以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2011/08/10(水) 00:18:54.34 ID:tjEVUO1IO<>それ使って厨二を爆発させようか

厨二病患者隔離スレへようこそ
そしてこのスレを開いてくれて有り難う
ルールを読んだ後は厨二妄想を爆発させよう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止
※1 酷い場合はそっと言ってみよう
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2 たまには攻撃に当たりましょう
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

――キミはもう 目覚めたかい――?

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1312249825/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1312375937/<>厨二能力授けるから・・・ 【特異物質】《エキゾティック・マター》@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 00:19:26.58 ID:fGp8YRgIo<> >>1乙! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都)<>sage<>2011/08/10(水) 00:20:18.42 ID:SfPUewYEo<> 【深夜、酒場、カウンター近く】

【酒場の窓からは蒼白い月光が漏れ差し込んでき、酒場の内側で渦巻く熱気と狂騒を更に活気づかせていた】
【この酒場はカウンター席と幾つかのテーブル席によって構成されたやや広めの間取りであり、この街の憩いの場となっている】
【その入り口傍のカウンター席、そこに座るフードを深く被った女性が一人。ショットグラスに入っている安物のウィスキーをちびちび飲んでいた】
【やはり酒場と言うものが物騒であると自覚しているのか普段は持ち歩かない長剣を今日は持参してきており、カウンターに立てかけてある】
【とはいえ、フードを被っているのもあるし自分は女性にしては長身である。よく見ればスタイルからやはりバレてしまうだろうが、一見しただけでは男性にも見えない事は無い】
【そんな訳で結構のん気にウィスキーを飲んでおり、今日も今日とてこういう雰囲気のある酒場で旅の醍醐味を感じるのが幸せ―――】

【―――どんっ    そして、続いて聞こえてくる『てめぇ!そんな所に座ってんじゃねぇよ!肩折れちまったぜ!!』という怒声がまた一つ】

【女性がフードの影によって色が消えた瞳で怪訝そうに眉間にしわを寄せながら振り返れば、大柄な男が右手で左肩を押さえ、こちらを睨みつけていた】
【第一の感想としては「当たり屋というには余りにも露骨すぎる。というか間抜け」という印象であった。なんで止まっているこっちに非があるのだろうか】
【よく見れば男の顔は赤く、かなり酔っているらしいことが伺えた。つまりは酔っ払い、真面目に相手をしても損しかしないと言う相手である】

「い、いやいや……私座ってましたし……」

【しかし、荒事となればこちらも無傷では済まない可能性が大きく、となれば愛想笑いを浮かべながら弱気且つ下手に出るのが最善策なのである】
【この調子でなんとか適当にぶらっと時間を過ごし、なんやかんやでうやむやにし、そのまま流れるプールの様に滑らかにこの男を受け流せば良いだけの話】



【―――ドガッ    殴る音。殴られる音。その二つが交差したり行ったり来たり浮いたり沈んだりし、周囲にはある程度の間を置いて野次馬が集まっていた】
【男性の顔はあちこちに青痣や腫れが浮き出て、女性の左頬も殴られた痕かのように痣ができてしまっている。どちらも派をく強い縛って激痛を堪える】
【気が付けば女性は男の顔面を殴っており、男は女性の右腕を左手で痛いくらいに握り締めていたのだ。どこで道を踏み出したのか思い出せない】
【だが、一つだけとてつもなく重要なことを思い出したのだった――――自分が恐ろしく酔いやすい性質であり、元々短気な性格であり、ウィスキーをちびちびと飲んでいたことを】


/雑談でも殺し合いでもなんでもうぇるかむー!ですが、1時にはどうしても落ちねばならず……なら絡み待ちするなって感じかもしれませんが
/絡み待ち文だけ完成してしまっているので、"置きレス形式や凍結前提のロール"ということで投下致します。大抵の方はふざくんな!となると思うので、スルーしちゃってくださいな
/それと、>>1乙でごぜいますっ <> 【月光官能】<>sage<>2011/08/10(水) 00:20:42.90 ID:rYpS7+Foo<> />>1乙です!
/リロってよかった……。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2011/08/10(水) 00:21:15.53 ID:GI+r0z86o<> >>1乙ー

間違えて、間違えて別の立ててしまったコトを謝罪します <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 00:21:15.69 ID:fXkcMMDZo<> >>1乙です

前>>997
/そう、いたしましょう
/明朝に大丈夫なようでしたら返しておきますので <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/10(水) 00:21:26.78 ID:6uuXbCtj0<> 前スレ>>986
「ふむふむふむふむ」(後で大雑把にメモ帳に書いとこう)
【キングクリムゾンのお陰で一レスで説明終了】

「うーむ、もうこれで完成系で、手を加えるのは駄目と」
【呟きつつ、剣を両手で持ち軽く振ってみる、この重さ、上手く使っていかなければ】
「特別製…市販じゃ無理なぐらいの轟音ですか」
【自分も銃モードにして、また剣に戻しつつ一言】

「質問…、やっぱり銃モードの時は乱暴に扱ったり盾とかにしちゃぁ不味いですか?」
【剣を空に掲げ、光を反射させつつふと思いついた疑問をぶつけた】

/>>1乙 <> 【月光官能】<>sage<>2011/08/10(水) 00:26:49.47 ID:rYpS7+Foo<> >>6
/ありがとうございます!
/こちらもできる限り早めにお返しするようにしますね
/本日は乙でございました! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 00:30:14.51 ID:SfPUewYEo<> >>3
/名前忘れですッ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2011/08/10(水) 00:37:02.57 ID:GI+r0z86o<> >>7
「銃モードで乱暴に扱うデスか……出来るだけで止めた方が……
マァ、いいんじゃない?的デショウカネ、暴発しても知りませン」

「貴方と言った通りこれは完成二違い作品でス、下手に壊れル事は中々ありませン
ですが、壊れたラ後は落ちて行クだけですネ、流石に一度加工した水晶は直せませン」

【剣から銃へ】【銃から剣へ】【それぞれ反対の地に置かれるモノに変わりゆく音】
【男性は、リズムに乗り響く音に耳を済ませながら、思い出す何か、言葉を静かに紡いで】

「さて、もうソロソロ大丈夫でしょうカ、
少し拙者眠たくなってきたモノで」

【そして男性は青年に背を向けて歩き始める、静かに闇に解ける様に、呼ぶ声があれば……止まるが】 <> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/10(水) 00:37:41.83 ID:GI+r0z86o<> >>10
名前ラン <> 【銃王】銃の扱いがパーフェクト<>sage<>2011/08/10(水) 00:41:24.33 ID:ZqQDmaN2o<> >>3
/置きレスになりますが…よろしいですか? <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/10(水) 00:45:59.06 ID:6uuXbCtj0<> >>10
「よし、わかりました」
【手にした剣を、背中にある皮製の鞘に恐る恐る入れつつ呟く】
【そして相手は帰るようらしく、公園へ出て行く】

「射程範囲は…まぁ弓があるしどうでもいい…あっ」
【青年は考え事に夢中で少し出遅れたが】

「ありがとうございました、技術屋さん! また機会がある事を願いますよ!」
【右腕を振って別れを告げた、青年の表情は新しい玩具を手に入れた子供のように眩しかった】
【強くなって帰ってきた水晶剣、この恐ろしい銃身は敵と認識した者に向ける日はいつになるだろう】

/絡み乙です <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 00:46:19.07 ID:SfPUewYEo<> >>12
/どぞうどぞう。絡み待ちレスにも書いてある通り、それが前提なのでっ…… <> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/10(水) 00:47:51.14 ID:GI+r0z86o<> >>13
/おつでしたっ

あ、耳栓に関しては戦闘に関して有利なモノは買えない
というルールの為にあんな感じに言いましたが、実際は耳がキーンとする感じで <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/10(水) 00:51:42.01 ID:6uuXbCtj0<> >>15
では撃った瞬間顔をしかめて鼓膜がズキズキするって言う所ですか。 <> 【月光官能】<>sage<>2011/08/10(水) 00:51:54.59 ID:rYpS7+Foo<> /避難所復活のご様子です! 一応こちらにもご連絡させていただきまし。 <> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/10(水) 00:53:23.63 ID:GI+r0z86o<> >>16
/真近ならそんな感じっす <> 【銃王】銃の扱いがパーフェクト<>sage<>2011/08/10(水) 00:55:28.20 ID:ZqQDmaN2o<> >>3
肉を叩く音と、野次馬の歓声。
特殊な空気―――一部の人間が盛り上がる、喧騒にまみれた喧しい酒場。その隅で


「ッチ…っるせぇなぁ」


1人の男は猛烈にイライラしていた
机の上には弾痕の残る馬券。イライラの根源はおさっしのとおりだ
がたりと立ち上がる男の腰には今時珍しいリボルバー式の拳銃が差さっている


「―――――………Shut up!!」


――かなり酒が入っているのか、顔がほんのりと赤い男は…あらん限りの声で野次馬の群れに怒鳴りつけた
これにより野次馬が避けたならば、男は喧嘩の仲裁…というより2人を黙らせるべくずかずかと、歩み寄って行くだろう


//でわゆきます…
//キャラ初ロール+稚拙な文でかなり不安ですが…よろしくお願いします! <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 00:57:35.08 ID:JIR6ejdY0<> />>1乙です



>>3
【深夜の酒場、カウンターの隅】

「かーっ、たまに飲む酒は格別だねぇ」

【黒い上下のトレーナーを身につけた一見どこにでもいるような短髪の男】
【まだ未成年であるにもかかわらず、ビールを大ジョッキであおっている】
【基本的に他人から老けて見られるので、酒を飲んでいても全然違和感が無いのだ】

「はぁ、最近イイことねえなぁ」

【特に今日は色々疲れることがあったので、久々に酔って忘れようと思いこの店に入った訳である】
【その出来事の中には二回も財布を空にしたというのも含まれる】
【しかも内一回は財布ごと失っているという不幸っぷりだ】

(さて、どうすっかねー)

【モチロン現在の悩みはココの支払いのことである】
【金がないのにどうして飲みに入ったのか、それにはちゃんとした理由がある】
【一つはただ単にそういう気分だったから、あとは――――ドガッ】

「おっ、始まったか」

【酒場にはこういったトラブルが絶えないからである】

「ちょーっと待ってろよぉ」

【邪悪そうな笑みを浮かべ、席を立ち】
【人だかりのする方へゆっくりと歩みを進める】

「はいはいちょっとゴメンよ」

【野次馬共を掻き分け、騒ぎの中心へと近づき】

「ハイそこまでー」

【殴り合いの真っ最中である二人に、元気よく声をかけた】 <> 【銃王】銃の扱いがパーフェクト<>sage<>2011/08/10(水) 00:58:46.67 ID:ZqQDmaN2o<> >>19
/わわっ…これ無しっ! <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 00:59:23.34 ID:JIR6ejdY0<> /あああああやっちまったorz
/>>20取り消しでお願いします
/ホントすいません…… <> 【銃王】銃の扱いがパーフェクト<>sage<>2011/08/10(水) 01:01:39.08 ID:ZqQDmaN2o<> >>22
/なんか絡みにいく文も支離滅裂なので…自分引きますよっ <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 01:03:38.45 ID:JIR6ejdY0<> />>23本当にごめんなさい
/気にせず続けてください
/自分の方が遅かったので…… <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 01:14:10.17 ID:SfPUewYEo<> >>19
【ザワッ――――――――】

【狂騒に酔いしれていた野次馬たちは一瞬だけ一気に地底にまでその勢いと怒声を冷まし、極数秒間だけ沈黙を放ったのではあるが】
【喧嘩をしている二人が殴り合いを止めず、お互いに攻撃をかわしたりかわさなかったりし、殴ったり殴られたりし続けているのを横目で確認すると】
【まだこのお祭り騒ぎが終わってないことに安堵し、そしてそれをわざわざ妨害しようとしてきたという理不尽な怒りを沸かし始め】
【喧嘩好きな酒場、と言えば荒くれ者が集まるに決まっており――となれば、各々一癖も二癖もある客たちばかりなのである】
【野次馬の一人が自動拳銃を引き抜き、撃鉄を親指でカチリとわざわざ降ろし、その銃口をリボルバーを持つガンマンへと向けようと――――】

【―――BANG!!!―――うっかり引き金を引いてしまい銃口がガンマンへと向けられる前に銃弾を吐き出し、偶然隣にいた盗賊の一味の太ももを直撃】
【太ももに激痛を感じ開かれた穴から血を垂れ流して床にバタリと倒れる仲間を見て憤怒するのは当然その盗賊の仲間、上司、部下、その他諸々】
【報復にとばかり毒が塗られた投げナイフを誰かが投げたもののこの人混みの中で正確に当たるわけでもなく、誰かの二の腕に突き刺さる】
【そして、それの報復にとばかりにまた凶器が放たれ、凶器が狂気を呼び、そして更なる狂気を呼んで――――祭りは余計に拡大したのだった】

【とはいえ、野次馬たちは観戦よりも自分たちの戦いに夢中となってしまったため、結果としては活路が切り開かれたことには変わりは無い】

「貴様ァ!!これから7発殴った後に貴様のポークピッツを完膚なきまでに粉砕してやろうかッッ!!!」

【一方でこの騒ぎの元凶となった二人、特に女性の方は顔面に一発貰っているにも関わらず汚い罵詈雑言を撒き散らして騒ぎを続けている】
【これではどちらが酔っ払いなのかわかったものではないのだが、まぁ、どちらも酔っ払いなのだ。男の方も挑発を受けて更に更に怒りと憤慨を積もらせる】
【とかくも、狂騒は収まることを知らないがこの諸悪の根源へと辿り着くための道はできたのだ―――"ひとまずは"】


/では、次のレスは明日以降となりますね。申し訳ないですっ…… <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 01:17:06.75 ID:SfPUewYEo<> /お、おおう……置きレス形式前提なのでむしろ誰も絡みに来ないかもなんて考えていたのですが……
/えっと、【銃王】さんがよろしければ先に絡んでくださった【銃王】さんとロールがしたいです。置きレス形式なので複数人は難しいですし
/【三竦之一】さんすみませんっ!次回、また機会がありましたらその時には是非っ……! <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 01:22:36.25 ID:JIR6ejdY0<> >>26
/リロードし忘れって怖いですね……気を付けます
/でわまた次の機会にっノシ <> 【銃王】銃の扱いがパーフェクト<><>2011/08/10(水) 01:26:20.53 ID:ZqQDmaN2o<> >>25
「―――――………」

なんだかよく分からないことに、なんだかよく分からない状況になってしまった
何が原因だ―――?三秒、考えて辿り着いた答は…目の前で取っ組みあってる2人だ
そう、何もかもの元凶はこいつら。怒りに滾る男はとりあえずリボルバーを引き抜き…腕を持ち上げて銃口を女の方に向ける


静かにしろ


―――と、言いかけて、男の腕…に握られた拳銃が勢いよく何かを弾いた
かららん…と金属音をたてて落ちたのは、茶色の液体が付着したナイフ

続けざまにビールやら肴やら弾丸やらが飛来し…



「――……っ」
「\#*$☆〒〆♨※ヾ€!!!」



はたまた酔っ払っているガンマンは意味不明な言葉を放ちながら、リボルバーの引き金を一度だけ、引き絞った
―――ガンマンの左手が霞み、右手に重なる。


ズガガガガッ!


と、やけによく響く爆発音と共に、放たれた弾丸は5発
それぞれが野次馬の武器やらビールやら肴やらを弾き飛ばし―――そのうちの一発が、女の顔のすぐ横を、通過するだろう

>>24
/ごめんなさい…ありがとうございますっ!

>>26
/了解です…よろしくお願いします! <> 【輝星骸燃】暗黒星雲を掌から作り出し、“ニセモノ”の星を作りだす能力<>saga E:銀色の玉<>2011/08/10(水) 14:47:37.94 ID:imYuQuVZ0<>  漣、まるで鼓膜を洗う様に、静かに。
 潮風、まるで肌を撫でる様に、柔らかく。

 運河沿い、倉庫街の奥に、廃倉庫がひとつ、悄然としている。
 錆つき、骨組がうかがえるそれ。

――。

 その入口の傍で、断続的に、何かの落ちる音がする。

「――っ、届かない……」

 腿を抑える、“独り”の女性。
 見上げた先は、倉庫の天辺。
 その縁に、リボンが絡みつき、靡く。

 独りは立ち上がり――跳ねる。

 すると、宛ら空中を蹴るようにして、跳ね、上へと登っていく。
 しかし。

――。

「――っ、っ……」

 地面を一回、空中を二回、蹴る瞬間で、落ちてしまう。
 淡白な表情ではあるが――悔しそうに、きゅっと唇をかむのだった。

 ――尤も、リボン自体大切なものでもなく、そもそも、“独り”の物ですら、無いのだった。 <> 【叉喰毒翔】<>sage<>2011/08/10(水) 14:50:11.28 ID:a1LtbGRMo<> /SSスレ324〜参照


――この放送を見て、女は「これだ!」と思った

「うん。メンバーを取っ捕まえるか、或いはスパイとして潜り込むか――…」

女がいるのは人気のない雑居ビルの屋上
壊れそうな柵に身を預け、ぶつぶつと独り言を呟いている

尚、ここからは巨大なビルの中程に設置された大型スクリーンが良く見える
例の放送も、それで目にしたのだった
放送がされてから、それなりの時間が経過している


/ソロールのような絡み待ちのような
/絡みの場合、凍結あるかも <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 19:35:10.96 ID:rLN/4HXAO<> 【今、能力者達に流行りの公園で】

チックショッ! 大会に出られる実力もまだ無いしねっ!

【日も沈み、学童などの姿も見えないこの場所で、フライパンで素振りするという珍妙な少女がいた。】
【白地に緑色で飾られた小綺麗な服を着ており、ただの遊びの一環かにも見えるが彼女の表情は真剣そのもの。】
【額に汗を流し、淡々と風切り音を鳴らしていた。】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 19:59:11.00 ID:oIZghg3B0<> >>31
【その公園に少し過呼吸気味の幼女が入ってきた】

「はっはっはっ……あひゃひゃ」

【そして過呼吸なのに笑っていた】
【所謂ドMと言う奴だ。この幼女はそのなかでもずば抜けて酷いマゾだったのだが】

「あひゃひゃひゃ!おねえちゃん、なにしてんの!?」

【フライパンで素振りしている少女に話しかける】
【この変な幼女でなくとも問わずにはいられないであろうこと請け合いの奇行である】
【せめてバットはなかったのだろうか】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 20:03:39.08 ID:eQxcVuuno<> >>28
【5発の連なった銃声が轟音を上げて弾丸を放ち、荒くれ者たちが持っていた武器や飛び交う武器の一部を撃ち落としたりするのが視界に入った】
【突然――というにはこの乱闘騒ぎの中ではとても言えないが、それでもその腕前は他の冒険者などよりも遥かに優っているのは明確であり】
【瞬間、少女の頬をギリギリ撫でないと言う様な際どい所で弾丸が一直線に突進し、女性の動きも喧嘩相手である男の動きも止まった。一応は】
【女性は目の前の阿呆な当たり屋よりもそのガンマンの方がかなり脅威に思えたらしく、フードの影によって色を消されてしまっている瞳を相手に向ける】
【睨みつけるかのような、どこか敵意を含ませたような瞳。それでいて顔が若干赤いことから酔っているらしい事も簡単に伺えてしまう表情】

【――― チッ    舌打ち。それから喧嘩相手である男へと視線を一旦戻し、小声で『これ以上続ける気なら剣を持ち出してやる。言って置くが両刃だぜ』と呟いた】
【男は流石にこんな下らない喧嘩で命を落とす危険性など選ぶはずがなく、一応彼にも何かしらの得物はあるのではあろうが殺し合いをする気にはなれない】
【そんな思考やらなにやらにより男も舌打ちを一度してから嫌々手を離し、床に唾を吐き捨ててから出口の方へと向かおうと歩き出したのだった】

【そして、女性はようやく意識をガンマンの方へと完全に向け―――眉間にしわを寄せながら機嫌悪そうにつかつかと歩き出し、近寄ろうと図り】
【あの喧嘩騒ぎの中でもフードが取れていないのはどういうわけかはしらないが、相当落ちないように気を配りながら殴り合ったに違いない】
【もし、相手へと歩み寄れたならば一度軽く深呼吸をしてから気分を少しでも落ち付かせようと努め、それから口を開き――】

「喧嘩に直接乱入するのはご法度でしょう。ヒーロー気取りなのかあなたの機嫌を損ねたのかは知りませんが」
「っつゥか、邪魔したってことはそれなりの覚悟はできてるってことでオーケー?」

【―――かなりの喧嘩腰であった。キレている時はとことんキレている性格なのかは定かではないのではあるが、とにかく喧嘩を売っている】
【酔っているというのもあるし、何分たった今まで殴り合いの喧嘩をしていたので機嫌が斜めなのであろう。おまけに酔っ払いは色々としつこい】
【幸いにも凶器である長剣は女性の背後に在るカウンターに立てかけられており、幾らか距離が離れているのが周りが安心できる所であった】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 20:07:13.16 ID:rLN/4HXAO<> >>32
素振りよ、素振り。見て分かるでしょ

【見たまんま。たまたま得物がフライパンだっただけである。】
【剣も槍もバットも鉄パイプも持ち合わせない彼女が振れるのは、
掲げて「今日のわたしはどっきん☆はーと。あなたのはーとをろっくおん(はぁと、

」と唱えれば魔法少女コスに変身出来るフライパンだけだった。】
【フライパンの付加能力いらねぇ】

君は? 君ぐらいの子は時間帯的に考えて出歩くにはべきじゃないと思うけど何してるの?

【と、手を止めて汗を拭いながらお巡りさんみたいなことを言った。】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 20:14:03.31 ID:oIZghg3B0<> >>34
「すぶりか!?なんでふらいぱんをふりまわしてるのかとおもったら、すぶりか!」
「わたしをなぐるためにすぶりしてるの?」

【絶対違う】
【ちなみに幼女が過呼吸なのは幼女の首に高級なリボンがギューっときつく縛られているからである】
【それが首を絞めて酸素の通り道を小さくしているのだ】

「わたし?だいじょうぶ。それよりあなた、つよい!?」

【肯定すれば殺し合いが始まる】
【否定すれば幼女からの一方的な攻撃が加えられるだろう】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 20:22:41.06 ID:rLN/4HXAO<> >>35
(そんなに怖い外見に見えたのかしら……)

【確かに頬に男から殴られた跡がある。だが幼女をいきなり殴り飛ばす趣味は無い。】
【とりあえず怯えさせないようにとフライパンを腰に巻いた吊剣用ベルトへと納めるも、
相手から飛んでくるのは突拍子も無い質問。】

さあ、ちょっと自信喪失気味だし分からないね。
でもなんでそんなことを聞くのかな?

【十中八九相手は能力者。無能力者と名乗る青年に無惨に敗北した彼女はお茶を濁すような回答をした。】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 20:28:08.37 ID:oIZghg3B0<> >>36
「えー、しまうのかよー」

【仕舞わなければ…と後悔するかもしれない】
【だってこの後殴りかかる予定なんだもの】

「なにそれー。びみょうってこと!?ならさ」

【そこまで言うと目の前の少女に向かって飛び蹴りを放つ】
【威力はそこそこだが、直線的な攻撃なので躱せないこともない】
【しかし完全なる不意打ちなのも考慮しなくてはならない】

「わたしとたたかってためしてみようぜぇ!?」

【飛び蹴りを繰り出しながらニヤリとしてそんなことを言う】 <> 【銃王】銃の扱いがパーフェクト<>sage<>2011/08/10(水) 20:39:05.66 ID:gMhCwvBIO<> >>33
―――一瞬にして全弾を打ち切ったリボルバーが、銃口から煙をあげる
どうやら目の前で繰り広げられていた喧嘩は収束したようだ…が、フードの下から覗く瞳が、こちらを睨みつけているのには気づかなかった

「うぉらぁぁぁぁぁ!!」

何故なら、男もまた野次馬の喧嘩に加わっていたから
リボルバーに残弾は無くとも、その硬い銃そのものは人を傷つけるに容易い威力
男は的確過ぎる打撃を、次々と野次馬に打ち込んで行き…半分ほど潰したところで、女が近づいて来ているのに気がついた


「――…あぁ!?」
「やんのかこのヤロウ?」


―――男もまた、機嫌が斜めであり…元凶であろう女(本人は本当の性別に気づいていないようだが)にかなり腹が立っていた
唾を盛大に飛ばしながら、ぐいっと顔を近づけ…

「―――……こいよ、オラ」

ぎろっ、と睨みを利かせて威嚇し、それから2歩だけ距離をとった
銃は、何時の間にかホルスターにしまわれていた。 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 20:40:47.57 ID:rLN/4HXAO<> >>37
そんな感じかなッ。

【幼女相手に得物片手で話すのも忍びない。その気が無くとも幼児との会話は楽しいものであり、気楽にしようとするも突然の不意打ち】

……!?

【片手を軌道に割り込ませる。という形で威力を減らすがそれは防御としては不完全。】
【それは押し負けたという結果となって彼女は大きくのけぞり、】

うらッ!

【そのまま反動を利用して地面に出を付け後転した後に立ち上がる。】

不意打ちじゃなくて正々堂々かかってきなさいよ

【靴に手を触れ光を纏わし準備を終える。相手が能力者なら遠慮はいら無い。】
【首に掛かった不殺の十字架が殺しを止めるがそれ以外は本気で望むつまりだ。】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 20:48:04.17 ID:oIZghg3B0<> >>39
「おおぅ!」

【今までにない対応に思わず声が出る】
【なんだろう。格闘術をかじっているタイプの人なのだろうか】
【そうでなければ今はバランスを崩したまま地面に尻をついているはずである】
【まあ、幼女に分かったのは相手ががっかりするほど弱くはないということだ】

「あっひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」
「こうでもしないとほんきでたたかわないでしょ!!?」

【幼女が求めているのは本気。手加減などいらない。勝利もいらない】
【欲しいのは唯一快感。痛みと言う名の快感だけである】
【そしてドMであると同時にドSでもあるこの幼女は闘うことでマイナスはない】
【勝ってもきもちいいし、コテンパンに伸されてもきもちいいのだ】

「あひゃひゃひゃひゃ!!じゃあえんりょなくかかっていくぜぇ!?」

【今度はトテトテと小さい体で少女に駆け寄り、足首を掴もうとする】
【これでこけてくれれば幼女と少女の体格差、身長差、という大きなアドバンテージをひっくり返せる】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 20:58:40.19 ID:rLN/4HXAO<> >>40
手を抜ける程強くも無いけどね。

【相手の接近に対して左足を前にして構える。能力の使用の有無に関わらず尖った力以外は大抵対応出来る筈と彼女は相手を見る事に。】
【接近して能力を使う素振りも見せない相手。そして彼女は足首を掴まれた。】

……?

【そこから相手が取った行動も能力など無い。】
【相手のバランスを崩すのは闘いの定石でもあるが、外部から推力を与え自身を動かすことの出来る彼女に意味が無かった。】
ただ弱くあるつもりも無いけどね!

【つまり左足の光を下方向に力を加え、地面に根を張る。そうすれば転ぶことも無いのでこちらの反撃だ。】
【幼女の頭を目掛けて体重をかけた右拳を真上から落とした】
<> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 21:07:56.66 ID:oIZghg3B0<> >>41
【この幼女は相手の予想通り能力者なのであるが】
【その能力を見極めることは極めて困難】
【効果が目に見えて分かり易い能力でもない。かといって特殊な条件が必要となる能力でもない】
【幼女の能力は不死。何があっても死なない。木端微塵になっても意識は存在している】
【ただし、他の不死能力とは大きく異なるのが回復能力が皆無な事】
【斬った腕が自動的に生えてきたりはしない。近づければくっつくが】

「あれー!?ころばないんだけど!?」

【いちいちハイテンションなこの幼女。元気でよろしい】
【相手が振り下ろしてきた拳はもろに食らう。そして地面に顔面をぶつけることとなった】

「あひゃひゃひゃ!!ぜっんぜんたりないぜぇ!!!?」

【起き上がりながら少女をニヤリと歪ませた瞳で見つめる】
【それは一種の天使のような、悪魔のような表情だったとか】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 21:20:08.76 ID:rLN/4HXAO<> >>42
(なんかアウトよね、コレ……。)

【フライパンを腰にかけた不審な少女が幼女を全力で殴る図。】
【相手が攻撃に能力を使わないのなら少々心に余裕が出来、そんなふと思った。】

(いや、相手は能力者。しかも余裕があるし大丈夫……、な筈)

【元々非道な人間で無い上に、先日悪しき心を燃やされたばかり。良心が彼女を責める。】
【幼女という外見で無ければ容赦なく殴り飛ばすが何ともやりにくい相手だ。】

……。止めにしない?

【失礼かもしれないがそんな事を口走りながら、右足で相手の左足へと常人ローキックを放つ。】
【提案とちぐはぐだが相手から仕掛けてきたのだ。それに殴っても平気だったし蹴っても、まあ大丈夫かと歪んだ考えによるものだ】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 21:27:35.16 ID:oIZghg3B0<> >>43
【鼻血を流しながらもニヤリと出来る幼女は真のドMかもしれなかった】
【それにしてもこの年でこんな末期な状態なのだ。大人になったらどうなってしまうのだろうか】

「あひゃひゃひゃ!!やめる!?なんで!?」

【左足への相手の蹴りを受けながら問う】
【今ここで相手が戦闘をやめて何の得があるのか】
【そんな考えが幼女の中で一瞬芽生え―――】

「あなたもやめたくないんだろぉ!?わたしもやめるとかありえないぜぇ!?」

【そう言い、少女に再び走っていく】
【それで今度は足ではなく胸の辺りを掴もうとする】
【そして胸を掴むことに成功すれば、そのまま首に手を掛けようとするだろう】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 21:38:07.77 ID:rLN/4HXAO<> >>44
いや、止めたい気がしないでもないんだけど……

【確かに闘いを楽しむ気はある。だが幼女を苛める気は無い。】

(これは殺さない程度にコテンパンに叩き潰すのが『愛』かな)

【幼女が調子に乗って容赦の無い相手に向かうよりも今この場で現実を叩き込む方が幼女の成長にはいいか、と結論。】
【相手が能力者である事が頭から抜けかけた瞬間、幼女に胸を掴まれる。これだけならまだいいが次の動作が問題だ。】
【人間である彼女は首にと手をねじ込まれたら一撃で死ぬ可能性もある。】
【油断してたらこの有り様だ。一気に気を引き締め、光を灯した右手に推力を与え幼女の手を払いのける。】

とりあえず離せ!

【そのまま右手で幼女の伸ばしてきた方の手を掴もうとした。】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 21:47:24.18 ID:oIZghg3B0<> >>45
「ありえないぜぇ!?とめるとかさ!?」

【胸にしがみつくことは叶った。次は首】
【この幼女が勝利するにはどんな相手でも首を掴み、喉を潰す以外ない】
【いままでも大概は首に攻撃して勝ったりしてきた】

「はなさないぜぇ!!?あひゃひゃひゃひゃ!!」

【少女に掴まれる右手。だが首に向かう腕の力は抜かない】
【千切れてでも首を掴もうとする】 <> 【二重存在】<>sage<>2011/08/10(水) 21:54:07.74 ID:exdiuYb9o<> 「……ふぅ、 今日も美味しく頂きました!」

【黒の腰まで有る長い髪に、大和撫子の典型的な綺麗な肌色。そして黒字に毬の模様の着物を着ている少女が】
【左右の壁と、踏みしめている土、そして着ている和服と顔を血に染めて、笑顔で路地裏に立っていた】
【少女を中心とするように、あちらこちらに人間の頭部や手が散乱しており、さらには人の靴が12足ほど散らばっており】
【少なくとも6人が、この場所によって命を散らしたことを物語っていた】

『保育園生のかくれんぼを狙うとは…良く考えたね、花梨』

【その声の主は彼女の後頭部。そこに存在しているのは普段ならありえない口がひとつ】
【その口は誰かの腕を今噛み砕いており、それこそ奇形であり、昔話、二口女を連想させた】
【おそらく此処で死んだものは全て、後頭部の彼女によって食べられたのだろう】

「…だって美味しいからなァ…今度持ち帰って飼ってみようかな…幼女」

【血の匂いと危険な会話に載せられて、一人足を踏み入れそうだ】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 21:59:04.67 ID:rLN/4HXAO<> >>46
そう……。無理やりなら剥がす!

【彼女の能力は『自身を強化し推力を与える』能力では無い。『推力のある光を作る』能力だ。】
【よって掴んだその手から光を生成し、幼女の腕へと彼女の手の付近へ光を強制的に纏わせるという行為を行う。】
【払ってかき消すまで相手の背後へと進むように掴んだまま設定し、】

あきらめなさい!

【それでも振り払わず腕を向首に向ける素振りがあるなら、幼女の腕に纏わせた光を腕を一周した部分だけを起爆し、幼女の腕をへし折ろうとする荒技を行う】
【威力に難がある光の起爆だが、圧迫方向によっては威力が出ないこともない】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 22:07:16.27 ID:oIZghg3B0<> >>48
「あひゃひゃひゃひゃ!!」

【無理やり剥がされそうになって、だが抵抗はやめない】
【やめるはずがない。まだまだ足りないのだから】

「あきらめないぜぇ!?あきらめたらあなたにげるだろ!!?」

【腕がへし折られる…ということはなかったが、それ相応のダメージは入った】
【そしてけたたましく笑う幼女。快☆感。というわけである】

「あひゃひゃひゃひゃ!!!すこしはましだけどぉ!?」
「ぜんぜんたりないよぉ!!?どういうことだ!!?え!?」

【これは動揺しているわけではない】
【痛みが足りない、と相手に言っているのである。挑発というものだ】

「あひゃひゃひゃ!!あーあー!とまらないぜぇ!」

【相当なダメージを負った右腕を無理に動かす】
【そしてあわよくばそのまま首を掴むだろう】 <> 【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki<>sage<>2011/08/10(水) 22:09:40.74 ID:wk2W6lT3o<> >>47

おお、臭ぇと思ったら――…やはりか。

【吹き抜ける風が金髪を靡かせ、黒一色の衣をはためかせる。声の主は路地裏を形成するビルの屋上から】
【眼下に広がる凄惨な光景に軽く表情を顰めつつ、そこにたったひとつ残る人影――恐らく犯人であろう――を上から見下ろしていた】

【少し腰を屈め、屋上から跳躍すると、一切の苦もないかの如く、人影の眼前、数メーター着地して】


…九、十…ヒデェな、全く…

 ―――「うまかった」か?クソッタレ

【散らばった靴、肉の残滓、それらを指さし数えては挑発的に問うた】
【首元に金色をした十字架のペンダントをぶら下げ、左手には分厚い聖書を抱えたその容姿、修道女と他に呼ぶべきものがない】
【鋭い眼光、刺すような視線を相手に向ける彼女――名をミリアといった――はどういうことを意図してかが全く見えないような質問をぶつけた】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 22:16:21.06 ID:rLN/4HXAO<> >>49
【実はこの技、初めて使ったりもする。 きっと折れるという予想を立てており、
次に右手の当て身を食らわせようと手を離したが想像よりも威力は弱かった。】

ぐっ!

【手を離した隙に幼女に首を掴まれくぐもった声が漏れ、表情が歪む。】
【一撃を当てる為に息は吸ってある。だがこのまま掴まれていたらきっと肺が酸素を欲しがる。】
いや、それどころか攻撃させるチャンスを相手に作り続けることになる。】
【よって彼女は、両手で相手の指を掴み引き剥がそうとした。】

<> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 22:23:03.97 ID:oIZghg3B0<> >>51
「あひゃひゃひゃ!!どう!?どう!?」

【首を絞めているときは大概相手に「どう!?」と問う】
【相手からすれば何が聞きたいのか分からないかもしれないが】
【幼女が聞きたいのは気持ちいいかどうか、である。幼女は世界中の人間がドMだと思っている】
【どんなにドMばかりでないといわれても完全にそう思い込んでいる】

「あひゃひゃ!つまらないていこうはしないほうがいいぜぇ!?」

【相手が自分の右手に気を取られている間に思い切って左腕も伸ばす】
【これで掴むことに成功すれば幼女は全力で首を絞めにかかるだろう】

【】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 22:30:33.48 ID:rLN/4HXAO<> >>52

ッ!

【幼女の相手が今までどんな返答をしてきたかは知らないが、今の彼女に答える余裕は無かった】
【右腕を離せないまま、左手が伸びてきているのが視界に入る。両手を使っても離せないとなると両手で掴まれたら絶望的。】
【かと言って抵抗方法も無いので幼女の左手が首を掴む。】

(引き剥がせ無いなら……)

【自分の体と幼女の体の間の空間に右腕を入れ、全体重を前へと掛け自分ごと幼女を地面に叩きつけ、挟んだ右腕の肘を相手にねじ込ませようとした。】
<> 【二重存在】<>sage<>2011/08/10(水) 22:34:22.94 ID:exdiuYb9o<> >>50
「えぇ、とても美味しかったよ…ボク一人で食べるにはもったいないくらい、ね」

【目の前に現れた一人の女性。外見から察するに修道女であろう】
【修道女となれば、自分を悪魔の類と勘違いでもしたのか、本来は妖怪なのだが】
【どちらにしろ、この状況で修道女という職業の女性が、そう簡単にやすやすと逃がしてくれる訳は無い】
【戦う為に、後ろ髪の彼女も、息を整え始めた】

「その感じだと、ボクを悪魔と勘違いしたのかな・・・・? 一応言っとくけど、悪魔じゃないよ、ボクは」

【微笑みながら、顔を横に傾ける】
【一種の挑発の様に捕らえることも出来るほど、こことは場違いな言動である】

/すみません、お願いします! <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 22:37:31.81 ID:oIZghg3B0<> >>53
【両腕で掴むことに成功】
【口角を釣り上げて目を見開き、ニンヤリする】
【そして少女の喉を両手の力で押しつぶさんとする】

「あひゃひゃひゃ!!どんなきもち!?いまどんなきぶん!?ねえ!?ねえ!?」

【右腕が自分と少女の間に入ってこようが構わない】
【少女が地面に倒れようが知ったことではない】

「がう!」

【自分の腹に少女の右ひじがめり込んでも快感を得るだけである】
【勿論、一瞬力が抜けはしたが離しはしない】
【それどころか、今倒れた瞬間。少女の右肘がめり込んだように、幼女の膝も少女の体にねじ込まれるはずだ】

「あひゃひゃひゃ!!おもしろいぜぇ!?でもたりないわ!!」
<> 【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki<>sage<>2011/08/10(水) 22:47:05.17 ID:wk2W6lT3o<> >>54

ハッ、だろうな。

【腰に手を当て、体軸を右に軽く傾げ。薄い表情に興味なさそうな声で答え】
【それから首を一周回し、ふぅと溜息をついて後】

なんだ?悪魔じゃなかったらぶっ殺さねえとでも思ったか?その考えは悪りぃが大外れだ
拙者にとっちゃぁな、悪魔も吸血鬼も鬼も人狼も悪霊も堕天使も…
勿論もれなくそれ以外の「神に抗う野郎」は全員――――

【右手の拳を握り、その状態で軽く親指を立てる。真正面から見れば一見、それは「ナイス」を表すボディランゲージであるが】
【腕を相手方向へ突き出したかと思えば、天に向いた親指が少しづつ内側に傾き、最終的に地面を指していた】
【ブーイングと呼ばれる行為の時によく使用されるアレだ。今この場では明確なる敵意を示していて】

――「浄化対象」なんだよッ!


【刮目。目を大きく開き、咆哮。興奮しているような、煩く甲高い声で】
【直後、修道女の左右に一本ずつ、計二本、火柱が生じる――それは空中に浮いており、異能と判断するには十分すぎる事象】
【徐々に剣のような形状に変化すると、前方へ回転してその切っ先と思しき鋭い先端を相手に向けた】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 22:48:50.78 ID:rLN/4HXAO<> >>55
【攻撃は成功した。だが手は離れていない。それどころか相手の蹴りが入り肺から酸素が一気に抜け出る。】
【圧迫する力も強くなってきた。このままでは本当に喉が潰される。やはり能力者相手に加減をするべきでは無かったと後悔してももう遅い。】
【酸素不足、血流不足で頭もそろそろまわらなくなってきた。今出せる自分の最大級の威力は……】


【背中からフライパンを引き抜き満遍なく光を纏わせる。】
【相手の頭に合わせ、底を当てるように大きく構えたら攻撃は開始だ。フライパンに加える力は自分の腕力、能力による最大限の推力。】
【そして調理を行う面の光を起爆。2つの力+弾き飛ばされ強引に加速されたフライパンが幼女の頬から顎辺りを目掛けて振るわれた。】 <> 【二重存在】<>sage<>2011/08/10(水) 22:58:47.00 ID:exdiuYb9o<> >>56
「…ボクは浄化できないよ?」

【相変わらず憎たらしいほど微笑を崩さず、否、より一層微笑みをまして】
【彼女はくるりと後ろを振り向く。其処には口だけではなく、もう1つの少女の顔が、髪の毛の隙間からのぞいていた】
【そしてその口が捕食対象を見つけたように、涎をたらして、舌を一度廻したのだった】

「……きっと、キミの力だと」

【すると、数本の髪の毛が槍の様に求道女へと伸びていく。右腕か左腕、どちらかに巻きつけば】
【忽ち100kgほどの力で固定されてしまうだろう。そして彼女の両腰からもう2つの腕が出現し、求道女が召還した剣を握ろうと、構えた】
<> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 22:59:59.76 ID:oIZghg3B0<> >>57
「っ!?」

【予想外。ここまで力が残っているとは思わず】
【顎の辺りを強くフライパンで殴られてしまい―――】

「あひゃひゃひゃ!!」

【首と体がお別れを告げた】
【何と言っても幼女の体。脆いのだ】
【さらには最後の抵抗と言うべきか、首と体が別れるその瞬間まで幼女は首を絞め続けた】
【吹っ飛ぶ力も相まって結構な力でしまったことだろう】

「……………あひゃ♪」

【自分の体と少女が遠くに見える。少女は殺人を犯したと勘違いするのだろうか】
【それとも気絶しているか、はたまた死んでしまったか】 <> 【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki<>sage<>2011/08/10(水) 23:14:20.33 ID:wk2W6lT3o<> >>58

できるできないの問題じゃねえ。「[ピーーー]」んだよ

【振り返った素振りに一体何を、と警戒の色を見せ、次いで確認できたのはとてもおぞましい光景だった】
【一瞬、全身に寒気が走る。背筋を登る恐怖に近い何か、それが脳に到達するよりも早く、迫るは相手の初手】
【「してやられた」、最初の感想は僅かにそれである。初手を許してしまう等、己からすれば言語道断な愚行であった】


クッソ…てめぇッ!

【左手に抱えた聖書を瞬間的に投棄し、それが地に落ちるよりも早く屈む。同時、右に展開していた炎剣に命令を下す】
【『肥大化』『斬断』、2つの命令を与えられた炎剣は瞬間、その刀身を僅かに1mだったものを3mにまで伸ばし、容赦なくその身を振り下ろす】
【修道女向け伸ばされた髪の内、修道女からみて右側の物の修道女への到達を防いだ。左側は、僅かに修道女の頭部を掠るに留まった】


ゴチャゴチャ戯言叩いてんじゃねえよバケモノ野郎ッ!
テメェのケツにコイツ突っ込んで歯ァガタガタ言わすぞッ!

【チンピラのような汚い言葉を吐き捨て、肥大化した右の炎剣の影に飛び込みながら左の炎剣へ攻撃の命令を下し――】
【しかしそれは動き出さなかった…その事に違和感を感じ、視線を移せば炎剣は髪に巻き取られている頃だった】
【嫌な予感がして目の前の炎剣に目を動かせば、同じように髪に巻き取られていた。ああ、最悪だ。苦笑、浮かべて】


…ケッ、そいつ握ってタダで済むと思わねえほうがいいぜ…?

【されど、絶望した様子は見られない。寧ろ苦笑は勝気な笑みへと変貌していた】
【その強気は何処から来るのか――この炎剣は「おぞましい者」に対しては容赦のない浄化の炎を吐くからだ】
【このまま握り続ければ、僅かに数秒で灰と化してしまうであろう、浄化の炎、炎剣がそれを、吐き出す――】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 23:14:43.58 ID:rLN/4HXAO<> >>59
【電気信号が止まり、力の抜けた幼女の指を一本一本剥がしていく。】
【気道の確保と共に出るのは嗚咽。締められた首は幼女の力とは思え無い程の力であった。】
【首筋をなぞると爪が食い込んだ跡による血液が。声を出してみるとまともな音が出ない。そして声を出せば喉が痛む。】

【相手の最後の抵抗の傷跡を確認s――――】

(最後の抵抗!?)

【辛うじて回る頭の範囲に突き付けられたのは自分の過ち】
【抜けた力でふらりふらりと幼女の頭を見下ろし、生気の無い顔で見下ろした。】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 23:21:25.82 ID:oIZghg3B0<> >>61
【少女から見れば確実に死んだ、ように見えるだろう】
【だって首が吹き飛んだんだもの】
【遠くにはニヤニヤ笑った表情のまま静止している幼女の頭】
【足元には少女の首を絞めようとした体制のままの幼女の体が】

「…………」

【面白そうなので微塵も動かない幼女の顔】
【その目からは痛みによる涙と思われる液体が確認できる】
【さて、少女はどういう反応をするのか】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 23:22:09.32 ID:eQxcVuuno<> >>38
【コイツ――思わず一言物申したくなったが自分が言える立場でもない事を思い出して黙り、その後に両の拳をギュッと握り締める】
【左足を後ろ擦り引き、両拳をゆっくりと持ち上げて余裕を見せながら構えを取り、周囲のわんちゃか騒動に妨害されないように意識も緩めたりはしない】
【銃をしまった点から相手の目的も殺し合いなんて野蛮で粗悪な代物ではなく――喧嘩、単純な喧嘩、怒りと鬱憤を晴らす為の野蛮な行為であると確信できた】
【とはいえ、殴り合いを鼻から負ける気で挑む人間なんて余程のマゾヒストでもない限りありえない。つまりはどちらも目の前の相手をノックダウンする気満々でもあるということ】
【首を右に傾けて骨をコキッと一度鳴らし、息をふぅーっと深く吐き出して呼吸を整え、フードも眼帯も簡単には外れないように調整していあるのを確認し】

「泣いて土下座させられても、後悔するなよ」

【こちらも威勢の良い罵り言葉を息をするかのように一つ吐き出した後に―――左足を勢いよく前に踏み出し、それに合わせて右足でも地面を蹴り上げるように前方へと"跳ぶ"】
【簡単な描写で言えば『跳びかかり』であり、殴りが主体の喧嘩である以上間合いを詰めなくては何も始まらない為、出来れば先制攻撃を仕掛けやすい高速攻撃を選んだのだ】
【加えて、女性の動きは女性特有の柔軟性が有り、更に足さばきなどの"俊敏さ"や"機敏さ"にステータスを割り振った様な鍛え方をしてきており、その動きは素人とはとても呼べないものだった】
【とはいえ、正面からのバカバカしいくらいに正直な攻撃でもあり、見切られる可能性もある――しかし、考えてみれば人が大勢いる店内で細かい動きなどそう簡単にできる訳も無かったのだ】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 23:31:21.32 ID:rLN/4HXAO<> >>62
【歩く速さよりも遅く、だが確実に頭は覚醒していく。】
【能力者同士の決闘。誰かに裁かれる気は無い。】

(かと言ってこのまま突っ立ってても……。)

【よし、埋めよう。土葬して供養しよう。】
【隠蔽工作かと思われそうなこの行動に彼女は誠実にたどり着いた。】
【死んだら死んだ場所に。能力者の決闘の最後にはふさわしいではないか。】
【彼女はUターンして幼女の体へと向かい、その付近に手をつける。】
【光が付加された土は舞い上がり、出来た大きな穴へと幼女の血塗れた体をそっと入れりる。】
【その後、また幼女の頭へと近寄り、両手で幼女の頭の両耳のあたりを掴んで持ち上げるだろう。土葬する為に】 <> 【二重存在】<>sage<>2011/08/10(水) 23:32:22.97 ID:exdiuYb9o<> >>60
『[ピーーー]…そりゃぁ良い、神も仏もあったもんじゃないねー…あれ、神の使いだったっけ?』

【後頭部の彼女は明らかに修道女を見下している。自分の能力と知略に絶対的な自信を持っているからだろうか】
【彼女は前髪を右手で掻き毟りながら、修道女の次の一手を考える】

「ゴメンね…お尻は趣味の範囲外なんだ…」

【残念そうにそう言いながら、少女は後ろへと1歩ずつ下がっていく】
【髪の毛で炎剣を所有していながら下がらないと行けない為、普通に歩くよりかなり遅くなってしまった】
【しかし彼女の狙いは下がることではない、結わばタダの時間稼ぎ――】

『そうかイ…ソレがタダで済むんだなぁ…』

【二つそろって浄化の炎を出し始めた2つの剣。彼女は慌てることなく、何を思ったかその剣を、後頭部のもう1つの口へと突き刺した】
【すると普通の口ならば食べることが出来ないその剣が、見る見るうちに炎ごと、彼女の口の中へと入って言ったのだ】
【それこそ修道女の戦略を、真っ向から覆すほどの能力であった】

「……んぷ」

【彼女は消化が上手く出来ないのか、その場でふらふらしている】
【はたして修道女はこのチャンス、どう動くか―】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 23:35:07.05 ID:oIZghg3B0<> >>64
「ちょっとまとうぜ!!?」

【土葬するとは情けない】
【というか仮にも不殺同盟の人がこんなことしていいのか】
【流石にこれからの人生を土の中で過ごすのはいやなので幼女の顔は喋り出す】

「ほら、まだしんでないぜぇ!?」

【と少女に語りかける幼女】

「からだとくっつければなおるからな!?」

【ついでに少し能力の説明しておいた】 <> 【銃王】銃の扱いがパーフェクト<>sage<>2011/08/10(水) 23:37:40.47 ID:gMhCwvBIO<> >>63
―――目の前の女は、拳を軽く上げて構えを取る…が、ガンマンの男はそんなことしない、というかできない
そもそも本職が中・遠距離であるため、近接戦――特に力がモノを言う喧嘩は、不得手だ

「へっ、その言葉そっくりそのままお返しするぜ…!」

…が、そんなこと一切考えもしない男は―――なんとかなるだろ―――程度にしか捉えていなかった
とにかく酒と苛立ちで、こまけぇこたぁいいんだよ。

深呼吸に併せて、女が軽やかに力強く―――跳んだ
その滑らかな動きは、とても初心の人間には見えない、酔いながらも美しいもの
……しかし男の視界の中で、それらの世界が非常にスローモーションに見えていた。もちろん、思考は追いついていないが


喧嘩といえば、何か。
そうガンマンが問いかけると、脳は答えた…殴り、だと


「――ぬりゃぁぁ!!」

ならば、拳を振り上げて突き出すしかない
スローモーションの世界で見えた、女の鳩尾に――やたらと正確な…ただしほとんど力ののっていない拳をぶっ放した
<> 【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki<>sage<>2011/08/10(水) 23:43:01.32 ID:wk2W6lT3o<> >>65

神だ?拙者が神とか言うモン信じてるとでも思ったか?
神なんざ所詮偶像!拙者はただ「「理由付け」に利用させてもらってるだけだ

【修道女をしておきながら神を信じていないというのだ。例えば熱心な聖職者が居ればこの言葉を口にした瞬間】
【制裁を食らうであろう、禁句を一切のことを考えずに言ってのけた。修道女の言うように、実際は神を信じているのではなく】
【その権力に縋っているだけのことなのだ。人としても、最悪なヤツだ】

(――チィ、こいつ食うとかマジでどうかしてんじゃねえのか、野郎…)
(…いや、奴が使うのは僅かにあの後頭部の口、ならよォ…)

…ハッ、だったら食われなきゃ良いだけだろ?なら「コイツ」はどうだ?

【ふらついている今という機会を逃す訳にはいかない。既に食いつぶされたことで炎剣は消失したため新たなものを召喚せねばならない】
【選んだ方法は相手の前後を囲むという方法。口のある後頭部と、顔のある顔面方向、相手より5m程度離れたところへ火柱を生起させ】
【先ほどの髪の毛による攻撃も考慮してか、自身の目の前にも火柱を生起させた。恐らく挟み撃ちで仕掛ける気なのだろう。】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 23:45:01.43 ID:rLN/4HXAO<> >>66
!?

【殺人を犯したと思い込んだ彼女は驚きつい幼女の頭を地面へと落とす。】
【性格が残念。頭が残念と他人から評価を受けた人物だ。不殺だろうと何だろと関係ねぇ!埋める方へと頭がまわる。】
【尤も不殺同盟には報告し脱退するつもりだったが……。】

(喉を潰されて上手く話せないから……)

【右手の指を立てた場所に広がるのは光の文字。この能力によって作られる光はイメージに準ずる。割りと便利だ。】

『生きていたなら何故黙っていた?』

【能力の説明を受けると相手の命があるのは理解できる。だが黙っていた理由は聞かされていない。】 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 23:45:50.50 ID:4KacCq3y0<>
「うーん」

【夜も更けているこの時間】
【町外れの廃墟で、一人足を投げ出した形で座りながら】
【己の篭手を眺める少女の姿があった】

【黒いノースリーブのパーカー、黒いホットパンツ、黒いハイカットスニーカー】
【浅く被ったフードから、銀色の髪と青い瞳】
【そして、少年とも少女とも付かない中性的な顔立ちがのぞいている】

「−どう戦えばいいんだろう」

【月に照らされた少女は、悩んでいた】
【一度戦ったことはあるものの】
【あれは少女の中では戦いに成り得ていなかった】
【なぜか、答えは一つ】
【少女は戦い方を知らないのだ】

「…誰か、戦い方を教えてくれる親切な人とか来ないかなー」

【そんなことを呟きながら腕を下ろすと】
【少女はここを通り過ぎるであろう"誰か"を待ち始めた】
【若干の淡い期待を抱きながら】

/なんでもばっちこーいっ <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 23:46:17.71 ID:4KacCq3y0<>
「うーん」

【夜も更けているこの時間】
【町外れの廃墟で、一人足を投げ出した形で座りながら】
【己の篭手を眺める少女の姿があった】

【黒いノースリーブのパーカー、黒いホットパンツ、黒いハイカットスニーカー】
【浅く被ったフードから、銀色の髪と青い瞳】
【そして、少年とも少女とも付かない中性的な顔立ちがのぞいている】

「−どう戦えばいいんだろう」

【月に照らされた少女は、悩んでいた】
【一度戦ったことはあるものの】
【あれは少女の中では戦いに成り得ていなかった】
【なぜか、答えは一つ】
【少女は戦い方を知らないのだ】

「…誰か、戦い方を教えてくれる親切な人とか来ないかなー」

【そんなことを呟きながら腕を下ろすと】
【少女はここを通り過ぎるであろう"誰か"を待ち始めた】
【若干の淡い期待を抱きながら】

/なんでもばっちこーいっ <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/10(水) 23:47:00.14 ID:4KacCq3y0<> /げ、連投になってる…すみませんっ <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/10(水) 23:48:51.41 ID:oIZghg3B0<> >>69
「…………」

【なぜ黙っていたのか、と聞かれれば「面白そうだから」としか答えようがないが】
【幼女は黙り込む】

「…………」

【黙り込む】
【何故黙り込むかと言えば―――】

「かんじよめない」

【―――からだった】
【まだ8歳である。「黙」が読めないらしい】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/10(水) 23:54:29.93 ID:rLN/4HXAO<> >>73
【「イメージに準ずる。わりと便利だ」と書いた自分しね】
【メタネタは人によって好き嫌いがあって怖いのでこれでやめておく[ピーーー]】

【彼女は再び】

『なんでだまっていたのかな?』

【と空に文字を刻み、相手に微笑みかける。】
【勿論相手に見えるように】
<> 【二重存在】<>sage<>2011/08/10(水) 23:55:35.65 ID:exdiuYb9o<> >>68
「…だったら、ボクと同じところに来れば良かったのに…神でもなんでも殺せるよ?」

【修道女という正当な理由をもつ目前の相手と、殺人組織の彼女】
【1歩間違えれば、互いが入れ替わっていたかもしれないと思ったらしく、自分の世界へと誘う】
【もっとも、修道女という道を選んだ女にとっては、無駄なことだと思うが】

「…! へぇ、考えたじゃないの…」

【ふらついた体を元に戻す僅かな時間の間を、修道女は火柱の出現に当てた】
【先ほどの様に此方に攻撃してきたらひとたまりも無い、ならば口が使えない、顔面前方の火柱を優先か―】
【その前に、相変わらずせこい彼女は、修道女に交渉を持ちかけた】

「ねぇねぇ…自首とかってできるの、修道女さん?」

【おそらく、自首して殺されないようにしようとしたのだろう】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 00:00:30.66 ID:5wxQLfkQ0<> >>74
【今度はひらがなで綴られた字。今度は読める】

「えー!?そんなのおもしろそうだからにきまってるぜぇ!?」

【そんなの当たり前じゃん。みたいな声色でいる】
【だが、嘘をつかないその姿勢は評価されて然るべきだと思う】

「ねえ!?もうおわりなの!?もしかしておわりなの!!?」

【そして少女に語りかける】
【折角いいところだったのに…と不服そうな顔である】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 00:02:27.37 ID:z6ZaQHDxo<> >>67
【―――たったの一言で言うならば正に『直撃』であった。そもそも空中に跳んでしまっている時点で防御や回避を捨てた様なものなのである】
【相手のガンマンらしい正確なアッパーは見事に鳩尾へと命中し、思わず口が開きそうになるのを女性は必死に歯を食いしばって堪えるしかなかった】
【しかし、予想していたよりも相手の一撃が軽い印象も確実にあったのだ、その衝撃で。相手の殴りによって体は浮き、まだ地面へと落下はしていない】
【意識もハッキリとしている。その分痛みを敏感に感じやすくなってしまってはいるはずなのだが、それらはアルコールが有耶無耶にしてくれている】
【息苦しさをグッと耐えつつ女性はアッパーを食らった直後に―――右足を相手の腹部、そのド真ん中へと目掛けて蹴りを繰り出したのである】
【諸々の諸事情により空中戦はむしろ慣れきっている場であり、むしろ相手に体を浮かせられたのは返って好都合とも言えた。痛い物は痛かったが】

「――カウボーイ気取りが調子に乗るなよッ!!」

【その言葉と共に繰り出される蹴りは近接戦闘戦士と言うに相応しい慣れたものである。そもそもの算段としてこの『距離感の慣れ』が念頭に在ったのだ】
【幾ら酔っていて怒りによって我を忘れているとはいえ、喧嘩をするには嫌でも思い出してしまう距離感。そして相手は拳銃の名手であると見ていた】
【ならば、近接格闘戦においては普段からその間合いを心がけているこちらの方が有利ではないか。そう頭の中で思索させていたのだ】

【とはいえ、この戦術――跳んだ直後にハッと思いついたものであり、怒りやらなにやらで喧嘩を吹っ掛けた事には変わりないのであった。そもそも相手は喧嘩の乱入者である】 <> 【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド<>sage<>2011/08/11(木) 00:09:22.89 ID:1tA3cvsAO<> >>76
【頭をつけたら治る。逆を返せば頭をつけなければ治らない。いい事を教えてくれたな、と内心ほくそ笑む】

『ならつづけてあげるよ(はぁと』

【天使の微笑みを幼女へ贈り、先程開けた穴へと戻る。そして幼女の首が地面に出るように配置した後に土を入れた。】
【それだけなら簡単に抜け出せるので全力で踏み固めた後に推力を付加。常に下方へと押すように設定する。】
【マジ大人気ない。しかも嘘をつかない姿勢などガン無視だ。】

【一汗かき、スッキリした表情を浮かべると、幼女の首を踏み固めた土に出た首の切断面へと乗せる。】
【それが終われば何も言わずそっと公園を出るだろう。声をかけても無視だ。】 <> 【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 00:10:02.62 ID:ALEOLPq+o<> >>75

神ぶっ殺したら悪魔殺しの理由が作れねぇ、本末転倒だぜ
それにな、拙者は誰にでも手を出すってわけじゃねえ。
罪人だ、テメェみてえな人殺し(マーダー)とか特にな

【これまで修道女が真っ向から戦いに行った相手といえば、今回のように誰かを殺害したとか】
【惑わしただとか、嘘をついただとか、中世のヨーロッパでよく罪と判断されるようなことを犯した者ばかりである】
【神を信じては居ないというものの、思考の一部には聖職者のような一面も垣間見られる辺りは、偽の修道女ではないということだ】

神の導きだ。もとよりこうなる運命だったんだろうよ。
…自首だ?けっ、

【考えたじゃないの、その言葉には特に何らかの感情を持つわけでなく、冷たく言葉を返して】
【次いで発せられた自首、という言葉に一瞬、眉間に皺を寄せ、嫌悪するような表情の元】

できる?違ぇ、テメェは「しない」。
今まで何人殺した?食った?覚えてないだろ。テメェはそれを罪とは思ってねえからだ

【この路地裏に漂う、血生臭く直視にも耐え難い惨状はとても罪を感じる者にはなし得ることなどできないはずだ】
【目の前の相手は罪を感じることも、償うことも、しないだろう。修道女は勝手にそう決め付け】


テメェに出来るのは懺悔だけだよッ!

【火柱が炎剣の形状に安定した直後、攻撃の命令を下し、先に後頭部方向の炎剣を加速、攻撃させ】
【一息の間をおいて顔面方向のを射出させる。回避されることを考えた、偏差攻撃】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 00:14:42.73 ID:5wxQLfkQ0<> >>78
【( ゚д゚)ポカーン】
【(゚д゚)】

「え」

【これじゃあ顔が砂から上にあるだけである】
【寧ろ状況が悪化している】

「うーん」

【なにかを考えるが打開策がわかない】
【どうすればいいだろうか。自力では出れそうにない】

「ま、いっか!」

【いいのか?】
【いいらしい】

/絡み乙でした! <> 【彗星生成】<>sage<>2011/08/11(木) 00:19:35.38 ID:1tA3cvsAO<> >>80
/乙&thanksでした! <> 【二重存在】<>sage<>2011/08/11(木) 00:22:43.56 ID:/sIo0FsLo<> >>79
「あらあら…ボクは人殺しじゃないよ、タダ単に、食べたいだけなんだ」

【彼女は、微笑みながら肉片を右足で踏み潰す。おそらくソレは元は年端かも行かない少女のもの。】
【幾ら修道女の思考が一部欠けていても、こういった行為だけは許せない筈だ】
【既に罪悪感も、何もかも存在していない彼女にとって、他愛も無いことであるが】

「じゃぁキミは今までに食べたパンの数を覚えているのかな?
   私にとっては人もパンも同じだけど…?」

【やはり修道女の考えは当たっているのだろう。罪というものの意識をまったく持たず】
【唯単に目の前の相手をむさぼりつくす。ソレは唯の食事であり、罰する対象ではないと思っている】
【おそらく、既に感情というものが欠陥しているのだろう。思考が殆ど無い】

『…後ろにも顔があるんだよ!』

【後ろの顔はほぼ正確な位置に口を持って行き、直接口の中へと剣を流れ込ませた】
【顔の正面から出る剣は、髪の毛と背中に映えた腕で絡みつけ、停止させた】
【1つは消化される途中で、1つは完全に動きを止められた】
【しかし先ほどの通り、捕食中は無防備の上に動けない。此処をどう生かすか――】 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 00:37:15.57 ID:rI/m2A+w0<> >>70
まだいらっしゃいますか? <> 【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 00:38:44.27 ID:ALEOLPq+o<> >>82

 同 じ だ クソッタレ、今のテメェには殺したっつー事実が有るのは間違いねえ
それが食うためだろうが、他の何だろうが関係ねぇ。テメェにはマーダーって言葉がお似合いだ

【ぐしゃり、目の前で起きた無意味な行動に修道女の怒りは募る。既に死んだ肉とはいえ、元は人だ】
【死者を貶すようなその行動に憤怒が起きない筈がない。歯を食いしばり、怒りの視線を向けて】
【何処かで聞いたような台詞には、一切の言葉を返さない。返す事に意味はないと感じたからだ】
【その言葉は相手がこれを「罪でないと思っている」と確認するには怒りを加速させる副作用を伴って十分であった】


っ…止められたか…だが

【一瞬、やはり効かなかったか、そう感じ、悔しそうな顔を見せるも束の間。刹那の後にそれが不敵な表情へと変貌して】

残念だったなぁ…テメェもそこまでだ。懺悔する暇も無かったか?――――


       排除完了
―――《ELIMINATED!》


【すっ、と中指を立て、相手に見せつけた。直後、握られ止められた、顔面に向かった炎剣へ命令を下す】
【その内容は至って単純、「肥大化」である。つまり】
【相手の眼前で止められた炎剣の長さを一瞬にして伸ばすのだ。恐らく、このまま行けば相手の「真の口」を貫き】
【頭の向こうまで行くだろう。修道女は勝利と排除完了、浄化の成功を確信して、終焉の時を今か今かと待ちわびた】 <> 【二重存在】<>sage<>2011/08/11(木) 00:46:07.14 ID:/sIo0FsLo<> >>84
「……え?」

【彼女が疑問を呈したのもつかの間、髪の毛で掴んでいた剣は忽ち肥大化していく】
【肥大化するスピードは圧倒的に速く、落すことすら許されない】
【剣が行く先は唯一つ、彼女の脳天である】

「…ヒャッヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヤヒャヒャハッ!!」

【彼女は脳天をぶち抜かれるの一歩前、狂ったように笑いながら修道女へと振り向く】
【1秒ほど彼女にその狂った顔を見せつけた後、その顔は剣と脳が突き出し、そして引火した】
【それは彼女の全てを焼き払い、残ったのは唯の肉片が1つだけだった】

【死亡――】

/ありおつでしたー <> 【聖華烈譚】《インフレイムス》 @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 00:55:25.95 ID:ALEOLPq+o<> >>85
…くっ、何て野郎だ
自身の最後を悟って笑うたぁ…

…狂ってやがる

【路地裏に残響した気味の悪い笑い声、聞くに堪えない物だったのだろう。修道女は顔をしかめ】
【全身が燃えていく光景から目を逸らした。視界の端では轟々と燃え、灰になっていくのが微かに確認できていた】
【それが落ち着き、僅かに燻る肉片だけになった頃には、既にそこには修道女は残っていなかった】



…くそ

【数時間後の何処かの路地裏。非常に気分悪そうに頭部を掻いて、安定しない歩調で修道女は歩いていた】
【あの最後の甲高い笑い声が、狂った瞬間が、脳と、心と、体の隙間に染み渡って非常に不快だった】
【自分は神の言う正しいことをしたはずだ。しかし何故だ、達成感は無い―――一人、悩み、暗い路地の向こうへ消えていくのだった】


/あありがとうございました!黙祷です… <> 【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん<>sage<>2011/08/11(木) 01:11:50.98 ID:PFaGO2q9o<> うぬーん……
なかなか見つからないなあ、ねこみみさろん……

今日はもう帰ろうかなー

【公園のベンチで、足をぶらぶらとさせながら子供がアイスを食べていた。
身長140cm前後。水色の髪と目。年齢不詳性別不明。
服装は白と水色のカットソーにカプリズボン、デッキシューズと言う軽装だ。
なぜかマントっぽいものもつけている。】

【先日、ちょっと怖い目にあったのだが、そんなのではめげない。
今日も猫耳をつけてくれるという伝説の「ねこみみさろん」を探してうろつくのであった。いや、その伝説作ったのこいつだけど。】

/二時に落ちねばなのですが、凍結こみよろしければプリーズ!!
/(危機を感じると逃げ出します、ご了承ください) <> 【空耳制御】声を乗せた風を発生、自在に制御 大きいほど強く遠くへ E:マイク かくれマント くまちゃん<>sage<>2011/08/11(木) 01:45:09.27 ID:PFaGO2q9o<> >>87
うん、かえろ。ねむい。

【アイスを食べ終わると一端立ち上がり、大きく伸びをして、
次の瞬間、小さな呟きとともにその姿は消え去った】

/ナカノヒトが眠気に負けた…回収します、すいませんでした! <> 【銃王】<>sage<>2011/08/11(木) 07:45:53.81 ID:eaNmiqsIO<> >>77
当たった。
ガンマンが放った素人の拳は見事、女の土手っ腹に直撃した
にぃ…っと笑う、男

「―――……っな!?」

しかし、その喜びも一瞬…次の瞬間には女の足が空中で動き、こちら目掛けて一直線に飛来していた
それを正確に目で追いながらもしかし体は反応できず、右足は見事にガンマンの腹部へ直撃した。

どむ…という鈍い音を響かせながら崩れ、膝をついてしまうガンマン。空中からの攻撃とはいえ、相手の身体裁きは手練れたもの…かなりダメージを受けていた
耐えがたい奔流が喉から駆け上がり――吐瀉となって口から溢れ出る


「おぇぇぇ……」


そもそも酔っているところを無理に動いたのが悪かったのか、女の蹴りが相当効いたのかは分からない…が
男は酒場の真ん中で、壮大に吐いてしまった

「ゲホッ…ゲホッ……んにゃろぅ…」

口元を拭い、ふぅふぅと荒い息をしながら女を睨みつける
おもわず銃に手が伸びてしまうが――理性はまだ働いていた。両手を床について立ち上がる <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 08:01:35.44 ID:gzvhyQ8ao<>
ったく、朝から暑すぎんのよ……

【パタパタと扇子で扇ぐ少女が一人】
【公園のベンチに座っている】

あー、もう此処何処なのよ……
私京都に着てたはずなのに……

【両親と旅行に着ていたのだが、いつの間にかはぐれてこの世界へ】
【未だ気付いて居ないのだが】

……もー、サイアクー……

【ぐてー、と脱力した】
【それでもパタパタと扇子は動いていた】
【木陰とはいえ、暑い】

/このキャラ初ロールなので中々不安定だと思いますがそれでもよろしければ! <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:08:36.89 ID:ggiJJMiW0<> >>90

暑い、外は暑いな.......

【解消される事無き愚痴をだらだらとこぼしながらやってくる青年】
【容姿には不殺のナックルリング以外に、とくに目立った事もない】
【いたって普通の青年である】

ん..........

【しばらく公園を徘徊していた青年は】
【ベンチに座る少女を発見】

ねぇ、君。
何か困った事でもあったのかい??

【と、軽い口調で声をかけてみた】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 08:11:35.81 ID:gzvhyQ8ao<> >>91

……何よ

【一転、眼光鋭く睨みつけた】
【男嫌いなのが伺えるだろう】

別になんでもないわ
分かったらさっさとどっか行きなさい

【露骨に迷惑そうな顔をする】
【無論困ってはいるのだが、強がってしまう損な性格】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:16:12.06 ID:ggiJJMiW0<> >>92

(なんか露骨に嫌がられてる)

【睨まれて思わずそんな事を思うが】
【これで放置しとくのもなんだかなと思い】
【もうちょっとだけ説得をしてみることにした】

そう言われてもね.......
一応、不殺同盟に入っている身だし、助けてあげたいんだけど

【右手にはめたナックルリングを見せて】
【なんとか困った事を聞き出そうとする】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 08:20:45.49 ID:gzvhyQ8ao<> >>93

はぁ?
何?貴方が私の助けになれるっていうの?
その無意味で無謀な考えはどっから来るわけ?

【暑さでイライラが加算され、口が悪い】
【元来のものもあるが】

大体なによそのフサツドーメーって
頭のアレな人なの?余計近づかないでくれる?

【一般世界から来た少女はそんなものを知るわけもなく】
【某動物愛護将軍と同じようなものなのかと見当違いな想像をする】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:24:07.15 ID:ggiJJMiW0<> >>94

助けになれる、と思うけど

【この青年、どれだけ言われてもへこたれない】
【この位ではへこたれないらしい】

不殺同盟を知らない........
あのさ、君、こんな感じの物見た事ある?

【一瞬、頭に浮かんだのは並行世界】
【噂くらいは耳にした事が昔あった】
【ともかく、その疑問を解消するために、翼を展開、アルビノになって翼を指差す】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 08:28:51.38 ID:gzvhyQ8ao<> >>95

うっさいわね、邪魔だって言ってんのよ

【ハァ、と溜息】
【つくづく態度の大きい少女である】

あなたの常識は世界の常識じゃないの、分かる?それともこの暑さで脳みそ茹だったの?

【初対面で此処まで言えると逆に大物な気がする。気がするだけだが。】

……あぁ、レイヤーの上に痛い人か……

【哀れみの目線に変わった】
【ある意味打倒な反応といえるだろう】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:32:35.51 ID:ggiJJMiW0<> >>96

あいにく、脳みそまで茹でられてはないよ
熱いけど

【なんとか笑顔を崩さずに答える】
【我慢強いものである】

レイヤーじゃない、本物だよ

【一度背中の翼をしまうと】
【左腕にもう一度展開】
【一本の矢を、近くの期に向けて放つ】

これが僕の能力だ
君、能力って知ってるかい?

【少女の方を振り返ると】
【完全にこことは違う世界の者なのかを確かめるために、問う】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:36:25.89 ID:ggiJJMiW0<> >>97
/誤字.....期は木です..... <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 08:38:09.28 ID:gzvhyQ8ao<> >>97

はいはい本物本物……

【また小馬鹿にしたような嘲笑を浴びせながらそう言っていたが】

……え?

【シュトン、と木に突き立つ矢】


能力……ってあの胡散臭い?
私のパパやママも超能力とかなんとか言ってたけど……トリックでしょ?

【実は両親も弱小ながらの能力者だったようだ】
【少し青ざめた様子になりながらそう言った】

【自分のとある体質――それがまた能力だというのは、自覚していないが】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:42:28.01 ID:ggiJJMiW0<> >>99

残念、トリックじゃないんだな

【翼を納めながらも答える】
【ここまで聞いたことで、少女がこことは違う場所に居たと確認できた】

能力の事をよく知らない、ってことは
君、多分ここじゃない所から来たんじゃないの?

【一切表情を変える事もなく】
【当然のことでも言う様な風に告げる】
【それでも、最低限混乱させないよう、並行世界云々は口に出していないが】
【それでも、少女を混乱させるかもしれないと、分かってはいない】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 08:46:01.62 ID:gzvhyQ8ao<> >>100

ハァ!?
じゃあ此処は一体何処なのよ!

【イライラが怒りに変わった。身勝手な理由だが。】

私は京都に旅行に着てたはずなのよ!?
いきなりパパとママと妹とはぐれたと思ったらこんなところにってどういうことなのよ!!

【不安→怒りに変換】
【色々決壊したのだろうか、自分の不安を誤魔化すために怒鳴っているとしか思えないが】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:49:53.80 ID:ggiJJMiW0<> >>101

さぁね
僕もその辺よく分かんないし

【丸投げで有る】
【ただ、流石に怒らすだけ怒らして放置はできない】

まぁ落ちつけ
なってしまった物はしょうがないんだし、住む所でも考えたら?
居候が出来る場所を知ってるんだけど

【これは、不殺同盟の事】
【多分何を言っても、今の少女には効果はないだろう】
【ならば、少しでも落ち着かせるために、話題をそらすしかない】
【そう思って青年はこの話をした】
【幸い、自分も不殺同盟のメンバーであった】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 08:54:41.86 ID:gzvhyQ8ao<> >>102

うるさい!誰があんたなんかの世話になるか!

【男嫌いが発動した】
【つくづく損な性格である】

さっさとどっか行け!行ってよ!

【頭の中が混乱し過ぎて最早涙目】
【右腕を振るような動作をすると―――】

 ドスッ ジャララッ

……え?

【丁度真横に合った木に、刃が刺さった】
【その先には鎖が垂れ、更にその先は掌に浮かぶ文様につながっている】
【本人は何があったか理解できていない】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 08:59:55.45 ID:ggiJJMiW0<> >>103

僕じゃないから、僕じゃないから女の人もいるからね

【なんか誤解をされているのでそれを解こうとする】
【まずは落ちつかせないと、と思っていた矢先】

……(能力者だったのか)

【少女の能力と思われし物が発動する】
【ただでさえ混乱している今、この状況は非常にまずい】
【そう思ったのだが、これといった解決策もみつからず】

それが君の能力だ
僕が気に食わないのは分かったから、まずは落ち着いてくれ

【普通に説得を試みる】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 09:06:05.91 ID:gzvhyQ8ao<> >>104

うるさいッ!そんな宗教じみたとこ行けるわけないじゃない!

【偏見バリバリである】
【鎖の繋がった手を引くと、鎖は取れた】

なんでよ!?なんでこんなのが出るのよ!

【手をめちゃくちゃに振り回す】
【時折掌に文様が展開し、鎖を偶に飛ばし、あちこちに突き立っている】
【混乱もいい迷惑である】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 09:09:31.49 ID:ggiJJMiW0<> >>105

宗教じゃないから!?
普通の家みたいな感じだからね!?

【そろそろテンションがおかしくなっている】
【こちらも混乱してきたらしい】

知らないよ!落ちついて!

【呼びかけようとしたら鎖にまき込まれかけた】
【なんとか飛び上がって回避したが】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 09:13:51.48 ID:gzvhyQ8ao<> >>106

私……化物に……なっちゃったの……?

【半泣きになる】
【情緒不安定な様子】

こんなの……やだよ……パパ……ママぁ……

【親の能力も対して大きい物じゃなかった】
【だからこそ、派手な能力に――相対的にだが――目覚めた自分が、化物だと感じた】



【闇雲に走りだした】
【レザー質のサンダルが軽い音を立てる】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 09:17:59.24 ID:ggiJJMiW0<> >>107

……ちょっと泣かないで

【泣いている少女の方に近づこうとしたが】
【少女は去って行ってしまおうとする】
【いきなり知らない所に放り込まれた事を考えれば、ごく普通の反応である】

おい.....つけよ?

【あのまま放置していたのでは自殺でもしてしまいそうだった】
【あまりに心配だったので、翼を広げ後を追う】
【はてさて、追いつくのか、少女は消えてしまうのか】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 09:20:42.56 ID:gzvhyQ8ao<> >>108

うるさい来るな!

【涙目のまま、鎖を射出】
【狙いは甘すぎるので当たることは無いだろう】

来るな来るな来るなぁ!!!!

【多分、このまま近づいたほうが危ないだろう】
【錯乱しているが、ほうっておけば落ち着くと思うが】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/11(木) 09:26:19.45 ID:ggiJJMiW0<> >>109

これ以上の説得は無意味、か

【半狂乱の様子にため息をつくと】
【大きく息を吸い】
【不殺同盟のアジト跡地の場所を叫ぶ】

もし、行く場所がなかったら
ここに来ると良いよ

【それだけ言うと】
【もう後は彼女次第と言わんばかりに】
【踵を返して去っていく】

/絡み乙でした <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 09:29:22.89 ID:gzvhyQ8ao<> >>110

怖い……怖いよ……助けてよぉ……ママぁ……

【その場に座り込み、泣き出した】

【少し時間はかかるだろうが――なんとか成るだろう】


/絡みおつありでした! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 10:32:41.32 ID:BmRORswIO<> 【公園の入り口=z
【暑さからか、あんまり人がいないこの場所に、一人の人物が来ていた。】
【特にやることもないのか、ブラブラその辺を歩きながら辿り着いたという感じてある。】

「……放浪5日目」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…会えそうも無いな…ま、いい。」

「…時間はたくさんある。」

【何か考え事をしながら、独り言を呟いていく。】
【誰にいうでもない言葉は、風に流されて消えた。】
【改めて意識をこちらに戻し、そして公園をくまなく見渡してみるとそこには―――――――――――】


/なんでも対応 <> 【心訪創神】大体何でも生み出せる、ただし使い捨て。E:杖<>sage<>2011/08/11(木) 12:27:55.00 ID:9hGKariwo<>
【昼下がりの公園】
【芝生が青々と茂った広場の一角に座り込み、地に突いた杖を握って体重を預ける少年が、一人】
【視線は傍らにダンボール箱と地に刻まれた淡く、白い光を漏らす図形の間を行っては戻りを繰り返していて】


「ふあ……発注分は後135個でぇ……」

【雲一つ無い空から差し込む眩い陽光に瞼を細めれば、半開きになった口から吐息が漏れる】
【要するに、眠いのだ。夏の暖気の中、風に乗って送られてくる一抹の涼がたまらなく心地良い】


「うぇ……も、ダメ」

【公園の柱時計が幾ばくかの時を刻んだ頃、遂に少年の心身は眠気に支配されて──ぼて、と意識ともども身体を、地面へ】
【遠目から見れば行き倒れたように見えるし、何かが詰まっているであろう段ボールの中身は放置されたままだ】


/四時頃に落ちる事になりそう&故に短文気味ですが、それでも良ければ
/凍結は解凍時期がわからないので、難しいです <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 12:28:00.30 ID:VuRg2aUjo<> 【廃墟群】
数人の兵士達が顔面陥没状態で生き絶えている。

辺りに爆音が響いていた為、辺りにはよく聞こえただろう。

兵士達を殺したのは、一人の少年。

白い髪に褐色の肌、静かな悲しみを宿した紅い瞳...

何処か近づき難いオーラを放っていた。

「...追手?」

少年は死亡した兵士の軍服を物色、一枚のIDカードを取り、唇を噛み締める。

「残党...まだ"影"が生きている。」

少年は何かに追われていたようだ。

「俺等に自由は無いと言うのかッ!」

爆音と共に一人の兵士の顔面が粉砕された。

その轟音は辺りによく響くだろう。

/なんでも募集です! <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 13:38:59.66 ID:ZMVKwyc60<> >>114

/まだ居りますかー? <> 【蟇弧護法】<>saga<>2011/08/11(木) 14:58:24.25 ID:P3/lv8WC0<> 【街の中の公園 (昼)】

「せいっ…、せいっ…」(…腕が…)
【遊具が全く無く、昼なのに人一人いない小さな公園の中、一人の青年がいる】
【見た目はさながら大学生、知的な顔に反し彼の手には皮製の鞘を被った剣が握られている】
【青年は現在剣の素振り中、額からは汗がどんどん出てくる】

「せいっ…せいっ…!」(やばい、これ明日筋肉痛だ)
【調子に乗って最初を飛ばしすぎたせいで、青年は今後悔していた】
【今日もどこかの公園で、青年の弱弱しい掛け声が響く】

/殺し合いの場合、危険になると逃げるのでご了承を <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 15:54:26.06 ID:mQ7kMWN9o<> >>89
【しっかりとした手ごたえを感じて思わずにやりと口で笑みを浮かべ、相手が苦しんでいる間に女性は両足で地面に降り立つ】
【2歩後ろに下がって再び距離を取り、相手を真っ直ぐに――ではなく、酔いのせいか少しふらつきながら二つの色の無い瞳で見据え】
【相手が胃から堪らず嘔吐をし出したのを見て、女性は顔をしかめるどころか更にそのにやつきの笑みを深いものにし】

「――ハ、ハハハハ!!ざまァねぇな!!!汚いぜ!!」
「自分や敵の得意不得意相性を考えねぇからそうなるんだよッ」

「それともアレか?痛めつけられるのが趣味の真性マゾヒストさんですかァ?」

【―――完全に調子に乗り始めている。酔いも更にその気分を助長させ、女性は嘔吐をする相手を見て大笑いをするのであった】
【近距離格闘戦なら少なくともガンマン風情に負ける事は無いと言う確信もあるというのもある。この喧嘩の勝利をこの段階で確信しているのだ】
【相手もこのお互いの戦闘スタイルの相性から不利だと感じているのかいないのかは定かではないのだが、どっちみち勝つ気ではいる】
【しかし、そんな勝利への確信が招いたのか明らかに油断が生じているのもまたしかり。相手を挑発してばかりで追撃の手が一つもないのだ】 <> 【???】<>sage<>2011/08/11(木) 18:11:02.85 ID:9dyUJP4ao<> 【地図入りの宣伝ビラがまかれた――

『劇団喜楽 団員、団長募集中!

劇、歌、踊り、マジック……楽しめるものならば、どんな演目でもOKです!
一緒にショーを盛り上げてくださる裏方さんもお待ちしてます。
見学もちろん大歓迎。お気軽に遊びに来てください!

※女性ボーカルによる、心にしみる弾き語りライブ実演中!
 出張ライブ、個人ボーカルレッスン・アドバイス等も承ります!』】

/劇団の宣伝ビラです〜
/ライブロールもマジ置きます! よろしければごらん下され <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 19:18:58.22 ID:ZMVKwyc60<>
「あっつー」

【赤い夕方から暗い夜へと、姿を変えた街】
【その中にある、今は何処の企業も入っていない無人の雑居ビル】
【その屋上にある、落下事故を防ぐ為に設置されているであろう金網に背を預けて座る】
【一人の少女の姿があった】

【黒いノースリーブのパーカー、黒いホットパンツ、黒いハイカットスニーカー】
【浅く被ったフードの下から、銀色の髪と青い瞳、白い肌】
【そして、少年とも少女ともつかない顔がのぞいている】

「ーまァ、星は綺麗だけど」

【夜空に映える星を見て、表情を変えずに呟いた】

/なんでもばっちこーいっ


<> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 19:51:09.55 ID:Q1kerPkKo<> >>119
/まだいらっしゃいますか? <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 19:55:46.18 ID:ZMVKwyc60<> >>120
//いますよっ! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 19:56:25.93 ID:BmRORswIO<> 【公園の入り口=z
【暑さからか、あんまり人がいないこの場所に、一人の人物が来ていた。】
【特にやることもないのか、ブラブラその辺を歩きながら辿り着いたという感じてある。】

「……放浪5日目」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…会えそうも無いな…ま、いい。」

「…時間はたくさんある。」

【何か考え事をしながら、独り言を呟いていく。】
【誰にいうでもない言葉は、風に流されて消えた。】
【改めて意識をこちらに戻し、そして公園をくまなく見渡してみるとそこには―――――――――――】


/なんでも対応 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 20:07:21.46 ID:Q1kerPkKo<> >>119
/ではよろしくお願いします!

【無人雑居ビル1階】

突如として銃声が響き渡る。

その後、10秒もしない内に爆音がビルを支配、複数人が壁に衝突し、鈍い音を上げる。

鈍い音をあげて冷たい床に倒れる複数人の兵士、その軍服を物色する少年。

白い髪に褐色の肌、静かな悲しみを宿した紅い瞳。近づき難いオーラを放っている。

「...奴らか。」

この少年は何かに追われていた模様であり、仕方なく交戦しただけ。

だがそんな事情はこの少年で無ければわからない事であろう。

「誰かが来る前に行かなければ。」

一人の兵士が銃を少年に向ける。

直後、ビルの屋上まで響く程の爆音が起こるだろう。 <> 【銃王】<>sage<>2011/08/11(木) 20:13:10.38 ID:UFeoINwIO<> >>117
―――追撃はこないようだ。男の動作は緩慢で、しかし闘志は失っていない
大笑いする女を、殺意を込めて睨みつけ…両手を超高速で移動させる
その動作の先には、銃があった

「ごちゃごちゃごちゃごちゃ……」

男は素早く、それこそ目にも留まらぬスピードでリボルバーを引き抜き、新たに生み出されていた回転弾倉を取り付け、左手で撃鉄を下げて引鉄を引く。更にもう一度撃鉄を下げて、引鉄を引く
狙いは床と天井――弾丸には能力が発動しており、二つの鉛玉は標的にぶつかり、跳弾する

「――……うるせぇんだよ!!」

そして跳ね返った弾丸は、おそらく女の目の前で激突するだろう
激しく金属音と、火花を散らして…

それによって期待できる効果は、女の視界を一瞬潰すというもの
上手くいくかは完全に運であるが―――男はお構いなしに走り出し、拳を振り上げる…


もし仮に、この思いつきの作戦が上手く行き、女が怯んだならばこのまま拳を思いっきり顔面に振るい
失敗したならば―――……拳は空を切るだろう


/たぶん、相当分かりづらい文になってしまってるとおもわれます…
/意味わかんねぇっ!ってところがあったら、バンバン指摘してください <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 20:13:12.50 ID:ZMVKwyc60<> >>123

「んー、あれれー?」

【少女の耳に届いた】
【銃声、そして―――爆音。】
【その音に、少女は立ち上がる】

「――面白そうっ」

【にっ、と悪戯っ子のような笑みを浮かべた後】
【少女は屋上の扉を勢い良く開け、下へ下へと駆け出した】
【その音の元凶である、貴方の元へ向かう為に】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 20:18:18.44 ID:Q1kerPkKo<> >>125
「フェーズ1コンプリート」

「いや、こんな事言う必要はもう無いか...」

兵士達の軍服からレーションを強奪し、一瞬の内に食す少年。

1階は凄惨を極めていた、ある兵士は顔面が陥没し、ある兵士は首から上が吹き飛んでいる。

また、ある兵士は腹部がピザよりも薄くなっていた。

血の焦げた匂いと硝煙の香りが1階を包む。


少年は踵を返して出口へ向かう。 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 20:26:59.40 ID:ZMVKwyc60<> >>126

「うわーお、凄いねー」

【この場に、あまりにも似つかわしくない】
【少女とも少年ともつかない、間の抜けた声が響いた】
【気が付けば、そこには死体の海の中に立つ少女が居た】

「これ、君が……って、聞く必要もないかな」

【くすりと艶やかに微笑む】
【その表情からは、何も読み取れない】
【その容姿には似つかわしくない、大人びた笑顔だった】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<><>2011/08/11(木) 20:28:15.15 ID:AS9RsZfwo<>
「――――…」

精悍な顔付きの男はゆっくりと猫爪剣を鞘に収め、ひとつ息を吐いた

ここは森の中にあるちょっとした広場
周囲の樹々には、獣が乱暴に抉ったような跡がいくつも残されている
それらは全て、男の修練が生んだ光景だ

男はというと、まだ気を緩めてはいないのか、ぴりぴりとした雰囲気を纏ったまま瞠目している


/剣帝さん待ちです <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 20:33:32.98 ID:Q1kerPkKo<> >>127
ドアのノブに少年が手を掛けた瞬間、背後に気配、そして声。

あまりにこの場所の空気に似合わない。

少年が頭だけその声の主へ向ける、微笑む少女を視認。

静かな悲しみを宿した紅い瞳は少女を睨みつけた。

「例え俺が殺ったとしても君には関係のない事、違う?」

こんな場所に普通少女なんている訳が無い、つまりは夢遊癖を持つ物好きな一般人か、または他の"何か"か。

少年が警戒するには十分以上の要素があった。 <> 【百花繚乱】 @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 20:37:33.72 ID:ky0k+2mE0<> 「ふー………まだ、も少し……」

閑散たる竹林の中
花盛りな齢、そんなブルネットの波打つ髪に若々しく、汚れ無い白い肌を持つ女性、少女
太めの肩紐のキャミソールに、下はグレー掛かったいわゆるかぼちゃパンツと言う奴か
私服にしちゃ、間に合わせの軽い姿
曰く、最近どうも勘が鈍っている、そんな気がする、鍛錬は怠って居ないが、それでも
拭えない、なんてったって最近、相手に技を実践する機会が極端に少ないからだ

「違う、なぁ……」

そして、そんな悩みも、夜中に眠れぬ程で、ついに外出し鍛錬を続ける日課となっていたからだ
当然、疲れは溜まるし、何というか、無駄にもがいてる感が否め無い。
他人は気にしすぎだと言うけど
僕はそう言う訳にはいかない、きっと、その人は強くなる理由が無いか、腕っぷしに自信のある人だ
でも、僕は、僕なんか大した腕力無ければ、突出した達人並の技術がある訳でも無い

「こうッ……!! でも、無いかぁ」

一歩踏み出し、腕に捻りを付けて突く、さっきから其れを何度も繰り返す、腕が痛い
ーーーっと、じゃあ何で戦いたいのか?  知らないよ、知る為に こうして
戦いたいんじゃないか <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/08/11(木) 20:38:09.49 ID:BmRORswIO<> >>122まだ募集っ <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 20:41:36.60 ID:ZMVKwyc60<> >>129

「うん、まあその通りだけどさー」

【唇を人差し指で押さえながら、くすっと笑う】
【少女は、ぱっと見一般人に見える】
【少女か少年かは、判別し辛いが】

「なんだか、面白そうなことが起きてそうだったから」

【だから降りてきたんだよ、と表情を崩す】

【――死体を見て特に反応を示していない時点で、少女は普通とは違うのだろう】 <> 【爆炎超動】<><>2011/08/11(木) 20:47:35.48 ID:Q1kerPkKo<> >>132
やはり"違う"普通ならば爆音が発生するような所に普通の人間は来ない、まして少女か少年かは解らないが子供など。

死体を見ても動じず、『面白そう』とは...

(狂人かその辺りの類の人間か、厄介な...)

