思い切りのない手の動かし方に少女は口をふさいだ

「白鳥はあんたみたいな弱々しい動きじゃ飛べないのよ。体が重いの。あんたと同じね」
「見てなさい、あたしが手本を見せてあげる、こうよっ、こうっ <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 00:28:51.72 ID:SUaJ+/9Wo<> /途中送信……少々お待ちを <> 【刺天創針】連射可能の杭や束縛の釘を飛ばす。鎧着るけど打たれ弱い。あ、詳細wik@全裸社長<>sage<>2011/03/25(金) 00:29:33.62 ID:Q3+rJll/o<> >>113
…………………残念ね。
私は、あなた達とは戦わない………
【ゴハ…と、吐血を放つ】
【自身の肉体の中で杭を生やし一時的に骨の代わりをする】

…………………生まれて初めてよ、退却を考えるのは……でもね………私は
ランカーズ社社長であり、最高守護部隊NO.²(スクエア・ナンバーズ)!!!
フレイ・ア=ルイデミスよおおおおおおおおお!!!
【その瞳は両方青眼であった………!!!】

【立ち上がり、右腕に杭を発生させ、地面に突き刺す】
【そしてそれを軸に、自身の体を宙に浮かす】

………せめて死ぬなら…我が能力【刺天創針】……

天を刺してから死ぬわ………
【その肉体は重圧を回避し……空に…逝った】




【刺天創針】………天逝。


【しばらくすれば、肉塊と化したそれが二人の間に落ちてくるであろう】
【腕の手甲はランカーズ社への道を記していた】

<> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/25(金) 00:30:14.09 ID:BNPENSk8o<> >>117
・・・知るかっつってんだろ・・・

【寝言に対してまともに返答する】
【やはり、その答えが返ってくる事はないだろう】

【時たま体を震わせる少女を見て、なんだか妙な考えが浮かんでくる】

(・・・寒いのかな? ・・・だ、抱きついても・・・)

【いきなり抱きつくのは気が引けたが、少女を温めるという理由なら抱きついてもいい気がしてきた】
【ほとんど理由になっていないが、未だに頭がちゃんと回っていないらしい】

【しかし、それでもやはり抱きつくのは気が引ける もっとも、相手には抱きつかれているのだが】

【そんなことを考えている時、少女が体を近づけてきて】

・・・わわわわっ!

【顔を紅潮させつつ、頭に置いた手をすぐに離す】
【が、しばらくして起きていないのがわかると、また頭を優しく撫でる】 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 00:34:44.87 ID:SUaJ+/9Wo<> >>120

「あっはっは、それじゃ、ハトよ、ハト!」

相手の性質からか少女からして思い切りのない手の動かし方に少女は口をふさいだ

「白鳥はあんたみたいな弱々しい動きじゃ飛べないのよ。体が重いの。あんたと同じね」
「見てなさい、あたしが手本を見せてあげる、こうよっ、こうっ! もっと激しく動くのっ、そうじゃないと重さがあんたを縛りつけるわ」

そういって少女は限界まで腕を動かして、相手の眼の前で飛ぶ真似をして見せる
ばかばかしいほど真剣で、動かすたびに服の裾がすっすっと音を鳴らした

なにがしかの重さから逃れるには、それほどの動きが必要なのだと伝えようとしていたのかもしれない

「幸せが浮いていたら教えてねっ、あたしもそこまでかけつけるから。一人占めはだめよっ?」

少女はまぶしそうにしている女にそのまま抱きついて、耳元でささやく

「ほらっ、あんたもぎゅっとして……ほらっ、早く……そうじゃないと逃げちゃうわよ?」 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 00:36:35.76 ID:KYfoy57Eo<> >>123
うわぁっ!なんか気持ち悪い!
【砂がぞわぞわと這って行く感触に嫌悪感を示し】

【とは言え、中途半端な格好で停止してしまっているために満足に反撃も出来ない】

結構、ヤバいよね、これッ!
【もがきつつ、どうにか出来ないかと思考を巡らせ・・・・】

やっぱり、これっきゃ・・・・無いよね!
【何かを決心したようにキッと砂に掴まれている箇所を睨む】

4番!
【砂の中の掴まれているふくらはぎに、砂との間に割り込むように加速装置を生成し】

行っけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
【オーバーヒート覚悟で砂中に最大噴射する】
【二基で通常噴射すれば人間一人を浮かせ、安定させる出力】
【一基とはいえその最大出力が内側から砂を圧迫する】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 00:38:02.83 ID:FeC1LVrSo<> >>124
ぁ、あり・・・が、と・・・ぅ・・・はぁ、ぐぁ・・・ござ、います・・・

【まだ腹の痛みと脇腹の衝撃の余波が残っているのか】
【苦しそうにしながらも、褒めてもらったので、お礼を言葉にした後】

は・・・ぁ・・・

【腹を左手で押さえながらも、上半身を起こして】
【その名刺を受け取る】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/25(金) 00:38:42.42 ID:/N/rYfswo<> >>122
【煙草を取り出す女を横目に見ながら、ゆっくりと立ち上がる。】
【このまま、放置して立ち去ろうか――だが、その後ゴミ箱の中身を見つけられるのも面倒であり】

「――持ってねえよ。
さあな。それより、酔ってんのか?酒臭いぜ……」

【嗚呼、面倒臭い。】
【あれこれ考えるのは、自分の性に合わない。】
【やはり――】

「――――さっさと殺して、終いにするか。」


【そんな事を呟きながら男は右手に得物を召喚し、それと同時に振るった。】
【女の急所、首筋を狙い――真っ直ぐ、高速の刺突を放つ】

【まるで、散歩の片手間でやるように――自然とした、大したことでも何でもないような動作で。】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/25(金) 00:41:14.37 ID:pmHJdd5po<> >>128

むに…みつゆきはん...?

【気持ち良さそうに頭を撫でられながら】

【偶然だろうが、不意に相手の名前を呼ぶ】

うー…

【そしてやはり寒いのか、後ろに回した腕が時折青年の洋服を引っ張ったかと思えば】
【足も、縮こまらせている】 <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/25(金) 00:43:11.76 ID:FxhyR1Nio<> >>118

「ルカくん、大丈夫でしたか?」

【突き飛ばした際、遥かに骨強度を無視した諸事の連続に、疲弊しきっていた踝骨が砕け、折れた】
【激痛にして鈍く後を引き、徐々に痛みを増す感覚に、捕らわれるのを由とせず。地面へ落ちたフェレットへ声を掛け】
【次いで掌を差し伸べる。焦慮するように、されど胸の坩堝に渦巻くのは私憤に他ならない。『主』へ危害を加えるのは】
【絶対に、新生した世界に於いて――酌量される余地も、贖罪される罰もない大罪。――――だからこそ、一喝してやろうと】

>>127

「――――」

【決意を強固にした時には、其処には空虚だけが在るのみで。虚しさとも焦燥とも、言い表せない妙な蟠りだけ残る】
【形骸と化したソレが墜ちてくるまで事態の把握に努め、無為と帰す。砕けた足を引き摺って、亡骸に触れようとして】
【手甲が視界の端に留まった。いまだ現状に追いつかない頭を叩いて、無理矢理の覚醒を強要しながら――『主』の動向を伺う】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 00:44:12.72 ID:10SNLhT70<> >>129

「ハト。ですか……」

 口元に指先を当て。
 悩ましげ。

「……」

 ばた。ばた。
 と、ゆっくりと、まねる。

 ――まだ、足りない。
 だから今度は、少しだけ真剣になって、羽ばたいてみる。
 独りなりの、一生懸命で。

 ジャケットの襟が、思い切り乱れるくらいに。


「そう。ですね……見つけたら、おすそ分けに。いきますね」

 独りはそういうと。
 微かに口元をほころばせた。

「……こう。でしょうか?」

 言われるままに、少女にも抱きついてみる。 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 00:44:16.17 ID:zL1JmECb0<> >>131
私こそ感謝しよう。
君との手合わせで、私もまた一歩成長できた気がするよ。

……さて、私はそろそろ帰るとしよう。
治療室を抜け出してきているのでね、これ以上の脱走は医師に怒られてしまう。
ここに傷薬を置いていくから、良ければ使ってくれたまえ。

【白い男はそう言うと、未だ電撃でふら付く足取りで歩き去っていった】
【月下の邂逅。この出来事が後にどのような結末に絡むのかは、誰もしらない……】

/絡みありがとうです。乙でした! <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 00:51:38.59 ID:0RpLbw1V0<> >>130
「・・・・アレ?これアレじゃん!?ちょっとアレじゃん!!」
「こ、こここれはやっぱアレじゃぁぁぁぁぁぁん!!!!」

【急にぶばっと鼻血噴きながら叫ぬと、顔を茹蛸のようにしながら両手で押さえる】 
【何が言いたくて何がしたいのか意味不明である・・・】
【そしてその間に相手の最大噴射、少女と砂の間に隙間が出来、相手は見事に脱出していく】

「んぁ・・・?あぁー!しまったコンチクショォ!」
「くっ・・・・どうするか・・・あ、そうだ。」

【左目に六芒星、見えない部分だが右肩に死神のマークが現出し光ながらソレ等が浮かび上がる】
【そしてマントが死神のような黒衣に変わり、雰囲気がどことなく、先程より強者に近付く】

「よし・・・・今度こそコレで・・・。オラ!」

【大剣を右手一本に持ち帰ると空いた左手を相手に向け、小さな火球を放つ】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 00:51:47.79 ID:53IUeaPDO<> >>132

【女は相手の呟きの後、】
【その表情を崩し、フッと笑った。】
【相手が立ち上がり、右手の剣を取り出す。】

【瞬間】

「……なるほど…そういう分けね…」

【ダダッと転がるようにベンチから飛び退く、大剣が鎖骨を掠めた。】
【すぐさま体勢を戻し、立ち上がる。立てかけられていた2つの太刀はいつの間にか、】
【あるべき場所にキッチリと差し込まれていた。】

「……どういうつもりかしら。斬り殺されるようなことはした覚えはないわよ?」

【僅かに微笑み、そんなことを言い放つ。】
【あの大きさの刀をあの速度で振り回すわけか…先ほどの打突を思いだし、】
【相当な使い手だな、と感じた。同時に思う。…これは久しぶりにまともな戦いができそうだ、と。】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/25(金) 00:53:00.90 ID:BNPENSk8o<> >>133
・・・な、え?・・・はるかー?お・・・起きてるのか・・・?

【寝ぼけた声でとはいえ名前を呼ばれたことに驚き、問いかけてみる】
【恐らく返事はないだろうが】

・・・っ!

【そしてまた気を緩めた瞬間、突然服を引っ張られて体を震わせる】

ホントに寝てるのかコイツ・・・

【足を縮こまらせる少女を見ながら、呆れた口調で呟く】

【ちなみに小猫は寝ている 少年は完全に忘れているが】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 00:54:19.95 ID:FeC1LVrSo<> >>136
は、はぁ・・・
さよう、なら・・・

【白い男が傷薬を置いていき、どこかに歩き去っていった後】
【よろよろと、傷薬を掴んでペットボトルとクレープを置いているベンチの上においた後】

・・・は、ぁ・・・

【自らも、そのベンチに座り、項垂れる】
【普段から殴られ慣れてないためか、回復に時間が要るようだ】

【そして、一つ、青年の心に】

【もっと、強くなりたい】

【という欲望が浮かび上がり、また心の中へと沈んでいく】
【沈んでしまったこの欲望は、これから青年を、どう変えていってしまうのだろうか?】

/絡み乙でしたー
時々遅れてしまってすみません・・・ <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage saga<>2011/03/25(金) 00:54:45.40 ID:JxpWzVcno<> >>127

はっ・・・ランカーズ?最高守護・・・?
フレイ・ア=ルイデミス――――――――――心底どうでもいいわね。

【落ちてくる肉塊を見て、吐き棄てる様に呟いた。差していた指を降ろして溜息】
【肉塊と共に地に伏せる鉄甲の元へとツカツカと歩き出して―――――】


たかが会社の社長如きが私に刃向かうなんて、ばっかじゃないの。
一城の主にして王姫よ、私は。ふふ・・・頭が高かったわね。


【ぐしゃり、と鉄甲を踏み砕いた。何度も、何度も潰れるまで足を踏み降ろして】
【砕けたそれを肉塊へと蹴り捨てた。此処に新たに追加された肉塊――――――これにて総計17個】

>>134

「・・・やっぱボクはお前が嫌いだよ・・・」

【差し出される掌に顔を背けて主の元へと駆け寄る。定位置の肩の上に乗れば、愛しそうに顔を摺り寄せて】
【お姫様はフェレットの頭を撫でながら少女へと歩みよる。事の根源に幕を降ろしたお姫様の顔は――――狂気ではない、笑顔】


さ、帰るわよ。貴方の傷の手当もしないと、ね。


【完全にいつも通り、と言わんばかりに。脇腹から漏れる鮮血も気にせずに路地裏の出口へと歩いて行く】
【殺した相手の事など気にもかけず。ただの肉塊となったものに憎悪も在るはずも無し―――――】
【歩く姿は威風堂々、王姫たる尊大で不遜な振る舞い。この状態が異常なのか、正常なのかは分からないが】
【それでも陽だまりの元にお姫様は戻った。鋼鉄の扉は閉まってしまったけども―――――南京錠は施錠されておらず】 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 00:58:07.44 ID:SUaJ+/9Wo<> >>135

「その調子よっ! それならきっと飛べるわ。 ……でも、よく考えたら羽根はないのよね、あたしたち」

初めて見た相手の真剣な顔、なんだかやっぱりかわいくて、少女は笑いながらも、むっとしていた

「だめだわ……あんたとあたし、飛べないわ。だって、飛ぶの下手くそだもん」
「おすそ分けじゃなくて、半分っこよ。ハートの形をしているから、きっときれいに割れるわっ」

少女は相手が抱きついてきたのを肌で感じて、お腹のあたりが熱を持ってきたような気がした
息もかかるくらいの近くにいる妖精少女カヤミー、なんだか甘い匂いがする

「あたしたち、もう仲良しね。あんたもあったかいことが分かったし。でも、あたしがあったかいか」

抱きしめたときに感じるのは相手の熱ではなく、自分の熱 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/25(金) 00:58:32.60 ID:pmHJdd5po<> >>139

眠いで…す…
【夢の中でも寝ているのだろうか、そんな寝言をいいつつ】

【すやすやと、幸せそうに寝ていたのだが】

【ひゅー…】

【一陣の冷たい風が、公園に吹き付ける】


【少女は、びくりと体を震わせると眉間にしわが寄る】
【このままでは、起きるかもしれない】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/25(金) 01:03:45.55 ID:/N/rYfswo<> >>138
「悪いな。お前に斬り殺される覚えが無くともよ――
俺には、斬り[ピーーー]意味がある。」

【宙を空振った包丁は、そのまま女の後ろにあった壁に突き刺さり――コンクリートの塊を、轟音と共に粉々に打ち砕いた】
【その惨状にも目をくれず、ただ女だけを見据えていた】

「どうやらお前さんも、剣客と見える……
お前は――」

【そう、初撃をあっさりとかわされたにも関わらず。この男は――】


「――――"少しは俺を愉しませてくれる"雑魚であることを祈ってるぜ。」


【――先程よりもより深く、笑っていたのだ。】
【もはや、ゴミ箱だの死体だのはどうでも良い】
【今はただ、目の前の敵と相対するのみ――!】


「最近、骨のある奴がいなくてな。」


【背中に負っていた得物を軽々と引き抜き、中段に構え】
【男は、女を睨み――――立つ】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 01:06:10.51 ID:10SNLhT70<> >>142

「……」

 真剣に羽ばたき、しばらくしてから。
 少女の一声。
 “あんたとあたし、飛べないわ”――“だって、飛ぶの下手くそだもん”。

「……」

 腕をぴたりと止め、力を抜いた手は真っ直ぐ真下に延びる。
 息は急き、肩が上下する。

 そして、我に返り、思うのだった。

(……いい歳して、私は一体何を真剣に……)

 と。


「……そう。ですね」

「暖かい――です、まだ、冷え込むからかも、しれませんが」

 掌も。
 脇腹も。
 胸の辺りも。

 穏やかに温かく、鼓動も落ち着く温さが感じられた。

「……紅茶。ありがとう」

「熱かったけれど、美味しかった」

 そして、そのまま静かに囁くのだった。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 01:09:06.00 ID:qfqMbu8AO<> 【街中】
【夜の繁華街を歩いている青年が居た】

…どうするかな

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通に鈍く光る『No.3』と刻まれた小さなバッジを胸に着けたトレーナーとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【右手には通帳】
【通帳をペラペラと振り呟いていた】

やるって言ったってのに…
使い道がないんだよなぁ… <> 【創名乃兵】@wiki E:大剣、自動拳銃<>sage saga<>2011/03/25(金) 01:11:36.07 ID:FxhyR1Nio<> >>141

【増やされた肉塊を燈して双眸を翳したのは、どういう想いからか。踏み砕かれた手甲に記された道】
【詳細となると途端信憑性を欠きそうな程度ではあるが、一瞥したそれを、確りと記憶した。出来るのは、ただそれだけ】

「……はい。それよりもアリシア様の方が――」

【笑顔に答え、微笑を返す。愁嘆場を眼前にして、『主』の脇腹を視認、眉を憂慮に寄せた。出口へと歩き去るのを見留め】
【筆舌に尽くし難い鈍痛を伝える踵を抱えながら――ともして遅れぬように、見失わないように背後にぴたりと付随する】
【フェレットの言葉に直様、感慨を懐ける程、目前にしたソレは生易しい事柄ではない。たが最後に後方、在るべき物を見て】
【ただ、それだけ。感情など介さない視線をくれて――立ち去った。今は陽だまりの中、姫の姿が在る。総て戻った実感が、在ればいい】

/御両人共、お疲れさまでしたー! <> 【重圧王姫】色々な重圧をかけるお姫様な男の娘<>sage saga<>2011/03/25(金) 01:13:28.17 ID:JxpWzVcno<> /二人とも絡み、乙、でしたっ! <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/25(金) 01:14:47.60 ID:BNPENSk8o<> >>143
(寝ながら眠いって言った・・・)

【今の寝言が面白かったのか、笑いをこらえる少年】

(・・・なんだか可愛いな・・・)
【微笑みながら、猫をかわいがるように少女の頭を撫でる】

【そんな時、公園を冷たい風が吹き抜けて】

さ、さむっ・・・
【少女と同じように、思わず体を震わせる】

【それから、寒そうにしている少女の顔に視線を移して】

(・・・だ、抱きついても大丈夫だよな・・・?)

【またさっきの考えていた事が頭に浮かんでくる】

【試しとばかりに、頭に置いてあった右手を少女の背中に動かしてみる】
【はたして少女は起きるだろうか】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 01:16:11.36 ID:KYfoy57Eo<> >>137
よっし、脱出成功!
【砂を撒き散らして脱出し】
【そのまま地についている右手を軸に噴射させながら右足を接地させる】
【オーバーヒートさせた4番は即時キャンセル、同時に足腰の2・3番もキャンセルする】
【4番は恐らくクールタイムを置いても今回の戦闘では使用できないだろう】

ちょっ、鼻血!?え?
【少し冷静になってみると、相手が殴った覚えも無いのに鼻血を噴出している】
【驚いている間に、見る間に少年の姿が変わっていく】

すご、まだ変身に先があるんだ・・・・!っとと!
【驚くのも束の間、放たれた火弾に対して】
【左前腕部側面に「拳側に噴出部が来るように」1番の加速装置を形成し】
【その噴出と同時に地面を殴るようにして反動で2mほど飛び上がる】

うわ、このウィンドブレーカーお気に入りだったんだけど、なぁ!
【直撃は避けたもののウィンドブレーカーの胸部分が溶け】
【ナイロン特有の嫌な臭いを放つと同時にインナーも少し焼け、スポーツブラが僅かに覗くが】
【下着や肌が覗いてしまっていることを気にかける様子は見せず】
【落下と同時に噴射口を相手に向け、その噴射熱による攻撃を試みる】 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 01:19:32.03 ID:SUaJ+/9Wo<> >>145

「あったかいのはあんたがあったかいからよ。あたしはそれに蓋をしているだけ」

少女は相手のくすぐったいような感謝の言葉に顔を赤らめながら、目をそらした
すぐにうれしかったのが伝わるような分かりやすい表情だった

「……あれはね、あたしのバイト先の店長が入れてくれたのよ。いいひとなの、すっごく」
「今度飲みに来て。ここから南に森を抜けたところにある街の、真ん中を流れる川の近くにあるから」
「あんたなら特別にタダにしてあげる。店長にはないしょよっ?」

少女は抱きついていた体を少し離して相手の肩に手を添えた
真正面に相手の顔がある。あたしもこんな美人だったらなって、少女は思うものの、それも嫌かなとも思う

そこではたと気づく。黒猫の山田が足元に来てしっぽでさわさわと触れてきたからだ

「……どうしようかしら、カード。あんたが嫌だっていうんだったら無理にとは言わないけど」

少女は相手の見えないところ、脚で山田を蹴り飛ばした。いいところなんだからじゃまをするなということらしい <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/25(金) 01:21:35.03 ID:pmHJdd5po<> >>149

ん…む…
【ぱちり】

【目が、ゆっくりと開けられる。】

…おはようございますぅ…

【気の抜けた笑い方で笑うと更に体を少年に近づけ…】
【実際これ以上近づかない程密着しているのだが…近づけると】

【再び目を閉じて、眠り始める】

【このままにしておけば再び深い眠りにつくだろうし、少し声をかければ起きそうだ】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 01:22:15.34 ID:53IUeaPDO<> >>144

「へえ…あんたのそんな身勝手な理由で首を飛ばされるのはごめんだわ。」

【女はポケットに突っ込んでいた両手をゆっくりと抜き去った。】
【相手の包帯の隙間から見える目を見据え、】
【こちらも獰猛に笑う。酔いなどどこかに飛んでいってしまったようだ。】

「フフ……楽しむ余裕があるなら、どうぞ?」

「私も最近退屈しててねえ…」

【ゆっくりと右手を太刀の柄に持っていき、左手を鞘にあてがう。】
【パチン、という鍔口を斬る音。女は完全に抜刀せずに、居合いのような形のまま、】





「…───────格の違いを教えてやるよ。」




【二人の剣客が相対する路地裏】
【現在そこには、一般人なら立っていられないくらい凶悪な緊張が満ちていた。】
【女は僅かに目を細め、間合いを計る。相手の身長、刀身の幅、それらを全て整理し、どう仕掛けるかを考えていた。】 <> 【真似屍噤】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 01:27:06.07 ID:vdXrgAa9o<>
【カジノから出てくる浮かない顔したやせた男】
【お前未成年だろってツッコミはなしで】

んー、まさかあそこで負けるとは・・・
【どうやら成績は芳しくなかったようである】

まぁ、いいか
残った金でレバーでも買いに行こう
【コンビニにレバーって売ってたっけ、とか考えながら、コンビニに向かって歩みを進める】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 01:28:49.46 ID:0RpLbw1V0<> >>150
「うおっ・・・そんな使い方も出来るのか・・・やっぱスゲェな」

【火弾はあっさり避けられ、相手の能力の使い方に感心している】

「ん?あ゛っ・・・・ぐふぉぅっ!?」

【そして相手のウインドブレイカーが焼けて僅かに肌が見え、鼻血が噴出する】
【左手で鼻を抑えるも勢いがまったく止まらない】

「我が生涯に一片の悔い無しッッ!!!!」

【その間に噴射熱が直撃】
【衣服の性能のオカゲで重傷は免れたが、仰向けで地面に崩れ落ちた】
【能力が全て解除され、黒衣はマントに戻りマントは消えていった】

「・・・・・・・・・オレの負けだ」

【とても清清しい顔でそう呟く】
【ちなみに鼻血は尋常じゃない量が相変わらず流れている】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 01:32:12.93 ID:10SNLhT70<> >>151

「蓋。ですか……なら、しばらく暖かそうですね」

「……? それとも、サクラが風邪ひい、てるからかもしれませんよ?」

 照れている少女に、淡白な表情は言うのだった。
 赤らむ頬に、場違いな勘違いをしたのだ。
 なんとも、間抜けである。

「……」

 こくり、と、静かにうなずく。
 相変わらず、淡白な表情ではあるが。

「……カード? ですか?」

「……あ」

 そういえば。そんな話をしていたというのを、すっかり忘れていた。
 口元を掌が隠し、しばらく考える。

「……良い。ですよ」

「触るだけ。でしたよね?」

 す、と掌を伸ばし。
 梢の様な指先を向ける。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/25(金) 01:34:17.74 ID:BNPENSk8o<> >>152
・・・あ・・・お、起きて・・・

【言い終わる前に、目覚めの挨拶を残して再度眠りにつく少女】

・・・あっぶねえ

【目を閉じたのをみて、安堵の表情とともに小さく呟く】
【一応瞬時に背中の右手を離したが、その必要は無かったみたいだ】

【一層体を近づけられた事に顔を紅潮させつつも】

(・・・そうだ!これはコイツが寒そうだからやるんだよな!仕方ない!)

【地面についていた左手も、少女の背中に置いてみる 完全に抱きついた状態だ】
【そして、心の中で何かに対して必死に言い訳する少年】

【一体何が仕方ないのだろうか 答えは少年自身にもわからない】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 01:37:11.21 ID:KYfoy57Eo<> >>155
よっ、と!
【右手と両足で着地する】

や、やったぁ!初白星!
【しかも強者(少なくともどう認識している相手)に勝利したことは、彼女の中で大きな自信になった!】

ってうわわ!大丈夫!?
【少年を一旦起こして膝枕し、ポケットからティッシュを取り出して鼻に詰めてやる・・・・が】
【ふと少年の目線を辿ると、自分の胸元があられもない事になっている】

うわ、うわわわわ・・・・・・
【真っ赤になって、先ほどの4番と同様オーバーヒートした】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 01:38:00.43 ID:/N/rYfswo<> >>153
「自ら格の違いをさらけ出してくれるたあ、随分親切なんだな……クク」

【軽口を叩きながら、中段に構えていた包丁を下に傾ける】
【それは――包丁を、いつでも投げられるようにするための構えである】


「なあ――嬢さん
お前、人を斬った事はあるか?」


【おもむろに、そんなことを口にする】
【男にどういう意図があるのかは分からない。ただ、分かっているのは――全ては、彼の戯れに過ぎないということ】


「無いなら、死ぬぜ。」


【そして、男が動いた。】
【右手に持っていた大剣を、女めがけ放り投げる――!】
【それは、圧倒的重力と推進力をもって進み、直線的に――女の胸を、貫こうと飛ぶ。】

【だが、それは――あくまで様子見に過ぎず】
【女がその刀を捌いたならば、すぐさまその隙を突き打って出よう――という思考だ】
【間髪入れず大剣をもう一本召喚し、次の動作に備える。】 <> 【神話聖大剣】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 01:39:41.18 ID:14yicqSmo<> >>127

……………

【静かな足音と共に現れる、ポニーテールの少女】
【どこから見ていたか、どうやって来たのか、それは少女にしか分からない】


…義理は無いけど…………


【足元にある、かつて社長だった物を、そっと拾い上げる】
【勿論、何もかも残さずに】



…………借りはあるから…



【そして、そのまま静かに歩いて行った】
【行き先は、勿論――――――】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 01:41:19.71 ID:qfqMbu8AO<> >>146再募集 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 01:42:21.92 ID:SUaJ+/9Wo<> >>156

「あたし、風邪引いてたっけ……そういえば熱っぽいかも……」

手のひらで額を触ってみるものの、熱はない。あるのは頬にある熱だけだ

「……あんたがあたしにくっついてるから熱くなっただけよ、よね?」

少女は赤らめた顔をさらに赤らめて、りんごくらい赤くしてからきっと相手をにらみつける

「いつでもいらっしゃい。どうせ、あの店、暇なのよ」

少女は肩に置いていた手を相手が抱きしめている腕を撫でるように離れていくと
すっとカードを召喚して、相手の目の前に差し出す。その指先が触れれば、カードは瞬時に光を放ち相手の能力を封印する

「そうよ。触るだけ。あんたがどんな能力を持っているかあたし、知らないから、使ってもよく分からないと思うけど」

/カードに描かれる模様を決めてください。なにもないようでしたら、僕の方で決めておきます <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 01:48:23.75 ID:0RpLbw1V0<> >158
「お、おめでとう・・・・」
「む・・・?」
(ま、ままままさかコレは・・・・)
(念願の膝枕だぁぁぁぁうっひょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉうぅぅ)

【笑顔で白星を祝うと膝枕され鼻にティッシュを詰められる】
【しかしティッシュは鼻血の勢いで抜けてしまった・・・どんだけだコイツ】

「く・・・くか、くかき・・・くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくあくきくこくくけくかきくこけくけくきくきこきかかかーーッッッ!!!」

【先程読んでいた本に書かれた方法を実践】
【真っ赤になった相手の頭を撫でようと手を伸ばす】
【本人はあくまで爽やかにさり気無くやっているつもりだが顔がもう死にそうになっている】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/25(金) 01:48:38.62 ID:pmHJdd5po<> >>157

うぅん…

【心無しか、青年の手が背中に置かれると気持ち良さそうに表情が緩む】

あり、がと..
【へらーっと笑いながら最後の寝言を飛ばすと】

【腕をぐっと寄せ少年と抱き合ったまま】

【暖かく、幸せそうに】
【深い深い、眠りへと墜ちて行くのだった…】

/いつまでも寝てても仕方ないのでこんな感じで区切るのはどうでしょう…?
/眠気的にまだ続けられるので続けるなら喜んで続けまする <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 01:56:01.09 ID:53IUeaPDO<> >>159

「…ふん。」

【女は小馬鹿にしたようにそれを鼻で笑った。】
【大剣の切っ先が地面に向かうのを見つめた。構えを解いたのかと思ったが、】
【それは相手の雰囲気と合致しない。目の前の剣士は確かに戦う気でいる。】

「……“あんたよりも”たくさん斬ったことあるわ。」

【すると、迫り来る剣を見てから彼女は重心を落とす。】
【飛刀か…やはりひと味違うな…そんなことを考えながら】

「…─────────縮地」

【ヒュン、と女の姿が消える。】
【くらい早く剣を避け、相手に接近しようとした。妖刀は現在双刀型。二本の太刀は、彼女の身体能力を底上げしている。】

「──────っ!」

【無事近づけたならば、繰り出すのは抜刀術。】
【相手の腹を切り裂かんと、左側から攻撃を仕掛ける。】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 01:56:29.75 ID:10SNLhT70<> >>162

「……それなら、離れたほうが良い? でしょうか?」

 睨みに怯んだというわけではなく。
 ――ただ、くっついたことで熱くなったのならば、素直に離れたほうがいいのだろうかという単純な考えからだった。
 雰囲気というものが読めていないようである。

「……暇。……ええ、きっと行く」

 淡白な表情で。
 前向きな返事を返す。


「私の能力。ですか……ニセモノの、希望を作りだす能力。でしょうか?」

 微かに笑みを浮かべて、少女を見やり、小さく囁く。

 そして、カードに、指先を触れ。
 刹那、カードは光りながら、独りの能力を封じ込める。

「……」

 描かれる模様は、星屑の瞳が煌めき、タテガミを靡かせる黒馬。
 独りは、自分の能力を封じ込めたカードを、ほう、と見つめている。



模様が複雑でしたらお任せします、ごめんなさい
封印といっても、自分は能力は使えるのですよね? <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 02:01:25.32 ID:KYfoy57Eo<> >>163
あ、わ、うわわ・・・・・っは!?
【少年がアクセラ笑いをしている間にアッチの世界から帰ってくると】
【当の少年は「顔面(主に鼻)から血を流して死にそうな顔でこちらに手を伸ばして」いた】

な、何!?・・・・さ、最期に、何か伝えたいの・・・・?
【その手は彼女の頭に到達することは無く】
【代わりに彼女の両手に包まれ、胸元に抱かれた】

うう・・・私のせいで・・・こんな・・・・ッ!
【胸元に少年の手の平が触れてしまっているが、それに構わず涙を流している】
【どうやら「自分の一撃のせいで死にかけている」という事に脳内変換されたらしい】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/25(金) 02:07:44.41 ID:BNPENSk8o<> >>164
・・・え?やや、やっぱり起きてるのか・・・?

【お礼らしき寝言に、声をかけてみる少年】
【それに答えたのかは知らないが、少女に体を抱き寄せられると】

な、なな、なんだよ突然・・・

【顔を真っ赤にして、小さな声で呟く】

【そして、なんとなく少女の幸せそうな顔に目をやると】

・・・ま、いいけどさ おやすみ、遥香

【もうとっくに寝ているであろう少女に向かって、小さな声をかけ】
【少年も同じように、少女の体を抱き寄せる】

【冷たい風が公園を吹き抜けたが、もう体を震わせることは無い】

・・・で、この体勢で俺はどうしろと?

【ただしその風は、少年の下らなすぎる呟きをかき消した】


/よし、この辺で切っちゃいます
/遅くまでお疲れ様でしたああああああ! <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/25(金) 02:10:19.87 ID:pmHJdd5po<> >>168
/長い間お疲れさまでした…!とても楽しかったです…【超撃翌雷光】さんにも楽しんでいただけてたならいいのですが…!
/それではありがとうございました!この二人どっちが先に起きるんだろう <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 02:10:40.32 ID:0RpLbw1V0<> >>167
「あっ・・・ち・・ちがっ・・・ブハッ!!!!」

【少年にとって頭より遥かにダメージの高い所を触れてしまった】
【途端に鼻血の勢いが強くなり何故か吐血までし出したぞ・・・なんだコイツ】

「な・・・泣くな・・・・オレは今、君のオカゲで最っ高に幸せなんだ・・・」
「だから・・・・そんな顔、しないでくれ・・・・最後に伝えたい事は・・・・」
「泣き顔も・・・・も、萌・・え・・・・ガクッ」

【最初の部分だけ聞けば感動的な気がしないでもない。まぁ意味が解ればみんあドン引きだろうが】
【そして最後は自分でガクッとか言っちゃった少年】
<> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 02:10:41.60 ID:/N/rYfswo<> >>165
「やれやれ。勝ち気さだけは、一人前か……」

【溜め息をつき、召喚した剣を構える】
【それは、"左片手一本突き"の構えであった。平突きの中でも、左手のみで剣を持ち、刃を水平にして敵を突く構え】

【次の瞬間。自分の目の前まで移動した女は、高速の抜刀術を放った】
【放たれた剣劇は、男の左腹部を正確にとらえ、そして、】
【――――――きん、】
【という鈍い金属音と共に、止められた】



「――驕るな。」



【見ると。男の左側には、一本の大剣が召喚されていて】
【それが、女の剣を止めたのだ。】
【武器にも盾にもなる、無尽蔵に召喚される包丁】
【それこそが、男の最大の強み――】

「なあに、臆する事もないさ……
痛みすら感じない――一瞬で、終わらせてやっからよ。」

【居合い斬りを放った直後は、決まって隙が生まれる】

【男は、右手で女の頭を掴もうとし――】
【同時に、左手に持った大剣で――女の腹を、貫こうとする】 <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 02:18:25.11 ID:SUaJ+/9Wo<> >>166

「そういうことじゃないの! あんた、やっぱりバカなのね」

少女はさらに恥ずかしそうにうつむいてしまって、なかなか顔をあげることができなかった

「ニセモノの希望……あいまいでよく分からないわね。とにかくあとで使ってみるわ。使わないことが一番いいんだけどね」
「……黒い馬、か。みんな違って、面白いわね。あんたにしては、元気のある感じじゃない」

カードをまじまじと見つめたあと、投げるようにしてふっと消し去る

「ねえ、あたしといっしょに街まで行かない? この湖から離れたくないっていうなら仕方ないけど」

少女はステッキにまたがった。バイトが始まる前に戻らないといけない。夜はバーに変わるのだ

/いえ、問題ないですよ。もちろん能力は消えませんよ <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 02:21:55.96 ID:KYfoy57Eo<> >>170
そんな、お兄さん!おにいさぁぁぁぁぁーん!
【ガクッとなった少年の頭を抱きしめて泣きじゃくる】
【勘違いとは言え、その手で命を奪ったという事実は少女の心を大きく揺るがした】

ひっく・・・・でも、いつまでも泣いてちゃダメだよね・・・・!
【やがて少年をそっと地面に置くと、立ち上がって後方に向き直る】

1番から3番まで、展開!うおおおおおおお!
【右手首・肘・肩に噴射装置が形成され、3基分の威力を込めた拳を地面に叩き付ける】
【何発か繰り返すと、地面が抉れて人一人寝かせられるほどの穴が出来上がる】
【───もうお察しだろうか?土葬の準備である】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 02:28:31.98 ID:0RpLbw1V0<> >>173
「むがっ!?」
(神様・・・・オレあなたの事ずっと信じてましたよ・・・!!ありがとうございます!!)

【もうこのまま死んでもいい、というかこのまま死にたい。そう思う少年であった】
【しかしその考えは相手の行動を見た後すぐに一変する】

「・・・・え?ちょ、何して・・・?」
「うぉぉぉぉぉぉい!生きてる!オレは生きてるぞぉおぉぉぉ!!」

【相手の行動を見るとガバッと起き上がると必死に叫ぶ】
【血まみれの顔で生きてます宣言をする変態・・・何だかシュールだ】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 02:29:30.54 ID:53IUeaPDO<> >>171

【抜き去られた刀は、相手の肉ではなく硬質な金属と接触した。】
【振り抜いた瞬間、彼女の体はがら空きになる。】

「何本持ってるのかしら…?」

【それを補うのは右手をかけた二本目の太刀。】
【逆手に持った状態から居合いを放った瞬間に半分だけ抜刀し、】
【相手の突きをその刀身で受けた。】

【それだけではない。彼女は同時に攻撃も繰り出したのだ。すなわち、】
【2つの刀身は、うっすらと黄色味を帯びている。】
【数秒の遅れの後、刀が相手の大剣と接触していたら、】
【大量の高電圧の電撃がそれを伝って、大剣の持ち主の体を暴れ回ることになる。】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 02:29:46.32 ID:10SNLhT70<> >>172

「……バカ。なのかもしれない、ですね……」

「私はどうして、あなたが今、下を向いているのか、分からないのです……」

 照れやすいのもあったかもしれないが。
 敢えて、口に出すあたり、少女の言う通りの“バカ”なのかもしれない。


「そう。ですね……タロットではよく、そういう――みたいです」

 星――希望。
 それを話している時の独りは、どこか、朗らかだった。

 少女の言う“悲劇”の中に、いつでも希望を掴んでいるのかもしれない。

「……私は。……どうしよう」

「……お家が、厳しいので――行くときにあらかじめ行ってから行くことに、します」

 どこか、残念そうに。
 静かに、少女へと告げた。

了解しました
限も良い? ので、そろそろ切りますか? <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 02:41:09.12 ID:/N/rYfswo<> 「……――――」

【それは、ほとんど直感的なものだった】
【男が黄色く輝く刀身を見て、まず最初に思ったこと――】
【これは――少し"ヤバい"】

「!」

【咄嗟に左手の大剣を引き、相手の刀身から離す】
【もし、僅かでも遅れていたら――どうなっただろうか、彼には分からない】
【男は再度――女の頭にかざしていた右手にも大剣を召喚する】

「さあ――何本だろうな?」

【やはり、割けたように――悪鬼のように笑みを浮かべながら、男は右腕を振るう】
【彼が選んだのは"柄殴り"。】
【大剣の超重量をもって――】
【打撃を、女の頭に入れようとしたのだ。】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 02:41:38.16 ID:/N/rYfswo<> >>177
安価>>175です <> 【封印魔法】5/5<>sage<>2011/03/25(金) 02:43:43.38 ID:SUaJ+/9Wo<> >>176

「おうちが厳しいのね……ま、いつでもいいんだから来なさいよ。ぜったいだからね」
「ほら、手を出して。あたしの高校で流行ってた約束の仕方、こうやってねグッドって感じで親指を立てて合わせるの」

少女は相手に拳を握ったまま親指をつきつける。これに合わせろ、とさらに近づける

「また、会いましょ。しばらくはこの街にいるから、また会えるわよ」

距離を取った。空を飛ぶには、ある程度の魔翌力が必要で、魔法陣を展開する必要があったからだ
少女がぱんっと地面を足で叩くと、三メートルほどの青い陣が開かれた

「カヤミー、ぴーす」

少女は笑顔でピースサインを作ってから、ぽんっと地面を蹴った
飛び立つ鳥のような速度で、空へと舞いあがっていく。彼女の纏う白いフリルが白鳥のようにも見えた

/了解です。お疲れさまでした! <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 02:48:27.79 ID:KYfoy57Eo<> >>174
へ・・・・・?
【振り返ると、そこには元気に叫ぶ少年の姿が!】

う、わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?ゾ、ゾ、ゾンビ!?ゾンビだったの!?
【ド天然発動である】
【そのまま3基搭載した右腕を、いつでも放てるように構える】

ううううう・・・・・ゴメンだけど、成仏した方がお互いのためだよ・・・・・!
必殺・吶ォ喊!撃m・・・・
【何か勝手に覚悟を決めたようだ】
【物騒なことを口走りながら、バネのように体を捻る】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 02:52:24.08 ID:10SNLhT70<> >>179

「グッド……こう? ですか?」

 言われた通りの手を、独りは作ってみる。
 少女のサムズアップした手が、ぐっと近づく。
 それに、独りは押し当てる。

「……指切り拳万みたい。ですね」

 目を閉じ、ぽつりとつぶやく。
 慣れない事でもしたのだろうか、どこかぎこちなかった。


「そう。ですね。また」

 腰から曲げてお辞儀をして、会釈。
 淡白な表情もあり。
 まだ、少しばかり堅い。

 飛ぶ寸前。
 少女がする“ピース”。

「……」

 訝しげに、黙ったまま。
 ピースサインを作って少女に向ける。

 それから、飛び立つくらいに。

「――これは素直に思ったこと。ですけれど」

「……あなたも、綺麗。ですよ――心が、特に。だから、あなたも汚れないでほしい、です」

「……それだけ。です。」

 と告げる。
 どれだけ聞こえたかは分からないが。

 少女が飛び立った後。
 白鳥に手を振りながら、家へと帰って行くのであった。



おつかれさまでした、おやすみなさい <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 03:01:54.64 ID:0RpLbw1V0<> >>180
「いやいやいやいや違う違う違います!ゾンビじゃありませんから!まず死んでないですからァー!」

【激しく手を振り誤解を解こうとしている】

「くっ・・・やっぱ天然かこの子・・・」

【取り合えず能力を発動し、マント出現→黒衣変換の肯定をすませ、大剣を握り締める】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 03:07:00.10 ID:53IUeaPDO<> >>177

「ふん。いい“カン”してるわね。」

【ヒュンヒュン、と両の太刀が宙を舞い、彼女は瞬時に刀を“逆”向きに持ち替えた。】
【その手に力を加える。ギリギリ、と歯を食いしばった。そして首を傾け、】

ガイィイン

【という鈍い音とともに相手の柄を受ける。太刀を斜めに重ね合わせるようにし、大剣を取り逃がさないようにした。】
【刀身はまだ黄色を帯びているが、相手にとっては幸運なことに、柄はこちらの鍔にあてがわれている。ゆえに感電しない。】

「おおっ…!!…バカ力ね…」

【ジリジリ、と相手に押しつぶされそうになる。しかし彼女はこの状態を維持していた。】
【通常の持ち方なら、現在電撃の太刀の切っ先は、相手とは逆の方向を向いている。】
【しかし…彼女は太刀を持ち替えていたのだ。つまり…】


【────────鋭い切っ先は、相手を睨みつけている】


「…くらうがいいわ…」









【瞬間】
【パリ、という乾いた音とともに切っ先から放たれるのは、先ほど男を襲いかけた電撃】
【それは吸い寄せられるように、相手に接近していく。】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 03:11:14.30 ID:KYfoy57Eo<> >>182
めぇぇぇぇぇぇ・・・・・
【究極奥技「吶喊撃滅」とは!】
【4基全てのスラスターによる直進移動による運動力を全て破壊力に上乗せすることで】
【瞬間移動と見紛う程の直進移動と鋼鉄をも砕く破壊力を持つ気がする必殺技である!】
【3基のみであっても速度も威力も相当なもののはず・・・・なのだが】

プスンプスンカシュー・・・
うぁっ
【あれだけの戦闘後、更に土葬準備にも能力を使用したため完全にガス欠である】

え?ゾンビじゃない?・・・普通に生きてたんだ・・・・・よかった
【ガス欠になって、頭に上った血も降りてきたようだ】
【装置は全てキャンセルされ、膝に手を付いて少年の方を見ている】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 03:22:13.41 ID:0RpLbw1V0<> >>184
「うぉぉぉぉぉいっ!?ちょっ、マジでスイマンッしたァァァァァ!!!」
「もうホント変な妄想とかしませんからー!許してください!神様助けろォー!」

【^p^<ナ、ナンダッテー】
【かなり焦る変態、半泣きである】

「うわぁぁぁ死んだぁぁぁぁぁぁ!!・・・・・・あ?」
「はぁぁぁ・・・・・良かった。」

「えぇ。生きてます、ゾンビじゃないです。」

【コチラも能力を全解除】

「え〜と。じゃあオレはもう帰ろうと思ってんだけど、お前はどうすんだ?」

【疲れた顔で聞いてみる】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 03:24:23.75 ID:/N/rYfswo<> >>183
【これまでと同じ、簡単なことだ。】
【放電する剣の切っ先と、男の間に――一振りの包丁が、召喚された。】
【それは、男の代わりに電撃を全て受け止め――弾け飛ぶ。】


「おっと――残念だったな。俺には一歩、届かねえ
この布陣を破らない限り――てめえに勝機は無いという訳だ」


【剣による直接の残撃と、宙に召喚される剣での防御】
【それを崩すことが、できるだろうか――】


「それらしい技名を叫んで剣を振るうのが剣術か?
マトモな流派も極めず剣を携えるのが剣士か!?


――――お遊戯じゃ、ねえんだよ。」


【今。男の両手には、それぞれ一本ずつ包丁が握られた状態である】
【再び生まれた隙を突き――男が、技を放つ】

「見せてやる。
これが――――"剣技"だ」

【大牙一刀流。それが、男の繰る流派の名である】
【大剣による刺突を主として組まれた、確実に敵を仕留めるための殺人剣】
【そして、放たれたのは――――】


「死ね。」


【―――― 双 牙 ――――!!】

【相手を挟み込むように、左右から大剣による刺突を繰り出し――】
【敵を、串刺しにする技である。】

【二つの"牙"は、凄まじい速度と力をもって】
【左右から女の胴体を貫かんと、迫る――――!】 <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 03:33:53.21 ID:KYfoy57Eo<> >>185
うう、よかったぁ・・・・うん、よかった!
【涙を拭くと、気を取り直して顔を上げる】

えーっと、私も帰ろうかなぁ・・・・その、寒い、し
【思い出したように胸元を隠して言う】

あ、そういえば名前、聞いてなかったよね!
私はステラ!ステラ・ナカハラ!
【元気にそう自分の名を告げた】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 03:42:07.47 ID:0RpLbw1V0<> >>187
「お・・・おう。」
(そうだ、コイツ天然だけど優しい子だった)

【頭を掻きながら答える】

「そうか、え?寒い?なんd・・・クッ」ブバッ

【また少し鼻血が垂れてくるが必死に鼻を押さえ隠す】

「名前・・・ゴメン、オレ自分の名前知らないんだ。」
「能力名は【共生契約】って言うから好きな様にに呼んでくれ!」

【アホっぽい笑顔で言った】
<> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 03:49:37.32 ID:KYfoy57Eo<> >>188
名前、知らないって・・・・
(記憶喪失とか、って事かな・・・?あんまり突っ込んでも悪いよね)
【スポコンなりに気遣っているようだ】

じゃあ、共生さんって呼ばせてもらうよ!
キョーセーさんってなんか名前っぽいでしょ?
【心中とは別に、屈託無く笑っている】

じゃ、そろそろ帰るね!どうも、ありがとうございました!
よかったらまた闘ろうね!バイバーイ!
【言うだけ言うと、タタタッと走って行った】

//なんかもうgdgdで申し訳ない! <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 03:55:36.75 ID:0RpLbw1V0<> >>189
「そうか?んじゃ、そう呼んでくれ。」
「あぁ、またな〜!」

【手を振り見送った】

「あ・・・契約して貰えばよかったかもな・・・ま、んな事ァどうでもいいか。」

【その後ナンパしてボコボコにされながら帰っていったとさ】

//いえいえ、遅くまで付き合わせてしまってゴメンナサイ。絡んでくれてありがとうございました! <> 【吶喊撃滅】身体のあらゆる場所に噴射加速装置を創り出せる<>sage<>2011/03/25(金) 03:56:40.81 ID:KYfoy57Eo<> >>190
//ああ、契約してもらおうと思ってたのに忘れてたっていう
//また次の機会に・・・・!乙ッした! <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 04:11:31.75 ID:53IUeaPDO<> >>186

「ちっ!!…厄介な…」

【生成系能力者か…女はここで初めて相手のその能力を把握した。】
【そして、彼女は相手の言葉を聞いて、】

「あんた耳聞こえてんの?」

「いつ私がそんな“餓鬼”みたいなことした!?ええ!?」

【そう。彼女のセリフは「」内だけ。つまり、】
【技名は叫 ん で ま せ ん ^q^】
【というかこれは彼女の中の人のミスである。分かりにくく書いたのが原因だ。】
【しかし、そんなこと知らない彼女は、自分に向けられた言葉に、】
【完全に切れた。相手が剣を戻した瞬間に、】
【ズイ、と一歩近づく。能力が分かったら、その対処法を見つけなければ確実に負ける。】

【瞬間、両側から迫りくるのは一対の“牙”】
【その速度は速く、彼女の予想よりも遥かに上である。しかし、】
【その足を止めることはなかった。離れる分けでもなく、】
【両の太刀で受け止める分けでもない。彼女はとにかく】

【───────相手に近づいた。】

「うっ──────くっ!!」

【ザシュ、という音とともに、鮮血が宙を舞う。】
【的確な防御をしなかったため、胴体を切り裂いた。しかし、】
【2つの“牙”、その速度、威力に恐怖することなく、ただひたすら前進したのが幸い。】
【所謂「真っ二つ」になることは避けられた。腰が砕けそうになりながらも、彼女はまだまだ近づき、やがて、】

「流派なんて“型”にはめられるつもりはないわ。」

【零距離】

「─────────お前が[ピーーー]」

【相手とすれ違うほど近くまでその身を移し、】
【全体重をかけて剣を振る。】
【その刀身は、細かい微風を纏っていた。】

【彼女が見つけた相手の布陣の切り崩し方。それは実に単純。どこまでも相手に近づくだけ。】
【そして、目の前の物を全て“吹き飛ばす”。たったこれだけである。】

【ただ剣を振っただけでは、現れる“壁”に受け止められる。“壁”は重く、そして固い。】
【それなら──────その“壁”を利用する。】
【彼女は、自分の剣が相手に接近し、斬り込む一瞬前に強力な暴風を発生させるつもりだ。】
【目の前に“壁”が出現しなかったらそのまま切り込む。しかし、】
【“壁”が現れたら、それを相手に向けて吹き飛ばす。】
【強力な重さと堅さを持っているなら、その威力も絶大だろう。少しでもそれを落とさないように、また相手が避けにくいようにするために、】
【防御を捨ててまで接近した。】

【いつの間にか彼女が握っている風の“大剣”…太刀を合体させて作られたそれは、】
【相手を戦闘不能にせんとただ、進んでいく。】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 09:28:22.17 ID:/N/rYfswo<> >>192
【男は、咄嗟に左手の大剣を取り落とし】
【目の前に、"壁"とする包丁を生み出す――が】
【直後、暴風が吹き荒れた。】
【それは、壁を壁ごと吹き飛ばし】
【男に、致命傷の一撃を加えんと――――動く】




「――馬鹿の、ひとつ覚えか?」


【それなのに】
【なのに、嘲るように笑いながら――同時に、心底愉快そうに笑いながら】
【男はそこに、平然と立っているのだ】

【確かに、この大剣は比類なき重力、硬度を兼ね備えている。だが】

【――"この男だけは、軽々と扱うことができる"】
【そういう能力である。】

【つまり――自分が大剣の重みで傷つくことは、まずない。】
【自分へ加わるのは、暴風の力だけ――だが】
【前述の通り、この大剣は相当重い。常人では、持つことすら叶わないほどに。――その重量は恐らく、女の予想を越えているだろう】
【それは、絶対的な壁としてそこに在る】
【風に煽れようが、大きく吹き飛ぶことはない】

「――自分の弱点ぐらいわきまえているさ
自分の牙で傷つく狼がいるかよ、え?」

【そして――男は】
【右腕に持った大剣を、刺突の構えに持ち】


「ギャンギャン喚くなら、よ――

――この、どうしようもねえ実力差を! !
ちったあ狭めてからにしろッ!!!」


【防御を捨てた、女の胸を突かんと】
【わざわざ懐に飛び込んできた女の胸を貫かんと、迫る――――!!】


/ごめんなしあ!寝落ちなさったと勘違いして寝てもうた、申し訳ない! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 09:44:55.31 ID:FeC1LVrSo<> ・・・

【あー・・・春休みだなぁ・・・】
【春・・・春と言えば花粉・・・花粉といえば花粉症・・・】
【・・・幸、花粉症だったけど、大丈夫かな・・・】

【ぼーっと、休みの日はいつもより早く起きる、の法則を発動させた青年が】
【暇そうに、ぼーっと、公園で日向ぼっこしている】

【黒いコートを羽織り、頭には帽子を被っていて】
【太陽光の暖かさに、なんか眠そうにしている】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 09:52:15.51 ID:RZ6ourj10<> >>194
【フラフラ………】
【一人の女性が、めちゃくちゃフラフラしながら公園に入ってくる】
【目はどこか眠そうで、足取りはさながら夢遊病のよう】

【そして公園に先客が居る事に驚愕したのか】
【ハッ!と思いっきり目を見開き】


【ぱたっ、とその場に倒れた】
【近づいて起こそうとすれば聞こえるだろう】

【すやすやという寝息が………】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 10:00:50.74 ID:FeC1LVrSo<> >>195
・・・!?
・・・あの、大丈夫・・・ですか?

【・・・ぇ、なにアレ・・・大丈夫なのか・・・?】

【ぼーっとしていると、視界に女性が入り、そこまでは特に気にすることはないが】
【突然、ばたっと倒れたことに驚愕し、立ち上がって心配そうに駆け寄ると】

・・・

【・・・寝てる】

【女性が眠っていることに気づき、なんというか】
【なんだこの人・・・と言いたげな顔をした後】

・・・あのー
・・・こんなとこで、寝るのは危ないですよー

【揺さぶって女性を起こそうとする】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 10:11:30.14 ID:RZ6ourj10<> >>196
「ん…んぅ………」

【寝ている…のか?まったく青年の声が聞こえていない様子だ】
【揺さぶられているにも関わらず、ぽてっと一回寝返りを打つ】

【その時、観賞用と思えるほど美しい手裏剣が一つ、服の裾から転がり出た】
【手裏剣は、女性を揺らす青年の手元へと滑ったのだが………】
【出てきた場所からして、女性の物である】

「………むにゃ……?」

【一瞬、目を薄っすらと開け…またすぐに閉じた】
【そろそろ起きろよ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 10:18:07.42 ID:FeC1LVrSo<> >>197
あのー・・・おーい・・・?
なんだこれ・・・手裏剣?

【寝返りを打つ女性のお腹を先ほどと変らずに揺さぶり】
【どうにかして起こそうとしていると、手元に手裏剣が来ると、それを手に取り】

・・・はぁ

【じーっと見つめた後、とりあえず、コートのポケットに入れて】
【とりあえず女性を運ぼうと、起きない女性をお姫様抱っこしようとする】
<> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 10:26:25.13 ID:RZ6ourj10<> >>198
【手裏剣が自分の手元から離れ、赤の他人にどこかに運ばれようとしている】
【はたからみればちょっとアブない状況】

【だがしかし、この女、起きないッ!!】

【そして、お姫様抱っこをされているにも関わらず寝返りを打とうとする】
【不安定過ぎて落ちそうだ…】

【流石に落ちたら起きるのだろうが、思いっきり頭を地面にぶつけることになる】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 10:32:35.62 ID:FeC1LVrSo<> >>199
ぅぉっ・・・とっとと・・・!!

【寝返りを打とうとする女性を落とさないように体を動かすが】
【人間の体重はただでさえ重く、バランスが崩れてしまい】

あ、あぶな・・・!!

【落としてしまいそうになるが、しかし、女性を地面にぶつけるなど】
【青年のプライドが赦すことが無く、女性を庇うように地面に倒れ、その上に女性が落ちるだろう】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 10:42:06.35 ID:RZ6ourj10<> >>200
【どっすん、と青年の上に容赦なく落ちる】
【青年のおかげで頭を打つ事は免れた】
【しかし流石に衝撃があれば起きるらしく】

「……はっ…!?」

【ガバッ!と上半身を上げきょろきょろと辺りを見回す】
【何でこんな事になっているのかまったく分からないといった様子だ】
【本当に夢遊病なんじゃないだろうか】

【が、この体勢からして青年がかなりキツいのだけは分かるので】

「…ご、ごめん………」

【ぽそぽそと小声で謝り、立ち上がって青年に手を伸ばす】
【その手を青年が掴んだのなら、手を引っ張って青年を立ち上がらせようとするだろう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 10:53:45.52 ID:FeC1LVrSo<> >>201
ゴハッ・・・

【ぅぉ・・・き、きつい・・・】

【女性が自分の上に落ち、無事だと安直するのと同時に】
【乗っかられた衝撃で、朝に食べたものをリバースしそうになる】

ぃ・・・いえ・・・大丈夫・・・です、から・・・

【そんな手をとることはせず、掌を相手に向けて】
【苦しそうな顔をしつつも、よっこらしょういちと立ち上がり】

ぁ・・・この手裏剣、貴女のですよね・・・?

【と疑問系で聞きながらも、コートのポケットから手裏剣を取り出し】
【女性に差し出す】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 11:00:59.54 ID:RZ6ourj10<> >>202
「…そう………」

【心配そうな顔をするも、相手が大丈夫だと言うのだから大丈夫なのだろう】
【ある意味、恩を仇で返す形になってる気がするけどそれは考えないようにしよう…うん…】

「………え?」

【青年が取り出した手裏剣を目を丸くしてみる】
【これは確かに自分の…】
【急いで自分の服の中をゴソゴソと探し回る】


【無い】

「あ…ありがとおおおお……ッ!!」

【この女性にしては結構大きな声で感謝しながら、差し出された手裏剣を受け取り、そのまま両手で握手】
【思いっきり手をぶんぶんと上下に振る】
【顔は嬉しそうで、感謝の念も伺える】
【本当に感謝しているのだ】

【感謝がちょっとダイナミック過ぎた気もする】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 11:10:21.85 ID:FeC1LVrSo<> >>203
ぁー・・・えっとぉ・・・?
よ、よかったですね・・・・?

【物凄く感謝されるな・・・】

【両手で握手されるとは思っておらず、一瞬困惑した後】
【ぶんぶんと上下に手を振られ、振り回されながらも、なんとなくこんなことを言ってみる】

【青年が女性を揺らして起こそうとしなければ、手裏剣が落ちることも無かったので】
【よかたですねは不適切な返事なような気もするが、まぁとりあえずそこは流す】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 11:22:21.65 ID:RZ6ourj10<> >>204
「うん…よかった……もらったものだから…なくす…だめ…」

【違和感のあるカタコト口調でぽつりぽつりと呟きながら、手裏剣を服の裾に入れた】
【収納場所そこかよ】

【揺らされた事すら覚えていないのか、青年を感謝の眼差しで見つめる】
【そして、いい天気なのになんで帽子を被っているのだろう…と気になったのか、青年の帽子を無言で指差す】

【目はまだ相手を見ているが、やはり帽子が気になるらしい】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 11:27:42.21 ID:FeC1LVrSo<> >>205
へぇ・・・そうですよね
・・・もらったものは、大事にしないといけませんよね

【うんうんと、その言葉に同意するように頷く】
【もらい物をしている青年は、よーくその気持ちが分かるようである】

・・・な、なんですか

【他の場所を指差されるならまだ良いが】
【帽子を指差されるのはまた別のようで、ガッと両手で帽子を押さえる】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 11:32:43.61 ID:RZ6ourj10<> >>206
【帽子を押さえた少年】
【が、ヒトデはその行動でさらに帽子が気になったようで】

「…むー………」

【じーっ、と相手の帽子を睨んでいる】
【そして何を思ったか、相手の帽子に向かって手を伸ばす】

【帽子を掴んだのなら、軽く引っ張ってみるつもりである】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 11:52:55.78 ID:FeC1LVrSo<> >>207
だ、だから、、なんなんですか、ぁぉっとぉ!?

【女性のそんな行動に困惑しながらも、後ろに下がり】
【帽子に伸ばされる手を避けるように、後ろに下がろうとする、が】
【大き目の石を踏んづけてしまい、滑って転び】

ぅがっ!?
ぁぉぅ・・・

【ガスッと、地面に頭を思いっきりぶつけて】
【鈍い音を周りに響かせながら、気を失ってしまう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 11:53:27.42 ID:FeC1LVrSo<> >>207
/すみません・・・遅れてしまいました・・・ <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 11:58:57.27 ID:RZ6ourj10<> >>208
「……あ…」

【滑って転んだ青年】
【しかもこういう時に限って打ち所が悪かったりして】

【相手は…気絶している………】

「………おーい…」

【声を掛けてみる】
【しかし気を失ったままだ】
【ちょっと突付いてみる】
【しかし気を失ったままだ】

【ふと、青年が先ほどまで押さえていた帽子に目が行く】

「………」

【無言で、ソロリソロリと、帽子を取ろうとしている!】
【お前には罪悪感という物が無いのかね?】

/全然大丈夫です! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 12:06:10.12 ID:FeC1LVrSo<> >>210
―――

【へんじがない ただのしかばねのようだ】
【まぁ、つまり気絶しており、返事をすることも、そのつつきに反応することもできず】

【もちろん、帽子を取られないように抵抗することも出来ないので】
【簡単に帽子は取られてしまうだろう】

【帽子が無くなれば、その頭に生えている、青年の髪の色と】
【同じ黒色をした二つの犬耳が露出してしまうだろう】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 12:11:41.64 ID:RZ6ourj10<> >>211
【相手が屍になっているのなんか関係ねぇ!】
【容赦無く、サッと取った帽子の中から、黒い髪の毛と、同じく黒い二つの―――】

「―――!?」

【犬耳 が 現れた▼】
【どうする?】

  たたかう
  まほう
  どうぐ
 ニアさわる

【相手の犬耳を、軽く触っている】
【相手が気絶しているのなんかお構いなしだ】

【青年とこの女の位置と体勢からして、青年を押し倒して犬耳を触る女の図しか出来上がらない】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 12:16:10.83 ID:FeC1LVrSo<> >>212
――・・・ぅ、ぅぅん

【犬耳に触られると、ぴくっと犬耳が動いて、その手に反応し】
【青年自信も、意識はまだ取り戻さないが、少し唸る】

【青年が目覚めない限り、やりたい放題である】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 12:16:41.62 ID:53IUeaPDO<> >>193

「くっ───────どんだけ重いのよ…」

【強力な暴風は男を襲った。しかし、】
【出現した大剣に斬撃は弾かれ、女は大剣をそのまま振り抜く。】
【直後、迫り来る右手の大剣───────それを見た瞬間、彼女はとっさに自分の剣を“分割”した。】

「…小うるさいことはばっかり言いやがって!」

【ヒュン、と半身を絞り、スレスレで相手の突きを交わす。】
【その凶刃が目の前を通過するのを見届けた瞬間、】
【女は再び太刀を大剣に戻した。そのままの勢いで一回転。】
【近距離から、先程と全く同じ、大剣の一撃を加えようとした。】

「私には───────これしかないのよ!!」

【再び発生する暴風。先程と何もかも同じ。】
【そして彼女の発言。相手に先程と“同じ”攻撃であると信じ込ませようとしていた。】
【そう。この斬撃には、一つだけ先程とは違う点があった。それは付随している暴風】
【その音や強さから判断が付きにくいかも知れないが、ただの暴風ではない。】

【鎌風───────内部に大量の真空刃を宿した、“斬撃の塊”である。】
【先程よりも広範囲に発生させているため、相手だけでなくその発生源である自分も食らってしまう。】
【しかし、そうでもしなければ、この圧倒的な壁は壊せない。…女はそう直感した。】


/遅レスでごめんよ…orz <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 12:20:18.69 ID:RZ6ourj10<> >>213
「………」

【最初はさわさわしているだけだったのだが、あまりにも触り心地がよく、そして相手も起きないようなのでどんどんエスカレート】
【グッと握ってみたり、引っ張ってみたり、軽く口に咥えてみたり】

【これぞやりたい放題】

【しばらくすると、楽しげに鼻歌を歌いだした】
【青年が起きる前に解放する気なんてサラサラ無い】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 12:27:34.51 ID:FeC1LVrSo<> >>215
ぅ・・・ぅぅ・・・ぅぅぅう

【握られたり、引っ張られたりして、くすぐったいのか、唸りが大きくなり】
【まるで、悪夢でも見ているかのような顔をしていたが】

ひゃぁ!?
な、なな!?

【口に咥えられた瞬間、そのぞわっとした感覚に】
【変な悲鳴を上げながら、眼を覚まし、今の状況に困惑をし始める】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 12:30:28.63 ID:RZ6ourj10<> >>216
「…わっ………」

【相手の悲鳴にこちらも驚く】
【やばい起きちゃった………】

【でも手はまだ犬耳をさわさわしてる】

【こういう時はなんて言えばいいんだろうか】

「………お、おはよう…」

【違うと思うヨ】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 12:54:20.50 ID:FeC1LVrSo<> >>217
ちょ・・・ゃ、やめて・・・

【相手に犬耳を見られていることや】
【触られていること、押し倒されるような体勢になっていることが重なり】

【顔を紅くさせながら、女性を拒否しようとする】
【それで女性が止まる気がしないが】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 13:04:16.90 ID:RZ6ourj10<> >>218
「む……もちょっと………」

【相手の言葉に生返事】
【意識は相手の犬耳の方に向けられている】

【ちょっとやそっとの事でやめるようには見えない】
【青年が顔を紅くしている事にも気づいていない様子】

【本当にいつ止めるのであろうか】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 13:07:56.62 ID:FeC1LVrSo<> >>219
ほ、本当に駄目ですって・・・ぅ、ぁ・・・

【犬耳を触る女性の手を掴んで引っぺがそうとするが】
【敏感なところに指が当たったのか、変な声を出して、また顔を紅潮させる】

ほ、本当に止めてください!!

【そして、いい加減我慢の限界なのか】
【女性の両手を掴もうとする、もし掴めたならば、犬耳からその両手を遠ざけるだろう】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 13:13:04.69 ID:RZ6ourj10<> >>220
…もうちょtt……あ

【ガシッと両手を青年に掴まれる】
【なんとか抵抗して触ろうとするが…いくら年下といえど、青年の腕力に女が叶う訳が無いので】

……む〜…

【物欲しげな目で犬耳を見つめるしかないのであった】
【その顔には罪悪感の欠片も無い】
【駄目だこいつ早くなんとかしないと】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 13:18:08.31 ID:FeC1LVrSo<> >>221
くすぐったいんですよ・・・本当に勘弁してください・・・

【そんな物欲しげに犬耳を見つめる女性に】
【犬耳を触られたくない理由を話しながらも、周りを見渡し、山高帽を探す】

【そして、見つけると女性の手を警戒しながら、さっと右手を離し、山高帽を掴もうとする】
【明らかな、隙である】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 13:23:21.08 ID:RZ6ourj10<> >>222
「…うん………」

【あぁ、そうか、くすぐったいんだ、納得!(ポムッ】
【まぁ本当に勘弁して欲しいんだったら本当に勘弁してあげよう…と思ったのか】
【右手を離され、山高帽を被ろうとする青年に特に手を出す事もせず見守る】

【が、恐らくこの後に待っているのは長い沈黙!】
【何故ならこのヒトデはコミュ力が0に近いからである!】

【0に近いという事はつまり、-0.5ぐらいあるのだ…お分かり頂けただろうか】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 13:27:07.58 ID:FeC1LVrSo<> >>223
・・・

【見守られ、これはもう掴んで無くても大丈夫そうだと】
【もう一方の手も離し、山高帽を被って犬耳を隠してしまう】

【そして、一言】

・・・あの、退いて頂けませんか

【と、自分を押し倒すようにのっかて来ている女性に伝える】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 13:32:00.02 ID:RZ6ourj10<> >>224
「…?あ…うん」

【スッとすぐに立ち上がる】
【青年には先ほどの事もあったので、手を貸そうか貸すまいか迷った末、結局青年に手を差し伸べた】
【顔は少し残念そうにチラチラと山高帽を見ているが、もう掴みかかる気配は無い】

【しかしこの先に待っているのは(ry】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/25(金) 13:39:22.20 ID:oyJngHcOo<> >>214
【きん、きん、きん、と――大剣に感じる、いくつもの衝撃】
【それを感じ取った瞬間、男は風の正体を理解した】

「ほう。成る程――」

【左右や後ろに逃げても、この鎌鼬をかわし切ることは難しい。】
【ならば――――――】

【男は、左手の大剣を盾にしたまま――"前に"跳んだ】
【そう、剣舞吹き荒れるその真ん中へと。】
【多少の傷を追っても、一気にくぐり抜ける方法を選んだのだ】

「ははッ……――――!」

【結果。体中に傷は追ったが――大剣で体を庇いながら一瞬で突っ切ったため、深い傷はない。動作には、何の支障にもならない】
【同時に――女へと、急接近する】

「――――まあ、雑魚にしちゃよく頑張った方だな。
だがまあ――そろそろ、終いだ――――」

【大牙二刀流、剣技。】
【―――― 双 牙 ――――!!】

【放たれたのは、先程と同じ技】
【女の左右から、胴体を貫かんとし】

【今度こそ、女に迫る一対の牙。】


/すまん、今からじゃ細切れにしか返せなさそうだ……
裏行きます? <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 14:14:09.58 ID:FeC1LVrSo<> >>225
・・・ありがとうございます

【女性が退いた後、ほっと胸をなでおろしつつ】
【今度は、その手を掴んで立ち上がって、礼を一つ述べた後】

・・・それじゃぁ、俺はこれで

【といって、何処かに歩いていこうとする】

/また遅れました・・・本当にすみません・・・ <> 【手蔓藻蔓】@wiki E:増魔手裏剣<>sage<>2011/03/25(金) 14:18:54.02 ID:RZ6ourj10<> >>227
「……別に…」

【青年を立ち上がらせる】
【顔はどこか照れくさそうだ】

「あ……うん…じゃあ…」

【手を振って青年を見送る】



【青年が立ち去った後】





【公園で誰かが地面に倒れて寝ている姿が目撃されたらしい】

/絡みありがとうございましたー
/全然OKっす! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 14:19:28.16 ID:FeC1LVrSo<> >>228
/本当にすみませんでした・・・
絡み乙です <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 14:25:06.23 ID:53IUeaPDO<> >>226
/マジですか…自分のせいですいませぬ…
/あんまり長引いたらそちらもご迷惑かと思いますので、
状況的に自分が劣勢なのは明らかなので、このまま逃げ出したということでシメましょうか?
/もしおKでしたらこちらがその旨の返レスをします。
/なんか多大な不手際申し訳ないです…orz <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/25(金) 14:27:31.33 ID:oyJngHcOo<> >>230
/いやいや、そんな事は。
自分は気にやしませんが……確かにあまり長引かせるのも悪いんで、それで構いませんぜ <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 15:38:53.89 ID:FxhyR1Nio<>
「ああ、こんなもんかよ畜生が……肉は固ェ。血は不味ィ。吐くぞオラ」

【路地裏。本来、腐臭と下水の臭気だけが満ちるゴミ溜めに――――血溜りと肉塊が揃い、盤面へ朱色に華を咲かしていた】
【地獄絵図すら陳腐で幼稚に思える、紛わない鬼畜の所業。形骸は悉く欠けていた。貪り食われたように、抉れ醜悪に断面を曝す】
【その“場”の中心に立つのは、一人の畜生。濡羽色の長髪は血泥に塗れ、小奇麗な服装も須らく退廃的な色彩に入れ替わっている】
【言って、吐き出したのは何だったか。灰白い棒状のソレは、近くのゴミ捨て場に円弧を描き消え去った。唾棄するように言を繋ぎ】

「やっぱ猿の肉なんて食うもんじゃあねぇやなァ、劣等の血が混じって俺の躰まで穢れちまう」

【憎々しく嫌忌を滾らせて、傍近の肉塊を何の躊躇もなく踏み砕き、粉微塵に磨り潰した。口元の血を拭い、病的に白い肌を】
【厚化粧のように真紅に染め上げて――濡れる長髪、その縫間から白銀の双眸が覗く。銀盤の月を模したように凄絶に照り輝く】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 16:01:32.78 ID:pmHJdd5po<> あー…あの糞野郎…

【昼下がりの公園】

【苦虫を噛み潰したような顔で木を見上げる少女がひとり】
【身長は小学生程度で茶色っぽい髪をボブカットで纏めている】

【木の分かれ目には、何かの鳥と思われる巣があり】
【そこに瓶のようなものが置かれ太陽の光を反射している】

【少女はそれを、恨めしそうにじっと睨んでいた】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 16:06:30.91 ID:qfqMbu8AO<> >>233
…ん?

【普通の青年が歩いてくる】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通に鈍く光る『No.3』と刻まれた小さなバッジを胸に着けたトレーナーとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】

おい、そこのちびっこ
どうした?木なんか睨み付けて…一応言っておくが野鳥は国のものだからむやみやたらに傷つけたらダメだぞ <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 16:13:13.32 ID:pmHJdd5po<> >>234

…?
【ちびっこ、という声にぴくりと反応しながらへ振り向く】
【そこにいたのは地味を絵に描いたような青年】

…あなたみたいな冴えない男に構ってる程暇じゃないの

【やや八つ当たり気味でもあるがちびっこと言われた怒りを込めて】
【冷徹に言い放つ】

【そして木に向き直ると仏頂面で何かを考え始める】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 16:18:20.72 ID:qfqMbu8AO<> >>235
そっちは暇じゃあないかもしれないがこっちは暇なんだ

【少女の冷たい視線に肩をすくめる】
【「冴えない男」に関してはスルー】
【何故なら彼は自分のことを冴えない男だと思っているからだ】

それで?何があった?
冴えない男でも手足はきちんと二本づつ付いてるし言葉を理解することが出来る程度の頭もある
話してみたら案外すんなり解決するかもしれないぜ?

【すたすたと少女の隣まで歩き少女と同じように木を見る】

…あの鳥の巣がどうかしたのか? <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 16:23:31.87 ID:pmHJdd5po<> >>236

【再び後ろから声がしてイライラを募らせるが】

【…まあ青年の言う事にも一理あるかということで話し始める】

あれ。見える?
【巣の中で光っている瓶を指差す】

…あそこにある瓶。私のなの。うとうとしてたら畜生にふんだくられたわ。

【少し悔しそうにしながらも言葉少なに説明、再び考え込む】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 16:30:21.76 ID:qfqMbu8AO<> >>237
瓶?
…あぁ、あれか

【少女が指差した瓶を視認】
【じーっと瓶を見詰めて】

…ふむ、ちょいと何かしら当ててやったら落ちてきそうではあるな
しかしさっさと木に登って取ればいい気もしないでもないが…
どうする? <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 16:33:57.68 ID:pmHJdd5po<> >>238

…当てたら割れちゃうでしょ。冴えない上に馬鹿ね

【不機嫌そうな声で相手の提案を却下する】
【…しかし、二つ目の提案を聞くと】

それじゃあ、私の代わりにお願い。
【愛想なく無表情な声でお願いする】
【とにかく今は気が立っているようだ】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 16:44:26.38 ID:qfqMbu8AO<> >>239
割れないように当てればいい話なんだが、な…やれやれ

【それをやれるからこそ提案したのだが却下されてしまった】
【が、特に気にした様子もなく肩をすくめ】

ハイハイ、了解お姫さま
…やれやれ、木登りなんて子供の頃以来だな…っと

【ため息を吐き出し木に手足を引っかけスルスルと木を登っていく】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 16:50:30.41 ID:pmHJdd5po<> >>240

【お姫様という言葉に眉間にしわを寄せるが何も言わない】
【機嫌を損なわれてやっぱりやめた、なんて言われたらたまらないからだ】
【…その場合今更気をつけても意味がない気もするが】

頼んだわよ…?

