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★
【お助け料能力者スレ【一億万円】
1 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/08/15(月) 00:17:53.30 ID:GgcZuqFvo
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。
無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。
【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【
http://jbbs.livedoor.jp/sports/37115/
】 携帯【
http://jbbs.m.livedoor.jp/b/i.cgi/sports/37115/
】
【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。
・完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。
・弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
・基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
・書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
・他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
・「コテハン」は禁止の方向で!
・基本的に次スレは
>>950
が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
・スレチなネタは程々に。
スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
・基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)
【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。
・国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
・他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
・時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
・特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
・あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。
勝手に世界を氷河期などにはしないように。
・能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
エロ描写について
確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
なので、全面的な禁止はしていません。
ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します
やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。
前スレ【
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1312618097/
】
wiki 【
http://www31.atwiki.jp/nouryoku/
】
2 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/15(月) 00:18:55.81 ID:fieduH8co
>>1
乙
3 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/15(月) 00:19:19.21 ID:+5D87QYXo
>>1
乙と共に在れ
4 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/15(月) 00:23:55.53 ID:l/tUCw1K0
>>1
乙
5 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/15(月) 23:08:11.99 ID:YQKbyWkmo
>>1
乙
6 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/15(月) 23:16:34.83 ID:vec/elG1o
>>1
乙です
前スレ
>>999
前スレ
>>1000
雷光一閃んっ!!
タツミの大剣がガルニエにクリーンヒットォ!!
【外野席から覗いていたのでは、当事者たちの駆け引きの妙などそう簡単に理解できようもない】
【放送席の彼が捉えることが出来たのは、タツミの居合がガルニエを捉えた、単純なその事実のみ】
これは決まっちまったかぁ!?
……なぁっ? ガ、ガルニエ、大剣を! 自分の身体に食い込んだ大剣を掴んでいる!
まだやる気だ! 肉を切らせて骨を断つ気だ!
ハナっからこれが狙いだったのか! 光の玉が、変化してェ! 骨を断ちに行くゥ!!
7 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/15(月) 23:36:20.85 ID:wDVeHDJv0
前
>>1000
む…!!
【おかしい。確かに捉えた感触があるのだが―――異常なまで、固い】
はぁ…君は不死身か
【『鉄の女王』と呼ばれていたことは耳にしていたが、これほどまでの硬さだとは思いもしなかったらしく、思わず――苦笑い】
…その状態で笑っていられるのか、君は凄い女だな
しかし隙だらけか―――そう思うなら確かめてみろッ!!!
【右足で踏み込んだのだ、状態は多少前に傾いており―――確かに隙だらけであった】
【刀を力ずくで抜きもう一撃―――彼女の光球の動きを彼の漆黒の双眸で捉えるまではそのようなプランが組んであったが一瞬で崩壊】
なっ…!!
【訪れる圧倒的ピンチ―――当たり所では絶命。本能的にそう解らせるほどの輝きを誇る彼女の『白い光』】
【そして移した行動は―――自らの獲物を手放すことであった】
(100sの獲物を引き抜く暇は無い…ならば―――)
【『蒼天』を手放し左腰の鞘を右手で掴み―――自身の出せる精一杯の力で引き抜く】
【100sを瞬時に引き抜く彼だ、鞘なんぞもっと早く引き抜ける】
【しかしあくまで鞘 光の槍と打ち合えるほどの強度は無い】
【だから狙いは左腕―――の肘から肩にかけての部位】
【膝を瞬時に抜き、しゃがみながら左から右への払いをその部位に入れる】
【これで軌道を逸らす―――がもう一方の光の槍への対処法は残念ながら無く】
【しいて言うなら膝を抜いてしゃがんだことが槍が貫くモノを左胸から肩へと変えたくらいか】
ぐぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!!
【左肩を貫く光―――もうこれで左腕はあって無いもの】
【その悲痛な叫びが傷の深さを物語っていた】
8 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/15(月) 23:52:29.52 ID:YQKbyWkmo
>>7
作戦の遂行、達成のためなら……多少の犠牲は厭わない
……フフッ、その位の事は子供の頃から仕込まれているのでな
たとえ個人戦だろうと、原則は一緒だ。――――ただ、な
【相手が、刀を離した。その瞬間、体制が崩れ――いや、崩壊した】
【刀を固定するということは、この状況に至ると100kgの重りを抱えることに他ならなず】
(………こういう痛烈な反撃を受けると、脆いものだ)
【それは当然、傷を尚更深めるし、ガルニエとてそれほどの重りを支えきる力はなく】
【ガツン!という左腕への衝撃に目を細め、そこが裂けたのを感じながら】
【次第に彼女は右に傾き、自身の血で出来た赤い池に―――倒れこむ】
【『ギブアップだ』―――という単語は、運営側には届くのだろうか】
……おい青義、貴様に二つ教えておいてやる
まず一つだ、私は既にあんな組織からは抜けている……つまり、フリーだ
大体、私が居たとしてあそこまで動かない訳もないだろう……ッ、くっ……
っ……それから、二つ目だ。あの谷山が確か決勝の相手、だったか?
ならお前は、仕込み気をつけ……素直に、剣で攻めてしまえ―――。
【余りに深すぎる傷、超重の抱え込み、それらはガルニエからものの見事に手段を奪った】
【出血も酷く、戦闘の続行は不可能だと―――彼女は言って、また幾つかの事を彼に伝え】
【それを最後として、瞳を閉じた。死んだわけではない、気絶であろう】
【きっと数秒して、会場にはこういう結果が明らかになるはずだ―――二回戦・第一試合、勝者:タツミ―――と。】
/お疲れ様でしたー!
9 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/16(火) 00:04:30.65 ID:+UgCla630
>>8
ぐっ…!!カッ…!!
本当に…大した…女だよ…ガルニエッ…!!
【左肩の痛みが彼を失神させようと襲う】
【そして1分後彼も気絶することになるのだが―――】
(ギブアップ…だと)
…理由は知らん…がッ…そうなら…最初の…振る舞い、申し訳無い
…あと私は青義に所属はしているが名はタツミだっ…
ッフ…どっちにしろ私には剣しか無い…まかせ…ておけ
【彼女が気絶して10秒後、彼はうつぶせに倒れ、藍色の単着物の背の白の派手な刺繍―――『青義』と書かれたソレを】
【周りに宣伝するかのように見せつけながら気絶したのである】
【―――ジャスト、1分の出来事であった】
/お疲れ様でした!!
10 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/16(火) 00:10:37.35 ID:I0BLzEsCo
>>7
>>8
>>9
ガルニエッ、起死回生の一撃……!
ああっと、決まらない! 決まっていない!!
【歯切れの悪い、放送席からの絶叫】
【おそらく、そこからでも見て取れたのだろう。ガルニエの放った攻撃が浅かった℃魔ェ】
交錯の一瞬、上を行ったのはタツミだァ!
身体を沈めて、鞘でガルニエの左腕を払いのけたァ!
ガルニエが……倒れる! ッ……立てないか!
……どうやら試合終了だ! ガルニエ、無念のギブアップ!
【血溜まりに伏した隻腕の女性の姿を見てとって、彼の声が朗々と響きわたる】
オラァ、勝者アアアァァァ!
タツミ<Bッ!!
ここまで全力で戦った両者に、応援席の皆様、惜しみない拍手を!
……あと救護班! さっさと出てこいよ!
【闘技場に詰めかけた観客たちから、様々の叫び声と共に、万雷の如き拍手が鳴り響く】
【――どちらを応援していたものも、彼らの敢闘を称え、惜しみない声を送っていた】
さぁて、良い時間になっちまった!
観客の皆様、お気を付けてお帰りください!
……さぁ、いよいよ次は決勝戦だ! カードはタツミvs.谷山 基樹!
てめぇらの目で、この祭りの結末を見届けろよ!
……お相手は謎のDJ、G.Wが務めさせていただいたァ!
また会う機会まで、See you next time!
【始まった時のように、唐突にマイクが途切れる】
【――ここに一つ、戦いは幕を下ろし】
【――そして、再び新たに幕が開くのだ】
/こんな所でしょうか。お二方とも、おつかれさまでした!
11 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/16(火) 19:49:15.87 ID:rxMhMlKSO
【繁華街】
【猥雑なネオンが目に毒な光を散りばめて、塵箱をひっくり返したような人混みが息苦しさを演出する】
【そんな、高尚な歴史も無い安価な街に相応しからぬ一台の高級車が、場所を間違えたかのように道路脇に停車していた】
【鈍いシルバーの車体。第三世界にてリンカーン・コンチネンタル MarkIV≠ニ呼ばれる旧車(クラシックカー)だった】
…
【その車体に寄り掛かり、煙草にマッチで火を点す男が一人居る。長い銀髪に真紅の瞳、質の良いダークグレーのスーツ】
【右耳の小さなピアス、ごく微かな存在感を示すカノッサの紋章に――気付ける者は、そうは居ない】
12 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/16(火) 20:45:54.57 ID:XJ94CYQAo
【高台に位置する病院】
【清潔感に塗り固められた真白い病棟は、夜になると酷く不気味だ。そう思うものは少なくない】
【何故なら、此処は生死を扱う場所だからだ。日中の喧騒が静謐へとシフトすれば、途端に墓所めいた気配が顔を出す】
漸く完調、かぁ……実に長かったね。大体、あの人らは心配性が過ぎるんだ。
医者は心配するのが仕事とは言え、僕が丈夫にできてるのは解ってる筈なのに、さー。
【そんな不穏に追い立てられて、ぶつくさ言いつつも足早に家路を急ぐものが一人】
【ひょろりとした長身の、まだ年若い青年だ。草臥れたブラックスーツを始め、何から何まで黒尽くめの装い】
…………とは言え、これで億劫な通院生活ともしばしお別れ……
【彼は「早いとこ一服したい」とばかりにジッポーを掌で玩びつつ、自動ドアへと近付いてゆき】
【音も無く、滑るように開く扉。病院を抜け出して、眼下に広がる夜景を一瞥。そのまま町へと繰り出すだろう】
【傾斜の緩く長い坂を下る途中か、或いは街に着いた頃か。ひょっとすると誰かに行き逢うかも知れない】
【病院の中から、何かが彼を追い掛けてくる――なんて、ホラー映画じみた事は、まず有り得ないのだろうけど】
13 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/16(火) 21:44:45.09 ID:A2EnUdel0
【路地裏の奥、ほんの少し開けた場所】
【月明かりのために、そこまで暗くはない、そんな場所に。座り込んだ人影が一つあって】
暑いけど、昼よりずっとマシだけど、……暑いけど……。
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女で】
……早く夏終わっちゃえばいいのに。
【建物の隙間に見える月を見上げながら、ぼんやりと呟いて】
【髪に結われた鈴ばっかりが、りんりんと。夜に喧しかった】
14 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/16(火) 21:52:37.23 ID:fQb5SkOj0
>>13
…………ウ、うゥ…………
【――――暗がりの端から、苦しげなうめき声が聞こえてくる】
【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪が印象的な「少女」が】
【地面にばったりと倒れ伏し、気絶している】
【月明かりの差す路地裏の中にあっても、ひっそりと暗くなっている場所に倒れてはいるが】
【その銀髪が微かな光を反射して、その姿を見つける事はそこまで難しくはないはずだ】
【――――杖を握りしめている右腕全体が、皮膚病にでも掛かった様にどす黒く変色し】
【右腕の肘の中心には、黒い光沢を放つ『石のような物体』が、半分顔を出して埋め込まれていた】
……う、ン…………くぁハっ…………はァ…………
【倒れた姿勢ながらも、左腕だけは何かを掴もうとしているかのように、まっすぐに伸ばされて地面に垂れている】
【苦しげな様子と相まって、まるで何かにすがろうとしている様にも取れるかもしれない】
15 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/16(火) 22:07:01.03 ID:A2EnUdel0
>>14
……ああ、そっか。
もう残暑なんだっ、……け?
【自分の独り言に、さらに独り言を返す、そんな寂しい行為の最中】
【遠くもない場所から届いたうめき声に、言葉の端に疑問系が浮かんで】
【きょとんとした表情で、うめき声が聞こえたほうへと視線を向けて、無言で見つめること十数秒ほど】
【ひとが居るのは分かったが、誰だかは分かってない。そんな表情で、ふらりと立ち上がれば】
【ぱたぱたと、警戒なにそれ美味しいの、とばかり。無警戒で近寄って】
あ、――っと……。
……えっと、……イマミレイ、だよ、……ね?
【近い位置から見下ろし、ようやく誰だかを特定して。それでもほんの少し不安そうなのは、……きっと、暗いからである】
……、……だいじょ、ぶ?
【――には、あんまり見えないのだが】
【そんな風に声をかけながら、倒れこむ少女のすぐ近く、しゃがみ込んで】
【真っ直ぐ伸ばされる手に、そっと片手を触れさせようとしながら。もう片手で、少女の頬を軽く叩こうとする】
【それで反応がないようなら、ほんの少し力を強めて、さらにぺちぺちとするはずである】
16 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/16(火) 22:14:28.13 ID:fQb5SkOj0
>>15
【――――近づくにつれて、少女――――イマミレイの身体から微かな血の匂いを、感じる事が出来るだろう】
【もっとも、彼女自身が負傷している様子はない。かといって、その身に返り血を浴びている訳でもないが――――】
――――う、ウぁ……あ…………――――?
【頬を軽く叩かれ、イマミレイはふるふると顔を震わせ、ゆっくりと顔を起こす】
【そして、数秒ほど時間を掛けて、ゆっくりとその瞼を開いた】
ん…………こコ、は…………?
【目が覚めたとはいえ、どこか夢見心地な様子でハッキリしない表情を見せる】
【半開きの目が、キョロキョロとあちこちをさ迷っている所を見ると、状況を把握できていないのかもしれない】
【――――しかし。いくら寝起きとはいえ、その語調はガタガタと安定を欠く、聞いていて不安を煽る様な物になっていて】
【右肘に埋まっている『石』が、ジワリと蠕動して不気味な魔力を一瞬、周囲に放った】
17 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/16(火) 22:31:25.29 ID:A2EnUdel0
>>16
【微かな血の匂い。気がついたのか、一度不自然に瞬きをするも】
【こんな状況だからか、触れることはなく】
【それどころか、この少女からも。血の匂いがする始末である、ほんの僅かではあるけれど】
あ……。
【心配した表情で、しばしイマミレイの頬を叩いていた少女だった、が】
【声以外での反応が返れば、その手を止め、表情に嬉しそうなものが混ざって】
【さすがに地面に顔をつけることはしないが。それでも、頭を下げて、なるべく視線を合わせようとして】
うん、と……、……。
……えっと、……路地裏、だけど……。
【そして、場所を尋ねられて。ほんの少し、きょとんとしたような表情に】
【それから、銃口みたいに暗くて丸い瞳を、きょろきょろと辺りに飛ばすこと数秒】
【最終的に、ばつの悪そうに返したのは、大雑把なそんな答え。また、なるべくイマミレイと目を合わせるように、視線を下げて】
えっとえっと、……だいじょうぶ?
どっか、怪我とか、痛いとか、調子悪いとか……。
【拒まれたりしなければ、触れたままであろう、左手に伸ばしたほうの手】
【それを、軽く握りながら。何度か首を傾げながら尋ねるのは、要するに、どうして倒れていたのか、と】
【そんな内容で】
【不安を煽るような話し方に、放たれた不気味な魔力に】
【喜色のいくらか強くなっていた表情は、また心配そうなものになって】
【ただ、倒れていたから、寝起きだから。そんな風に、脳内で補完しているような、そんな雰囲気だった】
18 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/16(火) 22:36:14.05 ID:XJ94CYQAo
【とある廃墟群、倉庫の中】
【た、た、たん――と三つ、軽快なスタッカートで火薬が爆ぜた】
【遅れて伴う断末魔は、人のものに非ず。種類こそ違えど、何れも獣のそれである】
……帰る序での残務処理、か。俺ってワーカホリックのきらいが有るよね、間違いなく……。
【薄闇の中に炸裂音を撒きながら踊るのは、長身の影――声からして恐らく、成人男性】
【ふらふらと垂れ柳のように力無く、獣の爪牙を受け流しては、合間に鉛を叩き込む】
【銃火が迸る度に浮かび上がる姿は、輪郭を夜に滲ます黒尽くめ】
【無表情を保ったままに刈り取る命は、みな例外無く異形だ】
【人気のない廃墟には魔物が群で棲み着き、時たま近隣の街を脅かす事がよくある】
【それがこうして未然に駆除されるのもまた、儘有る事だった】
【薄い唇が、「ごめんね」の形に小さく動く。無声の弔いと共に、駆除は続く】
【ひょっとすると、誰かが銃声を聞きつけるかも知れない】
【それは同業者か、此処をねぐらにする無法者(アウトロー)か、或いは迷いこんだ一般人か――】
19 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/16(火) 22:44:24.51 ID:fQb5SkOj0
>>17
ア…………り、鈴音!?
【――――ぼんやりと波間をたゆたう様な様子を見せていたイマミレイの表情が、一瞬にして切り替わる】
【どうやら、少女――――鈴音と顔を合わせた事で、ようやく寝起きの様な状態から脱したようだ】
――――ろ、路地裏……!?
…………そウカ、こんナ所で…………俺は倒レてタノか…………
【帰ってきた、要領を得ない答えにも。イマミレイはハッとする様な表情を見せて】
【そのまま、ゆっくりと身体も起こそうとする。恐らく、まだ思考の方は混乱から抜け切っていないのだろう】
あ…………アァ、俺は大丈夫…………
何モ、心配しナクて……いイゼ…………
【左手を預けたまま、上体を起こして答えるイマミレイ】
【しかし、口数が増えるに従って、より一層顕著になってくる安定しない口調】
【また、左手の白さに反して、杖を握ったまま真っ黒に変色している右腕が、身体を起こした事でより目立つだろう】
【――――先ほどより強調される『異常』は、決して気のせいで済ませられるレベルではないだろう】
――――そんナ事ヨり…………お前こソ、大丈夫かヨ…………!?
心配しタンだぜ…………半年以上、音沙汰無しデよ…………
【そしてイマミレイは、逆に問い返すような言葉を返しながらも、嬉しそうな笑みを浮かべる】
【消息が不明だった相手との再会を、純粋に喜んでいるのだろう】
20 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/16(火) 23:03:07.70 ID:A2EnUdel0
>>19
【名前を呼ばれれば、一瞬で。面白いくらいに、表情が変わる】
【覚えててくれた、分かってくれた、きっと心中はそんな具合】
【子供みたいな笑顔を浮かべながら、「そうだよ。」なんて、返して】
うん、と……。
私もうろうろしてたから、細かいところは分かんないんだ、けど……。
……ごめんね。
【少女的には、どこの近くだとか、あれの近くだとか。具体的な位置を教えたかったらしいが】
【うろうろしていたので分からない、と。ばつの悪そうな理由である】
【最終的には、しょんぼりと目を伏せて、謝罪まで紡いで】
【身体を起こそうとしているのを見れば、慌てたように、それを手伝おうとするはずで】
でも、倒れるの、普通じゃない、……し。
だから、あの、…………あ?
【心配しなくていいと言われたからといって、はいそうですかと頷ける性格ではなく】
【どちらかといえば、不安性で心配性。おろおろと視線を動かせば】
【目に入るのは、明らかにおかしい右手】
【移動か何か、提案しようとした口が。気の抜けた声を漏らして】
【銃口みたいな目がいっそうに丸くなって】
え、え……。
病院に居たんだけど、私は大丈夫なんだけ、ど。
……その右手、どした、の。
痛い、の? 苦しい、の?
【びっくりした表情は、そのうちに。なぜだか泣きそうなものへと変化して】
【握ったままのイマミレイの左手を、さらにぎゅっと握って、おろおろと】
【慌てたところでどうにかなるわけでもないが、不安そうに尋ね返す】
【そして、あっさりと吐き出された行方不明の正体。元気そうに見えるが、どうやら。病院に居たらしく】
21 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/16(火) 23:21:15.52 ID:fQb5SkOj0
>>20
――――良カった……お前が無事で、本当ニ、良かっタゼ…………ッ!
【その返事を聞いて、イマミレイの表情にも喜色が滲んでくる】
【嬉し泣きを堪える様に、目元と口元にぎゅっと力を込めて、溢れ出る喜びを飲み込んで顔を上げる】
あァ、ナに大丈夫さ…………外ニサえ出れば、何とカナルだロ…………
【イマミレイとしても、そこまで正確な場所の情報を求めていた訳ではない】
【身体を起こすのを手伝ってもらいながらも「気にするな」と言ったニュアンスの返事を返して】
【そうしてようやく立ち上がり、左手を鈴音の手に任せたまま、右手でドレスの埃をはたき落とす】
あ、アァ…………こレ、な…………
(――――クリスマスに、何ガアったのカ……聞きテぇ所だケど…………今する話じゃ、ネぇわナ……)
【右腕の事を聞かれ、答えに窮するイマミレイ】
【更に、病院に居たと言う本人の言葉に、更に詳しく聞きたいと言う欲求が芽生えるも】
【一言では説明のつかない何かがあったのだろうと、イマミレイは推察し、いたずらに追及する事を避けた】
【――――むしろ今は、自分が質問に答えなければならない状況だ】
――――痛くハ無いサ…………もウとっくニ痛みハ引イた…………
けド…………アレさ。機関の使っテる『哲学者の卵』…………アレを、貰っチまッタンだヨ…………馬鹿だヨな…………
【確かに、それを撃ち込まれた瞬間は痛かった。しかし、今となってはむしろ身体に馴染んでしまっている】
【――――イマミレイは、自分が『哲学者の卵』を撃ち込まれ、孵化してしまった事を正直に告白した】
――――最近、訳モナく暴れタクなっテ……知らナい場所で意識ヲ取り戻スッテ事が、アる様にナッてキてよ…………
多分、無意識で…………暴れテんダヨな、俺は……………………
【知らない場所で倒れていると言う事が、これが初めてではないと言う】
【破壊・殺意の衝動を感じている所から察するに、間違いなく『卵』の影響だろう】
――――俺ハ今、奴等にリベンジすルタめに戦っテる…………この腕ノ礼は、きっちりトしてヤるんだ…………雪辱は、必ず晴ラす…………ッ
そレに…………友達が一人、機関ニ攫わレテんだ…………あいつも、助けタい…………
【『卵』を浴び、その身を狂気に蝕まれてなお、イマミレイは確固たる目的のために活動していた】
【――――ここまで話を聞いて、イマミレイの状態はなんとなく把握されただろう。『理性を残したまま狂気に駆られている』と言う様な状態にあると】
22 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/16(火) 23:55:25.93 ID:A2EnUdel0
>>21
…………ぁ、りが、と。
【心配していてくれて、無事で、喜んでくれて】
【イマミレイの様子に、言葉に。最初は、きょとんとしていたのだが】
【そのうちに、本当に嬉しそうに、笑って。ほんの少し俯くのは、少し長めの前髪で、きっと照れた表情を隠したいからで】
【少しの間、嬉しいのをかみ締めるように、恥ずかしいのを押さえ込むように、していたが。そのうちに、顔を上げて】
なら、いいんだけど……。
【その意味は通じたらしい。まだ少し、しょんぼりとした気配は残していたが、そう返して】
【立ち上がるイマミレイを見れば、安心したように息を一つ吐いて】
【それから、追いかけるように立ち上がれば、ふと。握ったままの手に視線を向けて】
【最後に一度、なぜだかぎゅっぎゅと握り締めてから、その手を放そうとするだろう】
【心配になるくらい白くて細い左手。蛇を模った銀の指輪が薬指にあって。よく手入れされているのか、きらきらと月光を返し】
卵、……って。
【最早聞き慣れて来た単語に、それでも、驚いたように目を丸くして】
【それから、イマミレイの右手を、もう一度見やる。数秒見つめてから、イマミレイの顔へと、視線を戻して】
……大丈夫、な、の?
【再会してから、何度口にしたであろう言葉を、もう一度】
【口に乗せて、同時に、右手で自分を抱きしめるようにして】
【ぎゅっと、左のわき腹の辺りの服を、握り締める】
怪我とか、……してない?
【そして続く、その言葉に】
【気にしたのは、知らない被害者でなく、知っている加害者の身体について】
【誰かを襲った際に、怪我をしていないか。もししていたとして、痛くないのか、大丈夫なのか】
【やっぱり、心配性なのである。イマミレイの瞳をじぃっと見つめて、首を傾げた】
あの、あの……、気をつけて、ね。
怪我とか、できれば、……しないでほしい、の。
…………そ、だっ。
【機関への復讐。聞いて、不安そうな表情になりながらも、止めはせず】
【ただ、気をつけて、怪我しないようにして。難しい気もする注文がいくつか】
【それから、ふと。何かを思い出したようにして、手をスカートのポケットへと潜らせて】
【少しの間の後に取り出されるのは、琥珀色の鉱石で作られた、蝶の髪留め】
……これ、貰ったやつなんだ、けど。
あげてもいいって、言ってたから。……よかったら、あげる。
【両手に乗せて差し出しながら、譲渡すると、口にして】
【それから、それを貰った際に言われたことを、多少の言葉の違いはあるが、きちんと伝えて】
【「これは比較的安心な品物、得られる物は生体防御
魔翌力攻撃の中程度の攻撃ならば一度だけ防げる……一度使ったら壊れる、という代物。
代償としては虚脱、辟易。目眩などの身体的疲労。使用後2時間程でそれに襲われる、その1時間後治る。 」】
…………ともだち?
【そのキーワードに、首を傾げた】
23 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 00:18:36.09 ID:iNTRqxQk0
>>22
……へっ
【感謝の言葉を返され、照れくさそうに右手で頭を掻くイマミレイ】
【――――彼女の根底は、まだ狂気に侵されてはいないと言う事が、なんとなく察せられるだろう】
まぁ、アレだヨな…………いザとなレバ、空を行けバ良いシ…………
【自分の事を心配する様に手を握り締めてから離された事に、なんとなく気恥ずかしさを感じたのか、照れ隠しの様にそんな事を口にする】
【――――外見上は少女だが、魂は『少年』である事が、微妙に作用しているのだろう】
――――――――分カらネェ。分かラねェんダ…………
さっキも言ッタろ…………コこ最近、時々意識ヲ失っテ…………暴れ散らシて目を覚まスって…………
…………こノマまいっタら、人間で居らレナく、なるカも……分からネぇ…………
【当初は無かった症状。『卵』の浸食が徐々に進行している証】
【その事は、イマミレイ自身もハッキリと気づいていた。その事は、何より『恐怖』と言う『苦痛』を齎すのだろう】
――――怪我は、大丈夫…………『こいつ』ノお陰でナ…………皮肉な話ダぜ…………
【そう言って指し示すのは、右肘に半分埋まった『卵』】
【狂気のみならず、戦闘能力をも促進するために、一般人相手では文字通り『敵ではない』のだろう】
【――――だからこそ、その力を使って機関に復讐する心算なのだ】
……大丈夫だヨ…………こノ力があル限り、俺は負けネぇ…………絶対にナ…………ッ
【自分の身を心配してくれる鈴音に、安心させるように言葉を返す】
【自分の右腕を、難しい表情で見つめながらも、戦いの思いを新たにして】
…………こレは?
【差しだされた髪留めを、キョトンとした表情で見るイマミレイ】
【それがマジックアイテムの一種である事を、感じ取ったのだろう】
――――そウカ、なルホど…………、――――有難く頂クぜ、鈴音
【説明を聞いて得心が行った様だ。イマミレイは左手で丁重にその髪留めを受け取る】
あァ…………何を考えテるんだカ、分カらねぇガ…………放ってハおケネぇよ…………
(『魔術協会』の人間だッテ事は…………伏せテおイタ方が得策ダヨな…………
…………今はまダ、聞くベき時ジャねぇヨ…………)
【狂人が、他人の精神状態を慮って、当たり障りの無い返事でお茶を濁す】
【――――鈴音の人間関係を複雑にしている人物が、正にイマミレイの言う『友達』だったのだが】
【イマミレイがそれを口にする事を避けた事。そしてその人物を推測させる『人形』が、イマミレイの『発作』のために側にいなかった事が、幸いした格好だ】
――――鈴音。お前モ、気ヲツけろよ…………何時巻き込まレルか、分かっタモんジゃねェ…………
【自分の『友達』。そして自分自身。思いもかけない時に、機関がらみの騒動に巻き込まれたのだ】
【せめて鈴音は巻き込まれないようにと、注意喚起をして】
24 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/17(水) 00:58:55.23 ID:LiFSejn90
>>23
空なら、……大丈夫、かな。
いろいろ見えるもん、ね。
【最終手段、空を行く。少し違うが、自分も似たようなことをよくやっている、のだが】
【どうも、記憶から抜け出ていたらしい。きょとんと目を丸くしてから、そう返して】
【ふと、視線を数秒、頭上へとやって。また、戻す】
【照れ隠しには、どうやら気がつかなかったらしい。全体的に挙動の子供っぽい少女。少し、その辺には疎、い……?】
…………。
……私、あんまりいろんなこと知らない、し。
出来ることも、全然無い、……けど。
……あの、だから、役に立たないかも、だけど。
…………何かあったら、言って、ね。
……わたしも、持ってるの、だから、……嫌な感じとか、すこし、わかるから。
【ここ最近、このままいったら。そんな、言葉に】
【言葉を詰まらせて、数秒。そのうちに、視線を伏せて、少しうろうろとさせながら】
【右手は、先ほどと同じように、左のわき腹辺りの服をぎゅっと握り締めて】
【役に立たないかもしれないのに言ってもいいのか、そんな表情で、不安そうに、口に出したのは】
【力になりたい、頼って欲しい、そんな言葉で】
【それから、少しの間を開けて、そう付け足して。視線を、右手で握り締める辺りに落として、見つめてから、イマミレイへと戻し】
でも、……無理とか、しないで、ね。
……絶対だよ、絶対、無理しちゃ、だめだからね。
【気をつけて、怪我しないで、その二つにさらに、もう一つ付け足すのは、無理しないで】
【大丈夫と言われようとも、やっぱり心配らしく。今までよりも強い言葉でのお願い】
【ちょっとだけ、ちょっとだけきつい目つきでイマミレイをじぃと見つめて】
私が持ってるより、多分、いいと思うの。
あ、……でもでも、いっぱい気をつけてね、無理しちゃ、だめだからねっ。
【受け取ってもらえたことにほっとしたのか、小さく息を吐いて】
【それから、緩く笑んで、ただ、心配性からの言葉は忘れずに】
……そっ、か。
【その友達についてを、隠されて。適当な返事を返しながらも、ほんの少し、目を伏せる】
【寂しいような、気に食わないような。それ以上に、何かを不安がっているような、そんな表情で】
【黙り込むこと、ほんの数秒ほど。そのうちに、視線をイマミレイへと戻せば】
…………超とか、うるさい女なら。
そんなの、助けないでいいからね。
【口だけ笑んでいるが、目は至って無表情。そんな笑顔を見せて、そんなことを言う】
【大嫌いなやつが機関に攫われたのは既に知っていて、イマミレイが、友達が機関に攫われたと言って】
【もしかしたら、攫われたひとが何人も居るのかもしれないが、まあ、念のため――】
【――そんな、様子だった】
【自分を抱きしめるようにしながら、左のわき腹を抑える右手が。いつの間にやら、身体に爪を立てるようになっているのは、きっと、そこに】
……うん。
【きっと、ある程度以上は手遅れ】
【ただ、これ以上が無いように。その注意喚起に、頷いた】
25 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 01:24:13.09 ID:iNTRqxQk0
>>24
アぁ……滅多な事デ、邪魔に会っタりモしねぇカラな……
【視界は開け、そして鳥以外の障害物もない。イマミレイにとっては、空は実に快適な移動ルートだった】
【彼女の服装も、夜を往くのなら実に目立たない。そう言う意味では確かに空は安全かつ確実なのかもしれなかった】
――――持っテ、る……?
【鈴音の言葉に、何より意識を向けられたのはその事だった】
【まさかとは思う。間違っていて欲しいと思う。自分の想像が誤りである事を、切に願っている】
【しかし。其れが事実なのか取り越し苦労なのか、イマミレイは確かめる事が出来なかった】
――――分カッテる。コれ以上の無理は、出来そウも無イ…………
俺だっテ、まだ……終わリタくは、ねぇヨ…………!
【鈴音の心配している心が、伝わったのだろう。イマミレイは照れ隠しを止めて、真っ向からしっかりと頷く】
【『卵』を抱えながら戦おうと言う事自体が、既に一種の無茶なのだ。これ以上、一線を踏み越える事は出来ない】
モし……もしモ、だ…………
俺みタイに『卵』を貰っタりしたナラ……『Justice』を頼レよ…………あソこニハ、『卵』ヲ除去すル、技術が、あル…………
【――――『卵』を無力化できる方法があると知りながら、それに頼らないと言うのも、また無茶な話なのだ】
【しかし、鈴音が『卵』を浴びている事が事実かどうかを棚に上げ、仮託の形でそう告げる】
大丈夫…………って、コレばっかリだナ…………
分かっテるヨ――――――――ありがとうな、鈴音
【その心配症も、どうしようもない事なのだろうと、イマミレイは苦笑しつつも】
【自分の事をそれだけ心配してくれる鈴音に、本心から――――そして、『卵』の影響を脱した、久々に自然な言葉で、感謝を伝えた】
――――――――っ、ナ……………………
【――――鈴音の一言は、正にイマミレイにとっては青天の霹靂だった】
【意表を突かれ、反応を偽る事も出来ずに、衝撃を受けた事を素直に表情に表してしまう】
【――――イマミレイの言う『友達』と、鈴音が「助けないで良い」と言った人物が、同一人物である事を、自白した様なものだった】
(――――やッぱり、利織…………あいツが、赤木の野郎ニ…………ッ!)
【自分の伏せていた情報は、間違いなく鈴音に伝わった事だろう。だが同時に、聞く事を躊躇っていた鈴音の事情も、一気にイマミレイの思考の中で汲み上がっていく】
【自分の理想・目標を、完膚なきまでにたたき潰して、色恋沙汰で友人である鈴音を苦しめる、嫌な男――――イマミレイにとっての赤木怜司は、そう言う人物だった】
【その想いが、更に強力に固められ――――――――『卵』の放つ狂気と、共鳴を起こす】
――――――――いズレにしロ、こノ腕の仇は、きっチり取ル…………そレダケだ
【鈴音の言葉には、明確な返事を返す事を避けた。今ここで、すぐに答えを出せる事ではなかった】
【――――怜司の恋人である鈴音は、怜司ではなく利織が居なくなる事を望んでいる】
【――――利織を友人として見ているイマミレイは、怜司を殺す事まで視野に入れている】
【――――――――どうすればこの絆の迷宮を脱出できるのか。イマミレイには即答できない。できるはずもないのだ】
…………『卵』と『Justice』、覚えテオいテくレヨ…………
【気まずさを残したまま、もう一度確認する様な、か細い声を残して、イマミレイは杖を構えて魔力を集中させる】
【先ほどの言葉通り、空を向かって家路につく、その準備動作だろう】
26 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/17(水) 02:08:41.49 ID:LiFSejn90
>>25
……空飛べるの、いいなぁ。
【この少女の使う空路は、所詮建物の屋根程度の高さしかなく】
【地よりは高いが、空よりは低い。そんな、中途半端】
【だからか、もっと高くへと行けるイマミレイへと、羨ましげな目を向けて】
――うん。
一個、ずっと前に、もらったの。
【尋ね返されれば、イマミレイの希望を踏み潰すように、あっさりと頷く】
【それから示すのは、先ほどから押さえたりなんだりをしていた左のわき腹で】
【見せようとしたのか、パーカーの裾を摘んで、持ち上げかけて、やめる】
【まあいいや、といった風にパーカーの裾から手を離して】
うん、……やくそく。
【離した手を、そのまま持ち上げて、そちらに差し出す】
【小指だけを立てた、華奢な握りこぶし】
【口約束だけじゃ足りないと、目と行動が語っていて。「だめ?」と尋ねるように、イマミレイを見ながら、首を傾げた】
Justice……、分かった、の。
……探してみる、ね。
【横文字は、少し苦手……らしい】
【ほんの少しおぼつかない発音で、言われた言葉をなぞって、数秒、何かを思い出すように黙り込む】
【その次の言葉は探してみる。きっと、記憶の中に繋がるものが無かったのだろう】
…………、……どう、いたしまして。
【卵のフィルターの無い、投げられた感謝の言葉は、少女にとって恥ずかしかったらしい】
【あんまりお礼と言うものに慣れていないようで、目を伏せて、笑みを押さえるように唇を噛んで、頬が微妙に赤くて】
【照れたまま、小さな声で、そう返し。言い終わる頃に、視線をイマミレイに戻して、にこりと笑って】
…………――助けないで、いいからね。
【その反応から、その友達が誰かを理解して、ほんの僅かに、目を細め】
【浮かべたものは、笑みであって、何の間違いも無いのだが】
【浮かべているのは、子供みたいな少女とは凄く違う、温度の無い笑みで】
【鈴の音のように、不思議と金属の響きのある声も。すっかりと冷え切っていて、少女だけ冬でも迎えたかのよう】
……手伝えることあったら、言ってね。
【そこで、ころりと季節が変わる】
【笑みに、声に、温度が戻って。先ほどの言葉を、もう一度相手に投げて、緩く首を傾げて】
ちゃんと覚えた、よ。
……忘れないから、だいじょうぶ。
【か細い声には、頷きと言葉を、同時に返し】
【補強するように、言葉を付け足し。相手の行動には、ほんの僅か寂しそうではあるが、引き止めるつもりも無いらしい】
【半歩分ほど、身体を後ろに引いて。見送るつもりのよう】
27 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 02:34:34.59 ID:iNTRqxQk0
>>26
生活に、必要ナ物だっカタらなぁ…………まァ、便利に使ワせテモらってルけどよ
【イマミレイは、雷の国の湿地帯に居を構えている。陸路で外界と行き来するには限界があった】
【その為に、飛行移動を行わなくてはならなかったのだろう。もっとも、言葉通りに普段の移動に際しても頻繁に空を使っているのだが】
…………ずっト前ッて事ハ、俺に会う前かラ…………か
【わずかに、その事実がイマミレイの心情を救った】
【自分など、介在する余地もない、全く預かり知らない他人でしか無かった頃の出来事。そう考えれば、いくらかは気に病む度合いを減らす事が出来る】
【だからと言って、全く心を痛めない程にドライなスタンスを維持できた訳でもないが――――】
――――嘘じゃネェよ……針千本どコロか、一万本だッテ飲んデヤルさ…………
【どこか無邪気にも思える鈴音の申し出に、思わず笑みをこぼしながらも、鈴音の小指に自分のそれを絡ませるイマミレイ】
【軽口を叩いて応じる辺り、先ほど程の真剣さは無い様だが、約束は約束だ】
あぁ…………出来るダけ、早ク…………手遅れニなラなイウちに、した方がイい…………
【やはり、自身の事は棚に上げて、イマミレイはそう促す】
【機関と戦うのに、『卵』の力が必要だと言う事なのだろう。しかし、自ら望んで戦場に立つ訳ではない鈴音に、『卵』は不要だと】
ッ…………あ、あぁ…………
【鈴音の照れる仕草に、思わず『ときめき』に似た何かを感じる】
【普段のイマミレイならば、そうした感情を『下らない』と一刀両断するのだが、『卵』によって情緒不安定になっている事が、原因なのかもしれなかった】
――――無理は、シネぇさ…………
【――――やはり、明確な返答を返す事を避けた】
【『助けないで良い』と言う言葉を『無理して戦わない』と言う事にすり替え、当たり障りの無い返事を返す事が精いっぱいだった】
【『敵を倒す』事より『誰かを助ける』事の方が難しい以上、それはある程度中身を伴った回答として通るのかもしれない。イマミレイはそれを期待するしか無かった】
…………一人で出来ルホど、簡単ナ事じゃ無ェ…………
迷惑ニナらなイ程度に、頼むヨ…………
【もし、機関との敵対者に協力していたとなれば、鈴音にもとばっちりが見舞われるかもしれない】
【しかし、鈴音の申し出を無駄にする事もまた申し訳ない気がして。イマミレイはそう返事を返した】
――――お休みナ、鈴音…………髪留め、大事ニすルぜ…………
――――『ペガサス・ウィンド』!!
【寂しそうな表情を覗かせた鈴音に対して、髪留めを受け取ったままの左手を振って、フッと笑顔を見せて】
【次の瞬間、イマミレイの身体を魔力と風が包み、夜の帳の落ちた空へと、その体は飛翔して、数秒後には見えなくなっていった】
――――――――畜生、畜生…………あノ畜生が…………ッ!
…………次に会っタ時ニハ、只ジャ済マさネェ…………ッ!
利織……………………何で、こンナ事に…………ッ!
【夜空を家へと急ぎながら、イマミレイは表情を怒気で満たして涙を流していた】
【友人二人と、仇敵一人。そこに発生している三角関係――――もし自分を含めれば、四角関係】
【機関とは別の、事態の難解さに、イマミレイは今はただ、嘆く事しかできなかった】
/乙でしたー!
28 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/17(水) 03:06:33.11 ID:LiFSejn90
>>27
そっか……、でも、いいなぁ。
私、そんなこと出来ないもん、ね。
【足場が無ければ高いところへ届かず、届いたとしても、留まることはできない自分と】
【足場がなくても高いところへ届いて、届いた後も、そこに留まれるイマミレイと】
【考えれば考えるほど羨ましくて、妬ましくて。それが僅かに声にも出て】
うーんと、ずっと前だから……そう。
【なんだか、適当な返答ではある、が】
【あんまり覚えていないようで。あまり、卵についてはどう思っている、ということも無さそうだったりする】
【首を傾げながら頷いて、その救いには、欠片も気がつかなかった】
じゃあ、一万ね。
……――ゆびきった。
【軽口には、こちらも軽口を返して、悪戯っぽく笑い】
【絡められた小指を、小指でぎゅっと握るようにして】
【数度、上下に動かして。それから、ぱっと指を離して】
んー、……分かった、ちゃんと探すから、安心して、ね。
【ほんの少しの間は、現状が手遅れかどうか、考えた結果のもので】
【考えた結果が、あまり芳しくなかったよう。ほんの少しだけ、寂しげにしながらも、きちんと頷いて】
【言葉通りに、安心させるように。笑んで、首を傾げ】
…………うん。
【期待は、上手く届かなかったよう】
【話をすり替えられて、露骨、というわけでもないものの、不機嫌さが見えて】
【何を言うでもないが、気に入らなさそうに目を細めていて、ただ】
うんっ、出来ることなら頑張るし、出来ないことでも、……頑張るからっ!
だから、ちゃんと教えてね、内緒にしてたら、だめだよ。
【次の話題に移れば、また。表情や雰囲気が、ころりと変わって】
【要は、何だって頑張ります、と。そんなこと】
おやすみなさい、また会おうね。
……うん、大事にしてあげて、……それじゃあね。
【イマミレイの笑顔に、こちらも笑顔を返し】
【さらにお返しのように、ぱたぱたと右手も振って】
【見送った、その後。独りぼっちの路地裏で】
……ふうん、友達多いんだぁ、……へえ。
…………じゃ、殺したら面倒ぃのかな。
【完全な無表情での、そんな呟き。それから、ぁふ、と。欠伸をして】
【そのまま、路地裏の闇の中へと。紛れていった】
/おつかれさまでしたー!
29 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 18:30:25.36 ID:yVD+QHNso
【水の国】
【テロがあったり大会があったり、名前に反し話題には事欠かないホットなスポットだ】
【その世相…特に大会が功を奏してか、人通りはとても多い】
【夏祭り終了後でも、まだまだ屋台を勝手に出したり屋台が出たりとにぎやかしい】
【そのうち一つ、いまどき珍しい手押し車タイプの屋台にて】
【店主は一人、客一人。こじんまりとした席は、最大三人しか座れない】
【ただし、そのにおいは香ばしくて芳醇。人を誘う】
リズ、それで売り上げは結局どうだったの?
【客は一人、器用にもラーメンをおいしそうに啜りつつ、明朗な発音で店主に語りかける】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、中肉中背+αの肉付きをした、猫の獣人少女である】
【クリームイエローの臍だし袖なしのインナーに、ベリーショートのカットジーンズ】
【ボサボサの黒髪だが、途中で髪質はやや癖のついたストレートに、色は青味掛かったプラチナへと代わっており】
【後ろ髪を林檎色のリボンで束ね、小さなポニーテールを作っている】
【左腕には金と銀が精緻に編まれた腕輪をはめていて、時々夕日を反射してきらりと輝く】
「んー、黒字になったりコネが出来たり、成果は上々っていえるだろうね」
【対する店主はお気楽そうに、鍋で煮込まれるとんこつスープの具合を見ながら応えた】
【堅牢な体つきで、食堂の清潔なエプロンに浮いた上半身は胸板も腹筋も申し分ない】
【それから、二の腕の中ほどから黒い袖のようなものをつけていて、袖口はやや広くゆとりがある】
【鍛え上げられた脚部にベージュのスラックスを履いていた】
【だがしかし全身毛むくじゃらで、大きな尻尾と、頭部がまんま犬だったという点だ】
【毛皮は少し暗い赤、体毛より明度の高い赤髪を三角巾で纏め上げ、犬種は大型犬っぽいのに若干童顔だった】
ふぅん、ボクにはそーいうのよくわかんないけど、よかったんだ?
「そりゃーもう。お祭り効果さま様だったぜぃ!」
【いろいろ目立つ二人組であり、席には未だ余裕がある】
【食欲をそそる香りに誘われて、屋台に突撃するもいいだろう】
【大通りの片隅、赤地に白墨の達筆で描かれた暖簾を潜れば、そこはすでに食事どころ】
【屋号は『いぬや』というらしい】
30 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 18:58:16.74 ID:WS/CV7H0o
>>29
【ぺたぺたと足音を鳴らしながら、その屋台に近づく人影が一つ】
【紅い瞳、ボサボサの黒い短髪】
【砂埃で薄汚れたクリーム色のコートを羽織り】
【同じ様に薄汚れた黒い長ズボンを穿いている】
【右腕にはウロボロスを象った白い腕輪を付けている】
【コートの背中には二つ穴が空いており】
【そこからは『竜の翼』としか言えない物が生えている】
【よく見ると、両手の爪は全て5cm程の長さに伸びている】
【そんな格好をした、14〜5歳程に見える少年だ】
お腹減ったな・・・
そういえば、まともにご飯食べてなかった気がする・・・
でもお金は・・・一応あるけど・・・うーん・・・
【屋台の暖簾を潜ろうか潜るまいか思案している様子】
31 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 19:10:29.69 ID:Sz78nLFJo
【森の中、少し拓けて広場のようになった場所】
【そこに佇む人影が1つ、あった】
……………………。
【新雪のような白い髪、深い緑色に染まった瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツの上にフード付きの灰色パーカーを羽織っており】
【その右袖が風に煽られパタパタと揺らめくのは右腕の不在証明】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトの右側に無骨なナイフを2つ平行に掛け、反対も同様】
【小さな身長(160cmくらい)の少年がそこにはいた】
………―――――。
【彼の掌の中には棒……ではなく筆があった】
【長さは彼の身長程度、筆と言うには長すぎるが先に毛が付いているのだから筆なのだろう】
【暫くそれをじっと見つめて……】
……杖術、っていうのも中々面白いんだけど―――――。
【両手でクルクルと小手調べに廻してみたり】
【正面に振り下ろし、或いは突き上げたり、円周に薙いだり】
【どうやら戦闘の訓練のようなものをしているらしく】
【筆が空を裂くような音が森の中に響くだろう】
32 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 19:11:37.56 ID:yVD+QHNso
>>30
「んでねー、ローズちゃんもどう? 健全なアルバイトを揃えたから、君も自活出来るようになると思うんだけど」
ボク? …そーだなぁ、働いて社会経験も積んでみたいけど、今は征斗会のクエストでそこそこお金あるし、
募金活動も、ようやく認知され始めたと思うから、もう少しこっちを頑張ってみるよ。
「りょーかい、君がちゃんと考えてるなら、俺っちからいうことは何もないよ」
【店主の犬と客の少女は知り合いのようで、とても楽しそうに談笑している】
【それに加えラーメンのにおいが強いらしく、やってきた少年にはまだ気付かないようだ】
【ただ、暖簾の下から覗く少女の背中と尻尾は、龍の少年にだって見覚えがあるはずだ】
【かつて魔城と呼ばれたクエストにて、話す機会こそ少ないだろうが肩を並べた猫のものだと、わかるだろうか】
【わからなかったとしても、近くをふらつく時間が長引けば長引くほど、においは少年の胃袋に訴えかけるだろう】
【抗い難い濃厚な芳香…空腹であるとするなら、少年の根気にもよるが、徐々に唾液や食欲を刺激してゆくはずだ】
「……ん、お客さんかい? 空いてるから座んなよ、おいしぃぜーぃ?」
【暖簾の隙間から少年を認めた犬男が、そんな風に微笑みかける】
【子供のように輝く表情と、むき出した白い歯。ウィンクまでして誘いに掛かるが、とても温和というか、優しそうだった】
【猫、犬の邪魔はしないようにしているのか、営業トーク中はラーメンに専念】
【麺を啜る音もまた一つ、空腹の少年を誘うスパイスとなるだろう】
33 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 19:22:33.16 ID:oabjJUSuo
>>32
【しばらく思案していたが、店主に声を掛けられ、更にラーメンの香りなどに刺激され】
――えっ?
えっと、はい。じゃあ、失礼します。
【おずおずといった感じで、暖簾を潜り、席に座る】
・・・あれっ?
えっと、あなたは、確か・・・
【隣に座っている蒼猫に見覚えがあった】
【少し声をかけてみる】
34 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 19:30:43.15 ID:yVD+QHNso
>>33
「いらっしゃいませー、いぬやラーメンだぜーぃ」
【遠慮がちに見える少年を、犬は朗らかに微笑みかけて迎えた】
【人懐こい性格なのか、まったく屈託がない。営業スマイルというより、飲み仲間と居酒屋で再開したような表情だった】
【カウンターに着くと、上に値札と一緒にメニューが張ってあるのが見えるか】
【ベーシックな品揃えであり、チャーハンや餃子といった惣菜も網羅し、なおかつ比較的安価であった】
ぅ? …あ、君は。
確か、クエストで一緒だった龍の人だね? お久しぶりー!
【声をかけられて、猫も一度麺を切り、片手を挙げて挨拶した】
【記憶力はそこそこあるらしい、その顔色を照合することに成功したようだ】
いまのところ、エリス……えっと、あのお城に動きはないけど、アレからどう?
「およ、ローズちゃんのお知り合いなのかぁ。なら、張り切って作んないとねー」
「ご注文はお決まりですかー?」
【相手の調子を伺う猫もまた、非常に気安い】
【それを見て両者の関係を察知した犬も、勝手に腕捲りして気合を入れはじめた】
【少年のテーブルにお冷を置いて、注文を尋ねる】
【知り合いサービスで、トッピング無料でいいよ、なんていいだしながら】
35 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/17(水) 19:51:51.07 ID:LiFSejn90
【公園】
【子供も家に帰って、だいぶ静かになった公園の、街灯に照らされるベンチ】
【そこに腰掛けて、退屈げに足をぶらぶらさせる人影が、一つあって】
……あーうー、風が吹けばもちょっとマシなんだろう、けど……。
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女で】
あつ……、残暑早く終わって、夏終わって。
……でも冬は来ないで、ずっと秋でいいの……。
【うんざりした表情で、ぶつぶつと独り言を呟きながら】
【ぶらぶらと動かされる足が、時折地面の石ころを蹴飛ばして】
【完全なノーコントロールで蹴飛ばされる石たち、付近に誰か居れば、当たってしまうかもしれず】
36 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 19:54:55.51 ID:oabjJUSuo
>>34
へぇー・・・
屋台って、こんな感じなんだ・・・
【今までこのような屋台を利用した事がなかったのか、きょろきょろと内装を見渡す】
えと、はい。お久しぶりです。
【軽く頭を下げて応じる】
【腐っても竜、さっきは髪型などのせいで自信がなかったが、顔を見れば間違えようがない】
えと、はい。特に事件とかは――
――いえ、なんでもないです。特にそういうことはなかったです。
【一瞬、声が詰まる】
【すぐに言葉を濁してしまったが、もしかしたら気づかれるかも】
・・・えっ、注文?
ちょっと待って下さい・・・
【注文を聞かれ、慌ててメニューに目を通す】
・・・えっと、じゃあ、とんこつラーメンでお願いします。できれば、お肉多めで。
37 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 20:07:29.98 ID:yVD+QHNso
>>36
【屋台は、古式ゆかしい木製のものだ】
【屋根の上に乗っかった屋根つきの煙突といい、歳食ったオッサン共がノスタルジーに浸れる外観をしている】
【しかし彼が屋台初体験というのなら、わざわざ補足する必要もないかと、犬は密かに微笑んでいた】
そういえば、自己紹介がまだだったね。
ボクはブルーローズって言うんだ。
「俺っちはリズヴェルグ、この子の……一応保護者って事になるね」
ボクは不本意なんだけどね……君は?
【よくよく思い出せば、一度目彼は遅れてきて、そもそもそれどころではなかった】
【二度目は相手がエヴァンスが相手だったので、やっぱりそれどころではなかった】
【苦い思い出も蘇ってきたが、とにかく今は顔見知りなのだから名前も交換しなければと、両者は名乗り、尋ねた】
……どうか、したの?
大丈夫って顔じゃないよ?
【猫は特に、表情の変化には敏感だった】
【空気の変化というか、彼が言いよどんだ何かの正体が気に掛かり、つい尋ねてしまう】
「あいよーぅ、とんこつ肉マシマシ入りまーす」
じゃあボクも替え玉大盛りとチャーシューと煮卵!
「あいよーぅ!」
【犬はその変化を見ていなかったのか、能天気に注文を復唱し、麺を茹でに掛かった】
【塊を網杓子に放り込み、滾る湯の中へ投入。硬さは注文がなかったからと普通にあわせ、時間を計る】
【それからチャーシューを茹でる鍋に火を入れ、軽く暖める。具に温度差があると、食べるとき萎えてしまうものだ】
【出汁は濃い目に調節し、ローズの前に殻向き用と塩用の皿、そして卵と袋入りの塩を出した】
【名前を知らないにせよ、顔見知りである両者に口を挟もうとは、まだ思っていないらしい】
38 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 20:26:04.36 ID:HJpir+Pyo
>>37
ブルーローズさんに、リズヴェルグさん、ですね。覚えました。
僕はヘイロンっていいます。改めて、よろしくお願いします。
【名前を名乗り返し、改めて軽く頭を下げる】
――あぁ、バレちゃったか。
でも、食事中には話しにくい事なんですけど・・・
【何かを隠したと気づかれても、なおもはっきり言おうとしない】
【よほど言いにくい事なのだろうか】
39 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/17(水) 20:33:10.54 ID:d8gtqbls0
【春霞の社】
【森に囲まれた、長い参道の奥。赤い鳥居の先、現世と隔離された空間】
【並木の美しい神社――手入れされた石畳の上。月明かりに照らされ、白刃が閃いていた】
……ふぅっ、…………。
【――前頭部のみが美しい白銀色という、特徴的な短い外ハネの黒髪】
【清廉なる紅白の巫女装束を纏い、その上から白い衣を羽織った少女】
【凛とした銀の瞳は、世の果てまでをも見据えているな儚さを持っていて】
【背中でとても大きく結ばれた蝶々結びの飾りが、羽か尾のようにひらりと舞っている――】
【その巫女は、右手に模擬用らしい刃の潰れた刀を握り】
【巫女装束を翻し、舞うように虚空を斬り裂いていた】
【それは奉納用の剣舞などとは程遠く、とても実戦的な太刀筋であり――それでいて何処か、幻夢的であった】
……うむ、この程度が良い塩梅かの……?
【やがて巫女は刀を降ろし、張り詰めていた緊張を解き、息を大きく吐き出す】
【とても集中していたようで、もし少し離れたところから巫女を観察していた者が居たとしても、彼女は今気付いていないだろう】
40 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 20:37:00.05 ID:yVD+QHNso
>>38
ヘイロン、だね。よろしく!
「おーぅ、俺っちはいいにくけりゃリズでいいぜーぃ」
【ようやく相手の名前が知れたと、ローズは元気に挨拶】
【同調して犬もまた、にこやかに返した】
【視線も顔も少年に向けているのに、手は止まらず作業を続けている】
…でも、聞いちゃってから知らん振りして食べるほうが、ボクはやだな……。
それにほら、話せば楽になることだって、あるかもしれないでしょ?
ここでこうしてあった縁だし……、どうしても嫌なら、無理はしなくて、いいけどさ。
【煮卵の皮を剥きながら、少しばかりのおせっかいを発揮するローズ】
【名前まで知ってしまったら、もう他人事ではないのだからと、真剣に少年の目を覗き込むだろう】
【犬ほど器用ではないため、その間手は止まってしまうが】
【エメラルド色の瞳が、ヘイロンの奥に沈殿した闇を取り除けないものかと、まっすぐに】
【その間犬は、まな板の上でねぎを刻んでいた】
【チャーシューも頃合で、まな板をあけてから救い上げ、ブロック状のそれを丁寧にスライス】
【包丁とたくましい指先が肉に沈むたび、染み込んだ肉汁が漏れた】
【ぼちぼち、麺も茹で上がるだろう】
41 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/17(水) 20:39:01.88 ID:PrmcMWpAo
>>39
……、――へーぇ。
【――其処に響いたのは、『男』の声】
…、…巫女さんも刀振るご時世か。
こりゃ、道場でも開いたら一儲け出来るかも知れねぇな。
【ミディアム・バイオレットに黒のラインが縦に奔るシャツ、上から茶のファーコートを羽織った男だ】
【腰まで伸びた黒髪は後頭部で纏め上げられており、其の結び目には菊花の簪≠ェ差されていて】
【光沢を持つ灰色のスラックス――左腰には黒鞘の刀、右腰にはフリントロック式の銃を差している】
【――、身長と比較して、横幅は少し細いその男は】
【何時からだろうか、少女から少し離れた所……樹に寄り掛かりつつ、その様子を眺めていた】
42 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/17(水) 20:53:00.57 ID:d8gtqbls0
>>41
あー疲れた……これは間違いなく、この後の冷茶が美味いのー……。
【などと若干ババくs鮫島 独り言を零しながら、刀を鞘に納め、縁側に置いてあった手拭を取りに向かう】
【真白かつ清潔な手拭で額の汗を拭い、――そこでようやく男に気付いたらしい。微妙にびくっとしてから、其方を振り向いて】
……おお、参拝客がおったか。すまんな、我としたことが。
なに、別に戦いのためではない。自らに対する鍛錬の一環だ。
『六根清浄』――ヒトに迷いを生じさせる六つの根源、即ち目・鼻・耳・舌・身・意。
それらから生まれ出ずる欲や迷いを洗い流すための修行だ、我が心身すべてを研ぎ澄ますことによってな。
我は由緒正しき春霞の巫女。ヒトに道を示すには、我もまたその道を往く者でなくてはならぬ……。
……とはいえ、道場でも開けばその分、門下生からゼニをたんまり掠め取れるであろうか……?
【模擬刀を納めた鞘を腰から外し、縁側に丁重に置いて】
【手拭で汗を拭きながら、ううんと唸る姿は。とても六根清浄とは程遠いような――】
/申し訳ない、遅れました!
43 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[sage]:2011/08/17(水) 20:53:48.98 ID:d8gtqbls0
>>42
/ぎゃー、saga取り忘れた。「鮫 島」は「[
禁則事項です
]」で脳内変換してくださいー。
44 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 20:56:08.28 ID:HJpir+Pyo
>>40
――えーと、そこまで言うなら、話してもいいですけど・・・
【辺りを見回してから、ゆっくりと暗い面持ちで話し始める】
【しばらく聞けば、少年がなかなか言おうとしなかった理由が分かるだろう】
・・・この前、公園で、黒笠 原罪って人が、子供を嬲り殺しにしてたんです。
なんでも、あの人は、人に殺された蟲たちの怨念から生まれたらしくて。
「これ以上自分みたいな者を生み出さないために、人間を皆殺しにする」みたいなこと言ってて。
――その子は、そいつの一部の黒い蟲にまとわりつかれて、蹴られたりして、死んじゃいました。
・・・ごめんなさい、リズさん。こんなところで、こんな話ししちゃって。
【一通り話した後、リズヴェルグに謝罪する】
45 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/17(水) 20:58:20.52 ID:wterlhGw0
【大会決勝戦、会場】
…ここまで来れたのも、あの時負けたお陰…だな
【藍色の単着物――『青義』と書いた大きく白い刺繍を付けてあるソレを身に纏う黒髪長髪の男】
【そう、彼こそ決勝進出者の1人――タツミである】
【しかし彼、『決勝進出者』ではあるが『無敗』では無い】
【予選の初戦、対ヴァーデッド戦では激闘の末、敗北している】
【その敗北でようやく向き合えた――自らの心の弱さ】
【それを知ることができたからこそ、彼はこの場に立っているという訳であり―それを今、実感しているのだ】
(小細工なんていらない…私の居合、そして『蒼天』の性質――此処までの2試合でばれているだろう)
(今の自分を…全力でぶつけるまで)
【当たりを見回す――これまでで一番の観客数】
【右を見ても左を見ても――人、人、人。もしかしたら彼と戦った人達もいるかもしれない】
フ…
【一層、気合が入った】
【――彼はいつもの構えを取り、静止する】
【周りが若干、ざわつく――タツミは左手を鞘に、右手を柄に置いた――もちろんその構えは】
【――居合である。一般的な居合より大きく腰を捻った構え】
青義同盟 所属、タツミ…参る。
【彼の漆黒の双眸はもう一人の決勝進出者――谷山 基樹へと送られるだろう】
【居合の構えから湧き出てくる覇気――彼にも伝わるか】
46 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/17(水) 21:03:59.61 ID:PrmcMWpAo
>>42
【――、彼女が悩む様子を眺めつつ、樹から背を離す】
【よく考えれば、神社の樹に寄り掛かるのは罰当たりな気がした】
確か――、理想は清明心≠セったか。
神さんにも、他人にも隠さない澄み切った心 ……、うろ覚えだな。
――。 …、…境内の掃除もさせれて、一石二鳥だな。
【くすり。――、苦笑を浮かべつつ、大真面目に唸る彼女を見遣り】
【「疲れてんのなら、俺一人で参拝させて貰うが」と、言葉を続けた】
/はい、大丈夫ですよ宜しくお願いしますー
47 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 21:06:26.14 ID:mNm73dnMo
>>45
――――なんだかんだで、ここまで来た、か―――っ。
【会場、選手控え室にて、そう呟く一つの人影】
【手元には、複数の錠剤があり、それを口の中に放り込み、嚥下】
【着崩した制服姿が特徴的な小柄な少年だ。背丈は恐らく160cm程か】
【夏服なのか、上半身はYシャツで、当然のように裾を出してボタンは3つ開けていて】
【白骨よりも白い髪は、ハリネズミの様につんつんに逆立てられており、すごく刺さりそうである】
【右目の部分には、大きな傷が一閃と撃ちぬかれた跡があり、少し見た目が悪い】
【腰にはベルトポーチを巻いており、その中には様々なモノが入っている様だ】
【特に印象深いのは、その双眸だろう。ぎらぎらと意思の光を宿した瞳は鋭く、しかしまだ少年らしさも残している】
【思うことは、色々ある。対戦相手は、青義同盟、Justiceとして共同戦線を張る相手】
【だが、ここは大会だし、己にも背負う物は有る――故に、迷わず前に進むと、そう決めた】
‥‥負けられねぇ。いや、勝たなきゃいけねぇ=B
【翁、ブレイズデル、ブルーローズ、夕月、ダビング】
【こちらは敗北は無く、しかしぎりぎりの戦いを越えてきて】
【その、下したもののためにも、そして、大切な者の為にも、無様な様は魅せられぬ】
【そう、己に言い聞かせると、何時も通りを意識した、重心のずれない歩みで、決勝の舞台に上がるのだった】
(――――強いな‥‥、だが。
ここまでの相手も、皆強かった―――、だから俺は、大丈夫だ)
【すぅ、と息を吸い、両目には既に蛍光グリーンの光が宿る】
【腰を落として、ぎしり、と左腕を握り締め、右手でナイフを抜き放つ】
【相手からくる、強い覇気。谷山は、伝わった上で、受け止める=z
―――Justice、そして『学園』教頭(仮)。
谷山だ―――いくぞ。
【キィィィィッ】【両目の光がより強くなり、武人としてではない、覚悟の気配が発せられた――――】
//よろしくお願いいたします!
48 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[sage]:2011/08/17(水) 21:10:09.79 ID:d8gtqbls0
>>46
ほう、なかなかよく知っておるではないか。その通り。
ま、なかなか難しいのだがな……我もまだまだ未熟よ。ゆえに自らをその領域まで押し上げんとするのだ。
ふふん、どうだ?綺麗であろう?毎日毎日丹精込めて掃除しておるからなー。
ま、このエンドレスエターナルフォーエバーノンカフェイン美少女巫女たる我には、美しく整った社が似合うであろう。
【突っ込み所満載ではあるが、本人は腕を組み胸を張って自慢げである】
【一通り汗を拭き終え、ふー、と一服ついてから巫女は男に向き直り】
いや?巫女が参拝客を優先せんで何になる。気にしなくてよいぞ?
……で、汝(うぬ)よ。今宵はどうして此処へ?
何か俗世で疲れることでもあったか?それとも、煩悶や懊悩が生じたか?
我が春霞の社は総て社会より隔離された聖なる神域。この場に居る限りは、己が苦疲を忘れ己を顧みるがよい。
この神聖たる空気が汝の迷いを浄化するであろう。そしてすべての煩悩と外面を取り払い、祈りを捧げるのだ。
世の理は因果応報。善行も悪行も、祈りも憎しみも、全ては巡り巡って己に還って来るモノ。
なれば善き祈りを我が神に捧げ、其の事で以て善行と成せば、やがて汝にも善き事が巡ってこよう。
と、いうわけでステキな賽銭箱と拝殿はあっちだ。ほれほれ、さっさと往くが好い。御賽銭は多い方が我が神の御目に触れよう
【……疲れているようだが、一度アクセルを踏みエンジンが掛かれば、営業トーク(?)全開である】
【やたら舌の回りが良く、ついでにやたら良い笑顔で機関銃の如く語り倒し】
【そして無駄に洗練された無駄に美しい動作で、神社の奥にある賽銭箱と拝殿を示すだろう。最早形式美である】
……それとも、かつて我が社で催された『夏祭り』に訪れておったものか?
祭りの空気が恋しくて我が社を再訪したというのならば、我としてはとても嬉しいのだが。
ま、その場合でも賽銭箱はあっちだ。良き想い出に対する感謝を我が御神に云々。
【が、ふと思い出したように、そして何処か期待しているかのように、そんな問いかけも付け加える】
【それでも最終的には賽銭箱へと誘導するのだが――】
49 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 21:11:46.71 ID:yVD+QHNso
>>44
【皮を剥き、塩をかけ、口に卵を放り込もうとしていたローズが凍りついた】
【さすがに蟲云々は女の子には答えるのだろうか、口から卵を放し、凝視する】
【一方のリズ、目を白黒させたがすぐに微笑み、首を振った】
「ヘイロン君、そりゃ随分な目にあったね」
「でもね、だからってその責任は君にはないし、むしろ悩むのは当然のことだ」
「……よっぽど気にしてたんだね、辛かったろ」
【食器籠に入れられていた器を二つ取り出し、一つには少量だしを入れ、ヘイロン少年の少ない麺を盛り付ける】
【それからローズが注文した大盛りに軽くたれをふりかけ、ばつの悪そうな猫に差し出す】
【リズの顔色を伺うような猫だったが、早く入れなきゃ冷めるよとばかりに視線で催促されてしまい】
【再び濃い目の塩をつけなおして卵を一口で、口の中へ】
【もっきゅもっきゅと噛み締める間に、替え玉を自分の器へとゆっくり混ぜいれる】
【リズがチャーシューをすかさず乗せれば、いっちょ上がり】
「その黒笠…なんとか? ってのが全面的に悪いよ。特に子供に手をかけるなんてこと、大人がするべきじゃない」
「自分みたいなのって…能力を卑下してそんな風に使えないやつのことなんか、真に受けちゃダメださ」
【先にスープを絡めて少年の麺に、また少々足して量を調節】
【その上にねぎと大盛りチャーシューを盛り付けたなら、彼の前へ】
「むしろ話してくれてありがとう、ヘイロンくん」
「これで俺たちもそーいう輩に警戒できるし……言いたい事言ってすっきりしたほうが、飯は美味く食えるんだぜ?」
「浮かない顔したまま黙々くわれても、作り甲斐ないしな!」
【立ち上る湯気、濃厚そうなスープ】
【少しこってり目に仕上げられたそれは、沈んだ気持ちで食べるのは難儀するかも知れないけれど】
【せっかく作ったんだから美味しく食ってくれよ、と】
【悩める少年を励ますように、犬は豪快に笑った】
【それを聞いていたローズも、落ち込んでいるべきじゃないと思い直したか】
―――――いただきますっ!!
【箸を手にして、取り掛かる】
【口にするだけで蕩けてしまいそうな焼き豚を食むと、即座に表情も蕩ける】
【――――傍から見ている相手の食欲をそそる、よい顔だったそうな】
50 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/17(水) 21:22:23.01 ID:UCBrQVdSO
【繁華街_路地裏】
【猥雑なネオンが目に毒な光を散りばめて、塵箱をひっくり返したような人混みが息苦しさを演出する】
【そこに建ち並ぶ雑居ビル、その間を潜った先は――喧騒からかけ離れ、世界からも切り離されたような無干渉地帯。】
【路地裏。今宵もまた常ならぬ景色が、その場所にあった】
…人が描く神が人の領域を出ないのは、神が人によって創造された存在である事の証明となる。
なんて、詭弁。――戯言。
【壁際に蹲る、一人の少女。キャミソールから露出した両腕が、鳥の翼のように変型しており】
【フリルスカートから覗く白い足も、膝から下は巨鳥の脚にすげ替えられている――】
【冥い路地裏。誰が足を踏み入れるだろうか、常世の闇より息苦しいこの場所に】
【きっと、来る者もまた――常ならぬ者、であろう】
51 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/17(水) 21:24:56.54 ID:wterlhGw0
>>47
…フッ。justiceの者か…同じ正義側だ、良い試合にしよう
もしくはこの場を借りてカノッサ機関に私達の力を見せつける…というのも悪くない
おっと…無駄話は終わりだ、かかってこい
【軽い会話を交わそうとするも、構えと視線は1oもぶれず】
【オブジェのように静止し続ける】
(ナイフ…接近戦? 接近戦ならば今までの戦いで更に自信をつけた…接近戦では負けない―――負けたくない、負ける気もしない)
(近づいてこないなら来ないで―――根気比べだ)
【熟考する時はこの構えが一番落ち着くらしく―――意識を、集中を切らさないまま、様子を見る】
【しかし考えたとしてもやることは一つ】
【唯―――居合を打ち込むのみ】
【2m100sの獲物を左腰に添え、彼が攻めてくるのを―――待つ】
【彼の間合い―――3mに入るないなや、その獲物『蒼天』を引き抜くであろう】
【彼の持つ2m100sの刀、名を『蒼天』と言い―――「斬る」という行為ができない活人刀である】
【その分切れ味を犠牲にして一撃の威力に特化しており、名刀と呼ばれる部類に属している】
【名刀と呼ばれる所以は「しなる」という所であり 、ある一定以上のスイングスピードに達すると微量にしなる】
【この「しなり」が相手が斬撃を受け止めたときにとてつもない衝撃を与えるのだ】
【しかしその重さ故―――扱う者の機動力を完全に殺してしまい、身体への負担も大きいと言えよう】
【彼もそのデメリットを大きく受けており、特に古傷の右膝はその剣を扱う者にしてはまさにガラスのように脆い】
52 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/17(水) 21:25:10.42 ID:PrmcMWpAo
>>48
【――。自分でも今気付いたが、此処まで押されると普段の軽口が返せない】
【はて、目の前のなんとかかんとか巫女少女に、どう返せば良いのかと数瞬考え】
――、や。 夜の散歩してたら、何となく目に付いただけだ。
昔っから、教会よりは神社の方が好きなんだよ。
【――取り敢えず、質問には応えつつ、為されるがままにしておいた】
【何処から賽銭の方に話が繋がって来たのかは判らないが、まぁ、良いだろう】
【……、マルチ商法に引っ掛かる客の様に成っている事は、強制的に頭から追い出す】
……、…『夏祭り』、ねぇ。
【取り敢えず――、導かれるがまま、向かうは拝殿、引いては賽銭箱の方向】
【まぁ、神社である。普段の様なちゃらんぽらんではなく、ナイスなアラサーを演じてみよう、と思い始め】
『大会』の方には出てたが、『夏祭り』の方には行ってなかったな。
……、ギルドで仕事が入ってたんで、砂の国で変な狼狩ってた。潜りやがるのな、砂に。
ま、悔いと言えばエキシビジョンの、可愛い巫女さん≠見れなかった事だが――。
【「寧ろ、本戦よりもそっち出たかった」と、脆くも崩れたカッコつけ精神】
【――表情としては、それでも本気では言って居なさそうな、ぽわんとした物だった】
53 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 21:26:33.54 ID:HJpir+Pyo
>>49
【予想外のリズの返事に、少し驚く】
・・・えっ?
――それも、そうですね。すみません。ありがとう。
【ぺこりと、また頭を下げる】
・・・えっと、じゃあ、いただきます。
【箸を取り、出来上がったラーメンに口をつける】
・・・すごく、美味しいです。
こんなの、今まで食べた事なかったかも――!
【一瞬で表情が明るくなる】
【ものの数分で、麺も具もなくなってしまうだろう】
54 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 21:38:26.15 ID:mNm73dnMo
>>51
―――、ああ。
【こちらとしては、自己の力は魅せつけるものではないと思っていたが】
【自分にも、勝つための理由が有る。『学園』で待つ子供たちの為にも、此処で勝ち星を上げて、宣伝をする】
【もし、スポンサーが付けば、組織運営は幾分か楽なものと成るのだから】
【故にこそ、谷山 基樹は負けられず、決して油断はできなかった】
【すっ、と左手を前にかざし、右手を腰のあたりに下ろして】
【そのままに、動かない。只々、動かない】
‥‥‥‥。
【じり、じり】【睨みつける双眸は、煌々と蛍光色の光を宿す】
【自己の武装の全ては、特にそのような謂れのあるものではない】
【だが、一つ一つが、友の謹製。この義手も、このナイフも。故に、恐れることは、欠片も無く】
【読み合いのような、沈黙の中で、神経伝達の加速に依る高速の思考が開始されていた】
【思考開始】【0,0秒】
(‥‥剣士、野太刀の類、普通の武器よりリーチは長い、そして、相手の構えは所謂居合って奴。
‥‥‥‥成程。‥‥喰らえばキツイな、HelloWorld≠ナダメージを割り振ったとして、何発受けられるか。
間合い、広そうだな。ナイフ持って突っ込むのはアウト、だったらとりあえず選べる戦略は何時も通り――――)
【思考終了】【0.5秒】
【こちらも動かず、しかし、僅かに谷山は、息を吸い―――】
B O M B !
【場を動かすために、何時も使う手。爆発を放ったのである】
【左腕は、外見上は普通の腕と変わらず、ド派手な暗器≠その中に仕込む】
【目立たない武器ではなく、目立たない見た目から、意表を付く攻撃、これが相手の体ではなく、心の隙を付く狙い】
【爆風は、高速で広がり、タツミを飲み込まんと襲いかかる。そして、爆発と同時に、谷山は相手の左側を迂回するように駈け出した】
【左腰に刀があるのなら、引きぬくのは右。ならば、左側面から襲い掛かれば、ある程度のこちらの利は有ると踏む】
【剣技でも、身体能力でも、自己が及ばないなら、出来る限りの、己の戦略≠以てして、相手に相対するのが、谷山のやり方であった】
55 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[sage]:2011/08/17(水) 21:39:03.24 ID:d8gtqbls0
>>52
ほう?確かに、見たところ汝の佇まいからはなんとなく櫻の雰囲気が漂うのー……
その簪のためであろうか?女子向けのモノかと思えば、なかなかどうして似合っておるぞ。
……どうであれ、我が春霞の社は参拝客を歓迎する。
先刻も云ったように、この場に居る限りは日ごろの苦労を忘れて羽を伸ばすが良い。
【営業モードに入った巫女は、人当たりの良い笑顔を浮かべながら、
「うむうむこっちだこっち」などと言いながら拝殿へ向かう男に連れ添うように歩いて】
……おや、『大会』の参加者であったか。これは失礼した。
我としては夏祭りにも足を運んで欲しかったのー……、……狼?砂に潜る?……ふははは!
狼が砂に潜れば窒息してしまうであろう、我は其処まで馬鹿ではないぞー?
【「やだなーもー」みたいなノリで微笑み、男の背中をぺしぺし叩こうとする巫女だが】
【どうやら、世界は広いということまでは考えが及ばないらしい。というか多分、俗に言うアホなのであろう】
エキシビション、か……うーむ、我が可愛いのは至極当然としても、納得いかぬ結果であったのだがなー。
…………むしろ、最後は思わぬ痴態を晒してしまったのだし、見なかった方が逆に……
……こ、こほんっ!名乗るのが遅くなってしまったな!我が名はイミナ……
脈々と続く誇り高き『春霞の巫女』、イミナ・ハルネアだ。よくぞ参った、我が『春霞の社』へ。
【エキシビションで何があったのか、何故か微妙に顔を赤くした巫女は、ぶんぶんと一人で首を振って】
【仕切りなおすかのように、腕を腰に当てて高らかに名乗るだろう】
【ついでに、そうこうしてるうちに賽銭箱の前に辿り着くはずだ。なんか後ろからの圧迫感が凄い】
/申し訳ない、次の返事遅くなりますー。
56 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 21:41:32.17 ID:yVD+QHNso
>>53
【猫も大食いなのか、或いは場を和ませるべく故意でやっているのか】
【確かに、すごい勢いで減っていく。ヘイロン少年に負けず劣らず】
【でも何より、反応が毎回濃い。麺を口にするたび、噛むたび、チャーシューを口に入れるたび、スープを飲むたび】
【―――――少年同様、すっごく美味しそうな顔をする】
「そりゃあよかった、心を込めて作った甲斐が、あったってもんだ!」
【その顔を見るたび、そして少年が美味いと言ってくれる度、犬の顔も綻んで行く】
【――――この犬、料理スキルに長けていて、特に鍋料理…例えばラーメンやカレー等は得意料理としている】
【それを生業として時折屋台を走らせているのだが…やはりそれは、商売というより】
【客が美味いと言ってくれる事そのものを期待しているかのような、なんとも幸せそうな笑顔】
……ごっそーさまっ!!
「あいよ、お粗末さまー」
【猫はすぐに完食。ヘイロンよりも前に来て既に一杯は食べた上、大盛りをお替りしてなお、この速度】
【しかも味わって喰う余裕すらあるらしく、スープを飲み干しドンと置かれた器の向こうの顔は、そのまま飛んでゆきそうだった】
……世の中にはそーいう人もいるかも知れないけどさ、そーじゃない人だって、きっと一杯いるよ。
ボクは、今まで生きてきて、そう思ったよ。
「そうそう、人の悪いところは一杯目に付くだろうけど、むしろいいところを探したほうが、お互い幸せだZEー?」
「それも結構難しいんだけどさー!」
【ようやく思考がまとまったローズも、彼の話に思うところを述べて】
【店主リズが続き、鷹揚に頷いた】
【顔も仕草もあくまで能天気だったが、双方それなりに、今まで何かを感じてきたかのようだった】
57 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/17(水) 21:50:02.01 ID:LiFSejn90
【公園】
…………あ、そういえば。
【人影もだいぶ減ってきた公園の、街灯に照らされるベンチ】
【ちょこんと腰掛けているのは、小柄な人影で】
Justice、……さがさないと。
……えっと、……どこ、さがせばいいのかな。
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女で】
……待ってたら来たり、しないかな。
【足をぶらぶらさせながら、呟くのは。ずいぶんと他人任せな独り言で】
【髪に結われた鈴が、りんりんと。夜闇に喚きたてて、うるさかった】
58 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/17(水) 21:57:55.41 ID:PrmcMWpAo
>>55
(…、…無駄に商売上手そうだな。)
(その内、何か買わされそうだが――)
……、そうだな、頭に物凄い長い筒が刺さってると仮定してみろ。
で、其処からシュノーケルみたいに空気を体へと送り込む、と。
あら不思議、世にも珍しい『ウルフ・オブ・シリンダー』が――
【――気をつけよう、と心に誓いつつ、賽銭箱への道を歩く】
【アホなのだろうと薄々感じ始めたのか、背中を叩かれつつ返す言葉】
【…、…嘘である。 実際には、肺の発達した狼というだけで――】
………、は?
【――続く言葉を聞いた瞬間、足が止まった】
【至極当然の様に宣言されたが、どうも『可愛い巫女さん』は目の前の少女らしい】
【…、…徐々に、男の顔が笑いを堪える様な其れと化していって】
……、……ぷっ。
――、あーーーーっはっはっはっはっ!!!!
ふはっ、…、…くっ、くくくっ――ちょ、ちょっとタンマ――、はははははっ!!!
お前、絶対アホだろ……っ!! ――、ふは、ふははははっ!!
……けほっ、げほっ …、…ぁー。
【 ――、完璧に、馬鹿にしている 】
【…、…元々、突っ込み所が有れば弄りたがる様な男である】
【銭やらエンドレスうんちゃらやら凄まじいこじ付けやら、色々突っ込み所は有った】
【其れを押し留めさせていたのが、「神社の空気」なのだが――、こうなっては、もう関係無い】
【……、実際は如何であれ、明らかにアホそうな彼女が、「美少女巫女」である状況が可笑しくて堪らなかったのだろう】
/はい、こっちも遅いのでお構いなくー
59 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 22:04:07.31 ID:HJpir+Pyo
>>56
【器に直接口をつけ、残ったスープを一気に飲み干す】
――ぷはーっ。
どうもありがとうございました。ごちそうさまでしたっ!
【やがて完食、丼と箸をカウンターに置く】
【その時の表情は、なんとも幸せそうだった】
・・・分かってます。
ひどい人も、悪い人もいるけど、良い人も沢山います。
そんな事を知るために、僕は旅に出たんです。
【事件の話をしている時とは全く違う、しっかりした表情で答える】
【こちらも二人に負けず劣らず、いろいろな物を感じてきたようだ】
――あっと、そうだ。ご飯のお代。
いくらでしたっけ?
【懐から決して安くない紙幣を取り出しつつ、ラーメンの代金を尋ねる】
【あのクエストで得た賞金は、まだほとんど使っていないようだ】
60 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/17(水) 22:05:48.93 ID:wterlhGw0
>>54
【―――此方も彼と同じような思考があり】
【『青義同盟』の宣伝、そして散々『甘い』とか『不殺なんてしてたらすぐ死ぬ』など言われてきた『青義同盟』の強さの証明―――】
【それらを実現するために彼にも優勝への強い意志があった】
…。
(左手を…? 遠距離…か…? いや…もしくは…)
【さまざまな思考が駆け巡るが―――彼がすることはやはり、『待つ』―――その1点に限る】
【一瞬、静寂―――しかしその無音の世界を破ったのは大きな爆発音であった】
っ…!!
(視界がッ…!!…だが)
疾ッ…!!!!
【迫る熱風―――まるで波のように彼を飲み込もうと襲い掛かるが】
【存分に腰を捻ったその構えから居合を―――爆発させる】
【彼の起こした疾風が熱風を吹き飛ばし―――視界は晴れるも正面に谷山の姿は無い】
【しかし左側からは強い強い、意志の塊が動いているのが感じられていた】
【―――居合を使う身だ、気配にはより敏感ではある】
…左かッ…!!!
(反応は出来るが…!!こちらは振り切っている、切り返しは…間に合わないかッ!!)
【彼の姿を漆黒の双眸で捉えると、右足を軸に体を反時計回りに半回転しようと動かし―――】
【そのまま彼が近づいてきたらその回転を活かし右から左への横一線の切り返しを放とうとするが】
【一度剣を振り切ったその体制と右膝のコンディションを考えると速いのは――――――谷山の方である】
61 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 22:07:18.92 ID:Sz78nLFJo
>>50
……………………。
【かつんかつん、と鳴る靴音】
【喧騒を避けてか人気を嫌ってか、その場へと歩む者がいた】
【紫紺のローブ、フードで顔を隠し背中に鎖を巻きつけた棺桶を背負った人物】
珍しい姿の生き物……どうもこんばんは。
【気配を悟ったか、少女のいる方向へと顔を向けそう呟く】
【平淡な声、男女の区別はつけ難く魔術か何かで加工をしているのだろう】
貴方、こんな場所で何をしているの?
汚い場所には汚い物が宿る、それを狙う者もいる……色々と危ないと思うのだけど……。
【鎖の金属の擦れる音を響かせ】
【人物は忠告、というよりはそこに佇む少女の目的が気になったのだろう】
【挨拶に次いでさらに言葉を掛けるのだった】
/まだいらっしゃると願って
62 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[sage]:2011/08/17(水) 22:10:46.82 ID:d8gtqbls0
>>58
ほ、ほう……?頭に長い筒が……?い、痛くはないのか?それは?
いや、環境に適応するためにそうやって進化したというのか……うーむ、奇妙な図柄だな。
生命の神秘というわけか……珍しい獣もいるものだ。しかしそれなら、その筒を折ってやれば、もう砂には潜れまい!
【……きっと、本当はとても純粋な子なのだろう。一切疑わなかった】
【それどころか、「はい弱点看破ー!」みたいなノリで、得意気に、勝ち誇ったようなドヤ顔で宣言する巫女】
【自分の頭の回転が速いと思っているのだろうか。もっと残念なところで頭が回ってないことに気付いていない】
……うむ?どうした?何か気に掛かることでもあったか?
あ、賽銭は別にお札でも構わぬぞ?綺麗に畳んで供えるがよい
【そして、足を止めた男に対して見当違いな言葉を投げかけ】
【……た、ところで。ようやく彼女も何かそんな次元の話では無いことに気づいたらしく――】
……な、なーーーー!!
なんだ汝はーー!!いきなり失礼だとは思わぬのかー!というか、我の何処が可笑しかったというのだ我のー!
だいたい、汝のように如何にもアイアム残念ヘッドというよーなナリの男にアホと言われる筋合いは無いわっ!!
そもそもアホといった方がアホなのだー!汝なんぞ爆発してしまえアホーーーーーーーー!!
【ぼっふん、と羞恥と怒りに頬を染め、それから哄笑する男の背中を手拭でべしべし叩こうとするだろう】
【最初は兎に角、後半というか「爆発してしまえアホー!」のあたり、無駄にスナップが効いていて地味に痛い】
【というか、やっぱり突っ込みどころ満載な点には巫女自身気付いていない。間違いない、残念ヘッドは彼女である】
/ただいま戻りました。
63 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 22:16:05.12 ID:mNm73dnMo
>>60
―――ぅぉぉぉおッ!
【狙いは、抜かせる事=B居合の強さは、その抜刀速度】
【ならば、一度抜かせれば、僅かにでも、こちらに有利が来る、そう踏んだ】
【きぃん】【両目の光がより強く発光し、目眩が襲い来るが、それをねじ伏せながら】
【やはり、己には出来ぬことだ。気配を読むなんて、超人じみた真似は、出来ないと思う】
【だが、出来ないなら出来なくとも構わない。今できることをパズルピースの様に組み上げていく事】
【それが、ないものねだりよりも何よりも、一番大切なことであると、谷山は思うのだった】
(‥‥近づく、と思ってやがるな‥‥ッ、だったら俺は逆を行くね――――)
【直後、身軽なバック中をしながら、谷山は後ろに飛び退った】
【普段の谷山であればあり得ない、ド派手な動きで宙を舞ったのだ】
【そして、その動きに相手の意識を向けるのが、谷山の目的でもあって】
【もし、貴方に隙が有れば、貴方の足のどちらかに、魔力で編まれた強靭かつ細いワイヤーが巻きつくはずである】
(‥‥届けば、いいんだが――――)
【谷山は、最初のうちに思考を纏めた。攻撃を受けられる回数は、多くはないと】
【故に、あまり深追いはせず、じわりじわりと、相手を追い詰め、こちらにゆっくりと流れを引きずり込む】
【決勝で見せる戦いとしては、あまりにも地味、あまりにも堅実。だが、谷山基樹はこの戦い方しか、知らぬのだ】
【故に、己の不出来な脳髄と、リスクを背負う能力の二つ、そして何よりも信を置く、芯有る心を、携えて】
【己にしか出来ぬ、自分のみの戦いで、谷山は自己なりの全力を発揮することにしたのだ――】
【後ろに飛ぶ距離は3m程。丁度間合いの僅か外。連続で攻撃を入れるには、踏み込む必要がある距離だろうか】
64 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 22:16:51.40 ID:yVD+QHNso
>>59
「おーぅ、お粗末様でしたー」
【料理人の幸せは、やはりその一言に凝縮されているらしい】
【置かれた丼の立てた音に、にかっと犬は笑った】
【ヘイロンの顔色がよくなったのを受け、猫もホッと人心地ついた顔になる】
「…君、みたところ竜種っぽいね?」
「同属居なくて寂しいだろ、この辺、人里だから」
【旅をしてきたというヘイロンの容姿から、そんな判断をしてみせる犬】
【少しばかり同情的な視線で、異種にまぎれて生きてきた彼の苦労を慮っているようだった】
【それを受けて黙り込んだのはローズのほうで】
……、ボクも、さ、なんというか、親とかそういうのはいないんだけど……。
……親みたいな、兄や姉みたいな人達と知り合えて、仲良くなれて……その、なんていえばいいか、わかんないけど……、
…そういう、落ち着ける家とか、大切な人とか…見つかるといいね、ヘイロン。
【明確な言葉を吐くには、まだまだ幼い猫だけれど】
【時々つっかえながら、やっぱり竜の少年を励ます】
【獣人種というのは、やはりこの世界非常に珍しく、あまり見かけないだろう】
【特にローズは、その中でも更に特殊な事情を持っていたから、本当に血縁上は天涯孤独で】
【―――――彼に対し、より近しい感情を抱いていたのかもしれないから、こそ】
【負けないでと、背中を押すように笑いかけた】
「ほいほい、とんこつ一杯だから、このぐらいねー」
「約束どおり、チャーシュー追加分はおまけしとくぜぃ。屋台は時々やってるから、また来てくれぃ!!」
【要求されて、差し出した伝票。約束通り、一杯分の値段】
【リピーターになってくれよなんて、さりげなくいい含める犬は、抜けるような笑顔だったけれど】
【…リピーターを繋ぎとめるのが戦略だったとしたら、実は抜け目ない、のかもしれない】
65 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/17(水) 22:25:53.81 ID:PrmcMWpAo
>>62
【――、ぱしん、ぱしん、……どすっ=B と云う感じで、背中が無駄に痛い】
【それでも笑いは止まらず、所謂『ツボ』に入った状態で】
…、…くっ……くくくっ ――。
……や、待て。イミナ。 ……その、スマ――っ。
アレだ、『六根清浄』を思い出……ふははっ。
――、神さんが見てる、んじゃ、 …… 無ぇの……か。
【軽く体を折り曲げつつ――、口を右手で押さえ、左手と半身は彼女へ向け】
【…、…一応、悪いとは思っているのだろう。謝罪の様な物が聞こえた気もするが】
【女の怒りは怖い物である。最後には、神の力を能動的に借りる事として】
………、……。
――、……………。
――――、……ぁー。 ……良し、今度はマジでタンマだ。
【――若し彼女の攻撃が収まっていなかったとすれば、そんな一言】
【見れば、横顔は『真剣』である。 …、…賽銭箱の方へ向くと、胸元から札を三枚。3000。】
【言われたとおり、きちんと折り畳んで、静かに賽銭箱へと入れると――】
………………。
【――『二礼、二拍手、一礼』。 何処で学んだのかは定かで無いが】
【作法に則った形で以って…、…祈りを捧げる事だろう。】
66 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/17(水) 22:36:08.11 ID:wterlhGw0
>>63
なッ…!!
(下がる…だと? では何の為に…しかし、好機!!)
うぉぉおぉおおっ!!!
【確かに、切り返しは威力、スピード、精度共に居合よりは劣るが―――それでも威力は計り知れない】
【何しろ、彼には刀を振るう事しかできないのだから―――そしてそれだけを何年も、ただ愚直に―――やってきたのだから】
【能力は地味で小規模、魔力の才能は皆無、機動力は恐らく大会でも最低レベル…そして行動パターンも基本単調】
【ひたすらカウンターで居合をぶち込む、その一点に尽きている。技のバリエーションが豊富そうな彼とは両極か】
【半回転させようと動かす左足を大きく前に踏み出し、彼を自分の間合いに引き込んでからの―――切り返し】
【実はその踏み込んだ左足に彼の放ったワイヤーが巻き付いているのだが、タツミは気付いていない】
【確かに技のバリエーションが少ないタツミであるが、その分一撃の重さ、スイングスピードの速さはある程度保障されており】
【彼に放った右から左への踏み込み式の切り返しも居合には劣るが十分なモノであると言えよう】
【其れが彼の唯一の強み、そして生命線であるから―――】
67 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[sage]:2011/08/17(水) 22:39:07.05 ID:d8gtqbls0
>>65
やかましいわ馬鹿者ー!この愚か者不敬者うつけ者不届き者けだものー!!
我は今罪深き哀れな阿呆に、我が神に代わって天罰を下しておるのだー!!
だいたい我が神は――……、……あーもー!
【無茶苦茶な罵詈雑言を浴びせ、どぺしーん、と最後に一際強くぶっ叩こうとして】
【……よくよく考えれば、この巫女イミナも元々剣を用いた心身の浄化修行のために疲労が溜まっていたのだ】
【感情に任せて手拭乱舞したためか、一層疲れたようで。振るっていた手を止めて】
【ぜーはー言いながら肩で息をして、再び噴出してきた額の汗を手拭で拭っていた】
はー、はー……お、おのれ……我としたことが……というか、何がそんなに可笑しかったというのだ……むー。
…………うー……
【まだ何か言いたいような様子だったが、彼が参拝を始めたのならば話は別】
【彼女は巫女。参拝客の祈りを遮って妨げるようなことがあってはならない】
【釈然としない思いを抱きながらも、……後ろからチラリと見えた御賽銭の額に】
…………、…………――――
【無言で社務所(兼イミナの居住スペース)の方へと、静かに駆けて往き――――】
【やがて男が参拝を終え、後ろに居たはずの巫女を探そうと振り向けば】
うむ、汝の祈りは我が神に届き、そしてその善行はやがて汝に巡って幸福をもたらすであろう。
立ち話も何だ、ここに来て茶でも啜りながら一息休んでいくがよいぞ。
【縁側でにこやかに座り、冷茶の入った湯のみふたつと饅頭が載ったお盆を傍らに手招きする――アホ巫女っ――!】
【……人は彼女をこう呼ぶ。「超現金主義」「究極の守銭奴」と――――】
68 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 22:39:29.67 ID:HJpir+Pyo
>>64
――はい。僕は竜人族です。
いえ、僕は人に興味を持って、自分から来たんです。
まぁ、寂しくないと言えば、嘘になりますけど。
【軽く首を振りつつ、気にしないで、とでも言いたげな表情で返す】
――そうですね。
一応、justiceのお城の部屋を貸してもらってるから、家は、無い訳じゃないんですけど。
大切な人、か・・・
見つかるといいんですけど・・・でも・・・
【一瞬、また表情に陰りができる】
【それは一瞬で消え去ってしまうが、感情に敏感なら、すぐ気づくかもしれず】
・・・じゃあ、これで。小銭がなくてすみません。
また来ます。
【取り出していた紙幣を、リズに渡す】
【さりげなくリピーターになるなんて言っていたり】
69 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 22:51:44.84 ID:yVD+QHNso
>>68
「まーさ、金がなくても困ったらおいで」
話し相手くらいには…ボクも相談くらいには乗れるからさ!
【お人よしの二重奏は、両者とも素で放たれたものだ】
【思春期の少女よろしく犬をにらみつける猫だったが、涼しい顔でスルーされると、すぐに遺恨を水に流した】
……見つかるさ、絶対。
絶対どこかにいるよ、探せば……人じゃなくたっていい、どこかに居る。
傍にいたい、居て欲しいって思うような誰か…見つかると思う!
【――――力説してみせるローズは、今までになく気合が入っていた】
【拳までぎゅっと握って迫ってみせる姿は、なんとなく鬼気迫っていて】
【カウンター越しにそれを見ていたリズは、ニヤニヤと下世話な笑みを浮かべていたそうな】
【言葉に出して突っ込むのは薮蛇、という判断からか、直接はからかわないが】
「おう、いつでもおいで」
「待ってるぜぃ、ヘイロン少年。君が今度は、笑ってきてくれるのをさ」
ボクはリズの手伝いをしてから帰るから、もうちょっとここにいるね。
じゃあね、ヘイロン。気をつけて。
【カシャカシャ、チーン】
【手早くレジを打ち、つり銭を手渡そうとする犬】
【計略が成功したという感情はあったかもしれないが、表に出した真心も事実なので、表層には出さず】
【素直に知人の身を案じるローズの空気を察して、ただ友人にするように手を振った】
【――――屋台いぬや。美味い飯を作る犬の出張所】
【彼の目指す止まり木のような場所を目指し、今日もどこかを巡業中だそうな】
//こんなところですかね、お疲れ様でしたー!
70 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/17(水) 22:51:53.74 ID:PrmcMWpAo
>>67
(…、…神さん、ねぇ。)
(俺にはよく判らんが――、まぁ、悪いモンでも無い、か。)
……、神頼みなんてのは、するモンじゃ無ぇが。
【――ぽつり。 拝礼を終えた後、口の中だけで呟く】
【同時に皮肉気な笑みを浮かべると…、…拝殿の奥に目をやって】
【表情を元に戻せば、――後方に振り向いた】
……、……あぁ、うん。 何か、『お前』が判って来た。
【「小遣いやろうか」等と、戯れに呼びかけつつ――其方へ】
【苦笑を浮かべて縁側に座ると、湯飲みを受け取り。軽く一口、口付けて】
(――……、悪くない=Aか。)
【――境内で縁側に座る事など、そうそうは無い。と言うか初めてである】
【蒼と黒の混じった双眸で、周囲を眺め。 ……、何が可笑しかったのか、微かに笑んだ】
71 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 22:52:55.36 ID:Sz78nLFJo
/
>>50
の方はやはりおられませんようなので
/
>>61
のレスは無かった事にして下さい、申し訳ございません
72 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 22:55:04.05 ID:mNm73dnMo
>>66
―――速‥‥ッ
【ぎょっとした表情で、谷山はそう呟いて。切り返しは、結果として谷山に命中した】
【谷山のバク宙が、相手の切り替えしの速度に間に合わなかった】
【よって、腹部を抉るように、刃は一閃、走り抜け、谷山を吹き飛ばす】
―――ッ、ぁあああああ!
【知っているだろうか、料理の際の包丁は、切れない方が危ないということを】
【大きくぶつかったのならば、普通に吹き飛ばされただけなのだろうが、当たった部分は切先】
【よって、谷山の腹部の肉は、引きちぎられるように吹き飛んだ=z
【皮膚が大きく裂け、だらだらと血が流れて、激痛の最中で谷山は、地面に叩きつけられて、びちゃり、と地面を血で汚す】
‥‥‥‥‥‥ッ、う‥‥ぐ。
【呻き、地面に大の字で転がっているだろう。しかし、次の瞬間】
ッハァァァアッ!!
【足に巻きつける、ワイヤーが唐突に振動、斬撃の性質を持たせて襲いかかった】
【機動力を落とすのが、目的だったようで。その刀を震えば、千切れなくは無いだろう】
【びちゃびちゃ】【血を地面に流しながら、谷山はゆっくりと立ち上がって】
―――Truth News‥‥‥‥、痛覚遮断、色覚遮断、味覚遮断、嗅覚遮断。
脳のタスクを、能力の全力発動に割り当て――――――ッ。
【ベルトポーチに手を伸ばし、大量の糖分の錠剤を手に取って。それを口に放りこみ、ばりぼり、ばりぼりと咀嚼、嚥下】
‥‥オレが、満足に動けねーなら‥‥‥‥ッ、能力≠使えばいい‥‥ッ。
どうやら、小細工は通用しねーみたいだ、真っ向から騙しつくす――――!
【轟ッ!】【脳の血管の幾つかがブチ切れ、皮膚を突き破って血が吹出す】
【そして、同時に爆発的な数式の奔流が、谷山の体から、吹き上がったのである】
無い物ねだりはいけねぇが、オレはお前の持たない物を持つ――いわば、それがオレの唯一の勝ち筋だ‥‥ッ!!
行くぜ‥‥ェッ H e l l o W o r l d =I!
【べき、べきべきべき】【谷山の体から吹き出した数式が、谷山の傍らに収束していき、一体の人型を創り上げた】
【ワイヤーフレームにて構成される、無機質極まりない悪性情報の集合体、バグの塊、情報の赤子】
【その名は、HelloWorld=B谷山 基樹が所持する能力、アートマンに分類されるそれであった】
【それの、能面の如き何も無い顔の芽の部分に一閃の罅が走り、砕け散り。そこの奥からは無数の目玉が覗き出して
【また、もう一度、口の部分に一閃の罅が入り、口の様にがぱりと、開いて、直後】
<ピィィイィイギイィイィィィィイィィィィイィァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!>
【脳を震わせ、世界を呪うかのような。赤子の雄叫びとしては、少々悪趣味に過ぎるそれが】
【びりびりと空気を震わせて、この会場を満たし尽くした‥‥!】
【きぃぃぃ】【アートマンの無数の目も、谷山と同じ蛍光色の光を宿しており】
【まるで、全てを見透かすように、2つと無数の眼球が、貴方―――タツミに、向けられたのであった】
‥‥さ‥‥ぁ、第二ラウンド‥‥ッ!
【荒い息を吐き、腹部から血を吹き出しながら。不敵に笑い、ふてぶてしく、そう相手に言い放つのであった】
73 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/17(水) 23:01:50.40 ID:HJpir+Pyo
>>69
――そう、ですよね。
見つかりますよね!うん!
【暗くなりかけた表情は、ローズのおかげで吹っ飛んだ】
【翼を羽ばたかせつつ、同じように誰にともなく叫ぶ】
はい。じゃ、さよなら。
またいつか、ご飯食べに来ます。
【お釣りを受け取り、席を立ち数歩歩き】
【振り向いて手を振り、どこかへ飛び去っていった】
/乙でしたーっ!
74 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[sage]:2011/08/17(水) 23:02:39.70 ID:d8gtqbls0
>>70
うむ?何か言うたかー?
【その呟きは、流石に後方の巫女には届かなかったらしく】
【彼女は相変わらず、縁側で彼を待っていた。ついでに、自分の冷茶を一口唇に運んで】
【……しかし、そのとても小さな呟きが、この距離で巫女に聞こえるものなのだろうか?】
【何か唇が動いたから――ということは有り得ない。彼は今、拝殿の方を向いていたのだから】
【……ただ、彼女の耳が良い、と言えば、それまでではあるのだが……】
……ふん!汝のような残念野郎に我を理解される筋合いは無いわっ!
大体、小遣いなどと我を子供扱いするでない!我に小遣いを寄越す余裕があるなら賽銭を捧げるがよい!
だが、どーしてもどーしてもというなら貰ってやらんこともないぞー!
【どうやら男の理解で、あんまり間違っていないらしい】
ふぅ……修行の後はゆっくり一息つこうと思ったのに、それも侭ならん。
ま、好いのだがな……一人よりは二人。誰か語らう相手が居るほうが、我もヒマはせん。
…………ほれ、よかったら饅頭も食え?遠慮するな?
【溜息を吐きながら、巫女は湯呑みを一旦お盆に置いて】
【一度立ち上がり、巫女装束の上に羽織っていた白い衣を脱ぎ、綺麗に畳んで部屋の方へ】
【暫くすれば戻ってくるが、それでも装束を着替えるわけではない。余程巫女に対する誇りがあるのだろうか】
【……最初、イミナも言っていたが。神社という空間は、何処か外界と隔離されたような不思議な雰囲気を持つ】
【赤い鳥居は、外の世界と神社の空間を隔てる門だという。あの門をくぐったなら、そこはもう別の世界】
【時の流れが外とは違うかのような、不思議な心地よい感覚――さぁ、とゆるやかな風が吹く】
【……そう、実に悪くない=c…こんな「涼」も、とても乙なもので――……】
……そういえば、我だけ名乗って汝の名を聞いておらんぞ。
この我直々に聞いてやるのだ、有難く思えー?
【……白銀の前髪を風に揺らしながら、再び男の隣に座り込んだ巫女の、銀の双眸が彼を捉える】
【そんな「外界から隔離された安らぎの地」に、こんなある種フレンドリーな巫女が居るのも、乙なもの……なのかもしれない】
75 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[saga]:2011/08/17(水) 23:25:11.75 ID:PrmcMWpAo
>>74
…、…そうか、残念だな。
どーしてもって訳でも無いから、金を風でピラピラさせる遊びをする事にしよう。
【胸元から札を一枚、取り出すも――その手を天高く挙げる】
【男の身長、185cm強。先ず、座ったままでは届かないだろう】
【――、顔には、明らかに小馬鹿にした様な笑みが浮かべられていた】
――あぁ、名前?
そう言えば、言うの忘れてたか――。
…、…神鷹 空人≠セ。 宜しくな、イミナ。
【金を掲げたまま――、名を名乗ると、片手で饅頭を掴み】
【黙々と食しつつ、再び見遣るのは神社の境内――】
……、なぁ、イミナ。
【――それから、呟く様に声を発する】
…、…ちょっと、俺の話を聞いてくれないか。
例えば――、そうだな。 宗教のが判り易いか。
自分は何十代目かの教祖で――『経典』に、これこれこうしろ、とか書いてたとする。
其れが時代遅れで、「実行者を脅かす」物だった考えてくれ。
……、だけど、だ。 信者£Bはその経典こそが、絶対だと思ってる。
信じてる姿を見れば、至って幸せそうだ。 多分、それで死ぬにしても喜ぶだろな。
――、こう云う場合、「止める」か「止めない」か、どっちが正しいんだろうな。
【――何時の間にか、饅頭は食べかけのままで握られていて】
【木々の向こう。或いは、鳥居を見詰める彼の双眸は…、…僅か、細められていた】
76 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/17(水) 23:25:43.42 ID:wterlhGw0
>>72
(よし、当たった…!!)
【そう思った刹那、左足首に―――】
グッ…!? ガッ・・・!!!
【走る、激痛。まるで足首を切り取られたような痛みである】
【視線を移すと、足首に食い込むワイヤーが赤く染まっており―――】
クソッ…!
【振り切った刀をできるだけ早く戻し、そのワイヤーを突きで切断した】
【唯一『蒼天』で物が切断可能な攻撃、それが突きであるのだ】
…爆発はこの為かッ…!!
【苦虫を噛み潰した様な表情で彼を睨む―――少なく無い量の血を流しながら立つ彼を】
【左足首の周りを赤い血の線が一周している―――中々に深い切り傷である】
【しっかりと地を踏んで打つのが居合だ、この傷は居合の打てる量、質に影響することは必然―――】
…騙し尽くすか…しかし私のやる事は一つ…唯刀を振るうのみ…!!
【左足の事を考えてなのかは解らないが―――刀を真っ直ぐ水平に持ち、切っ先を相手の眉間に向けて構える】
【そう、『居合』の構えではない】
…そちらも能力なら、こちらも能力で対抗と行こうか…!
能力と言っても…地味なモノだがなッ…!!
【タツミには一撃があるが―――彼には様々な攻撃手段がある やはりこの2人、対極とも言えるか】
私は持っているものはこの刀のみッ…君みたいに多くのカード…戦略を持っているわけでもない
だが1つしか持っていない故に…その1つを徹底的に磨き上げるッ…!!そしてその1枚のカードだけで…私は勝ち上がってきたッ!!!!
さぁ谷山…2歳で初めて剣を握り…そして今までひたすら…20年間振ってきた…積み上げてきたこの剣…破って見せよッ!!!!
【その構えを保ちながら、そのふてぶてしい笑いと共に言い放たれた言葉にそう返答した】
77 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/17(水) 23:41:47.61 ID:mNm73dnMo
>>76
―――仕込み、ブラフ。
あらゆる動きの裏に何かを仕込んどくのが俺の常套手段でな。
【相手が銃を使うならば、銃が使いにくいようにして】
【相手が格闘をするならば、距離を取り攻撃をしにくくして】
【もし、相手が居合をするならば――――相手の居合を、こちらで封ず】
【こちらの強さで相手をたたき潰すのではなく、相手がこちらに近づくように、徐々に相手を追い詰めていく】
【それが、谷山のやり方であった――――】
‥‥刀はオレには振るえない、アンタ程の剣士になれる才覚は無いからな。
だが、オレにはこの脳味噌と、この心と、能力がある―――それら全てが、オレの武器だ。
俺のやる事は只一つ―――何でもやる事=Aさ。
【谷山のやる事は一つだけ。あらゆる手段、あらゆる思考、あらゆる戦術で相手に応る事】
【いわば、それだけが谷山に出来ることであった。谷山には、一つを徹底的に突き詰める事は、出来ないのだから】
―――行こうか、HelloWorld。
<ピィィイィイギイィイィィィィイィィィィウィィィィイィィィィイィァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!>
【そう言うと、ゆっくりと谷山は歩みを進めていき、アートマンは僅かに宙に浮かび、先行する】
【相手の出方を待つような、読み合いの沈黙。直後―――――】
――8まで研究所のモルモット、そっからは戦場で人の死に方をただ見てきた。
タツミの様な研鑽も無く、只々この世界を見て回ってきた、それだけ――――。
だからこそ、俺はお前にできないことが有るはずだ。
一つを突き詰めるその在り方、個人的には尊敬する。本気でな。
絶対俺にはできない、俺の才能はそこ≠ノは無いからな、だから――――。
【場が――――――】
――――決着を付けようじゃねぇか‥‥ッ!
【――――――動く‥‥ッ!】
【体を撚り、全身のバネ、バランス感覚を活かして、全力でナイフを投擲する】
【狙いは首もとで、相手の対処を狙う動き、そしてその瞬間にHelloWorld≠ェ動き出す】
<ピィェエエエエエエエエエエィイギイィイィィィィイィィィィイィァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!>
【ふわり、と地面から数センチ浮かび、半円を描くように、相手の横合いから襲いかかってくる】
【その速度は、なかなかの速度であり、スピード性能と攻撃力が、なかなか高いアートマンに分類される】
【アートマンは、全力で腕を振りかぶり、相手の脇腹に右拳を叩き込みに行くだろう】
【その拳には大量の数式が纏わり付いており、当たれば。まるで両手の指が折れたかのような激痛≠感じるはずだ】
【当然、そこにダメージはなく。痛覚神経に偽の情報を叩き込むことで、脳に誤解を与える能力】
【文字通り、谷山は真っ向からだましに来た≠フだ‥‥ッ!!】
78 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[sage]:2011/08/17(水) 23:46:03.80 ID:d8gtqbls0
>>75
は?おい馬鹿者、何をそんな勿体無いことを。
そんな風に扱うのであればゼニが泣くぞ、どれ、我が貰ってやる。我が……我が……
【啜ろうとしていた湯のみを置いて、視線はお札まっしぐら。腕を伸ばす、届かない】
【やがて半ば急ぎ気味に立ち上がって手を伸ばそうとするが……この巫女、そんなに背は高くない】
【多分、長身である男が背伸びまでして腕を高く伸ばせば届かないだろう。うむー、うむーと唸っている】
……ええい、何となく汝のことは気に喰わんが……神鷹……空人。覚えてやる。感謝するがよいっ
【いいようにあしらわれていることがシャクに触ったのか、やがてイミナはむすーっとしながらその場に座り】
【気を取り直さんと、此方も饅頭に手を伸ばしたが――】
……は?なんだ、急に改まりおって。何だ?この超可憐なる、…………。
【――語られ始めた、その真剣そうな様子に。唇から滑り落ちそうになった自尊の言葉は、掻き消えた】
【……それは、男が現在置かれている状況の比喩表現なのだろうか?……イミナに知る術は無い】
【しかしイミナは、暫し悩むように目を瞑ってから】
……宗教というものが存在することは必然なのだ……信じていれば救われるなら……これほどラクなことは無いからな。
人は何かに縋らなくては生きていけないほど弱い……「本能」だ、それは。
その「本能」を『支配』するから宗教の結束は強いし、信じる力も常識の範疇を超える。汝の言うように、生死すら操れよう。
……『幸せ』を何処に見出すかは人それぞれよ。教えに殉じることを幸せと捉えるものも居るのかもしれん。
だが……だがな?我はこう思うのだ。……『死ぬこと』の果てに『幸福』など無い。
そこには、本来宗教を信じることで人が得ようとする『安心』も無い。……何も無い……虚無の世界よ。
……虚無に縋りつくことが、「幸せ」と思うならそれでよい。教祖たる汝がそう信じるなら別に構わぬ。
しかし、汝が「止めるか止めないか」を悩んでいるということは、汝はその幸せが「虚構」であることに気付いているということだ。……そうだろう?
【……――意外、というべきなのか。巫女イミナは、真剣そのものであった】
【再び開かれた銀の双眸は、凛とした強さを纏っていて。その強い信念の色を、其処に映しているかのようだった】
【空人を見据えながら、淡々と語る――話しが長くなると悟ったのか、まだ語りたいことはあるようだが、其処で一旦話しを区切った】
79 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/17(水) 23:56:39.26 ID:yVD+QHNso
//ちょっとテストです
80 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/17(水) 23:57:24.10 ID:yVD+QHNso
>>76
、
>>77
…ったく、何で俺がこんな事を……。
あー、テス、テス。こちら実況席、ただいまマイクのテスト中。
……さて、この期に及んで実況者の投入だ。
試合展開ももはや佳境を迎えているが……その一時を、せいぜい飾り付けてやろう。
俺? ……ああ、Lとでも名乗らせてもらおうか。
「そして俺様もL! 二人合わせてL2地雷だっぜーぃ! ぃよろしくーぅ!」
【ズキューンズキューンギャー】
【ドタバタドタ、ぶつっ……ぶっ】
……今のは忘れろ、記憶から抹消するんだ。
さて、これまでの試合展開だが。
「剣士のタツミっちは、本人も豪語している通り一芸特化型」
「抜刀・居合いの名手としてそれを一本極めてきている。よって一撃もらえば、そのまま致命傷になりかねない」
「対しもときちは広く浅く、感覚強化と情報戦略に対し強いアドバンテージを持つ」
「一撃重視のタツミっちと対照的に、場を面状に制圧して状況を優位に運ぶタイプだ」
「そのため身体能力は低い」
……要するに相手は互いの弱点を突いてくる、天敵にして相性のいいペアと、呼べなくもないだろうな。
更に言うと、剣士は一手を取るための反射神経、ガキは情報操作能力の恩恵で思考能力が早い。
意外な共通点だ、これがどう転ぶかが、試合の結果を左右するだろうな。
……で、何で生きてる?
「いやー残機がなければ即死だった!」
………。
「おーっともときち、攻める! アートマンによるストレートなブロー!!」
「しかし気合を見せるべく担架を切りあう! 決勝の花形ですねーわかってる!」
「かといって、今のは挑発に応じた形、居合いの剣士にそれは迎撃されかねないっっ!! さーどうする!?」
重要な交錯になるだろう、一瞬を迎えるための刺し合い…どうなる?
81 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/18(木) 00:08:09.16 ID:/HCyhKkuo
>>78
【 ――、死の果てに幸福は無い=z
【…、…そうだ。彼女に肯定して貰うまでも無く、分かり切った事だ】
【弱いから信じている者を、『弱さ』ごと消滅させる様な物だろう】
【生者が死者へと、自らの為に施す――虚構。紛い物。つくりばなし。】
【教祖は罪人へと成り下がり、詐欺師と同列に罰を受けるのだろう】
……、…… どうだろうな。 ――、そもそも、俺≠フ話じゃない。
【――だが、淡く笑んだ彼は。 神鷹 空人≠フ話では無いと、否定した】
【…、…「だけど、考えるのも悪くない。」そう、彼は続けると】
【札を縁側の上に置き、彼女の方に向き直って】
……、一つ、頼みが有る。
【――双眸が浮かべた色は、其れほど厳しい物ではなかった】
……暫らくの間、此処に俺の荷物、置かせてくれないか。
大した量じゃない――、それに、此処に寄るのも気が向いた時だけだ。
……、偶に、泊めてくれって頼むかも知らねぇけど、掃除位は手伝う。
――、『預かり料』なら、それなりに払うぜ。…、…後、賽銭もな。
【――最後に付け足したのは、冗談めいた響きの言葉】
【どの様な意図を持っての事かは判らないが…、…彼は、一度頭を下げた】
82 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 00:16:03.76 ID:2iCzEahf0
>>77
一つを突き詰めるしか無かったんだ…よッ!!!
【飛んでくるナイフ―――狙いは首か、しかしもともと谷山の眉間に向けられた刀だ、少し傾ければナイフを弾くことができて】
【タツミは『蒼天』を右に傾け、ナイフを弾く】
(『決着』などと言っておいて、ナイフで終わりな訳がない―――)
(あの気色悪い奴が何か仕掛けてくる筈…!!)
【この構え、攻撃に転ずるには基本突きしかできないという不便な構えであり、その分守りに適した構えである】
【どこが守りに適しているかと言えば―――能力の発動条件を満たしやすい構えという部分】
そっちかッ…!!!
【今の状況でこの能力を使う為に犠牲にするものが一つ。それは―――左足】
うぉおぉぉおぉおぉッ!!!!!!
【アートマンが来る方向に体を向けると精一杯の力で左足1本で後ろに跳躍―――低いジャンプだが彼にとっては十分】
【―――何故ならこれが発動条件だから】
止めろッ!!!! ―――――――――〈 満 月 包 み 〉ッ!!!!!!
【空中で剣を一回転―――そう、これをスムーズに行う為に中央で刀を水平にしたのだ】
【そして空中で書いた円が―――『ぼやけた黄色の盾』としてその円の大きさのまま実体化する】
グッ…!!
(左足の切り傷…!!もうこの足で踏ん張ることは着地時でラスト…限界か…!)
【その盾がギリギリのタイミングで防御―――3秒後にその盾は消滅するが十分に仕事は果たしたと言えよう】
【そして彼との間合いを広げた状態で着地することになるが―――着地の瞬間の彼の顔はまさに悲痛であり】
【左足が限界を迎えたという証拠であった】
【立つことには耐えられるが攻撃の勢いを踏ん張るとなると、残念ながら不可能なほど足首が痛んでいたのだ】
…そろそろ私も…しんどいのでねッ…!!次で最後にしたいッ…!!
【とった構えは―――直立不動の状態から腰を大きく捻り―――切っ先は彼に向けられ、刀は両手持ち】
【居合と突きの融合のような構えだが、下半身は負担のかからないような姿勢】
83 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/18(木) 00:17:46.95 ID:0FKLlpj30
>>81
【淡く笑んだ彼を。それが比喩であると断じた彼を。それでもイミナは、真っ直ぐに見つめて】
【まるで、その笑顔の裏までも。彼が内に秘めた心さえも見抜いているかのような、そんな不思議な銀の瞳で、見据えて】
……よいか、神鷹空人。
我ら巫女は……いや、神職の者とは。
仕える神の教えを説き、そして仕える神と共に生きる……神の眷属。
眷属として我らが御神を信じるものに……「幸福」と「安心」を、そして『救い』を与える者だ。
どんなに時代が変わろうと、その考えは決して捻じ曲げてはならん。
そして、時代の考え方が変わったのなら……我らは、その時に合った「救いのかたち」を模索するべきだと、そう思う。
我がその教祖の立場であるなら……きっと、新しい救いの道を探すであろう。
それが一時は信者たちを絶望へ誘おうとも……必ずいずれ、誰もが笑顔になれることを導けると信じてな。
……死んでしまったら、笑うことも出来ないもんなぁ……。
【……やがて、空人から視線を外し。イミナは空を、月を見上げた】
【ぽつり、言ったというよりは唇から滑り落ちたと形容するのが相応しい、その言葉は】
【緩く束ねた麻の糸のように、月明かりにほどけて溶けて、幻想に消えた】
……へ?
【が、そんな至極真面目な雰囲気も、思いもよらぬ「頼み」と、イミナの喉から漏れた変な音で霧散した】
は、……え?……おい空人、汝……正気か?
いくら我が、世の金銀財宝も霞むほどの絶世の美少女巫女だからといって、……そんな、……
……うー、…………。……
……よ、よかろう……ただし、条件がある。
それを破った場合は、例え猛暑の昼下がりであろうが極寒の真夜中であろうが、我は汝を放り出す。よいな?
【随分と悩んでいたようだが。やがてイミナは、そう言って茶を一杯啜るだろう】
【珍しく、ゼニには一切釣られていない。それほど真剣に悩んだのだろうか】
【「……顔を上げよ、我はそういう畏まったのは好かん」と、付け加えて】
84 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 00:29:35.37 ID:falXKVNKo
【公園、そう公園。時期は夏休み、世界中の学生は長い休暇に苛む季節】
【否、苛まれてなどいないに決まっている。特に、そう、リア充とか呼ばれるヤツらは】
だから杏菜ちゃんはこんなたまたま入った公園で気まずい空気になってるわけです。
【誰に説明しているのか分からないけど、思わず声に出してしまった】
【やや広い、緑蔓延る公園はカップルでいっぱい。イチャつく彼らの所為で、ベンチに座るにも座れない】
【そんな公園を居心地悪そうに缶ジュース片手にゆっくりと歩くのは、一人の美少女――だと思ったか?男だよ】
久々にさ、こう、遊んでみようかなって……ね、思ったわけですよ。
そしたらさー、杏菜ちゃんのベストプレイス、無いわけですよ。杏菜ちゃんの庭よ此処。
【携帯電話片手に笑いながらボソボソと喋る―――電話の向こうに、人がいると思ったか?いねぇよ】
【16歳、160cm、黒のロングヘアーにカチューシャ、衣服は黒猫プリントのVネックシャツにホットパンツと黒ニーハイ】
【正義の味方志望、現在某ファーストフード店でバイトをしながらボロ宿屋に滞在――――性別、男】
……………リア充、うざいよぅ。
【人並みに恋はしたいのか、女装少年よ】
85 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 00:30:14.19 ID:8yUbonPxo
>>82
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!
【ぶしゅり、とナイフを全力で投擲する踏ん張りで、腹部から鮮血が吹き出した】
【ナイフが弾かれて、地面にからん、と軽い音を立てて、落ちた】
<ピィギギギイギギイィイィィィェアアアアアアアアアアアアアアアァ!!>
【アートマンが、注意を強く惹きつけるような、雄叫びを上げて、迫った】
【そして、がぁんっ、とアートマンの右腕が創りだされた盾とぶつかり合って】
【ごしゃり、と一瞬その形が崩れて、同時に谷山の右拳も同じように粉砕し、血を吹き出した】
【次の瞬間にはアートマンの構造は元に戻っているが、このアートマン、極めてその組成が脆弱】
【防御力が低い為、簡単に崩れて、本体にフィードバックダメージを返してしまうのだ】
‥‥ッ、戻れ‥‥ッ!!
【アートマンは、素早い動きで滑るように移動、谷山の目の前に立ちふさがるように位置する】
【腹部の出血に、右拳の粉砕。もはや、満身創痍というに相応しい、そんな状態であって】
奥の手の、奥の手――――、此方も腹の出血がヤバい。
死にかける前に、この一撃で――――――ッ!
【相手の案に、谷山があえて乗る―――、それ程に、状況は逼迫していた】
【奥の手。之を外せば、後は決して無く、己の負けが確定する、そんな技を――――】
―――――《Code-EX BrainclasH》
――――HelloWorldの組成を分解原始コードに変換
―――――データを組み直し性質変更を完了
――――属性選択‥‥‥‥‥‥‥‥D A T A
――――発動準備、開始
【無機質な音声が、何処からとも無く響き渡り。直後、アートマンがはじけ飛んだ】
【その間、谷山は無防備な状態で。しかしながら、谷山の頭上で、はじけたアートマンが無数の数式に再変換されている】
【組み換え、そして、変更され、創りだされていく、世界というコンピュータで動くプログラム≠ェ‥‥】
【その効果は、一体どういうものに成るか。それは、今の谷山にしか分かることはなく、しかしながら、その攻撃自体がアートマン】
【攻撃を打ち破られれば、フィードバックが谷山に襲いかかり、確実に敗北が襲い来る――――】
【準備にかかるレスは1レス。次のレスにて、攻撃が始まる。その前に、攻撃をするか。それとも、来る攻撃をたたき潰し、勝利をもぎ取るか】
【全ては、貴方――――タツミに委ねられた】
86 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/18(木) 00:32:43.16 ID:/HCyhKkuo
>>83
【――、全く以って、其の通りだ】
【『俺』には、諸手を挙げて其れを肯定する事が出来る】
【…、…“救い”を言い訳にするのは、卑怯者だ。臆病者だ。】
……、あぁ、そうだな。
【――、だから、『俺』には。 阿呆の様に肯定する事しか出来ない】
【 ――― 】
【……、言われたとおりに頭を上げると、少し驚いた様な表情】
【大方、断られるとでも思っていたのだろう。「正気だ」とだけ、返すと】
…、…あぁ、構わない。
刀持って追い掛け回すなり、何でもすれば良いさ。
――お前が美少女なのは関係無い、とだけ言っとくが。
【――、其処だけは譲らない、とばかりに、最後にきっぱりと否定を入れて】
87 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 00:40:57.63 ID:7hcfpcg8o
>>82
、
>>85
「タツミっち、危なげなくナイフを防御!」
言うだけあるな、刀の扱いはこなれてやがる。
そして一刺しのために必要な待ちも出来る…となると、決勝に来た実力は伊達じゃねぇ。
むしろ一方的にナイフ投げたガキのほうが一つ自爆してやがる、技ありカウンター、精神ダメージだな。
「そしてっ…!! 防御! シールドで拳を防御ーっ!!」
「もときちのアートマンダメージ、フィードバーーーック!! うっわいたそー!?」
……なーにが他の才能がなかっただ、一つで充分じゃねぇか。
途中妙な動きをしたから条件はあると見たが…剣と盾を曲がりにも揃えてるんだ、完成してるよ、お前は。
「タツミっち、待ちの姿勢に入った! 腰のバネを溜めている…あれはー………」
ふぅん、宣言どおり仕掛けにいくつもりか。
脚が死んでてなお構えるって事は、勝算はある…それほどの技、ってことになるな。
どうあれ、真正面から飛び込むのは自殺行為だろう。
―――――ほぅら、ガキは動かない。
「お互い待ちの姿勢に入ってしまったァァァーーーーーー!!」
「相手の脚が動けないのを見越してか、もときち少年も必殺待機っ!!」
「こーれーは旨い! お互いにらみ合いが続きなおかつカウンター攻撃をスルー!!」
そうはいうがな、剣士は待つと思うぞ。
あの技には相当の自信があると見える…例えガキの準備が完了しても、迎撃して見せるという覚悟が見える。
この離合……剣士の忍耐勝負となるだろう。
まだ待つか、それとも仕掛けるか……一瞬ごとに目が放せん、緊張の連続。
……ところで赤、見ず知らずの相手をいきなり変な風に呼ぶなっつってんだろ。
「えーいーじゃーん、一気に親しみやすくなるし…ねぇはるち、」
……おい、公共の電波にそれを乗せるたぁいい度胸じゃねぇか……?
「……ごめん、俺が悪かった。もう残機ないから、ショットガンは勘弁っ……!」
「、ごほっ、えほっ。……とにかく、やり取りがかわされるたびに加速していく緊張感!! これぞ決勝!!」
「まだまだ試合は続きます! 高速のビジョン、見逃すなっ!!」
………ついてこれるならな。
88 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 00:45:56.68 ID:2iCzEahf0
>>85
【外せば負けが確定というのはこちらも同じ】
【この一撃を外せば――――彼には立ち上がる力ももう残らないのだから】
【其れ程体に負担をかけるのが『蒼天』、そして彼の流派『蒼心流』 一撃特化の代償は大きいということ――――】
…そちらも最後の一撃…ということか…?
いいだろう…ならば
――――――――『大会の最後に相応しい、激突をしよう』――――――――
【さらにタツミが腰を捻る】【そして顔をしかめながら膝を曲げる】
【痛みに耐えながら、次に繰り出す攻撃を最大限の威力にしようと、力を溜める――――】
…。
(ニコラス…なぐさ…カノン…白儚角にガルニエ…!! 本当に強かった…!!そして谷山…君も相当な強者だ)
(しかし…『青義』を背負った侍は…こんな所では…こんな所ではッ!!!)
負ける訳にはッ!!!! いかないのだよッ!!! 『青義同盟』の魂…!!!この技と共に見せつけてやろう!!!!!
――――さぁ、君の最強の技で来いッ…!!こちらも敬意を持って全力・最強の技で応えようッ!!!!!
【彼は――――待つ。いつものように。自分の一番自信のある――――『カウンター』の技で、応えようと】
89 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/18(木) 00:50:04.45 ID:0FKLlpj30
>>86
…………。…………
【思うところはある。奇妙とも思う。その本質に興味が無いと言えば、嘘になる】
【されど、今は踏み込まない。神鷹がそれを望むのなら、少なくとも、今は】
【……我は巫女、春霞の巫女……それが『救い』となるのなら、どんな縛鎖も受け止めよう】
【 (――ならば、我自身の鎖は誰が受け止めてくれる?) 】
【 (鍵は 鍵は 昏闇に沈めた)( Parmi veder le lagrime ――その裏に)】
……いやいや何を抜かすか、我があんまり可愛くて美しいもんだから常に見ていたくなったのだろう素直になれ
【……どんな深刻な空気も、一撃でぶち壊すのは或る意味才能かもしれない】
……まぁ良い。いいか、一度しか言わぬから汝のチンケな頭によーく叩き込むがよいぞ。
……ひとつ。≪汝が自由に出入りしていいのは、此処『社務所』と『境内』のみ≫だ。
しかし、この社務所は我の居住スペースを兼ねておる。客人用の間がひとつ空いておるし、人並みの生活には困らぬだろう。
余裕があれば飯も作ってやるし、風呂も好きに使えばよい。この所の鍵もくれてやる。
……ふたつ。この社務所の出入りは自由と言ったが、中でも≪我の部屋には入るでない≫ぞ。
我の部屋の場所は後で教えてやるが……少なくとも、我が居ない時にはゼッタイに入るな。
我が居る時であっても、……≪夜、我が寝ている時≫は、我が部屋を垣間見ることすら許さぬ。
いや、変な意味ではない。変な意味ではないが……これがふたつめだ。
みっつ。掃除を手伝ったりしてくれるのは凄く有難い。有難いのだが……できれば……うむ。
できれば、≪なんか適当な、それっぽい装束を何処かで買ってきて欲しい≫のだが……構わぬか?
流石に……ここは『春霞の社』。その服装でうろつくのは、参拝客であれば構わぬのだが……な?
可能であれば、簡単な……あまり派手でない着物を買って、それをこの社での「普段着」にしてほしいところだ。
……よっつめ。
【……半ば柔らかい空気で語っていたイミナの雰囲気が、此処で張り詰めたものに一変するだろう】
……社務所以外には入るなと言うたが、まぁ最悪、何かの手違いで拝殿に入ってしまっても許してやる。
だが……だが、だ。この春霞の社の最奥……拝殿の向こう。
我が神が祀られる……≪本殿に立ち入ることは、何があっても絶対に許さぬ≫……。
本殿の中を見ることさえも、な。……特にこの4つ目を破ったなら、……我は本気で、刀持って汝を追い掛け回すかもな。
――なーんてな。流石に最後のは冗談だが、この4つを守ることだ。よいなー?
【やがて、彼女はけろりとして。微笑みを浮かべながら、彼にそう確認するだろう――】
90 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 01:00:18.85 ID:2bGmF+cG0
>>84
【その少女、もとい少年の前方。りぃんりぃんと、鳴き喚いているのは、大量の鈴の音で】
【涼しげな音色――なんて、言っていられないような大きな合唱】
【それを引き連れて歩いているのは、小柄な人影】
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女で】
【周りを見たくない、という風に俯いたその少女へと近づけば】
……リア充爆発しろよ破裂しろよもう死んじゃえよ誰も困らないもんエコのために死ねよもう……。
【……なんて、ネガティブたっぷりの呟きが聞こえるのである】
【なお、声の大きさは独り言にしてはずいぶんと大きく。わざと聞こえるようにした盛大な嫌味であって】
【前も見ぬまま、ふらりふらりと歩く少女は。きっと、このまま進めば】
【少年とぶつかってしまうような、ぶつからないで済むような。そんな、曖昧なルートを進むはずである】
/まだいらっしゃいますでしょうかと私は私はお尋ねします
91 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/18(木) 01:05:32.48 ID:/HCyhKkuo
>>89
【…、…緩んだ空気も、張り詰めた空気も】
【神鷹は、同じ顔で受ける。 ――、真剣そうで、真剣では無いような】
【例えるなら、空に浮かぶ雲だろうか。見様によって、何にでも成る】
…、…「住む所と仕事場以外には入るな。」
それから、此処では「和服を着つつ紳士的に振舞え」――、此れで構わないか。
【――、この男、理解力は悪くないらしい】
【長く聞き続けた言葉を端的に纏めている辺り、細かい所まで理解しているのだろう】
【「後、五つ目。酒を飲まない事。」――、そう、微笑を浮かべて付け足すと】
――、―ありがとうな。 ……それと、宜しく頼む。イミナ。
【――、手に持ち続けていた、饅頭の残りを一気に頬張って】
【…、…其の後、色々と案内を受けたのは、また別の話だろうか】
92 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 01:07:05.95 ID:8yUbonPxo
>>88
――――俺のこの能力はよ‥‥、哲学者の卵って奴から、生まれた力だ。
悪意から生まれた、誰にも望まれない産声、之がHelloWorld=B
だからこそ、俺はそう云う、望まれない者≠救いたくてな。
【己の真上で渦巻く、無数の数式を見上げながら、そんな事を呟いた】
【つぅ、と己の右目に趨る、一閃の斬撃の跡、アートマンの暴走を受け入れた証】
(翁、ブレイズデル、夕月、ダビング‥‥‥‥ローズ。
‥‥‥‥負けられねぇよなァ、負けていい筈が無い、約束は、破りたくないんだから)
正義の定義とは――ッ!決して折れずッ!決して濁らず!決して諦めぬ信念を正義と言うッ!
善と悪は些細な違い、大切なことは、己に取っての正義/Justice≠持つという事ッ!!
だから此処は譲れねぇ、勝ち負け云々じゃねぇ譲れねぇから譲らねぇ<b!!
故に――ッ!行くぞ、俺の全力の必殺をッ!俺の名前はキミじゃねぇ、谷山 基樹≠セァ!!
――――示すぞタツミィィィィッ!俺の全力のJustice≠――――――ッ!!
【相手の一番得意に、谷山は全力で答えることにした――――】
【放たれる、一撃は―――――ッ】
魅せつけろ――――――――ッ!!
T r u t h W o r l d =@ ッ ! !
――――――これが、俺の―――ッ!!
正義/Justice<@アアァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
【――――何よりも、輝き、威る、己の信念というデータそのものを叩きつける事】
【放たれたのは、莫大な情報を圧縮し、組み上げた、情報のビームそのもの】
【その効果は、神経系に莫大な負荷を掛け、さらに激痛を相手に叩きつけるという、物理的威力を持たない物】
【だが、刃によって干渉は可能で、全力を以てすれば、打ち消せないはずはない――、だがしかし、その一撃は軽いのに思い=z
【悪意の力を御した果てに待っていたのは、決して相手を傷つけぬ、刃なき剣―――――】
【全てはまやかし、全ては嘘の如き、架空世界の一撃】【だが、其れを信じたとすれば、その一撃は正しく真実の世界≠ニ成る】
【刃なき剣、其れが相手の猛き刃に、届くかどうか――――】
【受け止めれば、谷山の見てきた、一つの視点の真実が見える】
【救われぬ者、望まれぬ者、終わらぬ戦争、路地裏を這いずる子供たち】
【そして、それらを見て、何も出来ずに立っている――――一人の少年】
【今、その少年は、貴方の目の前で、全力の一撃を放ち、真直ぐに相対していた――――】
93 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 01:15:51.51 ID:7hcfpcg8o
>>88
、
>>92
「待つ、待つ、待つっっ……!! 圧倒的忍耐力っ!!」
肝の据わった剣士だなぁおい。
正義なんて声高に掲げて恥ずかしくねーのかとは思うけどさ。
「あの、実況席で露骨な思想バッシングもどうかと思うぜぃ? ちなみに青義…青い義とかいて青義同盟らしいけど」
どっちだっていーよ…まーあいつも、譲れないもんがあるってことだろ。
考え方はさておき……目に付いた火は本物だ。あいつはまだ待ってる…待てる強さを持った、いい剣士だ。
「と、実力しか素直に褒められない、ツンデレちゃんなのでした……」
「―――――うんごめん、俺が悪かった、だからウィンチェスターはやめて、俺ネーズでちゃうっ!!」
……で、なに? ガキもこっぱずかしい事どうどうと叫んじゃってまぁ……。
どーしてどいつもこいつも正義正義と……掲げることしか知らんのかね?
「さぁ、正しいと信じてるからだと、俺は思うよ。誰しも正義の名の元に動くもんだ」
「形が違うだけ、もときちの正義とタツミっちの正義が激突する……それだけのことだよ」
………? 何ニタニタ笑ってんだ、お前。
ただでさえアホ面なのにこれ以上視覚攻撃仕掛けてどうするんだよ、テレビじゃなくてよかったなぁおい。
「いーや別にー?」
「しかし何はともあれ、ここに決着の兆しが見えてきました!!」
「最大最強の技をぶつけた末、果たして彼らはどんな景色を見せてくれるのでしょうかっっっ!!!???」
……両者、正念場だ。死力を決して対峙しろ。
――――――全力をもってことにあたり、最善を尽くせ。
観客共も正念場だ、一瞬たりとも目をはなすな。
奴らの全力――――正義とやらを、その目にとくと焼き付けろ。
「………頑張れよぅ、お二人さん。終わったら、待ってる人がいるんだろ?」
「その人に全力出し切れませんでしたって報告するのが、一番恥ずかしいだろうからさー……」
……なんか言ったか?
「いや別になにも」
94 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 01:16:34.78 ID:8yUbonPxo
>>92
//訂正です
//【だが、刃によって干渉は可能で、全力を以てすれば、打ち消せないはずはない――、だがしかし、その一撃は軽いのに思い=z
//思い≠ナはなく、重い≠ナす
95 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/18(木) 01:17:31.56 ID:0FKLlpj30
>>91
【そんな彼とは対照的に、イミナの表情はころころと良く変わる】
【にっこりと、弾けるような笑みを見せたかと思えば】
【何処か世の果てまで見据えているような、愁いを帯びた表情を見せる】
【……不思議な少女だ。それは、彼女が「巫女」という立場にあるから――それだけでは、きっとない】
……ほう、なかなか物分りがよいな。ま、そういうことだ。
紳士的に振舞う……のは別にどうでもいいがなー。此処は春霞の社、誰かにとっての安らぎの地だ。
好きに振舞えばよいが、体裁があるからな。ま、適当な塩梅でやってくれ。
【「酒を飲むのも好きにすればよいが、酔っ払った時点で叩き出すからなー」などと、冗談めいて返して】
【残っていた冷茶を唇に運び、一気に飲み下すと】
……うむ、宜しく頼まれてやる。有難く思うが好いぞ、空人。
【……矢張り、とても傲慢不遜。
だが、そんな彼女でも何処か人に好かれやすい性質(たち)であるのは、彼女の人柄ゆえか】
【やがてイミナは、空の湯呑みと饅頭をお盆に載せて】
【それを台所へ運ぶついでに、神鷹を連れて社務所と境内の案内をするのだろう】
【神鷹に割り当てられるであろう客間は、狭くも広くもなく。机もあるしテレビもある、生活には十分な部屋であるはずだ】
【……かくして、今宵も春霞の社の夜は更ける。この日ばかりは何時もの静寂に賑わいを添えて、春霞の社の夜は更ける】
【 それでも、彼女の夜は、未だ≪黎明≫を見ない】
――Next...>>
/このあたりで!お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
96 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 01:18:11.47 ID:falXKVNKo
>>90
【周りから聴こえるのはラブの音。ええ、ピースで良い世の中ですね】
【嫌いじゃない。平和は大好き。だって正義の味方の望む世界だから――でもさ】
【それとこれとは違う。人目憚らず公共施設でイチャコラって、ねぇ?】
杏菜ちゃんは――――そーいうのが、嫌いなんですよぅ……。
【携帯を耳に当てながら、猫背モード。視界は地面へと。前なんて見えない、見たくない。目に入るのはリア充だ】
【あまりにも辛い苦行。何故、立ち寄ってしまったのか、この元・ベストプレイスへと】
【ラブと言う名の唾液の交わる音や女性的な、艶っぽい嬌声が聴こえる―――胸が痛い】
【そしてそれに混じり聞こえる呪詛、の様な少女の声。はてさて、誰の声。自分の声では無さそうだし】
こ、この呪詛は一体―――――わきゃっ!?
【どんっ。顔を上げた瞬間、少女と正面衝突。これが曲がり角ならば食パンを咥えているべきだろうか】
【驚きに加え衝撃。宙に舞う杏菜の携帯(タッチ式)、そして矮躯。地面に落ちる、彼の小尻―――鈍い音が響いた】
………………いっつぅ。
【涙目、とは正にこの事】
/諦めていたので遅れましたとゲザりながら私は居ると叫んだのでした
97 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/18(木) 01:27:54.62 ID:/HCyhKkuo
>>95
【――、『あれ』は、絶対だった】
【普段は幾ら反発しても、最後には『あれ』に従うしかなかった】
【…、…否、違う。 ――自らの自由意志で以って、従っていた≠セけだ】
【思春期の少年が、反発しつつも依存するのを望んでいる事とよく似ている】
【 どくん=@ 】
【 「 ――、それは貴方の墓碑であり、彼らの墓碑でもある 」 】
【 どくん=@ 】
【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】
【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】
【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】
【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】
【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】
【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】【 どくん=@ 】
【 「 ――、貴方が自身を捨てるのなら、それを忘れる事は許されない 」 】
【 ――― 】
………、……ッ。
【――、布団から這い出すと。 動悸が収まるのを待たずに、簪≠手に取った】
/お疲れ様でしたー!
98 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 01:42:31.65 ID:2bGmF+cG0
>>96
【何も見たくない何も聞きたくないと、無理矢理に外界からの刺激を無視して】
【ぶつぶつぶつぶつと、不特定多数に投げ続けられる怨嗟、そんな現実逃避に一生懸命だった少女は、当然のように、最早目の前の少年にも気がつけず】
――ひ、きゃっ!
【俯いていたがため、半ば頭突きするような格好で。思い切りぶつかって、驚きから、ひどく甲高い悲鳴が一つ】
【ぶつかった衝撃で、鈴たちが一斉に鳴いて。最早りぃんなんて生温いものでもない金属音が、公園へと響いて】
【何かにぶつかった→なにこれなにこれ→ひとかもしれない→】
【そんな思考回路からか、ぶつかったまま、不自然な姿勢で、少女は僅かに後ろに跳んで】
【ぶつかった衝撃と、上乗せされたその力、さらに、不安定な体勢。下手すれば折れそうなほどに細い少女の身体が、それに耐えられるわけもなく】
【――ずざーっ、と、砂たちが擦れる音がして、そして、少年がこちらを見たならば】
…………、……いたぃ……。
【思い切り地面にしりもちをついて、銃口みたいに丸くて暗い瞳に、涙を浮かべた、そんな少女が見えるのである】
【転んだままの姿勢であるために、ミニスカートは捲れて、太ももは大胆な場所まで露出してしまっているのだが】
【……広がっているのは漆黒である、残念。スパッツ着用者】
……あー、ぅー、……、……ぁ?
【それから、痛みに意識を囚われたまま。掌に食い込んだ砂粒なんかを、数秒取っていた少女だった、が】
【何にぶつかったのか。それがまだ判明していないことを思い出して、視線を向ければ】
【目の前には、きっと自分とぶつかって転んだのであろう少女(※少年)】
【さっと、不安そうな、怯えたような。そんな表情になって、地面の上、手をついてそちらに身体を乗り出して】
あ、え、……えっと、えっと、あの、だいじょぶ、……です、か?
【おろおろと。首をかしげながら、尋ねる】
99 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 01:42:57.63 ID:2iCzEahf0
>>92
私は…いや、『青義同盟』は、全てを救うという『青い理想』を抱いている…
それを実現する為に…そして『不殺』を貫くために――――強くなければならない
そして――――
【blue justice/青義同盟】がカノッサ機関を倒すその日を実現するためにッ!!!!
私は――――こんな所で立ち止まる訳にはいかないッ!!!!!
――――受け取れェェエェェッ!!!! 谷山ァァァァアッ!!!!これが私の『青義』ッッ!!!!!!
最 終 ・ 蒼 閃 『改』 =@ ッ ! !
【大きく捻られた腰が急スピードで回転し――上体がそれと共に前のめりになる】
【そして全体重を大きく踏み出した右足1本に乗せる『捨て身』――】
【それに連動して左手を放し右手1本で突きを繰り出す――のでは無い、そのまま2m100sの剣を谷山に向かって――――投げ飛ばすッ!!】
青い閃光よッ…『青義』の刃よッ…!!! 当たれ…当たれッ!!!!
――――――――当たれェェェェェエエェェェエェェェェッ!!!!!!!!!!!!
【タツミの叫びと共に右足から彼にしか聞こえない悲鳴が流れる】【彼の体全体が『もう耐えられない』と叫ぶ】
【その叫びを助長するかのごとく――――――ビームが彼を貫く】
グォォォァァァァァァァァアアァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【この大会に受けた傷が全て出てくるような、地獄のような痛みが彼を気絶させようと襲い掛かる】
グッ…!! ガ…ガガッ…!!!! ウッ…!!! ナンダ…!!! コ…レハッ!!!!
【痛みに悶絶する彼、地べたに這いつくばって悶える様子は痛々しすぎる――――が】
【青い閃光は――――その影響を――――受けることは、無いッ!!!】
【谷山の腹に向かって一直線ッ!!! 彼の『信念の刃』は届くのか、届いてくれるのか】
100 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 01:53:30.64 ID:8yUbonPxo
>>99
大逸れた事が言えるほど出来た人間じゃねぇ―――ッ!!
だが、何時か、一日だけでもいい。
誰も不幸にならない日≠――ッ、平和な世界≠――――ッ!!
その為なら、この手がいくら汚れようとも構わねぇ‥‥ッ!!
【 ――――そして、交錯する、純白と純青―――― 】
――――ッ、届け‥‥ッ、届け、届け届け届けッ!!
俺は、ここで終われはしねぇェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!
【ご っ】
【ど ぉ っ】
【ぐしゃ、 り】
【べ ち ゃ 】
【結果、谷山の腹部を深く貫き、数メートル谷山は吹っ飛んでいった】
【ごぼっ、と谷山の口から噴水の様に鮮血が吹き上がり、ごぼごぼ、と声にならない音が漏れる】
ご‥‥、ば‥‥ご‥‥ぉ、が‥‥ァ‥‥ッ!!
ぐご う゛ぉ゛ぇ゛‥‥っ だ‥‥え‥‥っ゛ ま゛ だ‥‥ おわ っ゛ でな い゛ ッ!!
【届き、吹き飛び、致命傷を負い。だが、目だけは、まだ負けを認めていない】
こ゛ れ゛ が 俺゛ だ
101 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 01:56:19.23 ID:8yUbonPxo
>>99
大逸れた事が言えるほど出来た人間じゃねぇ―――ッ!!
だが、何時か、一日だけでもいい。
誰も不幸にならない日≠――ッ、平和な世界≠――――ッ!!
その為なら、この手がいくら汚れようとも構わねぇ‥‥ッ!!
【 ――――そして、交錯する、純白と純青―――― 】
――――ッ、届け‥‥ッ、届け、届け届け届けッ!!
俺は、ここで終われはしねぇェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!
【ご っ】
【ど ぉ っ】
【ぐしゃ、 り】
【べ ち ゃ 】
【結果、谷山の腹部を深く貫き、数メートル谷山は吹っ飛んでいった】
【ごぼっ、と谷山の口から噴水の様に鮮血が吹き上がり、ごぼごぼ、と声にならない音が漏れる】
ご‥‥、ば‥‥ご‥‥ぉ、が‥‥ァ‥‥ッ!!
ぐご う゛ぉ゛ぇ゛‥‥っ だ‥‥え‥‥っ゛ ま゛ だ‥‥ おわ っ゛ でな い゛ ッ!!
【届き、吹き飛び、致命傷を負い。だが、目だけは、まだ負けを認めていない】
こ゛ れ゛ が 俺゛ だ ァアアアアアアアアアアアアア!!
【ぶしゃり、と鮮血を最後に吹き散らし、ダメ押しに、最後に力を込めて、谷山は気絶した】
【敗北は確定、だが―――ッ、ここで終わるのは、認めない、譲らない=d‥ッ!!】
【最後の一撃、悪意の産声、望まれぬ赤子HelloWorld≠謔關カまれし、真実の世界Truth World=z
【その歪んだ力により、正道を突き進む様、無茶無理無謀、それらを承知で突き進む様が、谷山 基樹なのだ】
【最後の悪あがき】 【届くか―――!?】
//途中投稿ぐあああああああああああああああ!!、
102 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 01:59:03.57 ID:falXKVNKo
>>98
【目を瞑っていた。尻餅をついて痛かったから。あと、携帯が凄い音で地面に落ちたから】
【耳に聞こえたのは五月蝿い鈴の音と少女の声―――あれ、杏菜ちゃんやっちった?】
…………ちっ、スパッ……けふん。
【第一声はそれだった。彼にも人並みにそういう感情はある。女装していても、好きなのは女性】
【とりあえずは咳払いしてごまかしたが回避できるだろうか。自分が思わずミニスカートの中身を凝視した事を】
【ていうか周りの視線が痛い。カップルが二人を肴に盛り上がっていると思うと、燃え盛りそうで。主にジェラシー的な】
【それはさておき、咳払いのあと杏菜ちゃんは停止。まじまじ、とぶつかった少女を見つめていた】
【呆然、と表現するが正しいか。というより対応に困るというか―――盛大に転んだ所為か、困り気味】
え、ぁ……ぅ、はい、大丈夫だよ?うん、杏菜ちゃん超丈夫だし。
どれくらい丈夫かっていうと……転んでも泣かないくらい、には……うん……。
【少女が不安そうな、怯えたような。そんな顔で身を乗り出してくる。それだけで意識は我に返る】
【言葉に詰まりながらもなんとか受け答えし、持ち前のテンションを引き戻しながら――――目線を逸らして、携帯発見】
………………くっ、杏菜ちゃん死んだ。
【無残。携帯はカバーが外れ電池パックが散乱。液晶に罅が入り、割と半死。杏菜ちゃんも死亡。全然丈夫じゃなかった】
【両膝を両手で抱えて涙声。高かったのに、と消え入りそうな声で携帯を尻目にまた違った呪詛を撒き散らし始めるのであった】
103 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 02:00:26.47 ID:7hcfpcg8o
>>99
、
>>100
………全てを救う、ね。……、
「ダメだよ、ここでそれ言っちゃダメ」
――――――何も、言うことなんてない。
「そしてタツミっち、繰り出したのは……剣の投擲!! 剣投げぇぇぇええええっ!!!」
「これは確かに、本体ダメージを無視して攻撃できる最大の必殺技っ!!! ……え、腹に当たったら死ぬんじゃね?」
あのガキがそんなタマかよ、あちこち改造の痕跡があるし……、
大体あんな大言壮語を吐いて置いて、たかが腹に剣刺さった程度じゃ死なねぇだろ。
「いや普通死ぬから……ってそういえばこの前なんかそんな話してたね」
急所さえ外れれば問題ない、ガキは耐える。
――――――ほらな。
「うおおぉおおおっっ、もときち、剣直撃っっ!! それでもその意思だけは曲げないっっ!!!」
「すげぇな…いや予想したこともだけど、彼の根性補正…!!」
「大会記録を振り返ってみても、その根気強さが彼を支えた事実は明々白々!!」
「でもこれ以上耐えたらさすがにまずいっ!!! 死ぬ、一歩間違えたら死ぬっっぅうう!!!!」
それでDKOも望むところだ、どっちもそこそこ気に入らないし。
……さて、剣士の剣は既になく、ガキは半死半生。
後は両者、根性値での決戦。全てはその意思に委ねられたな。
「いやっ、死ぬのは、死ぬのはまずいよさすがにっ!! もときちっっ!!!」
「ちょっとまて、教頭、終わったら報告しようと思ったことがっ、ダメだって、いりょ―――――」
――――――よせ、馬鹿。二人の戦いを汚すな。
……どうしたって、当事者二人が決めるしかないんだ。
答えろ、両者。この試合は、どっちの勝ちだ?
104 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 02:08:07.85 ID:2iCzEahf0
>>100
ガ…!!! カハッ…!! ウォオォォッ…!!
コ…コチラ…モッ…!!!マ…がっ…!!! マダ…終わっ…テッ…ヴッ…!! 終ワッテッ…!!! イナ…イッ…!!!
【ぶるぶると震えた手で鞘を握る】【そしてぎこちない動作で取り出し―――不恰好に、地面に這いつくばりながらも】
【その鞘の先を震わせながら谷山に向ける】
ソッチ…がッ…!!! ウォォオォッ!!!!! ソッチガ来ナイナ…ラッ!! コチラカラッ!!! グォオォオ…!!
【痛みに耐えるために表情は絶えず動き、有り得ないほどの汗が着物の色をより濃く染める】
【地面に置いた左手で必死に体を動かし彼に向かって前進し続ける】
【痛みでたまにグシャッとバランスを崩すが、震えながらもまた姿勢を立て直し、いや立て直した様には見えないが立て直したつもりらしく】
フー…フー…ッフー…フッ!!…フー!!
【荒い呼吸を立てながら不恰好に、気合いという松葉杖を使って近づいていく】
【下半身は技を打った時点で死んでいると言ってもよい、動かないのだから】
【居合で鍛えた上半身だけを頼りに、彼はひたすら前に、前に、進んでいくのである】
105 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 02:12:01.93 ID:8yUbonPxo
>>104
//あ、この流れなら、訂正版の
>>101
は無しとしてください!
106 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 02:12:14.26 ID:2iCzEahf0
>>104
//ちょ、途中投稿なこと今気づきました ちょっと変更してきます
107 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 02:13:41.13 ID:8yUbonPxo
>>106
//ごめんなさい、そっちの手間になるので、
>>100
だった事でもいいです、展開に問題が無いので!
108 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 02:14:12.96 ID:2iCzEahf0
>>105
//え、ならば
>>101
なしと見なせてもらいます! なんかすみません…
109 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 02:14:44.92 ID:8yUbonPxo
>>108
//いえいえ、此方がうっかりしちゃったのが悪いので!
110 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 02:16:32.42 ID:2iCzEahf0
>>105
//え、なら
>>101
は無しとみなさせてもらいます すみません…
111 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 02:22:40.94 ID:8yUbonPxo
>>104
―――ま゛ だ 左 は‥‥‥‥ 動 く゛
【未だ、無事を保つ左の義手に無数の線が浮かび、糸が生成されていく】
【それを、ボロボロの動けば死にそうな体に巻きつけて、無理やりに動かしていく】
【ぎちり、ぎちり、ぎちり】【その度に、びちゃびちゃと血が飛び散り、がらん、と刀が腹から抜け】
【ぼとり、と血の塊が地面に溢れる。出血は、大量、果てしなく、果てしなく】
‥‥‥‥ッ、オレ が‥‥ッ 届か せ る゛ ッ‥‥っ!
【ぎちり、ぎちり、ぎちり】【体をワイヤーで締め上げて、ぎこちない人形の様に無理矢理に這いずりながら】
【左の義手を無理矢理に動かして、接近していく、ゆっくりと、ゆっくりと――――】
【意思を体現する、鋼の腕で、谷山は意地と信念で、前へ進んでいく】
‥‥ッ、ぐ‥‥っ、おおおおおおおおおおおッ!!
【もし、届けば。体を跳ね上げて、最後の力で、渾身の左拳を、タツミの顔面に叩き込むだろう】
112 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 02:23:01.52 ID:2bGmF+cG0
>>102
【舌打ちと、その言葉と、咳払いと】
【転んだばっかりであわあわおろおろとした少女は、それらを拾うことはなく】
【もしも拾っていたならば、それはそれで面白そうでは、あるのだが。まあ、仕方がない】
【見つめていれば、その仕草は。何となく子供っぽい。そんなイメージを抱かせるはずで】
【どこがどう子供っぽいとは言いにくいが、とにかく。いろんな挙動が、子供っぽいのである】
【砂で白くなったサイズの大きなパーカーを軽く叩いて、ポニーテールに結ってそれでも長い髪をいじって、手に食い込んだ砂を取って】
【そんな頃に、少年に気付いて】
……あの、でも、怪我とか、痛いとか、えっと、えっと、あの。
あの、あの、……あの、ごめんなさい……。
【あわあわおろおろと、ぶつかってしまったショックから抜け出せない様子で、怪我の有無を尋ねて】
【パーカーのポケットに手を潜らせて、取り出すのは、黒地に桜の花の刺繍の入ったハンカチで】
【賞状でも渡すように、それを両手で持って。頭も下げる謝罪と同時に、それを差し出す】
【使ってください、との意思表示。ただ、転んだままの手で触れたために、ハンカチにも砂汚れがついて、なんというか、なんというか】
【そうして、少女はしばし。頭を下げてごめんなさいの姿勢を見せていたのだが】
【少年の声と、何となく変わった気のする雰囲気に。視線を上げて、次いで顔を上げ】
【きょときょとと、周囲を見渡せば。なんだか、今にも消えて失せそうな命が見える】
…………、……。
【公園に、唐突に。今にも死にそうに壊れた携帯が落ちているということは、きっとあまりなくて】
【それだけでなく、この少年の反応。それを見れば、何となく子供っぽい少女にも、状況がだいぶ呑めたようで】
………………。
【ただ、言葉は上手く出せなかったらしい。膝立ちからぺたんと座り込んで、さらに目を潤ませるばっかりである】
113 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 02:27:17.90 ID:7hcfpcg8o
>>104
、
>>111
「タツミっち、精神汚染攻撃を喰らってなお立つ―――――立つっ!!」
ガキの攻撃は効いているんだろうけど…すげぇな、もうそれしか。
這ってでも噛り付いてやがる……あきれて物も言えないとはこの事だ。
「ああああああ、死、死ぬのはダメ、ダメだよおぉおぉおぉおぉ」
……やべぇな、少しばかり寝てろ。
【ごちん、ばたん】
「 」
あー、急に体調不良になったのでもう一人はしばらく休みな。
強化しすぎたのかな……と、それはさておき。
……あーあー……お前ら、無茶しすぎだろ。
あの馬鹿がおかしな煽り方するから、火がついちまってよぉ……。
しかも一切負けを認める気がないんでやんの。……ほんと、バカばっかだなおい。
―――――しかしまあ、ガキ。谷山、とか言ったか。
タツミとか言うそっちも、やるじゃねぇか。
確認するが、死んだら両方の負けな。
……それを腹に据えた上で、最後まで削りあうといい。
そぉら、まだ相手は動いてるぞ?
114 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 02:38:49.37 ID:2iCzEahf0
>>111
―――コッチ…グフッ…!! コッチハッ…!! ガッ…!! 両手トモ…動ク…ゾッ…ウガッ…!!!
【頭がうまく回らない。もはや頭では体は動かない】
【本能が、谷山に向かって近づき―――本能が、鞘を握らせるのだ】
ク…ル…!!! ガァァァアァアァッ!!!!!
【鞘で繰り出す不恰好な面】
【左手も鞘を握り、支えの無くなった体を前へ倒しながら】
【自身の体重も乗せた面で拳を防ぐ】
【20年間振ってきた剣が本能で最善の一手をかましたのだ】
【そのまま彼は地面に『ベシャッ』と倒れるだろうが―――】
…青義…魂ィ…!!
【震える体でそう呟くとその鞘を頼りない支えにして上半身を起き上がらせるのである】
【その支え自体が震えている為、非常に危なっかしいが】
【『青義魂』と言う見えない杖は安定している良い杖なのかもしれない】
115 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 02:39:04.79 ID:falXKVNKo
>>112
【目に映る少女は子供っぽくて、なんというかとても純粋そうで】
【申し訳なさそうにわたわたと狼狽する姿は可愛い。自分も見習うべきと感心する】
【現時点で自分は呆然としていただけだから――――あまつさえ、スカートノナカミノカクニン】
大丈夫、大丈夫……怪我、は無い無い。無いんだけどね。
心の傷って、いうのかなー。うん、凄い……・涙が止まらない……ぁ、ありがと。
【ハンカチを受け取り涙を拭く。丁寧に砂汚れの付いていない所でだ。割とマジで涙目】
【賞状を渡すかのような大層な渡し方に笑う気力も残されていない。現実とは、残酷であり儚いもので】
【杏菜ちゃん涙の原因。それは衝突でも無く、尻の痛さでもなく。携帯の生命の没落―――電源が、ついたり消えたりしてた】
いや、杏菜ちゃんが悪いんだよ……リア充の圧倒的雰囲気に耐えかねて一人電話してたから、さ。
ジャクソン(携帯)を手放しちゃった杏菜ちゃんが悪いのよ、きっと……あぁ、高かったのに……供養はするね、ジャクソン(携帯)……。
【怠い動きで立ち上がり、破損した携帯を回収。そしてホットパンツのポッケへ納骨。今度、新しいのを買おう】
えっと……ごめんね、ぶつかっちゃって。前見てなかったんだ……許してね?
あと、ハンカチ返すよ。有難う、杏菜ちゃんの涙は綺麗サッパリ消えてなくなりました。
【少女に近づき、膝を片手で支え前かがみ。ハンカチを差し出して返却。受け取ったなら、次いで手を差し伸べるだろう】
【手を取ったならば少女が立ち上がるのを助ける。にこ、と立ち直ったばかりなので弱々しいが確かな笑顔で】
116 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 02:47:31.88 ID:8yUbonPxo
>>114
――――く‥‥そ‥‥ォ‥‥ ま゛ けな゛ ぇ゛ っ゛
【びりぃ、と人工皮膚が裂けて、中の鋼の装甲が、顕となって】
【べちゃり、と地面に倒れこみ、そこで血がまた吹き出した。何時命の危険に瀕しても、おかしくない傷だ】
【立ち上がるには、力が足りない。あと一歩で、お互い、あと一歩なのに、あと一歩を谷山は踏み出せない】
【そうこうしている間に、谷山の目の前で、相手が立ち上がって】
‥‥あ゛ ‥‥ぁ゛
【諦めかけたように見えたが、そんな事は、無い。その目は強く相手を見据えた】
【手は選ばない。自己の目的のためなら、達するためなら、どんなこともする】
【それこそが、谷山の最初の在り方でやり方、その原点を、谷山はもう一度、理解した】
―――泥に まみれ゛て も゛ ッ。正義゛ を゛ 貫 く゛ ‥‥ッ!
【ばちっ、ばちっ、ばちっ、ばちっ、ばちっ】
【ボロボロの義手の魔道回路が無理矢理に起動されていき、ブルブルと振るえ、装甲がひび割れ始める】
【そう、立てないのなら、爆発で己を吹き飛ばせばいい。無様だろうと、届けば結果は一緒だ――――】
【おそらく、これが最後の一撃、壊れかけのため、準備は次で終わる】
‥‥たつ゛ み‥‥っ 強い゛ な おま゛ え‥‥っ
【そんなうわ言を、賞賛のように、呟いたりしていた】
117 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 02:55:34.85 ID:7hcfpcg8o
>>114
、
>>116
青義青義と……、いやダメだ、こらえろ、奴なしの状況で私情を挟むのはよろしくない……。
「……お、俺が居ないでも仕事に私情は挟まないで欲しいナァ……?」
ああ、もう生き返ったのか。
「あたぼうよアダマンチウム頭蓋骨なめんな!!」
ねーだろ、いろんな意味で。それでこの状況、どう思う?