「君の"面白い"の定義は知らないけど此処に居てもロクな事は無い、むしろ生命の危険がある。君も俺も。」

この追手の兵士達がまだ来るかもしれない、そういう事を言いたかった。

「此処が君の家ならば死体と爆炎で汚した事を謝罪するけど?」 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 20:56:33.08 ID:ZMVKwyc60<> >>133

「生命の危険かぁ、それは嫌だなー……でも」

【にこっと、まるで玩具を見つけた子供の様に】

「―――面白そう」

【少女は、また笑う。】

「うーん、家にしたかったって言ったらしたかったんだけど、一応誰かのモノらしいから」

【だからボクの家じゃないんだ、と言う少女】
【じゃあなんでお前はここに居るんだ、と言う質問はしても無駄だろう】
【この少女が少し普通ではないことは、十分に貴方も理解しているはずだ】

「ーで、つまり、君はここに居たくないの?」

【突然話を変える少女】
【これは少女の癖とも言っていいかもしれないものだが】
【それを貴方が知るはずもない】 <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 21:00:56.48 ID:3XpMseAm0<> >>128

―――――ザッ。
人気のない森に、地面を踏みしめる音が響く。

森を歩く一人の青年。
まだまだ暑いというのに、象牙色のロングコートを着ているが、しかし暑そうな素振りは欠片も見せない。
伊達や酔狂で着ているのではない。自らの得物を仕舞っておくのに、丁度いいからだ。

青年の得物は、剣。それも長大な部類に入る、常人には両手で持つのがやっとであろうものだ。
鞘にしまっておけばいい、とも思われるかもしれないが。青年自身の激しい動きに、鞘は邪魔になるのだ。


「(………………………)」

ふと、足を止める。
人気のないこの森には似つかわしくない、張り詰めた『気』が感じ取られたのだ。

足音を消し、気配を殺し、歩を進める。
見えてきたのは獣が抉ったような痕が見られる樹々と、体格のいい男の背。
鞘を所持している事から、刀剣の類を使うことが予想される。

――ただ気になったのは、周囲の様子。
言うに及ばず、剣で斬りつけたならば、抉ったような形の傷跡はつかない。
男の背を、5mほど後方から見る。―――ただ剣士というわけでもないのか? <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 21:03:56.43 ID:Q1kerPkKo<> >>134
(狂ってやがる。)

こんな事を思っても仕方ない、生命の危険すら面白く感じている少女に狂気を感じ取った。相入れそうな人間では無いようだ。

「誰かのモノか、廃墟かと思ったのだが。」

故に兵士を誘い込み、惨殺した。

「俺がここに留まる理由は無い、そうだろ?」

つまりは留まる意思は無い、追われているのに態々此処にいる事は自殺行為。籠城戦を挑んでも何は体力が尽きる。

無謀だ。 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:06:27.26 ID:cG5MRjiPo<>

          /            ,/|
         / 真夜中の公園  /  |
       /________/   |
       |四角い箱に収まる肉|     |
       |角も取れていない箱,|
       |い,じらしく紅く光る.箱|
       |箱から漏れるのは血|
       |に,おうのは鉄の臭い|
       |収納できない肉の塊|
       |まさに醜悪の集大成|
       |ルール無用の醜悪さ,|
       |肉は箱の中に納まる|
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:06:50.39 ID:cG5MRjiPo<> //うん、途中送信なんだ すまないと思っている <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:07:37.73 ID:mQ7kMWN9o<> >>124
>>124
【大笑いをしている内に相手が銃を引き抜く――銃、それを見て余裕をこいていた女性も流石に少しギョッとしてしまった。銃弾なんか避けれる訳がない】
【そして、それが額にでも目掛けて打たれたら即死はお釣りが出るくらいにまで確実、そのビジョンを想像してしまい堪らず歯軋りをしながら左足を後ろへと引き下げる】
【しかし、そんなちょっとした動きで、ちょっとした時間で避けれるくらいの距離を取れるわけがない。女性の目からは相手が遂に理性が飛んで殺しにかかってきたと見えたのだ】
【仮に回避したとしても自分の得物までは若干距離がある。反撃に打って出る前にまた2発目、3発目をお見舞いされてそのまま亡き者に―――】

【冷や汗がもみあげから一つだけ垂れた瞬間―――ガキンッ!!想定外、目の前で火花を散らし衝突する二つの弾丸、二発の弾丸を発射したことすら目で捉え切れなかった】
【突然の閃光と甲高い音により女性は思わず怯み、真っ白になる視界越しに相手がこちらへと攻撃を、拳を向けてきているなど知る由なんてなく、第一にこの怯んだ姿勢ではロクに動きも取れず】

「―――アガッ!!!」

【――鼻、顔のど真ん中、クリーンヒット、ストライク。そんな風に綺麗に顔面へとガンマンの拳が突き出され衝撃を感じ、女性は一瞬で飛びかける意識を支える気力すら奪われてしまった】
【幾ら近接戦闘が苦手なガンマンとは言え大の大人の拳を食らえば一溜まりもない。確かに近接用に鍛えている自分の一撃よりは軽いだろうが、それでも十分すぎる威力がそこにはある】
【後ろへと、背中から、木製の床へと倒れていく女性は鼻から血を流し、少しだけ周りへと血を飛び散らせながら床へと倒れた―――が、まだ意識は必死に脳に食らい付いていた】
【ダラダラと垂れる鼻血のことなどどうせ拭っても垂れてくるのだから放置し、息を大きくフゥーと吐きながら床に手を付き、膝に力を入れて立ち上がり――――】

「悪いが……ハッ……私はノックアウトされねぇ体質でな……」
「だから、貴様が直接銃を使うようなバカじゃなくて大助かりだぜ……最高に最低だ」

「まぁ、そんな訳でこの喧嘩は相性云々以前にこっちの負けがありえねぇんだ。悪ぃなァ」

【―――つまるところ、この女性が女性の身で散々殴ったり殴られたりしているのを避けない理由はそこにあった。骨折しても痣ができても最悪の事態には決して陥らない体質なのである】
【死亡などは流石に避けれないものの、その死亡が有り得ない"ただの喧嘩"においてはそもそもの死亡条件が消えている。これこそが女性が持っていた勝利の確信の最大要因であった】
【加えて、不死身の吸血鬼と吸血鬼ハンターの死闘と違って別にこちらは後何回も殴りを食らう気など更々無い。油断が殴られた原因ならば油断はしないし、相手が銃を使う瞬間に距離を取る様に心構える】
【これが単純な殺し合いであったらあっと言う間に死んでいるかもしれないが、通常の殴り合いにおいてはこの女性は絶対的な勝利を確信しているのであった。堪え切れないほどの激痛を食らえば気絶するかもしれないが】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<><>2011/08/11(木) 21:10:44.08 ID:AS9RsZfwo<> >>135

「―――!」

気を張っていたからか、或いは動物の直感故か。男は青年の視線・気配に気付くことが出来た
しかしそれは見つめられてから十秒弱が過ぎた時点での話
もしも青年に暗殺や猟奇的な意図が在ったのならば何もせぬ間にやられていたかもしれない

素早く振り向いて、両手の先を猛獣のそれへと変化させる。鋭い爪に月光が僅かに反射した


「……相当な腕の持ち主だと見受けるが」


男の視線は鋭い。警戒と、少しの興味が浮き出ている
一層の緊張感が張り詰める中、男は心の奥で高翌揚していた。それを青年が敏感に感じ取れたなら、言外の意味を理解できるかもしれない <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:11:27.67 ID:cG5MRjiPo<>


           _________
          /            /|
         / 真夜中の公園  / |
       /________,/   |
       |四角い箱に収まる肉|    |
       |角も取れていない箱,|    |
       |い,じらしく紅く光る.箱|    |
       |箱から漏れるのは血|    |
       |に,おうのは鉄の臭い|    |
       |収納できない肉の塊|    |
       |まさに醜悪の集大成|   /
       |ルール無用の醜悪さ,|  /
       |肉は箱の中に納まる|/
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「…………ふぅ…この 枡 を作るのも一苦労ですが、矢張り苦労はするものですね」


【スプーンを握り締めた小太りの男が言うとおり】
【そう、それは 枡 と呼ばれるべきもの】
【しかし、中身まで同じとは限らず、紅い滴るものに満たされているのであった】

//普通じゃない(ゲフンゲフン
//何でも募集です! <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:16:23.22 ID:ZMVKwyc60<> >>136

「じゃあ、逃げよっかお兄さん」

【そう言って、貴方の腕を掴もうとした】
【もし掴んだなら、少女は彼を連れていくつもりだ】

【少女が知る、ある場所へ】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 21:19:37.29 ID:Q1kerPkKo<> >>142
「!?」

少年は突如として掴まれる。

「何処へ行くつもりだ?」

悪態をつきながらも何処かへ連れていかれる。

(これだから子供は嫌いだ、馴れ馴れしい。)

自分も子供ではあるが、相手が自分よりも年下だと思っての思考である。

本来の名前も年齢も忘れてしまったいま、この少年にどちらが年上かなどわかりはしない。 <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 21:24:32.73 ID:3XpMseAm0<> >>140

「(……獣人か。)」

男の両腕が、獣へと変貌する。
一般人ならば少なからず驚いたであろう光景を、しかし青年は冷静に観察していた。

成程、樹の傷跡はこれだろう。
ならばあの鞘はなんだ。今見る限りは、刀剣の類だとは思うが…

様々な可能性が、一瞬の内にして青年の脳裏を巡る。
しかし、そればかりを気にする必要もないと判断したのだろう、思考を一時的に中断。


「…フフ、それはそちらも…だと思うが?」

何気ない、自然な仕草でコートの内側から大剣を取り出す。
抜き身のそれは男の爪と同じく、月を映して金色に輝く。

<> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:26:55.74 ID:ZMVKwyc60<> >>143

「ボクの家、と言うべきかなー」

【入り組んだ、暗い路地裏を何度も何度も曲がり】
【しばらくすると、"それ"が現れた】

【ぬ、とそびえている二階建ての廃墟】
【もともとアパートのようであったそれはまるで爆破された後かのようにぼろぼろで】
【かろうじて屋根があるくらいである】
【―――雨は防いでくれそうにないが】

「はい、とうちゃーく」

【ここがボクの家でーす、と笑う少女】
【これは、家、と言えるのだろうか】
【と言うか、こんなところに住んでいると言う】
【少女は、何者なのだろうか】
【―――それは、貴方にはどうでもいいことであるが】 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:33:03.45 ID:2+ztjmVIO<> >>141
【公園の中を歩く少女】
【しかし外気は嫌いなのか】
【常に地面から生えた氷柱のようなもの…ペニテンテを歩いている】
【そこからはかろうじて変な箱があるのが見えるだけで】

…なんだろあれ
【そう思った少女はルートを変更する】
【しかしペニテンテの中を見なければ】
【それは男に向かって氷柱が地面からどんどん生えて迫っているような】
【そんな風にも見えるだろう】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 21:33:19.22 ID:Q1kerPkKo<> >>145
「君の...家?」

どれだけ危険な身であろうとも家にまで連れて行かれる身では無い、若干の抵抗を覚えながらもついて行く。

入り組んだ裏路地。

現れたのは2階建ての廃墟、元はアパートか何かであろうか。だが今は見る影もない。

「君も孤児か?」

とても家族で住んでいそうな気配は無い。

しかし雨風を防ぐ場所に住んでいるようなので少年よりは良い暮らしをしているだろう。

「しかし何故俺を此処まで連れて来た?」 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<><>2011/08/11(木) 21:33:57.59 ID:AS9RsZfwo<> >>144

変化を見ても動揺しない。その事実を確認する
そこから導ける結論はいくつか在ったが――それは、この際どうでも良かった

今は、ただ――


「……ならば」


両膝を僅かに曲げ、チーターの足を顕現する
男は裸足なので、足元を見ればその変化にはすぐに気付けるだろう。そして、それを引き絞るような印象も伝わるはずだ
数瞬後、男は驚異的な瞬発力で駆け出すつもりである
このままそれを迎え撃つか、或いは仕掛けるか。青年はその選択をすることが出来る

具体的に言葉を交わさずとも、この場には力と力をぶつけ合う――言わば闘技場のような雰囲気が完成していた <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:39:57.85 ID:cG5MRjiPo<> >>146

「………では、   い  た  だ  き  ま  す  」
           _________
          /            /|
         / 夜空には星が  / |
       /________,/   |
       |             |    |
       |             |    |
       |い,じらしく紅く光る.箱|    |
       |箱から漏れるのは血|    |
       |に,おうのは鉄の臭い|    |
       |収納できない肉の塊|    |
       |まさに醜悪の集大成|   /
       |ルール無用の醜悪さ,|  /
       |肉は箱の中に納まる|/
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

【男の目の前に鎮座している枡に男はスプーンを差し入れ、入れ込み】
【くちゃくちゃ、と音を立てて中身を食べている。 中身は肉であり血であり骨であり】
【人であり人でなし。 生きてもいれば生きてはいない】
【男は未だ、近づいてきている氷柱に気づく様子も無く 中身 を食べ進めていた】 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:48:44.20 ID:ZMVKwyc60<> >>147

「ここならしばらくは見つからないんじゃないかな、と思って」

【ほら、と言って一階の端の部屋―――まあボロボロではあるが―――に歩みを進める】
【確かに、この廃墟の位置は非常に良く】
【周りからここを見ることは難しいが】
【ここから周りを見ることには適している】
【非常に"立地条件"がいいようだ】

「孤児、かあ。そうなのかなあ」

【その言葉に、少女は首を傾げた】

「ボク、何も覚えてないからさ」

【恥ずかしそうに、えへへと少女が笑う】

「ほら、座ってお兄さん」

【何も無いけどね、と言いながら少女は扉ともいえないような扉を開き】
【貴方を招待した】
【―――家具もない、本当にただの部屋だった】 <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 21:49:56.26 ID:3XpMseAm0<> >>148

男の両脚がチーターのそれに変化したのは、この距離ならば視認するのは容易だった。
そしてその筋肉の動きも、何となくだが分かる。…具体的に言えば、今にも駆け出してくるかのような。

これから繰り広げられようとしている事は、青年には―――否、武に通づる者ならば自ずと理解できる。
すなわち、闘争。戦闘。衝突。…言い方に意味はない。だが紛れもなく、『それ』だ。


「……………………」

左手に持った大剣を、軽々と構える。
相当に修練を積んだ達人でも、この大剣を片手で扱うのは難しい。
しかし青年は、何でもないかのように構える。…それがただの見せ掛けか、超人的な膂力から来るものか。それはすぐに、分かるだろう

―――まずは、相手の力を測る。
その為に、万全を期す。油断なく、隙を見せず。
男を注視していながら、周囲をも警戒する。…だが、それで肝心の男への警戒が疎かになる事など、断じて有り得ない。 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 21:52:00.02 ID:2+ztjmVIO<> >>149
【やがてペニテンテは男の背後に辿り着く】
【しかし氷の透明度が悪いのかまだ何がどうなっているのかよく分からない】
【息継ぎついでにペニテンテから顔を出す…】

…なにこれ?
すんごく血生臭いんだけど
【顔を出した瞬間その匂いに顔をしかめて呟く】
【そして素早くペニテンテの中へと戻ろうとした】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 21:55:56.38 ID:Q1kerPkKo<> >>150
「確かにこの場所なら追手もそう簡単に来ないだろう、草(スパイの事)が俺達を尾行して居なければ。」

一階端の部屋、歩みを進める二人。

「何も覚えて無いか、同じだな。」

先程は狂っていると思ってはいたが共通点を見つけるとやはり"似た者"として見える。

敵意も感じない、先程の場所、空気のせいで考え過ぎたのだろう。

「え、ああ。」

ただの部屋であるが、少年には落ち着ける場所であった。

「良い所に住んでるな、俺はいつも野宿故建物に入る事は滅多に無い。」

「しかし、お前は俺を見て警戒とか何も感じないのか?」

あれだけの殺戮をしておいて他人を自身の家に招くなど自分には出来ない事である。 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:00:26.27 ID:cG5MRjiPo<> >>152

「ゴク……ゴク……ゴク………ゴクゴク……ゴク」
           _________
          /            /|
         / 夜空には星が  / |
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       |ルール無用の醜悪さ,|  /
       |肉は箱の中に納まる|/
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「………プハァ!……うん、ヤッパリ健康且つ若い方が美味しいですね」
「しかし、好き嫌いも激しいと困りますからね……うーん困ったものだ」

【そして、声が聞こえる】【おっちゃんは汗をかきながら振り返らずに】
【口元に付いた脂や血や肉を舌で舐め取りながら】

「それは、血だから血生臭いのは当然だと思いますが?」

【答える】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<><>2011/08/11(木) 22:01:32.77 ID:AS9RsZfwo<> >>151

男は小さく息を吸って、

      「―――――ッ」

                駆け出した!!

放たれた弓の如き始動。獣の爪が大地を刳り抜く

相手は大剣使い。それも強靭な膂力を有していると予測出来る
そういった相手に対する勝ち筋はすでに見えている。重要なのは、相手の力量を逸早く見極めること

―――肉薄していく
しかし“待ち”を選んだ相手の間合いに入ろうとするほど愚直ではない。大剣のリーチを目測し、その数歩手前の位置で、男は跳躍を試みた
力強く地面を踏みしめ、瞬時に足を兎のそれに変化させる
成功すれば、男は青年の頭上を高く超え、その背後数メートルの箇所にある樹木の幹へ着地するだろう。着地と言っても、当然、重力の許す限りの短い時間だが <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 22:01:42.20 ID:gzvhyQ8ao<>
……どうしよう……

【月明かりの下、草原の真ん中】
【立ち尽くす少女が一人】

パパ……ママ……怖いよぉ……

【不安気に呟く】
【いきなり気がついたらこんな世界にいたのだ、親の庇護下にあるような年齢の少女には少し重い現実】
【昨日から行く当てもなく歩き続けている】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 22:08:13.52 ID:BmRORswIO<> >>156

【吹き抜ける一陣の風が、彼女の頬を涼しげに撫でた。】
【閑散として草原にその身を置いている一人の人物。】

「……」

「ん…?」

「……あれは…」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「……こんなとこで…何やってるんだ…」

【近づき、相手の背後からそう声をかける。】 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:08:52.40 ID:ZMVKwyc60<> >>153

「草、ねー」

【少女がその意味を知っているかどうかは知らないが】
【その言葉を復唱する、がそれ以上は何も言わなかった】

「へー、君もそうなんだ。どう、何か思い出せたりした?」

【ぴくりと、少女が反応した】
【やはり、少女にも気になるのだろう】

「いいとこでしょー」

【にへら、と表情を崩した】
【時折見せるそんな表情は、年相応である】

「んー、君、悪い人じゃなさそうだから」

【そう言って少女はイタズラっぽく笑う】
【適当につけた理由だろう】 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:09:32.27 ID:2+ztjmVIO<> >>154
【男が返答を聞く為にペニテンテの中に戻るのを中断】
【しかしそれを聞いてもなおしかめっ面は変わり無く】

生肉を食べるなんて野蛮人ですね
人間ならもうちょっと頭を使ってください
【感情がないかのような棒読み口調で】
【淡々としゃべった】 <> 【銃王】<>sage<>2011/08/11(木) 22:12:07.48 ID:EAe0uzCOo<> >>139
猫騙し的な奇襲は、思惑通り綺麗にキマり―――女の体は後方へと倒れていった
流石にこれ以上は立ってこないだろう…男はケッと笑い、3歩だけ距離を取る。

…しかしながら、女は立ち上がって来た
それも理解しがたい事実を言い放ちながら、だ
はじめから男の勝機はなかった。そう聞かされても、ガンマンの怒気は収まらないし冷めなかった


「へぇーそうなんですか、すごいですねぇ…!」


―――……というか逆に、更に切れていた
男はぺっと吐瀉物混じりの痰を吐き出すと、すたすたと近づき始めた
近接でまともに勝てるとは考えられないが…「目の前の女をぶっ飛ばさなければ気が済まない」…らしい


ただなんの策もなく、男は女との距離を詰めて行く
完全無防備、だ。 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 22:16:47.21 ID:Q1kerPkKo<> >>158
「何も、消されたからな。人間らしく生きていた時の記憶は全部。」

あの日を境に全て失った...

自身に関する情報など何一つ残ってはいない、戸籍も無いのだから世間的には死んだ人間である。

「ああ、雨風から身を守れるのは良い。」

その時、少年は少女の言葉に反応した。

「悪い人じゃなさそうか、残念だが俺は今まで数え切れない程の人間を殺して来た悪魔だ。」

その殺しが例え自分の望んだ事で無くとも殺した事に変わりはない。

「それでも、俺が悪い奴には見えないか?」 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:17:59.13 ID:cG5MRjiPo<> >>159
【スプーンで残っている肉をこそげ取り、口に運んでいく】


           _________
          /            /|
         / 空虚な空間    /  |
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        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「───今時、生肉も食べないだなんてとんだ野蛮人ですね」
「人間でも、人間でなくても、もうちょっと頭を使ってください。 人間じゃなくても考えることぐらいは出来るんでしょう?」

【最後の一口を口に運んだ男は、後ろを振り向く事無く】
【殆ど、同じ台詞を背後の相手に対して発する。】
【しかも、同じように淡々とした口調。 棒読み。】 <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 22:19:13.19 ID:5wxQLfkQ0<> 【車椅子の赤い長髪で赤い瞳な少女がいた】
【夜である。人通りの少ない道端で、少女は車椅子に身を任せて一人夢の中】

「……zzz」

【とっても気持ちよさそう…とは言えない険しい顔で眠りこけている】
【悪夢でも見ているのだろうか。いや、確実に悪夢だろう。それ以外ありえない】
【赤い少女は世界で一番好きな人がいた。その人は自分を庇って死んだ】
【少女は悲しみ狂い、おかしくなった。その結果、さらなる悲劇は幕をあげた】
【悲しみのあまり好いていた人物の屍をも愛した少女】
【とある人物によりその屍はミンチにされ、少女は更に狂いだす】
【しかし、一人の男との死闘を経て記憶をなくし、正常に戻り】
【一人の少女との死闘の末、記憶を取り戻した】

「………zzz…はっ!?」

【おっと、少女は目を覚ましたようだ】
【知らぬ間に涙を流していた少女の頬をつたうは一筋の水滴】 <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 22:21:41.34 ID:3XpMseAm0<> >>155

当然だが―――迅い!
まさに獣そのものの速さ。並みの剣士ならば反応すらできず、背後の樹木への着地を許していただろう。

そしてそれは、力が強い者とて同じ。
例え凄まじい膂力を有していようと、見切れなければ意味はない。反応できなければ勝ちはない。
故に、思い知る事になるだろう。

男が相対している青年は、ただ膂力が強いだけの凡百な剣客ではないという事を―――――


「…………………」

矢の如く迫る獣人。凡庸な戦士には無い迫力を持って、肉薄する。
青年はそれを、『見』る。鷹の如く鋭い眼光を以って。

間合いの数歩手前で、獣人が跳躍。
己の頭上を越えるべく上昇を始めた獣人を、青年は―――


「――――シッ!!」

―――見逃さなかった。
間合いに入らないというならば、こちらから入れてやるまで。

脚を兎に変化させ、今まさに跳躍した瞬間、青年は迫る。
その速度は人間のそれではなく、先程の男の迅さにも決して劣らない。

獣人が地面から十数センチほど浮いた時点で、青年は剣を振るう。獣人から見て右から接近する、横薙ぎの剣閃。
それは明らかに大剣の速度ではなく、さながら風のような速度で迫る。もしも何もしなければ、剣は男の肉体を苦も無く斬り裂くだろう――― <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:22:30.53 ID:ZMVKwyc60<> >>161

「消され、た」

【初めて見せる、驚きの表情】
【そして、考え込んでしまった】

【―――もしかしたら、ボクも―――】

【――止めよう。悪い方に考えたら、そうなりそうで怖いから。】

「そういう人は大抵、悪い人じゃないんだよ」

【そう言って、少女は笑い飛ばした】 <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 22:23:01.38 ID:3XpMseAm0<> >>164
/訂正。下から数えて二行目、右からではなく左からです。 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 22:24:18.75 ID:gzvhyQ8ao<> >>157

っ!?

【かなり驚き、慌てて振り返る】

あ……人……

あの、帰り方知りませんか!京都の!

【半泣きで尋ねた】
【必死に尋ねる姿はある意味哀れにも視えるだろう】

ここ……どこなんですか……

【ヘタリ込みそうになりながらも必死で立ちながら】
【顔色が真っ青である】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 22:28:47.32 ID:Q1kerPkKo<> >>165
「ああ、白紙だ。」

変わりに"影の一人"として生きるべく知識を詰め込まれた、一時期は戦闘マシーンのようであった。

それも、"影"が解散し、自由を得てから何の為に生きてるか解らない、野放しの獣のような状態である。

「何を驚いている?」

相手の驚きの表情は、この少年の紅い瞳が捉えていた。

何かを考えているようだが、見破れる訳がない。

「変わってるな、お前は。」

(本当に変わってるよ、この悪魔を悪人では無いと思うなど。)

まして家に招かれ腰を掛けさせてくれる、こんなに親切にされた事は記憶に残っている中では初めてだ。 <> 【淫誘嘲魔】 @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:29:11.04 ID:ky0k+2mE0<> >>156
「ゆーべのばくだーん、打ち上げドーン♪ って、おやおや?」

蝙蝠の羽根に溶け込む闇夜に塗られた漆黒の空を俳諧する、女性、カッター半袖に短いスカート
ボタンが開けられ、半開きした胸元、男からしちゃ目の向け所に迷いそうなファッション
まぁ、自覚は無い訳だが……ーーー
彼女が愉快にア●レちゃんの歌でも、歌ってると目に付くのは、泣きべそを掻く少女

「ふむ………困り人、と見たッス! ここはお姉さんポイントを見せつける時ッ」

チロッと舌を出し、思いついたかと思う仕草を見せれば、すぐに行動で示す。
草原に佇む少女に月がバックになる様に、彼女は近付く、蝙蝠の羽根をスライドさせ
ゆっくりと、緩慢に、そして少し頭上近く辺りで、なるべく優しく声を掛ける

「そこのお嬢さん♪どーしたッスか♪ 悩みがあるなら交番かお姉さんに話してみんしゃいッス!」

初対面ならーーー……彼女に生えている蝙蝠の羽根に、少し覗く八重歯の牙と、長く鋭い爪
印象的に、悪魔、と思うだろうか <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 22:29:41.07 ID:BmRORswIO<> >>167

「…京都…?」

【その地名を当然彼女が知っているわけもなく、女は軽く首をかしげた。】
【相手の様子を見るに、どうも「迷子」らしく、その顔色をみるに状況は芳しくないらしい。】

「ま、まぁ落ち着け…ほら。」

「…能力者が集う街だ。その郊外。…知らないのか?」

【ハンカチを差し出しながら質問】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 22:34:57.27 ID:gzvhyQ8ao<> >>170

は、はい……

【相手が女性というせいか、大人しく従った】
【数回深呼吸すると】

もしかして……ここ、地球じゃないんですか……?

【島国の、それも有名な京都を知らないと言うことはやはり……といった気持ちで尋ねた】

……知らない
能力者なんて分からないよ……

【涙声になりながら蚊の鳴くような声でそう言った】
【前日、能力に"目覚めた"のだが、未だ認められない】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/11(木) 22:35:29.58 ID:AS9RsZfwo<> >>164

「ッく!?」

かろうじて視認できたのは、青年が一瞬で接近してきたことだけだ
以後の反応はほぼ反射的に取った行動である

まずは左半身を強固な甲殻で覆う。その一瞬の後、脇腹に痛烈な衝撃を浴びた
大きく右方へはじき飛ばされた。しかし樹木に背中を打ち付けることはない。すぐに灰色の翼を展開し、空中で踏み止まる

(ッ、予想以上だ…)

左脇腹に走る痛みに顔を歪めつつ、対抗策を練る
頭部を狼に変化させ、更に瞳だけを昆虫の複眼へと変える。これにより動体視力・聴覚・嗅覚が強化された。これで青年の動きは随分と捉えやすくなった
次は自分が待機の側に回ることにする。羽ばたきながら、気を張り詰める <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 22:35:38.25 ID:gzvhyQ8ao<> >>169
/ごめんなさい……!また今度お願いします! <> 【淫誘嘲魔】<>sage<>2011/08/11(木) 22:36:44.84 ID:ky0k+2mE0<> >>169
/ごめッ、これ誤爆ッ、忘れてやって下さい <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/11(木) 22:37:02.09 ID:9xp5JZhP0<> >>163
【そんな少女がいる道に、一人の青年が来る】
【容姿はさながら大学生、知的な表情を浮かべる青年は、知り合いなのか彼女の方へ向かい】

「こんばんわ、…ダイヤ…さん?」(うーん、確か森の中で言ってた…はず)
【名前の部分は戸惑いつつも、車椅子の少女へと話しかける】
【さて、彼女はこの青年と会ったことがあるのだが…、顔と目以外、全部変わっている】

【果たして彼が森の中で出会った青年だと気づくだろうか?】 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:38:12.19 ID:ZMVKwyc60<> >>168

「――いーや、ただもし同じ境遇だったらボクも追われてるだろうから、ちょっと違うのかなー」

【むぅ、と唸る少女】
【少女も少女なりに、いろいろと考えているらしい】

「えー、そんなことないよ?」

【へら、と笑う少女】
【ーこの行動の原因が"面白そうだから"だと言ったら、少年はどう反応するのだろうか】
【まあ、そんなこと少女が言うことは無いのだが】 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:40:03.70 ID:2+ztjmVIO<> >>162
…私の発言を脚色しただけですか
まさかまともな会話すら微妙だったとは
人間と認識するのが人間に申し訳ないですね
【最後まで食べ終わるのを見届けながら】
【さらに相手に悪態をつく】

まともならちゃんと返答してくださいね
出ないと次は刺しますよ?
【ペニテンテを内部で殴るようなモーションをとる】
【すると男の頭に当たるか当たらないかの場所を】
【ペニテンテから出た小さなペニテンテが通った】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 22:41:20.33 ID:BmRORswIO<> >>171

「……ははあ…」

「…君、その京都≠チていう場所からこの世界から飛ばされたんだ…。」

【少し考えてから、女性は合点が言ったというように頷いた。】
【いわゆる異世界人という奴だろう。彼女は思う。】

「…常識に囚われない…そうだな…変な力≠ンたいなのを使えないかい?」

「もしくは…迷子になる前に何かおかしなことがあったとか…」

【さらに質問。】
【確信は無いが、おそらく…と、原因を探ろうとしている。】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 22:42:16.58 ID:BmRORswIO<> >>174
/すいませぬ… <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 22:45:11.93 ID:Q1kerPkKo<> >>176
「お前は追われてはいないだろうよ。」

多分、確信はない。
相手がどのような境遇で現状に至ったのかは解らない。

解るのは少年を追っている連中には追われて居ないと言う事。

「変わってるさ、好奇心でもこういう事はするもんじゃない。」

何故なら...

「俺の行く先は常に戦場になる、そしてそれよりも。俺に関わると不幸になるからな。」


もう、この少年は普通の人間として生きられないのだろうか、そんな事は誰にも解らない。

ただ、少年の目の先には常に銃声と紅蓮が感じ取れる。 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:51:40.33 ID:cG5MRjiPo<> >>177

「ええ、貴女の発言を脚色しただけですよ?」
「あれ? もしかして、自分の発言に脚色されるのはお嫌だった?」

「まさかとは思いますが、貴女は たった それだけのことで私を侮辱するのですか?」
「──────とんだ   野蛮人  ですね。 貴女」

【持っているスプーンを右手でふらふらと振りながら】
【太ったおっちゃんは相手の悪態を全く受け付けない】


「これはこれは……手厳しいですね」
「まさか、まるで野蛮人の様に脅迫……などというマネをされるとは……」
「短気は損気ですよ?」

【尚も後ろを振り返る事無く、スプーンを自分の顔の前に持っていっている】 <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 22:52:59.77 ID:5wxQLfkQ0<> >>175
「む!?なに奴!?」
「というかなんでダイヤの名前を知ってるんじゃ!?」

【垂れ落ちる涙を右手で拭い、声のした方を見る】
【ちなみに彼女の左腕と右足はない。欠損している】

「んー?あなたと会ったことありましたっけ?」

【姿かたちの変わった青年がこの前森であった青年だとは気付かない】
【口を真一文字に結び、目をキョトンとさせて青年をじっと見つめる】

/見つけるの遅れました!すみません! <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 22:55:12.15 ID:3XpMseAm0<> >>172

獣人を右方へ弾き飛ばした直後、青年は既に動いていた。
灰色の翼を展開する前に、地を蹴り、樹木を蹴る。
木々を一瞬の足場とし、樹木の間を駆ける。常人ならば、およそ視認すら難しい。

唯一見えるのは、時折姿を現す、撹乱としての青年の残像のみ。
音を頼りに場所を探ろうにも、樹を蹴る音の感覚が短く、並の者ならば聞き分けるのは難しい。
聴覚を強化しているのならばあるいは、聞き分ける事ができるのだろうが―――青年がいつ斬り掛かってくるかを探りながら、果たしてどこまで集中できるだろうか?


「(―――――避け、られるか!)」

もっとも、こちらの位置を探らせる時間はあまり与えない。
獣人が空中に浮遊してから、三秒と経たぬうちに姿を現す。場所は―――宙に浮く獣人、そのほぼ真右。

さながら弾丸のような速度で迫り、横薙ぎに剣を振るう。
奇襲の性質上、言葉を発さずに剣撃を繰り出すが―――獣人の感覚ならば、恐らくは気付かないという事はないだろう。
問題はいつ気付くか。そして気付いた後、なんらかの防御行動を取れるか。果たして――― <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 22:55:22.70 ID:gzvhyQ8ao<> >>178

……やっぱり、そう、なの……

【今にも崩れ落ちそうだ】
【涙こそ流していないが……】

……こういう物、ですよね

【右腕を横に伸ばすと文様が浮かぶ】
【その掌の文様から鎖を伸ばした】

おかしな事……

【回想】
【確か、祇園へ行く途中家族とはぐれ道に迷ったら――あの"街"の、公園に居た】
【特に不思議は無い気がする】

道に迷ったら……もうこっちの世界に……

【心当たりは、なかった】 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 22:57:05.18 ID:ZMVKwyc60<> >>180

「−ふうん」

【それは、少女が興味のないことに対して出す声】
【先程まであんなに驚いていたのに、もう興味が失せたらしい】

「―不幸になるなんて、誰が決めたの?」

【少女が、その表情を変えた】
【それは、少女が初めて見せた真剣な】
【あまりにも真剣な、表情】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/11(木) 22:58:03.86 ID:9xp5JZhP0<> >>182
「あなたが名乗ってくれたんです」
【微笑みつつ返答、ちなみに自己紹介で名乗ったのでは無く、過去話の時、自分でそう言ったはずだ】

【疑問符を浮かべているであろう少女、青年は少し真剣な顔になり】

「さて、手短に話します、自分はあなたが森に来た時、自主練習をしていた青年です、今はあの先生に狙われているので変装をしています」
【一言で彼女と会った事、状況報告を済ませた】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 22:59:47.25 ID:BmRORswIO<> >>184

「やっぱりか…」

【半分確信していたためあまり表情を変えることは無いが、しかしそれでも驚きはあった。】
【彼女自身、あまり固有な能力は有していないため、能力自体が珍しい。そして、彼女は話し始める。】

「…君は…この世界に呼び込まれたんだろう。」

「この世界は…そういった特異な力を有している人間が数多く存在している。
…いわゆる能力者≠ニいう奴だ。」

「…君もそう。何か大きな力が働いて、元の世界からこっちに強制的に送られたってわけだと思う。」

【結構残酷な説明になっているが、しかし事実を言わないわけにはいかず、】
【女は言葉を紡いだ。】 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 23:04:19.82 ID:2+ztjmVIO<> >>181
ええ 嫌だったですね
それに野蛮人という言い方 間違いではないと思いますよ?
正直最近まで考えることすらままならなかったですし
【野蛮人という言われ方に怒るどころか】
【むしろ微笑を浮かべてすんなり受け入れる】

まぁ脅迫は言いなりにするのに最適と聞いたので
野蛮人っぽかったですか?
イメージ通りに動くのは難しいですね
【ため息をつきながらもう一度ペニテンテを殴るモーション】
【さっきのペニテンテとは真逆の場所】
【まるで相手の顔を挟むように二つ目の小さなペニテンテが生えてくる】 <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 23:05:40.30 ID:5wxQLfkQ0<> >>186
「え?えー…とぉ……」

【必死に記憶を辿る。が、こんな知的で普通な人物に出会った記憶はない】
【出会った人の大半が変人だ。いい意味でも悪い意味でも】

「あ!ああ!!あの普通な人があなた!?」

【思いだしたようだ。普通な青年が知的で普通な青年へとグレードアップしていた】
【世の中分からないものである】

「先生?………ま た あ い つ か」

【全く、ストーキングでもされているのだろうか。こんなに知り合いばかり接触しているとは】

「狙われているってどういうことですか?ていうかダイヤの情報役に立ちました?」

【とりあえず聞きたいことを告げる】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 23:06:44.48 ID:Q1kerPkKo<> >>185
途端に興味の失せたような声、いや、興味なんてどうでも良いのだが、問題は相手にこの少年の言った意味が伝わったのかどうか、それが問題であった。

「?」

(不幸になるなんて誰が決めた...?)

誰?自分?いや、今までの結果が少年にそう思わせた。間違った事など言っていない。

死んだ者もいれば親族を失った者、自分を失った者、例を上げれたらキリがない。

「神...かな。」

我ながら偶像的な表現を使うモノだと、少年自身の発言に呆れを覚えながら、でもこの答えしか浮かばなかった。

<> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/11(木) 23:08:22.21 ID:AS9RsZfwo<> >>183

「―――――…」

―――男には、青年の姿が“視えていた”
ただしコマ送りで映る視界で捉えられたのは、ちょうど右方の樹木に足を付け、突進してくる直前の姿勢だ
思考と行動に割ける時間は多くない。そう判断し、男は迷わず飛揚した

たった1メートル強の上昇だが、横薙ぎの斬撃を躱すには充分だろう
瞬時に聴覚と嗅覚を棄て、頭部を蜘蛛に変える。眼下を金色の閃光が過る
それから間を置かず、青年が剣を振り切るか否かのタイミングで、青年の頭部へ粘着質な糸を吐きかけようした <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 23:08:52.14 ID:gzvhyQ8ao<> >>187

戻る方法は!

……無い、ですよね

【一瞬で希望も散った】
【こうなったら】

生きるしか、ない……

【ある意味強い少女なのだろう】
【この世界に根を張る事を今この場で決意した】
【勿論帰るつもりではあるが】

……頑張れるかなじゃなくて、頑張るの!

【パンパン!と自分の頬を強く叩くと、目に光が戻った】
【この少女は芯が強いのだろう、切り替えることにしたらしい】

あの、この辺に住む場所か働く場所ってない?
私こっちのお金持ってないし……住む場所も当てもないの

【吹っ切れたようにしゃべりはじめた】
【何処からどう見ても元気な少女に様変わりしていた】 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 23:11:46.23 ID:ZMVKwyc60<> >>190

「―なら、神様と喧嘩をするまでだー」

【その表情は余りに真剣で】
【その声は余りに凛々しくて】
【そこにいるはずの少女が、まるで別人のようであった】

「―なんてね」

【と言って、突然に表情を崩した】
【笑う少女】

「不幸は怖いねー、でもボク、君に興味があるから」

【ね?といたずらっぽく微笑んだ】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/11(木) 23:12:40.37 ID:9xp5JZhP0<> >>189
「覚えてくれて助かるよ、話が早く進むし」
【微笑みを絶やさず、うれしそうに言う、青年の場合まず最初に話すことは自分を思い出させる事なのだ】

「狙われているってのは、君と会って数日ぐらい経った時かな? 同じように森で練習をしていたら、
先生の見てはいけない光景を見てしまって、死に物狂いで逃げたんだよ、でも狙われたから満足な手助けはもうできないかもね」
【顎に手を当てて、記憶を振り返るようにじっくりと考えてから喋る、少し省略している部分はあるが大体あっているだろう】

「ダイヤちゃんの情報もそれなりに役に立ったよ、後あの老人の剣士についても少し分かった」
【今度は腕を組んで喋る、後ついでに調べて分かった事も報告する】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 23:13:58.40 ID:BmRORswIO<> >>192

「…いや、そうとも限らない。」

「…戻れる。…方法は分からないが…こっちに来るなら、その逆も必ず存在すると考えるのが普通だろう?」

【希望的観測でも相手を励ますための嘘でもなく「事実」。】
【女の断定的な口調と雰囲気が、それを証明していた。】
【こっちに来る手段があるなら、その逆もあるはずだ。】

【一方通行ということはありえない。少し考えれば分かった。】
【それが無いと、この世界は耐えず人口が増え続けることになる。…多分。】

「……まぁ、とりあえず街の方に行ってみないか。」

「…ここら辺は…夜は危ない。野犬が出るかもしれないからな。」

【だだっ広い草原。そしてその周りを囲むように存在している無限の奥行きを思わせる森林。】
【自然は夜という鎧を着て、こちらに牙を向いて来るかもしれないのだ。】

【同時に思うことは、なるほど「強いな」と。】
【女は相手のような性格の人間が嫌いではなかった。】
【逆境に負けることなく、そればかりか置かれた状況を整理して自分を律する。】
【ひとつの信念と決意を見た気がした。…踵を返して、歩き出す。ついて来い、ということだろうか。】 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 23:17:24.44 ID:cG5MRjiPo<> >>188

「それは、申し訳御座いませんでした……」
「まぁ貴女が野蛮であろうが半野蛮であろうが文明的であろうが」
「考えることが出来れば上等なのではないでしょうかね?人間としては」

【矢張り後ろを振り返らずに謝る】
【謝った後にスプーンを振り回しながら適当に意見を述べる】


「野蛮人……というよりも、脅迫は脅迫材料が無事だからこそ脅迫できるわけですよね?」
「ですから、余り意味が無いと思うのですよ」

【スプーンで自身の顔を挟むペニテンテを 抉る。 両方とも】
【そして、氷を口に運んで 『食べる』 】
【此れによって、おっちゃんの汗に塗れた顔は無事、挟み困れずに済んだ】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 23:18:13.51 ID:gzvhyQ8ao<> >>195

よし、そうと決まればその手段を探すしかないわね

【目標が出来ると俄然燃えるタイプのようだ】
【いろいろと脳裏で考えていると、嬉しい提案とともに相手は歩き出す】

私は遊宮セリア、好きに呼んで?
あなたの名前は?

【とんとんとん、と軽い調子で後ろを歩く】
【本当に一転した様子だ】 <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 23:20:30.98 ID:5wxQLfkQ0<> >>194
「なかなか人のことを忘れるなんてことはありませんよー」

【一回会ったことがあれば大概は覚えている】
【記憶力はいいのかもしれない】

「見てはいけない光景?全く…何やってんでしょうねあの先生は…」

【どうせ人殺しとかヤバい研究とかだろう】

「役に立ちましたか!それは良かった!」

【ニコニコ顔である。人の役に立てて少し嬉しいようだ】
【なんだかんだでいい人(?)である】

「老剣士…ふふ…まあ、見たらすぐ逃げるのが得策ですよね」

【わざわざ取り合う必要がないのだ】
【殺人鬼に会って逃げる。それは恥ずかしい行為ではない】
【自分の命を守るための行為だ】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 23:23:38.96 ID:Q1kerPkKo<> >>193
「神と喧嘩か、やはり変わってやがる。」

相手の真剣な表情、凛々しい声、まるで別人だ

成る程、面白い人間だ。そう少年は思う。

少年の紅い瞳が少し揺れたような気がした。それはどのような理由で揺れ動いたのか...

「興味、それはどういう意味だ?」

その興味の矛先はこの少年のこれからの生き方か、運命か、又はそれ以外なのか... <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 23:25:27.48 ID:BmRORswIO<> >>197

「…結構元気なんだな…」

【虫の声をバックミュージックに言葉を紡ぐ女。最初の相手の様子が絶望的なものだっただけに安心していた。】

「…天真 白(てんしん はく)……格闘家だ…」

【一言自己紹介してから。やがてついた街はこじんまりとしているが、どこか温かみを感じさせる場所である。】
【もう日付けが変わりかけているが、それでも大通りには人が多い。比較的往来の盛んな街で、交易の中心となっていた。】

「…さて。どうする?…取り敢えず宿の手配かな?」 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/11(木) 23:30:20.18 ID:9xp5JZhP0<> >>198
「記憶力の良い人は好きだね、料理をおいしく食べる人の次くらいに好きですよ」
【ケラケラと笑い感謝する、覚えて欲しいのに覚えないでくれと、今絶賛狙われ中の青年は語る】

「情報と言っても、あまり意味が無い情報なんだよね…名前は不動観音斉、彼が使っている大剣はイゲタ金と言う金属を使っているしか…」
【眉をしかめつつ呟く、せめてどんな戦い方をするとかがあればだいぶ安心できるのだが】
【無いものはしょうがない、後逃げるというのは大賛成だ、プライドなんてどぶに捨てろ】

「さて、いきなりですがこれからは長利 繁(ながとし しげる)として接してください、昔の自分の事は忘れてください、言わないでください」
【最後にこちらの願いを提示、これを言う為に彼女と接触したと言ってもいいかもしれない】 <> 【雷神篭手】@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 23:30:45.24 ID:ZMVKwyc60<> >>199

「―さあ、どういう意味なんだろうね、ボク知らなーい」

【少女はそう言っていたずらっぽく笑った】
【自分が言ったというのに、少女はそれを言わなかった】

「さあて、ボクはねむいから寝るよ。
君もー…あ、君、なんて名前―…いや、やっぱりいいや」

【少女は、ごろりとその場に寝転がる】
【フードが外れ、その長い髪が露になる】

「君も寝ていったら?良かったら、だけどねー」

【そう言うと少女は、すんなり寝始めてしまった】
【危機感というものが全く無いらしい】

/無理やり終らせちゃった感がぱない…
/お疲れ様でした、記憶喪失キャラ同士仲良くしましょうねー <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 23:32:28.47 ID:3XpMseAm0<> >>191

「―――――!!」

青年は内心、少なからず驚いていた。
己が対している男。様々な獣の肉体を操り、その能力を用いて戦う。
それは分かっていた。そして多種多様な獣の能力を使うならば…多少なりとも、その能力は劣化していると推測を立てもした。

一点特化を捨て、平均的に多様な能力を得る。
なればこそ一つ一つの能力は、大なり小なりオリジナルとなった獣よりも劣ると思っていたのだが…


「(……どうやら、そう甘いものでもなかったらしい。)」

それは間違っていたのだ。言うなれば、あの男は―――多様な生物の可能性、そのもの。
すなわち、この世界の全種族と対峙しているといっても過言ではないのだ。

―――だが、それで折れるほど青年は脆くは無かった。


蜘蛛の頭部より吐きかけられし糸。なるほど、生半可な速度では瞬く間に絡め取られていただろう。
しかし―――青年の速度は、半端なものではなかった。超人的な瞬発力に加え、木々を蹴る事によって更に高められた速度。
その速度を以ってして、吐きかけられる糸を回避。何のことはない、慣性に任せただけだ。


獣人に突進した速度を落とす事無く再び樹を蹴り飛び上がる。
その枝の一本に着地。空中に佇む男と同じ高さ。

「……やるな。」

「自らの体を多様な生物に変化させる事で、どのような状況にも対応できる。…それがお前の強みか。」

僅かに笑みを見せ、語りかける。
あれだけ激しい動きを見せたというのに、青年には汗一つ無い。息すら上がっていない。
怪物じみた体力を持つ青年には、一連の攻防はそれほど激しい動きではない―――とでも言うのだろうか。 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 23:32:49.59 ID:2+ztjmVIO<> >>196
あら、謝る必要はなかったんですけど
あと私は人間ではありません
だからといって何か別の呼び名があるかって聞かれても困りますけど
【相手が謝って来たことに少し驚くものの】
【すぐに表情を元に戻す】

へぇ そうだったんたんですか
それは初耳ですね
肝に命じておきましょうか
【相手の動きを止める為のペニテンテが食べられたのを確認すると】
【またもや内部よりペニテンテを小突く】
【次に生えたペニテンテは相手の腕めがけて】
【真っ直ぐに生えていった】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 23:32:57.93 ID:gzvhyQ8ao<> >>200

ええ、くよくよばっかしてらんないわよ
こうなったらさっさと見つけてさっさと帰るか此処に永住してやる!

【力強く言い切った】
【明るいのか、バカなのか】

白さんね、よろしく

【微笑んだ】
【悪い人じゃないということがしっかりと分かった気がするからだ】

そうなるわね……
食料とかもどうにかしなきゃいけないし、どうにかしてお金も稼がないと……

【うーん……と考えを巡らせる】
【ふと気になったことが一つ】

ねえ、ここって治安はどうなの?
能力者が集まるって言うならもしかして……通り魔みたいなの多かったり?

【それとも全員が能力を持っているのが逆に抑止力になっているのか】
【前者だった場合、力を付けなければいけなかったからだ】
【鎖を振り回すだけじゃ勝てないだろうから】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 23:33:22.11 ID:gzvhyQ8ao<> >>200

ええ、くよくよばっかしてらんないわよ
こうなったらさっさと見つけてさっさと帰るか此処に永住してやる!

【力強く言い切った】
【明るいのか、バカなのか】

白さんね、よろしく

【微笑んだ】
【悪い人じゃないということがしっかりと分かった気がするからだ】

そうなるわね……
食料とかもどうにかしなきゃいけないし、どうにかしてお金も稼がないと……

【うーん……と考えを巡らせる】
【ふと気になったことが一つ】

ねえ、ここって治安はどうなの?
能力者が集まるって言うならもしかして……通り魔みたいなの多かったり?

【それとも全員が能力を持っているのが逆に抑止力になっているのか】
【前者だった場合、力を付けなければいけなかったからだ】
【鎖を振り回すだけじゃ勝てないだろうから】>>567
<> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 23:35:47.83 ID:gzvhyQ8ao<> >>206
/うぎゃあ連投…… <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 23:37:48.74 ID:5wxQLfkQ0<> >>201
「ダイヤはご主人様の触れたものなら喜んで食べるんですがね…」

【ご主人様がいないためにそういうことはなくなった】
【誠に残念である】

「不動観音斉?神様みたいな名前ですねぇ…カッコつけか!」
「あ、多分逃げるだけなら先生から逃げれたあなたなら楽勝ですよ。近づかなければいいんですから」

【その名の通り『不動』なのである】
【剣の届かない位置であれば逃げられる、はずだ】

「へっへ…分かってますよ。先生、容赦ないですもんね……ああああ!!腹立つぅ!」

【この前みつけたビデオの映像が脳裏を過ぎる】
【刺し違えてもいいから、と思ってしまうほどに腹が立つ内容だったのだ】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 23:38:08.23 ID:BmRORswIO<> >>206

「ん…よろしく…」

【元来こういう人付き合いは慣れていないのか、少し言葉がぎこちない。】
【とはいえ、相手のことは確実に認めていた。】

「治安は…あんまり良く無いな…」

「…それこそ暇つぶし≠ナ殺人が起きてたりする。」

【これはとある人物から聞いた話で、彼女はまだそういった現場に鉢合わせしていないのだが、】
【信用できる情報である。ゆえに相手に話した。】

「まあでも…能力を持ってたら大丈夫だろう。…使い方は分かるんだろ?」 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/11(木) 23:41:03.50 ID:cG5MRjiPo<> >>204

「ほぉ……貴女は哲学的ゾンビを知ってますか?」
「行動は完全に人間だけど頭の中では何も考えていないと言うゾンビの事です」
「其れと同じで、反応が人間と同じなら」
「人間と言っても良いんじゃないんでしょうかね?」
「ヒト科ヒト目……なんとかなんとかと、生物学上のお話をしている訳ではないんですから」

【おっちゃんは肩を竦めつつ何やら説明する】
【右手につかまれたスプーンを舐っている】


「どちらでも、お好きなほうで構わないんじゃあないでしょうか? っと」

【おっちゃんは手を座っていたベンチの座席に力を篭める】
【その際、先ほどまで腕があった場所にペニテンテが突き刺さっていく】
【幸運のおかげ……ということだろうか】
【おっちゃんは、立ち上がって】


「どうも 『はじめまして』 こんばんわ」


【後ろを振り向いてご挨拶。】 <> 【爆炎超動】<>sage<>2011/08/11(木) 23:43:03.68 ID:Q1kerPkKo<> >>202
「自分で言った事だろうが。」

いや、知らないのでは無い、あえて言わなかった。そう少年は推測する。

「名前、名前か...?」

突如少女は横になりその長い髪を視認。

気がつくと少女は寝ていた、危機感の欠片も無い。危なっかしくて堪らない。

護ってやりたいのは山々だが...護る事は苦手だ。

少年は自身のジャケットを少女にかけると、ペンを取り出し、自身の紙に何かを書いて少女の上に置く。

その後、少年は建物から姿を消した。

---手紙の内容---
名前:ジェネシス

本当の名前じゃない、そう呼ばれているだけ。

お前に興味が湧いた、どういう意味かは書かないでおく。

また会おう。

追伸
警戒感を身につけるべし。

-----

/仲良くやっていきましょー!
/絡み乙&ありがとうございました! <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/11(木) 23:43:10.80 ID:9xp5JZhP0<> >>208
「へっ、へぇー、そうなんだ」(…やっぱり…なんか危ないな)
【また彼女と会い、改めてそう感じてしまう青年であった】

「飛び道具さえ無ければ大丈夫かな、ダイヤちゃんも人気が無い場所とかにはできるだけいかないようにね」
【青年の切り札は森や平地などの広い場所では無ければ最高の逃走アイテムだ、少女にも注意を入れておく】

「ダっダイヤちゃん!? 落ち着いて! 聞くのは悪いけど何があったの!? いや、いやなら言わなくてもいいけど…」
【突如怒りを表す少女をなだめつつ、何故少女が彼を恨んでいるか疑問をぶつけてみる】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/11(木) 23:45:04.13 ID:AS9RsZfwo<> >>203

(これでも捉え切れないか…!)

これまでの攻防で判ったこと。それは、勝ち筋がまでの道が長く細いということだった
加え、相手の力量を測るという点に於いて、男はまだ成功していない


「……ああ、俺はそういう人外だ」
「だが、君のチカラは人外よりも人外じみている風に感じる」

話しながら広場の中央へ移動し、ゆっくりと降下していった
その過程で、猫爪剣の柄に手を掛ける
とても剣の腕で勝てるとは思えない。しかし、そう判断した上での抜刀だった
地面を両足を付けることができたなら、通常サイズの猫爪剣を大剣化させ、ゴリラの腕力を以てして構えるだろう

尚、頭部は狼+複眼の状態へ戻っている <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 23:45:16.01 ID:gzvhyQ8ao<> >>209

……うー

【頭を抱えそうな問題だ。自分が聞いたのだが。】

っていっても右手からしか鎖だせないし……
正直勝てる気がしないわね……

【もう一つの能力――特殊体質――は、知らない】
【ただ異性が苦手な病気としか認識していない】
【それはただのリミッターに過ぎないことも、それを解除するための薬を親に言われて持ち歩いていることも】

白さんって格闘家なのよね?
何か教えてくれないかな、護身術みたいなのとか!

【名案でしょ!?と言わんばかり】
【格闘家の苦労などよく知らないから言えるセリフなのだろう】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/11(木) 23:53:06.59 ID:BmRORswIO<> >>214

「…護身術…?」

「……やめといたほうがいいぞ…教えても…とっさじゃ使えん。」

【付け焼刃は役に立たないと言いたいのだろう。】
【相手の目を見ながら言った。】

「…本当に鎖だけか?君の能力は…」

「…例えば限られた条件下で発動したりする能力とかを持ってることはないか?」

【と質問】 <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/11(木) 23:53:46.33 ID:5wxQLfkQ0<> >>212
「そうなんですよ…昔、食べかけのドーナツを貰った時は一日中食べてましたもん!ゆっくりとね」

【ちびちび一日中ドーナツを食べていたそうな】
【それだけならまだしも、食べかけである。しかも「貰った」と言ったが、実際は「盗んだ」である】

「ええ、まあ、多分大丈夫でしょう!うん大丈夫だ」

【本当に大丈夫か?】

「え!?あ、ああ…ご主人様の…そのぉ…死体をですね…ぐちゃぐちゃにされたわけです…」
「それだけでも許せないのに……っ!!」

【そこから先は震えて言葉にならない】
【そのために現物を見てもらうことにした】
【少女が懐から取り出したのは一本のビデオ。パッケージには黒髪金眼の美少女の姿が】

「こ、こんなの作りやがったんですよ…!!」

【それは一見アダルトなビデオな感じだが、違う。それはスナッフビデオ】
【人間の死んでいくところを映したビデオだ。そしてその被写体が】

「その愛くるしくてかわゆい女の子がご主人様です…」
「予想ですけどクローンとかだと思うんですよね…なにせ天下の『学園』の教師」
「学園にはクローン技術とかあると思うんですよ………」

【この予想は案外あっている】 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/11(木) 23:54:29.62 ID:2+ztjmVIO<> >>210
哲学的ゾンビ…?
初めて聞きましたが
その考え方なら人と言えるでしょうね 私は
【聞いたことない言葉に首を傾げつつも理解すると】
【なんとか理解したらしくうんうんと頷く】

…こんばんは
暑苦しいですね やっぱり
【少女はまたもや内側よりペニテンテを小突く】
【次に出したのは自らの丁度顔の下あたりの位置 相手には届かない長さ】
【その突き出たペニテンテから立ち上る冷気を浴びながら】
【ふぅとため息をついた】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/11(木) 23:58:59.28 ID:gzvhyQ8ao<> >>215

ぐ……プロがそう言うならそうなのよね……

【断念】
【ではせめてどう鎖を扱っていこうか……と思った矢先】

え?
ええーっと……心当たりは無いけど……

【持病位にしか思っていない】
【と答えると何かを知らせるようにポシェットからピルケースが落ちた】

あーもう、なんでこんなの持ち歩いてるだろう私……

【それを拾い上げ、軽くホコリを叩きながら呟く】 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/12(金) 00:01:16.40 ID:tLZjcU+8o<> >>217

「えぇ、多分」
「ですので、私は貴女を 人間 と呼称したまでです」
「一応、敬意を表しているつもりではありますよ?」

【汗を腕で拭いながら、おっちゃんは同意して頷く】


「貴女が暑苦しく無い代わりに私が暑苦しいのです」
「ですから、私の暑苦しさの一因は、貴女にあるかも知れないし、ないかも知れませんよ?」

【少しばかり身体を反応させたが、自分までそのペニテンテは届かなかった】
【おっちゃんは、相手の容姿を上から下まで一瞥するとニコヤカにデヴりながら答える】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/12(金) 00:01:43.32 ID:2QlcL2lf0<> >>216
「…うん、すごいね」(今確信できる、この子変態だ)
【苦笑いをする中、青年の心境は一つの確信を握った】

【大丈夫と言う単語に不安の色を覚えるが】
【彼女の過去話、ご主人様の事を聞いて青年の顔は青くなるが…】

「この人がご主人…、クローン? ……このご主人様は本人と全く同じかい?」(こりゃぁ…学園に対する警戒をもう一段上げないと)
【顔を青くしつつも、顎に手を当てて眼鏡越しに彼女の主人を見つめる】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 00:04:00.96 ID:vZjS9ceIO<> >>218

「…付け焼刃はボロがでる。」

【そうして相手の話を聞くが、】
【やはり。と、女は微かに首を振った。】

「っ!」

「……持病か…?」

【ピルケースを見つめた。】


/すいません風呂落ちです!すぐ戻ります! <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:07:22.74 ID:RUzV2TXA0<> >>213

「……俺はとうに、人であることを捨てている。」

「更なる闇の深淵に、修羅≠ノ堕ちるが為、この剣を振るっている。…人外と言えば、人外なのかもしれんな。」

語る紫苑の双眸は底知れない輝きを宿す。
無感情ではない。しかし感情を現す場所が深すぎて、読み取れない。

青年も同じく、枝から跳び下りる。
着地した位置は、また同じく広場の中央。獣人と、6〜7mの距離。


獣人が、鞘に収めた得物を抜く。…直後、その刃の面積、質量が増加する。
通常の剣から大剣へ。相応の刃から不相応に広い刃へ、変貌を遂げる。

変化した得物を見ても、毛ほども動揺は見せず。
ただ測るような眼光で得物を―――獣人を見る。


男が動けば、青年も動く。
青年が動けば、男も動く。
どちらも迅く、常人の視界には捉え難いだろう。
だが両者には見える。先程の奇襲を見事凌いで見せた男には、それは間違いないだろう。

油断無く、慢心無く。青年は、己が得物を構える。
どんな微細な変化も見逃さない。それは眼前の男に限らない。
張り詰めた空気。先に動くのは―――― <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:09:03.97 ID:7yA24yzo0<> >>220
「でしょう?」

【愛が最高の調味料です!と明言っぽい台詞を吐いて見せる赤い変態だった】

【大丈夫ったら大丈夫なんだい!】
【いや、意外と(ご主人様が絡まなければ)弁えているので問題はない。多分】

「ええ…一応これ、見ましたもの…あのプリチーな声…間違いなくご主人様です!間違いない!」
「ご主人様が見れるのにこんなに嬉しくなくて腹が立つのは生まれて初めてでしたけどねえ!!」

【明らかに憤慨してみせる少女】
【これでも怒りとかその他諸所を抑えているのである。激情に任せていればなにもかも失う】
【ソレを学んで、彼女も進化しているのだ】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 00:10:57.80 ID:SziW+PeZo<> >>221
/すいません、落ちなければならなくなったので凍結お願いします……!
/おつありでした! <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/12(金) 00:17:05.14 ID:2QlcL2lf0<> >>223
【ちなみに青年は空腹が最大のちょうみ…、いや、そんな事言っている場合では無く】

「ふむ…じゃあクローンはほぼ確定かな、しかし学園の地下にクローンを作る研究所でもあるんですかねぇ」
【さりげなく青年はほぼ正解の事を呟く】

「まぁ余り理性を失わないぐらいに怒るのも一つの手だと思うね、
怒りを一回りしたら自分でも驚くぐらいに冷静に客観的になり、怒りの力で身体能力も上がる、ご主人の悪口を言われる事も考えておかないとね」
【ここで青年の考察タイム、感情というものは恐ろしくも強い武器となる、これを上手く扱ってこその強者なんだろう】 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/12(金) 00:18:16.48 ID:vh2LNb1IO<> >>219
それくらい分かってますよ
だから暑さの原因を絶とうとしてるじゃないですか…
【相手が自分の体を一瞥したのを見ると】
【また表情は不満気になり】

私は涼しい格好してるじゃないですか
私のせいで暑苦しくなるなんてありえませんよ <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:18:29.70 ID:amir8Miqo<> >>222

「どうして修羅に堕ちようとする? ―――なんて浅い質問は、されたくないだろうな」

その瞳を見れば、並の想いでないことは容易に読み取れる
その深さに立ち入れる等と自惚れはしないし、また、単なる好奇心で踏み込める領域でないことも理解した

正眼の構えを見せる男は動こうとしなかった。その姿勢は青年に遠く及ばないものの、素人以上には隙がない
これを受けて、青年はある予測を立てられるだろう。それは、男の狙い

即ち―――青年の剣を受け止めようとしていること <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 00:20:38.23 ID:vZjS9ceIO<> >>224
/了解っ
/一旦乙ですー! <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:23:39.44 ID:7yA24yzo0<> >>225
「地下。怪しいですよね…内部から調べてもなかなかあの先生についての情報が集まらないのも不自然ですし…」

【もう学園に裏があることは彼女の中では確定している】

「ふふ…一回失敗してますからね…」
「そしてなんと!ダイヤの能力は感情でパワーアップしたりパワーダウンしたりするんですよね」

【驚愕の事実(?)発覚】
【ちなみに負の感情を抱けば抱くほど強くなり正の感情を強く抱けば弱くなる】 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/12(金) 00:26:59.44 ID:tLZjcU+8o<> >>226
「暑さの根本的な原因を断とうと思いましたら」
「太陽を破壊でもしない限り無理だとおもいのですが?……」

【正論だが、おっちゃんが目の前に立っていること自体暑苦しい】
【気付いているが、気付かないフリをしているのだろう】
【ニコヤカに微笑んでいるおっちゃんの目の奥は涼しげに笑っている】


「まっ、確かにそうですけれども」
「分からないじゃないですか、もしかして、もしかすると貴女の責任下において暑さの原因があるかもしれませんよ?」

「です……が、確かに暑いですね……」
 「アジトに帰ってクーラーの効いた部屋で冷たいものでも飲みます……かね」

【男は非常に薄い髪の毛ごと頭を掻き毟ったあと】
【踵を返して、夜の公園を去ろうとするだろう。 止めなければ、そのまま出て行ってしまうこと請負だ】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/12(金) 00:28:59.83 ID:2QlcL2lf0<> >>229
「うん、やっぱり地下はお約束でしょうね」
【何のお約束だ? と聞かないように、と言うのは冗談で、やはり学園に裏の部分があった方が他者に見られず、移動などには困らないだろうと言う考えだ】

【そして彼女の能力の特徴を聞いて少し驚く】

「ダイヤちゃん能力者だったの、ちなみにどんな能力?」
【目を丸くしつつも、彼女の能力詳細を聞いてみる】 <> 【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする<>sage<>2011/08/12(金) 00:31:11.23 ID:ORKBU7IT0<> 【深夜、深い夜の闇と静寂に支配された人気の無い公園】
【普通、人などいるはずのないこの時間この場所に、一人の人影があった】
【服装は真っ白なパーカーに青いジャージ、パーカーのフードを目元が隠れる程度に深く被っている】
【その少年のその服装は、この時間帯のこの場所には不釣り合いな、ごく普通ごく一般的な物である】
【だいたい平均的な高校生と言った方がいいその体系の少年は、この宵闇の公園で一人―――――】



……よっ、ほっ、っとと……

【この宵闇の公園で一人―――――ベンチに座り、空き缶三つでジャグリングをしていた】
【こんな時間に一人何を呑気に空き缶でジャグリングなんてやっているのだろうか。訳が分からない】
【少年のジャグリングはやや危ない所もありながら、なんとか成功して続いている状態であり、「素人が見よう見まねでやっている」のは誰が見ても分かるだろう】
【少年はジャグリングに集中している為、誰かが話しかければ驚いて手元が狂ってしまうだろう】 <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:35:34.92 ID:RUzV2TXA0<> >>227

――――青年の方だった。
『勝ち』に拘るならば、ここで容易に動くべきではない。
だが今は互いに、半ば探りあい。『底』を見極める事を望んでいる。

ならば、あえて乗る。
相手の思惑に乗る以上、油断などない。あってはならない。
万全、万端。四肢に力を込め―――


―――疾駆。
風の如き迅さで、獣人に迫る。

大剣を構える獣人が、青年の間合いに入ったならば。反応するよりも、速く。
左上から右下、袈裟懸けに。迅く、そして重き剣を――――振り下ろす。

もしその斬撃を男が受け止めたならば。
青年は互いの剣越しに、こう語りかけるだろう。


「……この世界に数多存在する勢力の首魁に、確固とした目的があるように。」

「俺にも俺の、目的がある。その為に、『人』であることは必要ない。―――それだけのことだ。」

そして語りながらもその膂力は全く落ちない。
両手で剣の柄を持ち、獣人諸共斬り裂かんと、押し込む。…恐らく両者は、拮抗するかもしれない。
<> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/12(金) 00:36:09.47 ID:vh2LNb1IO<> >>230
陽の光は友達みたいなものなので…
私が言ってるのはもっと違う方向の暑さです
【相手の体を特に凝視しながら】

…もし私が暑さの原因だっていうなら
こうしてやりますよ
【少女が話終えた瞬間】
【そこら中からペニテンテが生えてくる】
【もしかしたら男の行く手を阻んでしまうかもしれない】 <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:37:15.30 ID:7yA24yzo0<> >>231
「お約束ですね!」

【ノルな】

「ええ、バリバリ能力者ですよー」
「まあ、正確にはダイヤは人間じゃないんですけどね!使い魔です。ご主人様の♡」

【どんな能力?と聞かれれば実演して見せてあげるのが一番分かり易い】

「こんなのです」

【右腕から黒い炎を発現する。所謂、炎術師みたいなものだ】
【だがただの炎系能力ではない。先ほど言った感情に左右されるというのが最大の特徴】

「これであなたがご主人様の仇だったらこの炎はめっちゃ黒くて熱い炎になります。火柱ボーボーです」
「あ、ちなみに黒い時は触れると麻痺するので気を付けよう!」

「で、目の前にご主人様がいればこの炎は赤っぽくなります。あんまり熱くないです。普通の炎です」

【ちなみに今は炎が黒い。つまり赤い人は少なからず負の感情を抱いているということである】 <> 【御影切り絵】折り紙で折ったものの影を召還する <><>2011/08/12(金) 00:39:09.98 ID:glR1BlkZ0<> >>232
「あっ… あのう…」
【こっそり近づいて大きくもない声で話しかける】

(変な人には関わっちゃ駄目ってお母さんが言ってたけどこの際仕方ない)

「 …すみません。この辺で… いや、 ここはどこなんでしょうか…」

【見た目は極一般的な男の子、強いて違うところをあげるとすれば折り紙の鶴を握り締めていることかな】 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/12(金) 00:46:29.71 ID:tLZjcU+8o<> >>234

「随分と抽象的な暑さなんですね」
「私には、何の事だかさっぱり理解不能です」

【微笑みデヴは相手の視線なんかなかったかのように振舞う】
【首を傾げる姿はつぶれまんじゅう】


「これで?………終わり……ですか?」
「確かに、私の口に入る分には冷たいので上等と言えば上等ですがね」

【おっちゃんは、スプーンを目の前に立ち塞がった氷のペニテンテに突き刺しては抉り取り】
【それを口に運んで、食べる。】
【凄まじいスピードで公園の出口の氷が食べられていく】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/12(金) 00:47:19.25 ID:2QlcL2lf0<> >>235
「ふむ、炎か、火は頼もしい仲間にもなるし強い凶器にもなる」
【ここでまた、考察の目に変化、相手の能力を見るのが楽しいのだ】

「感情に左右されるのが惜しいけど麻痺は中々だね、もし投げてある程度操れるなら結構強いけど…無いなら炎を操れるアイテムを誰かに作ってもらうといい」
【「敵の足元や、山なり投げで黒い火を触れさせるのがいい戦術だね」と付け加える、
こんなにペラペラと喋って申し訳ない、だがこれが青年、戦略を立てるのが異常に好きなのだ】

(しかし…今黒い火ってことは…)「…あっ、じゃあ自分はそろそろ行くね」
【言いたい事を言って帰ると宣言、気ままだ】 <> 【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする<>sage<>2011/08/12(金) 00:51:02.74 ID:ORKBU7IT0<> >>236
……えっ?わ、ちょ、うおいでっ!?あだっ!!?
【不意に話しかけられ驚き、ジャグリング真っ最中であるというのに声のする方を振り返る】
【結果、宙に浮いていた空き缶二つが綺麗に頭にクリーンヒットする】
【しかも一つは空き缶の飲み口の辺りを斜めにしたような感じに当たり、フード越しでもそこそこの痛みを少年に与える】


――――ってぇ……っ!え、えーっと……迷子、って事なのか……?
【空き缶の当たった頭部を抑えがらも、声の主にそう返す】
【フードによって目元が隠れている状態でも痛そうだというのは目に見えて分かるだろうが、割とどうでもいい事である】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:53:01.89 ID:amir8Miqo<> >>233

「ッぐ!」

受け止めることに全神経を注いでいた。故に一欠片の油断はなかった筈だ
これまでの攻防を鑑みれば、ましてや慢心など抱く理由はない
しかしそれでも、青年の一太刀を受けるのは容易でなかった。本当に受け止めることだけに注力していなければ、不可能だっただろう

自然界屈指の腕力を以てして互角へ登れた鍔迫り合いの中、青年の言葉を聞き止める

「…成程。思った、よりも、明快だな」

その直後、男は背中から毒蛾の羽根を生やした
始めは自身の身体でその存在を隠すようにした。横から見れば羽根の紋様がよく見えるような感じだ
最短の動作で、相手に毒を浴びせるために。出来るだけ密かに、そして素早く

もしも青年がその違和感に気付き、尚且つ鍔迫り合いを中断してその場を離れなければ――高濃度の麻痺毒鱗粉を不意打ち気味に浴びせかけようとするだろう <> 【暗感炎黒】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 00:54:48.12 ID:7yA24yzo0<> >>238
「その通りですね…今もって後悔することばかりです…」

【そうして狂人になっていた頃を思い出す】
【ああ…ファミレスぶっ壊したりしてましたね…】

「炎の球にはできますよ。ほれ」

【炎の球としても使役できる。ただしその場で停止して灯りとか暖をとるのにつかうか】
【または飛ばして攻撃するか、この場合は基本的に真っ直ぐしか飛ばない】

「足元ですか…山なりは無理ですね、はい」

【そして唐突に去ろうとする青年】
【特段引き止める理由もないので】

「あ、さよなら繁さん」

【と、青年を見送るのであった】

/絡み乙でした! <> 【御影切り絵】折り紙で折ったものの影を召還する <><>2011/08/12(金) 00:58:08.59 ID:glR1BlkZ0<> >>239
(なんだろう…この人馬鹿なのかな…超痛そう)
【にやける顔をとっさに咳で誤魔化す】

「 え、 あ、まぁそうなんですよ…」
【重度のコミュ障で目が合わない、というより合わせない】

(どうしよーー絶対変な人だよーーーでもこの人以外人いないしなこの辺)
(道聞くだけだしいいか…)

「ちょっと人の集まる場所っていうか人気のある場所を知りたいんですけど…」
【そっと空き缶を拾い上げ草むらにぽい 〔パフォーマンスで捨てているだけなのでよい子のみんなは真似しないでね〕】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/12(金) 00:58:52.87 ID:2QlcL2lf0<> >>241
「それじゃあねダイヤさん、また会える日まで」
【後ろを振り向きつつ手を振って別れを告げる】

【学園についての情報を手に入れた青年、一体これがどう役に立つか】
【今日も青年は生き残る知恵を振り絞る】

/絡み乙です。 <> 【懺悔する白い聖者】-Beispiellose Klinge- @wiki<>sage<>2011/08/12(金) 01:08:13.36 ID:vh2LNb1IO<> >>237
私の氷が…
【相手の前の言葉よりも】
【ペニテンテが食べられていくのに】
【衝撃を隠せないらしい】

今回は見逃してあげます
次はないですからね
【相手に聞こえるほどの大声で話すと】
【またペニテンテを生やしつつ】
【どこかに帰っていった】

/ロールありがとうございました!
/久々なもんで上手くできなくてすいませんでした <> 【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする<>sage<>2011/08/12(金) 01:08:32.30 ID:ORKBU7IT0<> >>242
……ってて……ん、人の集まる場所、か……ふぅむ………
【痛みが引いてきたのか、抑えていた頭から手を離し、改めて落ち着いた声色で話し出す】
【軽く手を組んで考え始める。人の集まる場所。実は青年は数週間前に来て、放浪生活を送っている為、あまりこの町に詳しい訳ではない】
俺もこの町に詳しい訳じゃない。んだが、人が多めの場所といえば、向こうの方行った辺りがある程度いるか?って感じだ。多分な。
【大雑把に方角だけを指さしながらそう目の前の人物に教える】
【缶についてはあえてスルーである】

……あー、ちょっとこっちからも1つ質問していいか?
【と、ほんの少し考えた後、少し思い立った事があり、そう問いかける】 <> 【喰人鬼】スプーンもった禿散らかしの太ったおっちゃん@wiki<>sage<>2011/08/12(金) 01:12:46.27 ID:tLZjcU+8o<> >>244
//おつっした! <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 01:16:41.33 ID:RUzV2TXA0<> >>240

「…そうだ。そして俺は、俺の道に立ち塞がるもの総てを―――――………」

ふと、言葉を切る。
―――何か、違和感がある。具体的に何とは言えない。
ただ看過するには相応しくない、拭い去れない『何か』に対する違和感。


「――――クッ!」

その違和感の正体は、すぐに分かった。
男の背より広がる羽。雅とも毒々しいとも取れる模様を刻むその羽は、違え様も無く『蛾』の羽だった。
この場で、蛾の羽を展開するメリットと言えば―――考えるまでも無い、毒だ。すなわち男が用いた生物は、『毒蛾』。

青年がそれに気付いたのは、麻痺毒鱗粉が発射される、ほんの直前。
すぐさま鍔迫り合いを中断、後方へと跳ぶ―――が。

僅かに、間に合わなかった。このままでは自分は、間違いなくあの鱗粉を浴びる事になる。
そう判断した青年が取った行動。それは―――


「――――ハァッ!!」

鱗粉を、払うこと。
麻痺毒鱗粉が自分に到達する前、青年自身後方へと跳んでいる間。
その僅かな時間に青年は、自身の前方―――虚空を、鱗粉ごと薙ぎ払う。

その一閃は見事功を奏し、剣を薙ぎ払った風圧で鱗粉は霧散し、青年には届かない。
そして青年は無事着地、距離を取る事に成功する。

―――言うまでもなく、一連の行動は相当に無茶苦茶な動きだ。
並みの剣客には、真似しようとした所で不可能だろう。達人だろうと、凡庸な身体能力の者には成し得ないだろう。
それをこの青年は為した。これすなわち、技巧と身体能力。その併せ技。

<> 【御影切り絵】折り紙で折ったものの影を召還する <><>2011/08/12(金) 01:17:43.88 ID:glR1BlkZ0<> >>245
「そうですか…(えらく適当だな…)とりあえずあっちの方向に行けば町につくと」
【少し考えるそぶりを見せ顔を上げる】

(助かった、けどまだ安全じゃない。町の人間が必ずしも正常な人間とは限らない…)
(この目の前にいる人も…まぁ僕も言っちゃえば異能力者だし正常ではないんだけど…)

「ええどうぞ、僕に答えられることならなんでも」
【ずっとうつむいているところを見ると頭でよく考えるタイプのようだ。悪く言えば行動的ではないが】 <> 【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする<>sage<>2011/08/12(金) 01:24:31.31 ID:ORKBU7IT0<> >>248
おう、ちょっと遠いから気をつけろよ。
【と、補足にもならない補足を付け足す】

いや、そんな大した事じゃねーし俺が言えた事じゃねーけど、こんな時間に外出とか大丈夫なのかと思ってな。親的なもんとか、家的なもんとかな。
【と、それとなく相手に疑問を投げかける。服装が自分と似てて一般的な為に、相手を普通の一般人と思って聞いているようだ】
【町に来てからの数週間の間放浪という境遇の為、少年はまだ能力者と一般人の見分けが付いていないからである】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/12(金) 01:26:37.15 ID:amir8Miqo<> >>247

「………っ」

剣に掛かっていた重さが消えた。このタイミングなら逃さない――そう思った直後、並々ならぬ風圧が男へ襲いかかった
思わず目を細めるが、視線は青年を捉えたまま
しかしそれ故に、鱗粉が通用しなかったことを察してしまえた

「――…敵わないな」

そして男はゆっくりと構えを解いた
これ以上は命の取り合いになってしまう。男はそれを望まない

「レオン・ド・サルタナだ。良ければ名を聞かせてくれ」

猫爪剣を鞘に収めつつ言った。既に高揚していた気分は収まりつつある <> 【御影切り絵】折り紙で折ったものの影を召還する <><>2011/08/12(金) 01:32:51.51 ID:glR1BlkZ0<> >>249
「遠いかぁ…体力には自信ない…」
【見た目にもそんな雰囲気が出ている】

「うーん、こんな僕でも変われるんじゃないかと思って一人旅に出てみたんですけど心配されてるくらいならまだまだですね…」
(本当は能力に目覚めて周りから苛められて半強制的に追い出されたんだけど…)

【無理に出してる笑顔も勘の鋭い人なら目が笑っていないことがわかるだろう】

(いやな事思い出しちゃった…)

「   …まぁ…感謝します。おかげで目指す方向も定まったことだし」

【そろそろ歩き出すのか荷物を抱え直している】 <> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/12(金) 01:39:30.55 ID:VkXyBwYeo<>
【街のヴィヴィッドな光】【つまり色鮮やかネオンと人々の雑音が犇(ひしめ)く大通りを抜け】
【酒臭い汚物が広がり、薄汚れた襤褸を着た乞食が横たわり、野良猫が月に鳴く裏路地を進む】
【その先には緑が覆う公園の入り口があり、奥に進むと広い広場と噴水と錆びた遊具達】

「さぁテ……やはり外も暑い」

【人工的な光に溢れた大通りとは違い深い夜空に浮かぶ葉の月の淡い白銀の光が穏やかに照らす中】
【街灯に照らされるベンチに腰を落とす男性は白衣を抜き上半身を大気に晒しながら重く声を漏らした】
【その声は林から流れる夏の夜の僅かに冷える湿った風に運ばれて、静かな公園に溶け込んでいき……】

「が、ウチのマンションよりは大分ましなよデスよねェ」
「てか何なのデスカこの国は、喧嘩うる位に暑いですヨッ!」 <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 01:40:06.70 ID:RUzV2TXA0<> >>250

―――張り詰めていた空気が、和らぎ始める。
既に眼前の男は、得物を納めつつあった。…ならばこれ以上、打ちあう事も無いだろう。

青年は、別段戦闘狂という訳ではなかった。無論、武に通じる者として、強者との戦いは楽しい。
だが命を賭して戦わぬ場で、得物を収めた相手に対して剣を振るうほど落ちぶれてはいないのだ。
無論先程の青年の言葉通り――言い切ってはいなかったが――青年の道に立ち塞がるのならば、問答無用で斬り捨てる。

しかし、今はそんな場ではない。
同じく大剣を仕舞う。…男の名を聞き、少しの偶然を感じた。


「…『レオンハルト』。」

「『レーヴェ』と呼ぶ者も居る。…まぁ、好きに呼ぶといい。」

互いの名に、共通する言葉があった。
『レオン』―――すなわち『獅子』。以前、完全に自分と同じ名の戦士ほどではないが、これは少々驚きに値する偶然と言えよう。

まあ、だからどうというわけでもない。名前に共通する単語があったとして、それで何が変わるわけでもない。
故にその事には触れず、名乗った。…完全に自分と同じ名の戦士の時は、流石に少し反応したが。

<> 【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする<>sage<>2011/08/12(金) 01:43:41.38 ID:ORKBU7IT0<> >>251
……。そうか、頑張れよ。
【そんな励ましの言葉を相手に投げかける。ほんの一瞬、反応が遅れて】
【目の前の笑顔を見て、少年は、そのフードに隠れた宵闇色の瞳は、その表情の裏を読み取った】
【そして少年は読み取った上で――――何事も無かったかのように、軽く笑いながら言葉を返したのだった】

ま、旅だったってのは予想外だが、俺の心配が無駄に終わって良かった良かった。
んじゃま、気を付けて行けよー。お前はお前の歩むべき道があるから、な。
【なんてな、なんて付け足しながら、唯一足元に転がった一つの缶を広い、くるくると投げて遊ぶ】 <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/12(金) 01:46:44.71 ID:amir8Miqo<> >>253

「……!」

この男もまた、僅かに共通点への反応を見せた
かと言ってそれを話題に出すことはしない。その辺りの思考は少し似通っていたかもしれない

「承知した。…手合わせ、感謝する」

柄に手を掛けたまま、僅かに頭を下げた。そしてすぐに視線を戻す
ここまでのやり取りで青年が騙し討ちをする人格ではないと思っていたが、念の為である <> 【御影切り絵】折り紙で折ったものの影を召還する <><>2011/08/12(金) 01:53:48.40 ID:glR1BlkZ0<> >>254
「  …ありがとう」
【一瞬だけ笑顔を見せた後、隠すように顔を背ける】
【この少年、苛められたこととそれに対して何もできない自分によって人間不信になっており】
【唯一人以上の力を得ることの出来る能力もさほど強くない と自分を嫌っているのである】

(あの人…ああやってまた一人で遊んで楽しいのかな… 悪い人ではなさそうだけど)
 「 じゃあ、また機会があったら会いましょう。」

【相手が自分の内のこと気づいたのも知らず、自分にとっての幸せを探しに歩き出した】


/絡み乙ですー
/レス返し遅かったり文章下手だったりでしたが付き合ってくれてありがとうございましたー! <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 01:56:23.83 ID:RUzV2TXA0<> >>255

「…同じく、感謝する。」

青年も軽く、頭を下げる。
自分からはこの類の事はしない―――が。向けられた礼を返す程度には、青年は礼儀を弁えていた。
もっとも青年が無礼というわけではなく、いかに『礼儀』が重要であろうと、その『礼儀』に流されて己の意志を貫かないと言う事は断じてない、という事なのだが。


「…正直、驚かされた。」

「あの状況で毒鱗粉を散布するとはな。…少しでも気を抜けば、俺はあの鱗粉を浴びていたかもしれない。」

青年の言葉に嘘は無かった。
正直、間一髪に近かったのだ。コンマ一秒でも判断が遅れていれば、風圧で鱗粉を散らす事すら不可能だっただろう。

<> 【楽園乃実】≪Edens Apple≫ 幻覚を見せる機械で幻覚見せたり洗脳したりする<>sage<>2011/08/12(金) 02:01:40.95 ID:ORKBU7IT0<> >>256
【ぽーんと空き缶を空中に投げながら、去ってゆく後姿をじっと見守る】
【そしてその姿が見えなくなると、うーむ、と一人唸り、呟く】

……なんつーか、ちょっと俺らしく無かったか?
まぁ、人助けが出来たし、いいか。

【そんな少年のどうでもいい呟きも、フードで隠れた瞳と同じ色の宵闇に溶けていった】



/ありがとうございましたー!久しぶりでちょっと微妙な点もありましたが面白かったです! <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/12(金) 02:07:16.63 ID:amir8Miqo<> >>257

「………」

少しだけ意外だった
礼儀を弁えている点ではなく、嘘偽りの色がない感想を述べたことに対してだ
もっと冷淡に、そのままこの場を去るのではないか…というぐらいの印象だったのである

「…生半可な拘束手段は全て躱されると思ったからな」
「あれが一番確実に機動力を削ぐ方法だと考えた。…まぁ、それが通じなかったから白旗を上げた訳だが」

男の狙いは、初めから拘束だった
特に腕を封じることが出来れば…という戦略を立てていたのだ。敗北は、それを青年の身体能力が凌駕した結果である


/すみません、眠気がまずいので締めてもらってよろしいでしょうか <> 【剣帝】身体能力化け物、剣術超一流 @wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 02:16:29.39 ID:RUzV2TXA0<> >>259

「…成程な。」

「(……しかし………)」

とっさにそれを判断、実行できる人物は…実際、どれだけいるのだろうか。
少数である事は間違いないだろう。そしてそれは、能力の強さではなく…能力を有する人物そのものの強さだ。
その観点から見て、この男は…その能力もさることながら、本人も。男自身が強いのだろうと、考える。


――――さて。これ以上長居する必要も無い。
青年はコートを翻し、男に背を向ける。

「縁があれば、また会う事もあるだろう。」

「――ではな、レオン・ド・サルタナ。」

肩越しに振り返り別れを告げ、歩き出す。
あれだけの戦闘を繰り広げた後だと言うのに、その背に消耗は見られない。

―――青年は、修羅≠ヘ。この闘いを経てまた一つ、強くなるのだろう。
歩き去る背はやはり、感情が読み取れず。…そうして青年は、去って行った。

/了解、絡み乙&感謝ですー! <> 【獣皇武神】生物の部位を発現させ、その能力を最大限に利用出来る E:猫爪剣/不殺ナイフ<>sage saga<>2011/08/12(金) 02:21:33.42 ID:amir8Miqo<> >>260

相槌を打って、その背が見えなくなるまで見送った


/乙ありでした!
/すいません最後に1つ…開幕直後に回避不可の即死級攻撃…>>164ですね。これは気になっちゃったので伝えておきます
/こっちの能力を鑑みた結果ならごめんなさい
/お目汚し失礼。改めて、戦闘あざました! <> 【心訪創神】大体何でも生み出せる、ただし使い捨て。E:杖<>sage<>2011/08/12(金) 11:05:36.70 ID:H3mtYRNko<> 【昼下がりの公園】
【芝生が青々と茂った広場の一角に座り込み、地に突いた杖を握って体重を預ける少年が、一人】
【視線は傍らにダンボール箱と地に刻まれた淡く、白い光を漏らす図形の間を行っては戻りを繰り返していて】


「ふあ……発注分は後135個でぇ……」

【雲一つ無い空から差し込む眩い陽光に瞼を細めれば、半開きになった口から吐息が漏れる】
【要するに、眠いのだ。夏の暖気の中、風に乗って送られてくる一抹の涼がたまらなく心地良い】


「うぇ……も、ダメ」

【公園の柱時計が幾ばくかの時を刻んだ頃、遂に少年の心身は眠気に支配されて──ぼて、と意識ともども身体を、地面へ】
【遠目から見れば行き倒れたように見えるし、何かが詰まっているであろう段ボールの中身は放置されたままだ】


/使い回しですが、何でもどうぞ <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 11:38:31.99 ID:SziW+PeZo<> >>221

ですよねー

【苦笑を浮かべながら】
【格闘家のプロが言うなら間違いは無いのだろう、すっぱりと諦めた】

持病は持病だけど大した病気じゃないわ
男嫌い、その病気版みたいな物らしいんだけど……

【ピルケースには某Tなウイルスのアンプルのようなものも入っていた】
【遅効性・即効性で分けてあるのだ】

詳しく言うと――なんだったかな、たしかこの辺りにあったはずなんだけど

【パラパラと手帳をめくる】
【メモ翌欄に探していたページがあった】

えっと……
私の身体は脳内の恋愛物質が一定量を超えると身体のリミッターが外れるみたいなの
自分の力で身を滅ぼさないように無自覚ながらこの病気を発症してるみたいね
で、この薬は私の脳の恋愛を司る所に作用して分泌させるための物らしいわ

【つまり、リミッターを解除するための薬がそれということだ】
【なので普段は使わなくてもいいが、何か有った時のために持たされていたのだ】


……ん?
もしかしてこの薬飲めば私強くなれるんじゃない?


【人はそれをドーピングと呼ぶ】
<> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 11:38:55.64 ID:SziW+PeZo<> >>228
/一応返しておきました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/08/12(金) 11:42:50.70 ID:vZjS9ceIO<> >>263

「…男嫌い…?」

【これには意外そうに女は首を傾げた。そのような病気があると聞いたのは始めてである。】
【そもそも病気なのだろうか、とすら一瞬思ったが、しかし薬まで持たされているところを見ると歴とした病なのだろう。】

「……試しに飲んでみたらどうだ…?」

【この人もなかなか常識が無い。】
【そんなことを言い出した。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 11:50:12.18 ID:SziW+PeZo<> >>265

……怖いけどやってみるわ
何かあったらお願いね?

【緊張した表情でそういうとピルケースから一錠取り出し】

んくっ!

【水もなしに飲み込んだ】

……

【未だ効能は出ないらしい、もう少ししたら出るだろうか】
【怖いような、楽しみなような】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 11:53:54.05 ID:vZjS9ceIO<> >>266

「…ああ…」

【水を買おうかと辺りを見回していたがしかし、】
【それより先に少女は飲んでしまった。】

「……」

「…どうだ…?」

【恐々。】
【街を行き交う様々な人々は、彼女達には目もくれない。】
【恋人や家族など、それぞれ自分の世界に浸っていた。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 12:06:18.42 ID:SziW+PeZo<> >>267

…………

【頬が紅潮し始める】
【目の前の存在を見ていると胸が締め付けられるようで】

……白さん……いえ、白姉様……

【色々と危ない目つきになった】

ああ……何て素敵で優しい……
私なんかの心配をしていただけるなんて……

【おーい戻ってこーい!】
【と言わんばかりの目。危ない人以外の何者でもない。】

これが恋……いえ、愛なのですね!
お姉さま……

【完全に恋する乙女な雰囲気を全開にした】
【しなだれかかろうとする】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 12:09:17.35 ID:vZjS9ceIO<> >>268

「……」

【???】
【相手の様子を見つめていたが、どうにも変化は無いようだ。】
【いや―――――――――――】

「……」

【無言で右手で拳骨をかまそうとする。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 12:14:49.51 ID:SziW+PeZo<> >>269

【ゴチィン!!】

嗚呼……白姉様……これが愛のムチというやつなのですね……

【ぽーっとした表情、拳骨の当たった所を愛おしげに撫でて】

白姉様、ああ……なんて愛おしい……

【そっちの趣味がない人はただただ戦慄するしかないような雰囲気を醸しだした】
【右手に紋様が浮かび】

では僭越ながら私も愛のムチを!!

【鎖を射出した】
【身体の左側ギリギリを狙った攻撃】
【場合によっては洒落にならない傷を負わせるつもりなのか】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 12:22:10.51 ID:vZjS9ceIO<> >>270

「何を言っとるんだ何を…」

「…君と私は赤の他人だ…」

【当人にしてみれば冗談ではなく、本当なのだろうが、】
【彼女から見れば悪ふざけにしか見えないらしく。珍しくしかめ面していた。】
【拳骨で意識を戻させようとしたのだが、どうもそれは失敗したようだ。】

【すると、刹那の沈黙を持って異音。金属が擦れるような音が響いた。】

「っ!」

「ぐっ…!な…!!」

【左半身に鎖は直撃。女はもろに先端がぶつかった脇腹を抑え、】
【思わず相手を見つめる。この段階でようやく、どうにも厄介なことになっていることに気づいた。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 12:26:46.20 ID:SziW+PeZo<> >>271

そんな熱い視線を送られると照れるわ……///

【所謂愛の暴走状態と言う奴だ】
【目が完全に正気じゃない。ぶっ飛んでる。】

さあ白姉様!熱い抱擁を交わしましょう!

【鎖を引くと、今度は巻きつけるために振るう】
【突進――少女に言わせれば抱擁――しながらのため、躱すことは容易かもしれない】
【鎖に巻かれればそのまま引き寄せて抱き、避けられれば鎖をほうり投げて抱き寄せに行くだろう】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 12:34:04.53 ID:vZjS9ceIO<> >>272

「…おいおい…目が…」

【幸い、というべきか。深夜なので人は少なかった。】
【その少ない人々も、相手と自分の異様さを感じてか、】
【逃げ出すようにその場から離れている。】

「っ…零勁…!」

【バチーン】
【向かう鎖を左手で打ち払う。「氣」の付加が間に合わず、】
【軽い痺れを覚えた。脇腹の痛みもまだ引いておらず、軽く視界がぐらつく。】

「っとと!おいおい!」

「どうしたんだ急に…おーい…」

【向かって来る少女にとっさに構えをとったが、】
【しかし武力行使に転じるのを理性が歯止めをかけた。】
【それに、彼女はまだ状況を良く飲み込んでいない。】
【結果として、相手の突進をもろに受けることになり、】
【そのまま抱きとめる形になってしまう。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 12:45:08.18 ID:SziW+PeZo<> >>273

嗚呼、抱返してくれるなんて!