【するすると登って行く青年を心配そうに見つめ】
【木に近づくと念のため、影の領域を少し広げておく】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/03/25(金) 16:53:57.82 ID:NWA2DcfTo<> >>226

【自身の暴風に煽られ、体のあちこちに切り傷が入る】
【女はこの一撃を放った後、出血で意識を半分飛ばした】

「くっそ…まだ…来るか…」

【迫り来る二つ牙。】
【負ける―――――とっさにそう感じた彼女は】
【大剣をすっとさげ、それを地につけた】

「…はぁ…はぁ…ちく…しょう…」

【瞬間】
【女の両側、そして前方に、土でできた硬い壁が出現する】
【大きく、分厚いその壁は、ギリギリのところで凶刃を彼女まで届かせずに止める】

「……」

【女は歯を食いしばった。体が震える。痛いわけでもなく、自分より強い相手に恐怖したわけでもなく】
【ふがいない―――――自らの弱さに腹が立った。それが原因である】

【その後、土の壁を崩さないようにしながら、】
【相手に見えないように、ゆっくりとその場を後にした】


/乙でした!!
/すまぬ…最後の最後でまた遅れてしまった… <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 16:56:02.96 ID:qfqMbu8AO<> >>241
…まぁ、安心しろ
落ちても瓶は割らないようにするさ

【鳥の巣の近くまで登る】

さて、と…

(小鳥には当たらないようにしないとな…)
(人の匂いの付いた小鳥を親鳥は育てないらしいし…やれやれ)
(匂いごときでウダウダ言うなと思ってしまうのは人間のエゴなのかねぇ…)

【何でもないようなことを考えながらそっと瓶を鳥の巣から引き抜く】
【そしてスルスルと木から降りていった】

ほら
大事なら今度からはちゃんと仕舞っておくんだな

【少女に瓶を差し出す】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 17:02:00.86 ID:pmHJdd5po<> >>243

…ありがとう。

【素直にお礼を言うとにっこりと微笑み瓶を受け取り】

【大事そうに感触を確かめたあと男物のウェストバッグに仕舞う】

…さっき言った事…訂正するわ。ちょっと冴えない…あー…お兄さん?
【冴えない馬鹿→ちょっと冴えない…】
【名前が分からなかったため、お兄さんと呼ぶ。心なしかさっきよりも表情が明るい】

そういえば…あなた何歳?
【やがて思い出したように、もう一度澄ました目を向ける】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 17:06:30.55 ID:qfqMbu8AO<> >>244
…なんだ、かわいい顔で笑えるじゃないか
さっきまでの眉間にシワがよった顔より全然いいぜ

【少女の微笑みにふ、と空気の抜けたような笑みを浮かべ】

イチだ
アダ名だけどみんなそう呼ぶからイチでいい

18歳の現役アカデミー生だよ
それがどうかしたか? <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 17:08:01.11 ID:qfqMbu8AO<> >>245
/18歳→17歳に訂正 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 17:10:53.47 ID:pmHJdd5po<> >>245

…余計なお世話よ
【デジャヴを感じながら顔をぷいと背ける】
【しかし満更でもない様子だ】

【相手の自己紹介を聞くと人差し指をぴん、と立て】
【青年に向き直ったかと思うと】

それじゃあ…イチ。同い年にお姫様は止めて。
【若干怒った風を作りながら注意する】

>>246
/了解! <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 17:16:05.01 ID:qfqMbu8AO<> >>247
そいつは悪かった

【軽く肩をすくめ】

…なんだ、同い年だったのかよ?
…いやしかし「お姫さま」が嫌っていうのも不思議だな…いや、俺の感性が間違いなのかね?
俺は普通の一般人だという自負があるんだが…まぁいいか

【自分の頬を指でポリポリとかいて】

嫌だったのなら謝ろう、悪かった

【少女に向けて軽く頭を下げた】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 17:26:45.77 ID:pmHJdd5po<> >>248

分かったのならいいわ…

【頭を下げる青年に意外と律儀だな…などと思いつつ言いい】

ついでに言うと、私もアカデミー生なの。よろしくね?
【いつもの余裕のある笑みを取り戻し、微笑しながら明かすと】

【ウェストバッグから板チョコを取り出し】

…これ。お礼

【無造作に青年の前に差し出す】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 17:29:32.51 ID:qfqMbu8AO<> >>249
…なんだ、アカデミー生かよ
じゃあ改めて…イチだ
アカデミー、シーカーズ寮の寮長代理をしてる
まぁ、よろしくな

【ふ、と笑って】

…ん?
いや、受け取れないぞ
礼をされるようなことをした覚えがないしな <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 17:36:20.26 ID:pmHJdd5po<> >>250

イチは偉いのね…

【口元に指を当てふふ、と笑うと】

私は水無瀬(みなせ) かよ。 よろしくね。イチ。
【笑みを深くして自己紹介を続ける】

何言ってるの…瓶取ってもらったから、いいの。
【受け取ろうとしない青年に少し呆れながらなおも手渡そうとする】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 17:43:27.55 ID:qfqMbu8AO<> >>251
偉い、っていうほどの権力はないぞ?
そもそも前の寮長が旅に出たから代わりにやってるだけだし寮長をやりたいっていう奴が居るのなら譲るさ
寮長といっても仕事は雑用と変わらないしな

【自分の髪をくしゃくしゃとかき混ぜ】

水無瀬か、わかった
覚えとくよ

っと…なかなか強引だな
わかったよ、ありがたくいただきます

【手渡されたチョコをペラペラと振る】

(…あ、ホワイトデーのこと忘れてた) <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 17:53:12.96 ID:pmHJdd5po<> >>252
そう...大変なのね

【全然心配そうでもない声で相づちをうつ】

まあ、せいぜい大事に食べて頂戴。
【青年が振っているチョコに視線を向けつつ】

そうだ…イチはこのバッチの事知ってるかしら…
【思い出したようにポーチからバッチを取り出し青年に見せる】
【見る人が見ればそれはランカーズのバッチだと分かる】

ちょっと前に貰ったんだけど…どこかの組織の物ってことは分かってるの
【興味津々といった様子でなぜバッチを持っているか話す】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 17:57:19.13 ID:2FComwjDo<>
「ふぁ〜あ……」

咲きかけの桜の木の下、目付きの悪い青年が木に頭を向けて寝っ転がっていた。
服装は黒のパーカーにカーゴパンツで、ところどころ包帯が覗いている。
本来ならばベッドで安静にしていなければいけない傷を負っていたのだが
じっとしているのが苦手なため、外に出て一応安静にしていた。

「ねむ……」

ひと足早い花見である。青年の近くにも食物と飲物が入った袋が置かれていた。
しかし、花見と言ってもその場にいるのは怪我人の青年一人。少し辛気臭かった。 <> 【共存義肢】@wiki<>sagesaga<>2011/03/25(金) 18:01:07.32 ID:IGLtcSHvo<> 【大き目のゴスロリを着た幼女とメイド服を着た少女がなにやら公園で言い争っている。】
【少女はなにやら怒り気味。メイドはとても冷静だ。】

だから私のメイドさんになってくれって言ってるのです!

「何故ですか?」

移動とかが大変だからなのですよ!

「私があなたのメイドにならなければいけない道理は?」

あなたに身体を与えたのですよ!まったく話の通じないやつです!

「そういう事ですか。ならなりましょう。」

通じた!!!

【とコントみたいなことを繰り広げている。】
【幼女はもともとこの少女と同い年程度なのだが様々な理由(正直大体の理由は自分の頭が悪いからだが)で縮んでしまった。】
【そこでこの使い魔をメイドとして呼出した。】
【なら何故言い争っているのか?それは単純に自分のメイドになれ!と言うのを忘れたからである。】
【このコントを繰り広げる二人は第三者から見てどう見えるのだろうか。】

/なんでも募集 <> 【讃詞吹銘】物真似を札に、貼って物真似を発現。<>sage<>2011/03/25(金) 18:04:24.40 ID:zZIH5enSO<> ――――河川敷。

橋げたの下、どこにでもあるスポット、所謂たまり場。
夕刻、遊んでいた少年少女も帰路に付き、閑散としだしたそこに、“それ”は居た。


「……くぅーん」

段ボール箱の中に座り、茶色の毛並みと、耳を覗かせる―――巨大な犬。
顔を俯かせ、段ボールの底を見詰め続ける彼、その表情は伺う事ができず。
「おなかすいた」「さみしいよう」と言わんばかりの一鳴きは、人の本能をくすぐるもので。


「きゅー、きゅー……」

その鳴き声は確実に、河川敷の上にある道路にも響いていた――――― <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 18:05:23.57 ID:qfqMbu8AO<> >>253
あぁ、大変だよ…全く

【と言いながらも穏やかな顔をしている】
【どうやら嫌ではないようだ】
【チョコをポケットに仕舞って】

ん?
…そいつは【ランカーズ】のバッジじゃないか
ランカーズ社っていう会社の社員…って言っていいのか
…まぁいい、そいつはその会社に所属している者が持つバッジだよ
表に番号が刻まれているだろう?その番号はランカーズ社内の序列を表している
ほれ、このバッジもランカーズのバッジだ

【自分の胸元のバッジを外して少女に見せる】
【表にはNo.3の刻印が刻まれていた】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 18:10:30.28 ID:pmHJdd5po<> >>257
へぇ…【ランカーズ】、ねぇ…

【青年の説明を興味深そうに聞いている】

【戦って頂点を目指す会社で序列が後ろに刻まれている。名前はランカーズ】
【…だいたいの情報は集まった】

よく分かったわ…ありがと。
【取りあえずお礼を言いつつ青年のバッチを見る。番号は3番】

へぇ…イチは偉いのね…
【本日二度目の台詞を吐く。しかし今回は結構驚いている】

それで…どの辺りにあるのかしら? <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 18:15:47.63 ID:qfqMbu8AO<> >>258
偉いというかなんというか…事故みたいなもんで偶然手に入った代物でな
あまりの『重さ』にふらふらしてるよ、やれやれ

【バッジを胸元に着けてため息を吐き出す】

街中の方に行ったらあるぞ
かなりデカイビルだからすぐわかるはずだぜ?
…あぁ、あと闘技場みたいなところもあるらしいが…こっちはよくわからないな
使ったことがないし使う予定もないしね <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 18:18:03.73 ID:7KRjKycW0<> >>254
「あれ……ここはどこ?俺は誰?」

【気がつくと、そこはなぜか桜の木の下】
【灰色のパーカーの前を開き、中には紫と黒のしましまTシャツ】
【緩めのズボンを履いて、灰色の肩掛けカバンを持っている少年】
【俺は誰?とか言ってるけど記憶喪失はしていない。ノリで言ってみただけ】

「……また迷子か……」

【きょろきょろとあたりを見回すが、まったく見覚えのない景色だった】
【最近は散歩中に迷子になることが多々あるのでそれほど動揺していない】
【とりあえず木の周りを歩いてみると、一人の青年が木の下に寝転がっている】
【青年の目つきは悪く、人見知りな少年がこの人物に声をかけるのは簡単なことではない】
【咄嗟に木の後ろに隠れて、ここがどこか訊こうか考え始める少年】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 18:19:44.57 ID:pmHJdd5po<> >>259
へぇ…
【随分と大きな企業のようだ…生返事を返しながら色々考えると】

…それじゃあ

今ここであなたを倒せば、私がno3になれるのかしら?

【ふと、冷ややかに笑いながらこんな事を言ってみる】
【もちろん冗談なのだが…できるだけそれは表に出さないようにしてみる】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 18:25:27.98 ID:qfqMbu8AO<> >>261
なるな、そういうシステムだし
何を考えてこんなシステムにしたのやら…やれやれ

【ため息を吐き出し自分の髪をくしゃくしゃとかき混ぜる】
【気の抜けた顔は変わらず少女に向いている】

…まぁ社員を鍛え上げるためなんだろうがね
【ランカーズ社】の主な事業の一つに「斡旋」がある
強い社員はいくら居てもいい…ってわけだな

/ちょいと風呂落ち <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 18:26:28.34 ID:2FComwjDo<> >>260

「……あン? なんかめんどくさそうなのがいる……」

青年は鋭い聴覚を持っていたため、少年の声が自然と耳に入ってきた。
記憶喪失の相手なんて、彼にとっては面倒以外の何者でもない。
もちろん、青年はその事が冗談などとは知らない。

「おい、コソコソしてねェで出てこいよ。ソコにいられたら落ち着かない」

よくわからない物音など雑音でしかない。
だから、青年は少年の方を向くわけでもなく、声をかけた。 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 18:32:44.94 ID:7KRjKycW0<> >>263
「え!?あ……はい」

【少年は、まさかバレるとは思っていなかったらしい】
【声をかけられて体が跳ねる】
【でもすぐに、諦めたように木の陰から出て、青年の前に立つ】
【そこに行ってから数秒、上から見下ろすのがしっくりこなかったのか、正座になる】

「……」

【青年の前に正座して、そのまま無言の少年】
【なにを話していいのかわからないらしく、一度青年の目を見てからすぐに目を逸らす】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 18:36:47.50 ID:2FComwjDo<> >>264

「……なんでお前、こんな人気のない場所にいんの?」

青年は、安静にするべくできるだけ静かな場所を選んだつもりだった。
人が来るとは思っていなかったらしく、少し驚いているらしい。
沈黙が続くのも鬱陶しいし、話しかけた。

「お前も花見か?」

まだ桜は満開ではない。だが、もしかしたら彼のように気が早い人間がいるかも知れない。
もしかしてこの少年もそんな人間の一人なのだろうか?尋ねてみることにした。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 18:37:31.59 ID:pmHJdd5po<> >>262
…あら、不満なの?…面白そうじゃない

【癖なのだろうか…髪をかき混ぜ話す青年にうっすら笑ったまま応じる】

【少し目線を冷たくすれば身構えてくれるかと思ったのだが......やや落胆する】

さあ、私はそろそろいくわね…本当はあの鳥に仕返ししてやりたいけど
【そこまで言うとちらりと青年を一瞥し青年に背を向ける】

あなたとの時間はなかなか楽しかったわ…さよなら

【そのまま振り返らずに手をひらひらさせ立ち去ろうとする】
【声をかければ、振り返るだろう】

/いってらっしゃい! <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 18:40:22.82 ID:7KRjKycW0<> >>265
【青年に声をかけられはっと顔をあげる】
【沈黙はあまり好きではないらしい】

「えっと……散歩してたらここに着いちゃって」

【迷子、と言う言葉は意識的に伏せる】
【最終的にはこの人に帰り道を訊くつもりだから、伏せてもあまり意味はないけれど】

「えっと、『も』ってことは貴方はお花見なんですか?」

【上の方、桜の花をぐるりと見回す】
【桜の花はまだ満開ではないが、綺麗と言えば綺麗だし、静かに花見をしたい人にはいいのかも知れない】
【と勝手に解釈していた】
<> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 18:47:17.03 ID:2FComwjDo<> >>267

「ふぅん……ああ、俺は花見だ」

顎でくいっと、食料と飲み物が入った袋を示す。
と言ってもまだ手をつけた様子はなかった。ただぼーっと、桜を眺めていたらしい。

「ま、せっかくだしゆっくりしとけよ……食いたかったら食っていいぞ」

何故か此処が自分の場所のように言う。アホだ。
普段ならばこの時間は『仕事』に行く途中か、その最中なのだが、たまにはゆっくりしたいらしい。
まあ、どちらにせよ身体は動かないので『仕事』は休まざるをえないのだが。
<> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 18:57:49.67 ID:7KRjKycW0<> >>268
「え、はい。ありがとうございます」

【青年に言われ、とりあえずなにか頂こうと手をうろうろさせる少年】
【「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」とか心の中で呟いていた】
【青年がこの土地を自分のもののようにしていることについては特につっこまない】

(……この人も春休みで暇なのかな)

【チラリと青年の顔を見る】
【自分より1,2歳くらい年上だろうか】
【だとしたらまだ学生……共通の話題を振ってみようかどうしようか】
【手をうろうろさせたまま他のことを考え始める】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:00:19.58 ID:qfqMbu8AO<> >>266
何が面白いんだよ…平和が一番、平穏二番ってな
…まぁ、背負ってしまったもんを下ろすつもりはないがね

【うっすら笑う少女にため息を吐き出し】

そうかい、そりゃ良かった
あぁ、またな水無瀬

【立ち去る少女の背中を見送った】

/ただいま&乙でしたー! <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/25(金) 19:01:19.80 ID:pmHJdd5po<> >>270
/絡み乙ありでしたー!微妙な返事しかできませんで… <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 19:04:13.71 ID:2FComwjDo<> >>269

「……言っとくが俺は暇なんじゃなくて療養中なんだよ」

なんとなく相手が言いたいことが分かり、答える。
といっても、暇なのも確かだったが。

「……はぁ」

袋からコーラを取り出し、フタを開けると少しのどを潤す。
なんか話題なのかよ、と少年に目配せしつつ、コーラにフタをし木の幹の下においた。 <> 【共存義肢】【黒風乃塵】【怪人装甲】<>sage<>2011/03/25(金) 19:04:22.72 ID:IGLtcSHvo<> >>255
/まだ募集中です <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:05:58.57 ID:qfqMbu8AO<> >>255
…漫才か?

【普通の青年がベンチに座ってそれを眺めている】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通に鈍く光る『No.3』と刻まれた小さなバッジを胸に着けたトレーナーとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:11:03.65 ID:SBhWN16U0<> >>273
「あの少女は!」
「あの女は!」

【同時に2つの人格がしゃべった】

「今回は本気で行こうぜ……」
「ああ、分かった」

【人格が協力しあうことに決めた】

「おい、そこの少女」

【少女に話しかける】

「自分を殺したのは、おまえだろ」

【これは復讐のためである】
【そして銃を作る】
【そして容赦なく撃つ】 <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:11:06.45 ID:FxhyR1Nio<> />>232を再募集です! <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 19:11:49.56 ID:7KRjKycW0<> >>272
「療養中……」

【言われてみれば、青年の身体にはところどころ包帯が巻かれてたりする】
【今まで意識しなかったから気付かなかった】

「……」

【青年の視線からなにか感じるが、話題は思い浮かばない】
【それよりも少年の意識は自分の足に向いている】

(足……痺れた)

【足を崩そうか崩すまいか】
【崩してもいいのだろうが、今崩すとそれはそれで痺れが辛い】
【でも今崩さないとあとでもっと辛く……】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 19:17:12.51 ID:2FComwjDo<> >>277

「……見たところ年下みたいだが、中学生か?」

話すのはあまり得意ではないのだが、話題を振った。
そもそも他人とまともな会話をする、という機会があまり無い為、少しぎこちない。

「……」

足がもぞもぞ動いているのを見て、しびれてきたんだなと理解する。
しかし、このままにしておいたらどうなるのか気になったので、「くずしていいぞ」とは言わない。
いつ限界が来るのか、その前に崩すのか、考えながら相手の答えを待つ。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:20:47.95 ID:qfqMbu8AO<> >>274はなしで <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 19:20:49.75 ID:IGLtcSHvo<> >>274
【話し掛けられ、二人はそちらの方を振り向く。そこには幼女と(実年齢では)歳の近い青年がいた。】
【青年を視界に捉えると幼女→メイドの順で喋りだす。】

こんにちは!お兄さん!
この人がメイドになってくれなくて困ってただけです!漫才じゃないです!

「私は漫才なんてしてません。それになると言いました。解決したのです。」

【幼女は明るく話すがメイドの方は冷静に話す。】
【幼女は信用できないんですよ!とメイドに言い放つと】

お兄さんはなにをしてるんですか?

【普通のテンションで質問する。】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:21:48.12 ID:SBhWN16U0<> >>275
/あわわわわわ今気づいた
/これなしで <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 19:22:00.08 ID:IGLtcSHvo<> >>279
/了解です>>275様に絡ませて頂ます!
/>>280は取消で <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 19:23:17.32 ID:IGLtcSHvo<> >>281
/どうしましょうか…? <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:23:23.90 ID:qfqMbu8AO<> >>281
/あり?
>>282
/じゃあ絡むね
/ちょっと待ってて <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:24:21.26 ID:SBhWN16U0<> >>283>>284
/なら自分が絡ませてもらってよろしいでしょうか?
/リロードェ… <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 19:24:49.21 ID:7KRjKycW0<> >>278
「え……あ、はい」

【返事をして俯く】
【やはり足が辛いらしい】
【それを気にしつつも、話しを振ってくれたのだからこちらも振らなければと】

「えっと、貴方は……?」

【年齢、とか職業みたいなものを訊いているのだろう】
【口に出しては言わなかったが、だいたい高校生くらいかと目ぼしは付けている】
【足は未だ崩さずもぞもぞと動かし続けている】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:26:41.97 ID:qfqMbu8AO<> >>280
メイド…?
メイドって頼んでなってもらうような職種なのか…?

【腕を組んで軽く考えて】

…まぁいいか

【すぐやめる】

ん?いや、特に何かやってるわけじゃないさ
強いて言うなら散歩の途中の休憩中だな

【背もたれにもたれる】
【ぎし、と木のベンチが鳴った】 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 19:27:36.88 ID:IGLtcSHvo<> >>284>>285
う〜む…。飯落ちになりますので…。どうしましょう。
<> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:27:42.64 ID:qfqMbu8AO<> >>283>>285
/どないやねん!www <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:28:52.03 ID:qfqMbu8AO<> >>288
/じゃあ俺は外れるよ
/>>287はなしで <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:30:39.67 ID:SBhWN16U0<> >>288>>289
/よーし、3人でやります?
/それか【共存義肢】さんが飯落ちされるようなので2人でやりますか? <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 19:33:58.28 ID:2FComwjDo<> >>286

「ん?……あー、俺は高校一年。殺し屋」

少しにやけながら答える。言葉が冗談に聞こえるように、という配慮?だろうか。
実際のところは本当なのだが、表情のせいでふざけて言っているようにしか見えない。

「ま、仲良くやろうぜ」

もし相手が能力者だったら、いつか青年が少年にナイフを向ける時が来るかもしれない。
今は戦えない分、戦えるようになったらすぐに動けるように、能力者の顔や情報は少しでも欲しかった。 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/25(金) 19:34:28.69 ID:0RpLbw1V0<> 【とある廃ビル前】

「・・・・・・・・・・・・・」

【金髪赤眼で大剣を背負った高校生程の男が座り込んでいる】
【何を考えているのか全く解らない光の無い瞳で月を見上げて】

「・・・・・・・・ガラじゃねぇな。」

【感情の籠もっていない機械的な声色でポツリと呟いた】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/25(金) 19:35:57.14 ID:qfqMbu8AO<> >>291
/いや俺は外れるよ
/二人で絡んでくれぃ <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:36:40.69 ID:SBhWN16U0<> >>294
/了解ですー
/すみませんでした <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 19:37:30.75 ID:7KRjKycW0<> >>292
(い……痛い人なのかな)

【青年の言葉に、心の中でものすごく失礼なことを呟く少年】
【悪意はない】

「あ、はい。よろしくお願いします」

【ぺこりと浅く青年に頭を下げる】
【……体勢を変えたせいか、足に電流が走る】

「っ〜〜〜!!!」

【声にならない声で、目を見開き、その場に横になる】
【足を触るか触らないかのところに手をやって、どうにかこうにか痺れを抑えようとする少年】
【伸ばしたり曲げたりを繰り返している】 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 19:43:58.66 ID:IGLtcSHvo<> />>294では琥珀さんに絡ませていただきます。すいません。
/琥珀さん少々お待ちください
<> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:44:19.23 ID:SBhWN16U0<> >>297
/了解しましたー <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 19:44:21.08 ID:2FComwjDo<> >>296

「っく、ははははは!!さっさと足崩せばよかったのにアホか」

痛がる様子を見て大爆笑。最悪な人間である。
少年がしびれにプルプルしている様子を見て、腹が捩れるほど笑う。
何がそんなに面白いのだろうか。青年の笑いのツボは少しズレているようだ。

「――――はぁ。いやー笑えた」

ひとしきり笑い終えると、深く深呼吸して満足気に一言。
身体が自由に動けばおそらくしびれた部分に攻撃しまくっていただろう。
その事を考えると、笑われるだけですんでかなりよかったと言える。 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 19:47:11.35 ID:7KRjKycW0<> >>299
「……!?ちょ!何笑ってるんですか!」

【足の痺れが少し収まってきたのか、自分も少し笑いながらだが、少年は青年を睨む】
【なにがそんなにおかしいのだろうか。こちらまで釣られてしまうほど笑っている青年】

【足が本当に普通に戻ってから、胡坐に座り直す】

「そんなにおかしかったですか……」

【頬を少し膨らませてじとーっとした目で青年を見つめる】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 19:51:58.18 ID:2FComwjDo<> >>300

「いや、なんとなく笑えただけだ」

笑い疲れたのか、コーラを一口のみ、気分を落ち着かせる。
そして、ふくれっ面の少年に、「まあおこんなよ」と声をかけ、袋の中から飲み物を一本投げる。
お詫び……というのもおかしいが、そんなモノだ。

「……はぁ、よし。落ち着いたところで一つ質問があるんだがいいか?」

青年にとっての本題。能力者なら敵で、無能力者ならただの知り合い。
答えによって関係が真逆になる問を、少年にぶつけるべく相手に訊いてみる。 <> 【たかしくん】僕と契約して“たかしくん”になってよ<>saga<>2011/03/25(金) 19:53:28.11 ID:nBx2Uc1t0<> 【とある路地裏】

【何処にでも居そうで此処にしか居ない。そして妖しく、禍々しいオーラを放つ化け物】
【何故に“たかしくん”が路地裏に居るのか、理由は話せば長くなるのだ。時間を遡る事15分】

「ねぇ、僕と契約して“たかしくん”になってよ・・・」

ドキュンA『ア??舐めてんのか??ア??』
ドキュンB『“たかしくん"て何だよ??ア??パねぇのか??』

「パねぇ??良いから、僕と契約して“たかしくん”になってよ」

ドキュンA『パねぇwwwwマジリンチしようぜwwwww』
ドキュンB『だなwwwパねぇよwwwwマジパネェwwww』

【と事は淡々と進み、“たかしくん”は華麗に勇ましくドキュンを退治したのだ・・・。ドキュンの死体も何もない・・・しかし“たかしくん”は傷だらけで倒れて居る】

【まぁ勝敗は関係無いよ、ドキュンは消滅したんだ。たかしくんは勝ったんだよ】

「殺す・・・みんな殺す・・・。ズタズタにしてやる・・・契約しても殺す・・・」

【凄く負け犬発言なのと勝敗は関係無いよ】

<> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 19:54:08.37 ID:IGLtcSHvo<> >>275
「…!危ない!」
…え?きゃ!

【突然の銃撃。メイドはすぐさま反応し、主を抱え、近くの木に飛び移る。】
【メイドに渡した能力は”超人的な”身体能力と剣術。このくらい訳ない。】

おお!流石!やっぱり信用してあげます!
「ありがとうございます。御主人さま。」

【メイドを褒めてから相手の方を見る。そこには一度殺した男の姿。】

こら!何をするんですか!私に恨みでもあるのですか!?

【と相手に向けて叫ぶ。どうやら本当に覚えてないらしい。】
【少女の姿は殺した当事とは違う、小学五年生相当の姿だ。】
【もしかしたら人違いだと思うかもしれない。】 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 19:56:58.73 ID:7KRjKycW0<> >>301
「なんとなくって……」

【また頬に空気を入れようとしたところで、青年に飲み物を投げられる】
【お詫びのつもりなのだろう】
【仕方ないので、と心の中で呟いてそれを受け取って頬の空気を抜く】

「え、はいどうぞ」

【突然真剣な口調になる青年にびくりとしながら答える】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:58:26.50 ID:SBhWN16U0<> >>303
「忘れもしない…って人違いか?」

【人違いかと思う】

「ちょっと聞きたいんだが不殺の人を殺したことがあるか?」
「いや、いい」

【やっぱり違うかと思って銃を消す】
【そして拳銃をポケットに入れる】

「お前はどこの組織に属しているんだ?」

【念のため聞いておく】
【神殺と答えたら容赦なく撃つだろう】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 19:58:48.51 ID:oyJngHcOo<> 【暗い路地裏に。くつくつと、乾いた笑い声が響く】
【低くくぐもっていて――怒気に満ち溢れた、男の"笑い声"が響く――】

「逃げやがったか――まあ、いいさ」

【頬から一筋の血を垂らし、体中に小さな生傷をつくり――】
【男は、そこに立っていた。】

「……」

【理由を推し量ることは出来ないが、男はいつになく殺気立っている。】
【獲物を殺しきれなかった――己の"ふがいなさ"に怒っているのだ】
【だが、他人にそんな事は分からない。ただ分かるのは――】
【路地裏に。灼熱のような怒気、殺気が漂っていること。】

「…………」

【珍しく寡黙になり、すっと目を細めて】
【いつも通り血の臭いを立ち上らせ、男はただそこに立つのだ――】



/死合いもしくは自殺志願者募集 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 20:03:56.14 ID:2FComwjDo<> >>304

「まあそんなかたくなんなよ。 俺さぁ、無能力者で能力者に憧れてんだ」

嘘。無能力者という点を除き嘘で汚れた言葉を紡ぐ。
しかし、たとえ嘘を着こうが答えさえ聞ければどうだっていい。

「お前――――能力者か?」

もし能力者だったら、チカラが見てみたいと、そうお願いする。
違うのなら、別にそれはそれで構わない。だが、もしそうだった場合は――――
できるだけ能力者を倒し、自ら強くなるための布石に、引いては復讐のための糧に喰らう。
今できなくとも、いつか殺せればそれで十分だ。 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 20:07:34.74 ID:7KRjKycW0<> >>307
「え……」

【青年に訊かれ、ふっと目を逸らす】
【少年は過去に、能力者であることを人に明かし、魔女狩りに合ったことがある】
【それがトラウマで、極力能力者であることは人に話さないようにしているのだ】

「……違います、よ」

【静かに答える少年】
【嘘だと、ばれるかもしれない】
【少年は自分でもわかるほど嘘をつくのが苦手だったから】 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 20:11:19.95 ID:IGLtcSHvo<> >>305
(お姉さまは不殺に情報を渡すなと言ってました。)
(これは言わないほうが言いですね。)

【言われたことはちゃんと守る幼女。ここでもしっかりと守る。】

あなたなんか知りません!なんなんですか一体!
「返答次第によっては…消します。」

【好戦的な二人。それもその筈銃で撃たれそうになったのだ。】
【これで許すほど馬鹿ではない。】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 20:11:37.29 ID:2FComwjDo<> >>308

「――――……ふぅん」

目を逸らされ。さらに答えるときに一瞬詰まった。
嘘かホントか、五分五分といったところだと考える。

「ならいいや。今の質問は忘れてくれ」

現在の青年に、真実を暴くだけのチカラはない。
叩きのめして答えを聞き出すにも身體は動かないし、話すのは先述のとおり苦手なのだ。
口下手な青年に、言葉巧みに真実を引き出そうなどとは無理な話だ。

/ちょい飯落ちです <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 20:14:23.01 ID:7KRjKycW0<> >>310
「は、はい」

【青年に言われ、頷く】
【良かった、と安堵のため息をつくのを堪えられたのは、少年にしては凄いことだった】

「……」

【また無言になる】
【話題を探すが、種がない……】
【仕方ないので、視線を桜に戻してみる】

/了解です。ごゆっくりどうぞ! <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 20:16:32.93 ID:SBhWN16U0<> >>309
「この少女は知らないというのか…」

【嘘だろうなと思う】
【根拠はない、直感がそう告げているのである】
【これじゃいけないなと自分でも思う】

「なら【狙撃輪銃】、輪ゴム銃、この言葉を聞いても思い出さないか?」

【少女に殺される前の自分の名前だ】

「その言動…」
「思い出さないというのなら…」

「勝手に仇を取らせてもらう」

【こう言い放つ】
【それと同時に拳銃を相手に向ける】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 20:21:44.40 ID:SBhWN16U0<> /風呂落ちしますー
/できるだけ早く戻ってきます <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 20:25:25.91 ID:FxhyR1Nio<> >>306

「――――オイ」

【路地裏に声が響く。耽美な血香を肺腑に押し込めるようにして、怨毒の坩堝から響く鬼哭の音響】
【濡羽色の長髪に、血と肉を雑駁に貼り付けて、銀盤の望月を懐わす白銀の双眸を、狂喜に揺蕩わし】
【妙齢の婦女子のような白肌は、しかし返り血に化粧されていて――鬼胎の畜生は、ぬらりと宵闇を裂き、顕現した】

「彼処の糞猿、物憂げに黄昏てんじゃねえぞ。俺の道塞いでんじゃねえ、殺すぞ」

【唾棄するように紡いだ言葉と真逆、ソレは獲物を捉えた猛禽の如く昂っていた。彼我にして凡そ10mに立ち】
【直線上、己が覇道を邪魔する男の“殺気”を感じ、煉獄と化した『此処』へ追慕と感傷すら懐いていた。露呈こそ、しないが】
【――判る、だろうか。ギチギチと肉が軋み、急速に狂喜が凶刃へと形成されているのが。殺戮の化身が、一歩前へ踊り出る】 <> 【下天怖武】@Wiki<>sage<>2011/03/25(金) 20:26:18.16 ID:zZIH5enSO<> >>306
/……まだいらっしゃいますか? <> 【下天怖武】@Wiki<>sage<>2011/03/25(金) 20:26:58.79 ID:zZIH5enSO<> /oh……間が悪かった <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 20:30:30.18 ID:IGLtcSHvo<> >>312
狙撃翌輪銃…。あ!あいつですか!

「知合いですか。」

【紙とペンを取り出し、刀と鞘を書く。それに業物ほどの切れ味を持たせ、メイドに渡す。】
【その刀は杖の形をしていて、いわゆる仕込み刀だ。】

そうと分かれば問答無用!殺りますよ!

「了解です。」

【メイドは幼女を抱え、飛び降りる。幼女は包丁を抜き、メイドも刀を構えている。】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/25(金) 20:30:56.28 ID:2FComwjDo<> >>311

「……っと、そろそろ病院に戻らねぇと」

ゆっくりとした動作で立ち上がり、服についた汚れを手で払う。
収穫こそないものの、有意義な時間を過ごせてそれなりに満足したようだ。

「いつの間にかこんな暗くなっちまったな……」

すっかり日も落ち込み、人気のない此処はかなり不気味である。
青年には恐るるに足らないような物だったので、別に気にした様子はないが。

「俺はもう行くわ。殺し屋に気をつけて帰れよ」

食べ物の入ったコンビニの袋を持ち上げて、夜の闇に姿を消す。
青年は、少年が道に迷っていたことなど知るはずもなく、一切気にかけずにどこかへと消えていた。
桜を照らすのは、笑うように浮かぶ三日月と数多の星だけだった。

/からみおつでした! <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/25(金) 20:34:58.04 ID:7KRjKycW0<> >>318
「あ。はい、えっとお大事に?」

【立ち上がる青年に声をかける】

「そうですね」

【さっきまで、夕日の見えていた場所にはなにもなく、空は暗い】
【寒そうに少年は一度体を震わせる】

「はい、えっとさようなら」

【にこりと笑って青年に手を振る】
【殺し屋云々は青年なりの冗談だと解釈して】

「……あ……道聞くの忘れた」

【桜を見て歩きながら、そう呟く少年だった】

/絡み乙でした!拙い文章で申し訳なかったです。 <> 【金剛獅子】体躯が2mを超える二足歩行の獅子に獣化できる E:デザートイーグル <>sage saga<>2011/03/25(金) 20:45:59.53 ID:OmuIU23i0<>
【今日は所謂"花金"。街は飲み客でにぎわっている。】

【しかし、裏路地は相変わらず。】
【重たく静かで、しかし決して穏やかではない空気が漂っている。】

…あーあ。今日は暇だったな。
まァ、暇なほうがいいか、平和ってことだしなァ。

【少し気怠そうに裏路地を歩いている青年。胸にはジェイルのバッジが。】
【並んで、不良っぽいが、どこか賢そうな青年も歩いている。】
【パトロール帰りのようだ。】

不良B『…そういや、リョウちゃんの奴が馬券で50万獲ったらしいですよ。』

え゛、マジ?
凄いな、恵んでくれねーかな…。

不良B『でも、次のレースで全額突っ込んでの複勝1点勝負して、スッたらしいです。』

…救いようがないな。

【他愛もない会話である。】

不良B『…じゃ、俺はそろそろ行きますね。』

あぁ、今日はありがとな。

不良B『いえ、いい暇つぶしになります。では。』

【そういって、賢そうな不良青年は去って行った。】

…暇つぶしって。
アイツはハッキリ言うよなァ。
食えない奴だ、うん。


(…さて、どうしようか。)
(このままパトロールを続けるか、もう帰るか…。)

(お腹減ったんだよなァ…。)

【そういって、ボーっとしている。】

【口も開いているので、傍から見たらどこか間抜けに見えるだろう。】

/なんでもドゾー <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 20:59:29.12 ID:SBhWN16U0<> >>317
「ふーん物騒だね」

【包丁と刀を構えているのを見てそう思う】

「まあいい、ここで終わらせる」

【拳銃を乱射する】
【そしてその銃をセーフティにせずに相手に投げる】
【おそらく暴発するだろう】

「まだまだ」

【そして近くにあったブランコからグレネードランチャーを出して相手に向いて撃つ】
【メイドにも撃っている】
/超遅れてすみませんでした <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 21:07:50.82 ID:zL1JmECb0<> 【白いスーツに白い髪、片眼鏡をかけた男が
 カメラを持った新聞記者の首を片手で本を読みながら締め上げている】

報道の義務?
――――生憎私はテレビを見ないものでね。

【ペキリ、という音と共に新聞記者の男は動かなくなった】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 21:10:13.10 ID:oyJngHcOo<> >>314
「……」

【ふいに前方から聞こえる声。男は、だるそうに顔をあげ、こちらを睨むひとりを見つけ】

「……あァ?」

【――うっすらと、笑みを浮かべた。】
【もっとも――顔にまで巻き付けた包帯のせいで、その様子を伺い知ることもできぬのだが】

「るせェよ、なまっ白いの。
生憎と……今、機嫌が悪いんだ。俺はよ」

【言いながら、足を前へ踏み出す】
【同時に背負った得物に手をかけ】
【3mほど歩くと、足を止めた】


「舐めた口を叩くな。
"殺すぞ"餓鬼。」


【そして――抜刀】
【その刃渡りはmの単位にまで及ぶであろう巨大包丁を、解き放つ】
【どう見ても、目の前にいるのは大人しく引き下がるような相手ではない――】
【ならば、一度「斬り刻んで」言い聞かせるのが――男にとっては、一番楽だ。】
【なお――斬り刻んだ後、言い聞かせるべき相手がまだ生きているかなどは考えていないが。】

「来るなら来い――逃げるなら、尻尾を巻いて無様に逃げろ
身の程ってやつを……その躯に、刻み込んでやるよ」

【大剣を中段に構え悠然と立ち】
【男と畜生とで、対峙する――――】


/気付くの遅れましたごめんなさいマジすいませんorz <> 【暴虐銀狼】@wiki<><>2011/03/25(金) 21:12:07.43 ID:SRtLB/j80<> >>322
「何をしているんだ?」

【声をかけたその男は金髪をオールバックにした長身の男。】
【もう季節に似合わなくなってきているカーキ色のコートを着たその男はただ白い男を見つめている】

「新手のカツアゲか?」


<> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 21:18:56.18 ID:zL1JmECb0<> >>324
うん?
【白い男は本から視線を上げ、【暴虐銀狼】の方へと向ける
 手を離されたカメラマンの死体は地面に力なくどさりと落ちた】

――――ああ、このカメラマンが報道の権力とやらを盾にして
幼い子供達を食い物にしていた様なのでね。少し旅立ってもらったのだよ。


と言ったら信じるかね?

【白い男は掴み所が削げ落ちた様な雰囲気でそう言うと、
 カメラマンの鞄から転がり出たフィルムケースを踏み潰した】 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 21:20:07.37 ID:IGLtcSHvo<> >>321
【メイドが前に出ると、暴発した銃弾を斬り落す。超人的な剣術を持つ彼女に数発の弾丸など意味がない。】
【相手がグレネードランチャーを撃ち出すのをみると】

ど、ど、どうするんですかー!重火器ですよ!
「落ち着いてください。いきますよ?」

【またも幼女を抱えるとグレネードの軌道を一発一発確認し、正確にそれを避けていく。】

/風呂落ちです すいません <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 21:25:38.32 ID:SBhWN16U0<> >>326
「…これならどうだ?」

【そう言ってアサルトライフル、M4A1を作る】
【それから相手に向かってアサルトライフルを撃つ】
【そしてグレランに持ち替えてそれも撃つ】

【そして相手とメイドの地面に深い穴を作る】
【その下には包丁が上むきにあるだろう】

「ジ・エンドかな?」

【まだ銃は握ったままだ】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 21:26:16.54 ID:SBhWN16U0<> >>326
/了解ー <> 【暴虐銀狼】@wiki<><>2011/03/25(金) 21:26:54.22 ID:SRtLB/j80<> >>325
「なるほど、信じよう」
「そういった人間がこの国には多く居るのは知っているが」

【言い回しから解るかもしれないが、この男はこの国の人間ではない。祖国人なのだ】

「だが、お前は誰だ?警察には見えないが…」

【それは一方的な断罪への疑問】 <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 21:36:30.03 ID:FxhyR1Nio<> >>323

「――――カハッ」

【煮詰まる狂喜。――瞬間、右上腕の肉が弾け散り、灰白い骨が露出する。白肌と一線を画す、屍鬼の色彩】
【悠然と立つ男が双眸に悦楽を翳した。――喰らった肉も、啜った血も、此処に在る『餌』は愚劣と断じていたが】
【訂正が必要だ。アレは喰える。骨の髄まで己の糧にできる“ソレ”だ。笑うように顔貌が歪む。血が滾る】

「随分と御無体じゃねぇか、なァ、包帯男。
 そりゃミイラになりたいって願望の顕れか?いいだろう、いいだろう……」

「刻んでやるよ、貪り食われる弱者の気分って奴を――喰らい尽くしてやる」

【ソレは稚拙な罵倒に平静を失う輩ではない。獣より獣に近く。畜生だからこそ、戦闘に於ける定石を誰より心得る】
【抜身の刃を飄々と一瞥し、構えを、筋の脈を測って窺う――成程、強い。生半可に突貫すれば、喰われるのは己だ】
【一度、呼気を吐き尽くす。肺臓に貯まった耽美な血臭を余韻に残し――刹那、地を蹴り、疾駆】
【人間の構造上、如何に身体能力に優れ勝ろうとも“有り得ない”予備動作の無さで、尋常ならざる加速を遂げる】

【【能力】――関節を強引に動かすことで、極小の挙動で、最高の帰結を生み出す畜生のソレは、寸分の狂いなく発動した】
【体勢を低く、地を擦る程に身を屈めながらも減速はなく――そのまま近づけば、相手の正面腹部に向け、鉄同等強度と化した】
【右腕で凄絶な突きを放ち、穿刺を狙おうとする。この動作にも能力が応用され、鮮烈な加速が施されているが、果たして】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 21:39:18.91 ID:zL1JmECb0<> 【白い男は、【暴虐銀狼】の信じるという言葉を聞くと微笑を造った】

「くっくっ……そうもあっさり信じられると、君の将来を心配したくなるね
 まあ、嘘ではないのだが。……うん?何故警察ではない私がこの男を殺したのか聞きたいのかね?
 ――――いいとも答えよう。簡単だよ『義を見てせざるは』と言うだろう?」

【その言葉が本当か嘘かは分からない。
 白い男は、演技的に大げさに両手を広げると】

「――――私の名は【変幻承腕】。【企業】の首魁にして夢追い人だ」

「さて、次は君の番だ。君は誰なのだね?」 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/25(金) 21:40:13.68 ID:AFufdQClo<>
例えば、バス停。町には幾つのバス停が在るだろうか。
真面目に数える人は多くないと思われる。

例えば、ニンゲン。町には幾人の人が在るだろうか。
調べる人間は多くは居ないであろう。


「────星はみえねぇよなぁ・・・・さすがバス停」

ある人通りの少ない道の横に隣接されたバス停。
此処には一人の男が居る。
もうすっかり夜も更けたというのにも拘らず、その髪は何処か光を孕んでいた。
ベンチに座り込んで目の前を通る車や歩行者・・・その他etc をぼんやりと見つめながら
溜息を吐く男。
星空は厚い雲に覆われており、その存在を大いに強調することを出来ずにいる。
それを、バス停のせいにしつつ男は眠たそうに欠伸をひとつ。

//なんでもOK! <> 【暴虐銀狼】@wiki<><>2011/03/25(金) 21:42:55.70 ID:SRtLB/j80<> >>331
「性分でね。騙されたと知ったら何処までも追って[ピーーー]が」

【金髪の男はおもむろにコートを脱ぐ。】
【そこには同じくカーキ色の軍服。胸には勲章。】

「夢追い人?…そうか」
「俺はアルクセイ・クリーガー。祖国の軍人だ」 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 21:53:50.45 ID:zL1JmECb0<> >>333
【【暴虐銀狼】の自己紹介を聞いて白い男は首をかしげる】

祖国?ふむ……確か、極北の言論統制国家だったかな?
それとも、首脳部の無能で市民が困窮している国家だったか……?

【腕を組んで考える様子を見せるが、すぐに先程までの無表情に戻る】

まあ、そんな事は置いておくとしよう
それで、その祖国の軍人アレクセイ君はここで何をしているのだね?
この辺りは麻薬とマフィアと売春の温床で、裏社会に関係してる
人間以外には死地だと思うのだが。 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 21:55:41.90 ID:IGLtcSHvo<> >>327
【相手がアサルトライフルに持ち替えたのを見ると】

「流石にこれは…!」
卑怯者め!も〜怒りましたよ!リューの出番です!

【抱きかかえられた幼女の義足が消えると漆黒の龍がメイドのすぐ下から出現する。】
【龍は幼女たちを乗せて上空に飛び立つ。】

「おお…。」
ミラーモンスターに銃撃なんか効きません!

【龍は唸ると相手に向かって漆黒の炎を吐きかける。】
【炎が直撃すれば命は無いだろう。】 <> 【暴虐銀狼】@wiki<><>2011/03/25(金) 21:58:35.05 ID:SRtLB/j80<> >>334
「それはいえないな」

【金髪の男はもう一度コートを着なおし】

「もし私が、ここにいる祖国の情報屋を訪ねるため、といっても君は信用しないだろうからね」

【まあ、そんな事は無いわけだが】

「さて、聞きたいことは終わりかい?」

「じゃあ、失礼するけど」

【そのままコートを翻しその場を去って行こうとする】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 21:59:22.48 ID:oyJngHcOo<> >>330
「――今度のは、小物でなけりゃ良いがな……――――」

【こちらへと疾走してくる畜生を見据えながら――男はそう、呟いた】
【右腕に持った大剣を、盾のように構える――"守"の構え】
【まずはそれで、相手の攻撃を受け止める。男の攻撃は、それから始まる】

「――だが、まあ、残念だ……

――――初っ端から突っ込んでくる時点で、出来るたあ思えねえ。」

【そして。】
【大剣と骨槌が――激突する】

【鉄並みの強度が、どうした】
【凄まじい加速が、どうしたというのだ】

【男の行動は、常に至ってシンプルである】
【"力で、捩じ伏せる"――それだけだ。それ以外に何の行動もしないし、する必要もない】


「いいだろう。そうまでして、死にてえならよ……

――――この俺が砕き散らして、華々しく最後を迎えさせてやるよ!!」


【相手の攻撃を防ぎながら、左手にも大剣を召喚し、】
【男はそれを――少年の腹部へ向け、高速の刺突を放った。】 <> 【殺戮船長】 @wiki E.サーベル ピストル<>sage<>2011/03/25(金) 21:59:30.87 ID:va+fnV8I0<> 【滑らかな海に湿った土、潮風に岩礁に打ち明けられた緑の海草に、磯の深み有る香り】
【一軒家の様に聳え、夜空に流れる羊雲と共に、布が風に荒ぶる音を轟かす黒い旗】
【船付近、淡く微かに光る、誘蛾灯と焚火が幾多に置かれた、昼の様に明るい平坦の砂上】
【其れに集る、腐ってイカれてもう数年、独身彼女募集のゾンビーズ】

ゾンビA『はぁ……船も年期入ってるねぇ、まさか雨漏りなんて』
ゾンビB『野宿に追いやられる程酷くなるとは……』
ゾンビC『白蟻とか居ないよな……』

【嘆かれる事情に追われて野宿、此が海賊の現実と言うモノか、と溜息を吐く】
【黄昏を心持ちに、焚火を遠い目で見つめれば、砂浜付近の林から物音】
【小さな体駆に海賊帽のシルエット】

おめェら、猪とったどっー!! とっとと、晩飯の支度だァ

ゾンビーズ『『………(大半はゴ●ラ並の馬力な船長が乱暴に扱うからだよなぁ)』』

……その視線は何だよ

【ゾンビーズは、一瞬だけ心が一つになった、されど誰一人とて口にしない理由】
【ピストルの弾痕とサーベルの切り傷を残す猪を片手に平然と引きずり運ぶ】
【一同に睨みを効かす、此の少女たる船長を見れば一目瞭然か】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:03:49.49 ID:SBhWN16U0<> >>335
「おいおい、これはひどいだろ」

【炎の直撃は自分が浅い穴を生み出して避ける】

「あれを使いたいが…」
「よし、使おう!」

【地面から出て対戦車ロケット砲、ジャベリンを出す】
【LOCK ON】

[狙い撃つぜ!」

【狙い撃つもなにも誘導式なのだが…】
【そしてロケット弾が相手の龍向かって飛んでいく】

【そしてまた穴の中に入ろうとする】 <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 22:04:05.23 ID:zL1JmECb0<> >>336
ふむ……故国を弄すれば直ぐに撃鉄を引くのが彼の国の国民だと思ったのだが、
どうやら君は話が通じる類の人間だった様だね

【意外そうにそう言うと、背中を向けた銀の男に声をかける】

アレクセイ君――――君がもしも【祖国】に嫌気が差したり、
或いは彼の国を変えようという夢、或いはまた別の悲願を抱く時が来たのなら、
【企業】を訪れてみたまえ。我々が君の願いを叶えてあげよう

【吐く言葉はそれほど力をこめていないが、それでもはっきりと聞こえる声だ】 <> 【暴虐銀狼】@wiki<><>2011/03/25(金) 22:07:15.26 ID:SRtLB/j80<> >>340
「得体の知れん能力者にいきなり襲い掛かるほど馬鹿じゃないさ」

【そして、男の声が飛んでくる】

「…考えておこう」

(祖国に嫌気、ねぇ…あり得ないな) <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 22:10:57.01 ID:IGLtcSHvo<> >>339
/ダイレクトアタックモードとトップアタックモードどちらでしょうか?
/後、遅れてすいません <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:12:37.03 ID:SBhWN16U0<> >>342
/トップアタックモードです
/わかりにくくてすみません <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/25(金) 22:14:21.89 ID:zL1JmECb0<> >>341

「おや。能力者とは買いかぶりだね、私はただの「大人」だよ」
「――――ああ、考えてくれたまえ」

【そうして【暴虐銀狼】の背中を見送った後、
 先程のカメラマンの懐から白い粉が入った袋を取り出す】

「――――君が資産家を夢見るのは素晴らしいが、
 残念ながらその手段は私の夢の妨げとなるのだよ。
 ここでの薬の売買は【企業】が取り仕切っている。
 情報屋ならばそれを知っておく努力をすべきだったね」

【それは、違い無く「麻薬」と呼ばれる薬物だった】 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 22:14:45.56 ID:IGLtcSHvo<> >>343
/了解しました! <> 【倭魂刀神】<>sage<>2011/03/25(金) 22:14:59.94 ID:NWA2DcfTo<> 【軍事大国・祖国】

「フフ…腕を上げたようだな…」

『ま、まだまだ!!』

【その東南。】
【閑散とした自然公園に響くのは硬質な音。金属と金属を打ち合わせるときのような、】
【乾いた音は断続的に、あたりに響いていた】

「あ、――――隙が…」

【一人は青年。黒い仕立てのよさそうなコートを羽織り、左手の一本の太刀が、】
【ヒュンヒュン、と宙を舞っていた。金剛石で加工されたその刀身は、】
【月光をあびて煌びやかに光った。】

『おっとと―――えいっ!!』

【一人は少女。こちらは灰色のコート、ショートカットの柔らかそうな髪が揺れる】
【黒縁メガネの奥の瞳は、真剣に青年の太刀筋を見極めていた】
【右手の刀は青年の金剛を受け流し、自分も攻撃を仕掛ける】

【どちらも一歩も譲らないその“稽古”は、とてもそうは思えないくらい真剣で、】
【他人が見たら果たしてなんと思うだろうか】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 22:17:11.28 ID:pmHJdd5po<>
【すっかり日の暮れてしまった公園で】

【ベンチに青年が座っている】
【黒いパーカーに黒いカーゴパンツ、黒い髪と見事に黒尽くめのなか、紅い目が異彩を放っている】

なあ…聞いてくれ、今日は子猫に会ったんだ。そりゃあ可愛いくてな…なんとか幸せになってもらいたいね

明日は晴れるかな…?雨は苦手なんだよな…

【何やら親しげに誰かと話しているようだが…】
【もう夜遅く、辺りに人の気配はなく】
【周りに動物などが居る様子もない…。】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 22:17:35.13 ID:10SNLhT70<> >>332
まだいらっしゃいますか?

「――星。ですか」

「星は、希望の象徴。と聞きます……少し、寂しいものですね」

 バス停にやってきたのは、“独り”の女性。
 空の雲を仰ぎ見る瞳は赤、ただし見えるのは片方――右目には、月毛色の髪に隠れる眼帯をしている。

「……あ、すみません……少し、ぼんやりして――いました……あなたの声が耳に入ったものですから、つい……」

 他人の話を盗み聞いていた様になってしまい、恥ずかしく思って、腰から折ってのお辞儀。
 ポニーテールがふわりと揺れる。 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 22:21:06.21 ID:IGLtcSHvo<> >>339
なんですか!?あれ!?あんなの一人で使えるんですか!?
「このままじゃ捲きこまれます!降りますよ!」

【幼女を抱えるとメイドは飛び降りる。龍は攻撃を受けると唸り、義足に戻る。】
【着地するとメイドは相手に向かっていく。近づいたら切り裂くだろう。】
【その後ろを幼女も追う。メイドと同じく近づけば切り裂くだろう。】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/25(金) 22:27:23.00 ID:AFufdQClo<> //ありがたやありがたや・・・
>>348


「いやいやっ、俺”は”独りで寂しく佇んでたんだし」
「むしろ、話しかけてもらえたことを光栄に思うとしようと思っているところだよっ」

相手の話し声にピクンと上体を揺らし驚いた風に目を見開いて
正面に立っている女性を見つめる男。
しかし、何やら謝られたことを知ると、笑い顔を浮かべて身を乗り出しながら言葉を出す。


「でもって・・・えーっと・・・星は希望の象徴・・・?・・・・」
「あー・・・・あれだろ? 光って言うのが綺麗なもんだっていう良く分からない誤解から来てるんだよな?・・・それって」

「だってよ?  ”白い”光なんて絵の具で言えば”真っ黒”と同義だからなァ・・・」

首を傾げてコキリと鳴らし、柔和な顔を浮かべたまま相手の先ほどの言葉に言を返す。
その頭に乗った髪が揺れるたびに、車の赤い光や蛾を寄せ付けないための暗い光など
様々な色の光が反射して相手の眼には映るであろう。 銀髪・・・否、鏡色とでも言うべきなのだろうか。 <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:28:49.34 ID:FxhyR1Nio<> >>337

「はは、くははは……そりゃ、ご遠慮願いたい――なァッ!!」

【穿ち抉り剥ぎ喰らう一撃は、壮烈な速度を以て大剣と激突。自壊は免れず指頭の骨が砕けたが即刻回復】
【砂丘に抜けた坑を埋めるように、一瞬にして強度と形を取り戻す。畜生を象る殺戮の本質が、動じぬ『餌』を前に】
【感極まりと慟哭する。刺突が放たれ――転瞬。畜生の脇腹が裂け、灰白い肋骨が杭の如く伸び、刺突を左方に逸らす】
【魂も躰も『異形』。全身の骨格を自在に操る屍鬼は、修羅場をいとも容易く退けて魅せた。その帰結は当然】

「俺を舐めたな?」

【暴虐と殺戮の化身は、魔獣だ。本能的な戦闘本能は幼少期から研ぎ澄まされ、超えた視線の数も比例する】
【経験と才能。殺しに寿がれた男。生から死までを繋ぐ道は、他者の屍で創られている。双眸が、銀盤が歪み――喰らう】
【眼光が喜色に細められたのも束の間。左腕の肉が先刻をなぞるように、弾け飛び、醜悪な白木を曝す。鋭利に澄んだソレを】

「莫迦が、日和ってんじゃねえぞ糞猿が――ッッ!!!」

【――揮う。盾として前面を遮る大剣の右方向から掌を滑らすようにして、凶腕を穿刺の為に揮った。当然の如く加速を付加し】
【深く深く、抉り毟り取る。それのみを指標に、肩と肘の関節を肉が削れるのを意に介さず、延長。射程を伸ばし、喰らい尽くす】
【刺突が狂いなく決まれば、言わずもがな。内蔵を握り潰し、剥ぎ取ろうと、腕を縦横無尽に揮って男の内部を蹂躙する】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:29:59.82 ID:SBhWN16U0<> >>349
「やっぱり近づいてきましたか…」
「甘い」

【またもや地面を深い穴と包丁に変換】
【自分を中心として3mぐらいに穴が開いている】

「切り裂かれるのはごめんだね」

【穴に落下していく】 <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:34:36.44 ID:FxhyR1Nio<> >>351
/〜本能的な戦闘本能は幼少期から研ぎ澄まされ、超えた視線の数も比例する】
/〜本質に迫る戦闘本能は幼少期から研ぎ澄まされ、超えた死線の数も比例する】
/細かいですが、訂正をっ! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 22:36:57.62 ID:10SNLhT70<> >>350
あ、ありがたや……?

「そ、そう。でしたか……よかった、です」

 他人の話を盗み聞いて、嫌な顔でもされたらどうしよう。
 そんなことを思っていたため、意外にも穏やかな男に、安心している。
 ただし、その表情は淡白なものであった。

「綺麗なもの。ですか、なるほど……」

 視線を外して、指先で口元を隠し、何やら独りで納得している。
 それから、二息ほどの間をおいてから、視線を男へと戻して言う。

「いえ、タロット。のことなのです」

「閃きや、希望という意味が――あると昔、聞いたことがあるのです」

 淡白な表情で、テンポの悪い丁寧語で、ぽつりぽつりと話していく。

「白。真っ黒……ああ、なるほど、です……光の3原色と、色の3原色、みたいなことですよね」

「……銀色も、純粋な色。なのでしょうか……」

 ちらりと、男の銀――鏡色の髪を見てから、囁き、訊ねる。 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 22:37:33.57 ID:pmHJdd5po<> >>347
/まだまだ募集中です。 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 22:38:50.94 ID:IGLtcSHvo<> >>352
「くっ!」

【メイドはすぐさま立ち止まる。ぼふっという音と共に幼女がぶつかる。】

まあたですか!?まともに戦う気が無いなら私もまともには戦いませんよ!?
メイドさん!下がってください!

【メイドに下がらせると紙に大量のナイフを描く。そのナイフは全て追尾ミサイルのような能力を与えられる。】
【とにかくひたすら描きつづけているのでナイフは途切れない。】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 22:46:31.56 ID:FeC1LVrSo<> ・・・

【・・・なんか、損した気分だ】

【眠そうな顔をした青年が、頭を掻きながら】
【夜でも明るい繁華街を、だるそうに歩いている】

【お昼についつい眠ってしまい、さっき起きたらしい】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:47:12.26 ID:SBhWN16U0<> >>356
「このまま落ちるとやばいかもしれないが落ちてるのには意味があってな」
「放射能の汚染を多少軽減できるんだよ」

【地上に向かってMGR-1の弾を出す】
【この兵器は核弾頭搭載型の砲弾である】
【戦術核攻撃を狙いとしている】
【そして手にジャベリンミサイルを持つ】
【それから砲弾に向かって撃つ】

「核か…使いたくないけどな」

【穴の下につく】
【包丁は消した】
【そして上に壁を作る】
/核はダメでしたら爆薬でもいいです <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:48:17.49 ID:SBhWN16U0<> >>358
/追加
【ナイフは壁によってほとんど防いだが肩に少し刺さっている】
/すみません <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 22:50:33.55 ID:IGLtcSHvo<> >>358
/核弾頭はやりすぎです それだと全ての能力者に影響が出る事になります
/そして反動にも耐えられるとは思えないです <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:53:12.47 ID:SBhWN16U0<> >>360
/すみませんそうでした…
/なら書き直します <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 22:54:30.03 ID:pmHJdd5po<> >>347
/再募ラストで <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 22:54:51.70 ID:IGLtcSHvo<> >>361
/お願いします <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 22:56:05.70 ID:SBhWN16U0<> >>356
「このまま落ちると逃げれるしね」

【そういいながら落ちていく】

「じゃ、さよなら」

【上にむかってダイレクトアタックモードのジャベリンを放つ】

「くっ!」

【ナイフは包丁を変えて壁を作り出して防ぐが…壁が間に合わなかった分は肩などに刺さった】
/すみませんでした… <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 23:00:11.82 ID:oyJngHcOo<> >>351
「ほう――白骨の、自在操作か」

【いくらダメージを受けても瞬時に回復する相手を見ても、自分に向かって伸びてくる凶腕を見ても、】
【男は、微塵も動じない】
【次の瞬間。鋭く冴え尖った白骨は、性格に男の胸をとらえ突き刺さった――――ように見えた、が】
【――――――こつん、と、】
【間の抜けた音と共に。白骨がぶつかったのは――瞬時に男の胸元に召喚された、一本の包丁だった】
【その鉄板が、男を守る鎧のような役割を果たしていたのだ】


「――舐められて、逆上するか?
悔しくて――怒り狂っているのか?


【――――男は、畜生を睨みながら笑う】
【畜生のすべてを笑い飛ばすかのように、嘲笑う――――】


――この俺が憎いか!?殺したいか!?
なら思う存分、キレてみろッ!!ハハハハハァッ!!」


【相手の能力は恐らく、骨の自在操作だと先程分析した】
【たとえ攻撃しても、先のように逸らされるだけだろう。】
【ならば――――――】

「……ああそうだ、幾らでも猛るが良い
殺すことしか考えてねえ馬鹿に――この俺は、倒せねえよ。」

【男は、右手に持っていた大剣を振りかぶり――相手の頭頂めがけ、切落に降り下ろす】
【それは所謂、"兜割り"。重力を加算した圧倒的な一撃で、防御などはほぼ不可能とされる技】
【たとえ骨で防御されようが――その骨ごと砕いてしまえば何の問題も無い。】
【そう――いつも通り、力で捩じ伏せるのだ】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/25(金) 23:00:22.08 ID:AFufdQClo<> >>354

「タロット?・・・・・いや、ちょっと待て・・・今思い出してる・・・来い・・・来い・・・来た!!」
「あれだな? カードでなんやらだな?」

男は、女性の吐いた”タロット”という言葉が中々頭の中から現出しなかったのか
むっ・・・と言葉を詰まらせると、両方のこめかみを指で突いてその言葉を思い出そうとした
そして、言葉と共に思い出すとその燃える様な赤い目を光らせてその真偽を問う


「まぁ、聖書の最初も”光あれ”だし・・・光とは夜って言う恐怖を打ち消すって言う意味があるんだろうよ」
「夜は怖いってのは万国共通だからなぁ・・・」

思い出すという労力を支払ったことによりチョット息をつくと、一拍置いてから
ベンチの背もたれにもたれ掛かり、口を尖らせながら、思い出すように視線を虚空に泳がせ話し続ける


「そうそう・・・白い光なんて、グッチャグチャに色んな光を混ぜてると出来る代物さ」
「一番作りやすいね・・・・・つまりは、黒い光・・・まっ、光が無いって状況が一番自然なわけだ。絵の具の白と同様に」

「銀色?・・・ああ、この色かい?・・・そうだねぇ・・・当たった光を反射する」
「白に近いようで結構遠い色ってところだろうねぇ・・・この色は。」

相手の目線の自身の目線を合わせつつ、虚空をぐるぐると人差し指で混ぜてグチャグチャのジェスチャー
そして、相手が鏡色の髪を見た後に来た問いに対し、一度前髪を掴んでソレを視界に入れて確認。
その後、髪の毛を巻きつつ応答する <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 23:12:29.82 ID:10SNLhT70<> >>366

「ええ、死神とか、戦車とか、それから、月と太陽というのも――ありましたね」

「あっ、私は占いはやらない、のですけれどね?」

 胸の前で手を振り、否定的な反応を示している独り。
 男の燃えるような瞳に、自らの赤の瞳を向けて。


「夜は怖い。ですか……なるほど」

「例えば野犬にかまれたり。例えば、男の人に襲われたり――とかですか?」

 きっと、他意はないのであるが。
 男の人――目の前の男に、目を向けて訊ねる。
 誤解されるような仕草であるが、大丈夫だろうか。


「光がないのが一番自然……希望がないのが自然。なのでしょうか」

 ふと、初めの頃に言っていた、星は希望の象徴、そして光に関係している、その話を持ち出す。

「……そう。ですね、信じているものを裏切られること、これは得てして裏切られたものが辛く――なりますから、ね」

 それから独りは、独りで納得してしまう。
 こくりこくりと、肯きを入れながら。

 それから、鏡色の髪に目を付ける。
 真っ赤な瞳には、鏡色の銀がきらりと映る。

「光の反射。そう、ですね……まるで、星。のようです」

「白、銀? もしかしたら、希望に満ちている――のかもしれませんね?」

 指先で、口元を隠し、隠した口元をほころばせながら、ぽつりと一言。
 あくまでも、光としてではなく、星として、男に囁くのだった。 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 23:13:20.99 ID:pmHJdd5po<> >>357
/今から絡んでも大丈夫ですか? <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/25(金) 23:14:07.51 ID:IGLtcSHvo<> >>364
ああ!逃げられた!
「伏せてください!」

【幼女が伏せるとメイドはすぐさま剣を抜き___戻す。】
【そこには真っ二つに斬れたロケット弾。それはモーゼの様にメイドたちを避け、後方で爆発する。】

おおーすごい!
「あなたがくれたんでしょう。」

【驚く幼女と冷静なメイド。その姿はかなり対照的だ。】

むー…。悔しいです。
「逃げられたんだから仕方ないです。帰りましょう。」

【メイドは幼女をおんぶし、道を教えられながら公園を去っていった。】

/絡み乙!でしょうか? <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 23:16:25.03 ID:SBhWN16U0<> >>369
「もういないな」

【何とかして穴から出てきた少年である】
【そして不殺のアジトへ向かった】
/絡み乙でしたー <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 23:21:41.98 ID:FeC1LVrSo<> >>368
/いいですよー <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 23:22:57.11 ID:pmHJdd5po<> >>371
/感謝!では今から書いてきます
/>>347はキャンセルということでお願いいたします <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/25(金) 23:27:19.51 ID:AFufdQClo<> >>367

「ほっ・・・ほぅ? まぁ、俺もあまりオカルト方面には詳しくないからなァ・・・」
「占いが出来ると言われても困ってたところだよ」

ニヘラッと屈託の無い苦笑いを浮かべながら反応する男
手を肩の位置まで上げてやれやれといったジェスチャーをしつつ


「それもあるだろうけど・・・やっぱり一番は”見えない”ってことだろうね」
「ある問題が解けないとか自分の心が分からないとか、そういったときに不安になるのとおんなじことだと・・・思ってたりする」

「犬に噛まれたり、俺が誰か女性を襲ったりするものその副産物だろう?・・・何をしているか分からないからね・・・」
「でも、此処で俺があンたを襲うっていっても、いっくら人通りが少ないとは言え衆人のまん前」
「俺の頭が狂ってるか、衆人に周知の事実を知らしめても構わないほどにあンたが魅力的でない限り」
「此処は、完全に夜とは言えないんじゃないか?」

肩の位置まで持っていった手を頭の後ろで組む、そして、目の前の女性の言葉に付け足すように言葉を紡ぐ
さらに、片方の手を組んでいる状態から離し、その人差し指を歯で噛んで犬に噛まれるジェスチャー。
次に、ガオーと唸り声を上げつつ両手を顔の斜め前方で指を中途半端に閉じるポーズを取る。
そのまま、両肘を両膝の上に立てて手を組み、その上に顎を乗せて上体を折り曲げて下から相手を見上げつつ嗤いかける <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 23:30:24.08 ID:pmHJdd5po<> >>357

たまにはこういうのもいいな…

【繁華街で立ち止まり、青年が肉まんを食べている】

【黒のパーカーに黒のカーゴパンツという出で立ちで、髪も黒】
【ただ、その目だけは紅く・・異様な雰囲気を醸し出している】

【その姿の為か道行く人が青年の近くだけを避けて歩いている】
【その光景は、目につきやすいかもしれない…】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 23:34:24.67 ID:FeC1LVrSo<> >>374
・・・

【・・・それにしても、暇だな・・・】
【何か、面白いことでもないものか・・・】

【とかなんとか考えながら、そんな青年のほうへと歩いていく】
【変なことには変だと避ける青年だが、ココに来て変の基準が歪んでしまっているのか】
【特にそんな青年を避けようともせず、向かっていき】

【相手の青年が避けなければ肩をぶつけてしまうだろう】 <> 【倭魂刀神】<>sage<>2011/03/25(金) 23:38:36.40 ID:53IUeaPDO<> >>346を再び… <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/25(金) 23:38:54.59 ID:AFufdQClo<> //し・・・しまった・・・途中送信ではなくて、途中でやりきった感じに・・・
//今まで気づかなかったですごめんなさい・・・このままでいきまっしょい・・・
//本気で申し訳ない・・・ <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 23:39:49.38 ID:10SNLhT70<> >>373

「困る、のですか……星占いとか、信じない、方なのですか?」

 首をほんのわずか傾げ、不思議そうに。
 それでいながら、やはり淡白に。
 男に独りは訊ねたのだった。


「見えない、ですか……なるほど……たしかに、不安。ですね」

「もし、雲の上にあるのが、星ではなくて……例えば降ってくる槍だったとしたら。例えば、降ってくる絶望だったとしたら」

 こくり、こくりと首を肯かせながら。
 男の言葉をただ納得していく。

「なるほど……そういう味方も。確かにできますよね」

「あなたは、面白い考え方をする――方ですね? 不思議です、ええ」

 男の言った言葉に、首を肯け、それから。
 口元を隠さずに、口元をほころばせ、どこか砕けた表情をして見せた。
 淡白な表情では決してなく。


「そう、ですね……面白いお話を聞かせてもらったから、一つだけ」

「私が今から、“夜”にしたいと思います――見える、“夜”ですよ?」

 そういって、両掌を、頭の上にかかげて見せる。
 しばらくすれば、掌から、空に浮かぶ雲よりも黒い、どこまでも黒くて暗い雲――らしきものができてくるのを、男には見えるだろうか。 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 23:40:05.91 ID:pmHJdd5po<> >>375
それにしても、これ熱いな…

【熱々の肉まんを食べる事に苦心していると】

【どん】

【不意にやってきた青年にぶつかってしまう】

おっと…っ!

【バランスを崩して肉まんを取り落としそうになるがなんとかキャッチし】

も、申し訳ない…
【相手の状態を心配して申し訳なさそうにしながら声をかける】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/25(金) 23:40:31.60 ID:10SNLhT70<> >>377
おとと、すみません、了解しました <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 23:41:18.84 ID:FxhyR1Nio<> >>365

「くは、ハッ、ははは――、てめえ――劣等の分際で、イラつかせてくれんじゃねえか」

【獲物を喰らう。無類、それを指針に繰り出した凶腕は、二度阻まれる。続いた口上、嘲りの笑いに怒りが滲む】
【だが、無為に帰した。否や、結果としてみれば毒の一手に相違ない。――乱雑に周囲へ撒布されていた殺意が凝固に】
【超過した憤怒。己より劣ると断じた相手に、稚児の如く弄ばれている現状。それが呼び水となり――畜生は不動心を駆る】
【研ぎ澄まされ戦闘の技術。比肩する存在など未だ相対した事ない破壊と暴虐の本質。それは虚妄でも、空漠でもない】

「いいぜ、てめえ。ああ最高だ。嬉しいとも。そうさ、こんな猿の街で出逢えるとは懐わなかった――」

【ならば何故存在に扱かれる。答えは単純にして明快。散漫で在ったから。無尽蔵に流出する狂気も殺気も、傍近へ散漫と】
【振り撒かれていたから。対象を『餌』と断じていた己の矮小が、この結果を生んだのだ。彼処に至る。思考は激烈に波立てず】
【靄と纏わせていた屍鬼の全霊が――男へ擬する。理性が理知が、最高の武器を、最高の練度で、完成させる。驕りは最早無い】

「――――倒す。いや、殺すのが俺の本懐だが、郷に入れば郷に従え、だったか?」
「劣等の国のしきたりに従うのは癪だが……お望み通り、“倒して”やるよ」

【大剣は、頭部を劃たず右肩へ振り下ろされた。鉄強度に達した肩骨は本来の密度を加味し鋼鉄に匹敵するが、それをしても】
【受け止めることは不可能。肩口を裂き、凡そ数十cmに至る裂創を象るも、腕を切り飛ばされなかっただけ重畳。――再生を開始】
【鋒を躰に埋めたまま、肩骨を隆起、囲い覆うように再生するソレは、引き抜かねば大剣を奪取せんとする。当然、それのみに収まらず】

【“力”で叶わぬのなら“技”を。弾き出した光条の一途は、明瞭な答え。己で贖えぬモノは競えない。ならば、無いものを、在るものを】
【――先刻、ぶち当たった大剣の刃筋を流しながら、右足を引く。激烈な痛みを脳髄に直接伝える忌々しい禍物を一瞥、血の混じった】
【唾を吐き出して――左足を蹴り上げる。己の流儀に則り加速を遂げる足蹴の狙いは、剣林の縫間。相手の脛。――視界の隅を突いて】

【己の放った一撃を、目で追わぬものなど無い。なれば、いまが絶好の機会に間違いなく、洩れ出す血流は噴水の如く辺りを耽美に満たし】
【即時性を有した視界阻害の役割を果たしていた。余程に留意していなければ、骨の移動のみで繰り出された“無音”の一撃は知覚し難い】 <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/25(金) 23:42:34.80 ID:FxhyR1Nio<> >>381
/頭部を左方に引いた結果、肩に――という流れです、描写忘れ&遅レス申し訳ない! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/25(金) 23:44:03.67 ID:FeC1LVrSo<> >>379
・・・!
ぁ、いえいえ・・・こちらこそすみません、大丈夫でしたか・・・?

【相手にぶつかった瞬間、ハッと現実に引き戻され】
【ぺこぺこと、日本人っぽい腰の低さで謝り、同じく相手の心配をする】 <> 【汚染幻想】現実を滅茶苦茶にしちゃうよ<>sage<>2011/03/25(金) 23:48:56.21 ID:JudpaX9k0<> 【とある公園、月明かりだけが其処を照らすなか】
【少年は暇そうにベンチに座り込んでいた】
【容姿は癖毛が目立つがあってから三時間で忘れてしまう位に普通】

「全く、こんなに平和だと暇じゃないか!!悲鳴くらい聞こえないと駄目だ!!」

【しかし言動は普通ではなかった。誰に言うでもなく吐かれた怒りは闇に溶けていく】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 23:50:00.05 ID:pmHJdd5po<> >>383
い、いや…俺が悪かった…すまない…
【眉を文字通りハの自に謝る】

その…まさか・・俺にぶつかられるとは・・

【困ったような表情をしながら、はは…と笑う】
【そのときちらりと覗いた歯は常人とは明らかに違い鋭いのだが・・気づくだろうか】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/25(金) 23:53:44.83 ID:pmHJdd5po<> >>385
/文章が破綻してますが・・【眉をハの字にして謝る】、です…これが呪いか…いや本当ごめんなさい <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/25(金) 23:58:24.04 ID:AFufdQClo<> >>378

「因果律が云々ならまだしも、この”次元”の占いという概念に関しては」
「俺としては、深い興味と共に、疑問で一杯ってところだなぁ…」

「絶対に手の届かないものに対して、星一つ一つをある種の信仰媒体にすることで」
「それに、特殊な意味を持たせるっていうのはまぁ、理解できても」
「信じるのは無理だねぇ・・・科学技術が発展すれば自在に運勢が変えられるってことになると思うとな」

変な言い回しでこの世界の占いに対する見解を披露する男。
上体をあげ、手をブラブラと振っている男は何処か挙動が不安定に映るかもしれない。


「だからこそ、分かっているってのは希望になるんだろう」
「降って来る絶望も槍も、見えていれば対処できるし、覚悟できる。」
「と・・・そう思えばむしろ、見えているのは絶望とも言えない事も無い気がするけどね」

目の前に立っている女性にひとさし指を指しながら言葉を繋いでいく。
しかし、急に暗い顔になると暗い声を出して脅すように顔を突き出す。


「まっ、全部全部、その人が考えるのが正解で正義で静粛なわけで」
「普遍的な考え方をするのもいいけど、奇抜な最新のファッションと同じで奇抜な考え方もしてみれば面白いもんだ」

そして、強張った顔を解いて嗤いかけつつ説明を付け加える
突き出した顔をベンチにもたれ掛かることで戻しながら・・・


「へぇ?・・・・つまり、それがあンたが”出来る”ことってわけか?」
「面白そうではあるな・・・・来いッ!!割と俺は驚かないと自負しているぜ?」

目を丸くして相手の挙動を見つめている男。体の挙動不審な動きは止まり
その光景に見とれているようであった。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 00:00:57.09 ID:cjmLjsLso<> >>385
いえいえ・・・ぼーっとしていた俺が悪いですから・・・

【そんな青年に、譲らない!という感じでこっちが悪いとしつこく謝る】

え・・・はぁ・・・?

【その青年の言葉に、どういう意味か良く分からない】
【という顔をした後、口から見えた、鋭い牙を視認するが】

【・・・吸血鬼の人なのかな?】
【・・・まぁどっちでもいいか】

【吸血鬼はもう既に一人知っているので】
【別に珍しがることも無く、吸血鬼なのかなぁとか思う】 <> 【推敲枠改】黒い死装束をきた白髪の男性<>sage<>2011/03/26(土) 00:01:47.26 ID:U2uXrMvSO<> >>384
【平凡、と形容されだろう少年が人目のない公園ですっとんきょうな発言をする一方】

「……そういや、もうすぐ春か」

【手にはコンビニ袋を、口にはストローをくわえた彼が】
【憐れむような目で、騒ぐ少年の姿を遠目に眺めて】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 00:08:41.19 ID:vMvWzEeOo<> >>388

…おあいこにするか
【それでも譲らない青年を見て、ふっと微笑む】

いや、何でもない…忘れてくれ・・
【自分が吸血鬼だと思われてるとは露程も思っておらず】
【不思議そうな声を出す青年に取り繕うように笑う】

ところでこんな夜中にどうしたんだ?
一人で出歩いたら危ないんじゃないか…?

