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HTML化した人:ヤニ▲星半分と
厨二能力を授けよう、もらったらそれ使って闘おうぜ
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/08/17(水) 01:34:58.25 ID:m75NVXuB0
厨二病患者隔離スレへようこそ
そしてこのスレを開いてくれて有り難う
ルールを読んだ後は厨二妄想を爆発させよう

【基本ルール】 荒らしは全力で華麗にスルー!
※荒らしに反応した人も荒らしです。

チート無双、無理やりな防御&回避、確定攻撃は禁止
※1 酷い場合はそっと言ってみよう
 ただし煽るようなキツい言い方は好ましくないです。
※2 たまには攻撃に当たりましょう
 いつもと違うスリリングな闘いをしてみよう!

老若男女に人外キャラまで自由にどうぞ!
※好きなキャラを演じてスレの世界を楽しもう☆
 ただし鬼だから怪力、天使だから空を飛ぶ等は勿論なし!

一言「書き込む前に更新すると幸せになれるぞ!!」

――キミはもう 目覚めたかい――?

只今の能力授与スレ→http://yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1312249825/
@wikiURL→http://www26.atwiki.jp/vipdetyuuni/
vipが落ちてるときは避難所へ→http://yy72.60.kg/vipdetyuuni/
2 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/17(水) 01:35:42.15 ID:ZIDIxkcIO
いちおつ
3 :【描映爆筆】@wiki E:スケッチブック[sage]:2011/08/17(水) 01:42:48.31 ID:SGYpdiS10
>>1乙です
4 :【零想災生】[sage]:2011/08/17(水) 01:57:16.57 ID:6IjYuzY0o
>>1乙ですん
5 :【九垓冥卿】@wiki[sage]:2011/08/17(水) 01:57:20.52 ID:ooF7uPIMo
>>1乙!

>>998
自分は凍結おっけーですよー
6 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 01:57:41.24 ID:8ZexjSyI0
>>1
7 :【頑強魔法】@wiki[sagesaga]:2011/08/17(水) 01:57:51.98 ID:KCiPeJvc0
>>995
「だって、眠いから」

【たったそれだけの理由で
 有刺鉄線は彼女に突っ込んだ】

「See You Again」

【彼女にしてみれば自身の命の価値なんてそんなものなんだろう。
 眠いから殺す、たったそれだけの価値。
 でも、眠いって誰の睡魔クスクス】

【誰かが笑った、果たしてその声は誰のもので誰が笑ったかはわからない。
 でも、すごくどうでもいいことなのだ、きっとね】

「命の価値なんてそんなものだよ。いや、最後には礼を
 『ポーン』を取ってくれてありがとう」

 だからリタイア、情報は12分に回収しました。
 役目を終えたから死亡、くすくす。
 凍結するのが面倒だからリタイア。
8 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/17(水) 01:59:37.36 ID:ZIDIxkcIO
【前スレ】>>1000

ともかく、もう大丈夫。

これからは…あんまり危ないところには出歩かないことね。

【頭を撫でながら、なおも言葉を紡ぐ。泣きたければ、】
【泣けばいいのだ。自分も昔からそうして来た。ゆえに、】
【彼女は相手を嘲ったり、バカにしたりするつもりは微塵も無かった。】

【そのまま、そっと頭をなで続ける。】
9 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/17(水) 01:59:55.92 ID:YApjK+C/o
>>1
10 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/08/17(水) 02:01:05.90 ID:3kZF+0j90
>>999
「こちらこそ」
【はにかんだように応える】

「少なくとも、法律に引っかかるような趣味には反発しましょうか」
【とんでもないことには流石に言葉を挟む】【これで顔を赤らめられても困るのだが】

「ええ、私はもう戻りますが、タクシーでも呼びますか?」
【こちらは別に何事も無いように答える】

/>>1乙です
11 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 02:05:09.94 ID:8ZexjSyI0
>>8
【危ないところは避けていたはずなのだが】
【今回は確実に相手から歩み寄ってきたのだ】

「ひゃぃ……」

【だが、返事をする彼女】
【体のあちこちが痛いがそんなの今は気にならない】
【今は、泣くことに全意識を集中させる】

「………」
(あるえ…?よく見たら女の人に抱かれてるぞ俺)

【気付いてしまった】
12 :【不安境界】スキマを操る E:頑丈な日傘[sagesaga]:2011/08/17(水) 02:05:35.21 ID:FjBGP1on0
>>7

…フ。

【眠いから  そんな理由で少女は死んだらしい。】
【馬鹿らしい…とは思わない。】
【だが、最後に彼女は1つ。】

…チェスは分からないわ。

【有刺鉄線は、丸めてその場に置いておいた。 あっても邪魔なだけ。】
【フフと笑って、女は其処から姿を消した。】

/乙でした。
13 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/17(水) 02:08:57.56 ID:ZIDIxkcIO
>>11

…神殺はね…昔からああなのよ。

「救済」にかまけた殺戮を繰り返す狂った集団よ。関わらないのが吉ね。

【もっとも、今回は運が悪かったようで、女はそのことを知っていた。】
【だからこそ、モニターを見た瞬間駆け出していたのだ。災難で知人が死んだと知っては、いい気持ちがしない。】

…もう大丈夫かしら?

【やがて、静かに抱擁を解き、相手の顔を見つめた。】
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/08/17(水) 02:12:58.91 ID:7eEtSMxPo
>>10
/>>1乙です!

「そうそう、病院出たら先生の家で暮らす事に決めましたから」
【またサラッと言う】
「あの家は大丈夫みたいです、姉と妹が帰ってきたみたいですし」

「恋人を受け入れるのが女の仕事って書いてありましたわよ?」
【天然な事を言い始める少女】

「いえ、大丈夫です。多分しばらく入院になりますので。」
「あ、でも迎えに来てくださいね堅さん」
【最後に男の事を下の名前で呼ぶと手術室へと運ばれて行った】

/なんか色々ありがとうですっ
/乙ありでしたー
15 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪2011/08/17(水) 02:13:31.91 ID:rwY39YZJ0
>>【零想災生】さんへ

この二人のやり取りは本当に戯れ。
攻防も本気を出していないために戯れ。
言葉の応酬も大した意味を持たない為に戯れ。

「あら…ずいぶんと節操のない兄なのね。顔を見てみたいわね。
 どうしたらそんな色欲狂いからあなたみたいな我が侭坊やができるのか知りたくてね」

それ以降言葉は発さないつもりだった。
悪にいくら正義を述べたところで、暖簾に腕押し。
何の意味もないのである。そして時間と気力の無駄である。
解りあえる事など絶対にない、どちらか絶対に消えなければならないのである。
善悪。両者が手と手を取りあう事などあり得ないのだから。

すると聞き捨て成らない言葉が聞こえた

「生ぬるい正義ですって?今、そう言ったわね」

瞬間鬼面と彼女の表情が合致する。
先刻まで彼女の妖艶さを演出していた鬼面は鬼面本来の役割を果たし始め
桜吹雪の下が似合いそうな穏やかな彼女の表情は鬼面へと同調し始める。

「哀しい?そんな事は知った事ではないわ。悪党ごときに私の正義を哀しいだの評されたくは無いの」

正義の心が灼熱の如く燃えたぎる。全ての悪を滅すると、はちきれんばかりに甲高い声で。
悪滅の心が紫電の如く鋭く走りだす。全ての悪を滅する刃だとだと、轟音に等しき雷鳴を轟かせて。

「だから、あなたごとき悪党の選択肢など全部却下。価値なんて無い」
「私が選ぶのは私が持ちうる選択肢のみ」

―――全ての悪を、滅する。ただそれだけよ。

彼女の身体から紫電と灼熱が混ざり合いながら迸るような。
そんな風に殺気と正義をたぎらせていた。

不協和音の原因である、棒状の腕を見据えながら、即座に動けるようにもしている。

/遅れました。すいません
16 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 02:15:04.82 ID:8ZexjSyI0
>>13
【勿論、関わる気はない】
【あんな気味の悪い男もそうそういない。笑顔で殺人】

「らいしょーう…」

【口が回らなさすぎである。ちなみに「大丈夫」と言おうとしたらしい】
【こんな近距離で顔を見つめられたら結構恥ずかしい】
【泣き顔を見られるのも結構恥ずかしいが、異性というのも手伝って彼女の顔は真っ赤になっていく】
【ついさっきまでは真っ白だったのに、凄い変わりようである】
17 :【土塊兵站】地面から兵隊を生み出せる。詳細はwikiにて [sagesaga]:2011/08/17(水) 02:19:00.00 ID:3kZF+0j90
>>14
「はい?」
【唐突に言われて困惑することしきり】

「それは良いのですが…」
【姉妹がいたとは、驚きである】

「そうでしょうかねえ」
【丸ごと受け入れるのではなく、ある程度は妥協していくものではなかろうか】

「ええ見舞いにいけたら行きますよ」
【実際は足繁く通うことになるだろうが】

「それは勿論……」
【そして少しためらった後で】
「詩織様」
【とこれまたためらいがちに言ったのである】
【そして、手術室に運ばれる彼女を見届け、男は病院を後にしたのである】

/こちらこそ、ありがとうございました!
18 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/17(水) 02:19:11.75 ID:ZIDIxkcIO
>>16

ん…それなら良かった。

【何となく顔が赤い気がするが、それよりも彼女の視線は相手の頬へ。】
【ガサッとついた傷は、自分のそれと同じくらい深く、そして凶悪である。】

あんまり喋らないほうがいいわね。ちょっと待ってよ…

【ポケットから取り出したのは軟膏。】
【化膿止めと痛み止めがセットになったような代物である。】

【「動いちゃだめよ」と釘を刺し、女は人差し指ですくったそれを、傷口に塗ろうとした。】
19 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 02:25:18.67 ID:8ZexjSyI0
>>18
【少し見ない間に左目も失ってしまっている】
【弓矢が刺さる。そんな経験なかなかない、はず】

(薬かぁ…)

【動いちゃだめよ、と予防線を張られてしまった】
【傷口に塗られた軟膏は滲みる。それは傷がついたのと殆ど同じ程度の痛みを与えてくる】
【痛みに歪む顔。だが体が麻痺しているのと気合で体は動かさない。勿論、震えてはいるが】

「〜〜〜〜〜〜っっぃっつ!!」

【と、声にならない声をあげたりはしているが動かない】
【意外と根性のある人だった】
20 :【零想災生】[sage]:2011/08/17(水) 02:26:33.13 ID:6IjYuzY0o
>>15
「節操の無い兄、か……うん、そうかもしれないね」

悲しい笑顔のまま言葉を紡ぐものの、相手の思っている通り、暖簾に腕押し。
のらりくらりとした男は暖簾のように蒼いコートをひらひらさせながら右腕を伸ばしたまま相手を見据えるのみ。
それ以上の行動を起こす事も無く、ただただ相手の表情が変わったのを眺めていた。

「とても綺麗な顔がそこまで歪むなんて…ふふっ……アッハハハハハ!!あー、おっかしい!!
言葉遊びだよ、こーとーばーあーそーび!それに…まあまあ、まんまと……ぷっ……っくくく…!」

相手が挑発に乗った、それは正義が悪の戯言に線を切り、殺意という己の感情を表に出した証拠。
それを目敏く見つけた男は愉快そうに笑う、否…哂う。
それはそれは楽しそうに哂い、相手を見つめたまま悲しそうな顔を打ち消し、”本性の狂気”を剥き出しに。

「悪を滅する……うん、いいフレーズじゃないか…んふふっ……そのフレーズ、どこかのCMに使えるんじゃない?
子供達が夢見る正義のヒーロー…いいねいいね、ナイスジョークだよ!アーッハッハッハッハッハッハ!!
ほら、おいでよ、僕を”悪”とみなして”滅する正義の味方”なんでしょう?真正面から受け止めてあげるよ。

正義のヒーローなんだから……僕みたいな雑魚にも等しい”悪党”なんて、正面から一撃で決めてくれるんでしょう?」

男は棒状となった右腕をそのままに両腕を横に広げ、あたかも相手を抱きとめてやるというような格好を取る。
ニコニコとした笑顔は本当に優しそうで、この戦場で、この思想で、互いの理念を抜きに出会ったら、良い友になれそうな
程に、暖かいもので。

―――純粋な狂気に彩られた、蒼い天使にも見える。

桜吹雪すらも焼き尽くしそうな純粋さと、その鬼面、さながら―――雷神すらも従わせる事の出来る、正義。


「おいでよ、さくらいすずかさん。   ぜぇええぇえぇぇえぇえんぶ、受け止めてあげるから」

両腕を広げたまま、男はにこやかに言い放った。
21 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/17(水) 02:31:09.82 ID:ZIDIxkcIO
>>19

よしよし…これで悪化することはないわ。
意外と我慢強いじゃないの?見直したわよ?

【軟膏を終い、そう言葉を紡ぐ。表情にはうっすらと笑みが浮かんでいた。】
【とりあえず、逃げられた。それに、戦闘の音も小さくなっているため、今なら外に出てもバラなさそうだ。】

…それじゃあ…帰りましょうか。背負うからちょっと待ってね…。

【それから器用に相手を背負おうとする。所謂おんふだ。】
【行き先は病院。この前行ったため、その場所は覚えている。】
【無事に背負えたら、歩き出すだろう。相手の傷に響かない様にゆっくりと。】


/すまぬ…!寝落ちの可能性がでてきたのでこのへんで!
/乙でした!楽しかったです!
22 :【布巻坊主】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 02:32:17.55 ID:8ZexjSyI0
>>21
/絡み乙でした!
23 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪2011/08/17(水) 02:48:27.92 ID:rwY39YZJ0
>>20

悪党の本性をここに見た。救済だの何だの言って結局は只狂っていたいだけ。
狂いを抑える事をしないからこそ弱い者に対して悪びれる事もなく残虐な事が出来る。
彼女の大嫌いな顔と声がスタジオにあった。それらは在りし日の彼女の妹そのもの。

「結局、言葉は無用だったわけね。くだらない
 救済だのなんだのはその狂いを取り繕うための口実に過ぎないわけね
 何の信念もない、唯の口実ね」

ギリッ、と歯をかみしめる音が聞こえた。
本性の狂気を前に、やっぱり悪党に過ぎないと内心毒づき。
本気で嫌悪しているような表情を浮かべ、槍を構えていると
相手は狂人であるという裏付けをするかのように両腕を広げ
剰え、受け入れる。と主張するように。

「けがらわしい声と顔で、私の名前を呼ばないでくれるかしら?
 悪党に名前を呼ばれるなんて実に不愉快。名乗ったのは失敗だわ」

と怒りをあらわにしながら槍を自分の方へと持っていき、穂先で仮面を破壊した。
すると穂先は血に濡れ、紫電がバチバチと音を立てて槍へと走り出し、全身に纏わりつき、翼と化す。
壊れた仮面は本来の機能を果たさず彼女の美貌からかけ離れた醜悪な肉を曝け出した。

そして紫電の翼を以て地上を滑るように走りながら悪を滅するべく
三又の槍を相手の身体へと突き刺そうとした。

/すいません、凍結お願いします
24 :【零想災生】[sage]:2011/08/17(水) 03:09:10.24 ID:6IjYuzY0o
>>23
「いい顔だよ…とってもいい顔だ……その、正義とかいうくだらない自尊を保つための言葉に踊らされる…
実に滑稽、実に醜悪……その辺に散らばった生ゴミの方がよっぽどマシな事を言いそうだよ、本当に」

相手を見つめたまま何度も笑いを堪えるように肩を震わし、口元をいびつに歪ませる。
正義を、想いを、全てを嘲笑う零の天使は、純粋なる正義である燃やし灼熱と化す女性を哂う。
だが、その胸中ではそれを美しいとさえ思えた。純粋なる正義はここまで美しく、ここまで孤高であるのか、と。
槍の切っ先で己の仮面を打ち壊し、半分残る醜悪な肉をさらけ出そうとも、美しいと思えた。

「綺麗だね…いや、ここで零に還すのが惜しいよ……でも、君がその気なんだから、止める気は無い」

男は地上を滑るように走り、こちらへ向かい槍を突き出そうとするのと同時に、広げていた左手と右手を回転
させるように半身を回し、棒状となっていた右腕を相手に向け、重低音をより一層響かせる。

「覚えておくといい、能力者と無能力者の格差がどれだけ酷いものか―――役割(ロール)を与えられなかった
者達がどのようにして死に行くのか。君の正義は脆い、僕の右腕ひとつで零に還るという事をしっかり認識するといい。
正義の役割にすらしがみ付けない者の苦しさを存分に楽しむといいよ、さくらいすずかさん」

棒状だった右腕が口を開いたかのように砲身を作り出し、一瞬で巨大な銃口と化す。
これを待っていた―――この瞬間を――――互いが一瞬で決める、ショータイムを。
まだ自分を殺したいと思う人物は山のように存在する、だからこそ、この場面を一瞬で終わらせてあげなければならないのだ。
次の”殺意”を楽しむために。

「―――――――――零砲」

音も無く、空気を消し去り、その空間に存在する無機物を全て零に還す、最凶最悪ともよべる、天使の咆哮。
男の零砲が放たれるその先は、三又の槍すら巻き込んだ、相手の女性。これに捕らえられれば、無機物は全て零に還り
存在すらも無かった事にされるだろう。だが、命は失えず、精神を著しく削り取る、総帥ならではの最低な攻撃。

相手の三又の槍が自身に突き刺さる寸前の、一瞬の出来事であった。
相手の純粋な正義で、実際、男の精神はかなり磨り減っていた。ここまで、ここまで精神をすり減らす正義は―――初めてであるからだ。

相手の攻撃と、自分の攻撃が交差する瞬間―――――総帥の意識は、一瞬だけ飛んでしまう。
自分の砲撃が相手を捕らえたのか、それとも、相手の正義の槍が悪である自身を貫いたのか、知るのは―――。


/凍結了解しました!!
/何時ごろに解凍しましょう?
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/08/17(水) 03:14:00.59 ID:k+SjgqsDO
>>24
/多分23時ごろになります
26 :【零想災生】[sage]:2011/08/17(水) 03:16:56.80 ID:6IjYuzY0o
>>25
/了解しましたー!夜分遅くまでお付き合いいただきありがとうございます!
/それでは、一旦お休みなさいませ!!
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(秋田県)2011/08/17(水) 09:35:56.92 ID:KHIzB20N0
痛さが想像の遥か上だった
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(岩手県)[sage]:2011/08/17(水) 13:43:44.21 ID:KCiPeJvc0
その痛さが心地いいマゾ達のたまり場みたいなものだからな
29 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 19:39:14.34 ID:ZIDIxkcIO
【廃墟群=z
【盛者必衰を体現したかの様に、辺りは静まり返っていた。窓カラスは割れ、昼でも暗い陰気な雰囲気が立ち込めている。】

「またか……」

「毎回毎回…」

【一人の女は、そんな場所に来て呆然と呟いた。大通りの隅の方で辺りを見回す。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…く…死にたい…どこなんだここは…」

【迷子である(;^ω^)】



/なんでも対応
30 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/17(水) 19:48:10.12 ID:84ajKjg90
>>29
【廃墟群の中の一番高いビルの上】
【そこは腐った空気と空の綺麗な空気が混ざる不思議な場所】
【そしてそこに座る人物の一番のお気に入りの場所】

♪〜〜♪、〜〜〜♪

【黒い長ズボンに黒い長袖パーカー】
【フードで顔を隠した少年がそこに腰掛けて鼻歌を歌っている】
【特に嬉しい訳ではない、ただ暇潰しに歌っているだけである】

♪〜〜〜♪、♪〜〜……ん?
何だ、ただの迷子か……
あいつは此所から抜け出せるのか?

【少年が女性を見つけると鼻歌を止め】
【そちらを向いて観察する】
【手出しはしないようである】
31 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 20:00:04.42 ID:ZIDIxkcIO
>>30

…―――――――――

(『氣』が…)

【不意に、女は辺りを見回す。自分がそれを操れるため、】
【他人の「気配」や「存在感」には思いのほか敏感である。】

【それに、よくよく耳をすませば、途切れ途切れであるが、】
【確かに鼻歌のようなものが聞こえなくもない。】
【いや、確実に聞こえる。鳥の鳴き声でも、虫の羽音でもなく、】
【極めて人間的な声のようなものが、彼女の耳に響いていた。】

(どこだ…)

【辺りに意識を走らせる。鼻歌が止んだのは立ち去ったのか、】
【あるいは、自分が見られているのか。そのどちらかであろう。】
【恐らくは後者。なぜなら、『氣』が消えていない。】
【女は瞳だけ忙しなく動かし、辺りを見つめた。しかし、そこには姿無い。となると…】

「上か…」

【顔をあげるとやはり―――――――――――相手と「目が合う」】
32 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/17(水) 20:02:56.07 ID:84ajKjg90
>>31
………………ッ!!

【目が合った途端に視線をそらし】
【廃墟に隠れようとする】

(どうしてだ、なんでこっちが分かった)
(彼処には鼻歌は届かなかったはずだ、それは間違いない)
(ならなんでだ、なんで此所が分かった……!?)

【人と眼を合わせる事が極端に少なく】
【自分から眼を合わせようとは決してしない少年は戸惑う】
33 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 20:09:12.75 ID:ZIDIxkcIO
>>32

…驚くことも無いだろう。

【隠れようとする相手にそう言葉を紡いだ。】
【自分は通り、相手はビルの屋上であるため、結構な高低差がある。】

…気配で人がどこにいるかはすぐに分かるぞ。

…「存在感」を感じるんだ。そんなとこにいないで降りてきたらどうだい?

【相手に呼びかける。上を向いていたため首が痛くなってきた。】
【言葉を紡ぎ終えた後では、男はもう影に隠れていた。】

【さてどうなるか。こちらの声が届いていて、そしてそれに相手が応じたなら…と、】
【女は考える。そのビルの入り口に、視線を向けていた。】
34 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage saga]:2011/08/17(水) 20:11:07.62 ID:Q2RBGGsbo

学園の存在する都市、その一角──小さな公園の、掲示板。
そこには『CG』や『ランカーズ』の広告、『IOJ』による犯罪防止のための喚起文等が貼り付けられていて。

それを正面から眺めるセーラー服の、頭のハンチング帽と首から下げた一眼レフが印象的な少女が一人。



「こ、こいつは……"作戦"に影響する資料……ッ!」
「……になるんでしょうか、なる訳ないですよね、はあ」

文面を斜め読み、突然歓喜したかと思えば、直後には嘆息。軽く息を吐いて肩を落とす。


「ま、ネタにはなるでしょうし、一枚撮っておきましょう」

何を思ったか、恐らくは結構な高級品なのだろう──件のカメラを構えて、掲示板の写真を一枚。
少女が高そうな一眼レフを構え、ごく普遍的な掲示物の写真を撮る。それが意味する所とは──?



/何でもどうぞ
35 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/17(水) 20:25:28.64 ID:84ajKjg90
>>33
(一体何を考えている?)
(此所は基本的に能力者しかこない場所のはずだ)
(……罠か? その可能性はあるか……)
(……なんにせよ、取り敢えず出て行った方が良いだろう)

『黒炎召喚』

【少年がそう呟くと少年の周りに黒炎が発生し】

『形状変化、翼』

【黒炎が少年の体に纏わりつき、翼に変化する】
【そして少年はそのまま屋上から飛び降りて羽ばたきながらゆっくりと着地する】

何か用か、此所はそう簡単には入れない……って
何処を向いている?

【少年は女性のちょうど真後ろに着地していた】
36 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 20:33:52.44 ID:ZIDIxkcIO
>>35

…出てこんな。…何もそんなに警戒しなくてもいいだろうに。

【ぽっかりと空き、中の埃っぽい階段を移したビルの入り口から男は出てこない。】
【まさか隠れられたままだろうか。女はぬるい風に髪を吹かせながら、相手が来るのを待っていた。】

あららら?

…っと、後ろか。これはまた枠にはまらんな…飛べるのか。

【後ろから声がし、女は「えっ」と。驚きに微かに目を丸くしながら振り返る。】
【そこには確かに先程の少年。目が合って戸惑いを見せていた彼の姿があった。】

…街にはどういう風に行けば出るかな。

【そして、一番聞きたかったことを質問。】
37 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/17(水) 20:40:14.72 ID:84ajKjg90
>>36
……気配で人の位置が分かるんだろう?
ならそんなに驚かなくても良いんじゃないか?

【翼は小さくなったが、その分鋭利になっている】
【未だに警戒は解いてはいない】

……は?

【相手の質問に拍子抜けし、思わず間抜けな声が漏れる】

……お前、迷子だったのか
街ならあっちだ、迷わず行けるな?

【自分の右の方向を指差す】
【少年は普通に言ったつもりだろうが、相手を不愉快にさせるかもしれない】
38 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 20:47:13.33 ID:ZIDIxkcIO
>>37

「位置」は分かるが「翼」の有無までは分からん。

ま、思うに「能力」によるものかな。その羽は異能の塊かなんかだろう…

【もっとも、いくら近くできていてもいきなり後ろに現れられると、】
【気配「そのもの」に驚いてしまう。意表をつく場所に存在されると、それは歴とした驚きの対象なのだが、】
【それを言わないところが彼女の妙なプライドのようなものであった。】

む…「迷子」じゃない。ちょっと道に迷っただけだ。

あ、あっちね。ありがとう。……行けるさ…多分。

【少しむっとしながら、女は言葉を紡ぐ。相手の言い分がどうにも正しいので反論しづらい。というかできない。】
【苦し紛れの言い訳ののち、それから踵を返して少年に背を向けようとするが、】

…君はこんなとこで何をやってるんだい?

あんまり来て楽しいところじゃないだろう。

【ふと、気になったことがあった。足を止め、相手を見つめる。】

【そもそもこんな辺境の地に、自分以外の人間を見つける…】
【予想していなかった事態に好奇心が出ていた。】
39 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/17(水) 20:56:17.15 ID:84ajKjg90
>>38
ああ、なるほどそう言う事か
(確かにこれは異能の塊だな)
(異常と言っても良いか……)
多分て……
まぁ良い、帰れるんならそれでも……

【そう言って少年は羽の大きさを元に戻し】
【そのまま飛んで元に場所に戻ろうとするが】

……何をやっている、だって?
決まっている、暇潰しの他には無い
それとも何か?僕が此所で暮らしているとでも思っていたのか?
(まぁ、暮らしているも同然なんだがな)

【棘が生えた言葉を相手に吐きつける】
【少年の逆鱗に少し触れたようだ】
40 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 21:01:49.44 ID:ZIDIxkcIO
>>39

ま、まぁあまり突っ込むな。

【方向音痴は自覚しているが、治らないのがつらいところであった。】
【そこを責められると彼女としては何も言えない。誰が言っても間違っていないことにどう反論できようか。】

…暇潰し…ねぇ。なるほど的を射ているかもな。

ん?…いやいや。そんなに怒らなくてもいいだろう。

【棘のある、怒気を含んだ言葉に少しタジタジ。】
【当人としては悪いことを言ったつもりで無かった。】
41 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/17(水) 21:05:32.84 ID:84ajKjg90
>>40
……悪い、今のは僕が悪かった
だが、帰る場所が無いなんてあまり話したくはないだろう?

【そう語る少年の顔はフードで見えないが】
【声は何処となく寂しそうな】

何ならよって行くか?
見た目はアレだが中はそこそこ綺麗だぞ

【冗談のつもりで誘ってみる】
【少年は断られる事を前提として話している】
42 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 21:15:13.84 ID:ZIDIxkcIO
>>41

へえ…帰る場所が無いのか。

ま、私も似たようなもんだな。「旅人」が旅を続けてたら帰る場所なんて無いな。

【そう言って、薄く笑う。どこか楽しそうだが、その内心は、】
【確実に相手の内面を読み取っていた。どこか寂しそうな、そして哀しそうな…】
【少年からは、ごく微かにそんな様子がみて取れる。】

ん…その中にか…?

…いや、すまんな。そもそも街にたどり着けるか分からんからな。時間を食ってる暇は無い。

【真っ直ぐ歩ければいいものの、女はそれを苦手としていた。】
【正確には自分が歩いているつもりでも、どこかに逸れている。】
【天賦の才とも言える方向感覚を持っていた。】

【やがて、別れの言葉とお礼を述べてから、踵を返す。】
【そのまま、下駄の音が遠くなり、やがて闇の中に消えた。】


/すまぬ。落ちますのでこのへんで…
/乙でした!楽しかったです!!
43 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage]:2011/08/17(水) 21:17:06.44 ID:Q2RBGGsbo
>>34
/一応、まだ募集していたりします
44 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/17(水) 21:18:19.80 ID:84ajKjg90
>>42
旅人だったのか
だったら時間を食っている暇はないな、お前の言う通り
(既に道をそれているが、面白そうだから放っておこう)
じゃあ、二度と会わない事を祈って

【そう言って少年は去っていく旅人に手を振り】
【羽を広げて廃墟の屋上に戻っていく】

/乙でした、こちらも楽しかったです
/後他の人もいたら絡んでもらって結構です、廃墟にいます
45 :【機技改触】《Ultimate Technology》 2011/08/17(水) 21:30:17.55 ID:anYdrCOWo
>>34

「…………っち、医者とかのチラシはネェじゃねぇか」

周囲の草木に混じりて虫の声が澄み渡る湿った大気に不満色の声が落ちていく
墨に似た真っ黒な夜空に飄々と浮かぶ月光の白銀色の微笑みは少女の体に影を落とす

「ランカーズ?……CG?……名前的にちげぇに決まってるしよぉ」
「IJOとかに至っては……俺捕まるじゃん、不法入国とかで……やべぇ」

少女の後ろには何時の間にか燃える様な赤銅の瞳をした長身の人影か口元を尖らしていて
────ひゅう、と不意に風が二人の間を通り抜け、右手が無い腕に巻かれた真っ赤な包帯を揺れた

/えっと…絡みにくい感じになってしまいましたがお願いしますっ
46 :【悪魔麺喰】2011/08/17(水) 21:30:39.62 ID:anYdrCOWo
>>45
名前ミスっ
47 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/17(水) 21:39:56.89 ID:VwLHERoao


病院
出入り口にて

────ウィィーン……

 『マイド アリヤトヤンシターッ』

「……此処は居酒屋かよ……」

自動扉がとある男に反応して開くと同時に、病院の奥から声が届く。
その声はまるで、居酒屋───例えば笑●───から、世界に羽ばたく時に掛けられる声の様であった。
両目を頑丈そうな目隠しで覆った男はその声に反応して溜息を吐く。
手にした杖は黄金色に輝き、吐息は透明に宙に融ける。

//なんでも募集!!
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/08/17(水) 21:42:09.58 ID:idTlP3700
49 :【霊銃弾骸】腕を銃器に変えるロボ幽霊。[sage saga]:2011/08/17(水) 21:43:11.37 ID:Q2RBGGsbo
>>45

「……む?」


不意に、どこからか聞こえてくる声──右とも左ともつかぬ違和感、後ろだ。
その声に呼応して振り向けば、灼けたような髪と、双眸を湛えた青年の姿。


「やあやあ、聞くにあなた、結構なワル……ですよね?」
「"見るにも、いかにも"、って顔してますし。あ、一枚お願いします」

開口一番、彼を悪人認定。自慢のカメラを構え、ファインダー越しに青年を見詰める。
放っておけばやがてストロボが光を放ち、青年の姿をフィルムへ焼き付けるはずだ。


「……む、ひょっとしてもしなくても私、邪魔ですか?」

当初の興味の対象が掲示物にあったのを思い出し、
彼の視線を阻害しないように右に一歩だけ、退いた。


/すいません、直に一旦離籍しますが……それでも良ければ!
50 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 21:52:01.10 ID:8ZexjSyI0
>>47
【そこに通りかかるは青年を病院送りにした張本人】
【赤い長髪に同じく赤い瞳。そして左腕と右足がない車椅子の少女】

「あ………」

【当時は記憶を失くしていたのだが、今は思いだしている】
【よって気まずいのだ。自分が暴走していたせいで彼もまた片腕片足を失っている】

【茫然としている赤い少女。その赤い髪は暗闇でもよく目立つ】
【よってこのままボーっとしていれば青年の視界に這入り込むことだろうが】
【気まずいからと言って逃げたら尚更気まずくなるので動けないでいる】

【車椅子だし、そんなに早く動けないというのもあるが】
51 :【悪魔麺喰】2011/08/17(水) 21:59:08.27 ID:anYdrCOWo
>>49
/名前らーん

「イヤ、てめぇは結構ミニマムサイズだからなぁ、よぉぉぉく見えたぜい?」

長身の人影はケラケラと壊れた玩具の様な笑い声を上げ、視線は見つめるは少女
……では無く、その少女が向けるカメラ、記憶を切り取る鋏を不思議を宿し

────────パシャり

そして、時間が過ぎて気が抜ける音と共に眩い閃光が長身の人影の姿を包み込こみ
鋭い口元が広がり血の様に紅い唇から驚きに染まる声が漏れだし……再びケラケラと
止めたテープの再生ボタンを押した様に再び笑い声を上げ、唇を愉快に歪めて……

「これで"見るにも、いかにも"、な俺様も週刊誌とやらに乗って有名人かぁ?」
「ま、べつに構わねえけど。なあの嬢ちゃんやらシスターやらが見つけ易くなるだろうしよぉ?」

/それとオッケーですよっ
52 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/17(水) 22:03:21.98 ID:VwLHERoao
>>50

「ん?………」

男の視界はほぼ360度である。
理由は単純明快で『能力者だから』
頭上を行き交う透明な目玉は他の人間には見えないが、透明な目玉は
他の人間を逐次見守り、逐次男に映像を送り続ける。
故に、男は少し離れた場所に鎮座(?)している紅い髪の少女を直ぐに見つけ出した。
もっとも


「おー!……えーっと……あれだ……ゴキジェットプロ……じゃなくて…」
「……ラピスラズリ!!……でもない……ダ……ダンゴ?」

覚えてねぇ!!!
いや、少女が何をしたかは覚えているのだろうが、名前をすっかり度忘れしているようだ。
口元にニヤニヤとした笑いを貼り付けて少女の方向へ歩き出し始める。
もっとも、男も杖を突き、更には義足義手であるため、決して早いとは言い難いのだが
53 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage]:2011/08/17(水) 22:14:11.43 ID:Q2RBGGsbo
>>51

ストロボが焚かれて、切られるシャッター。カメラから手を離して、再び首に吊り下げさせた。


「ああそーですか、どーもお気づかいありがとうございます」

棒読み、形だけの謝辞を述べて腕を組み、視線を落として押し黙る。
瞳を細めれば額には皺が寄る。口を尖らせれば、『不機嫌そうな表情』の完成だった。


「ま、無理でしょうね。学級新聞ですし」 即答、セーラー服の端を抓んで閃かせる。
「とはいえかなーり暇しているので、その"嬢ちゃん"とか"シスター"を探すくらいなら、手伝いますよ?」

「ほら、『どうしようもない悪人面をした赤毛の青年の探し人、その正体は……?』みたいな見出しで」

胸ポケットに入れたメモ帖と挟んだポールペンを取り出し、青年の顔を仰いだ。
仰いだと言うよりは、見上げているのだが───圧倒的な身長差、煩わしそうに首を左右に捻る。
54 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 22:14:56.26 ID:8ZexjSyI0
>>52
「ゴキジェットプロってなんですか!掠ってもいませんから!」

【まず人の名前としてありえないだろう。ゴキジェットプロって】
【そして次のラピスラズリは宝石繋がりだろうか。だが何故あえてマイナーな宝石を選んだのだろうか】
【最後のダンゴはアレだ。一文字目は辛うじて思いだしたという感じなのだろうか】

「ダイヤの名前はダイヤですから!」

【大事な名前なので二回言いました】

「って、そんな場合じゃないですよ!!ごめんなさい!!」

【突然謝罪し始める。いや、彼女の中では突然ではないのだが】
【青年からすれば突然だろう。いきなり頭を深く下げて謝りだしたのだ】

「ガーンさんのその怪我ってダイヤがやったんですよね?少し思いだしてきましたよ」

【あの時の赤い人は明らかにおかしかった】
【なので記憶も戻ったとはいえ、結構曖昧である】
55 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/17(水) 22:26:32.30 ID:VwLHERoao
>>54

「おおぉ!! そうだそうだ! ダイヤっちだったな」
「うぅん……ゴキジェットプロ……近いと思ったんだがなぁ……」

杖を持っていないほうの手でそうだと言わんばかりに相手に人差し指を向ける。
しかし、どうやら最初に思い出したゴキジェットプロ(蚊用)が
喉に引っかかった鰯の小骨の様に、何処かに引っかかっているようだ。
何処だよ!という突っ込みを自分でして見る

「うおっ!?……お? おぉおぉ?」
「んあぁ……なんだ、そんな事かよ……びっくりさせやがって……」

「因みに、言っておくが俺の名前はそんな激しく落ち込んだァ!!みたいな名前じゃない」
「伸ばすな。 ガンだ。 どちらかと言うと、ハンマーでドアを打ち付ける方が近い!」

いきなり謝られて驚く男。
無理も無い。すっかり忘れられていると思われていた事を急に思い出したのだ(相手が)
口を間抜けっぽく開いた状態で、少女の話を聞いた後に
先ほど指を指した手で頭を掻きながら、そんなこと と言う。
しかし、次の瞬間には、名前の間違いを訂正している。 ちょっぴり几帳面なのか
56 :【悪魔麺喰】2011/08/17(水) 22:28:34.73 ID:anYdrCOWo
>>53
フッ、と人影の頭(こうべ)が下がり燃える様な瞳のからかいの視線が少女の瞳を
顔全体で不機嫌を表した少女の瞳を捉える曲げられていたのは、膝と腰で……

「………………気のせいか知らねぇけどタイトルが悪意に満ちてねぇ?」
「てか、思いっきり悪意の塊だろ。これでも美形と人気なんだぜぃ、俺様」

正面で少女の唇からは気のせいにしたい悪意に塗れた意外な提案が一つ───ふむ、と
長身の人影は、今だ収まらない笑みの顔、けど瞳には何時の間にか呆れた色が浮かんでいた

「…………気にしないぜ、気にしないでおくな……気を取り直して」
「最初に言っておくが俺を恐らく探す奴らの事は学級新聞にぁ載せれねなぁ」


「だってよぉ、どっちとも俺をみたら殺しにくる筈だからよ」
57 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/17(水) 22:33:40.86 ID:AvTibe/50
カタン、小さなアパートで、薄い板の扉の閉まる音が、町中の夜の静寂に良く響く
月はおぼろけに外灯と重なって見える瞬間は眩しく、丸いのか欠けてたのか、解らなかった
ーーー……走る度に揺れる波打つブルネットの髪、温く肌を包む夜風に靡いて
潮臭い海岸沿いの道路を隔てるガードレールに、重なって見える

「(弟達はちゃんと寝たかなぁ……? トイレに行けず泣いてないと良いけど)」

夜間、眠れない時、彼女は家を出てはジョギングする様にしている
その間はやや家族の身を心配しては居るも、どうしても、ジッとはしていられないタチらしい
走る先に決まったルートは無い、大体、街中なら迷う事は滅多に無いし、何より見た事の無い景色を
楽しめる、今宵は海岸沿いの道路に出ている、海から反対を覗いたら、何時もの街の光景
まるで走る道路が自由と錯縛を表す対象的な境界線に見えた

「ふぅ……ーーーこんなものかなぁ」

かれこれ二時間……ーーー汗を拭い
海岸を覗ける屋根付きの広場で、自販機を見つける、甘い紅茶を買った
屋根下のベンチに肩を撫で下ろしながら息を吐いて、月と海を見る、月は欠けていた
其れは他愛も無い、目に映る何よりも美しい星だった
58 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 22:34:22.84 ID:8ZexjSyI0
>>55
「そうそうダイヤっち」

【たまごっち、みたいな響きがある】
【だからどうした。といわれても何にも反論できないのだが】

「そんなことって…片腕と片足でしたよね?それって結構重大な怪我じゃないですか?」

【結構どころではない。凄く、かなり、めちゃくちゃ重大な怪我である】
【まあ、いってしまえば赤い人も同じ怪我をして、その時に記憶を取り戻したと言うのだから皮肉である】
【真っ赤なドレスの少女に殺されかけて、なんとか片腕片足を失うだけで済んだ。生きているって素晴らしい】

「え?ガーンさんじゃなかったですっけ?」
「あ、ガンでしたか、いやぁ、こりゃぁ失礼!」

【あんまり反省している風ではない。ま、相手は出会いがしらにゴキジェットとか言ってきたのだから、それよりは幾分ましだろう】
【というかなんでゴキジェットが最初に出てきたのか甚だ謎である。ダイヤとゴキジェットになにか共通点があるというのか】
59 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 22:44:48.38 ID:ZIDIxkcIO
>>57

【海辺=z
【ザザーンと波の音がひしめき、月影が海面に反射している。】
【どこか幻想的なその場所に、一人の人物が来ていた。】

……予想していたとはいえ…

【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のモノクルを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

毎度毎度こうだと我ながら笑えてくるな。

…で、どこなんだここは…

【はぁ、とごくごく微妙に笑いながらため息。波打った海面を見つめているのは、】
【決して感傷に浸っているからでも、考え事をしているからでもなく、ただ、「途方に暮れている」からである。】

【そこで、振り返ると、そこに目に移るのは一人の女性。】
【女はしばらく相手を観察していたが、やがて意を決した様に近づき、】

…すまんが…街はどっちか分かるかい?

【と、質問した。】
60 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/17(水) 22:45:15.64 ID:VwLHERoao
>>58

「確かに正直すんげぇ痛かったよな。うん」
「そんでも、片腕片足っつう代償で、いたいけな少女を[ピーーー]なんつー」
「不名誉極まり無い称号を手に入れなくて済んだって思えば………な?」

ヘラヘラと声を上げて笑いながら男は答える。
少女殺し。 正直、此の世界だと当然なことかもしれないが
男にとっては非常に不名誉で、不条理な名誉無き称号を授与されることに等しいわけで
その為の犠牲と思えば安くは無いが、高くも無いと言ったところらしい


「よーし、ダイヤっち」
「そこで、じっとしてろよ? 動くなよ? 動いたらチョップ一発だ」

口の端がヒクヒクと動く。
ゆっくりと、男は杖を握っていない方の手。義手の方の指をある形にしながら
少女の額へと手をゆ〜っくりと運んでいく。
その形とは…………デコピン。 義手であるため結構痛い。
61 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage]:2011/08/17(水) 22:46:42.35 ID:Q2RBGGsbo
>>56

「ゴシップは常に悪意に満ちているものなのです、例え記者に悪意が無くとも」
「ま、私に悪意があるかはご想像にお任せしますが……」

美形と聞くや否や、青年へ向けられる白い視線。
まるで生理的に受け付けないものを見るようなそれが示す所は、無論彼の発言にあるだろう。


「……殺しに、面白いじゃあないですか、それはまたどうして」
「大体は察せますけど……大方、あなたが余計な事をしたんでしょう?」

自然と瞳に生気が宿り、興味津々といった風の視線は青年へと向けたまま。
ポールペンを右手に握り、勝手に会話の顛末を記し始める。

青年を問い詰める声はどこか尊大、さながら事情聴取を行う刑事のようで。ウザい。
……他人の姿を勝手に撮影し、会話を勝手に記事へ変える所は新聞記者よりも週刊紙のそれに近い。


「掲示の許可については……ふふふ、甘いですねワトソン君」
「最後に『フィクションです』を添えれば、掲載できないものは無いのですよ」
62 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 22:54:17.18 ID:8ZexjSyI0
>>60
「ですよねー…」
「…いたいけな少女ってダイヤのことですか?」

【それ以外今この場に誰がいると言うのだろうか】
【もしかすればどこかに潜んでいるのかもしれないが】
【だがそんな可能性は殆どないだろう】

「えー?わかりましたよー…」

【と言って、バカ正直にも目を瞑りじっとすることにした少女】
【このままではデコピンを思い切り受けることとなる】
【これは痛いだろう。どれくらいかと言えば金属定規で叩かれるくらい痛いだろう】
【もしかすれば、否、もしかしなくとも額が真っ赤になることであろう】

「まだですかー…?」

【と、目を瞑ったまま問うのであった】
63 :【悪魔麺喰】2011/08/17(水) 22:58:12.15 ID:anYdrCOWo
>>61

「…………オイオイ、俺様でも引いたぜぃ」

少女の言葉が進む毎にその深海の様に感情が見えなかった瞳に光が差し込んで来る
問いかけられる言葉は次第に水飴によく似た粘質が加わり……ヒクヒクと人影の頬が揺れた

「っか新聞がフィクションのせてどうするんだよ……しかも俺様完全悪認定だし」
「確かによぉ、一人は俺のせいかも知れねぇと言うかあえて、な感じだけどよぉ」
「一人はちげぇ、絶対にちげぇ俺様悪く無いもん…………あれは種族差別だぜ?」
64 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/17(水) 23:01:25.23 ID:VwLHERoao
>>62

「一応?………そうだが?」
「まぁ、謝ってもらう分には構いやしねぇよ」
「でも、こんな目に会ってんだ」
「なんで、ダイヤっちはあんなんだったのかよ?って位は聞かせて貰っても構わんよな?」

自信なさげに答える男。
気を取り直すと、義手になったほうの手を見詰めながら男は問う。
何故、このようになったのか。 その理由を。


「おらっ! 喰らえィ!!」

────バシコーン

いったァー!!!
仁王山  巌の必殺 DEKOPINだー。
多分痛い。かなり痛い
65 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/17(水) 23:04:26.16 ID:AvTibe/50
>>59
「(綺麗な人だなぁ……)」

瞳に映る女性、薄暗い空間ながらも眼鏡を掛けた様子は理解出来た、
薄い闇に映える束ねた藍色の髪が、波と共に揺れる瞬間、端正さの様な芯の通った凛々しさを
胸奥から感じ取る、つまりは見惚れてしまって居た。
何処が街なのか?其れを告げる口の動作を頭で感じて、要約、もしかして自分に話しかけているのか?
っと、理解し、少し半開きになっていた目が点になる

「ふわっ!?ぼ、僕でしゅk……ですかッ!?」
「ぁ、は、はい? え、な、何でしたっけ、えぇっ……あっ、そうそうッ、ま、町ですねっ!」
「え、えーと?あれ? あ、あぁ、その、こ、この道をぎゅーんと行って、そのっ」
「あの、そこにっ、看板がっ、あって、それはっ、その、目印でッ、そこを右……いや左?」

「それを、ぎゅーんってすすんで、そのっ、あのっ あ、あぅあぅあぅッ、ごめんなさいッ!」

見て解る程の混乱とテンパり、自分でも何を言っているのか良く解らない状態
まさしく、対策無しに圧迫面接に行く様な、そんな中絞り出る訳の解らない説明に似ている
語彙すらも乏しくなり、擬音を使うまでにも、そして最終的に謝罪
66 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage]:2011/08/17(水) 23:13:05.38 ID:Q2RBGGsbo
>>63

「ふふふ、最高の褒め言葉、記者冥利に尽きるって奴ですよ。部活ですが」

漸く笑んだ少女、薄くチークを塗った頬を緩ませる。が、その対象は引いている青年だ。


「ほら、信じるか信じないかはあなた次第──所詮ゴシップですし、学校の新聞ですから」

『学校の』、これを免罪符に有る事無い事でっち上げるつもりなのだろう。

「さあ、早く聞かせてくださいよ。うーん……面白そうな、後者から」
「無実なんでしょう?お願いしますって、ほら、『惚れちゃいそうな程イケメンのお兄さん』」

おだてて吐かせる、典型的な作戦を展開する少女。
語気に力が篭り、一歩前へと詰め寄る。首の仰角がより一層上がる。

その一方で手は青年の言葉を淡々と、機械さながらに紙の上へ綴り続けていた。
67 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 23:14:01.94 ID:8ZexjSyI0
>>64
「なんで、ですか…そりゃ説明しないといけませんよねー…」

【一息吸い込み】

「それはですね…ご主人様が死んでいたから…いえ」
「『学園』っていう学校の教師にその…ご主人様をぐちゃぐちゃにされたからですね…」

【ご主人様の死だけでも十分絶望したが、その時はまだ自我と呼べるものがあった】
【だがその死体を壊されるのを目の当たりにした時、赤い人は狂い始めた】
【自分の体にはご主人様だったものの肉が引っ付いたり、それほどぐちゃぐちゃにされたのだ】

「それで…ダイヤはご主人様が大好きだったわけですよ。真面目に結婚しようと思ってましたから…」
「で、そんな存在が目の前で…こう…ね?」

【語彙が足りないのかうまく説明できないご様子】


【突然額に走る痛み。触れる指。感じる衝撃】

「いってえ!!?」

【バシコーンって、とんでもない効果音が鳴り響いている】
【赤い人は痛みにおでこを右手で抑えながら、目を開き涙目で青年を見つめる】

「な、なにするんですかい!?」

【喰らった感想は痛い。そしてジンジンする。見なくてもこれは腫れたというのが分かる】
【といっても、今まで受けてきたさまざまな攻撃に比べれば可愛いものだが】
68 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 23:15:07.34 ID:8ZexjSyI0
>>64
/すみません…次風呂で遅れます…
69 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 23:21:04.06 ID:ZIDIxkcIO
>>65

当たり前だ。君以外いないだろう。

【鉄下駄をから、と数度。月夜の下に足音を反響させてから、女は言葉を紡いだ。】
【この人物、それはそれは「表情」というものが無い。】
【何処かに置いてきたのか、あるいは生まれつきそういうものを持っていないのか、と勘違いされそうなくらい、】
【とにかく「無表情」である。しかし、「無感動」「無気力」でないことは、】
【どこか可笑しそうな声色から容易に判断できる。】

ふんふん。…ぎゅーん≠ニ進んで…?

看板……ああ…確かに…微妙に光ってるあれか。そして…ほうほう。右…え?左…?

そしてまたぎゅーん≠ニ進んで?……は?

【相手の言葉を覚えるために繰り返しながら、女は指定される方向を見つめる。】
【モノクル越しの目を細め、それで行く末を聞いていたのだが、】
【相手に謝られ「えっ」と。小首を傾けて再び視線を送った。】

……あのなぁ。

…少し落ち着いたら…どうだ?

【相手の仕草が、緊張からか、急に話しかけられた驚きから…】
【その反応が可笑しかったらしく、女は微笑んでいた。】

【そして、右手を微かに。ほんの微かに動かす。】
【見て分かるか分からないかの動き。もっとも、これで十分。】
【微弱な『氣』を飛ばすには充分すぎる動きである。】

【それは小さな塊となって、相手の額へ。当たれば、痛みを伴うだろう。】
【そんなに強く無い。軽くデコピンされる程度だ。】
【しかし、その「感覚」は一味も二味も異なる。】
【まるで突き抜けるような、通常の「力」とは違う独特の圧力のようなものを感じるはずだ。】
70 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/17(水) 23:31:11.14 ID:VwLHERoao
>>67

「つまりは、学園の教師にご主人様様がとんでもねぇことにされちゃったというわけかよ」

「其れで、あんな状況だった……つうことか……」
「居た堪れねぁなぁ……俺。 教師様様のおかげ様で五体不満足たァね…」

ふむと、言わんばかりに暫く悩む様子で思考を行った後
ヤレヤレと言った感じで溜息を吐きながら、その教師に思いを馳せる。


「ん? どうかしたか?」
「そーいや、さっきダイヤっちの目の前を小石が飛んでたような飛んでなかったような」

とぼけた。
サッと手を元の位置に戻した後にとぼけた。
完全に棒読みで、下手な口笛まで吹きながらとぼけたのである
71 :【悪魔麺喰】2011/08/17(水) 23:33:09.76 ID:anYdrCOWo
>>66

「…………ノルと思うか?『人形みたいに可愛いお嬢ちゃん』」

サラサラと、人影は月明かりに照らされて見える踊る様に記録を紡ぐ手を眺めて
前に地面を擦る音を鳴らしながら少女は進み言葉に押される様に一歩、さがった

月光に浮かぶ少女の顔は手は、人影はよく知らぬが立派な記者と言っても良いとふと思う

「まぁ、暇だしよぉ……ゴシップ……ハハ、おもしれえ、気に入ったから教えてやんよ」
「簡単に言うとさっきも言ったが人種差別だな、あれは……俺様もつい乗っちまったが」
「岩山で襲われた、どうやらあのシスターの中で俺は居ては鳴らない存在だったらしい」
「…………そんな感じかぁ、しまいにゃ俺の首を手土産に神の下に行くとか言ってたが」
「俺は逃げたしなぁ……右手潰されたし……だから追って来ると思うぜぃ……面白そうだからいいがなぁ」
72 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/17(水) 23:42:16.91 ID:AvTibe/50
>>69
「うぅ、ご、ごめんなさいぃ……し、深呼吸をっ……す、ひっ……ひっ……ふー」

それはラマーズ法だなんて、ベタなツッコミは止したいが、彼女の場合、本気でやっているから
実に困るモノである、混乱した物言いで逆に相手を困らせてしまったのを
少し罪深く感じ、胸に何かが刺さる様な重さが
立ち直るのを拒む様に伸し掛かって居た

「ーーー?」

ーーー……そこからか、何となく馴染む様な、自分も身体を通し使う身故か、曖昧に飛来して来る
何かを察知した、単純に視覚では空気がブレた様な、そんな
肌で感じる微かな空気が逃げる感覚
反射的か、知らぬ間に右掌を顔に掲げて、其れを受けていた、走るパチッと弾く様な痛み

「……ーーーこれは、氣?」

首を傾げさせ呟く
触れて、走った感覚が、何となくながら其れを“氣”と認識していた、にしても
自分が用いる様な氣とは、印象が大分変わる様な感覚、其れが食べ物と解っても
味が理解出来ない、此処で言う味は言うなれば流派の違いかも知れない……ーーー
73 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/17(水) 23:42:54.07 ID:DfMQjj2T0
>>24

棒状の腕が口を開け、獲物を喰らうかのように唸りを上げ始めた。
正直これは予測できた。形状と性質の変化と察しをつけていた彼女は止まらない。
一瞬で決着をつける心算だったので、この状況は正直望んでいた。

「―――」

言葉は無用。槍の射程範囲まで入るや否やそれを待っていたかのような砲撃。
ここまで来てしまえば、もはや先に攻撃を入れるしかないのだが如何せん距離が長い。
このまま直線で槍を突けば間違いなく槍は消滅し、自身も死ぬことになるだろう。
だがそんな結末は望まない。正義は必ず勝つのだから。悪が勝つなど絶対に許さない。

「ああああああああああああああああっっぁあぁああっ!!」

甲高い叫び声と共に穂先を少し下に傾け―――穿つ。
感触が在った。確かに在った。――当たったと。
三又の槍は確かに悪を穿ち、貫いた。

零の砲撃は確かに彼女の精神を削いだ。それも大幅に。
削られる感覚も無かった。確かに無かった。――限りない無で在った。
悪党らしい一撃は確かに正義を喰らい、嗤う。

この攻防が終わった後、廃人に成りかけている女と槍とは言い難い鋭利な三又が残っていた。

「――あ、ぅ…あぁ…」

眼は死にかけている。心も無慈悲に削られて。
それでも、そう。それでも――

「…ですか。 せ ぃぎ が マ ける モの です …か 」

と折れぬ正義を糧にかろうじて自我を保っていた。
74 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/17(水) 23:51:35.75 ID:MgHyfiVRo
【深夜の酒場は多くの人間が集う、疲れを癒すために】
【しがらみから開放され、良くも悪くも人の心は浮く】
【酒の力もあり談笑の渦であふれる世界だ。無論、羽目を外しているものも多い】
【そんな世界で一人、隅の席でひっそりオレンジジュースを飲んでいる女がいる】
【紫の艶やかな長髪、金色の瞳を支える凛とした目元、端麗な顔つき】
【…そして黒色の和服が彼女と交じり合い……本来ならば酔いどれ等に口説かれる存在であろう】
【しかし、彼女の周囲は静まり返っている。なぜなら彼女から発せられるオーラが人を寄せ付けない】
【時折、オーダーをおいていく店員も冷気にも似た空気に震えているほどだ……】
75 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/17(水) 23:52:42.10 ID:8ZexjSyI0
>>70
「ふふふ…半分はダイヤのせいですけどね…早くお墓を作ってあげればよかったんです…」
「でも離ればなれが嫌で…その…ご主人様を背負ってたんですよ…」

【そしてあの教師からご主人様を守り抜けないくらい弱いのも悪い、と思っている】
【あの教師の能力と赤い人の能力は壊滅的に相性が悪いから負けても仕方がなかったのではあるが】

「小石ぃ?畜生小石めが!調子のってんなよ!?」

【丁度(?)足元に落ちていた小石を彼女の全力を持ってして睨み付ける】
【あ、こいつバカだ】

「あー…小石思いっきり蹴飛ばしたい!けど足がないっていうね。この野郎」

【まず小石が暴風が吹いているわけでもなしに勝手に飛んで来たりしないだろう】
【しかしバカなのでしょうがない。掛け算も分からないのだ】

/遅れましたー…!
76 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage saga]:2011/08/17(水) 23:54:25.15 ID:Q2RBGGsbo
>>71

「あれ、結構本気だったんですけどね、流されちゃいましたか」

けろけろと控えめな笑い声を上げて、唇の間から下を突き出す。
その仕草は、ある種悪魔的な誘惑を孕んでいた──本人が女性的な魅力に欠けていなければ。


「んー、どうしてあなたはシスターに差別されるハメになったんですか?」
「見た所は人間のはずですし、人種だって……とはいえ、私は外国人だったりしますが」

【『人種差別』 『修道女』→『宗教団体?』】
二つの単語を記して、そこからと書かれた単語へ、矢印を伸ばす。メモ帳の上での出来事だ。

いよいよらしくなってきたと青年の瞳を見詰めて、無言の内に続きを催促する。
言葉を重ねる事に輝きを増す瞳、語気から滲む好奇心が、人形と言われた少女の本性を曝け出していった。



「……まっさか、『俺は悪魔だー!』なんて言い出したりしません、よね?」

『そのまさか』であるとは、今の彼女には知る由も無い
77 :【九垓冥卿】@wiki[sage]:2011/08/17(水) 23:55:32.10 ID:ooF7uPIMo
前スレ図面さん&月光さん宛て

【わざわざ戦い難い通路を選んだ。まぁ男としてはどちらでもいいのだが】
【しかしこの方が都合の良い能力なのか。少なくともこんな所で二人並んで銃を扱う、など危険極まりない】
【まぁそれが二人が選んだ選択なのだ。とやかく言うつもりは無い】

…わざわざ狭い通路を選ぶか。良いだろう。ここがお前達の墓場だ

【なんでも無い様な、それでいて威圧感のある様なトーンでそう二人に発し】
【二人の少年の元へと、脚を軽く曲げ、跳躍。悠々と巨大な穴を飛び越える】
【無事、辿り着けたのならそのまま片脚を軸に回転する様に振り回す…】

はっ!

【回し蹴りをまず猫耳の少年に向け、繰り出す事になる。しかし侮るなかれ】
【コンクリートすら悠々と破壊するその威力は補整が掛かるとしてもかなりの威力】
【直撃すれば即大ダメージに繋がるだろう】
78 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/17(水) 23:57:41.56 ID:ZIDIxkcIO
>>72

別に慌てなくてもいいぞ?知らないならしらないでいいし…
そもそもこんなとこで迷うのがどうかしてるからな…あんまり言いたくは無いが…

だいたい…この辺はおんなじような景色で困るんだよなぁ…

【相手を見つめながら、落ち着かせる様にゆっくりと言葉を紡ぐ。】
【その後辺りを見回し、おおよそ愚痴の様なことを呟き始めた。】

【自分のことは棚にあげて、周りのせいにしている辺り、】
【彼女の方向音痴はいつものことなのだろう。】

…!

…ほほう…とっさに『今の』を受けたか…

不可視で微量の『それ』を貫通する前に見抜くということは…

…ははあ…やっぱり。

【『氣』】
【その言葉が出た瞬間に、彼女は頷いた。】
【辺りを伺っていた動作から一転。彼女の何かを探る様に、微かに目を細める。】
【そこには一抹の期待、そして関心と言った、】
【相手に対して何か「知りたい」と思う様な感情が見え隠れしている。】

…それっ!