【ギュウウウウウ、と骨を折らんばかりに抱きしめるだろう】

愛よね、愛だわ、愛しか無い
朝はおはようのキスから始まって御飯も私が作るわ裸エプロンとかえっちなのは駄目だからね?でもどうしてもっていうなら恥ずかしいけどやるわだって愛しい白姉様の為だものその後は外でデートしましょう手を繋ぐのも一々確認を取る嗚呼なんて可愛らしい白姉様私が無理やり腕を取ると照れてそっぽ向いちゃうのよねでもそんなところも可愛いデートは映画がいいかな?ラブロマンス物なんて素敵よね主人公のラブシーンが羨ましくなってその暗がりの中でキスなんかしちゃったりしてああもう恥ずかしいけど大好きな白姉様のためならそんな事気にしない映画が終わって少し照れながら外でおしゃれなランチを食べて素敵な原っぱで一緒にお昼寝するんだけど寝ぼけて二人とも抱きあっているのよねそれを見てる人が恥ずかしくなるくらいラブラブしてお家に帰ると晩ご飯あーんし合ったり口移ししたりキャー恥ずかしい!でも嬉しい!ご飯が終わったら一緒にお風呂に入って二人のぼせるまでイチャイチャしるのよねそして夜寝るときも一緒のお布団でチューして寝る毎日なんて素敵なの!

【ピンク色の妄想を垂れ流しながら顔を近づけていく】

さあまずはキスから始めましょう///

【キスするつもりだろう】
【見た目以上の力で迫る】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 12:56:07.15 ID:vZjS9ceIO<> >>274

「……ふむ…いだだ…」

【相手を抱き寄せ、落ち着かせる様に背中を撫でながら女は思考した。】
【なるほど「病気」である。「病気」だ。病気で「異常」だ。】
【しかしそれが薬を飲んで起きるとはどういうわけだろうか。】
【普通なら異常を抑えたり中和したりするためなのだろうが…と、彼女は考えたがそもそも分かるはずもない。】

(……真後ろの…コンクリの壁…)

(…あれを使うか…)

【生命の源…躍動する身体の源流である「氣」。】
【体内で今もなお燻るそれを練り始める。ゆっくりと、精度と密度を高めながら、少しづつ女は練氣した。】
【相手にも、それが「見えない何かが顕現しそうになっている」という形で直感的に分かるかもしれない。】

「…ストップだ。遊宮。」

「…待ってくれ。私も心の準備がいる。」


「…―――――――――――目を瞑ってくれないか。」


【真顔で迫る接吻に対してそう言った。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 12:59:54.99 ID:SziW+PeZo<> >>275

(何か感じる……何かが出てきそうな……)

(!)

(こ れ が 愛 な の ね ッ !)

【                   】

もうなんて可愛い白姉様……!
分かったわ、はいっ

【無邪気に目を閉じた】
【もじもじ、とする仕草は本当に恋する乙女】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 13:06:02.15 ID:vZjS9ceIO<> >>276

「ああ。すまんな…それじゃあ…」

【相手が目をつむるのを見て、女は言葉を呟く。】
【それから徐に、ゆっくりと相手の額に唇を…ではなく、左手を当てがい…】

「歯を―――――――――――くいしばれっ!!」







【ダアン!!】
【零距離で相手の額に「氣」を流し、その衝撃で真後ろに吹き飛ばそうとした。】
【後ろには硬質なコンクリートの壁。全身をぶつけさせ、意識を飛ばさせようとしている。】
【…なかなか容赦無い。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 13:11:15.81 ID:SziW+PeZo<> >>277

――あれ?私何を……

【効果が切れた】
【目を開けると額に左手があてがわれ】

!?

【ドゥンッ!】
【後方のコンクリートの壁に思い切りぶつかった】
【一般人レベルまで身体能力が戻っていたので緊急回避も何もあったもんじゃない】


【もし身体能力が強化されている前提で打ったのなら……何処か怪我していてもおかしくはない】
【ドサ、と身体を倒し気絶した】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 13:14:19.53 ID:vZjS9ceIO<> >>278

「……よし……」

【片手でガッツポーズ。もろに氣を流し、そして相手を吹っ飛ばした。】

「…ほら、起きろ。」

【近づき、べちべちと頬を叩こうとする。】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】<>sage<>2011/08/12(金) 13:38:26.91 ID:kcGaaA4AO<> >>279

う……

【うめき声と共に目を覚ました】

……あれ、私……

【呟きと共に先程までの記憶が蘇る】


ご、ごめんなさいっ!!

【深々と土下座】
【全く予想しなかった展開だった】


/次レス遅れます! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 13:44:41.73 ID:vZjS9ceIO<> >>280

「…いや…いい。」

「あの薬は…飲むなよ。」

【また少女が豹変すると考えると怖い。女はいやな想像を振り払ってから忠告した。】

「私は…もう行く。」

「宿はこれで取るといい。…それじゃあ…」

【頭を下げる相手を起こそうとし、ぱさ、と相手に紙幣を握らせてから女は言った。】
【それから踵を返す。このまま何もなかったら、やがてその姿を闇に消すだろう。】


/了解です! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage<>2011/08/12(金) 14:09:29.24 ID:H3mtYRNko<> >>262
/実はまだ募集していたりします <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/12(金) 16:12:13.60 ID:b5ZBfX1bo<> >>160
【こちらの自慢話を無視して歩みを進めてくる相手。こちらの話の意味がわからなかったわけではあるまい、つまりはその上でも勝つ気であるということだ】
【単純に今のオカルトチックな話が信じられなかっただけと言う事もあるが、どちらにせよまだまだ喧嘩は続きそうである―――良きかな】
【鼻からぼたぼたと垂れる鼻血を右親指でツッと払い、直ぐにまた垂れてくるが何もしないよりかはマシである。折れた部分がジンジンと痛みを生産している】
【無防備にも真正面から間合いを詰めてくる相手を見て女性はどう料理してくれようかと思索を巡らしていたが、そろそろ決着を着けないとまた痛い思いする予感がし】

「えぇ、凄いですとも」

【諦めが悪い相手に苛立ちを覚えながら睨みを利かし、こちらからも二歩歩み寄って距離をぐっと近づけてガンを飛ばすかのように顔をグイッと近寄らせようとする】
【ハッキリ言えば実は剣術以外の戦闘術、つまりは殴りなどの点では特段特別な技術があるわけでもないので先程の酔っ払い男との殴り合いの時点で両拳とも痛んでいた】
【折れていなかっただけ不幸中の幸いである。普通素人が誰かの顔面を殴れば簡単に指の骨を折ってしまうものだ。そこら辺はやはり戦士の素質やら経験やらが功を成したのだろう】
【ただ、相手はこちらが倒れるまで戦意を燃やし続けそうであるし、こちらも戦意喪失をしなければ倒れることも可能性としては少ないので完全なる泥沼試合が目に見えていた】

【とりあえずは牽制。既に殴られ蹴られをお互いに繰り出しあった中で今更牽制したところでどうなるところでもないとは思うが、出方を探るほかになかった。カウンターを食らうのは懲り懲りである】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/12(金) 16:17:50.53 ID:SziW+PeZo<> >>281

……はい

【泣いてもいいかなこれ、と半分思いつつ頷く】
【リスキー過ぎる能力だ(悪い意味で)】

ありがとう、何時か必ず返すわ

【闇に消える姿にそう言った】


よし、めげてないで先ずは住む場所の確保ね!

【元の世界でもずっと宿に泊まったりするとお金がいくらあっても足りなくなってしまう】
【まずは何処か無料で泊まれる場所を探そうと決意】

(……でも今日は贅沢だけど宿に泊まろう)

【色々疲れたからだった】

/絡みおつありでした!
/お待たせしたり凍結していただいたりありがとうございました……! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 16:30:46.09 ID:vZjS9ceIO<> >>284
/乙でした!
/楽しかったです! <> 【蟇弧護法】<>saga<>2011/08/12(金) 16:52:32.13 ID:2QlcL2lf0<> 【街の中の公園 (夕)】

「せいっ…、せいっ…」(能力が無ければ毎日振るえないな…)
【まだ気温が高い夕暮れ時、空が赤く染まってきて遊んでいた子供たちが家に帰り始める頃、一人の青年がいた】
【見た目はさながら知的な顔の大学生、そんな容姿に似合わず青年は革の鞘に覆われた剣を振るっていた】

「せいっ…、せいっ…!」(暑い…夜にするべきだった…)
【どんどん空が蒼くなっていく中、青年は小さな公園で弱弱しい声をあげていた】

/殺し合いの場合、危険になると逃げるのでご了承を <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/12(金) 18:23:25.94 ID:2QlcL2lf0<> >>286
再募集 <> 【銃王】<>sage<>2011/08/12(金) 18:56:21.84 ID:3BRjnIhIO<> >>283
ぐっ、と2人の顔が近くなる
フードの下に見えたのは、黒い眼帯と――不思議な色の瞳。
…そして女性のような、顔立ちが伺える

「―――……(コイツ…女か?)」

今更、かもしれないが、男はようやく喧嘩相手の性別を把握した。勿論、これで手を引くことはできないが

喧嘩なれしてないのは、こちらもまた同じ
既に利き手である右の拳で力の限り二回も、女を殴ってしまっている。
酒の効果か興奮によって痛みを忘れているのか分からないが、軽い捻挫のようになっていた


「―――……っふん!!」

…拳が使いづらいのならば、他の部位を使えばいい
男はそんな単純思考に従って頭を後方へ引き――頭突きを繰り出した
身長差が少し(8〜9cm程度だが)あるためか、やや上からの、最短距離での攻撃だ
…が、予備動作が入ったため、躱すのは割と簡単かもしれない <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/12(金) 19:26:55.26 ID:b5ZBfX1bo<> >>288
「…………」

【無言のままの睨み合いが少しの間だけ続き、周囲の野次馬改め乱闘者たちも思わず横目、または観戦するようにそこへと視線を向けその成り行き、結果を楽しもうとしていた】
【依然、怒号飛び交い敵意交差する状況は続いているものの元凶である女性がまた別の男と火花を散らしているとなれば当然注目を集めるものである】

【女性は相手が次にどんな手を使うかは想像することなど出来ないが、相手の挙動や動作などを見て次なる一手が何であるかなど容易に予測できるものだと考えており】
【やや下から見上げがちな睨みとはなっているが女性にしては高身長なためか十分な威圧感は放っているだろうと思っているし、上目遣いというのは一見聞こえは良いがこの上目遣いは最悪である】
【そして、相手の挙動――頭を後ろへと振り被るような動作、そこから察することが出来る動作と言えば―――勢いを付けての殴り―――か。と凄まじく的外れな予想を立ててしまい】

「―――……ッ!!」

【この距離での殴りよりも先に攻撃を繰り出す方法を直感的に、はたまた反射的に考え付き自分も頭を後ろへと若干振り被らせ―――目の前へと放つように振るい―――】

【―――つまり、この女性も頭突きをかまそうとしたのである。それも相手が全力で頭突きをしてくるというのを予想しておらず、気が付いたときには既にとめられない勢いであった】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 19:32:14.61 ID:vZjS9ceIO<> 【公園の入り口=z
【暑さからか、あんまり人がいないこの場所に、一人の人物が来ていた。】
【特にやることもないのか、ブラブラその辺を歩きながら辿り着いたという感じてある。】

「……放浪6日目」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…会えそうも無いな…ま、いい。」

「…時間はたくさんある。」

【何か考え事をしながら、独り言を呟いていく。】
【誰にいうでもない言葉は、風に流されて消えた。】
【改めて意識をこちらに戻し、そして公園をくまなく見渡してみるとそこには―――――――――――】


/なんでも対応 <> 【銃王】<>sage<>2011/08/12(金) 20:12:05.37 ID:3BRjnIhIO<> >>289
―――頭突きの直前まで目を瞑って衝撃に備えていた男
当然、同じ行動をとった女には気づかず――予想外過ぎる衝撃に後ろに仰け反ってしまった

「……っがぁ………」

情けなさ過ぎる声とともにぶっ倒れ、そのまま大の字に寝っころがる
女がどうなったかは分からない。ただ意識は半ば闇の中

額からは割れた皮膚から血が垂れている
頭蓋骨に損傷はないようだが…


「へっ……俺の、負け………か…」


肺の中に僅かに残った息を吐き出し―――……苦笑いを浮かべながらぽつりと呟いた
恥ずかしい、というより悔しい。そんな感情を抱きながら、瞼を閉じていく



男はそのまま、意識を失った
<> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 20:13:43.23 ID:ps+oVe2no<> 【広場】
日も落ち、世界が闇に沈む頃...

"なんでも修理屋"と手書きで書かれた木の板を片付けている少女。

この店は無機物限定で原形を留めてさえいれば魔法でその物品を修理してくれると言う物。最近この少女の魔法の効力が上がった為に開いた店であった。

料金は一律200、良心的である。

剣と楯を持ち、頭には三角帽子。黒い半袖ジャケットに白のインナーという奇抜な格好。

でも最近この広場ではこの少女は名物となっている。

「今日は5200も...これならちょっと贅沢出来るかも!」

修理屋で儲けたお金を財布にしまい、剣を取り出す。

「さて、訓練初めますか!」

剣が月光を浴びて銀に輝く。

「やッ、ハッ、せい!」

小気味よく剣が降られ、独自の空気を切り裂く音が辺りに響き渡る。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 21:12:06.94 ID:KN5JE8tH0<> >>292
「いやあ、やっぱこの猛暑の中だと売れるな」

【一人の青年が、広場の中へと入ってくる】
【不良並に目付きの悪い青年だ】

【青年は、左手にカキ氷を持ち、右手のスプーンでしゃくしゃくとそれを食べながら歩いていた】
【青年の背中には大きめのリュックサックが一つ】

【そしてそのリュックサックには、小さくこう書かれていた】

『カキ氷売ります、一個100円』

「さーて、そろそろ帰るか」

【青年は、満足気に笑いを浮かべながら、剣を振る少女に気付く様子も無く】
【そのまま広場から立ち去ろうとしている】 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 21:12:49.28 ID:KN5JE8tH0<> >>292
/って時間確認してなかったぁぁぁ!!まだいらっしゃるでしょうかっ? <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/12(金) 21:15:00.86 ID:b5ZBfX1bo<> >>291
【―――ガッ】

【別に誰かがお決まりの言葉を言った訳でもないのにそんな音が衝突した瞬間に脳中に響き渡り、それは心臓の奥深くまで低温として伝わった】
【堪らず歯軋りをして激痛を堪えようとするがそれよりも一瞬にしてまたもや真っ白になる視界と急速に遠のいていく意識が心配であった】
【しかし、自分は決して体調、つまりは行動能力を失わない体質である以上血流が衝撃で止まったりすることはなく、意識も消えかかる限界ギリギリで保たれ続ける】
【いっそのこと気絶してしまった方が楽な気もするがそれは叶わない話であり、それに今この場で気絶なんてする気は一切なく】

「グッ……ぁ……つぅー……」

【記憶やら意識やらが脳味噌の中でスクランブル交差点のように目まぐるしく行ったり来たりし、時折激痛が混ざってお祭り騒ぎを繰り返す】
【右手を額に当てて何とか意識を立ち直らせようとするが中々うまくいかず朦朧とした意識ばかりが体を支配し、直ぐには勝利の実感を感じにくいと思えた】
【周囲では騒動の中心の勝敗が決したことにより更に乱闘騒ぎが苛烈さを増していき、夜がまだまだ長いものであることを明確に指示している】
【ふらっと右足が後ろへと勝手に一歩下がり倒れそうになる体を支える。既に2、3回は気絶してもおかしくないダメージが蓄積しているためかなり厳しい状態】
【とりあえずは急いで借りている宿に戻りそこで寝た方がいいと判断し、急ぎ足で酒場を出ようと歩き出すが――倒れているガンマンが視界に入る】

「……騒ぎが収まる前に帰った方が良いぞ。酒場のオーナーがそろそろやって来るかもしれない」

「アディオス、ロミオ」

【眉間にしわを寄せて痛みを耐えるかのような苦痛の表情しつつ気絶している相手に聞こえるはずもない言葉を言い放って歩みを再開させる】
【なんだかんだでウィスキー代やら修理代などを全然払わずに酒場を出て行こうとしているのだ。喧嘩してしまったのだから利用しようと言う魂胆であるらしい】
【おぼつかない足取りでボロボロになっていく酒場を後にし、酔いと痛みによる頭痛を押さえながら夜の街へと消えていったのだった――最悪の夜であった】


/長期にわたる絡み乙でしたー!喧嘩楽しかったです! <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 21:30:16.18 ID:ps+oVe2no<> >>293
「...?」

突きの体制のまま少女は動きを止めた。

気配、背後を振り向くとそこには目つきの悪い青年がいた。

「これは...。」

厄介事は嫌いなので広場の端へ、距離は更に離れる。

カキ氷の文字は見えたが『売ります』まで見えなかった。

見えたとしても彼女はストイック故買う事も無いだろう。

「!」

閃いた。

「雷雲操りし雷の帝王、闇切り裂きし光の剣なりて力を顕現せん!魔法剣パグナ!」

晴天にも関わらず雷の音、直後に少女の剣に眩い雷が纏われる。

その光は広場をくまなく照らし出すだろう。

/気がつくのが遅れました! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/12(金) 21:32:40.41 ID:vZjS9ceIO<> 【公園の入り口=z
【暑さからか、あんまり人がいないこの場所に、一人の人物が来ていた。】
【特にやることもないのか、ブラブラその辺を歩きながら辿り着いたという感じてある。】

「……放浪6日目」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「……」

(…そういえば…最近型打ちというものをしてないな…)

【例えばこの前会った青年などは、昼の暑い時間帯、】
【太陽からの燃えるような熱にもめげずに型を打っていたし、】
【彼女が探すとある人物もまたそれに習っている。】

「……」

「…約二年ぶりだ…」

【ズシーン】
【傍らの大木を見つけて、そこに向かって掌をぶつける女。】
【踏み込みながら同じ動作を繰り返し、何度も何度も木を打つ。】


/ちょっと改変!
なんでも対応 <> 【銃王】<>sage<>2011/08/12(金) 21:34:44.83 ID:OB0Oj7duo<> >>295
/絡み乙ありでしたっ!自分も楽しかったです!

女が酒場をあとにしてから、数分後…
未だ収まらないし喧騒の中男は瞼をゆっくりと開けていった

「―――……ってぇ…」

意識の覚醒と共に痛みも感ずるようになって来た
腹と拳と頭が同時に悲鳴を上げ、苦痛におもわず声が出てしまう

「はぁ…ったく」

「慣れないことは、やるもんじゃねぇな…」

頭を抑えながらぐっと上半身たまけ起こし、辺りを見回してみる
野蛮な客人どもが殴り合ったり酒を飲みあったりぶっ倒れたりしている

「……帰ろう」

2人の喧嘩を見物していた数人が、男に何か声を掛ける…が、男はそれを軽く手を掲げるだけでスルーする

ガンマンもまたフラつく足取りで立ち上がり、喧嘩をあとに去っていった…


<> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 21:43:59.91 ID:KN5JE8tH0<> >>296
【ふんふん、と小さく鼻歌まで歌い出し】
【公園の出口に足を踏み入れた時】

「…!?」

【雷の音、ピカッと広場が明るく照らされる】

【青年は、驚いてきょろきょろと辺りを見回し】
【雷を纏った剣を持った少女を見つけると】

「お、おいおい、何だよ?」

【少し焦ったような早口で言った】
【人間は、未知の物に遭遇すると混乱するのだ】

/こちらこそ遅れてしまい申し訳ない!! <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 21:50:05.91 ID:ps+oVe2no<> >>299
「やっぱり、落雷は受け止められなくても剣から雷を放射したら魔法剣が出来る!」

満足そうに剣を振り回すと、近づいた辺りの金属に雷が飛んで行く。
そう、目つきの悪い青年が進入して来た事を忘れたようだ。閃きの力は凄い。

「?」

放電の音で良く聞こえなかったが、確かに人間の声がした。

少女は剣を掲げ、その声の主を探す。見つけるのに時間は掛からなかった。

「あ、すいません...」

急いで剣を地面に突き刺し、電流をアースさせると、申し訳なさそうにお辞儀した。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 21:55:49.75 ID:KN5JE8tH0<> >>300
「…は?」

【いきなりの電波発言に、ぽかんと口を開ける】
【いや、だが実際に雷を剣から放出しているわけだから、電波ではないのかもしれない】

【つまり魔法使い?剣士?魔法剣士?】

「(世の中広いな…)」

【ぼんやりとそんな事を考えていた】

「あー、いや、うん、別にこっちに攻撃してこなけりゃいいんだ」

【うん、と頷きながらそういうと、カキ氷を一口食べ】

「ってかあんた、能力者か?魔法使いにも剣士にも見えるけど?」

【容姿やさっき起こした雷、さらに持っている剣と盾】
【色々混ぜた結果みたいな少女、という第一印象だ】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 22:03:53.85 ID:ps+oVe2no<> >>301
「あ...」

自分の喜びの叫びが聞こえていたようで、羞恥を感じ赤面する少女。

相手の青年が口を開けている理由は推測しかねるのだが。

「初対面の人にいきなり攻撃を仕掛ける人なんているんですか?」

少女は剣と楯を腰元へ収める。

「私は戦士ですよ?」

極当然の事のように言い放つ。

「まぁ...細かくジャンル分けするなら魔法剣士?」

「いや、やっぱり戦士です。」

相手の青年は能力者の言葉を知っているようだ、つまりはそういう事だろう。少女は二三度頷く。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 22:06:31.72 ID:KN5JE8tH0<> >>302
「仕掛けない奴もいれば仕掛ける奴もいるってだけだ」

【ため息をつきながらそう言った】

「…」
「個人的なイメージとしては、戦士は魔法があんまり使えない脳筋キャラって気がするんだけど…」
「ってか、戦士は普通男じゃないか?」

【ドラ○エみたいなゲームでしか戦士を知らない青年は】
【あくまでイメージとしてそんな事を言った】
【地味に失礼な事を言っているのにも気付いていない】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 22:12:13.02 ID:ps+oVe2no<> >>303
「...」

通り魔、異常人格、つまりそんな連中はこの能力者と遭遇する確率の極めて高いこの街にもいる、そういう事であろう。

「の、脳筋...」

直後、胸を撃ち抜かれたような(精神的)衝撃を受けた。

「女で戦士って悪い...ですかね。」

少女自身一番気にしている事であり、故に声音が低くなっている。

三角帽子を目深に被り直す。



この街に来る前、似たような事を言われてあえて魔法使い風の格好にしているのだ。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 22:18:47.49 ID:KN5JE8tH0<> >>304
「え?あ、すまん」

【意外と相手を傷つけてしまったようなので、急いで謝る】
【が、どうにも適当な感じがする】

「いや、まあ、悪い良いっていうか、男の方が筋力は付きやすいだろうし」
「戦士として戦うなら、男の方が効率っていうか、強いんじゃないか?」

「あっ、でも女でも、剣扱えて魔法使えれば、十分だと思うぞ」

【相手がまた落ち込みそうなので、慌てて付け加えた】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 22:27:31.96 ID:ps+oVe2no<> >>305
「え、いや...いいですよ。気にしないで。」

どこか無責任な謝罪だが至極どうでも良い事、少女にとってはだが。

「力技で戦うならまだ半人前ですよ。」

と、半人前の戦士が語る。

「例えばアニメとかでみる鍔迫り合いとか剣の切れ味を落とすだけですし後の展開を考慮すると攻撃は受け流した方が相手に隙が出来ます、しかも受け流しは力を要しません。」

「剣を振る事に力は3番目、1に戦う意志、2に体の捻り。体の捻りを用いたら腕力なんて体して必要にならないんですよ。」

つまりは...

「力が無いなら戦術で補えば良いんです、はい。」

熱弁を振るう少女、何処か悔しそうである。

実際剣より魔法を使う方が多いのは確かである。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 22:38:20.16 ID:KN5JE8tH0<> >>306
「ん、そうか」

【こちらも対して気にしていないような声色だが】
【実際、それなりに気にしている。悪い事言っちゃったかなーとか】

「へぇ、戦術か…」
「でも、本当に力技で戦ってる奴は少ないと思うぞ?やっぱり、どこをどう攻撃するとか、次の次の次の手はこうとか、そんなの考えないと攻撃は当たらない訳だし…」
「戦術だけってのも、一人前とは呼べな………」

「いや、でもほらあれだ、力を補えるだけの戦術があれば大丈夫だな」

【かなり苦しいフォロー】
【商人をやっているからだろうか、なんとなく現実的に考えてしまう】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 22:48:41.78 ID:ps+oVe2no<> >>307
「思考を巡らしている時の行動には0.3秒のラグが発生するんです。」

戦術しかない彼女に戦術への否定は彼女の戦士としての在り方への否定、故にその信念を容易に曲げる訳にはいかない。

「考えないのは問題ですが...思考する時間を作るのも必要な事。」

だが、やはり力の無さは今までの戦闘で顕著になった決定的弱点だ。

この世界には超人が多過ぎる。

「だからこその魔法です、多種多様な魔法は戦略に幅を与える。」

突如少女の足元が隆起し、少女は空高く飛ぶ。

そしてすぐに着地。

「今のは地の魔法、今くらいの高さからの斬撃は怪力といえどもこの運動エネルギーは相殺しきれなかったです、経験なのです。」


だが隙は大きい、だったら雷でチクチク削った方が良い気もする。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 22:55:57.05 ID:KN5JE8tH0<> >>308
「へえ、そうなのか」

【関心したような声をあげる】
【0.3秒というと、常人ではどうでもいいのだろうが、剣士にとっては0.1秒でも勝負が決まるのだろう、多分】

【突如出現した隆起、何だ何だと驚いている内に少女は跳躍】

「ほ、ほお、なるほど…」
「(普通に脳筋レベルじゃねーか…)」

【冷や汗をかきながら、心の中でそう呟いた】

「ってか、そこまでの魔法使えるんだったら、普通に剣使わずに、魔法で戦った方がいいんじゃねえか?」
「剣ぶんぶん振り回すよりかは、遠くから攻撃した方が楽だろ」

【地雷は踏んでないよな、と少し慎重になりながら提案した】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 23:02:51.71 ID:ps+oVe2no<> >>309
「ええ、偉い人が言ってました。」

詳しくは覚えていない、ともかく一瞬の判断の連続に思考を挟む間はあったり無かったり。

「まあ確かに...」

水の塊が少女の手から放射、それは広場の中央で停止。

「魔法でチクチクやるのも良いんですけど」

その水の塊を目掛けて落雷、水は電気分解される。

「剣は相手にスキを作るのに役立つんですよ?」

更に電気分解により姿を消した水の辺りに火炎が飛ぶ。


大爆発が発生する、水素爆発と言う奴だろう。

「うん、確かに魔法が主力です。剣を回避させている間に雷落としたり。」 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 23:06:34.22 ID:KN5JE8tH0<> >>310
「(誰だよ偉い人)」

【ツッコミ】
【だが口に出すとまた面倒な事になりそうなので、苦笑しながら台詞を心の中にしまいこんだ】

「ん?」

【水やら電気やらを出す少女をしばらく眺め】

「………」

【爆発に驚愕、呆れたように口を少し開ける】

「ってか、火球でも回避させてる雷落とせばいいじゃん」
「まあ、剣と魔法で戦うのに慣れてるんだったらそれでいいと思うが…」

「あと、夜だとしても広場で爆発は起こすなよな、うん」

【思い出したように指摘した】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 23:15:08.57 ID:ps+oVe2no<> >>311
「水素爆発ですね、水を元に雷で電気分解。HとO2に分離。火を用いて水素の爆発性+酸素の支燃性で大火力を出すって言う。」

威力、範囲共に申し分無いが、いかんせん発動が遅いのが難点。

「貴方は剣になんの恨みがあるんですか...」

どうしても剣の利点を上手く解説出来ない、悔しい、もどかしい。

まあ、浪漫なのだが。

「むしろ夜だからこそ爆発はまずいんだと思います。」

突っ込む所が違います。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 23:19:18.32 ID:KN5JE8tH0<> >>312
「…ほ、ほぉ」

【科学と魔法が合わさるとこうなるのか、と少し関心】

「いや、剣に恨みっつうか、絶対にそっちの方が早いだろ…」

【如何せん、青年は魔法に対しての知識が少ないので】
【魔法でだいたい何でも出来るような気がするのだ】

「ならおめーは真昼間にそこら中で爆発起こしてんのか」

【そもそも爆発自体が駄目…なはず】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 23:26:05.47 ID:ps+oVe2no<> >>313
「まだ魔法の力が弱かった時によく使いました、魔法+科学の力は凄いですよ。」

と、少しばかり胸を張ってみる。

「魔法はですね、イメージの固定から魔翌力の抽出、具現に至るまで案外大変なんですよ?」

その割にはポンポン魔法を撃ち出していたのは気にしない気にしない。

「普段は森で魔法の実験をしています。そりゃ仕方なく街中で爆破する事はありますけど...」

どんな時だよ、などと聞いても無駄である。

頭が良いのか悪いのか良くわからない少女である、まあバカと天才は紙一重と言う位だから... <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 23:29:08.38 ID:KN5JE8tH0<> >>314
「便利だなあ…いや、この魔法の威力が発展途中なら、恐ろしいな」

【こいつは絶対敵に回さないほうがいいな、と知った】

「……つまり?」

【まったく分からんですたい】
【クエスチョンマークを浮かべながら聞いた】

「お前、やりすぎると警察に追っかけられるハメになっから、少し自重しとけ」

【困ったように頬をかきながらそう言った】
【青年の持っていたカキ氷は既にただの水になっていた】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 23:37:24.67 ID:ps+oVe2no<> >>315
「発展途中ですか、確かに此処に来てから異様な速度で魔法と剣の腕が上昇していますね。」

成長能力、と言う事だろう。

「つまりはですね」

頭を捻って考える、どう説明しようか。

「頭の中でどんな魔法をどういう風に出そうか考えるんです、それから...それから...」

詰みました、魔翌力の放射に至っては天才的な才覚を持っているせいで感覚で出来てしまうからだ。

「そのイメージを魔翌力に固定して...うん。」

うん。と言われても困るだろう。
ともかくこれが最上級の答えだ、曖昧な虚無に言霊の神秘を込める。それが魔法。ある種の哲学かもしれない、それは六鬼神道通りても解らぬ者には解らない。

「案外問題無かったり、はい。」

魔法を使ったパフォーマンスとかで案外黙認されている。 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 23:42:15.31 ID:KN5JE8tH0<> >>316
「つまり、もっと凄い魔法が使えるようになるかもってことか」

【いずれ魔王にでもなるんじゃないだろうか】

「…な、なるほど、だいたい分かったぞ」

【つまり、魔法が出せる、っていう事だろう】
【これ以上、相手も説明できなさそうなので、こくこくと頷いてわかったフリをする】

「嘘だろ!?最近の警察は一体何を……!?」

【驚き】
【いやだって、普通、街中で爆発させれば、警察がすっ飛んでくるはずだ】
【もしかしたらそれすら魔法で吹っ飛ばしているのかもしれない】
【と酷い勘違い】

「お前、結構怖いな」

【勘違いをそのまま口に出した】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/12(金) 23:48:59.44 ID:ps+oVe2no<> >>317
「そうですねえ...今なんか比較にならない位の魔法を。」

「その内世界征服とか出来たりして(笑)」

冗談に聞こえないのが恐ろしい所である、世界征服する気など微塵も無いが。

「お、解りましたか!」

凄い自己満足を感じた、言いたい事が伝わるとは気持ちの良い事である。

「何驚いているんですか?」

この街の警察などは実害のない事には関与しないのだろう、なにせ能力者による大量殺人が普通なのだから。

「...何か勘違いしてませんか?」 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/12(金) 23:52:19.08 ID:KN5JE8tH0<> >>318
「…お、おう、そうだな」
「(嘘…だよな)」

【少し、いや、かなり怖い】
【っていうか、何のリスクも無く水素爆発起こせる時点で村一つは余裕なんじゃないだろうか?】

「超分かった!」

【ここで『じゃあ説明してみろ』とか言われたら黙り込むしかない】

「…いや、驚いてないぜ」

【警察を吹っ飛ばすのが普通とは、まさに魔王のたまg…】

「え?警察を爆発でフッ飛ばしてるんじゃねーの?」

【そんな発想が出来る青年の方が駄目である】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/13(土) 00:00:27.04 ID:Gjd4rFC7o<> >>319
「力の為にもまだまだ修行を積まないといけませんね!」

次期魔お...一人前戦士の修行は続く。

ただ少女は最強を目指しているだけである、だから悪事には興味は無い。

そう、今の所は良い少女である。

「え、いや、でも...」

何かを言おうとしたが、口を閉ざす。

そんな事言ってたらしまいにゃ本当に魔王になりますよ?

「は?」

やはり相手は大きな誤解をしていたようだ、誤解の種は此処で刈り取っておこう。

「いや、そんな事しませんよ!」 <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 00:04:12.01 ID:D7CtG7XA0<> >>320
「…」
「いや、今のままでも十分強いし、俺なんか歯が立たないぐらいだから」
「少し女の子らしく料理でも学べばいいんじゃねえか?」

【修行されると、いずれ"仕方なく"街を吹っ飛ばしそうでちょっと怖い】
【適当に修行中断の提案をしてみた】
【かなり無責任な感じはする】

「………」

【物凄い疑いの目で少女を見つめると】

「あ、じゃあ俺帰るわー」

【棒読みでそう告げた】
【そしてゆっくりと相手に背中を向けると、少し早歩きで広場から立ち去ろうとする】
【今なら、呼び止める事は容易だろう】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/13(土) 00:10:49.94 ID:Gjd4rFC7o<> >>321
「フッ、これでも私は料理くらい出来るのですよ。」

注:薬草料理です。

「いや、今の私では歯も立たないような強者と幾度となく戦ってきました。だから彼らを超えて最強になるまで私は...剣を棄てない。」

その時、少女の周りに視覚化される程の覇気が一瞬だけ放たれた。

決意。

「って、なんですかその目は。」

なんか疑われているような気がする。

「あ、さよなら〜。」

来るもの拒まず去る者追わず。
そんな彼女の精神が垣間見えるだろう。

「私も行こう、今日は何処に泊まろうかなぁ♪」

青年とは反対方向に去っていった。

/絡み乙&ありがとうございました! <> 【警戒口調】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 00:15:11.07 ID:D7CtG7XA0<> >>322
「そ、そうか、ならいいんだ」

【ため息をつきたくなるのをどうにか堪え、首を縦に振った】

「おお、頑張れよ」
「(最強になったら何やるんだろ)」

【少し不安を覚えながらも、広場の出口へと足を進め】
【そのまま、大通りの暗闇へと消えた】

/絡みありがとうございました! <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/13(土) 00:22:37.26 ID:yyUVBEvQo<>
【天一面に広がるは墨の様に純粋な闇、ポッカリと浮かぶ満月が美しい夜の事です】
【人々の雑談の音が入り混じり色鮮かなネオンが満ち溢れる大通りから外れた所】
【胸を突く様な匂いが漂い紅い液が零れる道をチュウチュウと鼠が走る狭い裏通り】
【黒に違い青色のシルクハットとタクシードをきた少女が奥の奥でペタリと座り込んでいました】
【薄紅色の口元からの小さな声は湿っていて少女は何か丸いモノを抱き抱えながら】
【深く帽子を被っていて隠された瞳からは水滴が流れ、その様子はとても悲しそうでした】

/寝落ちする可能性ありですが <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/13(土) 02:06:03.26 ID:VzZwOgzv0<> >>324
/まだいたりします? <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/13(土) 07:58:59.73 ID:yyUVBEvQo<> >>325
/ええ、寝てましたともええっ
……ごめんなさい <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 10:59:28.21 ID:vSzM1/RMo<>
……どうしようかな

【街を歩きながら考える】
【これからどうしようか、という問題だ】

お金もあんまり使えないし、取り敢えず増やす方法を探さないと駄目かしらね……

【今は事実上ホームレス】
【生きるにはどうにかして稼がなければいけないのである】

住む場所も探さないと

【ううううううー……とうなりながら考える】
【街の流れに沿って適当に歩いている少女は群衆に溶け込んでいた】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 11:14:53.78 ID:p29aiNAHo<> >>327

「暑いです…あつさは天敵です…」

街中を歩く一人の少年
その頬には幾粒もの汗を滴らせ、見るからに暑さに参ってしまったかのような表情である
格好としては、ニット帽を被っている以外は至って普通の軽装なのだが――体質的な問題、なのだろう

そんな風に街中を適当に歩いていた少年であるが
ふと、気になる人影を見つけたようで

「なにを唸っているんですか?」

一人の少女に近付きながら、そう問い掛けてしまうのであった
何も知恵を持たぬのに声をかけてしまって、一体どうする気なのだろう <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 11:22:54.18 ID:vSzM1/RMo<> >>328

……別に、あなたには関係無い事は確かね

【男嫌いの少女は初対面の人にもこう言った言い方をする】
【悪気がない、というフォローはできないように嫌そうに顔をしかめながら】

お人好しなのは良いと思うけど私は男が嫌い
近づかないでほしいわ

【さらに罵声の応酬―――とまでは行かないが、否定の言葉を並べる】
【よくもまあケンカを売るような真似を出来るものだ】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 11:31:25.12 ID:p29aiNAHo<> >>329

「……あぅ」

きっぱりと拒絶を示す様な少女の言葉に、思わず呻いてしまう少年
顔は若干ながらも引き攣り、その小さな頭の中では色々な感情が渦巻いていたりする
後悔とか恐怖とか、そんな類の物が…

「…ぇえと、その…」

思わず二三歩と後ろに下がりながら、どういう風に言い返すべきか分からずに言葉は詰まるばかり
大人しく引くべきなのだろう――そういった考えに直結しない少年である

だから――

「え、えっとっ。なんで男の人が嫌いなんですか?」

足を一歩前に踏み戻しながら、そう尋ねてしまうのであった
相手の神経を逆なでする恐れも考慮せずに――無神経、と言える <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 11:34:52.35 ID:vSzM1/RMo<> >>330

あんたに関係ないってもう一回言えば満足するかしら?

【刺を含んだ言葉を返した】
【はぁ、と大きくため息を一つ】

まあ特別に教えてあげるわ
嫌いだから嫌いなの、分かった?

【理由になっていない理由をさも当然のように語る】
【少女の場合、言ってみれば「好きになってはいけない」という体質に対する無意識な対抗手段なのだ】
【しかし、それを語らない辺り理解が得られない経験を積んでいるのだろう】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 11:45:03.10 ID:p29aiNAHo<> >>331

「……」

関係ない――とか、そんな風に言われてしまえばそれまでで
ぐうの音も出ない状態の少年であった
その表情はどこか悔しそうで、忸怩たるおもいを映し出しているかの様にも見える
先ほど少女が言ったとおりに、お人よし――なのだろうか

「…理由になってません」

ぼそり、と呟く言葉が相手に届くかは定かでは無い
それが少年にできるせめてもの反抗だった――悔しさを紛らわすための一矢、とでも言うべきか

「僕はいまま…………でっ!?」

少女の気迫に押されてしまったのかのように小さく後退りながら、言葉を選んでいた少年は、しかし

真後ろに思いっきり転んでしまった

まるで氷の上で起きた出来事であるかのように、ツルっと足を滑らせたのである
派手な音と共に背中を地面に叩き付け、起き上がる気力も無しに情けない表情を浮かべる少年 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 11:52:28.71 ID:vSzM1/RMo<> >>332

……知らないわよ、そういう病気なんだから

【もう一度深い溜息をつきながら】
【今までこの説明で信じた人はあまりいなかったからだ】

だ、大丈夫!?
立てる?ほら、捕まりなさい

【いきなり転んだ少年に驚いた】
【悪い人ではない、と判断を下していたため素直に心配をし、右手を差し出した】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 12:03:15.01 ID:p29aiNAHo<> >>333

「病気…ですか?」

少女の説明に対して、キョトンとした表情を浮かべてしまう少年
男が嫌い――などという症状の病気があるとは、やはり俄かには信じられないようで
理解しようと試みても、やはり中途で挫折してしまうのであった

「…あ、ありがとうございます」

心配してくれた事、手を差し伸べた事にまず礼を言う
差し出された右手を素直に掴ませてもらい、身体を起き上がらせる

服に付いた埃を小さく払い終えると、

「ありがとうございました」

深くお辞儀をしながら再度礼を述べるのであった
お辞儀から顔を上げた少年の表情は、やはりどこか情けなく

「僕の転び癖も、病気…ですかね」

苦笑しながら、冗談のような言葉を紡ぐのであった <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/13(土) 12:09:55.69 ID:VzZwOgzv0<> >>326
/遅い時間に気付いた俺が悪いのですよ・・・。
/すいませんした・・・。 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 12:11:08.48 ID:vSzM1/RMo<> >>334

ええ、そうよ

【またどうせ信じてもらえないんだろうな、と考えつつ】

しっかりしなさいよ
転び癖なんて可愛い物じゃない
私の病気は……本当に……

【ズーン】
【その場に座り込みそうな位に暗いオーラを発した】
【昨日有った出来事を思い出しているからだ】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 12:19:07.05 ID:p29aiNAHo<> >>336

「か、かわいい物ですかねぇ…って、大丈夫ですか!?」

苦笑しながら首を傾げた少年であるが、少女の異変に気づいて取り乱してしまう
信じる信じないはこの際置いておいて、とにかくその病気と言うのが余程深刻である事は理解した様だ

「あっ。でも病気なら治療方法があるのでは無いですか? 今のいりょー技術は進んでいますしっ」

人差し指を立てて、ふと思い付いた事を言ってみる
少女を励まそうとしての言葉であるのだろうか

/すいません、飯落ち…すぐ戻りますが <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 12:22:47.93 ID:vSzM1/RMo<> >>337

……逆、なのよ

【ズーン ズーン】

この病気が治ると……凄い事になるの……
絶対治っちゃいけないの……

【ウフフフフフと口元から何かが天に登ってる気がする】
【可哀想だ、いろんな意味で】

だっ、だから!
私は男嫌いでいなきゃいけないの!分かった!?

【察しが良ければ分かるかもしれないが、一見話が噛み合っていない】
【そう宣言した】

/了解です! <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 12:34:59.12 ID:p29aiNAHo<> >>338

「逆…? な、治ると凄い事に…?」

どういう事なのか分からないと言った風に、混乱した様子を見せる少年
頭の中では必死に理解しようと試みているようだが、まるで全容が掴めず

「え? あ、はいっ!」

勢いよく宣言する少女の気迫に押されてか、思わず少年の方まで勢い込んで返事をしてしまう
まるで理解できていないが、とにかくこの少女が男嫌いで無ければいけないという点は納得できていた

だから――

「じゃあ、貴方は恋人さんも作れないのですね…。可哀想です」

同情する様な、憐れむ様な口調で小さく呟く少年
少なからず――と言うか、かなり失礼な言動であった

/戻りましたっ <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 12:48:19.26 ID:vSzM1/RMo<> >>339

……煩いわね

【一応気にしてはいるらしい】
【ぷい、と別の方向を向く】
【昨日の絡みを見てもらえば分かるのだが、人並みにそう言う願望はある】

それ以上言うと痛い目見るわよ
私だってこうなりたくてこうなった訳じゃないの

【少し寂しさの混ざった起こった声で言う】
【所詮と言うのかは分からないが、未だ思春期の少女なのだ】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 12:56:51.99 ID:p29aiNAHo<> >>340

「は、はい…そうですよね…」

怒ったような、しかしどこか寂しさの入り混じった様な少女の声に、小さく頷き返す
考えもまるで成熟しておらず、直感的に言動を行うことしかできない自身を省みてもみていた

よし、と小さく掛け声を吐くと、少年はにこやかな笑みを浮かべ

「じゃあ、男である僕はこの辺でさよならすべきでしょう」

何か悩んでいるらしい少女に協力する――という当初の目的を諦め、立ち去る事にしたらしい
極端すぎるきらいがあったが、変に大人びているかは余程少年らしくはあるだろう

「では」

そう言うと、踵を返しててくてく歩き始めた <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 13:01:27.99 ID:vSzM1/RMo<> >>341

っ、待ちなさい

【慌てて引きとめようとする】

……恥ずかしい話なんだけど、住む場所を探しているの
何か教えてくれないかしら……?

【嫌いといった手前言い難いのも有るが、変に申し訳なくて少しもごもごと言う】
【目から敵意は薄まり、助けを求めるような色が濃い】

/少し落ちますっ……
/16時位には帰ってこれると思いますが、待っていただけたら幸いです
/何でしたら破棄していただいても構いません、ごめんなさい
/此処までの絡みおつありでした! <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 13:12:23.00 ID:p29aiNAHo<> >>342

「えっ?」

慌てて引き留めらた事に驚いて、びっくりした様な表情を浮かべながら振り返ってしまう
自分が何か悪いことしたのかな――とか、内心ではビクビクしていたりもした

「住む場所…ですか?」

唐突にそんな事を言われて、驚きが更に重ねられてしまう
しかも少女の目は助けを請うている様で―――その事に小さく罪悪感を感じながら、少年は首を横に振った

「すいません…僕も住む場所を持っていません。こう見えて、旅人ですからね」

申し訳なさそうに苦笑を浮かべながら、言葉を紡ぐ

「探すのを協力ならできますけど…教えるのはできない、です」

/了解です、と言うか寧ろこちらが15時から20時まで居られないので…
/どういう方向にしていただいても構いません
/ここまで絡みおつでしたっ! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 15:18:19.53 ID:O1mtdGRIO<> 【公園の入り口=z
【暑さからか、あんまり人がいないこの場所に、一人の人物が来ていた。】
【特にやることもないのか、ブラブラその辺を歩きながら辿り着いたという感じてある。】

「……放浪6日目」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「……」

(…そういえば…最近型打ちというものをしてないな…)

【例えばこの前会った青年などは、昼の暑い時間帯、】
【太陽からの燃えるような熱にもめげずに型を打っていたし、】
【彼女が探すとある人物もまたそれに習っている。】

「……」

「…約二年ぶりだ…」

【ズシーン】
【傍らの大木を見つけて、そこに向かって掌をぶつける女。】
【踏み込みながら同じ動作を繰り返し、何度も何度も木を打つ。】


/なんでも対応 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 16:37:09.05 ID:vSzM1/RMo<> >>343

……そう

【旅人と言う所に感心をしていたが、悟られるのも嫌なので素っ気無く返す】

どうして旅をしてるの?
……能力者の通り魔とか、怖くないの?

【先日聞いた話しを思い出したのだ】
【不安に押しつぶされそうな心を隠して――表情で分かるかも知れないが――尋ねた】

/返しておきますね!
/お待ちしています! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 16:45:06.93 ID:O1mtdGRIO<> >>344また募集 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 17:02:45.24 ID:VYnPiR3W0<> >>344

「……お?」

【地響きに似た何かの音。通りがかった公園から、それは何度も何度も聞こえてきた】
【その音に気づき、足を止めたのは一人の少女だ】
【歳の頃にして十代半ば。黒いショートカットと精悍な顔つきを持つその少女は、身を包む白のセーラー服がよく似合っていた】

「……………」

【見れば、そこには一本の木に向かって幾度となく拳を打ち付ける女の姿があった】
【少女は黙って女の一連の動作を眺めているかと思うと、突然地を蹴り、走り出した】
【たったったとリズムを刻むように走っていくその途中で、少女はその姿を一陣の風に変化させる】

「木がぁああああああ!!」

【風。烈風になった少女は怒声を放ちながら、空を駆ける】
【そして女の背後で風から人の姿へと戻った彼女は、風となった勢いを殺さずに】

「かわいそうだろうがぁああああありゃああああ!!!!」

【奇声染みた絶叫を上げながら、女の後頭部を狙って思いっきり跳び蹴りをかまそうとする】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 17:09:21.45 ID:O1mtdGRIO<> >>347

「は…?」

【背後で異音、というべきか、暴風のような巨大なうねり音が響き、】
【女は型打ちを中断する。振り返り、その音の主を捉えようとしたが、】
】その前に、目の前に火花が散った。】

「ぐっ…う…」

「あつつ…なんだ君は……」

「木を傷つけるほど強くはやってない……」

【氣を使っていないため、所謂女の子の力で打ち木をしていた。】
【後頭部を抑え、よろけながら相手を見つめる。】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 17:17:59.24 ID:VYnPiR3W0<> >>348

「ぶっちゃけ何となく跳び蹴りしたかっただけだぁああ!!」

【理不尽。超が付く程自分勝手で理不尽な攻撃の理由を叫びながら】
【少女は跳び蹴りをヒットさせた後、空中で一回転し、膝を折り畳んで地面に着地した】

「なんだ、と言われると……風の精霊?」

【語尾に? が付いて何故疑問形なのかよく分からないが、とりあえず自分の身分というか正体のようなものを明かした】

「あ、そうなんだ。えと、それは、うん――ごめんッ!!」

【木を傷つける程強くやっていないと言われ、謝った】
【清々しい程の一言だった】
【たった一言と、その言葉に乗せた勢いで跳び蹴りをなかったことにしようとしている】
【てへ、と可愛らしく舌をぺろっと出す仕草まで付け足して】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 17:28:22.64 ID:O1mtdGRIO<> >>349

「ちょっと…ちょと待ってくれ…」

「いかん…君が三人に見える…」

【グラグラグラ。】
【視界が揺れ、文字通り対象が重なった。】
【三人が順に一回転して着地している。内心その身体能力の高さと、】
【柔軟性に舌を巻いていたのだが、今はそれどころではない。痛い。】

「精霊=c?風の…?」

【そういえば、衝撃の瞬間に風圧を感じたような感じなかったような…いや、確かに感じた。】
【強い風に一瞬だけ身体を煽られた気がする。その証拠に、彼女の髪は乱れていた。】

「いや…いいんだ。誤解が解けたなら…」

【ようやく痛みも引いてきたところで、相手を見つめ、再び言葉を紡いだ。】
【相手の言葉はどうにもサッパリしており、その雰囲気に飲まれそうになる。】
【女は「気にするな」と付け加え、一歩相手に近づく。】

「―――――――――――ふんっ!!」

【そして、唐突に、何の前触れも無く相手の鳩尾に左ストレートをかまそうとした。】
【当たったのなら言うだろう。】

「…何となく殴りたかっただけだ。」

【と。】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 17:39:03.35 ID:VYnPiR3W0<> >>350

「そう、風の精霊」

【念を押すようにもう一回、同じことを言う】
【と、そこで女がこちらへと一歩近づいてき】

「……い゛ッ!?」

【放たれる左の拳】
【短い悲鳴を上げて、その腹部に当たるか当たらないか――微妙な所で、咄嗟の緊急回避で、少女は再び風に変化した】
【少女の姿が空気に溶けて消える。直後、そよ風が優しく女の全身を撫で、通り過ぎて行き】

「――だから、言ったでしょ? 風の精霊だって」

【女の背後に立つ少女が、無駄に誇らしげに、そして相手を見下しているかのような声色でそう告げる】
【少女はそのまま、言葉を続ける】

「ったく、人間ちゃん如きがせーれー様にいきなり殴りかかってくるなんて、身の程知らずもいいtごぶぁ!!」

【言葉の途中で鳩尾に炸裂する痛みに思わず吹き出し、腹部を両手で抱え、背中を丸めてうずくまる】
【しっかり当たってた】
【当たった後に、風になって避けたふりをしていた】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 17:51:01.74 ID:O1mtdGRIO<> >>351

「む…!」

「…確かに入ったと思ったが…」

【ふわ、と女の藍色の髪が揺れ、直後微かな木々のざわめきを聞いた。】
【残心を取るのも忘れ、しばしその場に立ち尽くす。】
【確かに拳が相手を捉えたと思ったし、何よりもその「感触」があったのだが…】
【その主は自分の目の前にいなくなっている。】

「!?」

【後ろを振り返るとなるほど。一連の流れがどの様なものなのか、彼女は理解した。】
【相手の言葉は嘘でも冗談でもなく、「風の精霊」というのも頷ける。】

「…後ろを取るとはなかなかやるな…」

「予想するに…能力者って奴か…風に身体を変えられる…精霊ってのも的を射てる。」

「ま…実体はあるみたいだな…その様子なら…」

【仕返しであることは明白であり、同時に相手の手馴れた芸当を見ることができ、】
【女はどこか満足げであった。他人の能力や特技を見るのは楽しい。】
【その後近づき、「立てるか?」と左手を差し出した。】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 17:58:01.67 ID:VYnPiR3W0<> >>352

「あ、あと一秒……いや、0.5秒早ければ、当たらなかったのにぃい……」

【非常に悔しそうに、痛む鳩尾を手で押さえながら、声を絞り出す】
【女の賞賛にも、推測にも答える余裕はまるで無い様子で】
【少女が差し出された左手を掴んだのは、それから数秒程かかった】

「ててっ……。うえ、な、なんか吐きそう……」

【相手の手を取って立ち上がると、急激に吐き気が込み上げてきた】
【右手で口元を多い、足取りはふらふらとして、自称精霊にしては何とも情けない格好だ】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 18:07:13.11 ID:O1mtdGRIO<> >>353

「これでお互い様だな。いやはや君の飛び蹴りも効いた。
頭蓋が割れるかと思ったぞ。」

【あまり表情が無いのがこの人物の最大の特徴であったが、】
【しかし今回はどこか驚きの感情が見え隠れしていた。】

【髪に隠れて分からないが、女の頭には大きなたんこぶができている。】
【後頭部をそっと触ってみると激痛が走り、慌てて手を離した。】
【それくらい少女のさっきの一撃は強力で、また鋭かったという証拠である。】

「…あら…すまん…そんなに効いたか…?」

「…ほら。精霊ならしっかりしろ。人間より高い次元の存在なんだろ?」

【相手の言葉を一つも疑うことなく、女は信じきっている。】
【そして精霊という物がどういう物なのか、軽く感心を持っていた。】
【吐き気を散らさせるように緩やかに少女のの背中を撫でようとしながら、言葉を紡ぐ。】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 18:17:37.95 ID:VYnPiR3W0<> >>354

「……!」

【ゴクリ。喉元まで溢れかえってきていた何かをグッと呑み込み、女の言葉に反応して、俯きかけていた顔を上げる】
【言われるまでも無く、しっかりとしていなければならない。自分は誇り高い精霊なのだから――】
【背中を撫でられたまま、相手を見上げ、その目を真っ直ぐに見詰める】

「い、言われなくてもしっかりしてるよ。精霊さまなめんなっ。
 っていうか、実は全然効いてないし。そんなに言うほど痛くなかったしっ」

【少し怒ったように、眉根を寄せながら少女は言う】
【明らかに嘘の発言であり虚勢だった。鳩尾は未だに痛むし、吐き気はさほど収まってはいない】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 18:25:08.38 ID:O1mtdGRIO<> >>355

「ふふ…そんならもう三発くらい打ち込もうか?痛みの割合が不公平だからな。」

【しかしそれとは反対に、相手の不満げな瞳を見つめ返す彼女は笑っていた。】
【もちろんそんなこと嘘であり、したがって背中を撫で続けている。】

【しかし、と改めて思うことは、この世界は全容が把握しかねないということ。】
【無能力ばかりの東の方から来た彼女にとって、】
【そもそも「能力者」というだけでも珍しいのに、その上「精霊」とは。】
【少女の言葉が本当であれ嘘であれ、驚くべきことは驚くべきことである。】

「…学校帰りかなんかかな?」

【相手の服装を見つめる。】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 18:34:07.69 ID:VYnPiR3W0<> >>356

「いやめちゃくちゃ痛かったっすよマジではい先輩のパンチマジぱねーっすはい」

【相手の嘘にも気付くことが出来なかった少女は、即答でそんなことを言っていた】
【数秒前の発言を簡単に撤回している。思いっきりヘタレである】
【背骨でも折られてしまうのかと危機感を覚え、背中を撫でる手から逃れようと素早く相手と向き直った】

「……ん? そだよ。ちなみに中三だよ」

【聞かれても無いことを答え、そこで何かを思い出したのか、「あっ」と短く声を上げた】

「あたしソラ。ソラ=シルフィード。あなたの名前は?」

【小さく首を傾げ、相手の名を訊ねる】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 18:41:18.65 ID:O1mtdGRIO<> >>357

「ふふ…冗談だ。冗談=v

【即答する相手に笑いながらそう告げ、女は背中に回した手を話した。】
【どうもこの様子なら大丈夫なようで、一安心である。】

「そっか…中3っていうと…私より五つくらい下かな…」

【普通に自分の年齢がバレるような発言。別に、女にとってそういう物はどうでも言いらしく、】
【本来世の女性が持ち合わせていそうな感覚は皆無であった。】

「ソラか…なるほど…いい名前だ…」

「私か…?天真 白(てんしん はく)…ま、見ての通り格闘家だな。」

【乱れた髪を整えながら言葉を紡ぎ、そして懐中時計の蓋を開けてから、】
【「もうこんな時間か…」そう呟いた。】 <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 18:48:20.58 ID:cSlnRqvU0<> 【紫の髪をした女はジーンズに半袖のTシャツというラフな格好をしていた】
【本日の蒸すような暑さ故か、シャツの胸元をパタパタと煽っている】

「暑い・・・・暑いわ・・・・」
「暑すぎて男とか見たらうっかり殺しちゃうかも。暑苦しいからね、あいつら」
「冗談よ、テヘッ」

【そう言って、舌を出し一人寂しくかわい子ぶりっ子をしている彼女は孤高の美少女ハンター】
【暑さ故、脳みそのネジが一本外れてしまったらしい】

【たった一つの美少女狙う】
【見た目はお姉さん 中身はケダモノ その名は変態淑女【水々妖刀】!】

/何でもばっちこーいです! <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 18:52:14.55 ID:VYnPiR3W0<> >>358

「な、なんだ……冗談か」

【今頃になって、というか言われてから冗談だと分かり、胸を撫で下ろす】

「………………ふーん?」

【年齢を数え、一瞬おば(以下省略)だとか失礼な考えが脳裏をよぎったが】
【よく考えると五つ程上ならば世の中で言えば成人していると言えどまだまだ子供な年齢である】
【何も気にする必要はなかった】

「天真 白……じゃあ白っちだね」

【勝手にあだ名を付けた彼女は、「もうこんな時間って、どんな時間?」と女の手元を覗き込む】
【それから顎に手を当て、考える仕草を取った後】

「確かに、もう晩御飯の時間だね。お腹空いたから、もうあたし帰るよ。
 そんじゃね、白っち!」

【最後に盛大に腹の音を公園内に響かせてから、手早く別れの挨拶を告げて、少女はくるりと反転し、地を蹴る】
【何事もなければ、そのまま目にも止まらぬ風のような速さで少女は走り去っていくだろう】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/13(土) 18:58:41.67 ID:O1mtdGRIO<> >>360

「なんだ…?なんか考えてるな…?」

【他人の心を読めるわけではないが、どこか彼女は鋭い。】
【内面を探るような、どこか抜け目ない視線を相手に向けていた。】

「…な、…!」

「…ま、まあいい。好きなように呼べばいいさ。」

【少し不服そうだったが、まあまあと自分を自分で納得させる。】
【それから覗き込んでくる相手に文字盤をよく見せると、確かに。食事時だ。】

「ああ…もう行くか…」

「それじゃあ。…今度会ったら精霊の存在について詳しく聞かせてくれ。」

【関心の種は尽きない。女は去る背中にそう呼びかけて、】
【そして彼女も踵を返す。あだ名のことを考えながら帰路についた。】


/乙でしたー!
/楽しかったです!ありがとうございました!! <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/13(土) 19:07:53.12 ID:VYnPiR3W0<> >>361
/こちらこそ楽しかったです! 乙でした! <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 19:25:03.75 ID:cSlnRqvU0<> >>359
/20時まで募集してまーす! <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/13(土) 19:28:01.51 ID:Gjd4rFC7o<> >>359
/絡んでもよろしいでしょうか? <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 19:32:59.99 ID:cSlnRqvU0<> >>364
/ぜひともお願いしますm(_ _)m <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(0/5)<>sage<>2011/08/13(土) 19:39:37.65 ID:Gjd4rFC7o<> >>359
/ではではよろしくお願いします!

【その女性から見えるかもしれない広場】

その広場には噴水はないはずなのだが、小さな噴水らしき水流がベンチの目の前で上がっていた。

そのベンチに座り、その水流に向けて手をかざしている少女。

その少女は剣と楯を腰元に携え、頭には三角帽子。黒い半袖ジャケットに白のインナーと言う奇抜な少女である。

「暑ぅ...」

少女は剣の素振りの後故、余計に暑く感じているのだ。汗が止まらない、湿度が高いようだ。

それでもこの水流は小さいながらも涼しい風を提供しており、見ているだけでも体感温度は遥かに低く感じる事だろう。 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/13(土) 19:48:00.14 ID:HOgfsBSm0<> 【街の中の公園 (夜)】

「ぜいっ…ぜいっ…」(こっ、これはやばい…)
【人が一人しかいない小さな公園に、一人の青年がいる】
【見た目はさながら大学生、知的そうな顔に似合わず彼は革の鞘に覆われた剣を握っていた】

【さて、何故青年は今やばいと心の中で呟いているかと言うと、青年がバッタリと倒れてしまったからだ】
【余りにも剣を手に馴染ませようと張り切ってしまい、自分の体力と全く相談ができていなかった】

「みっ、水…」(集中すると疲労が感じないって本当だったか…)
【仰向けからうつぶせになり、ずるずると匍匐前進をしながら水筒が入ったバッグのあるベンチへと目指す】
【ヒョロヒョロになりつつも進む青年、この後の展開は…?】

/殺し合いの場合、危険になると逃げるのでご了承を <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 19:52:54.02 ID:cSlnRqvU0<> >>366
「あら、水の音?」
「この辺りに噴水なんてあったかしら」

【彼女は水の音と冷ややかな風の源を探し、ふらふらと広場までやって来る】
【そこで目に入ったのは、いささか不自然な噴水・・・・そして汗だくとなった少女】

(この現代社会という人が作り上げた糞暑い砂漠の真ん中に突如として現れた水と、ごちそう・・・・もとい女の子・・・・)
(これがオアシスなのね・・・・)

【彼女はそのままフラフラと歩みを進めると、そのまま少女の座るベンチの隣へと腰掛ける】
【あえて、肌が触るほどの近くに】

「こんばんは、今日は暑いわね」

【満面の笑みを少女へと向ける】
【汗の匂い、そして少女独特の甘いふんわりとした匂いが鼻に入ってきた】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(1/5)<>sage<>2011/08/13(土) 20:00:05.37 ID:Gjd4rFC7o<> >>368

その噴水は、近くで見ると解る通り、地上から10cm程浮いた場所から浮翌遊しており、吹き上げられてから落ちて行く水はメビウスの輪のように再び水の放射されている部分に戻って行くのが見えるだろう。

「?」

突如として、ベンチに少女に物凄く近く座ってくる女性。

肌が触れるものの、少女は気を効かせて拳3つ分スペースを開ける、女性にとっては気を効かせた行動には見えないだろうが。

「ええ、暑いですねぇ...」

少女の瞳は真剣に水流に向けられているのが解るだろう、この水はこの少女の魔法であり、風の魔法の力も用いて噴水の形を形成する魔術の練習も込められているのだから。 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 20:00:15.32 ID:p29aiNAHo<> >>345

「能力者の通り魔…ですか? うーん、どうでしょう」

小首を傾げて考え込む様な仕草を見せながらも、出される回答は実に曖昧な物
そこら辺を深く考えていないという事が明白であった
と、少女がどこかしら心配している様な表情であるのに気付いたのか、少年は気丈な笑みを作る

「僕は色々な所を周って、詩の題材を探しているのですっ。悪い人なんかに負けていられません」

自信満々にそう言い切る少年であったが、最後に小声で「いざとなったら、D.O.T.A.に助けを求めますし…」とか付け加えたりもした

「あ、詩は勉強中なので今はお見せできません」

/返しておきますが、間も無く落ちてしまいます…
/なるたけ早く戻ってきますが <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 20:19:29.66 ID:cSlnRqvU0<> >>369
【少女が自分から離れたことを彼女は分かったが、そんなことでアプローチを止める彼女ではない】

【少女が離れた分だけ、少女の方へと近づく】
【肌が触れるか触れないかくらいの位置まで来た】

「・・・・へぇ、不思議な噴水ねぇ」

【不思議な噴水を見つめつつ、この噴水は少女の能力だろうかと考える】
【自分と同じく水を操作する系統の能力者なのではないかと】

【そして少女の様子を見る限り、集中しなければこの噴水は消えるか】
【もしくは、そこら中に飛び散るという可能性があるのではないかと】

(水もしたたる、可愛い娘)

【水の操作に失敗し、ずぶ濡れになった少女を想像する淑女】
【妄想を現実にしたい、と彼女の本能は訴えかける】
【しかし、淑女である彼女の理性がそれを頑なに拒む!拒むのだ!】

(真剣そうだし、邪魔しちゃ悪いけど)
「フッ」

【だが、暑さで頭のネジがトんでる状態では理性という名のストッパーは働いてはくれなかった】
【少女の耳元に息を吹きかけた】 <> 【反転加速】<><>2011/08/13(土) 20:20:11.85 ID:c0FUgDiDO<> 廃墟

それは本来在るべきものが喪失した場所。部屋はある。備品もある。設備もある。
だがしかし、賑わいはない。活気はない。人はいない。形だけある脱け殻。生きながらに死んでいると言えば良い。

そんな場所にお誂えの男が独り廃墟の一室の窓から虚無で満ちたガラス玉で月明かりを見ていた。
いや、映しているだけか。
「………」

なぜ青年がここにいるか?平たく言えば人の輪に溶け込めないからだ。
人の輪にいると疎外感を抱かずにはいられないからだ。
独りで厭世に浸る方が、孤独に酔う方が気分が良いからだ。

「……月が、綺麗だな。ククッ」

/何でも募集 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 20:22:28.65 ID:vSzM1/RMo<> >>370

あ……もしかしてあなたも能力者ってやつなの?

【右の掌をそちらに向けた】
【そこには幾何学的な鎖がモチーフになった紋様が刻まれていた】

私は鎖の能力者なんだけど……

【そう言うと手を大きく横に振る】
【次の瞬間、その手には鎖が持たれているだろう】

……ドーター?

【知らない名詞がきになり、小首をかしげた】 <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/13(土) 20:29:28.49 ID:Qhe/dURm0<> /絡ませてもらいます。

ん?
【弁当を買って帰り道、その男は廃墟の中で独り孤独に月を見ていた】
【実際は見える筈も無い遠距離から見ていた。】
【だが異形を宿す目を持つ自分には目の前に居るかのように見える。】

【なんとなく向かった】


【廃墟に付くと中に入る。そして誠に失礼な事に無言で男の部屋に侵入した】

やぁ月が綺麗だな
【偶然先程男が口にした言葉と同じ言葉を吐いた】 <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/13(土) 20:30:28.05 ID:Qhe/dURm0<> すいません>>374は>>372に対するレスです。
ミス申し訳ありません
<> 【見習い戦士】Lv.4:exp(1/5)<>sage<>2011/08/13(土) 20:31:24.67 ID:Gjd4rFC7o<> >>371
「?」

離れた筈なのに何時の間にか接近されていた...こんな暑い日に態々人の近くに接近するなど余程変わった人のようだ。

...と、少女は考える。

相手の言葉に対して応答が数秒遅れている事から、かなりの集中力を要する事が解るだろう。

「ええ、水と風の魔法で作り出した噴水なのです。けっこー集中力要るんですよ。」

言葉を紡ぐ事に噴水が怪しく揺れる。

万が一相手に水が掛かっては悪いので噴水を少しだけ遠くに移動させる、実際大して動いてはいない。

「!?」

その時、耳から背骨を這うように心地悪いゾワッとした感覚が襲う。

噴水が形を崩し始める。

「ぐうおおおお...」

頑張って水流を整えようとするも、無理なようだ。

横には女性、このままでは二人ともずぶ濡れだ。

「アグナス!」

少女が魔法を唱えると、二人と噴水の間に薄い岩盤が地面から突き出す。

壁の向こうから噴水が崩壊し、音を立てて地面に落ちる音が聞こえた。

つまりは岩盤によって水は阻まれ、二人ともずぶ濡れにならずに済んだと言う恐らく相手の女性にとっては残念な結果に終わっただろう。

「い、いきなり何をするんですか!」

頬を怒りで膨らませ、声を張り上げる少女。 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 20:34:00.65 ID:p29aiNAHo<> >>373

「え? あ、はい、能力者ですけど…」

急に流れが変わってしまったかのような質問に一瞬だけ驚くが、直ぐに理解し
向けられた掌に、興味深げな視線を投げかけてみせる

「鎖……わぁっ!」

少女が腕を振るった事で忽然と姿を現した鎖の姿に歓声を上げる少年

「あ、えっと僕の能力はですね…」

見せてもらった以上は、こちらも見せるべきなのだろうと考えるは物の
些か周囲の視線を集め過ぎてしまうかもしれないという事態を危惧して、悩む様な仕草になる


「あ、D.O.T.A.ってのは警察さんです、正義の味方さんですっ。そこのリーダーさんと知り合いなのですよ」

威張る様に言うが、偉いのはもちろん少年では無い <> 【反転加速】<><>2011/08/13(土) 20:38:34.91 ID:c0FUgDiDO<> >>374
瓦礫を踏み潰す音が聞こえた。酔いを覚ます不愉快な声が響いた。

折角の独りの夜だというのにどうして邪魔をするのだろうか。
独りの時間を邪魔され、独りの空間を切り裂かれ。
だから不快感に身を委ね顔をしかめる。

「……うぜぇ。折角の夜をぶち壊すなよ、クソが」

元から人嫌いの、相変わらず月を見上げている青年は何時にも増して毒を放つ。喧嘩腰である。相手の事等知らない、知る気がない。 <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 20:43:27.64 ID:cSlnRqvU0<> >>376
「よっしゃあああああああ!!」
(きゃあッ!)

【自分の予想の的中と、これから起こるであろうできごとへの期待に興奮しすぎて心の声がつい表に出てしまう】
【・・・・が、その予想は覆されることとなる】

【少女が呪文のようなものを唱えたと同時に地面から岩が突き出し、二人を守る】
【彼女は、はぁとため息を漏らした】

「あら、怒った顔も可愛いわね・・・・じゃなくって」
「あんまり真剣だったから、ついイタズラしたくなっちゃって」

【年甲斐もなく、茶目っ気たっぷりに舌をだす】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 20:46:26.20 ID:vSzM1/RMo<> >>377

別に無理に言わなくてもいいわ
気分が良いものではないだろうし

【自分がその例だった】
【今は吹っ切れたせいで特に何も感じないが】

警察……
もしかしてそこに行けば保護してもらえるのしらね

【うーむ、と腕を組み、考える】

それって何処にあるの?
良ければ案内して欲しいんだけど

【ポシェットを探り】

ほら、これあげるから

【チュッ○チャップス(プリン)を取り出した】
【これで釣る気なのだろうか】 <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/13(土) 20:46:30.37 ID:Qhe/dURm0<> >>378
【青年に喧嘩腰で言われても男は退かない。】

「そんなに邪険にしないでくれ。
それにしても来て正解だったな。下で見るより此処で見る月の方が綺麗だ。」

【下で見た月よりも心なしか輝いている月を見て呟く。】

「何、君が何をしてるのか気になってね」

【人の良い様な言葉を言うが表情は眉ひとつ動かさない冷たい顔】
【その顔は月から青年へ視線をずらした】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(1/5)<>sage<>2011/08/13(土) 20:50:42.49 ID:Gjd4rFC7o<> >>379
頑張って水流操作している時に喜びの歓声が聞こえたような気がした...が、少女は気のせいだろうと思い込む事にする。

先程背中を走ったなんとも形容し難い感覚に、思わず背中を摩ってみる少女。

足で薄い岩盤を倒し、水溜りを埋めたて

「な、何が怒った顔も可愛いですか!もうすぐでずぶ濡れになる所だったんですよ!」

顔の事を言われ、急いで三角帽子を目深に被る。これで口元しか見えないだろう。

「むう...!」

無言で憤慨する少女、せっかくの水流操作時間の記録を更新していたと言うのに...ツイてない...

三角帽子の中から涙目で舌を出している女性を睨みつける。 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 20:54:57.21 ID:p29aiNAHo<> >>380

「ま、まあ機会があればお見せしますっ」

街道に氷の槍を突き立てるのは、やはり気が引けた
そんな機会が有るのかどうかはともかく、いずれは見せないといけない――そんな義務感があったのだろう
人の能力を見たら、自分の能力も見せるべきだという様な義務感

「わーいっ。…知りません」

チュッパチャッ○スの姿に歓声を上げるが、しかし残念な事に場所を知らなかった
釣れた筈なのに、得物は何も引っ掛かっていなかった――とか、そんな不思議で悲しい状況である

「結構目立つようなビルらしいのですけどね…」

DOTAビルは都心のど真ん中に有ります、きちんと調べれば直ぐに見つかります

「あれ、そう言えばお姉さんはどうしてこの街に来たのですか?」

人の詮索をするのはあまりよろしく無い事だと、先ほどの経験から学んでいない少年であった
突発的に気になった事を、聞かずにはいられないのだろう <> 【反転加速】<><>2011/08/13(土) 21:02:30.21 ID:c0FUgDiDO<> >>381
/レスが遅れぎみになります。すいません。

「うるせぇよ。俺は独りが好きなんだよ」

その後、月がきれいだと聞いて

「――当たり前だろ、今日は満月なんだし、雲ひとつねぇんだから」

何をしているか そう聞かれてそっけない態度で

「夜景を見てる。それだけだ。よく見える場所で、誰もいない場所で、月見てんだよ」
「そういうお前は何しに来たんだ?――手短に説明してくれ」 <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 21:10:33.35 ID:cSlnRqvU0<> >>382
(いやぁ、何だか本当に悪いことしちゃったみたいね・・・・)
(すねちゃった・・・・これもこれで可愛いんだけど)

【怒った少女を見ながら、どうしたものかと困り顔で頬をかく】
【少女を泣かすなどということがあったら、淑女の名がすたる】

【何よりもこの少女の怒った顔は可愛いが、笑った顔も見てみたかった】

「ええと・・・・その、ごめんなさい」
「うーんと・・・・じゃ、じゃああなたのために一つだけどんなことでもしてあげる」
「それで、許してはくれないかしら?」

【ごめんね、と気まずそうな笑みを浮かべ少女に詫びた】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 21:15:07.59 ID:vSzM1/RMo<> >>383

ま、楽しみにしておくわ

【自分の能力を物騒だと思っているが、相手がそれ以上なのは知らない】

……えー

【ないわー、と言いたげな表情】
【だからと言って喜んでいるのに飴を引っ込める勇気はなく】

まあ名前が分かっただけでも上出来ね
偉いわ

【何様だと言われんばかりの上から目線な言い方をした】
【満足気に頷く】

わたしは日本の京都ってとこに家族で旅行に行ってたの
家族と離れて迷子になってたらいつの間にか……ね

【だいぶ気を許しているのか、そんな事情を話した】
【やれやれ、と言いたげに】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(1/5)<>sage<>2011/08/13(土) 21:18:01.36 ID:Gjd4rFC7o<> >>385
人差し指で三角帽子の先端を弾き、帽子を少し上に。

これでこの少女の目は見えるだろう...険悪な眼差しが。

「うむ、謝っていただけたのですから私はもうこの件について責めません。」

「それに貴方にして貰う事など何一つありません。」

途端に少女はベンチの背もたれに身を預ける。大きな溜息を一つ。

「...集中が解けたら疲れました。」

少女は口を開け、そこに人差し指を向けると水が迸り、その水を飲む。

「私はレオンハルト、戦士です。貴方は?」

極めて簡潔な自己紹介とともに、相手の名を、素性を尋ねる。 <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/13(土) 21:22:29.21 ID:Qhe/dURm0<> >>384
/いえいえ、大丈夫ですよ

「そうか、それはすまない事をしたな」

【独りが好きと言われても。男は自然と退く気にならない】

【月を愛する者は孤独である】
【迷信だが男はそれを真実だと思っていた】
【だからだろうか青年が孤独が好きだと言った時】
【頭の隅に青年の返答がコンマ1秒返答より速く浮かんだ】

「―――だな、当たり前の事だ。」

【一般大衆は月よりも星が好きな者が多い、それが男には少し不満だった。】
【だがこの青年は月の良さが分かっている。それが男には嬉しかった】

「なにしに…か、さてな。」
「敢えて言うなら何となく…だろうか」
【分からない。唯青年を見た時、そこに何か素敵な事があるような気がしたから来ただけだった】
【そこに意味は無く言った通りなんとなくだった】

「エビマヨのおにぎりとかあるけど…喰うか?」
【此処に来た理由と同じ。何となく…この青年と気が合う気がした】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 21:25:26.13 ID:p29aiNAHo<> >>386

「や、やった。えっと…それ貰っていいですか?」

上から目線からでも褒められれば嬉しく、素直に喜ぶ少年であった
そして恐る恐ると言った調子で、少女が持ったままの飴を指さす
少女が同意すればすぐに受け取り、包装を広げて口に運ぶはずだ

「日本の…京都、ですか? 家族と迷子…ですか、だから宿を探して…」

聞き慣れない地名であった為か小さく首を傾げてしまう
だが、その直後に話された事を聞けば、少年の顔も真面目なものへと変わっていった

「うう…こうなると、自分が情けなくなってきます…」

頭を抱えて悩みこんでしまう
せめて一つでも住む場所の情報を持っていればよかったのに――とか後悔しても、今更であった <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 21:26:42.94 ID:Hb/8wPCio<> 【路地裏に一人の女が立っていた】
【その女の背後には数人の人が地面に血溜まりを作り無残な死に姿を晒している】

「人の力量も知らずに喧嘩を吹っかけてくるなんて良い度胸です」
【そう呟く女の右手には銀色に輝く鋭いナイフが握られていた】

【きっとこの女がやったのだろう】

「さて・・このままだと直ぐに警察が来てしまいますね」
「ま、良いんですけどね」

【そう言いクスッと笑うと、ハンカチを取り出しナイフに付いた血を拭い始める】

「また誰か来たら大変です、早々に立ち去りましょう」
【ナイフをスーツのポケットに仕舞う】

【そして何事もなかったかのように路地裏から立ち去ろうとしている】

<> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 21:28:59.69 ID:cSlnRqvU0<> >>387
「ふふ、ありがとう。あなた優しいのね」
(あぁ、その目たまんないわ!ゾクゾクする!)

【許してもらえて、幸せいっぱいな彼女だった】

「私の名前はユリ、世間一般でいうところのフリーターって奴ね」
「気軽にお姉様と呼んで頂戴」

【にこりと笑うと、握手を求め右手を少女に向けて差し出す】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 21:37:15.45 ID:vSzM1/RMo<> >>389

ええ、上げるわよこれくらい

【割と有名な自販機で取ったものである】
【まだいくつか持っているが】

多分こっちの地図を調べても絶対に出ないわよ
何せ、"異世界"みたいだし

【そう言いつつ自分も飴を口に含む】
【その姿は結構様になっているというか、中々似あう構図だ】

別に期待してないからいいわ
気にしないで?

【最初と比べればかなり柔らかくなった】
【中身がいい人だと分かるとこうなるのだ】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(1/5)<>sage<>2011/08/13(土) 21:38:28.45 ID:Gjd4rFC7o<> >>391
「やさしくなんてありません、ただいつまでも責め続けるのは嫌なだけです。」

と、素直とはとても言えない言葉を述べる

この少女は不毛な事は好まないタチ故の事もあるが、世間一般から見たらかなり優しい方だ。

仏の顔は三度まで、だから程度によれば見逃す。

「ユリさんですか、でも様付けは嫌です。百歩譲って姉さん?」

なぜクエスチョンマークを付けるのか。

それはともかく握手に応じる少女。 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 21:39:26.29 ID:D7CtG7XA0<> >>390
そう、こういう時に現れるのは正義のヒーローがお決まりだ

【路地裏の奥から、誰かの声】
【それは、コツコツという足音と共に少しずつ近づいてくる】

そしてヒーローはこう叫ぶ、『悪人よー、お前を成敗するー』と…まあ、個人差はあってもだいたい同じだろ

【そして、声は姿を現した】

【一人の青年】
【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、黒猫を頭の上に乗せた】
【警察やら何やらに指名手配されている青年だ】

だがそう都合良く行くはずも無く、現れた悪人はこう言う



頼むから攻撃はしてくんなよ?

【いきなり現れて、いきなりそんな事を言い出した】
【血と死体に怯える様子も無く、手を振って、女にただ攻撃はするなと伝えた】 <> 【反転加速】<><>2011/08/13(土) 21:39:28.19 ID:c0FUgDiDO<> >>388
「――」

妙な空間が出来上がってしまった。邪険にしていれば、取っつき難そうにしていれば去ってくれると思った。

だが今なお居続けている。そして悪くないかと思い始めている自分がいる。

「なぁ、アンタは何かをするのに理由っていると思うか?

だからつい、漏れた、言葉
不意にエビマヨと聞こえた。一瞬で目の色を変え、

「――勿論食べる」

<> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 21:47:23.14 ID:p29aiNAHo<> >>392

「ありがとうございますっ」

満面の笑みで礼を言いながら飴を受け取り、口に頬張る
そして、更に嬉しそうな表情を浮かべるのであった

「異世界ですか…」

よく分からないと言った風に呟く少年であるが、その瞳は好奇心に満ち溢れて輝いていただろう
違う世界に行けるのなら、喜び勇んで出かける様な性格であるのだ

「あ、そうですか…」

期待してない――という言葉が堪えたのか少しばかり顔を顰めるが、すぐに笑みを戻す

「えっと男である僕が長く一緒にいるのもあれでしょうし。
 お役に立てませんし…。ここ等で、さようならですかね」

少しばかり名残惜しそうな表情を浮かべながら、相手を気遣うかのようにそう切り出した

「申し遅れました。僕はアルヴィット・カルヤライネンと言います」

簡潔に自己紹介を済ませてぺこりとお辞儀 <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 21:49:13.21 ID:Hb/8wPCio<> >>394

「攻撃ですか・・初対面の人にそんな非道な事できると思います?」
【声の主の方へ笑顔で振り返る】

【そう言いながらも、ポケットからナイフを取り出している】

「貴方、指名手配犯でしょ?」
「いいの?こんな堂々と街歩いてて、捕まりますよ?」

【ナイフ片手に男に警告を促している】
【男を心配しているのか敵意を向けているのか全く分からない】

「それとも、警察から逃げれるようなそれ相応の手段があるの?」
「ま、あるんでしょうねそんな可愛い子頭に乗っけてるくらいだし」

【頭の黒ネコを見てそう言う】

「このナイフは気にしないでください、別に自分から攻撃する気もないので」
【自分から攻撃はしないが、相手が何らかの攻撃を仕掛けてくると攻撃するぞ。と遠まわしに忠告している】 <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/13(土) 21:50:26.35 ID:VzZwOgzv0<> 【廃ビル…「廃」と付くからにはそれなりに賑わっていた時期もあったわけで。】
【その名残だろうか、青年が居るその屋上にはもうとっくに消費期限を過ぎてるだろうなぁという自販機が有ったりする。】
【青年はその自販機…ではなく、近くのコンビニで買ったペットボトルの茶を飲みながら、月を見ていた。】

…あー…

【暇だからだろうか、月が綺麗だからだろうか】
【そんな辛うじて言葉になってる声を上げながら、青年は佇む。】
【今日はアルバイトも無し、一日中絶賛暇中。】
【公園でグダグダしたり、街中を歩き回ったりした。もうその一日も終わる。】


【青年は、飽きないのかそのまま綺麗な満月を見続ける。】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 21:55:24.71 ID:D7CtG7XA0<> >>397
その辺の人殺しなら有り得るね、ああ

【クソ真面目な表情で言うが】

おいばかやめろ、そのナイフをしまえ、しまえ

【眉を釣り上げると、手で、しっしっ、というジェスチャー】
【これぐらいでしまってくれるのだろうか】

捕まる?と、思うじゃん?

実はだな、この黒猫が龍の姿に変わってくれるんだよこれが、まあ嘘なんだけど

【バレバレ(?)の嘘をつく】
【すぐに嘘を言う辺り、騙すつもりで言ったのではないようだ】

…う、うむ、だがね君
常人は、ナイフを片手に持った人間と静かにティータイムを過ごす事は出来ない訳だ、意味分かる?

【頭大丈夫か、と聞きたそうな目で言った】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 21:57:08.68 ID:vSzM1/RMo<> >>396

ふ、ふん、安い男ね

【口元はにや付いているが、あくまで素っ気無く答える】
【悪い気はしないらしい】

え、あ……

【相手が傷ついたことが分かったのだろう、慌てると】

……その、ありがとう

【少し紅くなりながらもそう礼を言った】
【根は正直な子なのだろう】

私は遊宮セリア
好きに呼ぶといいわ
あなたの事はアルでいいわよね?

【ふん、とあくまで気取って言う】
【友達が少な……もとい人付き合いが苦手な少女としては、割と嬉しいのだ】
<> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 21:57:41.81 ID:cSlnRqvU0<> >>393

「うん、すべすべ・・・・じゃなかった」
「すっきり仲直りできて良かったわ」

【満面の笑みで握手を交わす】

「姉さん・・・ね」

【やさしい少女のやさしい妥協に、彼女は少し考えた後】
【すうと息を吸い込み、一呼吸置いた口を開いた】

「あら、この辺りでは年上の女性のことをお姉様と親しみと愛情を込めて呼ぶのが一般的なのよ」
「昔々のお話なんだけど、かつてこの辺りは不思議な力を使う女性が治めていたの」
「そして、その人はこの土地の統治者でもあり、信仰の対象としての神でもあったわけ」
「基本的に女性上位の地域だったのね」
「そんな歴史的背景があって、年上の男性には"おっさん"、年上の女性には"お姉様"と呼ぶのが一般的になってるの」
「あなたの生まれた土地では違うかもしれないし、宗教上の理由で呼べないかもしれない、それは仕方ないのことだと私も思うわ」
「でも、やっぱり私としては"お姉様"と親しみと愛情を込めて上ずった声で呼んでもらえる方がしっくりと来るわけなの」

【凄いスピードの言葉でまくし立てた後、彼女は寂しそうに顔を俯け言葉を続けた】

「姉さんでもいいし、無理強いはしないわ・・・・でも、一度呼んでくれたら嬉しいなって」

【これらの事は全て大嘘である】
【なお、手は握ったままだ】 <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/13(土) 22:01:03.35 ID:Qhe/dURm0<> >>395

【近くにあった瓦礫に座る】

「難しい質問だな…」

【まさに人の性格、思考。それによって答えは違うだろう】

「だが俺は…いらないと思う」

【なんとなく、自分の思った事をする】
【心のままに行動する。それが駄目だなんて狭くて嫌だった】
【他人はそれを無責任と言うかもしれない、それも正論だ。だが男は嫌だった】

「そうか」

【短く呟く】
【エビマヨが好きなのだろう青年におにぎりをゆっくり山並みに投げる】
【自分も同じく買ったエビマヨのおにぎりを食べた】

【今日の自分の勘は冴えてる、そんな事を思った】 <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:03:09.28 ID:Hb/8wPCio<> >>399

「その辺の人殺しとは・・失礼ですね・・」

【その辺、と言われた事に不快感を示している】

「一応護衛策です、なにか?」
「まず戦場で敵兵に銃を下せと言われて下ろす馬鹿が居るとでも?」
【警戒はしているらしい】

「その猫が龍に・・・・・・」
【素直に感心している女である】

「嘘だったんですね・・・・」
【何事もなかったかのように会話を戻すが、残りの一つのナイフも取り出す】
【静かなのだが確実に怒っているのを両手のナイフが物語っている】

「じゃあ、私が居なくなれば良いんですね。」
【能力発動、相手の視界は自分を認識でき無くなっているだろう】

「どうです?これでティータイムが過ごせます?」
【姿はないのに声だけは確実に聞こえるだろう】 <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:05:04.68 ID:p29aiNAHo<> >>400

「では、セリアさんで!
 また会う事があればよろしくお願いしますっ。
 家探し、それから病気の事…頑張って下さい!」

ぺこりと再びお辞儀をしながら、満面の笑みで言葉を送る

「それでは、さようならですっ」

にこやかに別れの言葉を告げると、振り返って歩き始めた
呼び止められ無ければ、そのまま雑踏の中に身を潜らせて行くだろう
時どき振り返って手を大きく振ったりしながら <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(1/5)<>sage<>2011/08/13(土) 22:06:26.17 ID:Gjd4rFC7o<> >>401
「え、ええ。」

すべすべとは一体...よくわからないがすべすべなのだろう。

ガトリングとように紡がれる言葉、一応全て聞き取れた。

成る程成る程、此処に来てまだ間もない彼女は見事に相手の女性の口車に乗せられてしまった。そんな歴史的背景を言われてしまえば彼女の騎士道精神・郷に入れば郷に従えに嫌でも従わざるを得ない。

おっさんと言うのはどうかと思うが。

「郷に入れば郷に従え、仕方ありませんね...あ、貴方がそこまで言うなら。」

握手している手に力が入り、少し掌が汗ばむ。

「お...お...お姉...様」

少女はすぐに三角帽子を目深に被り直した。 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 22:07:30.17 ID:D7CtG7XA0<> >>403
やーい、その辺の人殺しー、その辺の人殺しー

【棒読みで何故か二回言った】

は?お前、俺が戦場の敵兵に見えんのか?
完全に、戦争に巻き込まれた一般人だろーが

【クルッとその場で一回転】
【ふさふさした狼の耳と尻尾以外は、確かに一般人である】

猫が龍ってどこのファンタジーだよ、馬鹿か

【ど迫真の表情で大人気なく言い放つ】
【信じる方が悪いのだ、信じる方が】

…え、えっとだな
お前、ナイフ持った人間が駄目なら透明人間でいいかって、お前、そりゃ違うよ

【ぽりぽりと頬をかきながら、腹ぶっ刺されたりしないといいなーとかのんきに構えている】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/13(土) 22:09:25.39 ID:vSzM1/RMo<> >>404

ええ、また縁があったら会いましょう

【そう言って少年を見送る】
【微笑みながら手を降った】









……病気は本当に冗談にもならないわ

【ため息を吐いた】
【さて、自分も歩き出さないと】
【そう心でつぶやくと、足取り軽く歩き出したのだった】

/絡みおつありでした! <> 【乙女を櫛る冱てる穂先】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:10:55.38 ID:p29aiNAHo<> >>407
/絡み乙でしたっ! <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:15:01.18 ID:Hb/8wPCio<> >>406

「刺しますよ?」
【ナイフを相手の方に突き出して見せる】

「まぁその一般人がそんなに余裕なのも変でしょう?」
「どちらかと言うと高みの見物してる政治家でしょうね。」
【フッと鼻で笑う】

「尻尾って・・・耳って・・」
【信じられないと言った目で相手を見つめる】

「次言ったら刺す。」
【一歩相手に近づく】

「透明じゃないです、貴方の脳が見せないようにしてるんです。」
【静かに相手の方へと移動して行く】

【そして、相手の肩を叩いて脅かそうとしている】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 22:22:19.83 ID:D7CtG7XA0<> >>409
怖いよ

【堂々とした無表情で、一言だけ言った】
【怖がっている様子はまったく無い】

何で政治家がこんな戦場の最前線に居るんですかァー!?

【ずびしー!と無駄に大きくツッコミ】

おう、猫耳もいいけど狼のもなかなかだろ

【ふふん、と自慢気に言った】

………


猫が何かに変身するとかどこのファンタジーだよ、アホか

【小学生並の返しである】

ほほーう、つまり君は、私の脳がオカしいとでもいうのかね

【勘違いしながらも、特に何もせず】
【今日の晩飯でも考えていると】

…うぉぅ!?