【そして青年に向けて困ったような心配するような眼で問いかける】 <> 【汚染幻想】現実を滅茶苦茶にしちゃうよ<>sage<>2011/03/26(土) 00:13:30.07 ID:bVGlvcFv0<> >>389


「じゃじゃーん!!そんなわけで標的を決定しましたー★」

【相手の言葉を聞いていたのか、ただ見つけて襲うと決めたのか】
【ぐるりと首を曲げて相手を見つめる】

「コンビニの袋かぁ。れっつ!おしょくじたーいむ!!」

【見つめながら少年が叫ぶ、叫びに意味がないわけではない】
【少年の声と共に袋は化け物になり男を襲うだろう】【イメージは踊る宝石だ】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 00:14:03.43 ID:X5IZzTr30<> >>387

「……運勢が変えられる、ですか……」

「……ん」

 ふと、考える。
 小指を咥え、静かに考える。

 少ししてから子指を離し、囁く。

「そう考えてしまうと、占いって面白くは――ないかもしれませんね」

「運勢を変えてしまうのも、運勢を見るのも、宿題の答えを変えてしまうのと、答えを見てしまうのとあまり変わりは、ありませんからね」

 と。
 左目で、じっと男の様子をうかがいながら。
 手を振る男の様子には、首をかしげ、僅かに不思議な表情を向ける――何をしているのだろうか、と。


「……絶望。ですか……絶望……」

 暗い顔、暗い声に、特に怯むということもなく。
 それどころか、視線を男に向けて。

「ところで。絶望、って何なのでしょうか」

「貧しいこと、でしょうか? 弱いこと、でしょうか? 多分、絶望って、人それぞれ違、うとおもうのですよ」

 と。
 どこか寂しげで、透き通るような。


「正解。正義。静粛。……私のそれらは、何なのでしょう」

「考えて、みるのです」

 それから、また小指を噛み。
 静かに考え込む――男の言うことに、いちいち素直である。


「驚き、ませんか――驚いてもらえたら、嬉し、く思うのですけれど。多分、ですが」

 少しだけ、表情が、残念そうなそれに変わった。
 それでも、すぐに表情をほころばせるのだった。

「はっ――!」

 黒い雲――らしきものは、あたかも黒い馬の如く。
 そして、一人と同じく、左目の方から、皎く煌めく――小さな“ニセモノ”の星が出来上がる。

 独りの真上で、柔らかく照る“ニセモノ”の星は、ビー玉ほどの大きさで。 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/26(土) 00:18:11.47 ID:yuF7LTA3o<> >>381
「劣等はお前だろ。」

【愉快そうに歪めた口の端から紡がれるのはやはり侮蔑の言葉であり、絶対的自信の滲み出る言葉である】
【ただ。男の中にあるのは、驕りでも油断でもなく――余裕】

「――ああ、そうかい。
だが……俺にとっちゃ、そんな事はどうでも良いんだ――」

【アッサリと、その手を離す。たとえ奪われようが、また出せばいい話だ】
【それに――この超重量の大剣を操れる者は、世界に唯一人己しか居らぬと自負している。そして、それは事実であった――彼以外の者がこの包丁を手にしようが、それはただの"重り"にしかならない】

「お前は――俺を、愉しませてくれるのか?」

【男の攻撃は、それしきで止まらない。】
【さらに追撃を加えようと右腕を振るい、さらに左腕の包丁も相手に向かって突き刺そうとした――――その時、】
【――右足に、相手の蹴りが突き刺さったのだ。】

「チィ――――ッ!」

【そこで始めて――男の顔に一瞬、翳りが生まれる】
【それは、本当に極稀なことで――男がこの世界に来てからは、始めてのことですらあった。】
【咄嗟に一歩後ろに飛び退き、停まる】
【もしかしたら筋肉の一本や二本、切れているかもしれない】

「……フフ、フフフ
ハハハハ……――ハーッハッハ!!」

【――それでも、なお、男は笑った】
【先にも増してより深く、心から痛快だといった様子で笑う――――】

「良く、出来ました――
俺にまともな一撃を入れられたのはお前が始めてだ。光栄に思え」

【敗北も勝利も生存も死亡すらも、どうでも良い】
【今はただ――目の前の男を如何に斬り、裂き、殺すか。】
【それだけが、男の頭を支配していた】

「そして、先に言っておく――
これから先、

――お前は、俺に指一本触れることも叶わねえ。」


【言って、男は、これまでとは違う二刀流の構え方で二本の剣を持った】
【右手に持った一本は相手に向けて突き付け、もう一本は盾のように構え持つ】
【これこそが、"大牙二刀の構え"――攻防共に、一片の隙も生むつもりはない】
【それは――男も、本気になったという証拠である】

「それじゃあ――――来い。」 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 00:26:25.58 ID:cjmLjsLso<> >>390
は、はぁ・・・

【特に表情を変えないが、了承したのか】
【曖昧な返事をしつつ】

・・・?

【疑問符を浮かべながらも、不思議そうに青年を見つめた後】

ぇ・・・いや・・・暇なんで、散歩してたんですが・・・
いつも、この時間帯に出歩いてますし、心配しなくても大丈夫ですよ・・・

【相手の心配するような眼に気づき、心配させないように】
【いつもこの時間帯に出歩いてると教える】

/遅くなりました・・・すみません・・・ <> 【推敲枠改】黒い死装束をきた白髪の男性<>sage<>2011/03/26(土) 00:31:29.18 ID:U2uXrMvSO<> >>391
【よもや聴こえるとは思わなかったのだろう、少年の奇行に肩を跳ね上げて】
【思わずコンビニ袋が手から離れ、落ちた袋からは全滅を報せる音が公園に響き】

「……驚かすなよな、落ちちまったじゃねぇかよ」

【数秒間、少年の出方を窺うも特に行動を起こす気配はなく】
【ただの花畑だと判断し、頭から追い出すと落とした袋を拾うべく目線を落とすが】

「―――なんだこりゃ!!」

【目線の先には赤い飛沫を散らしながら不敵に笑う異物がそこにあり】
【嫌悪感からだろう、手に握った紙パックの容器を反射的に握り潰しと】
【僅かな逡巡すらなく、不快な笑みへと少年へ向けた足蹴をお見舞いし】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/26(土) 00:32:00.34 ID:ntJnPxuio<> >>392

「まっ!深く考えても結局占いはその人が信じていれば当たるんだ」
「どんなにチッチャイことでもそう思えた瞬間にな」

「おっと、そんな難儀な顔をされると困るな」
「俺は、このベンチに結構長いこと座っててな、色んなところが凝り固まっちまうんだよ」

ヘラヘラとした笑い顔で返答する男。
そして、首をコキリともう一度鳴らして少しだけ声を出して嗤う。
まるで、そんなことを質問されたのが初めてだというかのように。


「絶望なんて結局誰にも訪れないかも知れないな・・・とも思えないか?」
「その言葉の通り、望みが絶えるわけであって、どんな絶望的な状況でも本当に絶望することは無いんじゃねぇか?」
「心のどこかで、”神様”に最後の望みを託しているんなら、ソレは絶望じゃない」
「貧しくても、弱くても、その状況をどこかで悔しいと思えるかぎり、絶望はしてない・・・・と、ま、俺は考えてるわけだ」

笑い顔を少しだけ真面目なものに戻すと、男は自身の論理を目の前に広げる。
視線を受け止めながら、その言葉は何処かあいまいで、しかし、意思は込められている。


「まっ、大いに悩むことだな。 時間は有限だが切羽詰まっているわけではない」
「仮に、神様が居たとして、ソレに費やす時間を怒るようなことは無いだろうさっ」

笑い顔に何か可愛いものを見たといった感じの表情が浮かび
それを、取り繕うわけでもなく目の前の女性がすることを随時見ていたのである。


「おー?・・・・・おおー!? それがあンたの”星空”ってわけかぁ・・・」
「平常心の固まりこと俺もチョットばかし心臓が高鳴るなァー・・・」

目を真ん丸くしていた、男の目の前で繰り広げられる光景は、上映される映画のようであった。
届きそうで届かないが、目の前で繰り広げられている。
その、映画を感心するような声をあげて、褒め称えている <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 00:32:32.26 ID:vMvWzEeOo<> >>394
そ、そう言うものか…
【青年の答えに、最近の若い者は当たり前のようにこんな時間まで…と少し驚く】
【この青年まだ19なのだが…】


…!

【いきなり目眩がし、その場で少しよろめく】
【慣れない物を食べたからかもしれないな…と思いつつ持ち直すが】

【どんどんと頭が痛くなって行く…思わず片手で頭を押さえる】

すまないが…ちょっとこっちに来てくれないか?
【空いている方の手でちょいちょいと路地裏を指差す】
【額には早くも脂汗が滲みだしている】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 00:34:15.84 ID:vMvWzEeOo<> >>394
/おっと、全然大丈夫です <> 【汚染幻想】現実を滅茶苦茶にしちゃうよ<>sage<>2011/03/26(土) 00:39:15.22 ID:4qXKm2gk0<> >>395

「宝石くーん!!つっかえねぇ!!」

【踊る宝石は蹴りにより完封されてしまった】
【しかし世界こそが少年の武器】
【少年は不適に笑うと、公園の隅に植えられた樹を指差す】

「次は君に決めた!ガンバレ★」

【少年が指を向けると二本の木は目に口と足が現れ化け物となる】

「ゴウゴウゴー!!」

【化け物は相手に向かい走り出した】
【近付けば相手に噛みつくだろう】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 00:40:41.29 ID:cjmLjsLso<> >>397
そういうものですよ・・・

【相手も若いのになぁ・・・とか思いながら】
【よろめく相手に】

・・・!?・・・大丈夫ですか?

【少しビックリしながらも、心配して】

は、はぁ・・・

【何か辛そうな青年の言うとおり、青年と同じように路地裏に入っていく】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/26(土) 00:44:36.40 ID:yuF7LTA3o<> >>393
/やっちまった、今更ながら訂正……
二つの大剣を云々〜というのは勿論、大剣を召喚してからの描写です
それと、こちらも遅レスごめんなしあ <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 00:45:53.78 ID:X5IZzTr30<> >>396

「……運命は、自分で変える、というやつですね」

「素敵。ですよね、この手で、ぎゅっと。握りしめるというのは」

 瞼を閉じ、静かに口が笑む。
 男の話に聞き入り、思い耽り、心が穏やかでいるようだ。


「……なるほど……人は、弱いから、完璧ではありません、だから、望みを捨てず、ですか」

「……そういう考え方。とても好き。です……」

 きゅ、と静かに握りしめた左手。
 まるで、見えない小さな希望を、小さな手のひらで握りしめるかのようにして。
 ――掴んだら、話さない。そんな意思が見えるような気がした。

「……あなたは先生。ですか? それでなければ、一体。何者――なのですか?」

 顔を半分――左目の方だけ向けて訊ねる。
 その表情はどこか砕け。
 朗らかで柔らかく。


「そう。ですね――“神様”を信じたことは、ありませんけれど。“神様”が作った、難しい問い、そんな気がしますよ」

「……? あの……?」

 男の問いに対し、答えを返すと。
 見られていたことに気が付き、訝しく表情を変える。
 ただ見られていたのではなく、独りのすることを随時見られていたことに、訝しく思い。


「ええ――これなら、“夜は見えます”よね?」

「だから、怖くない、と思います。きっと」

 頭の上の、“ニセモノ”の星を指さし。
 その指を、くるりくるりと回すと、星がそれについていくように空中を泳ぐ。

 “割と俺は驚かないと自負している”――と男はそう言った。
 だから、独りは驚いた男に対して喜ばしく思ったのだった。

「――希望も、捨てたものではない。ですよね――」

 ふ、と、柔らかく笑み、男にそう囁くのだった。 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 00:50:21.74 ID:vMvWzEeOo<> >>400
す、すまない…
【頭に手を当てつつ路地裏の壁にもたれ掛かる】
【暗い路地裏で更に男の紅い目が際立って見えるかもしれない】

こんな事言うのも何だが…その…

【折角仲良くなれそうだったのに、という気持ちがあるのかもしれない】
【悲しそうにぽりぽりと頭を掻く】

血を…分けてもらいたい…
【それは質問…と言える口調ではなく、とても機械的な物で】
【既に答えが分かっているかのようだ。】
【一瞬期待の色が目に映るが、それも消えてしまう】

【更に、青年の左手の肘から下が霧状態になり路地裏の出口を塞いでいる…】 <> 【推敲枠改】<>sage<>2011/03/26(土) 00:56:51.33 ID:U2uXrMvSO<> >>399
【恐らく元々の中身、と思しき液体が彼の素足に付着し】
【その感触に言い難い汚辱感を覚え身を震わすと、伏せた目線を少年へと上げ】

「―――なにしやがんだこの糞餓鬼ャ!!」

【怒りをありありと籠めた瞳で威圧し、耳よ裂けよと吼えると】
【自身の能力発動範囲、5m圏内へと捉えるため地を踏み鳴らし走る、が】

【その眼に映った少年の手、公園の片隅を指示すのに違和感を抱くと】
【脚を止めず、走りながら横目でその先を追っていくと】

「何だってんだ……」

【視認するより早く、その正体を聴覚によって捉え】
【遅れて視覚的にも捕捉すると、呆れるような存在が器用に走るのをみて、脇目もふらず少年へと駆ける】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 00:58:52.27 ID:cjmLjsLso<> >>403
はぁ、別にいいですよ

【そんな相手の考えに反して、いいと即答する青年】
【相手が吸血鬼と分かっている上、別に吸われても死ぬわけじゃあるまいしと思っているようだ】

【前に吸われたときは、危うく死に掛けたのだが・・・まぁ、それは自分がいくらでも吸っていいといったためで】
【全部の吸血鬼があんなになるまで血を吸うわけじゃないだろうと、楽観視している】

あ、ちょっと待ってくださいね・・・ventus
・・・ッ

【そして、首から吸われるのは嫌なのか、呪文を唱え、軽く手首に傷をつけると】
【そこから血が滴り、それを相手に向ける】 <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/26(土) 00:59:14.74 ID:vqQFUSrpo<> >>393

「そんだけ余裕あるんなら、まだ倒れねえ――ってことで良いんだよな?」

【溶融した大剣を、再生と同時に傍近へ放った。他人の得物を扱うなど己の自尊心が赦さない。穿った肉は白骨を曝す】
【補修できるのはあくまでも骨格のみ。肉は贖えず、ゆえに欲した。血を肉を。――狂悦に歪む。痩躯が吼え、大気を慄わす】
【飛び退き嬉々と告げる男に、屍鬼もまた笑う。嘲りはなく、純粋な愉快さが思慮と躰を満たしていた。――――瞬間】

「ああ……、征くぜ」

【空間が爆ぜる。剣呑どころでない殺戮と暴虐の化身。魅入れ、そして呑まれろ。俺の血肉に成り果せろ。最強に顕現しろ】
【全身の骨格が鉄と変わる。関節を砕き可動領域を確保する。肉が伸び、筋が千切れ、狂気の芽が剥き出しになる。硬く、硬く】
【無用な骨を繋ぎ合わせ、強固に確固に。急速に不足する鉄分に諸々の養分は、無用の長物。棄てろ、要らない。忘れろ、塵芥だ】

「終いに、無駄な言葉も挙措は必要ねえな」

【全霊を以て殺戮する。手前倒すという言葉を使ったが、己の生まれも歩みも須らく死屍累々に繋がれ形成されている】
【ならばそれ以外の道はなく。高みへ至るには、殺し殺されしか有り得ない。――例え心緒が、変わろうと成すべき事象に変化はない】
【出逢いを沿うように――紡いだ惜別の言葉が、虚空へと掻き消えた刹那、疾駆する。地面を削り、加速は終に極致に至る。尚、疾く】
【肉体の損壊は厭わない。この一撃を最後に、意識は途絶える。永劫にか、恒常と違わないか。それはまだ定かでないが――ともして】

【屍鬼が迫る。知覚を拒む凄絶な迅風と血飛沫を噴き散らし、地獄絵図を顕著に、否や塗り替える死世界を創造しながら、狂いなく】
【兇器は右腕の骨格を纏め固めた“杭”。畢竟の果てに鋼をも凌駕する練度で創り出されたそれこそ、終幕を告げるに相応しい】
【小細工は無用。――穿つ。“力”を、俺には無いものを此処で手に入れる。これは迚も斯くても己が覇道に設置された壁だ。超える】

【ただ純粋に正面突貫。狙うは心臓への穿刺。阻む総てを破壊する杭はさながら破城杭。――顛末に何が待ち受けようと、悔恨は無い】 <> 【汚染幻想】現実を滅茶苦茶にしちゃうよ<>sage<>2011/03/26(土) 01:05:25.61 ID:2dt5pVBy0<> >>404

「3VS1か・・・。うん、良い勝負だね」

【少年も向かい来る相手に拳を放った】

【後ろの化け物達も男に向かい跳び跳ねて蹴りを入れようとしている】

【少年に向けて走っている相手にパンチと化け物二匹の蹴りが迫っているのだ】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 01:07:38.36 ID:vMvWzEeOo<> >>405

……え?
【予想外の答えについ素っ頓狂な声を上げてしまい】
【しばらく困ったように青年を見ていたが】

・・・ありがとう

【小さい呟きだが、心を込めてお礼を言い】

【血の滴る手首に顔を寄せ、血を吸おうとする】
【牙は立てないため特に痛くも痒くもない筈だ】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/26(土) 01:10:18.68 ID:ntJnPxuio<> >>402

「そうだな・・・・運命とか宿命とか言う言葉に惑わされず」
「”此処”に詰まってる己を突き動かすモンに従うってのも一興」

「時間は有限だが長い、色々試してみるもんだなっ」

相手の笑みに呼応するかのように男の笑みが深まる。
”此処”と言った時に自身の胸を親指でトントンと突く。
様々な色の光は柔らかく男の髪に反射されて揺らいでいる。


「正確には、人は望みを捨てきれないってとこか。 強い人間だろうが弱い人間だろうが区別も差別もなく・・・な」
「絶望は、真っ暗と思えば、希望は光。 小さくなればなるほど、黒が広がれば広がるほど希望ってのはより分かりやすく」
「はっきりとした、形で見えてくるだろうよ。だからこそ、星は希望の象徴ってことなのかもな」

相手の言葉を耳にして、悩むように虚空を眺めつつ、少しずつ言葉を紡いでいく。
一言一言区切りつつ話を続けていく合間に、車や歩行者はその後ろを興味なさそうに通り抜ける。
雑踏はその雑音のオーケストラを紡いでいた。しかし、何処か静かであった。


「しがない、自称正義の味方だよ。 俺という男の中で決めた正義のヒーローだ」
「もっとも、議席はひとつ。 多数決は満場一致だがな」

この世の誰が認めていなくても、自分自身が認めていれば正義なのだと
まぁ、かなり大きく出た男である。ふんふんと鼻を鳴らして男は何処か自慢げに胸をはって腕を組んだ。


「解けるかどうかも分からない、そもそも答えがあるかも分からない問いってわけかい?」
「解くのは愉しいけれど、行き止まりには注意しないといけないね!」

「・・・ああ!いやぁ、ごめんごめん。俺は”人間”が好きなんでな。おっと、”ヒト”じゃないぜ?”人間”だ」

くるくると虚空をかき混ぜる男。癖なのだろうか。
それを、行いながら、ばつの悪そうに顔をクシャッとゆがめて謝る男。
ヒトとニンゲンは違うというのであった。


「良いなぁ!良いよ!あンたァ!・・・・これなら怖くない。」
「希望に満ち溢れた夜なんて、ふざけてるけど、最高じゃないか!」

大いにその光景に見ほれている男。 その髪の毛は”見える”夜の光に照らされて
ほんのり、その輝度を増したように見える。

「─────ああ・・・・そうだな」

ニセモノだが暖かい夜を見つめながら男はそれに反応した <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 01:11:51.75 ID:cjmLjsLso<> >>408
・・・

【・・・なんか、ジンジンするな・・・】

【血を吸われ、吸われる感覚に変な感じがするなぁっと】
【思いつつ、抵抗することも無く、ただ耐える】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 01:14:11.42 ID:vMvWzEeOo<> >>410
【あまり吸いすぎないように早めに顔を上げると】
【青年の傷をひと舐めする。…これで傷口は元通りになる筈だ。じんじんと熱くなってしまうが】

…この町には、親切な人が多いんだな…
どうも助かったよ、ありがとう

【余裕のある表情でにこりと微笑むと、右手を差し出す】
【握手を求めているらしい】 <> 【紅蓮鬼道】155p<>saga<>2011/03/26(土) 01:16:00.14 ID:bYmQlZN10<> その公園は、一人の利用客で成り立っていた
公園に利用客、というのは使用量を払っている訳でもないし、公共の場な訳で、税金でできていてて、倒産して公園が潰れる、なんて事もない
ただ、寂れた公園には人一人来ずに、朝から夜まで、子供の声一つすら聞こえない
すっかり熱をなくした砂場、手に持てばそれは冷たく、そして手と手の隙間をくぐり更々と流れ戻っていく

「―――はかねぇな」

そんな砂場に、ほんの興味本位で寄ってみた青年
手に砂を持ってみてその冷たさを確認し、そして手と手の合間から流れ落ちていく砂を見て、ぼんやりと呟く
何処か感情が篭った声で呟くそれは、何を思って呟いたのか、手と手からこぼれ落ちた砂をもう一度掴む――暖かさは感じられない
それを確認したらふぅ、と息を吐いて手の平を砂場のほうに向ける、砂が宙を舞い粉になっていき、視界に確認できなくなるほど小さくなると空に消えた

―――捨てなきゃなんねぇ方は俺が拾ってやんよ―――

先日、とある人物に言った言葉が脳裏をよぎった、俺らしくない、何でいったかもわからない言葉で
今捨てて宙に消えた砂を見て、思い出したのだろうか
こぼれ落ちた砂は、いくら救おうが冷たく、暖かさを感じる事はできない

「……」

何か考えるように、そのまま動きを止める吸血鬼
そしてもう一度息を吐くが――何処か、自傷めいたため息で
ああ、俺らしくない、何て思いつつも――とめられず

「……面倒くせぇ」

彼の決まり文句、といっても過言ではない言葉を――小さく呟いた

/殺し合いだと殺さず、逃げるかもしれないけど、何でもこーいや! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 01:16:58.19 ID:cjmLjsLso<> >>411
ぉぉ・・・ありがとうございます

【手首の切り傷を治してもらい、一応、お礼をいっといた後】

いえいえ・・・吸血鬼って大変ですね・・・

【と、相手を気遣うようなことを言いつつ、その手をガシッと掴む】 <> 【推敲枠改】<>sage<>2011/03/26(土) 01:23:05.32 ID:U2uXrMvSO<> >>407
【彼の赤目に映る少年の影が、段々とその瞳を占領し出し】
【背後から迫る二つの走音、それが近くなる毎に少年の輪郭は濃くなり】

「捉えた――――――ッッ!!」

【そして、その足音がすぐ側まで迫り、ようやく少年を「捉える」と】
【彼の眼には、少年の能力が文章として投影されて、理解する】

「改竄ッ、実行ッッ!!」

【迎え撃つように放たれた拳へ、走る勢いそのままに彼は平手で受け止め―――】

【――― 指定 ―――】

【【汚染幻想】
現実と幻想の境界線を不安定にさせ、そこに自身の意思を介在させることで『現世』を侵食する能力 】

【――― 改竄 ―――】

【【汚染幻想】
現実と幻想の境界線を不安定にさせ、そこに自身の意思を介在させることで『自身』を侵食する能力 】
【――― 完了 ―――】

【『現世』を『自身』へ、対象そのものを変更することで攻略を試みる】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 01:23:37.05 ID:vMvWzEeOo<> >>413
まあ、な…

【相手の気遣いに笑いながら答えるも、声のトーンは下がってしまう】
【だが昔の思い出を振り払うように目を瞑るとぱっと開き】

ところで君も学生のようだが…もしかしてアカデミー出身かな?

【今までであった人が悉くアカデミー出身だったため、思い切って聞いてみる】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/26(土) 01:23:39.66 ID:yuF7LTA3o<> >>406
「ああ――そうだな。
久々に愉しい闘いだったぜ……。だが
――――もう、遊びは終いなんだ。」

【それは、杭であった。】
【心の臓を貫くための、止めと成りうる一撃であった】
【いくら比を見ない怪力があっても、その一撃を真に受けるのには無理がある――だからこそ】

【――左手の大剣を斜に構え、必殺の刺突を防ぐのではなく"受け流す"】

【それならば、必要な力は比較的少ない。そして何より、】
【攻撃を受け流した直後の敵には、大きな隙が生まれる。】

「――――………………」

【男は、その隙をつき】
【右手の大剣で。圧倒的な重量と速度を併せ持った斬撃を、その頭頂へと撃ち込もうとする――】

【――それは、先程と同じ"兜割り"。いくら鋼の強度があろうとも、構わず裁ち斬るであろう剣撃を以て】
【目の前にいる強敵を両断しようと、振るうのだ】


  【正真正銘、必殺の切落を。】
<> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 01:28:29.23 ID:X5IZzTr30<> >>409

「そう。ですね……夢に限りは、ありませんから」

 目を細めて男を見る――その瞳は、感動できらきらと、宝石、さながらスピネルの様であった。
 左手は、胸の前。

「――ふふ、あなたは、素敵な人。です……ありがとう、ございます」

 どこか嬉しくて、腰から曲げてお辞儀をし、謝意を示した。
 ふわりと、月毛色のポニーテールを揺らしながら。


「そう、かもしれません――きっと雲の向こうでは、星があるはず。ですからね」

「私たちが見たいと思う限り、星はあると思、います……あなたも、そう思いませんか?」

 赤の瞳を向け、独りは更に、男に訊ねる。
 オーケストラに異質に目立つ、二人の会話。
 さながら、夜空のコンサートホールの、二重唱、といったところだろうか。


「……なるほど……正義のヒーローですか……」

「そう。ですね……それなら、私も、なって見せます、正義のヒーロー……ヒロイン?」

 ただの、語意の差ではあるが。
 細かなところを拾い上げ、首をかしげて答える。

 男の言葉に納得するように、その顔は淡白ではなく、朗らかにうっすらと笑むのであった。


「そう。ですね……もっとも、占いのように変えることも、見ることもできてしまう――かもしれませんけれど、きっと難しいですよ」

 微笑みながら、しかし、芯のある返事を返した。
 瞳はじっと、男を捉えたまま。

「……人間。人、ではなく、ですか……ん」

 男の返答に、再び小指を噛みながら考える。
 ただし、甘噛みだ。
 人と、人間、とは何か、と。


「……これは、あなたが最高だから、やってみたくなったのですよ……あなたも、最高です、ええ」

 男を一度見てから、恐らく独りの中では最高の笑顔を向け。
 そのあと、“ニセモノ”の星と手元に寄せ――。
 右手がぐっとその星を捕える。

「……希望、捕まえた――なんて、ね」

 いつしか、言葉からは、テンポの悪い敬語は削り取られていた。
 男によって、磨かれたのかもしれない。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 01:28:35.56 ID:cjmLjsLso<> >>415
・・・?

【そんな変化に違和感を感じながらも】
【聞かないほうがよさそうだと、どうかしたのかと聞くことはなく】

えぇ、そうですよ
コートで見えにくいに、良く分かりましたね

【そして、相手に自分がアカデミーの生徒だと当てられると】
【コートをめくってアカデミーの制服を見せながら、正解だと伝える】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 01:34:41.12 ID:vMvWzEeOo<> >>418
おぉ、やっぱりそうだったのか・・
【青年が見せるアカデミーの制服を見て顔を綻ばせる】

この前もアカデミーの生徒に世話になったんだ・・ここの生徒は吸血鬼に理解があるというか
【少し恥ずかしそうに頭を掻く】
【親御さんのような事を言っているがまだ19歳である】

…そうだ!君、名前はなんと言うんだ?
【忘れていた、とばかりに相手に名前を聞く】 <> 【奮骨砕心】 骨を硬くしたり伸ばしたり再生したり@wiki<>sage saga<>2011/03/26(土) 01:35:14.20 ID:vqQFUSrpo<> >>416

「はン……Auf Wiederseh´n ……また遊びに行ってやるよ」

【憧憬に数瞬、笑みが浮かんだが掻き消える。最後、白銀の双眸に燈した男を眼孔に焼き付け】
【恐怖に歪むことも、これで綴じる己の人生を悲哀に謳うこともなく。憎々しく嫌忌を滾らせて――没した】
【劃たれた頭骨も、最早再生することはない。在るのは形骸。創り上げた骸の路に堕ち、勝者を逐う戒めと成れ】

【奮骨砕心】死亡

/乙でしたー!!超絶遅レス申し訳なかった……! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 01:46:30.31 ID:cjmLjsLso<> >>419
あー・・・そうだったんですか
そうですねぇ・・・天然能力者の学習施設ですから、そういうのに慣れてる人が多いんじゃないでしょうかね

【相手にそう言われて、うーんと考えてみながら、予測として、そんなことを言ってみる】
【魔術などにも精通しているところのため、吸血鬼や悪魔、獣人などに親しみがある人が多かったり】
【偏見がない人が多いんじゃないか、という予想のようだ】

俺はこの間、吸血鬼の知り合いが出来たんで
・・・あんまり、抵抗がなかっただけですけどね

【とは言うが、この世界に吸血鬼がいてもおかしく無いだろうと】
【予測していたので、特に気持ち悪がることも、拒否することも無かったのだが】 <> 【紅蓮鬼道】155p<>saga<>2011/03/26(土) 01:47:15.75 ID:bYmQlZN10<> >>412で募集中なう <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/26(土) 01:48:18.02 ID:yuF7LTA3o<> >>420
「……」

【――敵は、凶刃の前に倒れた】
【勝利の確信と共に、笑みを残しながら男は酔い、呟く】

「久々に、本気でやっちまった……か
大牙刀流も出してねェのは物足りないが――まあ、いいさ」

【踵を返し歩き出す。戦闘の余韻を味わいながら、路地裏の奥へ消えて行く――】
【男はどこまでも歩いて行く。果ての無い修羅の道を、】
【いつか、終わりが来るまで――】


/乙でしたぁぁぁぁああああ!!! <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 01:52:42.18 ID:vMvWzEeOo<> >>421
慣れてる人…なるほどな…
【確かにアノ人達はなれていなかった…またも別の事に意識を飛ばすが】

っ…他にも吸血鬼がいるのか・・
【吸血鬼は中々見ない種族だと思っていたため】
【他にも知り合いが居るということに驚く】

…君はなんだか無茶をしそうな気がするなぁ・・
【ふと、そんな事を思い呟く】

自分の身も大切にしろよ…?
【珍しい吸血鬼に2度も会うなんて一体どれだけ行動範囲が広いんだろう】
【そんな事を思いながら青年を気遣う】

/睡魔が絶賛暴走中です…
ないよう頑張りますが返信が30分くらいなかったら寝落ちだと思って下さい…orz <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/26(土) 01:57:37.98 ID:ntJnPxuio<> >>417

「しかも、見るだけならタダだ・・・ははは!なんつってな!」

右手の人差し指を立てて男の目の前でゆらゆら揺らしている
大きくはない笑い声だ。しかし、雑踏に紛れることの無い透明な声であった。

「そういって貰ってしまうと照れるな」
「でもっ、あンたも素敵な人物だ。 まっ俺はあンたではなくて居るかどうかも分からない”神様”に感謝するかなっ」

あげていた右腕をそのまま後頭部に持っていき照れるように頭を掻く。
そして、何処かその照れを隠す様に勢い良く言葉を発した。


「そうだな・・・・星はある。 もしかしたら、この世の誰もがそう思っていなくても、誰か一人がそう思っているだけで」
「満天の星空は他の人々の頭上にも顔を見せてくれる。 そう思えば、希望なんて簡単なものだ」
「絶望するより、もっともっと・・・・な?」

ズビシッ!と頭を掻いていた手を頭上の天を示すように人差し指だけ立て、
笑い顔を浮かべたまま歯の浮つくような台詞を吐いてくのである。


「おっと? ははははは!こりゃ、商売敵が出来てしまったってわけかな?」
「でも、あンたの正義と俺の正義が近いものだと、嬉しいかなァ・・・チョットだけな」
「俺だけの正義でも構わない。 でも、近い正義が居るのなら、それはそれで俺の正義が認められたってわけで」
「うーんと・・・・まぁ、なんというべきなのだろうかな?」

相手の反応がそんな感じだとは思っていなかったようで意表を突かれた様に目を見開くと
すぐに、表情を解いてニコヤカな笑みを浮かべるのであった。
”チョット”というときにワザワザ親指と人差し指で小さな空間を作るジェスチャーは茶目っ気であろうか。


「しかも、答えの数は無限大だ。 これは、骨が折れるな?・・・ひとつ見つけるのでも大仕事だなァ!」

それでも、諦めたような顔ではない。否、男自身の答えは既に見つかっているのだろう。
大袈裟な、声色であるが、嘘はついていない。

「そうだ・・・・答えを言っちゃうと。 ”ヒト”は”こんな”形をして成分が同じなら”ヒト”だけど」
「”ニンゲン”は違う。 人間ってのは”ココ”だ。 ”ココ”こそが人間ってわけだ。 だから、好きなんだよ」
「”ココ”に自身の自身たる意味を込めてる”人間”が!」

真面目な顔をして、男は語り始める。 まじめというより、好きなものを語る一種の熱病なものだろうか。
”こんな”と言った時に男は自身の少し遠くから指差す。
そして、”ココ”と言ったとき男は自分の胸を親指で指し示すのである。


「まったく・・・・褒めたって特に何もでねぇぞ? 俺に”出来る”こと見た目に反してしょうもない」
「子供だまし以下・・・それだからな。」

またしても、照れるように頭をかき始める男。
しかし、今回はその後に、笑いながら、自嘲(わら)っているのであった。

「捕まえられた希望は、あンただけのもの。 何故なら他のやつには見えないからな」
「だからこそ、大事に大事にしまっておけ・・・ってな?」

肩をすくめて相手の言葉のあやに笑みを浮かべる。
言葉遊びだが、その言葉は深みを持っている <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 02:06:10.29 ID:cjmLjsLso<> >>424
えぇ、居ますよ
なんか吸血鬼っぽくないですけど・・・

【その吸血鬼の事を思い出しながら】
【吸血鬼っぽくない吸血鬼だった・・・なと感想を浮かべる】

はぁ・・・そうですかね・・・
言われなくても、わかってますよ、無茶なんてしません

【自分の身を削ってでも、無茶などしない】
【俺はそういう人間だ、と自分を自己評価して、そんな事を言う】

【その自己評価が過大評価か過小評価なのか、それはいつか分かるだろう】

/わかりました
<> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 02:12:50.70 ID:vMvWzEeOo<> >>426
まぁ、色々な種類が居るからな…
【青年の話にうーん、と唸って考え込み始めようとするも】

…それなら、いいんだが…

【無茶なんてしない、という青年に少し心配そうな眼差しをする】
【吸血鬼の知り合いが居るといえど見ず知らずの人間の為に
自傷して血をくれる優しい奴だが・・それだけ何か心配だったりもする】

【しかし、最後にはふっと笑うと翼を広げ】

俺の名前はドライ・ディリルトンだ。ドライと呼んでくれ…
いつでも公園に居るから、困ったら呼んでくれ。いいな?無茶はするなよ?
【余程気になったのか自己紹介したあと念を押すと翼を動かして飛んで行く】

…またな

【そのまま公園の方向へとゆっくりと飛び去る】
【声をかければ青年に届くだろう】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 02:18:44.95 ID:X5IZzTr30<> >>425

「……本当。ですね……今も私の中には、夢であふれて、いそうですよ……」

 独りは胸の前でぐっと握った手を広げ、胸に当て。
 夢の一つ一つを数えてしまうのだった。

「そう。ですね……今度、祠でも、教会でも見つけたら。何かお供え――します」

 はにかみ、その笑顔を向けながら、答えた。
 ただ、どこか透明で、どこか寂しげな、それでも笑顔なのだった。


「星は、差別しないで万人を照らし、ますからね……誰にでも、きっと宿ります……ね?」

 ふと。
 大きなことを言いすぎてしまったのではないかと、半ば照れながら言葉を切り返した。
 その頬は、微かに紅く。


「……商売敵。ですか……そう、でしょうか? 私は、仲良くできそう、と思いましたよ……?」

「分かりあえる仲――とでもいう、のでしょうね?」

 思い切らなかったが、それでも。
 独りが考えた末の答えはそれであった。
 僅かに、首をかしげつつも、男に答えた。


「本当。ですね……その答えの中から、一番の回答を探すのが、人生。なのでしょうか……」

 口元を、指先が隠し、誰に訊ねるというわけでもなく、言葉をこぼすのであった。
 視線は、雲の先の、星。

「……なるほど、確かに、そうですね……人間、のほうが、素敵に聞こえますね……」

 答え合わせと同時に、顔がにこりと崩れる。
 自分の“ココ”には、“心”はあるのかな――そう思いながら胸に手をやってみる。
 鼓動がした。


「子ども騙し……大切なのは、しょうもないかそうでないかではなく」

「あなたにとっての、最高か、そうでないか――でしょう?」

 捕まえた“希望”をぐっと男に寄せ。

「――“おすそ分け”」

「……独り占め寄りは、ずっといいものだと、思うけれど?」

 もし。
 万が一にも、男が独りの握りこぶし――“希望”に手を伸ばすことがあれば。
 パーティーのクラッカーの如く音を立てて、男を驚かせることだろう。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/26(土) 02:19:20.22 ID:cjmLjsLso<> >>427
ドライさんですね・・・あ、俺の名前は七原 香(しちはら こう)です
・・・分かりました、ありがとうございます

【相手に自己紹介され、そういわれると】
【そんな頼らせてくれることに、御礼を言いつつ自分の名前を教える】

【自傷したのは、首から血を吸われて、変な快感が、相手が異性ならまだしも】
【同性なのが絵的にも自分のメンタル的にも嫌だったから、自分で傷をつけたのだが、それを青年が知ることは無いだろう】

・・・さようなら

【そして、飛んでいく相手に手を振りながら】
【繁華街を、また歩いていく】

/うぉぉぉお
すみません・・・名前聞いてきたとこ見逃してました・・・

乙でしたー <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 02:20:37.40 ID:vMvWzEeOo<> >>429
/いえいえ、絡みあり乙でしたー! <> 【推敲枠改】<>sage<>2011/03/26(土) 02:36:22.70 ID:U2uXrMvSO<> 一時間程お待ちしましたが、返信の気配がないのでこれにて失礼します
勝手ながら明日は都合上来れませんので、続行してもよいとお考えでしたら凍結スレにご一報願います
雑談スレは一切見ませんので、凍結スレに返事がない場合ロールを破棄されるものとして処理させていただきます
それではお休みなさい <> 【紅蓮鬼道】155p<>saga<>2011/03/26(土) 02:43:27.18 ID:bYmQlZN10<> >>412で募集中なう <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/26(土) 02:50:42.26 ID:ntJnPxuio<> >>428

「溢れるほどの夢・・・・か」
「俺の夢はひとつで一杯一杯だなぁ・・・・でっかいでっかい夢」

愉しそうな表情で相手を見つめる男。
何処かうらやましそうで、何処か誇らしげであった。


「俺が感謝するのは”あンたっていう良い人間を生み出したこと”と”出会わせてくれたってこと”ってとこか?」
「良い女に出会える粋な計らいをしてくれた野郎にちょっとした手向けをしてやるってわけだ。居るかどうかはともかくとしてな」

ククク・・・と含み笑いをする男。
笑い顔は居るかどうか分からない神様と目の前の女性に向けられていた。


「星を見ないようにするのは何時も人間ってわけか・・・・」
「でも、誰だってソコに”ある”ことは知っている。 希望だって同じってわけかい?・・・」

大言壮語上等。 男は相手の言った言葉の大きさに気づくことなく
むしろ、その深さに感心しているほどであった


「そりゃー、良かった。 あンたが仲良く出来そうと言ってくれるならそれはそうなんだろう」
「俺には、仲良くっつーのか? 友情という感情が良く分からん。」
「ただ、あンたと俺は結構気が合う。と勝手に思っている。 んじゃ、まぁこれが友情なんだろうと 俺はそう思ってる」
「違ってたりするか? いや・・・これを聞くのはちょいとばかし無粋だったな」
「まっ、とりあえず出来ることなら仲良くしていこうぜ”正義のヒロインさん”」

ケタケタと特殊な笑い声を上げる男。 今までとはチョット変わった。
何処か、この男が感情をさらけ出した感じのする笑い声であった。


「そういう面もあるだろうな・・・・ただ、答えは見つからない。何処にも書いてないからな」
「ただ、解答は出来る。  もっとも、正解かどうかは神のみぞ知るってところだけどな」

肩をすくめて、答えのない解答を探し続けることが人生なのかと聞かれて困ったように
苦笑いを浮かべた。


「……だからこそ、俺は”人間”と話したい。 話して話して話して話して 」
「”人間になりたい” オズの魔法使いじゃないけどな。 俺は”人間”になりたい」
「この身体は、”ヒト”になれないけれど、この心は”人間”になれる・・・そう信じているからな」

男はちょっぴり彼の夢を話した。ちっぽけだ。でも、大きい。
照れくさそうに鼻の頭を掻いている男は、暗に”ヒト”では無いことを示す。


「これはこれは・・・・あー・・・一本取られたな。」
「それじゃー、お言葉に甘えて・・・・・・」

   パァン!!!

「うわぁ!!     ・・・・ったく・・・・まぁでも、────しょうもないが、最高の”希望”をありがとよ」

男は相手の言葉に目を開いた。 否、閉じていたわけではない。
ただ、その言葉に、目を開いた。
そして、クラッカーという音を借りて希望ははじける。 それは、一瞬雑踏の雑音がやんだ
その瞬間の出来事であった。
男は、驚いて、ベンチに倒れ掛かる。 そして、憮然とした態度でお礼を言うのであった <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 03:12:30.39 ID:X5IZzTr30<> >>433

「……一つの、大きな……それも、良い――ですね……素敵。です」

 欲張りは、よくない――そう思って、少しだけ、照れた表情を作って見せた。
 叶わない、半ば、そう思いながら。


「……私も。そう思います――けれど、きっと誰かと会っても、良いことが聞けた。と思いますよ」

 向ける表情は、にこ、と柔らかい笑み。
 片目だけでも分かる笑みだ。


「いつだって、星は輝、いています――シリウス、ベガ、北極星……」

「名前の付いてない星だってあるのに、人は正座の星ばかり呼び、ます」

「希望も同じ――かもしれませんね、大きな希望ばかり目指し、傍の小さな希望に目を向けていなかったり……なんて」

 照れていることに変わらず。
 男に、独りは返していく。
 今日が晴れだったら、どんなに話が弾んだことか――と悔いながら。


「いえ――違いませんよ。多分……あ、根拠はない、ですけれど」

 少し、困ったような――男の質問が困ったのではなく、返し方に戸惑って――表情を向けて言葉をこぼす。

「――ええ、“正義のヒーローさん”?」

 くすくす、と、口元を隠さずに笑う。
 きっと、これも、独りの素直さなのだろう。


「……答え合わせ、待ち遠しい。ですね……その時まで、全うすることに、しますよ。私」

 独りも、苦笑いをして、男に答えた。
 “良い”笑い、だったかもしれない。


「……“ヒト”じゃないのですか……けれど、そうであるか否かじゃないと思い、ます」

「あなたの“ここ”は、“人間”――ではないかな、って感じましたよ」

 とん、とん、と、独りは自分の胸――男がそうしたように、自らの胸に手を当てて言うのだった。
 ヒトじゃない、そんなことに、怯えはしなかったのは、まぎれもない“人間”らしさを感じていたから――かもしれない。


「――ふふっ、ごめんなさい」

「私の“ニセモノ”の希望は、長くないの――だから、おすそ分けは無理、かもしれないわ」

「だから、気持ちだけ、受け取ってね」

 右手を開き、空っぽになった掌を見せて、苦笑いして詫びいる。

「――さて、“正義のヒーロー”さん、今日は楽しかったわ、ありがとう」

「また、是非会ってね、なんて」

 口元をきゅっとほころばせ、男に囁く。
 どこか、嬉しそうである。 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/26(土) 03:34:34.96 ID:ntJnPxuio<> >>434

「そうでもないさ・・・・俺の話を真面目に聞いてくれる人間は」
「まぁ、そんなに多くない。 何せ、チョットばかり小難しいからな」

「だからこそ、感謝だ。 ありがとうという。」

にへらっと屈託の無い笑みを浮かべる男。
こういった笑みのときだけ、少年のように見えるのであった。


「小さな星だって、もっと遠くから。 もっと大きな希望として呼びかけてくれてるかもしれない」
「でも、人間にはそれは小さな希望に見える。 針に糸を通すより小さな希望」
「近づいてみたら、実は大きな希望にだってなりうる。 ってわけだ、つまりは。」

曇天の空を見上げながら男はそれもニコヤカに空を見つめている。


「ははっ!一緒だな。 俺も同じで根拠は無い。 ただ、俺の中の微かな”人間”が言ってくれてるのさ」
「コイツは友達で、良い奴だってな」

良く通る笑い声であった。雑踏が彼らを気にしていないが
確実に時間は過ぎ、その声は空を翔る

「頑張れ!大いに頑張れ! いろんなミスリードがあンたを誘うが答えはもうあンたの中に芽生え始めてるはずさ」
「あンたっていう”人間”に」

そして、男は立ち上がりながら励ます。いや、励ましにすらなっていないかも知れない。
ただ、男はこれ以外の言葉を知らない。
そして、胸を親指で指す。 そして


「はっはっは!!そういってもらえるとあンたとの会話はおれにとって最良の結果を得たといえるかな」
「俺も少しだけ、俺の仲の”人間”を信じてみるさ。 いずれ俺が俺を”人間”だと信じられるように!」

大きな笑い声、そして、その声が終わった後もケタケタとカスタネットを叩いたような
小気味良い響きがあたりを包んだ。
そして、何かが吹っ切れたような表情の男は


「あンたの希望はニセモノじゃないさ。 俺にとってはどの希望よりもホンモノだ」
「だから、あンたから俺は希望を受け取って先に進む。」

「ヒロイン・・・今度会うときは俺はあンたに違う形で希望を与えれれば良いと思っている」
「俺の中の”人間”からおすそ分けできるようになっ!!」

ニヤリと口角を上げて相手に笑いかけながら男は歩き出した。
そして、

「では、また会おうっ! 名も知らぬ女よっ! 俺の名はヴァレンだ!」
「覚えておいて、損はさせないっ!! ではっ!」

人差し指と中指だけ立てて右腕を振り顔の横辺りで止める。
そして、返事を聞くわけでもなく雑踏にまみれて行ったのであった。

//おつしたー!!遅レススマソ!! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 03:49:25.13 ID:X5IZzTr30<> >>435

「……小難しい、ですけれど、私は、面白い話が聞けたと思って、いますよ?」

 ありがとう。
 それに対しても、腰から曲げてお辞儀で答えた。


「――大きさじゃない、ですよね。輝きも幸せも、夢も希望も」

 小さな胸を、ぽん、と叩いて答えるのだった。
 掴むか。否か。だ。


「ココロって、正直。ですね……素直なんです、きっと」

 男の紡ぐ言葉を雑踏から拾い上げ。
 じっと聞き入り、その表情は穏やかで。

「――ええ、お互い、です。私も、あなたを大いに、応援しているのです」

 白い歯を見せ、笑い。
 独りも男を励ます言葉を投げかける。

「……――」

 カスタネットの笑い声、男の声。
 それには、独りは何も答えなかった。
 ――“人間”は“人間”に、“人間”だと、わざわざ言わないから、かもしれない。


「……ホンモノ、ね……ええ、それは光栄だもの」

「私は、今日、たくさんのものをあなたから貰った――おすそ分け? 私が返しきれない、きっと」

 そして、バス停に背を向け、歩き始める時。
 声が聞こえた。

「――ヴァレン。私は、カヤ。いまは、この名前を覚えておいて」

「じゃあね、ヴァレン」

 雑踏にまみれた男に、その声は届いただろうか。
 届いていなくても、次に会う時に、また名乗れば良い。


おつでした、自分もとてつもなく長くして返してしまってゴメンナサイでした
とても素敵なロールだと感じたのです、楽しかったです、ありがとう <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 12:12:26.34 ID:WCkmRIJ00<> 【ショッピングセンター内、メンズ服売り場】

「これでいいかな……」

【成長期の少年が、今より少し大きめのサイズの洋服を新調しに来たらしい】
【ズボン、パーカーを何着かずつカゴに入れて、今選んでいるのはTシャツだ】
【地味色が好きなのか、手にとるTシャツもカゴに入っている服も黒や灰色、深緑などの暗い色ばかりだった】
【柄も無地か、少し文字が入っていたりするもので、あまり派手なものはない】

/なんでも募集 <> 【汚染幻想】<>sage<>2011/03/26(土) 12:27:42.96 ID:bVGlvcFv0<>
「やれやれ・・・能力者は厄介だよ!!」

「いざ次の世界えー!!」


【公園で1人叫ぶ少年】
【少年が指を鳴らすと、公園は蠢き】
【空間は歪み】【世界から消えた】


【汚染幻想】リタイア <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 13:10:53.84 ID:WCkmRIJ00<> />>437まだまだ募集中 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 13:16:09.72 ID:7nZ0IdcTo<> >>437
「あれ?どっかで見たような・・・」
【同じくショッピングセンター内】
【至って普通な少年が一人歩いていた】
【但し少年は服を買いに来たわけではない】
【ただ暇だから来た、それだけなのだ】
「えーと・・・」
「あ、アカデミーのあいつか」
【どうやら思い出したらしい少年】
「おーい、そこの」 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 13:20:57.26 ID:WCkmRIJ00<> >>440
【どこかから、聞いたことのある声がする】
【振り向くと、以前アカデミー内で出会った少年がいた】
【自分に話しかけたのかはわからないが、辺りを見回してもこの辺には自分とその人しかいない】

「こんにちは」

【知り合いに出会えた喜びでか、うっすらと顔に笑みを浮かべて浅くお辞儀する】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 13:29:18.20 ID:7nZ0IdcTo<> >>441
「おう」
【右手を上げて挨拶】
「今買い物中か?」
【笑顔で話し掛ける】
「洋服か・・・俺もたまには洋服買わないとな」
<> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 13:32:09.17 ID:WCkmRIJ00<> >>442
「はい」

【服を片手に頷く】
【チラッと今持っているTシャツを見てから、気に入らなかったのかそれを元あった場所に返す】

「えっと、昌平さんは?」

【確か以前名前を聞いたが、覚えていて良かったと内心ほっとする】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 13:40:48.75 ID:7nZ0IdcTo<> >>443
「俺?俺は単なる暇潰し」
「んー、まあ俺も服買おうかな」
【買えるときに買っとかないと、と笑う少年】
「俺はちょっとカゴ取ってこようかな」
【と、カゴを取りに行く】 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 13:44:38.89 ID:WCkmRIJ00<> >>44
「そうなんですか」
【なにも指摘されなかったので、名前は合っていたらしい】

「こ、この店カッコいい服とかいっぱいありますよ」

【そう言って少し誇らしそうにニコリと笑う少年】
【よっぽど気に入っているらしい】
【カゴを取りに行く少年の後ろ姿を見ている】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 13:50:10.02 ID:7nZ0IdcTo<> >>445
「へえ、そうなのか」
【カゴを持って戻って来た少年】
「俺は格好いい、よりも着やすい方が好きだけどな」
【服装はあまり気にしないタイプらしい】
「ま、こういうのも面白いかもな」
【店を見渡し】 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 13:54:07.34 ID:WCkmRIJ00<> >>446
「これとかどうですか?」
【そういって、棚の横にあるマネキンを指差す】
【マネキンが着ているのは、ジレ付きの灰色Tシャツに深緑のカーゴパンツ】
「に、似合いそうですよ?」
【にこりと笑って言う少年】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 14:02:56.85 ID:7nZ0IdcTo<> >>447
「へえ、こんなのもあるのか」
「似合いそうか?」
【少年は、いつも量販店で適当に買っていたため洋服に余り詳しくない】
「ま、とりあえず店を大体見てから決めるかな」
「なにせ俺はこっち系は全く知らんから」
【と笑う】 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 14:06:07.00 ID:WCkmRIJ00<> >>448
「はい、似合いそうです」
【素直に、すんなりと頷く】
【自分の服は適当に決めるくせに、他人の服を決めたりするのは好きらしい】
「そうなんですか」
【少年もにこりと笑い返す】
「ジーンズとかだったらあっちで、パーカーとか上着はあっちにありますよ」
【広めの店内をピシピシと指差す少年】
【何度も来ている店のようだ】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 14:10:59.44 ID:7nZ0IdcTo<> >>449
【少年の説明を聴き】
「詳しいな・・・もしかして、この店よく来てんのか」
【今更なことを言う】
「とまあ、それはいいとして」
「じゃあ俺は上着でも見に行こうかな」
「一緒に行くか?」 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 14:13:07.64 ID:WCkmRIJ00<> >>450
【パーカーのほかにもダウンジャケットやらなんやらを買おうと思っていたので】
「はい」
【と返事をする】
【アカデミーの寮に住むようになってから、人と買い物したりすることはなく】
【できることが嬉しいのが、ニコニコと笑顔のまま歩く】 <> 【変態界主】「振動」を操るお!長い間戦えないお!@うぃき<>sage<>2011/03/26(土) 14:22:10.37 ID:ntJnPxuio<>
閑静な住宅街のほぼ中心に位置する大き目の自然公園。
それに、隣接するバス停は昼食を優雅に過ごすための人々が利用し、中々評判が高いものであった。
しかし、現在は昼食の時間も過ぎ、公園内にはお年寄りが散歩をしていたり
豪華な衣装を身に纏った犬畜生がすべてを見下しながら歩いているだけでバス停にはほとんど人がいなかった。


「うげぇ・・・・・さっき喰ったモンが出てきそうだ・・・・」
「やっぱり”冒涜的な娼婦風めんたいこ〜レモンの貴婦人風煮をそえて〜”味の味海苔なんて買うんじゃなかった・・・」

そのバス停のベンチに場違いなポーズで寝転んでいる一人の男が居る
腹の部分を押さえてうつ伏せに硬いベンチに寝転んでいる男は、髪が異様なまでに光り輝いており
周囲にある風景をそのまま写し返しているので、鏡のようであった。

とてつもなくしょうもない物品を口にして嘔吐感に苛まれている男は
専業主婦の女性や無職のお年寄りなど、優雅な人々に対し、目に余るものであったのは確かである。
風が吹き、近くに落ちていた空き缶が乾いた情緒の欠片もない音を出す。
耳障りな音を聞いて、男は顔を顰(しか)めるが、その場を動き出す気配は無いのであった <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 14:24:35.26 ID:A1DuwtsAO<> 【街中】
【昼間、休日故に人の多い繁華街を歩く青年が居た】

えーと…後は…

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通に鈍く光る『No.3』と刻まれた小さなバッジを胸に着けたトレーナーとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【左手には服屋の袋】
【休日なので普通に買い物中である】
【そんな青年の頭に乗った…】

「主!主!ねこ缶!ねこ缶!」
「儂まっしぐらのやつを買ってくれい!」

『オレァ生肉が食いてー』

【黒い子猫と手乗りサイズのドラゴン】

どっちも却下だ <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 14:27:09.24 ID:cEg4B8dAO<>
【昼間の明るい時間帯にも関わらず、相変わらずの暗さとそれに見合った怪しげな雰囲気の裏路地】
【そんな場所に、とある三人のあからさまな不良スタイルの男女と、赤いコート、髪、瞳を持つ少女が何やら会話を繰り広げている】

『あのさぁ、ぶつかっといて謝んないとか何考えてんの?』

『最近のヤツは謝ることも出来ねぇのか?おい』

「いや…ぶつかって来たのはそっちで…」

『あぁ!?ぶつかっといていちゃもん付けんのか!?』

「いや…だから…」

【何やら一悶着あるようだが、三人に囲まれ徐々に追い込まれると】
【人数と体格差からどうすることも出来ず、ただ怯えるばかりで】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 14:30:07.46 ID:7nZ0IdcTo<> >>451
【売り場へ向かう途中、ふと】
「そういえばさ」
「"ランカーズ"って知ってるか?」
「俺も詳しくは知らないんだが」
「ただちょっとな、前知り合った奴が言ってたんだよ」 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 14:32:47.15 ID:WCkmRIJ00<> >>455
「ランカーズ??なんかの店ですか?」
【まったく知識がないらしく、疑問符を飛ばしまくり、すっとんきょんな質問をする】
【視線は、きょろきょろと服を見ていたり、道行く人に向かったり】
【あまり一点を集中してみることはないらしい】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 14:36:25.47 ID:7nZ0IdcTo<> >>456
「ああ、いや知らないならいいんだ」
【少年も、ただ疑問に思っていただけらしい】
「何かな、俺たちみたいな能力者をランク付けして色々するっていう団体らしいけど」
【と、売り場に着く】
「すげえ・・・洋服ってこんなたくさんあったのか」
【素っ頓狂なことを言う】
「シンプルなのが欲しいな」
【周囲の棚を見渡す】 <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 14:36:28.55 ID:0TMLuPPC0<> >>454
「相変わらずここは暗いな………」

【裏路地の"日常"を破る、誰かの声】
【その声は、コツンコツンと雑音の無い裏路地に響く足音と共に近づいて来る】
【そして―――】

「…あ、こんにちは」

【一人の少女が、背中に杖を担いで現れた】
【見ようによっては、魔法使いと言えなくも無いような少女は、不良達をまるでいつも近所に居るおじさんのように話し掛け、そのまま素通りしようとする】
【ブツブツ…と誰かと話しているようだが、周りには少女の話し相手どころか、子猫一匹居ない】

【一体誰と話しているのだろうか】 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 14:40:51.77 ID:WCkmRIJ00<> >>457
「はい、力になれなくてすみません」
【対して凹みもせず、少し笑いすらしながら謝る少年】
【相手がそこまで気にしていなかったもわかっているからだろう】
「へー……ランク付け……」
(ちょっとやな響きだなー)
【感想はそんな程度】
【特に興味は持っていない】

「シンプルなの……無地、とかですか?」
【少年の服装を見ながら訊く】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 14:41:55.37 ID:X5IZzTr30<> >>453

「……まるで、動物園。ですね……」

 青年の正面からやってくる“独り”の女性、青年と黒猫、手乗りドラゴンを瞳に捉える。
 しかし、除くのは片方――月毛色の髪に隠れる右目には眼帯をかけている。

 手に抱えるのは、揚げパンの薫る紙袋。

「……」

 独りも、道を歩いていたが。
 にぎやかな一人と二匹をじっと見つめながら。
 白タイツに包まれた脚をそこで止める。

 青年は気が付くだろうか。 <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 14:48:14.63 ID:cEg4B8dAO<> >>458

『ん?…何こいつ』

『知ってるワケねえだろ、んなガキ』

『てか、何かブツブツ言ってて気持ちわりぃな…』

【いきなり現れ、そして挨拶と共に素通りしようとする少女】
【背中の杖、その独り言も相俟ってか不良達の視線がその少女へと集まっている】

「…ラッキー…!」

【其処で今がチャンスと理解した赤い少女、自らの胸に手を添えて能力発動――自らの『重力』を六分の一、月面程にまで減少】
【片足で跳躍すると――ふわり、という言葉が見事に当てはまるように宙へと飛び上がった】

『あ!待ちやがれ!』

「嫌に決まってるでしょ、このスットコドッコイ!」

『んな…!?』

【不良達を挑発しながら去ろうとする少女の上を通り過ぎると、着地】
【見事に相手は赤い少女と不良達に挟まれる形になるだろうか】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 14:48:46.58 ID:A1DuwtsAO<> >>460
「何で却下なんじゃ!?」

『おーぼーだぞゴシュジン』

うるさいな…
生肉食いたいなら食堂に行けばいいしねこ缶はまだあるだろうが…やれやれ

【ため息を吐き出す青年】

「むぅー…む?」

【子猫が女性の視線に気付き目が合う】

「…よう!」

【ぴっと前足を挙げて挨拶する子猫】

ん?どうした楓?

『何ガンつけてんだゴラァ?』

お前は何をいきなり喧嘩売ってるんだドラ…
あー、すまないなうちの者が

【女性を睨み付ける手乗りドラゴンと女性に謝る青年】 <> 【旋風制御】@wiki<><>2011/03/26(土) 14:48:52.44 ID:7nZ0IdcTo<> >>459
「あー、そんな感じ」
「薄い色っていうのか・・・派手過ぎないのが良いな」
【現在の少年の服装→ジーンズに青のパーカーである】
「お前も、派手なのはそんな好きじゃないのか?」
【カゴの中を覗いて言う】 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 14:53:31.48 ID:WCkmRIJ00<> >>463
「あー……はい、あんまり」
【相手がカゴの中を覗いてるのを見ながら言う】
「まあ、英語とかちょっと絵が書いてあるくらいのはいいんですけどね」
【苦笑】
【そして、目を棚に戻す】
【気に行った服があったのか、棚に手を伸ばす】
【が、一番上の棚には手が届かないらしい】
【取ろうとしたノースリーブのダウンジャケットを恨めしそうに睨む】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 14:58:49.24 ID:X5IZzTr30<> >>462

「……。最近の小動物は、喋るのが普通。なのでしょうか」

 非現実的なものを見る視線を仔猫へ向け、言葉をこぼす。
 なにはともあれ、猫であるか否か、喋るか否かはさておき。
 挨拶されたからには、挨拶をするのが礼儀というものであり。

「こんにちは」

 腰から体を曲げ、お辞儀をして挨拶を返すのだった。

「……」

(ドラゴンは怖いのね……気を付けなければ)

 一方で手乗りドラゴンへは、一抹の警戒心を抱いた模様。

「……いえ。にぎやかで楽しそう――ですね……」

 二匹のお供の後に、青年に目をやり、言葉を紡ぐ。
 その表情は、淡白なものであった。 <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 15:01:30.46 ID:0TMLuPPC0<> >>461
「…へ?」

【目の前にストンと着地する】
【さっき不良が絡んでいた所からここまでひとっとび出来るという事は…】

「あー、そう…お前能力者か〜」

【ぽむっと手を打ち、振り向いて後ろの不良に杖先を向ける】

「そーゆー事なら」

剣賢『助けてあげようか』

【杖が喋ったかと思うと、目の前の不良を囲うように杖を小さく振る】
【次の瞬間…】

【轟音と衝撃を伴い、晴天の空から一筋の光の矢が落ちるはずだ】
【不良に当たっても数分気絶する程度だが、迫力はそうとうの物である】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 15:04:28.55 ID:A1DuwtsAO<> >>465
「儂は普通の猫ではないからのう」
「儂のようなぷりちーな猫は喋ることなど簡単なのじゃ!」

『さらっと嘘つくなよ』

「うむ、こんにちはなのじゃ!」

【なかなか騒がしい二匹である】

…楽しそう、ねぇ…
ただ騒がしいだけだと思うんだがな

「つれないのう主、ツンデレか?」

『いつデレが来るんだゴシュジンは?』

一生来ないと思っておいた方が気が楽だぞ、とだけ言っておくぜ…やれやれ

【ため息を吐き出す青年】 <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 15:11:10.30 ID:cEg4B8dAO<> >>466

「え?――なっ!?」

『ん?…ぎゃ…!!』

【相手の態度の急変、杖が喋ったことに驚いたのも束の間、とてつもない轟音と衝撃を振り撒き】
【晴天の空では有り得ないはずの光が降って来て、不良達は為す術も無く気を失ってしまう】

「な、なな…」

【その迫力に驚いた少女、光の眩さに目を細めていたがそれでもやはり驚くことには変わりなく】
【背を向けた相手に対して、助けて貰ったにも関わらず僅かな恐怖の念が込み上げる】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 15:12:07.43 ID:X5IZzTr30<> >>467

「……今度から猫は注意して見て、みますね……一匹くらい入るかもしれないので」

 淡白な表情で、真に受けている返事を返したのだった。
 尤も、やはり猫は猫であり、がっかりしたのはまた別の話なのである。

「ツンデレ。ですか……」

 口元を指先で隠し。
 少しばかり考える。

 そして口を開くと出てきた言葉は。

「……冷たい、のでしょうか?」

 独りの頭の中では、残念ながら苔ばかりが生え、それを鹿が食うという世界を想像していたのである。
 温かみのない“ツン”という意味では、当たらずとも遠からずと言ったところかもしれないが。

「……お腹、空いて――ませんか?」

 ふと。
 独りは青年に訊ねる。
 もっとも、青年には訊ねたが、質問の対象は仔猫と手乗りドラゴンのことであったりする。 <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 15:16:58.56 ID:0TMLuPPC0<> >>468
剣賢『安心せい…ミネウチじゃ………』

「嘘こけ」

剣賢『だって嘘だし』

【ふぅ、とため息をついて、杖を背中に担ぎ直す】
【そして相手に振り向き―――――】

「………あ、ごめん驚いた?」

剣賢『えっ、マジで?よっしゃ!』

「何で喜んでるの………」

【相手が驚いているので、安心させようとするも、途中の杖のボケにツッコむ】
【光の矢は確かに凄かったが、怖いオーラとかは全然無い…ただの喋る杖を持った少女だ】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 15:20:44.80 ID:A1DuwtsAO<> >>469
「儂ほどぷりちーな猫などそうは居らぬだろうがのう」

【ニョホホと高笑いする子猫】

さて、な
自分じゃ普通の一般人だという自負があるがね

【肩をすくめる青年】

ん?いや…

「ちょいすきじゃ!」

『腹いっぱい食いてー』

…お前らな…まるで俺がお前らに何も食わせていないみたいじゃないか… <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 15:26:57.42 ID:vMvWzEeOo<> 【昼。太陽の照りつける公園で】

【ベンチに青年が座っている】
【黒いパーカーに黒いカーゴパンツ、黒い髪と見事に黒尽くめのなか、目がだけが異様に赤い】

今日はいい天気だな...眩しくて仕方がないよ。ヒリヒリするし...

明日は晴れるかな…?雨は苦手なんだよな。曇ってくれないかな…

【何やら親しげに誰かと話しているようだが…】
【辺りに人の気配はなく】
【周りに動物などが居る様子もない…。】 <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 15:27:11.92 ID:cEg4B8dAO<> >>470

「…大丈夫よ、うん」

【喋る杖と愉快そうな会話をしつつ、此方の心配をしてくれている、という点から少なくとも】
【マトモな人間なのだろうと見当を付けて一安心、けれども警戒を止めた訳では無い】
【とりあえずは相手の言葉に返答し、自らを落ち着けつつ能力解除】

「ありがとう、助けてくれて」

【先ずは助けて貰ったことへの感謝、相手への警戒も分かるが感謝は何よりも先ず最初にすべき、という少女の持論であり】
【赤い髪を揺らしつつ、目の前の少女へと頭を軽く下げる】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 15:28:47.47 ID:X5IZzTr30<> >>471

「……ぷりちー……」

 独りの瞳が、仔猫の体のパーツを一つ一つ見ていく。
 ひげ。耳。目。
 猫である、見た見は至っておかしなところはなく。

「……ごめんなさい」

 “ぷりちー”な違いが分からず、腰から曲げてお辞儀。
 そして仔猫に詫びいるのだった。

「一般人。ですよね――一見」

 ぽつりぽつりと、感想をこぼしていく。
 確かに一見すれば、冷酷非道――には見えなかった。

「……要、りますか? 食べかけ。ですけれど」

 手にする紙袋をあけ、中から一齧りだけした揚げパンをのぞかせる。
 ふわりと、揚げたての油のいい香りが鼻をくすぐる。
 誰が齧っても、舌でふわりと、ジューシーで、控え目なきな粉がうまみを引き立てることだろう。 <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 15:34:09.79 ID:0TMLuPPC0<> >>473
「良かった良かった」

剣賢『この前は助けようとした人を巻き込んでしまってだな………』

「ちょ、馬鹿!余計な事言うな!」

【少しソロシイ事を言っているような気もするが…】
【悪気があった訳ではない、断じて】

「え?あぁ、いいっていいって、俺が助けに行かなくても自力で打破出来ただろ、能力者なんだろ?」

【ははは、と軽快に笑う】
【ちょっと口調が男の子っぽいのに違和感を感じるだろうか?】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 15:35:28.51 ID:A1DuwtsAO<> >>474
「ぬがっ!?」
「よく見よ!このシルクのような体毛!黄金比を切り出したかのような体型!もでるのような顔つき!」
「どこをとってもぷりちーではないか!」

【ぷりちーな猫は「ぬがっ!?」とか言わないと思う】

一見…じゃなくて頭の頂点から爪先まで普通の一般人だよ、俺は…やれやれ

【ため息を吐き出し一般人であることをアピールする青年】

いや、もらう訳には…

『くれ、うまそーだ』

あ、こらドラ

【手乗りドラゴンが女性に向かってふわふわと飛んでいく】 <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 15:41:52.40 ID:cEg4B8dAO<> >>475

「……………」

【訂正、やっぱり怖い人だ】
【ともかくこの少女の能力は簡単に把握出来た――この杖を媒介に、落雷を起こす能力だろうと】
【簡単に決め付けてしまいつつ、相手を若干責めるような目で見つめていたが】

「いや…私の能力なんてあって無いようなものだし…本当に助かったわ」

【とりあえず当たり障りの無いであろう答えを返すが、その男勝りな口調と一人称に首を傾げる】
【が、尋ねる勇気は無い、怖いから】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 15:42:41.77 ID:X5IZzTr30<> >>476

「……」

 体毛。体型。顔つき。
 それらをそれぞれ、一息ほど見つめ――。

「……」

 今度は無言で詫びいる。
 残念ながら、どうやら分からないらしい。

「……こんなに小さな方が付いてくる、のですから、普通の人よりは優しい方――なのではないですか?」

 淡白な表情で返す。
 仔猫に、手乗りドラゴン。
 非道な人間なら、きっと逃げ出している、そんな単純な考えでしかなく。

「……どうぞ」

 真っ先に飛んできたのは、警戒していたドラゴン。
 ぐっと手を伸ばし、できるだけ体から離して揚げパンを差し出す。 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 15:44:35.41 ID:pAciRSKDo<> 町の郊外にある取り壊し予定の廃ビルの屋上。
まだ少し肌寒いものの、暖かい春の陽気につい頭をぼーっとさせながら目付きの悪い青年が寝っ転がっていた。
気候はまさに昼寝日和、といった暖かさで、青年もうとうとしている。

「いい天気だな……」

そんな春の陽気に、つい殺し屋も警戒心を解いていた。
春は、花粉症でなければ素晴らしい季節だと実感する。

「あー、ねむ……」

町の郊外にあるとはいえ、時間の止まってしまった廃ビルは意外と人目につきやすいところにある。
青年のように、特に用がなくても散歩がてら立ち寄る人も多いそうだ。 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 15:47:55.19 ID:hJklISdGo<> 【真っ昼間でも暗い路地裏。そりゃ危ない人がたくさんいる。】
【その中でも別の意味で危なそうな二人が歩いている。】

「ふっ他愛も無い。」
道行く人々を片っ端から斬るなんて鬼なのです。

【周りには危ないお兄さんやおじさんたちが倒れている。】
【何を隠そうこのお兄さんたちはメイド一人の手で倒されたのだ。一応生きてるけど。】

それにしても…近道だと思ったんですけどねー。
「迷いましたね…。」

【どうやら道に迷っているようだ。
【危ないお兄さん達が倒れている中心にいる彼女達を見て通行人はどう思うだろうか。】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 15:48:59.46 ID:A1DuwtsAO<> >>478
「ガーン!」
「…」

【口でガーンって言って頭の上で寝転がる】
【ふて寝だ】

優しい、ねぇ…
俺はそこまで優しい男じゃないと思うんだがな

【自分の頬を指でポリポリかく青年】

『アグアグアグアグ…』

【揚げパンにかじりつく手乗りドラゴン】
【美味しそうだ】

全く…すまないなうちの者が <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 15:52:23.73 ID:0TMLuPPC0<> >>477
「あっ、違う!怖い奴とかじゃねぇから!」

剣賢『この前大通りでだな…』

「あー!あー!あー!」

【責めるような視線を浴び、必死に誤解を解こうとするが、杖の余計なお世話でどんどん怪しくなっていく】
【冷や汗をかきつつも、冷静に冷静に…とか考えている】

「へー、でもあんなに高くジャンプ出来るなんて凄ぇな…脚力強化?」

【相手の能力に興味を示す】
【それもそのはず、自分の能力は他人の能力を、ある意味コピーするような能力なのだから】

「ん?どうした?」

【相手が首をかしげるのを不思議に思ったのか、こちらも首をかしげる】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 15:55:01.14 ID:vMvWzEeOo<> >>479

あー…この日差しはクルな…

【普通の人間なら歓迎するようなぽかぽかの陽気の中】
【一人の青年が少し顔を歪めながら空を飛んでいた】

【といってもここは人気もない町の外れ。見つからないだろうと踏んでの事なのだが…】

【黒いパーカーと同じく黒いカーゴパンツを着た黒髪の青年は、少々目立つかもしれない】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 15:55:57.19 ID:X5IZzTr30<> >>481

「……寝込んで……しまいました……」

 少しばかり、申し訳なさそうである。
 少なくとも、猫を顔で判断できるようにならなければ、体系や顔つきが判断できるようになるのはまだ先の話になりそうだ。

「そう。でしょうか」

「あなたたちは――」

 ここで、仔猫と手乗りドラゴンに目を向け訊ねるのだった。

「どう思っているのですか?」

 と。
 首をかしげながら、月毛色のポニーテールを揺らして。

「いえ――買ったのはいい、のですけれど、思いのほか、胸やけしてしまったので……」

 淡白な表情で、淡々と言葉をこぼしていく。
 視線は、警戒のあまり、ドラゴンを注視しながら、言葉だけ向けていた。

 ちなみに。
 食べたところで然程脂っこいというわけではなかった、単純に弱かっただけだろう。 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 15:58:58.57 ID:pAciRSKDo<> >>483

「うわっ、なんか飛んでるよ……ま、春だし人も飛ぶか」

視力がいいため、視界に青年が移ると閉じかけていた目を開いた。
彼のとって春とはどんな季節なのか……そんなツッコミを入れたくなる台詞を呟いている。

「……テメェ、せっかくの良い空なのに黒が混じってんじゃねえよ!」

青い空に、白い雲。それでこそ青空は美しいのだ。
そこに、納得の行かない黒が混じり、台無しだと言わんばかりに飛んでいる青年に叫ぶ。 <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 16:02:38.50 ID:cEg4B8dAO<> >>482

「大丈夫、私信じてるから」

【とは言っているものの、必死に誤解を解こうとする様が余計に怪しく見えて相手から一歩下がる】
【とりあえず油断はしないでおこう、と心に固く誓ったそうな】

「残念、違うわ」

【けれども返したのは素っ気ない返答、自分の能力を知られるのは困るのだ――特に、遠距離攻撃が可能な相手には】

「あ、いや…何だか変わった喋り方だなってね」

【尋ねられた弾みで、思わず疑問を漏らしてしまい顔を少々しかめてしまう】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 16:03:07.25 ID:A1DuwtsAO<> >>484
「主は優しいぞい、何せ我が主じゃからのう」

『お人好しではあるなぁ、生肉買ってくんねーから優しくはねーけど』

【復活する子猫と揚げパンに夢中な手乗りドラゴン】

…やれやれ
人のことだからって勝手なことを言ってくれるぜ…

【ため息を吐き出す青年】
【照れているっぽい】

胸焼けって…揚げパンでか?
胃腸が弱いんだな <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 16:03:13.58 ID:vMvWzEeOo<> >>485
/すみません。たった今電話が着て急用が出来てしまいました…
/再開できるのは6時過ぎになりそうなのでキャンセルということでお願いします…申し訳ありません。 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 16:04:27.41 ID:pAciRSKDo<> >>488
/うい、了解です。いつか絡む機会があったらその時はまたよろしくお願いします! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 16:07:58.46 ID:pAciRSKDo<> /というわけで>>479で再募集です! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 16:09:55.44 ID:X5IZzTr30<> >>487

「……だそうですね?」

 真顔で青年を見ながら言う。
 わざわざ、本人に返すほどのことではないが。

「慕われているのなら、それで良い――のではありませんか?」

 テンポの悪い丁寧語で、ぽつりと言葉を紡いでは、青年の様子をうかがう。

「胃腸。ですか……そうなのかも、しれませんね……」

 独りは胸の下あたりを、ぽんぽん、と撫で、青年にこたえる。
 分かっているのであれば、買わなければいい話ではあるが。

「けれど、この揚げパン、美味しい――のですよ」

「冬場は温か、いですし、きな粉が甘くて……それから、安いので懐にも優しい、ですから」

 口元を掌で隠し、隠れた口元を柔らかくほころばせて言葉をこぼす。
 その様子に、青年は気が付くだろうか。 <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 16:10:45.98 ID:0TMLuPPC0<> >>486
「ぐぬぬ………」

剣賢『いきなり現れて落雷落とせばこんな反応で当然だろう』

【相手が一歩下がる様を見て、がっくし、と肩を落とす】
【どうやら相手を信じさせるのは諦めたらしい】

「えっ、違うの?」

【う〜ん…としばらく考え込む】
【が、やはり脚力強化以外思い浮かばなかったようで】

「…わ、分からない」

剣賢『馬鹿だなお前』

「じゃあお前は分かるのかよ」

剣賢『えっ、じゃあお前は?』

【何か餓鬼の言い合いみたいなの始まった】

「変な喋り方?」

【きょとん、と不思議そうな顔をする】
【まったく分かっていない様子】

剣賢『つまりだ…女の子らしくないと』

「マジで!?」

剣賢『気付いていなかったのかお前』

「うん」

剣賢『………』

【結論:どちらもアホ】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 16:15:38.86 ID:A1DuwtsAO<> >>491
…やれやれ

【自分の髪をくしゃくしゃとかき混ぜる】
【…間違いなく照れている】

…へぇ、なかなかかわいい顔で笑うんだな
隠す必要はないんじゃないか?

【ふ、と笑う】
【「優しい」の意趣返しも多分に含まれているのだろう】

『けふ…あー美味かった』
『なかなか美味かったぞメスニンゲン』

【揚げパンを食べ終わった手乗りドラゴン】 <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 16:20:57.44 ID:cEg4B8dAO<> >>492

「…んー…」

【しかしどうも憎めない態度を見せる相手、少女もふざけて下がったのはいいが警戒していいのか戸惑い】
【悩むように手を自らの頬に添えて唸る】

「まぁ、分からないならそのまま秘密、ってことに…」

「…って…聞いてないわよね」

【そのまま誤魔化そうと思ったのだが、言い争いを始めてしまった相手と杖】
【苦笑いしか出来ない少女である】

「……はぁ」

【極めつけは最後の会話、警戒していた自分が馬鹿馬鹿しく感じて】
【思わず大袈裟に溜め息を漏らしてしまった】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 16:22:56.48 ID:X5IZzTr30<> >>493

「照れて、ますか?」

 決して、意地の悪い問いをしているというわけではなかった。
 首をかしげ、少しばかし訝しげに、青年に訊ねるのだった。
 悪気は一切なく。

「――!? かっ、可愛っ……おかしなことを言う人。ですね……」

 一変して、柔らかく笑った笑顔を引っ込め。
 代わりに、頬を少しばかり赤くして返す。
 左目は一方で、傍のショーウィンドウや、電話ボックスをちらちらと見ていた。

「ええ――……メス?」

 生物学的に、メスには変わりなかったが。
 僅かにばかにされた様に、勝手に思い、どうやら納得のいかない表情を浮かべて手乗りドラゴンを見やる。
 赤い瞳が、じっと捉え、言葉ではなく目で訴えている。 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 16:27:35.21 ID:hJklISdGo<> >>480
/死あいから雑談まで募集中です! <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 16:28:05.66 ID:A1DuwtsAO<> >>495
照れてない
照れてるのはそっちじゃないか?
出したものをわざわざ引っ込める必要はないだろう、笑っていればいいじゃないか
笑顔が素敵ならなおさら、な

【ふ、と笑って意趣返しの成功を確信した】

『んだよメスニンゲン』

【ふわふわと女性の気持ちなど知ったことかと浮かんでいる手乗りドラゴン】 <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 16:34:48.71 ID:0TMLuPPC0<> >>494
【少女が悩む声もまったく気にせず】
【言い争いは展開中】

「つーか、お前は俺が作ったんじゃん?創造主が創造した物より頭が悪いなんてあり得ないじゃん?」

剣賢『そうか、つまりありえない事が起こった初めての瞬間だな』

「チッ、この力加減を知らない棒が………」

剣賢『んだと!?』

【もう駄目だこいつら】
【だんだんと喧嘩はエスカレートしてきて】

剣賢『…ちょっと表に出ろ………』

「分かった…すぐ近くの人の居ない公園だな…」

剣賢『よかろう………』

【少女をその場に置いたまま、路地裏から出ようとする】
【杖はいつのまにか少女の背中を離れ、自立して滑るように少女についていく】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 16:36:53.19 ID:X5IZzTr30<> >>497

「……バカげたことを、言わないでください」

「照れては、ないです……」

 いつの間にか、青年が照れていたということを忘れ、逆に照れていることを指摘され、焦りを見せる。
 意趣返しには、到底気がつかなそうである。

「大体……他の人にも、同じことを言、っているのでしょう? そういうの、よく――ないですよ?」

 普段から見ているというわけでは決してなかった。
 そう、ただの言いがかりで会った。

「……いえ。何でも、ありません――ただ、ちょっと納得できなかっただけ。ですから」

 残念ながら、手乗りドラゴンには伝わらなかったようで。
 向けた視線は、ふい、と外す。

「……メス……」

 そして、気にしていた。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 16:42:49.24 ID:A1DuwtsAO<> >>499
そうか?
かわいいと思うものをかわいいと言って何が悪い
自分の気持ちを口にするなんて普通のことじゃないか…俺の言っていることは何か間違ってるか?