【ダンッ】
【唐突に、本当に何の前触れもなく、女は座る相手の腹部に右足での蹴りを放とうとした。】
【その「型」ともいうべきものはどこか手馴れているが、速度は緩い。おまけに直線的。】

【百聞は一見に如かず=B】
【相手が格闘家かどうか見極めるには、「とっさの動き」をみれば一目瞭然。】
【ともすれば、体得した流派まで分かるかもしれない。これが女の持論である。】
79 :【零想災生】[sage]:2011/08/17(水) 23:59:43.60 ID:YSHHAatDo
>>73
悪を穿つ正義の槍は―――――天使の咆哮をかい潜ったその先、総帥の腹部に刺さりこんでいた。
咆哮は完全に槍を食いちぎる事は出来ず、大きく女を巻き込んでその先の空間を巻き込み、巨大なビル
を嘲笑うように壁面を消し飛ばしただけに終わったのだ。

総帥は言う。

「……ふん、穂先を心臓から取り下げ、確実に潜れる腹部を狙い僕を討とうとした、か……中々いい案だね。
それに…天使の咆哮を…零砲を食らってもまだ立っている…十分、いや、十二分の精神力だ……ごほっ…」

優しい笑みを浮かべたまま、口の端から鮮血を吐き出しながらも、狡猾な天使は生きている。
正義をその両手で折るために、未だ口を動かすために。自身の理念を抱いたまま。
総帥は立ったまま、先程とは違う声音、とても優しい、包み込むような声音で正義を成す女性に語りかける。

「…正義……さくらいすずかさん、貴方は正義だ……君の正義は確かに僕を穿った……でも、僕はまだ
生きている……こほっ…ぅ…ん………そ、の理由が、君にはわかるかな…?」

「そう……正義は、常に”悪を討つ”ためにあるからだ……正義の反対は、悪じゃない……違うんだよ……」

どこかの本で読んだ、どこかの誰かから聞いた言葉―――それは、このような使われ方をしてはならない。決して。



「正義の反対は――――……もうひとつの、正義なんだよ…さくらい、さ…ん……」

口から血を吐き出しながら、総帥は大きく咳き込みながら膝を地面につき、何度も何度も横に首を振った。

「……僕に……僕に力を貸してくれないか……お願い、だ、よ……僕一人では…正義を、貫け、ないんだ…」

悪意の天使は囁く。精神を蝕んで尚も、その正義をへし折り、捻じ曲げ、己の思考へ取り込んでやると。
総帥の目には涙が浮かび、女性の肩を揺さぶって、自身の考えを刷り込もうとしている。
それに真実味を持たせるためだろう、攻撃の意思を見せず、ただただ、”一時的に”失われた右腕を見せ付けるように
しながらコートをはためかせ、正義を―――墜落させようと。

「……僕の、正義を…君の正義で……救ってくれないか…」

表情一杯に懇願と悲しみ、切なさを混ぜ込んで、語りかける。
――――外道と、狂気と、最大限の悪意を持った天使が。
80 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/18(木) 00:02:58.57 ID:Jc3Bq/9vo
>>75
「ダイヤっちぐらいの年でそんな事が出来る奴なんていねぇよ」
「人間なんてどうやったって他の人間に頼らないと世の中生きていけんよ」
「だから、ダイヤっちは悪くない。 悪くないが、善くも無かった  それだけの話だよ」

「さぁ、俺の胸の中でお泣き……あっ、嘘。 嘘です」
「調子乗りましたァー!」

ペシペシと車椅子に乗った少女を立って見下ろしながら、頭を叩こうとする。
痛くは無いだろうが、喉の奥でクツクツと笑っており、ちょいとむかつくかも


「………………ぶっふぉ!!」

 噴出した。

「フハッハッハッハッハッハッハッハ……おもしれー!……」
「ダイヤっち騙されすぎだろ……プフッ……」

口元に浮かんだ笑顔を引き攣らせて大袈裟に笑い続ける男。
流石に、此処まで来れば騙されたことが分かるかもしれない
81 :龍造寺 優 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 00:05:19.88 ID:IZnDTsqY0
>>77

【少年は正直相手のパワーにビビっていた】

(ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい・・・ どうすりゃいいんだよ、怖ッ)

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ダダダダダダダダダッ

【前方へ向けてフルオートで乱射し始めた 乱射なのだから、あまり当たるとは思えないが・・・】

82 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 00:12:44.67 ID:771qfoUP0
>>80
「悪くないでしょうか…ダイヤの我儘でご主人様は…ご主人様は…!」

【少し乗り出す赤い人】
【ご主人様のコトとなると途端に気性が荒くなったり、やけに感傷的になったりする】
【裏を返せばそれほどご主人様のことを慕っていたかわかるだろう】

「うっぜー!」

【一人で喋って勝手に調子のって、頭をぺしぺし叩かれたのだ】
【うっぜー!と言われても仕方ないだろう。うん】

「え!?なに!?今ダイヤ騙されました!?」
「小石に騙されましたか!?ちっくしょー!図ったなぁ!!」

【そういいながら右手から黒い炎を発射し小石を燃やす】
【勿論燃えないけど】

「あああ!!なんか腹立つぅぅぅぅぅぅう!!」

【まさかの騙されたことに気付かずに、深読みして勝手に苛立っている少女が、そこにはいた】
83 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 00:14:59.25 ID:ybt+fadho
>>77>>81
【威圧感あふれるトーンで吐かれる男の言葉。
それが単なる威圧でないことはすでにわかっている】

【とっさの、衝撃波による跳躍で、床下に落ちることを免れたが、ここからが本番】
【ふわりと、残された床に着地しながら、今放ってしまった分の衝撃波を手に準備】

広い場所だと逆に、あなたがいろいろまずいと思いますよ?
もっともこの立地は、ぼくには好条件ですけどね!

【広いなら――銃を持つ少年を抱え、広い空間を機動力で逃げ回りながら射撃、という鬼のような戦法が取れるからだ】
【しかし、足元が大きく割れたこの立地は、機動力を駆使して戦うタイプの猫耳男には都合がいいのも事実】

【『減らず口』をたたきながら相手を見据える。次にとる行動はだいたいわかっている。
距離のある状態で自ら足場を壊してしまったなら。
次に来るのは遠距離攻撃か、移動である。ならば対処法は――

なんて思ってるとその手を少年が取った。フルオートでの乱射】

あっあっあぶっあぶうううう!!

【あせって身を低くする。へたしたらこっちまで穴あき猫になっていた】

【だが同時に、作戦行動もしっかりとった。
空中にまだいる相手に向け、衝撃波を打ち出し、打ち落とそうとしたのだ】
【タイミングは、かなり引き付けたもの(ただし、まだ相手が穴の上に滞空している段階)。狙いは、もっともはずしにくい腹部である】

【当たればすくなくとも、はげしくぶん殴られた程度のショックはあるだろう、場合によっては装甲にダメージがあるかもしれない】
【ただあせって身をかがめたため狙いがすこしアバウトである】
84 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 00:15:25.40 ID:azROXFCIo
>>76

浮かびあがり白銀色の月光の様に煌めく輝きを纏い始めた瞳に、人影は一歩二歩
下がった足取り元に戻し、更に一歩少女に歩み寄った。ただ湧くのは……ケラケラ

少女が『悪魔』と疑問の鍵を手にした時、人影の雰囲気は奇妙に静けさなモノもなる

「……中々イイ感じの目をしてるじゃねぇか────嬢ちゃん事態気に入った」

不意に風が吹き、人影の獄炎の赤色の髪の毛を逆立てる様に揺らし上げた
人影は膝を曲げる、腰を曲げる、頭(こうべ)を落とし少女の輝く瞳も高さを合わした
紅い目が、赫い目が、この世では無い異物が持つ吸い込まれそうな瞳がじ……っと見つめて……

「Yes、俺様は魔界の住民でありお前らで言う悪魔……」

「ロキシー、ロキシー=ジュマンジだっ、珍しいか?人間のお嬢ちゃん」

唇は両端に釣り上がり、三日月の様な笑みが出来上がる……まるで悪魔の様なそんな笑みが
85 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 00:27:08.53 ID:CBAC9qhs0
>>79

精神を刈り取られると言う事はその人間の死を意味する。
人間は機械ではないのだから。心を宿した生き物なのだから。

悪が何かを言っている。だがその言葉も遠く、遠く。
言っていることがわからない。悪党がどんな顔をして、どんな声で詭弁を構築していても。
悪党は「優しく包み込むような声」で蛇のようにぬらりと纏わりつき籠絡するかのように。

「あ…うぅ…」

眼はうつろ。立っていて、うめき声を上げるだけでも奇跡である。
人間としてのほとんどが機能していない中、何故か鮮明に聞き取れた言葉の群れが在った。

聞けば、悪党が正義を語っているではないか。
聞けば、悪い子が正義を騙っているではないか。

「…がう。――違うっ!!」

これも奇跡か。悪党が、悪い子が正義を騙るその姿を見てしまい、激昂。
正義が悪党の免罪符で在ってたまるものか。悪党に正義を騙らせてたまるものか。

「――がはッ!……はぁ、はぁ。
 あなたのような、わるいこが 正義を騙るなんてちゃんちゃら可笑しいわ!
 正義って言葉はね、悪党風情のッ!醜い悪意と狂気で語っていい物じゃないッ!!」

眼に灼熱が宿り始める。削られた心を無理やり働かせ。
覚束ない足取りで悪を滅するべく、歩みを進める。

「それに、…一つ言っておくわ」

―――私の正義は、あなたのような悪を滅する為にあるのよ?

  ―――だから、正しい、正義の在り方を教えてあげるわッ!

無慈悲に、咒言を紡ぐ。

―――我が正義の心を糧に悪を滅する紫電の刃となれ

それは使用者の精神を糧に槍を雷光と化す魔術。
現代に蘇る稲妻となって敵を死に至らしめる灼熱の神槍・ブリューナク。
それを相手の心臓目がけて――放つ。

86 :【九垓冥卿】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 00:30:31.57 ID:PWFyGUXmo
>>81 >>83
【まず待ち受けていたのはフルオートの連射。鉛弾が装甲を穿つ】
【次に衝撃波を受け、空中にいる状態で叩き落とされ、行き先は撮影スタジオ】
【受け身を取り、立ち上がり、上方へと視線を巡らす。そのまま戻っても二の舞だ】
【ならばどうするか。天上を破壊し、上へ。】

はぁぁ!!!

【上方へと跳ね上がるとそのまま天井を拳で砕き、二人へと下から接近する】
【瓦礫などで煙が上がる中着地し、そのまま二人へ視線を向ける】
【危険なのは恐らく銃器を持つ少年だろう。今の所は、なのであるが】
【そう判断すると、駆け出す。目標は銃器の少年。拳を握り締める】

はぁ!

【そしてその勢いで、拳を少年の腹部へと沈めようと振るう】
【威力は勿論常人の比ではない。鉄だって破壊出来る程の力だ。気絶も引き起こせる】
【当たれば勿論、大きなダメージが待っている】
87 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 00:31:21.83 ID:dutDiR+20
>>78
「ぁ、ぼ、僕、極度の上がり症で……すいません」

申し訳なさそうに表情を青くさせながら頭を少し下げて、弱々しく告げる
昔からの、弱気、あがり症、弱い、と言う言葉がお似合い、彼女にはそんな
自虐めいた劣等感と、どうしようも無いジレンマで常に心苦しんでいた、どうして簡単な事が
出来ないんだろう

「えっ………や、やっぱりと言うのは……い、一体……ーーー?」
「もしや、貴女って拳法k……ーーーって、えぇえ!?」

興味を突く様な視線にこそばゆい様な感覚が体を襲い、体を縮こまらせ、もぞもぞしてしまう
変な汗、もしかして冷や汗、俗に言うイヤな予感とやらでは無いのか此はもしや
強ばる筋肉、緊張か、備えか
至近距離からの地を蹴る瞬間、動きは一寸無駄無い“型”の流れーーー……ほら来た

「ーーー」

手加減されてるのか?力の入れ方が甘い気がする、おまけに直線的、座ってる状態でも
何とか体の軸を逸らしたら避けられる
実際、相手が地を蹴った瞬間から動きは“視えて”いた

「ーーー試し蹴りって奴ですか?」

難なくかわす事には成功する、その体勢丸から椅子から尻を離して、立ち上がる
守を示す体軸を守る構え
88 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/18(木) 00:31:27.32 ID:Jc3Bq/9vo
>>82

「死んだ? ってわけかよ?」
「でもよ? ダイヤっちが今悔やんだ所で何も変わりやしないぞ?」

「もっと言ってしまえば   『その時点でダイヤっちに ”何か” 出来たのかよ』?」
「まぁ、多分出来ないだろうよ。 『今の記憶でも持っていない限り』」
「だから、悪くないし、善くもない」
「自分を責めてみたところで過去も変わらなければ現在も変わらないってな」

その身を乗り出した紅い少女の額に指を当て、ツーンと元の位置に押し返そうとしながら
男は言葉を紡ぐ。
結構、配慮に欠けた言葉かも知れないが、現時点で相手の少女が泣いていない事を前提に
ある程度、そーいうことを言っているに違いない。 きっと


「まっ、そういういねぃ。 泣きたいなら泣いても ええんじゃぞ?」

おじいさんのような言葉遣いで話しかける。
口元に浮かんだニヤケ面はそのままであり、ちょっとうざいかも


「……………(すげぇ、残念な子だ………)」
「なんていうか………ドンマイッ!!」

物凄い同情するような視線と共に励ましの言葉を捧げる男。
89 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/18(木) 00:36:57.33 ID:SI9j6SyTo
>>74
(まだ募集です)
90 :龍造寺 優 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 00:37:45.59 ID:IZnDTsqY0
>>86

「うぁぁぁぁぁぁぁ!! 来るな来るなッ! 来ないで!! おうふsかhsでゃsでゃs」
【もはや意味をなしていない言葉を叫んだ】
【少年の足は崩れ、無様な格好で後ずさった・・・】

(なんなんだよ・・・ なんでこんな所に来ちゃったんだよ・・・ もう帰りたいよ・・・) 

91 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage]:2011/08/18(木) 00:38:25.64 ID:ZVqCs6EZo
>>84
「……えぇー」 有り得ない、言わんとしている事はそれに尽きた。


「……えっと、"十文字さん"で構いませんかね?何分横文字は苦手なので」

「十文字さん、言っている事は……まあ、信じます、ゴシップですから」
「言ってしまえば、悪魔だから教会の人に追いかけられた──と」

教会の関係者が悪魔狩りをする、これでは至って普通ではないか。
"そうさせてたまるか"何の変哲も無い事柄をいかに"不穏に見せて、読者を焚きつけるか"、彼女の記者魂が火を噴き上げる。


「……それにしても、十文字さんって本当に悪魔なんですか?」
「話してみればただのチャラチャラしたお兄さんですし、悪魔ってもうちょっと偉そうなイメージなんですけど」

不意に浮かんだ疑問、最初は単なる好奇心だったのだろう。突然抜けた表情で、ぽつりと問う。

今度は入れ替わって『善良な悪魔も断罪の対象となるのか?旧態然とした宗教の在り方を問う』、そんな見出しが頭に浮かんだ。
興奮と歓喜が頭を駆ける、口元はいびつに歪み、ペンを握る手が汗ばんで───


「あっ」

力を入れすぎたのか、ペンを取り落とす。地面を転がり、青年の足元へ。


/すいません、所用の為遅れました……
92 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 00:44:29.22 ID:rOmFvulIO
>>87

上がり症か。ふうん…爛みたいなもんかな…
ま、人にはいろいろ得手不得手がある。そう気にするな。

ちなみに私は「方向音痴」だ。今更言うまでもないが…

【相手を落ち着かせようとしたのか、普段自分からは絶対に言わない言葉を。】
【やはり、どこか楽しそうに、そして相手へと視線を向けたまま、】
【女は言葉を数回頷いた。一つ風が吹き、それが薄いコートを揺らす。】

こういうことだ。人は「とっさ」の動きでその本性が出るからな。
教えてもらう、つまり「聞く」よりも「見る」ほうが手っ取り早い。私はまどろっこしいのが嫌いでね。

【ダンッ】
【振り抜いた足をそのまま戻し、地に打ち付ける。】
【半分予想はしていたのだが、それでもやはり。】
【蹴りの速度が遅いとは言っても、熟練したそれである。】
【なかなか避けにくい攻撃を難なく避けた辺り、やっぱり同業なのだろうか。それに、何よりも…】

そういうことだな。

…ふむ…見て#けるとは大したもんだ。羨ましい動体視力だな。

【そう。相手は蹴りの軌道を「見て」いた。】
【こちらの攻撃を、それが始動してから見切っていたのだ。】
【女は相手が避けた瞬間にそれに気づき、内心舌を巻いていた。】

…結構な使い手みたいだな……

【構えでも、それがわかる。何気ない動作の一つ一つまで、】
【彼女にとってみれば手がかりとなっていた。】
93 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 00:44:45.51 ID:IZnDTsqY0
>>90

''足は崩れ''じゃなくて、''その場にへたり込み''で・・・
94 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 00:46:08.01 ID:771qfoUP0
>>88
「そ、そうですか……」
「そうですよね……」

【どんなに悔やんだって、省みたって過去は変わらない】
【過去は不変のものだ。誰にも変えることは叶わない。歴史は変わらないから歴史なのだ】
【青年の指に押し戻されながら赤い人は少し顔に影を落とす】

「ご主人様には迷惑かけっぱなしです…死んでからも迷惑かけるなんて、最低ですね…へへ…」

【自嘲的に笑いながらそんなことを言う】
【今までかけてきた迷惑が走馬灯のように彼女の頭を過ぎる】

「いえいえ、もう泣きませんよ!涙で視界が濁ったら憎いアイツも大好きなご主人様も見逃しちゃいますからね!」

【一見ポジティブな感じに見える。だが赤い人の中の方は穏やかでない】
【常に自責の念に駆られて仇の顔が浮かんできて、自分を攻め立てるご主人様や友人達。そしてそれに何も言い返せない自分】
【見れば彼女の瞳は小刻みに揺れていた】

「……あれぇ…?」

【キョロキョロしている。と思ったら青年をじーっと見始める】

「もしかしてガーンさんですか?」

【今頃かよ】
95 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 00:47:35.09 ID:rOmFvulIO
>>92

【言葉を数回頷いた】



【頷いた】

でした…すいませぬ…
96 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 00:48:08.53 ID:ybt+fadho
>>86
【鉛弾に装甲がうがたれるのを見た。
なるほど、アレの強度はめちゃくちゃなものではないらしい】
【とりあえず男を撃ち落すことには成功したようだ。ダメージもそれなりにはいっただろう――そう信じたい。もっともコレで終わるなんぞとは思っていないけれど】

【果たして予測どおり、下から気合のこもった怒号、そして床に新たな穴が開く。
舞うほこりの中、まるでダメージなどないかのように着地する男の姿が見えた】

【廊下のモニターからは、総帥と見覚えのある女性――ネットで顔を見たDOTA部隊長代理――の戦いが架橋になっている様子が伺えた、が今はそれはどうでもいい。
接近させてはいけないのだ。とくに少年のほうには】

【それを悟ったか、銃使いを先につぶそうとしたか、男は少年に向けて走ってくる】

だ、ダメ――

【かなりの早さだ。すり抜けられてしまうのか、と思うと少年は身をかわした――
結果的に、だが。
少年は腰を抜かした様子で後ずさる。口から出る言葉は半ば意味を成していない。
このままでは彼が壊れてしまう。
衝撃波での、男に向けての威嚇射撃。
と同時に少年を抱え上げようとする。最悪、一撃自分が食らうのも覚悟のうえだ】

>>90
軍人さん。ここは撤退します!!
これじゃあなたが壊れちゃうよ。あとはぼくが!!

【もし抵抗されなければ、少年の身体をかかえあげる、
そして衝撃波を打ち出し、入り口方向に飛んでいくだろう】
【抵抗されるなら盾になりつつ、少年の説得を試みることになる】
97 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 00:48:12.08 ID:ybt+fadho
>>86
【鉛弾に装甲がうがたれるのを見た。
なるほど、アレの強度はめちゃくちゃなものではないらしい】
【とりあえず男を撃ち落すことには成功したようだ。ダメージもそれなりにはいっただろう――そう信じたい。もっともコレで終わるなんぞとは思っていないけれど】

【果たして予測どおり、下から気合のこもった怒号、そして床に新たな穴が開く。
舞うほこりの中、まるでダメージなどないかのように着地する男の姿が見えた】

【廊下のモニターからは、総帥と見覚えのある女性――ネットで顔を見たDOTA部隊長代理――の戦いが架橋になっている様子が伺えた、が今はそれはどうでもいい。
接近させてはいけないのだ。とくに少年のほうには】

【それを悟ったか、銃使いを先につぶそうとしたか、男は少年に向けて走ってくる】

だ、ダメ――

【かなりの早さだ。すり抜けられてしまうのか、と思うと少年は身をかわした――
結果的に、だが。
少年は腰を抜かした様子で後ずさる。口から出る言葉は半ば意味を成していない。
このままでは彼が壊れてしまう。
衝撃波での、男に向けての威嚇射撃。
と同時に少年を抱え上げようとする。最悪、一撃自分が食らうのも覚悟のうえだ】

>>90
軍人さん。ここは撤退します!!
これじゃあなたが壊れちゃうよ。あとはぼくが!!

【もし抵抗されなければ、少年の身体をかかえあげる、
そして衝撃波を打ち出し、入り口方向に飛んでいくだろう】
【抵抗されるなら盾になりつつ、少年の説得を試みることになる】
98 :【零想災生】[sage]:2011/08/18(木) 00:48:34.34 ID:UVTJcfz4o
>>85
―――…がう。

「…ん…何て……?」

―――違うっ!!

「……削りが浅かったか―――」

正義、文字通り、物事を但し、己を貫き、人々を助け、悪を挫く―――ヒーロー。天使の吐息で、天使の咆哮で掻き消せる
蝋燭の灯火では無かったのだ。蝋燭など、甘い、それでは足り得ぬ正義は―――灼熱と、雷の正義。
腹部に突き刺さる三又が熱く、疎ましく思えた瞬間、総帥はそれを無理矢理に腹部より抜き取り、後ろへと後退しようとした。
全ての時が停止したのではないかと思える程に高速回転を続ける思考の中で、考えうる、あり得る、起こり得るあらゆる事象を
分析し、この状況を打開可能とする最善の策を見つけ、目の前で燃え盛る灼熱を今度こそ、天使の咆哮で消し去ろうと。

――――――今、僕は何をしている?――――この女一人のために―――こんなゴミ屑ひとつのために―――――後退しようと?―――

違うだろう―――そうだよ、違うはずだ―――僕はこの世界を零に―――正義も、悪も全て零に――――ゴミ屑どもを一掃して―――

―――平和な世界を築き上げるって、約束したじゃないか―――――僕はここで、下がるわけには行かないんだ―――そうだ―――行ける―――

再生の天使なんだ――――零を持って世界を再生する、救済の天使なんだよ―――救済機関OASISの―――神殺機関の――総帥なんだ――



―――――まだ――――僕は―――――戦え―――        刹那の時は、等しく流れる。

全てを超越する程に働いていた思考が突如として止まり、ひとつの現実を総帥へと教え込む。その現実は無慈悲で、耳に、鼓膜に届く震えはあまりにも
単純で。身体を駆け巡る不思議な感覚は、集束し、収束しながら、終息の音を奏でていた。

「……あ、れ…?」

両膝を地面についたままの総帥は、自身の胸に突き刺さっているそれに視線をやる。突き刺さるは―――正義の証。自分では成しえなかった、灼熱の正義。
未来永劫なし得なかったであろう正義を、目の前のさくらいすずかと言う女性は、一瞬で、瞬きの間も無く、成しえる。
滾々と湧き出る清らかな水の如く、胸から、心臓から、気管を押しのけ、口から溢れる、想いとも呼べる、生命の源、血。
それは紅く、紅く、灼熱の正義のようで――――――懐かしい、兄の色のようだった。

「……正義の、ヒーロー…か……」

総帥はゆっくりと立ち上がり、空を見上げる。天使の咆哮が食い破ったビルの天井はすでに存在せず、あるのは紅い満月だけで。
勝利の祝杯を挙げるように爛々と輝く星たちに彩られたそれは、とても綺麗に見えた。
そして、それと同時に、理解した。                  正義は、決して負けぬものだったのだ、と。





「兄さん―――――――兄さんの言ってる事――――ようやく―――わかった――――よ―――」






総帥の呼吸が止まった瞬間――――――ひとつの悪の花が、朽ちた。
両足をしっかりと地面につけ、決して倒れぬと紅き満月に誓うその姿は―――どこか、救済されたような、安らかなもので。
正義の咆哮が―――悪の咆哮を――――打ち消した、瞬間であった。





救済組織OASIS/神殺機関  総帥

             エンヴィ・クロウリー:死亡
99 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 00:48:47.11 ID:ybt+fadho
/またしても連投すみません……

>>93
/了解です!
100 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 00:55:58.91 ID:azROXFCIo
>>91

────まずぴきりって音がした

…………ハハやっぱりね、と小さな呟きを残し悪魔らしく無い悪魔は地面に膝を着く
少女の悪意の無い言葉の刃は悪魔の心にぐさぐさと突き刺さっていく……悪魔らしく無い

「ゴシップだから…………うん、しょせん俺様の存在意義なんてそんな感じだよな」
「良いんだよ、最近の若いモノは……確かあの布団に寝ていた嬢ちゃんも……てか」
「十文字って……そりゃあ苦手ならしょうが無いけどよぉ……俺様変身しないし」
「なんなの最近の学生ってそんな感じなの……俺様ってもう狩られた方が……っと」

呟きは、地獄から響く深い恨みと絶望に包まれて悪魔の口元から放たれていた
悪魔は地面を向いていた、頬からは透明な一滴が流れてそれが落ちる時に気がついた
それは膝の部分から染み入る痛み、何か硬いモノを踏んでしまった痛み……手に取り

「…………ほい、なんか興奮気味だなァお嬢ちゃん、俺様は失意のどん底だぜぃ……」

白い手袋に包まれた左手は『ヒビ割れインクが割れ目から小さく漏れる』を少女に差し出して……
101 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/18(木) 00:58:04.22 ID:Jc3Bq/9vo
>>94

「なぁ? ダイヤっち」
「ダイヤっちのご主人様と有ろうものが自分のお付の奴に迷惑掛けられた位でダイヤっちを責めるか?」


「─────テメェのご主人様はそんなに心が狭い奴だったのか?」


まるで………まるで、そのご主人様とやらは随分愚図野郎なんだなと言わんばかりに
吐き捨てるように言い放つ男。
男の表情はどちらかと言うと怒り。 怒ってはいないが憤っているとでも言うべきだろう。

「そうさ?…だから……よ」
「泣けるときに泣いとくっつうのは大事なことだぜ? 多分だけどな。 」

ペシペシと叩きながら、男は言い放つ。
男の目隠しの奥にある瞳は光を通さないが、視線を他の物体に与えることはするようで
男の視線は何処か虚空を舞っているのであった。


「…………よーし、もう一発行きたいらしいな?」

男はもう一度、デコピンの構え。
口元は矢張りヒクヒクしている。
102 :【九垓冥卿】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:03:27.21 ID:PWFyGUXmo
>>90
ははは…こいつはお笑いだ。こんな奴が戦場に来る何てな
大人しく部屋に籠もって親に甘えていれば良かったなァ!?
所詮お前はただのお荷物にしかなれないんだよ!

【全く運の良い。腰が抜けた事で拳を免れた様だ。そして猫耳の支援】
【運が良い以外に何と言えば良いのやら。いや、悪運と言う言葉もあるか】
【まぁそれも終わりだ。こんな腰抜け、お荷物にしかならない】

>>96
【放送が流れた。我等が首領が死に絶えた。まぁ気に留める事でも無いか】
【ともかく目の前の人間を殺そうか。威嚇射撃を腕を使いいなす。】

ははは!どうだ!今の放送を見たか!?首領も死に!ドータのカスもあの様!
所詮お前達は誰も救えない!何も救えない!何も出来ない!
無駄!無駄!無駄!無駄!全部無駄なんだ!

【どうやら一度退避する様だ。無理に追い掛ける必要は無い】
【右腕を壁に突っ込み、テレビ局自体を切断する様に振るわれる】
【目的は瓦礫による目くらましと、ダメージ。それに紛れ、駆け寄り、銃使いへと更に追撃の蹴りを繰り出す】
103 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 01:09:26.74 ID:771qfoUP0
>>101
─────テメェのご主人様はそんなに心が狭い奴だったのか?

【この言葉にハッとする】
【そうだ、心の中で自分を責めているのはご主人様じゃない。自分だ】
【自分が勝手にご主人様に喋らせていただけだ。そうだった。自演もいいところだ】

「狭くありません…!」

【自分が今生きているのは人斬りから逃げる時間をご主人様自ら作ってくれたから】
【そんな、自分よりも人を優先するご主人様のココロを狭いとか言ったら世界中探してもココロの広い人なんてそういないだろう】

「それって、今、ですか?」

【赤い人は目頭が熱くなるのを感じた。ただ、それだけだ】
【溜めこんできたものは沢山ある。物も気持ちも】

「はあ!?小石じゃなくてデコピンじゃないですか!?」

【今更かい】
【兎に角先ほどの痛みは小石ではなく青年によるデコピンだと判明した】

「か、かんにんしてつかあさい…」

【右手で自分の額を庇うようにして車椅子でゆっっっっっっくり後退しながらそう言った】
104 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 01:09:55.27 ID:CBAC9qhs0
>>98

正義は必ず勝つ。この言葉を嘘になどさせない。
だから私は悪を打倒した。だけれども、正義の刃が悪を打倒したのを確認できなかった。

視界がかすむ。ただでさえ精神力を削られたのである。
ましてや先ほどの魔術行使も精神力を削るモノ。

「―――」

感慨に浸ることなく、何をするということなくその場にペタンと座り込み、動かない。
眼は虚ろ。何処を見ている訳でも無い。
心はがらんどう。眼前の悪を打倒するのにほぼ使い切ってしまった。
この状態を人は何を思うだろうか。

助けが来るかどうかは不明で。
この先どうなるかも不明。ただその場にたたずんでいた。

/絡み乙でした!
遅レス申し訳ないです。そして絡み待ち。
誰が来てもおkです

105 :【零想災生】[sage]:2011/08/18(木) 01:10:43.19 ID:UVTJcfz4o
>>104
/こちらこそ絡みありがとうございましたああ!
106 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 01:13:12.16 ID:IZnDTsqY0
(って、なに僕は無様な姿晒してるんだよ これじゃぁ、帝國軍人の恥さらしだ・・・ )
【猫耳少年に抱えられようとした時、少年の目には僅かに光が灯った】

「撤退なんてしてたまるか・・・ 僕はまだまだひよっことはいえ陛下に使える帝國軍人だ ここで撤退なんてしてられるか!!」
【少年は徐々に光を取り戻しながら言った】


「僕は士官学校で何を学んだんだ? 戦術? 用兵術? それとも射撃技術?? 違うそんなのは二の次だ 
 僕が士官学校で学んだのは、愛国心と何かを守る為の勇気だ 僕は何を恐れていたのだろう・・・ OK、決意は固まった いつでも来い!」

【89式自動小銃(アサルトライフル)を銃剣付きで召喚しながら少年は啖呵を切った】

「ちなみに、この銃は帝國の正式装備でねッ しかっりと銃剣までついているから帝國軍らしい闘いもできるんだよッ!」
【そう叫んだ少年の目には、決意の炎が燃え盛っていた】



107 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:13:24.19 ID:dutDiR+20
>>92
「で、でも、さすがに座ってる最中だと、解り辛いと思いますけど……ーーーま、良いでしょう」
「なら、是非、見て貰いましょうか」

基本、見てくれは彼女の格闘の戦型は空手“技”以外の格闘技はほぼ独自で学んだのを応用ししている
勿論、其れは見てくれで、彼女が扱うは“躯道”
運足と呼ばれるフットワーク移動に
上中下、との構えと、操体と呼ばれる旋、運、変、捻、転、との五つの躯の動かし方
其れが基本となる

「貴女も、手を抜いてても型が崩れない辺り……ただ者じゃないんでしょうね」

早速、相手の体軸、すなわち正面から逃れるべく、距離はそのままで運足と呼ばれる
フットワーク移動を試みる、大体の格闘に於いては正面急所の攻撃で決まる手が多いが
彼女の寸法は其れをさせない為に“相手に正面を取らせない”のが基本となる
其れは武道を嗜む者にはかなりやり辛い戦法だ

「(怖くないッ、怖くないッ、怖くないッ)」

相手のやや斜め前でタァンッと前足を止める、その足元から氣が通い始め……ーーー
咲き誇る、一輪の六枚花弁のレンゲの花だ
108 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage saga]:2011/08/18(木) 01:14:21.17 ID:ZVqCs6EZo
>>100

「……そんなに落ち込まないでくださいよ、私が悪いみたいじゃないですか」

少女に罪の自覚は無く、真顔で『何故か嘆く』悪魔を見詰めて、首を傾げた。


「ほら、私は信じてますよ?だって信じないと記事が成立しませんし」
「極論を言えば十文字さんが例え悪魔でなくとも、です」

本当に罪の意識が無いのか疑問を抱いてしまう程、精確に悪魔の心臓目掛けて放たれる言葉の矢。
彼の嘆きを脚色して、メモ帖へ書き足そうとしたが──いかんせんペンが無い。


「……げ、ちょっとちょっと、しっかりしてくださいよ十文字さん」
「悲しいからってモノに当たっちゃダメです、ほら、深呼吸深呼吸」

丁度、青年が手渡そうとしてたのが──ヒビ割れた彼女のペン。
安物のボールペンと言えども、スペアを持っていなかった少女にとっては、結構な痛手だ。

挙句青年の傍らで屈みこみ、背中を撫ぜてなだめ出す始末。
『悪魔』と聞いても、好奇心の塊に怖じる気配は無い。
109 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:22:54.93 ID:Jc3Bq/9vo
>>103

「ならよ」

「いっぱい、迷惑ぐらい掛けちまえ」
「どーせ、人間はいずれ死ぬんだからよ? そんときにちょっぴり謝りゃあ良いのさ」

男は口角を上げ、口元に大きな笑い顔を作るとお気楽な様子で言い放った。
一寸、ご主人様を過信しすぎているかもしれないが、まぁ其れぐらい構わないだろう。
何せ、死人に口なし。 幾らでも美化できるのだから。


「今……でも良いさ」
「ダイヤっちが泣きたくなった時に俺が近くにいたら……まぁ、見ておくさ」
「キザな台詞は吐けねぇが、俺の頭上を飛ぶ目玉が見てる……位なら俺にだって出来るからよ」

ケラケラと陽気に笑いながら答える。
なんとも、キザな台詞なきがするが、まぁ、気のせいだろう。 きっと。 多分。


「YES…デコピンだぜぇ?」
「許して欲しければ   『俺の名を言って見ろォ!』」

何処のジャギ様だ。
とかいうツッコミを自分でしながらも、男は問う
110 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 01:28:44.11 ID:azROXFCIo
>>108
……深い深い所に引きこもりそうになる心、てかこれまで何人信じったけか?
言葉の刃は今だ止む気配を見せず、それは万の爆弾を落とす空襲に似たモノなり……だから

「’ハ、ハハ……うん、そうだな……うん…もうイイもん……誰も信じなくても」

背中に自分より随分高い人間の体温を感じながら、慰めの声を聴きながら、ハハハと
形状を模した様な、無色透明な笑い声を上げながら、妙に穏やかな笑みで首を上げた

「……うん、慰めてくれてありがとうねお嬢ちゃん。それとペンはゴメン後でお詫びでも買うよ」
「で、確か俺が悪魔だから追いかけられた、だからだっけ?多分そうだと思うな……うん」
「でも多分彼女は悪く無いと思うな、悪いのは信仰とやら、神とやら。……全くたちの悪りぃ」
111 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 01:30:27.34 ID:rOmFvulIO
>>107

「今ので」分かった。『氣』を捌き切ったのもだ…

これは予想だが…君も使えるんだろ?種類は違えど本質は同じってやつかな。

【同じ様に、相手も『氣』が操れるのなら、】
【それを事前に感知してもおかしくは無い。】
【言葉は疑問系だが、しかし、女は確信を持っていた。】
【流れる様なあの構えと、避け方。同じ様に氣を扱う格闘家と考えるのが、一番しっくりくる気がする。】

んん…?手合わせかい?

私が…どうかな…?実戦で戦ってたのは二年も前だ。
引退した身で…まあ、最近復帰したんだから事実上「初心者」になるね。

【ちょうど正面から相手がズレる。それを見て、】
【彼女は微かに左足を下げた。右半身を前に向けて「半身」になる。】

…有形の『氣』か…

【思わず、一輪の蓮華に目を奪われる。六枚の花びらは、月光を反射してどこか上品に、】
【それでいて相手の心意気をそのまま反映したかのように、絢爛と咲き誇っていた。】
112 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 01:34:20.90 ID:771qfoUP0
>>109
「はい…はい!」

【そうなんだった。ご主人様はちょっとやそっとじゃ嫌いになったりしない】
【そうだ。うん。きっとそうさ!】

「じゃあ…ちょっと」

【それだけ言うと赤い人はおもむろに泣き出す】
【瞳からは大粒の涙が、大きな声をあげて、俯きがちに泣き出す】
【こうして一度泣き出すともう止まらない。目からでる涙が次から次へと】
【鳴咽。それが聞こえる。寧ろそれしか聞こえない】

「デコピンだったのかい」
「あーっと『ガーン』さん!」

【学習能力がゼロだった】
113 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:34:28.36 ID:bBLHI5d3o
>>104

静かに床を歩く音が、そのフロア一帯に響き渡る
その場所はひどく静かな物で―――つい先程まで壮絶な戦いが繰り広げられていた面影など微塵も無い
否、戦闘の余波を受け、建物が少なからず破壊されているのが見て取れる
ただ、足音の主に取ってそれは然して重要な物でも無かった

一定のリズムを刻んでいた音が止んだ時、二人の女性がその場で対峙する格好となる
軍服を着た一人の女と、着物を着た一人の女性
女はひどく冷静な目で相手を見下ろしていた――が、
唐突に膝を突いて帽子を取り、女性に対して恭しい態度を取った

「代理。今回のテロの首謀者は、見事貴方の手により葬られたようです。
 その腕、流石は我らD.O.T.A.のトップに立つ者だと――感服いたしました」

小さく頭を下げながら、淡々と言葉を紡ぐ
それは宛ら業務連絡のようであり、相手を労おうという意志など見えなかった

理由はある
少なくとも女には、自信がたった今代理と呼んだその女性が真っ当な精神状態にあるとは思えなかったのだ
目は虚ろで、その心の中に有る筈の正義は燃え尽きてしまったかのようで

「一つお聞かせ下さい。今の貴方は―――正義ですか?」

顔を上げると、真剣な眼差しを向けて――そう、問い掛けた

/行って…いいのかな?
114 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 01:36:15.18 ID:Pwta6Xmxo
>>106
え……あ……?

軍人さん……

【そのとき猫耳少年は。目の前で少年が自らを取り戻すのを見た。
少年が男へと脱皮し始めた――というところだろうか】
【それどころかタンカまできった。
自分のフォローはいらないかもしれない。しかし油断はできない】

【いきがかり上、少年狙いのけりを自分がもらってしまったが――】

まって、敵の首領が亡くなり――死亡しました
深追いはやめましょう!

【とりあえず撤退を勧める。拒まれるなら付き合うしかないが】

>>102
【そのとき。モニターの中、青いコートの男が。
ほぼ正しい意味の、立往生】
【瞑目した彼の顔は、双子の兄にひどく似ていて。
慕っていた男の姿を重ねてしまい一瞬ひどくショックを受けた】

【だが、意識を引き戻したのは敵手の声だった。
ここで負けてはいけない。想いを託し、また成長を期してくれた仲間のためにも】

同じことはあなたにも言えます!

『世界を滅ぼすなんて無理なんですよ』。

ちゃんと見てください。
総帥は亡くなり。桜井さんは生きている。事実を曲解しちゃだめです。

【残酷なことかもしれないが、あえて事実を突きつけた。
なぜなら男の哄笑に、言い知れぬかなしさを感じたからだ】

絶望に屈したらダメなんです。
いっとき負けを喫した、そのことを肯定するために、事実を捻じ曲げちゃだめなんです。
自分が傷つくだけなんです!!

【かつて自分が犯した過ちを思い出したから。
認めたくないからという理由で記憶を捻じ曲げ、恋人の敵に笑顔を向けた、一年前の自分を】

それと、友達を馬鹿にするな!!
戦いになれ相手を嘲笑するあなたより初陣でこんなとこまで来る彼のほうがぼくにはよほど勇敢に見える!!

【だが、男はその怪力でもって再び、建物の部分的な崩落を誘い、振り落ちる瓦礫にまぎれて追撃を試みる。つまり深追いするつもりはないようだ

衝撃波の打ち出しと重ねるようにして受けて――腕がきしんだ、骨がいったかもしれない。
撤退したいところではあるがあとは少年しだいである】
115 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:40:27.53 ID:Jc3Bq/9vo
>>112

「泣け泣け。 明日泣かないために今日泣け」
「明後日泣かないために今日泣け」
「いずれ来る、ある日の為に今日泣いたら良いのさ」

ペシペシと紅い少女の頭の頂点を叩きながら
言い聞かせるように、しかし、嗚咽に混じるようなあまり大きくない声。
泣け泣けと。急かすように。
男は泣かないし、泣けないのだから。 その器官は既に空中に浮いてしまった。


「よーし……よーーーーーし!」
「ダイヤっちは、どうしても俺にデコピンされてぇらしいな」

黄金色に輝く杖を突きながら、男は近づいていき
もう一度、デコピンを(指の上からでも)食らわそうとするだろう
116 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 01:44:05.81 ID:CBAC9qhs0
>>113

眼前に隊員が居ようが反応できない。
正義を含めた心が完全に消えてしまったわけではない。
かといって何かアクションを取ろうとしても心が足りない。
先の死闘で削られ過ぎたのだ。

「―――」

上っ面のねぎらいにも答えない。
反応できない。何を言っているかわからない。

不意に、心の中に風が吹いた。
何処から?少なくとも彼女自身が作り出したものでは無く。
何処から?その答えは、外部から。彼女の妹を殺し、自身が狂っていると認識している女によって。

「―――――――――」

口が、動いた。
声は、出ていない。

「――――…ぃ、ぎ よ」

無意識に残った心が口を動かす。
口の動きは「私は正義よ」の8文字を表すものだった。
117 :【暗感炎黒】@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 01:48:10.89 ID:771qfoUP0
>>115
「…ううっ……ひぐ……」

【涙はとめどなく溢れ出し、途切れることがない】
【しかし、これだけで赤い人の気分は幾分か楽になったようだ】
【気付けば泣いたのなんて久々だ。もう枯れているモノと思っていた】
【だがダムが崩れればもう止まらなかった。枯れているなんてとんでもない】

「ううぇえ!?なんで!?」

【なんで!?じゃないでしょうが】
【ガーンではないのだよ。ガーンでは】
【そして容赦なく繰り出されるデコピン】

「いっつ!」

【またもや額に青年の指が。正直痛い】

/眠気が…凍結かキンクリか切るか、どれでも構いませんので…
/とりあえずここまで絡み乙でした!
118 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage]:2011/08/18(木) 01:48:18.72 ID:ZVqCs6EZo
>>110

「……うーむ」 見れば見る程悪魔らしくない。

そう感じたが口には出さず。これ以上傷付けるのは、バツが悪い気がして。
ペンの事も追及せず、敢えて立ち上がり、一歩退いて距離を取った。


「……むしろ、信じない方が悪魔らしいんじゃないでしょうか」
「それに……最後の悪いのは〜って所は、悪魔らしかったですよ?」「───十文字さん」

本心から出た言葉だったが──如何せん名前がいけない。


「それに、共感というか、私も同意見ですし……後は、取材を重ねるだけです」

ペンは無いし聞く事は聞いた、記憶媒体と化したメモ帖を胸ポケットへ仕舞い込む。

後は彼を復調させるだけ……とはいえ、迂闊に頭を撫でると逆に落ち込んでしまいそうで、怖い。
暫く思案した結果、とりあえず「下を見るのは疲れるんで」ともっともらしい理由を付けて、青年へと手を差し出した。
119 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 01:50:49.67 ID:Pwta6Xmxo
>>102【九垓冥卿】さん>>106【図面銃製】さん

/ごめんなさい、またしても自分のほうの時間と眠気がやばいです……
/(二時になったら落ちねばorz)
/なのでここらで〆るか凍結お願いしまする、申し訳ないっ
120 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:55:05.67 ID:dutDiR+20
>>111
「き、氣に関しては……はっきり言って、僕も、詳しくは無いですけど」
「寧ろ、貴方がどんな氣の使い手なのか……僕には其れが気になって仕方無いです」

「ぼ、僕の扱う氣とは、根本的な何かが違う感じ、そんな曖昧な理解だけで……終わらせたくない」

はっきりとした、氣は、末代から自分達の拳法のみで扱われると思っていた、いわゆる
世界の広さを知った、否、知りたいと言う感情
何せ父母の間だけだと思ってきた、そう、知らなければならない
氣、其れが生む力の違いを……ーーー

「ひゃ、百聞は一見に如かずですよっ、て、ていうか挨拶も無しに蹴るなんて」
「……決闘の申し込みに等しい、無礼ですからね」

目付きを変え告げる、心臓の高鳴りが止まない、冷や汗も頬を伝っている、顎に力が隠る
相手が半身になった瞬間を見据え前足を軸に独楽状に躯を半回転させる、いわゆる旋体と言う
操体のひとつ、その変現自在な足捌きと共に裏拳、速いとも言えぬ平凡な振り
しかしそれは振り切る瞬間に減速するだろう
ーー……フェイント

「それ、し、初心者に謝るべき発言ですっ」
121 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:58:09.44 ID:Jc3Bq/9vo
>>117

「………(学園の教師……か、かなり面倒そうな事になってんなぁ……)」
「やれやれだぜ…」

某承り太郎さんとは全く関係御座いません。
叩く手はとめずに、男は、話しかけ続けた……………

が           キンクリ!!!!!


「ヒトの名前を間違える奴にはお仕置きがあって当然だろう?」
「ったく、ひでぇぜ、ダイヤっちは……」

男は指をプラプラと振っている。一寸ばかり痛かったのだろう。
ちょいと落ち込みながら、男は紅い少女を見詰めていた………

が           キンクリ!!!!!


即ち……キングクリムゾォォォォォォォォン!!!!


//キンクリでし。 お疲れ様でした! 絡み乙津でした!!ありがとうございました!
122 :【九垓冥卿】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 01:58:59.33 ID:PWFyGUXmo
>>106
【勇気を振り絞り、勇ましく叫ぶ少年。嘲笑しか湧かない】
【抱き締めたいくらい哀れだ。本当に哀れ。男にはそうとしか見えない】

ははは…はははは!!!!何が帝國らしい戦い方だ!
さっきまで腰抜かしてた小動物みたいな雑魚が何言ってんだよ!身の程を弁えろ!

【蹴りは猫耳の少年によりキャンセルされた。少し後方に、着地する】
【銃剣は厄介だがそんな物、どうでもいい。この少年に扱えるとは思えない】

馬鹿はせいぜい馬鹿らしくしときゃ良いんだぁ!

【足元の床を破壊し、破片が銃使いの少年に牙を向いた】

>>114
【こちらもまた何て可愛らしい言葉何だろうか。世界を滅ぼす何て無理】
【そんな可愛らしい幻想を抱いてるなんて…なんとも可愛らしい。】
【しかしそんな物は切り捨てなければならない。切り捨てなければ】

なぁ、核って知ってるか?世界には地球全土をぶっ壊しても飽きたらない数のそれがしあった
それを使って睨み合っていた時もあった。それを俺達オアシスが掌握したら…どうなる?
それに世界を滅ぼせる能力者がいる。驚くべき事に神様だっている
それを全部掌握すれば…なぁ?

【それは悪魔の様な言葉。この世にある殺戮兵器を全て手に納めると】
【現実味など無いだろう。何故ってそんな量の爆弾、見た事も無いだろうから】

ああそうだ。俺達の敗北だ。だが完全な敗北か?違うな
一人の気違いの精神がぶっ壊れたいーいことじゃないか

それとなぁ…勇気と無謀は違う!

123 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 02:03:21.17 ID:azROXFCIo
>>118
なんだかモヤモヤした心の中、視界の中に差し出された小さな手を悪魔は軽く握る
脚に力を込め、立ち上がる。深く息を吸い込んで、月を見上げ、少し気分が晴れた…

「たちが悪りぃよ。まぁまぁ聞いててムカつく程に…ちげぇ反吐がでる位に」

月明かりに照らされて人間クサイ悪魔は、一瞬表情に真剣に似た鋭さを宿し…されど
右手は無理に動かせず左腕でノビ、吐息を零した悪魔が少女の方へ振り向くときには
それは夢か幻の如く消え去りて浮かんでいたのは先程からの軽い笑みの色だった

「……ま、気をつけやがれよ、お嬢ちゃんよぉ。油断すれば────どうなることやら」


「────あ、そういえばよぉ学生っう事はお嬢ちゃんは『学園』の生徒かぁ?」
「そうだったら聴くがよぉ……なんか噂とかねぇか、……例えば……秘密の場所かぁ?」
124 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 02:04:05.85 ID:bBLHI5d3o
>>116

やはり反応が薄いか…――女性の様子を眺めながら、少しばかり落胆した気分になる
相手の攻撃を食らった後の雰囲気を見る限り、かなり危険な状態にあるのは承知していたが
それでもやはり、自身の上司がこの様な有様になっているのを見るのは心苦しい物が有る

もし、正義をこの女性が無くしてしまっていたのであれば
―――その時は、

「…ッ!?」

だが、最悪のケースを想定した思考はそこで中断される事となった
相手の口が、確かに動いたのだ
女は慌てて耳を澄まし、どんな言葉が紡がれるのかを聞き取ろうとする
目を凝らし、口の動きが何を示そうとするのかを見守ろうとする

「―――ッ! 代理…貴方は未だ、正義の心を…持って…いるのですね」

「私は正義よ」―――言葉を聞き取る事は完全にできなかった物の、口の動きからそう読みとれた
女は小さく顔を伏せ、小さく肩を震わせている

泣いているのでは、無い

「クッ、ハハハハハッ―――!! 素晴らしいッ!
 あれ程の相手を前にし、貴方は正義の心を失わなかった。
 それは――何にも替え難き、我らの“勝利”です。
 街は未だテロの戦火が残っている、ですがそれももう長くは無いでしょう――なにせ、敵は首魁を欠いている」

悦んで、いるのだ

狂ってしまったかの様な笑い声を上げると、興奮した様な声で言葉を続ける
そして女性へと手を差し伸べた

「立ちましょう、代理。我ら“正義”が折れぬという事―――それが今回の事で証明されたのです。
 救済――と、言いましたか。あの男は」

そう言いながら、今は倒れてしまっている敵の姿に目をやる

「皮肉な物です。奴は自らの行いによって、世界のリセットが不可能であると―――証明してしまったのですから。
 そしてまた、リセットを拒む世の正義の強さもまた、知らしめることとなったのです」
125 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 02:10:46.07 ID:bBLHI5d3o
>>124
/倒れてしまっている→直立したまま動かなくなっている
126 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 02:18:05.72 ID:rOmFvulIO
>>120

…私か…

……八方の門…それを打ち破る『勁』…

「氣」と「力」…相反する「影」と「光」…「陰」と「陽」…

【「いや」】
【言いかけた言葉を、そこで止める。相手を見ている女の瞳は、どこた楽しげで、そして何よりも「好戦的」。】
【温厚さの中に残虐さを一滴垂らしたかのような、】
【格闘家としての瞳がそこにはあった。言葉とは裏腹に、彼女はこの状況を楽しんでいるのかもしれない。】
【捉える表情はうっすらと笑みさえ浮かんでいた。】

(…正面に立たんな…普通なら正中線に打を入れやすいように真正面から攻撃して来るはずだが…)

(…偶然か…それとも…)

あららら…?
しまった…!

【化勁―――――――――――攻撃をいなすために、相手の裏拳に手を添えようとしたが、それは失敗。】
【直撃寸前で減速たそれに反応し、彼女は大きな隙をさらすことになった。】
【足捌きから、タイミングをズラされ、そして正面に立たれていなかったため、】
【相手の拳を視界に入れるのが遅れたのだ。】
【ゆえに、その速度が緩いのが災いし、わざわざ正直に「受け」ようとしてしまった。】

―――――――――――他人との手合わせなど久しぶりだ。

【その言葉は、すなわち彼女もやる気になったということを示唆しており、】
【生命の本流…体内をめぐる彼女の『命』は少しづつ、渦を巻く様に練られていく。】
【当然、相手にも分かるはずだ。直感的に気づけるだろう。】
【女は氣を練りながら、短い間に考える。自分は隙を晒している。】
【それを打ち消すには防御しなければならないが、】
【それはおそらく相手の攻撃の速度よりも「遅い」はずだ。】
【つまり、正攻法では間に合わない。ではどうするか…】

…させん。

【素早く、裏拳を放ち、減速したその腕の手首を、右手で掴もうとする。】

【―――――――――――「妨害」である。】
127 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage]:2011/08/18(木) 02:19:14.91 ID:ZVqCs6EZo
>>123

「精々死なない程度に頑張りますよ、お金が貰える訳でも無いですし」
「ええ、私の名前は『氷奥 嵐』、『学園』の高等部に通っています」

掌の冷たさが、彼が悪魔──少なくとも、人間ではない事を匂わせる。
口にした通り、ハナから疑ってはいなかったが──証拠らしいものがあると、確信も一層強くなるもので。


「いえ、学園に限って言えば……精々『七不思議』くらいですね。『夜な夜な生徒が実験台にされる』みたいな」
「こっちに来て、まだ日が浅いですし。むしろ私が聞きたいくらいですよ」

くだらない、と言わんばかりに吐き捨てて、頭(かぶり)を振った。
噂話、その真偽を確かめる事が『本来の目的』の一つにあるのだが──ここは一つ芝居を打って、興味無さげに。
128 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 02:21:46.35 ID:CBAC9qhs0
>>124

そう、いまだ正義の心は消えず、燻っている。
悪を滅するのに少々燃やしすぎたのである。尤も、外部の要因もあるのだが。

狂ったかのような笑いに少しだけ体を奮い立たせる気力を貰った。
そうだ。DOTAはこうでなくてはならない。正義である。DOTAは正義である。

例えどんな中傷誹謗を受けようが知ったことではない。
正義は悪を滅するためにあるのだから。

「―――…ほめんなひゃいね」

とろれつがうまく回らないながらも感謝の意を述べ、手を取る。
そして立ち上がる。左半分の醜悪なものを隠すべく普段つけている仮面が無いが気にしない。

「――ええ、ひょうね。
 …わたしたちは 折れない。折れてたまるものですか
 正義が折れないなどとうの昔に証明されているのよ。」

醜悪な左半分と妖艶な右半分の顔はそろって笑みをこぼす。
そして滅した悪を一瞥する。正義という言葉を使われた事を未だ根に持っている。

「行きましょう。私たちは立ち止まってはいけない。
 悪がそこに在るならば、私たちは滅しなければならない。
 悪い子がお仕置きされるように、私たちがお死置きしなきゃいけないわ」

弱弱しくも芯の通った言葉。
衰弱しているが一点を見据える眼。
129 :【九垓冥卿】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 02:36:19.96 ID:PWFyGUXmo
>>106 >>114
【総帥は死んだ。全て終わった。もうこのテレビ局に用は無い。】
【変身を解除する。身を包んでいた装甲は塵となり何の跡形も無く消えていく】
【コートの内側から、ライターの様な小型の機械を取り出した。至極シンプルな構造の物体】

…フィナーレだ。指を咥えて見ていると良い
俺達オアシスは誰にも、止められやしない
お前達はここで瓦礫の海の藻屑になれ

【そう、言い放つと、その機械のスイッチが、深く押し込まれた】
【直後、爆音。それはかなり上の方から。そしてそれに連鎖する新たな爆音】
【破壊されるテレビ局。破壊の渦が、着々とこちらへと這いずり、にじり寄ってくる】

じゃあな、俺達は、止まらねぇ

【もう一度、装甲を展開。行き止まりへと走り出し、破壊し、巨大な穴を開ける】
【そこから、跳ぶ。奪取したテレビ局のヘリへと掴まり、安全を確保する】
【テロリストの一人の暴走は、終わった】

/絡み乙でしたー!ちなみに爆弾は余裕で逃げて貰っても構いませぬ!
/今テレビ局でロール中の方達も無視して貰って構いませんので!
130 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 02:39:35.64 ID:bBLHI5d3o
>>128

女性を立ち上がらせる――その際になって、今更ながら相手の仮面が無い事に気付いたが、特に触れる事無く
今はまず、目の前にいる女性の無事を喜びたかった
それは、ただ上司が生存した事に対する安堵では無い――女が先ほど口にしたように、正義の強さを示す証だからだ

相手が作りだす笑みを見ながら、不思議な感覚に襲われる
部分ごとに見れば相反する意思を現わす筈の二つのパーツ――それらが合わさり一つの表情を作る様は、ひどく変わっていて、
ある一つの狂気を現わしている様だと、女は感じ取った
そして、その狂気の方向性が正義だと知っている身としては、その表情が何よりも心強く感じられた

「ええ、悪を全て根絶するその日まで。我らは戦わねばなりません。
 それが、正義の為すべき道です」

外見だけを見れば女性は相当に衰弱しきっている様に見えたが、その芯が未だ強く有り続けている事は明白で
その事に元気づけられながら、確りと頷いた

帽子を被り直してフロアを後にしようとするが、つと顔を振り向かせると――未だ直立状態にある男の亡骸へ目をやる

「代理。奴は――どうしましょう?」

このまま此処に置いて行くというのもまた問題であろうと考え、上司の判断を仰ぐことにした
131 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 02:45:15.93 ID:dutDiR+20
>>126
「(困って当然っ、て所ですね、武術の経験が深い程……ーーー)」

パニックにさせやすいのだ、類稀無き、三次元的な格闘技、奇襲戦法を得意とする
躯道は、そういった達人に、如何にやりにくさを持たせる為に
体軸を外せるかが重点に置かれるのだから
あと言ってしまえば自分の拳は軽い……ーーーあそこで下手に裏拳が入っても、寧ろ自身に
隙が生じる、打撃の点では、フェイントをするしか手札が無いのだ
そう考えると手数的に、少し不利だと思えるが

「(僕の手札は、ここからッ)」

人より、比較的やや動体視力に優れている、それはせいぜい0.1秒程度の反応の差だろうか
でもそれだけで“刹那的”な駆け引きには先手を打つ大きな武器にもなりうる
相手が妨害に伸ばした右手、掴まれようとする左裏拳は円を描いて捻り突き出し、逆に右肘を掴み返さんとする

「……ーーー六式花弁、蓮華崩槍」

成功すれば掴んだ肘を繋ぐ間接部の“内部”辺りを直接握り締めた様な痛みが走るだろう
132 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 02:52:47.04 ID:CBAC9qhs0
>>130

「そうね…この場に放置しておくのも迷惑だろうし適当にどこかに運んで勝手に弔っておきなさい
 ―――この坊やは灯花ちゃんみたいだし」

不意に複雑な表情を浮かべながら言葉を紡ぐ。
その亡骸はまるで自身の妹みたいで。DOTAに襲撃を掛けた妹みたいで。

「ねぇ…あなたはご存じで?私はDOTAに襲撃を掛けた桜井灯花の義理の姉だって事を
 それを知ったあなたはどうする?私を殺す?」

その声は酷く冷淡だった。夏の熱気が一気に氷点下まで転落したかのような冷たさ。
女を見る目は真剣だった。殺すというなら仕方ない。それを甘んじて受け入れよう。
133 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 02:59:09.48 ID:rOmFvulIO
>>120

…む!

っ!?これは…!

(―――――――――――浸透勁≠ゥ…?)

【ドンッ】
【肘を掴まれた瞬間、感じる痛みは体表では無くその「中」から。】
【関節の柔らかい部分と、腱を直接掴まれたような鋭い痛みを感じ、】
【女は微かに顔を顰めた。さらに、掴みは失敗。そればかりか逆に相手に掴まれている。】

…やるな…だがっ!

【ぶん、と、掴まれた右手を真下に急に動かし、それを振りほどこうとした。】
【同時に、右足で踏み込み。高い音が響き、鉄下駄とアスファルトが接触して火花を散らす。踏み込みながら…】

発勁…いくぞ…お返しだっ!!