【ぽん、と叩かれる肩、耳がビクッと立つ】
【ほぼ反射的に、後ろに居るであろう相手に肘打ちを食らわそうと右手を動かすが】

何だ、脅かすんじゃねえよ

【ギリギリで止めた】
【迷惑そうに言い放つと、大きなため息をついた】 <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:24:12.07 ID:cSlnRqvU0<> >>405
「ありがとう、レオンハルトちゃん」
「今日は邪魔しちゃってごめんなさいね」

【彼女は少女の握っていた手をやさしく離す】
【そして目深に被った三角帽子から僅かに出ている、少女の頬にキスをした】

「これは、さようならの挨拶」

「じゃあ、さようなら」
「またどこかで会ったら素敵な魔法を見せてちょうだい、今度は邪魔しないから」

【ふふと妖艶な笑みを浮かべ、少女に背を向け広場を去ろうとする】
【少女に背を向けた瞬間、今まで表面に出すのを我慢していた興奮が鼻血という形で現れた】

【少女が、特に引き止めなければ彼女はそのまま去っていくだろう】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(1/5)<>sage<>2011/08/13(土) 22:31:21.42 ID:Gjd4rFC7o<> >>411
「ぇ、あ、いえいえ...」

なんだか頬が熱い、慣れない事はやっぱり慣れる事は無い。そう思う少女であった。

もしかすると"その道の才"があるのかもしれないが、そんな事に疎い彼女にそれが解る訳も無い。

「はぇ!?」

蝿では無い、驚きの声である。

そして少女は思案する、そう、外国では挨拶でハグやキスをするシーンを街のモニターで見た。つまり相手の女性はその辺りの出身なのだろう。そう予想してみる。


「あ、はい、さようなら〜。」

去って行く女性、今日少女は異文化(?)を身を持って出来た日であった。

exp+1!
exp(2/5)

/絡み乙&ありがとうございました! <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:31:40.33 ID:Hb/8wPCio<> >>410

「謝ったら許してあげる。」

【威圧するような声で言う】
【そこまで怒ってないのだろう】

「あれじゃない?革命でも起こされて見せしめに吊るされようとしているのでは?」
「それなら納得も行きますね・・・・・・・・一回吊られます?」
【ニコッと笑顔でとんでもない事を口にしている】

「まぁ、良いんじゃないですか?」
【オオカミの現物を見なことがないので曖昧な返しになっている】

【ナイフを投げる】
【ギリギリ男の横を素通りしてくれるだろう】

「そこまで言っておいて何か言う事はありませんか?」
【遠回しに謝れと言っている】
【次はきっと当てに掛かるだろう】

「ええ、だって今の私にはペイント弾も聞かなければ砂埃も立たないですから」

「あら・・・普通・・・」
【普通な反応に物凄く驚いている】

【能力解除】

「やっぱ指名手配犯も驚くのね・・・」
「そう言う所は子供なんですね。」

【クスクス笑っている】 <> 【水々妖刀】@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:33:24.66 ID:cSlnRqvU0<> >>412
/絡みありがとうございました! <> 【反転加速】<><>2011/08/13(土) 22:37:11.50 ID:c0FUgDiDO<> >>402
「だよな、何でもかんでも理由が要るなんて道理は無いよな」

初めて取っ付きやすそうな態度をとった。それは意見のあう人間と出会ったとき特有のもの

放物線を描いたエビマヨのおにぎりを器用にキャッチ。すぐさま口に運ぶ。旨い。

「――あぁ、良い夜ってなんなんだろうな?」

唐突な、質問

/私用で遅れました。申し訳ない <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 22:39:52.72 ID:D7CtG7XA0<> >>413
どうもwwwwwwすwwいませんwwwwでwwwwwwしたwwwwwwwww

【ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤァァー!!と笑みを浮かべながら】
【まったく反省していない謝罪をした】

まったく納得できねえ
つーかここは戦場じゃねーし、街の中で革命なんて起こってねーじゃん

【今更なことをドヤ顔で言い放った】
【駄目だこいつ、色んな意味で】



【ひゅうッ、と風を切ってナイフが顔の横を通り過ぎていく】
【髪が数本切れた】

うん、言いたい事はあるぜ

お前、絶対に生涯独身だな

【ぶん殴りたくなるほど爽やかな笑いを浮かべながら、女がいるであろう方向に語り掛けた】
【やはり反省していない】

普通で悪いか異常者

【噛み付くような口調で言った】
【ナイフが飛んできた事に怒っているようだ、原因は………どっちにあるのだろうか】

………


……肩をぽんするだけってのもちょっと子供っぽい悪戯な気が…

【視線を少しずつずらしながら小声で呟いた】 <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 22:47:58.67 ID:Hb/8wPCio<> >>416

「死んでも殺しますよ?」

【軽くイラッとしている】
【ここまで苛々させるのはある意味才能だろう】

「革命・・・起こしましょうか?」
【この女ならやりかねない、そんな気がする】

「まぁ、そんな事できたらとっくにしてるんですけどね。」
「冗談です、冗談」
【まったく面白くない冗談・・・と言う事は本人は気づいていない】

「次は当てますから。」
【一応警告はしている】

「独身・・・・・」
「まぁ、まだ10代ですし。未来なんてわかりません」

【物凄くショックを受けている】
【結構ナイーブらしい】

「うるさい、腐れ凡人。」
【淡々とした口調で罵り始める】

「そうですか、じゃあ次は肩にナイフを刺しますね。」
「これなら納得できます?」

【物凄く爽やかな口調でそう言う】 <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/13(土) 22:51:17.06 ID:VzZwOgzv0<> >>398募集中ですよ <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 22:56:28.24 ID:D7CtG7XA0<> >>417
いや死んだら殺せないだろ、何言ってんだお前、馬鹿か?

【どこまでもウザい青年だ】

まあまあ、無茶すんなよ
子供はお家で大人しくアンパンマンでも見てなさい

【ハハハハハと笑いながら言う】
【アンパンマンが今やってるのかどうか、それは分からない】

当たると思ってるのか馬鹿めがッ!!

【多分当たる】

いやぁ急にナイフぶん投げてくる上に人殺しじゃあなあ、人は寄りつかねえよなあ

【うん、うん、と何回か頷く】
【単なる相手への嫌がらせである、まあ半分は的を射ているかもしれない】

腐ってないから凡人なんだろーが

【こちらも無表情で切り返し】

えっ、ちょっ、それ驚くとか子供とか以前に痛いし、やめろよ馬鹿

【やはり手を振って拒絶、当たり前である】 <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 23:02:44.52 ID:Hb/8wPCio<> >>419

「一応高校出てるからバカじゃないんですけどね。」

【表情を崩さずに応対している】

「私は<お母様といっしょ>しか見てなかったので」
「まずアンパンが喋るなんて不気味極まりないです」

【小さい子が一度は通る道を全く通っていなかった女であった】

「試す?」
【これほどの短い言葉に物凄い殺意を込めて言い放つ】

「結構寄りつかれますけど?」
【全て殺し屋へのスカウトであるのだが】

【結構落ち込んでいるのは秘密である】

「まぁ、つまらない人生送るよりかはマシです。」

「気を抜いたら背後から刺しますので。」
「楽しい毎日をお過ごしくださいね」

【軽い脅迫をしている】 <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/13(土) 23:06:00.03 ID:Qhe/dURm0<> >>415
【答えなど無い質問。あえて正解を言うならば質問者が正解だと思った答えが正解。】
【今回の自分の答えは正解だったようだ】

「あぁ」

【空気が緩くなる。猫が警戒心を解く様なそんな瞬間だった】

【青年が年相応の行動を取った。男は表情を変えない、警戒でも何でも無くこれが素の様だ】

「ふむ…」

【唸った。だが先程よりは個人的に易しい質問である。】
【愛する人と見る星々、孤独な読書の時間、独り見る夜空、大事な日の前夜。人様々である。】
【唸った理由。それは青年には悪いが今回も私見の混じる回答になるからだった。】

「…無理の無い…心地良い時間……かな」

【昼間と夜では違う。昼間の太陽の心地よさと夜の暗闇の心地よさは】
【昼間の温かな陽気が好きな人は多い。だが自分はまたしても少数派の夜が好きだ】
【夜の弱い風に当たりながら月を見つめる、コンビニ帰りの特に視線を定めない帰り道】
【昼間では味会えない事だらけだ。根暗と言われてもやっぱり好きだ】

【男は27年間生きた中で思った事を口にした】

/おかえりなさい、大丈夫ですよー <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 23:09:58.42 ID:D7CtG7XA0<> >>420
つまり、バカな高校からバカが出てきたって事だな

【何がなんでもバカらしい】

……

じゃあお母様といっしょでも見とけぃ!

【もう返すのが面倒くさくなかったのか、アンパンマンからお母様といっしょに変わった】
【にしても、どっかの貴族の出なのだろうか、青年ですらタイトルとなんとなくの雰囲気しか知らない】

やれるもんならやってみなぁ

【カラカラと笑う青年】
【明らかな殺気を感じ取っても、殺気を送り返す訳でもなく、ただ笑っている】

え…

【ふと自分の予想は外れたのだろうかと考えるが】
【すぐ脇の死体に目を移すと】

………死人は人じゃねえぞ…

【物凄く勘違いをした】

はっはっは、なんとスリル溢れる毎日だ
だけど君、ターゲットが違うのではないのかね

【と呟くと、ジリッと一歩足を引き】


じゃっ!


【だーっ!と相手に背を向けてダッシュ、逃走だ】
【今ならまだ止める事は容易だろう】 <> 【死角視圏】≪Filling-in the World≫@wiki<>sage<>2011/08/13(土) 23:16:10.28 ID:Hb/8wPCio<> >>422

「もうバカで構いません」

【返すのもしんどいのかバカと言う事にしている】

「あんな子供の見る物・・・」
「私はもう19ですよ?」
【サラッと自分の年齢を暴露】

「わかりました、では後日改めて伺います」

【男に敵意は抱いていないのだろうナイフを仕舞う】
【いつでも取り出せるようにはしている】

「なんですか?」

【男の向いている方向に目をやる】
【そこには先ほど殺した死体が転がっていた】

「そこまでのド変人じゃないです!」

【初めて感情を露わにする】

「まぁ、背後に気を付けなさい」
「私は殺せれば誰でも良いんで」

「逃げたっ。」

【逃げる男を静かに目で追う】

/絡み乙ありでした〜 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/13(土) 23:22:06.78 ID:D7CtG7XA0<> >>423
バーカバーカ

【青年はただの小学生だった】

(…あれって子供向けだったのか……)
19歳か、四捨五入してもう30歳だな、泣くなよ

【相手の年齢とかどうでもよさげ】
【ぶっちゃけただの暇潰しに話しているだけなのだ】

出たよ『後日』、いつだよ『後日』

【後日後日連発、後日に恨みでもあるのだろうか】

ハッハッハ、まあ、俺の知り合いにだけしか教えないから安心しろー

【全然安心出来ない】
【そのままダッ!と路地裏の奥、闇の中へと消えていった】

/絡みありがとうございましたー! <> 【反転加速】<><>2011/08/13(土) 23:34:10.85 ID:+yWJOerU0<> >>421

「だろうなぁ…俺的には俺の空間を邪魔するやつが誰もいねぇ
 そして俺がそれを気にすることなく、独りに浸れる時、だな」

独り。どの集団にいても独りであると感じないときは無かった。
集団で輪になって座ったとしても、一人のけもの扱いされているような
飲み会とやらで輪に入ろうとしても輪に入れないような感じ。

そんな中無理している事に疲れて、そんな中結局独りを渇望して。
その独りの時間にちょうどいいのが夜で、人の姿をぼかす夜で。

「…多種多様なのかね、良い夜ってのは」

と遠くの月に何かの思いを馳せて、夜風に言葉を乗せた。 <> 【描映爆筆】@wiki<><>2011/08/13(土) 23:44:22.61 ID:hHiJDH3q0<> 【深夜の路地裏】

「しっあわっせは〜あっるいってこっない〜だっかっらあっるいってゆっくんだね〜♪」

【かなり入り組んだ暗い路地裏に場違いなほど明るい少女の歌声が響き渡る】
【その声につられて来てみれば、一人の奇妙な少女を発見することが出来るだろう】
【背中まで伸ばした長めの髪はどうやって染めたのか玉虫色に輝いており、月明かりによって刻々と変化していく】
【瞳の色は吸い込まれそうなほど紺碧のサファイアブルーで、おそらく見る者を圧倒することだろう】
【だが顔だちは意外と幼い、また身長も低く華奢で起伏に乏しい残念な幼児体型である】
【服装は全体的にちぐはぐで、安っぽい青のジーパン、裾を出し襟元をくつろげた真っ赤なワイシャツ、緩く締めた明るい黄色のネクタイ】
【その上からあちこち絵の具の付着した大きめのホワイトコート、要するにブカブカの白衣を羽織っている】
【雰囲気とそれに伴う治安の悪さからこの辺りの人通りは殆ど絶えているのだが、そのことを少女が気にする様子は全く無い】
【そして先程から彼女は歌いながら一体何をしているのかというと】

「いっちにっちいっぽ、みっいかっでさっんぽ、さ〜んぽすっすんっでにっほさがる〜♪」

【右手で持った筆を使い陽気な声とは裏腹に、真剣な顔でアスファルトの地面に何やら複雑な記号らしきものを幾つも生み出していた】
【それぞれ大きさもてんでばらばらで、小さめのナスカの地上絵にも大きめの地図記号にも見えるソレらは】
【この辺り一帯の地面に黒インクでびっしりと隙間なく描かれている】

「よしっ、でーきたっと」

【最後の一つを書き終えたらしく、手を止めて小さくため息をつく】
【そうして右手の筆をクルリと一回転させると、其れは一瞬で煙のように消えていった】
【辺り一面幾何学模様を施されたかのような地面を澄んだ青い瞳で見つめた後にっこり笑う】

「うん、上出来!」

【嬉しそうにそう言うと再び何も無い空間から筆を取り出した】
【どうやらこれが彼女の持つ能力らしい】
【そして今度は近くの壁にさらに真剣な表情でかなり大きめの何かを描いていく】
【蛇のように長い体を持つソレはどうやら鱗と鉤爪の生えた前足で丸い球を掴んでいるようだ】
【かなり熱中しているらしく、もし誰かがこの場に来たとしても恐らくそれに気付かずに筆を書き進めていくだろう】 <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/13(土) 23:57:40.03 ID:Qhe/dURm0<> >>425
【どうやらまたもや正解だったようだ。】
【青年は言う。独りが良いと。でも自分を拒絶しなかった、矛盾だが特に聞こうとも思わない】
【拒絶されなかった。その事実が有るだけで十分だった】

「それが心地よいのならそれが心地よい夜なのだろう」

【孤独を誘う闇。それに浸かるのが好きな者、それを怖がり寄り添う事が好きな者】
【青年程の歳の頃、男は孤独だった】
【男自体が孤独を好む性質だったからだろう。】
【それでも孤独と同じ様な、似てるようで似ていない心地よさをくれた女性が居た】
【理解してくれた、理解して愛してくれた妻は今は墓の下だった】
【男はまた孤独になった。そして孤独である】

「だろうな…そしていつの間にか変わる時もある」

【青年を見る。自分とは違う孤独の愛し方なのだろう。自分の若いころと姿がダブらない】
【だが…やはり嫌な気持ちにはならなかった】

【男はやはり月を見つめた】

「あぁ…」

【何度見ても飽きない月に見惚れた】 <> 【反転加速】<><>2011/08/14(日) 00:13:17.87 ID:3oenj5Mo0<> >>427

「そうだな…これ以上の言葉はよ、夜を台無しにするだろうな」

夜を語れる人間と知り合いながら、これ以上語ろうとしないのは
恐らく夜を損なうからで。拒絶では無いのである。それぞれの夜があるように。
独りの夜を好む二人はいつまでもその場にとどまる事は出来ないと青年は判断し。
その場から去っていこうとする。止めないなら、消えるだろう。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/08/14(日) 00:13:23.39 ID:PSFVh+yro<> /まだいらっしゃいますか? <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/14(日) 00:14:17.21 ID:PSFVh+yro<> >>426
/しまった、まだいらっしゃいますか?
<> 【描映爆筆】@wiki<><>2011/08/14(日) 00:15:22.66 ID:XiNj93lU0<> /はい、いますよー <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/14(日) 00:17:41.67 ID:PSFVh+yro<> >>426
…………
「じーんせいは、ワン・ツーパンチ……ん?」
【同じく路地裏を歩く人影があった。月の光に照らされて地面に映った女のシルエットがあった】 
【歌っている声は若い少年のようで、女の声とは思えない】
【女は奇妙な服装で何か絵を描いている少女を見つけた。その姿に興味を持ったのか、見守るにした】
【ちなみに女の服装は黒いゴシックロリータのようなドレス。金髪が暗い中、よく映える】

……
「……あっせかきべっそかきあるこうよー」
【少年のような声は女のはめている右腕のブレスレットから聞こえる。そういう道具だった】
【少女の絵が完成したようだ。少女に声をかけようとしたが……】

…………
「これであってたっけ、歌詞……」
【少女に近づき、ブレスレットが声をかけてみる。絵を見てみるが、どれもよく分からなかった。絵の知識があまりなかったためらしい】
【それでもなんとなく、素晴らしい絵というのは分かった気がした】 <> 【頑強魔法】@wiki<><>2011/08/14(日) 00:20:42.28 ID:StIf8yd80<> >>426
【少女が絵描きに熱中している所を偶然に目撃してしまった者がいる。
 果たしてソレが幸運か不運なんて誰にも分かりはしないが、何かに惹かれたのは確かだろう。
 例えば路地裏に、あるいはそのヘビのような絵に】

「こんな時間に夜更かしかい?」

【などと声をかけたのは絵を描く少女と同じくらい(少なくとも見た目は)の少女であった。
 ただし、その姿は不対象で左腕が欠損しているという目を引く姿であった
 腕が非対称ならば瞳も同じく、この地ではおそらく珍しいオッドアイの綺麗な瞳をしていた。】

「何処かのお話のように瞳を書き忘れちゃ駄目だよ」 <> 【頑強魔法】@wiki<><>2011/08/14(日) 00:21:16.51 ID:StIf8yd80<> >>433
/そげぶ <> 【鬼魅一身】@wiki<><>2011/08/14(日) 00:27:02.51 ID:zHZsXqJO0<> >>428
【理解できる。だからこそ】

「……」

【無言。止めない、彼は決して止めない】
【とても良い時間だった。もしかしたらこんな夜は…】
【夜を語れる人間とは二度と出会えないかもしれない】
【だが同時に青年の気持ちもわかった、】

「……」

【だから別れの挨拶も言わない】

「それに…」

『――−−−−いつか会える気がする』

【唯の勘だが男はそれに従う】

【孤独になった部屋で男の頬が僅かに吊り上がった】


/乙ですー。良い夜を!(´▽`)>ビシッ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2011/08/14(日) 00:38:10.37 ID:4C2gDUWDO<> >>435
/乙でした! <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/14(日) 00:41:48.89 ID:dBZgI2Mqo<> 【ここはとある岩山、灰色の岩肌が続く】
【さほど高い山ではないが、頂上付近は空気が薄く一般人が運動をすればすぐに酸欠になる】
【そんな場所で岩が破壊される音が響いている……】
【そこには一人の女性がいたが。服装は飾り気のない白い下着姿である】
【右手にメイスを構え、素手である左手とあわせて巨石を殴りつけており、華奢な見た目とは裏腹にかなりの腕力を持っている】
【黒い髪が汗で肌に張り付いており、息も荒く……頬も高潮しており危険な状態であろう】
<> 【描映爆筆】@wiki<><>2011/08/14(日) 00:44:53.48 ID:XiNj93lU0<> >>432

「…………」

【歩いていた女性のことなど全く無視し、一心不乱に壁に力強く絵を描き続ける奇妙な少女】
【全体の長さが実に6,7メートルはあるだろう其れは太くて長い体に鱗を纏い耳まで大きく裂けた口からは鋭い牙が無数に伸びている】
【彼女が此方に近づいてきてもまるで気付く様子はない】
【しかし、】

「のわあああっ!?」

【流石にすぐ近くで声を掛けられれば驚くらしい】
【彼女に言わせればその程度のことで集中を切らすようではまだまだ修行不足、らしいがとにかく彼女は焦って飛び上がり】

「あ」

【丁度仕上げに入っていた目の部分でグチャッ、と筆先を乱れさせた】
【そのせいで絵の中のいかめしい顔の半分以上が黒く塗りつぶされてしまう】
【彼女はその見るも無残な失敗作を呆然と見つめ、すぐに後ろに立っていた人物の方をキッ、と振り返り】

「なんてことしてくれたんですかぁ!! 人の創作活動の邪魔をするなんて、貴女死にたいんですかぁ!?」

【と、怒りを爆発させた】



/すいません……また今度お願いします <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/14(日) 00:46:25.22 ID:PSFVh+yro<> >>438
分かりました、すみません…… <> 【描映爆筆】@wiki<><>2011/08/14(日) 00:46:51.76 ID:XiNj93lU0<> />>438の最後は>>434の方へのコメントですごめんなさい <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 01:02:23.99 ID:sxYr6L4oo<>
【天一面に広がるは墨の様に純粋な闇、ポッカリと浮かぶ満月が美しい夜の事です】
【人々の雑談の音が入り混じり色鮮かなネオンが満ち溢れる大通りから外れた】
【胸を突く様な匂いが漂い紅い液が零れる道をチュウチュウと鼠が走る狭い裏通り】
【人が二人も入れるかどうかわからない程狭くクジラの口の様に、深い道の奥の奥】
【黒に近い青色のシルクハットとタクシードを着た小柄な少女がペタリと座り込んでいました】
【薄紅色の口元からの小さな声は湿っていて少女は何か丸いモノを抱き抱えながら】
【深く帽子を被っていて隠された瞳からは水滴が流れ、その様子はとても悲しそうでした】

/寝落ちする可能性が非常に高いですが <> 【香川ノ民】うどん食えうどん<>sage<>2011/08/14(日) 01:19:11.78 ID:1zCBiAtSO<> >>437
/まだいらっしゃいますか? <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 01:25:15.26 ID:i0V7rybYo<> >>441

夜闇が街を覆い尽くしたそんな頃合いに、着物を着こんだ一人の男が街道を歩いていた
特に目的が有るわけでも無く、ただ単純に魂の在り処を探しているだけ

そんな男が一人の少女を見つけたのは、ただの偶然でしか無かった
何かを抱えた悲しそうな少女――男にとってそれは、容易に看過できる光景では無い

奥細い道に既に踏み入れていた足を動かし、距離を徐々に詰めていく
ひどくゆっくり、緩慢ともとれる様な動きで

「こんばんは。泣いて――いるのかい?」

小さく笑みを浮かべながら、男は問い掛けた <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/14(日) 01:34:55.21 ID:dBZgI2Mqo<> >>442
(いるぜ!W&凍結の可能性がありますが) <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 01:38:47.57 ID:sxYr6L4oo<> >>443
【かさりかさり、と。地面をこすりながら地面を踏みしめて進む足音がなりました】
【うえんうえん、と。すすり泣いていた少女は驚いた様に体を震わせ首を上に上げした】
【そこにはおじさんというよりお兄さんと言った方が良いのかもしれない男性がいて】
【少女の涙にうるんだ初雪の様に真っ白な瞳は、月明かりに照らされて悲しげに揺れました】

「無いの…………見つからないの……見つかってもこわれちゃうの」

【もしかしたら男性だったら見えるかもしれません、】
【少女の更に奥にあるモノから上が恐怖のままに止まった霊魂と】
【少女の体の周りを取り巻く10個それぞれ憎しみを抱いた霊魂を】 <> 【香川ノ民】うどん食えうどん<>sage<>2011/08/14(日) 01:41:47.95 ID:1zCBiAtSO<> >>444
/ありゃりゃ、そうでしたか
/自分返信は遅い方なので、そうなるとそちらへの負担が大きくなるので今回は引いときます
/今度ご縁があれば、その時はよろしくお願いいたします。それでは失礼します <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 01:52:47.51 ID:i0V7rybYo<> >>445

驚いた様に顔を上げる少女の顔を見て、男の顔が少しばかりの悲しみを映し出した
その齢で、なにをそこまで悲しく感じているのか、なぜそこまで悲哀を現わせるのか――それが理解できない
見当もつかないし、何より悲しかった

「……探しものは何かな? よかったら、聞かせてほしいんだ」

少女の身体を取り巻く霊魂を見咎め、男は思わず戦慄を感じてしまう
何があったというのか、何があればそこまでの霊魂がこの少女に憑くのか――男はそれを確かめたかった
だから霊魂を無視するように少女に近づくと、片膝を突くような格好で腰を落とし、優しく問い掛けたのだ
柔らかな微笑みを浮かべながら、できる限り親身に接するようにしながら <> 【描映爆筆】@wiki <><>2011/08/14(日) 02:03:26.48 ID:XiNj93lU0<> >>439
/もう見ていらっしゃらないかもしれませんが
/>>438で誤解を生むような書き方をしてしまい本当に申し訳ありませんでした
/モチロン自分は続ける気は十分あります
/不快でなければ、もし宜しければ、相手をして頂けないでしょうか……
/お願いします! <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 02:14:38.25 ID:sxYr6L4oo<> >>447

「無いの……見つからないの……」

【少女の瞳からチロチロと流れる透明な川は腕の中のボールに似たモノに注がれます】
【男性の春のお昼よようなおだやかな笑顔を見つめる瞳は凍ったようにかなしみしかみせません】

「でもね…………でもね…………たった今見つけたの、多分大事っ」

【そして問いかけられた優しい男性の言葉にニコニコとしか笑みが少女に咲きました】
【少女はふきふきと何か液体がついて黒くなった手で頬の涙を吹いて、抱えていた】
【ボールの様な物を、男性に向かって投げます、クルクルとボールの様なモノは】
【短いカラス色の髪の毛を揺らしながら、白濁した瞳で夜空を眺めながら男性の元へ】

【同じタイミングで少女もボールの様なモノに続き立ち獣のように地面手膝をつきました】
【ギラギラといつの間にか握られていたシルバーの片刄のナイフはなんでも斬れそうで】
【少女はそのナイフを男性の腹部にいれようとしました、キラキラひかる切れ味の良いナイフを】

「   そ の 体 私 達 に 頂 戴 ?   」

【少女は笑っています】【少女は楽しげに笑っています】【べっとりと血がついた顔で笑っていました】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 02:15:46.83 ID:5o7wGqi9o<> 【夜、繁華街より少し逸れた人気の少ない裏通り】

【かつかつという快活な音が響き渡りその足音の持ち主の体重の軽さと優雅さを演出している、街の輝きに反射するかのような白い少女の】
【どことなくまだ幼いようなあどけさを持ち合わせ、それでいて大人の気品も持ち合わせているかのような美貌――俗世間一般的には美人というのだろうか】
【そんな少女が人気の少ない道を歩いていくのだ。耳にはイヤホンがはめられておりドレスの首元の隙間からコードが伸びていて、少女に音楽を提供していた】
【それなりに満足げな表情を浮かべながら進んでいき、その異国的且つ非日常的な服装と姿に何人かの人間は視線を向かわせたり逸らせたりする】
【そんな視線を一切気にせずに少女は真っ直ぐに道を進んでいき、目的地を誰にも悟らせること無く今日も今日とて自分の気分のままに歩むのだった】

【しかし、二つ明らかに不自然な点があった――白い少女と言う割りにはやけに翠がかかった髪の毛の色、染めているような感じはなく地毛であるらしいのが難解なのである】
【第二に――耳が細長かった。人の其れよりも先を伸ばし、やや横に垂れるようにしなだれて少女が人外であることを表している。少女はそれを隠そうとする気配はなかった】
【むしろそれを誇りに思っているかのように、見せびらかすように歩いていくのだ――まるで、周りの生物に自慢するかのように】


/誰でもうぇるかむー!殺し合いから雑談までっ <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 02:28:47.07 ID:i0V7rybYo<> >>449

「たった今、見つけた…?」

唐突に笑みを浮かべた少女の言葉に、男は首を小さく横に傾けた
そして、投げつけられたボールの様なモノを、反射的に受け止めてしまう
飛んでくる際にそれの正体を明確に把握した上で、しっかりと受け止めたのだ

人の頭なんて、そんな物は見慣れてしまっている
人の死体を見たぐらいで、何を驚く事があろうか

――問題は、懸念すべきは少女の動きなのだ
両手でボールの様なモノを掲げながら、男は少女の動きに視線を送り続ける

そして自らに迫りくるナイフの存在に気付き、反射的に手に持ったソレで防ごうとした
少女が突き出すナイフをソレで防ぐ事が出来れば、男は瞬時に手を離して後ろに跳躍するだろう
そして、不可視の状態にあった霊流銃を実体化させる

「体…か。私達…っていうのはそう言う事かな?」 <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 02:43:02.06 ID:sxYr6L4oo<> >>451

【狭い路地裏にカキン、金属と金属がぶつかり合う音と小さな火花がちりましま】
【少女は横に弾け飛んだナイフを拾う事もせず、はなれていった男性を首を傾げみつめます】

「そういう事?どういう事?……からだ……くれないの?」

【クルクルと少女の周りを取り巻いて渦を描くように回る霊魂は薄紫に光ります】
【霊魂達は音もない声で【なげきます】【叫びます】【悲しい死をのろいます】
【少女はゆっくりと立ち上がって、手を伸ばしました……既にそこにはナイフがありました】

「かなしいな、……悲しいよ、
苦しいよ、
怖いよ……暗いゆ……欲しいな…いっぱい欲しいな…体」

【一歩男性の方へだけ進みました、ぐしゃりと足元の若者の生首はザクロよ様に潰されて】
【紅い赤い地面に白と赤と黒がまぜごちゃになったきたない花を艶やかに咲かせました】 <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 02:56:15.47 ID:i0V7rybYo<> >>452

嘆きを現わす霊魂達を見やる男の瞳はひどく冷めていて、完全に見下している様であった
例えそれが、どれ程悲しい死を与えられた者たちの魂であった所で、男にとってはただ祓うべきものでしか無い

「体が欲しい…かい? たくさんの体を集めて、君は何をするのかな?」

男は右手に持った霊流銃をすっと持ち上げ、銃口を少女の右足へと向けた
その表情は未だ無感情なままで、冷たい双眸は鋭い刃物のようですらある
今、この男に戦意は無い――状況を理解する事を何よりも欲していた
だが、もし少女が攻撃の為に足を踏み出したと判断すれば、迷い無く引鉄を引くだろう
銃弾に込めた霊魂は、今しがた少女が踏み砕いた生首の持ち主のモノ

「君は、何がしたいのかな? 今やろうとしている事は、本当に君の意志なのかい?」 <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 02:59:04.00 ID:sxYr6L4oo<> >>453
/ん、引き金を引くだろうとは、
攻撃される描写をしても良いという事ですか? <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 03:00:41.69 ID:i0V7rybYo<> >>454
/そちらが足を踏み出すのなら、そう言う事になりますね <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 03:24:48.60 ID:sxYr6L4oo<> >>453

「……………………意識?」

【少女の不思議なそうな声と共に】【一歩】【雷の様な音が路地裏に響きました】
【裏路地にツンとした火薬の匂いと煙、地味色の凶器が少女を見つめています】
【ですが】【また一歩】【少女は首を可愛らしく傾げただけで男性の元へ進みました】

「ねぇねぇ……意志ってなあに?」「意志、てなんなの?」「意志とはなんだい?」

【足元には沢山のくだけた銀の欠片達が散らばっていました】【少女を守った欠片】
【冷たさと一緒に引き金を引いて飛びたした終わりを、ギリギリに防いだ】
【円状に花が咲く様に現れた沢山のナイフの破片、霊魂達は笑いますケラケラ、ケラケラ】

【少女の周囲には何時の間にか沢山のナイフが空中に浮かんで命令を待つ様に】
【少女の周囲には何時の間にか沢山のナイフが様々な滲み出る沢山の少女の霊魂】

「私は」「あたしは」「僕は」「ただ」「皆の為に」「僕の為に」

「…………みんなが幸せになるように……頑張るだけだよ?」

【クルクルと回り始めた数あるウチの三本のナイフは男性の】【首を】【手を】【足を】
【きりさいて】【体を手に入れる為に【はくぎんの光を受けながら】【飛んで行きました】 <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 03:45:15.40 ID:i0V7rybYo<> >>456

「そんな物も知らずに…ッ!」

首を傾げる少女の姿を見ながら、問い掛けてくる幾つもの声を聞きながら――男は呻いた
そして、諦めを感じる――ああ、そう言う類の人間か…と

自身の放った銃弾が銀の欠片に阻まれたのを確認すると、男は小さく舌打ちをつきたくなった
(…何とも厄介な能力だ)
男の中には、既に話し合いと言う選択肢は残されていない
こればっかりは自身の専門外だと、そう割り切るしか無かった

空中に浮かぶナイフを、霊魂を睨むようにして――男は一つ息を吐く
霊流銃を構え、少女の次の行動を待ち構えた

そして飛来してくる三本のナイフ
男は左肩と腕で壁を作ると、首と腕を狙ったナイフを左肩と左腕でそれぞれ受け止める
そして足を狙ったナイフに対しては霊流銃を発砲し、軌道を逸らす事で攻撃を回避した

「―――つッ」

左半身に走りぬける激痛に顔を歪ませながらも、しかし怯む事無く
男は霊流銃の銃口を、少女の首の辺りに向けた

「ボルトヘッジ剛三郎―――ッ!!」

気力を振り絞る様に怒号を上げると、手持ちに有る霊魂としては上位のモノであるそれを霊流銃に込める
そして、少女の次の攻撃に先行するよう引き金を引いた

唸る様な轟音が辺り一帯に響き渡り、稲妻のような軌跡を描いた一つの弾丸が少女を襲いゆく
命中すれば、物理的ダメージと全身を痺れさせる様な雷攻撃を与えるだろう
例え攻撃を防いだとしても、耳をつんざく程の音が狭い路地に響き渡る事となる

そして、男はそれらの最後を見届ける事無く表へ向けて駆け出した
顔を苦痛に歪めながらも、全力疾走で
もちろん、小まめに後ろに視線をやって警戒する事を怠りはしないが

端的に言えば、逃げてしまったのである <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 04:05:29.00 ID:sxYr6L4oo<> >>457
【焼け付く様な痛みと共に、路地裏を抜け深夜ですが明るい世界に逃げた男性の】
【後ろをついてくるモノは少女もナイフも霊魂もなにも、誰もいませんでした。】
【では少女はどこに居るのでしょうか?】【答えは雷鳴の爆音と余韻を残す裏路地】
【少女は裏路地に倒れこんでいました、体の何処かを貫かれ体から煙が上がります】
【ですがなぜか地面は欠片のほども湿ってなくて代わりに白い破片が散っています】
【キリキリとキリキリ、少女の側の霊魂達は、逃げた男性をずった悔しいそうに睨んでいました】

【男性はいつか見るのかもしれないし、見ないかもしれないし、それは神様だけがしっています】
【少し前の新聞には一面に1路地裏で1人の少女が殺される凶悪な事件が報道されていて、】
【犠牲者の少女達の写真は確かにあの霊魂達、一番古い写真は男性が出会った少女の写真でしたとさ。】

【激情の赫き一閃】 -Carmilla-
────To Be Continued?

/絡み、戦闘乙でしたっ <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 04:09:34.68 ID:sxYr6L4oo<> >>458
最後でみす

【少し前の新聞には一面に1路地裏で1人の少女が殺される凶悪な事件が報道されていて、】


【少し前の新聞には一面に路地裏で11人の少女が殺される凶悪な事件が報道されていて、】

ですね <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 04:13:15.62 ID:i0V7rybYo<> >>458

表道路の喧噪の中に紛れこんだ所で、男はようやく足取りをゆっくりとした物に戻した
左腕を覆う着物は既に血でべとべとになっていたが、それを気にせず息を無理やりにも整えながら歩いて行く
頭の中に有るのは、少女の周りにあった霊魂達の姿

「…今回は逃げてしまったけど、これは霊流としていずれやらなくちゃいけないか」

呻く様に呟く独り言に、男は思わず苦笑を浮かべてしまう
今回の結果だけ見れば、恐らく次もまた同様に―――
その考えを振り払う様に小さく首を振ると、男は前を見据えて歩き始めた

/絡み乙でしたっ!
/突き刺さったナイフは消えてしまうのですか?それともそのまま…? <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla-<><>2011/08/14(日) 04:14:47.73 ID:sxYr6L4oo<> >>460
/あ、消えちゃう感じでお願いですっ <> 【超霊流銃】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 04:15:59.98 ID:i0V7rybYo<> >>461
/了解ですっ <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/14(日) 11:31:04.59 ID:yieCsCZAO<> 【街中 某牛丼屋前】

あー…食った食った

【普通の青年がお腹をさすりながら店から出てきた】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にTシャツとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】

…さて、どうするかな

【ぶらぶらと歩き出した】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 13:25:05.05 ID:A57Q0Q3po<> 【昼過ぎ、街外れの郊外、街と街を結ぶ人気の無い道】

【かつかつという快活な音が響き渡りその足音の持ち主の体重の軽さと優雅さを演出している、太陽の輝きに反射するかのような白い少女の】
【どことなくまだ幼いようなあどけさを持ち合わせ、それでいて大人の気品も持ち合わせているかのような美貌――俗世間一般的には美人というのだろうか】
【そんな少女が人気の少ない道を歩いていくのだ。耳にはイヤホンがはめられておりドレスの首元の隙間からコードが伸びていて、少女に音楽を提供していた】
【それなりに満足げな表情を浮かべながら進んでいき、その異国的且つ非日常的な服装と姿に何人かの人間は視線を向かわせたり逸らせたりする】
【そんな視線を一切気にせずに少女は真っ直ぐに道を進んでいき、目的地を誰にも悟らせること無く今日も今日とて自分の気分のままに歩むのだった】

【しかし、二つ明らかに不自然な点があった――白い少女と言う割りにはやけに翠がかかった髪の毛の色、染めているような感じはなく地毛であるらしいのが難解なのである】
【第二に――耳が細長かった。人の其れよりも先を伸ばし、やや横に垂れるようにしなだれて少女が人外であることを表している。少女はそれを隠そうとする気配はなかった】
【むしろそれを誇りに思っているかのように、見せびらかすように歩いていくのだ――まるで、周りの生物に自慢するかのように】

【嗚呼、今日は何をして退屈な時間を潰して回ろうか、そんなことを頭の端っこで気楽に考えていた少女は―――ドンッ 小さい人影とぶつかった。自分よりも遥かに幼い少女と】
【その少女の年齢は7歳程度だろうか。身長も見た目も白い少女よりも更にぐっと幼い。そんな少女が蝶々を追いかけていたせいで不注意により白い少女の背中にぶつかってしまったのだ】
【当然痛みなど殆どなかったのではあるがピタッと歩みを止め、踵を返すようにクルリと――いや、にらみつけるように、見下すようにギロリと振り返り小さき少女を見下ろす、いいや、見下す】

「…………ぁー、大変ですわ。お嬢ちゃんがぶつかったせいで服が汚れてしまいましたわ」

「弁償、してくださる?―――お金が払えなければ、私の暇潰しの贄となりなさい」

【意地の悪い笑みを――嗜虐的で――誰もが嫌ってしまうような笑みを作りながら白い少女は困惑する少女を放ってドレスの首元左手をスッと差し込み、中からスマートフォンを取り出す】
【手馴れたような器用な操作で設定をカチカチッと弄り、スピーカー再生も出来るようにすると音楽リストを開き、ジャンルから『魔術行使用特殊音響』と書かれたジャンルを選択し】
【その中の一つの音、つまりは曲を選んだ直後に―――小さきか弱い少女は突然の突風を正面から浴びてしまい地面に仰向けに倒れ、足首は地面から伸びた土でできた手に掴まれていた】
【倒すことによって位置関係によるアドバンテージを生じさせ、更には足首を拘束することによってその状態を維持しようとする。白い少女が言う『暇潰し』がどんなものかなど想像に足りるものだった】
【白い少女の細長い耳がそれを物語っている。少女は人外、少女は人間ではない、少女は人間を見下している―――きっと今だって、蟻の巣に水を流し込んで遊んでいるような感覚なのであろう】
【小さき少女にぶつかられたのは蟻に体を昇られた感覚なのと一緒。蟻に体を上られると言うのはとてつもなく不快であり、それによって機嫌が悪くなることもまぁ、人間にも一応理解できるのではないだろうか】

【とりあえず、白い少女は小さき少女の腹に蹴りを入れる事にし、その華奢な腹部目掛けて右足を繰り出した】



/誰でもうぇるかむー!殺し合いから雑談までなんでもござれいっ <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 13:51:27.03 ID:/wByBYM50<> >>464
ぶつかっただけで汚れるとか相当の粗悪品だなその服。
まァ貧乏人にはそんな物しか買えないか…
ハッハッハ、泣くなよ

【唐突、白い少女に掛けられる声】
【人気の無い場所でその声はよく通る】
【出所を探れば、すぐに分かるだろう…そこには一人の青年が居た】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、黒猫を頭に乗せた】
【警察やらジェイルやらに指名手配されているフツーの青年が、にこにこと爽やかな笑みを浮かべていた】

それか、生まれの種族がよほど貧乏な種族だったかだな…うん…
頑張れよー貧乏少女ー

【青年は、ただそれだけを告げると、何事も無かったかのように無表情で、どこかへ行こうとしている】
【被害者を助ける訳でも、警察を呼ぶ訳でもなく、ただ相手をバカにしただけ、ただそれだけだ】
【もちろんその声は白い少女に聞こえるはずだし、周りの人間にだってきちんと聞こえるだろう】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 14:02:39.79 ID:A57Q0Q3po<> >>465
【ピクリッ―――白い少女の細長い耳がそんな風に一度動き、深い溜め息を吐いて気分を落ち着かせてからゆっくりと足を動かして自分の背後へと視線を向けた】
【そこにいるのは一人の青年で、狼の耳があるのが視認することができる。獣人の一種であろうか、魔術か能力によるものと言う考え方もあるがとりあえずは獣人の線が濃厚】
【つまり、今時分は明らかな挑発を受けていて、それも人間だか獣だかよくわからないような下等な獣人によるものだと――嗚呼、今日は、今日は、なんて気分が悪い日だ】
【少女は右手を背中に回すと小さき少女がぶつかった部分を手で軽く払って土を払い落とし、一度奥歯をカチッと鳴らして怒りを更に静めようとした。何かの癖であろうか】

「……いきなりの登場で、随分な物言いですわね」

「お生憎様。私はハイエルフ、それに生まれも貴族の育ちですわよ?」
「この美貌を見てもそんなことが言えるだなんて貴方、網膜が歪んでいるのではなくて」

【チチチチッとスマートフォンを右手で操作しながら言葉を発していき、腹部から沸きあがる激痛によって腹を押さえて苦しむ小さき少女の事など尻目にこちらからも挑発の言葉を向けた】
【随分とまぁ不機嫌そうな顔ではあるが、不敵な笑みとでも言うのであろうか、怒りを隠すように笑みを無理矢理に作り上げているのが出ている表情であった】
【左手を腰に当ててあくまでもお嬢様キャラを貫こうとしているが内心は自分に無礼な言葉をかけた青年をいっそのこと殺してしまいたくて堪らないのだろう。そういう思考の持ち主なのである】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 14:07:33.68 ID:/wByBYM50<> >>466
【青年はぴたりと…いや、ゆっくりと足を止めると】
【のろーっ、と相手の方に向き直り】

【先ほどの爽やかな笑みはどこへやら、物凄く面倒くさそうな表情を浮かべながら】

ハイエルフの貴族ってそんなに貧乏だったのか?
ってか、貧乏過ぎて貴族しか生きていけないんじゃないか?農民は飯すら買えなくて餓死とか…
ハイエルフも大変なんだな。

【勝手にハイエルフは大変という事にする青年】
【反省の色は無い】

お前のが美貌だったら俺はその辺の雑草を嫁に選ぶな…

【ククッと面白そうに笑う】
【挑発、いや、青年にとっての『暇潰し』】

【相手が怒りに燃えている様子を見て笑う】
【相手がそれを隠そうとしているのを見て笑う】
【まさに挑発】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 14:20:43.12 ID:A57Q0Q3po<> >>467
【何処までも、何処までも愚弄してくる青年を見て少女は思わず左手に力が入りそれは拳となってギュッと握られた。不敵な笑みの下では怒りの炉が暴発寸前であった】
【種族を侮辱し、家柄を侮辱し、更には自分の自慢の美貌までをも侮辱され少女は――静かに、穏やかに、それでいて激しく憤慨していたのだった。さながらよく昔話に出てくる我侭貴族かのように】
【チチチチーッチとスマートフォンの中のカーソルがある所で止まり、それを横目でチラッと見て選択した項目を確認してから再び視線を青年の方へと向け】
【自尊心と虚栄心をこの場で、初対面であるにも関わらず傷つけられた少女は手加減などしないといった意気込みを心に秘めながら決定操作をし――曲を流す、人間には聞こえない曲である】
【耳の良い動物にならば聞こえるかもしれない。自然と親和性の高いエルフ族にならば聞こえるかもしれない。けれど、一番よく聞こえるのは―――精霊である。】

「跪きなさい。その場に、今直ぐ」

【だが、武力を行使する前にもう一度だけ少女は相手に対して言葉を放った――明らかに上から見下し、さも自分が何も悪いこともしていないかのような気楽で気軽な振る舞いで】
【こちらへと向かって笑みを向ける青年が非常に不愉快に思え、少女は今直ぐにでもその表情を自分に許しを乞う表情に変えてやりたくなって堪らないのだ。自分の自尊心と虚栄心の為に】
【少女の周りの空気はざわめく。比喩ではなく確かに少し異様な雰囲気を漂わせているのである。それが一体どういう結果を及ぼすかは相手にはわからないであろうが、何かをするというのは確か】
【目に見えぬ風の精霊たちは少女からの合図を待ち、少女はそのスマートフォンから流れる音を使って精霊たちへと合図を送るのである―――既に魔術の準備は始まっていた】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 14:27:17.87 ID:/wByBYM50<> >>468
【相手のスマートフォンを一瞥】
【音楽が流れ出しても青年には聞こえないが…何か能力のような物を使う気であろうとは予想がついている】
【先ほどの突風を、青年は自分の目で見ていたのだから】

【ニィッと大きく口角を釣り上げると】

いやぁ…跪かないぜ?そんな価値もねえしなぁ
だけど一つ言っておくぜ?

俺はたーだの一般人!それに対し?あんたはハイエルフの貴族からの出という、えらぁぁぁぁい人!
まさかそんな貴族様様が…ただの野蛮な一般人に、同じ野蛮な暴力を振るうなんて事ありえないよなぁ?

【ニヤニヤ、と笑いながら、相手を試すような目】
【もしこれを無視して攻撃するならすればいい、どっちにしろ、この青年にとっては相手を怒らせる事が暇つぶしなのだから】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 14:39:39.62 ID:A57Q0Q3po<> >>469
【チッ―――舌打ちを一つした。そしてそのまま無言でスマートフォンを操作し、精霊たちへと合図となる音楽を送る。下賎で下等な種族には聞こえず、激しく、それでいて穏やかな音色を】
【普段は機械式を使う場合は先ほどの様に即効性のある魔術を選ぶのであるが、今回の場合は命令をするというのを頭に入れてあったので所謂"溜め"がある。少し気取った言い方をすれば序章】
【指揮棒を持たぬ、そして指揮台にも立たぬ。だが、少女は精霊たちを指揮する指揮者であり――同時に司令官であり、軍団長であり、自分の腕を過信し過ぎている魔術師でもある】
【少女の周りの空気は一変し、目に見えぬ空気と言う存在はいつ攻撃を放つのかわからないというのが最大の長所であり―――それは突然、訪れる。さながら竜巻、台風の様に】

「―――下等種族が、頭に乗らないでくれます」

【―――相手へと放たれたのは突風、青年の正面から唐突に強い風が吹きつけるであろう。その体を倒し、地に平伏せさせようとせんと―――少女はもうこの段階でニヤリと笑みを浮かべていた】
【魔術を行使した段階で勝利を確信していたのだ、もしかしたらこれを避けられるかもしれないが曲はもう始まってしまっている。機械式なので簡単な魔術のみではあるがそれでも勝つ自信がある】
【負けるはずが無い、と。人間如きに、獣人如きに負けるはずが無いと言う自尊心に満ち溢れていたのだ。いいや、満ち溢れていたいのだ】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 14:49:12.71 ID:/wByBYM50<> >>470
【青年は、すぐに後ろにバックステップを取った】
【とん、とん、とん、とリズム良く相手と距離を取る】
【恐らく飛んでくるのは風…それがカマイタチのような物だったらボロボロになるが、その時はその時だ】

【ごうっ…風が唸った】
【瞬間、体に突風が当たる】

うおおぉぉ…

【その勢いに押され、数歩後ろに引くが】
【グッと地に足をつけ】

…いやあ結構でかい台風だなあ、こりゃ、早く逃げないと雨が降ってくるかもなあ

【笑いながらそんな事を言った】
【体を少し前に倒しながら、笑っている】
【実際、"地に平伏させるくらいの風"であれば、人間、意外と耐えられる】
【もしもこれが"大木を根元から吹き飛ばすぐらいの風"とかであれば、青年も大人しく吹き飛ばされるしかないだろう】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 15:03:40.68 ID:A57Q0Q3po<> >>471
「…………」

【眉間に僅かにしわを寄せながら少女は相手を睨みつけていた。自分が怪力を持っていたら堪らずスマートフォンを握り潰していたかもしれない】
【何故大人しく平伏さない、何故大人しく跪かない。見たところ相手がこの期に及んでも能力を使ってこないところ無能力者であると予想することが出来る】
【対してこちらは明らかに能力者・魔術師と相手には見えるであろうし、少なくとも無能力者が素手で勝てるような相手ではないと理解してくれてもいいはずなのに】
【クソッ、こんなことならばこの人間の少女をどっか森の中にでも連れ込んでから虐めればよかったと後悔する―――― あ ――――そのとき一つの案が思い浮かんだ】

【グイッ―――と左足のハイヒールの踵を地面に倒れている少女の頬に当て、やや減り込ませるくらいにまで押し込んで人間の少女へと軽い痛みと恐怖心を与える】
【それから視線は青年の方へと向けられ、その表情はドヤ顔というには余りにも悪い笑みであった。自分で悪役っぽいと気が付いていないのであろうか】

「もう一度言いますわ、跪きなさい」

「さもなくば、この少女の頬をこのまま踵で踏み潰しますわよ」

【自信満々に青年を脅迫するハイエルフの少女。とはいえ、人殺しの経験など無い少女が簡単にそんなグロテスクなことができるとは一見しただけでは到底思えない気もするのではあるが】
【それでも、少女からして見ればナイスアイディアであり、少女からして見れば青年は助けに入った存在も同然であり、ヒーロー気取りならば従うにしろ反抗するにしろ人間の少女の身を心配すると予想した】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 15:11:53.96 ID:/wByBYM50<> >>472
ってか、本当に雨降ってこないよな?
傘持ってきてねーのに…

【のんきにそんな事を呟く】
【だが突風に耐える為に少し前屈気味、やめるつもりはないが腰が少し痛い】

…ほぉ?

【人質を取り始める少女】
【似合わないハイヒールを一瞥すると、青年は、少女よりも険悪な笑みを浮かべると】

いいんじゃねえか?やってみれば。
いや違うな…むしろ早くやれ。

【相手を止める事もせず、なんと早くやれと催促している】

【何故なら、青年はヒーローではなくただの一般人だからだ】
【ニヤニヤとした笑み、相手が人質を傷付けるのを待ち侘びているような表情】
【まさに外道】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 15:22:18.26 ID:A57Q0Q3po<> >>473
【―――完全に見誤っていた。相手の言葉を聞いた時に思い浮かんだ言葉は正にそれであった。青年は人間の少女を助けたい訳ではなく――単純に乱入したかっただけ】
【自分を挑発し、その様を見て愉悦に浸っていただけ。あれやこれやと考えている訳でもなく至極単純に、そう、自分が暇潰しをしているのと同じ様な感覚で割って入ってきたのだ】
【怒りからか思わず左足に力が入り人間の少女はその異様な光景と状況に涙を流して苦痛の声を漏らすが、ハイエルフの少女はその頬を踵で踏み潰すことは無かった】
【けれど、人間の少女からして見れば助けに来てくれたと思った青年は助けてくれる気はないようであるし、おまけに初対面のハイエルフに顔を踏まれている始末なのである】
【誰も自分の事を気にしていない、そう思うほか無かった。現実としてハイエルフの白い少女は人間を何人踏んでいこうが気にする様子も無い。まるで蟻を踏み潰している感覚と一緒】

「……同族を守る気すらないなんて、あなたは人間の中でも特に屑のようですわね」

【スッと人間の少女から足を降ろすと再び地面に二本足で立ち、くるりと踵を返して相手に背中を向ける―――その後ろ姿はまるで何も背負っていないかのように気軽な背中だった】

「興醒め。」

「帰りますわ」

【ふんっと鼻を一つ鳴らしてから歩き出した少女。呼びかけたりしない限りはそのまま足を止めずにこの人気の無い道から去っていくであろう。こんなところにはもういたくもなかった】
【一部の奴等には自分の素晴らしさは理解できない。自分にそう言い聞かせて今日の事は全て水に流してしまう気なのである。自分がこんなにも侮辱されたことなんか記憶していたくない】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 15:27:34.49 ID:/wByBYM50<> >>474
何だ

【相手が背中を向けた瞬間、青年は声を上げる】
【その声は、楽しさとほんの少しの狂気が混ざっているような声】

高貴なる貴族様にゃ、人間一人踏み潰す度胸すらねえのか、ん?

まあいいや、じゃーなー、どこぞの貧乏少女ー。
今度はお前を踏み潰してやるぜー。

【はははと笑いながら、倒れている"元"人質に近づく】
【その後どうなるかは知らないが、少女を呼び止めるつもりはないようだ】
【そのまま去っていこうと、青年は気にしないだろう】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/14(日) 15:39:47.23 ID:A57Q0Q3po<> >>475
/おっと、ちょっとだけ落ちておりました
/では、キリもよいのでこの辺でっ 乙でしたー <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 15:40:26.73 ID:/wByBYM50<> >>476
/絡みありがとうございましたー! <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/14(日) 16:21:12.46 ID:NezaNM4Q0<> 【公園】
【そこには異様な、非日常的な、非凡な風景が広がっていた】
【公園の地面から人の顔が生えていたのだ。というか頭が】
【ソレはか弱き幼女の物であり、眠りこけていた。つまりソレは生きている】

「……zzz」

【生きているということは生えているのではなく、埋まっているという表現が相応しいだろう】
【はてさて何故こんなところに幼女が埋まっているのかと言えば、とある少女に埋められたというのが正直に話したところである】
【所謂ドMでありドSであるこの幼女はその少女に挑み、勝負には敗北し、埋められてしまったというわけである】

「…zzz」

【幼女を助けてくれる紳士淑女を大募集中!】 <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 17:00:26.75 ID:XiNj93lU0<> >>478

【公園、その中央付近】
【それまで風も無くただ静かだったが、急に落ち葉が渦を巻いてくるくると舞い始める】
【やがてその中心にぽつんと一つ小さな影が落ちる】
【みるみる影は大きくなり、微かに風を切る音が聞こえてくる】
【どうやら上空から何かが降ってきたようだ】

「ふう……」


【一人の男がふわり、と音もなくその場に降り立った】
【短い黒髪はきっちりとしたオールバックに整えられ、スーツにネクタイ、革靴と全く隙の無い格好である】
【なぜか色を全て純白に統一する、というズレたセンスを除けば完璧と言っていいくらいだ】
【それだけ見ればただの仕事帰りのホストに見えなくもないのだが】
【彼の背中には大きな漆黒の翼が六枚生えていた】
【白と黒の対極を併せ持つその姿は、見る者を圧倒することだろう】

「繁は……今日は居ないか」

【どうやら尋ね人を発見することが出来なかったらしく少しだけ残念そうな表情になる】
【そのまま顔を上に向け空を見つめる】

「今日は少し雲が多いな」

【彼の心情を表しているかのような空だった】
【そのまま動きを止めジッと上を見上げ続ける】

「こんにちは、そこの人」

【そして視線はそのまま、公園にいた首だけ幼女に声を掛けた】
【目は向けていなかったがどうやら最初から気付いていたらしい、というかもっと驚けよ】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage<>2011/08/14(日) 17:09:00.77 ID:2tE1EGZR0<> >>479
「zz…んあ?」

【寝ていたら人が来たらしいので起きた】
【なんとも都合のいいことで】

「こんにちわ?あ、こんにちは!」

【まだ少し眠たげな声で幼女とは違うベクトルで異様な男性に挨拶する】
【しかしこの幼女の状況に男性が驚かなかったように、幼女も彼の異様な姿に驚いたりはしなかった】
【馴れている、というか、なんというか】

「ねえ、だれ!?」

【何処からどう見ても明らかに言葉が足りない】
【足りないどころか何が言いたいのかすら理解できないかもしれない】
【ちなみに「貴方は誰ですか?」という旨の事を言いたいらしかった】
<> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 17:57:59.56 ID:XiNj93lU0<> >>480

「俺は追川 労(おいかわ つとむ)だよ。君は?」

【誰と聞かれたので名乗る】
【この異様な状況の中極めて普通に返答する男】
【彼もまたズレた感覚の持ち主なのだが、それは病院生活があまりに長かったからだろう】

「ちなみにそれは何という遊びなのかな?」

【名を尋ねておきながら続けざまに質問をしていく】
【目線は相変わらず上を向いており、この質問の答えにもあまり興味はないようだ】
【そもそもなぜ話し掛けたのかさえ疑問である】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage<>2011/08/14(日) 18:06:01.96 ID:2tE1EGZR0<> >>481
「わたしは『すずか』だよ」

【無滅涼華。大層な名前である】
【無滅って】
【で、なんという遊びなのか、それに幼女はいたって普通に、困った様子もなく】

「これはあそんでなったんじゃなくて、うめられた。女の子に」

【いやーまいったまいった。と、あんまり参ってなさそうなふうに言う】
【図太い幼女だった。ただし困る、というか少しいやなことが】

「ずっとここにいたらひまなんだぜ…」

【色んな人物からの奇異の視線とかもあるが、それは苦にならない】
【だがあまりにも退屈である。退屈は人を[ピーーー]のである。死なないけど】

「だからなんかおもしろいことして!」

【出してって助けを求めようよ】
【というか背中から羽が生えている時点でかなり面白いのだが】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/14(日) 18:07:08.68 ID:2tE1EGZR0<> >>482
/うお…saga忘れ
/【だがあまりにも退屈である。退屈は人を殺すのである。死なないけど】です。すみません <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 18:27:32.52 ID:XiNj93lU0<> >>482

「すずか、か。よろしく」

【あまり興味がなさそうに、至極どうでもいいように答える】
【それならそもそも何で訊いたのだろうか】

「へえ……最近は色々な遊びがあるんだなぁ」

【遊びじゃ無いって言ってんだろうが、話聞けよ】

「ひま、ね。俺もだよ」

【暇だからこそ、こうして毎日あてもなく空を飛び回っているのだ】
【まあそのおかげで最近初めての友達が出来たのだが】

「面白い事? そうだな……」

【突然の無茶ぶりにも怒ることなく真剣に対応する】
【しかし誰かに芸を見せたことなど一度も無いので、ネタのレパートリーは勿論0だ】
【困ったので、とりあえず最近見た芸人の一発ギャグをかますことにした】

「そ、そんなの関係ねえ。はい、オッパッピー」

【公園にもの凄く冷たい空気が流れる】
【どう見ても色々ツッコミ待ちです、本当にありがとうございました】



/すいません飯落ちです
/出来るだけ早く戻りますので…… <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/14(日) 18:41:39.68 ID:2tE1EGZR0<> >>484
「よろしく!」

【いちいちハイテンションな幼女だった】
【語尾には高確率で!が付属してくる】

「だから!あそんでるんじゃないぜぇ!?」

【しっかり遊んでない、埋められた。と言ったはずである】
【それは嘘でもなんでもない】

「ひまだよねさいきん!うごけないもん!」

【きっとこの広い、しかも変人ばかりのこの世界だが、どこを探してもこんな状況の人物は一人もいない】
【公園の地面に埋められて、周りを硬く踏み固められて、挙句の果てに能力まで使って自力では出れないようにされた】
【そんなに人の恨みを買うものだろうか、しかも幼女が、さらに幼女を埋めたのは不殺同盟の少女である】
【そして面白いことを考えて、実行に移してしまったこの男性】

「……………」

【珍しく押し黙る幼女】
【この五月蠅いくらいにハイテンションな幼女が黙るというのはつまり、つまり……凄くやばい状況である】
【何がヤバいってこの男性がヤバい状況である。詳しく言えばこの男性に当たる視線がヤバい】
【この幼女が黙り込むのなんて寝るときくらいである。テレビ見ててもトイレ入ってても五月蠅い】
【それがこの黙りよう。その大きなスカイブルーの瞳は憐れみと落胆で彩られている】

「…………ふ、ふるいね!……………うん」

【そして辛うじてフォローになるかは分からないがツッコんでおいた】

/了解です! <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 19:54:23.77 ID:XiNj93lU0<> >>485

「あ。やっぱりコレって古いのか。一番最近見たやつなんだけどなぁ」

【いつも元気なこの幼女でさえ静かにさせるほど盛大にスベっておきながら、この男まるで気にしていない】
【一応次からはもっと面白いのを考えておこう、くらいには思っているようだ】

「ごめんな。あんまりテレビとか見ないんだよ。興味無いし」

【とりあえず謝罪と言い訳を口にするが、あまり反省しているようには見えない】

「さっき、動けないって言ってたよね。どうして?」

【これ以上ネタをするのは無理だと判断し、慌てて先ほどの質問を繰り返す男】
【今度はちゃんと聞く気があるようだ】
【悪い人ではないので、もし彼女に助けを求められたなら恐らくは手を貸すことだろう】



/ただ今戻りました!
/すいませんお待たせしました <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/14(日) 20:09:05.89 ID:2tE1EGZR0<> >>486
「うん。けっこうふるいよ!」

【凄く古かった。しかし、まあプロでないのだし仕方ない。興味がないのならばなおさらだ】
【そして幼女もすぐに気分を切り替えて男性との雑談に興じる】

「テレビみないの!?へー、そんなひともいるんだ!」

【いるだろけっこう。いや、でもデジタルの時代に生まれた幼女から見れば、テレビを見ない人の方が普通でないのかもしれない】

「ん?えーとね…よくわかんない!!」

【ただ埋まっているだけならば自力で出られる筈なのだ】
【だが出られない。それどころか動くこともままならないのだ】
【しかし、何故動けないのかはこの幼女には分からない。自分を埋めた少女の能力が如何なるものか解析できるほどできてはいない】
【きっとあの少女が半端でなく自分の周りの土を踏み固めていったんだなー。くらいにしか考えていないのだろう】

/いえいえー <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 20:22:27.00 ID:UNiatT3ro<> 【夜、繁華街、酒場】

【その酒場は盛り上がりに盛り上がっていた。売り上げもよく、客は大勢寄り、そしてどんちゃん騒ぎ荒くれ者から紳士まで多種多様な人種がそこを訪れていた】
【とはいえ、近代的なビルが立ち並ぶ現代において木製の古典的な酒場であるここに寄るものなどはやはり腕っ節が立つ玄人たちばかりであり、静かな酒場とは言い難いものがある】
【以前にとある女性と男性がここで盛大に問題を起こしたせいで一時半壊していたが今日修理が完了し、再びその明るい光を街へと放つことにまで至ったのであった】
【しかし、酒場側のオーナーも流石に対策を練らなくてはと頭を捻らせ、その結果として―――用心棒を雇うことにしたのだった。超短期雇用で後腐れがないような旅人を主に絞って】

【そして―――女性は再びこの酒場へと来ていたのだった。自分が騒動の元凶であることが知られていない事に黙り通し、さりげなく用心棒に志願して収入源を確保したのである】
【旅人という身柄あんまり長くこの街に留まるつもりはないが何分旅の資金が尽き掛けているというのもあり、背に腹は変えられず、それでもってスキルの少ない自分が就ける仕事と言えばこれくらいなのである】
【やはり旅をしていたり剣を振っているのは伊達という訳でもなく、達人と言うには程遠い腕前ではあるがそこらのゴロツキ風情には負けないくらいの自身はあった】
【主な仕事内容といえば――入ってくる客人をチェックし、怪しい人物だったりしたらお帰り願ったり、騒ぎ過ぎていたり喧嘩が起きた場合は直ちに沈静化させるのが役目であった】
【だが、用心棒と言ってもそう矢鱈滅多に問題のある客が来るという訳でもなく、入り口近くの椅子に座りながらリンゴジュースの入ったグラスを飲んだりしている時間が大半でもある】

【さて、初めての用心棒の仕事の日はこのまま何も無く平穏に終わってくれるであろうか。というか、早く宿に帰ってごろごろしていたというのが一番の女性の欲求であった】


/誰でもうぇるかむー!殺し合いから雑談までっ <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/14(日) 20:23:36.80 ID:cLpJJpCEo<>
さて、今日こそ住処を探さないと

【肩辺りまで伸びた銀髪の三つ編みをパールホワイトのリボンで結び、街を歩く】
【服も今日は赤いチェックのスカートに黒い上着に変え、アクティブな様子】

……収入も探さないとね

【財布を開くとあまり残っていない】
【はあ、と悲しい気持ちのため息を吐く】

D.O.T.Aだったっけ、まあ何処でもいいけど何処かで保護してもらえればいいんだけどね……

【何時の間にか異世界からこの世界へ紛れ込んだため、身分証もない】
【こういう時は公的機関に頼るのが一番だろう、と結論付けた行動だった】

/なんでもどうぞ! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 20:38:34.77 ID:UNiatT3ro<> >>488
/これの絡みへのお返事少し遅くなるやもっ <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/14(日) 20:43:35.78 ID:0UQqyXEA0<> 【廃ビル…「廃」と付くからにはそれなりに賑わっていた時期もあったわけで。】
【その名残だろうか、青年が居るその屋上にはもうとっくに消費期限を過ぎてるだろうなぁという自販機が有ったりする。】
【青年はその自販機…ではなく、近くのコンビニで買ったペットボトルの茶を飲みながら、月を見ていた。】

…あー…

【暇だからだろうか、月が綺麗だからだろうか】
【そんな辛うじて言葉になってる声を上げながら、青年は佇む。】
【今日はアルバイトも無し、一日中絶賛暇中。】
【公園でグダグダしたり、街中を歩き回ったりした。もうその一日も終わる。】


【青年は、飽きないのかそのまま綺麗な満月を見続ける。】

/なんでもござれです。 殺し合いに発展する時は、尻尾巻いて逃げ出すやも知れませんが。 <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 21:04:10.43 ID:XiNj93lU0<> >>487

「分からないか。んー、ちょっといいかな」

【そういうと幼女のいる方へとゆっくり進んでいく男】
【一歩踏み出すたびに背中の羽がユラユラと揺れる】
【すぐ近くまで近寄り、しゃがみ込んで手で地面を触ってみると微妙にそこだけ感触が違うような気がした】
【この硬さは人が歩いただけで踏み固められたものでは無いだろう】

(少しだけ硬いけど……なんとかなるかな?)

【時間を掛け頑張れば掘り返すことは出来そうだ、と判断し立ち上がる】

「少しの間、辛抱していてくれよ」

【そう言い残すと砂場の方へと歩いていく】
【さっき上を飛んでいるとき、砂遊び用のスコップがあったような気がしたからだ】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/14(日) 21:11:33.34 ID:2tE1EGZR0<> >>492
「なーにぃ!?」

【言うや否や近づいてくる男性】
【そして幼女に触れられるような位置に来ればしゃがんで、幼女の埋まっている土に触れる】
【そこの土は常に幼女をここから出さないように下へ下へと動いている】
【推進力をいじられているらしい】

「なにしてんの!?」

【無駄にハイテンションに男性に尋ねる幼女】
【埋まっている本人だというのに何故こんなに元気なのだろうか】

「ん?わかったー!」

【少しの間、というか幼女は埋まってから既に三日は経っているのだが】
【そんな予想を建てることも出来ないくらいに元気だった】
【とりあえず男性が戻ってくるまでじーっとその背中を見つめることにした】 <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 21:39:20.71 ID:XiNj93lU0<> >>493

(元気のいい子だな)

【背後にハイテンションな幼女の声を聞きながら男は砂場へ足を進める】

「よし、あったあった」

【砂の中で、小さな金属のスコップは鈍い光を放ちそこにあった】
【目的のモノを無事手に入れると、右手に持ち彼女の元へと引き返していく】
【再び近くまで行ってしゃがみ込むと、ソレを何者かに踏み固められた(?)地面へと力強く突き刺す】

(ん?)

【右手の感触に違和感を感じて少し顔をしかめる】

(硬い、というより重たい……? いや違うな)

【掘り返すだけで、予想していたよりもずっと体力を必要とする】
【単純な土の重さや固さというより外部からの不可解な力を感じる……ような気がする】
【しかし考えたところでそれが能力によるものだと分かる筈もなく、首を振りつつ作業を再開】

(思ったよりも大変そうだな……)
「コレは一体誰にやられた?」

【長期戦を覚悟し、重たくなりがちな気分を変えるため目の前の幼女に話し掛ける】 <> 【鮫歯財布】雄側を雌側に引き寄せるマジックテープを生成 <>sage<>2011/08/14(日) 21:47:06.00 ID:1u6Uipxko<> 「あ〜あ、そろそろあの八百屋のじーちゃんにも感付かれてる気がするなぁ」

【独り言を呟きながら歩くのは、アロハシャツを着た男。年齢は……四十代半ばといったところか】
【「なんでもやるよ!」と書かれた看板を肩に担ぎ、幾つかのバナナを抱えている】

「もしかして、おじさんちょっぴりピンチ? 夏が終わるまでには仕事を見つけないと、いいかげん食べ物を盗めるお店も無くなりそうだよねぇ」
「次の街に移るか、どっか襲撃してたっぷり稼いじゃうか……悩みどころだね」

【少し嗄れた声で幾許か物騒な内容を路上に吐き出しながら、バナナを食べ始める男】
【おそらくはそのバナナも盗んできたものなのだろう】

「さぁて、とりあえずこのバナナは保管しとかないとね」

【男は、街の外れ……風化した遺跡が屯す地域へと足を踏み入れる】

//遅レス、ロール下手でよければ遠慮なくどうぞ <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/14(日) 21:51:49.32 ID:2tE1EGZR0<> >>494
「ほるの!?」

【スコップを持って戻ってきた男性】
【これは掘るということだろう。というかそれ以外ない】
【スコップ持ってきて掘る以外にすることなんて】

「それともわたしにつきさすの!?」

【これくらいしかない】
【いや突き刺すとかは普通はない選択肢だが、突き刺すと言っている幼女は少し嬉しそうだ】
【全く、末恐ろしい幼女である】

「あ、ほるんだ!」

【初期の予想通りここらを掘る為にスコップを持ってきたらしかった】
【だが、掘り始めて間もなくその動きを一瞬止めて考えたような素ぶりの男性】
【幼女は何を考えているのかさっぱりわからないので「なにしてんの!?」とか聞くしかないが】

「だれに!?なまえはわからないぜ!でも『きんぱつ』の『おんなのこ』だった!」
「わたしよりはおおきいけど!あと『ふらいぱん』もってた!!」

【幼女がパッと見て覚えている情報はこのくらいである】
【金髪の少女でフライパンを所持している。フライパンだけ明らかにおかしい。普通でない】
【ちなみにこの幼女、そのフライパンで思い切り殴られて首が吹っ飛んでいる】

「それがどーしたの!?」 <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 22:12:45.28 ID:XiNj93lU0<> >>496

「うん、掘るよ。刺さったらごめんね」

【掘ることに集中していた男は男は幼女のブッ飛んだ発言に眉一つ動かすことなく、普通に返事をしながら掘り進めていく】
【と言っても謎の能力の所為で進行速度はもの凄く遅いのだが】

「金髪、女の子、フライパン、か……」

【この特徴に該当する能力者に会ったことはないが、幼い子供に対し自らの能力を使ってまで動けなくし放置するようなヤツだ】
【おそらく碌な人間ではあるまいと見当をつけた】
【だがしかし、まだ疑問は残っている】

「いや、どんな悪い奴なのかな、と思ってね」
「でも何でこうなったんだ? 何か悪い事でもしたのか?」

【もし幼女が何もしていないのにこんな非道な行為に及んだとなれば流石に黙っていられない】
【然るべき所に連絡して拘束してもらうべきだろう】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/14(日) 22:19:39.04 ID:2tE1EGZR0<> >>497
「ささってもいいよ!」

【寧ろ刺して!と言う幼女。いやいや】

「そう!ふらいぱんですぶりしてたぜ!へんじん、だよきっと!」

【変人なのは確定的に明らかだが、お前には言われたくないだろう】
【こんなドMに】

「えーとね!わたしがたたかいをいどんで!ふらいぱんでおもいっきりたたかれて!なぐられて!」
「そしてくびしめてたらふらいぱんでたたかれて、わたしのくびがふっとんだ!」
「そしてらうめられたぜ!」

【なんというか意味不明だった】
【そしてこの幼女の説明では幼女が戦いを挑んだら一方的に攻撃されてせめてもの抵抗として首を絞めていたら首を吹っ飛ばされた】
【みたいな印象を受けるが、そうではない。寧ろあと一歩で相手の少女は死ぬところだったのだ】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/08/14(日) 22:28:11.32 ID:qwI5wL0IO<> >>491さんまだいますかね? <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 22:50:49.86 ID:XiNj93lU0<> >>498

「そうか。優しいね君は」

【幼女のドM発言を自分への気遣いだと勘違いして、ズレた返事をする男】

「素振り? フライパンで?」

【男の脳内ではゴツイ体格の厳めしい鬼のような女が、巨大なフライパンをブンブン振り回す映像が再生されている】
【実際は至って普通の少女なのだが今の話を聞いた限りでは仕方ないだろう】

「そいつは酷いな、怪我はしてないかい?」
「あとそんな危ない人に勝負を挑んじゃダメだよ。殺されてもおかしくないんだから」

【なんてひどい奴だ、こんな小さな子に、と憤慨する】
【(おそらく)武器も持たず冗談半分で挑んだ幼女を一方的に痛めつけて、命の危険を感じた幼女が】
【思わず抵抗しようとしたところに止めの一撃を頭に喰らわせたのだろう、と想像する】
【実際には全然逆の展開だったのだが、そんな事とは夢にも思っていない】
【相変わらず脳内では鬼女がフライパンで、泣き叫ぶ幼女を殴り続ける映像が流れている】

「もう、家の人が心配してる筈だ。今日は早く帰るんだよ」

【いるかどうか分からないが幼女の両親の話をしてみる】
【もしかしたらもう捜索願が出されているかもしれない、もし今発見されたら自分が犯人に決定だな、と考えて苦笑する】
【まあ彼女が説明してくれるだろう、と踏んでいるのでそれほど心配していないが】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/14(日) 22:52:25.33 ID:qwI5wL0IO<> いないっぽいんで>>499取り消します <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/14(日) 23:05:21.95 ID:2tE1EGZR0<> >>500
「そうかな!?」

【優しいと言えば優しい。どこまでも純粋なので、間違えた振る舞いさえしなければ普通にいい幼女である】
【少しでも戦闘や痛みを思わせる発言や「あなたつよい?」みたいな質問に「強い」や「分からない」と答えるのもマズイ】
【「弱い」と答えなければ死闘が始まってしまう。幼女は快感を求める】
【ドMでありドSな幼女にとって強い人だとより快感が得られ、弱い人ならばそうでもないので戦闘は始まらない】
【分からない、それは強い可能性もあるのだ。すなわち戦闘が始まってしまうと】

「そう!ブンブンふらいぱんふってた!」

【どうしてあの華奢な体でブンブン振れるのかは甚だ謎だが、嘘ではない】

「けがしたぜ!くびがもげた!けどくっつけたらなおった!!」

【くっつけたら治るとかまるでギャグ漫画であるが、これも能力によるものである】
【不死の能力。ただし回復機能なし。もげた場合は近づければ治るが】
【この能力、灰になっても、バラバラになっても意識が存在する。勿論、動いたりは出来ないが】
【つまり死んでも意識があるだけの一般人と変わりない存在。別に強くはない】

「だいじょうぶ!わたしはしなないぜ!?」

【と、いう訳である。なんてドM能力】

「いえのひとはいないぜ!ひとりぐらし!」

【この年で!?なんて思ったら負けである】
【幼女の両親は死んだ。ほかでもない幼女の手によって殺された】
【だが、幼女を責めることはできない。虐待。両親揃って虐待に勤しんでいたのだ】
【それで気持ち良くなった幼女はその気持ち良さのお返しとして殺してあげたのである】
【そう、この幼女、全人類がドMだと思っているのだ。だから『殺し』に躊躇いがない。悪いことだと思っていないから】 <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/14(日) 23:07:23.60 ID:dBZgI2Mqo<> 【ここはとある岩山、灰色の岩肌が続く】
【さほど高い山ではないが、頂上付近は空気が薄く一般人が運動をすればすぐに酸欠になる】
【そんな場所で岩が破壊される音が響いている……】
【そこには一人の女性がいたが。服装は飾り気のない白い下着姿である】
【右手にメイスを構え、素手である左手とあわせて巨石を殴りつけており、華奢な見た目とは裏腹にかなりの腕力を持っている】
【黒い髪が汗で肌に張り付いており、息も荒く……頬も高潮しており危険な状態であろう】

(なんでもおk) <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2011/08/14(日) 23:39:54.03 ID:sxYr6L4oo<> >>503
/まだいらっしゃいますか? <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/14(日) 23:40:29.90 ID:dBZgI2Mqo<> >>504
(いますよ) <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/14(日) 23:44:05.91 ID:XiNj93lU0<> >>502

「うん。君は優しいよ」

【男は違う意味で言っているが、相手に対して純粋な厚意で『お返し』をしようとする彼女は確かに「優しい」と言えるだろう】

「そうか、治ってよかったね。でも一応病院には行っておいた方が良い」

【もちろんコレは彼女の体を心配した発言だが、もっと他に言うべきことがあるだろう】
【首がとれてまたくっ付いた、のところは完全スルーなのか】
【当たり前だが、普通人間は首が取れればそのまま死ぬ】
【だがそんなことは最早どうでもいいようで】
【この男、ズレているだけでなく常識の方もあまり持ち合わせていないらしい】
【と、そんな話をしている間に大分掘り進んでいたらしく、男の周りには土がうず高く積まれ幼女の身体も前半分ほどが外気に触れていた】

「ふふっ、偉いな」

【こんな目に合っていても泣き言一つ言わないまだ幼い少女にいたく感心する】
【相変わらずその口調は軽いものだったが】

「……そう、か。君も、一人なのか」

【幼女の何気ない一言に、男の顔が少し曇る】
【一人、という言葉が胸に響いたようだ】
【土を掘る手を止めしばらく何かを考えていたが、やがて何かを決意した表情で彼女の顔を見つめて】

「すずか。」

「……もし、もしもだ。君さえ良ければ、俺の家に来ないか?」

【と、初めて彼女の眼を真正面から見て、そう尋ねた】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/14(日) 23:56:59.59 ID:sxYr6L4oo<> >>503

「…………やはりすげぇな自然ってヤツはおかげで麺が伸びちまった」

巨大なものを振り回す。夜色に染まった大気を鋭い音と共に切り裂き、進む
ボコり、静かな静かなところに似つかわしく無い重音の破壊音が鳴り響く

「うん、やはり不味い。てか伸び過ぎた麺はもはや麺じゃねぇ、ただのゴミだ」

入り混じる様に麺を啜る音と奇妙に甲高く、僅かに調教が乱れた男性に似た声
深い夜の色に染まる肌に張り付く様な素材で作られた服は胸元が裂かれ、垣間見える褐色の肌

「───────駄目だ、本当にクソまじい
まったく……やり過ぎ与過ぎっうのも考えモノだよなぁ、そうはおもわねぇか?」

一心不乱に己を痛め高めていく女性の側にある一際高い岩の上に腰掛ける"モノ"は
紅蓮の様な紅色に染まる瞳で見下げ、空に浮かぶ三日月の様に裂けた嗤みを浮かべていた

「ま、頑張っているお嬢チャンに悪魔らしく言ってやんよ。
───鍛えてもム……ダッ、所詮なくなるモノだぜぃ?」 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 00:02:24.29 ID:lP+BVOHIO<> 【廃墟群=z
【盛者必衰を体現したかの様に、辺りは静まり返っていた。窓カラスは割れ、昼でも暗い陰気な雰囲気が立ち込めている。】

「またか……」

「毎回毎回…」

【一人の女は、そんな場所に来て呆然と呟いた。大通りの隅の方で辺りを見回す。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…く…死にたい…どこなんだここは…」

【迷子である(;^ω^)】



/なんでも対応 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/15(月) 00:03:04.49 ID:ST6HeFF00<> >>506
「そう!」

【だれだって優しいね、と褒められたら嬉しくなってしまうものである】
【それでキャッキャ言っている幼女】

「びょういん?ちゅーしゃとかするのかな!?」

【いや怪我なのに注射とかはないだろうに】
【多分、消毒液で消毒して〜…とかそんなものだと思う】
【首がとれても生きている幼女、それをまるで聞かなかったかのように受け流す男性】
【こんなぶっ飛んだ会話なのにどちらも一瞬も考えたりせずにスパスパ話していくのが凄い】
【お互いにちょっと抜けているからだろうか】

「えらい!?そーお!?」

【やはり褒められれば嬉しい。中身はドMなのを除けば普通の幼い女の子である】

「ひとりだぜ!あ、でもいなかにおばあちゃんはいるぜ!」

【お婆ちゃん。幼女にとっての家族。お婆ちゃんとお爺ちゃんの二人】
【父方の祖父母である。母方の祖母は幼女の能力を気味悪がるために会いに行くことがない】

「ん?」

【家に来ないかい?と言われて】

「うん!」

【いいのかそれで】
【ビックリするくらい勢いよく返事した】

「ひとりはさびしいんだもん!」

【確かにこの幼女一人が住むには二階建ての一軒家は大きすぎる】
【ちなみに幼女一人で生活しているが、散らかり放題ではない。ちゃんと片づけや洗濯の出来る幼女である】 <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/15(月) 00:23:22.42 ID:kdRfv3ABo<> >>507
【女性は言葉を一切受け付けない、理由は自らが生み出した破壊の音楽】
【彼女の集中力もありおそらく声は届かない。女性は黒髪から汗を流しひたすらに岩を砕く】
【そのときであった……匂いがしたのだ。それはある種忌むべきものであり】
【彼女にとっては許されてはならないもの。鼻腔をつくその匂いに好いた腹が響いてしまう】
【女性は、匂いと先ほどからうるさいと感じていた声のする方角に顔を向ける】
【そこにいたのは……悪魔と思える雰囲気をした男性らしき何か、手にしているのはカップ麺と呼べるものか】
【女性は濡れた前髪をどかし男らしきものに話しかけた。集中が切れてしまったのだ】
【話し相手がほしいところであり、それが忌むべき存在であっても】

鍛えて無駄になるのでしたらソレは結構なことです。今は法衣をはずしておりますが……私はこう見えても神に仕える身。
神のお側であればこの力、無になることはありません。

【よく見れば、近くの木に黒い法衣が干してある。どうやら女性は修道女のようだ】
【その女性を包む雰囲気は多少の揺らぎはあれど光り輝くオーラである】

……去りなさい。その足場が消し飛ぶ前に <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2011/08/15(月) 00:33:17.47 ID:IuG7CATqo<> >>510
/…ソーリー、制作途中の文が消えました、少し遅れます <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 00:34:51.53 ID:nGM846kB0<> >>509

「注射か、どうだろうな」
(昔は俺も、病院でよくされたな……)

【彼女には話していないが、この男実は天使でも何でもなくただの病人である】
【また普通の病人と違って、体は至って健康そのものだ……背中に黒翼が六枚も生えていることを除いては】
【数少ない『肉体の一部が変化する病気』の罹患者、この男の場合はこの羽がそうである】
【生まれた時からその背中に羽があったため、幼い頃から病院の隔離病棟で外界と隔絶された生活を送ってきた】
【そんな生活を特に苦痛に思ったことは無かったが、それは只々退屈なものだった】
【その病院も最近経営が悪化して潰れてしまい、既に両親も他界して一人だった男は街外れに一軒家を購入し現在はそこで暮らしている】
【両親が莫大な遺産を残してくれたため金に困ることは無いが、彼はいつも一人だったのだ】
【……などと回想していると、幼女がさらに衝撃の一言を放った】

「え!?」

「ほ、本当に良いのか!? 田舎のお婆ちゃんは?」

【予想外の返事を受け驚き慌てる男】
【そりゃあ驚くだろう】
【出会って間もない、しかもこんな得体の知れない男と誰が一緒に住みたいと思うだろうか】
【念のためもう一度訪ねてみる】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 00:38:16.71 ID:lP+BVOHIO<> >>508再募集っ! <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/15(月) 00:45:44.09 ID:ST6HeFF00<> >>512
「ちゅーしゃっていたい!?」

【痛いのか否か、それが幼女にとってすべてである】
【痛ければ気持ちいい。痛くなければ気持ち良くない】
【勿論、普通に察していればそんなことはないが、相手が強そうだとついつい挑んでしまうわけである】

【もう結構掘り起こされているならば分かるだろうが、幼女の首には高級なリボンがきつめに巻かれている】
【これはどう見ても首が絞まっているが、本人はこれがとても大事なものとして外そうとしない】
【これはこの前出会った女性との親愛(?)の証なのだとか。外そうとすれば幼女はたちまち怒り出す】

「いなかはとおいから、たまにしかいけないしね!」
「ぜんぜんいい!というかうれしいぜぇ!?」

【寧ろありがとうございます。ということらしい】
【そしてこの幼女は見た目とかはどうでもいいのだ。中身が全てさ】
【べつに太ってようが不細工だろうが、関係ない。いい人ならいい人。悪い人なら悪い人】
【ただし、幼女の言う『いい人』には殺人者も含まれてしまうが】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 00:48:45.44 ID:IuG7CATqo<> >>510
女性が何かに気がついた様に此方を見つめ僅かに鋭さが混じる瞳で見つめる……灯り

夜色の空に浮かぶ三日月の白銀色の微笑みが濃闇を薄闇にする世界に浮かび上がる
女性の内より発せられる清められた純白の輝きに悪魔はすっ、と瞳を細め言う

「神の側……ねぇ」

くかり、と。三日月の口元がより広く裂け艶やかな赤と黒ずんだ歯が姿を見せて
右手に収まり空腹を擽る香りを広げるカップ麺を緩慢に啜るのは見せびらかす様に
零れ出すのはカタカタカタカタとした無色透明な笑い声、悪魔は岩場を蹴りそれを拍手とした

「…まさかとは思っていたけどおもしれぇッ
やってみな……純たる神の使徒とやら」
「この堕落の象徴たる悪魔たる俺様に
見た事もねぇ神の力……見せてくれッッ!」 <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/15(月) 01:05:51.82 ID:kdRfv3ABo<> >>515
【邪な存在が夜を明るくし、月を背景に笑う】
【耳障りで背筋が寒くて不気味で不快な笑い声。このような悪魔を一度屠ることが夢であった】
【こちらを何だと見ているのか非常に気になるところであるが、女性は考えを振り切ってしまう】
【空腹を刺激せどもほしいとは思えない存在。あんまりそういった類のものは好きになれず】
【女性は苛立ちを募らすばかりで、その拳に青筋を立てていく。拳の向けるべき対象は拍手しこちらを見下げる悪魔】

……いいでしょう。あなたのような存在いくらでも葬って差し上げますわ。
そして市の間際に神げの祈りを考えておくのですね……

【女性は法衣を羽織り刹那にてシスターと成れば】
【大地を踏み、岩を蹴り上げ……メイスで打ち上げんとする】
【岩の向かう先は悪魔そのものであり……よもや自身の足場で攻撃されるなどとは思わないだろう】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 01:09:12.34 ID:IuG7CATqo<> >>516
/えっと今ダブルな感じですか?
負担に感じるならば、凍結か無かった事にして下さっても全然構いませんが… <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/15(月) 01:10:32.98 ID:kdRfv3ABo<> >>517
(いえいえ、無理そうだったら言いますんで大丈夫ですよ) <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 01:16:41.18 ID:nGM846kB0<> >>514

「あ、ああ。ちょっと痛いけど、慣れればそうでもないよ」


【やはり子供なら注射は嫌いだろうな、胸の内で苦笑する】
【実際彼女ならその痛みも大歓迎なのだろうが、勿論この男はそんなことは知らない】
【首のリボンも只のアクセサリー程度にしか思っていないことだろう】

「……そうか。俺もすごく嬉しいよ。やっぱり一人は寂しいもんな」

【二人は互いに孤独を知る者同士、しかも片方の少女はまだ幼い子供なのだ】
【こんな小さい子にまで自分と同じ気持ちを味わわせることは無いだろう】
【そんなことを思い、初めて男の顔に笑顔が浮かぶ】

「よし! もうちょっとだけ待っててくれ。あと少しだからな」

【元気良くそう宣言すると、先程までとは比べ物にならないスピードで残りの土を掘り始めた】
【かなり疲れている筈だが男の顔にその色は全く見えない】
【あっという間に幼女の腹、腰、太もも、膝と猛烈な勢いで掘り進んでいく】
【男の純白のスーツは既に汗と土とでドロドロに汚れてしまっているが、そんなことは一向に気にならないようだ】
【そしてようやく、完全に彼女の体を掘り起こすと】

「ほら、つかまってくれ」

【穴の中の幼女を引っ張り上げるべく、笑顔で右手を差し出した】
【彼女がその手を取ればそのまま地上まで持ち上げることだろう】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/15(月) 01:28:08.52 ID:ST6HeFF00<> >>519
「ちょっとかぁ…」

【少し不満げ】
【というか怪我を除けば健康そのものなので注射は刺されない】
【首のリボンは遠目に見ればただのアクセサリーに見えることだろう。うん】

「ひとりだと、こわいてれびみたとき、ねれないんだぜぇ…」

【理由は不明だが、もんの凄く幽霊を怖がる】
【理由は本当に良く分からない。だが過剰に怖がる】
【ちなみに家にいることが少ないのは寂しいからである】

「はやい!」

【どんどこ土から出てくる体。勿論泥まみれである】
【何故スピードアップしたのかは幼女には分からないが段々体が楽に、動くようになってきて思わず笑顔に】
【埋められるだけならば苦ではないのだが、孤独と退屈は幼女にとって毒である】

「よいしょ!」

【差しのべられた手に素直に掴まり、自らも足で壁を蹴りながらよじ登る】
【そして遂に出られた。久しぶりの外。ずっとじめじめしてたのである】
【しかも稀にミミズとかが体に触れて気持ち悪かったのである。ゾクゾクする】

「ありがとうございました!」

【ペコリと丁寧にお辞儀してお礼を言う幼女】
【本当にドMと幾つかの重大な勘違いが無ければ非常にいい子なんだけども…】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 01:30:11.94 ID:IuG7CATqo<> >>516
地面を蹴り上げ音とメイスで岩を打ち上げる炸裂音と連れ添い飛ぶ岩の砲弾は
既になにも無い、虚空を貫きて遥かに飛び重力に従い遥かに下の地面に落ちて砕ける

ふわり、と。女性の後方の地面に映し出された影の持ち主が舞い降りる

「……オイオイ随分と地味な格好になっちまって……残念過ぎるだろうが」

着地の時には欠片の様な音が立つのみで地面に反響は無く、それは技量が成せる技
体に一切の痺れも持たなかった悪魔は地面を軽く蹴り上げ軽く擦れた音を上げながら
左手を女性方へ向け、指先をクイクイと挑発の色の笑い声と共に小刻みに曲げ

「まぁ、ダンスの為のドレスと思えば中々こ洒落たモノでも…見えない事はねぇ?」
「さぁ────Shall We Dance? 踊ろうぜお嬢ちゃん……ハリーハリーハリーッッ!」

右手のカップ麺は今だ暖かそうな湯気を上げ、一液たりとも零れては無かった <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 01:45:47.83 ID:nGM846kB0<> >>520

「怖いテレビ? すずかはテレビが怖いのか?」

【前述のとおり男は普段あまりテレビを見ない】
【勿論ホラー映画も夏の定番怪談番組も見たことがないためこんなトンチンカンなことを言ってしまう】

「よい、しょっと」

【少しふらついたが、無事に持ち上げることに成功した】
【ここにきて自分がかなり疲労しているのを自覚する】
【特にずっと地面を掘っていた右腕に、少し前から焼け付くような痛み(筋肉痛)を感じている】

「はい、どういたしまして」

【優しく微笑み、こちらも軽くお辞儀を返す】
【そして少々恥ずかしげに】

「じゃあそろそろ帰るか。俺の、……俺たちの家に」

【一番言ってみたかったセリフをおずおずと口にした】 <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/15(月) 01:47:29.36 ID:kdRfv3ABo<> >>521
【岩による対空攻撃は見事に外し、それはシスターに対して報復の墜落を放つ】
【しかしすでに着地点から遠のいていたシスターはそれを難なく回避し相手を探る行動に出る】
【相手の居場所はすぐに突き止めた。背後……陽気に笑いながらこちらに挑発をかましてくる】

……残念ですが、これが我々の正装ですので。あなたのご期待には添えませんわ。

【シスターは両の手に添えられたメイスを天に掲げると祈り、詠唱を始める】
【それ自体に力はなく、悪魔には理解できない単語で記された唱歌であった】
【それは数秒で終わりシスターはそのままメイスを振り下ろし足元を砕き、砂煙を発生させる】
【相手の視界にまで漂ってくる砂煙を利用し、女性は煙に巻かれながら相手にショルダータックルを当てようと突進してきたのだ】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/15(月) 01:53:56.30 ID:ST6HeFF00<> >>522
「ちがうよ!?しんれいばんぐみ、とかのことだぜ!?」

【テレビが怖いってそれは『テレビアレルギー』みたいなものだろうか】
【異常なことは間違いない】

【そして男性の帰るか、と言う台詞には】

「うん!」

【と、やたら元気よく頷き、男性が歩き出すのを待っている】
【ちなみに幼女が今まで住んでいた家は売る…か祖父母に譲ることにする予定である】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 02:07:08.14 ID:IuG7CATqo<> >>523
鼓膜を撫でるのは知識の外に存在する言葉、されど大気に解ける言葉は澄んでいて
その見守る者に祈りを捧げる、まさに神のの使徒として悪魔の瞳に振り下ろすまで写っていた

巨大なメイスが地面を砕くと同時に二人を覆い隠す様に湧き上がった粉塵の遮光幕
その細かい粒子は、悪魔の瞳と鼻腔を擽りしかし目を擦る暇もクシャミをする時も無く
鋭い痛みに瞳を更に細めた悪魔は幕を動かし此方に向かう輝く質量を目前にし……衝撃

「…………クハッッ、序盤からの過激なダンスはミスの元だと知らないのか?」

コロコロと無様に地面を転がり行き、口元から苦痛の声を零しつつ起き上がる悪魔
僅かに苦悶のぶれを残しながら白い指を建てる、その先粉塵の隙間より見えるのは

「ほら、気をつけなよお嬢ちゃん。せっかくのドレスが汚れちまうぜ?」

吹き飛ぶ際に手から離れた汁のみのカップ麺が女性の頭部へ襲いかかる風景だった <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 02:14:32.01 ID:nGM846kB0<> >>524

「しんれいばんぐみ……そんなのがあるのか」

【よく分かっていないが取り敢えず感心する】
【ちなみに男はテレビアレルギーなどでは決してない】

「よし、行くか」

【元気のいい返事を聞き、歩き出そうとする……が2、3歩歩いたところでガクン、と地面に膝をつく】
【どうやら思っていたよりも身体の疲労が激しいらしい】
【病院生活の中で特に運動などしてこなかったモヤシ男には少々、というかかなり堪えた様だ】
【このまま回復するのを待っていたら朝になっても家には帰れないだろう】
【だが男にはある秘策があった】

「しょうがない……すずか、俺の背中に乗ってくれ。」
「あ、羽に掴まってくれても良いが、絶対に折らないでくれよ?」

【地面に片膝をついた体制のまま、背後の幼女に呼びかける】
【そう、彼女を乗せて家まで飛んで帰る、という方法だ】
【人を乗せて飛んだことはまだ無いが、彼女くらい小さければおそらく大丈夫だろう】
【そう考えて彼女が自分の背中か、その堕天使にも似た漆黒の翼(モフモフである)にしがみつくのをじっと待つ】 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/15(月) 02:24:24.36 ID:ST6HeFF00<> >>526
「うん!こわいやつね!」

【心霊番組。あれ見た後は眠れなくなるのだとか】
【幼いから仕方ない】

「うん!」

【と、歩き出したと思えば横にいる男性はガクリと地面に膝をつく】
【慌てて駆け寄り、顔を近づけ覗き込む幼女】

「だいじょうぶ!?」

【と、当たり前だが聞いた。まあ、大丈夫ではないだろうが聞くのが筋である】

「せなか?え!?とべるの!?」

【幼女からすれば羽が生えているのを見てそう言ったわけである】
【本当は羽を使わずに飛ぶのだが】

【そしてワクワクしながら背中に乗っかり、羽を掴む】
【飛んだとして、落っこちたら本末転倒である。しっかりバランスをとらなければ】

「とぶんだよね!?」

【乗ってみてからもう一度聞く】
【これで飛ばない、と言われたら半端でなく恥ずかしい】 <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/15(月) 02:26:35.81 ID:kdRfv3ABo<> >>525
【人は精神の安定を他所に頼る、シスターは単純に神を精神のよりどころとしているわけだ】
【その精神の安定が揺らぎない一撃を可能にしている。でなければ下手すれば致死になりかねない鈍器など震えないであろう】
【砂塵を突きぬけ、相手にショルダーを当てるとそのまま一歩交代し、次の猛撃の構えを取る】
【おそらくガンガン攻めこむきなのであろう。まぁ彼女の力はそのためにあるのだから当然だが】
【その際、悪魔の苦痛の声を聞き、自身の与えたダメージを確認している】

私はダンスなどは少々不慣れでして。ゆえにリードなども通じません。
好き勝手に……躍らせて――

【相手の挑発にあえて乗りつつも手痛い仕打ちを与えるべく彼女は呼吸を整えた】
【が、そのとき気づいてしまう。相手の手元から先ほどまであったはずのカップ麺の容器がないことに】
【気づいたのは自身の頭上に熱い液体がかかった時であった】

く……あ……

【フードごしとはいえ跳ねた液体の熱いこと熱いこと。シスターは拭う必要がないとはいえ、暑さに若干の苦悶を浮かべる】
【シスターは若干よろめき猛撃のタイミングを数十秒遅らせて、相手にメイスの乱打を交えた行進を開始した】

(カウントを忘れていたが無効バリアまで後三レス)
<> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 02:49:28.17 ID:nGM846kB0<> >>527

「ああ、大丈夫だ。心配ないよ」

【疲れてはいるが、能力を使うのに支障を来すほどではない】
【眠ってしまえば危険だが、これにはある程度集中力が必要なのでその心配もないだろう】

「もちろんだ。飛ぶのは初めてかい?」

【背中の幼女ににっこり笑って問いかける】
【乗り物等の道具を使わない限り、体一つで飛行したことのある人間はまずいないだろう】
【これで彼女がこの偽天使に乗って生身で空を飛ぶ、記念すべき第一号となる訳だ】

「よし行くか……って危ない危ない忘れるところだった」

【風を起こしフワリ、と空中に浮きかけすぐにまた着地する】
【地面の穴を放置したままだったのを思い出したのだ】
【彼女が掴まっている以外の全ての羽を使い、再び風を起こす】
【そこからさらに集中して、小型の竜巻を作り出す】
【竜巻はまるで意思を持ったかのように積み上げられた土の山へと移動し、それらを巻き上げて元あった穴の中へと運ぶだろう】
【あとはそれが終わるのを待つばかりである】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 02:50:08.45 ID:IuG7CATqo<> >>528
辺りを漂う砂塵は幕は世界をかける一欠片の涼しさを持つ風に流され消えて行き
今だに息苦しさを覚える悪魔は少しばかりよろけながら立ち上がり、見る

「…………あ〜あ、だから言ってやったのによぉ?」

琥珀色の液体が女性へと襲いかかり、撫でる熱に苦悶の声を上げる女性……そして
……おそらく、其れすらも燃料とし進行により生み出された暴力の奇跡の光景を
悪魔は二歩だけ、甲高い笛に似た音を口元から上げながら後方にと下がり止まった


「……勝手に踊るだぁ?────ノン、ノン、ノン……足りないなぁ、お嬢ちゃん」
「────しょうがない、俺様にお嬢ちゃんを一流に育ててやるよ神なんかよりも」
「素晴らしいダンスが踊れる様に……快楽のままになぁ?────そら、まずは」


圧倒的な暴力の渦に向けて向けられたのは拳銃を模した悪魔の白い手が二つ
そして、銃口と化した人差し指より麺の銃弾が風の 速さを纏いて連写された
女性の足元に向け放たれた其れらは、乱雑に撃たれた為かある程度は地面にゴムの様に地面に弾けた <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 02:51:18.49 ID:IuG7CATqo<> >>530
最後に追加

「───────ステップだ」 <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki <>sage saga<>2011/08/15(月) 03:02:38.50 ID:ST6HeFF00<> >>529
「ほんとうに?」

【ちょっと真面目に心配している】
【不安そうな目つきで男性の顔を覗きこむ】

「はじめて!」

【そりゃそうだ】
【ちなみに飛行機に乗ったこともない。正真正銘初めて空を飛ぶ、と言うわけである】
【初めての空にドキドキしている幼女であった】
【そして飛ぶ…かと思いきや男性は何か思いだしたようで】

「あ、あなだ!」

【そう、公園に幼女がすっぽり埋まっていたのを掘り返した穴がそのまま残っていたのだ】
【これは元に戻しておかねばなるまい。と、いうことなのだろう】
【男性が何かしたようで積み上げられていた土はどんどん穴に入っていき、更地に戻っていく】

「うおう!」

【その摩訶不思議な現象に感嘆の声をあげるのであった】

/すみません眠気が…
/キンクリでも切ってもらっても凍結でも構いませんので…
/ではここまで絡み乙でした! <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/15(月) 03:10:58.93 ID:kdRfv3ABo<> >>530
【振るうメイスの猛進は執拗に相手に逃げ場を与えない。なぜなら彼女が踏みこみ度メイスが地面にたたきつけれるのだ】
【肌を焼くほどではないため、加速をやめる様子はない。ただタイミングが遅れただけで初撃であたらなくなっただけだ】
【おそらく彼女をタロットで示すならば『戦車』というべきか……?】

……結構ですわ。私が神に捧げるのは舞踊ではなく戦果のみ。
神のためにこの鎚を振るうことこそが至高の快楽。決して惑われたりしませんわ。特に悪魔には!!
あと、私……バツイチですので!!!