【肩をすくめる青年】
【心底から「これが普通」だと思っているようだ】

『んーそうか?…まぁいいや』
『ごっそーさん』

【ふわふわと青年の頭に乗る手乗りドラゴン】 <> 【接触操働】E:ちっちゃめ手袋 ももんがコート 鍵盤@wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 16:42:55.84 ID:cEg4B8dAO<> >>498

「え、あの……えー…」

「……えぇー」

【完全に置いてけぼりを食らった少女、エスカレートしていく喧嘩に慌てていたのだけれど】
【自分を置いて公園へと向かう一人と一つを見て、呆れた表情で呆然と呟く】

「…まぁ…いっか」

【裏路地から出て行く少女、その背が見えなくなるまで見送ってから】
【どこか疲れた様子で、少女も裏路地を後にした】

/絡み乙ありでした!絡み辛いキャラで申し訳無いです… <> 【心霊令嬢】貧乳量産機<>sage<>2011/03/26(土) 16:44:43.29 ID:DfPRcaDd0<> >>480
「あらあら・・・これは派手にやりましたわねぇ…」

【道に迷い、右往左往している少女たちの背後から】
【2人の人間の足音が響く。その1人は少女がよく知る人物のモノ】
【もう1つは、ハンドガンを片手に携えた、スーツ姿の女だ】

「ふふふ・・・どうしましたかアリア?それと・・・・メイドさんかしら?」

【その少女、相変わらず笑みを浮かべたまま】
【その辺に転がっている、怖いお兄さんの死体をつつきながら尋ねる】 <> 【心通武工】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 16:51:04.49 ID:0TMLuPPC0<> >>501
【背後から聞こえる少女の呆れたような呟きすら聞こえていないのか】
【両方とも恐ろしいほど無言で、人を寄せ付けないオーラを発しながら】
【裏路地を後にした………ああ、公園はどうなってしまうのだろうか】




【数時間後、古い公園の木や木造遊具が全て焼け焦げているというとても小さなニュースが街中に知れ渡ったそうな】

/いえいえ、楽しかったですよ!絡みありがとうございましたー! <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 16:53:07.09 ID:cEg4B8dAO<> >>479
/まだいけますでしょうか? <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 16:54:29.88 ID:pAciRSKDo<> >>504
/全然行けます! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 16:56:08.21 ID:X5IZzTr30<> >>500

「……正直なことは悪いわけでは、ないです」

(だからといって、真正面から言いすぎるのも……私がおかしいの?)

 とうとう折れてしまった。
 言おうと思えば、言えたはずであるのに。

 視線は相変わらず、ショーウィンドウをちらちらとみて、青年へ合わせようとはしなかった。

「お粗末さま、でした」

 紙袋を、綺麗に畳み。
 ジャケットのポケットにしまう。

 思いのほか、礼儀のできた手乗りドラゴンに、再びの笑顔を向けながら。


「さて、そろそろ私はお暇しますね――衣装を揃えたい、のですよ」

「……男の方に聞くのもおかしな話、ですけれど、いいお店、ご存じありませんか?」

 淡白な表情に戻り、それから青年に訊ねるのであった。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 17:01:01.83 ID:A1DuwtsAO<> >>506
だろう?
嘘つきよりかはだいぶマシさ

【折れた女性にふ、と笑って】

衣装?
…服ならショッピングセンターにでも行ってみたらどうだ?
悪いが女性の服には明るくないから詳しくはわからないな

【自分の髪をくしゃくしゃとかき混ぜ謝る】 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 17:01:55.05 ID:cEg4B8dAO<> >>504
/お相手お願いします!

>>479

「…ふぅ…」

【そんな廃ビルの屋上に立ち寄ったのは巫女装束に身を包んだ女――ちょっと年を取っているようにも見えなくは無い見た目だ】
【階段を上るのに疲れたのだろうか、溜め息混じりに扉を開く】

「あら…お邪魔だったかしら」

【其処に居た先客に気付くと、少々申し訳なさそうな声で告げると】
【気怠そうな表情を向けつつ、青年へとゆっくりと歩み寄って行く】 <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 17:03:08.07 ID:hJklISdGo<> >>502
【響く二つの足音。それに真っ先に反応したのはメイドの方で…】

「何者!?」

【素早く仕込み刀を抜き、戦闘体勢に入る。】
【そして遅れて気付く幼女。足音の正体を見つけると…】

…うはわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!か、か、刀をおろ、おろ、降ろしてぇぇぇぇぇぇ!

【もう有り得ないほど取り乱す。馬鹿丸出しといった感じだ。】
【それに対しメイドさん。】

「何故です?敵はハンドガンを持っています。撃ってきたらすぐに対抗しなけば危険です。」

【とまあ冷静に判断する。だがこの状況だとその分析は正しいのだけれど間違いだった。】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 17:05:49.21 ID:X5IZzTr30<> >>507

「……けれど、正直に言うことと、言わなくていいことは別物。ですよ?」

 表情は淡白なままであるが、目を細め、赤の瞳をぎらりと向けて、言葉をこぼした。
 こえは、凛として。

「そう、ですか」

「ええ、ありがとうございます――それでは、また」

 腰から体をまげて、お辞儀をし、謝意を示した。
 それから、真っ直ぐ歩いていき、ブーツのソールをこつこつと鳴らして去っていこうとする。

 ――止めなければ、雑踏に消えてゆくことだろう。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/03/26(土) 17:09:13.99 ID:A1DuwtsAO<> >>510
言わなくていいことだったか?…まぁ言わなくてもかわいいものはかわいい、か
わかった、気を付けるよ…多分ね

【肩をすくめる】

あぁ、またな

「主〜腹が減ったぞ〜」

あぁハイハイわかったよ…

【女性に背を向けて歩いていった】

/乙でしたー! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 17:09:31.50 ID:pAciRSKDo<> >>508

「……あぁ? いんや、別に」

空に向けていた視線を、屋上にやってきた女に移す。
なぜこんなところに巫女がいるのか、という言葉が一瞬頭をよぎったが、すぐにどうでも良くなってしまった。
暖かさのせいだろうか、それとも、眠いせいだろうか。多分どちらも、だろう。

「此処が俺の物って訳でもないしな」

要するに勝手にしろ、ということらしい。
ただ、女がこの心地良い時間を壊す存在だとしたら、それなりの対応を取るつもりだ。 <> 【心霊令嬢】貧乳量産機<>sage<>2011/03/26(土) 17:10:22.92 ID:DfPRcaDd0<> >>509
【彼女は相変わらず、頬笑みながら死体をつんつん】
【シモベは少女たちの反応に、何も言わないと思えば】

「――アリア、3秒上げますから刀を降ろしなさい?さもなくば、再調教ですわ・・・2人とも」

【シモベはほいっと銃を上に放り投げる】
【このシモベ、無表情でこんなことしているため、結構怖い】
<> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 17:13:24.66 ID:X5IZzTr30<> >>511

「……そういうことでは……いえ、良いです、きっと私が疲れているのですね、ええ……」

 目元を、掌で隠して困り果てる。
 いわゆる、“あちゃー”というやつである。

「ええ、では――親切な飼い主、さん?」

 背を向け、零し――。
 姿が見えなくなる。

おつでしたぁ <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 17:14:38.00 ID:h1TMIah7o<> ・・・はぁぁ・・・

【路地裏の壁に背中を預け、大きなため息をつく少年】

【身長からして高校生くらいだろうか どことなく痩せている感じもする】
【髪は短く切って、立たせてある 色は黒 黒の上に黒を塗ったんじゃないかと思うほどの真っ黒】

【そんな少年の視線の先にあるのは、両手で抱えたダンボール】

【ダンボールの中には一匹の小猫がいる】
【体を丸めて、小刻みに震えている まるで少年に怯えているかのように】

【ここで優しい人間だったら、小猫を撫でて安心させようとするかもしれない】
【あるいは餌を与えたり もしくは優しく声をかけたり】

【が、少年はそれらを何一つもせずに、ただダンボールをもっているだけだ】

・・・・・・

【突然ダンボールの中に目を落とし、丸まっている小猫を無表情で見つめる】
【少年の顔は見えてないはずだが、一層体を縮こまらせる猫】

・・・はぁぁぁぁ・・・

【しばらくその状態が続くが、両者の均衡を先に破ったのは少年】
【ゆっくりと顔を上げて、先ほどよりも大きく長いため息をつく】

【小猫は未だに小さく丸まっている】 <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 17:16:53.61 ID:hJklISdGo<> >>513
【それに対しお二人さん。】

降ろしなさい!お〜ろ〜し〜な〜さ〜い!
「き、危険ですよ!二つの意味で!」
その二つよりも危険な事が起こりそうなのぉぉぉぉぉぉ!

【刀を持った右腕にぶら下がり、必死で降ろさせようとする幼女。】
【だがメイドさんも負けてはいない。敵から主を守ろうと刀を降ろさない。】

/遅くてすいません…。 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 17:17:26.35 ID:cEg4B8dAO<> >>512

「そう…ありがとうね」

【とりあえずマトモな会話を出来たことに安堵――この世界には会話すらままならない人間もいるからで】
【少なくとも初対面の相手には最低限の警戒は忘れない】

「…じゃ、お邪魔するわね」

【しかし無駄な警戒などしていては気疲れする――と思っている女】
【フラフラと相手の横に辿り着くと、崩れるようにしてその隣に座って欠伸を一つ】
【女もこの陽気に充てられたのか、目を眠たげに少し細めている】 <> 【心霊令嬢】貧乳量産機<>sage<>2011/03/26(土) 17:24:25.98 ID:DfPRcaDd0<> >>516
【彼女は死体いじりをやめ、糸に操られたマリオネットの如く】
【右手左手と、柔らかいような固いような動作で起き上がる】

「―――タイムオーバーですわ・・・・ふふっ、2人とも再調教ですわね・・・」

【あやしい笑みを浮かべながら、口元に左手を当てると】

「行きなさい・・・・No.1!!」『了解!』

【次の瞬間、彼女が叫んだかと思えば、シモベは銃を電気警棒に変え】
【メイドの腹部を軽く殴ろうとする】
【少しでも触れれば、たちまち感電し、気を失ってしまうだろう】

/いえいえ、大丈夫ですよー! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 17:29:34.31 ID:pAciRSKDo<> >>517

「……アンタも散歩?」

沈黙したままというのも気まずいため、話しかけてみた。
自分は暇だがじっとしているのも苦手なため、外に出たはいいもののやることがなかった。
そしてなんとなく此処を探し当て、ぼーっとしていた次第である。

「……春っていいよな。昼寝にゃ最高の季節だ」

花粉症でないから言える言葉だったが、気候で言えば一番過ごしやすい。
眠気を誘う日差しも嫌いじゃないし、桜や青空も綺麗だから眼福である。
強いて言うならばクラス替えとか、そういった出会いと別れがメインのイベントは青年は苦手としていたため、ソコだけは嫌だった。 <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki  <>sage<>2011/03/26(土) 17:30:17.41 ID:hJklISdGo<> /つぎおくれます <> 【心霊令嬢】貧乳量産機<>sage<>2011/03/26(土) 17:31:03.63 ID:DfPRcaDd0<> >>520
/了解です <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 17:40:28.19 ID:cEg4B8dAO<> >>519

「…ええ、そうよ」

「ちょっと仕事の生き抜きにね…ほら、もう年だから」

【半分眠り掛けていた意識を相手の呼び掛けで覚醒させると、苦笑混じりの答えを返す】
【ただ単に仕事が面倒になって逃げて来たのだが、そんな余計なことは零さない】

「そうねぇ…縁側で本でも読みながら、ゆっくりするのもいいわよ?」

【女もその事に異論は皆無、本来寝坊助な自分に取って春はまるで天国のような季節だ】
【その陽気、芽吹く花の香りが混じった風…それらを想像してか、また目がうっすら細まる】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 17:48:35.99 ID:pAciRSKDo<> >>522

「年ぃ? へぇ、見た目より年取ってんのな」

女性の年齢については言及しないほうが身のためなのだが、青年は頭がよろしくない。
礼儀もあまり無い為、普通にそんなことをいう。

「本、ねぇ……。 クソッタレの上司に『教養が足りない』とか言われて芥川龍之介は読まされたけど……」

どうも読書はあまり好きではないらしい。どちらかというと外で動きたいアウトドアな人間、ということだ。
無論、青年は記憶力がなく、よんだ内容もほとんど覚えていない。
かろうじて、ひとつの作品だけはよく覚えていたが、それ以外の本は完全に覚えていなかった。

「でも春になると変態も増えるからな……やっぱ暖かいと気が緩むのか?」

春の気候は人の頭の中も春にしてしまうことがある。
脳内お花畑の人間とは極力関わりたくないというのが青年の本音だった。
面倒事は避けるのが一番である。仕事上、そうは行かないことも多々あるが……。 <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 18:01:05.79 ID:cEg4B8dAO<> >>523

「本当のことだけど、もう少し礼儀ってものを知りなさい」

「私じゃなかったら怒られてたかもしれないわよ?」

【しかし、もうそんなことで怒る程年齢を気にする人では無いようで――それには色々理由があるが、割愛】
【相手に視線を向けつつ、諫めるように告げて】

「あら、貴方想いのいい上司さんじゃない」

【愚痴を零すような言葉、笑みを零しながらからかうように相手へと返す】
【――先程の復讐のつもりか、心なしか嘲笑うような顔】

「気が緩む、っていうか…開放感、かしら」

「ほら、冬はよく家に籠もりがちになるし…」

「貴方も、そう思わない?」

【勝手な憶測、完全な主観的意見を告げると相変わらず惚けたような顔で告げると】
【相手の顔を覗き込み、意見を尋ねてみる】 <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki  <>sage<>2011/03/26(土) 18:04:25.23 ID:hJklISdGo<> >>518
【襲いくる僕。焦る幼女。戦闘体勢のメイド。幼女にとってはこれ以上ない最悪の状態だ。】
【メイドは左腕の非導電性の鞘で攻撃を受け止め、右腕の刀で斬りつける。】

もう…お終いだ…。
「諦めないでください!倒せばいいんです!」
倒すなぁぁぁぁぁぁ!

【思わず口調も荒くなる。本当に危機だ。】


/ごめんなさい…。 <> 【心霊令嬢】貧乳量産機<>sage<>2011/03/26(土) 18:10:54.36 ID:DfPRcaDd0<> /風呂落ちです。すみません… <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 18:12:55.88 ID:pAciRSKDo<> >>524

「あ?嫌だよメンドくさい。そんな奴勝手に怒らせとけばいいだろ」

礼儀というよりは、人に対する興味や関心、そういったものがあまりないのだろう。
ある意味コミニュケーション能力が欠如していると言ってもいい。
人を殺す仕事をしていると、そういったある種の感情が失われていくのかもしれない。

「どこがだよ……! いつもいつも仕事終わったら土産買って来いだのホントうるさくてしょうがねェ!!」

相手の表情にいらっときて、それがさらに上司への不満と掛け合わさり、爆発した。
こんな人と関わる能力がなさすぎの人間を雇うのはよっぽどの物好きだが。

「あー、言われてみればそうかもな……冬はまず布団から出れないし。家から出ようなんて考えないからな」

寒いのは苦手だ。冬なら外に出るぐらいなら布団にこもることを真っ先に選択するだろう。
だが仕事をしないと生きて行けないため、そうも言ってられない。
学校の出席日数もあるし、思い通りに行かない世の中である。 <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki  <>sage<>2011/03/26(土) 18:17:00.22 ID:hJklISdGo<> >>526
/りょーかいです! <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 18:32:03.92 ID:cEg4B8dAO<> >>527

「分かって無いわね…そういう人間ほど怒らせると面倒なのよ?」

「細かいところをネチネチ追求されたり、言われもないことを言われたり…」

【そういう経験あるのだろうか、やけに熱の籠もった説得を始めた女】
【相手の為、というよりも自分のストレス発散の為なのだろう】

「…そんなこと言ってても、貴方は結局、お土産買って来るんでしょ?」

【半ば確信めいた言葉、うすら笑いを浮かべて問う――どうやらからかっているらしい】
【問いの後に小さな笑い声を漏らした】

「でしょう? だから仕方ないのよ」

「けど、関わりたくは無いから…優しくそっとしてあげるのが一番ね」

【何やら訳の分からないレクチャー、同意を得たこの女は頭がお花畑な人への対応の仕方を教えると】
【また欠伸を一つする】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 18:41:54.93 ID:pAciRSKDo<> >>529

「そんなら殺せばいいだろ。死体の処理は面倒だけどちゃんとやればケーサツとかジェイルに追われることもないし」

何いってんだ?と、そんな表情を浮かべながら、平然とそんなことをいう。
別に殺すのが好きというわけでなく、邪魔だったら殺す、という考えのようだ。

「……しょうがねーだろ。買わねェとあいつマジでうるさいからな」

深く溜息をつくと、右手で頭をかいた。
相手が自分をからかっている、ということには気づいていないらしい。

「それもそうだな……面倒なのは嫌だし」

殺すにしても、そんな気持ちの悪い奴の血で手を汚したくない。
会わないならそれが一番だし、会ってしまったとしても慎重に避けるのが正解だ。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 18:44:09.68 ID:h1TMIah7o<> />>515でまだまだ募集してたり! <> 【心霊令嬢】貧乳量産機<>sage<>2011/03/26(土) 18:54:24.23 ID:DfPRcaDd0<> >>525
【誰よりも忠実なる僕。彼女の考えを、目を見ずとも理解して】
【警棒を一瞬にして消し去り、出現させたのはロケットランチャー】

【彼女は優雅に1歩、2歩と少女たちに近づくと】

「ふふっ・・・そこのメイドさん?私は貴方の御主人さまのお姉さま・・・どちらが偉いかはお分かりですわよね?」

【その優雅なセリフの裏には】
【何処か高圧的に、恐怖心を煽るような感情があった】

/ただいまです! <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 18:59:10.52 ID:cEg4B8dAO<> >>530

「甘い、甘いわ…あの人は殺した程度じゃしなないわよ…死んでも追って来そうだもの」

「…それに、人殺しの方が面倒じゃない…気が重たいし」

「適当にあしらう方が何倍も楽だわ…私としてはね」

【もう完全にとある個人を思い浮かべているのだろう、その表情はとても鬱蒼としたもので】
【同時に、相手が一種の狂人ではないかという疑問が湧く――が、眠たい頭は思考放棄】
【とりあえず人殺しは良くないよ、ということを示唆してみせる】

「またまたぁ…そう言っちゃって、実はそう言われるのが嬉しいんじゃないの?」

【ケラケラと笑い声を漏らし、更に問い掛ける女】
【何が楽しいのだろうか、青年のお腹を軽く何度か叩こうと手を伸ばして】

「そそ、それが一番よ」

【納得したような声にうんうんと頷いている――しかしこの女も、なかなか頭がお花畑状態に近い自覚は無いようだ】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 19:00:55.90 ID:X5IZzTr30<> >>515、>>531

「ダンボール。ですね――それから、高校生。でしょうか?」

 赤い瞳が、少年を捉える。
 ただし、見える瞳は片方、右目には、月毛色の髪に隠れた眼帯をしている。

 左手には、買ったばかりの衣服の入った紙袋をぶら下げている。
 紙袋の口からのぞく小さな紙袋からは、できたての大判焼きが仄かに鼻をくすぐるのだった。

「……中に、何かいる――のでしょうか」

 通りに出る、路地裏の入り口から、少年をじっと見つめている。
 少年は、気が付くだろうか。 <> 【掌開異能】<>sage<>2011/03/26(土) 19:01:27.12 ID:WCkmRIJ00<> >>463
/【旋風制御】さんいらっしゃいましたら反応ください
/えっと、反応がないようだったら凍結ってことで <> 【心霊令嬢】<>sage<>2011/03/26(土) 19:08:08.11 ID:DfPRcaDdo<> >>532
/飯落ちです…… <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 19:12:16.57 ID:pAciRSKDo<> >>553

「ふぅん、そんなもんかねぇ……別に俺は死体の処理の面倒さえなければ気が重たくはないな」

常人と異人、その感覚の違いが如実に現れていた。
彼自身は、周りと自分の考えの相違には気づいていたし、一般人から見て狂ってると思われるのも慣れたことである。
だからこそ、自分の考えをわざわざ隠そうとは思わない。

「はぁ?!んなわけねーだろ、アホか?あいつがもし上司じゃなかったら三千回は殺してるぞ」

自分に仕事を回すのは彼ぐらいなため、殺すことはできないが。
お腹を軽く叩かれ、なんだコイツ?という眼をしながら怒鳴る。

「まあ、できるだけそんなのと会わないように気をつけとけば大丈夫だろ。
……ん?寒くなってきたな……」

見ればもう太陽は落ちかけていた。すっかり暖かい空気は肌寒いモノに変わり、青年は思わず身震いする。
もう外で昼寝気分……というわけには行かないようだ。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 19:13:10.03 ID:h1TMIah7o<> >>534
・・・んー?

【妙に間延びした声で振り返る 声だけが聞こえていたらしい】
【きょとんとした顔である 悪く言えば間抜けな】

【振り向いた先にいるのは、一人の女性】
【普通の格好ではないといえばそうだろう 右目には眼帯、もう片方の瞳は赤い】

あ・・・ダンボールの中見てみるか?

【ふと思い出したように呟くと、馴れ馴れしく相手に近づいていく】

【そして相手の答えを待つこと無く、ダンボールの中を見せる】

【ダンボールの中では、一匹の小猫が体を丸めて震えている】
【一目見ただけで怯えているのがわかるだろう】

【この小猫は少年に怯えているのだが、それには気づくだろうか】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 19:18:02.34 ID:X5IZzTr30<> >>538

「……仔猫。ですね」

「どう、したんですか? この子」

 震えている仔猫を見て、少年に怯えているとは分からず。
 すぐに思ったことは、寒いのかな、と。

「……」

 もし、そうならば。
 温かいものを食べさせようと、大判焼きを取り出し、外の生地をちぎり、与えようとしてみる。

 ――残念ながら、寒いのではなく、怯えているのであるが、食べるだろうか。 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 19:26:34.33 ID:pAciRSKDo<> >>553
/ちょい飯落ちです。ごめんなさい <> 【変異攻種】E:ナイフ3 @wiki<>sagesaga<>2011/03/26(土) 19:29:27.53 ID:cEg4B8dAO<> >>537

「そう?…まぁ、その内分かるわよ…殺すのが面倒になる気持ちが」

【けれども女は思う】
【どんな狂人、悪人、善人、一般人も全ては人、思想やら思考は違えど人間だ――人間の行き着く場所は一つだと】
【だからこの青年も分かるはず、という不確かな確信を抱いた言葉を呟いて】

「まぁまぁ…素直じゃないのね」

【相変わらずのニヤニヤ顔、相手の視線や怒鳴り声になど怯む様子も】
【謝る様子も見せず、何度も腹を軽く叩く――何がしたいのだろうか?】

「ま、それがいいのだけれどね…」

「ん…ああっ!?セール忘れてたっ!」

【何やら不満顔の女だったが、相手の言葉に何やら大事なことを思い出したらしく、目を見開いて立ち上がる】

「お話に付き合ってくれてありがとう、じゃあね!」

【そして慌ただしく礼を述べると女は出口へと向かって駆け出す】
【――と、その時懐から一つの鞘に包まれたナイフが落ちたが、慌てた女が気付くことは無かったそうな】

/強引ですが絡み乙ありでした!絡み辛いキャラで申し訳無い… <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 19:32:18.08 ID:h1TMIah7o<> >>539
そ、小猫

【何も考えてなさそうな無表情で、ただ相槌を打つ】
【この無表情は意図して作っているものではない】

【そして相手が嫌いなわけでもない つまりは、いつも通りである】

・・・どうした・・・って なぜこんなに怯えてるのかってことだよな?

うーん・・・ ま、色々あってさ・・・

【小猫が怯えているのは、少年が発する電磁波】
【だが、それを素直に説明しようとはしない 曖昧な言葉で答える】

【ただ、怯えているという事を自分で教えてしまったが】

【小猫は、差し出された大判焼きの生地を不思議そうに見ていたが】
【しばらくして、少しずつ食べ始める】

【少年といた時とは大違いで、もう怯えている様子は無い】

【少年はというと、小猫に差し出された相手の手を、無表情でじっと見つめている】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 19:40:15.41 ID:X5IZzTr30<> >>542

「色々。ですか――詳しくは、訊きませんけれど」

 素直に説明しようとしない辺り。
 何かわけがある物と察し、深入りはせず、そのまま視線は仔猫にやる。

「……食べ、ましたね……」

 小さな顎を動かして生地を食べる仔猫を。
 ただ淡白な表情で眺めている。

 ふと。
 少年が独りの手を見ていることに気が付く。

「……面白い、でしょうか、私の手」

 怪我をしているわけでも、鱗が生えているわけでもなかったが。
 その手を、さっと隠すように、手元の紙袋を持つ手と合わせ、隠すようにする。

 ――白くて細い手、さながら白い幹の、梢の様なその手が見えるだろうか。 <> 【覚醒魔鬼】稀な種族の吸血鬼<>sage saga<>2011/03/26(土) 19:42:11.62 ID:ieEsNuBz0<>
【ガラガラガラ……。と、車輪が道を滑る音が鳴っていた】
【街中を、季節外れにも麦わら帽子を被った黒い髪の少女が歩いていた】
【見た目小学生高学年から中学生程の小柄なその少女は、どういう訳か裸オーバーオールという格好だった】

「やっぱり、これ、いいなあ……」

【全体的にかなり肌寒そうな服装の少女は、うっとりとした顔で呟く】
【彼女は今、これもまたどういう訳なのか、スーパーの買い物カートを押していた】

「すっごく便利……! こういうのを、ハイテクって言うんだろうなぁ。
 ふふっ、何か押して運びたい気分かも……例えば、人とか……」

【楽しそうににやつく顔で、少女はカートを押し続けている】
【格好とか行動とか、ちょっとおかしな光景である】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/26(土) 19:49:47.50 ID:pAciRSKDo<> >>541

「わかるかよそんなもん。どうだっていいし」

無関心。彼にとってはどうでもいいことでしかなかった。
彼はこんな風でも『プロ』である。面倒だろうが仕事はこなす。

「バーカ、俺ほど素直な人間はいねぇよ!」

まあ、あながち間違いではない。というか、嘘を付くのはあまり得意じゃない。
相手の表情にイライラしながら、いっそのことぶん殴ってやろうかと思ったが――――

「……チッ、逃げられたか。ん――――?」

舌打ちをし、自分もそろそろ帰ろうかと立ち上がると、ふと目についたものがあった。
女が落としていったナイフ――――どうやら女の姿はもう見えない。
丁度いい。仕事道具をなくしたところだったし、女はもうどこかに行ってしまった。
ありがたくそのナイフを懐にしまい込むと、その場を後にした。

/からみおつでした!ありがとうございましたァ! <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki  <>sage<>2011/03/26(土) 19:50:30.18 ID:hJklISdGo<> >>532

「私はこの小さな御主人さまのメイドです。あなたに従わなければならない理由はありません。」
お願いだからやめてぇぇ!

【素晴らしい温度差だがメイドはすぐさま構え直す。幼女はもはや失神しそうな精神状態だ。】
【相手の言葉にいちいちビビる幼女とまったく動じないメイド。対照的どころか真逆だ。】

「…。」
お願い…ほんと…。

【メイドは一切視線を外さず敵を見つめている。】

/自分も飯でした…。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 19:54:08.97 ID:h1TMIah7o<> >>543
まぁ・・・コイツは結構人懐っこいから

【俺を除いて、と付け加える少年 一応少年なりのギャグ】
【ただし、無表情で放たれたその言葉がはたしてギャグに聞こえるだろうか】

・・・あっ・・・ いやその・・・

【声をかけられて、すぐさま相手の手から視線を逸らす】
【いままで保たれてた無表情が、少しすまなそうな表情に変わる】

ええと・・・ その・・・

【何とか当たり障りの無い言葉を返そうと試みるが、返す言葉が浮かんでこない】

【手を凝視していた理由は二つ】

【一つは、その手が見とれるほどに綺麗だった事 もうひとつは・・・】

・・・えっと・・・ 腹減った・・・

【結局、元々用意していた言葉を苦し紛れに返す少年】
【どうやらお腹が減っていたらしい】

【一方小猫は、すでに差し出された物を食べ終わっている 満足げな顔だ】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 19:59:33.67 ID:X5IZzTr30<> >>547

「……そう。ですか」

「……」

 どうやらその反応からして、ギャグには一切聞こえていなかったようである。
 淡白な表情が一切変わらないのもそうであるが、台詞から、そのまま相手の言った意味をうのみにしているようである。
 独りの中では、仔猫は少年には懐かないものだとしてしか認識されていない。

「……お腹がすくと、あなたは人の手を見る。のですか」

「……食べ、ますか?」

 誤解されかねないタイミングと訊ね方であるが。
 訊いているのは、大判焼きのことである。

 独りの手も似は、できたてで薫る、大判焼き。
 中身はチーズ。
 ただし、残った一つは食べかけで、齧った跡が付いているのだった。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 20:15:23.58 ID:h1TMIah7o<> >>548
・・・うん

(あれ・・・?今の笑わないの・・・?)

【無表情ではあるが、心の中で結構焦る少年】
【あまりにも相手の反応が薄すぎて、どうやら少しやりにくいらしい】

【もっとも、少年は無表情である事が多く相手にとってもやりにくいだろうが】

【そんな事を適当に考えていたとき、相手に声をかけられ】

え?た、食べる!? ・・・あ、大判焼きのことか・・・

【大きく驚いて目を見開くが、問いかけの意味を理解するとすぐ無表情に戻る】
【この切り替えの早さは凄い】

・・・うーん・・・ いやけどなんか悪いし、遠慮しておく・・・

【自分で腹が減ったと言いつつ、その大判焼きは受け取らない】

【あの言葉は、かける言葉が他になかったかららしい】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 20:22:09.58 ID:X5IZzTr30<> >>549

「……? あの……何か?」

 やりにくそうな反応には気が付き、少年にどうしたのか訊ねる。
 この時、独りは、冗談の説明をするという行為の虚しさについては全く理解していなかった。

 悪気がないだけに、酷いありさまである。

「……大判焼きじゃないなら何を食べる、つもりだったんですか……」

 半ばあきれ、大判焼きを半分に割る。
 あげると入ったものの、口を付けたほうを相手に差し出すのはさすがに躊躇われたようだ。

 それから、少年の、“遠慮していく”――。

「……要り、ませんか?」

 既に割ってしまった方の大判焼きを差し出そうとして――。
 手を引っ込める。

 要らないと、もう一度言おうものならば、割った方の大判焼きを紙袋にしまうことだろう。 <> 【心霊令嬢】貧乳量産機<>sage<>2011/03/26(土) 20:28:17.61 ID:DfPRcaDd0<> >>546
「その小さなご主人様が、私のご主人様に仕えているのです・・・
 これが最後の交渉です・・・・謝りなさい!」

【シモベはロケットランチャーを、ハンドガン2丁に変更し】
【その銃口を二つともメイドに向けながら強い口調で言う】
【彼女は武器を奪われても、相当な体術を身に着けていたりする】

アリア・・・止めなさい?

【彼女は懐からリボルバーをちらつかせ】
【少女に軽くにらみつける】

/ただいま帰還しました! <> 【氣蹴烈歩】空中に足場形成、とか 詳細@Wiki<>sage<>2011/03/26(土) 20:32:38.23 ID:NmcsGLIDO<> 【長身の青年が独り。用事があるわけでもなく、ぶらぶらと街を歩いていた】
【春が近づいているとは言え、まだ、夜となれば冷え込む時期。薄着で出かけたことを、少しだけ後悔する】

【そんな青年、どことなく苛々しているらしい──のだが】
【彼の足取りだけは、寧ろ落ち込んでいるように重く、覇気が感じられない】
【──何故か、と言えば】


「くっそ、腹減ったー……」

【最近、アルバイトをクビにされ、収入源を絶たれたからである】
【紆余曲折あっての出来事、とは彼の言。実際は自業自得なのだが、詳しくは省略】
【金欠病を煩ってしまった青年は、一日一食の生活を余儀なくされており、ずっと腹の虫が騒ぎ続けていた】

【街の一般人たちは、苛立った目つきでボサボサの頭を掻く青年を、何となく、避けて歩いている】
【金髪で背が高く、それなりに筋肉質な若者が機嫌悪そうにしているとなれば、関わりたくないのは当然だろう】


「……これ、餓死死体で翌朝発見されるパターンだなー?」

【ぽつりとオーバーな呟きを漏らすと、何度目かも分からない腹の虫が、悲惨に大きく鳴いた】
【空きっ腹を抱えた青年は、重い身体を引きずるようにして、暗い路地裏へと入っていく】

【路地裏を選んだのは、恐らく人が居ないだろうから】
【仮に誰か居たとしても、そこまで不都合ではない、のだが】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 20:36:23.86 ID:h1TMIah7o<> >>550
・・・うう・・・ 何でもないっての・・・

【小さく唸りつつ、もう今の出来事は無かった事にしようと言葉をかける】
【一応ギャグで言ったつもりなのだが、理解されないとなると後味が悪い】

【心の中で、もうこれ以上聞いてこないことを祈る】

え・・・?いい、いやその・・・

【もう一つの質問に対して、今度こそ言葉を詰まらせる】
【ここで本当のことを言ったら、少なくとも相手との距離が開くのは確実である】

【まったく会話のペースが握れない少年】

・・・ああ、ええと、その、いる・・・

【口から放たれた言葉だけで、明らかに動揺しているのがわかるだろう】

【割られた大判焼きに手を伸ばす】
【もう半分に割られた大判焼きを受け取らないのもなんだかアレだよな・・・、そんな事を考えながら】 <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki  <>sage<>2011/03/26(土) 20:39:21.97 ID:hJklISdGo<> >>551
うわぁぁぁぁぁぁ!わかりましたぁぁぁぁぁぁぁ!!!
「ちょっ…!離してください!」

【そう叫ぶとメイドの足元にしがみつき、泣きながら説得を始める。】

ほ、んとにや、やめ、やめて!あ、あの人、わ、わた、私の、お姉さまだから!
「ええ?本当なんですか?」

【そういうと相手の顔をジッ…と見つめる。】
【そして自分の主人に視線を向けると。】

似てませんけど…本当ですか?

【主人は顔を縦に何度も動かす。やっと判ったのかメイドは刀を納刀する。】
【そして泣きじゃくる主人を抱き上げる。】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 20:46:37.04 ID:X5IZzTr30<> >>553

「……怒って、ます?」

 口元を、指先で隠しながら、訝しく思い、独りは少年に訊ねる。
 少年の冗談については聞き入らないが、今度は自分が何かをしてしまったのではないかと。
 かすかに首をかしげて。

「……まさか。“手”。なんて言い――ませんよね」

 聊か、よもやそんなことは思ってはいないだろうと思いながらも。
 淡白な表情で返す。
 ――そして、これはこれで、独りの冗談のつもりであるから困りものである。

「どうぞ」

 のばされた手に、半分――齧った方を渡してしまう。
 それに、少年は気が付くだろうか。
 気が付いたとして、少年はどうするだろうか。 <> 【心霊令嬢】<>sage<>2011/03/26(土) 20:53:37.37 ID:DfPRcaDdo<> >>554
/次遅れます <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki  <>sage<>2011/03/26(土) 21:01:13.20 ID:hJklISdGo<> >>556
/りょーかい!
/自分もイベントの関係で落ちるかも… <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 21:05:23.25 ID:h1TMIah7o<> >>555
いや怒ってない怒ってない!怒ってないって!

【相手が首をかしげるのを見ると、慌てた様子で否定する】
【いらぬ心配をさせてしまったのではないかと思うと、少し心が痛い】

【必死に否定している時に相手の言葉が耳に入ると】

・・・え・・・っと・・・

あー・・・その、うん・・・ ごめんなさい勘違いしてました・・・

【それに対してまともに言葉を返す少年】
【相手の淡白な表情を見て、とても今のが冗談には見えなかったらしい】

【無表情・・・でいられるわけもなく、すまなそうな表情で頭を下げる】

・・・ああ、ありがと・・・っ!?

【頭を上げると、大判焼きを受け取ろうとして手を止める】

(これどう考えても齧られてるよな・・・ 気づいてないのか・・・?)
(いや普通気づくよな だったらなんで渡したんだ? うーん・・・)

(・・・もういいや受け取るか・・・)

【頭の中で色々なことを考えるが】
【最終的に差し出されたものに指摘するのも申し訳ないと判断して、普通に受け取る】 <> 【心霊令嬢】嫁と子供と妹に囲まれた。変態15歳@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 21:07:33.70 ID:DfPRcaDdo<> >>554
「えぇ・・・私(ワタクシ)の血をアリアに飲ませたんですの・・・前までは血はつながっておりませんでしたが
 これでワタクシたちは血がつながり、晴れて姉妹となったわけですの」

【彼女の流暢な説明がはじめるとともに、シモベのハンドガンが消え去り】
【シモベは3歩ほど後ろに下がる】

【変わりに前進した少女。目は相変わらず怖い】

「ですが・・・メイドさん?ワタクシのシモベに銃をつけた罪――
 アリアは、それほど早くとめられなかった罪――
 二人とも、再調教が必要みたいですわね・・・ふふっ・・・」

【不適な笑みを浮かべると、彼女は少女へと近づく】
【近づくだけで何もしないのは、何かの前触れか】

/遅れました、すみません
/了解です! <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 21:15:33.93 ID:vMvWzEeOo<>
【夜の町外れ】
【そんないかにも人気のなさそうな場所に一人の男がいる】

【背から翼を生やし紅い目をしている事以外は至って普通の男だ】
【黒いパーカーに黒いカーゴパンツ、いかにも目立たなさそうな服装だ】

【どうやら男は森に向かって飛んでいるようで、ばさばさという羽ばたく音が聞こえるかもしれない】

【男は急ぐ訳でもなくゆっくりと、飛んでいた】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 21:18:44.27 ID:X5IZzTr30<> >>558

「……それなら、良い、のですけれど……?」

 ひとまず、安心して、少年に言う。
 いささかの不安を抱き、少年の表情をうかがう。

「……何と、でしょう……?」

 少年の返事に、キョトンとして見せる。
 まさか、“手”とは思っていなかったため。

 そして、少しばかり表情を凍らせて、もう一声。

「……まさか。手。ですか……」

 その目は、射る様に鋭く、少年を見る。

「……? どうか、しましたか?」

 気が付いていないのか、少年に更に尋ねる。
 割った時に、指に付いた生地の破片や、チーズを舌でなめとりながら。

遅れましたすみません
それと、次の返信遅れます、ごめんなさい <> 【共存義肢】いっぱい出るよ!@wiki  <>sage<>2011/03/26(土) 21:26:41.44 ID:hJklISdGo<> >>559
【相手が近づいてくるのを見ると、こちらは後退する。】
【相手の中にあるアレな感情を読み取ったように。】

あわわわわわわ…。ブクブク
「[ピーーー]気は無さそうですが…。」

【幼女は思わず失神する。泡を吹きながら。】
【メイドは相手の目をしっかりと見つめ、視線を外さない。さらにいつでも逃げられる様に心の準備もして置く。】
【メイドの貞操はどうなってしまうのか…?】 <> 【無限刀蔵】@wiki 「刀」を沢山召喚可<>sage<>2011/03/26(土) 21:27:09.69 ID:NHV27F3oo<> >>559>>562
/乱入よろしいでしょうか? <> 【心霊令嬢】嫁と子供と妹に囲まれた。変態15歳@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 21:28:46.74 ID:DfPRcaDdo<> >>563
/もちろん・・・! <> 【邪炎黒姫】-500<1000°、最高硬度鋼鉄並みの黒炎を操る@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 21:32:06.26 ID:6I9TPlVIO<> 街、その中でも最高の高さを誇るビルの屋上


「―――…はぁ」

柵に肘をつき、ため息を1つ
黒く長い髪がビル風に靡き、はさはさと音を鳴らす
夜景には不釣り合いな、ピンクのラインが入ったジャージを身に纏った少女は、いつもの通り陰鬱な表情を浮かべていた


能力者に遭遇しない。
これが全ての元凶だ


【企業】の社員集めのため色々とやってみたのだが…どうも成果があがらない
このままでは無駄に時が過ぎてしまうではないか


「これからどーしよ…」


夜空には点々と星が輝いており、遠くには月も見える
そんな美しい夜。少女はすることも帰るところもなく、夜の街をながめていた

/なんでもぼせう。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 21:33:34.44 ID:h1TMIah7o<> >>561
えーと、ホントに怒ってないから・・・

【念のためか、もう一回怒ってないと繰り返す】
【こんな事で不安を抱かせてしまった事に、内心少し落ち込む】

【が、落ち着く暇も無く】

ええと、その・・・あー・・・すみませんでしたっ!

【相手の凍ったような表情を見て、今度は思いっきり頭を下げる】
【なんだかものすごい悪い事を言ってしまった気がした少年 先ほどの発言を後悔する】

【この時相手との距離を考えていなかったため、頭がぶつかりそうになる】

・・・ああ、えっと・・・ いや・・・なんでもない

【しばらくして頭を上げると、相手の仕草に目を向けつつ言葉を返す】

【なんでもないとは言ったが、少年の様子からそうではない事に気付くかもしれない】


/いやいや大丈夫です 気にしないでください!
/了解しましたー <> 【心霊令嬢】嫁と子供と妹に囲まれた。変態15歳@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 21:35:55.70 ID:DfPRcaDdo<> >>563
/無限さんで書き込んでいただければ・・・!
/レス順を、共存さん、無限さん、私にしたいのですが・・・どうでしょうか? <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 21:36:44.56 ID:vMvWzEeOo<> >>560
/まだぼしゅー中でございます <> 【無限刀蔵】@wiki 「刀」を沢山召喚可<>sage<>2011/03/26(土) 21:39:04.61 ID:NHV27F3oo<> >>567
/レス順はそれがいいですね
共存さんはイベントの準備で忙しいのかな <> 【黒風乃塵】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 21:39:17.26 ID:hJklISdGo<> >>563
/了解! <> 【変幻承腕】wiki<><>2011/03/26(土) 21:39:46.90 ID:ttV9EuA60<> 【森の近くにあるレストラン。人気メニューがナポリタンというそんな店で、
 白いスーツに白い髪。片眼鏡を掛けた男がサラダを食べている】

「……ふむ。相変わらず微妙な味だね」

【掴み所が削げ落ちた様な白い男が周囲を見渡すと、他の客は塩辛い塩辛いと
 文句を言いながら、血走った目でナポリタンを幸せそうに口に掻き込んでいる】

「だが、利益は出ている様だね」

【そう言うと、再びサラダを丁寧に食べ始めた】 <> 【共存義肢】@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 21:40:14.28 ID:hJklISdGo<> /イベント等で遅れると思いますが…。 <> 【無限刀蔵】@wiki 「刀」を沢山召喚可<>sage<>2011/03/26(土) 21:40:32.91 ID:NHV27F3oo<> >>570
/おっと失礼、すぐに書いてきます(`・ω・´)ゞ <> 【無限刀蔵】@wiki 「刀」を沢山召喚可 E:日本刀<>sage saga<>2011/03/26(土) 21:46:51.19 ID:NHV27F3oo<> >>559>>562
「お姉さま! こんなところにいらして…あら?」

どうやら旅館から遥々主人を追いかけてきたらしい
最初に調教を受けたときの、ボロボロなままのメイド服に、犬耳・尻尾・首輪というフル装備の女性
否、【心霊令嬢】の“ペット”が現れた
泡を吹く【共存義肢】とそのメイド、そして主人を交互に見比べていたが
どうやら概ねの状況を察したらしい

「主人に逆らった者には調教ですよね、お姉さま?」

愉悦の顔を浮かべ、主人を守るようにメイドの前に立ちふさがる
ペットである彼女は、番犬としての役割も兼ねているのかも知れない
発声とともに日本刀を召喚し、嬉しそうな顔で舌舐めずりをする

「お姉さま、なんなりとご命令を」
「かのメイド如き、お姉さまが手を下すまでもございませんわ」 <> 【護衛拳帝】<>sage<>2011/03/26(土) 21:48:52.25 ID:hJklISdGo<> /名前ミスがとっても恐いのでこのままロールしてもいいですか?駄目なら頑張ります! <> 【心霊令嬢】嫁と子供と妹に囲まれた。変態15歳@wiki<>sage<>2011/03/26(土) 21:56:47.84 ID:DfPRcaDdo<> >>562
「あらら・・・No.2・・・アリアを助けておありなさい?」

【彼女の呼びかけに応じて,No.2が幼女の背後に現れ】
【幼女に回復の魔法をかけつつ、幼女の体を支えて、おぶろうとする】
【優しいのか優しくないのか判らない】

「メイドさんは・・・ふふ、私の手で調教ですわね・・・」

【不敵な笑みを浮かべて、何しようか考えていると】

>>574
「あら・・・マゾ奴隷の刀子じゃありませんの・・・丁度良い時にきましたわね」

【不意に現れたペットに驚きつつ、満面の笑みで振り返る】
【昨日渡したまんまの姿形で現れたので、いささか嬉しそうである】
【そして出来の良いペットの発言に、もっと気を良くしながら】

「えぇ・・・ふふ、でも痛すぎるのは良くありませんねぇ・・・
 貴方では満足しないと思いますが・・・ほどほどに、快感を与えてあげなさい?」

【そういうと、彼女たちに気づかれないところで、シモベが18人終結する】
【シモベたちは、かつて刀子に送った、マゾ化の魔法を送りはじめる】

「では・・・まずは、あのメイドに・・・マゾとしての快楽を教えなさい?」

/シャングリラへgo!後、これから返信が遅れます <> 【無限刀蔵】@wiki 「刀」を沢山召喚可 E:日本刀<>sage saga<>2011/03/26(土) 21:57:31.53 ID:NHV27F3oo<> >>575
/私は構いませんよ! それではシャングリラで! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/26(土) 22:01:12.80 ID:6I9TPlVIO<> >>565
/これ取り消します <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 22:02:05.61 ID:X5IZzTr30<> >>566

「……それなら、良い、のですけれど……」

 落ち込む少年。
 怒っている、と、ただの思い込みではあるのだが、聊かの訝しさに包まれながらも、独りは返事を返した。

「……」

 いわゆる、“痛いものを見る目”が少年を貫く。
 確りと少年を見ていたその目は、少年との距離を正確にとらえており。
 黙ったまま一歩下がる、ひいては、少年の頭を回避する。


「……何もなければ、深追い、はしませんけれど……」

 割った方の半分を、紙に包み、しまう。
 終始、少年を不思議そうに見ていた。

 それでも、少年の行動は明らかにおかしい。
 どうしても、何か引っかかる。
 そこで、独りは――少年をじっと観察する。

「……」

 眼光は、まず、大判焼きに目を向けた。
 ――特に、おかしなところはなさそうだが。


すみません、今戻りました <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 22:10:30.11 ID:vMvWzEeOo<> >>560
/まだまだ募集中です <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 22:25:06.65 ID:h1TMIah7o<> >>579
・・・えーと・・・ 怒ってる?

【先ほどの相手と同じ質問を自分から投げかける】
【なんだか空気がピリピリしているのを感じとったようだ】

【相手の視線が辛かったのか、目を合わせることはしない】

【不思議そうな顔で自分を見てくる相手に対して】

その・・・ホントに何も無いから・・・

【こう言葉を投げかける が、心の中では気付いてほしいと思っている少年】

【今更、「これ齧ってある」とか言って大判焼きを返すなどもってのほかだ】
【ならいっそ齧られてる部分を食べてしまおうかとも思ったが、それはそれで怪しい】

【したがって、相手に気付かれるというのが一番マシな解決策だという結論に達したようだ】

(ああ、けどなんかコイツ気付かない気がする・・・ もう食べちゃおうか・・・)

【大判焼きに目を向ける相手を見ながら、そんなことを考える】


/おかえりなさいー! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 22:51:02.66 ID:X5IZzTr30<> >>581

「……別に。怒っては、いないですよ?」

 怒って“は”いないようである。
 この言葉に、嘘はなかった、
 なぜならば、独りは怒っているのではなく、退いているからである。

 依然として、片目の眼光は少年を射る。

「……」

 じっと、齧られた大判を見つめ。
 とうとう言うのだった。

「……食べ、ないのですか?」

「あっ――もしかして」

 ふとひらめいた様にしてさらにいう。

「……嫌いなのに無理して渡して、しまったのでしょうか? もしそうだったら……すみません」

 残念ながら、気が付かなかったようである。
 これならば、もう食べてしまってもきっと、気が付かないのではないだろうか。


すみません、また遅れてしまいました…… <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 23:06:00.20 ID:h1TMIah7o<> >>582
・・・え、あ、そう・・・ ・・・えと、ごめんなさい・・・

【怒って"は"という言葉に棘を感じて、再度すまなそうに謝る】
【怒ってないなら一体なんなのか、それが少年にはわからなかったが】

【なんだか気まずい、そんな感じがした】

えーと、いや嫌いなんじゃなくて・・・ 謝らなくていいって

【顔では苦笑いしつつ、心の中では相手が気付かなかったことに落胆する】

(・・・ああ、もういいや 食べちゃえ・・・)

【投げやりな表情で、齧られていた部分の上から食べる】
【齧られているのを知っていて、それを教えないことにどこか罪悪感を感じながら】

【少し緊張していて、味はよくわからなかった】

/大丈夫です お気になさらず <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 23:17:43.57 ID:X5IZzTr30<> >>583

「……食べる、って、少なくともカニバリズムではないとしても……」

「口に含んで何をするつもりだった、のですか?」

 追求。
 射る様な眼光、そして、凍りつくような表情のまま。
 容赦は一切なかった。

「……そう。ですか……それなら、よかったのですけれど……」

 少年の悩みにお構いなし。
 訝しく思いながら、半分に割られた大判焼きを頬張る少年を、横眼でじっと観察していた。

 独りは独りで、何が悪かったのだろうと感じながら。

「……あの。美味しい。でしょうか」

「今日、買い物に行った、のです……帰りに、美味しそうな香りがしたもので、買ってしまったのですけれど、胸やけしてしまって……」

 口元を隠しながら、ぽつりと言葉をこぼす。
 その途中で段ボール――仔猫を抱えた少年を見つけたものだから、片付くのならばよかったのかもしれない、と思っているのだった。 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/26(土) 23:30:46.35 ID:vMvWzEeOo<> >>560
/まだまだ募集中っ <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 23:30:50.05 ID:h1TMIah7o<> >>584
えと、あの・・・ ジョーク・・・

【相手の容赦ない追求から何とかして逃げようとする】
【無表情ではあるが、いまにも泣き出しそうである というかすでに涙目だ】

【しかも言葉が足りていない どうやらこういうことには弱いらしい】

【だんだん味がわかってきた大判焼きを全て口に入れ、飲み込むと】

・・・え?ああ、おいしいに決まってるだろ ありがとな

【少し満足げな顔でお礼を言う】

衝動買いってヤツか?・・・ま、あんまりやりすぎるなよ

【そして、どことなく上から目線で言葉を続ける】
【こんなことを言ってはいるが、実際買い物については全くわかっていない】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/26(土) 23:41:04.15 ID:X5IZzTr30<> >>586

「……あ。ジョーク、でしたか……本気に、してしまいました」

 少年の言う、“ジョーク”。
 なんだ、ジョークだったのか、そんな表情をして返すも。

「……ごめんなさい、笑うところが、分かりませんでした……」

 腰から体を曲げ、お辞儀をするのだった。
 淡白な表情からは、酷なことに、冗談は一切読みとれなかった。


「……どういたしまして」

 謝意に、短くぽつりとこぼす。
 照れることもなく、やはり淡白に。

「……やりすぎては、いないです……多分」

「けれど、味見してからかうわけにも、いかないじゃないですか?」

 はきはきと、少年に返す。
 淡白な表情で返す。

 淡白ながら、匂いで誘われるあたり、根は素直――なのだろうか。

「……そろそろ時間。ですね――そろそろ、お暇しますね」

「衣装、合わせなくてはなりませんから」

 荷物をまとめ、帰ろうとする。
 襟を、ぴっ、と直し、夜の道へと歩いていく。 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/26(土) 23:58:01.23 ID:h1TMIah7o<> >>587
そう、ジョーク・・・

【ようやく相手の追求が終わったことに安堵の表情を浮かべる】
【目にたまった涙をさりげなく拭うが】

・・・うん、そうだろうな・・・

【笑うところがわからない、と言われてなんだか複雑な気持ちになる】

【とりあえず、今後軽はずみな発言はやめよう・・・ そう思った少年だった】

いや、まあ今後注意しろよ

【やはり上から目線で言葉を返す】
【ただ、相手の発言に対してどう答えればいいかはわからなかった】

・・・ん?あ、そうか じゃーなー

【荷物をまとめ、夜の道を歩いていく相手に手を振り、出会ったときと同じような間延びした声で別れの言葉を告げる】
【言葉は聞こえるかもしれないが、背中に向かって振った手が見えることは無いだろう】

なんだか、よくわからないヤツ・・・

【また独り(と一匹)になった少年は、無表情でポツリと呟く】
【それは自分も同じか、と付け加えると、小猫の入ったダンボールを抱えて、同じように夜の道を歩き始める】

【少し冷たい空気に、体を震わせながら】


/絡みありがとうございました!返事遅くて申し訳ない・・・! <> 【九極打破】<>sage<>2011/03/27(日) 00:02:08.92 ID:t464bA1DO<> 「……」

【男はゆっくりと目をつむり、深呼吸した。】

「…もっと強い奴と戦いたい…」

【その言葉の後、彼は開眼。誰に言うでもなく、】
【どこを目指すわけでもなく、しかし確かな一歩を踏み出した。】

【その後、彼を見た者はいない。】


【九極打破】 リタイア <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 00:02:32.69 ID:eL9DHdSP0<> >>588

「ええ――その子、拾ったのなら、何とか――した方がいいですよ」

 能力故に困っていた青年に囁くと。
 夜の風景に消えていくのであった。

 尚。
 半分に割った大判焼きのことについては、結局気が付かなかったという。


お疲れ様でした、こちらこそ途中とんでもなく遅れてしまいました、ごめんなさい <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 00:51:05.35 ID:7jPZroNao<> >>360
/最後 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 01:26:32.31 ID:t464bA1DO<> >>591
/まだいます? <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 01:27:46.96 ID:7jPZroNao<> >>592
/いますです <> 【魔星纏皇】よろず<>sage<>2011/03/27(日) 01:43:47.79 ID:t464bA1DO<> >>560

【おそらくは男が目指しているであろう森】

「……」

『…迷ったね…』

【二人の少女が辺りを散策するように歩いていた。】
【夜も暗く、足下が見えづらいため、動きがおぼつかない。】

『はあ…来てそうそうこんなことに…』

【一人の少女は、】
【おおよそ明るく活発そうで、灰色のコート。ショートカットの黒髪、】
【木の根っこに躓きつつも、見えない出口を探していた。】

「……」

【そしてもう一人の少女は、】
【仕立ての良さそうな黒いコートを羽織り、それとは対照的な銀色の髪。銀縁のメガネ】
【肌もごく自然な様子で白く、つんとした様子である。】
【そして、少々異質なのが、彼女の腰に差し込まれた刀。】
【獣の革と金属でできた鞘に納められたそれは、】
【柄の先端が銃の持ち手のように湾曲し、トリガーが付いていた。】

「……出れない…」

【深い森を見渡すように空を見上げ、ポツリ、と呟いた。】
【すると、二人は異変に気づく。明らかに大きくなる“音”がした。】

『あれ?…双葉、聞こえる?』

「……」

【双葉、と呼ばれた銀の髪の少女は、】
【コクリ、と頷いた。】

/短いかもしれませんがよろしくお願いします。 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 01:48:44.21 ID:7jPZroNao<> >>594
【徐々に、森が近づいてくる】
【自然と男のスピードも上がる。音も、大きくなったかもしれない】

この辺りか…

【やがて、少女達の付近の開けた場所へと着地しようとする】

【もし男の方を見たのならば、全身黒づくめで目だけが紅く光っている男が視認できるかもしれない】

/こちらこそよろしくお願いします <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 01:57:19.59 ID:t464bA1DO<> >>595

【最初は聞き間違いかと思ったが、それは明らかに大きくなっている。】
【裸眼の少女は辺りを見回す。やがて、あっ、と声を上げ、相棒の肩を叩いた】

『ねえねえ、双葉、あの人…』

「……」

「……行ってみよう」

【二人は男の方に歩み始めた。銀髪の少女は警戒し、】
【何か危害を加えるようなことがあったらすぐさま刀を抜き、それで“撃てる”ようにしていた。】

『あ、どうもこんばんわ!』

「……」

【相手の紅を見つめながら、】
【裸眼の少女はできるだけ穏やかにそう言葉を紡ぐ。】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 02:04:53.39 ID:7jPZroNao<> >>596
【無事に着地し翼を仕舞う】

【すると、少女がこちらの方へ歩いてくる】
【飛んでいる姿を見られたか…?と少し心配に思いながらもそれは表に出さず】

…こんばんは。
【取りあえず少し微笑みながら、挨拶を返す】
【話すときに隙間から覗く歯は常人のソレよりも遥かに鋭いものだ】

【そしておもむろに、少女に近づいて行く】
【青年に取ってその行為は悪意のない自然な行為なのだが…果たして】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 02:18:57.19 ID:t464bA1DO<> >>597

『あの〜…実は私たち道に』「動くな」

【相手が一歩、足を踏み出した瞬間、】
【銀髪の少女は自分の相棒の言葉を遮り、】
【腰の刀を抜刀。トリガーに手をかけ、切っ先を相手のこめかみに向けようとした。】
【切っ先は斜めに切れたようになり、まるで銃口のようにぽっかりと黒い穴が空いている。】

『え、ええ!?ちょっと!!双葉!』

「……」

【驚き相手を見つめる裸眼の少女。初対面の人間に武器を突きつけるとは何事だ。】
【しかし、そんなこと気にする様子もなく、銀髪の少女は相手を見つめている。】
【その表情は“無”表情で、いっさいの感情を消し去ったかのようだ。】

『す、すいません!!…ちょっと、どうしてこんなことを──────』

「……歯。」

『は?…歯?』

「……」

【裸眼の少女は頭に?マークを付け、】
【自分の相棒を見つめていた。】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 02:29:24.47 ID:7jPZroNao<> >>598
【近づこうとしたが動くな、という言葉でぴたりと静止する】

【見れば銀髪の少女がこちらに銃口を向けている】
【…やはり、飛んでいる姿を見られたのだろうか、それとも紅い目のせいだろうか。ふっと息を吐く】

【どうやら、歯を見られていたらしい。少女の観察眼に驚きつつも黒髪の少女に向かって】

…いや、悪いのは俺だ…その子は正しい判断をしたんだろう

【悲しそうに笑いながら告げると、銀髪の少女に向き直る】

お前が想像している通り、俺は人じゃない。…吸血鬼だ。...生憎今は満腹だがね

…俺が信用できないなら、このまま立ち去ろう。
【少女の目を紅い目で見据え、静かに話す】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 02:49:57.70 ID:t464bA1DO<> >>599

「……」

『え!?…吸血鬼?』

【黒髪の少女は驚いたような声を上げた。】
【相手の悲しそうな笑顔は、冗談を言っているようにはとても思えない。】

「……神野」

【銀髪の少女は相手に視線を向け、かつ銃剣のトリガーに人差し指をかけたまま、】
【相棒の名を呼んだ。少女は絶句した状況からハッと我に返り、】
【返事の代わりに顔を向ける。】

「…どうする。」

『え?…どうするって…そりゃあ…』

【本物を見たのは二人とも初めてである。警戒心は大きかった。】
【裸眼の少女は「立ち去ってもらおう」そう言い掛けたが、】
【不自然にその言葉を切る。先程の悲しげな相手の表情が目に焼き付いていた。おそらく、】
【これまでも迫害的なことに遭ってきたのだろう。あくまでも予想だが、】
【もしそうなら自分達と“同じ”である。さらに、吸血鬼の紳士的な対応を見て、】
【映画や漫画に出てくるような悪い奴ではないと思えた。】

『…双葉、今のはあんたが悪いよ。』

「……」

【ガンブレードを持ったまま、少女は相棒を一瞥した。その視線を受けて、裸眼の少女は軽く頷く。】
【切っ先がゆっくりと動き、やがて地面を睨んだ。】
【一陣の風が吹き、さらさらと銀髪が揺れる。】

『ごめんなさい。この人いつもこうなんですよ。』

「………いつもじゃない」

【ばつが悪そうに笑う裸眼の少女。相手を見ながら、苦笑しながら言った。】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 03:03:33.99 ID:7jPZroNao<> >>600
【…やはり相当驚かれたようだ。無理もない話だが】
【やがて警戒は解いてもらえたのだろうか、銃が降ろされると少女に話しかけられる】

…いや、警戒心を持つ事は悪い事ではないさ
【そう言って相手に合わせて笑顔を作る】

【やはり悲しい事は悲しいが、仕方ない。…警戒を解いてもらえただけでも嬉しい事だ】
【青年はそう考えていた】

それで、こんな夜中にどうしたんだ?…近くに住んでいるなら送って行くが

【そちらの少女に許してもらえるなら、と銀髪の少女をちらりと見て少し冗談めかしながら続ける】

【こんな時間に二人の少女、どう考えても普通ではない。何か事情があるのだろうか】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 04:08:23.93 ID:t464bA1DO<> >>601

『いや、実は私達この場所に来たばっかりで…』

【裸眼の少女はようやく警戒心を解き、相手に言った。】
【今日この瞬間この世界に召喚され、】
【右も左も分からない、ということを。】

『と、いう分けで…できれば森を抜ける道を───ってあれ?双葉?』

「……」

【銀髪の表情は歩き出した。彼女も全くあたりの地理が分からない様子だが、】
【この方角で正しい、という自信がある。】

『ちょっと!!そんなやぶからぼうに…おくってもらった方が…』

「……違う。」

「……飛んできた方向だ。」

【そう相手が来た場所を逆にたどれば、】
【必ず森を抜ける──────間違いない】

「……」

「…ごめん」

【すれ違う瞬間に彼女は小さな声でそう呟いた。】
【やがて、二人の姿は見えなくなる。足音が徐々に小さくなり、】
【やがて消えた。】


/最後の最後で遅れました…すいませぬ…
/そして、乙どした!付き合ってくださってありがとうございました。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 05:32:26.75 ID:QbugaohGo<> ・・・ねむい

【・・・あー・・・畜生・・・】
【寮の門限過ぎてる・・・どうするかなぁ・・・】

【森の奥深くにずんっと、大きな存在感を放つ大樹の太い枝に座り】
【最近買った携帯で時間を確かめながら、眠そうにしている青年が居る】

・・・はぁ

【・・・寒くなってきたし、寮のベッドで寝たいけど】
【・・・まぁ、寮が開くまで我慢するか・・・】

【そして、何かを決心すると、携帯を閉じてあくびをして】
【一つため息を吐いた後、葉の間から覗く夜空を見つめる】 <> 【絶壁哀断】壁を生やす、融通利く。<>sage<>2011/03/27(日) 06:07:42.59 ID:zU2IoLXNo<> >>603

「ドーザー・ダンプ・バックホー───」

森の中に響く、甲高い少女の声。
見れば、魔法の杖らしきものを片手にくるくると回る。金髪の少女が。
ツインテールを夜風に靡かせ機嫌良く、どこぞの魔法少女のように呟くのは──何故か、建設機械の名前。

                アースブレイカー
「ロードローラーで────『地ならし』ッ!」

えいっ!と回転を止め、勢いよく杖を指す───その先には、青年の座る木が。
パチパチと、スパークじみた音が鳴る。次の瞬間───そこから数M離れた所に、巨大な壁がそびえ立っていた。

そこから伸びる、もう一つの壁。丁度『ト』の横棒が下に付いたような構造で。
どれだけの質量があるのやら、周囲の木を薙ぎ倒しながら
無論樹上の彼に気付く筈も無く。徐々に壁は青年の座る木に迫りつつある、 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 06:25:23.48 ID:QbugaohGo<> >>604
・・・?

【なんだ・・・女の子の声がするような・・・】

【明るくなってくる空を見ていると、響く声を聞き取り】
【なにかなーっと思っていると、突然聞こえてくる木がなぎ倒される音と何かが近づいてくる音】

!?・・・???・・・!?!?!?
な・・・なんだアレ・・・

【そんな音にビクゥッとしながらも、周りを見渡すと見つけたのは】
【巨大な壁、アレが一体なんなのか、そんなことはまったく分からない】

【一つ分かるのは、壁がこちらに向かってくることと】
【このままでは、壁がこの大樹さえもなぎ倒すということ】

・・・

【なんという自然破壊・・・いや、それは置いといて・・・】
【ど、どうしよう・・・】

【そんな壁をどうにかする力など、青年にはない】
【しかし、だからといって、その大樹を見捨てて、逃げるということを青年はできないようで】
【悩みに悩みまくっている、たかが樹一本だけのことで悩んでいる】

【悩んでいる間にも、壁は迫ってきているというのに】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 06:27:38.17 ID:QbugaohGo<> >>605
/うぉぉ・・・遅れた上に文章が・・・

【分かるのは、壁がこちらに向かってくることと】
【このままでは、壁がこの大樹さえもなぎ倒すということ】

/に脳内変換お願いします・・・ <> 【絶壁哀断】壁を生やす、融通利く。<>sage saga<>2011/03/27(日) 06:33:20.78 ID:zU2IoLXNo<> >>605

めきり、大樹に亀裂が入る。

「ABC!ABC!ABC!」  

何やらハイテンションでアルファベットを連呼する少女。

「アサルト!ブレイク!クリエイトッ!」 甲高い声が耳触りで、ウザい。


やがて盛大な音を立てて、折れる幹───
倒れる向きは少女の真横、少女に当たりそうで当たらない角度だ。


「やっふー!」 歓喜の声、ウザい。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 06:45:09.64 ID:QbugaohGo<> >>607
ぅ・・・ぁ・・・!!

【う、嘘だろ・・・】
【うわぁぁあぁぁぁぁぁああ・・・!!!】

【メキリ、と亀裂が入る音を聞くと、なんともいえない表情になり】
【さらに聞こえるミシミシと、軋む音、それは紛れもなく大樹のもので、なんともいえない気持ちになり】

・・・ッ!!!

【このままでは、自分の命も危ないと、神秘的な形をした杖を取り出して】
【すばやく、飛翔し、大樹が倒れるのを回避するように、飛んだ瞬間、とても大きな音で大樹が倒れる】

【倒れた大樹からは青年が居るとは知らなかった数の鳥や、小動物が逃げ出し】
【空や森の中へと消えていき、大樹は壁へと巻き込まれていく】

【そんな様子を黙ってみているしかなく、まるで家を理不尽に潰されているような気持ちで居ると】
【冷静になったからなのか、先ほどから聞こえる少女の声と、壁のことが結びつき、一言だけ大声で】

   止  め  ろ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ  ぉ ぉ お ! ! ! !

【と、その声の音源に向かって、叫ぶ】 <> 【絶壁哀断】壁を生やす、融通利く。<>sage<>2011/03/27(日) 06:58:54.65 ID:zU2IoLXNo<> >>608

「……え゛?」

硬直、何故かメカメカしい動きで中空、男の方向を向いて。
しばしの沈黙、倒れた大樹・青年・倒れた大樹……と、視線を何度か切り替えて。

自信を満面に湛えた表情で青年を指差し───


「さてはあなた────愛護団体の手先ですねッ!」何故そうなる。

「文明的生活、消費社会を享受できないエコロジスト達は」
「例えお天道さまが許しても────」

くるくるとステッキを回しながら、ツインテールの少女は戦闘体勢に入る。


「この私が許しま────“あっ”」

と思ったら、その小さな掌からすっぽ抜けるステッキ。
そのまま回転しながら、向かう先には──何とも間の良い事に、青年が。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 07:05:29.41 ID:QbugaohGo<> >>609
【ゴッ】

【もちろん、青年の不幸スキルからして、青年にステッキが当たるのは分かりきったことであり】
【ステッキは青年の頭に直撃した後、地面へと落ちていくだろう】

【大体はここで打ち所が悪く、落ちて気を失うとかなるのだが】

・・・

【今日は珍しく、そんなことにはならず、すーっと、下に降りると】
【そんな少女が飛ばしたステッキを拾おうとする】

【もし、少女になにも邪魔されないならば、拾われたステッキは森の中へと思いっきり投げられるだろう】 <> 【絶壁哀断】壁を生やす、融通利く。<>sage saga<>2011/03/27(日) 07:20:11.79 ID:zU2IoLXNo<> >>610

「あ、ごめっ……ごめんなさいっ!」

「だ、大丈夫ですk…………」

明らかに敵視していたのに、何故謝る。
自然と上目遣いになり、じっと、青年を見据えていると。

腕を振り被り投擲のモーションに入る青年、嫌な予感がする。
杖は容易く投じられ、夜の森の中へ消えていって。


「あ……え……?……えくっ、わたし……わたし……」

嗚咽が上がり始める、瞳に溜まる涙。俯き、腕で両の瞼を擦る。
破壊力抜群の大量破壊兵器───泣き落とし。
古今東西老若男女、あらゆる男性がこの最終兵器の前に屈して来た。

彼女もまた一応女性であり、その破壊力は人並み程度を誇る、かもしれない。


「ひどいです、あんまりですっ!空気読めてませんっ!末代先まで祟ってやりますからねっ!」
「息子は熱したアスファルトに放り込んでやりますっ!孫はコンクリートに詰めてお魚さんのえさですっ!」


─────言葉の続きさえ、無ければ。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 07:27:27.82 ID:QbugaohGo<> >>611
・・・

【そんな言葉も、上目遣いも、泣き落としも、その後に続く言葉も全て無視し】
【興味が無いというかのように、黙って、てくてくと、大樹のほうへと歩いていくと】

・・・

【まるで、黙祷するかのように、じっと倒れてしまった大樹を見つめた後】
【頭に被った山高帽を少女が居るのに平気で脱ぎ、胸に持っていった後、眼を瞑る】

【山高帽の後には、二つの黒い犬耳があり、青年の心境を表すように垂れている】 <> 【絶壁哀断】壁を生やす、融通利く。<>sage<>2011/03/27(日) 07:32:18.18 ID:zU2IoLXNo<> >>612

「ふぇっ……ふぇぇぇえええんっ!」
「無視しないでよぉ、おにいちゃぁん……」

ついに号泣、なりふり構わず青年へと駆けだす。
涙を指で拭いながら、真っ直ぐそちらへ。器用な奴だ。


「えふ、ふぇ……ご、ごめ…なさ……っ!ふ、ふっ……」

互いの距離は1m程度だろうか、僅か数m駆けたにも関わらず、少女の息は荒く。
言葉を詰まらせながら、必死に謝意を示そうとしているが───? <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 07:44:18.51 ID:QbugaohGo<> >>613
・・・はぁ

【そして、相手が泣きながらこちらへ来るのに】
【結局、涙に弱い青年は負けてしまい、頭に帽子を被った後】

・・・もういいよ
・・・森には、いろんな動物が住んでるし、樹だって生きてるんだ

・・・だから、闇雲になぎ倒したりしちゃいけないよ

【と話しながら、コートのどこからかハンカチを取り出しつつ】
【息を荒くして言葉を詰まらせる少女の涙を拭おうとする】 <> 【絶壁哀断】壁を生やす、融通利く。<>sage<>2011/03/27(日) 07:55:59.94 ID:zU2IoLXNo<> >>614

「……だめなの」

涙を拭おうとする青年の手を、そっと制して。


「お父さんに知らない人に触られちゃダメって言われてるの」
「お前は“イシカワタクボク”……?だから、“食べられてハラミにされる”って」

ステレオタイプのボケ、しかしながら言わんとしている所が理解できない。

「だからね、“みさえ”とか“ジョジョ”を“ささくれさせる”くらいの良い男じゃないと、触られちゃだめだって」

もはや意味不明な言葉の羅列を繰り出しながらも、少女は真剣そのものな表情で。


「お兄ちゃんは……ハラミだっけ、みさえだっけ……食べた事あるの?」

もうおわかりだと思うがこの言葉達、訳すと間違いなく放送コードに引っ掛かる。
天然ボケ強し、少女は意味もわからぬまま───とんでもない下ネタを繰り出してきた。 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 08:02:29.34 ID:QbugaohGo<> >>615
・・・は、はぁ・・・?へぇ・・・???

【残念ながら、ピュアなこの青年には、その言葉の意味を完全に理解することは出来ず】
【まったく意味が分からない、というような顔と返事をしつつ】

・・・いや、ぇっと、みさえとかは・・・食べたこと無いけど
・・・ハラミは、食べたことあるよ

【その問いに、そのまま素直に答える】
【ちょっとは汚れろ】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 09:57:12.76 ID:gxWp95L8o<> 「フゥハハハー!狂気のマッドサイエンティスト颯爽と登場である!」

【とかほざきながら公園の広場の中央で知り合いが居ない事を良い事に絶賛厨二病な少女が一人】
【その目に眼帯は無く、腕に巻いた包帯も無い、まぁ、当然の事なのであるが、健常者ならば普通の事である】
【そして、朝の散歩をしているおじいさんが少女を凝視していた気もしたが、少女はナチュラルに厨二病なので気にならなかった】

「フッ……この感覚……何故だか久しぶりだなッ」

【どうやら無事に台詞を言えたのが満足なようで、両腕を組みながら前よりも広い視界で辺りを見回すのであった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 10:04:28.09 ID:QbugaohGo<> >>617
・・・ふぁぁ

【・・・なんか、また眠くなってきた・・・】
【これもそれも暇なせいだ・・・ゲーセンにでも行こうかな・・・ぁ】

【あくびをしつつ、その公園の広場へと歩いてくる山高帽を被った黒いコートの青年】
とても暇そうな顔で、眠そうにあくびをしていたが、広場の中央の少女が視界に入ると】

・・・

【・・・なにやってんだアイツ】

【ジ―――――――――――ッと】
【なにやっているんだろうと、見つめている】

【この間、告白されたことはすっかり忘れているようだ】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 10:09:03.86 ID:7jPZroNao<> >>602
【少女が話してくれたのは驚くべき話だった】
【信じ難い話ではあるが…吸血鬼がそんなことを言うのもおかしな話だ
【相手も切羽詰まっているように見えるし嘘ではないだろう…そう考える事にした】
【…それに、今更騙される事をどうして恐れようか】

【それなら、と口を開きかけたとき、銀髪の少女が歩き出した】
【確かにそれならば森を抜けられるだろうが...信用されていないものだ】

…!
【と、思えば少女の意外な一言が耳元で発せられる…小さく苦笑する】

【森を抜けたあとの彼女らが心配でならないが…彼女達ならなんとかなるだろうか】

気をつけるんだぞー!

【小さくなって行く背中に向かって、そう叫び】

【やがて森の奥に向かって、歩き出す】

/すみません…見事に寝てしまいました
/絡みあり乙でした。こちらこそ楽しかったです <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 10:09:12.48 ID:gxWp95L8o<> >>618
「流石は私ッ、あの程度の事、余裕で乗り越えれたな!」

【右手で顔を覆いかぶせるようにしつつ指の間が空いている、つまりは何かジョジョとかそういう感じっぽいポーズ】
【かなり自分に酔っているのか、それともあんまり寝ていないのか、深夜なテンションなのかもしれない、^q^<きがくるっとる】
【それはともかく、こちらを見ている青年に気が付いていないらしく、未だに厨二病続行中】

「さて、気が済んだ所で……ふむ、帰ろうか」

【……どうやら公園にはこの為だけに来た様子であり、家に帰ろうと振りかえった瞬間――――】

「――――――!?」

【固まった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 10:15:03.35 ID:QbugaohGo<> >>620
・・・

【・・・いや、本当に何やってるんだ・・・ぁ、こっち向いた】
【・・・?】

【そんな固まる少女の目を、ジーッと、見つめる】
【何もいわずに見つめる、ただただ見つめる、興味深そうに見つめる】

【そして、痺れを切らすと、見つめつつも少女のほうへと歩いていく】
<> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 10:19:29.38 ID:gxWp95L8o<> >>621
「ええい!こっちへ来るな!」

【そんな事をほざきながら歩いてくる相手から離れるように後ろ歩きしだす少女】

「っというか何か言え!喋れ!言いたい事があるならハッキリ言え!」

【とりあえず、何でこっちへ歩いてくるのか気になるのでそんな風に言うのであった】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 10:23:06.48 ID:QbugaohGo<> >>622
えー・・・なんで?
暇なんだよ・・・構ってくれ・・・

【そんな少女を追いかけるように歩きながらも】
【少女に暇だから構ってほしいと素直にお願いしつつ】

いや、暇なんだよ

【そう言われて、素直に答える】
【少女はただの暇つぶしのようだ】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 10:30:46.41 ID:gxWp95L8o<> >>623
「ちっ、まるで私が暇人の様な口振りだな……!」

【現実に暇人なので問題はありません】
【歯軋りをギリリとしながら吠えるようにそう言い、何故だか威嚇の態度を示す少女】
【そして、ハッと気が付いた様な反応を一瞬示すと、顔を横に向けて僅かに頬を紅くし】

「……それに、いつでも構ってやれるお願いを台無しにしたのはソッチだろ……」

【小さい小声でボソッとそう呟くのであった、これまた歯軋り混じりに機嫌悪そうな表情で】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 10:39:40.24 ID:QbugaohGo<> >>624
いや・・・別に、お前が暇そうだから言ってるわけじゃ・・・
ていうか、なんでそんな不機嫌なんだよ・・・俺のこと嫌いになった?

【威嚇の態度を示す少女に、困ったような顔をしながら、なんでそんなに不機嫌そうなんだ】
【と尋ねつつ、自分のことを嫌いになったのか?と聞いたすぐ後】

・・・?
・・・ ・・・ ・・・!