【身体を捻り、強引に自身を相手の「正面」へ。】
【震脚しながら鳩尾へ向けた左掌打を放とうとする。】

【『氣』を流したそれは、彼女の力をより高め、】
【もし直撃させることができたなら、相手は突き抜けるような特異な感覚を受けるだろう。】
【それによって威力は変動したりしないが、】
【しかし、「氣」が付加されているということに気づくための手がかりになるはずだ。】
134 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 03:07:06.14 ID:bBLHI5d3o
>>132

「―――解りました、ではその様に」

流石に今の状態の上司を一人で帰らせる訳には行かない為、安全な場所に送り届けてからになるだろうが
それからでも命令の通りの事を為そう、と確り認識する
―――この後にビルが爆破されてしまう為に、その仕事が十全に上手くいく保証は無いが

「そう…ですね。
 桜井と言う苗字、そして彼女が言っていた「おねいちゃん」という言葉の意味―――大方の予想は付いていました」

冷たく、一瞬にして真剣さを見せた女性の方に顔を向けながら、女は柔かな笑みを浮かべた
そんな状態でも気迫を出せるのは流石と言える…――冷静にそんな分析をしながらも、しかし敵意は見せず

「予想付いていたからこそ、私は貴方と会いたかったものです。こんな形だとは…思いませんでしたが。
 灯火さん――彼女は心底貴方を嫌っているようでした……正義に傾倒し続ける貴方を、心の底から」

「代理。貴方の正義は、一人の人間をあそこまで歪めてしまうほどに巨大な物なのでしょう。
 無論、知った様な口をきいても…所詮は他人。推測の域を出ませんが」

「しかし、それでも―――私は貴方を信用して尊敬しています。
 正義のあるべき姿として、憧れているのですよ」
135 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 03:19:34.66 ID:CBAC9qhs0
>>134

「そうね…灯花ちゃんは私を心底嫌っていた。私の顔の左半分をこうした時も
 嬉しそうで憎々しげだったわ。心底嫌っていたのでしょうね」

何処か悲しそうに、どこか悔しそうに、どこか悔いているかのように

「私が正義を掲げなければ、今のようにあることが無かったら
 女として終わる事も無く 灯花ちゃんを喪う事も無かったのかと思う事もあったわ。
 正しくあろうとするのを辞めようかと思ったわ…恥ずかしい話だけれども」

数秒の沈黙の後毅然とした表情で

「でもそんな私情で正しくあることを、正義を掲げることを止めるなんてできなかった。
 誰もが正しくあることはできないのでしょう。だからこそ私たちDOTAは正しくあらねばならない
 そしてその正しい規範としてもDOTAがそうあるべきで、代理といえ私もそれにならなきゃいけない」

「だから私はあなたがそう言ってくれてうれしい。
 だから私はあなたにこう言うわ。あこがれるだけじゃなくて正義のあるべき姿に自身が近づき、そうなりなさい」

136 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 03:30:39.10 ID:dutDiR+20
>>133
「我ながら……やり方が地味ですけどもねっ」

元々、自分には妨害出来る筋力が無いのは承知の上故に、其の解かれる腕は簡単に解ける
然かし、無理矢理体軸を合わせられてしまう
此処で用いるは捻体……ーーーこれも操体の一つで、下半身と上半身を捻らす事に用いる
技の事だ、守の構えを保ちつつ、見据える相手の突き、踏み込みに捻り足払いを狙おうとする
が、其れは叶わない

「(踏み込みが速すぎるッ!? 足が掛けるまで追い付かない 此はッ……ーーー)」

想定外の速さ、此は最近の実戦不足が招いたミスか、そんな反省する暇無く思考停止
鳩尾に迫る掌打は、圧迫感に包まれて居て、だが鳩尾は躯道で言う体軸たる急所の一つ
対応は出来る、戻した左手を股間より少し上部に、右手は胸部の中心に添えた基本的な構えが
助けになっている……ーーー鳩尾には右手が掲げられている、つまり受ける

ぐぅ〜……

「(もう一度、衝撃を受ける瞬間に氣を流し込んd……ーーー)はぅっ!?」

何故、腹の虫が此のタイミングで鳴るのか、そういえば節約の為夕食は抜いていたが
受ける瞬間に氣を練るのを忘れる、またミスだ
137 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 03:45:52.09 ID:rOmFvulIO
>>136

しかし強力だな。右腕が動かん。

【なんせ中身に直接攻撃を食らったのだ。】
【外傷は全くなかったが、しかし、その見た目に反して威力はでかい。】
【…いや、大きくはないのかもしれないが、その攻撃部位が非常に厄介であった。】

うまいな…受けたか。

【ゴッ!ダンッ!!】
【掌に伝わる衝撃は硬いもので、こちらの掌打が入っていないことを示していた。】
【女は密着しているとまた、先ほどのように、氣を流されると思い、素早く身を引こうとするが…】

…は?

……フフ…残念。ミスったな?

【その間違いを見抜く。当然、そこにあるべき衝撃や、中から突き抜けるような痛みは存在しない。】
【それはつまり、相手が練氣していないということを物語っていた。】
【ニヤッと笑うと、ここぞとばかりに再び踏み込む。】
【互いの距離を一気に縮め、そのまま踏み込みながら…】

…それ!


崩撃

雲身

双虎掌


【鳩尾への左手での掌打→すれ違い、位置を入れ替えてから背中でのタックル →振り返って両手での双掌打を放とうとした。】
【直撃しても、突き抜けるような感覚は存在しない。】
【むしろ氣を全く付加していないため、先ほどよりは弱いだろう。】
【当たり前だ。彼女は何故か「加減」していた。】

【もっとも、一発一発は弱いが、たて続けに完璧に三撃入ればそのダメージは跳ね上がる。】
【しかし、足捌き、重心移動など、予備動作もあるし、】
【身体を送ることに神経を使っているため、その速度は見切れないものでは無い。】
【相手の対応によっては、回避や迎撃も充分可能である。】
138 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 03:48:25.96 ID:bBLHI5d3o
>>135

女性の話す言葉に対して確りと耳を傾け、真剣な表情で言葉を聞き取る
そして、理解した――相手が、私情を抱きながらも正義の為に身を投げうってきた様、それが一つの反抗を呼んだ事実を
やはり自身の目標として目指すに相応しい人物だと、納得する

「はい、全身全霊を以ってそうさせて頂きます。
 正しく有るべき姿を己の行いによって示しながらも、更にあるべき姿に近づく――我らD.O.T.A.員の目標と言えるでしょう」

小さく礼をしながら言葉を紡ぎ、顔を上げるとともに辺り一帯へと視線を移し始めた
ビルの倒壊――という事態には、この時点でまだ至らないまでも、それなりに危険な状態である事に違いは無い

「それでは、代理。一刻も早く此処を脱しましょう。
 折角残った正義の灯を、瓦礫の中に埋もれさせてしまう訳にはいきません」

女性に対して行動を促しながら、視線は再び一つの死骸へ向けられる
未だ直立不動のその姿に、女はうすら寒い物を感じ取っていた

かつて自身が所属していた、忌まわしいあの組織を思い出させるようではないか――と

目的は違えど、やった事は結果として同じ
戦いを巻き起こす火種となる様な人物に、碌な奴などいる筈も無く
――それは周囲の人間に対してもまた、言える事だ

火種となる様な人物の亡骸をもし完全に近い形で留めておけば、それを利用しようとする者が現れてもおかしくは無い

だから女は、一つの手段を取る事にした
腰のホルスターから一丁の拳銃を取り出すと、男の頭部へ銃口を向け―――発砲
立ったままである死骸の頭を氷が打ち付けた様な状態になり、やがてその氷は自然蒸発していくだろう
その時現れた男の顔面は、ある一人の個人だと特定できる様な物である筈も無く…

一応の保険として行った動作を終えると腰のホルスターに拳銃を戻した

「これで、良し」

短く呟くと、女性と共に脱出経路へ向けて歩き出す事となるだろう
139 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 03:53:42.32 ID:CBAC9qhs0
>>138
/すいません、眠気がやばいので脱出したと言う事にして〆てもおkですか?
140 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 03:55:51.98 ID:bBLHI5d3o
>>139
/おkです!
/絡みあり乙でしたっ!
141 :【灼熱の稲妻を宿す者】装備 三又槍 指輪[sage saga]:2011/08/18(木) 03:56:04.10 ID:CBAC9qhs0
>>140
/乙でした!
142 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 04:12:40.09 ID:dutDiR+20
>>137
「い、一応、裂傷は避ける様に威力は抑えたんですよ?」

今や、手合わせと言えど、真剣勝負に躊躇など必要成さそうだが、やはり言わないと気が済まない
其れに手加減と言うよりかは節制したと言うべきだろう
与える氣が高威力な程、こちらの消耗が激しい

「うっ……ーーー」

右腕が痺れる、感覚は恐らく氣だろうか、氣を纏った拳、純粋な威力、身体能力に作用するのか?
頭に巡らすが考察する暇なぞ無い、すれ違い、いけない、体軸争いの主導権が握られている
運体による操体の手法なら、難なくかわせるだろうが
如何せんさっきの掌打で体勢が半ば崩れている、真剣同士の戦いで剣が弾かれ
隙が大きく生じた状態

「(この……場合ッ、得意じゃないけどっ)」
「ふんッ!」

躯道が誇る、他の武術と違うと言っても良い回避手法、これも操体のひとつ、其れは“転体”
体軸を前後左右に回転させる、即ち、器械運動をイメージとした側転、バック転、前転の
イメージ……ーーーつまりすれ違いの時点、彼女は躯を低く下げて足を踏み出す
飛び込み前転で、その場を離脱し、技の間合いから逃げて回避する
規格外な動きだが、距離も取れ体軸争いも振り出しに出来るのだ
143 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 04:18:30.39 ID:rOmFvulIO
>>142
/すいませぬ…眠気が…凍結いいですか?
/あれでしたらキンクリでも構いませんので…
144 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 04:30:22.27 ID:dutDiR+20
>>143
/反応遅れた済まない、私の遅レスのせいで済まないっす……ならば凍結させて頂きます
/明日の夜20時以降からなら大体居れると思いますのでっ、一旦乙でしたっ
145 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 07:10:09.05 ID:azROXFCIo
>>127
/…………ゴメンなさい、意識が……うぅ
……寝落ちゴメンなさい
146 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 07:49:39.31 ID:azROXFCIo
>>127

「氷奥 嵐…………ふむ……それならば」

それだけを言葉に残し復活した悪魔は、僅かな間、沈黙の中に身を落として行った
クルクルと思考は廻る、全ては約束とからかいの為にある為の頭脳。手に顎を当てる

少女から無色で執着無く紡がれた『七不思議』
それは何故か見逃せない、約束を果たす為の鍵の形に悪魔の心は認識した

「…………まぁまず、その態度はダウト(嘘)だな。そもそも新聞記者を名乗り」
「更に人のデンジャラスな事情にあんな綺麗で輝いた瞳をしたてめぇが……なぁ?」
「俺様より不思議で手軽な『七不思議』に喰いつかねぇ筈ねぇだろうが『ヒーラン』ちゃんよぉ?」

/そして一応返して置きます……ゴメンなさい
147 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 07:56:29.75 ID:azROXFCIo
>>146
追加で

「で、なんかねぇのかその『七不思議』って奴で怪しいのは……よぉ?」
「まさか、情報料が足りねえって言わねぇよな、十分に語ったぜぃ俺の事」
「ま……足りなかったら、適当に出来る感じの願いを叶えでやんよ、絶対足りると思うけどなぁ?」
148 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 08:50:10.07 ID:bBLHI5d3o
「これは……――」

脱出を終え、上司を迎えの者に引き渡してから現場に戻った女は、小さく呻き声を上げた
視線の先に有るのは、崩落して一つの墓場となり果てた元テレビ局の姿
所々に燃え上がる火の手が夜空を赤々と照らし上げ、犠牲になった者たちの悲痛な叫びを現世へ届けようとしているかのようである

女は瓦礫の中をゆっくりと歩み進み、しかし幾らか歩いた所で何かを断念した様にその足を止めた

「見つけられる訳が、無いだろう…」

瓦礫の下から引きずり出すのはおろか、この状態では場所の憶測すら付けれない
先に遠くから聞いたやけに大きな轟音―――てっきりテロの一環として行われた一つの爆発だと判断していたが、テレビ局爆破であったとは
後悔の念と言う物では無い、それはどこか呆れ果ててしまったかのような感情

D.O.T.A.としての報告は未だ入らず、恐らくこの爆破は敵方の為した事なのだろう
首魁を欠いた悲しさを紛らす為か、或いは―――新たな戦火を告げる狼煙か
現時点ではそのどちらとも言えず、ともすれば何の目的も無いただの愉快犯であったとも考える事ができた

女はそこで思考を停止させ、夜空を見上げる
人の声は驚くべきほど少なく、街の明かりも少ない―――だからだろうか、今夜は星が良く見えた

腰に有る二丁の拳銃を取り出し、流れる用な動作で地面に一つの弾丸を撃ち込んだ
半径5mの特殊空間がそこには誕生し、ダイヤモンドダストの如き演出が炎を反射して宙に浮かぶダイヤの様に輝いている

「“神を[ピーーー]”と書いて――神殺機関、か。お前らを我らは悪と認定した」

視線は瓦礫の山へ、静かに向けられているだけ
その状態のまま、拳銃を天空に向ける様に掲げると―――引鉄にゆっくりと指を掛けた

「これが、“Dance on the air.”―――我ら特別強襲部隊D.O.T.Aの、判決だ」

静かに紡いでいた言葉の終わりと共に引鉄を引き絞り―――発砲

一つの銃声が辺り一帯に響き渡る中、女はその身を翻して颯爽とその場を後にした
気付けば特殊空間は消え、瓦礫の舞台が其処には残されていただけである

女の姿が完全に見えなくなった頃、その舞台の中央に何かが落下してきた―――それは、細長い氷の槍
瓦礫の中で直立するその氷の槍は、まるで墓標のように、燃え盛る炎の光を照らし返しながら一晩中そこに有り続けたと言う

神殺機関総帥の亡骸を弔う―――その任は果たした ― Mission complete

/ソロール
/総帥の亡骸は、テレビ局内の他の犠牲者の亡骸と共に手厚く葬られたという事で
149 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 09:26:13.36 ID:hCfKVWkHo
>>122>>129
……そんなことさせない。
したって、止めて見せる。

かつて、武器を生み出す能力者が核をつくり、爆発させました。
けれど現場のものたちはみな手を取り合って離脱し、その悪影響ははひとりの『天使』によって消し飛ばされた。
本当のことです。ぼくはその場にいたんだから。

世界を滅ぼせる能力者も神様も! みんなぼくたちの仲間にだっている!!
ぜったい、そんなこと許さない!!

【現実味がない? 冗談すらまともに通じない少年に、そんなことがわかるだろうか。全力で反駁する。
しかしその言葉は『夢物語』を語るものにしては力強い。なぜって、全部、ほんとうのことなのだから】
【あのときの光景と絶望がよみがえる。大切な人たちを失った痛みがまたよみがえる。
心も折れかけた辛い辛い記憶。思わず泣いていた】
【だが、仲間の死さえもあざ笑うかのような言葉に声を荒げる】

ちょっ…曲がりなりにも仲間のことなのに!
それに、勇気と無謀なんてそんなの結果論だもの! 無謀になんかさせない。それが味方とか仲間ってものでしょう?!

【けれどその言葉は届かない。かき消されてしまう――爆発によって】

ふざけるな!! ここにはまだ、『アンタの仲間だっているんだろうがよ』!!
『絶対にテメェを』止めて見せますから!!

【通路にはまだ生きているテロリストもいる。味方の命すら軽んじる行為に怒りが爆発した。第一人格、第二人格がごっちゃに顕現して怒号を上げる。
『このままじゃここにいるたくさんの人が死ぬ。スタジオにいるDOTAのメンバーも、となりにいる軍人の少年も例外じゃない。やらなければ、こんどは、ぼくが』】
【全身が淡い月光のような光に包まれる。一瞬で『変身』は終わっていた。
そこには、全身を白銀ふわふわの毛並みに包まれ、長大な光学砲を肩に乗せた猫男が立っていた】

消えろ――!!

【痛む腕に鞭打って、セレスティアル・カノン発射。
『月の加護を白銀の輝きとして発射し、たいていの物体を両断するが、生物に対しては気絶効果をもたらす』という、奇しくも零砲によくにた効果を持つ覚醒武器が、本領を発揮する。
それは迫る破壊の渦を吹き消し、瓦礫の多くが光の中消し飛ばされていく。モニターの中立ち往生する慕わしい面影も。すべて打ち手の生命力と引き換えに】

【長い長い照射を終えると、猫男は猫耳少年に『戻』り、その場に倒れこんだ。
力なく咳き込むと赤いものが床に散る。
腕は今度こそ複雑骨折、よくてもひびが入っているだろう。痛い。ずきずきと痛い。あまりに痛くて泣けてきた。
けれど今は、動きたくなかった】

/宣言どおりまとめてかえさせていただきました! ありがとう&乙でございました!
/ハイ、ちょっと無茶しました……。一応全部はカバーし切れてないということですので爆発・瓦礫を使いたい方はどうぞっ
150 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 09:33:19.13 ID:hCfKVWkHo
>>149
/ぎゃあ、リロェ……
/『目立たず地味ーに撃っていた』ということに……orzすみませんでしたっ
151 :【流氷の堕天使】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 10:24:11.68 ID:bBLHI5d3o
>>148
/ワンフロア分の瓦礫だけ残っているとか何とか、そう言う感じの脳内補完をよろしく願います
/瓦礫の山――という表現は誇張表現だとか…
152 :【魔鎧音撃】魔導装甲の展開と衝撃魔法の行使。[sage saga]:2011/08/18(木) 12:00:00.98 ID:ZVqCs6EZo
>>146

「むー、なんというかアレですね、悪魔ナメてました、折れました、仕方ありません」
「というか、ヒーランはやめてくださいよ…」「…お願いしますって、十文字さん」

思わぬ青年の言葉に目を見開いて、逡巡した後で、己の嘘を認めた。
桃色の唇に乗せ、付け足された言葉の継ぎ目を沈黙で彩り、ぐいと恨めしげで、懇願するような上目遣い。


「ま、学園の生徒なら誰でも知っているような噂話なんですけどね、ほら」
「であるが故に過去に調べた人も多くて、結果、証拠は見付かっていなくて、お手上げです」

「ですから、確信を掴まないと皆慣れていて食いついてくれない……その点では、十文字さんの方がお手軽ですよ」

メモ帖を収めていた胸ポケットから一枚の紙片を取り出して、青年へと差し出す。
その紙面には学校の新聞なのだろう、件の『学園七不思議』が面白おかしく脚色されて記されていた。

本性を語るのは、早計すぎる。もっともらしい理由、嘘を平然と並べ立てて、その場を切り抜けようと。


「でも……学園とは何の関係も無い十文字さんが、またどうして?」
どうやら癖らしい。また、あの刑事じみた宥めるようで、どこか威圧的な問い方で。


/いえいえ、お気になさらず!
153 :【悪魔麺喰】2011/08/18(木) 14:15:52.27 ID:azROXFCIo
>>152


「クカカ、人の欲望を叶える存在が人間の演技如き見抜け無くちゃぁ務まらねぇよ」

ただそれだけ、悪魔は知るか知らずか少女の狙い、不満の懇願にケラケラと笑い声
差し出された一切れの神を手に取り月明かりに照らし眺め始め追求を無しとした

少女の声をバックに悪魔は瞳を細め刻まれた基本七つの情報を読み取っていった
その中て────……目に留まるのは『地下に存在するらしい謎の空間 』の記事
ひゅう、と口笛の甲高い音が染み渡る。悪魔は一瞬だけ瞳に光を走らせると

「いやぁ、中々"面白い"内容だったぜぃ?しっかし絶対あるよなぁ七不思議とか」

手、一つ分短い右腕を揺らしながら広げたままの紙を少女に返す様に差し出してた
問い詰め、答えを促す色には怯えも怒りの色も無く飄々と草原を吹く風の様に、自由

「…………ま、適当に言うと友達に会うために、だな────嘘はついてねぇぜ?」

「俺様は召喚時に嘘をついちゃいけネェ契約を結ばれちまってよぉ…つけねぇんだ」
「そもそも人間共のイザコザには興味がネェしなぁ…が友達の事なんでボカす」
「もちろんよぉ、黙って立ち去るっう選択肢もあるが…気に入ったからサービスだせぃ?」
「俺の言葉を聞いて、何を思い考えるのかしらねぇが……ガンバリなぁ…えっと」

「ヒーランが駄目なら……ひょうりん☆?」

ちなみにネーミングセンスは友達に譲りな悪魔でした。

/すいません、ちょっとやる事に追われて居て…飛び飛びにしか返せないかも
154 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 15:16:30.98 ID:zxwoy55AO
【とある街中の坂道】

誰かとめてぇぇぇぇぇぇぇえええええ!!!!

【そこは学生達の何気ない日常のワンシーンだったり、よくある恋の物語の出逢いの場だったりする場所。】
【偏見を以て書くが、和歌山県ではみかんが転がり、青森県ではリンゴがよく転がり落ちる。】
【香川県ではうどんが流れ落ち、埼玉県では………………。!?】

いたいッ! 痛すぎるぅぅぅぅぅぅううううう!!!!

【この世界では……。少女が猛スピードで転がり落ちていた。】
155 :【窺知欺く幽幻の陽炎】[sage]:2011/08/18(木) 15:55:58.79 ID:PSMpKE6t0
>>154

【どこからかふらふらと現れる紳士風の男】

いま悲鳴が聞こえたんだがな.......ってなんだい!?

【どうや、悲鳴を聞いて現れたらしい】
【幸いにもすぐに坂から転がり落ちている少女を見つける】
【そして、少女が転がる先に構えて止めようとしたのだが……】

ぐはっ!

【少女を上手く止めたが】
【代わりに自分が坂を落下し始めた】

/まだいますかね?
156 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 16:04:02.75 ID:zxwoy55AO
>>155
【何かしらの壁にぶつかる覚悟をしていたが……】

あれ?

【当たる感触は肉。うん、誰かしらが助けてくれたらしい。】
【御礼を言わねばと自分の周囲を確認するが誰もいないではないか。】
【ふと坂道の下を見ると落下する男】

うわああああ!!

【必死に追い掛けるも残念ながら間に合う様子は無いだろう。】

/いるんよ
157 :【窺知欺く幽幻の陽炎】[sage]:2011/08/18(木) 16:08:18.82 ID:PSMpKE6t0
>>156

【結局坂の下まで転がり落ちてしまう紳士】
【落ちてしばらくは無言で動かなかったが】

坂を転がり落ちるって言うのはなかなか痛いもんだね......

【じきに立ちあがると、体についたほこりをぱっぱと払う】
【しばらく腕を軽く回したりした後】

おーい、お嬢ちゃん大丈夫かい?

【と、少女の方に近づき声をかける】
158 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 16:14:12.58 ID:zxwoy55AO
>>157
【今度は転けないよう坂道を駆け下り、青年の下へと向かう。】
【彼女は、大丈夫ですか? と声を掛けようとした矢先、相手から同じ台詞を言われ、】

うん。私は大丈夫。だけどお兄さんの方が怪我は酷いのでは?
大丈夫?

【自身の服を見ても破れている様子もない。】
【それに以前行った戦闘行為の結果に比べるとマシで、一見普通の人間に見える青年の方が心配であった。】
159 :【窺知欺く幽幻の陽炎】[sage]:2011/08/18(木) 16:19:35.81 ID:PSMpKE6t0
>>158

【なんともなさそうな少女を見ると、ほっと一息】

あ、大したものではないと思うけど......

【肘と膝の辺りがすりむけているだけだったが】
【脛の所には、坂を転がっただけでできると思えない傷があった】

まぁ、お嬢ちゃんに怪我がないならいいさ

【少女に笑顔を向けると、ふと少し考え込み】

ところで、お嬢ちゃんはどうして坂を転がっていたんだい?

【と、自分の疑問を少女に尋ねる】
160 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 16:26:44.97 ID:zxwoy55AO
>>159
【肘と膝の辺りの擦り傷。少年時代なら日常茶飯事のことであり大丈夫だろう。】
【だが脛の怪我。これは納得出来ない。教えて貰えるかどうかは兎も角、気になったので聞いてみようとするも、】
【相手から飛んでくる質問により疑問を一時的に飲み込む。】

バナナの皮で滑って……

【口元を歪めながら恥ずかしそうに話す少女。バナナの皮って滑りやすいよ?】
【自分の体温が上昇していくのがわかり、紛らわす為にと、】

私のことはいいから。
その脛どうしたの?転んだ怪我じゃないよね? 大丈夫なの、それ?

【早口で質問し返した】
161 :【窺知欺く幽幻の陽炎】[sage]:2011/08/18(木) 16:30:50.70 ID:PSMpKE6t0
>>160

そりゃあ災難だったね

【少しおかしくて口元が緩んだ】
【だが、次に出た言葉を聞くと顔をしかめて】

それは出来れば聞いてほしく無いな.....

【と、苦笑でごまかそうとする】
【素直に答えてしまうと、その理由を話さざるを得ない】
【となると、間違いなく少女に軽蔑される】
【そう考えて、答えは言わなかった】
162 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 16:37:26.79 ID:zxwoy55AO
>>161
【初対面の人間に話せるほど軽い話ではないか。何かしら重い出来事があったのだなと、表情には出さず心の中で思う】


興味本位だけで聞くけど話せない理由は?

【誰かに狙われているなら不殺同盟としての出番だ。そうで無くとも相談に乗るくらいは可能であり、】
【相手の心境は解らないし、土足で踏み込んでも駄目。質問するのは内容では理由。】

あ、尋問じゃないよん

【とつけ加えて。】
163 :【窺知欺く幽幻の陽炎】[sage]:2011/08/18(木) 16:40:03.63 ID:PSMpKE6t0
>>162

プライバシーの保護、かな?

【ウソは言わず、かといって真実につながりそうなことも言わない】
【煙に巻こうとしている】

ま、お嬢ちゃんみたいな子が尋問なんてできないだろうね

【曖昧な笑顔を浮かべる】
【どこまでもごまかす気らしい】
164 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 16:49:48.69 ID:zxwoy55AO
>>163
【どうも本人に口に出したくない意識が見える。】
【自分は押しが弱い人間だったかな?、と頭を掻きながら思い返すもそうでもなかった。】

それならいいんだけどね。どうしても自分の力でなんとか出来そうになかったら他人を頼るのも間違いでは無いと思うよ?
話を聞いてくれる組織だったら……。『不殺同盟』とかいう所がオススメかも
余計なお世話かも知れないけどね

【ちょっとした演技。誰彼構わず場所を教えるなとリーダーに言われた為、さも関係も無いように組織名を伝えておく。】
165 :【窺知欺く幽幻の陽炎】[sage]:2011/08/18(木) 16:52:47.56 ID:PSMpKE6t0
>>164

いや、別に追われてるとかじゃなくて私の不手際みたいなものだから

【何やら誤解をされているようなので】
【多少慌てて弁明する】
【相手にその必死さは伝わるだろうか】

まぁ、その気持ちだけもらっておくよ

【しかし、折角心配してもらったのを完全に無碍にしたく無いとも思い】
【笑顔で感謝の意を表した】
166 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 17:02:06.93 ID:zxwoy55AO
>>165
不手際でも何でも。人間一人じゃ生きていけないものよ

【上に向けた人差し指を振りながら相手の目を様子を窺う。】
【この出会いがどう繋がるか、または途切れるのかはまだ解らないが、負のイメージを背負った青年の顔は彼女は忘れないたろう。】
【そういえば彼女は目的地に向かう途中だった。】
【有意義な寄り道だったがこの辺りでと、靴を鳴らして道へ進み始める。】

止めてくれて有難うね

【ひらひら、と手を振りながら――――】
167 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 17:37:26.47 ID:hoXSfg2go
>>151
/アングルによって壊れっぷりが違うとか!
/ひとえにこちらの不注意ですのでお気になさらず…!!

>>149
【それからすぐに目を覚ました猫耳男。
ケガをおして救護活動を続けていたが、救護班の到着とともにそこを立ち去った】

【エンヴィ・クロウリーの遺体を捜そうとも思ったのだが、まだ戦いは終結しきっていない。止められる戦いを止めなければ。
おそらく折れているであろう腕を隠すようにして引き上げていった。

局内で偶然拾った、こわれかけのメガホンを手に、大声で叫びながら歩く。
さきの放送を知らなかったものにも、この顛末を知らせ、戦いを完全に終結させよう。そう思ったのだ。
片手で、倒れたものに手を貸したり、あるいは不意をつこうと襲い掛かるテロリストに応戦したりしながら】

オアシスの総帥は死した!
世界滅亡の野望は砕かれた!
もうやめるんだ、戦いは終わった! 

/…あ、あとモニターのくだりはなかったことにorzorzorzorz
168 :【窺知欺く幽幻の陽炎】[sage]:2011/08/18(木) 18:12:43.41 ID:PSMpKE6t0
>>166

なるほど、覚えておこう

【年下の少女にいただいた言葉に】
【微笑みを返しながら】

次はバナナで滑らないようにねー

【と、冗談混じりの事を言った後】
【楽しげにその場を去って行った】

/かなり遅れましたが絡み乙でした!
169 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/18(木) 18:15:41.85 ID:zxwoy55AO
>>168
/乙れした!
170 :【????】[sage]:2011/08/18(木) 18:51:45.65 ID:1cLoSlLEo
>>167
【そのメガホンを手に、大声で叫びながら歩く【月光官能】を空から俯瞰する男たちが居る】

??「つまらなそうな顔じゃの、主よ」
「なに あまりにも 下らないことを吹聴して歩いているものだと思ってな」

【主と呼ばれた男は、本当に、心底つまらなそうな顔でソレを眺めている】

「まぁ 誰某が死んだ などというのは どうでも良い話だが」
??「総帥とか言う肩書きなのじゃからそれなりの実力者なんじゃとおもうがのぅ……」
「そんなことは 本当にどうでもいい 他人が捌いた食材には興味もないしな」
??「やれやれじゃな。して、なにが下らないのじゃ?」
「ん? 世界滅亡の野望を砕いてどうする?」
??「良いことではないのか?」
「砕かれた野望は 欠片となりて周囲に降り注ぎ 種となりてそこに根付き いづれ同じモノを芽吹かせる」
??「……なぜそう言えるのじゃ?」
「経験則の一つだな 野望を[ピーーー]のならば 残さず余さず 飲み干し糧とするしかなかろう」
??「じゃがまぁ、良いのではないか? 一時の平穏というやつであろう?」
「まぁ 正直 私にとってもどうでもいい些事に過ぎんしな」

【そう、男にとって全ては些事】
【今現在、自らの身体が劣化し続けている事すら些事なのだ】

「それに 戦いは終わった というのもな」
??「?」
「戦いは終わらぬよ 永遠にな」
「始まりは終わり」
「終わりは始まり」
「全ては相克し螺旋する 円環の理」

       アゾット・フォーマット
「それは『始まりと終わりの規格』たる 私とて 例外ではないのだからな」

??「――つまり?」

「何かを『無くす』という行為は 不可能なのだよ」
    アゾット・フォーマット
「例え『全ての初期化』を用いたとしても な」


【男はそう言い、そのままその中空から適当な足場へと降り立つ】
【その肩には一羽の梟】
                  シタイ
【そして、その手には新鮮な『食材』】

【男の夕食は始まったばかりであった―――】


/ソッロール!
171 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 19:06:04.46 ID:18KCr5fAO
【街中】
【もくもくと煙を吐き出す元テレビ局をぼんやりと眺める青年が居た】

…やれやれ、終わったか

【普通の青年だ】
【黒髪、髪を普通に伸ばし普通にTシャツとジーンズを着ている】
【…と特に特徴のない「地味」丸出しな格好の青年である】
【ただし今の彼は少し普通ではない】
【着ている服は泥にまみれ血に汚れており】
【彼の足元には無数のテロリストだと思われる者たちが倒れているのである】

…さすがに疲れたな
やれやれ…ふぁ〜ぁ…

【大あくびする青年は普通の面持ちであった】
172 :【無貌欺神】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 19:14:07.02 ID:9MnPWz2u0
>>171

「君は人を殺したことはあるかい?」

【などと血まみれの背後から見知らぬ声がする。
 その方向を振り向くと黒衣の神父服を着込む男がいた】

「かといって、どうとでもないけどね」

【青年が普通の面持ちならば、彼も青年と等しく普通の顔持ちであった。
 それはそれは、まるで作られたかのように普通の顔であった】
173 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 19:19:37.74 ID:18KCr5fAO
>>172
…腹減ったな…牛丼でも…ん?

【腹をさすっていると背後から声がかけられる】
【その声の持ち主を見るために振り返り】

(…神父?)
(懺悔はないんだがなぁ…)
(…まぁいいや)

いや一回もないよ
というかだな、どこから見ても普通の一般市民である俺が殺人という重犯罪をやれるように見えるのかあんたは
見えるのならさっさと眼科に行ってこい

【ため息を吐き出し】

…ってどうとでもないのかよ

【再びため息を吐き出した】
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/08/18(木) 19:39:53.21 ID:siIXB8W3o
【廃墟】
【いや、廃墟には違いないのだが】
【数時間前まではコンクリートジャングルが広がっていたこの廃墟街は】
【いまやコンクリートの瓦礫が広がる平地となっていた】
【そのほぼ中心部、不自然に綺麗なまま残った公園のベンチに座り込む少女が一人】

うう・・・・これ、やっぱり貴女がやったの・・・・?
そんな!ダメだっていつも言ってるじゃない!
違うもん、わたしはそんな・・・・・!

【これまた不自然に、「見えない誰か」と会話するように、身振り手振り付きであれこれ喋っている】
175 :【壊虐之鎚】感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/18(木) 19:41:10.47 ID:siIXB8W3o
>>174
//名前入れ忘れたっていうね
176 :【無貌欺神】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 19:41:34.26 ID:9MnPWz2u0
>>173

「ではそこに転がっているものは?」

と彼は言う。
どうやら足元に転がっているものたちをさしている様だ

「ただの気絶ならいいのだがね」

などと肩をすくめている
177 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 19:46:20.37 ID:18KCr5fAO
>>176
ただの気絶だよ
殺しなんか頼まれたってやらないね

【心底嫌そうに顔をしかめる】

ちょっと強めにスッ転んだ程度だ
あとはセイギノミカタ連中に任せるさ

【肩をすくめる】
【確かに青年の言う通り死者はなさそうだ】
【所々でうめき声が聞こえてくる】

それで?
あんたは俺に何か用かい?
用がないなら帰りたいんだがな、腹も減ってるし疲れてるんでね

【首を傾げて首のストレッチ】
【パキパキと青年の首の骨が鳴った】
178 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 19:48:03.11 ID:fqHIya7IO
>>142

っ!

(鷂子穿林を避けたか…!)

【一秒にも満たない刹那の時間。】
【互いの位置が入れ替わり、女のタックルが相手を掠めた。】
【素早く振り返り、追撃の双掌打を放とうとするが、】
【その時点で互いの距離は空いている。】

【まだ近いが、しかし、八極拳使いとっては「遠い」。】

…今の体捌きは…

【構えを解き、女は考える。】
【正中線からワザと打の位置をずらし、こちらに体軸の主導権を与えない。】
【そして、浸透勁=B】

【外ではなく身体の「中」に、傷をつけずに直接氣を叩き込むその拳は…】

なるほど…だいたい分かったぞ。

いや、驚いた。実物を見るのは初めてだ。

…真意気功百花繚乱%V真拳…

【「君はその使い手だな?」】
【女は乱れた髪を整え、そして真っ直ぐ相手を見つめながら言葉を紡いだ。】
【別名「傷を見ぬ拳法」。過去に名前だけは聞いたことあったが、】
【しかし、その使い手と会うのは始めてである。】

噂では…「氣」を組み込もうとした格闘家はどちらも病死したと言われているが…
その二人が死んだことで「失われた」暗殺の拳法がどうしてここにある?

【その二人のことは詳しく知らないが、「存在」だけは知っている。】
【他派のことにも興味があった彼女は、自分で調べ、そして妙に印象に残っていたのだ。】
【相手を見つめる瞳は、やはり楽しそうで、同時に、練られる『氣』の量が増えていた。】


/返しときます!
179 :【無貌欺神】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 19:55:54.75 ID:9MnPWz2u0
>>176

「本当に…気絶しているだけかな?」

【神父はそう笑うとキョロキョロと辺りを見回す。
 何かを探しているように、やがてその探し物は見つかったようだ】

「たとえばこの方とか」

【そういって一人を拾い上げる。それは人間だったもの、生きていたものと言ったほうがいいかもしれない】

「どうやら『運悪く』『強く頭を打って』『死亡したらしい』」

【そういって拾い上げた人間の背後を見せる。
 壁にでも何かに強く打ち付けたのか、頭部の裏側が陥没している。
 それはもう目に見えて死んでいたのかもしれない】

「まぁ君が気に病む必要はない。ビニールでも踏んで転んだのだろう。
 その際運悪く体質的な怪我を負い、おれで死亡した。どう見ても事故さ。誰もがみて事故であるわけではないが」

【そういって男は十字を切りながらも、君に微笑む】

『君は悪くない』
180 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 20:08:39.67 ID:18KCr5fAO
>>179
…そいつは…

【神父が持ち上げた遺体を見る】

…テロに巻き込まれたのか


【黙って遺体に向かってパンパンと手を叩く】

(…弱いな、俺は)
(わかってはいたけどさ…)

…あんたが俺の罪を決めるなよ
俺の背中だ…俺が俺を許せなかったら勝手に背負うさ


【目を閉じて黙祷】
181 :【無貌欺神】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 20:15:10.95 ID:9MnPWz2u0
>>180

「さて…果たしてこのテロの目的は何だったろうね?」

【多分知る由はない。知る方法なんてないのだ。
 この遺体の死因は間違いなく激突によるものである。鈍器と同じものだ。
 だが、例えば。
 適当に生きていた人間を拾い上げ、今しがた死体を作り上げたのなら。話はどうなのであろう?
 この男は運が悪かった、たったそれだけ】

「おそらく、目立たない路地裏にも。そこで気絶しているという男達も彼と一緒なのだろうね」

【彼というのは言うべくなく、死体である】
182 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 20:20:55.20 ID:18KCr5fAO
>>181


【目を開き神父を見る】

…さあな
俺はテロリストじゃないしテロリスト志望でもない
テロの目的なんか知りようがないさ

【息を吐き出し…神父をじっと見る】

…それで?あんたは何が言いたい?
俺はあまり気の長い方ではないし意味のないおしゃべりをついさっき出会ったばかりの神父さんと楽しむ趣味もないんだ
…前置きが長すぎだぜ、神父さん
そんなしゃべりじゃお客は飽きて帰っちまうよ
183 :【無貌欺神】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 20:29:04.66 ID:9MnPWz2u0
>>182

「それは失礼した。
 神父というもの話を聞く職業でね」

「だから情報を。テロの影響か知らないがね。あのあたりの地盤がゆるいんだ」

【そういってあさっての方向に指を刺す。この辺の地理があるのならそこはかつてビル街であった場所だ。
 いまはそこには高低のある二つのビルしかない】

「ハンマーの要領でガツンとやるとね、軽い地割れが発生するんだ。
 ちょうど低いほうのビルの真下あたりに」
184 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 20:36:46.09 ID:18KCr5fAO
>>183
…はぁ!?

【神父の話を聞いてぎょっと神父が指差す先を見る】

何さらっととんでもない話をぶちかましてんだあんたは!
…とりあえずビルの中に人が居るなら避難させないと不味いな
…やれやれ

【重いため息を吐き出しがしがしと自分の髪をかき混ぜながら歩き出す】
【行き先は…神父が指差す先】

おい、あんたも来てくれ
あんたが出したネタなんだ、最後まで付き合えよな
185 :【無貌欺神】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 20:42:38.63 ID:9MnPWz2u0
>>184

「思うに奥の手だったんだろうね。アレさえ使えば9割の人間は滅んだと思ったよ」

【そしてその後をついていく】

「最後まで付き合うさ」
186 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 20:46:47.41 ID:18KCr5fAO
>>185
めちゃくちゃやりやがるな…いやテロリストに常識を求めるのが間違いか
…やれやれ、何で俺がこんなことを…

【ぶつぶつと恨み節を呟きながらビルに向かっていった】

【ビル前】

…さて、と
…どうする?
まさかいきなり「ここは崩れますよ〜」なんて言っても聞いてはくれないだろ

【まさかの丸投げである】
187 :【無貌欺神】@wiki[sage]:2011/08/18(木) 20:50:55.59 ID:9MnPWz2u0
>>186

「さぁ?でも生存者はいないんじゃないかな」

【などと彼も◎投げで気にする様子もない。
 戦闘があったのか、ビル前は瓦礫だらけである】
188 :【反塁打写】@wiki E:魔球火氷風[saga]:2011/08/18(木) 21:00:09.57 ID:18KCr5fAO
>>187
…先にそれを言えよ!
じゃあ何で俺たちはここに来たんだよ!崩れそうなビルの見学か!?
俺はてっきりここにまだ人が居るかと思ってだなぁ…!

【疲れから来ている怒りの赴くままにツッコミ連発】

…もうなんか、どっと疲れが…
帰っていいか?いいよな?
だって俺頑張ったもの、頑張ってテロリストいっぱい倒したもの
ビルの見学なんて意味不明な趣味も持ってない俺は今すぐ帰宅しても誰にも咎められないはずだ、違うか?

【肩を落としてうだうだと文句を吐き出す青年】

…やれやれ

【深い深いため息を吐き出し】

…も、帰るから俺
マジでしんどい…

【ふらふらと歩いていった】

/ごめん、急用が…
/帰ってこれそうにないからこれで
/乙でしたー!
189 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 21:27:21.51 ID:CBAC9qhs0
夜景が綺麗で、海の見えるどこかの公園

星空が煌めき、月が半分ほど出ている夜。
漣が穏やかな音色を生み出して、聞く者の心を落ち着かせる夜。

自販機付近のベンチに座り、目を閉じながらフルートを演奏している一人の女性がいた。
女性は上着もズボンも黒で地味であるが、きれいな金髪を演出する装置だと思えば問題ないだろう。

「―――♪」

女性が演奏している曲の曲調はすごくゆっくりで穏やかで。
夜の一部として存在していた。

/なんでも募集
190 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 21:33:21.36 ID:771qfoUP0
>>189
/いいですか?
191 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 21:34:37.12 ID:O5VB1M+x0
「あ、あのぅ…」

【虫一匹鳴いていない、静か過ぎる大通り】
【裏路地から、一人の少女がひょっこりと頭だけ出して、きょろきょろと辺りを見回している】

「だ、誰か…誰かー………」

【小声で呟くと、恐る恐るといった様子で、少女は路地から出てきた】

【右手に杖、背中に盾、腰に刀剣を吊るした少女だ】
【何か色々混ざりすぎて、方向性が見えない】

「うう…誰も居ない…」

【すると、少女の周りから声がした】

剣賢『テロの影響だろーなぁ』
平和{さっき、テロはもう大丈夫とか放送なかった?}
操作《みんなまだどこかに固まってるんでしょう…》

【数人の声がするが、少女の周りには誰もいない】
【声を発しているのは、少女が持っている杖と盾と短刀だ】

「どどど、どうするんだよぅ…」
剣賢『まぁテロはもう大丈夫なんだろ?大人しく家帰ろうぜ?』
「う、うん…」

【少女はきょろきょろと辺りを見回すと】

【すぐに裏路地に逃げ込んだ】

「無理無理無理無理、誰か、警察とか来るの待とうぜ?な?」
剣賢『だーかーらー、もう大丈夫だって言ってたろぉ?』
「でもさでもさ、まだ居るかもしれないじゃん?」
平和{…人が来るまで待つしかなさそうだね……}
操作《ですねえ…》

【そんなこんなで、少女はもう30分ぐらい、通りと裏路地をウロウロしていたのだった】
192 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 21:35:02.59 ID:dutDiR+20
>>178
「なっ……ーーー」
「(そんな、ウチの流派を知る格闘家が居たなんて……この人、もしや)」

動揺が顔に現れる、自分の拳は、文献の少なさ等が起因してるのか歴史的な拳法とは
にわかに信用性が無く、受け入れられず、知名度も乏しく、ただ似非格闘術と蔑まれさえもした
事実上、確固たる根拠で名乗れる拳法家は数少ないと言える
ーーー……口元を、少し緩める

「病死したその二人の拳法家に、娘が居たんですよ、随分小さい頃に亡くした為に」
「その娘は父母を認めない格闘家に見返してやりたい一心、文献のみを頼りに」
「氣の扱いを会得しました、でも、限界でした」

「その娘には才能が無く、受け継げた技はほんの一部、実質上、本物の百花繚乱天真拳は、失いました」

もう一度、前足を軸に、躯を独楽状に回す操体、旋体でからだを左斜め後ろに仰け反らす
右手は痺れて使えない、つまり今、守備の面も手薄く
攻撃に転じる他無い、彼女の背中に三輪と咲き誇る八枚花弁のコスモス
そして左腕に隠る“氣”

「でもーーー……“意志”は此処にある」

彼女は腰を低くし左手を後ろに添え、真っ直ぐな瞳で相手を見据える、そこからはまったく動じない
193 :【百花繚乱】[sage]:2011/08/18(木) 21:36:18.89 ID:dutDiR+20
>>178
/っと、すみませぬ、遅れましたッ
194 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 21:38:29.57 ID:CBAC9qhs0
>>190
/おkです
195 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 21:48:19.01 ID:771qfoUP0
>>194
/では

「綺麗です…」

【そこには少女が一人。夜景を見てうっとりしている】
【なんとも乙女な感じである】

『そうですねぇ』

【そして少女の近くで男の低い声が聞こえる】
【しかしどこを見回しても男性の姿は愚か人影すら見当たらない】
【実はこの男の声の主は少女の中に思念体として入り込んでいる霊なのだ】
【だから姿が見当たらないのは当然。声もどこかテレパシーのような不思議な響きがある】

「そしてこの音も…」

『こんばんは』

【少女が続きを言う前に男の声が女性に挨拶をする。少しムッとする少女】
【というか彼女達の存在は端から見ればかなり謎なものである】
【少女しかいないのに男の声も聞こえて、しかも少女はその男の声と談笑したりしているのだ】
【女性はそんな異様な人物の、しかも男の方に声をかけられてどんな反応をするのだろうか】
196 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 21:59:14.91 ID:CBAC9qhs0
>>195

奇妙な声の組み合わせに思わず演奏を止め声の方へと顔を向ける。
演奏中に声を掛けられたくはない。だがサビの部分まで入っていなかったから良しとしよう。

「―――演奏中に声を掛けるなんて礼儀に反すると思わないの?」

だが演奏中に邪魔などされたくないから棘のある言葉を、しかめ面で投げかける。
そして警戒。一つの体に二つの声。能力者なのは明らか。
だから何時でも攻撃できるよう演奏家として違和感のない構図を取る。
197 :【片眼変態】魔眼とか使います @wiki[saga]:2011/08/18(木) 22:00:05.73 ID:Jc3Bq/9vo


噴水のある広場
少女の様な風貌の女性


「………………」  カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ


右手に持った懐中時計は時を刻み
左手に持った誰かの右手は紅い何かを滴り落とす。

暁とは程遠い夜も更けた噴水のある広場。
噴水の縁に腰掛け、時を刻む二種類の時計を持って泣く。
何の為にその瞳を濡らしているのかは、例え左手に持った右手の持ち主でも分からないだろう。
─────何しろ、何も言わずに殺しただけなのだから。


//えぇ、殺し合い募集なんです。はい
198 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 22:00:26.85 ID:Jc3Bq/9vo
//名前間違えた。こっちです
199 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 22:06:54.97 ID:771qfoUP0
>>196
『怒られちゃいました』

「当たり前でしょ」

【少女からも起こられる男であった。少女は演奏を邪魔しないように静かに楽しんでいたというに】
【それとこの男。物腰は柔らかだが、最近礼儀作法に疎いことが発覚した】

「すみません…この悪霊、礼儀知らずで…」

『神無月さんは私の保護者ですか。そうですか』

(うぜえ…)

【男の尻拭いとして深々と頭を下げた少女に茶々を入れる男の声】
【果てしなくウザい】

『というかあなた。なに警戒してるんですか。確かに今の私の行動はあなたへの配慮が足りなかったかも知れませんけど』
『べつに闘おうとか、そういう訳ではないんですよ。というか神無月さんが闘えるわけないですし』

【相手の警戒に気付き闘ったりする気は毛頭ないと伝える男】
【ちなみに神無月、とは少女の苗字である】
200 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 22:10:40.79 ID:fqHIya7IO
>>192

真実みたいだな…?

…知名度は低いが…歴史ある流派だ。もっとも…それを受け入れない格闘家もいた…いや、大部分そうだったようだがな。

【相手の動揺は、直接事実を物語っているような気がする。】
【無論、女は半分確信を持っていたため、これは想定の範囲内であった。】

【しかし、同時にそれが信じられないという自分もいる。】
【拳法を納めていた二人がこの世から去ったという事実は、】
【拳法の終焉を示していると思ったからだ。いや、それは間違えていないのだろう。】
【使い手がいなかったら、流派は廃れる。しかし、そうだとすると、目の前の彼女は一体何物なのだろうか。】
【初心者の模倣で再現できる次元でないことは、女はきちんと分かっていた。】

…なるほど…

【左の「氣」と咲き誇る秋桜。】
【女はそれに視線を走らせながら、相手の話を聞いて頷いた。】

そうか…その娘が君か。…拳闘の意志を継いだわけだ。

これはこれは…会えて光栄だ。

【女は、それから少し黙る。じっと相手の目を見つめながら、短い時間に思考をまとめた。】
【言うか言うまいか迷っていた。初対面で自分の意見を言っていいものか迷う。】
【だが、思うことあって女は口を開くことにした。】

…まだ、君の拳には「迷い」があるな。

いや、言わなくても分かるだろう?
一番君自身が分かってるはずだ。今か、あるいはこれから先伸び悩む「理由」がそこにある。

その「問題」を克服しなかったら…強くはなれないかもな。

【その内容の真偽と、最終的な判断は相手に任せるつもりだ。】
【女は自分が思ったことを口にした。ただそれだけである。】



/すいませんこちらも遅れました…
201 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 22:20:38.10 ID:CBAC9qhs0
>>199

「悪霊…ね。大変だ事」

と冷淡に吐き捨て演奏に取り掛かろうとした矢先

眉がピクリと動く。
演奏を邪魔した分際でよくもまあ雑音を放つことができるのだなと
尤も、その雑音は至極まっとうなものなのだが。

「――うるさい。じゃあ何?
 戦おうというのではないならお話ししたいわけ?
 でも私は話をする気分じゃない。それでもお話したいの?」

202 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 22:22:19.46 ID:1UEU1Cwg0
すいません【蟇弧護法】さん

最期のレス貼ってもらえますか
203 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/18(木) 22:28:26.39 ID:s1eApCON0
>>202
了解、過去レスが見当たらないのでできるだけ再現して貼ります。
204 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 22:29:17.92 ID:771qfoUP0
>>201
「ええ」

【大変なのである。着替える時とか】

『怒らせちゃいました』

「もう黙ってください」

【例の如く少女にもピシャリと言われてしまう悪霊】
【ちなみに存在自体がいような少女だが、実は無能力者と殆ど変わりない】
【元々は手から一握りの灰をだすというだけのショボイながらも能力を持っていたが】
【この悪霊に憑かれてからそれすらも使えなくなってしまった。残念】
【で、悪霊は伝説的な魔術師なのだが、その媒体となる髪の毛がないのでやはり魔術は使えないのであった】
【体に霊が住み憑いているだけの普通の少女なのである】

「えー…なんかすみませんでした…」

【そして彼女に非は全くと言って良いほどないのに、今一度女性に謝る少女なのであった】
205 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/18(木) 22:34:01.83 ID:s1eApCON0
>>202
「っ!?」
【攻撃を回避して、矢を放とうとドアを開けた瞬間、ナイフが飛んでくる】
【青年は左腕でガード、チタンナイフが深く突き刺さった】

【すぐに青年はナイフを掴み引き抜いて、階段の方へと投げ捨てる】
【その後右手に作り出した光の矢を床へ落としダメージを送信】
【刺さった箇所からクモの巣のようなひび割れが発生して、ナイフの傷跡はある程度止血できただろう】

【治療を終えた青年はドアから少し身を出して射線から反れた少女の左肩の根元に一本矢を打ち込もうとするだろう】

/おかしな部分があれば指摘お願いします
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/08/18(木) 22:35:18.56 ID:ADfJ5sNSo
>>202-203
これ?

977 名前:【蟇弧護法】[sage saga] 投稿日:2011/08/17(水) 01:27:43.66 ID:edx6G1iN0
>>972
【開けた瞬間襲い掛かるガラス片、だが青年は何の行動もせずここから見える屋上の様子を確認】
【特に床に置かれた鉄球などはしっかりと頭に叩き込む、そしてガラスが目前の時】
【青年はドアを閉めた】

【これによりガラスはドアに当たり粉々に砕けるだろう】

【二回ガラスが割れる音を聞いたら青年はすぐにドアを開け、左手に生産された弓を使い、彼女の右肩の付け根を狙い一本の矢を放つだろう】
【確かに青年は怒っている、しかし、全くと言っていいほど、青年は緊張をしていなかった】



990 名前:【追尾死神】wiki参照[sage] 投稿日:2011/08/17(水) 01:41:29.39 ID:t82a+oAl0
>>977
【青年がドアを閉めた瞬間】
【チタンダガーを時間差で投げつける】
【青年の能力が弓矢を扱うものなら恐らく扉を開けた瞬間に射られると思ったのである】
【同時に扉から直線状ではなく幾らかずれた地点にサイドステップで移動しておく】



994 名前:【蟇弧護法】[sage saga] 投稿日:2011/08/17(水) 01:47:54.32 ID:edx6G1iN0
>>990
【青年が扉を開けて弓を放とうとした瞬間】

「っ!?」
【急にナイフが飛んでくるので左腕でガード、当然青年の左腕にはナイフが突き刺さる】
【顔をしかめつつもすぐにナイフを抜き取り、光の矢を生産、すぐに地面へ落としダメージを送信】
【矢が刺さった場所を中心にクモの巣みたいなひび割れが発生、青年の刺された傷もある程度止血する、後一回やれば完治だ】

【すぐに応急処置を終えた青年は屋上へ少し体を出して少女を確認】
【手に持った矢を彼女の左肩の付け根へと打ち込むようとする】
207 :【天翔飛竜】wiki参照2011/08/18(木) 22:40:54.35 ID:geGraufpo
「ここは変わった場所だな」

【一人の男が廃ビルの屋上から眺めている】

「世界というのはこうも広い… どこか兵はいないか」

【この男が背中に背負っている大きな十字の手裏剣はよく目立つだろう】

/模擬戦相手募集しまう
208 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 22:43:02.73 ID:CBAC9qhs0
>>204

「――そちらの方は邪魔しなかったから別に何も思ってない」

そう。あくまで女性が憤慨しているのは邪魔をした悪霊の方である。
今謝っている方は演奏中のマナーを然りと守っていたから良しである。
だから少しだけ表情が柔らかくなった気がした。

「…気を悪くしたなら謝るわ
 何か一曲、リクエストをどうぞ」

と気分を変えるためにオーディエンスにリクエストを要求した。
その際風で髪がふわりと揺らいだ。それに対して何をするまでも無くなされるがまま。
どちらかと言えば無表情に近い彼女の表情は怒りの色から平穏へと変わっていた。
209 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 22:44:30.24 ID:Jc3Bq/9vo
//>>197でさいぼ……と
210 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 22:46:32.81 ID:dutDiR+20
>>200
「(ぼ、僕が……迷っている?一体……何に、強くなれない……?)」
「(いや、もともと僕は、弱気で、才能無くて、虚弱で……そもそも強くなる素質なんて)」
「(違うッ! ……“強さ”ってそういう事じゃないっ)」

「ぼ、僕は……ーーー」

父と母の意思を伝えたいが為に、認めて貰いたいが為に、振るっている、己の拳を
戦って、単純に勝つ事が、力を持つ人間が強いのか?
迷いが有るなら、僕は何を決意しなければならない?
何が為に二つの拳は付いている?
僕は父と母の様に……ーーー強く、格好良くなれない、そんな劣等感に、自分に、自信を持てない
だから、だから、だから

「今の気持ちを述べるなら、貴女に勝ちたい、それだけです」

今は、勝ちたい、それだけで良い
すぐには解らない、だからがむしゃらにでも、振るってやる、全力を
ーーー……一歩前に踏み出した前足を軸に体を独楽状に半回転、前進しつつ、右腕で肘打ちを狙う
ように見せかけた更なる半回転、それは腰の入った、左腕を後ろに溜め、溜め
間合いの中でひたすら……ーーー溜める
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/08/18(木) 22:48:38.59 ID:geGraufpo
>>209
/絡みに行っておkですか?
212 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/18(木) 22:48:59.93 ID:SI9j6SyTo
【深夜の酒場は多くの人間が集う、疲れを癒すために】
【しがらみから開放され、良くも悪くも人の心は浮く】
【酒の力もあり談笑の渦であふれる世界だ。無論、羽目を外しているものも多い】
【そんな世界で一人、隅の席でひっそりオレンジジュースを飲んでいる女がいる】
【紫の艶やかな長髪、金色の瞳を支える凛とした目元、端麗な顔つき】
【…そして黒色の和服が彼女と交じり合い……本来ならば酔いどれ等に口説かれる存在であろう】
【しかし、彼女の周囲は静まり返っている。なぜなら彼女から発せられるオーラが人を寄せ付けない】
【時折、オーダーをおいていく店員も冷気にも似た空気に震えているほどだ……】
213 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 22:52:21.93 ID:771qfoUP0
>>208
「あ、ありがとうございます…?」

【別に悪霊のフォローなんてしたくはないのだが、ずっと一緒なのだから仕方がないのだ】
【しかし、この女性は自分と悪霊を切り離してみてくれている。いや、殆どの人がそうなのだが】

「いいんですか?………じゃあ」

【リクエストと言われても案外思い浮かばないものである】
【そしてリクエストしてみて相手が知らない曲だったらなんとなく気まずいのだ】
【だからメジャーなところでいこうと思う】

「Jupiter…とか?」

【夜の雰囲気には合うかもしれないが、笛の曲かと言われればそうでもないような】
【そんな感じの曲を選択した】
214 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 22:53:13.79 ID:Jc3Bq/9vo
>>211
//おkおk!
215 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 22:58:42.61 ID:geGraufpo
>>197
「………」
【無言で道を歩いている。その背中には巨大な十字の手裏剣が一つ】

(ここは、  なんてこと無い場所だが休むには丁度いい)

(        …誰かいる)

【向かう先には懐中時計を持ち泣く人間が一人】
【これを見て怪しまない人はいないだろう】

「     誰だ、そこで何をしている?  」

【大きくもなく小さくもない声で話しかける】
216 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 22:59:40.93 ID:1UEU1Cwg0
/これです!
>>206さんありがとうございます
両方共、特に違いは無いので>>205のほうに返します/

>>205
【ナイフは青年へ命中】
【しかし、青年の手に現れた光る矢が地面に放たれると傷は癒えてしまう】
【と同時に矢が撃たれた地面は突然老朽化したかのようにひび割れ出した】

(あいつの能力は一体どんなものなんだ?)
(傷……いや、被害を別のものに移したように見えたな)

【そんな事を考えていると、青年が手に持った通常の矢が自らに放たれる】
【まだ、比較的距離があるため避けることにそれほど造作は無い】
【それでも、この精々10m四方の屋上では距離を詰めるのもまた造作も無いこと】

(そろそろ、使うか……)

【少女が取り出したのは接着弾】
【数は5個、存在追尾で狙うは青年の持つ矢筒の中の矢】
【尚且つ左右に素早く投げることによって一直線上ではなく、左右から攻撃を仕掛ける】
【右から2つ、左から3つ】【1つでも矢同士を強力に引っ付ける程度のことは出来る】
【左接着弾3;2レス 右接着弾2;2レス】
217 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/18(木) 23:01:09.75 ID:siIXB8W3o
>>212
【ふと、女の横に黒い人影が立つ】
【黒いマントに背負った黒い大剣、くすんだ金髪の青年である】
【大柄とは言えない体躯に、賑わう酒場には不似合いな存在感】
【女の冷たいオーラとはまた異質な存在感を纏い】

お前は、異能を持つ者か

【女の色香ではなく気配に引き寄せられた獣の喉は、そんな乾いた唸りを上げた】
218 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/18(木) 23:05:12.21 ID:s1eApCON0
>>216
(弾切れを狙うか…!)
【矢を放った後、そう思考している内に少女が行動を起こす】
【彼女が投げた物は鉄球でも無く先ほどの爆発を起こす弾でも無かった】

【新たな危機を確認しつつ、青年は急いで屋内へと入りやり過ごそうとする、ドアは開けっ放しだ】
【壁に背をもたれつつ、青年は光の矢を生産して先ほどのナイフの傷を完治させようとするだろう】

>>206
わざわざありがとうございました
219 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/18(木) 23:07:20.52 ID:fqHIya7IO
>>210



【再び半身になり、女はじっくりと腰を据えた。】
【低い重心は、それだけで地面に根が生えたようにどっしりと、「構えて」いる。】
【そう。彼女は構えていた。右半身を相手に向け、左足を軽く後ろに下げただけで、もう臨戦態勢である。】

(…「弱い」…いや、「強い」な…)

(…拳に迷いがあるが…「眼」には迷いが無い……澄みきって、それでいて信念が読み取れる綺麗な目だ…)

…だが…

【「自信」】
【この言葉が非常に厄介だ。女はまた思考した。】
【相手の「拳」に迷いがあるのは、すなわち心に迷いがあるからだと思う。】
【定かでは無いが、見る限り目の前の人物は自分に自信を持てないでいるように思えた。】

…勿体無いぞ…

【思わず呟く。そう、勿体無い。ものすごく勿体無いのだ。】
【親譲りの才能と、不断の努力の成果は相手の足捌きに、拳打の速さに、そして何よりその『氣』に現れていた。】
【これほどまでに素晴らしい技術と能力を持ち合わせているのに、】
【劣等感でそれが食いつぶされている…ように思える。】

…ふむ…

いいだろう。勝ちに来い。全てを私にぶつけてみろ。

ただ…こっちだってそう簡単にはやらん―――――――――――神眼

【がち、と鉄下駄を踏み鳴らし、女は一言。】
【この段階で、彼女は相手に対して一つ、「あること」を行おうと思っていた。】
【ゆえに、少しばかりその布石を置くことにする。】
【「あること」の効果を高めるには、まずこの段階で自分が「全力」を出す必要があった。】

【練った『氣』その一部を自分の「右目に」流す。】
【動体視力、見切りの能力を格段に上げたそれで、女は相手を視界に捉えた。】

…遅い。

【素早く、右肘がこちらに遠ざかる瞬間、相手が半回転し、左手を後ろに持っていった直後に、右の手首を左手で掴もうとする。】
【通常なら、この短時間でそこまで動くのはほぼ不可能…だが、『氣』がそれを可能にした。】
【もっとも、それは一瞬だ。右目に流した氣は直ぐに散らさなければ、脳に負担がかかり、やがて視覚中枢が破壊される。】
220 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 23:09:21.67 ID:Jc3Bq/9vo
>>215

噴水が音を立てる。
虫が音を立て、ざわめき立つ。


「………」 カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ カチッ


「───人を………」

「─────人を、待っているんです」


顔をあげ、近づく男を涙を流す瞳で見返しながら、答えを返す。
さりとて、瞳の中に期待、羨望、失望、葛藤、希望、絶望、一切の色は無く
事務的に、無機質な瞳と、声色。
余りに非情に懐中時計は時を進め、左手の右手は滴り落とす 
221 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 23:12:46.92 ID:CBAC9qhs0
>>213

「…わかった。今から演奏するから大人しく、ね?」

言わずともわかるだろうとは思うが一応念を押しておく。
そして一度目を閉じ深呼吸したのち口を歌口へと持っていき
指をキーへと持っていく。そして始まるのは――

リクエストの曲の旋律。
笛の曲ではない気がしたがそれを感じさせないよう音色。
夜に適合している女性による、夜の旋律と演奏。

その姿は無表情なものでは無く、どちらかと言えば優雅なものを感じさせる表情。
演奏が続く。終わりを惜しむことなく、旋律は大気をふるわせる。

演奏終了のあと、一礼。そして、疲れを感じさせない無表情に近い穏やかな表情で尋ねる。
「演奏は、どうだったかしら?」、と
222 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/18(木) 23:13:39.44 ID:SI9j6SyTo
>>217
【グラスにオレンジジュースを注ぎ、それを飲み干す女】
【酒場というのに酒を飲まない理由は不明である】
【ただ、女は時計を気にしながら……グラスに唇を乗せていく】
【と、その時であった。自身の周囲に異様な気配を感じたのは】
【それはゆっくりと明確に自分に近づいていく、女は様子を変えずに気配を探ることにした】
【そしてそれは自身に声をかけてきた。低くそして深い声が自身の鼓膜を通じて感じられる】
【顔を向けた、そこには場にふさわしくない男がいた。わかるのはただの人間ではないということくらい】
【そう、異能者だとしても捉えづらい雰囲気を出していたのだ】

……何の用?あなたも異能者でしょ。

【女はそっけなく男をあしらう様に、グラスの中身を減らしていた】
223 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 23:16:42.44 ID:geGraufpo
>>220
「…」

(まるで人形 仕事柄こんなやつは腐るほど見たが慣れるもんじゃない)
(大切な物を、大切な人を失った時ああなることが多いが・・・)

「  人?ここでか?  だとしても何で泣いてるんだ  」
【感情の無い目を見て軽く危険と見始めている】

「 まぁ無理に答えなくてもいいが 」
224 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 23:19:47.29 ID:geGraufpo
>>223
ちょっと最後つけたし

【その女の持つ腕を見ても怖気つくことは無いが、言っていることの矛盾を感じている】
225 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 23:20:42.49 ID:1UEU1Cwg0
>>218
(そうするだろうと思ったぜ)

【手にあるのは投げる直前に隠し持った6つ目の接着弾】
【それに熱追尾を設定し開けっ放しのドアに向け思い切り投げる】
【接着弾がドアの中に入った瞬間、能力を発動し鋭角的な軌道を描きながら青年へと当てる】
【そんな想像をしながら、ドアに向けゆっくりと歩き出す】
【歩きながら取り出すのは1振りの機械刀】

(体が分かれても、回復できるのか……愉しみだ)

【左接着弾3;1レス 右接着弾2;1レス 中央接着弾1;10レス】
226 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/18(木) 23:22:59.35 ID:siIXB8W3o
>>222
【女の言葉を肯定と捉えた瞬間、男の持つ「異質な存在感」は】

・・・・・ずあッ!