「いやーすさまじい精神力ですっ、タツミ選手、心の痛みをねじ伏せる圧倒的胆力!!」
「人間として間違ってるんじゃないかという領域に片足突っ込んだその芯の強さ…まさに鉄壁といえましょう!!」
あの剣士に対し精神攻撃は無効と、この放送を見てるやつは覚えるといい。
両手が剣を手放したところで、奴の武器は未だその心に内蔵されたままのようだからな。
「一方もときちは……あーダメだ、俺は見てられないよっ!!」
「代わりに解説よろしくっ!!」
……揃いも揃って正義厨だから俺としては鬱陶しいことこの上ないが、それは置いといて根性は特筆に価する。
タツミと同格…いや、体のダメージが深刻なのを推してなお動く姿は、文字通り火事場力だろう。
ある意味こちらのほうが人間として正しい反応だが、後でどういうことになるかは察しの通りだろう。
それをも踏まえて、立っているのだろうが。
……しかも谷山、何か仕掛けるつもりか? この期に及んでまだ打つ手があるのか…。
最後の仕掛けだろう、阻めなければ試合は決するだろうな。
「…も、もももっ、もときちぃ〜〜!!!」
「う、うちでろ」
……肩入れすんなつってんだろ、馬鹿。
さあ、そろそろ締めろ、お前ら。もうお前らの意地は十二分に証明された……後は、引導を渡してやれ。
もはや勝っても負けても、誰もお前達の『ソレ』を、疑わないだろうさ。
118 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 02:59:59.90 ID:2bGmF+cG0
>>115
……なら、いいんだ、けど……。
あの、でも、服とか……、汚れて……。
…………どういたしまして。
【怪我はないと返されて、ほんの少し。うろたえた表情に、安堵が灯って】
【ただ、それで全部どうにかなるわけでなし。次の心配は、きっと汚れたであろう衣類たち】
【衣類の汚れで言えば、上から下まで全部黒い少女もなかなかに重症である。わーしろーい】
【そして、ハンカチについてお礼を言われれば。申し訳無さそうに沈みながら、それでもきちんと言葉を返して】
…………、じゃあ。代表として、そこのリア充に、責任とってもらって、……、……うそです。
【沈みきって、視線は地面のほう。俯きがちになりながらも、諸悪の根源(?)の名が聞こえれば】
【ふらりと視線を上げて、指差すのは手近なリア充】
【ただ、冗談かそんな類のものだったらしい。数秒後にあっさりと撤回して、指も下ろす】
……、……お金出す、から。
【一人電話、ジャクソン。それらから、少女が導いた答え=思わず話し掛けるほどジャクソンが好き(だった)】
【少年は知らないことであるが、この少女。お人形やぬいぐるみなんかにはすごくよく話し掛けるし、変なところでは、自分の得物(刀)にまで話し掛けるのである】
【故に、どん引きなんてことはなく。理解の果てに、ジャクソンはどうしようもないが、せめて、お金は出します、と】
【ただ。その表情、結構切羽詰ったものがあって。断腸の思い、というか、そんな風に見える】
あの、……私も前、見てなかった、の。
……だから、悪いのは私、だし。
…………ジャクソン殺したのも、わたし、だし……。
【差し出されたハンカチは、少年にあげる、なんてこともなく。普通に受け取って】
【何を気にした風もなく、ハンカチでぐしぐしと涙目を拭い、「ぅー」と、小さく唸る】
【それから、差し出された手にはあっさりと縋りつき。びっくりするくらいに白くて、細い手。ぎゅっと、少年の手を握って、立ち上がって】
【こちらは未だ、笑える心理状態にないらしい。笑顔には、不安そうな怯えたような、そんな感じのものを混ぜた表情を返した】
119 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 03:07:44.60 ID:2iCzEahf0
>>116
//一応…上半身だけ起き上がった状態で立ち上がってはいません、腕のみのハイハイに近いですかね…
//雰囲気壊してごめんなさい
…シブ…トイ…ヤツ…ガハッ…!!
【動かない下半身をひたすら上半身の力だけで動かす】
【「ズズ…ズズ…」と擦れる音が耳に届くであろうか、いや音を聞いている暇すらないのかもしれない】
マダ…ナニカッ…!!ヴッ…!ヴォァアッ…!! シテクルノカッ…!!
ナラバ…ウケテタ…トウッ…!!
【その場で前進を止め、ゆっくりとバランスを整えながら床に置いてある左手を放し鞘に添える】
【グラグラとしたまま腰を捻り、静止…はできていない】
【上半身だけだが―――そしてグラグラと絶えず不安定に動いて不恰好ではあるが―――紛れもなく】
【――――――『居合』――――――】
オ…マエモ、ツヨ…イ。
グオッ…!!! タニヤマッ!!! ガァァァッ…!!!!
【痛みとも彼とも激闘を繰り広げなければならないという―――現状。しかし彼は―――『待つ』】
【耐えることなくして勝利は来ないのだから】
120 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 03:13:52.37 ID:8yUbonPxo
>>119
こ れ゛だ げ し゛ か‥‥とり え゛ 無 い゛
【苦笑にもならない、ぐちゃぐちゃの表情で、そう呟いて】
【その間にも、左腕、義手の回路の電荷が飽和状態に達しようとしていた】
【相手が、構えを取った、その瞬間――――――】
―――い
く
そ゛
【 轟 ッ !! 】
【爆ぜた=B義手の爆発機構を暴走させて、強制的に爆発を生み出した】
【そして、その結果生まれる動きは――――】
ぅ お ぁ あ っ!!
【――――爆風により己の体を射出し、高速で相手に体を衝突させる】
【それだけ、文字通りの人間ミサイル。この先の結果を考慮しない、捨て身にもほどがある一撃】
【相手の胴体に突き刺さるように、最後の意地を掛けて、谷山 基樹の人間ミサイルが襲いかかる‥‥ッ!】
121 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 03:15:33.76 ID:falXKVNKo
>>118
大丈夫です、杏菜ちゃんの心は綺麗だからーっ!えっへっへーんっ!
【コインランドリーってまだ空いてるっけな、とかテンション高い中思ったりしているのは内緒】
【怪我は実際の所無いのでモウマンタイ。すこしばかり打った尻が痛いのだけど】
【それよりも真っ黒な衣類に身を包んだ少女。砂で真っ白だけど―――……大丈夫なのだろうか】
逃げてー、そこのべろちゅーしそうなカップル逃げてー、凄い駆け足で逃げてーっ!
ん、冗談か……いやぁ、でも責任とってもらいたいね。ほんとにね、夏ってヤツはさ……夏って、ねぇ。
【夏は蔓延るから嫌いだ、と言いたいのだろうか。しかしながらどの季節も彼らは蔓延るのだ。さしずめ、都会のGの如く】
【まったく、と少し怯えたリア充達を見ながらため息。目を細めて苦笑してみれば、耳に届く”お金出すから”の言葉】
いいってばー、お金なんてそんな……むしろ杏菜ちゃんがキミの服の為になけなしのクリーニング代を……ね?
ジャクソンはきっと携帯会社の偉い人が”ざおりくーっ!”とか叫べば復活するから。リア充なら”めがざるーっ!”にさせるけど。
【それにしても ジャクソン=携帯 が通じたので少し驚きな杏菜ちゃん。ジャクソンなんて名前、三秒前につけた】
【乙女チックな心を有する彼でも、流石にモノに話しかける事はしないし、名前をつけるのも気まぐれ――だから、少女の表情が不思議で】
【少し力を入れて引き起こした彼女の白い手。細くてびっくりするくらい、脆そうなイメージ。手を離しても手に残る感覚は消えない】
【自分の手はやはり少年。今はまだ少女の様でも、とか最近は悩むので―――羨ましい、と羨望の眼差しを送ってしまうのであった】
【受け取った複雑な笑顔に小首を傾げた。何故、不安や怯えを孕むのか。杏菜ちゃんが五月蝿いからだろうか、と真剣に悩み始める】
【腕を組みまじまじと少女を見つめながら―――ティンときた。実はミニスカートの中身を見た事を知られてしまっている(超勘違い)】
【焦る杏菜ちゃん。視線を夜空へと逃がす杏菜ちゃん。吹けない口笛を吹いて息を漏らすだけの杏菜ちゃん―――挙動不審、である】
122 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 03:21:07.57 ID:7hcfpcg8o
>>116
、
>>120
「タツミっち、もはや本能とかそういうレベルで立っているっ!!」
「なんということだ……一芸特化なんてものじゃない、彼は剣士となるべく生まれてきた男だったのかぁー!!??」
………ほとんど獣じゃねぇか。黒澤と大してかわってねぇな……本能レベルで闘ってやがる……。
……いや、奴にとって、その青義というものが、そこまでさせるに値する大儀なんだろうな……。
決勝まで噛り付いてきた執念は……なるほど、人間という言葉じゃ、あいつを括ることはできんか。
「でっ、でたあああああああっっっ!!!」
「もときちも負けず劣らずっ!! ただ一つの理念のために命すら投げ出す男だったーっ!!」
「……は、話にゃ聞いてたがここまでとは……あの子も難儀な性分だねぇ……」
――――――こいつらには正直驚かされっぱなしだよ、途中で乱入してここまで長引いたことも去ることながら。
―――――両方、度の過ぎた意地っ張りだ。
……くくっ、クックックック……!!
「ひぃっ遥人ちんが笑い出した!?!!???」
嗚呼、こいつら、俺と闘ったらどーいう反応をしてくれるかなぁ?
そりゃーもう、腕がもげようが脚がもげようが、仕舞いにゃ首だけになって顎砕かれても目ん玉で攻撃して来るんだろうなぁ。
嗚呼、楽しみだねぇ、そりゃーとっても楽しみだ……ふふっ、ククククッ……!!!
「こ、ここにもダメな子がいたぁーーーー!!?」
「だ、誰か助けてェェェェーーーーー食い殺されるぅぅうぅうーーーー!!?」
……おいお前ら、試合が終わったら後で体育倉庫裏だ……今度は俺と遊ぼうぜ、なぁ…なぁ?
123 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 03:35:26.45 ID:2iCzEahf0
>>120
ナニヲ…イッテ…イル…!! ガッ…!! カッ…!! クッ…!!!!
キヨウスギルヤツ…ガ… ヨク イウ ナ…!!
【ホントは作り笑いの一つも入れたいところだが彼の表情もグシャグシャだ】
―――――― カ カ ッ テ コ イ …!!
【向かってくる意地には――――――意地しか無い】
デ ヤ ァ ア ッ!!!!!!
【思い切り体を前に傾けながら振り抜いた】
【2m近くの鞘に意地を『青義』を乗っけての―――両手居合】
――――――――――――――――――!!!!!!
【もはや彼の耳には届いてはいなかったが、皆が固唾を飲んで見守る静寂に包まれた会場中に、その衝突音は響いた】
【その音の後には――――――仰向けの2人】
【結果を言うとタツミの居合がとらえたが耐えきれず吹っ飛ばされたということか】
【しかしタツミだけでなく谷山にも大きなダメージがあるだろう】
ク…ソ…!!!
【仰向けのタツミ、握力のほとんどない右手には鞘が握られ――――――いや、添えられてという表現が正しいか】
【大きく肩を動かし、『フー、フー』と言った呼吸を速いリズムで行っている】
ハネカエス…コトハ…グッ!?
デキナイッ…カ…
【意地が意識を支える――――――と言う訳か、まだ目は閉じていない】
124 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 03:37:30.74 ID:2bGmF+cG0
>>121
…………、でも、服が。
【心は綺麗、でも、服が】
【……何ということでしょう。この少女、妙なところで真面目で融通が利かない部分があるらしく】
【心が黒いかどうかは今は置いておいて、気になるのは砂汚れ。叩けばある程度取れるだろうが、叩くことも上手く提案できないままで】
【自分の服の白さについては、今はどこかへ放り投げて、きっと、遠い場所でこれまた砂にまみれているはずである】
……でも、たぶん。
あんまり悪いこと、……してないと思う、の。
…………ただ、ちょっと、ぶっ壊したいくらいに憎いだけで。
【自分の冗談で、哀れ怯えるリア充二人を視界に入れて】
【向けるのは、謝罪の視線などではなくて。嫉妬やら憎悪やらをごちゃ混ぜにしたような視線】
【銃口みたいに暗い瞳から吐き出される、最終的に殺意にも似た視線】
【ぎゅっと握った左手の、薬指にある指輪が街灯の明かりを返して光って】
【この指に指輪を嵌めているようなひとが。リア充に対してこんな目を向けるのはちょっと、おかしいような気もするのだが】
え、あ、……こんなの洗えば落ちるから、大丈夫、なの。
でも、あの、……携帯は洗ったら、さらに死ぬ、し……。
…………それもただじゃない、し、だから。
【誰もジャクソンを洗う、なんてことは言っていないのだが】
【ともかくも、服は洗えばどうにかなる、ただ、ジャクソンをどうにかするにはお金が必要で】
【だから、その分はせめて出す、と。そういうことを言いたいらしい】
【……ちなみに、断腸の思いである理由は凄くリアル、家無しであるために、宿に泊まったり食べ物を買うお金的な意味で、あんまり余裕が無いのである】
【臆病で心配性で不安性、放っておけばどこまでも沈んでいく、ような】
【この少女は、そんなひとであって。故に、少年のテンションはきっと、ありがたいものなのである】
【スカートの中を見られたことは未だに気がついていないし、そもそも。この少女、目の前の少年を、同姓だとすっかりと思い込んでいて】
【さらに、スパッツだし別にいいやとそんな思考回路。トリプルで、スカートのことは気にしていないために】
…………?
【挙動不審な少年の様子が完璧に理解出来ずに、心の底からきょとんとした表情で。首をかしげるばっかりである】
125 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 03:40:28.51 ID:2iCzEahf0
>>120
ナニヲ…イッテ…イル…!! ガッ…!! カッ…!! クッ…!!!!
キヨウスギルヤツ…ガ… ヨク イウ ナ…!!
【ホントは作り笑いの一つも入れたいところだが彼の表情もグシャグシャだ】
―――――― カ カ ッ テ コ イ …!!
【向かってくる意地には――――――意地しか無い】
デ ヤ ァ ア ッ!!!!!!
【思い切り体を前に傾けながら振り抜いた】
【2m近くの鞘に意地を『青義』を乗っけての―――両手居合】
――――――――――――――――――!!!!!!
【もはや彼の耳には届いてはいなかったが、皆が固唾を飲んで見守る静寂に包まれた会場中に、その衝突音は響いた】
【その音の後には――――――仰向けの2人】
【結果を言うとタツミの居合がとらえたが耐えきれず吹っ飛ばされたということか】
【しかしタツミだけでなく谷山にも大きなダメージがあるだろう】
ク…ソ…!!!
【仰向けのタツミ、握力のほとんどない右手には鞘が握られ――――――いや、添えられてという表現が正しいか】
【大きく肩を動かし、『フー、フー』と言った呼吸を速いリズムで行っている】
ハネカエス…コトハ…グッ!?
デキナイッ…カ…
【意地が意識を支える――――――と言う訳か、まだ目は閉じていない】
126 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 03:43:32.99 ID:8yUbonPxo
>>123
ぅ ぉ あ あ っ!
【青義に相対するは、正義=B組織のものではなく、谷山個人がずっと抱えて貫いた物】
【そして、衝突。そして、結末】
――――‥‥‥‥‥‥ッ。
【仰向けに倒れこんだ、谷山】
【額が、かっぱりと開いて、血がだくだくと流れていて】
【焦点の合わない双眸は、しかし、無理やりに開かれており】
あ゛ ぁ゛ 畜生 負 け゛ か‥‥。
【ぎし、ぎしぎし】【がらがらと装甲が音を立てて、零れながら】
【谷山の鋼の義手が、ゆっくりと天に伸ばされていき、何かを掴むように、ぎゅう、と握り締められて】
――――次 は 勝 つ゛
【がしゃっ】
【 ―― 決着 ―― 】
【谷山基樹】 VS 【タツミ】
【勝者:タツミ】
【敗者:谷山 基樹】
【地面に倒れた、谷山の左手の中指は、ぴっ、と真直ぐ、立っていたのであった―――彼なりの、最後っ屁だったか】
127 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 03:50:30.04 ID:7hcfpcg8o
>>123
、
>>126
【ぐしゃっ、どごっ、めきょっ、ばきっ】
「おうふっ……」
ククッ、クククククッ……!!
「は、遥人さん、手慰みに俺を虐めるのはやめて頂けませんかね…おぶっ!?」
ククッ、ククククッ、フフフフッ……!!!
【ばたんっ】
『ちょっ、ちょっとリズ、遥人!! 何してんのっ!? 外から聞いてて恥ずかしかったんだからねっ!?』
「ろ、ローズさん、それより、このツンデレさんを、とめっ」
あ?
【メギャンッ】
「あおーーーーっ!!???」
『……え、えっと、二人が使い物にならないから、実況実況……』
『………、な、何を言えばいいのかな、えっと、えっと……』
『……た、タツミ選手と基樹……選手っ、渾身の一撃が同時にヒットっ!!』
『……で、ですが、基樹……選、手……あっ、やっ』
「遥人ちん、マイク取り上げて羽交い絞めにっ!!」
あ? ああ、はいはい。
【ががっ、ぶっ、ごごごっ、ぶつっ………ぶっ】
「決勝戦、これにて決着っっ!! 最後まで意識を保っていたタツミ選手の勝利ですっ!!」
「すばらしい激闘、圧倒的執念の喰らいあい……その薄皮一枚のやり取りを制したのは、青義同盟タツミ選手でした!!」
「しかしも……谷山選手の心意気もまた圧倒的に流石といった感じで、当方語彙が足らずそれ以上の形容を思いつきませんっ!!」
「ですので、皆様、両選手に惜しみない拍手を!! 皆様、彼らが演じた激闘に拍手をっっ!!」
「……それからっ、」
「メディィイイィイイイイイィイイイイイィックっっっ!!」
128 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 03:54:04.85 ID:falXKVNKo
>>124
いやもう、お互い様だし無しにしよう?洗えば落ちるものだし、だし。
【ふざけて返答したら駄目と悟り真面目に返答。真面目な子なんだ、と頷きつつ】
【予定外のコインランドリーの出費は痛いが、仕方ないと頷きつつ】
…………おーい、割と洒落にならないモノが湧き出てるから気をつけてー。
ていうかキミ、薬指につけてるしリア充じゃないですか。なんですか、もう。
【流石に殺意まではやめ、と咎めながらも少女の薬指を見て落胆の言葉】
【なんだ、お前もリア充なのか、と怨めしい視線―――リア充がリア充を見て殺意なんて抱かないだろうに】
ジャクソンは水葬予定だから問題ないんだよっ!綺麗さっぱり洗って天に召されれば良いんだよぉ!
って、そうじゃなくて……良いよ、携帯くらい杏菜ちゃんの食費を削れば余裕です。三ヶ月くらい。
【変な所で意地を張ってしまう。謝罪合戦から譲り合い合戦―――なんとも、不毛】
【そして奇遇というか、なんというか。少女と同じく金銭面はかなり苦しい。バイトしてると言ってもボロ宿に寝泊まり】
【日々の食費、衣服の洗濯と携帯代で残りは消えてしまう。まぁ、携帯代は来月から必要なさそうだけども】
そ、そんな目で見ないでっ……たしかに、たしかにミニスカの中を見たのは、わる、ぃ……けどぅ……。
杏菜ちゃんもさー、悪気はなかったんだよねぇ、うん。スパッツだから舌打ちしたのは、悪いと思うけどぅ、どぅ……。
【両手の人差し指をつんつん。誰も聞いていないし、誰も疑ってもいないのに暴露しちゃった杏菜ちゃん】
【かろうじて性別の部分は暴露していないので、問題はなさそうであるが―――】
たとえスパッツでも、異性にみられるとアレだしねぇ……うん、申し訳ないんですよぅ……。
【テンパってるせいか、暴露しちゃった】
129 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/18(木) 03:59:28.05 ID:2iCzEahf0
>>126
【鞘に添えられた手を震わせながら上げる】
【『ぽろっ』と零れ落ちる、鞘】
オイ…マ…ケ…カ、ナンテ…イウノハ…ケッチャクガ…ツイテ…カラ…ニ…シロ
ツライ…ケド…タノシイ…マダオワッチャ…イナイ…トイッテモ
グォォオ!!!! ブキモナイオレハ…モハヤ…イヤ、イワナイゾ…。
ナン…ダ…ツギッテマダ…【がしゃっ】エ…?
【視線を谷山に―――】
【彼の双眸が捉えたのは―――中指を立てながら力尽きた少年であった】
フッ…最後ノ最後マデ…ナマイ…k…
…。
【侍の視界はゆっくりと黒に染まっていき―――】
…。
【気絶した】
【終幕―――勝者、タツミ 戦績、予選2勝1敗 本選3勝0敗 結果―――優勝】
//激闘でした…ありがとうございました!!
130 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/18(木) 04:09:27.77 ID:8yUbonPxo
>>129
【医務室にて、谷山、ベッドの上で】
【全身包帯でぐるぐる巻きの状態で、ぼんやりと天井を見つめながら、呟く】
‥‥まけ‥‥た‥‥かぁ‥‥。
ああ‥‥くっそ‥‥、悔しい‥‥な。
‥‥‥‥意地、負けたつもりは無いのに‥‥な。
‥‥‥‥‥‥すまねー、負けちまった。
【誰に謝ったか、小さく謝罪をこぼした後】
【声を殺して、一人、男泣きをするのであった――――】
//乙でしたー!ありがとうございました!
131 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 04:16:47.44 ID:2bGmF+cG0
>>128
……、……いいの?
【洗えば落ちるだけに、水に流そう。そんな提案は、経済的にやっぱり厳しい少女には、まあまあ嬉しいものだったらしい】
【それでも罪悪感はたっぷり、俯いているために多少上目遣いになりながらも、首をかしげ、尋ねて】
【悪いとは思っているが、でも、出来るだけ出費は控えたい。難しい葛藤である(?)】
だって、だって、だって、……私より幸せなんて赦さない。
【洒落にならないもの、垂れ流しは。少年の言葉によって一時的に途切れて】
【紡いだ言葉は、嫉妬に塗れた、というよりか。嫉妬と嫉妬と嫉妬を融合したらこんなものが出来上がる、という感じ】
【そして、それから続く少年の言葉には。かくり、と首を傾けて】
【極々光の弱い、真っ黒の瞳。それが、少年の目をぴったり捉えて】
……結婚してくれるって言ったのに、別の女のひととどこかに行ったから、
――――じぶんでかった。
【……うわぁ】
【瞳はただただ無表情で、ただ、口元は笑みの形で】
【首を傾けたまま、その左手を胸の辺りまで上げて、右手で指輪をそっとなぞる】
【恨みがましさを集めて固めたみたいな銀の指輪。それでもきちんと手入れされているようで、銀にありがちな黒ずみは一切無しである】
えぇ、ぇ。……だって、そしたら、瀕死どころか完全に止めになるん、じゃぁ。
…………、じゃ、じゃあ。
あの、お金の変わりに、お金じゃなくて、えっと。
……困ったときに、お手伝い、……、……する。
【まさかの水葬、携帯ってそういうお葬式でいいんだっけ――】
【一通りパニックも通り過ぎて、何となく落ち着いてきた脳で。そんな風に考えて、まさかそんなわけもなく】
【完全に止めである、ザオリクどころの騒ぎでなく。メガザルでも足りないことになりそうな】
【そして、告げられた時間。三ヶ月、九十日ほど。その長さに、一瞬凍りついて】
【お金は受け取ってくれない、ならばと。そんな提案を一つ挙げた】
【胸の前で両手をぎゅっと握って、じぃっと少年を見つめ。何かしないと気が済まない、というような】
…………? ……そんなの、べつに、
【きょとん、きょとん】
【スカートの中を見られた、そこはどうでもいいらしい。スパッツだし、同姓(という思い込み)だし、と】
【「気にしなくていいのに。」なんて、続こうとした言葉が、暴露でぴたりと止まる】
……、いせ、……ぃ……?
【いせい、その三文字を、脳内でぱちぱちと変換してみれば】
【導き出されるのは、異性の二文字】
【元より丸い瞳がさらに丸くなって、フリーズしたまま、じぃっと少年を見つめ、見つめ、見つめて】
【胸の前辺りにあった両手が、ゆるゆると下のほうに降りて。スカートの裾を、ぎゅっと握って】
……へんたい……。
【同姓だと思ってたのに裏切られた、ていうか男のひとにスカートの中見られた、そんな心中が、今までの余裕を奪い去って】
【赤い頬で、また僅かに潤んだ瞳で、ほんの少しの軽蔑の視線を向けて。ほんの半歩分ほど、後ずさった】
132 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga !蒼_res]:2011/08/18(木) 04:18:00.89 ID:7hcfpcg8o
【―――――その後、スピーカーからはいろいろ吐き出され垂れ流されていた】
【悲鳴だったり怒号だったり、殴打音や破裂音やら物騒な音が連続し、そして結局、マイクのスイッチが切られないまま実況者たちは退出した】
【もちろん部屋の中には誰も居ないため、音を拾う余地すらなかったはずだが】
【扉が開く音はなかった】
【窓を割られて進入された形跡もなかった】
【前触れなしに突然、マイクを持ち上げる音】
【持ち主は息を吸い、……何も音を出さず】
【マイクを叩いたのだろう、ぽんぽんという音が、スピーカー越しに吐き出され、】
《それでは皆様、本日の試合日程は、これにて終了とさせていただきます》
《会場内、試合を閲覧なさっている場所に落し物など無い様、お気をつけてお帰りください》
《本日のご来場、ご観覧、まことにありがとうございました。》
【―――――運営、と思われる少女の声が響き渡る】
【軽やかで涼やかで、非常に丁寧でありながら言葉にストレスはなく、耳に心地よいナレーション】
【ようやくほっとしたか、観客達も三々五々解散をして行き、しばらくしたら、もはやそこに残るものは、誰もいない】
【試合が終了したのだ、ラジオもテレビも、中継を切り上げて沈黙する】
【しかしその直後、突然会場のスピーカーが、】
《……決勝戦の両選手、本選出場者様、エキシビジョン合同主催者様、大会運営の皆々様方》
《本日は誠にありがとうございました》
【無人のスタジアムに彼女の言葉を続けて】
《それでは皆様、眠りにつくまでの短い時間ではありますが―――――》
【少女の、丁寧語の仮面が少しはがれて】
《――――――どうか暫しの、幸福な記憶を》
【好きな台本のせりふを諳んじるように、そう締めくくって】
【マイクは切れた。会場のスタジアムも証明を一斉に落とす】
【後に残ったのは小さな、小さな――――――】
【―――――――りぃん】
//お疲れ様でしたー!
133 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 04:33:07.05 ID:falXKVNKo
>>131
【少女の問い掛けに笑顔で頷いて、水に流す。経済的に厳しいのはお互い様だ】
【罪悪感に満ちた瞳が突き刺さる―――それを正面から受け止め、る事は無く】
【多少視線をそらしながら苦笑するばかり。落ち着き無く自分の挑発を指弄っちゃう辺り、小心者】
つまり杏菜ちゃんの風呂上りのミルクもアウトですか、そうですか……。
【それはどうでもいいだろう。そう、そんな事よりも―――少女の光彩の無い黒い瞳にバチッと目が合った】
【得体のしれない恐怖心が背中を撫でる。これが嫉妬の究極体というのか、末恐ろしいものというか】
……………うん、まぁ、ひどい男もいたもんだね。ブッコロシチャエ。
【正義の味方を目指す割に、殺害推奨。世の中には正義感だけでは裁け無いものもあると学んだ瞬間】
延命治療するくらいなら安楽死を杏菜ちゃんは選ぶねっ!きっとジャクソンも望んでるもんねっ!
っと……困った時にお手伝い、ですか?むぅ……それはそれで、嬉しい申し出だけどね。
一応、杏菜ちゃんも悪いので……まぁ、気が向いたら、お願いしよっかな〜…………はい。
【断ろうと思ったけども、じっと見つめられて根負けしてしまった。杏菜ちゃんはプレッシャーに弱い】
【そもそも下を見て電話(相手無し)をしていたのは自分なのだから、自分が悪いんじゃ―――と本気で思うのだけど】
し、しまった……いや、言い換えれば杏菜ちゃんのパーフェクト☆キューティクル☆スタイルは見破られなかったとっ!?
いや、そういう事じゃなくて……あぁ、ちょっと引かないで、杏菜ちゃん未だかつて無いほどテンパってますからっ!!
【変態じゃないんです、と涙目で半歩後ろに下がる少女に懇願。一転して事態は完全に自分が悪い方向へ】
【まさかポロリと暴露してしまうとは思っていなかったらしく、両手をわたわたさせて狼狽、狼狽、狼狽】
【へんたい、と言う言葉と共に放たれる軽蔑の視線は―――彼の心を抉るのにはオーバーキルである。杏菜ちゃんメダパニ状態】
134 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 04:52:16.49 ID:2bGmF+cG0
>>133
【水に流す、なんて素晴らしい言葉でしょう――】
【軽いお財布がさらに軽くなる危機を脱し、さらに二人ともそれで納得。完全なる平和エンド】
【笑顔と共に投げられた頷きには、小さな頷きを返し、ここで、この話題は平和に幕を下ろす】
え、あ、……それは、……ゆるす。
【お風呂上りの冷たいミルク。予想外だったその言葉に、僅か、どもって】
【最終的には、赦すとの答え。この少女が赦したからどうなるわけでもないし、赦さないからどうなるわけでもないのだけれども】
ううん、そんなこと、しないもん。
……でもね、あのね。神罰が下ったの、機関がね、その女ね、攫ってくれたの。
ねえ、このまま殺してくれたりしないかな、そしたらまた、昔みたいになれるのかな――。
【恋人に浮気された際。男性であれば、浮気した恋人を殺して、女性であれば、恋人でなく、浮気相手を殺す、なんて言うが】
【この少女も、そんな形に収まっている……らしい?】
【それから、口の前辺りでぱちんと両手を合わせて、ぱっと笑顔になって】
【凄く凄く、嬉しそうに幸せそうに。口に乗せたのは、そんなこと】
【捨てられた際のショックで大事な螺子でも抜けたのか、それとも元からなのか。それは分からないが、なんともまあ、……まあ】
じゃくそん……。
【持ち主がそう言うならば、きっと、きっと、ジャクソンもそれを望むのだろう】
【パニック疲れ、そして若干深夜テンションの脳。よく分からないが、そう納得して】
【しょんぼりを眉を下げながらも、話題が変われば】
だって、だって、……何もしないの、悪いし。
私が、悪いから、ね、ね。
……出来ることあんまり無いかもしれないけど、でも、いっぱい、がんばるからっ。
【ぶつかったのは、自分にも非があって。自分は服が汚れた程度だが、少年は、ジャクソンを喪って】
【きっと、この少女からすれば凄い罪悪感なのである。故に、根負けした少年の言葉に、嬉しそうな表情を浮かべて】
【いっぱい頑張ってくれる、らしい。ぐっと握った両手が、頑張る具合を示していて(?)】
……うそだぁ。
【懇願が効いたか、それ以上の後退りはなく。その場でぴたりと足を止めて】
【疑わしいとばかり、真っ黒の瞳でじぃーっと少年を見つめる。どうでもいいが、ジト目である】
135 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 08:28:34.40 ID:falXKVNKo
>>134
/すいません、寝落ちしてしまいましたぁぁぁぁ
/よ、夜またお願いします、申し訳ありませんっ
136 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/18(木) 19:49:39.83 ID:7hcfpcg8o
【水の国、公園】
【大会決勝戦が作り上げた昂揚ムードの残響著しい、水の国】
【ここぞとばかりにグッズを売りさばこうとする商人で溢れる市街地から、少しばかり離れた場所にある、閑散とした公園】
……ばーか。
【ベンチに体育座りで腰掛けつつ、噴水に向かって小石を投げる人物】
【唇を尖らせ、尻尾を不機嫌そうにスイングさせながら、散り行く飛沫が描き出す波紋をにらみつけている】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、中肉中背+αの肉付きをした、猫の獣人少女である】
【クリームイエローの臍だし袖なしのインナーに、ベリーショートのカットジーンズ】
【ボサボサの黒髪だが、途中で髪質はやや癖のついたストレートに、色は青味掛かったプラチナへと代わっており】
【後ろ髪を林檎色のリボンで束ね、小さなポニーテールを作っている】
【左腕には金と銀が精緻に編まれた腕輪をはめていて、こじんまりとした街灯を反射してきらりと輝く】
……ばーかばーか。
【誰かをそうやって罵倒しながら、ぽちゃんぽちゃんと水に石を投げ込む】
【ストレス解消の目的があるのかもしれないが、そのまま消えてゆく波紋を見ていると、よりいっそう不機嫌は強くなって】
――――――お疲れ様って、言えなかった。
【四つ目を投じようとする一瞬、振りかぶった腕が失速して、あらぬほうに石が飛んでゆく】
【罵倒や怒りは立ち消えて、自傷めいた後悔に姿を変えた】
【そんな夕暮れ後の公園――――――逢魔ヶ時に迷う猫】
137 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 21:29:00.67 ID:falXKVNKo
>>134
【とりあえずお財布の話題は終了したようだ。平和エンドで良かった】
【次いで赦されたお風呂上りの冷たいミルク。だからなんだというのだが】
あ、そう……本気で受け取られても、杏菜ちゃん困っちゃうけど――――……機関?
攫った?殺してくれたら?え、なに……ごめん、杏菜ちゃん付いて行けて、ない……。
【耳を疑う単語―――”機関”、それは情勢に疎い少年でも知っている。悪の組織、だったか】
【もし、機関という他の組織があるなら、否、あってくれた方が良い。思った以上に彼女は何だか”黒い”】
【幸せそうな顔。壮絶な過去が垣間見え、”悪”の気配を感じ取り―――少年は訝しげな表情へと至る】
【ジャクソンは置いておく。もう、彼はホットパンツのポッケで虫の息】
【メールも電話もきっと受け取れないのだ――――元々、杏菜ちゃんにはどちらも殆ど来ないけど】
うん、頑張って――――……。
【良い子だ。良い子である、が。何故だろうか。杏菜ちゃん、嫌な予感しかしません】
【思い込みが激しいのか、過剰に反応してしまうのか。それともネガティブなのか。少し、困った顔】
【因みに”うそだぁ”の言葉にはもはや何も返せなかった。よくよく考えれば女装する男性とは受け入れられ難い人種】
【最近、割と受け入れられていた(主にバイト先)ので忘れていたのだ、杏菜ちゃんは。ジト目を避ける様に目線は夜空へ】
【何故かしら、月が滲んで見えるの】
/すいまっせんでしたーっ
138 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 21:51:07.11 ID:2bGmF+cG0
>>137
【――ちなみに。ひどく余談ではあるのだが、この少女】
【お風呂上りはどちらかと言えば珈琲牛乳派であったとか】
だって、そんなことしたら、だめだもん、ね。
……うん、そうなの、機関が攫ってくれたって、だって、何人かに聞いたから、本当でしょ。
――神様が私のために、してくれたんだよね、絶対絶対そうだよねっ。
【「だって、喋らないんじゃつまらないもん――。」】
【ひとが、ひとを殺すのを嫌がるのには、いくつも理由があるだろうが】
【幸せそうに嬉しそうな笑顔で、少女が語るのは。なんというか――ずれている?】
【そして、少年の疑問系にはこくこくと頷き、ぱぁっと、さらに笑顔が明るくなる】
【右手で、左手薬指の指輪を弄りながら。どうやら、この少女は神様なんてものを超真面目に信じ込んでいるらしい】
【訝しげな表情は、テンションの上がってしまった少女には、最早届きすらせず】
【余程嬉しい子供のように、きらきらとした笑顔を浮かべるばっかりで】
……うん、頑張るっ。
【頑張ってと言われれば、こくりと大きく頷く】
【何を頑張るのかは未定、少年次第ではあるが。とりあえず、言えばとても頑張ってくれそうではあって】
【嫌な予感はきっと、ある程度は正しいのである。だって、笑顔でひとの死を願うようなひとなのだから】
…………。
【そして、これまた少年の知らぬこと――】
【――この少女、女に見える男、という存在に。何となく、嫌な感じを抱いていて】
【別に少年が悪いわけではないが、今までの対人関係からなんとなく。なんとなく、苦手なのである――】
【夜空を見上げる少年を見つめるのは、変わらぬジト目】
……のどかわいた……。
【ただ、そのうちに。おもむろに口にしたのは、そんなことで】
【一言たりとも中を見た詫びに奢れだとか、そんなことは言っていない。言っていない、のだが】
【――なんでだろう、そんな意味の副音声が聞こえるような、聞こえぬような】
/気にしないでくださいませ、では、本日もよろしくおねがいしますー
139 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/18(木) 22:05:26.57 ID:falXKVNKo
>>138
え、あぁ、うん……ダメだよねぇ……は、はは……はぁ……。
あのね、神様がそんな事するわけないよ。うん、絶対しない……しないしない。
ましてや機関とか、悪の秘密結社みたいなところの所業―――喜んで良い事じゃないよ。
【じっ、と少女を見据えてむすっとした表情。気分が悪い、と顔に書いてあるくらいな】
【嫌いで、悪が嫌いで。何が悪で何が正義か分からないけど、とりあえず悪が嫌いで】
【吐くほど、発狂するほど、世界が逆さまになるほど嫌いで。だから”彼ら”を肯定する人が嫌い】
【間違った事が嫌い。自分が正しいと思う事に反しているのが嫌い―――だから、少女は一気に彼の中で”嫌い”へ】
【笑顔で人の死を願うのは最低。綺麗事だし、いい子ちゃんだと思われるけど―――嫌い、だし】
【沸々、と少しずつ胸の篝火は熱くなる。勢いは未だ小火にも満たないものだが、着実に少年に不信感が迫る】
―――っ、と……あぁ、うん。喉乾いたね……何か、飲む?
【夜空を見上げたまま意識が少し没頭していた。それでも少女の言葉は耳に届いていたようで、ふと我に返り】
【そういえば自分も喉が乾いたな、と思い少女に訊ねる。奢れと言われてた気がしたし。副音声、ばっちり聞こえたし】
140 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 22:44:54.70 ID:2bGmF+cG0
>>139
……え、だって。
悪いことをしたら、罰が当たるんだよ、罰を下すのは神様なんだよ、だから。
…………神様なんだよ、神様なの。
……だって、因果応報、自業自得。
私から大事なものばかり盗って、罰せられて、……嬉しいでしょ?
【自分の言葉を否定されて、ぱ、と。テンションが右下へ向かって落ちる】
【こちらもこちらで、意地になったような、拗ねたような表情を浮かべ、少年を見つめ返し】
【それが神様の行いであることは、既に少女の中で決定事項であるらしく】
【大事なことであるように、数度言葉を重ね、言い終えれば】
【どうしてそれを喜んではいけないのか。心の奥底から分かっていない表情で首をかしげ、尋ね】
……オレンジジュース、あんまり酸っぱくないやつ。
【尋ねられて、さすがに「計画通り」なんて笑みを浮かべはしないものの】
【ほんの少し、嬉しそうに。表情が緩んで】
【告げた注文は、少し我侭。まあ、深夜の公園付近で手に入るものに、それほどまでに酸っぱいものもあるとはあんまり思えないのだけれども】
141 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/18(木) 22:54:28.82 ID:falXKVNKo
>>140
そうだね、悪いことをしたら罰が当たるよ。間違って無い。
でも、神様はそんな都合の良いものじゃないよ。神様の所為にしちゃ、ダメ。
因果応報も自業自得もさー……詭弁だよねぇ。
罰せられるべきだけどさ、喜んじゃいけないんだよ。キミが善人なら。
【神を否定する気は無い。でも神がそんな悪の所業を赦すとは思えないし、思いたくない】
【そんな神なら要らないし、いなくていいと杏菜ちゃんは思うわけで―――じっ、と睨むみたいな目付き】
スカッとするね。嫌いな人が消えたら。でもそれっていけない感情なんだよね。
杏菜ちゃんもさー、割と嫌いな人いるけど……死ね、なんて祈れないな。祈りたくないな。
杏菜ちゃんはちょっとでも知ってる人が不幸になったら――――嬉しくないね。
【むすっ。腕を組み不機嫌な顔。目の前にいる彼女はきっと何処かおかしいのかもしれない】
【まぁ、だからといって説教もする気も無い―――と、思いつつも説教臭くなってるけども】
【正直、少女が苦手。考え方が違いすぎて、狂ってると思う。それでも今日だけの付き合いだから、と口には出さない】
ん、りょーかい……あぁ、ベンチあそこ空いてるから、座ってなよ。
【軽く空いているベンチを指さして、背を向ける。向かうは公園内に設置された自販機】
【少しだけ意地悪して、果汁100%でも買ってきてやろう―――と、企みながら歩いて行く】
142 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/18(木) 23:33:28.65 ID:2bGmF+cG0
>>141
…………、神様はいっぱい居るんだよ。
そうやって決め付けて、決め付けられた神様はどうすればいいの。
信じてもらえなきゃ死ぬしかないのに、どうすればいいの?
……善人なんてどこをひっくり返しても居ないのに。
【少年の言葉で、少女の機嫌はさらに悪くなったようで】
【ほんの少しでも俯けば、長めの前髪が少女の目元をざらりと隠す】
【それでも、誤魔化せない尖った視線。明らかに、髪の下で睨みつけていて】
【それからぼそりと呟くのは、自分の言葉が否定されたことへの仕返し、だろうか。単純な手段は、やっぱり子供みたいで】
……じゃあ、いいじゃん。
何で私が言うこと、邪魔するの。……私の気持ちなんか、わかんないくせに。
…………好きなひとならだめ、でも、嫌いなひとなら。……もっと不幸になっちゃえ。
【積もる不機嫌を、上手く隠せないのか、隠すつもりも最早ないのか】
【見て分かるほどに苛立ちを募らせて、向けるのは。先ほど手近なリア充たちへと投げたようなごちゃ混ぜの視線】
【自分こそ少年のことを分からないくせに、何かを勝手に決め付けて、何かを妬んで、何かを怨んで】
【狂っていると言うならば、それはきっと合っているのである。十八歳ほどの少女が言うことにしては、ずいぶんと幼い言葉たち。大目に見ても、正常の欄には入れないような】
…………。
【どうも、不機嫌が収まらないらしい。指されたベンチを見ながらも、そこに座ることはなく】
【ひどく幼い、そんな抗議の姿勢。ただ、ふらりふらりとベンチのほうには向かって行って】
【……何するでもなく、そのまんま、棒立ちしているのである】
【企みには当然気付けない。気付けるはずもなく】
【酸っぱいのはそこまで得意ではなく、苦いのは最早無理。炭酸も全然無理。自販機にはこの少女の天敵だらけであることは、まあ余談だった】
143 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/18(木) 23:53:11.93 ID:falXKVNKo
>>142
【自販機の前でポッケから小銭を取り出す。うわ、札が無い――杏菜ちゃん終わった】
【じゃらじゃらと自販機の灯りを便りに掌で小銭を分別。そして投入、飲み物購入】
【がこん、と落ちる2つ分のアルミ缶。確りと少女の言葉は耳に届いているので、僅かに苛々としてしまって】
【こちらも大人気無く(といっても16歳のガキ)、オレンジジュース(果汁100%)とミルクティーを手にとった】
まぁ、目に見えないモノをどうこう言うのは人の勝手だから、杏菜ちゃん何も言わないけどーぅ。
神様は死にません。なぜならば万能だからです。神様は年を取りません―――羨ましい。
善人を見た事、無いならねぇ……ふっふ、杏菜ちゃんを見るといいよ。紛う事無き善人だから。
【不機嫌さを表に出さない辺りは少女より、大人なのかもしれない。軽口を叩いているのは発散してるだけだが】
【少女の目の前まで歩いて行き、オレンジジュースを手渡す―――酸っぱい、かなり酸っぱい。果汁100%だもの】
【対してこちらはミルクティーのプルタブを鳴らして、甘々の紅茶を喉に通す。幸せ顔なのは、甘党だからです】
聞いてて、嫌だからかなぁ。杏菜ちゃんは悪が大嫌いな超美少女ヒーローなのですよ。
人の不幸を笑う者、それ即ち杏菜ちゃんの嫌う悪に該当しちゃうので。軽い不幸なら良いけど、洒落にならないモノはね。
キミも杏菜ちゃんの気持ちが分からないでしょ。
だからまぁ、これ以上は何も言わないけどね―――……幸せって、真っ当な人しか、なれないから。
【つまりは、お人好しじみたお節介。要らぬなら、ばっさりと要らないと言えば彼はコレ以上何も言わないし、首も突っ込まない】
【流石にそこまでは聖人君子でもない。それほどの善人ならリア充死ねなんてのも言わないだろう。でも、善人ではあった】
【会ったことも無い、名前も知らない女の子を心配して。あまつさえ携帯が壊れた原因に対してジュースを奢った。善人じゃないなら、なんだ】
………あはは、怒らないでよーぅ。杏菜ちゃん、目障りなら消えるけど。
【ポッケに手を突っ込みながら片手でミルクティーをぐびぐび。不機嫌な視線を受け取って困った笑顔―――その裏で、ちょっと苛々】
【でも別に言葉にも、態度にも出さない。悪いのは多分、悪党で、機関とかいう屑で、そう、屑で。そろそろ動いて、みよう、かな―――なんて、思って】
【狂ってる。少女は狂ってる。人の不幸を笑顔で笑えるから。狂ってる。杏菜ちゃんも狂ってる。悪党の不幸できっと笑えるから。ダメな事なんだけど】
【止められないから困る。止めたくないから困る。嫌だなぁ、と思っても自分が見なした悪を、ヒトと思えないから―――殺したいなぁ、とか思っちゃう】
144 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/19(金) 00:29:28.68 ID:WPUEOPiQ0
>>143
【その様子を、少女は横目で見つめていて。横目である辺りが、きっと不機嫌の証拠】
……死ぬもん、信じてくれるひとが居なかったら、誰も覚えててくれなかったら、最期は独りぼっちで存在も保てず消えて死ぬんだ。
…………歳は知らないけど。
…………神様否定するひとにいいひとが居るもんか。
……ありがとう。
【ひとが本当に死ぬのは、命を失ったときではなく、忘れ去られたときだ、と。そんな言葉が、あった気がする】
【少女の言う神様の死とやらは、つまり、そう言うことらしい】
【歳については知らないと流し。真面目に取り合ってくれなかった】
【それから、少年に言われたとおりに、少女は視線を少年に向けて】
【一言、きっぱりと。告げて、ただ、差し出される缶は、受け取った】
【感謝の言葉を返して、果実百パーセントの悪戯には、気がついた風もない、というか。確認すらしていない】
【酸っぱくないの、と指定したから。まさか裏切られているとも思っていないようで、……ある程度以上は少年を信用している?】
…………じゃあ、いろんなひと、助けてあげればいいのに。
そう言う場所に行けば、紙幣一枚で殺しあう子供が居るんじゃないの。
食べるものがなくてひとの死体食べてるような子供が居るんじゃないの。
……出来ないなら期待ばっかり抱かせるなら、……そんなのやめちゃえ。
分からないし分かりたくないし分かってもあげな、
…………――――っ。
【反応したのは、悪がどうこうではなく。超美少女はさておいて、ヒーローの部分】
【じろりと、少年を睨みつけて。なぜだか、ひどく怒っているようで】
【その怒りのまま、子供みたいな言い返しは。ただ、途中で途切れて】
【ぎり、と。下唇を強く噛んで、貫くような視線は少年に向けられたまま】
…………、……いい、私が帰る。
【幼い我慢が、限界に達したらしい。最後に一度、いっそう強く睨みつけてから】
【ぷいと背中を向けて、そのまま数歩。歩いたところで、立ち止まり、振り返り】
……貸しなんか作っておきたくないから、約束だし、言えば一回だけなんかやってあげるけど。
二回目は無いから、絶対に無いから。
…………あと、そう、気が向いたから名乗ってあげる。
――鈴音、白神鈴音。……白(しら)い神の鈴の音。
【……とりあえず、約束は約束であるから。守るつもりはあるらしく、告げてから、念押し】
【そして、たまたま気が向いたから。言い訳染みた言葉の後に、そう名乗る】
【神様に対する信仰と、名前に混ざる神の字と。関連があるような、ないような。ただ、今は聞けそうにも無いのだが】
【ともかくも、名乗った後。まだそこに立ち止まったままなのは、名乗れと。無言の圧力をかけているつもりである】
145 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/19(金) 00:51:16.10 ID:qn+R0701o
>>144
神様を否定なんてしてないし。杏菜ちゃん、ただ神様に頼るの嫌いなだけ。
いるんじゃないかなぁ、きっとその辺にも……でもまぁ、見えないし、気にしてない。
良い人だよ杏菜ちゃんは。だって、そうじゃないとダメだし―――……杏菜ちゃんは、良い人です。
【神様がいるかは分からないけど、いないなんてことも思ってない。ただ、信頼していなかった】
【神様がいたら、きっと神様っていう存在は人に対して無関心。それか、とても気まぐれな性格】
【だから信頼していないし、頼らない。すがりつかない。だから、良い人で在り続ける――なんて、良く分からない理論】
【缶ジュースを手渡し、お礼の言葉を聞いて短く”うん”とだけ頷いた。それ以上は何も無い……が、ちょっと笑ってた】
それ言われると辛い、ほんと辛い。杏菜ちゃん、神様じゃないからさぁ……分身も出来ない。
だから今、目に見える範囲しか助けれないし。そんなに強く無いから助けれない事だってあるし。
でもまぁ、期待させてごめんなさい。キミに何があったか、わかんないけどね。助けてあげれなくて、ごめんなさい。
でも、きっと目の前で困ってたら全力で助けたよ。これから先、困ってたら助けるよ―――……だから、やめれないよ。
【頭を下げた。自分の力及ばず、と言わんばかりに。これで少女の気が晴れるなんて思ってもいないけど――謝らないと、と思って】
【どんなに頑張っても自分の力では助けられる人は限られるから。”あの時、助けてくれなかったくせに”と言われれば悲しくなってしまう】
【それでもいつだって目に見える範囲で人助けをするから―――そう言われたら、謝る。だからヒーローを目指す事をやめない】
【帰る、と言われて短く”そっか”と返して見送ろうと―――したら、振り返って言葉を投げつけられた】
【二回目は無いから、と強く言われてきょとーん。そういえばそんな約束をしてしまっていた。そして名乗られて】
じゃあねぇ、今お願いしちゃうね……”元気出して、過去に囚われずに生きよ”、で。ただし強制ではありません。
それと、杏菜ちゃんの名前は一宮 杏菜ですです。これから先、縁が合ったら会うかもね――――……じゃあね、鈴音ちゃん。
【一度だけのお願いを、なんともまあお節介なお願い。他人の為に願う事は死亡フラグだって何処かの宇宙生物で学んだのに】
【無言の圧力に名乗る―――まぁ、一人称が名前呼びだから苗字を名乗っただけな様な気もするが】
【つかつか、と黒髪を風に靡かせながら空いているベンチへ歩き出す。もう少し、此処でぼんやりとしておきたい気分らしい】
146 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/19(金) 01:22:00.25 ID:WPUEOPiQ0
>>145
……嘘だぁ。
したもん、絶対したもん……、したんだから。
…………土にだって、木にだって、蛇とか、そこらへんの虫にも居るの。居るんだから。
自称なんとかはたいてい意味が逆、って。誰かが言ってた。
【否定していないと言われれば、なぜだかムキになって決め付けようとして】
【ちなみに、少女が「神様を否定した」と思った部分は。「神様がそんな事するわけないよ」と、その言葉の辺り】
【全体的な神様ではなく、一部の神様について否定したと。怒っているわけである】
【全部が思い通りにならないとやだ、と。そんな我侭の結果だったらしい。やっぱり、子供のようで】
【目の前の少年が善人であるということは、意地になっているようで、やっぱり認めない。それどころか、言葉通りならば逆にさえ取っていそうで】
…………いいよ別に、それ、別に私じゃないし。
ただ見てただけ、そんなのに構ってる暇もなかったもん。
慢心でものを言うと、後で痛い目に遭うの。
やだったら、……せいぜいちゃんと、やれば。
【頭を下げられて、ほんの僅か。言葉に詰まる】
【元は、ただの八つ当たりである。全く関係ないひとに、そのひとの夢に、イラついて、噛み付いて】
【その結果、微妙に申し訳なくなって、気まずくて】
【最終的に口に乗せたのは、少しだけ遠まわしな応援の言葉。ばつの悪そうに視線を逸らしているのは、恥ずかしいのか】
……………………あ、っそ。
【お願い事はちゃんと聞こえて、向けたのは「何言ってるのこいつ」的な視線】
【それでも、お願い事を一つ聞くのは自分から言い出したこと。短い返事と一緒に、小さく頷いた】
【ただ、たくさんある未来を見るのが苦手で、少ない過去を見るのが好きなこの子供には。きっと、ずいぶんと難しいお願いなのである】
……じゃ、ね。
【名前を聞けば、短い別れの挨拶。今度こそ、完璧に視線を杏菜から外して】
【手を振ったりは無し。ふらふらと、そのまま。闇へと解けていって】
【その、数分後。路地裏のどこかで】
…………――――っっ!
【果実百パーセントに気がつかなかった結果がこれだよ!】
【予想外の酸味に目をぎゅーっと閉じて、我慢すること数秒】
……これだから、女みたいな男は……!
【……不満げたっぷりに呟いた、とか】
/おつかれさまでしたー!
147 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/19(金) 02:38:57.48 ID:qn+R0701o
>>146
/わぁい、お疲れ様ですっ
148 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/19(金) 19:26:58.38 ID:+7iTOOKho
【カフェテラス】
【食べさしのミルクレープを気怠げにフォークで突きながら、暮れ泥む西の空を寝惚け眼でぼんやり眺める者がある】
【長身に痩躯、所々ハネた黒髪に黒い瞳。適度に草臥れたスーツを着た、どこか冴えない面立ちの】
【夕陽の赤にも染まらない、葬儀屋めいた黒尽くめ。外見からして青年と呼べる年頃の若い男だ】
ぁ、く……ぅあー……、あれだ。うん。偶のオフを満喫するどころか、無為に浪費しちゃいました感が酷いよね……。
喫茶店で昼寝って、事もあろうに昼寝って……あははー、やべぇマジ泣けてきたこれ。
…………しっかし、混んでるな。これで良く叩き起こされなかったよ、ホント。
【欠伸を一つ溢せば、彼は濡れた目許をごしごしと擦りながら一人ごちつつ伸びをして】
【「あ、フルーツタルトとアールグレイのアイスティーお願いします」と、通り掛かった店員に告げ】
(……ん。今のウェイトレスさん、俺に笑いかけてなかった?)
(ぱっと見た感じは営業スマイルじゃなかった。何だろあれ、まさか)
もしかして:モテ期……?
【一息にミルクレープを平らげると、何やら首を傾げつ小声でアレな事を宣った】
【緩む頬を隠し切れずにいる彼だが、これはどう見ても勘違い。単純に、滑稽だから笑われていただけだろう】
【だってその右頬には、テーブルの縁が刻んだのだろう、一筋の赤い痕がくっきりと――――】
149 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 19:34:23.69 ID:QMGBsC4lo
【──ごと、ごと、ごとん】
【薄暗く狭い空間で、先刻から細かな揺れが続いていた】
【ここは、走行するトラックの荷台の中。行き先は無論、夜の国】
──概要は以上です
カノッサ機関夜の国支部へ潜入し、対象の人質を奪還することが最優先目標です
実現可能率、即ち成功率は算出不能。危険度はSSS+、最高位です。生存の保障はありません
【柔らかい女性の声が、しかし機械的に言う】
【声の主は、真紅のカメラアイを引き絞って、車内の一同を確認するように眺め回した】
【──今まで語っていたのは、人ではなく、鋼の装甲に覆われた人型の機械人形であった】
【 ──第三世界暦 2011・08・19 】
【 夜の国支部への特秘潜入任務、決行日 】
【 集った有志/勇士、総勢五名。全て能力者── 】
【ふと、運転席と荷台を隔てる小窓が開かれる】
「──そろそろ着くわよ。準備はいいかしらん」
【背中越しに語りかけてきたその声は、普段よりもずっと強張っていた】
【イマー・ジーン。この人物は、搭乗前にそう名乗ったスキンヘッドのオカマである】
【この作戦に協力するため、宅配業者を装いつつ支部の近くまで一同を輸送する役を請け負った】
「もう一度、確認しておくけれど──」
「最初に言ったとおり、このトラックは支部から少し離れたところまでしか行けないわ」
「途中の森であなたたちを降ろすから、そこからは皆で行動を取ってもらうことになるわね」
「本当は、あたしも行ければいいんだけどねぇん……」
「でも大丈夫よん、あたしの代わりに超優秀なロボット、『フタヴァMk-U』ちゃんがいるから」
【自身の個体名を呼ばれ、機械人形──フタヴァMk-Uはカメラアイを一度明滅させた】
【同時に、フタヴァの腹部が駆動音と共に観音開きになり、中から一つのケースが現れる】
【自動的に開かれたケースの中には、補聴器のような小型ヘッドセットが五つ、入っていた】
「それは『フタヴァMk-U』との専用無線通信機よ、持って行って頂戴」
「フタヴァちゃんの熱源感知機能を使って、あなたたちの近くに来た敵兵をすぐに知らせられるわ」
「ただし、全ての兵を感知できるわけじゃないし、支部内をナビゲートすることも出来ないの」
「一応のサポートは出来るけれど、くれぐれもあなたたち自身で用心することは忘れないで頂戴──」
【無線機。サポート。敵の本拠地を前に、それらが一体どれだけ役に立つのかは分からない】
【最終的には、己の力が拠り所になるだろう。身に付けていくかいかないかは、各人の自由だ】
──PiPi──K地点に到着まで、残り7分22秒です
最終確認のため声紋登録認証を行います
兵装の準備が完了次第、それぞれの氏名を発声してください
【人工音声が、幕開けまでの残り少ない猶予を告げる】
【──本当にこの無謀なる任務に挑む覚悟はあるか、人間ならば今一度問うところだろう】
【この機械人形は、その代わりに、名を確認することでそれを量ろうとしているのかもしれない】
【 『Get ready...』 】
/ではイベント開始となります。参加者の皆様、よろしくお願いします
150 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/19(金) 19:42:25.16 ID:Px34t2Dmo
>>149
―――ふぅ、薬飲んどかねーと。
【そんな事を呟き、ベルトポーチを漁る影が、車内には一人】
【着崩した制服姿が特徴的な小柄な少年だ。背丈は恐らく160cm程か】
【夏服なのか、上半身はYシャツで、当然のように裾を出してボタンは3つ開けていて】
【白骨よりも白い髪は、ハリネズミの様につんつんに逆立てられており、すごく刺さりそうである】
【右目の部分には、大きな傷が一閃と撃ちぬかれた跡があり、少し見た目が悪い】
【腰にはベルトポーチを巻いており、その中には様々なモノが入っている様だ】
【特に印象深いのは、その双眸だろう。ぎらぎらと意思の光を宿した瞳は鋭く、しかしまだ少年らしさも残している】
【ザラザラと幾つかの錠剤を大量に取り出して、口に放りこむとミネラルウォーターで飲み下す】
【ごくん、ごくん、と嚥下する度に喉が大きく動き、不健康そうな様子であるが、見た目は健康的】
【その間も、イマー・ジーンの説明や、話を聞いており】
‥‥ん、大体了解。
【薬を飲み終えて、すぐにそう答えるのだった】
【そして、渡された無線通信機を受け取り、いそいそと耳に装着する】
(‥‥夜の国、か‥‥。油断は禁物、今から緊張して置かねぇとな。
走っている間に、狙われねぇとも限らねぇんだから)
【装着を終えて、短い思考も完了する】
【そして、機械人形の問、其れを受けて―――】
谷山基樹だ。
【とだけ、短く声を響かせるのであった】
【既に状況は開始されていて、故に、その表情は幾らか硬い】
【しかしながら、緊張しすぎるということはなく、どちらかというと警戒というのが相応しい表情だろう】
【双眸には、既に淡い蛍光色の光が宿っている。一錠だけ、糖分タブレットを口に放り込み、咀嚼する】
【できるだけ、何時もと変わらぬ調子を保ち、硬くなりすぎないように谷山は努めて意識していた】
【そして、名を告げる、他の者――幾らか知り合いの顔も見える‥‥、を見回すだろう】
//主催者様、参加者様、よろしくお願いします!
151 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/19(金) 19:43:58.26 ID:MFPAfN5Uo
>>149
【トラック荷台】
【今回の依頼を受けた者たちは、例外なくここに積み込まれている】
【片隅で膝を抱え、体育座りでイメージトレーニングを行っている少女もまた、その一人】
【その最中でも話は聞いていたのだろう、頭上の猫耳はピクピクと、フタヴァMk-2とイマー・ジーンとやらの話に応じている】
――――――ブルーローズ、ここにいるよ。
今日はよろしく、皆。
【名を問われて、少女はちらりと顔を上げると、すぐさま膝の中に顔を直した】
【―――――ヘッドセットは、耳の位置が違う少女にも対応して、スピーカー部はイヤーピース状に分離できるようになっていた】
【科学ってすげーなと、猫は苦笑交じりに賞賛した。あまりその分野は得意ではないのだ】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、中肉中背+αの肉付きをした、猫の獣人少女である】
【クリームイエローの臍だし袖なしのインナーに、ベリーショートのカットジーンズ】
【ボサボサの黒髪だが、途中で髪質はやや癖のついたストレートに、色は青味掛かったプラチナへと代わっており】
【後ろ髪を林檎色のリボンで束ね、小さなポニーテールを作っている】
【左腕には金と銀が精緻に編まれた腕輪をはめていて、明かりがない荷台の上でも時折きらりと輝く】
(……潜入、救出。静かに、迅速に、確実に……失敗したら、……『カンナ』もボクらも無事じゃすまない)
(音を立てず、無駄なことをしない、周りに気を配って、確実に、確実に…)
【考えながら、参加者の顔を自分でも確認する。総勢四名】
【―――――『彼』からは、意図的に視線を外した】
【今視界に入れると、口を利くと、余計な事をしてしまいそうで】
【取り乱していろいろ台無しにしてしまいそうな気がして】
【勝手な話だとは思うけれど、そうしないと、自分が平常ではいられなくて】
【―――――とにかく今は、任務の事に集中するべく、思考を切り替えてゆく】
【目的地は近い。森島青年の望みと、『カンナ』という少女を救うために】
【いまは、それだけを想い、待つ】
【行かなければならない。必ず成功させるのだと、気合を入れながら、到着のときを待つ】
【―――――反攻の瞬間、立ち上がるための一瞬をただ、只管に】
//ブルーローズ、出撃待機中です。よろしくお願いします!
152 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/19(金) 19:49:45.20 ID:TKx4tXeJo
>>149
【――、荷台の縁に背を預け、腕を組んで眼を閉じていた一人】
【ジーンとフタヴァの声を聴けば、双眸を開き。微かに微笑んだ】
……、全部頭に入ってますよ、ジーンさん、ヴァっくん。
それよりも、僕達を降ろした後に襲われない様、気を付けてください。
【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】
(――、熱源感知機能、か。)
(通常時なら、僕単体でも可能だけど……戦闘が混じって来ると、キツいな。)
【――無線通信機を手に取ると、髪を軽く掻き上げつつ装着】
【一年前から比べて、大分と伸びた。…、…帰ったら切ろうか、等と思い】
……、森島 京=B 敵のど真ん中に落とされても問題は有りません。
【――、玲瓏な光を帯びた双眸の先、手袋が軽く引き上げられた】
/森島です、宜しくお願いしますー
153 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/19(金) 19:50:36.05 ID:lFff3PiSO
>>149
――へぇ、面白そうだ。久しぶりに戦える。
【喜々とした様子で、得物の剣を眺める男が一人】
【ツリ気味の糸目、まるで手入れのされていないバサバサの黒い長髪】
【夜空の闇を映したような闇色の和服に近い衣服】
【和服には無い、垂れや紐などの民族調の装飾が着けられており、それらには暗い緑色の複雑な刺繍が施されている】
【腰には緑色の宝珠が埋め込まれた剣を一本提げている】
【そんな風貌をした長身の男だ】
【渡されたヘッドセットをひょいと取り上げ、装着する】
…リューファだ。よろしく。
【ぽつりと、自分の名前を名乗る】
/主催者様、よろしくお願いします!
154 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/19(金) 19:56:28.89 ID:UAaxuCzLo
>>149
……。
【荷台の隅で、少女が一人、小さなヤスリを使って爪の手入れをしている】
【薄いアイシャドー、柔らかそうな唇にはラメの入ったルージュ】
【長い睫毛に、染められた茶色のショート。いかにも遊び人といった風情の拭えない少女だ】
【少女は、どこか不機嫌そうに、マニキュアの塗られた爪をヤスリで擦りながら、イマー・ジーンの言葉を聞き流している】
【危険な任務に従する不安感や、ナーバスさとも違う。退屈そうな面持ち――】
【――例えるならば、退屈な授業を受けている学生の様な、そんな緊張感のない不機嫌さであった】
……はいはい、リョーカですよー。
【やはりその態度は崩さぬまま、機械音声につっけんどんにそう返す】
……ったく、なんでアタシがこんなこと……。
【そうして、またぶつぶつと何事かを口にしながら、爪の手入れに没頭し始める】
/葛城凌花です。
/主催の方、他の参加者の方々、よろしくお願いします。
/あといきなりですが、夕飯落ちです。
/戻ってくるのが遅ければ、無視して先に進めてください。
155 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 20:10:24.18 ID:QMGBsC4lo
>>150
>>151
谷山基樹 様──ブルーローズ 様──
森島京 様──リューファ 様──リョーカ 様──
登録が完了致しました。これよりサポートプログラムを起動します
【各人がそれぞれの意思と共に告げた名を、機械人形は反芻した】
【声の波長によってそれぞれを個別に認識し、確かな仲間として登録を完了させた】
【──やがてトラックは速度を落とし、サイドブレーキを引く音と共に停止した】
【バン、と運転席の扉が閉まる音。運転手のイマー・ジーンが車から降りて】
【ぎぎ……と、微かな音と共に鉄の閂(かんぬき)がゆっくりと引き抜かれ、荷台の扉が開かれていく】
「……さあ、待たせたわね。ここから先はもう、本当に引き返せないわよ」
【トラックが停止したのは、森の中を走る細道の真ん中だった】
【夜の国の名に違わず、深い闇夜が満ち、辺りには木々ばかりが茂っている】
【そんな折、脚部の車輪を展開していち早く飛び降りたフタヴァは、】
【辺りを警戒するように首を左右に振ると、やがてある方向を見据えた】
約1km先、敵性の熱源が密集しています
迂回ルートを検索──決定。移動を開始します
【すると、フタヴァは舗装路を外れ、獣道の方へと我先に移動を始める】
【──遠くでサーチライトの光が瞬いているが、まだ支部までには少しあるようだった】
【フタヴァについていくならば、このまま少し歩くことになるだろう】
【他の者の様子を伺う猶予は、これが最後になるかもしれない】
>>154
/はい、大丈夫です、ごゆっくりどうぞー
156 :
155
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 20:13:53.97 ID:QMGBsC4lo
/すみません、安価が抜けていました
/
>>150-154
に向けたものです、失礼しました
157 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/19(金) 20:22:31.16 ID:TKx4tXeJo
>>155
【――、荷台から飛び降りると、軽く肩を回す】
【スペースは存在するとは言え、自由には動けない場所に居たのだ】
【軽く準備体操をすると…、…思った通り、間接が幾つか鳴った】
(……、…。 ――『熱源』なら『敵』、か。)
【味方など、此処に居る者達しか存在しない――】
【能力を使って探ると、フタヴァの言った通りに熱源が存在していた】
【…、…其れは即ち、『敵』を意味する物に違い無く】
…、…まぁ、その、ですね。
あんまり気を張っても仕方無いので――何と言いますか。
『喋らない』のは大事ですけど、『緊張しすぎる』のも、その……。
【――此処に居るメンバーを集めた手前、何か良い事の一つでも言おうとしたのだろうが】
【絶望的に、そう云う才能が欠落している。 ―、―阿呆の様に、押し黙ると】
―、― まぁ、そう云う事です。
【自分でも苦笑しつつ――最後を適当にはぐらかして】
【フタヴァの後を、誰かに話しかけられない限りは黙々と着いて行くだろう】
158 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/19(金) 20:26:42.02 ID:qrljC2ATo
>>155
よっと。
【ひょい、と荷台から飛び降り、軽く肩を回す】
ん?こっちかい?
【フタヴァが獣道に進むのを見て、そちらに付いていく】
【すらりと剣を抜き、周囲に警戒しながら歩いていく】
/いきなりですがパソコン移行です
159 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/19(金) 20:28:29.00 ID:UAaxuCzLo
>>155
別にー。引き返すつもりはないけどー。
【トラックの停止に合わせて、少女は小さく溜息を吐いて】
【ジーンの案内で立ち上がり、手にしていたヤスリを荷台の中に放り捨てて、リョーカは地面へと足を下ろす】
うーん……!
【手を組み合わせて頭上に挙げ、身体いっぱいに伸びをしてから、少女はようやく周囲の人間へと目を向ける】
(なーんか危なそう……パス)
(悪くないけど……お金なさそー。パス)
(髪がきったなーい。……パス)
(アレは女。論外)
【そうして、全員に向けて、一度は値踏みするような視線を露骨に投げかけてから、また溜息をつく】
……あーあ、暗いし危ないしつまんないし、サイアクー……。
どっか遊びに行きたいなぁー。
【これから潜入任務――しかも、そう遠くない位置に敵影を捉えているというのに】
【少女の言動といい、仲間に向けた視線といい――周囲の人間から反感を買ってもおかしくはない】
【結局、誰かに向けて積極的に話しかけることもなく、歩き始めた一行に合わせて、やる気のない足取りでついていく】
160 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/19(金) 20:31:24.64 ID:MFPAfN5Uo
>>155
【他の参加者を伺う余裕は、そもそもあまりない】
【機関支部への潜入という任務の重大さは、重々承知しているつもりだ】
【素直な性格なので、それがそのままプレッシャーとなり、思考ノイズを排除している】
【ここでパニクらず冷静さを保つプラスを発揮しているのは、猫の状況適応能力だろうか】
……皆、気をつけてね
【状況開始直前、念のため安否を気遣う言葉を短く残し、猫は車の停止を確認した】
【閂が外された。開幕の鐘が脳裏に響く】
【体育座りを解除しながら転がり落ち、そのまま獣よろしく地面に着地した】
【エメラルドの双眸は、既に臨戦態勢】
【小さく呼吸をして腹を括ると、そのまま無言でフタヴァ・Mk-2へと追従する】
【足取りは軽く、隠密染みた無音】
【夜の闇に隠れる蒼い毛皮が、そのまま保護色となって森の中に猫を隠す】
【種族の特性か別の要因か、森という環境に適応した所作は淀みない】
【周囲の状況を耳で、鼻で、目視で確認しながら、一直線に進む】
>>157
…大丈夫だよ、今のところボクは冷静。
【彼の気遣いに、猫はウィンクで応じる】
【そういう他者への心配りは、なんとなく信用できる】
【だから疑うことなくついてきて、油断せず、動揺せずここにいる】
……京こそ、冷静にね。
焦っちゃダメだよ……って、ボクに言われなくても、わかってるか…。
【そんな気持ちに応えたくて、猫も気遣いの言葉を返したけれど】
【――――彼の圧倒的な慣れ方を見て、舌を出し頭を掻いた】
【緊張マイナス、思考柔軟性プラス】
>>150
【彼も冷静、あくまで平常どおり】
【それが猫の不安を煽る。彼の平常運転は、そのままフルアクセルを示しているからで】
(………いや、ならなおさら)
【状況把握力は高い、経験も豊富。負けを重ねた回数はそのままタフさの証明とするなら】
【…自分には結局、止める事など出来るはずがない】
【そのフォローに回りたい、少しでも、助けになるならと】
【――――柔らかくなった頭が、少しばかり指向性を持ち】
【自分の役割を再認識して、刻み付ける】
【視線はそらし気味だったけれど、隙を突いてその姿を窺うと】
【夜の闇に隠れる程度、猫は小さく小さく笑った】
161 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 20:52:14.81 ID:QMGBsC4lo
>>157-160
【フタヴァはカメラアイの光を消し、沈黙を保ったまま進んでいく】
【その後ろ姿を、トラックの側のジーンは、重い表情で見送っていた】
「(……全員、生きて帰るのよ──)」
【そうして、トラックは再びエンジンをふかし、闇夜へと消えていく】
【── 一方で。カノッサ機関 夜の国支部周辺】
【明けない夜の中にあって、異質な存在感を漂わせる夜の国支部】
【上空へと向けられたサーチライトの束が、夜空を掻き回すように振り乱れていた】
【地上には、夜間迷彩色の戦闘服に身を包んだ機関兵たちの姿、姿、姿──】
【もはや何千にも及ぼうかと言う軍勢が、地面と渾然一体となってひしめいていた】
【兵士だけではない】
【戦車、大砲、機関銃、ついでに何に使うのか分からぬパラボラアンテナ】
【醜い怪物の生体兵器や、果ては形容しようのない異形の機械武装まで】
【この世のありとあらゆる兵器を一箇所に集めたかのような、仰々しい隊列さえ見受けられた】
【この有様──ついに六王と戦争でもやらかすのかと思いきや、】
【これがたった数人にも満たない能力者を警戒してのことだと言うのだから、】
【それを聞いた兵士たちの中には、顎を外す勢いで呆然とした者もあったという】
【その一人が、この防衛線の遥か末端にもいた】
A『……いくらなんでもよう、やりすぎだっていうんだよな』
『まったく上のお偉い方の考えることは分からん、サッパリ分からん』
『ああ、分からんと言えば──』
『ただでさえ他の支部からの応援で見知らぬ顔ばっかりだって言うのに、』
『さらに皆ゴーグルなんかしてるせいで、一体どいつがどいつだか分かりゃしねえぜ』
B『──分からんのは貴様の頭の作りだ!』
『無駄口を叩かずにしっかり見張っていろ! この配給泥棒が!』
【──諜報部隊-金蛇(カナヘビ)】
【黒と藍色を基調とした戦闘服に身を包んだ機関兵たちだ】
【小型のトランシーバーを胸元に下げ、突撃銃と思しき銃器を携えている】
【頭部には何やら物々しい機械眼鏡──『赤外線ゴーグル』を着用していた】
【そして、集団には一定の割合でいる法則でもあるのだろうか、】
【例えるならリョーカのように、集団行動に馴染まない人間は機関の側にもいた】
A『はっ! これは、失礼いたしました!』
『(うるっせえジジイだ。こんな大群相手に突っ込んでくる能力者なんか、いる訳ねーっつーの!)』
【そうして表面上は取り繕うものの、内心では退屈なこの任務に毒づいていた】
A『(……あ。ムカついてたら何か催してきた。ちょっとその辺で済ましてしまおう)』
【やがてその不真面目な機関員は、辺りで警邏する同僚たちを一瞥すると】
【隙を見るなり自分の巡回ルートから外れて、森の茂みの方へと入っていった──】
//続きます
162 :
161
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 20:54:17.85 ID:QMGBsC4lo
【──そして再び、能力者一行の方】
(──接近してくる熱源を感知。数は一体)
(52m先前方には、4体の熱源が認められます)
【獣道の中、フタヴァの熱源感知センサーが作動し、それを一同に無線で発信した】
【より一層緊張感が張り詰めていくかのように、闇夜の静寂は重さを増していき──】
【がさ、がさ、がさがさ……】
【気配は間違いなく彼らに向かって接近していた】
【最も近いのは──リューファだろうか。少なくとも、気配はそちらに向かって歩んでいた】
A『──はぁー……ここいらでいいかな。ついでに一服もしていくか』
【しかし、やってきた気配はと言えば、一行に気付く気配もなく】
【いそいそとズボンのベルトをまさぐり始めた】
【──この闇夜であっても、それは十分に認識できるだろう】
【やってきた気配は、無用心な機関兵の一人だった】
(至近距離にて、敵性の熱源が停止しました)
(危険度はD-、戦闘能力は低い数値しか認められません)
【襲撃をしかけようと思えば、たやすく仕掛けられる状況ではあるが】
【果たして、如何様な手段を取るべきか──判断は各々に委ねられている】
163 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/19(金) 21:02:43.99 ID:MFPAfN5Uo
>>161-162
【自分達以外が発する音に、猫は鋭敏な聴覚をもって反応した】
【一度立ち止まり、フタヴァMk-2の捕捉で改めて確信】
【反響から大体の位置も割り出していたが、さて】
ボクは背面に回って、退路断ちしとくね?
【一応、近場に居るであろうフタヴァと森島に聞こえる程度の小声で申し付けると】
【近くに並立する木を揺らし、三角跳びでその枝の上に上る】
【念のため猫の鳴き真似をして(本職のためか無駄に上手かった)、音を立てないよう男の背後への木へと移動】
【仮に逃走を試みてもすぐ降りてきて、道を塞いで進行を妨害するだろう】
【足の速さと、今回のような密林での行動、隠密性には、一日の長がある猫であった】
【呼吸を殺す。必要最小限の肺動作で必要な酸素を確保】
(―――――本当に、何が役に立つか、わからないね)
【――――ノラ猫時代、そして大会前の修行期間】
【こういう密林で行った、隠密を応用した狩りの練習が、猫の経験となり行動を後押ししているようだった】
164 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/19(金) 21:05:26.70 ID:qrljC2ATo
>>161
‐162
(・・・来たか!?)
【フタヴァの声と草を掻き分ける音に反応し、ぴたりと足を止め、様子を伺う】
【しかしまだこちらに気づいては居ない様子、かなり無防備】
(誰も声出すなよ――!)
【ゆっくりと背後に近づき、剣を構え】
――っ!
【兵士の首に剣の柄を叩き込む】
【死ぬ程の威力ではないが、もし喰らえば強い衝撃と共に強い痺れを感じるだろう】
【一撃で昏倒させられればいいが、果たして】
165 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/19(金) 21:08:14.40 ID:Px34t2Dmo
>>161
,162,
>>164
(―――、機関兵か)
【強化された五感は、熱源感知と同じ程度のタイミングで、其れを認識した】
(‥‥用でも足す、って所かね。そうなら一番隙のあるタイミングだ)
【集団から離れ、ベルトに手をかけて、ついでに一服】
【用便ではないかと、谷山は予想を立てたのであった】
――っ、は。
【ひゅぅ、と相手の首もとに目がけて糸を飛ばす】
【ちょうど、木々の隙間から狙うには、夜という場も有り糸という武装は便利であった】
【リューファが剣の柄を叩き込むのと同時位に、首を締め上げ声を出せないようにするはずである】
//マッハで戻ってきてまいりました、すいませんでした!
166 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/19(金) 21:08:47.20 ID:rn+W2iTSO
【高架下】
【号泣する雨音と頭上を抜けていく車の音が、轟――煩く、喧しく】
【突然雨に降られてすっかり濡れ鼠となった男が、其処に音も無く滑り込んで来た】
【艶やかな紫の長い髪も、上質な黒のローブも、白皙の頬も項も首筋も、黒い爪先も】
【無慈悲な水に打たれて、底冷えと重みと煩わしさを――持続毒のように、男に与えている】
【「ね。一人で行ってきてよ」】
【恋しい人からそう頼まれた。此処に彼が居る理由はそれだけだった】
【もっと言うなら、彼は頼まれごとを果たして帰る途中だったのだが】
【不機嫌な空は気を遣う事なんて出来ないから、喚き立てる我儘娘のように突然の雨を降らせて】
【――強引な女に勝てる男というのは、稀少な存在だろう】
【この男も例に漏れず、折れる側。世間一般と何も変わらない立場だった】
…冷めるだろうに、止んで呉れないものか
【黒いマニキュアが施された手で掴む袋、中のたい焼きの温度は――じわりじわりと、下がってゆくのだった】
167 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/19(金) 21:10:15.55 ID:UAaxuCzLo
>>161-162
……。
【肌に触れる草木を嫌そうに払いのけて進んでいたリョーカも、機械音声の言葉に立ち止まる】
【口に手を当ててあくびを噛み殺しながら、件の機関兵の方をぼんやり見ている】
【――積極的に何かを仕掛けようという様子もない】
(……お約束ならぁー。あの服を奪って潜入しよーとか言うのかなぁー?)
(でもあの服、臭そー……)
【その裏で考えていることは一切口に出すことはなく】
【不意に視線を外して、あちらこちらへと余所見をしてみたりなどする】
>>163
>>164
>>165
【他のメンバーが、捕縛に動き始めたのを見て、積極的に動くことはしないが】
【――最低限、仲間を妨害する気もないらしい】
(ホンット、みんなよく働くよねー……)
【依然として退屈そうに、周囲を見回しながら棒立ちのままである】
168 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/19(金) 21:15:01.20 ID:TKx4tXeJo
>>160
……、いや、そんな事無いですよ。
そう言う事を言って貰えると――客観視、って言うんでしょうか。
…、…ぁー。 うん、兎に角、ですね――
【――フォローになっていないフォローを交えつつ、同じ様に頭を掻き】
【「ありがとう」、と。 …、…微笑と共に、礼を告げて】
【――、耳に、フタヴァのアナウンスが入った】
>>161
>>162
【――52m前方、敵四。加えて、接近する敵一。】
【先ずは接近する者を倒せば、数的有利。 …、…後は一気に片付ける】
【敵が『五』人と言うのも、『好都合』……、尤も、「見なければ」判らないが】
(……、ん。)
【…、…だが、続けて視界に入って来た者の行動に、眉を顰める】
【『用足し』、だろうか――随分と、無用心なものだ】
【……そう言えば、旧水の国支部にもこう云った人間は居た、と、如何でもいい記憶】
【――、
>>163
。 ローズの小声に頷けば、出方を見る】
【見れば
>>164
>>165
、リューファと谷山が声を殺し、「昏倒」させようとしていて】
……、… お決まりですけど、有効ですよね。
【――、此処から先は、『兵士が昏倒した』仮定の話】
【彼は兵士に近付くと…、…『武装』を引き剥がそうとするだろう】
【王道中の王道。変装=\―、先ずは、引き剥がすだけ】
【誰が着用するかは、背丈をよく見て判断すべきだろう】
【其の後――、余裕が有れば、兵士をその辺りの茂みに隠そうとする筈だ】
>>167
……、…どっちにしろ、着て貰いますよ?
【――、何となく、考えて居そうな事が判ったのだろうか】
【少し、面白そうな表情で。…、…彼女へと、声を掛けた】
169 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 21:26:16.27 ID:QMGBsC4lo
>>163
>>164
>>165
>>167
>>168
【ブルーローズが跳んだ気配を感じ取って、機関員の肩がビクリと跳ねた】
A『な、なんだ……? 何かいるのか……?』
【額にあげていた赤外線ゴーグルに手をかけて、そちらを伺おうとしたとき】
【──にゃーお──と、彼の耳は猫の鳴き声(真似事であるとは気付けず)を拾った】
A『なんだ、猫か……脅かしやがって』
『ほうら、あんまり近くにいると引っ掛けちまうぞ、いひひhh【ガンッ】【ピシュッ】
【──刹那の無音】
【やがて、一同の無線機に通信が入る】
(──対象、沈黙しました)
(脈拍を確認。気絶と推定できます)
【リューファの殴打と、谷山の糸が見事に連携を織り成し】
【ほとんど無音と言っても良い状態下で、機関員を昏睡させた】
【そして、そこへやってきた森島によって、身包みが剥がされていく】
【服のサイズは、平均的な成人男性に合わせられたものであった】
【この中ならば、恐らくは森島にサイズが合うだろうと推定される】
A『────────』
【白地に赤いハート柄、という闇によく映えるトランクス一丁になった機関員】
【森島の手によって茂みの中へと放られ、しばらくの眠りにつくだろう】
【そのとき──】
【──ブツッ──ザザ……ガガ、ピー──】
“──おい、金蛇13(カナヘビサーティーン)、どこにいる”
“こちら金蛇11である。応答せよ、金蛇13、応答せよ──”
【この機関兵(金蛇13というコードネームらしい)が持ち場を離れていたことに、同僚が気付いたのだろう】
【彼の胸元に下げられていた小型のトランシーバーに、応答を請う通信が入った】
【同時に、既に行動を開始しているらしく、「二つの熱源がこちらに向かっています」とフタヴァは伝える】
【リョーカや森島が想定した通り、変装をするとするならば】
【機関員が到着する前にことを成さねばならなそうだが、】
【しかし幸いなことに、機関員の警戒した足取りは遅く、その猶予はありそうだ】
170 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/19(金) 21:32:35.56 ID:Px34t2Dmo
>>169
>>168
(‥‥さて、どうするべきか)
【そう呟くと、森島に小さな声で言うはずだ】
なあ、ちょっとその端末貸してくれないか。
【と】
【もし、端末が谷山の手に渡れば、直後】
【ざわざわと端末を持つ手から数式が吹き上がり、ハックを仕掛けつつ応答をする筈である】
【ザ、ザザザ―――ピ、ビビビ‥‥、ザザッ】
こちら、金蛇13だ、なぁに、大したことじゃねぇ
ちょいと小便しに行っただけだ、ついでに一服したらさっさと戻ってくるから気にすんな
【そんな通信を、データを偽装し、送り込むはずである】
【直接の声でなく、そういうデータを送るという事のため、声色で判別するのは難しい】
【しかしながら、それをする谷山の額には、脂汗が浮かび、ふらつきそうになるだろう】
【なお、端末がこちらにわたらなければ、警戒をしつつ、茂みの中で糸を生成するのみに終わる】
171 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/19(金) 21:34:48.19 ID:MFPAfN5Uo
>>164
、
>>165
、
>>167
、
>>168
、
>>169
――――――ぶち殺すよ?
【頭上、兵士のからかい言葉を拾った猫はジト目になって毒を吐いた】
【非常に寒々しいお目々だったが、あくまで小声に抑えられていた】
【眼下で繰り広げられる瞬劇…すぐさま意識を落とされ、身包みをはがされる兵士】
【…なんとなく、目を逸らして、感覚が鋭敏な自分が周囲を策敵する】
【―――――と、通信機に反応】
【木の上からでもしっかり拾って、足音二つが接近する様を聞いた】
後二人分、服が仕入れられるよね? ここに誘い出して、まとめて畳んじゃおうか?
【通信機から一同に問いかけ、意見を乞う】
【声量も動作も押さえ、必要とあれば動くが、今は待機】
【やってくる男達が緩慢な事にも気付いたが、腐っても自分は素人】
【場の和を乱したくないから、一応尋ねる】
【仮に案が採用された場合、ローズが居る位置がトラップの基点となるか】
【高所から急襲すれば不意はつけるだろうが、あくまで一人相手になるだろう】
【さて、】
172 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/19(金) 21:38:13.92 ID:Px34t2Dmo
>>170
>>171
>>169
>>168
//すいません、ローズちゃんの発言で、内容を修正させていただきたいです
(‥‥さて、どうするべきか)
【そう呟くと、森島に小さな声で言うはずだ】
なあ、ちょっとその端末貸してくれないか。
【と】
【もし、端末が谷山の手に渡れば、直後】
【ざわざわと端末を持つ手から数式が吹き上がり、ハックを仕掛けつつ応答をする筈である】
【ザ、ザザザ―――ピ、ビビビ‥‥、ザザッ】
こちら、金蛇13だ、なぁに、大したことじゃねぇ
ちよいと小便をしに行ったら、鼠が入り込んだだけだ
俺一人でもなんとかなるが、ちょいと面倒だ、拘束具でも持ってきてくれ
【そんな通信を、データを偽装し、送り込むはずである】
【直接の声でなく、そういうデータを送るという事のため、声色で判別するのは難しい】
【しかしながら、それをする谷山の額には、脂汗が浮かび、ふらつきそうになるだろう】
【ローズの言葉を聞き、機関員が来るのを、止めるのではなく、来るまでの猶予を増やすつもりであった】
【なお、端末がこちらにわたらなければ、警戒をしつつ、茂みの中で糸を生成するのみに終わる】
173 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/19(金) 21:43:47.27 ID:qrljC2ATo
>>169
【攻撃はクリーンヒット、一撃で昏倒したのを確認する】
――よし、まずは一丁上がり。
【森島の手により無惨な姿にされる機関兵を、人の悪い目で眺める】
【その時、フタヴァからの通信が入る】
(二人、か。)
(こっちは五人、十分行ける)
【そんな事を考えている時に、ローズの提案が耳に入る】
・・・いいね。よし、やろう。
【小声でそう言うと、素早く木の影に隠れ、やってくる二人の様子を伺う】
174 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/19(金) 21:45:41.95 ID:UAaxuCzLo
>>169
おー。すごーい。
【気のない声で、仲間たちの手際を褒めてから】
【倒れ伏した機関員の方へと近づいて、下着姿となったその影に、眉をひそめる】
【汚いものを見た、とでも言わんばかりの表情ではあるが、暗闇の中で誰が見咎めるであろうか】
>>168
>>171
なによぉ。
……アタシじゃサイズ、あわないでしょー?
【森島の実に的確な指摘に、わずかに不快さを見せて、リョーカは鼻を鳴らす】
【そして、通信を発し始めたトランシーバーを見て、今度は森島をせっつき始める】
それにー。こいつ男だったしー。君が変装するのがいーんじゃない? サイズも合ってそうだしー。
ほーら、はやくはやくー。他の奴も来ちゃうよー?
【まるで森島の不快感を煽るようにそんな風に言いながら――どうやら、多弁になったところを見ると】
【幾分か、興が乗ってきたのであろう。悪戯をする子供のようではあるが】
【――いつ任務を放棄するかわからない様な状態であるよりは、多少はマシとも言える】
アタシとかぁ、……あの子……えーっとぉ、名前なんだっけ?
【気の上で警戒を行うブルーローズを指さしながら】
サイズの合う服があればぁー、一緒に行けるけどねー?
んふふ。残念だなー。
【おしゃべりとなれば、それは存分に楽しむようだ】
【周囲の迎撃ムードなど素知らぬ顔で、楽しげに森島をアオり続ける】
175 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/19(金) 21:57:36.79 ID:TKx4tXeJo
>>169
【――、茂みから引き返す途中、『通信機』の音】
【
>>172
、谷山に求められる通り…、…端末を手渡す】
【何をしたのかはよく判らなかったが、『偽装工作』だろう、と思い至り】
……、えぇ、纏めて畳みましょう。
但し――貰うのは、四人分≠ナすが。
【
>>171
、通信機から聞こえるローズの問い掛け――】
【…、…当然の如く言い放つと、『金蛇』の装備一式を服の上から身に着けていく】
【ご丁寧に突撃銃までも手に持つと…、…立派な金蛇13≠フ出来上がりだ】
…、…良いですか。
今から僕が――『四人』、連れて来ます。何とかして。
皆さんはその辺り、襲撃し易い所に隠れてください。
【――、通信機の電源を切ってから、周囲の仲間にそう告げる】
【有りがちな作戦だが、五人分が揃うのは悪くない】
……、…と、云う事で。
どっちにしても、『全員分』手に入れますから――。
消去法で行っても、否が応でも着て貰います。
……、合わなくても、さっさと通り過ぎれば気付かれませんでしょうし。
【
>>174
――、リョーカを向けば、口元に笑みを湛える】
【馬鹿にしているとかではなく、単純に『怒っていない』のだろう――】
【「それに、着ないと危ないですよ」と。少しだけ、心配交じりの声色で首を傾げて】
……、……じゃあ、行って来ます。
【――、先ず、茂みの外に出れば、無言のままに周囲を見回し】
【能力による『熱源感知』を利用して…、…金蛇≠フ隊員を発見するだろう】
【発見したならば、繰り広げられるのは強烈なジェスチャー】
【先ずは静かに≠ニ指を口元に当て、通信機の電源を切るように促し】
【褒賞金≠示す輪っかを作ると――、指差すのは、自分が来た方向】
【四人≠ニ手で示し、こっちは五人だ≠ニばかりに他の味方の方を指差して――】
【――、早い話が、何とかして皆の方向へと敵を連れて来ようとするだろう】
176 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/19(金) 22:01:03.25 ID:rn+W2iTSO
【高架下】
【号泣する雨音と頭上を抜けていく車の音が、轟――煩く、喧しく】
【突然雨に降られてすっかり濡れ鼠となった男が、其処に音も無く滑り込んで来た】
【艶やかな紫の長い髪も、上質な黒のローブも、白皙の頬も項も首筋も、黒い爪先も】
【無慈悲な水に打たれて、底冷えと重みと煩わしさを――持続毒のように、男に与えている】
【「ね。一人で行ってきてよ」】
【恋しい人からそう頼まれた。此処に彼が居る理由はそれだけだった】
【もっと言うなら、彼は頼まれごとを果たして帰る途中だったのだが】
【不機嫌な空は気を遣う事なんて出来ないから、喚き立てる我儘娘のように突然の雨を降らせて】
【――強引な女に勝てる男というのは、稀少な存在だろう】
【この男も例に漏れず、折れる側。世間一般と何も変わらない立場だった】
…冷めるだろうに、止んで呉れないものか
【黒いマニキュアが施された手で掴む袋、中のたい焼きの温度は――じわりじわりと、下がってゆくのだった】
177 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 22:17:32.91 ID:QMGBsC4lo
>>172
“──こんの馬鹿者がッ!! 勝手に持ち場を離れるなと何度言ったら分かるんだこのトーヘンボク!”
“鼠だと? 貴様がトカゲの一匹でも捕まえたことがあったか? 貴様はまず鼠よりその脳味噌構造をどうにかしろ!”
“いいか便所の行き方も知らんような阿呆はこの私が初等教育からやり直してやるからそこを動くなよスカポンタン!!”
【──疾風と雷鳴のような怒声が轟いた】
【谷山の送り込んだ通信は、相手に微塵も疑いを抱かせなかったようだ】
【そして、激昂してはいたが用心は欠かさないようでいたらしく、】
【通信の最後に、「拘束具を用意しておけ」と仲間に言う様子が微かに聞こえたかもしれない】
>>171
>>173
>>174
>>175
(──2体に加え、更に2体、計4体の熱源が接近しています)
(戦闘能力はいずれも低く、Dの域を出ません。現行で制圧が可能です)
【──谷山が「鼠を見つけた」といった通信に対し、】
【他の機関員たちは、より一層警戒を強めたようだった】
【当初は二人だった予定を変更し、四人体制での動きになった】
【と、そのときである】
B『(──……何だ、気配が近づいてくる)』
【接近していた機関員たちは、近づいてくる気配を感じ取って警戒する】
【暗視ゴーグルを着用し、じっと息を潜めながらやってくる気配を待ち構えたが──】
B『貴様、金蛇13──……っ、!』
【現れたのは、『金蛇13』の姿。咄嗟に、機関員は怒声を上げようとして】
【しかし、彼のジェスチャーが成す意味をすぐさま悟り、声を押し殺した】
【しぶしぶながら、ノイズを発する通信機の電源も切り──】
B『(どこへ行ったと思っていたら……ふん、たまには仕事をするようだな)』
『(総員、暗視ゴーグルを着用。フォーメーションRを保ったまま進め)』
【『金蛇13』──もとい、森島京の目論見に従い、機関兵たちは前進を開始した】
【リューファのように背の高い者、谷山と同程度の体格の者、ブルーローズのように細身の者】
【果ては、リョーカ並の背丈の者まで──奇遇にも、多少無理をすればサイズは皆ぴったりそうで】
【もはや鴨の群れとなったことを知らずに進んでいく彼らが、ふと、そのとき歩みを止める】
B『(向こう2時の方向、何かの気配を感じる。総員、警戒せよ)』
C,D,E『──了解(ラジャー)』
【──木上に潜むブルーローズや、木の陰に隠れたリューファはさておき】
【棒立ちでお喋りに興じていたリョーカの気配は、他より目立ったのかもしれない】
【機関兵たちは、リョーカのいる位置めがけ、暗視ゴーグルと銃口を向け始めた】
(! リョーカ様の方向へ熱源が接近しています)
(距離、10m……9m……8m──)
【そして彼ら四人は、そのまま一同の射程内へと足を踏み入れることとなり──】
178 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/19(金) 22:24:21.10 ID:MFPAfN5Uo
>>174
ついでに見張りも退かせられるし、いいと思うんだけどなぁ……?
……ひ、必要なら、ボクは着るよっ!? あんまり、その……やだけど、さぁ…?
【150少々の小柄な猫だが、服のサイズとか誰の服かとか、少女らしく一瞬逡巡して】
【―――――結局、私情を押し殺して……殺しきれてないが……最悪の場合に備え腹を括る】
【ある程度の胸囲があれば、入らない事もあるまいけれど】
ボクはローズ、でいいよ。たしか、凌花、だったっけ。
その場合どうするの? 君、ここに一人で残る事になるんじゃない?
【名乗り、捕捉し、改めて返したのは】
【進入は、服が合わなくても行うという自分の覚悟であり】
【そして結果、凌花の進退を問うものであった】
【あくまで、純然たる気遣い。心配から来る言葉だったのだが】
>>175
よかった、あぶれる人はいなかったんだね。
………京、頼むよ?
【森島の言葉は頼りになる。やはりあくまで、全員での作戦行動を考えているらしく】
【案を拒絶する理由がないから、その言葉には頷いた】
【念を押したのは、彼の成功を祈る以外の意図が含まれていたのだが】
【腹は括ったはずだと、猫は沈黙の上追及を避けた】
【四人、ともなると】
【谷山が一人、リューファが一人として、速攻性能を持つ自分が二人に対して仕掛ける計算になるか】
【片方は森島のカバーを期待するとして、凌花は未知数である】
【上手い事後頭部か背骨を叩く必要があるだろう。自分の非力が恨めしいが、】
【不安はなかった】
(京、本当に……)
【ただ、自分を囮にした事実をこうまで利用してみせる森島の覚悟の強さと】
【―――――強すぎる覚悟に背筋の冷たさを覚えたのもまた、事実だった】
……へ、ヘルメット装備の人は、いないかなぁ〜?
【猫耳と異質な髪色、それからポニーテール】
【髪と尻尾は何とかするとして……なるようにしかなるまいかと、猫は木の上で項垂れた】
>>177
(しまっ……いやっ!)
【凌花に接近する敵兵、数4。それは計算どおりだが、まっすぐ向かっている様子から感づかれた可能性がある】
【本来声をかけて止めるべきなのだが、ふと『冷静すぎる部分』が彼女を囮にしようと思いついてしまう】
【感情と思考の板ばさみにローズは歯噛みしたが、】
―――――ええぃっ!
【逡巡の暇が惜しい、間合いに踏み込んだ後続二名のやや後方に、ローズは落下しながら蒼い線で頭部を殴りつけようとする】
【二本の爪の様なそれを両手に生やし、命中完了か振り切った時点で一度消失させる。暗視対策だ】
【その後着地の衝撃を殺すため屈んだ状態から立ち上がり、軽快なステップで両者の首を、線で殴り意識を落とそうとするだろう】
【威力は小さく少しばかり狙いが甘いが、いろいろ目立つ】
【ローズの行動を囮として、他の参加者に有利に働くならそれでいいと、ローズは被弾を覚悟した―――――】
179 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/19(金) 22:28:58.73 ID:Px34t2Dmo
>>175
>>177
(―――、さて仕事は終わり)
【偽装は終了し、後は森島の動きを確認し始める】
(‥‥ふぅ、多少は時間でも稼げたか)
【通信を切って、ベルトポーチにさりげなくトランシーバーを入れておくが】
【その前に、内部構造にハッキングし、発振器がないかどうか確認するはずだ】
【其れが無ければしまい込み、有ればそのまま地面に放り捨てる】
【下手に壊せばそこで反応が消えてバレるためである】
(‥‥時間稼ぎは出来たけど、警戒をさせちまったか、失敗だなこりゃ)
(‥‥いや、人数分の服が手に入るなら、ある意味成功なのか?)
【そう、小さく呟きを零しながら、木々の影に隠れて】
【一番近くに居る物の首筋に、糸を飛ばして茂みの中に引っ張り込むはずである】
―――っ。
【糸は夜闇に隠れて見えづらく、首を締め上げる動きで更に対応が難しい、それにリョーカに視線が行っているのも有る】
【拘束具を用意しているならば、倒した後次いでに拘束するつもりであった】
【もし、茂みの中に一人引っ張りこめば、喉に義手で貫手を入れて声帯を潰し声を一時的に出せなくする筈だ】
【そして、相手の集中が向かう中で、唐突の襲撃ならば、ある程度の動揺も誘えるのではないか、そう予想していた】
180 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/19(金) 22:35:28.59 ID:qrljC2ATo
>>178
(――四人か。ちょっときついかもな。)
【近づいて来る機関兵四人の足音、しかしもう後には戻れない】
【十分に引きつけてから急所を狙うつもりだった、が】
【ローズが降り、先制で奇襲を仕掛けたのを確認、急遽作戦変更】
――はっ!
【彼らの目の前に躍り出て、手近な者に膝蹴りを叩き込む】
【威力は低くはないが、相手にできるのは一人だけ】
【ローズと共に囮になるつもりだ】
181 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/19(金) 22:39:17.32 ID:TKx4tXeJo
>>177
【――、一先ず、作戦は成功した】
【どうもこの『金蛇13』…、…「出来ない」人物というのは、見た通りだったらしい】
【これなら多少、動作が不味くてもバレないだろうと安心して――】
【…、…『了解』は返さずに、こくり、と頷く】
【暗視ゴーグルは最初からつけている――、問題は眼前のリョーカ、だろうか】
【……だが仲間の危機に際しても、自分でも驚くほど、脳が冷静≠ナ】
……、…… 下 ≠セッ!!
【――、『押し殺した大声』と云った具合の叫び声を、突如として上げる】
【無論、下からの襲撃などは存在しない――】
【怪奇土竜人間が居たとしても、掘る振動位は伝わって来るだろう】
【…、…だが、突然≠ネら。 声の違いも、常識も、頭から消し飛ぶかも知れないと考え】
【『攪乱』として、この作戦を取る事とした】
【――、後は、飛び出て来る味方の勢いに乗るだけ】
【手近な者に突撃銃の銃身を叩き込もうとし、成功すれば他の戦闘員へと向かう】
【恐らく…、…何か支障が出ない限り、奇襲≠ヘ続けられるだろう】
182 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/19(金) 22:39:40.85 ID:UAaxuCzLo
>>175
はーあ……。
【もっと感情的な反論を期待していたのだろう。少女は森島の反応に肩を落とした】
【ともかく、その企てを理解して、近づいてくる四つの熱源に大して、注意を向けることにした】
>>178
聞こえてたんだ?
ま、サイズがあえばいーんだけどねー?
【目の前に倒れた男の姿を見ても、戦闘要員は総じて男性が多く、体格の良い人間が多いだろう】
【そんな中で、まさか℃ゥ分に合うサイズの戦闘服があるなどとは露にも思わず、うかつにも言質を取らせる】
アタシはぁ……その場合は……ほら、陽動とか。
【大した発想もないくせに、ともかく他人の、しかも重装備の衣服を着ることだけは断固拒否したいらしい】
>>177
あれー? バレちゃった?
……ま、別に良いんだけどー。
【隠密行動には明らかに不向きであろう、低いとは言え、ヒールのあるパンプス】
【それを、地面に向けてつま先を向けて、まるでスニーカーでも扱うかのように調節して】
アタシがー、こーんなにもイケてないその他おーぜーにぃ。
……やられるはずないじゃん?
【――技術的、あるいは実論的な裏付けや理屈は、ひとつとして口にせず】
【あまりにも楽観が過ぎた言葉を述べて――】
【凌花の身体から、青白い火花が漏れ出る】
【パチパチ、と小さな音を鳴らして――もはや機関員にも、その自然物ならざる光が目に入るだろう】
せーのっ!
【場にそぐわない、明るい掛け声と共に――凌花の背後に、土と木の葉が舞い上がる】
【なんのことはない、ただ機関員に向けて、走り出しただけである】
【だが、その踏切の勢いと、疾走する速度は尋常のモノではない】
【足場の悪い獣道、ヒールの尖ったパンプスである事を忘れさせるような、まさに雷のごとき速度で肉薄し】
【その右手に纏った電流を、一番近くにいる機関員の腹部に、スタンガンの様に叩き込もうとするだろう】
【他の人間たちが隠密行動を取ろうとしているのをいいことに、一人だけ真正面から機関員の方へと突っ込んでいく】
【――いくら速度が尋常でなく、不意をついたからといって】
【真正面からでは、迎撃される危険の方が高いだろう】
183 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 22:55:08.89 ID:QMGBsC4lo
>>178
>>179
>>180
>>181
>>182
C『がっ──!?』
【機関兵の一人の視界が、一瞬揺らいで暗転した】
【ブルーローズが樹上から落下と共に放った一撃は、意識を刈り取るに十分な衝撃だった】
D『ぐ、う──! この、野郎!』
【しかし、四人。彼女一人では即座の制圧は叶わない】
【彼女が着地後に放った二撃目は、命中こそすれ──本当に幾分かだけ、軽かった】
【意識を落としきるには足らず、即座、兵の一人は逆襲に転じる。ブルーローズに銃口を向けた】
【しかし、間一髪──その引き金が引かれることはなかった】
【ブルーローズに銃口を向けた兵は、刹那、ふっと煙のように姿を消したのだ】
D『(────〜〜〜〜っ、ッッ!!)』
【──谷山によって茂みの中へと引きずりこまれていた】
【貫手によって声帯は潰され、悲鳴すら上げることができない】
B『──ちっ、伏兵だとっ?』
『怯むな、撃ち殺せ! ──ぐ、一体何人いやが、ぐはッ』
【次いで躍り出てきたリューファに、咄嗟に反応こそするものの】
【何分、奇襲が生んだ動揺の効果は想像以上に大きく、彼らの行動を鈍らせた】
【陣形はあっという間に乱され、右往左往するばかりの機関兵たち】
E『え、下、下ってどっちだ、う、う、うわあああァアアアア──が、はっ!?』
【最後に残った一人は恐れおののき、逃亡しようとしたが──】
【雷光のように疾駆したリョーカから逃げられる者はこの場にいなかった】
【何が起こったのか理解する間もなく、電流を受けて意識が飛ぶ──】
──敵性熱源の無効化を確認
向こう1km先まで、オールグリーンです
【そうして出来上がったのは、ぐうの音も漏らさず倒れこんだ機関兵たち五人】
【森島の機転によって通信機の電源は切られていたために救援を呼ぶことは出来ず、】
【また、発信機も取り付けられていないことが谷山のハッキングによって明らかになっている】
【──後は、機関員たちやその装備をどう使うか、のみである】
184 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/19(金) 23:01:23.20 ID:Px34t2Dmo
>>183
‥‥ふぅ、ローズは無事、っと。
【ちらり、とローズの方を見つつ、念入りに脳を揺らすように打撃を打ち込み、気絶させて】
【所持しているはずの拘束具を確認しつつ、機関員を引きずりながら、表に出てくるはずだ】
【そして、拘束具が有れば、それでひとりずつ拘束していくはずである、起きても報告に行けないようにするためだ】
うっし、森島、サンキュ。
【にっ、と普段どおりの笑いを浮かべつつ、てきぱきと機関の兵士の装備を漁っていく谷山】
――携帯端末かなんかねーかな。
有れば、マップとか確認できそうなもんなんだけど。
【とりあえず、施設内部の様子を確認出来ればそれだけ安全性は増す】
【そういう思考のもと、装備を漁り、一つ一つ速やかに確認していくのだった】
【そこそここういう状況には、ジャーナリスト時代に潜入取材等で経験したことがあった】
【割と手慣れた様子で、身ぐるみを剥ぐ姿が、確認できるはずであった】
【銃器の中で、持ち運びやすい拳銃があれば、ベルトポーチに其れもねじ込むはずだ】
185 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/19(金) 23:04:40.85 ID:MFPAfN5Uo
>>183
、
>>184
はぁ、はぁ……う、上手くいった、かな。
【目は瞑らなかった。唯まっすぐ、自分に照準を向ける敵兵をにらみつけていて】
【すぐに、糸に引かれて消えていったのを見た。全て承知していたかのように】
【ローズの眼は、闇夜の中でもそれを捉えた。まさに救いの蜘蛛の糸のようで】
………ありがと、基樹。
【―――――その一瞬は、本当に余計な思考全てが消し飛んだ】
【ただただ、胸が暖かくて。本心からの言葉を、小さく伝えた】
【闇の中でなお、輝くような笑顔で、彼が居るであろう居場所を、腕輪の感応で察知しながら】
【…さて、いつまでも浸ってはいられないと、ポニーテールを左右に揺らし】
【強引に引っぺがして、さっさと着込む。いちいち顔をしかめたり><な顔になったが、手先は全てを割り切ったかのように動いていた】
……これ、すっぱいかほりがするぅ……!?
【戦闘服を着込むと、ローズは露骨に鼻を押さえ嫌そうな顔をした】
【こと嗅覚に優れる猫少女にそれはストレスになるらしく、既に涙目であるが】
【首を振って雑念を払うと、ポニーテールのリボンを解いて、色が変わった部分を首の裾の中に差し入れた】
【それでも生え際が微妙にプラチナがかっていたが、凝視しなければわからない程度、か】
【尻尾は腰に巻いて既に隠している】
【……猫耳はもう、しょうがない。少し寝かせて、髪型の一種と誤魔化すしか…いや無理だろうと思うけど】
【見た目にはそれ以外、なんとかなりそうだ】
ちょーっと胸がきついんだけど……しょうがないか、うん。
【拳銃やナイフその他、金属類は身に着けていたくないから、全て捨てた】
【後は全員の様子を確認してから、早く先を急ごうと促すはずだ】
186 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/19(金) 23:08:50.16 ID:qrljC2ATo
>>183
【あっという間に倒れた機関兵たち】
【周りに他の敵がいないことを確認し、ほっと息をつく】
・・・さて、こいつを身ぐるみ剥げば良いのかな?
【そう言いつつ、一番背丈が近い機関兵の服を引き剥がし、着込む】
【ちゃっかり突撃銃も抱え、】
似合ってる?
【なんて軽口を叩いてみたり】
187 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/19(金) 23:13:09.95 ID:TKx4tXeJo
>>183
【――、全員が倒れたのを認識すれば、後はお決まりの作業】
【他の者達と一緒に、服を脱がせ…、…茂みに引きずり込み】
【
>>184
、谷山の言葉に軽く頷くと――樹に背中を預ける】
【仲間が着替えている間、暇なのだ。
>>186
、リューファの言葉に、軽く笑みを浮かべると】
(…、…此れで侵入は問題無し――かな。)
(後は、どれだけボロを出さないかだけど。 ……うん、まぁ、大丈――)
……、ぁ。
【――見遣るは、フタヴァ】
【流石にこの服装でロボット連れは、流石に不自然か、と思考が及ぶ】
【否。普段の服装でロボット連れも不自然なのだが、そう言う話では無い】
【…、…此処で思い出した事が一つ有ったので、確認しておく】
…、…えーっと、ヴァっくん?
そう言えば、元々機関≠フロボでしたよね――、その辺も加味して、なんですが。
この格好の僕達と歩いて、『敵』ってバレないでしょうか。
【――軽く首を傾げて問い掛け、返答を待つ】
【若しも良い返事が帰って来たならば、「じゃあ、先導を頼みます」と軽く笑んで返すだろう】
188 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/19(金) 23:14:18.42 ID:UAaxuCzLo
>>183
やっぱアタシってば超イケてるぅー!
【電流を食らって崩れ落ちた機関員の前で、目の横に横向きにピースサインを出して】
【なにやらキメポーズらしきものを取ったりする】
【それで気が済んだのか、倒れ付した敵の姿を順繰りに見回してから】
それじゃ、着たい人は着て、潜入すればいーんじゃない?
【――ここまでやっても、リョーカは戦闘服を奪って、潜入する、という方法を取る姿勢を見せない】
【もはや団体行動を取らせるために、力尽くにでも、服を着せるしかないか、と思わせる姿だったが】
……って、あれ?
【倒れている影、その内に、誂えたように自分や、ローズとサイズの合う服を見つけてしまったようだ】
【――数瞬前の自分の言動を思い出す】
えーっと、あーっと……。
【そう、サイズが合えば着る≠ニ】
【明確な一文として口にしたわけではないが、逆説的には口にしたようなものだ】
【あたふたと、言い訳を探すように口をパクパクと動かした後――】
……ううぅ、わかったわよー。着ればいいんでしょー。
【肩をがっくりと、わかりやすいくらいに落として】
【不貞腐れたようにそう言い、リョーカは自分にサイズのあった戦闘服を手にすると】
【タンクトップとホットパンツの上から、そのまま戦闘服を上に着ることにしたようだ】
【もともと相当な薄着ではあるため、それでも着用にあたって、何ら問題はないようだ】
臭いし、気持ち悪いー……。
うぅぅ……。
【涙声になったリョーカの嘆きが、漏れてくるが――取り合う必要もないだろう】
189 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 23:43:03.71 ID:QMGBsC4lo
>>184-188
【倒れた機関員たちは、彼ら自身で持ってきていた拘束具によって縛られた】
【谷山の案じたとおり、これで彼らは仮にこの後目覚めたとしても、身動きが取れない】
【そして、彼らの持っていた武装】
【突撃銃であるが、どうやら実弾を込められているようだ】
【ただし素人に扱いは難しく、その上いくらかガタも来ていた】
【赤外線ゴーグルは、暗闇でも物の視認が可能になる】
【頭の上にかぶせていれば、ブルーローズの猫耳も隠せるかもしれない】
【他に彼らが持っているものと言えば、IDカードぐらいだ】
【末端の兵であるからだろうか、通信はトランシーバーによって行う様子で】
【携帯端末はなく、あるのは支部内へ入る鍵代わりと身分証明を兼ねただけのIDカード】
【そうして全員がそれぞれの思惑と共に着替え終えると、フタヴァは
>>187
森島に向けて言う】
私はレイント社製、元・カノッサ機関軍用人型機械人形です
現在でもカノッサ機関に同タイプの機体が納入されているというデータはありませんが
私という機体が森島様方と行動を共にした場合、敵性と判断される可能性は7.05%です
【要約すると、バレる可能性は低いと言っているのだろう】
【フタヴァはこのまま、彼らと行動を共にしていくはずだ】
──前方、オールグリーン。前進を開始します
【脚部の車輪を展開し、促されるまま先導を再開した】
/続きます
190 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 23:46:15.25 ID:QMGBsC4lo
【── 一方、その頃。ジーンのトラックは夜道を走り抜けていた】
「(あの子たち、生きて帰ってきてさえくれればいいんだけど──)」
【やはり、この作戦自体が無謀極まりないことを憂いてか、表情は暗い】
【それを振り切るように、ただひたすらにアクセルを踏み込んだ】
【人気のない道。明けない夜に包まれているためか、辺りは一層静かだった】
≪ ──────………… ≫
【そのとき。ヘッドライトが、唐突に異形の姿を前方に浮かび上がらせた】
【それは形容の仕様がなかった。生きた蜘蛛のようであり、戦車のようでもある】
【粘液を引いていたように見えたし、複雑な回路も見えたような気がした】
「(──何よ、これ……っ!)」
【──時間が凍りつくような感覚を覚えた】
【ジーンは目を見開き、ハンドルを左一杯に切りながらブレーキ板を踏み込む】
【タイヤと舗装路が火花を上げんばかりの勢いで擦れる。悲鳴のような摩擦音】
【進行方向に対してほぼ真横になった車体は、それでも慣性によって止まりきることは出来ず──】
【──どう、ン】
【どこか遠くで、爆音が轟いた】
/続きます
191 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/19(金) 23:46:41.33 ID:QMGBsC4lo
【──そして、能力者一行】
【そのまま歩んでいけば、彼らは支部の前までたどり着くことになる】
【あの月輪元議員やカリナトゥスと言った、悪名高き毒蛇の巣食う本拠地】
【──周辺は依然として兵士がひしめき合い、緊張感には満ちていたが】
【支部の入り口前にて見張り番をしていた兵士の一人が、一行の姿を見つける】
【先導する機械人形を妙に思ったのか、その兵士は一同に向かって歩み寄り】
『──おい、貴様ら妙な機械人形を連れているが、一体どこの部隊だ』
【フタヴァMk-Uは、返答に窮したように、一行を振り向いた】
『……既に貴様らにも通信が入っているかもしれないが』
『ついさっき、不審な車両が支部の周囲で発見されたのだ』
『既に爆破されたようなので、今となってはそれはもうどうでもいいことだがな』
『しかし、警戒レベルは依然として最高を保ち続けろとの命令だ』
『まさか能力者の連中も変装なんて映画のような真似はするまいが、一応IDカードを改めさせてもらう』
【兵士は、鷹のような鋭い目つきで彼らを順番に眺めると、そのようにIDカードの提示を求めた】
【不審な点があれば、バレてしまう恐れはあるが──逆にここさえ凌げば、道は開かれる】
【──各々の機転が、命運を分けるかもしれない】
192 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/19(金) 23:53:35.08 ID:Px34t2Dmo
>>185
>>189
>>190
>>191
【ローズのその言葉には、照れくさそうに、ひらひらと左手を振るだけだった】
【しかし、たしかに口元が微妙に緩んでいたのが、見えたかもしれない】
(‥‥銃は旧式、俺には向かねぇか。端末は無い、と、カードとトランシーバーだけ持ってくか)
【そう呟くと、学ランを茂みの中で脱ぎ、機関の軍服に着替える】
【ベルトポーチを付けるのは変わらないが】
【そして、谷山はフタヴァ達と共に、先に進んでいくのであった】
(‥‥どっかで、変な音、したな)
【爆発音を、強化させた五感は、捉えて】
【何処か、嫌な気配を感じつつ、しかし、それだけに気を取られる事は無い】
【しかし、続いて兵士が歩み寄り、こちらに話した内容を聞いて――――】
(ジーンさん、無事ならいいんだが)
【そう、思考を巡らせつつ、がさがさとIDカードを取り出していき】
【その間に、能力をゆっくりと発動へと写していく】
【その目的は、腰のベルトポーチに収めたトランシーバーに有る】
【ざ、ザザッ‥‥、ピピッ、ザ――――】
【何か問題がありそうになったときに、突然相手に通信を送り、そっちに相手の注意を逸らせるつもりだ】
【なおIDカードが写真付きかどうかが、問題で、もし写真付きであれば、相手が不審がった瞬間に通信を使用するだろう】
はいはい、これでいいっスかー?
俺、最近入ったばっかで、まだ慣れてないんスよぉ。
【へらへらと、まるで無能な新人機関兵≠フ様な口調と表情でIDカードを差し出した】
【見た目も正直言ってしまえば、チンピラだ。IDカードに写真が無ければ、全くもって違和感はないかもしれない】
193 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/19(金) 23:54:09.93 ID:MFPAfN5Uo
>>188
が、我慢だよ凌花っ、仕方ない、うん、しょーがないんだよ、うんっ……!
【見た目がどれだけ人間離れしていても、やっぱり根底は少女であるらしく、一定の理解は示す】
【自分のストレスに潤む瞳は、同情と共感を示していて】
【早くなんとかしないと、と作戦遂行への思考を、また別の意味で刻みなおしたという】
【それからなんとなし、ゴーグルを上げ下げしていると】
【何のことはない、畳んでしまえば耳も入るとご満悦。聞こえにくくなるのはマイナスだが、致し方ないかと割り切った】
【ちなみに、薄着はこちらも同様だが、割とのっぴきならない理由があり】
……あ、暑い……本当に、早く施設の中へ……。
【毛皮のためか体温排出が不得手なのだ。国柄いくらかマシとはいえ、長時間続くと熱中症になりかねず】
【とりあえず、クーラーが利いている(と思われる)室内への侵入を、一刻も早くと】
【耐えかねて拭った額…毛皮の下にじわりと汗が浮いてくる】
【夜の国といえど、夏は来るのだろう】
>>187
、
>>189-191
【…と、それなりに興味を引かれるというか、気になるやり取りが】
【エメラルドの双眸がぱちくり、フタヴァを見つめるけれど】
【森島が彼に対して警戒を抱いていないようなので、追及は控えた】
【それに、フタヴァ自身を見ていても、嫌な気はしない】
【機械故の実直さか、それ以外の理由かはわからないけれど】
【少しだけその様子を見ていて、猫は微笑んだ。ほっとしたような、友達を見るような目で】
【けれどその和やかさも、支部前に到着した時点で消し飛ぶ】
【不審車両が、爆破? それじゃ、あのイマー・ジーンは…?】
【―――――しかし状況がわからないほど、猫は無能ではない】
【顔を隠す代わりに谷山と森島の影に隠れるようにして、彼と同時にIDカードを差し出すだろう】
【手袋は(いやだけど)してきた、それに隠れて手の毛皮は見えず】
【少し俯いていると黒髪で顔も少し隠れる。追求は避けられるといいのだが】
【猫のように息を殺し、苦しい胸は張って毅然と振る舞う】
【手足は隠した、顔さえ影に隠し通せば、問題ないはず】
【―――――頼む、通せよ……!】
194 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 00:03:03.18 ID:7pAuFNpvo
>>193
そーだね……。
一秒でも早く脱ぎたい……。
【ローズの声に、血でも吐くような重い口調でそう答えて】
【一行の後方、歩調を合わせて付いていく】
>>189-191
(アタシ……しゃべんないほうがいいよねー)
【これだけの規模の軍隊だ、女性の戦闘員が皆無ということもないだろうが】
【それでも、目立つ事に違いはないだろう】
【このミッション自体に乗り気ではない様子であったが、この敵の群れの中に放り出される事を考えれば】
【ここで短気を起こして、厄介事を呼び込むのは愚策、と判断したようだ】
【ローズと同様に、リョーカもとかく目立たぬように、おとなしくIDカードを差し出すに留まる】
(バレたら……まぁいいや、全員ブッとばしちゃえば)
【一方で、腹に抱えた鬱憤鬱屈不満不平は――もはや限界のようでもあった】
【バレても構わない、という気持ちも、否定しようがなくリョーカの中にある】
195 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 00:08:49.85 ID:jDcUTjdYo
>>189-191
【――、過去に来た時よりも、遥かに警戒レベルが高い】
【尤も、あの時は『招待』された様な物だったが…、…それにしても、だ】
【少なくとも、旧水の国支部の様な、お気楽に出入りできる場所ではない】
【…、…問い掛けて来たのは、見張り番と判った】
【「どこの部隊だ」――、そう問い掛けると云う事は、少なくとも『金蛇の知己』では無い】
【同時に、見張り番=\― 一番、多彩な部隊と顔を合わせる役割の者が、】
【『戦闘服で部隊を判断出来ない』と成れば…、…『横の繋がりは薄い』】
――、『言わなくても分かる』、だろう?
【故に――、『強気に出られる』】
【…、…他の者が出した後に、苦笑交じりに開かれる口元】
【IDを照合すれば、当然ながら所属部隊も判る筈であり――】
【他の者のIDカードを照合している際に話しかければ、「部隊名を言わない」矛盾は消滅する】
…、…この機械人形は、我々の部隊に支給された物でな。
こう云った警戒任務の際には、役に立つ――お前達もひとつ、支給を打診してみたらいい。
何時の物だったか忘れたが、レイント社のカタログに載っていた筈だ。
【『積極的に会話する』のは、相手の警戒心を削ぎ落とす為――】
【…、…続いて、不審な車両≠フ話へと移り】
――あぁ、そうだな。 爆破したのなら問題は無いだろう。
周辺の捜索やらを打診するのは、お偉方の仕事だ――。
【 ――、『声色』も『表情』も、ピクリとも動かなかった】
【…、…「此れで良いか」、と、IDカードを差し出し】
【相手の言葉に適当に相槌を打ったりしつつ、許可を待つ筈だ】
196 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 00:12:05.41 ID:NnGPHUhCo
>>191
【服のポケットの中に仕舞われていたIDカードには、気づかない】
【逆に言えば、捨てていないということ】
さて、行きますか。
【そう呟いて、フタヴァに付いていく】
【その時、微かに響いた轟音】
(・・・何の音だ?)
【音の方角に顔を向けるが、何が起こったか分かる筈も無く】
【気にしない事にしてしまう】
【そして、支部前】
(・・・マジか・・・?)
(じゃあ、あの音は・・・)
【不審車両の爆破】
【不審車両といえば、先ほど自分達が乗っていたトラック】
【しかし、今はそんな事考えない、考える暇が無い】
【なぜなら、こちらもこちらで大変な事になっているからだ】
・・・えっ?IDカード?
あー、ちょっと待って下さい?
【ごそごそと服のポケットを漁る】
【すると、四角くて硬い物に手が触れた】
・・・はい、これ。
【内心ほっと息をつきつつカードを渡す】
【因みに、剣は後ろに隠している】
【見つかったなら、「怪しいヤツを見つけたからそいつから取り上げた」と言い訳するだろう】
197 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 00:29:23.58 ID:g9PuEo/no
>>192
『(……ちっ、腑抜けた若造が。精神からしてまるで軟弱に見える)』
『(『カノッサ機関』という名をアクセサリーか何か程度にしか思っていないのだろう)』
【兵士は、心のうちに抱いた侮蔑の情をまるで隠そうともせず、】
【睨むような目つきで、IDカードと谷山の全身を交互に眺め回した】
【──幸いにして、顔写真はなかった】
【記載されているのは所属部隊と氏名年齢性別、識別番号のみ】
【兵士は鼻息を鳴らしながら、谷山にIDカードを突き返すだろう】
>>195
>>196
『……──ふん。金蛇≠フ部隊か』
『確か諜報部隊だと聞いているが、活躍の方はあまり聞かんな』
『そろそろ交代の時間だろう。さっさと行って通信兵でもやっているがいい』
【森島とリューファと同時に眺め、IDカードを手にすると】
【谷山同様に、いけ好かない視線を向けたまま、】
【さして興味がなさそうに、二人へとカードを付き返した】
【挙句には、さっさと行けとでも言わんばかり、親指で自身の後方を指す】
【支部入り口の扉は、IDカードキーを差し込んでしまえさえすれば、開くもの】
【その気になれば、強行突破さえ出来そうな感はあるが──】
>>193
>>194
【──しかし、ここで難関が訪れた】
『…………──』
【兵士は、少女たち二人の差し出したIDカードをじっと見やる】
【カードと彼女らを交互に向け、何かが納得いかないように目を細めた】
【──カードの性別欄には、男と記載されていた】
【それ故に、男と思ってみた場合、彼女らには違和を禁じえなかったのだろう】
『おい貴様ら、俯いていないで顔を上げろ』
【やがて兵士の男は、彼女らに向かってそう言い放った】
【威圧するような目つきで彼女らを見下ろし、応答を待つのだが】
『……──上げろと言っているだろうが!』
【この男は存外に短気な様子で、あまり長く返事は待たないだろう】
【少しでも拒んだりする様子を見せた場合、兵士はブルーローズの顎を無理やりさせようとし──】
198 :
197
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 00:31:12.64 ID:g9PuEo/no
/すみません、最後の一行は訂正します
/○【少しでも拒んだりする様子を見せた場合、兵士はブルーローズの顎を無理やり上げさせようとし──】
199 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 00:45:47.23 ID:7pAuFNpvo
>>197
……はぁ。
【他の三人に倣い、素通りを決め込もうとしたところで、男に止められて】
【リョーカのただでさえ少ない忍耐力は限界に達した】
【ローズに狼藉を働こうとする男の方へと迷いのない足取りで近づいて――】
おにーさん。ちょっとだけ、お手々貸してぇ?
【男の近くに顔を寄せ、いやに媚びた声を上げた】
【もしその艶声に気を取られて、彼女の接近を許そう物ならば――】
【――リョーカの能力は、電気であるが】
【外に向けて放つ場合、それを高電圧のショック攻撃――つまり、スタンガンのようにして放つことを得意とする】
【リョーカは、手を男の首筋に回して――思いっきり】
んふふ……。
【訓練された兵士の意識を、一撃で消し飛ばすほどの電圧を、男の頚に放つだろう】
【――要は、暴力行為に及んだのだ】
【なんらかの安全装置があれば、それを作動させてしまうかもしれないが】
【リョーカの頭には、溜まりに溜まったストレスを、目の前の狼藉者にぶち込むことしか、なかったのだ】
200 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 00:52:09.95 ID:BjBGwyKTo
>>197
>>199
(‥‥そうそう、それでいい訳よ)
【弱者と思われておいたほうが、後々戦う羽目になれば都合が良い】
【そう思い、普通の機関員ではなく、新米で弱そうなチンピラを演じたわけで】
【突き返されたIDカードを受け取り、ゴソゴソとしまいながら、他の動きも見ていて】
(‥‥あ゛ー‥‥‥‥‥‥、あっちゃぁ‥‥、どうすっかねぇ、こりゃぁ‥‥っ)
【ざわり、と腰元で数式がわずかに生まれ、トランシーバーを起動させようとした、が――】
(―――あららー、やっちまったか‥‥)
【心の中で嘆息しつつ、リョーカの行動を、目に収めるのだった】
【追従するように、人差し指を小さく動かして、また首を締め上げる筈である】
【普段の戦闘≠ナあれば、なかなか決まらないがこういう時ならば、役に立つ】
【個人戦闘より、他者との協力の方が、谷山は向いているようだった】
【もはや動いたならば、どうしようもない。ならば確実に其れを成すほうがマシだと思考した】
【ローズに詰め寄り、顎をあげようとする行為にも、正直イラつきを感じていたのだ】
【ある意味、リューファが先に動いてくれたのは、一つの救いでもあったようだ】
【そのため、小さくリューファの方を向き、サンキュと呟いた。なにがなんだかは、分からないだろうが】
【ちらりと横目でローズを見て、様子を確認もしていたが、そちらは分かりづらいだろう】
【同時に、他のものの状況も、確認していたのだし、一つの流れにしか見えないはずであった】
【ほんの数ミリ秒だけ、ローズに向ける視線が長かったけれど、たぶんそれは分からない】
201 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 00:52:52.66 ID:jDcUTjdYo
>>197
【 ――、不味い】
【……こう云った、無駄に細かい人間は苦手だ】
【潜入が主目的では無ければ、此処で気絶させてしまってもいい】
【だが、『門番』が倒れていれば――かなりの早い段階で、事態は露見する】
……、…いや。
【
>>199
――、リョーカの行動を見て、そうでもないか、と思い始めた】
【一旦、『取り返しの付かない事』が起きれば…、…思考はポジティブに回り始める】
……、おい、お前、コイツの知り合いか?
急に倒れてしまったんだが――運んでやったほうがいいぞ。
【此処から先は仮定――もし門番が気絶すれば、彼は他の門番に手を振る】
【距離が少し離れていれば気付かなかっただろう、と、スーパーポジティブシンキング】
【…、…演じるのは飽くまで、『人の生き死にに慣れた機関員』】
【他の者達に「行くぞ」、と声を掛け、男を置き去りに通過しようとするだろう――】
202 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 00:53:41.50 ID:NnGPHUhCo
>>197
(よし、上手く行った!)
【内心ガッツポーズを取りながら、突き返されたIDカードを受け取る】
【剣を上手く番兵の死角に運び、支部に潜入しようとする、が】
(――っ!!)
【バレたか、いやバレてない、しかしバレそう】
【きょろきょろと仲間四人を見渡す】
【その時、
>>199
のリョーカの暴力行為が目に入る】
(よしっ!)
(――いや、もしもダメだったら・・・)
【念のため、番兵の背後に回り込み、突撃銃を振り上げる】
【リョーカの攻撃が上手くいかなかったら、すかさず渾身の力を込めて銃を振り下ろす】
203 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 00:57:16.51 ID:2eUxlXk5o
>>197
、
>>199
(!!)
【―――――まずい】
【性別男の件も去ることながら、顔を上げれば猫顔が露呈する】
【流石にこれを誤魔化すわけには行かないし、何かをまかり間違って自分は凌げても凌花が引っかかる】
【……まさかの足手纏い。俯いた姿勢のまま硬直して、思考も凍りつき、】
【……こうなったら、】
(えいっ)
【能力を使用、顎をつかまれる直前に後頭部に線を遠隔操作で出現させ、軽くひっぱたこうとする】
【成功するしないに関わらず振れてしまえば、即座に線は消える】
【打撃判定、威力は気絶させるにも足りない程度なのだが、仮に成功して注意がそがれた瞬間があったなら】
(続けてっ!)
【誰か譲りの念話を一同に飛ばしつつ、凌花たちの援護をすべく、他にこちらに気付いた兵士がいたなら、そちらへ俊足で接近】
【腹を薙ぎ払うように線で殴りつけつつ、続けざまアッパーカットで意識を刈り取ろうとするだろう】
【直撃したなら無音】
【その場合、走り出す直前に谷山に何かを投げて寄越す】
【走り出す一瞬に、短く言付けるだろう】
持ってて。
【―――――いつも左腕にはめていた、あの腕輪である】
【その意図はよくわからないが、きっと何か、猫なりの考えがあるのだろう】
【……彼の視線を受けた猫は、やっぱり、幸せそうに微笑みを返す】
204 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 01:04:34.92 ID:2eUxlXk5o
>>203
//ひゃっはーがたがただぜー
//すみません、念話飛ばしてません、なかった事にしてくださいorz
205 :
197
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 01:12:07.08 ID:g9PuEo/no
>>199
>>200
>>201
>>202
>>203
A『あぁ? 何だ貴さm──』
【一瞬、何かが弾けたような音がしたかと思えば、兵士の身体が硬直した】
【その後、くたり、と兵士は全身の力と意識を失い、崩れるように脱力する】
【──鬱憤を込められたリューカの電撃が、強烈に炸裂したのだった】
【さらには谷山の首絞めやリューファの殴打が駄目押しとなって、】
【宙空をさ迷い続けていた兵士の意識は、もはや二度と返ることはなさそうだった】
【誰かが支えようとしない限りは、その門番兵士はその場に倒れ付すことになるだろう】
【しかし、ここは兵士ひしめく入り口前──】
【その様を、他の兵士が目撃してしまっていた】
B『……おい、お前たちここで何を──あっ、おい、待て!』
【平然と通り過ぎていこうとする森島を見て、兵士も一瞬、何事もないように思いかけたが】
【しかし、リューファが銃を振り上げた様を見て、それは疑いようのない確信に変わってしまった】
【携行していたトランシーバーに手を伸ばしたが、しかし、】
【疾風のように迫り来たブルーローズによって、無線を繋ぐ前に気絶させられた】
【──間一髪のようだが、しかしここにはあまりに機関兵たちが多すぎた】
【ブルーローズに殴られなぎ倒されていく兵士がいては、もう弁解の余地もない】
『『──いたぞ! こいつらが侵入者だ!』』
『『近づくとやられる、撃ち殺せ──!!』』
【その報告は怒濤となって、周りの機関兵たちへと伝播していった】
【素早く銃器を構え、狙いを定める者──無線連絡を取る者──】
【ブルーローズに何か秘策があるにせよ、もはや猶予はない】
【唯一安全と言えたのは、皮肉にも、今となっては支部内だけだろう】
【──ここが最後の正念場、乗り切れるか、否か】
206 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 01:18:33.93 ID:BjBGwyKTo
>>203
>>205
(―――ん、りょーかい)
【ぱしっ、と腕輪を受け取り、すぐに装備し念話を飛ばした】
【そうして、他の兵士たちの動きから逃れつつ、谷山は駆け出して】
―――ッだぁらぁぁぁぁっ!!
【もはやバレれば隠匿する必要すらない】
【谷山は、その体から無数の数式を吹き出して、アートマンを発動する】
【べきべきべき、と肩からアートマンの右腕を生やし、その五指が相手の方を向く】
【直後】
Data-PN Extend ――BulleT=I
【ばきぃっ、とアートマンの右腕が粉砕。情報を圧縮した5発の弾丸と化して、相手に襲いかかっていく】
【兵士たちに当たれば、無視できない痛みという情報≠ェ全身を駆け巡り、十数秒の間、相手を無力化することが出来るだろう】
【反動で、谷山の右腕の皮膚が裂けて、血がぼたりぼたりとこぼれているが、其れを気にせず、内部に谷山は駆けこんでいく】
207 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 01:21:18.02 ID:2eUxlXk5o
>>205
ですよねー…。
【―――――こうなってしまっては、土台無理な作戦だったのだと、ローズもついに開き直った】
【ここぞとばかりに戦闘服を脱ぎ捨て、ゴーグルも投げ飛ばし、いつもの姿へ!】
ふぁあ〜、におい移っちゃったよーっ!!
おのれぇ、この恨み、はらさでおくべきかーっ!!!
【裸足の感触、毛皮が風にそよぐ心地よさをここぞとばかりに堪能しながら】
【そんなささやかな幸せすら奪った機関員達に(無駄な)怨みつらみをぶつける】
【その怒りが猫をブーストしてしまったのか、両手には計四本の青い線を爪のように伸ばし、自分の傍に更に二本の線を停滞、常駐するスレイブとする】
【平然、平易の戦闘態勢。ここまでのフラストレーションが負荷すら忘れさせたか、ある程度対多数戦闘にも対応できそうだ】
みんなは中へ! ここはボクがひきつけるからっ!!
【右腕を振りかぶり、近場の兵士の頭を殴りつける】
【その間左右に飛んだ線が、別の兵士の脚を払ったり喉に突撃したりと大わらわ】
【だがローズ、兵士達を軽業でもてあそびつつ、入り口から目を逸らすべく派手に立ち回り、関係ない場所まで誘導を試みるだろう】
【攻撃力そのものは高くないが、高い身体能力を持って翻弄】
【能力者が敵にいないなら、切り抜けるだけの度量はあるらしく】
基樹、ちゃんと持っててねっ!!
【隙を見て、谷山にウィンクしながら】
【手品の種を授けて、兵士達と踊る。暗闇よりも蒼い猫の姿】
208 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 01:26:21.95 ID:jDcUTjdYo
>>205
【――、さて、状況は変わった】
【…、…『戦う』には敵が多すぎ、此方の戦力は余りに矮小】
【一般的な機関兵ならまだしも、騒ぎを聞きつけて『ナンバーズ』級が出て来るかも知れない】
(…、…逃げ込む≠オか、無いか。)
【周囲の銃口を尻目に、彼は服の中へと手を突っ込むと――】
【取り出したのは、液体の入った『ボトル』。…、…其れを、振り被って】
――、― っと!!
【――、『兵士達の方向へ投げ付ける』と共に、空中で『破裂』するボトル】
【…、…何の事は無い、只の水≠セ】
【だが、ボトル内で『沸騰』させられれば――当然、体積は爆発的に増加】
【結果、『水蒸気』の圧力でボトルは粉々に砕け散り、破片は四散】
【加えて、高温の水蒸気≠ェ視界を奪い、痛みを与える――】
【……、若し隙が出来れば、其れに乗じて彼は支部内へと走りこもうとするだろう】
209 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 01:29:10.96 ID:NnGPHUhCo
>>205
――よっしゃ!
【番兵は倒れ、第一関門クリア】
【と、思われたが】
やっべ・・・!
【機関兵たちに、自分達を正体がバレた】
【しかし、もうそんな事関係ない】
あぁそうさ!
【糸目が開き、緑の瞳が覗く】
【瞳はみるみるうちに狂気に染まっていく】
ヒャッハー!
これでも喰らいやがれぇっ!!
【倒れた番兵の襟を掴み盾にし、某モヒカンの如く突撃銃を乱射する】
【銃の扱いには慣れてなく、しかも片手で撃つため狙いなどない】
【最低限味方に当たらないようにコントロールするが、ほとんどの弾があらぬ方向に飛ぶだろう】
【しかし、逆にいえば、予測不可能】
210 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 01:32:51.30 ID:7pAuFNpvo
>>205
はー、スッキリした!
【騒然となった入口の前で、リョーカは開放感に満ちた声を上げた】
【――そもそもの騒ぎの発端は、自分が雷撃を放ったことなのだが――】
【あの状況でも、まだサイレント・キルを狙う理性はあった、それだけでリョーカは自分を褒め称えたい気分だった】
……もーばれちゃったし、脱ぐよ?
さっさと終わらせて、帰ろー。
【その場に装備を投げ捨て、電光石火の早業で戦闘服を脱ぎ捨てて】
【扇情的なファッションに戻ると、リョーカは、後ろの騒ぎを無視して、森島のあとを付いていく】
もー臭いのも痛いのも暗いのもイヤ!
……さっさと帰ろーよー。
【状況を飲み込めて居ないとしか思えない、あまりに能天気な声を上げて、軽い足取りで歩いていく】
【この状況を引き起こした元凶でありながら、あっさりと背後の敵に背を向けて、自分はその場を立ち去っていこうとする】
211 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 01:51:18.42 ID:g9PuEo/no
>>206-209
【もはやそこは地獄の戦場となり掛けていた】
【一切の容赦なく、機関兵は銃器を乱射するが】
【やはり能力者の反撃を恐れるためか、狙いは甘い】
【しかし、不用意に躍り出てしまえば、銃弾のシャワーは容赦なく襲い掛かるだろう】
『『怯むなァアアア!! 数で押せ! 殺しきれ<F──!!』』
【谷山の情報弾、森島の水蒸気、リューファの弾丸──】
【加えて大乱闘するブルーローズなど、能力者たちが放つ一撃一撃を】
【機関兵たちはまともに喰らって次々と倒れていくが、いかんせん数が多すぎた】
【一人倒れてはまた別の一人が奥から現れ、それが際限なく続く】
──危険度は測定不能です。直ちに現場から退避を──
【怒号飛び交う戦場の中、フタヴァは前屈しながら支部内へと疾駆した】
【フタヴァが谷山、森島の後に続く形で入っていくと、扉は徐々に閉まっていくだろう】
【ここで入りきらなければ、もはや生き残れる可能性は皆無にも等しいが】
【しかし、入り口で機関兵らを押しとどめなければ先がないのもまた事実】
【どう行動するかは、各人の意思に委ねられるが──】
──目標まで、残り300m。全方位より、敵性の熱源を感知しています
【だが、最優先目標を捕虜の奪還に設定されているこの機械人形は、】
【周りにいる仲間に対するサポート手段を講じることはもはやせず、】
【フタヴァ自身がよく知る、捕虜の熱源を探知し始めた】
【──夜の国支部】
【赤絨毯が敷かれ、豪奢な窓枠を備える洋館風といった装いだが、】
【それも今では赤い警戒灯と警報な鳴り響く、けたたましい空間でしかなかった】
『『──いたぞ! こいつらだ!』』
【彼らの左右通路から、機関兵たちが波のように押し寄せてくる】
【真正面へ続く通路のみが、未だ敵のいない方向──】
【急いで駆け抜けるか、兵を食い止めることに尽力するか、ここでもまた判断が問われることになる】
【どちらにせよ、猶予はない──走るか、立ち止まるかの二択】
212 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 02:00:38.78 ID:2eUxlXk5o
>>211
ちっ……やっぱり、多すぎるか!
基樹、早く中へ! 君は京をっ!!
【子機となった線二つが、猫の正面で回転】
【銃器をいくらか凌ぐ盾となるが、やはり数が、】
【おまけに、回転運動。いくら猫が負荷を忘れるほど昂揚していたところで、高度すぎた】
【ぶつ、と、千切れたのは、銃による傷ではなく】
【過負荷により、猫の血管が損壊したためで】
君が腕輪を持ってれば、何とでもなるからっ!早くっ!!
【回転停止、喪失】
【そのまま指に六爪を構えるだけ、これなら、まだ問題ない】
【向かってくる銃弾を叩き落しながら、視線を入り口から逸らすように、先ほど来た道を逆走し始めるローズ】
【その秘策は、腕輪を谷山が持っていれば成立するようだ】
【何とかして、彼の活路を森島の下へ繋ごうと、ローズは尽力しているらしい】
【――――捌ききれなかった銃弾、数の暴力に、猫は少し、押され始める】
【露出した肩を、大腿を、銃弾が掠め始めたけれど】
【常に身に着けていた腕輪を託した事で…まして、『谷山』である】
【もはや距離問わず、それを所持している少年には、猫の想いが伝達され続けるだろう】
【「君が行けば勝てる」】
【「ボクなんかみるな」】
【「君の願いのために、進め」】
【――――――変革を遂げた腕輪の力が、その意思を明朗に】
213 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 02:04:25.68 ID:jDcUTjdYo
>>210
【――、この状況の中で、彼は一度、彼女を振り向いた】
【『怒っている』とか、そう言うものでは無い】
……、僕は『臭くて痛くて暗い』所に、仲間を置き去りにしたく無い。
【「貴方も、カンナさんも」――、そう、彼は告げる】
【だから着いて来い、と言わんばかりに、足を速めて――】
>>211
【最早――、突っ切る≠オか無い事は、判り切っていた】
【退路なんて、最悪、壁を突き破ればいい】
【…、…『喰い止める』事になど、最小限の思考領域しか携わっておらず】
…、…ッ。
【疾駆しつつ、戦闘服を能力で生成した刃で切断する様に脱ぎ捨てると――】
【両手に生成したのは、『筒』の様な形状の、紅い物体】
【十字路に差し掛かれば、其れを左右≠ノ向けて――】
――、― あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
【――解き放たれるのは、『熱風』を伴う衝撃波】
【死に至らしめるほどではない物の、『怪我』を負わせるほどの力は有る】
【――、静止される事が無ければ、彼はそのまま走り抜けるだろう】
214 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 02:06:29.70 ID:BjBGwyKTo
>>211
>>212
―――ああ、糞。
暫く箸がまともに持てねーぞ畜生が――――ッ!
【そう言うと、舌打ちして、駆け出すが、そこでローズの念話と声が響き渡った】
【ヒトコトだけ、谷山は答えた、一瞬の、隙間を縫うように。応=Aと】
ッ、ぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!
【目をつぶれ、とローズに届け、ベルトポーチの中からペンライトを取り出し、ローズの居る方向に放り投げる】
【ライトは、時間差で点灯し―――閃光弾同様の光量≠周囲に撒き散らすのだった】
【少しでも、露払いと、愛する者の助力と成ることを祈っての行動、わずかでも糧になれば、良いのだが】
【そして、谷山は能力を発動する、アートマンの腕が右肩から生まれ、谷山の頭を鷲掴みとして】
【情報を谷山の脳に叩き込むのだ―――、ただ一つ足を前へ動かせ≠ニ】
【その瞬間、一瞬だけではあるが】
―――――――ッ!
【声にならない声を上げて、谷山の動きが加速、肉体の限界を一次越える動作で、真ん中の通路への道を駆け抜けていく】
215 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 02:08:45.12 ID:NnGPHUhCo
>>211
ヒャッハァァァァァ!
【調子に乗って乱射し続ける、が】
――っ!?くそっ!弾切れか!?
【否、弾詰まり(ジャム)である】
【しかし、そんな違いなど些細なこと】
【突撃銃を投げ捨て、番兵を盾にしつつ支部内部に入り込む】
【内部に入り込めば、まずは番兵を機関兵たちに投げつけ、】
これでも喰らえっ!!
【すかさず剣の切っ先を兵士達に向ける】
【すると、切っ先から緑色の電撃が走る】
【電撃自体は強めの静電気程度だが、数瞬後、着弾地点を中心に直径3メートルほどの規模の爆発が起こるはずだ】
216 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 02:10:48.38 ID:7pAuFNpvo
>>213
な、なによ……。
【静かな、感情の薄い声に気圧されて、リョーカは不平を漏らす口を閉め、不機嫌そうに押し黙った】
>>211
あーもー、めんどくさいなぁ……。
【建物の中に逃げ込んでも、また内部から湧き出る敵の影】
【うんざりとした様子でぼやくと】
【リョーカの体から、小さく放電が散発的に繰り返され、肌の上で青白い光が明滅し始める】
……とりあえず寄ってくる奴、全部ぶっ飛ばしちゃうよー?
いーかげん、私もイライラしてきてるしー。
【言うが早いか、前を走る森島をの周りを、ちょこまかと護衛のように駆けながら】
【その体から溢れる雷光を、動きの軌跡として残しながら、まるで森島の軌道衛星の如くに、撃ち漏らした的に雷撃を浴びせていくだろう】
【森島の動きに協調しているように見えるのは――彼の言葉が効いたから、だろうか】
217 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 02:45:33.73 ID:g9PuEo/no
>>212-216
【無常にも、支部の内外を隔てる入り口の扉は閉ざされた】
【外に唯一残ったのはブルーローズ──その奮闘が功を奏し、】
【機関兵たちが支部内へと流れ込むことだけは避けられたが】
【しかし、鉛弾と言わず魔力弾と言わず、様々な攻撃が彼女を討たんと向かっていく】
【だが、谷山の放った強烈な閃光は、怒涛のような攻撃を一時的に怯ませる】
【明けない夜が一瞬だけ反転して、昼になったかのよう──辺りを眩く照らす】
『くそ……っ、何でやつらは止まらないんだ──!』
【もはや戦争だった】
【内部では、熱風の衝撃波と、電撃の爆発、飛び交う雷光──】
【その中を騎虎の勢いで駆け抜けていく彼らだが、機関の兵もそれ以上に殺到していく】
目標熱源まで残り30m……20m……10m──
【すぐ目の前に、捕虜がいるとされる部屋の扉があるのだが──】
────────
【すると、フタヴァMk-Uは、まるで意を決したように、背部と脚部のスラスターを展開した】
【そして火炎放射のような熱風を噴出すると──機関兵の群れへ目掛けて、真っ向から飛翔する】
...Get Ready
【──さながら一個の弾丸となって、機関兵らへ突貫していく機械人形】
【銃弾の雨霰を受ける度、装甲は弾き飛ばされ、内部回線が露出するが】
【それでもなお、狂ったようにフタヴァは突撃をやめようとはしなかった】
──最優先【ガンッ】目標は 捕虜の奪【ガガンッ】還 です
この【バシュッ】通路、53m先──突き当【プシュウ】たりの壁の向【ガンッ】
Prrrr【ジジッ、バチッ】に──BEEEP──目標の熱源を【ブゥウン……】探知【ジジ……】しています
??障テヒ害を*排除──障レ*害を??排キ?除──障?ラヒ害*;を──??排A*k除*──
【そうして、無理やりにでも群れを突破した先──】
【ただ押せば開くだけの扉の向こうには、無機質な部屋が広がっているだろう】
「……なん、で……──?」
【──中には、手錠をされた一人の少女が膝を抱えていた】
【暁色の緩く波打った髪。ジーンズにTシャツ姿という簡素な装い】
【黒野カンナというその少女は、光を失った空ろな瞳で彼らを呆然と眺めた】
【部屋の外では、フタヴァが機関兵たちを食い止めようとしているのだが】
【通信は今にも途絶えかけで、爆音と銃声は徐々に大きくなりつつあった】
『──押せッ! 奥に追い詰めろ──!』
【目標の捕虜を前に、しかし退路は絶たれている状態だった】
【部屋の外では機関兵が大挙し、今にもこの部屋と殺到せんとしていた】
【万事休すなのか──】
【……退路さえ、『作れれば』】
218 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 02:52:37.06 ID:2eUxlXk5o
>>214
【…答えてくれた。】
【いや、わかっていた。その答えも行動も、手に取るように予想できる】
【そうとも、これでいい。そうでなくては、それでこそだと、】
【ローズは笑った。銃弾を二つ腕に左腕に受け、線を三つ消しながら、なおその名の如く】
【エリシアが繋ぐ想いは、時を重ねるたびにつながりを太く、強く結び付けてゆく】
【身体の距離なんて関係ない、繋がっている感触は、目に見えなくたって確かで】
【そしておせっかいな誰かが、距離の重要性を説きながら、その無意味さを並列して伝える】
【「大切なことは、目に見えない」】
【そう、離れていたって、ずっと一緒。】
【だから、どんな数の敵がいたって、どれだけ無謀な事だって】
【『それでも』と、進んでゆけるのだ】
【ペンライトの発光の中、夜に落ちた小さな太陽は】
【蒼い薔薇を輝かせる】
【それは鈍色の鉛弾や、額から流れ顔を汚す赤程度では、到底塗りつぶせない幻想――――久遠の色だった】
>>217
【息遣いが聞こえる、鼓動を感じる、体温は傍に】
【腕輪が繋ぐ二人の意思、背中に彼の熱を、位置を伝える】
【壁も魔術もコトワリも超えて、彼が何処で何をしているのかわかる】
【後はただ、それを想えばいい】
【彼の意思が伝えた、目をつぶれという言葉は】
【自分の身を守れという事ではなく、もっと大事な物を視ろと、いわれた気がした】
【その傍へ。無限にも等しい永遠を超えて、ゼロ距離よりも近くへ。】
―――――――跳べ。
【谷山が見る景色へ、その隣へ、その背へと】
【発光が収まった時、周囲に猫の姿はなく】
【兵士達は、猫にいっぱい食わされ、逃げ出したと知るだろう】
【一つ計算違いがあるとすれば、支部の外ではなく、内に。】
【その一点】
……挟まれたのは、君たち。
【―――――一同を圧迫する、機関員の群れの、背後!】
【右手一本だがしかし、一切気勢は削がれないまま背後から殴りかかる】
【額から血を流し、振り乱しつつ。力がないなりに腰を、首筋を、武器持つ肩を叩く、叩く、叩く、滅多打ちに】
うああああああああああああああっっっ!!!
【腕輪と、谷山との繋がりをもって座標固定。感覚共有状態から状況を把握し、一気に転移したのだ】
【繰り返すが腕力こそ低い。せいぜい出来て、一瞬視線を釘付ける程度だが、果たして】
219 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 02:58:56.05 ID:BjBGwyKTo
>>217
>>218
――――ご苦労、フタヴァ。
【己が壊れて尚、扉を無理やりに開けたフタヴァを見て、賞賛と労りの声を駆けた】
【そして、糖分が足りないため、大量の糖分タブレットを口に放りこみ、咀嚼して】
‥‥アンタが黒野カンナ、初めまして、か。
まあいい、自己紹介は後だ――――対機関の事は対機関、森島、任せたッ!
【そう叫ぶと、谷山は血滲む足を動かし、無理矢理に跳躍した】
【フタヴァを飛び越えて、機関員達の目の前に着地する、谷山】
さぁって、此処を抜ければお姫様の救出は完了―――ローズも何か策がある‥‥ッ!!
もう、出し惜しみは必要ねぇなァあああああああああああッ!!
【機関院達を、圧倒するかのような、殺気と戦意を込める、獣の笑い】
【本来の谷山なら絶対に浮かべない其れは、己に注意を向けるための戦略の一つ】
【もう既に、谷山の不意打ち≠ヘ開始されている】
【五感の内、視覚の色覚、嗅覚、味覚と触覚の痛覚を無効化し、能力の発動のバックアップに当てる】
【そして、能力の発動の瞬間に、谷山は、全力で叫ぶ】
さぁ―――行こうじゃねーか、ロォォォーッズッ! !
【嬉々として、谷山は、己の誇りたる能力の名を、叫び響かせる】
―――Hello World !!
【数式が収束し、集まり、一体の人形を形作る】
【無機質な、ポリゴンとワイヤーフレームにより作られる異形たるアートマンの、その顔に二つの罅が入っていき】
【上、目の当たりの部分がびきり、と開き、そこからは無数の目が機関員を見据えていて】
【開く口も、醜悪な化物の如き姿を創りだして――――】
<ピィィイィィイギイイイイィイイィィィィェアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!>
【より強く恐怖を煽り、恐慌を創りだすような叫びを上げて、機関員の群れにアートマンが突っ込んでいくのだ】
【突如背後に現れたブルーローズと、見た目も醜悪な、謎のアートマンの襲撃】
【数式の効果は、五感に干渉し、あり得ない反応をさせる効果。一時的に、幻覚や幻聴を感じるかもしれず】
【そうなれば、一瞬で恐慌は広がっていくかもしれなかった】
【ニィ、と口元に浮かべた笑を、ローズは見たかもしれなかった、そして念話による待ってたぜ≠ニいう声も】
220 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 03:18:00.71 ID:UfHj2+dto
>>217
うおおおぉぉぉぉぉっ!!
【ばち、ばちと爆発する電撃を撃ち、通路を確保しつつ走る】
【そして目標のいる部屋へ向かい、あと一息の所で】
――んなっ!?
糞っ、ここで弾切れかよっ!
【魔翌力切れである】
【しばらくすれば回復するとはいえ、今はそんな暇は無い】
【その時、フタヴァが突貫する】
――でかした!
【フタヴァが体を張って作った道を突き進む】
【銃弾が顔を掠め、腕に当たり、足に突き刺さる】
【それらを受けても、彼は走る事をやめない】
【転がるように部屋へ飛び込む】
はぁ・・・はぁ・・・
君が・・・黒野・・・カンナ・・・か・・・・・・
もう、大丈夫だ・・・
【剣を杖にし、無理やりに立ち上がる】
もうちょっとだけ、待っててくれ・・・
もうすぐで、終わる・・・
【機関の兵たちを見据え、剣を構える】
221 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 03:18:13.62 ID:jDcUTjdYo
>>217
【――、半ば飛び込む様に部屋へと入ると、即座に周囲を見回す】
【最早、後ろを向く事も、躊躇う事もしない。出来ない。したくない。】
【…、…外ではフタヴァが、『命』を燃やしているのだから】
…、…立 ――、いや、やっぱりいいです。
【――、少女の問いへ、言葉を返す事は無かった】
【返したのは、ただの微笑だけ。 …、…『ただの』では、無かったかも知れないが】
【それより一刻も早く、外へ。 ……彼女の状態を確認する暇など、無い】
【駆け寄り、手錠が何処かに繋がれていれば小爆発で断ち切り――】
【…、…右手で彼女を抱き上げようとしてから、その成否に関わらず奥≠見て】
……、……壁≠破って、出口を作ります。
【――、 時間≠ネら、十分な其れを皆が作ってくれる 】
【…、…通信機に向かって告げると、『左手』に熱≠集中させ始める】
【加えて、混じるのは“黒い魔翌力”――、徐々に生成され始めるのは、『槍』】
【黒と紅が交互に重ねられた、透き通る様な……「美しさ」と「危うさ」が綯い交ぜに成った其れ】
≪ Brionac ≫
【 特性は――、圧倒的な、『貫通力』 】
【左手を振るうと同時に、『射出』――、『槍』は、真っ直ぐに、壁へと向かう】
【『黒』が攻撃翌力で以って貫けば、次の層の『紅』が周囲の壁を破砕】
【その繰り返しによって…、…外まで壁を破砕し続ける£度の力は、存在するか――】
222 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 03:22:18.24 ID:7pAuFNpvo
>>217
【目の前のフタヴァが、自らの身を呈してまでも、道を切り開いていくのを見て】
【しかしリョーカは、それに対して感慨を抱くことはないようだった】
【――何より、そうでもしなければ、この包囲網が解けそうにない】
【その事実が、ようやく肺腑に浸透し始めてきて――物量の前に、命の危機を感じられずに居られない】
うあうっ! 痛ぅ……!
【浴びせられる銃弾を避けられず、左手の平を撃ち抜かれて、リョーカは歯を食いしばって悲鳴を押し殺した】
【――一気に、戦意が萎えていく】
【ここまでして、森島は捕えられた少女を助けねばならぬと言うが】
【――リョーカには、理解のしがたい事だった】
(なんでよ……自分の命の方が大事でしょぉ?)
【リョーカが迷いと戸惑いに煩悶する中、閉ざされていた扉は開かれ――】
【――少女が一人、そこに居た】
……この人なの?
……ねぇ、速く連れ出そーよ。 あんまりのんびりしてる時間は……っ!
【いつになく切羽詰った声音で、周囲の人間にそれだけを告げて、後ろを振り返る】
……!!
【雲霞の如く迫る、人の波の気配】
【あの怒涛の中を、突っ切らねばならないのか――】
【対多数に対する、有用な攻撃手段をもたない彼女は――それがあまりにも遠い道のりに思えた】
>>218
>>219
……え、っ?
【――だが、そこに事態を覆さんと、複数の咆哮が響きわたる】
【敵の背後に現れたローズ、それに呼応するように、大規模な攻撃を放つ谷山】
【それを視界に収めながら、しかしリョーカは動けずにいた】
【――見たところ、あのローズという少女も、自分と同様、さしたる大規模な攻撃手段をもたないと見える】
【だというのに、敵陣のど真ん中に現れて――あまつさえ、その気を引いてみせるとは】
【――何がそうさせるのか】
【中に入った自分たちなど放り捨てて、さっさと逃走すれば、まだしも生き延びる可能性もあろうに】
>>221
ッ、もうっ!
とにかく、この人を連れ出せばいいんでしょ!?
……森島、その人はアタシが担ぐ! 君はそっち≠ノ専念して!
【理解できない事、理解できない思想――拒絶反応にも似た不快感を、目の前のカンナを捌け口にするようにぶつけて】
【それでも、今、何もできないことが歯がゆいのだろう】
【壁に向かって能力を打ち出し始めた森島に近寄って、カンナの身柄を預かろうとする】
【――おそらく、この場で脚力という一点において、最大の能力を持ちうるのは自分】
【ケガも、左手にある銃創のみ。女性を担いで走るのは――】
【リョーカの見た目からは想像もつかぬだろうが、彼女にとって、さほどの難事ではない】
223 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 03:29:52.15 ID:jDcUTjdYo
>>222
【…、…もし、カンナが彼に担がれていれば、だが】
【――、≪Brionac≫の生成中、リョーカに迫られれば】
【森島は、背を向けたままカンナの身柄を彼女に預けるだろう】
……、…分かった。 ――『ありがとう』。
【……『敬語』が抜けていたのは、其れほどに余裕≠ェ無かったからか】
【兎も角。 ――、笑みを浮かべる余裕は無くとも、彼女に礼を告げた】
/時間軸調整のため、これだけ先に返しときますー
224 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 03:58:29.60 ID:g9PuEo/no
>>218
>>219
【ブルーローズが奮闘していた、支部の外──】
A『くっ……──消えた? そんな馬鹿なことが……』
『ええい、探せ! また変装してどこかに潜んでいるかもしれない!』
【閃光に眩んだ目が段々と視力を取り戻していくと、】
【兵たちは皆、消えた彼女の存在に気付き、辺りを見回した】 【──が】
B『──ぶっ、部隊長! やつが見つかったとの報告がありました!』
A『何ィ? 一体にどこにいたんだ、早く撃ち殺せ!』
B『その、それが──』
【「 支部の中に、突然現れた、と── 」】
【──件の支部内】
【そこは、今や阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた】
『──アッ、うあア、あア゛ア゛ア゛……ッ、あ──』
『あぁああ──ァあ、あ、ア゛、ぁぁぁあ来るなぁあア゛ア゛ア゛ア゛!!』
【機関兵たちは皆、この世の終わりを見たかのような錯乱状態に陥り】
【近くにいる同僚たちを殴り、蹴り、噛み付き、同士討ちを始めていた】
【──ブルーローズの転移が生んだ隙に、谷山のアートマン攻撃が重ねられた結果だった】
【予想にもしなかった彼らの挟撃は、一層強い幻覚の効果を機関兵らに齎したようだった】
──敵【ザザ……】性熱【ピー】源──無【ガガガ……ジジ】力化を──確【ブゥウン】──認──
【後に残っていたのは、もはや単なる鉄くずと化したフタヴァの残骸だった】
【真紅のカメラアイが、軋む音を立てて部屋の方を見やると──やがて、ゆっくりと光を失った】
/続きます
225 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 03:59:59.12 ID:g9PuEo/no
>>220
>>221
>>222
>>223
【一方の、部屋の内部では】
「……、……?」
【リューファの言った、「もう大丈夫だ」との言葉に】
【しかしカンナという少女は、まるでその意味が理解できないかのように】
【澱みきった暗い瞳で、疲弊している彼の姿を不思議そうに眺めていた】
【──死力を尽くしてここまで駆けつけてくれたというのに】
【──最後まで戦いを諦めてはいないようであったのに】
【そんなリューファの姿に、何の感銘も覚えていないかのようで──】
「出、口……」
【森島に対してもまた同様だった】
【彼が手錠を爆破するのを、遠い世界のことのように眺め】
【自身を担ごうとするのにも一切の抵抗はなく、成すがまま】
「連れ、出す……──」
【リョーカから謂れの無い苛立ちのようなものをぶつけられても、】
【少女は弛緩しきった暗い眼差しを向けるのみで、理解すら及ばない様子だった】
【少女の身は森島の手からリョーカの元へ渡っていくが、人形のように四肢を動かしもせず】
【このひとは、いったい、なにを──】
【森島が決死の思いで壁を貫き進める様を、ぼんやりと見ていた──】
/続きます
226 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 04:04:33.45 ID:g9PuEo/no
【──號ッ!】
【突如と、支部の横腹に巨大な風穴が開いた】
【堅牢な石壁が、実はウェハースで出来ていたかのよう、】
【彼らの今いる部屋から、外の様子が景色がはっきりと見えていた】
【森島の≪Brionac≫によって、壁と言う壁を穿ち、生成されたトンネルだ】
【後は、ここを通って脱出するだけ】
【新たなる機関の兵が押し寄せてこないうちに急がなければならない】
【そんな折。穴の向こう側で──】
【突如、一台のバンが、けたたましくタイヤを擦りながら滑り込んできた】
【素早く扉を開き、運転席から降りてきたのは──】
【黒いコートに『ひょっとこ』のお面を付けた、謎の人物】
【その奇怪なる人物は降車するや否や、穴の向こう側の彼らを見据え──】
「──早くお乗りなさい。この場は一旦引きましょう」
「さあ、急いで。時間がありませんぞ、早く──」
【半ば叫ぶようにして、彼らの方へと手を差し出しながら言った】
【所属も正体も一切不明のその人物だが、どうやら彼らの撤退の助けをしようとしているらしい】
【信用ならない人物に見えることは間違いないが、】
【しかしもしも、その人物を利用する気があるならば──】
【バンは彼らを乗せ次第、速やかに支部から遠ざかっていくだろう】
『くそ……絶対にここから逃がすな! 追え! 追うんだ──!』
【──支部内の騒然とした空気は、未だ明けそうにない】
227 :
226
[!nasu_res saga]:2011/08/20(土) 04:06:37.24 ID:g9PuEo/no
/一応、全体としての進行はこれにて終了とさせて頂きます
/これ以降、個別にレスがあればそれに対応させて頂く形になります
/皆様、これまでの遅々とした拙い進行にお付き合いして頂き、本当にありがとうございました。お疲れ様でした!