【・・・ん?嫌い?・・・嫌い・・・嫌い・・・】
【嫌いの反対といえば好き・・・好き・・・好き・・・ぁ】

【嫌いから色々連想して、前に少女と会ったときのことを思い出し】
【ピタッと少女に近づく足を止めて、かぁぁと紅くした顔を相手に見せないように空を向く】

【空は良く晴れており、好い天気である】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 10:45:34.51 ID:gxWp95L8o<> >>625
【ああああ、気まずい、なんだこれ、なんだこれは、ここは安っぽい携帯小説の中か?】
【クソっ、今日は散歩がてらに外出しただけなのに、とんだ不幸だ、なんでこんな目に合う】

【少女は再び視線を相手に戻し、少し冷静になったのか僅かに頬の紅を薄くし】

「顔を赤くしてるんじゃないバカ!」

「良いか?あの事は忘れろよ!絶対にだぞ!」

「忘れなかったらお前の事ずっと無視してやるからな!!」

【そして、これまた犬が威嚇するようにキャンキャンと吠えだし、相手に叫ぶのであった、朝からうるさい】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 10:56:29.97 ID:QbugaohGo<> >>626
わ、わわかってるよ!
・・・忘れるよ、がんばって忘れるよ

【忘れれるわけないだろ・・・告白だぞ、人生初の告白だぞ】

【ぶんぶんと顔を左右に振って、顔を赤みと思い出した記憶を引っ込めようとしつつ】
【相手の叫びに、眼を下に逸らしつつも、肯定的な返事を返すが、なんだか声が震えていて嘘っぽい】

・・・それよりも、何か面白いことないか
・・・あったら、それに夢中になって、忘れるだろうしさ・・・

【そして、このままの空気では駄目だと、少女を見て】
【空気を換気するように、面白いことはないかと聞く】

<> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 11:03:22.17 ID:xqihRW/Zo<> >>627
「……チッ、本当だろうな?」
「嘘吐いても無視するからな?」

【元々疑り深い性格な為か人間不信気味な為か、どうも自信の無い返事をされると疑いたくなる少女】
【と言うか、相手の性格からして忘れるとは考えにくいと言うのもある、何だかんだで長い付き合いだ】

「え?あ、ああ、あー……なんだろうな」

「あー……あー……思いつく訳がないだろう」

【そもそもこれから帰ろうと思っていた人間にそれを聞くのは間違いである】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 11:07:19.27 ID:QbugaohGo<> >>628
ほ、本当だよ・・・嘘じゃない・・・

【眼を逸らしながら言われても説得力はないと思う】
【つうか微妙に冷や汗をかいている】

・・・

【(´・ω・`)】

【こんな感じの顔をする】
【相手が思いつかないと言っているのだから諦めろよ、我侭な奴だな・・・】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 11:10:19.77 ID:eL9DHdSP0<> 「は――ぁ、は、ぁ、いつ、っ……」

 ジャケットの二の腕、左のそれは赤黒く血に染まり。
 “独り”の女性の顔が苦痛にゆがむ。
 息吹は疼痛に喘ぎ、音をあげる。

「ついて、なっ――っ!?」

 ここから離れた駅舎の物陰が騒がしいのは、この独りと一悶着あったから。
 最近この辺りで多発している、通り魔と交戦、痛手を負い、人目に付くのをさせて、港のコンテナガレージまで逃げてきたのである。

「……まさか、能力者なんて――」

 月毛色の前髪を掻きあげ、汗を払い。
 痛みで目を細める――ただし、見える目は片方。
 右目には眼帯を付けている。

 独りは。
 貨物の物陰に身を隠した――辺りが暗くなり、人気が引くのを待つつもりのようだ。 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 11:15:34.88 ID:EOaYy882o<> >>629
【……いや、そんな目で見られても思いつかないものは思いつかないのである】
【そんな相手の視線に気が付くと、腹がったのか、にこっと笑い】

「目ェ潰すぞ」

【サラッとそんな事を言ったのであった、もちろんそんな事する訳がないのだが、した事も無いのだが】
【そして、表情を戻し、いつも通り若干機嫌の悪そうな顔をしながらとりあえずまた考えて】
【ちなみに嘘本当の部分については言及しない事にした、それについて話す事自体忘れるという目的から本末転倒している】

「……さ、最近の調子はどうだ?」

【あ、在り来たりな話題できたーーーーっ!】

【まぁ、他に思いつかなかっただけである】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 11:31:33.65 ID:QbugaohGo<> >>631
ぅ・・・ほらぁ、そんな笑顔して怖いこと言うじゃん・・・
だから、あの時も怖くなっちゃったんだよ・・・いや、可愛かったけどさ

【にこっと笑いながら、怖いことを言う少女に、少したじろぎながらも】
【指を指して、グサッと話している少女に刺された時の話を持ち出す】

・・・ぁぁ、また在り来たりな・・・いや、いいけどさ・・・

【少女が在り来たりな質問をしてくると、なんだか残念そうな眼で】
【少女を見つめた後、折角話題を振ってくれたのだからと、最近のことを振り返ってみる】

【そう・・・最近のこと・・・】

【杖から落ちたり、森の中で殺されかけたり、死にそうになるまで血を吸われたり、力士の集団に撥ねられたり】
【女の子に腹を踏まれたり、女の子に犬耳を弄られたり、通行人に変な目で見られたり、落ち込んだり、怒ったり】
【落ち込んでるのに追い討ちを喰らったり、落ち着く場所だった大きな樹がなぎ倒されたり、その他、もろもろだったり、ラジバンダリ】

【人間とは好い記憶よりも悪い記憶を思い出してしまうようにできているため、どうしても色々な不幸を思い出してしまい】

・・・うん・・・うん

【顔をとても暗くさせて、なんか元気をなくしながら、こくこくと頷く】
【よく分からない返事であるが、その雰囲気から言って、悪いことが多かったということは推測できるだろう】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 11:36:14.35 ID:EOaYy882o<> >>632
「……すまなかったとは思っているが、その話もご法度だろ普通」
「あとサラッと褒めるな、本当に喉潰すぞ」

【流石にこれは機嫌の悪い態度で言い返す事は出来ず、かろうじて無表情的に返事をするばかりであった】
【勿論相変わらずの褒め嫌いは健在である、流石にある程度は慣れてきたようではあるが】

【そして、相手が何やら暗い顔をしながら回想をしているのを見て、思わず首を傾げる】

「……なんだ、嫌な事多いのか?」

【自分も不幸体質な為か、それについてはある程度同情できてしまうのが哀しいかな】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 11:46:41.09 ID:QbugaohGo<> >>633
・・・ん?なんでご法度・・・あぁ、うん、そうだな

【別に俺は気にして無いのに・・・とまで思った後で】
【相手は気にしてるんだなと、思い、なんか嬉しくなりつつも言葉を止めて】

なんだよ・・・ちょっとぐらい良いだろ

【褒められ嫌いの相手に少しむすっとしながらも】

・・・嫌なことも多いけど・・・でも、良いことも・・・うん・・・

【相手にそう聞かれて、その通りなのだが、良いこともあるだろうと記憶を漁り】

そう、そうだ、ある女の子に犬耳よりも、山高帽を被ってるほうが似合ってるって言われた!
・・・でも、その後、犬耳も似合ってるって言われた・・・

【良い記憶を見つけ、少し明るくなるが、それに付属されている嫌な記憶も思い出してしまい】
【また落ち込んでしまう】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 11:52:55.18 ID:EOaYy882o<> >>634
「ちょっともダメだ、わかったか」

【意外と細かいヤツである】

「……犬耳、良いと思うんだがな、私は」

【相手の顔をじーっと見つめた後にそう呟く少女、相手の嫌な記憶に新たな一ページを与えた少女】
【と言うか、少女からして見れば山高帽が似合ってると言われて喜ぶ相手に些か疑問である】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 11:59:06.75 ID:QbugaohGo<> >>635
・・・わかったよ

【ぷいっと顔を逸らしながら言う】
【明らかに嘘である、嘘を吐くときの仕草である】

や、やめてくれ・・・
なんなんだ・・・男に犬耳が生えてても気持ち悪いだろ・・・

【男の尊厳を潰すに潰されまくっている青年に、そんなことを言えば】
【さらに落ち込んでしまうのは明白であり、斜め下を見て、ぶつぶつ言いながら暗くなる】

・・・ぁ

【そうして、暗くなっていると、血を吸われたときに思っていたことを思い出して】
【ちらっと少女を見た後、また視線を空へと持っていく】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 12:04:05.14 ID:03hPp33io<> >>636
「……まぁ、ツッコマないけどな」

【流石に相手とそれなりに会話していれば相手の特徴的な癖くらいわかるようになっており、だけどあえてツッコミはしない】
【嘘だったらその時にまた怒れば良いだけの話しだし、今言っても仕方がない】

「そうかもしれないが……うーん……それはそれで、まぁ、ギリギリ」

【及第点だそうです】

【そして、相手がなにやら気が付いたように呟いたので】

「……なんだ、ぁ、って」

【尋ねてみる事にした】

/次ちょっと遅れます! <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 12:09:33.15 ID:QbugaohGo<> >>637
・・・?・・・何が?

【この青年は自分がそういう仕草をしていると分かっていなく】
【相手にそう言われて、疑問符を浮かべてなんのことかを訊くが、答えは返ってきそうにない】

ギリギリじゃないだろ・・・アウトだよ・・・男に生えてる時点でアウト・・・
どうせなら、お前に生えてれば良かったのに・・・

・・・

【そういうと、じっと相手を見つめて、相手に犬耳が生えていたら・・・】
【という姿を想像して、なんだかほっこりする】

・・・いや、別に、なんでもない、なんでもないから

【顔を空へ向けて、相手が顔を見えないようにしながら】
【なんでもないと、なんでもないアピールをする、明らかに何かあるだろう】

/把握しました <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 12:44:44.73 ID:rdsXAep/o<> >>638
「いや、私には生えない、絶対にだ」

【視線でほっこりしてんじゃねーよ童貞と訴えかけながら完全否定をする、中々に辛口なコメント】
【まぁ、少女らしいといえば少女らしいが】

「思わせ振りな事をほざいて、なんでもないじゃ普通は済まないよな?」

「ほら言えよ」

【妙に高圧的な態度】
【まぁ、誰でもあんな風に何か思い出しておいていつもの癖をしながらなんでもないと言われたら気になる】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 12:52:38.38 ID:QbugaohGo<> >>639
ぅ・・・いや、生えるかも知れないぞ・・・うん

【相手にそんな視線を送られ、図星なため、心がブレイク】
【と言いたげな反応を返しつつ、ありえないことをありえるといってみる】

・・・いや、うん・・・
吸血鬼の女の子に、血を吸われたんだよ・・・

それでな・・・うん・・・かなり吸われて、いや、俺が幾らでも吸って良いって言ったからなんだが・・・
それで・・・うん、吸われてる途中に・・・だな・・・

【ぁの意味を教えるため、gdgdと話をし始めるが】
【なんだか、うんが多い】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 12:53:01.05 ID:7jPZroNao<> >>630
/まだいけますか? <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 12:59:39.08 ID:rdsXAep/o<> >>640
「いいや、生えないな」
「まず、私だったら即座に逃げる、犬耳生やされるなんてお前みたいなマヌケくらいだ」

【そのマヌケが結構な人数いる事を少女は知らないのであった、しかも殆どのヤツが少女よりも遥かに強い】
【まぁ、犬耳生やされるのは強さ云々と言うより、その人物と会ってしまった不運さのせいであろうが】

【そして、何やらしどろもどろな話し方をしている相手にイラつきを覚え始め】

「煮え切らないな、ハッキリ言え」

「吸われてる途中になんだ?貧血でも起こしたのか?」

【まず第一に吸血鬼なんて話をされてもイマイチ現実味が薄い、こんな世界だから有り得なくはないとは思うが】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 13:11:06.74 ID:QbugaohGo<> >>642
まさか、相手が生やそうとするとは夢にも思わんぞ・・・
いきなりだからな・・・生やされることを神に祈っといてやるよ・・・

【相手がそういっているのを聞き、むかっとしたのか】
【生やされるように神に祈るか・・・とか思った後】

・・・その、なんだ
貧血も起こしたが・・・あの・・・

い、生きてたら・・・お、お前に、こ、告白の返事・・・しないとなって・・・

【と恥ずかしいことを言いながら、顔を真っ赤かにして】
【余りの恥ずかしさに、眼を逸らしながらぁの意味を伝える】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 13:12:05.94 ID:QbugaohGo<> >>643
/一行抜けてました・・・すみません

い、生きてたら・・・お、お前に、こ、告白の返事・・・しないとなって・・・
思ったのを・・・思い・・・だして・・・

【と恥ずかしいことを言いながら、顔を真っ赤かにして】
【余りの恥ずかしさに、眼を逸らしながらぁの意味を伝える】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 13:21:54.55 ID:rdsXAep/o<> >>643>>644
「ふんっ、そう易々と生やされる私では――――返事しなくて良いから!!」

【余裕をぶっこいていた所に、まさかこのタイミングでそんな言葉で出るとは思わなくて、顔を少し紅くして叫ぶ】
【今更そんな恥かしい話を掘り起こされたくないし、それに断られるかもしれないというどきどきハラハラ感はもう沢山だ】
【別に返事を貰わなくったって、こうやって会話できるし、バカにしたりバカにされたりはできる、リスクを犯すほどではない】
【そもそも、少女は、そんなの要らない、あの時は怪我が治った感動やらで気分が高まっていただけだと言い訳したい】

「……良いんだ、返事しなくて」

「それに言ったろ、忘れろって、忘れてくれ」

【だから少女は相手に返事を求めることはしなかった、むしろ返事はしないでくれとまで言う、YESでもNOでもリアクションが思いつかない】
【今のままで楽しいし、今のままで充分安心できる、だから、急ぐ必要なんてどこにもない、あれが無視されたとしても痛くなんてない、そう思いたい】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 13:31:18.59 ID:QbugaohGo<> >>645
【相手にそう言われて、こちらも、返事はまだ決まっておらず】
【相手が好きかどうかも、まだ、全然わからなくて、そんな気持ち、知らなくて】

・・・わかった、"今は"返事しない

【だから、今は、返事をすることができない】
【好きかどうか、まだ、わからないから、決めることができないから】

【少女は嫌いじゃない、嫌いなわけが無い】

【嫌いな相手に可愛いとか言うほど、器用じゃない】
【嫌いな相手と話ができるほど、我慢強くない】
【嫌いな相手を撫でることが出来るほど、自分を操ることなど出来ない】

【だから、少女は好きだ、好きなのはわかっている】
【でも、その好きが異性としてなのか、そんなのはまだ分からない】

【だからこそ、今は返事をすることができないのだ】
【つまり、いつかはするかもしれないということでもある】
【それが何時なのかは、時間のみが知っているだろう】 <> 【指射風流】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 13:41:18.97 ID:rdsXAep/o<> >>646
「……ふん、わかってるじゃないか」

【両腕を組んだ少女は偉そうに言った】
【今しないならば、そしていつかする気なら、まぁ、待てば良いだけの話】
【少女は小さくふふっと笑い、生意気にも大人びて見せて】

「さて、もう暇潰しはこれくらいで良いよな?」
「実は徹夜なんだ……眠くて仕方が無い」

「まぁ、また今度話でもしよう、その時には話題の一つでも用意してやるよ」

【そう言ってクルリと踵を返して背中を向けると、歩き出すのであった、公園の外へと向けて】
【自分の恋がちょっとだけ進展したのを、心のどこかで嬉しそうにしながら】

/眠気がばーにんなので落ちますねー……乙でしたー <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 13:41:26.45 ID:7jPZroNao<> おぉ…

【陽の光が心地よい公園で一人の少女が感嘆の声をあげる】

【彼女は今木の上にいる。枝に座って周囲の光景を眺めていたのだった】

【茶色いカーゴパンツに薄地の黒いパーカーという出で立ちで、いかにも動きやすそうだ】
【黒いポニーテールが、心地の良い風を受けて揺れている】

【機嫌良く足をブラブラさせる。こんなに気持ちのいい日は久しぶりだ】

【何やらじろじろと変な目で見られている気もするが気のせいだろう】

【彼女はいま、幸せを満喫している】 <> 【尋常魔法】どんな魔法でも使える。ただし、すべて初等魔法 E:特殊な石×4 体力を消費しながら飛ぶ杖 魔法を成らす魔道書<>sagesaga<>2011/03/27(日) 13:43:49.22 ID:QbugaohGo<> >>547
ぁ・・・あぁ・・・
わかった・・・ありがとう


【背中を向け、歩いていく少女の言葉に】
【ありがとうと、一つ、返事を向けた後】

・・・

【・・・寮に戻って、寝ようかな】

【こちらも、少女とは違う方向だが】
【自分の変えるべき場所へと、帰っていく】

/乙でした <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 14:12:44.75 ID:QuEoIcm1o<> >>648

「――――オイ、そこのチビ猿」

【その少女の下方――樹の根元から、悪罵めいた声が響く。平穏な公園と異層を違えた、怨嗟の坩堝から】
【這い出たような、凡そ一切の人の温もりを排斥された声音。仄かな憤怒に彩られている事だけが、人の証】

「ギシギシギシギシうっせーんだよ
 危なっかしくて見てられねえ。おい、その枝折れたら俺に危害くんだろうが」

【視線を声の方向へ下ろせば判るだろう。罵倒を飛ばすのは、陽光を浴びて尚暗い濡羽色の長髪に、白貌が映える青年】
【芝生の上に寝転がり、苛々と表情を翳していた。髪の縫間から、銀盤の望月を模したような双眸が、少女を射貫く】

「降りろよ、チビ」

【一見すれば女子にも見えるだろうが――言わずもがな、態度や言動、所作からしてまず間違いなく男性と解る筈だ】
【どうやら枝が折れた場合の事を危惧しているらしい。何処と無く落ち着きがなく、本来弛緩するはずの四肢も強張っていた】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 14:24:23.10 ID:7jPZroNao<> >>650
〜♪……!
【ぽかぽかと暖まりながらいっそこのまま寝てしまおうか、なんて考えていた少女だが】
【ふと、下方から棘のある声が発せられる】

【びくりと少し肩を震わせながら見下ろしてみれば…青年、がこちらを見て苛立ちを募らせている】

【こちらを心配しての言葉、と取る事も出来るが少女にそんな余裕はなく】

す、すいません…
【しょんぼりとした表情を浮かべ、謝るのだった】

・・・あ
【直後、小さく声を上げ硬直する】

【そして、木から降りる為に幹に向けていた視線を青年へと戻し】

…どうやって降りましょう。
【おずおずと引き攣った笑いを浮かべながら、訊ねるのだった】 <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 14:34:04.21 ID:QuEoIcm1o<> >>651

「あァ……? んなもん知らねえよ、飛び降りりゃいいだろうが」

【謝罪など当然――とでも受け取っていそうな貌で、嘆息混じりにそう吐き捨てた。細い指を眉根に添え】
【双眸を陽射しに細め、眼光鋭く相手を見返す。憮然と、少女の座す木枝から地面へ、指を往復させた】

「死にはしねえよ。最悪骨の二・三逝っちまうくらいだ。度胸魅せろ、オラ」

【再度吐き捨てるようにして、白貌を歪んだ笑顔に変える。上体を起こすと、根元に凭れかかり動向を伺い】
【――別段悪びれた様子もなく、木の表皮に蹴りを入れ樹木自体揺らしたり、と。何方と言えば、愉しんでいた】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 14:41:14.96 ID:7jPZroNao<> >>652
え、えぇー…死にはしないって…
【相手の答えは当然と言えば当然だが…戸惑った】
【目の前の青年は簡単に言うが骨の二、三本が折れたら痛い。少女は痛いのが嫌いだった】

(あぁ・・この人怖い…)

【そんな事を、青年の歪んだ笑顔を見て再確認する…助けてくれとは言わないが、無事に方法を考えてくれたっていいのに…】

【そんな思考は、振動で遮られる】

ちょ、ちょっと!?や、やめてください!
【軽く悲鳴を上げながら幹にしがみつく。下を見れば男が樹木を揺らしているではないか】

【そして気のせいだろうか―――自分の座っている枝がミシミシと音を立てている気がする】  <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 14:50:56.00 ID:QuEoIcm1o<> >>653

「あー? 聞こえねえな……もっとでけえ声で喋ってくれや」

【軽く悲鳴を上げたのを見て、歪んだ笑顔を一層に凄惨さを孕んだ翳りに添わす。大仰に片手を耳へ揃え】
【厭味な口調で、少女の引いては恐怖心を煽ろうと――蹴りに込める力を、次第に強くしていく。樹皮が剥がれ】
【周囲に散漫と散らばるのも、意に介さず。傍から見れば通報間違い無しの絵面で在ることも、思慮には無い】

「ははッ、餓鬼は何処の国でもおもしれえな……よ、っと」

【愛でる対象か、加虐の対象か。何方にしろ現状、危害を加える存在に相違なく。であるのなら、間違いなく後者か】
【愉悦混じりに、そう呟き――これで終いにしてやる、と言わんばかりに、最も強烈な足蹴を放った。ミシリ、と樹木自体】
【揺らぐような強烈な一撃に、恐らく“枝”は耐え切れないと思われ。加え、下方には未だ白貌の青年が嬉々と座していた】 <> 【血槍晶銃】血を吸う機械槍使い。変形して吸った血を能力に変えて発砲。詳細wiki<>sage<>2011/03/27(日) 14:56:04.77 ID:35pX7nnWo<> 【……とある飛行場、お世辞にも多くの一般客をのせて飛ぶような場所でなく。寂れているが相応しい場所】
【その飛行場に一つのオンボロプレーンが降り立つ、錆びた外装に眼を凝らせば、そこには祖国を意味する国旗が描かれている】

「にいちゃん、ここでいいのか?」
【そのプレーンには如何にも運び屋といった風情のファンキー中年と、薄い空色の髪をだらしなく伸ばした男が乗っているのが遠目からわかる】
【声を放ったのは中年の方、男の方はただ頷くと、プレーンから降りる準備をしていた】

「へ、最後まで無愛想だね…ま、いいやまた『祖国』で稼ぎたくなったら俺を呼びな?」
【男がプレーンから降り、雑草の生えたアスファルトに立つと、同時にプレーンは飛び出した】
【その飛び立つ際に巻き起こる風が男の羽織るコートを靡かせる】
【男のいでたちはよれた黒いコート……男はそのプレーンを見送ると】
【コートのポケットからタバコを一本取り出し火をつけた】


【飛行機雲が浮かび上がる……そうか雨が近いな…】
【男はそんなことを思いながらタバコをふかしていた】


(なんでもいいです!) <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 14:57:49.74 ID:gtQsVLXm0<> 【商店街】
【八百屋おもちゃ屋魚屋時計屋】
【様々な店舗が並ぶ一帯に、建物が。】

【ボロボロで、洋風な外見の建物だ。】
【比較的周りの店舗より大きなそれは、正におんぼろと言っていいほど古い。】

【その中に…】

「やっぱり来ないわねー」
「考えさせられるわ」

「店長の態度がいけないんですよ」
「五月蠅いわね」

【こんなダウナーテンションの少女が】
【こんな少女が居るとしたら、そら客足も遠のくだろう。】

【態度をたしなめるイギリス人探偵のような格好をした少年に対して罵詈雑言で答え】

【少女は、何処からともなく新聞を取り出し】
【暇そうに読み始めるのだった。】

【そこは、少女の経営する店。】
【何でも創ります。売ります。】

【そんな看板を掲げた。】
<> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 14:57:56.22 ID:7jPZroNao<> >>654
【ミシッ】

折れる折れる!折れます!

【青年が蹴る強さを強くしていく…ついに少女の耳にも樹木の悲鳴が届き、青年に向かって叫ぶ】
【その表情は嬉しそうに歪んでいる…ああ、わたしはどうなってしまうんだろう】

【若干の絶望を感じながらただただ幹にしがみついていれば】

【メリメリメリッ】

もうっ!この馬鹿っ…!・・・あっ

【ついに枝は耐えられなくなり、音を立てて少女とともに落下する】
【その音に紛れて、少女の罵声が飛ぶが青年に聞こえただろうか】

【そして―――少女と枝が落ちる先には…嬉々とした表情で座る青年がいた】
【少女も遅まきにその事に気づくが…当然どうする事も出来ず】 <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 15:06:45.03 ID:QuEoIcm1o<> >>657

「あ゛? てめえ、いまなんつ――――のわ、うォッ!!」

【折れる、という叫びは助けを乞う為の虚言だろうと高を括り、馬耳東風と聞き流した。だが続いた罵声には】
【地獄耳を披露。加虐の愉悦に歪んでいた白貌が、瞬時にして苛立ちを募らせた、私憤の表情に変わるも】
【――落下する、少女。驚嘆に眼窪を深める暇もなく、腕を伸ばし、少女を抱き留めようとする。木枝が頬を擦り】
【真紅の線を引いたのも意に介さず、抱き留められたのなら、衝撃を殺そうと上体を倒して芝生へ仰向けに転がるだろう】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 15:12:44.32 ID:4oe9E1fYo<> >>656
――【街、商店街】――
煙草の煙をくゆらせながら歩く魔眼の悪魔の目に留まる、ひとつの看板。

――何でも創ります。売ります。―――

「……雑貨屋か何か、か…?」

かなり古い洋風な外見をした建物が気になったのか―――ふっと男はそちらに足を向ける。
音を立てて入店してみれば―――禍々しい見た目の、冴えない男が立っているだろう。


「……やってるかい?」


バーではありませんジョンさん。

煙草の煙をくゆらせたまま入店した先に見えたのは、1人の少年と少女。
「ほぅ…」と声を上げて店を見回している。


/絡みおkでしょうか・・・? <> 【血槍晶銃】血を吸う機械槍使い。変形して吸った血を能力に変えて発砲。詳細wiki<>sage<>2011/03/27(日) 15:14:45.02 ID:35pX7nnWo<> >>656
【>>655から男は、商店街に向って歩いている】
【まぁ、特に目的も無いため偶然たどり着いただけだが】
【それでもこの男には好都合だった、なぜならまずは食事を取りたいからだ】
【とはいえ、この風貌だ。まともな所で食事を取りたくない】
【だから、客入りの少ない店を探していたのだが………】

【そこで、ある洋館を見つける……『何でも創ります。売ります。』か】
【面白い、男はまずはここで『暇潰し』と『道案内』を頼もうと思ったのだ】
【男は、その扉に手をかけたのだった】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 15:15:34.44 ID:7jPZroNao<> >>658

…っ!

【強い衝撃…しかし痛みは感じない】
【やがて、止まる】

…あ
【自分の下には先ほどの青年が居た】
【急な展開に目を白黒させるがどうやら助けてくれたようだ。】

あ、あの…ごめんなさい…

【ひとつは巻き込んでしまった事に対して】
【ひとつはどさくさに紛れて罵声を浴びせかけた事に対して】

【怖そうに見えるけど実際はそんなでもないのかな…そんな事を思いながら、謝る】

【最も、これから何かされるのではないかとすこしびくびくしている事も事実ではあるが】

【そしてこれは後から気づいた事だが…先ほどまで何事かとこちらを見ていた子連れの母親は、呆然としてこちらを見た後、子供を急がせてどこかへ行ってしまった】 <> 【血槍晶銃】血を吸う機械槍使い。変形して吸った血を能力に変えて発砲。詳細wiki<>sage<>2011/03/27(日) 15:16:12.11 ID:35pX7nnWo<> >>660
(これなし) <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 15:16:42.93 ID:4oe9E1fYo<> >>659
/おおおっとおおおおこれ無しでお願いします!すみません! <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 15:23:10.93 ID:QuEoIcm1o<> >>661

「……降りろ、重いんだよ、チビ」

【明瞭に矛盾の極みを、唾棄するように紡ぎながら、白銀の双眸を私憤に細める。抱き留めた腕は、早々に離していた】
【どうやら、ただ自分へ危害が加わるのを許容できなかっただけ――なのだが。理由を連々と並べ立てるのは、面倒で】
【存在な扱いではあるが、一応女性への配慮らしきものを滲ませながら、少女を振り落とそうと痩躯を揺さぶる】

「畜生が、折れるんだったらもっと早くに言えよ……あ゛――〜、痛ェ」

【子連れの親子など露知らず、不満気に溜息を吐く。強かに打ち付けたそこかしこが、徐々に痛みを伴ってきたらしい】
【とは言っても、愚痴るほどの物でないのは、間違いない。ただ、こうなった起因である少女が慌てふためく姿を見たく】 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 15:24:02.74 ID:gtQsVLXm0<> >>659
「最近はポメラって言うのが流行ってるらしいわ」
「テキストエディタって奴ですよね」

「何でも目標の生産分を一週間足らずで売り切ったって話よ」
「凄いですね でももうそれ通り過ぎてますよ」

「……マジ?」
「マジです」

【店内には新聞を読みながら話す少女と、それに応対する少年】
【やっているかやっていないかと言えばやっているというところだろう】

【少女は話している最中に聞こえてきた入店時の音と漂ってきたヤニの匂いに顔を顰め】

「店内禁煙、即刻退場」

【と新聞の所為で顔は見えないが入ってきた忌々しい客に対してそう言った】
【イギリス人探偵の様な格好をした少年=ワトスンは、入店時の音とたばこのにおいで相手に気づき】

「……店長」
「いらっしゃいませお客様 何か御用でしょうか?」

【そう、入ってきた客に声をかけたのだった】 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 15:26:33.37 ID:gtQsVLXm0<> />>662
すみません、また今度お願いします

/>>663
一応返させて頂きました <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 15:31:08.63 ID:7jPZroNao<> >>664
ごめんなさい…
【やっぱりこの人…怖い。謝罪を重ねそんな事を思いながら降りようとするが】
【ふと、青年の頬に切り傷がついているのを視認する。たいした傷ではないかもしれないが…自分が付けた傷だ】

じ、じっとしててください!
【軽く言っても振り払われるだろう。そう思っていままでより大きな声を出し、青年の頬へ腕を伸ばす】

【もし頬に手が到達すれば軽い光とともに切り傷が直る筈だ。振り払われればそのまま青年の体から降りるだろう】

だっ…大丈夫ですか!?
【傷を治した後青年の体の上に居座った状態か、青年の体から降ろされた後か、それは分からないが】
【青年の意図など知る由もなく痛がる様子を見て慌てふためく】

そ、そのどこが痛いんですか…?

【まだ話す事が少し怖いが、聞いてみる。けじめはつけなければ】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 15:41:03.06 ID:4oe9E1fYo<> >>665
なにやら小難しい話をしているようだが、人員が居るという事は一応営業しているのだろうと
自身の中で結論付け、棚にある様々な商品に眼を移していると―――。

―――店内禁煙、即刻退場。

その声に続き聞こえてきたのは、どこかの推理小説に出てきそうな格好をした少年のもの。
丁寧な対応に小さく片手を上げて答えるが―――禁煙という声に先ず処理を施そうと思ったのか。
くるりと踵を返してからドアを開き、煙草を靴の裏に押し付けて消すと、手近にあったゴミ箱へ指で
弾きいれる。ナイスコントロールですジョンさん。

「…悪いな、禁煙とは知らなかった」

最近の喫煙者は肩身が狭い、などと呟きつつ、声を掛けてくれた少年へもう一度挨拶代わりに片手を
上げてから問う。

「ここは……何でも創るらしいが……代金はどれくらいだい?」

どうやら簡潔にこの場を”店”として取り扱ってくれるようで、不思議な少女とその店員であろう少年のやり取り
には苦笑で流し、ポケットからくしゃくしゃの札束を取り出す―――が、それと一緒に、小さな”チケット”も取り出した。

「こういう店じゃ面倒な所も多いんでね……ほら、代金は”もの”じゃないとだめだ、とかな」
「この街で金が役立つなんざ、食料を賄うか寝床を確保するくらいだ……だろう?」

なんて言いながら、少年に対してその”チケット”をちらつかせる。
チケットには”祖国行き”と記載しており、どうやら街から離れた祖国へと行ける手段の一つのようだ。 <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 15:44:53.25 ID:QuEoIcm1o<> >>667

「……チッ」

【先程から続けられる謝罪に、舌打ちで応える。苛立ちに翳る白貌を、居心地悪そうに掌で覆い隠した】
【素直な謝罪は、聊かばかりだが、罪責感を齎す。指の合間――鋭く、少女を射貫きながら、頬へ腕を伸ばされ】

「あァ? ……なんだ、随分と役立つ能力持ってんじゃねえか」

【消極的であった少女が大声を発したことに、幾分驚き痩躯を硬直させた。結果、享受する形になり】
【軽い光と共に、頬の傷が消える。光輝が完全に消え、一拍子於くと、片掌を頬に添わせ――消えている、と】
【振り払う動きは、傷の治りと即時して停止している。未だ、居座る少女へ今度は訝しむような視線を向け――】

「はぁ……嘘か真(ほんと)かくらい、見極めろよ。だから猿でチビで劣等なんだよ、ああ、畜生が」

「気にすんな、どこも痛かァねえよ」

【呆れきった様子で、頬を掻く。最早、これほどまで阿呆な奴は見たことない、とでも言わんばかりに微笑んで】
【嘲りの感情は多量にあれど、初対面に較べれば遥かに棘のない挙措で、少女の矮躯を揺さぶろうと躰を捩る】 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 15:52:47.83 ID:gtQsVLXm0<> >>668
「今度から気をつけて」
「お肌が荒れちゃうわ」

「店長でも気にするんですね」
「……給料90%カット」

【奇妙なやり取りを交わすが、目の前の男を気にしている様子もない】

「代金?私のために働くか、私の為になるものを持ってきてくれたらあげるわ」
「貴方のチケット程度なら……どうでもいいわ」

【指先をぺろりと舐めて、新聞紙に穴をあけ相手を見る】
【相手がちらつかせているチケットの価値は、あまり彼女には無いように見えた】

「とりあえず、聞くだけ聞きましょうか」
「後は私が決めるわ」

「ワトスン、アレが切れたから奥から持ってきて」
「はい」

【そう言ってワトスンを店の奥に下がらせて、自分は新聞を閉じ改めて相手を見た】

/申し訳ないです <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 16:03:24.34 ID:4oe9E1fYo<> >>670
「……90%カットは痛いだろうな…」

相手に聞こえないよう小さく呟く。ドンマイ少年、君にはきっと明るい未来が待ってる。
新聞紙越しに見る少女の眼はまさに商売人というべきか、利益と利益のやり取りしかしないという
その言葉は少しだけ冷たいようにも感じるが、至極当たり前の事。
とはいえ、なんとも皮肉な事に、自身が相手に与えられるもの等チケットしか無かった男は少し
困ったように右目に掛かった髪を右手の親指で払いのけ、頭をかく。

「……そうだな…チケット程度じゃダメか…」

どうしたものか、と呟きつつ腕を組み、”ワトスン”と呼ばれた少年が奥へ引っ込んでいく少年を見送る。
暫し思案するように腕を組んでいる男の右目がちらりと光、それと呼応するように思いつくのはとある”バッジ”。
知らない者は知らぬかもしれないそのバッジは、男の黒いカッターシャツの襟首の裏に隠されるようにしてあった。
それを指でぱちんっとはずしてから、相手に見せる。先程のチケットがダメだったのだ、バッジなんて興味が無いかも
知れないという少し困ったような顔で。

「…これならどうだい、”ランカーズ13位”のバッジだ」

金色に輝く禍々しい”悪魔”を象ってあるそのバッジ、悪魔が”13”をいう数字を持っているという奇妙なデザインである。
しかし、それは結構な意味を持っているのであるが―――どうやら、男にはもう必要無いようで。

「……こいつはあんまり必要じゃなくなって来たんでな…」

と、呟きつつ、相対する少女の返答を伺う。 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 16:04:13.25 ID:7jPZroNao<> >>669

いやぁ…もともと私のせいですから…

【特にお礼を言われた訳でもないが、傷を治した後青年の声に応じて、言う】

う、それならいいです、けど…

【罵詈雑言を吐かれてしまい少ししょんぼりし、どこも痛くないという青年に心配そうな目を向ける】
【だが以上怪我について問うてもまともな答えは返ってこないだろう…なにより】

【嘲りが大分含まれていたとしても、始めて見せる先ほどの歪んだ笑みとは大きく違うであろう微笑みに、思わず嬉しくなり照れたようにはは・・と頭を掻きながら笑い返す】

ひっ・・

【青年が体を捻る。まだ少しくらくらしている事もあり、思わず変な声が出てしまう】
【そして、ふらふらとしたまま青年の上で立ち上がり、退こうとする】 <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 16:13:42.89 ID:QuEoIcm1o<> >>672

「おうおう、退け退け。なに喰ったら、ンな重くなれんだよ……ったく」

【嬉しそうに顔を綻ばせる少女を見て、再度嗜虐に富んだ歪笑いを浮かべる。先刻のは気紛れに過ぎない】
【嫌に艶かしい声を発した少女に、尚色濃く翳りを燈し、急かすようにして上体を起こした。そのまま除ければ】
【緩慢な動作で、起ち上がろうとするだろう。樹皮や木屑に、砂埃――すっかりと汚れたコートを、瞥見し貌を顰める】 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 16:17:40.05 ID:gtQsVLXm0<> >>671
「そうね ダメかもね」

【適当に相槌を打つ】

「……ランカーズね」
「なんで最近ランカーズ絡みが多いのかしら」

「無理に考えなくていいわ」

【相手の銀色に輝く瞳を見てから、少しため息をつく】
【この客があまりいいものを持っていないという事は分かった】

「……何か欲しいものはある?」
「報酬は私が決めるわ」

【このまま報酬関係でガタガタしていてもらちが明かない】
【戻ってきたワトスンが持っていた紙と万年筆を奪い取り】

【男に差し出した】
【紙には依頼書とプリントされており】

【上の方に、希望欄】
【下の方に、個人情報欄が写された紙だった】 <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 16:20:45.52 ID:7jPZroNao<> >>673

…あんまり、重い重い言わないで下さい
【ゆっくりと立ち上がる青年に向け人差し指を立て、ささやかな抵抗】
【といっても、そこまで怒っているわけでもないのだが、なんだか言われっぱなしというのも悔しい】

【それに、また恐ろしい笑みを浮かべてはいるけれど危害を加えたりはしないだろう…多分。そんな事を考えていた】

・・・
【青年が立ち上がってみれば、コートはすっかり汚れ切って色々なものがくっ付いている】
【少女は若干額に冷や汗を浮かべながら、無言でせっせとそれらを取り払おうとする】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 16:24:49.90 ID:4oe9E1fYo<> >>674
「うーむ……これは、どうしたものか……」

頭をひねる男の元に、少女の言葉が届く。
どうやらさっさと話しを決めてしまいたいようで。それもそのはず、頭をひねる男に店へ居座られた
所で利益に成り得るとも考えれない。小さく溜息を吐いた少女に少しだけ肩を落としながらも少年の
持ってきた紙と万年筆を奪い取った少女からそれを受け取り、眼を通す。
どうやら希望を述べてから話をしようじゃないかという事か。個人情報と希望欄にかりかりとペンを走らせる。
禍々しい姿の男が万年筆を走らせる姿はシュールなもので、悪魔の契約書でも書いているのではないかと
思わせる程。

――――――――――
希望欄

   武器に出来るもの

――――――――――
名前

   ジョン・クロウリー

年齢

    20

――――――――――


簡易的にカリカリと書いたその紙をまた少女に差し出す。
癖の強い筆記体のような文字で書かれたそれは至極簡単なもので。
とりあえず書いておけばいいか、くらいの勢いである。
それから紡がれるのは、その理由か。

「……武器を探してるんだが…いかんせん、中々見つからなくてね、ここで仕入れようと思った次第だ」

ビジネスライクな少女に合わせてか、男もそれ相応の理由を提示しておく。 <> 【紅蓮鬼人】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 16:35:01.40 ID:QuEoIcm1o<> >>675

「――カハッ、すまねえな。 なんだガキの癖して確りしてやがる……」

【人差指の先を凝視して、耐え切れず破顔した。濡羽色の髪を肩甲骨から掻き上げ、雑駁に宙へと扇を拡げ】
【抱腹絶倒とまでは流石にならないが、埒外に滑稽そうに笑う。眼前に喜劇を演じられたように、さも愉快そうに】

「触んじゃねえよ、薄汚ねェ。赤ン坊じゃねーんだ、それくらいできる」

【刺々しい物言いと反し、柔らかな手付きで、取り払おうとする少女の腕を制すと、コートを脱ぎ幾度か叩く】
【いまだ汚れは目立つも、生来から杜撰な管理と扱いを身形に強要してきた漫然な性格は、遺憾なく発揮された】
【特に気に留めた様子もなく、再び羽織る。着込んだ襟を正し、頚椎を手癖に鳴らして――少女へ向き直り】

「じゃーな、暇じゃねーんだ、俺はいく。……あばよ」

【憮然と見下ろしながら、それだけ告げて――踵を返し、翻転。公園の出口へ向けて大股に歩き去っていった】

/絡み乙&ありでした……! <> 【痛痕剥貼】痛みや傷を結晶化<><>2011/03/27(日) 16:52:34.60 ID:7jPZroNao<> >>677

もう・・
【顔を綻ばせて笑う青年に驚くがややあって少しおどけながら怒った仕草をしてみせる】

うう…ごめんなさい

【その手でローブに付着した諸々を取り払おうとすれば乱暴な言葉で止められる】
【何やってもうまくいかないな…些かばかり自己嫌悪しながら男の手にされるまま手を引っ込める】
【その優しい手つきはさりげないもので少女が何か感じるということはなかった】

あ・・

【やがて男は一言告げると後ろを向いて去っていく】
【気づいたーーーお礼を言ってない】

あ、ありがとうございましたっ
【頭を下げて、降ろしてもらったお礼を消えかかる青年の背中に放つ】

【その声は青年に届いたのか果たして...?】

/絡みあり乙でしたっまた機会があればよろしくお願いします。 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 17:03:12.80 ID:gtQsVLXm0<> >>676
「ジョンさんね」
「私に武器を創れって?」

「見くびられたもんだわ 期待してないってのがね」
「大したものは創れなさそうだから『武器に出来るもの』って所が何とも……」

【言って肩をすくめる】
【まあ実際のところは彼女は分からないが】

「まぁいいわ」
「創ってあげる」

【魔法包帯に包まれた手から爪を五つ消費し、Bランククリエイト】

【魔道刀『影打』】
魔力を込められ創られた日本刀
鞘、柄共に黒く漆塗りそしてそこには『流れ』を意識した荒々しくも芸術的な彫刻が施されている
一見質素ながらも、芸術的なものだ。
刀身を構成する見えないほどに小さな粒一つ一つがその結果魔力でコーティングされ、強度や能力耐性が馬鹿高くなった逸品である。
刀身は鋼色で、武骨だが柄や鞘と相まって存在感を感じさせる。
そして刀身が魔力を纏っているが故に、魔力や気などといったエネルギーを流し込む事によってその属性、性質すら纏う事が可能になったが、刀本来の切れ味は影打と銘に名づけられた通り悪い。なまくら。

そして現在は、これを完璧に扱える人間を制作者は知らない

【彼女は相手に見えないようにカウンターに手を隠し、創り出した】
【それを何事も無かったかのように取り出し、置く】

「報酬、覚悟しなさいよ」

【カウンターに出してから、効果を説明し】
【それが終わってから、そう言った】 <> 【機壊召獣】獣をモチーフにした重機を召喚<>sage<>2011/03/27(日) 17:14:13.74 ID:1E0R7J8uo<> 【只今昼休憩のとある工事現場。端に駐機された重機と傍に人影】
【警戒色を纏ったトレンチャーを見上げ、黄色と黒のツナギを着た少女、呟く】

そろそろオーバーホールせにゃ駄目かねー、ダンパーから漏れてるし、ブレーキ鳴くし…

【重機は使い古されていたようであちこちにガタが出ている模様、稼働の度に何処かが悲鳴をあげる、そんな状況】
【そろそろ修理の潮時か、と思いつつ足回りを調べる。見れば地には駆動油の水溜りが見えて】

…そうだ、どうせOHするならオイルは変えよう、カストロールにしようかな…
いや、ペンズオイルも悪くない、が単価を考えればやはり出光・・

うーん、悩むっ!

【一人ではしゃぐ少女だが、実はオイルには詳しくない。カストロールもペンズオイルも売ってる油は車用だ】
【その上出光に至っては燃料油メーカーである、知ったかぶりは恥ずかしいので止めよう】

【…こんな具合でつかの間の休憩時間を潰していた】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 17:16:00.35 ID:a6s/1/gSo<> >>679
「あー……こう、見くびってるわけじゃないんだが…」

男にしては珍しく腰が低く、相手が少女であるのもあってか、強くも皮肉めいても居ない。
それどころか、肩をすくめた少女から出た言葉に対して軽くふっと顔を上げる。

「い、いいのか?何だ、もっとこう、帰れとか言われるかと…」

と言っている間に―――カウンターにことん、と置かれた、一振りの刀。
効果説明されたそれを唖然と聞き入っていた男は、”報酬”の一言に思わず背中に冷や汗をかいた。
この男、今は健康体そのものではあるのだが―――色々な事に不幸にも巻き込まれ、欠損した過去を持つ。
右腕から心臓、両足にいたるまで失う痛みを知っている男は何やら勘違いしているようで。
小さく喉を鳴らしてつばを飲み込み、それを悟られぬように少女の言葉に返した。

「報酬は……何が必要だ」

決心したように魔眼が妖しく光り、両腕を組みなおしてから少女の視線を受け止める。
ジョンさん、両腕か両足、飛んでいったらドンマイです。 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 17:28:51.72 ID:gtQsVLXm0<> >>681
「貴方のその不自然な目……というわけにはいかないんだけどね」
「報酬ねぇ……」

【客の彼の右目はおそらく義眼だろう】
【片方の目とは違いすぎる、そこからの結論である】

【そんな事を考えていたわけだが】
【彼女はそんな事は言ったがしない】

【言ってから考えて出した結論は】

「私のために働いてみる?」
「それか貴方の身ぐるみを剥ぐかってね」

【なんとなく言った】
【店員になるという事である】

【無論、ならなくても良い】

/道具の説明文がおかしいので修正をば……
【魔道刀『影打』】
魔力を込められ創られた日本刀
鞘、柄共に黒く漆塗りそしてそこには『流れ』を意識した荒々しくも芸術的な彫刻が施されている
一見質素ながらも、芸術的なものだ。
魔力を込めながら創られた結果刀身を構成する見えないほどに小さな粒一つ一つがその結果魔力でコーティングされ、強度や能力耐性が馬鹿高くなった逸品である。
刀身は鋼色で、武骨だが柄や鞘と相まって存在感を感じさせる。
そして刀身が魔力を纏っているが故に、魔力や気などといったエネルギーを流し込む事によって
その属性、性質すら纏う事が可能になったが
刀本来の切れ味は影打と銘に名づけられた通り悪い。なまくら。

そして現在は、これを完璧に扱える人間を制作者は知らない

<> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 17:45:49.21 ID:a6s/1/gSo<> >>682

――――貴方のその不自然な目……というわけにはいかないんだけどね―――。

「……あ、そ、そうか…」

危うく自らの右目を抉り出すホラーなシーンが雑貨屋で繰り広げられるところだった。
何とかそれを回避しながらも、少女から出てくる結論というのを伺い待つ。

そうして暫く――――出てきた結論は、至極簡単で、複雑なものだった。

「……働く、のか…?」

拍子抜けしたようにぽかんと少女を見つめていた男は、暫くして小さく頭を振ってその唖然という
感情を払拭すると、改めてその少女を見つめる。

「…役に立つかどうかわからんが……俺でよければ、どうぞご自由に?」

小首を傾げてから恭しく頭を下げる男。
どうやら、もうひとつ、男の居場所が増えたようだ。
頭を上げてから、そこに居るであろう少年に向かってから片手をひょいっと上げる。

「と、いう事らしい。よろしくな」

案外結論付けが早い男だ。これから先にどのような事が待っているのか、どのように使われるのかわかって
いないだろうという事も含めてだが、魔眼の悪魔はどうやら案外とお気楽主義のようで。
給料云々というよりも、自分の居場所となる場所がある事が純粋に嬉しいものなのか。

「……不思議なところだな、ここは」

と、小さく呟きを漏らすのだった。 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 17:49:27.76 ID:7jPZroNao<> 【夕日が沈みかけ影を落とす公園で】

【ベンチに青年が座っている】
【黒いパーカーに黒いカーゴパンツ、黒い髪と見事に黒尽くめのなか、紅い目が異彩を放っている】

今日は暑かったな・・・。お陰でヒリヒリしたぜ

明日は晴れるかな…?雨は苦手なんだよな。やっぱり曇りがいいなぁ…。

【何やら親しげに誰かと話しているようだが…】
【もう辺りは薄暗く人の気配はなく】
【周りに動物などが居る様子もない…。】 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 17:58:21.92 ID:gtQsVLXm0<> >>683
「鳩が豆鉄砲食らったような顔されてもね」
「貴方が決めたのよ 頑張って頂戴」

【肩肘をついて、あくびをしてから答えた】

「店長、いいんですか?」
「私は言っただけ、決めたのは相手」

「そうですか それならいいです」
「二人目ですね」

【カウンターに居る彼女の後ろで話すワトスン】
【嬉しそうな感じであるが、苦笑いをしていた】

「僕の名前はワトスンです」
「よろしくお願いします」

【そう言って、少年は頭を下げた】
【同時に、「こんなぼろい店ですけど」と付け加える】

「で、今自己紹介したのが今日から給料95%カットの店員一号、「ワトスン」よ」
「レーニンって言う店員もいるから、貴方は三人目ね」

「私は店長の「ヒカリ レイコ」よ」
「よろしくね ジョン・クロウリーさん?」

【そう言ってから】

「雑貨屋「ベーカーストリート」にようこそ」

【そう付け加えた】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 18:08:52.52 ID:a6s/1/gSo<> >>685
「っは……そらどうも」

あくびをしてから答える少女に対して、ようやっと戻ってきた皮肉めいた口調で返す男。
そこで、”二人目”であるという事に何度か頷き、自身のなかで納得させておく。
このような武器を即座に提示するのだ、店員となる人物がいてもおかしくはない、と。

そうして、丁寧に頭を下げた少年に小さく「あぁ、よろしくな」と声を届ける。

「レイコにワトスンね……」


「ベーカーストリートか………モリアーティに狙われそうな名前だな」


少しだけ皮肉った返答を返してから、不思議な不思議な雑貨屋で、男はもう一度頭を下げた。
レーニンという店員にいささか聞き覚えがあったが、それは答えとはならず、胸中に押さえられる。
ワトスンの給料が大幅にカットされてしまっている事に思いっきり同情しつつ、今度何か美味いもの
でも奢ってやろうと思いつつ、1人、主が増えた悪魔なのだった。

カウンターに置かれた刀にふっと目線を投げ、それを手にとってみる男。
しっかりと伝わるずしりとした重さ、黒い鞘。柄に手をかけつつ、少女に問う。

「……少し拝見してもいいかい?別に振り回しはしないさ」

と、一応大丈夫だという念を置いて。 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 18:14:48.20 ID:gtQsVLXm0<> >>686
「どういたしまして」

【夕食は何にしようか……なんて考え始めた彼女は、傍でうなだれているワトスンをひっぱたき気合いを入れる】

「痛いですよぉ……」
「黙れ」

【そんなやりとりをしてから】

「モリアーティも欲しいわね……」
「いいわよ」

【けったいな事を言ってから、了承した】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 18:31:55.36 ID:a6s/1/gSo<> >>687
「いっ……たそうだな……」

ずいぶんな音をさせてひっぱたかれたワトスンに一瞬だけ顔をしかめる男。
次いで出てくる少女の言葉に思わず苦笑してしまう。

「犯罪王なんてこの街には溢れてそうなもんだがな?」

少女と馬が合うのか合わないのか、シュールなやり取りをしてから柄に手をかけ、左手で引き抜く。
現れたのは鋼色の力強い刀身―――禍々しい魔眼の悪魔が持てば、その刀の色はさらに際立つ。
雑貨屋の雰囲気とは対極する空気を醸し出しながら、男はひとつ、試したい事をやってみた。

それは簡単―――刀に”異能”を流し込むのだ。

どのような事になるのか予想はしていないのだが…説明を取れば”魔翌力”等を流し込む事が出来るらしい。
ならば、魔翌力とは形違えど、相手を混乱させ、脳をかき回し、情報を混濁させる異能を流し込む事も出来るのでは、と
考えたのだ。

「……っ」

切っ先を地面に向け、危なくないようにと配慮しながら左袖をまくる。現れるのは複雑で緻密に彫られた魔方陣である。
男が少しだけ力を込め、集中し始めた途端魔方陣から発生するのは異常なまでの血管。それは浮き上がり、樹木の根
のように左腕一杯に張り巡らされると、黒く黒く変色を遂げていく。握った刀の変化は―――確かにあった。
鋼色を湛える刀身に浮かび始める…どこの言語かすら不明な不可思議な文字羅列。渦を巻くように埋め尽くさんと刀身
に纏われたそれが意味する事は―――恐らく、きられた相手への混乱。

「……成る程…かなりのものだ」

そういってふっと能力を解除すれば、すぐに消える文字羅列と、男の腕に浮かんだ血管。
さすがに雑貨屋で刃物を出し続けるのはどうかと思ったのか、男はそれをすぐさま鞘に納め、腰のベルトへ差し込む。


「…ありがとうレイコ、さすがのものだな」


お世辞でもなんでもない素直な一言。男はそう言ってからこつこつと刀の柄を叩いて示す。
どうやらかなり気に入ったようだ。

でもちょっとお店の中でそういうのはよくないですジョンさん、やっぱ怖いですもの。 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 18:51:29.75 ID:gtQsVLXm0<> >>688
「強盗なんてここには来ないんだけどね」

【そしてその後に魔力を流し込み始めた彼と、変化を始める刀】

「まあまあじゃないかしら」
「流し込むのって、出来る人は出来るけど出来ない人は出来ないの」

「貴方の場合はどっちかしらね?」

【魔力や気などというオカルティックなパワーを流し込むという事は、リスクもあり】
【効率的に扱わなければいけない】

【そう言う事だ。何より才能と努力がいる】

「精々頑張って」

【そう、道具の危険性を示唆してから手をひらひらと振った】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 19:00:17.46 ID:a6s/1/gSo<> >>689
「ふむ……リスクね……」

これまでも様々な事柄において散々なリスクを払ってきた男。
それに対して運よくも全て潜り抜けたり、助けをもらったりしていたのだが…それだって、いつまで
続くのかわからない不安定な事象だ。相手の言う事をしっかりと頭に叩き込み、頷く。

「…ま、やれるだけやってみるさ」

曖昧な答えを返すが、その胸中は如何に。
そうして、危険の孕む魔の刀を携え、男は少女と少年に背を向ける。


「……それじゃ、必要になったら呼んでくれ…来て欲しいと思った時にでも、現れてやる」

意味深でどこか悪魔めいた言葉を残して、男はベーカーストリートから出て行こうとする。
しっかりと腰に差した刀に左手をかけ、大切そうにしているあたり、感謝が伺えるだろう。

しかし、男の胸中、思考は別の所に働いていて――――給料カット怖いな、なんて。
いつか商店街で見た美味いパン屋があったのを思い出している男は、今度差し入れにでも持っていこう
と思いつつ、片手をふらりと上げてから扉をくぐる。


そうして、魔眼の悪魔は、魔の刀とともに――――煙のように、姿を消したのだった。





/絡みありがとうございました!!乙です!!
/武器はwikiに加筆しておきます!! <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 19:19:47.03 ID:7jPZroNao<> >>684
/さいぼ <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 19:22:50.50 ID:t464bA1DO<> 【繁華街】
【そこを歩いているのは二人の女の子】
【手持ち無沙汰な様子で、特に目的もなく、ゆっくり歩いていた。】

『しかし困ったね…ここどこなんだろ…』

【一人の少女は、】
【おおよそ明るく活発そうで、灰色のコート。ショートカットの黒髪。】【キョロキョロと辺りを見回していた。】

「……」

【そしてもう一人の少女は、】
【仕立ての良さそうな黒いコートを羽織り、それとは対照的な銀色の長い髪。銀縁のメガネ】
【肌もごく自然な様子で白く、少々冷たい印象を受ける。】
【そして、唯一異質なのが、彼女の腰に差し込まれた“剣”。】
【獣の革と金属でできた鞘に納められた長いそれは、】
【先端が“銃”の持ち手のように湾曲し、トリガーとリボルバーが付いていた。】
【こちらは無意味に視線を這わせたりしていなかった。】

『やばいよね…いきなりこんなところに来たら…右も左も分からない…』

「……」

『どうする?…』

「………誰かに聞いてみる。」

【そこで銀髪の少女も初めて、といっても微かにだが、辺りを見回し始めた。】
【最近この場所に“飛ばされた”彼女達は】
【文字通り右も左も分からない。ここがどこなのかも分からないし、】
【もちろん“能力者”と呼ばれる人物がいることも知る由もない】

『…でも……もしその人が悪い人だったら…?』

「……」

「…その時は……戦う。」

『戦うって……』

【だが、彼女はそれ以上は言わなかった。自分達だけでは、必要な情報が手に入らない。】
【二人は情報収集。それから人脈を得るために、】
【まだ見ぬ人物を探した。】 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 19:24:16.92 ID:gtQsVLXm0<> >>690
「やってみなさい」
「ばっははーい」

【煙のように消えた男に、そう声をかけ一息つく】

「……良かったんですか?」
「何がよ」

「あれって……『本職』の人間にしか使えないんじゃ……」
「使えないんじゃないの「使わないの」」

「なんで……ですか?」
「加減が出来ないからよ、リスクが本職に比べて高いの それだけ」

「魔力とか気とか、そう言ったオカルティックなパワーは本来使えない人は使えない」
「彼の場合は、才能があったのかもね でも例外なくリスクはあるわ」

「本来は魔力や気の扱いに長けた俗に言う『超人』や『魔法使い』のための武器」
「そして普通の人に当てはまるタイプは『使えないか』『使えるか』の二つ」

「そしてリスクについては、それは魔法使いや超人の比ではない」
「……じゃあ!」

【なんで渡したんですか そう言おうとしたワトスンに割り込むように続ける】

「あれは影打 受け止められる容量も真打には程遠いから、大丈夫よ 初心者用」
「後創ったのは私だけど、受け取ったのは彼 私に罪は無いわ」

「リスクも精々体力消費よ」
「疲れるって奴ね 魔力や気を流し込むには集中力が必要だし」

「何よりオカルトだから 理屈は通じないんじゃない?」
「リスクって言うのは流し込んだ分だけ体を襲う」

「そして流し込むにも才能や努力が必要、修行もね」
「私は修行もしていない一般人にそこまで使えるほど甘く創った覚えもないわ」

「…………そうなんですか」

【黙るワトスン】

「うまく使ってくれるわ、彼も馬鹿じゃないでしょう」
「…………時々「貴方」のことが分からなくなります」

「ミステリアスがウリなのよ……さあ、きりきり働く」
「給料95%カットからの挽回、頑張りなさいよ」

「アレ本当だったんですか店長!」
「私、嘘はつかないわ」

【その後少年の泣き声が聞こえてきたらしい】

【この店で働く少年は、刀を持って消えた男の身を案じながら】
【今から始まるデスマーチに絶望したそうな】

/乙でした。一応補足らしきものを……
重ねてありがとうございました <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 19:26:54.76 ID:c90MzwSF0<> >>684
「う〜ん………」

【公園に入ってくる一人の青年】
【格好は風来坊のような服装で、完全に浮いている】
【かなり大きなビニール袋を軽々と片手で持っている】

【その中身はおにぎりが、いや、おにぎりしか入っていなかった】

【おにぎりを五個ぐらい同時に口の中に放り込み、咀嚼もせずにゴクリと飲み込むと、またおにぎりを五個ぐらい…と】
【胃がブラックホールなのかコイツ?】

【そしてベンチの前を通り過ぎながら】

「う〜む…人外が居ない……何故だ………」

【独り言のようにそう呟いた】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/27(日) 19:31:29.33 ID:a6s/1/gSo<> >>693
/補足了解です、ここまで丁寧に…ありがとうございます……!!orz <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 19:33:17.85 ID:7jPZroNao<> >>694
【一人談笑を楽しんでいると男が公園にやってくる】
【始めは無視しようと思っていたのだが…その服装は青年が見た事がないものだった】

…こんばんは
【ふと、興味が湧き】
【ベンチの前を通り過ぎる青年に、声をかける】

【全身黒尽くめで目が赤く光るこの青年は、男の目にどう映るだろうか】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 19:38:44.57 ID:c90MzwSF0<> >>696
【ふと横から声を掛けられる】
【ゴックンと口に入っていたおにぎりを飲み込む】

「こんばんはー…って」

【相手のまるで妖怪のように怪しく光る瞳と、宵闇に住んでいそうな格好を見て、怪訝な顔をする】
【何だか、モンスターのような人である】
【しかしまあ、姿は人だし多分大丈夫だろう】

【ガサゴソ、とビニール袋からおにぎりを一個取り出し】

「食う?」

【相手に差し出してみる】
【ビニール袋の中にはまだまだおにぎりが残っているので一個ぐらい減った所であまり変わらないのだ】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 19:40:47.35 ID:YMM5ossi0<> >>692
【同じく繁華街】
【二人の少女の後ろから何やら叫び声が聞こえる】

「お嬢さん方ァァァァァァァァァッァァァァッッ!!!!!」

【アカデミーの制服を着て大剣を背負った金髪赤眼の男が二人の後ろから走ってくる】
【不審者です】

「オレと3人で一緒に幸せな家庭を築きませんかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

【もうお分かりであろう、何を隠そうコイツは変態である】
【わざわざ全力ダッシュで近付いてまで声をかけた理由は「遠くに可愛い女の子の二人組みが見えた」から】
【周囲の人々は「うわぁ何コイツきもっ」みたいな視線を男に浴びせまくっている】 <> 【魔道美学】代償を払い道具を創る。<>sage saga<>2011/03/27(日) 19:40:58.84 ID:gtQsVLXm0<> >>695
/いえ、ロール内で説明できなかった事は申し訳ないです
ありがとうございました <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 19:42:52.11 ID:7jPZroNao<> >>697
【唐突に男からおにぎりが差し出される】
【先ほども食べていたように見えたが…いくつあるのだろうか】

…もらおう。ありがとう

【おにぎりをありがたく受け取る】
【人間の食べ物はあまり摂らなくても平気なのだが…好意に甘えておく】
【むしゃむしゃとおにぎりを食べる。垣間見える牙はやはり人間のものより鋭い】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 19:47:46.89 ID:c90MzwSF0<> >>700
【相手がおにぎりを食べるのを見る】
【よくよく見れば、牙はまさにモンスターのようである】

【もしかして、この人なんか知ってるんじゃないだろうか…と思い、聞いてみる事にした】

「なぁなぁ、この辺で人外って見たことある?」

【男の隣に座りながら、尋ねる】
【何故探しているのかは出来るだけ言わないようにしている】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 19:48:21.87 ID:c90MzwSF0<> >>700
【相手がおにぎりを食べるのを見る】
【よくよく見れば、牙はまさにモンスターのようである】

【もしかして、この人なんか知ってるんじゃないだろうか…と思い、聞いてみる事にした】

「なぁなぁ、この辺で人外って見たことある?」

【男の隣に座りながら、尋ねる】
【何故探しているのかは出来るだけ言わないようにしている】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 19:51:21.75 ID:7jPZroNao<> >>701
【ぴくり】

【おにぎりもあと一口という所、人外という言葉に反応して食べる手が止まる】
【やや間を置いて、おにぎりを口に放り込む。モグモグと租借して飲み込んだあと】

…あったら、どうするんだ?
【紅い目で男を見据え先ほどより冷たく、固まった声で問いかける】

【その口調は自ずと問いに対する肯定を指し示しているのが分かるだろう】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 19:52:54.30 ID:t464bA1DO<> >>698

【二人はその声を聞いた瞬間、】
【ほとんど同時と言っていいくらいの速さで顔を動かし、】
【お互いを見合わせた。】

【銀髪の少女はそれでも無表情だが、裸眼の少女はその表情を、】
【“驚き”だと判断する。お互い長いつきあいなので、カンで分かった。】

「……」

【銃剣に手をかけ、引き抜こうとするのを相棒に止められた。】
【二人は振り返る。そこへ駈けてくる人物を捉えた。】

『あはは…えーっと…面白い冗談ですね…』

「……変」

【風が吹き、銀色の髪がサラサラと揺れた。】
【裸眼の少女は困ったように笑うのに対して、彼女は無表情。】
【周りの視線を煩わしく思いながらも、相手ととりあえずは穏やかに接することにする。】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 19:57:04.19 ID:c90MzwSF0<> >>703
「…え!?」

【相手の意外な返答に顔を輝かせる】
【つまり…】

「居た!?居たの人外!?よっしゃああああああ!!」

【無駄にガッツポーズ】
【このダンジョンで人外に一回も遭遇していないので、ちょっと不安になっていたのだ】
【ちょっと嬉しいので相手の態度の変化にもちょっと怪訝な顔をするだけ】
【が、一応、相手の問いに答えようと思い………】

「えっとな、悪い奴だったら倒す!良い奴だったら友達になる!マムルだったら愛でる!」

【おい、最後なんかおかしいの入ってるぞ】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 20:05:10.59 ID:7jPZroNao<> >>705
【喜ぶ男に対して表情を変えずに、話を続ける】

君が探している人外とやらは、俺だ…
【そう言うと、背中からゆっくりと翼を生やしてみせる】

【他にも知っている人物がいるのだが、それは伏せておく】

【この男がどんな人物なのかまだはっきりとは分からない。冷たい声のまま言う】

…君の良い、悪いの区分は分からないが…俺の事はどうするつもりだ? <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 20:05:16.01 ID:YMM5ossi0<> >>704
「え、冗談?ハハッ☆何を仰いますやら!」
「あぁ、もしかしてアレですか?照れ屋さんですか?」
「大丈夫です安心してください、恥ずかしいなら恋人からやって行きましょう(キリッ」

【相手からしたこっちが何を仰いますやらである】
【そして清々しい程の変態度合とプラス思考(?)を発揮するのであった】
【コイツはどれだけ段階を飛ばして物事を考えているのだろう】
【何が大丈夫で何が安心していいのかは永遠に闇の中だ】

「それにホラ、周りを見てみたまえ、みんなが俺達の事をお似合だって言わんばかりの視線を送って祝福してくれているじゃぁないかっ!」

【自信満々な顔で意味不明な発言をするの変態、これは通報されても文句言えない】
【そして周りからは相変わらずの視線が送られている、たまに男へ石を投げる子供も出てきた】 <> 【現字之王】漢字の意味を具現化する海賊船長<>sage<>2011/03/27(日) 20:05:48.38 ID:dM2+3wNb0<>
【とある町外れ、ガヤガヤと明かりや騒音が漏れ出す建物】
【その建物の名前は『マグノリアワイン』しがない酒場だ】
【中に入れば騒音の根元、騒がしい男達の登場だ】

【在るものは踊り、在るものは騒ぎ、在るものは飲んで食べて】

【在るものは喧嘩を始める】


『俺はチェリーパイ20人前、後は一番高い酒だぁ』

「じゃぁ俺はチェリーパイ25人前に一番高い酒を20本よこせ!!」

『ガハハハ!!お嬢ちゃん、そんなに頼んで食いきれんのか!?』

「ワーハッハハハ!!俺はお嬢ちゃんじゃねぇ、てめぇの倍は食えるさ!!」


【カウンターで喧嘩を始める2人、片方は巨大な男、片方は少女の様な海賊】

【この後に壮絶な戦い(早食い勝負)があったが過程は省略しよう】


「ワッーハハハハ!! まだまだ食えるぜ!!」

【勝負は少女。倒れた男の横でムシャムシャとチェリーパイを食べていた】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 20:11:06.42 ID:w98nUjb20<> >>708
「なかなかうまい酒だな…」
「未成年だがまあいいだろう」

【今飲んでいるのはノンアルコールビールである】
【それを注文したのである】

「ん?うるさいなぁ」

【喧嘩を始めた2人に向かってつぶやく】

「まあ終わったしいいか」

【結果は予想していたのだが…】
【なんと!少女が勝っているじゃないか】

「何者だ?」

【少女に向かって話しかける】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 20:11:07.45 ID:c90MzwSF0<> >>706
「え…えぇ!?」

【背中に生える翼】
【や、やっぱり人外だったー!?】

【そしてまず殴りかかるとか防御するとか以前に】

【おにぎりをその場においたまま、ダダダダッと走って木の陰に移動】
【木の陰から男を見守っていた】

「お、俺のこと襲うんだったら悪い奴だぞ!」

【木陰から言っても迫力ねーよ】
【そもそも装備が無いので、逃げる。そしてこうなってしまうのだ】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 20:15:29.04 ID:7jPZroNao<> >>710
【…こちらの話も聞かずに男は木の陰に隠れてしまった】
【どうやら『悪い奴』ではなさそうだ…くっくと苦笑を漏らす】

…君の事は襲わないから、出てきてくれないか

【出来るだけ青年が安心できるように微笑み、問いかける】

出てこないと、このおにぎり全部食べちゃうぞ?
【少しばかりの悪戯心が芽生え、ビニール袋をひょいと拾い上げると一言付け足す】

/次遅れます…すいません <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 20:20:09.21 ID:c90MzwSF0<> >>711
「お、襲うなよ?絶対に襲うなよ?絶対、絶対だかんな?」

【何度も念を押しながら恐る恐る木陰から出てくる】
【相手が微笑むのを見て、良い奴なのだろうか?と考える】

【相手がビニール袋を拾い上げる】
【あ、置き忘れてるじゃんおにぎり】

「やめええええええええええええいッ!!!!」

【ズ┣¨┣¨┣¨┣¨ドドドと物凄い勢いでビニール袋へとダッシュ】
【近づいてのなら、まさに光の速さでビニール袋を奪おうとするだろう】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 20:23:24.30 ID:t464bA1DO<> >>707

『え、ええ!?…本気なんですか!?』

「……」

【裸眼の少女は比較的真面目であるらしい。通常の人間ならぶん殴るであろう発言を聞いても、】
【それを実に“本心”として捉えていた。僅かに頬が赤くなってるのはそのためである。】
【銀髪の彼女はそんな相棒に冷めたような視線を送る。】

『こらっ!君、石なんか投げちゃだめでしょ!!』

【そして相棒が石を投げた男の子を注意しに行ったのを境に、再び相手に視線を向けた。】
【そこでふと、思いついたことがあった。目の前の人物は、】
【相棒を見ているようにも、自分を見ているようにも思えた。】

「そんな視線なんか受けてない。」

「……どっちだ?」

【短く聞いた。相手の一目惚れ?の対象は自分か、それとも親友か、】
【些細な疑問を相手にぶつけたのだ。】


/いきなりですいませぬ…飯落ちです…orz <> 【現字之王】漢字の意味を具現化する海賊船長<>saga<>2011/03/27(日) 20:29:16.30 ID:4JBcDA5u0<> >>789

【ムシャムシャとチェリーパイを食べて居ると突然話し掛けられた】
【人の楽しみを邪魔するとは無粋な奴だなぁ。関わりたくないよなぁと内心はかなりイライラしながら】

「俺様は海賊だ、チェリーパイを食べてるから邪魔するなよ」

【またムシャムシャと食べ始める、しかし重大な事を忘れていた】
【決めゼリフをいっていない!!】

「しゃまふるとぬっこ・・・ぬぬぬ・・・・!!」

【『邪魔をするなら、ぶっ殺す』と言いかったのだろう、しかし結果は無残。喉を詰まらせてしまった】
【皿の横に置いてあった酒に持ち上げ、口へと運ぶ。酒を飲み干すと全力で深呼吸】
【相手を忘れている】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 20:31:18.64 ID:7jPZroNao<> >>712
【ビニール袋をわざとらしくがさごそやっていると、凄い早さで青年が戻ってくる】
【そこまで強い力で持っていたわけでもない為、あっさりと取り返されてしまった】

…おいおい、そんなにお握りが大事なのか?

【いきなりやってきた青年を見ると、再び呆れたように笑う】

【やはり純粋な人物に思える。悪意は…ないだろう】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 20:32:42.54 ID:w98nUjb20<> >>714
「ふーん、海賊?」
「信じられないな」

【本当か?という目で見る】

「大丈夫なのか?」

【のどに詰まらせているのを見る】

「ひとまず自分も飲むか…」
「マスター、ビール一つ」
『どうぞ』

【ビールを受け取り飲む】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 20:35:45.57 ID:c90MzwSF0<> >>715
「お、お…おにぎりは風来坊の寿命みたいなもんだからな!」

【ガサッと奪ったビニール袋を相手から手の届かない所まで引き離す】
【物凄く焦っている】

【寿命なんちゃらは結構本当である】

「う…笑うなっ!」

【悔しそうに手をバタバタさせる】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 20:39:26.44 ID:7jPZroNao<> >>717
【そんな大事なものを食べても良かったのか…?と少し考えた後】

…そんな様子で悪い奴が倒せるのか?
【からかうようにもう一度笑い】

【青年のほうにばさばさ、と音を立てて飛んでいく】
【…もちろん、危害を加えるつもりはないが…青年はどう思うだろうか】


<> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 20:43:18.89 ID:YMM5ossi0<> >>713
「勿論ですともォー!本気の本気ガチのマジ勿の論!!オレはいつでも本気さベイベー!!」

【先程から口調がオカシイ、馬鹿丸出しだ。それ以前に行動で馬鹿丸出しだ】
【そして裸眼の少女の頬が赤くなっている事に気づかない、当然銀髪の少女の冷めた視線にも】

「はっはっは!いくら俺達がお似合だからって嫉妬なんて十年早いぞ坊主、出直して来ーい!!」

【なんだか酔っ払った気の良いオッサンみたいなテンションと口調で注意を受ける子供を笑い飛ばす】
【銀髪の少女の視線に気づくとぎこちなくて気持ち悪いウインクを送る、このウインクで何人の女性が悪夢を見た事だろう】

「え?そうか?じゃあ嫉妬の視線・・・もしくはオレへの憧れと尊敬の視線のどちらかだな、うん。」

【物凄い勘違いである、どこからそんな自信とキモイ発言が来るのだろうか】

「え?どっち、って・・・そりゃぁやっぱり当然・・・・・」

【そして真剣な顔で無駄に溜める変態】

「・・・・・・・・・・両方!」

【結果は最悪の答えであった】

「なぁドキドキした?ドキドキした?フヒヒッ!」
「オレにどちらかを愛せなんて無理な話さセニョリータ!」
「安心したまえよ銀髪、オレはこの世の美女を全て愛する男だ」
「当然ちみの事も愛しているから嫉妬はするんじゃぁーないぞ?HAッHAッHAッ!!!!」

【そしてブン殴りたくなる顔で銀髪の少女の肩をバンバン叩こうとするのであった】

/了解です、ごゆっくりどうぞ〜 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 20:45:24.25 ID:c90MzwSF0<> >>718
「た、倒せる!今は武器が落ちてないからだなあ!」

【うう…と必死に反論する】
【手を振る度にビニール袋もガサガサと鳴る】
【相手が悪い奴では無さそうなので、装備は探さない…が】

「うわっ!ま、まって!まって!」

【その辺を走り回って相手から逃げながら、待って待ってと連呼する】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 20:49:29.22 ID:7jPZroNao<> >>720
【暫く面白そうに青年の後ろを追いかけるが】
【…流石にかわいそうなので着地し、翼を仕舞う】

…いや、悪い…あまりに君の反応がおもしろかったんでつい、な

【頭をぽりぽりと掻きながら謝罪する。そこまで申し訳なさそうではない】 <> 【現字之王】漢字の意味を具現化する海賊船長<>sage<>2011/03/27(日) 20:53:22.09 ID:eU4u8qQd0<> >>716

「ふぅー・・・ふぅー・・・ あれ、お前まだ居たの?? それに信じる信じないじゃない、俺様は海賊だ」

【深呼吸を終えて相手の話を軽く耳に入れる。至極どうでも良い話だ、信じなくても自分は海賊。更にはチェリーパイを食べてるから忙しい。チェリーパイ美味しい、すごく気に入ったのだ。今なら相手の失言など関係無い】

「マスター!チェリーパイ40人前追加!!」

【マスターに注文を告げると残りの8枚に積まれたパイに手を伸ばす、その天辺から一枚をつまみ上げて口へと運ぶ】
【やはり美味しい。丁寧に種の抜かれた果実の酸味、口の中に広がるジャムの甘味、サクサクとしたパイ生地。荒くれものが集まる店が出すとは思えないほどの出来だ】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 20:55:23.93 ID:c90MzwSF0<> >>721
「うー………」

【すてん、とその場に座り込む】
【走りまくって疲れたのだろうか、息が荒い】

「じ、人外に追っかけられればこーなる!絶対!きっと!………多分…」

【だんだん自信が無くなって来る】
【こいつ本当に風来坊なの?】

【恨めしそうに相手を見ながら、おにぎりをぽいぽいといくつかブラックホールへと放り込んだ】

「…そういえば、お前って人外って言ってたけど、鳥?さっき翼生えてたけど」

【話題を変えようと相手が何なのか尋ねる】
【その間も右手でおにぎりを食べている】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 20:56:42.74 ID:w98nUjb20<> >>722
「そんなに食べて大丈夫なのか?」
「自分も参加してやるよ」
「アップルパイ60人前で」

【マスターに注文する】

「あ、うまいねここの」

【結構いい出来に何かが覚醒する】

「たくさん食べてやるぜー」

【一気に食べまくる】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 21:02:23.13 ID:7jPZroNao<> >>723
【その場に座り込んだ男に少しにやつきながらゆっくりと歩いて近づいていく】

【若干恨めしそうな目で見られている気がするが…見なかった事にする】

(よく食べるな…)俺は吸血鬼だ
【自分の胸に手を当て、答える】

【それにしてもこんなで本当に悪意のある者に襲われたらどうするんだろうか…】

何かあったら、ここの公園に来い。…俺がなんとかしてやる
【ふと心配に思いふっと笑いながら一言付け足すと、相手に右腕を差し出す。握手を求めているようだ】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 21:07:36.50 ID:c90MzwSF0<> >>725
「きゅ…きゅうけ…?」

【吸血鬼をまったく知らないようだ】
【左手でおにぎりを胃に入れながら、右手で相手と握手をする】

「この公園だな!分かった…ってか、吸血鬼って何をするんだ?人外なのか?」

【とりあえず気になるので聞いておく】
【もしもその"きゅーけつき"とやらの悪い奴が居たら倒せるように、人外の情報は集めておかねば】 <> 【現字之王】漢字の意味を具現化する海賊船長<>sage<>2011/03/27(日) 21:10:19.61 ID:FR1Xxb7k0<> >>724

【脳内海賊団が絶賛大好評チェリーパイ、まだまだまだまだイケる。しかし其を邪魔する悪魔の声・・・・『アップルパイ60人前』これは駄目だ。パイ生地が無くなったらどうする。それ以前に自分より大量に頼むな】
「喧嘩売ってるのか、糞餓鬼・・・、マスター!チェリーパイ400人前だ!!」
『おいおい、お客さん・・・そんなにあるわけないだろう??』

「じゃぁ在るだけだしやがれー!!」

【響く少女の怒号に騒がしかった酒場は静まり返り、マスターがチェリーパイを作る音と少女がチェリーパイを食べる音だけが響く。この空間の音はチェリーパイが支配していると言っても過言では無いだろう】
<> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 21:12:55.20 ID:nKUa0RMgo<> 「うー……」

【どこか憂いを含んだ表情で金髪の小学生高学年くらいの少女が公園のベンチに座っている】
【いつもは横か膝の上にいる相棒の白い子犬も今宵は不在らしく物悲しい雰囲気が漂う】

「お腹空きました…」

【少女が座る横には大きめのカバンが置かれていて其れを端に寄せると枕代わりにベンチに寝転がる】
【何か重大な悩みを抱えているかと思えば唯の空白だった―――子犬の餌代で出費が嵩み物悲しい懐】
【一応稼ぐために働いたりはしているようだが給料はまだまだ先のことらしくぐーっと大きな音がお腹から鳴っていた】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 21:15:36.55 ID:w98nUjb20<> >>727
「ふう…食べ終わった」
「だがまだまだだ」

【まだ食べる気でいるようだ】

「喧嘩…?やりますか?」
「アップルパイありったけだ!」

【そういったのと相手が言ったのが重なる】

「食べつくしてやるぜー」

【そう叫ぶ】
【そしてまだ残っていたアップルパイを口へ運ぶ】

「でもチェリーパイなんかよりアップルパイのほうがいいよー」
「カリッモフの感覚が最高だよ!!」

【そう叫んでいる】
【もはや危ないを通り越している】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 21:15:47.89 ID:7jPZroNao<> >>726
何をするか、か…今から実践してやる。痛くしないから、動くなよ?