【瞬時に明確な殺意となって女を襲う】
【スムーズな動きで大剣を手にし、壁も、グラスも、女も、全てを薙ぎ払う一閃】
【いや、一閃と言うには余りにも大雑把で破壊的な、剣の質量任せの横殴りの暴風】
【轟音を伴い酒場の空気をも一変させる一撃に、客も店主も従業員も呆然と顔を見合わせる他無かった】
227 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/18(木) 23:23:36.26 ID:s1eApCON0
>>225
熱追尾の弾の目標は矢筒の中の矢で大丈夫ですか?
228 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 23:26:10.37 ID:771qfoUP0
>>221
『わかってますとも』

「…………」

【何故お前が返事した】

【そして始まる女性の演奏】
【曲は少女のリクエスト通りにJupiterである】
【ホルストというイギリス出身の作曲家によって作曲された組曲『惑星』の第四楽章】
【Jupiterは『木星』の意である。主な楽器は管弦楽器。合唱曲としても広く親しまれている】

(綺麗…)

《聞いていて気持ちいいってこういうことを言うんですね》

【聞いていて気持ちいい。男の言った言葉は言い得て妙】
【Jupiterとは『快楽をもたらす者』という意味も込められているとか】
【そこらへんは元々神話や占星術を題材にしていることが由来である】

【と、聞き惚れているところ、何の問題もなく演奏は終了】

「凄い………です」

【何故かそうとしか言えない。最早少女の批評など必要ない】
【いいものには必要以上の言葉は不要なのである】
【ちなみに拍手はしている】
229 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 23:26:44.40 ID:Jc3Bq/9vo
>>223

「──私は───待って『いた』んです──」

なんとも妙に遠回りしているような言い回しをすると
一度は男に向いた視線を右手に握る懐中時計に落とし
其れを顔の真正面に運んできて………


「────でも、『  誰も  』  来ない」


懐中時計を────開いた。

と、同時に移り変わる世界。
否、変わったのは単調、単純、明快である。即ち、時間。 夜空。 星空。 紅い月の空。
夜空は、夜が明ける直前。即ち 『  暁  』 に染まり
女性の眼からは、更に多くの悲しみの涙が零れ落ちる。


「────しょうがない───しょうがなかった──」

暁に染まる空の下、少女の足元は照らし出され、見える。
見えるのは、人。 右手の欠落した人。 人?  辛うじて人。
何かに、怯えるように身体を縮めている女性。 うわ言の様に言葉を紡ぐ。
230 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 23:31:31.02 ID:1UEU1Cwg0
>>227
おkです
231 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 23:34:00.95 ID:geGraufpo
>>229
「 ほう…これがお前の能力か… 」
【待っていたというように少し微笑む】

(ただ戦っているうちにわかった、人の心の面白さ、哀れさ)

「 ─────それでやったのか、これを」

【足元にある『それ』を指差し、女の言葉の後に繋げるように言った】


「    お前は俺をどうしたい? まぁそんなこと聞くまでもない    」

【男は黙って手裏剣を二つ両手に握る】
232 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/18(木) 23:36:25.35 ID:dutDiR+20
>>219
「(この反応速度ッ……、さっきとは別人みたくっ……)」

不味い、自分とした事がたやすく機先を制されしまった、単純に此が格の違いと言うものなのか
自分の言った発言、勝ちたい、なんて笑えるね、きっと相手は手加減していたんだ
自分が弱いから、簡単に倒すのは面白く無いから
此じゃ、百花繚乱拳も……ーーー

「……ーーー違うッッ!!!!」

手を制されたならば足だ、操体、捻体だ上半身と下半身の捻りを用いる、右手首を掴まれた瞬間右前足を
相手の両足の間に僅かに入れる様に、踏み込む
そして手を掴まれた上半身を押す様に、捻ろうとし
下半身は相手の足が絡まる様に引いて、捻ろうとする
自分を“渦”だと思え……ーーー吸い込むんだ

「純、潔、調、和……ーーー三段六式百花繚乱天真奥義“渦巻秋桜”」

そして成功しようが失敗しようが解き放つ、咲かせた三輪の秋桜は連続技
掴まれた手首から無理矢理、衝撃貫通攻撃による氣の電流の様に骨たる内部に
ダメージを与え、そこから氣を込めた左掌打を脇腹に狙いを済ませ放つだろう
233 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/18(木) 23:37:59.00 ID:CBAC9qhs0
>>228

「…そう。ありがとう」

表情を見れば、自身の演奏の評価など十全に知れる。
目の前の少女は自身の演奏に高い評価を下した。
だが、自身の求めるものはこんなものでは無い。
演奏の場に居るものすべてを現実から幻想へと引きはがす様な演奏。
それが彼女の今の目標。まだ、現実の範囲で聞き惚れている程度である。

「――まだ、届かない」

不意に漏らしたその言葉。
憂いを秘めた表情は、月に照らされ彩られる。

「――幻想へ至るには何が足りないのかしらね」

とも言った。誰に言ったものでは無いが、誰かに言ったようにも見える。
234 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/18(木) 23:38:11.22 ID:s1eApCON0
>>225
(!? これは…接着剤に近い物か?)
【急に飛んでくる物は矢筒の容器へと当たる、外見を見る限り粘着性の何かのようだ】
【しかしこれでは矢筒は接着剤に押される力のせいで自分の足も押されている、このままでは移動が困難だ】

【仕方なく青年は矢筒を外して足元へと置く、矢を追尾しているのだろうか矢筒は勝手に壁に押されていく】

(…接近戦しかないか)
【青年は覚悟を決めて右手を背中へ伸ばし、左手に持っている弓を少女がいるであろう場所へ投げた】
【何も見ずに投げたが二mの長さの弓を回避するのは難しいだろう、当たってもダメージは無いが】
235 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/18(木) 23:41:30.88 ID:SI9j6SyTo
>>226
【女性はグラスに手をかける。男の存在をなかったことにして】
【しかし、グラスに手をかけると同時に金物が動く音が聞こえた】
【襲い来る暴風。破壊される壁、床、テーブル……周囲の客は沈黙し何人かは避難するために店を出ていた】
【……男が振るった刃の先には外に繋がる巨大な裂け目。無論男が作り出したものだ】
【そこには女性の姿はなく……まるで男が吹き飛ばしてしまったかのようであった】

【………よく見れば、テーブルの破片はまるで氷の結晶のように光っており】
【裂け目の付近にまで散らばっている。これは男の能力によるものなのか……】

【裂け目の先を見れば、一瞬光何かが路地を出て行くのが見えるだろう】
236 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/18(木) 23:41:43.56 ID:Jc3Bq/9vo
>>231

「私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。」
「私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。私じゃない。」

そう。
彼女は何も悪くない。
否。
そう思っていないと、彼女は崩れ去り、壊れ去り、自我も、超自我も、何も保っていられなかった。
最早、何を擁護するでもなく、自分の中の何かを守る以外の事を考える事が出来ないのだろう。


『ヴ………オオオオオオオオォォォオオオオオオオオォォォォオオオオ!!!!!』


震える彼女は何かを作り出す。
正確に言えば、地面から這い出して来る『何か』
もっと、正確に言えば、ゾンビが地面から這い出して来る。
這い出してきたのは、一人のゾンビ。 手に十字を模した剣を握ったゾンビである。
肉は腐敗し、骨が露出し、血は既に無く。
十字の剣のみが誇り高く、輝いているのであった。
237 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/18(木) 23:43:43.08 ID:I9Mza1I+o
【ここはテロが起きた町の、とある通り。
やや小柄な高校生…? が壊れかけたメガホンを手に、疲れた様子で歩いていた】

【ブラウンがかった黒髪、黒い瞳。日本人ぽい顔立ち。
ブレザーの上に、大き目の真紅のコートを羽織り、頭にはふさふさとした白銀のネコミミが生えている。
胸に十字架と喪章。肩にリュック。コートの下からのぞくのは脇差、金属製の小手、白銀のねこしっぽ。
一体何者だろうかという感じであるが、雰囲気はそこそこ柔らかい】

【ひとつ気になるところといえば、左手がだらりと垂れているところ。
コートの下の腕には応急処置として当て木がされているが……】

そろそろ帰ったほうがいいかもしれない……
本格的に痛くなってきた

【その上に微熱も出てきた。骨折のせいだ。無理をしすぎたのかもしれない】

/ヒト町でござる!
238 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/18(木) 23:47:36.86 ID:771qfoUP0
>>233
「届かない?」

【突然少し、否かなり意味の分からないことをポツリと呟く女性にキョトンとして女性の言葉を反芻する】
【何が、どこに届かないと言うのだろうか。それとも、もっと高次元的なことなのだろうか】
【はたまた、もしかして今の自分の反応に何か問題があったのだろうか】

『幻想へ至る…魔術でも使いたいのですか?』

【幻想、魔法、魔術に関してはそこらの人々とは一線を画すのがこの男である】
【なにせ『伝説の大魔術師』なのだから。正確にはだった、だが】
【そして記述が半端でなく遅れたが、少女からは黒くて純粋で膨大な量の魔力が溢れ出ている】
【それは見える人にはとんでもないように見えるが、見えない人には微塵も見えない】
【簡単に言えば、もんのすごいオーラを纏った少女が見える人には見えるわけである】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/08/18(木) 23:50:26.57 ID:geGraufpo
>>236

(なるほど、      狂人だ       )

【彼も馬鹿ではない、今目の前にいる人間が苦しんでいること、認められないこと、脆く崩れそうなこと】
【心理的な状況は読み取れているつもりだった】
【だが、わかったからと言ってそう簡単に修復できるものではない】
だからこそ 自分を守るために武器を持たなければならない

「能力というものは本当に怖いものだな」

(あのゾンビも何かしらの種ありだろう)
(迂闊に近づくわけにはいかない)

【両手に持った手裏剣は光を纏い始めた】

「とりあえず俺に全部ぶつけてみろ そんな簡単に死なねーけどな」

【戦闘準備完了。間合いを計り相手の出方を見ている】 
240 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 23:52:28.04 ID:geGraufpo
>>239
/名前忘れ
241 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/18(木) 23:53:36.67 ID:siIXB8W3o
>>235
【破壊した木目の先に標的を確認し、割れたグラスを踏み砕きながら再度剣を振るう】
【今度は裂け目に対して垂直に、重力もあって、先程よりも容易に裂け目を広げる事が出来た】

・・・・・・

【更に凍りついた破片ごと邪魔な部分を蹴り壊し、目標に最短距離で追い縋る】
【大剣を持っていてもこちらは男の足、追いつけば再度、背後から大剣を振るうだろう】
【・・・・最後まで逃げなかった店主は、腰を抜かしたまま黒いマントを見送っていた】
242 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/18(木) 23:54:34.29 ID:1UEU1Cwg0
>>234
(……どうなった?)

【接着弾がドアの中に入った後、特に動きが無い】
【と思ったら、突然青年の持っていた巨大な弓が投げつけられる】
【即座に持っていた機械刀で切り捨てようとする】
【現在の2者間の距離は大体5メートルほど】

(次、出てきたぐらいにはそこらへんのガラス片アーンド鉄球を使ってもいいだろう)
(もう奴に攻撃の手段は殆ど無いだろうからな)
243 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー[sage]:2011/08/18(木) 23:55:00.15 ID:pUj/jMqMo
>>237

…………
【なんだか街の雰囲気がおかしい。どうにも、荒んでいるような……】

……
【行ったことがある通りにさしかかる。やっぱりおかしい。前に来たときはあんなに賑わっていたのに。今はただ静かなだけだった。誰を見ても疲れていそうな表情をしていた】

……
【それからしばらく歩き続き、馴染みの姿を後ろから見ることになった】
【あの猫耳を生やした、あまり大きくない背中だった】

……
【しかし、その姿もなんだか疲れていそうだった。少しだるそうな感じだった】

……
【いつもなら抱きついて甘えるところだったが、それを我慢してゆっくりとその背中に近づいていく】
244 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/19(金) 00:00:52.39 ID:YtgCbl/S0
>>242
【投げつけた弓は驚くくらいにスパッと切れて消滅するだろう】
【その時青年は背中より革製の鞘で覆われた剣を引き抜く】
【その鞘を脱がせると、片方の刃が鉄で覆われた水晶の剣が出てくる】

【そして準備が出来たら、開いたドア前へと移動する】

【青年は仁王立ちのように両足を少し開いて揃え、右手には切っ先が地面に向けるように剣を持ち、左手にはクルクルと光の矢でペン回しをしている】
【彼の目は、「どう来るか?」と相手の全身を見るような視線をしているだろう】
245 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/19(金) 00:01:14.62 ID:qmugBAFFo
>>239

「私じゃない。」

女の一言と共に 「私じゃない。」 ゾンビが動く。
生前の名に意味など無い。 ただ、 「私じゃない。」 此のゾンビの生前は
『強かった』 それだけ  「私じゃない。」 である。


『ガァァァアァハァァァ 「私じゃない。」 ァァァアア………』

  不完全な体の勇士は 「私じゃない。」 漆黒の十字剣を両手で構えると

『────ガァッッッ!!!』

目の前に佇む男に向かって、一度剣を振るう。
振るわれた暗い剣から、相手に向かって黒い衝撃波が飛ぶ。
当たれば、大きく吹き飛ぶだろうし、大きな衝撃をその身に受けることになるだろう
246 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/19(金) 00:04:13.39 ID:s4ITWuIao
>>243
【疲れているときは物音に敏感になるもので】
【後ろから近づいてくる足音に、ややけだるげながらも振り向いた。
ただし、警戒の様子はなく、むしろ顔には笑みが浮かんでいた。
小さく軽い足音には聞き覚えがあったからだ。
はたして視界にはいったのは、白いワンピースも涼しげな少女の姿】

さばくさん、こんばんわ!

どうしたの、こんなところで……危ないですよ?
どこかに用事ですか? それとも、帰るところ?

【ヒトに抱きついて甘えるのが好きな少女のために、すこし身をかがめて問いかける。
周囲への警戒はしているものの、彼女に対してはすっかりと心を開いている様子だ】
247 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 00:04:27.47 ID:RIk69B9Y0
>>238

「魔術なんてものは使いたくない。私は人の身で、音楽を、音色を、旋律を、演奏を
 聞く聞く者に幻想へと至って欲しいだけ」

「だから演奏を魔術だなんて言わせない。だから魔術なんて使いたくない、そもそも使えない」

ノイズで自身の演奏を台無しにした男に対して嫌な顔をするまでも無く
ただ質問に答えた。

演奏家として口では説明しがたいが要約するなら
「演奏を聴いている者すべてを現実から引きはがし幻想へと引き込みたい」
ただそれだけである。

「先の演奏で幻想に引き込まれたりはしたかしら?
 いいや、していないでしょう。現実の範囲で「いい演奏」としか認識していないでしょう?」

自身の演奏が幻想へと至っていないからこその言葉。
248 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/19(金) 00:08:16.50 ID:+Dkaf/Ido
>>241
【………女性は裂け目から脱出し、ひたすら走っていた】
【相手の攻撃翌力の前では自身の戦術はあまり通用しないであろう】
【だが、それでも勝機自体はある。いずれにしてもあの狭い空間ではまともにやりあえないが】
【女が走っていくは街を抜け、川に向かっている。そこでならば自身の能力で戦える】
【女は後方を見た、既に男は追いついている。そして既に大剣を構え振り下ろす用意だ】
【女は振り下ろしをムーンサルトの要領で回避せんとバックステップを放つ】
【そして腰に挿してある二本のレイピアを抜き……回避に成功しだい、双剣による突きを放つであろう】
249 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/19(金) 00:09:01.86 ID:N5sbvdSIO
>>232

【ドンッ!!】
【ビリビリとした衝撃が、掴んだ手の「中」に駆け巡る。女は初めて、自分の骨が軋むの音を聞いた。】

あららら…折れるかもな…

【しかし、その手は離れない。足を絡まれかけるが、それより速く、女は右足を一歩下げた。】
【ガッチリと掴んだ手は、爪が食い込むほどの力を加えていた。】
【そして、思うことは「来るな」と。氣の動きが読める。直感的に、相手の練氣の流れを掴むことができた。】

(よし…頃合いか…)

(…この量なら…)

【ダンッ!!】
【攻撃の予備動作が見えた瞬間に、女は一歩下がった右足で震脚した。】
【鉄下駄が火花を散らす。踏み込みながら…】

…発勁











【相手の攻撃の「後」に、引き込みながら背中でのタックルを放とうとする。】
【もし直撃したら、突き抜けるような特異なダメージを受け、】
【さらに背負い投げを受けたように女の正面に投げ出され、地面に叩きつけられるだろう。】
【普通なら、その一撃は『氣』により高い威力を誇り、相手を立ち上がれなくするほどのダメージなのだが、】

(…こんなもんだろう…)

【相手は「ギリギリ」立ち上がり、そして戦闘不能にはならないでいられるはずだ。】
【もともと女の意図はそこにあった。攻撃する前から、腕を掴む前から決めていたことだった。】

(…「自信」がつくといいが…なあ?)

【脇腹の激しい痛みを感じながら、女はタックルが決まる決まらないに関わらず、倒れる。】
【相手の『氣』の密度と量。それが詳細に分かる彼女だからこそ、】
【「こちらが戦闘不能になるように、防御するための氣を調節する」という行為を行うことができたのだった。】

【端的に言えば女は「負けるために」タックルを放った。】
【ワザと負けるにしても、相手ほどの使い手ならそれを事前に悟られる可能性がある。】
【こちらが手を抜いた演技は、それがどんなに上手くとも見破られるだろう。】
【だからこそ、女は手を抜かずに攻撃した。「攻撃して」「負ける」】

【それに、「圧勝」するよりも、自分の力で、自らの本気で「ギリギリ」勝利を掴んだ方が、】
【より自信に繋がるはずだ。女はそう思っていたのだ。】
250 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 00:09:24.41 ID:IGCoa+D7o
>>245
(今のあいつに何を言っても通じないだろう)

ただ一心に 戦いに集中しなければ 死ぬ
それが今この男は感じた

「 いくぞ!」

【得意戦法は見切り この先いくつもある可能性を考察しその後、またその後と対策を練っている】
【ゾンビが間合い外で剣を振るう動作、これはこの距離でも攻撃できるという合図】
【攻撃が来ると思う同時にチャンスだと確信した】

すると 黒の衝撃波が襲う

(これなら避けきれる !)

【紙一重で衝撃波を避けたあとすぐにゾンビの方向へ走りメリケンのように持った手裏剣で殴りかかろうとする】
251 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー[sage]:2011/08/19(金) 00:13:41.83 ID:1BjeBCbgo
>>246
こんばんは!
【相手が振り向いてくる。やっぱりその姿は予想していた通りの人物だだった】
【思ったよりも元気な挨拶だったので、それに負けないよう声を出して挨拶し、そしてぎゅーっと抱き付いた】

……どうしてあぶないの?
【しかし、それもすぐに消えた。まず「危ない」という言葉が耳に入ったからだ。いつもの街なのに、危ない訳がないと思いこんでいた】
【それから、なんとなく相手が周りを気にしていることに気がついた。思わず周りをキョロキョロと見回した】
252 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 00:14:29.75 ID:vtA+SrV80
♪〜〜、♪〜〜〜♪
♪〜〜〜♪

【廃墟群】
【その中でも一番高く、廃墟群全体を見渡せる塔のテラス】
【そこで椅子に座って鼻歌を歌っている少年がいた】

〜〜〜〜♪、♪〜〜♪
♪〜〜〜〜♪……

【少年は黒い長ズボンに黒い長袖のパーカー】
【フードで顔を隠しているが、鼻歌から聞こえる声は少女のそれのようだ】

……飽きたな、茶でも飲むか

【そう言うと少年は椅子のすぐ側に置いておいたティーポットからティーカップに紅茶を注ぎ】
【香りを楽しむかのようにゆっくりと飲む】
【少年は此所に居座るようだ】

/殺し合い意外なら募集中
253 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/19(金) 00:14:59.90 ID:pcZwUEZW0
>>247
『魔術なんてもの…ですか。殊勝な心がけですね』
『しかし、あなたの演奏で本当に聞いている方が幻想に至ったとしましょう』
『で、それはもうただの『演奏』の域を出ていると思うんですよ。いわば音を媒体とした魔術です』
『まあ、あなたがそれを魔術と呼ぶかあくまでも演奏と称するのかは自由ですがね』

【やたらと饒舌な男であった】
【ただし、間違ったことは言っていない。つもり】

「え、あ、はい…」

【というか幻想へ至るってどんな感じなのだろうか、と考える少女】
【イメージは天国みたいなところに飛ばされる感じ。小学生か】
254 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 00:15:09.39 ID:/+TZWadv0
>>244
【―――沈黙―――】

(……どうくる……どうくる?)

【ドアの前に仁王立ち】【一気に攻撃を仕掛けてもいい】
【だが―――】

(出来ることなら確実に……)

【今考えているのは、如何にしてこの目の前の男をドアの近くから引き剥がしてやろうかという事】
【あまり、鉄球もガラス片も数多くは残っていない】
【下手に攻撃してこちらも攻撃手段を失うのは手痛い】
【とりあえず、足早に距離をとっておく】

(遠隔攻撃が出来ない野郎にとって、距離をとられることは出来るだけ避けたい)
(そうなれば、少しでも自分に近づいて来る筈)
255 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/19(金) 00:20:57.86 ID:1t0Fvscso
>>248
【女の背が近づく】
【5m、4m、3m・・・・そして剣のリーチの内側に】
【走るため両手で下段に構えていた剣を、左肩の上にまで掲げ】

おおぉッ!!

【無防備にも見える背に振り下ろした刹那・・・・女の背が瞬時に遠のく】
【袈裟に振るわれた大剣は地のみを削り、眼前にレイピアの切っ先が迫る】

ぐ・・・・ぬ!

【咄嗟に身を捩ると、一つの切っ先はマントの端を切裂き】
【また一つは男の肩を掠り、服の布と男の皮膚を裂き奪う】
【同時に、突きで伸びきった女の体に向かって大剣の腹から光が放たれる】
256 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/19(金) 00:21:02.21 ID:s4ITWuIao
>>251
【いつもどおりの元気なぎゅーに、ほっと癒される。

思えばあれから出ずっぱりだった。
医療班に負担をかけたくないからと、骨折を隠してしまったのも今更ながらに辛く、後悔していたところだが、一瞬それすら忘れた。
骨折部分にさわらなかったのは幸運だった、痛みにうめいて心配をかけたくなかったから】

ああ、昨日の夜からね、怖い人たちがたくさん暴れてたんだよ。
今も暴れてるヒトや、それを抑えようとしているヒトがいるかもしれない。

巻き込まれたら危ないから、うちまで送りましょうか?
ぼくもそろそろかえろっかなって思ってたから、遠慮はいらないですよ!

【頭をなでてあげたい気がしたが、ここはまだ危ない。
油断することになってしまってはまずいので、軽く頭をぽんぽん、とする程度にとどめた】
257 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/19(金) 00:21:41.48 ID:YtgCbl/S0
>>254
「………」
【相手が行動をしないのでこちらも沈黙して睨むだけの青年、だが】
【急に青年は鉄で覆われた部分を持ち何かを始める】

【まず右手で鍔に付いているコックノズルを回し、刀身が中心に沿って二つに分離、銃身と思われる物が現れる】
【そしてすぐに持ち手部分を稼動して、水晶の剣が銃と化した】

「………」チャキ
【銃へと変形させた青年はそのまま構え、少女へと照準を向ける】
【まだ引き金を絞っては無いが、照準が合ったら撃たれるかもしれない】
258 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/19(金) 00:24:09.34 ID:qmugBAFFo
>>250

『ウゥゥウウゥゥ……』

此のゾンビ、既に命は無いが考える脳味噌まで存在していないわけではなかった。
辛うじて移る瞳から見えるのは手裏剣。
ならば当然、身のこなしが軽やかなNINJAか何かだろうかと考えるが必定。
故に最初の一撃は牽制。 或は、ブラフ。
しかし

『ッッッッッ!!!』

未だ、戯言を呟く女性を背に、ゾンビは自分の考えの甘さを知る。
思っていたよりも速い。 其れはもちろん 相手が だ。
丁度良いタイミングで、返す剣を敵に叩き付けてやろうという魂胆は外れ
防御の体制に出るを得ない。
剣で手裏剣を持った拳を受け止めると同時に、片腕がボロボロと砕ける。
ゾンビなのだ。 不完全なのだ。 不滅では無いのだ。

『ガァッ!!!…… ワガ オウ ヨ』
『オカラダ を オかリ イたシ マす……』

大きくバックステップを踏み、未だ戯言を呟き続ける女性に話しかけた。
しかし、バックステップの影響だろう……足が砕け散っている………
ゾンビが女性にかけた言葉はその言葉の意味するとおりである。 即ち……


「……………この御身であれば、心配要らないだろう……さぁ、来い。 忍者よ」

砕け散った身体を見詰め、剣を剥ぎ取る女性。
その姿は、先ほどの勇士と同じ………同一人物である
259 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 00:30:23.92 ID:RIk69B9Y0
>>253

「……勝手に言ってなさい」

短めの言葉。
しかし、女性の言葉は男の発言である「幻想に至れる演奏は魔術」を否定できなかった。
男の発言は間違っていない。人の領域を超えたモノはまぎれもなく魔術。魔法。能力。

「だけれども、演奏を魔術なんて呼ばせない。
 演奏は演奏よ。魔術に至っていたとしても演奏と呼ばせるわよ」

と女性らしからぬ激情をあらわにしていた。
260 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー[sage]:2011/08/19(金) 00:31:36.82 ID:1BjeBCbgo
>>256
……こわいひと……
【怖い人と聞いて、素直に怖くなってしまった。余計に気になってしまう。抱きつく力が自然に強くなる】
【しかし、今も護ってくれる人がいる。目の前の猫耳少年と早く一緒に帰りたくなった】

……いっしょにかえろう
【ぽんぽん、と頭に手をおかれる。早く帰って思いっきり甘えたい。そんな思いが溢れてきた】
261 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 00:34:53.14 ID:IGCoa+D7o
>>258
「はっ 笑えねえ。 化け物か」
【にやりと笑う顔には冷や汗が一つ二つと垂れている】

(なんだ あの女、さっきまでと様子が違う )
(この雰囲気 空気感 ゾンビと同じ…ような )

今起こった状況を整理する

「びっくりショーかよこれは…  まぁ思うところ『憑依』  かな」

「お言葉に甘えて 先手…いただく!」

【持っていた十字手裏剣は光を纏いはじめる】
【それを一つ、剣を構える女に向けて放たれる 当たった瞬間に爆破するため、避ければ地面に当たり土煙が上がるであろう】
262 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 00:35:44.34 ID:/+TZWadv0
>>257
【なにやら、剣を弄くっていると思ったら突然剣が銃に変わった】

(さて……どうしたことか)
(素人だろうから弾切れのときに畳み掛けるか)
(剣を改造したもんである以上は精々3,4発で弾切れするだろう)

【自らも銃を取り出し1発の鉄球と1発の火薬弾を込め、一応牽制しておく】
【この距離なら何発入れたかは分からないが故に無駄打ちを恐れるだろう】
【無論、撃たれたときの為にもサイドステップで避けれるように準備しておく】
263 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/19(金) 00:38:47.99 ID:s4ITWuIao
>>260
……うん

【ぎゅっとチカラがさらに強まったとき、すこし腕の患部に手が触れた。
けっこう痛い。が、顔にも声にも出さなかった】

そうだね、いっしょに帰ろうか。
もうずいぶん遅いし。

【辺りを見回し、誰も見ていないのを確認し、小声で呪文を唱える。
次の瞬間、あたりの景色は雲の上のアジト前に変わるだろう】

/アジトスレ移動しますか?
264 :【砂漠外套】E:砂のマント、アームウォーマー[sage]:2011/08/19(金) 00:39:46.53 ID:1BjeBCbgo
>>263
/移動しましょう

265 :【月光官能】月の加護で強化 ○飛ばす @猫耳尻尾 E:喪章、籠手、十字架、脇差 あとメ欄[sage ナイフ(REM.、H.o.G、十字、MCK)、麻酔針ほかwiki]:2011/08/19(金) 00:41:13.93 ID:s4ITWuIao
>>264
/了解、落としてきまする
266 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/19(金) 00:42:19.66 ID:pcZwUEZW0
>>259
『ええ、勝手ながら言わせて頂きますよ』

【人が努力するのを妨害したいわけではない】
【女性の演奏を、思想を、否定したいわけでもない】
【これはただの忠告だ。取扱説明書みたいなものである】

『勿論、それはあなたの自由です』
『しかし、聞きたいことがあります。あなたの『幻想に至る』とはどういうことを指すのですか?』
『ただ『幻想に至る』のが目的なのか、観客を『幻想に至らせたい』のか。どちらですか?』
『演奏して、幻想に至って、それで満足なんですか?』

【男はつらつらと質問していく。答える義務はない】
【だが、答えなければ印象は悪いだろう】

「……………」
(話にはいれない…)

【そして少女はまごまごしていた】
267 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/19(金) 00:42:26.14 ID:qmugBAFFo
>>261

「……我が王の御身をあまり傷つける訳にはいかんのでな」
「早々に決着を付けさせて貰おう」

「────『覇ッ』!!!」

十字手裏剣が放たれた瞬間に憑依された女は剣を一振りする。
狙いは、同じ。
十字手裏剣に黒い衝撃波をぶつけ、軌道をずらすという目的の為に
衝撃波を飛ばし、十字手裏剣を弾く。

つまり、女性より少しはなれた場所で
 ドカァン
と、爆発するわけである。


「………なるほど……その光、爆裂の呪文でも掛かっている……という事か」

軌道をずらした直後に、女は剣を構えたまま男に向かって走り始める。
矢張り、ボロボロであったゾンビより速い。
268 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/19(金) 00:43:04.95 ID:YtgCbl/S0
>>262
「………」
【青年は銃を構えたまま動かない、絶対的な隙が出来たら打ち込むのだろうか】
【相手も動かないのなら青年はある行動を起こすだろう】

【青年は一瞬だけ左手を自由にして、また光の矢を生産、そのままダーツの要領で相手の銃へ目掛け飛ばす】
【この光の矢の効果はダメージの送信、青年が自ら傷つけた左腕の傷を送るのだ】
【狙うのは床に置かれている鉄球、彼女に近い物へと向かっていく】
【もし当たれば鉄球全体にひび割れが走るだろう】

/鉄球の大きさはどれほどでしょうか?
269 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/19(金) 00:44:50.93 ID:YtgCbl/S0
>>268
あっ、文章が変ですね
【そのままダーツの要領で相手の銃へ目掛け飛ばす】→【そのままダーツの要領で彼女の近くにある鉄球へと飛ばす】
でお願いします
270 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/19(金) 00:46:05.55 ID:+Dkaf/Ido
>>255
【レイピアの一閃は相手の体を裂くために傷口を氷結させる】
【そして女はすばやく後退し次の攻撃に備えんとレイピアの引き抜きを開始した】

……っ!?

【大剣から光が……女の体はその光に包まれる】
【ビームの類と思ったのだろう、女はなおその光線の射程から逃れんと相手に蹴りをいれんと足を伸ばし】
【勢いを利用し回避した……が光線自体は右足にかかってしまっていた】
【女はやや不恰好な体勢で着地し、右足をみるがなんともないことと見る】

………はったりではなさそうね。

【女は相手の能力の実態を知れずにいる。大剣というのは細剣相手には有効すぎて対抗策が取れない】
【おまけに+αか。正直勝ち目はないだろう。力の差は歴然である】
【おそらく後ろを取るのも難しい。女性は逃げる準備をせんと後方に摺り足を始めている】
271 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 00:48:02.37 ID:/+TZWadv0
>>268
/直径2センチ程度を想像してます/
272 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/19(金) 00:50:08.59 ID:u+doECJU0
>>249
奥義を誇る攻撃の後、よもや捨て身に等しい一打が襲い掛かるとはあまりにも予想外
ーーー結果、いとも簡単に、弾き飛ばされる


世界は広いなぁ


「がッ ぁぁッ ッッッッ!!!!」

その後は真っ白い、世界だった、投げられた?否、タックルか
吹き飛ばされ衝撃が肺奥から突き出る様な感覚、口元から血反吐が出る、鉄の味が嫌な口触り、もしや
まだ自分に意識があるのか?どうして?
首を少し上げて見据える、勝ったの……?

「けほッ………違う」

大体、単純に腕を掴むと言う行為事態、確かに理に叶った行為とも言えるが不可解にも思え。
彼女は防ごうとしたら、防げたのでは無いか?
まず、氣を込めたタックルで、常人一人意識を消沈出来ないなんて、おかしい
おぼつかない足取りで立ち上がり、倒れた女の前に近付く

「けほっ…………馬鹿、ですか……、拳の戦いに、情けはっ……無用です、よ?」

「解って……ます……、僕に、は…………っ、足りない……」
「自分を受け入れる事、……が」

膝を付き、整わない息を吐く、倒れている彼女に聞こえているのか、解らない
自分を卑下して、弱さだけを挙げて、卑下して、卑下して
結局、何も進まない
273 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/19(金) 00:50:20.72 ID:YtgCbl/S0
>>271
それでは最後の文を
【もし当たれば鉄球は鉄粉となるであろう】
に置き換えてください、いちいち変更して申し訳ございません。
274 :【百花繚乱】[sage]:2011/08/19(金) 00:52:19.35 ID:u+doECJU0
>>272
/っと、またPSPフリッて遅れてました……スマソ
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2011/08/19(金) 00:53:05.60 ID:IGCoa+D7o
>>267

「   やはり技も同じ。予感は当たり    」
(問題はここからだ あの剣は厄介だな… 遠近距離に攻撃できる )

先ほどより素早く 考える力を手にした相手

「ご名答。こんなアナログな能力でさっきのゾンビに対抗できるか不安だったが」
「 ───今のお前にはダメージは与えられる 」

【直ぐに段取りを組む 次の手…次の手… 考えてるうちに近づく敵】
衝撃波があるから後ろに引くことはNO 受け止めるのも無理

  ならば進むのみ
ついに背中の巨大十字手裏剣を手に取った

「  確実に当てるには これしかない   」

【こちらも重症覚悟で敵に向かって走る。光を帯びた巨大な武器を振り上げながら】
276 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 00:53:27.84 ID:RIk69B9Y0
>>266

「…後者よ。そして最後の問いには簡単に一言で言ってあげるわ
 それだけでは不十分とだけ」

素っ気なく簡潔に要点だけ述べる女性。
正直此処までの段階でしゃべり過ぎだと思っている。
だから少なめで言葉を構築していた。

「で、そんな質問をして魔術師様とやらは満足してるの?
 私は億劫で仕方ない。私の動機に近い事を知らぬ人間にどうして話す理由があって?」

星を見上げる。小休止の意味合いも込めて。

277 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/19(金) 00:59:59.74 ID:1t0Fvscso
>>270
(氷・・・か?)

【傷を負った際の焼けるような感覚の変わりに、冷たい感触】
【酒場の一件と併せ、女の異能は何らかの方法で氷を操る能力であるという推論に達する】

その右足、気を付けるんだな

【剣を持ち直し、いつでも振り抜けるよう腰に溜めてジリジリと間合いを詰めながらも】
【相手の行動を制限し、更に思考力を割かせるよう不安材料を与える】
【自らの攻撃が大振り過ぎる事、レイピアがその隙間を突くのに最適な武器であること】
【自分に不利な部分を把握した上で、少しでも隙を減らそうと手を尽くす】

(かつてであれば)

【ふと、思考が逸れる】

(かつてであれば、仲間が、この隙を埋めてくれていた)

【獲物を見据えるだけだった瞳に、わずかに違う色が差す】
278 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/19(金) 01:01:53.61 ID:qmugBAFFo
>>275

「ふ……ゾンビ………か」
「なるほど的を得ているが……貴様の攻撃が此の俺に当たるとでも?」

女は、口元にニヒルな笑みを浮かべて挑発する。
と同時に、やっこさんが巨大な十字手裏剣を持って走ってくる。
ならばっと女は口走り


「………『覇ッ』!」

大振りに剣を振るう。
斬撃は、黒い色つきの衝撃波へと形を変え、男の顔面へと向かう。
お気づきかも知れないが、此れも、ブラフ、或は目隠しとでも言うべきだろう。

衝撃波には色が付いているため、敵に近づいていけば一種の目隠しになるし
更に、そちらに集中させておけば……あの爆発を喰らわずに横方向から攻撃を食らわせられる……という算段だ。

その通り、衝撃波と女は似たようなスピードで奔っており
いくらか早く、衝撃波が男へと迫るだろう。
279 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/19(金) 01:03:46.77 ID:pcZwUEZW0
>>276
『ふむ。まあ、いいんじゃないですか』
『ただ、休憩も必要ですよ』

【ちょっと意味深なことを言って見せる男】
【これをどのように受け取るかは女性次第である】

『なんで満足するんですか。私はあなたの今後について聞いていたんです』
『だから動機なんていいんです。話すも話さぬも自由』
『……あなたが本当に演奏で幻想に至らせたいのなら、じっくり時間をかけることですね』

【急がば回れです。と男】
【大きな夢を急ぐと最後に致命的なミスを犯す。自分のように】
【これは男なりの心配と言う奴なのかもしれない】

「……………」

【少女は綺麗な夜景を見ていた。独りで】
280 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 01:11:44.97 ID:IGCoa+D7o
>>278

「 そんなもの無意味だ  今の俺は  お前しか見ていない」

【素早くこちらへ展開する衝撃波を見て完全に避けるのは無理だった】
【そこで 彼は顔を少しずらして右目を犠牲にした】

「ぐっ… これくらいは承知の上だ」

【衝撃によって動きは止まってしまったが残った左目でしっかりと敵を見つめていた】

「        …行くぞ」

【狙いを定め 強く 早く巨大手裏剣を投げつけた】
281 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/19(金) 01:12:11.79 ID:N5sbvdSIO
>>272

あー…折れてはないみたいだな…しかし…星が綺麗だ…

【どうやらヒビの二つや三つが入っただけで、特に右腕に支障はなかった。】
【それでも動かすのが億劫になるくらいしつこい痛みがあるのだが、まあ、ポッキリ行くよりはマシだ。】



ちょっと待てよ。

【女は目の前に来る相手を見つめ、それからゆっくりと立ち上がった。】
【落ちかけたコートを羽織り直し、乱れた髪を整える。】
【それから少女を見つめ、その話を聞いた。やはり、女の表情は無い。】

【が、―――――――――――次の瞬間、女は相手の胸ぐらを掴み、思いっきり広場の柱に叩きつけようとした。】




馬鹿はどっちだ!!!





勘違いするな!君に情けをかけたんじゃ無い!
自分で自分の才能を食いつぶすその行為を勿体無く思って「気づかせようと」しただけだ!!

私に何発の打を入れた?攻撃を直撃させたのはその感触で分かるだろう?
いくらこっちが氣の量を加減したとはいえ、それまで対等以上に渡り合ったのにどうして自分を卑下する!

いいか?いくら練習を積んでも、武術に対して天賦の才を持っていたとしても、それを活かす「自信」が無いと拳が死ぬんだぞ?
せっかく練習して、…「意志を受け継いだ」自分にどうして自信を持たない!!
胸を張れないなら格闘なんて今すぐやめろ!!

【胸ぐらを掴み、相手を柱に押し付けたまま女は珍しく自分の感情を直にぶつけた。】
【内面に宿した燃える炎を、外部に顕現させたのは初めてと言っていい。】
【少女を見つめる彼女の瞳は、ただ一色。「必死」であった。】
【何もかも捨て、とにかく一途に相手に分かってもらおうとした不器用さがある。】

【ただ一つ。「自信を持て」と。】
282 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki2011/08/19(金) 01:13:51.68 ID:ZBmMv5gSo
ケホッ ケホッケホッ
【テレビ局があった場所、そのガレキの山から咳が聞こえてくる】

「ん… ここはどこだ…?」
【少年は目を覚ましたようである】

「ッ!? 痛ッ」
(なんでだ? なにしたっけ…)

(あっ…)
【やっと思い出したらしい】

【少年はテロリストと闘っていたのだ】
【そして、テロリストがテレビ局を爆破して逃げようとしたのだが、無謀にも銃剣を持って突撃したのだった…】

(なにやってたんだろ… 結局、攻撃は当たらなかったし… なにが勇気だよ ただ、1人で暴走しただけじゃんか…)
【心の中で自嘲していた】

「って、あれ? まず、ここどこだよ!? 」
【ようやく意識がはっきりしたらしい】

「状況的に考えて… もしかして、ガレキの山に閉じ込められた??」
【やっと状況を把握したようである】
【少年がいる場所の近くはうまい具合に空間が出来てはいるものの人が出入りできる程度の隙間は見当たらない】

(ヤバい、これはヤバい しかも、テロの直後だからレスキュー隊がここに来るかも怪しい・・・・)

【少年は大声で助けを求める事にした】
「誰か〜 助けて下さ〜い ガレキに閉じ込められました〜」


/絡みまちです! 誰か…
283 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/19(金) 01:16:38.65 ID:+Dkaf/Ido
>>277
【相手の光線は直接ダメージを与える類ではないのは右足の感覚からわかる】
【となれば、相手の出方次第で光線の正体がわかるというもの】
【女は双剣を上段と下段に分けながら前に突き出すように構える】
【……相手が様子を伺っている。なるほど力任せに振るうタイプではないようだ】
【ならば勝機は見えた。リーチを考えると我武者羅に振り回せるほうが隙を突きづらいのだ】
【隙を見てつくというのは可能だが……相手の行動を探らねばいけない】
【と、相手の瞳の様子が変貌する。女の動体視力ならばそれくらいは見分けられた】

………あなた。なぜ私を襲う?理性はあるようだけど……
いずれにしても殺される覚悟がないものとは戦えない。いや、戦うに値しない。

【一応、聞いておく。答えはないだろうが……女性は少しでも時間を稼いで相手の痺れを切れさせる】
284 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 01:20:56.79 ID:RIk69B9Y0
>>279

「―――」

視線を星から少女の身体を借りた男へと移す

「ご忠告どうも
 その声色からは悔恨が浮かんで見えるわね」

そう。悔恨が浮かんで見えた。
声色も音色の一つ。自身が旋律に感情を載せるように。
相手は声色に悔恨を載せていた。

「―――おしゃべりもすぎたわ
 私はこれで返らせてもらうけどいいかしら?」

フルートを専用のケースに仕舞い、取っ手を握り、その場から立ち去ろうとしている。
285 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 01:23:26.10 ID:/+TZWadv0
>>268
【青年が鉄球に向け光る矢を投擲すると同時に、少女も鉄球[a]に向け銃から鉄球[b]を吐き出した】
【流石により近く、より速い少女の鉄球[b]の方が鉄球[a]を弾き鉄球[a]は設定通り青年に向け突き進む】
【と同時に、指に嵌めこんでいた1本のチタンダガーを青年に向け投擲する】
【チタンダガーは先程弾かれた鉄球[a]を存在追尾しており同じく青年へ向かって突き進む】
【鉄球1;2 チタンダガー1;2】

/また凍結お願いしていいですか/
286 :【死者は暁に踊る】 @wiki[saga]:2011/08/19(金) 01:25:27.27 ID:qmugBAFFo
>>280

「な…………に……!?」

目を見開く女。
当然、このような事態は予想だにしていなかったのだろう。
普通の人間であれば、避ける、守る、いずれかの行動が咄嗟に出てしまうだろう。
其処を、この男はさも当然の様に避けなかった。


「………矢張り、貴様も狂っていた……という訳か」

切り裂かれる身体。
女が振ろうとしていた剣は遥か遠く、決して届くものではなかった。
肩口からズバッと胸部にかけて切り裂かれた状態で……


「────ありがとう──」


憑依から覚めた女は、その言葉と共に、命のともし火と共に、膝から、崩れ落ちた。
周囲はまたしても夜の闇に覆われ、此の世は星空に満たされるのであった………


【死者は暁に踊る】 死亡……

//絡みありでした!!
287 :【蟇弧護法】[sage saga]:2011/08/19(金) 01:25:39.41 ID:YtgCbl/S0
>>285
了解しました、また明日の夜9時に解凍で大丈夫でしょうか。
288 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/19(金) 01:26:42.64 ID:pcZwUEZW0
>>284
『ええ、後悔しっぱなしですよ。私の人生なんて』
『でもどうやったら後悔しないで済んだのか、今でもわかりませんからね』
『絶対後悔するんです』

【声色に後悔が乗るのは必然ともいえる】
【なにせ折角の研究が一つのミスで全て台無しになったのだから】

「あ、はい。今日はありがとうございました!」

『それと、すみませんでした』

【立ち去ろうとする女性を見送る】
【特に引き止めることもなく】

/絡み乙でした!
289 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 01:27:10.03 ID:vtA+SrV80
>>282
ふぅ、やはり僕が入れた紅茶は上手いな
まぁ、振る舞う相手がいなければ上手くなっても意味がな……ん?どうした?

【少年が紅茶を楽しんでいた時に入って来たのは一匹の黒いカラス】
【それもただのカラスではなく黒炎で出来ている】

なに?向こうで下等生物が生き埋めに……?
全く、お前はよく問題を持って来てくれるな
まぁいい、暇潰しにはちょうどいいだろう

【少年がカラスに皮肉を言い】
【カラスが恐縮した瞬間にカラスが消える】

しょうがない、助ける位はしてやるか

『黒炎召喚』

『形状変化、ブースター』

【少年がそう呟くと】
【黒炎が少年の体に纏わりつき、何や加速装置のような物が背中に現れる】

よし、久々の塔出の遠出だ
力加減を間違えなければ良いが……
(パンッ)

【少年がブースターで加速した瞬間】
【音速を超えて>>282の方へ行く】

……ついたか、死ぬかと思った

『形状変化、メガホン』

おーい、誰かいるのか?いたら出てこい

【ブースターで浮遊しながらテレビ局全体に聞こえるような音量で言う】
290 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/19(金) 01:27:28.12 ID:1t0Fvscso
>>283
殺せる物なら・・・・・殺して見せろ

【以外にも、男は答えた】
【そしてその答えは、自信から来る驕りではなく】
【むしろ死を望むかのような声色だった】
【腰に溜めたままの剣の腹から、再び赤い光が漏れる】

異能を持つ人間を狩る・・・・・それは今やこの身に与えられた「生態」だ
故に、狩る

【「意志」でも「使命」でもなく、「生きるために必要な事である」と】
【淡々と聞かれたことに対して事実だけを述べる】
【男は握りを直すように刃の向きを変え、光の当たる位置を変えてゆく】
【結果、話す間に女と自分の間の地面に光で境界線を描いた事になる】
291 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 01:31:11.59 ID:/+TZWadv0
>>287
/おねがいします/
292 :【天翔飛竜】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 01:33:47.53 ID:IGCoa+D7o
>>286

【敵まで武器が届き、斬り裂き、倒れる】

【その間、男は一瞬たりとも目を離さなかった】

なぜなら

「目的を見失う訳にはいかないからだ」

【そう言うと残された左目の視線を亡骸から逸らした】

【そして歩き出す。いつも通りどこかへ。最後に聞いた言葉をしっかりと受け止めながら】


/最後までありがとうございました。楽しかったです!
/乙です!
293 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 01:43:25.74 ID:RIk69B9Y0
>>288
/乙でした!
294 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/19(金) 01:43:56.99 ID:u+doECJU0
>>281
「ぅ……ぁ!!?」

「……ーーーぁ」

胸ぐらを掴まれる、その様は冷徹そうな表情に張られた氷が一気に溶けた様で
其れは決して、生半端な怒りじゃない、もしかして
自分なんかの、いや、自分の為に、怒ってくれてるのか?
こんな体に傷を負ってまで、自分を捨ててまで、必死に、他人の為に、どうして、此処まで
出来るのだろう、どうして……

僕は、此の人と戦えて居た?
僕は、親を失ってから死ぬような思いをして、どれだけ鍛錬を積んだ?
僕、夢中になって、必死に戦って……ーーーそれで

「ッッ……格闘はッ止めたくないッッ!僕は、僕は怖かったッ、己の拳に自信を持ってッッ」
「それでもしも負けてしまったらッ……僕のッッ……僕の追ってきた背中を"ッッ」
「父上ど母上のッ、意志をッ、蔑ろにしてしまうんじゃないかッてッッ……!!」

「僕の中で父と母を、理想として、僕と比較してた」
「………ッでも、違うのは当たり前なんですよね、僕が得たモノは、僕のモノなんですよね」

「僕は、僕の弱さを、受け入れる、時間を掛けても、其の弱さを……ーーー」

「強さにしたいッ」
「僕の創り上げる百花繚乱をッ!!! 誇れるようにッ」
295 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki2011/08/19(金) 01:51:09.28 ID:ZBmMv5gSo
>>289
(ん…? 人の声がしたぞ!)
【龍造寺少年は希望を持った】

「おーい、ここです〜 助けて下さい〜」
【少年は全力で叫んだ】

/サーセン、遅くなりました…
296 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/19(金) 01:55:29.73 ID:+Dkaf/Ido
>>290
【殺せるものなら殺して見せよ、男はそう語った】
【それは挑戦ではなく要望。相手は死にたがっている様だ】
【だが、それでも男は生きようとしてしまう、生かされてしまう】

………既に人ではないということね。私も人ではない。殺せば[ピーーー]ほど、生き長らえる事のできる呪われた存在。
故に、[ピーーー]ものは決めている。自身の糧とするために生きていると思えるように。
化け物を狩るのは趣味ではない。だからお前とは戦わない。お前が生きようとしない限りは。

【二人の間に境界線が張られた。女はその光に飛び込む用意はできている】
【しかし女のプライドが今の相手と戦うことを望まない。生きたいと願い、そして死ぬ覚悟があるというものと真剣に戦ってきた】
【女は後退と前進を繰り返し、どちらでも受け入れる体制である】
【男が一歩踏み出してきたのならば、女は接近し相手に攻撃の行動をとるであろう】


(遅れて申し訳ないです点)
297 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 02:01:03.44 ID:vtA+SrV80
>>295
……彼処か、見つけたはいいが掘り出すのが面倒だな……
ま、何はともあれ一度降りるか

【そう言って少年はゆっくりと着地する】
【着地し終わった後も黒炎は消していない】

……そう言えばこういうのにちょうどいい奴がいたな

『形状変化、「炎の巨人」(イフリート)』

【少年がそう言うと黒炎が段々人の形になって行き】
【最後には伝説の炎の巨人、イフリートが現れる】

ほら、あっちに人がいるからそいつを持ってこい
瓦礫は灰にしても良いぞ

【少年がそう言うと巨人は恭しく一礼をし】
【声がした方に高速で突っ込んでいく】
【途中にあった瓦礫は巨人が身にまとう黒炎で全て一瞬のうちに灰になる】

ほら、助けにいったぞ、そいつがな

【巨人は瞬く間に声の元へたどり着く】
【そして声の主に自分の掌を差し出す、乗れという事なのだろう】
【巨人の手は人が二人寝転がっても平気な位のスペースがある】
298 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/19(金) 02:04:50.45 ID:N5sbvdSIO
>>294

…負けることは強さに繋がる…

…例え自信を砕かれたとしても…

【相手を掴む彼女の手が、少しばかり緩む。】
【口調も先ほどのように激しくは無い。静かだが、それはむしろ力強かった。】

【夜風に靡くコートを気にすることもなく、戦闘で微かに乱れた髪を手にかけることもなく、】
【月下とさざ波の音の元、静かに言葉を紡ぐ。】

…野に咲く花は…踏まれたほうが強く育つ。
温室で気温や湿度を調節されて咲いた花よりも、
草原で雨風に曝された野花のほうが綺麗な花をつけるだろ?

【女は相手に抱く印象は、一輪の花を前にしたようなそれであった。】
【まだ完全に花弁は開き切っていない。しかし、その美しさ、そして何より健気さ、】
【一本筋の通った心意気、根を張る力強さを、蕾を前にしても感じることかできる。】

そうだ。
同じ種類の花でも、その花弁の模様が一本一本違うように、君の「強さ」は…君の「意志」は君だけのものだ。

…受け入れろ。…そう、受け入れてそして「咲け」。

咲き誇れ…君だけの「花」を付けるんだ。なあ?

【ゆっくりと手を離し、女は相手の頭を撫でようとした。】
【この瞬間、彼女はより強くなった相手の『氣』を見る。】
【それは先ほどとは比べ物にならないくらい強く、そして高い密度と質を形成しているように見えた。】

やれるさ。君なら……

フフ…百花繚乱≠楽しみにしてるぞ…?

【最良、この場にとどまっておく理由は無くなった。】
【女は言葉を紡ぎ、踵を返す。そのとき彼女は確かに笑っていた。】
【このまま何もなかったら、やがてその姿を消すだろう。】
299 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki2011/08/19(金) 02:11:53.24 ID:ZBmMv5gSo
【少年は安堵感を覚えながら待っていた】
【すると…】

(んんん? ガレキがドンドン灰になってるだと!? )
【少年は驚愕していた】

「ありがとうございます」
【少年は差し出された手を取りながら礼を述べた】

「テロリストが立て篭もってたんで突撃したら、へましちゃって…」
「あなたがいなかったら
300 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 02:20:49.21 ID:vtA+SrV80
>>299
/途中投下?
301 :【百花繚乱】 @wiki[sage]:2011/08/19(金) 02:21:23.41 ID:u+doECJU0
>>298
「は………はいっ///」

日に照り咲く一輪の花の如く凛々しく、紅く照る頬とともに口元を緩ませて見せる笑顔
自分の歩むべき道が確固たるモノに変わった、其れを変えた
目の前の女性には、尊敬と感謝と、一種の憧れが胸に抱かれた
ーーー其れは格闘家としてでは無く、女性として
撫でられた時には、自分は惚けた瞳が其の、女が笑う姿をポーとした様子で見つめてしまっていた

「ぁ、あのっ、町に行くならっ、そこを真っ直ぐ行って看板を目印に、右に行ってから」
「ずっと真っ直ぐに行ったら、見えてくると思うんでっ」

彼女の様に聡明に、凛々しく、格好良く、強く、美しく生きたいなぁ
その為には、きっと普段から自信を持たないといけない
思い出して、大声で町の行き先を去ってゆく彼女に告げた
その後、よしっ、と意気込んで

ーーーー

「き、今日はありがとうございましたぁッ! “お姉様”ッッ!!!///」

き、聞こえたかなぁ? 言っちゃたっ

/長きに渡り乙と遅くまで絡み感謝ッ、かなりの遅駄レスすまんかったッ
302 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki2011/08/19(金) 02:22:19.33 ID:ZBmMv5gSo
【少年は安堵感を覚えながら待っていた】
【すると…】

(んんん? ガレキがドンドン灰になってるだと!? )
【少年は驚愕していた】

「ありがとうございます」
【少年は差し出された手を取りながら礼を述べた】

「テロリストが立て篭もってたんで突撃したら、爆破されまして… あなたがいなかったらどうなってたかよ思うと…」

「ちなみに、僕の名前は龍造寺 優です 帝國陸軍幹部候補生です」
【少年は自らの名を名乗った】
303 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/19(金) 02:25:27.05 ID:1t0Fvscso
>>296
・・・・・!

【自分と同じく、生に呪われた存在であるという女の語り口は、嘘とは思えない】
【しかし、植えつけられた本能は女を殺せと肉体を動かそうとする】
【既に人ではないとしても・・・・その起源に人間が存在するのならばここで絶てと】
【男の強靭な精神が、一撃で済ませる機会を見る為と本能を押し[ピーーー]】

化け物、か・・・・・今の話が本当ならば、お前もまた化け物だろうに

【く、と僅かに口元で笑うと】

ッ!

【振りかけた剣を轟音を立てて地に突き立てる】
【その突き立てた剣の柄を両手で握り、何かを抑えるようにしながら声を上げる】

どうやら、お前は俺の獲物ではッ・・・・・ない、ようだ

【口八丁、下手な嘘である】
【殺気は収まることなく、むしろ強く強くなっていく】

去れ

【女を睨みつけて言う】
【だが、その言葉は懇願に近く】
【本能と理性、その隙を突けば・・・・この化け物を討つ絶好の機会である】

//いえいえー
304 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki2011/08/19(金) 02:26:51.61 ID:ZBmMv5gSo
>>302
安価忘れ>>295
サーセン、色々と…
305 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 02:28:40.30 ID:vtA+SrV80
>>302
【巨人は龍造寺を乗っけて少年の前へ】
【少年は黒炎で出来たふかふかのソファーに座っている】

いや、単なる暇潰しだ。
それに、お前も能力を使えば何とかなるんじゃないか?

【巨人はソファーとなり、龍造寺少年が座っている】

テロリスト?そんなもん遠慮せずに撃ち殺せば良いんだ。油断しているとそうなる

【少年がした行為を鼻で笑う】
【これには相当腹が立つだろう】

龍造寺、か。
しらんな、全くしらん。お前幹部候補生とか本当は嘘なんじゃないか?

【相手の言う事をとことん馬鹿にする】

/仕方が無い
306 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/19(金) 02:30:11.08 ID:N5sbvdSIO
>>301

…あーしまった…街が…

【そういえば、自分は迷子であったのだ。】
【相手のことや、拳法を考えるあまりすっかり失念していた。】
【女は帰路につき、直線的な路上を歩きながら舌打ちした。道がわからない。】

…っと…

おお…助かった。…はは

【だが、その心配は無くなる。背中から相手の声が聞こえてきて、ほっと安心した。】
【振り返ろうと思ったが、しかしどうにも照れ臭い。彼女は変なところで子供であった。】

ん、

んん?…お、おね……?