228 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 04:09:46.92 ID:2eUxlXk5o
>>219
【「待つ必要なんてなかった」】
【「言った筈、ボクたちはずっと一緒。離れててもずっと一緒」】
【「待つ必要なんて、なかった」】
【「……腕輪、後でちゃんと返してね。もうないと、落ち着かなくてさ」】
【本心、信じていたからこそできた連携】
【でもそれは、彼の言葉を受けて始まる輪唱。勝手に心が、黙っていようとした事をすらも伝えてしまう】
【思考は獣の如く、正面の敵を打ち据えるべく荒れ狂っているのに、心だけが勝手に、言わずに置こうとした気持ちを】
【「なんでボクが怒ったかわかる?」】
【「優勝できなかったからじゃない、最善を尽くせって約束を、君は守った」】
【「……ただ、自分の身体を粗末にしたのが、許せなかっただけ」】
【「わかってる、君は最善を尽くして、やれるだけのことはやった」】
【「でも、心配かけないで。あんな風になってるのみたら、流石に怒る。わかってはいるけれど」】
【「―――――お疲れ様、準優勝おめでとう」】
【…こんなときに、何を考えているのやら】
【血で真っ赤に染まってしまって、顔色は自分でも、よくわからない】
【言葉としても実はまとまっておらず、若干支離滅裂。思考を通していないのだから道理でもあるが】
【けれど、口に出しにくい本心を伝えてくれるエリシアの力が―――――、ありがたかった】
>>221
【……これで救える。京の願い、『黒野カンナ』の救出――――!】
……君がそれを、望むなら!!
【通信機を越えて到達した森島の声に、猫は威勢よく答える】
【その裏に隠された、自分達に望まれている事もわかった】
【ここが正念場、踏ん張りどころ。戦力差は圧倒的にして絶望的でもあったが、】
この面子なら出来るっっっっ!!!!
【―――――まるで猫は、既に成功を確信しているかのように、高らかに叫んだ】
【森島、カンナ、凌花、リューファ、谷山。誰一人として欠けることなく、全てをひっくるめて肯定する】
【内から流れる赤い血の下、緑の瞳が爛々と歌う】
【その身の青も重ねれば…先行きは、暗黒をも塗りつぶす純白なのだと】
>>222
【直接の通信手段は、ない。彼女の声が聞こえたにせよ、単音で意味を為しておらず】
【けれどその問いには、行動をもって、理解しないままに示す】
【口にはしないし、この場では共犯者である谷山しか知らないが、『学園』…ひいてはガーデンの理念は、点】
【Justiceと対機関連合が、面である機関やその他の脅威に対し立ち向かう線とするならば】
【その突破口として、自分達は小さいながらも傷をつける役割を持つ…そういう理念があった】
【だからこそ、戦力差は百も承知で】
【その面に対し、隙間を縫って誰かの通り道をこじ開ける自身の役割を把握していたからこそ】
【全力で為すべきことを為す。それだけだった】
>>223-226
【僅か一瞬、作れた隙が功を奏し、狂乱の場の出来上がり】
【その向こう、姿を現した谷山とそのアートマンに、猫は元気一杯手を振った】
【異形を恐れる事は、決してない】
さあ、もう帰ろう!!
そろそろ夜が明ける時間……日の出はちゃんと拝みたいからねっ!!
【もう一分張りだと猫は声を張り上げ、狂う兵達を飛び越えて、壁にあいた穴から外へと躍り出る】
【このあたりの国柄に関する知識もちゃんと仕入れているらしく、夜しかない国って辛いねと、苦笑を零す】
【それから、現れた人物。バンを携え顔も隠していて、なんとなく不審】
【私は不審ですって看板提げて歩いているような気すらして、止まらない血で汚れる顔の向こう、ジト目がひょっとこ面を射抜いた】
【口調も変だし、なんとなく】
【この場のリーダーはおそらく森島だろう。或いはカンナでもいい】
【猫は顔についた血を拭いながら、両者の様子を見る。二人の判断なら信じようと思った】
229 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 04:17:48.21 ID:jDcUTjdYo
>>224-227
【――、消耗が、激しい】
【“卵”の魔翌力と“熱”を使ったが、体に付加を掛けるのは『双方』】
【魔翌力の操作には細心の注意が必要、加えて、熱源である『カロリー』の消費】
【例えるならば、針に糸を通しつつ100mを全力疾走した@lな物だ】
…、…はぁっ、――。
【…、…だが、それでも、休んでいる時間は無い】
【突如、現れた人物を見遣れば――、軽く、頷き】
【穴を通過して、通行に支障が無い事を確認すれば―、―扉を開けて、車の横に立ち】
……、大丈夫、です。 ――多分。
早く、乗ってください……。 急がないと、『能力者』が、来る。
【――、通信機に話しつつ、思うのは「まだ」と云う事】
【息を整えつつ、双眸を夜空に向ければ――、忌々しいほどに、空は暗く】
【……、彼が車に乗り込むのは、『最後』であろう】
/では、お先に失礼しますお疲れ様でしたー!
230 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 04:18:28.62 ID:BjBGwyKTo
>>228
【「‥‥ああ、分かってるさ―――、信じてたからな」】
【「独りじゃねぇんだよ、俺達≠ヘな」】
【「おうおう、あとで返すから、暫くは待っててくれ、まずこの場を何とかしなけりゃぁ」】
【狂った叫びを響かせるアートマンを操り、雄叫びを響かせながら】
【何時も通りに、落ち着いた様子の声を、ローズに谷山は返す】
【そして、決勝の後、怒られて残っていたしこりを、崩すかのような、言葉が届いてきて――】
【「‥‥‥‥そうだな、うん、ごめん」】
【「‥‥気を付けてるんだけど、性格というか、な、ああ」】
【「‥‥‥‥ん、その、なんだ。前向きに、善処はしたい、難しいけど」】
【「‥‥おう、ありがとう、ローズ」】
【色々、申し訳なかったり。しかしながら、現在進行形でボロボロの自分】
【心配を絶対かけないなんて、一言も言えるはずがなかったのだった】
【だが、心が暖かく、そして今は誰よりも何よりも強いと言える】
【だって―――繋がる心は二人分。独りの心なんかには、負けはしないと、そう思えた】
>>224
>>225
>>226
【目の前の地獄絵図を見て、ぺっ、と床に血を吐き捨てながら、どうするべきか思考を回して】
【その間もアートマンは中で暴れて混乱を広げ続けていた】
―――っし、容赦をしなくて正解だった。
これならなんとかなりそうじゃねーか。
【そして、フタヴァが機能を停止したのを見て、小さく口を動かす】
‥‥お疲れ様。
【もし許されるのならば、共に帰還したい=Aそう思って残骸の欠片を拾い上げるはずだ】
【ガタガタと足が震え続けて、反動で頭痛と吐き気が襲い来て、今にも倒れそうである、が】
【その瞬間に、バンが現れ、その運転手のひょっとこ≠ヘ乗れと言い放った、ならば、決まっている、行動は】
‥‥HelloWorld、活動圏内から外れるまで戦闘を続けろ。
できるだけ、注意を惹きつけるようにだ。
【それ程、長い距離の対応は出来ないが、独立して動けるアートマンと言う点】
【其れを谷山は全力で有効活用するつもりであった。陽動や、仕込みこそ、自己の一番の得意分野であるから】
【アートマンに命ずると、谷山はゆっくりとバンの中に乗り込んでいくのだった】
―――っし、逃げるぞ役目はもう終わりだァ!
じゃぁなァ、くそったれェ!
【谷山は、そう言い残すところがり込むようにバンに入り込み、浅い息を吐いて、昏倒するのであった】
【正直、能力を限界以上に行使して、いっぱいいっぱいな状況であったのだった】
231 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 04:19:35.43 ID:UfHj2+dto
>>224
‐226
――またか!
【穿たれた穴、その向こうに突如現れた車】
【新たな増援と思い、殺気を振りまきつつ振り返る】
【しかし、そこに居たのは謎の人物ただ一人】
【状況を上手く飲み込めていない様子で、もと来た道と穴を見比べる】
・・・・・・分かった。
みんなも、早く!こっちに!
【ようやくはっきりと状況を飲み込めた様子】
【剣を鞘に戻し、バンに乗り込む】
232 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 04:24:11.92 ID:7pAuFNpvo
>>224-226
【――リューファが、ローズが、谷山が機関員を食い止め、森島が退路を作り出す】
【その後ろで、カンナを腕の中に抱えたリョーカは、所在なさげに佇んでいた】
……。
【胃のあたりにむかつきを感じる。どうしても飲み下せない感情が、リョーカの不安定な精神を揺らしていた】
(いらいらする……)
【それに拍車をかけるのが、要救出者――カンナの態度だった】
【驚くのは仕方がない。だが、ずっとこの調子なのはなんなのか】
(みんな、この子のために、命を張ってるのに)
(なんなの、この態度……)
【礼の一つ、とは言わぬまでも、嬉しそうな顔のひとつでもして見せたらどうなのか】
【リョーカの身勝手な苛立ちとは無関係に、事態は進む】
【ようやく破砕された壁に向かい、リョーカは飛び込んだ】
【その先に待っていたのは――そして、図ったように現れた逃走経路、明らかに怪しげなお面の男】
……。
【不審そうに仮面の男を睨むものの、それで何かが解決するわけでもない】
【リョーカは、男から視線を外すと、さっさとバンの中に乗り込んで、カンナを下ろした】
【――もし、カンナがそれでもなお、人形のような表情を崩さぬのであれば】
【不貞腐れたように、リョーカは車の隅で、また文句をぶつぶつと愚痴り始めるであろう】
……つかれたー。
【――そんな言葉を締めくくりに、ようやく依頼は、終わりを迎えたようだった】
/おつかれさまでした!
233 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 04:28:17.15 ID:2eUxlXk5o
>>229
、
>>230
【森島の判断は、是】
【それならば迷う事はないと、猫はバンへと乗り込もうとする】
【体力は半分程度だし、冷却期間を置いたので後少々は継戦できるが、】
わわっ、基樹!?
【倒れこんできた彼を支えるので手一杯になり、急に、戸惑う】
【いやまあ、いつもどおりちゃいつもどおりだけど、重い。サイボーグ化の弊害だろう、非力な猫には耐えかねる】
【だから結果、半ば引きずるようにバンへと押し込んでから、自分も中へ】
……はぁ、もう。
【ため息混じりに後部にて座り込むと…谷山の頭部を、自分の膝へ乗せる】
【一瞬、銃弾が掠めて出来た傷に沁みたが、気にならなくなった】
【なんとなく、頭を撫でる。ツンツン頭は少々刺さるけれど…悪い気は、しない】
お疲れ様―――――。
【眠る少年の額を僅か掻き揚げて、慈愛に満ちた表情でそう囁くと】
【―――――有事に備えて、最悪のときは自分が動こうと、密かに腹を括った】
【結局、バンの中でも猫は気を張ったまま、疲労が蓄積し次の日に影響が出る事になる……】
//お疲れ様でしたー!
234 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/20(土) 20:14:32.75 ID:g9PuEo/no
【夜の国支部前】
【黒煙が上がっていた】
【進入した能力者が建物に風穴を開けた際、ガス管でも破裂したのか、】
【支部の一部は猛火に包まれ、この明けない夜を明るくするのに一役買っていた】
『くそっ、もたつくな、急げ──!』
【周辺には、サーチライトが横倒しになって散乱し、】
【その間を縫うようにいくらかの機関兵たちが右往左往していた】
【──ずン】
【そのときである。岩でも落ちてきたかのような重厚な着地音が響いた】
【どこからか降ってきたその気配に、兵士たちは驚き後ずさった】
もういい……支部の建物自体など、どうでもいい
【それは、ビルの二階建て分にも相当する異形の『兵器』であった】
【──四本脚の蜘蛛に、カマキリの上体を取り付けたような姿形】
【全てのパーツは漆黒に塗装された鋼で出来ているが、いやに柔軟性がある】
【蜘蛛であれば顔に相当する位置には、口だけの真っ白な人面が】
【そして、カマキリの胴体部分には、黒い半透明のカプセルが埋まっていて】
【──コクピットなのだろう。カプセルの内部には、ある男の姿があった】
もういいんだよ、君たち……エフッ、エフッ
早く、逃げた能力者たちを探しに向かうんだ
敵対する者があれば、構わず殺せ、そう、殺すんだよ
【醜く越えた中年の軍服男── モーゼフ・ラドベルグと言った】
【≪大狼≫ヴィルダ・ヴォルデの隊長であり、今回の防衛線の総合指揮と呼べる位置にいる男だ】
さあ、早く片をつけに行きたまえよ
あの月が、地平線の彼方に沈む前に──
【──ぎゅぱ】
【異形なる機体に備わった白い人面の口が、粘液を引いて開かれる】
【すると、その口から狼と象が同時に咆哮したような大音声が迸った】
【 ──ォオオァ雄オ雄ぉ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛んンンン── 】
【──夜気をうち震わせる、進軍の号砲代わり】
【進撃せよ、蹂躙せよ、敵対する者皆全て焼き払えよ、とそれは言葉なく叫んでいた】
/では、これよりイベント開始となります
/機関側の方から、投下をお願いします
/BattleTのお二人は、このままこちらへレスをお願いします
235 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 20:25:21.61 ID:GHiZkRgEo
>>234
化物退治は範囲外なんだけどなあ……。
【夜響、そこに在る巨物を見上げ呟く声】
【白髪、深い緑の瞳】
【白のタートルネックの長袖シャツの上にフード付きの灰色パーカーを羽織っており】
【その右袖が風に煽られパタパタと揺らめくのは右腕の不在証明】
【膝下までの長さの収納がやたらと多いズボンに黒いゴム製の安全靴を履き】
【ズボンのベルトの右側に無骨なナイフを2つ平行に掛け、反対も同様】
【小さな身長(160cmくらい)の少年がその声の主】
(いや、人がいる……となるとありゃあ兵器……ならオッケイ)
【敵がいるならば戦う、それだけ】
【滲ませた「黒色」で右腕を創りだし、そして腰に掛けたナイフを引き抜く】
【反対、左の手で刀を引き抜く】
【両の手に揃った刃物を夜色に照らし、戦闘準備は整った】
果たして大は小を兼ねるのか、ことわざ通りには物事はそうそう進まねーかもよ。
とも機関の鼻っ柱を折るのは面白そうだしせいぜい死なない程度にやっちゃりますかね。
【鼻っ柱を折るならばあの巨大な兵器を潰せばいい】
【目に見えた被害は士気を削ぐには十分だろう、と黒鉄のカマキリを睨むのであった】
/エルフェスです、よろしくお願いします
236 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/20(土) 20:25:33.31 ID:QxD8J79C0
【夜の国支部―――自動火器管制塔=z
【激しい銃撃、剣戟、爆撃音がなり響いているのが行われている支部の敷地内で、一際眼を引く塔】
【内部は近代的なテクノロジーを思わせる機械作りになっており】
【ここから支部内の自動機銃やセンサーなどを管理しているようだすなわち―――】
【ここを落とせばより支部侵攻が楽になると言ってもいいだろう】
【しかしそれほど重要な施設なのだ、陥落は容易ではない、メインとなるシステム室の扉は固くロックされている】
【機械仕掛けの鋼鉄のシェルターが何重にも重なり、IDを通さなければ侵入は出来ない】
【夜≠ノ相応しいその真っ黒なタワーの屋上、広いヘリポートのような場所に佇む人物】
いやぁーはっは、ド派手にやってますねぇ、これじゃあ堕ちるのも時間の問題か…?
どうやら現支部長とあの蛇の王も出ていないようですし、これは完全に負け戦ってやつですかねぇ……フフ
さぁ、もっともっと争い、殺し合い、血を血で洗い流しこの夜を真っ赤に染め上げなさい…
これこそ人間の本能、ハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!
ゴホッゴホッ………反動か……と、まぁあまり熱くなり過ぎないように用心しないと…フゥ
これは再び機関を傾ける銀の弾丸になりえるか、それとも機関再建の足掛かりになるか…
全ては能力者達にかかっている、こうご期待!
【美しい月明かりに照らされて、塔の屋上から眼下の戦いを観察している者がいる】
【前髪に金色のメッシュが入った肩ほどまでのワインレッドの髪】
【表情が読めない糸目に赤いハーフフレームの眼鏡を付けている】
【深紅にストライプの柄が入ったスーツに、赤のネクタイ、下に白い黒いシャツ】
【高級そうな黒い革靴を履いて、左手の甲には蛇の紋章の中に逆さ十字が入っている刺青をした180cm程の長身の青年】
【手には小型端末が握られている、この男がパスIDを持っている可能性は高い】
【夜風に髪を撫でられながら、柔和な笑みを浮かべて立っている】
【何を隠そう森島に黒野の所在地のヒントを与えたのはこの男が管理する支部なのだから】
【この男が望むのは機関の転覆か、再興か―――否、どちらでもいいのかもしれない】
【ただ自己の空腹、欲求を満たす結果になりえるなら、どちらでも―――すべては世界が選択するのだから】
//レギンです、お二方よろしくお願いいたします!
237 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 20:32:51.53 ID:guNy1uYS0
【防衛線――から少し離れた位置】
【二つの人影。身長差の有る二人は、それ以外でも対照的で】
――……さて、再確認だが処分できるものはもう無いな?
【背の高い方、親か、姉か、はたまた赤の他人か】
【様々な星型多角形が所々にあしらわれた白のロングコートに】
【六芒星が描かれた白い手袋。五芒星が描かれた白い靴】
【星型の飾りをあしらった腕輪(29と刻印がある)、胸元に星を模ったバッジを付けた】
【所々に黒が混じった銀髪ロングの色白の女】
「そもそも、もともと処分するものがほとんど無い」
「それに、あったとしても取りには戻れない」
【対して、低い方。言うなれば娘か妹だろうか?】
【黒く、星空を映したようなロングコートに】
【黒地に白い点を散らし、夜空を模した手袋をつけ】
【黒の長髪に所々白く、染め上がっていないような髪を残した少女】
【腰の辺りに付けたホルダーに、見た目がやたらとゴツい銃が入っている】
【身長と色調が違えば、背の高い女に、似ているようにも思える】
……それもそうだな
(さて、どうしたものか……直接命令を受けたわけでもなし……)
【腕を組みながら考える女――星乃宮 円】
【その横で、円の真似をする(或いは、本当に何かを考えている)少女――星乃宮 霞】
【この戦場にいるにはいささか――冷めすぎている】
/円&霞です。竜崎遥人の方お願いします
238 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 20:36:09.97 ID:tLvs4O7vo
>>234
――――――
【異形の兵器が吠える戦場に、一つの影が舞い降りた】
【其れは鳥の翼を持ち、獅子の爪を持ち、蛇の如き尻尾を持ち】
【様々な獣を掛けあわせたようなキマイラじみた装甲を纏う一人の「少女」であった】
カノッサ機関、織守様が……皆が望む平和を崩す大悪が一味ですね。
すみませんが……貴方達を進ませるわけには行きません。
【少女は、背の「翼」を畳みながら視界に映る「敵」の姿を見据えて告げる】
【年の頃は未だ十代を抜けきらぬであろう、幼さの残る顔立ち】
【装甲を含めて170中頃の身長に、漆黒の髪をポニーテールに結っている】
【両腕部には肉食獣を思わせる長く鋭い三本の爪を生やした手甲を付け】
【頭部には闘牛のような二本の太い角を携えた兜】
【胸部から腰にかけて蜥蜴のように鱗の張りついた甲冑】
【背には大鷲を彷彿とさせる雄大なる翼を持ち】
【背骨をなぞるようにして長く長く伸びるは蛇の頭をつけた尻尾】
【貴宝院流外伝「無限童子」が型の一つ。獣神闘衣。】
【物々しいまでに様々な動物を組み合わせた純白の装甲は、戦闘の意志を否応なく見せつけていた】
(織守様は他の方の退路を作るために、ここに来ることは出来ませんが……)
(……織守様の守護でなくても、これは私に任された役割です)
(必ずお役目を果たし、お役に立たなくてはいけませんね……)
【少女――貴宝院神衣は、具合を確かめるように手甲を二度三度を動かし】
【鋭く真っ直ぐな意志を込めた視線を眼前の敵へと向けて】
……ですので、僭越ながら私が御相手します。
裏貴宝院流外伝、無限童子が操主にして貴宝院織守様が守護貴宝院神衣
――兵を引くならば追うことはしません
ですが向かってくるならば、私が貴宝院が奇跡を以て貴方を討伐させていただきます!
【背の翼を広げ、相手に堂々たる名乗りを上げて】
【腰を低く構え、獣が如く飛び込む姿勢を取りながら――答えのわかりきった問い掛けを、するのだった】
/織守(?)です、宜しくお願いしますねー
239 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 20:38:45.02 ID:2eUxlXk5o
>>237
【夜の国支部:防衛線外周】
【そちら側には先刻、進入後目的を達成、黒野カンナを奪取し逃走した能力者たちのバンがあった】
【しかし追跡を振り切れず、結局三々五々解散。改めて戦火に身を投じるものも、そのまま帰ってしまうものもピンきりだったが】
【…一匹の猫は、ふらふらになりながらも戦場へ足を引きずり、顔を出していた】
《う、ま、まだだ、まだボクは、闘、え、る……!!》
【蒼い、猫の獣人少女だった】
【機関員としての報告を受けているなら、先刻の支部潜入実行犯の一人】
【朦朧とした瞳で戦場を彷徨い策敵を行っているようだが、如何せん疲労が色濃い】
【このままでは的になるのが精々、と思われた矢先の出来事】
【バイクのエンジン音、重い物体が風を切る速度で疾走するような、轟音】
【戦火にまぎれてアクセルを吹かすそれから、鎖のムチが猫へとまっすぐ伸びた】
《…へ? わああっ!?》
【敵を求めて彷徨う右手にまきつくと、猫の矮躯は引っ張られて空を舞う】
【その進行方向から転げ落ちた暗色の少女は、自分の『足』に猫が落ちて行くのを目視しない】
……よし、赤。ガキ連れてさっさと帰れ、ここは俺の戦場だ。
「あいさりょーかーいっとくらぁ!」
《うなぅっ!? …リズ、遥人!?》
【ウルフカットの黒髪に、焦げ茶色のジト目、への字口、右頬に火傷の跡】
【ノースリーブの上着から伸びた腕は、良く観察すれば分かる程度に鍛えられている】
【左腕の肘から指先まできつめに巻かれた包帯は、その人物の性質を雄弁に物語る】
【タイトなジーンズに、腰周りまで隠すほど裾が長いシャツ。全体的に暗色系】
【武闘派にして肉体派の彼女は、単純に少女と呼ぶことを憚られる獣性を身にまとっている、ようだった】
【未来染みた先鋭的デザインのエアバイクに、二本足で立ちあがった赤い犬男が猫を抱きとめる】
【そのまま腕力で猫を、自分が座るシートの後ろに座らせると、自分もまた座して操縦を自動から手動へと切り替えた】
「いやーローズちゃんが機関支部に潜入と聞いて、フォローいるんじゃないかと思ってさー!」
「試作型のバイクかっ飛ばしてきちゃったZE☆」
なんだか知らないが大戦と聞いた。大会で予選敗退した上お預けを喰らったんでな……、
近ごろの鬱憤……晴らさせて頂くっっっ!!
《……だ、大丈夫かな? わ、わかった。少し仮眠して、間に合えば助けに来るから!!》
いらねぇ……これは俺の闘いだ……!!!
【そのまま走り去る犬と猫に一瞥もくれず、不良少女は無体な言葉で迎撃した】
【二名を油断なく、容赦なく観察しながら、ファイティングポーズを取る】
【距離はおおよそ、二十メートル。中距離にあたるか】
【戦意は上々、やる気満々、――――――目つき、爛々】
……なあお前ら、ここ最近わかった事があるんだ。
【とても正義の徒とは思えない凶暴性が、じわりじわりと染み出す『金色の魔眼』へと変貌していて】
【しかも一切脈略のない言葉を投げかけ、なんとなし、『待ちかねて』いるような】
この世の真理だ、たった一つのシンプルな答え…他の全てが雑事と消える絶対の理。
何だと思う?
【拳を握るだけで、べきべきと音が鳴り】
【首鳴らして犬歯を晒し、むしろこちらが悪鬼羅刹と間違われそうな、壮絶な喜色……】
――――――――レベルを上げて、物理で殴ればいい。
【―――――彼女は一体、何の真理を垣間見たのか】
【いずれにせよ、何かが歪な戦端が、ここに切って落とされる】
【否、ある意味で、戦場に相応しい暴風が一陣、その場を駆け抜けた】
//竜崎遥人です、よろしくお願いします!
240 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
[sage]:2011/08/20(土) 20:39:45.02 ID:C4hrV5+AO
【夜の国支部付近】
命令は対象の殺害、ですけど、殺してしまっては何も得られない、ただ、今回の失敗が残るだけ。
私達の勝利の為に、失敗を少しでも埋めましょう、ですから、『敵』は可能な限り捕獲する方向でお願いしますね。
……但し、無理はしないで下さいね、敵を殺さないようにして自分が殺された、なんて、馬鹿みたいですから。
【夜の国支部の付近で、端末を片手に連絡をする少女が一人】
【陽光を思わせるような金色の髪と、翠玉のような碧色の瞳が印象的な小柄な少女だ】
【だが、その少女が身に纏うのはカノッサ機関の制服、首に掛けられたペンダントには《No.300》の文字、腰に帯びるのは装飾の施された細剣】
【見る人が見れば、少女がカノッサ機関のナンバーズである事は直ぐに解るだろう】
……やってくれましたね、森島さん、でも―――無謀過ぎますよ。
【ぱたん、と音を立てて端末を閉じた少女は、複雑そうな表情でそう呟き、溜め息を吐く】
【その後、数秒の時を経て、気を何とか取り直すと、『敵』を求めて、ぐるりと辺りを見回すのだった】
//機関側、アカリです、宜しくお願いしますね
241 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 20:42:26.16 ID:jDcUTjdYo
>>236
【――、管制塔の階段を駆け上がる足音が、一つ】
【考えるのは、「兵士」達。 ……彼が呼んだのでは、少なくともない】
【だが、始めてしまった∴ネ上――『責任』は存在する】
(…、…夜の国の『レジスタンス』か――?)
(――、本当だったら、戻ってる暇は無いんだけど。)
(見殺しにする訳には行かない――か。)
―――、――ッ!!
【 ―― バン=z 【…、…響いたのは、『扉を蹴り開く』音】
【所々が焦げたホワイトシャツに、紅いベルトを通したボロボロの黒いスラックス】
【肩甲骨の辺りまで伸びた髪は首筋の辺りで括られており、蒼いリボンが目立つ】
【両手には『魔法陣』の描かれた白い手袋を嵌めた――貧乏そうな青年だ】
…、…さっさと、IDを渡せ。
【――、一言。 据わった様な玲瓏な双眸の下、言葉を吐いた】
242 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 20:45:47.35 ID:BjBGwyKTo
>>240
―――さぁって、もう一仕事‥‥ッ。
【かつ、かつ、と迫ってくる小さな人影が有るだろう】
【ゴソゴソと何かを漁るような音と、靴がコンクリートを踏む音が、徐々に近づいてくる】
【着崩した制服姿が特徴的な小柄な少年だ。背丈は恐らく160cm程か】
【夏服なのか、上半身はYシャツで、当然のように裾を出してボタンは3つ開けていて】
【白骨よりも白い髪は、ハリネズミの様につんつんに逆立てられており、すごく刺さりそうである】
【右目の部分には、大きな傷が一閃と撃ちぬかれた跡があり、少し見た目が悪い】
【腰にはベルトポーチを巻いており、その中には様々なモノが入っている様だ】
【特に印象深いのは、その双眸だろう。ぎらぎらと意思の光を宿した瞳は鋭く、しかしまだ少年らしさも残している】
【そして、右手は真新しい包帯を巻かれ、頭にも包帯が見える】
【戦闘に支障は無さそうだが、多少の負傷を推して此処に来たようである】
―――ん、ぐっ。
【右手には、スポーツドリンクのペットボトルが有り、左手には白い錠剤の入った瓶が有る】
【其れを口にざらざらと流しこみ、スポーツドリンクで飲み下す】
‥‥さて、アンタが敵って事で、いいのかい。
出来れば大人しく制圧させてくれれば、此方も戦わずに済むんだけど。
【警戒と、戦闘態勢は既に整っているが、カノッサだから≠ニいう理由で谷山は倒す積りは無い】
【目の前に立ちふさがる≠ゥら、倒すというのが、谷山が戦う理由であって】
【故に、邪魔をするなら容赦をしない、そんな少年なりの割り切りを含む声が、少女に掛けられるだろう】
【そこらにペットボトルを放り、中身の残る瓶をベルトポーチに収めた】
//よろしくお願いしますッ!!
243 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 20:50:21.99 ID:7pAuFNpvo
>>236
>>241
【ちょうど、森島が扉を蹴り開けるのと、タイミングを同じくして】
『銀貨を聖所に』!
【鈴を鳴らすような声が、狂気の夜を切り裂いて響く】
【――管制塔のはるか下より聞こえてきたその声に遅れること、わずかに数秒】
【森島が蹴破った扉とはまったくの逆方向――意図してのことではないだろうが、レギンをちょうど挟撃するような位置に】
【――まるで妖精が舞うかのごとく、一人の少女が空中を飛翔してきた】
【屋上部よりもわずかに高く浮き上がった少女は、真上に投げ上げたボールのように、緩やかに放物線を描いて着地する】
……。
【白磁のように滑らかな肌、腰ほどまでに伸びた絹のような金髪】
【その造作は、まるで人形のような――どこか人工物のイヤミさを見せる、13,4歳頃の少女だ】
【戦場にはいささか不釣合な、純白のブラウスの袖には――左腕がない】
【隻腕の少女は、その青い双眸に強い意志を見せて、狂笑の青年を見つめる】
【ゆっくりと、銃でも突きつけるかのように、レギンへと右手を掲げて】
……こんな馬鹿げた戦いを、早く終わらせるために。
【森島の短い一言につなげるように、こちらも短い言葉で締めくくった】
/クルスです、お二方とも、よろしくお願いします
244 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 20:53:51.14 ID:guNy1uYS0
>>239
「二人入場……」
そして二人退場だ。どうやら戦わなければならないらしい
「物理属性反射魔法……」
無いものを作るんじゃない。それはともかく、多分レベルを上げなくても殴られれば倒れるぞ?
【大ボケをかます霞。と冷静に答える円】
【だが返答はどこかずれていて、というより、まともにやる気があるのか無いのか、読み取りづらい】
――もっとも、黙って殴られるわけにもいかないがな。
「それは同意」
【円の足元に大きな円形が描かれる。言ってみれば、巨大な魔法陣の外周】
【実際に僅かながら魔力がこぼれている】
「――というわけで、まずは私が相手……」
何がというわけなんだか……まあいいか
「殴れるものなら殴ってみろ、ということ」
それはなんだか違うぞ……
【霞はというと、銃を右手に持ち、銃口を遥人の額に向ける】
【左手で銃についたダイヤルを回している。まだ撃たない。或いは撃てない?】
【陣完成まで、まだ時間はかかりそうだ】
245 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/20(土) 20:58:38.51 ID:g9PuEo/no
>>235
>>238
【ざン、と突撃槍のような鋭い脚を一歩前に踏み出し、】
【その小山のような巨体が進撃を開始しようとした、そのときであった】
……早速、立ちはだかるのかね
こんなチビ二匹が、私の前に──
【蟷螂型の胴体に備わる、逆三角形の頭部が二人を見下ろした】
【昆虫の複眼を模しているのか、それともまさかそれそのものなのか、】
【二人を見据えるその大きな蟷螂型の目は、内部に無数の瞳を備えているようだった】
フゥー……威勢が良い、威勢が良いということはつまり、鬱陶しいね
この『ファスマ』の最大出力は、エフッ、およそ能力者十人以上にも匹敵すると言われているんだよ
たかだか二匹で、どうにかなると思わないことだ──ぷ、ク、ふファハハ
【脂ぎった声で言うや否や、ぐぐ……と、四本の脚をゆっくり撓め、巨体が僅かに沈み込んでいく】
【すると次の瞬間、巨体が後方に跳躍すると同時、腕の『鎌』を身体の前面で交差させるように振るった】
【──びゅおうっ、と、小規模な突風を伴い、】
【振るわれた鎌から、『三日月形をした赤い光の刃』が二人に向けて一撃ずつ放たれる】
【いわば『飛ばす斬撃』に類するもので、切れ味は決して低くないことが推定できるだろう】
【幅は2m近くあり、燕の滑空するような速度で向かっていく】
【細かな狙いはないようだが、高さとしては丁度二人の首元辺りになるはずだ】
【そしてファスマが着地すると出来る距離は、およそ10m超だろうか。遠距離の間合いになるだろう】
246 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/20(土) 21:00:51.72 ID:C4hrV5+AO
>>242
そうですね、多分、私は貴方の敵ですよ。
それと……残念ですけれど、投降するような真似は出来ませんよ。
私にもやらなければならない事がありますから、ね。
【何の思惑があるのかはまだ解らないが、少女は片目を瞑りながら、そう言って、腰に帯びた細剣を抜き放ち、その刀身に指を触れさせる】
【その刹那、細剣に光が纏われて、周囲を今までより明るく染め上げるだろう】
【そして、その光は、少女の顔を―――『カノッサ』でありながら、何かを決意した、強い光を宿す瞳を照らし出す】
駄目なのを承知で聞きますけれど、黒野カンナを此方に引き渡して貰う事は出来ませんか?
そうすれば、カノッサは兎も角、私には、貴方とわざわざ刃を交える理由は無くなるのですけど……。
……まあ、引き渡してくれるようなら、わざわざこんな場所に乗り込んで来ませんよね。
247 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 21:03:50.88 ID:2eUxlXk5o
>>244
話が早くて助かる……!!
【見るからに不良少女、ストリートファイターのような風貌】
【それが行う構え、軽いフットボクシングのように足を暖め、脇を閉め】
【無駄話を吹っかけてこなかった両者の誘いに応じて、まっすぐつきすす、】
―――――ただ、その一発が遠い事は知ってるからな。
【、ま、ない…?】
【右手首に出現した鎖の輪。垂らした先端には、小さな鏃がついている】
【大きさは大体五センチほど、鎖と直結したアンカーのようにも見える】
【それを出現させて、右腕をゆらゆら下ろす】
【構えが解除されて、そのままの姿勢で平均速度で走り出した】
【決して遅くはないが、早くもなく、足の速さはあくまで平均、なのだが】
【左腕に巻いた包帯の下、陣が零す魔力に当てられたように、紫色の輝きが強まってゆく】
【別の意思を持つかのように、左手だけが真正面に上げられた】
【この左腕に魔力を含むものが接触すると、その威力を四分の三まで減少させ、減少分を吸収する】
【陣によって構成する結界に触れたものなら、即座に消滅には至らないが、物理的に干渉を始めるだろう】
【―――――例外といえば、哲学者の卵で】
【それに類する『黒い』魔力に対しては、減衰範囲は二分の一にまで拡大する】
【もちろん、左腕肘から先…相手の少女からすれば『包帯が巻かれている範囲』に直接接触する必要は、あるのだが】
【この時点で、距離は半分にまで詰まっていた】
248 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 21:11:23.79 ID:BjBGwyKTo
>>246
だろうなぁ、俺にもやらなきゃいけない事が有るんだ、アンタに無いなんてこともそうそう無いだろ。
‥‥そうか、敵か。
【端的に言葉を受けて、腰のシースに入れたナイフを引き抜いていく】
【特別刃物の扱いに長けるわけではないが、一時期は仕込杖を使用していた】
【故に、そこそこ扱いには慣れており、そこらの兵士並には使えるだろうか】
【こちらの物は、友人謹製の物であるが、特別な外見はしていない】
【精精言うとすれば、手にフィットする人間工学を考慮した柄と、薄く長い刃だろうか】
【相手の強い光を宿す瞳を、こちらの意思の硬さを表すような鋼色の双眸をぶつけて――――】
―――Truth News
【きゅぅ、と瞳孔が一瞬縮まり、直後その双眸に不健康そうな蛍光グリーンの光が宿る】
【印象としては、人工的、無機質、そのような、冷たい光だ、同間違っても安心出来る光ではない】
【そして、同時に、相手から投げかけられる言葉に、苦笑を浮かべて】
‥‥だったら態々、昨日潜入してねぇよ。
悪いね、お断りだ‥‥ッ!
【そう答えると同時、地面を蹴って谷山は駈け出した】
【その間に、視覚の内色覚と味覚と嗅覚を停止し、他の部分を全体的に強化する】
【元から強化されていたのを、他の三覚に割り振る強化分更に強化し、効率的に能力を運用する手段だった】
【歩く速度は早く、その瞳は開いての一挙一動を、見逃さないようにしているのが分かるだろう】
249 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 21:12:51.59 ID:GHiZkRgEo
>>245
図体だけデカイヤツが偉そうに良く言う……。
【「フン」と鼻を鳴らす】
【そんな動作の一方で、果たしてこれに勝てる算段はあるのだろうかと】
【思慮を巡らす、考えるまでもなく一筋縄ではいかない相手】
そういう驕り高ぶるヤツを再起不能にして見下すのも一興一興
【その巨体の生物的な容姿は、有機と無機を織りまぜているように見えた】
【実在する生物を真似ているというのもそう見えた理由の1つだろう】
しかし、安く見積もってくれるよね―――――
【右手、ナイフを逆手に持ち替え】
【手の甲に「黒の盾」を形成、迫る月形の斬撃を斜めで受け】
【そして重心を反時計に移動、後方へと受け流し回避】
【「黒の盾」は少しばかり損傷して、霧散】
10人程度で相手出来るだなんてさ、机上の空論もいいとこだよ。
【遠距離に跳んだファスマを視認、この距離はエルフェスにとっては不味い距離だった】
【近接戦闘能力しかない彼は、一先ず近づく事からはじめなければならない】
【一歩、ファスマに向け走り出すと同時に「黒」を滲ませて】
【首から下を覆うような「黒の布地」で身体を覆う、その効果は不明だが】
【現れて尚流動するようなそれは液体めいている】
【10m程度、少年といえど走れば直ぐに追いつくだろう】
250 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 21:16:29.12 ID:guNy1uYS0
>>247
……さて、なんだかいやな予感しかしないな
「どうあがいても絶望」
いやいや、それにはまだ早い。早すぎる。まだ始まったばかりだ
【わずかばかり二人から離れる。陣自体は動かない】
【この陣には実体が無い。完全に描かれるまでは、いや描かれたとしても、中核はあくまで女に有る】
【別の陣であれば話は別なのだが……とにかく、この陣に干渉するためには、女に直接触れなければならない】
【内側に直線が描かれ始める。とはいえ、まだ始まったばかりだ。まだ猶予は充分】
「――スターダストキャノン」
【後方にステップを踏みながら、狙いを少し下にずらして少女は引き金を引く】
【銃口から出たのは、鉛玉ではなく、数多くの小さな星】
【触れれば小さな傷はつくだろうが、致命傷にはなりえない。目くらましに近い】
【その上魔力による生成物。吸い取られればほぼ無力と化す】
【ステップの速度は大きくないため、これに怯まなければ少女に肉薄できるだろう】
【撃った直後に、左手でまたダイヤルを回している】
251 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/20(土) 21:16:54.09 ID:QxD8J79C0
>>241
これはこれは、椿さんじゃあないですか―――いや、森島さんの方がいいですかね?
私が流すように命じた情報は役に立ちましたか?救出は成功したようですね、おめでとうございます
しかしそういきなり邪険にされると渡す者も渡したくなくなりますねぇ…
【階段を駆けあがる音、そして開け放たれる扉、そして現れた青年を一瞥するとにこやかに笑う】
【大分焦った様子の青年を見て、ニヤニヤと口の端を歪めて笑う、月光に眼鏡のレンズが反射して輝く】
【と、スーツに手を入れてカードケースを取出し、中から銀色のカードを取り出す】
ええと、どれだったかな……あぁこれだこれだ、全くなんで私が火器系統の管理なんて
まぁいいでしょう、これが件のIDパスカードです
しかし森島さん、貴方がここにくるとはね、命の恩人と命の取り合いをして頂きたかったのですが…
まぁこれもまた一興、ここで戦いの行方を一緒に眺めていますか?どっちが勝つかかけるのもいいですねェ…クク
【銀色のカードを人差指と中指の間でヒラヒラと動かしながらそう問いかける】
【相手の神経を逆なでし、イニシアチブを奪い、自分の思惑通りに動かす―――いつもの手だ】
【森島が相対するのは初めてではない―――もはや意図も読めるだろう】
【月明かりが薄い雲によって隠れる、―――仕掛けるなら今か】
>>243
おーーーカッコいいですねぇ、しかし今日は御客の多い日ですねェ
こんばんはお嬢さん、初めまして、いい夜ですねェ、どうですこれからディナーでもご一緒に…?
なんて冗談ですよ、此処にいるという事はそういう事ですよね…困った、二人がかりだとキツイキツイ
【新たに現れた少女の華麗かつ優美な着地に、両手を合わせて拍手をして出迎える】
【そして紳士的に一礼をすると、苦笑と共に肩を竦めて二人を眺めながらゆったりとした足取りで移動する】
私、水の国支部、現支部長のレギン=ハーネットと申します、どうぞお見知りおきを…
何かお困りごとの際にはお気軽に支部までご連絡下さいませ……フロイライン?
【おどけたように挨拶をしながらながら眼鏡のズレを直す】
【現在レギンは森島を見ている、クルスには背を向けるような格好だ】
【そして訪れる―――月明かりが薄い雲によって隠れる、―――森島にタイミングを合わせて攻撃するか、様子を見るか】
252 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/20(土) 21:22:21.50 ID:C4hrV5+AO
>>248
互いに大義や信念が有るんですから、当然と言えば当然ですよね。
だからこそ……こうして敵対しなければいけないんですけれど。
【未だに片目は瞑ったまま、装飾された細剣を右手に持ち、少女は自身の背に魔翌力を集中させ始める】
【その間、魔翌力を練り上げる間、鋼色の光から代わり、人工的な蛍光色の光を宿す瞳に、天然の宝玉のような碧の視線をぶつける少女】
【相手に譲ってくれる気が微塵も無いのは解っていた、自分だって譲る事は絶対にしないのだろうから】
ですよねー、期待なんてしていなかったから良いんですけれど―――!
【そして、その言葉と同時に、練り上げられた魔翌力が、少女の背で巨大な輝く翼の形を成す】
【作り上げられた翼から噴き上がる魔翌力の噴射を以て、少女は弾丸の如き速度で、此方に向かう谷山に突進を仕掛けるのだった】
253 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 21:25:51.53 ID:tLvs4O7vo
>>245
戦の勝敗が、身体の大きさや武器の力だけで決まると思わないことです!
その慢心――私が正して差し上げます!
【威勢よく、戦場であってもよく通る声で神衣は告げ】
【動き出したファスマを凝視し、身体にギュッと力を込めた】
(味方は……恐らく一名。どのような方かは判りませんが、上手く協力できるようにしなくてはいけません)
(敵は……どうやら他の兵士は加わらないようです)
(数の利を覆す必要がなくなりましたから、目の前の敵に集中できますね……。)
【周囲に意識をやり、状況を分析する】
【味方は一人、敵は一体。敵地にありながら数の上での有利が取れている】
【しかし相手はカノッサ機関の技術力により作られた兵器】
【如何に特異技能があろうが、単純な火力や耐久力では人間とは比較にならないことを察せられる】
【故に意識の大半を戦闘に向け、油断せず、慢心せず――ただ、己の力をぶつけ敵対戦力を打倒することのみを目指す】
【己が、守るべき者の為に】
――行きます……ッ!
【ファスマが光の刃を放つと同時に、神衣は背の翼を広げ前方に疾駆した】
【翼の羽ばたきと、地を蹴る動作を合わせ前方に対する推進を得】
【姿勢を低く、刃を翼の端や髪に掠らせながらも回避し、高速で距離を詰めにかかる】
>>249
(味方の方が動き易くなるように……)
(私一人ではきっと勝つことは難しい……ですから)
(相手に有効で、尚且つ後続の方の助けになる行動は――)
【神衣は、いまだ未熟ながらも思考する】
【必要なことは「二人」でこの敵を倒すという考え】
【ファスマに向けて距離を詰めながらも刹那の時間にそれだけを思い】
ふ……――ッ!
【右腕を一振りし、高速で何かを射出した】
【其れは、鋭く尖った「爪」の一本。】
【長さは60cm程だろうか、特性により鉄に近い強度を持つ爪を腕の振りと同時に】
【ファスマの「右目」目掛けて撃ち出したのだ】
【狙いは、相手の意識を阻害すること】
【生物ならば急所となる眼球を狙うことで「対処」させ、牽制する事が神衣の行動であった】
【直撃したとしても見た目以上の効果はない飛び道具であるが、如何なる結果を生み出すか】
254 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 21:27:31.96 ID:2eUxlXk5o
>>250
【戦闘前の意味不明な口上は、まさに獣か気狂いと呼ぶに相応しかった少女だが】
【魔力探知の金の魔眼は、暴力性を押し殺し戦場を見渡す怜悧を映していた】
【それが判断した、進行を止めてでもアレを食らってはいけない】
【七メートルほどのところで踏み込み、惰性で距離は五メートルまで近づく】
【その間前に出した左腕を、薙ぎ払うように左へと振りぬく】
【攻撃力が元々低めだったからか、吸収によりその威力はかすみ程度にまで落ちたのだが】
【ゼロには出来ない。振り払った包帯が切り裂かれ、紫色の魔力光で輝く回路図が描かれた左が露出した】
【途中、卵の『黒』と、それを更に煮詰めたような『暗黒』の三色マーブルを描いていたが】
【今は魔力吸収の性質が強い紫が、三者の中で強固に働いているようだった】
【そもそも数が多すぎて、一度振り払っただけでは殺しきれず】
【ノースリーブの腕や頬、髪の先端等を細かく切り裂いてダメージを与えるだろう】
【服も上着がまた小さな穴が開いたりしたが、目は真正面、両者を見つめたまま】
【そして下げられた状態から、右腕が90度の角度で跳ね上がる】
【先端の鏃がロケットのようにノーモーションで飛んでゆくと、少しずつ落下して地面に突き刺さる】
【この状態で鎖を巻き取ると、不良少女の身体はそちらへとロケットのように飛んでゆく】
【途中で鎖を消滅させて、また慣性で宙を舞いつつ腰を捻る】
【再度生成した鎖と鏃を、結界を張る少女の後方の地面へと突き刺そうとするだろう】
【―――――これが成功した場合、再び少女は巻き取りにより、自分の身体を砲弾として突っ込む】
【無論位置が悪くてヘッドバッドとは行かないが、左腕が伸ばされている事に留意しないと】
【魔力ドレイン効果を持つ左ラリアットが腰に直撃する可能性が高い
255 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 21:31:37.85 ID:BjBGwyKTo
>>252
そうだな‥‥、だけど引く気も無ぇし。
だったら、最終的にぶつかり合うのが道理ってもんだ。
【きゅぅ、と己の五感の強化や思考加速を、駆けながら調整していく】
【最高のポテンシャル、場合によってある程度強化の特化は調整するが、ベストに近い状況まで】
【そうしながら、高速で思考を回転させて、己の戦闘作戦を組み上げていくのであった】
(‥‥剣を軸にして、魔術と異能でバックアップするタイプ、か?
どっちにしろ、剣というか、刃物の扱いじゃ年季に絶対差があるな。
だったら同じ土俵で戦うのは間違い。己の得意な土俵に持ち込むのが一番か。
さて、まずはどうするか―――――)
【そんな、数秒もかからずの一瞬の思考の最中に、凄まじい速度でこちらに迫る相手を視認して】
【強化された五感は、正確に相手を捉える事に成功した。だからといって、肉体が銃弾の速度に対応できるかと言われれば、否だが】
【しかしながら、まだ武器である初動が有る、そう思い、谷山は体を動かしていく】
(―――速い、そしてシンプルに強力なタイプか、厄介な。
突っ込んでくるなら急な方向転換は難しいと予測―――取るべき行動は‥‥ッ!)
【ひゅぅ、跳ね上がるように左腕が相手に向けられて、直後】
―― B O M B !
【左腕のシャツの下に、無数の光の線が浮かび、手のひらから爆炎が生じ、相手を飲み込もうとする】
【ギリギリまで引きつけてから、撃ち放つはずである。範囲が広く、なかなか回避は難しい】
【威力というよりは、衝撃が強く、脳等を大きく揺らす一撃。わずかにでも相手をひるませ、隙を作るための一撃だ】
256 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 21:32:55.44 ID:jDcUTjdYo
>>251
……、貴方は一つ、勘違いをしている。
【――、『逆撫で』されているのではない】
【双眸を見れば判るだろうが、異常なほどに冷静≠セ】
【両手に『熱』を集中させ…、…紅く光る槍≠ェ生成され】
…、…『勝ち』も『負け』も、もう無い。
支部を落とせるか、って話になると――それは、どうでもいい。
大局的な観点から見れば、月輪の事。『代替施設』は必ず用意してる。
カンナさんを取り返せるか否か、って事なら、もうこっちの勝ちだ。
――、―『自分から捨て駒に成りに来た馬鹿』ですよ、貴方は。
【…、…異常なまでの、『状況分析』の能力】
【元来、「こう云う事」が出来る人間ではなかったにも関わらず――】
【この状況で、この発言。挑発。 ―、―戦術観≠ェ、高いレベルに上昇している】
【……それから、無言で槍を両手に構え】
【僅か、腰を落とすと。 ――光を宿した双眸は、「敵」を睨み】
(――、合わせてください。)
【 疾=\―ッ!! 】
【――、目で、対岸の彼女へとメッセージを送りつつ、疾駆】
【レギンに接近しようとし…、…成功すれば、繰り出されるのは『突き』】
【狙いは腹部、急所を外してはいるが、内臓は狙っている】
【……、突きの速度は速いが、体勢から予測し、見切ることは可能だろう】
257 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 21:43:18.75 ID:7pAuFNpvo
>>251
【クルスの表情に、不愉快さが滲んだ】
【レギンの不遜さを隠そうともしない、その余裕のある態度に、不謹慎さを感じずには居れないのだろう】
……丁寧な挨拶、痛み入ります。
私の名前はクルス、と申します。以後、お見知りおきを。
【無理に平静を装うような、抑揚のない口調で、こちらも最低限の返礼をしてから】
【レギンに対する警戒の色を解かぬまま、ゆっくりとそちらに歩み寄り始める】
……時間がありません。
貴方には貴方の立場もありましょうが……そのIDカードを渡して頂きます。
【歩み寄ってくる少女の身体から、冷たい冷気のようなものが溢れ出す】
【なんのことはない――魔翌力だ】
【だが、果たしてそれを単に魔翌力と呼んで良いものか。クルスの物腰の丁寧さや、純な外見からは想像もつかぬほどに】
【暗く――触れるものの背筋を凍らせずには居られないような、禍々しく、瘴気じみた魔翌力だ】
……申し訳ありませんが、力尽くにでも、です!
【魔翌力が、少女の周囲で収束し始める】
【両肩の真上に、まるで塩の結晶化を思わせる様相で、二本の銀色の短剣が出現する】
>>256
【森島の視線に、わずかに首を上下させて、諾と答え】
『三十枚の銀貨』! ……scissors!
【少女の両肩に現れた短剣は、緩い弧状の軌道を描いて、レギンの両肩を、左右から挟み込むように放たれる】
【正面から行く森島の突きをサポートするため、左右の動きを阻害するための攻撃だ】
258 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/20(土) 21:43:34.59 ID:g9PuEo/no
>>249
>>253
【放った光の刃は、それぞれの方法で難なくいなされ、躱され】
【その侮れない様子を見て、モーゼフは唾液を飛ばすような舌打ちをした】
ちィ……すばしっこい……フゥー……
すばしっこいということは……プフー……小賢しいというだよ
【そして、ずン、と大地に染みるような着地音】
【異形の魔導兵器『ファスマ』は、その蟷螂の複眼で、近づいてくる二人の姿を見据える】
【左目はエルフェスの方をぎょろりと睨んでいたのだが、右目の方は、神衣の動きを捉えた】
ちょこまかと動き回られては、エフッ、鬱陶しい
フゥ、こんなもの──爪楊枝にもならないよ、エフッ──
【瞬間──ファスマの複眼が、じわりと赤い光を滲ませ】
【──ひィン】
【刹那。甲高い射出音を伴って、二つの目それぞれから赤い『レーザー光』が迸った】
【一本は向かってくるエルフェスの胸元へ、そしてもう一本は神衣の打ち出した『爪』へ】
【ばちッッ──! と、弾けるような衝突音】
【ファスマの右目へ向かってきた『爪』を、レーザーで迎撃、弾いたのだった】
【このレーザーは、魔力を圧縮して放たれたもので、高い熱と衝撃力を持っている】
【例えるなら、水流を圧縮して放つ『ウォーターカッター』のようなものに近いだろうか】
【もし当たった場合は、たった今神衣の『爪』を迎撃した様を見れば分かる通り、】
【『切断』というよりもむしろ、『発破』するのに近い衝撃を受けるだろう】
【魔力レーザーという性質上、速度だけならば銃弾にも匹敵するような速さになるが、】
【しかし、軌道は一直線でごく単純な上、複眼が光った『予備動作』に感づければ、反応はそう難しくはない】
259 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 21:47:40.47 ID:OGf4TMjSO
【高架下】
【号泣する雨音と頭上を抜けていく車の音が、轟き――煩く、喧しく】
【通り雨に降られてすっかり濡れ鼠となった男が、其処に音も無く滑り込んで来た】
【艶やかな紫の長い髪も、上質な黒のローブも、白皙の頬も項も首筋も、黒い爪先も】
【無慈悲な水に打たれて、底冷えと重みと煩わしさを――持続毒のように、男に与えている】
【「ね。一人で行ってきてよ」】
【恋しい人からそう頼まれた。此処に彼が居る理由はそれだけだった】
【もっと言うなら、彼は頼まれごとを果たして帰る途中だったのだが】
【不機嫌な空は気を遣う事なんて出来ないから、喚き立てる我儘娘のように突然の雨を降らせて】
【――強引な女に勝てる男というのは、稀少な存在だろう】
【この男も例に漏れず、折れる側。世間一般と何も変わらない立場だった】
…冷めるだろうに、止んでくれないものか
【黒いマニキュアの施された手で掴む袋、中のたい焼きの温度は――じわりじわりと、下がってゆくのだった】
260 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 21:48:05.84 ID:guNy1uYS0
>>254
【余談だが、陣を張っている方はどう見ても「少女」には見えない】
【まあ胸元の膨らみは無いのだが、今はそんなことはどうでもよい】
……ああ、やっぱり私狙いに切り替わるか。
「――そこまで狙撃は上手くない」
【少女は銃口と目線で遥人を追うが、慣れていないのか撃つには至らず】
【無論、アンカーの動きにも対応できない】
【女の方はというと、あまり機敏とはいえない動きで右へとステップ】
【――左手と、接触。同時に陣から魔力が一気に失せる。尽きたわけではないらしいが……】
――成る程。これは意地でも殴られたくないな。
【勢いによってコートが少し裂けたが、それよりも魔力を吸われたことの方が大きい】
【自分自身の魔力が少し失せたのを感じ取り、危険性を感じ取る】
「――シューティングスター」
【少女、アンカーの最終到達点に向けて引き金を引く】
【今度飛び出たのは、単発だが大きめの、回転する星】
【まるで回転のこぎりの歯のように、当たればそう浅くないダメージを与えるだろうが】
【割と距離が遠く、反応するのは容易い。受けるのも避けるのも、だ】
【また、先ほどと同じ様に魔力によるもの。遥人の左腕側からの射出故、吸い取りも簡単か】
261 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/20(土) 21:50:52.54 ID:C4hrV5+AO
>>255
そうですね、互いに引けず、譲歩も出来ない、なら、残された道は戦うしかありませんから―――
【言葉を紡ぎながらも、魔翌力の翼を炸裂させるようにして、弾丸の如く一直線に突き進む少女】
【本来なら、このような速度で加速していては停止も方向転換も満足には出来ない】
【谷山の考えは、物理的に考えても当然の考えで、正論だった、だが】
(……私だって、その位は知っているんです、他の誰でもない、自分自身の力の欠点なんですから)
【左腕が向けられたのを認識した瞬間に、その翼の片方からの魔翌力の噴射を即座に停止させる】
【二つの翼が同等な力で少女の身体を押していた為に直進出来ていた、なのだから、その片方を失った少女の身体は、翼は】
【当たり前のように、方向を、がくん、と大きく曲げる事になり、結果、谷山の横をすり抜けるように飛び去っていく形にだろう】
【だが、その間際に、がむしゃらに谷山に向けて刃の先端を向けてみて、手傷の一つ位は与えられないか試してはみる】
【尤も、加速はしているが当たったとしても、無茶苦茶な体勢で放った攻撃だ、威力は大きく削られているだろう】
―――ぐっ、う、直撃は避けた筈なのに、響きますねっ……。
【そして少女は、ぎりぎりまで引きつけられた状態での発射の為に、あれだけしながらも衝撃は完全に消せなかった】
【谷山の後方で、ずざざざざと地面に脚を擦らせるようにし減速した少女の額からは、暑さとは異なる理由で汗が流れていた】
262 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 21:56:39.71 ID:GHiZkRgEo
>>258
>>253
お前はその小賢しさに負けるのさ
【視界内、複眼の光を捉える】
【何かしらしてくるだろうと走りながらも身構え】
【次の瞬間に迫るのはレーザーの光】
厄介なものを―――――!
(あんなものがあっちゃあ俺にとってももう一人にとっても迷惑だ、早めに潰す―――――)
【避けるにしてもまたレーザーに襲われかねない、となれば早くその目を潰すに越した事はない】
【行動の指標は決まり、「黒の布地」の表面から「黒の巨腕」が新たに形成されその拳は地面を殴る】
【エルフェス自身の回避は成功、「黒の巨腕」はエルフェスをその反動で吹き飛ばしながらレーザーを受け消滅】
先に打っ潰すっ!
【跳んだエルフェスは走った勢いのまま、向かうのはファスマの頭の部分】
【つまりはその左右の複眼が在る箇所、跳躍の高さとしては十分だろう】
【「黒の布地」が風に揺れればその下にはナイフと刀の光】
【ファスマの頭部に着地、ないし接近出来ればその刃物の両方を用い】
【両目を突き刺し破壊しようと試みるだろう】
263 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 22:00:12.46 ID:tLvs4O7vo
>>258
>>262
(光線――やはり、そう簡単には通りませんね)
(ですが、爪に気をとられてくれたお陰で……活路は開けました)
【爪が光線によって弾き飛ばされた光景を目に収めると】
【神衣は怯むこともなく前進を続け距離を縮める】
【元々の目的が牽制し対処させることであったため、弾かれたとしても動揺することがなかったのだ】
功を焦らず一つ一つ、相手の持てる手札を削る
初めに崩すは歩の一騎から――
【翼をもう一度打ち振るわせると、パタリと背にくっつくようにして畳む】
【体制は更に低く、可能な限り空気抵抗を減らし獣が如くファスマに迫り】
――……一本、頂きます……ッ!
【右腕の二本爪となった手甲を勢いのままで振るわんとする】
【狙いはファスマを支える四脚の内が一つ、左方の前足に当たるであろう部位】
【関節駆動部を的確に狙った一撃となる】
【神衣の動きは、ファスマから見て左方を】
【通りすぎながらすれ違いざまに斬り込むというもの】
【足に痛打を与えバランスを崩させることと、素早く離脱し次の動作に移ることを意図した行動であった】
264 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 22:00:22.10 ID:BjBGwyKTo
>>261
(――――扱い、慣れてやがんな‥‥、年季が入ってる)
【己とそうは違わない年齢と予想しつつも、相手は己の上を行く技術を持つと理解する】
【己が戦線に身を置くようになったのは、つい1年ほど前から。要は、経験を多少積んだ程度】
【ジャーナリストとして、数多の戦いを見てきたが、当事者となったのはそれ程前のことではない】
【要するに、相手の経験に、こちらの経験量は、追いつかないという事】
‥‥ッ、っぶね。
【相手の攻撃を左腕で谷山は受け、弾いた】
【がきぃん、と金属音が響き、人工皮膚の下の鋼の装甲を顕とする】
【びりびりびり、と相手の速度も相まって、振動が伝わり、一時的に駆動が難しくなった】
―――強いな、全く嫌になってくるぜ。
【少なくとも、反射神経等以外、移動速度や攻撃力に置いては、おそらく己が劣ると理解する】
【自己の最大火力は、左腕による全力の打撃、其れであるのだから】
【距離を離せば、また襲いかかってくる、そう理解するがゆえに、ざわり、と谷山の体から数式が一瞬吹き上がり】
【頭に巻く包帯にじわり、と血が滲む。脳に負荷が掛かり、敗れた血管が、また開き始めたのだ】
【それだけして、一体何をするのか、それは―――――】
―――ォォオォォォォツ!!
【―――脳や脊髄等によらぬ、純粋な足の駆動命令】
【筋肉の負担や、肉体の崩壊を防ぐためのリミッターを介さない其れは、一時的に爆発的な筋力を発揮する】
【谷山の、恵まれた脚力が、脳というストッパーを超えた、本来出せる限界の速度を持って動く、稼働する】
【弾丸には決して及ばぬが、人間という種族に於いては、かなりの域に有る速度で接近し、相手の腹部目がけて蹴りを入れようとするはずだ】
265 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 22:03:24.75 ID:2eUxlXk5o
>>260
【両者は本来、少女と女性、と呼ぶのが相応しいのだろう】
【しかし少なくとも、不良少女からしてみれば大差ない。『見た目14,5の不良少女』からみて】
【『どちらも自分より年下』としか、見えていなかったのだ】
【陣を削った感覚はある。たった今練られていた魔力が、自分に流入する】
【…結局制御権はあまりないから、魔力に対する防御という程度の認識、だが】
ちなみに俺の利き腕は右だ。
【アンカー着弾点まで、身体を持っていく事はない】
【自身の重量操作と姿勢制御などで勢いさえつけば、途中で消しても慣性で移動はできるから】
【しかし、どれだけ吸収効果が優れていたところで、全消失させるには大きい】
【反応は出来た、少し左を上げるだけでよかったのだが、小指の筋肉をいくらか裂いてしまう】
【方向を操作して首筋に到達するコースからはそれたが、左腕の握力が低下してしまう】
……そっちのガキが面倒だな。
【吹き飛ぶままの勢いで、足を上に。空中で逆立ちするような体勢】
【右腕に突如取り出したるは、我々で言うショットガン…しかも、猟銃に近いフォルムを持つウィンチェスターの亜種、に見えた】
【違いといえば、銃身下部に大きく装備されたマチェットブレード。ガンブレードのような運用も視野に入れられているのだろう】
【しかし銃口は、きっちり開けられていて】
【そのまま着地前に発砲、ショットガンは近接戦闘向けの銃で面攻撃を主体とする種類だが】
【このウィンチェスターもどきに装填されていたのは、たった一発の弾丸をはなつスラッグショットだった】
【まあ、元がショットガン。距離を離した結果による照準のぶれは著しく、】
【まして空中なのであらぬ方向に跳んだっておかしくないのだが】
【とにかく、そのアクロバティックな姿勢から、急に標的を切り替えて銃を持つ少女の膝を狙った】
【諸に命中すれば皿だっていちころなのだが、そうは問屋がおろさない】
【大腿を掠めて後方に流れ去る可能性や女に流れる可能性、それからまったく関係ない場所に当たる可能性も、充分存在した】
【そして少女の照準スキルはない。だからショットガンだった、のだが】
【そして反動で、少女の滞空時間が一瞬伸びて、下方から身体が回転する】
【背を向ける格好=格好の隙が生まれ―――――】
266 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/20(土) 22:07:46.67 ID:QxD8J79C0
>>256
フ、フフ、この程度ではもはや揺れ動きませんか、ならやはりこうなるか…
(冷静な敵意、判断能力、観察眼、そして戦闘能力―――全てが平均点など遥かに上回る…)
だがそれでなくては面白くないッッッ!!!!!!それこそ相対に価する!!!
【小細工の通用しない森島の高いポテンシャルを分析し、内心舌を巻いているが】
【その様子など全く表情に出さず、笑みを崩さないまま接近してくる森島へ注意を向ける】
それはそうでしょうねぇ、トップたる二人が戦線に参加していない以上は―――
だがそれでいい!!素晴らしいショーは最前列で眺めなければならないッ!!!!!!
さぁもっと踊りッ!演じッ!!もっと喜劇を大胆にし、私を楽しませて下さいよッ!!!!!
【フッと重心を左側に預けるように力を抜いて、そのまま倒れこむように『突き』を避ける】
【が、素早い突きだ、完全には回避しきれず、左脇腹から微量ではあるが出血し、赤い液体が地面にしたたる】
>>257
ええ、どうもよろしくお願い致しますよクルスさん
いえ、別に立場なんてどうにでもなるんですがね―――私の個人的な愉悦の為に
まだIDを渡すのも面白くないかと思いましてねーまぁ言ってしまえば意地悪ですハハハ
【倒れこみながらクルスへの言葉を返す、クルスは今だ素性、異能がよく分からないため軽視している】
【左に倒れるように回避―――という事は自ずと両サイドから迫るクルスの短剣の左側が命中する】
【左の二の腕に深々と短剣は突き刺さり、血を啜っている、右側からの短剣は倒れる寸前に脚で弾かれてしまった】
あぁ痛いじゃあないですか、まったく可愛らしい顔をして酷い事をしますね
しかし貴女方、即興の連携にしては随分と上手いですね、恐れ入りました―――では
私も狼煙を上げるとしましょうか
≪Aero――Gehenna
地獄への渡り風=
【レギンが歌うように声を上げると同時に、レギンの脚の踝から下ををワインレッドの装甲が覆い尽くす】
【そしてレギンはクルスへ向けて装甲を纏った右足を虚空へ蹴りを放つがごとく向ける】
【轟ッ!!!!!!と空気を切り裂く凄まじい音と共に圧縮された旋風が地面を駆ける】
【しかしその旋風はクルスのすぐ左側を通過するように通り過ぎる―――射程を誤ったか?――否、違う】
さぁ、大きな鳥が堕ちてきますよ、翼を捥がれてイカロスのようにね………ハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!
【元から狙いはクルスではなかった、その後方―――能力者達を迎撃するために出ていた機関の軍用ヘリだ】
【ヘリは旋風の弾丸によって無残にプロペラを砕かれて管制塔へ落下してくるッッ!!!!!!】
【それはそのままクルスの立っている位置、そしてその先にいる森島へと突っ込んでくる】
【恐らく屋上の中ほどで停止するだろうが、同時にヘリは破片と爆炎をまき散らして破裂するだろう】
【この攻撃、クルスから感知する事は難しいが、視野の広い位置にいる森島が声をかければ対処は可能だろう】
【レギンはクルクルと人差し指でIDを回しながら、肩に刺さった短剣を引き抜きながら空中に浮翌遊し、哂っている】
267 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/20(土) 22:13:34.52 ID:C4hrV5+AO
>>264
(魔翌力を用いて、可能な限り加速した筈、なのに、それでも合わせてきた、中々厄介な相手ですねー……)
(……でも、力では勝てませんし、どうにかして相手の反応を上回るか、或いは――)
【そこまで考えた時に、少女は漸く異変に気付いた】
【敵対する青年の包帯に滲む赤色、傷口が何らかの理由で開いている】
【谷山の能力を少女は知らないが、身体に負担を掛けてまで何かをやろうとしている事は理解出来た】
【そして、それを理解出来たのとほぼ同時に、自分との距離を一気に詰める青年の姿を認識する】
(……回避、は間に合わない、翼の魔翌力は今さっき使い果たした、受けるには細剣は向いていない)
(これは、覚悟を……決めるしかないって事ですよね)
【圧倒的な速力を以て接近し、強烈無比な蹴りが少女の腹部を狙い放たれる】
【そして、その蹴りは見事に狙い通りの場所を打ち抜き吹き飛ばすが――谷山には違和感が残るかもしれない】
【少女は華奢な上に小柄な体格だ、体重は女性の平均を間違いなく下回っているが……それでも『軽過ぎる』のだ】
【もしかせずとも、幾度かの戦いを重ねた人間ならば、その蹴撃を受けた際に、少女が自ら後ろに吹き飛ぶことで打撃の芯からは何とか逃れた事を想像するのは難くないだろう】
268 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 22:21:09.69 ID:BjBGwyKTo
>>267
――――ッ、ラァァッ!!
【轟ッ!】【蹴り足を振りぬき、相手を打ちぬき、吹き飛ばすことには成功して】
【ざ、ざざざ、と地面を滑るようにして、ゆっくりと停止していく】
‥‥ッ、ち。流石。
【そう、相手に向けて悔しそうな賞賛の声を送るだろう】
【五感は、正確に強化されており、打撃の違和感にも当然のように気づいていた】
【後ろに飛び、威力を殺された。そして、代償にこちらは足に負傷を得る】
【学生服の黒いスラックスに、滲む水分が視えるだろう】
【筋肉の一部が断裂し、皮膚が裂けた事による、出血である】
【数秒程度限界を超えた動きをしただけのため、それ程酷いダメージではないが】
【それでも、行動にある程度の支障が来るのは事実であった】
‥‥ッ、っと。
【Truth Newsの継続発動により、脳には負荷が掛かってきていて】
【一瞬口元を抑える動きをした。嘔吐感と目眩が迫ってきているのだった】
【その一瞬は、一瞬だが大きな隙と成るだろうか】
269 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 22:22:20.36 ID:jDcUTjdYo
>>266
【――、『避けられた』、が、問題は無い】
【槍のメリットは「速さ」…、…腕の動きと、即座に連動してくれる】
【そのまま、横薙ぎ≠ノ切り替えようとした所で――】
…、… 、 ――っ!! 『後ろ』ッ!!
【『ヘリ』が目に入り――、咄嗟に、叫んだ】
【即座に「槍」の組成を組み替え、……作り出すのは、「鎖」、同時に建物の端へと走り】
【振り被ると、先端部を小爆発させ、“掴め”とばかりにクルスの前方へと伸ばす】
【――、若し、クルスが其れを掴んだならば、鎖の一部が爆発】
【質量増加、減少、体積収縮、膨張…、…鎖のパーツ≠ェ、まるで生き物の様に捻り】
【加えて、自身の膂力によって――決して重くは無いであろう彼女を、『飛ばす』様に引き寄せようとする】
270 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/20(土) 22:28:14.47 ID:g9PuEo/no
>>262
>>263
……う、ウ、こいつらぁぁ──っ
【モーゼフが自信満々に放ったレーザー光は、しかし殆ど無駄に終わった】
【それどころか、二人に隙をこじ開けられる結果にさえなった】
このダニが──、ゲフッ、がぁああアアぁあー──っっ!?
【頭部まで跳躍してきたエルフェスが、『目』を狙っていたことに刹那で気付き】
【咄嗟、顔を逸らすような形でナイフの回避を試みるも、一瞬遅く、『左目』に刃が突き刺さった】
【コクピットにいるモーゼフとも意識は連動しているのか、彼自身も苦しい悲鳴を上げる】
【が、『目』を直接攻撃された痛みというのは存外に凄まじく、怯んでいるうちに更なる隙を与えてしまった】
(こっ、いつの間に──!)
【──肉薄していた神衣。どっと冷たい汗が吹き出た】
【痛がっている場合ではないと瞬時に意識が覚醒し、兵器に動けと念で命じる】
ぐっ、ううううウウウウウウ、──ぁああぁあ゛アアアっが!
【咄嗟に地を蹴って右横へと跳躍するが、駆け抜けてくる方が遥かに速い】
【結果、左前脚を半ば寸断され、その切り口からはオイルとも付かぬ漆黒の液体を噴出させた】
【臭いをかげば、それは鉄臭いことに気付けるかもしれない。──血、なのだろうか】
(馬鹿な……何故、このような二匹ごときに、このファスマが圧倒されなければ──)
【跳躍から着地し、咄嗟に身体の前面を二人の向き直らせる】
【脚を一本失ったため、動きはぎこちなくなったが、それでもまだ動けはするようだ】
……フゥ……フゥ……
そうか、貴宝院……聞いたことが、エフッ、あるぞ……
あの正義組織の──とすると、そっちの白いやつも、同じような類か……フゥ……フゥ……
プフー……なるほど、真っ直ぐな目だ、真っ直ぐな目ということは気に入らない目ということだよ
あの黒野カンナとかいう小娘も、フゥー、似たような目をしていた、フゥ、本当に忌々しかった──
. . . . ..
……そう、忌々しかった
【上がった息で途切れ途切れに紡ぎながら、】
【モーゼフはコクピットの奥から二人を憎憎しげに見据え──】
/続きます
271 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 22:28:19.37 ID:guNy1uYS0
>>265
それは怖い。が、それはわざわざ言うことか?
(……ふむ、弾道に少し違和感が有るが……まあいい)
【腕輪をはめた右手を一度地面につけ、それから遥人と距離を置くようにして跳び退く女】
【――陣が、右手に吸われたかのように、消えた】
【そして着地と同時、遥人目掛けて、黒い五芒星を飛ばす】
【一応の狙いは首筋だが、甘めの照準で、最悪完全に外れることも予想される】
【切れ味は、角度さえよければ骨を断てるが、所詮は魔力生成物】
「――ッ! ブラフコメット!」
【左手で勢いよくダイヤルを回し、半ば反射的に発砲する少女】
【当然銃弾には対応出来ず、狙いはややずれて右の脛を少し抉る】
【左膝を地面につけて、未だに銃口は遥人狙い】
【今度のこちらの銃弾は、水色の尾をひくもの】
【弾道は遥人の「胸の反対側」辺りを目掛けているが、「今の時点で触れる直前の位置で」炸裂する】
【中から飛び出すのは、数個の星の形をした切れ味鋭い物体。ただし軌道は完全にランダムである】
【また、この星は真性の物体……要するに、威力軽減が出来ない】
272 :
270
[!red_res saga]:2011/08/20(土) 22:28:29.15 ID:g9PuEo/no
. .. . ... .
──同じ目にしてやる。君たちも、ここで同様に
あの腐った泥でも詰めたような、光の無い目に──
【途端──「キチキチキチ……」という機械らしかぬ異音が響いた】
【まるで昆虫が顎でも鳴らすような、細かい音──その、次の瞬間】
【──Bbbbビィイぃいいイイん──んン……】
【ファスマの背中部分に、蟷螂が持つような巨大な翅が突如と出現した】
【それを見えなくなるまでに小刻みに震わせ、耳障りな大音声が響き始める】
【──刹那、異変が起きた】
【周辺に転げていた、岩ほどもあるサーチライトらが、】
【まるで見えない糸で釣られたように浮かび上がったのだ】
虫けらは虫けららしく……潰れてもらおう、プ、く、ファハハハハハ──!
【くぐもった笑い声と共に、サーチライトらが一斉に『飛翔』した】
【さながら隕石のごとく、二人へ向けて── 一つ、二つ、三つ、順番に降っていくだろう】
【単に物をぶつけるだけの単純な攻撃にして、狙いもかなり甘いが、それでも三連続で襲い掛かっていく】
【──念動力(テレキネシス)】
【物を触れずに動かす異能──『能力』と呼ばれる中でも恐らくかなり原始的なものだ】
【あの翅が現れ振動し始めた瞬間に、発現した力──シンプルだが、その活用法は計り知れない】
273 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/20(土) 22:32:52.18 ID:C4hrV5+AO
>>268
……っ、……く。
【軽減した、とは言え、その一撃で決着となるのを何とか避けただけ】
【それでも、マトモに喰らってしまった事に代わりはなくて、けほけほと咳き込みながらも、少女は身体を無理矢理起こす】
【相手も負担により傷を負ったようだが、喰らったダメージは此方が明らかに上】
【魔翌力の残量にはまだ余裕は有るが、翼を使っている以上長くは持たないだろう】
(……逆転の一手には、まだ、早い、それまで、どうにか時間を稼がないと)
(でも、あの相手にはそう簡単に隙なんて……!)
【相変わらず片目を瞑ったまま、現状を打開する為の方法を思案する少女】
【その案が見つからず、僅かに困っていたその時に、偶々生まれた谷山の隙】
【それを見るや、この気を逃すまいと、少女は手にした剣を横一閃に振り抜いた】
【そして、描かれる太陽のような色の軌跡から放たれるのは、飛翔する魔翌力刃】
【避けないのならば、魔翌力刃は谷山の太股の辺りを、すぱん、と切り裂いていく事だろう】
(……距離が近ければ、翼を使って斬りにいけたんですけど、ね、贅沢は言いませんよ)
274 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage]:2011/08/20(土) 22:36:30.13 ID:7pAuFNpvo
>>266
悪趣味な……。
【とうとう嫌悪感も露に、レギンの返答に対して呻く】
【短剣を放ったあとは、レギンとの距離を詰めようと、一歩、前に踏み出そうとしたが】
……!
【こちらの短剣が、レギンの左肩射止め、しかしほぼ同時に、こちらへも反撃が来る】
【前へ行こうと踏み出していた足を、クルスは慌てて回避動作に移ろうとしたが――】
【回避するまでもなく、自分の脇を抜けていく烈風に、片目を瞑ってそれに耐えた】
(っ……外した?)
【長い金髪がバタバタと暴れるが、損害はその程度のもの】
【この機会を幸いと、クルスは目の前の青年に狙いを定めて、魔術を放とうと右手を掲げ――】
>>269
……え?
【森島の鋭い声が飛ぶ】
【弾かれるように後ろを振り返れば、目に映るのは――なるほど、落ちたる鉄の巨鳥】
【あまりに一瞬のことで、クルスは対処の判断が遅れた】
(鎖……!?)
【溺れるものは藁をも掴む――実際にその手の中に入ったのは、鎖だったが】
【森島に牽かれて、クルスの小さく軽い身体が、レギンの立ち位置を通り越し、森島の足元へと転がった】
……なんて……事を……!
【転がった先で、慌てるように身体を起こす】
【――屋上に激突して煙と炎をまき散らすヘリを、絶望的な目で見つめてから】
……ヘリに乗っていたのは! あなたの仲間でしょう!
それを、あなたはッ……!!
【激昂した様子で、レギンを激しく糾弾する。敵対組織の人間の安否を気遣うなど、甘いヒューマニズムが過ぎると言うものだろうが――】
【だが、それを口にする少女の怒りは、紛れも無く本物のようだった】
許さない……!
【右手を振りかざせば、その先に魔術が構成される】
【氷の魔翌力は、凝って短剣と為り、クルスの命に従い】
Shoot!
【矢のように、仰角にあるレギンの胸部へと撃ち出される】
【とはいえ、戦術も戦略も――次の一手すら考えずに放たれた、直線的な攻撃だ】
【躱すのも防ぐのも、そう難しい話ではないだろう】
275 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 22:41:23.25 ID:2eUxlXk5o
>>271
左が魔力を食い、右がお前の歯をへし折る……それで1セット、『予約』だよ。
【余裕綽々の減らず口、一発ずつ見舞ってやると一方的に宣言しつつ】
(さて、首はやれないし、――――魔力は感じない)
【上に跳んできた星といい、続けてさっきから口にする技名や性質…揃って星をモチーフにしたスキルを持つらしいが】
【両者の対応を切り替えていては面倒なので、ここはひとつ、】
【足が一本、地面に落ちた】
【足が減速をかけるが、同時に背中は慣性の力に従い前のめりに。星は遥人を見失い彼方へと跳んでゆくだろう】
【更に上体が叩きつけられる前に足を持ち上げ、そのままの姿勢でもうしばらく浮遊】
【上空で炸裂する彗星、それが吐き出す小弾位置がランダムなのが幸いし、地面とやや平行になった遥人の左に一つ刺さるだろう】
【落ちた左肩だが、あわせて地面を掴むように左手を打ち下ろすと】
【そこを基点に力が掛かる。腰や梃子の原理で力をかけて体の方向を変え、再び二人組と対峙する】
【これで左指がすべていかれたが、右手のマチェットは健在】
【それをやや縦回転させるように、両者へと投げつけるだろう】
【距離が開いていることから、射出点を見極めれば若干女性の左よりの軌道をとっている事、と判別する猶予はあるが】
【高め、まるで肩を割くような狙いのそれは、直前、『急激な重力』が片側に掛かったかのように】
【刃を横に倒すことだけは、警戒すべきかもしれない】
【不良少女の右腕には、鎖の輪。その更に外周、小さな紫色…重力を司る異界文字が魔術式として起動している】
【―――――そしてそれを囮として、足に力を込めている。次の動作への準備、】
276 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/20(土) 22:41:24.07 ID:K73qKIxpo
【夜間、市街地】
【決して人通りが少ない訳ではない。だが、タイミングというものがある】
【丁度その瞬間は偶然にも、通行人の数が少なかった】
……おかしい……あまりにも、らしくない……
……たかが街の情報屋が拾える程度の隠蔽、フェイクの様子も無し
何故……?彼女の思考なら、間違いなく……
【薄紫の髪に紫の瞳、顔の左半分に蛇の入れ墨のある軍服の女性が、そこを歩いていた】
【何かを悩んでいるのだろう。腕を組み、首を傾げながら、街灯の下で立ち止まり】
【思考がゴールに辿り着かないようで、暫しその場で佇む】
【ふと、彼女が、何かに気付いたように顔を上げた】
…………しくじった……
【彼女を取り囲むように路地裏や建物から、武装した兵士が8名程現れた】
【思索に気を取られていたらしく、彼女は10m程度に近づかれるまで、その集団に気付かなかったらしい】
【「ホールドアップ」 比較的だが平和な警告の声が、静かな夜の空に昇る】
277 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 22:43:43.83 ID:BjBGwyKTo
>>273
(‥‥ち、ぃ‥‥ッ、不覚‥‥だ!)
【嘔吐感と目眩を全力でこらえつつも、隙を逃さず放たれた相手の一撃を見て】
【ざわり、と谷山の体から数式が吹き上がっていく――――】
【そして、谷山の体を斬撃が切り裂こうとした、刹那の瞬間。谷山の唇が、二つの英単語を紡ぎ出した】
―――ッ、HelloWorld=d‥ッ!
【咄嗟に、斬撃が命中する部位に割りこむように、体からアートマンの右腕が生えた】
【其れが変わりに斬撃を受けて、砕け散って】
【ぶしゅぅ、と谷山の右腕の二の腕から勢い良く血が吹き出した】
【アートマンのダメージ共有を応用し、気休め程度の防御を成したのだ】
【その痛みで、目眩と吐き気をこらえ、声を漏らして】
――――ッはぁ!
【ひゅぅ、と銀色の線が谷山の左手の五指から生まれ出て、足元を薙ぐように迫っていく】
【高い強度を誇るワイヤーであり、足元を救い隙を作るのが目的であった】
278 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 22:53:34.21 ID:GHiZkRgEo
>>263
>>270
>>272
(両方取れなかったか―――――まあいい、一矢報いた)
【タタン、と両足を頭部に付いて蹴り後方へと跳ぶ】
【片目だけでも奪えたならば一応は戦力を削いだ事になる】
【ナイフに付着した些末を振り払い、地面に着地】
ばっかお前なあ、オレをアイツみたいなのと一緒にすんなよな
オレなんて碌でも無い人間をアイツと比べたらアイツに失礼だろうが……。
【変な所でネガティブなのかポジティブなのか】
【動作で失った酸素を取り込みつつ、肩の上下を止める】
【その間、続くモーゼフの声……聞き終わるか否かの時に、零れるのは】
【少しの怒りと、殺意】
目を潰されたヤツが偉そうによくもまあ言う、何様のつもりだか……
ま、今のでちょっとばかしイライラしたからそれなりに覚悟すんだな。
【耳に響く不快音、何かしらの攻撃の前兆だろう】
【次に視界に映るのは浮かぶサーチライト、その原理を理解する事は重要ではなく】
【如何にその攻撃から生き残るかが重要】
(もう一方を心配する余裕も無さそうだ―――――)
しかし、まあ……
【落ちてくるライト、その1つを一先ず前に跳んで回避】
【地面に落ちる衝撃はかなりのもので足が震える、しかしそれを実感する間もなく次が来る】
【自分を執拗に狙うサーチライト、妙案でも浮かんだのか口の端を曲げ】
(幾らなんでも自分の近くじゃあ落とせねえだろうよ!)
【ファスマに向け再び走り出す】
【大きすぎる質量の物を防ぐ手立て、それも連続となると難しく】
【ならば敵を利用して避けるまで……という事だろう】
【ファスマの下へと滑り込もうとし】
【それが成功したのならば次いでとばかりに左に持った刀を用い】
【左後足の脛の部分を狙い切り裂こうと試みるだろう】
279 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/20(土) 22:53:43.99 ID:QxD8J79C0
>>269
【ガガガガガガガガガッ!とヘリは爆炎と破片をまき散らしながら森島の10mほど前方で止まった】
【吹き抜ける風に煽られ、火は瞬く間に周囲へと広がっていく、が戦闘に支障が出るレベルではないだろう】
【パイロットは既に事切れており、鮮血が燃料と共に流れ出てくる】
いやー綺麗綺麗、爽快でした……不満と言えば森島さんの起点でミンチが一つ足りない事ですかね
だがまだだ、もっともっと、燃え上がって―――全てを燃やし尽くしましょう
【レギンはヘリの残骸の上へとふわりと飛ぶように着地をする】
【左腕はぶらりと項垂れており、クルスの短剣がよほど深く貫いたのかあまり動く気配はない】
感情論ばかりだな小娘、兵なんてものは所詮は戦いの道具だ、それはお前たちも私≠熾マわらない
特にポーンなんてものは使い捨て、将の盾になり、散るのが美徳なんだよ……!
だからこのパイロットにはむしろ感謝して頂かないとね……!ククク…ヒ…ヒ
【パンッと放たれた短剣を右手で掴み、そのままの動作で火中へ放り込む】
【そして掴んだ際に手の中が斬れたのか、血を払い、ヘリの残骸の上から二人を見おろす】
ほぅら、仲良く突っ立てると―――おっ死ぬぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!
さぁ死人達よ、目の前に立つ生者を喰らいつくせぇぇぇ!!!!!!!!
≪Moon struck skull ravine―――
名もなき屍達の渓谷≫
【ダンッッ!!!!と力強くヘリのを踏みつけると下から吹き上がるような旋風が発生】
【それは焔を、バラバラになったヘリの破片を巻き上げ、レギンの眼前で静止する】
【レギンがもう一度、今度は森島達へ向けて勢いよく脚を振ると―――】
【轟ッッ!!!!凄まじい音と共に破片、爆炎が二人の立っている位置へ向けて襲い掛かるッ!!】
【それは正しく屍達が生者をあの世に引きずりこまんと襲い掛かるかのような光景である】
【範囲、スピードは凄まじいが、冷静に破片を一つ一つ避け、両サイドへ逃れて爆炎を退ける事は可能だろう】
【ただし―――いまだ平静を保っている森島はともかく、激昂しているクルスは的確な判断が出来るだろうか】
280 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
[sage]:2011/08/20(土) 22:54:01.35 ID:C4hrV5+AO
>>277
アートマン……上手く庇われましたね、もう、本当に厄介ですっ……。
【出来れば青年の脚にダメージを与えたかった少女は、少しの間顔を曇らせる】
【単純に移動速度を削れるだけでなく、白兵戦を行う際の踏み込みにも影響を与えられるだろうし、成功していれば色々と有利な点が生まれただろうからだ】
【そして、少女に向けて放たれた銀閃だが―――これに関しては、回避は易かった】
【少女の背に存在する光の翼、それが放つ光が銀閃の軌道を酷く分かり易いものへと変えていて】
【あとは、僅かな時間、翼から魔翌力を放射して、その銀閃が足下を潜っていくのを見ていれば良いだけだったからだ】
281 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 22:55:55.71 ID:tLvs4O7vo
>>270
>>278
(叫び声?……それに、この液体は――)
(兵器と自分を繋げている?どうしてそんな真似を……)
【神衣は、モーゼフの声とファスマの血液によりそう推測した】
【無限童子のように纏い、単純に武器であり防具として使用するならば】
【感覚をリンクさせることは基本デメリットでしか無い】
【その事を疑問に思うも、今はそれを煮詰めるほどの余裕もなく神衣は動きを続ける】
Justiceが長、貴宝院織守。
私が守るべき……大切な御方の名前です。
あの方と――様の為ならば、この貴宝院神衣!
貴方の歪んだ心など跳ね除け、何処までも真っ直ぐに進み続けましょう!
【モーゼフの憎しみの篭った声にも敗けず、少女は己が忠心を宣言する】
【そして、通り過ぎた先で素早く方向転換し】
【再び大鷲の翼を広げファスマの方へと向かおうとした瞬間――】
――!?何、ですか……!この、音は……――
【突如として耳に届く不快な大音響】
【一瞬音波による攻撃と疑うが、それにしては効果が薄い】
【神衣は、何かの予兆かと周囲を見渡したその時、浮翌遊したライトの群れが神衣に襲いかかった】
――ッ!く……ぁ……ッ!!
【反応が、僅かに遅れた】
【狙いが甘いにしても数が多い。三つ全てを回避するには時間も余裕もない】
【一撃目、ニ撃目と翼の推進による高速の方向転換と足捌きにより寸での所で回避するが】
【三つ目を避けきる事が出来ず、右腕で斜に受け止め力を受け流しながらも、その勢いと質量に負け大きく吹き飛ばされた】
油断――しました……!こんな術まで使うとは……
【これにより右腕手甲が破損し、顕となった生身の腕からは血が滴り落ちる】
【衝撃によりビリビリと痺れる腕は、下手をすれば骨に損傷を受けている可能性もあった】
【何にせよ、この戦闘中に右腕の機能は著しく制限されることになる】
(ですが、止まれません――動き続けなくては……!)
【最初はペースを握れたからこそ有利に立ち回れたが】
【相手は破壊力も範囲にも優れた高機能兵器。】
【一撃でもまともに食らってしまえば、そこから死につながる可能性も十分に考えられた】
【神衣は、動かない右腕と激痛を奥歯を噛み締めながら耐え】
【翼を羽ばたかせ、すぐさま移動を開始した】
【そして、次に取った行動は――接近し、尾のように伸びた蛇を鞭のように振るい操作することであった】
【牙を剥き、高速で向かうは蟷螂の羽】
【狙い通りに羽に接触した場合、蛇は口を大きく開き鋭い二本の牙で其れを破ろうとする】
【攻撃翌力は然程高くないため、羽以外の装甲などに当たった場合は大したダメージにはならず】
【また羽の硬度が高かった場合も、蛇の一撃で貫くことは出来ないだろう】
282 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 23:04:05.43 ID:BjBGwyKTo
>>280
こうでもしなけりゃ、まともに戦えねーだろうが。
せこく卑怯にみみっちく、堅実に戦うのが俺の主義でね。
【そう、派手な攻撃や、凄まじい攻撃力などは必要ない】
【そんなモノを得ても、己の身に余る物であるのは、確かだから】
【ならば、この火力に繋がらないが、流れを引きこむに足る能力】
【それこそが、自己に相応しいと、谷山はそう思う】
【尚、右腕の出血はなかなかの物、糸が外れたことを視認すると、糸を分離させる】
【そのうちの一本を止血のために右腕に巻き、縛り付けた】
【出血は多少減少したが、無視できるほどでは無い】
‥‥さぁって、どうするか‥‥。
【たたたた、と谷山はまた駆け出していく】
【足の負傷が有る為に、それほど速くはない速度だが】
【谷山の体からざわざわと数式が吹き上がってきていることが見て分かるはずであった】
283 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 23:04:26.09 ID:guNy1uYS0
>>275
悪いな、私の店は予約制は取ってないんだ。
「いつから店が……」
何、その場のノリだ
【お互いが引かれあうように跳び、女と少女の距離を消す】
【丁度と遥人正対する位置。必然的に、マチェットの当たる位置も変わる】
【何もしなければ、最悪首をはねる位置――】
――そして、だ。予約するくらいなら自分で殴りに来い。
【右手を前にかざす女。腕輪から魔力が溢れ出し、黒い六芒星を作り出す】
【――ガ、と、マチェットを黒い六芒星で受け止める】
【しかし完全に勢いは削ぎきれず、当たる位置がやや落ちて腹部に直撃】
【一瞬だけ顔をゆがめる女だが、すぐに平素に戻る】
――……っ、割と痛いな
「……大丈夫?」
大丈夫だ。なんてことはない。それより……
「……うん」
【明らかな、準備動作。それに警戒しないわけにはいかず】
【少女が、銃のダイアルを回す。そしてある一点で、止める】
【カチリと、いやに大きな音が戦場に響く】
【女の方は、先ほどの六芒星よりもさらに大きな円を一枚、自身の真正面に描く】
【完全でないのか、その中にさらに描かれる直線――数刻もあれば完成するだろうか】
284 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 23:07:38.38 ID:jDcUTjdYo
>>274
>>279
【――、死者が一人。 あれは、自分が殺した様な物だろうか】
【同時に、『冷めている』自分に気が付いた。 …、…何時から、だろうか】
【徐々に、昔≠ノ戻り掛けている様な――、 そんな、錯覚】
【 ――― 】
【『飛来』する破片…、…サイドに逃れてしまえば、回避は容易い】
【クルスも流石に避ける事は可能だろう、と、『浅いな判断』をして】
【“右側”――「槍」を生成しつつ、破片と爆炎を避け切ると】
( ……、… 狙うなら―― 脚<b!! )
【『槍を射出』――、但し、「横向きに回転」させつつ、だ】
【……直線的に放つよりも、当たる確率≠ヘ高い】
【直撃すれば、小爆発を起こすだろうか。狙いは、攻撃に主として使われている、『脚』――】
285 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 23:15:17.49 ID:2eUxlXk5o
>>283
じゃあお前ら横一列に並べよ、一掃してやるから。
【黙々と殴りあう、気分ではなくなってくる】
【軽口の応酬もまた、一つの戦闘。場と心を掌握する武器となりうる】
【二人組は口が軽い、付き合ってやるのも一興…そう考えているようだ】
【命中したマチェットは変わらず回転を続け、やはり両者の背後へ突き立つだろう】
【勢いが削ぎきれなかった理由の一つに、必要以上の膂力が掛かっていた事も挙げられるだろう】
【この交錯や体術といい、不良少女は力技を兼ね備えつつ対応力を持っている、と判断できるだろうか】
(向こうも溜めてるな…あいつは魔術とは無関係だ、左でドレインは考えないほうがいい)
【下半身と腰の筋肉を掌握し、息吹という呼吸法で安定させながら、見据えるは女】
【そのまま再び、真正面に走り出した】
【あえて少女を視界に入れないまま、ただひたすら女の陣だけを阻止すべく、真っ直ぐ】
【―――――そもそもいくら指が壊れたところで、手による攻撃手段は拳だけではないのだ】
【千切れたわけでもなし、継戦にはまったく問題がない】
【先ほどより一歩あたりの動作が早いが、次の一歩を踏み出すまでの間が長い妙な歩法】
【一歩で鋭く早く前進すると、二歩目を踏み出すまでに溜めが見られる】
【店舗をはかっているかのような調子だが、着々と両者に接近を試みている】
【腕っ節に自身ありげな不良少女をショートレンジに納める事は、避けたいはずだろうが】
【視線は…金色の、爬虫類染みた視線は、淀みなく】
286 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/20(土) 23:15:20.88 ID:C4hrV5+AO
>>282
その意見には全面的に賛成しますよ、どんな手を使っても……とまでは言いませんけれど。
―――――だから、許して下さいね?
【少女がそう呟いた瞬間に、少女の背中に存在していた光り輝く翼が消え去って、辺りに再び闇が訪れる】
【今まで少女が片目を瞑っていた理由も、今になれば簡単に解るのではないか、こうなった時に視界を確保する為だ】
【急に光源を失った今、人間の目には闇がより色濃く移る、少女の行動を見続けていたのなら尚更だろう】
【そして、そんな闇の中、瞑った目を漸く開いた少女は、左手を伸ばして―――袖の中から、一丁の拳銃を取り出した】
【そして、それを谷山に向けると、たんたんたん、と、四肢の根本を狙い、弾丸を吐き出させる】
【当たればその部位が相当動かし難くなるのは当たり前、大きな動脈が通っている場所の為、出血も相当に激しく、体力を一気に消耗させる事も出来ると考えたのだ】
(……でも謎の数式、厄介ですね、何をやってくるのか見当が付かないです)
(でも、だからって止まれない、今は、動きを封じる事に専念するのが賢明……だと、信じて動きましょう)
287 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/20(土) 23:19:56.66 ID:7pAuFNpvo
>>279
>>284
……そうやって! 人を数としてしか見ないから、こんなことが出来るんですか!?
目の前で誰かが死んで、それで何も感じないんですか!
【感情の高揚に合わせて、クルスの身体から溢れる魔力の胎動が、さらに大きくなる】
【クルスの髪をふわふわと浮かせるほど――魔力だけで、物理に干渉を始めるほどの、膨大な魔力】
貴方が駒と蔑んできた人々と、貴方の間に、差≠ネんてないこと、教えてあげます!
……地面に這いつくばって、死の淵に立ってみれば良い!
【後先を考えていないのだろう。感情の奔流に任せて、クルスの周囲に、魔力が帯を作っていく】
【刃が結界をつくるように、十本の短剣がクルスの周囲を取り囲む】
父よ、守り参らせ給え=\―!
【魔術を防壁のように展開して、クルスは――】
【目の前に波となって襲いかかる、金属片や炎に対して、猪のごとく前に突っ込んだ】
【展開された短剣が、クルスとぶつかる軌道上にある破片と、ぶつかり合い、それを退けていく】
【――だが、たかだか10本の短剣で、全ての破片を防御しきれるわけもなく】
【また、炎に対する防御策にもなっていない】
く……う、くぁあ……っ!!
【右腕を前方に掲げて、魔力を限界まで放出し】
【歯を食いしばって、体を掠める無数の破片と、炎をやり過ごして】
【それでも最小限の動きで、クルスはレギンの前へと躍り出た】
【ブラウスやデニムのジーンズはあちらこちらが焦げ落ち、腕と言わず胴と言わず、創傷だらけの体からは血が流れ落ちる】
【――それでも、怯むことはない】
【腰元に据えられた、小柄の鞘から、短刀を抜き放つと】
【既に負傷している、レギンの左腕目掛けて、切りつけようとする】
288 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/20(土) 23:20:39.82 ID:g9PuEo/no
>>278
(近づいてくるのかね……なるほど、そうか。やはり小賢しい)
【エルフェスの機転は功を奏した】
【二発目を放とうとした瞬間に、自分に向かってくるエルフェスの意図に気付く】
【自滅までには導けなかったものの、エルフェスへの攻撃は一発のみで終わることとなった】
その手には、フゥー、乗らないよ、エフッ、エフッ──
【エルフェスが下に滑り込んできた瞬間、翅を一際強く震わせ】
【失った足の分の機動力を翅の浮力で補いつつ、上方向に軽い跳躍】
【──がきン、という硬質な衝撃音が響く】
フゥー……何かしたかな?
【エルフェスの放った一撃は、脚の先端にこそ命中するものの、】
【しかしやはり外殻の硬さは並ではないらしく、切り裂くには至らなかった】
【そのまま、あわよくばエルフェスを潰してしまわんと、翅を休めて落下する】
【──ずン】
【胴体を地面に付ける形で着地し】
【その手応えがあろうとなかろうと、意識は神衣の方へと向き】
──ほう、まだ動けるのかね
向かってくる勇気だけは、認める、が──
【──ぶウン】
【右手の『鎌』が、畳まれた状態で内から外へ横一文字に振るわれ】
【向かってくる蛇を、半ば弾き飛ばさんとするような形で防いだ】
(ふぅ……早速翅を狙ってきた──気付いたのか)
(それなりに回る頭ということだね、フゥー……厄介だよ)
【残った右目の複眼が、神衣の姿をぎょろりと細くする】
【複眼の持つ視界は広く、右目だけでも残っていれば今は事足りているようで】
【右腕の鎌を振るった後、もう一撃と言わんばかり、開いた左腕の鎌を、神衣へと縦一文字の軌道で振るう】
【軌道は単純で動きは読みやすいが、しかし摩擦風が威嚇するように凄まじい唸りを上げていた】
289 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/20(土) 23:26:58.87 ID:QxD8J79C0
>>284
>>287
甘いですねぇ…とっても甘ちゃんだ、よくそれで戦場に立っている…
だったらつべこべ言ってねぇでさっさと這いずりまわしてみろ!!!!!!
ちぃ……小娘がッ!!!!失せろッッ!!!!!!
【クルスの言葉にイラついたような表情で毒つきながら短剣の一刺しを左手甲で受ける】
【そしてそのまま目の前にいるだろうクルスに向けて右掌から圧縮された衝撃波を放つ】
【威力はそれほどでもないが、吹き飛ばし′果は強力だ】
【成否に問わず、短剣を引き抜き、森島の方へ向き直るだろう】
どうした―――んな悟ったような面しやがって………クク――
もう何もかも遅いと悟ったか?緋山も―――黒野ももう元には戻らんと……
【回転し、飛来してくる槍を右足を振るう事によって弾き飛ばそうとする】
【だが直後に発生した爆発によって、右足は裂傷と火傷を負い、スーツの裾からプスプスと煙が上がる】
ッ痛!!!!小癪な真似をぉ!!!!だがまだだッ!!!!!!!!
そうやって呆けてると―――見えるモノも見えなくなるだろぉ!!!!!!!
【そのまま左足で森島が避けた方へと飛び出し、負傷していない腕――すなわち右腕を突き出す】
【そして森島の襟元を掴もうとし、成功すればそのまま下へ叩きつけようとするだろう―――】
【細腕に似合わぬ剛腕によって繰り出されるソレは単純であるが非常に強力だ】
【受け身を取り損ねれば少なくないダメージを負う事になる】
290 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 23:32:20.20 ID:BjBGwyKTo
>>286
―――許さねぇよ、文句は言わねーけど。
【とだけ、言って。目の前の翼が消えたのを確認する】
【なるほど、コレは困る。とてもだ、なにせ視覚が意味を成さない=z
【ならば、既に視覚は必要ない、そう判断して、視覚を能力で停止させる】
【そして、視覚に割り振る脳のリソースを全て耳に傾けて、聴覚に全てを頼るようにする】
【目を使わず、耳だけで相手の行動を知ろうとするなんて、まるでコウモリのようであった】
【結果、響く銃声を聞き、その方向を理解すると】
――――ッ、ぅぉぉぉおぉッ!
【鋼の義手は、下を向いていて、その義手から、爆炎が吹き上がる】
【魔道回路を焼ききるような、一瞬で発動まで移すその行動で、谷山は突如宙に舞う事となった】
【結果、両腕と、左足は幸いとして弾丸を避ける事に成功した、が】
【右足の太ももを弾丸が打ちぬき、びちゃり、という音を周囲に響かせた】
‥‥ッ、ぐ‥‥ッ、ぉおおおおおおおおおおおおおおお!!
【ごろごろ、と地面を転がるように倒れて、しかし、ぎりぎりの回避は成功】
【びちゃ、びちゃ、と血を足から吹き出しながら、がくがくと足を震わせて、ゆっくりと立ち上がる】
【いつの間にかその双眸には、蛍光色の光が戻っていて、しっかりと相手を見据えていた】
【漸く、目が慣れたようであった、そして、相手はどうだろうか。闇の中で唐突に現れた爆炎という光源】
【こちらもまた、同じように不意を狙う。それも、谷山の常套手段だからだ】
――――許しな。
【少女がこちらに放った言葉と同じことを言い放ち、数式を己の眼前に収束させていく】
【そして、唐突に声が響きわたっていく――――】
――――Hello World!
【先ほど、現れたアートマンの右腕、その本体であるアートマンの本来の姿】
【それが今、相手の目の前に顕現していく。その姿は、正義の者とは思われぬ程に、不気味】
【のっぺりと生命感を感じさせぬ、無機質なワイヤーフレームで構成される人型のアートマンだ】
【その顔の形状は、哲学者の卵≠ノ良く似た形状の卵型。そして、その顔にべきべきと罅が入っていく】
【まるで、卵が孵化していくかのような、緊張を抱かせる光景、そして、その変化は成る、コレがHelloWorld】
【目に当たる部分の殻≠ェ砕け散り、その奥からは、無数の眼球が少女を見据え、谷山の瞳と同じ色を宿す】
【ぎょろぎょろぐるぐると気持ち悪く回転し、貴方を見据えて、ごぽり、とひび割れから目が零れていき】
【同時に、口に当たる部分のひび割れが、がぱりと開き、直後に奇声を響かせる】
<ピィィィイィィィイギギイイィィィイxッゲガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!>
【脳を揺さぶるかのような、醜悪、恐怖を与えるような奇声を揚げて、望まれぬ赤子は世界に産声を挙げる】
【ナイフを谷山は構え、アートマンと同時に、少女に向けて駈け出していくだろう】
【先に到達するのは、アートマン。人間味の無い、機械の様な動きで右腕の打撃を腹部に放つだろう】
【その拳には数式がまとわりついており、当たれば、神経系に直接痛みのデータが流し込まれるはずだ】
【激痛は数秒で終わり、その後は引きずられる事は無いが、不意を付く事には成るだろう】
【もし、そこで隙が生まれれば、谷山が足払いのように左足で蹴りを放つだろう】
291 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 23:33:34.73 ID:guNy1uYS0
>>285
悪いがそれはお断りだ。
「だが断る」
……その使いどころは間違いなく今じゃない。
【口は軽いが、その分固い。不必要なことしか喋らない】
【もっとも、必要なことすら問われていないのだから、無理もないが】
――あー、その、なんだ。衝突だけはやめておけ。一応忠告はしておくぞ?
【目の前にいるのは敵のはずなのに、なんというこの気の抜けた言葉】
【それと同時に陣が完成――先ほどの陣と、まるで違う】
【正7/2角形――それを内に描いた陣からは、星を模した魔力の塊を大量に撃ちだす】
【当たれば衝撃、当たらなくとも斥力と、まるで陣から、或いは女から退けるような力で】
【幸いなのは、個々の強さは大して大きくないところ。もしくは、完全に軌道が直線であること】
【そして、短時間しか持たないこと。次の行動までには陣は完全に消えるだろう】
【そして少女は、こちらを狙っていないことを期待して、目を瞑る】
【それと同時に、魔力が体から溢れ出す。「星」の力を有した魔力を】
【それに呼応するように、陣から撃ちだされる星の数が、さらに数を増す】
/すみません風呂入ってきます
292 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 23:41:30.54 ID:GHiZkRgEo
>>288
>>281
(やっぱ我が身可愛いか……)
これが通れば―――――ッ!!
【スライディングの勢いのままで切り裂こうとするも】
【上空への僅かな移動によるズレでそれは成されず】
【予想外の抵抗によりエルフェスはファスマの真下から少しズレた所で停止】
ち……―――――つ、やっばいッ!!
【背中を地面に付けたまま、直ぐ様立ち上がろうとするが】
【その視線の先に迫る、ファスマの腹部……間に合わない】
【となれば「黒の布地」を全身に展開、鎧のようにして着込む】
―――――……。
【地面を揺るがす音の後、土煙が消える頃に突如「黒い腕」が4本程伸び】
【ファスマの四肢に絡み付こうとその身を捻らせ迫るだろう】
【自分は攻撃出来ないでも仲間がいる、敵を動けなくすれば彼女が攻撃してくれるだろう】
【……という無言の要求があった】
【「黒い腕」の強度は柔軟、ゴムにも似ているがしかし引きちぎるには難しい】
【斬撃か何かで切れ目を入れれば或いは可能かもしれない】
【拘束を試みるのは数秒、それが経たのならば「黒の腕」は消滅、霧散するだろう】
293 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/20(土) 23:43:19.19 ID:jDcUTjdYo
>>287
>>289
【襟元を掴まれるが、必死に耐える――】
【「熱」から「運動」エネルギーへの変換…、…だが、長く続く物ではない】
【少しでも拮抗している間に、何か、打つ手を ――】
…………、ぁ……。
【――だが、篭められた力が、抜けた】
【レギンの言葉に、揺さぶられた訳ではない】
【「……そうやって! 人を数としてしか見ないから、こんなことが出来るんですか!?」】
【「目の前で誰かが死んで、それで何も感じないんですか!」】
【……クルス≠セ】
【――彼女の言葉は、『森島』に向けられた物でもあった】
【この闘争を引き起こしたのは自分なのに、『目の前で人が死んで』何も感じなかった】
【心の底、打ち捨てられていた違和感≠ェ、表層に現れ。】
(………、…… 僕、は………。 )
【―― 結果的には一瞬の均衡の後に、森島は地面へ叩きつけられるだろう】
「…、…さて、さて。 ――『鴨撃ち』の時間だ。」
【――、空には、小さな影。 遠くから迫る、『ヘリコプター』には気付く事が無かった】
294 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/20(土) 23:45:54.21 ID:C4hrV5+AO
>>290
(……片目がまだ明るいのに慣れていて、助かりましたね、最低限の視界は確保出来ている)
【噴き上がる爆円が視界を赤く染める、が、自らの視界に背の光を入れていた少女には、その光による目眩ましは『完全には』通用しなかった】
【流石に視界に入る光景が、普段よりも昏く黒く見える、良いとは言えないだが、支障と呼べる程酷いものではない】
【そう、ここまでならば問題は無かったのだが―――】
…………ぁ、くっ!?
【眼前に現れた異形、アートマンの咆哮には、対応が出来なかった】
【以前戦った男のアートマンが砲撃をしてきた事もあり、警戒はしていたのだが、流石に声を聞いてから耳を塞ぐなんて出来る筈がない】
【無理矢理に体勢を立て直して、腹部への打撃を避けようとする、そして、実際に掠める程度で済ませる事は出来たのだが】
【間違いなく、少女の身体は、その腕に纏われた数式に触れてしまっていて、その激痛に、一瞬ながら動きを止めてしまう事になる】
【その隙に放たれた蹴りを避ける事なんて、当然出来なくて、が、と、少女の身体は僅かな時間宙に浮く事になり――何よりも大きな隙を晒す事になる】
【だが、そんな中、何故か少女は細剣から手を離し、敢えてその手の中身を空にして】
295 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/20(土) 23:46:13.36 ID:tLvs4O7vo
>>288
>>292
(防いだ……と、いうことは「当たり」でしょうか)
(音が鳴ってから……あの術が発動した)
(……っ……。大元、とはいかなくても……何らかの関係があるとみるべきでしょう)
【弾かれた蛇を引き寄せながら、神衣は今の反応に対して考察する】
【深く穿つようなものではないものの、未熟ながらもある程度の冷静さを保っている】
【一度戦争を経験し、何度かの殺し合いを生き抜いてきた神衣は】
【若いながらも戦いに於ける最低限の技能は体得していた】
速い――ですが、この程度なら……ッ!
【神衣は背の翼を羽ばたかせ、鎌の一撃に合わせて斜め前方に踏み込む】
【通りすぎる斬撃。そして、追従するように唸る摩擦風が神衣の甲冑を削りながらも】
【回避には成功し、そのままの勢いでファスマへと接近を図り】
ふっ……――――!
【両の足で地を蹴ると、翼の特性を発動】
【弾かれるような速度で自身の身体を飛翔させる】
【そして振るうは左の手甲に装着された三本の鋭く長い爪】
【狙いはファスマの片羽。飛翔の勢いと、鋭利な爪の斬撃により根元から断たんとするだろう】
【もしエルフェスの行動が成功し、ファスマの動作が鈍った場合は成功率が上昇する可能性も考えられる】
296 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 23:49:11.29 ID:2eUxlXk5o
>>291
なぁに、貴様らに選択権はない。
【口撃をも武器として考える不良少女は、極めて自己中心的で】
【さらりと相手の思惑も固さも冗句も無視して、ひたすらに】
【―――――そもそも、この戦闘】
【機関がどうとか支部がどうとか、そもそも捕虜にせよ、この不良少女は『どうでもいい』】
【知り合いが首を突っ込んでいるのを聞きつけて、更に首を突っ込んで自分の都合のいいようにしているだけだ】
【そもそも自己中心、ただただ戦闘だけを求めてここに来た】
【やはり正気ではあるまい、年季の入った狂いっぷり】
【だから、痛みは、ダメージは、意味をなさない】
『じゃあ』正面からぶちわってやる――――――!!
【この天邪鬼っぷりもまた、拍車をかけていた】
【先ほどの歩法はまだ続いている。走るときは姿勢を低く、エペのように鋭く細く隙間を縫い】
【停止と同時に左を払い、星の魔力を潰しつつ、その斥力すらも喰らい、時折退きはするものの進む事はやめない】
【―――――斥力とは引力の反語。退ける力】
【引力は重力と良く似ていた。】
【停止の際、自分に重力をかけてその場に留まり、解除と共に反動を利用し前へ出る】
【ただただ陣を喰らうべく、女の鼻っ柱に拳をぶち込みたいという欲求に従うのみ】
【理由などない、ただただ鬱屈した欲求を叩きつけるためだけに戦場に現れた、戦闘の信徒】
【星の数が増えても、左の回路と無関係な場所に攻撃が刺さろうと、向かってくる星々が少しずつ自分を穿とうと】
【前へ、前へ、前へ。痛みすらも喜悦に変えて、前へ。】
【―――――そして、少女が目を瞑った瞬間、不良少女は少女を『見下した』】
【殴る価値もない、と】
……意気地なしが。
【斥力を超えて、耐えて、振りかぶられた右腕】
【式は起動している、鼻っ柱は射程内、不良少女の重量―――――七倍】
【重い拳だ、受け止めよう、なんて考えないほうがいい】
【選ぶだけの猶予は、ちゃんとあった】
297 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/20(土) 23:55:25.21 ID:7pAuFNpvo
>>289
>>293
【短刀を突き出したクルスは、極端な前傾姿勢をとっていた】
【その一撃を受け止められて、隙だらけの身体に衝撃波が叩き込まれる】
はぐっ……!
【肺から空気が絞り出され、それが声帯を震わせる無機質な音を奏でて】
【クルスは、再びレギンから弾き飛ばされた】
【ここまで進んできた距離を押し戻され、転がり――そしてダルマか起上り小法師の様に、すぐさま立ち上がる】
【吹き飛ばされた時についたのか、また手足に擦過傷が増えている】
【衝撃波をまともに受けた身体は、内蔵や筋肉にも異常をきたす――ようやく立ち上がったクルスの足は、震えていた】
……っは、はぁ……。
ま、だ……! まだ戦えます!
【レギンに向けて、というよりは自分に言い聞かせるように叫んで】
【クルスは右手をレギンに差し向ける】
『三十枚の銀貨』!
……Shoot!
【またしても、同じような直線的な起動の短剣が、射出されてくる】
【だが、先の一撃と違うのは――クルスの全身に、魔術の式が覆っていくことだ】
【――その式は、クルスが短剣を打ち出すときに扱う式と同じモノ】
【とはいえ、戦闘の最中、クルスの魔術を正確に読み取ることができるだろうか】
【見え見えの攻撃を放った、クルスの本当の狙いとは――】
298 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/20(土) 23:58:51.62 ID:BjBGwyKTo
>>294
―――っ、‥‥‥‥ッ!
【どく、どく、と頭部から血が流れだしていく】
【アートマンの発動による、負担はコレまでのTruth Newsのそれとは比較にならない物だ】
【長くは持たない、アートマンを維持出来るのは、このレスを含めて、後3レス程か】
‥‥は、ァ!!
<ピイィィイギユゥゥウゲェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!>
【アートマンの雄叫びは、ひらすらに響き始める。脳にキンキンと響き、集中力を奪う音である】
【しかしながら、声にはそれ以上の効果はない、音量は、たしかに大きいが】
(―――ッ、何か‥‥ッ来る)
【足払いを仕掛けて、相手が宙に浮いた瞬間、手元を空にしたのをアートマンとの視覚共有で理解した】
【どうするか、どうするべきか。己は足払いをしていて隙が有る、此処で何かをされれば、危機と成る】
【結果、ナイフを相手に投擲し、足の負傷のため、余り移動はできないが後ろに跳躍した】
【アートマンに任せて、谷山は地面に膝を突き、荒い息を履いている】
【長時間のアートマンの維持は、それだけで谷山に凄まじい負担を強いている。同時攻撃は難しいだろう】
299 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/20(土) 23:59:07.71 ID:2eUxlXk5o
>>296
//ちょいと訂正します
//下四行、【斥力を超えて〜】からを纏めて訂正し、
【一歩あたりに詰まる距離は、斥力によって大きく減退している】
【重力で自分を地面に縫いとめ、必要以上の後退は避けるものの、前進には支障が出ていて】
【後はもう、一歩ずつ、地面に足をめり込ませながら進むだけだ】
【ペースは落ちようが、変わらず前へ、前へ】
【穴だらけになって、服が、頬が、額が血まみれになっても、必死に距離を詰めようとしていた】
【喜びの顔を浮かべ、もはや少女を居ないものと扱い】
【敵として立つ女を殴り飛ばすべく、その瞬間を待ちわびて】
【壮絶なまでの笑顔で】
//と差し替えます。
//それからお風呂了解です、ごゆっくりー!
300 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/21(日) 00:05:38.24 ID:/VWB0khq0
>>293
>>297
(………抵抗したと思ったら途端に力を抜いた―――)
フン、意思のない抜け殻に興味はない、そこであのガキのもがく様でも眺めてろ
【荒い息を吐き出しながらスーツの乱れを直していき、眼鏡を上げる】
【些か不可解ではあったが、もはや戦意もないのなら放っておくと決めたのか】
【一度森島の頭を踏みつけようと右足を振り降ろす】
【傷を負っているため、威力、速度共に低い、成否に問わずクルスの方へ向かうだろう】
【遠くから迫りくるヘリに気が付く様子はない―――】
【クルスへ向けてヘリコプターの残骸を足場にするようにしながら迫っていき】
【顔を捻り、短剣をぎりぎりで回避、右頬には切り傷ができるがそのまま構わず接近を続ける】
(なんだあの魔法陣―――術式は―?何かの布石か――構わん)
これで終わりだッ!!!!潰れろ!!!!
≪Aero――Gehenna
地獄への渡り風=
【クルスの頭上へと飛び上がり、そこから左足で先ほどヘリコプターを羽虫のように落とした旋風を放つ】
【旋風はまるで空中から落下してくる空気の壁のようにクルスを地面に叩きつけようと頭上から迫ってくる】
【はたしてクルスが次にとる行動はいかなるものなのだろうか―――】
301 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/21(日) 00:09:30.22 ID:QGRCS6IAO
>>298
…………っう。
【頭に響くような声、慣れるこそ出来なそうだが……流石に覚悟さえ出来てしまえば、叫ぶと知っていれば話は別】
【また最初の一瞬のように、谷山の前で隙を生むような事だけは避けられそうだ】
【そして、投擲されたナイフ、少女は避ける事は叶わずに、左腕で受け止める】
【宙に浮いた少女の身体は、そのままどさりと地に落ちて―――何も、しなかった】
【一応、細剣を手にしていた側の腕の袖にも銃は仕込まれている】
【だが、落下しながら、更に攻撃を防ぎながら銃撃をするような技術を少女は持ち合わせてはいなかった】
【つまり、あの動作は、ただの脅し、『私は今から何かやらかすぞー』と、思わせる為だけに、立ち直る時間を得る為に、敢えて武器から手を離したのだ】
【谷山が優れた観察眼を持つ事を、戦いの中で理解した、だからこそ、こんな馬鹿な真似が行えた】
【そして、何とか得られた僅かな時間、それを無駄にしない為に、少女は左手に持った拳銃の先端を、谷山に向けなおすのだった】
302 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/21(日) 00:14:58.33 ID:dFXjBOl7o
>>292
>>295
【落下して着地した瞬間、モーゼフは手応えを感じていた】
(プ、く、ファハハハハ──潰れたか、潰れたねぇ)
(これでいい、これでいいんだよ。あとはこの小娘さえ処理してしまえば──)
【鎌の一撃で捕らえることは出来なかったが、しかし彼の心には余裕が生まれていた】
【すぐさま切り返してきた神衣の姿を逃がさず複眼の視界内へと捉え】
【右二本の脚で地面を押し、神衣の斬撃をかろうじて躱そうとした──刹那だった】
【──ぎしり】
【突如と不自然な抵抗を感じ、機体が硬直する】
【伝わる感覚は、脚から。得体の知れない黒い腕が脚を掴んでいるのを感じた】
──こ、の……どうし、て……!
【──エルフェスだった。彼が伸ばした黒い腕が、ファスマの脚を拘束していた】
【動けない。念動力の発動に必要な翅へ迫る神衣を、躱すことが出来ず】
【ぶちリっ──ファスマの片翅が機体を離れ、宙空を舞った】
ぐ、ぅううううォ、ぁあ──、っがぁあ!
【そしてエルフェスの黒い腕が霧散した瞬間、踏ん張っていた力が解き放たれ】
【まるで砲弾が飛ぶような勢いと共に、右方へと跳躍、その後激しく地面を擦りながらの着地──】
【──濛々と土煙が上がり、重々しい沈黙が満ちる】
【この奥で、何か次なる反撃の手を講じて来るのかと──思いきや】
……なぜ……なぜ……──
【機体は斜めに傾いたまま、ただ沈黙していた】
【その巨体をわなわなと震わせ、ただ悄然と俯くだけになってしまった】
【しきりに繰り返すのは、「何故だ……」「何故……」といったうわ言ばかり】
【──二人に対しては、明確な隙を晒していた】
【一気に畳み掛けてしまう好機だろうか。動く様子は、なく】
303 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 00:16:22.90 ID:HBHwxhe/o
>>301
(‥‥ブラフ。ああ、畜生、ハメられたな、オイ)
【嘆息する。何時かこういう時が来る事も、谷山は分かっていた】
【自己の戦略が絶対的に成功するなどあり得ないし、こうして逆にはめられる事も有るということを】
【だからこそ、覚悟が出来ていたた。左腕の義手を胸元に持ってきて、急所ダケを守り】
【うずくまるようにして、被弾する面積を極力小さい物へと、意識的にする】
(‥‥一発、一発なら歯ァ食いしばればどうにか‥‥、意識さえ失わなけりゃ、HelloWorldで戦える。)
HelloWorld――――ッ!
<ピイィィイギユゥゥウゲェエエエエエエエエグゥァェエエエエエエエエエエエエ!!>
【アートマンに、命令を下し、拳の振り下ろしを相手のみぞおちに叩き込ませようとする】
【しかしながら、おそらくこの一撃は、相手が銃を撃つのには、間に合わないだろう】
【機械的な大ぶりの打撃と、拳銃の引き金を引くのでは、かかる時間には雲泥の差があるのだがら】
【打撃が当たるまでに、何発撃てるかは分からないが、拳が当たるまでには1秒ほど、時間があるはずである】
304 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 00:24:45.62 ID:64Ffxer9o
【――、屋上に、小さな影が幾つか見える】
【部下に問い掛ければ…、…『倒れている』のが、“ターゲット”か】
「……、…森島 京=B――、君は、入ってはならない所へ入った。」
【助手席に座すのは、軍服姿の銀髪の男。感慨深げに、それでいて、興味は無さそうに】
【誰にも聞かせる訳でもなく――肘を突いて、掌の上に顔を載せて、独白は続く】
「…、…見ろ、此れを戦争≠ニ言わずに何と言う。
人が死ぬぞ。 ――最低に最高だな。君が引き起こした物だ。
――、まぁ、其の辺りはどうでもいい。 問題は――」
【――「慣れられる」事。 そう、唇は紡ぐ】
【一度慣れれば、二度、三度、四度…、…今回の奇襲を見る限り、『能力』は有る】
【……ならば、『狂犬』と化す前に刈り取ってしまわねば、『危険』だ】
「……、……ほら、また人が死にそうだ。」
【――、『男』から『少女』へと、攻撃が放たれるのが見えた】
【即座に起き上がって助けに行こうとしない事を見るに……既に、『慣れた』か『潰れて』しまったか】
「 ――、諸君、『やれ』。 今の彼に、価値は存在しない。」
【…、…ヘリの後方、『スナイパーライフル』を持った軍人達が、一斉に引き金を引いて】
/ゴメンなさい、続きます
305 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 00:26:34.73 ID:64Ffxer9o
>>297
>>300
>>304
【――、頭を踏み付けられた気がするが、感覚が麻痺している】
【そうだ、此れが『人を[
ピーーー
]』感覚だ。 ……思い出した】
【目の前のヘリコプターの乗員だけではなく、此処ではもっと死んでいるだろう】
【全部、自分が殺したような物。 ――、慣れてしまえば、楽なのだろうか】
……、……――ぁ……。
【――、「潰れろ」、と、聞こえた】
【自分の事だろう、――もう、どうでもいい】
【殺してしまったのだから、殺されるのは当然だ】
【…、…瞳を閉じて、――皮肉気な笑みを浮かべると、地面に顔を押し付けて】
【 ―――、― 腰≠フ辺りを、何かが貫いて。 赤い液体が跳ねた様な気がした 】
/
>>304
にレス付けるのを忘れていましたが、特に影響も無いのでスルーでお願いします
306 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/21(日) 00:31:36.02 ID:KWJrCrCbo
>>302
【「腕」が霧散しファスマがその場から去った後に在ったのは地面に埋まった「黒い棺」だった】
【バキン!という音、扉が蹴破られ宙に浮きそして霧散】
【棺桶の中から現れるのは他の誰でもないエルフェス本人】
……いてて、真面目に押しつぶされるかと思った……。
【ファスマに潰される瞬間に「黒の布地」を「棺桶」へと変化させたのだろう】
【タイミングがずれれば文字通りぺしゃんこ、紙一重だった】
【額から流れる血液を拭き、跳んでいったファスマを確認】
どうやらもう一人が上手くやってくれたみてーだな、重畳重畳―――――
後は仕上げだな……―――――
【地面を踏みながらゆらりゆらりとエルフェスはファスマに向かう】
【が、その途中でふいにエルフェスは倒れる事になる】
……あ、が……ちくしょ……ここでタイムアップかよ……
【少しばかり張り切って力を使いすぎた、代償の頭痛が響いていた】
【それこそ四肢を動かすのすら放棄したくなるような痛みに蹲る】
>>295
ち……、ごめ……後は任せた……。
オレはちょっと先に、ギブアップしてる―――――。
【今までその身に宿していた「黒」は全て霧散】
【左手で己の頭を抱えながら、遠方にいる神衣に目配せをする】
【ここまで来たのだから、ああいった類に止めを刺すべき手を汚すべき人間は自分だというのに】
【頭の中で鳴り響く音はそれをさせてくれそうにない】
【身体を動かしたくても本能がそれを拒絶する、ただ純粋にそれが悔しかった】
【しかし、それでも……今動ける彼女に託す事しか出来なかった】
/すいません、舞台裏でも書いた通り
/眠気が酷い事になってきたのでここで失礼させていただきます
/お二方、お付き合いいただきありがとうございました!
307 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/21(日) 00:31:41.20 ID:QGRCS6IAO
>>303
(……上手く成功したのは良いんですけと、目の前にはアートマン、私は体勢を崩したままで、攻撃を避けれない)
(相手を失神、または殺害すれば、アートマンは消滅するのでしょうけど……この状態で、さっき距離を離した上に、護りに徹している相手の急所を上手く撃ち抜くには……)
(…………うん、賭けるしか、ないですよね)
【覚悟を決めた少女は、引き金に力を込めて―――銃口を上に向け『アートマンの』胸板を狙って弾丸を、殴られるまでの間に可能な限り放つ】
【少女は、谷山が斬撃波をアートマンの腕で防ぎ、その後、谷山の腕に深い傷が生まれた事をまだ覚えていて、それを利用して、今、谷山の守りを崩せないかと考えたのだ】
【―――余談だが、少女が本能的に殺害を躊躇ったのか、放たれた弾丸は右胸に集中している】
【だから安全、とは間違っても言えないが、心臓を撃ち抜く心配だけは無いだろう】
308 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/21(日) 00:36:28.76 ID:7CUc4rAxo
>>300
>>304-305
(……もう、魔力が……)
【術式を自分の身体に纏わせながら、クルスは内心で悲鳴を上げていた】
【もうそろそろ魔力が尽きる。この魔術を放った後は――魔力なしの状態で、レギンに立ち向かわなければならない】
【どれだけの難事に挑もうとしているのか、自分で理解している】
【この駆け引きを超えた先の不利を分かっていても、レギンを倒すための舞台に上がるために】
【――まず、この駆け引きに勝利せねばならない】
『銀貨を聖所に』!
【クルスがこのヘリポートに登ってきた時に、同じ呪文が聞こえたのを、レギンは覚えているだろうか】
【――移動の術式】
【自らの身体に施すには、あまりに魔力消費量が大きく、また自身の肉体への負担も大きい】
【こぼれ落ちる血を、残像の様にレギンの足元に残して】
【レギンと同じ高さに、飛び上がった】
……行きます、よ……!
【血を吐くように、声を絞り出したクルスの顔】
【ただでさえ陶磁器のような肌から、血の気が失せて――青白く、病人のような顔色になっている】
聖所に……
【魔力はない。だが、クルスの力の根源は魔力≠ナはなく、魔術≠フ方にある】
【あらゆる代償を、力の源泉ととして吸い上げる、ヒルのような術式――己の血液を魔力の代替にして、魔術を発動!】
……首括る=I
【空中に浮いた身体が、さらに軌道変化】
【未だ宙にあるであろう、レギンの体に向けて、クルスの身体が砲弾のように突っ込んでいく】
【同時に、右手を翻して――】
【――もはや込める魔力も残っていない。全身の筋力、気力を振り絞って】
【レギンの下腹部、丹田を狙って発勁≠フ掌底を、打ち込もうとするだろう】
【怒りに任せた、無茶な一撃――それでも、彼女の持てる力を全て振り絞った、決死の一撃だ】
【森島の動きや、ヘリの動きに反応できていないのは】
【――もはや、周囲のことが目に入っていないのだろう】
309 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 00:41:01.26 ID:HBHwxhe/o
>>307
(‥‥‥‥あー、バレたか。‥‥掛けるしかねぇな、少なくとも、同士うちに、持ち込む――ッ!)
【相手の行動を、あまりにも冷静なほどに、理解して諦観の笑を浮かべる】
【つい昨日、大切な者に、無理をやめてくれと、無茶はしないでくれと、言われた直後であるのに】
―――Code:Black out
【アートマンの右腕にまとわりつく数式は、莫大なバグデータの集まり】
【当たれば、そのデータが神経系に叩き込まれ、相手の意識を数秒は奪い取るという物】
【そして、アートマンの出力を最大として、確実に他の者の増援には行けないようにする】
【やられたとしても、他の仲間の不利益にならないように。そう考えて、谷山は動く】
【結果、銃弾はアートマンに命中、そして直後】
‥‥ぐ、が‥‥ぁぉ‥‥ッ。
【ぶしゅり、と谷山の胸から、鮮血が吹き上がる】
【防御力も、攻撃力も、人の域を出ない。打たれれば、倒れるし、死ぬ可能性もある】
【だが、ぶちり、と何かを噛む、鈍い音が響き】
ッ、ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
<ピィィィイィィイィイギイギイイxジィィィイィィィィイィエァアアアアッッッッッッッッガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!>
【舌を噛み、その激痛で、意識を無理やり、数秒だけ覚醒】
【最後の一撃と成る打撃だけは、確実に相手に叩き込もうと】
【容赦のないアートマンの拳が、少女に叩き込まれるはずである】
【そして、その役目を達すれば、谷山は血溜まりに沈み、死の危機に瀕し、アートマンは砕け散る筈である】
【結果としては、負傷の度合いも含み、谷山の敗北と判断していいだろう結果であった】
310 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/21(日) 00:42:31.95 ID:Gtww7Xuro
>>302
(……危なかったです)
(あの方の助けがなかったなら、躱されていたかもしれませんでした)
(ですがこれできっと……あの力も弱まるはず、ですね……)
【攻撃の瞬間に見えた黒き腕の姿。其れは紛れもなく味方の援護であり】
【神衣は名も知らぬ仲間に感謝しながらも】
【翼の特性により逆推進、勢いを削ぎ方向転換をしながら敵の様子を見て】
……?
(動きが、止まった……?)
(罠?いえ、それにしては様子がおかしいです……)
(――今は、悩んでいる暇はありませんね。好機として受け止めましょう)
【急な動きの変化に、神衣は何かの罠かとも疑うが】
【余りにも奇妙な様子に逆に戸惑い、判断に困ることとなったが】
【もし好機であれば逃す手はない。判断材料が少ない以上、悩んだ所で大した成果は得られまい】
【神衣は意識を切り替えると、攻撃を仕掛けるべく体勢を変え始めた】
【滞空した状態から翼を羽ばたかせ身体を下に向ける】
【そして、兜のようにして頭に装着されている「闘牛折紙」を操作】
【分離させ、己の前方に太く大きな角を持つ牡牛の頭型折紙として浮翌遊】
【それの背部を腕で掴み、翼で一際大きく羽撃くと――】
これで……沈んで下さい……――――ッ!
【――矢の如き速度で、一直線に降下。ファスマへと向かい突貫した】
【二本の太い角を突撃槍のように構えて、渾身の急降下により速度と勢いを乗せ】
【其れにより、一点に貫通力と破壊力を集中させた高威力の一撃を繰りだそうとする】
【狙いはファスマのコクピット部分】
【直線的で、視認したならば対処は難しくないであろう攻撃ではあるが】
【もし直撃した場合相応のダメージが下ることになるだろう】
【そして攻撃の成否に問わず、神衣は大きな隙を晒すことになる】
【また、何かに接触した場合闘牛折紙は砕け散り消えて行く】
>>306
(今はお礼も言うことはできませんが、有難うございます……!)
(いつかまた、顔を合わせることがありましたら……その時はお礼をさせて貰います)
【声は、届いた。しかし返事をする余裕が無い】
【神衣は視界の端にエルフェスの姿を認め、その顔を確かめると】
【彼のためにもこの戦いを勝たなくてはと、闘志を奮わせるのであった】
/お疲れ様でした、そしてお休みなさーい
311 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 00:44:09.61 ID:hPIWmXf+0
>>296
――確かに私は忠告したぞ? 衝突はやめておけと
「……負け惜しみ?」
そんなわけが有るか……
【手ごたえは、あっただろう。「何か刺々しい物を殴った手ごたえ」が】
【女の持つ、空中で星型を作り出す能力。その星型は、何も平面だけではない】
【星型正多角形、というものがある。今まさに作られたのがそれで】
【それは触れたと同時に破裂。大きめの衝撃を作り出す。無論それで拳を止められるはずはない】
【――が、女の方は勝手が違う。自分から、ステップより早く後退するために】
【結果として、自爆的な損傷を顔に受けたものの、拳そのものは回避――】
【着地はすでに考えていない。背中からの着地になるため、隙は大きい】
「――」
【少女が目を開く。魔力が、銃へと集中していく】
【狙いを遥人に向け、引き金を引く】
「――ユニバースクローズ!」
【銃から放たれる、数多の星型の弾】
【それは一度、遥人の周囲を旋回し――まるで、遥人を恒星においた、惑星】
【数瞬の後、遥人目掛けて収束する】
【遥人の周囲といったが、それは上方をも占有している】
【幸い、一発ごとの威力はそこまで大きくなく、収束のタイミングは同時でない】
【また、何度も書いたようだが、魔力に依存する物体である】
【これを切り抜ければ、反撃は非常に楽だろうが……】
/ただいま戻りましたー
312 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 00:51:18.23 ID:IwDzQBqUo
>>311
//おかりなさいまし!
//それと申し訳ない、
>>299
はお読みいただけましたでしょうか?
//大規模な訂正となってしまいこちらの不手際です、本当に申し訳ありません…
313 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/21(日) 00:53:43.89 ID:QGRCS6IAO
>>309
【確かに胸板に弾丸は撃ち込んだ、確かに『敵』である男は傷付いた】
【だが―――肝心のアートマンの攻撃は止まってはいない、それどころか、だ】
【覚悟を決めた相手は、今までで一番の打撃を撃ち込もうとしている】
流石に、これを避けるのは無理、ですよねー……。
【そして、タイミング悪く、左手に握った銃の弾は全て今の一瞬で撃ち尽くしてしまっていて】
【今からでは、右袖の銃を出すのは遅すぎる、その前に叩かれる】
【そんな事を考えている間に、アートマンの拳が少女の身体を激しく叩き、数式を押し付ける】
【数式により流し込まれた情報に意識を刈り取られた少女は、そのまま為す術無く、少し先へと吹き飛んでいった】
【――そして、少しの時間を経て起きあがった少女は、頭痛に顔をしかめながら、身体の怪我を確認し、戦闘が困難である事を認識した後】
【血塗れの『敵』の様子を伺う為に、右手に拳銃を握り、ゆっくりと歩み寄るだろう】
314 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 00:54:24.65 ID:hPIWmXf+0
>>312
/おおう、読み飛ばしてました御免なさい! というわけで修正しますので今しばらくお待ちを
315 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/21(日) 00:54:52.74 ID:/VWB0khq0
>>305
>>306
【クルスへ技を放った後の数秒の対空時間―――その間にレギンに見えたのは謎のヘリ】
【そして自分が相対した森島を打ち抜いている凶弾―――それがどのような目的にせよ―――】
俺の舞台に土足で上がるとはいい度胸だな、この野郎
≪Χ・Pile tornado≫ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
【そのまま空中で回転しつつ右足を遥か上空のヘリへ蹴りだす】
【そこから発生するのは螺旋を描く強力な烈風の渦、それは槍の如く鋭さを以ってヘリへ放たれる】
【しかしこの距離だ、威力は空中で削られていく、同じレベルの渦≠笆wwヘを用いれば容易に相[
ピーーー
]ることが可能だ】
【要は牽制だ、姿も見えぬ第三勢力に対する】
【それを行った結果―――クルスには背を向けるような体勢へとなっていた】
【まさか少女が自分と同じ高さまで跳躍するとは考えてもいなかったらしく、驚愕の表情と共に反転しようとするが】
【その直後―――少女の全霊を込めた一撃が腹部へと突き刺さり、内臓へと甚大な衝撃が向かう】
ガッハァァァ…………くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
ゴッハァ!!!!このッッ!!!!!やりやがった……な
【吹き飛ばされ、そのまま地面へと突き刺さり、大の字のような体勢でコンクリートに埋まっている】
【口からは血が溢れ、腹部には掌底の跡がくっきりと刻まれている――――】
【だが男はまだ戦おうと―――怒りに震える瞳で上半身を起こそうとしている】
【奇しくも―――謎のヘリが注意をそらしたが故に大打撃を与えられたようである】
316 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 01:00:09.49 ID:hPIWmXf+0
>>296
>>299
……あれだな、敵に回すと恐ろしいタイプの人間だ
【陣が消滅すれば、すぐにでも殴りかかってくるだろう】
【もはやそうとしか思えない。だからこそ、早めに退避するしかない】
(……あまりやりたくないが、な……)
【女の持つ、空中で星型を作り出す能力。その星型は、何も平面だけではない】
【星型正多角形、というものがある。今まさに作られたのがそれで】
【重力に従って落下――地面に触れると同時に、破裂】
【半ば自爆的にだが、遥人からほぼ瞬間的に大きな距離をとる】
【着地はすでに考えていない。背中からの着地になるため、隙は大きい】
「――」
【少女が目を開く。魔力が、銃へと集中していく】
【狙いを遥人に向け、引き金を引く】
「――ユニバースクローズ!」
【銃から放たれる、数多の星型の弾】
【それは一度、遥人の周囲を旋回し――まるで、遥人を恒星においた、惑星】
【数瞬の後、遥人目掛けて収束する】
【遥人の周囲といったが、それは上方をも占有している】
【幸い、一発ごとの威力はそこまで大きくなく、収束のタイミングは同時でない】
【また、何度も書いたようだが、魔力に依存する物体である】
【これを切り抜ければ、反撃は非常に楽だろうが……】
//修正しました
317 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 01:01:00.56 ID:HBHwxhe/o
>>313
【少年、コレまで名乗らなかった少年、谷山基樹は、倒れこんだまま】
【動くことは出来ず、浅い息を吐いているだけであった】
【だが、少女がこちらに迫った瞬間、うつろな瞳が、かっ、と見開かれる】
【その様、その執念、その無様なまでのあきらめの悪さは、一種ホラー映画のゾンビにも見える物】
【動かない身のなかで、唯一動かせる、鋼の義手。決定的なダメージを受けない限りは動くそれが、相手の足へ素早く伸びて】
【足首を、決して逃さないと言わんばかりに、強く、強く握りしめるだろう】
―――――ッ、‥‥っ‥‥‥‥‥‥う‥‥。
【声にならない声、おそらく、無意識に発した声】
【よく聞き取れたとすれば、「ローズ」という、誰かの名を呼ぶ声であった】
【そして、直後意識を失うだろう。しかし、失っても尚、強く。貴方を他の者の居る場所へ行かさないという意思を体現するかのように】
【鋼の義手は、貴方の足を掴み続けていたかもしれなかった。結局のところ、最後に立っていたのは貴方、谷山の敗北である】
318 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 01:11:49.11 ID:64Ffxer9o
>>308
>>315
【――、レギンの攻撃は、ヘリへと直撃】
【『乗組員』はどうなったのか不明だが…、…飛び降りた影が、一つ】
【ヘリ自体はそのまま、回転しつつ墜落し――、爆発、炎上した】
【 ――― 】
【…、…何かが、可笑しい】
【『潰す』と言われた割には、腰の辺りに痛み≠感じるだけ】
【――死んで居ないのだろうか、と、首だけを上げてみると】
……、……。
【――、目の前で繰り広げられていたのは、男と少女との戦い】
【…、…どちらが優勢なのかは、よく分からない】
【多分、叫んでいる方が攻撃を受けたのだろうが――さっきの「潰す」と云う言葉】
【憎らしいほどに頭は冴えて、恐らく、両者は『互角』と言った所と理解した】
【――、手を出さなければ、クルスは死んでしまうかもしれない】
【何故か其れは、厭だと思ったから…、…左手を、地面に突いて】
……、…… 、 クルスさんッ!!
【――何故か彼は、『倒れたまま』に彼女を呼んだ】
【同時、右手に生成し始めるのは、「槍」…、…『紅』と『黒』の層が交互に入り混じった其れ】
【魔翌力を感じる事が出来たなら、“哲学者の卵”と同じ其れを、『黒』から感じただろう】
319 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/21(日) 01:15:01.02 ID:dFXjBOl7o
>>306
>>310
【エルフェスが倒れたことに、モーゼフは気を向ける余裕すらないようだった】
(…………────)
【ただ思っていたのは、この敗北の後に訪れるであろうこと】
【金も地位も失い、もはや自身が帰れる場所など思いもつかぬ】
【ただ死ぬことだけは、自然と恐れた】
──ふ、フ……エフッ、エフッ、ふ……
沈めないよ、私はまだ、そう──沈めないんだよ、エフッ
【そして男は、残った念動力──とは言え、片翅を失っているために全力の半分ほどしか出ないが──を用い】
【自身の前に防壁をイメージ──それによって実際に壁が生まれる訳ではないが、押し留めようとする力は生まれる】
【神衣の『闘牛』を跳ね除けようとして、見えない力場が拮抗するが── 一点貫通に特化した力の前では、やはり】
(や、破られ──)
【ふっ──と、】
【引っ張られていたゴムがついに千切れたかのよう、あるとき途端に力場が霧散し】
【────────】
【角が、機体の壁を豆腐のように貫き、穿ち、破砕していく】
【そのまま機体の向こう側にまで貫通し、真ん中に大きな風穴が開いた】
【それは奇しくも、夜の国支部の建物と同じように──】
────……、また、貴宝院の名、に──
【ジジ……ジ……】
【完全に硬直していた機体が、青白い電流を、不規則に漏らし始めた】
【ばちっ、ばちばちっ、と不吉な予感を煽るかのように、漏電は段々と頻度を増し】
【そして、ついに──】
【 ──轟音 】
【夜空を穿つかのような、巨大にして長大な火柱が上った】
【辺りの彼らを巻き込む規模での熱風と衝撃波を伴い、内臓していたエネルギーが爆発したのだった】
【機体は木っ端微塵に砕け散り、中の男も同じ目に合うだろうが──ただでは死なぬ、と言わんばかり】
【──爆発の予兆を感じ取れたなら、どうとでも対策は取れる】
【しかし、既に倒れ伏しているエルフェスは、もはや自衛の手段がないだろう】
【神衣は、この少ない刹那の中で、それを踏まえた策を取ることが出来るだろうか──】
320 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 01:16:24.35 ID:IwDzQBqUo
>>316
【消滅しようがしまいが、殴る事に代わりはなかった】
【無謀にも殴りかかり、そして無茶苦茶に仕留めにかかる】
【獣よりも獣、狩人よりも狩人。獲物を見る目にして、自分が流す血液にすら悦ぶ】
【アドレナリンの過剰分泌。楽しくて楽しくて仕方がない】
【後方に飛んだ女、ずしんと踏み込むと、地面が大きくめり込んだ】
【吸収した魔力を開放し、その身に重力負荷をかけている。係数に直すなら既に、10倍】
【体重四十五キロと換算しても四百五十…見た目以上に絞った筋肉を持つ不良少女は、下手をすればそんなものではなく】
【金の目が、変わらず敵を見据えている】
【…そういう能力だから、こそ】
【不良少女は酷く慣れていた。限定的重力環境下でも、ある程度平常どおり動く事ができたのだ】
【たとえ自分の周囲を惑星が周回しようが、完全ではないにせよ動きは見切れた】
【女を殴りつける事しか考えていないにも関わらず、身体は半ば自動で集束する星を迎撃したのだ】
【一つ、二つ三つ。前に進み、一歩立ち止まって左腕を側面に当てる】
【皮がはげたが、それでも回路の紫は煌々と輝いていた】
【四つ五つ六つ、腕と肩に命中、二歩ほど下がるが、踏みとどまり】
【七つ目は正面から迎撃、握りつぶすように抹消】
【八つ目と九つ目は足へと命中、膝がくず折れたが、這いつくばる事はなく】
【――――上空からやってきた十個目を、不出来なグーを作った左で払った】
【…酷使した左腕は、三食だけが肥え太るように輝きを増し】
【腕の部分は黒こげ、左手首から先は骨格がぐちゃぐちゃだったが】
……ククッ、ククククククッ……!!!
さあ、手の内は、しまいか?
【ずしん、ずしん】
【歩みを止めることはない。哄笑を浮かべながら右手を振りかぶり、鎖のムチを、女の右手を絡め取ろうと伸ばす】
【――――――この鎖が、重力の発生源。その身に許してしまうと、今不良少女が体感している重力十倍の世界を体感することになる】
【この状況下で鎖が重力で軌道変更をすることはなく射程は異様に長いが…単純な横薙ぎ軌道】
【その場からまた三歩も遠ざかる事ができれば、問題なく回避も出来ようけれど】
//お手数かけます、すみませんでしたorz
321 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
[sage]:2011/08/21(日) 01:18:57.63 ID:QGRCS6IAO
>>317
どうせ私に戦いを続ける力は無いですし、脚が痛いから離してほしいんですけど……もう、本当に厄介です。
仕方ないですし、対機関の副リーダーさんの言っていた『端末』でも探しまょうか……。
【つい、急に伸ばされた手に反応し、谷山に銃を向けるが、既に相手も満身創痍、戦う力が無い事に気付くと、少女は銃を仕舞って】
【以前、話に聞いた端末などは無いか、谷山の所持品を調べようとする】
……何処かの偉い人は『戦場でな、恋人や女房の名前を呼ぶ時というのはな、瀕死の兵隊が甘ったれて言うセリフなんだよ!』とか言ってましたねー。
森島さんといい、貴方といい、馬鹿な人ばっかりです、大切な人が居るのなら、その人と幸せな時間を過ごせばいい。
わざわざ、危険を冒す必要なんて、無いじゃないですか……。
【そして、それが終わったのならば、端末の有無に関わらず、少女は谷山に止血の処置だけ施すだろう】
322 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/21(日) 01:22:43.01 ID:7CUc4rAxo
>>315
【――クルスの身体が、ようやく重力に引かれて落ちる】
【レギンの様に、恒常的に浮遊する能力はないのだから、当然の帰結である】
【打ち捨てられた人形のように、無様に地面に叩きつけられても――クルスには、悲鳴を上げる余力すら残っていなかった】
(……入った=j
【自分の右手が正しく標的を打ち抜いた、その感触だけが、レギンへ与えたダメージを教えてくれる】
【視野狭窄を起こし、暗転していく視界――うつ伏せの状態から、首だけを上げてどうにか周囲の状況を探ろうとする】
【レギンと同様、クルスもまた地面に倒れて――しかしこちらは、何もすることができずにいる】
>>318
(……返事、をしないと……)
【森島の叫びが聞こえる】
【――彼がどこにいるかも、わからない】
【彼が何をしようとしているのかも、見えない】
……もりし……ま、さ……。
【吹けば消えそうな掠れ声で、どうにか返事を返し】
【クルスは、緩慢な動きで声のした方へと右手を差し伸べようとする】
【――クルスは、魔力こそ感知できるものの】
【哲学者の卵≠ノ出会ったことがない。故に、その黒い魔力は、何か奇妙な気配がする、程度の認識にとどまっていた】
323 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/21(日) 01:26:02.42 ID:/VWB0khq0
>>318
>>322
【傷ついた左手で腹部を抑えて付けながら、口からボタボタと血を垂れ流し、立ち上がる】
【鮮血を振りまきながら見上げたるは美しく輝く月である、それを眺め、満足げに笑いながら】
ハ、ハ、ハハハハハハハハ!!!!やはり闘争はこうではないと!!!!!
自分の死が迫ってくる、死神が今か今かと待ち構えるッ!!これが戦いだッ!!!
と、まだ戦う気があったのか森島………?なんだそれは……まさか―――
それは卵か―――ふん、孵化したのか――?まぁいい、失せろ
【倒れたままの森島に向けて無造作に右手を向けて、衝撃波を放つ】
【威力、速度共に大したことはない、もはや森島は戦闘続行は困難と判断した結果だ】
【しかし―――卵の闇は深い―――何が起こるかは知る者はいない】
【クルスには特に何もしない、もはや戦闘能力はないと判断したのだろう】
【レギン自身、もはや立っているのが驚きだと言うほど外も内もダメージを負っている】
【口から流れ出る血も、左腕や右足から滴る血も留まる事を知らないと言わんばかりに流れている】
324 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/21(日) 01:31:18.74 ID:Gtww7Xuro
>>319
ぐっ……突き……抜けろぉぉぉぉーーーッッ!!
【全力の一撃、その反動は少女の左腕に容赦なく襲いかかる】
【接触し、力場と拮抗する間も其れは神衣を蝕み】
【手甲の下では腕から血が吹き出し、細かく痙攣が始まる】
【しかし、ここで止まる訳にはいかない】
【一度止まってしまえば、きっとこの先に勝機を見出すことは極めて難しい】
【正真正銘最後の一撃、自身の持てる全ての力でモーゼフと競い――そして、突き抜けた】
【命を奪う感触。何度経験しても慣れることのない罪悪感を喉の奥に封じ込め】
【ただ一点。己の為したことに目を逸らさぬように意識を研ぎ澄ませ】
【砕ける闘牛折紙と、ひび割れた左手甲を視界の端に捉えながら……】
……――!!これは……!
【……余韻に浸る暇もなく、神衣はモーゼフの最後の足掻きを察した】
【真っ先に思い浮かぶ事は、倒れたエルフェスの存在】
【しかし全速力を以てしても、エルフェスを回収し離脱する事は不可能だ】
【迷う暇はない。神衣は、考えも纏まらぬまま行動を開始する】
【仲間を見捨てる訳にはいかない。まずは行動、対象方法は後から考える】
【神衣はすぐさまエルフェスの元へと飛翔し、彼の身体を左腕で抱えると】
くっ……うぅううぅぅ――――――ッッ!!
【爆発の瞬間、無限童子の全折紙を解放する】
【半壊の獅子に、大蛇、そして大鷲と蜥蜴の折紙は重なりあうようにして浮翌遊し】
【エルフェスを抱える神衣の背後に壁のように立ち塞がった】
【しかし、特性があるとはいえ元より質量の軽い折紙】
【それを以てしてもこれだけの爆発を防ぎきることは出来ない】
【ある程度ダメージを軽減することに成功するが、それでも強力な衝撃を身に受けて】
【エルフェスの身体を抱えたまま、神衣は数m吹き飛ばされた】
【命は――助かった】
【しかし、全武装が崩壊し身体のあちこちが悲鳴を上げている】
【未だ戦火の冷めぬ敵地にありながら、神衣は最早戦える状態では無かった】
325 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 01:31:24.80 ID:HBHwxhe/o
>>321
【もし、谷山の所持品を漁れば、様々な物が出てくるだろう】
【目眩ましに出来る光量のペンライトや、丈夫で上手く使えば武器に出来る文具】
【その他に、有ったのが。学生証≠ナある、そしてその学生証には谷山基樹≠ニ書いてある】
【データベースに何度か名前が上がっている、割と注意を喚起されていた能力者であった】
【そして、端末に触れれば、厳重なロックがされている事が分かるだろう、並大抵の技術では解析不能な代物】
【対機関やJusticeの物とは、違う技術が使用されていることに、気がつくかもしれない】
【もし、谷山からそれを奪い、持って行こうとするならば、10m程離れた時点で、内部データが消去されるはずである】
【要するに、窃盗や紛失によるデータの漏洩を防ぐためのシステムであった、厳重にも程があるレベル】
‥‥‥‥‥‥‥‥。
【止血の処理を施すならば、谷山の傷から見える鋼色の骨が視えるかもしれなかった】
【そして、谷山は地面に倒れこんだまま、意識を失っていた】
【ぼんやりと、瞳が開き。うつろな口調で、しかし少女の言葉に応えて、また意識を失うはずである】
――――‥‥あいつに恥じない俺で、いたい。
【無理をしても、それでも自己の信念の為に進む己こそが本物の自分】
【己を偽る自分では、好きな者の前になど立てはしない】
【谷山の言ったことは、そういう事であった】
【さて、意識を失っているのは、谷山】
【そして、機関の敵としては、なかなかな危険人物である】
【煮るも、焼くも。全ては貴方に委ねられた―――此処は戦場、何をされても、文句は言えないのだから】
326 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 01:33:40.71 ID:hPIWmXf+0
>>320
――……さて、万事休すとはこのことか?
「奥の手くらい……」
流石に時間がかかる。とはいえ、殴られるのは流石に身の危険を感じるぞ……
【もはや、迎撃の手はない。大技はすでに出しつくしてしまった】
【あるいは、より時間がかかる大技が有るが……それまで耐えられるはずもない】
……まあ、逃げるしかないな。これは。
「……逃げられる?」
なんとかするしかないだろう。……援護は任せた
「任せられた」
【女の右側に描かれる、蒼の六芒星。そこから飛び出す氷の柱】
【丁度、鎖を防ぎ女を横に押し出す形で。防御と逃走を同時に果たす形で】
【そして同時に、少女は遥人の脳天目掛けて、引き金を引く】
【ヒントになるのは銃声と風を切る音のみ。当たれば脳を揺らすような衝撃が走るだろう。――実弾】
【仮に女が逃げられれば、転がった先で立ち上がるだろう】
327 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 01:37:00.79 ID:64Ffxer9o
>>322
>>323
【――、何とか上半身を起き上がらせると、クルスの右手が見えた】
【右手を差し伸ばし、其れを掴み取ろうとするも…、…】
――、――ッ!!
【『衝撃波』――、直撃を受け、ゴロゴロと体が屋上に転がる】
【だが、右手の「槍」は離さず。 其の反動を利用して、逆に立ち上がると】
…、……はぁ――っ。
………、っ…… 掴まってください、クルスさん。 ……ちょっと、危ない事をします。
【――、左手を伸ばして、クルスを引き上げようとし】
【成功したならば、彼女を背中に背負おうとして…、…レギンを正面に捉える】
【…、…『槍』は、依然として。 其の魔翌力と、質量を増大させていた】
【】
328 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 01:45:40.98 ID:IwDzQBqUo
>>326
―――――何処までも見下げ果てた奴らだ。
【惑星攻撃を吸収し、魔力を更に吸い上げた不良少女】
【本来その身体にのみかかっていた重力が、僅か一メートル圏内とはいえ外部にすら発生】
【銃弾の軌道を強く押し曲げ、右肺を叩いた。重力フィールドは役目を果たすと消失した】
【咽る不良少女、その衝撃に耐えかねて、身体をくの字に折り、咳き込み、血を吐き出して】
【首だけ動かし、ちらりと背後の少女をにらみつける】
【ゴミを見るような目。最悪の形で茶々を入れた少女を、徹底的に軽蔑し侮辱する目】
【口の端から流れた血は拭わず、女をにらみつける】
……てめぇらはガルニエの足元にも及ばない。
黒澤にも、ヴァーデットにも、まして路地裏で苦しんでるガキ共にすらだ。
何故かわかるか?
【重苦しい足を地面にめり込ませながら、女の前に立つ不良少女】
【過程にあったガンマチェットを回収、異空間に収納してから】
【細められた魔眼は、まず喜悦を脇に置き怒りに染まっていた】
【強い、激情。ジト目に秘めた情熱】
……二人係りとかそういうことはいい、銃を使った事も構わない。
魔術の威力は折り紙つきだったな、ああ認めよう。
……だがそれだけだ。
お前達は一度たりとも、自分から向かってこなかった
【みしみしと、音がするほど握り締めた拳】
【戦闘に対し強い拘りがあるらしく、嫌悪感をあらわにしている】
【…だが、そろそろ身体にも異変が現れ始める】
【いつまでも高重力に晒されていて、無事で居られるはずがない】
【まして怪我が多い、徐々に血を噴出し始め、膝が笑い始める。ぎり、と噛み締めた奥歯が砕けた】
……失せろ。
【――――――少女は決して見ない。女を強く強くにらみつけたまま、踏みとどまり】
【居丈高に、状況終了を突きつけた。行動が他になければ、動く事もあるまい】
329 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/21(日) 01:46:46.19 ID:7CUc4rAxo
>>323
>>327
【森島がクルスを引き上げようとすると、その身体に力が入っていないことに気づくだろう】
【薄く目を開けて、森島に何かを訴えるように見つめている】
……ごめ……、なさ……。
【足手まといになっていることが、申し訳ないのか】
【小さく謝罪の言葉を投げかけて、引かれるままに森島の背に負われる】
【彼女にできることは、もう驚くほどに少ない】
【これ以上、森島に迷惑をかけぬようにと、クルスはせめて、動かずにいようとしている】
330 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/21(日) 01:51:02.49 ID:/VWB0khq0
>>327
ガハッッ!てめぇ………何時まで……立ち上がるんだ……クッ………
このゴキ野郎が―――ハァハァ…………
これで終いに―――ッ!!??装甲がッ!?
クッ試作品じゃあもうジェネレーターが持たないのか………の野郎が
【脚部の装甲がボロボロと卵の殻のように崩れ落ちていく、同時にレギンも片膝を付いて吐血する】
【どうやら度重なる技の連撃に装甲自体が崩壊したようだ、もはやレギンに攻撃手段はない】
【そのままジリジリと後退し、距離を取っていくだろう】
331 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/21(日) 01:51:38.32 ID:/VWB0khq0
>>330
//
>>329
追加で、申し訳ない
332 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!red_res saga]:2011/08/21(日) 01:52:25.96 ID:dFXjBOl7o
>>324
【──断末魔代わりの爆轟が過ぎ去り、余韻が静寂となって満ちる】
【辺りには、もはや何も残ってはいなかった】
【サーチライトや兵器の残骸すらも吹き飛ばされ、】
【機関兵たちは元より巻き添えを恐れて近づきはしなかった】
【そして何より、防衛線の指揮系統が失われては、もう兵も動きはしない】
【 許せるものか、決して許せるものかね=@】
【──辺りの地面に点在する小火は、怨念で生きるかのように揺らいでいた】
【モーゼフの呪念がその場に留まり、神衣とエルフェスを執念深く見つめているのか】
【そんな幻想さえ生まれそうなほどには、異様に静かで、ただ重い夜気に満ちていた】
【戦いは終わった──もはや、長居をする道理もなさそうで】
【夜の国支部は、今やほぼ建物全体が炎に包まれていた】
【それは、この明けない夜の中に一本だけ立てられた蝋燭にも似ていて】
【この荒廃しきって行く戦場を、果たしていつまで照らし続けるのだろうか──】
/ひとまず戦闘としてはここで〆にしたいと思います
/織守の方、エルフェスの方、お疲れ様でした。お付き合いありがとうございました!
333 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/21(日) 01:53:26.47 ID:QGRCS6IAO
>>325
【端末を見て、少しだけ操作してみようと思った少女は、溜め息を一つ吐く】
【明らかに、過剰ではないかと言いたくなる程のセキュリティ、ここまでやっているのだから、データを無理に引き出そうとすればどうなるのかは容易に見当が付いた】
……これでは、奪っても嫌がらせ程度にしかなりませんね。
【止血をする際に見えた鋼の骨などには、敢えて意識を向けないようにする】
【仮に向けても、この少女は彼にも色々な事情があったのだな、と、そのしか感じないのだろうが】
……悪いですけれど、貴方は危険過ぎます。
【そう言って、少女は銃を再び取り出して、谷山に向けて――――ぱぁん、と】
【少女を捕らえる義手の間接部を破壊しようと、そろそろ無理矢理だがふりほどこうと、弾丸を放つのだった】
334 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 01:59:11.87 ID:HBHwxhe/o
>>333
【端末は、谷山の友である者――ナンバーズ、ガートルッドの作であった】
【戦闘ではなく、技術のみでナンバーズ、それもアンダーナンバーではないに入れた者】
【そうそう、その技術を破る事は出来なかった、出来るとすれば、それこそ―――この基地に潜む毒蛇∴ハのものか】
【止血が終わり、ぎりぎり命を繋ぐことが出来た】
【と言っても、暫くは入院生活と成ることは間違いないのだが】
‥‥。
【銃弾が、義手の関節部に当たり、しかし、かきぃん、と跳弾してどこかに飛んでいき】
【壊れることはなかったが、その拍子に手の高速が緩んだ、簡単に足は抜けるだろう】
【もしかすれば、握り締められた後が残るほど、強く握られていたかもしれなかった、死霊の如き執念をそれから感じるだろうか】
【捨て置くならば、数時間後、うっすらと意識を取り戻した谷山は端末で救護を呼び、そのまま病院に直交するはずである】
335 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/21(日) 02:01:29.35 ID:Gtww7Xuro
>>352
はぁ……はぁ……はっ……く、ぅ……っ……
【エルフェスの身体を地面に降ろすと、神衣はその場で膝をつく】
【ダメージは甚大。敵兵に会わなければ脱出も可能であろうが、その確率は低い】
【神衣は折紙を生み出す技術が拙く、時間がかかる。】
【そうでなくとも、今の体力では途中で力尽きてしまうのがオチだろう】
【神衣は判断する。「独力」での帰還はできないと】
【あれほどの強敵を相手にして、この程度の被害で済んだと思えば責められることもないだろうが】
【それでも神衣は、少し――悔しそうな顔をして、懐から小さな折り鶴を取り出した】
【――その後、近くの物陰に隠れていた二人は巨大な折り鶴の背に載せられ回収された】
【薄れ行く意識の中、折り鶴を操る小さな背中と、所々で立ち上る火の手を視界に収めながら】
【ぼんやりと、戦争の味を噛み締める】
【離れる際に感じた背筋の凍るような感覚は、果たして気のせいであったのか】
【それとも本当に、モーゼフの怨念が自分を呪っているのか】
【どちらにしても、彼を殺したことは事実であり逃れることは許されない】
【神衣は下唇をきゅっと噛み締めながら、夜の国の風を感じながら、戦線を離脱した】
/主催者様、長時間お疲れ様でしたー
336 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 02:01:39.63 ID:64Ffxer9o
>>329
>>330
【――、クルスの言葉に、笑んで軽く首を振る】
【足手まといになったのは、此方だ。 …、…自分勝手に、戦闘を放棄した】
【自分も戦闘に参加していれば、この様な状況とは成らなかっただろう――】
……、… 、死なない様に、丸まっててください。
【――、レギンへの言葉と同時、森島は『跳躍』】
【能力を利用した大跳躍で、…、…向かうは、『塔の外』。屋上から、飛び降りるルート】
【跳躍の『最高点』に至れば、槍≠振り被って――】
≪ “ Brionac ” ≫
【 狙ったのは屋上の中央=z
【…、…『黒』が貫き、『紅』が追従する様に爆発、其の繰り返しで、周囲を破壊】
【狙ったのは、レギンへの直接攻撃ではなく…、…『塔』への攻撃】
【――爆発単体では、人を吹き飛ばす程度の力しかない】
【だが、塔を槍が貫いて行く途上、『幾度も』、爆発が与えられれば――、塔は、如何なるか】
【…、…『ID』無しで目的を達成しようと言う、阿呆のような荒業だった】
【…、…着地時には、クルスを上側にしつつ、無理矢理に受身を取って】
【苦しげに呻きつつ、内臓に負担が掛かったのか、少し吐血するだろう】
337 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/21(日) 02:10:42.24 ID:/VWB0khq0
>>336
【爆ぜる―――屋上が、塔が、管制室が、全てが崩れ去っていく】
【崩れ落ちる足場、もはや立っているのがやっとな人間に持ちこたえられるはずもなかった】
ク……ク…ヒャハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!