【ちょうど喉が渇いてきた所だ…相手に念を押すと相手の手をとり、そのまま自分の方へやると相手に抱きつこうとし】
【それに成功したならば、首筋に二本の牙を立てて血を吸い始めるだろう】

【…青年の為に極力痛みは抑えるが、ぞくりとした感覚に襲われるかもしれない】

【失敗したならば、口頭でどんな事をするかを説明し始めるだろう】 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 21:19:41.12 ID:9rS5R3AIO<> 街、その中でも最高の高さを誇るビルの屋上


「―――…はぁ」

柵に肘をつき、ため息を1つ
黒く長い髪がビル風に靡き、はさはさと音を鳴らす
夜景には不釣り合いな、ピンクのラインが入ったジャージを身に纏った少女は、いつもの通り陰鬱な表情を浮かべていた


能力者に遭遇しない。
これが全ての元凶だ


【企業】の社員集めのため色々とやってみたのだが…どうも成果があがらない
このままでは無駄に時が過ぎてしまうではないか


「これからどーしよ…」


夜空には点々と星が輝いており、遠くには月も見える
そんな美しい夜。少女はすることも帰るところもなく、夜の街をながめていた

/なんでもぼせう。 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 21:21:23.74 ID:c90MzwSF0<> >>730
「え、え?」

【相手が今から何をするのか…聞くだけにしておこうと思ったが】
【いきなり実践されるのもそうだが、何をするのか知らされずに実践されるというのも怖いものだ】

「ちょ、まっ…ぅあ………」

【カプ、と首筋を噛まれる】
【痛くは無いが、背筋への、今まで受けた事のない感覚に力が抜ける】
【結果、そのまま成されるがままだ…嫌がってはいないようだが………】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 21:22:07.16 ID:t464bA1DO<> >>719

『あ、こらっ!!待ちなさい!』

「……冗談じゃないのか…」

【石をぶつけた男の子達は青年の発言をもってしてか、はたまた偶然か、】
【勢いよく駆け出す。裸眼の少女はそれを追いかけた。当然、その場に残っているのは…】

「……」

【少女は相手のウィンクを避けるかのように、微かに小首を傾けた。】
【さてどうするか…は青年の質問の回答を待つ時間、言葉を借りるなら「無駄な溜め」の間、】
【自分にいやに親しげに話し掛けてくる若い男の対処法を考えていた。最も、それは相手の返答によって大きく変わるため、】
【“最悪の場合”────その時どうするかを考えていたのだが…】

「……」

【そして、提示される回答。それを聞いて初めて、少女は僅かに、ごく僅かに表情を変えた。】
【正確に言うなら、ピクリ、と眉を動かした。】
【もしも相手の回答が自分の親友のみ、つまり青年の愛の対象が自分に向けられていないなら、】
【穏和に話を進めようと思ったのだが…どうもそうはいかなかったようだ。少女は生まれて初めて女に生まれたのを後悔した。】
【同時に、相手の“超一流”とも言えるプラス思考、自信に素直に感心した。彼は少女が今まで見た誰よりも自信家で、】
【また盛大な勘違いをしていた。】

「!!」

【バンバン、と肩を叩かれ、彼女は軽く揺れる。】
【この瞬間、目の前の人物は“敵”になった。少女は感情の読めない視線を相手に投げつけ、】

「ドキドキなんてしてない。…“イライラ”した。」

「触るな───────変態」

【刹那】
【彼女は腰の銃剣────ガンブレードに手をかけ、】
【それをためらうことなく抜き去る。鞘と刀身が擦れる金属音】
【そして弾が込められたことを示唆するリボルバーの回転音とともに】
【相手をガサッと右から袈裟に切り裂こうとした。】
【“最悪の場合”…それに対する策は武力行使である。】


/お待たせしました! <> 【現字之王】漢字の意味を具現化する海賊船長<>sage<>2011/03/27(日) 21:26:53.44 ID:2LwZouin0<> >>729

【少女は理解した、こいつと自分は何があっても仲良くなれない、一言一言が感に触る。チェリーパイを馬鹿にする。邪魔する、というより邪魔。少女は冷静に、そして無言で手元に銃を召喚。六発式のリボリバーだ】
「とっとと帰れよ糞餓鬼・・・」

【黒く光るソレを相手の膝に向け二発放つ。先程から静かな店にはその音が良く響き渡り酒場に緊張を走らせる。仮に弾丸が当たっても命に別状は無いだろう・・・多分】
<> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 21:28:25.94 ID:7jPZroNao<> >>732
【長い事時間をかけて味わうように吸ったあと、顔を上げ】

【青年の首筋に空いた二つの小さな穴を舐め、傷口を元通りにした後】

【ようやく青年を解放し、元の位置に戻る】

あまり吸っていないから影響は無いと思うが…これで分かっただろ?何をするか
【若干心配そうに相手の様子を伺いつつ、訊ねる】
【お陰で随分と楽になった…お礼も言わなければ】 <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 21:32:54.48 ID:w98nUjb20<> >>734
「戦う気かよ」

【建物の壁を銃に変換して銃を作って盾にする】

「ん?いた!」

【足に1つは当たる】

「じゃあな…」
「ごめんごめん」

【気に触れたようなので立ち去ろうとする】 <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 21:35:22.17 ID:c90MzwSF0<> >>735
「う…」

【傷口が一瞬で元通りになる感覚にちょっと不思議そうな顔をしつつ、首筋の、先ほどまで穴が空いていた所をさする】
【もう完治している】

【相手がようやく解放してくれたので、ふぅ〜と長いため息をつく】

「血を吸うんだな……それならそーと言ってくれ………」

【やはり恨めしそうに相手を見ながら、立ち上がってポンポンと土を払う】

「じゃあ俺はそろそろ悪いモンスターを探してくるよ…今日はあんがとな!」

【横のビニール袋を持ち上げ、吸血鬼に背中を向ける】
【そのまま何もなければ立ち去るであろう】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/27(日) 21:39:49.33 ID:7jPZroNao<> >>737
悪い悪い…
【こちらを再び恨めしそうに見る青年に今度は申し訳なさそうに謝る】

ああ、負けそうになったら俺がなんとかしてやるから、何時でもここに来るんだぞ

【そろそろ行く、という青年に果たして狩れるモンスターが居るんだろうか…と心配に思い】
【もう一度念を押し、ビニール袋を持って立ち去る青年の背中を静かに見送るのだった】

【あ、お礼言ってない】

/絡みあり乙でした…!うまく返せず申し訳なく <> 【現字之王】漢字の意味を具現化する海賊船長<>sage<>2011/03/27(日) 21:41:13.28 ID:FyvWNa7c0<> >>736

「とっとと帰れよヘタレ、売られた喧嘩も買えないとわなぁ」

【ケラケラと笑いながらチェリーパイを頬張る。カウンターには何時から居たのか巨大な狼と雷で出来たカラス】
【少女は二匹にもチェリーパイを振る舞いながらやはり笑う。】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 21:42:37.89 ID:ZBre37q+o<> >>731
/まだいらっしゃいますか? <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 21:44:10.21 ID:w98nUjb20<> >>739
「ヘタレだと…」
「ふうん?これで許してやるよ」

【店の外に出てから店の壁でアサルトライフルを2丁作る】
【そして相手に向かって撃つ】

「じゃあな」

【立ち去ろうとする】 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 21:44:17.14 ID:9rS5R3AIO<> >>740
/居る、と言ったらどうしますか…? <> 【不議旅人】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 21:44:48.85 ID:c90MzwSF0<> >>738
「俺は負けないから大丈夫!」

【片手を振り回しながら公園から出て行った】
【もう片方の手はおにぎりを食べていた】

/絡みありがとうございましたー、いえいえ全然大丈夫ですよ! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 21:46:17.24 ID:eL9DHdSP0<> 「は――ぁ、は、ぁ、いつ、っ……」

 ジャケットの二の腕、左のそれは赤黒く血に染まり。
 “独り”の女性の顔が苦痛にゆがむ。
 息吹は疼痛に喘ぎ、音をあげる。

「ついて、なっ――っ!?」

 ここから離れた駅舎の物陰が騒がしいのは、この独りと一悶着あったから。
 最近この辺りで多発している、通り魔と交戦、痛手を負い、人目に付くのをさせて、港のコンテナガレージまで逃げてきたのである。

「……まさか、能力者なんて――」

 月毛色の前髪を掻きあげ、汗を払い。
 痛みで目を細める――ただし、見える目は片方。
 右目には眼帯を付けている。

 独りは。
 貨物の物陰に身を隠した――辺りは暗くなり、辺りが寝静まる夜中を待つつもりのようだ。


>>641
お昼はすみませんでした…… <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 21:47:34.24 ID:nKUa0RMgo<> 「うー……」

【どこか憂いを含んだ表情で金髪の小学生高学年くらいの少女が公園のベンチに座っている】
【いつもは横か膝の上にいる相棒の白い子犬も今宵は不在らしく物悲しい雰囲気が漂う】

「お腹空きました…」

【少女が座る横には大きめのカバンが置かれていて其れを端に寄せると枕代わりにベンチに寝転がる】
【何か重大な悩みを抱えているかと思えば唯の空白だった―――子犬の餌代で出費が嵩み物悲しい懐】
【一応稼ぐために働いたりはしているようだが給料はまだまだ先のことらしくぐーっと大きな音がお腹から鳴る】
【絶え間なく襲う空腹感に耐えながら其れを誤魔化すように夜空に輝く星を眺めているのだった】 <> 【現字之王】漢字の意味を具現化する海賊船長<>sage<>2011/03/27(日) 21:50:16.85 ID:wdwGf48b0<> >>741

「ヘタレはやること成すこと全部小せぇなぁ・・・」

【相手が銃を二挺出して放つと共に現れる船】
【少女の前に現れた船は全ての弾を弾き消える】

「じゃぁなヘタレー」

【またムシャムシャとチェリーパイを食べ始める】

/ありおつでしたぁぁぁ!! <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 21:50:57.43 ID:YMM5ossi0<> >>733
「あぁ!ちょっと待ってお嬢さぁぁぁぁぁん!!!!!!」
「・・・・・・・・・・ハァ、行っちまった。。。。」

【必死で裸眼の少女を呼び止めるも時既にお寿司】

「いや待てよ・・・もしかしてコレはあの子が気を使ってくれたのかもしれない」
「やっと・・・・二人きりになれたね(キリッ」

【超絶ド変態プラス思考野郎は周りに人ごみがある事なんて気にしないし見えてもいない】
【流石は紳士だ】

「え?なんでイライラ・・・ってオイオイ、変態はないだろ、もし変態だとしてもオレは紳s!?」

【ザクッと相手のガンブレードが食い込む、砂に】
【相手の刃と男の体の間に砂が噴出し、それが男を切裂く刃を邪魔したのであった】
【砂は男に纏わりつきマントへと変わり、やがて死神のような黒衣に変わった】
【首元と右肩の辺りに紋章が現出し輝いているのが解るだろう】

「・・・・・つ、ツンデレ、いやコレはヤンデレ?」

【冷や汗をかきながら、かなーりビビッた瞳で相手を見つめている】
【相手が切り裂こうとした右腕部分から僅かに血が滴っている】
【完全には防げなかったのだろう】
【今は死神のような衣になった砂のマントは打撃にはオリハルコン、斬撃には鋼鉄並みの防御力を発揮する】

/いえ、こちらも遅れてスイマセン <> 【擬装琥珀】@wiki<>sage saga<>2011/03/27(日) 21:51:22.09 ID:w98nUjb20<> >>746
/乙ありでしたー <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 21:54:27.98 ID:7jPZroNao<> >>744
ここ…どこ…?

【とあるビルからの帰り道】
【アカデミーの寮を目指して歩いていたつもりが、甘い匂いに誘われて道を間違えたのだろうか】

【今や、アカデミーどころかケーキ屋もなにもない港まで来てしまった】

うるさいわね…

【少し離れた所で騒がしい音がする…何かあったのだろうか】

【そんなことより、ひとまず帰らなければ…そんな少女が、女性のかくれているコンテナガレージの近くを通りかかるのだった】

/今から絡むので問題無し(キリ <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 21:55:29.87 ID:ZBre37q+o<> >>742
/絡ませていただくまでさ

>>731

「復帰早々面倒な仕事押し付けやがって……」

まだ身体に残る疼痛に顔を歪ませながら、ビルの屋上へと向かう階段を上がっていく目付きの悪い青年。
今日偶然、このビルで『仕事』があり、たった今それを済ませたところだった。
先日は違うビルの屋上で食事をとろうとしたところで邪魔が入った。
今日こそは景色のよいところで食事をしようと変なところで意気込んでいる。

「あー……腹減った」

先日怪我を負い療養していたのだが、今日から『仕事』に復帰していた。
病院のあの匂いも苦手だったし、身体は動かせないしで青年には苦痛の数日間だった。
そのせいか、文句を言っていたものの今日の仕事はいつもより妙に気合が入っていた。
だがしかし……――――青年は、相も変わらず死体の処理はしたものの、血の匂いを消しきれていなかった。
わずかに纏う血――――死の匂いを帯びて、青年は屋上の扉を空けた。

「あン?また先客か……?」

残念なことに、青年は少女がさがしている存在ではない。
だが、青年は少女が能力者との遭遇を望んでいることなど知る由もなく、食べ物の入ったコンビニの袋をぶら下げて屋上に現れた。 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 22:00:36.28 ID:eL9DHdSP0<> >>749
わっ、すみませんありがとうございます!

「……足、音……」

(――隠れ、ないと……)

 【影磔遊戯】の気配を察知し、顔をゆがめ。
 物陰の奥へと更に隠れようと、できる限り静かに、貨物の奥へと逃げようとする。

 ――少女は、“独り”の移動する物音や。
 ――道しるべのように続いている血の跡に気が付けるだろうか。

 ――耳を凝らせば、苦痛に喘ぎ、急くと息も耳にするかもしれない。 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:01:02.45 ID:c90MzwSF0<> >>745
腹減った時は寝るのが一番だぞー

【不意に少女へと飛ばされる声】
【その出所は…真上】

【木の上に登り、少女と同じように夜空を見上げながら、パンを食べている青年が居た】
【その位置からは、少女の腹の虫が鳴いた音が確実に聞こえているであろう】

「腹減ってるんだったら物乞いでもした方がいいんじゃねーか?」

【ククッと面白そうに笑うと、隣の枝に引っ掛けてあったビニール袋の中からメロンパンを取り出し、ベンチに座っている少女目掛けて投げた】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 22:06:49.89 ID:7jPZroNao<> >>751
【・・・音がする】

【ふと、立ち止まる。間違いない。足音がする。それも…奥の方から】
【向こうでは騒ぎがあるとはいえ、夜の閑静な港で音がするのを見逃すような少女ではなかった】

【再び、歩き出す。今度はガレージの奥の方に】

…!

【そこで見たものは、血。些か驚き顔を顰める。既に変色している。怪我をして逃げ込んだのだろうか。歩みを進める】

そこに居るのは分かってるのよ…?

【歩きながらそんな事を言う。外灯に照らされた少女の影は、捻れ歪み少女の周りを取り巻いていた】

/いえ! <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:09:22.41 ID:nKUa0RMgo<> >>752
「お腹が空いてるのに眠れるわけありません」

【男の声が少女の耳に響き男のほうへと上半身を起こし視線を向ける】
【少女の声はどこか疲れていて表情はとても不機嫌そうなものだった】

「それは絶対に厭であります」

【彼の言葉にぶんぶんと首を振り拒否すると笑った男を睨みつける】
【メロンパンが投げられると表情を一変させ目を輝かせると両手でキャッチ】
【包装を剥がし相手の断りもなく早速おいしそうにもふもふと食べ始めていた】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 22:15:53.78 ID:t464bA1DO<> >>747

【ヒュン、とブレードは宙を舞う。少女は斬った後力を抜き、】
【刃が動くのを慣性に任せていた。】
【吹き出す砂、それが形を変え、やがて青年を纏う黒衣になったのを、彼女は僅かに目を細めて見つめた。】

「……」

【自分と同じ“異質”な力を持っている…少女は確信する。】
【驚いた…自分と同じような力を持つ者が他にもいるとは…表情には出さないが、少女は相手の防御策に僅かに戸惑っていた。】

「……“デレ”てない。何でそうなるんだ…」

【魔法陣…大剣…魔法剣士の類か。そんなことを考えながら、】
【振り抜かれ、地面を向いていたガンブレードを翻す。】
【切っ先は鋭く斜めに削られたようになっており、真正面から見たらポッカリと穴があいているのが分かる。】
【少女はそれを相手の“傷口”に軽く突き刺そうとした。もし突き刺せたなら、彼女は】

「……動くな。変態。」

「…もし動いたら私は毒弾丸を撃ち込む。」

【と言うつもりである。】
【カチリ、と撃鉄が起こされる音──────周りの人間は、もうあらかた逃げてしまったが、】
【それでもごく少数の物好き達は、それを息を飲んで見つめていた。】 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 22:16:02.37 ID:9rS5R3AIO<> >>750
/ふっ、お相手させていただきます
/寝落ちがあるやもですが…

ギギィ…と、後方で扉の開く重い金属音が響いた
人だ―――少女は手すりに背を預け、腕を組んで青年の登場を目視した

「―――……血の匂い…?」

風によって運ばれてきたのは、少女も数度鼻にしたことがある独特な匂い
そう、死体の其れだ
少女は早まる鼓動を抑え付けながら、聞こえないように小さくつぶやき――能力を咄嗟に発動できるよう準備を始める


「悪かったわね…」
「あんた、何?ここは早いもの勝ちよ?」

緊張からくる体の僅かな震えにも構わず、口からは全自動で偉そうな言葉が吐き出される
ほぼ無意識、自分への自信からくる愚かしい癖だ
あからさまに不機嫌そうな表情で、そこから動こうとしない

ドアから少女の居る手摺までは、軽く30mほどある
<> 【全瞑心感】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:16:11.99 ID:c90MzwSF0<> >>754
いやでも寝るのが一番楽だろーが

【相手が不機嫌そうな顔でも、何か慰めたりする事もしない】

ふーん…まあお前が嫌っつぅんだったら俺は何も言わんけどよ

【相手を馬鹿にするように小さく笑う】
【そして睨みつけている相手から貰った食料を食べる少女】

【あ、と何か思い出したかのようにビニール袋の中身を確認】
【中から少女に渡したメロンパンと同じメロンパンを取り出し、ラベルを確認】

「あ、もしかしてそれ消費期限切れてるかも」

【唐突に、一言だけ呟いた】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 22:17:32.91 ID:eL9DHdSP0<> >>753

「――……」

 ぐっと、息を堪える――自分の出来る限りの消音を試みようとして。
 しかし、ふと自分の歩いていたところを見ると、道しるべのように伸びる血痕。
 これでは、探してくださいと言っている様なものである。

「……」

 表情をゆがめ――その場から静かに、顔を出す。

「……何の、用。ですか」

「――あ」

 聞き覚えのある声――だとは思った。
 しかし、それは見知った顔と分かると確信へと変わる。

「……みな、せ……」

 左腕を庇う様にして体を傾けるが。
 痛みで滲む脂汗や、平静を装った淡白な表情に聊かに交る苦痛。
 明らかに独りの様子はおかしかった。

「……こんな時間に、何? ここには有名なお菓子屋さんなんて、ないよ?」

 弱々しくも、強がりを示して言葉を紡いでいく。 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:23:20.76 ID:nKUa0RMgo<> >>757
「そうですか、わたしに食料を寄越して早く消えてください」

【メロンパンを尚も変わらずモフりながら食べ物をくれた相手に一言】
【感謝の言葉もなくただ仏頂面で時折開いてのビニール袋を見ながら食べる】
【お腹が空いていたらしく物凄い勢いで食べ続け最後の一口を飲み込む】

「え……」

【今更言われても―――食べ終わってしまった、と表情を固まらせていた】
【しばらくたつと顔が険しくなっていき相手のことを睨み始める】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 22:24:57.87 ID:ZBre37q+o<> >>756
/了解ですぜ

少女の声を聞き、表情を嫌そうに歪めた。まただれもいないかと思ったらまさかの先客である。
先日屋上で能力者と戦ったばかりの青年には、あまり宜しい状況ではない。
もし相手が能力者だったとして、戦闘狂だったら病み上がりの身体で上手く戦えるかもわからない。

「はぁ?そんなん知るかよ。ここがお前の所有地ってならまだしも、な」

だが、今さら他に景色のよい場所を探すのは面倒だし、なによりここは街で一番高いところだ。
バカと猫は高いところに登りたがる。青年だってそうなのだ。
少女の言葉にそう言い返して、落ち着いた歩調で歩き始める。

「それにちょっと飯食うだけだ。そんなちいせェこと言うなよ」

八重歯をのぞかせながら小さく笑い、徐々に少女との距離が詰まっていく。
青年の言うとおり、右手にぶら下がっているのはコンビニの白い袋。
遠目だと分かりづらいかもしれないが、袋からは飲み物の頭が覗いていた。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 22:25:53.89 ID:7jPZroNao<> >>758

【大きく、目を見開く】

【誰かが隠れていたとは思っていた。警戒もしていた】
【だが、まさかそれが、見知った人物だったとは】

こんばんは
【動揺を出来るだけ内に閉じこめ、少女の言を無視し淡々と挨拶する】

…怪我をしているわね?何があったのかしら?
【見知った女性の額には脂汗が滲んでいる。いつもの淡白な表情も、苦しげだ】
【あの血が誰のものか、もはや明らかだった】

【ようやく落ち着いた。ふっと息を吐くと、冷静な声で先ずは何があったかを訊ねる】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:28:03.82 ID:c90MzwSF0<> >>759
「その態度が気に入らないので却下」

【まだまだビニール袋には食料が入っているし、お財布は色んな勢力から生活金を失敬しているので暖かい】
【そして最後の一口を飲み込んだ相手を見てニィッと笑う】

「ま、俺は渡しただけだし、お前が勝手に食っただけだろ?」
「俺が悪い訳じゃないから俺には当たるんじゃねーぞ」

【そしてまた夜空を見上げた】
【消費期限云々の話は全て嘘なのだが………】

【ふと、青年の所から猫の鳴き声がした】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 22:31:01.77 ID:YMM5ossi0<> >>755
「え?だ、だって普通そう考えないか・・・・・?」
「イテッ、わかった、落ち着け!早まるな!そしてゴメンナサイ!!」

【いとも簡単に傷口に剣を突き刺され、謝る】

「あー・・・・なんでこんな事に・・・・」
「言っとくけどなぁ。別にオレはお前を傷つけようとか思ってないぞ」

【テンションガタ落ちで・・・というか普通テンションになり話す】

(もし戦いになったらどうすっか・・・・・) <> 【煌帝焔皇】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:35:25.29 ID:jFL5tcCQ0<>
「うおー!えいえんよきたれー!」

とある街のなんてことはない公園。そこにいる子供はちょっと頭がおかしいようです
いや、おかしくはないのだろうがこの年で永遠よ来たれなんて言う辺り将来が心配なのは確かである

「まだまだぼくは強くなるー!」

さて、赤い短髪を揺らしローブをはめかせて杖を振る子供はどう見ても魔法使い
しかしながら今のところはまだまだ見習いで強さもなく、ただ可能性だけはもっていたりする
夜の人気のない公園に来てはこうやって夜空に火球を打ち出して練習を重ねたりするのだ <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:35:49.49 ID:nKUa0RMgo<> >>762
「ふんっ―――そうですか」

【相手の笑いに顔をひくつかせるが一瞬顔を背ける】
【素直に渡さないと言うのなら―――無理やり奪ってやろう、と】

「そんなことを言っていられるのも今のうちです」

【相手に強気にそう告げると相手の木の枝にかかっているビニール袋に能力をかける】
【ビニール袋は枝から外れるように動きそのまま少女の元へと動き出そうとするだろう】

【物を浮かし動かすのが少女の能力なのだ―――これくらい容易い】
【そして相手のことをニヤニヤと笑みを浮かべながら見ているのだった】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 22:36:01.03 ID:eL9DHdSP0<> >>761

「……別に、何も――」

 一歩、後ろへ下がる。
 独りも一応、能力者の一人だ。
 油断していたとはいえ、能力者の通り魔に隙を見せたことに慙愧の念を抱きながら。

「……」

 五歩、後ろへ下がる。
 一度、たまたま会っただけの少女だ。
 巻き込みたくはなかったし、余計な心配まではかけたくはなかった。

「夜道は危険――だから早く帰った方が、いい……」

 六歩目を踏み切るとき。
 コンテナの隙間に入り込み――。
 少女が油断していれば駆け抜けるつもりだ。

 ――独りの足は、少女の影と重なるコンテナの影を踏みながら。 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 22:39:50.14 ID:9rS5R3AIO<> >>760
「わたしがいま決めたルールよ」
「だから―――」

八重歯を覗かせながら、歩いてくる青年
自分を否定されることと負けるのがやたらと嫌いな少女は、やはりここでも引けなくて―――両手から黒い焔を噴出
500°の熱を持ったそれらを操作し、2人の間に壁を作った。それでも近づこうとするならば焔の硬度を上げ、侵入を防ぐだろう

「―――あなたの領地はそっち」
「わたしはこっち。これでいいでしょう?」

仮に同テンポで歩いてきたならば、明らかに少女の領地の方が多いだろう…が、まるでそれを気にしていないかのように、少女は当然だと言わんばかりにこう言った
女王様になったつもりなのだろうか?にやにやと楽しそうに笑っている。これ以上構わず近づいてきてもそれはそれで「面白い」


「文句があるなら、ここから出て行きなさい」

挑発―――相手が能力者かどうか調べるべく、堂々たる態度で青年を舐めて行く。少女の肩には何時の間にか鳥の形をした焔が生み出されていた
生きているかのようにあたりをキョロキョロと見回し、青年とその周りの光景を眺めているらしい <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 22:41:59.25 ID:t464bA1DO<> >>763

「考えない。」

【ピシャリ、と押しつけるように言い放った。】
【トリガーに人差し指をかけ、力を入れようとしたそのとき、彼女は謝られ、その力を緩めた。】
【後数秒それを聞くのが遅れていたら、青年に猛毒の神経毒が塗布された鋼鉄をおみまいしていたところだ。】

「……本当…?」

「……“言葉でも”傷つけるなよ?」

【そう呟き、ゆっくりと切っ先を地面に下ろした。】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:42:56.65 ID:c90MzwSF0<> >>765
…あぁ?

【カサカサという音と共に、ビニール袋が勝手に動き出す】
【枝から外れ、向かうは少女の手元】

ん?あぁ、そ、お前"も"能力者なんだな

【ふぅ、とため息をつく】
【そして動くビニール袋をどうにかする訳でも無く】

【ギラリ、と…常人でも震え上がるほどの殺気が篭った目で相手を睨みつける】
【そこらの不良やヤクザなんか足元にも及ばないほどのオーラが、少女一点に集中していた】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 22:46:10.41 ID:7jPZroNao<> >>766

…危険なのはあなたの状態じゃないかしら?
【何時もの通り、冷ややかに笑う】

【このまま女性を置いて帰る気は、ない】
【別に人一人見殺しにする事に何ら抵抗も感じない少女ではあったが】
【それが見知った人物なら話は別だ…それに、ここから帰る道も知らない】
【何より、これから何があるのか…些か興味を引く事項ではないか】

あなたは病院に行きなさい。その為に障害があるならば、私が取り払ってあげるわ

【何時もの薄い微笑を讃えたまま淡々と、少女に向かって呟く】

ただしーーーケーキが美味しいお店を紹介してもらうわよ?
【微笑を少し明るいものに変えながら、冗談を交える】

【もしそれでも逃げようとするならば、彼女の能力が発動し歩みを進める事が出来なくなるだろう】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 22:47:38.56 ID:YMM5ossi0<> >>768
「そ、そうですか・・・・そうですよね、ははは...。」

【相手の否定を引きつった笑顔で頷きながら聞くのであった】

「ほ、ホントホント、本当です!」
「え・・・?言葉でもって言われても・・・うーん」

【どんな言葉を言えば相手を傷つけてしまうのか】
【それがこの男にはわかっていない】

「えーっと・・・言ってはいけない言葉って何でしょう・・・?」
「教えてくださると嬉しいですお嬢さん・・・いやお嬢様、ん?お姫様・・・?ご主人様?それとも姫君?」

【決して相手をおちょくっているつもりは無い!】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 22:47:49.68 ID:ZBre37q+o<> >>767
/すいません、壁って屋上の橋から端までですかね?
/あと大体の高さとか教えてくれると嬉しいです <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 22:50:06.55 ID:9rS5R3AIO<> >>772
/端から端までです
/高さは大体1.5mで、かなり薄めです。
/高さが半分の長いカーテンをイメージしてくれると丁度そんな感じです <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 22:50:35.58 ID:t464bA1DO<> /すいません次遅れます <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:50:39.23 ID:nKUa0RMgo<> >>769
「そ、それがどうかしたんですか!」

【ちゃっかりとビニール袋自分の両手で抱えながら相手に言葉を強気に返す】
【男の殺気に一瞬ビクリとし、これでもそこそこの場数を踏んでいる少女は耐えていた】

「ふん…わたしはこれさえ手に入ればいいであります」

【ジーっと殺気を出し続ける相手に訴えるような視線で睨み返す】
【ビニール袋を胸元に抱くと中身に期待しながらも立ち上がり歩き始めようとする】
【争いごとは好きではないらしく厭な事になる目に逃げ出そうとしているのだった】
<> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 22:52:03.85 ID:YMM5ossi0<> >>774
/わかりました <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 22:54:09.85 ID:ZBre37q+o<> >>773
/ありがとうございます

>>767

「――――……マジメンドくせェ」

目の前に現れる炎の壁――――青年は目を見開き、そして獣のように笑う。
しかし、その表情は楽しそうというよりは、怒りの色が強かった。
額にも青筋が浮かんでおり、八重歯をのぞかせながら懐からナイフを取り出す。

「俺はなァ……能力者と偉そうな奴が大っきらいなんだよ」

青年に向かって能力を発動するということは即ち――――彼と敵対するということ。
手を出さなければ手を出すつもりはないが、手を出されればやり返す。
なにより、食事の邪魔をする奴を許すわけにも行くまい。

「――――」

見た所、壁を迂回して向こう側へいく……ということはできない。
ならば向こう側へいく方法は炎の壁を突っ切るか、飛び越えるかのどちらかとなる。
服は燃やしたくなかったし、熱いのも好きじゃない。
なにより燃えるなどもってのほかのため、選択肢は一択と言えた。

軽く助走をつけて、跳ぶ。高さ1.5m程度など、青年のジャマをする壁にもなりはしない。
通常の人間ならこの高さを跳ぶのは難しいが、青年の身体能力を以てすれば難しいことではなかった。 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 22:57:41.60 ID:eL9DHdSP0<> >>770

「……これは、ただ――ええ、転んで、ちょっとコンテナで怪我しただけ」

 左腕を右手でおさえ――その時の疼痛に歯を食いしばる。
 見られてしまったからには。

(――逃げようか)

 両足のソールが、コンテナ物陰、道へと出る。
 逃げるチャンスを得て、少女に言葉をこぼす。

「ケーキ屋……生憎、カワイイお店には、行かないの」

「……それから。障害、ね――例えば、アナタとか?」

 そして、左の赤の瞳を細め、少女を睥睨し――たと思えば。

 コンテナの影へと逃げゆく。
 そう、辺り一帯は物陰。
 どう逃げても、独りの足元には、光に嫌われた黒いじゅうたんが敷かれているのだ。 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 22:59:23.54 ID:c90MzwSF0<> >>775
いやぁ?別に

【やはり殺気を出したまま少女を睨みつける】
【しかし少女が歩き出すのを見て】

おい、ちょっと待て

【木の上から飛び降り、スタッと地面に着地し、その姿を月明かりの下に現す】
【アルビノ質の髪の毛と瞳で、左肩から先が無い】
【頭の上には狼の耳が二つ、ツンツンとついており、その耳に挟まれるように子猫が一匹団子のように丸まっているというシュールな光景…だが】
【その瞳が直接見えるようになったからか、先より鋭い瞳になっている気がする】

そのビニール袋の中にはとある品が入っていてな?
返してもらいたいんだよね…

【表情や瞳とは裏腹に、優しい口調が青年をさらに不気味に脚色する】

とりあえずだ

【ニィッと不敵に笑うと…】

骨抜き決定だクソ餓鬼がッ!!!

【そう叫んだ瞬間、ダッと走り出し、相手の首を掴もうとする…】
【フリであり、寸止めするつもりだ】
【ただ相手をちょっと怖がらせる為の演技である】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 23:05:35.10 ID:7jPZroNao<> >>778
コンテナで転んで、ねえ…そもそもなんでこんな所に?

【女性の言葉に対して冷ややかな笑みとともに応じる。嘲りはしない】
【彼女の意図は、分かっているから】

そういえばさっき向こうが騒がしかったけれど…何かあったのかしらね?
【コンテナの影へと逃げる女性を見ながら揺さぶりをかけるように話しかける】

ケーキ屋さんには行かないの…まあ、それでも構わないわ
【…残念である事に変わりはないが】

観念して話してご覧なさい…?わたしはわたしの為に話を聞きたいのだから

【最後の言葉は、半分本当で半分嘘だ】

【能力発動を発動】
【外灯に照らされた少女の影がコンテナの影と結びつき、融合する】
【女性が3mの範囲内に居るのならば、動く事は出来なくなるだろう】 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 23:05:41.33 ID:9rS5R3AIO<> >>777
「―――へぇ…それで」

青年は明らかな殺気を噴出しながらナイフを取り出す
死ぬのは御免だ。少女は逃げの手を探し始める―――が、次の瞬間、跳躍した青年を発見した
人外じみた跳躍――しかしそれゆえに着地まで僅かにロスがある

「―――わたし、別に戦う気はないんだけど」

少女が口に刻んだ笑みを更に深いものへ変えると、少女の足元から―――正確には足の裏から一気に焔が発射された
其れにあわせて少女も跳躍、背中を反り、バク宙によって柵を超えた
このまま何もなければ、更に足から焔を出し、着地の衝撃を殺し―――柵の向う側、背にすぐ都会の夜景を背負う位置に立つだろう

肩の焔鳥と焔の壁はそのままだ <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 23:07:28.55 ID:nKUa0RMgo<> >>779
「ぷっ」
「その耳似合ってないであります」

【相手の頭の上の狼の耳に気付いたらしく馬鹿にしたような笑みを浮かべながら告げる】
【少女の主観でありそもそも男の人にケモ耳はノーセンキューなスタンスなようで】

【そして猫はあまり好きではないのか子猫を見ると顔を顰めているのだった】

「絶対に返さないであります!」

【相手が走り出した瞬間空中にワンピースのアンダースカートを翻しながら浮かび上がる】
【男の腕は少女の足元にあり少女は相手のことを上から見下ろす立場になっていた】

【追撃にあっかんべー、演技とも知らずびびった少女はそのまま高度を上げ逃げようとしているのだった】 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/27(日) 23:15:14.48 ID:c90MzwSF0<> >>782
似合わないのは知ってる、余計なお世話だっつーの!

【突き出した右手は外れ(まぁ、相手が逃げなくても寸止めだったが)相手は空中に】

チッ、物体浮翌遊能力か?便利なこって

【逃げようとする少女に舌打ちをする】
【だが、相手の能力は先ほどのビニール袋や少女自身が浮いている所を見る辺り、物体"移動"ではなく物体"浮翌遊"】
【せいぜい、高度をあげて動かす程度の出力しかないだろう】

【右腕をグルグルと振り回し、使い道の無い"責任感"を撃ち出す】
【その狙いはもちろん少女…先ほどの自分の仮説が当たっていれば、少女が空中で超アクロバット運動をして攻撃を避けられるとは思えないが…どうなる?】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 23:16:16.38 ID:ZBre37q+o<> >>781

「先に炎出したのはそっちなのにとんだ笑い種だな」

攻撃してくる人間は殺さなくてはいけない。
たとえそれが攻撃でなかったとしても、自らに能力が向けられた時点で、それは敵である。
青年の中ではそれは正当防衛であり、手を出すには十分すぎる理由だ。

地面に着地し、相手を睨みつける。
怒っているとはいえ、今日の青年はあまり殺す気分ではなかった。
病み上がりの身体、空腹、そして『仕事』の後の疲れ――――これに加えて上司にあまり無茶はするなと言われている。
だから、青年は別に少女を殺すというわけではなく、謝らせる。
食事の邪魔をしたこと、偉そうにしたこと、能力を発動したこと。
これだけの理由があって青年が殺す気がない、というのも珍しかったが、偶然が重なった結果である。

「今なら謝ったら許してやるよ――――ッ!!!」

着地――――それからの、全力疾走。
まだ20m程の距離が開いていたため、それを一気に詰めるべく青年は地面を蹴った。
人間というのにはあまりに早すぎる、バケモノじみたスピードだ。 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 23:16:15.74 ID:eL9DHdSP0<> >>780

「――」

 何度か左手をかばったのだろう。
 赤い手袋でもはめた様な右手、その小指をぐっと噛み、考えいう。

「……さん――」

 “散歩。それだけ。おかしい?”
 そう言おうとして、騒ぎのことを訊ねられ、ばつの悪そうな顔をして見せる。

 できることならば、今後二度とこの少女に会わないようにと願い、踏み切る。
 嫌いというわけでは決してなかった。
 独りにとって心配をかけること――それがただ苦だっただけである。

 ――しかし、それは叶わず。

「――!? ……そう、“そういう”こと――アナタも能力者、というわけ……」

 独りは淡白な表情を陰らせる。
 まるで金縛りにでもあったかのように、空間にピタリと固定され、動けなくなる。

「……どうする、つもり?」

 駆けだした瞬間の態勢から、横目で少女を見やり、訊ねた。 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 23:23:19.39 ID:nKUa0RMgo<> >>783
「まぁ―――そんなものであります」

【相手の能力の推測に曖昧に頷くこの能力者】
【実は少女の能力は汎用性が高く出力も高いのだが良く油断する】
【今回もその類に漏れず相手のエネルギー弾が少女の身体を直撃し身体が止まる】

「な…なにをしたのですか?」

【相手にされたことが理解できずビニール袋を持ったまま絶賛混乱中】
【男の身長よりちょっと高いところ辺りでふらふらと浮かんでいるのだった】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 23:26:18.92 ID:7jPZroNao<> >>785
【あれだけ表情の動きが乏しい女性がバツの悪そうな顔をしている…いい加減話してくれれば良いのに】
【相手の気遣いである事は見えていたが、そこまで人を思いやる事が出来るだろうか】
【少女には、できなかった。女性の態度には感心すらおぼえる】 

【最も、それを表に出すような馬鹿な事は、しない】

ええ、わたしも能力者…最も、攻撃する事は出来ないけれど
【ウェストバッグには銃が入っているが、そんな事はもちろん言わず】

わたしがする事はあなたがどんな目にあったのかを聞いてーーー

あなたを病院に送り届ける。簡単でしょ?

【女性を諭すように優しく話しかける。出血が悪化しているように見える。急いだ方が良いかもしれない】 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 23:26:55.73 ID:jjTdAPzDo<> >>784
「えぇ、確かに能力は使ったわ」
「わたしが平和に済まそうとしているのに…めんどうね」

少女はそれだけ言い残すと―――ふわりと体重を後ろへ預けた
それは青年が走り出したのとほぼ同時――恐らく止めることは流石に不可能に近いだろう

落下を始めた少女の肩から、鳥が一羽飛び立ち――青年の腹目掛けて飛んで行く
温度は-250℃。絶対零度に限りなく近い冷気の炎で作られた鳥は、周囲の大気を凍りつかせながら実物同様のスピードで迫る


少女本人は、全身なら黒炎を噴出し、パラシュートを作り始めていた <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 23:28:07.79 ID:t464bA1DO<> >>771

「正確には傷ついてるんじゃない。気持ち悪い。」

【さらっとなかなかひどいことを言う。】
【相手が傷ついてしまおうとお構いなし…ではなく、少女にしてみれば“事実”を言ったまでであった。】

「……」

「…そういう言葉だ。」

【バカにするな、と言うようにリボルバーを親指ではじく。カラカラカラカラ、という無機的な音が響いた。】
【そしてそれが止まり、カチリ、という音がすると、彼女は思い出したかのように聞く。】

「…そういえば…」

「…君も“能力”を持ってるのか?…後この世界は何だ。」

【彼女は要点を掻い摘んでことの成り行きを説明した。自分達が気がついたら“偶然”この世界にいて、】
【右も左も分からない、ということを。虐待を受けていたことを巧妙にぼかす辺り、頭が良かった。】 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/27(日) 23:31:16.09 ID:c90MzwSF0<> >>786
(お、当たった)

【とりあえず当たった事に喜ぶ】
【そして相手が混乱し、停止したのをいい事に、ハッタリでも噛ますかとか考えつく】

うんにゃ?別に
これが俺の能力でさ

当たった相手を自分の設定した遅効性の毒を飲ませたのと同じ状態にさせる…って、餓鬼にこの意味分かる?
簡単に言うと…あれだ、二時間後ぐらいにお前、死ぬから

【軽く死を宣言】
【確かに…ここまでは嘘か真実か五分五分という所だろう】
【しかし、青年は自分のポケットから空のカメラのフィルムケースを取り出す】

んで、これが解毒剤

【相手が上空で少し離れているのをいい事に、見せびらかすようにフィルムケースを振る】
【相手からしてみれば、遠くからしかも振られているフィルムケースはよくよく見れば…小型のビンに見えなくも無いかもしれない】

【ちなみに何でフィルムケースなんか持ち歩いているかというと、情報収集の時に必要になるかもしれないからだ】
【でもカメラ本体は持ち歩いていない、本末転倒である】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 23:34:25.37 ID:ZBre37q+o<> >>788

「お前頭悪いな――――……その上から目線が気に入らねェっつってんだよッッッ!!!」

距離は縮まっていく。だが、もう間に合わないことは眼に見えていた。
イラつきが青年を支配し、頭に血を登らせる。
毎度毎度、何故こうも飯を食べようとしただけで面倒なことになるのだろうか?

「――――はぁ、もういいわ。次あったら殺す。顔は覚えたからな」

間に合わない。ナイフを投げれば届くかもしれないが……そうやすやすと商売道具を投げるわけにも行かない。
冷風のように迫る冷炎の鳥を走っていた勢いでジャンプし回避した。
そして着地し、立ち止まる。

「ったく、コーラめっちゃ振っちゃったじゃねェかよ……」

もうすでに興味を失ったのか、袋の中に入っていたコーラの心配をする。
追いつけないのにおっても仕方がない、だから青年は走ることをやめていた。 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 23:36:05.69 ID:nKUa0RMgo<> >>790
「な…毒…わたしが死ぬ…」

【相手の言葉を復唱するように呟くと段々と少女の顔が青ざめる】
【心なしか頭も痛くなってきていて――身体も寒くなり始めていた】

「そ、それはダメです…」
「謝るのでそれをください!」

【解毒剤と言われたフィルムケースを見ると若干涙目でお願いと命乞い】
【バカというよりこう見えて純粋なのかすっかりと相手に騙されていた】

【其れが唯のフィルムケースとは知らずこれだけが蜘蛛の糸、と必死にすがる】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/27(日) 23:39:21.34 ID:eL9DHdSP0<> >>787

 どういう能力かは分かってはいなかったが、驚き、そして鎮まる。

「は、ぁ……今日は、どこまでもツいてないみたい」

 逃げることを観念し、ひとまずは抵抗その様子を見せない。
 睥睨していた眼も穏やかにして。

「……相変わらず、アナタって面倒」

 独りは凛然と言うが、厭味というわけでは決してなかった。
 ただ敵わない少女に対し、負け惜しみ、強がっているのだった。

「さっきの騒ぎ、通り魔の撃退。やったのは、私」

「……予想は付くと思うけれど、この傷は相手にやられたの。それだけ」

「どう? 滑稽でしょう? 油断してたらこの様。笑うが良いわ」

 影にはりつけられたまま。
 少女の要求をのみ、答える。
 いつの間にか、表情は淡白ないつも通りのものになっていた。 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 23:42:03.03 ID:jjTdAPzDo<> >>791
青年の罵声を頭上に聞きながら、ゆっくりと降下してゆく少女
にまにまと、してやったりな表情をしている―――が、ふと忘れものを思い出したような顔になり



ぱちん、と指パッチンをした



すると先ほどまで壁を作っていた炎が、それなりの勢いで青年へと向かい始めた
青年が走り終えたままの体勢ならば、ちょうど後ろから迫る形になるだろう
操作は簡単、自分の元へと炎を戻そうとするだけ、だ

ただ、スピード的に青年に触れるのは一瞬
少し衣服が焦げ、ちょっと熱いと感じるだけかもしれないが―――果たしてビニール袋の持ち手は耐えられるか?
もしぷちんと切れたならば中のコーラも一緒に…


「ま、また会ったらまた逃げるだけだけれどね」


少女は非常に満足気な表情で、炎を噴射して海の方へ向かって行った <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/27(日) 23:43:41.54 ID:c90MzwSF0<> >>792
えー………
お前にもう食料渡してるじゃん

お前はそれさえ手に入ればいいんじゃなかったのか?

【冷めた目で浮翌遊する相手を見つめる】

…と言いたい所だが、俺だって人殺しはしたくねぇし
まずは降りて来い、そしてそのビニール袋を俺に渡せ

【最後に一言だけ告げ、フィルムケースをポケットにしまう】
【うわこいつバカだなーとか騙されやすいなーとか思ってるよ!最低だね!】
【相手が涙目だろうが何だろうが、容赦しないよ!下手したら泣かせるよ!】

【無表情で、相手の持ったビニール袋を指差しながらその場で相手を見つめている】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/27(日) 23:43:50.83 ID:fy+6EIsKo<> >>771
/すいませんお待たせしました <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/27(日) 23:48:14.38 ID:7jPZroNao<> >>793
へえ…
【女性の話を、黙って微笑みを浮かべながら聞き入る】
【この女性も…相当なやり手なのかもしれない。最も、怪我を負ってはいるが】

【これで、少女の好奇は満たされた…やるべき事は一つ】

…笑えと言われて笑う事程詰まらない事は無いわ。そんな事に意味は無い…

話は分かったわ。それじゃあ、病院に行きましょう?

【少女の影がひいていく…能力解除。自由に動ける筈だ】
【何時もの表情が戻っているようだが…安心していいものだろうか】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 23:48:16.64 ID:nKUa0RMgo<> >>795
「……これ食べたって死んでしまったら元も子もないです」

【しゅんとしたままビニール袋をだらんと小さな両手で持っていた】
【相手の冷めた目が怖かったり気まずかったりで視線をそっと逸らす】

「…返します」

【すとん、と男の目の前に降りるとすっと両手でビニール袋を差し出す】
【相手の心中など知らず少女はじーっと相手のポケットを涙目で見ていた】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/27(日) 23:48:31.92 ID:YMM5ossi0<> >>789
「気持ち悪い・・・・・だと・・・・・・!?」

「う゛っ・・・・じゃあ何て呼べば・・・・ゴメン」

【リボルバーの無機質な音に若干ビビリながら頭を掻く】

「ん?」
「・・・まぁ、一応な、オレの能力は友達の力を借りるから一人じゃ何も出来ねぇ半端モンだけど。」

【相手の能力がどんなモノか考えながら自分の能力を大雑把に答える】

「なんだ・・・お前も別の世界から此処に来てたのか。」
「まぁこの世界はなんつーか・・・"能力者の世界"ってトコ、かな。」
「無能力者も結構居るみたいだけど大半は能力者だ、能力者の学校もある。」
「というかオレそこの寮に住んでるし。もし住む場所に困ってるならお前もソコに住むといいんじゃねぇかな」
「何か困った事があれば、オレ何でも手伝うからよ」

【様々な勢力がある事などを適当に教えつつ話す】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 23:49:05.88 ID:ZBre37q+o<> >>794

「馬鹿じゃねえの?今日は逃がしてやったんだ、感謝しろよ」

イラつきのあまりナイフを本気でぶん投げようかと思ったが、思いとどまる。
これがなくなったら本当に商売上がったりだ。

「……は?」

突然背後から迫ってきた炎――――それは一瞬のことで、青年には何が起きたのかわからなかった。
刹那の熱が青年の場所を通りすぎると、ドサッと何かが落ちる音がする。
恐る恐る視線を下に向けると、グシャグシャになったおにぎり、溶解し、焦げたビニールが食料に張り付いていた。
なにより、振ってあったコーラのペットボトルが、熱で形を変形させ――――

噴きでたコーラは青年の服をベトベトにした。

「あいつ……――――マジで殺すッ!!!」

絶対に泣かして土下座させてそして謝らせて殺そう。
固く心に誓うコーラまみれの青年だった。 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 23:50:07.13 ID:jjTdAPzDo<> >>800
/辛味乙ありでしたっ!なんという死亡フラグwww <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/27(日) 23:51:03.55 ID:ZBre37q+o<> >>801
/絡みありがとうございましたっ!まあ殺すかどうかはその時の態度次第ですぜ(^q^) <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/27(日) 23:55:03.40 ID:c90MzwSF0<> >>798
(う〜む、案外単純でよかったよかった)

【差し出されるビニール袋を受け取りながら考える】
【中身を相手が何も盗っていない事を確認】

っとと、解毒剤だったな、ホレ

【左腕が無いので、一旦ビニール袋を地面に置いた後、右手でポケットから先ほどの解毒剤(笑)を取り出し、相手の方にポーンと投げる】
【受け取った相手はそこでようやく気付くだろう…】

【解毒剤がフィルムケースで、さらに中には粉一粒水一滴入っていない事が】

【これを、解毒剤を渡されなかったと捉えるか毒なんて無かったと捉えるか】
【その捉え方で少女の行動が変わるだろう】 <> 【邪炎黒姫】<>sage<>2011/03/27(日) 23:57:10.35 ID:jjTdAPzDo<> >>802
/謝るのはアリエッティw
/途中描写不足な部分が…ごめんなさいでした
<> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/27(日) 23:59:11.99 ID:nKUa0RMgo<> >>803
「ありがとうございます!」

【フィルムケースをキャッチし中身を確認した瞬間またも表情が固まった】
【―――少女は騙されたことに気付いた、少女の心に怒りが沸々と沸いてくる】
【右拳をぎゅっと握り締めるとプルプルと怒りで震わせて俯く】

「嫌いであります!」

【左足で前に踏み込むと右足で相手の股間辺りを思いっきり蹴り飛ばそうとする】
【スカートが翻り純白の下着が見えることも厭わない全力の蹴りだった】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/28(月) 00:02:10.23 ID:j/nu5Ld10<> >>797

(こんなことになるなら、物陰に隠れながらでも早く帰るべきだった……さっきまでの私が悔やまれる……)

 そんなことを思いながらも、抵抗できるわけでもなく。
 おとなしく捕まったままである。

「……そう。それなら、いいけれど――」

 不意に能力が解除され、不安定な状態から二、三歩よろめき、その場に座り込む。
 力が抜ける様に、膝から落ちながら。

「病院、ね……ええ、もっと人が少なくなる、深夜、早朝くらいになったら行く」

「それなら、いいでしょう――?」

 コンテナに寄りかかりながら、立ち上がろうと足に力を入れるも。
 上手く立てない。

(――? ぼーっと、する、かも――?)

 薄暗くて分かりにくいかもしれないが、独りの顔が、仄かに白くなっているのが、少女には分かるだろうか。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 00:06:11.11 ID:gWe3i8yYo<> >>806
ちょ…ちょっと?
【能力を解除したにもかかわらず立ち上がる事が出来ずにいる女性に、始めて驚きの声を発する】
【気のせいだろうか…顔も白くなってきている気がする】

…明日には手遅れになるわ。

【固い声で一言呟くと、ウェストバッグから携帯電話を取り出し、救急車を呼ぼうとする】

【自分より大きな人を連れて病院まで歩くのは辛すぎる】 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 00:08:43.90 ID:JrZTgB2V0<> >>805
【足元のビニール袋を拾う】

何、礼には及ばん

【相手が俯くのを見て楽しそうに笑う】
【うぜぇ】
【そして相手が自分に攻撃してくるのを見てさらに高らかに笑う】

嫌い?んな事ぁ知ってるよ餓鬼

【相手の蹴りと同時に、相手から見て斜め右に動く】
【そしてその勢いを掛けて右足で相手の左足目掛けて足払いを掛けようとする】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 00:11:40.64 ID:vN7x/xzko<> >>799

「そうだな…私の名前は双葉だから…そう呼べばいい…」

【女は言った。銃剣のリボルバーをガチャリ、とずらす。】
【バラバラと鋼鉄の弾丸が五発、彼女の足元に落ちた。リボルバーを戻し、】
【ゆっくりと鞘に戻す】

「やっぱり。…砂を見たときからそう思っていた」

「……能力者の世界…か…」

【青年の話によれば、…自分のようにに異世界から飛ばされた人間は多いらしい】
【しかしそれなら…“何故”だ。どうして自分は飛ばされたのか…】
【様々な思考が浮かび上がるが、結局何一つ満足のいく答えを見つけられずに】
【相手の話を聞いているしかなかった】

「学校…」

【嫌な記憶が思い出される。どうもあのような教育機関は、】
【自分には合わない。集団でいじめられたことのある彼女は、】
【その記憶を必死に打ち消した】

「…そうか…ありがとう。」

【そして彼女には珍しく、】
【ペコリ、と頭を下げた】 <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/28(月) 00:13:57.74 ID:j/nu5Ld10<> >>807

(あー……早く病院に行っていればよかった……)

 頭をふわふわとさせながら、そんなことを思うのだった。
 横目で、ちらりと少女を見て、更に思う。

(――……この人が通り魔とかじゃなくてよかったわ……)

 もし仮に。
 能力者狩りや、通り魔だったら。
 この場で激しい戦闘でもしていたのだろう。

 コンテナに背を預け、楽な体勢を取る。

 その後、救急車で運ばれて治療を――という流れにして切りますか? どうしましょうかよちゃん? <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 00:14:19.33 ID:f99ZYCkIo<> >>808

「おっさんのくせに―――ッ!」

【相手をおっさん呼ばわり―――が足払いされ転びそうになるも地面に着く】
【寸前で身体を浮かすことにより身体を地面へと打ちつけるのは防いだ】

【空腹もあり最後の攻撃が失敗した気疲れからぺたんと地面に仰向けに寝転がる】

「疲れました…しろちゃんも待ってることですからアカデミーに帰らないと…」

【ふぅ…と大きく溜め息―――ゆっくりと起き上がるとパンパンとワンピースを叩く】
【そしてもう一度溜め息を吐くととぼとぼとアカデミーへと歩き出そうとしていた】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 00:17:50.83 ID:gWe3i8yYo<> >>810
もしもし、怪我人がいます。住所は…
【電話に出た相手に対して、淡々と住所を告げる。名前を尋ねられるが、そこでプチリと電話を切る】
【女性の方を見れば、コンテナにもたれ楽な姿勢を摂っている。些か心配ではあるが、何とかなるだろう】

それじゃあ…さよなら、カヤさん?

【凛と笑い、相手の名前を呼ぶと、町の喧噪を目指して歩いていく】


【遠くから…サイレンの音が聞こえた】

/そうしましょうか…絡みあり乙でした! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/28(月) 00:19:11.56 ID:j/nu5Ld10<> >>812
謎な絡み待ちしてしまってゴメンナサイでした、拾ってくれてありがとでした
お休みなさい <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 00:20:13.12 ID:gWe3i8yYo<> >>813
/いえいえ、楽しかったです。
/おやすみなさい。自分はもう一回くらいやるかもですが…! <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 00:23:34.85 ID:JrZTgB2V0<> >>811
失礼な、まだまだ将来のある…何歳だったか…二十歳ぐらいだぞ俺は

【自分の年齢忘れてやがるこいつ】
【地面に寝転がった相手を見下ろす】

おー、じゃーなー………って、お前アカデミー所属なのかよ

【相手のため息と同時に呆れたような声を出す】
【アカデミーはほんと、老若男女お構いなしだなー】

腹が減ったらアカデミーのキーパーズ寮にある【全瞑心感】の部屋に行くと幸せになれるかもよ

【クカカ、と笑いながら、少女とまったく逆の方向に歩き…宵闇に消えた】

/絡みありがとうございましたー <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 00:24:36.40 ID:Lmvoxly80<> >>809
「お、おぉ・・・わかった。宜しくな双葉。」

【少し驚いたような顔で話す】
【名前を聞けるとは思っていなかったのであろう】
【相手の銃剣に目を落とし「よく扱えるな〜」なんて思うが口には出さない事にした】

「あぁ・・・まぁアレも俺の力じゃねぇけどな。」

「そうだ、たまにどっかで戦争ドンパチやってるって噂も聞くけど・・・」
「まぁ真偽はワカンネェし普通に暮らしてりゃ多分関わらないだろうが一応気を付けとけ」

「・・・・・・・・・」

【相手の何か考えているような素振りを見ると男が何か難しそうな顔をするが結局何も口には出せない】

「・・・・・!?あ、ぁ・・・・ど、どういたしまして。」
「と言いますか、コチラコソサキホドハモウシワケアリマセンデシタァァァ!!!」

【相手の礼に目を背け此方も軽く頭下げる】
【その後何か思い出したような顔でガチコチに緊張しながら思いっきり頭を下げるのであった】 <> 【浮遊魔法】あらゆる物を浮かせられある程度操る@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 00:25:17.51 ID:f99ZYCkIo<> >>815
/絡みありがとうございました!お疲れ様です! <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 00:27:49.76 ID:gWe3i8yYo<> 【目論みは甘かったと、認めざるを得ない】

【先ほどの女性少女は、賑やかな町目指して歩いた】
【町にさえ付けば帰る目星も付くだろうと。】

【その期待は…真っ向から裏切られた】

【深夜になっても以前賑わいを見せるこの町だが、残念ながら彼女の頭は冷めていく一方で】

【ああ、今日はどこかのネットカフェでも入ろうか…でもインスタントの飲み物は嫌いだ…】
【そんな事を考えながら、歩いていた】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 00:36:18.95 ID:7swfFq+Yo<> >>81

せっかく買った夕飯を失い、服は微妙に焦がされ、全身はコーラまみれ。
仕事が終わった後だというのに、気分は晴れずに靄がかかったままだった。

「あー、クッソ……」

何のアテもなく、いらだちを抑えながら歩く目付きの悪い青年。
普段纏っている血の匂いは、甘ったるいコーラの匂いで上書きされている。

「……ん、あれは確か」

少し前に一緒にまんじゅうを買いに行った少女が、偶然視界に入った。
大した知り合いというわけでもないし、声をかけようかかけまいか迷うところだ。 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 00:40:14.99 ID:7swfFq+Yo<> >>819は>>818宛ですすみません <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 00:41:18.57 ID:gWe3i8yYo<> >>819

人ごみは、嫌い

【彼女から人ごみに入っていったのには間違いないがそれは家に帰る為で】
【その望みが断たれた今、こんな所にいる必要は無い】

【取りあえず…落ち着きたい。そんな少女は】

【青年の視線に気づく様子も無く、近くの路地裏へと入っていく】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 00:43:06.09 ID:vN7x/xzko<> >>816

「ああ。よろしく…」

【戦争―――どうも予想以上に刺激の耐えない世界であるらしい】
【少女は思考した。巻き込まれないようにしなくては…もっとも、青年の言葉からしてよっぽどのことがない限り大丈夫だろうが…】

「……」

【そして彼女は何を思ったのか、青年にゆっくりと近づき】
【フワッと抱きつこうとする。耳元で、】

「……お礼だ」

【という呟きの後、ゆっくりと離れる。意外と大胆であるらしい。もっとも“常識外れ”なだけかもしれないが】
【そして小さく手を上げ、別れの挨拶をした後】
【背を向け、歩き出そうとする】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 00:46:56.16 ID:7swfFq+Yo<> >>821

「んー……」

人に声をかける、というのはなれない人間にとっては難関である。
青年にとっても難関だった。めんどうだし、声をかけなくてもいいか、と思ったが――――
路地裏に入っていく姿を見て、もう一度迷う。
この時間帯の路地裏というのは危ない。自分もよく仕事をするときに使う。

「……おーい」

少女の後を追いながら、ぎりぎり聞こえるぐらいの声で呼びかけた。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 00:54:09.49 ID:gWe3i8yYo<> >>823

【ぴたっ】

【聞き覚えのある声が少女の耳を掠める……記憶力には幾ばくか自身がある】

【振り向けば少し前にあった目付きの悪い顔が視認できる。名前は―――】

あら、狗鷲。

【近づいてくる青年に、薄い微笑みを浮かべる】
【このような偽名はよく聞くものではない。少女はよく覚えていた】

【しかし…またしても迷子のときに会うとは。その事を若干苦々しく思いながらも顔には出さず、青年が近くに来るのを待った】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 00:55:00.22 ID:Lmvoxly80<> >>822
「にしても遅いな・・・・お前の相棒。」
(大丈夫だろうな・・・問題に巻き込まれてなきゃいいけど)


「??・・・・・・・・・な゛ッ!?!?!?」
(えっちょっえっ待てこれは夢か一体何が起こっくぁくぁwせdrftgyふじこlp)

【抱きつかれるとボンと頭から湯気を出し顔を真っ赤にする】

「あ・・・・あ゛・・・・・」

【そして此方も手を振りぎこちない仕草で別れの挨拶を済ます】
【・・・相手が見えなくなると盛大に鼻血を噴出しバタンと糸の切れた操り人形のようにその場へ倒れこんだ】

「あれ・・・・・オレ礼言われる事したっけか・・・・・・今はどうでもいいや」

/亀&駄文&意味不明キャラで絡んでしまい申し訳ないです、お疲れ様でした
/お付き合い頂きありがとうございました <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 00:58:51.02 ID:bxfaJkKDO<> >>825
/いえいえー。こちらも遅れてすいませんでした。
/乙です。盛大に楽しませてもらいました!! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 01:00:08.40 ID:7swfFq+Yo<> >>824

「ちっす。こんなとこでなにしてんだよ、アブねぇぞ」

少女には一応饅頭の恩があるため、能力者といえども普通に接する。
軽い挨拶をして、特に急ぐわけでもなく、ゆったりとした歩調のまま少女に近づいていった。
そういえば少女の名前はなんだったろうか。もう少しで出てきそうなのだが……。

「殺し屋以外にも危ないヤツなんていくらでもいるわけだしな……えーっと、水瀬」

はっ、と名前を思い出す。青年は記憶力というより基本的に人に関心がない。
彼が一度しか在ったことのない人間の名前を覚えているのは少し珍しかった。
これも饅頭パワーだろう。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 01:11:22.32 ID:gWe3i8yYo<> >>827
うーん。ちょっと、ね…
【困ったような表情で、歯切れ悪く答える。…やはり、また迷子とは言いにくい】

…あら、名前、覚えててくれたのね
【少し驚いて見せながら、軽い笑みを浮かべる…】
【殺し屋という職業から鑑みて人の名前とか、そう言ったことには疎そうだと思っていた】

…今日は、甘い匂いがするのね。血の匂いよりは素敵だと思うわ。……お仕事の後なのかしら?
【青年の姿を見、可笑しそうに口に手を当て笑う】

【よく見れば青年の服は濡れており、なにやら甘ったるい香りがする。恐らく、何かの事故だろう】
【仕事とは勿論殺しの事で、その際に一悶着あったのだろうか…そう推測してみる】

/水無瀬(みなせ)だよ!と突っ込んでみる <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 01:19:30.90 ID:7swfFq+Yo<> >>828

「……ま、能力者だし自分の身は自分で守れるか」

目の前にいるのは少女といえど能力者である。
ただの体力馬鹿である自分よりずっと身を守る術は持っているだろう。
はぐらかされて、『きっと人に言えないことをしようとしてたんだな』と思い、あえて追求はしなかった。

「まー、たまには俺だって名前ぐらいは覚えるさ」

クラスメイトの名前すらまともに覚えてないくせに胸をはって言う青年。
なにか印象づける事柄があれば覚えていられるのだが、ただ会って終わりだと普通に忘れてしまう。

「……ああ、仕事は結構前に終わった。この匂いには少し事情があってだな……あー思い出したらむかついてきたッ!」

せめて一発ぐらい殴っておきたかったと、真面目にそう思う。
一方的にやられてそれでおしまい。最近このパターンが増えてきた気がして、悔しさが胸をこみ上げた。

/すいません、吊ってきます <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 01:35:40.89 ID:gWe3i8yYo<> >>829
まあ、ね…
【青年の言に相づちをうつが考えは他の事に及んでいた】
【能力者だし、ということはこの男、無能力者なのだろうか…言及した事は無かったが】
【それでいて殺し屋とは相当な鍛錬を重ねたのだろうか…最も無能力と決まったわけではないが】

…一体何があったのかしら
【いきなり怒りだす青年を見て訊ねる風でもなく一言呟くと】
【やはり、くすくすと笑う。別段馬鹿にしている訳ではないのだが】

そうだ、一つ困った事があるんだけど…
【折角さっきぼかしたが、やはりこれは聞かなければなるまい】
【背に腹は変えられない…重々しく口を開く】

うちのばしょが、分からなくなっちゃった。

/いえ、全然大丈夫です…! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 01:43:34.33 ID:7swfFq+Yo<> >>830

「……聞くな。俺だってもう思い出したくねェんだよっ」

服は焦げてしまってもう着れないしベトベトで気持ち悪いしと最悪である。
出来れば今すぐにでも忘れて着替えたい気分だったが、そう都合よく記憶を消せる脳みそは持っていなかった。
大事なことは忘れるくせに余計なことばかり覚えている自分に少し苛立つ。

「あン?まあ、俺に解決できることだったら少しは協力してやるが……」

といっても頭をつかうことは苦手だ。出来るのは力仕事ぐらい。
そんな自分に頼られてもおそらくは手伝えることは少ないだろうな、と思う。
一応、訊いてみるまではわからないため相手の発言を待ち――――

「……はぁ? さすがに冗談だろ?」

馬鹿にされているのだろうか。そう疑いたくなるような言葉。
そういえばこの前も道に迷っていたが、もしかして本当だろうか?
いや、家の場所ぐらいなら、この自分ですらしっかり覚えている。ありえないと思い、聞き返した。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 01:49:57.87 ID:gWe3i8yYo<> >>831
そんな冗談わざわざ言わないわ…

使い慣れない道だったから、ちょっと寄り道したら分からなくなっちゃったの

【バツが悪そうに顔を俯かせながら小さい声で不機嫌そうにぶつぶつと呟く】
【なんで寄り道したかは追求されない限り言わない…馬鹿にされそうだからだ】

この前分かれた所でもいいから、送っていってくれない?
【この前分かれた所からなら、帰れる筈だ】

【少し気恥ずかしそうにしながらも、顔に出さないよう努め青年の顔を見てお願いする】
【小学生並みの身長なため、自然と見上げる形になってしまう…これも少女にとって少し嫌だった】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 01:57:54.03 ID:7swfFq+Yo<> >>832

唖然とした表情で相手を見て、右手で頭を掻く動作をする。
方向音痴というよりは、どこか抜けているのだろうか。

「……なんで寄り道なんてしたんだよ、まったく」

昼の道と夜の道というのは場所は同じでも雰囲気などからぜんぜん違う場所に見える。
よく知らない道だったら尚更そうだ。夜というのは昼より迷いやすい。
ため息をつきたくなったが、思いとどめてやれやれと首を振った。

「しゃぁねェな……あれだ、今回だけだぞ」

お願いされたら断れない、青年は『普段』はそんな人間である。
それに、夜に女の子を一人で帰らせる……というのにも抵抗があった。
仕事さえ関わってこなければ、悪い人間ではない。 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 02:05:13.10 ID:Lmvoxly80<> 【とある公園】

「・・・・・・・・・・・・・」ビクンッビクンッ

【金髪赤眼でアカデミーの制服を着た男がベンチで仰向けに寝ている】
【辺りには血溜りが出来ており、たまに男の体が小さく跳ねている】
【ベンチの端には黒塗の鞘に納められた厳つい大剣が立てられている】

「グフッ・・・・いくら鼻血でもこの量はヤベェ気がしてきた・・・・」ドクドク
「でもまさかイキナリ・・・・アレはフラグ・・・いや、相手が相手だけにそれは無いか」ポタポタ

【鼻から下が血だらけで他人が見ると勘違いしかねない】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 02:06:58.10 ID:gWe3i8yYo<> >>833

ちょっと美味しそうなお店が……っ

【ついつい言い訳として口に出てきた言葉を慌てて途中で口を噤み止める。】
【聞こえていない事を祈るが、多分手遅れだろう】

言っておくけど…何時もこんなに迷ってる訳じゃないから。
【せめて少しは、という風に強がっておく】

【実際そんなに迷いまくってる訳でもないが…些か見苦しい】

…ごめんなさい
【了承してくれた青年に向かってぺこりと頭を下げる】
【しかしこの町は夜中にも関わらず人通りも多く、青年と引き離される恐れもある】

【少女は青年の後に付くと、その服の裾を掴んで離れないようにしようとする】
【手をつなぎたいとは思わないし相手も快く思わないだろう。最善の、策だ】 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 02:13:16.40 ID:JrZTgB2V0<> >>834
さて、たまには公園でゆっくりと遊びながら考え事でもしようかと思っていたのだが?

【コツッコツッ…人気の無い公園に足音を響かせる人声】
【その声は外灯から】

何でこんな所に鼻血を大量に流した変態が居るんだ?そのまま出血多量で土に還れよ

【そちらを向けば、この前男と会った時とはかなり姿が変わった青年が見えるだろう】
【左肩から先が無く、頭の上には狼の耳が二つ、その狼の耳に挟まれるように子猫が丸まって寝ている】

まずは救急車を呼ぶか、ついでに警察もいい

【ポケットから携帯を取り出す】
【携帯も、裏路地で会った時とは違う携帯である】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 02:16:19.64 ID:7swfFq+Yo<> >>835

「はぁ……。行くんなら場所憶えて昼間行け。な?」

青年の聴力は非常に良いため、ちゃんとしっかり聞き取ってしまった。
少し呆れながらも、相手を諭すように言う。
『殺し屋』に諭されるようでは世の中も世の末だな、と常々思う青年である。

「……うん、ドンマイ。俺は応援してるぞ」

何を?というところだがおそらく方向音痴が直るように、ということだろう。
全快も迷子で今回も迷子……今のところ遭遇した際100%迷子のため、勘違いするのも無理はなかった。

「ま、別に俺も家帰るついでだし気にすんなよ」

そう言って路地裏を出て、前に会った場所へと歩き出す。
ここから歩いて少しのところにあり、そんなに長い時間はかからないだろう。

くいっ、と服の裾を掴まれるが気にしていない――――否、気づいていないようだ。
遅すぎず早すぎず歩を進める。これでも置いていかないようにゆっくり歩いているつもりだ。 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 02:23:08.62 ID:Lmvoxly80<> >>836
「うぐ・・・・・・・・・何!?」
「この声まさか通報野郎!?」
「テメェ!人が死に掛けてる時に鬼畜発言かコノ野郎ォー!!」

【ガバッと勢いよく起き上がり、相手に指をさしながら叫ぶ】
【とても死に掛けているとは思えぬ程元気だ】
【その声色は怒気を帯びているモノのどこか嬉しそうで、顔は旧友に会えた様な表情を浮かべている】

「って・・・・・お前・・・・ソレ・・・」
「コスプレか何かか?とうとうお前も変態になって変態が伝染したとかそういうオチ?」
「あ、携帯変えた?」

【ツッコム所はそこじゃない・・・・】
【腕を見て一瞬心配そうな顔をするが、相手が元気そうだったのでボケる事にしたようだ】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 02:27:50.24 ID:gWe3i8yYo<> >>837
…!!
【聞こえていたようだ。こんなだらしなさそうな男に諭されるなんて…】
【失礼な事を考えながら少し、いや大分悔しがる】
【…顔に出ていないだろうか、心配だ】

ド…!

【何時も迷ってる訳ではないと言ったのにドンマイと返された】
【完全に苦し紛れの嘘だと思われている】
【こんな目付きの悪い男相手に後手後手に回らさせられるなんて…凄く悔しい】
【…今度は、顔に出た気がする】

・・・

【しかし最終的には気にするなと声をかけてもらい、なんだか申し訳ない気分になる】
【なんだかんだでそこらの愚鈍な男共よりは随分とマシな男だ…】
【少女の中でそんな評価が定められている間も、2人はどんどん岐路を進んでいる】

【考え事をする余裕がある辺り青年も気を遣ってくれているのだろう。やはり、優しい】

…狗鷲は、さ。本名なんて言うの?
【教えてくれないだろうとは思ったが、黙りで帰るのも面白みが無い】
【取りあえず思いついた事を聞いてみる】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 02:29:41.22 ID:mgI/hYGao<> 「……どいつもこいつも、凝りねえこったな――」

【路地裏。】
【その男は、一人の男性――否、ひとつの死体の頭を右腕で掴み、引き摺っていた】
【それは、元は警官だったモノである。"いつも通り"、司法の目を憚るため殺しを重ねていたというわけだ。】
【それが――この男にとっての日常であり、何でもないひとときである】

「血ィ吸い過ぎて、刀身が錆びちまうぜ……」

【――ああ、月の綺麗な冷えた夜だ――】
【――空気は冴え渡り、凍てついた刃のような冷気が支配する、美しい夜だ――】
【――こんな夜は。無償に血で血を洗う闘争がしたくなる。そういうものだろう――?】
【ああ、そういうものだ。】

「……まあ――こうも警官の方から襲ってくるようなら、殺りたくもなると言うモンだ……ハハッ」

【幻想的な、自分からは程遠い満点の星空を見上げながら。】
【男は、ぽつりと呟きを漏らす――】

【さて、この死体を処理せねば。】


/ 死 合 募 集 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 02:31:43.47 ID:JrZTgB2V0<> >>838
通報野郎じゃねぇ、常識人だ

【まぁ、流石に目の前で出血多量で死なれても困るので、救急車を呼ぼうと携帯操作】

っつかお前全然元気そうじゃん、バンソウコウでも張っとけよ…あ、もしもし……はい…一台お願いします

【とりあえず救急車を一台呼んだらしい】
【が、何をしたのか説明してないので通報したとも取れる発言だ】

コス?うんにゃ、俺をお前みたいな変態と一緒にしないでくれ
色々と事情があってな

【流石にゼロやら神殺やら、情報のばら撒き以前にこいつに説明して分かる問題なのだろうか】
【こういうアホに限って不殺とかジェイルに入ってるモンだから一応伏せておく】

携帯は変えたというか変えなきゃいけなくなってな
まあ、色々と事情があってだな、業務用仕事用両方とも左腕と一緒にバッサリ切られたからよ

【右手で左腕があった場所を指差す】
【さらっと言ってるが、バッサリ切られるとかどんな状況だよ】
【こっちもこっちでボケてるらしい】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 02:39:13.42 ID:7swfFq+Yo<> >>839

「お前……なかなかに失礼だよな」

相手の表情を見て、げんなりする。まあ、気持ちはわからなくはない。
殺し屋なんてやってる人間に上から物を言われるというのは微妙な心境だろう。
自分も上から目線は嫌いだったため、気持ちはよくわかる。だからこそ怒りはしない。

「あー?俺の本名……?」

聞かれるとは思わなかったため、考えこむようにうつむく。基本的に本名はほとんどの人間に名乗っていない。
今、本名を知っていてなおかつ生きている人間は片手の指だけで数えられる程度だ。
本名を知られると心のなかを覗き込まれるような気がした。
彼独特の感覚だったが、青年が本名を名乗らないのはそのためである。

「教えたらなんかくれんのかよ」

こう言えば大抵の人間は諦める。きっと少女もそうだろうと予想して、ニヤニヤした笑みを浮かべながら言った。
いちいち名前を教えてもらうぐらいで対価を払うなど馬鹿らしい。 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 02:44:34.22 ID:Lmvoxly80<> >>841
「オーケー、鬼畜常識人野郎。」
「ってオイィ!言ってる傍から通報すんなコノ鬼畜通報野郎ォー!!」
「お前の顔見たら元気が出てきただけだ、言っとくが変な意味じゃねぇぞ」
「あとコレは鼻血だ、だから絆創膏張れねぇんだよ。」

【案の定通報された思い込んでしまったバカ】

「フ〜ン、どんな事情だよ?」

【相手の考えなど知らずに問い掛けるバカ】

「ま、マジかよ・・・・えーと、その・・・ゴメン」
「つーかバッサリって・・・誰にやられちまったんだ?」
「オレがそいつ打ん殴って・・・・あ、そういやクリエイターズ・ギルドって所で色々作って貰えるらしいぜ?」
「勿論それなりの礼は必要みてぇだけど、そこなら義手とか作ってもらえるんじゃないかな」

【ガラにもなく頭を軽く下げ謝る男】
【誰にやれたのか気になり口に出すが、その前にまず義手を作ってくれそうな場所を教える】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 02:46:48.15 ID:gWe3i8yYo<> >>842

…あっ……ごめんなさい?
【やはり、顔に出ていたらしい。これから道を案内してくれる男に大して不適切な反応だった】
【怒られこそしなかったが、取り繕うように笑みを浮かべて謝る】


【なんで何かやらないといけないんだ、とも言いかけたが貸しが二つもあるということで思い直し】
【お礼のついでに本名も教えてもらおう…男物のウェストバッグに視線を落とし、がさごそと中を漁る】

【中から出てきたのは、チーズ。以前知り合った女性に貰ったものだ。知人と食べるのならばバチは当たるまい】

…これ、食べる?
【チーズを左手に持ち、相手に見せる。…同時に、視線で名前は教えてもらうけど、というようなニュアンスを伝えようと試みる】 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 02:57:36.31 ID:JrZTgB2V0<> >>843
通報?ちげぇよ、救急車だっつってんだろが、鬼畜じゃなくて慈愛だよ

【ふぅ、とため息をつくが、怒っている様子も嫌がっている様子も無い】
【全然気にしていないようだ】

え、何で俺の顔見て元気出るんだよ
…お前もしかしてアレか?女をナンパしまくってるから、男友達とか悪友みたいなのが居なくてちょっと寂しい感じか?
鼻血かよ、何で鼻血出してんだよ、また女にぶん殴られたのか?いい気味だな

つーか鼻血ならまずは鼻の根元の部分を抑えろ

【呆れたような目でバカを見る】
【本当にもうこいつ精神科行けよとか思っている】

あ?どんな事情か?