【いや、】
【多分、気のせいだろう。止めかける足を再び動かし、】
【やがて目印の看板を「左に」曲がり、その姿を消したのだった。】



/おつでした!
/いえいえ!!とても楽しかったです!ありがとうございました!!
307 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki2011/08/19(金) 02:38:10.04 ID:ZBmMv5gSo
>>305
「僕の能力は銃を生み出す能力なんでね ほら、こんな風に…」
【と言うと、少年はグロック18というハンドガンを生み出して見せた】

「僕の能力はあんまり派手じゃないんで、派手な能力にはあこがれる訳ですよ〜」
【少年は笑ながらいった】

「油断、ですか… もはや暴走してましたからね、僕…」
【少年は自嘲気味に言った】

「僕は帝國内ではそれなりに有名ですよ、親と祖父の七光りってね…」

「幹部候補生ってのは本当ですし、士官学校の成績は常に上位でしたよ?
【士官学校の成績「は」という事を強調気味に言った】
「まぁ、実戦は散々でしたけど…」
【悲しげに呟いていた】
308 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/19(金) 02:42:44.75 ID:+Dkaf/Ido
>>303
(すみません、意識が若干落ちてました…凍結してもいいですか?)
309 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 02:46:37.37 ID:vtA+SrV80
>>307
フゥム……だったらナパームでもロケットランチャーでも呼び出せばよかったんじゃないか?
お前が閉じ込められていた所は空洞だったし

派手、か
派手というのは、こんな能力の事か?
【少年はそう言うと椅子の一部を自分の背中につけ】
【六枚三対の羽に変える】

そんなだからいかんのだ、戦いでは常に冷静になならないと生き延びられない
【少年が自嘲気味になっているにも関わらずずけずけという】

帝國か、そんな国あったか?
【この少年は物事をしらなすぎるんじゃあないだろうか】

成績だけか、軍隊ならば実践がだめなら終わりだな
【龍造寺少年が気にしているであろう事を直球で言う】
310 :【過去英雄】Wiki[sage]:2011/08/19(金) 02:51:39.47 ID:1t0Fvscso
>>308
//おっけーですよ
311 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki2011/08/19(金) 02:58:10.90 ID:ZBmMv5gSo
>>309
「ランチャーなんて、狭い場所で撃ったら大惨事ですよッ 自分自身が燃えますって」
【少年は内心飽きれながらも全力でツッコム】

「そう、まさにそんな感じの! 」
【興奮気味に叫んだ】

「ですよね〜 錯乱したり暴走したり…
もう僕ダメですね」
【少年は尚更落ち込んだ】

「えっと、帝國知らないんですか? まぁ、極東にある島国ですよ」
(あれ、もしかしてコイツって馬鹿…?)
【内心では馬鹿にしつつ説明した】

「ええ、確かに… ってか、君って容赦無いね〜 落ち込んでる人相手に対して」
【落ち込んでる自覚アリ】
312 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 03:03:34.24 ID:vtA+SrV80
>>311
そうか、じゃあ潔く死んでおけ
帝國の昔の戦士の作法なんだろう?
「武士道とは死ぬ事と見つけたり」だったか?
【なんてひどい】
【そして帝國の事もしっていた】

……うわぁ………
【あまりのテンションの上がり具合にドン引きしながら羽を椅子に戻す】

だめだめだな
【多分とどめ】
313 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki2011/08/19(金) 03:13:32.20 ID:ZBmMv5gSo
「ヲイヲイ、潔く[ピーーー]ってそれはないんじゃないかな〜」
「って、帝國知ってるじゃん! 何だったのさっきのは!!」
【普段はツッコミキャラじゃないのに、何故か全力でツッコム龍造寺少年】

「あのさ、落ち込んでる人相手に追い討ちかけるってのも酷いんじゃないかな?」
【少年は落ち着いた様子で言った】

「でも不思議だな〜 下手に慰められるよりも突き放されてるほうが楽に慣れたよ」
「今までの僕は周りに甘え過ぎてたのかな?」
【少年の口調に暗さはもう無かった】

「ありがとう また会う事があったら、君の性格が真っ直ぐになってたらいいな」
【少年はしっかりと自らも皮肉で返した】

【そして、龍造寺少年はしっかりとした足取りで立ち去っていった】

/絡みありがとうございました〜
314 :【煉獄業火】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 03:16:16.01 ID:vtA+SrV80
>>313
当たり前だ、それくらいしってて当然だろう
【何を言っているんだとでも言いたげな顔で】

生憎だが、こちとらそんな語彙は持ち合わせていないからな
それと性格も一生治らん
じゃあな、精進しろよ龍造寺
【そう言って少年は飛び去った】

/こちらこそありがとう御座いました〜
315 :【冒険勇者】[sage saga]:2011/08/19(金) 06:13:19.93 ID:TjDiOxL40

【街へと続く平原の一本道を、一人の少女が歩いていた】
【一歩一歩、力強く。固めた決意を逃がさぬように、ゆっくりと】
【街に背を向け、歩みを進める】

「なあなあ」

「うん?」

【少女の頭上に乗っている、珍妙な生物がふと声をかけた】
【歩みに合わせてぷるぷると小刻みに体を震わせる手乗りスライムは、確かめるように少女に言う】

「本当に、いいのか?」

「……」

【少女の足が止まった】
【歳の頃にして十代半ばであろう彼女は、少し奇妙な風貌だった】
【まるでテレビゲームの中からポンと飛び出して来たかのような、勇者】
【勇者は少しの間黙り込んだ後、小さな相棒へと言葉を返す】

「いいの。もう決めたことだから」

「ふーん」

「それに、東の方にはなんか魔王がいそうな気がするしね!」

「根拠は?」

「ない!」

「ですよねー」

【そうして笑い合う彼らは、明るい朝日に照らされていた】
【――日を壊すように夜明けは訪れる】
【そして朝は必ず訪れる。明けない夜が無いように、覚めない夢などないのだ】
【どれだけ辛く悲しい日々を綴ろうとも、必ず笑顔になる日は訪れる】
【どれだけ暗い夜であろうと、朝日は必ず差し込むように】

【冒険勇者】 リタイア
316 :【Upper Wing】@wiki[sage]:2011/08/19(金) 06:36:41.57 ID:EzcMKx4z0
前スレ>>774
/すいません遅れました……
/今更ですがキンクリでお願いします
/ダメでしたら無しにしてもらっても全然構いませんので
/勝手ばかり言ってごめんなさい
317 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 12:27:06.24 ID:yvTJv/uKo

……ぐう、うっかり寝てた自分が憎らしい……

【せっかく捕まえた自称テロリストが朝起きたら逃げてしまっていた】
【何故そこまで無防備なのだろうか】

次見つけたら天上から逆さまに下げてそのまま放置してやるんだからッ
みてなさいよー!

【復讐を誓った】
【それにしてもある意味みみっちいが】

さて、今日はどうしようかしらね

【のんびりと街を歩く】
【あのテロリストを探すついでの散歩だ】
318 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 14:14:07.89 ID:vtA+SrV80
ふむ……買い出しで待ちに来たは良いが……
紅茶が無い、珈琲も無い、挙げ句の果てには林檎が何処にもない……
一体僕は何を買いに来たんだ……

【少年が街中を歩いている】
【目当ての物が買えなかったのかその姿は何処となくションボリとしている】

……まぁ、リョクチャとかいう物が買えたから良いか
あれも意外と美味かったしな

【少しだけ気が晴れる少年】

>>317
/絡みまち?
319 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 14:19:33.36 ID:yvTJv/uKo
>>318

……うーん、なんだかあんまり"あっち"と変わらないわね
そりゃあ見たこともないものもあるけど……見たこと有るものも多いわ

【ふむふむ、と店を見て歩く】
【よく見ればクレープ屋やらイタリアン、ひいては居酒屋まである】
【きょろきょろと歩いていると】

【ドンッ】

あ、ごめんなさい

【少年にぶつかるだろう】

/です、
320 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 14:22:06.05 ID:vtA+SrV80
>>319
ああ、すまん
こちらも悪かった、余所見していたんだ、許してくれ

【そう言う少年の態度は少し居丈高】
【相手に不快感を与えるかもしれない】
321 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 14:25:38.94 ID:yvTJv/uKo
>>320

【イラッ】
【基本的に異性が嫌いなこの少女】
【若干の不快感をやはり覚えたようだ】

ええ、気にしてないわ
たとえ偉そうに謝られてもね

【わざと刺を含んだ言い方をした】
【なんというか、めんど臭い少女だ】
【はぁ、とため息をつく】
322 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 14:31:03.88 ID:vtA+SrV80
>>321
そうか、なら良い
それと、僕が偉そうなのは実際に偉いからだ
というよりは戦闘で強い、だがな

【わざわざ『戦闘で』の部分を強調して言う】
【これでは相手を挑発しているようだ】

やれやれ、これだから下等生物は礼儀がなっていない

【自分も人の事を言えたようではないだろうが】
【わざと大げさにため息をつき、肩をすくめる】
323 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 14:35:28.01 ID:yvTJv/uKo
>>322

居るわよね、こういう勘違い野郎
頭悪そーな事ばっかり言うのよね

【ふふん、と笑う】
【少女も割と自身があるのだ】
【しかしそれは偶然、もしくは相性のせいだと捉えられる程の経験は未だなかった】

ほんっと、下衆は所詮下衆なのね
今時猿だってお辞儀するのに

【はーあ、と大きくため息をつきながらやれやれといった具合ノ仕草をする】
324 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 14:38:56.42 ID:vtA+SrV80
>>323
勿論冗談だ、この世界は強い奴ほど下衆な輩ばかりだ
勿論僕もな
それに僕は猿などという高等生物ではない
人間という下らなさすぎる下衆の中の下衆な生物だ

【その中では高等だがな、などと宣う】
【そんなだから周りから嫌われるのだ】
325 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 14:44:58.95 ID:yvTJv/uKo
>>324

へぇ、アンタアホとかそういうレベルじゃないのね
人間は高等な生物よ。その高等さを自分で放棄するかどうかは知らないけど。

【挑発にかかる】
【少女としては思ったことをそのまま口にしているだけなのだが】

アンタはその人間のなかでもそのへんのゴミにも劣るんじゃない?
場所だけとるって本当にゴミレベルじゃないの?

【ふっ、と笑う】
【明らかにバカにしたような笑み】
326 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 14:52:43.21 ID:vtA+SrV80
>>324
高等(笑)
お前はどうかは知らんが快楽のために他の生物を殺すのは高等なのか?
それに、思考だったら他の生物にも出来る。わずかだけどな

【さらりと受け流す】
【少年は自分の考えを素直に言葉にする】

ゴミには劣らないさ、ゴミをなくす事が出来るんだからな

【そう言ってこちらもふっと笑う】
【こっちは相手を憐れむような声】

場所を取っていたか、これは申し訳ない
今すぐ場所を変えよう

『黒炎召喚』
『形状変化、翼』

【少年がそう呟くと黒炎が発生し】
【少年に纏わりついて黒い翼になる】
【そしてその翼で少年は空に舞い上がる】

すまなかったな、これなら他者の迷惑にはならんだろう

【お前も来てはどうか?などと常人からしたら無理難題を言ってのける】
【その顔はしてやったりというような顔だ】
327 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 14:56:16.79 ID:vtA+SrV80
>>326
/ミスったぁぁぁぁあああああ!!!安価は>>325宛ですorz
328 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 15:00:00.61 ID:yvTJv/uKo
>>326

快楽のために[ピーーー]奴らは人間とは呼ばないわ。それはこの地球上で最底辺に存在する生物よ。
思考をすることも大事だけど、それ以上に理性を持っていることが大事だと思うわ

ま、言うだけならなんとでも言えるのだけどね

【思ったより考えての発言らしい】
【もっと空っぽなものかと思えたがそうでもなかった】

へえ、言ってくれるじゃないッ!

【掌を相手の足に向けて鎖を射出】
【刺すのではなく、絡み付けるため】
【足に絡ませることが出来れば自分も浮くだろう、という考えだ】
329 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 15:04:08.83 ID:vtA+SrV80
>>328
そうか、それは勉強になったな、礼を言う
理性という物があってヒトは初めて人間になれるんだな

【何か頷いている】
【取り敢えず納得したらしい】

よ、っと
危ないじゃないか、そんな物を他の生物に向けて撃っては
相手が僕じゃなければ許されない行為だったぞ

【宙返りで鎖を回避】
【涼しい顔で反論】

なんだ、お前も飛びたいのか?
そうならいってくれれば良いんだが、どっちだ?
330 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 15:09:49.16 ID:yvTJv/uKo
>>329

あら、やっと分かったの?
こんなのすぐに分かると思うけど

【相変わらずバカにしたように笑いながらそう言い放つ】

ッチ、つまんないわね

【鎖を引く】
【周りの人に当たらぬよう、回収した】

べ、別にいいわよそんなもの
あーあ、[ピーーー]ばいいのに

【若干飛びたくはあったようだ】
【しかし素直に言うわけもなく、罵倒を織り交ぜて返した】
331 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 15:18:56.62 ID:vtA+SrV80
>>330
まぁ、僕は馬鹿だからな
今やっとヒトから人間になりかけているよ

【飛んだまま微笑】

つまらないとは止めてくれ、人間以下の僕だって痛みは感じるんだ

【未だに微笑】

……『黒炎召喚』
『形状変化、「英雄の天馬」(ペガサス)』

【少年がそう呟くと黒炎が新たに発生し】
【それが天馬の形になっていく】

ほら、こいつに乗れば飛べるだろう
まだ死にたくはないんでな、お前が飛べばそういう気もなくなるだろう

【天馬が地面に降り立ち、>>330の前で足を折って乗りやすくする】
332 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 15:24:59.44 ID:yvTJv/uKo
>>331

へ、へー……中々凄いのね

【ペガサスに興味津々】
【ちらちらと男とペガサスを見比べ】

……お、お言葉に甘えてあげるわよ
アンタの体裁もあるだろうし

【ツンデレのようなセリフを吐きながら天馬に乗る】
【内心は絶賛の嵐なのだ】
333 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 15:30:42.22 ID:vtA+SrV80
>>332
まぁ、はっきり言って下らない能力だがな
天馬はとにかく、この能力は最悪だ

【能力の事を褒められたと思い】
【少し不機嫌になる】

ふふ、有り難い
流石にこれで断られたらダサイからな

【そう言いながら自分は自前の翼で飛んでいる】
【そしていつの間にか頭の上には黒炎で出来た輪っかが】

さて、これからどこかに行くか?
そいつ(天馬)はお前の言う事を聞くようだからな、
お前が行きたい所なら大体何処でも行けるだろう
334 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 15:36:50.09 ID:yvTJv/uKo
>>333

奇遇ね、この鎖はともかくもう一つの能力は私もサイアクだと思っているわ

【それは薬をキーにして発動する"体質"】
【少女的には能力と言っても差し支えないらしい】


……ぷ、なにそれ天使のつもり?

【少年の輪っかと翼を見て噴出す】
【そういえば知り合いに天使がいることを思い出したが――どうでもいいと切り捨てた】

そうね、行けるところまで空高く行きましょうっ

【そう言うと天馬は駆け上がるだろう】
【高く、高く、高く】
335 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 15:41:18.27 ID:vtA+SrV80
>>334
そうか、まぁ能力なんてたいていイカレた物ばかりだからな
後これは気分の問題だ、因みにこれはチャクラムだ

【物騒な天使もいたもんだ】

そうか、ならせいぜい太陽に翼を溶かされないように気をつけるか

【そう言って少年も天馬の後を追う】
【天馬よりも速いスピードで飛んでいるのですぐに追いつくだろう】
336 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 15:44:52.45 ID:yvTJv/uKo
>>335

チャクラム……ああ、あの輪っかみたいな武器ね

【合点がいったようだ】

なにそれ、アポロンの伝説のこと?

【街が小さく見えるほど高く上がると急停止】
【ゆっくりと景色を見回すためだ】
【悪戯っぽく笑う】
【相変わらず悪態はつくが、幾文か声音から刺が消えているだろう】

337 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 15:49:56.02 ID:vtA+SrV80
>>336
ああ、これならいざという時に役に立つ
まさか輪っかが武器になっているとは考えないだろうしな

【ちょっと得意げ】

さぁ、僕はそう言う歌しか聞いた事が無いからな
何分学が無いのでな

【そう言うと彼女に続いて空中で静止】
【辺りをゆっくりと見回す】
【少年の警戒心も随分なくなったようだ】
338 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 15:54:26.05 ID:yvTJv/uKo
>>337

ふーん……そのまま吹きつけたほうが強い気がするけど

【まあ、素人考えである】
【固形の炎の恐ろしさがわからないのだ】

本でも読めばいいんじゃないの?
私もよく読むわ、知識と教養のために

【軽い悪態はまだつくが、その目は景色をじっと見ている】
【なんとも楽しそうだ】

【んー、とのびをする】
339 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 16:01:20.23 ID:vtA+SrV80
>>338
いや、炎のままよりこちらの方が操りやすいんだ
何より相手が油断しやすい。ちなみにこれは本で学んだ事だ
哲学や神話は家に無かったのでな、分からないんだ

【そう言いながら天馬に眼をやる】

(そう言えばこいつって召喚の条件とかあったような……)

/このレス含めあと6レスで天馬消えます
340 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 16:03:44.70 ID:yvTJv/uKo
>>339

そうなんだ、へー……

【ちょっと感心したようだ】
【ぐるぐると少し街の上を回ると】

そろそろ降りるわね、酔ってきた

【飛び慣れていない故、こういう時はよってしまうこともある】
【しかし名残り惜しいのか、緩やかに下降し始めた】

/了解です!
341 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 16:10:46.38 ID:vtA+SrV80
>>340
ま、口から出任せだがな

【そう言ってキシシと笑う】
【本人は冗談を言ったつもり】

そうか、まぁそう言う事もあるだろう

【そう言って自分もゆっくりと降りていく】

/かき忘れましたが、レスって言うのは自分のレスの事です
342 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 16:15:13.35 ID:yvTJv/uKo
>>341

ひゃー、中々気持ちいいわね!

【まるで螺旋階段を降りるように高度を下げていく天馬】
【この分には地につくのはそうかからないだろう】

アンタ、面白いわね!
礼を言うわ!ありがとう!

【素直に礼を言う】
【それだけ言うと照れくさかったのか、更に速度を上げて降下した】

/了解です!@4レスですね!
343 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 16:19:26.76 ID:vtA+SrV80
>>342
そうか?眼が回りそうだ

【くるくる回りながら降りていく少女を見ていたので】
【少年は少しフラフラしている】

……そうか

【それだけ言ってついていく】
【感謝された事がほとんどなかった少年には刺激が強かったようだ】

/多分そうかな?
344 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 16:27:30.00 ID:yvTJv/uKo
>>343

【駆け足で地面に着いた】
【天馬から降りて少年を待つ】

……ふー、楽しかったー

【その間に自販機にコインを数個投入し、ボタンを押す】
【コーラと緑茶を買った】

【2本をてにとり、少年を待つ】
345 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 16:32:22.70 ID:vtA+SrV80
>>344
ふぅ、楽しかったか?そうだったらよかったんだが

【先に降りていた少女に聞く】
【少し疲れているようだ】

……お前ももうすぐ消えるようだな

【天馬のからだが揺らめき始めている】
346 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 16:33:56.86 ID:yvTJv/uKo
>>345

ほら、どっちがいい?

【コーラと緑茶を差し出して問う】
【どちらも無難な飲み物だ】

……お疲れ様、ありがとね

【天馬に優しく微笑みかけた】
【この少女、根はやさしいのである。素直じゃないが。】
347 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 16:39:47.34 ID:vtA+SrV80
>>346
……こ、こーら?をもらおう

【コーラを知らなかったらしい】
【おっかなびっくり缶を開ける】

そいつはもうすぐ消える、今のうちに言いたい事があれば言っておいた方が良いかもな

【そう言いつつも視線は缶から外れていない】
【どうやら缶の開け方が分からないらしい】

/缶ってことで良いよね?ね?
/あと次の自分のレスでペガサス消えます
348 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 16:41:31.44 ID:yvTJv/uKo
>>347

ほい

【といいつつ缶を渡すと】

んー
そうね、元気にするのよ?

【軽く天馬を撫でようとした】
【その瞬間消えるかも知れないが】

/大丈夫ですよ!
349 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 16:47:13.77 ID:vtA+SrV80
>>347
どうも

【それだけ言って缶を開けようとするが】
【そもそも缶が逆さまだ】

【天馬は一度頷き】
【羽を広げて空高く飛んでいった】
350 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 16:48:05.77 ID:vtA+SrV80
>>349
/またミスったぁぁぁ……>>348宛です
351 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 16:55:50.08 ID:yvTJv/uKo
>>349

ほら、貸して

【無理やり缶を奪い取ろうとする】
【そのままプシッ、と開け、また返すだろう】

こんなのも知らないなんて……
どんだけ世間知らずなのよ、ほんとに

【そういいつつ緑茶をゴキュゴキュと飲んだ】
352 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 17:00:43.27 ID:vtA+SrV80
>>351
おお、そうやって開けるのか!

【開いた缶に割と本気で感動し】

頂きます……ッ!ゲホッゴホッ!

【炭酸にむせる】
【炭酸慣れしていないようだ】

な、何だこれは……何だこれは

【大事な事なので二回いった】

……おい、お前のそれと交換してやっても良いぞ?

【つまり取っ替えてくださいという事だろう】
【なんて図々しい奴なんだろうか】
353 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 17:01:59.56 ID:yvTJv/uKo
>>352

アホね

【一連の流れをばっさりと評価した】
【はあ、と溜息をまたもつくと】

ほら、交換してあげる

【自分の緑茶を渡し、コーラを受け取るだろう】
【なんというか、少女からみた今の少年は弟のようなものだ】
354 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 17:07:29.80 ID:vtA+SrV80
>>353
仕方が無いじゃなゲホッ!

【まだむせている】

ふう、なんとか収まったようだヒック!
……これは何だヒック!

【今度は吃逆が始まった】
【どれだけ内蔵が弱いのだろうか】

……ありがヒック!
355 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 17:10:21.83 ID:yvTJv/uKo
>>354

はあ、最初の威勢は何処へやら

【ぐきゅ、ぐきゅ、とコーラを煽る】
【炭酸なのにそんな飲み方が出来るのか】

さて私はもう行くわね
空、楽しかったわ……ありがとう

【背を向けて礼を言うと、歩き出そうとする】
【しかも最後のありがとうは物凄い小声で言った】
【要するに照れている】
356 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 17:10:49.39 ID:yvTJv/uKo
/最後に【引きとめようと思えば引き止められるだろう】を追加で!
357 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 17:17:28.40 ID:vtA+SrV80
>>355
まぁ、あれは張り子のヒック!……寅だったからな

【吃逆はまだ治っていない】

………………よし、これで何とかなったな、多分

【お茶を一気飲みして吃逆を止める】
【書物から対処法は知っていたようだ】

そうか、なら最後に名前を教えてくれないか?
お前からは大事な事を教わった、その恩を忘れたくはない

【まだ若干態度はデカイが、それでも敬意は払っている】
358 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 17:19:28.07 ID:yvTJv/uKo
>>357

あ、私もあんたの名前聞くの忘れた

【くるん、と反転すると】

私は遊宮セリア。好きに呼ぶといいわ。
恩というほどのことじゃないと思うけどね

【苦笑しながら一文を付け足した】
【そういえば、少年に見せたのは初めての笑みかも知れない】
359 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 17:24:43.06 ID:vtA+SrV80
>>358
僕の名前は…………ハウレス、地獄の名家ベリオル・ハウレスだ

【名家の部分だけ強調する】

遊宮、か。良い名だな
ありがとうな、色々。おかげで良い勉強になった
それに、お前が笑った顔が一番の成果かもな

【悪戯っぽく笑う】
360 :【愛シ狂ウ、彼方ニ】お薬飲んでヤンデレ化[sage]:2011/08/19(金) 17:28:11.52 ID:yvTJv/uKo
>>359

はいはい、名家名家

【呆れたようにため息をつくと】

それ以上言うとぶん殴るわよ、記憶消し飛ぶまで

じゃあね、ハウレス
楽しかったわ

【今度こそ歩き出す】
【その顔は少し――頬が紅く、照れていた】


/絡みおつありでした!
361 :【煉獄業火】@wiki【操作系】[sage saga]:2011/08/19(金) 17:32:05.30 ID:vtA+SrV80
>>360
ま、今となっては意味が無いがな
それと記憶は消さないでくれ、この記憶を消すなんてもったいない

【そう言ってキシシと笑い】

そうか、また会えたら嬉しいな、遊宮

【そう言って翼を広げて飛んでいった】

/乙でした、楽しかったです
362 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード[sage]:2011/08/19(金) 18:44:22.40 ID:KNOldLX8o
【テロの残り火くすぶる現場近く。
キーボードを背負った少女が歩いてくる。

チャイナ服ふうの衣装がよく似合う、抜群のプロポーション。
きりそろえた毛先がひざの辺りまでゆれる、チェリーピンクのポニーテール。
顔を見れば、露草色の瞳が印象的な、おっとりとした風貌の美少女だ】

【彼女は程よいところにキーボードを展開すると、ゲリラライブを開始した。
伴奏も歌もかなりの腕前。多くのものが耳をかたむけ始める。
聞けば聞くほどに傷ついたものをいたわる優しさ、生き抜く強さ、平和を求める気持ちが湧き上がってくる】

暁の天使様
優しい手のあなたにいのります

どうかお願い
あるべき安寧をどうかこの地に

すべて、あるべき姿に
すべて、あるべきところに


生きたい人が生きられますように
幸せになりたい人がそうなれますように

キズは癒され ココロは和み
愛し合うものがずっとともにいられますように

【今回、シークレットゲリラライブであるため、劇団のビラはつけていない】
【……この歌、ひょっとしたら聞きおぼえがあるものがいるかもしれない】

/またしても時間半端なのでソロですまんです
/つづきます
363 :【敍柳風声】歌うまい。歌詞である程度感情、行動、治癒力等制御 E:マイク キーボード[sage]:2011/08/19(金) 18:53:13.01 ID:KNOldLX8o
/>>362つづーき

【流れるように二番がはじまる】

暁の天使様
優しい瞳のあなたに願います

やさしいときがくることを。

生きたい人が生きられますように
行きたいところに行かれますように

どうか

わたしたちに無事な目覚めを
あなたたちに優しい眠りを


すべて すべてが調和ともに

ともにありますように

それを求めるひとたちに

守りが 癒しが
眠りが 慈悲が
生命と安寧がありますように

みな、あるべき姿で
無事に すこやかに

愛しいこの世界と ここに住む人たちのため

しあわせが しあわせが

いまここにおとずれますように

【響くのは、秩序と調和を願う歌、癒しと修復を祈る歌】
【周辺に安らぎと癒しが満ちて。
 それが最高潮に達したときに奇跡の時間は終わった】

【かつて響いた歌のように、建物や人体の修復はできないものの、
ヒトのココロに呼びかけるチカラはその分強く。
希望を失いかけていたものたち、生きることすら放棄しかけたものたちさえもが、あちらこちらで立ち上がる】

【彼らの手からふりそそぐたくさんの拍手。
アンコールにこたえて短い、活気あるレパートリーを数曲歌うと、彼女は笑顔で一礼してキーボードをたたむ】
【いまあまり目立っては、テロの残党のターゲットになりかねない。
短いライブが終結すると、歌姫と人々は速やかに町の中に散っていった】

/以上でございましたっ
364 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 20:06:44.86 ID:3TndrMZno
【公園】
剣と楯を持ち、頭には三角帽子。黒い半袖ジャケットに白のインナーという奇抜な格好の少女。

「何が、あったの、でしょうか!」

言葉が途切れ途切れになっているのは剣の素振りをしている為である。

小気味良く空を切り裂く音が公園に木霊しており、その少女の持つ剣は月明かりを浴びて金に輝いていた。

「テロ、が、なんとか、って。」

ある日街を見てみると黒い煙が上がっており、少女が休んでいた宿にも大勢の人数が避難して来たのだった。

実際テロは新聞や噂に挟んだだけであり、詳しい事は知らない。

まあそんな事は少女に一切関係無いので良いのだが。


無心で少女は剣を振り続ける、その姿は外見に似合わず覇気を漂わせていた。
365 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 20:20:34.39 ID:j0hP57z50
そう例えば、不意に人を殺したくなる時がある。
意味もなく石ころを蹴りあげるように、蟻の行列をいじって遊ぶ子供のように。
ただ、何となく。理由もなく殺人を犯したくなる時がある。

「……」

だから少女は裏路地に向かって歩き出す。
この街で治安の悪い場所に、殺人者が現れる場所に、自ら進んで。
願わくばあの人が生きていることを願って
願わくば誰かを殺してしまいたいと思って
願わくばもう死んでしまいたいと懇願して

「だから、私は」

何をしたいのだろうと疑問に思ってしまった。
だから、思考を停止してこの衝動に身を任せたい。
この気持ちを忘れる為に、考えることを止めてしまいたい。

「だれか現れないかな」

/殺し合いとか何でも募集
366 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》[sage]:2011/08/19(金) 20:32:57.11 ID:G4WF1I2zo
>>364
/まだいらっしゃいますか?
367 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 20:35:16.64 ID:3TndrMZno
>>366
/いますよ〜
368 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》[sage]:2011/08/19(金) 20:36:24.08 ID:G4WF1I2zo
>>364
/ありがたく絡ませていただきまっす

【公園に入って行く いかにもな今風の少女】

「うっわ、今時剣の練習してる人なんて居るんだ・・・・」
「凄いんだけど・・・・」

【剣の練習をしている少女に思いっきり目を取られている】

「もうちょっと近くで見て来よ」
【ゆっくりと忍び足で近づいていく】

「てか、迫力凄いんですけど。」
【剣を間近で見るのは初めてらしく目を丸くしている】

【そして何より少女から出される覇気に驚いている】
369 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 20:43:52.56 ID:yvTJv/uKo
>>365

むぐむぐ、美味しいですよう

【その先に居たのはゴミを漁り、残飯を漁る少女】
【薄汚く、身なりはぼろ布のみという孤児のような有様】

……?
ぎゃおー、此処はつくねの狩場なのですよう、食べちゃいますよう?

【少女の方を見つけると、堂々とそう宣言する】
【狩場とはまた大層なものだが、ゴミを漁るのに絶好のポイントということなのだろう】

/よろしいですか?
370 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 20:45:00.20 ID:3TndrMZno
>>368
/よろしくお願いしますっ

そう、その今時剣の練習をしているこの少女はひたすら剣を振り続ける。

上からの振り下ろし→振り上げ→突きが次々と繰り出されているのが解るだろう。

「?」

先程と変わり、違和感を感じる少女。視線を感じる。まさかこの人気のない公園に人が来るなどと思わず...

剣を掲げる。

「魔法剣ヴィルガ」

剣の根元から雷が吹き出し、剣を包む。いや、剣が剣を纏う

夜の公園を隅々まで照らしだすその光は恐ろしい程の威圧感を感じさせる。
371 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 20:50:23.95 ID:j0hP57z50
>>369

「……」

残飯をあさる少女と目があった、それだけの理由。
ゆらりゆらりと考えるをことを止めて、深いことを考えることをやめて武器を抜いた。

「食べるのならマシなものにしたら?」

たあいもない日常的な会話、ただ行動とかみ合わない。
彼女の片手には鋏のようなものが握られている。
只分解したのか、ナイフのような形状になってしまっているが。

鋏を持って少女に一歩一歩近付いていく。
372 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 20:53:14.94 ID:G4WF1I2zo
>>370
「てか、おんなじこと繰り返して何の意味があんの?」
【おんなじ行動を繰り返すのを見て不思議に思う】

「でも、あの剣 超重いよね。」
「やっば・・・マジ関心なんですけど」
【先ほどから独り言を漏らしながらひっそりと観覧している】

【そんな時、公園が光に包まれた】

「え?ちょ、意味わかんないんだけど。」
【剣を光らせる少女に向かって話しかける】

【口では平静を装っているが、結構怖がっているのは強張っている顔を見れば一目瞭然だろう】

「いやいや、何だよその剣。ライトセーバー?」
【ポケットから小型の懐中電灯を取り出し少女を照らす】
373 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 20:54:44.07 ID:yvTJv/uKo
>>371

ぎゃおー、でも食べるものがないんですよう

【手を止めてそちらを向く】
【害意、或いは敵意を感じたのか――身構える】

こっちに来るなら食べてもいいんですかねえ?
ほんとに食べちゃいますよう?

【拙いが脅し、警告のつもりなのだろう】
【グルルルル、と低い声で唸り始めた】
374 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 21:01:02.00 ID:3TndrMZno
>>372

その強烈な閃光を放つ剣、それを構える少女。

その剣は空に向けて振り下ろされる...筈だった。先程から人の声と思わしき何かが聞こえてはいたが、全て空を切り裂く音でロクに聞き取れていない、それ以前に外界の刺激を受け付けていなかった。

それが突如として横顔に光が照らされる事により嫌でも個人世界から引き戻される事となる。

「!?」

突如何かに照らされたかと光源の方向に向いてみると、そこには一人の人間。

「危なッ!」

剣を急いで地面に触れさせ、アース。

剣に纏われていた電流が消えたのが見えるだろう。

「電気ですよ電気、危ないじゃないですか!」

と一喝、何故だか覇気は無い。
375 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 21:01:02.69 ID:j0hP57z50
>>373

「あぁ、食べる者が無いのなら仕方ないわね」

相手が身構えようとも気にせずに歩き続けている。
脅しに動じないのか、警告が届いていないのか。
それはきっと言葉を聞いてないからだ。

「食べちゃうって?」

そっち方面の知識はないらしく、きょとんとしている。
特に何も行動を起こさないのならその距離は目と鼻の距離になるだろう
376 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 21:06:14.90 ID:yvTJv/uKo
>>375

……ぎゃ、ぎゃおー

【警戒した様子のまま、一歩後ずさる】
【能力者と分かれば、むしろ積極的に「食べ」に行くのだが、未だ一般人だと思っているため食べるわけにもいかず】

食べていい人かどうか分からないですよう、食べていいんでしょうかねえ?

【やはり何処か伸びたような口調で尋ねる】
【どうやら自衛のために食べるのかそれとも逃げるのか、考えているようだ】
377 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 21:11:14.08 ID:G4WF1I2zo
>>374
「いやいや、電気とかそんなん知らんし。」
【ただ剣が光っているだけだと思っていたらしく身の危険は感じてなかったらしい】

「てか、さっきからその剣 高性能じゃね?」
【光ったり消えたりするので剣自体に感心している】
「非常時用に懐中電灯とか付いてる感じ?」

【さっきから言葉使いが慣れ慣れしいのは、一昔前のギャルの図々しさを会得しているからで決して悪気があるわけではない】

「てか、アンタのその剣って俗に言う能力ってやつ?」
【剣を指差し少女に尋ねる】

「てか、若いのに剣振り回すとか超強いんだね。」
【今さっきの練習を見ていたので、少女を褒め称える言葉が次から次へと出てくるのであった】
378 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 21:13:06.25 ID:j0hP57z50
>>376

「あぁ…そうか」

等と何処かで納得する様子。
かつてと同じように、能力者じゃないとやりにくいタチなんだろうと納得する。
それは今も同じだが、深い意味は無い。
だったら証拠を見せればいいだけのこと。

「ほら、これでどう?」

空いてる手のひらの上に火の球を召喚する。
それは間違いなく能力者の証
379 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/19(金) 21:16:14.52 ID:YtgCbl/S0
>>285
【攻撃を対処され、ナイフなどが飛んでくる中】
【青年は待っていたとばかりのスピードでまた壁に身を潜める】
【青年と鉄球の間のコンクリートの壁が行く手を遮るだろう】

【隠れた後、銃モードの剣を壁に立てかけ、矢筒を確認する】

【もし鉄球とナイフが壁へめり込む音がしたら青年は顔と手だけを遮蔽物から出すだろう】
【全てを見通すような冷たい目と、両手から弓と矢を出しながら】

/矢筒に付いた粘着弾はまだ追尾しているでしょうか
380 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 21:16:47.12 ID:yvTJv/uKo
>>378

!!

【瞬間、眼の色が変わった】
【宝石のような紫色の瞳は金色に、白目と呼ばれる部分は黒く】
【体中に複雑な刺青のような模様が浮く】

イタダキマスよう!!

【右手は獣と化した】
【それは少女と同じくらい、または少し小さいくらい】
【ゼロ距離で顕れたそれが相手の左腕を食いちぎろうと猛るだろう】
【犬歯が伸び、少女自身も獣の如く】
381 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 21:19:05.16 ID:/+TZWadv0
>>379
/対象に及んだ時点で追尾は止まります/
382 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 21:22:08.57 ID:iTO6lBeMo
>>377
「つ、つまり触れたら危ないって事ですよ。」

明らかな電気であったのに電気と思わない相手、どういう事であろうか。そう少女は考える。

「いやいや、この剣はただの剣であってですね、懐中電灯とかありません。そんな物付いてたら取り回しに不便です。」

そう、今少女は異世界の人と会話しているような不思議な...いや、デジャヴ。

何処かで見た、否、聞いた事のある口調...何処かで、凄く身近な-------街だ、そう、街の女性の一部がこんな話し方をしていた。まさかそのような方と会話する日が来るとは思いもしなかったのであった。

「魔法です。」

能力と魔法は大きく違う、近いのかも知れないが使う者に言わせたら全くといって良い程異なる。

「まぁ、戦士ですからね。剣の一つ扱えなければ話しになりませんし。」

ついこの前まで剣に振り回されていたのだが、いつの間にか他の人から"上手い"と言われるようになっていた。

少女は自身の成長にある種の...喜びでは無く安心感を感じていた。
383 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 21:22:51.61 ID:N5sbvdSIO
【街中=z
【と形容するには少々違和感がある大通りだ。】
【重なる瓦礫が辺り一面に散乱しており、あちこちからまだ燻ったような微かな煙が発生している。】
【ついこの前どこかの組織による破壊工作があった場所であることは、】
【それこそ火を見るより明らかであった。】



【そんな壊され尽くされた場所に、たった一つだけ動くものがある。】
【それは生き物、もっといえば人間であった。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つ左腰の黒塗りの鞘に収められた二振りの刀、】
【左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

…救済≠ヘ終わったか…それとも…

【瓦礫の山を見ながら、適当に歩みを進める。】
【静かな夜に、女の声はいつもより大きく響いていた。】
【小さなガラス片や、礫を踏む音もまた然り。】
【澄んだ空気はいつもより音を遠くに、そして大きく伝えている。】



/なんでも対応
384 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 21:25:12.48 ID:j0hP57z50
>>380

回避は間に合わない、何故なら彼女のレベルはあくまで人間だから。
人間同士ならともかく獣と化した少女の攻撃を避けるのは無理だった。

「ガァ…!」

獣のような鈍い悲鳴。
蛇に似た、相手を食いちぎらんとした牙。
だが、人間というのは案外丈夫な物ですぐに食いちぎれることは無かった。
今もなお食いちぎらんと獣の牙は彼女を噛みついて入るが
385 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 21:31:52.99 ID:G4WF1I2zo
>>382
「いやいや、まず剣に触れに行くわけないじゃん。」
【剣なんて触れると怪我するかもしれないのに、わざわざ触る訳ないと言いたいらしい】

「え、じゃあそれ本物なんだ。」
【ジッと剣を見つめている】
「ヤバい、超凄いんだけど。」

「えっと、魔法と能力って違うんだ。」
「ま、どうでも良いけど」
【自分から聞いてい置いて何とも失礼なやつである】

「よし、じゃあ私も明日から魔法使いって名乗ろう」
「そっちの方が可愛いし」

【ポロッと、自分が力を持ってる事を話してしまう】

「戦士かぁ・・・・やっぱ魔王とか倒す感じ?」
【RPGと現実を混同している女であった】

「ねぇねぇ、じゃあさー魔法見せてよー」
【初対面の人に何とも図々しい奴である】
386 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 21:32:47.81 ID:/+TZWadv0
>>379
「チッ!あの野郎」(いちいち、隠れやがって)

【こちらの攻撃は殆どあの壁が受けている】

(勿体ねぇが……しかたない)

【少女は火薬弾を一度取り出し青年への存在追尾を設定した後で再び銃にこめ撃ちだす】
【先程の粘着弾同様ドアに入った瞬間、能力を発動し隠れた青年を狙う】
【そして、手に鉄球を持ち最初に転がしておいた鉄球をそれぞれ追尾設定し上へ向け投げる】
【重力加速と共にそれぞれの鉄球へ当たった後はチタンダガー同様元々弾いた鉄球を追尾するだろう】
【数は全部で10個】【転がした分5個にそれを追う5個】
【果たして幾度も攻撃を防いできた壁はこれだけの数の鉄球に耐えられるだろうか?】
【火薬弾1;2 鉄球5;2←鉄球5;2】

/解り辛い所があればいってください/
387 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 21:34:32.53 ID:yvTJv/uKo
>>384
【返す手、左手で今度は相手の右足――腿辺りを狙う】

美味しい!
オイシイ……!

【加えた右の獣は更に深く己に引きこもうとさらに食いつこうとするだろう】
【牙を何度も刺し、腕を動けなくするねらいだ】
388 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/19(金) 21:41:51.57 ID:YtgCbl/S0
>>386
【火薬弾を目にした青年はまた隠れるが…】

「ぐっ!?」
【青年の身を守ってくれた壁が吹き飛び壁が穴ぼこになる、飛んだ破片は青年の体にガンガンぶつかり全身から血がタラリと流れていく】
【意識を覚醒しつつ少女の方を見ると、幾つもの鉄球が向かってくるのを確認】

【青年は痛む体を動かしつつ、向かい側の壁へ移動する】
【左側の壁は駄目になったがまだ右側の壁は新品同様だ、ついでに光の矢を床に落としダメージを回復させた】
【直径二cmの鉄球10個が、青年が新たに隠れた壁を壊せるだろうか】

/矢筒の粘着弾はまだ矢筒の中の矢を狙っているので残り5レスで解除で大丈夫でしょうか
389 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 21:44:35.67 ID:j0hP57z50
>>387

「あぁ、ほんと。違えばよかったのに」

あくまで気丈に振る舞う。
ガリガリ、グチャグチャ、ブシュブシュ。

「あぁ…ぎっ…ぃいいいいい!!!」

深く牙が腕に突き刺さる。
派手に噛みつくものだから、ぴちゃぴちゃと辺りに血液が飛び散る。
カパカパと口を開き、何度も何度も食らう牙が動く。
深く深く、鋭く鋭く、腕を穴だらけにしながらも。

苦痛に囚われて、何度も何度も悲鳴をあげて暴れまわる。
だから足を噛む蛇は狙った位置とずれ、腱とは別の場所に食い込む

「あ…ぁ…が・・・ぁ」

言葉にならない悲鳴と言うのはこういうのを指すのであろう。
痛みに反応し目じりに涙固まる。
390 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 21:45:40.73 ID:iTO6lBeMo
>>385
「...。」

触れたら危ないのは剣も一瞬であるが...あるのだが...電気の事を言ったのに。

そう、呆れと嘆きを感じる少女。

「え、ええ。本物ですよ。」

少女は思った。苦手な人種だ...と。

「可愛いって...」

だが少女は相手が能力を持っているなどと思わなかった。

何故ならこの世界にも他のある世界にも突如として○○星から来た、だとか私は宇宙人だ、などと電波な事をほざく人間がいるのを知っているからだ。

つまり次の瞬間"魔法使いです"とか衝撃のカミングアウトをされた所でなんの不思議も無い訳だ。先人はあまりにもやり過ぎたのだ。

「魔王?なんの事ですか?戦士ってだいたい戦う事を仕事とした職業で私はその見習いです。だから魔王とかよくわからない物と戦う事があるかも。仕事が来たら。」

そう、仕事が来たら。だからゲームとかそういうのとかと訳が違う。

「魔法...?」

魔法、見せるからには派手なものを見せたい。だがそんな出力は出ない。だったら...

少女は手を虚空へ向けると、地面から大量の石が舞い上がり、ぶつかり、一つの塊となる。

続けてその石の塊を発火、丸いその石の塊は赤熱。

さらに少女は石の付近の空間から水を石にむかって噴出させる。




突如、爆発が発生した。

水蒸気爆発である。
391 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 21:48:35.31 ID:yvTJv/uKo
>>389
【ジュル、と自然と垂れる涎を啜る】
【今目の前には極上の獲物が居る、己の中の獣の遺伝子がそう告げる】

がァアアアアアアアアアア!!!!

【グチャグチャと肉を食む獣は噛む場所を変える】
【それぞれ、腕と脚を変え、右腕と左腿を狙う】
【少女の顔には恍惚の表情が浮かんでいた】
【そう、獲物を食う狼のような】
392 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 21:56:38.75 ID:N5sbvdSIO
>>383再募集っ!
393 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 21:56:44.86 ID:G4WF1I2zo
>>390
「本物かぁ・・・・凄い!凄すぎ!」
【勝手にテンションを上げてキャッキャしている】

「え、でも可愛くない?魔法っぽい力使えるんだしこれくらい派手に名乗んなきゃ損だって!}
【単に目立ちたいだけの女なのだ】
「んー・・ホーリマジシャンとかで良いね」

【そこまで捻ってない普通の名前を名乗り喜んでいる】
【本当にどこにでもいるような女の子であった】

「あ、見習いなんだ。」
【勝手にプロだと思い込んでいたらしい】
「でもさ、凄いんでしょ!強いんだよね?」

「ん?なんか見せてくれるんだ。」
【目をキラキラと輝かせて期待している】
「なんかヤバい感じじゃない?」

【相手のやろうとしている事が何となくわかったらしい】

「ちょ、マジでそれヤバイって!」
【耳を塞いで目を瞑る】

【その直後に爆発が起こったのであった】

「てか・・・・・今の魔法って言うか化学反応じゃん。」
【唖然とした少女の口から出たのはその一言だけだった】
394 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 21:57:55.07 ID:j0hP57z50
>>391

だからこれはカウンターである。
左足をズラシ腱狙いを外させて、まだ傷が浅い右腕を噛まれながらも武器を振るう。
気丈に振る舞い意識をここまで持たせていた。

「ッ……!」

一点集中の攻撃、牙が深く突き刺さろうとも構わずに振るう一撃。
狙いは肩、顔を狙ってもいいのだけどおそらくそれは死んでしまうから。
なんだかんだ言っても、できることならば人を殺したくないのだ。
例え本能がどんなに人を殺したくても。

相手の右肩を狙って右腕を振り落とす。その手には今もなお鋏が握られていた。

そして違和感が出てくるかもしれない。
彼女の体温は人よりも熱かった、それは他人に火傷をおわすように。
他人に比べ出血が少ないのもそのあたりの理由だ。
395 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 22:02:15.37 ID:/+TZWadv0
>>388
(やっぱり、そうしたか……)

【今度は右の壁に隠れた青年を見て少女はそう思う】
【そして、鉄球は壁へ次々とめり込んでいく】

(まぁ、そうするっていうなら……こうするだけだけどな)

【少女は銃を取り出し次々と鉄球を込めていく】
【そしてその鉄球はそれぞれ自分よりも1つ前に込められた鉄球を追尾対称にしている】
【最初の鉄球は先程壁にめり込んだ鉄球を追尾対称にしている】

(一点集中!コンクリートなんて一点が壊れれば連鎖的に壊れていくだろ)

【適当にそんなことを思いながら、銃を連射し込めた弾―――5発を撃ちきる】
【と同時に自らも走りこみ、青年に急接近する】
【確実に仕留めにいける機械刀を取り出しながら―――】
【鉄球1;1←鉄球1;2←鉄球1;2←鉄球1;2←鉄球1;2←鉄球1;2】

/接着弾の追尾自体は既に止まっていますが、接着の効果はまだ残っています/
396 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 22:04:41.74 ID:yvTJv/uKo
>>394

ウグァアアッ!

【獣の低い悲鳴が響き渡る】
【右腕に刺さる鋏を無理やり引っこ抜き、何処かへ投げる】
【熱いという感覚は腕を通して伝わったがどうということは――いや、それよりも食欲が優先されただけのことだった】
【もうこの能力は「喰った」……逃げるのが賢明か】
【獣をそう判断したのか、少女とは反対方向へ……路地裏の更に奥へと逃げようとする】

グルルルルァ……アアアアアアアアアアアア!!!


【獣の口は道に転がる障害物を食い破り、少女の道を作る】
【それとともに獣が口を閉じた左腕を振るい、当たりのものを落として障害物を作る】
【追ってこさせないための対策だろう】
397 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/19(金) 22:07:36.70 ID:YtgCbl/S0
>>395
(…そろそろか)
【また光の矢でダメージを床に送信しつつ、背中に伝わる壁に鉄球が当たる振動を感じる】
【鉄球が貫通する前に青年はすぐに瓦礫にまみれた剣を拾い、剣へと元へ戻す】

【そしてまた扉から姿を現す、今度は一歩前へと出る】
【左半身は血まみれだが青年はそれを感じさせないような強い目をしていた】
【ちなみに弓は消して、右手に剣を持っている状態だ】

/了解しました
398 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 22:08:37.22 ID:iTO6lBeMo
>>393
「いや、戦士ですし。魔法剣士とも呼ばれたりするけど。」

可愛さは求めない、ここが相手との決定的な違いだ。少女は困惑していた。

「6カテゴリの魔術が使えてかつ剣士もしているのは世界で極少数だと思いますが、が。強いかどうかは他の人が決める事であり、自分で強いと認めたらそこで成長が止まるんです。」

少女の自尊心は"強い"と言いたい、だがもう一つの部分ではそれを拒んでいた。

これらの審議の決定が上である。

「うーん、正確には水が気化しただけだから化学反応とは違うと思う。」

「でも、ほら。魔法で化学反応も起こせるって訳であって」

つまりそこそこの技術が必要と言いたい
399 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki2011/08/19(金) 22:11:11.33 ID:XxuD0kfio
>>383
【一人の少年はガレキの山を歩いていた】
【この少年、つい先程ガレキの山から救出されたばかりである】

「ん? こんな所でも人っているんだ…」
【少年は驚いて呟いた】

(レスキュー隊とか警察の人には見えないし、なにしてるんだろう…)
【疑問に思い、話しかける事にした】

「あの〜 なにしてるんですか〜?」
【少年は女性に向けて叫んだ】

/まだいらっしゃいますか?
400 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 22:13:04.99 ID:j0hP57z50
>>396

少女にしてみれば逃げる必要も、追いかける必要もない。
だから、ただ思うことをする。

射程距離という概念は無い。
少女の能力は思う場所に熱量を持つ物を召喚する力だ。
それと同時に、己を焦がす炎に悩む能力である。

「だから逃がさない」

裏路地の奥の方に、逃げる方向へと出口をふさぐ。
現れるのは炎の壁、芯のように鉄の壁の表面に炎が赤く燃えている。
逃がさない理由は果たして何だろうか。それは今は知る由もない。
只逃がしてはならないと言う思いがそこにある。

ゆっくりと、しかしながら確実に追いかける。
傷だらけの体で血を流しながら。
401 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 22:15:01.56 ID:G4WF1I2zo
>>398
「えっと、つまりはオールマイティーって感じなんだ。」

【攻撃も出来て魔法も出来る、つまりは凄い人なのだ】

「えっと・・・それって最強じゃね?」
【攻守万能とはまさにこの事なんだろうなと目の前の相手を見て思う】

「化学反応じゃないのね。」
【科学と魔法の境目がわかっていないのであった】
「まぁ、つまりは凄いんだ。それだけは理解できたよ」

「技術面でもなんとかなってる感じなんだ。」
【少女の頭の中にテクニックと言う言葉が浮かばなかったらしく曖昧な表現をしている】

「まぁ、それなら私も結構凄いよ?」

【相手のを見て何か対抗心を燃やしてしまった残念な少女であった】
402 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 22:17:48.45 ID:yvTJv/uKo
>>400

グルルゥ……

【急停止】
【流石に危ないということが分かったようだ】

ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

【咆哮】
【左の腕をそちらに向け、「喰った」能力の発動】
【炎を固形にしたような槍が現れ、それを獣の口で掴み】

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!

【相手へ向けて投擲】
【丸太のような太さのそれが狭い路地で殺到する】
403 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 22:22:41.56 ID:N5sbvdSIO
>>399

…あら…人が…

【自分以外の人間と会うとは思わなかったらしく、女は少し意外そうに振り向いた。】
【一人の少年である。特にこちらに攻撃してくるわけでもなかったが、】
【しかし、油断は禁物か。戦闘が終わってまだ日も浅いため、彼女は少し警戒していた。】

…あんたこそ何やってるの!

【瓦礫の山の上にいる彼に向かって、同じ質問を投げかける。】
404 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 22:23:22.01 ID:RIk69B9Y0
テロの傷跡残る街中

ふと事件の現場に足を運ぶ女が一人
女性は服装は黒で統一されていて地味だが、それとは対照的な金髪と雪のような白い肌
そんな女性はテロの残滓漂う、崩落したテレビ局の前でフルートによる鎮魂歌を奏でている

何を思ってか、何故そんな事をしたのだろうか
恐らく気まぐれ。最初は素通りするはずだった
だが死者が現実に縛られ、苦しんでいるように思えた
そう思うが早く、彼女は現実に縛られた死者を幻想へと導くべく動いていた

「―――」

旋律が響き渡る。彼女は眼を閉じながら、演奏しながら冥福を祈っていた
その姿を見た者は何を思うのだろうか?

/何でも募集
405 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 22:24:34.22 ID:j0hP57z50
>>402

例えばソレが人間でも回避できるのは回避はたやすい。
何故なら彼女は人間だから、どんなに無茶をしようとも人間なのだ。

距離を置いて投げられる槍を回避するのはたやすい。
これが零距離であるのならばその槍は当たってしまうだろう。
だが、今回に限っては距離がある。
投げられてくる炎の槍が飛んでくる、だが見てから回避余裕でしたと言わんばかりに避けられてしまう。

距離を詰める、簡単なことだ。
再度装填されぬように素早く動く。
自身の背後に爆風を設置、熱風と路地裏にある遮蔽物と共に
『文字通り』飛んでくる。
獣の少女の目の前に。

追いつくことが出来たのならば、逃げられるように同じ炎の壁をさっきまでいた方向に設置する。
406 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 22:26:47.59 ID:iTO6lBeMo
>>401
「え、まぁ。攻撃から防御、回復まで。」

防御は魔法の使い方によるが。

「最強...とはまだ程遠いですね。どんな攻撃を仕掛けても当たらなければ意味無し、魔法もそこまで強い訳でも無し。」

ただ、どんな相手にも無難に戦える安定感は他の能力者とは比較にならない。

良く言えば万能、悪く言えば器用貧乏。出来そうで出来ない事は多い。

「はい、化学反応とは原子間の結合の生成、あるいは切断によって異なる物質を生成する変化のことで、化学変化と同義です。」

「今回起こした水蒸気爆発は先程私が述べた通り水が非常に温度の高い物質と接触することにより気化されて発生する爆発現象のこと、だから今回の爆発のサーマル(熱の事)で他の物質が精製されたかも知れませんが水蒸気爆発そのものは化学反応では無い...と。」

化学の授業のようである、魔法の出力の低さは科学の力で補う。それ故の知識である。

長々と解説した少女であるが、つまりその反応が発生する条件を魔法で整えてやるという事で今回少女の(解りにくい)魔法の凄さを教える行動という事が物解りの良い人なら悟るかも知れない。

「貴方も何か...?」

まさか、と少女は疑ってみる。心の中で。
407 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 22:27:19.80 ID:/+TZWadv0
>>397
【鉄球は壁にめり込んだ鉄球を更に押し込み壁を破壊する】
【そして、ドアの中で方向転換し青年の背中目掛けて躍進する】
【その青年はというとドアの外へ出てきて、剣を構えている】

(面白れぇ)
(正面切ってやってやろうじゃねぇか!)

【機械刀を肩に担ぎ、そのまま距離を詰めると刀を―――投げた】
【風切り音と共に回転しながら飛んでいく刀は青年へ音追尾がかけられており、寸分の狂いも無く飛んでいく】
【2人の距離は約2m半程】
【これは、かなりの確立で刀が当たるということを表すと同時に、剣を防げるほどの武器を持たない彼女にとっては致命的な距離でもある】
【鉄球1;0←鉄球1;1←鉄球1;1←鉄球1;1←鉄球1;1←鉄球1;1】
408 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 22:30:54.08 ID:yvTJv/uKo
>>405

【グギュル、と右腕が笑った気がした】

【人間は空中で方向転換出来ない】

グルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!

【右腕を横に突き出す】
【飛んでくる相手の首を狙って】
【こうなったらもう[ピーーー]しか無いという判断だろう】
【肩から血が流れてはいるが、腕を無理やり上げた】

【左腕は今度は大きな「牙」を炎で創り上げる】
【避けられたり反撃された時の対策なのだろう】
409 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/19(金) 22:36:19.95 ID:EzcMKx4z0
>>404

【瓦礫の上を歩く一人の少女がいた】

「ったく下手くそな壊し方しやがって、歩きにくいっつーの」

【ならわざわざそこを歩く必要は無いのだが、彼女はこの酷い光景を割と楽しんでいる様子で】
【その表情は一目で分かるほど嬉しそうに輝いている】

「はぁ、この感じ、久しぶり……」

【見た目からしておかしな少女だった】
【背中まで伸ばした長めの髪はどうやって染めたのか玉虫色に輝いており、光の加減で刻々と変化していく】
【瞳の色は吸い込まれそうなほど紺碧のサファイアブルーで、見る者を圧倒することだろう】
【だが顔だちは意外と幼い、また身長も低く華奢で起伏に乏しい残念な幼児体型である】
【服装は全体的にちぐはぐで、ショッキングピンクのハイカットスニーカーに安っぽい青のジーパン】
【裾を出し襟元をくつろげた真っ赤なワイシャツに緩く締めた明るい黄色のネクタイ】
【そしてその上からあちこち絵の具の付着した大きめのホワイトコート、要するにブカブカの白衣を羽織っている】

「ん?」

【そこに聞こえてくるどこか物悲しげな音楽】
【身体ごと振り返り音のする方へと目を向ける】
【いつの間にか右手には一本の筆が、左手にはスケッチブックが握られていた】

「…………」

【そっと足音を忍ばせてそちらへ歩いていく】
【だが姿を隠している訳ではないので近付けば相手も彼女に気付くだろう】
410 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 22:37:30.48 ID:j0hP57z50
>>408

「あぁ、多分。あのまま君を放っていれば少なくとも生きていける可能性はあったんだろうな」

飛びながらのひとり言。
視界の中で獣が動く、見えるのは右腕の蛇。

動くのは彼女の方、自分の飛ぶ方向に向かって炎の出現。
ようするにブレーキである。
その炎は獣の僅か上を通って行き、直撃することはない。

少し間をおいて着地した。そして背後に先程通りの炎の壁の出現。

「そうね、言い忘れたことがあったの」
411 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/19(金) 22:38:12.49 ID:YtgCbl/S0
>>407
「…そろそろ」
【冷たい目をしつつ、そう呟く】
【目の目に刀が飛んでくるのはわかり、後ろから鉄球が空気を裂きつつ向かってくるのも分かる】
【そんな中、青年はまだ落ち着きつつこう言った】

            「終わりにしよう」

【言った瞬間、青年の体は全身に電流が流れるようなエフェクトが発生、ブレスレットを使用したのだ】
【一時的に身体能力が超人になった青年は少女へ向かって駆ける、その速さは尋常ではない】
【走る中、飛んでくる刀はギリギリで回避、ハエが止まって見える目のお陰だ】

【そんな青年は少女の後ろへと周り、超人化を解いてから右肩に目掛けて10kg以上はある剣で横切りをするだろう、当てる刃は鉄で覆われている部分だ】
【少女の後ろに回り込めば飛んでくる物が彼女に当たるだろうと言う魂胆だ】
【まぁ彼女には当たらないのだが、迂回する時間ができるので青年には特がある】
412 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 22:38:27.61 ID:G4WF1I2zo
>>406
「回復も使えるとか・・・・もう何でも出来んじゃん」

【攻守万能そのうえ回復もできるなんて万能どころの話ではない】

「え、でもさ爆発とか起こしてたら一撃じゃね?」
【今さっきの爆発の事を言っている】
「しかも、相手の弱点付いていけばいい話だし」

【使える属性も多ければ起こせる現象も多いはず、そう思っている少女であった】

「・・・・・・・うん」
【突然難しい話をされて頭が爆発寸前に追い込まれる】
「もうこの話ヤメない?頭が爆発しそうなんだけど・・・・・」

【ただ凄いんだなーと言うのは脳裏に刻み込まれたはずだ】

「ん?私?私はねーめっちゃファンシーなの使えんぜ!」
【懐中電灯を自分の手に当て地面に影を作り出す】

【「えいっ!」と言う掛け声の後に地面に作られた影が忌々しく動き始める】
【するとその影は段々と形を成して行き、最終的には蛇の様に蠢く四本の縄となった】

「どう?結構可愛くね?」
【きっとこの子の感性は人並み外れているのだろう】
413 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki2011/08/19(金) 22:39:16.32 ID:XxuD0kfio
>>403

「僕はさっきまで、ガレキの山に閉じ込められてました」
【少年は笑いながら答える】

「もう助かりましたけどね」
【少年は答えた】
414 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 22:40:39.84 ID:yvTJv/uKo
>>410

グルァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!