まさか塔ごと≠ニは思ってもいなかったぜ……クククククカカカカカカカカッ!!!
いいぞ!この戦い、お前たちの勝利だッッ!!!!1!!
だが戦いはッ!!!!死神はいつだってお前たちの直ぐそばだッ!!!!!!
今更この修羅の道から引き返せると思うなよッ!!!!!!!!!
ヒャーハハハハハハアハハはハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【そのまま崩れ落ちる瓦礫に呑まれ、レギンは階下へと落下していくだろう】
【狂ったような笑いと共に、いつか、闇に呑まれて消えていった―――目的を達成した以上は二人も早々に脱出すべきだ】
【勝者:森島&クルス】
//取りあえずこんな所でお疲れ様でしたー!
338 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 02:17:51.17 ID:hPIWmXf+0
>>328
及ばない? だから? 別にお前に見下げられてもなんら問題はないが?
「一個人の評価は必要ない」
まあ、まともに戦って勝てる見込みが見出せなかったのもあるがな
【実際、まともに戦えば負け戦になっていた可能性も有る。それであれば――】
【女に駆け寄る少女。場所が場所でなければ、姉に甘える妹のような大変ほほえましい光景なのだが】
【どのような言葉であっても、この二人を動かすには、いささか軟すぎて】
大体、だ。相手の力も何も分かったものじゃないのに自分から仕掛けに行くのは無茶というものだ。
「そもそも、もともと私たちに戦闘の意志はない」
……それはお前だけだろう。
【いや、それ以前に、精神自体が凝り固まっているのか】
【罵倒を受けても、何処吹く風といわんばかりに、知らん顔】
――言われなくても。こっちにはもう打つ手は無いからな。逃げの一手だ。
「……多分もう会いたくないだろうけど。あえて言う。また会おうって」
【一応、こういった嫌味を言うくらいには嫌ったようだが】
「スターダストヴェール」
【少女の銃から撃ちだされる、濃密な霧】
【それが晴れる頃には、機関員らしくも無かった二人の姿は、無くなっているだろう】
【そして、逃げる前の間に描いた、遥人の足元、黄色の五芒星】
【数瞬後にはそこから電流が流れる。多少痺れる程度だが……ただの鬱憤晴らしだろう】
//お疲れ様でしたー。こんなキャラじゃなかったはずなのに……なんかすみません
339 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/21(日) 02:28:10.56 ID:7CUc4rAxo
>>330
>>336
>>337
【塔は茎。吹き上がる炎は花弁】
【夜のしじまを塗り潰す様に――紅蓮の花が咲く】
【レギンの哄笑を飲み込んで、刹那の煌めきと共に、その光景は消え去った】
【あとに残るのは、争いの雄叫び――未だ、この機関の戦いは長らく続く】
【――森島の背中で、クルスは気を失ってしまっているようだった】
【倒れた二人の、消耗した姿を見とがめるものは、誰もいないかと思われたが】
【――崩壊していく塔の下、上空から降りてきた二人の影に、近づいてくる影がある】
……京、だいじょうぶー?
【――森島には見覚えのある顔だろう】
【長い睫毛に、薄いアイシャドー。ルージュの塗られた唇】
【タンクトップにホットパンツという格好は変わらず――やや化粧っけの濃い少女、リョーカだ】
……さっさと逃げよー。そんなんじゃ、もう戦えないでしょ?
まだ、あっちこっちで馬鹿騒ぎしてるからさー。
……車、用意してあるしー。
【常になく小声で、周囲にはばかるようにそう言うと】
【森島の上で気を失っているクルスの顔を覗き込む】
【小さく呼吸をしているのを見て、リョーカは安堵したように小さく首を振ってから】
だいひょ……じゃない、クルスちゃんは、アタシが連れてくからー。
……なんなら、京も、おんぶしてあげてもいいよぉ?
【――クルスの事を知っているのか】
【その名前を口にして、森島からクルスの身柄を預れば、ついでにからかうようにそんな事を口にして】
【――クルスと森島を、その場から、逃がそうとするだろう】
/こんな所でしょうか。
/レスが遅れて申し訳ありません。
/遅くまで、皆様おつかれさまでした!
340 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 02:31:36.36 ID:IwDzQBqUo
>>338
……死体が二匹、うろついてやがる。
【撤退を確認するまで黙し、つまらなさげに能力を解除して、消えた二人を死体と称する】
【何かが癪に障るらしい。特に、暖簾に腕押しといった会話の手ごたえのなさ】
【何もない。風に吹かれて飛び去る風船、シャボン玉】
【不良少女には、その空気感が死であるように思えるらしくて】
【同時に、足元へ流れる電流。あらゆる防御を剥ぎ取られた遥人には応えた】
【神経が剥ぎ取られ、膝をつく。完璧にうつぶせてしまうのは肘で耐えるけれど、それももうがたがた】
……次あったら約束どおり、右でその歯を圧し折ってやる。
鼻も顎も、原形をなくすまでな。
………ったく、あーいう戦闘を期待した俺がバカだったんだろうね。
まあいい、――――――機関員ってのは、あーいうのを言うんだろうな。
【興味等なかったはずだった。ただ、卵が許せなくて、そのついでに喧嘩を売れる相手として都合がよくて】
【それが電流で痺れた脳の中、化学反応を起こして結線した】
【卵は敵だ、機関員は好かない、機関が卵を作っている】
【つまり機関員は敵だ、と】
【激情を制しきれないまま、遥人の意識は闇に落ち】
【後の様子を伺いに来た犬達が、彼女を回収して何処かへ消え去る】
【後に、彼女と親交のあった犬はいう】
【また少し、以前の―――――壊れた遥人に戻りつつある、と】
【千切れ飛んだ包帯の破片の行方は、きっと誰も知らないまま、世界を漂い―――――いずれほこりに塗れて埋葬されるのだ】
//お疲れ様でしたー
//いえいえ、こちらもなんだか上手い事運べず申し訳ない…とにかく、お相手ありがとうございました!
341 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/21(日) 02:32:42.57 ID:VnNnlW7nP
能力発動するッ…!!
聞こえるか!?頭ん中に何も映らねぇ!!
クソッなんも使えねぇ!!
哲学者の卵が無いと俺は戦闘も出来ねぇのかよッ!
帰ってこれるのかこれでッ…!?
機関員は見える、だがこれじゃだめなんだろ?
へへっ…悪いなヘボ能力者で…
中身の悪質さだけは一流のところ、見せてやるぜ!!
準優勝だぜ!信じらんねえ!!
俺の人生は主人公ときどき獣姦…!いいね!イイ人生だよ!
糖分をッ…糖分を拾うんだ…!!
押されてる…わかってるけど…!!
義手がっ攣ってる!!うぅぅああああああああああああ!!!!!
あぁ!義手が!!アートマンだけで廻すの、脳味噌も限界が近いっ!
ああー愚痴スレの視線が痛いッ!!ぅあああああ!!!
ガーデンだろ…Justice in my heartだろ!!!!
[
ピーーー
]っ死なんかぁああ!!!!!
スレの流れ動けぇええええええぇえ
ローズっ今何キロォ!?
342 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
2011/08/21(日) 02:35:18.86 ID:05nXCiNzo
>>341
???
343 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 02:36:13.69 ID:64Ffxer9o
>>337
>>339
【――、内臓に、骨も幾つか折ったか】
【血液交じりの唾を、地面に倒れたまま吐き出すと…、…聞こえていた哄笑も、消えた】
【代わりに聞こえたのは――、味方の声】
【問い掛けに、軽く苦笑して。首を振りつつ足に力を篭め――】
………、………すいません。やっぱり、運んで貰っていいですか。
【――、「足の感覚が無い」、と。何でも無い様な表情で、告げた】
/お疲れ様でしたー!
344 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
2011/08/21(日) 02:47:56.45 ID:05nXCiNzo
【墓場】
...あー...暇だなー
【墓石の下から上半身だけ出している紫のローブの青年、腕輪には機関の紋章と666の文字】
どっかでDON☆PACHIやらないかなー
【考える事は物騒だが...機関員には珍しくとても温和な雰囲気がする】
/ 3:30まで絡み受け付け
345 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[!nasu_res saga]:2011/08/21(日) 05:48:00.76 ID:dFXjBOl7o
【戦火と怒号に溢れていた夜の国支部は、今や水を打ったように静まり返っていた】
【防衛線の指揮官が討たれて死亡したという報告に伴い、戦線は散り散りとなって、】
【逃亡した能力者の行方を探していた機関兵たちも、撤収の命令を受けて引き返していた】
【戦いが概ねで機関側の敗北という結果に終わったことは、もはや誰もが口に出さずとも明白だった】
「……いやはや、これはなんということでしょう」
【一人の男が、支部の前で呆然とした声を漏らした】
【黒髪を七三に分けた、眼鏡のサラリーマン姿の人物である】
【首から下げている機関のIDカードには、『タナカ』という名があった】
【彼がため息混じりに見回す辺りの景色は、惨状と呼んで差し支えなかった】
「これまた、派手にやりましたな」
【──支部の建物は、元の外装がどんなものだったのか分からなくなるほどに、】
【真っ黒な煤と焦げに覆われ、ついでにトンネルのような大きい風穴も開いていた】
【すぐ近くの地面へと目を移せば、巨大な放射状の焦げ跡がある。どうやらそこで何かが爆発したらしかった】
「≪大狼≫も壊滅ですか。嗚呼、南無、南無。
汚名を返そうとしたら、戒名をもらってしまった訳ですなぁ」
【ぽつり、ぽつ、ぽつ──】
【そうして男が一人で佇んでいたところ、ふいにその肩を水滴が叩いた】
【夜空を見上げると、鼻先にも一滴、二滴──雨が降り始めてきていた】
【男は提げていた鞄から折りたたみの黒い傘を取り出すと、それを広げる】
「ふうむ。これで、夜の国支部は陥落、ということになってしまいましたな。
まさか支部に潜入されて、建物に穴まで開けてくるとは思いませんでした」
【しかし──と、男は思った】
「……この妙な感覚は、私の気のせいなのでしょうか。
こうして支部が落ちるまであのお蛇さんが出てこなかったのは、一体──」
【何か合点が行かないといった様子で左右に首をかしげる男】
【しかし、やがて頭の上に電球が浮かんだかのような面持ちで、手を打った】
「──ああ、なるほど」
「まったく分かりませんな」
【あっけらかんと、男は言った。そしてにこやかな表情を形作ると、踵を返し、】
【深い深い闇夜の中へ姿を溶け込ませるかのように、どこへともなく歩き去っていった】
【──この国に朝陽が昇ることはない。明けない夜は、永久に続いていく】
/遅ればせながら、イベント後のちょっとしたおまけです
/では、19日からの連続イベントは、これにて全て終了となります
/参加してくださった皆様、本当にありがとうございました
346 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/21(日) 13:32:22.74 ID:VnNnlW7nP
能力発動するッ…!!
聞こえるか!?頭ん中に何も映らねぇ!!
クソッなんも使えねぇ!!
哲学者の卵が無いと俺は戦闘も出来ねぇのかよッ!
帰ってこれるのかこれでッ…!?
機関員は見える、だがこれじゃだめなんだろ?
へへっ…悪いなヘボ能力者で…
中身の悪質さだけは一流のところ、見せてやるぜ!!
準優勝だぜ!信じらんねえ!!
俺の人生は主人公ときどき獣姦…!いいね!イイ人生だよ!
糖分をッ…糖分を拾うんだ…!!
押されてる…わかってるけど…!!
義手がっ攣ってる!!うぅぅああああああああああああ!!!!!
あぁ!義手が!!アートマンだけで廻すの、脳味噌も限界が近いっ!
ああー愚痴スレの視線が痛いッ!!ぅあああああ!!!
ガーデンだろ…Justice in my heartだろ!!!!
[
ピーーー
]っ死なんかぁああ!!!!!
スレの流れ動けぇええええええぇえ
ローズっ今何キロォ!?
347 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 15:50:53.82 ID:y0/51zo/0
【路地裏】
ざけんな糞がぁぁああああっ!
【静かな路地裏に響く怒声、血の臭い】
クソックソックソックソックソおおおおぉおおお!
【怒声を上げているのは一人のブロンドの短髪に星条旗のバンダナを頭に巻いた男】
【サングラス奥からでも分かる鋭い眼光】
喉がいてぇッ!あの…あのドラネコがぁっ!
【そして先ほどから男に無慈悲に踏みつけているホームレス】
【背が高く、がたいも良い筋肉質な男に蹴られホームレスの雑巾の様な衣類が鮮やかな赤に染まる】
糞…喉がいてぇ……
【一端踏みつけを止め、喉に横一文字に走る傷を男は撫でる】
いてぇええんだよっ!
【そしていきなり叫んだかと思うと、渾身の力でホームレスの腹を蹴る】
【その蹴りは瀕死のホームレスの命を狩るに十分なもの・・・】
【こと切れたホームレスの目じりから涙が重力に負けて地に落ちる】
【此処は路地裏…日の光は届かない】
【此処は路地裏】
【日の光は届かない】
348 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/21(日) 16:06:04.40 ID:QGRCS6IAO
>>334
【力が緩んだ際に、少女は脚に力を込めて、その拘束から何とか逃れる事に成功する】
【そして、夜の支部の方角へと視線を向け、紅の炎に赤く染められた夜空を目にし、溜め息をまた一つ吐くのだった】
……まだまだ危険な状態ですからね、支部が健在なら、もう少し、状態が安定するまで見ていても良かったのですが。
申し訳ないですけれど、もう、私にも時間の余裕は無いみたいなので、失礼させて頂きますね。
【そう言って、支部に向かう為に脚を一歩踏み出すと、捕まれていた脚がずきりと傷んだ】
【とてもではないが走る事は出来そうにない、元から無理だったが、益々支部の援護には向かえそうになかった】
……悔しいですけれど、貴方の勝ちですよ。
【自分は、果たさねばならない役目は果たせなかった】
【相手は、黒野カンナの奪還に無事成功し、支部に壊滅的な打撃を与えた】
【個の戦いでは何とか勝利を掴んだが……結果からみれば、大敗もいいところだ】
349 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 16:11:11.98 ID:HBHwxhe/o
>>348
【そうして、アカリが去ってから、数時間後】
【起き上がることは出来なかったが、目だけは開いて】
――――‥‥‥‥負けたけど、勝ったか。
‥‥‥‥また怒られちまうな。
‥‥‥‥‥‥、仕方ねぇ、仕方ねぇな。
【呟き、端末を振るえる指で操作していき、救援を呼ぶ事とした】
【己は敗北したが、全体は勝利した。ならば、自己の敗北など安いものである】
【少なくとも、一人を足止めできたのなら、それで十分に過ぎるのだから】
【10数分して、統一征斗会のヘリが来て、谷山は病院へと連れて行かれたのだった――】
//乙でしたー!お付き合いいただき、ありがとうございました!
350 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東)
2011/08/21(日) 16:18:17.69 ID:QGRCS6IAO
>>349
//お疲れ様でしたー、ありがとうございますね。
351 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
2011/08/21(日) 17:29:39.17 ID:ronCryNAO
【路地裏】
────ッ、せいっ!
【ボゴグシャ、と嫌な音が響いた後】
【路地裏を、人間が舞った】
【ピアス、タトゥー、奇抜な色の髪の毛】
【柄の悪い≠集めて繋げた様な容姿を持ったチンピラが、宙を舞い、挙げ句壁に叩き付けられたのだ】
【それも、たった一発の蹴り≠ナ、だ】
【それを行ったのは、年端も行かぬ少年だった】
【漆黒の頭髪をツンツンと逆立て、額に赤いバンダナを巻いた、半袖短パンの活発そうな少年だ】
【鼻の辺りには絆創膏が貼られており、少年の活発さをより強調している】
【短パンから覗く両脚には、緑色のラインが幾つか走っていて、それに沿って奇妙な文字が刻まれている】
【年齢にして16、17歳ほどだろうか】
【気絶したチンピラ達を一瞥しながら、少年はつまらなそうに指先で鼻を擦り、ボヤく】
なんだー…弱すぎるぞ兄ちゃん達、ちゃんと鍛えてるのか?
【不満タラタラ、といった様子で肩を落とすと、少年は路地裏の奥を目指して歩き出す】
352 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 19:46:09.76 ID:YOaBWvRS0
>>351
/まだいますか?
353 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 19:53:39.03 ID:y0/51zo/0
【路地裏】
ざけんな糞がぁぁああああっ!
【静かな路地裏に響く怒声、血の臭い】
クソックソックソックソックソおおおおぉおおお!
【怒声を上げているのは一人のブロンドの短髪に星条旗のバンダナを頭に巻いた男】
【サングラス奥からでも分かる鋭い眼光】
喉がいてぇッ!あの…あのドラネコがぁっ!
【そして先ほどから男に無慈悲に踏みつけているホームレス】
【背が高く、がたいも良い筋肉質な男に蹴られホームレスの雑巾の様な衣類が鮮やかな赤に染まる】
糞…喉がいてぇ……
【一端踏みつけを止め、喉に横一文字に走る傷を男は撫でる】
いてぇええんだよっ!
【そしていきなり叫んだかと思うと、渾身の力でホームレスの腹を蹴る】
【その蹴りは瀕死のホームレスの命を狩るに十分なもの・・・】
【こと切れたホームレスの目じりから涙が重力に負けて地に落ちる】
【此処は路地裏…月の光さえ届かない闇の魔境】
【誰かの助けを呼ぶ声も硬い壁と地面に喰われて誰にも届かない】
354 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 20:07:31.71 ID:YOaBWvRS0
>>353
おいおいおいおい…!この胸糞悪ィ夜に!!
こんな胸糞悪ィことがあるなんてよォ!!不幸だなァ!!ああ!!俺はなんッて不幸ォなんだァ!!!
【高らかに、かつ忌々しげに両手を挙げながら】
【怒りと、苛立ちを含んだ表情で目の前の男を睨みつける少年】
【周囲を焼き焦がすかのような真っ赤な短髪】
【それに相応するかのような深い漆黒の双眸】
【頭部に大量に巻き付けられた包帯が有り、些か朱に湿っていることから】
【何度も何度も頭部に対する打撃が有ったのだろうか】
【未熟といえるであろうか、幼さが顔にまだ残る少年】
【大人になれば恐らく精悍な青年に成りそうな、整った顔をしている】
【赤い、いや真紅に近いほど鮮やかな羽織を着ており、見る者を安心させる。が】
【反発するかのように右手には付けられた無骨な手甲があり】
【その拳部分には決して拭えない黒ずんだ血痕がこびり付いていた】
【良く見ると、左手の指の本数がおかしく】
【中指と薬指が、第二関節から上が千切れてしまったような痕がある】
【また、傷口は古く、えぐれたような跡が左足にあり】
【そのためか、松葉杖で体を支えている】
ひゃははァ…感謝し感激し感動ォしてもまだ足りねェ程に歓喜してもらいてェなァオイオイ!!
なんつったってよォ、この場でお前の“苛立ち”を消し去ってやるってんだからなァ!!!
【狂気に満ちた異様な笑みを浮かべながら】
【右手の親指を突きたて、下に降ろす、"くたばれ”の意味合いであろう】
ただし!!俺の苛立ちも同時に消し去らせてくれよォ…!!!
久しぶりに“キレ”ちまったよッッ!!!
【満身創痍にも近い体を引き摺って、挑発】
【乗ってくるだろうか】
355 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 20:25:53.50 ID:y0/51zo/0
>>354
ああ?
【その挑発に男はどすの利いた声で返す】
何のつもりかしらねェが……
【ナイフの様な殺気を向けながら男右手の革製のバイクグローブを外す】
怪我人はかえってママに絵本でも読んでもらいな。
【現れた右手は黒い本体に赤い装甲、手の甲にはドクロマーク】
【明らかな硬い疾患を持つ機械だ】
さもなきゃ此処で消し屑だ。
【そしてそのまま右手を向ける】
【その顔はどこか嬉しそうで・・・・・・・】
/すいません、すこし父の手伝いのため席をはずしており返信が遅くなってしまいました
356 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 20:40:32.20 ID:YOaBWvRS0
>>355
オイオイここまで来て自分から引いてンじゃねーよこの野郎
テメェがそんな胸糞わりィ人殺しを行ってる時点で、俺に突っ込んでくるのが定石、セオリーって奴だろォが!!
逃げてんじゃねーよ、どうせ――――――“逃がさねェ”けどなッ!!
【言い終わると同時に杖を後方に投げ捨て、手甲を外す】
【にやりと歪に口を歪ませ】
『焔』ァァ!!!
【叫び放つと同時に、少年は走り始め、特攻する】
【上体を屈めながら地面を沿うように、杖を使っていたとは思えない速度で走り寄る】
【走行方法に若干の蛇行が混じっているが、速度に遅れは感じさせないだろう】
【気が付けば、少年の右腕が、異形に変化していた】
【指先から肩部にかけてびっしりと紅色の逆鱗が纏わり付いており、肩部には大きな空洞が存在している】
【それはさながら異質な獣の腕のようであった】
ッッッだらァァァッッ!!!!!
【低い姿勢のまま、その右腕を大きく振りかぶり】
【身体を捻り回すように動かして、思いっきり殴りかかった】
【―――狙うは、相手の顔面】
/おきになさらずー
357 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 20:48:05.34 ID:iHNKa5XDo
【水の国】
【水性色の宵闇が空に満ちて、淡い月光がしんしんと降り注ぐ
乳白色の灯りが人々の頭上に降り注いで、偏光硝子のように様々な色に飾り立てる
夏の終わりの優美な景色、街行く人々の顔には、明日への希望が満ちているようで】
(……どうやら支部の一つが強攻されたようでございます
情報が後回しにされるのは慣れておりますが……仕事が増えるのは少々厄介ですね
大会に、と遊んでいたのが痛く思われます、徹夜は避けたいのですが……)
【その中にすーっと切り抜かれたように夜を行く少女が一人
雑踏の中にいても、三つ葉の森の中の四つ葉のクローバーが如く、彼女は際立っていることだろう
人ごみ、と形容するには少々大げさであるが、それでも在る程度の人数が居る
――――その中でも彼女が目立つのは、様々な要因があって――――……】
【白銀の長髪をポニーテールのように黒いリボンで結び、メイドカチューシャを付け
スレンダーな身体を、強調するように胸下で大きくエプロンドレスの結び目を目立たせる
黒と白のロングスカートメイド服を纏った、巨乳の少女
黒いメイドブーツと、白い手袋、そして真紅の瞳が、妙に高貴な印象を与えるだろうか】
【――――彼女の服装も、一つの大きな理由であろう】
(っと……少々考え事をしておりましたら、歩くのが遅れてしまいましたね
特に予定もございませんが……無為に時間を使うのは良いことではございませんし
……少し、早歩きで参りましょう)
【白銀の髪の毛は、月光を孕むと鋭利な刃物にも似た鋭い灯りを反射する
さながら透明な五月雨のように、水泡のような光の結晶を周囲へと撒き散らして
彼女が一つ、大きく踏み出すと共に、細雪が彼女の後方を追従する】
【そして、その雪が天の川のように、繋がって見えるほどに
生い茂った人々の群れを、躊躇うことなくすり抜けていく彼女
リズムは乱れず、流れるように人の群れを抜け、彼女は群れから飛び出し、近くの公園の前で小休止
スラリと伸びた背筋のまま、少しその場で立っていることであろう】
358 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 20:53:31.92 ID:y0/51zo/0
>>356
逃げ……?!
【少年の逃げる∞引く≠ニいう言葉に反応し青筋を浮かべるが】
【少年の異様な速度に驚き戸惑い、少年の接近を許してしまう】
おおおおおぉおお!
【だが、それでも拳が放たれる頃には正気を取り戻し】
【右の硬質な機械の腕の前腕を盾の様に使い拳を受けとめようとする】
【そして同時に左拳で少年の脇腹を叩き、少年の動きを止めるために左フックを放つ】
359 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 21:03:45.46 ID:YOaBWvRS0
>>358
ぐッ…!!!
【右手の攻撃は相手の盾により止められ、衝撃を伝えることは出来なかったが】
【防御と攻撃は、相対しうるものであったことが幸をなした】
【全く無防備であったわき腹に相手の拳の一撃を直撃させられたが】
【勢いが無かったため、ダメージを抑えることが可能であった】
―――…戦闘中に、別のこと考えてんじゃねェ!!!
俺を“怪我人”だと侮辱するのかッ!!馬鹿にしてンのかッ!!!!
【一瞬の戸惑いのようなものを少年は感じ取り、激昂する】
【相対しあう視線は鋭く睨みを効かせ、両拳を強く握り締める】
おらッ―――よッ!!!
【相手の攻撃によりくの字型に曲がった身体を、元に戻す反動と合わせ】
【左脚で相手の顎を狙い、蹴り上げようとした】
360 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 21:05:03.37 ID:IwDzQBqUo
【路地裏:深層】
【夜の国支部強襲事件より一夜明け、他の国でも概ね夜を迎えていた】
【時計の針も90度を描く時刻、ほぼ深夜といって差し支えない】
【この時刻、表は夜会に盛り上がる人々でごった返しているが、裏の世界も、そもそもこの時刻以降が本領とばかりに賑わっている】
【例によって、殴打音の時報】
【時刻問わず気まぐれに鳴り響くそれは、常識をわきまえてさえいるならさっさと引き返すのが常】
【しかし親切極まりない音に水音が混じり始めてなお、帰る事を許されない者たちがいた】
【殴られている当事者である】
【その数、約五名】
【不良少年少女、性別問わず五名】
【たった今殴られている一人は少年だったが、そうでなくとも既に皆行動不能】
【強烈な一撃をもらった後足を折られ、逃げる事すら許されないまま一方的に蹂躙されているのだ】
【死んではいないが、この有様。死ねたならどれだけ楽だったろうと、暴行の苛烈さを物語る】
【その一人も、たった一人に殴られ蹴られ、人間としての尊厳を破壊されつくしていた】
【気絶しているのだが、暴行犯に顔面を鷲掴みされ、右手一本めりめりと音を立てながら天高く持ち上げられている】
【あまりの握力に反射だろうか、時折身体が痙攣し、体液で犯人の掌やズボンを濡らしていた】
――――――イライラする。
【ウルフカットの黒髪に、金色のジト目、への字口、右頬に火傷の跡】
【ノースリーブの上着から伸びた腕は、良く観察すれば分かる程度に鍛えられている】
【左腕の肘から指先まできつめに巻かれた包帯は、その人物の性質を雄弁に物語る】
【タイトなジーンズに、腰周りまで隠すほど裾が長いシャツ。全体的に暗色系】
【武闘派にして肉体派の彼女は、単純に少女と呼ぶことを憚られる獣性を身にまとっている、ようだった】
【殺気全開といった様子、不良少女は荒れに荒れていて】
【隠しもしない苛立ちが瘴気となって噴出しているかのように、その場所は不必要に暗く】
【怪我をしている腕も顔も、その傷口から黒い霧が洩れている】
イライラするな、なぁ…?
【掴んでいる少年の意識がない事を知りつつ、無為にそんな言葉をかけ】
【足元を転がっていたギャル系少女の頭蓋を踏みつけ、ミシミシと音がするほどの脚力を込める】
【このまま介入するものがなければ】
【二人の少年少女の頭蓋は砕かれてしまうだろう】
【日付変更三時間前。鬼の住む場所新世界路地裏は、私刑場から屠殺場への変貌を遂げようとしていた】
361 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 21:21:18.39 ID:y0/51zo/0
>>359
な!?
【少年が絶えた事実に驚き】
【少年の怒気に気押され】
がっ……あぁ………
【顎を蹴りあげられ男の顔が天を向いた】
【体の力が抜けていき膝が重力に負けて曲がり始める】
【―――とその瞬間、体が強張ったかと思うと…………】
【右手を中心に発生する小規模な爆発】
【閃光と爆音が目と耳という感覚器官にダメージを与え火炎の熱が肉を焼く】
【ただ至近距離の爆発なので威力は少なく少年には感覚器官以外にダメージは特にないだろう】
【ただそのまま止まれば男は後方に反動で転がっていき距離を取ることに成功するだろう】
362 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 21:32:35.67 ID:YOaBWvRS0
>>361
ッッ―――――――――!!!!
【蹴り上げた瞬間、追撃を掛けようと足を下ろす】
【そのタイミングと同時に爆発が発生する、少年は全く気が付かなかった】
【凄まじい爆音が当然の如く鳴り響き、嘶く閃光によって視界を奪われると同時に】
【およそ胸部辺りから激しい激痛とともに肉が削げ落ちる火傷を負いながらも】
【そのまま相手とは逆方向に弾き飛んだ】
――――――…アンタも火炎使いだったとはなァ…!俺は少し違うが…
……俺の名ァヴァーデッドっつう、テメーの名はなんだァ?
【左手で焼け爛れた腹部を押さえるが、指が足らず、其処から絶えず血は洩れ続ける】
【しかし、少年はそんなことなど顔にも出さず、虚勢にも似た表情を浮かべる】
【相手の返事の有無にかかわらず、一定の時間が経過した後】
【少年は、ゆっくりと右の拳を握り締め、脇の下に引いていった】
【正拳突きの構えを取りながら、相手の行動を待つ】
363 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 21:37:26.67 ID:NjjnkgYro
>>360
殺気―――!?
【殺気を感じて路地裏に駆け込む少年】
【しかしその殺気は少年が予想していた事とは違ったみたいで】
やめなよ!ここは危ないよ!
【黒の艶消し長袖の服に同色のスボン、変なマークのついた銀色ジャケットに蒼いマフラーをなびかせて】
【程よい綺麗な顔立ちの少年が近づいてくる。】
【少年は不良少女に掴みかかっている少女の腕をつかんで引きはがそうとするだろう】
【少年の体格は割と普通だがかなりの怪力だ。まるで人間ではない別モノの生命力を感じるだろう】
364 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/08/21(日) 21:39:21.77 ID:mz0gHJLmo
>>360
/まだいますか?
365 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/08/21(日) 21:40:56.74 ID:mz0gHJLmo
>>364
は無しで、お願いします
366 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 21:44:29.56 ID:IwDzQBqUo
>>363
【声をかけられたことを認識して、まず指の力が緩んだ】
【側面から掛かる力には逆らわず、自分の指をはがさせ好きにさせる】
【その膂力にも反攻できないほどではないが、雑魚に興味はないし、むしろ滾る】
【ぎょろり、と人外めいた金色の、爬虫類のような目が少年を捉える】
【闇の中、暗黒を切り裂く金の残像―――――まるで、少年を穴倉で待ちわびるかのようで】
【そして距離が近づけば近づくほど…垂れ流している濃すぎる悪意の顕現である黒い霧は、少年に不快感を感じさせるはずだ】
―――――じゃあ、替わりにお前が死ね。
【常識はずれの膂力を返し、自分の指を掴んでいる少年の手首に掴みかかろうとする】
【成功したなら、常人の骨をも一発で握りつぶすような異常な握力を披露し、あまつさえ引きちぎるように捻りあげようとするだろう】
【…この暴行犯、非常に機嫌が悪い】
【話が通じない可能性も既に、考慮すべきか】
367 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 21:44:53.84 ID:IwDzQBqUo
>>364-365
//申し訳ない、またの機会に!
368 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)
[sage]:2011/08/21(日) 21:45:33.86 ID:mz0gHJLmo
>>367
/こっちこそごめん。
369 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 21:46:15.97 ID:QjRSBVsb0
>>357
/まだおりますか?
370 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 21:48:38.76 ID:y0/51zo/0
>>362
キース…キース=ギャレットだ!
【立ち上がる男の体にはいつの間にか弾の代わりに機械の右手が入った機関銃の弾帯の様なものが…】
クソッたれが!頭がぐらぐらすんぜオラァ!
【顎を蹴りあげられた影響かふら付いてる】
【その上、至近距離の爆発ゆえ彼にも被害が有ったようで】
【上半身の衣類がかなり焼け落ち、露出した肌にもやけどが目立つ】
【そして完全に露出した右腕】
【肩に鷲のエンブレムが有るその右腕を少年に向け・・・】
アイゼンファウスト!
【右腕を撃ち出す=z
【撃ちだされた右手はロケット弾の様に火を噴き加速】
【少年と男の中間で先ほどよりかなり高い威力の爆発を起こす】
【中間地点ゆえ爆発は直接的な被害は起さない】
【せいぜい爆ぜた地面の破片がある程度の速度で飛んでくる程度だ】
【大したダメージにはならない】
【問題は間に爆煙で煙幕が張られたこと・・・】
371 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 21:52:26.22 ID:iHNKa5XDo
>>369
/いますよー
372 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 21:57:56.03 ID:NjjnkgYro
>>366
【腕を引きはがすことには成功はした】
【しかしその力の矛先は少年の手首へと向いて】
うわっ!やめろっ!
【少女の恐ろしき握力は先ほどの惨状を見て分かっていた。】
【だからこそなんとか避けなければと。】
このっ!
【少年の手首を返そうとする回転を利用してそのまま回転なげを決めようとするだろう】
【だが決まったとしても少年は追い打ちはしない。―――――】
話を聞いてくれ!ここから離れないとだめだ!
【少女が少年の話を聞くかどうかは分からないが、少年の顔は本気で】
【聞けば多少の猶予が与えられ、少女がきく態度を示さなければ最悪の事態となる未来―――!】
373 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 22:00:07.33 ID:IwDzQBqUo
>>372
//すみません飯食ってきます!
374 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 22:02:38.44 ID:YOaBWvRS0
>>370
キース、ね、――――――OK……刻んだッ!!
【握り締めた拳によりいっそう力を篭め、大きく振りかぶり】
【踏みしめていた右足を、踏み切るッ!】
【刹那、少年の肩部の空洞から炎意が噴出し、加速する】
【先ほどよりも遥かに早く、速く、疾い】
ひゃはははははははははははははッ―――――――――はァッッッ!!!!
【声が遅く聞こえてくるその叫び声、聞き取れたか否かは余り関係が無いが】
【前に殴りこむように突き出された拳は勢いを上げていき】
【相手が撃ち出してきたロケット弾に追いつき、拳と衝突させる】
【―――爆発、いや炸裂とも言えるほどの衝撃波が周囲に打ちひしがり】
【爆煙とともに周囲を包んでいった】
――――――げほッ……ひゃははァ……!!!
まだ……終わっちゃいねェーーーゼッ!!!!
【煙幕が過ぎ去った後、少年は其処に立っていた】
【大量の破片が腕に突き刺さり、いくつも逆鱗が剥がれ落ちた痕が見えており】
【当然ながらその爆炎により右手を中心に多大に渡って火傷を負ってはいるが】
【少年が相手を見つめるその双眸と、硬く握り締められた拳には】
【敗北感はもちろん、諦めや痛み、嘆きなどは一切として存在しておらず】
【ただ、戦意のみが映り続けていた】
375 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 22:05:47.38 ID:QjRSBVsb0
>>371
/では、失礼して
>>357
――――――――えぇい、支部と連絡が取れんとは…………ッ
まさか、易々とやられちまったんじゃなかろうな……!?
【量は多いが短い白髪をバック気味に整え、皺が多い割に肌の色合いが良い、ダボダボの研究衣を着こんだ、細めの目をどこかぎらつかせている、年の頃は壮年程の男性が】
【公園の中から携帯端末を片手に、それを覗きこみながらしかめっ面で外へと歩みを進めている】
【研究衣の襟の部分には、≪No.37≫と言う刺繍が施されている】
やれやれ…………こっちの研究が進んだと思いきや、このザマとはの
また一歩、道が遠ざかるかの…………わしがくたばる前に、成し遂げておきたいものじゃが…………
【豊富な白髪を左手でガリガリと掻き毟りながら、男性は右手の端末を仕舞い込み、タバコを取り出して火をつける】
【彼の苛立ちが、タバコのぞんざいな吸い方に如実に表れていた】
「――――グラトン様、指定の仕事、無事に終わったぞ?」
そうか…………ならば後は、研究室に戻っての調整作業になるかの…………
――――『材料』に余計な傷はつけて無いじゃろうな?
「…………そんなヘマするかよ。出来るなら、叩き潰して血まみれにしてやりたかったけどよ……」
【そんな男性の後を追って、もう一つの人影が公園から出てくる】
【銀色のウェーブがかったロングヘアーに、黒のライダースーツで全身を固めた、目元をサングラスで隠す、毒々しい赤い口紅が印象的な女性】
【その細い首筋には、『Canossa 616』と刻み込まれたプレートのついた、金属製の首輪がはめ込まれている】
…………次のプロジェクトの発足も、そう遠くは無いのじゃ…………
いずれ世界は機関に大きく傾く事となるじゃろう…………。な、ブラックハートよ?
「…………どうでも良いんだよ。あたしゃ、人殺しさえできれば…………」
【――――穏やかならぬ会話を、人目も気にせずに続ける二人組】
【明らかに、危険な人物である事は間違いないだろう】
376 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
2011/08/21(日) 22:07:32.70 ID:ronCryNAO
>>352
/申し訳ない、席外してました
/と、どうやらもう別の方と絡んでいる様ですね
/またの機会にお願いします
377 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 22:08:56.56 ID:NjjnkgYro
>>373
/ごゆっくりー
378 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 22:19:41.28 ID:y0/51zo/0
>>374
な…ぁ……
【男は戦慄していた】
【男の作戦はこうだ・・・】
【煙幕を張った後に、動きを止めた相手を能力で上空から攻撃する】
【単純だがそこから追撃する手もある……】
【しかし・・・少年の無謀ともとれる行動により全て瓦解した】
【変えの手をはめた後に更に奇襲作戦のために手弾帯から取り出した右手】
【それは力の抜けた左手から地面に落ち硬質なもの同士がぶつかり合う甲高い音を鳴らす】
ヒ…ハハハハハ……クククククク。
たくよぉ………
【地面に落ちた右手を蹴りあげ右腕をそこに向けふるうと…】
【硬いはずの右腕の前腕に粘土にそうするように、地面に落ちてた右手の指がめり込む】
―――飛ばせっ!アイゼンファウストオオオオオォオオオ!
【そのまま走り寄ったかと思うと、めり込んでいる右手のロケット噴射で右拳を加速】
【狙うは――少年の顔面へのロケット噴射を利用した強力無比なストレートパンチ】
379 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 22:20:20.69 ID:IwDzQBqUo
>>372
【回転投げには少々面食らったが、かろうじて受身を取る】
【右腕を捻ったが、まあたいした問題ではない。しばらく動かさなければ直るとか、その程度だが】
【相手の言い草に、暴行犯は眉を吊り上げ目元を尖らせる】
俺の場所に後から着といてここから離れろたぁどういう了見だ。
そりゃてめぇの都合だろ、なんだか知らないがお前こそ消えろよ。
【話を聞かないのはお互い様とばかりに罵倒、非難】
【耳を貸す気がまるでない、ため息をついて、腕を放した】
【場の異変にも頓着しない。ただただ不機嫌が募るばかりで】
【そもそもプライドが高いのか自己中なのか、心配してくれているのであろう少年の態度が気に障るらしい】
なにが危ないのか知らないが荒事には慣れてる、来るなら来いよ、勝手に巻き込めばいい。
……鬱憤晴らしには丁度いいだろう、何でもいいから殺させろよ、え?
【危ない、といわれて連想するのは、】
【機関の襲撃やら異形の襲来等、か】
【そういう予測がつく程度には、荒事を潜っていて】
【不機嫌の矛先を、少年が言う『危機』へと向けて、指を鳴らす】
【溜まり溜まった悪意は、ひたすらボキボキと凶悪な音を残響させた】
//ただいまですー
380 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 22:23:36.75 ID:y0/51zo/0
/
>>374
すいませんご飯を食べてきます
381 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 22:26:43.56 ID:iHNKa5XDo
>>375
【夜風に乗って届いてくる旋律、端々の言葉を辿るだけで大まかな意味は汲み取れる
数刻、考えるように脚を止めるものの、やがて決心したようにスカートを翻す
歩み寄る足取りは静かに、無音の歩行を続け、貴方達へと向かうだろう】
……夜分遅くに申し訳ございません、貴方様をカノッサ機関≠フメンバーの方とお見えいたしました
私も一応、機関の端くれ、でございますが、そこに籍を置く身でおりまして
卑しくも、このような言葉をおかけにできる身分ではありませんが
――――……やはり、何が起こったのか、を知りたくなる心を抑えてはおられません
【きっと、公園の入り口辺りまで進んだ貴方達の前に、彼女は歩み出て
注意を惹くように、と言の葉を紡ぐことであろう、か――――……
洗礼された潤沢に満ちたソプラノボイス、耳元で蕩けて、すーっと、脳内へと流れ込むことであろう
一杯に溶かしたシロップのような甘ったるい舌触りの音色、悪い印象を与えないような声の音】
【彼女は言葉を紡ぐと共に、胸元で小さく、右の手を左の手で握り締める
やはり緊張をするのだろう、少なくとも、貴方達から感じる威圧感≠ヘ、針の筵のように鋭くて
それは確かに常人と一線を隠す者だけが放てる魔性の気
貴方の瞳の奥に宿る磨きぬかれた赤光の鋭さに、思わず彼女は圧迫されたように、息を呑む】
カノッサ機関、夜の支部にて、如何なる出来事があったのでしょうか……?
本来ならば自分で調べる事なのでしょうが、時間も手段もございませんが、故……
情報に見合う報酬も持ち合わせてはおりませんが……宜しければ、この無知な私めに教えてくださいませ
【――――……と、尾を引く言葉の残響を、白く華奢な喉を震わせて飲み込んで
胸元の手を下げ、両手をエプロンを前から押さえるように置いて、深々と礼をする
後方で纏められた長く滑らかな白銀の髪が、夜に舞い踊る】
【頭を上げ、二人の顔を覗きこむ真紅の瞳には真剣な色が滲み出ていて
もし、貴方が機関の細かい人選にまで気を使っていれば、彼女の顔ぐらいは知っているかもしれない
しかし、その程度の人物、知らない方が当然、といったカタチであろうか】
【見ればナンバーを表す数字も無く、召している珍妙な着物も、どこか場違いな色を魅せている
そして、言葉から判断するに、貴方の持っているような端末も持っていない様子
もし、彼女の存在を知らずとも、下っ端と判断するのにそこまでの推理力は必要ないだろう】
382 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 22:34:27.42 ID:NjjnkgYro
>>379
勝手にここに来たのはあやまるよ!
でもここから離れないとまずいんだ!
【先ほどの殺気はこの少女の者だったが、新たにその殺気を上回る殺気が襲来する!】
【少女も何やら不穏な空気を感じている可能性もあるか――――――】
遅かった・・・!?
急いでここから離れるんだ!
【突然謎の光が天より降りかかり襲う、イメージ的には強烈な光に照らされる感じだ】
【手始めに先ほどの不良少女や不良少年に光が照射され――――、消える!?】
逃げないと!?あっ!
【光の照射が少年と少女を襲おうとする。少女の目の前で少年が光にあたり姿を消したのだ】
【その光は少女に猛烈に襲いかかってくる。】
【光に照射されたのならば強烈な視界と脳内に響く大きなノイズ音。】
【一瞬気を失う可能性があるが、それは一瞬だ。目を覚ましたその先に広がるものは】
【憂さ晴らしには丁度いいと、はたしてその憂さ晴らしの舞台が―――――!?】
383 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 22:36:25.81 ID:YOaBWvRS0
>>378
ひゃはははッ!!似てる似てる似てる似てるッッってのォ!!!
【戦闘方法から、思考にかけてまで、全てではないが、“総て”同じであった】
【少なくとも、少年はそう感じ、思うが侭に行動した】
【火傷に軋む全身の悲鳴を敢えて無視し】
【全力でもう一度、右腕を振りかぶる】
――――――次は、外さねェ、見切らせもしねェし、避けさせねェ!!
これで全力ッ!これが全力よぉおおおおッッッ!!!!!!!
【相手が此方にジェットの噴射を始めたと全く同タイミング】
【此方も火炎を噴出させ、加速を始めていた】
【当然、偶然、必然ながらも】
【狙うは相手の顔面、唯一つそれのみッ!!】
ォォぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!
【相手の右拳は此方の顔面を正確に撃ちのめし、衝撃で背後の壁まで弾き飛んでしまうだろう】
【ただし相手の拳が此方に届く寸前、いや直後、いや同時に】
【此方も強力で、勢いの乗った右拳を相手の顔面に向かって殴ろうとする】
【クロスカウンターのように、双方の腕を交差させての攻撃】
【此方のほうが短かったリーチも、能力発動により十分に届きえるだけのリーチは持っている】
【当然威力も、申し分ないといえるだろう】
384 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 22:42:49.65 ID:QjRSBVsb0
>>381
…………む?
「ッ、誰だ!?」
――――――――ほぅ
【穏やかならぬ会話を続けていた男女の視線が、近づいてくる少女へと向けられる】
【一瞬、両者の表情に警戒の色が浮かんだが、少女の名乗り――――同じカノッサ機関に籍を置く者であるとの自己申告に、表情を軟化させる】
【男性の方などは、なにやら興味を引かれた、と言った軽い驚きの表情を見せる】
…………夜の支部、のぉ…………いや、わしとて詳しい事を聞いておる訳ではない
じゃから、断定はできんと言う事を、まず最初に言っておくぞい?
【一瞬表情を顰めると、男性はタバコを一度深く吸い込む】
【前置きは『これは確実な情報ではない』と言う事を、暗に仄めかすものだ】
――――――――あそこに……ほれ、何とか言う敵対組織の一員を囲っておいたじゃろ?
あれを取り返そうとしたのかなんなのか…………侵入者が出たらしいんじゃ
それ以後、夜の国支部との連絡は取れず。正式な情報も、全然上がってこん…………そういう状態なんじゃよ
人質の救助が目的かどうか、その辺はわしにゃ分からんが…………ただ、『敵の襲撃を受けて音沙汰無し』って言うのは、事実じゃ…………
【重々しく男性が語るは、夜の国支部で起こった異変】
【外から連絡を取ることが不可能になり、その直前に敵の侵入らしき動きがあったと言う】
…………所用であそこにおった直属の部下どもにも、全く連絡が取れん…………
末端の兵士じゃから、こっちの連絡ぐらいすぐに行くはずなのに、じゃよ?
…………そう言う事、なんじゃろうな…………
【直接、男性自身と繋がっていた人間からも、連絡が返ってこないと言う】
【この事から、男性は『夜の国支部の陥落』の可能性が高いと、判断したようだ】
「――――本当だったら、あたしらも夜の国支部に行く予定だったんだけどさ
ちょいと都合が入っちまって、代わりに兵隊を3人ばかり送ったって事さ…………」
【横のサングラスの女性が、情報を捕捉する】
【直接その目で確かめた訳ではないと言う事が、この物言いから分かるだろう】
385 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 22:44:25.48 ID:IwDzQBqUo
>>382
…お前馬鹿だろ、俺が言ってるのは此処に来たことじゃなくて俺の邪魔を―――――
【不良少女、未だに抵抗】
【相手との食い違いに不機嫌なまま食って掛かり、】
……キャトられてんのかね、これは。
【光に晒され消えた一同の様子に、少しばかり呆然】
【次いで目の前の少年が消えて、次は自分の番、と】
……ばっかじゃねぇの?
【意識がない連中が消えたのはいい、少年が消えたのも別にいいが、】
【冷めた目で状況を観察していれば、光の照射位置は自分の位置を測っている事くらいは理解できる】
【バックステップでひょいと避けると、空を光が走るのを見た】
【はずれだ、三歩分前方、それまで自分がいた場所に光が】
……気にいらねえな、ガキはともかくどっかの誰かが自分のフィールドに引き込もうとしてやがる。
………どいつもこいつも、自分の領地でしか闘えない腰抜けばかりか……っ!!
【―――――この場には自分ひとりだが、他者の心配一切なし】
【むしろ勝手に自分の感情を炸裂させながら、上空を睨み付ける】
【敵がそこに居るはずだとしながら、猛り狂いながらも冷静な思考が、場の状況を整理しつづける】
【発光現象照射源は上、動き続ければ当たらないはずだと、壁伝いに進み始めた】
【路地から出られれば勝ち、なのだろうか】
………ほんと、気に入らねぇ。どーしてどいつもこいつも……。
【ひたすら、唯ひたすら、苛立ちばかりが加速する――――】
386 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 22:50:01.37 ID:y0/51zo/0
>>383
ぐがああああああああああああああああぁああああぁぁっぁぁぁっぁぁぁっ!
【ヴァーデッドの拳は…届いたっ!】
【その拳によってキースの体は高速回転しながら放物線を描いて飛んでいく…そして】
ぐふっ!
【地面にしたたかに背を撃ちつけ口から盛大に血を吐く】
【満身創痍】
【まさにその一言…勢いがついた所をカウンター気味に当てられたのだ】
【それもジェット噴射の勢いがついた所を…】
はぁ…はぁ……
【だが立った】
【地にその足をつけ視点の定まらぬ目で敵を探している】
【闘えるか?キースを見れば十人中十人無理と答えるに違いない…】
387 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 22:54:22.99 ID:NjjnkgYro
>>385
【少女に襲いかかる光の照射】
【巧みにかわし続ける少女に追い打ちをかけるようにと】
【少女は壁伝いに路地裏を歩こうとしているのだろうか】
【壁から少し離れた場所では光の照射がいくつも遅いかかっている。そしてその進行を利用するかのように】
【背後の壁からいきなり赤い腕が出てきてつかみ少女の体を掴もうとするだろう】
【この赤い腕につかまれれば少女は光に包まれてどこかへ行くことになるのだろうか】
【また、この腕から逃げ切ればあとは乱射される光から逃げ切ればいいだけとなる。】
【先ほど冷静に対処した彼女ならばそう難しい事でもないか】
388 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 22:55:23.78 ID:NjjnkgYro
>>385
【少女に襲いかかる光の照射】
【巧みにかわし続ける少女に追い打ちをかけるようにと】
【少女は壁伝いに路地裏を歩こうとしているのだろうか】
【壁から少し離れた場所では光の照射がいくつも遅いかかっている。そしてその進行を利用するかのように】
【背後の壁からいきなり赤い腕が出てきてつかみ少女の体を掴もうとするだろう】
【この赤い腕につかまれれば少女は光に包まれてどこかへ行くことになるのだろうか】
【また、この腕から逃げ切ればあとは乱射される光から逃げ切ればいいだけとなる。】
【先ほど冷静に対処した彼女ならばそう難しい事でもないか】
389 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 23:02:32.65 ID:iHNKa5XDo
>>384
【耳を澄ましてみれば、喧騒の色も大分夜に溶けて、薄くなっている
宵月と呼ぶには少々嫁ぎ遅れた月は、真っ白な灯りを注ぎ、周囲を照らしていく
貴方の白に溶け込む月光、ドレスアップされた貴方は、狡猾な老将を感じさせ
女性の口紅に潤んだ吐息の色が貴女≠フ黒から浮かび上がり、鮮やかに魅せるだろう】
【――――白と黒のコントラスト、少なくともその、相反する色が隣り合う姿は
混沌と形容するに相応しい、機関の特色を浮かび上がらせるようで……】
……なるほど……陥落、ですか……
ですが夜の国支部≠ノも戦力は十分なほど、在った筈にございます
それが一夜を以って落ちるとは到底考えられない次第でして……
――――もし、万が一、それが正しいのでしたら……
向こうには相当の強者≠ェいらっしゃるように思われます
少々、出すぎた物言いにございますが、兵隊三人ばかりでは危険が生じる、かと
……万が一の事も考えますと、貴女様が参られた方が宜しかったのでは?
【それはまるで、貴方と、盤を前にして座りあっている、とでも言うように
言葉は丁寧ながら、紡ぐ中身は無礼にも踏み入る、裸足の音
彼女は歴戦の将である、とでも言わんばかりに、自身の意見を述べるであろう】
【――――そして、自分の言葉のでしゃばりに気づいたのか、慌てて言葉尻を濁す
酔いから醒めたお姫様のように、冷静な大人びた表情に滲む、淡い淡いシェリー色の紅潮
手持ち無沙汰な両手は、胸元で揺れ、自身なさげに絡み合うだろう】
……っ……ぅ、そ……その、申し訳ございません、出すぎた真似を致しまして
人を扱えるような立場でもありませんのに、このように口うるさく申し上げてしまいまして……
――――申し遅れました、私、カノン=ラン=パトリオット、と言います
一応、カノッサ機関の下部組織の一つとして特殊部隊Knights of Cydonia≠ノ所属しておりまして
ナンバーズの皆様を補佐するカタチとして、日々の任務に従事しております
【そう言葉を述べて、止めなければ再び、深く頭を下げることであろう
カノッサ機関のトップランカーであるナンバーズ°ーらくはそれより地位の低い部隊の所属
そうなると、この堅苦しい言葉も正しいのだろう、尤も、彼女の緊張する態度には、他に理由がありそうで――――】
【再び貴方達へと視線を注ぐ彼女は、真紅の中に、落ち着かない色を潤ませていて
……媚を売ろうとしている、ようにも思えなくも無い】
390 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 23:02:40.17 ID:IwDzQBqUo
>>387
【位置トレースなら、回避は容易い。同じ場所に留まらなければいいのだから】
【しかし急襲する腕ともなると、話は違う】
ちぃっ、くそがぁっ…!!
【曲がり角、不意を突かれた形になるだろう】
【油断して、上着をつかまれてしまう。このままでは為すすべなく、】
【…まだ、ある。上着を咄嗟に脱ぎ捨てた】
【光に包まれて消える上着だが、お構いなしに振り返り、異空間から取り出したショットガンで腕に一発お見舞いした】
【これは銃身下部にマチェットブレードが備え付けられた、ウィンチェスターという種類のショットガンだ】
【その近接戦闘向けに調節された、飛距離と射程を稼げない構造上狙撃には向かないが】
【本来散弾を放つ為の構造で、ただ一発叩き込むスラッグショットの破壊力は折り紙つきだ。そしてこの距離なら外さない】
【―――――ただ、射撃姿勢をとるためしゃがみこんだのが仇になって、】
しまっ……!?
【射撃直後、あっけなく光が直撃するのだった】
391 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 23:06:34.88 ID:YOaBWvRS0
>>386
【此方の行った行為には穴が数多く存在していた】
【相手に命中したことは除いても、威力を高く保つためには致し方ない“穴”であったといえる】
【一つは、全身に火傷を負い、主に右腕の裂傷が酷かったこと】
【もう一つは、左脚を怪我していること】
ッッ――――――はァッ!!!!
【衝撃が全身に伝わり、きりもみ回転張りに壁にまで吹き飛ぶ】
【その二つの“穴”のために、受身を取ることも衝撃を防ぐことも出来ず】
【――――――万を持して起こりうる衝撃に、その身を委ねるしか出来なかった】
―――――――――ッッ――――――!!!
【肺の空気を全部吐き出し、尚も吐き出る赤い液体】
【亀裂が走り、瓦礫と化した薄い壁に、埋もれて唯相手を待つことしか出来ない】
【それが、少年の状態であった】
――――――げほッ……がはッ……―――ひゃはははッ!!!これで…終わり……かよ……ッ!?
【絶え間なく流れ続ける血液、腹部からも、口からも】
【それは少年のダメージを簡易に伺わせる至極単純なものであり】
【誰が判断しても、少年は、もはや立つことすら出来ないと思わせる】
【それでも、それでも未だ絶える事無く、絶やす事無く睨み付ける双眸の意思】
【それは奇しくも先ほどと同じく戦意、諦めや絶望は一切感じ取れない】
【叫び続ける少年の姿は、滑稽とも思える、虚勢のようですらあったが】
【それが虚勢ではないことは、おそらくキースには伝わっているであろう】
392 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 23:10:34.43 ID:NjjnkgYro
>>387
【少女の上着は光となって消滅】
【その後、少女のショットガンの弾は腕に見事直撃し、腕も半分が吹き飛びその腕も光となって消失】
【少女は光を浴びてしまったのだろう、余程の事がなければ気絶するだろう】
【気絶しようがしまいが、光が消え目の前に広がる光景。そこには―――強烈な寒さと】
【アルミホイルをグシャグシャにしたような地面、そして暗い空。光事態は多少あるのでなんとか回りの景色は見えるはずだ】
【目の前に先ほど消滅した上着が落ちている。拾おうとすれば難なく拾える。】
あ、きみはさっきの!?
【さっきの 少年が 後ろから話しかけてきた!】
393 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 23:16:41.57 ID:IwDzQBqUo
>>392
――――――――。
【転移、場の空気が変わる感触】
【めまいを起こした様子はない、気絶なんてもってのほか】
【しゃがみこんだ姿勢、少女は顔を俯かせるのみで】
【背後から声が掛かろうが、まったく構うことなく立ち上がり、正面の上着を幽鬼の如き足取りで取り上げ、羽織りなおす】
………で?
【地の奥底から響くような声、徐々にその周囲の景色が歪み始める】
【漏れ出す黒い霧が集い、少女の背後に巨大な影のように形をなしていく】
どーやったら、帰れるわけ?
この精神病患者の脳味噌みたいな、敵の腹の中からよぉ………?!
【ウィンチェスターを排莢、次の弾丸をレバーアクションで装填】
【振り向きながら、八つ当たり気味に少年へと銃を突きつけた】
【……既に、怒り心頭。会話が出来る状態ではない】
【金の目が、敵を探り周囲を睥睨した】
394 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 23:17:39.76 ID:QjRSBVsb0
>>389
ふぅ、む…………
【執念深くタバコを最後まで吸い上げていた男性が、ほぼフィルターだけとなったそれを地面に捨てる】
【満足そうに吐きだす最後の煙は、深くなっている夕闇の中に、ひときわ霞んで見えた】
――――そうじゃな。あそこには機関でも指折りのイカれ頭脳のカリナトゥス女史がおったはずじゃ……秘蔵の兵器の一つや二つ、あって可笑しくないんじゃが……
ま、それも人質奪還が目的だったんじゃなかろうかという推測の根拠なんじゃよ
それぐらいの事を出来ると言うのは、モロに『対機関連合』か『Justice』ぐらいのもんじゃろうて…………
【少女の言葉を受け、ゆっくりと答える男性】
【夜の国支部の体勢は、男性も良く知っていて。だからこそ、ちょっとやそっとの事では揺るぐはずもないと考えていた】
【だからこそ、現状に対して男性も、先ほどの様に苛立ちを露わにしていたのだろう】
「――――しょうがねぇだろうが…………!
元々は、物資の運搬のための『お使い』みたいなもん…………運悪く巻き込まれちまったってだけなんだからよ?」
【耐えかねたように、女性が前へと一歩踏み出て反論する】
【事態に対して、まるで怠慢のために動かなかったと非難されているようで、機嫌を損ねたのだろう】
【しかし、すぐに謝罪の言葉を口にした少女の態度に、それ以上の言及はせずに再び身を引く】
【――――ナンバーの関係から分かるかもしれないが、男性と女性の間には明確な上下関係があるのだろう】
――――ほぅ、特殊部隊とな……!?
……あぁ、失礼したの?
わしは、グラトン=ブルーガー=ウルバヌス…………見ての通りの≪No.37≫…………『人工強化プロジェクト』の責任者じゃよ
「…………あたしゃ、ブラックハートだ……『人工強化プロジェクト』試験体サイボーグ、兼≪No.616≫だ」
【少女――――カノンの名乗りを受けて、二人組――――グラトンとブラックハートも名を名乗り返す】
【グラトンは、カノンの名乗りに何やら興味を引かれる点があったらしい】
…………カノンとやら
お前さん、ナンバーズを補佐する特殊部隊の所属と言う話じゃが…………具体的にどんな任務を請け負っておるんじゃ?
前線に出るのか、それとも後方での業務支援かの?
【グラトンの興味は、カノンの所属にあったらしい】
【それが具体的にどのような形での任務遂行を行っているのか、それを知りたがっている】
395 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
2011/08/21(日) 23:23:15.16 ID:y0/51zo/0
>>391
【叩きつけられたことにより収縮した横隔膜】
【脳震盪寸前の脳みそ】
【あのクロスカウンター以前のダメージの量が少なかったのがせめてもの救い】
アイゼン…
【右手をがれきに向けようとするが…】
「こっちだ!」
「気を抜くな!能力者同士の乱闘の可能性も高い」
【二度の爆発により駆けつけて来た治安維持部隊】
【此処で決着をつけるか?…しかし体力はもう限界、治安維持部隊に捕まるわけにはいかない】
【そうキースは逃げなくてはならない】
アイゼンファウスト!
【そしてキースは行動を起こす】
【機械椀のバカ力を地面に拳でぶつけた瞬間】
【拳を爆発させ反動で宙を舞い右側の小さなビルの屋上に転がり落ちた】
【そしてそのまま這うように夜やみに紛れた去って行く】
あの…糞ガキも…ぶち殺してやる……ククク…ヒヒヒヒヒ。
【不吉な言葉と笑い声を残して・・・】
/すいません睡魔が・・・強引ですがここらへんで締めさせていたただきます
/乙かれ様でした
396 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 23:28:30.63 ID:NjjnkgYro
>>393
ここはたしか…惑星アレス……
さっきの場所よりずっと遠い…。
それに途中は空気がなくて殺人エネルギー物質が充満している場所を通らないといけない…。
キミはそんな場所を飛んでいけるかい?
【もはやここは少年や少女がいた場所とは遠くかけはなれた場所にいた】
【彼女の背後に存在していく黒い影に圧倒されながらも説明した】
戻る方法はあるよ、でも危険だ。
もうちょっと待ってくれたら僕が責任を持って連れていくから!
【戻る方法はある、だが時間がかかるようだ】
【彼女が短気ならば納得がいくはずがない。】
急いでるなら、あそこに行って奴らの転送装置を使うしかないよ。
【少年が指をさしたその先には銀色の建物といえるかは分からないが、ドーム状の建造物がある】
【あそこに行って転送装置を使えばもとに戻れるはずだと。】
【彼女が同意するならその建物まで歩いていく。近くまでは何も問題なく近づける。】
【建造物の前まで着くと直径100mほどの建物だとわかるはずだ。窓らしきものは、ない】
【ダイヤ状の入口が空いている。大人でも楽々通れる程の入口らしき穴だ。】
397 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/21(日) 23:31:39.41 ID:YOaBWvRS0
>>395
はッ……負けたってか…!!
【自虐的な笑みを浮かべながら、その場でゆっくりと目を閉じる少年】
【近くに何かの人がいるが、それが何かはもはや良く分からない】
【しかし、もういないであろうビルの屋上に拳を突き上げ】
【ゆっくりと、だがはっきりと言い放った】
殺されねェし、次は負けねェ……!
/お疲れ様でしたー
/自分もかっこいい必殺技名が欲しいです、割りとまじめに
398 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 23:35:52.97 ID:IwDzQBqUo
>>396
【……思えば不運の積み重ね】
【大会予選、二度にわたる試合は、満足の行く邂逅だったにせよ敗退】
【何の因果か実況席に誘拐されては、ハイレベルな根性のぶつかり合いを特等席で観覧】
【昂ぶる気持ちをぶつけに戦場に出れば不完全燃焼】
【……戦闘狂である少女には、耐えかねた】
【鬱屈に鬱屈を重ねたフラストレーションが今、飛び込んできた火種で一気に燃え上がった】
【半ば封印していた負の感情すらない交ぜにして、その有様、まさに現代のキレる若者。】
【そのストレス解消すらも妨害された今、目の前の異変ですらその神経を逆なでするばかりで】
……何でもいい、あそこに行ってバカどもを片付ければいいんだな……?
【示された指先、疑うことなく追って、ずんずんと歩き始めた】
【一歩ごとにその背の影は濃くなる。少女の不機嫌を代弁するかのごとく】
【建物に侵入する頃には、既に半透明の異形を形作っているだろう】
【少女の背後、集う霧は暗黒。全身を呪いの蠢く鱗で覆う、屈強な男性の上半身】
【腹筋より下は、その太くたくましい胴体とほぼ同じ太さ、上下にびっしり棘の生えた尻尾】
【少女よりも禍々しい金色の魔眼を備える頭蓋は、人間ではなく竜と呼ぶに相応しく―――――】
……さっさと、片付けよう。
【下品な笑みを無音で零す、背後の邪竜を無視して】
【少年を促し、拳を握った】
【ちらりと相手を窺う瞳は、もし失敗したら殺すと、やっぱり理不尽な感情を映していた】
399 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/21(日) 23:36:37.81 ID:iHNKa5XDo
>>394
【煙の残香は存外遣り残した事がある、とでも言いたげに長く残って
彼女はそれを吸い込むと、微かな咳の音を響かせるだろう
両手で口元を覆って、瞼をくしゃっと、閉じて顔を数瞬、手元へと埋める】
【申し訳御座いません、との言葉がいくばくか紡がれるも数回ほど繰り返してようやく収まるだろう
取り繕うようにパタパタ、と手袋をはためかせる彼女、あまり煙草の煙が得意では無いのか
――――ひょっとしたら、貴方が吸っていた間中、我慢していたのかもしれない】
……け、決してそのような意では――――いえ、私の言葉の選択が悪かったです
不快でしたら誠に申し訳御座いません……っ何も知らない癖にでしゃばってしまいまして……
【強い口調に揺れ動く、貴女のルージュの残光、魅入られてしまいそうなぐらいに、優雅な軌跡を描いて
そこから漏れる強い怒気の言葉に、彼女は慌てて頭を下げるだろう、それこそ、十分すぎるほどに
貴女と貴方の間に上下関係があるように、彼女と貴方達の間にもまた、高い高い隔たりが存在する】
【貴方の言葉に彼女は少々表情を明るくさせた、それはさながら、父親に自慢したがる娘のように
淡く滲むのは少女の年齢相応に見える、檸檬色の温もり、そして、直ぐにそれを隠そうとする手袋に包まれた両手
再び表情に見せる冷静な彼女は、背伸びして、取り繕うようにも、見えなくは無い】
時と場合により、その全て……と答えるのが正しいでしょうか、まあ言ってしまえば雑用です
ただ、少しだけ説明を付けさせて頂くのならKnights of Cydonia≠フ名前の通り、元々はとある国の騎士団が本流にございます
国が機関と同盟を組み、内部へと取り込まれる形で、特殊部隊の名を冠させていただきまして――――……
つまりは、本来の仕事は、前線での戦≠ノございますが故――――少々力に自慢はございます
ですので、もし必要とあらば、お気軽に声をかけてくださいませ
私のこの身が、誰かの役に立てる、そう思うだけでどのような命も喜んで受けいれましょう
【……ちゃっかり、宣伝するあたり、しっかり者なのかもしれない】
【彼女の言葉にうそは無いのだろう、紡ぐ言葉はどこか誇りを持っていて、その名を強く感じているのか
胸に触れる、華奢な手、白い手袋に包まれて、輪郭だけをはっきり見せるその手は、騎士の名を持つには不相応なほど
営業スマイルにしてはやけに透き通った微笑みを浮かべて、彼女は言葉の飾りにするだろう】
400 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/21(日) 23:50:59.07 ID:NjjnkgYro
>>398
あ、うんそうだけど・・・
ヤツらは恐ろしい、気をつけていこう!
【少年は気をつけるようにと警告をして、建造物の前まで進んだ】
【少女の後の影に恐怖を感じたが、また頼もしいと思えるようにまでなる。】
(おっかない人だけど、巻き込んだのは僕の責任だし・・・)
よし、ここから入ろう。
【ダイヤの入口へと侵入。中はどうやら通路が続いているようだ】
【通路をテクテクと歩いていくと円形の部屋に行きつくだろう。】
【その部屋は灰色で光沢のある壁で、回りはいろんなランプやボタンらしき装置がたくさんある。】
【部屋の中央にはどうやら転送装置らしきものがある。】
あれだ!あれが転送装置だよ!
あれに乗れば元の場所に戻れるはず!
【中央にある、直径2mくらいのお立ち台のような装置を指さす。】
【現在回りを見ても誰もいない。今が乗るチャンスなのかそれとも罠か―――】
401 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/21(日) 23:54:23.44 ID:QjRSBVsb0
>>399
む、タバコはダメだったかの?
そりゃ悪い事をしたのぉ…………
【――――余談になるが、グラトンがこうして執念深くタバコを吸い上げるのは、機嫌の良い証である】
【しかし、それで同席している相手の機嫌を損ねてしまっては、元も子もない】
【と、そこまで他人に気を配る性質でもないのだが、グラトンは軽い口調ながらもタバコを無思慮に捨ていたことを詫びる】
「あぁ…………まぁ、こっちも悪かったよ。少し言いすぎた」
【自分の言葉は、想像以上にカノンを委縮させてしまったらしい。それに気づいたブラックハートは、どこか気まずそうに返事を返す】
【元より『人間』を極端に嫌う考えの持ち主だが、同じ志を抱く仲間まで毛嫌いするほど配慮の欠けた人物でもない】
【あまり内部の不和や『しこり』などを、残したくないのだろう】
(――――随分と、可愛い嬢ちゃんじゃの? 年甲斐もなく、うきうきしてくるわい…………)
【かすかに、グラトンの唇の端が持ち上がる】
【洗練された優雅さと、女性特有の儚さを持ち合わせている様なカノンの言動に、興味を催したのだろう】
【既に男としては枯れ果てた年齢であるはずのグラトンだが、ふと『女性としての』カノンに、惹かれるものを感じたのだ】
【もっとも、それは刹那の気まぐれに似た感情に過ぎない――――彼の興味は、大部分は別な所に向いていた】
――――――――戦=Aじゃな…………その言葉、確かじゃろうな?
ならば、わしから一つ頼みがある…………先ほども話した『人工強化プロジェクト』…………あれのモニターをやってみんか?
【主な任務は戦闘にある――――その言葉を聞いて、グラトンの表情に、ニタリとした笑みが浮かぶ】
【どこか狂気を感じさせるその笑みは、彼が関係している研究に協力してほしいと言う要請を吐きだした】
こいつを……ブラックハートを見てもらえばわかるじゃろうが、この研究は強力な兵士を生み出す為の一環として行ってるんじゃ……
じゃが、何もサイボーグ強化だけがその手段ではない…………他にも、武器の開発を柱にしておる
お前さん、わしらの作った武器を試してみる気は無いかの?
報告は、折に会った時なんかで良い…………どうじゃ、やってみんか?
【グラトンが持ちかけるのは、新作武器の実戦テストと言うもの】
【確かに、見ただけで頭脳労働者と分かるグラトンより、前線に出る機会の多いであろうカノンの方が、テスターには適しているだろう】
【しかも、その報告を急ぐ事は無いと言う――――】
もし引き受けてくれるのであれば、どういう武器が望みかを教えてくれい?
近距離のものも、遠距離のものも、それなりに用意はしてあるんでの?
402 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/21(日) 23:55:12.46 ID:JDfFj8hUo
【路地裏、深部――】
ししょー――――っ!!
【夜も更けゆく無法地帯には、今宵もまた悲痛な叫びが木霊する】
【幼さの漂う声の主は、小柄な人影。季節感の欠片もない、純白のロングコートに身を包み】
【矮躯に見合わぬ丈長の裾を踏みそうになりながら、危なっかしくもこの狭い路地を全速力でひた走っている】
……置いてかないで下さいよぅ、流石にここで一人ぼっちは厳しいですって、ししょーったらー!
獅子は子を何とやらってのにも、大概限度があります!いい加減にしないとご飯作ってあげませんよー!?
【目深に被ったフードで顔が隠れている上に、声が声だ。その性別は判然としないが】
【ひょっとしなくてもこのお子様、格好のカモなのではないだろうか】
【それなりに良い身なりといい、頼りなさげな言動といい、路地裏住まいの物騒な方々にとっては】
【――さておき。澄んだ高い声は、雛鳥の囀りよろしく遠くまで届く。居場所の特定は至極容易く】
【お節介を焼いてやるにしろ、食い物にしてやろうとあれこれ画策するにしろ――】
ししょー、聞こえてたら返事を―――わぷっ!
…………痛っ、たたたたぁ……。
【この影にコンタクトを取る事は、そう難しい事では無いだろう】
【中々の健脚も、転けてしまえば無いも同じ――――なので、ある】
403 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/21(日) 23:59:14.62 ID:IwDzQBqUo
>>400
【竜と少女の眼光は個別に動く】
【少女が右を注視すれば左に、左へ動けば欠伸で閉じられ】
【両者が感覚を共有しているのであれば、目は四つある計算になる】
【それに加え少女は魔眼を起動中、竜は常に常駐していて】
【異質な力の流れには概ね気付くだろう】
【あっけなく転送装置の前に出たって、はいそうですかと足を運ぶ事はなく】
【眼光鋭く周囲を観察。眼球の金色は、力の(=不機嫌の)強さを証明する如く残像を描き出している】
【身体の警戒を解かないその様子から、先ほどの様子もしかり荒事慣れしているのは間違いないが】
……ここ、敵施設だろ。何で何もいない?
そもそも目的が不透明だぞ、こんなところに転移させて、何の用があるってんだ?
【少女が周囲を警戒し、此処までの異様な静寂で思考は冷えてきたのか、手慰みに言葉をかける】
【油断も隙もなく、状況を切り抜ける事を思考し始めて、ようやく余裕が僅かに生まれたようだ】
【戦場経験者の貫禄を醸し出す少女は放って、ただ訳知り顔の少年を、新しいおもちゃでも見つけたように不躾な目で見る】
【もし見上げて目が合えば、金色の蟲がびっしり蠢き流動する瞳は、ただただ喜悦を映していると知るだろう】
【全てが戯れであるかのように…或いは】
【罠である事すら、期待するように】
404 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/22(月) 00:07:46.33 ID:4D4CLWM4o
>>403
そう、ここはさっき僕たちを襲った奴らの基地だよ
たしかに罠かもね。ちょっと待って。
この部屋もこのあたりも何もおかしいとこをはない…と
【少年の目が青く輝く、魔眼ではないが何かの能力か】
【発言からしてどうやら透視能力の様】
【その直後、ふと少女の背後に透明なさきほどの腕の持ち主が現れる。】
【彼女の魔眼、もしくは危険察知能力で察知する事は可能だろう】
後っ!
【その直後いきなり現れた異形に気づくのに少年は遅れる!】
【すでに少年が警告した時には透明な腕が彼女の頭を右側面から襲いかかるだろう】
【人外のその腕力から繰り出される攻撃ははかなりの威力だ。】
405 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/22(月) 00:14:56.46 ID:jBfEfLyMo
>>401
【彼女の表情が慌てて変化する、取り繕うように右の手を否定するように振って
きっと、なるべく表情に己≠出さないようにしているのだろう、相手に不快感などを感じさせないため
だから、か、相手が気分を害した、とでも感じてか、彼女の表情に、陰りが滲む
――――裏を返せば、彼女の志を遮るぐらいに、煙草に関しては苦手意識を持っているのだが】
い、いえ、そんな事はございません……ですのでお気に為さらず心行くまで堪能下さいませ
ご拝見したところ、ゆったりと最後までお煙草をお吸いになっていらっしゃるようで
そこまで吸って下されば、きっと、煙草としても本望でしょう
【そう言って、貴方へと微笑を浮かべて言葉を返し、自身の心情を吐露するように伝える
クスリ、と思わず零れた笑みは、煙草をゆったりと吸い上げる貴方の姿が思い出してもおかしかった、からか
相手の機嫌を損ねてはいけない、そう感じてるのは、貴方だけでなく、むしろ、貴方以上に――――】
【故にか、ブラックハートと会話する彼女の様子は、精一杯冷静を取り繕うとする表情に戸惑いが滲んでいる
あんまりお話しするのがなれていないのか、険悪ムードに陥った時の対処法を知らない御様子
グラトンへと踊る、真紅の瞳、透明な網膜の奥に滲む心情の色は、助け舟を求めてるようにも……】
……武器のモニタリング、でございますか……それは少々興味深いですね……
一時期私も他人に戦闘を指導する立場にあったことがありますので、一応は理解しているつもりなのですが
――――やはり、最後に頼りになるのは兵器≠ナはなく人≠ノございましょう
いかに優れた力≠ニいえど、結局は振るう者の判断によって宝樹にも毒樹にも為り得ます
だからでしょう人≠強化するグラトン様の計画は興味を惹かれるものです
……そうですね、少し我が侭を言わせていただきましたら……刀の形を成しているものが扱い易い、かと
【貴方の言葉に誘われるように、彼女は視線を、ブラックハートの元へ泳がせるだろう
黒と白銀、そして、魅了されるような真紅の口紅――――最低限の色で練り上げられた貴女は、洗練された美しさがあるように見えて
そこに見出すのは研ぎ澄まされた刀剣のような耽美さ、ある意味、貴女は生粋の兵器≠ネのかもしれない】
【すり抜けるような夜風が、彼女の頬を撫でる、白雪の如く潤いに満ちた肌が微かな音色を零し
捲られる白銀の横髪から零れる光の反芻を、掌に閉じ込めるように彼女は靡く髪をそっと手で押さえる
身長は160cmもない、やや小柄な彼女は武器を持つのに相応しくない、ようにも見えなくも無い】
406 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/22(月) 00:18:39.05 ID:VZJGyqz9o
>>404
【それを察したのは魔眼ではなく経験だった】
【罠による奇襲、その常道は背後。そもそもいきなり壁から腕が出てきたという前例がある】
【心こそ未だ不快感に荒れ狂っているが、戦闘に狂う少女の思考は既に戦場に即したものへと変貌している】
【迎撃したのは竜、左で吸収され続けた魔力で肥え太り、半実体化に至った竜が腕を差し出し防御した】
【竜の腕に命中した衝撃は、少女には減衰して到達する。腕に青痣が浮いたが、気にせずウィンチェスターをそちらへと向けた】
【発砲に同期し、腕を戻す竜。青あざに響く反動だが、結局発射には影響がなかった】
【螺旋を描くスラッグショットはまっすぐ突き進む。腕が消えた後位置関係が変わっていなければ命中するはずだ】
【…少女、そちらに一瞥もくれない】
……なんだよ、透明マドハンドか?
狙うのがめんどくせぇ、お前、どうにかして視覚化しろ。
【無茶言いやがる】
【だがいずれにせよ、無理もない話。相手が見えないのであれば見えるようにすべき、という思考は極めて現実的】
【そして案内人のように現れた少年が蚊帳の外に逃亡する事を許さず、役割を与える】
【状況適応率から関係者と判断したのだろう、相手の正体をアナライズしてみせろとも強迫気味】
【竜は、相手の行動に対して反応はするだろうけれど】
【平時は腕を組み、ニヤニヤ笑うばかり。】
【敵と少年、そして少女の三者の行動を見物しているようでもあった】
407 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/22(月) 00:26:46.12 ID:4D4CLWM4o
>>406
【彼女の放った銃弾は透明の敵に命中――――】
【そのまま緑色の血をぶちまけて絶命。ただ遺体も透明であるために見ることは難しい】
よかった…
【安堵する少年だがその安堵も長く続くわけではなく―――】
【突然の地響き――――!地面が激しく揺れ、壁がしなって天井から破片がふりそそぐ】
奴ら!とうとう――――!
急いでここから出るんだ!このままじゃつぶされる!
【先ほどきた通路から逃げようと提案して。】
【考える時間はあまりない、少女がここに残るかどうかは分からないが】
【逃げた方が安全だと少年は言って。】
【少女も退避する様であれば少年も通路へと走り、崩れ行く基地から出ようとするはずだ!】
408 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/22(月) 00:32:12.79 ID:VZJGyqz9o
>>407
……いや、時間が惜しい。
乗れば帰れるんなら転移したほうがいい。
【死体の確認に興味はない。生きて反抗してくる敵にしか】
【ただその反応から、死んだ事だけは理解できた。緑の血はひたすらに不愉快だったが】
【そうして提案したのは装置の使用】
【この状況を引き起こした連中の思惑に乗ってやる事もあるまい、さっさと帰るべきだと】
【もっとも、転移先が元居た場所である保障はないが…まあ、それも一興であろう】
【結局、少女(+竜)は返事を待たず、装置の上へと足を踏み入れるだろう】
【行き先が固定されているのであれば、追撃すれば同じ場所に出るはずだが】
409 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/22(月) 00:34:57.72 ID:v/P+Sm8L0
>>405
ん…………わしは構わんよ
お陰で頭をすっきりさせる事も出来たしの
【ほぼフィルターだけとなったタバコを、一応足でもみ消しながらグラトンは答える】
【どうやら2本目を吸い始めるつもりはない様だ。また、その白衣にもそこまでタバコのにおいは染みついていない】
【恐らく、元々そこまで量を過ごすタイプでもないのだろう】
「まぁ…………アレだ――――悪かった
勘弁してくれよ…………で、まぁ……よろしくな」
……………………
【ブラックハートの目には、カノンの困惑が想像以上に映った。まるで、一種の怯えの様にも感じられるくらいに】
【流石に、そこまでに至るとブラックハートとしても歓迎できる事態ではない。何か的確な一言を伝えようと思ったが、まだカノンの人となりを上手く把握できておらず】
【結局、鋼鉄の右腕を差しだして、今後の協力を確認しつつ握手を求める事しかできなかった】
【そうした光景を、グラトンは冷徹に、観察するかのような視線をブラックハートへと向けていた】
そう。その通りなんじゃ…………強力なだけの兵器を押しだして戦争に勝てる時代はとうに終わっておる……ッ
そして、いつまでも『能力者』にパワーバランスの比重が左右されるだけのこの状況も、変えていかなければならん……ッ
だからこその『人工強化』じゃよ…………最強の兵士。それこそが世界に覇を唱える為の絶対条件じゃ……ッ
【カノンの賛同の言葉を受けて、グラトンの言葉に熱が入る】
【自分の研究に、それなり以上の熱意・思い入れを持って取り組んでいるのだろう。その事は言葉の節々から窺われる】
【大局に勝つ事。その事がグラトンの至上命題となっているようでもある】
「…………」
【そうしたグラトンの熱弁を、ただブラックハートは見守っている】
【サングラスのために、表情は窺えないが、どこか冷めた様な雰囲気を纏っている】
【――――本人の『サイボーグ化』が、望んだものかどうか――――機関の性質を考えれば、それは非常に怪しいものがあるだろう】
ほう、刀じゃな…………となると、アレが良いか…………よし。少し待っていておくれ
【希望を聞きだしたグラトンは、再び携帯端末を取り上げると、どこかへと連絡を入れる】
【それなりの上位ナンバー、かつ一プロジェクトの責任者と言う事で、それなりに『人を動かす』権利を持っている立場なのだろう】
【――――数分後】
≪ウルバヌス様。お持ちいたしました……!≫
うむ、御苦労…………ッ
【カラフルなペイントに紛れて『Factory』と描かれた巨大な荷台のついたトレーラーから、武器を抱えた一般兵が下りてくる】
【兵士の持っていたものを受け取ると、グラトンは手の中でそれを軽く確かめて、改めてカノンに見せる】
刀剣と言う事でな…………これなどどうじゃ?
『F-255』…………通称『蟷螂剣』。折りたたみナイフの巨大版と考えてくれればよい……
グリップの操作で、刃の根元と中間、2か所の『節』を制御可能じゃ。暗器としての使用。あるいは関節を曲げての特殊な使用を前提にしておる…………
気に行って、貰えたかの?
【グラトンが差しだすのは、片手で扱える範疇ながら、やや大ぶり――――ロングソードからバスタードソードと表現されるサイズの剣】
【蟷螂の名を冠するように、その刃は折りたたまれており、曲げ具合を調整して、服の中に隠したり鎌を兼ねた様な使用が可能であるらしい】
【――――受け取るかどうか、そして使いこなせるかどうかは、カノン次第だ】
410 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 00:44:39.30 ID:3sHbpnIAo
>>402
/まだいらっしゃいますかね?
411 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/22(月) 00:46:40.92 ID:4D4CLWM4o
>>408
【少女の選択、それは間違ってはいない】
【敵にとっても転送装置は大事なのかそこだけガレキも揺れもあまりないことがわかる】
【転送装置に少女が足を乗せる前】
【転送装置の台の上にさっきの赤い腕の正体が現れる】
「オマーエ イイ ジッケン ザイリョウー」
【その赤い怪人は体長3m程度、緑色の3つ目、頭には一本触覚のようなものが生えており】
【体中の皮膚にフジツボのようなできものができていてとても気持ち悪い】
「オマーエ、ホカーク スルゾー」
【少女を捕まえようと太い怪力腕で掴みかかる。】
【怪人がつかむことに成功したならその少女を壁に叩きつけようとするはずである】
【ちなみ台に両足を乗せれば転送可能であるが、台には怪人が乗っているのでそれは難しいか】
412 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/22(月) 00:47:08.75 ID:Zj/0xjNro
>>410
//中に誰もいませんよ……?
//……すみません嘘です、後ろにいます
413 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 00:50:39.70 ID:3sHbpnIAo
>>402
あの…
【何処からともなく、おずおずと声がかけられる】
【直後、暗がりから人影が現れた───】
…危ないですよ?
こんなとこをうろついてると、どんな目に遭うか…
【───現れたのは、丸眼鏡を掛けた少年だった】
【錆びた鉄色のマントを肩に掛け、白いシャツにやや擦れたジーンズを履いている】
【身長は150cmも無いに違いないそれは、正に「子供」だった】
怪我は?立てますか?
【そう言って、手を差し伸べる】
【先刻の忠告が、自らにも当てはまるということを知ってか知らずか…】
【ともかく、敵対するつもりはないようだ】
/後ろだとッ…ぬわーっ!
/拙いですが、よろしくお願いします
414 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/22(月) 00:55:44.81 ID:VZJGyqz9o
>>411
『……あぁ?』
【目の前に現れた怪人の言葉に、少女の足は一瞬止まったが】
【答えたのは、それまでひたすらニタニタ笑っていたはずの竜】
【―――――少女同様、その顔色を不快に歪めて】
『傑作だねぇ、何寝言言ってんだか……』
【裂けてゆく口は、震える喉は、それこそ怪人よりも怪物染みていた】
【少女が凍りついた状況下、やってきた腕をそのまま握りこもうとする竜】
【接触したなら即座に離れるが、つかまれた部分に闇色の痣が刻印される】
【その刻印の効果は、『三十倍の重力負荷を十秒与える』というもので】
【伸ばされていた腕が如何に怪力であろうが、その筋力や重量がそのまま首を絞める事になる】
【動きは緩慢なので回避も簡単だが、その場合少女の命中コースから外れる結果となる】
『このガキは、俺の獲物だ――――――――!!!!!』
【追撃に、耳を劈くような咆哮を放つ竜】
【その迫力と声量は物理的衝撃すら伴い、真正面の怪人を壁画としてしまうほどの圧力を持って吹き飛ばすだろう】
【…いずれかが功を奏すれば、少女は黙って足を乗せるだけだ】
415 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/22(月) 00:56:21.37 ID:jBfEfLyMo
>>409
【差し出された右手を見て、彼女はどれだけの思考を奔らせたのか
少なくとも、その鋼鉄の右腕を見て、貴女のこれまでを、少なからず推し量る事はできる
戸惑う貴女の姿に、そして、零れ落ちた貴女の右手に、貴女の思考を読み取ることができそうで】
此方こそ……宜しくお願いします――――……
【握り締めるその手の先に、温もりが在るか、そうでないかは分からない
けれども、そこに至るまでにはきっと、人と何ら変わらない温もりの思考があったのだろう
少なくとも、それを感じることは出来る、交錯する彼女の右の手は、握り潰すことができそうなくらい小さい】
【――――グラトンの言葉に耳を傾けながら、その思考の危うさと情熱を、痛いほどに感じる
少なくとも、ある点では貴方と彼女の思考は類似していて、また在る点では正反対、とでも言えるくらいに
しかし、それを表に出すことはしない、今の彼女は、実験体の一つであるべきなのだから】
……蟷螂剣≠ナございますか……少々、ご無礼を、お許し下さいませ……
【差し出されたその剣を、掌に収めて、その感触を確かめる
刀身に煌く真紅の色は鋭く、彼女が刀剣類に関してはそれなりの知識を持っている、と理解できるだろう
――――そして、その瞳が何を考えているのか、そこから先は、貴方の人選眼次第、か】
【右の手で剣≠フ柄を握ると彼女は貴方へと対し半身を向ける体勢に、やや左半身を引くだろう
そうして、左の手でスカートの裾を握ると、右で握った大きく一閃、剣を上から下へと振り下ろす
風の凪ぐ音が遅れて聞こえるほどに、緩急を付けた一閃は鋭く、貴方の眼前を縦に横切るだろうか】
【正確に言えば、鋭く伸びた刀身を振り下ろす際に二箇所の節で曲げつつ振り下ろした
刀身が伸びたままなら、貴方の瞼を切りつけた程度の位置で、彼女の一閃は、振るわれる
それを眼前を丁度、折りたたまれていく刃が過ぎ去るような形で振り下ろしつつ、彼女は行動を展開する】
【手首を半回転、刀身を元の伸びた形に戻しつつ、丁度地面に平行に刀身が並ぶ形で剣を構え
右手を大きく上段へと移動、そしてその勢いのまま、貴方から見て右側に、突きを放つだろう
丁度首の右筋スレスレを通る形で――――そして、突きが成功したなら、彼女は剣の節を曲げ
――――さながら、鎌を首に押し当てるような形で、剣の機構を展開させるだろう】
……なるほど、誠に素晴らしい武器に、ございますね
【剣の長さにも寄る事ながら、恐らくは剣を首元まで近寄らせるのだ、かなり肉薄した距離であろう
彼女の吐息が夜をなぞり、背伸びするように爪先が彼女の体重を支える
表情に浮かぶ微笑は――――まるで、悪い冗談を思いついた悪戯っ子の如く】
【……彼女の言葉を思い出せば、彼女は元から機関の所属ではない
彼女の所属していた部隊が、機関に取り込まれただけであって――――……それはつまり
ブラックハートがそうであるかもしれないように、彼女もまた望んだもの≠ナないのかもしれない】
416 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
2011/08/22(月) 01:04:43.90 ID:ndI6GJ5AO
【街中】
いやっ──ほぉぉぉぉぉおうッ!
【人の気配も無く、静まり返った通りの間を、喧しく跳び抜ける♂e、一つ】
【漆黒の頭髪をツンツンと逆立て、額に赤いバンダナを巻いた、半袖短パンの活発そうな少年だ】
【鼻の辺りには絆創膏が貼られており、少年の活発さを強調している】
【短パンから覗く両脚には、緑色のラインが幾つか走っていて、それに沿って奇妙な文字が刻まれている】
よっ、とっ、はっ。
【ぴょんぴょんぴょん──と、建物から建物へ、壁を蹴りながら、通りをジグザグに疾走して行く】
【人が通りの角から出て来たりしたら、とても危なそうだ】
【そうでなくとも、中々に迷惑で、且つ目立つ行為であることだろう】
417 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/22(月) 01:12:50.54 ID:4D4CLWM4o
>>414
「ムム コイーツ」
【怪人の腕に刻印がされる、それは怪人にとっても例外ではなく】
【その効果が発動されているが―――――】
【結果、少女に腕が最後まで延ばされることは無いが】
【30倍の重力とやらは怪人にとってはあまり苦ではないみたいだ】
「ジュウリョク アヤツルトハ ナカナカ イイネ!」
「ソレニ ソノ コエ ダケデ ココマデノ エネルギー イイヨ!」
【竜の咆哮はたしかにすさまじい威力だった。】
【並の人間なら吹き飛ばされてしまう程だろう。しかしこの怪人には一歩後ろに下がるだけで終わってしまって】
「ショウショウ テアーラ ダガ シカタガ ナイッ!」
【怪人は頭の触覚から緑と黄色のビームを撃ちだす。】
【それにあたると痺れて力がだしにくくなってしまうのだ。】
【ビーム自体にダメージソースは無いが、至近距離で撃たれるビーム速度はかなりの物。】
【そのビームの後には大きな隙が生まれるはず、少女が大技を命中させれば怪人にかなりの痛手を負わすことができる!】
418 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/22(月) 01:14:27.58 ID:v/P+Sm8L0
>>415
「あぁ…………」
【ブラックハートにとっても、これで互いがわだかまりなく、とはいかない事は分かっている】
【しかし、少なくともこちらのスタンスは――――仲間との不必要な不和は望まないと言う姿勢だけは、伝わったはずだ】
「(――――やっぱりあたしゃ、機関は裏切れねぇな…………)」
【望むと望まざるとに関わらず、機関のためにと意識を回す事が当たり前になってしまっている】
【ましてや、『人間』など全て憎い殺意の対象であったはずなのに、ここ最近その思いに『ぶれ』が生まれている】
【そんな雑念が、カノンとの握手の最中のブラックハートの中によぎった】
ふむ…………ッ
【カノンへと『F-255』を手渡したグラトンの表情には、変わらず狂気を秘めた笑みが浮かんでいる】
【よほど、自分の仕事に自信とプライド、そして執着心を持っているのだろう】
――――ッ
「なっ…………!?」
≪ッ……!≫
【――――しかし。武器の試し切りに、手渡した本人が晒される事になるとは、その場にいた全員――――カノン以外は思っていなかったらしく】
【グラトンも、ブラックハートも、そして側にいた一般兵も、あっけに取られた表情で立ちすくんでしまう】
「――――お、おい……!!
いくらなんでも、冗談が過ぎるぜ……ッ、お前!!」
――――騒ぐな。ブラックハート…………ここで騒ぎだてて、人の目を引いてどうするんじゃ……このガラクタ
「ッ……だ、だがグラトン様!」
【グラトンの首元に突き付けられた刃。その光景のショックから立ち直ったブラックハートは、咄嗟に右の拳を引いて構える】
【――――鋼鉄の右腕が、瞬時にして熱を帯び、赤く赤く焼けていく】
【それを、どこまでも冷酷な表情を見せるグラトンが制する。そして、視線をカノンへと戻すと、わずかに怒りの様な物を孕んだ笑みを浮かべる】
【――――そのグラトンの白衣が、一瞬もぞりと蠢き、それとは別にグラトンの身体に、微かな魔力の迸りが生まれる――――】
419 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/22(月) 01:15:52.73 ID:Zj/0xjNro
>>413
【自ら裾を踏み付けてすっ転んだ、ぱっと見てるてる坊主のような風体の矮躯は】
【ややあって――あぁともうぅとも付かない呻き声を上げながら、むくりとその上体を起こす】
――――うぇ?……あ、はい……。
【――と。突如として掛けられた声に、何事かと緩く首を傾げて】
【其方に向き直り、丸眼鏡をかけた少年の姿を認めれば。ぺこり、小さく会釈を返す】
【「えっと、有り難うございます」――此方もおどおどとした調子で礼を述べつつ、伸ばされた掌を握り】
怪我はありませんよー、転ぶのは慣れっこですから!
【フードの下で無警戒な微笑みを浮かべ、自分は大丈夫だ、と示すように幾度も頷いてみせた】
【こくこくと首を振りながら、語る言葉はどこか誇らしげ。何と言うか、色々と抜けているような……】
【ともあれ、此方にも敵意はない。彼に手を引かれて立ち上がり、フードを取って】
【ぺこり。再び深々と一礼すると、金糸の髪が路地裏の薄明かりに煌めいた】
420 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/22(月) 01:20:30.99 ID:4D4CLWM4o
>>417
/撃ちだす を 撃ちだそうとする に変更お願いします。
421 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/22(月) 01:27:56.35 ID:VZJGyqz9o
>>417
……嘗め腐って。
【怪人が何をしようが、もはや関係なかった。一歩下がる分の時間があれば、こちらは十二分前に進める】
【既に両足はスペース内、詰みもいいところ】
【相手の態度にカチンと来るものはあったが、最早これまで】
じゃあな――――――。
【ジト目を更に凍えさせて、少女は転移していった】
【ビームと擦れ違い、異形共を嘲笑うように】
【事実、背後の竜もまた、その無様をへらへらと嘲笑っていた】
【…転移した先は、元いた路地。自分ひとり】
【あの少年も置き去りにしてきたが、少女は何の感慨も浮かばなかったようだ】
【事態に関して何らかの知識を持っていた可能性はあるが―――――】
【壁に拳を叩きつける少女】
【右手首に鎖の腕輪をはめていて、それが作り出す魔術式が更に腕力をブーストする】
【結果壁には、どでかい罅割れを一面に広げながら穴が開いて】
【その様子を眺めながら、背後の竜は愉しげに嗤って、再び霧状に霧散していった】
………、イライラするな、ったく。
【憂さ晴らしどころか、更に感情が膨れ上がるばかりで】
【暗黒の象徴である竜が嗤う声が響く路地裏、次の獲物を求めて、再び狩人は歩き出す――――】
//お疲れ様でした
//差し出がましいかもしれませんがいくつか。
//いきなり他の惑星等退避不能の場所に誘拐されると非常に困ります、状況によって切り上げる事が困難だからです。
//それから異星の怪人という展開は、今までのスレとは食い違う点があるように思います。
//斬新だとは思うのですが、一度舞台裏のキャラ鑑定スレに投下し、他の参加者様の意見を聞いてみることをおススメします。
//それでは、ありがとうございました
422 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 01:31:22.72 ID:3sHbpnIAo
>>419
そうですか、それは良かった
【にこにこと笑い礼を言う相手を見て、安堵と共に何ともいえない感情が沸き起こる】
【止まりかけの独楽を見た時の気持ちに似ていると気づいたのは、しばらく後になってからだった】
…あの、聞きたいことがあるんですが
【一瞬、口をつぐんでさり気なく目を逸らし、濃い灰色の髪を決まり悪そうに弄りつつ】
【やがて恥ずかしそうに口を開いた】
…何処を通ったらここから出られるか、ご存知ですか?
【………ただの迷子のようだ】
423 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/22(月) 01:33:12.02 ID:4D4CLWM4o
>>421
/おつかれさまでしたー
/なるほど、なりきり初めて2週間程度でしたのでよくわかりませんでした(ワラ
/以後注意します(V)o¥o(V)
424 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/22(月) 01:33:15.75 ID:jBfEfLyMo
>>418
【貴方の笑みに、思わずゾクリ、と背筋が冷たくなるのを感じてしまう
――――……表情には出さない、必死にその感情を押し殺して、刃を握る右の手に力を込める
それでも尚、感じるこの悪寒は、喉元に触れる、刃の冷たさに、似ているのかもしれない】
……先ほど私は申し上げました、優れた力も振るう者によって左右される、と
その言葉に嘘偽りはございません、現に私はこの力≠ノ感動し胸が一杯になっております
ですが、お気をつけ下さいませ、時に過ぎた力は振るう者をも飲み込みます
力を統制し、管理下におくことは決して容易いことでなく、また同時に力を得ることはそれ相応のリスクを背負っております
私は貴方様の考えに誠の感服を感じると同時に、一抹の不安をも覚えました
この剣一つを取りましても、巧みな技術力、非凡なる才能……言葉では辿りきれないほどの貴方様の力を感じます
だからこそもう一度、力の扱い方についてお考え下さいませ
……ひょっとすると、貴方様の握っておられるのは刀の柄ではなく、刃なのかもしれませんよ
【紡ぐ言葉は、驚くほど冷たくて、夜の風に溶けて、より一層周囲の気温を低く下げる
それは――――彼女の本当の意思であろう、人工的に、優れた兵士を作り出す、その計画は素晴らしいもの、かもしれない
しかしながら、それを扱うのも結局は人であり、根本的には兵器の持つそれ、と何ら違いは無いのだろうか
いずれにせよ、彼女のパフォーマンスには、このような意があったようで】
【彼女は剣を戻すと、右手に握ったまま、そっと右の腕を自然体に、目の前の貴方へと身体全てを向ける形で立つだろう
凛と佇む表情の色はにじむ様子を見せず、元の冷静な色を保ったままで
周囲の様相を窺いながら、自身の行動へのけじめをつける必要性を、感じ取るだろう】
……ですが、私の今為した事が無礼千万≠ノ値することは間違いがございません
言葉で説明いたしますより、此方の方が分かり易い、と判断したまでですが……やはり非常識と分類されるものなのでしょう
――――……覚悟はできております、如何なるようにもなさってくださいませ
【両手を上げて肘間接で後方に曲げ、髪の後ろで、その両手を自身の手で握るように拘束する
見るだけで単純な、無抵抗のポーズ、無論、彼女にも覚悟は出来ているようで、そっと瞼を閉じて答えを待つ
白い顔を修飾するパッチリとした睫の色が、夜に靡いて、溶け込んでいく】
【月明かりが照らして、彼女の頬に艶る、一筋の汗の色を映し出すだろうか
それははっきりと誰からも見えるぐらいに、明るく輝いて、彩を増していく】
425 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(広島県)
[sage]:2011/08/22(月) 01:44:14.30 ID:4D4CLWM4o
【銀河系】
ウーン、 アレハ・・・!?
【さっきの惑星から数光年離れた宇宙空間】
【飛行している光の巨人】
タイヘンダッ!
【その巨人の遥か100kmほど離れた場所】
【数100機の円盤の大群が押し寄せてきていた】
【光の巨人はすぐさま能力者の住む惑星へと危機を知らせに行こうとする】
【近くに誰かいれば手に乗せて移動する事も考えている】
426 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/22(月) 01:58:42.46 ID:v/P+Sm8L0
>>424
――――……………………
「くっ…………!」
【カノンの言葉を、ただ黙って聞きに徹するグラトンとブラックハート】
【カノンが言葉を紡ぎ始めると共に、グラトンはその害意を孕んだ笑みを消し、無表情に言葉へと意識を集中させる】
【一方、ブラックハートは右腕の熱を解放すると、それで左腕を強く握りしめる】
【――――巨大な矢じりの様な物が先端についたその腕は、もはや腕とも言えない一つの兵器となり果てていて】
【『人間の身体』を徐々に失っていく事に、心が上げる悲鳴を押し殺そうと、無意識にブラックハートが行った動作だった】
――――――――フ…………
「っ…………!?」
ふ、ふふ、ふくくく…………クヒヒヒヒッヒヒヒヒヒハハハハハハハハハハハハハハハハハ……………………!!
素晴らしいッッッ!! あぁ素晴らしいぞッッッ!! これだああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!
ハァーーーーーーーーーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ――――――――!!!
【カノンのポーズを見届けるまで、銅像の様に無表情で無動作を貫いていたグラトンが、肩を震わせる】
【そして次の瞬間――――――――何かの箍でも外れたかのように、グラトンの狂笑が辺りへと響く】
【最早見ないでも、聞かないでも、側にいるだけで伝わってくる――――それくらいにグラトンの全身から溢れ、迸る狂喜】
ここまで心を踊らされたのは何年ぶりじゃろうかッッッ!?
凄い、凄い素晴らしいッッッッ!!!
老いて枯れ果てたわしの身体が、脳が、心が、本能が、魂がッッッッ!!
震えおったわ、目覚めおったわ、滾りおったわッッッッッ!!!!!!!
楽しい!? 嬉しい!? そんなもんじゃないわッッッッ!!!
わしは…………ッッッハッハハハハヒヒヒヒヒキキキキキコココココカカカカカッ、ケッヘヘヘヘヘヘヒヒヒヒヒヒヒヒヒ………………!!
【フラフラと、自分の体を持て余す様に周囲をふらつきながら、グラトンは狂喜を帯びた愉悦を、感情の爆発を、周囲にぶちまける】
【――――先ほどの動作で、壊れてしまったのだろうか。事情を知らない人間が見れば、そう映りかねない程に、異常な光景】
ヒヒヒヒヒ…………カノンよ、カノン=ラン=パトリオットよ!!
誰がお前を罰しようぞ…………むしろこちらは感謝したいほどなのだ!!!
お陰でほれ…………わしも久々に燃えたわ、この老骨と魂に火がついたわ!!!
90年以上の時を生きて、これほどの思いをする事になるとは、終ぞ思わんかったわ――――――――ッッ!!
【一しきり、こころゆく限り自らの感情をぶちまけたグラトンは、ゆっくりとカノンのそばへと歩み寄り、狂喜の残滓を吐き出す】
【まだ壮年程の見た目にしか見えない彼も、既に90年以上の時を生きていて、その中でも特に心が躍った一幕だと言うのだ】
【先ほどのわずかな怒りや害意など、本当にあった事なのかと疑問をもたされるくらいに、今のグラトンは喜びに満ち満ちている】
【――――その全貌を知らなくても、おおよそグラトンが『人格破綻者』と呼ばれるに相応しい人物である事は、これでカノンにも分かっただろう】
さあカノンよ立て!! いつまでも隷属の礼儀を済ませているでないわ!!
良いじゃろう、素直に言おう…………わしはお前が気に入った!!
わしはお前に特別の配慮をしてやろう…………『実験体』ではなく『部下』としてのぉ!!
なにかあったらわしを頼るが良い。権限でも研究成果でも、ある程度の便宜は図ってやろう…………!!
【カノンの首元に右腕を伸ばし、くすぐる様に、撫でまわす様にそっと触れながら、立ち上がる様に促すグラトン】
【先ほどの『パフォーマンス』は、想像以上にグラトンの関心を引き、クリティカルヒットしたようだ】
【――――――――良くも悪くも、グラトンがカノンの事を『気に入った』のは確実だろう】
427 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/22(月) 02:00:26.21 ID:Zj/0xjNro
>>422
【紫の瞳に、右目を覆う黒の眼帯。声音同様、幼さの抜け切らない中性の面立ち。恐らくは、少年――だろうか?】
【まあ、どちらにした所で然して変わりはあるまい。だが取り敢えず、以降は彼と表記する事とする。便宜上の措置だ】
ええ、受け身はばっちりです。たかだか右足をちょっと捻ったくらいですよー!
【頼りない第一印象など吹き飛ばさんばかりの明るい笑みを浮かべて、彼は丸眼鏡の少年に向け】
【びしり、右手の親指を立てて見せる。惜しむらくは、その言葉が著しく説得力を欠いている事だろう】
【相手がほんの僅かの間目を伏せ、躊躇いがちに口を閉ざせば】
【彼は心配そうに首を傾げ、其方を覗き込みつつ「僕でよければ、何でもどうぞ?」と】
【いかにもお人好し然とした真摯な態度で応じ、一転、真剣な表情(かお)をして聞きに回る】
【――――ややあって。】
……ああ、それなら!――――、――……。。。
―――――――――――あれ?
【やったねたえちゃん!迷子が増えたよ!】
428 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/22(月) 02:18:34.41 ID:jBfEfLyMo
>>426
【少なからず予想はしていた、機関の者――――それも有能、という部類に分類される科学者
どう考えてもマッドサイエンティストでない可能性の方が低い、といったところであろう
それでもここまで°カっている、とは彼女の予想をはるかに超えていた】
【言葉に怯えるような形で開いた瞼、貴方を見つめる真紅の瞳は、微かに薄靄を網膜に浮かべ
震えそうな身体を、唇の端を噛むことで必死に耐えて、目の前で踊る狂気を受け入れようとする
貴方の狂笑の音だけが、壊れたスピーカーから鳴り響いていた】
――――っ……お気に召していただけましたら……何よりです
私のような、立場の低い者としては……このように、上の方々へ媚を売ることしかできませんので……
【震えるように搾り出す声は、何とか音となって、貴方の耳に微かに届く程度
弱々しい旋律は、今にも貴方の暴風にかき消されてしまいそうになるほどに
それだけに彼女は圧倒されているのだろう、貴方の底知れぬ°カ気の箍に】
【貴方の指先に感じるであろう、彼女の肌の感触――――絹糸のようにすーっと指先で溶けるようで
それで居てマシュマロのような、弾力性を孕む、手触りの良い、白い柔肌
貴方の手の色に染め上げられて、首輪のリードを惹かれるように、彼女は立ち上がるだろう
両の手は依然として離されては居ない、その行為を忘れるほどに、貴方にただただひれ伏すのみで】
(……カノッサ機関のナンバーズ……ともなれば、これほどまでに……っ……
呼吸が、苦しいですね……今にも、倒れてしまいそうで……――――
んぅ……っぁ……ですが、ここで嫌われてしまっては……元も子もございません……)
【言葉だけでも感じる、凄まじいまでの威圧感、それをこれほど近くで感じているのだ
吐息の絡む距離、彼女の乳白色の唇から辿られる夜露のような呼気が、貴方へと染み込んでいくだろうか
呼吸のリズムが早くなって、白く華奢な咽喉を、必死に振るわせていく】
【額に艶る冷や汗を拭うこともせずに、ただただ貴方の言葉に、行動に従って
立ち上がった彼女は、貴方の発する狂気に飲まれないように、必死であった】
429 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/22(月) 02:32:47.04 ID:v/P+Sm8L0
>>428
キヒヒヒヒヒヒヒ…………良い、これで良いのじゃ…………ッッ!!
「……………………」
【愉悦に満ち満ちて、最早何も見えていないのでは、と思われる目を中空へと向けながら、尚も狂笑を絞り出すグラトン】
【そんなグラトンを、ブラックハートは冷めた様子で見守っていた】
【否――――唇の端を噛みしめているのが見えるのが分かれば、積極的な『苦々しさ』を感じているのが分かるだろう】
ヒヒヒヘヘヘヘヘヘ…………何を怯えておる、美人が台無しじゃろうが…………ッ
――――もう一度、加えて言おう、カノン…………君が望むなら、わしは君に便宜を図ってやろう
なんなら、ナンバーを取得するための根回しでも、してやってもいいのだぞ?
…………まぁ、そこは今日話す話でもないかの…………?
【グラトンの狂喜は、カノンの『女性としての美しさ』にもある一定の理由を求める事が出来るだろう】
【つまりは、男としての興奮が、彼の狂気の中に、小さいながらも影響を与えたのだ】
【カノンの首元から手を離した後も、指先を愛おしげにすり合わせているのは――――彼自身も予想だにしなかった『興奮』を、味わったからだろう】
【――――――――とはいえ、グラトンの狂喜も、時間を経るに従って徐々にその勢いを落ちつかせていくようで、狂気に満ちた言動も波を引いていった】
では、わしはこれで失礼するよ…………カノン、重ねて頼むぞ?
『F-255』は確かに預けた……………………わしの悲願である『完全秩序』の樹立のために…………その力、存分に活かしてくれい…………ッ
【そう言い残し、グラトンは背を向けて立ち去る】
【先ほどの狂喜乱舞でいささか体力を使ってしまったのか、その背中にはやや疲れた物が見えていた】
「…………カノン。とんだ藪蛇だったねぇ…………ありゃ災難だよ…………」
【残されたブラックハートが、カノンの身を慮る様にそっと近づいて言葉を掛ける】
【先ほどとはまた別の意味で萎縮してしまっているカノンの様子に、ブラックハートは気づいたのだろう】
430 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 02:33:20.86 ID:3sHbpnIAo
>>427
捻ってるじゃないですか…
【気持ちいい笑顔で親指を突き立てる相手を見て、ズレた丸眼鏡を掛けなおす】
【今更ながら、相手の性別が今一よく分からないことに気が付く】
【失礼の無いよう、さり気なく聞いてみようと密かに思った】
【恥ずかしさを堪えて問うた質問に、相手は一瞬硬直】
【直ぐに何か閃いたような反応を返す。これは期待できるか、と一瞬表情が明るくなる】
……あ、ご存知ない、ですか
【が、これも直ぐにしょぼん、とした表情になった】
──と、とりあえず自己紹介を
レア・ヴァルケンハイムと言います。よろしく
【慌てて取り繕い、自らの名前を告げ、軽く会釈する】
431 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[saga]:2011/08/22(月) 02:45:09.71 ID:jBfEfLyMo
>>429
【それはさながら嵐のようで、過ぎ去った後には、その強大さを物語る言葉しか出てこなかった
グラトンの手から離れた彼女は、絲の切れたマリオネットのように、支えを失い、その場にパタンと座り込んで
次に行動を起こすのは、ブラックハートが言の葉を零した時、貴女に惹かれるように、視線を向ける】
……ええ……予想以上、でございましたね……今でもまだ、指先の震えが止まりません……・
ですが、ナンバーズの方と繋がりができた、と喜ぶべきなのでしょう……少なくとも利用――――……っ
【彼女はそこまで言葉を紡いで、気づいたように言葉を止めた
やがて、両の手を座り込んだ太股の間に下ろしたまま、じぃ、と視線を上げるだろう
言葉をかける、貴女へと向き直る、彼女の表情には微かな焦りが混じっていた】
【緊張の糸が緩んだ状況で、どこか親しげに向けられた言葉、彼女も少し、それに甘えようとしたのだろう
大前提として、ブラックハートはあちら≠フ者である、少なくとも彼女が利用≠ネどといった言葉の使える者ではない
――――……思わず、顔を太股と太股の間に埋めそうな勢いで、彼女は三角座りをして、顔を鎮めた】
……何だか、今日は――――上手に心がコントロールできないみたいです
先ほどから不用意な言葉を紡いだり、思わず萎縮して言葉をなくしてしまったり
うぅ……自分が自分で情けなく思えます……
【蟷螂剣を側に置いた状態で、むんずーっと彼女は貴女に愚痴るように言葉を紡ぐ
こんな時まで口調は崩れない、けれども、言葉の内容はどこか親しげに満ちた色をしていて
彼女の横顔を覗いてみれば大人びた色は掻き消えて、年相応の色を滲ませている】
【月明かりが照らす、二つの人影、互いに似た色の髪の毛は、光を孕んで、溶け込んでいく
混ざり合う二つの結晶は、見事な色合いを作り出し、深けていく夜のエッセンスにしていって
傾きかけた月の少し鋭角の灯りが、その僅かな色合いの違いを彩っていく】
432 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/22(月) 02:59:52.63 ID:v/P+Sm8L0
>>431
「――――たまにあるんだよ。あんな風に荒れる時が、さ…………
良く分かんないけど、『つぼ』みたいなのがあるんだよねぇ…………そこに入ると大喜び。興味も関心もコロコロ移り変わって分かりづらい…………
地雷を踏んだ様なもんさ、あんた…………」
【ブラックハートとしても、ああして狂喜にたぎるグラトンの姿は愉快なものではない】
【右手で自分の頭をポンと小突きながら、座り込んでしまったカノンのそばへと歩み寄る】
「あぁ――――アレに対する無礼の言葉を、ってんなら、あたしを気にする事なんてないさ…………
あたしだって、命を握られてるから義理立てしてるに過ぎない…………
この命に賭けてでも、絶対に守らなきゃいけない人間だけど…………今のあたしが一番殺したい人間も、あいつなんだからさ…………」
【忌々しげに、ブラックハートも吐き捨てる。聞く者が聞けば自分の身が危うくなりかねない言葉を】
【だが、少なくともカノンの危惧する『グラトン側のブラックハート』としての言動は、間違っても出てきそうにない】
「それに、アレは口汚い言葉やなんやで行動を起こす様な薄っぺらい奴じゃないし
…………良くも悪くも、いや絶対悪い意味だろうけど……天才だからねぇ。あたしらとは思考の根本が別なんだろうさ」
【ブラックハートは、グラトンと共に行動している時間もそう短くは無いのだろう】
【そのブラックハートの言葉ならば、恐らく間違いは無いだろう。先ほどの『無礼な行動』も、本当に純粋にグラトンの興味を引いたらしい】
「…………あいつの狂気に触れちまったらしょうがない。あれで自分のペースを優々保てる奴がいたら、それこそ化物だと、あたしゃ、思うけどねぇ……・
ま、あんたの場合、気に入られたみたいだから、少なくとも酷い目には遭わされないはずさ…………あたしみたいにはね」
【いつの間にか。カノンを励ます様な口調になってきている事に、ブラックハートは気づいていない】
【その口調も、途中からはグラトンに対する憎悪が混じってしまうのだが】
「――――さて、あんまり遅れるとまたグラトン様に修正を喰らってしまうねぇ…………
カノン。あたしゃ、そろそろ引き上げるよ…………あたしら、明確な所属支部なんかは無いけど、何か用事があったら何とかして捕まえてくれよ
なんだったら、“データベース”でも使えば良いからさ」
【ふと空を見上げれば、既に夜が一番深まる時間帯に突入している】
【グラトンにも、自分にも、拠点に戻った後の野暮用がまだ残っていた】
【――――そろそろお開きの時間だろうと言う旨の言葉を、カノンに伝える】
433 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/22(月) 03:12:26.86 ID:jBfEfLyMo
>>432
【言葉の端々から滲み出る嫌悪≠ノも似た感情
――――……何があったのか、それを推し量れぬほど彼女は愚かではない
ブラックハートが紡ぐ真実はきっと、想像よりも重く、苦しいのだろうか】
……なるほど……少々安心いたしました
少なくとも、貴女様はマトモである、ということが分かっただけで十分でございます
……そして、貴女様がどれほどまでに、彼を憎んでいらっしゃるのかも
【付け足した言葉は、微かに同情するような思いを込めているのだろう、その旋律は確かに歪んで
それでも表向きは、どこか真っ白な、冷静な音色――――あまり感情的になっていないように思えて
――――でも、その奥にはしっかりと、彼女の思いが溢れそうに】
【座り込んだ姿勢のままに、ついさっきまで起きていた事を脳内で反復する
そして、今の自身の状況を思い返して、色々と大変ですね、と一人ため息をつきそうになるものの
直ぐ側に居る貴女の様子を見ていると――――弱音を吐いても居られない、と感じて】
その方が良さそうですね……分かりました、何としてでも見つけてみせますよ
私はもう少々この場に居ることにいたしましょう……手に入れた武器を少々、試してもみたいので……
【貴女の言葉に賛同しつつ、座り込んだ体勢は崩さない
意外と精神的にも肉体的にも疲労が溜まったのだろう、表情は浮かない色に滲んで
それでも、貴女へと向ける微笑には、その色を一片たりとも滲ませず
――――さやかな、白銀の吐息を孕んだ、大人びた笑みを彩らせた】
【貴女が去っていけば、その背中を、夜に掻き消えるまで見つめて
誰も居なくなった公園で一人、静かに鍛錬を為すだろう
今宵の邂逅はきっと、彼女には大きな影響を与えた】
/お疲れ様でしたー、すごく楽しかったですよー!
434 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/22(月) 03:24:29.38 ID:v/P+Sm8L0
>>433
「(…………マトモ、ねぇ…………そんなはずぁ、ないんだけどねぇ?)」
【――――グラトンだけに留まらない。ブラックハートには、『人間』全てが憎い。ズタズタにしてあまりある憎しみを抱えている】
【カノンにそうしたそぶりを見せないのは、彼女が『仲間』――――『志を同じくし、同じ旗の元に集うから』に他ならない】
【もし、自分が殺戮に狂喜を滲ませる姿を見たら――――カノンは、自分をも『異常者』と感じる事に、抵抗を感じないだろう】
「――――――――気を付けなよ、カノン
夜の国支部がなんかのダメージを負ったのは事実だろうから…………抵抗勢力が息づくのは、目に見えてるからさ?」
【背中越しに、カノンへとそう告げるブラックハート】
【言わずもがな事であるかもしれないが――――機関と敵対する者たちの士気は、現状かなり高まっている事は事実だろう】
【支部を襲撃した、と言う一点だけでも、その事は窺える。そしてその結果次第では、火に油だ】
【――――『仲間』として警告を告げながら、ブラックハートは、夕闇の中へと姿を消す】
「――――――――プロジェクト全体のステップアップ…………もう近いって話だけど、どうなるんだか…………
間に合うのかい…………やつらにやられる前に?」
【暗闇を一人突き進みながら、ブラックハートはふとつぶやく】
【かつて、『信頼できる相手』として機関から送り出した夢幻檸檬の伝言は、恐らく森島 京と谷山 基樹には伝わっただろう】
【――――彼等は、かなりの強者だ。そんな相手を敵に回して、のんびりしている時間があるのか】
【――――弱気が顔を覗く事そのものに不快感を覚えて、眉間にしわを寄せながら、ブラックハートは夜を駆ける】
/遅くまで乙でしたー!
435 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/22(月) 20:26:35.30 ID:4xy19MU00
【路地裏】
せっかく涼しいんだから、このまま秋になっちゃえばいいのに、ねー?
【路地裏の奥のほう、ほんの少し開け、月明かりに照らされた場所】
【積まれた木箱にちょこんと腰掛けて、ぶつぶつと。独り言ばかり呟いている小柄な人影が一つ】
それだったらいろんなやる気も出るのに。
お仕事とか、お仕事とか、お仕事とか……、……うん。
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女で】
……誰か来ないかな。
【少女の座る木箱の目の前。地面は、べったりと血で濡れていて】
【少女が怪我をしている様子もなし、だからと言って怪我をしたひとが居るわけでもなし】
【……まあ、路地裏ではよくありそうな光景……?】
436 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/22(月) 20:48:36.98 ID:Whw374kSO
【繁華街_路地裏】
【猥雑なネオンが目に毒な光を散りばめて、塵箱をひっくり返したような人混みが息苦しさを演出する】
【そこに建ち並ぶ雑居ビル、その間を潜った先は――喧騒からかけ離れ、世界からも切り離されたような無干渉地帯】
【路地裏。今宵もまた常ならぬ景色が、その場所にあった】
…人が描く神が人の領域を出ないのは、神が人によって創造された存在である事の証明となる。
なんて、詭弁。――戯言。
【壁際に蹲る、一人の少女。キャミソールから露出した両腕が、鳥の翼のように変型しており】
【フリルスカートから覗く白い足も、膝から下は巨鳥の脚にすげ替えられている――】
【冥い路地裏。誰が足を踏み入れるだろうか、常世の闇より息苦しいこの場所に】
【きっと、来る者もまた――常ならぬ者、であろう】
437 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/22(月) 21:22:22.86 ID:t9Hux3HVo
>>435
……こんなところで何してやがる。
【威圧するような、男性の声が少女の耳に届くだろう】
【声のした方向に目をやれば、一人の少年が、少女を見咎めて歩いてくるようだった】
【銀色の短髪に、血の色を思わせる真紅の瞳。背は高いが――その顔の作りは、未だ稚気がのぞいている】
【黒いシャツと黒いレザーパンツ、シャツの上には暗赤色のレザーベストを身に付け、その腰には、ホルダーの付いたごついベルト】
【右腰のホルダーには二本の長い黒い棒。反対側には、三本の短い棒が吊られていた】
……。
【少年は、少女から声が届く程度の場所に立ち止まり、警戒心を露に少女を――】
【――正確には、少女の目の前の地面を睨んだ】
何してやがった?
【血溜まりから漂う錆びた鉄の臭いにか、少年は顔をしかめて、同じような問いを発した】
/まだいらっしゃいますか?
438 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/22(月) 21:35:18.24 ID:4xy19MU00
>>437
【耳に届いた、威圧するような声】
【ほんの少しびっくりしたらしく、目を丸くするも。怯えたような素振りは無く、そちらに視線を向ける】
…………。
【視界に入れた少年は、記憶違いであれば、昔に会ったことがある気がして】
【ただ、記憶曖昧。故に、大した反応も見せず】
何もしてないけど、お仕事してたの。
【相手の警戒につられるように、こちらも警戒した様子を見せて】
【ふらりと立ち上がって、すたすたと。三歩ほど、少年から距離を置く】
言っておくけど、何も殺してないし、怪我させてもないの。
【それから口にするのは、実は本当のことだったりもするのだが】
【信じるかどうかは少年次第、である】
/いらっしゃいましたー
439 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/22(月) 21:38:50.99 ID:VZJGyqz9o
【森林】
……にぃたちもこんな事があった、らしいね。
【木々の緑は、月明かりと闇に彩られ蒼へと姿を変える】
【そうでなくとも、日中すら影になる部分が多い暗い森。よく旅人が迷う事で有名だそうで】
調子に乗って転移の練習とかするから、帰れなくなる……。
くそぅ、もう歩きつかれたよぅ……。
【そういう迷子が今日もまた、周囲を植物類で囲まれた獣道で途方にくれていた】
【非常に視認が難しい保護色を身にまとい、この森の中にいたってなんら不思議ではない外見だったのだが】
【とにかく肩を落とし、あからさま疲れたような姿でとぼとぼと歩いていた】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、中肉中背+αの肉付きをした、猫の獣人少女である】
【クリームイエローの臍だし袖なしのインナーに、ベリーショートのカットジーンズ】
【ボサボサの黒髪だが、途中で髪質はやや癖のついたストレートに、色は青味掛かったプラチナへと代わっており】
【後ろ髪を林檎色のリボンで束ね、小さなポニーテールを作っている】
【左腕には金と銀が精緻に編まれた腕輪をはめていて、月明かりを反射してきらりと輝く】
……もう一度、やってみるか……ってわっ!?
【なにやら思い立って集中すると、その場から猫少女の姿は消えたものの】
【間をおかずがさりと音を立てて、木の上に出現】
【落下に戸惑い身構えるも、太い枝に脚がかかって、宙吊り】
【癖の強いポニーテールと尻尾が、緩やかな振り子運動と風にあわせて揺れた】
あーもぅ、ここどこだよー!
【左手にはめた腕輪とインナーの裾を死守しながら、ため息】
【一向に進まない事態に悲鳴染みた罵声を上げて、眠っていたはずの獣や鳥達が、少しばかりざわめいた】
【…なお、猫少女はまだ発見していないが、近くに街道がある】
【一応旅人向けにある程度整備されたもので、時々旅人や商人が通りかかったりもする】
【道を外れなければわかりやすい道なので、近隣に居たのなら悲鳴や森のざわめきだって、聞こえるはずだ】
【どう対処するかは、別として】
440 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 21:41:44.90 ID:3sHbpnIAo
>>436
/ノックしてもしもーし
441 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/22(月) 21:43:16.92 ID:Whw374kSO
>>440
/はいな〜
442 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 21:46:55.04 ID:3sHbpnIAo
>>436
…えー、っと………
【いつの間にか、少し離れたところに小柄な人影が一つ】
【上半身をすっぽりと覆うマントに擦れた色のジーンズを履いている】
【濃い灰色のショートボブに丸眼鏡を掛けた顔は未だ幼く、戸惑った風な表情を浮かべていた】
【しばらく硬直していたが、やがて口を開き、おずおずと声をかける】
…こんばんは?
【…何というか、ズレた一言だった。色々と】
【声をかける以外に行動を取らず、両手を差し出しかけるような、微妙なポーズで固まっている】
【急に動かれれば、咄嗟には反応できないだろう】
>>441
/よろしくお願いしますー
443 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/22(月) 21:49:04.14 ID:t9Hux3HVo
>>438
……?
【少女の声を聞いて、少年の瞳に疑念の色が浮かぶ】
【例えようもない違和感に駆られて、少女をマジマジと見るが――しかし、少年はその違和感に心当たりを見いだせないようだった】
【違和感の正体――既視感≠ノ首をかしげながら、しかし少年の声は続く】
……仕事?
なら、テメェの目の前にあるその紅いの≠ヘ何だ?
【視線だけで、少女が座っていた木箱の前に広がる血溜まりを、視線だけで示して問う】
……蚊か蛭じゃあるまいし、血の臭いに寄せられでもしたか?
【路地裏で出会った人間――たとえそれが見目麗しい少女であろうと――の言葉を、鵜呑みにする様子はない】
【あくまでも疑念に凝り固まった態度を崩さずに、問いを重ねる】
/では、よろしくお願いします
444 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/22(月) 21:59:08.57 ID:q3WpH8K0o
>>442
【ばっと顔を上げれば、差し伸べられた両手があって】
【睫毛を震わせ、ついと瞳を持ちあげてみれば――何だか、妙な形で固まった小柄な人がいて】
【てんてんてん、と間が開いてから。少女も軽く首を傾げ】
こんばんは。
男性?女性?大人?子供?人間?動物?――能力者?
私の予想は、13歳の少年。
…あなたの事、ね。
【要するに、この夜闇と纏うマントで相手の素性が解らないらしく】
【何とか探り当てようと、出会い頭に質問を矢継ぎ早にぶつけて行く】
【――この場で一番疑問なのは、この少女の容姿なのだが。今はそれには自分から触れなかった】
/寝落ち怖いのでPCに移行しましたー
445 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/22(月) 22:02:25.44 ID:4xy19MU00
>>443
トマトジュースには見えないと思うけど、……うーんと、ただの血。
さっきまでそこに、落ちてたの。
【指された視線の先を追いかけて、地面を視線が一撫で】
【ふざけたような一言は、「言わなくても分かるでしょ?」と。そんな意味が篭められているようで】
【先ほどまで、そこに何か落ちていたという。何が落ちていたのかは言わないのだが】
うろうろしてたら見つけたの、鼻は多分普通のひとよりかは利くと思う、けど。
【血の臭いにつられたわけではない、と言いつつも】
【嗅覚は多少鋭い、と。あまり必要性の無い一言も添えて】
…………いつだか忘れたけど、だいぶ前に、それ、腕怪我したひとに渡さなかった?
【それから、首を傾げながら、そう尋ねる】
【指の変わりに視線で指すのは、少年の腰のホルダー。そこに吊られた棒である】
【少女の記憶が正しければ、きっと合っているはずではあるが。記憶曖昧のために、もしかしたら違うかもしれず】
【その場合は、中の人が非常に申し訳なくなるのであった】
446 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 22:14:52.08 ID:3sHbpnIAo
>>444
【次々に言葉を並べられ、ぱちぱち、と瞬きをする】
【一瞬の間が空いた後、】
へっ?あ、はい、えーと、13歳の男です、その通りれひゅっ!
【わたわたと両手を動かしながら慌てて答えた挙句、噛んでしまった】
【顔を赤くしながら両手を降ろし、あー、エヘン、と咳払いをしてから話しかける】
えーと、こんなところで何を?
怪我でもされたんですか?応急処置くらいならできますけど
【言葉が通じると分かって幾分か落ち着いたのか、頭が動き始めたようだ】
【聞きたいことは多々あれど、何故座り込んでいるのか、怪我でもしていたら大変だ、と判断したらしい】
447 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/22(月) 22:21:07.15 ID:t9Hux3HVo
>>445
……。
【少女の挑発的な、胡乱な物言いに、少年は片眉を跳ね上げた】
【わかり易いほどに如実に、少年から怒気を孕んだ視線が投げつけられる】
口の利き方を知らねぇか?
……じゃあなんでテメェはこんな場所でノンビリしてやがったんだ?
鼻が利く? そんなに血の臭いの傍に居たかったか?
【――路地裏がいかに狭かろうと、もっと休めるような場所はあっただろう】
【こんなにも血の臭いが鼻につく、剣呑な場所で休息を取っていた――その事を、追求し始める】
……あ?
【いい加減に実力行使も止むを得ないか、と考え始めたところに】
【少女から放たれた突拍子のない問いかけに、少年は少なからず鼻白んだようだった】
【――その問いの内容を、理解するまでに数秒】
【――その問いに、心当たりがあることを訝しむのに数秒】
【――刹那の後、少年の手が閃いた】
……っ、テメェは!
【右手が、腰元のホルダーに伸びたかと思えば――右腰に吊られていた二本の棒が、一本の長槍に組み変わる】
【槍を右手に持ち、その穂先を少女に向けて突きつけた】
……思い出したぜ。
ズイブン元気そうじゃねぇか、クソチビ
【以前に出会ったときと、同じ言葉で少女を嘲って、少年は不遜な笑みを浮かべる】
【――叩きのめして、見逃した少女】
【そのことを、少女の問いでようやく思い出したようだった】
448 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/22(月) 22:22:44.56 ID:q3WpH8K0o
>>446
(………今、噛んだ)
【自分の勘が当たっていた事よりも、そちらの方に気を取られたようで】
【口の端を微かに上げて、うっすら――笑った(かも知れない)。】
ん…「何もしない」をしてただけ。
身体に怪我は、無いよ。
心もね、今は凄く嬉しくて、幸せ。
――あなたは、この間の夏祭り。行った?
【あまり動かない表情の割に、機嫌は良いらしく】
【脈絡なく不意に少年に掛けたのは、意図の良く掴めない質問だった】
【口数少ない少女の割に、こうして話しかけているのは――わたわたしている少年を、落ち着かせる意図もあるのだろうけれど】
【なにぶん突拍子の無い問いであるだけに、少年を余計に戸惑わせてしまうかも知れず】
449 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 22:37:28.66 ID:3sHbpnIAo
>>448
【表情の無かった彼女の顔に、笑みのようなものが浮かんだ…気がした】
【ここは薄暗い、きっと気のせいだろう…と思いつつも、恥ずかしさを感じずにはいられなかった】
…「何もしない」をしていた?
んー、僕にはよく分かりませんけど。幸せなら良かったです
【異常は無い、ということだろう。少年はそう解釈した】
【それはそれで気になることもあるのだが、今聞くようなことでもあるまい───】
…へ?夏祭り…ですか?
【──などと考えていたら、何の脈絡もない質問が返ってきた】
えと、この辺には昨日来たばかりなので…
お祭りがあったんですね…もうちょっと早く来れば良かったかな
【そう言って残念そうな表情をする】
【やはりあの祭り独特の空気には子供心をくすぐられるのだろう】
450 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/22(月) 22:37:48.85 ID:4xy19MU00
>>447
……そこまで知らなくない、けど……。
だから、さっきも言ったけど。
お仕事してたの、終わったから、休憩してたの。
【投げつけられる怒気の篭った視線に、ようやくほんの僅かに、怯えたように視線を落とす】
【落とした視線は、血濡れの地面を見つめ。先ほども口にした、仕事という単語を口に乗せて】
【お仕事、落ちていた何か、血塗れの地面。何も殺してないし、怪我させてもいない】
【……何と言うか、疑わしさばっかりを固めたようで、やっぱり怪しい】
血の匂いはそんなに嫌じゃないし、ちょうど座れそうだったし、お月様が見えた、から……。
【血の匂いはそこまで不快ではないし、座れそうだったし、空も見えたし】
【だから、少女はここに居たらしい。まあ、分からないでもないような気はしないでもないのだけれども】
【そして、空いた数秒に。少女は、ようやく視線を少年へと戻す】
【ほんの少し怯えるように、ちらりと戻された視線は、そのうちに少年を真っ直ぐ見るものへとなって】
【突きつけられる槍の穂先、驚いたのか、一歩二歩、後ずさって】
【驚きと恐怖の混ざる表情に、ただ、少しだけ。嬉しそうなものを混ぜて】
……よかった、合ってた。
【……暢気、というか、なんと言うか。記憶違いでなかったことに安堵の息を吐いて】
あと、あと。……チビじゃない。
【次の瞬間には、ころりと表情が変わる】
【少年を睨みつけるようにしながら、右手が。そっと、何かを掴み取るような動きをして】
【ふわりと。その右手に、淡い桜色の魔力が満ちた】
451 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/22(月) 22:47:19.55 ID:t9Hux3HVo
>>450
……。
ま、テメェの仕事とやらに興味がねぇ訳じゃねぇが……。
【油断なく、少女に対して槍を突きつけたまま、少年は毒気の抜かれた様子で言葉を紡ぐ】
【――何より、眼前の少女と戦い、以前に一度勝利している】
【その事実が、少年に余裕を持たせていた】
……俺からすればテメェはチビなんだよ。
あんだけ痛めつけてやったってのに懲りねぇな、またヤる気か?
……また見逃してもらえる、なんて思ってんじゃねぇだろうな。
【少女の右手に満ちていく、桜色の魔力】
【以前にも見たその光景を視界に収めて、少年は剣呑な声を挙げた】
【――今すぐに掴みかかってくる、というほどではないが、何かの刺激で暴発しかねない】
【少年に見える余裕と、闘争心――天秤が傾けば、以前に出会った時のように、その槍を振るうに違いない】
452 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/22(月) 22:48:57.85 ID:q3WpH8K0o
>>449
【少年の返答を片手間に聞きながら、少女は立ちあがって】
【鳥の翼と化した両手を、一旦人の腕の形に戻して――両足も、同じく】
【ようやく普通の人間の形になった所で、くるりと少年の方を向く】
そう…残念だったね。
出ればあなたも、きっと――お姫様を、見つけられたかも。
私はね。王子様を見つけられたんだ
【ちいさく微笑んで。照れ隠しのように少年に背中を向け】
【ちょっとの間の後に、顔だけで振り返り、「そう言えば――」と前置くと】
あなたは、この辺の人じゃないんだ。
名前とか聞きたい。とか、ね
私はリッカだったけれど、雲類鷲ラァスって名乗ってて――
でも、本当の名前は別にあるの。
個人的には、リッカって名乗りたい。
【自分の名前を長々と名乗り出す頃には、身体も少年の方へ向けていて】
【一歩、二歩――ちょっとばかり近い距離に、寄ってみたりする】
453 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/22(月) 23:00:40.84 ID:4xy19MU00
>>451
……教えてあげたら、それ、降ろしてくれる?
【じろり。元より良いとは言えない目つきは、睨みつけているがためにさらに悪化していて】
【丸くて暗い、銃口みたいな瞳は。銃弾を吐き出すことは無いが、警戒心だとか。そんなものを吐き出し続け】
【そのうちに、尋ねたのはそんなこと。首を傾げて、やはり目で槍を指す】
【降ろしてくれるなら、教えてもいいよと。交換条件を差し出して】
私より小さい男のひとなんて、あんまり居ないもん。
……痛いのは嫌だし怖い、けど。……最終的に痛みじゃ私は止まらない、でも。
…………やられそうになったら全力で逃げるから、……たぶん、だいじょぶ。
【……要するに。男の人はみんな自分より大きいから。チビといわれても痛くない、そういうことらしい】
【ちなみに、自分より大きな女性にチビといわれたときは。一生懸命反論していらっしゃった。気にしていないわけではないらしい、が】
【身長百六十センチと、靴の数センチ。……別に、そこまで小さいわけではなかった】
【やる気か、と聞かれれば。返すのは、あまり乗り気でないような言葉】
【武器を向けられたからの戦闘態勢。武器を降ろされれば即座に解いてしまいそうな、そんなものを維持しながら】
【あまりにあっさりと、逃げること前提であることを暴露。曖昧なのは、……不安性だからである】
454 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 23:06:22.09 ID:3sHbpnIAo
>>452
お、お姫様?
…僕はちょっと、それどころじゃない、ですね
【言葉に戸惑いつつ返答し、いつの間にか人の形に戻っていた少女を見る】
【微笑み、背を向ける少女を見て、ああ可愛いなあ、なんて漠然とした思考をして】
【それが顔にも出て、ちょっと呆けたような表情になってしまった】
…っ、あ、っと……リ、リッカですね。覚えまひた
【少女が自分の名前を言いながら徐々に接近してくるのに対して】
【少年は動かなかったが、普通より少し近い距離に、ちょっと顔を赤くして、ちょっと背を逸らしながら】
【───ついでにちょっと噛みながら答えた】
…あー、エヘン
僕は、レア。レア・ヴァルケンハイム、と言います
…差し支えなければ、さっきの手足のことを聞いても?
【体勢を変えないまま、自己紹介。ついでに質問もぶつけてみた】
【特に意味の無い、強いて言うなら興味本位の質問だったが、何か引っかかるのも確かだった】
455 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/22(月) 23:13:43.85 ID:t9Hux3HVo
>>453
……ハッ。
【少年はその申し出に、鼻を鳴らすと――少女の前から、槍を下ろした】
【穂先を地面に付けて、柄を右肩に立て掛けて、少年は笑う】
前に会ったときは人探しで、今度はお仕事ときた。
……もっとお天道様に見える場所にいようとか、考えねぇのかテメェは。
【嘲るようにそう言うが――その半分は、自嘲のようにも聞こえる】
【少なくとも、一度ならず二度までも、路地裏で¥o会った少年が口にする言葉ではないだろう】
……うるせぇよ、チビ。
悔しけりゃデカくなってから言い直せ。
【――少年の背丈は180cmと少し】
【少女がムキになるように、少年もまたムキになっているとも見える】
【――意地を張り合い、感情がコントロールできないあたりは――やはり、その顔に見える稚気に嘘がない】
……まァ良いさ。言ってみろよ、テメェの仕事ってのを。
【戦闘態勢を解いた姿勢で、少年は少女の言葉を待っている】
【――その目に浮かぶ感情は、どこか後ろめたさを窺わせていた】
456 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/22(月) 23:16:06.04 ID:q3WpH8K0o
>>454
【少年の曖昧な返答を聞いて、小首を傾げて見せる――近距離で、だ】
【そうしたら少年は再び噛んでしまって。今度はくす、と笑みを零した】
レア・ヴァルケンハイム。………ヴァルくん。
覚えた、ヴァルくん。よろしくね
【勝手にあだ名を付けてみたり。少女としては、あまりやった事の無い試みだったりする】
【恐らくは、わたわたする少年の様子に愛嬌を感じて、あだ名を付けてみたのだろう――】
ああ、さっきの?
私はね、細胞群体だから。もっと簡単に言えば、ヒトの突然変異種。
それで、変身能力を備えているの――
【もう一度、今度は全身を変化させて。鳥と人間の合わさった様な、そんな姿に変貌する】
【ハーピィとも呼ばれるであろう、そんな容姿で。両の翼をはばたかせ、あっと言う間に空へ駆け昇り――】
【………あれれ、戻ってこないぞ!】
457 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 23:29:46.72 ID:3sHbpnIAo
>>456
ええ、よろしく
…ん?"ヴァルくん"?
【可愛らしいあだ名をつけられ、素っ頓狂な顔をする。まあいいと思い直したのか、直ぐに元の顔に戻った】
…ヒトの突然変異種……?
【目の前で変貌していく少女を、少年にしては珍しく、落ち着いた目つきで眺めながら考える】
【考えたのは彼女のこと、自分のこと、自分の秘密のこと】
【何かを閃いた様子で少女に声をかけようとした刹那、少女は翼を羽ばたかせて空へ上った】
【その姿がどんどん遠くなっていって─────】
─────あれ?
【ひょっとして戻ってこないんじゃないか、という考えに至った】
【追いかけようかとも思ったが、自分の足で追いつけるとは到底思えない】
【しばらく待って、戻ってこなかったなら探しに行こう、と腹を決めて待つのだった】
458 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/22(月) 23:30:49.83 ID:4xy19MU00
>>455
【槍が降ろされる。とりあえずの危機が目の前から去って】
【……ふう、と。息が一つ】
……でも、何も無いのにずっと居るより。
…………少しは、いいでしょ?
だって、……太陽は眩しすぎるから。
昼間は寝てるし、起きてても、暗い場所に居るもん。
【ひと探し、お仕事。二度の邂逅どちらも、とりあえずは用事があって】
【用事も無いのにずっと居るよりはマシだと少女は言うけれど】
【……路地裏でのほほんと休憩なんてかませる辺りから見て、普段からも路地裏に居ると予想できそうで】
【実際、普段から路地裏にばかり居るのである。発言ブーメランもいいところであった】
【そして、太陽の見える場所に居ようというつもりは。ちっとも無いご様子】
【その代わりに、おもむろに視線を上げて、月を見上げ】
【「こっちがいい。」と、一言付け足した】
……いいもん、いいもん。
大きくたってあんまり良いことないもん、困らないもん……。
【十八ほどの少女からすれば、もっとデカくなるのは明らかに絶望的】
【ならば、言い返すために用いるのは。開き直りである】
【良いことがない、困らない。だからこれでいいの、と。ぷいと視線を逸らして】
【なんというか、まあ。こちらも比較的子供っぽい。……仕草とか、言うことが】
……うん、と。
面白くなかったりしても、……刺したりしない?
【それから、左手をもぞりとパーカーのポケットに潜り込ませながら】
【若干不安そうに、そう尋ねるのは。別に、出し惜しみというわけでもない、のだが】
459 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/22(月) 23:39:42.12 ID:q3WpH8K0o
>>457
【夜空に昇った少女は、大きな月をバックに空中で振り返った】
【飛ぶのに夢中で少年を忘れていた、ように見えなくもない――】
【少女の姿はかなり小さくなってしまっているけれど、それでも。きっと少年でも視認できるだろう】
【翼の先に手のひらを形作り、それでバイバイ≠する少女の姿が】
【それが少年に伝わったのを確認すれば、そのまま――少女は、夜空の向こうへ飛び去って行くだろう】
【冥い羽が幾枚か、置き土産のように――名残惜しく、少年の足元に散らばっていた】
/ちょっと早いけれどこの辺で、乙でした!
/踏み込めず申し訳ない…
460 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/22(月) 23:43:28.01 ID:t9Hux3HVo
>>458
……そうかよ。
【少女の消極的な発言に、少年は面白くもなさそうに、それだけを口にした】
【少女を見る目に変化が起こる】
【軽蔑。羨望。不快感。同情。そのいずれもが綯交ぜになったような――負の色合いが濃い視線】
【こんなところを、平時からうろついている少年にも、なにかしら思うところはあるのだろう】
うぜぇな。
教えたら降ろすって提案だったろうが。
……場合によっちゃ、そうしてやるよ。
【少女の煮え切らない様子にうんざりとした様子で、少年が吐き捨てる】
【肩に立てかけた槍を、少しだけ揺らして、地面を叩く――カツカツ、という音が、少女の耳にも届くだろう】
【獲物を嬲る肉食獣のような――己の優位を確信して疑わない、そんな態度だ】
461 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/22(月) 23:54:52.03 ID:3sHbpnIAo
>>459
【小さくなってしまった少女が、月を背にして振り返る】
【そしてこちらに向かって手を振っている────ように見えた】
【大きく手を振り返すと、そのまま飛び去っていった】
【一人ぽつんと取り残され、周りには誰もいない】
────夢でも、
【見ていたのかな、と言いかけて、足元に散らばる羽を見つけた】
【ただ黒いだけではないような、不思議な色の羽をつまみ、くるくると回す】
【少女とのやりとりを、表情を、名前を思い返して、】
…ああ、しまった────
【──そういえば、道に迷ってたんだった】
【不思議な色の羽をマントの内へと仕舞い、ため息を一つ。ふるふると頭を振る】
【そして、宿へ続く道を探して歩き始めるのだった…】
/乙でしたー
/こちらこそ申し訳ない。もっと積極的になった方が良かったですかね
462 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/22(月) 23:59:42.70 ID:4xy19MU00
>>460
……そうなの。
【太陽の当たるような場所は、きっと。血の匂いなんてしない場所で】
【そんな場所に、血の匂いのする自分みたいなものはきっと混ぜてはいけなくて】
【だから、陰に隠れて生きていたら。すっかりと目が退化して、最早戻りたくても戻れない】
【さまざまなものが混ざった視線に返すのは、いろいろと諦めきったような、そんな視線で】
【ほんの少し首を傾げれば、鈴たちが鳴いて、それから】
やだ、やだ、それはやだ……。
……だって、話すのあんまり上手くない、から、……ね。
【ふるふると首を振って、嫌々をしてから。言い訳を一つ、小さく紡いで】
【そこでようやく。右手に満ちていた桜色の魔力がはじけて、小さな破片がちらちらと舞い】
【それが地面に落ちて姿を消す頃に、ポケットに潜らせた手を、ポケットから引き抜く】
【そして、取り出されたのは、握りの部分に青い宝石の埋め込まれた、少々大きめの鍵】
【それを、控えめに少年に見せるようにしながら】
えっと、……なるべく綺麗な死体見つけて、運ぶの。
……運ぶって言うか、えっと、……箱に入れる?
【内容は案外単純。首を傾げながら、言葉を僅かに訂正して】
【その内容からして。この路地裏の地を血塗れにした落ちていたらしい何かは。お仕事と称してどこかにどうにかされてしまった、のだろう。きっと】
それで、……そうやった先はちょっとわかんない、けど。
とりあえず、……死体見つけて、箱に入れる、の。
【具体的なことを知らされていないお仕事=もしかして:アブない仕事】
463 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/23(火) 00:12:46.98 ID:f3YfkWo0o
>>462
……。
【少女の淡々とした説明を聞いて、少女が座っていた木の箱に目を向ける】
【――死体を見つけて、箱に入れる】
【仕事を終えたばかり、と少女は言って――地面は地に濡れていた】
【少年の表情から、感情が抜け落ちる】
【――立てかけた槍に右手が宛てられて、柄を握る鈍い音がした】
……罪悪感とかは、ねぇのかよ。
【紅い目が、少女を射抜く】
【少女は、何も知らされていないかもしれない】
【死体は少女が作ったものではないし――少女がいなくても、それを誰かがするのだろう】
【分かっていても、の心に、暗い炎が灯るのは避けられなかった】
【目の前の、どこかちぐはぐで――心の読み取りにくい少女に対する、憎悪という炎が】
464 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/23(火) 00:26:43.17 ID:SWNhtP+S0
>>463
【ただ、その少年の考えには、勘違いが一つ】
【少女の腰掛けていた木箱には、一切の関係が無い、ということで】
【感情の抜け落ちる様が、視界に入って。それが、少女の恐怖を僅かに煽ったらしい】
【表情に怯えが現れて。半歩ほど、また距離を取る】
【それから、ふわりと。先ほど落ちた魔力の破片でも追いかけるように、しゃがみこんでから】
……でも、こんな場所で腐っちゃうより。
…………多分、いいと、思うの。
【視線を地面に伏せて、そう口にして】
【死者に口無し、生きてるひとが勝手に補完するしか無いのである、仕事の詳しい内容も知らないのだから、尚更】
【そして、しゃがみ込んで何をするかと思えば。手に持ったその鍵を、おもむろに地面に押し当てる】
【その刹那。そこに現れるは、成人男性を一人ぶち込めそうなサイズの、黒い棺】
【真っ黒の中にぽつんと、金の錠前】
【死体をぶち込むには素晴らしく良さげな、まさに箱である。それをわざわざ今見せるのだから、箱とはきっと。これのことなのだろう】
465 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/23(火) 00:41:17.04 ID:f3YfkWo0o
>>464
……その死体がお前に頼んだのかよ?
箱にぶち込んで、誰かに届けてくれってよ。
【少女の独善的とも言える言葉に、噛み付くように少年は返す】
【現れた黒い棺を見て――しかし、それについては何も言わない】
【ただ、自分の想像が外れていたこと――それも、良くない方向に――に、歯を噛み締めた】
……クソ!
【八つ当たりするように、少年の怒声と共に、槍が手近な壁に叩きつけられた】
【穂先が石壁を叩く音がして、その槍の先端部が壁の中にめり込む】
【少女への嫌悪感、憎悪――】
【――それは同時に、自分に向けられてもいた】
【良いことだとは思わずとも、生きるため――あるいは目的のために、それを為さなければならない】
【そんな次善策的な姿に、唾を吐きかけてしまいたい気分だった】
よぉッく分かったよ、クソが。
……二度とテメェには会いたくねぇ。
【叩きつけられた槍を、右手だけで分解し、二本の棒に戻せば】
【その次の瞬間には、ホルダーの中に戻されている】
次に会うときは……。
【――どうしようと言うのか?】
【その文末を明言せぬまま、少年は踵を返した】
【――少女が呼び止めないのであれば、少年は陰鬱な怒りをその体から放出しながら】
【路地裏の奥へと消えることだろう】
466 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/23(火) 00:52:32.00 ID:SWNhtP+S0
>>465
もう喋れないから、喋れないなら、わかんない、けど。
……ちゃんと手は合わせてる、よ。足りないかもしれないけど、……足りないのかな。
【頼まれてない、頼まれてない、が】
【喋れないから、分からないから。勝手に決め付けて、自らの糧に】
【しょんぼりと眉を下げながら、目を伏せて。ぺたりと、右手を黒い箱の上に置いた】
…………っ!
【そして、路地裏に響く、少年の怒声と、壁の悲鳴】
【油断していたためか、身体を大きく跳ねさせて、目をぎゅっと閉じ】
【りぃんと、少女が驚いたためであるが。鈴たちも、驚いたように声を荒げ、それがまた、神経を逆になぞるかのようにうるさくて】
じゃあ、……私に会う前に気付くのは、楽だろうから。……多分、楽だよ。
【「良かったね。」、と。付け足されるのは、嫌味か素なのか】
【ともかくも。真正面から言われたその言葉に、ある程度の落ち込みを見せながらも】
【それがいいならば、どうぞ勝手に避けて、と。少年任せに、そう返して】
…………、白神鈴音。
【その背中に、ぽそりと。投げられるものがあった】
【細く小さいが、よく通るがためにきっと聞こえるだろう、その言葉の羅列】
【しらかみりんね。きっと、自分の名前だろうものを投げて、ただそれっきり】
【どこかへ行ってしまうことを止めるつもりは毛ほども無いらしかった、が】
【しょんぼりとそちらに向ける視線は。名乗り返してくれることを期待しているようだった】
467 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/23(火) 01:00:32.84 ID:f3YfkWo0o
>>466
【右手が軋む程に、拳を握り締めて】
【――同族嫌悪にまみれて、それでも背中越しに響いた少女の声】
【まるで幼児のような――あまりに邪気のないあどけなさに、それが一層少年の苛立ちを募らせた】
【――それでも、少女が望んでいることが分かったから】
【努めて感情を押し殺して、自らの名前を名乗り返す】
血の報復
……ヴェンデッタ=B
【人名とはとても思えぬような、一単語を口にして――】
【今度こそ、少年は姿を消した】
/こんなところでしょうか。おつかれさまでした!
468 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/23(火) 01:14:21.48 ID:SWNhtP+S0
>>467
【未来に、期待していることがあったりすると。時は遅く感じられるもので】
【返事を待っている少女も、きっと。大体そんな感じだったのだろう】
【たとえ数秒だろうと、段々しょんぼりとしていく表情。下がっていくテンション】
【そして、期待は届いて、返される名前。ぱ、と表情が明るくなって】
…………ばいばい。
【もう会いたくないと言われた、もう会わないつもりで返した。だから】
【またねは添えずに見送って】
【その、背中が見えなくなった頃】
【少女は、手に持ったままだった青い宝石の鍵で、その箱をかちゃりと開けて】
【中に詰まっていたのは、全体的に古ぼけた、さまざまなぬいぐるみたちで】
【手や腹に縫い痕のある一番大きな熊のぬいぐるみをずるりと引きずり出して、ぎゅっと抱きしめて】
…………、私やっぱ、……悪い子なのかな。
【熊に顔を埋めているために、くぐもった声は、辺りに響かなくて】
【ぬいぐるみだけが聞いていたが、返事が返ってくるわけも無く】
【少女はしばらく、そうして熊さんを抱きしめていたとか】
/おつかれさまでしたー!
469 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/23(火) 20:29:15.63 ID:1S923NXSO
【高架下】
【号泣する雨音と頭上を抜けていく車の音が、轟いて――煩く、喧しく】
【通り雨に降られたらしい男が、冷えたコンクリートの壁に凭れて空を見上げていた】
【艶やかな紫の長い髪も、上質な黒のローブも、白皙の頬も項も首筋も、黒い爪先も】
【無慈悲な水に打たれて、底冷えと重みと煩わしさを――持続毒のように、彼に与えている】
【「ね。一人で行ってきてよ」】
【恋しい人からそう頼まれた。此処に彼が居る理由はそれだけだった】
【もっと言うなら、彼は頼まれごとを果たして帰る途中だったのだが】
【不機嫌な空は気を遣う事なんて出来ないから、喚き立てる我儘娘のように突然の雨を降らせて】
【――強引な女に勝てる男というのは、稀少な存在だろう】
【この男も例に漏れず、折れる側。世間一般と何も変わらない立場だった】
…冷めるだろうに、止んでくれないものか
【黒いマニキュアが施された手で掴む袋、中のたい焼きの温度は――じわりじわりと、下がってゆくのだった】
470 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)
2011/08/23(火) 21:03:07.79 ID:E6taDqZQo
>>469
おや?おいしそうな匂いがするのです
「あたしのカンがこれはたい焼きだって言ってるんだぜ」
【突然聞こえてくる二人の女性の声、ただ、貴方が振り返っても居るのは一人】
こんな所で濡れてたら風邪ひくのですよ?
「ま、雨に耐え切るのも根性!だぜ」
【一人のワンピースを着た超ロングの茶髪の女性が...】
【表情をコロコロ変えながら話しかけてきた】
471 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/24(水) 00:12:34.57 ID:oxT+XO0oo
【夜間、市街地、極めて平凡な通り】
【敢えて特徴を述べるなら、交差点が近くにやたら多い事くらいか】
……あー、らー、らー。こりゃ酷い
こんな古臭いやり方は久しぶりに見た気がするけれど……
うん、目立つ事は目立つ。悪い方向に
【道路のど真ん中、アスファルトの上に、赤い水溜りが広がっていた】
【暗さの為に色の認識は難しいが、鉄の臭いは夜風でも掻き消せない】
【血溜まりを無遠慮に踏みつけて、一人の少年が歩きまわっていた】
【腰まで届く白髪、左前のブラウス、左腕には青い籠手、少なくとも地味な格好では無い】
【靴が汚れるのを厭わず、歩きまわる彼の右手には】
……臭い、混ざり過ぎ
【一丁の、おそらくは血だまりから拾い上げたのだろう拳銃が有った】
472 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 16:33:19.80 ID:AZpyxmYOo
【街外れ】
【廃墟となった家屋が点在する、見るからに人通りの絶えた通り。そこで一人、少女が特訓している】
……最近、戦っていない。
これが良い事なのか……、悪いことなのかは、分からないけれど。
【赤いリボンでサイドポニーに纏めている銀髪に、林檎色の瞳】
【七色の星模様入りの白いノースリーブシャツを着用し、下は黒のジーンズ】
【水晶のように透き通った翡翠色の指輪を左手中指に、緑色の指輪を人差し指に嵌めている】
腕は……、鈍らせないように、しないと。
【少女の左手には回転式拳銃、右手には自動式拳銃】
【射撃翌練習をしていたのだろう。壁に、射撃翌用の的が括り付けられている】
【腕前はそこそこといったところ。全てど真ん中に命中してなどはいないが、大きく外れた弾は一発もない】
【洞察力が少しでもあれば気づけるだろうが、少女が何度引金を引いても、周囲には銃声が響かない】
473 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 18:40:19.85 ID:AZpyxmYOo
>>472
/んー、まだ絡み募集してみたり
474 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 18:50:58.77 ID:Q519oOMW0
>>472
【りぃん、と】
【その廃墟に、響き渡るは無数の鈴の音】
【涼しげな音色だなんて言っていられないほどに喚きたてる鈴たちの声は、まあ】
【誰がその付近にやってきたのか。親切にも教えてくれているようで】
【銃声が無かったがために、ぼんやりと歩いていたがために。その少女の存在に気がつけなかったその誰かさんは、そのうちに】
【少女の視界内、壁陰からひょこりと姿を現して】
…………――あや?
【……きっと、ひどく気の抜けた声を。漏らすのである】
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女――……鈴を減らすと言ったな? ありゃ嘘だったようだ】
475 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 19:11:49.47 ID:AZpyxmYOo
>>474
……貴方は、鈴女…………。
鈴は減らして……と、言った記憶が、あるのだけど。
【鈴の音が確りと耳に届いたようで、銃撃を止めて少女の方を向く】
【緑色の指輪が一瞬光ると、持っていた2丁拳銃は一瞬でどこかに消え去った】
【念じることで物を出し入れすることが出来る便利アイテム、という事は余談】
鈴の音だけで、誰か来たか分かる……。
……それだけ、うるさいのだから。
【のんびり、ゆったりとした足取りで少女に近づく】
【相変わらずの無表情であるが、前回のように騒音で不機嫌になってたりはしないようだ】
【それどころか、前回と比べるとかなり雰囲気が柔らかくなってる、ような?】
476 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 19:23:07.80 ID:Q519oOMW0
>>475
わぁ、……久しぶり、久しぶり、だよね。
……前に会ったの、六月くらいだっけ……あんまり細かく覚えてないんだけ、ど。
【ひとが居る→驚く→知り合いだと気付く→嬉しそうに】
【数秒の間に、ころころと数度、表情を変えて。ふらりふらりと、そちらに数歩歩み】
【時折首を傾げながら、思い出すようにしていたのだが。痛いところを突かれれば、都合悪そうに視線を逸らして】
…………減らしてたんだけど、減らしてたんだけど。
……あの、ちょっと、……あの、不具合が。
【急に言い訳モード。視線を逸らしたまま、ぶつぶつと】
【実行はしてたんだけどやめちゃいましたと、つまりはそう言うことで】
【刹那に消えた二丁拳銃には、驚いた素振りを見せるも。言い訳に忙しい】
【ただ、凄く驚いた表情をしたので。何に驚いたかはきっと、分かりやすい?】
そんなにうるさい、……かなぁ。
……よくわかんないの、昔からこうだから。
【こちらの接近と、少女の接近。近すぎも遠すぎもしない程度に、ふらふらと微調整しながら】
【やっぱりと言うべきか、自分では良く分かっていないらしい。前もこんなことを言っていた気がするけれども】
【それから。その表情の変化に、ゆったりと首をかしげてから、僅か、考えるように目を伏せて】
……いいことあった?
【視線を戻すと同時。首をかしげたまま、そんな風に尋ねる】
【雰囲気が柔らかくなってる→いいことあった? 単純な思考回路ではあった】
477 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 19:45:55.58 ID:AZpyxmYOo
>>476
6月より前だから……、多分、5月の筈。
【鈴の音の時点で正体を特定できたため、こちらの変化は少ない】
【6/1に大きな転機があったため、その前とそれ以降の違いはよく覚えてたりする】
不具合って、何……?
【きょとんと、本当に分からないかの如く首を傾げる】
【微妙に、いやかなり動作が大げさであり、恐らくわざとやってるのだろうが】
【驚いた素振りには特に何も言わないが、意味ありげに指輪を見せつける】
…………うるさい……。
例えると……、例えられない、位には…………。
【例えを考えようとしたが、思いつかなかったらしく】
【その所為で、鈴音の鈴がもの凄い騒音のような言い方になってしまった】
……うん。
【心なしか嬉しそうに、口元を緩めた表情で頷く】
478 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 19:58:35.06 ID:Q519oOMW0
>>477
ああ、そうだっ、け……。
……でも、あんまり変わらない、よねっ。……多分。
【五月。訂正されて、思考をめぐらせて】
【ただ、思い出そうとしたからといって必ず思い出せるわけでもなし】
【結局、きっぱりとあれが五月だった、とは思い出せなかったらしい。適当にお茶を濁す、が】
【その僅かな違いの中で、相手の少女にどんなことがあったのか。知らないがために、なんか虚しいことになっている気がしないでもない】
……ちょっと、……あの、……こわかった……。
【……何が?】
【鈴を減らして、何かが怖かったらしい。らしいのだが】
【鈴を減らすことが何の恐怖を呼び込むのか。本人は分かっているために言葉足らず】
【ただ、数度いやいやするように首を振って。結構本気で怖くはあったよう】
【そして、見せ付けられる指輪。思考にはてなを浮かべながら数秒見つめ】
【……ぱ、と。表情が変わる。……何かを納得したようではあるが、何を納得したのか。神のみぞ知る】
………………え。
……そんなにうるさいの? ……うそ。
【例えられないくらい、例えられないくらいとはどれくらいだろう】
【一気に不安そうな表情へ。おろおろとしながら、後ろに手を回してポニーテールに触れて】
【ぎゅっと握り締めて、少しでも消音。……焼け石に水程度の効果も無いのだが】
…………、おめでとう。
【嬉しそうな表情に、こちらが返すのは。笑みの形ではあるが、薄皮の裏に何か、隠したような】
【よくよく観察すれば、笑みの裏に隠しているものが嫉妬だとか、そんなものであることは。分かるはずである】
479 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 20:06:18.78 ID:AZpyxmYOo
>>478
……そう。
なら仕方がな……い?
【びみょーに、疑問に思うところはあったものの】
【本気で怖がっているらしいのに、これ以上強く推すわけにもいかない】
…………どんな風に、怖かったの?
【しかしやはり気になったようで、追求はする】
この指輪には、物を出し入れする力がある……。
【ということで、正解発表】
【納得した答えと合っているかどうかは、分からないが】
【先ほどの二丁拳銃だとか、飴だとか、財布だとか、少女の私物は大抵この中に仕舞われている】
【盗まれたり、落としたりでもしたら、すっごい悲惨なことになるよ!】
うん……、うるさい。
【コクリコクリと、何度も頷いて肯定する】
【その後、何かを探ってるかの如く、林檎色の瞳で鈴音の瞳をじーっと覗き込み】
……ありがと。
【何か隠しているのを感づいたのか、それ相応の感謝の思いを伝えた】
480 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 20:19:10.91 ID:pT2+Gf2Io
【オープンカフェ】
【それなりの町の、それなりの規模を持つ店】
【繁盛しているらしい、町に広げられた日よけパラソル付きのテーブルは、ほとんど埋ってしまっていた】
【客も相方と話し込んだり食事と洒落込んだり、思い思いの時間をすごしている】
迷子の迷子の子猫ちゃんー、あなたのお家はどこですかー?