【言葉を放ちつつも揺るがない突撃。相手がなにやら指を構えてしばらくするまで乱打は止まない】
【いや相手が発砲してくるときでさえメイスを振るうのだけはやめない。立ち止まり、銃撃をはじこうといてた】
【しかし、乱雑な起動を描くそれに対処ができるはずもなく、二三発外しただけで、残りはすべてその身に受けてしまう】

あ、あ、あああ…ん…あ……あ

【その弾幕に体力を消費したのか彼女はそのまま、メイスを振るうのを止め……なにやら相手の出方を伺うことに】
<> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 03:16:32.98 ID:IuG7CATqo<> >>533
すいません……気を抜いたら寝てしまいそうです
一応返せる様に頑張りますが……30分返しが無かったら
……凍結かもともと無かったかでお願いします…… <> 【Upper Wing】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 03:42:40.95 ID:nGM846kB0<> >>532

【背中で幼女が歓声を上げるのを聞きながら男は仕上げに入る】
【徐々に竜巻の勢いを弱らせていき、最後に地面を強めの風でサッ、と一撫ですると取り敢えずは平らな地面と呼べるものが完成する】

「こんなもんかな」

【そう呟くと再び能力を使い幼女ごと身体を空中に持ち上げた】
【背中の六枚の翼も風を受けて大きく翻る】
【どうやらこの羽は能力を使い風を起こすだけでなく、その風を受けて自身を浮かせ易くなっているようだ】
【まあそれ以外の場面ではただ邪魔なだけであるが】

「それじゃあ今度こそ飛ぶから、しっかり掴まっててくれよ!」

【力強く彼女に呼びかけると、一気に20メートル程の高さまで垂直に上昇する】
【今日は疲れたので寄り道せずに真っ直ぐ帰ろう、と思い体を家の方角へと向け】

「帰ろう、俺たちの家へ!」

【余程気に入ったのか先程のセリフをもう一度言うと、自転車並みのスピードで移動を開始した】
【やや遅めだが、これは彼女が振り落とされないよう配慮したからだろう】



/りょーかいっでは自分も寝ます
/レスポンスだけ返しておきますので
/続きはいつでもどうぞー
/あとこちらこそ絡み乙&あり でした! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 04:05:15.07 ID:z65XYxnIo<> >>488
/これで絡み待ち中だったりしますーっ <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 11:15:39.72 ID:Ff7RP7cIO<> 【廃墟群=z
【盛者必衰を体現したかの様に、辺りは静まり返っていた。窓カラスは割れ、昼でも暗い陰気な雰囲気が立ち込めている。】

「またか……」

「毎回毎回…」

【一人の女は、そんな場所に来て呆然と呟いた。大通りの隅の方で辺りを見回す。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…く…死にたい…どこなんだここは…」

【迷子である(;^ω^)】



/なんでも対応 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/15(月) 14:20:38.04 ID:C0WQaawfo<> さて、今日こそ住処を探さないと

【背中辺りまで伸びたウェーブかかった銀髪を揺らして街を歩く】
【街行く人々に混ざる少女はホームレス】

……収入も探さないとね

【財布を開くとあまり残っていない】
【はあ、と悲しい気持ちのため息を吐く】

D.O.T.Aだったっけ、まあ保護してもらえれば何処でもいいんだけれどね

【何時の間にか異世界からこの世界へ紛れ込んだため、身分証もない】
【こういう時は公的機関に頼るのが一番だろう、と結論付けた行動だった】

/なんでもどうぞ!
<> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 14:24:47.54 ID:alJUI9E50<> 【強烈な日差しの照りつける平原】

「熱い…暑い…」
【一人の少年――15歳ほどの――が、彷徨っている】
「水…ぅ」
【小さなカバンを漁り、ペットボトルを出すが】

「そんな…」
【空のペットボトルを見、落胆した少年はその場に倒れてしまった】

「ひ…から、びるぅ…」

/殺し合い以外何でも募集中です! <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 14:45:46.68 ID:OIiM6ZfU0<> >>539
まだいますか? <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 14:48:00.01 ID:alJUI9E50<> >>540
/問題ないですよ <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 14:51:24.20 ID:OIiM6ZfU0<> >>539
「…大丈夫かい?」
【一人の人間が倒れた中、もう一人の人間が登場】
【容姿はさながら大学生、白いタオルを首に巻いた青年は手持ちのバッグを漁って】

「ほら、飲める?」
【取り出した物は水の入った水筒、それを倒れている少年に差し出した】
【敵意とかは感じられないだろう】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/15(月) 14:57:33.04 ID:qwXJk8nP0<> >>538
/まだ大丈夫ですか? <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 14:58:42.46 ID:alJUI9E50<> >>542
「んぅ……」
【意識を失いかけたその時】
「え?」
【目の前の青年の声に驚き、倒れたまま見上げる】
「み…水?」
【エネルギーを振り絞り水筒をひったくって、音を立てて水を飲む】

「…ハァ」
【水筒の水を8割近く飲み、そのままボーーーっとしている】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 15:02:04.89 ID:OIiM6ZfU0<> >>544
「だいぶ運動していたみたいだね」
【軽く微笑みつつ水を飲む少年を見る、少し前の自分を思い出させる】

「しかし…何でこんな暑い日差しの中に?」
【質問を出しつつ、青年は白タオルで額の汗を拭う】
【大方予想はついているが】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/15(月) 15:05:58.05 ID:C0WQaawfo<> >>543
/大丈夫です! <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 15:08:28.92 ID:alJUI9E50<> >>545
「あっ…えっと…水、ありがとう」
【水筒を脇に置き】
「よっ…と」
【倒れた状態から体を起こし、あぐらをかいた】

「いや、ちょっと、その…」
【言うか言わざるか、迷っているようだが】

「に…日光浴と…昼寝を…ね?」
【ひどく申し訳ないような顔をして、呟いた】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/15(月) 15:11:00.65 ID:qwXJk8nP0<> >>538

【そんな少女に、後ろから声がかかるだろう】

やぁ、異世界から来た.........お嬢さん?

【声をかけたのは、何の変哲もない、青年】
【ただ、少し前に少女に会った青年である事を除いて】

住む場所をお探しの様だね、教えようか?

【青年は、笑顔を崩さずに】
【少女に問い掛ける】
【前回は鎖を振り回されて逃亡を余儀なくされたが、この落ち着きようなら大丈夫なのだろう、と考えて】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 15:16:55.34 ID:OIiM6ZfU0<> >>547
「日光浴と昼寝、ねぇ」(何か怪しいな)
【復唱する青年は疑問を胸に疑問を積もらす】

「どっちも人気や水や日陰がある街の公園でも出来ることだけど…まぁ追求はしないよ」
【正直に言うと青年は嘘を言っているのでは? と思っていた】
【微笑みを崩さず青年は水筒を回収した】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/15(月) 15:19:52.02 ID:C0WQaawfo<> >>548

……ああ、また会ったわね

【脳内のアーカイブから此方で最初に出会った青年を引っ張り出した】
【確か、フサツドーメーとやらを知っていたはず】

ぐ……

誘拐じゃないでしょうね……?

【警戒はしている、だがやはり背に腹は代えられない】
【否定するだろうとはわかっているが、質問を投げかける】
【まあどう答えてもついていく――というか、教えて貰うのだろう】 <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 15:22:45.29 ID:alJUI9E50<> >>549
「う…むむむ」
【少し焦ったような表情】
「い、いや!僕、寝るの大好きだし…だから、昼寝!そう、そういうこと!!うん!」
【大急ぎで弁明するが――――誰が聞いても嘘である】

【2時間ほど前木陰で昼寝をしていたのは事実ではあるが】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/15(月) 15:24:18.57 ID:qwXJk8nP0<> >>550

(鎖で滅多打ちにされる心配はない様だ、よかった)

【滅多打ちになどされていないが】
【もし完全に悪人として脳内に入れられていたらどうしようかと思っていたため】
【心の中でため息をつく】

……人聞き悪いな、そんなわけないだろう

【一瞬、親がいない子を誘拐するか、と言いそうになったが】
【そんな事をすれば、折角安定した精神を乱しかねない】
【のど元まで来た言葉を飲み込むと、否定の言葉を返した】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/15(月) 15:29:36.74 ID:C0WQaawfo<> >>552

分かったわ、案内して

【上から目線にそう言う】
【性格上、前回会った時のことを思い出して申し訳ないと思っていても素直にいえない】
【反省してないわけではないのだが……】

それと、まだ名乗ってなかったわね
わたしは遊宮セリア。好きに呼ぶといいわ

【握手する気は毛頭無い】
【そんな様子で腕を組み、偉そうに言い放った】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 15:30:50.02 ID:OIiM6ZfU0<> >>551
「だから追求はしないよ…」
【苦笑いをしつつ少年をなだめさせる、青年にとってはどうでもいい事なのだから】

「さて、君はどうする? 日陰で水分をちゃんと取って休息を入れた方がいいかもしれないけど」
【水筒をバッグに入れて、少年に休憩を勧める】
【自主練習でもしていたのかな? と思いつつ、青年は青い空を見上げた】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/15(月) 15:36:56.44 ID:qwXJk8nP0<> >>553

それじゃ、案内させてもらうよ
あ、僕はタブリス。よろしく

【上から目線を気にも留めず】
【マイペースに自己紹介】
【日系に近そうな顔だが、名前が外人の物だということに、相手は違和感を持つだろうか?】

じゃ、不殺同盟のアジトに行くかな

【短く伝えると、青年は歩いて行く】
【行く先はもちろん同盟アジト。ゆっくりとした歩みで歩いて行く】 <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 15:39:33.72 ID:alJUI9E50<> >>554
「信じて!!ただの昼寝だから!ね!?」
【しつこい】

【そこへ、青年の言葉】
「休息…いや、でも…」

【一瞬、腰に携えた剣――閃光剣を見やり】
「ぼ、僕は…後で休むからいいよ…」

【先ほどとはうってかわって暗い表情になる】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/15(月) 15:41:49.53 ID:C0WQaawfo<> >>555

……タブリス、ね
そういえばアンタ羽生えてたけどアレが能力ってやつなの?

【ふと思いだした】
【確か腕からも生やしたりしていた気がするから、やはり能力なのだろうか】

それともまさか天使とか言うわけないわよね?

【小馬鹿にする様に笑いながら後ろを歩く】
【真実を知らないとはまた幸せなことなのだろう】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 15:45:31.14 ID:OIiM6ZfU0<> >>556
「はいはい、昼寝ね」
【両手を相手に見せるようにしながら受け流す】

【そこへ休息と言う言葉に表情を変えた少年をまた疑問に思い】

「…何かあったのかい? 暗い表情をしているけど」
【腕を組み首を少し横にして疑問の体制、彼が持っている剣といい、少年は能力者かもしれない】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 15:45:56.66 ID:Ff7RP7cIO<> 【廃墟群=z
【盛者必衰を体現したかの様に、辺りは静まり返っていた。】
【窓カラスは割れ、昼でも暗い陰気な雰囲気が立ち込めている。】

「またか……」

「毎回毎回…どこなんだここは…」

【一人の女は、そんな場所に来て呆然と呟いた。大通りの隅の方で辺りを見回す。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…誰か…」

「…いないよなぁ…」

【暗い大通りの中央で、辺りをキョロキョロと見回す。】
【「今はまだ」人がいない。】



/なんでも対応 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/15(月) 15:47:28.41 ID:qwXJk8nP0<> >>557

まぁ、能力、かな

【うやむやにしてごまかそうとしている】
【顔色は大して変っていないが、ほんの少しだけ焦りが見える】
【次の瞬間、明らかに顔色が悪くなる】

まぁ、それはね、いや

【顔色を悪くしながらごまかしている】
【普段ならカミングアウトを普通にするのだが、ここに来たばかりの少女がそんな事を聞けば混乱間違い無い】
【黙っておくことにした】

あと、大事な事を言い忘れてた
不殺同盟は、たんなる居候もOKだけど、メンバーになってくれる人とかも募集してるんだよ
多少危険が伴うけど

【話題をすり替えるように、不殺同盟について話し始める】
【意外と大切な事だし、言わなくて文句を言われるのは困る】 <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 15:48:03.52 ID:alJUI9E50<> >>558
「…………お兄さんは……」
【思い詰めたような表情】

「『能力者』?」
【先ほどまでとは違い、真顔で訪ねる】 <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/15(月) 15:50:37.61 ID:C0WQaawfo<> >>560

はっきりしなさいよ、まったく

【だから何様だと言いたい位のため息を吐く】
【もう一度いうが本当に何様なのだろうか】

危険は御免よ
……と言いたいところだけど、今の私は何もない
せめてもの恩返しとして加入するのはやぶさかではないわね

【名前からして特に怪しげな感じではない】
【今ならそう素直に思えた】
<> 【妖刀万紅】<>sage<>2011/08/15(月) 15:51:15.43 ID:t8mv5AG20<>
「あー、暑いなー」

【廃墟群にあるとある広場】
【円状に広がっており、広さはサッカーコートの半面ほどある】
【周りはペンキの落書きだらけの廃墟に囲まれ、中央に水も枯れ果てたボロボロの噴水が一つある】
【太陽がぎらぎらと輝き、周囲は嫌になるほど気温が高い】

「ほんと暑いなー、水出ないのかなこれ」

【噴水に一人の青年が腰掛けている】
【青年は上半身裸で、体は汗と血に塗れている】
【青年の傍には血で真っ赤に染まった刀が立てかけてある】

「全く、暇つぶしにもならなかったなー」

【広場には死体がゴロゴロと転がっている】
【このあたりの廃墟を巣窟にしていたチンピラたちのようだ】
【その数はおよそ30】
【広場はまるで地獄絵図のような風景で、あたり一面真っ赤に染まっていた】

/死合い募集です! <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 15:51:59.21 ID:OIiM6ZfU0<> >>561
「んっ? いいや、違うよ」
【青年は息をするかのように嘘をつく、現在青年は追われている身の為、別人になりきっているのだ】

「まぁ護身ぐらいはできるけど、どうしてそんな質問を? 能力者を恨んでいるのかい?」
【伊達眼鏡に触りつつ、今度はこちらから質問を出す】
【いきなりこんな事を聞かれたらにはやはり訳があるのだろう】 <> 【聖翼聖弓】@Wiki<>sage<>2011/08/15(月) 15:56:30.20 ID:qwXJk8nP0<> >>562

はっきり言うと肯定なんだけどね

【限界までお茶を濁そうとしたが】
【結局カミングアウトしてしまう】

あ、危険というと命を狙われたりそういう結構やばいもんだから
気をつけてね。まぁそのへんはリーダーに会えば教えてくれる筈だよ

【加入するうえで】
【一番言わないといけない事をさも簡単に言うと】
【肩を軽く回して】

さて、もうすぐそこだよ

【と呟いた】

/不殺のスレに行きます? <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 15:56:42.48 ID:alJUI9E50<> >>564
【一瞬、怯えるような表情――】
「………………じゃあ、そもそも…『能力者』ってなにか、知ってるの?」

【探りを入れるかのように、もう一つ聞く】

【青年の問いなど、まるでなかったかのように答えない】 <> 1<>ああ<>2011/08/15(月) 15:58:06.96 ID:s27FiQUj0<> ああ <> 【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化<>sage<>2011/08/15(月) 16:01:10.48 ID:C0WQaawfo<> >>565

……は?
いやいやまさか

【某猫のAAの様な反応をする】
【そりゃあ誰でもすぐに飲み込めるものではないだろう】

多分、大丈夫よ
……あの薬があるから

【できるだけ飲みたくないけど、と小さく付け加え】
【前回飲んだ時は本当に申し訳ない事になっていた】

何よ、何処にもないじゃない

【空を浮かんでるなんて誰も予想はできないものである】
【特に一般人のこの少女は】

/では返レスを不殺でおねがいします! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 16:03:36.70 ID:EQSQn9rzo<> >>488
/これで絡み待ちですっ <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 16:03:45.84 ID:OIiM6ZfU0<> >>566
「こりゃまた哲学的な…」
【青年は困ったような表情になり頭を掻く】
【哲学的な事は答えが無いから苦手だ】

「んー…、能力者ってのは、手から火を出したり物体を操ったりできる、普通の人間ではできない事が出来る人達…かな?」
【少し思考した結果、青年なりの能力者についてを言った】
【本当はまた彼に質問を入れるとこだが、先ほどの質問が無視されたので相手の行動を見守る】 <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 16:09:18.16 ID:alJUI9E50<> >>570
【青年の返した言葉の、ある部分に反応する】

「普通の人間にはできない…」
「そうだよね…能力者は…普通じゃないんだよ…」

「僕は…普通じゃないんだ…」
【誰に語るでもなく、独り言のように呟く】

「なら…どうして…………………関わってくるの?」
【少年は、泣きそうな顔になり、うずくまった】

【少年の過去には、やはり何かあったようだ】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 16:14:57.14 ID:OIiM6ZfU0<> >>571
「?」
【少年の言葉に青年は疑問符がどんどん出てくる】
【とにかくわかった事はこの少年が能力者と言うことだ】

「…はぁ、まず質問に答えるよ」
【ため息をつきつつ、青年は片手で頭を抑える】

「何故関わったかは君が脱水症状になりかけていたから、何で君は能力者である事を不満に思っている?」
【返答をしながら、さらに彼の詳細を探りにいく】 <> 【閃光体術】<><>2011/08/15(月) 16:25:33.63 ID:alJUI9E50<> >>572
【うずくまったまま、口を開く】

「能力者………火を出したり、精霊を喚んだり、呪文を唱えたり……………」
「能力者の間では、そんなこと普通だよ。でも…」

「『普通の人』からしたら…………どうかな?」

「そりゃあ、能力者自体、一般人と関わることは少ないよ、でも、だからこそ…」
「ひとたび目につくと、まるで―――人間じゃないように扱われるんだ………………」

「だから、僕は………憎い」
「『普通の人』たちが、何よりも…………」

【過去に、少年は、『能力者』だからという理由で、様々な迫害を受けたことがあった】
【そのため、今では、非能力者をとても憎んでいる】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 16:34:32.92 ID:OIiM6ZfU0<> >>573
「…何だ、そんな事か」
【一通り、話を聞いた青年は呆れたようにため息を吐く】

「いいかい? 君がどんな能力を持っていようが、あの街では些細な事」
【腕を組み、視線を能力者達が集う街へと向ける】

「人間じゃ無いように扱われる? そんなのあの街じゃあほぼ無いね、それにもっと堂々としなさい、そんなんだからいじめがあるんだよ」
【相手に目を向けて喋る、目は真剣だ】

「普通の人が憎い? 憎いと思っただけじゃあ世界は変わらないぞ? どうせなら殴るか? この普通の一般人である自分を」
【親指を自分の胸に向けながら青年は言う、世の中行動で示さなければ意味が無いのだ】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 16:41:41.18 ID:alJUI9E50<> >>574
「そんなこと……………」
「僕は………僕は…………………………」

「わあああああぁぁぁぁぁ!!!」
【突然、――おそらくは少年の能力で――手足を光らせ、青年の胸のあたりに殴りかかる】

【好戦的ではない性格だが、混乱しているために、武力に身を任せた】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 16:45:08.89 ID:OIiM6ZfU0<> >>575
「来るか…」
【青年は襲い掛かる者を気にせず悠長に眼鏡を外しポケットに突っ込む】
【そして少年がだいぶ近づいた時】

「よっと」
【青年は左サイドステップをして回避する】

「唯で殴られちゃ効果は少なそうだし、自分の出せる力を最大限使って自分を殴るんだね」
【ゆっくりと距離を取りつつ、挑発するように右手でクイックイッと指を曲げた】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 16:50:05.58 ID:alJUI9E50<> >>576
【全身全霊の力で殴ろうとしたため、回避されてよろける】
「う…………うぁぁぁぁぁ!!!」

【再び同じような動作で殴りかかる】

【怒りに我を失い、その攻撃はとても単調である】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 16:57:48.36 ID:OIiM6ZfU0<> >>577
「…はぁ、単調だ」
【怒りで我を忘れたのか、攻撃が全く変化していない】
【このままでは青年の期待通りな結果が無くなるので、手を入れることにする】

【青年は流れるような手つきで姿勢を変更、右足を後ろ斜め、左足を少し前、八極拳の構えだ】
【そして数秒待ってから、青年は動き出す】









【まず相手が出した腕と同じ腕でパンチを上へと弾く、そして足を踏み込み、もう片方の腕の肘で相手の腹部、即ち鳩尾へと肘撃を入れる】
【外門頂肘、簡単に言ってしまえばカウンター技だ、攻撃を出した隙と言うことで、回避も防御も難しいだろう】 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 16:57:49.97 ID:nGM846kB0<> >>488

【酒場、扉付近】

【多くの客で賑わう酒場、その片隅でたった今入店して来たばかりの男はあんぐりと口を開けていた】
【外見は黒い上下のトレーナーを身につけた一見どこにでもいるような短髪の男である】
【彼が何に驚いているのかというと、入口のすぐ横の席にこの場にいるはずのない人物を発見したからである】

(なんでコイツが此処に居んだぁ!?)

【普通なら絶対にあり得ない、酔っ払って殴り合いの喧嘩を始めあげくの果てに周囲まで巻き込み】
【銃弾やナイフまでもが飛び交う大騒動を引き起こした張本人がなぜ、堂々とりんごジュースを飲んでいる??】

(ありえねぇ……ココの店主は頭おかしいんじゃねえか?)

【そこら辺の酔っ払いなどよりもずっと性質が悪い】
【自分だったらこんな危険人物は二度と店に入れたりしないだろう】

(どんな手を使った……金か? ってんなわけねえよな)

【頭に浮かんだその考えをすぐに否定する】
【金を積んでまでこの場に居座る必要があるとはとても思えないからだ】

(しゃーねー、本人に直接聞いてみっか)

【考えていても埒が明かないので彼女に話し掛けることにする】
【自分もあの騒ぎの中にいたのだが、まあおそらく顔は見られていないだろう】
【相手がかなりヤバい奴だと分かっているので、あまり近付き過ぎないよう注意しておく】

「よう、久しぶりだな! ここで何やってんだ?」

【相手から5メートルほど離れたところで立ち止まり】
【まるで10年来の友に話し掛けるような気軽さで右手を挙げ明るく声を掛けた】
【顔もモチロン笑顔だが、目だけは全く笑っていない】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:04:29.35 ID:alJUI9E50<> >>578
【突然放たれたカウンターに、反応できず――というか何をされたかもわからず】
【急所に入る肘撃】
「うぐっ!!!」
【後ろへと投げ出される】

「ぐ、ゲホッ…」

【ダメージの大きいこともあって、立ち上がれないまま、手足の光が消え】
「ハァ…ハァ…」
【どうやら怒りが収まり、戦意をなくしたように見える】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 17:10:04.63 ID:OIiM6ZfU0<> >>580
「…駄目だな」
【またもや腕を組み少年を見下ろす】

「いいかい少年、幾ら能力が良かろうとそれを使う者が駄目なら意味が無いんだ」
【淡々と、説教に近いアドバイスを口に出す】

「自分は何が出来て、何ができないかよく考えるんだ、後怒りで我を忘れるのも駄目、自分の力を最大限に使うんだ」
【自分にも言い聞かせている事を少年に喋る、おせっかいみたいなものだ】

「で、続けるかい?」
【最後に相手の意思を確かめる言葉を出した】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:17:18.43 ID:alJUI9E50<> >>581
「………………自分の、できること…」
【右手を光らせ、それを眺める】

【少年の纏う「気」のようなものがフッと変わるような】
「もう、いい。戦いは、好きじゃないしね。ホントは」

【吹っ切れたような感じ――はじめの明るい雰囲気に戻っていた】
「でも……………一つ気になるんだけどさ」

「お兄さん、やっぱり能力者じゃないの?そんなに能力に詳しいのに、普通の…いや、非能力者、なんて」

【本当の答えが返ってくる可能性は低いだろうが、それでも同じ問いかけをする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/15(月) 17:18:36.52 ID:b2sFElm0o<> >>559再募集 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 17:21:34.72 ID:OIiM6ZfU0<> >>582
「よーし、お兄さんも戦いとか嫌いだから賛成だ」
【さっきまできつい目つきだった青年は優しい笑みに変わり、倒れている少年に手をさし伸ばした】

【そして能力者じゃないのか? という質問に対し】

「んー、能力者みたいな芸当はできるけど、詳しいのは友達に能力者がいたおかげかな」
【返答を入れつつ、友達に能力者と言った時、青年の目は少し悲しい目となった、ちなみにこれは作り話だ】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:25:33.41 ID:alJUI9E50<> >>584
【友達〜〜 を言うとき、青年の顔が曇ったのを見て、】

「ごめんなさい…………聞いちゃいけなかったみたいで………」
【馬鹿正直に信じ込んだ】

「……でも、もう今はお兄さんのこと恨んでないよ!」
「それに、僕もホントならもうちょっと強いからね!!」

【少年の中で、少し考えが変わったようだ】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 17:27:19.68 ID:EQSQn9rzo<> >>579
/気が付くのが遅れてごめんなさい!今から返しますっ <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 17:29:05.18 ID:OIiM6ZfU0<> >>585
「いやいや、あいつは死んではないよ、あの街で見ては行けない光景を見てしまって狙われたから、高飛びしただけだから」
【申し訳無さそうに詳細を説明、念には念を押すタイプの青年だ】

「そうか、あっ、ちょっと目を瞑っててくれるかい?」
【青年はハッとしたような顔になり右ポケットから緑の宝石がはめられた指輪を取り出した】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:31:31.04 ID:alJUI9E50<> >>587
「ん……?う、うん」
【不思議そうな顔をしつつも、青年の言うとおりに両目をぎゅっと瞑る】 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 17:31:54.08 ID:nGM846kB0<> >>586
/お気になさらずー
/まーのんびりいきましょうやー <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 17:34:17.36 ID:OIiM6ZfU0<> >>587
「では早速」
【右手に指輪をはめる、意味は全くないが】

【その後青年は目を細め集中、彼の右手から光の矢が生産される】
【できた瞬間少年の体にダーツのように投げた】

【ダメージを送ったり受け取ったりする光の矢、当たれば先ほどのダメージは無くなるだろう】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:35:06.69 ID:alJUI9E50<> >>587
「ん……?う、うん」
【不思議そうな顔をしつつも、青年の言うとおりに両目をぎゅっと瞑る】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:37:24.04 ID:alJUI9E50<> >>591
/あばば  ミスミス  なかったことにしてくださいね

>>590
「………………?」

【光の矢が当たった瞬間、少し変な感じを感じるが】
「……………」
【未だ目を瞑り続けている】

「…もう開けていい?」
<> 【???】<>sage<>2011/08/15(月) 17:37:31.15 ID:PIWUIpa8o<> >>583
/まだ大丈夫ですか? <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 17:39:50.10 ID:OIiM6ZfU0<> >>592
「はい、おしまい」
【言ったと同時に青年は指輪を外し、またポケットに入れるだろう、これが治した原因でもないのに】

「ついでに自己紹介もしておくね、自分は長利 繁(ながとし しげる)」
【またタオルで汗を拭いつつも自分の名を言う】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 17:40:05.05 ID:EQSQn9rzo<> >>579
【こちらへと放たれたのはどこかで聞き覚えのある声―――    う    わ   っ    ――――口を開けて身を若干引き思わず思いっきりドン引いてしまった女性】
【最悪である。あれだけ殴りあったのだから流石にこの酒場には来ずに違う酒場かバーにでも行くだろうと判断していたのが完全にミスであったことが証明されてしまったのだ】
【生憎と目の前の『いけ好かないタコ野郎(自分評価)』とは仲が良いわけではない。むしろその仲こそが最悪なのである。そして、下手をすれば酒場側にチクられるかもしれない】
【というかそもそも、何で相手はあんなにも気さくに話しかけてこれるのだろうか。自分だったら睨みを一度利かせてから無言で立ち去る、問題が起きない予感しかしないからだ】

【用心棒が問題を起こすのも最悪であるし、相手が店側にチクるなんて展開も最悪。となれば、残る策はただ一つ――――――】

「―――……え、いや、誰ですか?」

【―――しらばっくれ―――"この人頭おかしいんじゃないか?"と言いたげで、椅子に座っているためやや上目遣いに相手を見据えてみる。『嫌な上目遣い』とはこのことである】
【左手を壁に立てかけてある両手剣の収まった鞘へとゆっくりと伸ばして警戒心があることをさりげなくアピールし、人違いの被害者の皮を被ろうとするのであった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2011/08/15(月) 17:41:11.49 ID:b2sFElm0o<> >>593
/大丈夫です <> 【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋<>sage<>2011/08/15(月) 17:44:52.65 ID:PIWUIpa8o<> /ではよろしくお願いします!

>>559
あれ……? ここどこだろ……?
ひょっとしてわたし、……迷子?

【あたりをきょろきょろ見回しながら歩いてくる、水色のワンピース、あみあみサンダル、にミモザ色のポシェットを提げた小柄な少女】
【むぎわら帽子は後ろに倒してある。淡い青銀色のショートヘアが夕風になびく。
大きな瞳はハシバミ色。幼さはどことなく残るがなかなか整った顔立ちをしている】

【「迷子?」なんていいつつ、どこかまだのんびりした雰囲気の少女は、ワインレッドのコートとモノクルが特徴的な女を見つけ、手を振りながら駆け寄ろうとする】

あのー、すみません!
あなたも迷子でしょうか?

【こんな能天気なことを口にしながら】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:46:34.42 ID:alJUI9E50<> >>594
「ん、はーい」
【目を開け、自分に何が起きたかを眺める】

「………?あれ?特に何も??」
【体を動かしてみると】
「…………………あっ!!!お腹が痛くなくなってる!すごい!」
「やっぱ………いや、いいや、ありがとう!!」
【「やはり能力者だろう」と聞こうとしたが、先ほどの曇った顔が浮かび、やめておいた】

「ながとし、しげるさん………東洋の人なんだ」
「僕は、ブライト。自分でつけた名前だけどね。へへっ」
【無邪気な微笑みで自分も名乗る】 <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 17:51:47.82 ID:OIiM6ZfU0<> >>598
「能力者から貰ったアイテムのおかげさ」
【微笑みつつそう付け足す、ちなみにあの指輪は風の矢を出す程度のマジックアイテムだ】

「偽名か、まぁよろしく、ブライト君」
【自分も偽名なんだから無理に本名も聞かず、あいさつを済ました】

「じゃあ自分はそろそろ行くね、好戦的な能力者には気をつけろよー」
【腕時計をチラリと見て、青年は別れの言葉を出す】
【このまま手を振って街の方角へと歩くことだろう】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 17:54:12.57 ID:alJUI9E50<> >>599
「うん、お兄さんも気をつけてね〜」
【手を光らせて大きく振る】

「あ!そうだ!水ありがとうね〜〜!!!」 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 17:55:26.46 ID:b2sFElm0o<> >>597

「困った…」

【彼女がここに来たのは一度や二度ではなかった。】
【毎回毎回、気がついたらこんなところに来ており、そして帰り道がわからなくなっている。】
【そのたびに人を探すのだが、まあ、予想通り会えたためしがなかった。】
しかし、今回は幾分か幸運だったようで、明らかに自分のものではない足音と、そしてつぶやくような独り言が聞こえてくる】

「…え…?」

【「すまんが街に出る道を教えてほしい」】
【女はこう聞こうとしたのだが、しかしその言葉は言う前にのどの下に落とされてしまう。】
【その理由はいうまでもなく…】

「…君もか…」

「…どっから来た?」

【しかし、露骨な落胆の様子を見せるのは失礼であり、女はそれをわきまえていた。】
【駆け寄ってくる相手にこちらも近づきながら、言葉をつむぐ。】


/こちらこそよろしくお願いします <> 【蟇弧護法】<>saga sage<>2011/08/15(月) 17:58:58.05 ID:OIiM6ZfU0<> >>600
「ふぅ、中々大変な事をしたな」
【しばらく歩いた中、青年はポツリと呟く】
【下手したら少年が暗黒面に落ちるところと思うと身震いをしてしまう】

「まぁ…結果がよければよしだ」
【自分に言い聞かせるように喋り、今日も青年はあの街に歩いていった】

/これで乙です <> 【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋<>sage<>2011/08/15(月) 18:00:26.05 ID:PIWUIpa8o<> >>601
【近づいてくる相手の数歩前で立ち止まる。
軽く息を弾ませつつ、『君もか』の言葉にはい、と素直にうなずく。

だが、どこからきたかという問いには】

ええと……あっちのほうです。
おかしいなあ、こっちにあたらしいケーキ屋さんができたって聞いたのに。
お姉さん、このへんでみかけませんでしたか?

【ぴっとまよわず指をさした。
こちらはまったく方向を見失った迷子というわけでなく、目的地を見失ったタイプの迷子であるらしい。案内を頼むことは不可能ではないだろう…たぶん】 <> 【閃光体術】<>sage<>2011/08/15(月) 18:03:14.94 ID:alJUI9E50<> >>602
/ありがとうございましたー!設定とかが練り込めましたー! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 18:10:37.19 ID:b2sFElm0o<> >>603

「けーき屋…?」

【えっ、と。】
【少女を見て軽く首をかしげた。まさかその言葉が出るとは思っていなかったらしく、】
【女は少しぽかんとしている。思うに、相手は自分とは違い「目的地」を見失ったタイプの迷子であるらしい。】
【自分は「帰り道」を見失ったそれである。こちらのほうがたちが悪い。】

「いや…どこだろう…」

「…向こうかな…ここを抜ければ…」

【街を見たような気がしなくもない。もっとも、】
【方向に疎い自分の記憶である。信憑性は低かった。】

「…行ってみようか。」

【時間だけは誰よりもあり、また、特に変える場所もない】
【唐突に会ったこの少女に付き合うにも悪くないかと思った女は、足を動かした】
【そのまま行けば、小さな街に出るだろう。…多分】 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 18:16:39.67 ID:nGM846kB0<> >>595

(うっわー、やべーコイツ超やべー)

【まあしらばっくれるのは想定内だが、まさか剣に手を伸ばして脅しを掛けてくるとは】
【こちらは見ての通り武器になるような物はおろか財布すら持っていない】
【それなのに話し掛けただけでこの態度、あまりにも酷過ぎるのではないだろうか】

(こりゃ、ちょーっとばかしお仕置きが必要かねぇ)

【そんなあくどいことを考えつつも顔には笑顔を貼り付けたまま、相変わらず気さくな態度で接し続ける】

「俺を忘れたって!? 酷いなぁ、あんなに深く愛し合った仲じゃねえか」

【他人に聞かれたら確実に勘違いされそうなセリフを大声で口にした(ちなみにこの男はただの童貞である)】
【勿論相手はそれを否定するだろうが、それを無視してカウンターに近づき店主に大声で呼びかける】

「おーい、ビールを大ジョッキで一つ! 勘定はこの姉ちゃんに頼んでくれ!」

【そして、ここで相手が怒って何か言おうとしたならばすかさず耳元でこう囁いてやるのだ、】

「良いのか? あの事バラしちまうぜ?」

【と。】
【確証はないが恐らくこの女は何かを隠している】
【そうでなければ自分は既に問答無用で相手に叩きのめされていることだろう】
【だが直接的な暴力に訴えず、武器をチラつかせて脅しを掛けてくるところがどうも怪しい】
【あまりよろしくない頭をフル回転させながら、男は素知らぬ顔で注文を待つ】



/そして飯落ちです
/……すいません出来るだけ早く戻りますどうかご勘弁を! <> 【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋<>sage<>2011/08/15(月) 18:16:54.72 ID:PIWUIpa8o<> >>605
はい、ケーキ屋さんです
ええと……あったあった
ちょっと地図がわかりづらくて……。

【と、ポシェットから折りたたまれたチラシを取り出した。小ぢんまりとしたかわいらしい店舗と、オサレなのだがものごっつうアバウトな地図が描かれていた。
毎回見るたび、どうやってたどり着けばいいんだよコレ、といいたくなるアレである。
つまり地図は当てにならない】
【なので、このあたりを歩いていた思しき彼女の言葉はとてもありがたいのであり】

はい、いってみましょう!

【素直に返事をして先にたつ少女。
すぐに、小さな町が見えてきた。
道行人に道を聞き、大通りをゆけばすぐに、チラシと寸分たがわぬ店舗が姿を現す】
【少女は歓声を上げて店の前に走ってゆき、くるり、振り返ると女にぶんぶんと手を振る】

あ、ここですここー!!
入ってみましょう! ガトーショコラとフルーツロールがおいしいそうですよ!!

【どうやら一緒に入ろうといっているようだが……】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 18:35:28.14 ID:b2sFElm0o<> >>607

「どれ…」

「なんだ…地図かこれ…?」

【覗き込むと、そこにはチラシ類によくある簡易的な地図が目に入った。】
【近くの建物と、簡易化された路地だけが記してある。言葉には冗談でもなく、】
【頭上にはそれはそれは綺麗な「?」が浮かんでいた。】


「え…着いた…」

【女は内心驚いていた。自分が「ここに行こう」と思ってその場所に行けたのは数えるほどしかない】
【その数回が、この瞬間に起きたのだ。自分で自分に驚いている。】

「ははあ…ここか。」

「ん…私もか。」

【踵を返そうとしていたが、相手に呼び止められその足を止める】
【どうしようか…迷ったがしかし、これも何かの縁である。せっかく会ったので、一緒に入ることにした】 <> 【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋<>sage<>2011/08/15(月) 18:43:25.38 ID:s6XFnKako<> >>608
はい。
今日ポストに入ってました!

【頭上に浮いている?をフッ飛ばしそうなくらいの晴れ晴れとした笑顔である】

【そのためか、無事目的地にたどり着いた】
【しかもケーキのお誘いも受けていただけて、上機嫌で店内にGO】

『いらっしゃいませ!』

【店員が笑顔で迎えるその店は、やはり中身も明るく、すこしかわいらしい雰囲気。
席は空いており、待たされることなく案内された。
ウェイトレスの手により、すぐお水とお絞りが運ばれてくる。】

あ、わたしフルーツロールとアイスミルクティーで!!
お姉さんは、何にしますか?

【メニューには、普通の喫茶店にあるような飲み物とケーキは一通りそろっていた】

/すみません、7-11時の間落ちねばならないのです……
/凍結でもキンクリでもお好きなほうでお願いします。
/明日再開でしたら、17:00にはきていますのでっ <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 18:53:40.95 ID:b2sFElm0o<> >>609

「そうか…にしてもわかりにくいな…」

【最も自分の場合は細かい地図でも意味がないのだが、】
【まあ、ここではそういうことはいいだろう。と自分のことを棚にあげる女であった】

「んー…どうするかな…甘いものは苦手だから…」

「コーヒーにしよう。」

【ベタである。店員に注文してから、品が来るのを待った】


/っと、了解です
/そちらさんは夜には先約があったようなのでご負担になられるかもしれないのでここで切りますね
/乙でした!短かったですが楽しかったですっ!!

<> 【速度変換】手で触れたものの速度を変換 E:特殊なガラス片×10入り小袋<>sage<>2011/08/15(月) 18:59:13.03 ID:s6XFnKako<> >>610
ですね……でもまあきっとだいじょうぶです!
【根拠のない自信であった】

【わかりづらい地図のせいか、オープンなのにわりとすいていた店内。
そのためか、注文の品はすぐに運ばれてきた。
ケーキ、飲み物ともなかなかの美味で、しばしの談笑の時間をおいしく彩ってくれたのであった】

/なんと…お気使いさせてしまってすみません…
/こちらこそ楽しかったです、またぜひ絡んでいただけると嬉しいです
/ありがとう&乙でございました! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 19:14:04.28 ID:dmWajcMbo<> >>606
【武器で脅しもかけた、しらばっくれもした、"この人頭おかしいんじゃ……"って言いたげな顔もしてやった、これで万全なはず】
【そう思いながら壁に立てかけてあった両手剣の鞘を左手で掴んだ瞬間――突然、訳の分からないことを言い出し始める男性】
【それに面喰ってしまいまたもや口を開けて唖然としてしまうも直ぐに気を立て直し、一度奥歯でギリっと歯軋りをしてから】

「はぁ?私とあなたは初対面ですからそんな関係は――――」

「は!?ちょっと、勝手に何を言い出すん――――――――」

【"この人死んだ方が良いんじゃ……"って言いたげな顔をしながら、というか先程から様々な罵詈雑言を浴びせたさそうな顔をさせながら】
【何故こんなことを言い出したのかの意図がわからず困惑しつつも、当然否定の言葉をぶつけようとするが――囁かれる悪魔の言葉】
【『あの事』、『あの事』というのはやはり―――自分が騒動の犯人であるということだろうか。いや、それ以外に考え難い】


「…………Fuck you」

【結果として、女性は悔しそうに小声で呟きながらゆっくりと左手から鞘を離していき、下唇を軽く噛み締めながら押し黙るしかなかった】
【最高に最低に屈辱を受けた気分である。酔いが無くとも顔面にパンチを入れたい気分で仕方が無かった】


/こちらも遅れてしまって申し訳ないです!今日は一応置きレスだとかにはならない予定なのですがっ…… <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 19:41:52.68 ID:QCkQkgLc0<>
「ぅうあーつーいー……」

【夏の暑さを恨むかのように唸り声をあげる少女が、ゾンビのような足取りで公園の簡易休憩所へやってきた】
【歳の頃は十代半ば。黒いショートカットに精悍な顔つきを持つその少女は、身を包む白いセーラー服がよく似合っていた】

「ジュースでも飲も……」

【呟き、少女は公園に設置された自動販売機の前まで辿り着いた】
【そして財布から取り出した紙幣を一枚投入し、目当てのつめた〜いジュースの購入ボタンを押し――】

「……え?」

【そこで、彼女は間抜けな声を漏らした】

「え? 何? どゆこと?」

【屈みこみ、販売機の下部にある口に手を突っ込む。そこには目的のジュース缶は無かった】

「なに、故障!? ふざけんなー! この自販機やろー! 風の精霊なめんなこらぁあああ!!!」

【ジュースは出ない、そのくせ入れた野口は返ってこないことに激昂した少女は、叫ぶ怒声と共に自販機を蹴りまくっている】 <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 19:51:18.01 ID:YYhM6a28o<> >>613
――【街・とある公園】――
夏のうだるような暑さ―――と冒頭を彩りたくなる程に突き刺さる日差しも、夕暮れになってようやく柔らかくなった頃。
機嫌よさそうな鼻歌を歌いながら箒の上で風を心地よく感じ、公園内へ入ってくる所であった。

「…ふーんふー…ふふーん……♪……何…あれ」

音も無く箒でやってきたその先にある自販機、そこには―――自動販売機を猛烈に蹴り続ける一人の少女がいた。
涼しげな黒いショートカットを振り乱しながら何やら叫び続けている。どうやら自販機の故障らしいが、とっても不審者である。
…といいたい所だが、箒に乗ってやってきた一人のこの女性もまた不審者として見られてもおかしくない格好である。
暑苦しげな紅いコート、その下には胸元が大胆に開いた黒いドレス、黒いロングブーツ。頭の上に乗った大きな三角帽子。
どこからどうみても魔女です、本当にありがとうございました。

「……ちょ、ちょっとちょっとぉ…何やってるのお嬢さぁん…」

呆れたような声をかけながら、音も無く箒で後ろから接近していく魔女。胸元には不殺の十字架がぶら下がっているのが見える
かもしれない。 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 19:56:16.34 ID:nGM846kB0<> >>612

(へっ、やっぱりか)

【ようやく大人しくなった女を横目で見ながら、男は出てきたビールをぐいっとあおる】
【最後に少し不穏な言葉が聞こえた気もするが、とりあえずここで騒ぎを起こす気はないらしい】

「悪いな。今日はちょっと持ち合わせが無くてよぉ」

【一応形だけは謝っているが、本当に反省しているかどうかは怪しい】
【ちなみにこの男、いつも自分の財布は持ち合わせていない】
【仮に持っていたとしても、その財布はそこら辺の不良から喧嘩で奪い取ったものである】

「でもな、酒場で騒動を起こしていたアンタにも原因はあるんだぜ?」

【訂正、やはり全く反省していないようだ】
【あの時、隙あらば割って入って小金をせしめようとしていたくせに、ぬけぬけと説教をしている】
【反省の色など少しも見えない】

「おっと、そうそう」

【ここで、ようやく本来の目的を思い出したらしい】
【手にしたビールをカウンターに置いて、体ごと女の方へと向き直る】

「俺が言うのもなんだけどよぉ、アンタ、どうしてまだココに居るんだ? というかどうやって入った?」

【そう、そこなのだ】
【トラブルを引き起こした彼女がどうして未だ追い出されもせず、のうのうと飲んでいられるのか】
【また何か騒ぎを起こすかもしれないのに、なぜ危険を冒してまでココに居座り続けるのか】
【言葉は足りなかったかもしれないが、どうやらその辺りのことが訊きたいようだ】



/お待たせしましたー!
/遅くなってしまい申し訳ないですorz <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 20:02:44.10 ID:QCkQkgLc0<> >>614

「くそおおお! もうお前ぶった切って……!」

【怒りに身を任せ、右手に持っていた精霊の剣の柄を左手で握り、抜刀しようとする少女】
【が、刀身を半分程覗かせたところで投げかけられた声に気づき】
【「あ゛ぁ?」とお前どこの不良だよと言いたくなるような唸り声と共に振り返った】

「え、誰? ま、魔女?」

【音も無く浮遊する箒に乗る女性を目の前に、一瞬呆然とする】
【箒が飛んでいるなんて状況は今までみたことがなかったため、あまりの不思議さに箒を凝視している】

「あんたが誰か知らないけど、こいつがあたしの野口を呑み込んだんだよ!
 ……うああ、返せよあたしの野口ぃいい!!!」

【手短に簡単に状況を説明すると、相手に背を向け今度は自販機をバンバンと固めた両の拳を叩きつけている】
【嘆きながら自販機を叩くその様子は、歳の割に幼く見えるかもしれない】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 20:03:05.67 ID:Ff7RP7cIO<> 【公園の入り口=z
【暑さからか、あんまり人がいないこの場所に、一人の人物が来ていた。】
【特にやることもないのか、ブラブラその辺を歩きながら辿り着いたという感じてある。】

「……放浪6日目」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「……」

(…そういえば…最近型打ちというものをしてないな…)

【例えばこの前会った青年などは、昼の暑い時間帯、】
【太陽からの燃えるような熱にもめげずに型を打っていたし、】
【彼女が探すとある人物もまたそれに習っている。】

「……」

「…約二年ぶりだ…」

【ズシーン】
【傍らの大木を見つけて、そこに向かって掌をぶつける女。】
【踏み込みながら同じ動作を繰り返し、何度も何度も木を打つ。】


/
なんでも対応 <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 20:13:09.10 ID:YYhM6a28o<> >>616
――あ゛ぁ?――
振り返りざまに地響きのような声で言われるものだから、魔女と魔女の乗った箒は思わず退いてしまう。
警戒、というよりは若干引いている感じが伺えるかもしれないが、それも仕方が無い事であろう。
寧ろ、不審者二人が自販機の前で出会った時点で一般の方々からすればごめんなさいとその場から
静かに立ち去ってしまいたい程だろう。

「そぉーよーぅ、魔女でーす…んっふふー♪」

機嫌よさそうに返答するものの、すぐさまその機嫌のよさはへし折られる事となる。
後ろ手にばんばんと自販機を叩きながら嘆いているその様子で魔女は察しがついたのか、箒の上でのんきに
ぽん、と手を打って優しく微笑む。

「…あぁ!そういう事ねぇ…ほらほらぁ、お姉さんにまっかせなさーい♪……えいっ」

魔女が箒の上から右手を伸ばし、人差し指を向けたかと思えば―――ぱりり、と小さく黒い電撃が自販機へと
一直線に直撃し―――ガタタンッとジュースが取り出し口から出てくる音と、ちゃりりん、とお釣りが出てくるような
音が周りに涼しく響き渡る。

「・・・ここらへんの自販機はみぃんな故障しやすいのかしらねぇ……災難だったわね、お嬢さん♪」

箒からひょいっと飛び降り、少女の横をすり抜けて自販機の取り出し口へ手を伸ばせば―――そこからコーヒーを
取り出し、何事も無いかのように自然にそのプルタブをあけ始める。
もちろん、相手の少女が購入しようとしていたものもきっちり取り出し口に残っているし、おつりもぴったりのはずだ。
自分が飲むコーヒーも取り出したのだろう、ちゃっかりしているものである。

「……そんなに怒ってちゃ可愛い顔が台無しよぅ?ほらほらぁ、スマイルスマイル♪」

つかみ所が無い、とはこういう魔女の事を指すのだろう。 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 20:26:00.83 ID:QCkQkgLc0<> >>618

「はっ、任せろ? 見知らぬ魔女っ娘ねーちゃんに何が出来……

 ……なん……だと……?」

【沸点が低いのか、見た目以上に苛立ちが募っているのか】
【貴様程度に何が出来る? とでも言いたげに鼻で笑った少女は、次の瞬間に絶句していた】
【魔女の人差し指から一筋の電撃が放たれたかと思うと、自販機から音を立ててジュースが出てきた】
【取り出し口からコーヒーを取り出す相手に続いて、少女もそこへと手を伸ばす】
【しっかりと目当てのジュースが取り出し口には残っており、お釣りもきちんと返ってきていた】

「す、すっげぇえええ!!」

【最大級の驚きを示す声を上げて、小銭をスカートのポケットに突っ込み、缶のプルタブを開ける】
【そして口をつけ、冷たい炭酸の味が口の中に広がると、魔女に言われるまでもなく少女の顔は笑みで満たされた】

「……ぷっはあ! おいしい! あなた凄いね! 電撃ビリリってやってジュース出しちゃうんだもん!」

【缶を両手で持つ少女は、嬉しそうな笑顔を魔女に向けてそう言った】 <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 20:32:48.37 ID:YYhM6a28o<> >>619
嬉しそうな笑みを満面に広げておいしそうにジュースを飲む少女を見て、魔女は満足そうに頷く。

「うんうん、笑ってる方がかぁわいいじゃなぁい♪……でも自販機を蹴っちゃだめよぅ…?」

苦笑交じりに注意するものの、そこまで気にしていないようで。少女の笑みだけでどうやらお腹一杯
のようだ。
少女が避ける事をしなければ、魔女は手を伸ばして少女の頭をさわさわと撫でるだろう。
「魔女は何でも出来るのよぅ♪」と機嫌よさそうに言いつつ、少女の風貌を眺めている魔女はふとした
事に気づき、小首をかしげながら問う。

「貴方…どこかの学生かしらぁ?あんまりここらへん出歩いてちゃ、こわぁい”能力者”に悪戯されちゃうわよぅ…?」

はたから見れば魔女も十分怖い能力者の一人になるのだろうが、どうやらただの子供にしか見えていないらしい。 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 20:42:31.57 ID:Ff7RP7cIO<> >>617再募集っ! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/15(月) 20:44:03.06 ID:hpi7iiOzo<> >>615
【―――2、3発また顔面に拳を入れてノックダウンさせてやろうかと一瞬脳裏をよぎったが、折角手に入れた収入減を失うのはとても惜しい】
【近くの机に左肘を付けて頬杖もついでに付き、完全に不貞腐れてしまったらしく相手が何を適当に聞き流してしまおうと言う態度が見え見えであった】
【視線を適当なところへと向けたりしてこの何とも居心地の悪い状況を如何にして脱出しようかと思案させている時に、相手から質問が来る】
【これを言うのは先程から心配している通り酒場側へのチクりに繋がる可能性があるにであんまり正直に話したくはないのではあるが――】

「……嫌がらせか?あの時の騒動でココが用心棒を募集することにして、私はそれに乗っかったって訳ですよ」
「幸いにも、あの時いた従業員やら大半の連中は病院送りになったらしいから今のところは誰もツッコンできてません」

「貴様を除いてな。ビールに溺れて死ね」

【周りの人間や特に今働いている従業員などに話を聞かれないように若干小声で話を進めているが、何分こちらは相手がそれを知っていると思っている】
【気分的には傷口をグリグリと指を突っ込まれている感じである。勝手にますます相手の事を嫌いになっていた。やはり用心棒と言う仕事は面倒である】
【次にまた収入減を探す時は面倒事を起こしていないところで働く事にしようと密かに心の中で誓った女性だった】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 20:44:45.89 ID:QCkQkgLc0<> >>620

「かわいいとか……もっといいなよ」

【喜色満面。という言葉が今の少女にはよく似合う】
【すっかり機嫌の良くなった少女は、自販機を蹴ってはダメという注意にも「はーい♪」と小学生の如き勢いで返事をしていた】
【頭を撫でられてもにこにこと笑っており、美味しそうにジュースを飲む】
【あっという間にジュースを飲みほした彼女は、空き缶を自販機の隣に置いてあるゴミ箱の中へと投げ捨てた】

「ん、そうだよ。アカデミーの学生。ちなみに中三ね」

【自身の身を包むセーラー服の裾を摘まみながら、小さな笑みを口元に浮かべながら少女は答える】

「恐い能力者? 悪戯? あはは、そんなの大丈夫だよ」

【少女は笑顔で、言葉を続ける】

「あたしは風の精霊だからね」

【思いっきり電波な言葉を】 <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 20:52:42.31 ID:YYhM6a28o<> >>623
もっといいなよ、という言葉に苦笑を漏らしつつ、「はいはい、可愛いわよぅ♪」と返しているあたり、仲良さげである。
ジュースを飲み干した勢いの良さに内心で驚きつつ、アカデミーという単語に反応する魔女。

「アカデミー…話は聞いたことあるんだけれどぉ…んー…若いわねぇ…」

小さな笑みを浮かべる少女を羨望のまなざしで見ているあたり、年齢は察する事が出来る。豊満な肉体に豊かな
経験など、若さの前では見劣りするものとでも悲観しているのだろうか。
眉を潜めながらむぅ、と唸っていた魔女であったのだが、少女から続く言葉に思わず絶句。

「…風の、精霊…?え、何それ、その……びゅーん!って風吹かせる、とか…?」

引いているのか興味津々なのか、複雑な表情で少女の顔を腰をかがめて覗き込む。
魔女はどうやら少女の事に―――

「すっごいじゃなぁい!精霊ねぇ!初めて見たけれど…こぉんな可愛いのねぇ…!んっふふー♪
あぁんもうちょっとお姉さんといいことs(自主規制」

完全に興味津々のようだ。風の精霊である事とともに、初めて見た事に感動もあるのだろう。
あまつさえ抱きつこうとしている。目がハートマークになっている。
もちろん、拒否されればおとなしく引き下がるのだろうが。 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/15(月) 21:03:21.09 ID:gL3uVDXmo<> 【広場】
雨、それも結構な量である。

少女は傘もささずベンチに座り、天を見上げている。

少女。剣と楯を持ち、頭には三角帽子。黒い半袖ジャケットに白のインナーという奇抜な格好。

「へくしっ!」

大きなくしゃみを一つ、鼻を啜ってもなお、人形のようにそこに座っていた。

雨、冷たく振り注ぐ。無数の水滴が少女に無慈悲なまでに降り注ぎ、体温を奪っていく。いつもよりキツい修行を行ったお陰で魔法を使う気さえ起きなかった。

「こんな時にテント張りたくないし...何処かに泊まるにもこの辺りは詳しくないし...はぁ、どうしよう。」

ただ、動こうにも動けなかっただけであった。

/死合い以外ならなんでも <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 21:04:56.76 ID:QCkQkgLc0<> >>624

「いや、風吹かせるっていうか、風になるっていうか……」

【あいきゃんふらいっていうか】
【そんな曖昧な言葉を小声で紡ぐ少女は、やばいもしかして引かれた? とこれまでの経験から危惧していた】
【覗きこむ顔から目を反らし、顔を俯かせてさえいる】
【しかしそんな不安なんて関係なく】

「うわひゃあ!?」

【目がハートマークになるほど感動され、短くも可愛らしい悲鳴を上げる少女は簡単に抱き着かれた】
【身長の関係から、かなり息苦しい。というか自主規制がかかるほど何か危険な言葉を魔女は発している】
【魔女の言葉が少女の危機感を煽り、彼女は咄嗟に能力を発動させた】
【風。掴むことさえ出来ない風に変化した少女は、相手の目の前から姿を消す】
【音もすることがない無い静かなそよ風となった少女は、魔女の背後で再び元の姿へと戻った】 <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 21:12:39.77 ID:YYhM6a28o<> >>626
「あぁんもう可愛いんだからぁ♪恥ずかしがらなくていいのよぅ…お姉さんがたぁっぷり気持ちいい事を
教えてあg……って、あらぁ?」

抱きついた勢いと同時に、胸元に少女の顔を埋めさせ完全に沈黙させようとしたその矢先、少女を
抱きしめていた感覚が一気になくなってしまい、変わりに頬を撫でるような風がふわりと舞った気がした。
否、それは気のせいなどでは無く、勢いで数歩全身してから気づく―――背後の気配。
はっとして振り返れば、そこには変わりなく少女が立っているだけで。

「……す、ごいわねぇ…風の精霊って……本当、だったのぅ…」

嘘かと思っていたのだろうか、いや、そんな事はないのだろうが。驚きは隠せない様子だ。
寧ろ尊敬に値するレベルまで達していたのか、ただただ驚きに頷いて少女をじっと見つめる。

「…ね、ね、風の精霊ってやっぱり風と話が出来たり、風を呼び寄せたり…って、さっき”風になる”って
言ってたわねぇ……貴方、ちょっと私に協力すると思ってぇ…ちょっぴりだけでいいんだけれどぉ……
”力”、食べさせてくれなぁい……?」

今度は舌なめずりをし始める始末。世の男性が見れば卒倒するレベルの美しさだが、少女相手では
完全に変質者なだけである。だが、どうやら無理矢理、というわけでは無いようで、両手を合わせて「お願ぁい♪」
なんて言っている。 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 21:20:07.81 ID:nGM846kB0<> >>622

(ふーん、なるほどねぇ)

【怒り心頭の相手からの告白を聞き、胸の内で納得する男】
【恐らく本当のことだろう、もしこれが嘘ならばもう少しましな言い訳をしている筈だ】
【彼女の最後についた悪態に対しては】

「ビールに溺れて、か。そいつは最高の死に方だな」
「後、それがアンタの金で買ったヤツならもっと良い」

【とあっさり受け流す、しかし心の中ではかなり苛立っていた】
【この女、自らの弱点を晒しておきながらこの不遜な態度、自分を見下しているとしか思えない】
【いや実際下に見られている、『自分だけ武器を持っている』というのが大きな強みになっているのだろう】

(ナメやがって……)

【それならこちらも黙ってはいられない】
【どちらの立場が上なのか再認識させてやろう、と企んでいる】
【再び女の方へと顔を向け、口元には相手を小馬鹿にしたような笑みを浮かべ】

「へえ〜、店をメチャクチャにしといて、しかも今度は金まで盗ろうっての。かぁ〜、こりゃとんだ詐欺師だねぇ」

【とびきりいやらしい口調で女を挑発する】
【しかしこれでも彼女は手を出せないだろう、クビになりたいなら別だが用心棒が自分から騒ぎを起こすこともあるまい】
【だが万が一の攻撃に備え、いつでも逃げだせるように体勢をだけは整えておく】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 21:23:50.98 ID:QCkQkgLc0<> >>627

「恥ずかしがるよ! っていうかなんか色々危なかった気がするし!」

【気持ちいいことってんなんだよ! 結構なアウトだよ!】
【顔を真っ赤にさせ、肩で息をしながら叫ぶ少女。咄嗟に風になって緊急回避して、本当によかったと思う】

「本当だよ……嘘だと思ってたの?」

【肩を竦め、魔女の目を静かに見つめ返す】
【その次の言葉。魔女のお願いするその内容に、今度は少女が驚く番だった】

「力を、食べる……? それってどうゆうこと?
 別にいいけど……、あたし、食べられちゃったらもう風になれなくなっちゃったりするの?」

【相手には一応自販機からジュースを取り出して貰った恩があるため、彼女のお願いを無下にすることは出来なかった】
【しかし、力を食べるという何とも聞きなれない言葉に、少女は不安そうな顔になる】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 21:26:16.06 ID:Ff7RP7cIO<> >>625
>>617取り消して絡んでいいですかね…? <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/15(月) 21:29:40.79 ID:gL3uVDXmo<> >>630
/大歓迎ですとも! <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 21:33:51.04 ID:YYhM6a28o<> >>629
不安そうな顔をする少女に、こつん、こつん、とヒールの音を響かせ歩み寄りながら、魔女は安心させる
ようにして優しく微笑む。もちろん、説明付きで。

「そうねぇ…精霊である貴方の力が”風になる”事なら、魔女である私の力は”人の力を食べる”事…。
同時に、”その力を弱体化した状態で使える事”、かしらねぇ…例えるなら、貴方の力を食べる事が
出来れば、私は風になる事が出来るってわけぇ…まぁ、貴方のように風を操作する事は出来ないかも
しれないけれど、風になる事が出・来・れ・ば……十分、ってわけよぅ♪」

少女の目の前に立つと、不安そうな顔を覗き込み、大きな三角帽子を指先でくいっと上げてウインクしてみせる。

「私に食べられちゃったら、貴方は風になれなくなる……”一日だけ”、ね♪
だぁいじょうぶよぅ?1日たてば元に戻るし、能力を食べて危ない状態になれば、貴方のお家まで私が”あれ”で
届けてあげるからぁ♪」

先ほどから空中に固定されたように静止を続ける魔女が乗っていた箒を指差し、送り届けてあげる事まで約束する魔女。
恐らく、可愛い少女であるから送り届けるとまで言ったのだろう。
「優しくするから、安心なさぁい♪」とは言ってるものの、瞳が爛々と輝いているあたり警戒されてしまいそうである。 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 21:38:15.31 ID:Ff7RP7cIO<> >>625

/あざます!よろしくお願いしますっ!



【不意に、彼女に当たる雨が消えるはずだ。】
【ざあざあと降り注ぐ水滴は、しかし辺りには落ち込んでおり、】
【雨が止んだというわけではない。】
【少女がいる部分だけ、雨が遮られている。】

「…こんなとこで…何やってんだ…」

【自分の傘を少女に差しながら言葉を紡ぐのは、】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…せめて傘でもさしたらどうだ…?」 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/15(月) 21:38:35.72 ID:hpi7iiOzo<> >>628
「…………」

【生憎と良心は人並みかそれ以下にしか持ち合わせていないので店を破壊する事態を招いたうえでそこで働くことに罪悪感はなかったが】
【言うなればただ単純に怒りが込み上げてくる。イライラしてくる。用心棒でない本来ならば腸が沸騰しそうだ、既に手を出していてもおかしくない】
【相手が自分の立場が上であると認識しているように女性もまた―――自分の立場が相手よりも上であると認識していた。非常に泥沼である】
【イチイチ反応するのが面倒らしく右手でグラスを持ち、一口だけリンゴジュースを口に含んで飲み一度気分を落ちつけておいてから】
【コトッと少し強めにテーブルにグラスを音を立てるように置いて相手を威嚇し、睨みを混ぜた様な視線を放ちながら】

「ガキがあんまり調子に乗ってると本気で怒りますよ。私は我慢強くない方でしてね」
「あぁ、女に殴られて気絶しちゃうようなお子様には今の話は通じなかったかな?」

【嫌味さを含んだ薄い笑いを無理に作りつつ相手を挑発しておく。そうでもしないとこのイライラする感情のやり場が無くて困ってしまうのだ】
【どっかの客が騒動でも起こしてくれればこの会話から抜け出せるのではあるが、残念ながらあんな大事起きた直後では皆比較的大人しくなってしまうものである】 <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/15(月) 21:42:31.00 ID:bWAQPAUao<> 「  …言われたとおりに行ってみたが、廃墟?」

【建物などが廃れ静かな空間に一人突っ立っている】

(腹減ったし喉も渇いた…頭がおかしくなりそうだ)

「 でもまぁ…人の気配はするけど… 一応数枚準備しておくか」

【慣れた手つきで折り紙を始めた】


/絡み 戦闘なんでもおkです <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 21:43:24.54 ID:QCkQkgLc0<> >>632

「…………」

【魔女の細かい説明を聞きながら、少女は今更ながら不殺同盟の証である十字架ペンダントに気が付いていた】
【安心させるように微笑まれ、ウインクされ、おまけに同じ所属している同盟の一員だというのなら――】

「分かった。いいよ、食べても」

【力を食べることを了承した。少女の顔に不安の色はすでにない】
【一日だけ使えなくなるだけならば特にそれほど困りはしないし、魔女のことを嫌っているわけでもない】

「ただ、食べる前にあなたの名前を教えてよ。
 あたしはソラ=シルフィード。あなたは?」

【にっこりとほほ笑みを返し、相手に名を伝え、それと同時に魔女の名を尋ねる】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/15(月) 21:48:45.69 ID:gL3uVDXmo<> >>633
/よろしくです!

「?」

雨音は以前夜の虚無に響き渡り、水滴は地面に叩きつけられている、されど少女に降り注ぐ冷たい雨は突如として消えた。

空が近い、いや、傘だ。

「いやぁ、これからどうしようか途方に暮れていまして...。」

別にこれから自殺しようとかそう言う事では一切無い。

雨に濡れた顔を声の主に向ける、そこには若い女性がいた、ようやく夢から現実に戻って来たような感じがする。

「傘なんて最新鋭防雨具は持ち合わせていません。」

雨が降ったら建物に入るのだが、この付近に公共の施設なんてない。暫く歩けば宿があるが、そこまで行くのが億劫だ。故に雨が止むまで瞑想をしよう。そう考えていた。 <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 21:49:50.54 ID:MKwJLWZbo<> >>636
綻んだ顔を見せた少女に、魔女は思わず胸中で安堵の息を大きく吐き出す。
警戒されてしまえばそれまでで、能力を行使する事は愚か、自分の能力を話してしまった後であるの
だから、危険度も高い。それも、少女を信頼して賭けてみた事が功を奏したようだ。

「…ありがとぅ、ソラちゃん♪…私はアレッサ・クロウリー…”不殺同盟”って所に住んでる…魔女よ」

すっと出で立ちを整え、三角帽子をくいっと指先で摘んで一礼してみせる。
あえて”不殺”の名前を出したのは、少女の視線が不殺の十字架ペンダントをちらりと見やったのに気づいた
からだろう。相手の中にある不安を限界まで取り除く事で、自身も警戒していない事を示そうとしているのか。

「…それじゃぁ……少しだけ疲れるかもしれないから、こっちにいらっしゃぁい♪」

疲れてへたり込んでしまう事を心配したのだろう、魔女は両手を広げて”おいでおいでー♪”と言っている。
警戒を呼んでしまいそうではあるが、魔女なりの配慮のようだ。少女がこちらに触れた瞬間から、力が魔女へ流れ込みはじめるだろう。
はたから見れば何をしているのかわからないだろうが、触れているのならば少女の身体が少しだけ熱くなるのがわかるかもしれない。

/食べるのに3レス掛かってしまうのですが、よろしければキンクリでもおkですよ! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 21:58:09.99 ID:Ff7RP7cIO<> >>637

濡れながらか途方にくれてるのか。

【限りなく表情が無いのは、この人物の癖であった。】
【決して機械のように冷徹と言うわけではない。】
【むしろ内にはちゃんと感情を宿しているのだが、】
【しかしそれを表に出すことが下手なだけである。】

ふうん…災難だな…結構ひどい雨だ。
…まあでも、もうそろそろ止むかな…

【空を見上げると、分厚い雲が一面に張り巡らせれている。】
【止むか止まないか微妙なところであった。】

【女は一人用の傘を少女の方に倒すようにして掛けているため、自分の左半身が濡れている。】
【しかし、そんなことは気にする余地もない。】

…ずいぶんと面白い恰好だ。

剣術家かな?それとも戦士といったところか。

【なんとなく、少女に対して感じるものがあったのか、】
【あまり自分からは質問をしない女であったが、この時は関心に負けて口を開いていた。】 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 22:00:16.39 ID:QCkQkgLc0<> >>638

「アレッサだね。不殺同盟……やっぱりそうなんだ。
 あたしもちょくちょくあそこに寝泊まりしに行ってるよ」

【とは言え、今日はもう力を食べられて飛べなくなってしまうから、あの天高い場所にあるアジトへ行くことは出来ないが】

「……よし」

【少し疲れる】
【その言葉を聞いた後、大きく息を吸って深呼吸をした。心の準備を整えているのだろう】
【一体どれくらい疲れるのかまだ分からないが、疲れるというのなら少し覚悟がいる……ようだった】

「よっしゃあー! かかってこいやぁああ!!」

【目を瞑って叫び、おいでおいでと両手を広げる魔女へと、勢いよく抱き着いた】
【胸元に顔をうずめる形になって再び苦しくなったが、それでも我慢する――というか、抱き着く必要はないんだっけ、と後から少女は思う】
【力が魔女へと流れ込んでいく感覚は、正直な所あまりよく分からなかった】
【だが、体が少しだけ火照っていくのを感じる。傍目には分からないが、確実に力は食われているのだろう】

/それでは3レスキンクリで! <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 22:09:41.69 ID:MKwJLWZbo<> >>640
「…あらぁ、ソラちゃんも不殺同盟の”家族”ってわけぇ…なぁら、帰りは心配いらないわねぇ♪」

深呼吸している少女を見ながら小首をかしげる魔女。覚悟か何かを決めているのだろうか、そこまで
痛かったり苦しかったりするものでは無いのだが、そこまで覚悟を決められるとこちらも少し気を使いつつ
あまり負担にならないように―――

「…ゃんっ?!」

勢いよく抱きつかれるのは想定外だったのだろう、思わず情けない声を上げながら受け止める。だが、こちらも
用意はしていたので、触れた瞬間から能力の侵食が始まる。身体に流れ込んでくる相手の力は爽やかなもの
だが、とても深い場所は澄み切り、辺りを漂う淡い夏風のような香りを感じさせるものだった。
ぎゅっと目を瞑り胸元に顔を埋める少女が苦しくないよう、隙間を空けて少し楽な体制を取らせる。

――――それから暫く、能力を食べ終える頃。
少女の疲労も限界まで達している事だろう、足元も覚束ないはずだ。
魔女は指先で箒を呼び寄せると、少女を抱きかかえたまま箒に乗ろうとする。そのまま二人で箒に乗る事が出来れば、
ゆっくりと浮上しながらアジトへと少女を連れ帰ろうとするだろう。

「……久しぶりの魔翌力だわぁ…可愛い子からこぉんなに濃い魔翌力をもらえるなんて…ラッキー♪
っとと…そう言ってる場合じゃないわねぇ……ほぉら、ソラちゃん、終わったけど……アジトまで、私が運んであげるから
それまでちょぉっと我慢してねぇ…?何なら私の部屋のベッドまで運ぶわよぅ…?」

「へ、変な事はしないから安心なさいねぇ?」と付け加えるあたり、若干申し訳なく思っている節があるのだろう。

/キンクリしときましたああい! <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 22:10:51.20 ID:nGM846kB0<> >>634

(このヤロォ……)

【相手の言うとおり、確かにこの男はまだガキである】
【精神が幼いというだけでなく、実際に未成年なのである】
【本当はビールなんか飲んではいけないのである(老け顔なので飲んでバレたことは一度もないが)】
【しかし、これだけ言ってもこの女、まるで反省する気配がない】
【勿論それは自分も同じだ、男には決して退いてはならぬ時がある】

「オバサン、あんたカルシウム足りてないんじゃないですかぁ?」
「もういい齢なんだからさぁ、こんな所で遊んでないで頑張って男の一人や二人探してきたらどうなんだよ」
「あっ、悪い悪い。もう手遅れだったっけ」

【酷い。酷過ぎる】
【年頃の女性に面と向かって言っていいセリフではない】
【もしこれで怒らないようならそれはもう 『女』 とはいえないだろう】

(……ちょっと言い過ぎたか?)

【さすがにマズイと思ったのか、バレないようにそろそろと】
【足の指の動きだけでほんの少しずつ女から離れようとする】
【もうかなり逃げ腰のようだ】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/15(月) 22:12:03.59 ID:gL3uVDXmo<> >>639
「ええ、人間とは"慣れ"という誰にでもある能力があります。だから案外なんともなかったり。」

と、なんとも夢見心地な口調で少女は話している。表情の無い女性の顔を見つめながら。

そして、女性と異なり、微笑みながら。

「災難と言うか仕方ないと言うか。」

分厚い雲、傘を叩く雨音がこの場所に一定のリズムを与えていた。実際、止まなくてもいいかな。そう少女は考えていた。

でも、女性が濡れている姿を見るとそんな事は口に出せない。

「面白っ...」

ちょっと心外であった、彼女自身けっこうお洒落なつもりだったのだが。今まで出会った人の反応も見ると少女のファッションセンスは何処かズレているのだろう。
三角帽子さえ取れば普通の少女に見えるのだが。

「私は戦士です、でも殆どの人は私の事を魔法剣士と呼びます。でも私は戦士です。」

戦士は非常に大事な事なので2回ほど。 <> 【凛風剣星】<>sage saga<>2011/08/15(月) 22:19:16.79 ID:QCkQkgLc0<> >>641

「んぐぅ……」

【魔女の配慮もあって、抱き着いていてもそれほど苦しくは無い】
【しかし力を食われるにつれ、体は火照り、足元はおぼつかなくなり――油断すると意識を手放しそうになってしまう】
【小さく唸る少女は抵抗することなく、抱きかかえられたまま箒に乗らされる】

「そ、それじゃ、お願い、しよっかな……なんか、疲れちゃった、し……」

【本当に一日力が使えなくなっているのかだとか、試してみる余裕もなかった】
【途切れ途切れの言葉を紡ぐ少女は、ゆっくりとその瞼を下ろしていき――】

「……すぅ……すぅ……」

【よっぽど疲れてしまったのだろう】
【規則正しい寝息を立てて、浮遊する箒の上、魔女の腕の中で眠りについてしまった】

/キリもいいのでこの辺で!
/絡み乙でした! <> 【魔乃魅力】<>sage<>2011/08/15(月) 22:24:25.30 ID:MKwJLWZbo<> >>644
「あらあらぁ……眠っちゃったわねぇ……」

足元から電磁波を発生させながら、いつもより高い場所を飛行し、アジトへと向かう。
アジトへ到着した頃、窓をこつこつと叩けば―――家の中から、くーちゃんが驚いた顔で急いで窓を開く。
危ないですっ、とか。その子どうしたんですかっ、などと聞かれるも、魔女はニコニコ笑ってごまかすばかり。
自室へ戻って少女をベッドへ寝かせた頃、魔女はその少女の横でどさりと横になり、久しぶりの力と少女の
寝顔に満足しつつ、満月に見守られながらゆっくりと眠りへ堕ちていった。

/こちらも絡みありがとうございました!!乙です!! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 22:27:09.06 ID:Ff7RP7cIO<> >>643

慣れ…ねえ。にしても濡れることもないだろうに。
…どっか雨宿りでもすれば…と思ったがこの場所じゃ無理だな。

【女は呟きながら辺りを見回す。しかし、二人の周りはは全て何かしらの所有地であったり、】
【また重厚な柵に覆われていたりして、とても雨を除けられそうなスペースはなかった。】

まあ、そうだな。天候に文句を言ってもしょうがない。

…どうかしたか?褒めてるんだぞ?「個性的」って意味だ。

【褒めていることになるのかは分からないが、ともかく彼女としてはそう言うつもりらしい。】
【ほんの微かな笑みを浮かべていた。それから、少女の言葉を聞き、ぽん、と左手を相手の頭に乗せようとする。】

戦士か…なるほどな…どうりでいい『氣』を持っているわけだ…

信念に満ち溢れた…一本心の通った氣だな…どこまでも伸びる、無限の成長性と可能性を秘めてる…

【手を乗せられたのなら、彼女は言葉を紡ぐだろう。】
【目を閉じ、少女の纏う雰囲気や、その様子を感じようとしていた。】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/15(月) 22:30:08.60 ID:hpi7iiOzo<> >>642
【相手が悔しがっているのを今までの旅の経験による人付き合いから何となく理解し、少し満足する事ができて得意げな気分になり】
【そもそも旅をし、あんまり自慢したくはないが子供扱いされる様な年齢はとうに過ぎている手前そこら辺の精神は身に付けているつもりであった】
【酔いでもしない限りはちょっとやそこらの挑発を受けて暴れるような真似はしない。とはいえ、それでも短気は短気であるのだが】
【今度は気分を落ち付かせるのではなく乾杯の意味を込めてグラスを持ち上げ、二回ほど喉を鳴らしてリンゴジュースを飲みこむが――】

「――…………」

【――ドンッ――テーブルに勢いよくグラスを叩きつけるように置き、割れはしなかったものの底に罅が入ってしまい少しずつリンゴジュースが漏れ始める】
【明らかに憤慨の色を示しているが奇怪な点が一つ、怒った時は暴れるタイプであるのは実証済みであるのに何故か大人しいままなのである】
【そう言う点から考えられるのは結果は色々あるが、簡単に行ってしまえば単純に―――地雷―――なのであった。人に2個や3個程度あるタヴーな程度の話】

「……私はオバサンって呼ばれる年齢ではありませんよ。まだ28です」
「それに、これでも恋愛の一つや二つくらいはしたことあります。ま、今は独り旅ですけど」

「ガキがいけしゃあしゃあと喚くな。殴られてぇなら今度眉間に一発入れてやるから」
「つまり、話題を変えろ。不愉快極まりない」

【グラスの底から広がっていき、やがてテーブルの端へと辿り着いた黄色い色をしたジュースは木に水分を吸われながらもポタポタと床に垂れ落ちる】
【単純に怒りを刺激してくる話はこういう酒場で酒を飲んでれば幾らでも遭遇する。だが、不愉快な話だけは誰もが慣れないものなのであるということだった】
【フードを右手で前に軽く引っ張って深く被り直し、フードの影によって色が消えている瞳は広がっていくリンゴジュースを見つめていた】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/15(月) 22:31:42.64 ID:hpi7iiOzo<> >>647訂正
/「ガキがいけしゃあしゃあと喚くな。」 ×
/「つまり、ガキがいけしゃあしゃあと喚くなって事だ。」 ○ <> 【頑強魔法】@wiki<><>2011/08/15(月) 22:36:53.13 ID:Z5nnlBo90<> 【それは当たり前な日常ナ一コマ、何処にでもありえる光景の一コマ
 そのお話はこの街限定なのかもしれないけれども、この街にとっては当たり前なのだ】

「あーさすがに断定できないな」

【言葉に表せない死体群、凶器は不明、人数も不明。
 何故ならばソレを決めるのは彼女ではないから】

「うん、誰か出てくるといいんだけど」

【つまりこの場所は路地裏であった】

/殺し合いでも何でも募集 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/15(月) 22:45:02.04 ID:gL3uVDXmo<> >>646
「そうなんですよ...ここは何処でも空が拝めますからね。」

広場、まさにベンチとちょっとした遊具しかないつまらない場所。だから人も少なく、少女の格好の訓練所になっていた。

ちょっと雷や爆発を起こしてもどうという事も無い。

「個性的ですか...ありがとうございます。」

素直には喜べない、人によれば"個性的"を"変わった奴"の隠語として用いる人間もいるからだ。

まあ、目の前の女性はそんな人間には見えないが。

「?」

頭に女性の手が乗せられる、三角帽子の先端が倒れる。

「『氣』?」

「成長と可能性...ですか。この付近の人はよく私から何かを読み取るらしいですね。」

大分前にも、ちょっと前にも言われた。決まって普通の人間とは違う人。異能者に、それ以外の強者達に。

その少女の纏うオーラは時として修羅を超えた者をも凌駕する事がある。

それを完全に封じる事など不可能な事であり、特に瞑想直後はその強い覇気が表へ出てくる。それ以外で出てくる時は、戦闘時か真面目な会話をしている時くらいのもの。


現在の少女は、少女と思えない程に心は不動、少女だけ見ると時間が止まったのではないかと錯覚させる程の"ソレ"があった。

もしかすると感じるかもしれない、途方も無い力の存在を。 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 22:52:16.76 ID:nGM846kB0<> >>647

「、っ……」

【今までとは違う、相手の底冷えのする声色に呑まれ、思わずゴクリとつばを飲み込む】
【マズイ。これ以上は危険だ。死の臭いがする】
【数えきれないほどの喧嘩で鍛えられた第六感がエマージェンシーを告げている】
【そして男がとった次なる行動とは】

「……チッ、ゴメン。悪かったよ」

【逃げかけていた腰を無理やり席に戻し、あっさりと謝る】
【ひねくれ者の男にしてはやけにあっさりしている気もするが】
【先程までとは打って変わって、真剣な表情で女に向かって頭を下げている】

「さっきは言い過ぎた。どうか許してくれ、この通りだ」

【一応謝罪の形にはなっているようだが、果たしてこれで死亡フラグを回避することが出来たのだろうか……】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/08/15(月) 22:55:05.52 ID:bWAQPAUao<> >>649

「 気配はこっちからだ…」

【素人ながら必死に足音や呼吸音を消し人を探し歩いている】

(びびってる暇はない どんなやつでもいい、人と会えば何かしらの情報が手に入るはず)

「  近いぞ…」

【>>649がいるであろう狭い路地を進んでいた】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 22:56:41.30 ID:Ff7RP7cIO<> >>650

…そう、『氣』…
…君の体内を流れる生命『そのもの』だ。

【女は手を置いたまま、目をつむっていた。】
【考えるまでもなく、それを感じることはできる。】
【昔から、自分の能力の特性上、それを操るのは容易い。】
【他の人間よりもより強く、それを感じることができた。】

…成長性と可能性は「対」になる。
どっちが欠けても成り立たない。才能的なものも混ざって来るからな…その上で、力をつけるのは難しいが…

…君の場合は違う。そう、今だ。「今」「まさに」

自分でも分からないかな?揺らぐことの無い『心』と、総体として無限の強さを秘めた『氣』の存在が見え隠れしているのを…

【おそらく、目の前の少女は先ほど、雨に打たれながら瞑想していたのだろう。】
【その時に半分無意識的に練られていた…彼女に言わせれば『氣』…】
【ここは取り方によっては雰囲気とも、魔翌力とも取れる。】
【超自然的なものだ。そう言った類の「オーラ」のようなものが、今の少女には「確実に」あった。】

…初めてだ。ここまで強いものを見たのは…

言うなれば「修羅」か…はたまた「鬼神」か… <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/15(月) 22:58:36.20 ID:bWAQPAUao<> >>652
/おうふ名前が… <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 23:05:24.72 ID:Z5nnlBo90<> >>652
【その技術が素人でも、同じく感知能力が素人な彼女に気づけるわけ無い。
 ゆえに近づく誰かに気がついた様子は無く、少女はあたりを探索していた】

「まぁパッと見、私が犯人だけど…あぁ出来れば本物が良いな」

【などとつぶやいているが、おそらくその距離では聞こえないだろう。
 他人より聴力が優れているのならば話は別であるが】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/15(月) 23:10:53.62 ID:gL3uVDXmo<> >>653

「私の身体を巡る"生命そのもの"?」

漠然としたイメージとしてはなんとなく理解出来たが、これを言葉にするのは凄く難しい。

ある哲学的で、そのような考えは魔法を行使する上でも利用する感じる。だからなんとなくはイメージ出来ていた。

彼女はこれを魔翌力と呼んでいるが、呼び方はどうでもいい。

女性の目は瞑られているのが見えた。

そして黙って女性の言葉を耳に入れる。

「"今"不動の心と無限の『氣』が存在する...と?」

少女は再び沈黙、目を瞑り、深く自身の心を覗き込む。

胸(心)に秘められた力を感じるも、それは今では完全に引き出せない。いつもそう感じる。

「力は感じるけどこれを引き出す術が無い...」

力を感じ、存在を認めても使えなければあって無いようなものである。

ただ、少女から放出される覇気は一段と強くなる...