【振り返りざまに「牙」を叩き込むが――炎の壁に阻まれた】
【どんな手段でも傷ひとつ付けられない腕故にやかれても何も感じないが……何かを感じ取ったのか腕を止める】

ナ……ニ……

【残っている理性が問いかけた】

【狼のような左腕も大人しく、牙を消滅させて待機した】
415 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/19(金) 22:41:24.96 ID:YtgCbl/S0
>>411
おっと、ブレスレットの解除時間があるので
【超人化を解く隙があるので防御や回避も可能だ】
を付け加えてください
416 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 22:43:39.79 ID:j0hP57z50
>>414

「そうね、何だっけ」

彼女に見えるように鋏のもう一組の刃を見せる。
それを反対方向に放り投げてしまった。

「武器は持っていないよ」

両手をあげながら君に近付いていく。
止めないのなら目と鼻の先までに。
417 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 22:46:29.63 ID:yvTJv/uKo
>>416

………

【お座りを命令されたかのように、その場に座り込む】
【腕の獣達も大人しく口を閉じている】

…………

【何かを感じたのか、そのまま大人しく動かない】
【まるで主人の命令を待つ犬のように、待つ】
418 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 22:46:53.61 ID:RIk69B9Y0
>>409

鎮魂歌を紡ぎ終え、歌口から口を離しフルートをケースに入れようとした時
瓦礫の上を歩くとき特有の音が聞こえた。
振り見れば絵筆とスケッチブックを握る、不格好な少女の姿が目に入った。
自身の地味な服装とは打って変わった、自己主張の強い色で構成された
何処か楽しそうな少女とは真逆に位置する女性は何処か悲しげであった。

「――演奏中に足を踏み入れなかったのは幸運ね、あなた。
 こんなところで何をしようとしてるのかしら?…怖いもの見たさで来たの?」

と冷淡な音調で聞こえるくらいの声量で言い放った。
演奏を妨害された訳では無いのでいつもの無表情に近い表情で、落ち着いていた。
419 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 22:47:15.59 ID:iTO6lBeMo
>>412
「当たれば木っ端微塵、さっきのなら大火傷。でも貴方も見た通り爆発の発生までかなり時間掛かってましたよね?あれだけの事をしてたらバカでもヤバいって解りますよ。」

=爆発までの遅さもあり、四肢欠損してても回避出来る。

「そりゃ弱点突くのは基本ですよ、戦う人にとっては。」

基本であり最難、基本というのはどの分野でも難しい物である。

「え?頭が...爆発。」

この少女、ファンタジックな魔法、装備の癖にやたらと科学っ娘。

一度火がついたら止まらないこの悪い部分は科学者のソレと同じである。

「ほう。」

相手の手ばかり見ている少女、この光で何かするのだろうか。そう思った時。

下で、何か.....蠢いている。


「--------蛇?影を操る能力?それともコレを出す能力?」

その得体の知れない縄を指差し質問責め
420 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 22:48:04.21 ID:N5sbvdSIO
>>413

…瓦礫の山に…!?

【女は素っ頓狂な声を上げる。相手のいう「瓦礫」とは無論自分の目の前に広がるこの鉄筋の山を指しているのだろう。】
【言葉通り、そこから助かったというのに驚いたが、それよりも女の興味を引いたのは、】

(…機関¢、の残党か…)

(……あるいは巻き込まれた≠ゥ…)

【相手の立場である。テロに参加していたことは、その瓦礫の中にいたということが物語っているし、】
【そこから生き延びたということが一般人でない事を示唆していた。】

【一つ、少し考えてから、彼女も瓦礫の山を登る。】
【刀が鞘走らないように注意する。そして、相手と話せる距離まで来ると、】

……どっちかしら…?

…どうしてこの中に?襲われたの?それとも…

【微かに乱れた髪を整え、さらに質問。】
【「二つ」のことを探ろうとしている。】
421 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 22:53:30.28 ID:j0hP57z50
>>417

「そうね、死ぬまで。までは駄目だけど。
 空腹ならさっきみたいな甘噛みまでなら許すわよ」

目の前まできて、同じ目線になるように座り込む。
そして既にボロボロな左腕を突きだした。

「噛みちぎるのもなしよ、さっきまでの噛みつきまでね」

さすがに欠陥するのは惜しいらしい。
ともかく、先程のレベルの甘噛みなら良いらしい。
アレを甘噛みと表現するのは疑問であるが。
422 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 22:55:42.75 ID:/+TZWadv0
>>411
(終わりにする……か)
(……そうだな)

【そう思って瞬きをすると―――青年が消えていた】

「ゑ??」

【間抜けな声を出したその瞬間背後に感じる存在】
【咄嗟にしゃがもうとするも遅く、腰に当たりその場に倒れこむ】
【しかし、それにより鉄球は少女の頭上を通り抜け慣性に則り青年へ向かう】

(畜生……このまま[ピーーー]るか)

【腰に当たった鉄塊は脊椎と内臓を潰し深刻なダメージを少女に与えていた】
【それでもまだ動く腕を使いポケットの鉄球を力いっぱい投げる】
【投げた先は最初に設置したガラス片がたまっている場所】
【ガラス片は弾けた後全て青年へと向かう】【数は15個ほど】
423 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 22:57:58.72 ID:G4WF1I2zo
>>419
「ん・・・まぁ、そうだねー」
【自分でも気付けたので結構な人が理解できるのだろうと考えている】
「てかさ、今遠まわしに私の事バカって言った?」

【バカと言う言葉に敏感になっている】

「でも、明らかに水とか使う人だったら分かりやすいっしょ?」
【そんな素直な能力の人が居ればーの話だが】

「うん、中学生にこんな話するべきじゃないって!」
「その話後2時間聞いてたら確実に死んでたね。」
【大げさに言ってみせるが先ほどからの言動を見ると強ち嘘に見えない不思議である】

「んー・・・・・両方とも不正解!」

【次は四本の縄がそれぞれ自分と相手の両サイドに移動する】
【そして縄は其々くっつき地面に黒い四角を描いた】
【するとその四角に高さが生まれ最終的には動物園などでよく見る檻に変化した】

「正解は相手を拘束する能力でした〜」
424 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 22:58:22.29 ID:yvTJv/uKo
>>421

クゥン……

【腹を見せる、所謂服従のポーズを見せる】
【と同時に腕の獣は目を閉じ、刺青も消え失せ、目も通常の紫に戻った】

…… チロチロ

【ゆっくりとおすわりの姿勢に戻ると赤い舌でぼろぼろな腕を舐める】
【申し訳なさそうに、上目遣いでひたすらに舐める】
【まるで「怒ってる?」と聞くような表情だった】
425 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/19(金) 22:59:07.93 ID:EzcMKx4z0
>>418


「さっきのは貴女でしたか」

【先程までとは打って変って丁寧な口調で話し掛ける】
【顔は相変わらずニコニコと笑ったままだ】
【目の前の地味な女から発せられる質問】

「今夜は散歩日和ですからねぇ。それにこの辺はテロもあったようですし」

【それに答えながら楽しげに辺りを見渡す】
【周りは瓦礫で覆われているがどうやらそれが楽しくて仕方ないらしい】

「貴女こそこんな所で楽器の練習ですか?」

【皮肉を言っている訳ではなく純粋な好奇心からそう尋ねてみた】
426 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/19(金) 23:00:57.41 ID:YtgCbl/S0
>>422
「ぐふっ」
【相手が倒れたことにより鉄球は青年の胸へと辺り、息を漏らしてしまう】
【そして彼女が倒れたのを見るが、少女が鉄球を投げる事を確認、投げた先を見ると…】

(…まだ死なないさ)
【向かってくるガラスを見つつも、青年は彼女の手に届かない場所へ剣を投げ】
【ブレスレットを使用、これでラストだ】
【またもや超人化した青年はビルへ入るドアに飛び込み、穴ぼこな壁にホフクで伏せた】
【ボロボロとは言え、まだ下の部分は健在だろう】
427 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki2011/08/19(金) 23:01:23.33 ID:XxuD0kfio
>>420
「えぇ、そうです…」
【苦笑しながら少年は答えた】

「僕はテロリストと闘っていました」
【少年は少し身構えながら言う】

「猫耳がついた少年と共に闘ってたんですけど、僕は逃げ遅れちゃって…」


428 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 23:02:54.15 ID:j0hP57z50
>>424

「ううん、怒ってないわよ」

笑って首を振る。
只また痛みが残っているのか、その笑顔は無理やり作ったかのようなものだ。

「でもそんなのでお腹が膨れるの?ガブガブやってもいいのよ」

等と言うけれど、本当は結構意識が飛びそうだったけど。
なんてことは口に出さず心の中にしまっておくことにする。
429 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 23:05:04.31 ID:iTO6lBeMo
>>423
「...もしかすると心当たりが?」

バカに関してである、少女自身バカにしたつもりは無いのだが、相手が気にしていると言う事は何らかの心当たりがあると推測。

「ええ、水だけなら電気分解後に火の魔法で水素爆発にしてやれば。」

そんな解りやすい能力、かつ大人しく作戦にハマってくれる人がいれば成功する。

「2時間も耐えられるじゃないですか。」

サラッとまだこの話しを続けてやろうか的な反応をチラつかせてみるが、話しはしない。


蠢く"ソレ"は徐々に形を成し、檻のような形に。

「凄い能力ですね、恐ろしいです。」
430 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 23:05:30.48 ID:N5sbvdSIO
>>427

ははあ…闘ってたの…

【ということは、少なくとも自分の明確な「敵」ではないらしい。】
【相手の発言でそのことがはっきりしたように思える。】

猫耳ぃ?…ふうん…それはまた…

【「場に合わんな」】
【そんなことを考える女であった。】
431 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 23:06:24.81 ID:yvTJv/uKo
>>428

【ぱぁ!と少し嬉しそうな表情を取る】
【言語が戻るにはもう少し掛かりそうだ】

…… フルフル

【実のところ、結構お腹いっぱいである】
【今日はもういい、ということだろう】

な……マ……エ……?

【かすれたようなハスキーボイスで尋ねる】
【理性は戻ってはいるが完全ではなく、故に言葉は少なくしか話せない】

/すいません、そろそろ落ちますので此処らで締めに入ってもよろしいでしょうかっ
432 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 23:10:43.55 ID:j0hP57z50
>>431
/了解です

「それじゃぁまた今度会ったらね。
 なんなら私の所に来る?」

そう言って手を指しのばす。

「名前は…落ち着いたらね。私はキョウカ」
433 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 23:13:14.98 ID:RIk69B9Y0
>>425

先ほど行った女性の行動の意味を知っているならば言えるはずはないと思われる言葉。
死者がいる場で、死者の魂を沈めた場でよくもまああんな風ににこやかに出来るのかと思うと
死者を冒とくしているように思えて、だけれども少女は悪気も無さそうで。
だからどのように反応すればいいのか戸惑い、妙な静寂が場を支配する。

「…散歩日和、ね。それならこんな陰惨な場所を選ぶことは無いと思うけれど?」

無表情に近い表情は少し苛立ちに似た感情に動かされ、他人から見れば少し不愉快そうな顔に見えるだろう。

「楽器の練習なんかじゃない…死者を悼んだだけ
 死者を想って、鎮魂歌を奏でただけよ」

苛立ちと好奇心じみたものが入り交ざり聞く気ではない事につい、食指を伸ばす。
人の行動理由なんてのも所詮こんな風なのかもしれない。

「どうしてそんなにも楽しそうなの?私には理解できかねるわ」

434 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 23:14:52.32 ID:G4WF1I2zo
>>429
「いやいや、心当たりも何も・・・・・」

【これ以上は自分で自分を馬鹿と言うのと同じなので言うのは止めておいた】

「じゃあ、やっぱすごいじゃん。」
【爆発=強いと言う方程式が設立された瞬間であった】

「いやいや、例えだからね?」
「本気にしないでね!」
【もうこれ以上難しい話は聞きたくないのだ】

「でも、攻撃手段がないに等しいから結構つらいんだけど。」
【檻を消す】

「じゃ、またどっかであったら話聞かせてよ」
「もう遅いし私は帰るねー。」

【そう言うと踵を返し公園から出て行こうとする】
435 :【追尾死神】wiki参照[sage]:2011/08/19(金) 23:15:17.40 ID:/+TZWadv0
>>426
【大量のガラス片はそのままただでさえボロボロだった壁を破壊していく】
【下のほうは健在とはいえいくつかのガラス片は壁を越え、執拗に青年へ向かう】

(さて、……もう諦めるか……)
(元々、世界へ復讐するなんて無謀だったんだよ)

【そんな風に少女の心の中でも死ぬことを認めていき意識を手放そうとした刹那―――】

((こんなことで……こんなことで諦めてたまるか))

【深層の深層、本人にも自覚できないほどの場所で彼女は諦めていなかった】
【それでも意識は消え、体は全機能を停止し、損傷した胃から流れ出た胃液が腹部を溶かした】

【追尾死神】死亡

/長い戦闘ロールありがとうございました
なんか欲しいものあったら死体からとっていっていいですよ
絡みあり乙でした!楽しかったです/
436 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 23:15:44.30 ID:yvTJv/uKo
>>432

クゥン……

【こく、と頭を下げる】
【付いていく、というよりは軍門に下る、というニュアンス】

つく、ネ……

【とある青年につけてもらった名前を名乗る】
【結構気に入っているのだ】


【くてん、とその場に倒れた】
【食生活の不摂生が祟り、動きまわったツケが回ってきたのだろう】
【すうすうと寝息を立てていた】
【寝顔は安らかなもので、ただの少女にも見えるものだった】

/それではおつありでした!
/キョウカさんの家に居る設定になるのかな……?
437 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki2011/08/19(金) 23:17:48.40 ID:XxuD0kfio
>>430
「僕、その戦いが初陣で荷物になっちゃいましたけど…」
【俯き気味に呟いた】

「なんでも反戦団体にリーダーだって言ってましたよ 今あいつ元気にしてるかな…」
【少年は遠い目で答えた】
438 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 23:19:36.95 ID:N5sbvdSIO
>>437

ふうん…

反戦団体…ねえ。

……その団体の名前は…?
まさか…不殺同盟≠チていうのかしら?

【さらに質問。】
【自分の知っている情報も組み込み、それに「確認」を撮ろうとした。】
439 :【魔鎧音撃】魔導アーマーとか、衝撃魔法を扱う。[sage]:2011/08/19(金) 23:22:00.27 ID:rDVyFkdzo
>>153

「そもそも、『何も無い普通の学園』が宗教戦争に巻き込まれるはずが無いですもんね」

一連の事件―――『教団による学園への侵攻』、帝國にいてもその噂は

暫く黙りこくり、顎に手を当てて思案を巡らせる。青年――悪魔を襲った修道女の正体と、先の宗教戦争。
関連性を見出だす事は容易くなかっただろうが、青年の一声で意識に積み上げられたロジックは一瞬で瓦解した。


「……友達が、学園に?」
「それなら話は早いんですけどね、一応学園の生徒ですし、私」

生来世話焼きな性格ではないのだが、青年がそうであるように、少女もまた彼の事を"気に入った"らしく。
悪魔という事もあってか、どうも厄介事を多く抱えている彼に一抹の期待を込めて一つ、解決策を提案する。


「――――それで、良いんじゃないでしょうか、まんざらでもないです」
彼女のそれもまた、青年と同程度のようで。
440 :【瞬間沸騰】@wiki[sagesaga]:2011/08/19(金) 23:22:15.68 ID:j0hP57z50
>>436

「さて…」

ちょっと特殊な断熱する布にくるむ。
せっかく眠っているのに邪魔をしてを行けない。

「傷口を塞がなきゃね」

傷口に手を触れる。ジュージューと肉を焼く音がし、苦悶の表情を漏らす。
そしてそのままフラフラと立ちあがりながらも、寝息を立てる少女を運ぶ。
目指すは郊外にある自宅、アソコならば他人には迷惑にはならないだろう。
脂汗を垂らしながらも、何とか向かう二人であった。

/お疲れ様でした
/そういうことになりますね
441 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/19(金) 23:23:17.57 ID:yvTJv/uKo
>>440
/了解です、改めておつありでした!
442 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki2011/08/19(金) 23:23:38.62 ID:XxuD0kfio
>>437

「残念ながらそこまでは聞いてないです… もう一度会えたらって思うんですけどね〜」
「その不殺同盟って、どんな組織なんですか? 」
【少年はこの街に来たばかりなので、なにも知らない】
「ってか、まず貴女こそ何をしてたんですか?」
【少年は思い出したようにといかけた】
443 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/19(金) 23:23:48.53 ID:YtgCbl/S0
>>435
【乗り越えていったガラス片は青年の背中やわき腹へと刺さっていき血を吹き上げる】
【そして静まり返ったら、青年は弱弱しく立ち上がる】

「ぜぃ…ぜぃ…」(この傷は…抜くのに時間がかかりそうだ)
【体の状態を見つつ青年は少女へ目を向ける】
【数秒見つめてもピクリとも動かないその体、青年はゆっくりと近づき首に指を当てると】
【死んでいる事が分かった】

「………人間って、こんなにもろかったんだな」
【自分に言い聞かせるようにそう一言、青年の両目からは音も立てずに涙が溢れ、青年は殺してしまったことを後悔した】
【死んで償うなどの言葉は最低な部類に入る、生きて償わせなければ意味が無いのだ】
【この光景を見る者もおらず、戦場はまた静かな夜となった】

/絡みありがとうございました
/お言葉に甘え、マシンガン二丁・ダイヤモンドナイフ・ダガー二本・機械刀・ダイヤの欠片をいただきます
/死合い、改めてありがとうございました。
444 :【魔鎧音撃】魔導アーマーとか、衝撃魔法を扱う。[sage]:2011/08/19(金) 23:24:06.06 ID:rDVyFkdzo
>>439
/おおっと、二行目の最後に
>〜伝わってきていた。
>今は学園の生徒なのだから、その詳しい顛末は何時でも知る事ができる。尤も、聞いた事は一度も無いが

/を追加で
445 :【見習い戦士】Lv.4:exp(3/5)[sage]:2011/08/19(金) 23:24:30.58 ID:iTO6lBeMo
>>434
「そうですか。」

なら単純にこの少女の言動が誤解を生む良い方だと言う事。少女は素直に反省。

「解ってますよ、長い説明をするのは私も勘弁です。」

じゃあなんで先程は説明したのかを説明して欲しいところだ。

「え、縛って首筋タコ殴りにしたら絶対勝てますよ!」

動脈が云々、首の骨が云々という相手が動けないならさっさと弱点突いて終わらせようというなんとも言えない作戦を提唱してみる。

「え、ああ。さよならー。」

手を降って見送る少女。

今日は面白い物を見た日であった。


/絡み乙&ありがとうございました!
446 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki2011/08/19(金) 23:25:11.78 ID:XxuD0kfio
安価ミース
>>442>>438あてです
447 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 23:29:21.04 ID:N5sbvdSIO
>>442

あ、そう。…ま、猫耳付けたようなふざけたのがいるような組織じゃないわね。
不殺同盟ってのは…それなりに大きい見たいだし。

ん?
さあ。私もよく知らないわ。反戦団体ってことは聞いてるんだけど…

【旅人である彼女はなかなか組織に疎い。】
【相手の質問には微妙にしか答えられなかった。】

私は…あれよ。野次馬。
「でかい喧嘩」があったって言うから見にきただけ。

【風に吹く髪を抑えながら、言葉を紡いだ。表情には軽い笑みが浮かんでいる。】

生き残ったとこをみると…あんたは能力者かしら…?
448 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/19(金) 23:32:33.42 ID:EzcMKx4z0
>>433

「陰惨、ねぇ」

【少し不機嫌そうな女の顔を眺めつつ、小さな声でそう呟く】
【どうも相手は此処がそういう場所に思えるらしい】
【まあ感じ方は人それぞれだし、と思い直す】

「鎮魂歌……レクイエムですか」

【自分には無い、死者を悼むするという気持ち】
【それが出来るこの女は心が優しい人なのだろう】
【まあそんなモノは自分には必要ないが】

「だって楽しいじゃないですか。ワクワクしませんか? ここで沢山の人が死んでいったんですよ?」

【その場に居なかったことがとても悔やまれる】
【勿論自分なら喜んでテロに参加したことだろう】
【相手は想像もしていないだろうが、自分もまた所謂爆弾テロリストであり、大量殺人者なのだ】
【人が死ぬ、それを笑って見つめ続けられる、狂った人種の一人なのである】
449 :【暗縛束影】《Dancer in the Dark》 E懐中電灯[sage]:2011/08/19(金) 23:32:57.86 ID:G4WF1I2zo
>>445
/乙ありでしたー
450 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/19(金) 23:39:13.51 ID:XxuD0kfi0
「あぁ、貴女も知りませんでしたか・・・」
【少年は少し落胆しながら言った】

「僕自身アカデミーに留学初日なので、全然このあたりの事知らないんですよね〜」
【留学初日にテロに巻き込まれて、ガレキに閉じ込められるなんて運の悪い少年である】

「野次馬ですか・・・ 喧嘩なんてレベルじゃなかったですよ」
【少年は呟いた】

「ちょっとした戦争が起ったようなものですよ。 もしかしたら小競り合いクラスの戦争の方が断然マシかもしれない。」
【少年は寂しげに呟いた】

「えぇ、僕も能力者ですよ 貴女もでしょう? その格好からして」
【服装と装備から推測した結果だ】

「まぁ、これでも帝国陸軍の士官学校では常に上位に居たんでね」
【誇らしげに少年は言った】
451 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 23:44:32.22 ID:N5sbvdSIO
>>450

…でしょうねえ…機関≠ェ絡んでるならその規模になるでしょうね。
ま、みたところ収束したみたいだけど…

【ぐるりと辺りを見回す。】
【二人以外動く物は一つもない。】

あら…あんたアカデミーなの……

ふうん…帝國のか。

…あ、私は能力なんか持ってないわよ?ただの剣術家。

【それからふと腕時計を見つめ、】
【「もうこんな時間か」と呟いた。】
452 :【悪魔麺喰】2011/08/19(金) 23:46:52.23 ID:bUR3d9KZo
>>439

最初は悪意の言葉を紡いでいた少女の思わぬ提案の言葉に悪魔は驚いた様に、
……一瞬の時だけ、くしゃりとした喜びに染まる笑みを浮かべ、それは次にニタリした笑み戻る

「───────探してあげる。と意味かぁ?ひょうりん☆ちゃんよぉ?」
「ありがてぇが……気持ちだけ受け取る事にしとくぜぃ、ありがてぇが」
「クソながったるい位に生きる奴にはぁ、厄介ごとこそが生きるコツってな」

暫くの時、思案の海に潜り込み浮いてこなかった少女の前で揺れていた紙は
返す必要性は無かったのだろうか、と結論の元に適当に畳まれ袖の中へ挟まれ
少女の申し出を断り生まれた僅かな罪悪感感に、合わせていた視線をずらし
白い能面に似た色の頬を軽くぽりぽりと指を曲げ掻きながら、大丈夫だろう。悪魔は言う


「あんな特徴的な奴そうそういねぇだろうなぁ……うん、いつも寝てるし、うん」
「……てか、聞き流してたんだけどよぉ……宗教戦争やらかしたの教団は……」

「俺ヤバくね?まず悪魔だし……あんとき思いっきり喧嘩売ったんだけど」

/遅れました……ゴメンなさい
453 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/19(金) 23:50:25.05 ID:XxuD0kfi0
>>451

「実は首謀者達がどんな人たちかも知らずに戦ったんですよね、僕は・・・」
【何も知らずに戦うなんて無謀な少年である】

「これからは、『どれだけ復興が出来るか』にかかってるんですよね・・・」

「能力者じゃなかったんですか〜 勘違いしちゃいましたよ。 強そうなオーラが出てたんでつい・・・」
【そう言う少年は、はにかんでいた】

「あっ、これから予定でもあるんですか」
【少年は尋ねた】




454 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/19(金) 23:54:54.65 ID:RIk69B9Y0
>>448

(ああ、そうか。こういう人種なんだ)

自分も常軌を逸しているとは思うが、倫理に反する事まで嬉々としながら口に出すことは無い。
いやそう思う事も無い。だが目の前の少女は違う。根本的に違う。
死をふりまくことを楽しんでいる。命を奪う事により悦楽に浸る人種なのだ。

「―――…けないで」

ぎりっ、と歯ぎしりしたのち何かつぶやいた。
目の前の少女の前では死者を想った鎮魂歌も台無しにされそうで。
暴力的なまでの無垢な悪意で全てを奪われ、穢され、犯されそうで。

どんな反応をしても少女の嗜虐心を煽るのかもしれない。
だったら毅然としていよう。そう思って、そうした。

「…ふざけないで。わくわくなんてしない。むしろ私は悲しいし苦しい。
 何を思って逝ったのか知らないけれど、多くの人が死んだ場所なのよ?
 って言っても無駄ね。ただあなたの異常を加速させるだけだろうから」

瞳を閉じて、深呼吸。
そして目を開き、再び少女を見据える。

「で、ここで何をしようと言うの?
 死体弄りかしら?だとしたら趣味が悪いわ」

毅然としている心算でも、自身をこの場の死体の仲間に加えられるというのではと恐れて
その可能性を口にすることは無かった。
455 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/19(金) 23:58:47.21 ID:N5sbvdSIO
>>453

あらそうなの。随分と勇敢じゃない?上位の軍人なだけあるわね。

ま、どちらにせよ生き残ったのは運がよかったのかも…そんなに大きな戦いだったなら…

【辺りを見回し】

強そうな…ねえ…どうかしら。私はまだ弱いわ。
ま、その辺の連中よりは強いけどね…

んー?
いや、予定なんかないわ。時間はたくさんあるけど…
少しこの辺りを見てみたいのよ。他にどんなことがあったのか分かりそうな気がするわ。

【それから別れの言葉を付け加え、女は踵を返した。】
【このまま何もなかったら、何処かへいくだろう。】
456 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/20(土) 00:04:02.38 ID:w7X8AlBx0
「ははっ、完全に運が良かっただけですよ・・・」
【はにかみながら言う少年は満更でも無さそうだ】

「あっ、じゃぁ最後に御名前を教えて頂けませんか?」
「僕は龍造寺 優 帝國士族の末裔です!」
【少年は自らの名を名乗った】 

/絡み乙でした〜 たのしかったです!
457 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/20(土) 00:05:38.06 ID:wouKokHIO
>>456

…ロータス=ブラック…

…ただの剣術家よ。

【名乗り、やがて彼女は去った。】


/お疲れ様でした!
/こちらも楽しかったですっ!
458 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/20(土) 00:06:21.28 ID:w7X8AlBx0
「ははっ、完全に運が良かっただけですよ・・・」
【はにかみながら言う少年は満更でも無さそうだ】

「あっ、じゃぁ最後に御名前を教えて頂けませんか?」
「僕は龍造寺 優 帝國士族の末裔です!」
【少年は自らの名を名乗った】 

/絡み乙でした〜 たのしかったです!
459 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/20(土) 00:07:35.63 ID:w7X8AlBx0
>>458

/なに、この時間差連投!? 意味が解らないよ!? とりあえずサーセン

460 :【魔鎧音撃】魔導アーマーとか、衝撃魔法を扱う。[sage]:2011/08/20(土) 00:12:15.46 ID:CTjpDvGRo
>>452

「む、悪魔らしい理由、なんだか何かに負けてしまったような気がします」

口をつぐみ、頬を膨らせて青年の顔を見据える。
善意を闘牛士が閃くような華麗な言い回しで躱した青年の口を、顔を、突発的に赤く染め上げたくなったのは内緒だ。


「そこまでヒントを出されると探したくなるのが人間の性ですが……十文字さんは悪魔ですしね」「あ、一応」
「ということで、探しはしません。それらしい人を見つけたら、仄めかしはするかもですけど」

彼の友人という事はやはり悪魔なのだろうか、学園に居る顔見知りを適当に思い浮かべて、悪魔だと仮定する。
青年を見ていると誰に当て嵌めても妙に納得できてしまって、
少女は思わず噴き出しかけ、それを抑えたせいか喉の奥からくつくつと笑い声が漏れた。


「順当に考えればそうなりますよね、"厄介事"じゃすまないかもしれませんよ?」
「戦争をしていた当時の教団は学園の中枢部を占拠する実力を持っていましたし、今は……知りませんけど」


/すいません、宣言通り食事を貪っておりました
461 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 00:28:35.99 ID:svmeMxkH0
>>454

【相手が嫌悪をむき出しにしてもこの少女の笑顔は少しも消えない】
【確かにイカれた少女ではあるが、普段はそんなことはおくびにも出さないでいるのだ】
【だが今夜は久々に “死” を目の当たりにした所為か、少々テンションが上がっているようで】

「ん、まあ、普通はそうでしょうねぇ。ふつうの、 『 凡 人 共 』 は」

【少女だってそれぐらい解っている、真の芸術の理解者は少ないのだ】
【いつだって大衆は自身の理解の及ばないモノを迫害しようとするものである】

「したいいじりィ? まさか、そんな事しませんよぉ。壊れた後のモノには興味ありませんから」

「美しいモノが壊れる、その最後の瞬間の煌きこそが、最高の芸術なんですよぉ?」

【何で分かんないかなぁ、と首を振る】
【この女だって音楽という一種の芸術を嗜んでいる筈なのに何故、と思う】
【これだって皮肉でも何でもなく、本当に分からないのだ】
【だってこんな時間に一人でこんな所に居るものだからてっきり、この女も同類だと思っていたのに】

「ったく、とんだ期待はずれですねぇ」

【真の芸術が理解される日はまだ遠いなぁ、とため息をつく】
462 :【悪魔麺喰】2011/08/20(土) 00:29:26.01 ID:AFO2jzGUo
>>460
頬をなぞる様に掻く手は、次第に悪魔の顔を覆い被り、眉間に皺がよる顔を隠し
……ハァ、と。少女の不気味な笑い声と共に指の隙間から少々重い溜息が漏れ

「……とりあえず、ひょうりん☆の可愛らしい笑顔を見れてロキシー幸せ、なんちって」
「……とりあえず、俺様の気持ちを汲み取ってくれた優しいひょうりん☆に会えて幸せな人生でした、なんちって」

ゆらり。先程とは違う絶望に凍りついた声、垂れ下がるのは悪魔の頭、がくり
五本の指が建てられた左手は烈火色の髪に包まれた頭皮をワシャワシャと掻く

「てか、 冗 談 と か 言 っ て る 場 合 じ ゃ ね ぇ 」
「……どこかにいないかなぁ、安全な場所を知ってたり、助けてくれる親切な奴はぁ……いないかなぁ?」
463 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 00:30:43.70 ID:wouKokHIO
【廃墟群=z
【盛者必衰を体現したかの様に、辺りは静まり返っていた。】
【窓カラスは割れ、昼でも暗い陰気な雰囲気が立ち込めている。】

「またか……」

「毎回毎回…」

【一人の女は、そんな場所に来て呆然と呟いた。大通りの隅の方で辺りを見回す。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…く…死にたい…どこなんだここは…」

【迷子である(;^ω^)】



/なんでも対応
464 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/20(土) 00:49:26.95 ID:Xb7XGUwD0
>>461

気分が高揚している少女とは対照的に益々気がめいる女性。
どうやったらここまで狂えるのかと、不快感を醸し出せるのかと小一時間問いたいくらいだ。
いや、問いたくない。問う時間が自分に不利益しか生まないだろうから。

一通り話を聞き終えた後、律儀にも返答をする。
正直そこまでする義理も義務も無いのに、変なところ真面目である。

「そこまで狂えなきゃ真の芸術とやらを理解できないなら私は凡人でいい
 それに壊れる最後の瞬間の煌めきなど芸術というのは幻想的なものに対してのみ当てはまるのよ
 どうせあなたはそんな事思いやしないだろうけど」

この場に足を踏み入れたのは一概に気まぐれ。
死が充満する場の空気を吸いたくて、楽しみたくている訳じゃない。
死者が苦しんでいるように見えたから、そんな苦しみから解放したくて居ただけ。

「――別に、期待外れでもいい。そんな期待は要らない。」

冷めきった眼と冷えた表情を浮かべながら

「で、気分を高揚させたくてここに居るのね?あなた。
 それとも、何かを壊したくてこんなところに居るの?」

投げかけた、言葉。
465 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 00:49:57.52 ID:MA0q7YpN0
>>463

君が迷子で悩んでいると突如として
【ガシャーン】
という窓ガラスの一つが割れる音と共に、一つの窓から派手な女が登場する。
その女はくしくも君と似たような格好をしており、赤色のコートを着ていた。

「私参上」

ジャラジャラと鎖が擦れる音をたてながらも、その女は現れた
466 :【魔鎧音撃】魔導アーマーとか、衝撃魔法を扱う。[sage]:2011/08/20(土) 00:50:56.40 ID:CTjpDvGRo
>>462

「……いっそ[ピーーー]ば良いのに」

先の発言も相俟ってか、加速した苛立ちは視線を氷点下まで冷却させて。
凍結したかの如く鋭いそれは真っ直ぐ、青年の瞳へ向けられていた。


「そんな訳で安全な場所なんて知りません、というか言いたくありません」
「十文字さんなんてトチ狂った神父か何かに殺されてしまえば良いんです、ふん」

腕組み、鼻息を鳴らす。拗ねた子供のように、こちらを意識したとしか思えない彼の言葉を突っぱねた。


「大丈夫ですよ、多分」
「ほら、前回の戦争は結局教団が負けましたから、流石に二回も馬鹿はやらかしませんって」
467 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 00:55:51.12 ID:wouKokHIO
>>465

っ…!

【ガシャーン】
【音に首をすくめ、女は瞬時に警戒した。すなわち『氣』を練る。】

………

【そして相手を見つめてぽかーん。】
【( ̄◇ ̄;)←こんな顔になっている。】
468 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 00:59:45.80 ID:MA0q7YpN0
>>467

「栗みたいな口をしやがって…何か珍しいものでも見たのかい?」

【にかりと笑う女、相手の気など知りもしない】

「いや、瞬時に練るのは流石だな。さて、本題だ。何かお困りかな?」

【等と言いながらこちらに寄ってくる。
 歩くたびにその辺に転がっているガラスの破片がパチリと音を立てる】
469 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 01:03:27.02 ID:wouKokHIO
>>468

…君だよ。君。

【ぽかんと口が空いてるのをそこで始めて気づき、】
【女は慌てて我に返る。強烈な驚きで自我を飛ばしていた。】
【また元の「無」表情に戻る。】

…なに…?

…私の練氣が分かるのか…?あ、いや、そんなことはどうでもいい。

…街の方向はどっちか分かるかな?

【ガラス片が壊れるのに視線を向けた。】
470 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 01:07:28.99 ID:MA0q7YpN0
>>469

「私がどうしたんだい?
まぁ、その程度なら何かを取るってもんじゃねぇな。
ほら、アッチだよ」

そして一つの窓の方向を指さした。
どうやらあの方向に街があるらしい。

「でも、伝えてそれで終わりっていうのは面白くねぇ。
 どうだい?一戦遊んでいかねぇか?」

言葉のつながりとして何処か可笑しいが、それは気にするのだろうか。
初めからそんあもんなんてあやふやなものなのだ。
471 :【悪魔麺喰】2011/08/20(土) 01:11:29.28 ID:AFO2jzGUo
>>466

「トチ狂った……はいわねぇが、メイスを振り回すシスターに殺されかけたんだがな」

僅かにほんの僅かに蒼ざめた悪魔は、小さく呟きを残して…………
浴びせかけられた声の冷たさに頭を上げて丁度良い高さ、同じ高さの両者の瞳

少女の瞳は絶対零度、名前に含まれる氷の冷気と鋭さを持った瞳を、ケラケラと
冗談だよ。と呟いた額に汗を滲ます悪魔の赫い瞳は子供の様な光を纏い見つめ返し
右手が失われ今だ湿る真っ赤な包帯に覆われた右手をユラユラと動かしたて…

「ま、二度ある事は三度あるっうのは……何処のことわざってぇやっだったか」
「ひょうりん☆はしらねぇと思うが、神の使徒っうのは……マジでこわいぜぃ?」
「気をつけな、といっておくぜぃ、安全な場所はてめえの言った通りねぇんだからよ」

何時の間にか、左手は伸びていた……何処へ?、それは少女の頭部へゆっくりと
悪魔は、妙に人に優しい悪魔は少女の頭をポンポンと叩こうと……その瞳は海の様に穏やかで
472 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 01:11:45.68 ID:wouKokHIO
>>470

…ガラスをぶち破って現れたんだぞ。驚かないわけないだろう。

【呆れたように呟いた。それから、相手とすれ違いその後ろを見つめる。】

ああ…あっちか。…ありがとう。

…は?…一戦?……手合わせでもしようと?

【その場で何かを探しながら、】
【女は質問する。】
473 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 01:17:14.16 ID:MA0q7YpN0
>>472
「何となく聞いただけさ。それで、何を探しているんだい?」

【別に本気で一戦手合わせしようとは思ってない様子。
何かを探しているのか気になったのか、声をかけてみる】
474 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 01:19:55.88 ID:wouKokHIO
>>473

なんだ冗談か。

【呆れたようにため息。】
【同時に軽く表情を崩した。】

…いや、聞こえなかったか?金属を引きずるような音を聞いたんだ。

…どっかに「鎖」でもないかと思ってな…
475 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 01:20:46.95 ID:svmeMxkH0
>>464

「凡人でいい、ですか。志が低いですねぇ。人生ってすごく短いんですよぉ? もっと高みを目指さなきゃ」

【そう、勿論自分も停まってなど居られない、これでもまだまだ修行中の身なのだ】
【だから壊す、人も物も、もっともっと壊して壊して壊し続けないと】
【人生なんてあっという間だ、自分も、この女も】

「そうですねぇ。いけ好かない貴女の鉄面皮をひっ剥がして、絶望に歪む顔を見るのも良いかもしれませんねぇ」

【そう言いつつ、笑顔の質をがらりと変化させた】
【先程までの楽しげなものから、冷たく粘っこい殺戮者のそれに姿を変える】
【同一人物であることを疑いたくなるほど鋭い殺気が相手に放たれる】
【しかしすぐさまその態度は軟化して】

「とは言っても貴女にその気がなければ止めてあげても構いませんよ? 今日は機嫌が良い日ですから」
(コイツ、結構強いかな……たった10枚じゃ少々心許無いかも)

【そんなふうに適当なことを言いながら、さりげなく左手のスケッチブックのページを確認する】
【こう見えて入念に下準備を整えてから戦闘に臨むタイプなのだ】
【相手に闘る気が無いならまた今度、なんてことも考えていたりする】
476 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 01:27:23.21 ID:MA0q7YpN0
>>474

「あぁ、鎖?あんたつかれてるんじゃないの?」

【彼女の能力の副産物なのであるが、その鎖は所謂不可視なのである。
 ただ本人は繋がれているので大体の場所は把握できるらしい】

「気にするなってことだ」
477 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 01:30:54.12 ID:wouKokHIO
>>476

…そうか?…ああ…この前二年ぶりに模擬戦をしたからな…その名残かも知れん…

【キョロキョロと辺りを見回したが、】
【やはり。そこには何もない。】

気にするな、か。…

……飴食うかい?

【「疲れ」と聞いて唐突に。】
【女は林檎味の飴をポケットから取り出す。】
【一個は自分に。そして、もう一つを相手に渡そうとした。】
478 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 01:34:21.73 ID:MA0q7YpN0
>>477

「いやいや、気持だけ受取っておくよ」

【そういって受け取るのを断る】

「まぁ街の方向は教えたんだ、後は一人で大丈夫か?」

【等と茶化すように言う。いなみに指さした方向にまっすぐ行けばたdりつける】
479 :【魔鎧音撃】魔導アーマーとか、衝撃魔法を扱う。[sage]:2011/08/20(土) 01:37:07.27 ID:CTjpDvGRo
>>471

「……残念ながら、私自信は信心というものに丸っきり縁が無いものでして」
「とはいえ十文字さんとは違って私は人間ですから、万一教団の方に会った時は適当に信仰心を持ってみる事にします」

今でも悪魔という事を実感させない彼の飄々とした態度。
それを見て表情を綻ばせつつ、教団という新たな取材の対象に思考を馳せる。
人間と何ら変わらないそれを、彼らは何を思って"浄化"するのか。ひょっとすると、"使えるかもしれない"と。


「おおっと、危ない。汚い手で触らないでくださいよ」
「あなたから私に触れようなんざ百万光年早い話です、それをなんですか、ちゃっかり頭を撫でようなんて。」

ところが少女、先の善意を躱された恨みをここで晴らさんとばかりに体を後ろへ反らし、青年の手を避けた。
悪魔だろうか天使だろうが、触れられる事に抵抗は無い。殴られたり斬られたり、撃たれたりするよりは遥かにマシだ。


「残念ながら私は今ので気分を著しく害してしまいました」
「なので帰ります。ま、次会った時に謝ってくれれば許してあげない事も無いですが」

くるりと踵を返し、一連の台詞を吐き捨ててから歩み出す。
引き出せる情報ももう少しあったかもしれない、公私共に名残惜しさはあった―――
―――故に「また会おう」と、そっと本心を言い残した言葉へ含ませて。
480 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 01:38:03.59 ID:wouKokHIO
>>478

…そうかい。甘いのは苦手か?

【包みを開き、自分の分を口に入れてから女は言葉を紡いだ。】

…ん、…大丈夫だ………多分。

【少し自信なさげなのは、】
【彼女が筋金入りの方向音痴だからである。】

…そういえば…君はこんなところで何をしてるんだ?

【踵を返し、歩き去ろうとするが、ふと。】
【気になったことがあり、女はなおも質問した。】
481 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/20(土) 01:41:28.84 ID:Xb7XGUwD0
>>475

「―――」

正論。確かに正論。
現実の域にとどまっている演奏を幻想という高みに引き上げるという目的は
向上心なくして実現しえない。高みを目指さねば為し得ない。
だからと言って受け入れがたい少女の口からは言われたくない言葉である。

そのせいか、少し顔に動きが見受けられた。
不愉快が、先ほどよりも色濃く成り始めた。

「…絶望なんて言葉を軽々しく言わない事ね。
 言葉なんて重ねれば重ねるほどに軽くなるものだから」

「例え殺人鬼のような表情を以てしても、同じこと
 絶望を知ってる人間に絶望なんて言うのであればなおさら」

変貌しても、動じない。そう、現実とはこういうモノなのだ。
いつかは喰われる。或いは、その時を待たずして喰われる。
快楽の下に喰われる。憎悪の下に喰われる。悲哀の下に喰われる。

「あら、それは良かった。私はただの演奏者に過ぎないから
 あなたのような獰猛な獣に牙を立てられたら為されるがままよ」

戦う気はない。戦える要因も無い。自身の武器を持ち歩いていないのだから。
そんな状況下で出来るのは精々幻視程度。無害な幻視である。
だからこの状況下で取る最善は踵を返し、この場から去ることである。
そしてそれを実行に移していた、女性。
今日も幻想に至ることは出来なかったと現在の出来事とは別の事に思いを馳せながら。
482 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 01:45:04.60 ID:MA0q7YpN0
>>480

「あーお仕事?」

等と首をかしげる。
特に理由は無く、ただ何となく人の気配がしたので現れただけである。

「困っている人の気配がしたんでな」
483 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 01:48:55.82 ID:wouKokHIO
>>482

し、仕事…?

ふうん…特に理由はないってことか。…それだと私は幸運だったな。
君に合わなかったらいつまでも迷っていたことになる。

【ころころと飴を舐めながら、】
【女は微かに笑う。】
484 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 01:51:06.84 ID:LBTmE6zg0
>>483

「無人島でもあるまいし、歩けば誰かに出会えるさ」

等と言いながらも窓に足を駆ける。
どうやらまともな出口からでるつもりはないらしい

「予言するが、あんたはまだ迷う予感がするね」
485 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 01:53:51.95 ID:wouKokHIO
>>484

ま、そうあって欲しいな……そんなとこから帰るのか。

【窓に足をかけるのを見て女は思わず口を開いた。】

む……そんなことわからんだろう。
根拠でもあるのか…?

【図星であり、少しムッとする女。】
486 :【悪魔麺喰】2011/08/20(土) 01:58:16.90 ID:AFO2jzGUo
>>479

「…………人間っうのは」

虚しく宙に揺らいだ左手、されど悪魔の言葉に黒色と表現出来る悪意は無くて、
それは本当に嫌われているのでは無く、単なるイジワルだと理解しているから

少女の踵を擦り、スカートを揺らして背中を向ける、それを見た悪魔ものんびりと
後方で去って行く足音が聞こえ始めたが、特に止めもせずに悪魔も闇に姿を溶かして行った

「へいへい、次に会う時は美味い菓子でも用意しといてやるぜぃハハハハハッッ」

/長い間……絡みありがとうございましたっ
487 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 02:02:25.04 ID:LBTmE6zg0
>>485

「何ならアソコまで投げ飛ばすかい?
 着地の方は保証しないけどな」

それはもう物理的にぶん投げるつもりである
488 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 02:05:53.56 ID:wouKokHIO
>>487

……承諾するわけないだろう…地面に叩きつけられるのがオチだ。

【がり、と飴玉を噛んでから、女は言う。】
【自分は身体能力はそこまで高くない。それこそ、着地できるかわからないのだ。】

ん…それじゃあ…そろそろいく。

教えてくれてありがとう。

【やがて、踵を返す。】
【このまま何もなかったら、その姿を消すだろう。】
489 :【鎖縛界克】@wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 02:11:24.32 ID:LBTmE6zg0
>>488
/お疲れ様でした
490 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/20(土) 02:14:14.28 ID:wouKokHIO
>>489
/乙でした!!
491 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 02:19:25.85 ID:svmeMxkH0
>>481

「そうですねぇ、やっぱり言葉よりも行動ですよねぇ」

【相手に同調するようなそぶりを見せながら、両手を後ろに組む】
【相手の視線から隠したスケッチブックから絵の描かれたページを一枚、音も無く破り取った】

「あ、やっぱりそうでしたか。そんな気がしてたんですよぉ」

【闘志の全く無い相手を見て少しほっとしたような、かなり残念なような】
【そんな複雑な表情を浮かべながらも後ろに隠した手は止めない】
【破った紙を両手に折って、紙飛行機の形に整えていく】

「あらら、もう帰っちゃうんですかぁ?」

【自分に対して無防備に背を向ける女に少々呆れ気味に言う】

「あ、そうだ最後に。貴女さっき一つ、嘘ついてましたよね」

【歩き続ける彼女の背に向かって話し続ける】
【心を揺さぶる為の言葉を】

「えっと、何でしたっけ。あ、そうそう、 『人が死んだら悲しいし苦しい』 ですよね?」

【勿論相手の返事など待たず次々言葉を紡いでいく】

「それ嘘でしょ? 私、あの時貴女の演奏見てたんですよ」

「 貴 女 わ ら っ て た じ ゃ な い で す か 。 それもすごーく楽しそうに」

【そして彼女にとってかなり残酷であろう台詞を述べる】

「本当は見下してるんでしょお? 死んだ人間のことを嘲笑って悦に浸ってたんですよねぇ?」

【それが本当か嘘かはどうでもいい】
【大事なのはこの女を動揺させること、精神を傷つけることなのだから】
【これでもし彼女が振り向いたなら、手に持った紙飛行機を相手に向かって投げるだろう】
【 「プレゼントです」 と言って】
492 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/20(土) 02:37:21.77 ID:Xb7XGUwD0
>>491

狂気と言うのは、真の芸術とやらを理解している人種というのは
どうしてこうも穿っていて、深層心理にも無い事を植え付けようとするのか?
どうして狂気で人を汚染しようとして、剰え自分の考えだけ正しいと押し付けるのか?

ここまで来ると頭を抱えたくなる。どうせ動揺している自分を見て楽しむんだろうと
内心あきれ果てた。だけれどもそれで何も傷つかない程、心が強くない。

「――ッ!そんな下劣な言葉で私を穢すなッ!」

キッと睨みつけ振り向く。この反応だけで相手を喜ばす事請負である。
反応したら負けなのだ。それを知っていてなお、侮辱を無視する事かなわず。
睨みつけに伴って無表情に近い表情は、激情を明白に曝け出していた。
赦せない。まるで純白のドレスを汚泥で塗りたくられ、穢された気分だ。

振り向いた瞬間紙飛行機が飛んできた。
それを左手で振り払う。こんなものを渡されたくなどない。
今は早く、一秒でも早く立ち去りたい気分だった。
493 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 02:54:07.91 ID:svmeMxkH0
>>492

「あはっ、それですよ。貴女のそういう顔が見たいんですよぉ」

【激しい感情の爆発、それこそ芸術を彩る至高のスパイス――――】
【彼女の怒り、という強い感情を引き出すことに成功し満足、大満足である】

「大サービスです。私の“チカラ”見せてあげますよ」

【そう宣言し、左手でパチン、と指を鳴らす】

「バァン!!」

【すると鋭い破裂音が辺りに響き渡る】
【彼女が手で振り払った紙飛行機に描いた絵が爆発した音だ】
【まあ威力は爆竹程度に抑えてあるので、もし当たっても大した怪我はしないだろう】
494 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/20(土) 02:59:49.79 ID:Xb7XGUwD0
>>493

してやられた。わかっていたが、やられてしまった。
雪のように白い肌に、異なる色が混入した。
爆竹程度とはいえ、痛い事には変わりない。大したけがでないとしても。

「――ッッ!」

のけ反った後即座に少女に背を向け、この場から立ち去ろうとする。
今日は最悪だ、最悪だ。
そう思いながら去っていくだろう。止めてもそうでなくても去るだろう。
495 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 03:08:04.53 ID:svmeMxkH0
>>494

「おやすみなさーい! また会いましょうねぇー!」

【慌てて立ち去る相手に、のんびりと別れを告げる】

(次に会ったらどんな顔を見せてくれるのかなぁ、楽しみだなぁ)

【無邪気にそんなことを考えながら彼女の背中にブンブンと手を振り続けていた】



/では今日はこの辺で
/書くの遅くてごめんなさい
/絡み乙&ありでした!
496 :【幻想演奏】@wiki[sage saga]:2011/08/20(土) 03:09:32.67 ID:Xb7XGUwD0
>>495
/絡み乙でした!
今日は楽しかったです
497 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 03:16:03.07 ID:svmeMxkH0
>>496
/自分もすごく楽しかったです!
/ありがとうございました!!
498 :【火竜炯劔】 2011/08/20(土) 10:05:32.79 ID:AFO2jzGUo
朝方の静寂、鮮血に塗れた男性は波紋と龍の細工が美しい細剣を引きずり……溜息を吐く
僅かに霞が掛かった曇り空から降り注ぐ、熱を持たない白色の陽光は、テロの後を滲ませ
崩落したビルの付近は今だ造形が分からぬ肉の塊の数々が無数の蝿に喰われ、自然に組み込まれる
……ふと、目眩。男性は何時の間にか瓦礫、死体の渦に倒れていて……ズシンと、音が響いた
499 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 11:23:44.38 ID:gD1xnnQM0
【街の中の公園 (朝)】

「………」
【テロが終わり、生存した者達が活気しだした頃に、公園に一人の青年がいた】
【容姿はさながら大学生だが、その姿は異常と言っていいだろう】
【まず顔色が悪く、目の下には隈もある、さらに表情は無表情であり左部分の髪には黒く変色して固まった血の塊も見えるだろう】

【人が余りいない公園で、ベンチに座り空を見上げている青年は何を思っているのだろうか】
【今日はどこの公園にも掛け声は無く、無言で奥に悲しみの色がある瞳で、空を見続けていた】

/殺し合いの場合、危険になると逃げるのでご了承を
500 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 12:33:54.82 ID:gD1xnnQM0
>>499
再募集
501 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 12:41:38.80 ID:w7X8AlBxo
>>499

【人のあまりいない公園に異様な人影が近づいていった】
【それはエレキギターを持ったヴィジュアル系メイクをした少年だ】
(街が静かすぎるんだよ… クッソ!)

【そう毒付くと少年は青年に近づいていった】
「おい、そこのアンタ なにしけた面してんだよ」

「なにかあったのか? これ飲めば嫌な事全部忘れられるぜ」
【そう言うと、金属製の小さな箱を取り出して降ってみせた】
【中にはいけない薬が入っている】

502 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 12:47:59.67 ID:gD1xnnQM0
>>501
「……んっ?」
【上を見上げボーっとしていた青年は突然話しかけてきた男性に視線を当てる】
【いかにも派手でバンドをしていそうな容姿だ】

「いやぁ、この前のテロで嫌な事があって…、これって…なんだい?」
【自分が暗い気分でベンチに座っている理由を話しつつも青年の手に箱が収められるだろう】
503 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 12:51:12.01 ID:w7X8AlBxo
「これは飲むと力が湧いてくる薬だよ
僕にとっては命綱さ」
【少年は笑ながら答えた】

「辛いのならこれを飲めばいいさ」
【少年は薬を勧めた】
504 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 13:07:39.36 ID:gD1xnnQM0
へんしんおくれます】
505 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 13:08:02.24 ID:w7X8AlBxo
>>504
了解です!
506 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 13:15:25.85 ID:gD1xnnQM0
>>503
「……麻薬か」
【眉間に皺を寄せつつもそう呟いた】
【青年は一応麻薬についての知恵は持っていたので】

「いや、これを飲むほど堕ちてないから、返すよ」
【拒否の言葉を入れつつ、箱を少年に返そうとした】

/遅れました
507 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 13:22:56.88 ID:w7X8AlBxo
>>506
「そうか… まぁ、いいけど…」
【少し残念そうに呟いて、箱を受け取った】

「なら悩み聞くぜ? 辛いんだろ」
【青年に向かってそう言った】
508 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 13:27:35.93 ID:gD1xnnQM0
>>507
「…君に話しても、あんたは悪いことはしていない、って言われそうだからやめとくよ」
【目を細めつつ、じっくりと思考をしてから言葉に出す】
【人を殺していた殺人鬼を殺しただけなのだ】

「で、君に何で麻薬なんかを使ったんだい? 話したくないなら別にいいけど」
【話をそらす為か、青年は少年への課題を振ってくる】
509 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 13:36:10.13 ID:w7X8AlBxo
>>507
「そうか… まぁ、言いたくないならそれ以上追求する訳にはいかないよな…」
【少年は呟いた…】

「僕が麻薬使った理由? バンドのドラムの娘が難病で天に召されちゃってね…」
【遠い目で言う】

「そんな時にある人に勧められてね」
【そう言う少年は寂しそうだ】

510 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 13:40:48.34 ID:0Z17lTgG0
>>509
「…なるほど」(やっぱり精神が危ない時には薬に頼ってしまうのか)
【悲しい目をしつつも、次に出す言葉を選ぶ】

「もう周りの人に言われてるかもしれないけどもう薬を使って逃げるのはやめた方がいい、いい病院にでも行って薬を抜くのを推奨するよ」
【喋り終わってからため息を出す青年】
【早く正常な状態に戻らなければ薬に頼ってしまいそうだと心の中で呟いた】
511 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 13:45:46.03 ID:w7X8AlBxo
>>509
「しかも、僕は薬を使うようになってから能力も使えるようになってね」
【少年は笑って言う】


「薬をやめたら能力が無くなるかのしれない… そう考えるとね」
【呟く少年も少し寂しげだ】
【少年は能力を失う事を心の底から恐怖しているのだ】
512 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 13:49:05.12 ID:w7X8AlBxo
/サーセン暫く遅れます
513 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 13:54:32.48 ID:0Z17lTgG0
>>511
「…君能力者だったのかい」
【驚いた表情をしつつも頭でどうしたら説得できるか考える】

「どんな能力かは知らないけど…別に能力が無くても戦える事はできるだろ?
 最初は能力を使って戦い、その時に手に入れたアイテムで物を創れる能力者に武器なりマジックアイテムなり作ってもらったらどうだい?」
【少し考えた自分の考えを、少年にぶつける、青年は現在訳ありで自分の能力を隠している、自分の目的と同じ事を少年に話したのだ】

/了解です
514 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 14:52:24.59 ID:w7X8AlBxo
「僕はね、僕のこのギターのビートを力にしてくれるこの能力が気に入ってるんだよ! コイツは僕のソウルをそのまま力にしてくれるんだ…」
【声を荒げて熱弁した】

「僕は闘う為だけにこの能力を使ってるんじゃない… 僕の表現方法の1つなのさ」
【少年は誇らしげに言う】

「どっかのシャーマンも薬を飲んで、幻覚を見て絵を描くっていうだろ? それと一緒さ」

/遅くなりました…
515 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 14:52:47.97 ID:w7X8AlBxo
安価忘れ
>>513あてです
516 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 14:59:28.67 ID:0Z17lTgG0
>>514
「…ふむ」(ギターに能力…衝撃波とかの類かな)
【顎に手を当てて、先ほどの目とは違い考察するような、それなりに強い目に変化する】

「まぁ自分は他人だからそこまで責めれないけど、いつ死んでしまうか判らない薬を使って能力を使用するなんて、唯の自殺志願者にしか見えないよ」
【冷たい目をしつつもサッパリと少年の言葉を否定する】
【リスクが多すぎる薬に頼るなんて青年にはとても考え難い事だ】

「…そろそろ自分は行くよ、体を洗わないといけないし」
【左髪に付着している血の塊を触りつつ、青年はバッグを背負い公園から出ようとする】
【呼び止める事は容易だ】
517 :【電波障害】JIN 2011/08/20(土) 15:08:34.05 ID:w7X8AlBxo
「自殺志願者ねぇ… まぁ、僕の第一の人生はあの日で終わったんだよ… 」
【少年は悲しそうに呟いた】

「もう行くのか… まぁ、お互い悩みは解決しなかったけど、有意義な時間を過ごせてよかったよ。 じゃあな」
【少年は手を振って見送った】
/ありがとうございました〜 キャラが固まってきました
518 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 15:12:06.15 ID:0Z17lTgG0
>>517
乙です
519 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 15:56:34.15 ID:AFO2jzGUo
>>498
……それから、暫しの時流れ朧だった雲も分厚さを増し灰色に空を覆い始めていた
暗闇にあった意識が地面からの振動で引き摺りだされ男性は、緩慢に目を覚ます
極度の睡眠不足により薄膜がかかる意識、呻き声を零しながら起き上がる視線の先には

複数の若者の中のにきび跡が目立つ一人が鉄パイプを叩きつけようと、振りかぶる
そんな光景が広がっており、構えもしない男性は『復讐だッッ!』一人の叫びを確かに聞いた。

/絡み待ちなのよん、普通に
520 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 16:37:26.06 ID:svmeMxkH0
>>519
【曇り空の下、地獄のような光景の中を一人の少女が楽しげに歩いている】

「〜♪」

【見た目からしておかしな少女だった】
【背中まで伸ばした長めの髪はどうやって染めたのか玉虫色に輝いており、光の加減で刻々と変化していく】
【瞳の色は吸い込まれそうなほど紺碧のサファイアブルーで、見る者を圧倒することだろう】
【だが顔だちは意外と幼い、また身長も低く華奢で起伏に乏しい残念な幼児体型である】
【服装は全体的にちぐはぐで、ショッキングピンクのハイカットスニーカーに安っぽい青のジーパン】
【裾を出し襟元をくつろげた真っ赤なワイシャツに緩く締めた明るい黄色のネクタイ】
【そしてその上からあちこち絵の具の付着した大きめのホワイトコート、要するにブカブカの白衣を羽織っている】

「ん?」

【誰かの叫び声を聞きつけ、ピタリと足を止めた】
【声の聞こえた方向に身体を向ける】
【いつの間にか右手には一本の筆が、左手にはスケッチブックが握られていた】

「復讐……?」

【面白いものが見れそうだ、と嬉しそうな足取りで駆けて行く】
【その先では――――】

「あはっ」

【剣を持った一人の男性を、複数の若者が襲撃していた】
【思わず笑い声を漏らす】
【気が付いたら自分も叫んでいた】

「おーい! 私も混ぜてくださいよぉ!」

【心から楽しそうに笑いながらそちらへと声を掛けた】
521 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 16:57:40.36 ID:AFO2jzGUo
>>520
────少女の楽しげな声と共に振り下ろされた鉄パイプは酷く痛い音を建てた
血が……地面に滴り落ち、少女に気がついた様子など無く興奮に支配される歓声が湧き上がる
その中で額から血の川を垂れ流し片膝を着く男性は、見ていた。少女を…浮かぶのは…

「────────────カカッ」赫が彩る、本能に似た壮絶な笑み

瞬間、にきび跡が目立つ若者の白く焼けない腕が呆気ない程、空中を飛んで行く
若者達の間には理解が出来ないと。沈黙が降り立ち悠々と立ち上がった男性は
右手に握る龍が絡み合う彫り物と波の様な波紋が刻まれた剣を肩に乗せ、言う

「………俺もそこまで恨まれた覚えもねぇんだが、……これはおままごとじゃないぞ、そこのチビスケ」

それだけを言うと、男性は剣を横に薙ぎ払い……一人の首が地面には落ち、生命が破壊された。

/…マジで寝てました。遅れてすいません
522 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 17:15:44.75 ID:svmeMxkH0
>>521

「……わお」

【形勢逆転、どうやら剣の男はとんでもなく強かったらしい】
【予想とは逆の展開に、立ち止まりしばし黙考する】
【そしてあることに気づいて、その男から目が離せなくなった】

「わお」

【――――正確には男の持つ一振りの剣に】

「美しいですねぇ」

【遠目なので良く見えないがどうやら龍が彫りこまれているらしいその剣は一瞬で彼女の心を捉えた】
【またソレを軽々と振るう男の動きも流れる川のように流麗である】

「本当に、美しい……」

【若者たちが虐殺されていることなど目もくれず、剣と一体になったかのような、舞にも似た男の闘いに】
【彼女は胸を躍らせて立ち尽くしていた】

/いえいえ、気にしてませんよー
523 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 17:29:39.76 ID:AFO2jzGUo
>>522
……一振り、一振り。龍を宿す剣が振るわれる度に腕が飛び首が飛び砕けた地面が緋が落ちる
悲鳴は、欠片程に上がるがそれだけだった。少女の思うに"舞"の様に男性は振るい壊れる

……そして、若者だった者たちが地面に横たわる複数の肉の塊の仲間に変わった時
たった一人玉虫色に染まる少女を観客とした演舞を終えた男性は……額の血をなぞり

「────あぁ、これはヤバイ」

カラン、と剣が離され地面に落ちて、甲高い音がした。蹌踉(よろ)めき始めた男性は
数瞬の後に、今朝の様に肉の塊の上に倒れた。

…………ぐぅ、とお腹がなる音を残して
524 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 17:41:45.50 ID:svmeMxkH0
>>523