【片隅でコーヒー片手に、パソコンとにらめっこしている男もまた、その一人】
【体格は良いが、どちらかというと犬男、というべき風貌】
【堅牢な体つきで、惜しげもなく露出した上半身は胸板も腹筋も申し分ない】
【それから、二の腕の中ほどから黒い袖のようなものをつけていて、袖口はやや広くゆとりがある】
【ベージュのズボンは、その下に鍛え上げられた脚部を隠している】
【彼を犬たら締めているのは、全身毛むくじゃらで、大きな尻尾と、頭部がまんま犬だったという点だ】
【毛皮は少し暗い赤、体毛より明度の高い赤髪を鉢巻でかきあげて、犬種は大型犬っぽいのに若干童顔だった】
犬のー、おまわりさ……あれ、わんわんおー? わんわん……11、0…?
【パソコンを高速タイプしながら、テーブルに広げた無数の書類と照らし合わせて、なにやら計算している】
【もし裏面から覗き込んだりしたなら、なにやら一年分の決算予測とやらで】
【何かしら興業を行った場合のシミュレーション、と思しき、複雑極まりない数字の羅列であった】
【犬男は時折、その眼前にホロスコープを展開している】
【ほぼ無音なのだが仄かな発光現象を伴っているため、客の目がそちらに向かうこともある】
【おまけに画体ボディと子供のようにころころ変わる顔色、さらには呟く言葉の頭の悪さが】
【その生真面目な仕事人という振る舞いと一致しておらず】
【とどめに、空いた席が彼の眼前にしかなかった】
【客一人分の食事を置くスペースはあるが…もしもここを利用しようというなら、犬に声をかける事は避けられそうにない】
481 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/24(水) 20:19:16.05 ID:wqVfZaDCo
【公園】
【美しい星明かりが照らす公園の広場に浮かぶ一つの影が有った】
――――善い夜ねぇ‥‥うふふ、たまには魔女っぽいことも悪くないかしら。
【そんなことを呟く人影の前には、六芒星に精緻な文様を刻みこみ装飾と成す、複雑な魔方陣が有る】
【ウェーブの掛かった長い黒髪に深い色の黒目。そして古いデザインをした紅い眼鏡が特徴的である】
【真っ黒な装束に身を包み、体からは五色の魔力が発露している】
【どことなくその在り方は、人から外れているようにすら感じられるもので】
【口には年季の入った真鍮の煙管が咥えられていて、それが彼女には良く似合っている】
【そんな女性は、安楽椅子に座っていたが。それは地面から10cm程浮かんでいた】
【目の前にある魔方陣は、月明かりが徐々に差し込んでくるに連れて、その力を増していく】
【うっすらと光を灯していたその魔方陣は、今は煌々と輝き、かなり目立つ様相を呈しているだろう】
【よく目を凝らせば、その中心には黒い手袋が置かれているのが視えるかもしれない、何かの儀式なのか】
――――安定せよ、安定せよ、安定せよ
円環は壁となり、渦巻く光は中に満ちよ、満たせよ満たせ、満ちれよ満ちろ
――――吾は魔女、月光を親とし夜を生きる者
【そんな一文が、空中に人差し指を以てして書き付けられていく】
【指先には光がともり、どうやら詠唱の代わりの様であった、口述ではなく筆述詠唱か】
【この光景、神々しくもあり、しかし禍々しくもあって】
【言い表すとすれば、その有様は―――――たった一人のサバト、そう感じられるかもしれなかった】
482 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 20:30:25.90 ID:Q519oOMW0
>>479
……そう、仕方ない、の!
【こくこく、こくこく】
【繰り返し頷き、頑張るのは話題の誘導。「仕方ない」ほうへと無理矢理に引き摺りながら】
【その様子は、比較的必死であって】
【また鈴を減らせと言われるんじゃないか、と。そんな考えは、結構顔に出ていた】
だって、……死んじゃう。
【口の前で両手を合わせて、ぎゅうと目を閉じる】
【死に怯える姿は、きっと生き物としては正しくて、ただ】
【鈴を減らすことが死に繋がることが、謎だった】
そうなん、だー。
【そして告げられる、正解発表】
【微妙に逸らした目は、微妙に棒読みな声は。きっと、それが不正解発表であったことを示していて】
【恥ずかしいのか、どんな勘違いをしていたのかは口に出さないのである。これが乙女のプライドなのか】
……それ、前。してなかった、よね。
………………――もらったの?
【逸らした視線は、数秒で戻され。その頃に、そう、問いを投げる】
【誰かに貰ったのかどうか、それを問う目つきは。どうしようもないほどに無表情で】
…………ええぇ。
【鈴を減らす→死んじゃう→でも超絶うるさい(らしい)→鈴減らしたくない→でも→でも→でも】
【思考に発生した軽い無限ループ。脳内をぐちゃぐちゃにさせていたために、瞳を覗き込まれたことには気がつかない】
【まん丸で、暗くて、黒くて、冷たくて。どこかに存在する引き金を引けば、今すぐにでも銃弾を吐き出しそうな。そんな、銃口の瞳は】
どういたしまして。
【妬ましい羨ましいと。口では隠した本音を、映し出していたとか】
483 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/24(水) 20:32:24.46 ID:Tc9tcvMSO
>>481
うぅー蒸し暑い……
【その公園にやって来る人影が一つ】
【紅い瞳、ボサボサの黒い短髪】
【砂埃で薄汚れたクリーム色のコートを羽織り】
【同じ様に薄汚れた黒い長ズボンを穿いている】
【右腕にはウロボロスを象った白い腕輪を付けている】
【コートの背中には二つ穴が空いており】
【そこからは『竜の翼』としか言えない物が生えている】
【よく見ると、両手の爪は全て5cm程の長さに伸びている】
【そんな格好をした、14〜5歳程に見える少年だ】
喉渇いたなー……水……
――ぅん?
【公園の中には何やら怪しげな事をしている女性がいた】
【何をしているのか興味を持ったが、声を掛けてはいけない雰囲気がして】
【やや離れた所で、女性のしている事を眺めている】
【今は息を殺しているが、先程の独り言は聞こえていたかも知れず】
484 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/24(水) 20:37:07.33 ID:wqVfZaDCo
>>483
――――あらら、バレないようにこっそりやってたんだけど‥‥。
【すっ、と少年の姿を、間違いなく女性は見据えていた】
【柔らかく細められた瞳はしかし何処かそら恐ろしい気配も感じさせて】
【すっ、と少年の方に右手の人差し指を伸ばして、くぃっ、と引くだろう】
訪れし者よ、逃げる事なかれ
【何処か、女性に近づかなければならないような】
【物理的ではなく、精神的な引力を少年は感じるかもしれなかった】
(‥‥逃げられて言いふらされるよりは、逃さないほうがいいものねぇ、うふふ)
【悪意は無く、ちょっとした口封じ程度の積りであったようだ】
【安楽椅子に座る女性の目の前の魔方陣は、その間もどんどんと中の魔力を強めていっていた】
485 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 20:47:16.76 ID:AZpyxmYOo
>>482
……?
良く、分からない……。
【鈴+命の危険=熊(?)という式が彼女の中で生まれたが、一秒で撤回】
【流石に街中で熊に怯えるとか、そんなことは無いだろうし】
【うーんと頭を捻ってみても分からず、結局首を傾げる結果となった】
…………買った。
【恋人から貰ったとかそんなロマンチックな展開は現実にはありません。無いんです】
【一応、友人から紹介してしまった店で買ったので】
【100%プレゼントでないとは、言い切れなかったりもするのだが】
なら……、仕方ないから。
【昔は自分もこんな瞳をしていたのだろうかと、そんな感傷を抱いて、直ぐに握り潰す】
【自分の瞳はもっと、黒ずんでいたはずだから】
……飴、食べる?
【少し邪な感情を抱かれているのが気にかかったのか】
【指輪の中から飴(苺味)を転送し、鈴音に差し出した。餌付け、とも言うかもしれない】
486 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 20:47:25.97 ID:qmurrPVAo
>>480
//まだいらっしゃいますかーっ
487 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 20:48:22.46 ID:pT2+Gf2Io
>>486
//いしのなかにいる!
488 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/24(水) 20:49:46.37 ID:Tc9tcvMSO
>>484
えっ
【気づかれた】
【逃げようか、いや下手な事をしたら何をされるか分からない】
【しかし、どこか恐怖を与えられ、一歩後退りしようとした、が】
あ、ちょ、えっと……
【見事彼女の術にかかり、自分の意に反して女性の元へ歩き出す】
【きょろきょろと助けを求める目で周りを見渡すが、他に誰か居る筈も無く】
えっ、と……
(どうしよ、何言えば良いんだろ……)
【何を言えば良いのか分からず、ただ立ち尽くして女性と魔法陣を交互に見る】
489 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 20:57:09.16 ID:qmurrPVAo
>>480
>>487
わんわんわわーん、わんわんわわーん……なんてネーっ
【光りかがやく画面の外から、オトナとコドモの中間くらいの高さの声が降りてくる】
【それは、困っている様子の見えない能天気なモノであって】
【彼が口ずさむ歌を茶化しているのか、それとも彼の姿形をそうしているのか。曖昧であった】
……ねえねえオニーサン、相席よろし?
空いてる席がなくって困ってる子猫ちゃんが此処にいるの。
【外ハネ気味の髪は、黒い髪留めでポニーテールに】
【暑いからか、ノーネクタイのカッターシャツは第二ボタンまで開け放たれて】
【開いた胸元から覗く二つのペンダントトップが、ちゃりっと小気味よく音をたてる】
【――そんな容姿の少女が、トレイを持って。彼が座る席のそばに、立っていた】
//それじゃあドリル持って突撃させて頂きますね!
490 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 20:58:58.58 ID:Q519oOMW0
>>485
……、……うー、と。……えー、……と。
【理解されていない。それは、見れば一瞬で分かって】
【ならばそれを説明すればいい、いいのだ、が】
【怖がりな部分が、それを邪魔して。しばしあうあう言っていたのだが】
……えっと、あの、……、鈴無いと、……死んじゃう。
【勇気を振り絞った。頑張った。どうやら、この少女の中では。出来れば隠しておきたいことだったらしい】
【……まあ、弱点を自分から言いふらすひと、と言うのもあんまり居ないと思うのだが】
【とりあえず、頑張った後に口に出せる。それくらいには、ニナのことを信用しているようで】
……そっかぁ。
【無表情が、夏の真昼、アスファルトに氷を置いたかのように。溶けて、失せて】
【ぱっと、明るい表情へと。すごく、すごく分かりやすい】
【それから、「どこで買ったの?」なんて、尋ねるだろう】
………………善処する。
【善処、ああ善処。前も同じ言葉を言っていた気がする――】
【自信なさげに小さく呟かれた一言は、それでも。金属質の響きを持った声質のせいか、夜によく響いて】
――いいの?
【なんと単純。妬ましい妬ましいの声ならざる声は大人しく引っ込んで】
【子供みたいな笑顔。ちなみにこの少女、どんなに子供っぽくても見た目は十八かそこらであって】
【ニナとの年齢差を考えると、なんか、こう――】?
491 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/24(水) 21:01:18.24 ID:wqVfZaDCo
>>488
―――あー、とりあえず落ち着いて頂戴。
何も、取って喰おうだなんて全く思ってないんだから。
【ふわり、と安心させるような微笑みを浮かべて】
【指先を踊らせるように動かし、一文を書きつけて】
穏やかなる風よ、健やかなる心を
【直後、柔らかく頬を撫ぜる風が、流れていくだろう】
【心を落ち着かせるような、柔らかい花の香りが有り、少々興奮と困惑は収まるか】
‥‥あと少しなの、だから邪魔はしないで欲しいのよ。
【そう、意味ありげに微笑むと魔法陣に安楽椅子を向け、筆述詠唱を再開する】
【その表情は、真面目そのもので、しかし魔女の服装や魔術の儀式という図に見合わず悪意は感じられない】
――逆巻け渦巻け、その力の行き先は何処へか
――壁が行き場を無くす汝らを阻む、居場所を求めよ、迷い子よ
――見よ、器は座の中心に。集えよ集え、宿れよ宿れ
―――この場に魔装の完成を宣言、歓声を以てして答えよ魔導
【直後、無色の月の魔力が魔法陣の中心の手袋に一気に圧縮されていき、そして一瞬で光りが弾けた】
【ぱぁんっ!と甲高い音を響かせて、光がやんだ直後、視界を取り戻せば】
【椅子の上でぐったりとしている魔女の姿が見えるかもしれない。術的拘束も消えており、隙に動けるだろう】
‥‥うぅ‥‥、そこの子‥‥、悪いんだけれど‥‥、手袋、私に。
【真っ青な顔で手袋を指さすだろう】
【二足の手袋で、五指の付け根にはダイヤモンドが付けられている】
【そのダイヤモンドに、大量の魔力が渦巻いているのが分かるだろう】
【女性は、荒い息を吐いて、座椅子に背を預けてつらそうにしていた】
492 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 21:04:29.67 ID:pT2+Gf2Io
>>489
そうか、犬が警察業に従事するのも鳴き声が暗示する必然…んぃ?
【頭の悪い独り芝居に勝手にオチをつけようとして、ようやく声を掛けられた事実に気付く】
【パソコンから視線を上げると、なんてことはない、相席希望のお嬢さん】
【他の部分はさておき、顔を凝視するように緑色の双眸を瞬きさせると、急に立ち上がって書類を片付け始めた】
おーぅ失敬失敬、ごめんよー、お兄さんテーブル占有しちゃってたぜーぃ!
どうぞどうぞ、好きなだけ座っちゃってくれーぃ!
【手際のいい所作で茶封筒に書類をしまい、ニコニコ笑って、反対側の椅子を引くことまでやってのけた】
【その紳士スキルの高さを裏付けるように、視線が時々あいた胸元へと移動】
【動作の隅々に仕込まれたルックスキルの隠蔽率は、まさに紳士と呼ぶべき百戦錬磨で】
すてきな午後をあなたに…なーんてねーっ!
【明るく笑い飛ばして、自分の席へと戻ってゆく】
【さらにテーブルをあけるべく、ノートPCをスリープにして畳もうとしていた】
//じゃ、じゃあそのドリルで家の犬貫いてやってください!
//よろしくお願いしまーす!
493 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/24(水) 21:14:48.02 ID:BWjPM75/o
【路地裏】
恐れるなかれ。
【街灯の光はくすんでいて、狭い通路を十全には照らしてくれない】
【宵闇に包まれたその空間に、青年の詩でも詠うかのような声が流れている】
空の恵みに感謝せよ。
【そんな中――ボトリ、と音を立てて、空から落下するモノがあった】
【――羽を撃ち抜かれ、黒い羽根をまき散らしながら地に落ちたのは、カラスだった】
……地の恵みに感謝せよ。
【カラスの落ちたすぐ近くに、青年の姿がある】
【短めの金髪の上に、キャップのつばを逆さに向けて被った青年だ】
【丸い、フレームレスのメガネをかけており、その中にある青い瞳は、何の感情も浮かべることなく、堕ちたカラスを見ていた】
しかして、その命を軽んじるなかれ……。
【羽根をばたつかせ、ギャアギャアと鳴き声を上げるカラスに向けて】
【青年は、ピストルを模すように握られた右手――その人差し指を、突き出した】
我らは全てと共にある。
【――次の瞬間には、カラスは胴体を打たれたように痙攣し、そして動かなくなる】
【生ぬるい体液を零して横たわるその屍体を前に、青年は楽しげに、笑った】
【路地裏に響く青年の声に、カラスの鳴き声――】
【――聞きつけた誰かが、この陰惨な狩猟現場に行き合うかもしれない】
494 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 21:16:29.24 ID:qmurrPVAo
>>492
おりがとネー、ナイスなジェントルメ……、ジェントルワン?
【別にわざわざ言い直す必要も無さげな、特に上手くもないことを呟いて】
【ひとまず持っているものをテーブルに置いて、座る。ん、と声を漏らして、椅子を前に引いた】
【トレイの上には湯気を立てるナポリタンと、アイスコーヒー。うん、美味しそう、と満足げに瞬き一回】
……あ、パソコン仕舞わなくてもいーのに。
【「別に、気にしないよ?」――瞼の上下運動ののち、赤色の視線は彼の手元へ】
【作業を中断させてしまったことに対する、ちょっとした謝罪の意と】
【それと、画面の中身に対する興味の色とが混ざった、そんな目の色をしていた】
【かちゃん。微かに響いたちいさな音は、「他愛のないお喋り」の開始の合図と、成り得るだろうか】
495 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/24(水) 21:21:13.31 ID:Tc9tcvMSO
>>491
えと、はい……
【取って喰いはしない、と言われても、怖いものは怖い】
【大人しくしようと決めたが、僅かに足が震えている】
……?
(あ、涼しい……)
【その直後発動した魔法による風は、少年を落ち着ける事に成功】
【足の震えは収まり、深呼吸したりする】
えっ、と…?
【魔法陣と女性を交互に眺め、何をしているのか知ろうとするが、全く分からず】
【どき、どきと心臓が高鳴り、少しわくわくし始めた瞬間】
うわっ!?
【光が音と共に弾ける】
【一瞬目が眩んだが、踏み止まる】
――えと、手袋?これ、ですか?
【手袋を取り、女性に手渡す】
【殴ったら痛そうだ、とか考えてたり】
496 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 21:21:39.23 ID:AZpyxmYOo
>>490
…………なるほど。
分からないけど……、分かった。
【意味は理解できないが、事実は事実として受け取ったようで】
【これ以上「鈴外せ」と怒る事は無いだろう。多分】
……この前の、夏祭り。
色々あったけど、楽しかった……。
【その時を追憶してるのか、少女の目線が空を向く】
【そして手にしていた飴を、鈴音へと差し出した】
勿論、構わない…………。
お金には……、余裕があるから……。
【とあるクエストをクリアした報酬に加え同居人からお小遣いせしめてるため、財布はそれなりに潤ってたりする】
【また、彼女の外見年齢は10代前半ほど】
【人造人間であり、外見年齢と精神年齢がほぼ等しいので──つまりは、そういう事である】
497 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/24(水) 21:26:45.18 ID:wqVfZaDCo
>>495
【少年が、コチラに手袋を渡したならば、ぐらり、と体が傾いで地面に倒れこむかもしれなかった】
‥‥うー‥‥‥‥、調子よかったのだけどね‥‥ッ、げほ‥‥ッ、げほっ!
【残念そうにそう呟きつつ、派手に咳き込み始めた】
【ぜひゅー、ぜひゅー、と喉を鳴らすその姿は、喘息など気管支系の病の患者の其れに近い】
【落ちた煙管に手を伸ばし、其れを口に咥えて、煙を吸い込んだ】
【数分すれば、徐々に呼吸が落ち着いてくるはずである】
‥‥ぁー‥‥、すこし、楽になったかしら。
悪いわね、驚いたでしょう?
【少年に、女性はそう謝る。すまないと思っているようだ】
【未だに顔は真っ青だが、とりあえず倒れることはなさそうで】
あと、出来ればこの事は話さないで欲しいの。
少し、大切な事の為の準備だから、あまり知られたくなかったのよ。
【そう言って、手袋の片方、右手の方ダケを相手に差し出して】
口止め料と言っても何だけれど、どうせ一つで事足りるから、一つ挙げるわ。
それで、見なかったことにしてくれれば、此方としては嬉しいのだけど。
498 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 21:30:01.95 ID:pT2+Gf2Io
>>494
男は常に紳士たれ…俺のポリシーさ。
【似合わない気障な台詞を、キリッとか付きそうなドヤ顔で吐いてみる】
【女性に対する気遣いは、そのテキパキとした動作から本物であろうけれど】
【同時に表情が豊かで大げさで、コミカルと呼べるレベルまで落とし込まれてしまうのが、この犬】
【相手の年齢関係なく、女性に対して無駄に格好つけたい性質なのだろうと思われた】
いやいや、俺はディスプレイよりも君のほうが気になるんだ。切りもよかったし。
学生さん…みたいな格好だけど、いいのかい、こんな時間に独りで出歩いて?
街中といえど、夜は危ないよ?
【冗談めかして、結局パソコンは膝の上に。体を横にずらし、片手間にデータを入力を続ける】
【毛むくじゃらの指先は割と大きな男性の手だったが、動作は繊細で、視線を少女に固定してなお一切タイプミスが見られなかった】
【もし覗き込んだなら、精密に計算された資産運用シミュレーションを目撃する】
【一般人からすれば頭が痛くなるような速度で数字が流れ、そして企業的にみれば控えめの金額ばかりが並んでいる】
【それと平行…いや、意識レベルとしては、少女3:パソコン1くらいの比率】
【その風貌から相手の年齢を推測…そして性別と時間を考慮し、そんな問いかけをした】
【路地裏に迷わなくとも新世界。いつ何が起こっても不思議ではないのだから、という概念からのもの】
【それに加え、やっぱりあからさまに浮かべた心配そうな顔色は、人がよさげだった】
【合図に応じた形だろう、右はパソコンに向いたまま、左手でコーヒーを啜った】
【ちょっと味がうすいなと、肩をすくめる。ブラック派だろうか】
499 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 21:35:50.59 ID:Q519oOMW0
>>496
……ありがと。
あ、……でも。なるべく静かにするように、頑張る、……から。
…………頑張る……。
【お礼は、分かってくれたことへ。緩く笑んで、僅かに首を傾けてから】
【はっとしたように首を元に戻して】
【例えられないくらいうるさい、と。その言葉を真面目に受けたことからの言葉である】
【ただ、あんまり自信無さげなのは。鈴が無いと死ぬ――だとか。そんな特異体質のせい、だろうか】
【……特異体質にもほどがあるのはきっと気のせいである】
お祭り……、そういえばあったんだっ、け。
……いいな、……楽しかった?
どんなこと、あった?
【単語を繰り返して、ほんの少し。思い出すような間が開いて】
【――ああそういえば。そんな張り紙を見たような、見ていないないような、見たような】
【そこまで思考を廻らせて、一緒に行くひとも居ないからいいやとスルーしたことまで思い出して】
【独りぼっちをかみ締めて、しょんぼりと下がるテンション】
【ニナへと、若干の羨望の視線を向けながら。数度首を傾げて、そう尋ね】
わぁ、……ありがとうー。
…………。
【差し出された飴を受け取って、本当に子供みたいな。そんな笑顔】
【両手でしっかりと持って、嬉しそうにしていた、が】
【ニナのその言葉が聞こえて、ただ、聞こえぬふり。びり、と。飴の包装を破いて、口に放り込んで】
【十八歳、中身はずいぶんと幼くて、お金の余裕もほぼ無し。……あれれー?】
500 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 21:42:19.21 ID:qmurrPVAo
>>498
あたしは大丈夫だよー。
見ての通りの不良少女だから、夜の街は慣れっこだしっ
【手にした銀色が朱色の山に突き立って、くるくると小気味良くターンする】
【そうしてナポリタンをフォークに絡ませて、小さくまとめて口の中へ】
【フォークの先っぽを下唇に乗っけたまま、咀嚼と同時に画面を覗いてみるけれど】
【……この不良少女に理解できたことは、「なんかいっぱい数字が並んでるー」。その程度のモノであった】
オニーサンも大変だネ、こんな夜まで、お仕事漬け?
【きちんと口の中のモノを呑みこんでから、質問を返してみる】
【と、同時に、ぱきり。アイスコーヒーに備え付けられたガムシロップの、開封音】
【その音は、二回続けて発せられたりした。……こちらは、甘いのがお好きな子ども舌、らしい】
【――まったくの余談になるのだけれど、あなたが「大会」の試合映像を見たことがあるのなら】
【この赤髪赤眼の少女が、「本戦」の場で引き金を引いているのを、見たかもしれない】
501 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/24(水) 21:42:39.57 ID:Tc9tcvMSO
>>497
え、ちょ――!
【ふらりと倒れる女性を、体全体で支える】
えと、大丈夫ですか!?
そうだ、何か、飴とか……
【派手に咳をする女性が心配になり、懐から喉飴を数個取り出し、渡そうとする】
【数分後、女性の咳が収まった頃】
い、いえ、そんな、大丈夫ですよ。
【女性に謝られ、こちらがしどろもどろになる】
【そして、右手袋を渡され】
え?大切な事?口止め?
いや、もちろん、誰にも話しませんけど……
これ、どうすれば…?
【女性が何をして欲しいのか分からず、目を白黒させ困惑する】
502 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 21:49:34.64 ID:pT2+Gf2Io
>>500
なら良いけど、気を付かないと、わるぅーい狼さんに食べられちゃうぜー?
君みたいな子を狙って、物陰に潜んでるかも!
……すみませーん、俺にもナポリタン一つくださーい!
【少女が食べている様子を見ていると、急に小腹がすいてくる】
【腹が減ったのも事実、通りかかったウェイトレスに注文を一つ飛ばし、コーヒーをテーブルに置いた】
【この段階で、少女の興味がパソコンから消えた事を悟ったか、或いは偶然か、本当に切り上げてパソコンを閉じた】
【そして改めて向き直る。膝の上には閉じたパソコンがあるはずだが、両手をテーブルの上に出して】
大人の責任を取ってるんだ。
子供達の夢とか、将来とか掛かってるからね。
【仕事、という言葉は否定しないけれど、続けたのは、チョコレートのようなビターとスイートが入り混じる暗喩】
【…味の薄さを誤魔化すためか、スティックシュガーを三本手にして自分のコーヒーにぶち込む】
【軽く啜ったら、味がないよりましかな、と苦笑した】
【――――その都合、だろうか。犬は少女に気付いた様子がない】
【時折、見覚えはあるんだけどな、と顔をじっと見つめていたけれど、】
【期間中忙殺されていたのが尾を引いて、上手く思い出せないようだった】
503 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/24(水) 21:51:25.11 ID:wqVfZaDCo
>>501
‥‥そう、ならいいのだけれど。
【ちょっと、やはり申し訳なさそうだった】
【そして、少年の問に、数瞬の間を置いて】
―――ああ、うーん、なんて言えばいいかしら‥‥。
【困惑の表情を浮かべる少年に、どう説明したものか迷い】
【目が泳ぎ、腕を組み、数秒迷って】
‥‥えっと、其れは所謂魔道具みたいなものよ。
月の無色の魔力が篭った武器ね。
と言っても、私以外じゃ殆ど力は引き出せないんだけれど。
其れでも、光の武器を生み出すくらいなら出来るんじゃないかしら。
【そう言うと、女性は左手に残った手袋を嵌めて、実演とばかりに】
‥‥光刃よ。
【そう呟くと、拳部分の5つの宝石が輝き、手の上に光の長剣が創りだされた】
【其れを握りつぶして、消滅させて】
――――って、感じかしらね、うん、上手く行ったわ。‥‥というか、どうせ一つは、誰かに託す積りだったの。
これから先、大きな戦争が起きるかもしれないから、ね。
‥‥少しでも、こうして誰かに力を分けていけば、少しはなにか変わるかも、って思うのよ。
それに、何となくだけど貴方は悪い子じゃ無さそうだし、それを渡しても問題はないと思うわ。
大事に使ってくれれば、有難いのだけれど。
504 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 21:59:55.83 ID:qmurrPVAo
>>502
はっはー、こう見えてもあたしは「赤ずきん役」と、
それと「猟師役」のダブルキャストやってんだよネー。
【にんまり、どや!とでも言いたげに笑いながら】
【右手で作ったピストルの形、その銃口――人差し指の先をあなたに向けて】
【ぱーん。とかなんとか、おどけた様子で軽く動かして見せる】
……んー、慈善事業? でも、やってんの?
【子どもの夢とか、将来とか。そういう単語を聞いて、まず思い浮かべたのが、それ】
【誰かの不定形な未来を形作るために、彼はこうして数字と格闘をしているのだろうか】
【そう考えた瞬間に、急に目の前のジェントルワンが、本当にジェントルに見えたりした(とても失礼だけど)】
【ぱきん。もう一回響いたそれは、今度はミルクを開封した音だった】
505 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 22:05:39.25 ID:AZpyxmYOo
>>499
ん……、頑張れ……。
【たった一言、心を込めて応援の言葉を言い放つ】
最初は、一人で屋台を巡って……。
途中友だちと会って……、この指輪を売ってる屋台を、紹介してもらった。
……着物を着る機会がなかったのが、残念。
【ざっくりと、お祭り当日のあらすじを説明する】
【普段から棒読み気味に話していることもあって、すっごい説明口調に】
【楽しかった雰囲気が言葉の随所からにじみ出てるのも、事実であるが】
おいしい……?
【まさかお金の話が失言だったとは露知らず、きょとんと首を傾げる】
【因みに、この少女は甘味好きだったりする。全くの余談であるが】
506 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 22:11:00.30 ID:pT2+Gf2Io
>>504
おおー、狼誘って食われておいて中から抉じ開け…こわっ!!
意外とバイオレンスだね君、は…?
【不可思議な暗喩、向けられた手銃】
【ぐあーやられたーなんて、乗っかっておいてから、ふと何かが繋がったような顔をして、少女を見た】
【小さく、何かを納得したように頷いて薄く笑ったが、それを口に出す前にナポリタンが到着】
【注文から早いのが利点だよねと笑いながら、空にしたコーヒーカップにお変わりを注文した】
似たようなことさ、主催は俺じゃなくて、俺が面倒見てる子。
古い知り合いから預かってるんだけどさ、その子が友達と創めたんだよ。
孤児を保護して、路地裏に迷う前に救う、ってね。
俺は、知り合いから後見人に指名されてたから、その庶務を担当。
将来的な仕事の斡旋のためコネ作ったり、技術供与してもらったりするため、毎日営業と会計シミュレーション。
やっぱ孤児の教育って言ってもピンきりだからさー…いろいろあるわけよ。
【フォークで小さくパスタを分け、一口サイズにくるくる纏めてから、犬らしくぱくりと口の中へ】
【早い割にいけるなと、袖から手帳を取り出して何かを書き込んだ】
【まさか舌からレシピを割り出したわけでもあるまいが…?】
でね、この前のお祭りのときに出店したんだけど、そのとき仕入先のおばちゃんたちと仲良くなってさー!
まだ子供達はバイト行ける歳じゃないから、今のうちから家事技能として仕込んどこうかなって思ってるよ。
【少女との出会いには、それこそ自分が狼のように振舞った犬だが】
【子供のことを語る間は、どこまでも真剣で大真面目で、それはそれは柔和な顔つきをしていて】
【ひょっとすると、譜面どおりの子供好きかもしれないと思わせるような笑顔】
【もしくは、子煩悩な父親のような】
507 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 22:17:13.85 ID:Q519oOMW0
>>505
【短い応援の言葉。返事に言葉は用いず、一度頷き】
【ただ。脳内では、半分くらい諦めムードであったことは。……内緒、である】
いいな……、いいな。
……ねえ、どんなこと話したの?
お祭りってひといっぱいいる、でしょ。どんななの――?
【ざっくりとしたあらすじでも、少女には十分であったらしい】
【胸の前辺りで手をぎゅっと握って、邪の無い笑顔で。そんな風に、質問をいくつか】
【人ごみは暑くないの、だとか、お祭りって物価高いでしょ、だとか】
【まるで、お祭りは知っているが実際に行った事は無いかのようで】
【妬ましい妬ましいと、暗い部分は。子供みたいな場所に覆い隠されて、きっと見えないはずで】
……うん、おいしい。
【苺味をかろかろと口の中で転がしながら、あんまり見たくない現実からは全力で目を逸らし】
【こっちのほうが年上なのに、毎日の宿も実は結構かつかつです、なんて】
【言えるはずもないし、言いたくもないし。ちなみに、お金的余裕がほぼ無いので、こういう貰い物はすごくありがたかったりするのである】
【こちらもこちらで甘いもの大好き。和菓子から洋菓子まで基本なんでもいいけれど、ホワイトチョコレートはやめてと。そんな具合である】
508 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/24(水) 22:18:00.54 ID:Tc9tcvMSO
>>503
魔道具?月の魔力?
なんかよく分かりませんけど、なんか凄そうですね……
【女性の説明を聞き、はてなを浮かべながらも理解したつもりになる】
お、おぉー……凄いな……
【女性の実演を見て、拍手したりする】
【自分もやってみようと手袋を嵌めようとするが、爪が邪魔になり】
【ばき、ぼきと右手の爪をかみ砕き、爪を普通の人間と同じくらいの長さにし、改めて手袋を嵌める】
えっと、
「光刃よ」…?
【女性の真似をして、光刃を作ろうとする】
【台詞にはてなが付いていたためか、女性ほど手袋と少年の相性が良くなかったためか、出来たのは小さなナイフ、そのまま戦闘に使うのは厳しいか】
【それでも少年の目は輝いていた】
【その後の女性の台詞を聞き、表情が曇る】
…戦争、ですか……
嫌だな、そんな事したって何も変わらない……
【少し俯き、ぼそぼそと呟く】
――勿論、大切にします。ありがとうございます。
【すぐに表情は明るくなり、ぺこりと礼を言う】
509 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 22:21:38.36 ID:qmurrPVAo
>>506
最近の女の子なんて大体こんなもんよ?
か弱いオーラで惑わせてー、がっ! ってやるの。
【最近の女の子に謝るべきである】
【けらけら笑いながら、ストローでコーヒーを引っ掻きまわしていたけれど】
【がしゃがしゃと小煩い氷の音も、やがて沈黙して、彼の話を聞く態勢に入る】
……ふぅん。
路地裏に迷う前に、かぁ……
【ストローを動かす手の先の、紅く彩られた爪の先端】
【それが、僅かに反応して、止まって、を繰り返す】
【……知り合いに三人、自分も含めれば四人、か。】
【でも自分以外のみんなは、誰かに拾われて、路地裏暮らしを卒業していたのを、思い出した】
……いいネーそれ、楽しそう。
その子たちも、あなたも。
【ゆるりと細められた眼の、すいっと落ちた瞼の上に広がるのは、憧憬か】
【もう一度目を開いたときには、ストローの運動は、再開されていたけれど。】
510 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/24(水) 22:25:01.30 ID:wqVfZaDCo
>>508
うーん、とりあえず、どの属性でもない、漫画とかにある無属性みたいなものと思ってくれていいわ。
どれに強くも無いけれど、どれにも等しく効く。そういう便利な物だもの、それは。
【そして、いそいそと手袋を装着する図を見て】
【あらあら、と微笑ましげに様子を確認し、相手が武器を創りだした後、手袋を一旦コチラに渡すように言うだろう】
ちょっと待って、貴方用に手を咥えておくわね。
【もし、彼女に一旦手渡せば、慣れた様子で指貫タイプの手袋にした】
【コレで爪が生えていても問題なく使用できるはずである】
【そして、其れをもう一度、少年に託して】
‥‥そうなのよね、ええ。
でも、動くわ―――きっと、大きな動きが。
‥‥だから、貴方に託す、大切に使って頂戴、そして、力の使い方を間違えないこと。
【くすり、と微笑み下げた頭を優しく撫でるだろう】
【そして、おもむろに自己の名を名乗る】
――子子子子 子墨[ネコジシネズミ]と言うわ。
‥‥悪いけれど、今日はもう外に出られないみたい、だから―――又何時か、会いましょう、素敵な男の子。
【ぱちり、とウィンクをして、徐々に女性の姿は薄れていくはずである】
【だが、少年が名を名乗る程度の猶予は有ったかもしれなかった】
511 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 22:29:58.94 ID:k9Tk6CN4o
【路地裏】
【そこは街から少し遠く、どちらかといえば郊外に近い】
【その分、灯りは乏しく、壊れかけの街灯がチカチカと点滅する程度か。主な光源は月明かり程度】
【煌々と照る月光が薄雲に阻まれた瞬間、その路地裏の一角が爆炎に包まれた】
【上方へ伸びる炎の渦は、さながら噴出する天然ガスに着火したかのよう】
【炎は強烈な光で路地裏と宵闇を焦がす】
【その炎の渦から飛び出した影が二つ】
【夜空を焼き尽くさんばかりの勢いで飛び出した炎は、空気中に可燃性物質を見つけられなかったのか、瞬時に鎮火する】
【訪れたのは変わらぬ静寂と雲のヴェールを抜けた月の柔らかな光】
【そして、廃墟のような建物の屋上で対峙する二つの影】
【男と女。2人の影】
【月光を柔らかく反射し輝く金髪、アイスブルーの瞳、漆黒のスーツに身を包んだ美女。美しい髪にはいくつもの小さな鈴】
【白髪交じりの長髪を前髪から後ろへと撫で付け、執事服を着こなす初老の男。右眼にはモノクル】
【臨戦態勢の2人は互いに視線を外さず、相手の出方を伺っている】
512 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/24(水) 22:30:01.40 ID:3cg5hdF7o
【とある裏通り】
【――狂気の温床たる路地裏から漂い来るは、鼻を刺す血臭】
【只ならぬ気配に満ちた細道から、人通りも疎らな往来へと、一つの長躯が転がるように歩み出た】
【黒服の、青年――だろうか。ひょろりとした体に纏う上衣は、襤褸切れの様相を呈している】
…………や、ッば……。これは一寸、まずった、かなぁ……。
死神のお迎えなんて、間違っても……遠慮願いたい、トコだけど、……ね。
【間違っても、着古して擦り切れたものでは無い。一目にして瞭然だ――それは、切り刻まれていた=z
【その下のシャツやアンダーウェアは勿論のこと、皮も肉も諸共に、骨へ、内腑へと届かんばかりに】
【深々と裂かれて、草臥れた見た目の割には上等な生地を、赤黒く染め上げていた】
【鮮血が月光を反射して、てらてらと濡れ光る。青年の覚束ない足取りは、手負いの獣を思わせる】
【――また、彼の右の腕(かいな)は並外れて長大だった。獣のイメージに違わぬ、漆黒の異形】
「――――死神ではありませんよ。残念ながら、貴方を終わらせるのは殺人鬼です」
逃がすつもりも無い、ってか……人でなし≠゚。
【ぴしゃり、がちゃ、がちゃ。能力者同士の戦いには関わるまいと、あちこちの店舗でシャッターやら鍵やらを閉める音が響く】
【路地の奥に揺れる、紅い燐光。……彼を獣に喩えるならば、さしずめそれは狩人か】
【ややあって、声が放たれる。鋭利に響く気取ったテノールは、十三階段の上に待ち受ける執行人が如く】
【有無を言わさぬ、厳粛さを帯びて――――】
513 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 22:35:07.74 ID:pT2+Gf2Io
>>509
侮れないよねー、メロメロにしたつもりで気が付いたら尻に敷かれてるってケース、結構聞くから。
でも、女の子がげんきな家庭は、見てて楽しいよなーっ!
こう、さ! 跳ねっ返りくらい元気で口答えしてくれるほうが癒されるっつーかさー!
【少しばかりずれているけれど、要するに少女の強かさを肯定していて】
【生きていくのに必要な技能だからとして、女の子らしくない、とか言わない】
【むしろそれくらいでいいと、にかーっと笑って見せた】
【続けてやってきたコーヒーを、すぐには飲まない】
【安いカフェのものといえど、湯気が立つほど暖かな飲み物は、まず香りを楽しむのだと、少し置いた】
……ニュアンスとしてはね、悪いことする前に、拾い上げたいって感じなんだけどさ。
『その子』も『友達』も、いろいろ迷って、周りに救われたようないきさつがあったらしい、からさ。
重ねてるところがあるんじゃないかな、やっぱり。
【物思いに耽るよう、止まる指先】
【カップをつつくスプーンの音がやむたび、遠くを見るような少女の様子を、それとなく注視する犬】
【その事情すべては伺えないけれど…やっぱり、この手合いの人間(?)にありがちな様子として】
【少しばかり、引っ掛かりを覚えたようだ。話していて、目の前の少女が『二人』に近いということも】
【そして二人と近い、ということは、】
…君、ちゃんと帰る家はある?
待ってる人とか、いる?
【口をつくのは、そんな言葉】
【『二人』を見守る大人としてでも、仕事に従事する庶務としてでもなく】
【犬個人として、知らず吐き出された、家の様子を探るような言葉】
【独りの寂しさを知り、そして恐れるような、見た目に不相応、小さく揺れる緑の瞳】
514 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 22:39:41.72 ID:AZpyxmYOo
>>507
どんな事……と、言われても、普通の事しか話していない。
人混みは多いし、暑いからその点は嫌い……。
……お祭りだから、物価が高いのは仕方ない。
…………もしかして、行ったこと無いの?
【質問攻めにも淡々と即答】
【感想文のように、説明を基本として思いを織りまぜた答え方】
【そしてふと気づいたようで、またもや首を傾げた】
……良かった…………。
もう1個、いる……?
【再び、指輪の中から飴(レモン味)を転送して、問いかける】
【「いらないなら、私が食べるけど……。」と、直ぐに付け足した】
515 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/24(水) 22:45:28.77 ID:Tc9tcvMSO
>>510
へぇー……
どんな相手にも同じように効く、て事ですか……
【手袋を嵌めた右手を眺め、握ったり開いたりする】
……?はい。
【ひょいと手袋を外し、女性に渡す】
【返された時には、手袋は指貫タイプにされていて】
あ、ありがとうございます!
【手袋を嵌め、また頭を下げる。癖になっているのだろうか】
【頭を撫でられ、どこか満足そうな笑みを浮かべ】
僕は、ヘイロンっていいます。
さよなら、またいつか会いましょう。お元気で!
【女性に名乗り返し、大きく頭を下げる】
【女性の姿が完全に消えた頃、背中の翼を広げ】
【翼を羽ばたかせ、何処かへ飛び去っていった】
/乙でした!
516 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 22:48:50.59 ID:qmurrPVAo
>>513
【ようやっとストローに口を付けて、ちうっと啜ってみながらも】
【目の前の彼の笑みにつられて笑ってしまったもんだから、あんまり上手く飲めなくて】
【ん、と咳払いをひとつ、グラスをトレイの上に置き直した】
帰る家も、待ってる人も、……あったのかどうか「覚えてない」。
それよりもあたしは今、自分が此処にいるのかどうかすらよく解んなくて、
そっちにいっぱいいっぱいなんだよー。
【――――】
【まず最初に、この少女は、目覚めた時に自分の名前を忘れていた】
【だから自分で勝手に付けたのだけど、それがまた不安定な要素を作り上げる原因になって】
【もともとあった土台に穴が開いたから、適当に詰め物をした。そんな状態のまま】
【ぐらぐらぐらぐらと、彼女はここに立っている】
【少女は、あなたの問いに対して、そんな回りくどい否定を示してみせた】
517 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 22:49:37.43 ID:pT2+Gf2Io
>>516
//ちょいと離席します、二十分程度で戻ってきますです
518 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 22:50:41.87 ID:qmurrPVAo
>>517
//はいな、ごゆっくりー
519 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 22:55:36.82 ID:Q519oOMW0
>>514
うん、と……、……普通のことって、……普通のこと?
……あの、えっと、普通にひとと話すみたいなってことで、いいの?
……そっか、やっぱりあれ、暑いんだ……。
でもでも、……高すぎる、の。
…………え、あ、……。
……行った事はある、けど。もう十年くらい、かな。行ってないの。
【普通とは、お祭り的な普通なのか、日常的な普通なのか――とか】
【やっぱり、ということは。知識でもうs、想像してたらしいこととか】
【それでもやっぱり高いと思う、とか】
【お祭りと言う非日常。もう過ぎ去ったハレの日に、思考を廻らせて、楽しそうだったけれど】
【行った事が無いのかと尋ねられれば、ほんの少し。言葉に詰まって】
【少しの間の後に、正直に白状】
……だって、お金無いし、一緒に行くひと、……いないし。
【楽しそうなテンションから一気に落ちた、しょんぼりテンション】
【地面を見つめて、ぼそりと。「遠くからなら見たことあるけど、」なんて付け足しは。きっと何の解決にもなってない】
あ、でも、でも、去年ね。行けそうだったんだ、よ。
……忙しいから駄目って言われちゃった、……けど。
【それから、わたりと。少し慌てながら、そんな訂正】
【……どう考えても自分で地雷を踏んで爆死した訂正、である。必要あったのか、これ】
あ、えぇと……。
【もう一度登場する、今度はきっと黄色い身体に】
【僅か、悩むような間。そうしていたら、ニナのそんな付け足しが聞こえて】
…………、だいじょうぶ。
【……らしい】
520 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/24(水) 22:59:34.39 ID:F8wfEmxjo
>>512
──────これはこれは。
良いところに出くわしてしまったかな?たまには散歩もしてみるものだ。
【くつくつ、と笑う声】
【暗闇からぬらり、と現れたのは、小さな人影】
【上半身をすっぽりと覆うマントを身に付け、擦れた色のジーンズを履き】
【濃い灰色の髪の下にはしかし、普段身に付けている丸眼鏡は見当たらず】
【代わりにあるのは、睨みつけるような目つきの白い仮面が一つ】
御機嫌よう、諸君。
随分と楽しそうなことをやっているではないか……飛び入り参加は、歓迎されないかね?
【ポケットに手を入れ、傲岸不遜に立つ】
【身長や肉付きは間違いなく子供。それだけに、仕草や口調が嫌でも目立ち、仮面の不気味さを助長していた】
/ノックしてもしもーし
521 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/24(水) 23:12:20.41 ID:oxT+XO0oo
【夜間、市街地】
いらっしゃい、いらっしゃい。安くは無いよ、安くは無いよ
安くは無いが損はさせない、世界に一つの売り物だ
一晩限りの早い者勝ち、安くは無いよ、安くは無いよー
……ふう、お定まりの文句も飽きが来るというものだけど
【腰まで届く白髪、左前のブラウス、左腕には青い籠手】
【首から逆十字のネックレスを下げた少年が、建物に寄りかかって道行く人に声を掛ける】
【彼の隣には、ベニヤ板か何かで作ったのだろうちゃちな看板が一つ】
【この時間ともなれば、一つ遊んで行こうという酔狂者も無く、大半は素通りしていくのだが】
【何人に一人か、時折立ち止まって少年の言葉に耳を傾ける者がいる】
【そういった人間の共通点といえば、どれも堅気の商売をしては居そうにないという事で】
安くは無いよ、安くは無いよー。耳が遠けりゃ寄っといでー
代わりに聞いて来て教えてあげよう、賃金手間賃委細相談ー
【少年は、娯楽だけを求めている人間には、あまり心ひかれない売り文句を続ける】
【彼の横の看板には『売ります』とだけ書かれていた】
522 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 23:12:43.46 ID:pT2+Gf2Io
>>516
、
>>518
【ニコニコ笑顔でその様子を観察して、咳払いすらも可笑しそうに眺めている犬】
【画体に似合わず子供で、でも時々大人でと、表情の推移は極端だ】
【だからきっと、そのやり取りの中浮かべたすべては、本心からの感情】
【全て犬の、率直な気持ち。そんな赤い赤い犬男】
【赤頭巾のような子供っぽさと、身にまとう赤の毛皮】
【猟師や狼のようなシビアでビターな大人と、屈強な体】
【それでいて、祖母のように柔らかな一面すら垣間見せる仕草】
【香りを堪能したコーヒーを口につけて、彼女の悲しい言葉を聞き届けた】
【眉が、その感情を鏡写しにしたように歪む】
……そっか、君も大変そうだね、『夕月』ちゃん。
【―――――、微苦笑交じりに、名乗られてもいないのに、相手の名前を呼んだ犬は】
【炒れるたびに濃さが変わるコーヒーの苦さに、舌を巻くようだった】
【強い、共感。帰る場所がない――――否、わからない迷子の不安というのは、わかる】
……じゃあ、当座の家とか……あ、いや、ごめん、いきなり聞きすぎたな、うん、忘れて…あつっ!?
【そのまま衝動に任せ、深い場所まで突っ込んでしまいそうになり】
【―――――途中気付いて、訂正した。つくろうように視線を背け、コーヒーに口をつけ】
【慌ててしまい温度調節を忘れ、危うくカップを取り落としてしまいそうなほど慌てた】
【結局こぼれず済んだのも、奇跡に近い】
//お待たせして申し訳ありません、ただいま帰還しました!
523 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 23:16:18.55 ID:AZpyxmYOo
>>519
いつも通りの……、普通……。
高いと思うなら、あまり屋台を巡らずに花火を見るのもいいと思う……。
ああいうのは……、雰囲気重視、だから。
【まるでお祭り常連者の如く語っているが、実はまだ2度しか行っていない】
【そもそも一昨年には未だ、少女は生まれてなかったりするのだが】
【人造人間であり成長の過程が吹っ飛ばされてるため、実年齢1年4ヶ月である】
……そう…………。
友達、いないの……?
【あまりにもどストレートな聞き方な辺り、礼儀というものを分かっていない】
【真顔で首を傾げてることから、悪気はないようであるが】
私も心から楽しめたのは、今年が初めて……。
だから……、来年は、一緒に行こう?
【そして飴を口に含みつつ、こんな問い掛けをした】
524 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 23:27:34.87 ID:qmurrPVAo
>>522
……、……あれ、あたし、いつの間に名乗ったっけ?
【もしかして、エスパー? なんて笑って見せる顔は、子供っぽい物に戻っていて】
【表情がころころ変わる、というか、ぐらついているという表現の方が正しかった】
【たしかな芯が何処にあるのかを忘れてしまって、他へ縋りつこうとしているような】
【そんな、一種の必死さすら見える、不安定なナニカ。それが、この少女の正体だった】
【今度こそ、咳き込むことなくコーヒーを啜った彼女は】
【今日初めて垣間見た、彼の慌てっぷりを見て。小さく噴き出していた】
……今のところは、適当な宿を転々と。
不良少女だからネ、夜遊びだってしちゃうの。
【そうして、――「深いところ」を、さらけ出して見せる】
【そうしたって、大丈夫だろうと思ったから。なんとなくそう思ったから、彼女はそうした】
【不思議と抵抗感が生まれなかったのは、あなたの動作がコミカルだったから、かもしれない】
//おかえりなさいまし!
525 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/24(水) 23:27:46.73 ID:3cg5hdF7o
>>520
【路地を充たす深紅を視界の中央に据えたまま、青年は、ちらと横目に】
【救いの声の主――いや。正確には、まだそう≠ニ決まった訳でもないのだが――を視れば】
【ふらり、失血によろめく身体で肩を竦めて力無く微笑する】
……っはは、冗談キツいね……。お花畑で女神様とチークが踊れるようになるまで、あと三歩って、トコ……なんだよ?
「もう一歩まで詰めた心算でしたが、存外に頑丈なようで。……休題、僕は一向に構いませんよ」
【色褪せた唇が紡ぐのは、あまり巧くないどころか、冗句ともつかない返答】
【だがしかし、状況は戯言ひとつで笑い飛ばせる程に軽くない――彼も、それを嫌と言う程に理解していて】
【故に、答えは是だった。願ってもないと、微かに首を揺らす程度の首肯で応じる】
【路地の洞々たる闇の奥、狩人もまた気軽に相手の介入を認め】
【「二人目≠ノ、成って呉れると言うのならば」と、物騒極まりない注文を付け足した】
//おっぱァァァーッ!
//意訳:後ろに居ますよ
526 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/24(水) 23:28:03.03 ID:Q519oOMW0
>>523
……そっか、そっかぁ。
でも、でも、お祭りだし、行ってみたい、し、……、花火?
…………花火なら見たことある、よっ。
【いつも通りの普通。納得したのか、頷いて】
【いくら高くとも。屋台めぐりはやってみたい……らしい、そして、反応したのはその単語】
【ぱぁっと表情を明るくしながら、そんな発言は。別に誇ることでもなんでもないことだということを教えてあげたほうがいい、……かも】
……っ。
【がりっ。その問いかけと同時に、少女の口内から聞こえる異音があって】
【いや、異音と言うほど異音でもない。ただ、飴が噛み潰された音】
…………いなく、ない、よ?
【噛んで出来た大きな欠片二つを、同じ場所に集めて、少し黙ってから】
【……なんだか、自信無さげな否定、だった】
……ふ、ぇ?
【それから、聞こえた言葉は。少女の脳に、一度で認識されなかったらしい】
【きょとんと。元より丸い目をさらにまん丸にして、僅かに首を傾げて】
【そのまま、フリーズが数秒。脳内で何度か言葉を繰り返せば、ようやく意味も飲み込めて】
え、……え。…………いい、の?
【まん丸の瞳を期待で満たせながら、尋ねた】
527 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/24(水) 23:37:23.60 ID:BWjPM75/o
>>521
【そんな中、一人の通行人がまた一人、興味を引かれて近寄ってきたようだ】
【柔らかな唇にはラメの入ったリップ、薄いアイシャドーに付け睫毛】
【両耳の耳朶には小さなピアスがいくつも開けられ、その頭髪も人為的に染められ、癖の付けられたショートヘア】
【まるで娼婦のような、タンクトップにホットパンツという露出の多い格好をした――】
ねー。それ、何を売ってんのー?
【――歳が判別のしづらい少女だった】
【20歳に達することは無いとは思われるが、やや過度とも言える化粧のせいで、正確な年齢は分かりにくい】
【少年の横に立てかけられた看板に、腰を折り、顔を寄せて覗き込む】
こんなんじゃ、何も分からないよー?
【――お金を持っているかどうか、と言えば持ってはいなさそうではある】
【だが、その娼婦にも似た雰囲気からは、稼ぐ手段≠ノ困ることは無いようにも思えた】
528 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/24(水) 23:42:19.64 ID:F8wfEmxjo
>>525
結構。では早々に始めるとしよう。
…嗚呼、本当に良い夜だ。やはりこうでなくては。
【くつくつと笑い、ポケットから手を出してぶらりと下げる】
【そのまま何の構えを取るでもなく、幽鬼の如くゆらゆらと前へ歩き始めた】
そこの。
邪魔だけは、してくれるなよ。
【闇を見据えたまま顔も向けず、黒服の青年に短く強く、言葉をぶつける】
【怪我への気遣いか、邪魔に思ったのか。とにかく、少年の眼中に青年の姿は無いようだ】
529 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/24(水) 23:43:27.30 ID:pT2+Gf2Io
>>524
げほっ、げっほっ……!!
い゛ぁ…いや、ほら、君大会本選に出てたでしょ?
さっきの銃撃つ真似のとき、思い出したんだ……君、ガンナーっぽかったから。
【咽ながらカップを置いて、名前を知っている理由を弁明】
【赤頭巾と猟師…試合会場で見た彼女は、なるほどレッドキャップハンターであった】
【有名人じゃんと、口の端からこぼれた何かを拭いながら笑う】
【…咽たのはマジだったらしい。やっぱり締まらない】
【油断まみれ、隙まみれに見えて、仕事に関しては抜け目なく】
【否、この様を見る限りそれも怪しくなるかもしれない。さっきのも、ひょっとしたらポーズかもとすら思わせる】
【変な犬だ、と、その一言で形容は足りる】
……それは、良くない。帰る家を転々とってのは、良くないぜ。
同じ場所から出かけて、同じ場所に帰るってサイクルは…案外、心に安定を齎してくれる。
帰巣本能、って奴だよ、生命の欲求で―――――、
【『深い呟き』に、何故か犬は本気になって返していた】
【帰る場所に対し拘りがあるようで、それが為されない事情も把握したはずなのに、そこだけは必死に訴える】
【―――――でも犬は、押し売りだけではない】
【彼女はその帰る場所を覚えていないと、自分に告げている。そこに帰巣本能云々のお説教は酷というものだ】
【しかし黙ってはいられず、それでいて引っ込みが付かず、暫し口を開いては、あーうーとうめき声を捻り出すに留まり】
……そうだ、仮にでも寮に住まないか?
【その果てに何かを思いついたか、そんな提案を持ち出した】
知り合いの…というか、さっき説明した事業で使ってる寮がある。
あそこの部屋が空いてるから、そこを一時でも寝床にすればいい。
別にいつも帰らなくていい、気が向いた時に好きにすればいいし、家賃も俺が値段交渉する!
【妙に、必死だ。それほど彼女の状況が、彼に訴えかけるものがあるのか】
【居つかなくてもいいと、自由にすれば良いとして、家賃すらも手を貸すとまで】
【…真意はつかめないが、先ほどまでの犬が吐いた言葉が、その糸口となるかもしれない】
ど、どうかな!?
【ずいと、身を乗り出し、彼女の意思を聞いて】
【暫しすると熱くなりすぎた事に気付いて、少しずつ冷却しながら、席に着こうとするだろう】
【…犬にとって、帰る場所が仮にでも存在するということは、重要なのだろう】
【やはり馬鹿でお人よしで考えなしで…それでも、真剣だった】
530 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/24(水) 23:46:37.62 ID:oxT+XO0oo
>>527
……おや、同業者の様な格好だ
もしそうだとしたら最初に謝罪をするべきかな?
今日は生憎と、斡旋が出来る程に手が開いていないんだ
で、そうでは無いのなら……
【壁に寄りかかったまま、少年は首だけ動かして相手の姿を見た】
【服装や時間帯、自分の仕事。その辺りから考えて、受けた印象はこういうものらしく】
【所謂、同業者に対するあまり行儀の良くない挨拶をして、壁から背を離す】
これが売り物。一品限り、朝が来るまで
安くは無いし形も残らない、気に入らなくても返品は聞かない
変な事を知っているけれど、わりと重要な事を知らなかったりする
……早い話が何でも屋。それも、この時間帯を専門にするタイプの
こういう説明なら分かるかな、お嬢さん?
【自分のこめかみを指差し、胸の中心を指差し、腹を指差し】
【三段階のアクションで、売り物とは何かを示した】
【様子見という所だろうか。言葉を発する速度は、あまり早くない】
【どちらかと言えば、聞いて、観察する方に力を注いでいる様子である】
531 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/24(水) 23:52:39.06 ID:qmurrPVAo
>>529
あ、……ぁー。あれかぁ、……うん。
【そこまで名前が売れちゃうものなのか、と。ちょっとだけ気恥ずかしかったり】
【だけど……まあ、嬉しいのもあるし、彼の様子が面白いのもあって、笑みは崩れないままだ】
【とりあえず、半分ほど飲み干したコーヒーは置いておくことにして】
【随分覚めてしまったナポリタンを片付ける作業に入ることにした、その時だった】
…………寮、……?
【フォークを回す、手が、ぴたっと止まる】
【食事に集中を裂いて、話半分でしか聞いていなかった(失礼!)彼の言葉に】
【ぱち、ぱち、と。ひとつひとつ瞬きをして、反応して見せた】
【――驚いているからなのか、声を出すことはなかったけれど】
【その視線は、確実に、「本当にいいの?」と問いかけている】
532 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/24(水) 23:52:59.91 ID:AZpyxmYOo
>>526
……そう。
私も去年見たけど……、あまり、良さが分からなかったから。
【明るい表情の少女に現実を突きつけるなんてことは出来なかった】
【そもそも気にしてないだけなのかも、しれないが】
……私も、いる。
【そう言い切る少女は、少しだけ、自慢気であった】
勿論……、構わない。
断る理由も無いし、二人で行ったほうが楽しいでしょう……?
………鈴音は、私の友達?
【当然のように言い放ち、また、尋ね返す】
【多彩な反応を見せる鈴音とは対照的に、少女は微動だにしない】
【とはいえ随所で感情を見せてる辺り、クールとは程遠かったりする】
533 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:00:41.71 ID:RQ06ndWmo
>>530
ドーギョーシャ? アッセン?
……よく分かんないけどー。
【少年の説明を聞く間、少女はどこか怪訝そうな様子で、首をかしげていた】
【――どうやら、娼婦のような格好をしているだけで、そういった人種ではない、ということだろうか】
【あるいは、単なるカマトトぶりか――それにしては、少々立ち居振る舞いが無防備に見えるだろう】
んー?
頭とー。胸とー。お腹とー?
……アクセサリーとかならー、興味あるんだけどなー。
【間延びした口調で、『斡旋』を口にした――元締め業≠ニも思えるような男に会話をする様子】
【緊張感がないのは、そう珍しくもないだろうが、やはり危機感が薄すぎるように見えるだろう】
【――少年の見込み違いであることは、おそらく間違いはない】
【彼の暗喩のようなその仕草にも、ただオウム返しに問い返すのみで、無意味に自分の欲望を口にした】
【どうやら、彼女も己の欲望を満たす露天商でなかったことを悟ったらしい】
【早くも少年から興味が反れたか、今来たばかりの通りをちらちらと余所見などしている】
534 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:01:47.63 ID:PFTJTINP0
>>532
土手とかだと暑いし、虫もいっぱい居るけど、でも、でも。
すっごい綺麗だよ、ねっ。
……あの、お店で売ってる、小さいやつ……。
あれも、昔、やったことあるけど……、……好きだった。
【お祭りについては、基本的に想像でしか話せない、が】
【花火についてなら、多少は話せるらしい。だからか、凄く嬉しそうで】
【「あまり、良さが分からなかった」――その言葉には。びっくりしたような顔をしてから】
【「……そっかー。」、と。落ち込んだ様子を見せたとか】
…………。
【友達が居る、と。言い切ったニナを、言い切れない少女は。少し、ぽかんとしたような表情で見つめて】
【何を考えているかはよく分からなくて、ただ、しばらく見つめてから】
え、あ、……でも、でも……。
【友達かどうか、尋ねられて。ひどく言葉に詰まって、視線が泳ぐ】
【別に、嫌いとか、友達じゃないとか。そんなことは、思っていない。思っていないし】
【もっと仲良くなりたいとか、いっぱいお話したいとか。そう考えているのだ、が】
【友達かどうかと問われれば。もしも肯定して、相手がそうじゃなかったら――なんて、考え始めてしまう】
【臆病で怖がり。言葉を詰まらせたまま、しばし。黙り込んでしまうのである】
535 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:02:17.22 ID:KYYeYsVvo
>>531
あの試合はねー、うちの子が熱心に見てたし、いろいろあったからさー…。
【本選第四試合、頭を捻れば捻るほど、あの時は印象深い】
【何せ上客二人組と、その仇敵といえる組織構成員との邂逅。濃い状況だ】
【今までそちらに上書きされていたが、関連付けてくると中々運命的で】
【それ以上は特に言及せず、】
もちろん。俺が口を利くし、責任は取る。
学校のようなものだし、さっきの話が事実なら君も保護観察対象!
俺がお勉強教えても良いし、給食だって配給しようっ!!
【…無駄に口の回る犬だ、どうも勝手に生徒として手続きを済ませよう、などと考えているらしい】
【その名目が在るなら確かに問題はなさそうだが、しかし、初対面の少女にそこまでする理由は…】
【でも、「君さえよければ」と頷いてみせる犬は】
【無駄に背筋を伸ばし、無駄にたくましい胸を張り、そして無駄に暑苦しい笑顔で】
まっかせろぃ、どうとでもならーよっ!!
【高らかに、宣言して見せた】
【根拠があるのかないのか、よくわからなかったけれど】
【犬はただ、夕月の意思を尊重しようと、答えを待つ】
【途中、首をかしげて浮かべた笑顔には、ちょっとだけさびしさが浮いていて】
……帰る家がないってのは、さびしーことだからさー。
【思う所があるのだろう、妙に実感の篭った呟きがこぼれた】
536 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/25(木) 00:09:56.36 ID:fVV3AdlXo
>>533
んー…………うん、分からないならそれでも良いだろう
分からないままでいるのが、きっと人生の正しい道だ
君の格好を見る分には、どうにもそれが正しい様にも思えないけれど……
ま、気にしないでくれ。ピンハネ出来る機会が無かったというそれだけの事さ
派手な服装というのは時に、予想もしない面倒を巻き込むんだよ
【見た目から相手を判断するのは、些か軽率だったのかも知れないが】
【それを踏まえても、外見とあまりに食い違う返答、幾らか面くらいでもした様子】
【一度、自分の言葉でその話題を切ってから】
……うん、ツッコミの才能は僕には無いんだ、ごめん
頭も胸も腹も斬り落として売る様な在庫は持って無いんだよね
いや、頭なら見つけてくるよ?探せば結構、胴体とセットで落ちてるだろうから
で、アクセサリーか……さあ、どうだろう
探せば見つからない事もない、ルートの情報くらいなら有るかも知れない
流石に、今夜の内に品物を引き渡すなんて事は出来ないけれど
【一応だが、少年は商売人だ。金が取れそうなら、取る努力はする】
【今回は(少年としては)分かりやすい言葉を選び、喰いつくかどうかを試してみた】
【実際の所、アクセサリーなどの小物は、利益も小さい為に専門の外】
【あまり多くのルートは持っていない、苦手分野では有る】
(……この時間帯に、不思議な御注文だ)
【何故、昼にそれなりの場所で、買い求めようとしないのか】
【少年はもう一度、相手の服装を、頭のてっぺんからつま先まで観察し直し始める】
【昼ではなく夜間に居る理由、そのヒントでも見つかりはしないか、と】
537 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/25(木) 00:11:04.58 ID:1WZ89jIpo
>>528
「成程。二人目などと悠長な事は言わない、と。話の解る御仁だ――――ならば、それも一興です」
「ええ、今宵は好い月が出ている。永い夜になる事を期待しますよ、客人」
「瞬きの間に終わらせて仕舞うには、この出逢いはあまりに惜しい」
【そして。すう、と――音もなく滑るように、狩人もまた路地裏から飛び出した】
【接近は速い。彼我の距離は、加速度的に詰まってゆく】
【暗闇から、月下へ。薄明かりに照らされた姿は、きっと少年の目にも映るだろう】
【オールバックの暗い銀髪。長い後ろ髪は紐で一本に束ねられ、肉食獣の尾のように揺れる】
【土気色とも形容できる生気のない白皙の貌に、ピジョンブラッドの紅眼。両手には深紅の光を点した一対の剣】
【古めかしいデザインのタキシードに、ブローチで留められて靡く漆黒のマント――】
【だんと地を蹴り踏み切って、狩人は少年に飛び掛かる。間合いに彼を捉えれば、大振りの動作で二刀を振り下ろすだろう】
――オーライ、こっちも邪魔翌立てする気は、無いさ。到底……できる状態じゃ、ないからね。
【そこに込められた険のみを綺麗に受け流して、青年はひらりと手を振り、答えると】
【満身創痍の死に体でなお、軽薄な態度をそのままに。距離を取って、固く閉まったシャッターに背を預けた】
【じり。ややあって響くのは、ジッポーのホイールが擦れる音――この場で一服付ける気か。だとしたら、何ともまあ……。】
538 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/25(木) 00:15:20.90 ID:VOZpj1pSO
>>535
【彼の言葉を全部、噛み砕いて飲み干して、身体に宿す】
【それだけの作業なのに、膨大な時間がかかってしまうのは】
【きっと、……こころが大いに揺らいでいるからだろう】
【なくしたものを探すより、新しく作ってしまうほうがずっと簡単だ】
【けれど、……やっぱり、取り戻したい気持ちは消えない】
【ふたつのこころが渦巻いて、複雑な模様を描く――】
…………あたしは、本当に、欲張りだ。
【――ややあって、彼女は口を開いて。苦味の利いた笑みを漏らす】
【それが、どちらの意味を示しているかというと、】
じゃあ、貰っちゃおうかな、――――居場所。
【――朗らかな声で示した答えは、是】
【彼女は、新しい居場所を望んだけれど】
【元居た場所――ふるさとを探すことも、並行してやってしまおうと】
【そんな、欲張りな選択を取ったのだった】
//携帯に移行しましたっ
539 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:22:15.25 ID:RQ06ndWmo
>>536
……なんかアタシ、馬鹿にされてないー?
このカッコ、イケてるでしょー? ……ま、ちょっとは派手かもしんないけどー。
別に、このカッコのせいでメンドーに巻き込まれたこと、ないけどなぁ?
【少年の得心のいった、という態度に、目を細めて少女は抗議の声を上げる】
【喋り方といい、衣装といい、その方面の知識が薄いとは、とても思えない】
【異性の歓心を買いたいがための媚びが、少女の体から見て取れるのだから】
【たぶん――ちょっとばかり、少女には言葉が難しかった、それだけのこと】
【あまり理性的な話し方でないがゆえ、少女の知性もお里が知れている】
【もっと直截的≠ノ話せば、理解もする可能性もあっただろうが――】
えぇー? そーゆースプラッタのは、いらないー。
アクセ。ないのぉ?
こーゆー露天だとー。時々変わったのが売られてたりするでしょー?
【――夜の露天にて、アクセサリーを探していた理由をあっさりと口にして】
んじゃ、えーっとねー……。
……いつもここにいるのー?
なんか変わったアクセがあったら、ここで売ってることもあるー?
【将来的に、仕入れられる可能性があるのなら、と】
【少女は少年の口入れを期待して、また再会のめどを建てようとしているようだ】
540 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/25(木) 00:25:51.10 ID:AH9uf/TCo
>>537
ああ、そうだな。全くもってその通りだ。
永い夜にしよう─────
【視界の端でジッポーに火をつける男を見て、ふん、と鼻を鳴らす】
【闇から躍り出た男が瞬く間に間合いを詰め、一対の剣を振り下ろす!】
【きぃん、と澄んだ音が響く】
【少年の両手には、いつの間にか二振りの小剣が握られており】
【振り下ろされた剣を、少年の頭上でしっかりと受け止めていた─────】
─────せめて、刹那より永く。
【そう言って、くつくつと笑った】
【一瞬の間の後、その体格からは想像できないような膂力で剣を跳ね上げようとして】
【あわよくば、胴体に一撃入れようとするだろう】
541 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:27:11.36 ID:KYYeYsVvo
>>538
【もとあった場所を捨てろ、なんていう気はない】
【ただ犬は、一時でも良いから、止まり木を用意したかっただけ】
【いずれ見つけて、思い出して…その結果帰りたいと心から思える場所なら、引き払って帰ればいいと】
いいさ、欲張ったって。
生きてこそ、楽しんでこそさ。
【生きてこそ、楽しんでこそ】
【笑みを浮かべて肩をすくめた犬は、その答えに頷いて、手を差し出した】
【ただ、目の前の少女に…夜同じ場所で眠る暖かさを、あげたかったから】
好きにつかいなよ、君の家になるんだから。
【その苦い笑みの向こう、何があるかなんてわからないけれど】
【帰るべき場所、待っている人が何処にいるのか、わからないけれど】
【それまでは、……それまでは、せめて。眠る場所くらいは、あげたいなと】
【…肩をすくめて、犬ははにかむように笑った】
…あ、でも寮だし、名目上借家だから派手に壊したりはなしね?
【……ここでそういう生々しいことを言わなきゃ、しまるのに】
【やっぱり、犬は三枚目である】
そうそう、俺はリズヴェルグ。長けりゃリズって呼んでくれぃ。
【ここにきて漸く、自己紹介】
【もし手を握ったならすぐさま歩き出し、寮の場所へと案内するだろう】
542 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/25(木) 00:33:25.96 ID:fVV3AdlXo
>>539
(……どうしたものかな、やれ困った)
(どうにもこの言葉では通じない、かといって言いなおせるほど器用じゃない)
(こう言う時には適当に、別な話題でも振るのが良いのだろうけど……)
んー、いつもというわけじゃ無いんだよね
僕は基本的に、拠点は持ってるけどそこに留まらない
昨日はあちらのマダムのお屋敷、明日は向こうの紳士様のベッド
今日はきっと何処かの廃ビルでも使うのだろうし、数日後には森に居るかも知れない
連絡を取る、というのは難しいかな……
……そうだね、もしもそういう必要があるのなら
君の方が、接触しやすい場所に―――ああ、あれならアクセサリも選び放題かな?
【自分自身の居場所の特定は不可能、ここでの再開は難しい】
【無理、無理と否定を重ねて、この商談を打ち切る様に見せておいて】
【突然に少年は、何かを思い出したように、手をぽんと打ち合わせる】
君……失礼だけど、どんな仕事をしてる?
こんな時間に歩きまわる人間は、あまりいい仕事をしていないというのが相場だけれど
君の場合は……服にお金を掛けられるだけの余裕は有る、のかな?
でもね、いっその事。服もアクセサリも、自分で買う必要の無い
そんな仕事を選んでしまった方が、楽なんじゃないかとも思うんだ
【相手を読めず、定まらなかった表情も、ようやっと固定されてきた】
【性別の境界線を、反対側に傾いて歩いている様な顔に、薄く色づけるだけの笑みを浮かべて】
【少年は初めて、二者の距離を詰める為、一歩だけ足を進めた】
543 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/25(木) 00:37:05.97 ID:VOZpj1pSO
>>541
壊さないよう……努力は、する。
【※前科一犯】
【告げられたあなたの名前を噛み締めるようにして、頷いて】
【そろっと、手を、伸ばした】
…………ありがと、リズ。
【話を聞いてくれたことと、居場所をくれたことと】
【そして、今、あなたの手があたたかいと言うことに。ちょっとはにかみながら、礼を述べた】
【握った手の、たしかな体温。それが心地よくて、幸福そうに目を細めた】
【――――結局、ナポリタンは二口三口残したまま店を出てしまったけれど】
【胸がいっぱいだから、どうせ食べられなかっただろう。ということにしておいて】
【こつ、こつと鳴り響く靴音は、いつにも増して上機嫌そうに、歌っていた】
//ここら辺がキリがいいでしょうか……?
544 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:38:54.08 ID:KYYeYsVvo
>>543
【とある集合住宅地の片隅、少しばかりぼろい集合住宅が見えてくる】
【寮の名前は、学生寮ちょもらんま。】
【大家と急に交渉して、おそらく二階以降、1フロア五部屋、一人暮らし用ワンルーム、好きな場所を選べるだろう】
【…くれぐれも、くれぐれも壊さないでねと念押ししながら、】
【犬は、リズは彼女の未来が少しでも安らかであるよう、快活な笑みの下に祈りを混ぜた】
//ですね、お疲れ様でしたー
545 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/25(木) 00:41:39.08 ID:VOZpj1pSO
>>544
//ありがとうございました、お疲れさまでした!
546 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 00:42:28.95 ID:Kdi6KWxfo
>>534
でも……、去年の私と今の私は、違うから。
……今なら、綺麗に見えるかもしれない。
小さな、やつ……?
【去年、というよりは6月より前か後かなのだが、これは関係のない話】
【基本的に食べ物の屋台しか巡らない少女には】
【ただでさえ曖昧な表現の「小さいやつ」の正体が、検討もつかないようで】
そんなに……深く考える必要は、無い。
初対面なのに……、友達だと言ってくれた人も、いたし。
私は、貴方と友達だと思ってるから……違う?
【背伸びをして、鈴音の瞳を覗き込もうとする】
【必然的に顔と顔の距離が近くなるが、当然そのような意図はなく】
【人と強く意思疎通したい時に見つめ合うのは、この少女の癖だ】
547 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:47:27.28 ID:RQ06ndWmo
>>542
……君さー、もうちょっとわかりやすく話せないのー? 意味わかんない。
とにかく、いつもここに居るわけじゃないんだねー?
【少年の持って回った言い方に、少女は口をへの字に曲げた】
【苛立ちとも困惑ともつかぬような表情で、それでも一応彼の言ったことは理解したようだ】
じゃあ、仕方ないかなー。
ばいば……。
……なになに?
【商談はここまでかと、あっさりと別れを告げてさろうとするが】
【少年の仕草に、興味をひかれた様子で、視線をまたそちらへと戻す】
仕事ー?
うーん……。
【少女は、ここにきて初めて、思い悩むような姿を見せた】
【顎の下に人差し指をやって、目を伏せて何かを考えているようだったが――】
……内緒にしててねー?
あのねー、なんか……よくわかんないんだけどー。
悪い人を……なんだっけ、助ける?
……あーん! もう、なんか、そういうお仕事の、お手伝いしてるー。知らないけどー。
【――己の思考や記憶を、まともにアウトプットできないらしい】
【搾り出すように口にした言葉だが、あまりに断片的で、支離滅裂な言葉だ】
お給料はいいよー。
たまーに、めんどくさい事やらされるけどー。
アタシ、いっつも遊んでるしー。ちゃんとお給料もらえるー。
【近づいてくる少年に、警戒を表すことはない】
【――だが、少年の思惑とは、違う答えが帰ってきたことは間違いないだろう】
【――もし、もしも。少年が裏の事情に精通しているならば】
【この少女が、記憶に新しい、夜の国支部壊滅℃膜盾フ現場近くで目撃されていることを、知っているかも――しれない】
548 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 00:51:04.54 ID:PFTJTINP0
>>546
じゃあ、……じゃあっ。
多分、まだ、花火大会とかあるから。
……見てみると、いいかも。
…………えっと、……お店とかで売ってる、ちっちゃい花火……?
【綺麗に見えるかも――その言葉で、ぱっと表情が明るくなるのが、分かりやすいところ】
【まだあるはずだからと。今年中に見せようとするのは、少しせっかちな気もするけれど】
【……そして、尋ね返される「小さなやつ」。それに返す言葉がなぜか疑問系なのは、……本人もよく分かってないなんてことは無いと思うのだが、多分】
だって、でも……。
【言葉を返そうとして、ニナへと視線を戻せば。いつの間にやら、顔を覗きこまれていて】
【びっくりで目をまた丸くしつつ、ぱくぱくと。酸欠の金魚のように、数度無意味に口を開閉させてから】
…………ちがくない。
【目を逸らして、ふるふると。弱く首を振った】
549 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 01:02:38.82 ID:Kdi6KWxfo
>>548
うん……、見てみる。
ちっちゃい花火……、線香花火……?
【実際にやった事がない、知識としてしか知らないので疑問形】
【疑問形に疑問形に疑問形を返してしまった、ような】
……なら、良かった。
【顔を覗き込んだまま、少女の頬が緩む】
【笑顔とは呼べないような、ほんの少しの変化であるが】
【少女は普段無表情を貫いてるので、充分喜びを表せていると言える】
550 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/25(木) 01:03:59.56 ID:fVV3AdlXo
>>547
あんまり分かりやすさを重視してしまうと、僕の言葉は酷く薄くなるんだよ
「あちこち動いてるから、連絡はつかない」。これだけになっちゃうよ?
こんなぶつ切りの肉の様な言葉より、多少冗長でも遊びの余地を残した言葉を……
……と、脱線するね、このノリでは。引き戻そう
いや、仕事を紹介したいと思ったのさ。アクセサリの類でも、衣服の類でも
望めば望むだけ手に入って、拘束時間は短く、自由度は高い仕事をね
勿論、これには当人の技量が大きく係わるという注意点も有るのだけれど……
【一歩だけ近づいて、立ち止まって、しばしの観察】
【服装や容姿、身長や体形。耳飾りの為に炎症が起こっていないか】
【近くで聞いて声はどうか、化粧品などの臭いはどうだろうか】
【あまり、チェックにかける時間は長くはなかった】
【一通り、触れずに行える程度の調査が終われば、視線が一度、どこかへ飛ぶ】
……うーん、ちゃんとしたお仕事持ちかー。遊んでてお金が入るのはいい身分だ
いやまあ、僕もそれと然程変わらない身分では有るかな?仕事と趣味は同義に近いし
でも、どうやら……君に紹介するには、あまり向いていない仕事だったらしいや
(……悪い人を助けてどうする……いや、悪人の手助け専門の傭兵?)
(そんな面白い立場の人間もいるのかな……うん、お給料は確かにいいのだろうけれど)
【裏の事情を知らぬでもないが、場所が辺境の夜の国の事。やはり、それを詳しく知る者と言えば】
【実際にその戦場に赴いて戦った、能力者達と言う事になるのだろう】
【少なくとも、安全地帯で新聞を眺めていただけのこの少年は、少女の素性という情報は得ていなかった】
【多少悪だくみを仕掛けてみても、どうやらこの相手には通りそうにない】
【懲りない性質である少年も流石に学習したか、怪しげな働きかけは此処で止まり】
……ザクセン・シェルナ
どこにいるのかは知らない。もしかしたら、割と遠くまで行っちゃってるかも知れないけれど
彼の作った髪留めは……うん、珍しいという言葉では足りないかも知れないな
あの発想は無かった、これからもまず出てこないアイデアだろう……詳細は見てのお楽しみ
この情報は、とある契約のお陰でフリーペーパー扱い。特別に、無料としておこう
【アクセサリという単語で脳の中を掻き回したら、これ以外のルートは見つからなかった】
【細かく連絡を取っているでも無い、彼の名前を、具体的ではない商品説明と同時に無料で渡す】
551 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/25(木) 01:08:39.35 ID:1WZ89jIpo
>>540
「――ほう……!」
【体重を乗せた空中からの振り下ろしは、いとも容易く弾かれる。狩人の薄い唇から、自然と感嘆の息が漏れた】
【くつり――少年が溢す笑みを前に、彼もまた喉奥から掠れた嗤い声を漏らし】
【左の剣を手放して空いた手のひらを翻し、自らのマントの端を掴んで引き寄せた】
【胴に巻き付くようにして、刃と彼の間に滑り込んだその布切れは、如何なる素材で出来ているのか】
【綻び、切り裂かれながらも、所有者を峻烈な一閃から護り切る】
【しかし、衝撃までもは殺せない。狩人は後方に吹き飛ばされて、彼我の距離は再び遠のき】
「です、が――足手纏いを気にせずに、闘えますか!?」
【彼が再び着地する頃には、一足一刀ほどの間合いが開いているだろう】
【彼には着地際の隙もある――紛う事なき好機だったが、その刹那】
【狩人は空中で、もう片方の剣を真っ直ぐに擲った。軌道は少年を大きく外れており】
【この言動からして、恐らくは後方の青年を狙ったもの、と見るのが常道だろう】
いけない――――ブラフだ、注意して!狙いは君だ!
【だが、しかし。当の青年が後方から発した警告は、全くもって違っていた】
【自分の事は気にするな、という意味ではあるまい。そもそも、少年が青年を助けに入る可能性は薄い】
【幾ら呑気な青年といえども、先の言葉からそれくらいは察しただろう。ならば、何故――――?】
552 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 01:14:07.04 ID:PFTJTINP0
>>549
……うん。
多分、きっと、綺麗だよ。
そう、線香花火とか、……そういうの。
……そういうのなら簡単に出来るし、大きいのとは違うけど、それでも、……すごい、綺麗だよ。
【にこにことしているのは、余程花火が好きなのか、それとも】
【ニナが、今度は花火を綺麗だと思えるかもしれないから、なのか】
【どちらかは分からないけれど。とりあえず、花火は凄く推薦したいらしい】
………………。
【その、ニナの表情変化に。ほんの一瞬、少女はきょとんとして】
【ただ、次の瞬間には。笑みを返している】
【照れたような、そんな笑顔】
【この少女も。とても嬉しそう、だった】
553 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 01:18:40.44 ID:RQ06ndWmo
>>550
わかりやすい方がいいよー?
【少女は、なぜ難しい言葉を使って言葉遊びをするのか、理解できない様子だった】
【うんざりとした様子で、彼の言葉を聞いている】
【身長は、160cmを少し上回る――だが、彼女が履いているのはヒールのついたパンプスだ】
【それを加味すれば、身長は160cm前後。どちらかというと、細身の――しかし、女性らしい柔らかな体つき】
【けして美人ではないが、男性の受けは悪くないだろう。少女には、そう思わせるだけの愛嬌がある】
【花のような香水の匂いが、わずかにする――声は荒れてもいないし、ピアスの穴なども綺麗なものだ】
【やや化粧は厚いが、夜の色香とは無縁の――未だ羽化に至らぬ、背伸びをした少女の雰囲気が強い】
ザクセン・シェルナ。
ふーん、カミドメ……ヘアピンとかー?
【少年の情報に、あまり興味は無い風に頷いてから】
……あ、今のお話って売り物だったんだー?
サービスしてくれたんだねー。んふふ、ありがとー。
【どこかあっけに取られた様子で、そんな事を口にしたあと】
【――どこか媚びの見える仕草で、口に手を当てて笑った】
じゃあー、誰かに聞いてー、探してみるねー。
ザクセン……なんだっけ? まぁ、その人のー、カミドメー。
……あ、ところでさ、そーゆー君はなんてゆーの?
【用は済んだ、とでも言いたげな――揚々とした雰囲気で、その場を去りかけて】
【ふと振り返り、少女は少年に名前を尋ねる】
【思いついたから聞いてみたという、突拍子もない問いかけではあるが――?】
554 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 01:24:06.50 ID:Kdi6KWxfo
>>552
……じゃあ、私はそろそろ帰るから。
また会おうね……、鈴音。
【背を向けると、少女はその場から歩き去っていった】
/眠気が……お疲れ様でしたー。
555 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 01:27:50.22 ID:PFTJTINP0
>>554
……うん、ばいばい。またね。
【ぱたぱたと緩く手を振って。少女は、それを見送った、とか】
/おつかれさまでしたー!
556 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/25(木) 01:27:55.33 ID:AH9uf/TCo
>>551
【生まれた隙を逃さず、確かに叩き込んだ一撃】
【だがそれは男のマントに阻まれ、男を傷つけるには至らない】
ふ、妙な服があるものだな。
【間を空けず追撃しようとした刹那、空中の男がもう一つの剣を投げる】
【その軌道が少年から大きく外れているのを見て、何より先に違和感が募った】
(──あれ程の男が、このタイミングで───?)
【ほんの一瞬、微かに募った違和感が、青年の一声で一気に膨れ上がる】
【前へ駆けるための足を全力で止め、その場に留まり】
【男へ左半身を向けて左手の小剣を男へ、もう片方を逆手に持ち替え、切っ先を青年の方へ向ける】
【男と剣、両方を警戒する構えだが、視線は飛んでいく剣の方にある─────】
557 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/25(木) 01:30:48.41 ID:fVV3AdlXo
>>553
(外見だけなら、然程悪くはない……相応の額は稼げるかもしれないけれど)
(高額商品に仕立て上げるのは難しいかな……うん、相当な手間が掛かる)
(となれば、とりあえずは薄い恩でも何でも、売っておけばいいだろう)
ま、そういう契約で仕入れた品物でもあるのさ
だからあまり気にしないで欲しい。これは、僕にも利益の有る商談だから
勿論、見た目の宜しく無い人には高額で売りつけるくらいの差別心は有るけれどね
【一通り観察して、彼女は卵を産む鶏だと判断した。ただし、今はガチョウではない】
【金の卵を産むようになるかどうかは、未来の成長次第だろうと考えて】
【自分の懐が痛まない程度の投資を行い、今回は終わりにしようとした】
【相手が立ち去ろうとするのを見ると、自分もボロの看板を拾い上げ】
【一歩、踏み出した所で急ブレーキ。上半身をぐるりと捻って振りかえり】
……ああ、そういえばすっかり忘れてたっけ、これは失敗失敗
どうせなら君が先に名乗ってくれれば、僕は大仰なアクションを付けて名乗ったのだけれどね
僕は白蘭、白狼の白蘭。銃器、ドラッグ、情報、娼婦、お金が有れば手に入れる路地裏の何でも屋
健全なお買い物をしたいのならば、僕という窓口は無能の類になるだろう
他人に言えない危険なお買い物をしたい時には、どうぞ路地裏へ
運が良ければ……また、こうして出会えるかもね?
【相手にも名乗りを要求してから、半ば定型文と化した自分自身の名乗り】
【自分の職業を、今回は比較的分かりやすい言葉(のつもり)で説明して】
【相手の挙動次第ではあるが、おそらく彼女が去るまでは、そこに立っているだろう】
558 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 01:42:56.58 ID:RQ06ndWmo
>>557
……ふーん。
それってさぁ、アタシは見た目がよろしかったって事ー?
【どこか得意気に、少女は無粋な念押しをしてくる】
【少年がどう言った意図で放った言葉であろうと――嬉しいのだろう】
【わずかに頬が緩んでいる。そんなサインを見逃すほど、少年はナマクラではあるまい】
……え?
【そして、少年の名乗りを、聞いた少女は――】
【――それはもう露骨に驚いていた】
【まさか今の今まで話していた相手の正体が、そんな剣呑な相手だったとは露とも知らず】
【何か言葉を紡ごうとした口が、ぱくぱくと金魚のように開閉する】
あ、そ、そう……そーなんだ……。
……うん、またねー、白蘭。
【あっけに取られた様子で手を振って、少女もまた、もとの道へと戻っていく】
【めまぐるしいまでの表情の変化ではあるが、そこに愛嬌や媚はない。放心した様子だけがあって】
(アタシ、もしかして、やらしーお仕事の人だと思われてたのかなぁー?)
(……そー見えるのかなー?)
【どこか夢心地に、そんな事を考えながら、少女は夜の街へと漕ぎ出すのであった】
/こんなところでしょうか。
/おつかれさまでした!
559 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/25(木) 01:50:44.77 ID:fVV3AdlXo
>>558
見た目が良いというのは、脚が早いのや力が強いのと同じ
中々手に入れる事の出来ない一種の才能だ。評価されて然るべき
美しいものには役得を、そうでない物には努力という道を示したまえ
……さて、僕はこの祈り、誰に捧げたものやら
所謂『神様』って連中が、祝福はしてくれない様な職業だろう?
【相手の表情の変化、態度の変化。夜には珍しい部類だが、初めてでもない】
【会話の為では無い、普段通りに自己完結の軽口で、今回の邂逅を〆として】
【看板を担いで、少年はどこかへと向かっていく】
……やれやれ、中々に難しい相手だ
次が有るなら、もう少し上手くやれるかどうか……
話題の量次第だな。向こうが理解出来る範疇で、興味を持ちそうなもの
おーやおや、何処ぞの姫様も真っ青の難題じゃないか
【「木から落ちるのは御免御免」 節を付けて最後は二度繰り返す】
【人気の薄い路地裏へ、少年はぴょんと飛びこんでいった】
【暫し耳を澄ませても、争いの音は聞こえない。今夜はここは、平和のままらしい】
【跡を引きずる様にくすくすくすり、小さな笑い声が聞こえたような気がした】
……あ、名前
【相手の名前を聞きそびれた、その事実に気付くのは】
【十数分後、手帳にメモを書き込もうとした時だったらしい】
/お疲れさまでしたー
560 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/25(木) 02:45:31.91 ID:1WZ89jIpo
>>556
//……少しふらっと来ておりました。投下しておきながら、申し訳ありません。
//これ以上其方にご迷惑を掛けるのも気が引けますし、出来れば絡みは明日に持ち越させて頂けませんか?
//もちろん其方の都合が悪いようならば、遠慮無く切ってくれて構いません。
//一応次レスは返しておきますが、時間も時間ですので、起きてらっしゃいましたら先にお休み下さいませ。それでは
561 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/25(木) 02:53:11.00 ID:AH9uf/TCo
>>560
/明日持ち越し了解しました
/そちらこそ、あまり無理をなされませんよう…おやすみなさい
562 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/25(木) 12:43:07.34 ID:JWQEd8GP0
【山もしくは森林】
もぐもぐ……もぐもぐ……
【右手にサンドイッチを持ち、頬張りながら山道を闊歩する少年】
【周囲を焼き焦がすかのような真っ赤な短髪】
【それに相応するかのような深い漆黒の双眸】
【頭部に大量に巻き付けられた包帯が有り、些か朱に湿っていることから】
【何度も何度も頭部に対する打撃が有ったのだろうか】
【未熟といえるであろうか、幼さが顔にまだ残る少年】
【大人になれば恐らく精悍な青年に成りそうな、整った顔をしている】
【赤い、いや真紅に近いほど鮮やかな羽織を着ており、見る者を安心させる。が】
【反発するかのように右手には付けられた無骨な手甲があり】
【その拳部分には決して拭えない黒ずんだ血痕がこびり付いていた】
【良く見ると、左手の指の本数がおかしく】
【中指と薬指が、第二関節から上が千切れてしまったような痕がある】
【また、傷口は古く、えぐれたような跡が左足にあり】
【そのためか、松葉杖で体を支えている】
【ほぼ満身創痍だが、露ほども辛そうな表情は見せず】
【すたすたと道を昇って行く】
563 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/25(木) 19:27:41.65 ID:NFhFIcEMo
【どこかの森――とある花で埋め尽くされた一角】
【花畑を埋め尽くす花の名は星堕草=\―夜になると魔翌力を受けて発光し、淡い淡い緑色の光をもたらす。】
【この花を発見した人物は、その場で思わず「まるで星が落ちてきたようだ」と漏らしたという】
【暗い夜空の元、爛々と咲き誇る星堕草の絨毯】
【――しかし今日のこの場所は、少しだけ、異常だった】
【それは、花畑の真中だけ光を失っていたから】
【まるで、闇が堕ちてきたように。光に囲まれると同時に、闇に包まれていたから】
【原因はここを訪れればすぐ眼に入るだろう】
【――夜空に視線を投げ、どこかうっとりとした表情で深淵を見つめる少女の姿が】
【スラリとした痩駆の長身に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪】
【前髪は短く切り揃えられていて、狂気を湛えた紫色の双眸を持ち、腰には鞘に収まった刀を一本ベルトで固定させていて】
【袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーを履いた少女だ】
【首元には鈍色に光るNo.696とカノッサ機関の紋章が刻まれたドッグタグが、無機質な音を立てている】
【魔翌力を感知できるなら、ある程度まで近づけば少女の周囲にどす黒い魔翌力が漂っているのがわかるだろう】
【そしてその中に、僅かだが含まれるのは“哲学者の卵”の黒い魔翌力――】
【光を失わせているのは、この少女が原因であると見て間違いない】
【もっともそう推測できるのは、星堕草の特性を知っていて魔翌力を感知できるものに限られるが――】
【彼女の手は、真っ直ぐと地面に伸びている】
【手元は周囲の光の所為で、はっきりとは見えないが――】
【 なにか≠、掴んでいる? 】
/たまにはこんな投下もしてみようと思っただけ
564 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/25(木) 19:39:46.90 ID:NFhFIcEMo
>>563
/用事ができてしまいました…
/この投下は無しでお願いします
565 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/25(木) 19:57:06.67 ID:A1la+d8so
>>556
【中らずとも遠からず。剣そのもの≠ヘ――直接的には――少年に掠り傷の一つさえ与えない】
【だが結果的に見れば、追撃を止め剣を警戒して掛かるのは、この上ない最善手と言えた】
【少年は目にする筈だ。剣の刃部分が纏っていた光が、夜空に真っ直ぐな紅い軌跡を刻むのを】
【狩人の手元から、剣の突き立った青年のすぐ真横のシャッターまで】
【凡そ10m程にも延びたそれは、残光と呼ぶにはひどく眩い――】
「……ふむ。死に損ないでも、眼は冴えているようですね――それに、貴方もだ」
「その咄嗟の状況判断力、中々の戦士とお見受けします。正直、当てが外れましたよ」
【狩人が地面に降り立ち、感嘆の混じった溜め息を吐き出すと同時】
【流星のような一筋の軌跡は長大な光の斬撃と変じ、間を置かず放たれる】
【やや俯角を付けて、胸の辺りを狙った斜めの落下軌道。鋭いが見た目ほどの重みはなく、受け止める事は容易だ】
【防がれれば暫くの拮抗の後、それは跡形もなく消え失せるだろう】
「――只の戦闘狂ならば、これで仕留められたものを」
【そう、威力自体は大した事もないのだ。だが少年ほどの使い手ならば、狩人の本当の狙いを推し量る事は難しくない】
【一見すれば怪我人を狙って隙を誘発せんとする姑息な小細工だが、その実は初見殺しの悪辣な手管】
【少年が背後からの助言を軽んじ、脇目も振らずに相手の隙を突こうとしたなら、恐らくは】
【視界外から放たれる一閃により、右の肩口に痛撃を貰っていたかも知れない――】
……あいつが刃物を使うと、その軌道から出て来るんだ。あれ≠ェ。
それじゃ、俺はこれで。忠告はしたから――ね?
【助けられた借りは返したよ――言いつつ立ち上がれば、青年はその場から遠ざかる】
【兎にも角にも、これで邪魔者は消えた訳だ。狩人は口端を裂けんばかりに吊り上げ、少年を待ち構える】
//昨日は申し訳ない……只今帰りましたので、返レスしておきます
566 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 20:43:32.22 ID:PFTJTINP0
【公園】
良い子になれってツァーリが言ったの。
……でも、良い子になる方法。わかんない、……の。
【街灯に照らされたベンチ、その真ん中に】
【ちょこんと座り込んでいる小柄な人影が。一つあって】
……私のこと悪い子って、いろんなひとが言うの。
でも、……悪い子やめる方法も、わかんないの。
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女は】
…………、どうしたらいいの、よう。
【しょんぼりとしょぼくれながら。ぼそぼそと、独り言を呟いていて】
【りぃんりぃんと。鈴の音の合唱が、夜に、とてもよく響いていた】
567 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 20:46:43.82 ID:Kdi6KWxfo
【森】
【ただひたすらに、真剣に虚空に向かって剣を振るう少年が一人、そこにいる】
……やっ!
【茶色いアホ毛がぴょこんと生えた、レモン色の瞳を持つ小柄な少年】
【邪竜でも封印してるかのように右手には厳重に包帯を巻いていて】
【灰ローブを着用し、左腰には鞘に収められた西洋剣を二本提げている】
【同じ剣筋を何度も繰り返しており、闇雲になっているわけではない】
【事実、彼の動きは完成されているとまではいかないが、綺麗なものである】
【また、多量に汗を掻いていることから、この行為を何時間も続けていることが分かるかもしれない】
568 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/25(木) 21:13:03.29 ID:AH9uf/TCo
>>565
【宙を舞う剣。それが描いた眩しく紅い残光が、少年目掛けて飛来する】
【それを見た少年がふん、と鼻を鳴らし、右の小剣を順手に持ち直し】
【タイミングを合わせて斬撃を浴びせる────】
────せッ!
【一瞬の拮抗の後】
【ばちん、と鋼線が切れたような音がして、紅い光線が掻き消えた】
確かに悪くない手だが、少しだけ違和感があった。
それが無ければ分からなかったかもしれんが、なッ!
【会話から不意を打ち、右の小剣を男へ向かって投げた】
若造、貴様は後で説教だ。
【助言を貰った相手に言うにしては、あまりに心無い言葉だが、ともかく】
【低い声でそれだけ言うと男の方へ、影のように疾走する】
【投げた小剣の当たり外れに構わず間合いに入り、下から上へ、いわゆる逆袈裟のような形で斬りつけるだろう】
【相手は今、少なくとも目立つ獲物は持っていない。暗器の類があったとしても対処できる、と判断したようだ】
/盛大に遅れた…申し訳ないorz
/昨日の続き、よろしくお願いします
569 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 21:21:32.51 ID:RQ06ndWmo
>>567
【――草を踏む音が、少年の耳に届くだろう。獣の足音や、風のざわめきとも違う】
【どうやら、少年の声か――あるいは単純に物音を聞きつけた、人間と思しき足音】
……ふむ。
【あちらこちらに汚れの染み付いた、ボロボロのツナギを着た中年の男性が木々の隙間から、姿を表した】
【無精髭が伸び、髪もボサボサで見るからに不摂生な男性だ】
【男性は、無感情な眼差しを少年に向け、顎に手を当てて、少年の鍛錬を値踏みするように見ている】
……。
【少年に対し、声をかけてくる様子はない】
570 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 21:34:34.67 ID:U/UIXn+zo
【高架下】
【号泣する雨音と頭上を抜けていく車の音が、轟いて――煩く、喧しく】
【通り雨に降られたらしい男が、冷えたコンクリートの壁に凭れて空を見上げていた】
【艶やかな紫の長い髪も、上質な黒のローブも、白皙の頬も項も首筋も、黒い爪先も】
【無慈悲な水に打たれて、底冷えと重みと煩わしさを――持続毒のように、彼に与えている】
【「ね。一人で行ってきてよ」】
【恋しい人からそう頼まれた。此処に彼が居る理由はそれだけだった】
【もっと言うなら、彼は頼まれごとを果たして帰る途中だったのだが】
【不機嫌な空は気を遣う事なんて出来ないから、喚き立てる我儘娘のように突然の雨を降らせて】
【――強引な女に勝てる男というのは、稀少な存在だろう】
【この男も例に漏れず、折れる側。世間一般と何も変わらない立場だった】
…冷めるだろうに、止んでくれないものか
【黒いマニキュアが施された手で掴む袋、中のたい焼きの温度は――じわりじわりと、下がってゆくのだった】
571 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 21:38:44.64 ID:KYYeYsVvo
>>566
//まだいらっしゃいますか…?
572 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 21:41:24.19 ID:PFTJTINP0
>>571
/あなたの背後、70センチくらいのところに居るとか、居ないとか……居るとか
573 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 21:49:12.34 ID:KYYeYsVvo
>>566
,
>>572
……クソが、イライラする……。
【ふらりふらり、覚束ない足取り】
【その不機嫌を指し示すように、やってきた人物の周囲にはおかしなオーラが漂っていて】
【街頭の薄い入り口から進入し、ようやく貴方の前に姿を見せたのは、】
……白神、鈴音。
【ウルフカットの黒髪に、焦げ茶色のジト目、への字口、右頬に火傷の跡】
【ノースリーブの上着から伸びた腕は、良く観察すれば分かる程度に鍛えられている】
【左腕の肘から指先まできつめに巻かれた包帯は、その人物の性質を雄弁に物語る】
【タイトなジーンズに、腰周りまで隠すほど裾が長いシャツ。全体的に暗色系】
【武闘派にして肉体派の彼女は、単純に少女と呼ぶことを憚られる獣性を身にまとっている、ようだった】
……こんなときにお前と会うとは、ここ最近、俺の不運も折り紙つきだな……?
【以前であった時より、ボロボロであった】
【何日も何日も休みなく、ケンカに明け暮れたような風体】
【おまけに目つきは、とてもじゃないが荒んでいて】
【とどめに、近づけば近づくほど、少女は息苦しさの類を、感じるかもしれない】
【膨大な暗黒の魔力…不良少女にまとわりつく黒い霧は、意思を持っていた】
【獲物を求めて周囲を探る、狩人の如き意思を】
//以前三十センチだったじゃないですかーっ
//とか何とかいいつつ突撃します、よろしくお願いします!
574 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 21:53:09.13 ID:U/UIXn+zo
/
>>570
は無しで
575 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/25(木) 21:54:21.09 ID:PkYtrHFDO
【風の国・街中】
……悪く、思わないで
これは……、必要な事だった…。
【栗色のショートヘアと"No表記がない"機関のコートを風に靡かせて、少女は無残に潰された亡骸を見下す】
【右手に握られ、地面に置かれたハンマーには赤黒い肉片が付着していた】
私のため、機関のために必要だった
だから……殺した…。
必要だからこそ、無抵抗が武器にはならなかった…
そして抵抗も、私の前では意味を為さなかった
【彼女のコートには、無数に刃物で切られたような跡があった】
【抵抗された、とするならばそれは十分に有り得る事だ】
【しかし不自然なのは、彼女自身はまったくの無傷――と言う事だろう】
/24:30くらいまでの絡みで宜しければ…
576 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 22:01:41.64 ID:PFTJTINP0
>>572
【しょんぼりと伏せられた顔。視線は、地面をただひたすらに見つめていて】
【時折ぼそぼそと声にすらなっていない独り言を口にして。そんな風にしていたから、接近には。気がつけなかった】
【声をかけられて、肩が跳ねる。同時に、鈴たちもりぃんと鳴いて】
【次いで、顔が上げられれば。見知った顔を、銃口みたいな瞳が捉えて】
…………、あ、……、遥人。
【びっくりからいまだ抜け出せないような風で、相手の名を呼び返す】
【そして、改めて遥人のことを見つめ返せば】
【荒んだ瞳、ぼろぼろの身体。……それと、黒い霧】
【いっそうに瞳を丸くしながら】
それ、どうし、……、……。
【尋ねようとした言葉は、遥人の言葉で途切れてしまって】
【「……ごめんなさい。」、と。変わりに紡がれたのは、謝罪の言葉】
【考え事のせいでマイナス方面に傾いていた思考は。その言葉で少なからずダメージを負ったらしい】
【また、しょんぼりと。目を伏せる、そんな気弱な仕草は。狩人から見れば、ちょうど良さそうな得物に見えなくも無い、か?】
577 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 22:03:19.23 ID:Kdi6KWxfo
>>569
【自分の世界に入り込んでるのだろう。足音は少年の耳まで届かず】
【ただ一心に、右手の西洋剣を振るい続ける】
【左から右に、全身を使って剣を一閃。それを何度も繰り返す】
【綺麗な、悪く言えば型通り過ぎるのが特徴的な動き。荒っぽさがない分、実戦ならば隙も少ないか】
【洞察力が高ければ気づくかもしれないが、少年の技は一閃ごとに少しずつ、確実に完成されつつある】
……ふぅ。
【男性が来てからそれ程時間が経たない内に気が済んだようで、少年の動きが止まる】
【休憩するためか、近くの木に腰掛けようとして──男性の存在に気づく】
へっ!? い、いつからいたんですかっ!?
もしかして見てました? 見てましたよね!?
いやもうすみません、変なもの見せてしまってっ!!
【パニクる。】
【目を大きく見開く→額から汗を沢山かく→顔が真っ赤に→頭を何度も下げ続ける】
/離席してました。申し訳ありません。
578 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 22:09:36.61 ID:KYYeYsVvo
>>576
【正直な話、あの時はその眼が嫌だった】
【今もその黒々とした瞳に覗き込まれると、不快感が去来するのも事実】
【…しかし、何がおかしいのか、遥人は鼻で笑った】
……なんで謝るんだ。
以前からヘンな奴とは思ってたが……出会いがしらの挨拶じゃねぇだろ、それ。
【言葉は、嗜めるが如く】
【でも声色と表情は、強い自嘲に歪んでいて】
【視線の弾丸に射抜かれて、ふと自分を見返したのだろう。自分に嫌気が差したような、強い嘲り、罵倒…悉く自分への】
【少しだけ、黒い霧が薄まった。意思も弱まり、魔力も減衰し、遥人の周囲が少々暗いだけとなる】
……気に入らないことがあってな、ムシャクシャして、雑魚と遊んでた。
特に昨日は二十人に囲まれてな……返り討ちにしたが、無傷とはいかなかったよ。
【ふらり、ふらり。一歩ずつ鈴音のベンチへと近づく遥人】
【至近距離まで近づいたら、ベンチへと倒れこんでしまうだろう】
【目の前には鈴音がいるにも関わらず、反応しきらなければ、それを巻き込みながら】
【至近に遥人を許した場合、酷い臭いがするだろう】
【本当に、拠点にも帰らずひたすらケンカに明け暮れていて、その疲労が祟ったか息が少々荒かった】
579 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/25(木) 22:12:04.90 ID:NFhFIcEMo
>>575
クス、――観光がてら来てみれば……
どこに行っても凄惨なシーンにしかぶち当らないねー。嘆かわしや
【風が運んで来たかのようにいつの間にか、飄々とその場に男が一人現れた】
【汚れ一つない白いタキシードの下に赤いワイシャツをきっちりと着こなして、金色の双眸を持ち】
【同色のウェーブがかかった、所謂ソバージュの長髪。邪魔くさいのか後部はそれを一つに括っていて】
【首からは鏡で出来た十字架のネックレスを着用している、そんな目立つ優男】
【柔和な笑みを張り付けて、ポケットに両手を入れたまま】
【――つまりは無防備に、そちらへと歩み寄ってゆく】
やれやれ、原型すら留めないとはねー
よっぽど、この人に恨みでもあったのかなー?
【張り付けた笑みはそのままに、少女が制止しなければ肉塊へと近づき】
【やがて傍に腰を降ろして、形跡を観察し始めるだろう】
/深く突っ込めないかもしれませんが、それでもよければ!
580 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/25(木) 22:22:57.48 ID:PkYtrHFDO
>>579
怨みなんて、ない…
こうなったのは私の武器の特性上
そして、この人がマトモに受け身も取れないせい……だから、仕方ない。
【ふぅ――と、少女は溜め息を衝いた】
【憐憫と、やって来た彼を――彼が遺体を見つめる様子を眺めた】
周防 防己(すおう つつら)――…
それが……私の名前…
【ふと、少女は自らの名を名乗った】
【同時に右手一歩でハンマーを持ち上げ、その先端を彼へと向けた】
私は"この場所"の人間の抹殺を命令されてる……
/はーい、よろしくですー!
581 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 22:25:49.53 ID:PFTJTINP0
>>578
だって、……運が悪い、って。
【不運。その遥人の言葉は、「自分のことを好きでは無いから会いたくなかった」、と】
【そんな風に、脳内変換されていたらしい】
【最初のようにしょうぼりとした表情をしながらも、「ちがうの?」とでも言う風な視線を、遥人に投げて】
【そして、薄まる黒霧に、ほんの少し。ほっとしたような様子を見せた】
え、あ……、……だいじょう、ぶ?
……ちゃんと手当てとか、したほう、……がっ!?
【無傷とはいかなかった――視覚から、聴覚から。それを理解して】
【心配がさらに上乗せ。ふらりふらりとこちらへ向かってくる相手を助けるためか、立ち上がろうとする、が】
【少しばかし遅かったよう。腰を浮かしかけたところで、遥人が倒れこんできて】
【驚きから、声が高く高く跳ね上がり。鈴たちも、りぃんと高い声をあげる】
……え、あ、……え。
……遥人? ……だいじょう、ぶ? 遥人……?
【この少女。普遍的人間と比べれば、いくらか鼻が利いて】
【ただ、血臭腐敗臭その他諸々、そんな路地裏に慣れていることと】
【目の前で知り合いが倒れて、しかも思い切り巻き込まれて】
【そんな心配と驚きのせいで、すっかりと気にしていない様子】
【下手に力を篭めれば折ることすらも出来そうなほどに細い身体は、どう間違えても抱きしめられ心地がいいとも言えない、のだが】
【とりあえず、少女は出来そうならば遥人の身体をぎゅっと抱きしめて、抱きしめたその手で、背中をぺしぺし軽く叩いたり、擦ってみたり】
【そんなことを、するはずである】
582 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 22:27:24.92 ID:RQ06ndWmo
>>577
……。
【男性は、そんな少年に、やはり声をかけることなく見つめていた】
【――剣技に詳しいわけではない。少年の腕の上達などは、理解できない】
【だが、少年の腕が並々ならぬものであることは理解しているようだった】
つい先ほど、だ。
……そう長い時間見ていたわけではない。
【男性は、一切に表情の変化を見せぬまま、抑揚のない口調で語る】
【慌てふためく少年を、不可解なモノでも見るかのように、あくまでも冷静に続ける】
……変なモノだったのかね?
あいにく武術には疎くてね。
……なかなかの腕前だとは思ったが、その程度のものだ。
【慌てる少年の言葉に、どこかズレた返答】
だが、これは思わぬ幸運というものだ。
【そして、少年にも聞こえる声で、しかし理解はされぬであろう独白を一つ】
【ツナギのポケットから、鞘に収まった短剣を一振り、取り出す】
……少年、君はこういったモノも扱えるかね?
【鞘に収まった状態では、なんの変哲もない剣だ】
【少年が手にしているような剣とは違う、柄の拵えも至ってシンプルな、ナイフに近い、片手持ちの短剣】
【刃渡りは20cmほどだろうか】
【少年に向けて、その短剣の柄を向け、男はそれを差し出す】
【少年が素直にそれを受け取って、鞘を払うのならば】
【奇妙な形の刀身が現れる】
【片刃の剣の、刃の部分を取り払った刀身、とでも言えば良いだろうか】
【縦に長く伸びたコ≠フ字をした刀身は、そのままではまるで刃物としての意味をなさないように見える】
/申し訳ありません、こちらも見逃しておりました。
/レスが遅れてしまいましたが、よろしくお願いします。
583 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 22:36:49.00 ID:KYYeYsVvo
>>581
……俺個人の話だ、お前が謝る必要はない。
【それは事実だ、事実、なのだが】
【何故か今は、責める気力が失せていた。先ほどちらりと不快感と自嘲に混じり、別の感情が遥人に去来していた】
【最初は何だかよくわからなかったけれど、やり取りを重ねると強くなる…これは、】
(既視感……?)
【いわゆるデジャヴュである】
【何故鈴音にそんなものを感じたのかはわからないが、それをきっかけとして、鈴音の様子も気になり始める】
【なにやら当初、上の空というか落ち込んでいたというか】
……ああ、すまない。
【――――――鈴音が知る由もないだろうが、今酷く珍しい言葉を吐いた】
【背中を叩かれたりされて、ぴくりと指先が動く】
【かすかだが体温を感じる。自分は鈴音に倒れこんだのかと、ぼんやり理解すると】
【そのまま身体を転がし、開いた場所をこじ開けるようにして、背もたれに背を預ける格好になるだろう】
【中々豊かに隆起した胸部が上下に動き、肺呼吸の活発化を告げ】
【暫し後、細長い息を吐いて、ようやく人心地をついたようだった】
【―――――どこか遠い場所で、邪悪な何かが下品な笑い声をあげる】
【何が可笑しいのかはわからないが…きっと気のせいだろうと思うほど、遠く、遠く】
……ヤキがまわったんだよ、いろいろ、上手いこといかなくてさ。
…それで腐るとは……無様だな、俺もさ。
【その眼は、今も嫌いだ。鈴音の、黒すぎる銃口は、見ていると処刑台に立たされているような気分になる】
【見世物にされるのを嫌うのは、路地裏を徘徊する不良少女の性質から、想像は難くないだろうけれど】
【……それよりも、ただの視線が一秒でも突き刺さり続けることが、耐えられない】
【自分の不出来を恥じて、―――――自分を嘲笑いながら、視線を逸らした】
……で、お前こそどうした。路地裏から出てこんなところでさ。
【仕事がどうとかじゃなかったのか、などと急に問いかけるのは】
【自分の恥ずかしさを隠すため、話題の矛先を変えようと、浅ましい恥じらいから来る小細工だった】
584 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/25(木) 22:42:33.81 ID:NFhFIcEMo
>>580
【彼女の全ての言葉を聞き終えた後、彼はゆっくりとした口調で言葉を紡ぎだす】
じゃあ、何で――どうしてキミはその人を殺したのかなー?
【向けられた<鉄/くろがね>の塊、それにぴくりとも反応することなく】
【ただへらへらとこの場に相応しくない態度を変えず、肉塊を眺めている】
【やがて敵意と殺意を感じながら、おもむろに立ち上がり】
クス、――じゃあ俺が受け身を取れたらいいんだよねー?
確かに、自分の身を守れないニンゲンなんて死んでも文句は言えないと思うよー
[
ピーーー
]側の理由がどうであれ、ねー
【くるっ、とおどけた動作でターンを決めて、周防へと振り返る】
【その馴れ馴れしさとは裏腹に、どこまでも冷たい言葉を続けながら――】
だからさ、キミがこの場で返り討ちに遭ったとしても、キミは誰にも文句は言えない訳だ
<< Galerie des Glaces ― ギャルリー デ グラス ― >>
【――瞳に殺気が帯びる。まるで欠けた鏡のように鋭く、どこまでも冷たい殺意が】
【そして彼の周囲が、突如として輝きだした。何かの能力なのだろうが、今のところ害はない】
おっと、名乗られたら、名乗り返さないと、だねー
俺はミロワール・ロワ、ただのしがないホスト野郎だよー
【――依然彼はポケットに手を突っこんだまま】
【つまりは無防備だが――これを隙と見るか、罠と見るか】
585 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 22:45:20.35 ID:Kdi6KWxfo
>>582
あはは、それなら良かったです。
こういう場面を見られるのは、どうしても恥ずかしくて……って、どうでもいいですよねすみません!
【またも頭を下げる辺り、こういう性格らしい】
【相手がまともな大人の対応をしてくれて安心したのか、苦笑いを浮かべて頬を掻く】
えーっと……、短剣、ですか?
専門外ですけど、扱えなくもないですね……。
【持っていた剣を鞘に納めると、疑問も抱かず短剣を受け取る】
【剣を収めると赤色だった瞳がレモン色に変わり、短剣を手にすると元の赤色に戻る】
【そして鞘を抜くと、奇妙な刀身を自身の眼前にかざし】
あー、これは…………なんですか?
ちょっと、使い方が分からないです。
【自覚はないが、『剣に関する最高位の才能』を持つ少年はあらゆる剣を扱いこなすことが出来る。】
【だが流石に、扱い方自体が分からなければどうしようもないようだ】
586 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 22:56:46.24 ID:PFTJTINP0
>>583
…………、でも。
【自分がここに居たから、自分がここに居るから。やっぱりいつもみたいに路地裏に篭っていれば良かった】
【そんな思考が、蛇みたいに。心の底をぞろぞろと這いずって、ただ】
【無理矢理に我慢して、飲み込んで。吐き出さないように】
【その様子を見ていたならば、数秒、ひどく自分を責め立てるような。そんな表情を浮かべていた、とか】
【遥人の抱くデジャヴには、気付かない……というよりも。思考を及ばせる余裕も無かった】
……だいじょうぶ。
【少女の体温は、ひととして違和感の無い程度に、周りの気温と似ていて】
【珍しさは、やっぱり分からない。ただ、謝られたから。気にしてないと、そう返して】
【遥人がその腕から抜け出そうとすれば、それを拒むことはせず、大人しく腕を放す】
【ちなみに、この少女は。豊かなんて言葉とはまるで正反対。……まな板と言うか、洗濯板】
…………たぶん、物事が上手くいくのって。
……前世とかで、よっぽどいいことしたひとたちだけだと、……おもう。
【遥人が少女から離れれば、よじよじと。元のように座りなおして】
【視線をそちらに向けることは無く、石ころでも数えるかのように地面を見つめながら、ぼそりと】
【何かを凄く諦めたような。そんな言葉を口にして】
…………良い子になれって言われたから。
……悪い子だって、言われたから。
……だから、だから。
【良い子になれと、お前は悪い子だ、と】
【そう言われたから、血塗れの路地裏からふらりと出て、ここに居る、と】
【お行儀悪くも、ベンチに足を乗せて、体育座りの姿勢になりながら。言うのは、そんなこと】
【別に、何がなくても何となく、の理由で公園なんかに居ることもあるのだが。今回は、少しでも良い子に近づくために。出てきたらしい】
587 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/25(木) 22:59:34.85 ID:PkYtrHFDO
>>584
必要≠セったから――大勢の死が……
殺したのは……その過程に過ぎない…
【彼女は何故℃が必要だったのか、語ろうとはしない】
【[
ピーーー
]⇒死】【彼女の中では完全にその二つが別の事象として成り立っている】
飛び降り自殺をした人間は、地面にぶつかる1mm前までは……
きっと…まだ……生きている…
この、ホスト野郎はまだ生きている。
私が殺したら、死ぬ。
逆もまた……自然の摂理ね…。
【今一度、つつらは溜め息を衝いた】
【ズン――ハンマーを地面に突き】
互いの意見に相違はない……
最後まで立っていた方の……勝ち…
(あの光は、能力…?)
(けれど、私の絶対防御≠フ前に敗北はない……)
【ザッ――つつらは左足で地面を強く踏み締める】
【そして両手で持ったハンマーを大きく振りかぶった――例えるなら、ゴルフクラブ構えるように】
【彼の発する光も、無防備さも意に介さず――】
【それは圧倒的な自信≠ナあり――余裕∞慢心≠ナあった】
【何人たりとも、この周防防己を地に伏せる事など出来はしない――!!】
588 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 22:59:46.55 ID:RQ06ndWmo
>>585
……まぁ、君がどこで何をしようと自由だろう。
私もまた、私のしたいようにするのみだ。
【少年の鍛錬について、問題がないということ】
【――そして、それを覗き見た己の非を認めないということ】
【自分本位な言葉を、短く言い残して、少年に短剣を手渡す】
……ふむ?
(……今はどうでも良いか)
【まるでLEDランプのように、色を変えた少年の瞳を見て、少年の顔を見つめる】
【だが、それについて深く言及する気はないようだった】
……その柄を握って、刃をイメージしてくれたまえ。
この短剣には、刃がある、とね。
【少年が言われたとおりにイメージすれば、刃が欠けたその位置に】
【――魔力によって生成された、輝く刃が現れるだろう】
【たとえ、少年に魔力を扱う素養がなくても、である】
【剣を扱うものであれば、刀身部が欠けているが故の重量のバランスの悪さ】
【また、イメージを行わなければ、刀身が出現しないこと、また、刀身自体の材質が、金属でないこと、など】
【他にも、不満な意見が出てくるかもしれない】
少し、さっきのように使ってみてくれ。
……テスト中の品でね、知り合いに剣を扱えるものがおらんのだよ。
【――要するに、試作品のテスターを探していた、ということか】
【見ず知らずの人間に、初対面でそう言った事を頼めるのは、あまりに無神経という気もするが】
589 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 23:10:52.41 ID:KYYeYsVvo
>>586
………、その面を、やめろ。
【その我慢の様子は、眼とは別の意味で腹が立った】
【きっと自分も今、同じ顔をしているからだ。同属嫌悪なのだと、頭では理解していたけれど】
【だからこそ、無責任に笑ってろとか、そういう馬鹿げた、どうでもいい言葉が吐けなかった】
【ドスを脅かすような声色も、半分は自分に向けるようで】
【互いに自分の心を、抉りあう。】
【何の生産性もないからと、遥人は強引にでも話を打ち切ることしか、出来なかった】
……………な、ならいい。
【それに、大丈夫といわれてしまっては、追撃するたび墓穴を掘るばかり】
【挙句、返事のため自分の発言に気付いてしまい少し詰まって】
【搾り出すような四文字は、反り返って上擦った】
【物凄い蛇足だが、その大平原を遥人はちょっと羨んでたりする。自分の性別が嫌いなので、なおさら】
【…ろくでもない未来予想図しか浮かばないのでいわないが】
………、前世、ね。
【身体をベンチに預けた状態で、短くも紡がれる言葉を聞いている】
【なるほど、話すよりも楽だ。結局返事するので同じだろうが、一方通行でない受身の時間は、やはり必要】
【その間に呼吸を整え、思考を整理し、そのいじけ虫の正体に触れてゆく】
【ただただ、言い切るまでは黙して。ゆっくりゆっくり、噛み締めて】
……なんだ、お前も少しは自覚できたか。
【全身の筋肉を弛緩させて、何故か『褒める』】
【場違いな言葉に聞こえるかもしれないけれど、僅かに首を傾けて銃口と向き合う視線】
【ちゃんと、遥人生来の色。焦げ茶色は、確かに鈴音に丸を一つ描いたようだった】
【正解のチェック、と言い換えてもいい】
じゃあ、良い子って何だよ?
お前がなれって言われた『良い子』ってのは、どういう奴のことを言うんだ。
【では次のステップ、とばかりに続けた問いかけ】
【腕に浮いた青あざや切り傷を摩り、彼女に左腕が届かないよう配慮しながら、徐々に自分の身体を直して】
【少しばかり、突いてみる】
590 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/25(木) 23:18:53.09 ID:NFhFIcEMo
>>587
へー……じゃあなんで≠ネのかなー?
クス、――キミはそうやって隠しちゃうんだねー。恥ずかしがり屋なのかなー?
【そんなコも、嫌いじゃないけど、ねー】
【――ミロワールの軽口は止まらない】
【まるで囲いをじりじりと狭めるように、周防を言葉で追いつめようとする】
【彼の、不変の笑みからは、感情を読み取ることは難しい】
【だが笑みが語らずとも、瞳は語る――】
【 どこまでもサディスティックな、その視線が―― 】
そうだねー。キミが俺に胸を刺されるまで、キミは生き続ける
だから、頑張ってみなよ――キミがどこまで、俺に抵抗できるか、さー
【自分の勝利を前提に話を進めていると言っても、過言ではない】
【その裏には周防と同じく自信≠竍余裕≠ェ】
【そして、周防とは違い――自己陶酔≠ェ混じっていた】
クス、――<<咆哮する狂戦士の狩猟/ラッシュ・アンクレット>>
俺に力をかしておくれ?
【その刹那――強烈な紅い閃光が、彼の右足から放たれる】
【同時に、尋常ならざるスピードで周防の背後へと回ろうとするだろう】
【その速度、例えるならば――魔速=z
【接近に成功したならば、いつのまにか手に持っていたガラスの欠片をその首元に付きつけようとするはずだ】
【だが、あくまで突き付けるだけ――絶対の自身≠ゥらか、直ぐに決着を付けない】
【 そう、彼もまた―― 】
【 自分が倒れるビジョンを描くことなど、ない 】
591 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/25(木) 23:22:36.34 ID:A1la+d8so
>>568
//あわわ、盛大に見逃してました。こちらこそ申し訳ありません
//ちょっと吊っ……じゃない頭冷やしてきます。嘘です今すぐ再開します。
//それでは改めて、よろしくお願いします!
「く、ふふ。お褒めの言葉だけ≠ヘ、素直に頂いておきますよ――」
【狩人はマントをひらりと靡かせて身を捻り、擲たれた剣を宛ら闘牛士のように避けて見せる】
【――長話が好きな質ではあるが、この狡猾さだ。流石に大人しく不意を打たれはしない】
「……………しま、ッ――!?」
【だが、見掛けによらぬ強肩から繰り出された投擲の速度は、僅かにその予想を超えていた】
【幸運にも――いや、或いはそれこそこの少年の狙いか――その切っ先はブローチを捉え】
【びりり、タキシードの生地が破ける。留められたマントが、宙を舞う】
【マントの他の衣服は、ごく普通の物なのだろう。少年の剣を一度防いでみせた生地ならば、こうも簡単に破けはすまい】
【即ち、今の彼は完全な生身。おまけに徒手――逆袈裟に振り抜かれる剣を、防ぐ術はない】
【咄嗟に後方へとステップを踏むも、それに追い縋る一閃が左脇腹を裂いた】
【傷は深くはないが、決して浅くない。臓腑には届かずとも筋に達し、月下に赤い飛沫を散らす】
あははー。お説教は勘弁して欲しい、かなぁ……全方位から切り刻まれた後だし、堪える……。
【気の抜けた台詞を残して、青年は姿を眩ました。以降、青年がこの戦闘に介入する事はない】
【とは言え、あの傷では移動速度もたかが知れている。説教をかますのならば、血痕を追えば良い】
【尤も、この狩人を無事撃退できたのなら、だが――――】
「……そうそう。先程、貴方はこれを変わった服≠ニ言いましたが……」
【ふわり、狩人の背後でマントが風を孕み、空に漂う】
【次の瞬間だった。ぐずりとマントの輪郭が溶け崩れ、闇色をした無形の液体へと姿を変える】
【それは不安定に揺れながら、徐々に六本の棒を――いや、刃を象り始めた】
【「服じゃないんです、コレ。より正確に言うならば……使い魔、でしょうかね?」】
【彼は微笑って、かく語る。どうやらこの減らず口は、そう容易く閉じそうには無いらしい――】
592 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 23:24:08.67 ID:Kdi6KWxfo
>>588
イメージ、ですか。
刃刃刃……っと。
【わざわざブツブツ念じてまでイメージすると、魔翌力の刃が生成された】
……わっ!
え、これ魔剣とかそういった類ですか!?
【説明なしだったからか、当然の事で驚いたようで体が仰け反る】
【しかし魔法剣士である少年は、こういった魔翌力関係の現象には慣れていて】
【冷静になると「わー」と興味津々な様子で短剣を見つめるのは、剣士としての性だろう】
さっきのように、ですか?
恥ずかしいですけど……あ、いえ何でもありません、分かりました。
【短剣を構えると笑顔がすっと消え失せ、先ほどのように振るい始める】
【自己申告の通り短剣は専門外なようであまり綺麗な型ではないが、刃が魔翌力であることによる影響などは見受けられないだろう】
593 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 23:32:43.48 ID:RQ06ndWmo
>>592
……魔剣と言えばそうかもしれん。
もっとも、私はそんなつもりで作った訳ではないし、技術的な裏付けもある。
……興味があるのならば、言って聞かせても構わんが。
素材と加工技術さえあれば、もっと良いモノを作れる鍛冶屋はいくらでもいるだろうよ。
【さらり、とその短剣の作者が自分であると言ってのけて】
【少年の鍛錬の様子を興味深そうな面持ちで見守る】
……どうだろうか。
その剣で誰かと戦って、その剣は武器たりうるかね。
なんでも構わん、不満な点や優れている点について聞かせてはくれないか。
【一通り、少年が短剣を振り終われば】
【真摯な鍛錬の姿を、どこか嬉しそうな眼差しで観察していた男性は、そうして感想を求めてくる】
594 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/25(木) 23:33:24.02 ID:PkYtrHFDO
>>590
なんで……命令、されたから…
私にとってそれ以上の理由は……ない。
【振りかぶったハンマーを大きく振るおうとしたその刹那の事だ】
【神速――否、それをも上回る魔速にて背後に回る彼の影≠確とその目は捕らえた】
(疾い…!)
(これは、想定外ね…)
【あっさりと背後を取られるつつら――ハンマーを大きく振りかぶった状態のまま】
【まさに隙だらけの状態だ――彼女の武装、能力では成す術がない】
【そう、今の状況では――】
胸を刺す、ね……
出来るものなら……このまま喉笛を切り裂いてもいい…
出来るものなら、ね…
【冷静、冷徹――そしてどこかに怜悧さを孕んだ、平坦な声で言った】
【『出来るものなら』――この絶体絶命の状況で彼女は言った】
【突き付けた――或いは刃が肌に少しでも触れたならば気が付くだろう】
【彼女の肌が、その喉が――白い肢体が】
【まるで鋼鉄――否、不壊の物質アダマント≠フ如く硬く、強固である事に】
595 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/25(木) 23:34:54.55 ID:PFTJTINP0
>>589
…………、……?
【その面をやめろと。その言葉が指すその面、というものが】
【どうやら、少女にはよく分からなかったらしい】
【きょとんと目を丸くして、首を傾げる様子から、分かることは】
【最早それが無意識のレベルに達している、ということで。つまるところ、きっと、ずっと昔から】
【ただ、遥人のその様子から。自分が悪いことをしたんだ、と。思考は右下下がり】
【良い子になりたいのに、と。連鎖した思考から、また。テンションを落として】
【上擦る声が、不思議だと思った。思った、が】
【下がったテンションの中。返す気力も無かったか、口を噤んだまま】
【……もしも、これを羨ましいと発言したならば。それはそれはひどい嫉妬の様子を見ることが出来たのだろう。口に出さなくて、きっと正解である】
…………幸せになれるのなんて、前世でいいことしたひとばっかりなの。
……私は前世でも悪い子だったから。……だから、きっと、もう絶対に幸せになれないの。
【体育座りの膝に、顎を乗せて、顔の下半分を、腕で隠す】
【露出したままの目元は、僅かに潤んでいて。諦めたような言葉を吐いては居るが、きっと。諦め切れていないのだろう】
【きっとと絶対が同居する妙な発言からしても。やっぱり、そうだと予想できそうで】
………………、ぇ。
【その言葉には、ひどく驚いたよう】
【元より丸い目をさらにまん丸にしながら、顔を上げて、遥人を見つめる】
【何を言われたかよく分かっていない風に、きょとんとしながら。しばし見つめて】
…………。
【嬉しかった、らしい。ほんの僅かではあるが。確かに、口元が笑んだ】
…………間違えちゃ、いけないの。
……間違えたら、褒めてくれなくて、間違えたら、私のことなんか、もう、見てくれなく、て……。
【笑みは、即座に霧散。変わりに出てきたのは、今にも泣き出しそうな表情で】
【突かれたそこは、思ったよりもダメージの大きな場所だったらしい。ぎゅうと、自分の身体を抱きしめた】
596 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/25(木) 23:45:01.26 ID:AH9uf/TCo
>>591
【投げた小剣が男のタキシードを射止め、厄介なマントを引き剥がした】
【嬉しい誤算だ、とほくそ笑む。これで目一杯の力を込めずとも相手を斬れるわけだ】
────ふっ!
【下から上へ、一息に斬り上げる】
【後方へのステップによりダメージは軽減されたが、それなりの手応えはあった】
【後方で青年が動く気配がしたが、今はそちらを気にしている場合ではない】
【左手の小剣を右手に持ち替えて逆手に構え、切っ先を男に向ける────】
【───と、男のマントが溶けた、ように見えた】
【それはその場に留まり、次第に複数の刃を成していく────】
"使い魔"…ふ、くくく…。
面白い。随分と楽しませてくれるではないか。
【────ただ、くつくつ、と。少年は笑うのだった】
【笑いながら、男を中心に円を描くように動き始める】
【男の動きを警戒しつつ、先程投げた小剣を回収しようという腹積もりのようだが…】
/何かあったのかと思いましたぞー!
/こちらこそよろしくー
597 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/25(木) 23:46:38.17 ID:Kdi6KWxfo
>>593
【ある程度こなした所で声をかけられると、鍛錬を止め】
へぇ、貴方が作ったのですか!
技術的な興味はないですけど、凄いですねー。
【口ぶりから何となく察していたので、そこまで驚いたりはしないが】
【実際にそうだと知ると、目の前の人物が何となく凄いように思えたらしい】
えーっと……、はっきり言いますと。
武器になるかどうかは、耐久性と切れ味次第ですね。
これはまだ試してないので、はっきりとは言えません。
ただ現状ですと、特にデメリットも見当たりませんが、メリットもありません。
別に、普通の短剣と大して変わらないんですよね、これ。
目新しさはあるのですが、イメージのための一瞬があったり、微妙に使いにくかったりもします。
ですので評価的に言わせて頂きますと、ちょっとマイナスですかねー。
【すっごくはっきり、それも長々と言ってのけた】
【あくまで剣士としての視点であるが、あまり高評価ではないようだ】
【もっとも剣として重要な切れ味と耐久力が、まだ分かってはいないのだが】
598 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/25(木) 23:49:11.87 ID:NFhFIcEMo
>>594
じゃあその命令は誰が∞何のために¥oしたか、知らないのかなー?
【首元にしっかりと、光る凶刃を突き付けたまま】
【彼は変わらず剽げた口調で、周防の耳元に囁く】
【――やはり、彼女をどうこうしようという気はないようだ】
【彼女の言葉を借りるならば、喉笛を切り裂く気は毛頭ない】
ま、ほら、言葉のアヤってやつだよ
女の子の胸を傷つけるほど俺も非道じゃないよー?
【……らしい】
(さーて、この余裕がどこから来るのかなー?)
(この状態なら、諦めてくれると思ったんだけど、仕方ないねー)
【死の危険が迫れば、降伏してくれるだろう、彼はそう考えていた】
【しかし彼女が貫き通す姿勢は、それとは大きく異なり、状況を覆せるというニュアンスを感じられる】
【ハッタリか。仕方ない、少しだけ傷ついて貰おうかな】
【そう思考を働かせ、右肩からゆっくりと撫でるように、切っ先を動かした――が】
―――――!!
なるほど、硬い、ねー。これがキミの能力とでもいうのかなー?
【驚きはしたが、こちらも平常心は崩さず、そう言い放つ】
【彼が手に持つ獲物は歯が立たない】
【この事実に気がついた瞬間に、僅かに隙が生まれた】
【 さあ――このチャンスを、どう生かす 】
599 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/25(木) 23:55:45.31 ID:KYYeYsVvo
>>593
……前世ですべてが決まるんなら、新しく生まれてくる意味がない。
生きる価値なんてない…既に決まったことを繰り返しても、無駄だからだ。
そうじゃないから、俺たちは生きている。
例え今の人生が、知らず前世からの引継ぎの元行われているとしても、
何か違うものを得るために、俺たちは生きてる……そう思う。
だから、迷うんだろ?
その方法を探して、選択を探して、答えを探して生きるんだ。
……苦痛も痛みも、生きてる証だ。前世じゃなく今を。
絶対なんて、ない。
どこかで何かが変わる…生きて、闘ってさえいれば。
【すべてを諦めるような鈴音の言葉に、遥人は真っ向から反論する】
【意味がない、なんてことはない。何かがあるはずだと】
【似合わないマジメな顔で、身体を小さく起こしながら】
【それを教えてくれたのは、】
【―――――前世で/狂気が―――――】
【―――――そうだ、思い出した】
【この既視感、同じようなやり取りを一度している】
【左手首を遠ざけるように右で握り締めると、体温が同じはずなのに、掌が熱い】
【……バカな話も、あったものだ】
【何が渇いている、だ。贅沢いいやがって。】
……俺は善人じゃないから、その答えは…イイヒトって奴がどういうものかは、実はよくわからん。
【笑み、素直な感情表現。子供のように笑う、大人手前の外面】
【よく『似て』いる、見れば見るほど似ていて、そして違う】
【じっとその顔を、もはや銃口を恐れず見返す遥人は、徐々に顔色が和らいでくる】
【限りなく、何処までも果てしなく、……笑顔に近い無表情という、器用な表情筋】
なり方もさっぱりだし、なろうとも思わない。
悪人がなろうとするにはあんまりにも敷居が高いっつーけれど、傍から見ていて気付いたことがある。
【もったいぶった口ぶりで、人差し指を立てる】
【ついと、鈴音の眼前に移動させる】
【間違った箇所を訂正するように】
連中は時々間違えるが…必死だ。いつも自分以外の誰かの為に奔走している。
自分を投げ出してまで、馬鹿のように必死だって事だ。
【そのまま身を乗り出して、顔の距離を近づけようとして…結局、上体が僅か鈴音に傾いだ程度で終わった】
【でも、間違えない事じゃないと訂正して、さらに続けるのは】
……お前は誰の為に、必死になりたい?
誰の為なら、そこまで出来る?
……これが、『良い子』になるのに必要な条件……じゃないかと、考えて、いる。
【目の前の少女が、現状を認識したのが、そこまで嬉しかったのか】
【遥人は、約束を果たそうとしていた。『そのまま』でいる事を少しやめた彼女に報いるべく】
【必死に、頭を絞って『助けよう』と、していたのだ】
【本人は決して、認めないけれど】
600 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/25(木) 23:59:10.07 ID:RQ06ndWmo
>>597
そんな事はないさ。
作るのに、少々特殊な技術が使われている、それだけのことだ。
【口では否定しているが、どことなく誇らしげなのは――】
【やはり、自分の技術を褒められて悪い気はしないということだろう】
……ふむ、そうだな。
その剣は、刃≠フメンテナンス性を、排除してみただけのモノだ。
刃が実体でないから、刃こぼれや、錆付きの心配はない。
もう少し刀身を大きくしたかったのだが、技術的な問題があった。……まぁ、いずれ解決はしたいと思っている。
実体剣の部分についての耐久性は……やはり、問題か……。
【少年の感想に、早口になりながら男性はぶつぶつと答えを返す】
【マイナスの評価を受けたことについて、ショックを受けた様子はない】
切れ味については、おそらくイメージの正確さがモノを言うだろう。
……しかし、そう考えればイメージのための間≠ヘ、より致命的になるか。
【腕を組んで、顎に手を当てて、ぶつぶつとつぶやく仕草は、どうも尋常な人間のそれではないような印象がある】
【――マッドサイエンティスト】
【そう形容する他にないような、意識の断絶が、少年には感じられるかもしれない】
……まぁ、良い。これは私に課せられた課題であることだしな。
……率直な感想に感謝する、少年。
何か礼をしておくべきだとは思うが……あいにく、今は持ち合わせがなくてね。
【とても感謝しているとは思えない、無表情と抑揚のない声で、そんな事を言って】
【――金がない、と口にするあたり、本当に礼などする気はないのかもしれない】
601 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/26(金) 00:08:43.46 ID:Jkak693Oo
>>600
メンテナンス性、ですかー。
短剣は大きさ的に安いものが多いですし、そこを売りにするなら、長剣の方がいいと思いますよ?
大剣なら、持ち運びが楽になる時点で大きなメリットになりますし……。
【少年も少年なりに真剣に意見を出すが、男性程の集中力はない】
【比較対象になるような研究者と今まで会ったことがないので、「真剣ですねー。」程度にしか感じてないが】
いやいや、お礼なんていり───この短剣で、充分ですよーっ!
……って、流石に厚かましいお願いですかね?
【「いらない」と言いかけたが、やはり剣士としてこれには興味があるようだ】
【台詞は一見謙虚なようにも見えるが、実際には物欲しげにじっと男性を見据えている】
602 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/26(金) 00:12:47.72 ID:X3ZAZUqDO
>>598
カノッサ機関―――No.13…
理由は……聞かされていない、きっとこの土地を使って実験がしたいんだと思う……
【まさしく手駒≠ニ言うに相応しい】
【土地を制圧するにおいて、防己はこの上ないほどに適任だ】
【理由を話さずとも動く忠誠心――そして絶対防御=z
【決して取られる事のない香車は、問答無用で敵陣を制圧して往く】
そ、これが私の絶対防御(アダマント)=c…
体を硬化し、あらゆる攻撃を防ぐだけの……防御一辺倒の力…
【なぜ、彼女のコートだけがこうもボロボロで、傷だらけなのか】
【それは彼女が勇敢に戦ったからではない、野蛮に殴りつづけたのだ――ハンマーで、ナイフでの抵抗を意に介さず】
【一縷の隙を見つけたつつらは、ギュッ――ハンマーを強く握りしめる】
【だが、それを妨げるかのように何か≠ェ防己の頭に命中した】
……っ?!
【銃弾――僅かな血の香り】
【防己の右蟀谷から、一雫の血が滴る】
【改めて、彼女の防御能力の高さ――そして、それ一つのみに特化した能力者である事が測れる】
【それは超遠距離からの狙撃――精密に防己を狙った一射であった】
【恐らく防己の仲間――これから何を≠キるのかは定かではないが】
もう時間みたいね……残念だけど、撤退させて貰うわ…
またね、ミロワール……また会う日まで
【銃弾の撃ち込まれた方向へと、防己は歩き出す――】
【撤退、と言うにはあまりにものんびりと――彼女は動き出した】
603 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/26(金) 00:13:45.96 ID:Jkak693Oo
>>601
/と、次レス遅れます。
604 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/26(金) 00:14:29.66 ID:X3ZAZUqDO
>>598
カノッサ機関―――No.13…
理由は……聞かされていない、きっとこの土地を使って実験がしたいんだと思う……
【まさしく手駒≠ニ言うに相応しい】
【土地を制圧するにおいて、防己はこの上ないほどに適任だ】
【理由を話さずとも動く忠誠心――そして絶対防御=z
【決して取られる事のない香車は、問答無用で敵陣を制圧して往く】
そ、これが私の絶対防御(アダマント)=c…
体を硬化し、あらゆる攻撃を防ぐだけの……防御一辺倒の力…
【なぜ、彼女のコートだけがこうもボロボロで、傷だらけなのか】
【それは彼女が勇敢に戦ったからではない、野蛮に殴りつづけたのだ――ハンマーで、ナイフでの抵抗を意に介さず】
【一縷の隙を見つけたつつらは、ギュッ――ハンマーを強く握りしめる】
【だが、それを妨げるかのように何か≠ェ防己の頭に命中した】
……っ?!
【銃弾――僅かな血の香り】
【防己の右蟀谷から、一雫の血が滴る】
【改めて、彼女の防御能力の高さ――そして、それ一つのみに特化した能力者である事が測れる】
【それは超遠距離からの狙撃――精密に防己を狙った一射であった】
【恐らく防己の仲間――これから何を≠キるのかは定かではないが】
もう時間みたいね……残念だけど、撤退させて貰うわ…
またね、ミロワール……また会う日まで
【銃弾の撃ち込まれた方向へと、防己は歩き出す――】
【撤退、と言うにはあまりにものんびりと――彼女は動き出した】
605 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/26(金) 00:15:41.12 ID:X3ZAZUqDO
>>598
カノッサ機関―――No.13…
理由は……聞かされていない、きっとこの土地を使って実験がしたいんだと思う……
【まさしく手駒≠ニ言うに相応しい】
【土地を制圧するにおいて、防己はこの上ないほどに適任だ】
【理由を話さずとも動く忠誠心――そして絶対防御=z
【決して取られる事のない香車は、問答無用で敵陣を制圧して往く】
そ、これが私の絶対防御(アダマント)=c…
体を硬化し、あらゆる攻撃を防ぐだけの……防御一辺倒の力…
【なぜ、彼女のコートだけがこうもボロボロで、傷だらけなのか】
【それは彼女が勇敢に戦ったからではない、野蛮に殴りつづけたのだ――ハンマーで、ナイフでの抵抗を意に介さず】
【一縷の隙を見つけたつつらは、ギュッ――ハンマーを強く握りしめる】
【だが、それを妨げるかのように何か≠ェ防己の頭に命中した】
……っ?!
【銃弾――僅かな血の香り】
【防己の右蟀谷から、一雫の血が滴る】
【改めて、彼女の防御能力の高さ――そして、それ一つのみに特化した能力者である事が測れる】
【それは超遠距離からの狙撃――精密に防己を狙った一射であった】
【恐らく防己の仲間――これから何を≠キるのかは定かではないが】
もう時間みたいね……残念だけど、撤退させて貰うわ…
またね、ミロワール……また会う日まで
【銃弾の撃ち込まれた方向へと、防己は歩き出す――】
【撤退、と言うにはあまりにものんびりと――彼女は動き出した】
606 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/26(金) 00:17:12.00 ID:4VZw3ce0o
>>601
……そうだな、やはりサイズの向上を図るとしようか。
【少年の意見に、男性は一人で頷くと、腕組みを解いて、少年に向き直った】
……そんなものが欲しいのかね?
データはラボに残っているし、一向に構わないが……。
試作品の一つで、銘もない。刃の部分はともかく、実体剣の部分は、いつガタがくるかもわからん。
……そんな不完全な品で良いのかね?
【本当に、手放すにあたって未練はないようだ】
【むしろ、少年の欲求に対し、驚いた表情を作って、念を押してきたりなどする】
607 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/26(金) 00:20:52.17 ID:VG2X7qK0o
>>599
//安価ミスです、
>>593
→
>>595
に訂正します、ご無礼をばorz
608 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 00:24:31.79 ID:D1ym5xA9o
>>596
【黒曜石に似た艶を湛える、一体成型の六振りの剣。それらはふわりと宙を滑り、持ち主の掌へ収まる】
【柄を第二〜第五指の股に挟み込む異形の握り。それは宛ら、化生の爪か】
「――ええ。界の狭間よりこの身へと迎え入れた彼等は、もはや僕の血肉に等しい……」
「さあ、存分に踊りましょう。月が堕ち、あの忌まわしい朝陽が顔を覗かせるまで」
【切れ味を重んじた比較的薄い諸刃の刀身には、外套であった頃の名残は皆無だ】
【芝居めいた挙措で打ち広げた両手の先、その刃は風を孕まず断ち切って。闇夜に紅く、残光を曳く】
【酔ったような言の葉をつらつらと並べながら、狩人は腕を拡げて一回転】
【少年の機動を追うように、三筋の紅い軌跡が斬撃と化して闇夜を駆ける】
【狙いは中段、狩人を中心に円を描いて閃光は拡がる。果たして、避け切れるか――!?】
//じ、実は聞くも涙語るも涙の大冒険が(ry ごめんなさい嘘で(ry
609 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/26(金) 00:28:07.26 ID:oiH4V6LVo
>>602
実験、実験、ねー。その為の殺戮、ねー……
【とある日の光景が、蘇った】
【それは網膜に、レンズに張り付いた煉獄の光景】
【一面の紅に彩られた、あまりにも凄惨で、残酷な光景】
【――それを振り払うかのように眼を閉じると、今度はある筈のない血の匂いが、鼻腔を震わせた】
【やはり消えることのない記憶なのか、と感傷に浸るのも束の間】
【次に感じたのは、確かに本物の血の匂い。だけどもそれは、自分のことではないと眼を開けて確認し】
そうだねー。残念だ
それじゃあ、また会える日を、楽しみにしてるよー
【クス、――と、渇いた笑いと共に彼女の背へ贈られる言葉は】
【まるで安っぽい愛を売りつけるが如く、熱が帯びることのない、表面だけのものだった】
(ま、これ以上追う気はないねー。それに――)
あのまま闘ってたら、負けてたかも、ねー
【鏡を操る彼の能力では、あまりに相性が悪すぎた】
【手数で相手を圧倒する力では、活路を見出すことは難しい】
【彼の最大の魔法でもなければ――】
クス、――それでも勝っちゃうのが俺なんだけど、ねー
【だけどやはり自信家であることは変わらず、殺意が消え失せた瞳で彼女を見送ると】
【仕事仲間へのお土産はなににしようかと考えながら、街の中へと消えていった――】
/うぎゃー!ありがとうございました!
610 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
2011/08/26(金) 00:32:00.73 ID:X3ZAZUqDO
>>609
/お疲れ様〜
/時間が短くて申し訳ない…
611 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/26(金) 00:46:55.44 ID:Jkak693Oo
>>606
欲しいですよっ!
不完全であっても性能的には充分ですし、それに面白いですからっ
なんというか、画期的で。あはは。
【ビシッと、短剣を持ってない方の手で男性を指さしアピール】
【「それにタダだから」──という理由は、胸にしまっておく】
【上で述べて理由も事実であることには変わりないのであるし】
あー、それと……、僕の名前は七草 なぐさと言います。
貴方の名前は何ですか?
【そしてお互いに名前を知らないことにはっと気づいたようで、首を傾げて問いかける】
612 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/26(金) 00:47:48.21 ID:Jkak693Oo
>>611
/追記 ただいま戻りましたー。
613 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/26(金) 00:51:42.24 ID:L+Trz62s0
>>599
……じゃあ、……じゃあっ!
なんで、……なんで私、……なんで、しあわせに、なれない、の……!
わたしがっ、わたしが、悪い子、だから、……ってッ!
遥人も、っ、遥人も、そうやって言うの!?
【「前世ですべては決まらない」。その発言は、どうやら、この少女にとっての地雷であったらしく】
【急に発せられる大きな声。妙に金属質で、よく通る声は。声量以上のうるささを持っていて】
【ぼろぼろと涙が落ちて、それを隠すように、湧いた怒りを無理矢理に発散するように。両手で顔を隠して、そのついでとばかりに。皮膚に爪を立てて】
【前世のせいだと納得して。それでようやく、自分を保っていたような】
【そんな少女である。支えを失えば、あとは。その先にあるのは、きっと】
【それから、ゆっくりと。手を顔から離して、顔を上げる】
【そうして、目に入るのは。その、無表情にひたすら近い、笑顔で】
【返せたのは、涙だけでなく、いろんな感情でぐちゃぐちゃになった泣き顔。それでも一度、ぐしりと目元を擦って】
だって、だって、ツァーリは間違えたら駄目だって言った、
怜司は、まちがえたら、私を斬ったし、私を、わたしを、撃ったのに!
【良い子は、間違えないことじゃないと。その言葉に返したのは、否定の言葉】
【間違えたら、悪い子だったら。怒られるし、怒られたと。だから、良い子=間違えない】
【子供みたいな少女は、既にそうして覚えこんでしまったらしい】
【何度も首を振って、自分が正しいのと。だから私を否定しないでと。やはり、子供みたいな主張】
…………………………、…………蛇神、様。
……ひとなんか、もう、……だい、きらい……。
【その問いには、たっぷり間が空いた】
【はくはくと、酸素の足りない金魚のように、繰り返される口呼吸のしばし後】
【ぼそりと。ようやく、答えが返される】
【遥人が、助けてくれようとしていることには。きっと、まだ気がつけていない、のだろう】
【ぼろぼろ落ちる涙を、時折拭って、ただ、またすぐ頬を濡らしていた】
/凄く遅れました、申し訳ないです……
614 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/26(金) 00:52:51.35 ID:L+Trz62s0
>>599
……じゃあ、……じゃあっ!
なんで、……なんで私、……なんで、しあわせに、なれない、の……!
わたしがっ、わたしが、悪い子、だから、……ってッ!
遥人も、っ、遥人も、そうやって言うの!?
【「前世ですべては決まらない」。その発言は、どうやら、この少女にとっての地雷であったらしく】
【急に発せられる大きな声。妙に金属質で、よく通る声は。声量以上のうるささを持っていて】
【ぼろぼろと涙が落ちて、それを隠すように、湧いた怒りを無理矢理に発散するように。両手で顔を隠して、そのついでとばかりに。皮膚に爪を立てて】
【前世のせいだと納得して。それでようやく、自分を保っていたような】
【そんな少女である。支えを失えば、あとは。その先にあるのは、きっと】
【それから、ゆっくりと。手を顔から離して、顔を上げる】
【そうして、目に入るのは。その、無表情にひたすら近い、笑顔で】
【返せたのは、涙だけでなく、いろんな感情でぐちゃぐちゃになった泣き顔。それでも一度、ぐしりと目元を擦って】
だって、だって、ツァーリは間違えたら駄目だって言った、
怜司は、まちがえたら、私を斬ったし、私を、わたしを、撃ったのに!
【良い子は、間違えないことじゃないと。その言葉に返したのは、否定の言葉】
【間違えたら、悪い子だったら。怒られるし、怒られたと。だから、良い子=間違えない】
【子供みたいな少女は、既にそうして覚えこんでしまったらしい】
【何度も首を振って、自分が正しいのと。だから私を否定しないでと。やはり、子供みたいな主張】
…………………………、…………蛇神、様。
……ひとなんか、もう、……だい、きらい……。
【その問いには、たっぷり間が空いた】
【はくはくと、酸素の足りない金魚のように、繰り返される口呼吸のしばし後】
【ぼそりと。ようやく、答えが返される】
【遥人が、助けてくれようとしていることには。きっと、まだ気がつけていない、のだろう】
【ぼろぼろ落ちる涙を、時折拭って、ただ、またすぐ頬を濡らしていた】
/凄く遅れました、申し訳ないです……
615 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/26(金) 00:55:09.19 ID:4VZw3ce0o
>>611
まぁ、君が構わんというのであれば、私に拒む理由はない。持って行きたまえ。
【毒気の抜かれた表情で、少年の言葉にあっさりと承諾を言い渡す】
……君の名前など、どうでもいいことであるし。私の名前もどうでもいい事だろう。
【そう前置きする様は、まるで名前を教えたくないのか、と勘繰られそうなものではあるが】
……だが、秘密にする理由もない。
キリル・ヴェルバ。今は、そう名乗っている。
【あっさりとそれを翻し――しかし、それは】
【偽名なのか、本名なのか。信頼の置けない名乗りだった】
さて、私の要件は、これで終わりなのだが……。
……ついでだ、その剣に銘をくれたまえ。
どうも私は、名を付けるのが苦手でな。完成品の参考にさせていただこう。
【剣の名前をくれ、と】
【最後に、重要そうな役割を、ぽんと少年に投げ渡した】
616 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/26(金) 01:04:07.01 ID:5Oy8+oYbo
>>608
【くるり、と男が踊る。紅く紅く、残光が輝く】
【迫りくる紅い光線に、しかし少年は何をするでもなく】
やれやれ。あまり使いたくはなかったのだが…
【面倒そうに、頭を振った────その刹那、光線が消えた】
【同時に、ばちばちんばちん、と三つの破裂音が響いた】
───こいつを使うと、小僧がやかましくてな。
いつも口やかましく言ってきて鬱陶しいのだよ。
【そう言って男に向けた小剣】
【その切っ先が微かに震えており、少年が着ているシャツの袖が赤く滲んでいる。マントに裂かれた跡は無い】
【何も難しいことは無い。要は力任せに剣を振り、光線を裂いたのだ】
【恐らくは、振るう力に腕自体が耐え切れずに組織が断裂し、ダメージを受けているのだろう】
では、今度はこちらの番だな。
【ふふ、と笑い、疾風の如く疾走】
【小剣の柄に左手を添え、一気に押し込む体制だ───】
/少々遅れましたorz
/ところでお時間の方は大丈夫でしょうか?
617 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/26(金) 01:12:26.33 ID:VG2X7qK0o
>>613
【――――泣かれた。何故か泣かれた】
【ぎょっとして眼を白黒させる遥人だったが、口も挟めず金切り声の直撃を受ける】
【…言い分はすべて、悉くが、腹立たしい】
【前世、前世前世。全て自分のせいではない、と】
【あからさまにして無責任な責任転嫁に聞こえた】
【―――――闘いとは、生きることとは、】
【それを自分に教えてくれた少女は…】
【否、その気持ちも、今ならわかる】
……お前が『まだ』、悪い子だからだろ。
【―――――目の前の少女も、闘っている】
【痛みに呻き、叫んでいる。同じだ、その点だけは何も変わらない】
【だからあの時、口にしたのだ】
【「今のお前じゃ、ダメだ」と】
【「悪い子でいる自分に気付かないから、ダメなのだ」と】
【涙も叫びも、その証。きっとあの時出せなかった救難信号】
【その髪留めにした鈴もきっと、ずっと気付いて欲しかったのではないかと、益体もない想像を浮かべ、】
【なお、鈴音の口から答えが聞きたかった】
【自分の言葉で何かを、叫んで欲しかった】
【だって、闘いとは、生きる事とは―――――自分の意思で進み、変わる事だから】
【…聞き覚えのある名前が聞こえたけど、スルーする】
【今は、まだ。】
……もう一つ思い出した。
間違えたら、いわなきゃいけない言葉があるんじゃないか?
間違えて誰かを傷つけたら、その相手に言わなきゃいけない事があるんじゃ、なかったのか?
【怨嗟の声も聞こえた。その金切り声も、顔に立てた爪が刻む自傷も、涙も、全て】
【遥人の表現は、やっぱり何処までも迂遠だ。率直な表現は苦手で、よほどの事がなければ出来ないけれど】
【頭をバリバリ掻き毟り、鈴音を包む殻に、皹でも入れられないかと、必死に言葉を探している】
……いきなり良い子になんか、なれるわけない。
お前みたいなクソガキは、普通の奴の何十倍も面倒くさいだろうが………、
――――――本気でなりたいと思ったなら、一つずつ課題をクリアしていけ。
『悪い子』から『良い子』に、生まれ変わってみせろよ、鈴音。
【信仰を逆手に取り、そういう用語で変換して届けたのは】
【黒髪の上に優しく伸ばされた右掌。期待を篭めた激励に満たした、柔らかな手付きだった】
【変わろう、変わりたいと救いを求めた彼女は、小さいけど確かな変革を遂げたと、認めるように】
【もしその手を許したなら、絶対に鈴音を拒まない、人肌の温もりが頭頂部に】
【……約束を果たしたいという意思と、……危うく堕ちかけた自分に、何かを思い出させてくれたという、小さな礼を混ぜて】
618 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/26(金) 01:27:53.31 ID:Jkak693Oo
>>615
キリルさんですか、よろしくお願いしますね。
【純粋無垢というか、偽名などという可能性は全く思い浮かばなかったようで】
【ニコニコ笑顔で定型句を述べた】
え、銘ですか!?
ちょ、ちょっと時間を下さい……うーん。
【これが自分の剣だけの名前なら適当につけるのだが】
【参考にすると言われてしまうと、真剣に考えなくてはならない。首を捻って、考えこむ】
……じゃあ、「ミーティア」でお願いします。
【考えこんだ末に、出てきた単語はこれであった】
【少年の必殺技が『流星』落としだから、ミーティア──何とも、単純な理由である】
619 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 01:35:27.09 ID:D1ym5xA9o
>>616
【ぐるり、くるり。少年の描く周回機動に、寄り添うような紅い真円】
【その三閃は、強力無比の一撃によって呆気なく打ち砕かれる】
【――見えなかった。先程までの膂力も並外れていたが、此度の剣はその比ではない。熊どころか鬼のような勢いだ】
【剣風に頬を撫ぜられ、首を伝う冷や汗を感じながら、狩人は尚も笑う。手は微かに震えていたが――なに、武者震いだ】
「ふむ、リミッターを外しましたか。ならば此方も手足に着けたこの重りを――――」
「と言いたいのですが、生憎とそんな物はありません。故に力ではなく、蜘蛛が如き手練を以て」
【くるりと更に半回転、少年に向き合いながら右腕を一振るい】
【振り抜いて出来た体の捻りを予備動作として、バックスイングした逆の左腕をもう一振るい】
【右は下段、左は中段の高さに、紅い斬撃を停滞させる。それぞれの狙いは足と剣を担う右腕だ】
【これに突っ込んで自ら傷付くならよし、臆して踏み込みが浅くなれば尚の事よし】
【斬撃ごと打ち砕きに来られても、その分相手の剣は威力を削がれる――それはそれで、よし、と】
【思案を巡らしつつ狩人は半歩分ほど下がれば、突進を掛ける少年を悠然と待ち受ける】
620 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/26(金) 01:36:01.44 ID:4VZw3ce0o
>>618
ああ、よろしく。
【その挨拶も、淡々としたものだった】
【七草の愛想の良い態度に比べ、ずいぶんと対照的なものである】
……では、その短剣は今から『ミーティア』だ。
できる限り丈夫には作ったつもりだ、好きに使ってくれたまえ。
【七草が思い悩む間、微動だにせず答えを待っていて】
【そして、その名前を受けて、しかしその名前に、評価などはあろうはずもなく】
……では、私はこれで失礼する。
実に有意義な時間だった。
【さらり、と別れの言葉を告げて、七草に背を向ける】
【そうして、キリルの姿は、森の中に消えていった】
/おつかれさまでした!
621 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 01:36:24.38 ID:D1ym5xA9o
>>616
【ぐるり、くるり。少年の描く周回機動に、寄り添うような紅い真円】
【その三閃は、強力無比の一撃によって呆気なく打ち砕かれる】
【――見えなかった。先程までの膂力も並外れていたが、此度の剣はその比ではない。熊どころか鬼のような勢いだ】
【剣風に頬を撫ぜられ、首を伝う冷や汗を感じながら、狩人は尚も笑う。手は微かに震えていたが――なに、武者震いだ】
「ふむ、リミッターを外しましたか。ならば此方も手足に着けたこの重りを――――」
「と言いたいのですが、生憎とそんな物はありません。故に力ではなく、蜘蛛が如き手練を以て貴方を斃す」
【くるりと更に半回転、少年に向き合いながら右腕を一振るい】
【振り抜いて出来た体の捻りを予備動作として、バックスイングした逆の左腕をもう一振るい】
【右は下段、左は中段の高さに、紅い斬撃を停滞させる。それぞれの狙いは足と剣を担う右腕だ】
【これに突っ込んで自ら傷付くならよし、臆して踏み込みが浅くなれば尚の事よし】
【斬撃ごと打ち砕きに来られても、その分相手の剣は威力を削がれる――それはそれで、よし、と】
【思案を巡らしつつ狩人は半歩分ほど下がれば、突進を掛ける少年を悠然と待ち受ける】
622 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 01:40:49.87 ID:D1ym5xA9o
>>616
//お気になさらず。というか、久々の二重投稿だーorz
//……とまあ、スレは重くなってますが瞼の方はまだ大丈夫です。
//其方もキツいようならご無理はなさらず、いつでも仰って下さいな
623 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/26(金) 01:47:28.54 ID:VG2X7qK0o
>>613
//当方突っ走ってしまっていますが、眠気のほうとか大丈夫でしょうか?
//無理があるようでしたらここで切っていただいても構いません、無理はなさらないよう
624 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)
[sage]:2011/08/26(金) 01:49:03.52 ID:Jkak693Oo
>>620
はい、では僕も帰りますね。
ありがとうございました、また会いましょうっ!
【男性とは対照的に、大きく手を振って別れを告げた後、その場から歩き去っていった】
……しかし、短剣の練習も必要ですかねえ。
いやでも、只でさえ魔法剣士なのですから、あまり練習の幅を広げたくはありませんし。
長剣の延長線と考えれば……うーん。
【ブツブツブツブツと、無駄に大きな独り言と共に】
/お疲れ様でしたー!
625 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/26(金) 01:56:33.38 ID:L+Trz62s0
>>617
【……ちなみに、この少女。ひどく怖がりで、泣き虫である】
【ただ、無理して泣かないように頑張っているだけであって】
【それが、目の前で泣いている、と言うことは。きっとある程度。遥人のことを信用しているのである】
【少なくとも。我慢するのをやめてもいいかな、なんて。思えるくらいには】
――――――っっ!
【そして、その言葉は。ひどく、少女の心を抉って】
【とっくの昔に孵化した卵が。その悪意が。ゆっくりと鎌首をもたげて】
【ただ。それが向かう先は、遥人では、外ではなくて。内側の、自分】
【悪い子は嫌いで、なら、悪い子の自分も嫌いで。それ以前に、元から自分のことは大嫌い】
【どこまでも続く悪意の蛇に、食い荒らされた心をさらに食まれて】
【自分を折りそうなほどに力を篭めて、自分をぎゅうと抱きしめて。そのまま、身体を丸めてしまうはずで】
――あ、ぅ、――ぅ、――たす、け、――う、そつ、――き――。
【時折零れる声は、大体は意味の無さげな「あ」とか「う」とか、だったが】
【一度だけ、ぼそりと。誰かに発せられた救難信号は、ただ】
【すぐ横に居る遥人へのものではなくて。どこかの誰かへのもので】
【そうして、自分を抱きしめて、身体を縮こめて。決して安らかでない自分の世界に入ること、しばし】
【その間の遥人の言葉は、聞こえているはずではあるが。それを理解できているのかは、よく分からなくて】
【見れば、見て分かるほどに。身体を震わせていて。言葉に返したのは、嗚咽の声だった】
…………――ひっ……!