「鬼神ですか。」 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/15(月) 23:11:55.95 ID:hpi7iiOzo<> >>651
【―――心の中でガッツポーズ―――相手が真剣に謝罪している様に見え、胸中では思わず勝利宣言を挙げたくなっている状態であった】
【確かに地雷ではあるがそれをズルズルと根に持つ様なタイプではないのである。つまりは7割型はハッタリ、見掛け倒しなのである】
【それにグラスの修理代を後で払わなければならないのが若干手痛いがコイツに頭を下げさせただけでも充分過ぎる戦果だと思える】
【そもそも、誰かと交際して家庭を持ちたいと思っている女性が独り旅なんかするわけがない。それならば故郷で仕事をしているに限るではないか】
【謎多き女性ではあるが中身は至極単純なのである。酔えば怒り、酔わなければ自制でき、短気で感情的な普通の性格の持ち主であると自負している】

【――――が、ここで演技を解いてしまっては意味が無い。むしろ相手がマジギレしてもおかしくはないのが怖いところ、なので】

「謝ればそれで良いですよ。私は大人ですからね」

「あと、リンゴジュース奢ってください」

【『何だかとても悲しい過去を背負ってそうな女性が放つオーラ』を自家製で作り上げて放たせながら、さりげなくリンゴジュースを奢らせようとするのであった】
【腹を抱えて笑いたい衝動が段々と込み上げてくる。相手と別れたら盛大に大笑いをしてやろうと既に腹の中で算段を考えているのであった】 <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/15(月) 23:14:26.49 ID:bWAQPAUao<> >>655
「  … っ」

(誰か…いる…)
【まずは様子を見ようと壁ごしに観察している】

(なんかぶつぶつ言ってるな 何か探してる?ここからじゃよくわからないな)
(仕方ない 行こう)

「…こんなところで何してるんだあんた、何か落としたとか?」
【ゆっくりと出てきて半分警戒したまま話しかける】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 23:22:21.75 ID:Z5nnlBo90<> >>658

「落し物でもないよ。しいて言うのなら探し物かな」

【などと声のしたほうこうを振り返る。
 何かを捜索したのか、血まみれの怪しい格好である】

「アレはもう手遅れだね、まだ新しいけど」

【などの親指で自身の背後にある死体の山を指差した】

「それで、君は第一発見者になるのかな」 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/15(月) 23:22:55.85 ID:Ff7RP7cIO<> >>656

そう…みんな平等に持った生命の奔流…

ま、人はこれを「魔翌力」と呼んだりしてるな…呼び方はどうでもいい。

【やがて、女はそっと手を離し、それをぱたっと下ろす。】
【強い「氣」に反射的に自分を守ろうとしたといってもいいかもしれない。】

そうだ。…君、さっき集中してただろ?
…そういうときに…『氣』は一番高まる。…そして…私はその「本質」は見ることができる。例え君が操れなくても。

【力の流れは、耐えずそこにとどまっており、そして確かに存在していた。】
【女はそれを確かに感じている。その場にいて、痛いほど確かに知覚していた。】

引き出す術は簡単だ。「経験」がものを言う。
戦って、実践の中で戦闘を培えば、君は今に負けなくなるぞ。

【その言葉は断定的であり、まるで彼女があらかじめ「予感」しているようだった。】 <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/15(月) 23:27:57.42 ID:bWAQPAUao<> >>659
「え ?」
【ここでやっとたくさんの異常に気づく】

(い…異臭 それにあれ…死体か…?)
(この世界に来た以上ある程度のことは覚悟をしてたがこれは…)

「なっ…何者だあんた… 第一発見者ってなんだ!誰がやったんだこんなこと…!」

【後ずさり、冷や汗、状況を判断した結果。型はなってないものの戦闘態勢をとる】

【右手に持っているのは紙で作った手裏剣である】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 23:36:58.16 ID:Z5nnlBo90<> >>661

【あぁ、なるほどと。何かを理解した様子を見せた。
 ただしその素振りに気づいたかどうかは分からない。
 その表情は何かを思いついた、という顔をしているのだから】

「私は見ての通りの物で、死体があるのだから発見者は君だろう。そういったのさ」

【少女の服装は乾いていない血に触れたためか、血まみれである。
 その姿は返り血に見えなくも無い。だから、こういうことを考えられるかもしれない。
 例えば、この少女が、この死体を作り上げ、返り血を浴びた。
 少女という体格差ならば返り血を浴びるなんて十分にありえるのだ】

「それで、君は、ソレで、何を、するんだい?」 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/15(月) 23:37:55.70 ID:gL3uVDXmo<> >>660
「...魔翌力。」

人差し指から小さな火が出る、明らかな魔法。

イメージを魔翌力に固定し、具現化する術。あくまでこれは彼女のやり方であり、魔法の使い方は十人十色。

出力から形まで大凡の制御が出来ている所を見ると、その"生命の奔流"をも実質支配しているのかも知れない。

「集中で『氣』が高まるんですか?私はただ精神統一の為の行為だと思っていましたが。」

「そして、貴方は本人でさえ掴めない本質を"見える"...と。」

不思議である、非常に。

本人もよく理解出来ない、得体の知れないパンドラの箱の中身が見えていると言うのだから。

不思議そうな眼差しを女性に向ける、女性には一体何が何処まで見えているのだろうか...

「経験、ですか。戦闘で学び、進化する。その内に秘められし能力(チカラ)が目覚める。そんな所ですかね。」

「...修羅。」

やはり辿り着く先は修羅、最強になるには絶対に通る道。

実際戦わずとも力が進化するから恐ろしい物だ、だが進化した所で"経験"は手に入らない。結果的に戦闘を熟す必要がある。

「本当に"見えて"いるんですね。」 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 23:41:49.72 ID:nGM846kB0<> >>657

【散々バカにしてきて何を今更、と2、3発殴られる覚悟で頭を垂れていたが意外にも相手は寛大だった】
【無傷で済んだことを内心で喜びながらガバッ、と顔を上げる】

「ありがとう! アンタ良い奴だな!」

「もちろん。あ、さっき言った金が無いってのは嘘だ。喜んで奢らせてもらうぜ」

【本当に嬉しそうにそう言ってニコニコと笑顔をこぼす】
【それだけでは治まらないのか、ビールがこぼれるのも構わず勢いよくカウンターの上に立ち上がり】

「おい皆ぁ! 今日は俺の奢りだからなぁ! 遠慮なくジャンジャンやってくれぇ!!」

【と、店中に響き渡る大音声でこう宣言した】
【それに反応し、すぐさま店の客全員が】

「「「ウオオオオオオオ!!!」」」

【とテーブルを叩いて一気に沸き立つ、その様子を満足げに見渡し男はようやくカウンターから降りた】
【パンパン、と得意そうに膝を払い満面の笑みで女の方へと向き直り】

「まあそんな訳で、俺はこれから店長とちょっくら話してくる。アンタも好きなのを注文しててくれ。すぐ戻るよ」

【菩薩の笑みを浮かべ、優しげにこう言い放った】
【そのまま歩きだし、更に盛り上がる大勢の人波を掻き分けながら店の奥へと足を進めようとする】
【彼女に止められなければ、そのまますぐに客の群れに呑み込まれ見えなくなることだろう】 <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/15(月) 23:44:29.04 ID:bWAQPAUao<> >>662
「  ・・・  」
(駄目だ落ち着け。冷静になれ)

【目を閉じ深呼吸を一回】

「護身のためだ、どう考えてもお前は普通じゃない」

【この時自分は何するべきか、考えていた】
(こいつはどっちだ 悪人かそれとも… いや、悪人だったからどうする、戦うのか)

「    …まぁ、率直に聞く。 それらはお前がやったのか?」
【死体の山を指差し聞く】

「 」 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/15(月) 23:46:50.51 ID:IuG7CATqo<> >>533

連続して鳴り響いていた雷の様な炸裂音が止み焦がす様な余韻が悪魔の髪を撫でる
迫りきていた圧倒的な暴力の気配にヒト雫の汗を流し、小さく溜めた息を漏らす

正面、行進と共にメイスを二回振るわれたらその地味色の破壊が届く所で女性は止まっていた
痛みに弾ける様に紡がれる声は僅かに切れる吐息と共に瞳には時を伺う狩人の色に染まる

「おいおい……疲れちまったか?お嬢ちゃんよォッ──────」
「それとも、曲がなきゃ流れがなきゃ踊りは出来ないってか……まったく」

悪魔は銃の形をしていた白い両手を一度ゆっくりと確認する様に開き右手で握り直す
そして右手の指先は上がる肩に続いて真っ直ぐと女性の顔に向けられていた。悪魔は嗤う。

「お嬢ちゃんが言う神様っうやつも案外ノリが悪りぃなつだな。
ノリがイイ曲の一曲も流してやれば流せばいいモノを……よぉ?」
「……ま、このままダンスが終わっちまうのは…ツマらねぇだろ……
イイぜぃ、イイぜぃッッLovely moppet(可愛らしいお嬢ちゃん)」


「───────まだまだダンスは終わらねぇッッッ!」


儚い月光が照らす薄闇の中に純白の光を纏う女性に向かい放たれるのは一筋の矢だった
ひゅ、と風を切り裂きながら飛ぶそれは女性の頬を小さく切り裂かんと……宙を駆ける <> 【白鳳撃突】<>sage saga<>2011/08/15(月) 23:48:22.66 ID:Ff7RP7cIO<> >>663

魔法の類か…ま、『氣』とは違うが…それでも使い方は同じだな。

【人差し指から出る火を見つめた。火種なく燃えるそれは、確かに「異能」の力であり、】
【能力的なものであると、女は予想している。】

そうだ。精神統一…その「精神」に付随するのが『氣』だ。
…ま、君の場合は…そうだな…「魔法剣士」なら魔力だろうな。術を使うとき集中しないかい?
それと同じようなもんだ。

そう。見える。なぜなら私は『氣』を操れるからだ。
魔法使いが他者の魔力に…剣士が他者の剣術に敏感な様に、私も第三者の『氣』には興味があるからな。
結果として、それを「見」様としてしまうわけさ。

もっとも、大抵は一般的に弱かったり散っていたりしてなかなか見れないんだがね。君みたいなのは初めてだ。本当に力強い。

【呟く少女を、女は見つめた。いつか、必ずこの人物は、】
【戦いの神になるだろうな…そう思えてならないのは、きっと気のせいではない。】

…なんなら…練習台になってもいいが…

【「時間がな…」】
【懐中時計を開け、文字盤を見つめる。自分はこのあと特に予定はないし、】
【夜も遅いが眠くも無いので大丈夫であったが、】
【相手にも都合がある。彼女はそれを心配していた。】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/15(月) 23:50:28.97 ID:hpi7iiOzo<> >>664
【ふむ、中々に良い気分である。それに結構な演技力では無かったのではないだろうかと少し自画自賛に浸りたい気分でもあった】
【改めて28年生きてて良かったなぁ――などとのん気に思いながら左手でサッとハンカチを取り出し、机のリンゴジュースの汚れを拭いていく】
【とりあえず、これからどうしたものだろうか。このまま相手を手の平の上で踊らせ続けるのもまた一興―――】

【―――と考えた直後、相手が突然立ち上がり、告げる言葉はなんとも気前が良い台詞。金があるのに嘘を吐いていたとは】
【ちょっとイラッときたが今はタヴーな話を踏まれてブルーな気持ちになっているクールな女を気取っているので、イラつきは表に出さないでおき】

「え、ええ、わかりました」

【深く考えもせずに相手の言葉に二つ返事で頷き、背中を視線で追ってみたが人混みに邪魔されて直ぐに見失ってしまったのだった】
【しかし、自分一人を奢るくらいならまだしも、この酒場にいる全員を奢る金などあるとはかなり意外でありビックリしたのは言うまでもない】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/15(月) 23:52:07.70 ID:Z5nnlBo90<> >>665

『僕は悪くない』

【ただソレだけ答える。
 その手にはいつのまにか、バールのようなものが握られている。
 ソレは果たして先手を取るためなのか、防御のためなのか】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 00:00:25.45 ID:5r7KGKXEo<> >>667
「多分...呼び方と若干の性質の違いで根は同じ力だと思います。」

あくまで予想である、全ての力はある源流の力の派生であり、枝を辿れば全て一つの流れに結びつく。そんな持論。

「精神に付随するのが"氣"、成る程。」

「ええ、高度な魔法は詠唱でイメージを固めないと出力が不安定になったり。でも以外と集中力は使わないかも。」

才能と言うものか、自身の扱える1つでも低位なら感覚と漠然としたイメージだけで撃てる。

「あ、因みに戦士です。」

呼び方の違いである、魔法剣士だって大きく分類すれば戦士。だが少女はあえて戦士と言う呼び方に拘る。

「...え、練習台ですか。」

全く問題は無い、あるとすれば訓練で多少消耗している位。

「で、でも、時間は大丈夫ですか?」

もう一つは相手の都合のみ。 <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/16(火) 00:01:23.14 ID:BJwMkLOao<> >>669
【「僕は悪くない」その言葉、手に持つ鉄の棒】
【その意味を彼は人を殺めた言い訳に聞こえ、棒は戦闘開始の意思表示と読み取った】

【それを境に騒がしかった脳内は一気に静まり、目の前の敵を倒すための物へと変わった】

「 くそがっ! 」
【右手に紙の手裏剣一枚、左手を地面におく】

(こいつは倒す…能力を使うっ!)
【紙の方の手裏剣を投げ左手でその影をつまみ、鉄の硬さを持つ本物の手裏剣同然の物質を取り出す】
【その黒い物質をただの影のように錯覚させるために紙の真下を位置どるように投げた】   <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/16(火) 00:03:18.42 ID:8NghYiogo<> >>666
【シスターは息を切らしているわけではない。だが相手の連続攻撃は確実に彼女の歩みを止めている】
【相手の能力を射出系とみた彼女は自身の超近距離戦術はある種危険であると見ていた】
【実戦経験は少ないが、鍛え上げた精神力は相手の攻撃に合わせて進むと冷静にさせている】
【自身の切り札である『加護』にはまだ早い。彼女の周りに光が集まってきてはいるがそれを具現化するには早いのだ】
【故に特攻ではなく、カウンターを狙うことにする。彼女は決して『ダンス』を止めた訳ではなかった】

……一つ忠告しておきましょう。神に捧げる歌をただ激しく鳴らすだけの雑音と一緒にしてほしくないものです。
神が定めてくださる運命は激しく戸をたたき、そして間奏を交えてなだらかにやってくるのです。

【自身の顔に標準が向けられる。彼女の鼓動が激しくなる……チャンスは一瞬】
【回避等考えるな、突破し跳ね返せ。相手の絶対的な隙を力ずくで奪え】

――そこです!!!

【相手が放った一閃。彼女は射出に合わせて駆け出し、その頬を切り裂く】
【しかし動きは止めない。メイスは既に叩きつける事を考えていたのだ】
【そして相手の腹に一際輝く流星のような打撃を与えんとする】
<> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 00:10:27.99 ID:tClvp0yIO<> >>670

…ま、実際感覚的なもんだ。言葉で説明するのは難しいかもな。

【さんざん言っといて結局これであるが、事実その通りなので仕方が無い。】
【考えるのではなく、「感じる」ことができたらそれでいいのだ。】
【使い方も、操り方も、呼び方も人それぞれである。】

ほう…大丈夫なのか。そんならちょっと君の経験の踏み台になろうかな。

【それは、少女の質問に対し肯定で返すことと同義だった。】
【片眼鏡の奥の瞳が一瞬キラッと光る。そう言って相手から離れた。遠すぎず、近すぎず。】

【どちらの間合いでもない…中距離程度にその身を置く。特に構えもない。立っているだけだ。】
【しかし、『氣』は静かに…ゆっくりと、彼女の体内で練られていく。】


/すいませんちょっと風呂に入って来ます。すぐ戻りますので… <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 00:10:34.28 ID:VXxpdxqH0<> >>671

『僕を信じなよ、人なんて殺してないよ』

【そういって、おそらく先手を取ったのは少女のほうであった。
 バールのようなものの取ってで死体を掴み、そのまま遠心力で彼のほうに投げ飛ばした。
 まだ新しい死体は鮮血で橋の軌道を描きながら飛んでいく】
【その直後に影が飛んでくる。その攻撃に気がつかず攻撃を受けてしまう】

「へぇ・・・こういう能力か」

<> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/16(火) 00:16:10.01 ID:BJwMkLOao<> >>674
「言い訳なんて聞きたくない 言うならわかるように説明してみろ!」

【一度敵と見てしまったため少しの言葉では信じられなくなっていた】

(  次はこの手で…  )
【と、その直後死体がこちらめがけて飛んでくる】
【体制は崩さなかったものの当たった際に体のあらゆる箇所に鮮血が飛びかかってくる】

「…っ!血…血だ…」

【間近で見る衝撃は大きく怯んでしまっている】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 00:19:51.04 ID:5r7KGKXEo<> >>673
「考えるな、感じろ。ですからね。この手の力は。」

全て多種多様、同一な事はあり得ない感覚の世界の力。

「ありがとうございます。ランカーズNo.worst、レオンハルト。行きます。」

No.worstランカー達の中でも最弱の座に君臨するこの少女。

しかし剣と楯を抜き、構えた瞬間に、一瞬だけ視覚化される程の金色の覇気が放たれた。

目の色は変わり、修羅の目に。それは可憐な少女には似つかわしくない残酷過ぎる瞳。

その瞳は油断無く女性を捉えている。

/ごゆっくりどうぞー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2011/08/16(火) 00:23:32.46 ID:z8dqCaA5o<> >>672
/確認ですが……横に振り抜いた感じでしょうか? <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 00:24:21.47 ID:Erc8GZ6E0<> くあッッ、と!!

【夜間の閑散とした薄暗い山道、喚く鳥声に茂みの奥には、獣臭く地の湿った臭いと共にへばり付く】
【褐色肌と白髪の少女、両腕には金属塊、鈍重濃密重厚な鼠色の装甲で固められ】
【小さな体駆に合わぬが、彼女に装着された機械と装甲の巨腕……ーーー其れを巧みに操るラウラ】
【その眼前に聳え立つのは、熊、襲い来る鋭い爪、鈍重な右腕が重なり接触】
【激しい摩擦に火花を散らせ、獣の力にラウラは少しずつ地を擦る様に、後ろに押し込まれる】

ッッ〜〜!!! 熊って以外と力有るぅぅぅッ〜……けどッも

パワー……ならボクのアヴァロンも負けんとですッッ!!

【左腕の機械腕が地を支え、両肩部の装甲が、スライドして開くーーーそこには小型飛行装置の動力源】
【JETの形状をするソレは、熊に押されているラウラに、飛行能力を上乗せさせ】
【押し返し、熊の爪を弾き、そのまま空へ舞うラウラ、あとは重さに任せ、機械の両腕を】
【熊の脳天に叩き込む、されば熊はその場で……ーーーノックダウン】

ふぃー……ぁー、山道ってこわっ

【逆に、熊にガチンコで勝つお前がこわい】 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 00:25:10.62 ID:tU8bHytt0<> >>668

【菩薩の笑みを浮かべながら人ごみを掻き分け店長のもとへ歩みを進める男】
【その表情が次第に変貌し菩薩から悪魔の微笑みへとその正体を現す】

 ( ひ っ か か り や が っ た ! )

【勿論金があるなんて言ったのも真っ赤な嘘、奢るつもりなど毛頭ない】
【そもそも金があるなら不良相手に喧嘩して、財布を奪ったりする筈がないのだ】

【そのまま何食わぬ顔で店長に 「金はこの店の女用心棒に預けてあるから後で受け取っておいてくれ」 と言い残し】
【自分はすぐさま店内を大きく迂回し、彼女に見つからないように頭を低くして出口まで急ぐ】
【出来れば裏口を借りてそこから出たかったが、そうすると流石に怪しまれるだろう】

【人が多く思ったように進むことは出来ないが、幸い客たちは追加注文をすることで頭が一杯らしくコチラに気付く様子は全く無い】
【ようやく出口付近まで辿り着き女の方をこっそり振り返るが、ますます盛り上がる客たちに隠れてその姿は全く見えなかった】
【今夜の酒が彼女が此処で飲む最後の酒となり、これで当分の間はずっとタダ働きだろう】

(あばよ、このクソ女。これでちょっとは反省しやがれってんだ)

【胸の内で捨て台詞を吐くと、出口の戸をそっと開けようとする】
【これには流石に気付かれるだろうが、出てさえしまえばコッチのものだ】
【自分の逃げ足の速さに付いて来れた者は今まで一人もいないのである】
【勝利を確信しながら男はゆっくりと戸を開いた――――】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 00:27:08.65 ID:VXxpdxqH0<> >>675

「さて・・・」

【相手がひるむうちに考察を開始する。
 影に関するような何か、作り出したものは本物に依存する】

「となると近寄れないな」

【そう判断したのか少女はその場から動かないでいる】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/16(火) 00:31:30.25 ID:z8dqCaA5o<> >>672

「…………クカカ、これは俺様の勘違いだったかッ、すまねぇすまねぇなぁ」
「お嬢ちゃんは、ただてめぇの言う神様のテンポに乗っていただけだったかぁ?」

女性の白い頬を僅かに切り裂かれ空中に飛び散ちり地面に吸い込まれ赤い花を咲かせる頃
蹴り込む音が鳴り響き数瞬の後、振り抜かれた、純白の流れ星が空気を切り裂く音が響いた
されど……チシャ猫の様な歪みを浮かべていた悪魔の姿は其処に無く、砂埃が漂うだけで

「イイ感じだったぜぇ?……思わず涙流しながらお嬢ちゃんを残してイッチマウトコだったァ」

悪魔の声は左側から響いていた

"女性が振り終えたメイスの上"傾きかけた金色の三日月をバックに悪魔は立たっていた
ケラケラと、一歩、滑る様にメイスの上を歩いた悪魔は足を唸らせ女性の頭部に小突く様に蹴りを放った

「ほれ……ダンスを踊っている女性最中は
……気になんて抜いたら失格だぜぃ?」

/えっと遅れてすいません
それと無茶でしたら直ぐに書き直しますっ <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/16(火) 00:34:16.07 ID:8NghYiogo<> >>677
(どっちでもいいですよー) <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/16(火) 00:36:37.60 ID:BJwMkLOao<> >>680
「とっさに人の死体を投げてこれるとはな…普通の精神じゃない」

(おそらくさっきの一撃で能力の大体は予測されているだろう)
(影手裏剣で多少の傷は負ったとなると影で出来たものはモデルとなった物と性質が似るということもわかったはず)

【取り出したのは紙風船 膨らんだ状態の影を取り出す】

「俺の紙は影を通すことによって殺傷能力を得る こんな紙風船だって影にすれば爆弾だ」
【ハッタリをかけている。本当はただの風船と同じく割れば大きな音と軽い衝撃波が出るだけである】

【そして影の手裏剣をまた一つ作り出し、今もっているのは影風船と影手裏剣】

「準備は整った、行くぞ」
【まずは影風船を投げ相手の方向へふわふわと飛んでいく】
<> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 00:37:29.11 ID:u4r62n0AO<> >>678
なにあれこわい

【普通の青年が( ゚Д゚)と一連の動きを見ていた】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にジャージを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【汗だくなのは冷や汗かそれとも運動のものか】

…熊って打撃でノックアウトできるんだな
この世の中、俺の知らないことばかりだな…やれやれ

【ため息を吐き出し少女の元へ歩いていく】

おーい、無事かー? <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 00:42:56.76 ID:tClvp0yIO<> >>676

そういうことだな。

ふむ…レオンハルト、それが修羅の名か…

【その名を頭に叩き込む。これほどの気の持ち主だ。名前を覚えて置いて損はない。】
【女は特に構えていなかった。しかし、どこか隙が無く、また相手を見つめる瞳は、】
【その内面を読もうとするかのように、じっと落ち着いていた。】

…模擬戦など久しぶりだ。


(ううむ…あの氣…想像以上だ…)

(いかんな…誘った手前勝たんと恰好がつかんが…これは予想以上…)

(負けた時のうまい言い訳でも考えとこう…)

【表情は薄っすらと不敵な笑みを浮かべていたが、内心冷や汗ダラダラである。】
【それはつまり彼女が思ってる以上に、相手の纏う雰囲気が強いもので、眼光に威圧された証拠である。】

…陰陽式八極門…天真 白

いざ…

【静かに練氣を続けながら、女は少しづつ、少しづつ相手に近づこうとした。】


/お待たせしましたー! <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 00:45:11.96 ID:VXxpdxqH0<> >>683

「それは説明ご苦労様」

【その言葉を信用するかはともかく、適当な返事。
 そしてふわふわと飛んでくる影風船】
【少女は構える、それはある意味この時期でよく見かける構えだ。
 つまり…】

「バッター振りかぶって打った!」

【野球のスイングである】 <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/16(火) 00:47:12.43 ID:8NghYiogo<> >>681
【相手に痛烈な一撃を与えた、はずだった】
【空を裂く音ともに悪魔は居らず、そこには広がる岩肌のみ】
【そして自身の左方向から放たれる蹴りと笑い声、しかしそれはシスターにはただのさえずりにしか聞こえない】
【なぜなら悪魔が蹴りを放つときそれは光の盾と形容すべき物に遮られていたからだ】
【盾が壊れ、シスターはそのままメイスを振り下ろし…そのまま突き上げる】

……残念でしたわね。神の加護を突き抜けること。あなたには不可能のようです。
あなたの運命は排除。それ以外にはないようですから……

【彼女の周囲には他に二種の盾が存在し、それらは彼女を守護する力となる】
【光の盾は彼女の光と同様。砕かれてもその輝きは消えない様だ】


(遅れて申し訳ないです) <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2011/08/16(火) 00:50:33.77 ID:BJwMkLOao<> >>686
【バールのようなもので打たれた風船はあっという間に爆破。音と迫力は凄い】

(ただ敵の注意をそっちに向けさせるだけでいい その後だ)

【相手が驚くも驚かないも確認する前に持っていた影の手裏剣を五枚に増やした】
【手裏剣の色は薄くなり威力が落ちる代わりに抜き取る回数を増やすことができるのである】

「ふざけやがってッ・・・!」

【逃がさないため四つの手裏剣を敵の左右に、一つを敵に当てるため真っ直ぐに投げた】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 00:50:53.33 ID:2dVdB6pfo<> >>685

この少女、勝った事は"一度"たりとも無い。だが、全ての戦闘で成長しているのは確実。

「裁きを司りし雷、我が刃に宿りて闇斬り裂き、光灯す閃光となれ。魔法剣パグナ」

少女の剣から突如眩い閃光、否、剣が電流を纏う。

その金色の光は暗闇に包まれた広場を照らし出す。



不動


ただ相手の接近を待つ。 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 00:51:26.83 ID:2dVdB6pfo<> >>685
/おかえりなさいませ! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 00:57:02.04 ID:z18a4iM/o<> >>679
【何だかよくわからないが今日はタダ酒が飲めそうなので悪い気分ではない。この酒場で酒を飲むと悪いことが置きそうなのではあるが】
【騙しているとはいえ流石にこれは礼の一つでもしてからでないと酒を飲むのは無礼に当たりそう――と思い、相手が帰ってくるのを待つが】
【店内を見回してみても人混みに次ぐ人混みばかりで男性の姿は見当たらない。まぁ、直ぐに戻ると言っていたので絡まれると言う事もないとは思うが】
【その時、そういえば自分は用心棒の仕事の最中であったことを思い出す。つい個人的恨み云々で念頭から外れてしまっていた】
【会話中にも入って来た客が何人かいるのは確実なのである。その連中のチェックをするのをすっかり忘れていたのだった。ま、いっか】
【これから出入りする客を見張れば良いだけの話であるし、それに酒だって少量くらいならば飲んだところで前回ほど酔う事はない】

【あ、また一人誰か抜けて行ったな。酒場にいた割には静かで穏やかに去って行った気がするが――――いいや、今のは見覚えがある、確実に】

「――――アイツ金払ってねぇんじゃ……ッ!!」

【すぐさま相手が逃げだと悟りガタッと席を立ち上がり、傍らに立てかけてあった剣の鞘を左手で掴んで拾い上げると急いで出口へと向かおうとする】
【払うと言っただけ言って逃げるなんてどういう魂胆かさっぱりであるが、用心棒という職の手前理由がどうあれ御用しておかないとならない】
【まぁ、こちらにはあんまり使いたくはないが文字通りの"裏技"がある。どれだけ足が速かろうとテレポートでもされない限りは追いつける自信が―――】

【―――ガシッ―――右腕をガタイの良い従業員に掴まれ、『店長から聞きましたよ。お支払いがまだ済んでいませんね』と睨みを利かされながら言われる】

【意味がわからないと言った表情で従業員を唖然とした態度で見つめていたが、数秒後にはどういう状況なのかを直ぐに飲み込めた】
【嵌められた、図られた、姑息で卑怯な策略に陥ったのだ。それを自覚した瞬間に左手に掴んでいる両手剣が入った鞘を従業員へと押し付け】
【『エルフの森の魔術鍛冶が鍛えた一級品です。これを置いておきますからちょっと外へ行きます。戻ってこなかったら売っても構いません』】
【と従業員に急ぎ足で伝えると、伝えられた情報と何か食い違う女性の反応に戸惑いながらも両手剣を受け取って女性の腕を離す】


【ドンッ!!】

【勢い良く扉を開いて外へと飛び出すが従業員とモタモタやり取りをしている間に相手の姿は完全に見失ってしまった。夜闇がいつもよりも濃く感じられる】
【このままでは大事な剣を売り飛ばすか旅人のレッテルを一旦捨てて長期間あの酒場でタダ働きをしなくてはいけない羽目になってしまう。どちらも最悪の結末】
【左目の瞼を一度降ろし―――次に開けた瞬間には黒目は消え失せ、代わりに中央に『跳』と書かれた紫色の光を放つ魔法陣がそこに浮かびあがっていた】
【次の秒には女性は空気を階段にしているかのように空中を駆け昇り始め、その動きは武人さながらの訓練された俊敏な動きであった】
【この暗闇で相手を見つけられるとは思えないが、それでも高い所からならばここら辺の街の光によって大通りやら比較的人気の多い部分は確認する事ができる】
【高さ15mくらいのところまで駆けあがった後、祈る様な思いで周囲を見渡してみる―――いなかったらそれまで、酒場に戻って今後の策を考えるしかない】
【ただ、もしも見つけれたならば―――――――その先はわからない。それこそ神様も知らぬ、女性のみぞがしる思考であった】


/お時間がなかったり、あんまり追いかけるのもしつこいっ ってな感じでしたら、見つからずともオールウェルカムでございます!
/その際はこちらで見つからなかった場合のレスをお返ししてって感じでよろしいでしょうか <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 00:59:12.52 ID:tClvp0yIO<> >>689

動かざること山の如しか…

【そろそろ、と、ゆっくりと、しかし確かに彼女は接近した。】
【何時の間にか雨も止み、そのおかげで気温も高くない。戦闘にはもってこいの条件である。】

それに属性……だが、やることは変わらん…

【近づけたなら、まずは小手調べ。】
【練氣を続けながら、その効果を使うことなく、相手の左脛を狙った右足でのローキックを放とうとする。】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 01:05:39.65 ID:VXxpdxqH0<> >>688
「参ったね、こりゃぁ。勝てないや」

【爆音と土煙の中そんな少女の呟きが聞こえてくる。
 一瞬でも視界が塞がり、少しの間だけ視角が発生する】

「だから、逃げさせてもらうよ」

【そういって彼女は隣の壁に手を触れたのだ。
 只触れただけ、何を仕込んだかは分からない】
【だが同時に視界が防がれたため陰の確認は出来ない。
 そのために彼女自身を狙った一つのみが命中するが、そのダメージは薄そうだ】

【タッタッタと反対方向に逃げる音がする】 <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 01:05:59.97 ID:Erc8GZ6E0<> >>684
ふぅッー………Arrmer Purge

【昏睡した熊の前にして、肩を撫で下ろす様に、息を吐くと同時に、紡ぐ一言と共に】
【両腕の大きな装甲や外装は、パズルを崩すかの様に、分解され鉄屑に成り地に落ちて行く】
【残された彼女の機械の両腕は、小さい駆動式の籠手と成り果ててしまった】

また熊かッ……と思ったら人かぁ……夜分の山道は危ないのになぁ
……あぁ、なーに、熊さんにはキチンと手加減しておいたから無事だよ

【寄る足音に、構え直そうとしてしまったが、すぐに人と気付いて、体勢を解く】
【どうも戦いに於いては、警戒の面でも染み着いた所が有る、此の齢にして戦闘慣れに寄るものだ】
【大丈夫か、と言われ自分で無く、熊の方の安否を笑顔で語る】
【ついでに夜道が危ないのはお前もだ、なんてツッコミも、彼女には実感が湧かないのかも知れない】

……んん、てか一部始終見ちゃったかな?

【別段、隠すものでも無いが、あまり一般人には見せるべきで無い力なのは弁えて居た】
【其れに多少の負い目だろうか、微かな笑みの裏で、抱えて居た】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 01:07:28.08 ID:2dVdB6pfo<> >>692
この魔法剣、攻撃する為では無い。
後で解るだろう、この真意を...

少女は不動かつ全てを貫きそうな眼光で相手を捉え続けていた。

雨も止み、雲間から星が姿を表す。


そして放たれるローキック。

少女は姿勢を低くし、楯を構える。

衝撃、楯でそのローキックを受け流すと、そのまま楯で顔を隠し、電流の剣を掲げる。

あえてその剣を見せるように。

剣を掲げた瞬間、電流が消えるのが見えるだろう。もし、剣を直視していたら残光で目が眩むかもしれない。

<> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/16(火) 01:07:39.32 ID:z8dqCaA5o<> >>687
全てにかかる重力に反抗の意思を示めす様に膨大な風に悪魔の髪は荒れ狂う
突き上げられた衝撃を種に軽やかに空中を舞った悪魔は唇を歪め小さく笑った

先程の衝撃が今頃になりて身体を蝕み、悪魔の唇から黒色の血液が漏れ、散った
重力からの逃走も終わり、檻に捕まり地上へ落下を始めたのを威圧として悪魔は感じ
そして向ける、それは二丁目の両手、伸ばされた指先は神の守護たる盾を纏う女性へ

「…………じゃあ神とやらが決めた運命に逆らえる事を教えてやるからよぅ……」

天に足を、地上に頭(こうべ)を向けた悪魔は反転する視界の中、乱雑に狙いを定め
指先より生み出された弾丸達は上から下へ降りながら女性の身体へ喰らいつかんと駆ける

「ちょっぴり刺激的過ぎて…………泣いちまうなよッッッ!」



────────ばたん、と重いモノが地上に叩きつけられる音と、苦悶に染まる声がした <> 【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki<>sagesaga<>2011/08/16(火) 01:10:28.39 ID:Jpv+oiNX0<> …ふわぁ……

【最近暑くなってまいりましたとばかりに熱を帯びる街中。 の直ぐ近くにある公園。】
【結構前から暑くなってるだろ というツッコミはさておき、そんな公園に1人の女がいた。】

【クリーム色の長いストレートの髪と、純白の裾長ワンピースを着たその女。】
【手には、皆さんおなじみ【世界の神話】。 今日は17巻のようだ。 因みにこのシリーズは100巻以上あ(ry】

【何時もならベンチに座り、その本を熟読しているのだが…今日は少し違う。】
【ベンチに座り、その本を読みながら…欠伸をしている。】

……これが「欠伸」か…段々人間の気持ちが分かってきた…ふぁ……なぁ…。

【女。 一言で言うと神である。 そしてこの女、睡眠という行動を起こさない。 はずだったのだが。】
【人間界に降りてきて順応してきたのだろうか。】

【長い前置きになったが、公園のベンチで1人の女が本を読みながら欠伸をしている極々普通の平和な風景である。】
【時間帯が深夜ということを除けば。】

/寝落ち大歓迎な人カモンベイベー あ、雑談でお願いします。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 01:13:14.76 ID:u4r62n0AO<> >>694
お前が言うな
あと俺の心配は熊じゃなくてお前の方に向いているからな?
いくら俺が人からおせっかいだと言われている人間でも熊の心配をするような自然大好き人間ではないぞ

【ぐいっと袖で自分の汗を拭い】

あぁ、そりゃあれだけスーパーロボット対戦してりゃあな
【能力】か?
えらくカッコいい能力じゃないか

【少女の少し暗い微笑みに普通に返す普通の青年】 <> 【御影切り絵】折り紙で作った物の影を抜き取り召還<>sage<>2011/08/16(火) 01:14:35.61 ID:BJwMkLOao<> >>693
(もらっt…   あれ…)

【最後に接近戦に持ち込もうと走り殴りかかるがもうそこにはいない】

「 どこだっ  ハァハァ…   くそ!」
(絶対にここにいたはずだ…反対側は壁 どういうことだ訳がわからない)

【走る足音が遠ざかると同時に追うのをやめ冷静になる】
【戦闘経験皆無だったためいつも以上の体力を使ってしまったのだろう。その場にへたり込んだ】

「何やってんだ俺…  もういいや、疲れた…」

【死体があるため場所を変え人気の無いところで休憩をとった】



/絡みありがとうございました!
/戦闘しようとしてかなり時間たってしまいましたけど面白かったです! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 01:16:40.87 ID:tClvp0yIO<> >>695

あらら…

【いとも簡単にいなされる蹴り。盾を事前に見ていたため、】
【これはある程度見切っていたのか。女は比較的冷静に対処していた。視線はそれから下。】
【相手の足の位置を見ている。蹴りを放った時に浮いた右足をそのままずらし、】

【八極拳の基本動作、「震脚」。浮かした右足での強い踏み込みを、女は相手の「左足に」行おうとした。】
【鉄下駄の鋭い凹凸で、力一杯踏み込もうとする。もっとも…】

…っ!!

【雷光のような目潰しが直撃したため、当たるか当たらないかは定かではない。】 <> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 01:16:44.41 ID:tU8bHytt0<> >>691

「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

【走る、走る、走る、その姿は疾風の如く……という程ではないがそれでも相当なスピードである】
【時折後ろを振り返るが、今のところ誰も追って来ていないようだ】

「ヒャハハハハッ! 俺の勝ちだクソ女ぁ! 一生そこで働いてろぉ!」

【俊足の脚を持つ悪魔(のような性格の男)は荒い息の中そう言うと、さらに速度を増して闇夜の街へと消えて行くのだった……】



/すいませんがこのまま逃げ切らさせてくださいお願いします
/そしてこの辺で失礼をば
/メチャクチャ楽しかったです
/絡み乙&ありでした! <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 01:18:18.68 ID:VXxpdxqH0<> >>699
/おつかれさまでした <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/16(火) 01:20:11.61 ID:8NghYiogo<> >>696
【突き上げた一撃は悪魔に差ほどのダメージを与えず、相手はあざ笑う】
【シスターは、メイスを手元に引き寄せ……それを両手で支え、浮かぶ相手に向かわんとメイスを向ける】
【今度は脳天。それも絶対に逃がさないとばかりににらみを利かせた】
【盾も相手の攻撃に備える構えを示している。無論、一度しか防げないが…女性の戦術と相合わさりそれは無敵の艦隊とも思える】

神に逆らうはその恩恵を知らぬものだけ。そして恩恵を受けようともしない者に神を手を差し伸べない。
……神の運命は絶対。私の役割はそれを貫くことだけ。神にすべてを!!

【乱れ飛ぶ弾丸。彼女はそれの正体に気づいてはいない、いや気づいたとして何が起ころうか】
【散弾は盾によって大半を無力化される、しかし大半ではない部分は彼女の視界を阻み】
【彼女の体に打ち付けられることで突進の速度を下げていく】
【弾丸の一部が彼女の視力を奪い、彼女のすべてを奪っていく。しかしそれは神の鉄槌には及ばない】
【迷いなく振り下ろされた、悪魔がどこにいてもそれは、迷いなく】
<> 【三竦之一】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 01:25:31.00 ID:tU8bHytt0<> >>691
/肝心の返事を忘れていましたorz
/見つからなかった場合のレスをお願いします
/勝手に逃げてしまい申し訳ない…… <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 01:26:19.95 ID:2dVdB6pfo<> >>700
少女は雷光を消す...直後、防いだ相手の右足が少女の左足に落ちて行く...

「...」

少女は左足を相手の右足の真横、その足を軸に身体ごと動かす。地面に振動、回避に成功したようだ。そのまま間に身体を捻り、斜め上方向への回し切りを繰り出す。

狙いは脇腹、ただ、もし命中しても斬れず、打撃のような衝撃を受けるだろう。何故なら模擬戦の為、剣が直撃する前に剣から風の魔法を射出するからだ。


峰の無い峰打ち。これが成功すれば相手の真横に少女は移動する事になる。 <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 01:36:01.56 ID:Erc8GZ6E0<> >>698
あぁ、そかそかボクか……ま、良いけど
此処らへん、結構、猪とか熊とかワッと出るから、君も気を付けた方が良いよ〜

【それでも熊や猪に出くわう可能性は、ほんの一握り程度なのだが、本能的に引き合わせる様な】
【何かがあるのか、彼女にも知らないが、そんな性質があるのかも知れない】
【力故か、生い立ち故か、其れは誰も知らない】

ふむ、能力って解っちゃうか、反応で見た所、君も能力者だったりするのかな?
ま、ボクの能力はさっき見ての通りの事、駆動鎧を自在に作り、操れる

あ、カッコいい?やっぱわかる?
ふふんっ、そりゃアヴァロンの機構メカニックデザインにゃ、年々洗練してますからなッ!
ぁ、ついでにアヴァロンと言うのh(ry

【カッコいいと言われ、瞳を輝かせフンスッと鼻を鳴らし、アヴァロンの成り立ちが語る】
【長いので省略したが、まとめるとアヴァロンと言うのは先の腕が片鱗たるロボの事で】
【名付け由来は理想、飛行ユニットは火力を使わぬ画期的な革新のエネルギーであーだこーだ、などなど】
【トンデモテクノロジーな話なのできっと聞き流しても良いだろう】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 01:37:20.22 ID:tClvp0yIO<> >>705

【ダアンッ!!】
【鉄下駄が大地を踏みしめた。その突起部分と地面が接触し、一度だけ火花が散る。】
【肉を踏んだ感触がない。眼前に一面に展開する「白」の中で、女は考えていた。】

【やはり、素質の様なものがあるのだろうか。】
【一連の流れは、その何気ないものまでも手馴れており、】
【それが一層彼女を警戒させた。ついで、脇腹に衝撃。一瞬顔がゆがむ。】

ぐっ!…横か

【おそらく、この辺りか。衝撃の位置から大まかな相手の座標を計算し、】
【恐らくは少女がいるであろう位置に手を差し出す。それが彼女の体のどの辺りにあるのか分からないが、】
【女は相手に触れようとしていた。触れられたのなら…】











【掌から『氣』そのものを放とうとする。】
【体を突き抜けるような独特のダメージを与え、かつ相手を吹き飛ばそうとしていた。】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 01:38:01.40 ID:8E9HQNPmo<> >>701
「―――――Fuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuck!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【―――――詰み、チェックメイト、お手上げ、デッドリーチ、つまりは『1050年地下行き……っ!』みたいな目に会ってしまった女性】
【怒声混じりの汚い言葉の叫び声は空へとあっという間に吸いこまれて行き、決して誰にも届く事はなかった。残念、非常に残念、マジ泣きしたいくらいに残念】
【結局逃げ去った『飲み逃げあんちくしょう(自分評価)』を見つけることができずに渋々地面へと降りて行き、酒場へと戻るのであった】
【両肩を大きくがっくりと落として酒場に溜め息を吐きながら入った女性を出迎えたのは店長と従業員数名であった。もはや逃げられそうにもない】
【何とか先程使った魔眼『URAKAZE(自分命名)』を使って逃げ出そうとも考えたが、大事な剣を酒場側に預けてしまったのでそういう訳にもいかず】
【もはや鳴きたい状況で気分である。最終的に迫られた選択肢は『剣を売る』か『ここで長期間タダ働き』をするかであった。しかし、後者は思ったよりも酷いものだった】
【自由に出歩きを許したら剣を持って逃げ出してしまうと思われているらしく、何と酒場に住み込みで外出禁止で働かなくてはいけないらしいのだ】
【そうでなければ無銭飲食で警察やらジェイルに突き出すと言う始末――――くぅぅぅぅ、どうして自分がこんな理不尽な目に遭わなければならないのだ】

【―――そして、15分間悩んだ末に選んだ選択肢は『剣を売る』であった。旅をここで中断しても誰も困らないが自分が非常に困ってしまうのである】
【長年愛用していた剣だけに売るのはとても、とても惜しいのではあるが、エルフの里で作られた一級品である為値段はかなりするのは素人目でもわかるのだ】
【一応、涙目で店長を上目遣いに見つめて悲運のヒロインをやってみて同情を誘ってみたが―――気持ち悪がられただけだった。せめて未成年だったらまだしもである】
【鞘には価値が殆ど無い為鞘だけは返してもらい、下唇を噛み締めながらとぼとぼと酒場の出口を再び潜って剣を置き去りにする女性】
【これでは某映画のSAMURAIと同じではないか。鞘だけの剣士、正にお笑いである。今直ぐにでもこの鞘をたたき折ってしまいたい衝動に駆られたがグッと、ググッと堪える】

「…………頭痛い」

【そして、自分が泊まっている宿へと向けて歩みを進め始めたのであった―――やがて、そのフードを被った後ろ姿は闇夜に消えてしまったのだった】

/こちらもとっても楽しかったです!
/絡み乙でしたー! <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 01:42:41.18 ID:u4r62n0AO<> >>706
熊や猪がワッと出てきてたまるか
マタギ大活躍じゃないか
だいたいそういう野生動物は人の臭いを嫌うもんだろ、やれやれ

【ため息を吐き出し】

いや【能力】かどうかは完全に勘だ
今の世の中、【科学】でも同じようなことができかねないし【人工能力】の類いかとも思ってた
まぁ俺も能力者ではあるけどな

【肩をすくめ自身が能力者であることを明かす】

ほーそりゃすごいな

【完全に棒読みだった】
【間違いなく話聞いてない】

…で?
これからどうするんだ?
下山するならついていくが <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/16(火) 01:45:58.57 ID:z8dqCaA5o<> >>703
一気に肺から抜き出された空気、身体を余す事無く貫いた衝撃は起き上がるのを困難とする
前方を確認する事は悪魔はしなかった、地面から伝わる衝動が女性の行動を知らせてくれた

重く響き伝わる足音、悪魔は震える身体に強制的に力を込めて紅い瞳は前を映す
そこには砕け散りこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいのような盾の破片を纏う女性がいて、握り締められたメイスは
太陽の如く輝いて悪魔は眩しかった、その光に何かを思い出した様に瞳を細め、力を込める

────────ぐちゃり、地面を砕く音じゃなくと肉を潰したような粘質な音がなった

「…………神が手を差し伸べる?神の運命は絶対…………だぁ?」

右手を失い、抉れた傷口から噴水の如く生命の熱が宿る紅い液体を零しながら
女性の背後で銃を模した左手を女性のこめかみに添えて、悪魔は嗤う様に囁いた

「それはちげぇな……哀れなお嬢ちゃん……神ってやつはよぉ、そんなことねぇんだよ」 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 01:46:50.98 ID:2dVdB6pfo<> >>707
手応え...有り。

しかし問題があった、相手と近過ぎる。

剣は近距離では強力な武器、されど遠距離や極至近距離では無力。

(まずい)

声、恐らく自身の場所が掴まれたのだろう。

少女と女性の間に烈風が吹く、風の魔法、風の壁。盾。

「!?」

声も出ない程の衝撃、風の盾を突き破り、少女の腹へ。腹へ触れる直前、風の盾に触れたのを感じるだろう。

『氣』が、身体を突き抜けるような...衝........撃.............を.................


星々が眼前に広がっていた、女性との距離約10m。吹き飛んでいる間気絶していたようだ。

少女は相手の女性の頭を目掛けて雷を落とそうと試みる、試みた。だが、発動しない。

『氣』に直撃したショックで魔法のイメージが魔翌力に固定出来ない。

「く....そ......」

痛みを和らげる程度の超低級回復魔法で苦痛を和らげる、立ち上がる。 <> 【悪魔麺喰】<>sage saga<>2011/08/16(火) 01:47:15.91 ID:z8dqCaA5o<> テイクツー

>>703

一気に肺から抜き出された空気、身体を余す事無く貫いた衝撃は起き上がるのを困難とする
前方を確認する事は悪魔はしなかった、地面から伝わる衝動が女性の行動を知らせてくれた

重く響き伝わる足音、悪魔は震える身体に強制的に力を込めて紅い瞳は前を映す
そこには砕け散りこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいのような盾の破片を纏う女性がいて、握り締められたメイスは
太陽の如く輝いて悪魔は眩しかった、その光に何かを思い出した様に瞳を細め、力を込める

────────ぐちゃり、地面を砕く音じゃなくと肉を潰したような粘質な音がなった

「…………神が手を差し伸べる?神の運命は絶対…………だぁ?」

右手を失い、抉れた傷口から噴水の如く生命の熱が宿る紅い液体を零しながら
女性の背後で銃を模した左手を女性のこめかみに添えて、悪魔は嗤う様に囁いた

「それはちげぇな……哀れなお嬢ちゃん……神ってやつはよぉ、そんなことねぇんだよ」 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 01:53:43.23 ID:tClvp0yIO<> >>711

…今度は風か…?
随分と多彩だ。…そして的確。

【とっさの判断にしては、これもまた的を得ていた。】
【『氣』の攻撃は独特なものだ。もちろん、物理的な壁には阻まれるし、】
【「突き抜ける」ような感覚があるだけで、実際は通常のダメージと同じである。ただ、その特異な感覚から、】
【彼女が今どう言うことをしたかは分かるだろう。】

いだだだ…肋骨にヒビが入ってるかもな…

…まだ、やるかい?

【脇腹を抑え、つぎに目をゴシゴシと擦る。】
【ようやく視力が戻ったところで、彼女は再び『氣』を練り始めた。】 <> とある厨二の禁断症状<>sage saga<>2011/08/16(火) 01:55:02.16 ID:u0Um+xjAO<> てす
粉雪
こなゆき
ドラえもん
デブ
みさくらなんこつ
死ね
殺す
オナニー <> 【聖夜静鐘】《サイレント・ナイト》 ハンドベルを召喚する神様 @wiki<>sagesaga<>2011/08/16(火) 01:59:24.83 ID:Jpv+oiNX0<> >>697取り消しで…。 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 02:00:19.71 ID:2dVdB6pfo<> >>713
「火・水・風・雷・地・回復」

「私の扱える魔法の全てです。」

魔法とはある一つに特化した者が多い、それは攻撃だとしても火限定で特化し、自由に扱える。

だが、この少女は6属性特化型の異種。

魔導士としても充分以上の力を持ち合わせていた。

「故に、骨にヒビが入った程度ではどうと言う事はありません。時間はかかりますが魔法でどうにかなりますから。」

地面に小さな炎を放つ、特に意味はない。強いていうなら魔翌力のチューニング。


刹那、女性の真上から細い雷が落ちるだろう。威力は命中した部分が焼け焦げる程度だ。 <> 【悪魔麺喰】<>saga sage<>2011/08/16(火) 02:01:57.40 ID:z8dqCaA5o<> 粉雪

てす <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 02:04:14.93 ID:Erc8GZ6E0<> >>709
はは、ボクは鉄かオイル臭いから寄ってくるのかなー、つって

【そう愉かしく笑いながら告げるも、後で自分の匂いを嗅ぐ様に腕もとに鼻をスンスン鳴らす】
【やはり少しばかり鉄臭い、鉄……ーーー】
【匂い、やや苦い顔で首を振るう、悪臭に苦しんでる訳でも無い】
【ただ血の臭いと、似てただけ、そう、今更何でも無いと思いつつ、能力者と明かした青年に顔を向ける】

まぁ、ね、実はアヴァロンも既存の科学で造られた試作品の構造を主体に組み上げてるし
人工なのかは……自分でも解んないけど
っと、君の能力はどんなの? あ、隠したいなら、言わなくて良いけどさ

【ラウラは、此処最近は気にしない様にしてたが、生い立ちに関する記憶の断片が欠けている】
【家族の顔も知らず、ただ己の力と、自分という存在だけ】
【記憶が蘇る前兆も無く、考えない様にしてたが、能力を語ってみると、少し胸がしまる】
【話を変えるべく相手の力についても問う】

あ、別にボクは飛行して帰れるけど、ついてきたいなら歩いてあげるよ〜♪

【からかう様に笑いながら、下山する方向へ指さして歩いて行く】 <> 【神聖審判】光のメイスでパワーアップの僧侶戦士。五レス経つと無効バリアを発動。E:メイス@詳細はwiki <>sage<>2011/08/16(火) 02:04:20.40 ID:8NghYiogo<> >>710
【シスターはもやはトランス状態といえる状況である】
【視力以外の五感をもってして悪魔を追い詰める。それはまさしく駒のように】
【力は絶対、駆け抜ける大地……シスターの肉体は疲労を超え過労となり、限界を引き出す】
【月光よりも凄まじく熱さえも感じる光……一時的に覚醒でもしたのだろう……神の兵は自らの意思を放棄した】

……いいえ。絶対なのです。少なくとも私に課せられた運命は絶対です。
神は信じる物のみ運命を授ける。私はそれを実行するだけ……私のような哀れで小さな物に授ける使命は…
絶対に遂げなければなりません、私は死にます。そして神の元で絶対の服従を捧げる。
その際の供物をあなたに決めただけですから……

【こめかみに感じる殺意は彼女の一撃を緩めない。なぜなら彼女は既に死を悟っているから】
【狂信者たるもの、神の言葉は絶対である。信じるものに可能性だけを与えた神は】
【彼女の死をどう受け取るかはわからない……彼女はメイスを振り上げた。相手の脳天を砕くために】
【文字通り昇天させる為に……】
<> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 02:08:37.95 ID:tClvp0yIO<> >>716

…ほうほう。そんなにか。少し羨ましい…

【ということは、少なくとも相手はまだ技の手札を隠し持っているということだ。】
【属性由来で、どの様な攻撃が来るか。それは彼女も検討が付かない。】
【この辺りが、能力者と相対していて厄介なところであった。】

む…

(雷撃か―――――――――――!)

【ダンッ!!】
【とっさに右に避けるが、回避が遅れ、左肩に雷がぶつかる。】
【肉の焼ける微かな臭いが鼻についた。左手の感覚が薄くなる。】

ふむ……長期戦には向かんな…

―――――――――――そろそろ、行くか。

【少女には、当然分かるだろう。直感的に、予感することができるかもしれない。】
【彼女がそろそろと左足を下げながら、今までで一番強く『氣』を練り、】
【同時に今まで練っていた『氣』を全て顕現させようとしていることに。】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 02:11:58.41 ID:u4r62n0AO<> >>718
間違いなくそれが原因だろうな
野生動物は人工物の臭いを極端に嫌うらしいから

【とんとんと少女の腕を指でつつき】

俺の能力はバットを出す能力だ

【まさに文字通り】
【それ以上の説明ができなかった】

ふーん…記憶がないのか?
なら【能力】か【人工】かわかるわけない、か

【記憶がないことをさらりと言い当て】

あぁ、じゃあ頼むわ
動物に会ったら頑張ってくれ

【すたすたと少女について歩き出す】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 02:19:11.07 ID:2dVdB6pfo<> >>720
「ええ、戦闘終了後治療してあげますので少し...」

少し

「手荒に行く。」

覇気、耳を済ませば大気が微かに揺れているような音が聞こえて来そうだ。

雷光は女性に吸い込まれ、消える。
肉の焼ける匂いが漂う。


危険、そう彼女の本能が告げている。

そう



何かが-----------来る。

「虚無を埋め尽くし清浄なる大気よ、汝秘めし刃を我が刃に...魔法剣ウィンド」

風が一切吹いていないのにも関わらず強風の吹き荒れる音が広場に響き渡る。

少女の剣から風が吹き出し、不可視の刃を形成している。鎌鼬という奴であろう。

それにより少女の剣は実質上1m伸びた事になる。




不動、居合の構え。 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 02:29:51.66 ID:tClvp0yIO<> >>722

…さて…まずは…

【下げ終えた左足にグッと力をいれた。】
【モノクルの中の瞳を細め、距離を測った。】

【ビリビリとくる空気の振動…そして無風状態での風鳴りは、】
【そのどちらも確実に彼女に届いており、】
【さて、何を仕掛けてくるか。動かない修羅を見つめる。】

―――――――――…


活 歩


【ブンッ】
【直後、下げた左足で地を蹴った瞬間、】
【女の姿が「消える」―――――――――――くらい早く、】
【前方向に大きく進みながら、一気に距離を詰めようとした。】
【無事近づけたなら、左足で踏み込もうとする。】 <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 02:35:38.22 ID:Erc8GZ6E0<> >>721
ほぅ、バットですかい……バッティングセンターでバットがすっぽ抜けて
拾いに行けない所まで飛んでも、新しいのを出せば、あら便利ッ!

って……ほんとにただのバット? もしや、夜のバッt……いけない下ネタ自重だっ

【籠手の腕をバットを持つような仕草で振るいながら、一回転して語るラウラ、基本的に落ち着きが無い】
【理想郷の民に良く言われる、にしても例えが、なかなかお目に出来ないシーンすぎて】
【解り辛い、そして下ネタに走りそうになるのを、自制する、基本的に女らしさが無いとも言われm(ry】

……何で、解るの? それも能力?
ま、良いや、ご名答、ホントの親の顔も知らぬ、断片的な記憶さね〜
最近は毎日が楽しいから、そんな些細な事は忘れる様にしてたけど、やっぱ嫌でも
気にはなるんだよね、稀にだけど

【個人の問題だと、些細とは言い切れない事情である、事実、過去にも其れに惑わされもした】
【結局、見つからないモノは見つからないと、結論付けて諦めて居たが】

ボク頼りかよッ!? まー、無敵のアヴァロンに倒せない敵は妹以外に居ないけどさ〜♪

【そんな事をおかしく告げつつ、シャドーボクシングしながら歩き続ける <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 02:37:30.22 ID:tClvp0yIO<> ちょっとてすと

[たぬき]
[ピーーー] 
[スペランカー]
[連絡無し]
[切腹] 
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい  <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 02:39:17.37 ID:2dVdB6pfo<> >>723
半眼、意識は視覚だけに有らず。

視覚あえて制限し、他、五感を研ぎ澄ます。

肉眼捉えしは修羅に拳を向けし者、其の者敵に非ず。

故、剣は活人の心持ちて慈悲の刃を振るわん。


刹那、女性の姿が"消える"。


「斬る」

修羅、言葉を発する時、烈風吹き荒れん。



その手に持つ凶刃は咆哮を上げる



女性が消えた瞬間、少女は"勘"で剣を振るう。もし、その時接近後であればその凶刃の餌食になるかも知れない。

だが、もしこの攻撃が外れた場合、少女に大きな隙が生まれる。 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 02:49:22.90 ID:u4r62n0AO<> >>724
オッサンかお前は

【スパンと少女の頭にツッコミ】

何でも打ち返すって能力を持ってること以外は普通のバットだよ
普通の金属バットだ

【空気やビルや高速道路をかっ飛ばすバットが普通ならば確かに普通のバットなのだろう】

能力じゃない
自分の【能力】がいつから有ったかわからないのはだいたい先天的能力者だ
だがお前は【能力】か【人工】かわからないと言った
そんな奴は記憶がないぐらいしかあり得ないと思った
…まぁ一番の理由はお前の顔だがな
【能力】の話をしてる時に何となくつらそうだった
だから何となく記憶がないんだなとわかったってだけさ

【普通に種明かしして】

ふーん…
気になるなら【学園】にでも行ったらどうだ?
【学園】には「裏」があって【人工能力】についての研究が…なんて都市伝説がある
行けば何かしらわかるかもな

当たり前だろ、俺は能力が使えるだけの普通の一般人なんだ
戦える奴に任せるのも当たり前ってな

【肩をすくめて情けないことを抜かす】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 02:50:23.11 ID:tClvp0yIO<> >>726

…発勁…

【ドンッ】
【接近と同時に踏み込み。鉄下駄が火花を散らした。】
【そのまま…踏み込みながら…】

…打つ













【最大勁…極限まで『氣』を付加した掌打を、女は相手の鳩尾に放った。】
【形用するなら、その速度は「神速」。まごうごとなき速さで、相手を捉えんと進み、】

!?

(しまった――――――――居合いの起動が…!)

【そして、掌打は相手の「剣に」当たった。】
【硬質な音がし、こちらの動きが止まる。それでも少女の剣が止まらなかったら、】
【押し切られ、そして斬られるだろう。こちらは居合いに掌打が弾かれ、態勢を崩しているため避けるのはほぼ不可能である。】

【正面から刃を掌に受けても、そこが傷ついていないのはまさしく『氣』のおかげであり、】
【しかし、集約した『氣』は全てそこに集められているため、彼女の他の部位はあまりにも脆い。】 <> 【悪魔麺喰】<><>2011/08/16(火) 02:51:26.89 ID:z8dqCaA5o<> >>719

「絶対なんてもんなねぇんだよ。お嬢ちゃん
あったら神に逆らった大馬鹿野郎なんかいるはずねぇ」

振り上げられ、白銀の淡い三日月の微笑みに照らされたメイスは悲しげに光っていた
逃げ出す熱に白い頬に青の色が染まり始めた悪魔は瞳を伏せ首を振りながら後ろへ飛んだ
瞬時、振り下ろされた神の、人任せな神の一撃は落雷の如き衝撃と音を生み容易に地面を砕く

「そして……てめぇら人間はけっして小さくなんかねぇよ……確実に
楽な地位いやがったどっかの馬鹿を動かしたのはお前らだからよぅ?」

己の背後にそびえ立つ巨大な岩の上に降り立った悪魔は、それだけを小さく呟いて
揺れる身体を無理やり抑え、眼下に立ち狂信にボロボロとなった女性を見つめ、声を上げる

「…………クッククク、オイオイおいおい今さっきなんて言ったんだお嬢ちゃんッッ?」
「俺様を殺してあのクソッタレな神の下僕になるってか?……笑わせるんじゃねぇッ」
「踊りもろくに踊れないお前が?この俺を?この悪魔な俺さまを、結構こじゃれたジョークだなぁおい!」
「残念ながらもうお月様が眠いっていってやがるからよぉ?、ダンスの時間はもう終わりなんだっっ」
「……お?残念そうな顔をしてるのは気のせいか?……悔しいか悔しいか?悪魔に逃げられるのは」
「ハハッ殺りたいか俺様をッ、だったらいいぜぇ、キナキナキナキナッッ、だがな……万全な状態で」
「てめぇはさっきろくに目が見えてなかっただろ────それじゃあダメだダンスは踊れねぇぜぃ?」

そして、悪魔はゆっくりと後方の崖の下にある広大な森へと下がって行く
悪魔は笑っていた、楽しそうに、口元を三日月に裂きその姿は悪魔の様に

「狙いなLovely moppet(可愛らしいお嬢ちゃん)この俺様を憎んで憎んで憎み切ってッッ」
「でもな……簡単に俺様は殺されないぜぃ?少なくともお嬢ちゃんには絶対な!」

かつり、と。悪魔の足が崖の淵を蹴り小石が落下するが足の歩みは止まる事は無かった
傾き始めたが傾き始めた悪魔は瞳を瞑り女性の反応をニヤニヤと頭で想い、崖を蹴り上げ
右手から血の雨を降らしながら、闇に包まれた森の中へ落ちて行きその姿を黒の中に溶かして行った


「ダンスに付きあって貰ったお礼だ!最後にこれをクレテやらぁッッ」
「ロキシー、───────ロキシージュマンジ。この俺様の名前をなッッ!」

/……遅れました……ごめんなさい
そして逃げちゃってごめんなさい……本当に

/戦闘、絡みありでしたっ! <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 03:00:36.21 ID:2dVdB6pfo<> >>728
修羅、第六"勘"にて相対せし者捉えん。

修羅、剣構え、空を裂く。


大気が揺れる、踏み込み。


相対せし者、その掌打極めて速く、神速と呼ぶに恥ぬ業なり。

修羅の凶刃、其の者の掌打が相殺せん。

「な...魔法剣が...」

剣が弾かれ、強制的に魔法剣が解除された。

だが、ここで攻撃の手を緩める訳には行かない。弾かれた衝撃をバネに身体を捻り、その反動で相手の頭を目掛けて楯を振り下ろそうと試みる。

「まさか剣に触れても傷一つ付かないとは。」

「だがこれで...」


しかし、非常に大振りであり、体制を崩していたとしても回避はギリギリ可能だろう。 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 03:06:57.09 ID:tClvp0yIO<> >>730

あら…まだ…

【目の前が暗くなり、そこへ唸る様に接近して来た縦を見て女は呟いた。】
【これは、非常にまずい。最大の勁により『氣』を使い尽くしたため、】
【今の彼女はあまりにも脆かった。しかも、氣の運用の特性から「とっさの防御」と言う行為ができない。】

っとっと!!

【だが、大振りだったのが幸い。態勢を自分から大きく崩して、前のめりになる。】
【そのまま相手との位置を入れ替えて、盾の一撃を避けた。あれが直撃したら自分の頭蓋が割れてしまう。】

【やはり、只者では無い。今これほどまで強いのだ。】
【今後どうなるかは、氣が見える彼女でも想像できなかった。女はそう考えながら、少女の背後で言うだろう。】

…降参だ。

【と。】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 03:12:20.45 ID:2dVdB6pfo<> >>731
全力をもって修羅は、少女は楯を振り下ろした。

が、やはり大振りな為に回避される。


が。その時、少女は肝を冷やした。相手に背後を取られた、剣は...近過ぎて意味がない、剣に意識を向けた事で魔法を構成している内にやられてしまう。

(クソっ....またか...)


そして、少女は女性と全く同時に言うだろう。

「負けました」

と。 <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 03:20:06.66 ID:Erc8GZ6E0<> ふ……ふふ、ツッコミの出来る青年でおぢさん、安心して定年を迎えられるよ……

何でもって……もしかして……いや、良いや、何となく解ったかも

【ツッコミに、コレだよコレッ、と言わんばかり、笑みを残したまま叩かれるのを許す】
【頭を押さえたまま、考える、何でもと言うのはアヴァロンすらも打ち返してしまうのか、と】
【ゾッとするが、バットと言うのは片鱗でしか無いのを、察する】

つらい……か、記憶に関しては合ってるけど、其れに至るまでの筋は多分
半分、間違い、別に記憶自体はそんなに気にはしてないし、確かにちょち辛いけど
戦闘使用中とか、そんなのを考える余裕は無いしさ
いや、それでも其の洞察力には感嘆ですなぁ……百戦錬磨を重ねたボクでも吃驚さね

【瞳を丸くする様に驚くも、顎に手をやり、記憶の筋を辿って語る】
【半分間違い、と告げるが別に正否を求めてた訳では無い】

学園……ボクも勢力間の関係で、ちらりと耳にした事はあるけど、ふむ
気が向いたら行くかなぁ
ぁー……正論、正論だね、ウチの戦争じゃ、神とか言う滅法強い能力者に
ほぼ無能力で突っ込むバカとか居たし

【彼女の言葉には、勢力、戦争、と言う単語をチラつく】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 03:22:54.93 ID:tClvp0yIO<> >>732

…いや、君の勝ちだ。

【深呼吸し、体内の氣を再び練り直す。この動作がなければ、】
【彼女は気絶してしまう。それくらい、先ほどの掌打で力を使い尽くしていた。】

私はさっきの攻撃で…『氣』を放ち尽くしたからな。
…その段階で決められなかったら勝負は決まってるさ。

…あの居合いには驚いた。思うに「カン」で刀を振ったんだろうが…
それでも実に正確だった。もっと経験を積めばあれくらいのを「狙って」打ち込めるようになるかもな。

【本心から来た言葉であり、女は事実その通りに考えていた。】
【少なくとも、あの居合いを放つ一瞬だけは、成長しつくした少女の「修羅」としての一撃を垣間見た気がした。】

さてと…それじゃあ私はもう行く。君のおかげでカンを取り戻せた気がするよ。

ああ、回復魔法はいい。私に使う分があったら自分に行使しなさい。『氣』の攻撃はしつこく残るからな。

【そう言って、女はもう一度相手を見つめた。その瞳は戦闘時のそれとは違い、】
【穏やかで、そして何より「深い」。様々な感情を宿した複雑な色があった。】

【やがて、別れの言葉を述べてから踵を返す。そのまま、下駄の音は遠ざかり、】
【やがて、完全に聞こえなくなった。変わりに辺りには静寂が満ちただけである。】


/乙でした!
/戦闘とても楽しかったです!ありがとうございましたっ! <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 03:29:17.06 ID:u4r62n0AO<> >>733
お前の見た目でオッサンならこの世のだいたいの人類はオッサンになると思うんだが


【ツッコミにちょっと嬉しそうな少女に軽くドン引き】
【言い淀んだ少女に首を傾げ】

洞察力なんて御大層な代物じゃないけどな
少し考えれば普通誰でもわかることだ

【別に大したことではないと肩をすくめ】

そりゃまた馬鹿極まりないな
その馬鹿に無謀って言葉を頭に刻みこんどけと言っておいてくれ

(…えらい血生臭い話だ)
(まぁこんな世界だしな、仕方がない部分もあるか)

【少女の話の節々に見える血生臭さに気付くが】
【別に気にするような部分でもないかとスルーした】 <> 【見習い戦士】Lv.4:exp(2/5)<>sage<>2011/08/16(火) 03:39:48.67 ID:2dVdB6pfo<> >>734
「え...で、では。お言葉に甘えて。」

折角勝ちを譲ってくれたのだ、貰っておかなければ。

「勝ち、頂きます。」

少女は礼儀正しく一礼。

「ええ、勘です。魔法剣の力で剣の射程を伸ばしたから当たる確率が上昇した、それだけですよ。」

ただ、外れていれば言うまでも無い。

狙って放つのは当然の事、更には女性が消えて見えるでは無く、捉える事まで行かなければ。そう思う少女であった。

しかし勘での一撃と見破られたとは...

「カンですか、お役に立てて嬉しいです。」

「え、でも...そうですか...」

どうしていつもこの少女の治療を受けてくれる人は居ないのだろうか(´・ω・`)

女性のその目は穏やかで、深い。
その目は前に見た事があるような気がした。

ずっと前に戦った"あの人"も深い目を持っていたのだから。

「あ、さよなら。」

少女は女性の姿が見えなくなるまで見送る。


再び静寂な夜が訪れる、星と月の光が優しく広場を、少女を包み込んだ。


/絡み乙&ありがとうございました!
自分も楽しかったです、夜遅くまで本当にお疲れ様でした! <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 04:00:28.61 ID:Erc8GZ6E0<> >>735
ちょっ、そこで引かなくてもッ、久しいボケとツッコミの流れに心地よさすら感じてたのに〜……
うん、こんな可愛いおっさん居ないよね♪ ……ごめん、調子こいた、自惚れです、はい

【普段から漫才的な流れに待ち焦がれて居るのか、先の笑みも欲しいツッコミが来たからか】
【其の快感の様なモノを感じていたのだが、さすがに引かれたのを見て】
【慌てて取り繕う様に告げる、そしてキャピッとボケてなぜか自虐的ノリツッコミに乗り出す】

大層なモノじゃないって………それ、少し考えて解らないボクを馬鹿にしてない?

【口を尖らせて、あくまで普通普通と語る青年にブーイングする様に、ジト目で相手を見る】
【ぶー、ぶー、と籠手の機械の指でBADの形を作る】
【そんな気は無い事を彼女は解っているが、からかわらずにはいられないタチなのだろう】
【故に、ガキっぽい、だの何だの(ry】

うん……無謀だった、けど……何かを守る為、その為には周りなんて目が付かないのかなぁ
無謀でも、馬鹿でも、守りたいって意志は
尊敬してんだよね……かく言うボクも守るモノが有る。

君も、有るかな?
そういうモン  あ、これも言いたくないならいいけどさ <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 04:16:19.93 ID:u4r62n0AO<> >>737
普通ツッコミ入れられて喜んでる奴が居たらドン引きするだろ、芸人じゃあるまいし
かわいいのは認めるが自惚れてるってことも認めざるを得ないな、やれやれ

【ため息を吐き出し】

さあな
だがこれだけは言える
俺はごく普通の一般人の思考能力しかないということだ
つまり…まぁ気にするな

【ポンポンと少女の頭を慰めるように叩く】
【が口元は笑っているためからかっているのが見え見えだった】

…馬鹿だな、馬鹿極まりない
自分を守れないような奴が誰かを守れると思うか?
思うのならそれはただの自惚れだ、自己陶酔のナルシストだ
意志は剣にも盾にもならないんだからな
…だが

【自分の髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜ】

……俺はそういう馬鹿が嫌いじゃないっていうのもまた事実だ <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 04:45:39.37 ID:Erc8GZ6E0<> >>738
あ、可愛いのは認めるんだ、嬉しいゼッート♪ はいっ、シャッターチャンス
ふふん、まぁ、妹以外には靡かないボクですがね〜

【わざわざ自惚れた様な仕草で、ウインクとピースで、何処にもカメラの無い場でポーズを決める】
【誰にしか靡かないとか聞いてないし、聞くまでも無い事を告げる】
【ついでに現在の齢は華の女子高生も後半を迎える頃ぐらい、正しい年齢は不明らしいが】
【齢にしちゃ、慎重は少し小さい、要因は能力による負荷からの成長の遅効】
【勿論、其れくらいは承知の上だが】

せ、せめて馬鹿で無い事実をフォローしてよッ!?ボク立つ瀬無いよッ!?
あわよくば此処で泣くよッ!?
ぐぅ……よもや初対面に馬鹿扱いされるとはッ〜

【からかわれた事実に、ツッコミを為し、憤慨する様に大股歩きで先を行く】
【まぁ、ピタッと足を止めて、律儀に待つのだが】

ふふん、だよねー……守るモノの為なら自己犠牲も厭わない
ボクは、その為に、殺めた命が有る、最初はこの能力、カッコ良いって言ったけどさ
今のボクには、単純に凶器、人殺しの兵器にしか、見えないんだよね、もう
強さって、なんなのかなぁ

【また籠手の鉄の臭いに、苦い顔をする <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 04:58:43.58 ID:u4r62n0AO<> >>739
…すまん、ただ腹立たしいから殴っていいか?

【イラッときたのか握りこぶしを見せる】

泣くなら好きにしろ
あと俺は別に馬鹿にはしてないぜ?
少し頭の中身がかわいそうだと思っただけでな

【肩をすくめてまあまあひどいことを言う】

…お前のそれは凶器だろ
人も殺したんなら間違いない、疑いようのない事実だ
…それがどうしたっていうんだ?
守りたいもの守ったんだろ?
なら他の代物なんざ棚の奥にでも押し込んでおけばいいんだ
…お前はできないみたいだけどな
…お前は、強いんだろうよ
そうじゃなきゃ血生臭さに苦い思いはしないさ
普通は棚上げしちまうもんなんだからな

【少女の籠手の上から少女の腕を掴む】

お前がどう思おうが知らないがな、今の俺にとっては心強い「力」だ
…だけど、キツいなら俺が守ってやるよ
お前がどうするかに寄るがな <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 05:34:19.72 ID:Erc8GZ6E0<> >>740
じ、冗談なう……暴力反対、か弱いボクを殴らないでッ

【とことん人を腹立たせるのは、上手な様子、反省の色が見られない様な演技を見せる中】

も、もうそこまで行くなら寧ろ馬鹿で良いよッ!?酷い言われ様だッ
外装は鋼鉄に出来ても、ボクのハートは豆腐並にデリケートだかんね!?

……ふふん、何処ぞの知り合いのカレー屋とか、アクセ屋さんの言いそうな臭い台詞だね♪
ボクはね、何度も守られて生きてる身だけどさ
一人の少女を守る騎士でもありたいんだよ
此の苦しい気持ちが、強さなら
ボクは寧ろ其れを背負ったまま、大切な人を守りたい、同じ道を歩ませない様に
背中を示したいんだよ

でないと、きっと、死んだ仲間とか、友人とか、あの人とかに……顔向け出来ないしね
それならボクはどうなっても良い そだね、ボクは馬鹿でありたい
ボクを守りたいってなら、止めないよ、まぁ、仕方無いよね、ボクの可愛さのあまrあ、今のウソ

【此の苦い気持ちだって、味あわせたく無い、ただ自分は其れを伝えたい一心】
【そんな道を歩ませやしない、たった一人の妹には……ーーー】
【ボケをするタイミングを考えて欲しいものだ】

/悪い、フリッて遅れたッ <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 05:43:51.25 ID:u4r62n0AO<> >>741
よし殴る

【ごちん、と少女の頭にゲンコツ】

…勝手にすればいいさ
お前が誰を守るだとかお前が馬鹿だとか
そんなことははっきりさっぱり知ったことじゃないからな
とりあえず今のところ、お前は守ると決めた
お前を支えると決めた
それだけだ

【少女の腕を掴む手とは逆のいつの間にか現れたバットを握った手を振る】
【びゅん、とバットが風を切った】

勝手にするさ、だから、勝手にしな <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 06:03:32.46 ID:Erc8GZ6E0<> >>742
い、いだッ!? コブ出来たらどーすんのさッ

【頭をさすりながら、何時も通り過剰な反応を示し、涙目で青年に憤慨する】
【まぁ、自業自得なのでは有るが】

はぁ……、また周りに馬鹿が増える、ま、其れも楽しくて良いんだけどさ
結構、ボク、ポックリ逝く時は逝くから気を付けてよ〜♪
勝手にされる以上、君に死なれるのはボクも気持ちが良くない、だからボクも勝手にするよ

ふむ、勝手にされる、だから、勝手にしちゃおうか

【バットを覗いては、溜息が混じっているのか、其れは仕方無いとでも、呆れた風にも取れる】
【然かし其れと同時に、展開される、緩い三日月の様に歯を覗かせて笑う様は】
【楽しくて、また、嬉しくて……ーーー】

さーて、アレだけ入り組んだ山道にも出口がそこに
別れの前に自己紹介でも一つ、ボクは勢力理想郷エリュシオン管理人を務めるラウラ……あ
観光や旅行するなら是非是非、理想郷に来てね〜♪ 詳しくはWebでッ

【出口もすぐそこで、改めて、鋼鉄の籠手を差し出す、握手のつもりだろう、やけにゴツゴツするが】 <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 06:09:59.86 ID:u4r62n0AO<> >>743
お望みのツッコミだ
泣いて喜べよ

【ニヤリと笑って】

なーに、踊る阿呆に見る阿呆
同じ阿呆なら踊らにゃ損損、ってな
一応これでも大家族持ちだ、お前一人軽いもんだよ

【ポイッとバットを放り投げるとバットがフッと消え去る】

ラウラか
俺はアカデミーシーカーズ寮寮長のイチだ
アダ名だがみんなそう呼ぶからイチでいい
まぁ、よろしく頼むわ

【鋼鉄の握手に応じ】

ホームページあるのかよ

【律儀にツッコミを入れた】 <> 【鋼鉄巨人】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 06:29:32.25 ID:Erc8GZ6E0<> >>744
べ、別にアレは懐かしんだだけで、お父さん暴力は認めとらんけんッ!イッちんをこんな息子に
した覚えはありまへん!あと家族の数ならボクもエリュシオンで見たら負けませんしおすしー……

ま、良いか、よろしくね、イッちん
正直、ぐぐった事無いから解んないや、さてっと……ーー

【色んな方言が混じってまんがな、ツッコミ所満載では有るが、常にボケ無ければならない】
【病か何かだろうか、そして大家族と言われ、何故か張り合うラウラ】
【握手を交わした後は体を伸ばし……ーーー両足の周りにパズルの様に、機械、そして銀色装甲が】
【生成、構築されて行く、基本は四角い鋭角的な、装甲の中に黒い機構的な複雑配線が為された駆動脚甲】
【脹ら脛の部分がスライドして展開する、飛行ユニット】

もう着いたので、イッちん、あでゅ〜♪

【飛行能力が作用し、重厚な二脚と共にラウラを少しずつ宙に浮かばせて行く】
【出掛けの朝陽の方向へと、体を向け、鋼鉄籠手の二指をピッと額から相手へと向ける】
【よく有る格好付けな別れ方で……ーーーそのまま飛んで行くだろう】

/乙と絡み感謝ッ、遅駄レスすまんかったッ <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 06:32:00.83 ID:u4r62n0AO<> >>745
誰がお父さんだちみっこ
俺もお前に育てられた覚えは皆無だ

【ため息を吐きながら二段ツッコミ】

あぁ、またなラウラ

【見送った】

/乙でしたー! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 15:13:34.48 ID:CSQr83SIO<> 【公園の入り口=z
【暑さからか、あんまり人がいないこの場所に、一人の人物が来ていた。】
【特にやることもないのか、ブラブラその辺を歩きながら辿り着いたという感じてある。】

「……放浪7日目」

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…会えそうも無いな…ま、いい。」

「…時間はたくさんある。」

【何か考え事をしながら、独り言を呟いていく。】
【誰にいうでもない言葉は、風に流されて消えた。】
【改めて意識をこちらに戻し、そして公園をくまなく見渡してみるとそこには―――――――――――】


/なんでも対応 <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 15:26:29.09 ID:BTo+y1Tp0<> >>747
【公園の遊具の上】

【一人の女がごろりと寝転んでいた】
【まったくの無警戒、すやすやと眠っているが、まだ昼間だからそれは大丈夫だろう】
【いや…問題は、女の側】

【女の背中からは、褐色の触手が四本、生えていた】
【それは意思を持っているかのように、ウネウネと遊具の上を動き回っている】
【結構気持ち悪い】

【やがて、その触手は遊具から降りてきて、ずるずると地面の上を這いずり回り始めた】

【かなり異様な光景だ】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 15:33:37.02 ID:CSQr83SIO<> >>748

……

【絶句、とはこのことであり、女はしばしポカンとしていた。】
【夢かと思ったが、それにしてはどうにもはっきりとしている。】
【自分に感じる感情の余波や、相手の蠢く触手の感触が、露骨に増幅されたように思える。】

なんだあれは…
触手…?か。あの娘が…

【そっと、人差し指を向け、右手を拳銃のような形に。】
【ゆっくりとそれを遊具の上で眠る彼女に向け、】



【女は前回蓄えて残っていた『氣』そのものを放つ。】
【何もなければ、微弱なそれは、相手の額に当たるだろう。】
【弱くデコピンされたような感覚に陥る筈だ。】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 15:38:26.73 ID:BTo+y1Tp0<> >>749
【触手は、悪さをしている訳ではなく、その辺をウロウロしているだけだ】
【公園の砂には、触手の通った跡がついている】

【そして、女はやはり眠っており】
【額に何かが当たった、と気付いた瞬間】

「…んぅ?」

【薄く目を開けた】
【が、すぐに目を閉じ、寝返りを打った】

【もちろん遊具に柵や壁はついておらず、そこで寝返りを打てば】

【ごすっ…女は遊具から滑り落ち、頭から思い切り落下した】
【女は凍ったように止まっている】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 15:44:03.40 ID:CSQr83SIO<> >>750

自立して動くとは…なかなか珍しいが…

あんまり気持ちの良いものでは無いな。

【さりげなく酷いことを言いながら、女は成り行きを見つめていた。】
【とりあえず、あの量なら起きるはずだ。突き抜けるような独特の痛みを感じるはずである。】

【すると、次の瞬間にはなんと少女は宙を待っているでは無いか。】
【寝ぼけなまこで寝返りをうったのが女にもわかり、思わず「あっ!」と叫んだ。】

おいっ!大丈夫か!

この高さ…死んでないだろうな…

おい!おーい…

【慌てて駆け寄り、起こそうとした。】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 15:48:11.63 ID:BTo+y1Tp0<> >>751
【数秒後、女はいきなりガバッと立ち上がり】
【物凄い勢いで、相手に向き直った後】

【またしゃがみ込み、額の辺りを押さえて、ゆらゆらと体を揺らし始めた】
【かなり痛いようだ】

【周りを這っていた触手は、だんだんと女の体の中に収納(?)されていく】

【生きているようだが…?】

「う………うぅ…」

【涙声で呻いている】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 15:52:00.27 ID:CSQr83SIO<> >>752

っとと。…生きてたか。

【てっきり頭蓋が割れでもしたのではないかと思っていたのだが、】
【どうにもその心配は無いようで、女はほっと一安心。】
【冷や汗を拭う様に、額に手を走らせた。】

…大丈夫か。

すまんな。寝返りをうつとは思わんなかった。場所とその高さを自覚してなかったのかな?

【どっちにしても、それよりも気になるのは触手である。】
【もっとも、そろそろと相手に格納されて行くところをみるに、それは彼女のものであるのは明白で、】
【聞くまでも無いのかもしれない。】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 15:55:23.13 ID:BTo+y1Tp0<> >>753
「………」

【うずくまったままコクリと頷くと】
【痛みも(多少は)引いてきたようで、ゆっくりと立ち上がった】

【両手は相変わらず額を押さえている】
【ちなみに、近づいた相手には、見えるだろうか】
【女の頭には、褐色の猫耳が二つ、ついている】
【今は痛みにへたっと力無く垂れているが】

「…」

【もう一度遊具をチラッと確認すると】

「…うん」

【隠す訳でもなくコクリと認めた】
【それはつまり、バカであると認めたも同然である】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 15:59:57.48 ID:CSQr83SIO<> >>754

あらら…ほんとにそうなのか。

【女にして見れば冗談で言ったらしく、まさか相手に肯定されるとは思っても見なかった様だ。】
【少し意外そうに、そう言葉を紡ぎ、相手に併せて立ち上がる。】
【途中首からネックレスのように掛けた懐中時計が揺れ、微かな音を奏でた。】

ま、寝る場所を考えた方がいいと思うぞ。
もう少し高かったら死んでる。

【物騒なことを言いながら、なぜか猫耳に触れようとした。】
【特に意味はなく、強いていうなら「目についたから」であるのだが。】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 16:04:19.36 ID:BTo+y1Tp0<> 「……」

【怖かったのか、ぶるっと身震いするとこくりと小さく頷き】
【とりあえず感謝しなければと今更ながらに頭を下げようと…】

「!?」

【相手が手を伸ばしてきた】
【狙いは頭の上】

【女は、ほぼ反射的に猫耳の周りから触手を生やし】
【その触手で両方の猫耳の周りを覆った】
【そして数歩相手から離れる】

【相当触られたくないようだ】
【が、触手はそれほど頑丈ではないので、ちょっと力を入れればすぐに解けるだろう】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 16:14:08.61 ID:CSQr83SIO<> >>756

ははあ…やっぱり君の能力か。

【早される触手は、先ほどのものと酷似していた。】
【なるほどやはり。女は合点が言ったというように頷く。】
【事前に公園を這い回っていたものと、それは形こそ違えど、紛れもなく彼女自身のものだ。】

【ということは、この娘は「能力者」か。と、】
【女は手を引っ込めながら思考した。】

【触りたくないという相手の気持ちが伝わり、】
【それを無碍にしてまで触れようとは思わなかったのだ。】

なるほど、だいたい君がどう言った存在か分かった。
初めは戸惑ったものだが……能力者というものは随分多種多様らしいな。
その猫耳か…あるいはそれを守る触手が能力か…

多分後者だろうな。扱いに手馴れが見える。

【ひとしきり考えたあと、女はほんの少しだけ目を細めた。】
【モノクルの向こうの瞳は、少女の内面を見透かすように、じっと、ただその場所にあった。】 <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 16:18:57.28 ID:BTo+y1Tp0<> >>757
【『?』と首をかしげる】
【能力ではないが、ヒトデの特殊能力的な意味で言えば、確かに能力者だ】

【手を引っ込めてくれた事にほっとしたのか、頭に生えていた触手はするすると戻っていく】

「………う、うん…」

【こくこくと何度も頷く】
【言っている事がまったく分からなかったのだが、とりあえず頷いておいた】
【故に、相手が口を閉じても、不思議そうな顔をしているだけだ】

【が、相手がジーッとこちらを見ているのに気付くと】
【何故か右にちょっとズレた】
【相手の視線から逃げている、という訳ではなさそうだが…】 <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 16:26:51.64 ID:CSQr83SIO<> >>758

…あんまり分かってないな…?

まあいい。つまりその触手を大事にしろってことさ。

【首を傾げる彼女に、女は面白そうに言葉を投げかけた。】
【異国から来た女は、「能力者」という存在は知っていたが、】
【「人外」という存在はまだ知らない。辞書に無い言葉を推測することが不可能であるように、】
【彼女もまたその存在を、知る良しもなかった。】

【しかし、大別すると、この世界では…特殊能力的な物を持つ、】
【あるいはその存在という理由で同じようなので、あながち間違いでは無いのかもしれない。】

ん?…どうかしたか?

……ああ、もうこんな時間が。

【相手が女から見て左に動くのを見て、彼女は微かに首を傾げた。】
【それから、懐中時計をパカッと開けると、文字盤の短針は四を微かに超えている。】

【しばらく思考して、別れの言葉を述べると、女は踵を返した。】
【このまま何もなかったら、やがてそのままどこかに行ってしまうだろう。】 <> 【妖刀万紅】<>sage<>2011/08/16(火) 16:32:02.30 ID:T8u7IHIi0<> />>563で死合い募集です! <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 16:35:44.55 ID:BTo+y1Tp0<> >>759
「…うん」

【しょぼん、と顔を俯けて小声で呟いた】
【だが嘘をついたのはこのヒトデ側である】

「え?」

【女は、ポケットから時計を取り出す訳でも、公園の時計を見る訳でもなく】
【空を見上げた、ここだけ切り取ると原始人みたい】

「あ、うん………じゃあね」

【手を振って、そのまま見送る】
【そして女はまた遊具に登ると、再度昼寝(?)を始めた】

/絡みありがとうございました! <> 【白鳳撃突】<>sage<>2011/08/16(火) 16:38:13.06 ID:CSQr83SIO<> >>761
/乙でした!
/こちらこそありがとうございました! <> 【煉獄業火】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 16:55:39.15 ID:hiyRIzi80<> >>563
……なんで僕がこんな所にいなければいけないんだ
僕はもっと次元の高い場所にいるべきなのに……
【廃墟群の中の一番高いビルの天辺に腰掛ける一人の少年】
【少年は黒い長ズボンに黒い長袖のパーカー】
【フードを被っているので顔は見えない】

……まったく、これだから殺すしか能の無い下等生物どもは……
まぁ仕方ない、下等生物の後始末位は僕がやっておこう
これも上等な僕の『運命め』(さだめ)か……
【【黒炎召喚】、少年がそう呟くと同時に少年の周りに黒い炎の弾が無数に発生し】
【それらが>>563の周りの死体に降り注ぎ】
【死体をあっと言う間に灰に変えていく】 <> 【妖刀万紅】<>sage<>2011/08/16(火) 17:08:30.56 ID:T8u7IHIi0<> >>763

「うわっ……こんなクソ暑いときに炎とか勘弁してよー」

【突然青年の周りに黒い炎の弾が落ちてくるが、あまり驚いた様子はない】
【ゆっくりと空を見上げ、高い廃墟ビルの屋上に腰掛けている誰かを発見する】

「あいつの仕業か…このゴミたちの仲間…ってわけでもなさそうだねー」

【自分の傍に立てかけてた愛刀を力強く掴む】
【すると柄の刃が手の平に食い込み、そこから流れる流血が刀の刀身を更に真っ赤に染め上げていく】

「さて、廃墟上ってあそこまで行くか…それともあいつが降りて来てくれるか…とりあえず様子見るか」 <> 【煉獄業火】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 17:14:58.68 ID:hiyRIzi80<> >>764
ふうむ……これでウジ虫達の掃除は終わったが……
何だあいつは、僕と戦おうとでも思っているのか?
下等生物の分際で

【刀を握った青年を見て、心底くだらないといった声色で言う】
【しかし、その言葉とは裏腹に、少年はやる気になったようだ】

……『黒炎召喚』

【少年がそう言うと黒い炎が発生し】

……『形状変化、翼』
……『形状変化、刀』

【黒い炎が少年の体に纏わりつき】
【瞬く間に黒い炎の翼と刀の形になる】

さて、下等生物が僕に勝てるのかな……?

【そう言って少年はビルから飛び立つ】 <> 【妖刀万紅】<>sage<>2011/08/16(火) 17:31:52.10 ID:T8u7IHIi0<> >>765

「威勢のいいやつだなーちょっと怖いなー」

【その言葉の割には全く恐怖を感じているようなそぶりを見せない】
【むしろちょっと楽しそうにすら見える】

「とりあえず…よっと!」

【ボロボロの噴水の一部に思いきり蹴りを入れると、ガラガラと崩れた】
【そして崩れた瓦礫を手に持ち、落ちてくる少年に思いきり投げる】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 18:07:43.50 ID:5wFVQewVo<> 【夕方、公園、自動販売機前】

【緑生い茂る公園に設置された自動販売機の前に1人の少女が立っていた。正に『白い少女』と形容するのがピッタリであり、その髪の毛と瞳の色のみが緑色に輝いていた】
【その少女のドレスの首元の隙間からはコードが伸びており、それはイヤホーンらしく少女の両の耳に分かれて付けられていた。なんとも服に似合わず今時である】
【小銭を投入口に数枚投入し、ピッと天然水を選ぶボタンを押してそれがガコンと落ちてくるのを待ったが―――落ちてこない。全然落ちてこない、落ちてくる気配が無い】
【思わず少女は舌打ちをしてもう一度ボタンをピッと押す。が、出てこない。ピッ、ピッ、ピッ、出てこない。これはら新手の嫌がらせなのではないかとすら思えてしまう】
【所謂『飲み込まれ』である。お札ではないだけまだマシなのではあろうが、それでも小銭を持っていかれたと思うと本当に悔しい。持ってかれたぁぁぁぁぁぁ!!!!】

「…………これだから人間の機械は嫌いなんですわっ!!!」

【左手をドレスに首元に差し込んで中からスマートフォンを取り出すと、チチチチチッと軽やかに操作して『魔術行使用』と記述されたジャンルを選択し、急いで適当な魔術を選ぶと】
【右手で適当な石をその辺から拾い上げ、5歩ほど後ろに下がってから石ころを自動販売機へと投げ――正面には大きな魔方陣が空中に浮かび、そこを通った小石が急激に加速し】
【そのまま自動販売機のど真ん中へストライーック、自動販売機に小石が減り込む結果となった。とはいえこの程度の威力では完全に破壊することなど不可能なのではあるが】
【少女の表情にはイラつきが隠しきれていない節があり、だれがどう見ても少女は危険であり、それでいてとっても不機嫌ご機嫌斜めなのであった】


/誰でもうぇるかむー!殺し合いから雑談までっ  <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 18:28:49.12 ID:Jpv+oiNX0<> >>767

……うわぁ…

【空もそろそろオレンジ色に変わるかという頃。 青年は公園で唖然としていた。】
【アルバイトの帰り。 何か飲み物でも買おうかと園内に入り、自販機へと近寄ると、そこには1人少女が。】

【何故か怒っている様だったが、少女はスマホを操作してから突然石を拾って投げつけ。】
【突如現れた魔法陣(のようなもの)を過ぎて超加速。 石はド派手にキャッチャー…自販機のボディへと恐るべき速さで収まった。】

【( ゜д゜)】
【心の中では青年、正にこんな顔をしている。】

……ちょ、ちょっと待った。
……器物破損は良くないぞ。ジェイルに見つかったらやばいだろうに…。

【青年は急いで少女へと近寄り、そうまくし立てたのだった。】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 18:38:20.87 ID:5wFVQewVo<> >>768
【このまま魔翌力が許す限り限界ギリギリまで小石を投げては加速、投げては加速、千切っては投げ、千切っては投げ的な事をしてやろうかと頭の中で算段させていたが】
【そこへと放たれる言葉。誰、という疑問を浮かばせつつ視線をそちらへと向けてみれば見知らぬ青年、見た感じは人間。そしてこちらへと"生意気"にも意見をしてきている】
【これまた一度舌打ちをかまし、親指をスマートフォンの上でつるっと走らせると画面はチチチチチッと音を立てて回転し、少女の緑の瞳には画面に色が映りこんでいる】
【それから親指を画面を止める様にタッチさせて画面を停止させ、はぁ――と一つ溜め息を吐いてから青年の方へと再び視線を飛ばし、その視線の色は睨みが含まれていた】

「人間風情が気安く話しかけないでくれます?」
「この、誇り高き耳、私の美貌を飾る美しい髪っ!エメラルドの様に輝く瞳っ!」
「そして、この私の美貌を見て、私がなんであるか察せません?」

「それに、ジェイルが来た所で私はぬけぬけと逮捕されるようなことにはなりませんわよ」
「そのジェイル員が人間ならば尚更、ね」

【―――別に誰かに侮辱されわけでもないのに勝手に人間を侮辱し始め、右手でしっしっと相手を追い払うようなアクションを取る少女。性格が実に割るそうであった】
【よく見れば確かにその両の耳は細長く、左右に若干垂れるように伸びているのがわかるであろう。作り物と言う可能性も無いことには無いのではあるが】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 18:38:58.75 ID:5wFVQewVo<> >>769 訂正
/【作り物と言う可能性も無いことには無いのではあるが】 ×
/【作り物という可能性もあることにはあるのではあるが】 ○ <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 18:51:55.48 ID:Jpv+oiNX0<> >>769

(…えぇー……)

【確かに、少女をよく見てみると耳は左右に垂れていて…どう見ても人間の耳ではない。】
【瞳も、よーく見てみるとエメラルドのような色合いをしている。 これから言える事は即ち】
【子供の頃、何度か絵本とかで見たことのあるような無いような…。】

……エルフってやつ…?