【う〜ん…と少し考え込む】

まずは五体満足から脱却出来ちゃう事情だろ、その辺歩いてたら殺される事情だろ………

【指を折りながら、ある意味真実を伝えるが、最後にちょっと焦った様子でクカカカカと冗談っぽく笑う】
【流石に本気にされると面倒だ】

何謝ってんだよ、気色悪ぃ…謝るぐらいだったら最初から聞くなっつの
え〜、さっき言った事情に巻き込まれた感じかな
ちなみに女だったからテメェには殴れない

【次のクリエイターズ・ギルドの言葉を聞くも、特に喜ぶ事もせず】

安心しろ、だいたいの能力者集団の情報は集まるコネ持ってるし、手足ぐらい簡単に再生させる奴も知り合いに居る

【さっきから、そういうのをサラッと言ってもいいのだろうか】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 03:02:22.44 ID:7swfFq+Yo<> >>844

「別にいーよ、逆に気ぃ使われる方がめんどい」

こちらも気をつかうつもりはないし、そのほうが気楽でいい。
こんなんだから礼儀知らずだと言われてしまうわけだが……。


「んー……まあいいか。腹減ってるし」

チーズを見て、そういえばまだ夕食を食べていなかったことに気づく。
青年の考え的に言うと少し安すぎる気もするが、背に腹は変えられない。
ただ、チーズだけで全部教えるというのも癪なので、苗字だけ教えることにした。

「桜瀬。つってもほとんど呼ばれねェけど」

学校ですら偽名を使って行っているのだ。本名など使用しないに等しい。
自分でも久しぶりに苗字を口にした。間違ってないよな?と自分で自分に確認を取る。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 03:11:36.08 ID:gWe3i8yYo<> >>846
あらそう?…じゃあ、遠慮なく。…あなたも気なんて使わなくていいわよ?

【最も言動に於いてこの男がほとんど気を遣った形跡は見られないが…まあ、いいだろう】
【やっぱりお互い気を遣わないのが一番楽である。増して歳も大して変わらないのだから。その点は青年に同意しつつ】

はい、どうぞ。

【腹が減ってる、という青年にチーズを差し出す】
【ただし貰ったものを食べないのも悪い気がしたので先端を少しいただいた】

桜瀬、君。…覚えておくわ。
【意外とあっさり名字を教えてくれ驚くが、折角だからしっかり覚えておこうと反芻する】
【ただ普段は狗鷲、と呼んだ方が都合がいいだろう…その為のコードネームなのだから】

う〜ん、そろそろかしら…?

【そろそろ眠くなってきたのか、目をごしごしと擦る。】
【足取りも、どこか覚束ない。…この前のような事にならなければ良いのだが】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 03:15:40.51 ID:Lmvoxly80<> >>845
「え?救急車・・・?な、なんだお前・・・・ありがとう」

【先程鬼畜鬼畜言ってた事を少し申し訳なく思う男であった】

「いや、た、単に知り合いだからだよ・・・」
「ちちちち違ェよ!別に寂しくねぇし男友達ぐらい居るよ!」
「え?なんでって・・・ッフッフーン!聞いて驚けィ!!オレはさっき美少女に抱きしめられたぞぉぉぉ!!」
「フハハハハ!ざまぁみやがれ!そこら辺のモテない男共とは違うのだよ!」

【なんかもう感情が色々丸出しである、特にバカ丸出しである】

「アン?アレだよ、どうせ根元押さえても量と勢いがヤバすぎて止まらねぇんだよ」
「どうせしばらく止まンねぇし放って置く作戦に出てたんだよ」

【どんだけ鼻血出てたんだよって話である、ちなみに今はそこまで出てはいない】
【そしてただ単に押さえるのが面倒と言う事もあるらしい】

「なっ・・・・・・お前・・って!!」
「あぁーもう!ちょっと心配して損しちまったよ、いい気味だなお前!」

【最初は心配そうな顔だったが相手の笑いを見ると冗談と受け止めたようだ】

「あ、あぁ・・・悪い。」
「ってマジかお前!?」
「女か・・・・そりゃ殴れねぇかも・・・た、多分」

「えぇーー!?お、お前なんかスゲェな・・・・どっかのエージェントか何かか?」

【露骨に相手を怪しい商売人を見るような目で見ている】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 03:19:33.03 ID:7swfFq+Yo<> >>847

「まあ俺は最初から使う気なんてないけどな」

先ほど、方向音痴だと勘違いした際には一度気を使ったが、かなり珍しいことである。
つまり、残念ながらそれほど同情されたということだろう。

「あんがと」

お礼を言い、チーズをもぐもぐと食べる。
空腹の食べ盛りにはこの程度だと腹の足しにもならないが、わがままは言わない。
家に帰ったらとりあえず買いだめのカップラーメンがあるし、それでも食べようと心に決める。

「多分そろそろじゃねェの……あ、あそこだ」

この前行った饅頭屋が、遠目に見えた。
このままだと少女が眠気でブッ倒れそうだが……まあ大丈夫だろうと勝手に決め付ける。

「ほら、着いた。ホントにここまでで大丈夫なんだよな?」

一応訊いておく。これであとで文句を言われるのも迷惑のため、念のため、だ。
ふらついているし本当に大丈夫か?と疑うが……
これで本人が大丈夫といったら青年は普通にそのまま帰ってしまう人間である。 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 03:25:53.07 ID:JrZTgB2V0<> >>848
目の前で死なれたら俺が色々と面倒だからな
変態の為に面倒事に巻き込まれるのだけはお断りだ

【あ、やっぱりそういう考えだったか】

…ふーん…
ま、俺もテメェと友達なんて嫌だからいいけども

【全然信じていない】

あ?美少女に抱きしめられた?

【少し怪訝そうな顔をするが】
【すぐに謎が閃いたような顔をする】
【相手は才能と言ってもおかしくないほどの超プラス思考である】
【つまり、美少女がこの男を殴ろうとして石に躓いたという可能性もある、というかそんな可能性しか無い】

あーはいはい凄いっすねー凄い凄い

【ここで正論を言うと逆ギレされそうなので適当にあしらっておく】

騙されて心配する方が悪いんだよ、いい気味だなお前

【相手が本気にしなかったことに心中胸を撫で下ろし、しかしそれを表には出さない】

ああ、やっぱアマは殴れねぇかお前
変態過ぎて紳士って訳か

【クカカ、と笑おうとするが、次の相手の衝撃の声に面倒くさそうに頬をぽりぽりとかく】

どっかのエージェント?
な訳ねーだろが…俺がエージェントに見えるか?

【左腕無かったりさっきまで言ってた事とかで結構見えちゃったりするんですけども】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 03:28:12.09 ID:gWe3i8yYo<> >>849
そうでしょう、ね…。
【薄々分かっていたがやはりこの男気を遣う気はないらしい】
【それでは先ほどのは…と思ってしまうが、深く考えない事にする】

あ・・ぁった…
【眠気で声の抑揚すらも怪しくなってきているが、なんとか饅頭屋を視認する】

はっきり、いう、わ…だめ。

【先ほど気を遣うなと言われたばかりだ。正直に言ってしまう】
【もう、眠気がピークで自分の家まで帰れる気がしない…】

【既に、少女は青年と会話しながら瞼を完全に閉じてはハッとして開ける、という動作を緩やかに続けていた】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 03:32:41.05 ID:7swfFq+Yo<> >>851

「おいおいマジかよ……」

ダメと言われるとは思っていなかったらしく、どうしようか考え始める。
叩き起こす?それとも寝る前に家の場所だけでも吐かせて担いで行く?
たたき起こしたらあとで恨みを買いそうだ。それは面倒くさい。

「担いでいくから寝る前に家の場所教えろ」

これで言う前に寝られたらそれこそ大ピンチだ。
放置するわけにも行かないし家もわからないとなるとそれこそ打つ手がほとんど無くなる。
何とか聞き出そうとするが……果たしてもう寝る寸前の少女は答えられるだろうか? <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 03:37:39.47 ID:gWe3i8yYo<> >>852
い、いぃの…?
【眠そうにしながらも男の提案に嬉しそうな顔をし、家を伝えようとする】

え、と。大きなg…

【大きな。そこまで言うと、少女は完全に意識を失った】
【立つ事が出来なくなった体が大きく揺れる。このままでは倒れてしまうだろう】

【少女は大きな学校、つまりアカデミーの寮に住んでいると言う事を伝えようとしていたのだが…それが青年に伝わったとは、考えにくいかもしれない】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 03:44:04.17 ID:Lmvoxly80<> >>850
「はっはっはー!ツンデレ御苦労!!」

【コイツはプラス思考なのか馬鹿なのかあるいは両方なのか・・・】

「えっ!?い、嫌なの!?べ、別にオレもお前と友達なんてお断りだからなチクショー!!」

【何か微妙にツンデレみたいなったが別に気にしないようだ】

「だろー?凄いだろー!お前も精進すればイツか良い事があるぜー!」
「コツは意識しない事だ!オレの経験上変な事を考えてると何も起きないぜ!」

【まぁこの馬鹿は他の事に意識が行って偶然イイコトが起きるだけなのだが・・・】

「な、何だと!騙す方が悪いに決まってンだろうが!騙される方はアレだ、ヒガイシャって奴なんだぞ!」

【何だか自分から論点をズラしている気もするが馬鹿なので気づかない】

「あぁ、何か女を殴るのって気がヒケるしな・・・・」
「そうそうその通り!オレは変態と言う名の紳士なんだよ!」

「え?う〜ん・・・見えなくもねぇな」
「だけどお前がエージェントだろうが無かろうがオレには関係ねぇし気にもしねぇし」
「どうでもいい!」

【そして馬鹿っぽく笑うのであった】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 03:45:30.27 ID:7swfFq+Yo<> >>853

「つれてってやるから早く言えよ」

と、思いつつももう無理そうだなと眠る寸前の顔を見て思った。
だが最後にギリギリ言ってくれるかもしれないと思い、耳をすます。

「おおきな……?っと」

崩れ落ちる身体を支え、とりあえずおんぶする。コーラのベタつきが残っているため、少女に着いてしまうかもしれない。
しょうがないがあとで謝っておこう。
そしてここからが難題だが……大きな、なんだろうか。
大きな、大きなと頭の中で反芻するが大きなものなんて心当たりがありすぎて絞り込めない。

「大きな、大きなねぇ……」

とりあえず服を着替えたかったため、一度家に帰ろうかと考える。
というか、大きなというだけのキーワードで見つけられる気がしなかったが、公園に放置してくるわけにも行かない。
本当にどうしようか、と考えながら起こさないように歩く。 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 03:50:15.66 ID:gWe3i8yYo<> >>855
【少女の華奢な体はあっさりと抱きとめられ】

【青年の背中で大きな・・大きな…とうわごとのように寝言を呟いている】
【しかし、そこから先の言葉は全く出てこない…】

【少女は茶色い髪を揺らしながら、快適そうに眠っている】

/どこで切るかはお任せします…僕はいつでも大丈夫です <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 03:55:03.03 ID:7swfFq+Yo<> >>856

「そこまで言うなら最後まで言ってくれよ……」

うわ言を聞きながら、面倒くさそうに呟いた。
これは家を見つけるのは無理だな、と改めて感じる。この状況で見つけられたら探偵にでもなろうか。

「はぁ……」

そうこうしているうちに青年が住むボロアパートに着いた。
アパートの二回の一番角の部屋が青年の部屋である。
もうこの際めんどうだからおきるまで部屋に放り投げておいて起きたら帰せばいい。

「あー、疲れたっと」

部屋に入ると布団を敷き、少女をそこに放置する。
できるだけ早く目が覚めますように、と願いながら、服を着替えて早速お湯を沸かし始めたのだった。

/んじゃーここらへんで切っときますか。後日どうなったのかは不明になりますけど。 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 03:57:43.98 ID:JrZTgB2V0<> >>854
………

【相手を冷めた瞳で見つめる】

は?テメェが俺と友達お断り何か知ってるよ
まあどっちも嫌いだからこれで友達になれる確立は0だな、よしOK

【相手の反応からして自分の仮説は合っていたと確信しつつもとりあえず友達云々の話は相手が嫌だというのだから放っておく事にした】

うん?あぁ、別にアマに興味はねぇから
お前こそ金巻き上げられて捨てられないように気をつけろよー、一回目は俺が腐れ縁で金銭面はどうにかしてやるが二回目は放置するからな

【強がりという訳でも無い、結構本気でどうでもいい】
【相手が捨てられると勝手に断定して話をする】

んじゃお前よ、自分が運転手だとして、隣に居る車掌が原因で手元が狂って事故を起こしたとして
その車掌が死んでも、元々の加害者である車掌が悪い自業自得だって言えるか?

【とりあえず適当に重い話でも持ち出す】
【こういうアホには重い話でごり押しが一番だ】

変態過ぎて紳士っつうのも微妙だぞ

【そして次の相手の言葉に、青年の表情が少し真剣な…無表情で、鋭い目になる】

一つ言っておく


冗談でそういう事は言うな、死ぬぞ

【本当に一つだけ呟くと、いつの間にか青年はいつものように眠そうな、暇そうにしていた】 <> 【影磔遊戯】影で束縛@wiki<><>2011/03/28(月) 04:01:03.39 ID:gWe3i8yYo<> >>857
【少女は青年の住むアパートに着いた事など露知らず】
【すやすやと眠っているのだった】

【翌日、朝早くに目覚めた彼女は自分のおかれている状況に目を白黒させ、】

【昨日の事を必死に思い出しながら青年の家を後に】

【夜歩きは出来るだけ止めよう…そう固く心に誓ったのだった】

/こんな終わり方で大丈夫でしょうか…?夜遅くまで絡みあり乙でした。
/最初はこんな感じにするつもりではなかったんですが…申し訳ない。 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 04:01:44.67 ID:7swfFq+Yo<> >>859
/からみおつでした!楽しかったので大丈夫です! <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 04:15:46.83 ID:Lmvoxly80<> >>858
「う、嘘だって!友達になってくれよ!」

【半泣きである、なんか凄くダサイ】

「え?興味無いなんて珍しい野郎だなお前。」
「べ、別に巻きあげられねぇし捨てられもしねぇよ!」

【コイツの周りは似たような性格の友達がかなり多い為女に興味の無い男は珍しいのであった】

「わ、わかんねぇよ・・・・・そんなの。」

「そうかー?格好良くね?」

【頭をボリボリ掻きながら答える】

「ん?」
「・・・・・あぁ。」

【相手の忠告を、此方を真剣な表情でなり聞き入れ、一つ頷く】

/スイマセン一度書き終った文が全部消えてしまい遅れてしまいましたorz <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 04:26:52.73 ID:JrZTgB2V0<> >>861
……は?

【相手の『友達になってください』に呆れたような声を出す】
【が、ククッと笑う】

やめとけ、いい事なんざ一つも起こらん

【自分に何かあった場合、自分の友達や知り合いが消される可能性…神殺やゼロであれば、無いとも限らない】
【アホが一人消えるのは結構だが、自分のせいで消されたというのでは後味が悪い】

正直、そこまで楽しくも無いしな

【常に暇潰しを探す青年にとって、恋愛というのは時間を疲労に入れ替える魔法の呪文にしか見えないのだった】

あぁ、そ、まあ頑張れ

【これから相手に起こるであろう惨劇を思い浮かべ、相手に哀れみの眼差しを向けた】

分からないか…まぁ分からない方がいいな

【よし、勝った】

変態って言われるのと紳士って言われるのと変態という名の紳士って言われるの
どれが一番だ?

【とりあえず尋ねてみる】
【青年もまぁ、多少はサドと言える血が流れている為、変態やら言われる事もあるが】
【紳士と呼ばれたい…とまでは思っていなかった】

「分かったなら、良し」

【頷いた相手を見てニィッと笑う】 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 04:43:26.25 ID:Lmvoxly80<> >>862
「な、なんだよ・・・・」
「良い事起きそうだから言った訳じゃねぇし別にいいよ」

【相手が関わっているであろう世界の"闇"の部分を全く知らない男は暢気に言った】

「フ〜ン・・・そういう風に思ってる奴も居るのか。」
「な、なんだよその眼差しは・・・・が、頑張る」

【何を頑張るのかまだ解らずに返事をする】

「ぐぬぬ・・・・・」
【負けた】

「ばっかお前そりゃ紳士だろ、変態言う名の」

【コイツは既に常人の枠組みを超えてしまったようだ】

「・・・お前、何だかオレの知らねぇ所に居るみてぇだな。」

【そう言った後、相手の顔を見て微笑む】 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 04:52:21.50 ID:JrZTgB2V0<> >>863
その選択がグッドだ

【相手に向けて親指を立てる】

そういう風に思ってる奴も居るんだ。
おう、頑張れよ………デートは誘われた時は二回に一回しか行かないようにするんだ

【やっぱり哀れみの瞳】

変態という名の紳士が良い…だと!?

【流石にこれには驚いたのか、顔に衝撃を浮かべている】

あぁ?そうでもねぇぜ?………テメェの頭が良くなったら俺と同じ所に来れるかもしんねぇな
善人になりたかったら不殺、英雄になりたかったらジェイルの方がいいけどな

【ふぅ、と相手の微笑みを見て本日二度目のため息をついた】

/次、遅れます! <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 05:08:06.94 ID:Lmvoxly80<> >>864
「む?そうか?」

【不思議そうに見つめる】

「ふむふむ・・・・何でだ」
「・・・・・まぁ聞いとくけど」

「あぁ、だってその方が何かイカしてるだろ?」

【センスが常識を逸している・・・】

「頭か・・・何だか一生同じ所に行けねぇ気がするぜ・・・」
「いや、オレなら天才的な頭脳を発揮してすぐに行ける可能性も・・・」
「善人に英雄か・・・なりてぇけどそういうのって面倒そうなんだよなー」
「それになろうと思ってなれるモンじゃねぇし・・・・不殺にジェイル、気が向いたら行ってみるよ」

【欠伸をしながらそう言った】

「・・・・救急車も来ねぇしオレもう帰るわ、血も止まったしな」
(少しフラフラするけど・・・・・)
「あ、そういえばオレまだお前の名前聞いてなかったよな、何て言うんだ?」

【そして今頃だが名前を尋ねる】

/了解です〜 <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 05:33:28.85 ID:JrZTgB2V0<> >>865
四肢の一つ差し出す覚悟あるんだったらいいんだぜ?

【相手を試すように笑う】

あ?何で?
こっちからしてみれば、お前の方が何でだけどな
アマと遊んで何が楽しいんだ?どっちにしろ性的欲求満たす為だろ、延長線上的に付き合ってるだけだろ

【暗に男は性欲の塊と断言した】

…いや、もう何も言うまい

【想像の斜め上を行く答えに、呆れ果てたようで…もうまともに相手するつもりもないようだ】

勢力関係は一般人が下手に関わらない方がいいぜ
入るんだったらある程度覚悟しとけよ

【欠伸をする相手を見つめる】

あぁ、救急車来ないな…
(言えない……居場所を言い忘れたなんて…)

【心中に真実を押し込める】

…俺の名前?

【不思議そうな顔をする】
【後先考えずに自分の名前をバラ撒くのは、自分が所属している勢力やらなにやらでかなり危ない】

そーだな…

【ふと、夕方の路地裏で鳴いていた鳥を思い出す】

カラスとでも呼んでおけ、本名は教えてやんねー

【クククッと笑って公園から立ち去ろうとする】

/ただいま帰還 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 09:21:12.47 ID:eKDPzfE4o<> 【海辺、砂浜、照りつける太陽、お日様さんさん、そして青い海、まぁ、要するに背景描写は海だ】
【とは言っても季節はまだ3月、こんな季節に海に入ろうとする者は赤道直下の国の人とか色々いたりするが】
【少なくともこの辺の地域の住民はこの地域で入ろうなんて一寸も思えず、海の家にも人は居ない様子でどうやら閉店中】
【なので、正確には太陽も照りつけるという程ではなく、どちらかと言えば寒さの方が有り余るくらいであるのだ】

「……海老チョー美味しいです」

【そして、そんな海の家の前にあるベンチに座る一人の少女、年齢は18〜19と言ったところか黒っぽい修道服を身に付けており一見は修道女】
【左手でタッパーに収められた大量の海老(殻は剥いてあるよ!)を食べており、結構美味しそうに食べているが……退屈そうだ】
【それでも、修道女は海老を食べ続けており、タッパーが空になったら当分の食糧は無くなるのでどうしようかななんて考えているのであった】
【幾ら修道女とは言え食べものが無ければ生きて行けない、当然であるが……考えてみれば、修道女ならば修道院に帰れば良いのでは?】
【と、思われるかもしれないが、少女には修道女に帰る事はできないのだ、そもそも帰れる修道院が無いのだから』 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 09:38:05.41 ID:oXdwF8azo<> >>857
…♪ …♪

【そんな少女が居る浜辺に、もう一人、少年が居る】
【その少年は外見から考えて、14歳ほどで全身に黒い服を身に纏っており】
【髪は長すぎず、短すぎずといった感じであり、海のほうを向いていて、少女からは後ろ姿しか見えないだろう】

【気分が良さそうに、静かに鼻歌を歌いながら、砂浜に絵を描いている】 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 09:49:13.75 ID:4XYBxSEco<> >>868
「……こんな季節に珍しい」

【少年を見つけた少女はそんな事を呟き、まぁ、だからと言って話しかける義理や理由も無いので無視し】
【海老を平らげる作業に戻ると右手で海老を摘まみ上げてはパクパクパクパク食べるのであった、止められない止められない】
【見た所、海老には味付けの一つもされておらず、中々に通というか、海老だけで美味しいのかどうか些か疑問である、飽きないのだろうか】 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 09:59:24.95 ID:oXdwF8azo<> >>869
…♪

【浜に絵を描いている道具は恐らく、流木の枝であろう】
【その証拠に少し色が暗くて、表面が湿っている感じがする】

【サリサリと、愉しそうに地面に線を描くが、その動きは一定であり】
【同じものを描いているようで、手首の動きからして、描いてるものの大きさは小さいと思われる】

【そして、描き終えたのか、枝の動きを止めて、海に投げ捨てると】

…♪ …♪
 …♪
       …♪
…♪  …♪

【グシャッ】

【と、描いた絵を、まるで小さな子供が自らを怪獣に扮して、玩具の積み木を崩すように】
【愉しそうに、何度も、何度も踏みつけるが、息を乱すことなく、先ほどと変らない鼻歌を歌っている】

【その姿は、とても愉しそうだ】 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 10:09:06.42 ID:4XYBxSEco<> >>870
【――――うわぁ……】

【少女は正にそんな顔をしていた、当たり前だ、無邪気な子供がいるなーと思ったらコレである】
【いや、無邪気ゆえのコレであろうか?まぁ、とにかく、至極一般的な思考を持っていれば視ていて気分の良いモノではない】
【どうしたものか、注意してみようか?いやいや、人様のガキに注意するなんて柄ではないし、それもまた面倒くさい】
【しかし、ココの砂浜には良く来るし、あの少年がまた来たら非常に厄介、その度に気分悪いものを見せられたら堪ったものではないと考え】

「少年、ちょっと超お時間良いですか?」

【少女は相手の方に歩みを進めていて、ローブは足の爪先まで隠す様に伸びており、下半身も上半身も殆ど修道服に隠れていた】
【その表情はどこか退屈そうではあって、どこか不機嫌そうであって、まぁ、当然ともいえる表情であって】

「出来ればそういう事は超余所でやって欲しいんですけど」
「見ていてチョー不愉快と言うか、あんまり気分が良くないんで」

【両腕を控えめな胸の前で組みながら言う様は大人だと言わんばかりに偉そうであり、少女のレッテルと言うよりはお姉さん的なのを演出したく】
【だけどまぁ、未成年っぽい童顔な顔立ちのせいか若く見えるのは仕方ない話で、少年を注意する姿もあんまり様にはなっていない】 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 10:27:03.36 ID:oXdwF8azo<> >>871
…♪ …♪
  …♪

【少女がこちらに近づいてくるまでの間、止まらず、踏みつけ、踏み潰し】
【同じく、鼻歌も少しも乱さず、少しも止めずに歌う】

【そして、修道服の少女が話しかけると、その動作を機械的にすぐに停止し】

…こんにちは、シスターさん

【くるんと、振り向きながら、とても愉しそうな笑みを浮かべた顔を、少女に向けて】
【一度、礼儀正しく、お辞儀をした後、頭を上げて挨拶をする】

【その距離からなら、少年が踏みつけていた絵を、見ることが出来るであろうが】
【その絵は、大きな円の中に幾つもの小さな円を描いたもの、というのは良く分からない絵である】

【大きな円の線は少しも踏んでおらず、必ずしもその中の小さな円のみを踏み潰している】 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 10:28:50.43 ID:oXdwF8azo<> >>872
/少し改定・・・脳内改定お願いします・・・

【その距離からなら、少年が踏みつけていた絵を、見ることが出来るであろうが】
【その絵は、大きな円の中に幾つもの小さな円を描いたもの、というもので、良く分からない絵である】
<> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 10:55:25.56 ID:4XYBxSEco<> >>872
「こんにちは……じゃ、じゃなくて!」

【引きつった笑いで挨拶し返してしまったが、少女がしたかったのは挨拶ではないのである】
【何だこの少年は?こちらの話しを聞いていないのだろうか、少女にはそんな思いが沸き出て、少しイラつく】
【そして、ビシッと絵を右手の人差指で指すと、これまたお姉さんが少年を注意するように】

「人の前で君が描いたとはいえ絵を踏みつけるのは超不愉快……って、なんですかこれ」

【なのだが、少年が踏んでいたのは訳の分からない幾何学的な模様に近いモノであり、意味がわからない】
【少女はてっきり誰か知人の絵でも描いて怨みがましく踏んでいたのかと思ったが、そうと言う訳でもない】
【訳が分からないといった感じで少女は少年に尋ねるのであった、首を傾げながら】 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 11:06:04.91 ID:r8d9r7XB0<> 「休暇も厭うべきか……はてさて、何をすべきか余暇を持て余すな……」
「むぅ、日々、時間を上手く使えて居ない証拠か」

深いベレー帽を被っては、白銀色の双髪を棚引かす、一人の少女……ーーー片目には眼帯
端正で小綺麗な容姿に反比例して、首筋や眼帯の片目に僅かになぞられる
古い傷跡が印象に残る……ーーー久しく予定無く与えられた余暇
羽織ったコートと白い手袋、春が近付いて居るのに暑そうな格好である

「ぬ…………此は、クレープとな……?」
「こんな三角形で、色々と重そうなトッピング、アンバランスでは無いのかッ!?」
「やはり此処の奴等は奇異な趣向を持つ様だな……」

通りすがる公園前のクレープ屋台、彼女は初めて見るのだろう、其の食べ物に
驚愕を隠せないで居る、少しばかり食べてはみたいものの
財布は未だに祖国通貨や、非常時に買う食費に残した金、どれも使えない

「むむぅ……」

少しばかり唸る……ーーー取りあえずは辺りを首を回し、覗いては
他者の反応を確かめる事にした <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 11:08:42.44 ID:oXdwF8azo<> >>874
不愉快にさせてしまいましたか、すみません
浜辺を見ると、ついつい遊びたくなっちゃいまして

【愉しそうな笑みを浮かべながら、修道服の少女に謝りながら】
【遊んでいた、と言う、絵を踏んで遊んでいたということであろう、どんな遊びなのだろうか?】

【嫌いな知人の絵を描いて鬱憤晴らし?いや、絵から考えて、その線は無いだろう】
【ならば、どんな遊びなのだろうか?】

なんだと、思います?

【それに返すように首をかしげて、尋ね返す】

【かなりの範囲が踏み潰され、絵をしっかりと認識することは難しい】
【然し、残った部分から、更なるヒントを見つけ出すことは不可能ではないだろう】

【例えば、その大きな円を良く見ると、ジグザグの線が引かれていて、その内側に丸が密集していて】
【それ以外の場所には、まったく見当たらなかったり、少年が踏み潰してるのは、必ずしも丸がある場所のみだったり】

【線の内側に丸が密集している場所よりも、無い場所のほうが広かったり】 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 11:15:46.71 ID:4XYBxSEco<> >>876
「うーん……超少し待ってください……」

【こちらは訳の分からない口調で少し待つのか超待つのかよくわからないが、とにかく相手に待つように言い】
【腰を前に曲げて絵をじーっと観察するが、美術的センスゼロな少女にわかるはずがなく、完全にお手上げであり】
【第一、こんな絵に意味があるとすら思えず、一回歯軋りをして少年を恨みがましく思うと】

「超意味不明です」

「下らない遊びは良いですから早く教えてください」

【上体引きもどして体勢を戻すと、左手首を腰に当ててまたもや偉そうに相手に尋ねるのであった】
【どうやらギブアップの様である】 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 11:30:35.23 ID:oXdwF8azo<> >>877
そう、ですか
わかりませんか

【笑みを浮かべたまま、少ししょぼんと気を落とすような雰囲気を出していると】
【大きな波が押し寄せて、その絵をかき消すのを、黙って見つめながら】

ですよね、僕、絵下手糞ですし
地理とかも、あんまり好きじゃないですから

【興味がなくなってしまったのか、絵を見るのを止めて少女を見つめながら】
【絵の答えは言わず、自分のことを語るが、その語りから、地理に関係した絵だったということが想像できるだろう】 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 11:35:18.09 ID:4XYBxSEco<> >>878
「地理……ああ、もしかして場所を示した絵ですか?」

「と言うか、なぞなぞに付き合うつもりは超ありません」

【そう言ってもう一歩少年に詰め寄ると】

「とっとと何の絵か言ってください」

【高圧的な態度で相手に尋ねかけるのであった、相当機嫌が悪くなってきているそうな】
【それもそうである、どれだけ質問しても返ってくるのは曖昧な言葉ばかり、気になりもする】 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 11:45:29.06 ID:oXdwF8azo<> >>879
地球、って所ですかね?
小さい丸は、生き物ですよ

【相手の態度に関係なく、笑みは決して崩さないが】
【素直に、相手の問いに、答えを返すと】

別に、全人類が憎いとか、人が嫌いだとか、そんなことは一切無いですよ?
むしろ好きなぐらいです、でもね、潰してみたくなったりしません?

沢山の人を、殺してみたくなりませんか?

【こんなことを少女に尋ねながら、距離など関係なく、グチャッと浜辺に足跡をつけながら】
【少女の方へと、一歩、一歩、確実に歩み寄る】 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 11:48:58.60 ID:RbBwBXsxo<> >>875

「……あら? 軍人さん……?」

【ふと立ち寄った公園前。其処で周囲の反応を窺うような、奇異な動作を披露する軍人を認め、小首を傾げた】
【全貌を下から綴れば限が無いが――.十中八九、何処かの軍人で相違ないと断定。その齢の低さに、己より劣る矮躯】
【瞥見すればコスプレの一種にしか思えないもの、古傷が聊か趣を異にしていた。大仰な特殊メイク――という訳でもあるまい】
【長考。別段、顔見知りでもないうえに近寄り難いが、しかし好奇心を刺激する存在。暫時、うーんと考えあぐね、結果】

「なにか、お困りですか」

【なるたけ驚かせないように、相手の視線の先に自ずと這入り込む位置を確保して、声を掛けた。柔和な微笑を心掛け】
【当節、己より身長が勝る相手か、殆ど変わらぬ相手としか邂逅していなかった故に、久々の“見下ろす”身長差に当惑しつつ】
【軽く膝を曲げて、相手の顔貌を、陽光を照り爛々と燦めく琥珀の双眸に燈す。――軽く春風に靡いた、優に腰まで至る茶髪を】
【手櫛で、やんわりと押さえ込みながら。ともして、声を掛けた。この少女、背に黒い大剣、腰に自動拳銃と、異質な格好ではあるが】 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 12:01:12.78 ID:4XYBxSEco<> >>880
「――なっ!」

【思わず一歩分後ずさりしてしまう、そして表情は引きつった驚愕の顔、相手は何を言っているのだろうか】
【確かに自分も人を殺したりする事もあるが、それはあくまで食用にであり、矢鱈滅多に無駄に殺したりはしない】
【だが、相手は人間だろう?少年だろう?仲間だろう?それを[ピーーー]なんて――――どうかしている】

「き、君超バカなんじゃないんですか?」

「私はそうは超思いません!」

【そして、気味悪さを吹き飛ばす様に叫んで相手を威嚇する、当たり前だ、コッチに来てほしくないのだから当然】
【それに、いざとなれば応戦することだって出来る、コチトラ無脊椎動物で一番頭の良い生物なのだから』 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 12:08:14.70 ID:r8d9r7XB0<> >>881
「…………ッ!?」

いきなり軍人さんと呼ばわりに、胸が突き刺さる様な電流が走る
驚きは無いものの、其の心境はただ彼女が普段着に“変装”して居るつもりだったらしく、いきなり
自信消失に撃沈の一言だったのだ、ついでに普段とは帽子しか違い無い故に
他は軍人と変わり無い格好だ、一体、何に自信を持っていたのか……?

「べ、別に、困ってはおらんぞッ……困ってないからなッ……!」
「た、ただクレープとやらが、余りにも奇異な食物ゆえに、関心があっただけだ」
「貴様には関係は無い……」

手袋の手でクレープ屋台に指さして、頑なに否定しながらも何に困って居たのかを
きっちり教えている、言動や口調は固いモノだが、人としての経験値や当たり前の事が
幼い所は見て取れる……ーーー

「うむむ……ーーー」

言い残した後は、視線を逸らし
すぐ様、振り返り腕を組んではクレープ屋台を遠目に見る始末、金が無いとは言わない辺り
単なる興味だけなのか、とりあえず未だに変な唸り声は止まなかった……ーーー <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 12:18:54.25 ID:oXdwF8azo<> >>882
人なら、誰でも思うと思いますよ?

僕は、総ての生き物が愛しいんです、好きなんです、大好きなんです
だから、虐めたくなりますよね?だから、傷つけたくなりますよね?だから、殺したくなりますよね?

【威嚇されても、少年は笑みを浮かべたまま、少女へと近づいてゆく】
【その歩みは止まることはなく、また、その言葉も止まることはない】

愛しいからこそ、傷つけたくなりますよね?
衝動的に思いますよね?思ったことが無いなんて嘘でしょう?それとも気づいて無いだけかな?


心のどこかでは、思ったこと、ありますよね?


【そして、少女の心を擽ろうと言葉を発する】
【擽りたい理由はなんなのだろうか?もしかしたら、無いのかもしれない】

いいですよね?

虐めても、傷つけても、殺しても

神様は赦してくれますよね?だって、神様から見れば、命は皆、平等なんですから、ね?
幾ら殺したところで、また、増えるんですし、少し減ったぐらいで怒るほど、神様はケチじゃないですよね?

ね?シスターさん?

【そして、尋ね始める、何度も、何度も、尋ねる】
【神の使徒に尋ねる、神の器の広さを、神の考えを、神の命の観方を】 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 12:29:02.21 ID:RbBwBXsxo<> >>883

「ああ、クレープですか……美味しいですよ、食べます?」

【その挙動と言動に、思わずくすりと笑みを零しながら、財布を取り出し提案した。柔和な微笑を一層に色濃くし】
【見た目に違わず、幼いところを確認できたことに、安堵の息を吐き出した。――話し掛けたはいいが、偏屈な軍人と】
【違わない、毅然と断固な態度で応対されていては、話し掛けたことを後悔したかもしれない、と。自分勝手ではあるが】
【表情を綻ばせるのも、当然であり。――問い掛ける、という形を取りながらも、既にその足は露店へと向いている】

「……ちょうど私もお腹が空いていましたし、同席願えれば嬉しいのですが」

【も一度、最後に微笑み掛けると曲げていた膝を伸ばしきり、直立する。軽く小首を傾げて、するりと掌を差し出した】
【差し出した掌は、別段握手や手交を望んでいる訳ではない。ゆえに掴まれなくても構わないが――つまり、一緒に来い】
【という意味で。軍人の返事を一応待って、少女は露店へと一歩踏み出すだろう。奢るのも悪くないかな、と柄にも合わない】
【年長者の余裕を披露しながら。――即時して、周囲に少なくない数集まっていた野次馬も、蜘蛛の子を散らすように散開し】 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 12:36:51.16 ID:4XYBxSEco<> >>884
【嗚呼、成程、狂人、哉】
【確かに、無いとは言い切れないかもしれない、愛しい人を傷付けたいと言う気持ちがあったかもしれない】
【だが、だが、だが、なら、何故愛しむ?愛しむという言葉は違うのだ、愛と恋とでは大きく違う、同じ意味では無い】
【そしてだ、相手は大きな勘違いをしている、自分に聞かれたって困るのだ、神様の意思なんてものを、何故なら―――】

「―――……超バカヤローですね」

「お姉さん、少し怒っちゃいましたよ」

「神様に聞きたいなら超余所を当たってください、ガキ」

【両手を使わずにスカートがめくれていく、何故か?だって、この少女の下半身からは―――無数の足が、触手が、触腕があるのだから】
【大小や長さ様々な大量の触腕が蠢き合い、少女の下半身を覆い尽くす程で、いや、これ自体全てが少女の下半身なのだ】
【全く持って修道女と真逆の存在、だからこそこの少女は修道女の姿恰好をしているのだ、隠れる為に、生きる為に】
【少女は相も変わらず引きつった表情をしていた、怒りを隠そうと言う表情だ、こんなクソガキがいる事が堪らなくムカついて仕方ない】

「君と話していて超不愉快なので私は帰らせてもらいます」

「これ以降、私と会っても絶対に話しかけないでくださいね」
「話しかけたら一生超後悔することをしてやるので」

【そう言ってローブの裾をまた砂に付くくらいまでパサッと降ろし、触腕を隠すと、後ろ向きに滑るように下がり始める】
【ある程度距離を取るまでは相手を警戒しておかなければならないのだ、能力者だった場合は非常に厄介だから】
【単純な攻撃能力ならまだしも、こういうイカれ野郎の場合はヘンテコな能力の場合が多い、厄介事は御免だ】 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 12:43:47.71 ID:oXdwF8azo<> >>896
【そんな、人とはかけ離れた存在、修道女などと、とても呼ぶことが出来ない異形の姿を】
【表した少女に、少年は】

また、不機嫌にしてしまいましたか、ごめんなさい
さようなら、シスターさん

【怖気づくこともせず、追いかけることも、留めることもせず、一言だけ、相手に謝って】
【先ほどと変らず、相手を聖職者として見た上での呼び方で呼びながら、手を振って、変らない笑顔で見送ろうとする】 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 12:53:34.30 ID:r8d9r7XB0<> >>885
「美味しい……か」
「あぁ、いや……それは、私なんぞと共に食べては食う飯も不味いだろう」

どうも自分を卑下する癖は、抜けて居ない、不幸とも何も感じては無い筈では有るが
彼女自身、食事を誰かと共に食べるなんて事はした事も無ければ、考えた事も無い
故に戸惑ったのだろう、故に卑化したのだろう、人が兵器と共に、楽しめる筈が無いと
鉄の皮膚を隠した手袋を前に出して遠回りに拒否をする
余り善意に強く当たるのも、罪悪が絶えぬのか僅かに微笑み返しながら……ーーー

「私は困ってはおらん、見てるだけで良いさ……」

幼さを堪えた態度を保ちつつ、孤独によって自分が在るべきと思う行動を取る
兵器らしく有る軍人ながらも、それでも少しの人らしさを兼ね備えて居て
兵器は兵器が扱われる場が似合いだと言うような、自虐

「……失礼した」

否、そんな小難しいモノでも無い
人に優しくされた事が無ければ、した事も覚えも無い、ただ其れだけの理由で
彼女は背を向け、去らんとする <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 12:58:41.32 ID:gWe3i8yYo<> 【ガリッ】

【昼。ぽかぽかと暖かい路地裏で】

【二十代半ばと言った外見の女が林檎を齧っている】
【髪は肩の下まで降りており黒色。目は澄んだ青色をしていてとても端正な顔立ちだ】
【そんな女の顔に写るのは、無表情】

【カーゴパンツにロングTシャツ、上にジャケットを着ており所々に赤い、液体が陽に照らされて光っていた】

【女の左手には林檎、そして右手には、太刀を握っている】

【女の目の前には男が一人、横たわっていた。肉の焼ける匂い。懐かしい匂い。】【林檎の芯を、路傍に打ち捨てる】
【まだ死んではいない。男のポケットを順番に探る。あった。それを自身のポケットに入れる】

【太刀を仕舞い、歩き出す。誰かに見つからなければそのまま人通りの多い通りへ出るだろう】

/作ったばかりなので雑談or模擬戦になります <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 13:07:59.35 ID:RbBwBXsxo<> >>888

「……なに言ってるんですか。そんな事思っていたら、こうやって提案したりしませんよ」

【少女の言葉に当惑しながらも、さも当然とそう返す。手袋の先を一瞥し、微笑携える少女に呆れた様子で微笑んで】
【存外に軍人気質で在ったのか。そう浅慮するも、疑問が首を擡げる。話し掛けたのも、会話し安堵したのも、須らく】
【幼い気質を感じ取ったからであり、それは間違いではないのだろう。だとすると――解らなくなる。毅然とした応対は】
【しかし自らを卑下し、自虐するようで。双眸に燈した少女の現身が、背を向けて立ち去ろうとするのを捉えるや――】

「ダメです、私が“貴方と食べたい”んです。
 ……クレープは、二つほど食べ比べたいと思っていたのですが、生憎そこまで大食いでは無いので」
「できるのなら誰かと一緒に買って、交換しつつ食べるのが最善な訳で……とにかく、一緒に来て下さい」

【機敏な動きで、少女の肩を優しく抱き掴もうと、腕を伸ばした。口から漏れるのは出鱈目。元々、此処には偶然立ち寄った】
【だけで、クレープを食べる気もなければ、誰かと一緒――など冗談も過ぎる。ただ、嘘言であろうと眼前の少女を、このまま】
【立ち去らせるのだけは由と出来なくて。結果、これまた柄になく相手を止めようと、饒舌に語り尽くす。――何処か、少女の】
【端々に『どこかの誰か』と同質のものを感じ取ったのもあるが、それは胸中の奥深く。己とて察せられない深淵の底で】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 13:17:08.60 ID:bxfaJkKDO<> 【ある発達した都市】

「……」

【その中心部。大通り。】
【まだ時間的には早く、人々がたくさんいる。ある者は仕事のため忙しそうに歩き、ある者は春休みという休日を満喫している】
【季節的にも過ごしやすくなり、陽光が優しく照らすその場所で、】

「……どこいった…」

【一人の少女はこう呟いていた。】
【仕立ての良さそうな黒いコートを羽織り、それとは対照的な銀色の髪。銀縁のメガネ】
【肌もごく自然な様子で白く、少々冷たい印象を受ける。】
【そして、唯一異質なのが、彼女の腰に差し込まれた“剣”。】
【獣の革と金属でできた鞘に納められた長いそれは、】
【先端が“銃”の持ち手のように湾曲し、トリガーが付いていた。】
【最も、この世界では帯刀していることなど珍しくもないのかも知れない。なぜなら、】
【行き交う人々の中には彼女のように武器を持っている人物もいるし、】
【そもそも人間ではない───所謂“人外”と呼ばれる者達も数多くいたからである。】

「……」

【誰かに聞いてみるか。連れとはぐれた彼女は、】
【それらしい人物がいないか辺りをキョロキョロ見回しながら歩き始めた。】
【ぶつかりそうになっていることなど、彼女にとってはどうでもいいらしい。】 <> 【自在脚足】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 13:18:30.18 ID:4XYBxSEco<> >>887
「…………」

【結局、修道女は途中でクルリと向きを変えると、背中を向けて歩くようでは無く滑るように急いで去って行った】
【訳の分からない気味の悪いものを視た、そんな風に、今まで訳の分からない気味の悪いものと思われてきた者は思ったのであった】

/絡み乙でしたー! <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 13:26:54.20 ID:r8d9r7XB0<> >>890
「な、なッ……なに……をッ」

否定はした筈だが、其れでも私を連れて何をしようと言うのか、戸惑いは言葉にならない
自分の混迷具合から察されるだろう、分からない、分からない
こんなにも他人に委ねる事に安心感が持てるのか……ーーー?怖かった
会った事も無いのに出鱈目すぎて

「はぁ…………ーーー何だと言うのだコレは」

そのまま捉えられる手を振り払う事も、口調強く反論する事も出来ぬ自分に戸惑いを
隠せなかった、溜息混じりに嘆くも、何故か悪い気はしない自分には気付く事無く
そんな甘美と賛美に誘われてしまう……ーーーやはり
クレープとやらのバランスは奇異だった

「悪くは……無いのか……な」

小さく呟く蚊が鳴く程の聞こえるかは定かでない声
一瞬だけ子供の様に、恥じらいに頬を赤く一糸を紡がせた気がした、首を左右に一度振るっては
自分が放った呟きを忘れようとしていた <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 13:34:22.68 ID:gWe3i8yYo<> >>889
/2時まで募集してます <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 13:45:03.24 ID:df6luAhKo<> >>840で死合募集
時間は昼で脳内補完してくだせー <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 13:45:51.16 ID:RbBwBXsxo<> >>893

「……ほら、一緒に選びましょう」

【戸惑い――少女の態度から、感じ取れるのはその一心。自分にしても大胆な行動に移したと辟易したが】
【それを拒否することも、享受することもなく。葛藤か混乱か定かでない、感情の坩堝に在るのか――掴んだ肩を】
【腕を引いて、此方に寄せようとする。流石に抱き締める、というのは気が引け、優しく添わせるに留めるつもりで】
【膝を曲げると、同高度に再び顔を揃わせた。――聞こえた覚束なげな声に、眼を瞑り、一頻り沈黙を守って】

「早く行かないと、無くなちゃいますから……ね?」

【姿勢を微かに前のめり、少女の顔を覗き込むようにして、そう告げる。微笑の趣は柔和と異にし、聞き分けの悪い】
【“友人”を諭すような、呆れ半分憂慮半分といったもので――こればかりは意図的に可能な表情ではない。知らぬ間】
【相手へ懐く感情は、好奇心から移り変わり、表情もまた険を抜いた聊かの親愛を示すものへと、変化していて、語調も然り】
【戒飭するようで有無を言わせぬ迫力を兼ね合わせていた。少女の手袋を嵌めた御手を、掌中に抱き留めようと腕を伸ばす】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 14:01:38.78 ID:df6luAhKo<> >>895取り消し <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 14:09:31.19 ID:r8d9r7XB0<> >>896
「〜〜〜ッ、分かった、分かったよっ、私はこう言うのは良く分からん」
「選ぶのは任せる……」

先から自分の混乱具合が露呈されどうにも調子が狂う、声にならない唸り
要約して、割り切る、どうにでもなれと、奇異な食物に初の一人以外での食事
生まれた時は点滴に、いつの間にか頭に叩き込まれていた“食べる”手段
非効率、なのに複数人で食べる人々の笑顔の意図は掴めず……ーーー食べれば分かるのだろうか?

「……行こう」

唯、目の前の少女に委ねた、触れられる鋼鉄の硬い掌、温かさや感触は伝わらない
ただ触れられたと感じる微かな振動が肩の付け根に、敏感に反応する
されど……ーーー預けた掌は暖かく
瞼を閉じながら軽く頷いて、さり気無い返答を返す
やはりクレープとやらに乗るクリームの量は絶大で……ーーーー

「……やはりアレはアンバランスだと思う、食うと崩壊しそうだぞ、解せん」

取りあえずは、やはりそこが疑問に残った……ーーー知らぬ間にそんな疑問を
口に紡いで居た事実は、彼女も自覚はして居ないが
興味の方向性は少しおかしかった <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 14:11:19.40 ID:7swfFq+Yo<> >>889

「……昼間っから殺したぁ元気なことだな」

女が路地裏を去ろうとすると、その場所に目付きの悪い青年が姿を表す。
嗅ぎ慣れた血の匂いを感じて、来てみればこれだ。
すでに瀕死状態の男が倒れている。放置すればきっと死ぬだろう。
殺ったのはおそらく――――林檎の芯を捨てたあの女。

「ポイ捨てに人殺し……。余罪も洗ったらたくさん出るだろうな」

男の体はただ切り裂かれた、というわけではなくところどころ焦げている。
普通の無能力者が戦って相手が焦げる、というのは余り無い。つまり相手はおそらく能力者だろう。
簡単に人を殺して、死体の処理もせずに能面のような無表情で去っていく。
なんだか万能感を見せつけられたようで、イラつきが青年のことを襲った。

「おいテメェ……、ポイ捨てしてんじゃねェぞ」

去ろうとする女に、声をかける。
声には苛立ちが多く混ざっていた。 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 14:22:38.72 ID:gWe3i8yYo<> >>899

チッ…
【後ろから投げかけられる声に気怠げに振り向く】
【そこには、青年が立っていた】

【死体を見ても逃げ出さない辺りタダのガキではなさそうだ…嗚呼、面倒臭い】

それをあんたが言うわけぇ?

【甲高く高圧的な態度で青年に応じる】
【この青年の態度から見て殺しなどさほど珍しくもなさそうだ】

【…この男の方が罪を重ねているのではないか?しかしそんなどうでも良い事はすぐに女の頭の中で雲散霧消する】

あたしは敬虔なシュウドウジョだからポイ捨てくらい許されんのよぉ?
【胸に左手を当てて大げさにおどけて見せる】

【右手は…腰の太刀に宛てがう】

その男と一緒に消えな…神は殺戮を望んでいらっしゃらないからねぇ

【けけけ、と女らしからぬ下品な笑い声を上げる】
【…これは嘘だ。青年が男を背負っていけば後ろから襲いかかるだろう】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 14:27:36.56 ID:vN7x/xzko<> >>891再募集!! <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 14:28:37.53 ID:RbBwBXsxo<> >>898

「うーん、自分で選んだほうが面白いと思いますけど……ま、初めてですしね、お任せくださいな」

【人差指を下顎に添わし、思案するような仕草を魅せた後、破顔する。――どうやら、上手い具合に事が運んだ様子】
【自分でも、何故此処まで諦め悪く、頼み込んだのか甚だの疑問に思えてくるも、頭を振って愚考と断じ霧散させた】
【いますべき事は、クレープを買って、親交を深める事で在り――屈伸の要領で直立すると、少女の“掌”を確り握る】

「ええ。 確かに、あまり食べやすくはないですけど、そういうところも面白いんですよ。
 皆でワイワイ騒いでやる分には、困りませんし……それに、あの方が美味しそうですし興味を惹くじゃないですか?」

【握った”掌”――硬質に、温もりのない鋼鉄は、刹那に義肢と知れた。それでも態度も表情も、一切歪なく変わらない】
【驚きは当然ながら、ある。予見するには相当斜め上の事象であり、掴んだ瞬間、微かに握る力が強くなったかもしれない】
【ただ察し取れる古傷の跡に、未成熟さはあれど、軍人として申し分のない応対。そこからして、何かしらあると踏んでいたか】
【――腕を引く。軽く、相手に歩行を促す程度の力を込めて、一歩露店へと踏み出した。群衆も、最早二人を意に介さず】

「…………んと、なにを頼みましょうか」

【眺望する先、露店の横に掲げられたメニューの一覧を見て、少女に軽く肩を竦めて、苦慮。任せる、と言われた手前】
【適当に選ぶなど、自尊心が赦さない。取り敢えず、バナナクレープとか、チョコクレープだとか、当たり障りの無い物か】
【唸っては沈黙を反復し、視線は右往左往。少女にも、食べたい物がもし見つかったのなら指して示すように、仕草する】 <> 【暗黒吸収】掌から無生物ならあっという間に呑みこみ、生物なら身体を蝕む闇の玉を放てる。<>sagesaga<>2011/03/28(月) 14:28:57.67 ID:oXdwF8azo<> >>892
/遅くなりましたが、絡み乙でしたー <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 14:31:26.54 ID:7swfFq+Yo<> >>900

「うぜェな……なんでこうも上から目線の奴が多いんだか」

イラつき、不満がどんどん重なっていく。
青年は精神年齢が低く、そこら辺の人間よりキャパシティが低い。
もうすでにキレる寸前、いつ爆発してもおかしくない爆弾のようなものだった。

「塵も積もれば山になんだろ。小さいそれも積み重ねれば立派な大罪だバーカ」

修道女だかなんだか知らないが、そんな一部の人間だけが優遇されるなどむかつき以外の何も生まない。
女の動作、言動そのすべてが青年をイライラさせていく。

「はぁ?なに、俺がこいつを助けるとでも思ってんの?こんな奴、どうでもいい」

もとより、助ける気などアリはしない。今から助けたって間に合うかすらわからない。
自分で立つチカラのない奴を助ける必要など、何処にあるのだろうか?
なにより――――この女は信用できない。
少し警戒心を強くし、いつでも懐にしまわれたナイフを取り出せるように準備する。 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 14:41:41.98 ID:gWe3i8yYo<> >>904
…いいからさっさと消えろっつってんのよぉ!

【青年よりも沸点の低かった女】
【勢い良く太刀を引き抜き、しっかりと両手で持つ】

【バチバチバチバチバチ】

【辺りに太刀の発する音が響き渡る。この音が意味するものが青年に分かるだろうか】

【太刀が帯びている電気は…円盤形態をとる。何時でも10cm程度の電撃の円盤を飛ばせるというわけだ】


慈悲深いあたしが最後のチャンスをやるわ。さっさと出て行くなら見なかった事にしてやる・・

【ギリギリ相手に届く位の重苦しい声で呟く】
【本当に見逃すのか。それは女自身のきまぐれ一つだろう】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 14:47:30.17 ID:7swfFq+Yo<> >>905

「そりゃこっちの台詞だろ?」

青年は、『仕事』以外では自己防衛のためにしか戦わない。
自分に武器を向けるということは、つまりは自分の敵だということ。
逃がしてもらう道理はない。懐に閉まってあったナイフを左手で取り出す。

「今なら土下座で許してやるよ」

相手の武器は電撃を纏っている。経験上非常に厄介だった。
数ある属性の中でも速度があり、炎と違い触れただけでも危なすぎる。
パワーとスピード、その両方を兼ね備えたすごく『面倒』な属性だった。

ナイフの鋒を女に向けて、ニヤリと笑う。
その笑みは『さっさと来いよ、クソ女』と物語るように、相手を挑発する歪みだった。 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 14:51:31.88 ID:r8d9r7XB0<> >>902
「成る程な…………面白味、か」
「手、硬いだろう……離しても良いぞ、あまりコレは触れて心地良いモノでも無いからな」

面白味、そんな趣向を知ったのは初めてかも知れない
握られる、右腕の袖口の黒い影の中には、列に並ぶ銃身が搭載されて居る、いわば兵器の一つ
何となく察されて居るのは良く分かる、人からすれば気味の悪いモノ
人と違うだけで周りから受ける処遇は、かなり変わる
そうした経験は幾度と無く体感し見て来た、故に気軽にも皮肉にも、気遣う発言は出来た

「ーーー……バナn」

……ーーー相手に選んでくれと頼んだ矢先に、メニューを見て口走りかけた
言おうとした、確かに“バナナ”と、途中で言葉を中断し視線を逸らしつつも
もう一度、咳払いを促して、少し顔を赤くしながら瞳を閉じつつ指をさす

「ば、ばにゃッ、バナナナ・クレープなんてどうだ……」

盛大に噛んだ、呂律が回らない、其れを告げた後は言い直す事も出来ずに
やり場無くして視線を余所へ移す、こう言う事に関しては慣れてない事が見て取れる
何時もの軍人気質が殺げるのも、今日が“休暇”であるからか
バナナのナが一つ多いのも、今、気付いた <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 14:56:54.88 ID:gWe3i8yYo<> >>906
こんの…ガキャアアアア!!
【端正な顔を怒りで歪め青年に躍りかかる】
【これ以上この糞生意気なガキを放っておく理由は無い…二発の円盤状の電撃を縦に放つ】

【一方は青年の頭の更に上の位置に】
【もう一方は青年の肩を掠める位置に】

【それぞれが10cm程度の大きさで切れ味は鋭い包丁程はあるだろう。】
【どちらも青年に当たらないとしたら…どのようなルートだろうか?】

【恐らくしゃがんでこちらに接近してくるだろう…その場合は蹴りを叩き込まんとし】

【後ろをとられないよう勢いを弱め気をつけながら、青年に急接近する】

/戦闘始めてなので矛盾点などあれば遠慮なく指摘して下さい。 <> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 15:03:33.43 ID:FUuBebFDo<> ――【街・商店街】――

活気溢れる商店街の一角、とあるパン屋のショーウインドウの前に、黒いスーツの女性が1人。
ウインドウに並ぶ様々なパンを眺めながら、店内から漂ってくる芳ばしい香りに眼を細めつつ
片手をお腹にやっている。どうやらお腹が減っているようで。

「……む、むむ…どれも美味しそうです…」

優柔不断なのか否か、惣菜パンや菓子パンが立ち並ぶウインドウを眺めながら思案している様子。
はたから見れば黒いスーツにハイヒールが相まって、昼休憩にでもやってきたOLのようにも見える。
実のところはランカーズ社の社長秘書、その娘であるのだが…それはさておき。


「……むむぅ…」


まだまだ、決まらない様子。
このまま数十分、数時間と経ってしまいそうな予感がしない事もないが、どうなのだろうか。



/何でもおkです! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 15:04:32.37 ID:7swfFq+Yo<> >>908

「おー怖い怖い」

女の予想通り、しゃがみこみ駆け出す。
全速力ではない。だが、その早さは常人を遥かに凌駕している。
その速さは、女との距離を詰めるには十分すぎる速さだ。
「ヒステリックババアは怖いねェっと」

女との距離が詰まっていく。左手にあるナイフ、そのグリップを握り締め、女を睨みつけた。
女がこちらに接近してきているのを見て、握るチカラをさらに強める。
そして、『間合い』に入り込めば女が蹴りを繰り出すのとほぼ同時、ナイフを横に一閃するだろう。
相手への攻撃への牽制を込めた一撃だ。

/了解です。こちらもおかしいところがあったら指摘をお願いします。 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 15:13:32.64 ID:RbBwBXsxo<> >>907

「いえ、私結構、機械や鋼鉄が好きですから。……馴染み深いですしね、心地良いモノですよ」

【気遣いを無為に帰すつもりはないが、この程度なら赦されよう。己の【能力】に起因する婦女子と一線を画す趣向は】
【吉と出たのか、否か。視界の下端、袖の暗闇に並んだ銃身をしても、それを畏怖し剰さえ忌避するなど――有り得ない】
【握る掌はより強く、五指の形を、人肌の温もりを染み付けるように、握り込まれていく。義肢であるのなら、力の加減は】
【さして必要ないだろうと考え。人によれば、少々痛みを伴う繋ぎ方で、言葉に続いて行動でも、己の意向を伝えた】

「……っふ、あはは、もうっ……なに噛んでるんですか、可愛いなぁ……」
「はい……はい、うん。 “バナナ”クレープ、ですね。分かりました」

【きょとんと、少女の一連の失態を傍観し、堪らず吹き出した。失礼だと理解しても、動静や寡黙と正反対の天然に】
【相手へ懐く寸評は、悉く親愛を伴って書き換えられていく。どこか抜けている、とか。年相応なんだ、とか――相手にすれば】
【迷惑なうえ勘弁頂きたい印象でも、それは彼女にすれば好意的な解釈の延長上で。つまりは、より一層、少女を好意を懐き】
【漸く、笑いすぎで瞳の端に溜まった涙を、人差指で払い幾分か平静を取り戻した。一度、大きく深呼吸をして息を整えた】

「すいません、これを――」

【進むこと数メートル。露店の販売員に声を掛け、身振りを交えつつ注文を済ませていく。片手に持った財布から器用に】
【所定の金額を取り出して、支払いを終え――数分後。できたてのクレープ二つが、双方に差し出された。商品見本の写真よか】
【トッピングやボリュームが、大きくなっているのは店員の茶目っ気だろうか。とかく、自分の分を先に受け取り、もう一つを】
【少女が受け取れるように、身振り。――差し出されたバナナクレープは、不安定ながら形を保っており、受け取る分には労ないだろう】 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 15:15:54.14 ID:gWe3i8yYo<> >>910

…っチィ!

【青年の速度は想像していたものより速く、思わず舌打ちしてしまう】

【想像通り青年はしゃがみ円盤を回避するとこちらに向かってきた。蹴りを繰り出す】

あぁ!?
【その瞬間男はナイフを一閃する】
【仕方なく蹴りの勢いを殺し難を逃れようとしつつ】

【両手に持った太刀を相手の腕目がけて水平に小振りに振るう】
【当たれば電気による麻痺でナイフを取り落とすだろう、と踏んでの事だった】

【しかし足を一本蹴りだしているため、そこまで力は入っておらず、当たっても少し血が出る程度だろう】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 15:16:56.17 ID:vN7x/xzko<> >>909

【さて、>>891からさらに歩き、連れを探す少女。】
【どこに行ったのか。辺りを見回していると…】

「!」

【見つけた。はるか前方。商店街の出口付近で、背を向けて歩いている。向こうもこちらのことを探しているようだ】
【歩みを速め、やがて駆け出す。このままでは見失ってしまう。友人を見ながら走った】

「………あ…」

【ゆえに】
【パン屋のショーウインドウを睨む女性に盛大にぶつかりそうになってしまった】
【もしまともにぶつかったなら、彼女はよろけ、何とか体勢を立て直すだろう】

「……」

【見失った。雑踏に紛れるように友人は消える】
【相手の足元に転がる弾丸など気にする様子もない。】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 15:25:53.74 ID:7swfFq+Yo<> >>912

「お?意外と出来るな」

あの態勢から蹴りを止めたのに少し驚きながら、わずかに感心する。
青年の中で女性の評価がヒステリックババアから少しはやれるヒステリックババアに変わった瞬間である。

「――――」

一切の踏み込みのない、体重の乗せられていない太刀など、威力は皆無に等しい。
だが、それでなお太刀を振ったのは、おそらく刀に帯びている雷があったからだろう。
当たれば麻痺なり何なりするのだろうが――――かわすのに値しない。

走っている勢いはそのまま、左腕に斬撃が刻まれる。
ナイフはカランと地面に落ちた。だが、青年は止まろうとはしない。
刀はナイフと違い、リーチが長い分小回りがきかない。つまり、距離を詰め過ぎると逆に打つ手がなくなる。
そう考えた青年は、走ることはやめず、さらに距離を詰めようとした。
相手は刀を振ったばかりで、さらにけりを出した直後。密着するぐらいに距離は詰められると青年は踏んだ。 <> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 15:26:54.38 ID:FUuBebFDo<> >>913
ドッ―――という軽い衝撃を身体に受け、少女は思わずも情けない声を上げてしまう。
ウインドウに並ぶパンに気を取られていたのもあり、体勢を崩しそのまま地面へぺたりと尻餅をつく。

「ほぁっ……!?」

頭上にたくさんのクエスチョンマークを浮かべつつ、状況把握に努めようとする少女の前には――もう1人の少女。
黒いコートを羽織った彼女は一足早い春風にそれを翻しながら切り取られた風景の中、腰に携える剣を輝かせ
ていた。視線を向ければ一瞬で判断出来る。”常人では無い”と。それをさらに助長するのは少女の足元に転がって
来たひとつの”弾丸”である。

「あっ……」

気づいた少女は自らが立ち上がる事より先に、相手が落としたものへ気を取られたのか、それを手に取ってから何故か
ぺしぺしと埃を払ってふーっと息を吹きかける。それからようやくぶつかった相手の少女へそれを差し出した。

「あ、あのっ……落としましたよっ」

地面に情けない格好でへたりこんだまま銃弾を少女に差し出すその姿の滑稽さ。春の陽気に浮かれたとでも表現できそうな
シュールさは、相手に負けず劣らず風景から切り取られた異様さを放っていた。もちろん、ダサい意味で。 <> 【外法傀儡】<>sage saga <>2011/03/28(月) 15:27:23.50 ID:ezwnWE+q0<> />>895 まだいますか? <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 15:30:02.74 ID:df6luAhKo<> >>916
/ い る ぜ
ただ、今からだと途中落ちの可能性もあります。それでよければ <> 【外法傀儡】<>sage saga <>2011/03/28(月) 15:32:24.08 ID:ezwnWE+q0<> >>917
/諒解です。では投下しておきます <> 【囓渦氷刃】<>sage<>2011/03/28(月) 15:35:20.15 ID:87/Nevlio<>
「……ふむ、流石に春先と……いや既に春、か。」

【偶に頬を撫で走り去っていく風は温かく、僅かに甘い香りを運び今が春と言う事を鮮明に語り──】
【丈の長い学ランの白色の布が揺れるの肌で感じ、もうこれも着収め時かと心の隅で青年は思う】

「暖かい、心地よい……独り言は気味が悪いか」

【想いの他、速い時の流れに運ばれて弥生から卯月へ移り変わろうとする最終段階の近い】
【透き通る、爽やかな蒼の空に春独特のおぼろげな雲が浮かび、降り注ぐ日光が心地よいお昼時】

【とある事件の際、これを忘れぬ様にと植えられた千本の桜、数年の月日がたった今、満開に咲き誇り】
【ハラリ──ハラリ、と舞い落ちる桜の雨の並木道の中をカサリと地面を踏む音を立てながら青年が歩む】

【見渡す限りに見えるのは、揺れ動く薄紅色を纏う木とそれを照らす黄金色の光、そして人々の笑顔】
【老若男女、平等に染まる感情の色を横目でさり気無く眺めつつ、青年は緩慢に長い長い並木道を──】

【短く切り込まれた頭部に、広い肩に、桜の花びらが腰を降ろしている事に気が付く事無く…緩慢に】 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 15:36:07.38 ID:r8d9r7XB0<> >>911
「そう言う問題なのか……? 其れで良いなら良いが……」

金属は暖かみを増して行く気がした、存外思った以上に込められている力に
此は離される事は無いだろうな、と呆れ具合に少しむず痒い思いに浸った、空いた手で
頬を掻き、少しばかりリードされ過ぎる自分に情けなさは在ったが
今は甘んじて受けんと、心に刻む

「ぐっ……か、可愛いは余計だッ!!」
「それとわざわざ言い直すなっ……くそッ、調子が狂う……」

空いた手で頭を抱える、今まで滑稽に人を笑われたのは幾度と無く在ったが
何故か、万倍悔しく、万倍恥ずかしく、万倍悪意等感じられやしなかった、忌々しげにも
そんな心境を持ち軽く焦りながら、怒鳴る、溜息がこんなにも止まないのも初めてだ

「……済まないな、払わせて」
「後で金額分返すよ……ーーーーん」

クレープを落とさない様に感覚等無い指先で、力加減を覚えてから受け取る
代金に関しては奢る奢られるの概念が無い為に、ひと謝りし、告げる
受け取ったクレープは、大きく無格好で、確かに其れには……ーーー

「……ーーーなるほど、面白いな、こうして見ると」

見る可笑しくて、僅かに微笑む様に“面白味”があった <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 15:40:01.36 ID:gWe3i8yYo<> >>914

っ!?

【女の一太刀に対して青年は予想外の行動をとった】
【まさかナイフを取り落としてまで接近ことを選ぶとは思わなかったのである】

【青年の目論み通り、青年との距離は更に近くなる】

【だが―――】

汚ねぇ身体近づけてくんじゃねえよッ!

【好都合だ】

【振り切られた刀から電気の円盤が二つ、青年の身体目がけて飛来する】
【電気は太刀全てを覆っており、どの方向にも円盤を飛ばす事が可能だったのだ】

【青年に避けられた場合最悪自爆の結果になってしまう為あまり行いたくはなかったが…】

【最悪の結果を危惧しながらも一つは青年の肩】【一つは青年の足】
【それらを狙いに定め、太刀から後方に飛ばした】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 15:41:35.68 ID:vN7x/xzko<> >>915

「……」

【目を細めて商店街の向こう側を見る。しかし、もともとあまり視力はよくなく、】
【かつ人が多すぎてとてもじゃないが見つけることはできない。彼女は小さくため息をついた】

「……」

【そこでようやく彼女は視線を移した。感情の読めない瞳は、真っ直ぐ少女に向けられている】
【ようやく状況を整理した。自分はこの子にぶつかったらしい。それすら気がつかなかったくらい彼女は】
【夢中で走っていたのだ。そして、語られた言葉はおそらく自分へ向けられたもの、どうやら弾丸を落としたらしい】

「あ、ああ……」

【ヒョイ、とそれを掴み、ポケットへ無造作な様子で入れた。どうも適当な感じで、】
【あまり大切なものではないらしい。無限に出るからいちいち気にしていたら仕方がない、と言うこともあるのだが…】

「えーっと……」

「……ごめん。」

【あまり会話は得意ではないらしい。言葉を捜すように小さくうなった後、】
【何とかそれを見つけ出し、そして相手を立たせようと手を差し出した】 <> 【外法傀儡】装備や能力などはwiki参照<>sage saga <>2011/03/28(月) 15:42:50.25 ID:ezwnWE+q0<> >>840
そこに踏み入る一人、いや一つの人形。
その人形は防刃ローブを着ておりソレのフードを被っているため
一目見ただけでは人形とは解らないだろう。

「………久しぶりに創作意欲が湧くな。」

死体が捨て置かれている路地裏を照らす月夜に響き渡る無機質な声。
ソレは宣戦布告。否死刑宣告。

傀儡にする価値のある敵を目の当たりにしてこの瞬間正真正銘昔の【外法傀儡】に戻っていた。
そしてイヌワシに武器を取りだすよう命じ、槍を取りだした後この場から消えるように命ずる。

「さて、お前を芸術にしてやろう。ありがたく思えよ」
<> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 15:51:24.70 ID:FUuBebFDo<> >>922
暫く、商店街の向こう側を見るようにして目を細めていた相手の少女は小さく溜息をつく。
誰かを探していたような仕草は少しだけ自分が邪魔であったのでは無いか、という罪悪感にも似た
感情を生み出すが、移された視線の中にある感情の無い瞳で払拭されてしまう。
綺麗な銀色の髪をパン屋の換気扇から吹き出す芳ばしい香りの風が解き、毀れ落としていく。
それが妙に綺麗に思えて、所謂”見惚れて”いた。尻餅をついた情けない格好で。

それから、漸く差し出していた弾丸を小さな声と共に受け取り、ポケットへとねじ込む。
無表情とも、無感情とも、無愛想とも取れる少女の仕草に少しだけ眉を下げて申し訳なさそうな顔になる。
どうにも嫌われてしまったか、やはり邪魔であったと思ってしまったようで。差し出された手を取りつつ
起き上がると、二言だけを搾り出した少女に対して頭を下げる。

「あ、あのっ……すみませんでしたっ」

「私がこんな邪魔になるような場所でぼーっとしてたから……申し訳ありませんっ」

丁寧に深く頭を下げる少女。
銀色の髪を風に解く、黒いコートを羽織った剣を携える綺麗な少女。
黒いスーツに身を包み、胸に二つにバッジを光らせる少女。
そこの空間だけ見れば商店街には大凡似つかわしくないものであり、一般人すら少しだけ距離を
開けてから通り過ぎていってしまう。それを気にしているのかいないのか、少女は依然頭を下げたまま。

(あぁぁっ…うぅ…どうしよう……怒られるぅぅ……)

これだけでは完全なダメOLである。 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 15:51:33.99 ID:7swfFq+Yo<> >>921

ナイフを躊躇なく捨てられたのは、『間合い』がそうではなかったからだ
ナイフの間合いだったならば右手に持ち替えて切るぐらいのことはしただろうが……
この間合はナイフではなく、拳。

「俺だって好きでお前なんかに近付かないっつうの」

円盤を目視し、舌打ちをしたくなった。
電撃という時点で当たることは避けたいのに、形状からして当たれば切れる。
避ける……のは無理。だったら、もういっそのこと前に進んで突き抜けるしかない。

「――――よっこいしょっとォ!!」

左手で女の襟首をつかもうとした。
それと同時、右拳を固く握り、それを女の顔に向かって斜め下から振り上げる。
アッパー、これで女の体が吹っ飛べば自分も前に進み、円盤を避けることができる。
一石二鳥で効率的、青年が考えた策の中ではもっともまともなモノだろう。

拳が、空気を引き裂いて迫る。
円盤が当たるか当たらないかがかかった一撃、青年もそれなりに本気である。 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 15:54:29.49 ID:RbBwBXsxo<> >>920

「失礼、嘘言は好みませんゆえ、本心がつい。……返してもらわなくて結構ですよ。
 だって私が勝手に頼んだんですもん。それに年長者の甲斐性くらい持ち合わせてますし」

【頭を抱える様を、愉快そうに瞥見し、囀るようにそう告げる。仄かに綻ぶ表情は、少女の挙動逐一を嬉々に受け取る】
【怒鳴られても、眼を伏せ躰を疎ませただけ。例え軍人、人を殺すことを生業にしても、現状は一介の少女――小虎で】
【言えば反発を受けるのは分かり切っていたゆえ、口には出さなかったが。可愛い、という発言も強ち欺瞞ではない】

「面白いでしょう? これ、気をつけて食べないとすぐ溢れたりするから……っと、こんな風に」

【同意を応え、軽く盃を掲げるように、クレープを持ち上げて先を微量食んだ。と同時、花唇に白いクリームが付着して】
【苦笑交じりに、失敗例、と少女へ指して示す。人差指で掬って、舌でちろりと舐めとるが――予想以上に、汚さず食べる】
【となると、意欲に繊細な動きが要されそうだ。加え、片手では万が一手元を狂わせば、総て御釈迦になりかねない】

「何処か座る場所を捜しましょうか……彼処のベンチ、とか」

【胸元にクレープを移動させ、腕の位置を留め、安全性を考慮し躰側引き寄せる。ほんの数メートル先を行ったベンチを】
【目線で所作して、少女にも応急了承を求める。人の行き来は然程でないが、それでも在る。蹈鞴を踏み続ける訳にも往かず】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 15:57:14.13 ID:df6luAhKo<> >>923
「……あ?」

【ゴミ箱にでも捨てようかと探していた矢先、路地裏に響く声】
【男はそちらを向き、立つ人影を見て溜め息をついた。】

「やれやれ、俺も運が悪いな……
コイツを処理する前に、目撃されるとはよ」

【頭を押さえ項垂れる男の顔は――何故か、嬉しそうだった】
【また、闘いができる。兵と鎬を削る命を奪い合いができる】
【人と戦える。人を斬れる。人を――殺せる】
【男は、その事実を味わいながら――歓喜に、ただ嘶くのだ】

「芸術?願い下げだな……
――そんな"くだらねえ"物に、左右される気も無いんでな」

【言って、抜刀。】
【背負っていた得物を、一気に引き抜いて構える】
【現れたのは――一振りの、巨大な包丁。大剣と見まごう程に大きい一つの凶器】


「まあ、いいだろう。
死にてえなら――かかって来い」


【男は構え、前方の傀儡を見据え】
【ただ待ち構え、悠然と立つ――】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 15:59:29.24 ID:df6luAhKo<> >>927
【〜鎬を削る命を奪い合い〜】

【〜しのぎを削る命の奪い合い〜】 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 16:06:29.87 ID:gWe3i8yYo<> >>925

くそっ…!