【伸ばされる手には、微塵も気がつかなかった。故に、その手が拒まれることはなく】
【乗せられた重さと、暖かさに。身体が大きく跳ねて、声が漏れる】
【まるでその瞬間に金縛りから解けたように、顔も上げて。少しだけ視線が泳いでから、遥人へと向くはずである】
【堕ちかけた遥人へ、何かを思い出させた、と。その自覚は、きっと、少女には無いのだろう】
【ただ、その手は、そのお礼は。今にでも堕ちそうだった少女を、こちらに繋いでくれたようで】
【ほんの少し焦点がずれてはいるが、きちんと遥人を見つめて】
【嬉しそうにするでも、嫌そうにするでも無いが。ただただ、大人しく。その手を、受け入れていた】
626 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/26(金) 02:00:18.84 ID:L+Trz62s0
>>623
/おっと、気がついてませんでした。
/眠気は全然大丈夫です、大丈夫なのです、が、
/レスが遅くて申し訳ないです……そちらの眠気は大丈夫でしょうか?
/眠かったら、言ってくださいませです。
627 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/26(金) 02:15:30.03 ID:5Oy8+oYbo
>>619
蜘蛛が如き手練、か。
私も本来はそうあるべきなのだろうが、貴様のようなのが相手だとどうしてもこうなってしまう。
【呟きつつも少年の足は止まらない】
【それは男が繰り出した光線を見ても変わらず、むしろ加速する】
【紅い光線が仮面に触れる、その一瞬前────】
よっ。
【いやに軽い掛け声と共に、みし、と少年の足元が沈む】
【次いで上体を捻り、前方へと飛び込む体勢へ。そのままでは光線に飛び込むのは自明の理、なのだが】
【唯一違うのは、少年の身体が予想より遥か上、少年の身長にすると2倍か3倍の位置にあることだった】
────せッ!
【紅い光線を超え、ガラ空きの頭上へと踊り出て】
【そこから身体の捻りを利用し、手元に残った小剣を男へ向かって投げつける】
【着地地点は光線の内側、距離はそれ程開いていない】
【小剣をどうにかしさえすれば、隙を突けるかもしれない】
>>622
/お気遣いどうもー
/少々瞼が重いですが、どちらにしろ寝れないので大丈夫ですぜ!
628 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/26(金) 02:18:15.79 ID:VG2X7qK0o
>>625
【『卵』の反応に、思わず眼が金色に染まる】
【…自分の性分が嫌になる、どうもへんな煽り方をしてしまったと、ようやく気付いたようだ】
【でも、自己嫌悪スパイラルには陥らない】
【その意識が跳んでいる異常には気付いたが、それ以上に、自分に向けたものではないにせよ、その言葉には、頷いた】
――――――俺にはちゃんと聞こえたぞ。
【…本当は、それを本当に告げたい相手が、外にいるらしいことも察した】
【きっと思考の闇の中で、その誰かに必死に、手を伸ばして救ってもらいたがっている】
【…間違いない、成長している。こいつは前に進んでいると、遥人は確信した】
【目的が増えた。先ほど口にしていた二人…『ツァーリ』と『赤木』を探す事】
【おそらくそのどちらかが、こいつを救う鍵を握っていると判断する】
【メッセンジャーなんて、また七面倒臭いお鉢が回ってきたなと嘆息するけれど】
【それでもいい。あの時鈴音が飲み込んでしまい、言わなかった一言を引き出せた】
【後は、届けるべき相手に届けるだけだと、勝手に納得する】
【その結果がどうなるかなんて知らない。その両者のうちどちらかには、責任を取らせなければならないと思った】
【特に赤木は、聞いているとどうにもきな臭いというか、罪深いにおいを感じる】
【…勝手なお節介だ、『約束』を拡大解釈し始めた遥人は止まらない】
【特にそれを鈴音に相談しないあたり。やはり勝手である】
【この地雷が多そうな少女に尋ねる事を憚られたのも、理由の一つではあるが】
【手付きは、どうしようもなく不器用だった】
【腫れ物を扱うようその表面を撫でたかと思えば、いきなり大型犬にするようにぐしゃぐしゃと髪の毛を混ぜ始める】
【指どおりのいい黒髪に小さなため息をついたところで、はたと気付き引っ込めた】
【何やってるんだかと、頬を掻きながら。ここで振り切ってしまえないあたり、やっぱり不器用で】
お前が本気でなろうと思えば、なれる。
俺も少しばかり、マシになったんだ。……勝手な話だが、お前と話してたら、大事な事を思い出してさ。
生きているんだ、お前は。どうとでもなる。
【抱きしめるとか、そんなのは柄じゃない。不良少女同士の邂逅なんて、きっとそんなものだ】
【でもまだ、こんなのはじまりに過ぎない。ここからが本番だ】
【少し休んで、身体もぼちぼち動く。いくらなんでもそろそろ風呂に入らないと、なんてまともな思考がまわりだす】
【ベンチから立ち上がると、震える鈴音の肩を叩こうとする】
なってみせろ、『良い子』とやらに。
自分の意思で、立って歩け。その足はまだ動くんだろ?
【自分の足は、まだ時々ふらつくのに】
【自称悪人の不良少女は、それでも鈴音に、勝手で遠まわしな励ましを飛ばした】
【そんな事しか、今はできなかった】
【そのまま何もなければベンチから離れ、公園をゆっくり後にしようとするだろう】
【ひらひらと手を振り、ちらりと振り返りながら】
【言い残した事があるなら、今か】
//あい、こっちは問題ないです
//ではぼちぼちしめにいきませう!
629 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/26(金) 02:39:30.17 ID:L+Trz62s0
>>628
【その頷きは、その言葉は。外に意識を向けられない少女には、届かなくて】
【誰かに一度、助けを求めたきり。元のように、意味は分からないし、きっと意味なんて無い言葉を発したりしていた】
【不器用なその手付き。わしゃわしゃと髪を混ぜられても、嫌がったりする素振りはなく】
【その結果、きちんと縛っていた髪は乱れて、ぐしゃりとなっていた、が】
【少女の表情を見たならば。本当に本当に、心の底から安堵したような。そんな笑みを浮かべている】
【いつの間にか。涙までもが、止まっていて】
【子供らしい、単純さ。嬉しそうに、目を細めて、立ち上がる遥人を目で追いかけ】
…………――頑張ったら、褒めてくれる?
【泣いたためか、声は僅かに掠れていて。そんな声で尋ねたのは、ご褒美の有無だった】
【頑張ったら、頑張れたら、褒めてくれるのかと】
【首を傾げて問う声色も、目つきも。なんだかゆったりとしていたのは、もしかして:泣き疲れて眠い】
630 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/26(金) 02:47:25.36 ID:VG2X7qK0o
>>629
【微かなかすれ声は、夜の公園にはよく届く】
【鈴の真鍮がさびたようなそれは、でもやっぱり、何処までも鈴の音】
【あんな金切り声よりはずっといいと、密かに想う。人間が発する音だった】
―――――お前次第だ。
【一瞬、立ち止まって答えた遥人は、今までで一番穏やかに答えた】
【微妙に答えになってないが、少なくとも否定はしていない】
【それが動機になるならと、あえて無粋な事は言わなかった】
【―――――正直、この不良少女が真正面から褒める、なんて柄じゃないのは】
【これまでの時間で散々理解できたと想うのだが】
【今度会うときは、せめて溶けてないアイスでも持っていこうかねと】
【出入り口を抜けて闇に溶けるとき、沈黙したまま考えていたそうだ】
//お疲れ様でしたー!!
『ほんっとさぁ、人間ってなぁよぉ』
『浮いたり沈んだり忙しいねぇったくよぉ…ヒヒッ』
『だからこそ、収穫時の落差がたまんねぇんだよなぁ……ヒヒッ、ゲヒヒヒヒッ!!』
『そぉだろぉ…? えぇ、カミサマよぉ!?』
631 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 03:04:16.83 ID:D1ym5xA9o
>>627
【狩人は、防御の態勢を取って少年を待つ。少年の身体が刃に蹂躙されるのを、てぐすねを引いて待ち構える】
【だが、彼の待ち望んだ結果はいつまで立っても訪れない。それもその筈――】
【少年が選んだのは第四の選択肢
。予想外の、跳躍だった】
「――――軽業師ですか、貴方は……!」
【驚きを隠せず、不変の笑みが僅かに崩れる。然し、少年の動きは見えている】
【このまま剣を振るうとしても、此処はまだ間合いの外だ。刃がこの身に到達するまで、推定で零コンマ一七秒】
【恐らくはそれよりも、この六爪が斬撃を張り巡らす方が速い。対処は可能――――!】
【だが、その予想は瞬きの間も置かず、またしても裏切られる事となる】
【振るう≠フではなく擲たれる′武が、刃の網を抜けて最短距離を駆け抜け】
「ッ、ぐ…………先程の意趣返しとは、味な真似を――!」
【ずぐ、と。鈍い水音を立てて橈骨と尺骨の隙間を抉じ開け、身体を庇った右の前腕を貫き通し】
【そのまま右胸の肉を割き、肋骨に阻まれて停止する。腕一本犠牲にしなければ、間違いなく肺に達する深手だった】
【呻き声を噛み殺して袈裟に振るうのは、左の三爪。目前に降り立つ少年の、着地の隙を突きに掛かる】
【ダメージが深い所為か動作は遅れるが、少年の後方には設置された斬撃がある。正しく背水の陣だ】
【退く事は叶わない。だが、無理矢理にでもこれを破れば勝利は近い――】
//了解です……遅れました、すまない
632 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/26(金) 03:16:18.40 ID:L+Trz62s0
>>630
じゃあ――、……いっぱい、がんばる。
【否定ではない、その言葉。頑張れば褒めてくれる(かもしれない)、それは、少女にとって嬉しいことであったらしく】
【ぱぁ、と。本日のうちで一番明るい笑顔を浮かべた】
【褒めて欲しいから、褒めてくれるなら、いくらでも頑張る。そんな思考回路が出来上がっている少女には、その言葉】
【動機どころか、ガソリンにマッチを落としたような。そんな具合で】
【いつか褒めてもらう日を考えて。嬉しそうな笑顔でそれを見送って、ほんのしばし】
…………。
【ふらりふらり、ベンチに体育座りのまま、身体が揺れて、――ごすり】
【あまりの眠さからか、ベンチの空きスペースに倒れこんで。即座に聞こえ出すのは、小さな寝息】
【そして、本当にいつの間にか。そのベンチの横には、人影がもう一つ】
【長い白髪を一つに結わえ、瞳はそこだけ抉ったような血の紅。真っ白の着物を着た、長身の女性が】
「――鈴音。 溺れておけば良かったのにな。」
【しゃがみ込み、耳元で囁いて、次の瞬間にはその身体は水のように弾け、消える】
【思考の海から戻ってこなければ良かったのにと囁いたその女性は。ひどく、憎憎しげに表情を歪めていた、とか】
/おつかれさまでしたー!
633 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東海・関東)
[sage]:2011/08/26(金) 03:27:45.86 ID:NLtmnBpAO
そんなに優しくないぜ、この住民は
634 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/26(金) 03:28:02.72 ID:5Oy8+oYbo
>>631
【投げ打った小剣は、狙い違わず男を射抜く】
【腕と骨に阻まれなければ、あるいは決着も着いていたかもしれないが】
最善手を打ったまでだ。
【男の呟きに、涼しい顔でさらりと答えた】
【ともかく、未だ両者共に生存。間合いはほぼ無いに等しい】
【引くに引けない、血沸き肉踊るデスマッチ────】
────ぐッ!
【着地の隙を狙い、袈裟に斬りかかる三つの爪】
【それを避けるでもなく、真正面から、右腕を盾に受け止めた】
【斬撃にタイミングを合わせ、身体を沈めて衝撃を和らげようとするも焼け石に水】
【易々と肉を裂き、骨まで達した感触を男は感じただろう】
────ふ、ふふふははははははは!
【少年は、それはそれは楽しそうに笑った】
【左手で盾にしている右腕を支え、勢い良く前へ、男へ向かって突進し、押し倒そうとする!】
【左手の三つの刃から、ごりごりごりごり、腕の骨を削る感触が伝わるだろう】
635 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 04:07:18.61 ID:D1ym5xA9o
>>634
【互いの命を賭け代に投じた、吐息の交じり合うほぼ零距離での攻防】
【振り下ろした剣が伝えるのは、渾身の手応えに相違ない――傷は筋は愚か、ともすれば腱にも至る】
【そう推測したが、だからとて油断は為らない。眼前の相手は、見た目を裏切る古強者だ】
「……く、ふふ……ッははははは!成る程!そいつは中々どうして傑作ですね?」
「ならば最善手を打ち続けなさい、どこまでも足掻き続けなさい!刀山剣樹の上を駆け抜け、血濡れた靴で踊ると好い!」
【骨を削らせ、命を――そう言わんばかりの決死の前進が、執拗に狩人を追い詰める】
【此処は譲らないとばかりに押し返すも、力負けした身体がじりじりと後方に運ばれてゆき】
【踵でアスファルトを削りながらも、辛うじて保っていた均衡すらも、数秒と経たずに崩れ落ちた】
【狩人は地面に押し倒され、強かに背を打ち据えながらも呪言を吐き出し続ける】
「――――地獄、の……」
【少年の膂力なら、マウントを取ったこの時点で、もはや仕留めたも同然だ】
【打撃を浴びせかけるか、或いは右手に刺さった剣を引き抜いて切り伏せるか。どちらにしろ優位は確実】
「釜の、底で――――!」
【だが、次の瞬間だった。右手が脱力し、狩人の手から三振りの剣が零れ落ちたその刹那】
【――ふわり。主の意思に従い、刃が彼にとっての死神を――即ち眼前の少年を――駆逐せんと、宙にウガンダ】
636 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 04:10:53.03 ID:D1ym5xA9o
>>635
//おいちょっと待て予測変換ウガンダって何じゃそれェ―――ッ!
//良い所で済みません、「浮かんだ」です。誰が何を言おうと「浮かんだ」です、ウガンダじゃないんです。
637 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/26(金) 04:29:21.16 ID:5Oy8+oYbo
>>635
…無論だ。これまでもそうしてきたし、これからもそれは変わらない。
では、さようなら。
【相手を地に組み伏せ、自らは上位に立った状況】
【男の首根を掴み、折るなり絞め落とすなりしようとした────その刹那】
……何だと?
【ふわり、と】
【男の右手にあった三振りの剣が、少年の眼前で舞い上がった】
【予測し切れなかった事態に一瞬思考が停止して────】
────ぬおッ!
【剣の一つが右肩を裂いた】
【もはや考える余裕などない。二つ目が左腕に斬りつけるのも構わず、男の腕に刺さる小剣の柄を握り】
【三つ目が振られる前に引き抜きつつ前転、即座に反転し、しゃがんだままの体勢で男の側を警戒する】
………全く。
【ただそれだけを、ぼそりと呟く。たったの一言だが、驚くほどに重く響いた】
>>636
/不覚にもウガンダで吹いたでござるの巻
638 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/26(金) 05:22:50.48 ID:D1ym5xA9o
>>637
【ぎりぎりと頸の骨を軋ませ、気道を押し潰しながら、死神の腕が動脈を絞め上げる】
【この儘行けば、遅かれ速かれ狩人は絶命を迎えただろう】
【有るのは頸が折れるのが、失神より速いか遅いかの違いだけ――】
【――だったの、だが】
「人殺しには、十分過ぎる程の――腕前、でした」
「だが、人でなし≠[
ピーーー
]には」
【振るわれた闇色の刃――無形の使い魔たる三振りが、それを振り払えば】
「不足だ、不幸な事に=B」
【ふらり。覚束ない足取りながら、幽鬼の如く彼は立った。あれだけの猛攻を受けて尚、気力だけで立ち上がってしまった】
【ダメージは甚大、意識は朦朧。右腕からの出血は、溢れ出すと言うよりも半ば噴き出すような勢い】
【それでも――朝目覚めて布団から這い出るような気軽さで、死の淵の一歩手前から舞い戻ってしまった】
【その背中から発散されるのは、深紅の激情。加速度的に膨れ上がる赫怒の念――――】
【然し、もはや趨勢は決していた。あの瞬間も、そして今も、勝敗を別つ天秤は少年へと傾いている】
【――彼の敗けだ。どうやら、辛うじて理性は保っているのだろう。狩人は、速やかに退却の準備を始めた】
【左手の剣をも手放し、宙に浮かべて漂わす。ひらり、ひらり、刀身が舞い踊る度、薄闇を深紅が埋めてゆく】
【直後に吹き荒れるのは、密度の高い斬撃の嵐。光が掻き消えれば、彼の姿もまた同じく】
【路地裏の闇の中へと、消えているだろう。あるのはただ、暴虐の残滓と】
【地面に突き立つ、漆黒の剣一振りのみだ。剣は狩人の使い魔の一部であり、また血肉の一部でもある】
【もしこれを手に執るのならば、少年は限定的にだが、無形の使い魔を操る術を手に入れるだろう】
【ただしそれは、逃れ得ぬ彼との再会を――即ち、死線の再来を意味する】
【根が同じ物である以上は、引かれ合うのが定め。それは或いは、呪いにもよく似ている】
【――しかし取らないのならば、剣はただ消え失せるだけ。日の光を浴びると同時に霧散して、主の許へと還るのだ】
【「この勝負、預けた」――何処からか響く声。猶予は短い――空はもう、白み始めていた】
//あばばばば、遅くなりましたが……それではお疲れ様でした!
//ウガンダじゃないんです、お休みなさい!
639 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
2011/08/26(金) 06:06:00.48 ID:5Oy8+oYbo
>>638
【男が"使い魔"を繰り、斬撃の嵐を発生させ、己が姿を晦ませる】
【その一連の動作を、少年はただ静かに見ていた】
【「この勝負、預けた」───その一言でようやく、一歩を踏み出す】
────全くもって腹立たしい。
まさか、あんなものがあろうとはな…嗚呼、腹立たしい。
【ぽつりとそう言って、左手をぶん、と振り、未だ刀身に付着していた鮮血を払った】
【投げ打ったもう一本を回収してマントの内に収め、そこでようやく、その場に残された漆黒の剣に気づいた】
【ゆっくりと近づくと迷わず手に取り、幾度か振るってみる】
…ふむ。
悪くは無いが、趣味では無いな。
【そう言うと、漆黒の剣がぶる、と震えた後にその形を崩す】
【無形のそれは、勢いよく一点へ収束し────黒く小さな立方体になった】
うむ、これなら良かろう。
【満足気に頷き、適当なポケットに放り込む】
…うーむ、筋肉がそれなり、右腕が相当、左腕が少々…脚の骨にも少しキておるな。
やれやれ、ただの散歩のつもりだったが…少々やりすぎたな。
はぁ、小僧に何と言われるやら。
【ぶつぶつと独り言を呟きつつ、また少々フラつきながら、少年は路地裏を後にする】
【爽やかな朝日が照らしたのは、血糊が飛び散る凄惨な戦いの跡だけだった───】
/楽しかった…!お疲れ様でした!
/いいや間違いない!ウガンダだねッ!お休みなさいましー
640 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/26(金) 17:04:27.94 ID:6T4CON1jo
【光の国】
【掲示板にとある張り紙がされている】
【それは、助けを求める一般人の声であった】
■Quest
■『I_P_』
■難易度
★★★☆☆(Cランク)
■依頼元
・光の国・研究所
■説明
対能力者戦闘用に研究していた機械たちが暴走を始めてしまった!
今は研究所に閉じ込めて居るが、奴が扉を破壊して抜け出すのは時間の問題だ!
そうなれば、都市に大きな被害が出てしまう!
だれか機械たちの暴走を止めてくれ!!
機械たちには徹甲弾が有効だ、予めそれを渡しておこう。
この世界に出回っている一般的な銃で、この徹甲弾は射出できる。
■内容
┣XANADU-X00×3機
┗全対象の討伐
■報酬
・10000(Credit)
・超小型特殊徹甲弾×7発
■募集人数
・一名のみ
641 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/26(金) 17:24:55.29 ID:6T4CON1jo
/っと、すまない
>>640
はなしで…
642 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/26(金) 21:17:55.51 ID:E8QnLYqpo
【夜間、市街地、表通り】
【おそらく、人通りが多いという事を承知して、その上での事なのだろう】
【あからさまな血の臭いが、シャッターの閉じた店の前に漂う】
いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。安くはないよ、安くはないよー
安くはないし安全でも無い、厄介が必ずおまけについてくる
そんなお店で良いのなら、寄ってらっしゃい見てらっしゃーい
【真っ当な客を引き寄せるつもりのなさそうな、おかしな売り文句を述べているのは】
【腰まで届く白髪、左前のブラウスを身に付けた少年≠ナある】
【青い籠手が装備された左腕、手にはおそらく『売り物』なのだろう、この場の臭いの元凶が有る】
【それは、一丁の拳銃である】
【グリップやトリガー部分を、おそらくは設計図の段階から改良して、小さな手でも扱えるようにしたもの】
【黒い銃身の全体が、乾いた血に覆われて更に黒くなっている、その拳銃の】
【元の持ち主は、さて生きているのやらいないのやら】
643 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/26(金) 21:41:38.16 ID:2wrByddco
>>642
/まだいらっしゃるー?
644 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/26(金) 21:45:10.67 ID:E8QnLYqpo
>>643
/\ここにいるぞ!/
645 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/26(金) 21:50:46.11 ID:2wrByddco
>>644
/それは良かったっ!
>>642
【活気に満ちた市街地の中で、さながらぽっかりと空洞を空けたように
人々が避けて通るであろう貴方の店――――必然的に、貴方の周辺は空いているのだろう
降り注ぐ宵月の灯りが、すーっと貴方の白髪に吸い込まれて、掌で佇む血なまぐさい拳銃の色を煌かせる】
【それは紛れも無く厄介事≠フ色で戦場≠フ香り
故にか、誘われる人影もまた、それに似た色をほんのりと、纏わりつかせて】
……奇妙でございますね、少なくとも私の常識の示すところによりますと
通常、貴方様のような商売人の方々は、少々言いすぎになりましょうとも
ご自身のお店を――――良く*」せるモノでございましょうに……
尤も、それに釣られるモノもまたいらっしゃるのでしょうね
こんばんは、少々商品を幾許か、魅せていただけませんでしょうか?
【言葉を紡ぐのは白銀の長髪をポニーテールのように黒いリボンで結び、メイドカチューシャを付け
スレンダーな身体を、強調するように胸下で大きくエプロンドレスの結び目を目立たせる
黒と白のロングスカートメイド服を纏った、巨乳の少女
黒いメイドブーツと、白い手袋、そして真紅の瞳が、妙に高貴な印象を与えるだろうか】
【軽い足取りで、微かな足音を雑踏に吸い込ませ、無音の歩行で貴方の元へと近寄りつつ
冷静さに満ちた淡々としたソプラノの旋律を描いて、言の葉を乗せて、貴方へと注ぐだろう
瞼をパチクリとさせる度に白い肌に吸い込まれる、形の良いはっきりとした雅な睫
僅かに首を覗かせつつ、口元に右の手を当て、真紅の視線を揺らめかせるのは興味を抱いているから、か】
646 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/26(金) 22:00:15.49 ID:E8QnLYqpo
>>645
おや……いらっしゃいませ、お客様
この場合はどうお呼びしましょう。お嬢様?お姉さん?
あんまり特殊な呼び方でしたら、オプションで料金を頂きます……それは冗談として
【出会いの挨拶には、あまり適当とも言えない、やはり商売文句】
【店のシャッターから離れて、少年は、現れた少女の方へと近づいた】
【立ち止まるのは、2m程度。夜間だと少々、相手の粗が見え辛い位置ではある】
商品、さて何をお探しでしょう?
見ての通りの軽装、隠せるものも然程無し。然し、無形のものならば、ね
……ふうん。役職を示すのには良い服だね、それ
最近のメイドさんは暗殺の仕事まで引き受けてたりするの?
【手の中で拳銃をくるりと回し、グリップを手に持ち、トリガーに指は掛けず】
【銃口を現れた少女に向け、「バン」と擬音を口に出す】
【弾丸こそ放たれはしないが、物騒に過ぎる冗談である】
647 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/26(金) 22:15:29.65 ID:2wrByddco
>>646
【宵月はその袂を隠しつつ、屏風の隙間から恥じらいに満ちた色を覗かせている
新月の近い若潮の月明かり、十分な照明とするには物足りない、か
彼女は目を細めて、少し集中して、貴方の姿を辿ろうとするだろう】
【ただでさえ、一風変わった店だ、用心するのにこしたことは無い】
……久しく耳にしてない響きでございますね、一瞬私の事か、と疑問にも感じられました
そうですね、私がそのような冠を他人様へと被せるのは得意なのですが……私は少々慣れておりませんが故
――――カノン、と呼んでいただければ十分にございます
【冗談半分の貴方の言葉に、少々身体に纏っていた警戒感が薄まったように感じるだろうか
くすっと、綻ぶ整った頬尻、冷静な大人びた顔に、微かな笑みの色が滲み出した
潤んだ口元が揺れる、少なくとも貴方の言葉に対してはそこまで拒否感は抱いていないようで】
【視線をはためかして、貴方の言葉に答えるように、水晶体の中に思考の色を映し出す
言葉にリードを握られて、貴方の服装へと視線を揺らす辺り、特に考えもなさそうで】
―――……ご冗談を、私にできる事など家事全般に過ぎません
暗殺など、言葉の響きだけで――――――――っ
【銃口を向けられた刹那、言葉が途中で途切れる、楽譜に不自然な休符を落とされて
言葉の残響は、彼女が踏みしめた地面の音で掻き消えて、跡形も無く消えていく
彼女は貴方の向けた銃口に相対する形で、脚を肩幅に広げ両腕を身構えさせた】
【一瞬にして真紅の瞳に満ちる、冷静さ、それは、貴方の出方次第では争いも止むを得ない、とでも言いたげで
故にか、貴方の言葉に、きょとん、とさながら、頭の上にハテナマークでもきらきらさせるような表情に
彼女の長い長いスカートは、彼女の行動の残光に当てられて、依然として夜風に揺れる
少なくとも、いくらかの武道の心得――――あるいは、修羅場を踏んできた、と予想できるかもしれない】
648 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/26(金) 22:19:31.87 ID:+s8TNyrt0
【水の国 病院前】
いつまでも、くよくよしててもしょうがない……!
私も、出来る事をやらなきゃ……ね、お父さん…………
【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のどこか虚ろなオッドアイを持ち】
【白いワンピースの上から、明らかに身の丈に合っていないボロボロのコートを着込んだ、10歳くらいの少女が】
【立ち止まったまま、星空を力強く見上げている】
――――でも、アーディンさん、足……大丈夫かな?
【病院から出てきて、体調が悪いと言う様子も感じられない所から、恐らく見舞いか何かのために病院を訪れたのだろう】
【一度だけ、不安そうに建屋を振り返る】
(――――戦うための力はあるんだ…………!
今は、怖がってちゃダメ……ッ)
【しかし、ブンブンと強く頭を振って、再び前を向いて歩き始める少女】
【力強さと虚ろさを持ち合わせた、どこかアンバランスな瞳が、夕闇に映えていた】
649 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/26(金) 22:27:30.38 ID:E8QnLYqpo
>>647
カノン、か。何処かから流れてきた、音曲の名前
響きとしては悪くない……が、どうにも警戒したくなる達でね
家事をするのに、その身のこなしは必要なのかどうなのか……
……足音は、聞こえるように歩いて欲しい。それだけの事さ
音を消して歩く人間というのは、どうにも心が落ち着かなくってね……避けないの?
【人差し指を動かして、今度は確実にトリガーの上に置いた】
【リボルバーではない、自動式拳銃だ。外から見る限り、弾丸が有るかどうかは分からないが】
【少なくとも弾倉は、グリップから下に差し込まれている】
【少年の指がそのトリガーを、躊躇なく引いた】
【だが、弾丸は射出されない。カス、と軽い音だけがする】
……今夜の売り物は見ての通り、弾丸も撃てないボロ拳銃
昔は良く磨かれていたのだろうけれど、血に濡れて乾いて見る影も無し
血の臭いが中まで染み込んで、人の鼻でも嗅ぎつけられるレベルだ
それとも、こっちをお買い上げ?こちらは一晩限りの限定商品
使い道は少なくはないけれど、使い方は割と難しいと思うよ
……血の臭いはお好き?苦手、って顔はしていないね
【本来の用途を真っ当出来ない拳銃、その銃口を自分のこめかみに当てて】
【ボロ拳銃か、それとも拳銃を突き付けられている生き物か、二択を提示する】
【もちろん、この二つ以外にも、求めれば商品は見つかるのだろうが】
650 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/26(金) 22:48:54.27 ID:2wrByddco
>>649
【彼女は貴方の言葉を聴きながら、その洞察力と観察力に素直に感心する
――――そして同時に疑問にも感じる、見たところ、まだ彼女とそう年齢も違わない少年
言葉の端に滲むのは幼さに似た初心な音色にも思えるくらいに、中性的な美しさを感じさせつつも
それ以上に彼女に映し出す、貴方の片鱗は、修羅場を乗り越えてきたのか、と勘繰るには十分】
……失礼な言い方で恐縮にございますが、あまり良いお店では無いでしょう?
そうすれば少々の警戒を身に纏うのは必然かと思われます
ただ、今思い返せば少し緊張していたのかもしれませんね
……このようなお店に尋ねる、という経験も少ないですし
それに――――避けるまでも、ございません
【彼女の右の手が夜に紛れ込む、口元に添えていたその手がすーっと口元を離れて虚空に触れる
白い手袋に包まれた華奢な指先、ハープでも弾いているようななめらかな指先が動いていく
そして、地面から何かをつまみ上げるように掌を下に向け、救い上げるように手首を上げると
――――影が、その手に引っ張られるように伸びて、その端を、彼女の指先がつまみあげる】
【やがて影は地面から離れて、幾許かの雫を滴らせながら、虚空で揺らめき一つの形を成していく
数刻して、その右手には一本の鞘に包まれた刀が握られていることであろう
右の親指が、刀の鍔を少し押すと、鞘から零れ落ちる白刃の破片が、月光を反射し煌いていく
右の手を腰元に沿え、緩やかに構えて、貴方の行動を待つ彼女――――……】
【貴方の行動がブラフ、と分かると、ふぅ、とため息を紡いで刀を握る力を緩めるだろう
視線を凝らしてみれば、一筋の汗のようなきらめきが、彼女の頬に艶やかに一輪、咲いている
どうやら、毅然と構える、とまではいかなかったようで】
またまた、ご冗談を……前者を買うほどに余裕はございませんし……
――――後者に関しては、私は買う@ァ場でなく買われる@ァ場が相応しいように思えますが
ふふ、貴方様の眼力も、存外当てにならないのかも致しませんね
正直言って苦手です、ですので……あまり血の出る行為は致したくありません
……はて、いつの間にか、貴方様に釣られているようにも思えなくはありませんね
【貴方の様子を見て、表情に微笑をにじませながら、ゆったりと言の葉を描く
微かに右の手に握られた刀へと視線を落として、表情が僅かに崩れるだろうか
暗殺など知らない≠ニ言ってた筈が、いつの間にかその素性を辿られていたようで】
【それは春の悪戯っ子な風みたいに、両手で塞いでも隙間から流れ込んでくる妖気
んー、っと自身の状況に満足がいかないのか、瞼を閉じて、小さく木漏れ日を零すだろう
表情に在った微笑が消えると、どこか幼い――――等身大の彼女が、時折見え隠れする】
651 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/26(金) 23:05:30.08 ID:E8QnLYqpo
>>650
刀、か。僕は使った事が無いから良く知らないんだ、それがどの程度に厄介か
眼前の敵が引き金を引くまでの間に、相手を絶命させる事が出来るかどうか
それが出来るなら、確かに銃器を怖れる事は無いだろうけれど……
ああ、その通り。善悪で判断するなら良いとは言えないだろうね
こうして表で商売をするには、あまりにも場違いな店だと思うよ我ながら
けれど、場違いな店というのは、相応に場違いなお客さんを呼びこむ
例えば、そう……夜の街には似合わない、絨毯の上で給仕をしていそうな少女とか、ね
その少女が暗殺者だろうと剣士だろうと、あまり大きな差異は無い、か……
【2m程度、手足を振るうには妥当な距離に立つ二人】
【少年は、出現した刀に目を向けながら、無造作に一歩踏み出した】
【特に何も無ければ、両者の間の距離は1m程まで詰まる事になる】
【右脚を少しだけ後ろに引いて、左半身を相手に向けた】
ま、こんな拳銃、普通なら買う人はいないだろう
人を買うのは従者ではなく主人。従者の息抜きという可能性もゼロでは無いけれど……
それならもう少し、平和そうな相手を探すだろうね
じゃあ、カノン。君が求めているのはなんだろう?
こうして血の臭いを振り撒いている生き物に近づいて、何をお買い求め?
血の臭いの生まれるきっかけなら、今、僕の手の中に有るけれど
こういう品物は、危険すぎて買いたがる人間が少ないからね……
【拳銃のスライドに手を掛け、後ろに引こうとする。何かに引っ掛かった様に動かない】
【弾倉を外そうとする。固まった様に、落ちて来ない】
【距離を詰めた事で、拳銃を突き出したままにしている事で、じっくりと観察する暇も与えられた】
【血が、どれだけ流れたのだろう。銃身全体に、おそらくは内部まで、血に浸かっていたらしい】
【可動部品の全てが、乾いた血で固められてしまって、滑らかに動かない】
【動かそうとすれば、血が粉末状になってパラパラと落ちてくる状況だ】
……洗えば、鑑賞品にはなるだろうけれど
元の持ち主が特定出来る証拠が残ってるのは、盗品扱いされるから困るかな?
【証拠、名前でも書いてあると言うのだろうか】
【少年は、右手で銃身の一部を、これ見よがしに覆って隠した】
652 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
2011/08/26(金) 23:09:45.54 ID:DX3Hc4jU0
>>648
//まだおりますか?
653 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/26(金) 23:11:00.21 ID:+s8TNyrt0
>>652
/とりあえずここに
/ただ、あまり長時間は居られないかもです
654 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/26(金) 23:11:39.98 ID:DX3Hc4jU0
>>653
//目安的にどれくらいでしょうか?
655 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/26(金) 23:12:45.82 ID:+s8TNyrt0
>>654
/翌1:00ぐらいかと
656 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/26(金) 23:16:20.08 ID:DX3Hc4jU0
>>655
//わっかりましたー直ぐに文を書いてきますが絡んでもよろしいですか?
657 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/26(金) 23:19:29.22 ID:+s8TNyrt0
>>656
/比較的短い絡みになってしまうと思いますが、それで良ければ
658 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/26(金) 23:22:57.64 ID:DX3Hc4jU0
>>657
//すみません、自分のタイピング速度を考えたらかなりきつそうなのでやはり止めておきます
//無駄に伸びてそちら様に迷惑もかけたくないので…本当にすみません!
659 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/26(金) 23:23:46.17 ID:+s8TNyrt0
>>658
/了解しました。ではまたの機会にー
660 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/26(金) 23:23:48.57 ID:2wrByddco
>>651
【互いの距離は近いと言っても差し支えの無い距離であろう
ともすれば、鼓動の音が相手に聞こえるかもしれない互いの距離
必然的に刀を振るうには、少々近すぎる、と言えるだろう】
……あまり良い言われとは思えませんね……少なくとも暗殺者≠フ肩書きは不名誉かと
尤も、貴方様が刀の良し悪しを把握できておりませんように、私も貴方様のことを一寸も把握しきれてはおりません
ひょっとすると、貴方様のその御言葉は、私には不相応な高貴なモノかもしれませんし
ですので、互いに歩み寄る意味でも、貴方様のお名前を、私めに辿らせてはいただけませんでしょうか?
――――そうすれば、単なる客と店主から、相応の知人へと為ることができましょう
そして、どこの世界に知人に向ける刃がございましょうか
【右の手が空を切ると、掌が開いて、刀が地面へと落ちていく
一つ、水面に走る波紋、浮かび上がった水泡が、微かに音を立てて消えていくように
地面へと沈んだ刀は闇に掻き消え、その姿をどこかへと消していくだろう】
【そして彼女は、左足を半歩下げ、つま先を地面につき、空になった両手でスカートの裾を握る
長い長いスカートは、彼女が大きく両手を広げ、裾を広げてもまだ、彼女の足先を微かに覗ける程で
そうして彼女は深々と礼を為すだろう、大きく下げた頭は、貴方の腰の辺りにまでその身を寄せる
互いの距離が近いのもあってか、さながら隷属のように、白銀の髪が、貴方の手の触れる距離で喘ぐ】
……商品の良し悪しより、私は経路を尋ねたいですね……一体どのようにして、此処にあるのか、と
本当に稀なケースでございますが……時と場合によっては、諸手を振ってそれを我が物に為すことも
或いは――――……いえ、言葉にするまでもございません、貴方様ならば、理解できるでしょう
私の求めているもの……そうですね、これもまたもし≠フ話にございますが
貴方様がサービスを商品と致しているのでしたら一つ、お願いしたいことがございます
最近は仕事も増え、日に日に忙しくなる一方でございまして
何分要領が悪く、一つの仕事にうんと時間がかかる出来損ないに御座います
その為……たまにはリラックスがしたいと……ですから――――その……
――――肩を揉んで、いただけませんか?
【貴方の手元で踊らされる拳銃≠サれは良く出来たパントマイムのようで
彼女の興味を惹きつける話術と、指先の動き、熟練した技術に裏づけされた言葉の音色は
いささか妖しげに、貴方の表情と相極まって幻想的な空間を演出されるだろう】
【彼女は、と言えば、貴方の世界へと微かに踏み入れながらも、ちょっと彼女を曝け出した
やはり、微かな羞恥はあるのだろう、冬に零す吐息のような淡い色をした素肌に一筋混じる紅潮
雪解けの表情は彼女に響き渡って、視線を逸らすように、じぃ、と視線を斜め下に逸らし、両手で自身を抱いた】
661 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/26(金) 23:36:47.26 ID:E8QnLYqpo
>>660
あれ、お客さんもしかして、職業に貴賎は有ると考える人?
そうだね、そうなると僕の名前を聞くのは、耳を汚す事になるんじゃないかな?
……と、意地悪をしてても仕方がないね。僕は白蘭、白狼の白蘭
銃器、ドラッグ、隠れ家、娼婦、金で買えるものなら何でも扱う、所謂路地裏の何でも屋
刃を向けるのは好きでも、向けられるのはあまり好みじゃないよ
……ところで、買い物の方は――――――、はい?
【態々、相手に支持された呼び名と別な物を採用して、非難がましい言葉を吐いて】
【それを直ぐに引っ繰り返し、名乗りは(本人の中では)簡潔に済ませた】
【今、必要な話題へ、頭の中身を振り分けたいのだろう】
【何せ、路地裏で注文を取っていても、こんな注文は中々見つからないからだ】
……いやまあ、心得が無い事もない、けれど、うん。割と喜んでくれるお客さんは居るけれど
それを単品で注文されるなんて事は、流石に僕も経験が無かったな……
肩揉み……延長線上の仕事じゃなくて、肩揉みそのもの?
【世間を知らない子供を引きこむのに、そんな誤魔化しの文句を使う事も有ったが】
【実際に『それ』を行う機会など、無い事もないが多くはない】
【暫くの間少年は、首を傾げたままでいて。突然、拳銃を、腰のベルトに差した】
OK、2500って所かな、その内容だと
場所はここで良いの?コンクリートに直接、座る事になるけれど
そんなに時間は掛からないかな……うん、骨までどうこうって話じゃないし
……肩だけというのは、専門じゃないのだけれど、ね
もう少し極端に寄った部位なら、胸を張って代金を請求できるというのに
(……経路、か。割と面白い部分に喰いついてくれたな……丁度良い)
(口と手は同時に動かせる。上手くいけば……売りつけられるかも知れないね)
【メニューには載っていないが、オーダーは受けた】
【身長の差は兎も角、肩をマッサージするのなら、やはり座らせた方がやりやすいらしく】
【少年自身は、近くに立てかけて置いた茣蓙を、広げる用意をした】
662 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/26(金) 23:55:35.48 ID:2wrByddco
>>661
【その言葉に擽ったさを感じるものの、そこに口を出すのは無礼と言ったものであろう
特に異議を申し立てることなく、貴方の言葉を受け入れながら、思考を傾かせる
表情に滲む微笑、大人びた雰囲気を保ったまま映るその色は、自嘲気味にも見えるかもしれない】
――――やはり、このような職業柄そう実感させられることも多いですしね
少なくとも、あまり高貴な者に見られていないようでして……尤も、当然の事、なのでしょうが
故に私も、そのような思考になっているのでしょう
ふふ、そんな事はございません、既に私は爪の先まで真っ黒でございます
むしろ貴方様の言葉は私より何倍も美しいですよ
白蘭様、お名前の通り、白く艶やかな蘭のような方ですね
一応私も名前を――――カノン=ラン=パトリオット、と申します
【偶然の一致か、彼女もまた、貴方の名前に似たような響きを、名前に宿していて
貴方の言葉にすっと、身体をもたれかからせながら、ゆっくりと流れる思考に身を委ねる
明るさを増す月の色、それに反比例して、人通りも数少なくなっていく】
【微笑むたびに、表情の綻びが様々な方向へと刻まれていく
躾が行き届いているようで、口元にそっと握った手の先を当てて、その印象を強めていく
縫い目から覗かせる彼女の奥の表情は、仕種以上に幼い原色をしている】
――――……ええ、むしろ、それ以上に存在しますでしょうか……?
流石に腰や足の裏までやっていただくのは、都合の良すぎる話でございましょう
受け入れていただけるだけで十分に私にとっては好都合この上ない事でして
どこの場所でも、異論を申し立てることなど致しませんよ
そうですね……ただ少しだけ我が侭を述べさせていただければ
貴方様のお膝の上、というものも悪くはございませんね
【彼女の身長はおおよそ160cmギリギリぐらい、恐らくは少年以下の可能性が高い
悪戯っ子のような笑みをそこに浮かび上がらせながら、まんざら冗談でない様子で言葉を揺らす
少なくとも貴方に身を委ねても良い、というぐらいの信用はしているのか】
【どうやら貴方の言葉の本意は読み取れないのか、きょとん、と首を傾げた
――――――――意外と純情派】
663 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/27(土) 00:11:19.14 ID:N+UkrNXVo
>>662
職業に、名誉不名誉のあるものか。無職以外は皆名誉さ
自分の腹を満たせるだけ、稼げるのならばと注釈を付けるけど……それはさておき
……膝の上?
(普通に座らせたら……頭が僕より高い位置に行くね、当たり前だけれど)
(じゃあ、どうするか……少しは離れていた方が良いし、低い位置に有って欲しいし)
(うーん……脚の上にうつ伏せに寝かせる?それだと体重が乗せられないな……)
【少年の身長は165cm。骨格は華奢で、大柄では無い】
【膝の上となると、どういう姿勢を取らせたら良いのか、頭の中でシミュレートを行う】
【が、ただ愛でるというなら兎も角、マッサージともなれば位置関係も重要と思い】
ん、やっぱり普通に、この御座の上に座ってくれるかな?足は伸ばして、が良いね
両腕はだらりと、脚の上にでも下ろしていてくれれば良い
首は後ろに傾けなければ、後はどこに有っても特に問題無いよ
【密着状態であれこれと言葉を交わし、からかってみるのも良いかとは思ったが】
【今回は仕事を優先。実利を追求する事にした】
【実際に彼女が座ったのなら、白蘭は早速仕事を始める事だろう】
【親指の付け根や腹を使い、肩甲骨の上の筋肉を、軽く押しつぶして前後左右に動かす】
【筋肉を緩やかに解して、血の巡りを良好にする、比較的普通のマッサージだ】
場所がベッドの上なら、肩から背中から、一式やるのも楽なんだけどね
ぐいと押し込む動きが多いから、体の下が堅い場所だと、少しばかり不満は残る
疲労を取りたいのなら、柔らかい寝床を選ぶのがまずは先かな……
……と、そういえば、「経路を尋ねたい」だっけ
【平行して行う会話、入口は、マッサージ師の如何にも言いそうな事を選んで】
【唐突すぎるきらいはあるが、話題を、自分に都合の良いものに捻じ曲げた】
拾ったのさ、夜の街のど真ん中で、死体幾つかと一緒にね
数十秒早く到着してたら、僕もその争いに巻き込まれてた危険が有ったのだけれど
運が良かった、というべきかな?流石の僕も、ウロボロスの蛇≠ニ喧嘩はしたくないさ
【手は、性別や年齢からすれば小さい部類。だが、指は、骨格まで頑丈に出来ていて】
【皮膚と筋肉に沈み、高めの体温で血の流れを促しながら、世間話でもしている様な口調】
【街の真ん中での争いというのは、この世界では別段珍しい事でも無いのだろうが】
664 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/27(土) 00:25:55.69 ID:RiPJlTtOo
>>663
【まあ言ってみたものの、彼女自身も納得し、貴方の言葉に従うだろう
脚を少し開き伸ばして座り込むものの、スカートの裾から僅かにブーツの先が覗く程度といった具合
行き場所の無い両手を膝の上に乗せて、背筋を伸ばし、貴方に背中を向ける】
んっ……ふぅ――――ぁ……凄いですね、身体の内部から柔らかくなっていくようです……
そうですね……ふぁぅ……確かに最近机に突っ伏して、や、ソファの上で、といった就寝ばかりでして……
ええ、そうです――――是非お聞かせ下さいませ
【どうやら大分疲労が溜まっているらしく、少し力を加えただけでも結構な反応が漏れる
表情を覗くことは難しいかもしれないが、もし覗けたなら、無防備な彼女がそこには在って
唇が緩んで落ちる嬌声にも似た耽美な音色、十分な満足感に浸っている様子】
【華奢な肩は力を入れたら砕け散ってしまいそうで、とても、刀を握るような者には見えないかもしれない
それでも、その両肩は必死に彼女を支えているのだろう、こりを解すたびに小さく歓喜に揺れて
じんわりと広がる温もりに、彼女の頬も緩んでいく】
……そうでしたか……それは危険なところでしたね
本来なら注意すべき、なのでしょうが……あいにくと私にはかける言葉がございません
死体を漁り品物を手に入れ、それを売るという行為を貶める言葉など……
――――っと、少し感傷的になってしまいましたね……すいません
ところでウロボロスの蛇=\―――とは?……浅学なもので、あまり存じ上げ無いのですが……
【世間話のように語る貴方に、感じるのは憐憫に近いそれ
紡ぐ言葉もまた、貴方に向けると同時に彼女に向けたもの、きっと、似たような仕事なのであろう
そして同時に、そこまでして生きていく貴方に、同情心に近いものを感じて】
【――――疲れが解されて、精神が幼さに濡れているのか、言葉が少々弱々しくなって
それを誤魔化すように、言葉の端を捕まえて、訪ねなおす】
665 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/27(土) 00:43:40.34 ID:N+UkrNXVo
>>664
よ、っと……重い荷物を運ぶ事が多かったりすると、肩は酷使されるからね
自分で揉み解すのも効果的だけど、手が届きにくい部分が有るから……例えば、この辺り
場所の目安としては、大体心臓の高さで、背中側。ここを親指でグっと押してやると……
【押す動きに使う筋肉よりは、引く動きに多用する筋肉の場所を、白蘭は主に解す】
【職業柄、戦闘スタイルの関係、そして本人の趣味というものもあるだろう】
【人体の構造には割と詳しい様で、疲労がたまりやすい位置、血の流れが滞る位置を、的確に指圧していく】
【力加減は、押される瞬間は少しばかり痛みが有るが、直ぐに引く程度のもの】
【布地の上からの指圧は、皮膚に悪影響を与える事はあるまい】
【そうしながら、床屋がしているかの様に、口は別な事に興味を向けたままで】
……ふぅん、君は健康的で健全な人間らしい。僕に同情的な言葉を向けられるなら、ね
人間、結構分かりやすいものだ。自分が健康的で健全だと、そうでない人間を蔑むか憐れむ
自分もそういう類の人間だと言うのなら、特に何も思わない事が多い気がするよ
ま、そういう訳で僕が手に入れたこの拳銃。詳しくは無いんだけど、結構良いものらしいね
所有者を示すあの印も、血で掠れて見えなくなれば都合が良いのだけれど……
……尾を咥えて輪を描く、蛇の模様なんて、ね
【質問に、直ぐには直接の答えを返さなかった。何事も、まずは前振りから】
【映画やら何やらの予告編でもあるかの様に、遠回しな言い回し】
……目撃情報が特に多いのは、夜の国だ。カノッサ機関の兵士と思われる者が、その印を身に付けていたらしい
が、衣服にその印を付けている者は多くとも、武器は大量生産のものばかり
僕が拾ったもののように、特別な改造が施され、丁寧に印を刻んだものはまずない筈なんだ
割と立派な御身分の誰かが、襲われて落としたか……と、僕は考えているけど、ね
血の臭いは、結構長く続いて……マンホールから下水に消えて、後は追えなかったよ
【蛇≠ヘ、組織の名前ではない。組織に所属する、とある一派の印だ】
【つい先日、夜の国では支部が陥落するという事態が有ったというが】
【然し、夜の国支部の幹部陣が死亡した、或いは負傷したという話も無い】
【いや、知られていないだけかも知れないが―――ならば、これはどう解釈すべきものか】
666 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/27(土) 00:59:22.94 ID:RiPJlTtOo
>>665
【何となく心当たりはある、彼女の視線が下へと移動したのが、後ろ髪の揺れで把握できるだろう
彼女の視線はたゆんと膨らんだ豊満な彼女の胸へと落ちている、のだろう――――予想通りで
耳を傾ければ、ため息の音色が、耳へと流れ込むかもしれない】
ひぃ……はわ……っ――――んぁっ……ふぁー……
――――凄いですね……痛い、と思う間もなく痛みが引いて、その余韻で痺れてるような快楽が……
何だか、このまま眠ってしまいそうなぐらいに、気持ち良いです……
【少し、口調が砕けているような気がしないでもない、それほどリラックスしてるのか
力を加えられて奔る痛みに、身体をこわばらせて、痛みが引くとふぅーっと力を抜く
彼女が揺れるたびに貴方の眼前で白銀の後ろ髪がチラチラ、と貴方の視線を反芻するだろう】
【黒いリボンで一括りにされた長い後ろ髪、白銀の髪は月光を吸い込むと、一つ一つの毛に流し込んで彩る
絹糸のような柔らかさを感じさせる髪の毛は、かなり上等なシロモノであるようで
シバの女神も羨むようなその髪は彼女をそっと修飾する】
――――確かにその通りかもしれません、最近はあまりにも……幸運な日々が続いていましたので
それこそ、健康的で健全な人間の気持ちになれるぐらいに、でしょう――――……
……風の噂、でございますが……機関の夜の支部に襲撃があり、かなりの打撃を受けたようでございます
恐らくはそれらの残党でしょうか――――いずれにせよ、高価なモノとは言え、所持するには少々の勇気が必要みたいですね……
【リラックスしているからか、あまり脳内は潤滑には働かない、言葉を返すものの、あまり思考の色は見えてなく
むしろ、この感触をしっとりと辿るような、甘ったるい言葉、母親に甘える娘のような心持なのであろうか
言葉にはあまり大した情報も無ければ、意味も含まれていないように思えるが――――】
【事実、彼女自身ウロボロス≠フ名を聞いたのは初めてであった
ふむ、と心のどこかにしまってはおくものの、直ぐには影響が出ないだろう、と判断して
夜の国支部≠フ様子を見に行くのも悪くは無い、と感じた】
667 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/27(土) 01:16:17.33 ID:N+UkrNXVo
>>666
夜の街で、狼の前で眠ったら……そのまま美味しく頂かれても、文句は言えないよ?
えーとね、すぐ下に骨が無い、皮膚もそれなりに厚さが有る場所が、解すのにいいと思う
寝っ転がって足を持ち上げてみたり、椅子に座る時に肘掛を使ってみたり
普段と違う方向に重力を掛けてみるのも効果は有り……と、こんなところかな、最後っと
【仕上げは、肘の辺りを掴んで軽く腕を持ち上げ、鎖骨の下の辺りを指で押す】
【左右ともそれを終わらせれば、自分は僅かに後退して、マッサージの終了を告げるだろう】
【請求金額は、最初に提示した通りに2500。時間からすればやや高額だが、深夜料金だと思おう】
疲れの溜まり方も、色々だからね。武器を振るう様な人間は……肩だけじゃなく、胸や背にも疲れがたまる
比較的広い範囲に広がる疲労を、如何に蓄積させず、適度に散らせるか
適切な休憩の仕方を知るのも、優秀な人間の条件だと思うよ?
……にしても、やっぱり君、こっち側に近いのかな……
その噂は僕も小耳にはさんだ。夜の国支部を襲撃する、手勢を集めてたって話もね
被害の程は知らないが、少なくとも機関にとってプラスにはならなかった、とも
新聞社が嗅ぎつけても、取材にいけないような話なのが勿体無いね
【一仕事終えて、少し離れた位置で、相手の情報と自分の情報のすり合わせ】
【情報で飯を食う以上、夜の国支部の話も、詳しくは無いが耳にした】
【相手も、それなりの情報網は持っているのか、それとも耳を澄ませているのか】
【何れにせよ、日中に表通りを歩くよりは、この時間が似合いの人種にも思えて】
何はともあれ、機関絡みの話は物騒でいけない
君も気を付けた方が良いよ?いつ、何に巻き込まれるか分かったものじゃあない
僕みたいに何か売ってあるく生き物には、争いの種も商品になり得るのだけれど
……と、ところでレディ。夜も更けてまいりました、送り狼の御用命は?
【街中だ、星などはあまり良く見えはしない。が、時間の経過は肌で感じていて】
【これまでとは違う、大仰な動作で頭を下げ、何処ぞのジェントルマンの真似事をして見せた】
668 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/27(土) 01:27:04.43 ID:RiPJlTtOo
>>667
【終わりを告げられ、余韻に浸る身体を覚醒させる
もう少し、指先までぬるま湯につかったようなこの感触を感じてはいたかったのだが
そうはいかないのも事実、あまり怠惰になるわけにもいかない、から】
……でしょうね、ただ……休む方法は習っていませんでしたので
休息の仕方も身につかねていかねば、仕事に支障がでるのでしょう
えっと、2500でしたっけ――――はい、どうぞ……
その分ネタが高く売れるのも事実ではございましょう
これも噂≠ノ過ぎませんが――――機関内部でも、被害の内容はトップシークレットらしく
もしその詳しい情報があれば、きっと高額で売れることでしょうに……
【ぐぐーっと、両腕を伸ばしつつ、懐からお金を出し、貴方に差し出すだろう
ふぅ、と息をつくと身体が軽いのを感じる、そして頭が柔軟に働いていく
そして零すのは、微かな憐憫の情、貴方に差し伸べる、確かな優しさか】
【――――貴方の言葉に擽ったそうに頬を綻ばせながら
そうですね、と言の葉の残響を濁して、しばしば考えるように揺らぐ】
もう結構でございます、本来ならば――――私は従者℃рアそが、このような行為を為すべきなのでしょう
それを今宵だけは、と微かな一炊の夢を味わわせていただきました
これ以上に味わってしまいましては、この幸せの味を忘れてしまうでしょう
刺激は適度にあるからこそ、ご褒美、となりえましょう
――――では、私はこれで、またの機会を楽しみにいたしております
【夜に塗れる背中は早く、残香だけがしん、とその空間に在って
彼女の痕跡はすぐさま散って、夜の影が如く、その片鱗さえも覗かせずに――――】
/乙でしたーでしょうか、楽しかったですよー!
669 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/27(土) 01:39:06.05 ID:N+UkrNXVo
>>668
……噂の出所が、確認出来ないのが勿体無いな
他人の頭の中が覗けたらと、こういう時ばかりは下らない事を考える
そんな事が出来たら、きっと外をただ歩くのですら嫌になるのだろうにね
が、この銃は……そう、釣り餌だ
機関の人間でも、正義側の人間でも……きっと、後者の方が釣れるだろうけれど
引き寄せて、上手く適当な言葉を引っ掛けられれば、美味しい目に会えるかも知れない
それを期待して、暫くはこういう地味な営業を続ける事にするよ
【「商売は地道なものさ」 あまり夢の無い台詞で締めを飾り】
【要求した通りの代金を受け取り、手の中でさっと数え、ズボンのポケットへ】
【比較的割の良い労働結果に、上機嫌さは隠さずに表に出した】
そう、ならば今夜はここでお別れ。次が有るかどうかは運次第
次に、この関係で出会うかも分からない。関係は刻一刻と変化するものだからね
君が従者のままか、僕が売り手のままか。誰も分からない、見通せない事だけれど……
願わくば、面白い方向へ転がっている事を。つまらないよりは楽しい方が良い、ってね
【彼女が去っていくのを、暫くはその場で見送る。背が見えなくなるまでは、だ】
【見届けると、茣蓙を片付け、自分は路地裏へと足を運ぶ】
【危険ばかりが住み着いている空間を、通路か宿の様な扱いで】
【彼もまた、その場から姿を消した】
/お疲れさまでしたー
670 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 16:42:39.11 ID:at/435Emo
【廃車を積む地と化した、とある空地がある】
【辺り一面に生い茂る草と錆び付いた車両、横たわる大型車両用の車輪】
【それに腰掛けて、レイント社製の端末を操作する影がひとつ】
…夜が陥落。
昼は支部長不在、水は部隊がほぼ壊滅、氷は進展無し、星は動き自体無し
――合議なんざ、望める訳がねぇな
【長い銀髪に、暗赤色の双眸を持った長躯の青年】
【首元を開き裾を出した白のシャツと黒のスラックス、首元には黒く輝くφのペンダント】
【右肩に掛けた大鎌と、右耳のピアス――カノッサの紋章が、不穏な気配を纏わせていて】
っち、退職金還付の話出てやがる…これはパス
業務外の事務までこなしてんだ、特別交付金の代わりに寄こしたって良いだろが
それにノーナンバーに役員手当が無いってのは…不満過ぎてやってられねぇ。
7%は付けろっての、AOEは次長で9さえ%支給だったってのに
代わりに時間外手当が出るっつったって、やらなきゃ貰えねぇなら意味が無いだろ…
【――何と言うか、文句が多い】
【こう云う輩程、報酬に見合った働きなど出来ないものだ】
【この男の場合は、果たして――】
671 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/27(土) 17:24:10.41 ID:s/irTLdUo
>>670
//まだいらっしゃいますかー?
672 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 17:24:58.66 ID:pmcIgK3T0
>>670
/まだおりますか?
673 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 17:25:30.03 ID:pmcIgK3T0
/おっと、
>>672
は無しで
674 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 17:25:59.48 ID:at/435Emo
>>671
>>672
/わお、まだいますが複数しましょうか?
675 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 17:29:48.64 ID:at/435Emo
>>673
/了解しました、声かけてくれてありがとうございました!
/またの機会によろしくお願いします〜
676 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 18:03:34.30 ID:at/435Emo
>>671
/今レス書いて頂いてる所かな…
/絡みよろしくお願いします〜
677 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/27(土) 18:09:48.12 ID:s/irTLdUo
>>670
【がさ、がさ――背の高い雑草を掻き分ける音は、思索に耽っているらしき男の耳にも届くだろうか】
【この人気の無い空き地に何の用があるのやら、市街地の方角より何者かが近付いてくる】
ありゃ?先客が……って訳でも無さげ、かなぁ。
……ん。よく見りゃ確か、いつぞやの……。
【ひょいと藪から顔を出すのは、ひょろりとした長身に草臥れたスーツを纏う、黒尽くめの青年だ】
【彼は男の姿を認めれば立ち止まり、目を見開いてぱちくりと瞬き一つ】
現場は何処もそんな感じ、だからねぇ……景気が悪い訳でも無いけど、格差ってのは嫌んなるよ。ホント。
……まあ、慈善事業(ボランティア)の正義組織よかマシなんじゃない?
あれと比べるのがそもそもの間違い、って言われりゃ……それまでのお話なんだけど、さー。
【誰にともなく溢されるサラリーマンの悲哀漂う呟きに、へらり、微苦笑混じりに言葉を投げた】
【真っ当な務め人でなくとも、下請けの苦労は薄薄理解できるのか。困ったもんだ、と言わんばかりに肩を竦めて】
>>676
//あわわ、申し訳ありません。
//気が逸ってしまって、まともに文も用意せずに……。
//遅ればせながら、宜しく御願いします。
678 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 18:25:53.45 ID:at/435Emo
>>677
【ついと視線を画面から上げてみれば、佇んでいるのは見知った顔で】
【険しい青年の表情も、幾らかは柔らかなものへ戻っていき】
【端末を持ったままの手を挙げる事で、久しい人物への挨拶に代えた】
誰かと思えば、何でも屋のカイお兄さんじゃねーの。
相変わらず景気が良さそうで何より――
【この男――ウェスカは、人懐こい青年の性質を良く知っていたから】
【だからこそ、草臥れたスーツにそんな無遠慮な皮肉を添えてみたのだろう】
【…まぁ、ウェスカもあまり良い服を着ている訳では無いのだが】
――うっわ、そういやアイツら慈善事業なんだったな。
俺だったらやってらんねぇ、今度会ったらお疲れ様とでも言ってやりてえ位だ
悪の方が福利厚生が良いってのも考えもんだよなぁ、誰だって景気の良い方につきたいもんだろ
んで、アンタの仕事の方はどうなんだ?
【カイの言葉を聞いて初めて、その点に気付いたのだろう】
【「マジ有り得ねー」なんてぼやきながら、端末を懐に仕舞いつつ】
【ついでに大鎌も、害意の無い事を示す為に傍の廃車に立て懸けてから――そう問うた】
/いえいえこちらこそ、何だか催促してしまってごめんなさい
/はい、よろしくお願いしますー!
679 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 19:05:21.86 ID:at/435Emo
>>677
/かさかさっとご飯食べて来ますねっ
680 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/27(土) 19:09:26.81 ID:2+/SFuMbo
【どこかの森――とある花で埋め尽くされた一角】
【ここは知る人ぞ知る観光スポット。この場所だけは木々がなく、星空が覗いている】
【大地を埋め尽くす花の名は星堕草=\―夜になると魔翌翌翌力を受けて発光し、淡い淡い緑色の光をもたらす】
【この花を発見した人物は、その場で思わず「まるで空から落ちた星のようだ」と漏らしたという】
【暗い夜空の元、爛々と咲き誇る星堕草の絨毯】
【――しかし今日のこの場所は、少しだけ、異常だった】
【それは、花畑の真中だけ光を失っていたから】
【まるで、闇が堕ちてきたように。光に囲まれると同時に、闇に包まれていたから】
【その原因はここを訪れればすぐ眼に入るだろう】
【生い茂った草々を掻き分け、この場所に顔を出したのならば――】
【夜空に視線を投げ、どこかうっとりとした表情で深淵を見つめる少女の姿が、花畑の中心に見えるはずだ】
【スラリとした痩駆の長身に、真っ直ぐに下された腰に届く程長い樗色(おうちいろ)の髪】
【前髪は短く切り揃えられていて、狂気を湛えた紫色の双眸を持ち、腰には鞘に収まった刀を一本ベルトで固定させていて】
【袖のない濃紫のワンピースに紫のスニーカーといった風貌】
【首元には鈍色に光るNo.696とカノッサ機関の紋章が刻まれたドッグタグが、風に揺られる度無機質な音を立てている】
【魔翌翌翌力を感知できるなら、ある程度まで近づけば少女の周囲にどす黒い魔翌翌翌力が漂っているのがわかるだろう】
【そしてその中に、僅かだが含まれるのは“哲学者の卵”の黒い魔翌翌翌力――】
【光を失わせているのは、この少女が原因であると見て間違いない】
【もっともそう推測できるのは、星堕草の特性を知っていて魔翌翌翌力を感知できるものに限られるが――】
【彼女の手は、真っ直ぐと地面に伸びている】
【手元は周囲の光の所為で、はっきりとは見えないが――】
【 なにか≠、掴んでいる? 】
681 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/27(土) 19:23:17.49 ID:s/irTLdUo
>>678
【軽く揶揄うような毒のない皮肉を心地よさげに受け止めて、くすり、小さく喉奥で笑い】
【ソフト帽の鍔を押し上げ、カイもまた、ひらりと手を振り返してみせる】
【「全くさ――何なら、ウチで働いてみるかい?」なんて、冴えない冗談を飛ばしつつ歩み寄れば】
……ヒーローさん方に一人ばかし知り合いが居るんだけど、その子は割かし楽しそうだったよー?
あすこはギルドと縁があるから、食い扶持稼ぐのには苦労しないって言ってたし。
ネジの外れた戦闘狂の台詞だから、こっちも正直当てにはならない
んだけどね。
【ウェスカが大鎌を手放したのを確認して、此方もジャケットを脱ぎ捨て、錆びた車体に寄り掛かる】
【露になった裏地には、ソウドオフ・ショットガンとSMG。先客――なんて言い種から鑑みるに】
【大方、ちょっとした修練でもしに来たのだろう――】
久し振り、ウェスカ。こっちは……まぁ、ぼちぼちかな。
傭兵紛いは好きじゃないけど、選り好みしなきゃ仕事は多いから。
害獣駆除に用心棒に、変わったのだと……ひたすら壁をぶん殴ってくれ、なんて依頼もあったっけなぁ。
//いえ、此方のせいですから。立て続けの遅レス、もうほんっとうに……orz
//……漸く安定しました、それでは改めて。
682 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 19:41:39.74 ID:pmcIgK3T0
>>680
/まだおりますかー?
683 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/27(土) 19:42:34.41 ID:2+/SFuMbo
>>682
/あなたの足元に潜んでおります…
684 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 19:52:43.69 ID:pmcIgK3T0
>>683
/では、よろしくおねがいしますー
>>680
【――――遠くから、やたらと騒がしいカラスの鳴き声が近づいてくるだろう】
【それと同時に――――黒い魔力】
ク、くソ…………視界ガ、かすミヤがル…………だガ――――ッ!
見つケタぜ…………機関ノクズがっ…………!
お前ガ……最初の、獲物ダ…………ッ!!
【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪に蝶を模った琥珀色の髪留めが印象的な「少女」が】
【側に数羽のカラスを伴い、その目を般若の如く怒らせながら、空を駆けて――――そして地へと降り立つ】
【怒気に満ち満ちたその目は、時折左腕でごしごしと拭われながらも、首に掛けられたドッグタグをしっかりと捉えていた】
【――――杖を握りしめている右腕全体が、皮膚病にでも掛かった様にどす黒く変色し】
【その変色範囲の中心には、黒い光沢を放つ『石の様な物体』が、半分顔を出して埋め込まれていた】
祈ルひマなんザ、与エネぇ…………懺悔の間ナんざ、与えネェ…………
俺の『復讐』ニ、引キ潰さレロ…………ッ!
【言葉と共に、純粋そうな輝きを宿していた空色の瞳が、血の様な緋色へと染まっていき】
【同時に場に漏れ出てくる、殺気を宿した魔力――――】
【右腕に『卵』を宿している事からも分かる通り、機関をこれ以上なく敵視しているようだ】
685 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 19:58:13.59 ID:at/435Emo
>>681
【「うわ。それはちょっと勘弁してくれ」なんて、こちらも冗談に肩を竦めて返して見せる】
【ウェスカのおどけた調子もまた、相変わらずであった】
へぇ…奇遇だな、俺もこの間の夏祭りでヒーローと友達になった――いや、なってねぇ。断じて
いろんな能力者見て来たつもりだが、アレは規格外だろうなぁ…
ぱっと見ただの男なんだが、光当てると30m近い巨人に変身しやがんだ。
そんで、これまた10m近い大きさの円盤をビームで打ち落として…
…真面目にあった事だかんな、暑さで頭がどうにかなったとかじゃねぇ。マジだ
アンタも夏祭りで見掛けたりしなかったか?確か初日の事だったんだがな――
【傍から聞けば、ちょっとおかしい人と思われそうな話の内容だったが。当の本人は至って真剣である】
【だけど――事実とは言え、やっぱりぶっ飛んだ内容である】
【可哀そうな目を向けられても、仕方あるまい】
へぇ、案外いろいろやってんのな。そりゃぁ稼げそうだ。
――つーか、壁殴り代行ってマジであるんだな…
あれか、最終的には壁ブチ抜くのか?
【噂には聞いていたけれど、果たしてどんな人が何の目的で依頼するのだろうか】
【謎多きその仕事の内容について、興味深げにウェスカは問い掛ける】
/( ´ ▽ ` )ノ タダイマァ戻りました〜
686 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 19:58:48.97 ID:at/435Emo
/きゃー、顔文字は無視して下さいっ
687 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage saga]:2011/08/27(土) 20:14:25.16 ID:2+/SFuMbo
>>684
【――何かとてつもなく黒く、大きな気配を感じた】
【元々魔力感知に鋭いこの少女が、彼女に気付くのに時間はかからなかった】
【それどころか、まるで貴女がここへ来ることを知っていたかのように】
【姿を現した時には、とろりと蕩けそうな表情から滲む視線が既にそちらを向いていた】
………。
【やがてゆっくりとした動作で、彼女は立ちあがるだろう】
【身を焼くような殺意も、眼を瞑っていてもわかる程に滾る怒気にも全く意を介さずに、表情を変えることなく】
【なにもかも闇の中に吸い込まれてゆくが如く】
【だらりと垂らされた腕の先――手に持っているのは】
【――――白骨化した頭蓋、だった】
【この少女が殺した者の残骸なのだろうか。それならば彼女は、ずっとこの場所に居たことになるが――】
―――や、だ……
潰れるのは……あなた……
殺して……無に還して――全てを……奪ってあげる……
【たっぷりと間をおいてから、狂気に染まる双眸を貴女へと向けつつ、言葉を紡ぐ】
【視線には確かな殺意がやどっており――こちらも、戦闘する気でいるらしい】
【――周囲に滲む漆黒の魔力が、肥大化してゆく】
【一歩、星堕草を踏みつける】
【潰れた草は、宿していた光を霧散させて――死んだ】
/始まったばっかりですがご飯食べてきます…
688 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/27(土) 20:21:22.20 ID:i/KW6UZko
【小雨の降る静かな商店街】
【そこに軒を連ねるとある1つの店の前で佇む人影があった】
……なぜ、なぜこんなことが許されるのですか―――――
【その声は慟哭のようであった】
【声そのものは小さいが確かな悲しみがあった】
【声の主、その姿、頭に朱塗りの笠を被り紫紺の袈裟に身を包んだ青年】
【宛先の無い声はやがて潰える】
【彼の視界の前、店のシャッターにはこう書かれていた】
【雨で気分が乗らないので本日は休み】
もう……なんで……。
【和菓子屋の店主はいい加減だった】
【そして青年はこの状況ではどうしようもなかった、諦めるしかなかった】
【青年は歩き出し、買おうと思っていた和菓子の代わりに何を買おうかと考えながら歩き出す】
【そういえば所持金は幾らくらいだったかしらん、と袖の中に手を滑らせれば……何も無い】
は……い……?……えっと?これは、一体?
【確かに出かける前に袖の中に財布を入れた記憶がある】
【しかし今現在袖の中にそれは無い、混乱する中でふいに袖に突っ込んだ手の指が外気に触れた】
【つまりは袖に穴が開いていたのだ、財布はその穴からエスケープしたのだろう】
【原因が分かれば理解は追いつく、いや理解しなければいけなかった】
はは……今日は厄日ですか……。
【乾いた笑みを浮かべるしかなかった】
【この雨の視界の悪い中で財布を探す事は困難だった】
【彼は自嘲の中で暫く雨の中で佇む事となる】
【所変わって商店街の入り口】
【その道のど真ん中に膨れたがま口財布が鎮座していた】
【誰の物かなどともはや言う必要もないだろう】
【目ざとい人間か幸運な人間がもしかしたら拾ったりするかもしれない】
689 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 20:25:00.91 ID:fQixlCyGo
【寂れた寒村】
【ほぼ廃墟ばかりといってもいい、時代に取り残されたような古ぼけた村】
【一昔どころか、時が止まったような木の家ばかりが立ち並ぶ場所は、せいぜい行商人達の休憩所】
【住人の数も百を切りかねず、移住者なんてほぼ皆無。そんな土地】
【家の外壁に、突然何かが叩きつけられた】
【すさまじい衝撃だったのだろう、老朽化が進んだ外壁はあっけなく崩れ去り、渇いた土地柄砂塵を舞い上げ崩落】
【結局、家は瓦礫へと変貌し、何が原因だったのか特定が困難なほどずたずたに】
【けれどその周囲、針のような何かが囲うように突き立つ】
【遅れて風が生まれ、徐々にその猛威を振るってゆき暴風となると、全てを天高く巻き上げて散らしてしまう】
【人と思しき影は三つ。二つは留守番をしていた子供と母親だ】
【崩落に巻き込まれ事態を把握しておらず、状況に置き去りにされ空中で泣き叫んでいた】
【…もう一つは、赤い液体を撒き散らし、全身に突き立つ金属製の羽によって既に絶命していた】
【先ほど家屋に突っ込んだ『何か』と推測された】
【それをあまりにも冷たい視線で見つめる、一人の男がいた】
【薄緑のコート、ダークグリーンのセミロングヘアをうなじの辺りで束ねている】
【猛禽のように鋭い目はうっすら赤く、緑尽くめの中ではアクセントとなる】
【この季節に薄手のマフラーを巻いてとても暑苦しいのだが、汗もかかずに涼しい無表情】
【上空で命が散らされようが泣き叫ぼうが、眉一つ動かさない有様は、背筋に冷たいものを走らせる】
【―――――暴風は、竜巻はすぐに止む】
【それだけ目立てば、寒村といえど人は騒ぎ出す。火がついたように伝染する恐慌に、小さな村は狂う】
【ほうっておけばもちろん、死体も親子も地面に叩きつけられた挙句、再び瓦礫に下敷きにされて死ぬだろうけれど】
【男は、あくまで冷酷無慈悲な鉄面皮】
【頭上の景色を歪める不可視の…巨鳥の影を携え、逃げ去る村人へと矛先を変える】
【戦力なんてなさそうな小さな村だ、放って置けば平らにされかねない】
【暴風が運ぶ戦慄、破滅への幻想】
【巨鳥の羽音と、謎の暴風。空想が具現したような脅威に立ち向かうものなど、果たして―――――?】
690 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 20:29:54.87 ID:pmcIgK3T0
>>687
――――同じ穴ノ、ムジナかヨ…………ざマぁネエな
撹乱、狂気…………ソの触媒を、身内デ使ってルよウじゃナあ!!
【周囲に漂う魔力の中に、自分の中の『異物』と同質の物がある事を、感じ取ったのだろう】
【そして、≪No.696≫の少女の手に持つ頭蓋骨にも、驚きや不快感ではなく、得心がいったと言う様な表情を見せる】
【――――『同じ穴のムジナ』とはつまり、そう言う事なのだろう】
【しかしだからと言って、冠の少女は機関の少女に同情などの類の共感を感じる事はないらしい】
【その事は、嘲るような彼女の口調が何よりも鮮明に物語っている】
なラ、来イよ…………!
貴様らガ生きル価値ナしのゴミだッテ事を、存分に理解さセテやる…………
貴様らノセいでゴミに成り果テた、俺ガなァァァァァ――――――――!!
【売り言葉に買い言葉。上等だと言いたげに、殺意を孕んだ粘っこい笑みを浮かべる冠の少女】
【――――『卵』の狂気が、彼女をより一層の殺意へと駆り立てる】
――――『クロウ・ミサイル』!!
【さっと身構え、左腕をドレスのポケットに突っ込むと同時に、冠の少女は右腕の杖を振り回して魔術の詠唱を行う】
【瞬間――――冠の少女のそばを飛び交うカラスの2匹が、少女と同様に瞳を紅に染めて、機関の少女へとくちばしを向けて突進する】
【何かに刺されば、そのカラスは数秒後に小さな爆発を起こし、二重のダメージを与えるだろう】
…………てメェらに止めヲ刺す時ハ、必ず『これ』デやるト、決めテイる…………ッ!!
【左腕をポケットに突っ込んで、何かをまさぐりながら、魔術とは別の魔力操作を行う冠の少女】
【すると、元々長かった彼女の長髪が、更に質量共に増大させて伸長して唸り――――やがて、巨大な一本の『右腕』を形成する】
【頭上に高々と掲げられた『髪の腕』は、明らかに人間など容易く握りつぶせると誇示する様な力強さを湛えていた】
/了解です。そしてこちらも風呂に行ってきます
691 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/27(土) 20:40:11.43 ID:s/irTLdUo
>>685
【天下のカノッサ所属のウェスカが、掛け値なしに規格外と評する能力者――】
【そりゃあ期待しない方が無理と言うもので、興味津々に目を輝かせて先を促すカイだったが】
【事の詳細を耳にするなり、何とも言えない表情を浮かべた】
おいおい、幾らジョークったって限度があるだろう。そんな漫画みたいな話……。
――――え、マジなの?俺は見てないけど、うん……君がそう言うんなら、信じるよ。
何てえか、その……まさに未知との遭遇≠チて訳だ。世界って広いんだねぇ……。
…………その、やっぱり3分間だったのかい?
【俄かには信じ難い話だが、何せこの新世界だ。あながち有り得ないとも言い切れず】
【冗談にしては彼の表情(かお)は真剣すぎるし、嘘だとしても、突き通す道理は無い――】
【頬を掻いたり唸ったり首を傾げたり、さんざ迷った挙げ句に、カイはその話を信じる事にした】
ああ、割とね。運び屋に情報収集、御法に触れる事もたまーに。
あんまりキナ臭いのとか、聞いてて虫酸が走るようなのは蹴ってるけれど……さ。
……うん。巨大ヒーロー程じゃあないが、俺も最初に聞いた時はびっくりした。
まぁ、最終的には大体そうなってるかな……寧ろ、なってない方が稀かもしんない。
――――……嫌がらせ?いや、ストレス発散なのかなぁ。
俺にもよく解んないけど、壁をぶち壊す度にクライアントが子供みたいに喜ぶんで、つい……。
692 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/27(土) 20:43:16.68 ID:GwBS3upio
>>688
……どうした兄ちゃん、シケた面して?
【右手に持ったホットドッグを齧りながら、声を向ける人物がある】
【黒いスラックスから、白いカッターシャツの裾をはみ出させた、だらしない印象のある青年だ】
【紺色のネクタイは、緩められて着用されており、それをわざわざネクタイピンで止めている】
まァ雨は確かに滅入るケド。
……傘でも取られちまったか?
【珍しい服装に惹かれてか、あるいは単純に落ち込んだ様子を哀れんだか】
【ぺたぺたと足音のする、だらしない歩き方で、袈裟の青年の方へと近づいてくる】
693 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/27(土) 20:49:56.60 ID:i/KW6UZko
>>692
ああ……いや、ちょっと色々ありまして……。
【笠の下、影が出来ており青年の顔は確認出来ない】
【が、その乾いた笑い声からその表情が苦笑いであるというのも分かるだろう】
傘は頭に被っているのがありますので、問題は無いです
ご心配をお掛けして申し訳ない……、いやはや恥ずかしい話ですが財布をおっことしてしまいまして。
ほら、袖に穴が……穴が開いて……。
【手を上げて膨らんだ袖を見せようとする】
【手が通る位の穴がそこにはあった、財布の逃走経路はそこだった】
694 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/27(土) 20:59:18.34 ID:GwBS3upio
>>693
ああ……そりゃご愁傷さま。
【ふっ、と鼻から気の抜けたような息を漏らして、少年は呆れたように声をあげた】
【右手のホットドッグを、全て口の中に放り込んで、それを飲み込んでから後を続ける】
金がなくなったら、辻説法とかで稼げねーの、坊さんって。
……まァ、冗談はさておき。
全財産落としたのかよ?
【軽口を叩きながら、面倒な事に巻き込まれた、とでも言うような口調で】
【声をかけた手前、ということだろうか。そんな事を聞いてくる】
695 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/27(土) 21:00:30.53 ID:2+/SFuMbo
>>690
……知ったような口……きかないで……
あなたに……わたしの……何がわかるの……?
【彼女の言葉には――否定も、肯定もしない】
【ただ、それ以上言ってくれるな、というニュアンスを含む返答が返るだけ】
【どんな経緯で“卵”を宿して、なぜ狂気に呑み込まれて、どれだけ辛いか――】
【そんなことも理解していないあなたに、同じだなんて言われたくない】
【狂気の表情を伏せ、眉をひそめて紡ぐ様子からはそう言っているかのように、不快感が滲んでいた】
言われなくても……あなたは……[
ピーーー
]
死んで……本当に……ゴミになればいいんだ
【言の葉の後に続くものは、怒気でも、不快感でもなく――底なしの狂気=z
【彼女から感じる魔翌力を奪う、ただそれだけの為に少女は動く】
―――― アーテル・スフィア
【 ヴ、ン― 】
【掌上に1m程の大きさの、中心ほど黒いグラデーションのかかった球体が】
【一つづつ生成され、浮翌遊する】
【この黒球に触れれば、魔翌力を奪われる】
【一度で全てとはいかないものの、甘んじて受け続ければ不利になることは明白だ】
【加えて幾つか特性があり、内一つは触れた者の体内に漆黒の魔翌力を流し込み、】
【生命力をほんの僅かだが奪うというもの。人によっては眩暈や、嘔吐感、倦怠感を引き起こす】
【そして二つ目は拳打や炎といったモノの威力を減少させる、威力吸収】
【少女は両方の黒球をカラスへと投擲し、その威力を奪おうと試みる】
【特殊な軌道を描かず、ただ飛来するだけであれば――カラスは速度を殺されるだろう】
【黒球はカラスをすり抜ける――このことから、黒球に実体はないことがわかるだろうか】
【彼女はその隙に軌道上から退避しようとする。完全にかわしきったところで、腰の剣を抜くだろう】
/戻りましたー。そしていってらっしゃいまし
696 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 21:09:34.76 ID:at/435Emo
>>691
【カイの表情や迷いも尤もであろう、当の本人ですら夢か何かと疑う程だったのだから】
【水の国支部の最新兵器とでも言われたなら、きっと納得出来たのだろうが…】
26歳、良い大人になってから出会っちまったのが惜しかったな――ガキの頃なら大喜びしたんだが。
人型の時に勇星 光とか名乗ってたけど、俺はこれ以上親密にはなりたかねぇ
何か感謝されちまったし、名前も覚えられちまったし…
…カイ=スケイプヴェルトって名乗っときゃ良かった。畜生
――そうだな、確かに戦ってたのは3分間だった気がする。
別段何か胸の辺りで点滅してたりはしなかったが…
腕クロスしてビーム出してたから、ありゃあガチだ。
ああ、俺マジで見ちまったんだな…そろそろお迎えでも来るのかも知れねぇ。一回は来たんだけどな
【深い溜息と共に、タイヤに少しばかり沈み込む】
【そして壁殴り代行の仔細を聞き、今度は彼の方が俄かに信じ難いといった表情を浮かべ】
壁破壊フェチとか…?いや何だそれ、おかしいよな…やっぱ嫌がらせじゃねーの?
まず何より拳痛めそうだな…ってああ、アレか、何かの能力でやるのか?
俺は能力持ちじゃねぇもんだから、素手で殴る方で考えちまってたが――
【ぐ、と拳を作って見せながら、そんな事を尋ねる】
【カイの能力に踏み込むような問いと合わせて、自身が無能力者である事を告げ】
697 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/27(土) 21:12:30.67 ID:i/KW6UZko
>>694
折角和菓子を買いに来たのに肝心の店はしまっていますし……
まさに踏んだり蹴ったり、といった感じです。
【両手を上げて、文字通りお手上げ】
【僅かに流れる雨も気を滅入らせる】
それで稼げればいいのですけどね、生憎そういったものはしないんですよ。
いえ全財産という訳では、所詮は嗜好品へのお金ですので……
家に行けば生活出来るくらいは、ね……。
【幾らなんでも和菓子を買うのに全財産を持ってくる】
【などと愚かな事はしない、適当な量だけ持ってきたのだろう】
698 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/27(土) 21:23:22.62 ID:w2NSbRlSo
【夜、街というものからは程遠い街道を一人の青年が歩いていた】
【黒と茶の混じったような髪と精悍な顔付き、それを手元の明かりが照らしていて】
【また視点を変えて服を見ると、具足と籠手を身に付け、陣羽織を着込み】
【更にその上から、茶色の――砂が混じった――外套を纏っている、そんな出で立ち】
【どうやら、道を辿ってみれば分かりやすくも砂の国から来ているようだが】
ううむ……遠い。いっそ飛脚のごとく、走るのが良いのかな……?
いやしかし、それで気力を使い果たしては元も子も無し、となるか……っ!
………ええいっ、時刻の余裕も賢能も無い自分が憎いっ!
【とかなんとか、時折あたりに人影が無いからと大きな声を出していて】
【それはきっと彼の性分なのだろうが、実に目立つ】
【また何せ、真っ暗な街道での明かり持ち。遠くからでも良い目印となりそうだが―――。】
699 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/27(土) 21:23:56.88 ID:GwBS3upio
>>697
閉まってるなら、他所の店に行けばいいじゃねぇか。
それともナニか。
【シャッターの上に貼り付けられた、気まぐれな理由の書かれた神を見て笑う】
……この店は美味いとか、この店じゃねぇとダメだとか、そういうの?
【確かに、自分の商売に自信があればこその張り紙だとも思える】
【だが、青年には面白可笑しい店主だ、ぐらいにしか受け止められていないようだった】
……ま、そうだよな。
【青年の返答を聞いて、どこかホッとした様子でそう呟くと】
【急に馴れ馴れしく、ニヤリと笑みを浮かべて、青年の肩を叩こうとするだろう】
……まァ、『袖擦り合うも他生の縁』。何か奢ってやるぜ?
『禍福は糾える縄の如し』ってな!
【――機嫌がいいのか、あるいは元々こう言った気質なのか】
【諺を軽薄な口上で並べ立てて、スラックスのポケットから、黒い財布を取り出して、青年に見せる】
700 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/27(土) 21:24:08.57 ID:LGpc1IcA0
>>694
>>697
【商店街の入り口付近、人混みの中下を向いて歩く誰か】
【ただでさえうつむいて赤銅色の髪に目が隠れているため表情がうかがえない上に】
【長袖のパーカーにぱつん、と裾を切ったようなクロップドパンツを合わせているため性別が判別しにくい】
【背丈は男性なら低く、女性なら平均からやや高めといったところ】
【とぼとぼと当ても無く歩くその人物の目には誰かの靴と道路だけが映っていた、先ほどまでは】
…………嘘、だろ……?
【ほとんど変化の無い景色の中に、この人物が目にしたものは財布】
【路上のど真ん中に置かれたそれは、自分以外の誰も気が付いていないようで】
【そぉ、っと財布に接近し、ゆっくりとしゃがみ込んでそれに触れる】
………………………マジかよ!やった!!やったぁ!!!
財布落ちてないかなぁって下向いてたらほんとに落ちてた!!信じらんないんだけど!!
神様は私を見捨ててなかったんだな!!やっぱ日ごろの行いか!?
【指先が触れたかと思うと、一気に財布を拾い上げて大声を上げて喜ぶ】
【その狂喜乱舞ぶりに道行く人は迷惑そうな目を財布を拾った人物に向けるだけ。財布の持ち主だと勘違いしているのだろうか】
【両腕を飛行機の翼のように広げて、商店街の中を軽快なステップで駆け抜けていく】
【奇しくも足取り軽く向かう先は、財布を落とした青年と、彼に声をかけた青年の居る方向で】
701 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 21:27:38.19 ID:pmcIgK3T0
>>695
へっ…………知ラネぇな。知りタクも無ぇヨ
――――友人を、或いハ傷ツけ、或イは攫い…………俺に『こんなもの』をくレヤがっタ連中の、お仲間ノ事なンざなァ…………ッッ!!
【始めから、和解などあり得ないと言う様なニュアンスで、激しく言葉を叩きつける冠の少女】
【彼女の脳裏をかすめたのは、二人の友人の姿】
【一人は、自分に会う前から身に『卵』を宿されていた。一人は、今もなお氷の国支部に捕えられている】
【――――その友人たちの間にも、穏やかならぬ人間関係があるのだが、それについては割愛しよう】
【ともあれ、彼女にとっては機関への怒りは自分の事だけではない】
【それ故に、弁明を図るような言葉にも聞こえる機関の少女の言葉を、真っ向から振り払ったのだ】
――――――――馬鹿か、てメェは…………?
もう、ゴミなんダよ…………『こんなもの』を身体に浴ビて『こんな事』ヲシてる時点デ…………俺も、オめェモなッッッ!!!
【肘の『卵』を誇示するように、右腕を突き出して。機関の少女が殺した頭蓋骨を差す様に、杖の頭を地に下げて】
【冠の少女は吼える。既に自分たちは、等しく『畜生』の道へと墜ちてしまった者達だと】
【――――自分が異常と言う自覚がある分、まだ正常な理性は残しているのだろう】
【しかしその分、狂気と正気がまだらを描く様な彼女の姿は、異質な――――本当の意味での『グロテスク』さを存分に発揮している】
【――――そして、ふと気付けば、辺りには異臭が漂い始めている。発生源は、冠の少女の身体からだ】
【恐らくは少女も、数刻前まで、機関の少女と『似た様な行い』をしていたのだろう】
【その目は、先ほどの言葉を『否定などさせやしない』と言う様に、狂気とは別の強い光を宿している】
【つまるところ、『卵』に囚われた者としての苦しみと言う点においては、同じ経験をしているのだろうと冠の少女は考えているのだ】
【――――ただし、敵である時点で、理解こそはしても同情などするつもりはない様だが――――】
――――ちッ、迎撃か…………!
【カラスの速度はそれなりに速い。だが直線的な軌道でしかなく、射線を修正する事もない】
【真っすぐに球体を突っ切り、そこで速度と魔力を殺がれて――――あらぬ立ち木へと突き立って、小爆発する】
【その爆発も、従来のそれよりも威力の低いものにしかならなかった。その為か、爆発を喰らった立ち木も、多少抉れこそしたものの倒れる様子はない】
【そして、冠の少女とて、正体の知れないその球体に触れる腹積もりなどあるはずもなく、身を翻して回避する】
面倒ナ技を使う様だガ、こレナらどうダ!?
――――『インスタント・テンタクル』!!
【身を翻し切った所で、冠の少女は左腕をポケットから抜き放ち、紫色の『種』の様な物を、機関の少女へと向けて投擲する】
【それは、少女に届く事無く、2mほど手前の地面に転がったが、直後――――1本の巨大な触手が、地面から飛び出してその身を震わせて暴れる】
【樹木程の大きさの触手が打ち震えて、機関の少女を殴り飛ばさんとする】
【単純な動きでこそあるが、その巨大さはそのまま脅威となり、先ほどの様な減退もやりにくいだろう】
【だが、それでも触手に対して攻撃を加えれば、その勢いを弱める事は出来るだろう】
/ただ今戻りましたー
702 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/27(土) 21:33:02.75 ID:i/KW6UZko
>>699
貴方の仰る通りなんでしょうけどね……
なんというか萎えてしまいまして、今から他の店を探すというのもこの雨の中では……ね。
【心が折れたとまではいかないが、やる気はなかった】
【だいたいはそんな感じ】
いえいえ見ず知らずの方に奢って貰うのも気が引けます
もとより財布を失くしたのは自分の責任ですし、今回は申し訳ありませんが遠慮させていただきますよ。
自分のお金は是非是非自分の為に使って下さい
【偶然に通りかかった人間に、幾らそれが善意からくるものだからといって】
【それに預かるというのも情けない話で、軽く一礼して彼の提案を断る青年】
/
>>700
/自分は複数は構いませんけども、今絡んでいただいている方がオッケーかどうかによりますですハイ
703 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/27(土) 21:46:49.17 ID:GwBS3upio
>>702
まァ、そうノリの悪いこと言うなって。
【袈裟の青年の肩に置いた手で、バンバンとその身体を叩きながら】
なら、代わりに俺に和菓子の美味い店、教えてくれよ。
知り合いに和菓子が好きな奴がいてな、どうも俺は食いモンの善し悪しはわかんねェからさ。
【ならば、ギブ&テイクでどうだ、と。青年はさらに押してくる】
【相手のメンツを立てようという腹か、本心からそう言った機会に恵まれて喜んでいるのか】
【その薄っぺらい笑顔からは、真意を読み取るのは難しい】
>>700
……ん?
【商店街の入口で上がった叫び声に、肩越しに振り返ってそちらを見やる】
【ずいぶんと気分が高揚しているのか、奇妙なポーズで掛けてくる人物の姿を見つけて】
……。
ずいぶんとタイミングのイイ話だな。
アレ、兄ちゃんの財布じゃねぇの?
【あまりと言えばあまりのタイミングな叫び声に】
【自分と同様に、それを聞いたであろう、傍に居る袈裟の青年に向けて、そんな事を尋ねてみた】
/私も複数は構いません。
/ということで、レスを返させてもらいます。
/ただ、乱入の際には、事前に声を掛けてもらえるとありがたいです。
704 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/27(土) 21:47:40.65 ID:1GibhxfVo
【海:砂浜】
【濃紺の世界。ゆらゆらと海面に月が漂う姿は中々綺麗で】
【砂浜に座る影が一つ、存在していた―――】
【凹凸の少ない、男性と思われる影だが、背丈はあまり大きく無く。というか寧ろ小さい分類に入る】
【変わっているのは、腰だろうか。ホルスターが左右に1つずつ、着けられており】
【中の銃。銃身部分が鏡塗りになっており、月をその身に映している】
……、――…………許して貰えると思う?
【ぼーっと、海面を見ていた少年と思わしき人影は恐々と口を開き】
【言葉は、怖い思いで満ちており、それを解決させたい…のじゃなくて、ちょっとでも軽くしたいから、口に出した言葉】
「んー…、分からねーよ……」 『仮に許してくれなくても謝るしか無い……かな』
【帰ってきたのは、2つの声。発生源は少年の腰。ホルスターから】
【人影は、少年と思わしき影一つだけだが……、少年は2つの温もりを感じていた】
【「……、だよね。ありがと」答えは分かっていた。でも、先の事を考えるのは怖い】
【視線を1度伏せた後、また、ゆらゆらと漂う月を、ぼーっと眺め始めるのであった】
705 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/27(土) 21:53:34.13 ID:2+/SFuMbo
>>701
じゃあなんで……あなたは……人を襲うの……?
……もしかして……復讐のため……?
――復讐のための……殺戮は……しちゃいけないって……誰かが言ってた……
そんなことを……望んでない……人を……裏切ることに……なるんだって……
……あなたは……その覚悟が……あるの?
【狂気に身を委ね、復讐の炎で身を焦がす――】
【そんな姿を、望んでない者に見られればその人たちはどれほど傷つくだろう】
【いつか誰かが自分に教えてくれたコト――復讐の為に生きるのは、お前の姿ではないと】
【同じような境遇にあり、同じように復讐に燃える眼の前の少女と、自分を、或いは重ねているのかもしれない】
【こんなもの≠植えられた憎しみを誰かにぶつけずにはいられない】
【――その気持ちは、痛いほどにわかるから】
【けれどその姿は――本来の自分の姿では、ない】
【その姿は、敵だけじゃなく親しい者も傷つけてしまう恐れがある】
【 それがわかって尚――穢れに身を委ねる覚悟があるのかと、少女は問う 】
……ゴミなんかじゃ……ない……。いつか……普通の女の子に……なってみせる
……お姉ちゃんと……約束したから。……絶対……それだけは叶えてみせるもん……
アハッ――でも……あなたを……殺してから……だけど、ね
―――― アーテル・スフィア
【鳴りを潜めたかと思えば、再び覗かせる彼女の狂気――どうやら自我すらも蝕まれているようで】
【まるで二重の人格を宿しているように、支離滅裂な発言を繰り返す】
【そして先程と同じ球体を両手に一つづつ生成】
【それらを迫る触手へと放り投げるが――威力が違いすぎる上に、範囲が広く】
ぁ、ぐ―――――っ
【結果直撃してしまい、軽い少女の身体は宙を舞い、血を吐いて花畑に沈んだ】
【威力こそ殺しはしたもののその衝撃は相当のもののようで、立ち上がろうとするが足に力が入らず震えている】
【余力はまだあるだろうが――隙≠ノ違いはない】
/おかえりなさいー
706 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/27(土) 21:54:36.38 ID:i/KW6UZko
>>703
和菓子、ならばやはりここが一番良いと思いますよ?
店主の人間性はあまり良くないと言わざるを得ないですけど……。
【一々財布を持って買いに来るくらいなのだから味はそれなりなのだろう】
【他にも店はあるのだけど説明が楽なここを教える青年】
>>700
ああ……あれっぽい、というかあれですね
案外近くにあったようで何よりです、が……。
【声の高さ、人目を引くには十分】
【青年の瞳はその人物を逃しはしなかった】
人の物をどうするつもりですかね、もしかして自分の物にするつもりですかね?
……ねえ、そこの人?
【きっと笠の影の下で恐ろしいくらいの笑みを浮べているのだろう】
【落し物の財布を取得した人物に向かって、これまた冷たい声を掛ける】
/ではよろしくお願いしますね
/でも乱入(?)する時は前もって言っていただけると嬉しいです
707 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/27(土) 21:58:08.82 ID:LGpc1IcA0
>>702
>>703
ふんふ、ふんふふーん♪いやぁーラッキーラッキー
あのギャング私にバックが居ないの知ってて代金値切りやがって……でもやっぱまじめに働く私を天は見捨てなかったわけだ!
【ぱたぱたと走りながらそのまま二人の青年を通り過ぎようとする】
【鼻歌交じりでかけて行く様は、ねこばばした財布の持ち主がすぐ近くに居ることに気づく由もなく】
ってかほんとに間抜けだよなぁー、スラれたならともかく普通財布落とすか?
しかもこんな変な形の財布……いっぺんコッソリ持ち主の顔みてみたいな
【……ねこばばした財布の持ち主がすぐ近くに(ry】
//申し訳ありません!舞い上がってしまっていて……次からは気をつけます
708 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 22:02:12.60 ID:fQixlCyGo
>>704
【ちり、と大気の魔力が歪む】
【何らかの魔術干渉があった証だろう。鋭敏でなければ気付けない、程度のだが】
【反応してもしなくても、少し沖のほうで、何かが水面に『落ちた』】
【どぼん。海に飛び込むんだような音。近くに船もなければ、空を飛空艇の類が行くわけでもないのに】
【不可思議な現象だが、問題はまだ続いている】
【水面が無駄に波打っている。落ちた誰かが、無様に飛沫を上げているのだ】
【やや距離はあったが、既にそこは水深2メートルに達する地点。平均身長の人間からしてみれば、足が届かない恐怖の世界】
【ばしゃばしゃ、ばしゃばしゃと、踊る海面。悲鳴すらかき消されてしまう】
ごぼっ、なっ、…ごっがぼっ、! た、たすっ………!!
【何が起こったのかわからない、という気持ちは理解できるが】
【二つの歴然とした事実が、海面で踊っている事だけは、忘れてはならない】
【必死にもがく蒼い誰かが、おぼれて助けを求めている事】
【何もしなければいずれ力尽きてしまう可能性が高い、という事実である】
709 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/27(土) 22:03:35.56 ID:jIFUT+KSO
【夕立の降りしきる公園】
あー……どーすっかなー……
【屋根のある休憩所のベンチに寝転ぶ人影があった】
【黒い瞳、背の中程で揃えた青みがかった黒髪】
【空よりは海に近い、緑がかった濃い藍色の和服】
【腰の辺りには、片手で振るえる程の大きさの手斧を2本ぶら下げている】
【そんな女だ】
カネはねーし、ハラも減ったし……
【不意にサイコロを取り出し、転がす】
……ピンゾロだぁ?嘘つけ。
アタシにツキが残ってるハズねーじゃん。
【どこか拗ねた様子でごろりと力無く寝返りを打つ】
710 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/27(土) 22:04:26.26 ID:s/irTLdUo
>>696
【カイは真上を仰ぎ、目を凝らして遠い夜空を眺める。誰しも幼い時分には、その存在を夢想する物だが】
【――所謂ところの宇宙人って、ホントに居たんだなあ。とばかり、感慨深げに溜め息ひとつ】
夢を見るには遅すぎた、か。叶ったら叶ったで複雑な夢って、有るんだね……。
まあ、貴重な体験だったと割り切れば良いんじゃないかな?
まさか、「お礼に僕の星に連れて行って……」なぁんてコトも無いだろうし。
ってコトはひょっとすると、これからは一週間ごとに町がぐっしゃぐしゃになる可能性も……って訳か。4クールの間。
……ぞっとする話だね、下手なテロより余っ程ヤバいよ。もうアレだ。機関で反重力爆弾とか作れない?
…………あ、そうそう。次会ったらサイン貰おうよ、サイン。
【再びウェスカを見遣れば、投げやりにそんな事を宣う。他人事と思ってか、気楽なものだ】
【だが、自分に累が及ぶ事は避けたいようで――彼の発言に、「冗談止してよ」等と乾いた笑みを漏らす】
【薄情というか、何と言うか……】
しかも代行≠ネ筈が、後半辺りから一緒になって殴ってたんだよなぁ。
叫び声やらで相当煩かったし、嫌がらせだとしたら通報されてて可笑しくない、かも。
…………なんなんだろ、あのマッチョなおじさん。わけがわからないよ……。
【全く以て何が何やらだとぼやきつつ、カイは右の手袋を外して見せる】
【その内側にあるのは、黒い装甲に包まれた右手。どうやら、これが彼の能力らしい】
【無造作に裏拳を打ち込めば、べこん、と音を立てて凹むドア。これならば確かに、痛める事は無さそうだった】
711 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/27(土) 22:12:00.22 ID:LGpc1IcA0
>>706
…………………………え゛?
【高翌揚していた気分が一気に地に叩きつけられ、心臓を鷲掴みにされたような気分に陥った】
【満面の笑みを浮かべていた顔は凍りつき、ギシギシと軋む音を立てながら声をかけられた方向に顔を向ける】
【笠で表情はうかがい知れないが、和装の男性が放つ声は冷たい。きっと怒っているに違いない】
【謝って返せば許してくれるだろうか、気づかなかったとはいえ真正面で間抜けだのなんだの散々言った後で】
【前髪を手で横に流し猫を思わせる丸い目でじぃ、と青年の表情を暫く観察する】
………………ひやぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!
【何かを決断したように二、三度頷くと】
【ゆっくりと首を正面に向かせ、広げた脇を締め、スタンディングスタートの体勢をとって】
【少年とも少女とも取れない盗人はそのまま悲鳴を上げながら逃げ出した】
//申し訳ありません、次からは無いようにします
//よろしくお願いします
712 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/27(土) 22:12:53.72 ID:i/KW6UZko
>>707
/一応舞台裏の方にも書きましたが
/当方、ちょっとばかり調子が悪くなってしまいまして
/なので絡みを明日に持ち越しさせていただけないでしょうか?
713 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/27(土) 22:15:49.09 ID:LGpc1IcA0
>>712
//了解しました
//無断での乱入、申し訳ありませんでした。重ねてお詫びします。
//お大事に
714 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 22:20:56.06 ID:pmcIgK3T0
>>705
ソれは『愚問』って奴ダぜ…………機関ノナンバー……!
分かルだロウが…………自分トか何とカ関係無しに、殺したいカドうかなんて関係無しに、殺シちマウって事を…………ッ!!
分カルダろうが…………死体の横デ目を覚マす、あのおぞましさガどうイうモのかって事ぐラいよぉ…………ッ!!
【確かに復讐心はある。友人を苦しめ、自分に災いをもたらした『機関』に対して、復讐せずには居られない】
【これは、『卵』など関係無しに、彼女の偽らざる本心だ――――本当にそう言えるのか、今となっては怪しいものだが】
【しかし、機関の人間以外の殺戮は、基本的に彼女の望む所ではない。にもかかわらず、彼女もまた、何の関係もない人間を何人も殺めている】
【それこそ、『卵』の狂気――――徐々に身体を侵食していくその狂気によって、肉体どころか意識まで侵され】
【気づけば、殺意に身体を操られ――――我に帰れば、目の前には死体――――】
【もう、彼女は本当に引き返せない一線に、足を掛けていた】
――――上等ダ。元ヨり、誰にモ理解さレない道を歩んデキた……ッ!!
家族はもウいねぇし、っ…………分かっテンだヨ……っ
俺ノヤってる事ハ、単ナる『お節介』ダッテのハナぁ…………『本当の友達』ナんザ、元カら俺にハ居ねぇンダよなぁ!!
【そんな彼女を心配する人間と言うのが――――冠の少女には思い当たらない】
【父も母も既に死に絶え、自分には肉親は居ない】
【そして、交友関係を持っている人間のほとんどは、自分が一方的に世話を焼いている様なものだ】
【――――自身が、辛い過去を経験していた事が、今を辛く生きてる人間を放っておけない感情の源になっていた】
【しかし、思い返してみれば、それは『友情』ではなく、単なる『お節介』に過ぎなかったのではないか】
【対立する友人たちの人間関係を思い出した時、冠の少女は『絆』に自信を失いかけていた】
――――馬鹿が。通っテキた道ってノはなぁ…………消せ無ぇんダよ何をどウヤったっテ!!
テメぇは、『普通の人間』なンざニゃなれネぇ…………機関に籍置イて、そノ手を血デ汚しテ、『卵』喰らっテ!!
そんな過去、ドうやっテも消セねぇゾ……………………『宿命』って奴ダ……………………永遠に、ツいて回る、なぁ!!!
貴様こソ、道を往ク覚悟って奴が無ぇんじゃネぇのカ、オラッッ!!
――――そレとも、『justice』に頭下ゲて「『卵』を消して、真人間にして下さい」とでモ言えンのかよ!?
確か『justice』にハあったヨなぁ……『卵』を破壊スる手段がよォ??
【戦闘中に感情的になっても仕方がない。しかし、正気の中に、感情をあおり立てる狂気がわずかに滲み、冠の少女の罵声が止まらない】
【そんな中、ふと『卵』の除去の手段として『justice』を挙げてみる。少女なりに『水を向けた』恰好。それは少女自身が関わっていた、確かな情報だ】
【それを聞いて、機関の少女がどういう反応を返すか。狂気が煽った、いたずらな興味が湧いたのだ】
――――――――ッ、獲っタ!?
コノ…………ッッ、――――『ライトニング・ハルバート』!!
【そうして狂乱していたために、一瞬テンポが遅れた】
【触手に殴り飛ばされた機関の少女に杖の照準を合わせ、赤い電光の様な魔力ビームを発射する】
【威力・速度共にそこそこの優秀な攻撃だが、感情的になり過ぎて行動が遅れてしまっており】
【身を起こしたり、身体を転げるなどして避けるには、十分と言えるラグが生じていた】
【――――なお『即席の触手』は、既にその役目を終え、動きを止めて枯死が始まっていた】
715 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/27(土) 22:27:49.15 ID:1GibhxfVo
>>708
『ね、ねぇ今魔翌力を…―――
【魔翌力の歪み。感じ取ったのは、腰の銃】
【ちょっとした非日常を少年に伝えようとした瞬間――3人(?)は、異常を察し】
【瞬時に立ち上がり、海へと駆け出す。足場が砂と不安定だが、そんな事意にも介さず】
(この服で泳ぐのは無理だし…、―――!)
【少年が着ている服は学生服。泳ぐにはまるで適しておらず】
【少年は、海面に鏡≠出現させた。人3人分通れる程と、十分な横幅の鏡】
【それが、すーっと少年が走って行くより少し早く伸びて行った】
大丈夫ですか―――!?
【海面が激しく波立っている場所で、足を止め、溺れている人の手を掴んで引き上げようとするだろう】
【力は高校生程度の男の中で強い分類に入る程度。余程重くない限りは引き上げれるはずだ】
【尚、鏡は少年が足を止めると同時に静止しており、恐らくは少年の能力】
/発見が遅れました、申し訳ないです
716 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 22:30:31.10 ID:at/435Emo
>>710
【嫌な夢を見たとばかりに、銀の長髪をがしがしと掻き上げてから】
【そのまま頬杖をついて、ウェスカもまた遠い所を見つめるのだった】
――衛星兵器の開発なら、ダチが一枚噛んでた気がしたが。
…端末の改良ついでに、注文してみるか。反重力爆弾
アンタと仲の良い、水の支部長も技術に関してはすげぇけど…
レイント社――ロバートも、引けを取らねえからな。
【仲の良い、の下りでこれまた冗談めいた笑みを見せる】
【カイと彼との因縁は、以前聞いて承知の上だというのに――】
【どうにも性根の悪い男である…が、最後の一言だけは表情が締まったように見えた】
へぇ…それで殴るんだったら、確かに見てるだけでも楽しめるかもな
思わず参加しちまう気持ちもまぁ、解らなくもねぇか…いや、それでも参加する気は起きねえな
【べこん、と凹んだドアを見遣って、僅かに感嘆の声を洩らし】
【そろりとカイの腕に手を伸ばして行き、もし遮られなければ――】
【その装甲に包まれた右手を、爪先でカンカンと叩いてみたりするだろう】
【何れの場合も、興味津津と行った様子で右手を見つめるのだった】
717 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 22:37:09.98 ID:fQixlCyGo
>>715
【猫耳に水が入るのが、恐ろしく不快だった】
【本当は位置を維持するくらい簡単なのだが、突然状況が変わったという動転が、正常な判断力を奪っている】
【結果、全身の毛皮を海水に浸しながら、必死こいて手足をばたつかせていたのだが】
【そこに人の声、伸ばされた鏡】
【飛びついて咳き込み、飲んでしまった海水を吐き出すと、その緑色の双眸が少年を捉えた】
けほっ、けほっ……あ、うん、ありがとう……! 助かったよ!
うわっ、海!? そんな、どーして山の中からいきなり海中ドボンなのさ!?
【つかまる場所を得た事で、状況を観察する余裕が出来てくる】
【まず真っ先に快活な礼を述べて、きょろきょろ周囲を見渡すと、ようやく場所を把握したようで】
【眼をまん丸にして驚きながら、悪態をついた】
【さて、この時点で、少年は彼女の顔に見覚えがあるやもしれない】
【髪の色が中途で青みがかったプラチナになる、などの変化はあるけれど】
【海水にぬれたくらいじゃまっすぐにならない、癖の強いボサボサの黒髪】
【蒼い毛皮の猫耳と猫面…何時ぞや、草原の木の下で出会った誰かに、酷く似ていた】
と、とりあえずあがんないと……ねー、これどうすればいいー?
伝って泳いでいけばいいのかなー?
【以前は念話で話していた事なども顕著な違いだが、猫本人は、まだ気付いていないらしい】
【大声で少年に次取るべき指示を仰ぎながら、ざぶざぶと鏡をつたい、砂浜へ接近を試みようとしていた】
//沖になさらずーなのです
718 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/27(土) 22:53:07.56 ID:1GibhxfVo
>>717
【黒と緑がごっつんこ…はしてないけど、ぶつかり合い】
【あ――――あの時の。】
【いや、でも何か違う。色々違うけど、なんというか決定的に…こんな幼かったっけ?】
【こんな状況の最中なのだが、自問自答を何回か繰り返し】
【「なぁ、なんでこんな事になってるんだ?」『僕に聞かれても……』】
【なんて、暢気なやり取りを交わす銃も居たり】
あー、えっとお久し振りです。あの時は助かりました。ありがとうございます
【違和感はあったのだけど、言っても損なんてしない。そう思って違和感を押し退けて】
【ぺこっ、と頭を軽く下げると、銃2丁が疑問符を頭の上に浮かばせたが】
「いや、先に上げろよ」『……、(コクリ)』
あっ、そうだ…。どうぞ、上がってください。必要なら手も貸しますよ?
【猫って泳ぐの嫌いなんだっけ?なんて余計な考えを頭にちらつかせ】
【猫少女へと手を差し伸べるだろう。もし、拒否すれば、砂浜まで追うように、歩いていくだろう】
【もし、あの時≠フ記憶が無いのであれば、些か奇妙な会話だろう】
719 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/27(土) 22:56:47.98 ID:2+/SFuMbo
>>714
―――――ッ。………
【何も――言い返せない。言い返せる筈がない】
【今だってそうだ。さっきの白骨化した頭蓋は、自分が殺した人のなれの果て】
【つまり自分も関係のない人を殺し、その傍らで途方もない後悔と狂気に浸っていた】
【自分が生まれた時から℃E意を持ちうる人物だということは知っていた――本能的に】
【けれどそれはいわば宿命であって、誰もが持ちうるものではない】
【――彼女なりの理由があったのだ】
【それを除いても――彼女はもう、その罪を拭うことはできない。そんなことは、薄々気づいていた】
【それでもひた向きに努力してきた。自分と、“卵”の狂気に打ち克とうと――】
【それを否定されたら、自分には何も残らないから。ただの殺戮人形に成り下がってしまうから】
――知ってる。……Justice≠ノは……“卵”を破壊する手段が……あるってこと……
わたしは……機関の……人間、……だから……お願いできる立場じゃない……のはわかってる
けど……みんな……わたしに協力してくれた……わたしを理解してくれた
だから……あなたも……遅くないんだと、……思う
あなたが……それを……望むなら
あなたが……変わりたいと……想うのなら
【――だから彼女は諦めない。狂気という表面だけを見て排除されたのではなく】
【みんな自分の本質を理解してくれて、自分を助けようとしてくれるから。だから、抗える】
【だけど、それすらも否定してしまったら――あとに何が残るの言うのだろう。きっと殺意と、狂気しか残らない】
【だから変わりたいのなら――どうか、否定しないでと、紫の少女は訴える】
アハッ―――ハハ、ハハハハッ!!
けれど、それも……どうでもいい。……ねぇ―――――
あなたの魔翌力――ちょうだい?
【もっとも、こんな姿で言えた義理ではないが――】
【右足にありったけの力を込めて、左へと転ぶように退避】
【右肩にビームが少しかすったが、それだけで済んだ】
【痺れが残る身体に鞭を打ち、刀を持たない方――左腕を、宙に掲げる】
――― アーテル・アキュリス!
【現れたのは、漆黒の槍。穂先は眼に見えるほどの魔翌力が渦を巻いる】
【その性質は、彼女が最初に作った黒球と同じ――相手の力を奪うというもの】
【だがその威力は段違いである】
【少女はそれを振りかぶり、冠の少女へと投擲しようと試みる】
【飛来する槍は夜空を駆ける見えない流星の如く、一直線に貴女を狙う――】
720 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/27(土) 22:57:09.63 ID:N+UkrNXVo
【聖都・市街地】
……うーん、居心地が悪い。清潔すぎるんだよねこの街
もっとこう、何て言おうか、汚らしさが欲しいなぁ……
ま、良いか。何処でも血の臭いだけは、根っこにしみついてる様だし
【最近は特に争いも起こらず、平和に世界の中心として存在する街】
【その路上を、人の形状をしている癖に、4足で歩くものが居た】
……追跡出来るように残してあるな……意図的に、かな?
この方向は……あんまり近寄りたくない所か。あーあ、面倒な
……おまけに、なんだか変な気配もするしね
【腰まで届く白髪、左前のブラウスという女物の衣服を身に付けた少年=z
【左腕に青い籠手を装備した彼は、犬猫の類の様に鼻を路面に近づけて歩いていた】
【が、突然、彼は動きを止め、周囲をきょろきょろと見渡し始める】
【感の良い者ならば、この付近の気配が、少年の一つだけでは無いと分かるだろう】
【隠れても隠しきれない殺気が、おそらく5か6、近くに存在している】
721 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/27(土) 23:03:52.52 ID:i/KW6UZko
>>713
/いえいえ気にしていないのです
/明日は多分20時くらいにはいられますので舞台裏でお呼び致しますね
722 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 23:04:51.38 ID:fQixlCyGo
>>718
【雰囲気の違いは、確かに決定的であろう】
【糸目が多い、もう少し気取った風な猫だったはず。そして眼の色は青かったはず】
【双子か何かと思うほど、似ているのに違う。同じ顔なのに、内面が決定的に】
………あ、君は。
【そうして別人であると結論付ける理由の一つを、猫は反射的な返事で失ってしまった】
【出会った記憶は、あるらしい。よくよく眺めていると、記憶と照会してしまい】
(……まずい、誤魔化しにくくなった……)
【鏡に額をこすりつけて呻く。とっても間抜けな絵面だった】
【けれど、徐々に岸には近づく。逃げようにも、この有様では海中にとんぼ返りの可能性すらある】
う、うん、ありがとう。
【仕方なく、でも感謝の念は存分に篭めて、差し出された手を握って砂浜へとあがった】
【以前以上に飾らない、花開くような笑顔。浮世離れした顔色から、より少女と形容するに相応しい、咲く様な気持ち】
【その姿は、やっぱり以前とあんまり変わらない】
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、中肉中背+αの肉付きをした、猫の獣人少女である】
【クリームイエローの臍だし袖なしのインナーに、ベリーショートのカットジーンズ】
【ボサボサの黒髪だが、途中で髪質はやや癖のついたストレートに、色は青味掛かったプラチナへと代わっており】
【後ろ髪を林檎色のリボンで束ね、小さなポニーテールを作っている】
【左腕には金と銀が精緻に編まれた腕輪をはめていて、夜でも星明りを反射し、時折きらりと輝く】
ちょ、ちょっとごめん、このままじゃ気分があれだから…
【全身から塩水を滴らせ、猫なのに濡れ鼠】
【ある程度陸地に上がると、遠慮するように距離を離そうとする】
【それが為されたら、猫らしい水切りを行うだろう】
【うかつに接近すると、飛まつをその身に浴びる事になる】
723 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/27(土) 23:23:03.53 ID:1GibhxfVo
>>722
どういたしまして。困った時はお互い様だし……
【言葉は、前より畏まっておらず。敬意が薄れている――んじゃなくて】
【雰囲気が、硬い敬語を使うのにストップを掛けているような感覚になっていた】
【「あ、どうぞ」と、まだ敬語が完璧に抜けきっていないのは、少女の変化を知らないからだろう】
【というか、銃2挺は少女がどんな事をしてくれたかさえ、気付いていないという有様である】
【その証拠に「なぁ重太郎…この子となんかあったの?」なんて】
え?ああ、話さなかったっけ前?
あの時話したよね確か、相談に乗ってくれたって…
「あ、ああ!思い出した」 『なるほどね…』
『あの時はありがとう。僕の力不足故に…ごめんね』
「……、つーかあれ俺が原因だったんだろ…ありがとうな】
【水切りを行っている間に、重太郎は説明を行い】
【少女の事は、以前話したのだろう。銃2挺も合点と、】
【そして、少し硬くなりつつ、お礼の言葉を繰り出すだろう】
【長い間共に過ごして来たのに、ぎくしゃくした。今、こうやって仲良く喋っているのも、多分目の前の少女のおかげだ―――】
あー…なんていうか言い辛いんだけども…
なんか―――変わった?
【水切りを終えると、頭を掻きつつ距離を詰め、申し訳なさそうに、少女に問いを放つ】
【なんで覚えれていたか、よりもこの質問を優先させたのは、こっちの方を知りたかったから】
【もし、違ってたらどうしよう。だなんて弱気に答えを待つだろう】
724 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 23:26:02.96 ID:pmcIgK3T0
>>719
――――ヤっパり、貴様にハ足リねぇンダ…………貫けテねぇジゃねぇカ!!
結局同じダ、てメェは、俺ト…………ただソレを認めタくナクて、言葉と理屈の上でうロつき回っテルダけじゃネぇか!!
【口ごもる態度を、冠の少女は見逃さなかった】
【自分とは違い、この機関の少女は、自分を変えたいと考えているのだろう。諌める様な言葉を時折こぼしていたのは、自分にも言い聞かせるため】
【『普通の人間になりたい』と言う願望と、その為の手段の不在と言う現実を前にして、自分に言い訳しているだけだと】
【残った理性が、批判と言う形に集約されて、冠の少女の口から吐き出された】
――――――――ふザ、けルな…………ッッ!!
俺にハ、力が要るンだ…………戦うタめの、力が…………ッ!
そウジゃなキゃ、助ける事も、復讐すル事も…………何モ、出来ねェ…………ッ!
こンナものデモ、力が無キゃ…………行動すルタめの、根拠が……無キャ、よ………………っ
【機関に対してアクションを仕掛けていくには、そのままの自分では力不足。故に、『卵』の力は何があっても手放せないものだった】
【そうでなければ、友人を救い出す事も出来ず、自分の無念をぶつける事も出来ない――――ただ、泣き寝入りするしかない】
【そうして無力のままに沈んでいく事は、たまらなく『嫌』だった。幼い頃に両親を亡くし、自分の腕一本で生きてきた少女には、そうした強い想いがある】
【『卵』を根拠にせねば、自分の存在は無と化し、『卵』に頼っていては、自分の存在を侵され、壊されていく】
【そして――――先ほど自分で言った事。この道は、もう引き返せない】
【先ほどとは打って変わった、つらそうに絞り出す言葉が、少女の心情を表していた】
クっ!?
(防御、回避…………無理ダ、間ニアわネぇ――――ッ!!)
――――ガァァァァッッッ…………ッ
【反撃として放たれた漆黒の槍に対して、冠の少女は対処しきれなかった】
【防御のためのアイテムを取り出す余裕もない。先ほどの『ライトニング・ハルバート』発射の直後に、飛翔するだけの魔力を練る余裕もない】
【咄嗟に――――少女はどす黒く変色した右腕で、その槍を受け止めた。結果、腕を一部貫通し、槍は深々と少女の腕に突き立つ】
――――ゴ…………うゴぇ、ッ!?
(しマった…………クそっ!!)
【瞬間、右腕から伝わってくる、魔力の減退と身体の強烈な不快感】
【この槍が原因である事は、疑いようもない。このままでは不利だ――――そう感じた瞬間】
――――――――ウッ!?
【――――ぞくり、と】
【まるで、肘に心臓でもあるかのように、右肘の『卵』が脈動する。同時に――――気が遠くなる感覚】
(まズイ…………こんナ時に、正気を失っテ戦うノは…………早く、魔力ヲ練らネぇと!!)
お前ラ、奴を足止めしロ…………時間ヲ稼げ!!
【戦況不利。早く飛翔して、この場を離脱しなければならないが――――腕の槍の作用が、咄嗟の飛翔を邪魔する】
【しかし、これ以上時間を掛けては、再び肉体の主導権が『狂気』にシフトし、訳のわからないまま死ぬかもしれない】
【使い魔兼弾薬のカラスたちを、単なる足止め要因として使用する事になっても、魔力を練って脱出すなければならなかった】
【冠の少女の言葉を受けて、4羽のカラスが機関の少女に向かって飛びかかる】
【先ほどの様な魔力による細工も無く、普段でも野生のカラスに襲われれば体験する様な、爪とくちばしの応酬でしかないが――――冠の少女を追撃するには、十分な『障害』だろう】
725 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/27(土) 23:30:46.19 ID:s/irTLdUo
>>716
【衛星兵器の開発に着手する程の技術力があるのなら、恐らくは期待大か】
【「……え、ホント?」なんて期待に胸を膨らませつつも、カイは内心、ヤバい事を聞いたのではと首を傾げた】
……あぁ。あれってどういう爆弾なのかよく解んないけど、これで世界も救われるよ。
敵の火球は推定で二兆度。ファーストルック、ファーストショット、ファーストキルを心がけよう。
敵に回すのがほとほと嫌になるくらい多彩だからさぁ、彼。殺しても死なないからなお厄介。
……レイント社のCEO、か。結構なやり手だとは聞いてる。
彼みたいのが何人も居るんだから、正義組織ってホント多難だね……。
【肩を竦めて、此方も苦笑。前回もそうだがぼろくそに言いながらも、彼の実力を甘く見る事は無い】
【束の間見せる引き締まった表情に、ああ、ウェスカも矢張り機関員なのだなと今更になって実感しつつ】
まあ、派手に壊すのだけが取り柄みたいなものだしね。
あんな風に楽しんで貰えたのは、素直に嬉しかったかな……。
……楽しいよ?ブロック塀をばらばらにした時とか、鉄筋へし折った時の手応えが癖になるって、クライアントが。
【好奇心から来る行動を、カイが妨げる事はない。ただ何時ものように人懐こく笑いながら】
【擽ったさそうに応じて、なにか聞き捨てならない事を宣う。本当にまともな人間なのだろうか、クライアント――】
726 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/27(土) 23:38:03.02 ID:fQixlCyGo
>>723
君、やっぱり良い人だね。
にぃがいたら……ああ、なんでもない、忘れて。
【最初はちょっと敬語がくすぐったかったけれど、薄れて砕けた言葉遣いや返礼は、素直に受け止める】
【その反応は、今の猫にとっては正解だろう。あまり硬いと、こちらから申し出ようとしたはずだ】
【ちらりと状況の変化を告げそうになったけど、今はおいておく】
…え、なに? 重太郎、他に誰かいるの?
あ、ひょっとしてこの前言ってた『友達』って奴だね?
気にしないで、通りすがって出会った縁だから。……ってにぃなら言うよ。
それで、どこにいるのかなー?
【友達の話は聞いていたけれど、この場にいるのは猫と少年だけのはず(そして『彼』は結局名乗らなかった)】
【まさか銃がしゃべっているとは、この時点では『彼』も知らない。まして猫には想像もできず】
【三方向ステレオで鳴り響く三者の会話に、少し動揺しながらきょろきょろ周囲を見渡した】
【ただし、恐れる様子はない。唐突だったのでといった雰囲気】
【自身も声しかない保護者がいたので、そちらへの順応は時間経過に比例し加速度的に上昇する】
【この場にいない当事者に代わり、礼を受け取って彼の言葉を代弁した】
……えーっとね、話せば長くなるから掻い摘むけど。
……以前重太郎があったのは、ブルーライン。ボクのに…お兄ちゃん、になるのかな。
ボクはその妹みたいなもので、ブルーローズ。訳あって記憶を共有してるから、君のことも知ってる。
悪いけど、本人はここにいないの。何処にいるかもわからないし……だから、ごめん。
【問われてしまっては仕方がないので、要点だけを短く抜き出す】
【申し訳なさそうに眉を寄せて、少年がある種の人違いをしている事を指摘し、騙していた形になった事を謝罪した】
【知り合いのように振舞ってしまった自分の非を悔い、頭は下げたまま】
……それで、その、こっちも二つ聞きたいんだけど、
ここ、何処かな? 何で君は、こんな場所にいたのかな?
【不意に疑問が浮いてきて、腰は曲げたまま視線をちょっと上へ】
【いろいろ聞きづらいのだけれど、状況把握に必要なので、少なくとも前者の質問には、力が入っていた】
727 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/27(土) 23:38:01.71 ID:jIFUT+KSO
>>720
あー……どーすっかなー……
【4足歩行の少年の前方から、ふらりふらりと汚れな雰囲気を纏った人影が歩いてくる】
【黒い瞳、背の中程で揃えた青みがかった黒髪】
【空よりは海に近い、緑がかった濃い藍色の和服】
【腰の辺りには、片手で振るえる程の大きさの手斧を2本ぶら下げている】
【そんな女だ】
カネもねーし、寝るトコもねーし…… ぁん?
……おい、そこのガキ。ナニやってんの?
【4足歩行の少年に気づき、あからさまに不機嫌な口調で声を掛ける】
(……ん?)
(……誰だ?)
【殺気に気がつき、ぶら下げた手斧に手を掛ける】
/まだいますか?
728 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/27(土) 23:38:43.61 ID:hdC90pya0
【とある神社――】
【長い参道の果て。美しい並木は静かな夜風に揺られる。……綺麗に整備された石畳の上】
【儚い銀色の月を見上げる人影が一つ在った】
……、…………好い、月だの
【前頭部のみが美しい白銀色という、特徴的な短い外ハネの黒髪を持つ】
【清廉なる紅白の巫女装束を纏い、その上から白い衣を羽織った少女だ】
【月を映す、凛とした銀の瞳は。世の果てまでをも見据えているな儚さを持っていて】
【背中でとても大きく結ばれた蝶々結びの飾りが、涼風によって、羽か尾のようにひらりと舞っている】
…………。…………
【――巫女は、暫く無言で月を見上げた後。何を思ったか、その場に大の字になって寝転ぶ】
【砂の一粒も無いほどに掃除された石畳だ。そこまで汚くはないのかもしれないが、
真っ白な巫女装束を少なからず汚してしまうという点では、好ましくないものに違い無い】
【しかし巫女は、何を想うのか、大地に寝転がったまま、ただ夜を見上げていた】
【……とはいえ、傍から知らない人が見れば変な勘違いを起こすかもしれないが。夜中に神社で人が倒れてるって怖いよね】
729 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/27(土) 23:49:45.21 ID:4mtuD3Wb0
>>728
うひっ…!
「マスター、これは……!」
【確かに、「最初の段階では」妙な勘違いを起こすだろう】
【それに加えて。聖所である神社は、なんでか幽霊騒ぎの温床】
【このまま、ドタバタ劇が始まるかと思われたが】
……なんだ、なんとかかんとかうんちゃらルナティック巫女か
こんばんはーっと、ここってアンタの神社だったんだね?
「確か……イミナ・ハルネア殿ですかな?初めまして。
当方「ものを言う道具」のベンヌでありますが、マスターが迷惑をお掛けして申し訳ない
だから実況はやめておけと言ったのだ――、だのに。」
【どうやら現れた人物は、彼女を知る者で有ったらしく】
【また。取り敢えず呼吸による胸の上下を見るくらいの知能はあった】
【…上下が目立つかは、ともかくとして】
【装いはデニムの半ズボンに、ピンクのパンダがプリントされたTシャツ】
【兎のピンバッジ付きのエナメルを右肩から提げ、値打ちのしそうな「紅い指輪」を嵌め】
【紅眼白皙、癖の強い黒髪が特徴的で、小学上級生ほどの年頃の】
【現れた。そんな風采の少女と、明らかに言葉を発している『指輪』は】
【少女の真上に首を突き出すと、片やあからさまに呆れた顔をして見せ】
【顔のない片方は、心配と謝罪にコーティングされた疑問の視線を向ける】
【はて。このような粗相を、するような人物だったかと】
【或いは――見てはならないものを、眼に入れてしまったのかと。】
「……ところで、この夜分に何用で外にお出でですかな?
差し障りなければ、お聞かせ頂きたく存じますが」
どーせ、てっきとーな理由でしょ?
…別にそれでいいんだけどねっ
【二者の思うところは違うが――幾らかの困惑は、まだ残っているらしく】
730 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/28(日) 00:00:46.04 ID:21eBvpYNo
>>724
――ちが、う……違う……もん……
【消え入りそうな声色は、冠の少女の言葉が効いている何よりの証拠】
【違わない、何一つ。結局自分は弱くて、弱い自分を見ないように前を向いて】
【前を向いて――足元を見てなくて】
【進もうとしているのに、後ろから伸びる狂気に気が付けなくて、引き戻されて】
【そうやって元の場所を行ったり来たりして、結局右往左往しているだけ――】
【だから――何も言い返すことができなかった】
だったら……誰かに……力を借りればいい……
あなたは……結局他人任せだって……言うかもしれないけど……
……ひとりで……どうすることもできないなら……
狂気に……呑まれるくらいなら……絶対、そうした方が……いいと思う
きっと……他の道も……あると思うから……
【彼女は彼女なりに精いっぱい考えた末の答えだ。力が足りないのなら、借りればいい】
【穢れた力を手にしてまで一人で立ちまわることなんてないと、彼女は諭す】
【“卵”の憎悪、強大な機関――それらを前にして、自分がいかに無力かなんて、何度も思い知ってきた】
【だから眼の前の少女の辛さがわかる。絞り出した言葉の重みが、どれほどのものかわかる】
【だからせめて――引き返せないのならば、立ち止まってほしい】
【見えていないだけで、きっと道は他にもある。そのまま進むより、もっといい方法がある筈だから】
【冠の少女の魔翌力が肥大化してゆくのがわかる】
【それに呼応するかのように、彼女の魔翌力もより大きく悪意に満ちてゆく――】
逃がさない―――
<< 天地万物に於ける全ての闇よ―――収斂せよ >>
<< 森羅万象を無に染め上げ、世界を鴉雀無声の地へと還さん――!! >>
【邪魔翌立てするカラスの攻撃を受けながら、詠唱を始める。漆黒の魔翌力が渦を巻き、柱となってゆく】
―――― アーテル・オースクルム ――――
【そして解き放たれた漆黒の柱は、一気に広がりカラスたちを呑み込んだ】
【無の力を宿す魔翌力のドーム。触れれば徐々に生命と魔翌力を奪い去る】
【そうしてカラスたちを無力化した後――魔翌力は霧散し、視界は晴れるだろう】
【だがカラスたちに感けていた時間は長い。撤退の為の魔翌力を練るには、十分過ぎるか】
731 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 00:03:34.98 ID:2B/YWfKy0
>>729
……んむ?
【その悲鳴じみた声が耳に届いたのだろう。
巫女は、ちらりと視線を月から声のした方へ移そうとする――が】
……ぬおっ、びっくりした!
……て、何だ。汝か。驚かせるでないわ……
【急に自身の真上に首を突き出されたものだから、此方からも変な声があがり】
【しかし、その相手が見知った顔――とはいえ、そんなに直接会話を交わしたわけではないが――
の持ち主であることに、ほう、と安堵の息を吐いて】
何だその何処ぞのタナトスの声を聞かせそうな、或いは発狂しそうな弾幕量っぽい巫女は。
我は由緒正しき春霞の巫女、イミナ・ハルネアぞ。ヘンな印象を抱くでない。
えっと……汝は……「ウミベ シオン」だったかの?
エキシビションの時はご苦労であったな、助かったぞ……
……――ん、何だ。連れのベンヌとやらは何処だ?声が聞こえるのに姿は見えぬが
【よっこいせ、と立ち上がり、ぱんぱんと軽く巫女装束を払うと】
【前頭部だけが銀に変色しているという特徴的な前髪を、さっと一掻きし】
【今、夜空に浮かぶ月のような銀の瞳で、相手の少女を見据えながら言うだろう】
【何処までが本気なのかは分からないが、とりあえず姿の見えぬ“ベンヌ”をきょろきょろ探しているあたり、そっちはガチらしい】
そして……何用で外に、って。ここは我が社、詰まるところ我が家のようなものだ。
我が家の庭に出るのに、理由なぞ必要あるまい。
ま、強いて言えば今日は涼しい風が吹いていたし、月も綺麗だったのでな……息抜きというやつよ。
こう見えても、毎日毎日大変なのだぞー?
【巫女は、ぐぐー、と伸びをしながら適当な様子でそう答える】
【息抜き……というのは分かるが、それでも地べたに寝っ転がるのはどうなのだろうか】
【実際、地面に寝転がって空を見上げるのは気分が良かったりするが……真意は謎、といったところだろうか】
【(尤も、気にする程度のことではないのかもしれないが)】
732 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/28(日) 00:03:41.26 ID:iTeg5roRo
>>726
あ、そりゃあ驚くよね…ごめんね
2人はここに……
【そういえば喋る銃が友達だなんて言ってなかった…と少しだけ、後悔して】
【少々遠慮というか、縮こまりながらだが、ぽんぽんとホルスターを軽く叩いて】
【銃が喋った――という事になるのだろう。1挺の銃は、自然に空気から魔翌力を補充している】
【だが、それ以外は魔銃らしい所はこれといって無い。もしかすると喋るだけ――?】
「俺(僕)達喋る魔銃……そりゃあ驚くわな(よね』
「俺は白口。改めてよろしくな」 『口黒だよ。よろしくね』
【声を重ね、からっと、いつも通りといった風なように喋り】
【息はピッタリ、中々仲は良い。と言う事らしい――】
……、―――……そ、そのごめん…なさい……っ
【少年も、少女よりも深く頭を下ろし】
【自分の好奇心を満たす為に、居なくなった人の事を思い出させてしまったかもしれない】
【辛い思いをさせたのかもしれないのであれば、頭を下げるのは当然の事】
【後に続くように、銃2挺も謝罪を述べ】
ここは…水の国の海。街までの道は分かるから、迷いはしない…多分
んー…ちょっと考え事…
【頭を上げるように促し、少女が頭を上げてから、少年も頭を上げ、質問の回答を行う】
【2つ目の回答を行うのは、ちょっと間が空き】
【躊躇していた。というのはちょっと。じゃちょっと言い足りない考え事だったのだろう】
733 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 00:23:26.90 ID:HlstUt5q0
>>730
(――――ヘッ、機関に居ル限り、未来なンて無ぇ…………あっテモ、俺がブっ壊す)
【勢いを失っていく機関の少女の言葉を、冠の少女は優越感に浸りながら聞いていた】
【『卵』によって変えられた人格は、大抵が『負』を増大させた、醜いものになる】
【この少女も、それは例外ではなかったのだ。敵の破滅を、敵の心の支えを打ち砕いた事を、震える様な愉悦として感じる】
【ニヤリと、右肘の痛みと狂気に歪んだ笑みが、少女の顔に浮かぶ】
……………………ッ!?
――――これハ、俺の復讐ダ……………………
巻き込メルかヨ…………友人や、仲間たチを……コンな、個人的な戦いニ…………
【初めて、冠の少女の方が言葉に心を突き動かされる】
【「狂気に呑まれるぐらいなら」――――このままでは、本当に自分は自分で無い、悪意が姿を持った『ナニカ』に成り果ててしまう】
【最悪、そうなっても構わないと思った。望んだ事ではないが、もう仕方が無いのだと諦めていた】
【だが――――その先に未来が無い事は確定している。それでは、勝利を得る意味が無い。自分の人生の目標は――――――――まだ到達していない】
【それでも、少女にはまだためらいが残った。友人を傷つけられた怒りが戦う理由なのに、友人を危険に近づける事をするなんて――――】
【そこに、どうしようもない矛盾がある。その狭間に、冠の少女の思考が落ち込んでいった】
――――オ前ら、あリガとヨ…………っグゥ!!
――――『ペガサス・ウィンド』!!
【右肘に突き立った槍から、相変わらず魔力を散らされてしまうが、どうにかこの場を脱出するだけの魔力は整った】
【痛みと、吐き気や体のだるさと言った不快感に顔を歪めながらも、少女は飛翔のための詠唱を完成させ、宙へと飛び上がる】
――――最後に一つダけ言っテオく!!
……自分を変エるッテんなラ、次に会う時までニ、サッさと機関カら足を洗っテ、『justice』に『卵』をドうにかしテモらっちマえ!!
そうじゃなきゃ、次に会っタ時にこソ……決着、ヲ……………………――――――――……………………
【上空から、カラスたちがドームの魔力に飲まれ、バタバタと地面に落ちるのを見ながら、声を張り上げる】
【しかし、そのメッセージは途中で途絶えてしまう――――冠の少女は、吐き気を堪える様にグッと俯きながら口元に力を込めたと思うと】
――――――――ァァァァァアアアアアアアアアガァアアンガガンガァァアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァッッッッッ!!!!
オォォォォォォゴゥッルゥゥゥゴゥァァァァァァアアアアアアアッッッッ!!
【――――その瞬間、ついにまた一度、彼女の身体は『卵』の狂気に飲まれ切ってしまったらしい】
【空中で、獣の様な咆哮を上げると、魔力の減退が信じられない程の高速で、夜の闇へと消えていく】
【――――結局、少女は最後のメッセージを伝える事も叶わず、次に正気を取り戻した時は、また死体と添い寝をしているのだろう】
/すいません。そろそろ寝ないと明日が厳しいので……
/少々強引でしたがこれで。乙でしたー!
734 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 00:26:08.90 ID:9awPwDuW0
>>731
【立ち上がられたのに対しては、反射的に首を引っ込めて】
【目と目が至近距離すぎるのを理解すると、半歩だけ下がり】
某手ごわいシミュレーションの最高難易度よ…って、何の話をしてんのよ!
普通に名乗っとけば良いのにサ、変なせっとー語をずんずんくっつけちゃって、お陰で
覚えてあげようと思ったのに、上手くいかなかったの!!
【覚えてあげよう、と言う意思は有ったらしい】
【早くも開いた火蓋、飛び散るスパーク。『従者』は軽く溜息を吐き――】
……って、「ウミベ」って何よ!!
間違えるならせめて「あま」か「かいべ」か「かいふ」にしなさいっての!!
ウミベよウミベ、シーサイド・シオンって明らかにおかしいでしょッ!!
でもサ、“シオン”ってのは読み間違えるよね………
これ、“あやね”なんだよ……、――嘘みたいでしょ………。
酷いネーミング、酷い親、死にたくはないけどふて寝しちゃいたい……………。
というかどっかにこういう名前の人が居るんじゃないかって気がふつふつt「ええい、お静かに!!」
【――膨らんでいく呼吸は、やがて主人への叱責へと変わる】
【名前を間違えられて何かのスイッチが入り、躁鬱めいた状態になった彼女だが】
【ベンヌの声を受けると自分の手綱の場所を思い出したらしく、声を畳み】
【深呼吸の後、「ごめん」と素っ気無く言い放つだろう】
【名前を間違えられた事は、まだ根に持っている様だ】
「……私はマスターの目付けを務めている、喋る指輪でございます
厳密には異なるのですが…まあ、認識に齟齬はありますまい
少し気取っても見ますれば――『姿なき従者』と言った所ですかな?」
「お見苦しいところでしたが……史音様は、自身のお名前に強い思い入れをお持ちです
あなた様とてそうでないとは言い切れないのでは無いですかな、イミナ殿。
どれほど修飾しようが、決まって名を総て仰るでしょう?」
「(……それが、『忌名』なら………はて、どうだろうか)」
【そしてベンヌは双方を立てる形でフォローに入った】
【円やかで角の無い声は、史音の甲高い声の後には湿布のようなものだろう】
【言葉の中に潜ませた含みを、度外視するのならば、だが】
んー、確かに……アタシも、草原とかビルの屋上ならするかな
天体観測とか海を眺めるのって良いじゃない、世界の広がり感じるもん
……でも、ここまで歩いてきてアタシは疲れてるの
裏道代わりに使う気だったけど…お参りしたら、ちょっと休ませてくれたりする?
【幾らか落ち着いた史音は、イミナの真意を探るというよりは】
【今度は一転、彼女の台詞に納得するような言葉を返し】
【――ちょっとだけ眼を輝かせて、厚かましいお願いをしてみるだろう】
【怖いもの知らずの兎。月に映える、真っ赤な眸】
【巫女であるイミナなら――彼女から、少しだけ特殊な気配を感じるかも知れなかった】
【神気とはまた違うが。極めて微弱ではあるが、人に非ざる魔力を】
735 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 00:28:04.79 ID:fQ5Tq4h2o
>>732
へ? ここ、って……!
おおっ、喋ってる!! どーやって喋って…って聞いたら、ねぇにブーメランか。
よろしく、白口に口黒!
…不思議な名前だね、どういう意味があるのかな?
それに、片方が魔力を自給してる感じがする。これがわかると判断しやすそう。
【とってもわかりやすい、まさに子供のように喜ぶ猫】
【正直鉄製の武器は触るのも嫌で、機械類は滅法苦手といった野生児、ローズだけれど】
【本来喋らないものが喋るという不思議には、奇術を見て喜ぶ幼子のような反応】
【それでもいくらかの思慮が伴っているので、感性が純粋、とするのが妥当だろう】
【まして、両者は敵意がない。名乗りあったら友達という思考もまた、わかりやすい】
【それから、元々魔法使いの入っていた器】
【眼か耳か、或いは鼻か。検知技能にはとにかく長けていて、魔力の流れもいくらか読めたようだった】
【どっちが白口で口黒かという目印にしようかな、なんてかるーく考えていた】
…え?
なんで……? それは、ボクの台詞だよ…君が事情知らないの知ってて、にぃの振りして呼んじゃったりして……。
……ええぃ、なんだろーね、お互い頭下げてちゃ話が進まないじゃないかっ!!
【普通なら、ここで謙遜合戦が始まりそうな勢いで、弁明を言葉に乗せ掛けて】
【結局、やめた。この流れは無限ループになる確立が極めて高い】
【経験上…いや、ローズの原初の体験を記録していた、『もう一人の保護者』がくれた記憶】
【こういうときは、】
じゃあ、お互い一個ずつごめんして、しゅーりょーっ!
あんまりいつまでも悩んでたら、時間が過ぎていくばっかりだっ!!
だからこれでお相子、お仕舞いっ!!
【口黒と白口の追撃もぶった切るように、両手を外に、切るように開いた】
【その性格は愚直で、時として自分が同じように悩み、沈む事を知るが故に】
【誰かに心配かけまいと…そして誰かの悲しい顔を見たくないからと、少しずつ習得していった事だった】
【特に、いつものように甘える事は、この場合は出来なくて】
【少しずつでも変わりたいと思う、一つの修行の成果を、胸張って主張していた】
……実はさ、ボク、転移魔術の練習してたんだけど…座標制御が、苦手でさ。
時々失敗して、へんなところに転移しちゃって…今日、みたいに。
……後で、一緒に街まで連れて行ってもらっても、いい?
【ここにきたのは事故。唐突かつ無茶苦茶な場所に、無作為に飛んでしまう自分の欠陥】
【おかげで正規のルートがわからないのだと、猫は恥を忍んでもじもじお願いしていた】
【目線をそらして、手近な流木に腰掛けつつ指先をもてあそぶ。どうしようもなく恥ずかしいお願い、らしい】
ボクはにぃみたいに聞き上手でもないし、あんまり役に立つ事は言えないかもしれないけど……、
そういうの、黙ってても溜まっていく一方でしょ? それで答えが出るなら最初から悩んでないと思うし。
聞くだけなら、ボクにもできる。その悩み、ボクに少し、わけて。
……助けてくれたお礼と、……助けてくれる、お礼に、届くかどうか、わかんないけど。
【そして猫は、世間一般で言う猫科猫目の生物は、受けた恩を忘れないという俗説がある】
【この少女もそれに習ったか、海面からの救出と街までの案内の駄賃代わりにと、そんな提案をしてみる】
【なんだかんだ大口叩いても子供なので、少しばかり控え目な視線で、重太郎少年を見上げていた】
736 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
[sage]:2011/08/28(日) 00:38:22.38 ID:21eBvpYNo
>>733
【最後の彼女の言葉は、自分に対する情けだったのだろうか。それとも――】
【何れにせよ、理性をとどめたままの最後の言葉を、少女は胸にしまって】
――どうにか……できるほど……かんたんじゃない……
そんなこと……わかってるもん……
でも……諦めたくない……
【諦めればそこで全てが崩れてなくなる】
【“卵”に毒され、復讐へと駆り立てられながらも、自分を確立しようと抗う】
【自分が今まで積み上げてきたものを、無下にしたくない】
【納刀を済ませると、元居た花畑の中心へと足を運ぶ】
【戦闘の所為でぐちゃぐちゃになってしまった場所――】
【せっかくの幻想的な風景も、いまはすっかり荒れ地になってしまっていた】
【ぺたん、と足を地につけて座る。なにか≠ノぶつかった気がしたけれど、気がつかなかった】
【やがてまんまるい月と散りばめられた星屑を眺めながら】
【虚無感と自分の無力さに打ちひしがれて、永遠とも思える夜が明けるのを】
【なにをするでもなしに、待つのだろう――――】
/お疲れ様でしたー!
737 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 00:47:04.48 ID:2B/YWfKy0
>>734
ふん、せっとー語ではないわ、けーよー語だ!全てこの我を形容するのに必要な言葉だ!
ぜーんぶ事実を端的に語っておるだけだろう、何をこんがらがる必要があるのか!
大体「ルナティック」って単体だと「精神異常」という意味だぞ、余計なお世話以前に無礼ぞっ!
【変な所で対抗意識を燃やす残念巫女。むきー!と意地を張って反論する】
【が、対象を形容する言葉は「形容語」ではなく「形容詞」である。矢張りアホか】
ふふーん、なーにを申すか汝にはウミベがお似合いぞ!
汝みたいながきんちょは潮に浚われて沖合いまで流されてしまうがよいわ!
そして我はその光景を見ながら優雅にお茶と饅頭でもキメさせてもらおう!ふはははー!
【※片っ端から突っ込むも全て放置しておくも自由である。多分放っておいても問題ない】
……こほん。
ま、冗談はこの程度にしておこう、史音。総ての『名』には必ずや『意味』があるのだ。
汝の親が何を想い、汝に『史音』とその字を充てたのか……きっと其処には必ずや『意味』があろう。
それが汝にとって気に入るものであれ、残念ながらそうではないものであれ、
親から貰える名は唯一無二、永遠のパートナーとなるものよ。なれば、大切にしてゆかねばな?
……どうだ、ちょっとは善い話しだと思うたか?今のは我が神の教えの一つよ。賽銭箱はあっちだぞ
【人はこれを「蛇足」と呼ぶ】
【にこにこ笑顔で拝殿の方を指差していたイミナだが、声だけが聞こえる「ベンヌ」の正体が指輪だと知れば、
流石に少々驚いたらしく、まじまじと指輪を見つめ】
……ほう。喋る指輪とは面妖な……売れば高く付くかの?
…………冗談だ。ま、こんな世の中よ、何があっても驚くまい。よろしくな、ベンヌ。
【それから、ザ・営業スマイルでにっこりと(見えているのか分からないが)指輪に向かって微笑みかけるだろう――】
【――然し、ここまで割りと和やかな、良い意味で「おふざけ」が入ったムードだったイミナも】
【自らの『名』へと話が及べば、一瞬眉を顰めたのが果たして視認出来たであろうか】
……ふむ。確かに。汝の云う通りよ。
我は我が『イミナ・ハルネア』であることに、強い誇りを持っておる。
一人の人間として、そして――『春霞の巫女』として、な。
……しかし、…………――――
――いや、うむ。……で?何だ、史音。休みたいのか?
ふーむ……ま、別に構わん。もう夜も遅いしな……泊まりたければ泊まっていっても構わぬぞ?
しかし、その場合は。云わんでも分かっておるな?感謝しろよー、総て我が御神の慈悲深き御心のためなのだ。
それが身に染み入ったのであれば過去を省みて自らを改め云々……
【――露骨に話題を転換したのが見え透いているが、それでもイミナは表情も雰囲気も崩さなかった】
【そして、思いの外オープンな様子で、そう告げると。矢張りというべきか、拝殿を指し示す】
【微かに漏れ出ずる魔力には気付いているのかいないのか――例え気付いていたとしても、
それでも「泊まっていくか?」と言い出せるほどに、自信かそれに準ずるものがあるのか】
【……幽かに『特殊な気配』が立ち込めていることは、この巫女も、そして社も、同一であるのだが――】
738 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/28(日) 00:59:22.61 ID:iTeg5roRo
>>735
「…フィーリングっていうのか…?とりあえずなんとなくらしいぜ……」
「正直センスわ「シッ!」
【白口は、オートマチックタイプの銃で、白色をしており】
【口黒はリボルバータイプの銃で、黒いと、見分けるのは中々簡単だろう】
【名前がこんがらがるのが難点なんだけれど】
【もし、集中して銃2挺を見たのならば、口黒には澄んだ黒い魔翌力が】
【白口には、白い魔翌力を秘めているのが分かるだろう】
【そして、重太郎の奥底にも、白口と同じ魔翌力が眠っているということも】
え、俺のほうが――うううん。よし、これで解決っ
【譲らない姿勢がちょっと見えたが、いや、ここは少女が正しいと同調し、追いかけるように声を出す】
転移魔術か…「羨ましいなぁ、重太郎!」
何皮肉……?『僕も試しにやってみたいから今週中に図書館いこうよ?』
あ、後で後で……もちろん!
【銃2挺は事の他テンションが高く。高い、というか不自然で。もしかして元気付けようとしてる…?】
【そんな銃達の感情を読みとってか、少年も意識的に声を張り上げる】
【重太郎もまた、何と言うか空回りしてるというか……】
あー…じゃあ…お願いするよ…
カンナさん…黒野カンナさんって知ってる?対機関連合の副リーダーなんだけど
あの人ね、機関に捕まって、最近救出されたんだけど…
カンナさんが機関に捕まったのは大抵俺のせい…機械的な分析だったら2割って言われたんだけど…
いいや!これは措いといて…
それで…その…許してくれるかなぁ…と思って
【ここは、思い切り少女に甘えると腹を括り、重い口を開いた】
【要約すると、許してくれるかどうか分からない。許してくれなかったらどうしよう】
【無論、カンナの事を器の小さい人間だなんて思っていない】
【だが、拷問をされ、陽の当たらぬ場所での生活を強いられたのなら、】
【どんな人格者であれ、気が狂ってもおかしく無い。もしも、もしかして――】
【想像は悪い方向に走り、それを修正して貰いたくて、否定して貰いたくて、―――】
【言い終わると、視線を伏せ、沈黙】
【情けない奴だ、なんて自分を一蹴するけど……、――】
739 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 01:04:55.87 ID:9awPwDuW0
>>737
むっきー!!だからね、あのね……「はいはい、お二方、不毛な争いはお止め下さい」
「(イミナ殿……分かっていておやりならば、なかなか悪戯娘なのですがな)」
【怒涛の長広舌に対しては、ベンヌが適当に挟まって緩衝材になった】
【名前はともかく苗字を馬鹿にされるのはトサカに来るものが有るのだろうか】
【ぎりぎりと歯を軋ませ、牙の如き八重歯を覗かせもするが】
……絶対、なんにも考えないで自分たちの名前合わせただけだよ
パパが「史彦(ふみひこ)」で。ママが「時音(ときね)」
「史」と「音」を取って「史音」――まったく、減数分裂じゃないんだからサ
しかもお陰で“ふみね”って間違えられたし…やんなっちゃう!!
【名前の件では幾らかしおらしくなるのは、無理もないのだろうか】
【言葉の響きはお気に召している様で。「あやね」と言う三文字を】
【その後何度か復唱して、舌の上で転がしていたが】
【『蛇足』については――】
そんで……アンタ、自分で自分の神様の価値を下げるの?
てっきり、神社が大好きでキモいくらいの守銭奴してると思ってたのにっ…見損なった、かも
「……む、史音様?」
【――――なかなかどうして、辛辣な問いで切り返すのであり】
「………と、このままではずるずると話が脱線してしまいますぞ
いや、もとからレールなど無いのやも知れませんが、それにしても立ち話は
イミナ殿とて、心地良いものとは思われぬ事でしょうな?」
…ん、そーね。
カイには連絡しとけば、心配はされないだろーし
あいつだって勝手にどっか行っては包帯巻いてくるし……よし、決めたっ
アンタには感謝しないけど、ここの神様には感謝するわ
それで良いかしら……ん、良いんだよねー?
慈悲深きカミサマの思し召しであって、アンタの意思じゃないみたいだしっ
【その流れを引きずってか、此処においてもどこか悪戯げな様子】
【周囲を振り回す、真っ直ぐさと微妙なズルさが同居した人格――】
【それを露呈しながら、彼女はちろりと舌を出して、不敵に笑む】
【とは言え。ベンヌのこともあり、許可無く拝殿には向かわず】
【「いちおう家のルールは守るわ。有るならお願い」――と】
【些細な差では有るが、少し畏まった顔で尋ねるだろう】
740 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 01:22:25.25 ID:2B/YWfKy0
>>739
……ほう、良い由来ではないか。
ということは汝は、汝の父と母のまさしく愛の結晶というわけだ。
矢張り必ずや『意味』があるというもの……んー、少し憧れすら覚えるのう。我の名には無いからな……
……うむ。いーではないか、胸張って名乗るが良い。
張 る 胸 が あ れ ば な !
【※鏡見ろ】
【そして、辛辣な切り返しに対しては――】
……む、……え?
いや、我は…………だって、名前は……我が神は……
【何やら、予想以上に巫女にダメージを与えたらしく】
【自分の言動行動が自身の神の価値を下げていたことにどう繋がったか解っていないのか】
【ぐるぐる思考を回しながら、無意識に指先を弄び、其処に視線を落として。焦っているようで――】
……んんっ、うむ、ともあれだ。それで好い。我に感謝しろよー?我にも感謝しろよー?
慈悲深き我が神に感謝すると共に大海より広き心を持つこの我にも……む、むー!今すぐ放り出してやっても構わぬのだぞー!
【何というか、扱いやすい性格というか】
【難しいことは嫌いなのだろう。コロコロと雰囲気や表情が変わって、忙しいものだ】
【然しそれでも参拝に関することとなると、矢張り其処は巫女。一転真面目な調子と相成って】
……ああ、本来ならば参拝にも決まったカタチが存在する。
何処でどう合掌し、頭を下げ……といったような形式がな。
だが、我が社ではそういった規律は定めておらぬ。汝の思うように、祈り、願い、捧げるがよい。
大切なのは形式ではない。汝自身の『信仰』と『想い』よ。
他の神社からすれば異端であるかもしれぬが……我と、我が社の方針はそうなのだ。
【「とはいえ、滅茶苦茶なカタチの参拝をしようものなら、我がブッ飛ばすからなー?」】
【と、最後に冗談めいて釘を刺して】
741 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 01:25:01.48 ID:9awPwDuW0
>>740
//んと、思ったより早く眠気様がやって参りました
//舞台裏の方に既にちょこちょこそんな場合について書いているので、
742 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 01:25:51.83 ID:9awPwDuW0
>>741
は途中送信です、ゴメンナサイ
//んと、思ったより早く眠気様がやって参りました
//舞台裏の方に既にちょこちょこそんな場合について書いているので、ご覧頂ければ幸いです
743 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 01:25:53.24 ID:fQ5Tq4h2o
>>738
いやいや、世界に一つしかない、個性溢れるセンスって奴だと想う!
何事もいいほうにいいほうに解釈するのが、毎日元気に暮らすコツだよ。
…いや、事実は事実として受け止めた上で、考えても仕方ない事は、というか……ブツブツ……。
(あれ、白口と重太郎が、同じ……?)
【銃が嫌いなので、知識はあんまりない。なんとなく違う構造してるんだなーとしか、猫はわからなかった】
【さすがに色覚に赤がない、なんて事はなくヒトと同じ視界だが、】
【最初は元気にフォローしていた事も、口にしていくと徐々にボロが出てしまい、結局ガタガタになった】
【奥底に眠る潜在魔力の全容を一気に解明できるほど、猫は魔力に精通してはいない】
【それでもなんとなく、肉体の奥底にちらと見えたそれは】
【酷似を超えて同一だったという点に、僅か首を傾げた】
【重太郎少年の魔力を検知したのは一瞬なので、確証がなく口に出すには至らなかった】
……向上心があるのはすごいと思うけど、注意しないと「いしのなかにいる」ってことになる茨の道だよ…?
いろいろ課題が多くて、戦闘中に使えないのも難点だし……。
聞いた話だと、最悪の場合ぶんしちょーふくでかくゆーごーを起こす…とかなんとか、脅かされたし。
【洒落にならねぇ忠告を、盛り上がってしまった彼らのやり取りにはさむ猫】
【ついーっとそれた緑に目線は、ばつが悪そうというか、あーあしーらねっといった無責任な含みがあって】
【よほど粗悪な魔道書を参考にしたり、手ひどい失敗をしたりしなければ、そんな事もあるまい。多分】
【蛇足だが、それを吹き込んだのは猫の保護者である。閑話休題】
【対機関連合にいた話は、前回の自己紹介で聞いている】
【けれど少しばかり不穏な話も聞こえる。責任が自分にある、とかなんとか】
【数の大小関わらず、二割の責任が重太郎に在るとすれば、それは想像を絶するプレッシャーであろう】
【詳しく聞いてみたい気持ちもあったけれど、じっと聞いていた猫が発した言葉は、それとはまったく違う】
――――許すとか許さないとか、そういう問題じゃない、と思うけどなぁ。
【ただお花畑な思考をしていた、わけではなく、少しばかりシビアなそれは、】
カンナの件は、知ってる。夜の国支部を襲撃したのはボク達だからね。
それで、救出は成功、支部にダメージは与えられた。
……身内の分析じゃ、既に破棄されてたようなもんって事だから、意味があるのかどうかわかんないけど。
まず、結果的に救出は成功した。
その後カンナがどうなったかは知らないけれど…それに関して君が思うところがあるんなら―――――、
【まず、事実を認識する。対処に必要なことだ、それは欠かせまい】
【救出に成功した点を良いことと捉えたうえで、原因を作った自分への重責をマイナスと捉えるなら、】
【すべき事は取らぬ狸の皮算用ではなく、】
重太郎が思うとおり、行動すべきじゃないのかな?
ぐちゃぐちゃ迷って足踏みしてたら、逃げちゃうよ、チャンス。
【―――――巧遅より拙速を尊ぶ精神】
【有言でも不言でもいいから、実行してみろと、言うしかない】
【考えて立ち止まってたら何も出来ないからと、自分の性分からの言葉だった】
【竹を割ったようにわかりやすい、猫らしい思考】
744 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/28(日) 01:49:07.36 ID:iTeg5roRo
>>743
『い、いしのなか……』「こえー……」
(…もうちょい魔術の基礎がんばろ……)
【挫折、という訳では無いが、安直な行動に出るのは止めたらしく】
【基本を押さえてから、ちょっと試してみよう。との考えに変化した】
【向上心はあるけど、向上心のせいで大切な物を失う。だなんてのは嫌】
【銃については、これは当て嵌まらないのだけれど】
……、ありがと―――
【鼻から、考えをへし折られたような感じがしたが、少女のいう事の方がきっと正しい。俺なんかよりずっと】
【救出してくれた。小さく、だけど感謝の気持ちはたくさん詰まったお礼を零す】
――!そ、そうだよね
こんなところで足踏みしてても始まらないもんね……
(もし許してくれなくても、もっと謝るだけだ。口黒も言ってたし……!)
【踏み出すのを恐れていた――少年はきっと】
【背中を押してくれたのは、目の前の少女。踏み出さなくちゃ、良い結果も、悪い結果も生まれない】
【ありがとう――前の言葉より、前向きな響きのお礼をし、頭を下げ、しばらくする頭を上げるだろう】
【そして同じ事を以前の指摘された。なんという学習能力の無さ】
【グ――――】
【▼ はらのむしが さわぎだした ! 】
【このタイミングでこれは恥ずかしいのか、俯き、頬を紅く染め】
【銃2挺がぷっと噴出したのは、もう触れない事にしておく】
ね、ねぇ…お腹空いたから街行かない……?
後よかったらどこかでご飯も食べたいんだけど……
【YESの返事が返って来ると、街へと案内するだろう】
【街まで出れば、ご飯食べられる場所を…と懇願するだろう。コンビニや、ファストフードは健康管理のため控えているとは本人談である】
【そして、キンクリをお願いします】
745 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 02:10:47.49 ID:fQ5Tq4h2o
>>744
魔術ってのはね、ただ出来て楽しい使って爽やかなだけじゃないんだよ…?
【何があったのか知らないが、思い直してくれたらしい重太郎の肩に手を置こうとする猫】
【その眼は半ば死んでいた。勉強の過程で気付いてはいけない事に気づいてしまったのかもしれない】
【だがそれについて尋ねたら、渇いた笑みと共に聞かないほうが良いと、追求を封殺されるだろう】
【さらに余談だが、それらは悉く『保護者』に吹き込まれている。真偽のほどは定かではない。どっとはらい】
それはカンナに許してもらった後にね。
【あくまで、今はちょっと助言しただけのつもりなので、やんわりと礼を拒否する】
【何もしなかった、出来なかったという報告は聞きたくないから、『出来た』と聞いて初めて、意味をもつから、と】
【…ローズは知っている。以前も少年が悩んでいた事を、ラインの記憶を通じて】
【今度会うときは、その報告をしてもらうのだと、誰かさんの思考をトレースしたような悪質な悪戯心】
【浮かべている笑みは、力になれてよかったと語り】
【ぴんと伸びた尻尾は、あくまで正直に喜んでいたのだけれど】
【そしてタイミングはきっと同期する】
【ぐぅ。】
【こーいっちゃなんだが、ローズも女の子である】
【羞恥に赤くなりながら腹を押さえ、顔を俯く動作その他は、完全に少年と同時】
【銃達の笑い声に顔を上げると、それに負けて噴出してしまった】
【…ラインなら果たして、どー言う事になっていたか】
【この空気は、多分ローズだから共有できたであろう、穏やかというべき時間】
そだね…あ、そうだ、おいしい屋台があるんだけど、どうかな?
【健康管理? 知るか、夜食にはがっつり食うんだ】
【…などという冗談はさておき、キングクリムゾン!! (中略)結果だけが(以下略)】
【水の国についたなら、とある片隅の公園に営業している屋台に直行する事になるだろう】
【いぬやという屋台だ、その名の通りとある赤い犬男が営業する屋台で、椅子のない立ち食い蕎麦屋だった】
【…ラーメンよりは、身体に配慮したメニューといえよう】
【掛けられたメニューにはひっそりうどんもあるし、正面に熱せられるおでんの具たちも、香ばしいにおいをはなっている】
「おーぅ、いらっしゃ……あー! いつぞやの少年じゃないかーっ!!」
…え、なに、リズと知り合いなの?