「すごい! 貴方べらぼうですねぇ!」

【戦いを終えて額の血を拭う男に、パチパチと拍手しながら賛辞を贈る】

「ん?」

【すると音を立てて剣が落ち、続けざまに男が倒れた】

「あらら」

【取り敢えず肉塊の上の男に歩み寄り、明るく声を掛ける】

「大丈夫ですかぁ? あ、あとこの剣貰って良いですかぁ?」

【……今更だがこの少女、中々常識が無い】
【そう言いながら近くに転がっている剣を拾い上げようとする】
525 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 17:53:27.07 ID:AFO2jzGUo
>>524

「……さっきから見ている餓鬼か………」

ぬらり、と。額から零れる鮮血が瞳に被さり倒れ込んだ先の地面を赤く赤く赤く
疲労が身体の蝕んでいた。硬いはずの地面は底無しの沼の様な柔らかさを持っていた
だが……声は聞こえる。薄く妙に反響する形に成ろうが、声は聞こえた、少女の声

「……大丈夫じゃあねえし……剣を持つのは……やめとけ」

僅かに首を向けて見たら、そこには少女が剣を広い上げて時が朧げに写っていた
……少女の指が剣に触れた時、埋め込まれた赤の瞳が、深い蒼の色へと移り変わり
龍が小さく吼えた様な地面を揺らす叫びが響いた。……剣は凍りつく様な鋭い冷気を纏いだす。

剣は、男性だからこそ持ち震える剣
認められた男性だからこそ、龍はその力を発揮する
526 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 18:07:37.77 ID:svmeMxkH0
>>525

「うわっ」

【指に剣が触れた瞬間、 “何か” が変わった】
【竜の瞳が青に変わって吠え声を上げたのも驚きだが、それよりも】

「冷たっ」

【急激に大気を冷やしていくのには更に驚愕した】
【これ以上はヤバそうなので、すぐさま手を放す】

「ビックリしたぁ。すごい防犯機能がついてるんですねぇ」

【ズレた感想を述べながら男の前にしゃがみ込む】

「大丈夫じゃないってことは、もうすぐ死んじゃうんですかぁ?」

「死ぬなら 『コレ』 、解除してから死んでくださいねぇ」

【酷いことを言って地面の剣を指差す】
【どうやらかなりこの剣が気に入ったようだ】
527 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 18:23:34.68 ID:AFO2jzGUo
>>526

「 ば か か チ ビ ス ケ 」

ゆらり、伸びた男性の太い腕が何時の間にか少女の引いた後、朧を上げる剣を掴み
地面に線を刻み付ける擦れた音と共に、
起き上がり、息を零しながら座り込む

「まったく、親はどんな教育をしているのやら、みてみてぇ……それとな」
「ありえねえがもし俺が死んでも、そのまま。解除できねぇよ、呪いみたいなもんだ」

それは丁度しゃがみ込む少女の頭部と同じ高さの男性の瞳、映るのは呆れた光で
瞳を指で拭い色を取り戻した時に見えた玉虫色の髪と少女の海色の瞳を眺め、
小さく溜息を零しながら、左手は適当に降られ、帰れ。とその意思を示し出す

「ほれ、餓鬼ははやくお家に帰りな……チビスケがいて良い場所じゃねぇよ、ここは」
528 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 18:26:22.77 ID:AFO2jzGUo
>>527
/あ、剣は既に元に戻った感じです、はい
529 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 18:37:57.41 ID:svmeMxkH0
>>527

「パパとママなら、私が5歳の時に死にましたよぉ」

【両親の死に際の顔を思いだし、うっとりと目を細める】
【勿論彼女が能力を使って殺したのだ】

「なぁんだ。呪いですかぁ」

【がっかり、自分がそれを持つ事は叶わぬらしい】
【少しだけ肩を落とす】

「家はもう無いんですよぉ。今は公園が私の家ですねぇ」

【ケラケラ、と何が楽しいのか笑いながら言う】
【家族三人で暮らしていた我が家はもう跡形も残っていない】
【彼女がうっかり吹き飛ばしてしまったからだ】



/すいません飯落ちです
/出来るだけ早く戻りますので……
530 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 18:38:22.50 ID:8wsJwnuDo

まだ日が沈み切っておらず、じんわりとした暑さがまとわりついてくる時刻
赤・紫・黄色をメインカラーとしたファッションの若い女が、人気のない路地を歩んでいた

「今日も今日とて――」

女は適当に目星を付けた路地裏へ向かい


「極悪人探し、っと」


なんの迷いもなくそこへ立ち入っていった
無作為に進んでいくが故、どんなシチュエーションに遭遇しても不思議はない


/死合いでもなんでも
531 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 18:45:24.06 ID:ckZD5D0L0
>>530
【女性が入ってきた路地裏には首を絞められて死んだ青年たちの亡骸が幾つか転がっていた】
【そしてその屍の中に一人の幼女が。赤い髪に赤い服の幼女だ】

「あー!つまんないつまんなーい!」

【その幼女は駄々をこねていた】
【それはあまりにもこの青年たちが弱かったから】
【ドMでありドSである幼女にとって戦闘は快感を得るための手段】
【相手がすぐ死んでしまっては全く楽しくないのである】

【さて、この惨状を女性はどう見るのか…】
532 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 18:53:20.00 ID:8wsJwnuDo
>>531

「あらぁ…」

角を曲がって見付けた光景
女は不機嫌そうに喉を鳴らし、尤も近くに転がっていた青年に目を遣った
上半身を曲げ、その首筋に手を当てる。脈は確認できなかった

やれやれ、といった風に首を振る。そして視線は赤服の女児へ

「…お嬢ちゃんお嬢ちゃん、2つほど訊きたいんだけど」

立ち上がりながら問い掛ける

「1つ、これはアンタがやったの? 2つ、何がつまらないんだい?」

最終的に指を二本立てた状態で、返答を待った
533 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 18:59:08.05 ID:AFO2jzGUo
>>529
極上の名曲に心を奪われる様に、澄み切った青空を眺める様に、瞳を細め笑うのは
男性は変わったモノを見つけた時に浮かべる奇妙な表情を浮かべて……同じ様に笑う

「楽しそうに笑いながら言いやがる……てめぇも好きで壊した口か?」

親が死んだ……家が無いと言う。心の奥を重たく為せる言葉が二つ程だった
だが、男性は同情の言葉も無く。悲しみの言葉も無く、紡いだのは賛同の意味
男性は流れて止まらない赤の川を、適当に指を添えて堰き止めながら……

/りょーかいっ
534 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 19:01:17.24 ID:ckZD5D0L0
>>532
「んー?そんなのみればわかるだろ?」

【と、女性の方をその可愛い顔を見せる為か、振り返りながら言い】
【幼女は二つの質問にその美しい楽器の音のような声で答える】

「わたしとあそんでくれるっていったからあそんだら…すぐしんじゃったからつまんないの!!」

【と、なんと二つの質問に同時に応えた。流石は幼女】
【そして幼女は笑顔で言う】

「もしかして、おねえちゃん!わたしとあそんでくれるの!?」

【と。その大きく輝きを持った瞳で女性の全身を確認しながら】
535 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 19:09:16.18 ID:8wsJwnuDo
>>534

「だよねー」

極当たり前の返答を受け、女はへらへらと笑った
その声は少し乾いている

「まったく…こんな子どもとどんな遊びをしようとしてたんだか」
「ロリコンだからバチが当たったんじゃないのかい」

足元に転がる青年たちを見下げながら、つぶやくように言った
これはあくまで独り言

「んー、遊んであげてもいいよ。楽しいとこ連れてってあげる」

片手で黒髪を掻きながら言いつつも、どこか気怠げである
ちなみに脳内では楽しいとこ=ジェイルだ
536 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 19:18:39.90 ID:ckZD5D0L0
>>535
「だよー」

【だよねーと言われればだよーと返事。これ鉄則】

「え?なに?」
「ろりこん?」

【ロリコンと言うより、ペドである】
【そう、青年と言えば響きはいいが、どう考えてもペド強姦魔たちです。本当にありがとうございました】

「えー!?ここでじゃないの!?まてないぜぇ!」

【と、相手は遊んでもいい、と了承をくれたので走り出し】

「てや!」

【いつもと全く同じく飛び蹴りを繰り出した】
【狙うは胴体。ダメージはそれほどでもないが、相手の体に乗っかることが真の目的である】
【乗っかれて、相手が転んでくれれば最高である】
537 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 19:26:02.52 ID:8wsJwnuDo
>>536

「ああ、気にしないで」

ひらひらと手を振って誤魔化す
殺人犯にその意味を親切丁寧に教えるほど優しくないし、子どもに赤ちゃんの作り方を聞かれた時のような気まずさがあった

「え、やだね最近の子―――わっ!?」

余裕をかましていたのが仇となった
ダッシュとそれに続く飛び蹴りに対する反応が遅れる。踵を返して逃げようとしたが、失敗
結果的に背中を蹴られて前のめりに倒れこんでしまった
538 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 19:31:20.19 ID:ckZD5D0L0
>>537
「ん、んー?」

【なにがなんだか良く分かっていない様子】
【小首を傾げて考えている。答えが出ることはないが】

「あひゃひゃ!ねえ!なんでいまにげようとしたの!!?」

【蹴りは命中。そして運悪く倒れ込んでしまう相手】
【その背中に無慈悲にも踏みつけながら乗っかっている幼女】
【しかし幼女は女性から降りて頭の辺りに移動し】

「ま、いいや」

【幼女は女性の紫色の髪を鷲掴みにして頭を持ち上げようとする】
【そして持ち上げられれば喉を思い切り蹴ることだろう】
539 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 19:38:02.52 ID:8wsJwnuDo
>>538

「いやだって、向かって来られたら逃げたくならない!?」

すぐに立ち上がろうとするが、際どいタイミングで踏みつけられて体勢は逆戻り
ダメージは薄い。相手の体重が軽いというがまだ救いだった


「―――ったく、おイタが過ぎるよっ!」


背中から重量が感じられなくなったのとほぼ同時、女はその背から桜色の翼を展開した
麻痺毒を多分に含んだソレに直撃すればどうなるかは明白だ
ただ、タイミングと位置関係が微妙なのでクリーンヒットにはならない可能性も充分に有る
540 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 19:44:19.35 ID:ckZD5D0L0
>>539
「むかえうつでしょ!?」

【この幼女の辞典に逃げると言う言葉はなかった】
【基本的に逃げる意味がないのだ】

「うわー!なにこれ!?」

【幼女はその桜色の羽に大喜び。漫画みたいにキラキラした表情をしている】
【実は幼女の下半身の殆どは麻痺毒を受けて動かないのだが、それも気にしない様子で喜んでいる幼女だった】

「で、それはおいといてさぁ!さぁ!」

【地面に座りながらも女性の髪を掴み、引っ張ろうとする幼女】
【何気に執念深いのか、はたまた遊びたいだけなのか】
541 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 19:48:10.14 ID:svmeMxkH0
>>533

「ええ! 壊れる瞬間の最後の煌きが最高なんですよぉ!」

【瞳をキラキラと輝かせ、子供のように(見た目もまるっきり子供だが)興奮した口調でまくしたてる】
【自分は芸術家、創造と破壊こそが自分の使命――――そう信じて疑わない】
【心は純粋なまま、完全に狂いきっている】

「貴方も壊すのは好きですか?」

【自分と普通に会話してくれるこの男にそう尋ねてみる】
【この男なら自分を、芸術を理解してくれるかも、と淡い期待を抱きながら】



/おまたせしましたー!
542 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage saga]:2011/08/20(土) 19:50:41.98 ID:Ni/8tIJAO
そこは発展したにも関わらず何かしらの原因により住民が一人残らず消えた都市。

外観だけは綺麗に残された剥製のようなその場所の、
薄暗いビル群に挟まれた十字路の真ん中に突っ立っている少女がいた。

「はぁ……。どうなんだろうね」

特徴を挙げると腰に巻いた吊剣用のベルトにぶら下がったフライパン
それ以外は極普通の金髪ロングスカートの女の子である。

そんな彼女は何かを探すように周囲をキョロキョロと見渡し始めた。
543 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 19:51:58.02 ID:8wsJwnuDo
>>540

「ほーら、綺麗でしょ?」

感嘆の声を聞いて薄く笑う
内心そこまでの余裕はないのだが、どうにも皮肉りたくなったのだ

「―――い゙だっ!?」

うまくすればこれで行動を封じられたのだが…その目論見は失敗し
あっさりと髪を掴まれてしまう

「こぉら」

痛みに顔を引き攣らせながらも、抵抗を試みる
半身を地面につけるように体勢を変え、近い方の手で幼女の手首を掴もうとする
544 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 19:57:37.24 ID:ckZD5D0L0
>>543
「きれいだなー。うん」

【何故かテンションダウンの幼女】
【全くもって意味不明な幼女だ】

「ほーれほれ!」

【女性の髪を掴んだままにグイグイ手を自分の胸もとへと移動させる】
【幼女の力といえど、流石に髪は痛いだろう】

「は、はなせー」

【手首を女性に掴まれて出た台詞】
【な、なんという棒読み。うっとりするほど棒読みである】
【しかし、妨害されながらも幼女は空いているもう一つの手で相手の首を掴みにかかる】
【これで喉を潰す気である】
545 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 20:04:56.01 ID:8wsJwnuDo
>>544

「っ、ああもう! 女の子なら髪の大切さ分かるでしょうに!!」

思わず怒気を飛ばし、威圧しようとする
しかし今までに比べれば多少の凄みが増した…というレベルなので高い効果は見込めない

「――――」

もう一方の手が伸びてきた。女は翼を操作し、自分と相手を遮ろうとする
上手く行けば翼へ直に手を触れさせられるし、そうでなくとも、至近距離で舞い散る羽毛が有利に働くだろう
546 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 20:10:08.88 ID:ckZD5D0L0
>>545
「わかるかぁ!!」

【此方も負けじと怒気を飛ばす。対抗意識である】
【この幼女の辞典には退くとかそういう文字もないようだった】

「ちぇー…なにさ!あそんでくれるんじゃなかったの!?」

【羽が出てきて遮られたので手をひっこめる】
【羽毛には確実に当たっているがまだ効果は表れない】
【といっても羽があるので幼女は動くことができないが】
547 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 20:17:52.13 ID:8wsJwnuDo
>>546

「―――…ふぅ」

激を飛ばされた、逆に冷静になった
アタシはどうして子供相手にムキになっていたんだろう…

「アンタ、もうちょっと健全な遊びしな? おままごとかさ」

言い終えて、女は不意に翼を動かした
反応できなければ、顔面に麻痺毒の成分が直撃することになる
548 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 20:20:32.31 ID:ckZD5D0L0
>>547
「………?」

【賢者モード…だと…?】

「けんぜんだぜぇ!?ほら!」

【幼女にとっては、健全なのである】
【というか殴り合いしか遊びを知らないのであった】

「おぶっ!」

【そして顔面に麻痺毒の翼をもろに受ける幼女】
【もう抵抗も逃げることも攻撃することもできない。ああ、終わった】
549 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 20:31:13.97 ID:8wsJwnuDo
>>548

「…はぁ、疲れた」

服に着いた埃を払いながら立ち上がった
ぐしゃぐしゃになった黒髪と、紫と黄色のメッシュを手櫛で整えてから1つ息を吐く

「……アンタ、名前と住所言える?」

とりあえずこれで捕獲は出来そうだ
まずは身元確認――と思い至ったところで、2つの懸念に気が付いた
ひとつは名前住所を持っていない可能性。もうひとつは、麻痺で口が動かない可能性
550 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 20:36:47.41 ID:ckZD5D0L0
>>549
【名前と住所について聞かれたが】
【名前はあるが住所はない。いや、あるのだが捨てた】

「しゅじゅか」

【辛うじて名前は答えることが出来たが、もう口も殆ど動かない】
【というか眠くなってきた。ので】

「………zzz」

【寝た。欲望に我儘である】
551 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 20:37:17.94 ID:AFO2jzGUo
>>541
キラキラと瞳に眩しいの星を散りばめながら少女は興奮の色を言葉に滲ませていた
飛び散る唾液、男性はどうどうと。広げた手を顔の前に添え、そして疑問の声を聞く

手の平から垣間見た少女の瞳は、何処か不安げな光が、灯っている様に見えた。

「………………俺は最近になって知ったが、夜空っうのが好きらしくてな」

ポツリ────少し時間がたった後に男性は言葉をゆっくりと紡ぎ始める
首は上を向いていて、視線の先には何時の間にか広大なる闇とダイヤの星々が煌めき
ポッカリと闇を切り裂き浮かぶ、白い三日月の白銀色の微笑みは二人を照らし出していた

「星の輝きって人の最後の輝きに似てる気がしてならねぇ…………つまり」
「俺もお前と似た感じに壊れちまっているコワレチマッテルって事だな」

/飯食ってたッッーー、すまぬっ
552 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 20:39:48.92 ID:gD1xnnQM0
>>542
まだいますか
553 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 20:42:12.10 ID:8wsJwnuDo
>>550

「………あちゃー」

ぽりぽりと頬を掻く
しばし悩んだが、放っておく訳にもいかないので、四苦八苦しながら背負うことにした
そのままゆっくりと歩き出し、何事もなければジェイルへと送り届けるだろう

しかし流石に年端もいかない少女を牢獄にぶち込みたくはなかったので、託児室的な施設…
それがなければ、医務室にでも置いてこようという算段だ


/もし良ければここで締めてもおkです!
554 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 20:44:13.33 ID:Ni/8tIJAO
>>552
/いたりなんかしちゃったりするよ
555 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 20:48:07.94 ID:ckZD5D0L0
>>553
「zzzzzz」

【麻酔が入ったら眠たくなる。つまりそういうことだ】
【女性に背負われながらも段々と牢獄に連れて行かれている幼女】
【どうしましょ】

【と思いきや託児所で済むらしい。これはラッキー】
【かもしれない】

/む、幼女は逮捕されてロストですか?
556 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 20:49:51.14 ID:8wsJwnuDo
>>555
/それでもいいですし、毒が抜けた後に暴れて脱走したでもいいですし
/ジェイルで誰か別の人と絡んでみるってのもいいんじゃないでしょうか
557 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 20:50:48.23 ID:gD1xnnQM0
>>542
「さて、今日も愛の為に生きているんですか?」
【静粛に包まれている中、一人の青年の声によって雰囲気は変わり、闇からゆっくりとその姿を現すだろう】
【見た目はさながら大学生、変わっている点があるとすれば、寝不足なのか顔の色が悪く隈があるという事ぐらいだ】

【そんな顔色に反し、青年の表情はしっかりとしており眼鏡が光っていた】
【青年は彼女にある程度近づき、5メートル程近づいたら足を止めるだろう】
558 :【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫@wiki [sage saga]:2011/08/20(土) 20:52:32.46 ID:ckZD5D0L0
>>556
/了解です!
/絡み乙でした!
559 :【叉喰毒翔】様々な種類の毒を帯びた翼を生やせる[saga]:2011/08/20(土) 20:53:05.37 ID:8wsJwnuDo
>>558
/あり乙でした
560 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 20:56:29.15 ID:Ni/8tIJAO
>>557
「誰かいるとは思ったが君か……」

露骨な溜め息と共に砂利を音立てながら青年へと視線を向ける。
いつもの愛嬌のある表情などは警戒の中で消え失せていた。

「答えはYES。」

だからどうした? と言わんばかりの圧迫感を以て返答した。
561 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 21:00:33.16 ID:gD1xnnQM0
>>560
「はぁ、そうですか…」
【ため息をして、表情は困ったような顔になる】
【「不殺同盟は対処をしていないのか…」と聞こえるか聞こえないかの大きさで愚痴をこぼしつつ】

「ところで、さっき辺りを見回してたけど誰か探してるのかい?」
【先ほど見た彼女は何かを探すようにキョロキョロと見回していたのだ】
【気になったので自分も周りを見つつ、質問をしてみた】
562 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 21:04:58.60 ID:svmeMxkH0
>>551

「あは。」

「……そっかぁ、貴方もう、壊れちゃってるんですかぁ」

「それじゃあ、これ以上は壊せないですねぇ」

【もし否定されたら、殺してやるつもりだった】
【今までどれだけゲイジュツの素晴らしさを語っても、返ってくるのは侮蔑と嫌悪の視線ばかり】
【そしてそれらをぶつけてきた奴らはみんな殺してきた】
【しかし今日初めて出会った、自分を、芸術を認めてくれる人に】

「星は美しいです。 あれは流石の私にも壊せないですねぇ」

「あ。貴方が壊れていてもだいじょーぶ! 師匠が言ってました、 『まだ時代が俺に追い付いてないだけだ』 」

「 『最後には皆絶対理解する、させてやるんだ』、 って。だからその気持ちで行きましょう!!」

【きゃっきゃっと笑いながら意味不明な励ましの言葉を贈る、相手と、自分自身に】
【ちなみに師匠と言うのは彼女が一方的にそう思っているだけで、向こうは彼女の事など何も知らない】
【勝手に言葉を使われていい迷惑だろう】
563 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 21:07:30.32 ID:Ni/8tIJAO
>>561
「強さの欠片でも落ちていないかっ、てね」

考え事をしたくなったときにふと誰もいない場所に行きたくなる場所がある。
この死んだ都市を選んだのは運命に近いが、彼女の言葉は意思から出たものであった。

「で、不殺同盟について何か知っているのかな?」

そして再び溜め息。何故このいけ好かない男が不殺同盟を知っているのか。
確か不殺同盟員は狙われる云々と聞いたが、男真意はわからない。

彼女は視線を青年の目を刺すように向けた。
564 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 21:12:24.45 ID:gD1xnnQM0
>>563
「強くなりたいんなら路地裏にでも行って不良と戯れることだね」
【苦笑いをしつつも返事をする青年】
【強さが落ちてるのなら青年は苦労して強くなってない】

「不殺って言われても…、名前通り人を殺さない正義の味方だろ? 違うんだったら訂正を」
【顎に手を当てて思考、これが不殺同盟に対する青年の情報だ】
565 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 21:22:25.34 ID:Ni/8tIJAO
>>564
「実力が均衡している人間と時間を引き伸ばすような戦いをする方がユ・ウ・イ・ギ。」
「それに肥溜め掃除は私の仕事じゃないわ」

苦笑いする青年に対し彼女は表情を変えず。いや、凛とした表情を作る。
少なくとも彼女は青年に対し好意という感情は無い。

「『不殺同盟は対処をしていないのか…』に対する質問として何に対処するのかを聞いているのよ。」


はぐらかさないで、と付け加え。

禅問答をするつもりも無いので直接的な質問をぶつける。
566 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 21:29:40.40 ID:gD1xnnQM0
>>565
「そうかい、まぁ強くなりたいなら武器や魔法道具を作ってくれる能力に頼むのが早いよ」
【微笑みつつ、本日二回目の推奨をする】
【そして顔色が悪いからか疲労がたまっているのか、青年の微笑みは作ったとわかるだろう】

【そして本題の不殺同盟について、青年はまた思考をして】

「対処と、言われてもねぇ…いきなり君の性格が変わったんだ、君の友達とかは驚なかったのかい?」
【キッパリと返答、あの少女が愛に生きるとか言い出したのだ、少女と知り合いなら誰だって驚くだろう】
567 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 21:32:08.52 ID:AFO2jzGUo
>>562

「時代なんざどうでもイイと思うがな」

この時を持って男性は自身がなんたるかを言葉として明確な形を持って理解した
思い返せば、昔から壊して来た気がする。民を、友を、己を、人を、気分しだい
ボロボロにやられた時、逆に人を切り裂き鮮血を滴らせた時に、全てが壊された時

……その時は全て同じ気持ち、ただ満腹にした心地よい快楽が包み込む

あぁ、そうか……と。男性は心の奥で理解した。言葉に出して了解した。コワレチマッテル、と
……頬を撫でる風がやけに気持ちよく感じる。視界が広がり、懐かしい心は落ち着きを取り戻す
男性は、地面には置いた剣。くしゃくしゃと少女の玉虫色の髪を右手で撫でながら、言葉を紡いだ

「理解なんかもイラねぇよ……一人の一人の観客がいればそれで俺は十分だ」

/なんかキャラ語りが多くてすまなんだ……
568 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 21:43:34.34 ID:Ni/8tIJAO
>>566
「まともな職人がわざわざ私みたいなのを相手にするかねぇ……」

そもそも製作系能力者との遭遇率は低い。
ちなみに彼女は以前に小さい製作能力者会ったことがあるが『まともな職人』ではなかった。
武器をくれるとその子が言ったのだが、そのときに3択で選んで得たのが、

『今日のわたしはどっきん☆はーと。あなたのはーとをろっくおん(はぁと』

と唱えると魔法少女コスに変身するというもの。
残りは異臭のする鉄パイプ、ジュゲムを言い切るとカメハメハが出るボールペン。消去方だ。

「もとからコレよ。失礼な。それに私が不殺員って言ったかしら?」

それに知り合いは少ない。私は友達が少ない。ラノベのタイトルでは無い。

不殺員を名乗ったかどうかは記憶が不鮮明だが、もし相手が別ルートで情報を得ていたら……。

/文消えて遅れたごめんなさい
569 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 21:49:51.73 ID:gD1xnnQM0
>>568
「そんなに創造能力者に嫌われることでも? 
まぁ価値のあるアイテムがあればクリエイターズ・ギルドに行けば大丈夫でしょう、自分が行った時は留守だったみたいですが」
【次はGCについて説明をしだす、町中に場所が書かれたビラがあるので迷子の心配は無いだろう】

「…そうですか、あっ、あなたが不殺員だと分かったのは知り合いが教えてくれただけですよ」
【不殺同盟は気づいてないのか…、と心の中で愚痴をこぼしつつ、返答をした】
【さて、現在の自分の設定は卓矢の友達である長利 繁だ、ちゃんとばれないように対策はしている】

/だいじょぶですよ
570 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 21:50:30.24 ID:svmeMxkH0
>>567

「ダメですよぉ、志は高くないと。人生は短いんですからぁ」

【そう、人の一生なんてあっという間だ、生き急ぐくらいでちょうどいい】
【まして自分はまだまだ修行中の身なのだから】

「んふふー」

【唐突に頭を撫でられ、くすぐったそうに首をすくめながらもすごく喜んでいる】
【最後に頭撫でられたのっていつだったかなー、とぼんやり思う】

「んー、そうかもしれませんねぇー……」

【フニャフニャになりながら、夢見心地で相手の言葉にあっさりと同意する】
【許してもらえるならば、そのまま猫のようにもたれ掛かるだろう】



/自分はそういうの好きですよ
/お気になさらずー
571 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/20(土) 22:02:04.82 ID:rGIf/7ih0
悪魔
其の存在自体が、人の欲を徒なす悪と呼ばれる所行の一環で、だが彼らにとって当たり前な事でも
其れは人に悪になり得る、存在自体が忌まれるモノ、でも彼らは生きている
するなと言われ、素直に頷いて、しない訳にはいかない

ュッ……ーーー
  ズチュ………ーーー

「仕方……無いんスよ……ーーー」

何かを押し殺した様な人の声、倒れた人影と其れに跨ぐ女性の人影
露見した紅く柔らかい生肉を、少しずつ抉り裂く様な音、垂れる液体の音、辺りはヒビだらけの石壁
鼠色と頼りない外灯に照らされた廃墟
月光が雲の隙間から、その場を照らす時

「悪魔の欲に溺れた者の結末……ーーー貴方が兎の様にか弱いからいけない“のよ”」

彼女の薄い爪に斬り裂かれた紅い斬り筋を幾百も記した、男の死体、否、生きては居るが虫の息
意識を奪うか奪わないか絶妙な所で、傷を抉り裂いている
愉悦の眼で覗きながら……ーーー

「あはっ、そんな眼をしないでよォ、もっともっと、虐めたくなるじゃなァいッ……!!」

表裏に兼ね備えた、加虐心、彼女の持つ悪魔の血はそんな異常性を示していた
血生臭い廃墟の中、男の微かな悲鳴にもならぬ嗚咽と、女
否、悪魔の高笑いが響く
572 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 22:03:23.47 ID:Ni/8tIJAO
>>569
「急にぶん殴ってくる人や首を絞めてくる人がいるんですもの。」
「嫌われるかどうかはともかく、仲良くなれるとは限らないでしょ?」

顎を上げ、頬に出来た注意しなければ見えないほどの痣を青年に見せつける。
またそれと同時に彼女の首にある10の爪痕が見えるかも知れない。

「それに、彼らが好きそうで価値になりそうなものは持っていない……わ?」

自信は無い。まあ、武器の以来以外で一度CGに行こうとは考えてもいたが……。
クリエーターの方々が何を求めるかなどわかりやしない。

「ではもう一つ質問。誰が漏らした? よけば教えてくれない?」

青年の話が本当なら一人しか心当たりは無い。
573 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 22:07:16.83 ID:AFO2jzGUo
>>570
……フワリと、血生臭い香りの中で少女の僅かに甘い香りが鼻腔を擽りて……ストンと
少女がもたれ掛かり、猫のように。身体全体に暖かい人の体温が染み渡り始める

「おいおい…………チッ、しょうがねえなチビスケ」

男性は口元を僅かに歪めながらも、拒否の言葉も無く行動も無く、そのままに
……こころなし、ゴロゴロと甘えた猫が零す、喉鳴きの声が聞こえたのは気のせいか
頭を撫でていた右手はもたれ掛かる今でも少女を撫で続けていて……子をあやす様に

ふぅと、溜息が零れる。俺は一体何をしてるのだろうと。感じるのはデジャブが一つ
いつの日かの荒野の夜を思い出し、男性は再び夜の空を仰ぐ……ただ星は煌めいていた
574 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 22:09:24.11 ID:gD1xnnQM0
>>572
「……誰に首を絞められたんだい?」
【腕を組んでいた青年は突然目つきを変え、鋭くて冷たい目で首の爪痕を見る】
【殴ったはともかく、首をしめた奴が殺人鬼なら新たな情報ゲットだ】

【そして質問が来たので青年は】

「うーん…、余り教えたら駄目なんですが、ヒントを言うなら…【普通】、ですね」
【唸りつつも、分かりやすいであろうヒントを彼女に与えた】
575 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 22:18:55.12 ID:Ni/8tIJAO
>>574
「……。良い根性してるね」

頬の跡について無視。罪悪感も優越感も無く無視。ただそれは殴っただけか。

傷がついた原因は弱い自身が原因だが、彼女はつい愚痴をこぼした。

「まあいいわ。個人的には教えたく無いけど、これも私達の役割。教えてあげるわよ。」

心底嫌々そうに『【不滅之徒】≪ザ・アンデッド≫』の容姿と言動や行動から得た、彼女視点の情報を青年へと伝える。

「私は何も隠さず、きっちりと伝えてわよ。」

君とは違って。そういったニュアンスを含むような物言いであった。
576 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 22:25:34.96 ID:gD1xnnQM0
>>575
「さぁ、なんのことやら」
【絶対分かってるのにそう呟く、何故殴ったと言えば…義務感かな? とりあえずあの神様を信仰してるので、尻拭いをしてると思えば良い】

【とりあえず彼女の話を聞き】

「…何ともクレイジーなことで、まぁ自分が知ってる殺人鬼も話しましょう」
【眉間に皺を寄せ、目を細めた、子供が殺人鬼とは、世も末だ】

「しょうがないじゃないですか、いくら不殺同盟の者でも、信頼できない人にあれを話したら最悪あそこに情報が漏れてあの人に狙われるんですから…」
【相手から目をそらしつつ、そう呟く、信頼できる人にしか余り言いたくないのだ、自分の事を】
577 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 22:29:45.77 ID:svmeMxkH0
>>573

「……んにゃー……」

【見た目通りの子供っぽさゆえか、丸くなってもう寝息を立てている】
【彼女が人前で寝顔を晒すのはこれが初めてかもしれない】
【これでも色々な人間から恨みを買っている身分なのである】

「パパ…ママ…ごめんなさい……」

【小さな声で夢の中の両親に謝る】
【果たしてそれは男の耳に届いただろうか】

「んゅー……はっ!?」

【そして自分の声で目を覚ます】
【いつの間にか相手の腕の中にいることに気付き、慌てて身を離す】

「あわわ、ご、ごめんなさい! あ、えっと、あ、あの、私、アンネリーゼ・アウトバーンっていいます! どうもすいません!」

「アンネ、でもリーゼ、でも好きに呼んでくだしゃい!」

【テンパり過ぎである、そして最後噛んだ】
【顔を真っ赤にして、ものすごーく今更ではあるが取り敢えず自己紹介をして、何とか誤魔化そうと試みる】
578 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/20(土) 22:34:04.32 ID:wouKokHIO
【街中=z
【と形容するには少々違和感がある大通りだ。】
【重なる瓦礫が辺り一面に散乱しており、あちこちからまだ燻ったような微かな煙が発生している。】
【ついこの前どこかの組織による破壊工作があった場所であることは、】
【それこそ火を見るより明らかであった。】



【そんな壊され尽くされた場所に、たった一つだけ動くものがある。】
【それは生き物、もっといえば人間であった。】
【一人の豊かな長い黒髪が印象的な女性である。】
【ほとんど黒と言える春用の薄手のダークグリーンのコート、】
【左目を斜めに切り裂く様な傷跡。】
【そしてもう一つ左腰の黒塗りの鞘に収められた二振りの刀、】
【左腰のコートで見え隠れするホルスターに納められたリボルバー。】
【それらが合間って、少しばかり近づき難い様な、そんな雰囲気を発していた。】

…救済≠ヘ終わったか…それとも…

【瓦礫の山を見ながら、適当に歩みを進める。】
【静かな夜に、女の声はいつもより大きく響いていた。】
【小さなガラス片や、礫を踏む音もまた然り。】
【澄んだ空気はいつもより音を遠くに、そして大きく伝えている。】



/なんでも対応
579 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 22:38:03.03 ID:Ni/8tIJAO
>>576
「殺人鬼の情報は有り難いんだけど……。」

そこから何か言いよどみ、頭を抱え、ガシガシと頭を掻き、そして歯軋りした後に続きを話す。

「もしも力が足りないで、助けが欲しい状況ならそこへ行きなさいな。そしてそこで話して。」
「リーダーはお人好しだから信頼に値する人物だよ。」

鞄から取り出した一枚の折り畳まれた紙にほんのりと輝く光を加え、青年へと飛ばす。
内容は不殺同盟の地上アジト(喫茶店)

彼女は能力の性質がバレるより青年に近寄りたくなかった。

「そうでなければ今ここで」
580 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 22:46:59.91 ID:gD1xnnQM0
>>579
「じゃあ言うよ、一人目は赤いドレスを着て黒髪の少女、能力者らしいけど能力は不明、でも自分の知り合いが片腕と片足を失わされたみたいだよ、
二人目は背の低い老人で、大剣を所有している、さっき言った知り合いのご主人を殺した奴だ、やばいみたいだから気をつけて」
【青年はスラスラと殺人鬼の情報を彼女へと話した】

【不殺同盟のアジトが書かれた紙をキャッチして開き、ざっと目を通してからポケットに入れる】

「不殺同盟の場所をこんな怪しい人に渡していいのか…、まぁありがとう」
【軽く呆れつつも自分で怪しい宣言をして礼を言った】
【そして決断の時、今話すべきか、後で話すべきか】

「……まぁ適当にあやふやを入れてあなたに話しますよ、この情報は信用できる人にしか語ったら駄目ですよ」
【青年は決めた、彼女を信じてみる、一応全部は話さないが】
581 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 22:54:49.59 ID:AFO2jzGUo
>>577
────くかり、と。男性の手は少女の髪の毛をなぜ続け、眺め続ける瞳は穏やかに
少女の表情は壊れていても、やはり子供の様な透き通った笑みで……呟きが聞こえた

それは恐らく壊してしまった過去に対しての懺悔、男性は寂しげに……笑うそれだけ
男性は、ふと過去を壊したのでは無く失った過去を思う。……が何も響かない
でも少し見つけた事があった────アレだけ耳を擽る様々な恨み言が今は無い

「く、ハハハ。大丈夫だ寝顔は可愛らしいもんだったよ。リーゼとも呼ぼうか」

……思案の渦に飲まれていたら、軽い衝撃と離れた体温、目の前には赤面の少女
眩い、眩しいと心の奥でそっと思う。男性はニヤリと唇を片側に寄せ、笑い

「…………そういえば俺の名前を言ってなかったか……曹翌龍鳴(そうりょうめい)」
「ま、適当に読んでくれてもかまわねぇよ」

再び、剣を握りしめ。苦悶の声を上げながら、男性は立ち上がり……痛みは少し消えていた
582 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/20(土) 22:56:13.65 ID:sAqtKOLO0
>>578
ふむ……今日は羽を伸ばしてみたが、何だ此所は
街というよりは廃墟じゃないか……此所には住みたくないな

【黒い翼を生やした黒尽くめの少年がぼろぼろになった街の上空を飛んでいる】
【かなり高い所を飛んでいるので地上から見たら黒い鳥のように見えるかもしれない】

ま、取り敢えずどこかに着地して…………ん?
何だあいつは、あのマントの色だから見えにくいな、あいつの近くに降りてみるか

【そう言うと羽を羽ばたかせ、>>578の近くの建造物まで飛んでいく】
【風を切る音が辺りに響き、その音で>578もこちらに気付くかもしれない】
583 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 23:01:18.86 ID:Ni/8tIJAO
>>580
「行く気は無いのね。」

別にいいけどね。と思う一方で決心を返せとも思う。
そんな複雑な心境で青年の言葉に耳を傾けた。

「ありがとう、と心を大人にして言っておくわ」

一方的に敵意を向ける少女。まだ大人にはなり切れない年齢なので仕方ないともとれるが、
経験不足だとも言い切れる。


「渡した理由はリーダーなら大丈夫だろうしね。それに大勢を率いている人だから私よりも人を見る目があるから」

「あと、君のことは嫌いだけど極悪人ではなさそうだし、そこまで疑うのなんて裏切られてからで十分なのよ。」


一方的に殴られたが何か意思の下。ならばリーダーに判断してもらった方がてっとり早い。
そして逆を返せば善意を踏みにじったら制裁を加えると暗に伝え、
無言で青年へと目をやり訳有りの青年の「理由」へと静かに耳に入れようとした。
584 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/20(土) 23:05:48.22 ID:wouKokHIO
>>582

…ま、いい……どっちにしても機関は「死んだ」

【辺りを見回して、女はそう結論付けた。自分が過去に所属しており、今もなお付きまとっていた惡の組織は壊滅したのだ。】
【周囲の状況からそう結論付けた。燻り続ける黒煙と、微かに見える炎がそれを暗に物語っている。】

…!

……なに…?……人…?

【すると、不意に風の流れが変わった。上から下へ何かが下降してくるような不自然な空気の本流に、女は片目を瞑る。】
【靡く髪を左手で抑えながら、着地する少年に視線を送った。】
【右手が下げられているのは、きっと手持ち無沙汰だからでは無く、その右腰の刀は、対になる二匹の番犬の様にその場所に鎮座している。】
585 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 23:09:35.78 ID:gD1xnnQM0
>>583
「気が向いたらね」
【と言いつつ、言葉の選択に取り掛かる、上手くばれてもリスクが少ないようにしなければ】

「さてと、まずは出会いから行きますか、あいつの話に寄れば出会ったのは森の中の練習中、君もあいつに出会ったのは森か公園だろ?」
【何故か少女に疑問を振りつつ言葉を繋げていく】
「森で自主練習をしていた卓矢に、突然どこからか男の断末魔が聞こえてきたとか、それでそこへ向かっていくと、いたみたいなんだ、狙われる羽目になった原因が」
【腕を組み、目を細め空を見上げながらさらに続ける】

「そして卓矢は命からがら逃げたが、目を付けられたのでこの街から出て行ったって訳だよ、その狙ってる奴については言えないけど…学園にいるって事だけは言うよ」
【最後に、言うべきか迷ってから言葉にした】
586 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/20(土) 23:11:53.54 ID:sAqtKOLO0
>>584
(気付かれたか、まぁいい、元々話掛けるつもりだったし)

【そんな事を思いながらマントの人物の側の建造物に着地する】
【翼でバランスを取りながら器用に柱の一番先に立っている】

どうも、はじめまして……って、そんなに身構えなくても良いじゃないか
こちらは攻撃の意志はない、信じてくれ

【おどけたようにそう言って両手を上げる】
【フードで見えないが、少年の視線は女性の右腰に下げられている刀に向いている】
587 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 23:15:18.07 ID:svmeMxkH0
>>581

「うぅ、すいません……」

【可愛い、なんて言われたのは初めてで、少し照れ気味の少女】
【赤い顔のままモジモジと俯く】

「そーりょーめー……僧侶さんですね! 分かりました!」

【致命的な変換ミスがあったが、もはや手遅れ】
【少女の脳内に 『変な剣の僧侶さん』 としっかり記録されてしまった】

「あ、そういえば怪我してましたっけ。その剣持ってあげましょうか?」

【しつこい、まだ諦めていないのか】
【さっきの呪いの話もすっかり忘れているようである】
【心配そうな顔で相手に右手を差し伸べながらも、剣の方へ左手の指をワキワキさせている】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県)[sagesaga]:2011/08/20(土) 23:16:22.59 ID:6jQBdIOd0
>>571
まだいますかね?
589 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 23:17:36.46 ID:Ni/8tIJAO
>>585
(森で出会った……?)

表情には極力出さず、頭に疑問符を浮かべる。
が、話を聞いている内に段々と対象が鮮明に浮かび上がった。


(でも……。)


一つの疑問点。青年の話が終わった後、彼女は聞いてみることにした。

「彼が狙われる原因でしょ? 君は聞いたそれを吹聴してまわったの?」

もしそうであれば馬鹿なの?死ぬの?と小一時間問い詰めたい。
590 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/20(土) 23:22:38.95 ID:wouKokHIO
>>586

翼ぁ…?

……天使…ってわけでもなさそうね…そんなのいるのか知らないけど。

【柱の先端に立つ相手を見つめながら紡ぐ言葉は、誰に言うでもない独り言である。】
【夜の風に流され、辺りに散り消えた。見たところ、有翼ではあるがその羽は「生えている」という感じがしない。】

【どちらかと言うと、何かが翼の「形」となって、】
【少年にくっ付いているというような、そんな印象を与える。】

……なんか用か…

【とはいえ、襲うならとっくに襲っているだろう。】
【滞空できるというのは、それだけで一つの能力になり得る。】

【こちらは地に半分縛り付けられており、相手は重力の鎖の干渉を受けないのだから、
【機動力に物を言わせて闇討ちすれば、一剣士など楽に仕留めることかできる。】

【それをしないということは……と、言うわけだ。】
591 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 23:24:33.11 ID:gD1xnnQM0
>>589
「だから信用してる人にしか話して…今日でその目標が無くなりそうだけど」
【拒否の言葉を入れようとしたが、ちょっと彼女に話したのを後悔する】

「とにかくこの事を話したのは、しっかり話したのは3人、まだあやふやにしているのが一人…一匹と言うべきか…?」
【補足を付け加えるが話すにつれて青年の言動に疑問符が混ざっていった】
【ちなみにしっかりは剣士・変態・目の前の少女、あやふやが狐神だ】
【そして話した人数を喋ったのにまた後悔する青年であった】
592 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/20(土) 23:24:59.74 ID:rGIf/7ih0
>>588
/っと、反応遅れごめんなさい!居ますよっ!
593 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/20(土) 23:29:46.67 ID:sAqtKOLO0
>>590
天使か……これなら天使っぽくはなったか?

【そう言って翼の一部をチャクラムに変化させ】
【頭の上で浮かせ、天使を真似る】

いや、特に用はないが。強いて言えば、こんな所を歩いているお前に興味が出た、という所か?
……まさか、この惨劇は実はお前がやった、とかでは無いよな?

【そんな訳は無いか、と言い一人で笑っている】
【笑った拍子にバランスを崩し、落ちそうになったがなんとか立て直す】
【その光景は、はっきり言ってアホの一言】
594 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/20(土) 23:30:02.31 ID:AFO2jzGUo
>>587

「…………僧侶……まぁ、似た事もやった事があるからかまわねぇが」

差し出された右手に、ポンと。少女の頭部に左手を載せ撫で、剣が地面を叩く音がした
男性は、少女とすれ違う様に一歩、僅かに重い足を踏み出し、ポンポン、歩き出す

「……てか……まぁ言わないでおくが、とりあえず大丈夫だな……多分」

男性は歩く、時より蹌踉(よろ)めきながら、その顔は爽やかな笑みが浮かび
男性は歩く、ゆっくりと……それはビルの片隅から自らを睨む気配を感じたから

「またな、リーゼ。」
595 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 23:33:12.82 ID:Ni/8tIJAO
>>591

「慎重そうに見えて案外お馬鹿さんだったりするの? ゆみさし君」

なんかわかった気がする。信用されて無いのは当然だがそれ以上に相手の醜態を突っつきたくなった。

「我らが不殺同盟のリーダーに相談したら、知る人数が一気に増えるけど止めて欲しい?」

not脅し。相談に近い内容だがどう受け取るかは青年次第
596 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/20(土) 23:37:34.39 ID:6jQBdIOd0
>>592

不運か幸運か、そんなものは視点によって変わる者。
おそらく迷い子にとっては不運で、悪魔にとっては幸運な出来事。
あらたな犠牲者候補、哀れにも偶然足を運んでしまった双子の姉妹がいた。

ジャリ
廃墟の瓦礫の大地を踏みしめて、おそらく何処からか逃げてきたのか早い足取りで。
息も乱れ呼吸は安定せず、その現場を目撃してしまった。

「……!」
まだ喋られる程呼吸が安定しない二人の少女。
制止をかけるように腕を伸ばし、もう一人の少女をかばう様に前に出る。
その背後に隠れる髪の短い少女。加えて言えば制止させた彼女は髪が長かった。
おそらくは区別をする為に髪の長さに違いを持たせているのであろう。
彼女たちは双子であった。
597 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 23:39:35.40 ID:gD1xnnQM0
>>595
「………今の自分は長利 繁なので、そこのところはよろしく」
【今、と言う事は認めたのだろう、青年は卓矢では無く繁として接してくれるように頼んでみる】
【ちなみに表情は変わり、知的そうな顔から普通な顔へと変化するだろう】

「別に情報提供者の項目をあやふやにしてくれたら文句は無いけど…、最悪君が狙われるだろうね」
【伊達眼鏡を外してため息一つ、この情報は学園にとっては邪魔になるかもしれない情報、報復を受けられてもおかしくないのだ】
【困った顔をしつつ「それでもいいなら」と最後に付け足した】
598 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/20(土) 23:39:41.04 ID:wouKokHIO
>>593

…しるか…

そもそも何なの?それ。見たところ普通の翼じゃないみたいね

【多分、いきなりぶち殺される様なことはないはずだ。】
【自分のカンに頼り、女はそっと警戒心を散らす。】

【それでも完全に相手に心を許さないのは、】
【何回も第三者から殺されそうになったからであり、半分「癖」の様になっていた。】
【隙を見せないと言う剣士ならではの「病気」みたいな物かも知れない。】

【紡ぐ言葉と、その声色はどこか棘を含んだ物であるが、】
【これは何も相手をバカにしているとか、いじわるしてやろうとかそう言うのでは無く、これまた癖である。】
【彼女は初対面の人間とはあまり親しく話せず、ぶっきらぼうな物言いしかできない。】

…なわけないでしょ。私は野次馬よ。

……とにかく、降りて来なさいな。そんなとこからじゃ話ができないわ。

【ヒュン】
【抜き去さられた刀は、虚空を一度だけ反転し、再び金属音と共に鞘の中に仕舞われた。】
【月光が刃を照らした瞬間に、そこから飛び出すのは「水」を濃縮して作られた「剣圧」、所謂「斬撃」。】
【高い切れ味を宿したそれは、低く進み、相手がよろけたその柱を、バッサリと斬ろうとしていた。】
599 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/20(土) 23:44:34.20 ID:sAqtKOLO0
>>598
……そうか……

ああ、これはくそったれな能力の産物だ
こればっかりはなかなか役に立っている

【あっさりと能力者という事をばらす】
【といってもこんな翼がある事自体異常なので相手には既にばれていた事だが】

野次馬か、随分物々しい野次馬だな
そんな格好だとこの街に来た人間を切り倒すようにも見えるぞ

【そう言ってまた少し笑い、斬られた柱からヒラリと飛び降りる】
【その際、羽を柱に当て、柱を灰にして自分にも相手にも被害が及ばないようにする】
600 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/20(土) 23:46:21.97 ID:svmeMxkH0
>>594

「ふにゃっ♪」

【また頭をに手を載せられ喜ぶ少女】
【やはりすごく気持ちいいらしい】

「……?」

【男の言葉の意味にも、何者かの視線にも全く気付かない】
【追われる身の人間として、本当にそれで大丈夫なのか】

「あ、はーい! また!」

「僧侶さん! また頭撫でてくださいねぇ!」

【ニコニコと、手を振りながらあっさり別れを告げる】
【ついでに次に会った時のお願いをしておくのも忘れない】
【よっぽど彼に撫でられるのが気に入ったのだろう】
【そのまま男の背に笑顔で手を振り続ける】
601 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/20(土) 23:49:17.17 ID:Ni/8tIJAO
>>597
「君の評価がどん底なのは変わり無いけど。つーか能力があるのに戦闘で余裕ぶって使わなかった事から更に下がりましたけどね」

限界突破まであと少し。突破したら殺さない程度に腕の一本や二本ねじ切るだろう。
ジト目で青年をみながらまた溜め息。本日三度目だ。


「私が狙われるのはいいよ。それに広めた方が安全じゃないの?」


仮に早急に漏洩元を仕留めれば益となるが、
周知の事実になれば広めた本人を狙うのは私情でしか無くなる。


それにもし相手がねちっこくても、自分が囮になれれば不殺同盟としての役割が果たせる。
どちらにしても彼女にとって都合が良いのだ。
602 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/20(土) 23:54:03.11 ID:wouKokHIO
>>599

やっぱり能力なの。

【どんなのかが気になるが、まあ、大方予想できたような気がする。】
【女の考えが当たっているか当たっていないかが定かではないが…】

【それに、その翼をみる前にも、もう、相手が幻想持ちであることは承知の上だった。】
【一般人が近づかないような、こんな辺境の、それも半壊した場所に足を運ぶなんで、】
【物好きか狂人か能力者しかいない。相手はどうみても前二つではないため、必然的にその分類的なものは決まる。】

ふん…剣士が得物を持たないわけにもいかないでしょうが…

それに、だいたいあんたが言うこともあってるわよ?これは飾りじゃないの。

【「斬る」ということを肯定してから、女は左手を刀に載せる。】
【小さな金属音が辺りに響いた。柱を消失させる相手の気遣いが伝わり、少し女の声色も穏やかになっている。】
【それでも、どこか一線引いたような物言いなのは否定できないが。】
603 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/20(土) 23:57:09.00 ID:gD1xnnQM0
>>601
「ていうか何でばれた…? 後能力はどうしてもっていう時にしか使えないよ、相手の所持品を壊すそれなりに恐ろしい能力だし」
【頭をガリガリと掻き疑問が降り積もる、一応返答はしておいた】

【そして彼女の、不殺同盟の役割を聞き】

「…なるほど、じゃあ頼むよ、あっ、噂なんだけど学園の地下にはクローンが作れる程の規模の研究所があるって話もあったよ」
【彼女に感謝をしつつも、最後の情報を話した、本当は知り合いの少女と話し合った確定した情報なのだが、噂にしておいた】
604 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/20(土) 23:57:15.43 ID:rGIf/7ih0
>>596
「ありゃァ、白目剥いてら……ーーー痛さの余りイッちまいやがったのかねェ」
「ぁーぁ……また……やっちまった“ッス”か」

静寂な夜に響く微かな嗚咽の声は、途切れる、其れは単純に気絶か死か……ーーー
ただ解る事はその男は、もう言葉を発する事も話を聞く事も、光を見る事も叶わない
喉を、耳を、目を、薄いカッターの様な爪で抉られ、また、切り落とされたのだから
悪魔は、立ち上がって、溜息を付き天井を眺める
先の愉悦に満ちた冷酷残虐残忍な眼とは違い、酷く淀んだ色
服には染み着いた血飛沫

「む…………チビの雌ッスか……」
「夜中に出歩いちゃ……危険ッスよ……何に出くわすか……解ったモンじゃ無いッスからねぇ」

自分の爪から滴る紅い液体を、舌を這わせて丁寧に嘗め取りながら砂利を突く音を耳に
少女の方向に緩慢に首を向けつつ焦点を合わせる
ジャッ ジャッ と、砂利を踏みにじる音を響かせ、悪魔はうすら笑いを浮かべながら歩み近付いて
紡ぐ、二歩程歩んだら、首をカクンッと脱力する様に、地の向きへ下げる
605 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 00:00:36.11 ID:PtvXbnaY0
>>602
おまえ、剣士だったのか。道理でそんな物々しい格好をしている訳だ
……そうか、護身という手段もあったんだな。これは一つ学んだぞ

【少年は「学ぶ」という単語を数回連呼する】
【その様子は、学ぶという事を何よりも重視していると思っているようだ】

【相手が剣をしまうのを見て、こちらも翼を『小さくする』】
【背中に隠れてしまうほどの大きさになったので】
【相手が能力の気配が分かるなどという事でない限り翼が消えたと思われるだろう】
【ただし、輪っかはそのまま残っているが】
606 :【火竜炯劔】 ヒートサーベル持ち2011/08/21(日) 00:02:49.11 ID:0j6SG9BRo
>>600

少女の声に答える様にひらりひらりと男性は左手を振りながら闇の中に消えて行く
カツン、カツン、と。剣が地面を叩く音は少女から次第に離れて行き…………


…その頃、男性を睨んでいた若者はビルの影で震えながら小刀を握りしめて居た
瞳には先程の仲間達の為の復讐が燃える様に輝いて────奴がきたッッ!
若者は、走る走る走る、地面を蹴り飛ばし薄汚れた野良猫を蹴り飛ばし……[ピーーー]ッッ!

────そして、それが哀れな若者の最後の言葉となった。薄汚れた路地裏、それが終わり
若者をたった一太刀で切り捨てた男性は、鮮血を纏った剣を払いながら……カクリと獣の笑みを浮かべた

「…………俺のたった一人の観客を狙うとは────てめぇは作品にもならねぇよ」

/絡みありでしたっ
607 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 00:06:12.96 ID:evn8oNGp0
>>606
/絡み乙&ありでした!
/すごく楽しかったです
608 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 00:08:36.94 ID:PVtj1Dw/0
>>604
目の前の光景は一つの地獄と言えよう。
果たしてもう動かなかったソレが何でわるか分からないほどに抉られ、殺されている。
恐怖で足が動かない、それは姉妹二人とも同じ。
だが、かろうじて言葉を発することができた。
声も足も震えていたが、ようやく絞り出したことあである。

「そうね…貴方みたいのがいるものね…」

あくまで冷静に振る舞う。後ろにいる妹を守る為、心配させまいと必死に努力する。
姉か妹なんて、どちらが先に生まれたか。そんな些細なものだけど彼女にとっては自身と同じながらも妹なのだ。
気丈に振る舞う姉の背後で、妹の様子はまだ目て分かるほどに震えていた。
明らかな動揺で、精神的外傷でも背負っているのかもしれない。
609 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 00:09:03.30 ID:jJ2r/ZOIO
>>605

護身…ねえ…ま、そんなもんかしらね。
降り掛かる火の粉は払うわよ。面倒ごとは嫌いだからね。

あんたが消したその翼みたいなもん。

【微かに乱れた髪を整え、女は言葉を紡いだ。】
【何気なく時計を見ると、もうかなりの時間が経過している。】

…なあに?何かを学ぶのがそんなに嬉しいのかしら?

…向上心豊かなことね。そういうの嫌いじゃないわよ?

【それから、女は別れの言葉を述べてから踵を返す。】
【このまま何もなかったら、やがて何処かにいくだろう。】
610 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/21(日) 00:12:59.87 ID:p/4r+bCAO
>>603
「私はゆみさし君が間抜けじゃないかと尋ねただけよん。かってに白状したのは君でしょ?」


話す様子などから感づき、カマをかけたら白状した。ただそれだけだ
プギャーとしてやりたいが、彼女もカマ掛けには弱かったりするので自重する。


「情報ありがとね。これ以上つたえられても頭がパンクするから」

6枚羽の翼を生成し、宙へとふわりと浮き、

「情報は有り難いけどいつか絶対にボコルのは変わらないから!」

手を一振り。その後、呼び止める隙も無く空高く飛んで行く。翼を射抜けば落ちてくるが……
611 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 00:13:30.70 ID:PtvXbnaY0
>>609
ふむ……火の粉か

【その言葉を聞いて少年はある事を思いつく】

向上心豊かではあるが……それ以上に悪戯が好きなんだよ、僕は!

【そう言うと頭の上にあったチャクラムを飛ばす】
【そのまま進めばマントの肩の部分を掠めるが彼女に傷はつかないだろう】
【加えて少年はチャクラムで女性を燃やす気はないので】
【掠ってもマントが片方ずり落ちるだけである】
612 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 00:17:48.20 ID:jJ2r/ZOIO
>>611

…はあ?

【去ろうとした背中にそう声が聞こえ、女は足を止める。】
【何かこっちに飛んでくる様な音がしたので…】

…ち…

…なに…喧嘩売ってんのかしら…

【ガインッ!!】
【と刀を抜きながらチャクラムを弾き飛ばそうとし、振り返る。】
613 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 00:19:02.88 ID:gZ8hlM+Y0
>>610
「あー…まぁしょうがない、いつかはばれそうだったし」
【苦虫を噛んだような顔になるがポジティブになる、そうでもしないとやってけない】

【そして来る別れの時】

「ありがとね、今日は眠れそうだよ」
【微笑みつつ飛ぶ少女にまた礼を言う、それにしても眠れそうはどういう意味か】
「ボコボコにしたいならもっと強くなるんだね、後ちゃんとやばそうな相手と会ったら逃げる事! 君には立派な翼があるんだから!」
【意地汚そうな笑みをしつつも、少女に忠告、気にはしているのだ】
【青年はそのまま見送るだろう】
614 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[sage]:2011/08/21(日) 00:22:00.12 ID:2XOoZ5gZo
「あぁぁぁッ」
「 ダメだ ダメだッ 全然ダメだッ!」
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(東京都)2011/08/21(日) 00:25:28.93 ID:2XOoZ5gZ0
>>614
サーセン、ミス
616 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 00:28:09.46 ID:PtvXbnaY0
>>612
ほほう、なかなかやるじゃないか
ま、そもそも自分の腕に覚えが無ければこんな所にはこないよな

【そう言ってまた少し笑い、背中の翼を大きくし、六枚三対に増やす】

さて、僕は今まで書物などでしか学んでこなかった
だが、そろそろ戦闘の方も実践に入っても良いのではと思い始めた。思い上がりかもしれんがな
簡単に言うとそろそろ戦ってみたいと思い始めたんだ

『黒炎召喚』

『形状変化、棒、槍、剣、大剣、ナイフ、鎚、刀』

【少年がそう言うと当たりに黒炎が発生して渦巻きはじめ】
【渦から少年が言った武器が出て来て少年の周りに浮き始める】

さて、貴女は僕の訓練につきあってくれるだろうか?

【その顔はフードで見えないが、声は期待しているとはっきり分かる声】
617 :【彗星生成】E:不思議フライパン、銅鐸キーホルダー、巨大ダイヤモンド[sage]:2011/08/21(日) 00:28:20.75 ID:p/4r+bCAO
>>613
上空にて

「逃げろとは見くびりよって。」

そう口にだしながら、私もまだまだ弱いなと反省する。
誰もいないからと大きなあくびをして、

「メモは明日でいいか……。」

片目を擦る少女の様子はどこか眠たげでした。

/乙&ありがとーですた!
618 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/21(日) 00:28:41.15 ID:Y5XbVZMg0
>>608
「ぷっ……ーーー」

「はははっ、やだなァ、私を不審者扱いッスか?」
「大丈夫……ッスよ……大丈夫……ーーー怖くないッス、えぇ、怖くない“わよ”」

凄惨な地獄を背景にした、女性を象った悪魔、揺れる黒髪は首を俯かしている為に、前髪が
片方の瞳の色を隠してしまっている、だが、其の片目は
淀んだ色では無く、何かの好奇心に刈られる輝きを放っている
其れは無垢で純朴で……ーーー其れ故に何よりも残虐に見えたかも知れない

こんな地獄の中で、血の小雨を浴びた姿で、陽気に笑んでいるのだ、非常に興味深い眼で
其の二人の少女を狩り行く“小兎”を視るように


《ーーーだから、安心して、耳を赦し、眼を赦し、欲望に身を委ねなさいーーー》

  《ーーそうすれば、ほら、怖くないーー》

     《ーーでしょ?ーー》


甘くとろける様な姦惑的ながら本能からの魅惑と誘惑に満ちた、甘美な響きを思わせる声
其れは“魔法”声が耳に入ってしまえば
聴く人を魅了し、例えそこに地獄を視ていたとしても、きっと優しく暖かく聖母に包まれた様な
心地よさが恐怖を払拭してしまうだろう……ーーーずっとその声に委ね安心していたくなる程に
619 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 00:28:57.30 ID:pCUkqnoM0
何か新聞のネタに出来そうな物がないですかねぇ

【ゆっくりと街中をローラーで滑る背の小さな女性】
【一見するとか弱い少女のようにも見える】

能力者は能力者なんでしょうけど
これは一種のステータスというか、特技というか
なんにせよこんなご時世に「戦えない」っていうのはちょっときついですねぇ

【独り言をぼやきつつ街灯が明るく照らす街の夜道を
 人の間をかき分けてのんびり進んでいく】

/雑談でお願いします
620 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 00:30:43.02 ID:jJ2r/ZOIO
>>616

……はい…?