【だが、耳は作り物っぽい気もする。 割かし疑問系だ。】
【自分より明らかな年上に暴言(?)を吐くとは未来でどんな大人になるのか想像もつかないが、それはともかく。】

…対人間用兵器でも持ってるのかよ…

【怖…。 などと、見かけ年下に対してそんな感情を図らずも持ってしまうヘタレといえなくもない青年だった。】

…それより、ホントにエルフかよ?

【そう言うと、先ほど作り物じゃないかと疑った耳に手を伸ばし、軽く引っ張って確かめようとする。】
【デリカシーなさ過ぎだ。しかも、明らかに気の強そうなのが相手で。 こういう所はヘタレとは言えないだろう。】 <> 【妖刀万紅】<>sage<>2011/08/16(火) 19:16:41.67 ID:T8u7IHIi0<> /【煉獄業火】さん落ちちゃったかな… <> 【暗黒月人】見た目10歳程のハーフヴァンパイア<>sage<>2011/08/16(火) 19:20:03.48 ID:J8VhPRj0o<>
それにしても久しぶりに外に出ましたね

【お気に入りの夜色の傘を片手にゆらゆら歩く】
【ちょっとした散歩に出ているのだ】

夜気はいいですね、冬でも夏でも風情が有ります
特に夏は月が綺麗なのでいいですね

【翼も大きく伸ばす】
【夜の気温が心地よく身を包む】
【さあ、久しぶりの外出だ】

/なんでもどうぞ! <> 【不滅之徒】《ザ・アンデッド》@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 19:22:47.49 ID:ZkS2YW/S0<> >>535
【まるで砂が生きているかのように穴を埋めていき、遂には穴は更地になった】
【これが能力というやつだろうか。いやはや偉大である】

「すげーっ!」

【と、わかり易く男性を称える幼女】
【両手をパチパチさせて拍手している。クラップハンズ】

「ねえ、いまなにしたの!?なんであながうまったの!?」

【と、当然の疑問を口にする】
【幼女も能力者なのだが、不死なだけで凄いことができるわけでもない】
【なので幼女の男性を見る目はキラキラ輝いていたとか】

【今度こそ飛ぶらしいので羽を掴む】
【この幼女であれば空高くから落ちても死にはしないのだが、気絶はするかもしれない】
【いや、気絶しなくても男性とはぐれてしまう危険性が大いにあるので、ちゃんと掴まるのだ】

「かえろー!」

【男性の言葉に笑顔で応える】
【やっぱり一人より二人だね】

/うわあ!すみません!めちゃくちゃ遅れました…
/一応お返ししておきますね… <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 19:23:20.45 ID:5wFVQewVo<> >>771
【スマートフォンは離さずに両腕を胸の前で組んで誇り高そうなポーズを取り、目の前の人間がとっとと魔術とかに恐れを成して逃げてしまうのを待ったが】
【こちらに驚きの感情を向けているばかりで一向に去ろうとしない相手に少し疑問を感じ、眉間に少ししわを寄せながら首を横に傾げて思考を開始させる】
【あの魔術を見た上でまだここにいようとするのだろうか。あんまり小うるさかったらボコボコにしてやろか、などと不穏な考えを頭にめぐらせているうちに―――】

「――ひぎゅっ!!」

【――ギュッ――思考にふけっている内に耳を引っ張られ堪らずへんてこりんな声を出して驚く少女、高潔そうなイメージがダウンしてしまうこと間違い無しである】
【すぐさまバッと後ろに跳び下がって相手の手を振り解き、相手から3m分の距離を急いで取ってからギロッと睨みつける。とはいえ少女のものなので怖さはあれなのだが】

「なんて無礼極まりないことをするのですかッ!!」

「私はエルフの中でも更に優秀であるとされる『ハイエルフ』の貴族の生まれですわよ!」
「気安く私に触れるなんて……無礼千万ですわ!これだから人間は嫌いなんですわ!」

【それからギリッと一度歯軋りをしてから大きく息を吐いて呼吸を整えなおし、再び相手をにらみつけるのであった】


/遅れてすみませぬ! <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 19:41:20.87 ID:Jpv+oiNX0<> >>775

…。

【相手がそんな思考を巡らせているとは知らず、耳引張りがいとも簡単に成功して少しだけ不思議がった青年。】
【少女の反応からするに、この耳は本物だろう。 そう考えたが、先ほどの少女の声…。】

…ハ、ハハ、すまない。 ホントにエルフなのか知りたかったからつい…ハハ。

【あれによって、少し笑った顔で少女の言葉に反応することとなる。】
【少女の存在が少しだけ身近になったのも事実である。】

……ハイエルフ…そんなに人間嫌いなら、何でこんな街中にいるんだ?
…人間9.5:人外0.5位の割合だぞ、多分。

【プライド高いな…と思う青年。】
【少女は相当人間を毛嫌いしているようで、 少女の目的を知らない青年は、こちらを睨みつける彼女にそう尋ねてみたのだった。】
【無論、先ほどのあれによって、少女が何をしようがもう怖くない。】

/いえいえ。 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 19:53:49.87 ID:5wFVQewVo<> >>776
【反省の感情を全く感じることは無かった少女。少女は相手が全然反省しておらず、挙句にはこちらを上の存在と認めていないように見えていた】
【何処に行ってもそうだ。未成年だから子供と見られるのは当然だとしても、エルフと知った上でこの反応―――ある意味、屈辱の極みとも言えた】
【第一に自分の美貌には自信なんて言葉では表しきれないくらいに、つまりその、結局自信があり、矢鱈滅多に口説かれても可笑しくないと自分では思ってたりするのだった】
【とはいえ、矢鱈滅多に女性を口説くような人間もエルフも嫌いなのではあるが。】

【相手をじじじと睨み付けながら次にどんなアクションをするのが最良かを考え、その結果として選んだ答えはやはり―――】

「……あなたの質問に答える必要はありませんわ!」
「いいや、人間の質問にこの私が答える必要性がないのですわ!」
「そして、この高潔で完璧無比な私を侮辱した罪は果てしなく大きい!」

「コテンパンに叩きのめしてやりますから、少しそこでお待ちなさいっ!!」

【―――と何だかよくわからない前口上を述べた後に『エルスラ・ラゾネ・フルイドゥベル・カラクシニ・ナムル』とよくわからない呪文らしき言葉を呟き始める少女】
【明らかに魔術を行使するための呪文詠唱であり、その矛先は確実に目の前の青年なのではあるが、どう考えても直ぐには魔術が発動されそうになかった】
【物体を加速させるような小魔術ではなく、大きな魔法で相手を圧倒させたいのだろうがそれが裏目になって隙だらけとなってしまっている。意外と阿呆なのかもしれない】
【スマートフォンの方に乗せている指もチチチチチッと画面を動かしており、それが魔術の媒体となっていることも目に見えて明らかであった。もしかしたら自慢しているのかもしれなかった】 <> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 20:00:30.68 ID:N8AGJnS2o<> ――【街・テレビ局】――

人々が行き交う巨大な街の一角に大きな体を据えるビルで、惨劇が起きていた。
局員であろう男女数十名が地面に血まみれで倒れ、中には腕、足が無いもの、首が無いものまでいた。
そんな中で、生き残っているスタジオの数名を黙らせながら撮影を行っている一人の男が、悠々と椅子に座って
カメラマンに指示をしている。
指示を受けたカメラマンは震える手を必死に動かしながらカメラを男に向け、その他のスタッフは小難しそうな機械を
操作し―――緊急生放送の回線を使い、新たな惨劇を生むスイッチを押した。

ブツン―――ザザッ――という耳障りなノイズに混じり、町中のテレビ、ディスプレイ、街頭の巨大テレビジョンのモニタが
暗転し、ひとつのスタジオが映し出される。スタジオの壁は血が飛び散っており、ありえない壊れ方をした装飾等が不気味に
映る。中央には、静かにカメラを見据える、オールバックの髪を撫で付けた、蒼いコートの男。
デスクの上に両手を組んでいるその右手は、不自然に白く光っている。 男が口を開けば、街中のスピーカーが呼応した。

【アーアー…映ってる?…うん、ありがとう。
さて……街の皆さん、こんばんわ。これは緊急放送だ、よく聞いてね。
今から、僕はこの街を巻き込んで”同胞達”とテロを行う。その同胞達は君たちの頭を吹き飛ばす事も出来るし、生きたまま
両腕や両足を切断する事だって出来る……この前予告した、”大量殺人”の日……そう、それが今日となったんだ。】

【君の横にいる人は普通のサラリーマンかな?もしかすると僕の同胞で、君の命を狙ってるかもしれないね?
君と手を繋いでる恋人は、本当に恋人かな?もしかすると僕の同胞で、君の喉を噛み千切ろうとしてるかもしれないね?
ははっ……んふ……ハッハッハッハ!…けほっ…あー、ごめんごめん…ほら、カメラマンだろう?震えないでよ。】

カメラが何度もぶれ、男の優しそうな笑みが何度も上下左右にゆれる。恐らく、カメラマンの手が震えているのだろう。

【さあ……本題と行こうか。

                これより、我々はこの街の住民全てを[ピーーー]。
  止めるのも自由だ、加担するのも自由だ、目的はひとつ、”この世界の消滅”である。

  仮面のような正義を謳う警察諸君、逃げ惑うといい。  理念を抱き同じ志を持つ同胞よ、立ち上がれ。

 世界をリセットする日がやってきた、全てを殺し、全てを零にする日がやってきた。さぁ、空を見上げるんだ。そして、叫べ。


           我々こそ世界を救済し、平和を謳い人々を苦しめる神を[ピーーー]”零”の組織。


        今ここに、救済組織OASIS、神殺機関、総帥エンヴィ・クロウリーと同胞の名の元に。




                          零に還る時が来たよ、ゴミ屑ども                     】





宣言と同時に、街のあらゆる場所から悲鳴が聞こえ始める。 <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 20:07:33.37 ID:Jpv+oiNX0<> >>777

【少女は、こちらの質問に答える素振りを見せない。】
【挙句に】

―――そして、この高潔で完璧無比な私を侮辱した罪は果てしなく大きい!」
―――「コテンパンに叩きのめしてやりますから、少しそこでお待ちなさいっ!!」

【と青年は、何となく思ってたがやはりか…と呆れ始める。】
【魔術(?)が全く発動しそうに無い呪文に、スマホを動かす手。 自尊心ゆえに、自慢しているのか。 なんて冷静に分析してたりもする。】

【…何となく、こちらが馬鹿にされたようで少しイラッとする。】

【そんなことを少女相手に思ってしまった青年は、その運動神経をフルに使って一瞬で少女の背後へと回り込む。】
【そして、こんな事を呟く。】

…この世界で人間馬鹿にしないほうが身のためだと思うが。

【どうせ少女は聞かないだろうなぁ…と思いながらも、そう言った。】 <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 20:10:45.62 ID:Jpv+oiNX0<> >>779
/テロ始まっちゃった…
/テキトーに話して別れたってことにしてもらえるとうれしいです・・・
/身勝手ですみません・・・。 <> 【手蔓藻蔓】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 20:18:33.93 ID:BTo+y1Tp0<> いやぁ、テロってのも結構いいもんだな!

【一人の青年が、大通りで満足気に言った】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ】
【警察やらジェイルやらに指名手配されている、青年だ】

【青年の声からして、青年もテロリストの一味である事は確実だ】
【だが、青年の周りは、大通りにも関わらず人は居ない】
【まぁ、テレビ局からあんな放送があれば、逃げるのも無理は無い】
【青年は、逃げた人々を追いかける訳でも、更なる混乱を引き起こす訳でもなく………】

【コンビニのビニール袋を持っていた】
【中には、コーラやおにぎりや…まあ、フツーの物が入っている】

夕食を窃盗したってなーんも言われねぇし、警察も…仕事はしてないみたいだしな

【なんと、この青年、テロリストにも関わらず、夕食を窃盗するという物凄く小さいことをやっていた】
【この青年、テロをするつもりはあるのだろうか】

【ちなみに大通りにはまったく人が居ないこともあり】
【青年の声はそれなりに遠くまで聞こえるはずだ】 <> 【九垓冥卿】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 20:18:42.49 ID:ZL2kNdyJo<> 【テレビ局の放送が終わった。】

【恐怖に逃げ惑う人々の身に瓦礫が襲い掛かった】

【ビルの中腹で爆発が起きた。ビルが倒壊した。人が瓦礫に潰された】

【一人のヒーローがその中から現われた。漆黒の装甲を身に纏い、爆炎を背景に降りたった】
【それは皆が求めるヒーロー像で、それは皆が恐れる怪人の様】
【人々は何事かとそれを視界に納めた。恐怖の中に混じった希望は即座に打ち砕かれた】
【ぶち撒けたトマトの様な物体が手からそのヒーローの手から砕け散り崩れ落ち、零れ落ち】
【それは人々の奥の奥、心の臓、心の最深部に現実味の無い恐怖を刻み込んだ】
【腰のヒーローの証が閉じた。装甲は黒い旋風となり、風に溶け込んでいく】

ショータイムだ。能力者に弄ばれる人間共。解放してやろう
死と言う平等な終末を持ってして、な

【ヒーローの救いは人間だけに向けられる物では決して無い】
【これは人間にも世界と言う曖昧なナニカにも向けられた確かな救済】
【虐殺が始まった。今も何処かで悲鳴を同胞がこの世界の救済の悲鳴を造り出す】
【さて、動こう。ヒーロータイムだ】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 20:18:51.88 ID:BTo+y1Tp0<> >>781
/名前欄がどうかしましたか? <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 20:19:14.69 ID:Hc2NdAFPo<> 「あらあら・・まぁ・・・・」

【>>778のアナウンスと同時にTV局のロビーには幾つもの朽木が聳え立っていた】
【そしてその朽木の周りはまるで其処だけ何十年もたったかのように朽ちている】

「皆様!緊急事態ですわ!今すぐ朽木から離れて!」
【ロビーにいる人々避難するように言っているのだが】
【避難してはそこに朽木が生え、また避難しの繰り返しである】

【この少女こそが元凶だと誰が気づくだろうか】

「皆様!慌てないで!落ち着いて!!」
【溢れ返るように居た人が今は半数に減っている】
【そして、その分だけ人骨が増えて行っているのであった】


(もうすぐここも片付きますわね・・・・・ここが片付いたら上の階にでも行って総帥の顔でも拝むとしましょう)

【賑わいを見せていたロビーは一転し地獄と化している】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 20:19:51.30 ID:5wFVQewVo<> >>779
【相手の全然警戒心を見せていない表情を見て少女は――バカめ!――と心の中でほくそ笑んだ。この魔術は中級魔術規模ではあるが】
【多くの人間をコテンパンにした経験があるのをしっかりを記憶している。相手が銃を持っていようが剣を持っていようがそれらを全て弾き返す魔術】
【少女の隣で起きる異変、それは――何も無かった場所に次々と光を放ちながら出現し出す岩の塊たち、足元から次々と形成されていく】
【所謂『召喚魔術』とでも言うのだろうか、少女はゴーレムなるものを召喚していたのだ。どうだ、ざまぁみ―――――あれ。相手の姿が一瞬にして消えた】

「ドラムド・カラフ・トレイジーニ・コロムスベ――――」

【訳の分からない呪文を小声で呟きながら視線を辺りに走らせて見るがどこにも見当たらない。少し焦りを感じた次の瞬間、後ろから声が放たれた】
【既に高さ3mとなっている召喚途中のゴーレムの存在を忘れゆlるくりt振り向いてみれば―――ムカつくあの青年がいた。いつそこに移動したのかサッパリ見えなかった】

「カシブッッ……!!!」

【そして、舌を噛んだ。驚愕のあまり呂律が回らなかったようでうっかり舌を噛んでしまったのだろうか、すぐさま両手で口を覆って痛みを堪えようとする少女】
【しかし、それだけではなかったのだ。少女の隣で形を成そうとしていたゴーレムは魔翌力の支えを失った直ちにその姿を崩し始め、少女の方へと向かって土砂の様に倒れていく】
【少女をあっと言う間に大きな影が覆い、巨大な岩や石の群れが少女を押し潰そうと流れてきたのだ―――そして、少女は機械を操作したり呪文を唱えないと魔術を行使できない。間に合わないのは目に見えていた】 <> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 20:27:34.44 ID:5wFVQewVo<> /次ちょっとだけ遅れますー! <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 20:29:18.46 ID:TqtYU/ME0<> >>784

/そちらに行ってもよろしいでしょうか? <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 20:30:06.48 ID:Hc2NdAFPo<> >>787
/そちらが大丈夫でしたら私は大丈夫ですよ! <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga<>2011/08/16(火) 20:30:12.91 ID:bEkiWHr90<> 「え!? なにこれ?????  この街が終わるの????? そんなのやだ・・・」
【家電量販店にあるテレビの前で少年がパニックを起こしていた】

「どうにかできないのかな? この街に来たばっかでこれとかいやだよ・・・ とりあえず落ち着こう」

「僕は帝國陸軍幹部候補生だ できないわけがない 帝国陸軍はとても強い そこで幹部候補生んんだから」

「せめて1個中隊・・・ いや、1個分隊があれば・・・ ないものねだりしても仕方がない」
「僕は七光りなんかじゃないんだ!!」

【少年の両手が光った すると、少年の手にはM93Rというマシンピストルが握られていた】
【先程は違う精悍な顔つきをした少年は駆け出していった・・・】
<> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 20:32:47.78 ID:Jpv+oiNX0<> >>785

【少女の周りに岩の塊が積み重なり、次々と人型になる。】
【だが、少女の視界にはすでに青年はない。】

【言い終わった後、やはり聞かないか…なんて思っていると、少女は驚愕しながらこちらを振り返り】

…あ。

【噛んだ。】

【それと同時にゴーレムは、支えを失ったように崩れ始め、それは少女のほうへと―――――――】


…危ないッ…

…だろうがっ!

【咄嗟に少女を抱きかかえ、バックステップで後ろへと飛び退る。】
【その青年のバックステップは、強靭な脚によって10m以上後ろへと動くことになる。 崩れるゴーレムは届かないだろう。】

/>>780取り消してやっぱり継続で。 度々すみませんね…。 <> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 20:38:14.69 ID:Erc8GZ6E0<> >>778>>781
灯火「ーーーこりゃ、何事? あと怜火ラーメン臭い」
怜火『……混乱のせいでラーメンの汁が顔に掛かったんだよ、ちょっと本格的に殴りに行きたい』
灯火「じゃ、行こうか?」
怜火『まぁ、な、混乱の中じゃ、ロクに元凶が掴めやしねェが……』
灯火「怜火……私ら、結構さ、余裕ぶってるけど」

怜火『解ってる、此は今までの事件の規模じゃねェな……』

灯火「じゃあ、ラーメン食うの再開する?」
怜火『バーカ、ンな状況で気持ち良くラーメンが食えるかっ』

ーーー……テロ、其れは言われもない単なる日常の中に、刺す否妻の如く、突如、起こった
煩雑する人混み、悲鳴、混乱、混沌と言う名の街に、新たな渦がくわわる様な
ほおっておける筈も無い、彼女達は走る……ーーー

灯火「って、あああああぁぁぁぁぁッッ!!! そこのお前は何時ぞやの指名手配犯ッッ」
怜火『てめェッ!!今テロとか言ったな!?やっぱ荷担してたかァッゴルァッ!!!』

そして走り寄り目に付くのは、何時ぞやに会った事のある指名手配犯たる青年
彼女らは声を張り上げ驚きに指さす
何の因縁だろうか、あーあ、出会っちまったか

/良いかな? <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 20:38:37.50 ID:TqtYU/ME0<> >>784
【別に何という訳ではないが、落穂拾いに来た男がみたテレビ局は中々に凄惨で実り多いものであった】

「しかも、この木は懐かしいもので」

【フロアにある朽木を一瞥しながら、それからは距離を取る】
【そして、探してみれば直ちにその姿を認めることができた】【走る人の波から見える和服姿が】

「面倒ですね、人には消えてもらいましょうか」

【男は、槍騎兵を5騎呼び出し、羊を囲い込むが如く出口に追いやりだす】【途中数人を突き殺して急がせもするが、それくらいは必要であろう】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 20:42:42.19 ID:BTo+y1Tp0<> >>791
どこで食おうかな…どうせ人気もねえし、せっかくならどっかの高級レストランででも…

【とかなんとか呟きながら、裏路地に入ろうと足を入れるが…】

………ん?

【怒号…何か悪い事でもしたかな、と辺りをきょろきょろと見回すと】
【二人組、会ったような、会った事がないよーな………】

……………


あぁ!お前ら!久しぶりだな!

【思い出した、逆にいえば、忘れていた】
【敵対している関係だと分かっているのに、軽く二人に手を振る】

荷担させられたって感じだけどな、まあどうでもいいが。
それよりお前らさ、この辺でレストラン的な所知らないか?
コレさっき貰ってきてさぁ

【と、右手に持ったビニール袋を持ち上げる】
【へらへらと笑って、敵意はなさそうだ】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 20:43:59.63 ID:Hc2NdAFPo<> >>792

「まぁまぁ・・・・この兵隊さんたちとも御無沙汰ですわね。」

【走ってくる騎馬兵を見て呟く】

「相変わらず先生はお元気そうでなによりですわ」
【人を突き殺しながら進む兵を見ながら微笑んでいる】

【朽木をすべて消す】
「お久しぶりだと言うのにこんな野蛮な物が生えていたらまともに挨拶も出来ませんものね。」
【男の方へと向き直る】

「ご機嫌麗しゅう。」
【裏のあるような怪しい笑みを浮かべ、男に声をかける】 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 20:51:04.94 ID:TqtYU/ME0<> >>794
【羊どもも、適当に追い散らされて三々五々と散って行った。中には命ごと散ったものもあるが】
【それで視界が開ければ、二人きりになるわけである】【同時に、立ち続ける木々が消滅した】

「お互いそうでしょうね」

【男も血が付いている槍騎兵を土に還す】【そして、あいも変わらぬ上品な振る舞いに応えるように】

「四条院様もご健勝で何より」

【深く一礼し、顔を上げる】

「どうやら、“天馬”の皆々様とお楽しみのようで」

【これの下手人が神殺機関の仕業とは噂に聞いている】【つまりあの時の嘘の清算に来たようなものである】
<> 【奏創魔唱】《Might and Magic》<>sage<>2011/08/16(火) 20:53:19.12 ID:5wFVQewVo<> >>790
【今まで呪文の詠唱ミスなど指で数えられる程度しかしたことがない少女は突然襲ってきた大量の影に思わず目を瞑ってしまったが】
【強い力を受けたと思うと気が付けば豪速とも呼ぶべき速度でゴーレムの下敷きになる場所から離脱したことにいたのだった。何がなにやらわからない】
【いや、自分を抱きかかえている人物がいる。それは人間の形をしていて―――悔しい。人間に借りが、恩が生じてしまった自分に凄い嫌悪感を抱きそうになる】
【もはや自分が情けなくすら思えてくるのだった。少女からして見ればミミズやゴキブリに命を助けられた程度にしか思えないのかもしれない】

「っ……は、離してくださる」

「それと、礼は言いませんわよ、人間」

【後方で轟音と共に崩れ落ちたゴーレムは役目を終えたかのようにそこで転がっているだけであった。魔術で召喚されたものなど所詮はその程度の存在である】
【少女は染みる舌の傷口を時折歯茎の裏に当てたりして痛みを堪えたりするが、それは喋りを阻害するにまでは至らなかったようであった】
【とはいえ、流石に舌を噛んだのはかなり痛かったらしく目尻に若干水分が堪っている気もするのではあるが。恐怖によるものの可能性もあるかもしれない、無いかもしれない】

/あ、>>780確認しておりませんでした。申し訳ない……継続了解しました
/切りたかったらいつでもかまいませんので、お気軽にっ <> 【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風<>saga<>2011/08/16(火) 20:54:49.62 ID:u4r62n0AO<> 【カキーン、カキーンと澄んだ音が響く】

…やれやれ、やってくれるぜ

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にTシャツとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【手に握られているのは金属バットだ】
【青年に複数のテロリストが襲いかかる】

…しっ

【バットを一振り】
【それだけで青年に襲いかかったテロリストは近くのビルの壁に叩きつけられていた】

…やってくれるぜ、マジでな
…やれやれ

【青年は歩く】
【行き先は…テレビ局】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 20:58:01.40 ID:Hc2NdAFPo<> >>795

「ええ、暫く別の事をしていましたので」
【相変わらず上品なのも変わっていないらしい】

「まず、下手に動いたら先生方の目が恐ろしいですもの」
「私もこう見えて寿命を全うして死にたいんですのよ?」
【クスっと笑いを漏らしている】

「あら・・・・先生もお気づきのはずでしょう?」
「それなのに”天馬”だなんて・・・・お優しいのね」
【ここまで大きな活動をしていると流石にばれていると悟ったらしい】

「でも、今回は先生も別に止めなくてもいいのでは?」
「だって、テロの名を借りて検体集めが出来るじゃありませんか?」

【要約すると、手伝ってくれたら両方損はしないと言う事だろう】 <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 21:03:37.40 ID:Jpv+oiNX0<> >>796

…あぁ、すまん。

【咄嗟の出来事とはいえ、初対面の少女を抱きかかえていたのである。】
【急いで少女を放す。 頬が少し朱に染まった。少しだけ。】

…礼なんかいらないよ。
…ほら、使って。

【そういった後、少女の目には、何か水分らしき物が有るのに気付く。】
【涙かな…そう思い、偶然持っていたハンカチを渡した。】

…俺は立風 紀人(タチカゼノリト)…。
…君、名前は?

【そして、自分から自己紹介して唐突に聞く。】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 21:05:37.73 ID:bEkiWHr90<> 【ビルの影に身を潜めている少年がいる】
(ここが奴らが立て篭っているテレビ局か・・・)

【少年は弾切れを起こした銃を捨てると新しくvz61を両手に召喚した】

(局の前にテロリストがうじゃうじゃいるせいで、近づけない・・・)

(もう少し様子を見ようかな・・・?)

<> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 21:06:54.14 ID:Erc8GZ6E0<> >>793
灯火「お、おぉ、久しぶ……り……?」
怜火『そうだなァ、高級ホテルならやっぱし、五つ星のシャン●リ・ラ●京とk……』

怜火・灯火『「って、なんでやねぇぇぇええええんッッ!!?」』
灯火「どうでも良いで逸らすってどうなの!?普通に友人感覚で話しかけないでよッ!?反応困るよッ」

ダブル・ノリツッコミは健在な様子で
やはり、食えぬ青年、へらへらと敵意無く笑っている様を見ると、一見害の無いように思えてしまう
だが、前回に指名手配犯と言うのはしっかり覚えており
例え敵意が無かろうが、こっちは捕らえる気マンマンでいなくてはならない

怜火『ま、良い、どうせこの機に、そこら中、無銭飲食窃盗でもして歩き回ろうってんだろ?』
灯火「秩序を解ってて守らないってなら、君も同じテロの一派だ、それに加え指名手配犯」
怜火『私らは……ーーー』

怜火・灯火「『全力で目の前の悪を駆除または阻止するのみ』」

二人は揃った動きでポケットから指輪を取り出し、指に填める、もはや此の状況下
如何なる小さな罪であろうと、大人しくお縄に付かない奴には力で取り押さえるのみ
もう、その決意は……ーーー出来ていた <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 21:11:29.55 ID:BTo+y1Tp0<> >>801
わお、ノリツッコミ

【相手の行動をバカにするかのように、ニヤッと笑う】

ウン、そうだよ

【相手の予想(小悪党的な行動)をあっさりと認めた】
【だってもうやっちゃってますしおすし】
【証拠品はビニール袋の中身にいっぱい入っている食べ物だ】

ほぉ、このテロの事色々知ってる人を気絶させようという事かね。
まぁそれならそれでいいがね…

おにぎり食う?

【意味ありげに二人を見つめた後、おにぎりを二つ取り出してさっと差し出した】
【もちろん盗品】 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 21:12:15.50 ID:TqtYU/ME0<> >>798
「そうですか、何にせよ活動的なことは悪いことではありませんがね」
「少しばかりはしゃぎすぎのようですけれども」

【一般論をこのような場で語るこの男もこの男である】
【殺人を平気で行う連中によく言う】

「なるほどなるほど、畳の上で死にたいと言いますか。私も全くその通りですよ。
そして、私を恐れるとは実に賢明なことですねえ。それで寿命は10年程延びていますよ」

【冗談めいた言葉を付け加えるが、この男自身が今回の首謀者より危険と自賛しているようなものであった】

「気付いていますよ、概ねは。ですが、今回君に巡りあわせの末に出会えたのですからここで是非にあの時の嘘を償って頂こうと思いまして……車裂きなんて如何です?」

【そんなこと今日であった時点で承知である。それより、男の約束を踏みにじったことが重大である】【正直死んで欲しい】
【それゆえ、車裂きもあながち夢物語でない】

「私は君との約束を果しに来たのですよ?
それに、ここの検体だと怪しまれる可能性がありますから。
別に危ない橋を渡るほど自殺希望者は少なくないのですよ」

【十分な被検体は存在するといいたいらしい】【そして、手を貸す気は無いともいう】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 21:21:05.49 ID:Hc2NdAFPo<> >>803

「あらあら・・・・皆様遠足気分の様ですわね。はしゃぎすぎなのは私も頂けないと思っていますが」
「私の役目は総帥をお守りする事ですので」
【あくまで自分は仕事をこなしているだけと伝えている】

【一応、真面目に仕事はしているらしい】

「こうみえて私平和主義者ですの。」
【平気で殺人を行えるのによく言う】

「あら・・・・楽しくお茶が出来ると思ったのに・・・」
「恐ろしいことを仰るのね。」

【男に殺される気はないらしい】

「あら・・・・残念ですわ。」
【残念そうな顔になり肩を竦める】
「先生なら良い機関員になれそうだと思ったのに。」

【断られるのは重々承知だったらしい】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 21:25:22.58 ID:5wFVQewVo<> >>799
【地面にしっかりと両足を付けると手で軽く自分のドレスをはたき、ふんっと鼻を一つ鳴らしてから両腕を組み直す】
【危うく、下手をすれば命を落としていたところであると言うのに恩人に対してどうも無礼極まりない態度であった】
【そして、相手から差し出されたハンカチを視線で捉えたが、右手でパシッと手をはたこうとした後に】

「ふんっ、そんなものいりませんわよ」

「あなたに名乗る名前もありませんわ。エルフは自分の名前を大切にする種族ですわよ」
「そう易々と、見ず知らずの人間に名乗れる様な名前なら豚の餌にでもしてますわね」

【踵を返して背中を相手に向けてからそう吐き捨てるように言うのであった。中々に小生意気過ぎる少女である】

「けど、まぁ、人間の分際で私を助けた人の名前くらいは覚えておいてあげますわよ、立風」
「この私に名前を覚えられるのは光栄な事なんですからね」

【またクルリと向きを変えして相手に向き直り、両腕を組んだまま上から目線の態度を続けているのだった】 <> 【激情の赫き一閃】 -Carmilla<><>2011/08/16(火) 21:26:21.48 ID:z8dqCaA5o<> >>800

「イヤぁ、ナァァンカメンドくさい事になってますねェ」

【微量、けど喉の奥に突き刺さった骨の様な違和感をもたらす声が後ろから】

「銃……コレハコレハvz61ですか、
そんな物騒なもんをもってると言う事は突撃でも?」
「イヤはや、暴動を止めようとする
正義ヒーローです〜ねご苦労様サマデス」

【何時の間にか少年の背後に紅く染まる白衣を纏い長い金髪を揺らす男が一人】
【彼はカタカタと玩具の様な笑い声を上げながら手袋に包まれた両手を上げる】

「おっと、イキナリ撃たないで下さいネ?、拙者全く関係無いので」

/まだいらっしゃいますか?
<> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/16(火) 21:30:53.61 ID:z8dqCaA5o<> >>806
名前ミス <> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 21:32:05.99 ID:Erc8GZ6E0<> >>802
灯火「ま、こう言う奴ってのは、重々と復習済みだからね」
怜火『そもそも、まともに犯罪者と話せると思う時点でなァ』

コキッと、首を鳴らす、素直に罪を認めた事で、もはや気兼ねなどする気は無いが
目の前の小悪党に対し、力の行使にもはや躊躇はいらなくなった
二人共、肩から染み出るかの様な切迫感を漂い出す、真剣味を増した、前回の様な複雑な戦いでも無い
単純な……ーーー迷い無き闘志

怜火『あァ?何か知ってそうな含みだなァ、ま、良いどちらにせよテメーは捕まるべきだ』
灯火「おにぎりか、小腹のすく此の時間帯には良いかもね……ーーー」

差し出されたおにぎりに、ジリジリ近付く二人、今やギンギンに闘志を煌めかすさなかで
素直におにぎりを受け取る様な気概は無い

怜火・灯火「『でも金はちゃんと払わないとなァァッッ!!!』」

距離およそ人1.5人分位の距離からか、怜火と灯火はきれいに合わせたステップで
二人の背中が合わさる様に、前進跳躍上段蹴りを炸裂させんと、鋭くも美しい足捌きで
相手に迫り寄る……ーーー <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 21:32:34.77 ID:bEkiWHr90<> >>806

「あんた、誰だ!!」
【少年は焦って、叫んだ】

「あぁ、確かに突撃しようと思ってるさ だが、タイミングがつかめないんだよ!」

/拾ってくれてありがとうございます!  <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 21:33:12.51 ID:TqtYU/ME0<> >>804
「それはそれは四条院様も仕事熱心なことで、感服いたします
中々にこのような場所には来られませんから、はしゃぐのも無理ない事ですよ」

【殺人鬼達をスタジオ見学の小学生とでも思っているのだろうか】
【仕事をしていても、男には一緒くたに思えるが】

「珍しく意見が合いますねえ、私も意味の無い殺戮はしない主義でして」

【それは平和主義とは言わないのではないのだろうか】【つまりはどっちもどっち】

「私も君と心ゆくまで話がしたいですねえ…ああ、そうだ
これから我が家にてお茶でも如何です?別に取って喰うようなことはありませんよ?」

【お茶への招待にも取れるが、別の方向にも取れるような言い回しをわざとしている】

【そして、機関員になれるというのには気分を害したような顔を少しして】

「私はただの人殺しではありませんから。きちんと世俗にも顔向けできる教師ですから
このような地面に意味もなく肥料をまいている様な園芸クラブなど、こちらから願い下げですよ」

【重ねて切捨た、こっぴどく】 <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 21:34:32.31 ID:Jpv+oiNX0<> >>805

…そうかい。

【少女は要らないというので、しかも手を叩かれたので、素直にハンカチをポケットに戻す。】

…へぇ、…まぁ、名乗りたくないんなら別に良いんだけども。

【少女が本当のことを言っているのか、ただ名乗りたくないだけなのかは分からなかったが】
【少女のことだ、どうせ何か文句を言うと言い返してくる。 こちらが引いた。】

…あぁ…まぁ、ありがとう。

【こういうときは、感謝しておけばいいのか? いや、違うだろう。 だが、青年はとりあえず、そんな言葉を口に出した。】
【短くそう言って、青年はこちらを向いた少女に背を向け、公園の出口へと歩き始めた。】
【恐らくこのまま行けば帰るだろう。 引き止めるのも、見送るのも簡単だ。】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 21:35:54.37 ID:BTo+y1Tp0<> >>808
捕まえちゃったら、お前らが色々聞き出す前に多分俺、上司かそこらにぶっ殺されるよ

【ため息をついて首を振る】

あー、ウン、何か………穏便には済ませられないみたいだね

【おにぎりを少し急いでビニール袋にしまい】

【近寄ってくる相手に、ビニール袋ごと投げつけた】
【そして、当たったかどうかも確認せず、とりあえず後退、戦える気がしない】
【ビニール袋に当たってもそんなに痛くないだろうし、そもそも当たるかどうかも怪しい】 <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/16(火) 21:36:28.26 ID:gso0j8sD0<> 「……さぁてと」

【とあるビルの屋上】
【そこから街を見下す1人の少女】
【見下す―――ミオロスではないミクダスである】
【其処にいる―――間違えた底にいる人間たちが放送に目を奪われている様子をただただ、愉しそうに嗤いながら眺めている】
【無論、いるのは地獄の底】
【既に日常の平穏な空気は無い】【在るのは非日常と狂気】

「久しぶりに暴れ回ろうかァ!」

【手にしているのは大量のガラス片】
【自らに喰い込み血が滴り落ちている事など一切気にせず、ビルの屋上からそれをばら撒いた】
【ガラス片にはそれぞれ、眼下に見える人間共を追尾対象に設定してある】
【ばら撒かれたガラス片は手に持たれた分だけでは5個ほど】
【しかし―――】

「せっかく用意したんだ……」
「全部使い切るぜぇ!」

【少女の後ろにあったのはもっと大量のガラス片】
【全部使い切れば優に100人は殺せるだろう】
【少女は用意したガラス片を半分ほどまいた】
【既に対象者は設定されている為、先程の5個で産まれた悲鳴とは比べ物にならない様な悲鳴が木霊した】 <> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/16(火) 21:40:08.66 ID:z8dqCaA5o<> >>809

「HAHAHA、なんだかんだと言われたラ答えてあげるが世の情けットネ」
「安心して下さいナ、そこの建物の中にいるテロリストだろうと貴方だロうト」
「悪正義人種性別関わらズ、お持ちの武器を改造してあげちゃうのがモットーな」

【少年の叫びなど、無い様に】【そもそもこの狂乱など無い様に】【二ヘラ】
【男性は上げる手を下ろしてた、語られる言葉には微塵の恐怖も混乱も無く、異常】

「通りすがりな技術屋デスヨ?」 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 21:41:21.57 ID:5wFVQewVo<> >>811
【何だか相手が急に素直になった気がしたが自尊心高く虚栄心だらけの少女からしてみればそれは実に些細なことであり】
【相手がどんな感情を抱いているかなど考えたことすらない少女は『自分が相手の名前を覚えたことに対する礼』を聞いて満足した】
【そして、『ん』と一文字だけで頷き、公園から去ろうとし始めた青年の背中を視線で簡単に見送ったのであった。実に簡素である】

「……さて、私もそろそろ行きませんと」

【少女もその一言を呟いて公園を後にするのであった―――天然水一つ欲しかっただけなのに、色々あった日であった】


/絡み乙でしたー! <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/16(火) 21:43:21.49 ID:A6a7QOKB0<> >>813

(……はぁ)
【同じく場所はほぼ同じ、人間が逃げ回っている地上で一人の青年が車の陰に身を潜めていた】
【容姿はさながら大学生、少し変わっているのは右手に指輪をはめて、左腕にブレスレットをはめて】
【腰に矢筒がある事ぐらいだ】

【現在青年はテロに遭遇して逃げていたが運悪く彼女がいる場所に来てしまったのだ】

「……まぁ」
【次々に人が死んでいく中、青年は全く気にしていないように無表情になり】

「がんばっていきましょうか」
【車からこっそり顔を出し相手の詳細を探りにいった、このまま攻撃が止むまで身を潜めているだろう】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 21:43:38.96 ID:bEkiWHr90<> >>814

「なるほど、君は中立ってことか・・・」
【内心不気味がってるのを隠しながら】

「なら、これを改造してくれないかな?」
【少年はステアーAUGを2丁呼び出しながら言った】

/少しレスが遅くなるかもです・・・ <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 21:44:27.64 ID:Hc2NdAFPo<> >>810

「まぁ・・・・先生に褒められるなんて感激ですわ
外出自体久しぶりですので・・・テンションが上がりませんの。」
【他の人たちを見下しているとも取れる物言いをしている】

【きっと組織内でも浮いているのだろう】

「ええ、無駄な事は極力省きたいんですの。」
【他人に珍しく賛同している】
「先生とは気が合いますわね。」

「先生のご自宅ですか・・・・・・」
「でも総帥を守らなければいけませんし・・・研究所に行ったら殺されそうですわ」
【仕事があるから無理だと断る】

「でも社員食堂がすぐそこにありますので、そこでお茶でもどうです?
コーヒーくらいなら淹れて差し上げますわ」
【入口近くの食堂を指差す】

「実は言うと・・・・・私も今回の戦争の意味をよくわかってませんの
ただ、仕事をしているだけですわ。」

【男にこっぴどく言われても気にしていない。】
【男の吐く毒にはなれてしまったらしい】 <> 【極限鬼神】 『鬼神拳』を操る拳法使い @wiki E:忍者刀&手裏剣<>sagesaga<>2011/08/16(火) 21:48:01.79 ID:Jpv+oiNX0<> >>815
/絡み乙ですー! <> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/16(火) 21:53:45.28 ID:z8dqCaA5o<> >>817
/りょーかい

【特に自然、されど異端に銃をこの世に存在させた少年に驚く様に口笛がなる】
【パチリパチリ、瞳に子供様な好奇心を写し手を叩いたのは男性で……ゆらり】

「オッケェ、オッケェなのでスヨ。逆にレポートにあった
特殊能力により生み出され武器を弄くれて面白い面白イ」
「てなワケで本来かなりかかるお代もある程度はマケマスね
……あ、あらかじめ言っておくと、弾無限となは夢のまた夢デスヨ?」

【少年に向けて差し出されるのは男性は手だった。言葉は酷くノンビリと紡がれて】

「では────どの様な変革をお望みデ?」 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/08/16(火) 21:57:31.62 ID:CSQr83SIO<> >>797
/まだいます? <> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 21:58:18.67 ID:Erc8GZ6E0<> >>812
灯火「なーに、身柄拘束後の保護だって、私らの仕事だから安心しなって」
怜火『っと、盗品なのに乱暴に扱うなよなッ と』

さすがに、距離も有り後退されると蹴りも届かない、怜火は着地と共に、蹴った足先を地に着け
其れを軸足に、綺麗な膝を曲げて上げた構えから、流れる様な動作で足を伸ばし突く
それはZの軌道を描くように、器用に飛んできたビニール袋の“持つ部分に足を通す”
そして足に引っかかった袋を、丁寧に置いてから再び、前進

灯火「たくっ、あいかわずな逃げ足ですなっ!」
怜火『悪ィが、しつこさもこっちの取り柄でねェッ!!!』

怜火が先の動作をしてる間に、灯火が前に前進を為し、遅れて怜火もその背に付く、陣系だ
おそらく一秒くらいの誤差で灯火が先に付くだろう
灯火が、もう一度前進しながら体に半捻り回転を入れた空中二連脚をお見舞いしようと
低空跳躍しつつ、体の回転とバネを入れたしなやかな二つの蹴りの押収が襲い掛かるだろう <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/16(火) 21:58:54.96 ID:Jpv+oiNX0<> ふふふ〜ん…あ、もう時間みたいね〜。

【街中を歩く女。 街灯の光が、ウェーブの掛かった金髪に少しだけ反射する】
【そう、その時間までは極々普通に歩いていた。】

【しかし、その放送が行われたとき。】
【その時を境に女は変わった。 何が? 姿? いや、違う。】

…Let's show time♪

【行動が。】
【周りを歩いていたその言葉の意味を理解するまでには時間は掛からなかったはずだ。】
【しかし、それ以前に自分がどういった状況に置かれているか…それを理解するのは自分がグシャッと潰れてからだった。】

【女は、自分の近くにスキマ…紫色の空間を出現させ、次々と人間達をその中へと入れていく。】

【そして―――――――グシャッ】

【数秒も経たないうちに、女の周りはスキマが吐き出した血と肉の塊だらけになった。】
【数人分、血肉よりも綺麗な死体がある。】
【それは、自分の放った銃弾や斬撃が、女のスキマに飲み込まれ、自分の後ろに出現したもう1つのスキマから出てきた―――その末路。】

…アハハ、楽し〜。

【少なくとも、女がこれを後悔する事は…無い】 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 21:59:05.89 ID:MSCYqzFW0<> 「えっとぉ…」

【いつのまにか大変なことになっていた】
【テロ?なにそれ聞いてないんですけど】

【現在、左目がなく眼帯。右足がなく車椅子。さらには脳にまで怪我を負っており、全身麻痺】
【なんというか災難な男の娘である。そう、今時流行の男の娘。見た目は女、しかしてその正体は男】
【彼女の場合は右足を失うと同時に『男の勲章』も失っているので既に男か女か良く分からないが】

「にゃ、にゃんてこったい…」

【このままでは確実に無に帰される。零にされる。つまり死ぬ】
【麻痺した体で車椅子を動かそうと奮闘するが勿論スピードは出ない】
【普通に歩いても追いつけそうなほどのスピードである。へたすれば亀の方が速いかもしれない】

「………だ、誰かー…たしゅけてー…」

【結局誰かに助けを求めることしか出来なかった】 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 21:59:33.28 ID:TqtYU/ME0<> >>818
「そうでしたか、このような行事なのですから楽しめる人々は得なのかもしれませんねえ」

【男も向こうの皮肉に相乗りする形になった】【教職員の中で浮いている男とよく似ているのだろうか】

「時にはその無駄に意味があることもないわけではありませんが、いつもならば無駄を省いていたいですねえ
全く、君とは価値観が良く似ている様ですね」

【男は心から少女を嫌っているわけではない、むしろ好感や好意に近い感情を持っている】
【殺したいのは、男に対しての偽証の為であり男の感情ではない】

「流石に仕事場を離れるのには抵抗がありますか
でしたら、私が連れ去るというのも中々乙なモノでしょうね
それに、コーヒーには少々こだわりがありまして」

【言い終わるが早く、男の背後からボウガン装備の兵隊10が現れ、速やかに包囲せしめんと行動する】

「理念無き仕事と言うのも味気ないものでしょうに
少し退席しては如何です?」

【包囲の最中、男は押さえたような声で言った】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 22:05:30.57 ID:VXxpdxqH0<> >>823

「正直に言おう、私は君が気に入らない」

【君が上機嫌に遊んでいると一人の少女が目の前に現れる】
【珍しい姿をしており片腕の両目違いをしていた】

「多分それは君の姿が許せないんだろうね。
 戯言さ、他意はない】

【片腕しかないその手にバールのようなものを握らせて、現れた】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<><>2011/08/16(火) 22:05:53.94 ID:bEkiWHr90<> 「流石に弾薬無限なんて事は言わないさ」
【少年は、随分落ち着いてきた様子で言った】

「僕はこの銃の反動を大幅に減らして欲しいんだ」

「お礼と言ったらアレだけど、この銃を君にあげるよ」
【少年は、右手にグロック18 左手にM4を召喚しながら言った】

/iPod touchからの書き込みは辛いw
<> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 22:06:42.59 ID:BTo+y1Tp0<> >>822
あのねぇ君達…

【青年は、ずっと後退し続ける】
【相手が陣形を組もうと、前進してこようと、とりあえず後退】

あんまりしつこいと嫌われるぞ?

【二人組の片方、少し先に来ていた方が、小さく飛ぶ】
【何あれ凄いとか思いながらも、やはり飛んでくるのは足技と判断し】

お前らの動きまるでゲームだな

【冗談をかましながら、右手で脚を受けられるように構える】
【相手の一撃目の蹴りが右手に当たった瞬間…青年はその手を閉じ、相手の足首を掴む】
【そして、投げ飛ばそうとする訳でもなく、そのままの勢いで、引っ張った】
【ただ空中にいる相手の体勢を崩すだけの動きだ】 <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/16(火) 22:07:09.45 ID:gso0j8sD0<> >>816
「皆が一様に地獄を見てるっていうのに」
「1人だけ何も無しっていうのは不公平だよなぁ?」

【ビルの上からきっちり青年をロックオンした少女】
【この状況で無表情かつ冷静に行動していることから考えて能力者であることが分かった】
【腰にある矢筒も気になったが、一応警戒しておくにとどめておいた】
【手始めに3つのガラス片を熱追尾で青年へ向かわせる】
【どう反応するか?】
【ガラス片3つ;残り10レス】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 22:08:27.68 ID:Hc2NdAFPo<> >>825

「いえいえ、楽しめる方がおかしいんですのよ。」
【こう言う所は普通の感性らしい】

「本当に似ていますわね。」
「私たちがもしも普通だったら良かったですのに・・・」
【一瞬沈むが、すぐに持ち直す】

【少女にとって男は良い話相手である】
【ただ、仕事を淡々とこなして行っているだけである】

「まぁ・・・まだ研究所に住んでいるんですわね・・・」
【あんな所に良く住めるものだなと、素直に感心している】
「そうですの、まぁ予想はしてましたわ。」

【自分の事を包囲する兵隊を見て苦笑する】

「無理ですわ。」
【凛としてただ一言無理だと伝える】

【少女の周りを囲むように街路樹ほどの朽木が生え並ぶ】
【そこまではいつもと一緒なのだが、いつもと違うのは四方八方に小さな苗木を生やしている】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 22:09:29.52 ID:bEkiWHr90<> >>827は、>>820宛てです

忘れてました・・・w <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/16(火) 22:11:44.21 ID:Jpv+oiNX0<> >>826

【女がちょうど36人目を始末した時。】
【少女が現れた。 「気に入らない」とそう言いながら。】

【女にも分かった。 コイツは、一般人じゃないと。】

…気に入らない〜? 姿が許せない〜?

…で〜?

…って私が言うと〜、「戯言って言ったでしょ」…なんて言うんでしょうね〜。

それで貴女は〜、そのバールみたいな物で何をするつもりなの〜?

【間延びしたその声は、相手を馬鹿にする良いスパイスとなっている。】 <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/16(火) 22:13:08.17 ID:A6a7QOKB0<> >>829
(見つかったか)
【相手に視認された事を知りことらも相手を見る、目は冷たく、見通すかのような考察の目だ】
【すると彼女が先ほどやったような技をこちらにやってくる、ガラス片が一直線に来ることから追尾・速度維持などの可能性が出る】

(まずは情報収集だ)
【青年は焦ることも無くしゃがんで青年とガラス片の間に車が挟むような形となった】
【さて、さっき彼女が投げたガラス片は5人の人間に当たったのだろう、もしまだここにいて、もしまだ生きていたら、青年と倒れている人間、どっちが体温が高いだろう】 <> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 22:13:50.57 ID:N8AGJnS2o<> >>824
―――【街・テレビ局付近】―――
ざりり、ざりり、と砂とコンクリートをかき回すような足音を立てながら、蒼いコートを着た男が車椅子に座る
人物へと歩み寄っていく。その足取りは実にゆったりとしているものの、簡単に追いつく事が出来た。
それから、男は真っ白な零の右腕と生きている生身の左腕をゆっくりと伸ばし―――車椅子の手持ちをつかもうとする。

「…やぁ、こんにちわ」

後ろを振り向けば、優しい笑顔を満面に浮かべたオールバックの男の顔が見えるだろう。天からの助けとも呼べる程に
優しい笑みだ。

「……死にたくなければ、言う事を聞いてもらえないかな?」

――――テロの電波ジャック放送を見たものならばわかるだろう―――首謀者である、エンヴィ・クロウリー本人である。 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 22:19:36.55 ID:MSCYqzFW0<> >>834
【ゆっくりだが動かしていた車椅子が突然いうことをきかなくなり、停止する】
【そしてかけられた声。それはどこかで聞いたことのある声】
【だが、ちょびっと錯乱していた彼女はそんなこと気にしなかった】
【後ろから声をかけられたのだから後ろに人が居るのだろう。彼女は振り向いた。笑顔で】

「こんにち――――!?」

【流石に姿を確認すればわかる。このテロの首謀者である】
【満面の笑みを浮かべる男に恐怖で顔が蒼くなっていく彼女。見た目は少女。だが成人】

「……にゃ、にゃんでしょう?」

【死にたくはない。『言うこと』を聞いてみようとは思うが…】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 22:19:44.94 ID:VXxpdxqH0<> >>832

「まぁ、どうせ住人なんて明日になればみーんな蘇るんだし、それはそれである意味の不老不死かな。
 どうでもいいんだけどね、一般人なんて。全く馬鹿らしい、初めからこの世界なんて零なのに零にするのだと言うんだもの。
 気づかないだけ、振りをしているだけ?」

【よく口が回る人物である、そう思うかもしれない】
【挑発に応じた様子は無いけれど、やはり何処か不服な表情である】

「だからお遊びさ、この世界の出来事も。私は気が向けば遊びにはそれなりに付き合うタイプなんだ。
 興味が無いお遊びには……どうでもいいや」

【そして少女は懐から一つのステンレスのカードを取り出した】

「だから、遊ぼうじゃないか」

【にこりと笑った】 <> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/16(火) 22:20:16.24 ID:z8dqCaA5o<> >>827
/なかーまなかーま慣れたら幾らでもいける

「ん、チョイと足りませんねぇ…あとそれにハンドガンタイプを一丁付けて下さイヨ」

【繰り広げられた奇跡は次に男性の心を感動に染める事は無く小さく送られた視線】
【紡いだのはチョット不満に染まる声だった、不意に男性は銃を起き白衣を広げ…】

「デワデワデワデワ、技術屋名物即興改造劇ほ始まり始まり…………デスヨっ」

【腰に接続された白きロボットアームが羽を広がる様に伸び先端のアームがカチリと鳴き】
【技術屋は何時の間にか両手に握られていた様々な器具眺め……唇を笑顔に歪ませた】

【……………………そして省略】
【ただ作業は迅速かつ踊る様に軽やかで、激しい光と音がビル陰に響いていた】

「……ふぅ…………デキマシタヨ?ご期待通り反動は半分以下になりました」
「デスが、その際に少し火薬の量なら色々弄ったので威力が減少してるのはご理解下さいヨっ」

【僅かに額に汗の粒を浮かべ、流れるそれを止めない男性は少年に二丁の銃を差したした】
【それは、少年が先程渡した物】【形は変化せず……だか重さが落ちている事に気がつくだろうか?】 <> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 22:26:26.71 ID:Erc8GZ6E0<> >>828
灯火「うぉッ……ーーーっと、それ反則技っ、だけども捕まえた♪ 今だよッ!怜火ッ!」
怜火『ぁー……諸事情により簡易変身とさせて貰おうかね? っと、Double……ーーー』

灯火「Justice……ーーー」

脚には“青い炎”が纏われ、彼女の服装姿も漆黒色の制服に、マフラーと一瞬で姿を変える
普通にその気になれば、簡易の変身も出来るらしい
最初からそうすれば良いのに
状況的に先に蹴った脚、右足首が引っ張られる体制
だが、彼女はそこから更に柔軟性を活かし、体に捻りを入れて逆に其の掴んだ右手を両足で
挟み込もうとし体勢が崩れるのを巻き込むのを狙う、更に青い炎を纏わしたオマケ付きだ……ーーー

倒れた後も、可能ならば脚を離さず、新体操のプロ並の身体能力が有る灯火は、一瞬両掌で地を弾き
自分のみ衝撃を緩和見事にさせつつ、まるで投げ技の様に相手へ地を叩きつける狙いだ

怜火『まぁ、別に指名手配犯にしつこいから嫌われてもなァ?』
灯火「どっちかと言うと犯罪する方が嫌われるよっ、と」

追いつく怜火も其の体勢を崩す一連に同調する様に裏脚払いを掛けようと
両掌を地に着けて、半月を描くような足払いを狙う <> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 22:27:06.36 ID:N8AGJnS2o<> >>835
―――……にゃ、にゃんでしょう?――――

「あははっ…そこまで怖がらなくてもいいよ、大丈夫、怪我してるみたいだから心配だっただけだよ。
それに、今ここはとても危険だ…まぁ、僕のせいなんだけれど……それはいい、ちょっと君にお願いがあってね」

ニコニコと話を続けながら、相手の意思を無視しているように車椅子をゆっくりと押していく男。
少女の顔は蒼白で、今にも泣き出してしまいそうな程の恐怖に染まっているのがわかる。だが、それを
安心させるようにして物騒な事を言うのが―――この男。

「…怪我をしている君が一番丁度いいんだ…ほら、手を下さなくても、カメラで写して”脅迫の材料”にはなる
し…君の見た目はとてもか弱いみたいだからね、そこらへんの”死体”じゃつまらないから…”生餌”ってやつ、かな」

至極ゆっくりとした足取り、先ほどこの少女が逃げていた速度よりは幾分か早い足取りで向かうのは―――テレビ局である。

「あー、ごめんね、回りくどい言い方になっちゃった……単刀直入に言うと……

                 君を人質にしたいんだ」

眩しい程に優しい笑顔に、街の各所から聞こえる悲鳴や人々の命が断絶していく音が重なった。
少女の顔を覗き込むその男の顔に、否定は許さないという妙に冷たい威圧感がのしかかっているのがわかるかもしれない。 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 22:27:37.33 ID:TqtYU/ME0<> >>830
「そうですねえ…私もあまり楽しくありませんからねえ」

【盛り場に出て殺人と言うのは面白いことではない】【それを見るのも、よき理解者足りうる人物と対峙しなければならないことも興を殺ぐこと甚だしい】

「もしかしたら、若い伴侶の1人も得られたかもしれませんねえ
最早後の祭りでしょうが」

【男も悲しいことを言うようであった】
【良い話相手は昨日今日で得られるものではない】【それで互いに仕事を優先しなければならない関係であるのだから悲しいこと甚だしい限りである】

「私はあの程度の穴倉で丁度良いのですがねえ、住めば都とも言いますしね」

【男にしてみれば職場に近く、静かな環境で家賃もほぼ無いといえば十二分である】

「不可避の宿命とも言えましょうね。初対面の時から決まっていたのかもしれません」

【苦笑する少女を見ながら、男も皮肉めいた笑いを浮かべる】

「それならば、私も実力を以って行動しましょう」

【並ぶ朽木の中で、兵隊が風化を始める】【それがどうにもならなくなる前に兵隊は苗木を踏み潰し、ボウガンでなぎ払わせる】
【男も後退し、弩砲を用意して街路樹への砲撃を始める】 <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/16(火) 22:29:58.58 ID:Jpv+oiNX0<> >>836

まぁね〜。不老不死って言ってもあながち間違いじゃないかも〜。

ふふ、初めから「零」って訳じゃないでしょうに〜。
…でも〜、「零」って言っちゃってもいいかもね〜。

【見ず知らずにこうもよく言葉が吐ける…女は別の意味で少女を評価した。

私もよ〜。
「遊び」って、楽しい物だけでしょ〜? 勿論付き合うわ〜。

【そして、少女がカードを取り出すと、女は開いていた傘を閉じ】

さぁ、遊びましょ〜?

【ニコリと笑った。】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 22:31:07.00 ID:BTo+y1Tp0<> >>838
お前らの蹴りの方が、一般人にとっちゃ反則だっつの

【やれやれ、と首を振る】

【が、突然現れた蒼い炎に】

うぉっ!?

【すぐに手を離した】
【別に、相手の攻撃を予測した訳でもないのだが、とりあえず炎に驚いたのだ】

…あーうん

【何か結果的に攻撃を回避できてしまった事に、なんともいえない顔】
【さて逃げようと思った時】

……おっとぉ!?

【両足が宙に浮く感覚】
【見事にもう片方の脚払いに引っかかった訳である】
【どすっと尻餅をつくと】

だから二人係って卑怯だろ?

【いつだったかの文句を言ったのだった】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 22:31:51.71 ID:bEkiWHr90<> >>837

「OK OK じゃあ、僕のおすすめM93Rを君にあげよう」
【左手に銃を召喚しながら言った】

「本当にありがとう 君には感謝するよ」

「帝国軍人の名にかけてこの街を守ってみせる! 待ってろよ、首謀者ども!!」
【少年は感謝の意を表したあとに呟いた】

/まだまだ慣れてないもので・・・w <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 22:34:08.11 ID:BTo+y1Tp0<> >>838
/飯落ちで、次遅れます <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 22:35:26.29 ID:MSCYqzFW0<> >>839
(……どう安心しろっていうんだよ!)

【心の中で男を非難する彼女】
【当たり前だが心の声なので噛みはしない】

「え、えー……とぉ……」
(え?ましかして人質的な?マジ?生餌とか冗談じゃねえぞ…)

【はあ…と大きく溜息。今回の騒動で腕の一本でもなくなりそうだった】
【いや、腕一本で済めばいい方か。命も失くしそうだ】
【車椅子が押されているが、抵抗は叶わない。雷を落とそうにも嵐を起こすにもこの近距離では自分も被害を被る】
【本当に抵抗が出来ない状態だった】

「やっぱりか……」

【予想通りだった】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 22:37:14.69 ID:Hc2NdAFPo<> >>840

「まぁ、私たちは平和主義者ですから」

【こいつが平和主義者だったら、殆どの人間は平和主義者である】
【普通にバカなのだ】

「あら、私でよかったら何時でも伴侶になって差し上げますわ」
「でも・・・美味しい緑茶しか淹れれませんわよ?」

【男と話しているのが余程楽しいのか、先ほどからずっと笑っている】

「住めば都ですか・・・・・・私も住んでみようかしら?」
【軽い冗談を交える】

「不可避・・・ですか・・・」
【物凄く残念そうな雰囲気を漂わせている】
「本当に・・残念ですわ。」

【少女は全ての苗木を消し始める】

【そして、様々な場所に街路樹ほどの大きさの朽木を展開し始める】
<> 【機技改触】《Ultimate Technology》 <><>2011/08/16(火) 22:40:46.06 ID:z8dqCaA5o<> >>843

「クカカ、頼もしい限りデスヨ。」

【アームを仕舞い込んだ技術屋は地味色の二つの凶器をズボンに挟み破壊を背に背負う】
【少年の小さな決意を別れの曲とし背中を向けた技術屋は……不意に背後を向いて】

「デワデワ、拙者はこれで退散しまスヨ。危険には巻き込まれたくナイシ」
「……ま、ガンバって下さいナ。そうすれば拙者が改造した銃も喜びマスのデ」

【瞳に情熱の火炎を灯す少年を眩そうにサングラスの奥、線に瞳を細めて消える】
【それは無数の銃弾が、絶対な死が飛び交う戦場の中、更なる喜びを探し技術屋は歩いて行った】

/絡みありでしたのん <> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 22:43:37.31 ID:N8AGJnS2o<> >>845
やっぱりか、というため息にも似た言葉の吐き出しに、ニコニコと男は言葉を紡ぎ続ける。その間も足は休む事
無く着実にテレビ局へ向かっていて、暫くすれば巨大なビルの内部へと入り込んでいくだろう。

「ふふっ…ハッハッハ!やっぱりかって君ねぇ…ふふふっ…あー、うん、そうなんだよ……アッハッハ!」

相手の諦めにも似たつぶやきに思わず笑い声を漏らしながら、真っ白な右手でぽんぽんと少女の肩を叩きながら
歩いていく。その光景だけを見れば実に平和なワンシーンで、病院か、はたまた公園という背景であればお見舞いに
来た友人か家族のようである。

「ふっふ…あー……でも、スタジオでは怖がってもらわないと困るから、僕の言う事には逆らわないでね?」

ヴンッ、と重低音が少女の耳元で響くのがわかるだろう。横を見れば、先ほどまで気さくにぽんぽんと肩を叩いていた
真っ白な右手が死神の鎌の如く巨大になり、少女の首を今にも断ち切ってしまいそうな位置にある。
だが、不思議な事に殺意や攻撃意識は見られない―――本当に、”脅し”としての行動なのだろう。

「……君のようにか弱そうな少女が泣き喚く姿がスクリーンに映れば…ね、正義のヒーローでも助けに着そうでしょ?
…”正義のヒーロー”が、ね……んっふふ…アッハッハッハ!!正義のヒーローって!ハッハッハ!!あーあ…おっかしい…

あ、スタジオで何か飲みたい物とかある?スタジオに入る前に何か用意しようか?」

テロリストの首謀者、そんな言葉が似合わない程に平和な口調で男は歩みを進めていく。テレビ局である巨大なビルは、
もう目の前にまで迫っている。 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/08/16(火) 22:47:31.56 ID:CSQr83SIO<> いないっぽいので>>821取り消します <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/16(火) 22:48:14.81 ID:gso0j8sD0<> >>833
【残念なことに既存の物はよほどの高温でない限り対象にはなり難い】
【更に体温が上がるようなことがあれば、また別かもしれないが……】
【結局ガラス片は車の窓に当たり砕け散った】

(やっぱ、こんだけ冷静なのは能力者たるものだよなぁ)

【次はそこらで転がっている死に掛けの人間共にガラス片を存在追尾で投げる】

(さて……このクズ共をどうする?)

/熱追尾と音追尾は少し怪しい所があるのでこういう形にしておきました
それとpcの調子が悪くて……遅くてすいませんorz/ <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 22:49:03.15 ID:bEkiWHr90<> 【少年は先ほど改造を施して貰った銃を背中に背負い、vz61を両手にもって突撃していった】

(やるしかない、やるしかない!!)

「帝國軍人の名にかけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
【局の前にいるテロリスト達に向けて両手に持つ銃を乱射しながら突き進んでいった】

(数があまりにも多過ぎてきりがないよ・・・ でもやるしかない、僕は帝国の幹部候補生なんだから)

「らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
【少年は雄叫びをあげて自分を鼓舞しながら撃ち続けた】

【敵をあらかた行動不能にしたところで丁度弾が切れた】
【先程のAUGを温存するために、ミニミを召喚した  流石に2丁同時は無理なようだ】

【少年はドアのなかに飛び込んでいった】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 22:49:45.15 ID:VXxpdxqH0<> >>841

「だから単なるごっこ遊びさ」

【そのカードはある意味で見覚えがあるのかもしれない】

「向こうのルールに従うかは君に任せるがね。使用枚数3枚。
 お遊びだからね、こんなものでいいんだよ」

【そしてカードを『宣言した』
【ルールとは公平なものに、弱小の関係が無く公平に楽しむために、遊ぶために、そのために存在する。
 人間だって妖怪だって神様だって、それがどんなに不利なものであろうとも、足枷となって楽しむために。
 楽しむために、そして見下すために】

「Set spell card 『蟻食い坂』」

【地面に変化が現れた、彼女の操る土の魔術で性質を変化させたのだ。
 細かい流砂となり、どこかに足を引っ張られるような、滑り落ちる感覚。
 地面が傾斜っとなっているのだ。その姿は蟻地獄を思い出すと良いかもしれない。
 そして中央に吸い込まれる中心には、何かドリルのような削岩機のようなものが回っている】

「でもあなた、遊び終えたら死んじゃうかもよ」

【そして彼女は何かを振りまく、それはマキビシのようなもので周囲の画面端に張り付いた】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 22:54:01.44 ID:5wFVQewVo<> 【夜、街の外れにある郊外にある道】

【テロの宣言があった時刻から数時間が経過していたが、女性は今現在テロに参加せずテロに対抗すらしようとせずに街から離れていた】
【宣言を聞いた途端に急いでタクシーを捕まえてギリギリまで街から離れ、そしてタクシーから降りて徒歩で街を脱出してしまったのだ】
【途中、悲鳴が聞こえたりしたが『自分には関係ない』と自らに言い聞かせて無理矢理に抜けだしてきた。誰もが自分の生命が一番惜しいものである】
【それに、第一に最近大事な得物である両手剣を売ってしまったばかりで丸腰に近いのだ。何も収められていない鞘がありはするが】
【とはいえ、仮にここに大量の剣や銃器、鎧があったとしても自分はそれらを全て捨ててでもあの街から逃げ出そうとしたと思うが】

「ふぅ……ここまでくれば。くわばらくわばら」

【嫌な冷や汗を一つもみあげから垂らし、人気の無い町外れの小道を歩くのであった。夏独特の暑さが自分を苦しめているのがわかる】
【できれば宿に戻ってシャワーでも浴びたい気分であったが戦場に成りかけているであろう街に戻る気にはなれず、そのまま違う街へと足を運んでいくのであった】
【立ち向かわず、こうして問題事を避けていたからこそ長年旅を続けてこれたのである。わざわざ宣言してくれるテロ集団で助かったと言えた】


/誰でもうぇるかむー!殺し合いから雑談までっ <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 22:55:11.76 ID:MSCYqzFW0<> >>848
【唐突に笑い始める男】

「にゃ、にゃにがおかしい!?」

【今笑い始めるようなポイントがあっただろうか?】
【ボケをかましたつもりは毛頭ないぞ?】
【と、少し動揺してしまう彼女。完全に相手のペースである】
【しかも相手は自分の肩をポンポン叩いている。なんだろう緊張し恐怖している自分が馬鹿みたいである】

「…………」
(十分怖いんですけどー!)

【何が怖いってこの男の余裕だ。それほど強いということなのか】
【この男の言う同胞≠ェ相当に強いのかどちらかだろう】

【そこでだ、彼女は自分の耳元で変な音を聞いた】
【それに反応して横を見ると、そこには大きな鎌が。今にも自分の首を切り落としそうな】
【しかしこれが脅しだということはそれほど時間がかからずに理解できた。そう、自分は人質なのだ】

(ヒーロー…………って、俺がお姫様かよ…)

【自分のロールに少し不満を抱きつつも】

(飲みものなんて飲む気になれないよ…)

【と、イチオウ心の中で突っ込んでおいた】 <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/16(火) 22:56:10.49 ID:A6a7QOKB0<> >>850
(うーん、これは難しい)
【眉間に皺を寄せて、考察を開始、相手の能力はホーミングや速度維持でほぼ確定だ】
【もしホーミング能力だとすると接近戦は無難だと思う】

【そんな事を思いつつ、また彼女がガラスを投げる、しかし目標はこちらでは無く死に掛けの人間らしい】

(…チャンスだ)
【相手の考えが分かった瞬間、青年は立ち上がり、右手で矢筒の矢を二本取り】
【左手から長さ約二メートルの弓を生産、一瞬で二本の矢は放たれる】
【闇を駆けていく二本の矢、風を切り裂きつつ、的確に彼女の右腕、腹部へと向かうだろう】

【青年は今、とても冷静だ、どうやって生き延びるか、どれだけの犠牲が出るのか】
【青年は転がっている致命傷の人間など何の気もかけない、同情なんて捨てろ、余計な感情など無い】
【青年は今、普通の人間では無く、一人の能力者となっていた】

/大丈夫ですよ。 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 22:57:56.29 ID:TqtYU/ME0<> >>846
「その通りですよ。誰も戦禍を望んでなどいないと言うのに」
【男もこのようなところには直ちに同調する】【本当ならば白眼視されても仕方無いようなことである】【男も馬鹿なのであろう】

「嬉しい言葉ですよ。味噌汁の作り方くらいはゆっくり覚えてくださればそれで結構ですからね
それより美味しい緑茶を入れてくださる方が稀有な才能ですよ」
【まるで婚約者の会話を交わしているこの場が男にも楽しいように思えてならない】【実際は哀しい場なのであろうが】

「君にも場所はあるでしょうに」
【冗談を真に受けて言ってしまう】

「恐らく無いでしょうけれども、君がそちらを抜けて学園の生徒であり続けるなら私もこれ以上刃を見せることも無いでしょうね」
【少女も残念そうな声をこちらに聞かせるのだから、男も声も哀しみを帯びたものに自然となってしまう】
「心から、残念と言わざるを得ません」

【苗木が消え、次々と木々の群れが乱立する】
【男も弩砲で木を打ち倒して行くのと共に斧兵を10体呼び出し、現れる木々を次々に刈り倒してゆく】
【朽ちた木なのだから2人がかりならたやすく刈り倒せる筈】
【更に使い魔の演算装置を使用し、カタパルトを2部隊用意し、少女のいる場所への砲撃を強化する】【ボウガン兵は土に還った】
<> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 23:00:21.31 ID:Erc8GZ6E0<> >>842
灯火「ちィッ、今のを流すかぁ、さすが指名手配犯、なかなかやるねぇ」

ニィッと笑みを込める其の意味は、単純に蹴りの師範たる実力者の誇りに火が付いたのか
舌なめずりをしながら、両掌を地に付け倒れずに逆立ちする体勢から立ち上がる
その後に念押しであった怜火の下段がヒットをしたのを見据える

灯火「二人が卑怯? だ・か・ら♪」
怜火『数の利だろうと正義は勝たなければならない、ヒーロー界のお約束、これマメなァ?』

二人は尻を付いた相手に、黒い微笑みを見せながら告げる、どっちが悪役なのだろうかコレ
灯火が、右足に紅い炎を纏い、怜火が左足に蒼い炎を纏う
その足を互いに交差させる様に同じタイミングで地を踏む……ーーー

怜火・灯火「『空武・弐連鳳凰昇ッッ!!!』」

されば容赦無しに必殺技と言わんばかりに、二人の踏んだ地面の少し前から連なって
蒼い炎の火柱が立つ、紅い炎は其の中に熱気を帯びせようと
火柱の周りを這う
蒼い火柱の中から逃げると焼かれる容赦無しの技である、範囲的には
かなり絞る為命中率はかなり低いが……ーーー <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/16(火) 23:00:56.48 ID:Jpv+oiNX0<> >>852

何のことかしらね〜。

【とぼけたフリ。 あぁ、見覚えはある。】
【まぁ、アレを使う気にはならないが。】

…あらら〜。
…これは流石に…


…死んじゃうわね。


【地面に変化。 その姿は、さながら蟻地獄のような。 中央へ引きずり込まれるとおしまいだろう。】
【そう言うと女は口調を変え――戦闘モードになり自分の立つ地面にスキマを展開、当然女は多量の砂と共に落ちる。そのスキマへと。】

【そして女が2つ目のスキマから出てくる先は、流砂となっていない地面だ。】

…危ない危ない。
…死ぬ遊び…なんて、良いじゃない。

【その巻きびしの様な物を気にしながらも、そう軽口を叩いた。】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/16(火) 23:02:12.82 ID:Go1jO0dBo<> >>853
…………
「今日はなんだか騒がしいね、なんでだろ」
【なんだか町の中が異様に騒がしい。テロだなんだというのは聞いていたが、関係ないように思えた】

……
「面白そうなのに……」
【今喋っている右腕のブレスレットのせいで、危ない目に合ったこともある。確かにたのしそうではあったが、それ以上に面倒だった】

…………
「お、誰かいた」
【その道中、誰か人間を見つめた。テロから逃げた人だろうと思いながら、】

「そこの人ー」
【ブレスレットが声をかけた。それをつけているのは、黒いドレスに身を纏った大柄のブロンドだ。振り返れば見えるはずだ】 <> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 23:03:23.68 ID:N8AGJnS2o<> >>854
――【テレビ局・内部】――

黙り込んでしまった少女(と思い込んでいる)が言葉を発しなくなった頃、男と車椅子の少女は何事も無く
テレビ局へと到着した。道中、悲鳴が絶える事は無かったが、二人には怪我は愚か塵ひとつ降りかかってない。
内部の様子は不気味なほど静寂に包まれた、ただの無人で、物音ひとつしていない。
エレベーターも通常動作しているようで、何気ない表情をしながらボタンを押す男もまた、平和そのものである。

「んー、飲み物もいらないみたいだし……そのまま”スタジオ”に行こうか……」

と、少女を見下ろした瞬間…男は思いついたように鎌となっていた右手を一瞬で人間のものへと変貌させると、
こともあろうか―――少女を車椅子から抱き上げようとする。

「車椅子は邪魔だし…逃げられても困るからね……暴れたら内臓ひとつずつ生きたまま潰すから、大人しくね?」

終始ニコニコ顔は崩さない男の雰囲気は、実に愉悦に浸ったもので―――狂気、と呼べるもの。 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 23:04:01.66 ID:BTo+y1Tp0<> >>857
まさに外道だな

【カラカラと笑う】
【そして、青年は面倒くさそうに頬をぽりぽりとかくと】

分かった分かった、コーサンコーサン

【右手を上げ、呆れたようにそう告げた】
【つまり、降参しているのだ】

【近づいてくる火柱から逃げる様子は無い】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 23:07:32.44 ID:VXxpdxqH0<> >>858

「あぁ、画面端のアレ?ほら、君のオリジナルというかアレがいただろう。
 温泉調査のときのアレを使われても面倒なのでね、被弾扱いになっていいのならどうぞ」

【そして何かを投げてくる、野球のボールぐらいの大きさか。速さは無く遅い、らくらくに回避できるだろう】
【それど同時に、時間経過と共に流砂の範囲が広がっている。耐久といった感じだろうか。
 ちなみに条件は少女も同じであるが、砂煙を上げているが能力を使っているのか落ちる様子は無い。
 無論直接攻撃もできる】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 23:08:17.16 ID:Hc2NdAFPo<> >>856

「本当に、哀しい世界になってしまいましたわね・・・・・」
【テロの参加者が何を言っても嘘に聞こえてしまうかもしれない】

「ある程度の和食なら作れますわよ?」
【哀しい表情を隠すかのように笑顔を浮かべる】
【本当はとても哀しいのだろう】

「あら、先生が居るから都なんですわ。」
【恥ずかしい事をサラッと言う】
「あら・・・今の発言は忘れてくださると嬉しいわ。」

「こちらを抜ける・・・ですか・・・・」
【少し本気で考えている】
「ま、それをやる時は私が死ぬときでしょうね。」

【その一言が組織の恐ろしさを物語る】

【朽木は次々と切り倒されていく】
【だが気づくだろうか、いくら切っても意味がないと言う事を】
【木は淡々と周りを朽ちさせている】
【カタパルトの砲撃で少女を包囲していた木は消えてしまう】

【だが、すぐに少女を囲う様に木が生え始めている】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:08:43.72 ID:5wFVQewVo<> >>859
【ふと声が聞こえてきた気がしたので視線をそちらへと向けてみれば、そこにいたのは一人の女性。コスプレイヤー?】
【怪しい人物はテロ騒動の一員である可能性があるのだが、こういう感じの女性はテロとは無縁だろうと油断を見せ】
【ブレスレットが喋っていると気づかずに一度首をかしげて見せてから、口を開くと】

「ん、私に何か用ですか?」

【体もそちらへと向けてから簡単な質問をこちらから相手へと向けて繰り出すのであった】 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 23:11:58.40 ID:MSCYqzFW0<> >>860
【特に何の抵抗も出来ずに敵の本丸(?)に入ってしまった】
【人々の悲鳴は常に、絶えず聞こえるのに自分たちにはなーんにも起こらないことに少々違和感を感じたが】
【そこはきっと近くにテロの首謀者がいるのだから誰も何もしてこないのだろう、と割り切った】

「しゅたじお?」

【スタジオを噛んで、結構緊張感を消し去った彼女だが、そんなことは微々たるものだ。彼女にとっては】
【とか思っていたら男に抱き上げられていた。あれ?どゆこと?】

「ひっ……!」

【暴れたら内臓を生きたまま一つずつ潰す。恐ろしすぎる】
【特に生きたまま、と言うのが恐怖過ぎる。痛いよ。多分】

(畜生っ!)

【心の中でしか叫べないのが歯がゆかった】

/すみません!次レスちょっと遅れます! <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/16(火) 23:17:29.45 ID:Jpv+oiNX0<> >>862

何のことだか…。

【大体今の自分は「スキマ」しか使えない。】
【そういいながら、再びスキマに入りその玉を回避】

【出た先は―――――少女の後ろ。】
【スキマから出てきたときには既に、傘で突く準備をしていた。】

魔法が使えるからって、油断禁物ね。
どうせ油断して無いでしょうけど。

【別に流砂に落ちてもいいのだが、こちらの方が「楽」だろう。】
【そして、少女の背中目掛け、傘で突こうとした。】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/16(火) 23:17:55.09 ID:Go1jO0dBo<> >>864
…………
「ぐっへっへ、見つけたぞ! 殺してやるぞ!」
【相手が此方を向いた瞬間、ブレスレットがそう脅すような口調で怒鳴りつけた】
【実は調子に乗ったイタズラだった。相手からしたらイライラするだけだろうが】
【一方でやれやれと女は思いつつ、胸元に隠している拳銃をさっと取り出し、相手に銃口を向ける。銃弾は一発も入っていない】
<> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 23:21:09.90 ID:N8AGJnS2o<> >>865
「そう…スタジオ」

ニッコリと言い放った後、左腕に抱きかかえた少女をそのままに真っ白な右腕を軽く振ってみせる。
そうすれば、右腕だったものは瞬きの間に巨大なハンマーのような形となり―――車椅子を、一瞬で土くれでも
叩いたかのように、ぺしゃんこにしてしまう。車椅子は愚か、その下の地面にまでヒビが入っている様子を見れば
かなり、否、相当の威力である事が伺えるだろう。
そこで丁度良く到着したエレベーターに気づき、男は潰れた車椅子だったものを一瞥し、乗り込んでいく。

―――――暫くすれば、スタジオのある階に到着し、スタジオに続く扉をいつのまにか人間の形へと戻った右手
でゆっくりと開く。

そこに広がる光景は―――血まみれのスタジオだった。
スタッフであろう十数人はすでに絶命しており、血は少し乾いている状態。その中には銃を持ったまま血まみれで
胴体に巨大な風穴を開けられた警備員らしき死体も数人混じっている。
男はそれを気にする風も無く、生き残っているスタッフ全員に「今からカメラを回すから、この子をしっかり写してあげてね」
なんてニコニコ言っている。

それから、男はスタジオを見回した後、少女に向き直ってニッコリと言い放った。


「ようこそ、”テロリストの中枢”へ」

「…早速だけれど、君の仕事だ」

そのまま、男はスタジオのセット”だった”場所へ歩みを進めていく。カメラもすでに回っているようだ。
助けを求めるのなら、今だろう。 <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/16(火) 23:23:03.03 ID:gso0j8sD0<> >>855
【青年の行動は素早かった】
【一瞬にして2本の矢を抜き放ち、死に掛けのクズになど目もくれない】
【少女はそのままの位置で後ろに倒れこみビルの鉄柵もない淵を利用し矢を回避する】
【目の前を通過した矢を見つつ一旦後ろにある大量のガラス片に青年を音追尾で設定する】
【そして、その中心を一気に踏む】
【すると、その勢いのまま大量の砕け小さくなったガラス片が青年へと飛来する】
【数にすれば全部で12個ほどだろう】

「さあ、これをどうやって回避する?」

【ガラス片12;残り5レス】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 23:24:18.08 ID:VXxpdxqH0<> >>866

【傘による攻撃はそれなりに聞いた様子だ、もしコレがダメージの見える仕様ならば3割ぐらいは削れるぐらいだ。
 しかし仕様なのか、傘である攻撃なのだからなのか聞いた素振りを見せない。
 それどころがついたときにガツンと甲高い音がした】

【ボールのようなものは彼女のも説いた場所で爆発し、何かの破片のようなものを撒き散らし滑り落ちていく。
 同時にゴゴゴと何か巨大なものが動く音、影が迫っているような感じがする】

「まぁ、いわゆるハッキョーってやつさ」

【流砂は周りの壁に及び、あたりのビルを引きずり込んでいるのだ。
 音の正体はそれである】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:25:17.18 ID:5wFVQewVo<> >>867
「――――は!?えっ!?」

【唐突に銃口を向けられ殺人宣言をされたことには流石に驚いてしまい、更にはテロが起きていると言うのもあって現実味があったのだ】
【この状況下ではとても嘘とは思えないのが本音である。相手は悪戯のつもりかもしれないが女性は完全にテロリストと認識してしまった】
【すぐさま両手をバッと挙げて思わず右足が一歩後ろに下がってしまう。なんとかしてこの状況を抜け出したく思える】

「わ、私はただの旅人ですから殺しても何の得もありませんよ!」

「む、むしろジェイルだとかなんだかに追われることになりますし……!」

【――拳銃には勝てない。例え自分が真剣を持ち合わせていたとしても剣を抜く前に引き金を引かれてそれでドボンなのだ】
【なので即行で弱腰になり表情を引きつらせるしかない。相手の気が変わってくれるのを待つしかなかった。まぁ、相手は悪戯のつもりなのだが】 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 23:25:37.78 ID:TqtYU/ME0<> >>863
「寒い時代になったものですねえ」
【このような者同士が争いあうなど、テロなど抜きにしても哀しい。男にでもそれくらいの感性はある】

「是非とも味わってみたかったですねえ…四条院様の手料理というものを…」
【男は笑わない、心から哀しく思いながらほとんど能面のような無表情に近づこうとしている】

「さて、どうしたものか。心のどこかには留め置かれるでしょうよ」
【能面のような顔がすぐに解けて、綻んだ顔になってしまった】

「それならば、君にではなくこの組織に死んでもらえば良いのではありません?」
【先の答えに少しばかりの迷いが見えたので、一押ししてみることにする】
「少なくとも四条院様よりかは価値は無さそうですし」

【男は、このような場所でも火力不足を痛感する】
【朽木は着実に男と兵を風化させる】【木を切っても焼け石に霧吹きをかけている様である】
【それならば、と男は風化しつつある攻城兵器の攻撃目標を少女のいる位置の天井に定めた】【上ならば、空いているし、風化で脆くなっている】
【男も、一旦距離を取る必要を感じている】【今は影響が出ていないが、何かしらの影響は受けているのだろうから】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:26:05.33 ID:bEkiWHr90<> 【少年はドアの内側へ静かに忍び込んだ】

【人がいたようなので、見つからないようにこっそりと柱の影に隠れつつ話を盗み聞きした】
(痴話喧嘩? それとも修羅場か?)

【事情を知らない少年は想像を張り巡らす】

(どうしよう、こんなところまで来ちゃった・・・ 誰か・・・)
【今になって、再び恐怖心が出てきたようだ】
  <> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/16(火) 23:28:33.22 ID:Erc8GZ6E0<> >>861
怜火『降参、だと? にわかに信じられんね……』
灯火「んー、軽い意味で捕らえて居そうだけど、聞き入れ様かなぁ」

半信半疑な表情で、寸前辺りの出かけの火柱を消してしまう、まぁ、外道とは言え
メンツ的にはヒーローなので、無抵抗もしくは降伏の意を示す相手には
危害を加えがたいのか、片眉を吊り上げ
相手にジリジリ寄りつつ、問いつめる

怜火『指名手配リストに乗ってるなら、ジェイル辺りが取り扱ってくれるだろ』
怜火『降参は、貴様の拘束すなわち連行して逮捕を意味するが、良いなァ?』

灯火「ま、牢獄とかウチの会社無いしね」

灯火は、衣装用のマフラーを手の拘束具代わりにしようとしてるのか、きつく堅くするように
しめ縄式に、くるくるして準備している
怜火は其の言葉の意を受け取りながら、其の状態から抵抗したら焼き払うと言わんばかりに
掌を前に掲げて居る、自分達には執行する権利は無いが
指名手配犯なら取り扱ってくれるだろうとの考え……ーーー <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/16(火) 23:32:44.66 ID:A6a7QOKB0<> >>869
(このまま持久戦と行くか)
【迫り来るガラスに恐怖もせず、まるで客観的に考えつつ対処を開始する、今までのガラス片が直線的に飛ばない事から追尾をすると推測する】
【まず青年の気になった事はどうやってホーミングをするか】
【彼女が狙いたい物を決められて放つなら対処のしようが無いが、音や熱ならまだ何とかできる】

【青年はすぐに右手に矢を一本持ち、彼女がいるビルの窓に向けて放つ】
【ガラスに向かって進む矢、当たればさぞかし高い音を出すだろう】
【撃った瞬間青年はまた車の陰に隠れつつ、結果を静かに待った】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/16(火) 23:33:23.39 ID:BTo+y1Tp0<> >>874
はいはい、分かったよ

【ゆっくりと立ち上がり、右手を差し出す】
【表情は相変わらず退屈そうで、色は無い】

お前らって非戦闘員に容赦ねえよな
世の中、ヒーローもクソもねえなあ

まあいいわ、ジェイル行ってもすぐに脱獄できっしな

【と、やはりへらへら笑っている】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/16(火) 23:33:31.32 ID:Go1jO0dBo<> >>871
…………
「……なーんて。もしかしてお姉ちゃんもこんな事言われたの?」
【慌てる相手をあざ笑うかのように、女は劇鉄を引く。カチッと音がするだけだった】
【ブレスレットは相手に同情する。さすがに悪いかなと、心の中で謝った】

……
「……………はあ、疲れちゃったね」
【女が拳銃を元に戻し、ブレスレットがそう呟いた。何でこうなるのか、色々と嫌な世界だ。そう思っていた。原因はブレスレットの性格にもあるのだが】 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 23:34:04.52 ID:MSCYqzFW0<> >>868
「うえぇ!?」

【少なくとも鉄製だったはずだ。あの車椅子は】
【それがこの男の手にかかれば一瞬で木端微塵だ。敵う訳がない】
【抱えられたままエレベーターに乗り込む。少し、否、結構恥ずかしい】
【だって男が男に抱えられてるんだぜ。美女顔だけども】

【数十秒の後、エレベーターはスタジオに到着してしまう】
【そこはまさに地獄絵図。血のスタジオだった。人の死体が散乱しているなんて光景、一般人に耐えられるわけがない】
【おもわず胃からなにかの液体が吐き出されそうになるが、それはなんとか収めた。吐きたくはない】

「仕事……?」

【え?人質に何の仕事をしろと?とでも言いたげな表情でいる彼女】
【仕事?働きたくないでござる】

/お待たせしましたー <> 【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪<><>2011/08/16(火) 23:34:25.59 ID:QX934zYH0<> >>868 >>865
/乱入おkですか? <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/16(火) 23:35:36.38 ID:amX+gmgAo<> >>851
エンヴィ・クロウリーは一度メディアに露出している……
今度もならば、報道局にいるはずっ!

【少年が突撃していったすぐ後に。やや小柄な高校生…? が走ってきた】

【ブラウンがかった黒髪、黒い瞳。日本人ぽい顔立ち。
服装は夏服ブレザー風の上に、紅いうすでののコートを羽織っている。
頭にはふさふさとした白銀のネコミミが生えている。
胸に十字架と喪章。肩にリュック。
越し周りには脇差、金属製の小手、白銀のねこしっぽなんかが見える。
一体何者だろうかという感じであるが、容姿は中性的――表情は厳しいが】

テロリストたち! 武器を捨てろ!!
ぼくは【不殺同盟】代表だ。降伏するなら生命まではとらない!!

【怒鳴り、黒光りする銃を構えながら踏み込む。が足元は負傷者ばっかり。
その後奥から響く声に小首をかしげる】

帝国、軍人……?

【足元には戦闘不能になったものたち。
猫男だ!! と目をむいて身を引いたところを見ると、敵のようだ。
なら先行する彼は味方。狙いは同じということ】

おーい、軍人さん!! ぼくは味方ですよー!!

【叫びながら足音を追う。何もなければすぐに追いつく…だろう】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 23:38:06.76 ID:Hc2NdAFPo<> >>872

「ま、時代と言う物でしょうね」
【最近は何でも「時代のせい」で片づけている】
「でも・・本当に悲しい。」

「あらあら・・・いつでも作って差し上げますよ?」
【優しい笑みを浮かべる】

「・・ふふ・・・そう言う所はイジワルなんですね・・」
【戦闘中に談笑できるのは彼のおかげかも知れない】

「無理ですわよ、総帥を消そうだなんて・・・・・・」
「しかも、組織内には私よりはるかに強い人がわんさかいる・・・・抜けれるならとっくに抜けてますわ。」
【フフッと苦笑して見せる】

【少女にはこれ以上木を展開できなかった】
【結構限界が近かったりする】
【その刹那、少女の頭上にぽっかり穴が開いた】
【そして弾丸は、ゆっくりと少女のもとへと落ちて行く】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 23:39:51.61 ID:Hc2NdAFPo<> >>872

「ま、時代と言う物でしょうね」
【最近は何でも「時代のせい」で片づけている】
「でも・・本当に悲しい。」

「あらあら・・・いつでも作って差し上げますよ?」
【優しい笑みを浮かべる】

「・・ふふ・・・そう言う所はイジワルなんですね・・」
【戦闘中に談笑できるのは彼のおかげかも知れない】

「無理ですわよ、総帥を消そうだなんて・・・・・・」
「しかも、組織内には私よりはるかに強い人がわんさかいる・・・・抜けれるならとっくに抜けてますわ。」
【フフッと苦笑して見せる】

【少女にはこれ以上木を展開できなかった】
【結構限界が近かったりする】
【その刹那、少女の頭上にぽっかり穴が開いた】
【そして弾丸は、ゆっくりと少女のもとへと落ちて行く】 <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/16(火) 23:42:13.82 ID:Jpv+oiNX0<> >>870

あら、痛いなら痛いって言えば?