【三角巾で髪の毛を纏めた犬男は、重太郎少年を目撃するや否や歓声を上げた】
【反応の大げささに驚いて、犬と少年を見比べる猫。事態がよくつかめていないようだった】
746 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/28(日) 03:00:19.56 ID:iTeg5roRo
>>745
【行く!とコンマ以下の反射速度でハーモニーを奏でる3人】
【屋台。何かロマンを感じるのであった】
【―――――――キンクリ終了のお知らせ――――――――】
んーーーっ!良い匂い…!
「……俺嗅覚ないから分からないんだけど」
『仮にあったとしても食べれないから、無い方がマシだと思うよ……』
【鼻で、香ばしいにおいを感じ取ると同時、喜びの雄叫びを上げ】
【ぐーっと鳴ったが、もう気にしない事にしたらしい。開き直った人間というのは実に恐ろしいものだ】
【そして、テンションが低い銃2挺。いいなぁ、いいなぁ、と羨望の眼差し…で見つめている気がする】
【もし、体があれば、ハンカチを噛み締めていただろうが、ハンカチを噛み締めるくらいなら大根を噛み締めるだろう】
あ…!こんばんは、お久し振りです。あの時は本当にお世話になりました…っ!
『こんばんは、改めてあの時はありがとう。本当に助かったよ……』
「あー…正直あんまり記憶は無いんだけど…迷惑掛けたみたい…ごめんなさい…後、ありがとな」
【犬のジェントルマンを見ると即刻頭を深く下げ、言葉を紡ぐ】
【赤犬と、少年達は何かあった――そう感じさせるには十分だろう】
【特に、白口はお世話になった。尤も、あの時の記憶があまり残っていないというのは真実なんだろうけど】
【赤犬の言葉を待ち、良い返事が来れば、顔を上げて、屋台へと入っていくはずだ】
【まず注文は蕎麦。立ち食い蕎麦屋なら、まずそばを食べようという経緯でその発想に至ったらしい】
この人とは色々あってね。「俺が卵(?)で暴走した時に色々助けて貰ったというか、正常に戻してくれた…みたい」
『あの時は本当に大変だったからね…』
【そばがでてくるまでの間。先ほど、少女が口にした疑問を、懐かしむように語らい】
【白口の悪意が増幅した際に、正気に戻してくれた恩人のような存在らしい】
【白口の恩人ということは、重太郎と口黒にとっても、世話になってくれた人という事らしく】
/非常に申し上げづらいのですが、ムヒを塗ったせいか、デリケートゾーンが凄く痛いです
本当に恥ずかしいんですが、ロール続行は難しいです
なので持ち越しをお願いしてもよろしいでしょうか?
明日は午後2時からならば、確実に居ますので
747 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 03:04:11.91 ID:fQ5Tq4h2o
>>746
//なんでそんなことしたんですかwww
//了解しました、自分は、明日の予定がよくわかりません。
//速くて三時、遅くて八時までには舞台裏に顔を出しますので、比較的楽な状態でお待ちください
//それでは、一端お疲れ様でした!
748 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 09:46:59.08 ID:HH/m18Eno
>>725
【制作依頼先を見つけたは良いが、ウェスカ自身も反重力爆弾についての知識は無かった】
【「何だか知らねえけど、アイツなら作れるさ。」そう言ってつり上げた口の端は、何処か少年のようで】
【友人へ限りない信頼を寄せている、それが見て取れる笑顔だった――】
いろいろと謎なんだよな、あの人――って、殺しても死なない…?
…あー、前のバイオテロの時か。あの時止め刺したのはアンタだったっけ?
給湯室での噂だと、幽霊説やら量産型サイボーグ説やらいろいろ出てたな――
…俺も世話になった側だから、大きな声じゃ言えねぇけど。
【終盤は意識も朦朧としていたために、戦いの結末を見届けられなかった】
【故に、あの時の状況を問う………ただし、彼に関する仔細な情報は伏せていて】
【――何にせよ死にかけていた自分を回収し、治療したのは水の支部だったから】
【その際に掛けられた言葉を聞く限りは、元議長の圧力があったような気もしたが――結果としては同じ事だ】
楽しいのかよ…そのクライアント絶対おかしいぜ、何かアブナイ方の人間だろ…
その内腹パン代行とか依頼されるんじゃねーの?早めに縁を切る事をお勧めしとくわ
【一頻り装甲を観察し終えて、満足したらしく手を離すと】
【腰掛けていたタイヤから立ち上がって、軽く伸びをする――いつの間にか、空が白み始めていた】
【「さぁて、補正予算上げてくるか――」そう呟きながら、立て掛けていた大鎌に手を伸ばす】
【――そろそろ暇を告げる準備、のようだが】
749 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 14:48:43.98 ID:hYSA0xU50
【公園】
・・・ナンダロ・・・イチネンイジョウ・・・ネテタキガスル・・・
【白髪のショートカットに藍色の瞳、首からロザリオを下げて黒のワンピースを着た少女が】
【ベンチに腰掛け小さく欠伸をしながら空を見上げている】
750 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage saga]:2011/08/28(日) 14:51:36.89 ID:IbbZ9/kI0
【醜悪とはなんだろうか?】
【その答えの一つとして感情を燃やし人形として弄ぶ男を挙げよう】
【男は路地裏で男女のカップルの感情を燃やし尽くし人形劇を執り行っていた】
【男(金髪)の方は猜疑心のみ残し、女の方は懇願のみ残し】
【相反する感情「しか」残されなかった人形たちは人形としての役割に励む】
【それを見て、つまらなさそうにしている黒髪オールバックの男】
【黒を基調としたスーツを身に纏い、蛇のような薄ら寒い目をしている男】
さて、…この人形劇も飽きてきましたねぇ
役者、いや駒が上質でなくては満足できなくなってきましたよ
これも感性が贅沢に成ったからでしょうかね…嗚呼悲しき哉
【少し疲れた表情を浮かべ、ヤレヤレと言った感じに体を動かしながら】
【路地裏から出ていくため、表通りへと歩みを進める】
751 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/28(日) 16:13:45.82 ID:/rxhCJW6o
10 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 10:29:27
825 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![] 投稿日:2011/08/28(日) 01:15:46.09 ID:ewD5uF1tO [1/2]
あやベンって五大陸潰しだろ
よくも平気な面してなりきりに参加できるな
828 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2011/08/28(日) 01:32:31.97 ID:19X5tEVY0 [2/4]
>>825
根拠は?
829 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![] 投稿日:2011/08/28(日) 01:35:35.32 ID:ewD5uF1tO [2/2]
>>828
愚痴スレで晒された五大陸潰しのIPの数字部分とあやベンの五大陸使用キャラのwiki編集履歴に残ったIP
その2つが完全に一致する
830 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2011/08/28(日) 01:40:47.29 ID:19X5tEVY0 [3/4]
>>829
もうすでに痕跡が消えてて分からないが
本当だとしたら狂気だな、それで平然と五大陸でロールしたり
まぁ普通に愚痴スレに誤爆したりするアホだが
832 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2011/08/28(日) 01:43:57.87 ID:19X5tEVY0 [4/4]
と思ったらイベントキャラの方か、確認した
完全にイカレてますな、むしろ五大陸潰し発言は能力者を破壊するためでは?
ラグナ以上に実害あるし即刻なりきり全土で閉めだすべきだな
752 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/28(日) 16:14:21.11 ID:/rxhCJW6o
「【防衛震機】タルチオーク」の編集履歴(バックアップ)
2011/08/20 (土) 13:57:54 [ 最新版 | ソース | 編集者 : 61.24.86.236 ]
25 :管理人★:2011/08/25(木) 14:38:24
これは、特に、害であると判断されたIPです。
pw126159100085.97.tss.panda-world.ne.jp 書くことの数は139です。 内容はそうです。自演であること。
61-24-86-236.rev.home.ne.jp 書くことの数は410です。 内容はそうです。能力者スレアリーナ、五大陸潰しであること。
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1312618097/618
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1312793239/429
能力者スレあやベンのIDと五大陸のあやベンのキャラフォルネのIDは一致
タルチオークの書き込みIDと五大陸あやベン使用キャラアリシアのIDは一致
wikiのアリシアの編集者とフォルネの編集者は一致
あやベン=フォルネ=アリシア=タルチオーク=公開IP
愚痴スレにも大量に書き込んでいるし他スレを潰そうとする害悪は早急に規制をかけるべき
753 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/28(日) 16:21:01.37 ID:rysHBP0Ko
タルチオーク:
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313321932/582
アリシア:
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313321932/603
「【蟲毒人形】アリシア」の編集履歴(バックアップ)
2011/08/22 (月) 00:42:11 [ 最新版 | ソース | 編集者 : deltaace ]
「【暁天機身】アルテナ&【凶顎銘機】フォルネ」の編集履歴(バックアップ)
2011/08/16 (火) 17:06:34 [ 最新版 | ソース | 編集者 : deltaace ]
すまん、張り忘れ
754 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 19:29:25.45 ID:hYSA0xU50
【街中】
・・・ヤッパリ・・・アタラシイ・・・フク・・・ホシイナ・・・
【白髪のシートカットに藍色の瞳、黒いロングスカートに白いブラウスを着て首からロザリオを下げた少女が】
【服を着たマネキンが並ぶショーウィンドを眺めている】
755 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 19:33:13.94 ID:fQ5Tq4h2o
>>746
「感覚共有とか出来たらよさそうなんだけどなぁ…、こう、銃口補正とか役に立ちそう」
「…ためしに、浸ってみるかい?」
【無茶を言う犬。銃が喋るという事実は、前回こってり認識しているので、違和感を覚えてはいないようだ】
【意思疎通の一歩先の段階を提示してみせながら、とりあえずおわんにおでんの具をいくらか載せて差し出した】
【ウィンクを添えていたので、サービスというつもりかもしれない】
【具は大根・はんぺん・卵・こんぶ。ベターかつ定番の一揃え】
【濃厚に味の染みた、芯から温まるようなおでんだった】
「そゆこと。通りがかりにいろいろねー」
「気にしないでいいさー、袖触れ合うも他生の縁、って奴だからな!」
「そういえば名乗ってなかった。俺はリズヴェルグ。ローズちゃんの、後見人ってとこかな?」
【鰹出汁の煮加減を見ながら、三者の礼の言葉に謙遜を示す犬】
【見た目は能天気で人当たりが良い、まさに犬、といった振る舞い】
【それでいて暖簾をくぐるのを見計らって、一人前のソバを茹で始める】
【作り置きではなく、あくまでゆでたてを出そうという気構えらしい】
【というより、ここに着ておいてソバを頼まないのはもぐりであるからして】
【ちなみに水はセルフサービス。狭いカウンターの、重太郎少年のすぐ近くにサーバーとカップが置いてある】
……卵って、哲学者の?
「あー、アレから一つサンプル仕入れて研究してるけど、中々碌でもないよなー、あれ」
「爆弾や使い捨て燃料としては、応用範囲がないわけじゃないんだけど」
「ちなみに除去云々については、ほぼ手付かず。打ち込まれる前の卵がどー言うものか調べる、って段階だから」
【単語を拾って、強い反応を示したのは猫】
【恐れにも似た感情を見せそうになった猫を、犬が言葉を重ねて発言権を掌握】
【挙句、さらりととんでもない事を言ってのける。既に使い道を考えている、といわんばかり】
【…屋台経営や研究・開発、白口を蹴り技で止めてみたりと、いろいろ多面的な犬だ】
【それからふと、ローズに鼻を近づけてにおいをかぎだす犬】
「…それよりローズちゃん、海のにおいするぜぃ? 銭湯で流してくるといい」
ぅ……そりゃ、望むところだけどさ……?
女の子のにおいをかぐのってどうなのさ……?
「俺ぁ保護者だからね、さーさ、行った行った!」
【退き気味の猫を追い払うように、犬は遠方を指差す。詳しい事情を聞かないあたりは手馴れているが】
【そちらの方角には公衆の小さな銭湯があり、また住処としている寮からも近いため、よく通っている】
【至極一般的倫理観に苛まれながら、ローズは屋台を後にしつつ、重太郎に行ってくるねと挨拶をするだろう】
【同時に、カウンターにそばが出てくる。そんじょそこらのチェーン店のそばとは違う、食べ過ぎても苦にならない味わい】
「熱い内にくってくれなー」
【ソバ1杯の値段は、それでいて格安で】
【料理人として味重視の姿勢をみせる犬は、口にあうといいんだけどなと、子供のように笑っていた】
//遅くなりました! お返ししておきます!
//今日もよろしくお願いします!
756 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 19:48:26.69 ID:HlstUt5q0
>>754
「ったく……俺の脚は治っても、お前が無茶しちゃ意味ねぇだろうが…………」
ごめんなさい、兄上…………で、でも…………無茶をしてでも、こいつを使いこなさないと…………
【薄手のトレーナーの上に赤いジャケットを羽織った、左目を縦に走る傷跡が目立つ、背中に掛かる程度の青い髪で】
【右腕に、鈍い金属光沢を放つ、先端に水色と橙色をした球体と、剣の様な物が埋め込まれた、何かの射出口らしきものも備えられている、物々しい義手を装着した少女と】
【短く刈りあげた髪に、上下黒で揃えた服の上から更に黒いベストを着込み、右目の周囲に古い火傷の跡がある青年が】
【尋常よりも遅いと思われる歩調で、並んで歩いていた】
【少女の方は疲労困憊と言った様子で、それを青年の方が支えている格好だ】
「――――ま、分からなくもねぇ…………状況も、時間も……俺たちにゃ、危ないからな…………」
≪でも、だからって無理は続かないっす!≫
"その通りだ、レイド…………こうしている所を突かれでもしたら、我々とて対処しきれん…………"
――――やっぱり、焦ってるのかな……あたし…………ごめんね、みんな?
【少女の傍らには、青い炎を纏った、やけにデフォルメされた髑髏が浮かんでいる】
【が、その姿や声は、魔力持ちなどでなければ感知する事は出来ないはずだ】
【また、青年の左袖が、違和感が無い程度に少しだけ膨れている】
【――――二人の姿に見覚えはあるだろうが、それが並んで歩いていると言うのは、或いは考えられない姿のはずで】
【更に、少女の様子は以前とは比べ物にならないほどに悲痛な物となっている】
757 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 19:54:25.45 ID:hYSA0xU50
>>756
・・・・・・・・
【少女は歩いてくる二人に気付き】
・・・アレ・・・ワタシ・・・ユメヲミテル・・・?
【目に入る光景が信じられないのか首をかしげながら頬少しつねり出した】
・・・イタイ・・・
758 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 20:06:17.37 ID:HlstUt5q0
>>757
≪――――!!!
あ…………姉貴、姉貴!!≫
ど……どうしたの、ジェム…………――――――――!!
え、あれ…………う、そ…………
「お……おいおいおい!! お前は…………ッ!?」
"どうした我が主、よ…………っ、君は!!"
【――――四者四様。相手の姿を目視して、それぞれに驚きのリアクションが返ってくる】
【ジャケットの少女と火傷跡の青年――――レイドとアストラ。そしてその使い魔のジェムとダハル】
【ロザリオの少女――――華凛には、彼らが並んで、しかも互いに敵意を表さずにいると言う事は、信じられない光景のはずだ】
あたし…………幻でも、見てるの?
「安心しろ、レイド…………お前に見えてる『幻』が、俺に見えてるはずがねぇ…………あれは本人だろうぜ」
【思わず、左腕――――そちらは、くすんだピンク色の触手となり果てていた――――で目をこするレイド】
【それに対してアストラは、何とも表現しがたい、反応に困る様子を見せながらも、レイドに言葉を掛ける】
≪華凛さんッ!!≫
"霏雨華凛…………無事だったのか、君は…………!"
【ジェムとダハルの、再会を喜ぶ言葉が響く】
【何かと変わってしまった主たちとは打って変わって、彼等はあの時のままの彼等だった】
華、凛……………………ッ
久しぶり、ね…………また会えるなんて……っ、思っても、みなかった…………っ、…………!!
【――――ようやく、気持ちが落ち着いたのだろう。レイドはアストラのそばを離れて、フラフラと華凛に歩み寄る】
【しかし――――近づくと言う事は、それだけその姿の変化が目につくだろう】
【左目に走る傷跡。異形と化した左腕。物々しい義手を装着した右腕――――】
【しかしレイドは、自分の姿など気にも止めないと言った様子で、疲れた足取りながらも、華凛の前へと進み出る】
759 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/28(日) 20:07:06.29 ID:9awPwDuW0
>>740
…冷凍保存女よりはでかいってだけで、アタシより小さいよ
それに。ご利益いろいろなことと、それを押し売りする事は違うのー
だからお賽銭で私腹を肥やしてるんじゃないかって疑う人が出てくるんじゃない…ベンヌとか
「いえいえ、そう思うた事は有りませんなぁ
ただ…信仰は必要とは言え、ここまで結び付ける事はまた不思議。
いっそ、販売業者に鞍替えしてみては…ぶぉっほん、失敬失敬。」
【人間というのは、しつこく催促されると尚更意欲を失うもので】
【意地っ張りな一面のある彼女なんかは、特にそうだった】
【唐突に話を振られるベンヌは、双方に呆れた風に声を吐き出した】
【止まらくなりそうなので、咳払いで自分を御する】
【余談だが大嘴のアレのサイズはAA底辺で、史音のアレはAぐらい】
【後者は微妙に膨らんでるので――実は、大平原という程じゃない】
【尤も。参拝に関する注意については、こくりと頷いて】
【「何が滅茶苦茶か分からないから付いてきて」と言う事だろう】
【『日本人』の彼女は。参拝の様式は知っている筈なのだが】
【それに疑問を抱く可能性は、初対面のイミナにはきっとなく】
【ベンヌだけが、僅かに光を明滅させ首をひねっていた】
……そう言えば、サ
「名前に意味が無い」って…どういうこと?
櫻の人間って、名前の一字に願いを込めるでしょ
苗字にだって意味があるはずだし…巫女の家柄なら、尚更だと思うの
【そして。イミナが付いてきて、口を開くことが禁忌でなかったなら】
【拝殿に向かうまでの間に、そんな事を尋ねるだろう】
【それは。いつになく真面目で、神妙な声色なのだが――】
っあ………!
――そう言えばアンタの名前って、漢字じゃなかったっけ!?
【...........................】
760 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 20:10:24.10 ID:jhJ4d0v70
【公園】
【既に日の落ちた公園の、街灯に照らされるベンチ】
【そのど真ん中に、体育座りで座っている、小柄な人影が一つあって】
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女】
…………、えぐ、ひぐっ……、……っ。
【膝に伏せられていて、漏れてくる声と、震える肩と。そんなもので、きっと、この少女が泣いていると分かるはずで】
【親と逸れた迷子のよう。肩を震わすたびに、髪に結われた鈴たちが、りぃんりぃんと鳴いていた】
761 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 20:17:19.79 ID:hYSA0xU50
・・・
・・・ア・・・エット・・・
・・・ヒサシブリ・・・
【彼女達との再会は華凛にとってももちろん嬉しいものだが】
・・・ア・・・エット・・・
・・・ゴメン・・・
【そういい慌ててスカートのポケットから小さな筆箱の様な無地の銀色の箱を取りだし】
【彼女達から逃げるように走り出そうとする】
762 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/28(日) 20:19:19.67 ID:iTeg5roRo
>>755
「感覚共有…?でもたまに重太郎が思ってる事とかなら分かるぜ?」
『あ、白口もそうなんだ。実を言うと僕も。感覚共有とかは出来ないのが傷だね…視覚とか共有出来ればいいんだけど…』
えっ?それ本当?行ってくれればよかったのに…
「風呂か…1度入ってみたいっては思うんだけど。おでんの汁は塩で錆び付きそうな…」
【さらっと、感情。というか心の中を共有していると、口に出す白口とそうそうと同調する口黒】
【2挺が前回と違うのは銃身が鏡塗りになっているという事。鏡を操るのは重太郎の能力だが、これは果たして…?】
【そして、3人はこの事実を共有してなかったのか、やや驚き気味である】
【おでんの汁の浸るのはNOと、魔道具って錆びるの?】
【そう疑問に思う重太郎であったが、戦闘中に、美味しそうなおでんが香るというのは嫌なので口に出さず】
【いただきます。と両手を合わせてから、おでんを突きだし】
【ちなみに食べるスピードは食べたい盛りの男。かなり早いです】
リズさん…よろしくお願いします
「前は確か寝てたんだよな…知ってるとは思うけど白口だぜ、よろしくー」
『…なんというか暢気だね白口』 「えー、別にいいじゃんかー」
【小さくペコリと頭を下げ、そういえば、だなんて切り出して白口は自己紹介をし】
【昔の事なんて感じさせないような、弾んだ声。前向き、かつポジティブな性格なのだろう】
【そして、ちょっとした雑談を交える白口と口黒。ホルスターを腰から外して、重太郎から見て右手のカウンターに置き】
【それじゃあ、お水貰いますね。と前置きして、水を取りに行き】
卵を食らった訳じゃあ無いんですけど…卵みたいな効果の能力でした
それを白口がくらっちゃって…
『さすが機関。ってところかな…あんな兵器を作っちゃうんだなんてね……』
「俺をあんな風にしたんだ。しょぼっちい代物なら俺の面汚しだぜ」
【口黒はやや真面目な語り口だが、白口はおふざけ気味というか、強がってるような……】
【じゃ、いってらっしゃーいと右手を上げて、ローズを見送り】
【そばが出ると、それじゃ、とそばをたっぷりと箸で挟み。じゅじゅじゅじゅーっ!と音を立てながらがっつき】
【細かい汁が飛んでるのだが、本人も銃も気にしておらず】
はぁっ――!旨い!
おいしいですリズさん!
「………けっ」 『落ち着いて…』
【麺第一波を胃袋に収めた後に目を輝かせながら感想を述べ】
【目が怖いのは白口君。目なんて無いけど、漏れた声の鈍重さが暗に示しています】
【もー、怒らないで。と重太郎も呆れ気味に呟くが…今まではこんなに嫉妬しなかったのに…なんでだろ?と疑問が出たが、今はいっかと一蹴し】
「あー、もう!なぁ、なんて屋台なんか始めたんだ?
/ごめんなさい、ご飯食べてて遅れました。
それじゃあよろしくお願いします
763 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 20:23:59.40 ID:h9vJjpMpo
>>760
―――久方ぶりだな、お嬢さん。
【そんな、低音の聞いたバリトンの美声が背後から響いてくるだろう】
【印象としては、ダンディズム溢れる50代のナイスミドルの紳士と言ったところ】
【もし貴女が、その声の出所の方を向けば、見覚えのある姿の黒猫が眼に入るだろう】
【艶やかな黒い毛は、夜闇の中に紛れそうで、しかしながら紛れない存在感を放ち】
【右が金色で左が灰のオッドアイは、光を受けてらんらんと輝いていた】
【そんな、野良猫らしからぬ野良猫が、後ろから少女を見上げるようにして佇んでいた】
【そして、貴女がコチラを見たのを確認すれば、にゃぁ、と小さく鳴き声を響かせて、問いかけるだろう】
泣いているようだが、どうしたのかね?
‥‥この高々一桁しか生きておらぬ私で良ければ、キミの話を聞いても構わぬが。
【見上げる表情は、猫故に分かりづらいが、少々心配の色をその輝く双眸に宿していた】
764 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 20:25:14.47 ID:fa5vkDzC0
>>759
……ええいっ、将来の有望性で云えば我がダントツなのだー!根拠?無いわそんなものっ!
兎に角もう決まっておることだ!つまり我が汝より上!証明終了っ!
【言われてじっくり見てみて、それで間違いなく「負け」を悟ったのだろう】
【しかし根が負けず嫌いな巫女だ。自分でも恐らく何言ってるかよくわかってないこじつけをのたまい】
【強引に話題を収束させてみせたが――多分、客観的に見れば色んな意味で巫女の方が敗北か】
【と、そんな不毛な争いはさておき】
…………む、むぐ……我と同じよーに頭が足りぬかと思えば中々的確……って、誰が頭が足りぬか!
うー……確かにそういわれると少し言い返せぬ点もある気がする……。
……少々躍起になりすぎておるかの……、…………胆に銘じておこう。
だが、我が賽銭を着服しておるということは、誓って有り得ぬ。私欲のために使ったことは無い。
【二人の、(イミナ曰く)思いの外的確な言葉は、素直に受け入れたようで】
【がしがしと右手で前髪を掻き、あー、とかうー、とか小さく唸って】
【……「躍起になりすぎる」ほどに、賽銭が――「信仰」が必要なのだろうか?それは今は計り知れぬことだが】
【ともあれ、賽銭の件となると一点、真っ直ぐと史音の双眸を見据えながら、そう言い放つだろう】
【それから、史音の「付いてきて欲しい」という願いは、特に疑問を抱かず承諾する。
そもそも、純粋な「この世界」出身であるイミナには、日本だ何だということは解るはずも無く】
【「汝もその歳なら、一般のマナーくらいはわかっておるだろー?」などと小言を零してはいるが】
【それでも、やれ最初は手を洗えだの、それからこういうことはしてはいけないだの、
なんだかんだで親切に最低限の作法くらいは教えてくれるだろう】
【……そして】
……む?
ああ、いや、そういうことではなくてな?
我の名には、汝のように「両親同士の名から一字ずつ譲り受けた」みたいな……
そういう、『両親からの愛』を実感するよーな『意味』が無い、ということで言ったのだ。
無論、我が名にはそれはそれは様々な意味が内包されておるぞ?
今「意味無(イミナ)」なんてくっだらん当て字が脳を過ぎったがンなことはないのだ。
……――まぁ、我は別に櫻の出身というわけではないのだが……
【半ばスッとぼけたような言葉を口にしつつも、最後にぼそりと無意識でつけたした一言】
【きわめて小さい音量、爽やかに吹き抜ける涼風にも負けてしまいそうなほどで】
【それが、きっと参拝に集中しようとしているであろう史音に聴こえたかどうかは、解らない】
……ん?
まー、漢字が無いわけではないが……ま、気にすることでもあるまい。
我はイミナ。春霞の巫女、イミナ・ハルネア。汝らは、それさえ解っていてくれれば良いのだ。
【それから、(妙にはぐらかそうとしているような気配を滲ませつつも)そう言って一人頷いた】
で、どうするんだ?参拝が終わったら、今日はここで休んでいくのだろ?社務所を案内してやろーではないか。
765 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 20:25:41.66 ID:HlstUt5q0
>>761
え……あ、華凛待って!!
≪ど、どうしたんですか!?≫
【再会を喜んでいたレイドは一転、再び面食らう事になる】
【走りだす華凛を追いかけようとするが、やはり体調が思わしくないようで、追跡がままならない】
「…………あの箱、何だ……?」
"我が主よ…………ともあれ、何かあるのだろう"
「あぁ…………黙って見ててもしょうがねぇ、な…………」
【一方で、驚きこそしたもののアストラの判断力はそこまで損なわれていた訳ではない】
【元々、自分と華凛とでは再会を喜ぶような間柄ではない。一度は、手ひどく傷を負わせた事もあるのだ】
【そんなアストラの興味は、華凛が取りだした『箱』に向いていた】
【ダハルの言葉もあり、レイドの後ろに立って――――と言うよりも、華凛を追いかけるレイドを、追いかけた】
766 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 20:35:25.39 ID:jhJ4d0v70
>>763
【声が響いて、元より震えていた肩が、さらに大きく跳ね上がる】
【それから、顔をもったりと上げ】
【さすがに誰かに泣き顔を見せるのは、女子として嫌だったのか。これまたたっぷり時間をかけて、服で顔をぐしぐしと拭えば】
【数十秒の間を空けて、ようやくそちらに振り返り】
…………っ、……っ。
【嗚咽はいまだ抜けないし、目元も今にでもまた泣き出しそうに濡れていて】
【ずっと泣いていたのか、何度も擦ったのか、目元は真っ赤。ひどく気の弱そうな表情をしていて】
【この前会った時。ノラを撫でて嬉しそうにしていた様子からは、逆の位置】
え、ぅ……、みんな、みんな、わたしのこと悪い子だって、いうの、
良い子になれって、やりかたわかんないのに、考えてもわかんないのに、……っ。
【鈴の音のように、金属に似た響きの声は、涙声のせいで。ひどく震えていて、僅かに聞き取りづらくて】
【少々早口気味に口にすれば、ぎゅうっと目を閉じて。またぼろぼろ涙が落ちる】
【心配そうな様子は、涙のせいできっと見えていない。自分の膝をぎゅっと抱いて、振り向くのをやめて。前へと視線を戻してしまったのも、あるのだろうが】
767 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 20:35:42.24 ID:hYSA0xU50
>>765
・・・ダメ・・・ワタシハ・・・レイドニ・・・アワセル・・・カオガナイ・・・
【走りながら少し振り返りレイドに言い】
【箱のふたを開け】
・・・アレル・・・ハイルカラ・・・
【箱に向かってそう言うと】
【箱を自分の前に投げそこに飛び込むように入っていった】
【後には彼女が持っていた箱が半透明になり消えかけている】
【もし彼女のように飛び込めばまだ追いかけることができるだろう】
768 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)
[saga]:2011/08/28(日) 20:41:14.41 ID:lq5mMMeL0
【街中】
…周りの視線が…困るんだが…
【この時間だ、何人もの人が様々な用事を抱えて西へ東へ忙しく動き回る】
【性質の違った足音――軽い音、高い音、重い音…色々な音が人々の忙しさを助長させるようであるが】
【ザッ ザッ ザッ ザッ】
【一人、その中でも異質な音を響かせる人物がいた】【しかもその音のリズムは段々早くなっていく】
…早く大通りを抜けよう…この武器もあってか丸解りらしい…指を刺すのは勘弁してくれ
【周りはその異質な音に反応して彼に目を向けているわけではない――草履を履き、藍色の単着物姿の彼に】
【単着物姿の彼の腰につけた――2mの刀に集中している】【そしてその後、多くの人はこう呟くのである】
【『あの人、この国(水の国)の大会で優勝した人だよね?』――と】
【キョロキョロと周囲の目を気にし、黒の長髪を靡かせながら足の動きを速める侍風のこの男――何日か前の大会を制した男で】
…。
(…あと30mでこの視線達から逃れられる…!! 大丈夫だ後何日かすれば私の事もみんな忘れる…空気に戻れる)
【少しでもばれない様に、下を向いて視線を石畳に送りながら足を大股で進める】【草履から『異質』な足音を奏でながら】
【そのお陰か前方は不注意――人通りの多いこの道ではぶつかる可能性も少なくは無いか――】
769 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/28(日) 20:42:57.44 ID:hwSeSqcoo
>>748
(ロバート・レイント――か。聞く限りでは、柔和そうに見えてその実マシンみたいに冷徹な切れ者、ってイメージが強かったけど)
(……悪の大物にも、意外と人間らしいトコがあるのかなぁ。じゃなきゃ、誰かをこんな風に笑わせる事なんて――)
【宛ら級友の自慢をする学生のように誇らしげな、含みのない笑み。ああ――この男もこんな笑顔を浮かべるのだな、と】
【カイは少し意外そうに、目を円く見開いてぼんやりとウェスカを眺める】
【ややあって我に返ると、慌ててこくりと相槌を打って微笑み返し】
底が知れないよね。……言っちゃ悪いけど彼、味方にも警戒されるタイプでしょう。
――――ん、そうだよ……跡形残さず焼き払った。けどさ、あれは間違いなく本気じゃなかったよ。
だってあのバイオテロ、言ってみれば陽動じゃない?
世間の目を引き付ける事に意味があるんだから、伏せ札を明かしてまで勝つ必要もない訳で……。
しかし、幽霊にサイボーグか。あの不死身っぷりだ――そんな噂が立つのも道理だね。
……でも個人的に、お化け関連だったらちょっと嫌だなぁ。俺って頗る駄目なんだよ、ホラー映画。
【問い掛けに対しては首肯しながらも、寧ろ刺させて貰った≠謔、な物だと苦い表情をする】
【道楽を兼ねた、昼の国支部への支援行動。市民の恐怖を煽りつつ、あわよくば水の国を拠点とするjusticeを釘付けに】
【先日のテロの狙いは、概ねそんな所だろう――というのが、この青年の見解らしかった】
【彼は緩く腕組みすればまた口角を引き上げ、ズレた感想を口にしつつ】
【手を離して立ち上がるウェスカを見上げ、「冷たくて気持ちいいでしょー」なんてお道化てみる】
ほら、サンドバッグ殴るのと大差ないんじゃない?……多分、大丈夫さ。と言うか、そう思いたい。
ほんっとーによく分かんない仕事だったけど報酬が良いし、今のところは物騒でもないし……。
【それから――此方も釣られて背筋を伸ばし、あー、とも、うー、とも付かない唸り声を上げて欠伸を噛み殺し】
【相手は機関員だというのに、「お仕事頑張ってねー?」等と呑気に宣って】
【ひらりと手を振り、此方もジャケットを手に取った】
//あばばばば、中々レス置けず申し訳ありません……!
//これで〆、でしょうか
770 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 20:44:38.53 ID:h9vJjpMpo
>>766
―――そうか。
【鈴音の、その言葉に、励ましを返す事は無かった】
【だが、ぺたぺた、と肉球の有る足を動かして、鈴音の傍らにしゃがみ込んで】
何を以てして、いい子だ悪い子だと決めるのだろうな。
残念ながら、吾輩は猫故に人の基準という物は良く判らぬ。
だが―――そうだな。
【猫は、猫でしか無く。幾ら人語を解し、人間社会に紛れ込もうとも、猫に過ぎない】
【故にこそ、猫は人の善悪の基準に縛られること無く、猫自身の視点で物事を視る事が出来て】
【少々、優しそうな声色で、言葉を続けていく、ノラは】
吾輩を撫でてくれた鈴音は、我輩にとってはとても良い子であったと、そう思えるのだ。
‥‥あまり泣くな、何故だか判らんが、吾輩の前で泣かれるといたたまれなくなる。
【そう言って、ぺろぺろ、と舌で鈴音の顔を舐めるかもしれなかった】
【猫なりに、励ましというか、泣き止ませようとしているようであった】
771 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 20:45:39.70 ID:HlstUt5q0
>>767
っ、そんな…………!!
【何かを気に病んでいる事は、レイドにも分かった】
【自分自身、色々と内に溜めこむ様なタイプなので、華凛の取る態度にピンと来るものがあったのだ】
【――――それでも。友達からの拒絶の言葉にショックを受けないはずはなく】
「――――ッ、レイドおめぇはここに残ってろ!!
遅くなるようだったら、先に帰ってろよ!!」
兄上!?
「ジェム!! レイドを頼むぞ!!」
≪あ……!≫
"我が主よ、何を!?"
【その時、様子を見ていたアストラが、半ば反射的に身を投げ出して箱へと飛び込もうとする】
【必然的に、アストラの腕に巻きついていたダハルも道連れとなり、消えかける箱のそばには、レイドとジェムのみが残された】
【――――そして、箱の中へと飛び込んで、華凛に追い付けば、開口一番こう叫ぶはずだ】
「レイドに会わせる顔が無いってんなら、俺なら良いだろう!!
念のために言っとくが、こっちに攻撃の意図はねぇ!!
事情を…………事情を、話してもらうぜ…………」
【かつて、華凛と対峙した時の様な鬼気迫る表情】
【しかし、そこに荒ぶる狂気は無く、何かを心配しての切々とした表情だ】
772 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/28(日) 20:46:39.25 ID:yXQXTxcKo
>>711
>>706
【青年は、事の成り行きに、静観を決め込んでいた】
【――固まって、こちらを向いて、わざわざ前髪を払ってまで、袈裟の青年を確認して】
【そして、どういった思考回路をたどった結果か、奇声を上げて逃げ出す、という選択をしたその人物に苦笑する】
やれやれ。
……ま、乗りかかった船ってか。
【隣に立つ、財布の持ち主が今どんな心境でいるかは窺い知れぬが】
【ともあれ、ここは一緒に泥棒を追う気のようだった】
【――先行する泥棒(仮)を追うように走り出すと】
――Cogito Ergo Sum.
【青年の囁くような詠唱を受けて、その全身を黒い結界が覆う】
【かと思えば――】
【前方を走っている人物とは違う立ち位置にいる、袈裟の青年には、分かるだろう】
【普通に走っていくのとは違う、明らかに不自然な加速を伴って、青年は泥棒の背後へと詰め寄っていく】
【――走り去る人物の、その脚力にも依るだろうが】
【追いつくことに成功すれば、その足を蹴り払って、転ばせようと試みる】
773 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 20:49:34.29 ID:fQ5Tq4h2o
>>762
「思考共有は出来てるんだ? いや、ひょっとして一方的なリーディングか?」
「それが『たまに』って事は……それに、以前と見た目が……君達、中々面白い関係だねぇ?」
【能力についての詳細はわからないが、なんとなく、三者の関係性は会話から透けて見える】
【キーワードを勝手に推測するようにブツブツ呟いてから、重太郎を緑の眼が射抜いた】
【二挺の銃をみるため、あえて少年というレンズを通しみるように】
【銃が錆びちゃ致命的だしなと、彼らに一定の理解を示す犬】
【以前拾った鏡張りの大口径ハンドガンは、今は姿をみせていない。屋台の店主なのだから当然だが】
「いやーそれだけ派手に食って貰うとうれしーぜーぃ」
「料理人の幸せってこれだよなー…自分が作ったものを、美味そうに食ってくれる」
「これ以上に考えられないよね、さんきゅー」
「ん、白口と口黒…松○と○島……なんでもありません、おぅ、よろしくーっ!!」
【ストレートに感情を出す点は、被保護者にも似ている】
【何の躊躇いもなく率直な気持ちを口にして、微笑む顔も大げさに胸を張る姿も、体格に似合わない子供のようで】
【そのちぐはぐさが、リズらしいというべきかもしれなくて】
【そして時々おかしなことを口走る残念さもまた、犬の一面であった】
「確かにねー、兵器としての発想といい作ってしまう技術といい、俺でも舌を巻くぜ」
「ただ強すぎる精神汚染効果を逆手にとって、グレネードみたいなジャミング系爆弾も効果が高そうかな」
「内臓魔力は圧縮率高めで強大だし、ビークルのニトロ代わりにも、なーんて、技術者としてのセンスが疼くぜーぃ」
「あ、技術云々は趣味ね。工学系のものづくりは、屋台で飯作るのの次くらいのライフワーク」
【卵のサンプルは、ローズが持ってきたもの。封印処理されたそれと、とある筋からの被害報告で効果は実証済み】
【これを応用した発想は、若干マッドめいていたけれど】
【技術者のさが、というべきか。料理の手付きを一切とめないまま、思考の海で想像に浸っていた】
「おーぅ、ありがとー!」
「今のは、白くちんかな? 嫉妬の感情ってことは、自我形成が進んでるんだねー」
「単体として思考が成立し始めて…よーするに、独立をはじめてるんじゃないかな?」
【反応を示した白口に、ヘンな愛称をつけて呼びかけるリズ】
【重太郎の呟きを拾って、何の気なしに零した感想は】
【嫉妬の感情の正体について、軽く思いを馳せた事による、他愛ない想像から来る仮説】
「そりゃー、店持つよりも身近だからさ」
「一箇所に構えると店舗料金とか土地の所有税とか面倒でさー…いや、屋台営業もそれなりにゴタゴタするんだけど」
「なんとなし、通勤時のサラリーマンさんとか拾って会話してると、時々面白い話が聞けるわけよ」
「…おいしそうに食ってくれるし、楽しそうに誰かと喋るのが好きだから、さ」
「ちなみにメニューは気分で変わるぜぃ。普通にラーメン屋だったりおでんオンリーだったり、今日みたいに立ち食いだったり」
「……運がよければすごいもんを食えることもある…かも、知れないな?」
【なんとまあ楽しそうに話すけれど、現実的に世知辛い経営事情】
【それを押してなお、賑やかであることを、犬は好み、望むような性質】
【そういう話題性を発信している自覚があるのかないのか、メニューは日替わり気分次第という有様】
【何が出ても『美味い』と言わせているのだろう、とにかく、語っているリズは心底楽しそうに、嘯いてみせた】
774 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/28(日) 20:50:28.81 ID:9awPwDuW0
>>764
【フォローすると、吸血鬼化で生長が停止している大嘴に逆転のチャンスは無い】
【つまり、世の中に一人ぐらい自分より小さい奴が確実に居るのである】
【良かったねイミナちゃん! / よかったね!!】
ま、着服してるなら、もーちょっと良い物持ってそーだもんね
そう考えると……うんっ 少しだけ安心したよ
【さて。調子は変わらないが、イミナの眼力には納得させるだけのものがあり】
【余り嬉しくない理由を付けながら、微笑んで見せる】
【なお説明された作法は、基本的には少女の世界と同じものだが】
【鳥居に入る前にベンヌに会釈を促されたな、とか】
【あれは手水舎って言うんだ、とか――微妙に、考えるコトは有ったとか】
【そして、イミナと同行中の事】
――、うーん。
意味が有りそうなんだったら、聞けば良かったのに
それとも小さい頃は、普通あんまり気にしない事なのかな…
【ふと頭に去来したのは、イミナには両親が居ないのでは、と言う推測】
【特殊な生い立ちを持つ少女は、それを考えてか】
【どこか言葉を躊躇うような様子だったが、「らしくない」と考え】
【イミナに対して、或る意味自然な問いを投げかけるのだが】
……え?
…、…「巫女の家計」っての、否定しなかったから
少なくとも血は引いてると思ったんだけど、違うの?
(……それか、『アタシとおんなじような』………?)
【好奇心に満ちた兎は、隠された穴にも首を突っ込んでしまう】
【イミナのつぶやきに対して――更に、そう詰問するだろう】
【ただ、その答えを聞いたならば】
【結果がどんなものであろうと、彼女は拝殿へ向かう筈だ】
【社務所の案内については。話がてらに首肯して――】
【やがて / りりん、りん。ぱぱん――ぱん、と】
【イミナには聞きなれた鈴と手打ちの声が、奏でられるだろう】
【存外に深く曲げられた腰。神の住処に向かう真摯な眸】
【そして、手元に鎮座する沈黙の従者は】
【果たして――如何なる願いを、巡らせていたのだろうか】
【とんとんと、厳かさの抜けた足音を伴って戻ってくる時】
【無作法だが、聞いてみてもいいかも / こいつら自体、失礼なんだから】
775 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 20:55:03.65 ID:jhJ4d0v70
>>770
……だって、だって、みんな、みんな、……みんな。
悪い子だって、だから、良い子になれって、……みんな、みんな、が、……。
【みんながそう言うから、私はそうなんだ、と。自己の薄い言葉は、後半。嗚咽に塗れて、弱くなって】
【また、ぼろぼろと。涙を落とし始める、泣き虫具合】
【今度は、涙を拭うことはせずに。ただひたすら、自分の膝を抱きしめて】
だって、だって、みんなが、……みんな、…………。
【同じような言葉を繰り返そうとして、途中で止まる】
【あまり周りに意識を向けていなかったから、気がつかなかったその行為に】
【目を丸くして、それから。ざりざりと猫舌が頬を撫でる感覚に、視線をノラへと動かす】
…………。
【少し、見つめれば。その視線はまた伏せられて】
【みんながそう言うから、自分はこう。そのイメージは、ノラの言葉だけでは上書きできなかったようで】
【溜まっていく涙がどんどん落ちて。きっと、舐められた傍らから、頬を濡らしていく】
776 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 20:59:32.56 ID:hYSA0xU50
>>771
「だそうですよ」
・・・ダメ・・・ワタシハ・・・ココニイル・・・
【アストラが叫んだ後少し離れた所からかなり低い男の声と華凛の話し声が聞こえ】
「はぁ・・・」
「仕方ないですね・・・」
【男の声がそう言うと】
【アストラとダハルの前に金髪のオールバックにシャツなどな着ずに白いスーツを着た男がやってくる】
「こんばんは、レイドさんのお兄さんと使い魔の方でよろしかったですか?」
【男も敵意を見せず少し笑みを浮かべて尋ねる】
【魔翌力等の動きに敏感なら男が人間ではないことに気付くだろう】
777 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 21:02:05.19 ID:h9vJjpMpo
>>775
――――ふむ‥‥、みんな≠ェそう言うのか。
【鈴音の言葉を複勝するように、口の中で言葉を転がし、考えて】
【猫故に、こういう時どうすればいいかは判らないが、書物などの知識を総動員しようとしていた】
【何か、この目の前の少女を泣き止ませてやりたいと。猫はそれだけを考えていたのだ】
みんな≠ニは誰≠セ。
少なくとも、吾輩はその皆には入らないと思うのだが、な。
【舌で涙を掬いとるようにして、ぺろぺろと顔を舐める】
【犬や猫を飼っていれば分かるのだろうが、動物とは心の機微を感じ易い】
【本能的なレベルで、悲しみや、泣いている事を理解し、何らかの行動を返すのだ】
【例えば、気を引くために悪戯をしてみたり。例えば、こうして顔を舐めてみたり】
【ひとつだけ違うのは、この猫が人語を解す、という点くらいなものだ】
吾輩以外にも、おそらく鈴音を悪い子と言わない者は居るはずだ。
‥‥‥‥そもそも、みんな≠ヘそう云うのかもしれぬが。
‥‥鈴音自身は、自己を悪い子だと、思うのかね?
778 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 21:08:18.91 ID:fa5vkDzC0
>>774
……まぁ、な。
小さい頃は……そこまで、気にしなかっただろう?自分の名前にどんな意味があるか、など……。
ただ、それが己の名であるという事実があるだけよ。
……ま、我の名前の話しなど、どーでもよいことだ
【……――やはり、話題を逸らそうとしている。確定、と断じても良いだろう】
【相槌を打ちながら、数刻視線を逸らしたことが、最早決定的であった】
【……風にふわりと、巫女装束の背中で結ばれた大きな蝶々結びの飾りが揺られる】
【……――この神社には、どうやらイミナ以外の人間は居ないようだ】
【夏祭りの時も、エキシビションの時も。
雇ったか何かしたのであろう警備員は見かけたが、他に巫女や宮司らしき者は、見えなかった。
……そして今も。史音とベンヌの宿泊を一人で即決したあたり、同居人は居ないと考えられる】
【……――その事実は音には表されず、ただ風のようにたゆたうのみ。
それに気付くも気付かぬも、気付いたところで何を思うも、総ては少女の自由だ】
……えっ?
【然し、そう問いを重ねられたのなら。もう隠し切れぬ。
明らかに焦るか動揺した調子で、少女と指輪とを交互に見やって】
【一旦目を閉じ、うー……と口の中で言葉を転がしながら、腕を組んで思案】
……あー。しまった。思ったことが口に出てしまっていたか……
…………まぁよい、隠すことでもないか……
「養子」なのだ、我は。
……あんまり、この話しはせんでくれんか
【そして。思いを巡らせたのち、腕組を解き。視線を逸らして米神を掻きながら、ぽつりと呟くように告げるだろう】
【表情から汲み取れるのは、言葉にも表されたように、あまりその事実には触れたくないという想い。
……それと、僅かに読み取れるかもしれない、哀しさだった】
【……――両者の参拝を、見届けると】
うむ。汝らの祈り、願いは。きっと我が御神に届き、汝らの往く路に何か善いことを齎すであろう。
この世の行いは全て因果応報。善き行いは、巡り巡って手前に還ってくるモノ。
汝らは大丈夫そうだが……これからも、その清き心持を大切にな?
さーて、早速我が家を紹介してやろう。こっちだ、ついてこい。
……それにしても、汝にしては珍しく真剣に祈っておったなー。何を願ったのだ?
…………って、我は阿呆か。不躾だったな、すまぬ。
【スイッチを切り替えたかのように、淡く微笑みながら「教え」を説いて。
それから、更にスイッチを切り替えて、とことこと社務所の方へ歩いていこうとするだろう】
【懐から鍵束を取り出し、かちゃかちゃと扉の鍵を開けながら。本当に何の気なしに、そう言って】
【そして、いかんいかん、と何処か照れくさそうに――(ごく一般の少女がそうするように)――笑うのだった】
【残念ながら、その笑顔は。イミナが扉に向かっているため、2人には見えないだろうが】
779 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 21:08:58.01 ID:HlstUt5q0
>>776
"我が主よ……どことも知れぬ場所に来てしまったが……戻る当てはあるのか?"
「んなの、ある訳ねぇだろ…………だが、ここはあいつのテリトリーだ…………恐らく、なんとかなんだろ……」
【一人取り残されている間、アストラとダハルもまた、小声でひそりとやり取りを交わす】
【先ほどの咄嗟の動きもあって、どうやらアストラは衝動的にここに飛び込んできたらしい】
「あ、あんたは…………
――――あぁ、俺はアストラ=O=ヴェイス…………レイドは確かに、俺の妹だよ…………
こっちは、俺の使い魔でダハルだ…………」
"…………"
【出てきたスーツの男に対して、アストラは聞かれるままに答える】
【レイドと違い、アストラは彼と面識が無かったので、素直に答える形になった】
"――――あなたは、何者だ?"
【スーツの男の前でゆっくりと口を開いたダハル】
【その言葉は、額縁通りに受け取れば、名前を聞いているのだと取る事が出来るだろう】
【事実、アストラもその言葉に乗る様に、小さく頷いている】
【しかし――――ダハルの聞く『何者』は、もっと深いニュアンスが込めれていた】
"(この男…………見た目よりも、我々に近いものを感じる…………どういう事だ?)"
【ジェム程ではないが、ダハルも魔力の感知などに長けた感覚を持っている】
【その感覚が、スーツの男に『違和感』を感じさせた】
780 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/28(日) 21:09:49.77 ID:1SqnF1Ujo
>>711
(逃げずに財布を返してくれればそれで良いというのに……)
【溜息が溢れる】
【小雨の中、普通の人間の視界ならばどうということはないのだろう】
【しかし青年の視界はそうではない、嵐のとまではいかないが大雨の中にいるような状況】
【追うか否か悩んだ】
眼鏡もつけ忘れて来たし、ふむ……。
【そも財布を落とした自分が悪いような気がしないでもない】
【そっと諦めようとした時に】
>>772
【彼が動いた】
【落ちる雨粒を弾くような加速】
【気づいた時にはその場に彼の姿は無く】
うーん……、有難いやら申し訳ないやら……。
【当の本人は頬を掻いて】
【転ばないように彼らに追従するのだった】
/遅くなてしまい申し訳ございません
781 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 21:18:08.91 ID:hYSA0xU50
>>779
「帰りは私が何とかしますからご安心を」
「初めまして私はアレルと申します」
【アレルは優しく微笑みながら自己紹介を返し】
「えーっと私は彼女の保護者ですよ」
【ダハルの質問には自分が何者かは答えず華凛との関係を答える】
782 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 21:23:08.37 ID:jhJ4d0v70
>>777
…………。
【こくん、と。その言葉には、小さく頷いた】
【肯定して、さらに悲しさが増したのか。さらに僅か、顔を伏せて】
ツァーリが、良い子になれっていった、
遥人が悪い子って言った、ヴェンデッタも悪い子だって、
…………悪い子だから、怜司が、わたしのこと、二回も殺そうとした……。
【ぼそりぼそりと。その列挙は、みんなと言うには少ないかもしれないけれど】
【ただ、少女の狭い視野には。それは十分すぎる量らしく】
【それ以上に。少女的に好きな人物が大部分を占めていることがさらに痛い。全人類を見て現時点で一番好きなひとが含まれていることがさらにさらに痛い】
【そして、そのまま。極限まで俯いて。抱えた膝、それを覆う黒い靴下に、黒より黒いしみがいくつも出来ていく】
だって、……だって、……みんなが……。
【やっぱり、その言葉に自己はなく。他人がこういうから、と。他人に任せた自分のイメージ】
【ひとによってはひどくイラつきかねない、そんな言葉と様子、だった】
783 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[sage]:2011/08/28(日) 21:25:33.27 ID:iTeg5roRo
>>773
『卵をまた別の兵器として利用しようとする…凄いなぁ』
『そっち方面に明るくないってのもあるけど、逆手に取っちゃうというのには期待してるかな』
『そうすれば、あっちも容易にばら撒くなんて事はしないだろうしね…』
「でも…機関側も卵を発展させててもおかしくないんだよな…」
ってか、この屋台手作りだったんですね…
【卵をどうにか有効利用しようというその姿勢には舌を巻く。巻く舌なんて無いのが悩みなんだけど】
【そういうのに興味がありそうなのは口黒だが、手と足が無いので、羨望の念を溜めるばかり】
【対照的なのは、重太郎だろうか。難しそうな話…と割り切り箸を進める】
「えっ。まじ?って事は俺口黒よりリード?えへっ…!」
『………勝利宣言?』
【つい、先ほどまでは、けっ、等と言っていたのだが、褒められた(?)事により、鼻が高くなり、機嫌もぐんぐんんと】
【そして、口黒に対し、競争意識を顕わにした。武器としての出来は口黒の方が上。それが羨ましいのだろう】
【口黒も、独立しはじめた#柱に淡くではあるが、嫉妬の感情を見せた】
【一方、重太郎はそばを食べつつ、喧嘩しないでね?と軽くだが釘を刺す】
【一緒にいる時間は長いのに、いや一緒にいる時間が長いせいか。心の変化には気付いていないのかも】
「へぇー。なんつーからしいなー…ってちょっとしか喋ってない俺が言うのも変か」
…ズズ(同じ事思ったなんて言えない。あ…ラーメンとかも食べたい)
『屋台出してない時は何してるのかな?ずっと屋台って訳じゃあない…よね?』
【イメージと、リズの喋る内容が似通っていて、つい、らしいなんて口に出してしまう白口】
【口に出してから、おかしいなー、だなんて独り言みたいに呟いて】
【次に質問を浴びせるのは口黒。ほんの好奇心からの言葉なのだろう】
【重太郎が食しているそばは、そろそろ終盤に差し掛かり】
【ずずっと最後のそば集団を音を立てながら食べた後に汁をゴクッと飲み干し】
【何一つ残っていないどんぶりをご馳走様でしたー!の歓声と共にカウンターに置くのであった】
784 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/28(日) 21:26:56.51 ID:r1892IrY0
>>772
>>780
【何度か地面を蹴った後、一度だけ二人の青年の方を振り向く】
【坊主姿の青年は遠い目をしていて、シャツとスラックスの青年は坊主姿の青年の方を向いていた】
【その姿はねこばばを働いた人物からは財布を取り返すのを諦めている風に映って】
はっ、はッ、はぁッ……へへっ、今月のボーナスだ……っ!
【前へ前へと足を伸ばしながら手に持ったがま口の財布を覗き込む】
【いくら入っているのかは判らないが、盗人は中身が小銭だけでも十分満足なようだ】
【時折腕を大きく動かして財布の中身が揺れる感触を楽しんでいる】
【もはやこの盗人は財布の奪取に成功したと、そう思っていた……のだが】
ずべっ!!?
【急に軸足がずれたかと思うと、目の前には商店街のタイル張りの道路が広がっていた】
【シャツスタイルの青年に足をとられ、盗人の身体は道路へと倒れこむ】
【ずずず、と顔から転倒した格好のまま一メートル前後の距離を滑り】
【今はうつぶせに倒れたままひくひくと痙攣している】
//申し訳ありません、次のレスはかなり遅れてしまうかもしれないです
785 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 21:28:10.49 ID:HH/m18Eno
>>769
/おっと見逃してました、こちらこそ申し訳ないっ
/はい、二日間の絡み乙でしたー!
786 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
[sage]:2011/08/28(日) 21:30:32.97 ID:W11/yF1So
【聖都・市街地】
……うーん、居心地が悪い。清潔すぎるんだよねこの街
もっとこう、何て言おうか、汚らしさが欲しいなぁ……
ま、良いか。何処でも血の臭いだけは、根っこにしみついてる様だし
【最近は特に争いも起こらず、平和に世界の中心として存在する街】
【その路上を、人の形状をしている癖に、4足で歩くものが居た】
……追跡出来るように残してあるな……意図的に、かな?
この方向は……あんまり近寄りたくない所か。あーあ、面倒な
……おまけに、なんだか変な気配もするしね
【腰まで届く白髪、左前のブラウスという女物の衣服を身に付けた少年=z
【左腕に青い籠手を装備した彼は、犬猫の類の様に鼻を路面に近づけて歩いていた】
【が、突然、彼は動きを止め、周囲をきょろきょろと見渡し始める】
【感の良い者ならば、この付近の気配が、少年の一つだけでは無いと分かるだろう】
【隠れても隠しきれない殺気が、おそらく5か6、近くに存在している】
/投下の再利用をしてみる
787 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/28(日) 21:30:35.55 ID:9awPwDuW0
>>778
……あ、うん…。
「史音様……お分かり、ですな?」
【少しの空白期間の前に齎されたのは、不完全燃焼気味な返答だった】
【押すべきか引くべきか、立ち入るべきか退くべきか】
【無遠慮が持ち味の史音とは言え、これには迷いもする】
【宙吊りの存在。確固たるルーツに、触れられない生き物】
【自分と他者を重ねる悪癖に浸るのを、少しばかり先送りにするためにも】
【少女は、強く強く祈りを胸に響かせようとして――】
【帰って来た史音は、項垂れるように頷いた】
【何か、自分に引っかかることでも有ったのだろうか】
うん…賽銭は、五円入れといたよ
ほら。「ご縁がありますように」――って、在り来りだけど
でもそれじゃ懐が寒いって思われるから、プラス500で505
【だが言葉の上では、平静の小生意気な様子を作っていた】
【或いは――そうでない喋り方が、できないのかも知れないけれど】
ん……そだね
ちょっと恥ずかしい話なんだけど……
好きな人と、ずっと仲良く出来ますようにって
【少女の心の扉も、イミナに対して閻かれ始めていた】
【彼女の謝罪を聞く前に、言葉を紡ぐモードに没入していた少女は】
【胸の前で手を重ね、頬を桜色で彩りながら――ぼそり】
【どうにも意味を取りづらい言葉を、口にするだろう】
……あーう、なんでこんな事をアンタに行ってるんだろ
良い?今のはアンタを通じて、ここの神様にもう一度聞かせたんだからね!?
勘違いしてもらっちゃ困る。困るんだから……ね!!
「…………、……はぁ。」
【――ヤケクソ気味な言葉には、ノーコメント】
【ベンヌの常套である溜息が、抜けるような星空に溶けていく】
「然し……見れば見るほどがらんとしておる、一人や二人で管理は難しいでしょう
陰陽の道を修めた古の星見の者は、意のままに式神を操り雑務を任せたと聞きますが
イミナ殿も、そのような術をご存知なのですかな?
【そして。珍しく疑問を口にしたのは、ベンヌだった】
【主の好奇心を感じつつも、イミナを立てねばならない彼は】
【どこか婉曲した言い回しで――鍵開けの間にでも、そう尋ねるだろう】
788 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 21:32:11.76 ID:HlstUt5q0
>>781
「…………へっ、聞こえてたのかよ」
【自分が何を考えていたのかを見透かされてしまっているようで、アストラは皮肉っぽい笑みを浮かべて鼻で笑う】
【現状に至る過程と言い、華凛の行動と言い、とても笑っていられる状況ではないが、それぐらいの茶目っ気を見せなければ、気が滅入ってしまうのだろう】
「アレル、か…………」
【スーツの男――――アレルの名を聞いて、顔をこわばらせながらも一つ頷く】
【互いの紹介が済めば、本題に入る所なのだが――――】
"……我を使い魔と認識しているのなら、我の質問の意図も分かるはずだ…………はぐらかさないで頂きたい
――――重ねて問う。あなたは、華凛とどういう関係にあるものだ…………?"
【アストラの首筋にまで這い上がりながら、ダハルはわずかに眉を潜めつつ再び問う】
【ここにも何か、話しづらい事情でもあったのかもしれないが】
【問いかけると言う姿勢を崩しては、この場合損になると判断したのか、単刀直入な言葉を更に重ねる手に出た】
/ちょっと遅れました
789 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 21:34:25.01 ID:h9vJjpMpo
>>782
何故、その者たちはキミを悪い子と言ったのだろうな。
その者たちと私は面識が一度もなくてな、おそらく、その者たちの方が吾輩よりキミを良く知るのかもしれぬ。
‥‥少なくとも、何故鈴音が悪い子と言われているか、吾輩には判らんのだ。
だから、吾輩には何も言えぬ、何もな。
【猫は、その事情を知りはしないし、彼らの視点が猫に影響を与えることもない】
【只、思うのだ。只泣いているより、笑って己の毛皮を撫でてくれたほうが――】
【そのほうが、ノラも鈴音も、幸せなのではないかと。そう、思ったのである】
‥‥‥‥落着くといい、鈴音。
‥‥そうだな、紅茶でもご馳走しよう、まあ、座ると良い。
【猫の落とす影がずず、と広がっていき、そこから椅子とテーブルが現れた】
【二つの椅子とテーブルが唐突に、公園に表れて、その上には紅茶のポットがある】
【片方の椅子に座ると、猫は鈴音に椅子を薦めるだろう。まるで、童話のような。非現実的な光景だろうか】
790 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 21:39:34.51 ID:hYSA0xU50
>>788
「どうぞお見知り置きを」
【アストラ達に一礼し】
「さぁ、なんのことでしょうか?」
「華凛から貴方達のことは聞いておりましたので知っててもおかしくはありませんよ」
【微笑んだままアレルはそう返す】
【話は聞いていると言うことな以前の戦闘のことも聞いている】
【微笑みは見せているがその戦闘があってか少しの警戒をかねて自分の正体は明かさないつもりだろう】
791 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/28(日) 21:40:09.76 ID:yXQXTxcKo
>>784
>>780
っと。
……おーい、生きてるかァ?
【財布を手に持っていたためか、予想外に派手な転び方をした泥棒に、そう声をかける】
【騒ぎに奇異の視線を投げてくる、商店街の客に愛想笑いを返した後】
【そちらに歩み寄って、仰向けに寝かせようとする】
……アンタもアレだなぁ、拾ったので礼金を寄越せ、とか上手いこと言えばイイのによ。
【慰めているのか、馬鹿にしているのか。微妙に判別のつかないセリフを投げ】
【なぜか哀れむような視線を注いで、後ろから付いてくるであろう袈裟の青年へと視線を戻す】
……で、どうすんの?
坊さんとしては、さ。
【何か聖職者に対して含むものでもあるのか、揶揄するように尋ねた】
792 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 21:41:16.62 ID:hYSA0xU50
>>788
/いえいえ気にしないでください
/むしろ私がいろいろすいません・・・
793 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/28(日) 21:46:31.52 ID:1SqnF1Ujo
>>784
(こちらは転ばないように注意するだけで精一杯というのに)
(まあこれも仕方のない事ですけれど……)
【思慮の中、何だかオチが見えてきた気がする】
【ちなみに財布の中身はそんなに多くない、普通の饅頭20個程度が変えるくらいの金額だけである】
(あ、やっぱり転んだしかしかも凄い水しぶき……)
【視界に難がある青年には良く見えなかったらしいが】
【凄まじい転び方をしたらしいという事だけは分かった】
【そんな彼も数秒して先をゆく彼らに追いつくだろう】
/了解しましたー
>>791
さて、先ず言うべきはお礼ですね、ありがとうございます
僕だけだったら追いつけなかったでしょうから……。
【一先ず、とばかりに頭を下げる】
【まあお金が少額とはいえ絡んでいるのだから妥当といえば妥当な対応だろう】
【無論そこに感謝の意がきちんとあるのは言うまでもない】
まあ僕としては財布とその中身を取り返す事が出来ればいいですよ
坊さんのような格好はしていますけど、そこまで偉くもないですから
しかるべき所で裁いてもらう、というのもね……。
【下手に騒動を大きくしても面倒くさい】
【彼個人としては自分の所有物が自分の手の中に戻ればそれで良いのだろう】
そんな訳で返していただけるでしょうか?
【泥棒の頭の近くに立ち、見下ろしながらそう告げる】
【その口調は飽くまで柔和なそれだが、しかしある種の威圧のような物を感じるだろう】
794 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 21:47:59.71 ID:HlstUt5q0
>>790
「…………あぁ」
【何故か、微かに表情に陰が差すアストラ】
【なんて事の無い普通のやり取りだが、何かがアストラの心を刺したらしい】
"…………分かった。今は聞かずにおこう…………"
【かつての華凛とアストラの戦闘。この話題を出されると立場が弱くなる】
【少なくともダハルは、あの時の事を未だに負い目として持っている。その事をそれとなく示唆された以上、これ以上の追及は避けたかったのだ】
「…………じゃあ、本題に入ってもいいかよ、ダハル?」
"……あぁ、構わない。手間を取らせたな、我が主よ"
【ダハルの追及が止んだのをきっかけに、アストラは少しばかり居住まいを正す】
【無論、話題の仕切りを強調するための、無意識の動作だ】
「――――俺を見て逃げ出すってんなら、まだ分からねぇでもない…………
だが、あいつがレイドに会わせる顔が無いって言うのは、一体どういう事なんだ?」
【単刀直入に、アストラはアレルに理由を聞こうとする】
【少なくとも、レイドと華凛の間に亀裂を生じさせる様な出来事など、レイドから聞いた限りは無かったはずだ】
【とするならば、原因は華凛の個人的な事情に求める事が出来る】
【置いていかれたレイドと、何かを秘める華凛の両方に懸念を感じながら、アストラはアレルの言葉を待つ】
795 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 21:49:00.92 ID:jhJ4d0v70
>>789
…………私が、悪い子だから。
【顔を伏せて、目も伏せて。未だに、涙で震えてはいたが、その声は】
【今日の今までとしては、ずいぶんとはっきりした言葉であって】
【ある種自信を持って返した言葉。ただ、付け加えておくと。この少女は、自分のどこが悪い子だと言われるのか。あんまり良く分かっていない】
【心の奥の奥にまで根付くような思考をそう評価されていることが多いのである】
【それ以外は自分の中に無いから、気付かないし気付けない。教えてくれるひとも居ないから、やはり、気付けない】
…………。
【俯いていたがため、声をかけられるまで。現れた椅子やテーブルやポットには、気がつけなかった】
【言われて、視線をゆったりと持ち上げれば。魔法のように現れている、それらに】
【驚いた様子は特になく。数秒、ぼうっと視線を向けて】
【それから、ノラへと視線を移して、首を傾げて――ゆったりと足を地面に降ろして、ゆったりと立ち上がって、ゆったりゆったり――凄くゆったりと、その椅子へと移動する】
【実は、紅茶は苦手なほうであるのだが(苦いだの渋いだの、そんな言い訳をするが。ただたんに飲み慣れていないせい、だったりする)。それを言えずにか、言わずにか】
【ちょこんと椅子に座れば、ただ、童話の人物には見えないほどのテンションの低さで。やっぱり、俯いていた】
796 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 21:51:08.78 ID:fQ5Tq4h2o
>>783
「そりゃー、やられっぱなしってわけにはいかないからね」
「向こうさんが自分の作った技術で自滅って、痛快じゃん?」
「……それに、卵にはローズちゃんも、俺の知り合いも、皆苦しめられてるし……お返しって奴だ」
「卵は単独で、充分完成しているからね」
「これ以上手を加えるとしたら、俺は広域化ぐらいしか思いつかない」
「…例えば、街の住人全員が卵を植えられて、プロセスを経ずに卵が孵化したら」
「制御する必要なんてない、勝手に街が滅んで、残った誰かが外へ出て破壊を繰り返す」
「おぞましい限りだ…これ以上、兵器として手のうちどころがないほどに」
【苦笑交じりの音は、混沌としていた】
【やられたからやりかえしてやろうぜと、試合で点を取られたサッカー少年のような軽やかさも含まれていたけれど】
【…ちょっとだけ、話題の渦中にあるモノへの黒い気持ちが、混入していた】
【よく思っていないことは、間違いない】
【同時に、その発想には一切の慈悲がなく】
【へらへらしていても、それなりに考えているのだろう。一瞬だけ、出汁を掻き混ぜるお玉の動きが止まった】
「そーそー、飯時にケンカはダメ、絶対!」
「…とはいえ、エゴってのは良くも悪くも生物の証だからねー…それが芽生えたとしても、最初の一歩だ」
「誰かを蔑ろにせず自分を成立できて、よーやく半人前」
「一人前は、それを保ちつつ違う事が要求されるんだからな、肝に銘じておくように!…なんつって」
【競争意識は結構だが、場を弁えろと釘を刺す】
【冗談めかして続けたのは、少しばかり含蓄のある、経験から来るものだろうか】
【ローズの保護者として、大人として自覚があるリズは、目の前の少年達にもそれらしく振舞った】
【そこで締め切れない雰囲気が漂っているのは、茶目っ気をみせるように舌を出して見せるから】
【二枚目には決してなり切れないのが、リズヴェルグという男である】
【要するに、二人(?)はまだまだこれからだ、と、少しばかり煽るようでもあった】
「そーとも、俺は俺だぁぎっちょんちょん!」
「変わった所では焼き鳥やヤツメウナギの屋台もやってるんで…まあ、重(じゅう)ちーの運次第っつーことで」
「屋台以外だと、営業、かな?」
「ローズちゃんが友達と、ちょっとした事業、みたいなのを初めて…身寄りがない子供達への学校・孤児院みたいなものだけど」
「俺はその協力を仰ぐため、日々企業や店舗に売り込みに行くサラリーマンをやっている!」
「今は、将来子供達の働き口を確保するべくアポとって会いに行ったり、職業訓練用のノウハウを分けてもらったり」
「後は家事手伝いのカリキュラムでも組んでみようかなーとか、そんな感じ」
「…二人は…ローズちゃんとその友達も、まだまだ子供だからさ。大人の俺が、責任の取り方を実践してるんだ」
【堅苦しい話になるけれど、犬の語る口調は、世間話よりもちょっと軽い】
【時々眉を寄せる顔色は、成功ばかりではない苦労が滲む。サラリーマンという職種に付きまとう、一種の倦怠感】
【それでも楽しそうに語ってみせるのは、多分、犬が生粋の子供好きだからだろう】
【自分の役割を自覚して、その見本となる…その行為そのものの意義を、きちんと理解していた】
【だから、仕事には常に全力である】
【カウンターに置かれた器に返事して、伝票を差し出す。儲け度外視といわざるを得ない格安だった】
【おかわりはいるかい? などと、カウンターに下げられたメニューを指差し、悪戯っぽく笑っていた】
797 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 21:52:35.71 ID:fa5vkDzC0
>>787
……すまんな、気を遣わせてしまって。
此処は春霞の社……社会と隔離された聖なる空間。
いかなる苦しみも、辛さも、あの鳥居をくぐった時からは、何も汝を縛れはしない。
この場に居る限りは……人世の疲れも何もかも忘れて、羽根を広げるように安らいで欲しい。
「誰かにとっての安息の場所」……そんな社を目指しておるというのに、やれやれ。我もまだ未熟よな
【その様子に対して、イミナはどこか申し訳なさそうに笑みながら、言葉を連ねる】
【音の端々から滲む、並々ならぬ『想い』――それは、この巫女が――この少女が歩んだ道が、果たして苦しみに塗れていたからなのか】
【それが解るものは今は居ないが、自らを未熟と自嘲する少女の表情からは】
【……何とも言い表せぬ、悲痛と儚幻、そして久愁が読み取れたことだろう】
……ほう、「ご縁」か。汝よ、なかなかツウだのー。
【然し、それでも矢張りというべきか、彼女はすぐに切り替えたように、無邪気に笑うのだ】
【……ああ、この子は本当によく微笑う】
【……本当に――】
……へ?
……っふ、
ふはーーーーーーーーーーーーーーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!
は、ははははははっ!なんだ汝、なんでそんな乙女乙女しておる(?)のだ!?
今まで聞き届けた願いは数あれど、そういうのは初めて聞いたぞ!ふふっ、ふははははははは!!
【本当に……よく、笑いやがる……^q^】
ふはっ、は、はーっはは……はー。あー、涙が出そうだ。久々にこんなに笑ったぞ。
しかし……羨ましい、な。
【……――――――――】
我が神に、縁結びの神得があるかどうかはこの我でも分からぬが……任せよ。
この我からも、直々に頼んでおいてやる。……汝はその純心なる想いを大切にしろよ?
で……あー、式な、式。
我をそんな……サブカルチャーで取り上げられるような巫女と一緒にするでないぞ?
……いや、出来るのだが。ちょっとくらいなら。
でもなー、我は式神行使は得意ではないしあんまり好かんのだ。
それに、毎日の仕事で特に大変なことといえば掃除だが……
あれは、我が神に対する感謝の表れであると同時に、我に対しての修行でもある。
我自身がやらねば意味が無いというものよ。……ほれ、上がるがよい。悪いが靴は脱いでくれな
【そして、他愛ない話に花を咲かせながら、イミナは扉を開け、中に入るように促し】
【玄関で靴を脱ぐのは、史音の「故郷」と同じ習慣だろう――】
【……見れば、玄関に残っている靴は殆ど無い。矢張り、イミナは独りで暮らしているのだろうか】
【彼女は草履を脱ぐと、それを丁寧に揃えて。それから、廊下を突き当たりまで歩んでゆく】
【右手に折れたところで、突き当たり戸を開けて――】
今はこの客間が空いておる。好きに使え。布団はそこの押入れだ。荷物は適当に置くが良い。
お茶はそこ。ポットのお湯はまだ残っておる。テレビも好きに使うがよい。
どーだ、ヘタな宿屋より待遇が良いであろー?飯も作ってやるし、風呂も使うがよいぞ?
【案内された部屋は、やや狭い畳作りの和室だった】
【真ん中に木製の机、座布団が数枚。紹介されたように、テレビや緑茶まで完備してある】
【更に、縁側に面しているらしく。厳かな、でもどこか落ち着くような神社の景観が一望できるだろう】
【加えてご飯とお風呂までついてくるとなれば、本当にヘタな宿屋より待遇が良いかもしれない。イミナにしては待遇よすぎて逆に怖い】
/申し訳ないです、次の返事が遅れると思われます。
798 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 21:55:08.54 ID:hYSA0xU50
>>794
「えぇ、そうしておいてください」
「もし、気になるようでしたらレイドさんに聞いてください」
【ダハルに微笑みながらいい】
「さぁ?」
「彼女ではないので詳しくはわかりませんが」
「きっと、レイドさんの側にいれなかっことを気にしているのだと」
【華凛が何故逃げ出したかを代わりに答える】
799 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 21:55:17.03 ID:h9vJjpMpo
>>795
――――なんで、悪い子なのだろうかね?
【己は、鈴音に悪感情を全くとして持っていなかったから】
【だからこそ、その答えの有る場所は、その内の誰でもない鈴音にしか無い】
【誰も教えず、そして。この猫は、悪いところを知っていない、一種詰み≠ナあるのだろうか】
‥‥‥‥まあ、楽にしてくれ。
【そう言うと、他の猫と違い、伸縮する尻尾でポットを掴み、紅茶を注ぐ】
【カップとともに、シュガーポットと、ミルクポットも次いでに渡した】
【格式とかは気にせず、好みの飲み方をすれば良いと示しているようだった】
‥‥どうしたものか。
正直、吾輩には鈴音の悩みをどうやらどうすることも出来ないようだ。
一つだけ、提案できるとすれば、鈴音を悪い子と言った者に、何故悪い子と思うのか聞くくらいだろうな。
‥‥すまんね、役に立たないようだ。
【猫は所詮、猫か――――――】
【そんな、自重めいたつぶやきが、小さく響くのだった】
800 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 22:03:37.44 ID:HlstUt5q0
>>798
"……覚えておこう"
【少なくとも、レイドならば正体――――語弊がある言い方になってしまうが――――を、一端でも知っているのだろう】
【間接的に答えが提示された事を受けて、ダハルはこれ以上の追及をしなかった】
「――――――――馬鹿野郎…………ッ!!!
んな事を気にするんなら、尚更だ…………なんでレイドに会ってやらねぇんだよ…………友達なんだろうが…………ッ!!」
【アレルの答えを受け、何かを耐える様にしばし顔を俯けていたが、やがて血を吐く様な痛々しい言葉で、アストラは吐き捨てる】
「あの姿を見て、まだ分かんねぇのか……………………
俺も、奴も…………もうどれほど生きていられるかも、分からねぇってのに…………ッ」
"我が主よ…………"
「どれほどあいつが華凛に会いたがってたか、あの様子を見りゃ分かるだろうによ……ッ!
リイロみたいに、会いたくても会えなくなる様になる前に…………ちゃんと姿を、見せてやれよ…………言葉を交わしてやれよ…………ぉっ!!」
【アストラの表情に表れていたのは、悔しさと悲しみだった】
【悲痛な言葉で、本人に悪気はない事は分かっていても、批判の言葉を止められないアストラ】
【――――兄妹の中のもう一人の名前が、チラリと意味ありげに言葉の中に紛れた】
801 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 22:10:30.78 ID:hYSA0xU50
>>800
「その姿を見たからでしょう・・・」
・・・マッテ・・・リイロニ・・・アイタクテモッテ・・・ソレハ?・・・
【話を聞いていたのか華凛が慌てて三人の所にやってくる】
/すいません、私用で申し訳ないんですが
/そろそろ落ちないといけなくなってしまいました・・・
802 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 22:15:09.54 ID:jhJ4d0v70
>>799
…………。
【その言葉には、返せなかった】
【自分の中に、自分のどこが悪いのか。その考えが、ほとんど無いのである】
【僅かにある考えも。ひとが言っただとか、そんなもので】
【ひとが言ったことが自分のほぼ全て。言い表すとしたら、きっと。お人形とか、そこらへん】
あ、……ぅ、……ありが、とう。
【差し出されたそれらを、いちいち両手で取って、置いて、両手で取って、置いて。繰り返し】
【心配になるくらい白くて細い手。熱さに弱いのか、カップを置いた後には、少しふらふらと揺らして。冷ますような仕草をして】
…………でも、良い子になったら、頑張ったら、褒めてくれる、って。
……ツァーリが言ったの、遥人が言ったの。
――――頑張ったら、みんな、褒めてくれる、かな。
いっぱいいっぱい頑張ったら、怜司も褒めてくれる、かな――!
【俯いた顔が、ふらりと上げられて。僅かな喜色を泣き顔に混ぜて。ノラへと、向けられる】
【手元のシュガーポットをぎゅっと握り締めて、ぱぁ、と。表情が明るいものへとなっていく、が】
【この少女の最初のほうの言葉を覚えていれば。良い子になるやり方は分からないし、考えても思いつかない、と。そんなことを言っていたのである】
【希望を示されて、ただ、やり方が分からなくて。分からないから、その希望に手が届かないから、また堕ちる。きっと、そんなサイクル】
【ただ、それにもやっぱり気がつけていないようで。ある程度元気も出たのか、ティーカップをずずずと引き摺って(行儀の悪い)自分のほうへと寄せて】
【最初に、ぎゅっとしていたお砂糖。特に何を考えた風もなく、結構な量をぶち込んで】
【次いでミルク。これまた特に何を考えた風もなく、……だぱー】
【何も考えてない、絶対何も考えてない。スプーンがあれば、それで申し訳程度に混ぜて、なければそのままで】
【喉が渇いていたのか、数度表面を吹いたのみで。こくこくと。飲み始めた】
803 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[saga]:2011/08/28(日) 22:17:20.09 ID:iTeg5roRo
>>796
「ゔ…ご、ごめんなさい……』
【濁った声を一緒に出して、ごめんなさいも一緒に言う】
【はい…と下方向の言葉も一緒に奏でる辺り、2人らしい】
【銃は、カウンターに鎮座したままで、仕草なんて無いけど、声のトーンだけでも謝罪の真剣味は伝わる筈だ】
焼き鳥…ヤツメウナギ…?どれも美味しそうで――重ちー?
【じゅるり、――胃袋に収まった蕎麦なんてどこに行ったのやら】
【疑問符が、一度消えたけど、呼び名のせいで、また浮かんできて】
【あだ名を付けられるのは初めてだったんだろう。なんというか間抜けな顔をしていて】
孤児院…ですか…
「…………、――――』
……、あの、俺に何か出来ませんか?頭はよくないし…人に自慢出来る事はドンパチくらい…
企業の人とコテがある訳でも無いけど、力になりたいんです……
【孤児院。聞いたその刹那に、ゴクリと唾を飲んで】
【一度俯き、数秒後にまた顔を上げ、静かに唇を開き、言葉を紡いでいく】
【何せ、自分も元ストリートチルドレン。救いの手を差し伸べる場所は必要というのは、痛い程に分かる】
【2人も、その事を重々承知している。でも、人殺ししか出来ないような奴が――なんて湧いて出た後ろ向きな考えを振り払う】
【お腹もいっぱいですし、遠慮させて貰います。とポケットから財布を取り出しピッタリ勘定し】
804 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 22:19:06.07 ID:HlstUt5q0
>>801
「……そうとも…………言えるが…………」
【アレルの言葉ももっともだ】
【友人たち――――昴やらぶみの事を「あたしのせいで」と、いつも気に病んでいたレイドの姿を見れば、理解できない事もない】
【直接自分に責任が無いはずでも、何も出来なかったという事は、非常に心苦しいものなのだ】
【結果、空回りして、本当に本人に迷惑を掛けてしまう――――立場が違うだけで、構図は分かりやすいほどそのままだった】
「――――華凛。これはリイロに限らず、俺達二人にも、下手をしたらお前にも関わりかねない事で……かつ、到底受け入れられる様な、信じられる様なもんじゃねぇ…………
それでも聞く、その覚悟はあるのかよ?」
【出てきた華凛を前にして、一瞬の沈黙の後、意を決したようにアストラは一つ頷き、やけに念の入った前置きを口にする】
【口ぶりからして、なにやらのっぴきならない事態が、彼ら3兄妹には起こっているようで――――】
/ここから〆と言うのも流れが強引過ぎるので、後日に回す事は出来るでしょうか?
805 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/28(日) 22:19:16.45 ID:zGLaVkj2o
【深夜:高台の公園】
大会の結果は三位……暫く、暮らしの心配も無さそうだな
……いくらか闘争心が薄れたのは、喜ぶべきなのか違うのか、分からないが
【銀色の髪に褐色の肌と、碧い静かな瞳を持った女性がそこに居た】
【スラリとした身に纏うのはワイシャツとジーンズという簡素なもので】
【ただ左腕は肘から先が無く、後腰には赤鞘の刀を下げているのが特徴的だ】
哲学者の卵、機関、自身の今後……どうしたものか
やはり考えるのは苦手だな、戦いの能も程度が知れてしまったことだし
……いっそ隠棲して、家事でもやってみるかな?
【彼女は何か、憑き物が落ちたようなさっぱりとした表情で微笑んでいて】
【その視線は眼下に広がる夜の街、綺羅星のようなそれに向けられている】
【それに加えて能力か魔術か、女性の付近には幾つかの宙に漂う明かりがあった】
【ただ当人は時間帯からして他人は居ないだろうと、目立つそれを放って思案に耽る風であり】
【やがて滑落防止の柵に肘を乗せ、体重を預けて、尚一層に意識を風景へと向け始め―――。】
806 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 22:23:41.49 ID:h9vJjpMpo
>>802
【猫は、その鈴音の喜色の顔を受け止めて。しかし、僅かに目を逸らした】
【観ていられない=Aそんな気配を感じさせるには、小さすぎる動きであったが】
【この猫が人間であれば、とてもバツの悪そうな、どう答えたものかという表情をしていただろう】
(―――ああ‥‥、どうにも出来ん。吾輩には、この子をどうすることも)
‥‥ああ、そう‥‥だな。
【猫は、鈴音の、その己という物の薄さ≠ノじれったさを感じ】
【そして、良い助言も、救いの手も、差し出せぬ己を猫は恥じ、そして悔しいと思った】
【友と、猫は勝手に鈴音の事をカテゴリしていた。だからこそ、友のために何かをしたかったが】
―――良い子、というのは。
鈴音にとっては、どういう物かな?
【猫は、人の価値観を持たぬ。近くはあれど、同じではない】
【だからこそ、己に出来るのは、彼女が己で気づいてくれるのを手助けするだけ】
【尻尾でティーカップを持ち、舌でぺろぺろと舐めながら、そう問いかけた】
【良い子の形という物が、欠片でも。僅かにでも、鈴音の中に有れば、そこから何かを紡げるかもしれぬと】
807 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 22:25:58.45 ID:hYSA0xU50
>>804
・・・ダイジョブ・・・
【そう言って深くうなずき】
【話を聞こうとする】
/えっと、申し訳ないんですがそれは確約できません・・・
/毎度勝手ばかりで本当にすいません・・・
808 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/28(日) 22:32:36.59 ID:hwkhatlJ0
>>805
【―――、ポツ、ポツ、っと湿った風と共に小さな雨粒が真っ黒な天空より落下してくる】
【暗い色をした雲が徐々に広がりを始める、どうやら一雨来そうだ…】
【女性の複雑な心境を表すかのように、天気は雨模様に変化した―――。】
【少し前方、高台に掛る橋の下の土手のような場所、公園とはいえ時間も時間、人は少ない】
【そんな寂しい場所のの、元気がなさげにチカチカと点滅している街灯の下に――――誰かいる】
――――――。
【全身を拘束用のベルトが付いた拘束服のような漆黒の服を身にまとった人物】
【フードを深めに被り、表情はおろか、性別すら判別がつかない―――。】
【そもそも人間なのか――?人形か何かかも知れない、だが】
【きりきりきり、と刺すような視線、監視するような視線、黒い視線……。】
【静かな殺意が、女性へと、向けられている】
809 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/28(日) 22:34:20.67 ID:9awPwDuW0
>>797
【靴を脱いで揃えれば、顕になるのは適度な肉付きの素足】
【開放感からか、親指と人差指を曲げ伸ばししながら】
【玄関の逆を向いて、ぺたぺたとイミナに追従していく】
う、う、う……うるさい、ウルサイ、うるさーーーーーーーいっ!!
別に、色恋沙汰ってほどじゃないもん、この下世話耳年増ルナティック貧乳巫女が!
ふんだっ!勝手に羨ましがって、アンタそんなに寂しい女なんだ!!!
【この溢れんばかりの哄笑には、史音も苛立ちを隠せずに】
【掴みかからんばかりの勢いで――耳元に顔を近づけて、怒鳴るだろう】
【ただ――少しばかり言い過ぎたと、反省したのだろうか】
【顔を離して何度か呼吸すると、しゅんとした顔をして】
でも……ひとり暮らしって、結構寂しいよね
アタシも親の事は好きじゃなかったけどサ
もし、ベンヌが付いてなかったらって、今思うと――
………ああっ、アタシは何を言ってるの!
何だか、アンタにはついつい色々口を滑らせちゃうみたい
【互いに、不思議と余計なことを口にしてしまう】
【そんな空気を――形成の一翼を担うだけあって、強く感じていた】
【仲良くなってはいるのだろうが、距離の詰め方が難しい】
【手が触れ合う程近いのに、どこか隔絶しているような――】
【微妙な空気を、どんよりと漂わせたまま】
【案内されるまま、彼女は部屋の中に入って、内装を観察するだろう】
【部屋のしきりを跨ぐ時には、小さく一礼して】
「……ほう、全てご自分でなさっている、と」
「うむ……史音様も、おそらく史音様なりに心配なさっているのでしょうな
マスターは年功序列を知らぬ分、仲を深めたいと思す時は躊躇いがない。
然し、そのお年で此処の主も兼ねておるのですから、偶にはイミナ殿が休まれても…と
寝床を求めながら言うには、無責任でありましょうか?」
「それにしても、良い部屋と見えますな
人間が一人収まる分には、何ら不自由が有りませぬ
然し…自炊程度なら、マスターとて吝かでは無いでしょう、泊めて下さるのですぞ?
一宿一飯の恩義という言葉、浅学とは言え知らぬとは……」
……ちょっとせま……「知らぬとは…」――ギクッ
…あ、そだねっ!
そのくらいなら全然だいじょーぶだよ?
【そこからは、安定したベンヌが話を進めていく】
【堅苦しい言葉に対して苦い顔を作りつつ、部屋の中を探索する少女だが】
【ベンヌの声色が変わるのを感じると、扉からひょこりと顔を出して】
【焦りつつ。自炊を促されるままに提案するだろう】
810 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/28(日) 22:36:11.80 ID:r1892IrY0
>>791
…………ぐぇ……
【鼻を強くぶつけてしまい、自然と涙が滲み出す】
【広がっていく鈍い痛みに顔を顰めながら、ゴロリと仰向けに寝転がり】
【自分を転がしたシャツスタイルの青年を赤銅色の髪から覗く猫のような丸く大きな瞳で睨み付ける】
そんな恐喝まがいのこと、できるか……たまたま拾ったから、舞い上がってたんだよ……
【哀れむような視線を落とす青年に不機嫌そうに応える】
【鼻血は出ていないものの、赤くなった鼻は結構痛そう】
う゛ッ……!
【青年が声をかけたことで、財布の持ち主であるもう一人の青年が自分の下に追いついたことに気づいて】
【気まずそうに視線を泳がせる】
>>793
う、う゛ぅー……くそっ!次からは落とさないように気をつけろよ!
【柔和な表情から感じる言いようのない威圧感に気圧される】
【眉を八の字にしてがま口の財布を名残惜しそうに何度か眺めた後、乱暴に袈裟を着た青年の手にたたきつける】
今日は全然ラッキーなんかじゃなかった……ちくしょう、お金の馬鹿野郎……!
【誰に対してでもない恨み言を呟き、再び仰向けに寝そべった後横方向に身体を向けて唸りだす】
//今帰ってきました、申し訳ありません…
811 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 22:36:31.98 ID:fQ5Tq4h2o
>>803
「うんうん、素直なのは美点だ、今度から気ぃつけなー」
【頷き、胸を張る犬は何処までもからっとしている】
【いいところはいい、悪いところは悪い。本人が反省しているならそれ以上の追求をしない】
【顔が、仕草が見えなくたって、それが伝われば充分だと、リズはけらけら笑った】
「おぅ、重ちー」
健康に気をつけてるんじゃなかったの?
あ、ただいまー。
「おーぅおかえりー」
【レパートリーは、どれもビールが似合うような大人のメニュー】
【無茶して食えば生活習慣病まっしぐらなのに、食いたがる奴が多いから儲かるメニュー】
【それにあんまり素直すぎる言葉を返した重太郎に突っ込んだのは、風呂上りと思しきローズだった】
【首からタオルをかけ頬を上気させ、ほんのり乳薬系のにおいを漂わせている】
【屋台なんておっさんの園にあるまじき姿だった】
【と、いきなり少年が協力を申し出てきた事に、両者若干面食らう】
【状況の説明を求めた猫に、犬は『学園』の話をしていた、と解説した】
【すると猫は、迷いなく頷いた】
ありがとう! えっとね、今はまだまだ広報活動やってるの。
リズが頑張ってるからお金は安定しそうだけど、まだ設備が整ってなくて……。
寮は一応あるんだけど、あんまり一杯は入れないし、そもそも面倒を見れる人があんまりいないの。
だから、先生や子供達のお守が出来る人を紹介してくれないかな?
それから、もし路地で迷ってる子がいたら、ボクの寮につれてきて欲しい。
後9部屋空いてるから、一時でも帰る家を用意したいの!
「実はその辺の改築プランについて考えてる事があるんだけど…まー交渉次第、かな?」
「ローズちゃんのお願いは二つ。『子供のお世話が出来る人』か、『子供の保護』そのもの」
「…お願いできるかな、重太郎くん?」
【言葉に出して思考を纏める過程が必要なローズ。子供のような率直なそれを、リズが変換し補足する】
【闘う事しかできない、なんて自分を卑下している彼が、闘う以外の理由が出来るなら、と犬はちょっとばかし、嬉しい】
【重太郎の返事を待つ猫は、暖簾を潜った少年の隣】
【料金を受け取った犬は、また来てねとウィンクしてみせた。リピーター獲得戦略だとしたら、中々強かである】
812 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 22:38:43.36 ID:jhJ4d0v70
>>806
【先ほどまで泣いていたし、今は現実を見ていないし】
【故に、その様子は、欠片も気がつけなかった。前回に会ったときならば、気付けたかもしれないけれど】
【もしも、ノラが人間で。そんな表情を浮かべていたら、さすがにどうしたのと首くらい傾げたのかもしれない、のだが】
…………。
【こくこくこくこく。褒めてくれるかもしれない未来が、きっと。見えているのだろう、結構嬉しそうにカップを傾けていて】
【ことん。カップをテーブルに戻した頃には、中身はほとんどなくて】
【紅茶はなんとなくの苦手意識はあるものの。シュガーとミルクの力か、元よりそんなに嫌いな味ではなかったか。結構おいしそうに飲んでましたとさ】
……――間違えちゃいけない、の。
……間違えたら悪い子だから、褒めてくれない、私なんか見てくれない、私なんか、……きらわれちゃう――、の。
【良い子とは。その問いには、ほんの少しの間が空いて】
【指先でカップの淵をなぞって。中に残る液体を、なぞる衝撃で生まれる波紋を、じぃと見つめて】
【間違えるから悪い子。言い方からして、たった一度の間違いも自分には許さないというか、許せないというか。そんな自分で上げたハードルが見えるようで】
【言い終われば、カップを取って。中の残った液体と、溶け残った砂糖を。喉に流し込んだ】
813 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 22:39:16.23 ID:ONS3I9U+o
【”銃声”が夜空に響いた――――獣の慟哭の様な乾いた音】
【暫し間をおいて、悲鳴や嗚咽の混じる複数人の声、声、声、声】
【声のする場所は廃ビルのとある一室。身体を床に這い蹲らせる男達】
【それを見下す、黒い長髪にカチューシャを付けた、の少女にしか見えぬ、少年】
【黒猫がプリントされたTシャツ、ホットパンツ、オーバーニーにブーツ―――と、ここまで見れば】
【小柄で靭やかなスタイルは少女なのだが、絶壁の胸と僅かに骨ばる肩が男性である事を仄めかしていた】
銃はやめてよ、オジサン達……杏菜ちゃん、怒るよ。
まったく、こんな夜中に”ブツ”の取引って……ヤーさんは怖いね。じゃ、お疲れ様。
【片手に小さな袋を持って、少年は廃ビルから堂々と抜けだした――― 残された如何にも、な男性達は】
【どうやら満足に動けないのか、彼を追いかける事も咎める事も出来ずに床に這い蹲るばかりだった】
………むぅ、危ない白い粉GET……これ売ったら億だよね、億……ふ、ふへ……。
【廃ビルから出て、街道に出る少年―――白い粉の入った袋片手に危ない笑顔。目が$マークとか、古い】
ハッ、ダメだダメだ……ちゃっちゃと海に捨てに行こう……くっ、お金の魅力って怖い……っ!
【ふと、我に返り湧き上がる金への欲望を抑えこんで、危ないブツを処理する為に海へと向かうが――――】
814 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 22:39:34.10 ID:HlstUt5q0
>>807
「――――分かった。なら、話すぜ…………」
【華凛の決意は固い。その事は、華凛の頷いた姿を見れば、誰にでも分かるものだろう】
【意を決したように、アストラは口を開く――――――――】
「――――リイロは、とある事情で植物状態になっちまって…………父上に、俺たちの父親に捕まってしまった……
しかも、俺たちも父上の命令に逆らったせいで、命を狙われてる…………
――――――――リイロは、細胞サンプルを取られ、クローンの材料にされた挙句、家の禁術を使った父上によって…………
…………ファルガと融合……『人魔融合』をさせられて、その上でサイボーグ改造をさせられて、手駒になっちまった……………………
今、俺たちは水の国の『justice』に匿ってもらってるが…………父上は、俺達を殺す為に『justice』と事を構えて……
今も俺たちの事を、リイロのクローン兵士や手下の能力者達を使って、狙ってんだよ…………」
【淡々としたアストラの口調とは裏腹に、語られる内容は怒涛の様に押し寄せる】
【まず、理解するだけで精一杯であろうと思われる情報量。しかし、これらの中に嘘や冗談が混じっている様な様子は、とても感じられない】
"…………レイドの右腕を見ただろう。あれはファルガにやられたものだ…………
只でさえリイロと融合させられ、命令に逆らえば爆発させると言って爆弾を括りつけられている上に…………
ファルガは、レイドがリイロを裏切ったと、必要以上に恨み、憎んでいる…………"
【そこに、ダハルが補足をつけ足す】
【――――どれほどレイドとアストラが危険な状況に居るか。状況の正確な把握は出来なくても、それだけはおぼろげにも感じ取る事が出来るだろう】
/じゃあ、もしあれだったら舞台裏で呼びかけてください
/以前ほどの柔軟な行動は出来ないですが、極力対応したいと思いますので
815 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/28(日) 22:44:35.70 ID:hYSA0xU50
>>814
/本当に申し訳ないです・・・
/では、すいませんがこれで・・・
/一年半ぶりの絡みとても楽しかったです
/ありがとうございました!!
/では、お疲れ様でした
816 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/28(日) 22:45:08.69 ID:zGLaVkj2o
>>808
(…………、……雨か。)
【しとり、と肩布に染みた雨水が冷たい。それは女性を深層から引き出して】
【傘もないが濡れて帰るのも良いかなと、考え始めたその矢先】
【さて―――誰、だろうか。些か公園で見る服装ではない人型が目に入り】
(格好だけなら囚人……殺人鬼、でなければまた別……?)
(……こういった時、心当たりが多すぎて少し困る、な)
【女性、動かず。表情から微笑を消して、相手を見つけた姿勢のままに動かない】
【怜悧な視線は槍の如く、その佇まいは彫像の如く―――ひたすら、睨むのだ】
【これは、下手に近付くのが得策でないから。何せ、向けられているのは殺気である】
【しかし逃げない辺りは面白くて、それは無言のうちに「何用だ。」と問うているかのよう】
【殺気と聴問、どちらにしても鋭い二つの視線はある時ふいに、交錯するだろう。】
817 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/28(日) 22:46:52.75 ID:yXQXTxcKo
>>793
>>810
それだけ喋れるなら上等だ。
ふぅん……窃盗まがいのネコババはオーケーだが、善意まがいの恐喝はエヌジーってか。
【よくわからない基準の言い訳に、青年は肩を竦めて、皮肉るようにそう返す】
【――怪我をさせた事については、特に悪いとも思ってはいないらしい】
……ま、説法の一つ二つはあるかと思ったんでね。
もしそうなら逃げ出そうと思ってたところだ。
【その言葉も、冗句か本気かは判断がつきかねたが、臆面もなく本人の前で口にできるのは】
【無神経ゆえか、あるいは悪意ゆえか――】
……さて、お金は無事に戻ってきたわけだが。
アンタはまた、開いてる店でも探しに行くワケ?
【事態の妙な成り行きも、ひとまずは落ち着くべきところに落ち着いた】
【話を振り出しに戻すつもりか、ガマ口を受け取った青年に尋ねる】
818 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 22:48:53.55 ID:HlstUt5q0
>>815
/お疲れ様でした!
/では、機会があればこの続き、よろしくお願いしますー!
819 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 22:50:48.70 ID:h9vJjpMpo
>>812
―――間違いは、誰もがするものだ。
間違えるから悪い子ではないんだ、鈴音。
【カップの紅茶を半分ほど、舐めて飲んで】
【そして、前置きのように猫はそう言って、話を続ける】
きっと、鈴音を悪い子と言った者たちは、間違えたからそう言ったのではないと思うよ。
そして、間違えれば誰も見てくれないなどと云う事を、己の価値を否定する事をそう滅多に言わないほうが良い。
少なくとも、吾輩は鈴音が間違えても、嫌いはしない。
一度二度の間違いで悪い子に成るというならば、吾輩などは極悪人だからな。
―――吾輩には、どうやら答えを渡せぬようだ。
‥‥善悪の基準など、人によって変わる、良い子と悪い子の基準もな。
其れでも、鈴音が良い子に成りたくて、なりかたが分からないのならば。
己を悪い子と言った者に、どうすればいいか聞いてみると良い。
きっと、だがな。鈴音が変わろうとすれば、その人たちは、答えてくれる――――と思うからな。
‥‥うむ、説教臭いな。
それ程長く生きているわけでもないというのにな。
【紅茶をなめ、もう大半を飲みつくして】
【じゃあ、お開きだ、とばかりに影の中にティーカップやテーブルを収納し始めるだろう】
820 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/28(日) 22:54:37.71 ID:1SqnF1Ujo
>>810
はい、確かに受け取りました……と、一応中身も確認してと。
【この短時間で中身だけ取り出すなんて事はそうそう出来はしないだろうが】
【そこは念には念を入れる、というやつである】
さてさて、物は返していただきましたけれど……
貴方は財布を拾って一度は逃げようとした訳ですよね?
普通の常識的な人間であるならばキチンと謝る必要があると思うのですけれど、そう思うのはおかしい事でしょうか?
【やけに回りくどく、いやらしい言葉遣い】
【泥棒の財布の返し方に腹でも立ったのか】
【先程と同じような口調のままでそう告げるのであった】
>>817
まあ言うならば罪を憎んで人を憎まず、ですよ
【そういう台詞も言うだけなら無料である】
有り難い話なんていうのはまともなお坊さんに頼んだ方が良いですよ
生憎と面倒な事は嫌いな性分なので。
【まともじゃない坊さん、となると一体なんなのか】
【しかし彼は多くは語らないのだった】
いえ、今日はもう疲れてしまったし時間も時間です
運が無かったと思って諦めますよ、急いては事を仕損じるとも言いますし。
【気づけば深夜帯も近い頃】
【真面目な和菓子屋がいたとしてももう開いていない時間帯】
【それならば早く家に帰ってゴロゴロしている方がお得なのである】
821 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 22:55:01.46 ID:fa5vkDzC0
>>809
な、なーー!!喧しいうるさい黙らぬかこのチビ貧乳すいーつかっこわら兎っ!!
寂しくなんか無いわー!我は一人のが気楽で良いのだー!
つまり汝なんかよりもよっぽど大人ということだ、ふん、ガキめがっ!ばーかばーかばーか爆発しろ!!
【耳元に顔を近づけて怒鳴られたのは堪えたようだが、即座に此方も史音の耳元まで口を持っていって叫び倒し】
【なんともまぁ、色々残念な巫女である。というか、すいーつかっこわらは何処から出てきたのだろうか】
はぁ、はぁ……ん、何だ?汝も独りなのか?
寂しいのであれば、別に継続して此処に居ついても……
……いや!やっぱ汝のような五月蝿いものはダメだ!社の神聖さが何処かへ吹っ飛んでいってしまうわ!
それに、汝のよーに全く無礼なほどに無遠慮な馬鹿者と、可憐で弱くて儚ーい我とは相性が悪いっ!
そんなだから……ついつい、別に言わんで良いよーなことをペラペラ喋ってしまうのだ、この口は……
【と、そこまで言い切ってから、ばつが悪そうに頭を掻いて】
【……今、彼女は「汝も独りなのか」と言った】
【即ちそれは、イミナもまた独りであるということ。……先ほどから付き纏っていた疑問は、解消されるか】
【……それにしても】
【「寂しいのであれば、別に――」と。そう言い掛けて、それをふざけた調子と冗談めいた調子で掻き消した彼女の】
【その刹那の表情の、なんと――……】
……ん?我か?我は適度に休んでおる、気遣いは無用だ。
それより、汝らこそ。疲れているなら、ゆーっくり休むがよい。
歳若くも色々事情があるのは、汝のマスターも同じであろう?
見た感じの年齢では我の方が「おねーちゃん」なのだ、素直に従うがよい。
そして……ま、それなら素直に言うことを聞いてやろう。
では、汝の飯は自分で賄ってくれよな。一応台所程度は貸してやる。
あとは、そうだな……2階にあるのは我が部屋なのだが、其処には立ち入らんでくれんか。
それと、この向かいにある客間も、今は別の者が使っておってな。
この部屋と、あと食事をとるのに使う居間、厠、風呂、台所……このくらいなら自由に使うがよい。
それで……今日はもう遅いようだが、どうする?
我はあの散歩の後、もう風呂にでも入って寝ようと思っていたからな。
風呂は沸いておるし、先に入るのであれば勝手に使え。夕飯は、実は我はもう済ませてある。
もう眠るというのなら、適当に厠や台所の場所を案内だけしておくが……?
【と。一通りの説明を終えてから、両者にそう問いかけるだろう】
822 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/28(日) 22:55:53.40 ID:hwkhatlJ0
>>816
【ヒュッ、黒い拘束服の人物はさらに一本、女性へ近い街灯へ移動する―――速い。】
【常人なら瞬間移動したと錯覚するような、速度。もっともこの暗闇と保護色がさらに視覚を混乱させているが】
――――――。
【ピピッピピッ、もし携帯を所持していたのなら、不意にメールが届くだろう】
【差出人は不明、どこからか電波ジャックされたか、女性の知る人物からか―――文面には。】
「 死神は暗い闇から手を伸ばす―――
戦士は気づかない闇に潜む死神の鎌も双眸も」
「今夜は戦士に死が迫る夜―――
平穏は訪れない」
【とだけ書かれていた―――】
【直後、街灯の明かりが落ちるのと同時―――、黒い人型が頭上へ高く高く跳躍―――そのまま反転しつつ右足の踵を女性の顔面へ振りおろす】
【暗闇に姿が溶け込んで上手く視認できないかもしれない―――能力の出力が不十分ならば】
【ここよりは明かりが多い土手の下の橋へ一端退避した方がいいかもしれない】
823 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/28(日) 23:07:20.46 ID:zGLaVkj2o
>>822
(速い……いやそれよりも、これは………“何”、だ……?)
【目で追えたかどうか、自分でも定かではないというその速さ】
【汗か雨か、頬に一滴の雫が流れて下り、不意に微弱な振動と、音がする】
【音源―――つまり携帯を右手で取って見れば、機会極まりない文面が目に入り】
【どくん、と胸の音が強く聞こえた。読んでいたのは、最後の一節】
(―――あっ。)
【視線を戻したときには、相手が宙。咄嗟に携帯を持ったまま、右手を上げて防御する】
【ただ、咄嗟にも程があった。防げこそしたが衝撃を抑えきれず、携帯は落としてしまい】
【そこから、すぐに彼女は走る。明かりは自分でも作り出せるが、自分にしか作れない】
【何か有って消えてしまえばそれまでだ、と踏んで、走る先は土手の下――橋へ】
【相手は誰か、あの文面はなにか、そもそも一体何が起きているのか】
【女性――ガルニエには思案ごとが多すぎるくらいだったが、先ずは戦うためにと周囲に明かりを作り出し――。】
824 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/28(日) 23:08:18.67 ID:r1892IrY0
>>817
うぐ……まぁ、そうなんだけど……
わざわざ探して返しに行ったら礼金とかもう良いよってなるだろぉ……
【ますます持ってよく判らない盗人の価値観】
【こちらも怪我をさせて置いて、という気は無いらしく】
【窃盗と恐喝の葛藤にゴロゴロと寝そべったまま唸り続ける】
>>820
……ここまできてそんなセコイ真似しないよ
【そっぽを向きながら中身を隠し持ってないことを告げる】
【大きくため息をついて立ち上がった後】
…………………………う、う……ぐぐ……
【拳を握り締め、唇を震わせながら青年の話を聞く】
【やけに苛立つ言葉遣いで自分の非を訴えてくる】
【とはいえお金ほしさに拾った財布を持ったまま逃走したことも事実】
【転んだときに浮かんだ涙を瞳ににじませたまま青年の方を睨むようにじぃ、と見つめた後】
悪かった……よ……悪かったよ!!
【一度目の謝罪は悔しさを押し殺しながら青年に向けたもの】
【二度目の謝罪は目の前の二人以外の誰かに向けた怒りを吐き出すように向けたものだった】
825 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福井県)
[saga]:2011/08/28(日) 23:10:34.90 ID:iTeg5roRo
>>811
…美味しそうな食事の前では健康管理なんて何の意味ももたないんだよ
「全く困った奴だぜ…」 『もし、食べれるのなら、白口も……』
【おかえりーと返した後に、三点リーダーを浮かべたような顔をして】
【健康管理<旨い食べ物】
【この図が出来上がらない人間というのも中々珍しいだろう。少年はそのご多聞に漏れなかったという訳だ】
任せて下さい―――
えっと、子供の世話とか出来そうな人なら…多分頭も中々良いはずです
それに、俺自身も暇さえあれば、広報活動も施設にも顔出せると思います
「それにあいつ暇そうだしな!」 『失礼にも程があるよ……』
【にっこりと、――笑顔を咲かせながら、どん、と胸を叩き】
【紹介する人間の心当たりは何人か居るのだろう。自信を感じさせる答え】
【続く歓声と呆れ声は、重太郎に安心感を付与した――-】
おでんとそばご馳走様でした。後で顔出せると思うので、それじゃまた
「じゃあなー!」 『さようならー』
【ホルスターを腰に戻し、ベターな別れの言葉を述べると、去っていき】
【――――後日談】
【ガーデンに顔を出したのは、重白黒コンビと黒い軍服に、碧眼、耳周りが黒の銀髪の190cmと高身長の10代後半程の少年】
【名前をブライト・ブライユと言い、大の子供好きとは本人談】
【ちなみに、理科、数学なら高校レベルまで教える事が可能らしい】
【そして、重太郎がブライトを紹介して去った後、ブライトは2000000をガーデンに寄付するだろう】
【お金の詳細は重太郎のクエスト等で溜めたお金と自分の貯金の一部らしい】
【たとえ、どれだけ拒もうとしてもそれを渡そうとする。誰かの、居場所の為に――】
/ここらへんかな…お疲れ様でした!
質問とか、問題があれば雑談でお願いします
826 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/28(日) 23:16:11.55 ID:9awPwDuW0
>>821
「ごめん」……、今は、一人じゃないんだ
カイって言う、何でも屋の男の人の事務所に住まわして貰ってるの
だから……なんだろ、アタシは探偵見習い!……ってやつ、かな?
【一点、少女の顔がぱっと輝いた】
【このカイという人物について話す時は、どこか愉しそうで】
【――もしかして、と思う所が、イミナにも有るかも知れず】
えへ……せーはんたいだと思ってるのは、お互い様みたいだね
アンタなんかと一緒になっちゃったら、三日目ぐらいで押し倒してるっての!
「史音様、それは張り倒す、の間違いでは?」
…………え、「張り倒す」って言ったよ?
【そして。どうやら奇跡的に、イミナの意思を汲む事に成功したらしい】
【垣間見たその深淵を前に、居たたまれなくもなったのだろうか】
【或いは。同情ではなく、対等な付き合いを望む――と言う方が、近いか】
【とにかく史音は、おどけた調子を塗り重ねることにした】
【思えば、この世界に来て同年代の友達らしい友達が居ない】
【深く言葉を交わす前に別れるか、妙に重苦しい接触だったか】
【何度も逢っていると言うのに、不思議と距離が縮まらないか――】
【話題の端々は重苦しい事は重苦しいし、距離感は微妙なのだけど】
【イミナに対して、奇妙な同調すらあったのも――また、事実で】
「うむ……それもそうなのですがな。
思いもせぬ事を口走るのは、疲れの兆候かと思いまして
鈍物の私が気づくのですから、もしや――と。」
「……やれやれ、顔が無い事が惜しまれるわ」
んー、夕食はまだだけど、携帯食料が有るの
アンタのさぞ素晴らしかろう料理は、明日堪能させてもらおうかな
……じゃあ、先にお風呂に入ろうか
言っとくけど覗いたらベンヌでバラバラに引き裂くから
「無理ですぞ」
――こう言う時は、こう言うもんなの!!
【と、ベンヌはイミナの身を案じつつも、軽く寸劇してみせて――】
【お手洗いの場所などの説明は後回しにして、荷物ごと風呂に向かおうとするだろう】
【数十分すれば。青地にパンダがプリントされた服と茶色い半ズボンを纏い】
【てくてくてくと、この部屋に戻ってくる筈である】
【――何かしら介入があれば、その限りでは無いのだが】
827 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 23:17:11.21 ID:jhJ4d0v70
>>819
――――だって。
【かたん、と。少々強めにテーブルへ戻される、カップが声をあげて】
【まだいくらか、溶け残った砂糖の残るカップ。どれだけ入れたんだ、と。まあ、そんな突っ込みは余談であって】
……間違えたら駄目って、ツァーリが言ってた。
……間違えたから、……私が悪い子だったから。
怜司は怒ったし、……私のこと、殺そうとしたんだ。
【ころりと。どこか夢見た風に幸せそうだった表情は、また、泣き出しそうなものへと戻って】
【情緒不安定。持たれたままのカップが、テーブルと触れて。僅かにかたかたと、鳴いていた】
【俯いて、口にするのは。きっと、今までのことから、考えて。導き出した結論、なのだろう】
【……ちなみに、つい先日。否定されたばっかりの意見である。ただ、そうだと思い込んでいるから。意見が動いていなくて】
…………じゃあ、じゃあ、なんで。
間違えちゃ駄目って言ったの、なんで怒ったの、……なんで、二回も……。
【間違える=悪い子じゃない、なら、なんで】
【自分の意見が否定されると、どうしたらいいのかが分からなくなる】
【子供みたいに答えを乞う声は。段々と小さくなって、そのうち無音に】
【目元を見れば、また。銃口みたいな瞳が潤んでいることに気がつける、だろうか】
――――、ほんとう?
【そして、ノラの言葉。「間違えても嫌いはしない」、と】
【それには、自然に俯き始めていた視線がふわりと上がって】
【少しだけきょとんとした風に、ノラに向けられる。間違える=悪い子=嫌われる】
【根付いたそんな思考回路に、その言葉は。びっくりであって、きっと、ある程度以上の救いとなるもの】
【ぱちぱちと数度、瞬きをして。ほんの僅かではあるが、口元が笑んだ】
……でも、でも、でも。
会ってくれない、の、私のことなんて、大嫌いなひとがいる、の――。
だいすきなのに、絶対会ってくれない、助けてくれるっていったのに、絶対、ぜったい、たすけてくれない――――。
助けて欲しいのに、悪い子だから、助けてくれない…………。
【そのひとたちに、直接会って、答えを乞う。それは、本人曰く100パーセントは絶対無理らしい】
【ぽたぽたと、また涙を落として。その、会ってくれない誰かのことが。この少女は、凄く好きであるらしい】
【落ちる涙を、パーカーの袖で拭いながら。その片付けの様子を見れば、邪魔にならないようにか、ふらりと立ち上がって】
【少しの間、居場所を探すように辺りをきょろきょろしてから。また、最初のベンチへと戻っていくだろう】
828 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/28(日) 23:20:13.55 ID:yXQXTxcKo
>>820
……ずいぶんとまた、気の小せェ奴だなァ。
【その返答に溜息をついて、呆れたように青年は笑う】
……まァ、それはそれとしてそろそろ起きな。
目立って仕方がねェよ。
【いい加減に、地面に転がっているのが目障りになってきたのか】
【まだ地面で転がろうとするならば、その腕をとって引っ張りあげようとするだろう】
>>824
……アンタも底意地が悪いなァ。
【青年はくつくつと、喉の奥を鳴らすようにして、二人のやりとりを眺めて笑った】
【――ともあれ、人を憎まずとその口で言ってのけたのだし】
【これ以上の追求もないだろうと、二人に向けて口を開く】
>>820
>>824
……坊さんよ。この後、用が無いってんならさ。
三人でどっかに飯でも食いに行こうや。
拾って貰った礼ぐらいしてやっても良いんじゃねェの?
【――どこをどうひねれば、このシチュエイションの三人で、飯を食いに行くということになるのか】
【青年はそれがさも良い考えだとでも言わんばかりに、もう一人へも水を向ける】
アンタも、まァずいぶんと金に困ってるみたいだし?
晩飯くらいなら、俺とこの坊さんが奢ってやるぜ?
【自分と袈裟の青年を、親指で順繰りに指し示して、軽薄に笑う】
【――しかも、いつのまにか袈裟の青年が奢るのを了承したかのように言う】
829 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/28(日) 23:21:19.60 ID:hwkhatlJ0
>>823
【謎の襲撃者は、そのままガードされた反動を利用して少し前方へ着地】
【土手を下って橋へ向かうガルニエを一瞬、静止するように眺めてから―――、】
【疾ッ!!、再び追跡を開始する、やはりこの人物、かなり速い。】
鉄の女王=\――貴様はどの程度だ―――?
【橋の上は先ほどの場所とは比べ物にならない程に明るく、右を見れば赤いレバーが見える】
【危険≠フ文字と共に近くに図が描いてある、どうやらこの橋は跳ね橋、このレバーは橋の昇降用だ】
【ガルニエが到着するのと同時に雨音と共に響く声=Aどうやら襲撃者は男性のようだ】
【襲撃者は少し間を置いたため今だ橋には到達していない、跳ね橋を上げて向こう岸に退避するか――】
【それともここで迎撃するかはガルニエの歴戦の判断力に掛っているだろう】
【考える間は数秒、直ぐに男は橋へ到達する】
830 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/28(日) 23:27:42.15 ID:1SqnF1Ujo
>>824
よろしい、今後このような事がないように気をつける事……
……なんて見ず知らずの者には言いませんよ、まあ頭を使って適当に生きてください。
【相手の瞳に水が溜まろうが、心は動かない】
【しかし冷血という訳ではなく、するべき対応をしているに過ぎない】
【財布さえ戻ればそれを盗もうとした人間のその後などさして興味もなかった】
まあ少なからず、自分に非があると分かる状況では素直に謝るに越した事はないでしょうけど
これ以上やたらめったら言うのもアレですし、もう良いですよ自分の家にお帰りなさい。
【謝罪の意思、その2つの差異について彼は気付かないようだった】
【もっとも二度目のそれに含まれた怒りは理解しているが、深く言う必要もあるまい……という事だろう】
>>828
……いや、ちょっと貴方の思考回路が分からないですね。
拾っていただいた礼はありますが一度は逃走をしようとした、その時点でマイナスですよ。
つまりはご飯をご一緒するつまりはあっても、そこの者におごる意思はないという事です。
【いや、やはり冷血だったかもしれない】
【ともかくとして彼は奢る意思は所持していないらしい】
【一方、時間を持て余していたのか遅めの夕食の誘いは首肯と相成った】
しかしこの時間ですと、やっている店も限られそうですよ
僕の所持金もこれだけですし、行けるとしてもせいぜいジャンクフードの出店くらいですかね。
ああ、ハンバーガーチェーンとかは勘弁願いたいです、ああいう雰囲気は嫌いなので。
【どこのチェーン店の事を言っているのかは分からないが】
【とも、商店街を抜ければ出店の1つや2つはありそうだ】
831 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/28(日) 23:28:04.96 ID:fQ5Tq4h2o
>>825
そ、そうだよね! やっぱご飯はおいしいのが一番だよね!
「この前定期検診で」
ちょっ、まっ、まーーっっ!!!
【あろう事か、縮地の歩法すら披露して屋台の裏に回りこみ、犬の口を塞ごうとするローズ】
【犬が何を言いかけたのかは定かではないが、真っ赤で必死なローズをみれば、見当はつくだろう】
【見た目はかなり、女の子らしくなってきていた】
「ほほーぅ、頭が良いとな。聞き捨てなりませんな」
「後で試験問題互いに作りあって点数を競ってみるか……」
…そ、そーいう張り合いはいいから……ありがとう、重太郎。
これでまた少し、学園らしくなったよっ!
【闘いしかできない、なんて嘘。重太郎にはちゃんと、誰かとの繋がりがあった】
【それを看破するように、花開くように笑うローズは、心よりの感謝を示すべく頭を下げた】
【どれだけやっても足りない、そう思うほど、あらん限りの気持ちを】
【犬もムキになった風だったけれど、やっぱり嬉しいのは一緒らしく、折れたようにため息をついた】
【優しい目元がその証。子供の将来がまた一つ約束されたとなれば、歓迎しないわけがない】
「おーぅ、また来てね重ちー、白くちんと口黒ん!!」
ねぇ、ホントーに、いきなり人を渾名で呼ぶのやめない…?
【暖簾の奥から手を振る猫と犬】
【思春期の娘が父親にするような文句を垂れても、まったく答えた様子がない犬であったとさ】
【後日談】
【理科・数学。得意科目が見事にかぶって見せた少年に対し、無駄に対抗心を燃やす犬】
【結局人数ごとに分担する事になったけれど、しばらくの間「役目を取った!」と眼の敵にしていたそうな】
【それも、件の資金援助を前にしては逡巡を見せ】
【遺恨を流すように、犬はそれを受け取った。これだけの大金をぽんと差し出したのだから、生半可ではあるまいと】
【それでも時々、犬はブライトに張り合おうとする姿勢を、たまーに見せるようになったとか】
【今後、子供達を保護した場合、学生寮『ちょもらんま』の空き部屋を指名してもらえれば、入居できるはずだ】
【お金がないといえば、リズヴェルグの紹介だと大家に言えばしばらく免除してもらえる】
【なんだかんだで、犬は裏方を自覚し、しっかり役割を果たしているらしい、そんな一幕】
//はーい、お疲れ様でしたー!!
832 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/28(日) 23:32:13.35 ID:h9vJjpMpo
>>827
怒った理由は、間違ったから≠ナはない、と思う。
吾輩は鈴音が何を間違ったかを知らぬが、おそらく怒った理由は――間違った内容≠ネのではないか?
【猫は、只々思考を紡ぎそのままそれを言葉と成す】
【不安定さを見て取って、だが、言わなければおそらく彼女は変われないと、そう思うがゆえに】
【どこまでも、真摯に紳士として真直ぐにノラは鈴音と向き合っていた】
もう一度言うぞ。
間違った内容≠ェ、怒るに足る物だった、という事だと思う。
おそらく、その者にとっては、怒るに足る理由に成る間違いだったのだろうさ、恐らくな。
【これら、並べ立てる言葉の全ては予測、〜だろう、という不確定な物】
【だが、ノラは思う。間違っただけで怒る事はそうそうない、ましてや殺そうとする事など】
【それだけのことがあるのならば、それは恐らくそれだけの理由が有る事をしたのだろう、と予想を付けたのだ】
【そして、相手の潤んだ目とともにこぼされた言葉は、痛々しくて】
‥‥ああ、本当だ。
少なくとも、吾輩は鈴音の事が大好きだからな。
【己を撫でてくれた。それだけでやさしい子だと思った】
【喋る猫など、なかなかに不気味だし尻尾は長いし、影を操る】
【だからこそ、友と思える者は彼にとっては基調であったのだ】
【そして、しかしながら更に紡がれる好きな人にツイテの言葉】
【其れを聞いて、ゆっくりと口を開き、問いかける】
――ところで、謝ったのか?しっかりと、謝ったか?
‥‥誤っていたとしても、そうでなくともな。
もう一度、しっかり謝りに行くといい、そしてどうすればいいのか乞うべきだ。
833 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/28(日) 23:33:27.50 ID:zGLaVkj2o
>>829
【場所は橋。そこにたどり着いたガルニエは一瞬立ち止まり、レバーを見る】
【上げてしまうか、迎え撃つか。考えは簡単、彼女は進まず振り返り】
やはり私と知って来た者か……傍迷惑な話だな
しかし、“どの程度だ”などと言われては私も癇に障るモノがある
……仮にも戦で立てたこの身、安く見てもらっては困るな―――ッ!
【そう啖呵を切って、彼女は右手で刀を引き抜き、構えた】
【刀身は鋸のごとくギザつき、血が染みていて、その姿は戦鬼にも近い】
【しかし、待つだけだ。能力の発動はせず、ただ溜め――光量の増加に尽くし続ける】
【下手な手は打てない相手。小手調べというわけではなく、これが全力の対応だ】
【俄にぼうっ、と明かりを強めながら相手が迫るのを待ち、刀の構えは上段】
【相手が中距離にまで近付けば、叫声と共にダッ、と踏み込んで頭を割るような一撃を】
【そんな強烈な振り下ろしを、得体の知れない彼へと叩きこまんとする。】
834 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/28(日) 23:33:48.51 ID:fa5vkDzC0
>>826
ほー、「何でも屋」なー。
こんな御時世だ、「何でも」となると……、…………。
……ま、良かろ。精々頑張るが善いぞ、チビな探偵さんよ
【……が、残念ながらイミナは全く別の点に着目したようで】
【……そう、こんな御時世である。「何でも屋」と聞くと、どうしてもブラックな面が浮かんでしまうのか】
【しかし、愉しげに話す少女の様子に、ふ、と軽く頬を緩めて。冗談めいて、返すのだった】
ふん、背は小さくでも言うだけはデカいのだな汝は。
我が汝如きに張っ倒されるわけなかろー、我が美しき強さは、汝もエキシビションで見たであろうが!
我が≪神那岐天禍憑(ミナギアマガツキ)≫の閃きが、汝を瞬きも許さぬ間に斬り刻むわっ
【そして、腕を組んで胸を張り、大言壮語は此方も同じ】
【しかし、確かに。そう、確かに――イミナもまた、きっと『楽しそう』だった】
【彼女にとっては、同年代どころか、友達らしい友達がそもそも少ないのだ――】
……ふむ、指輪に心配されるとは。この我としたことがなー。
ま、良い。有難うな、ベンヌよ。適当になんとかするとも。
それと、汝なんぞ覗いてもなーんにも面白みがあるまいわ。つべこべ言わずさっさと行け。
あまり汚くするなよー?我もまだ使うんだからなっ。
【やがて、そう言って両者を送り出すと。イミナは、ふぅー、と大きく伸びをして】
【それから、とりあえず自室に向かおうとしたところで――ふと、違和に気付く】
……ん?なんだ?こんな夜更けに客人か……?珍しいの……。
【……数十分後。史音が部屋に戻ってきた時には、イミナの姿は無いだろう】
【入るな、と釘を刺された2階の一室からも、人の気配は感じ取れない】
【台所や居間らしき部屋を覗いても居ないし、厠に入っているわけでもなさそうだが――】
【いつ気付けるだろうか。上着として羽織っていた白い衣だけは脱いで、簡素な巫女装束だけとなったイミナが、
境内の鳥居付近で、「誰か」と会話していることに】
【暗がりで、相手の表情や容姿は詳しく見えないが――会話しているイミナの表情は、不思議と真剣で】
【……この妙に張り詰めた雰囲気の両者の会話に、飛び込むか。
それとも、気付かれない程度の距離で聞き耳を立ててみるか。それは、史音の自由となる】
835 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/28(日) 23:44:52.64 ID:r1892IrY0
>>830
言われなくても帰るよ……さっさと寝る……
【肩を落としてため息を溢す】
【頭の中で自分の財布の残金を思い浮かべて、再び大きなため息】
>>828
っせーよ……私だって金があったらこんな犯罪みたいな真似してないっつーの……
(仕事は犯罪者の手助けだけどさ……)
【心の中で自分の仕事と先ほどの自分の言葉の矛盾に、どこか胸が圧迫されるような心持になる】
【自然と顔も曇るが、青年が心を読める能力でもない限り罪悪感に打ちひしがれているように見えるだろう】
うぐぇ…………はぁ、さっさと寝よ……
【腕を取られると、抵抗せず促されるまま立ち上がる】
【服に付いた塵を叩き、そのまま家路に向かって歩こうと思った矢先】
ちょ、おまっ……何言って、おまッ…………!
【突拍子もない提案を提案をする青年に目を丸くする】
【さっさと家に帰って鼻の痛みと言いようもない屈辱を寝具に向かって発散する心積もりだったのに】
【よりによってそれらを与えた二人の青年と食事に向かうだなんて】
【たとえ奢りであってもこの二人と、特にえもいえない威圧感を放つ袈裟を纏った青年との食事は勘弁願いたい】
【それにきっと彼だって盗人と一緒に飯を食うなんて嫌に決まっていると、縋るような目で袈裟の青年を見る】
>>830
そうそう、私みたいな泥棒と一緒にご飯なんて……行くんかい!!
【酷評をくだされ頭に怒りマークが二、三個浮かびながらも、うんうんと頷いていたのだが】
【おごる意思は無くとも行く意思はあるという青年の言葉についつい突っ込む】
【またあの威圧感や回りくどい嫌味に襲われるのかと自分の反射的な行動を後悔しながらも小さくなって怯える】
いや、その……私あんまりお金ないし、ここは男同士で行って友情を深めるっていうのがいいかなぁ……って
【思わず盗みを働いてしまうほどお金に困っているのは本当】
836 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/28(日) 23:46:39.89 ID:hwkhatlJ0
>>833
少々露出≠ェ過ぎたな―――お前は姿を晒しすぎた
【腕を頭の上でクロスさせるようにして刀を受ける、当然腕は切断―――されていない】
【ビリビリと斬撃により裂かれた袖から顔を出すのは漆黒の手甲だ、これで一撃を受け止めたのだ】
【しかし完全に勢いは御しきれなかったか、装甲の隙間からは鮮血が垂れる】
流石だ―――やはり貴様は必要なようだ―――隻腕でここまで乗せる≠ニは
名乗ろう……死蟲=\――禍殫。
【一歩、後方へ後退すると同時に称賛の声を上げる、橋の明かりに照らされて口元がよく見える】
【瞳は黒いゴーグルを装着しており伺う事は出来ないが、口元は大きく―――歪んでいる】
―――射。
【ポツリ、呟くようにそう言い放つと同時に男の右足がぶれる=z
【同時にガルニエの腹部に向けて鈍器のような重さの乗った圧縮衝撃波が放たれる】
【速度は速いが直線状の攻撃―――回避は容易い】
837 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/28(日) 23:52:36.36 ID:9awPwDuW0
>>834
はー、すっきりした
お風呂上りって、ちょっとだけ髪の毛が伸びて嬉しい…って、アンタは髪ないか。
「左様です、頭も有りませんがな」
【和風のお風呂の使い方、意外でもないが知っていたらしい】
【元の世界での『海部』の親戚の家が、かなり古式ゆかしい物だったからなのだが】
【仄かに赤らんだ身体でエナメルを抱いて、部屋へ】
【――そこまでに、誰とも会わなかった】
【そうなれば探してみたくなるのは、人情というもので】
【ベンヌの「お慎み下さい」と言う願いも構わず、少女は探しまわり】
「……絶対に、気付かれぬ事。
念のため、『私』をお持ちなさい……疑われれば、素直に応じるのですぞ」
【遂には――せっかく身を清めたのに、外に飛び出してしまう事だろう】
【エナメルの中から、何やら鉄の棒らしきものを一本取り出して】
(……、あそこ、誰!?)
【かくして、史音の命令にしぶしぶ従い、周囲の気配を探るベンヌは】
【鳥居に漂う生体魔力反応の発信源の数と、遠い声をキャッチしようと試みるだろう】
【その内容についても、或る程度探る事が出来る音量で】
【それの成否にかかわらず、史音は足音と息を殺して闇の中を縫っていく】
【この時ベンヌは、最低限の譲歩として、『盗み聞き』事を提案していて】
【現時点では、史音もそれに納得しているらしい】
【鳥居近くの木陰にさっと身を潜め――会話の相手の姿を、探そうとするが】
【動き出したいのか、小さな膝はうずうずと揺れていた】
838 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/28(日) 23:55:52.28 ID:yXQXTxcKo
>>830
繁華街の方にいきゃ、飲み屋はまだやってんだろ。
……坊さん向けに、櫻の国の飯屋もあるぜ?
【別に修行僧の格好をしているからといって、櫻の国出身というわけでもあるまいが】
【どこか偏見的にそう決めつけて、青年は食事をする店を決めたようだった】
となりゃ善は急げ。
>>835
オラ、坊さんもこう言ってくれてることだし、行くぞ、コソ泥!
【まごまごとしているその態度の裏に潜む感情を見抜きながらも】
【――二人で行く、という選択肢はないようだ】
【馴れ馴れしく、そちらの方へと身体を寄せて、楽しげな口調で耳打ちをする】
……金に困ってる女に払わせるだなんて言わねぇよ。
【――その口にした言葉から、性別にアタリを付けてか、そんな事を言って】
>>830
>>835
さぁて、時間がもったいねェ。
さっさと行こうや。
【すい、と寄せていた身体を離して、二人を先導するように、勝手に商店街を逆行して歩き出す】
839 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/08/28(日) 23:57:10.89 ID:1iS/CM5AO
【水の国、大通り】
【殆どの店がシャッターを下ろし、人通りもかなり少ない通りの中心で、何やら地図の様なものを片手に歩いていた青年が、唐突に立ち止まる】
【少し上を向きながら、両手を横に投げ出す様に広げ、沈黙】
【今にも雄叫びを上げそうな格好だが、息遣いの音すら、聴こえることはない】
【数秒の後、姿勢を戻す】
──ぃよしっ…と。
これでこの辺はマッピング完了だな。
【満足気に頷くと、地図を折り畳んでポケットに仕舞い込む】
【端から見れば、彼が何をやっているのか皆目見当もつかないだろう】
【もし、周りに聴覚が優れていたり、何か目に見えぬものを感知する能力を持っている者が存在した場合、彼が声無き声≠発していたことに、気付くだろうか?】
【気付くことがないにせよ、その奇行に足を止める者も、いるかもしれない】
840 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/28(日) 23:58:39.14 ID:jhJ4d0v70
>>832
……寂しかっ、た……。
部屋に入っちゃうから、見せてくれないから、入れてくれない、から、だから、寂しかった、……だけなのに……。
だから、聞いた、…………だけなのに…………。
【怒られた時の、間違えた内容。それをぼそぼそと、口に出す様子は】
【ひどく悲しげで、寂しげで。きっと、本当に寂しかっただけで】
【それ以外については、聞かれたと少女が思わなかったために。口にはしなかった】
【ただ。口にしなかったほうが十分すぎるくらいに、問題あり、だったのだけれども】
…………。
【それから、大好きだといわれて。先ほどよりいくらか強い、安堵したような笑みが浮かぶ】
【涙で頬は濡れているし、泣き顔だし。結構女子としてはひどい状態なのだけれど】
【一度、ぐしりとパーカーの袖で頬を拭ってから】
………………。
【「謝ったか?」、その言葉に。言葉を詰まらせた】
【一度目は、欠片も悪いと思っていなかったことで怒られて。その後は、頭がぐちゃぐちゃで。さらにその後は、重症で放置された】
【二度目は、偶然会えて。そしたら、知らない女のひとが居て。また頭がぐちゃぐちゃになって、最終的にはそのぐちゃぐちゃになった頭を撃ちぬかれて、また放置されて】
【つまるところは】
…………ない。
【謝っていない、のである。ひどく小さな声でぽそりと呟くも、その鈴のような声はよく通る声質をしていて】
【それ以前に、相手は猫の身体。きっと、容易く聞き取れてしまうのだろう、その言葉は】
でも、でもっ……、……会ってくれない、もん。
……もうぜったい、会ってくれない、……会ってくれるわけ、ない、よぅ……。
【そして、会いに行けとの言葉には。自分をぎゅっと抱きしめて、ふるふると首を振る】
【会ってくれないと決め付けて。――いや、実際結構会ってくれなさそうな気がするのだが――別に、謝るのが嫌だ、と言っているわけでもないのだけれど】
【そうとも取れるような、取れぬような】
841 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/29(月) 00:00:33.93 ID:Kxhe0bo0o
>>836
【確かな手応え、裂けた袖。肉を切ったそれではないが、形はある】
【クスリと、ここでようやくガルニエは笑ってみせた。何故か、それは―――】
フッ……貴様のような者でも、テレビや大会をわざわざ見るのだな?
あぁ、どうも死神のような印象だったから……少しばかり動転したのも確かだが
これなら恐ろしくも何とも無いな。えぇ?禍殫とやら――――。
【自信が付く。能力も腕もいつもと同じようにこうして、振るえているではないか】
【ならば引け目など何もない。名も形もある相手、いつもと同じ事をすれば良いのだから】
【刀の刃先を地面に向けて、血を払い。そして相手を正眼に見て、意識を引き締める】
【一時の油断もならないのが戦場、それゆえガルニエ、“ブレ”にはすぐに気が付いた】
【けれど内心は揺れているからか、衝撃波が速いのか、重さが脇腹を強かに打つ】
【ぐぅ、と声が漏れるが直撃ではない。まだ行けると前を向き、尚も光量を増しに増し】
【やがてチカチカと、街灯が揺らぐ。さながら、先程の相手との状態を再現するかのようだが。】
842 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 00:04:06.21 ID:CynFMLdWo
>>835
もう一度念の為に言っておきますが、貴方の分は払いませんからそのつもりでお願いしますね。
【彼女(?)にしてみたら、こんな嫌味たらしい人間と共に食事というのもアレだろうに】
【一方で青年の方は別段彼女の事を気にしているわけでもなく、なんというか南無南無である】
>>838
櫻の出身だとやはり分かりましたか、そういう事ならば是非そちらの店に行きたいですね
もっとも財布の事情が許せばのお話ですけども……まあ後は野となれ山となれ、か。
【家に自分を待つ人はいない】
【今となってはそれすらも楽と感じてしまっていて】
【だからこそ頑なに断る必要もなく】
【背中を追って、彼の言う櫻の国の飯屋にその内到着するだろう】
/多分次の次辺りで寝落ちしそうな勢いです
/一応、お二方に伝えておきますです
843 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/29(月) 00:07:20.89 ID:UvU8356t0
>>837
【……鳥居の元でイミナと話し込んでいるのは、どうやら男性のようだった】
【背はやや高く、どうやら厳つい鎧か、何かを纏っているらしい――姿のシルエットが大きい】
【が、そこまでだ。年齢や顔までは読み取ることは出来ないだろう】
【対するイミナは、ちょうど銀月が綺麗に照らしていて、その表情まで克明に読み取ることができる】
【……今日と、エキシビション。その二回しか会っていないとはいえ】
【その時のイミナの表情は、きっと。史音も、ベンヌも、見たことが無いもの】
【……ひどく、思い詰めている様子だった――】
【……ベンヌの力により、声が届く】
【巫女イミナの、何処か感情を押し殺したような、なんとか冷静に紡ぎだしているような――そんな声と】
【何処か落ち着いた雰囲気の――それでも厳格さを感じさせるような、男の声が】
……それは本当か?間違いの無いことなのか?
「確かだ、イミナ。金の国=c…風の国=c…櫻の国≠ノ、中央=c…。
そしてあの場所≠フ全てで調査を敢行した。その結果だ……ほぼ確実と見て良い」
……汝がそう言うのだ、信じよう。……それで……
……『それ』を手に入れれば……『我の望み』は、叶うのか?
「叶うさ」
「きっと叶う……きみならば……適応する≠ヘずだ。……彼≠ェ、そうだったのだから。
求めすぎてはいけないが……少量の『毒』は、『薬』となるものだよ」
……そう、か……。
……少し……恐ろしくはあるが……。……この、≪呪縛≫から……解放、されるのなら……
……我は……――――。
【……俯く巫女の、苦しそうな表情が見えるだろうか。
まるで、今にも涙を零しそうな――そんな悲痛を、感じるだろうか。
……史音との会話では、あんなに楽しそうに、色々なかたちで笑っていた彼女が。
今は、微笑みのきらめきすら見せない――――】
…………今日はもう引き取ってくれぬか。いま、客人が来ておってな。風呂を貸しておるのだ。
時間的に、そろそろ上がってくるだろう……。
「……そうか。では、また後日。詳しいことは追って伝えよう。わたしもあまり自由に動ける身ではないのでね。
…………――" Il balen del suo sorriso...d'una stella vince il raggio. "
“取り戻せる”ことを願っているよ、イミナ――」
【……やがて、男は踵を返し、去ってゆく。
最後に紡いだのは、異国の言葉だろうか。ベンヌが聞き取っても、意味までは解らないか】
…………。……………………。
【そして、イミナは暫くその場で月を見上げた後、……どうやら、もう社務所に戻ろうとしているようだ】
【聞き耳を立てているふたりには、気付かなかったのだろうか】
【……今史音が居る位置からなら、幸い。イミナが社務所に入ってからでも、縁側から先ほどの部屋へ回りこめるだろう】
【何を想うか……それもまた、自由――】
844 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/29(月) 00:12:53.62 ID:3dYpbLxY0
>>841
小賢しい戯言は止めておけ―――。意味はない
鉄面皮と聞いていたが、些か誤りがあったよううだな―――射。
それとも日常を得て堕ちたのか…何れだ?
【相手の言葉を耳に入れようとせず、淡々と口元だけを動かして言葉を紡ぐ】
【そして再び右足のブレ=\――もはやガルニエにはカラクリも見えて来るころだろう】
【これは凄まじい速度で放たれた蹴りを寸止めの形にするようにして放たれている】
【即ちは制動エネルギーの爆発による衝撃波だ、ならば対処は容易い―――。】
【再びガルニエの腹部へと迫る一撃、しかし発射後直ぐには次の一撃は放てない】
【さすればその間に距離を詰め、エネルギーの源たる足の動きを阻害すればいいのである】
【そしてもうひとつ判明するとすれば―――これは能力ではなく技術だ】
【もしかすると他に能力があるのかもしれない、接近を試みるにしても注意が必要だろう】
845 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/29(月) 00:15:11.07 ID:iJ9qucZz0
>>838
二人で行けよっ! そもそも金がねぇっつってんだろ!
思わずネコババしちゃうくらいねーの! 何なら財布見せてやろうかこの野郎!
【頑として三人で食事をとるつもりの青年に早口でまくし立てる】
【飄々とした態度をとり続ける青年を放って一人ヒートアップして、自分の財布まで青年に突きつけている】
わかったか!!金がねーから私ぁ帰……る……?
【目を大きく見開いて自分を女だと見抜いた青年の方を見る】
【別に隠していたわけではないが、目にかかる前髪と動きやすいようにと胸を隠すサラシをしていて自分の性別を当てられたのは珍しい】
【暫くじっと青年の目を見たまま固まっていたが】
よし行くか!何食おうかなぁー♪
【態度が180度一転、頬を緩ませてにこにこと笑っている】
【スキップでもしそうな足取りで青年の後を追う】
>>842
わかってるよ! 何遍言うつもりだ! 私だってあんたの分払ってやんねーからな!
いーやそれどころかもしあんたが托鉢してても一円もやんねーもんね!
○×▲※!!■◎▼●!!〜〜〜〜〜!!…………ぜぇ……ぜぇ……
【拳を作って食って掛かるが、青年はまったく取り合う様子がない】
【青年の周りでまくし立てるうちに疲れたのか、肩を上下させながらとぼとぼと一番後ろで二人に付いていくように歩く】
846 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/29(月) 00:25:19.00 ID:Vq2AqYJm0
>>843
【例えば。あの冷凍保存女なら、ただそれだけの『断片』で】
【“執着”と言う武器で以て――、一挙に、何かを探り当てるかも知れない】
【だが。それらの国の名に、直ぐには共通性を見出さなかった彼女らは】
【ただひたすらに、言葉を頭に取り込む事に専念した】
(……、あーもうっ、嫌な光の加減!)
(イミナの顔……あんな顔だけ見せられて、あれの姿は見えないっ)
(何だか分からないけど――滅茶苦茶、イライラするっ!!)
「(…マスター、今は鼓動すら隠さねばなりませぬ)」
【そして彼等には、歌劇を楽しむ趣味はない】
【雅楽と軍歌なら幾らか知識が有るのだが、無い袖は振れぬ】
【異国の、異界の言葉の発音を、ベンヌが記憶するに留まる】
【発音が必要になれば、トレースする事は出来るハズなのだが】
【最終的に、出ていくタイミングを逸してしまった事が】
【例の男を一瞥も出来なかった事が、彼女の悪癖に火を付けそうでもあったが】
……もういい、もうたくさんだ。みんなみんな、嘘や隠し事ばっかり!
あいつ追っかけて、すぐにイミナに問い質してやるっっ!
「………落ち着きなされマスター
過去、私の間違いも数あれど、今だけは雌伏の時と断言させて頂きますぞ」
なんで……
「部屋に戻ったなら、お教えしますがな?」
………、……ぐっ
【噛んで潰すような声で交わされた会話が、ぎりぎりで引き止めた】
【縁側を経由して戻れば。語られるその理由は】
【「下手を起こせば、イミナが危うい」と言うオーソドックスなものだったが】
【興味を引いて行動を制御するのは、彼の妙であり――】
【だが、イミナと再び遭遇する事があるなら】
【史音の些か不機嫌が過ぎる様子を、疑問に思うかも知れないし】
【宵の静謐に微かな風穴をあけた、2つの声を】
【もしかしたら――社務所に戻るまでに、捉えていたかも知れず】
【トイレの場所の説明などは、まだ終わっていない筈だ】
【――果たして、どんな顔で向かい合うのだろうか】
847 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[saga]:2011/08/29(月) 00:25:34.40 ID:Kxhe0bo0o
>>844
なんだ、死刑囚ですら最後の言葉くらいは言わせてもらえるだろう
今夜貴様は私を殺すのだ、遺言と思って聞けば耳も休まろう?
……さて、どちらかな。恐らくは、日常ともまた違うが―――。
【反応はするんだな、とガルニエは言う。あくまで冗談でなく、死は覚悟の上で】
【しかし気負いもなければ引け目もないのは、嘗ての鉄の女王たる所以だろう】
【再び迫るブレへと、彼女は刀を握ったままの拳を叩きつけ――なんと相殺しながら、また笑い】
(長引く戦いは良く無い……生きるか死ぬか、短期の決着こそ望ましいが)
(………それであれば、こうするのが私の策では一番だな)
【ふっ、と周囲の明かりが全て消える。それはガルニエの光を操る能力によるもので】
【自身の作り出していた明かり、街頭の明かり、全てを飲み込み、周囲は一気に暗やんだ】
【そしてその中、駆ける足音。ガルニエのモノに違いなく、向かう先は跳ね橋のレバー】
【無事に辿りつければガコンと引いて、彼女は橋を上げようとするだろう】
【しかし、逃げるというわけはない。ならば何か―――果たして明かりは、本当に“消えた”のか――――?】
848 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/29(月) 00:26:04.35 ID:eHoTkj5Co
>>842
ンなバカみたいに高価い店に連れてきゃしねぇよ。
【袈裟の青年の、当然といえば当然の問いに、簡単に答えて】
>>842
>>845
……ま、一緒に飯を食うわけだし?
【先を歩いていた青年が、突然肩越しに振り向く】
【現金な態度を翻し――しかし、袈裟の青年にやりこめられて、肩を落としてついてくる女性と】
【そんな反応などどこ吹く風、と飄々とした態度の袈裟の青年を見比べて】
いつまでも泥棒≠ニ坊さん≠チてのもよそよそしいだろ?
名前ぐらいは、教えてくれんだろ?
……俺は梧堂。梧堂 渉(ごどう わたる)。
ま、ゴドーでもワタルでも、ロクデナシでも、好きに呼んでくれ。
【名を聞く礼儀、というわけでもなかろうが】
【自身の名を名乗ってから、二人に向けて名前を問う】
【――例え名前を聞き出せなくとも、梧堂は気にすることはなく】
【二人を櫻の国の食事を出す店へと連れていくだろう】
【懐に優しく、舌に美味しい、そんなちょっとしたお店】
【そこで如何ような会話が行われたのかは――きっと、神のみぞ知る】
/というところで、こんなところで切ってみます
/まだ続けたい内容があれば、こちらは問題ありませんので、どうぞ!
849 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 00:34:04.38 ID:CynFMLdWo
>>845
(なんともまあ現金な子だろうか……)
(いや欲望に忠実でよろしい、という事にしておくべきか)
【その姿はそれで人としては間違っていないのだろう】
【下手に理性に縛られるというのも損な話なのかなと思ったり】
【そしてパーフェクトスルーである】
【やっぱり冷血漢って事でいいんじゃないだろうか】
>>848
だから坊さんじゃないですよ?
……確かに、まあ名前だけでも教えておきますかね。
僕の名は五篭の正誤と申しますもっとも真名ではないですけど、化物退治を生業としていますので
もしそういった事を誰かに頼むのであれば思いだしていただけると幸いです。
【名刺でも持ち歩いていれば良かったのだけど】
【生憎とプライベートだったのでなかったらしく、口頭でそれを伝え】
【店に着いたら着いたで、頭の笠は取らないわ】
【お酒は全く呑まないわ結構ノリが悪かったとか何とか】
/ご配慮ありがとうございます
/店で何を話したか、とかは非常に気になりますが舞台裏とかで決めてみるのも面白いかもです
/そんな訳でお先に失礼あせていただきます
/お二方ありがとうございました!!
850 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/29(月) 00:36:19.26 ID:3dYpbLxY0
>>847
キサマの末路は死刑囚などではない―――ただの傀儡だ。
ならば何がお前を変えた、変革したのだ、冷徹な女王よ―――
【淡々とした相槌と共に、疑問を口にする、この男、機械のような雰囲気ではあるが】
【人間らしい疑問を持つ事もあるようだ―――いまだ素性は知れないが】
――――。
射、射、――――。
【暗闇にも動じる事はなく、一度辺りを見渡し、ガルニエと思わしき足音を確認した後】
【今度は左足も用いて、二方向に衝撃波を撃ち放つ―――】
【一つはただ音のした方へ単純に、もう一つは回避した場合の予測地点だ】
【しかしこの暗闇だ、予測は予測でしかなく、当てずっぽうだ】
851 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/29(月) 00:37:48.92 ID:UvU8356t0
>>846
【……――ぎぃ、ぎぃ、と木の軋む音が聞こえる】
【足音が近付いてくる……間違いない、イミナだろう】
【……足音が、部屋の前で止まる。戸に手を掛けたことが、微妙な音と揺れで解る】
【月明かりに映し出された、あの顔が。きっと史音の脳裏から離れない――】
【……戸が、開けば。その、表情は】
……おお、戻って……――――
――ふ、
ふはーーーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!
な、なーーんだその如何にも「おこちゃま」といった感じの寝巻きはー!!
ぱ、パンダて……パンダて……ふ、ふくくくくくっ、
ほんっとに……汝は我をとこっとん笑わせてくれるのー?
【――――「笑顔」だった】
【先ほどまでと、何も変わらない。……何も変わらない、笑いすぎて涙すら浮かべているほどの笑顔だった】
【その振る舞いも、立ち姿も、雰囲気も、声の調子も】
【何もかも、……何もかも……1ミリも、今までと変わらない――“変わってくれない”……】
はー、はー……悪いな?ちょっと自室で支度しておってのー。
少し待ったか?それに、どーだった?我が社の風呂は。疲れがばーっと取れたであろー?
さって、次は我が入る番だなー。汝らはもう眠るか?
……ああ、厠と居間と台所か。なに、簡単だ。玄関入ってすぐの部屋が居間で、その向かいが台所、
厠は風呂に向かう途中にあっただろう?漢字くらい読めるよな。
【……何も変わらない調子で、イミナはささっと簡潔に位置説明を行うと】
【見れば、いつの間にか手に持っていたタオルや桶を示して。入浴するつもりらしい】
【「言うておくが、あんまりにも我が美しいからといって覗くでないぞー?」】
【なんて、冗談まで付け加えて――】
【……何も追求しなければ、イミナはきっとこの後、入浴して眠るのだろう】
【そうなれば、彼女は。もう眠っているかもしれない史音たちのことを気遣って、もうこの部屋には来ない】
【……今、『踏み込む』か。それともグッとこらえ、布団の中で今日のことをベンヌと共に思い返すか――】
【……ふたつにひとつ。再び、選択が委ねられる】
852 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/29(月) 00:45:33.37 ID:iJ9qucZz0
>>849
…………さっきから思ってたんだけどあんたずっと話聞いてなかっただろ!
●×■※▲ッッ!!■□▽×○◎〜〜〜〜〜〜!!
……っぜぇ、ぜぇ…………聞けよ!おい!せめて頷くとかぐらいしろって!!
【何か考え事をしているような青年の姿を見て、再び吠える少女】
【相変わらずまったく相手にされていないのに延々と早口で捲くし立て続け、また息を切らす】
【店に着くまでの間、少女の独り相撲は続いた】
>>848
へ……?
【突然振り返って妙な提案をする青年に素っ頓狂な声をあげる】
【少女は仕事柄か泥棒、と呼ばれることに特に抵抗はなく】
【袈裟を着た青年もどこからどう見ても坊主だろうと思っていたため】
【いまさら名前を教えあうということに違和感を覚えたようだ】
んー、まぁ……別に教えたからってどうってことはないし……
陶 春(すえ はる)って名前だよ、職業はドライバー。
【割と早口で自分の名前を言ったため、スエハルと聞こえたかもしれない】
【実際それがフルネームなのだが、割と良く苗字か下の名前だと勘違いされるのだが】
【二人の青年の耳にはどう聞こえたのだろうか】
//お二人ともありがとうございました!
//それでは自分もここらで、おやすみなさい
853 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/29(月) 00:50:57.05 ID:Kxhe0bo0o
>>850
傀儡、か……私などをそうしたいとは、奇特だな。
【鈍い音がして、レバーの下がるそれに重なった】
【二つの衝撃波、うちの一つがガルニエの胴を背面から捉えたのである】
【立ち位置も備えもあったものではないから、彼女は血液混じりに咳き込んで】
【しかし、そうする間に橋が徐々に引き上がる。壁のようになる】
【きっとこれが目的なのだろう、背水ならぬ背壁の陣とでも行った所か】
【彼女の決死をよく表しているが――――なにも、覚悟を表すために走ったのではない】
私はな、自分の身の振り方も考えられない女だよ
何が変えたかなんぞ知ったことか、さぞ良いのだろう手前の頭で考えろ
………まあ、戦いしか出来ない私を変えたのはきっと、それだろうが。
【煌々と、それはもう突然に光が溢れた。いつしかフラリと橋――壁際に、ガルニエは移っており】
【光が何かというと、それは背の大翼であり、輝く刀であり、頭上の光輪であって】
【所謂“天使”のような――隻腕だが――姿をした彼女は口元から血を流しつつ、立って】
【ちゃき、と刀を構えた右手を後ろに引く。刃先は相手に向いていて、刀身は地面と並行】
【突きの構えである。絢爛豪華に彩られた戦乙女、ガルニエは―――単なる、強力な突きの構えを取ったのである】
【一度だけ、警告―――続けて二度も『突きの構え』と記したのはつまり、そういうことなのだが――――。】
854 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/29(月) 01:01:33.63 ID:3dYpbLxY0
>>853
全くだ―――手に余るモノは扱うべきではない
最も、前の貴様なども所詮は伝え聞いたものでしかないのだが
【再び輝く灯、そして圧倒的な光翼を纏うガルニエ―――】
【男は瞬時に駆けた、ガルニエへ向かって正面からそして回転しつつ飛び上がり】
今宵の締めくくりには打ってつけだ―――堕ちろ
【そのまま左足の踵を飛び回し蹴り、とでも呼ぶべきだろうか、回転力を持った一撃を顔面に叩きつけようとする】
【さらに続けざまに回転を利用し右足で衝撃波をやはり連続してダメージを与えた腹部に向けて放つ】
【この二連撃、どういなし、どう最良の一撃を叩きこむのか―――】
855 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/29(月) 01:04:42.25 ID:Vq2AqYJm0
>>851
【部屋の中にいた彼女は、足音を受けて慌てて立ち上がった様子だった】
【奥の方でも机や荷物の周辺でも無い、扉の前と言う妙な立ち位置で】
【まるで――イミナの顔と真っ向から向かい合おうとしているかの様な】
【異様に据わった眸からは、そんな印象すら受けたかも知れず】
(パンダの服なんか、最初から着てるよ、色が違うだけじゃない)
(疲れがとれた様子に見えるか――いまのアタシが?)
(子供扱いはキライじゃないけど……こんなときに、こんなときに)
【もしもイミナが少しでも神妙そうなら、違和を孕むなら】
【何かを察して、ベンヌの言う通りの路線を貫いたのだろうが】
【――もはやそれは、消火液の代わりに灯油をぶちまけるのと】
【なんら変わらない行為として、史音の紅い眼には映る】
【じりじりと、睨むような目付きで彼女は迫った】
……アタシは、『何も知らない』
だからアンタがどう対応しようが、関係ないでしょーね、でも――
【日の光に似た暖かな光が双眸から失せて、『怒り』は燃ゆ―――】
【瞬間。ベンヌが宿ったままの右手。それは、後ろに倒れ】
【腰を大きく捻りながら、首の後ろでぐっと溜められ】
――――、『自分』まで……、…、―――“誤魔化すんじゃない”でしょおおぉーーーっっ!!!
【全身全霊を以て――――イミナの頬に、叩き下ろされるだろう!】
【世に言う、『ビンタ』と言う攻撃のスタイルだ】
【あとまで酷い傷が残ったり、骨が折れる事は無いだろうが】
【柔肌を鼓の皮のように打つ一撃に、痛みが無い筈は無く】
【……、この少女自身、自分を誤魔化している節がある】
【命中したとして。指の腹に跳ね返る痛みは、ただ物理的な物ではないが】
【それでも――黙っている事は、出来なかったらしく】
856 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/29(月) 01:05:18.63 ID:Vq2AqYJm0
【呆気に取られもしないベンヌは、慌てずにただ口を噤み】
【イミナの主張と反撃を受け止める覚悟を、視線で史音に促した】
【ふたり。このふたりにしか分からない、『視線』で――】
//コピペ忘れです
857 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/29(月) 01:17:57.37 ID:Kxhe0bo0o
>>854
【一発目、顔面への痛打。これは入って、彼女の脳を揺らし額を大きく切り裂いた】
【しかし止まらずに二発目、入る。むしろ避けないのだ、この女は】
【だから最初から最後まで、ダメージの連続をすべて腹部に受けて―――けれど耐える】
【いや、耐えるというよりはもはや無意識なのだろう。翼を羽ばたかせ、僅かに下がって舞い上がり】
【壁とかした橋に足をつけると、最初の構えのまま―――轟ッ、とただただ突っ込んでいく】
【そして、気絶しているから元々も相手が居た辺りで、その場所に向かって刀を突き出す事になるだろう】
【一撃の重さは語るに及ばず、しかしながら避けやすさもまた、客観的には言うまでもない】
【真っ直ぐ過ぎるこの突きは彼女の性質を表すかのよう。果たして、どうなるのか―――まあ】
【結局、これが決まる決まらないに関わらず、ガルニエは真っ直ぐ駆け抜けた先で明かりを消し】
【それからバタリと倒れこんで、意識を消す。大量の血を、その口腔奥底から吐き出して】
【度重なる腹部へのダメージが重いのだ。攻撃が不発なのであれば、それはもうまな板の上の鯉に等しい状況となるのだが―――。】
858 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/29(月) 01:22:54.37 ID:UvU8356t0
>>855
あー、笑ったし騒いだしで汗を掻いたし、今日は我もさっさと風呂に入りたいものよ。
汝よ、湯船のお湯を散らかしてはおらんだろーな?飛び込んで入ったりして溢れさせておらんだろーな?
といっても、汝のよーにちっさい者が入っても、大した体積にならぬか?
【けらけらと明るく、明るすぎるくらいに。ふざけて、冗談を混ぜて、戯れにあざ笑って】
【「では、我はそろそろ往くからな」と、踵を返そうとした。その足は止まる】
【……――瞳が。銀の瞳が、真っ直ぐ紅と交錯し】
……んむ?どうした、史音。何か―――― 、
【――きっと、その乾いた音は。静寂に、染み入るように響き渡る】
【弾みで取り落とした桶が、ごとんと音を立て、転がり】
【こつ、と。縁側へ続く障子に当たって、停まった】
――――、――――――――
【イミナは、その衝撃に対して。後ろに倒れこむどころか、よろけすらしなかった】
【ただ、直立で。顔だけが、瞳だけが、史音の掌に打たれたままの方向に向き、壁だけを見据えて】
【打たれた頬を、指でそっと撫で。それから、ゆっくりと振り向いた、イミナは】
【 凍り付くほどに、無表情だった】
――――っ、―――――
【ひゅぅ、と。唇が小さく動いて、息を吸い込むのが見える。聴こえる】
【……しかし、紡がれるはずの言の葉は、零れてこなかった】
【微かに――唇が震えているのが、果たして解っただろうか】
【何も、言わない】
【ただ、その紅い瞳だけを見据えて】
【何も、言えない】
【銀色の丸盆で、踊る演者は誰も居ない】
…………“ ”……。
【それでも。音に成らなかった、双つの唇の動きは】
【きっと、史音には届いただろう】
……、…………朝になったら、もう往け
……いいな
【やがて、イミナは。全く感情の抑揚が無い声でそれだけ紡ぐと】
【踵を返し――転がった桶も、取り落としたタオルも拾わずに、踵を返して戸を閉めようとする】
【何も感じられない――怒っているのか?悲しんでいるのか?動揺しているのか?何ひとつ――繰り手の亡い人形(ドール)のように】
【それでも】【無音に紡がれた、双つの音は】
【最も感情を色濃く示す、けれど聴こえない彼女の声】
【“ ばか ”なんて】
【(――そんな顔で、紡ぐ言葉ではない)】
859 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/29(月) 01:28:54.99 ID:3dYpbLxY0
>>857
何―――避けない……だと……!?
【今宵始めて零す驚愕の声と確かな手ごたえ―――尚ガルニエは止まる事を知らない】
【戦乙女は天へ舞い上がり―――そして圧倒的な刺突を橋の正面へと突き出した】
【それは男の右側面の腹部を突き破り、そのまま橋を粉々に破壊する】
ガッッ!!!??しまっ足場がッ!!!!!!
チィィィッ!!!!!!!!!!!
【そして男は足場を失いその脚力を活かす事は出来ず、雨により流れが速くなった河川に飲み込まれていった】
【灯が消え、戦いの轟音が消え、ただ雨音だけが響き渡る公園、】
【静かな夜が、ガルニエを包み込んでいた】
【今宵現れた賊の正体は未だに知れず、男の生死もまた知れずとなった】
860 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/29(月) 01:41:29.74 ID:Vq2AqYJm0
>>858
【無表情の圧力に、認識はできていないが目が潤む】
【取り返しの付かない事をしてしまったのではと言う、苦悩】
【然し――逡巡している暇など、彼女にはなくて】
【桶の向かう先にちらと眼を遣ることさえ、しない】
携帯食料は4日は持つ、不味いけどね
だから心配はご無用、それだけは言われたとおりにする
【捻くれた口調ながら、まずイミナの言葉に簡潔に応じると】
【タオルを拾い上げ、去り往く小さな背を瞳で追い掛け】
……なーんにも教えないで、こっちの無知を「つめたくわらう」のがアンタなの?
きっと、何を言われたって――さっきみたいに、煙に巻いてきたんでしょ!!
意味がわからないのよ、隠すなら隠し通しなさいよ、それが出来るくらい出来たアホ巫女ならサ!!!
アンタが「寂しそう」なのだけは……、分かってる。分かってる、だから……っ!!
あぁぁー、もうっ!!!
何が馬鹿だ、誰が馬鹿だ――――どっちが馬鹿だって!!
――この、石頭巫女がぁ、……っ!
【ひとしきり。少しずつ退縮していく声で、然しがなり立てると】
【閉じられた戸に、力無く――布切れを握ったままの手を】
【擦り寄るような弱々しさで、叩き付けた】
【イミナの向かう先を遮る者は、誰もいない】
【後は。この後に、ベンヌと史音が何を語らうのか】
【そのぐらいしか――彼女らの可能性は、なかっただろう】
【まだ、今は】
861 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage]:2011/08/29(月) 01:47:32.27 ID:Kxhe0bo0o
>>859
【降りしきる雨が、褐色の肌を静々と冷やしていた】
【体内の怪我はそうそう簡単に治せもせず、意識が戻らない以上出血もそのままで】
【つまりの所、低体温と多量の出血がガルニエを襲った】
【さながら、生き物相手の次は自然との戦いであると、そう形容できる】
【運良く目覚めたときには形勢が実に悪くなっていて――ただ、彼女は一冊の手帳を持っていた】
【雨に濡れ、インクは滲む。しかしまあ、読めないこともないか、と】
【書いた内容は、人が一生で最も書きたがらない事である。何とは言わない】
【さて、宛先は娘。きっと届くだろうと、朦朧とした意識の中で筆を止めたガルニエは】
………戦って死ぬなら、それでいいか。
【と、呟いて。それから目を閉じ夜闇の、そして意識の暗黒へと身を落とす】
【ひたひたと降る雨の音と冷たさが、やがて彼女を別の世界へと誘って――――】
【――――そうしてガルニエは、案外にあっけない最後を遂げた。】
/こんな所でしょうかっ、お疲れ様でしたー!
862 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)
[sage]:2011/08/29(月) 01:48:56.06 ID:3dYpbLxY0
>>861
//お疲れ様でしたー!!