【迂闊だった】
【当たらないにしても円盤によって回避行動が取られると踏んでいたのは、迂闊だったとしか言いようが無い】

【青年が襟首を掴もうとしてくる】
【無事に掴ませれば殴られその勢いで円盤を回避されてしまうだろう】

【女はそう考えるとふっ、と左足の力を抜き、地面に倒れ込もうとする】
【間髪入れずに青年に襟首を掴まれてしまうが、勢いのついた青年の身体は女の身体を支えきれるだろうか】

【支え切れたのならば呆気なくアッパーを喰らい、青年もろとも後ろに吹き飛んでしまうだろう】

【支えきれなければそのまま二人で倒れ込み、足目がけて飛ぶ円盤が青年を襲う、と踏んでいるのだが…】

【太刀は二つの手で確りと握りしめている。吹き飛ばされても、何とか握りしめている筈だ】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 16:09:40.38 ID:vN7x/xzko<> >>924

「ああ…いや…えっと…」

【申し訳ない。ぶつかったのは自分である。本来なら謝るのはこちらであるのに、】
【相手にそれをさせているだ。罪悪感が彼女を支配する。こういう場合はどのように言えばいいのだろうか】
【「頭あげろ」…いや、違う。「もういいから」…ちがう。どうも感じが悪い。あんまり語彙が豊かではない彼女は、】
【なぜか“上から”目線な言葉しか浮かんでこなかった。】

「……」

【こういうときにあいつがいればなあ…少女はそんなことを考えていたら】

『あ、双葉!!』

「!!」

【神の声―――少女はそれを聞いたかのように素早く声の方向に振り返る】
【そこに現れたのはまさに彼女が探していた人物だ。ショートカットの黒髪、明るく優しそうな雰囲気】

『よかったあ…こんなところに居たんだ…どうしたの?そんな嬉しそうな顔して。』

【長い付き合いである彼女は、自分の親友の“無”表情を見てそう話した】
【この女がどんな感情かは、もう“カン”で分かるのだ】
【そして彼女は状況を把握する。頭を下げた相手に向かって】

『すいません。悪いのはこいつなんで頭上げてください。ね?』

【覗き込むようにそんなことを言った】
【さすがだ…銀髪の少女はそんなことを思いながら成り行きを見つめていた】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 16:11:18.36 ID:fzDsK3opo<> 【電気街、最先端のCPUから家電製品、その他のケーブルやコード、果てにはDVDやアニメーションなどのサブカルチャーまで】
【そんな趣味を満喫するのが大好きな人間には堪らない街、それがココ電気街、人が雑多し明るい時間は歩行者天国が存在する】
【この土地を人は――――『アキヴァルハラ』と呼ぶ!!!!―――――と、壮大に描写してみたが要するにただの電気街である】
【※秋葉原ではないしアキヴァルハラでもありません】

【そんな所のやや人通りが少なめな所、お財布をケツポケットに入れた真っ白な少女はウロウロしてキョロキョロしていた】
【何が真っ白かと言うと肌も長い髪の毛まで真っ白なのだ、ただし、両の瞳が真っ赤なのだが白の中にあるせいでかなり目立つ】
【お財布にはそれなりな金額の紙幣が収まっており、何かを買い物しに来たのは明らかなのだが……】

「……どうしよう……」

【つまるところ、迷子であった】

【wikiを見てくれた律義且つ親切丁寧且つ先に物事を知っておきたいあなたならば少女がとてつもなくサブカルチャー人間なのがわかると思うが】
【ココに来たのは実は初めてであり、しかも沢山の人の中で一度もみくちゃにされた後に脱出してきたので迷ってしまったのである】
【あれ駅はどっち?ヨドバシはどっち?あのお店はどっち?ってな状態である、なので内心は泣きだしたいくらいに心細い】 <> 【外法傀儡】装備や能力などはwiki参照<>sage saga <>2011/03/28(月) 16:12:44.29 ID:ezwnWE+q0<> >>927
「くだらねぇ……その生は不完全だ。芸術と成れば永久不変だ。」


抜刀し戦闘態勢に入った相手を見据えてもなお先ほどと変わらない声色。
冷静に今わかる事だけを分析する。


―――相手は接近戦型か。懐に入られたら即死。
―――懐へ入られる前に刺殺するなり焼死させるなり、といった展開が理想的か
―――多大な損傷は免れない。だがそれだけの価値はある。


「………お前は死ぬと言うのにずいぶん余裕があるじゃないか。……椿。」

男の前に一つの傀儡が現れ、ボディの中にひそませているナイフによる不協和音と共に戦闘態勢に入る。
その後相体から相手の下段に3本、上段に3本ナイフを射出し様子見である。

今の位置的に自分は相手よりも先に広い場所に出る事が出来るが、その選択は相手に有利となる。
だから比較的狭いこの路地裏で戦うことにした。芸術にすることにした。


<> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 16:14:22.53 ID:7swfFq+Yo<> >>929

「――――……っと」

青年の身体能力は、それこそ人間の限界を超えた、化物である。
女の体一人を支えることなど訳ない。だが――――

「……チッ」

もたれかかってくるのは予想外だった。そのため反応が遅れる。
青年の拳は容赦なく女の顔にブチ当たり、その体を吹き飛ばすだろう。

しかし、青年が反応に遅れた、その一瞬の隙に円盤は迫っていた。
間一髪、かわそうと吹っ飛ぶ女に続いて身体を前に進ませるが……
肩に向かっていた円盤が、その左肩を切り裂く。肉が裂け、血が溢れ出た。

だが、状況は攻勢と言える。相手は倒れこんでおり、なおかつ自分はその相手に急接近しているのだ。
左肩を切り裂かれたとはいえ、自分の有利に変わりはない。 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 16:22:54.61 ID:r8d9r7XB0<> >>926
「くくっ、成る程な……ーーーむッ」

愉快にも、自然に笑みを見せる様になる、手袋の着いた手はクレープを持つ手に
ずっと均一な力を与えて居て、長い白髪の前髪をクレープと兼ね持つ小指で
クリームに付着せぬ様に、弾きつつ、口元に移動させては
おちょぼ口に含む、黄の混じった薄い生地と僅かなクリーム、生地から広がる滑らかな舌触り

「ふふんッ……ーーーー」

ドヤ顔、クリームは口元に付かなかったと言う、些細な優越感か
安いプライドを保つ其れは、子供そのものでは在った、刹那的に、何度か広がる甘みに
優しくも酸味華やかに甘みと溶けるバナナの風味、少し甘過ぎはするが

「ぁ……美味しい……ーーー」
「む、そうだ……な、彼処に座ろうか」

甘過ぎるのに、何故か今までの食事を遙かに凌ぐ、感動と湧く高翌揚
溶けた甘味と糖分が、夢見心地から目覚めさせる、そしてこんなにも知らなかった世界が
在ったとは知りもしなかった、そんな余韻と自覚に
少しだけ反応を鈍らせるが、慣れた様に、首を曲げて応答する

「………ーーー」

ーーー……戦場しか知らなかった自分、初めての感覚
何時でも機械仕掛けの手を繋いでくれる此の少女は、何者なのか <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 16:24:10.10 ID:df6luAhKo<> >>932
「ハッ、逃げるのなら見逃してやると俺は言っているのにな……」

【呟きながら、左手にも大剣を召喚。二刀流の構えとなる】

「クク……健気だねえ。
人の親切な忠告を、無視してよ……

――かかって来ると、いう訳だ。」

【言うと同時に、男は駆け出した。】
【さきほど召喚した左手の大剣を盾のように前面に突き出し、体を庇いながら突撃する】
【見たところ、あのナイフに真正面から無策に立ち向かうのは危険だ――ならば、】
【左の大剣でそれを防ぎ、右の大剣で敵を貫く。そういう考えだ】

「しょうがねえ、死にたいと言ってる奴がいるんだからよ……

――――殺してやらねえ、道理はねえよな!!」

【このまま行けば、一気に相手に接近し――】
【"椿"とかいう奴ごと、相手を貫こうと高速の刺突を放つだろう】 <> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 16:24:19.29 ID:FUuBebFDo<> >>930
頭を下げつつ少女の声を聞いていると―――耳に届く”別の少女”の声。
それでも構わず、相手の了承得るまでは、と頭を下げ続ける生真面目で律儀な少女。
明るい声は容易に別人である事を判断させるが、それでも、相手の了承があるまでは―――。

―――すいません。悪いのはこいつなんで頭上げてください。ね?―――


「ふぉっ…は、はいっ」

無愛想な声が返ってくるのであろうと予想していた少女は、思わぬ優しい声音にまたも情けない声を
上げてから頭をがばっと上げる。顔を上げればそこに見えるのは、先程の綺麗な銀髪の少女と、もう1人。
ショートカットの黒い髪に明るく優しい雰囲気を纏った少女。一瞬だけ二人を交互に見るようにしてから
視線を移していたが、すぐさま失礼ではないかと視線を泳がせるのをやめ、一旦置くようにして両名を
いち、に、と丁寧に視線を合わせ、今度は浅く、礼儀として頭を下げる。

「失礼致しました……以後、気をつけますので…」

申し訳なさそうな声音を紡ぎだしてから、ようやく自分の目的をふっと思い出す。
そうだ、自身はここのパン屋のウインドウに並ぶ美味しそうに焼きあがったパンに見とれていたのだ。
どれかを購入してから適当な場所で食事を取ろうと思ったのだが…ちらりと腕時計に視線をやればすでに
時間は食事の時間を過ぎており、今更買っても仕方が無いとも思わせる。胸中で小さく溜息を吐き出し、
今日は人に迷惑をかけてしまう挙句に食事を逃してしまうなど、アンラッキーだったな、と自己完結。
それから、ようやく少女二人へ視線を移してから、場を繋ごうと言葉を投げた。

「あ、あの……お二人は、ご友人で…?」

会社の喫煙所にでも出向いて適当な小話を挟む大人ではあるまいし、なんと言う質問だろうか、とも瞬時
考えられたが、場を繋ぐためだ、仕方が無いとこちらも自己完結。他愛も無い会話こそ今この場で自分の
失態を払拭しつつ過去へ置き去りに出来る唯一の方法なのだ。 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 16:24:33.90 ID:gWe3i8yYo<> >>933

ギャッ…!
【青年の拳は顔へと直撃し吹き飛ばされる】
【ものすごい力で頭から血が流れる…だが彼女もまた一般人とは訳が違う身体能力を持っている。…なんとか意識は失わずに済んだ】
【幸いな事に太刀も両手に握られたままだ】

【先ほどのように円盤を飛ばしても同じ事になるだろう…ならば。】

【上半身を素早く起こし太刀を振るう。―――形態変化。太刀が纏う電撃が刃の形を成し刀身は2m程度まで大きくなる。】

【それを、相手の足下から肩まで袈裟切りに斬撃を放つ】

【距離をとらせるのが狙いなのだが、果たして…】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 16:31:57.09 ID:7swfFq+Yo<> >>937

「……っ、あっぶねぇ」

直進をやめ、後ろに跳ぶ。目的は相手の攻撃をかわすこと。
そして、先ほど落としたナイフの回収である。
左手は肩を裂かれ、太刀でも一度切られているため、使いものにならない。

「はぁ、やれやれ……、ちょっと本気を出すかね」

青年の利き腕は右――――最初、ナイフを握っていたのは左手だ。
左手を使えなくなった今、本気を出さざるを得ないといえた。
殺意が、空気が、雰囲気が、青年を纏うその全てがナイフのように研ぎ澄まされ始めた――――

(なんでこうも毎回リーチの差を見せつけられるかなぁ……)

自分はナイフ、対して相手は約2mもある大太刀。
懐にもぐりこんでしまえばこっちのものだが、あのリーチがそうはさせてくれないだろう。
どうせ左手は使えないのだし、肉を切らせて骨を断つのが尤も楽だろうかと考える。 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 16:39:13.60 ID:RbBwBXsxo<> >>934

「もうっ、どうせ私は失敗しましたよー……」

【愉悦にしたり顔な少女に、態とらしく頬を膨らませて不機嫌そうに、口をへの字に結ぶ。依然、目元は愉快気に】
【綻んだまま、ではあるが。子供らしさを一層強く感じて、より自然に触れ合いたい――と夢想に耽り、口へクレープを運ぶ】
【今度こそ、失敗しないと意気込んで、はむ、と柔く食んだ。ゆっくりと腕を動かしクレープを引き剥がし、無事、成功】

「ね、美味しいでしょう。……落とさないよう、気をつけてくださいね?」

【此方もまた、したり顔にベンチへ向けて歩き出した。口内に残る風味と甘味は、購入を十分“是”と言えるもので】
【もし次、此処に寄ることがあれば、皆の分も買って行こう――など、無意識下妄想してしまう程度に、美味だった】
【首肯で応えた少女が、もたつかないよう、歩幅を一定に、歩調を等間隔に倣い――無事、ベンチへと到達する】

「さ、座りましょうか。…………ところで、貴方の名前は?」

【先に腰を掛けるのは不躾、それに誤差の範囲でも肉体的には年長者、である。少女に先を促して、遅れ彼女も座る】
【無事、安定した場所の確保と、一息をつける安息から――そういえば、訊いていなかった、と双眸を相手へ連ねる】
【なるたけ気を遣い、口元へと運んでいた甘味も、次第に慣れから動作が簡略化されていて――口元にクレープ、を維持し】 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 16:39:13.42 ID:gWe3i8yYo<> >>938

てんめぇ…覚悟しろよなぁ…?

【会ったときとは取って代わる歪んだ笑みを顔に浮かべゆっくりと立ち上がる】
【後方へと回避した青年の肩の傷を視認し、口角を上げると、血を吸った髪を掻き揚げる】

【両手には2mもの太刀。だが先ほどと重さは変わらない】

【それを、相手の左脇腹目がけて突く】
【先ほどのように青年が接近してきたとしても、太刀を振るえば再び間合いが取れるだろうと考えての事だ】 <> 【外法傀儡】装備や能力などはwiki参照<>sage saga <>2011/03/28(月) 16:40:32.29 ID:ezwnWE+q0<> >>935
急接近した相手を一瞥すると即座に椿はナイフを10本前後狙いを定めず射出しながら上空に浮かび回避行動を取る。
完全には回避できず右脚部を剣によって壊される。
もし椿が高速でなければその傀儡は胴体とお別れを告げなくてはならなかっただろう。

重要なのは術者への攻撃の防御である。
相手の狙いを阻止すべく新たに傀儡を一つ術者の目の前に召喚し、それによって相手の刺突を防ぐ。
その傀儡の強度は鉄以上。その傀儡の名前は梔子。ハイパワー・鉄以上の硬度だが鈍重という典型的なパワーファイター。

「………死ぬのはお前だ。ぎゃんぎゃん吠えるな。耳障りだ。」

そして梔子は頭部を相手の体目掛けて射出する。
その速度150km/h 接近しているこの状況では回避は難しいかもしれない。

梔子が攻撃している間にも片足を破壊された椿も操り相手の背後を陣取ろうとする。
<> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/28(月) 16:43:04.30 ID:/uj4uOhPo<> >>931
【我ながらなんでこんな気まぐれを起こしたのだろうか、と少年は思う】

【その少年は高校生くらいの身長で、少し痩せている】
【髪は短く切って、立たせてある 色は黒 黒の上に黒を塗ったんじゃないかと思うほどの真っ黒】
【それに反するようにして、肌は結構白い】

【今歩いている場所は電気街で、少年が抱えた小猫が入っているダンボールも特に目立つというわけではない】
【ちなみにこの少年、常に電磁波を発しているため周りの電化製品が大変なことになりそうだが、影響が出るほどでもないらしい】

【そんなわけで】

何だアイツ・・・

【少年の視線の先には一人の少女がいた】
【普通の格好かと言ったらそうではないだろう 髪も肌も真っ白 ただし瞳は赤い】

【髪の色は正反対だけど、肌の色は同じか なんてどうでもいいことを考える】
【ちなみに、肌は少女の方が白い】

・・・な、何してんだこんなところで?

【気になったのか、ただ単に困っている様子の少女を助けたかったのか】
【無表情で、しかし心配そうな声をかけてみる少年】
【突然声をかけたため驚くかもしれないが、少年はそんなこと考えてなかった】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 16:45:40.66 ID:7swfFq+Yo<> >>940

「嫌だね。残念ながらまだ死ぬつもりはねェんだわ」

体の状態は、先頭前よりは悪い。だが、今のほうが研ぎ澄まされていることも確かだ。
それに、傷と言ってもどうせ使わない左腕……、失血にさえ気をつければ、どうということはない。

「――――ほら、そんな速さで勝てるとでも思ってんのか?」

接近?否、先にやるべきことは相手の武器の無力化。
観察していると、相手は自身が能力者というより武器が能力のタイプだ。
ならば、その武器をどうにかすれば相手は無能力者と何ら変りないということである。

青年は一方後ろに下がると、突き出される太刀、その側面に蹴りを入れようとする。
青年の身体能力があってこそ可能になる技。当たれば太刀を手放すか、手放さなくとも太刀と身体は横に飛ばされるだろう。 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 16:55:41.63 ID:gWe3i8yYo<> >>943
んなッ…!
【青年がとった行動は回避……そして、武器への攻撃】
【後者を予測出来ていなかった女の太刀は手から抜け落ち路地裏の壁にぶつかり、跳ね返り、止まる】
【側面への攻撃であった為勿論太刀が飛ぶのも側面、そこまで遠くない位置だ】

【素早く太刀を取ろうと駆け寄る…同時に】

【形態変化―――通常形態ヘと戻す。長さは元通りだがバチバチ、という音が強くなる】

【女もまた青年程では無いにせよ尋常でない身体能力を誇っていた。だが】
【先ほど青年が見せたスピードでは、どうなるだろうか】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 17:00:13.02 ID:rQ9EBMz3o<> >>942
「――――――えぁッ!?」

【両肩をビクーン!!!と大きく跳ね上がらせて恐らくは通常の3倍並みに驚愕し、通常の3倍の速度(そんな速度出ません)で振り返り】
【声をかけてきた少年をその紅い二つの瞳の焦点を何とか合せて捉えると、なんで声をかけられたのか意味がわからず】
【少女の化け物級(笑)の脳がフル回転(笑)し現在の状況を正確(笑)且つ的確(笑)に整理しだして考え、理由を導き出し】
【脳がターンッと弾き出した驚愕且つ驚きの真実とはなんなんだ!?一体なんだと言うのだーーっ!?と期待して待ってみると―――】

「――――す、すすすすすみません!!!おおおおお金は知り合いのなのであげれないんですぅぅぅ!!!!」

【と大声で叫びながら頭を下げ、両手を肘に当てて至極丁寧なお辞儀をし、謝罪をし、相手に突如謝りだすのであった】
【その時ポロンとケツポケットから財布が落ち、ズボンにチェーンを付けておいたのかガッと引っ掛かってくれて地面には落ちない】、ぬるぽ】
【そして、周囲の人々は少女と少年を怪しげに見つめ、まぁ、普通少女が涙目でこんな事を言い出したら少年の印象は……】 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 17:05:31.38 ID:r8d9r7XB0<> >>939
「…………ーーー私に、名は無い」
「ただ【鋼鉄磁電ver.2】と言う能力名で造られた……ーーー其れだけだ」

“造られた兵器”と続きを紡ごうとしたが、言わない事にした、今日だけは兵器で有るのを
忘れたいから、知らぬ間にクレープの端からクリームの一部分が垂れ落ちる
寿命は三十年有るかどうかの、細胞の劣化が進むクローン
親は元の細胞となった素体で有ろうが、見た事も無い、名を与えられたかも知らない
少しだけ遠い眼差しを空に向ける

「……ーーーん」

着々と食い進めるクレープ、噛み、含み、欠けていく度にみるみる小さくなる
クレープ、最期の小さい箇所を食べる瞬間は、何処と無く虚しかった
自分で自分の名を決めようとも考えた事は無い
今まで、その必要は無かったから

「お前こそ……何者なのだ……ーーー?」
「何故、私を避けない……? 何故、私に……笑いかけられる?」
「何故……ーーー」

ただ、“化け物”呼ばわりされた事は幾らでも有る、相手が浮かべる顔は何時も
見てきた世界とは正反対で……ーーー分からなかった
自分は、誰に似たのか不器用なのだから
クレープの袋を潰して居た、繋がれて居る手には何の力も入れず <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 17:07:27.19 ID:7swfFq+Yo<> >>944

「あーいてェ……さっさと終わらせて病院行くか」

肩の傷が痛み出した。感覚が鋭くなった分、冷静になってしまったせいだ。
脳内麻薬の分泌が少なくなり、麻痺していた痛みがよみがえる。

青年は太刀を蹴り飛ばし、女性がそれを回収しようとしたその瞬間、行動を開始していた。
グリップを握り締め、『全速力』で駆け抜ける。
最初より格段に速い。青年が本気だという証拠だった。
しかし、結構な量の血が流れ出ていたため、もう体力的にも長い戦闘はできない。
だからこそ、すぐに終わらせようという考えだ。

「――――ッ!」

女性との距離が、どんどん縮まっていく。
再び太刀が電撃を帯びたのを見て、眉をひそめた。 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 17:08:16.89 ID:vN7x/xzko<> >>936

『いえ、気をつけなくて大丈夫ですよー…それより双葉!ちゃんと謝ったの?』

「……」

【こくり、と頷く。確かに謝った。もっとも、一言かつとても小さな声だが…】
【パン屋の入り口から食欲をそそるにおいが漂ってきた。そういえば、と彼女は始めて自分が空腹だったことに気がつく】
【そういえば…こちらの世界に来てからはや“一日”。いろいろなことがありすぎて食事すらも忘れていた】
【ポケットに手を滑り込ませる。弾丸の堅い感触を避けながら財布を探した】

『ええ友人です。もっとも腐れ縁みたいな物ですけどね――――あ、双葉?』

【呼び止めを無視して、少女は店内に入る。自動ドアの開閉する機械的な音が】
【響いた。裸眼の少女はその様子から、相手が悪いことをしたということは微塵も思っていないようだ】
【ぶつかったのはあくまでも自分の連れであり、相手はあくまでも“被害者”。そのように考えている】
【やがて、再びドアの音。店員の「ありがとうございました」という声を背景に】
【銀髪の少女が出てくる。手には二つの紙袋を持っていた】

『買ったの?』

「うん。」

【そして一つを自分の友人に預け、もう一個を相手に渡す。当然拒まれるかと思ったので、】
【多少なりとも強引にでも持たせるつもりである】

「………お詫び」

【その言葉とともに。袋に中には、相手の女の子が眺めていた菓子パンが三つほど】
【几帳面に入れられていた】


/すいません遅れました… <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 17:08:42.54 ID:df6luAhKo<> >>941
【弾き出された十本のナイフを、左手の大剣ですべて防ぐ。いくら数が多かろうが、この大剣を貫通する威力が無ければ無意味だ】
【なんのことはない。ここまでは、計算通り】

「ハハッ、そうか、俺の声は苛立つかね!?」

【だが、刺突が傀儡を砕くことはなかった。その代わりに放たれたのは、鋼鉄球の応酬】
【その一撃は、男の体に直撃した――】


「――死ぬのが誰だと、随分分かったような口を聞くんだな?
まあ、そんな事はどうでもいいがよ……」


【――――ように見えた、が】
【ごつん、と、鈍い音がして。】
【それは、男の胸元に召喚された一本の大剣に阻まれた】
【鉄よりも鋼よりも硬い、男の愛刀。無尽蔵に召喚できる、鋼鉄の盾であり必殺の剣】


「――――俺を相手にした以上、てめえの選ぶ道は只三つ――――」


【多少は胸に衝撃も伝わり痛みを感じるが、大したことはない】
【男は、そのまま両手の大剣を振りかぶり――】



「俺に殺されるか!!自ら死を選ぶか!!
土下座して許しを乞うか!!
さあ――選べッ!!!」



【前後、同時に攻撃を放った。】
【右の大剣は、自分の背後に立った椿とやらに向けてブン投げる。】
【それは強大な速度、威力を身に付け、椿の胴体を一直線に砕こうと飛んで行く――】

【間髪入れず、たった今防御のために召喚した大剣を空いた右手で拾い上げる。そして、】
【左の大剣は、梔子を切り裂こうと振るった。】
【今の感覚で分かったが、この傀儡はかなりの強度を誇っている――ならば】
【男が放ったのは、兜割り。上から真っ直ぐに振り下ろし、全力の一撃を叩きつける技だ】
【鉄だろうが構わず"砕き潰す"――必殺の一撃。】
【鉄以上の強度がどうした、己の大剣はそれよりも硬い】

【その一撃はまっすぐに梔子の頭部を砕き、そのまま全身を砕かんと迫る――――!】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 17:09:30.93 ID:df6luAhKo<> /遅れました <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 17:19:22.43 ID:gWe3i8yYo<> >>947

あいつまだそんなに…くそっ!
【走り出す相手のスピードは先ほどのソレよりも速い…思わず焦りの表情を浮かべる】
【しかし、距離は圧倒的にこちらの方が近い。…取れるハズだ】

【走るまま止まらずに、太刀を掴む。目前に青年が迫っていた。】

【そのまま相手の側面目がけて太刀を振るう】【つばぜり合いになる事があれば3秒程度で相手は感電してしまう。それ程強い電流が流れていた】
【だがあのスピードならばその刃が当たる前に青年はナイフのリーチへと達するだろう】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/28(月) 17:23:58.81 ID:/uj4uOhPo<> >>945
わあああ!!!何だよ一体!なんで謝罪モードなんだよ!

【突然大声をあげて謝りだす少女に、つい声を張り上げてしまう少年】
【その大声が、余計周囲の反感(ただし少年は特に悪いことはしていない)とは思ってもいないわけで】

【周りの視線が、少女を心配そうに見る目と、少年を嫌悪感丸出しで睨む目の二つにわかれる】

【アウェイだ 心からそう思った】

【とにかくこの状況から抜け出したい しかしこの少女を放って置くと、しばらくここには来れないだろう】
【当然無表情でいられるはずもなく、少ない頭を限界まで回転させて打開策を考える】

【・・・が、残念なことに思い浮かばなかった】

【そんなことをしている間にも、周りの視線は少年を容赦なく突き刺す】

(・・・俺が一体何したって言うんだ・・・)

【少女と同じ涙目で周囲を見回すが、かといって状況が変わるわけでもなく】
【次に何かやらかしたら(ただし少年は特に何もやらかしていない)通報されてもおかしくない空気だ】

【かと言って何も行動しないのもまずそうだ 考えた末に少年が出した結論、それは】

うわあああああああああ!!!!!!もうなんなんだよおおおおおおおお!!!!

【とか叫びながら、少女の手を無理やりにでも掴もうとする】
【もし掴めたとしたら、脇目もふらず周囲の包囲網を突き破ってその場から逃げていくだろう 少女を引きずって】

【つまりは力技である】

【ちなみに、掴めなかった時の策は全く考えていない少年】 <> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 17:24:47.24 ID:FUuBebFDo<> >>948
二人の少女のやり取りをぽかんと眺める。無表情ではあるが、黒髪の少女の問いかけに銀髪の
少女はこくりと頷いている辺り、仲は良いのだろうと思う。それこそ、弾丸と剣を携えている相手に
向かって言い寄れるのを見ればその”友人”である黒髪の少女もまた、”常人”からはかけ離れた
思考の持ち主である事には間違いないわけで。それ以上にこの二人の関係性を探るキーとなる
ものは持ち合わせていないし、初対面であるにも関わらずそこまで不躾に質問を投げる程黒い
スーツを纏った少女も頭が悪いわけでは無い。
少女の友人である、という事を肯定するのも予想通りの答えで、別段気になったわけでもないの
だから驚きのリアクションは用意していない。何度か頷いてから「そうなのですか…」と言う程度。

と、銀髪の少女はふと店内へ入っていく。どうしたのだろう、と視線をそちらに向けていると、何やら
店内を歩き回っている様子。不思議に思ってみていたのだが―――暫く、再び店内からこちらへと
戻ってきた少女が手に持っている紙袋に視線をやれば、芳ばしい香りが。

(私が邪魔してしまったから買い物も遅れちゃったんですよね……うぅ…)

どこまでもマイナスな思考を加速させていきそうになったその時、ふっと差し出される紙袋。
どさっと持たされてしまい、慌ててそれを受け取る。

――………お詫び―――

「えっ…あ、……いえいえいえいえ!私がここで立ちはだかっていたのが原因でしたので、このようなっ」

と、相手の侘びを一度遠慮しようとしたのだが。少し強引に渡されたそれから、少女の視線を見れば
多少の強引さを垣間見たのか。恐らく断っても無理に持たされるのであろうと思い、しっかりと受け取る事にした。
しかし、お金を払ってもらったままなのはさすがに気がかりだったのか、片手に紙袋を持ったままスーツの
内ポケットへ手を滑り込ませてから―――――取り出したのは、大量の札束。
もちろん、”自分のお金”である。悠に数年は質素に暮らせるであろうその大金から数枚のお札を抜くと、二人
の少女へと差し出す。もちろん、”パン代”としてだ。多すぎである事は全然考えていないようだ。

「あ、あのっ…パン代だけでも払わせてください……さすがに、悪いですから……」

「私のパンを選んでいただいただけでも光栄ですので、こちらをっ」

どこまでも生真面目で律儀なのは誰にも譲れないようで、こちらもこちらで多少強引に渡そうとしているのが伺えるだろう。
几帳面に紙袋へ入れられた菓子パンから香る甘い匂いに鼻を擽られつつも、お札を丁寧に差し出す手はおさめられない。



/大丈夫ですよ! <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 17:27:49.52 ID:7swfFq+Yo<> >>951

「――――っと、危なっ」

もともと、武器の性能が違うためナイフで受け止めるのは致命的と考えていた。
青年の前にある選択肢は、かわして攻撃か、相手の攻撃を無視しての攻撃。
後者の場合、肉を切らせて骨を断つモノのため、先に感電して動けなくなる可能性が高い。

ならば、選ぶべきは前者だろう。

路地裏の横幅はあまり広くない。だからこそ、青年の身体能力が存分に活かすことができる。
走っている勢いを利用して”跳ぶ”――――路地裏の壁に向かって、だ。
壁に跳び、さらに壁を蹴って相手の方向へと跳ぶ――――三角飛び。
狭いからこそ有効な技。攻撃を躱して、なおかつ相手へと接近できる技だ。

もしそのまま接近に成功すれば、ナイフを横に一閃するだろう。
狙いは腹部――――ナイフはあまり強固な作りをしていないため、柔らかい部分を狙うのが鉄則だからだ。 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 17:29:38.87 ID:RbBwBXsxo<> >>946

「……そうですか。でも、なんだか寂しいですよ、それ」

【名が無い。往時を懐かしめば、己にも名無しの時期が在った。思い返せば空漠と虚妄。名とはつまり個我と同義】
【双眸の深淵。怨嗟と狂気の坩堝、混沌と化していた魔性の燦きは――今はない。遠い眼差しを空へと向ける少女に倣い】
【一律、青空を望む。人工能力者、その存在は実しやかに囁かれ、話すのも一度二度ではない。なのに、いま想うのは】
【以前と明らかに違える。焦慮でも、ましてや同情でもない。――ただ、何故だろう。呟いた通り、寂しかった。空虚を病む】

「……何故でしょう。避ける要因も、笑わない必要もないから、じゃないですか」
「だって、そうでしょう。“友達”とこうして一緒に話したり、食べたり……逐一になにか想っていたら、限がない」

「たまたま、かもしれないし。まあ、たまたまなんですけどね。少し、不思議な人が困ってるなーって見てたら」
「なんだか放っておけなくて……御節介な性格、ではない筈……なんですけどね。うーん、やっぱり理由は浮かびません」

「ただ――私が何者かという質問には、とあるお城のしがない給仕、その名も『ギン』とだけ」

【クレープを時折口に運びながらも、器用に述懐を済ませた。嘘言は一つと無く、虚飾を脱ぎ捨てた一語一句が紡がれた】
【食べ終え、包み紙を隣へ設置されていたゴミ箱に捨てる。少女の包も捨てようと目線を動かして――潰れた袋と遭逢する】
【それきり、口を噤んで、少女の小さな掌をきゅっと握った。出逢いから紆余曲折隔て、親愛や懇親を蜜に懐わせる華の微笑を】
【少女に薄らと向ける。――不器用な娘、と小声で囁いて。冷える頃合い、時期と反した寒々しい風に靡く茶髪を、軽く整える】 <> 【外法傀儡】装備や能力などはwiki参照<>sage saga <>2011/03/28(月) 17:29:56.97 ID:ezwnWE+q0<> >>949
椿の攻撃も梔子の攻撃もすべて防がれたどころか椿も梔子も破壊しようと大剣が襲いかかる。
椿はハイスピード。それを以てしても完全に粉砕する。
毒の刃を放つ暇もなかった。

梔子は最後の抵抗で両手を少しだけ交差させ超硬度の拳を射出し、それで機能停止する。

「………芸術にする価値が増したな?」

無機質なはずの術師が哂った気がした。
ソレは劣勢を強いられているのにもかかわらず。死が肉薄しているにも関わらず。

「………異能傀儡・妖精兄弟 召喚」

梔子が機能停止してすぐに新たな傀儡が召喚されその能力でふたつの悪魔を召喚し即座に融合させる。

「……さて、血抜きと魂抜きを始めようか。まずは魂を抜かなくてはな」

そのぼやきの直後に妖精兄弟で召喚した悪魔の能力は火球2個を操る。釘サイズの氷柱状の氷塊を連続で飛ばす。その二つである。

その無表情な悪魔は火球を二個作りながら氷柱を連続的に相手の上段、下段に目掛けて射出し
時間差をつけて火球2個を中段近くに狙いをつけ飛ばした。 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 17:40:56.57 ID:caFQcXUto<> >>952
【ガシッ】

【少年の少年らしい強い力で掴まれて、それだけで折れてしまいそうな程少女の白い腕は細く痩せていた】
【やろうと思えば少年の力でさえもまるでポッキーを両端から加えてうっかり折ってしまうカップルの様に腕を折れるであろう】
【それ程までに少女は見るからにひ弱でか弱そうで貧弱そうで気弱そうな印象を持つ体躯で体つきなのだ、肉食えと言いたくなるような】

【そして、少女はと言えば、両目の涙目を更にぶわっと大きくしてマジで号泣する5秒前と言わんばかりの表情で】

「ひぃぃ!!!う、ああああああああ!!!!!!すみませんでしたぁぁぁああああああ!!!!」

「お願いですから暴力は止めてくださいいいいいいいいい!!!!!!」

【叫んでいた、完全に誤解と勘違いの上で突き立っている恐怖心のせいで号泣しながら泣きわめいていた、ひきずられながら】
【どうやら何人かの人物たちは携帯電話を取り出したようだ、当たり前である、一見だけならば見るからに犯罪のかほりがプンプンである】
【それを野次馬たちのエゴイズムが見逃すはずがなく、人類皆エゴイストの言葉通り、今にも通報しそうな勢いであった】
【少女は別に助けを求めている様子では無いのだけが違和感、まるで助けが無くても良いような雰囲気、だが、泣きわめき暴力を拒む】 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 17:41:03.20 ID:gWe3i8yYo<> >>954

っ…ちょこまかとうぜぇ!

【女の一閃は空を切る】
【青年は壁を蹴ることによりこちらの攻撃を回避したのだ】

【三角飛び。そんな事が出来る人物は錚々いないだろう】
【警戒はしていたつもりだったが…むざむざ接近を許すこととなる】

【青年のナイフが一閃―――太刀の勢いに任せそのまま横にひらりと回避する】

っ…うあッ…!

【…回避したハズだった。だが、一瞬頭が揺さぶられ足下がふらりと揺れる…先ほど殴られた影響だろう】

【青年の一太刀は脇腹に命中。太刀を持ったまま倒れる】

〜〜〜っ
【激痛が、走る】

【太刀を持ち青年から後ずさる】
【認めたくはないが認めざるを得ない、だろう】

【頭と脇腹から血を流し、激痛に身体を支配されている】

【最早、雌雄は決した】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 17:41:20.83 ID:vN7x/xzko<> >>953

【こちらも相手のことがいろいろ気になった。と言うか情報がほしかった】
【いきなり何の前触れもなく急にこの世界いに飛ばされた“二人”にとって、】
【それは命運を分けると言っても過言ではない。パンなんかよりももっと大事である】
【聞いてみるか、二人は僅かに目を合わせた。そして言葉を紡ごうとするが、】

『……』

「……」

【その言葉は出されること無く消える。相手が内ポケットから取り出したものに、】
【目を奪われる。と言うか周りの人もジロジロ見ているため、どっかから悪そうな人が来て絡まれないか】
【はらはらした。銀髪の少女は相変わらず無表情だが、視線は札束に移されている、彼女も驚いてるのだろう…多分】
【何 で こ ん な に い っ ぱ い 持 っ て る ん だ 】
【二人の脳内に巡っている言葉はこれだけ。それは明らかに多い。札“束”である。多い。うらやましい。】

『い、いやいや…!、こちらが悪いですので!』

「……」

「……まあ…くれるならもらう。」

『こ、こらっ!!もう…』

【そして出された紙幣。これもまた多い。パンどころかどっかの高級レストランで一品食えそうな額である】
【裸眼の少女は当然拒む。それが礼儀と言うものだが、彼女の友人はすごく素直に受け取った】
【パラパラ、と枚数を数える少女を横目で睨みながら、】

『えっと…お金持ちなんですね…』

【裸眼の少女は言葉を紡いだ。】 <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 17:50:36.55 ID:7swfFq+Yo<> >>958

「……はぁ、手こずらせやがって」

ナイフに付いた血を、布で拭いながら、出血のひどい左肩を右手で抑える。
もう少し長引いていれば、負けていただろう。出血のひどさを見て、青い顔をしながら安堵の溜息をつく。
ナイフをホルダーにしまうと、倒れた女を見下ろした。

「プロの俺がど素人のお前なんかに負けるわけ無いだろ……、遊びじゃねェんだよ」

こんなことを言っているが、かなり危なかった。
思考、視界に靄がかかっている。いよいよ血が足りなくなってきたらしい。
こうなっては自分も危ない。トドメを指す暇は自分にはないらしい。

このまま見殺しにしよう、そう考えたがはっと青年は思い出した。
余計な殺しはするな、と上司に言われたばかりである。ここで死なれては面倒だ。
仕方なそうにケータイを取り出すと、救急車を呼ぶ。

「じゃーな、修道女様。せいぜい助かるように神に祈っときな」

救急車の手配をすると、自分も病院に向かうべく路地裏から去っていく。
そのまま倒れておけば、救急車が来るだろう。きっと、傷も綺麗に治療してくれるはずだ。 <> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 17:53:11.97 ID:FUuBebFDo<> >>959
黒髪の少女と銀髪の少女がぽかんとしているのに小首を傾げて不思議そうにするスーツの少女。
それもそのはず、札束を少女が持ち合わせている事がおかしいのである。”普通であるならば”。
この街に”普通”という言葉は一切通用しない。それは一般人だろうが無能力者であろうが能力者で
あろうが、例外なく全員がどこか”おかしい”のだ。多分に漏れず、少女もその1人。
だからこそ剣を携える銀髪の少女に聊かな不審を抱くも、それを口にはしないし、黒髪の少女がその
銀髪の少女と仲良さげに話していてもそれに疑念を抱く事は無い。

――それが、”当たり前”だから。

お金を受け取ってもらえた事に安堵の息を吐き出しつつも、少しの遠慮を見せた黒髪の少女の言葉に
ふっと意識を向ける。至極当然の言葉といえばそうなのだが、スーツの少女はお金という概念そのもの
がこの街で通用しない事を知っている。もちろん公共機関やこのようなパン屋、食事を取る時や服を購入
するのに金銭はいくらか必要になる。だが本当に有事の時に必要なのは”己の身体ひとつだけ”なのを
理解しているために、お金に固着、固執していない。これまた首を傾げつつクエスチョンマークを頭に
浮かべて黒髪の少女の言葉を噛み砕くように思案し―――それから、ようやく言葉を返す。

「えーと……あ、あぁっ…私、”ランカーズ社”という所でお世話になってる者でして…そこで働いている
ので”お給料”はちゃんと貰えるんです!」

この街に住み着くものならば誰もが耳にした事がある、”ランカーズ”という大企業。
何を隠そう、スーツに二つのバッジを輝かせるこの少女―――社長秘書―――の、娘であるのだ。
とある事件により母は他界してしまったが、ランカーズで世話になっている事には変わりなく、そこでたまに
仕事を貰っては給与として大金を手に入れる毎日。だからこそお金に困る事は無いわけで。少女達に
手渡したのもほんの一部。それこそ財布から小銭を取り出してジュースを買うレベルなのだ。この街で意味
を存外に持たぬお金等、一部から見ればそれこそ”紙切れ”よりも役に立たない存在であるがため、差し出す
事に別段として思う事は無い。

「お金持ちっていっても……”この街”じゃ、あんまり意味ないんですけれど…あはは…」

少しだけ頭をかいてから困った笑顔を浮かべる少女。それから、黒髪の少女とその隣で紙幣を数える銀髪
の少女をちらりと見やってから、困った微笑みから一変、優しい微笑みで問う。

「この街は…初めて、ですか?」 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 17:57:16.50 ID:r8d9r7XB0<> >>955
「寂しい……ーーーか、生憎ながら、寂しいという感情はまだ、何なのか掴みに掴め無くてな」
「唯、今日を通したら……ーーー分かりそうな気がして来たよ」

何時も独り、他人に身を任す事は、歩けぬ脚をもぎ、動かぬ腕を千切り
新たな無機質の両腕両足を造り上げた、顔も知らぬ白衣の狂人、そこには染み着く鉄の臭いと
冷たい金属片に連なる鎖の様に動かぬ感情しか、覚えは無かった
何時の間にか果てに土誇りと弾丸の雨と、断末魔に
生きようとする醜さ、執着心、紅い壁、奪われる眼球……ーーーそんな世界しか知らなくて

「……ははっ、ホントに……浮かびやしないな、理由……分かりやしないが、分かったよ」
「ギンか……良い名だな。」

聞いて見ても、分かりはしないが……ーーー納得した
隻眼は、何処か既に塞いで居る心の行方が在って、眼帯は其の瞳の色を遮って
不器用、其の一言に彼女は微かに笑んだ気がした

「今日は有り難う……人と食事したのも、他愛無い会話も初めてだった」
「手、もう良いよ、ギン」

ゆっくり相手に顔を向けて……ーーー紡いだ彼女の笑みは何処と無く“寂しげ”に
繋がれた右腕が離されれば、別れを告げ、休暇は終わるだろう <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 17:57:59.96 ID:df6luAhKo<> >>956
「なあ――お前さんよ、芸術ってなあ、何だ?」

【悪あがきに放たれた拳は、拾い上げた大剣で容易く受け、弾く。】
【この男に、二度と同じ攻撃は通用しない。ワンパターンな戦法では、歯が立つこともないだろう】
【そして現れる――ふたつの傀儡】

「この俺の、魂を、奪う……?
やれるものなら、やってみろ――

――――その重さに、耐えきれず。
"ついウッカリ"死んじまうことの、ねえようにな――ハハハッ!!」

【下段、上段と飛んでくる氷柱】
【下段の氷柱を大剣で防ぎ、上段の氷柱も続いて弾こうとするが。】
【完璧には弾き損ね、ソレはそのまま男の額に突き刺さる】
【勢いは、大分弱まってはいるが――男の額の肉を抉り破り、鋭い痛みを与える】

【――ああ。脳の芯まで凍らせるような、心地良い痛みだ――】

【昂るあまり、手元が狂いそうになる――このままでは、いけない】
【飛んできた火球は、宙に召喚一本の大剣を召喚し、防ぐ。この俺に、真っ向からの単純な攻撃など通じるものか――】
【そろそろ、理性を、飛ばし、そうだ】


「フフ……ハハハ、ハハ……!ハッハァ!!
ハーッハッハッハッハッハ!!!」


【額から血を流しながら】
【顔を血で染めながら、笑う】
【その様は、まるで――――悪鬼】
【見る者に恐怖と絶望のみを与えんかの如く。】
【敵意と狂気と殺意とを混ぜ合わせ煮詰めたような"殺気"――それだけが、空気を支配していた。】
【――――そして】




「――――止めだ。」




【――大牙一刀流、剣技】
【―――― 天 貫 牙 ――――!!】
【右手に持った大剣を、力にまかせ一直線にブン投げる】
【やはり、圧倒的な重量と速度で】
【二匹の悪魔ごと、すべてを、砕き、貫き止めんと。】
【まっすぐ、本体の傀儡の胸元へと――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2011/03/28(月) 17:58:51.64 ID:rARuakCDO<> 解 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/28(月) 18:00:29.18 ID:/uj4uOhPo<> >>957
テメェら後で全員気絶させてやるからな!覚えとけよおおおおおおお!!!!!

【少女のやけに細い腕を掴み、物語序盤で出会う弱い悪役のようなセリフを吐きつつその場から立ち去る】
【もうなんだか色々と涙が出そうな少年】

【自分が言えるかというと多分言えないが、もっと肉食え そう思った この状況で】

【とりあえず成り行きに任せて少女と逃げてきた(引きずってきた)のだが、これ以上人目につくとかなり危ない】
【そう判断した少年が起こした行動は、とりあえず路地裏に逃げ込むこと】

【場合によっては色々勘違いされてもおかしく無いが、一応説明すればわかってくれそうだと思った少年なりの打開策だ】

【というかわかってくれなければ、少年は電撃でその辺の電柱を折り、それの下敷きになって自殺してもおかしくない】
【それくらい心が追い詰められてる少年】

【少女を路地裏へ引きずり込むと同時に、すぐさま少女の肩を掴もうとする】
【そして掴めても掴めなくても、肩で息をしながらこう言うだろう】

えと、あのさ・・・俺別にお前に危害加えたりしないから・・・

【もうすでに加えている気がするが、そんなことを気にしている場合じゃなかった】
【ちなみに少年、目に涙がたまっている】 <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 18:01:43.75 ID:gWe3i8yYo<> >>960
う…く…
【依然として激痛は止まず頭はガンガンと鳴っている】
【痛みを堪え血の跡を残しながら移動し壁にもたれ掛かる】

むかつくっ…!

【悔しそうに電話をかける青年を見やる】
【最も戦意は枯れ果ててしまったが、自分が酷く矮小な存在に思えた】

【薄れゆく意識の中青年が最後に何か言った気がしたが、何と言ったかまでは確認できず】

【段々と大きくなるサイレンをBGMに…やがて完全に意識を失った】

/絡みあり乙でした…!へたくそな描写で申し訳なかったです <> 【ナイフ使い】説明不要<>sagesaga<>2011/03/28(月) 18:03:31.56 ID:7swfFq+Yo<> >>966
/からみおつでした!こちらこそすげー無茶な動きして申し訳なかったっす……
/描写も上手でしたし能力も上手に使えていたので問題なかったと思いますぜ! <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 18:08:07.07 ID:gWe3i8yYo<> >>967
/いえ、身体能力の設定を鑑みれば無茶な動きは無かったかと思いますよ
/そういっていただけると嬉しいです…!それでは、また機会があればよろしくお願いします。 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 18:13:16.56 ID:bxfaJkKDO<> >>961

「……五枚」

【数え終えた彼女は自分の財布を出し、小さく折りたたんでしまい込んだ。】
【そして視線を相手に向けた。改めて観察すると、気になるのは二つのバッジ。】
【遊びやオシャレでつけているのではないであろう雰囲気があり、恐らくはどこかの所属を表すもの…そのように思考していた。】

『…給料…?…今のがですか…?』

【手が切れそうな札束。相手の発言では、どうも他にも金を持っているらしい。それも並大抵の量ではなく…】
【“ランカーズ社”…少女の口から出たその言葉。彼女は思考した。よっぽど大きな会社らしい。ということはそこで働いているらしい目の前の女の子も…】
【またすごい人物なのだろう。相手の言葉を借りるなら、“普通”ではない少女であることになる。】

『…へえ〜…』

『双葉、私達すごいところに飛ばされたみたいだよ!』

「……」

【どうもこの世界ではあまり自分たちの常識は通用しないらしい。友達の言葉、それから相手の様子を見て、】
【そんなことを思考していた。手持ち無沙汰に腰の銃剣に手を置く。】

『はい。始めてです。というか…』

「この世界に来たばっかりだ。」

【そして銀髪の少女はことの成り行きを話した。自分達が虐待され、殺人を犯したことを巧妙にぼかした辺り、】
【彼女の思慮深さが伺える。おおよそ話し終えてから、相手の返答を待った。】 <> 【外法傀儡】装備や能力などはwiki参照<>sage saga <>2011/03/28(月) 18:13:48.40 ID:ezwnWE+q0<> >>963
相手の一撃は術者ごと蹂躙する。
自分の芸術論を言うまでもなく、言う暇もなく貫く、屠る、嬲る、食らう。

「………くだら、ねぇ」

その一撃は術者の体を両断した。だがまだ死んでいない。
まだ抵抗ぐらいは出来る。そう思っていたが、心臓のコアにも攻撃は届いていた。
体を両断されたくらいでは死なない。顔をつぶされても死なない。首をはねられても死なない。
そんな傀儡が今死を迎えている。唯一生身である心臓は今貫かれた。

「……………永久、ふ、へ…ん」

最後までそれに取りつかれていた

/外法傀儡 機能停止
戦闘乙でした! <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 18:14:56.43 ID:iNn1cUepo<> >>965
【肩を掴まれる、路地裏、息を切らしている、相手は少年で、こっちは少女、そして乱暴に扱われた】

【カチャカチャ――――――ターンッ!】

【少女のミニマムだけど脳密度500%(誇張)な脳味噌はこれだけのヒントの中であっという間に真実を弾き出した】

「――――……えっぐ……ぐずっ……ひっぐ……」

【普通に泣き出してしまった少女、心追い詰められた少年に追い打ちをかけるとは中々にドSである、まぁ、知らないのだが】
【少女は見事に相手を変質者認定してしまっており、このままでは色々なモノの危機だと勝手に勘違いしている様である】
【まぁ、いざとなれば色々とこちらも出来るのだが、気弱な少女はもし対策が打てなかったらとかネガティブに考えてしまっているのである】
【相手が涙目ならばこちらは号泣ださぁどうだ、と言わんばかりに泣いているのであった、自慢にならない】 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 18:18:59.26 ID:RbBwBXsxo<> >>962

「それは重畳、きっと……いえ必ず掴める日が来ますよ。 うん。貴方優しいし、可愛いから」

【年寄り臭い、と我ながら想う。握った掌に感じる硬質は長時間の触合から、妙に馴染んだ。この義肢に如何な噺が】
【在るのだろう。ふと偶々考え訊ねようかと口を開きかけたが――止める。虚構の壁を隔て、無我にソレを由と出来ない】
【少女の境遇、生れ、歩み。須らく己の理知外で、無理解。ただ会話の中、懐いた情は“親愛”に相違なく。何方を優先する】
【となれば――自ずと決まる。考慮の余地もない。友人を傷つけかねない質問は出来ない。――つまり、そういう事だった】

「有難う、私も気に入ってます」

「お構いなく、私も貴方と話せて愉しかった……ん、そうですか。少し名残惜しいですけど――さようなら、かな」

【掌を、離す。残ったのは喪失感と空虚。鋼の名残を愛くしむように握って、開きを数度繰り返す。返す微笑も、また“寂しげ”】
【――相手の笑みを、寂しそうと受け取って。心なしか嬉しいと懐う。何故だろう、惜別が胸を焼くのに二律背反だと、首を傾げる】
【恐らく。相手が自分との別れを惜しんでいると取り、少なからずの悦喜が在ったのだろう。仲良くなれた、その証明だから】
【相手が立ち去ろうと、その場を翻転したのなら。姿が見えなくなるまで、掌を振り続ける。再会を祈り、その身に賛歌あれと】 <> 【人斬包丁】 @wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 18:20:42.39 ID:df6luAhKo<> >>970
「……さて、終わったか――。」

【ゆっくりと顔をあげ、砕け散ったソレを見つめる】
【やはり、本体も傀儡の体であったか――わずかな意外に驚きながら、踵を返し歩き出す】

「傀儡の体なんて、つまらない真似はよして欲しいぜ……
俺が欲しいのは、もっと――現実味のある、ヒリヒリした物だ」

【にやりと笑い、傀儡の残骸を一瞥し】
【男は、路地裏を出ていく――】


/死合いあり!! <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/28(月) 18:28:59.43 ID:/uj4uOhPo<> >>971
・・・

【いよいよ本気で電柱を探した方がいいかと考え始める少年】
【泣きたいのはこっちだ、そう言おうとしたが、状況を悪化させるだけの気がして止めた】

【せっかく状況が固まってる(少女は泣いているが)わけだし、ここら辺で冷静になるか】

【そう思った少年は、とりあえずこの状況に置かれた少女の心境を考えてみる】

【しばらくして、少女が泣くのも当たり前だということに気付き、心の中で落胆する】
【そりゃそうである これだけ条件が揃っていたら、泣き出してもおかしくは無い】

【泣いている少女、涙目な少年 ただ少女の泣く声だけが聞こえて、なんとも気まずい】

あー、その、どうして泣いてんだよ・・・?ほら泣き止めって・・・

【一応疑問系で声をかけつつ、少女の頭を撫でようとする】
【この沈黙から抜け出そうとしたが故の行動だ 少し無理やりな感じもするが】

【ちなみにもう片方の手は小猫が入ったダンボールを抱えているのだが、この小猫はもはや少年の眼中に無い】 <> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 18:30:44.60 ID:FUuBebFDo<> >>969

―――…給料…?…今のがですか…?―――

「はいっ、この街には”悪い人”も”良い人”もたくさん居ます。主にその”悪い人”を懲らしめるのが
私の今の職務です。この街については…私もまだあまり知らない事が多いのですが…」

と、自身の環境も交えて一言ですらりと説明を終える。
少女も”この街”に対し多少なりの知識を持ち合わせてはいるものの、全貌を全て知っているわけでも
無く、知らない事だらけなのは否めない。だからこそ最後の言葉が心もとなかったのであろう。
何分”普通”や”常識”が通用しないこの街だからこそ、様々な人を見てきた自身の経験もある。多少は
相手より知っている知識もあるだろうと善心から出た言葉なのだが……いかんせん、気になる言葉があった。

――双葉、私達すごいところに飛ばされたみたいだよ!――

――この世界に来たばっかりだ。――

その言葉通り、手持ち無沙汰に腰の銃剣に手を置いてから言った銀髪の少女も、黒髪の少女も、この街では
見かけない顔だ。とは言うものの、少女自身も進んでこの街中に出る事は少ないので何ともいえないが。
無論、自分に様々な勉学を教えてくれたとある二人の医師達の話を顧みれば、目の前に居る二人の少女は
この世界ではなく、”別の世界の住民であった”事が伺える。だからこそ親切に、かつ丁寧に、この世界への不快感
を与えてしまわないように言葉を選びながら二人を交互に見、言葉を紡いだ。

「この街……いえ、この”世界”と言った方が理解しやすいでしょうか…。この世界、街には様々な人が溢れています。
これはどの世界にも言えるものですが、少し特殊な街なのです。”能力”という力を持った人たちが多く住むこの街では
先程私が言った通り、”お金”というものはあまり意味を持たない面があります。デメリットとしましてはこの街でお金を
持っていても”購入できないもの”が存在する点です。食事等は様々な場所で取る事が可能ですが、貴方が持っている
ような”武器”等は購入できない、など……しかし、メリットも存在します。貴方達”自身”がどこかにコネクションを持てば
この街において有利になるのは確かです。”情報”然り、”物資”然り、何事においても自分自身だけで行動しなくては
ならないという面が一番大きいかもしれません」

「それから、私が所属している”ランカーズ社”もこの街のひとつの”コネクション”です。こちらへ所属しているたくさんの
能力者様達も、様々な場所へ自身の”コネクション”をお持ちです。この街でわからない事や不明な点があるならば、先ず
はお二人の人脈を広げると良いかもしれません」

完全に説明口調である。さすが社長秘書の娘と言ったところか。

(……って、主任と副主任が言ってたっけ……)

しかし、完全に自分自身の言葉ではなく、誰かの受け売りのようで。それを感じさせないすらすらとした口調は天晴れでは
あるのだが、何とも言いがたい。それから、説明を一通り終えた少女はスーツのバッジを相手に見せつつ、”ランカーズ”の
所在を簡単に口頭で説明した。もちろん、この場所からでも見えるために本当に簡易的な説明ではあったが。
少女は二人のその背後を指差す。その先には大きな超高層ビルが見えるだろう。たくさんのビルから抜きん出た空を貫く
勢いの超高層ビル、あれこそ”ランカーズ本社”である。

「あの大きな建物が…”ランカーズ”という会社です」

「もしかすれば、あそこでまた私に会えるかもしれませんね」

ニッコリと微笑んでから少女二人を見るスーツの少女。どうやら、親切と相まったかなりのお人好しようだ。
もちろん、黒髪と銀髪の少女二人が”悪い人ではない”と少女自身が判断したからこそ、ここまで丁寧にするのであって。
決して菓子パンを貰ったからなんていう簡単な理由では無いのだ。

(……うぅ…甘い香り……早く食べたいのです……っ)


決して菓子パンが理由等では無いのだ。 <> 【共生契約】@wiki<>sage sage<>2011/03/28(月) 18:39:02.94 ID:Lmvoxly80<> >>866
「クク・・・いいだろう・・・・腕の一つや二つクレテヤル!」
「って、なんでそんな覚悟がいるんだ?」

【妙なノリツッコミ風の雰囲気で言う】

「何でってそりゃ・・・女の子の笑顔が見たいからさ・・・フッ」
「ちちち違ェぞ!別にオレはそんなケシカラン事なんて考えてないからな!」

【なんか格好つけて言うが最後の相手の言葉を聞くと動揺した様に手を前に出しブンブン振る】

「ふふふ・・・・お前にもいつか分かる日がくるさ」

【どこかダンディーさを醸し出しながら言っているが普通なら別に分かりたくもないだろう】

「おぉ?そ、そうなのか・・・ま、今は別にどこにも入る気ねぇけど」
「もし入る時が来たらそんときゃ覚悟決めて入るよ。」
「どうせなら一緒に同じトコ入ろうぜ!そして二人で黄金時代を作るのだァァ!」

【どこかの勢力に入り二人であれやこれやと大活躍する様を思い浮かべる男】
【今は目を輝かせているが現実を垣間見た時にはどうなることやら】

「うん。どこかで事故ってなきゃいいけどな・・・・。」

【少し心配そうな顔をするが救急車は事故るどころか発車すらしていないだろう】

「え−!なんで教えてくれねぇんだよ!減るモンじゃねぇし・・・」
「あ・・・チクショー!いつか名前くらい教えろよー!またなカラス君!」

【そう言いながらどこか悔しそうに見送るのであった】

/もう終わるという時に寝オチしてしまい本当にスイマセン本当にスイマセンorz
/絡み乙です、ありがとうございました。 <> 【鋼鉄磁電ver.2】 @wiki<>sage<>2011/03/28(月) 18:39:20.19 ID:r8d9r7XB0<> >>972
「可愛いは余計だッ……優しくなれてたのかは分からないが」
「ギンに対してなら、私は優しいのかもな……ーーー」

「さようなら」

自分で優しいと自負するのもおかしくて、目の前の“友人”に告げるも
離される手には熱が隠り、去り際に頬で暖かみを刻み付け、思い耽る
幾らでも優しくなれる気がした、彼女の前だけでなら……ーーーー最後まで手を振ってくれる
小さくも、彼女には精一杯の笑顔を残して、広場から地平線の波の下へと消えて行く

「……ーーーー」

唯、一つ……ーーーー明日には
寂しさが胸を込み上げていたのは、此の余韻に浸る事も出来ず、右腕の銃身の引き金を鳴らし
無機質な弾丸で何処の誰かも知らぬ悲鳴と紅い液体が、削ぎ落として言ってしまう事だろうか
其れでも頬に残した暖かみは忘れないし、初めての友人の名も忘れやしない

「……ーーーまた会いたいのは、ワガママかな」

そんな一言は春風のせせらぎに溶け込み、夕焼けから闇に捕らわれ、虚空と漆黒に消えた

/乙っした!!絡み含め遅駄レスにお付き合い頂き、至極感謝ですッ!! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>sage E:--<>2011/03/28(月) 18:39:33.10 ID:j/nu5Ld10<> 「一番星、見つけました――」

『みゃあ』

 夜空の下、赤の瞳を仰ぐ“独り”の女性。
 川をまたぐ長い橋の上、止める白タイツの脚。
 その中央、足元に仔猫が二匹寄ってきている――手元の、シュークリームを狙って。

「……お腹壊すから、駄目。です」

『みゃあー』

 仔猫を淡白な表情で見降ろし、見やる。
 ただし、のぞく目は片方――右目には眼帯をかけている。

「啼いてもダメ。です」

『みゃー……』

 寂しげに仔猫が声をあげるなか、シュークリームを一口ほおばる。
 ――一口。だけ。 <> 【創名乃兵】@wiki<>sage saga<>2011/03/28(月) 18:41:00.06 ID:RbBwBXsxo<> >>977
/こちらこそ、超絶感謝です!! 遅駄レスなんてとんでもない、本当に有難うでした! <> 【全瞑心感】@wiki<>正義感・敵対心 sage<>2011/03/28(月) 18:50:15.51 ID:JrZTgB2V0<> >>976
いや…冗談抜きに持ってかれるからな

【相手のツッコミに、呆れたように自分の左腕を指差す】
【だがやはり、青年は暇そうで、説得力が無い】

笑顔?ふーん、そ……笑い顔なんて面白くもなんともねぇけどなあ

【相手が必死に反論するのを面白そうに見る】

【そうかー分かる時が来るかー…と適当に返しておく】
【これで変に相手を刺激したらまた長引きそうだからだ】

……二人で黄金時代…か

そりゃ無理だ

【悲しそうにため息をつく】

俺はお前の友達じゃねぇからな

【冗談のように笑う】
【頭の上の猫が、にゃーんと小さく鳴いた】

赤の他人に本名なんか教える訳ねーだろ
じゃーな変態…しばらくはナンパしない方がいいぞ、殴られたらまた傷口開くからな

【後ろを振り向かずに手を振り、そのまま月明かりだけが照らす闇の中へと消えた】

/いえいえ全然気にしてないんで大丈夫っすよ!絡みありがとうございました! <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 18:52:48.58 ID:UDq/0u6oo<> >>974
【何故か落胆しだした青年に悲壮感で混乱状態にあった少女の脳は僅かに疑問を感じ、少しだけ泣き止み】
【逆に何で泣いているのかと聞かれて、更に撫でられて、まだ何かそういう変な事はされてなくて、これまた疑問が膨らみ】
【てっきりそういうあれなあれであれな人だと思っていたので、ここで予想と現実が微妙に食い違い】

「……どうしてってその……あの……」

「へ、へんなことされると思ったから……ですけど……」

【そして、俯きがちにそんな事を言って、相手に確認をするのであった、そういうのじゃないの?と】
【変な所に少しでも触れようとしたらその瞬間に能力を使おうかと思ったが、今のところ触られたのは肩と腕だけ】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 19:02:25.98 ID:bxfaJkKDO<> >>975

『悪い奴…ですか…』

「……」

【なるほどそういうことか。少女は思考した。この街は、いやこの世界はやはり“異質”】
【自分と同じように変な力を持つ人間達がたくさんいるわけか。少女は微かに辺りに視線を走らせた。】
【今ここを歩いている人物…その人間達も能力者かもしれない…そんなことをぼんやり思いながら、】
【相手に視線を戻した。同時に、自分がなぜこの世界に飛ばされたのか分かった気がした。】

『ということはあなたも強いんですね…へえ…すごいなあ…』

「……」

【相棒の感嘆の声を聞きながら、少女はなおも思考した。銃剣のグリップを微かに指でなぞる。】
【武器は買うことができない…まあ大丈夫だ。何より買う金がないし、買おうとも思わない。この“剣”で十分だ。】
【少女はそんなことを思いながら、後方に体を向ける。相手が示した通りそこにそびえ立つのは…】

『わあ…すごい…』

「……」

【巨大企業、「ランカーズ」】
【他のビルとはひと味もふた味も違うその“会社”は、圧倒的な存在感を持ってして、二人の眼前に君臨していた。】
【人脈…コネクション…相手の言葉が脳裏で反芻される。この地で生き残りたかったら、自分で行動しろ…そんなところだろうか。】

『いやあ…私達なんかがあんなすごい会社には入れませんよ…あはは』

「……」

【苦笑する裸眼の少女。そしてニッコリと微笑む相手を一瞥した後、】
【銀髪の少女はゆっくりと歩き出した。行き先は言うまでもない。】

『あれ?双葉ちょっと待って!!…あ、あの…いろいろ教えてくださってありがとうございました。』

【裸眼の少女はぺこり、と頭を下げ、友人を追った。】
【このまま呼び止められなかったら二人とも去っていくだろう。】

「……」

【どうもこの世界は、】
【自分達が過去にいた場所よりも数倍“深い”世界らしい。】
【おもしろそう──────そう考えながら、】
【足を動かしていく。】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/28(月) 19:07:52.47 ID:/uj4uOhPo<> >>981
・・・い、いや変なことって・・・しねえよ

【やはりストレートに言われると少し戸惑い、困惑した表情で少女から視線を外す】

【相手も落ち着いていると感じたのか、とりあえず頭においていた手を離すと】

あのさ、俺がそんなことする人間に見えるか・・・?

【なかなか返答に困るような質問をぶつけてみる】
【手を掴んでここまで引きずったのは少年本人で、随分無責任な質問だ】

なんだか勘違い激しいヤツだなお前・・・ 俺はそんな趣味はないっての

【少女の赤い瞳に視線を戻すと、呟くように言葉を繋ぐ】
【自分で言っていて恥ずかしいのか、少しオドオドしているようにも見えるが】

【白い髪に赤い瞳 なんであんなところでウロウロしていたのか】
【解決したい疑問はたくさんあったが、今はこの状態をどうにかすることが先決だ】

【そしてさりげなくダンボールを地面に置く どうやら疲れたらしい 見ていてなかなか悲しい光景である】 <> 【敏腕瓦版】<>sage<>2011/03/28(月) 19:17:07.89 ID:Gze8KHvn0<> 【月夜の街中を一人で軽快に駆ける女性】
【鳥達はなく事を止め、頼りない月の光を手助けするかの如く辺りの街灯は冷たい地面に光を当てて】
【辺りに彼女以外の人は居ない、彼女自体が人を寄せ付けないわけでもない】
【繁華街よりは幾分か離れた所だ、夜中に人が歩くことはさほど無いからだろう】

さて・・・ちょいとそこらで一休みでも

【彼女は、誰も居ないただ噴水が音を鳴らすだけの公園へと足を運んでいく】
【短い黒髪を靡かせ薄暗い光の中を進む】
【手には何かノートのような物を持って・・・】


/雑談しかできませんがよろしくです <> 【神光夢姫】<>sage<>2011/03/28(月) 19:19:26.72 ID:FUuBebFDo<> >>982

――悪い奴…ですか…――

――……――

両者の反応はそれぞれで、素直な反応を示す黒髪の少女とは相対的に、無言を貫き通す銀髪の少女。
その姿は引き締まっており、それで居てどこか憂いを含んだもの。気になりはすれども、それを探る事は
おろか、自身から知りたい、とも口に出せず。口に出してしまえば、何か触れてはいけない深遠の淵を覗き
込んでしまいそうで、思わずその姿に少女も一瞬口を噤む。

――そいうことはあなたも強いんですね…へえ…すごいなあ…――

「い、いえいえっ!私なんてとてもとても…今すぐにでも倒れてしまいそうです…」

もちろん空腹的意味では無い、決してそんな意味ではない。

それはさておき、黒髪の少女はそれこそ先程から素直な反応をしめしてくれる所謂”一般人”に近いものを
感じるのだが、銀髪の少女は何かを考え込むように口を一向に開く気配は無い。後方に身体を向けてから
巨大なビルを目にしても、一切口を開かぬ辺り、寡黙な少女なのかとも思わせるが、それも違う何か大きな
”もの”を感じる。黒髪の少女は感嘆に声を漏らし、謙遜の言葉を述べるが、”誰でも入れる企業”である事
でも有名であるランカーズ社、気負う事は無いと伝えるために優しい口調のまま紡ぎだす。

「大丈夫ですっ、どなたの話も絶対に断らない、それが我がランカーズ社ですから!」

ちなみに、これは母の受け売りである。

そうして、話を終えたと思えば突然歩みを進め始める銀髪の少女。黒髪の少女は驚きながらも銀髪の少女を
追いかけるように足早にその場から去っていってしまう。勢い余って「あっ…いえいえっ」としか声を出せなかった
少女は唖然とその姿を見送ったが―――どうやら、何かを見つけたような顔をしていた銀髪の少女に、悪い事は
教えなかったのかな、と自身で思い。少しだけ微笑を柔和にする。見えないであろうというのに、その背中に手を
振りながら―――――銀髪の少女と、黒髪の少女、その相対的でどこかマッチした二人の未来をぼんやりと想像していた。

背中が見えなくなった頃―――ふっと鼻を再度擽る香り。

「……ふふっ」

少し機嫌よさそうに、紙袋からひとつメロンパンを取り出すと。それをひと齧り。
さくさくとした食感とともに広がる優しい甘さと、ふんわりとした中の生地を楽しみながら、スーツの少女も歩みを進め始める。
と、そこでスーツ内の携帯電話が音を伝える。パンを口にくわえたまま電話に出ると――聞こえてくるのは、”とある黒服”の声。

(メルヴェーユ様…任務です)

「ふぁいっ…ふぁんふぇふふぁ?」(はいっ…何ですか?)

(…何食べてるんですかもう……っと、失礼しました。
             メルヴェーユ様のいらっしゃる場所をGPSで確認しましたところ、そちらで現在
”殺人鬼”が路地裏に逃走したのが目撃されました、捕獲、その後警察機関へお願いします)

「むむっ…んっ……了解致しました!」


少女も―――また、この街の住人。

――――今日も今日とて、”異質”と”奇跡”の中に生きる。


「さて……行きましょうか」


今日もどこかで―――”非日常”が始まる。



/絡みありがとうございました!お疲れ様です!! <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 19:23:43.29 ID:vN7x/xzko<> >>985
/乙でしたああ!!
/文章力分けてくださいwwww <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 19:24:24.34 ID:1T5Y/Js+o<> >>983
「です……か……?」

【言われてみればそう言う風には見えない……気もする】
【ここまで来て今更怖気づいたと言う風にも見えない、怖気づいて欲しいものではあるが】
【となれば、本当か?全部自分の勘違い?となればとなれば、相手には多大な迷惑をかけてしまってわけで――――】


「―――――す、すみませんでした!!!」


【再び、あの通りでやったザ・丁寧お辞儀をするのであった、描写は割愛】
【白い髪をバッと振り乱し、紅い瞳の周りを赤くして謝罪する様は異様であり、妙であった】 <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/28(月) 19:42:37.21 ID:/uj4uOhPo<> >>987
ああ、別にそんなにかしこまって謝らなくてもいいっての・・・

【ようやく、やっと、誤解が解けたことに安堵して、大きくため息をつく少年】
【これで変な事言いやがったら本気で怒ろうかとも思ったが】
【予想通りというか、素直で気弱な性格みたいなのでそれはやめておく ・・・本当に素直なのかはわからないが】

【あまりにも少女が畏まりすぎて、むしろかわいそうに見えてきた少年】

えっと、それで、何やってたんだお前・・・?

【この話題を終わらせようと、別の話題を提供してみる】
【というよりも、むしろ最初からこの話をするつもりだったのだが・・・】

【どうしてこんなことになってしまったのか、これは間違いなく目の前の少女のせいだが】
【相手を見ると、やっぱり怒る気になれない】

【妙に後味が悪かったが、もうこの事は考えないようにした】 <> 【夢想神生】<>sage<>2011/03/28(月) 19:43:29.63 ID:FUuBebFDo<> ――【街・公園】――

静かさを湛える公園内。街から少し離れたこの場所にようやく静寂が訪れた。
数時間前までは子供達の声とそれを優しく見守る親達の談笑に溢れていたこの公園も、夜の
帳が下りてしまえば嘘のように掻き消えてしまう。どこか寂しさと荒んだ雰囲気を醸し出すこの
公園に、缶コーヒーを片手にぼんやりと煙草の紫煙をくゆらせる男が1人。
腰には先日こさえた黒い魔道刀を携え、捲くられた両腕、その左腕から顔を覗かせる魔方陣。
右腕は不自然に綺麗で、どこか人の身体では無いものを感じさせる。
何よりも異質さを放つ右目―――街頭を照らし返す銀色の魔眼。十字架の目に夜空の月を
映し出しながら、ぼんやりと虚空を見上げている。
闇に溶け込む黒いカッターシャツからぽっかり浮かぶ青いネクタイを風に晒しながら、深く
煙を吸い込んで吐き出すその様は―――悪魔か、天使か―――それとも――――。


「……あー……っくし!」


ただの暇人だったようです。


/何でもおkです <> 【煌帝炎皇】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 19:56:05.86 ID:oTDpUr4F0<> >>984

誰もいないはずの公園、しかしそこには一人の人間がいた

「あーっはっはっは!とべとべぇ!」

___訂正、一人の子供がいた
子供は赤く短い髪を揺らしながら、空へ向けて盛んに対空砲火よろしく火球を撃ち出していた
その手には杖、更にはローブに身を包んでいることから魔法使いであることを伺わせる
いや、空に向けて火球をぼんぼん撃っている時点でわかってしまうか

とにかく、こんなではあるが子供は正常で、単に魔法の練習をしているだけである

/まだいますかねっと/ <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 19:59:22.36 ID:9fKmfQlmo<> >>988
「え、あ、は、はい……その……」

【そう言いながら先程から足元でぶらーんぶらーんしていた財布を片手で拾い上げ、バッと見せ】

「お買いものしにきたんです……」

「知り合いに頼まれててっ……」

【至極在り来たりな理由を述べるのであった、さっきの事をもう忘れたかのようにはにかみながら】
【何だかんだで、調子の良いヤツである】 <> 【敏腕瓦版】<>sage<>2011/03/28(月) 20:10:01.31 ID:Gze8KHvn0<> >>990
うえっ!

【眼前を火球が横切る】
【驚いた彼女は地面に尻餅をつき火球が飛んできた方向を見る】

魔法使い・・ですかね?

【珍しがる様子もなく其処にいる子供を見る】

/遅れました! <> 【超撃雷光】@wiki 持ち物:ゲーセンのメダル<>sage<>2011/03/28(月) 20:15:51.51 ID:/uj4uOhPo<> >>991
お買い物・・・?いやお前迷子じゃ・・・まあいいか

【どう見ても迷子にしか見えなかったらしく、割と失礼なことをさらりと言ってのける】
【が、少女が手に持つ財布を見て、一応は信用したらしく】

ならちょっと付き合っていいか?暇だしな・・・ まあいやって言ってもついてくけど

【よっこらせ、と小猫が入ったダンボールを持ち上げる少年】
【ここから動くのだと判断したらしい ここは路地裏であり、当然と言えば当然だ】

【小猫は寝ていた 飼い主がピンチを迎えるといつもこうである】

・・・それにしても、調子がいいヤツだな

【相手がはにかんでいるのを見ると、少年も微笑み返す】

【切り替えが早すぎる気もしたが、その切り替えの早さに悪い気はしなかった】 <> 【魔星纏皇】<>sage<>2011/03/28(月) 20:17:00.18 ID:bxfaJkKDO<> 【発達した街・そこの公園】

「……」

【寒々とし、閑散としたその場所に現れる人影。一人の女の子である。】
【仕立ての良さそうな黒いコートを羽織り、それとは対照的な銀色の髪。銀縁のメガネ】
【肌もごく自然な様子で白く、雰囲気が少々冷たい印象を受ける。】
【そして、唯一異質なのが、彼女の腰に差し込まれた“剣”。】
【獣の革と金属でできた鞘に納められた長いそれは、】
【先端が“銃”の持ち手のように湾曲し、トリガーとリボルバーが付いていた。】

「……」

【ドサッとベンチに腰掛ける。ゆっくりともたれ掛かった。】
【自分はこの世界────幾多もの能力者が集う世界に呼び込まれたらしい。異世界から飛ばされてきた彼女はそんなことを考えながら、】
【自分の武器を鞘からゆっくりと引き抜いた。話を聞く限りでは、所謂“悪者”や“狂人”と言われる部類の人間も存在するらしい。それなら、】

「……手入れは…重要か…」

【自分の身は自分で守る。】
【ドライバーを取り出し、くるくるとねじを回す。】
【やがてその武器は分解され、それに取り付けられていた“リボルバー”がとれる。それに伴い、女は“刀身”を拳銃のグリップから外した。】

「……ああ、…煤が…」

【外れた刀身を柄側から持ち、その中─────“銃身”を見つめる。中に煤がたまり、黒くなっているのが分かった。】
【少女は長い綿棒のような物を取り出し、今度はその反対。刀身を逆に向け、“銃口”からそれを突き刺した。】

【人気のない公園で一人武器──────ガンブレードの手入れをする少女。】
【加えて、その手入れのための音…機械を扱うような金属音が、すんだ夜の闇に響いていた。】

【なかなか目立つ。】


/なんでも対応 <> 【煌帝焔皇】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 20:17:06.65 ID:oTDpUr4F0<> >>992

「あっ・・・ご、ごめんなさい!」

今まで空に撃ち上げていた火球。しかし動作を間違え前方へ撃ってしまった
当たりはしなかったようだが眼前には尻餅をついた女性
練習を止めた子供は慌てて女性へ近寄り頭を下げるのだった

「うん、ぼくはまほー使いだよ!
 と言ってもまだまだかけ出しだけどね」

独語する女性に頭を上げて肯定、杖を軽く振ってみせた <> 【敏腕瓦版】<>sage<>2011/03/28(月) 20:24:12.78 ID:Gze8KHvn0<> >>995
あ、大丈夫ですよ

【立ち上がり服に付いた砂埃を両手で払う】
【足にはインラインローラーをつけているためどうしても足を開いて立つ形になる】

魔法使いかぁ、他に何が出来るの?
見せてくれるかな?

【彼の力が気になり聞いてみせる】 <> 【漆黒源操《パ-ティクルアクセラレイター》】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 20:25:55.51 ID:9fKmfQlmo<> >>993
「えっ……えーっ!?」

【相手が付いてくるという事実に目を丸くして驚く、それはちょっと酷過ぎな気もする】
【しかし、少女はてっきりこれで解放してもらえると思っていたし、人と一緒に行動するのが嫌いなわけではないが……】
【ぶっちゃけ、幾ら自分の勘違いとは言え、相手に少し苦手意識が沸いたのも仕方ない話であり】
【そんな狭間でいる為、相手の言葉に「えーっ!?」である、でもやっぱり酷い】

「あ、は、はいっ……その……それだけが取り柄でして……」

【そして、その後の相手の言葉には右手を頭の後ろに当てて照れる、いや、そこは照れるところでは無いのだが】 <> 【煌帝焔皇】@wiki<>sage<>2011/03/28(月) 20:31:13.94 ID:oTDpUr4F0<> >>996

「ほかに・・・?うーん、こんなのとか?」

他に見せてみろ、と言われた子供は少し首を捻ってから掌を掲げる
次の瞬間、掌からは1m程度の火柱が上がっており暗い公園を照らしていた

「ほかにもできるけどー……
 しらない人に見せれるのはこれだけっかな?」

火柱を消した子供はそう言って悪戯っ子のように口角を上げる <> 【雷刃演舞】常に電気を纏う太刀を自在に操る。@wiki<><>2011/03/28(月) 20:32:55.68 ID:gWe3i8yYo<> >>994

ッ!俺とした事が…

【少女が手入れをしている其の時、其の公園で】
【夜行性にも関わらず木々にもたれ掛かりうとうとしていた青年がはっと目を擦る】

【よく見れば前方には一度見た事のある少女がいる―――青年は夜、良く目が働いた】

…元気にやっているか?
【ゆっくりと立ち上がると、若干機嫌のいい声で、後ろから話しかける】

【青年にはくっきりと姿が見えているのだが…】
【人間の少女にこの暗闇の中はっきりと青年の姿が視認できるのだろうか】

【姿格好は前と同じ黒いパーカーとズボンで、目は煌煌と輝いている】 <> 【霧血喀命】吸血鬼@wiki<><>2011/03/28(月) 20:33:26.59 ID:gWe3i8yYo<> /名前欄こっちで…すみません <> 1001<><>Over 1000 Thread<>
 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>迷い猫オーバーラン! はっぴぃにゅうにゃあ 雑談スレ 5ねこ目 @ 2011/03/28(月) 20:27:30.34 ID:mdNe5Iheo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1301311650/

【彼女ではなく】イジメられてた女の子を好きになった part15【お姉ちゃん】 @ 2011/03/28(月) 20:22:33.63 ID:IBpP8/ifo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1301311353/

【ふにふにふに】妹に気になると言われた 十九本目【ふふww】 @ 2011/03/28(月) 19:57:40.81 ID:roP9+UKNo
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男「ひぃ〜お化けだ〜。」 @ 2011/03/28(月) 19:17:49.24 ID:x28ufA9DO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1301307469/

んっ・・くぅん・・・イ・・・くぅ・・・!ぷしゃあ・・・ @ 2011/03/28(月) 18:31:31.79 ID:Ad2SYKZ4o
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今日一日で増えた禁書スレの数【多杉】 @ 2011/03/28(月) 18:24:41.35 ID:S2iNDYTCo
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一方通行「なめてんじャねェゾ!」 @ 2011/03/28(月) 18:16:02.99 ID:vA03VRIQ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1301303762/

冷蔵庫「よお、一方通行」 一方通行「・・・」 @ 2011/03/28(月) 18:09:07.77 ID:CFJC97WT0
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