【その音は仕様かな…そんなことを思いながら】
【そう言ってもう一度傘で突こうとするが、何か大きな影が。】
【後ろをチラと見ると、少女が引き起こした流砂が、あたりのビルまで引き込んでいる。】

…チ、あなたもこのままじゃ潰されるんじゃない?
…逃げた方が賢明じゃないかしら?

【そう言い残して、女はまたもやスキマに入る。】
【そして女はビルの直撃「だけ」は防ぐことの出来る、少女の近くへと転移。 隙間から首から上を出す程度だが】
【因みに女の中では「無闇にスキマに入らない」の「むやみ」では無い。 そのドリルに当たると即死だし。】 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 23:42:43.30 ID:MSCYqzFW0<> >>879
/自分はおkです <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/16(火) 23:43:33.05 ID:Hc2NdAFPo<> /連投すみませんっ! <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:43:45.23 ID:5wFVQewVo<> >>877
【女性の心情はそれはもう嵐の様に目まぐるしく渦巻いていた。泣く泣く剣を売り払うことになって、テロが起きて街を追い出されて】
【挙句の果てにはこんな街の郊外で通り魔に襲われて殺される。こんな人生の結末だなんて、とても考えたくない者があった】
【そして、迫るは引き金。引き金が引かれる、惹かれる。その銃口に視線を思わず合わせてしまい――カチッ、引き金の惹かれた瞬間に目を瞑ってしまった】
【……しかし、予想していたような痛みはなく、自分の意識はまだ健在である。目を開いて見れば硝煙の臭いすら全くしなかった】

【そして、此方を嘲笑う声が一つ。奇妙な点も一つ、目の前にいる少女の口が動いていないのに声が聞こえてくるのだ】
【何がなんだかわけがわからず呆然としてしまったが、声がブレスレットから聞こえてくる事に気が付くと少し状況が飲み込めた】
【つまり、単純に悪戯に在った訳であり、それでいてその主犯はこの女性と言うよりかはブレスレットの方である―――と】

「……疲れたのはこっちの方ですよ。」

【思わずぼそっと一言呟いてしまう女性。脂汗が額から沸きだすかのようにどっとかいてしまい、心拍数も上がっていて疲れてしまったのだ】
【逃げてきた先で殺されるなんて笑い話にすらならないことが起きると思ったのだから仕方の無い話ではある】

「……で、私に性質の悪いイタズラがしたかっただけですか……?」

【そして、質問があったので聞いてみた。それだけであったら自分が何のためにあんな思いをしたのかさっぱりわからない】 <> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 23:43:57.13 ID:N8AGJnS2o<> >>878

―――仕事……?―――

「そう、仕事だよ。あのカメラに向かって助けを求める簡単な仕事」

ニコニコと言いながらスタジオの中央へ連れて行くと、ニュースキャスターが原稿を置いていたのであろうテーブルに
少女をどさりと座らせる。男は少女の後ろに回りこむように移動すると、背後に位置取り、少女の肩に左手を置く。
すでにカメラは回っているようで、恐怖に顔を引きつらせたカメラマンがこちらにカメラを向けているのがわかるだろう。
男はカメラを見ながら少女のすぐ斜め後ろから言葉を紡ぎ始める。

「やぁ、改めてこんばんわ……今街は酷い事になっているね、僕も”この子”を連れてくる時に見たけれど、そこら
じゅう死体だらけだったよ…警察は何をやっているのだろうね?この街の中心部は映画のセットみたいに血まみれ
だっていうのに……役立たずのゴミ屑って事が証明されたわけだ……」

「さて…今回、僕はこのテロがどれだけ本気であるのか見せてあげるために”この子”を調達してきたんだ。
そこの正義を気取ってる君や…今そこで死なないようにこそこそしてる君も…正義のヒーローになれるチャンスを
与えてあげよう」

台本でも用意されていたのではないかという程にすらすらと言いのけると、男は突如―――。


「早くしないと……”この子”………遊んじゃうよ?」


――――少女の顔を、ナイフのように鋭利になった真っ白な右手の指で傷つけようとする。
頬を深く傷つけようしているので、素直に受けてしまえばかなりの激痛が走る事になるだろう。
だが、回避できないものではない。

>>879
/俺はおkです>< <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:45:00.00 ID:bEkiWHr90<> >>880

【少年は声に気づいて後ろを振り返った】

「おぉ、貴方もテロを止めに? 僕は現在アカデミーに留学中の帝国陸軍幹部候補生です」
(あっ、よかった 味方がいたらしい・・・)
【少年は安心したように言った】

「助太刀感謝いたします 僕一人では難しそうだったので・・・」
【少年は武器を構えながら言った】
<> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:45:10.06 ID:5wFVQewVo<> >>877
【女性の心情はそれはもう嵐の様に目まぐるしく渦巻いていた。泣く泣く剣を売り払うことになって、テロが起きて街を追い出されて】
【挙句の果てにはこんな街の郊外で通り魔に襲われて殺される。こんな人生の結末だなんて、とても考えたくない者があった】
【そして、迫るは引き金。引き金が引かれる、惹かれる。その銃口に視線を思わず合わせてしまい――カチッ、引き金の惹かれた瞬間に目を瞑ってしまった】
【……しかし、予想していたような痛みはなく、自分の意識はまだ健在である。目を開いて見れば硝煙の臭いすら全くしなかった】

【そして、此方を嘲笑う声が一つ。奇妙な点も一つ、目の前にいる少女の口が動いていないのに声が聞こえてくるのだ】
【何がなんだかわけがわからず呆然としてしまったが、声がブレスレットから聞こえてくる事に気が付くと少し状況が飲み込めた】
【つまり、単純に悪戯に在った訳であり、それでいてその主犯はこの女性と言うよりかはブレスレットの方である―――と】

「……疲れたのはこっちの方ですよ。」

【思わずぼそっと一言呟いてしまう女性。脂汗が額から沸きだすかのようにどっとかいてしまい、心拍数も上がっていて疲れてしまったのだ】
【逃げてきた先で殺されるなんて笑い話にすらならないことが起きると思ったのだから仕方の無い話ではある】

「……で、私に性質の悪いイタズラがしたかっただけですか……?」

【そして、質問があったので聞いてみた。それだけであったら自分が何のためにあんな思いをしたのかさっぱりわからない】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:45:43.49 ID:bEkiWHr90<> >>880

【少年は声に気づいて後ろを振り返った】

「おぉ、貴方もテロを止めに? 僕は現在アカデミーに留学中の帝国陸軍幹部候補生です」
(あっ、よかった 味方がいたらしい・・・)
【少年は安心したように言った】

「助太刀感謝いたします 僕一人では難しそうだったので・・・」
【少年は武器を構えながら言った】
<> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 23:46:02.95 ID:AJADtcNVo<> >>878

―――仕事……?―――

「そう、仕事だよ。あのカメラに向かって助けを求める簡単な仕事」

ニコニコと言いながらスタジオの中央へ連れて行くと、ニュースキャスターが原稿を置いていたのであろうテーブルに
少女をどさりと座らせる。男は少女の後ろに回りこむように移動すると、背後に位置取り、少女の肩に左手を置く。
すでにカメラは回っているようで、恐怖に顔を引きつらせたカメラマンがこちらにカメラを向けているのがわかるだろう。
男はカメラを見ながら少女のすぐ斜め後ろから言葉を紡ぎ始める。

「やぁ、改めてこんばんわ……今街は酷い事になっているね、僕も”この子”を連れてくる時に見たけれど、そこら
じゅう死体だらけだったよ…警察は何をやっているのだろうね?この街の中心部は映画のセットみたいに血まみれ
だっていうのに……役立たずのゴミ屑って事が証明されたわけだ……」

「さて…今回、僕はこのテロがどれだけ本気であるのか見せてあげるために”この子”を調達してきたんだ。
そこの正義を気取ってる君や…今そこで死なないようにこそこそしてる君も…正義のヒーローになれるチャンスを
与えてあげよう」

台本でも用意されていたのではないかという程にすらすらと言いのけると、男は突如―――。


「早くしないと……”この子”………遊んじゃうよ?」


――――少女の顔を、ナイフのように鋭利になった真っ白な右手の指で傷つけようとする。
頬を深く傷つけようしているので、素直に受けてしまえばかなりの激痛が走る事になるだろう。
だが、回避できないものではない。

>>879
/俺はおkです>< <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:46:18.17 ID:bEkiWHr90<> >>880

【少年は声に気づいて後ろを振り返った】

「おぉ、貴方もテロを止めに? 僕は現在アカデミーに留学中の帝国陸軍幹部候補生です」
(あっ、よかった 味方がいたらしい・・・)
【少年は安心したように言った】

「助太刀感謝いたします 僕一人では難しそうだったので・・・」
【少年は武器を構えながら言った】
<> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:46:46.92 ID:bEkiWHr90<> >>880

【少年は声に気づいて後ろを振り返った】

「おぉ、貴方もテロを止めに? 僕は現在アカデミーに留学中の帝国陸軍幹部候補生です」
(あっ、よかった 味方がいたらしい・・・)
【少年は安心したように言った】

「助太刀感謝いたします 僕一人では難しそうだったので・・・」
【少年は武器を構えながら言った】
<> 【零想災生】<>sage<>2011/08/16(火) 23:46:49.39 ID:AJADtcNVo<> >>878

―――仕事……?―――

「そう、仕事だよ。あのカメラに向かって助けを求める簡単な仕事」

ニコニコと言いながらスタジオの中央へ連れて行くと、ニュースキャスターが原稿を置いていたのであろうテーブルに
少女をどさりと座らせる。男は少女の後ろに回りこむように移動すると、背後に位置取り、少女の肩に左手を置く。
すでにカメラは回っているようで、恐怖に顔を引きつらせたカメラマンがこちらにカメラを向けているのがわかるだろう。
男はカメラを見ながら少女のすぐ斜め後ろから言葉を紡ぎ始める。

「やぁ、改めてこんばんわ……今街は酷い事になっているね、僕も”この子”を連れてくる時に見たけれど、そこら
じゅう死体だらけだったよ…警察は何をやっているのだろうね?この街の中心部は映画のセットみたいに血まみれ
だっていうのに……役立たずのゴミ屑って事が証明されたわけだ……」

「さて…今回、僕はこのテロがどれだけ本気であるのか見せてあげるために”この子”を調達してきたんだ。
そこの正義を気取ってる君や…今そこで死なないようにこそこそしてる君も…正義のヒーローになれるチャンスを
与えてあげよう」

台本でも用意されていたのではないかという程にすらすらと言いのけると、男は突如―――。


「早くしないと……”この子”………遊んじゃうよ?」


――――少女の顔を、ナイフのように鋭利になった真っ白な右手の指で傷つけようとする。
頬を深く傷つけようしているので、素直に受けてしまえばかなりの激痛が走る事になるだろう。
だが、回避できないものではない。

>>879
/俺はおkです>< <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:46:52.52 ID:bEkiWHr90<> >>880

【少年は声に気づいて後ろを振り返った】

「おぉ、貴方もテロを止めに? 僕は現在アカデミーに留学中の帝国陸軍幹部候補生です」
(あっ、よかった 味方がいたらしい・・・)
【少年は安心したように言った】

「助太刀感謝いたします 僕一人では難しそうだったので・・・」
【少年は武器を構えながら言った】
<> 【零想災生】<>sage saga<>2011/08/16(火) 23:47:40.62 ID:AJADtcNVo<> >>878

―――仕事……?―――

「そう、仕事だよ。あのカメラに向かって助けを求める簡単な仕事」

ニコニコと言いながらスタジオの中央へ連れて行くと、ニュースキャスターが原稿を置いていたのであろうテーブルに
少女をどさりと座らせる。男は少女の後ろに回りこむように移動すると、背後に位置取り、少女の肩に左手を置く。
すでにカメラは回っているようで、恐怖に顔を引きつらせたカメラマンがこちらにカメラを向けているのがわかるだろう。
男はカメラを見ながら少女のすぐ斜め後ろから言葉を紡ぎ始める。

「やぁ、改めてこんばんわ……今街は酷い事になっているね、僕も”この子”を連れてくる時に見たけれど、そこら
じゅう死体だらけだったよ…警察は何をやっているのだろうね?この街の中心部は映画のセットみたいに血まみれ
だっていうのに……役立たずのゴミ屑って事が証明されたわけだ……」

「さて…今回、僕はこのテロがどれだけ本気であるのか見せてあげるために”この子”を調達してきたんだ。
そこの正義を気取ってる君や…今そこで死なないようにこそこそしてる君も…正義のヒーローになれるチャンスを
与えてあげよう」

台本でも用意されていたのではないかという程にすらすらと言いのけると、男は突如―――。


「早くしないと……”この子”………遊んじゃうよ?」


――――少女の顔を、ナイフのように鋭利になった真っ白な右手の指で傷つけようとする。
頬を深く傷つけようしているので、素直に受けてしまえばかなりの激痛が走る事になるだろう。
だが、回避できないものではない。

>>879
/俺はおkです>< <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/16(火) 23:48:08.88 ID:bEkiWHr90<> サーセン、連投しちゃいました・・・ <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/16(火) 23:49:40.16 ID:gso0j8sD0<> >>875
【矢はあっさりとガラスに当たり、大きな音と共に崩れ去る】
【そして、その音に反応してガラス片もビルの中に消えていく】

「チッ!つまんねぇ」
「こうなったら、もう一気に畳み掛けてやるぜ」

【銃を取り出し一発の鉄球と一発の火薬弾を込める】
【鉄球は青年を狙い、火薬弾は更にその鉄球を存在追尾で追わせる】

(どうせ、あいつはビビッて車の陰に隠れたまんまだろうよ)
(だったら……)

【放たれた弾丸は青年を狙い爆進する】
【このまま行けば、車は爆発し青年はただではすまない】
【鉄球1;残り2レス 火薬弾1;残り2レス】 <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/16(火) 23:52:24.01 ID:gso0j8sD0<> >>875
【矢はあっさりとガラスに当たり、大きな音と共に崩れ去る】
【そして、その音に反応してガラス片もビルの中に消えていく】

「チッ!つまんねぇ」
「こうなったら、もう一気に畳み掛けてやるぜ」

【銃を取り出し一発の鉄球と一発の火薬弾を込める】
【鉄球は青年を狙い、火薬弾は更にその鉄球を存在追尾で追わせる】

(どうせ、あいつはビビッて車の陰に隠れたまんまだろうよ)
(だったら……)

【放たれた弾丸は青年を狙い爆進する】
【このまま行けば、車は爆発し青年はただではすまない】
【鉄球1;残り2レス 火薬弾1;残り2レス】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/16(火) 23:54:38.08 ID:VXxpdxqH0<> >>883

「いやいや、ご心配なく。私は下に逃げることが出来るからね」

【などと砂に沈んでいく】

「設定ダメージと実際のダメージは違うというわけさ、お遊びだからね」

【ビル群は中心に引きずり込まれ、ドリルに引き裂かれる。
 破砕され頭上からガレキが振ってくる、それこそスキマを埋め尽くすほどに大量に】

「使用するカードは3枚といったな、アレは嘘さ。おかげで時間稼ぎができたからね」

【残ってくいるビルは二つ、このあたりでの話しだが。
 高さノアルビルと、ソレに比べてより高いビルの二つだけがこの地に残っていた】

「まぁ、ビルの中にいた人間は残念だね。いたとしてもこの騒ぎでは数人だろうけど」 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/16(火) 23:54:38.17 ID:MSCYqzFW0<> >>887
「たしゅけを?」

【なんだ、本当に簡単なお仕事だな、と安堵する】
【と、安心してしまったのがいけなかった】

【男の演説もどきは聞き流し、蒼白な顔面でカメラを見つめる】
【まあ、これだけでも十分だろう。うん。よくやったよ。自分】

【と、そんなことを考えていたら突如頬に何かが突き刺さった】
【目だけ移動させて恐る恐る見てみれば、刺さっているのは男の白い右手の指】

「いっづあああああああぁぁぁぁぁあ!!」

【上手く動かない右腕で深く刺された頬を抑える。だが痛みも血も止まらない】
【痛い。痛い痛い。痛い痛い痛い。誰か助けて。自然と流れ落ちる涙は右目からだけ】
【既に左目はない】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/16(火) 23:55:14.25 ID:Go1jO0dBo<> >>886
…………
「……ごめんなさい。ちょっと怖かった?」
【さっきまで怯えていた女性にこんな事を言う。恐らく相手からしたらちょっとではすまない】
【それに相手は武器も持っていない。こんなことをされたら誰でも恐れずには入られなくなる。女が同じような目に合ったら、逃げるか命乞いでもするしかない】

……
「大丈夫? お詫びにそこまで付き合うってこのお姉ちゃんが言ってるけど」
【まずは相手を安心させるために、一緒に隣町まで行こう、とブレスレットが言った。女は相手に頭を下げた】 <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/16(火) 23:55:23.70 ID:amX+gmgAo<> >>888
【礼儀正しい少年。すぐにこちらを味方と認識してくれたらしい。
こちらも一時だけ、いつもの屈託のない笑顔になる】

アカデミーに留学してらっしゃるのですか!
だったら、あなたのこと絶対お守りしなくちゃいけないです。
アカデミーの人を守ると、ある人と約束したんです!

あ、ぼくは地元の反戦団体の代表で、月代明日架(ツキシロアスカ)と申します、
どうぞよろしくお願いします!

【そして戦場にそぐわないほど、丁寧に頭を下げた。いつもの癖だろう】

こちらこそ、ぜひお力をお貸しください。
実はこれ、ほとんどこけおどしなんです。銃へたくそなんで――
いつも衝撃波とかで戦ってるんですよ

【この猫耳少年が手にした銃は、特殊なアイテムである。
が、いかんせん使い手がへたくそだった。泣ける。】

【そこへ>>887の放送が響く】

っと、先を急ぎましょう! 黒幕は多分この先です!!

【ぎん、と通路の奥をにらみつけ、駆け出そうとする】

/ドンマイです! <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/16(火) 23:56:46.32 ID:amX+gmgAo<> >>888
【礼儀正しい少年。すぐにこちらを味方と認識してくれたらしい。
こちらも一時だけ、いつもの屈託のない笑顔になる】

アカデミーに留学してらっしゃるのですか!
だったら、あなたのこと絶対お守りしなくちゃいけないです。
アカデミーの人を守ると、ある人と約束したんです!

あ、ぼくは地元の反戦団体の代表で、月代明日架(ツキシロアスカ)と申します、
どうぞよろしくお願いします!

【そして戦場にそぐわないほど、丁寧に頭を下げた。いつもの癖だろう】

こちらこそ、ぜひお力をお貸しください。
実はこれ、ほとんどこけおどしなんです。銃へたくそなんで――
いつも衝撃波とかで戦ってるんですよ

【この猫耳少年が手にした銃は、特殊なアイテムである。
が、いかんせん使い手がへたくそだった。泣ける。】

【そこへ>>887>>901の放送が響く】

っと、先を急ぎましょう! 黒幕は多分この先です!!
くそ……許さない!!

【ぎん、と通路の奥をにらみつけ、駆け出そうとする】

/ドンマイです! <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 23:57:28.96 ID:TqtYU/ME0<> >>882
「時代というのも、残酷になっているようですね」
【そのような1つの理由で説明される世界というのも、唾棄すべきものであろうが】
【少女の悲しさは男にも十分に伝わるものであった】

「これが終わって、互いに生きていたら頼みますよ」
【男も冗談めいた風に言う、きっと叶わないだろう。そう心の片隅で思いながら】

「私は思い出を大事にするタチでしてね、消せと言われた物もつい残してしまうのですよ」
【このような会話を交わして戦うなど、男にもできる芸当ではない】【相手がいて、初めて成立する芸当】

「私などよりも強い方々もゴマンと居るのでしょうね
それは中々に難儀なことですねえ」
【男は不可能とは言わない】【それこそ人脈というものを使い尽くして、滅ぼすということもありえない話ではない】

【そして、砲撃の結果として落ちた天井】【それは少女にダメージを与えるには大きすぎた】
【男の心に一瞬雑念が入った】【それは急速に拡大し、男を暴挙に駆り立てた】

【訳も無く、少女の立てこもる木々に駆け寄り、そのスキマがあるならば、手を捻じ込んで少女を無理に引っ張り、致命傷を与えないようにしようとする】【振り返るならば、男は猛省するだろう、自らの馬鹿馬鹿しい意味の無い行動に】 <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/16(火) 23:57:39.22 ID:amX+gmgAo<> >>888
【礼儀正しい少年。すぐにこちらを味方と認識してくれたらしい。
こちらも一時だけ、いつもの屈託のない笑顔になる】

アカデミーに留学してらっしゃるのですか!
だったら、あなたのこと絶対お守りしなくちゃいけないです。
アカデミーの人を守ると、ある人と約束したんです!

あ、ぼくは地元の反戦団体の代表で、月代明日架(ツキシロアスカ)と申します、
どうぞよろしくお願いします!

【そして戦場にそぐわないほど、丁寧に頭を下げた。いつもの癖だろう】

こちらこそ、ぜひお力をお貸しください。
実はこれ、ほとんどこけおどしなんです。銃へたくそなんで――
いつも衝撃波とかで戦ってるんですよ

【この猫耳少年が手にした銃は、特殊なアイテムである。
が、いかんせん使い手がへたくそだった。泣ける。】

【そこへ>>887>>901の放送が響く】

っと、先を急ぎましょう! 黒幕は多分この先です!!
くそ……許さない!!

【ぎん、と通路の奥をにらみつけ、駆け出そうとする】

/ドンマイです! <> 【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪<><>2011/08/16(火) 23:58:46.82 ID:QX934zYH0<> /では御言葉に甘えて、御二方ありがとうです

>>887 >>878

カツン、カツン

足音が鳴り響く、足音が一定の音程で鳴り響く。
異常事態のテレビ局内で足音を奏でているのは独りの和服の女。
その女の特徴は黒の長髪で、全体的に艶っぽく。
そして何より顔の左半分を隠すかのような般若の面。

「あら…ずいぶんとお痛が過ぎたようね、坊や」

惨劇のスタジオに足を踏み入れ、左手で髪をいじくりながら
仮面で隠されていない右目は「悪い子」を見据える。
惨劇を前にして表情はどこかにこやかで。だから場違いで。だから常軌を逸していて。

「ゴミクズなのはどちらかしら?自分の我が侭を何とも思わないなんて…」

この瞬間雰囲気が変貌する。
にこやかな眼は過激な正義に狂い、猛り。
にこやかな雰囲気はすべての悪を灼熱で灰燼に帰すかのように。

 ―――さぁ 御死置きの時間よ エンヴィー・クロウリー
  
  ―――悪い子には須らく御死置きを与えなきゃ、ね

槍を構え、戦闘態勢へと入る。悪の総帥と過激な正義。
どちらも共存など出来ない。させるわけがない。 <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/16(火) 23:59:08.04 ID:amX+gmgAo<> >>888
【礼儀正しい少年。すぐにこちらを味方と認識してくれたらしい。
こちらも一時だけ、いつもの屈託のない笑顔になる】

アカデミーに留学してらっしゃるのですか!
だったら、あなたのこと絶対お守りしなくちゃいけないです。
アカデミーの人を守ると、ある人と約束したんです!

あ、ぼくは地元の反戦団体の代表で、月代明日架(ツキシロアスカ)と申します、
どうぞよろしくお願いします!

【そして戦場にそぐわないほど、丁寧に頭を下げた。いつもの癖だろう】

こちらこそ、ぜひお力をお貸しください。
実はこれ、ほとんどこけおどしなんです。銃へたくそなんで――
いつも衝撃波とかで戦ってるんですよ

【この猫耳少年が手にした銃は、特殊なアイテムである。
が、いかんせん使い手がへたくそだった。泣ける。】

【そこへ>>887>>901の放送が響く】

っと、先を急ぎましょう! 黒幕は多分この先です!!
くそ……許さない!!

【ぎん、と通路の奥をにらみつけ、駆け出そうとする】

/ドンマイです! <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/16(火) 23:59:12.73 ID:TqtYU/ME0<> >>882
「時代というのも、残酷になっているようですね」
【そのような1つの理由で説明される世界というのも、唾棄すべきものであろうが】
【少女の悲しさは男にも十分に伝わるものであった】

「これが終わって、互いに生きていたら頼みますよ」
【男も冗談めいた風に言う、きっと叶わないだろう。そう心の片隅で思いながら】

「私は思い出を大事にするタチでしてね、消せと言われた物もつい残してしまうのですよ」
【このような会話を交わして戦うなど、男にもできる芸当ではない】【相手がいて、初めて成立する芸当】

「私などよりも強い方々もゴマンと居るのでしょうね
それは中々に難儀なことですねえ」
【男は不可能とは言わない】【それこそ人脈というものを使い尽くして、滅ぼすということもありえない話ではない】

【そして、砲撃の結果として落ちた天井】【それは少女にダメージを与えるには大きすぎた】
【男の心に一瞬雑念が入った】【それは急速に拡大し、男を暴挙に駆り立てた】

【訳も無く、少女の立てこもる木々に駆け寄り、そのスキマがあるならば、手を捻じ込んで少女を無理に引っ張り、致命傷を与えないようにしようとする】【振り返るならば、男は猛省するだろう、自らの馬鹿馬鹿しい意味の無い行動に】 <> 【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪<><>2011/08/16(火) 23:59:14.58 ID:QX934zYH0<> /では御言葉に甘えて、御二方ありがとうです

>>887 >>878

カツン、カツン

足音が鳴り響く、足音が一定の音程で鳴り響く。
異常事態のテレビ局内で足音を奏でているのは独りの和服の女。
その女の特徴は黒の長髪で、全体的に艶っぽく。
そして何より顔の左半分を隠すかのような般若の面。

「あら…ずいぶんとお痛が過ぎたようね、坊や」

惨劇のスタジオに足を踏み入れ、左手で髪をいじくりながら
仮面で隠されていない右目は「悪い子」を見据える。
惨劇を前にして表情はどこかにこやかで。だから場違いで。だから常軌を逸していて。

「ゴミクズなのはどちらかしら?自分の我が侭を何とも思わないなんて…」

この瞬間雰囲気が変貌する。
にこやかな眼は過激な正義に狂い、猛り。
にこやかな雰囲気はすべての悪を灼熱で灰燼に帰すかのように。

 ―――さぁ 御死置きの時間よ エンヴィー・クロウリー
  
  ―――悪い子には須らく御死置きを与えなきゃ、ね

槍を構え、戦闘態勢へと入る。悪の総帥と過激な正義。
どちらも共存など出来ない。させるわけがない。 <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/16(火) 23:59:39.09 ID:amX+gmgAo<> >>888
【礼儀正しい少年。すぐにこちらを味方と認識してくれたらしい。
こちらも一時だけ、いつもの屈託のない笑顔になる】

アカデミーに留学してらっしゃるのですか!
だったら、あなたのこと絶対お守りしなくちゃいけないです。
アカデミーの人を守ると、ある人と約束したんです!

あ、ぼくは地元の反戦団体の代表で、月代明日架(ツキシロアスカ)と申します、
どうぞよろしくお願いします!

【そして戦場にそぐわないほど、丁寧に頭を下げた。いつもの癖だろう】

こちらこそ、ぜひお力をお貸しください。
実はこれ、ほとんどこけおどしなんです。銃へたくそなんで――
いつも衝撃波とかで戦ってるんですよ

【この猫耳少年が手にした銃は、特殊なアイテムである。
が、いかんせん使い手がへたくそだった。泣ける。】

【そこへ>>887>>901の放送が響く】

っと、先を急ぎましょう! 黒幕は多分この先です!!
くそ……許さない!!

【ぎん、と通路の奥をにらみつけ、駆け出そうとする】

/ドンマイです! <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/17(水) 00:00:02.81 ID:3kZF+0j90<> >>882
「時代というのも、残酷になっているようですね」
【そのような1つの理由で説明される世界というのも、唾棄すべきものであろうが】
【少女の悲しさは男にも十分に伝わるものであった】

「これが終わって、互いに生きていたら頼みますよ」
【男も冗談めいた風に言う、きっと叶わないだろう。そう心の片隅で思いながら】

「私は思い出を大事にするタチでしてね、消せと言われた物もつい残してしまうのですよ」
【このような会話を交わして戦うなど、男にもできる芸当ではない】【相手がいて、初めて成立する芸当】

「私などよりも強い方々もゴマンと居るのでしょうね
それは中々に難儀なことですねえ」
【男は不可能とは言わない】【それこそ人脈というものを使い尽くして、滅ぼすということもありえない話ではない】

【そして、砲撃の結果として落ちた天井】【それは少女にダメージを与えるには大きすぎた】
【男の心に一瞬雑念が入った】【それは急速に拡大し、男を暴挙に駆り立てた】

【訳も無く、少女の立てこもる木々に駆け寄り、そのスキマがあるならば、手を捻じ込んで少女を無理に引っ張り、致命傷を与えないようにしようとする】【振り返るならば、男は猛省するだろう、自らの馬鹿馬鹿しい意味の無い行動に】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 00:00:15.50 ID:YApjK+C/o<> >>886
…………
「……ごめんなさい。ちょっと怖かった?」
【さっきまで怯えていた女性にこんな事を言う。恐らく相手からしたらちょっとではすまない】
【それに相手は武器も持っていない。丸腰なら女もそうするだろう】

……
「……お詫びに隣町まで付き合うってこのお姉ちゃんが言ってるけど」
【相手を安心させるために、そうすると言った。もちろん言ったことは守るし、女は相手に頭を下げた】 <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 00:00:25.72 ID:FWXmi3nvo<> >>888
【礼儀正しい少年。すぐにこちらを味方と認識してくれたらしい。
こちらも一時だけ、いつもの屈託のない笑顔になる】

アカデミーに留学してらっしゃるのですか!
だったら、あなたのこと絶対お守りしなくちゃいけないです。
アカデミーの人を守ると、ある人と約束したんです!

あ、ぼくは地元の反戦団体の代表で、月代明日架(ツキシロアスカ)と申します、
どうぞよろしくお願いします!

【そして戦場にそぐわないほど、丁寧に頭を下げた。いつもの癖だろう】

こちらこそ、ぜひお力をお貸しください。
実はこれ、ほとんどこけおどしなんです。銃へたくそなんで――
いつも衝撃波とかで戦ってるんですよ

【この猫耳少年が手にした銃は、特殊なアイテムである。
が、いかんせん使い手がへたくそだった。泣ける。】

【そこへ>>887>>901の放送が響く】

っと、先を急ぎましょう! 黒幕は多分この先です!!
くそ……許さない!!

【ぎん、と通路の奥をにらみつけ、駆け出そうとする】

/ドンマイです! <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 00:01:22.58 ID:d0i8AgbO0<> >>903

「1人じゃなくなると、とても心強いです 2人で力を合わせれば絶対に勝てますよ! 」
【少年は自分を鼓舞するように言った】

「行きましょうか!!」
【決意を固めたような顔で少年は駆け出していった】

/ありがとうございますw  <> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/17(水) 00:01:41.58 ID:AvTibe/50<> >>876
灯火「よしよーし、解ればよろしい、あ、時間切れか、変身が」
怜火『……ーーーそいじゃ、適当なロープ探して、それで縛って、ジェイル前に投げ込む、と』
灯火「ヒーロー業界は世知辛いのさ、中身はただの女子高生に無茶言うなっ、とりあえず罪は罪」
怜火『ははっ、とりあえず、指名手配犯だし、賞金出るかねェ』
灯火「そしたら焼き肉にしようッ!」
怜火『いや、天ぷらの美味しい店が最近近くに出来たからそっちに……ーーー』

灯火・怜火『「HAHAHAHA」』

差し出した右腕に
有頂天、何というか能力者の検挙と言うのはなかなか初めてで、少し嬉しいのだろう
腹が減る話題ながらにやたらと腹が立つ
にしてもレス時間が解けている為か、変身が解除されてる
今なら逃げる隙が多そうだが、このまま素直に付いて行ったらジェイルへ
NPC係員と手続きを済ませ次第、投獄されるだろう、彼女らはジェイル員では無いが、何せ取り扱うは
指名手配犯故だろう <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/17(水) 00:01:59.50 ID:edx6G1iN0<> >>898
(音に反応するか、だが最初の時は逃げている人間達がかなりうるさかったのに的確に5人に当たった、他にもありそうだな)
【新たに得た知識を脳に刻み込み、彼女の次の行動を確認】
【彼女は銃を取り出し弾丸を放った】

【だが青年は落ち着いている、何故なら弾丸は青年に向かって一直線で向かっているからだ】
【幾ら早くてもただこちらに向かってくる的など、弓の腕前が達人のとっては楽勝だ】

【青年が取った行動はまず割れている車の窓ガラスに手を突っ込み自ら手に軽症を負い、弓をすぐに構える】
【右手には矢が握られていない、と思いきや、右手にはいつのまにか、光の矢とうす緑に光る矢が現れる】
【手馴れた動作で弦を引き、光の矢、うす緑に光る矢と順番に射出する】

【さて、放たれた最初の光の矢はまず鉄球へと当たり、青年の能力でダメージを送信、鉄球全身にひび割れが起きて空気抵抗などが起きる、
さらにうす緑の矢が鉄球に当たり、当たった箇所から強い風が吹きさらに速度は減少、最終的には後ろの弾丸と玉突き事故を起こすだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/08/17(水) 00:05:11.04 ID:ooF7uPIMo<> >>914 >>915
/乱入おkっすかね?足止めになっちゃいますが <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 00:05:14.33 ID:YApjK+C/o<> /二重投稿すみません…… <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 00:06:06.34 ID:LwC3YJXRo<> >>902
【ちょっとどころではないに決まっている。相手のこちらの様子をうかがう様な言葉に少しムッとしてしまったのは言うまでもない】
【とはいえ、悪戯心程度しかなかったらしいのは何となく伝わって来た。これ以上根に持っていても仕方がない】
【はぁ、と大きく溜め息を吐いてから一度首をコクッと頷かせ、少女――ではなくブレスレットへと視線を向けると】

「当たり前でしょう。殺されるかとマジで思ったんですから」

【その言葉の後にはさっきから黙り通しな女性の方へと視線を向けてみる。だが、表情に大した変化は見受けられなかった】
【全く喋らない点から考えると声が出ないのだろうか、などと色々と予想を立ててみるが予想外な言葉がやって来た】

「えっ、言ってるって……あ、じゃ、じゃあ、お願いしたいですけど……」

【そりゃ今日は特に物騒な夜なので一人でいるよりかは複数人、それも拳銃を持っている女性と一緒となればかなり心強い】
【しかし、女性からしてみれば一言も言葉を発していない女性が『言ってるけど』というのが首を捻りたいポイントだったのであった】
【もしや、ブレスレットとこの少女の間では何かしらのテレパシー的なのが成立しているのだろうか。とりあえずはそんな予想】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/17(水) 00:07:08.36 ID:qAnHEssx0<> >>916
(やっぱ時間制限あんのか)

【流石にずっとあの怪物的動きはな…と心の中で苦笑】

ショーキン?

【いまどきそんな物があるのだろうか】
【首をかしげるが、本当に賞金が出るのは超凶悪犯ぐらいだろう】
【それこそ"指名手配されないぐらい"の犯罪者にしか賞金なんて出ないんじゃないだろうか】

【何はともあれ、せっかく相手の変身が解けた訳だし】

んじゃ、俺は路地からロープ探してくるわ

【軽く右手を振りながら、相手に背を向けて、路地の中へ入ろうとする】
【もちろん逃げるつもりで】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/17(水) 00:08:01.75 ID:7eEtSMxPo<> >>905

「時代の豊かさと人の心の豊かさは反比例しますからね・・・・・・」
【14歳とは思えない発言である】

「そうですわね。喜んでお作り致しますわ」
【双方が生きて帰れる事を心の奥底で密かに望んでいる】
【自分自身でも不思議だった】

「・・・・・じゃあ極力思い出さないでください。」
【結構自分でも恥ずかしいらしい】

「ええ、恐ろしい者ばかりですわ・・・・・・」
「多分、私はちょうど中間なのでしょうけど。」
【組織の人数を把握しきれてないのでそんな事を言っている】

【まず自分以外の機関員にはそこまで会った事がない】


【少女は死を覚悟した】
【落ちてくる弾を見ながら何をしても間に合わないと。】
【だが、それは違った。少女は前方からの力により引っ張られていた】

【致命傷は免れたが、足は骨折しているだろう】 <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 00:09:06.87 ID:FWXmi3nvo<> >>918
/自分はおkですよー!! <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 00:09:34.40 ID:FWXmi3nvo<> >>918
/自分はおkですよー!! <> 【零想災生】<>sage saga<>2011/08/17(水) 00:10:37.14 ID:6IjYuzY0o<> >>907
足音に気づいた男は、ニコニコとした顔のままふっと視線を動かす。
視線の先にいたのは―――長い黒髪の艶を振りまき、般若の面をかぶった一人の女性だった。
血塗れたスタジオに滑稽に浮かび上がる和服を見つめながら、男は少女から身体を離し、また回り込むように
して正面に立った。

「…ようこそ正義のヒーロー…いや、この場合はヒロインと呼ぶべきだね。まぁ、どちらでもいいけれど…。
我侭かどうかは君一人が決める事じゃない、僕が気分が害する前に口調を改めてはもらえないかな?」

「それに……お仕置きするかどうか、その裁量はどこから来るのか聞かせてもらえないかな?
気になるんだよね…ほら、正義の定義と悪の定義って、曖昧じゃない?」

女の戦闘態勢など意にも介さない男は、左手で自分の頬をかきながら日常風景から切り取られたような
平和な顔で問いを投げかける。

>>878
すでに少女の事は気にしていないようで、少女には背を向けている状態だ。
だが、少女からなら見えるだろう。

左手で頬をかきながらも、背後に回した右手が先ほどの死神の鎌のように変貌しているのが。 <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/17(水) 00:10:48.05 ID:FjBGP1on0<> >>900

なるほどね、下に。

【自分は下に沈めばドリルの餌食だが、なんとも…】
【いや、自分自身の魔法で作り出したのだから当たり前といえば当たり前か。】
【などと気楽に構える女。】

【やがて、ビルは破砕され、頭上から降り注ぐ。】
【これから見るに、少女は隙間を埋め尽くし、流砂の餌食にするつもりだろうが…。】

…スキマはね、そんな程度の質量で埋め尽くせるほど柔じゃないのよ。

【スキマは言葉通り∞の距離を持つ。 すなわち、物質の保存も∞。】
【頭上に手を掲げ、スキマを出現させる。 そしてその上へと被さるビルの瓦礫を、どんどん中へ送っていくのだ】
【その過程で女はその瓦礫の破片で肩やわき腹などを深く切る。 ダメージを視覚化するならば60%ほどか。】

【だが、女は痛い素振りを見せず、血も流れず。】

こんな騒ぎの中でビルにいる数人なんて、おかしいものよ。
まぁ、どうでもいいことだけど。

【地面が流砂になったことによる自分が出現するためのスキマと、瓦礫を飲み込むスキマ。】
【スキマを作り出せない今、女は―――】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 00:12:07.49 ID:d0i8AgbO0<> >>918

/僕もOKです! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)<>sage<>2011/08/17(水) 00:14:10.19 ID:ooF7uPIMo<> >>924 >>927
ありがとうございますー!ではちょっと書いてきますっ <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 00:17:51.44 ID:YApjK+C/o<> >>920
…………
「じゃあ、決まり」
【ここで能力を発動した。出来るだけ早く相手を隣町まで運ぶつもりだ。危ないのもある】
【そして、>>887>>901の放送が聞こえた。さすがに叫び声が僅かに聞き取れるくらいに、だが】

「……お姉ちゃんが運んでくれるから。ほら、早く」
【女はしゃがんだ。相手を背負って運ぶようだ】 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/17(水) 00:19:03.11 ID:8ZexjSyI0<> >>907>>925
(いってえ…)

【泣きながら自分の頬を抑えて蹲っていると誰かは言ってきたようだ】
【痛みでそれどころではないが】

(いや本当に冗談じゃないっすよ…)
(この傷消えなくね…?もう最悪だし…あ、でも傷あったら少し男らしく見えたり…)
(て、貫通寸前だし!あっぶね!)

【心の中では饒舌なのであった】

/お二方の戦闘が終わるまで自分は引っ込んでますねー! <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 00:19:06.95 ID:KCiPeJvc0<> >>926

「カウントゼロ、お遊びだからね。
 じゃぁ褒美に一ついいことを。このあたりの地盤はちょっと特殊でね、ある一箇所に力を加えると大きな断層のズレが発生するのさ。
 そう細工したんだけどね、その場所はちょうどあの二つのビルの小さなほうさ」

【最後まで耐え切ったため、蟻地獄も消失しドリルも停止してある。
 なのでこれ以上の追撃の心配は無い】

「賢明な君なら私が何をしたいのか分かるかな?
 結果だけ言おう。もし起こせば、テレビ塔はおろかこの辺り一帯丸ごとに大きな地割れが発生するというわけさ。
 まさに天災だね、いや人災かね?まぁ、どうでもいいことさ」

「さて、君はどうする?」 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/17(水) 00:23:31.00 ID:3kZF+0j90<> >>922
「言ってくれますね、そう思いたくは無いですけれども」
【男も少女の大人びた所は重々承知しており、そこに何か思うところは無い】


「さて、どうなるでしょうかねえ」
【軽薄な言葉を言ってみた。実際思い出す時はあるかもしれない】

「そうですか……四条院様が中間なら、私もそこそこの位置に行けますねえ」
【自分の能力を過信したように言っている】【実際は相性もあるため、一概には言い切れないが】
【機関の実情がわからないため男の口も大きくなる】

【適当に掴んだら、どうやらつかめたらしい】【続けて腕が細くやつれているように思える】【肉体も風化するのだなあとしみじみ思いつつ】

「私を殺したいと思わないなら、消していただけませんか?この木々を
それに、この木を消して頂けたるのなら君の手当てができる場所に行きますので」

【そう乞い願う。男の生殺与奪はこの少女が握っていることになる】
【全く以って、このような理不尽な行動を取ってしまった自分が憎らしい】 <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/17(水) 00:25:16.29 ID:t82a+oAl0<> >>917
(鉄球と鉄球はぶつかりテメェは無事……とでも思ってるのか?)

【青年に誤算があるとすれば、鉄球の速さであろう】
【今までは手で投げていたためそこまでの速度は出ていなかった】
【しかし、さっきは銃を使ったのだ】
【鉄球を減速させたとはいえ、鉄球の速度に引っ張られた火薬弾が車にかなり接近している以上、幾度と無く盾に使われボロボロになったボンネットや車内を通してガソリンに引火するということは十分に考えられ、またその可能性は決して低くは無い】

(さて……その車の薄くなった鉄板は火薬に耐えられるのかな?) <> 【九垓冥卿】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 00:27:38.85 ID:ooF7uPIMo<> >>914 >>915
【通路の横道から、遮る様に飛び散る物があった】

【第一に悲鳴。第二に血飛沫。第三に人の物と思われる首。第四に左腕。第五に、黒コートの男】
【血に塗れた通路を踏み躙りながら現われたそれはまるでヒーローの物の様なバックルが腰に装着されており】
【しかしそれは特撮の怪人の一部の様にも見え、言ってしまえば異様で不気味な物だった】
【二人を遮る様に通路の中央まで歩むと二人に向かい合い、この血生臭い空気を切り裂く】

帝国の犬、クズの大将。ここから先は遠せない
お前達にはここで死んで貰う必要がある

【そう言うと足元の首を軽く蹴りつける。ころころと軽い音と共にそれは二人の足元に向かう】
【中味の無いそれは頭蓋骨が綺麗に切り取られ、汚い中味を晒け出していた】
【首をゴキリと鳴らす。戦いの場としてはいささか狭いがまぁいいだろう】
【そこまで豪華なステージをやる必要は無い…ここはヒーローのステージなのだから】

/では、よろしくお願いしますっ <> 【互信光臨】 @wiki<>sage<>2011/08/17(水) 00:27:48.67 ID:AvTibe/50<> >>921
怜火『いやぁ、またな?あの天ぷらの衣の程良いサクッてきてジュワッと染みた中での海老の食感がな?』
灯火「ぁー……確かにそれは美味しそうだ、あ、ロープ?うん、いってらー」
怜火『後な、塩のこだわりが凄ェんだよ、なんと抹茶風味の………ーーーって』

怜火・灯火『「お前が行っちゃダメだろ!?」』

すんなり天ぷらの話に夢中なのか自然に行かせてしまうが、十数秒辺りでノリツッコミが炸裂
背中が遠く彼方に離れて行ってる最中であった
なんとなく、詰めが甘いなぁ、なんてやっと自覚を覚えて来た二人であった
追おうとした頃には、第二陣な混乱した人々が邪魔で遮られた

灯火「ぁぁ、背中があんなに遠く」
怜火『…………すまん、天ぷらの話に夢中になりすぎた』
灯火「…………今度奢ってね」

そんなわけで今度は、天ぷらで……ーーー


/お、乙と絡み感謝ッ!所々遅レスだったり駄レスすまんかった! <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/17(水) 00:30:49.38 ID:7eEtSMxPo<> >>932

「まぁ、そうならない事を願うばかりですわね。」
【声だけなら普通に談笑しているのと変わらないのだ】
【なぜこのような状況で話せるのか本当に不思議であった】

「私が記憶を消せる能力だったらすぐに消してたのに・・・・」
【ボソッと悪態を付いて見せる】

「あら・・・・先生ならきっと上位に行けるわ。」
「だって、前線向きの能力ですし、頭も宜しいわ」
【お世辞ではない。一人の人間として完全に尊敬しているのだ】

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
【辺り一面の木々が消えて行く】
【敗北を意味したのだろう】

「どうぞお好きにしてください。」
【完全に覚悟は決まっているらしい】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 00:31:30.92 ID:LwC3YJXRo<> >>929
「え、えー……」

【訳がわからないとは正にこのことを言うのだろうか。こちらからしてみれば相手は見かけ変わらず少女なのだから】
【しかし、相手は自分よりも年上とも思える身長なのもある。結構高身長が自慢な自分も小さく見えてしまう身長差だ】
【……まぁ、ここでうだうだともめているのも問題かもしれない。テロの火の粉が飛んでくる可能性だって無いとは言えない】

「……じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて」

【この歳になって誰かに背負わられるというのも何だか気恥かしい感じがし、若干苦笑いを浮かべながら相手の背中に背負われた】 <> 【全瞑心感】@wiki<>sage saga<>2011/08/17(水) 00:32:27.32 ID:qAnHEssx0<> >>935
おー

【フツーに見逃して(?)くれた】

(案外バカだなあいつら)

【物凄く失礼な事を考えながら】
【一番近いコンビニはどこだろうか、と思い出しながら、青年は路地の闇に消えた】

/絡みありがとうございました!楽しかったから問題無い!
<> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/17(水) 00:32:45.77 ID:FjBGP1on0<> >>931

【スキマから地面へと降り立つ。】
【そこで少女は、そんな選択を女に迫った。】

つまり、あそこに力が加われば、総帥とか他の人までお陀仏…って訳ね。
あそこに正義側としてやってきた人はどうでもいいけど…こっち側の人間は駄目よね…。

【どうするかと聞かれると、女はフフと微笑み、こう答える。】

つまりあなたを殺せばその小細工はなくなるわけでしょ?
なら答えは1つじゃない?

【使い方は省略するが、スキマを使い相手の額に向け日傘を打ち込まんとする。】
【つまりスキマは女の傍と相手の額の直ぐ近くにあるわけで。】 <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/17(水) 00:33:47.01 ID:edx6G1iN0<> >>933
(…駄目か)
【弾丸が車に接近しているのを見て、青年は心の中で呟く】
【このままでは車の爆発に巻き込まれるのに青年は無表情を貫いていた、唯の強がりか? それとも】
【左手の力を抜きカラリと言う音を響かせる弓、そして青年はため息をついてから】

           (ちょっと移動するか)

【車の近くで爆発する火薬弾はそのまま青年の身を守った車を誘爆し、轟音を響かせた】
【常人なら、常人ならこの爆発で命は事切れるだろう】

【しかし気づくだろうか?】
【車が爆発した瞬間、青年の全身に電流が流れるようなエフェクトが発生して、50m走を3・5秒で走り抜ける体で、彼女がいるビルへ入っていくのを】 <> 【図面銃製】銃器召喚 @wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 00:36:07.99 ID:d0i8AgbO0<> >>934

「わぁッ 誰だ!!」
【少年は驚いて叫んだ】

「僕の前に立ちはだかるならば、体に最低でも50の穴は開けますよ?」
(なんだよ、なんだよ 強敵出現ってことか?? 実践経験は今日が初めてなひよっこに何ができるんだよ・・・ )
【心の中で弱音を吐きつつも、気丈に振舞っているようだ】


【少年は手にもったMINIMIの照準をあわせた】

/よろです! <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 00:38:10.41 ID:KCiPeJvc0<> >>939

「そうだとも、そういうことさ。
 だから、全力できなよ」

【攻撃をあらかじめ予測してたかのように、攻撃を回避する。
 同時に指で何か特殊なしぐさをする、下から上にと指を回す。
 それは何かを動かすようなしぐさで・・・】

「この辺に埋まっていた鉄杭さ」

【足元から鉄杭が競りあがってくる】

「でもこのがらんどうな状況は私に不利なんだよ。
 設置する罠が限られてくるからね」

【そういっていうるちにビルのガレキで混雑している場所に移動する】 <> 【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪<><>2011/08/17(水) 00:39:06.98 ID:rwY39YZJ0<> >>925

「あら?私の口調を他者にどうこう言われる謂われなど無いのよ
 だから改める気などなくてよ」

こちらは聞く耳持たず。悪党の戯言など聞く価値がない。
どうせ御仕置きするのだ。おしゃべりは最小限で良い。
只、最小限さえも彼女にとっては我慢できる限界なのだが。

「嫌よ。私、悪い子と御話しする気分じゃないの。
 ただ簡単に言うなら――人を殺せばそれで悪よ?神気取りの悪い子にはそんな事も理解できないかしら?
 わざわざ言語化しないと理解できないのかしら?」

少し、苛立ちを自覚するが、隠した。声色には出ていない。
ただ顔には出ているかもしれない。般若の面が脈打つような錯覚を覚えるかもしれない。

「さて、おしゃべりも気分を害するだけよ。
 だから私 桜井 鈴霞――正義 執行させていただきます」

サイドステップを織り交ぜながら三又の槍を握りしめ、相手へと接近していく。 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 00:43:14.21 ID:YApjK+C/o<> >>937
……
「しっかり掴まってね。行くよ」
【相手に掴まるように注意を促してから立ち上がり、そして駆け出す。少なくとも人間だとは思えない速さで一気に隣町まで駆け抜ける。能力が切れないうちに隣町まで行ってしまいたい】

………
「着いたよ」
【それからいかにも平和そうな街の風景が見えてくると、ゆっくりと脚の動きを緩め、その入り口で止まった】
【それから相手をおろした】
<> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 00:44:13.40 ID:FWXmi3nvo<> 【横道から現れたのは、悲鳴、血しぶき、人体の一部、ひどく損傷した遺体。
そしてみためだけならヒーローとも怪人とも言える、黒いコートの男】

あなたは――!!
なんてことをするんですか。

【人を容赦なく傷つける暴虐に一瞬、激しそうになる口調。
しかしそれはすぐに、割と静かなものへと変わる。
見えただろうか、猫耳少年の瞳が暗がりの中でもわかるほどに青く青く染まったのを。
感情まかせに突っ走ることを防止するための、リミッター。
つまり、深い怒りと、本気の証】

すみませんが、そこをどいてください。ぼくたちは行かないといけないんです。
あの子を助けて、総帥を止めて。
こんな馬鹿な騒ぎを止めさせるんです。今、すぐに

【真正面から相手を見据え、目的をはっきりと告げた】
【転がった首には心中で手を合わせる。だが、恐怖や嫌悪は一切示さない。
これまでの体験でそうした部分は壊れてしまっていたのだ】

【異常なほど冷静な目が相手を観察する。獲物はない。
召還か、パワー系か、放出系か?
今の登場からして、一番可能性が高そうなのはパワー系だが。
背の高い体格と、感じる力感に警戒を強める】

/こちらこそっ!

>>941
【あせった様子の少年にささやく】

落ち着いてください。
いざとなったらぼくが彼と組み合いますので、うまく狙って撃ってください。
あなたの射撃のあとにぼくも仕掛けます <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/17(水) 00:46:40.91 ID:FjBGP1on0<> >>942

【ガァン!と、日傘は跳ね返される。 頑丈だったのが幸いか。】

あの場所は確かに罠を設置できそうだけど…。

それだけで私を殺そうなんて、考えないことね。

【そして女は真意を見せないまま、スキマを消失、展開。 自分が通り抜け、降り立った先は少女の近く。】

ほら、早くしないと額貫通するかもね。

【そう言いながら先ほどと同じ手法で額へとぶつけようとする。】
【「頑丈な日傘」。 その言葉に秘められたのは、ぶつかると「痛い」だけでは済まない事。】
【勿論、少女に策があるのを予想しての行動。】 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/17(水) 00:47:00.83 ID:3kZF+0j90<> >>936
【この殺伐となるべき場所で、そうならないというのも心から疑問に思い】
【何か別の感情でもあるのだろうと合点をしていた】

「口にしないようには努めますから、まあそこまで怒らないで下さいよ」
【もう睦言の世界である】【怒った様子にも可愛らしさを感じてもいるのだから】

「私はあまり地位が欲しいとは思いませんがね、力があってもやりたいことができなれば仕事も捗りませんから」
【研究がしたいから研究所にいる、ただそれだけ】【尊敬を受けてもそれに値すると言えるのだろうか。男は少しだけ悩んだ】

「私は貴方を殺した、貴方は私を殺した。もういいでしょう」
【男は自分の行動で負けたと思っている】【だからこんな台詞が出てくる】
【要するに引き分けと言いたいようである】

「それでは、好きにさせて頂きますね」
【男は少女をお姫様だっこの要領で抱え上げると、裏口から出ようとする】
【このままだと、研究所の息の掛かった近くの病院まで行くことになる】 <> 【零想災生】<>sage saga<>2011/08/17(水) 00:48:17.88 ID:6IjYuzY0o<> >>943
「あぁ、そうかそうか……君の気分を僕が害したというのであれば謝らなければならないね、これは失礼」

ニッコリと微笑みながら頭を下げてみせる男は、相手が戦闘態勢からもう一歩先、突撃の気配が漂っているのを
感づいたか、隠していた右腕を前に持ち、姿を露にする。さながら死神の鎌のようになった右腕は段々と肥大し、
最終的には男の身の丈半分程にまでなった。右腕の質量一杯に鎌を出現させた男は、ニコニコと微笑みながら
仁王立ちしたまま、蒼いコートを揺らして言葉を続ける。

「殺しが悪……ふむ、なかなか短絡的なようだね君は。もし、親が殺されてしまった子がその仇であると殺しをして
もそれは悪と呼べるのかな?この世界に無数に散らばる”死刑執行人”達は全員正義の名を歌った悪という事には
ならないかな?僕は神を気取っているつもりはないよ、緊急放送の僕の宣言を聞かなかったのかい?僕は神じゃない…
世界の平和を謳う神々がもたらす苦痛すらも”殺す”と言ったまでだ、言語化する前に、君には理解が必要だね」

笑顔のままに言い放つと、相手の名乗りを受け、一度だけ浅く頷く。
サイドステップを織り交ぜながらこちらに接近してくる相手を一瞥しながら、男は見据えたまま答える。

「名乗りをどうもありがとう、正義のヒーロー”気取り”さん……僕の名前はエンヴィ・クロウリー」


「君のような短絡的な思考を持った人たちを零に還す、総帥の名だよ」


男はここで接近を果たした相手の攻撃に備えるように右腕を突き出し、鎌から一瞬で盾の概念を付与し、攻撃に備える。
接近してきている相手が攻撃を繰り出せば盾で受け流そうとするだろう。 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 00:50:32.88 ID:LwC3YJXRo<> >>944
【――予想外に速かった。それが第一印象であり、振り落とされたら怪我では済まないと思わず少女に掴まる手に力が入る】
【能力者っぽいとは薄々思っていたが、やはり信じられない。とはいえ、少女の方が身長が高いので掴まりやすかったのではあるが】
【暫くして悲鳴一つ聞こえてこない街の入り口に辿り着くと背中から降ろされ―――女性は少し酔ったらしく気分が悪そうであった】
【人並み外れた速度で背負われたまま運ばれればそりゃ揺れも相当であろう。吐くまでには至らないが頭が痛い】

「うっ……ありがとうございまぶ……」

【額を左手で押さえながら相手へと礼を言う。着いたよと言われてもこれではあんまり平和を謳歌できそうにはなかった】
【考えてみれば、これから今日の内に宿を探さなければならないのである。まぁ、当初は道中で野宿を考えていたのでそれよりはマシであるが】 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/17(水) 00:53:23.75 ID:7eEtSMxPo<> >>947

「わかりましたわ、今回だけですよ今回だけ」
【あくまでも許すのは「今回」だけなのである】
【きっと次は本当に怒るだろう】

「あら・・・・・なんだかとっても教師っぽいですわね。」
【男の口から出た言葉に驚いている】
【いつもは男に話をするだけでそこまで深く自分の事を話してくれなかったからだ】

「わかりました、今回は何も無かったんです。」
【自らも水に流したいらしい】

「って・・・ちょっと!」
【お姫様だっこされるのが恥ずかしいらしい】
【だが、男に従うと決めたので行き先がどこでも文句は言わないだろう】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/08/17(水) 00:54:26.48 ID:ZIDIxkcIO<> >>930

ちょっと!あんた!!スタジオはどっち!!

早く言いなさい!!喉元をかっ捌くわよ!!

【倒れた警備員にけたたましく言葉を紡ぐ一人の人物は、】
【この状況の中、誰よりも焦っていた。掴みかからん勢いで、言葉を紡ぐのは、】

【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つは左腰の二振りの刀と、左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

あっちね!あの壁の向こうね!!

「あ、ああ…だけどあんた…そっちは…」

【答えを聞く前に、女は走り出している。壁の向こうはスタジオだが、】
【回り込んで、入り口を探さなければならない。入り口は、】
【現在彼女がいる場所からは遠く離れた、同じ階の裏側にあった。】

「行き……止ま…」

ふん。のんびり入り口を探してる暇は―――――――――――



―――――――――――無いのッッ!!

「な…!!」

【ガアァァン!!!】
【閃光のような二つの太刀筋は、強固なスタジオと通路の仕切りを十字に切り裂く。】
【女は轟音とともに、けたたましくスタジオに乱入する。ちょうど、相手の真後ろ。】

音無!!どこ!?

ああ、いた!良かった…まだ首は繋がってるみたいね。

【辺りを見回すと、そこには。忘れもしない。蒼いコート≠フ男。】
【凶悪な能力…狂った「救済」。一つの惡の理念が、そのまま顕現したような人物が存在していた。】

【もう一人は、交戦中の女性。和服の人物である。】
【状況をみるに、男はこちらに気づいていない。女は素早く辺りを見つめ、】

さて…

逃げるっ!!

【相手の手を掴んで、そのまま素早く通路へ出て、逃げようとした。】
【相手が特に抵抗しなかったら、そのままテレビ局の外へ出ていくだろう。】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 00:55:10.87 ID:YApjK+C/o<> >>949
……
「……よしよし、お姉ちゃんってこういうの弱いんだね」
【相手は酔ってしまったらしい。酔う人もいればそうでない人もいる。気分がよくなってくるまでせなかを】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 00:58:20.02 ID:KCiPeJvc0<> >>946

「君はこの地での人間に定義される種族なのかはともかく、あんまり見下さない方法が良いよ」

【彼女の能力の本質は防御である、攻撃的な能力の使い方により誤認させられるが、もっとも飛びぬけている性質はソコである。
 日傘は所詮日傘、例えソレが頑丈でも。
 彼女は防御に移った、守る壁は鉄の壁。額を鉄の皮で防御した】

【同じ手法でスキマを展開し攻撃してきたのなら、
 『左腕』で何も変哲も無いパンチを繰り出す。場所はスキマ目掛けて】

「いやね、実のところ君の主人には共感してるのさ。
 だからこうして人類を一手で滅ぼす方法を用意してあげたのに。
 人類というのは語弊があるね、この地域の人間に訂正」 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 00:59:12.79 ID:YApjK+C/o<> >>949
……
「……よしよし、お姉ちゃんってこういうの弱いんだね」
【相手は酔ってしまったらしい。酔う人もいればそうでない人もいる。気分がよくなってくるまで背中をさすることにした。手を優しくあて、撫でるようにそっと動かす】

……
「ごめんね、宿までは分からないんだ。でもここまで来れば大丈夫だし、ここでお別れだね」
【その間、ブレスレットが言った。女はまた街に戻るつもりらしい。どうも気になることが出て来たらしい、さっきの放送だった】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 00:59:51.35 ID:YApjK+C/o<> /途中送信すみません…… <> 【九垓冥卿】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 00:59:55.65 ID:ooF7uPIMo<> >>941
【威勢の良い物だ。しかしこの程度で驚くなど、この世界でやっていけるとは思えない】
【まずは出来もしない事を言う物じゃないと言う事を身体に分からせてやる必要がある】
【まぁ折角の教えも実践する事無く無念と一緒に抱えて空へと持っていく事になるだろうが】

ふん、やってみろ。まぁそこの大将が素直にやらせてくれるとは思えがな
やりたいなら…ほら、そこのクズを殺してからだ

【所謂挑発だ。この程度の挑発に乗るなら、到底総帥とは対峙出来そうにないが】

>>945
【反応はまぁ予想通りと言うべきか、理性が戻ったのは想定外だが】
【まぁ良いだろう。こんな攻撃の意思も無い人間、捻るのは容易いと、そう考え】
【話し合いの予知何て無い。それを体現する様に言葉を放つ】

それをさせずに目標だけ持ったまま天に送り返すのが俺の役目だ
不殺員は脳味噌まで雲の上か?

【挑発、挑発、挑発。罵詈雑言とも言える言葉を、少年へと浴びせ掛け】
【直後、バックルから黒色の、しかし闇とも光ともつかないエネルギーが放出される】
【能力者で言う発動。男の意思に共鳴し、自動的にそれは展開された】

変、身

【バックルが左右に開き、中心に埋め込まれた宝玉が外気へと照らされる】
【そして黒色のエネルギー体が電気と共に身を包み、展開は完了する】
【ヒーローの様で、悪役の怪人の様な、男自身を表すように】

さぁ、英雄の時間《ヒーロータイム》だ

【親指を首に押し当て、左から右へと運び、そう言った】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 01:00:52.27 ID:LwC3YJXRo<> >>952
「……先程から気になってたのですが」

【背中をさすってくれるのはありがたいが、やはりどうしても違和感を感じてしまったので一つ呟く】

「"あなた"と"その少女"の連携って言うか、そういうの意外と良いですよね」
「なんていうんでしょうか。無言で意思疎通をしてるっていうか……テレパシー使ってます?」

【つまりはそんな疑問であった。両手を両膝に付けながら少し足を開いてどっかりとダウンしている体勢ではあるが】
【視線を上へと向けて少女、正確にはブレスレットにであるが両方に向けたりしていた。目のやり場と言うか話す方向に困る】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 01:01:23.32 ID:LwC3YJXRo<> >>957
/おっと、書き直します! <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/17(水) 01:01:55.80 ID:8ZexjSyI0<> >>951
【背後からそれなりに面識のある女性が壁を切って入ってきた】
【派手な登場カッコいい。とか考える暇もなく、未だに頬の痛みに悶えている】

(ていうかなんでいつも俺なんだよ…)
(損な役ばっかりじゃん…)

【とか考えているが、ちゃんと痛い。というか痛みを忘れるためにこんなどうでもいいことを考えているのだ】
【それくらい頬に受けた傷は深い。貫通ギリギリである】
【そして気付けば手を掴まれて、抵抗する暇もなく引き摺られながらテレビ局を後にする】

「あえ?」

【頬を斬られたために普段でもうまく口が回らないと言うに更に悪化していた】
【辺りを見回して疑問が湧き上がる。外にいる。あれ?助かった?】

【見上げればそこには知り合いの女剣士が】

「あにゃ?」 <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/17(水) 01:02:46.08 ID:t82a+oAl0<> >>940
「死んだかな?」

【車は轟音と共に弾け、一瞬の後に炎上し始める】
【そして、青年は消えていた為、少女は死んだと判断した】
【しかし―――】

「……死体がねぇ」

【爆発に巻き込まれたにしろ、今も燃えているにしろその形跡がどうもない】

(まさか、能力によって逃げた?)
(いや、むしろ……)「このビルの中に入った」
(下の通りを見てもそれらしい人影があれば気付いただろう……となればその可能性が高いな)

【そのことを前提にとりあえず動き出す】
【まずは、まだ幾らか残っているガラス片―――20個の内15個を青年に設定】
【次に残りの5個を銃に込めておく】【無論設定は青年】
【そして、鉄球をその辺りにいくつか転がしておく】【設定は(ry】

(これだけ、準備しておけば大丈夫だろう)

【正直なところ、かなり焦っている】
【だからこそ、敵を迎え撃つことの出来るだけの状況をきっちりと整えたのだ】

「さぁ来い!」

【銃を扉に向け神経を研ぎ澄ませる】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 01:05:58.60 ID:LwC3YJXRo<> >>954
「……ありがとうございます―――え?」

【両手を両膝に付けながら少し足を開いてどっかりとダウンしている体勢ではあるが、背中を撫でられたのでお礼を言い】
【そして、次なる言葉は信じられないものというか――自分がした行動と真反対の行動であった。あの街に戻る】
【てっきり少女も逃げようとしていたのではないかと思っていたが、違うのか。何故。何か理由があるのだろうか】
【もし、理由が死にゆく市民を助けに行くとかの崇高な目的であったら私は―――私は、それでも戻らないだろう】

「大丈夫ですよ、宿を探すのは慣れてますし」

「……また、会った時には何か奢らせてくださいね」

【そう言って去ろうとする少女を見送ることにした。どんな理由で戻るかは知らないが、危険に飛び込む少女へと視線を向けながら】 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/17(水) 01:08:46.03 ID:3kZF+0j90<> >>950
「ありがとうございます」
【男は礼儀を正したように言った】【が、その言葉には少し子供じみた様子もあった】

「これでも伊達に教職はしていないということですよ」
【男は自分を話す習慣があまり無いので、驚かれたのだろう】
【殆ど意識していないので、男には何故驚いたか判らないようだが】

「これで、私の殺意も清算されて友人以上の関係が残っただけになりましたね」
【先程のことは無かったことにするのと男の想いが2つ重なっている】

「足に体重が行かないようにと思ってしているのですが、不満なら駕籠にでも乗ります?」
【一応配慮はしていたのである】【精神的な部分は考えずに】
【目的地はただの病院なので、そこに行って手当をして貰うということだけであり】
【男はもう拘束する気は無いようである】 <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/17(水) 01:08:55.23 ID:FjBGP1on0<> >>953

【またもや日傘は防がれる。 今度は鉄の壁。】
【ガァンと金属同士が触れ合う音が聞こえ、次の瞬間には相手はもう攻撃に入っていた。】

見下したつもりはないわね。

…それよ、「この地域の人間」。 それが駄目なのよ。
もし地割れでこの付近一端の生物が死滅したら。 此処の救済は完了するだろうけど、次が無くなるから。

…世界が平和であることが異常なんだから、私はこうして神殺に入り、こうしているわけ。
…話が飛んだわね。後ろ。

【自分の手前にあるスキマを消失。 相手の後ろへと回す。】
【そのまま拳を進め、それがスキマの中に入れば、自分の後ろのスキマから出れば…どうなるかは明白。】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/08/17(水) 01:13:01.51 ID:ZIDIxkcIO<> >>959

【とにかく女は走った。走って走って走った。そもそも一機関のトップと張り合って、】
【勝ちにいけるような戦闘力は持ち合わせていない。特に彼女の場合、】
【能力と呼べるものは全て武器に依存していたため、】
【男の能力とはあまりにも相性が悪いのだ。ゆえに、彼女にしては珍しく、その場から背を向けた。】
【階段を下り、近道の為に壁をバッサリ斬り、途中鉢合わせした機関員を突き飛ばし、】

【そしてようやく戦場の外に出たのだ。ちょうどテレビ局の裏側。ドラム缶や、】
【使い古された電子機器などが乱雑に置かれた路地裏のような場所に来ていた。】
【遠くで騒乱の怒声や、爆発するような音が響いている。】

…良かった。無事だったのね…

怖かったでしょうに…もう大丈夫よ…。

【そして、彼女にしては珍しく、】
【脅威と怖さを散らさせる様に、落ち着かせる様に相手を抱きしめようとした。】 <> 【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪<><>2011/08/17(水) 01:13:03.81 ID:rwY39YZJ0<> >>948

「当たり前の事よ。悪よ。そんな事さえも家族は教えてはくれなかったのかしら?」

相手の戯言を一笑に付すと、また戯言。
頻繁に悪党が言う言葉。頻繁に耳にする詭弁。
耳が腐るほど聞く台詞。実にくだらない。

「あら、お口がよく回るようね。あと訳のわからない事を言わないことね。そんな事は小説の中でやりなさいな。
 死刑執行人達は見方を変えれば、立場を変えれば確かに悪――とでも言うと思う?
 ソレを口に出来るのは法を遵守する者のみ。悪党が正論を言おうとそれが正当化されるとでも?
 私達を悪と言いたいなら、悪党の立場では無意味」

「法に背いた者が言う事はすべて戯言よ。どんな権利も憲法も戯言に耳を貸す程暇じゃないの。
 憲法も権利も守るのはルールを守っているよい子だけ」
 
「仮に死刑執行人が悪としても、それ以上に悪なのは「法に背いた者達」よ。
 それらを放置することこそ悪じゃなくて?見過ごすことこそ悪じゃなくて?」
 
「だから死刑執行人が居る。彼らは確かに悪かもしれない。だけれども――
 その罪と穢れを引き受ける、正義の刃は必要なのよ。弱き者を悪い子から守るためにね。
 そして現に今それが求められているッ」

笑みが消えた、殺気にあふれ、鬼気迫る。
なんていう表現が似合う表情とともに距離を詰め槍を薙ぐが受け流されてしまう。 <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/17(水) 01:13:05.32 ID:edx6G1iN0<> >>960
「……………」
【着々と準備が進められていく中、青年はブレスレットの能力を切り階段を昇っていた】
【カツン、カツンと静かに、定期的に聞こえる足音はどんどん屋上へ向かっていく】
【移動中の青年の目は、相も変わらず、冷たい目、しかし、その瞳の奥には轟々と、怒りの炎が巻き上がっている】
【このテロのせいで、青年の日常は無くなってしまった、普通で、何の変化も無かった日常が】

【ある程度昇った時、青年は矢を一本取り出し、自分の左腕に5本の浅い切り傷を作った】
【狂ったわけでは無い、武器を作ったのだ】

「……………」
【矢をしまって、また同じ動作を繰り返す】
【どんどん大きくなる足音は、屋上のドアの前で止まり、しばらく経ったらドアノブが回り、ゆっくりと開くだろう、そして姿を見せるだろう】
【無表情な顔をしながらも、背中に殺気をまとわせた青年が彼女の目を見つめながら】
<> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/17(水) 01:13:58.44 ID:7eEtSMxPo<> >>962

「いえ・・・・・こちらこそ」
【お姫様だっこをされながらも頭だけで礼をする】

「ま、その様ですわね。」
【結構まともに仕事しているので驚いている】
【普段は研究だけだと思っていたのに】

「友人以上と言うと?」
【半分分かっているかもしれないが、半分分かっていないので聞いてみた】

「いえ、このままで大丈夫です。」
【男がそこまで考えていないのが分かったらしい】
「このほうが落ち着きますし。」

【ボソッと呟く少女であった】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 01:16:57.62 ID:YApjK+C/o<> >>961
…………
「その時は美味しいものがいいね。それじゃあね、お姉ちゃん」
【それじゃ、と軽い言葉で女性から離れ、街に戻った】
【市民など関係ない。自分が生きられればそれでいい。残念ながら相手の想像とは違う行動を取ろうとしていた】
【あの放送の続きを見るために戻った】
【テロを起こすような人間を把握しておけば、それから離れればいい】
【そこまでするなら泊まっておけばいいのに。それはあくまで理由付けでしかなかった。とにかく気になったのだ】

/乙でした! <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 01:18:07.27 ID:FWXmi3nvo<> >>956
【挑発を繰り返す男。挑発もチカラのうちというタイプか、それとも。】
【そう思案をめぐらせていると、相手は「変身」した】

【ヒーローのようで怪人のような雰囲気が、形になったかのようなそんな姿。
一気に倍加する力感。これは【月の加護】で、対抗できるのか?
いや、勝機は――ある。なぜなら】

そうですか。
でしたらこちらは、それを「止め」ます。

すべてを滅ぼすなんて、たったひとりの悪夢のシナリオのために、
利用しつくされて、適当なところで殺される。
そんな幕切れを、誰にも許したくないですからね。

――いちおうぼくも英雄の名をいただいたものです。引けをとる気はありませんよ!

【この男には、慢心があるように思われたからだ】

【銃をしまい、籠手からかぎづめを展開した。
銃はもともと自分の戦闘スタイルではないので、むしろ足かせになってしまうのだ】
【両手に衝撃波準備。静かに呼吸を整え、動きを待つ】
【猫耳がコンパクトに後ろに引かれたたまれる。戦闘態勢だ】 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/17(水) 01:20:42.70 ID:8ZexjSyI0<> >>964
【んー?何が起こっているのでしょうか。気付けば外にいて】

「…ひぇ?」

【気付けば彼女は抱かれていた】
【といっても先ほど男に抱き上げられていた時とは全然違う】
【もっと優しくて、柔らかい。柔和な抱擁。男と女の違いがここにあった】

「んぇ?」

【そして全然状況が理解できていない彼女。さっきまでは何時殺されてもおかしくないような場所にいたのだ】
【というか自分は人質だったはずだ。それが外にいていいのか。というかもしかして助かった?】
【助かったのかどうかさえ分からない。全く分からないのだ。なのに涙は止まらない】
【硬くなっていた体から力が抜けていくのが感じられた。頬の傷に涙が入り込み、滲みていく。痛い】

「……………」
<> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/17(水) 01:21:33.88 ID:3kZF+0j90<> >>967
【友人以上とはと聞かれて、思わず閉口してしまった】
【それでも、言葉が無いと曲解されかねないので、何とか口を開く】

「要は、睦言を交わし合う関係ということですよ」

【男にはここまで堅苦しく言わないと言えない言葉】
【意味がわからないと言われたら、男の顔に火が付くのは目に見えている】

「そうですか。それでは私の腕が耐えうる限りこのままでいましょうかねえ」
【流石に耐え切れなくなって落としましたでは申し訳が立たないので、断りを入れておくことにする】 <> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/17(水) 01:22:01.84 ID:t82a+oAl0<> >>966
【ゆっくりと幽鬼の如き姿でドアから現れた青年】
【しかし、幽霊となっても鬼となっても力が無ければ意味が無い】
【鬼は剥製にされて博物館に飾られ、幽霊は何の未練を残すことも無く消滅する】
【そして、それはいつでも何処でも同じこと】
【まずは自分に向けて放たれた2つのガラス片すらも避けられなければ意味が無い】

(随分とお怒りのご様子だな?)

【ガラス片2;2レス】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 01:24:31.52 ID:KCiPeJvc0<> >>963

「うん、こういう台詞はどういう言葉を吐けばいいんだっけ?
 そうだ『左腕はやるよ』」

【ボ】
【切り離された隙間の中で変化がある】
【彼女が片腕しかないのは明白ではあるが、彼女の肉体としたるのは『右腕』である。
 ならば左腕はどうしたのか、明白。能力で作り上げた只の鉄の塊である。
 変化は中で起きた。
 切り離された鉄の塊は、広がり続ける宇宙のように変化を始めた。
 有刺鉄線、それが形状変化した名称である】
【彼女にしてみれば痛みも何もつながってない左腕である。
 文字通りにバットペナルティもない、何故ならルールを守るのであれば発生してはいけないからだ。
 登場人物は全て、特に明記されない限り常に一定の身体能力の持ち主だからである】

「安心しなよ。アレが発動したって1地割くらいは運よく生き残るさ」

【などと本人は涼しい顔をしている】

「うん?切り離されるのが先か?命中するのが先か?
 まぁ、行動したのは私だから選ぶ権利は私にあるのだから。
 そもそも初めからキミ狙いじゃないさ」 <> 【図面銃製】@wiki<>sage saga<>2011/08/17(水) 01:25:28.02 ID:d0i8AgbO0<> (我慢だ、我慢 挑発に乗ってもいけないし、逃げるわけにも行かない)

(僕はただやるべき事をやるだけだ…)

【局の前で改造して貰ったAUGを構え、MINIMIを手放した】
【その時、AUGが大幅に軽くなっている事に気がついた】

(あの人の思いも僕は背負っているんだ 絶対にここで止まる訳にはいかない!)

/ヤバい、意識が飛んでましたw <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/17(水) 01:25:35.20 ID:7eEtSMxPo<> >>971

「あら・・・多分、私の思っている通りの事みたいですわね・・・・」
【少女の口元には笑みが浮かんでいる】

「それって・・つまり・・」
【そこまで言いかけたが男のメンツを気にして口を噤む】

【だが、今さっきからずっとニヤニヤしている】

「ちょっと!落とす前に早く病院に運びなさい!」
【軽く焦り始めている】
<> 【零想災生】<>sage saga<>2011/08/17(水) 01:26:41.45 ID:6IjYuzY0o<> >>965
「あいにく、僕の家族であった大好きな兄さんはもうこの世には存在しないんだ…地獄で女の人でも
口説いてるんじゃないかな?」

相手の思考を見透かすような視線は挑発的にも受け取れるし、それ以上にも受け取れるだろう。
槍が薙いだ瞬間、盾を反射させるように動かし受け流しながら、互いに互いで戯れであるとでも言わんばかり
に言葉を紡ぎ合う。さながら劇場に立つ役者同士のように。

「法に守られなかった悲しい命達を前に失礼とは思わないかな…まぁ、君の中で言われている良い子は
限定的なようだから、仕方が無いのかもしれないね。法が守れるのは極わずかである事を君は理解している
はずだ……正義の刃と託ける君の槍は決して僕に届かない、求められているというのなら君の周りをよく
見てみるといい。情報操作とも言える報道で人々を惑わした悪が駆逐された証拠だけど、君の言う法で
守られなかった弱者でもある」

男はバックステップを取り、相手から離れると右腕をもう一度突き出してみせる。
その右腕はすでに盾の形状を失っており、真っ白なただの太い棒状のものが突き出しているだけ。
だが、不穏な重低音があたりいったいに響き始めているのがわかるだろう。
相手にその棒状の右腕を突き出し、照準を合わせるようにしているが、未だ変化は見られない。

「君の理念は正義を謳い悪を狂ったように駆逐し快楽を得る事じゃないはずだ。君は賢い。とてもスマートだ。
なのに君の理念は捻じ曲げられかけている、僕はそれがとても悲しく思うよ……」

男はニコニコとした顔を少しだけ歪め、本当に悲しそうな顔になる。
相手を哀れむのではなく、ただただ悲しそうな顔に。

「君を救うのもまた、狂った正義であるというのならば…僕はその正義すら悪と呼ばれても殺してみせよう。
だから君の力の使い方を間違わないでほしい…生ぬるい正義のためにあらゆる人々を犠牲にするような事は
やめて欲しいんだ……だから…問おう…

                  ここで零に還るのか   ともに立ち上がるのか       」

男の表情は悲しみに満ちているが、どこか希望を感じている革命を信じた民のようで、相手を見つめる瞳は
一筋の光を見ているようだった。
相手の動きと返答を伺っている男の右手は、依然として重低音を響かせたままだ。 <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/17(水) 01:27:43.66 ID:edx6G1iN0<> >>972
【開けた瞬間襲い掛かるガラス片、だが青年は何の行動もせずここから見える屋上の様子を確認】
【特に床に置かれた鉄球などはしっかりと頭に叩き込む、そしてガラスが目前の時】
【青年はドアを閉めた】

【これによりガラスはドアに当たり粉々に砕けるだろう】

【二回ガラスが割れる音を聞いたら青年はすぐにドアを開け、左手に生産された弓を使い、彼女の右肩の付け根を狙い一本の矢を放つだろう】
【確かに青年は怒っている、しかし、全くと言っていいほど、青年は緊張をしていなかった】 <> 【真双戒剣】<>sage<>2011/08/17(水) 01:30:15.11 ID:ZIDIxkcIO<> >>970

ごめんね…ちょっと助けるのが遅かったわ。

【相手が泣いているのが分かり、女は一層抱く手を取る女は強める。】
【相手には足が無い為、身長差がある。そのため、彼女も必然的に座っていた。】
【正座を崩したような大勢で、こちらに持たれかからせるようにして抱きしめている。】

もう少し早かったら…その傷も無かったのにね…ごめんね。

【人質に取られた時、女はモニター越しに相手の傷をみていた。】
【抉られるようのついたそれは、痛々しく、直視すると相手の苦痛がそのまま伝わって来るようだ。】

泣いていいのよ…ここには私しかいないから。誰にも見られないわ。

泣きなさい…怖かったり痛かったら泣いていいの…

【ギュッと抱きしめながら、言葉を紡いだ。】 <> 【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki<>saga sage<>2011/08/17(水) 01:30:43.40 ID:LwC3YJXRo<> >>968
/絡み乙でしたー! <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/17(水) 01:30:45.95 ID:FjBGP1on0<> >>973
/ん? つまりどういうことですかい?
/理解力無くてすまないんですが、説明してくれれば嬉しいです。 <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 01:31:56.66 ID:FWXmi3nvo<> >>974
【銃を持ち替え、自分の精神状態を整えているらしい少年の姿。
ああ、彼は初陣なのだ。なんとなく痛感する】
【心の中で彼のため祈る。
もっとも、勝ってほしいでも強くなってほしいでもなく、無事に帰ってほしい、なのだが】

いざとなったらぼくを盾にしていいですから。
絶対、生きてくださいね?

【視線は、黒い男に向けたまま、少年に向けてそうささやいた】

/どまーい!
/厳しそうなら凍結でもおkですよ、自分も二時までなんで…… <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/17(水) 01:33:25.00 ID:3kZF+0j90<> >>975
【目の前でニヤニヤしている中学生に、自棄になったかのように男は言った】

「ご推察の通り、私は四条院様に惚れたのですよ、女性としてね
全く、ここまで言わせないで下さいよ」

【そういう男の顔は、炎上しそうなほど赤々としていた】
【が、直ちに表情を取り繕い】

「そろそろですよ、ですから心配しないで下さい」

【もうそろそろ、病院の姿が見えて来る頃であろう】 <> 【九垓冥卿】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 01:35:29.04 ID:ooF7uPIMo<> >>969 >>974
【どうやら両者とも引き下がる気は無いようで、思い思いの戦闘スタイルを取り出す】
【しかし生温い。人を殺さない前提の戦いなんて、ボクシング等の格闘技と変わらない】
【ともかくまずは…後ろへ向かえないよう、下へ、引きずり降ろす】

まずは手始めだ。ふン!

【右腕を、ワックスで塗り固められた床へと突っ込み、手元に何かを掴む】
【そして掴んだそれを力任せに持ち上げ、それは一枚の板状になり、床からアスファルトの塊へと変化する】
【そして痕には大きな穴。下にはそこまでではないが、まぁ広いとは言える撮影ホール】

俺達の戦える場へ連れていってやる

【何か動かなければ足場が崩れ、そのまま下の階へと落下する事になる】
【動けば十字になった通路の中央にはポッカリとした穴が空く事になる】
【さて、どうする?】 <> 【頑強魔法】@wiki<>sage<>2011/08/17(水) 01:37:09.49 ID:KCiPeJvc0<> >>973
行動券は自身の動かしているのだから自分自身にある
初めから狙いは相手ではなく、スキマ狙い。
スキマ空間に有刺鉄線を設置
明記されない〜うんねんは彼女の左腕がないのは他者からの攻撃によるものではなく初めからである
大前提のルールとして明記されない限り、身体能力は一定でないといけない。 <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/17(水) 01:38:15.09 ID:7eEtSMxPo<> >>982

「え・・・・ちょっと・・・・嘘?」
【半分分かっては居たのだがこうも男の口からその言葉を聞くと物凄く動揺している】
【少女の顔も今にも発火しそうなほど真っ赤になっていた】

「えっと・・・あの・・・その・・・よろしく・・」
【いつもの佇まいとは裏腹に年相応の態度になっている】
【だが、男の思いはキチンと受け取ったのだろう】

「・・・・・はい」
【まだ顔を真っ赤にしている】

<> 【図面銃製】@wiki<><>2011/08/17(水) 01:38:37.02 ID:d0i8AgbO0<> 「ええ、なんとしても生き延びて見せますよ 故郷に帰って祖父に負けないくらい優秀になるまでは…」

【少年は遠い目をしながら答えた】

/頑張りますw <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<><>2011/08/17(水) 01:39:30.45 ID:d0i8AgbO0<> >>986

おおっと誤爆った

これはナシで… <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/17(水) 01:40:22.48 ID:8ZexjSyI0<> >>978
「……………」

【泣いていた。無言のままに、瞳から流れるは涙】
【まだこの状況を把握は出来ていなかったが、泣いていい、と聞こえた気がした】
【彼女は思いだしていた。不幸な出来事の数々を】

(なんで記憶喪失になってんだよ…)

(そしてあの忌まわしき夏祭りだ…)

(右足とアソコはゾンビに食われるし…)

(左目には矢が刺さるしよぉ…)

(人質には選ばれるし………)

【実際はもっとあるのだが、記憶喪失で忘れているので挙げられない】
【とりあえずはこれくらいだ、と一息ついてから】

「うう…うあああああああん!!」

【やっと、声を出して泣き出した】
【それだけで肩が軽くなったような、そんな気がした】 <> 【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット<>sage<>2011/08/17(水) 01:41:09.33 ID:YApjK+C/o<> …………
「さて、戻ってきたわけですが」
【テレビ局の前。モニターに映る戦闘の様子を見ている】
【隣町からさっさと戻り、未だ逃げ惑う人達の間を縫い、逃げ遅れて死んだ死体を踏み潰してここまで戻ってきた】

………………
「お姉ちゃん、おもしろそうだね」
【水を飲みながら、そんなことを思っていた】
【今なら殺されそうになっても能力が残っているのでまだ逃げられる。流石に戦う余裕はない】
【誰かが怪我を負っているなら助けるかもしれない。しかし、それはあくまで気分次第だった】

<> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/17(水) 01:41:29.39 ID:t82a+oAl0<> >>977
【青年がドアを閉めた瞬間】
【チタンダガーを時間差で投げつける】
【青年の能力が弓矢を扱うものなら恐らく扉を開けた瞬間に射られると思ったのである】
【同時に扉から直線状ではなく幾らかずれた地点にサイドステップで移動しておく】

/凍結してもらえませんか?/ <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 01:42:52.02 ID:FWXmi3nvo<> >>【図面銃製】さん

【床がぶち壊される、と悟った瞬間。
とっさに片手で、隣にいる少年を抱えようとする。
成功すればそのまま、あいている方の手をなぎ衝撃波を発射。反動で宙に舞う】
【もし落ちてしまった場合、すぐに後を追い、空中で引っつかもうとする。
いずれにせよ少年を捕まえられれば、あとの対応は成功した場合と同じだ】

>>983
えあっ?!

【なんという怪力だろう、あっという間に床が持ち上げられ、破壊される
思わず目をむいた、が】

残念ですけど!
自分のフィールドで戦え。相手のフィールドで戦うな。
と教えられておりますから!

【相棒である少年を抱えるか、落ちてしまったならあとをおい空中でつかもうとする。
それが成功すればそのまま宙に舞うだろう】 <> 【図面銃製】@wiki<>sage saga<>2011/08/17(水) 01:43:54.51 ID:d0i8AgbO0<>
(ひゃー、なんだよこのパワー 怖ッ)
【少年は後ろへ退避した】

<> 【真双戒剣】<>sage<>2011/08/17(水) 01:44:59.69 ID:ZIDIxkcIO<> >>988



【相手が泣き出すのを見て、女は抱きしめたまま、特に行動しなかった。】
【少なくとも、脅威は去った。あの男はまだ交戦中であるはずだし、】
【ここは目立たないため人も来ない。唯一の安全地帯である。】

…怖かったわよね…

【抱きしめたままそっと、頭を撫でようとした。】 <> 【蟇弧護法】<>sage saga<>2011/08/17(水) 01:47:54.32 ID:edx6G1iN0<> >>990
【青年が扉を開けて弓を放とうとした瞬間】

「っ!?」
【急にナイフが飛んでくるので左腕でガード、当然青年の左腕にはナイフが突き刺さる】
【顔をしかめつつもすぐにナイフを抜き取り、光の矢を生産、すぐに地面へ落としダメージを送信】
【矢が刺さった場所を中心にクモの巣みたいなひび割れが発生、青年の刺された傷もある程度止血する、後一回やれば完治だ】

【すぐに応急処置を終えた青年は屋上へ少し体を出して少女を確認】
【手に持った矢を彼女の左肩の付け根へと打ち込むようとする】

/了解です、解凍は明日の夜6〜8時以外なら大丈夫です <> 【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘<>sagesaga<>2011/08/17(水) 01:48:36.94 ID:FjBGP1on0<> >>984
/なるほど、説明感謝します。

へぇ、スキマを使用不可能にさせるつもりかしら?

【確かにスキマには有刺鉄線が張り巡らされ、つまり、通り抜けられもしない状況のようだ。】

【だが、女の能力は【スキマを使う】能力ではない。】


…それで?


【肩などなどの痛みが効いてきたか。このままでは戦闘が終わる前に倒れそうだ。】
【…それはともかくとして、女の能力は【スキマを支配する】能力である。】

【以下に相手が有刺鉄線を張り巡らせようと―――それが相手から切り離された物ならなおさら】
【有刺鉄線は女によって操作される…。 つまり、女に武器を与えただけに過ぎないのだ。】

右。

【少女の右側に出現したスキマから、女によって操作された鉄線が少女に突っ込む。】 <> 【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて <>sagesaga<>2011/08/17(水) 01:51:06.82 ID:3kZF+0j90<> >>985
「真実ですよ」
【もう墓穴掘りたくなさに、口数が減っている】

【それでも、了承の意を得ると】
「年を考えてくれというような台詞がなくて安心しましたよ。私は言っておきますがそのような性癖は持ち合わせていませんから」
【長い台詞だと、このようになるので、やはり男は病院までと思ったら、目の前であった】

「着きましたよ」
【もう、逆に事務的になってしまった男は救急の窓口に少女を連れて行った】
<> 【追尾死神】wiki参照<>sage<>2011/08/17(水) 01:52:15.59 ID:t82a+oAl0<> >>994
/じゃあ、明日の9時から次のスレで待っときます/ <> 【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄<>sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki<>2011/08/17(水) 01:54:28.05 ID:FWXmi3nvo<> >>【九垓冥卿】さん、>>992【図面銃製】さん
/ごめんなさい、そろそろ自分のほうの時間がッ……
/もうしわけないですが凍結お願いしてよろしいでしょうか?

/自分は明日は17:00-19:00、23:20-2:00の間いられます!
/というか>>991修正したほうがよさげですね、すみませんでしたっ <> 【朽木流木】着物少女 E鈴<>sage<>2011/08/17(水) 01:54:51.16 ID:7eEtSMxPo<> >>996

「その・・・ありがと。」
【こっちも完全に緊張している】

「私は好きな人がどんな趣味をお持ちでも受け入れる事にしてますの。」
【サラッととんでもない事を言う】
【そして顔を真っ赤にしている】

「ありがとうございます。」
「先生はもう帰ってしまうのかしら?」

【少し恥ずかしそうに尋ねる】 <> 【布巻坊主】@wiki <>sage saga<>2011/08/17(水) 01:55:22.64 ID:8ZexjSyI0<> >>993
【大声で泣いて、ストレス発散】
【彼女はストレスを溜めすぎていたようだ。約13年分のストレスを発散せずに生きていた】
【ストレス溜めすぎである】

「うう…ひぐっ……えぅ…」

【鳴咽】
【頭を撫でられて少し気分が落ち着いてきたのか声も少し小さくなる】
【男なのになあ…という考えが今まで彼女がストレスを溜めこんでしまった原因かもしれなかった】 <> 1001<><>Over 1000 Thread<>
 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
  | |  (・)。(・);    このスレッドは1000を超えました。|
  | |@_,.--、_,>    このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
  ヽヽ___ノ    次スレを10秒以内に建てても死にます。

パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/

ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。

<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2011/08/17(水) 01:42:01.93 ID:O8ex5hHjo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313512921/

厨二能力を授けよう、もらったらそれ使って闘おうぜ @ 2011/08/17(水) 01:34:58.25 ID:m75NVXuB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313512497/

悠々自適引用生活 @ 2011/08/17(水) 01:06:21.93 ID:gO6/4SsLo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1313510781/

長門「抱いて」 @ 2011/08/17(水) 00:56:52.09 ID:ohTaeSRSO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1313510211/

霊夢「そういえば、あんたの名前は?」一方通行「………」 @ 2011/08/17(水) 00:54:46.61 ID:Z4PdG6iS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1313510085/

ちゃりんこに乗ってるとき @ 2011/08/17(水) 00:30:46.81 ID:imawiaaAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313508646/

串ください @ 2011/08/17(水) 00:07:09.60 ID:8qryqJGpo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1313507223/

【アトリア開店致しました】ここだけファンタジー世界Part153【求む冒険者】 @ 2011/08/16(火) 23:47:48.02 ID:9YoF5QpIo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313506067/


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