863 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/29(月) 01:51:11.91 ID:UvU8356t0
>>860
【後ろ手に、戸が閉まり往く】
【イミナと史音を、遮り往く】
【明かりのついた室内と、真っ暗な廊下を隔て】
【あたたかな光と、つめたい闇を隔て】
【……『朝』と『夜』を隔てて。少女は、くらやみへ消えてゆく】
【でも】
【それでも】
……いえないよ
いえるわけ、ないよ
【――(閉じる)】
【……静寂が、返って来る――――】
864 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/29(月) 02:18:30.37 ID:Vq2AqYJm0
>>863
【そもそも、(ほぼ)初対面でこの態度に出る事が異様だが】
【史音は常識を持たない。斯様な行為が可能な存在だった】
【だが――逆説的には、『これ以上』に及ぶ勇気は、無くて】
【極めつけには。この少女もまた、重大な秘密を抱えている身】
【一方的な追及には、どうにも限界が有る様だった】
【少しばかり冷えた頭は、途端に後悔とシミュレートを繰り返し始める】
【そんな自分から逃れる事は敢えてしないし出来ないが、身体は酷く脱力して】
【脆いはずの和式の扉に、支えて貰っている状態だが】
……あはは、はは
アタシ、何だか変な事しちゃった
こんな事しなくても、気持ちは伝わるハズなのに
こんな単純だから騙されちゃうのかな、ベンヌ
朝顔の事は信じて信じてこの様、だけど疑ってかかってみれば
アタシには――何だか、上手く出来ない……んだけど、さ
「……あれは、私の頭が回らなかった事が問題でした。
もっと叱責を呉れても良いのですぞ、史音様にはその権利がある」
ううん……それは、違う
それもこれも、首を突っ込むって決めたのはアタシだから
……後先考えて動けないなら、『今』を考え尽くさなきゃ
イミナが辛いのは……。『今』なんだから、間違ってないでしょ
【と。確かな声でベンヌへ言い放つ姿からして】
【その『意思』――それは、確かに生き続けていた】
「…………、左様でございますか。
では私は一つばかり、先程から考えていたことを」
「かの男が挙げた地名。全て総合するとどうなるのか
先程から考え続けておりましたが、やっと合点が行ったのです
これを知っていれば尻尾を掴めるやも知れぬ、それは――」
【ベンヌの情報が少女に何を齎したかは、敢えて言うまい】
【ただ。その後――縁側から、遥か彼方の星星を睥睨する少女は】
イミナ……アタシのこと、友達だと想ってないかもね
いや、友達だとしてるアタシが「ばか」――なのかな
でもね、我慢出来ない
アタシはしつこいし、意地をはらなきゃ死んじゃうの、だから――
………絶対に、『振り回して』やるんだから
【―――寝床の用意もせぬまま、先走った言ノ葉を踊らせた】
【無人の荒野に降り立つ、最初の愚かなる踊り手なれと】
【幼い胸に、言い聞かせて――】
865 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(滋賀県)
[saga]:2011/08/29(月) 02:26:20.95 ID:UvU8356t0
>>864
【……――どこかのくらやみだった】
【其処は、ただただくらかった】
…………、…………。
【イミナという少女は、ただぼんやりと空を見上げていた】
【ねむりにつくわけでもなく、なにをするでもなく、ただぼんやりと】
【思考さえまわすことなく、……頬だけが、滲んでいた】
【銀の瞳の丸盆(リング)には】
【誰も、居ない】
……痛、かった…………。
【……誰も、居なかった】
【よるに浮かぶ、ゆめを溶かした鏡のおと】
【はじまりを願い、りそうを追い求め、何処までも、ただ】
【その眼差しは、銀色に輝くつるぎによく似ていた】
【 " Tacea la notte placida...e bella in cial sereno. "】
【 静寂に包まれた――曇り無き、美しい空 】
【" la luna il viso argenteo mostrava lieto e pieno. "】
【 白銀に煌く月が――丸い顔を覗かせる夜 】
【" quando suonar per l'aere... "】
【 その刻にこそ、響くだろう―― 】
【" infino allor si muto... " 】
【 どれだけ静まり返っていたとしても―― 】
【" quando suonar per l'aere... "】
【 その刻にこそ……響くだろう―― 】
【最後の幕が上がる】
【夜明け≠ニ序曲≠経て、オベリスクを終えて、全ての物語が集束して、瞬きに閉じる最終章の幕が上がる】
【夜のとばりが降り――やがて、朝を迎えるまでの短いフィナーレの幕が上がる――】
【 ≪ Knell Nacht ≫ 夜明けの鐘 】 † 【 序曲に還す ≪ Return.In.Prelude.≫ 】
【 ≪ この素晴らしき世界で −WhAt ∀ WonDerFuL WoRLd− ≫ 】
――――Next...>>
/お疲れ様でした、長時間有難う御座いました!
866 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga sage]:2011/08/29(月) 02:33:58.16 ID:Vq2AqYJm0
>>865
//お疲れ様でした!
867 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/29(月) 15:09:08.48 ID:mGOcdsRQ0
【ラブホの一室】
そこっ!そこもっと突いてぇ!
【黒いローブを木きた男が金髪のオッパイの大きな女の尻穴を魔翌力の籠ったドス黒い肉棒で突いている】
い、いくぞっ……
【黒いローブの男が絶頂に達しようとしている】
868 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 16:24:04.92 ID:Lk8tB3sJo
>>867
これって……
部屋を間違えたかな……。。。
【白のカッターシャツに青のネクタイを着け】
【腰には二本の刀を携えた少年がいる。】
【その顔立ちは幼く「童顔」、それは良く言えば可愛らしく、意地悪言ってしまえば女々しい】
【また少年のカッターシャツの袖には校章が付いていて、彼が学生なのが解るだろうか】
【少年の手にはまるで天使の羽を連想させるようなぐらいに白い刀身の刀が握られていて】
【だがしかし、腰に携えている二本は未だ鞘に納められている。】
【そして――少年の目の前には】
ご、ごめんなさいっ!
【顔を真っ赤にしながら部屋を出て行こうとする少年がいるだろう】
869 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/29(月) 20:06:26.51 ID:9Ene36lBo
>>840
―――ふむ、恐らく。
其れが、その事が。その者にとっては、怒るに足るものだったのだろう。
吾輩や鈴音が怒るはずが無いと思う事も、他の者にとっては怒る理由に成りうるのだ。
【それだけ≠ニいう彼女の言葉を聞き、語る猫】
【己に罪悪感がなくとも、己が相手に何かをしていることは侭有ることだ】
【故にこそ、そういう時に謝れるかどうか、そういう事が大切に成るのではないかと】
【猫は、大真面目にそう考えるのであった、そしてそのまんまを言葉にした】
‥‥ほら、涙を拭くが良い、パーカーもぐしょぐしょではないか。
【尻尾を影に突っ込み、真っ白なハンカチとティッシュボックスを取り出して差し出した】
【鼻をかむも涙を拭くも、貴女のお好きなように出来るだろう】
【そして、猫は貴女の零した、小さくも鈴の音、まさに鈴音の声を聞いた――】
【続き、紡がれる悲しげな鈴の音に、割りこむように猫は声を発する】
―――あまり甘えるな。
会ってくれないならば己から会いに行け、会えなければ何度でも。
最初から無理を決め付ける者に、何かを成す事などあり得はしない。
吾輩は野良猫のノラ故に、日々の糧を己で得なければならない。
たまに食事が得られない時もある、だがその時こそ諦めてはならぬ。
雑草のように生きるべきだ、人生というものは。
諦めるなよ、鈴音。
まずは謝りに行け、謝らずに許しを得るなど――――不可能なのだから。
【鮮やかな金と、くすんだ灰の双眸は宵月の照り返しを受けてその虹彩を輝かせる】
【その、真摯な光は。只々、貴女の救いに、貴女の道筋の道引になる事だけを、祈っている物だった――】
【迷うのならば、あゆみを踏み出せるように背を押そう、と。猫は、あえて少々厳しい言葉を口にしたのだ】
870 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/29(月) 20:09:00.64 ID:lywwCz8f0
【路地裏】
―――ここ、か…ここで待ってろってことかァ……ッ――――――
【路地裏の少し開けた場所に、背を持たれ掛けている少年】
【右手に握られた小さな紙片から、誰かと待ち合わせをしているのであろう】
【しかし、貼り付けられたその表情には一切の笑みや安堵は存在せず、怒りや苛立ちが垣間見え】
【待ち“望んでいる”というわけではなさそうだ】
【周囲を焼き焦がすかのような真っ赤な短髪】
【それに相応するかのような深い漆黒の双眸】
【頭部に大量に巻き付けられた包帯が有り、些か朱に湿っていることから】
【何度も何度も頭部に対する打撃が有ったのだろうか】
【未熟といえるであろうか、幼さが顔にまだ残る少年】
【大人になれば恐らく精悍な青年に成りそうな、整った顔をしている】
【赤い、いや真紅に近いほど鮮やかな羽織を着ており、見る者を安心させる。が】
【反発するかのように右手には付けられた無骨な手甲があり】
【その拳部分には決して拭えない黒ずんだ血痕がこびり付いていた】
【良く見ると、左手の指の本数がおかしく】
【中指と薬指が、第二関節から上が千切れてしまったような痕がある】
【また、傷口は古く、えぐれたような跡が左足にあり】
【そのためか、松葉杖で体を支えている】
“役立たず”になる前に、治しておかねェとな………
背に…ッ……腹は“変換えられねェ”からなァ…………
【紙片を握り締める右手に力が篭る】
【何か特別な理由でも存在するのだろうか】
871 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/29(月) 20:26:04.20 ID:GbImaphSO
【夕立の降りしきる公園】
あー……どーすっかなー……
【屋根のある休憩所のベンチに寝転ぶ人影があった】
【黒い瞳、背の中程で揃えた青みがかった黒髪】
【空よりは海に近い、緑がかった濃い藍色の和服】
【腰の辺りには、片手で振るえる程の大きさの手斧を2本ぶら下げている】
【そんな女だ】
カネはねーし、ハラも減ったし……
【不意にサイコロを取り出し、転がす】
……ピンゾロだぁ?嘘つけ。
アタシにツキが残ってるハズねーじゃん。
【どこか拗ねた様子でごろりと力無く寝返りを打つ】
872 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/29(月) 20:42:13.37 ID:h+0eAg0L0
>>869
……でも、でも、……だって、そんな、の。
【「……わかんない。」】
【ぼそりと呟いてから視線を伏せて、この少女は。そんなままあることを、あまり分かっていないよう】
【びっくりすると思考が止まりがちで、追及されると今度は言葉が止まりがちで】
【何かあったあと、即座に謝ったりが出来ないこととかも。問題だらけのくせに、その問題を自分であまり把握していないから、性質が悪いというか】
…………、ありが、と。
【そして、差し出されたハンカチとティッシュ。両方受け取って、お礼を返して】
【真っ白のハンカチを遅めの動作でゆったりと広げると、もふりと顔に押し当てて】
【ぐしぐしと、大雑把に涙を拭いて。その後、こまごまと目元なんかを拭いていく】
【……女子としては、前者は壊滅的にNoだったらしい。最早使いすらしない始末だった】
……――だっ、て……っ!
会ったらまた、私のこと、殺そうとするん、だ……。
……私のことなんか、大嫌いだから、……あいたくない、から……。
どこに居るのか、なんて、……ほとんど分からない、のに……。
【厳しい言葉に、身体を僅かにちぢこませて。ぎゅうと、両眼を閉じる】
【まず、相手が会ってくれないだろう、と。決め付けて、次に、自分も恐怖からか、遠ざけて】
【特に誰に、というわけでもないが。何かに甘えた、その言葉】
【ただ、最後に。ぼそりと漏れた言葉は。ほんの少しだけ。会いに行くことに前向きで】
【会いたいと会いたくないとを湛えて。押せば、多少突っ張るが。引けば、もっと、容易く落ちる筈】
【頑張れば褒めてくれると、そう言われたから頑張るんだと。言っていた様子からしても、抵抗があるわけでなければ、そう動かした方がずっと。簡単そうでは、ある】
873 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/29(月) 20:57:50.22 ID:9Ene36lBo
>>872
知らぬ存ぜぬ解らない、それでは世の中は通らぬよ。
解らないならば、理解しようと努力をするべきだ。
すぐには分からずとも、分からないと思考を止めるのよりかは何十倍もマシなのだからね。
【思考停止に、思考をせよと猫は語る。猫は野良で生きている。時に命の危険に出会うことも有る】
【例えば車に引かれかけたり、心ない人に虐待されそうになったり】
【そういう時に思考を止めるのは、死であり、思考停止は良くないことだと猫は本能で知っていた】
【その本能に、持ちあわせてしまった理性の理論を上乗せして、鈴の音を紡ぎ上げる目の前の貴女に一つの考え方を示すのだ】
【そして、鈴音のそのハンカチを受け取りつつの礼に、にゃぁ、と鳴き声を返すのだった】
【受け取られなかったティッシュはまた尻尾で影の中に放り込んだ】
――――誰が決めた、誰がそうだと決めた。
無理だと決めているのは、会いたくないと決めているのは、大嫌いだと決めているのは――――。
――――他ならぬ鈴音、君自身なのだぞ。
【猫は聖人君子などではない、決して。故に、慈愛を以てその甘えを受け止めることなどは無い】
【だが、只受け入れること。それが一番正しいかと言われれば、猫は否、とそう思う】
【獅子はわが子を千尋の谷に突き落とすという。時に厳しさも、また優しさに匹敵するほどに必要なものであるのだろうと猫は】
【だが、否定だけを返す積りは無くて】
諦めて動かなければ、何も良い事≠ヘ起こらないんだよ、鈴音。
行動には、必ず結果が着いて来る物だ、動かなければ何も起こらない。
許してもらおうとしなければ、会おうとしなければ――このまま=B
だがな、鈴音。
君が動こうとすれば、もしかすれば君の大切な人が、又君のことを好きになってくれるかもしれない。
それは、君が動かなければ得られない結果だよ。
さて――このまま動かず只泣き続けるのか。
それとも、可能性を求めて、動いてみるのか。
‥‥どっちがいいか分かるハズだと、吾輩は思っているのだがね。
吾輩は君が思うより君の事を評価しているんだ、君はやれば出来る子、そう信じたいし、そう思っているからな。
【迷うくらいなら、こちらから道を提示してやればいい】
【道ない獣道で迷うよりは幾らかマシであると、不変の道と変化の道を示すのであった】
874 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 21:13:38.82 ID:Osvg7/ayo
>>870
/まだいますか?
875 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/29(月) 21:14:57.28 ID:lywwCz8f0
>>874
/此処に!
876 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/29(月) 21:27:03.93 ID:h+0eAg0L0
>>873
……じゃあ、……どうしたら、いいの。
誰も、なにも、教えてくれないのに……。
【分からない、ならば理解しろ、と。それへの返答には、僅か。拗ねたような響きが混ざる】
【教えてくれなかったくせに、と。誰に向けるでもない文句は、地面のほうへと落ちていって】
【ただ、ほんの少しだけ。分かろうと、理解しようとしてみた、そんな発言は】
【ノラの言葉が届いたのだろう、か。それでも、ずいぶんと他人頼りではあったけれど】
【そして、影に戻されるティッシュを見て。涙やらを拭い終わって、きちんと畳んだハンカチを握り締めて】
【「……洗っておくから。」、と。そう言葉を投げる】
【とりあえず返せるようにするから、その先は決めてと。そう言って、ほんの僅かに、首を傾げた】
――っ、……、きらいじゃ、……ないもん……っ!
【それから、返される言葉は。今までと比べれば、ずいぶんと大きな声で】
【鈴の音色をした声は、今までよりもずっと夜に通って。簡単に言えば、多少うるさいかも知れず】
【「嫌いじゃないの」ともう一度、今度は小さな声で呟いて。じぃ、と。少々キツい目をノラへと向ける】
【……嫌い、ではない、らしい。しばらく、そうしてノラを見つめていたのだが】
【ふわりと。投げ込まれた可能性に、その表情の糸が解れて溶けた】
【きょとんと目を丸くして、びっくりするような表情が、しばし】
【「又君のことを好きになってくれるかもしれない。」――、自分が頑張ってそれが手に入るかもしれないなら。きっと、凄く魅力的なご褒美で】
【そして、一度それが意識に入れば。そればっかりが意識を支配して。ぱぁ、と。浮かべたのは笑顔】
――――――ほんと、う?
【きらきらと。光は無いが、それでも瞳が輝くような気配がして】
【ハンカチを持ったままの両手をぎゅっと握って。首を傾げる】
【変わらず生きるという選択肢なんて、燃え盛る炉に叩き込みそうなその様子】
【火に油どころか、ガソリンを。それも大量に。注ぎ込んでしまった――らしい?】
877 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 21:28:23.24 ID:Osvg7/ayo
>>870
高みが見えてきた…だがまだだ…――――
【濃紺のバサッとしたザンギリ頭、白銀の双眸と端正な顔持ちの青年】
【赤地に金のラインが入った忍服の上から黒地に金の豪華な羽織を羽織って金の下駄を履いている。】
【背中に2つの大きめの金色と銀色の煙管(キセル)を担いでいて――――】
【左目は血の滲んだ包帯で覆われていて右目からは血の涙が流れたような血痕】
さて…。
ん?
【青年が路地裏に入って真紅の少年が目に映る】
【彼の痛々しい体を見て青年も表情を濁す】
おめぇさんも修行中か何かかい?
【片目で少年の瞳を見ながら話しかけている。】
【話しかけると少年のそばの壁によりかかろうとする】
/よろしくおねがいします!
878 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/29(月) 21:28:53.33 ID:A0gqvmJGo
【 路地裏 】
【――、電灯が設置されている為か、それ程に暗くはない此処】
【人気も殆ど感じられ無い中…、…押し殺したような声が、響いていた】
…、……おーし、そのまま動くなよー。
【ミディアム・バイオレットに黒のラインが縦に奔るシャツ、上から茶のファーコートを羽織った男だ】
【腰まで伸びた黒髪は後頭部で纏め上げられており、其の結び目には菊花の簪≠ェ差されていて】
【光沢を持つ灰色のスラックス――左腰には黒鞘の刀、右腰にはフリントロック式の銃を差している】
――、良いか猫、お前が逃げたら俺が困る。
俺が困ればギルドが困る。ギルドが困れば国が困る。
詰まり、お前の動き如何に世界の命運が握られて……――
【――、物凄く、くだらない理論を振りかざしつつ、中腰の彼】
【手をわなわなさせている先には、『首輪のついた黒猫』…、…捕まえようとしているのか】
/余り遅くまでは居れませんが、それでも宜しければー
879 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/29(月) 21:41:28.44 ID:9Ene36lBo
>>876
――教えてくれないのならば、教えてくれと乞えば良い。
少なくとも、解ろうとしない者に何かを教える者は居ないが、解ろうとする者に何かを教える者は絶対に居る筈だ。
理解する事が大切だが、その前に理解しようとする℃磨Bそれ自体が大切なのだからね。
【猫は。紳士な猫は真摯に答える、教える=B理解しようとする意義を】
【少なくとも、此処に一人‥‥否、一匹は。貴女に物事を教えようとする者が居る】
【猫は、そう示すかのように、鈴音を真直ぐに見つめながら、説教臭いながらも、心の有る言葉を投げかける】
‥‥うむ、また今度会う時に返してくれたまえ。
【次会うとき。どう変わっているか心配で、気になって】
【だからこそ、次に繋がるように、鈴音に言葉を返したのだった】
【猫は月をおもむろに見上げて、にぁあ、と小さく鳴き声を上げた】
【そして、大きな声で、返された言葉と、強い瞳を揺らがず受け止めて】
――――そうか、だったら会う事には問題ないな?
【少し意地悪な声音で、嫌いじゃないなら会うことに問題はないと】
【相手が己を嫌っていると思っているのは、他ならぬ鈴音の決めつけであると示した猫】
【そして、そこで嫌いじゃないと言ったのならば、嫌いだから会ってくれないと言う鈴音の言葉がひっくり返る事となる】
【嫌いだから会ってくれないなら、嫌いじゃないなら会う事に問題はないという事だ】
【そういう、ちょっとした思考の誘導を誘うのが猫の話であった、ちょっとだけ反則臭いかもしれない】
【しかし、直後に自己が示した光明に、相手が少々どころか盛大に惹かれたのを見て】
【之ならば。と猫は思うのであって】
―――ああ、本当だ。
但し一つだけ。本当に鈴音がその人の事を好きならば。
自己の心を押し付けないことだ。好意とは押し付けるものではないのだから。
相手のことを良く考えて、そして今度会う時にはしっかりと謝ること。
―――分かったかい、鈴音?
880 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/29(月) 21:43:16.68 ID:iJ9qucZz0
>>871
//まだいらっしゃいますか?
881 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 21:44:26.80 ID:GbImaphSO
>>880
/いますよー
882 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/29(月) 21:47:35.93 ID:lywwCz8f0
>>877
【ふと、自身の近くから声が聞こえ】
【そちらに意識を向ける、つまり集中していてあまり話を聞いてはいなかったようだ】
――――――ん…?アンタ坊さんかい?
ひゃはは、この容姿を見て、俺が意図的に傷つけていたンだとすりゃァ…修行とも言えるかも知れねェなァ…
【指の少なくなった左手を、握ったり閉じたりして傷を確かめる】
【その動作はどこかぎこちなく、それでいて生々しかった】
【ともすれば、それは少年にしかわからないことではあるが】
【自嘲するように微笑を顔に浮かべると】
【なんとも困ったような声色で、ゆっくりと話し出す】
――――――アンタは自分から傷をつけたのか、それとも修行の末に出来た傷か
そんなことは俺ァわからねェし、わかるつもりもねェが
――――――……この傷はただの名誉の負傷さ、どれも、これもな
ま、字体的に“名誉”の“負傷”なんて有るのかはわからねェけど、それでも一つだけ…いや二つだけ言えることがある
【そこで少年は一区切り】
【軽く息を吸い込み、吐き出す動作、ため息を繰り返す】
この怪我の所為で、俺ァこの容姿以上に舐められるってこと、と
――――――どれもこれも、……、敗北者の…ッ……“証”ってことだなァ………
【悔しそうに歯を引き縛り、地面の砂を足で軽く払う】
【感情的な行為だが、なぜ其処までの感傷があるのかは明かさないようだ】
【もう一度深くため息を吐くと同時に、目の前の青年のほうを向く】
アンタは、どうしてそんな傷が出来たんだい?
――――それに、人の事ァ言えねェが…アンタの服装はこの路地裏には“一切”合ってねェぜ?違和感極まりって感じだ
【ひゃはは、と空笑いを上げつつ、質問する】
【派手さでは負けていないつもりだが、論点は其処ではない】
883 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/29(月) 22:00:59.27 ID:h+0eAg0L0
>>879
…………。
【拗ねた言葉に、真摯に返される】
【何となくばつが悪くなって、黙り込んで。僅かに視線をノラからずらして、どこかを見つめ】
【ただ、視線こそそちらに向いてはいないが、きちんと言葉は聞いているよう】
【言葉が終わる頃に、きちんと聞いていたと、分かったと。言うように、小さく頷いた】
…………わか、った。
【そして、また頷く】
【それから、吊られるように、視線が月のほうへと向く】
【こちらの世界と同じ具合ならば、ずいぶんと新月に近い三日月、だろうか】
【別に、そうだったとして、そうでなかったとして、特に問題もないのだが――うん】
……嫌いじゃないもん、……嫌いじゃない、……もん……。
【月へと上がった視線はすぐに戻されて、また、ぎゅーっと閉じられる】
【そのままふるふると首を振って、何度も何度も、言葉を重ねる】
【自分は嫌いどころか、大好きであるし。相手からは嫌われていると思ってはいるが、実際に自分の言葉で認めろとなると。否定したい】
【そんな具合に、上手く導かれて。ううぅと、小さく声を漏らした】
【いきなり投げ込まれた、そんな希望に。ふわふわ以上に浮いた心】
【蛾よりも光に惹かれた、子供みたいな少女は。その忠告を、聞いてはいるが。あまり深くは聞いていない様子で】
――――わかった。
【……さて、本当でしょうか?】
【そして、手を伸ばして届く範囲に、ノラが居るならば。手を伸ばして、その身体をそっと持ち上げて】
【そのまま、ぎゅっと。大好きなテディベアを抱きしめるように、抱きしめようとするだろう】
【近くに居たとしても、拒否の姿勢を見せれば、きっとそれは成されずに。ただ、数度、嬉しそうに頭を撫でようとする程度で終わるはずだった】
884 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/29(月) 22:01:06.11 ID:iJ9qucZz0
>>871
ふへっ……やべ、ふふっ……笑いがとまんね、へへへ……
【奇妙な笑い声を上げて何かを両手で大事そうに持った人物が公園内に入ってきた】
【赤銅の髪が少し目にかかっており、印象の残らない鼻と薄い唇から性別はわからない】
【チャコールのパンツに長袖の白いシャツを合わせた格好は、この季節にはすこし暑そう】
【小躍りしているかのようなステップで公園内を歩き回り、偶に手に持った何かに頬ずりしている】
やっべぇ、まさかこんな臨時収入が入ってくるなんて。
ギャングもなかなかやるじゃねーか!えへへ……いくら入ってるんだ?
【何かを持つ人物はベンチのそばまで来ても女性に気づかない】
【一方、女性はこの闖入者が茶封筒を持っていることに気づくかもしれない】
【もし気づいたのならば、茶封筒に臨時収入という言葉……女性が求めていた何かを自然と連想させる】
今日はツイてるなぁー!そりゃちょっと前にあんな不運なことがあったらこれぐらいのお返しが
仏様からあって当然だよな! 何食おっかなぁー♪
【偶然にも、女性が先ほど呟いたことと真逆のことを嬉しそうに一人ごちている】
//よろしくおねがいしますー
885 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/29(月) 22:05:25.66 ID:utuUUOteo
【とある街道にて】
【夜もいい具合に更けてきて、人通りもまばらになってきた時間帯】
【道の端で、ある少年と男が、何やら押し問答を繰り広げていた】
【少年は上半身をすっぽりと覆うマントにやや大きめのジーンズを履き、黒いブーツを履いている】
【買い物帰りなのか、左手に食べ物等の入った紙袋を抱えており、右腕は包帯で肩から吊っていた】
【男は若く、首に奇妙な形のペンダントを着けており、その目つきは異様にギラギラしていた】
「さぁ少年!君もこのナン・トーカ教に入信して、共に教主様のために活動しようじゃないか!」
いや、だから僕は宗教に興味は…
【若い男が口にする宗教の名は、まるで聞いたことが無いものだった。恐らくは新興宗教の類だろう】
【濃い灰色の髪をした少年は困惑した表情を浮かべており、助けを求める視線を人もまばらな通りへと向ける】
【通行人の一部がそれに気づくものの、少しだけ表情を曇らせ、ふいと視線を逸らして去ってしまう】
【厄介事なぞ御免こうむる、というわけだ。少年もそれは理解しているので責めるつもりは毛頭無いが…】
「何と勿体無いことを言うんだ!この素晴らしさが分からないのかい!?」
「教主様は奇跡の体現者だ!あらゆる傷を癒し、あらゆる罪を公正に裁き、我ら信徒に平等に富を授けてくださるのだよ!」
そんなこと言われたって…
【だからと言って、男の熱心すぎる勧誘が止まるわけもなかった】
【熱の入った男は思い通りに行かない目の前の少年に業を煮やしたのか────】
「よし分かった!特別にその素晴らしさを見せてあげよう!なぁにきっと気に入るさ!いや気に入るに違いない!」
えっ、いやちょっと、待ってよ!いたっ、待ってってば!
【少年の制止も聞かず、男は少年の二の腕を掴み、さあさあと暗い路地へ連れ込もうとする】
【抵抗空しく───13歳にしては随分と小柄であるのも手伝って───ずるずると引きずられていってしまう】
【傍目から見れば誘拐に見えなくも無いが、事なかれ主義の通行人がそれを止めることは無いだろう】
【もしも彼らに関わるのなら、少年に助け舟を出しても良いし、変に悪ノリして状況をひっかき回しても良い】
886 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 22:05:46.47 ID:Osvg7/ayo
>>882
坊さんか、はははッ!
生憎オイラは徳なんて積んでねぇし念仏も唱える事なんてできねぇよ
【少年からの問いに自分は坊主では無いと答え】
【壁に寄りかかりながら横目で少年の指を動かす動作を見つめて】
名誉の負傷……
敗北者の証って事か……
【少年の体にできた傷の理由を聞く】
【それは名誉の負傷と敗北者の証だと言われ】
だがよ、負けた奴ってのは勝った奴以上に大きなモノを得られるんだ
それはお互い様さ、おめぇさんのそのカッコも中々イカしてるじゃねぇか
【勝負の勝者よりも敗者の方が得られる物が多いと。そんな根拠のない事柄を自慢気に語って】
【青年も敗北を味わったのだろう。きっと他の人間にも敗北で得られる物があるだろうと思っている】
【服装に突っ込まれ、どっちもどっちだろうと冗談めいた口調で少年の服装を褒めて】
この傷か?
まぁ修行の末にできた傷ってやつだ
コイツはもう取っていいか
【するすると包帯を取り除く、顔自体には傷はなくて閉じられた瞳からは力強い何か≠感じる事ができるだろうか】
【閉じられた瞼からは多少のこれ以上の血が滲むことはなさそうだが、右目と同じく晒された左目の周りにも血痕が残っていて】
887 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/29(月) 22:09:45.33 ID:9Ene36lBo
>>883
【小さな頷きを見て、ある程度話を聞いてはくれたことを知り、ならば良いと】
【子供に言葉を言い聞かせるのは、其れは其れは難しいのだな、と猫は理解したのだった】
うむ。
【月を見たのには、特に理由など無い。お年頃の猫は月を見上げてセンチメンタルを決め込みたい時が有るだけだ】
【特に月に特別な思いなど抱いていないから、猫は普通に視線を下に戻していき】
‥‥はっは、ならばそれでいいじゃないか。
【誘導のようなその発言。そして、言質は取ったとばかりの態度】
【なかなかに猫は狡猾だ。路地裏で一人生き抜くには、之くらいでなければいけないのだろう】
【只。狡猾さの使い方は、目の前の大切な友人を導くためで有ったのだが】
【誘蛾灯の様な言葉は、少女に光明を与えたが、其れは白昼夢の様なおぼろげな希望に過ぎなくて】
【だからこそ、ただそれだけを糧にするには、あまりにも頼りない】
【与えたのはきっかけだけで、これ以上に何かをするのは猫には今の時点では何も出来ないだろう】
【だからこそ、色々と思うことは有ったけれども、一瞬の間を置いて、答えるのだった】
―――ならば良い、今は≠アれ以上は言わない事にしよう。
【少しだけ念を推して。説教臭い言葉を投げかけるのはもう終わり】
【猫は大人しく少女に抱きしめられて、気持よさそうに目を細めて耳を動かして】
うにゃにゃにゃー!
【未だ生まれて5歳程の猫は、とても嬉しそうに鳴き声をひびかせるのであった】
888 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/29(月) 22:19:10.71 ID:GbImaphSO
>>884
――あ゙?
【入って来た人影の、神経を逆なでするような台詞に反応し、ゆらりと立ち上がる】
……オイ、今なんつった?
【つか、つかと人影に近づく】
今なんつったって聞いてんだよガキィ!
【チンピラかヤクザのような台詞を吐きながら相手の胸倉を掴もうとする】
【その表情はさながら般若のよう。どこからかゴゴゴゴゴとかズズズズズとかいう効果音が響いて来そうな雰囲気】
今のアタシはキゲンが悪いんだ。さっさと答えてくんねーかなぁ?
【ヤクザのような、と言うかまんまヤクザ】
889 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/29(月) 22:25:44.27 ID:lywwCz8f0
>>886
多くのものを得る、か。
多くは違わねェと思うし…いや、多分“合って”るんだろォな、だがな
【少年は小さく左指を鳴らし、人差し指で相手を指す】
【―――指が足らなくても指パッチンは可能なようだ、まあどうでもいいが】
俺はとっくに“負けすぎてる”ンだよ、被害妄想でもなんでもなく、な
もう得るもんなんざ分からねェ、もう何度地に伏したかすらも思い出せねェんだからなァ
俺はな、“弱い”ンだよ、それはフォローできるそれじゃなくてな
【其処まで言い切ると同時に、後ろの壁を人差し指でこつこつと小突きながら】
【どこか気まずそうに目線を下げる】
―――……すまねェ、少し卑屈になりすぎたわ、聞いてて面白くもねェだろ、こんな話
アンタみたいに、見た目格好良い傷でもなんでもない、ただのボコボコにされた傷だしなァ、ひゃははッ!
【自虐的に高笑いを済ませると、青年のほうにもう一度目線を合わせる】
【相手の“何か”は分からないが、其処にある強さは感じ取れる】
ひゃははッ!!もう面倒臭ェや、俺の目的を言っちまうよ、俺の傷、かっこいいとか言ってくれてわりいンだけどよ
俺さ、此処でとある“人”を待ってんだよ、そいつに治してもらうためになァ
俺ァそいつが大ッ嫌いだが、そいつにしか頼めねェ事だからな、仕方ねェ、だからイラついてたんだよ、ちょっと自虐的になっちまうぐらいになァ…!
【人、という単語を言った瞬間、激怒の表情を隠せずに表すが】
【それは一瞬で消え、愉しそうだが辛そうな顔で語る】
【なぜこんな事をわざわざ話したのか、少年にすら分からない】
―――俺の名ァヴァーデッド、ヴァーデッド・劫火・ニコラスだ
あんたの名前は何だ?“ナナシ”ってわけでもないだろ?
【唐突に自己紹介をはじめ、相手にも聞きだそうとする】
【その行為は、とても陽気そうな声で、顔で、表情で聞く】
890 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/29(月) 22:30:13.94 ID:h+0eAg0L0
>>887
【太陽は、明るいから嫌い。ただ、明るいから好き】
【月は、明るくないから嫌い。ただ、明るくないから好き】
【そんな、両極端。いろいろなことで両極端を抱え込む少女は、だから、きっと。不安定なのであって】
【……この少女も、お年頃ではあるのだろうが。如何せん、中身が幼すぎる。カッコよくキマるなんてことはちっともなくて】
【そもそも、ノラにつられて見上げただけ。何の感慨もなく視線を降ろしたとかなんとか】
…………。
【誘導の果てに言質を握られて。ほんの少し気に食わない様子で、少女はノラを見つめて】
【路地裏の生き物であるといえば、この少女もそうだったりするのだが】
【……何が違うのだろう。何が違ったのだろう。じとりとした視線が、しばらくノラへと向いていたとか】
…………うん。
【苦痛は与えない程度、ただ、なるべく思い切り抱きしめて】
【指先で毛を梳くように、撫でるように。よしよしと耳の間辺りから後頭部辺りまで、数度往復させる】
【ただ、その、どこか夢を見るようなぼんやりとした目つきは。ノラを見つめながら、別の誰かを見ているようで】
【例えば、誰か。大好きなひとを抱きしめていると空想するような、そんな様子】
【ひどく失礼でもある、そんな行為は。ただ、どうしようもなく優しい手つきで繰り返されて】
【拒絶すれば、その瞬間に止まる。しなければ、しばらく続く。数分すれば、放すはず】
891 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/29(月) 22:31:37.62 ID:iJ9qucZz0
>>868
は?
【小躍りを続けていると、背後から怒りの篭った声が聞こえた】
【公園で昼寝でもしていた奴がいたのだろうかと楽観的に構えていたが】
何なんだよ、て……ひぃッ!!?
な、なんりゃ……なんなんだよぉ……
【徐々に近づいてくる人影をたちの悪い酔っ払いか何かだと思い、こちらもけんか腰で打って出ようとする】
【何なんだよ、てめぇ こんな台詞で凄んでみて、相手が余計に絡んで来るなら腹に膝でも入れてやろうと考えていたのだが】
【いきなり胸倉を掴まれ頭が真っ白になる】
【しかも自分の襟首を握り締める人物は普段自分が仕事を共にしている人種の方々と同じ威圧感を放っていて、その表情はそんな方々より怖い】
【びくびくと震えながらろれつの回らない舌でなんなんだ、と聞くのが精一杯だった】
ししし、仕事の依頼主が……ツケにしてた報酬をやっと払ってくれて……
臨時収入が……
【相手に気圧されているからか、歯切れの悪い言葉で返事をする】
【そういえばこの人物、絡まれている途中でもへんじをっしている途中でもちらちらと封筒の方に視線が泳いでいた】
892 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/29(月) 22:39:36.46 ID:eHoTkj5Co
>>885
……まァまァ、兄ちゃん、ちょっと落ち着きなよ。
【その小さな騒動に、軽薄な声音で静止を掛ける声があった】
【男の背後から近寄ってきていたので、少年に周囲を見回す余裕があれば、その姿に気付けるだろう】
【白いカッターシャツの裾を、黒のスラックスからだらしなくはみ出させた、20歳頃の青年だ】
【紺色のネクタイは、首元で緩められているが、わざわざそれをネクタイピンで留めている】
こんな天下の往来で、青少年相手に勧誘かァ?
熱を上げんのは結構だが……ま、運が悪かったな。
【軽薄な笑顔を浮かべた青年は、男に近づくと、スラックスのポケットから黒い手帳を取り出した】
【それを男に見せつけるようにして、かざすと――】
自警団の者だ。
非番だったんだが、見過ごせねぇな。
……ちょっと、近くまでご足労願おうか?
【――あまり貫禄はないが、有無を言わせぬ威圧的な口調で、そう言い放つだろう】
/まだいらっしゃいますか?
893 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 22:40:27.83 ID:Osvg7/ayo
>>889
……弱い…か――――
【この少年は幾度と無く敗北を味わってきたのだろう】
【きっと青年の知らない時や場所で。それと同時に青年の目線も地面を見るように下がり】
俺は格好いいなんて様じゃねぇ
だがおめぇさんからは熱い心を感じるぜ。
【けして自分を格好いいとは思わない、そう言い放って】
【青年の直感は少年の中に熱い心があると感じ取っている】
人…待ちって訳か
ここだと色んな意味で人待ちにゃ便利って訳だな
その人にしか頼めねぇって事はその人は有名な医者か何かかい?
【人を待つという行為。それ自体は何ら普通の事なのだが】
【路地裏で人を待つという事は何か特別な理由でもあるのかと思い】
【少年の体の傷を治すのであれば有名な医者か何かだろうと推測する】
おいおい、オイラはナナシでもカカシでもねぇよ
オイラぁ獅子堂 輝天てぇんだ。
【彼の問いに軽く冗談を織り交ぜながら自分の名を答え】
【青年も少年と同じように表情と口調が明るい感じで】
894 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/29(月) 22:41:41.00 ID:9Ene36lBo
>>890
【この猫は人を好む。この猫は同族を好む】
【他者に悪感情を抱く事は、この猫に置いては殆ど無い】
【自己を捨てた母猫にも未だに親愛を抱くことは有るのだ、同じく自己を排斥した兄妹にも】
【だからこそ、この猫は他者にその親愛や敬愛を躊躇いなく向けることが出来る】
【理由なき好意ではない、自己に一度でも好意を向けてくれたのならば応えるべきであると】
【猫はそう自己の主義を定義付けているのであった。それゆえに、猫の態度は一貫している】
―――うにゃぁー。
【猫は、少女のそのじとりとした視線を受けて、白々しい鳴き声を響かせていたが】
【思い切り抱きしめられて、それも無く、只すんすん、と鼻を鳴らして嬉しそうにするだけだった】
【自己を通して何を見ているのか、恐らく其れは彼女の大切な者なのだろうな、と思考する】
【何となく、自己を見てもらえないことは哀しくもあって、だというのに撫でる手は優しく心地良くて】
【同反応したものか分からぬまま、結局無抵抗で数分撫でられて離されて、地面に降りて】
‥‥うむ、では吾輩はそろそろ行くとするよ。
鈴音、君の旅路が良い物と成ることを祈っておこう。
では、また何時か。
【そう気取った様子で言うと、猫は軽やかな足取りで走り去っていったのだった】
【理由は近所のコンビニの廃棄を狙うため。結局の所、野良猫でしかなかった】
【だが、そんな一匹の野良猫の言葉は―――一人の少女にわずかでも届いただろうか?】
【それだけが、猫の心に残る心配事であった】
【願わくば、少女の旅路に幸多からんことを。祈る神など知らぬが、そう願っていた】
//乙でしたー!
895 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/29(月) 22:46:31.98 ID:GbImaphSO
>>891
あーあーいーですねー良かったですねーツケ返してもらってさー。
でもアンタの都合なんざ知らねーよコッチは一文無しなんだよこの野郎!!
【そのままの姿勢で怒鳴る。この人かなりタチが悪い】
あーイライラするーイライラするー。
そのカネちっとばかし恵んでくれませんかねー?
【すっごく良い笑顔(青筋付き)で封筒を指差す】
896 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/29(月) 22:56:39.64 ID:iJ9qucZz0
>>895
えっ、え……えぇっ!?
【目の前の人物は酔っ払いよりもたちが悪かったかもしれない】
【胸倉を掴まれたまま不条理な怒りをぶつけられ、赤銅色の前髪から覗く猫のような丸く大きな瞳に戸惑いの色がみられる】
…………やだねぶぁぁぁぁぁぁぁああかっ!!
そりゃ私だって一般人よりは恵まれない境遇だったからもう少し弱った顔で頼んできたら飯ぐらい連れてってやったかもしんねーけどな……
私ぁ絶対ぇチンピラには屈さねー!! つーかもう神社にもお布施しねーよ!!
【理不尽な怒りをぶつけられた後これまた要求を要求を受け、こちらもヒートアップしたようだ】
【胸倉を掴む手を振り払って数歩後ろに下がると、キレのある動きで前の女性に向かって中指を突き立てる】
【まるで連帯責任といわんばかりに神社にも金輪際お布施しないとまで言った】
【恐ろしいほどの威圧を受けてもこんな対応、おそらくこの人物も今日まで貧困にあえいでいたのだろう】
897 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/29(月) 22:58:16.22 ID:lywwCz8f0
>>893
獅子堂ね、OKOK刻んだよ
【やはり陽気に、愉しそうに笑いながら名前を暗唱する】
【少年はどこか、名前に対する執着が垣間見える】
医者じゃねーなァ、しいて言うなら職人だな
アイツは何でも作れるし、何でも変えられる、意味わかんねェよな
――――――あんたも“治して”もらうかィ、いや、止めといた方が、病めといた方がいい
アイツに会ったら、あんたも“猜疑心”を思うよ、きっとな
【嫌そうに、どこか忌々しげに“アイツ”の事を語り】
【ふぅ、とため息をついたと同時に】
「非道いな、ヴァーデッドが呼んだから駆けつけたってのに」
【少年と青年の目の前から、突然、漆黒の空間が発生し】
【一人の少年が其処から這い出して来る】
【真っ黒の短髪、真っ黒の双眸の少年】
【ヴァーデッドと同じく切り揃えられた短髪、敢えてであろうか】
【黒い、としか言いようがないローブを羽織るように被っており】
【中には漆黒と純白のバーテンスーツを着ていた】
【両手両足には朱に染まった歪な包帯が無理やりに巻かれており】
【痛々しく、かつ不気味さを煽っている】
898 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/29(月) 23:02:17.52 ID:h+0eAg0L0
>>894
【そうしてしばらく、少女は、誰かを抱きしめて】
【数分もすれば、気が済んだのか、それとも気がついたのか】
【最後に一度、きゅ、と。抱きしめて、放す】
【地面に降りたノラを視線で追って、最初よりも、ずっと落ち着いた目を向けて】
……ん、……ばいばい、また、ね。
【返事は、いくらか短めのもの。右手をゆるりと挙げて、緩く振って、その背中を見送るだろう】
【それから、数分経った後、同じベンチ】
……………………。
【月に翳すように、見上げて。見つめているのは、ノラに貰った金のキャッツアイ】
【身につけては居ないが、持ち歩いてはいたらしい。ただただ、じぃっと見つめていて】
【古来より強い魔除けとして大事にされてきたキャッツアイ。それを知っていて、縋ろうとしているのか、それとも、ただ。見つめているだけなのか】
【分からないが、まあ。……数十分は、そうして見つめていた、らしい】
/おつかれさまでしたー!
899 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/29(月) 23:05:20.76 ID:utuUUOteo
>>892
【背後からかけられた声に対し、男は鬱陶しそうな表情で振り向いた】
「…?何だ君は!関係の無い者は黙って────…じ、自警団!?あっ、おい!」
【青年の少々だらしない姿を見て一瞬だけ威圧的な態度に出るが、青年が見せた手帳を見て顔色が一変する】
【ショックで力が緩んだのか、少年は男の手を振り払い、小走りに青年の背後へ】
…助けてください!この人、僕を誘拐しようとしたんです!
きっと活動拠点の地下深くで馬車馬のように働かせるつもりだったんです!
【目に涙を溜めつつ、少年が青年に訴えかける】
【……多少の脚色は否めないが、少なくとも言っていることは大体合ってる】
「その少年は誤解をしている!」
「それに、俺はナン・トーカ教の信徒だ!お、俺に手を出したら教主様が黙っちゃいないぞ!!」
【こういった荒事は専門外なのだろう、今すぐこの場から逃げ出したいのを全面的に表情に押し出しつつ】
【それでも男は精一杯の虚勢を張り、青年を威圧しようとする】
【余談だが、少年は実に幼く愛らしい顔立ちをしている】
【ひょっとしたら、青年は少年をボーイッシュな少女と見間違える────かも、しれない】
/反応が遅れました。申し訳ないorz
/中身健在です。よろしくお願いします!
900 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 23:09:14.75 ID:Osvg7/ayo
>>897
何でもできる職人か、それはそれですげぇじゃねぇか!
ああ…オイラは遠慮しとくぜ
【どうやら医者ではなく職人らしい、それも凄腕の】
【少年の忠告が無くても青年は治療を頼んだりはしないだろうが】
【忠告を聞く感じではちょっとした恐怖を感じて】
(……!このオイラが気配を感じ取れなかった。これは転移術か…?)
【突然現れた漆黒の空間に軽く驚いた表情を見せて】
【これは転移関係の術を使っているのだろうかと彼の脳裏は推測する】
あ、あいつがその職人って奴かい?
兄弟じゃ…ねぇよな?
【突然現れた空間から這い出てきた少年を指差しながら横目で少年の方を伺いながら】
【コイツは一体何者なんだ?と質問する】
901 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/29(月) 23:14:29.78 ID:GbImaphSO
>>896
ふーん。そう。へぇー。
じゃーもう良いよ。力づくでいくから。
【つまらなさそうに呟き、腰の手斧を取る】
こーゆーのメンドーだし疲れるしイイ事なんもナイんだけど、さっ!
【斧を取り、振り上げたがそれは使わず、相手の足を払いにかかる。ちょっとしたブラフ】
【相手が足払いを食らったなら、相手の封筒を拾い上げようとする。正にチンピラ、正にヤクザ】
902 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/29(月) 23:15:27.02 ID:eHoTkj5Co
>>899
……っと。
【少年が背後に回り込んでくるのを、特に咎めることもなくさせるがままにして】
【そちらは放っておくことにして、男の方へと向き直る】
……まァ、あんたとこっちの少年、どっちが正しいかはどうでもいいさ。
それに、非番だっつったろ?
【虚勢を張っているのが見え見えの男の前で、その黒い手帳をスラックスのポケットにしまうと】
【鼻で笑うように言って聞かせる】
見逃してやるから、さっさと消えな。
……次はないぜ?
【その軽佻浮薄な態度に、余裕のある――優位者の表情を浮かべて、笑う】
【この通告の後、その男が何を言おうとも、取り合うことはないだろう】
【そして、少年の方へと振り返り、声をかける】
……大丈夫かァ? 少年。
【肩を竦めて――これが本当に街の治安を担う人間なのかと、不安になるくらい、軽薄な笑顔だった】
903 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/29(月) 23:24:40.75 ID:iJ9qucZz0
>>901
あー来いよ!どっからでもどうぞ!!
【意地を張った子供のような口調で対応)
【女性が獲物を握るのを見ると、目を凝らして女性の動きを待つ】
【その間に、自分が女性を巫女か何かと勘違いしていたことに気づくが、だからといっていちいち訂正はしない】
あぁ面倒だよ……っつーかとんだ災難だ、さっさと飯にでも連れて行ってやればよかったかも……なぁう!?
【斧に目線をやっていると、いきなり身体が崩れ落ちる感覚に驚きの声を上げる】
【しかし封筒は抱えるように抱きしめ死守、どうしてもお金だけは護るつもりだ】
//ぬおお、勘違いしてました。 申し訳ない…
904 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/29(月) 23:28:21.44 ID:lywwCz8f0
>>900
「兄弟の仲だ、親友ってのはそういうもんだろ?」
ッッ!!!違ッ!!!俺とお前はもう親友でも何でもねェッッ!!!!当然兄弟でも何でもねェ!!!
サッサとこの傷治して消えうせろッ!!!この糞野郎がァァ!!!!
【突然狼狽し、右拳を震わせながら激昂する】
【本来下手に出るはずなのだが、それすらも出来ないようだ】
【ヴァーデッドは右拳を強く握り締め、左手で目の前を押さえる】
【どうやらできる限り見ないようにしているようだ】
「先ほどの話は聞いてた、俺の名前は黒瀬だ、以後があれば宜しく」
【淡々と自身の自己紹介を終える、先ほどの啖呵は気にすらしていない様だ】
【寧ろ愉しそうに、先ほどの少年と同じように笑う】
「それじゃあ、そろそろ行かせて貰う、済まないね、俺では話し相手になれそうにもないし、興味も湧かない」
【一礼を終え、目を伏せていた少年の右腕を掴む】
【少年は凄まじく響く舌打ちを打ち、手の平を縦にして獅子堂のほうを向く】
―――すまねェな、俺は行くわ
わざわざ会話に付き合ってくれたサンキューな、結構助かったぜ
じゃ、縁が“合ったら”また会おうな
【それだけ言い終わると、二人の少年の姿は漆黒の空間に飲み込まれ】
【消失し、消え失せる】
【其処には既に少年の跡は一切残っておらず】
【絵空事のように、消えうせる】
905 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/29(月) 23:29:46.42 ID:lywwCz8f0
>>904
/お疲れ様でしたー
/此方の話をウダウダ聞かせ続ける事に成ってしまい済みませんでした
/久しぶりのロールだったのでミスが多かったと思います、ありがとうございましたー
906 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/29(月) 23:31:49.82 ID:utuUUOteo
>>902
【青年の言葉に、男は安堵したような屈辱のような、なんともいえない表情を一瞬浮かべた後】
【「覚えてろよ」と、典型的すぎる言葉を投げかけ、わき目も振らず物凄い速さで逃げていった】
【いやに軽薄な笑顔を浮かべる青年と少年がその場に取り残される】
【少年は、顔にかけた丸眼鏡をずらして軽く目を拭うと、おずおずと青年へ口を開く】
あの、ありがとうございます。助かりました…
【それは青年への感謝の言葉】
【だが、その言葉とは裏腹に少年の表情は今ひとつ晴れなかった】
何かお礼をしたいのですが、丁度手持ちが無くて…
紙袋の中に林檎がありますので、良かったら食べてください
【本来であれば、紙袋から林檎を取り出し、青年へと差し出すはずなのだ、が】
【生憎と右腕は怪我で満足に動かせず、代わりに紙袋を青年の方に寄せるのだった】
907 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 23:36:06.13 ID:0K3hvyBSO
【水の国:郊外】
【メイド服を着た女が瓶の入った紙袋を抱え歩いていた】
「探していたワインは手に入ったものの…すっかり遅くなってしまいました」
「旦那様はもう寝てしまっているでしょうかね…やるべき事は終えてきましたし、心配するような事は無いはずですが…」
【どうやら買い物帰りらしくなるべく瓶を揺らさないようにしながらも、時折足を速めるようにしている】
908 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/29(月) 23:37:49.51 ID:Osvg7/ayo
>>904
兄弟、いや親友喧嘩になるのかねぇ…こりゃあ
【漆黒の空間から出てきた少年は兄弟の仲、親友と言って】
【兄弟ではないと理解はできたがヴァーデットの方はかなり怒って青年も少し呆れ顔で見ていて】
【空間から出てきた少年を見ようとすらしないのはかなり頭にきているからだろうと】
オイラの怪我は自分で治すが…
まぁ今度会ったときはよろしくな
【黒瀬と言う少年にこちらも挨拶を交わして】
【その後少年を連れて帰ろうとする少年を見送ろうと立ち上がり】
ああ、その傷治るといいな
あんまり自分を責めんなよ!
オイラもそろそろこっから消えるとすっかねぇ
【少年一行が漆黒の空間に飲み込まれ、完全に消えるのを見届けると】
【青年は桜吹雪と共にどこかへと消える】
/お疲れさまでしたー!
909 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/29(月) 23:41:47.85 ID:eHoTkj5Co
>>906
……ふぅ。
【肩越しに振り返って、勧誘の男が去っていったのを確認して】
【なぜか青年の方が、安堵したようなため息をついた】
……いやァ、権力チラつかせれば、さっさと消えるかと思ったんだがな。
思ったより食い下がってきやがって、焦ったぜ。
【そして――不穏な台詞を、臆面もなくのたまった】
気にすんな。実は俺、自警団の人間なんかじゃねェんだから。
【――どうやら、ハッタリだったらしい】
【ただの手帳を、自警団員の目印と言い張ったり、よくもぬけぬけと、と言った風情である】
ンな怪我おしてまで、夜中に買い物かァ?
……頑張ってるな偉いな、とはとても褒めてやれねェぜ?
【包帯で吊られた右腕を見て、左手に抱えられた買い物袋を見て】
【青年は、呆れ顔を隠すこともなく、少年に向けてそう言った】
【どうやら、礼変わりに、と言われたリンゴについては】
【こちらも嘘をついていた事だし、と。受け取る気はないらしい】
910 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/29(月) 23:52:53.74 ID:GbImaphSO
>>903
よぅし引っ掛かった!
【倒れた相手を見下ろしながらガッツポーズ】
【しっかりガードされた封筒に手を伸ばす、が直前で止まる】
――何だって?
「さっさと飯にでも連れて行ってやればよかったかも」っつったな!?言ったな!?よし!!
【ニタリと人の悪い笑みを浮かべる】
【撤回するも良し、観念するも良し】
【――その度胸があればの話だが】
911 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/30(火) 00:00:01.69 ID:SfSr3miBo
>>909
【「気にすんな。実は俺、自警団の人間なんかじゃねェンだから。」】
【その言葉を聞いて、二度三度、ぱちぱちと瞬きをして】
【やがて、はぁ、と呆れたような表情で溜息をひとつ】
…度胸があるんだか無いんだか、分からない人ですね
バレたらどうするつもりだったんですか、全く
【などと小言を漏らした】
【無論、助けてもらったのは事実なので、青年を責めるつもりは毛頭無いのだが】
事情がありまして。夕方までロクに動けなかったんです
やっと動けるようになったんで、必需品を買っていたらこんな時間になってしまいました
【青年が紙袋の中を覗くなら】
【大半を占領する食料品に圧迫されるように、少量の衣類、ちょっとした薬品、小さめの本などが入っているのが見えるだろう】
…一応、あの程度の男であれば追い払うこともできたんですが
そうなると、怪我をさせてしまうかもしれなかったので。あなたがいてくれて、本当に助かりました
【そう言いつつ、左手でマントを少しめくる】
【マントの内側の白いシャツとサスペンダー、サスペンダーと一体になったホルスターと、そこに収まる小剣が見えるだろう】
912 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/30(火) 00:04:07.12 ID:H70BNjJb0
>>910
――――――ッッ、やろォ……!!
【和装の女性が封筒に手を伸ばすのを見て、秘められた力の封を解いた】
【――春が神通力と名づけている――不思議な力を解放し、いよいよ持って本格的な戦闘態勢をとろうとしたが】
へ……?
【封筒の目の前まで迫っていた手が止まり、女性が笑みを浮かべている】
【底意地の悪い笑みで確認することは、先ほど自分がぼやいた言葉】
【不味い、と頭が判断するころには女性はガッツポーズをとりそうなくらい喜んでいた】
【今更駄目だと言ってしまえばきっとまた斧を持って襲い掛かってくるに違いない】
【名残惜しそうに封筒を見た後、女性のほうへ向かっていき】
ファーストフードの店な!!
【女性の方を掴み叫ぶ】
【どうしても安く済ませたいらしい】
913 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/30(火) 00:12:51.61 ID:072UOIwoo
>>911
いやなに、機転の利く男だと評価してくれていいんだぜ?
【少年のもっともな小言に、しかしこちらも減らず口を叩いて返す】
【示された紙袋の中身を覗いて、少年の説明を聞いてから】
ま、坊っちゃんの理由なんざ聞く気もねェケドさ。
誰かに買ってきてもらうとかは無かったのかよ?
【厄介事に首を突っ込んできたのだ、こう見えても案外にお節介なのか】
【前置いたセリフの割には、自分で買いに来る、その選択肢を選んだ理由を糾すようである】
……。
ハ、首突っ込んで正解だったのやら。
【少年の示したマントの中身、その剣呑さに、青年は苦さを飲み込むように呻いた】
……怪我してるんなら、荷物くらいは持つぜ?
まァ、俺が持ち逃げする心配をしねェなら、だが。
【頭を振ってから、仕切り直すように少年の抱える紙袋に目をやる】
【要らぬ警戒心を抱かせるような口を利くのは、彼なりの喚起なのか、品の悪いジョークなのか】
914 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/30(火) 00:26:48.57 ID:SfSr3miBo
>>913
…そういうことにしておきましょうか
少なくとも、今回は助けられたわけですし
【そう言って、少年は微笑んだ】
生憎と、一人旅でして
…ああ、連れならいないわけでもないですね
恐ろしく厄介な奴ですけど
【左手の紙袋を抱えなおしながら、そう言った】
【存在だけを仄めかし、それ自体について語ろうとしない。あまり追求されたくないのだろう】
そうですね、お願いします
…持ち逃げにしては、随分と手が込んでますね?
【青年の提案に、少年は即答で承諾する】
【次いで、からかうように遠まわしに、青年への──どれ程かはともかく──信頼を示した】
915 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 00:28:30.24 ID:vEZTRM6SO
>>912
何でもいーさ!行こうぜ!!
【凄く良い笑顔で踵を返し、公園の出口へ向かう】
【公園から出る、その瞬間】
言うまでもないけど、逃げんじゃねーぞ?
【相手の方を向き、ちょいちょいと手招きする。逃げるのは難しいか】
916 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/30(火) 00:36:00.66 ID:H70BNjJb0
>>915
(わ、私以上にがめついんじゃないか…………?)
【恐ろしくいい笑顔な女性を見て、こちらも愛想笑いを浮かべる】
【頬がひくひくと引きつっているように見えるのはきっと気のせいではない】
わ、わかってるよ……今頃そんなセコイ真似しねーっつの!
【手招きをする女性を見て唇を尖らせる】
【小走りで女性の前に立ったかと思うと、女性を先導するように歩き出す】
【とあるハンバーガーチェーン店にて】
はぁ……っつーかそんないい服持ってて金がねぇってのはどういうことなんだよ?
あれか、ヤンキーがブランド物持つ感じの。
【とりあえず注文したハンバーガーやドリンクを載せたトレイをテーブルに置き】
【なぜあんな恐喝まがいのことをするほどの貧困に陥ってた理由を聞いてみる】
917 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/30(火) 00:37:31.00 ID:072UOIwoo
>>914
……一人旅、ねェ。
【少年の見目幼い容姿に反する、落ち着いた物腰。この年頃にして一人で旅≠しているという】
【なにかと事情はあるのだろうが――】
……ま、誰にでもイロイロあらぁな。
【――そこまで踏み込んで追求するほど、弁えていない男、というわけでもないらしかった】
【どこか諦観まじりに呟いて、少年が抱えている紙袋を受け取った】
信頼させておけば、警戒も解けるってもんだろ?
……さて、どこまで運ぶんだ?
ねぐらまで付いてっても良いが、そこで全財産かっぱがれても泣くなよ?
【少年の返しを逆手にとって、その趣味の悪いジョークを、さらに発展させる】
【――ともあれ、どこまでついていくか。目的地まで、どの程度の距離があるのか】
【荷物持ちの青年に、明示しておいたほうが良いかもしれない】
【メタ的にはキンクリするかどうかだ!】
918 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/30(火) 00:51:31.35 ID:SfSr3miBo
>>917
そうです。イロイロ、あるんです
【口調を少しだけ真似て笑い、青年を茶化す】
【───その笑顔の裏で、追求されないことにひっそりと安堵した】
そういうことを言うから、逆に信頼できるんですよ
そうですね…宿を取ってあります。ちょっと遠いですけど
徒歩で移動できる距離なので、そこまでお願いしてもいいですか?
【青年の好意に素直に甘えることにしたようだ】
【宿までの道は少々遠いが、徒歩でも何も問題は無く、これといって危険な場所も無い】
【直ぐに移動し始めるなら、15〜20分程度で着くだろう】
【当方に時間跳躍の用意あり!】
919 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 01:03:13.18 ID:vEZTRM6SO
>>916
【相手の財布事情なんざ知ったこっちゃ無い、と言いたげに注文したハンバーガーなどを口に運ぶ】
……ぁん?
まー、カンタンに言えば、博打して負けた。それだけさ。
ちっとでも残ってりゃまだ何とか出来なくもねーが、一文無しじゃどーにも出来ねー。まーボコにされなかっただけマシさ。
【さらりと物騒な事を言いながら、事の顛末を説明する】
――ところで、アンタなんてーんだ?
アタシは木賊 縹(とくさ はなだ)てんだ。
【思い出したように、相手の名前を尋ねる】
920 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/30(火) 01:06:35.54 ID:072UOIwoo
>>918
……信じるのはまァ、そちらさんのご勝手。
【肩をすくめて、少年の言葉を軽くいなすと】
【少年と共に、宿への道を歩き出す】
【キ(中略)ン!】
……着いたみたいだなァ?
【少年の誘導に従って道を進み、見えてきた宿の前で、青年はそう言って立ち止まる】
【腕とはいえ、怪我をしている相手だ。その様子に疲労がないかどうかを観察しながら】
……ほらよ。
あんまり無理して出歩くのは、今後は控えたほうがイイんじゃねェの?
【紙袋を少年に向けて差し出しながら、一応、と警告を加えておく】
少年が無事でも、相手が無事に済まなけりゃ、同じことさ。
今日のことだって、さっさと逃げれるくらいに坊っちゃんが万全なら、ナンの問題もなかったワケだし、な。
【少年がマントの中に隠していた剣のことを思い、そう釘を刺す】
【――少年が、強引に連行されることが無かったのも、勧誘した男が怪我をしなかったのも】
【今回ばかりは、誰かの気まぐれなしには、起こり得なかっただろうから】
921 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/30(火) 01:16:46.81 ID:H70BNjJb0
>>919
【臨時収入が削りきられるというわけではないが、結構痛い出費】
【恨めしそうに女性を睨みながら、自分のハンバーガーにかぶり付く】
ば、博打って……もっと汗水たらして働け!
いやこの際働かなくていいからもっとお金のかからない遊びやれよ馬鹿ッ!! こちとらどんなに苦労して…………
っていうかボコって……どこで賭けてるんだよ……
【自分は博打で負けた女の飯代を払っているのかと思うと泣けてきた】
【しかも相手は同姓でヒモにすらなってない】
【拳を作っていかに自分が苦労したかを語っている、こちらも結構タチが悪い】
【そして聞こえてきた物騒な言葉に、女性が何者なのかと疑るような目を向ける】
――あぁ?陶 春(すえ はる)だよ。
はぁ…………腹いっぱい食わせてやるんだからツテがあるならもし今度あったとき仕事紹介しろ。
乗り物の運転なら大体できるから。
……まぁ、あんたとはもう会いたくないけどッ!
【相変わらず苗字か下の名前単体だと勘違いされそうな早口で自分の名を言う】
【そして、もし次にあったときに自分に利益が回ってくるように仕事の紹介を頼む】
//自分はあと数レスで寝落ちしそうです…
922 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/30(火) 01:24:20.01 ID:SfSr3miBo
>>920
ええ、信頼してますよ
【くすくすと笑うと、宿への道を案内しつつ、青年と歩き出した】
【キ(略)!】
…と、ここですね
【何事も無く、少年が泊まる宿へと着いた】
本当に、助かりました。ありがとうございます
明日か明後日には、ここを発つ予定だったので
少し無茶をしてでも買い物を済ませておきたかったんです
【紙袋を受け取り、左手に抱える。無くなった物は無いようだ】
【尤も、盗りそうな人間に荷物を任せたりはしないのだから、ある意味当然とも言える】
…そう、ですよね
これからは気をつけるようにします。ご忠告どうも
【警告を真摯に受け止め、反省した────風な態度を装いつつ、少年は思う】
【 「宿のベッドで寝て起きたら大怪我してました」 なんて言ったら、この人は信じるだろうか、と】
【あるいはそれすらも予測しろと言うのだろうか────】
それと、僕はレア・ヴァルケンハイムと言います
…「坊ちゃん」だなんて、やめてください
【言って、少々のふくれっ面をする】
【坊ちゃん、と呼ばれるのが気に入らなかったようだ。変なところで子供である】
923 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[sage saga]:2011/08/30(火) 01:37:42.95 ID:072UOIwoo
>>922
【ふ、と。少年の拗ねた内心を見透かすように笑って】
【それを示すように、呼び方に文句を付けてきた少年に、右手を振る】
レア、ね。そりゃ悪かった。
俺は梧堂。梧堂 渉(ごどう わたる)。
ゴドーでも、ワタルでも、好きに呼んでやってくれ。
【これまでの接し方を考えれば、拗ねられるのもやむなしかと】
【――少年の、物思いの内容にまでは、さすがに関与することはできない】
じゃあな、レア。次は元気なカッコで会えることを祈るぜ。
……事情は知らねェが、野垂れ死ぬなよ。子供が死ぬ事ほど、寝覚めの悪いモンはねェんだ。
【青年は、最後に軽薄な笑顔を消して、その黒い瞳に何も映さぬまま――能面のような顔で、そう言って】
【後ろ手に手を振りながら、去っていくだろう】
/こんなところでしょうか。
/おつかれさまでした!
924 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 01:49:31.80 ID:vEZTRM6SO
>>921
――たかが博打、なんて思ってんじゃねーだろーな?
まーマトモなオシゴトじゃねーけど。
イカサマなんて日常茶飯事、カネが足りなきゃリンチ、ヘタすりゃ指詰め。
そこらのオシゴトとはちげーんだよ。
【物凄い事をつまらなさそうに言う】
えっ?
何処でやってるか?路地裏に決まってんだろ?
【きょとんとした表情で答える】
【言うまでもなく、この世界の路地裏は危険である】
陶春。よし、覚えた。
じゃあな。縁があったら、どっかで会おうや。
【そう言い、席を立ち】
……とりあえず言っとく。
アタシにコネは無い。残念でした。
【そう言い残し、店から出ていった】
/乙でした!
/返しが遅くて申し訳ない…!
925 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(福岡県)
[sage]:2011/08/30(火) 01:54:23.15 ID:SfSr3miBo
>>923
ゴドー・ワタル…うん、覚えました
【少年にはあまり馴染みの無い名前なのか、ゴドー、ゴドーと繰り返し小さく呟く】
…ええ、また。次は何かお返しがでひゅ、…できると良いのですが
【青年が見せた能面のような表情にも笑顔を崩さず、しかし内面の動揺を抑えきれずにちょっと噛んでしまった】
【そのまま去っていく青年の後姿を見送る】
【かちゃり、と丸眼鏡をかけなおし、小さな声でぼそっと─────】
僕は死にませんよ、ゴドー。まだ死ぬわけにはいかないんだ────
【─────そう、呟いて、踵を返す。自分の部屋へ戻り、荷をまとめるのだ】
【急がなければならない。明日の早朝、この街を発つと、そう決意したのだから────】
/お疲れ様でしたー!
926 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(兵庫県)
[sage]:2011/08/30(火) 02:05:49.24 ID:H70BNjJb0
>>924
うぇ…………じゃ、なくて!
舐める舐めないじゃなくもっとまじめな仕事しろっつってんだよ!
つまんなさそーに言ったって別にすげぇとかおもわねぇからな!
【自分も碌な仕事をしていないにもかかわらず木賊に説教】
【……しながら、女性の両手をとってジロジロと十本の指を食い入るように見つめている】
…………マジかよ
【ドライバーの仕事の緊急用の逃走経路として路地裏は候補の一つにはいっていたが】
【こんな厄介な奴らがいると知って、どうしようかと考え直す】
じゃーな、敵でも味方でももうあいたくねぇよ
【席を立った木賊に憎まれ口をたたいた後、頬杖を付いてそっぽを向いていたが】
…………ってめぇ!! ふざけんなよ! 今度あったときは覚えてやがれ!!
バーカバーカ!
【店を去る木賊の背中に向かって中指を突き立てる】
【食うだけ食われた、と半泣きの顔で】
//なんとか起きてられた…絡みありがとうございました!
//服装勘違いしてたりいろいろもうしわけなかったです…
927 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/30(火) 16:21:52.03 ID:9oRgowDw0
>>814
・・・
【ただ、聞くしかできなかった】
【質問することもなく聞くしか華凛にはできなかった】
・・・・・・
【顔を伏せ、血が出るほど唇を噛み、肩を震わせながら】
・・・アレル・・・
【怒りがちらつくような声でアレルにこえをかけ】
【ただ、その怒りは自分に向いたものだった】
「はぁ」
「わかってますよ」
【アレルはため息をつきゆっくりと手を前に伸ばす】
【そして、四人の近くに扉が表れ】
・・・
【そして、華凛はその扉へ向かって走りだす】
【もちろん、その扉のむこうは彼女の近くだろう】
928 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 16:29:12.84 ID:sVLbtSq70
>>927
「…………」
【華凛の、静かに情報を噛みしめている様な仕草を見届けながら、アストラは無言を貫く】
【華凛の中で情報を整理している時に、横やりなど入れるべきではない。ましてや、かつて憎悪のままに襲いかかった自分が――――と言った思いがあった】
"っ、扉……!?"
「…………外に出る為のもんだろう。追うぞ、ダハル……!」
【アレルが、恐らく『呼び出した』であろう扉を見ると、アストラは素早く華凛の後を追って扉へと足を向ける】
【その際、本の瞬間的な仕草だったが、アレルにさっと手を挙げて挨拶を交わした】
【――――礼や謝罪など、色々な意味が、その手礼には込められていたのだろう】
≪――――姉貴、とりあえず……一端隠れやしょう≫
そう、ね…………どれほどの時間が掛かるかも、分からないし…………
【扉の向こうから、レイドのジェムの声が聞こえてくる】
【まだ、最初の場所から移動してはいなかったようだ】
929 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/30(火) 16:54:58.32 ID:9oRgowDw0
>>928
・・・
【レイド達二人の近くの空間が少し歪み】
【そこから華凛が姿を現す】
【アストラたちも直ぐに出てくるだろう】
・・・レイド・・・ゴメン・・・
【レイドの近くに姿を現せた華凛はれらを見るなり深く頭を下げる】
/すいません、遅くなりました・・・
930 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(京都府)
2011/08/30(火) 17:03:12.58 ID:9oRgowDw0
/928
/すいません、次もちょっと遅れそうです・・・
931 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 17:06:12.94 ID:sVLbtSq70
>>929
――――っ、華凛…………!
「レイド…………こいつもいたたまれなかったんだ……許してやれよ」
【出てきた華凛、そしてワンテンポ遅れて出てきたアストラに、ホッとする様な、表情を見せるレイド】
【しかし――――その顔のこわばりは、完全に取れた訳でもなく】
≪っ、みんな隠れて!!≫
「!?」
【ジェムの切羽詰まった声が、一行に掛けられる】
【それに従い、レイド達はさっと物影に身を潜める】
<――――現在、状況は小康状態と言うべきか…………>
<しかし、行動しないという訳ではない…………確実に、先手を打っていかなければ…………>
【一行から離れた場所に、2つの目立つ人影があった】
【黒のボディースーツを着込み、目元をバイザーで覆っている、小学生ほどの2人の少女】
【少女達の額には、それぞれα、σという文字が刻まれており】
【αの少女は金色の、σの少女は紅色のショートカットをしている】
【なにより、髪の色と額の文字を除けば、彼女らの容姿は瓜二つである】
【――――額の文字や、目元のバイザー、冷たく、機械的な所作などの違いこそあれ】
【その2人は、コピーと言って良いほどに、リイロ=M=ヴェイスと瓜二つの容姿だった】
【――――2人は、一行に気づかぬまま、何事かを互いに語りながら、人ごみの中へと消えていった】
――――華凛、ごめんね…………
無理をするなって、言われてたのに…………あたしたち…………
「――――まだ言ってなかったが…………あの時は、色々と済まなかった、な…………」
【――――クローン兵士が立ち去ったのを見計らって、再び顔を出したレイドとアストラは、そのまま華凛に謝罪する】
【約束を果たせなかった事。敵対して脅かした事。それぞれに事情は異なれど、やはり謝罪はしたかったのだ】
932 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 17:07:24.04 ID:sVLbtSq70
>>930
/了解です
933 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 18:16:25.47 ID:sVLbtSq70
>>930
/すいません、飯行ってきます
934 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/30(火) 19:12:41.66 ID:tIqEZXcmo
【水の国・とある場所】
【屍山血河と化したその場所に、一人の人物の姿が見える】
【ナンバーのない、ボロボロの機関のコート――栗色、ショートの髪の小柄な少女】
【右手には重量級のハンマーを持ち、左手に持った無線で誰かと連絡を取っている】
……この地域の制圧は、完了。
おとなしく逃げ出した人以外は……そう、皆殺しにしたわ……。
次は何処を制圧するの?
……うん、……そう、都市を制圧していけばいいのね。
うん…、大丈夫、時間は掛かるけど私一人で出来る――状況が変わるまでは、応援は要らない。
状況が動いたら呼ぶから……、それじゃ…
【通話を終えた少女は無線をしまう】
【そして、ハンマーを右肩に担いである方向を見つめた――】
【その方向には、水の国の都市の一つがある――彼女はこのまま直接その場所へと向かうつもりだ】
935 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/30(火) 19:56:04.27 ID:GE/mmHYKo
>>934
【悪党が笑えば、正義の徒が怒るのは世の道理。この水の国も、その例に漏れる事はない】
【いや、寧ろだからこそ=\―だろうか。如何にも剣呑な鉄錆の薫りを嗅ぎ付けて】
こっちは頭部を一撃、こっちのは首がへし折れてる。こっちは胸郭が……うえ、ミートソースかよ。
言わずもがな生存者は無し。職業柄誉められたもんじゃあ無いが、中々の手腕だな……
【路地の闇より足音もなく、宛ら火に舐められた紙に、炙り出しの絵が浮き上がるように】
【臙脂のジャケットの裾を靡かせ、シャツにジーンズの中性的な出で立ちをした女がひとり】
【ネオン煌めく繁華街へとその足を伸ばす、少女の前へと歩み出る】
【酸鼻極める修羅場だろうが、私が歩く限りは私の道だ。邪魔する物など、有ってはならない】
【そう語るが如く無造作で、冷然とした、或る種の不遜さすら感じ取れる足取りで――】
――――して、下手人は……っと。
//まだいらっしゃいますかー
936 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/30(火) 20:12:31.37 ID:tIqEZXcmo
>>935
……遣り残した、仕事があった。
【ジャケットの、彼女の姿をその双眸が捉える】
【ピタ――と、ハンマーの少女は歩みを止めた】
この場所の人間は……全て[
ピーーー
]。
……それが私の仕事なの。
おとなしく引き下がるならよし……さもなくば…って、トコね。
【ズン、と――重い音を立てて担いだハンマーを地面に降ろす】
【少女の体中に、抵抗された跡が残っている――だが、少女自身はまったくの無傷だ】
【衣類にナイフで切られた痕跡があるが、切り傷は見当たらない】
【それが意味する事を、きっとある程度、想像出来るだろう――】
/居ますよー、でも、これから飯なので次ちょっと遅れるかもです…
937 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 20:15:01.00 ID:kE8/Rp9x0
【森】
本当に……ここにいるのか……?
やっぱ何処か嘘くせェし、第一そんなモン存在してんのかなァ?
【森林の奥深く、月明かりが一面に満遍なく照らし出される空間に】
【少年が一人、周囲を見渡しながら進み続けていた】
【周囲を焼き焦がすかのような真っ赤な短髪】
【それに相応するかのような深い漆黒の双眸】
【未熟といえるであろうか、幼さが顔にまだ残る少年】
【大人になれば恐らく精悍な青年に成りそうな、整った顔をしている】
【赤い、いや真紅に近いほど鮮やかな羽織を着ており、見る者を安心させる。が】
【反発するかのように右手には付けられた無骨な手甲があり】
【その拳部分には決して拭えない黒ずんだ血痕がこびり付いていた】
【また、左脚に傷口など一切見当たらず、少年自身も何の不自由もしていないように見えるのだが】
【何故か、一本の杖で身体を支え続けている】
ガセネタか?いや、それにしてはハッキリとした物言いだったしなァ
やっぱり“貴重”な生物ってことか……ま、根気良く探して、見つからなきゃぶん殴ろう
【比較的軽めの足並みで進み続ける】
【いったい何を探し続けているのだろうか、こんな人も寄らない獣道で】
938 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/30(火) 20:28:34.37 ID:GE/mmHYKo
>>935
【ふらり。白皙の痩躯が枝下れ柳のように傾いで、其方へと向き直ると】
【女はその細面に、嫣然と称するにはあまりにも薄っぺらな笑みを湛えて、少女を見下ろした】
【ばさ――肩ほどの高さに整えられた、夜空色の髪が揺れる】
――ああ、お前か。ったく、街中で素人なんざ殺って何が悦いんだか……。
【抜き身の刃にも似た佇まい。唇を歪めるのは、間違っても暖かな正義感などでは有るまい】
【見ればその腰には、長短併せて三振りの刀が提げられている――女は早くも、その内一つに左手を掛け】
【すら、と順手に握って一息に鞘を払い、中段の高さに据えていた】
……ざぁんねん。そーいうヤツの首根っこ刈り取って、出すとこに出すのがオレの仕事でさ。
悪いが、聞く気は無いよ。……その台詞そっくり返したい感じだけど、それはそっちも同じだろ?
だったら、やる事は一つだよ。
【堂に入った構えは、殺し屋か何かの所作を思わせる――これが正義の味方≠セなんて、一体誰が考えるだろう】
【無感動な溜め息混じりに吐いた台詞は、この交渉とも呼べない話し合いの】
(華奢な成りの割には頑丈そうだな、あれ。防具か、硬化能力か)
(――もしくは、魔術?まあ良い、どちらにしたって――)
…………そう、仕合うだけ、だ。
【どうしようもない決裂を、告げていた】
//了解しました、どうぞ遠慮なくいってらっしゃいませー
939 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/30(火) 20:34:43.63 ID:GE/mmHYKo
>>938
//しまった、得物の描写が抜けてた……
//【すら、と順手に握って〜】と「……ざぁんねん〜」の間に、以下の文を
//【それは刃長一尺を超え重ねも厚い、無骨な趣を備えた寸延びの短刀である】
940 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/30(火) 21:00:10.95 ID:tIqEZXcmo
>>938
楽しくて殺しているわけじゃない……。
……大勢の死≠ェ必要だった……。
だから、殺した…。
(明日は我が身…)
(生き残った者だけが生きる事を許される…)
(だから、やるしかない――生き残る事だけが絶対)
【彼女の言葉を受け止め、ソレに対する自分の意思を反芻して返す】
【何処か冷めた口調】【全ての生き物を軽蔑する眼差し】【血に塗れたハンマー】
そうね、戦って……ぶつかり合って…
……それから……は、その後で考えましょう…。
私の名前は……、周防 防己(すおう つづら)
―――あなたの……墓に刻む名前は、なに……?
【ザッ――構えらしい構えを見せずにつづらはハンマーを右肩に担ぐと彼女へ向け、真っ直ぐに歩き出す】
【確実に、一歩――また一歩と間合いを詰めて】
/お待たせしました、ただいま戻りました。
941 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/30(火) 21:05:45.95 ID:vEZTRM6SO
>>937
/まだいますか?
942 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 21:10:41.88 ID:kE8/Rp9x0
>>941
/THIS WAY……此処に!!
943 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 21:24:06.55 ID:vEZTRM6SO
>>937
>>942
【羽織の少年がしばらく歩けば、ある程度拓けた所に出るだろう】
【月明かりが降り注ぐその広場で、仰向けに寝転んでいる人影があった】
【紅い瞳、ボサボサの黒い短髪】
【砂埃で薄汚れたクリーム色のコートを羽織り】
【同じ様に薄汚れた黒い長ズボンを穿いている】
【右腕には、ウロボロスを象った白い腕輪と、五指の付け根にダイヤモンドが付いた黒い指貫タイプの手袋を付けている】
【コートの背中には二つ穴が空いており】
【そこからは『竜の翼』としか言えない物が生えている】
【よく見ると、両手の爪は全て5cm程の長さに伸びている】
【そんな格好をした、14〜5歳程に見える少年だ】
【すぅすぅと寝息を立てているが、羽織の少年が近づけば、目を開きゆっくりと立ち上がり、羽織の少年を見るだろう】
/ではお願いします!
944 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/30(火) 21:30:17.00 ID:GE/mmHYKo
>>940
あっ、そ。何の為にやったのかは識らないけど、必要だったんなら、まあ解らなくも無いけど……。
……だから許してあげますなんて、口が裂けても言わないぜ。オレはお人好しじゃないんだ。
【返るのは過不足なしの、ごくごくシンプルな嘲弄の言葉。それはともすれば機械的で、温度も色も感情もない】
【害意には鏡映しの害意で応じ、立ち塞がる障害(りふじん)は、それを上回る理不尽で細断する】
【そんな女のスタンスは、或いは少女と似通っている。ならば、衝突は必然にして不可避】
……朔夜。姓(かばね)は別に良いだろう?元より死んでやる気も無いし、さ。
(構えからして、一番無理が無いのは振り下ろし。――待ちだな、此処は)
(迂闊に突っ込んでカウンターでも貰った日には、こっちがお釈迦だ)
【だが然し、女は未だ微動だにせず。初手はその場に腰を据え、見に徹する】
【じろり。鋭く細めた薄墨色の視線が、品定めのように少女をねめつけた】
【左半身を前に出し、重心は後足に置いて大きく構え、短刀を持たない右手はだらりと提げたまま】
【女は、距離が詰まるのを待っている】
【尚。――少女は彼女の名前を、どこかで見た覚えが有るやも知れない】
【具体的には、機関のデータベース等で】
945 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 21:46:22.23 ID:kE8/Rp9x0
>>943
ッッ――――――ッ!!!遂に見つけたッ!!!
あの情報屋の野郎も結構いい仕事してやがるじゃあねェか!!!ひゃははははッッ!!!!
お前が伝説に伝わりし“妖精”なんだ………ろ?
【大きく開けた場所に座り込み、寝息を立てている相手】
【興奮した少年は、相手を妖精と勘違いしたみたいだったが】
【相手の容姿を考えれば無理も無いことではあった、なんせ羽、いや翼が生えているのだから】
【しかし少年は、勢い良く相手の目の前まで駆け寄り、容姿を窺った】
【若干感じ取れる違和感、いや記憶違いのようなものだろうか】
(……いや、こいつは違うわ、よく見りゃあ一回会ったことあるわ)
(あの時はよく会話もしてなかったが……確かヘイロンとかいったような……)
【怪訝そうな表情で相手の顔を探り続ける少年】
【非常に失礼な上に妖しい動作ではあるが、こんな所ですやすや寝ている以上妖しいも糞も無いだろう】
どうしよォか………しかし此処で行き止まりみてェだな……
情報屋の話だと月明かりが灯る場所のみらしいし……
【両腕を組み、うーむ、とうなりながら考え込む】
【どうやら妖精と呼ばれるものを探しており、それに勘違いしたようだ】
946 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/30(火) 21:46:51.97 ID:OHEnkQuDo
【昼頃から続いていた雨が止んで、月が姿を雲間から覗かせて
木々に枝垂れる雨粒へ月光が吸い込まれて、プリズムのように淡く輝く
やがて硝子玉のような水滴が落ちると、風鈴のような音が一つ畦道に響く】
――――……はて、と……この程度でございましょうか
【再び風鈴を奏でる、華奢な白い細指、吸い込まれるような純白の手袋に包まれた手で音を響かせる
零れ落ちたソプラノの甘い甘い旋律、少女の言の葉の音色がしばし、その空間へと広がるだろう
水の国の路地裏――――少々場所と比べて暢気な音、と言うべき、か……】
【覗いてみれば白銀の長髪をポニーテールのように黒いリボンで結び、メイドカチューシャを付け
スレンダーな身体を、強調するように胸下で大きくエプロンドレスの結び目を目立たせる
黒と白のロングスカートメイド服を纏った、巨乳の少女が大き目の木箱に腰掛けていて
黒いメイドブーツと、白い手袋、そして真紅の瞳が、妙に高貴な印象を与えるだろうか】
……んー……久方ぶりでして、少々勝手を忘れておりましたが
偶には刀を握らず、このような事も悪くはございません――――でしょう
――――……ふふ、我ながら綺麗なカトレアですね
【彼女は言葉を付け加えると、右の手に握ったハンカチ大の大きさの布をはためかす
弦の如く薄い月に照らされて、闇の中からその輪郭を窺わせる布
そこには、紫苑色の刺繍糸で描かれた、カトレアの刺繍が在った】
【彼女の膝の上には同色の刺繍糸と、刺繍針、どうやら路地裏で月光の灯りを頼りに紡いでいた模様
月下に頭を垂らして、両手を仰ぐように花弁を雄弁に開いた、一厘のカトレアの絵は
さながら、丘の上に端然と咲く彼の花のように、そこに彩られているだろう】
947 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/30(火) 21:50:01.24 ID:tIqEZXcmo
>>944
許してだなんて……、言った覚えはない。
私は……媚びない、負けない、屈しない……。
あなたがお人よしだったなら……だったとして、何も変わりはしない。
(私と対峙してしまった以上は、叩き潰す――)
(それは相手も同じようだけど……ね)
【つづらの容姿は――全体的に小柄、その一言に尽きる】
【その見た目に反した頑丈さは、朔夜の予想通りである】
(朔夜――聞いた覚えが……?)
(思い出すのは、後でいい……雑念は消す、戦闘に集中――)
【――が、見た目からは想像もできない要素がもう一つだけあった】
【片腕でハンマーを持ち上げるだけの筋力=z
【それは能力とは無縁のものだ】【鍛錬次第では誰にでも手にする事が出来る】
【――彼女のそれは、ただハンマーを振り回すためのものだけではない】
朔夜――決まりね……。
あなたは私が潰す――完膚無きまでに……
【あと三歩ほどまで距離が詰まると、つづらは踏み込んだ――】
【同時、繰り出されるは左腕≠バネのように一気にはじき出す事による裏拳】
【狙うは朔夜の刀を持つ――その左肘である】
【ただ踏み込み、打ち込むだけのシンプルで解りやすい挙動】
【隙だらけの行動、反撃(カウンター)は容易だ――】
【だが、つづらに触れたならば、攻撃を加えたならば、その時に気が付くであろう――】
【つづらのその身が、まるで不壊の物質(アダマント)で出来ているかのように固く、頑丈な事を――】
948 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 22:02:16.10 ID:V/cXKRA9o
>>946
【そんな、静かで穏やかな気配を吹き飛ばすような騒々しい気配が迫ってくるのが分かるかもしれない】
【どがぁっ!ごしゃぁっ!どどどっ!どごぉんっ!ざしゅぅっ!】
【何かを切り裂く様な音や物が砕けたり燃える様な音が響き、そして近づいてくる】
【そして、直後】
――――さ い ふ を か え せ ぇ え え え え え え え っ ! !
【そんな声と同時に、チンピラというか、まあひったくり的な男が吹き飛ばされてくる】
【くるくると綺麗に宙を巻い、地面に叩きつけられて、貴女の目の前に倒れこむだろう】
はーっはっはっはっは!!
私から逃げられると思ったのか?
【そんなことを言いながら、吹き飛ばされたひったくりを追うようにして人影が現れる】
【荒れ狂う火焔そのものを形にしたかの如き腰ほどまで或る真紅の長髪を流し】
【地獄の業火を映すが如く濁り淀む、紅玉の瞳をギラつかせ】
【両腕から背にかけては、焔と刃の意匠を感じさせる文様がびっしりと刻まれている】
【格好は、上半身晒布姿に下半身はデニムと言う物。露出は多いがその異形の気配が其れよりも目立つ】
【頭からは、30cm程の角が二本生えていて、もはやその様は、悪鬼。修羅や何かの類にも似た邪悪な妖気を纏う】
【しかしながら、本人の表情や雰囲気自体は、無邪気やバカの類の形容詞が似合うものであって】
【―――何処か凄まじいアンバランスさを感じさせる少女であると判断できるかもしれなかった】
【そして、チンピラの服をあさろうと近づいたときに、貴女に気がついて】
‥‥むぅ、見られてたか、済まないな。驚かせただろう?
【と、邪気を放つ鬼は、案外気さくに貴女に話しかけてくるのだった】
【彼女の周囲の空気は他より2,3度高く、近づけば少し暑苦しさを感じるかもしれなかった】
949 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 22:08:40.25 ID:vEZTRM6SO
>>945
――!?
【急に駆け寄られ、少したじろぐ】
……えっ?よ、妖精?
すみません、何を、言ってるのか……
【目を白黒させ、怪訝な表情で羽織の少年を眺める】
(……あれ、どっかで会ったかも……)
(……あれか、思い出した!)
【眺めている内に、何処かで会った事を思い出す】
950 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 22:16:25.48 ID:kE8/Rp9x0
>>949
おっと…驚かせちまったみてェだな……すまねェ
勘違いしないでくれよ?俺は年中「妖精さんがやってきた!」なんていう気狂い野郎ではないからなァ?
【相手が目覚め、些か面倒だが面子のためにもしっかり説明】
【どうやら相手は此方を曖昧にしか覚えていなさそうだ、無理も無い】
此処には妖精が“存在する”貴重な空間なんだってさ、信用度は少ないが、探してみる価値はあるはずだと、な
まァ…俺の場合は羽一本でもかまわねェンだけどな……
【とりあえず大まかな説明を終え、夜空を見上げつつ周囲を探る】
【若干だが、此処に居そうな気がする、若干だが】
【不意にくるりと相手のほうに顔を向け、ニッコリとした笑みを見せ付けると同時に】
【頭を下げつつ、自己紹介】
俺の名はヴァーデッド、ヴァーデッド・劫火・ニコラスだ
―――あんたは確か…ヘイロンだったよなァ?ああ、気にすんな、俺が勝手に知ってただけだからな
【にこやかに笑う少年の顔、曇りや戸惑いは当然無く】
【愉しそうな雰囲気に包まれていたともいえる】
951 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/30(火) 22:18:09.48 ID:GE/mmHYKo
>>947
【亀の如く遅々とした――されど確かな、威圧を孕んだ歩みを見据え】
【女は飽かず、焦れもせず、ただただ少女の接近を待ち】
【相手が初撃の予備動作を取った段になって、漸く動く】
・・・
……言ってろ。その舌、なますにしてやるから。
【明確な挑発の意志をもって放たれる、物騒な言が開幕の狼煙となった】
【――瞬時、静から動へ。此方から見て左後方へと左足で小さく一歩、右足をそれに追随させつつ】
【振るわれた裏拳を、右の掌で払い落とす。と――鈍器めいたその感触に、彼女は僅かに眉間に皺を寄せる】
(傷一つ無い――とすると、表皮が硬化してるのは確実か)
(どう刃を徹したものか、困り物だな。相性が悪い……。)
【後退と同時に左脇を締め、短刀を小脇に構えると、左足でまた大きく一歩踏み込んで】
【中段、刺突を試みる。容赦なく腹部を狙った、体ごと叩き付けるような腰溜めの突きだ】
【回避をそのまま予備動作として、後の先を狙うカウンター。つづらの強度を計る他に】
【懐に入り込んで、長柄の武器であるハンマーを振るい難くする、という狙いを含んだ一手である】
952 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)
[sage saga]:2011/08/30(火) 22:18:29.90 ID:Rbb7le9j0
【公園】
………………。
【既に日も落ちて暗い公園の、街灯の下。そこに設置されたベンチ、……ではなく】
【公園の真ん中、植えられた一本の桜の木。その根元に、ちょこんと座り込んでいる小さな人影が一つあって】
【綺麗に真っ黒な髪は、後ろで綺麗な一つ縛り。なぜだか髪に結いつけられた無数の鈴が、りんりんと鳴いていて】
【白のラインの入った黒の長袖パーカーに、プリーツの入った黒のミニスカートを合わせて】
【黒のオーバーニーソックスに、黒のブーツ。左手の薬指には、蛇を模った銀の指輪を嵌めて】
【いかにも暑そうに黒尽くめな、そんな少女で】
……なんて、言って、……行けば、……いいのよぅ……。
【身体を小さく小さく縮ませた体育座り。両手で、頭を抱えるようにして】
【漏れる声は、ひどい涙声。時折、しくしくと泣き声や嗚咽なんかも聞こえたりして、どうやら泣いているよう】
【風が吹いたり、少女が身体を動かすそのたびに。鈴たちは好き勝手鳴いて。夜にその声を響かせていた】
953 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/30(火) 22:20:33.22 ID:OHEnkQuDo
>>948
【さやかに柔肌に浮かぶ汗は、周囲の温度が上がったから、か
彼女の白い肌にすーっと染み込んで、微かな残光だけを煌かせる
真紅の瞳が、貴女を真正面に映して、その色を覗き込むだろう】
……いえ、ある種日常茶飯事でございますし……
ですが、貴女様のタイミングの良さに、少々驚きを感じてはおりますね
あともう少し貴女様が早く来ていらっしゃいましたら
恐らく私は、私の未熟な指先を刺していたことでしょうし……
【表情に滲む、苦笑に似た微笑の色、端正な顔達は、大人びた雰囲気を兼ね備えつつも
そっと微笑みの形に綻ぶと、両手の間から、その奥にある素顔のような幼さを覗かせる
嬌音にも似た、旋律を奏でつつ、彼女は膝の上の、エプロンドレスの上に乗せている刺繍針を左手で摘み上げるだろう】
【宵月の尾を引く月光に当てられて、刺繍針へと月明かりが落ちて、反射させ影を形作る
少なくとも貴女の登場には微かな驚きはあったのだろう、針を扱っていれば指を刺しそうなぐらいに
気さくな貴女の態度に少々気を良くしつつ、言葉を紡いでいく】
ところで貴女様は……――――これは私の想像にすぎませんが……
ひったくられたお財布をお探しして此方に至った、のでしょうか?
……でしたら、ほんの少し、其方の方にも感謝をしなければなりませんね
彼の方が窃盗を致しませんでしたら、このように可愛らしい貴女様と出会えませんでしたもの
私はカノン、カノン=ラン=パトリオットと申します、以後お見知りおきを
【風にたゆたう、一葉の羽のように、体重を感じさせず木箱の上から地面へと降りる
巻き上がり、はらりと翻る彼女の大きく長いスカートの丈を抑えるように、右の手をお尻へと移動させて
左の手を股の間にそっと入れて、双方を抑えながら、裾を押さえつけつつ、風の余韻を感じる】
【やがて、風の収まりを見極めると、両の手でスカートの裾を握り締め、軽い足取りで身を翻す
白銀の後ろ髪が、彗星にも似た残響を微かに残しつつ、無音の移動は、遠くの雑踏の音を彩って
貴女へと向き直ると、頭を垂れ、スカートの裾に殆ど隠れる左足の爪先を後方につけ、恭しく礼をするだろう】
954 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 22:21:06.27 ID:kE8/Rp9x0
次スレ
【
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1314710411/
】
955 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 22:28:24.04 ID:vEZTRM6SO
>>950
は、はぁ……
いや、そんな事、思ってませんけど……
【羽織の少年の説明を聞き、たじろぎつつも返事をする】
――はぁ、「妖精」、ですか……
僕は、見てませんけど……
【立ち上がり、きょろきょろと周囲を見渡す】
【妖精がいそうな気配はするが、はっきりとは分からない】
――ヴァーテッドさん、ですね。覚えました。
じゃあ改めて、お久しぶりです。
【ヴァーテッドの名乗りに応え、ぺこりと頭を下げる】
956 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 22:35:30.25 ID:V/cXKRA9o
>>953
【覗き込む真紅を、決して逸らすこと無く、ただただ真直ぐに見つめ返すのは紅玉の双眸】
【逸らす意味が無く、そして自己の存在に後暗さを感じていない、その純粋さが生む態度だろうか】
【チリチリと目は時折火群の如く紅く煌めいて、まさに焔の様な少女と感じさせるか】
はっはっは!之でもなかなかタイミングの良さには自信があるのさ。
昔からお祖母様の目を盗んで盗み食いをしていたからだろうな。
【にぃ、と無邪気ながらも凛とした笑を浮かべて、淀みなくそう答える】
【そして、刺繍針をつまみ上げる動作と、そしてその創り上げられた刺繍に興味を抱いた】
【警戒をしているわけではなく、常在戦場として隙の殆ど魅せられない動作で接近し、刺繍を見ようとするだろう】
刺繍かー‥‥、着物の繕い程度なら私でも出来るんだがな。
どうも、その手の細かいことは料理以外は向いていないんだよなぁ。
【もし、貴女の作った刺繍を見せてもらえば、おぉっ、と声を漏らして子供のように驚くだろう】
【その後はきっと凄いとか、綺麗だな、などと褒めるような言葉を貴女に向けるはずだ、笑顔と共に】
【異形であるが、人の心を持ち合わせている。其れがこの異形である、鬼の少女】
【彼女の、その言葉と自己紹介を受けて】
【少女は一歩足を引き、はにかんだような表情を浮かべて口を開く】
うむ、そういう事に成るな!
全く、之でおにぎりが作れないところだったが――――怪我の功名って所だな。
いい月の夜だ、こういう出会いが有るのも、なかなかに悪く無い。
今宵の巡りあわせに、感謝させてもらいたいところだな、財布も取り戻せたし。
【そうして、相手の自己紹介を受けて、少女も自己の名を返す】
花鳥風月一派戦術%ケ場二代目頭目、花城火憐[ハナシロ カレン]だ!
よろしく頼むぞカノン!
【そう言って火憐は貴女に近づき、貴女の手を取ろうとするだろう】
【そして、紅煉の意匠の文様がびっしりと刻み込まれた両手で貴女の手を握り上下にぶんぶんと振る筈であった】
【その手は、人間の体温よりはるかに高く、温泉の類にも似たような感覚を与えるだろうか】
【邪悪な気配でありながらも、本人の無邪気さがそれを中和しているようだった】
【尚、彼女の名はカノッサ機関のデータベースに上がっている筈であった】
【カノンが其れに気がつく事は、容易であるだろう。彼女は堂々と宣戦布告をした存在なのだから】
957 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/30(火) 22:39:33.83 ID:tIqEZXcmo
>>951
――どうだか……
【容易く、その裏拳は叩き落とされる】
【回避そのものを予備動作とし、突きへと繋ぐ一連の流れ】
【その所作は恐らく、誰が見ても見事なものであった――】
【つづら自身、その様を見て関心した――】
(上手い――そして、来る……!)
……ッ!
【ギンッ――鈍い音と衝撃が響く】
【苦悶の表情を浮かべるのも至極僅かな、瞬刻の間の事――】
【つづらは確かに腹部にその一撃を受けた――しかし、その傷は浅い】
【硬い――その一言に尽きる】【致命傷が致命傷にならない】【それが彼女の能力】
この程度の攻撃……、私の前では等しく無力ね……。
残念だけど……、意味を成さないわ……
(私の体に傷を付ける――それだけで脅威なのだけどね…。)
【タラ――と、流れ出る赤き鮮血】
【そして、先の苦悶の表情は偽りではない】
【大きくはないが、確かにダメージは通っている事は隠し切れない】
【或いは、隠し通せたとしても――何度も攻撃を貰えばそう長くは隠し通せないだろう】
【そしてあと少しで、身を擦り合わせるようなこの間合い】
【小回りの利かない武器であるハンマーを封じるには、最善とも言える手段だ】
【それゆえに、つづらは一撃必殺――その手段を失った】
【しかし、重量級のハンマーの役割はもう一つあった――それは、彼女の華奢な体躯と絶対防御が釣り合わない】
【つまりは、ハンマーは錘】【武器としてだけではなく、彼女の軽量さを補うために存在する】
―――フッ!!!!!
【叩き落とされたその左拳を握り締め空気を一気に吐き出すと同時――朔夜の鳩尾目掛け振り上げた】
【先の裏拳とはまるで違う――ハンマーを含めた全体重≠乗せたアッパーカット】
【破竹の如し勢いを伴いそれは迫る――!!】
958 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 22:39:39.38 ID:kE8/Rp9x0
>>955
おう、久しぶり!つっても殆どこれが初対面だからな、始めましてでもそうかわんねェか
【ひゃはは、と小さく笑いをあげる】
そォだ……確か妖精は“魔素”に寄ってくるって何かの本に書いてあった気がする……
ちょっとすまねェが、ヘイロン、手伝ってくんねェ?
【そういい終わると同時に、少年は右手の手甲を外す】
【当然、それによって先ほどまで隠され続けていた右手の詳細が現れる】
【基本的に、一般的に、通常の腕と余り変わらない、少し細く、日に当たっていない分若干白い】
【全ての指もそろっているし、怪我という怪我も見当たらない】
【ただし、手の甲を除いて】
【少年の手の甲の部分に、緑色の石が“埋め込まれて”おり】
【どうみても通常とは異質なそれから、尋常ではない魔力が、永続して溢れ続けている】
【専門知識があれば、それが“宝玉”であることが分かるだろう】
お前も、何か魔力を噴き出す技とか持ってねェかな?何でも良いんだが、森を壊さなければな
【自然破壊はさすがに駄目、というわけではなく】
【妖精的にNGなのだろう、森を敬え、ということだろうか】
959 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/30(火) 22:50:23.26 ID:OHEnkQuDo
>>956
【貴女の瞳は水晶のように透明で、まるでその中に焔を宿しているかの如く
思わず、その温もりを囲んで、ぎゅぅと暖を取りたくなるほどに、その灯りに見蕩れそうになる
そんな誘惑に溺れそうになるものの、表情には出さず、心の奥でしゃん、と取り繕った】
ええ、そこまで凝ったものではございませんが……偶にはこんな息抜きも必要でございましょう
……ふふ、それにしても、そう驚いていただければ凄く、嬉しく感ぜられますね
――――宜しければ差し上げますよ
カトレアの花言葉は貴女様は美しい=\―――本当に、ピッタリでございます
【貴女へと差し出す、指先は細く、しなやかな絹糸を思わせる流暢な動きで揺らめく
純白の汚れ一つ無い手袋に包まれて、その肌の色を隠しながらも、その奥には素肌と同じ
柔らかい新雪の景色が広がっているのだろう、刺繍を描くその指先は、女の子の手で……】
【差し出すと同時に、左の手の指先をすっと、貴女の頬に触れさせようとするだろう
丁寧な硝子細工に触れるような安寧の指先は、存外に冷たく、また同時に邪気の無いもので
きっと、照れ隠し――――言葉をひた隠すように指先を揺らめかして、言葉を新た探す】
火憐様、でございますね――――……宜しくお願い致しま――――っ……!?
っ……と、そ、その……あまり、激しい運動は……ひゃぁっ!!
【調度品のように、整った彼女の表情が砕けて、その奥の素顔の彼女がひょっこりと顔を出す
ビックリして、パッチリと開いた瞼は、彼女の真紅の瞳の中に、驚きの淡い橙色を滲ませて
拍子抜けした声が出るほどに、白い柔肌に滲むのは、虹から零れ落ちた、紅潮の色】
【貴女の腕の動きに釣られるように、ぶんぶん、と腕を上下しながら、終わったなら肩で息をするように
大きく呼吸をなしながら、たゆん、としばし、彼女の胸の豊かな膨らみが揺れ動く
きゅーっと目を回している様子から、よっぽどに予想外だった、のだろう】
【――――名前に関する反応は見せない、というか魅せられない、のが正しい、か
彼女が貴女に関して如何に感じたのか……それを辿るには、もう少し落ち着かせないと……】
960 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 23:00:38.06 ID:vEZTRM6SO
>>958
えと、はい、出来る事なら。
【羽織の少年の頼みに応える】
【次の瞬間、少年の手の甲の石があらわになる】
(……すごいな、これ。)
(物凄い気配がする……)
【竜の少年は、気配という形で魔力を感じる事が出来る】
【はっきりと魔力だと感じる訳では無いが、今はさほど関係ない】
魔力を噴き出す技、ですか?
上手くいくか分かりませんけど……
――光刃よ。
【右手を挙げ、ぽつりと呟く】
【すると、拳部分の宝石が輝き、手の上に光の短剣が創りだされた】
【この短剣は月の魔力で出来ている。少なくとも魔力を発した筈】
【「魔力を噴き出す」に当たるかは微妙だが、上手くいくか、否か】
961 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 23:03:13.55 ID:V/cXKRA9o
>>959
【ん?と問いかけるように、貴女の瞳の僅かな揺れを気取ったのかもしれない】
【この少女、理性よりも本能が強い。それは人であった頃より持ち合わせていた物】
【目は口程に物を言うというが、彼女の場合は全身で感情を知り、感情を表す】
【だからこそ、貴女のその揺れにも気がついて、目は問いかけを返したのだった】
【しかしながら、無意識な物のため、彼女自身はそれには気づいていない、深層心理では違和感を感じたようだが】
息抜きかー、息抜きよりも今は生き抜きが大切だからなぁ‥‥。
あ、今上手いこと言ったかもしれないぞ私!
ははっ、喜んでくれたなら私も嬉しいぞっ!
【無邪気に、そう言うが、続いて貴女が刺繍を差し出すと同時の言葉】
【そして、頬に触れた、その指先のひんやりとした冷たさは、しかし不快ではなくむしろ心地良く】
【どうすればいいものか困りつつ、僅かに顔を赤らめて、うー、と猫や小動物の類のように一瞬唸りを返した】
‥‥う、美しいとか言われたの、初めてかもしれないぞ!
でも、でもだぞ!何というか、カノンのほうが綺麗だと思うっ!あとハンカチありがと!
【照れ隠しの言葉は、むしろ恥ずかしい言葉であったのだが】
【この少女、自己の抱く感情を包み隠さないのが、生来の性格である】
【好意も善意も敵意も殺意も戦意も。正も負も、全てを有りの儘に体現する】
【ハンカチを受け取って、わぁ、と声を漏らしつつ夜空の光ですかすようにそれを持ち上げた】
【その後大切にたたんで己のジーパンにしまい込んだのだった】
【ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん】
【腕を傷めない程度に元気に勢い良く手を上下に振って、しばらくして離して】
‥‥むむ‥‥!?
【何かに気がついたように、火憐はそんな声を漏らして】
【ぺたぺた、と己の胸をこねくり回す様に、触り始めるのだった】
【上半身は晒布だけであり、体のラインが顕著に現れているのだが】
【なんとも、起伏にt‥‥‥‥もとい、和服が良く似合う体型であるのだった】
‥‥‥‥おっきいと肩が凝ると聞くのだが、どうなんだ?
【ぺたぺた、と己の胸を触りつつ、ふと感じた疑問を問いかけるのであった】
【たゆんに大してぺたん。揺れない、そもそも丘が無い。大平原がそこに広がっていた】
962 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 23:08:53.53 ID:kE8/Rp9x0
>>960
ほォ…!!すげえなオイオイ!!!尊敬に値するよ!!
これなら来るッ!!絶対来るってッッ!!!
【感情を大きく高揚させ、淡い光を発する右手を空に向かって振り続ける】
【まるでトンボを呼ぶように、人差し指を立てて】
【―――しばらくしてから、不意に、少年たちの周りに】
【一瞬、ほんの一瞬だったが、小さな光が駆けた】
来た……来た来た来た来たッッ………!!!
【それに続いて、もう一つ、更にもう一つと】
【合計3つの小さな光が、高速で少年たちの周囲を回り始める】
【凄まじく速く、肉眼では捉え辛いが】
【蛍のような輝きは、宵闇の中で尾を引き、自身を主張する】
こいつ等が……“妖精”……伝説に伝わる、魔法使いの“始祖”ッ……!!
【身震い、武者震いだろうか、それを押さえきれず、震え続ける】
【しかし少年の顔には、一筋の汗露と、譬えられぬ笑みが浮かび上がっていた】
963 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 23:17:31.35 ID:vEZTRM6SO
>>962
【不意に現れた光】
(……なんだ!?)
【それに気づき、ぐ、と両腕を構える】
【光は3つに増え、高速で回る】
……これが、妖精……?
【何とか姿を捉えようと目を動かすが、速すぎて捉えきれない】
964 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/30(火) 23:20:03.81 ID:OHEnkQuDo
>>961
【意図して避けてきた――――貴女の言葉の端々に滲む、貴女の状況についての追求を
言葉は軽く、それでいて弥生の木漏れ日が如く、温もりと明るさに貴女は満ちているように思えた
それでも、時折覗かせる、暗澹とした黒い黒い雲の片鱗は、それが単なる小春日和でしかないことを示す】
あら、それはとても意外でございますね……少し差し出がましいかもしれませんが……
私は従者≠ナすが故、感性には少々の自信がございます
それに――――少なくとも私は、美しいモノ以外に美しいと形容することはございません
……尤も、可愛らしい、とのお言葉がより見合うかもしれませんね
【感情を隠すことなく曝け出す貴女の姿勢に、ほど良い好感を感じつつも
さも大事そうに自身の作品が扱われているのを見て、きゅぅ、と胸の奥が揺れるのを感じる
それは――――昔日の記憶に似て、慕情の感覚にも似た、郷愁の思い出】
【言葉と同等に、彼女の心が、指先が揺れる、貴女の頬に触れた手が、すーっと、耳筋を通って舞い上がる
髪の上へ、その手をおこうとしながら、愛でるように貴女の髪を撫でようとするだろう
微かに、彼女の方向へと、貴女を引き寄せようとしつつ、貴女を少し、近くで感じようとする】
――――……さあ、どうでしょうか……生憎と小さかった頃がございませんので……
ただ、武道を為す際には少々の不便を感じますね……身体が少し重く感じられます
その点は火憐様が羨ましく思われます、小動物のように可愛らしいスタイルでして……
愛しく、また同時に懐かしく感じられまして……思わず抱きしめてしまいたくなるほどでございまして
その、角もまた、貴女様を彩る色彩の一片になっているのでしょうね
【貴女の動作に答えるように、彼女は自身の身体を見直すだろう、スカートの裾を握ったまま
大きくスカートを開きつつ、細く小さな顎をこくん、と下げて、視線を下方向へと揺らめかし、身体を軽く捻る
そして両の手で胸を下から支えるように握ると、ゆっさゆっさと揺さぶってみたり……】
【――――そうして手を離し、腰の前で一つに纏めながら、言の葉にそっと棘を交える
好奇心は愛しさに満ちて、可愛らしいからこそ知りたくなる、といったどうしようもない気持ちを滲ませる
真紅の瞳は、艶やかにいくつもの赤の類似色を混ぜながらも、純粋なチューブから取り出した原色は無かった】
965 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/30(火) 23:24:20.38 ID:GE/mmHYKo
>>957
【相手の強度が人並みならば、突き立ったであろう鋼の切っ先】
【しかしてその一突きは弾かれ、腹部に浅い切創を刻むに留まる】
(――全体重を乗せた突きで、これか。どうやら、硬いのは外側だけじゃないらしい、が)
(通る事には、通るらしいな。……手首を痛めなかっただけ儲け物だ)
【驚嘆に値する強度だ。が――元より朔夜の信条は、その速さと鋭さ】
【性別から来る非力さ故に軽くなりがちな剣質を、技巧と能力とで補いつつ手数で押し切る】
【それが彼女のスタイルであるからして、一撃で仕留められない事は織り込み済み――】
(……膝裏の腱か、眼球――ハンマーを振り上げた瞬間、右脇に捩じ込むのも良い)
(或いは掌剣で後頭部、頭蓋の隙間を……刃渡りと威力が足りない、脳幹まで届くかどうか)
(どっちにしろ容易じゃない、先ずは地道に傷を――っ、!?)
【先の一撃を放った衝撃に、じんじんと痺れる左手は、刀を振るうにはまだ少し心許ない】
【そこで先ずはもう一閃、素早く右逆手に短刀を持ち変え、傷を抉ろうとしたその時だ】
【握り直された少女の左手が、弩の如く引き絞られる――迫る鉄拳、矮躯に見合わぬ重さのアッパーカット】
―――う、っ……ぐ!
【咄嗟に体軸を右に傾け、左半身を引いて芯を外すも、痛打である事には相違無い】
【打ち据えられた左脇腹の痛みを歯を食い縛って堪えつつ、彼女は身を捻った勢いを乗せて刃を振るった】
【フックの要領で、相手から見て左から頸筋を切り据えんと迫る、破れかぶれに放った反撃】
【如何に硬化しているとは言え、斬れて仕舞えば結果は同じ――】
【そのもしも≠想起させ、回避――もとい、後退――を強いる事を狙った一閃である】
【圧し殺してはいるが、ダメージは軽くない。一旦仕切り直す必要があった】
966 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/30(火) 23:39:34.29 ID:V/cXKRA9o
>>964
【彼女は、闇を裂く様に。闇の中に飲まれてなお輝こうとしている一つの焔】
【己を飲む邪悪に、悪意に。流されぬように、純粋に脳天気に見えるその奥では己を押さえ込んでいる】
【その、抑えこむものの欠片が、角だったり、文様だったり、邪気だったりで――】
――うーん、そうかな?
元々、剣士として生まれてきたからな、見た目には頓着しなかったから。
まあ、綺麗と言われたりするのは其れは其れで嬉しいぞ!
【性別が女であるが、その前に少女は剣士として生まれてきた、否、戦うために】
【其れを疎んだ事は無いし、其の道を選んだのは己故に、迷うことは無いけれど】
【やはり、そういう所を褒められると、コレまで見てこなかった己の少女としての側面を視る事となる】
【意識など、コレまでしてこなかったゆえに、そういう自分≠ェなかなか分からない】
【暫く首を傾げて沈黙し、ぶすぅ、と頭から黒い煙を一瞬吹き出すのであった】
【そんな、ちょっと頭が足りない少女を撫でる、貴女の艶やかな白魚の手】
っわ、ひや‥‥。
【くすぐったそうな表情をしつつ、しかし不快ではなかったから。犬猫の様に、すぅ、と目を細めて。なすがママに撫でられていた】
【引き寄せる動きには、抵抗すること無く体が寄せられていくだろう】
(‥‥何時ぶりだろう。頭を撫でられるのは)
【己の頭を撫でてくれる物は、コレまで二人しかいなかった。一人は祖母。今も道場主をしている己を助けてくれる大好きな人】
【そして、もう一人は祖父。己の師であり、己の友であり、己の初恋だったのだろう人】
【己に生き方を教え、人生を教え、剣を授け、そして華々しく散っていった、祖父の姿が脳裏に浮かぶ】
【くしゃくしゃに顔をシワだらけにして笑む、あの老剣士の、姿が伏せた瞼に上映されて】
【いつの間にか、その双眸より熱くない。温い水が線と成ってこぼれ落ちる事となった】
【理由は恐らくわからないかもしれない。でも、泣きたくなったから、泣いた。それだけだ】
【嗚咽を漏らすこと無く、ただただ自然に、気がつけば涙が流れていただけ】
【その涙を拭うこと無く、火憐は話を続けていき】
――むぅ、たしかに邪魔そうだなぁ。和服とか着ると着付けが大変そうな体型だ。
うん、元からちっこくてなぁ。お爺様にもよくからかわれた物だよ。
あと、他流の者にも良く舐められてな。その分此方に有利になるからいいんだけどな。
‥‥だ、抱きしめるのはダメだぞ。熱いし、私。
【気がつくかもしれない。彼女の語る家族の話は、祖父と祖母しか無いと】
【純粋であり、真直ぐなのに、歪み狂い歪な有様。それがこの少女】
【そして、目の前で揺れるやわらかそうな双丘を見て、ぉおー、と声を漏らして】
【同じような動きを真似してみたが――――】 【すかっ】 【結果は御察しである】
【そして、己の角に話が、移っていき。少し困ったように眉根を寄せて】
之はなぁー‥‥、引っ込められないというか、最近また伸びててな。
なかなか邪魔なんだよ、この前も鴨居に角をぶつけて悶絶しちゃったし。
‥‥なかなか元と勝手が違うと、困るもんだよ。
【と、言うのであった。どうやら角にも感覚が通っているようだった】
【そして、彼女の発言から色々と推論を巡らせることも出来たかもしれない】
967 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/30(火) 23:40:53.26 ID:kE8/Rp9x0
>>963
「――――――!――――――!!!」
【妖精たちは、何を言っているのかよく分からない言葉を叫び】
【回り続けていた動きを止める】
ッ…!スゲェな、スゲェしかいえねぇってのが俺の語源力の乏しさを表しているけど
この場においてスゲェ以外の言葉を言えるモンなのかねェ?俺は少なくとも言えねェや……
【その姿は、小人に透明な翼を生やした、まさに“妖精”であった】
【其処に居た全員がたまたまなのかは分からないが、全員メスのようだ、小さい胸があり、身体付きが柔らかい】
「――――――?―――――!?―――――――――??」
【妖精たちは何かを言い放つ、それは言葉ではなく叫びにしか聞こえないが】
【しかし、その言葉に敵対意思はなく、寧ろ感謝のようであった】
【少年は無意識の内に右手に手甲をはめ直し、頭をゆっくりと下げる】
【なぜかは分からないが、そうするべきだと感じた】
なァヘイロン、この妖精たち、めちゃくちゃ愉しそうじゃねェか?
言葉はわかんねェけど、敵意がないことはなんとなく伝わる………よな?
【妖精たちは、愉しそうにヴァーデッドとヘイロンの周りを今度はゆっくりと回ると】
【双方の肩に一つずつ、小さな小さな羽根を置き、夜空の中に消え去った】
968 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/30(火) 23:48:44.66 ID:tIqEZXcmo
>>965
(速さと技術で攻めるタイプのようね……)
(相性的には、私に分がある……)
【鉄壁――それを打ち破る術はいくらでもある】
【そして、最大の弱点は彼女自身が肉体を持った、生きた人間である事だ】
【朔夜の推測は、どれも正しい――急所まで攻撃を届かせるのが、困難な所まで全て】
……少しは、…効果あった……?
このまま続ければ、勝つのは私……
(そう――私が勝つにはこのペース≠維持する事が得s……ッ!!!?)
【紫電一閃――柵夜の放った剣閃が左首を切り裂く】
【シャワーのように溢れ出る血液が、その傷がいかに致命的かを物語る】
……、…ッ!!!!
【声にならない呻きをあげて、左手で首元を抑えるつづら】
【絶対防御――その能力があるために誤解されがちだが、つづらは攻撃を回避しないのではない、出来ないのだ】
【体の一部であるハンマーが華奢な彼女には重すぎる事】
【そして、彼女の能力が体そのものを硬化させる力でも≠ること――つまりは可動域を狭めてしまう弱点もある】
【回避が出来ないのは、それらが複合した結果だ――】
【遅れ、彼女はバックステップを踏んだ――挙動は重く、距離も長くはない】
………く…ッ
(1……2………3…これで!)
【彼女が手を離すと、滝のように流れ出ていた出血は納まっていた】
【何故か――結論から言えば、血液を硬化させて流れを止めた】
【そして、血管すらも硬化出来るため、首であろうともある程度なら止血が利くのだ】
……、…やりやがったな……
【言うとつづらは血まみれの左手を、ハンマーへと添えた――】
【僅かに、担いでいた肩からハンマーが浮く】
969 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/30(火) 23:52:49.58 ID:OHEnkQuDo
>>966
【湧き上がる感情は、陽炎にも似た、泡沫の好奇心
貴女の剣士≠ニしての口上に映る、彼女の騎士≠ニしての虚像
それに手を伸ばそうとするも、触れたら直ぐに、消えてしまいそう――――】
女の子は綺麗であるだけで誰からも大切にされるものです
ですから、そう生まれたのでしたら、それを磨く義務がございます
……例え剣士様でいらっしゃっても、可愛らしい貴女様は、より可愛らしくならないといけないんですよ?
【それは一体、誰に向けた言葉か、真っ直ぐに貴女に向けながらも、刃先は別へと向かい
言葉にはいたわりを滲ませながらも同時に、苦言にも似た、苦味を含ませていて
悩む姿を見せる貴女に、クスリと、笑みを零しながら、その言葉をうやむやにする】
【自身の胸元の直ぐ側まで貴女を引き寄せようとしつつ、後頭部を右腕で抱き寄せながら
右の手で貴女の髪を辿り、その柔らかな香りに、微かに彼女の心を酔わせていこうとする
そうして、貴女から零れ落ちる涙を、膨らんだ胸のエプロンで拭い取ろうとするだろう】
――――……どうやらその言葉からは、元は今の様相と違ったようにお見受けいたしますが……
実は私も、一応剣の道を齧っておりまして、その繋がりもございましてか、貴女様に親近感を抱いております
ですので……貴女様の言葉の端々に見えます、貴女様のお身体の事に、興味が行く始末でございます
宜しければ、少々お話いただけませんか?
【照れた様相で、彼女が抱きしめるのを拒否する貴女に、しばし思考を揺らめかせながら
成功するなら、貴女を撫でる手を強め、更に強く――――胸元に埋めることができそうなくらいに、貴女を引き寄せようとする
左の腕は貴女の素肌へと溶けて、絡み合う指先と指先のように、交じり合うだろうか】
【そうして紡ぐであろう、ささやきにも似た、淡い淡い天使の祝言
シロップのような耳障りの良い言葉の奥には、はっきりとしたミント味の心情が含まれていて
そっと瞼を閉じて、睫を揺らめかしつつ、貴女の心を少しでも、辿ろうとする】
970 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sage]:2011/08/30(火) 23:54:19.09 ID:7uxRyZwAO
【街中】
金が……ない。
【右手の手のひらに乗せた数枚の硬貨を、左手の指先で数えながら、青年は絶望的な声を漏らした】
【ドレスシャツを着崩して、ワインレッドのスラックスを穿いている、金髪碧眼の青年だ】
【左手に嵌めているバングルには、硬貨を投入する様な小さな穴と、何かを挟む様な細い溝が見受けられる】
バイトだ…!
兎に角なにか働いて金を得なけりゃ…!
【何か、バイトの貼り紙でもないかと周囲を見渡すが、都合よくある訳もなく】
【しかし、何か興味をそそる光景は、見られるかもしれず──】
971 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/30(火) 23:57:52.14 ID:vEZTRM6SO
>>967
【構えは、いつの間にか解けていた】
――綺麗だ……
【ぼーっと、回る妖精を眺めながら呟く】
(……なんて言ってるんだろ……)
(でも、僕らを嫌ってはいないみたいだ…)
【ぱきん、と短剣を握って砕き、こちらも頭を下げる】
――そうですね……
【心ここにあらず、といった感じで応える】
【やがて妖精が夜空に消え去った時】
……これが、探してた妖精の羽……?
【自分の肩に乗った羽を摘み上げ、尋ねる】
972 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/31(水) 00:05:43.23 ID:HX7IAIg30
>>971
ああ、これが欲しかったんだ、ちょっと見てみるかァ?
【肩に乗った妖精の羽を丁寧に掴みとる】
【其処には微弱な魔力が篭っており、魔力の基礎程度なら軽々とこなせそうだ】
【それを持っていないほうの手で羽織の中から何かを取り出す、卵のような半透明の小さな球体】
【其処にゆっくりと、妖精の羽を籠めていく】
【完全に籠め終わると同時に、それは先ほどの妖精たちと同じく淡い蒼色の光を放ちながら】
【少年の肩部の辺りで浮遊した】
こいつはとある奴から貰った卵でなァ、細胞を入れることでどんな生物も生み出せるっていう優れものだ
せっかくだから精霊、もとい妖精を入れたかったのさ、ま、ロマンって奴だ
まだ羽化しないようだな……気長に待つか
【ふよふよと意思を持つように浮き続けるそれは、常に微弱な魔力を発し続けており】
【暗く、月明かりのみの森の中を、陽光のように照らしていた】
973 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/31(水) 00:14:45.41 ID:KzKPcD3eo
>>969
【焔のように、存在感を彼女は強く放つ】
【だが、それと同時に強く燃え盛る炎は今にも燃え尽きてしまいそうでもあった】
【その劫火の強きが故にこそ、その命は、儚く有ってしまうような、そんな事】
【おぼろげでありながらも、濃い気配。そんな矛盾が彼女であり、矛盾を孕まないのは彼女ではない】
‥‥うーむ、剣はずっと磨いてきたんだがなぁ。
可愛いというのが良く解らんぞー!うむぁー!
【可愛らしくならないといけない。そういう事は知らなかった】
【知る必要がコレまでなかったし、それ以上に大切な事ばかりだったから】
【だからこそ、髪は適当に切ったざんばらであるし、格好も活動性を重視していて】
【現在進行形で知恵熱で、ぶすぶすと頭から煙を生み出しているのだった】
【縁が無いこと。知らないことをいくら考えても答えが出ないのは当然なのだろう】
‥‥っ。
【泣いた己の心の隙間を縫うようにして、貴女の柔らかな香りが潜り込み】
【すぅ、と体を貴方に預けるようにして、抱き寄せられていき】
【涙を、拭われて。まるで子供のようだ、と小さくひとりごちた】
【その後に、貴女がコチラに掛ける言葉に、貴女の抱き寄せる動きに】
【色々と張り詰めていた日々をおくってきた、彼女の心は――――】
‥‥っ、ぅ‥‥。
【ぐし、と貴女の体を抱き返すように強く腕を回すだろう】
【そして、引き寄せ彼女の身をその身に抱けば、分かるだろう】
【華奢である、小柄である。大凡剣士に向く肉体ではない、少なくとも肉体面では才は無い事を知るだろう】
‥‥‥‥元々は、人だったんだ。
ちょっと、異常な体質だったから。それで色々有ったけど。
お爺様とお祖母様は、私の事を愛してくれたし、お爺様は私に剣を教えてくれた。
‥‥でも、お爺様は数カ月前に、戦場で死んで。
お爺様の妖刀を継いで、私が二代目≠ノなった。
でも。私はさ、お爺様にまだ追いつけてなくて。
だから、お爺様を追う為に、お爺様の様に度に出た。
私の世界は、ずっとあの道場の中とたまの他流試合位だったから。
【数カ月前位までは、武人なのに深窓の令嬢であった】
【常識を知らず、己を疎む他者の目の無いところに居て、故に子供のような純粋さを、否。精神の子供を残したまま大きくなった】
【それは、恐らく親に疎まれ厄介払いをされた孫を愛する、祖父の感情からのものだったのだろう】
【祖父の事を話すときの彼女は、とても嬉しくで、そして凄く悲しくて】
【ぐっ、と顔を貴女の胸元に埋め、静かに泣くだろう。元は人だった、だから人の心を残しているのだ】
【色々と、疑問が湧いてくるかもしれない】
【その妖刀はどこに言ったのか、とか。まだ真相には至っていないから恐らく語られるだろうが】
974 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sagesaga]:2011/08/31(水) 00:25:26.98 ID:W9taJMgSO
>>972
………?
【ヴァーテッドが卵に羽を籠める様子を、厳かな儀式を観ているような表情で眺める】
へぇー……どんな生物でも……
なるほど、だから羽を……
(じゃあ、あの時勘違いされたままだったら……)
【卵の説明を聞き、「勘違いされたまま自分の細胞が籠められたら」と思い、少し妙な表情になる】
じゃあ、僕はそろそろ帰ります。
さよなら、ヴァーテッドさん。またいつか会いましょう。
【そう言って羽を懐にしまい、背中の翼を羽ばたかせ】
【そのまま、空の何処かへ消えていった】
/乙でした!
975 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/31(水) 00:28:00.32 ID:3G20Sa0Ko
>>973
【枝垂れ落ちる月光の彩が一層深まっていく
雨の面影はすっかりと消え果て、仄かに潤んだ夜風だけがその名残を霞ませる
焔のような貴女はきっと、その灯りの下、より深く、色濃く、燃え続けるのだろう】
……そうですね……確かに説明するのは少々難しいやもしれませんね
例えば、夜一人道場に残って剣を振っている時に、道場の扉と扉の間からお月様の光が零れてきて
それが刀の刀身に落ちてキラキラと光る、その色の事を
例えば、難しい技を身につけるために、何度も何度も、同じ型を繰り返して……ようやく身につけた後の
自身の両手に滲んだ汗と汚れの結晶を――――美しい、と言うのでしょう
そして、恐らく可愛い≠熈美しい≠烽サう違いはございません
きっと、火憐様の営みの中に、いくつでも紛れこんでおられますよ
【悩んでいる様子を見て、彼女もまた、どういたしましょう、と小首を傾げる
月光が悪戯っ子のように、彼女の額を彩る透明な冷や汗を照らし出すと、しばし間を空けてこんな事を述べる
身近な美しい≠烽フ、彼女の言葉の破片でも、思い浮かべることができたなら、それで満足なのだろう】
【――――知って欲しくて、知らないでいて欲しくなくて、紡ぐ言葉は少々お節介に聞こえるか
それでも、胸元に射る貴女の火傷しそうなぐらいの暖かさに、温もりに触れると
そんな言葉が不意に唇から零れ落ちてしまって、恥ずかしくなる】
……分かりました、続けて下さいませ
【言の葉を尋ねながら、湧き上がる疑問をそっと飲み込んで
搾り出す言葉は、当たり障りの無い、現状を維持するだけの空虚な言葉
それでも、そこに少しずつ、貴女の言葉を継ぎ足して、埋めていこうとする】
【耳を澄ませば、彼女と貴女の呼吸音、そして涙の音色だけが、やけに深く、酷く染み渡っていく
潤いを含んだ夜風が一陣吹き抜けると、飽和した水分が、彼女の瞳へと流れ込んでいく
真紅の瞳が、靄を浮かべて、今にも、一つ――――涙を流しそうになる】
976 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/31(水) 00:31:24.50 ID:HX7IAIg30
>>974
ああ、じゃあな、縁が“合ったら”また会おう
―――面白かったぜ?一人で深夜の森は寂しィからなァ…!
【相手の顔色が一瞬こわばるのをみて、少し困惑したが、気にせず】
【此方も別れの挨拶を告げる】
【空には雲ひとつない一面の星空】
ひゃはは、あいつ、やっぱり精霊か妖精の類いだったんじゃねェの?
それはそれで……いや、駄目か、ひゃははは………
【最後まで見送った後、肩に浮遊する妖精の卵に目を配り】
【静かに、ひっそりと森から去っていった】
/お疲れ様でしたー
/一人芝居になってしまい、本当にすみませんでした!
977 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/31(水) 00:35:08.70 ID:XE56AAiro
>>968
(動脈にまで……届いた、か。予想外では有ったが、好都合だ)
(――血液もまた、能力の対象か……参ったな、然し)
【――追撃する余裕があろう筈も無い。朔夜は振り抜きざま手を引き戻して、大股に一歩、後退る】
【歩みと言うより跳躍の勢いで間合いを広げれば、つづらを見遣って傷の具合を検分し】
【常人ならば£v命傷だったのだろうと正しく判断、僅かに落胆の色を見せた】
(能力を使って、短期決戦を掛けるべきか――いや。まだ早い)
(……この余裕なら、切り札の一つや二つは隠している筈だ。だから、今は、)
…………焦るな……。
【しかし、焦りは禁物。油断ならない敵だ。先ずは整息しつつ、態勢を立て直さなければならない、と】
【崩れかかった構えを固め、先の一打で根刮ぎ吐き出させられた酸素を、深く長く肺に取り込む】
【幸いにして手札は多いが、切るべき時を違えては意味が無い、と】
【短く押し殺した声で呟き、逸る感情を押さえ込んで、再び少女の出方を見る】
当たり前だ。……伊達や酔狂なんざで、Justice≠フ末席を汚せる訳が無いだろう?
【――何かの前兆か。すう――と、その墨色の双眸が、透き通った蒼に染まってゆく】
【赫怒の念の色濃く込められた、唸るような敵手の声に呼応して――】
978 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/31(水) 00:44:03.09 ID:KzKPcD3eo
>>975
―――そういう、物か。
うん、‥‥何となく理解できたかもしれない。
【言葉で知るよりも、己の中にそういう物の答えはあった】
【己の積み上げ続けてきた剣閃、鍛錬、それらの中にあった、美しさ】
【これまでに戦ってきた、強敵との戦いの最中に見えた、煌き】
【それらが、きっと。火憐のよく知る物、美しい≠ニいう物だった】
【火憐は、貴女の胸元に抱かれたままに、拙く言葉を紡いでいく】
【あまり長く話すのは得意ではなく、拙くたまに言葉が引っかかっても、懸命に】
【もしかしたら、吐き出したかったのかもしれない、己の抱える全てを】
‥‥‥‥うん。お爺様はR・I・Pと戦って死んだんだけど。
私も、その戦いに関わってな。‥‥何の因果か最後はR・I・P側についてみたりしたんだが。
その果てで、一度死にかけた。両腕が熱で灰に成って。
その時、私の妖刀が、私に応えてくれて。
結果として、刀の力を持つ鬼になったんだ、その時な。
【そう言うと、体をすっ、と離して。右腕をすっ、と横に伸ばす】
【直後、腕から莫大な妖気が吹き上がり、手元で一本の赤い刃を構成して、すぐに溶けるように消えた】
その後は、色々有ってな。
‥‥大切な、‥‥大切な妹分が、カノッサに卵を埋められてさ。
助けたくて、その一心でその魔力を喰ってしまってな。
‥‥言ってしまえば、気を抜けば私は人喰いに落ちる身なのさ。
【儚く、少女は笑う、一晩で消える陽炎のように】
【そして、直後。ずっ、と角が僅かに伸び、殺気と戦意を貴方に直後向けた】
【獣の如き、純粋に重みを持つ。敵意無き殺気と戦意は、すぐに雲散霧消して】
‥‥私はさ。鬼だよ、人喰いの。
どんどん、わたし≠ェ居なくなって、わたし=@になってくるのが分かるんだ。
其れが、守りたかった物が守れなく成ることが。
‥‥‥‥私≠ニして生きる事が出来なくなることが、怖いんだ、私は。
【真直ぐに、少女はカノンの方を見て言う】
【彼女の歪さ、その一端の原因がわずかでもわかっただろうか】
979 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/31(水) 00:54:52.95 ID:L0fOk8Dgo
>>977
こんな出血……久しぶり、頭がクラクラする……。
私に重傷≠負わせた事………誉めてあげる……。
けど、それもこれまでね――。
私の絶対防御は……無敵なの、完全無欠でなければならない。
【つづらの言う重傷≠フニュアンスは、本来なら――その可能性に過ぎない】
【そして、つづらの身を淡い光の膜が包む――】
【つづらの台詞、そしてその見た目――純粋に、バリアと見て間違いはない】
先までのは素≠フ防御能力だった――けれど、これはその上に鎧を纏った状態……
……どんな利刃も、氷の刃ですらも刃が立たない……
――そう、焦っても無意味……ゆっくり、時間を掛けて潰してあげる……。
(――此処からは撤退のために戦う……)
(足止めと同時に能力を強制解除――走って逃げる)
(悔しいけど……さっきの出血が多すぎた……)
【言葉とは裏腹に、つづら自身が重傷≠フ意味を一番良くわかっていた】
【確かに、外部からの攻撃に対しては無敵の硬度を誇る】
【だが、出血多量のこの状態でいつまで戦えるだろうか?】
【止血はした、命に別状はない】【だが、ここは戦場だ――もしも≠フ可能性が命取りになる】
Justice=\―そうか、合点が往った……。
悪いけど、これで終わりにさせてもらう……っ!!!!
【言うとつづらは、両手で持ったハンマーを大きく振りかぶる】
【そのハンマーにも、彼女が纏うのと同じ光の幕を帯びているのが解るだろう】
【武器自体の硬化――それは単純に強化を意味する】
【そして、ハンマーを地面へと真っ直ぐに振り下ろす】
【凄まじい衝撃が周囲を包むと同時、地面が砕け――無数の石礫が散弾のように四方八方に飛び散る】
【つづら自身、それに巻き込まれながらも意に介さず――】
【単純な攻撃以上に、目潰し、そして足止めとしての目的が強い攻撃だ――】
【全ては勝つためではない、逃走のための布石――!!】
980 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/31(水) 01:08:49.35 ID:3G20Sa0Ko
>>978
【言葉の一つ一つに、貴女の思いが解けているように感じる
それは文字通り、身を切るような言葉、汲み取るには難く、同時に重く辛い
けれども――――……聞かないと、いけない言葉】
それは……辛い体験でございましたね……
私は私で無くなる……これがどれほど辛く苦しいことか、私には知る由もございません
けれども――――貴女様が、貴女様でなくなり、私の知っている貴女様がいらっしゃらなくなる
そう考えると、残された者がどれほどに辛いのか、それを推し量ることは可能にございます
【貴女の言葉が終わって数刻、間を空けて、ようやく彼女は言葉を紡ぐ
向けられた殺気に当てられてか、微かに表情は浮かない、それほどまでにその殺気は猛々しい
まるで咽喉元に牙を突きつけられたが如く、その白刃は、月灯りに揺れる】
【貴女を抱く腕を離して、互いに向き直り、その表情を覗こうとする
白雪に刻まれた冷静なる表情は、一片の乱れも無い銀景色にも似て
白銀に揺らめく彼女の長い髪は、光を内包し、それを溶かし込んだ】
――――時に貴女様の護りたい物とは如何なる物にございましょう
親友に家族、或いは恩師、果てには祖国といった答えも存在します
貴女様は仰りました、それが護れなくなる℃魔ェ怖い、と――――……
而して、それに何の意味がございましょうか、結局は皆、一炊の夢、いつの間にか失ってしまうものです
他者を護る事に意味はございません、人は皆、護られる存在であってはならないのです
【それははっきりとした拒絶に近い言葉、貴女が身を切るような思いで零した言葉を切り捨てる一刀
貴女を貴女であらしめる要素の一つを、彼女は切り伏せる、ともすれば、残ったのは一つ
それすらも彼女は踏み込むのか、切り捨てるのか、否か――――】
……少々言葉が過ぎましたね、私は何も、貴女様に諦めて人喰いに落ちろ、と言いたいのではございません
私は一応、知っているつもりでございます、何もかもを護ろうとした者の末路を
――――そうして全てを失った愚者の半生を、まるで見聞きしたかのように
このような道を、私は貴女様に辿って欲しくないのでございます
……貴女様は、自身を護るために生きるべきなのです
ただ純粋に、美しいモノを美しいと感じることの出来る貴女様を
大切なモノを大切だと言い切れる貴女様を
自身の運命に真っ直ぐに立ち向かう貴女様を護るために……
それでも、もし――――……その思いが喰われ、人喰いと成り果ててしまった時には
私が一刀の元に切り伏せますので、ご安心を
【影が一陣、舞い上がるように彼女の右の手へと踊り狂う
変拍子の舞踏は、プログレッシブな彩を見せ付けながら、彼女の手へと帰着し
やがて一本の刀を作り上げ、彼女の右手に握らせる】
【それを彼女は貴女へと突きつけながら、表情に全幅の微笑を浮かべる
――――さながら、氷の微笑、と言ったぐらいに、刀身に落ちた月光を反射して
薄氷の如き透明な表情に、その灯火を拡散させていく
艶やかに飾られるその微笑は、貴女の眼前で踊る、白刃よりも鋭き微笑】
981 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[sagesaga]:2011/08/31(水) 01:28:35.51 ID:vRDEiyCAO
【路地裏】
こ、こうなればいっそ裏の世界の危ない仕事でも…!
【何やら切羽詰まった表情を浮かべながら、路地裏を歩く、青年】
【ドレスシャツを着崩して、ワインレッドのスラックスを穿いている、金髪碧眼の青年だ】
【左手に嵌めているバングルには、硬貨を投入する様な小さな穴と、何かを挟む様な細い溝が見受けられる】
い、いやいやいや…流石にそれは人としてどうなのか…!
でも明日のパンも買えない現状、それしか手段がな…
【金に困窮しているのか、青年はぶつぶつとそんなことを呟きながら、路地裏を歩き──】
982 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/31(水) 01:30:25.32 ID:KzKPcD3eo
>>980
――辛いけれど後悔はしていない。
大切な妹の苦しみをちょっとでも肩代わりできたし、さ。
まあ、それと同時に厄介もたくさん抱えちゃったけど。
‥‥‥‥でも、妹を。ゼーロを泣かせたくはない。
【殺気は、すぐに霧消して居るが、其れでも空気は重い】
【恵まれぬ体躯を補う様な、技と気。それらが彼女を剣士と名乗るに足る格を得させていて】
【鋭い目線も、隙無き立ち姿も、全て人の頃より積み上げ続けてきた物だ】
【覗かれ見えるはずの表情は、凛とした無のそれで。しかしながら、その瞳は憂いに揺れ、濡れていた】
【紅煉は、その様をおぼろげに揺らすように、髪がばさばさと妖気でざわめいていて】
【彼女の揺れ動く感情が、その有様に完璧に現れている事が分かるだろうか】
お爺様は死んだ、お祖母様も長くはない。
‥‥‥‥死は身近だったよ、だからこそ失うことが怖くてたまらないんだ。
【揺れる言葉と感情は、やはり心のままに吐き出されていき】
【結局のところ、素直であるのは彼女の、その性格からくるものであり】
【そして、あなたの言の刃で、心が軋み、痛み。だが、揺らがない、揺らげない】
‥‥私は。自分の為に生きてきた積りだ。
だから、それはこれからも変わるはずはない。
人喰いに落ちる積りも無いし、妹を必ず機関から救い上げて見せる。
―――だけど、それでも。それが出来なくなるなら、人喰いに堕ちるなら。
その時はカノン、お前の刃の元で散ってもいい。
【カノンが、コチラに刃を向けるのをみて、獣の如き獰猛な笑を浮かべる】
【これまでの純粋さに獣性を含ませた其れは、闘う者として生まれてきたような其れで】
―――Y星の剣≠諱B
【そう呟くと、左手に先程より密度の高い刃が生まれ出ずる】
【焔そのものを固めたかのような、紅煉の色をした一本の太刀からは陽炎が生まれており】
【刀身を相手の刃に交差させるようにして、軽く触れさせる】
――刃を交えるのはその時≠ノしよう。
【そう、約を交わすように、殺気と戦意を飛ばすのであった】
/ごめんなさい‥‥遅くなりましたそして眠いのです/
983 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/31(水) 01:42:24.59 ID:3G20Sa0Ko
>>982
【啄ばむような一陣の夜風が、時の流れを告げる
月は傾いて、その姿を影に隠しながら、夜を段々と深くしていく
空に瞬く星の色だけが、ただ静かに、彩を増していく】
ええ……約束でございますよ――――そして、願わくばその時≠ェ来ません事≠……
今私に叩きつけたぐらいの強い思いを持っていらっしゃれば、きっと、鬼に食われることはございません
貴女様は私の何倍も強く、それでいて優しくいらっしゃいますが故――――……
【刀を下ろすと、すぐさま霧散と、その刀は消えていく
対峙した刹那の殺気をかき消して、紡ぐ言葉には元の丁寧な響きが戻り始めて
貴女の揺れ動く感情を感じて、それに満足の色を魅せる】
【表情に笑みは浮かべず、ただただ冷静な元の表情を艶やかに彩って
瞼を閉じると、パッチリとした睫が白い柔肌を飾り立て、彼女の真紅の瞳をかき消して
スカートの裾を両の手で掴むと、再び恭しく礼をする】
では、私はここでお暇いたしますことにしましょう
今宵の邂逅が、何かしらの手助けになれれば、幸いです――――……
――――またどこかで、お会いいたしましょう
【揺らぐ言葉の破片を零しつつも、その残響だけは美しく飾り付けて
くるりと踵を返すと、路地裏の奥の方へと、その歩みを進めていく
白銀の髪が貴女の眼前で揺れて、すーっとその影を、夜闇へと伸ばしていく】
【髪の香りは、芳しい蘭の芳香、思わず舌先に甘さを感じるぐらいに、うっとりするような味わい
残光は残さず、また残響は掻き消えて、元の空虚な空間だけがそこに残る
ただ、残香だけは、行き場をなくした孤独な吐息をその場で、ただ吐き続けていた】
/お疲れ様でしたー楽しかったですよー
984 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/31(水) 01:48:39.57 ID:XE56AAiro
>>979
――成る程、確かに随分と硬そうだな。けど絶対≠ヘオレ独りで良いんだ。
・・・・・・・・・・・
悪いがその無二の鎧、完膚無きまでに殺させて貰うよ――――!
【目映い光の膜を纏って、声高に勝利を謳うつづら――これこそが切り札≠ゥと、朔夜は内心で舌を巻き】
【あれ程の自信に満ちた物言いが出来るのだ、恐らく強度は先程の比ではあるまい】
【ならば今手にしている短刀では、間違っても通らないだろう、と――――】
【短刀を鞘に納め、もう一つの刀――妖気漂う太刀の柄に、右手を掛けた】
【鬼札を切るならば、此処を置いて他にない。確信に従い、左手で鯉口を押し上げ鞘引きを利かせて一挙に抜き打つ】
【同時、能力の発動――彼女の前方に陽炎めいた歪みが迸り、不可視の力場となってつづらの一手に真っ向応じた】
……疾ィ、あぁぁッ!!
【衝撃の嵐と、雨霰と舞い散る無数の飛礫は、それでも尚朔夜を激しく捉え、身体のあちこちを打ち裂く】
【――だが、止まらない。半ば捨て身の体で放つ居合は、籠められた拒絶≠フ一念によって】
【衝撃という形無き力その物を、いとも容易く両断して見せた――――!】
【しかし結果的には、まんまとつづらの思惑に引っ掛かった形となろう】
【目潰しこそ成らなかったが、この規模の一撃への対処はかなりのタイムロスを生んだ】
【おまけに、朔夜の身体的消耗も決して軽くない。何事も無ければ、逃げ仰せる事は適う筈だ】
985 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/31(水) 01:58:34.08 ID:L0fOk8Dgo
>>984
いや……私こそが絶対=c…
次に会う時があれば、それを証明するわ……Justiceの朔夜さん…?
【大地深くに減り込んだハンマーを引き抜く――】
【同時、能力の強制解除を行った――それは素≠フ防御力をも一時的に一般人レベルまで下げるということだ】
【このタイミングで攻撃を受けたら、即死に繋がる】
(切り裂いた……?)
(どうでもいい、逃げる――ただでさえ逃げ足遅いんだから)
悪いけど、逃げさせて貰うわ……
負けたワケじゃない……いつか、決着を着ける…。
【絶対防御≠フ鎧を脱いだつづらには迷う暇がなかった】
【朔夜が衝撃そのものを切り裂いた事実を確認する余裕すらなく】
【踵を返すと駆け出した――重量のあるハンマーを両手で持って】
986 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/31(水) 02:42:17.97 ID:XE56AAiro
>>985
//あばばばば、〆レスが書いてる途中で消えてしまいました……すみません
//限も良いところですし、ここらで。遅くまでお疲れ様でした、ありがとうございましたー!
987 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage]:2011/08/31(水) 02:44:23.16 ID:L0fOk8Dgo
>>986
//はーい、お疲れ様でーす!
988 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
2011/08/31(水) 16:58:15.86 ID:VWVzGFxB0
解
989 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/31(水) 20:09:23.02 ID:lXD0wC7U0
【路地裏】
グ、あ…………くソ、畜生…………ッ!
【黒い質素なドレスの下に何故かズボンを履き、表が青で裏地が赤と言う不気味なマントを羽織り】
【手には先端に玉が施された細い金属製の杖を持ち、悪魔のような意匠をした禍々しいデザインの金の冠を被った】
【腰まで届くような銀の長髪に蝶を模った琥珀色の髪留めが印象的な「少女」が】
【暗闇の中で蹲りながら、頭を抱えている】
【――――杖を握りしめている右腕全体が、皮膚病にでも掛かった様にどす黒く変色し】
【右腕の肘の中心には、黒い光沢を放つ『石のような物体』が、半分顔を出して埋め込まれていた】
【更にその右腕には、何かを突き刺した様な大きな刺し傷が残っている】
まずイ……俺ガ、人間で居ラレるのモ、もウ永くねェのカ…………?
【蹲る少女のそばには、2体の惨殺死体】
【人であるという事がかろうじて判別できる程度の、強力な破壊に晒された様子がありありと見てとれる肉塊だ】
990 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/31(水) 20:15:50.92 ID:KzKPcD3eo
>>983
‥‥‥‥又何時か、な。
【去っていくあなたの後ろ姿を、火憐は見送って】
【残り香が、侘しさと寂しさを顕著として感じさせていく】
‥‥行こう、旅はまだ終わらないんだから。
【人で居られる限りは、己の研鑽を止めはしない】
【覚悟と信念を再度抱き、純粋に狂気を秘めたやさしい人殺しはまた闇の中に帰っていくのであった】
//というわけで〆です、ありがとうございました!
991 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/31(水) 20:41:36.54 ID:HX7IAIg30
>>989
どォしたんだ?何か忘れ物かィ?
そんなところに散らかしちまって、ちィーとばかしプッツンきてる俺とか、俺とか、俺のこととか、考えてくれるかァ…?
【突然、曉舌で話し始める声が聞こえたかと思うと】
【目の前に一人の、幼い少年が愉しそうに忌々しそうに笑っていた】
【周囲を焼き焦がすかのような真っ赤な短髪】
【それに相応するかのような深い漆黒の双眸】
【未熟といえるであろうか、幼さが顔にまだ残る少年】
【大人になれば恐らく精悍な青年に成りそうな、整った顔をしている】
【肩の上のほうに、淡い蒼色に輝く小さな光球が浮かんでおり】
【それは時折、ふよふよと浮かびながら動き回っている】
【赤い、いや真紅に近いほど鮮やかな羽織を着ており、見る者を安心させる。が】
【反発するかのように右手には付けられた無骨な手甲があり】
【その拳部分には決して拭えない黒ずんだ血痕がこびり付いていた】
【また、左脚に傷口など一切見当たらず、少年自身も何の不自由もしていないように見えるのだが】
【何故か、一本の杖で身体を支え続けている】
噤んでねェで何か言ってくれよオイオイ!!人殺しは“重罪”なんだぜェ!!?
お前が人なら即逮捕、お前が“モノ”なら即射殺令だひゃはははははははッッ!!!!
【失礼極まりない言い分で、相手を指差して高笑い】
【凶気にも似た表情の、狂喜のような歪な表情であった】
992 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/31(水) 21:03:40.54 ID:lXD0wC7U0
>>991
う、ウぅ…………!?
【蹲っている所に投げかけられる、腹立たしい声】
【顔を挙げた少女の目に映ったのは、自分とさして変わらないと思われるほどに『危険』な空気を湛えた少年】
――――――――アぁ、お前なラ殺しテも、どコカらモ文句は出テきソウにねぇナ…………
【眉間にしわを寄せながら、口元だけを笑みの形に歪めて身体を起こす】
【瞬間、少女の水色の瞳が紅に染まる】
【――――自分は危険人物であると、白状した様な恰好だろう】
――――――――力と罪の巨人よ 光通さぬ仄暗(ほのぐら)き大地の底より甦れ――――――――
【立ち上がり杖を構えると、少女は突如、魔術の詠唱に入る】
【しかも、少女を中心に渦巻く魔力を肌で感じられそうな、大掛かりな術だ】
――――俺は帰ルが、てメェは殺ス…………
相手は『こいつ』がしてやルカら、心配スンな…………
【詠唱の狭間に、ポツリと少女がこぼす】
【――――詠唱につれて、右腕の傷からの出血がひどくなる】
【恐らく、その腕の負傷がある為に、少女はこの様な行動に出たのだろう】
/すいません、気づくのが遅れました
/そして、これから風呂です……
993 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/31(水) 21:10:17.10 ID:KkqTbgIKo
【大通り】
【草臥れ気味のブラックスーツにソフト帽、履き古したレザースニーカー、と】
【いまいち風采の上がらない格好をした、長躯に黒髪の青年が】
たらったらったらったひっつじーのだーんすーっ、と。
……うふふー。今日はよく頑張ったなー、俺っ!
【何か好い事でもあったのだろう、人懐こい造作の顔に笑みを浮かべつ】
【両手に紙袋をぶら下げて、足取りも軽く往来をゆく】
【気色を満面どころか総身に湛えた姿は、衆目が無ければスキップでも踏みだしそうな程である――】
何だか自分を誉めてあげた――――ぁ、ぇえ!?
【さて。こういう場合、人間は二種類に分けられる。羽目を外しすぎてドジるのと、そうでないのだ】
【そしてどうやらこの青年は、前者に属しているらしい】
【ふわり、彼が腕と共に振り上げた紙袋。そこから熟れたトマトが一個、勢いよく飛び出した】
――――ちょ、ちょちょちょ一寸待ったぁ!トマトカムバぁぁあぁーック!
【必死の呼び掛けも、ただただ虚しく響くばかり。覆水盆に返らず、トマト紙袋に戻らず】
【咄嗟に追いかけたのが寧ろ逆効果で、もう片方の袋からリンゴやら馬鈴薯やらがごろごろと零れ落ち】
【何というか、目も当てられない大惨事が起こりつつある――青年は、万有引力に従って描かれる紅き放物線の先】
【トマトの落下点へ、届かないと知りつつも尚手を伸ばした。果たして、救いはあるのか否か】
994 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/31(水) 21:19:30.66 ID:HX7IAIg30
>>992
オイオイオイオイ何だァそりゃあよォ!!!逃げんのかァ?逃げんのかよお前ェ!!!
心配するのは“お前”の方だよ、いや、“心”を“配る”つもりは更々全くほんの少しも存在しねェけどな!!!
駄目だな駄目だ全ッ然駄目だ!!“なっちゃいねェ”んだよお前はなァ!!ひゃはは!!!!
【警戒も、危機感も繕わず、ただただ快楽的に笑みを零す】
【異様としか思えない相手は、異様としか思えない少年にとっては興味の対象】
【逃がすなど、勿体無いのだろう】
さっきから変なアクセントで話しやがってッ!!外人かァ!?外国人種なのかァ!!!?どうでもいい!!!ああどうでもいいことだったな!!!
そっちがその気なら、その気でなくてもやるつもりだったが…俺も遣らせて貰うぜひゃはははッ!!!
【いったん叫び終わると少年は地震の右手に着けている手甲を外し】
【右拳をゆっくりと握りしめる】
『焔』ァァ!!!!!
【そう叫び終わると同時に、少年の右腕が異様な変化を起こす】
【紅色の逆鱗と思わしき物体が、少年の右腕を覆っていく】
【肩まで覆われたそれは、まるで“獣の腕”のような異質さを相手に与え】
【背後に空いた大きな空洞が、異質さを更に高めていた】
/お気になさらずー
995 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[saga]:2011/08/31(水) 21:37:14.64 ID:lXD0wC7U0
>>994
チッ…………猿じゃあルメぇニ…………
まぁ、良いサ…………テめぇガ『その気』だっテノは、良く分かっタ…………!
【挑発的な言動は、恐らく少年の殺意の現われ】
【だとするならば、自分を煽りたてて戦う事を、この少年は望んでいるのだろう】
【無論、その先にある物は、この狂気を見る限り殺戮と言う事になるのだろうが――――】
【――――もし少女がコンディション良好な状態にあったならば、あるいは嬉々としてその誘いに乗ったのかもしれないが】
【やはり、右腕の傷を気にしているのだろう。少年の『誘い』に対して、Noを置き土産付きで叩きつける手を取った】
…………泣き喚いテも、もウ遅ぇゾ。地獄の悪鬼ニ、食イツぶさレな…………
――――――――『ヘルカオス・タイタン』!!
【先ほどより続けていた詠唱を結び、少女は杖を高々と掲げて術式を発動させる】
【次の瞬間――――アスファルトの地面を砕き、何かが地上へと這い上がってくる】
「ウゥエッッッギィエエェェェェ――――――――!!」
【それは『表皮がドロドロに溶けたグロテスクな巨人の頭』と形容するのが適当だろうか】
【人相が崩れ、歯ぐきを剥き出しにした、巨大な岩の様な頭が地表に飛び出した】
【そしてそのそばには、同じく表皮の溶けかかった巨大な手首が一対、地面から突き出してくる】
【――――先ほどの術式は、この巨人を召喚するための物だったのだ】
…………ウっ、グゥ、あ……………………
さ、サぁ……好きニ遊べヨ…………お前ら二人デ…………
【詠唱を完成させた少女が、壁にもたれて喘ぎながら少年を睨みつける】
【どうやら、今の魔力の消費で更にコンディションを悪化させたらしい】
/ただ今戻りましたー
996 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関東・甲信越)
[saga sage]:2011/08/31(水) 21:40:54.67 ID:lLwp/ywAO
>>993
【――柔らかな、柔らかな。心の臓に似て赤く、柔い、その球体を】
【咄嗟にとはいえ掬い上げてキャッチする手は、存在したものの暖かくはなかった】
【小さな赤の線を引く箒星、それを受け取った相手はほぼ反射的に掴んだに過ぎなかったようで】
【一瞬だけ弾けそうなくらい強く握り潰しかけるも、すぐさま何かを理解して込められた力は霧散した】
………………。
【襟足ほどの灰色をした髪は小さく結ばれ、そちらに流される切れ長の視線は群青に染まる】
【白のVネックの上から黒い薄手のジャケットを羽織り、襟には帽子のピンバッチ】
【濃い色をしたジーンズ。スニーカーは、それなりに使い古したもののようで】
【嵌められた手袋だけが――何かを何かから隠すように、肌を見せず其処にあった】
【青年も露店で買い物をしていたらしい】
【左腕に抱えた紙袋からはトマトやらセロリやら玉葱やらが確認出来て、】
【そのまま彼は、とりあえず慣性に任せて自分の方へ転がってくるジャガ芋の一つを、脚を使って止めておいた】
【無言のまま相手を見詰める瞳は、けれど雄弁だった。馬鹿だろ。そんなふうに、言いたげではある】
/まだいますかー?
997 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
[sage saga]:2011/08/31(水) 21:52:13.08 ID:K7duj1jfo
【住宅街近く:公園】
【今日も日が沈んで久しいこの時刻、子供達はとっくにお暇して、閑散とした市民公園】
【だだっ広いのが特徴の運動場と、散策用に植林されたエリアの二つに分かれている】
【境界線にはいくつかベンチが設置されているが、今は複数あるうちただ一つを、一人が座って占有しているだけだった】
リズの評価は、なんかあてにならないしなー……、どうしようかな?
【傍らにランチボックスを携えるその人物は、表面を撫でながら何事かを呟いている】
【保冷剤が詰め込まれているようで、ほのかな冷気を撒いている。おそらくそういう処置が必要な食べ物、なのだろうけれど】
まずくはない、って事だったけど…どうなんだろ?
人の評価を聞いてみたい、かな。
上手くできたと思うんだけど……。
【蒼い毛皮に猫耳尻尾、中肉中背+αの肉付きをした、猫の獣人少女である】
【クリームイエローの臍だし袖なしのインナーに、ベリーショートのカットジーンズ】
【ボサボサの黒髪だが、途中で髪質はやや癖のついたストレートに、色は青味掛かったプラチナへと代わっており】
【後ろ髪を林檎色のリボンで束ね、小さなポニーテールを作っている】
【左腕には金と銀が精緻に編まれた腕輪をはめていて、街灯を反射してきらりと輝く】
【ぶらぶらと足を揺らしながら、公園を見渡す猫少女】
【どうもいけに…もとい、バスケットの中身を味見してくれる人を探しているらしい】
【冷やされた空気が白く漂う以外、異臭がするというわけではないのだが、果たして…?】
998 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)
[saga]:2011/08/31(水) 22:02:16.85 ID:HX7IAIg30
>>995
ヘッ!!!上等ォ……!!寧ろそんなんで俺を止められると――――――
【少年は右腕を思いっきり振りかぶり、正面を向く】
【視線は目の前の“何か”、敵意を戦意に変え、右拳を静かに握り締める】
――――――思ってんのかああああァッッッ!!!!!!!!
【瞬間、少年の肩部から大量の炎が噴出し、加速】
【右手を突き出して突撃するスタイルで、それ故に巨大な相手に有利な特性がある】
【殴り、それが相手に向かう直前まで、少年は地震の笑顔を絶やさず】
【向かっている最中ですら、その笑顔は“昇華”されているように見える】
―――さァさァお名前も聞いてないあんたの!呼び出された謎の怪物!!ああ怪物!!!
そんな愉しそうなもん呼び出しておいて、“好きに遊べ”たァ酷すぎるんじゃねェかァ!!?
――――――あんたも一緒に“狂遊ぶ”ンだよ!!それが必然の権利だろォが!!!
【一瞬にして距離を詰め、相手に駆け寄る疾風のような少年】
【狙うは当然巨大な相手の“何か”、直線的に詰め寄り、殴り潰す為に!】
999 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)
2011/08/31(水) 22:11:12.69 ID:/hb2tYexo
>>997
【宵月から漏れる、包み込むような淡い旭光に似た灯りと
無機質ながらも昼下がりの陽光が如く鮮やかな街灯の明かり
二つの異なる光は燦然と貴女を照らして、その抜けるように蒼いシルエットを映し出すだろう】
【――――故にか、その光彩に魅せられて、迷い込む子猫もまた、存在した】
……全く、こんな夜更けに一人でこんな所にいらっしゃるのは感心できません
貴女はこんなにも可愛らしくて、あどけないのですから……少しはご自身の容姿に自覚を持ってくださいませ
ともすれば、悪い狼さん達に、連れ去られてしまいますよ?
【不意に零れる旋律は、既に聞き慣れた、耳を撫でて流れ込む吐息のような華やかな音色
それでいてその言葉にはどこか、真剣味が満ちていて、大げさとも言える言葉の形容が
決して、単なる口からでまかせでなく、純然たる意味を孕んでいる、と伝えてくる】
【――――そして、彼女は、貴女の後方に立ったまま、その両腕を背後から回してくるだろう
今にも砕けてしまいそうなぐらい、細く華奢な腕は、輪郭を強調するが如く、ぺったりと張り付くメイド服に包まれていて
行動が成功したなら、そのままぎゅっと、貴女を後方から抱きしめようとするだろう】
お久しぶりですね、ローズ……元気にしていらっしゃいましたか?
【言葉を紡ぐ白銀の長髪をポニーテールのように黒いリボンで結び、メイドカチューシャを付け
スレンダーな身体を、強調するように胸下で大きくエプロンドレスの結び目を目立たせる
黒と白のロングスカートメイド服を纏った、巨乳の少女
黒いメイドブーツと、白い手袋、そして真紅の瞳が、妙に高貴な印象を与えるだろうか】
1000 :
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)
2011/08/31(水) 22:16:01.52 ID:KkqTbgIKo
>>996
【空を切る左手。見据えた赤い実は遠く遠く、黒尽くめの彼は諦観の内に来たる惨劇を幻視するも】
【――ぱし、と小気味の好い音が一つ。見ればトマトは、通りすがりの人影の掌中に受け止められていて】
【一瞬ぐにゃりと輪郭が歪んだようにも見えたが、少なくとも無惨に潰れてはいなかった】
…………せー、っふ……。
【一体、何処がどうセーフなのやら。突っ込み所の多い呟きを安堵の吐息と混ぜて吐き出し】
【目前に佇む青年に視線を遣り、会釈の代わりに目礼一つ――と、彼はそこで漸く気付く】
【成りこそ何時もの執事然とした物ではないが、見覚えのある顔】
【敵と呼ぶのは不適当だが、友人と呼ばせてくれるかは微妙な所。だが、知人である事には相違無かった】
あ、あのねー?いやさ、うっかりハシャいじゃったと言うか、何というか……。
……うん、その、ありがと。それから、今晩はー!
【邂逅が邂逅だけに、沈黙が痛い。咎めるような視線につらつらと詭弁を重ね】
【視線を若干泳がせながらも苦笑を向ければ、青年の手にした買い物袋を目にして】
【少し意外そうに、双眸を見開く。――地面に転がるリンゴ馬鈴薯etcは、完全に意識の外らしい】
//遅くなりましたが、只今ここに!
1001 :
1001
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,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 【呪いのパーマン Ver2.0】
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ヽヽ___ノ 次スレを10秒以内に建てても死にます。
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ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。
1002 :
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夢小説書いてみるお @ 2011/08/31(水) 22:14:49.67 ID:7GpBTttp0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314796489/
嫁宣言して60分以内に嫁AAにお断りされなければ結婚避難所 @ 2011/08/31(水) 21:53:59.28 ID:Wcs8YQ9v0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1314795238/
自らの可能性に賭ける @ 2011/08/31(水) 21:38:23.91 ID:aHEFKFXk0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1314794303/
ふぇぇ…幻想抱くなバカぁぁ… @ 2011/08/31(水) 21:36:21.22 ID:PZ/5pEz90
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1314794180/
【pixiv】ガチ通報でカオスラウンジオワタww【カオスラウンジ】 @ 2011/08/31(水) 21:23:34.08 ID:/DXdQMxKo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1314793413/
もう夏も終わりか、あっという間の夏休みだったな 2011年Summerを振り返ってけ @ 2011/08/31(水) 21:09:09.39 ID:X/3uvvYc0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1314792548/
ここだけ全員焼肉店(夏休みの戦いはこれからだ!) 455舗目 @ 2011/08/31(水) 20:47:44.08 ID:aIij1hoGo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1314791263/
【主導権とは】オナホに魅せられた紳士淑女の集い【ご奉仕の事】 @ 2011/08/31(水) 20:16:32.83 ID:G4f8RR84o
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