…ちょ、ちょっと待った。あんたの能力って一体…

【ポカーン】
【いっぺんにいろいろ出てきたため、頭の悪い女は少し戸惑った。】
【能力の予想が大きく違い、思わず質問する。】
621 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 00:36:09.59 ID:gZ8hlM+Y0
>>617
【また沈黙が流れる空間になった場所で、青年は活気溢れる街へと足を動かす】
【歩いている途中の青年の目は冷たく、疲れていた】
【ふと青年は自分が背負ってるバッグに目を向けると】

(……自分は、弱い)
【この中に入っている物、それを思い浮かべるだけであの時の光景が瞳の写る】
【自分が、弱いから、殺してしまった】

              【嗚呼、強くなりたい】

【青年は、自分に対する怒りを出しつつ、前へと足を進めた】

/絡み乙です
622 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 00:36:13.29 ID:6x4AI0Sh0
>>619
【女性の真ん前に、ネタの塊のような小さな子供がいた】
【小さくて可愛らしい女の子…のような男の子】
【その子の最大の特徴は、踊っていること。しかもロボットダンスを】

「段々夏も終わりに近づいて来てるんだよ!」

【カクカク、カクカク、ロボットダンス。ネタの塊だ。間違いない】
【ちなみに彼の能力に戦闘力なんてかけらほどもない】
623 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 00:37:25.15 ID:PtvXbnaY0
>>620
え、ああ、すまない
これから相手してもらう貴女に能力の説明をしていないとは……
こちらのミスだった、すまない、許してくれ

【そう言って頭を下げる】
【それにつられて少年の周りの武器もお辞儀のような仕草をする】

さて、僕の能力だが、この能力は「何でも燃やす炎を召喚し、それを自由自在に操る」能力だ
既存の物の形状を真似たらその特性も得るらしいぞ

【そう説明する少年の声は少し低くなっている】
【どうやらこの能力にあまり良い思い出が無いようだ】

まぁ、燃やす対象は僕が決められるからな、この武器は何も燃やさないように出来てある
さて、貴女は僕の特訓につきあってくれるか?

【その顔はフードで見えな(ry】
624 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 00:40:17.68 ID:fUnYfyB/o
>>619
……
「あ、能力者だって。僕、今聞いたよ」
【少年のような声がそう話す。あれ以来、能力者と話すのがなんとなく楽しくなっていた。気紛れだが】

……
「おーい、そこのお姉ちゃん」
【夜道の中、人混みをかき分けてローラーで移動する女性を追いかけていく】
625 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 00:40:50.27 ID:fUnYfyB/o
>>624
は無しで
626 :【電波障害】JIN[sage]:2011/08/21(日) 00:41:50.47 ID:2XOoZ5gZo
「あぁぁぁッ」
「 ダメだ ダメだッ 全然ダメだッ!」
【夜も更け、静まり返った海辺の公園に青年の叫び声が響き渡る】
【大きなギターケースを背負い、ネットブックに歌詞を打ち込んでいるようだ】

「全然思い浮かばない… 」
【そう言う青年の表情は焦っている】

/なんでもどうぞ〜
627 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 00:42:52.80 ID:pCUkqnoM0
>>622
(こんなところに女の子が!こ、これは調べないと!)

【そこはかとなくやらしい顔をしている】
【子供の目線まで腰を低くして言を発する】

そうですねぇ
ところでお母さんとかはどこに居るんです?
おうちは何処?
なんでここに居るの?
お名前は?
そういえば何歳?

【質問攻め】
【大体興味のあることに出くわすとこういう行動を取ってしまう】
【別に訳があるなどではないがブン屋の性というのか職業病というのか】

【その顔は興味津々で】
628 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 00:44:11.39 ID:jJ2r/ZOIO
>>623

あらら…そりゃまた随分と…

【能力らしい能力だ。】
【その言葉は喉元で押し下げられる。】

…んー…いいけど…あんたの練習にならないんじゃないの?

…私は無能力者よ。ただの剣士と打ち合って満足いくかしら?

【刀を仕舞う。】
629 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 00:44:54.59 ID:PVtj1Dw/0
>>618
《ーーーだから、安心して、耳を赦し、眼を赦し、欲望に身を委ねなさいーーー》
《ーーそうすれば、ほら、怖くないーー》
《ーーでしょ?ーー》

魔法の言葉が聞こえてくる、逃げられぬ死神の鎌のように。
ゆっくりゆっくりと…精神を蝕む呪いの言葉。
例えそれがどんな地獄であれと、不思議と安心してしまう心地よさ…
ハマってしまったのは後ろで震えていた妹であった。

「ぁ……ぁ…」

何よりも怖かった、目の前の光景が。だから、その心地よさに逃げてしまった。
考えることを止めて、思考停止。
その声が心地よくて、安堵感。
その声を聞くだけのように、妹の様子は変わらない。
変化するのではなく、変わらない。
その声に身を任せ、ただ立っているだけ。偽物の安堵感に包まれて、目をうつろにしてふらふらと立っていた。

姉はその異変に気がつかず、目の前の人物から妹を守ろうとその腕を崩さない。
その一心で、何よりも妹を守りたい。ただそれだけの理由。
だから、魔法の言葉なんて耳に入らなかった。
例え蝕まれたって、妹がいるから安心できない。
姉は変わらず敵視していた、何かして来ないか目を離さずに。
背後に起こっている異変に気付かずに
630 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 00:48:52.52 ID:6x4AI0Sh0
>>627
【女の子ではないわけだが】

「ん?お母さんはいないんだよ!悪魔だから!」
「お家もないんだよ!悪魔だから!」
「なんとなくだよ。お散歩してたらタマタマいたんだよ」
「僕は御佐入ヶ原 とら・エーミール=かやく・しろ・くろ・クレオ・マレス・ヌレタ・クチュル=ミレーナ・マリみけ・アヘル・思井 束綯 エミネム っていうんだよ!」
「確か三億歳だよ!」

【質問にちゃんと答える。偉い子である】
【回答が凄く電波っぽいが、全て本当の事である。嘘のつけない子なのである】
【踊りながら答えているのも結構シュールである】
631 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 00:50:39.76 ID:PtvXbnaY0
>>628
まぁ、はっきり言って糞だがな、こんな能力

【吐き捨てるようにそう言う】
【少年は少し不機嫌になったようだ】

相手にはなるさ、何しろこっちは初めてなんだから
それに今回の訓練は能力を出来るだけ使わないと決めたんだ
いつ能力が使えなくなるかも分からんしな

【武器が無かったから能力使ったがな、そう言ってまた小さく笑う】
【それと同時に翼は消した、能力を使わないと言った事の証明だろうか】

さて、もう三回目なんだが、貴女は僕の訓練居着き合ってくれるか?

【その顔はフードで(ry】
632 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 00:52:38.51 ID:jJ2r/ZOIO
>>631

ふうん…

……ま、いいわ。それならおいで。

【ざり、と重心を下げ、】
【そっと刀に右手をかけた。】
633 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 00:55:15.92 ID:pCUkqnoM0
>>630
【少年を「少女と勘違いし続けている」】
【ポケットの中から手帳とペンを取り出す】

ふむふむ・・・

【話を聞きながら誤字脱字もなく、性格に聞いたことを書いていく】
【常人には「不可能」とも言えるスピードでペンを動かす】
【普通の人ならびっくりするような話だがあまり表情は変えずに】

こんな世の中ですし、3億歳って言われても実感はないですが
あり得ないって話でもないですよね…
んで、なんて呼べば良いのかな?

【そんなことを言いながら彼の顔をちらちら見て何かを描いている】
634 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 00:58:22.09 ID:PtvXbnaY0
>>632
刀か、なら僕は棒でいこう
一応壊れはしないし、使いやすそうだからな

【そう言うと棒を手に取る】
【他の武器は少年と女性の間から半径15mの辺りをぐるぐると回り始めた】

此所がバトルフィールド、という事で良いかな?
何分やり方が分からないのでな、そんなもん必要ないというのなら取り払おう
どうなんでしょうか、先生?

【いきなり女性を教官呼び、これには女性も驚くかもしれない】
635 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 01:01:15.85 ID:6x4AI0Sh0
>>633
「実は僕、悪魔なんだよ!えっへん!」

【いや、さっき思いっきり自白してましたけど】
【三億年も生きてきたかたボケてしまったのかも知れなかった】
【女性がペンを異様な速さで動かしているが特に気にすることもない】
【地面から人出す人とか、兎ロボットとか見てきたから驚いたりするほどの事でもないのだ】

「本当なんだよ!確か本当なんだよ!」
「なんて?んー?なんでもいいんだよ」

【自分の事をフルネームで呼んでくれる人はあまりいない】
【だって規格外に長いんだもの。まず覚えられるのかどうかすら怪しいのだ】

「で、君はなんて名前で、何歳で、今何をしてるのかな?」

【秘技・質問返し発動である】
636 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 01:02:27.95 ID:PtvXbnaY0
>>634
/ヤベェミスった……最後の一文は教官→先生にしておいてください
637 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 01:05:02.04 ID:jJ2r/ZOIO
>>634

…棒術か…

【どれほどの腕前か分からないが、警戒に越したことはない。】
【女は目を細め、我彼の距離を測った。この距離なら……すぐさま脳内で接近の方法を見極め、そっと右足を後ろに下げて行く。】

…別に、場所なんかどうだっていいわ。

ふん…「先生」ね。…何勘違いしてんの…私はあんたの「敵」よ。

【そろそろと、ゆっくりと右足を下げながら、女は吐き捨てる様に言葉を紡いだ。】
【そこには当然、あるべき穏やかな感情など拭い去られており、】
【ただ一つ。闘争の主たる感情を宿した、鋭い視線のみがある。】
638 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 01:06:55.78 ID:jJ2r/ZOIO
>>636
/っと、了解しましたー!
639 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 01:07:47.69 ID:pCUkqnoM0
>>635
悪魔かぁ
居るとは聞いてましたが
実際に見たのは初めてですかね

【少し思い返しながら手を止める】
【ペンだけを胸ポケットにしまい手帳を持ったまま腰に手を当て楽な姿勢を取る】

そうですねぇ

【名前の書かれた手帳を見て少し考える】

エルーなんてどう?

【彼を指さし胸を張って言う】

えっとですね
名前は「宮原 姫々美(ミヤバラ キキミ)」、
年齢は24歳で
今何をしているのかというと、
あなたの質問に答えています

【屁理屈を混ぜながら質問返しに対して冷静に答えていく】
【受けに弱いと思ったら大間違いである】
640 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 01:10:23.29 ID:PtvXbnaY0
>>637
【棒を構え、ゆっくりと前進していく】
【拙さが混じるが、その構えは本物】

……「敵」ではない、これは本当の戦いではなく、いわば模擬戦だ
まぁ、僕は今貴女を「敵」と認識しなければ、ならないが!

【そう言いきると同時に少年は駆け出し、女性に向かって走り出す】
【その姿はまだどうにも隙が残る、初心者の走り方】
【だが、その速度だけは達人にも引けを取らない素早さである】
641 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/21(日) 01:10:27.81 ID:Y5XbVZMg0
>>629
「(ふむ……、後ろの方は効いたけども、前の子は魔法が通用して無いわね)」
「(支配を拒むなら、声を聴きたくないと耳を塞ぐ筈、でも私に魔法が返って来ない?)」

「(能力?単純に聞こえない? どちらにせよ……ーーー)」

思考する、未だに敵対する少女の様子に疑問を持ったのか
面白そう……ーーー背筋からゾクゾクッと、興奮を交えた、愉悦至悦愉快悦楽、ただそれだけ
己の加虐心が歯車を噛み合わす様に少しずつ、揺れ動く、何れ行き着く先が
目の前の兎達を、玩具の様に扱う先へと

《ーー何も考えないでーー》

   《ーー苦しく、恐ろしく、辛く、汚れた世界、現実を視るくらいならーー》

 《ーー考えないでーー》

        《ーーただ感じるだけで良いのよ?ーー》

口元を歪ませながら、甘ったれた声を響かせる、奇しくも其の蜂蜜の様な誘惑は
ただただ安心感と魅惑に包まれた“怠欲”と“色欲”の世界
まずは思考力を徐々に奪って行く
そこで悪魔はようやく動き出す
堂々と歩み寄って、其の敵意を見せる少女の顔を薄く鋭い爪で、頬を撫でようと、手を伸ばす
うすら笑いのまま
642 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 01:18:35.05 ID:6x4AI0Sh0
>>639
「信じてくれるの?」

【出会った人間の大半が信じてくれないのでこうもあっさり信じてくれるとちょっと拍子抜けする】
【まあ、素直に嬉しくもある】

「エルー!わかったんだよ!エルーも足して≠ィくんだよ!」

【こうして彼の名前は長くなっていくのであった】

「宮原 姫々美!よろしくなんだよ」

【笑顔で応える。可愛い】

「24歳かぁ…若いね!」

【そりゃあそうだ。三億歳から見れば赤ちゃんみたいなもんである】
【なんせ1/12500000である】

「む〜…卑怯な答え方なんだよー…」
「じゃあ、僕に会う前まではなにしてたのかな?」

【どうやら最後の質問に対する回答は彼のお気に召さなかったようで】
【少し内容を変えて再挑戦だっ】
643 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器[saga]:2011/08/21(日) 01:19:50.60 ID:tB+E7ty20
「う〜〜〜む…」

【時の頃は一番熱い季節、夏】
【世の学生達は長期の休みに浮かれたり、そろそろ課題の残りに頭を悩ませる時期】
【夜中なのに何故か空いているオープンカフェの一角で、青年が一人唸っていた】

「進路希望…って何書けばいいんだ…?」

【椅子に深く腰掛け、コーヒーのスプーンを銜えたまま一枚の紙切れを眺めている】
【紙には『進路希望調査票』と書かれており、それこそが今青年を唸らせている元凶だった】


/こんな文ですがなんでもどうぞー
644 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 01:23:16.29 ID:PVtj1Dw/0
>>641

目の前に興奮を交える悪魔が目に映る。
その様子が心底恐ろしく、恐怖に煽られる。彼女をソコまで持たせているのは妹がいるから。

《ーー何も考えないでーー》  初めから何も考えていなくて

 そんなもの初めからわかっていて  《ーー苦しく、恐ろしく、辛く、汚れた世界、現実を視るくらいならーー》

 《ーー考えないでーー》 何も考えなくて

    ただ流れに身をまかせたかった    《ーーただ感じるだけで良いのよ?ーー》

間の前の悪魔が迫ってきても何も考えられない。
何か行動をしなけれあと思うのだけれど何も考えられなくて。
迫りくる悪魔をただ眺めているだけだ。

今まで感じたことが無い安心感に包まれる、いつも妹を守らなければと思っていた。
花に吸いよされる蝶のように、ただある安心感が心地よくて何もできなくて。

妹を守る姉もその術中にハマってしまった様子で、ただぼうっと立っているだけだ。
だから、ほほを撫でようとした手のひらに『反応』することができない。

只、そのうすら笑いか何処か心に引っかかって

645 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 01:23:49.61 ID:pCUkqnoM0
>>642
ええ、決めつけるのも何ですし

【割と優しいお姉さんなのだ】

なるほど・・・
決めれば決めるほど長くなるってわけですか

【微笑みながら彼を見る】

はい、こちらこそ

ですねえ
ざっと1/12500000ですかね
まさに悠久の時って感じですね

【思い詰めた表情で話す】

あれ、気に入りませんでした?
そうですねぇ
実は私、新聞屋さんなんですよ
で、新聞を作る際になにか「お話」がないと新聞って作れないんです
だからその「お話」を見つけるために街中を歩いていました
これでどうです?

【人差し指を立てて聞いてみる】
646 :【氷柱細剣】突いた部分を冷凍するレイピア使い。 E:レイピア×2 @詳細wiki[sage]:2011/08/21(日) 01:27:39.32 ID:k3cIkBYso
>>303
【女の両手に存在するレイピアの切っ先は一切ぶれる事がないのだが】
【相手の様子を伺っている……さながらダウジングを表現しているようだ】
【女は見逃さない、相手の心のブレを。同じ剣士ならば余計に……感じ取れるようだ】
【相手が戦っている。その様を見届けなければならない】

……そうだ。私は人ならざる者。怪物というのは間違っていない。
私もまた、血塗られた戦いを好む。しかし私は獣にはならない。
……私にはまだ守るべきものがあるから。あなたはいったい何を守るというの?
全てを捨てて死に急ぐなんてのは……不順な魂を生むだけだから。

【相手が暴走を始めんとしている。やらねばやられる】
【だが……女は、相手の介錯をする気はないとばかりにレイピアを下ろす】
【そして後方を向く……剣士が背中を向けるなど言語道断のはず】
【しかし女の背中にはまるで闘志が渦巻いており……相手に不意打ちを許さない】


(一応おいておきます)
647 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 01:30:30.33 ID:jJ2r/ZOIO
>>640

……ま、いいわ。

【さて速いな…駆け出す相手を見つめると、内心ゾクリと冷や汗を一滴垂らした。】
【しかし、舌を巻く様子は表に出さない。戦いが始まったら、そんな「余裕」はない。】
【そう、女にとってはそれだけだ。戦闘が始まったらヤクザのチャンバラと同じ。】
【ただがむしゃらに剣を振る。考えたりする余裕ははなから持ち合わせていないし、これから持てるつもりもない。】
【相手の構えも、どこかぎこちないが、やはりそれは手馴れている。】

【言葉ではあまり戦闘をしていないような節が見受けられたが、これ如何に。】
【やはり、才能というか、そう言ったものが知らないうちにあるのだろうか。】

…いくわよ

【構えは…「弐乃型」立=B極端な前傾姿勢から、刀に手を添えた「居合い」の体勢。】
【相手の接近に併せて、女はそっと左足で踏み込もうとした。】
648 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 01:33:11.16 ID:6x4AI0Sh0
>>645
「やったね!いい人間なんだよ!」

【ちなみに魑魅魍魎の類の方はすぐに見破ってくる】

「そう!折角つけてもらった名前は全部名乗るんだよ!」

【それであの長さ。意外と名づけられていない】
【三億年もあったのに】

「もうかれこれ三億年以上踊り続けてるんだよ!」

【不眠不休で踊り続ける】
【彼が踊りをやめるのは死ぬとき。否、踊っていなければ死ぬ】
【彼と踊りは切っても切れない関係なのである】

「新聞は知ってるんだよ!あの文字がいっぱい書いてあるやつでしょ?」
「で、姫々美はそれを作ってるんだね!わかったんだよ!」

【ニッコリしながらその答えに満足。いやあ満足】

「じゃあお話しを作ればいいんじゃないかな?そうすれば姫々美は嬉しいんでしょ?」

【む、こいつ、何かする気だぞ!】
649 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 01:35:52.84 ID:PtvXbnaY0
>>647
(あの構えは……居合いか?)
(だとしたら、目の前にいるのはかなり危ういな)

【そんな事を考えながら駆けている】
【段々と相手の間合いに近付いていく】

(居合いは間合いがのびる……らしいしな)
(予想を修正、居合いの間合いを一歩手前へ)

【自分の目測を思考で再計算】
【そしてついに再計算した間合いに届く】

(此所で……跳ぶ!)

【少年は思いっきり左足を踏み込んで宙に舞おうとする】
【相手の不意をつけばまるで少年が消えた様にも見えるだろう】
650 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 01:43:11.65 ID:pCUkqnoM0
>>648
それはどうも

そうですね、良い心がけだと思いますよ

【にっこり微笑んでそう答える】

踊っているのはどうです?
楽しいですか?

【一応聞いてみる】
【聞いて得するようなものじゃないが聞いておかないと・・・そう言った心境だった】

そうですそうです
文字だけじゃないですがね
まあ、毎日直接作ってるって言うわけじゃないんですけど
私は諜報中心なんで

つ、作る?
そんな捏造だとか隠蔽とかは出来ませんよ
ネタをくれるのは嬉しいですけど
その作られた情報って言うのは嬉しいとは……あんまり

【少し困った顔で言を話す】
651 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/21(日) 01:43:33.13 ID:Y5XbVZMg0
>>644
  《ーーフフッ、素直で良い子ねぇーー》

爪先を少しだけ立てて、頬に小さい切り傷を付けようとする
彼女にはただ単純に加虐愛に満ちているだけで、素直に殺したい、戦いたいと言う願望は皆無だ
寧ろ後ろの男の様になるのは非常に珍しい
ただ、今は観察して居るのだ、欲望に墜ちる様を

《ーー楽になればなる程、自分の身体を自分で支配するのがーー》 《ーー鬱陶しくならない?ーー》

   《ーー痛みも、苦しみも、惨めさも、辛さも、劣等感もーー》

 《ーー身体を他人に少しずつ委ねてく事でーー》

         《ーー事は楽な方向に進むわ、ほら、痛いのは、イヤじゃない?ーー》

薄いカッターの爪は、後ろに居る妹の首筋にも伸びていく、ただ其れは緩慢な動きで
ちょっとした痛みを与える為に、彼女の魔法の言葉は痛みで物理的に醒める様な誘惑では無い
醒めるには、強い心からの拒絶で、初めて成り立つ、身体の痛みと声の誘惑と安堵は
別モノ、悪魔は少女達の心と身体の分離を謀っている
運動能力を著しく低下させる為に……ーーー

/悪い、次遅れますッ
652 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 01:48:38.39 ID:jJ2r/ZOIO
>>649

【ゴッ――――ダンッ!!!】
【互いの距離が縮まり、女は一歩踏み込んだ。】
【火照った頬に、外気が心地よい。互いの距離を図るうちに、どこか、辺りが間延びして見える。】
【時間も、空間からも共に切り取られた気がした。そのまま、女は左手で刀の鯉口を切り、抜き去ろうとするが、】

あら…?

【目の前にその対象が「いない」。辺りを見回して、上を向く。】
【当然そこには見つけることができたが、隙が生じたのも事実である。】
653 :【灼熱朱雀】@wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 01:51:11.54 ID:J1LZpwxt0
>>643

―――――へぇ、進学希望調査表か。


【そのオープンカフェにやってきて青年に気付くなり、近づいて話しかける少女。】
【暑いし眠れないし…。 そんなこんなでオープンカフェにやってきた少女。 今は「少女」の格好だ。】


…あんまり深く考えなくて良いんじゃねぇか?
俺も考えてねぇし。

【サラッとそんなことを言う少女は、将来を全く考えていない。】
【故に、そんな軽い言葉を吐けるのだった。 少女らしいかもしれない。】

/宜しくー
654 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 01:52:58.69 ID:6x4AI0Sh0
>>650
「褒められたんだよ!」

【素直に喜ぶ。正直でよろしい】

「楽しいんだよ!だって踊りの悪魔だからね!」
「僕は踊りと一緒に生まれたんだよ!」

【踊りあるところに彼あり】
【踊りが無くてもいるけど】

「そうなんだ。じゃあお話しを集めるのがお仕事なんだね!」

【意外と意味が分かっていた】
【知識に乏しい彼の事なので諜報ってなに?とか聞くかと思ったが】

「あれー?」
「捏造ってことになっちゃうのかな?」
「今からお城建てて昔話・シンデレラをやろうと思ったんだけど…」

【すんごい勘違いと壮大なことを言い出すチビ】
【今からお城建ててってオイ。まあ、彼の能力的に出来るのでだが…】
【どちらにしろ勘違い。あ、でもネタにはなるかもしれない】
655 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 01:57:30.67 ID:PVtj1Dw/0
>>651
伸びる爪先は頬を傷つける為に伸びて行く。
プチリと頬から小さな赤い滴が流れた。
その痛みに反応することなく、声の一つすらあげることはしない。

《ーー楽になればなる程、自分の身体を自分で支配するのがーー》 《ーー鬱陶しくならない?ーー》

   《ーー痛みも、苦しみも、惨めさも、辛さも、劣等感もーー》

 《ーー身体を他人に少しずつ委ねてく事でーー》

         《ーー事は楽な方向に進むわ、ほら、痛いのは、イヤじゃない?ーー》

魔法の言葉が侵食する。
この世界に立っているということを忘れ、別の誰かに選択される気分が心地よく思ってしまう。
だからほんの少し、他人に身を任せ、何も考えないでいたい。
思考するとノイズが入る、何も考えることができない。

痛みも、苦しみも、惨めさも、辛さも、劣等感も理解できる。
身体を他人に少しずつ委ねてく事で、事は楽な方向に進むのも理解できる。
でも、ソレは貴方じゃない。

思考ではなく本能で、長きに渡る妹との絆がそう思わせた。



伸びる爪は妹にも到着した。
首筋に触れて血液がたらりと流れる。

「あぅ…」

その痛みに反応しうめき声を漏らす妹の姿。
妹は安堵感に陶酔しているかの表情で、どこか気持ちよさそうな声にも聞こえる。
立っていることが出来ないほどに、立つと言う指令すら届かすのをやめて。
妹はその場に力なく倒れてしまう。

/把握
656 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 01:57:32.04 ID:PtvXbnaY0
>>652
もらっ、た!

【そう言って棒で突きを放つ】
【狙いは女性の眉間、だが】

(あ、あれ?)

【高く跳びすぎたのか、棒の射程距離には女性の髪の毛すら入っていなかった】

(……これは、ピンチだな)

【能力を制限すると言った手前、翼を誓って飛ぶなんて出来ない】
【そうするとおのずと次の行動は制限される、落下だ】
【少年は綺麗な放物線を描きながら地面に着地しようとしている】
【着地時、またはその前後にはかなり大きな隙が出来るだろう】
657 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 01:58:10.02 ID:pCUkqnoM0
>>654
昔っから踊りには縁が無くてですね
楽しいのかどうかさえ曖昧でしたよ
人それぞれですよね

【微笑みながらそう答える】

そういうことですね
(あ、知ってたのか・・・)

情報を作るのは駄目ですけど
ネタを作ってくれるのは大歓迎です

【目を輝かせてそういう】
【とはいえ此処は街の中、
 そんな中に城が出来れば新聞の一面を飾るのは容易い】
658 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 02:04:29.81 ID:jJ2r/ZOIO
>>656

っ!!

…あららら?

【思わず間の抜けた声を出す女。ザクっと眉間を刺されるかと思ったのだが、その心配は皆無であった。】
【一度相手を捉えたら、そこから目で追うのは簡単である。素早く振り返り、】

…ふん…甘いわね…


…―――――――――――行


【ダアンッ!!】
【隙をついてそのまま直線的に、一足飛びで相手に接近しようとし、】
【無事接近できたなら、右足で刀に手をかけたまま踏み込もうとする。】
659 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 02:06:21.66 ID:6x4AI0Sh0
>>657
「そうなの…」
「まあ、これが僕のあいでんてぃてぃーなんだよ!」

【まさに表裏一体。ん?意味が違うって?】

「そういうことなんだねー」

「あれー?いいの?」
「うーん…人間の言葉は難しいんだよ」

【しかし、お城(でなくて踊りに関係あればなんでもいいのだが)を建てるのは大歓迎らしいので】

「ま、じゃあ行くんだよ……はい、ドーン」

【と、気の抜けた掛け声と同時に二人の前にはファンタジーの世界から抜け出してきたかのような】
【メルヘンチックな西洋のお城がドデーンと存在していた。イメージはシンデレラ城。勿論中まで本物】
【手抜きは一切ありませんぜ】

「どう?これでお話しが作れるんだよ」

【うん。勘違いは続いていた】
660 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器[saga]:2011/08/21(日) 02:06:34.07 ID:tB+E7ty20
>>653
「とはいえ、いつまでも親のすねかじりって訳にもいかねぇしなぁ」

「……ん?」

【姿も見ないうちから、実に自然に会話する青年】
【別に達人よろしく、気配だけで誰だか判断した訳ではない】
【ただ単に返事をしてしまっただけである グリッと首だけ捻って声の主を見やる】

「っと…蓬じゃないか こんな時間に…いや、お前は夜行性だったな」

【スプーンを銜えたまま、笑顔で冗談を言う ある意味、難易度の高い芸当をやっている】
【眼前の少女に出会ったのも深夜だった… とゆうか、夜中ばっか活動していないか?コイツ】
【我が彼女ながら変な女だと、もっと変な男は思うのだった】
661 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 02:08:17.67 ID:PtvXbnaY0
>>658
____ッ!!
(そう簡単に、負けたくはない!)

【ちょうど相手の間合いに入ったか入っていないかの時に】
【棒を地面に振り下ろし、ハンドスプリングの要領で跳ぼうとする】
【棒は地面にめり込んでいて少し位の衝撃では抜けない】

(これなら、逃げられた……か?)
662 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 02:13:30.21 ID:pCUkqnoM0
>>659
アイデンティティは大切にしないとですね

【頭をぽんと叩く、たいした意味も無く】

ええ、どうぞ
まあ矛盾と曖昧が入り交じってますからね

【で、目の前に現れたのは立派すぎるお城】

お話の意味が違いますかね
ちょっと

【驚きを隠せきれないような表情を作る】
【とは言いながら胸ポケットにしまっていたペンを取り出し城を忠実かつ高速で手帳に描いていく】
【その精度はまるでモノクロ写真のよう】

【街中の人々の視線がその城に注がれた】
663 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 02:19:11.59 ID:6x4AI0Sh0
>>662
「大切にしないと死んじゃうんだよ…」

【一瞬でも踊らなければ死あるのみ。なんとも過酷な人生(?)である】

「矛盾ってお話し知ってるんだよ!」
「最強のなんかと最強のなんかがあってどっちも最強じゃんうそつきー!みたいなやつでしょ?」

【大体あってるけど、やはり勘違いした】
【まあ、仕方がない】

「違うの?あれれ?」

【どうやらシンデレラをやるわけではないらしい】
【というかやるとしても演者が少なすぎである。そして衣装もない】

【そして街の人々の視線も気にせず、やたらと手の込んだ庭園を踊りながら散歩するのであった】
【噴水まであるぜ】
664 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 02:19:22.65 ID:jJ2r/ZOIO
>>661

【ダンッ】
【女の右足が地を打ち付ける。そのまま力強く踏みしめ、】
【同時に相手を見据えながら腰を捻った。再び鯉口を切る音が響き…】

…せえ――――のっ!!



【示現流―――――――「抜刀術」】

―――――――――――凛=\――――――――――




【一筋の太刀筋は、閃光のように鋭く、そして近づいただけで対象を斬り落としそうなほど凶悪に、】
【相手を「一撃で」戦闘不能にせんと進んだ。】

【だが、それは空振るだろう。居合いを放つ前に、男が飛んだのだ。もっとも、】

…ちっ…外したか…

【彼の後ろの大きな瓦礫が「真っ二つ」になっている辺り、その威力を推察することができる。】
665 :【灼熱朱雀】@wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 02:20:52.13 ID:J1LZpwxt0
>>660

…反射的に言葉を返すってのは、中々凄いな。

【そう笑顔を浮かべながら、名前を呼ばれた少女は言う。】
【何か呆れたような笑顔だが、本当に呆れているわけで無いのは明白だろう。】

…なんつー言い方してんだよ…まぁ良いけどよ。

あぁ、アカデミーに入ってからは段々修正されてきたけど。
今日は夜行性に戻っちまってるみてぇだな。

【普通スプーン落ちるんじゃね? という突っ込みもビックリの芸当を見ながら】
【少女は青年と向かい合う形で席に座りながら言う。 冗談に笑顔でマジレス。ではなくこちらも冗談で返す。】
【冗談に聞こえないかも知れないが。】

…士貴は別に夜行性じゃねぇだろ? こんな時間までそれ考えてたのか?

【アイスティー1つ と店員に頼みながら、そして眠そうな店員がそれを渋々承諾するのも見ながらそう尋ねた。】
666 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 02:26:43.64 ID:PtvXbnaY0
>>664
よし、回避せいこ……う……?
なにあれ?

【女性の背中を向けて着地】
【その際真っ二つになっている瓦礫を見てドン引き】

……良いだろう、流石に此所までされたら本気を出すしか無いな
死にたくないしな(ボソッ)

【最後の一言を小声で言った後】

こい、刀、ナイフ

【そう言うと二人の周りを回っていた刀とナイフが少年の手に】
【そして少年はまた呟く】

『刀、形状変化、ナイフ』
『ナイフ×2、融合、変化、双飛剣』

【そう呟くと少年の手にあった刀とナイフが融合し】
【肉眼では目視が困難な位の細さの糸でつながれた二本の短剣が現れる】

いくぞ!

【そう言うと少年は駆け出す】
【一見隙があるようにも見えるが、少年の眼はさっきと違って戦士の眼をしている】
【駆ける少年、女性との間合いをザクザクと詰めていく】
667 :【敏腕瓦版】[sage]:2011/08/21(日) 02:26:46.01 ID:pCUkqnoM0
>>663
そうですか、それなら
「 尚更 」ですね

【彼に向かって微笑む】

そうそう、それです
事と事との辻褄が合わなくて有耶無耶になってしまうって言うことです

【簡単に説明】

少し、というかベクトル(?)が違いますね

【城を見上げながら少年に付いていくよう庭の中を歩いて行く】
【夜はまだ終わらない】


/いきなりのようですけど切らせて貰います
/絡みありでした!
668 :【永舞悪魔】@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 02:33:10.46 ID:6x4AI0Sh0
>>667
「そうだよ!転んだだけで死んじゃうしね…」

【冗談でなく彼の生活は普段から死と隣り合わせなのである】

「うーん…やっぱり難しいんだよ!」

【難しいの一言で流したように見えるが、一応、学習はしている】
【矛盾、習得。みたいな】

「ベクトル?ベクトルー?わからないんだよ…」

【そう、彼に理解できるはずがなかったのだ】

「あははは!やっぱりお城は広いし綺麗なんだよー!」

【うん。よかったね】

/絡みあり乙でした!
669 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 02:34:48.09 ID:jJ2r/ZOIO
>>666

…大したもんね…居合いを飛んで避けるとは…

【ヒュン、と気持ちを切り替えるように刀を一振り。】
【両断された瓦礫が左右に重たい音とともに倒れ、】
【もくもくと土煙を発した。】

…ま、安心しなさい。あんたが今のを避け切れてなかったら、直撃する瞬間に刀を反転させてたわ。「峰」打ちよ。

【これは本心である。模擬戦で人を殺害するわけにはいかない。】
【その後、彼女は特に構えること無く、しかし相手と距離を縮めんと足を進める。】
670 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器[saga]:2011/08/21(日) 02:35:42.94 ID:tB+E7ty20
>>665
「あー…ほらあれだ、俺って常に一人じゃないからな」

「自然と言葉を返す癖でもついてるのかもしれん」

【トントン、と親指で自分の胸をつつく】
【一人ではないどころか、相当の数の存在がそこにいる そのことは少女も先刻承知であるはずだ】

「お前なら気を遣う必要はないだろう?自然体が一番だ」

「…夏休みだからって不規則な生活してんじゃないだろうな」

【プッ、とスプーンを吐き出すと、見事に空のカップへホールインワン】
【保護者地味たセリフを言いながら、ポケットから棒つきキャンディーを取り出して銜える】
【授業中に寝て、役職の権利で深夜徘徊しているお前が言うな】

「まさか。『見回り』ついでに考えてただけさ」

【見回りと言う名の深夜徘徊に他ならないのだが… いつもの事である】
671 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 02:41:36.75 ID:PtvXbnaY0
>>669
たとえ峰打ちでも、あの威力を喰らっていたら「ぼ/く」になっていたんじゃないか?

【冗談めかしてそう言う】
【しかし、冗談は口先だけ。少年の周りに流れる空気は鋭いままだ】

(構えなし、だと……?)
(舐めやがって、絶対に勝って勝って狩って勝ってやる!)

【そして少年は左手に持った短剣を女性に向けて放つ】
【糸の長さは約4m、刀は届かないだろうと踏んでいる】
【因みに、短剣は両刃だが、刃が入っていないので当たってもせいぜい痛い位】
672 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage]:2011/08/21(日) 02:44:54.47 ID:Ejik1ICTo
【夜、路地裏、突き当たりのT字路】

【ガッ ガッ ゴッ ゴッ】
【殴る音、殴られる音。空気を斬る鞘の音、空気を切って振り被られた鞘の音。そういった幾多もの音が音色と化して自分の耳に飛び込んでくるのは爽快であった】
【鞘を持つ者はフードを深く被った女性、その瞳の色はフードの影に隠れているせいか色を失っていた。そして、その女性にはいつものような左目を覆う眼帯は付けられていなかった】
【殴られる者は男性、特に特筆するようなことは無いような存在である。所謂モブキャラ、そう、モブキャラ。この女性からして見ればただの赤の他人でしかない関係だった】
【だが、今、この状況においては『加害者』と『被害者』の立場関係にある。嗚呼、腕が止まらない。もっともっと、もっと、この男性の脳天にこの鞘を力一杯ぶつけてやりたい】
【近くにはその鞘を収めるべき刃は見当たらず、鞘の形状からして西洋剣用であるのがわかるであろう。だから、女性は仕方なく――嫌、喜々として鞘を鈍器であるかのように振り続ける】
【返り血がフードに、そして左の頬に跳ねてくる。振るのを止めて右手の人差し指をそっと頬へと伸ばして赤い液体を掬い、ちょっとだけ舐めてみる。それだけでどうにかなりそうな感情が沸きあがってきた】

【嗚呼、久しぶり。久しぶりであった】



【数十分の後、ドサリと膝を地面に付く音が路地裏に響き渡った。鞘を持つ右手を力なく開いて地面へとからんからんと音を立てて落とし、がっくりと絶望を食らうかのように項垂れる】
【瞳には影のせいで相変わらず色は無かったが眼球は怯えるように小刻みに震えていて、唇は少し青味を含んで眼球同様ぷるぷると震えて恐怖や不安を体現しているかのようであった】
【気が付けば自分の顔は返り血が沢山ついており、服にも、フードにも、手にも――そして、舌、喉、胃にすらまでも、自らの手で殺めた人間の血が染み込んでいた。そのことに思わず鳥肌が立つ】

「うっ……私はなんてこと……げほっ……おえっ……グ…………」

【激しい自己嫌悪と共に襲い来るは猛烈なる吐き気であり、反射的に死者の血を飲んでしまった自分に対する感情と一緒に唾を地面に吐いてみるがそれらの感情が外に逃げていく様子は無かった】
【どうしてこうなったのかを考えてみると、確か道を歩いていたらちょっとした不注意でこの男性に肩をぶつけてしまったのだった。そして、男性はイライラしていたらしくこちらへと喧嘩を吹っかけてきた】
【女性も元々喧嘩っ早くて短気な性格であったためそれを受け取り、数発拳で殴って終わらせようと思ったのに――ふとした拍子に眼帯が外れてしまった。嗚呼、そうか、久しぶり。久しぶりだった】

【女性の左目は複眼であった。それも、虫の様なものではなくて、眼球がいくつも中で犇めき合っている。普通の感性を持つ人がみたら堪らず吐き気や嫌悪感を抱いてしまうような醜悪な左目、いや、左目"たち"】
【虫と言うよりかは蟲、黒目と白目が確かにある人間の眼球に近いそれがお互いに押し合い圧し合いを繰り返し、偶に涙の様に液体を目尻と思わしき部分から零すのだ。鏡なんてとても視たくない】

【ともかく、女性はとても久しぶりに人を殺してしまった感覚に困惑する他無かった。ただの喧嘩と人殺しは全く持って訳が違うのを痛感せざるをえなかった】


/誰でもうぇるかむー!殺し合いから雑談までっ
673 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 02:48:46.82 ID:jJ2r/ZOIO
>>671

なあに。せいぜい複雑骨折くらいよ。

【えっ】
【まあ、細かいことはいい。】

【女はそんな様子で、つかつかと歩みを進める。切っ先は地面を睨んでいた。】

…ふん、小賢しい…

【ギインッ!】
【刀を振り上げ、そのまま峰で相手の短剣を掬い、起動をずらす。】
【そのご、大上段に構えたまま、女は素早く相手に近づこうとした。】

【「糸」にはまだ気づいて「いない」。】
674 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/21(日) 02:49:41.89 ID:Y5XbVZMg0
>>655
《ーーさっ、今は酔いしれましょう、なれば歌いましょうかーー》
   
   《ーー脳の髄から、感じて、安心して?ーー》

《ーー私は貴女を幸せにする“天使”よーー》

       《ーー天国はもっともっと、幸せと安心と温もりに包まれた世界ーー》

      《ーーそんな世界、行ってみたくない?ーー》

二人の血の着いた爪を、丁寧に嘗め、良い具合に酔いしれていると知り良好な笑みを示す
甘い甘い“毒入り”蜂蜜に、甘さに酔いしれる余りに苦しみを知らずに、毒に侵される
悪魔は一人の少女が未だに、抵抗する何かを悟る
一方で、蜂蜜に淡く陥落して行く脱力する少女、悪魔は二人を通り過ぎて、背中を見据える
ある意味やりたい放題出来そうな状態だが
悪魔は完全に“出来上がるまで”じっくり待つ

「(どうせ、もう一人の方も、たやすく陥落するでしょ、たかがガキ二人だものね)」

「(さってと、今の内に命令絞っちゃお♪)」

《ーーla〜……lala〜……lala〜……♪ーー》

愉快にワルツを気取るかの様に、甘美の声はリズムすら刻んでいく、悪魔も其れに合わせ
軽快なステップで踊り出す、背中から蝙蝠の羽を露見させながら
675 :【灼熱朱雀】@wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 02:51:57.27 ID:J1LZpwxt0
>>670

なるほど、士貴らしいぜ。

【勿論、青年がジェスチャーで伝えるそれは少女も知っている。】
【寝ているときはさぞかし賑やかなんだろうなと、一瞬思う。】

そうそう。ちょっとばかし俺の知ってる「自然体」とは違ったからな。言ってみただけだ。

…なんか士貴には言われたくないな。 ま、そんな不規則にはなってないから安心してくれよ。

【スプーンを銜えながら(ry が自然体なのかよ・・・ と言外に。 運ばれてきたアイスティーを見やる。】
【保護者チックな青年にお約束のような突っ込みを加え、一応断っておく。】
【まぁ「少女」なので、最初から少し不規則のような物だが。】

『見回り』ねぇ…、まぁ突っ込まねぇけどな。

【何時ものことなのも把握済み。 アイスティーを一口飲むと、青年の持つその紙を見る。】

…やっぱりアレか…さっきはあぁ言ったけどよ。 
俺も考えなきゃな…

【見ながら、ちょっと真剣な顔。】
676 :【淫誘嘲魔】[sage]:2011/08/21(日) 02:52:09.65 ID:Y5XbVZMg0
>>674
/っと、かなりお待たせして済まぬっ
677 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 02:54:35.88 ID:PtvXbnaY0
>>673
【ニィ、と口元だけで笑う】
【そして糸がのびきった瞬間に右手の短剣を引く】
【左手に帰ってくる短剣】

だから、本気で行くと言ったろう?

【瞬間、糸を自分の両手首に巻き付け】
【短くした後、糸で受け止めようとする】
【女性には、剣を交差させて受け止めようとしている、風に見えるかもしれない】
678 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 03:00:34.31 ID:jJ2r/ZOIO
>>677

っ!?な…!!

【女は驚愕に微かに目を見開く。確かに短剣が「戻った」。】
【振り下ろそうとするが、相手の剣に受け止められるのは自明の理だ。】
【ゆえに、構えを解いてタタン、と地を蹴る。再び距離を取った。】

…まあ、こんなとこでいいでしょう。

…あんたが受けようとしないで、そのまま私の腹を掻っ捌いてたら今頃死んでたわ。

【深呼吸しながら呟く。どこか、自分が「負けた」と思わせる仕草は、きっと気のせいではない。】
679 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器[saga]:2011/08/21(日) 03:04:44.78 ID:tB+E7ty20
>>675
「…何やら含みを感じるが、まぁいいや」

「俺は不規則じゃない、普段から昼寝て夜起きてるだけだ」

【キャンディーを口の中で転がしながら喋るので、棒が上下に揺れている】
【自然体って何だったけと考え…ても分かる訳がないので中断 『自然』を考えるのは無理だ】
【堂々と言ってしまった ある意味男らしいが、学生にあるまじき態度だ】

「あぁ、そうしてくれたほうが助かる」

【深夜徘徊が堂々とできるから、面倒な役職についているようなものだ】

「そうだな…なまじ色々できるせいで、選択肢が多すぎて絞れん」

【テーブルの真ん中に置いて、真剣…というよりは面倒くさそうに眺める】
【―――そりゃ悪魔と神様がいれば大抵の事はできるだろうよ】
680 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 03:05:36.88 ID:PVtj1Dw/0
>>674

「悪いけど…頭は冷えたわ」

それは本能に従っての行動、何よりも大事な妹を守る為に動いた。
背後からあり得もしない姉の一声。
もし後ろを振り向いたのなら、指で銃の形を作って狙っている姉の姿は見える。
完全に堕ちていなかったから、おそらく意識はあつたのだろう。
そして先程の言葉で引き金は押された。

「残念だけど、天国も地獄もお断りよ。私は妹とこの世界にいる」

バンと呟いた。
銃口から何か飛んでくる、何かとは判断できない何か。
何かは飛んでくる、それは風切り音で理解できても。空気が何であるか視界に見えぬように。
飛ばしてくる何かは分からない。
狙いは小細工無用に本体、先程まで彼女が歌って踊っていたその場所に向かって。
攻撃が飛んでくる。
681 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 03:08:28.73 ID:PtvXbnaY0
>>678
にっしっし、驚いただろう
説明しておくとこの短剣は尻の部分が糸で繋がっているんだ。すごいだろう

【まるで自分の手柄のように話すが、この剣の作成に少年は一切関わっていない】

……ちぇ、つまんない(ボソッ)
腹をかっ捌く……そんな恐ろしい真似できるか……
だいたい、まだ勝負は終わっていないだろう?
お前だって、本気は出していないんじゃないのか?

【鋭い眼付きで相手をにらむ】
【一瞬だけ見えた紅い瞳は「逃げるな」と切実に訴えている】
682 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 03:17:50.59 ID:jJ2r/ZOIO
>>681

ああなるほど…糸……って分かるかっ!

【ガーン】
【これは一本取られた。まさか二つの短剣が繋がり、「一つ」になっているとは思わない。】

いいや。終わりよ。私の負け。
示現流の剣士は「一太刀」で決められなかった時点で勝負はついたようなもんなのよ。

【一ノ太刀を疑わず=z
【ニノ太刀要らず=z

【最初の斬撃で仕留められなかった時点で、彼女の負けは決まっていた。】
【「[ピーーー]か」「殺やれるか」である。】

…本気ねえ……居合いの時点で充分出してたわよ?
じゃなかったら斬鉄なんてできるもんですか。

…何よその目は、というわけでこれ以上練習をしたかったら他を当たりなさい。

【ちん、と刀を鞘に納め、女は踵を返した。】
【お礼と別れの言葉の元、その場を去ろうとしている。】
【このまま何もなかったら、やがてどっかいくだろう。】
683 :【灼熱朱雀】@wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 03:19:53.59 ID:J1LZpwxt0
>>679

いや、多分気のせいだぜ?

それはあれだな、規則的だが世間的に不規則って奴だな。

【なぜ含みがバレた―――いや、バレるだろ―――という頭の中の思考は放っておこう。 そのほうが良い。】
【全世界でそういうのかは知らないが、少女は至極全うなことを言う。 確かに規則的だけども。】
【少女も不規則には違いないので、文句も何も言えないが。】

…(突っ込まなくて正解だったか)。

【彼氏で、しかも寮長である。 見過ごすのはどうかと思うが。】
【まぁ、そういう関係なのである。 ここで突っ込まないのが、その確認のようになっているのだ。 多分。】

良いよな、士貴は。 それもその能力故だろ?
その神様やら何やらを一人貸して欲しいくらいだぜ…。

【少女にあるのは朱雀への変化と、少しばかし常人以上の身体能力だ。 あと性格。】
【言った冗談は、ほんの少しの本音が含まれていたりする。】
684 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 03:20:43.60 ID:PtvXbnaY0
……ブーブー、つまんないの(ボソッ)

【一瞬だけ素が出た後】

行ってしまうか、なら最後に名前を聞きたいのだが、良いかな?
あれだけの戦闘をして、多くの事を学んだ。その恩師を忘れたくはないのでな

【そう言って少し笑う】
685 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 03:22:40.54 ID:PtvXbnaY0
>>684
/ミスった、>>682宛です
686 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 03:24:11.97 ID:evn8oNGp0
>>672

「あーあ、下手くそな壊し方しちゃって。おまけに其れを反省するならまだしも、後悔するなんて」

「殺戮者(げいじゅつか)の風上にも置けない人ですねぇ」

【自己嫌悪の真っ最中の女性に追い打ちをかけるかのように、路地裏に明るい、あざけるような調子の声が響く】
【振り返ったならばその声の主の奇抜な格好が、女のその変わった目に移ることだろう】

「しかも途中まではしっかり楽しんでたくせに」

【背中まで伸ばした長めの髪はどうやって染めたのか玉虫色に輝いており、光の加減で刻々と変化していく】
【瞳の色は吸い込まれそうなほど紺碧のサファイアブルーで、見る者を圧倒することだろう】
【だが顔だちは意外と幼い、また身長も低く華奢で起伏に乏しい残念な幼児体型である】
【服装は全体的にちぐはぐで、ショッキングピンクのハイカットスニーカーに安っぽい青のジーパン】
【裾を出し襟元をくつろげた真っ赤なワイシャツに緩く締めた明るい黄色のネクタイ】
【そしてその上からあちこち絵の具の付着した大きめのホワイトコート、要するにブカブカの白衣を羽織っている】

「で、どうするんですか、 『ソレ』 」

【事も無げにそう言って、見るも無残な死体を右手で指差す】
【その手にはいつの間にか一本の筆が握られていた】

「見るのも嫌なんでしたら、私が処分してあげましょうか?」

【にっこりと、悪魔の微笑みを浮かべ、そう提案した、その左手には既に一冊のスケッチブックが握られている】
【下心などは全く無く、純粋な善意(悪意?)なのだが相手の女はそれをどう受け取るだろうか】
687 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 03:24:54.23 ID:jJ2r/ZOIO
>>684

…言ったろうが…「師」じゃなくて「敵」だ。

…まあでも、いいわ。ロータスよ。ロータス・ブラック。

…ただの剣術家。

【照れ隠しなのかなんなのか、】
【女は軽くしかめ面で手を振る。こちらにしても、相手への感謝の気持ちがあるに決まっていた。】

…あんたは…?
688 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/21(日) 03:26:48.15 ID:Y5XbVZMg0
>>680
「ーーーーッッ!!?」
「此の小娘の分際でッッ!!」

此処で反撃が来るのはひどく予想外ではあったのか、顔を歪ませ怒鳴る
幸いにも本能だけの行動で、一番の実害を私と見なしただけで、歌を拒んでは居ない
だが、何かを飛ばしてくる、ピストルを象った指の形
空気に含まれた空間を歪ませる球状の物体、片足でステップを踏んでいた為か非常に体勢が悪い
ながらも指の射線から察するように悪魔は左腕で受ける

《ーー抵抗の必要は無いーー》

  《ーーただあなた達は、私の言う事に耳を赦すだけで良いーー》

《ーーーいいや、もう見る必要も、聞く必要も、感じる必要もーーー》

     《ーーー無いのよーーー》

其れと同時位にか
冷や汗を掻きつつ、五感の支配を促す様に、魔法を続ける、まともな思考回路が働いて居ないとは言え
今、支配を拒まる動作を為されたら、自分が大変な事になってしまう
早い内に、掌握してやる……ーーーその一心で
689 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 03:28:36.76 ID:PtvXbnaY0
>>687
ロータス・ブラック……
ハッ、浮世の苦しみを忘れ楽しい夢を結ぶ黒い実とでも?
まぁいい、流石に名前にまではケチを付けない

【思いっきり付けていたではないか】
【少年はそんな事は気にしない、何故って元が居丈高だからだ】

僕の名はハウレス、元名家とかのベリオル・ハウレスだ
これは本名だぞ?お前の偽名じみた名前と違ってカッコいいだろう

【他人の名前を貶めるんじゃありません】
690 :【真双戒剣】[sage]:2011/08/21(日) 03:34:56.20 ID:jJ2r/ZOIO
>>689

…ものっそいつけてるじゃないの…

ハウレスね…はいはい。覚えたわよ。

【「それじゃ」】
【言葉を紡ぎ、女は刀に手持ち無沙汰げに手を置いて、その場を去って行った。】

【踵を返す少し前に、相手への戦闘への敬意と、そのお礼を含んだ微妙なお辞儀をしたのだが。】
【さて伝わったか。それは女の知る良しもなかった。】



/お疲れさまでした!
/戦闘、とても楽しかったです!ありがとうございましたー!
691 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器[saga]:2011/08/21(日) 03:37:43.41 ID:tB+E7ty20
>>683
「…お前がそんな言い方する時は大抵なんかあるよな 追求しないけど」

「規則正しいんだけどなぁ 昼休みまで寝て、飯食って寝て、放課後見回りをする」

【今までの経験から言い当てる 伊達で彼氏をやっている訳ではないようだ】
【今回は彼の心情である『どうでもいい』に当てはまったようで、それ以上聞く気はないようだが】
【食っちゃ寝ばっかりしてるようにも聞こえる それで学生の本分たる勉学をキッチリできているのが不思議だ】

「まぁそうだな 俺自身が動いてる訳じゃないが、大抵の事には困らん」

「よせよせ、俺以外の人間が使うと逆に使われる事になるぞ?」

【少女の言葉をケラケラ笑い飛ばす】
【青年は物凄く適当に扱っているが、まともな人間が悪魔なんか使うとロクな事にならない】
【それ以前に、24時間常に意識が覚醒している状態では精神が持たないだろう】
692 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 03:38:17.79 ID:PVtj1Dw/0
>>688
それは冷気の塊であった。
正しくは現すのならば冷気ではなく、熱量を吸収する塊であった。
《ーー抵抗の必要は無いーー》

  《ーーただあなた達は、私の言う事に耳を赦すだけで良いーー》

《ーーーいいや、もう見る必要も、聞く必要も、感じる必要もーーー》

     《ーーー無いのよーーー》

「いいや、私のことは私で決める。お前の言葉なんて関係ない」

ピキリピキリと凍りつく音が聞こえる。
砂利が敷いている地面には霜がおり、姉の体には冷気が張り付いている。
ドライアイスのように目に見えて彼女の体から冷気が流れている。
おそらくは、攻撃したものと同じ物が周囲に浮いているのであろう。
頭が冷えたとは、そういうことかもしれない。

「だからお前の言葉なんて聞こえない」

自身に攻撃を放つ。部位は聴覚器官。
音とは振動である、聴覚とは音を感知するものである。

「お前の声など耳障りだ」

だからそんな物麻痺させてしまえばいい。
何も聞こえないシンとした世界がやってくる、それでも視角は生きている。
そして彼女は再び銃口を向けた。
693 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage]:2011/08/21(日) 03:39:31.07 ID:Ejik1ICTo
>>686
【――声。こんな路地裏、こんな殺人現場、こんな心内環境である時に誰かが話しかけてきた。慌てたように首を回してそちらへと視線を向けてみせる】
【両の瞳、もとい、"一つの瞳"と"一つの沢山の目玉"はギョロッと動くのが不気味であったが女性の哀れな表情は威圧感と言うものを薄くさせていた。とはいえ、不気味なものは不気味だが】
【唖然としながらも相手の言葉を耳に入れているとある予想と言うか直感的な思考が浮かび上がってくる――この少女、明らかに異能者、それでいて異常者。関わりを持ってはいけない存在】
【相手からの問いかけに対し反論も返事をすることも無く一度視線を死体、頭蓋を粉々に砕かれとても描写できないような惨状と化したソレへと移した。今でも殴った時の感覚は余韻となっている】
【無言のまま鞘を地面に突き立てて支えにし、グッと右手に力を込めてふらつきさを含ませながらも立ち上がると少女へと再び向き直る。依然、困惑と混乱、不安が含まれた表情】

「……楽しんで、なんか……いません」

「悪いんですけど、私はあなたみたいな『異常者《ゲイジュツカ》』ではありません」
「"コレ"は……自分で弔います。」

【綺麗事と自覚していながらも責任感溢れ正義に熱そうな人格っぽい言葉を垂れる女性。目の前の少女が非日常的な存在であることもすぐに理解できてしまったのが悔しい】
【ただの一般人なら、ただの正義よりの人物ならば一瞬でも相手を普通の人物と思ってしまうものだというのに、私は、直ぐに相手が"そういう人間"であることを理解してしまった】
【一度胸に左手を当てて速くなる鼓動を抑え込み、呼吸を整え、表情を出来る限り冷静であろうと努めてもみる。少しでも自分が日常的な存在であると証明したいがために】
694 :【煉獄業火】@wiki【操作系】フード被ってて顔見えない、声女の子[sage saga]:2011/08/21(日) 03:40:26.32 ID:PtvXbnaY0
>>690
うるさい、そう小言を言うな
じゃあな、ロータス、また会えたら嬉しいよ

【そう言うと少年は踵を返して翼を生やし】
【自分の廃墟に帰って行く前に一度だけ振り返る】
【視界の端っこにロータスが微妙にお辞儀をしたのが見えた】
【それを見て少年はフッと笑い、翼で飛び去った】

/お疲れさまでした〜
/こちらこそ色々無茶があったような感じでしたのに、つきあってくれて感謝です
695 :【灼熱朱雀】@wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 03:56:18.87 ID:J1LZpwxt0
>>691

…まぁ、なんかあったんだけどな。 追求しないなら言う必要はねぇよな。
…どうせ、どうでも良かったことだしよ。

…何回も言ってるけどよ、さすが士貴だよな。 普通ならとっくに退学だろうに。
そういう所が良いんだけどな。

【フフ、と笑いながら答える。 まぁ事実だし。】
【聞く限りは駄目学生なのだが、これで上位の成績を取っているとなると流石だなと言いたくなる少女。】
【感嘆の声しか出ない。 何かそれ以外の声も出た気もするが。】

良いよなー・・・。

おぉ怖。 何、冗談だよ。気にすんな。

【いつの間にか紅茶は飲み干し、スプーンが入った空のティーカップを横に退けていた少女。】
【そして両肘を突き、小さくため息をつきながらそう答えるのだった。】
【ちょっと本気が混じっていたことも分かるだろう。】
696 :【淫誘嘲魔】[sage]:2011/08/21(日) 04:03:58.34 ID:Y5XbVZMg0
>>692

「ぁ……ーーーばッ……」

《ーー声に捕らわれた奴隷ーー》


魔法が拒まれてしまう、聴覚ですら拒否、つまり条件が“満たされてしまった”
酷く、醜く、歪めた顔を見せる、ただただ其の二人を虐めたかっただけなのに、と
魔法の返還快楽の返還蜂蜜の甘受毒入りの罠
彼女が掛けた魔法は、全て快楽の渦にひとまとまりとなって返還される

「あッ、ああ、あひィッッ、あひっ、あひぃぃッ♪♪」
「《ぁぁあああああ「ああああああppp“嗚呼嗚呼”ァァァァ」嗚呼嗚呼嗚呼亜》 ッッッ!!!
《ヒャァァァァ《》「気持ち良ひなぁぁぁあああキャハハハハハハハハハhhッ!!!!】
「ぁ"……ーーーーahhhhhh」
《ーーーー》


「……ーーー」

白眼を剥いて、膝を地面に着け、完全沈黙、身体能力や能力自身の低下更には思考能力
そして五感、今、彼女に移るのは真っ白な甘い快楽だけの世界だ
口元から一対の涎を垂らしながら……ーーー其れでも声を紡ぐ


《 私 ヲ  殺  シ    ナ    サ  イ  》


“妹”の方へ……ーーー命令を下す、彼女は、快楽よりも“恥”を嫌った
敗北し快楽に溺れる位なら、死んだ方がマシだ、と
697 :【悪魔契約】@wiki E:銃型召還器[saga]:2011/08/21(日) 04:09:52.31 ID:tB+E7ty20
>>695
「勉強と言ってもアレだ、教科書に載ってないことはテストにも出ないんだからな」

「退屈しのぎに読むだけで充分だ」

【読書が趣味だからって、教科書を読むのは違うだろうに】
【真面目なのか不真面目なのか 教科書を丸暗記してしまえばそりゃ成績はいいだろう】
【平常点やらの文を、全てテストの点数でまかなってしまっている訳だ もう卒業しろよお前】

「……ああそうだ、お前にも扱える神様がいるわ」

「とゆうか、お前にしか扱えないな」

【少女の溜息に、思うところがあったのか早くも前言撤回】
【キャンディーが溶けてしまい、もはやただの棒を銜えて悪戯っぽく笑う】
698 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 04:17:39.41 ID:PVtj1Dw/0
>>696

むくりと妹が立ちあがった。
姉は突如として狂い踊る悪魔を漠然と見つめていた。
大事な音という要素が排除される為、ただ踊り狂う悪魔を見ていた。
ゴォオオと熱気が集まると音、熱風という感覚。
姉は瞬時に理解した、ソレをされることを何よりも嫌ったから。
ほんの少し迷った、数寸という時間の単位ではあるがソレが致命的になるかは預かり知らない。

熱気が集まる、目に見えて燃える業火の塊。
温度にして約1500℃の炎の塊、大きさにして人一人を飲み込むバランスボール大の塊。
妹は命令に従い、ゆっくりと銃口を悪魔に向けた。

「まにあえッ…!」

ドンと姉は妹を突き飛ばした。
何よりも人殺しをさせたくなかった、例えソレが意識が無い状態であっても。
炎の弾丸はあらぬ方向に飛んでいってしまった。
699 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 04:18:48.61 ID:evn8oNGp0
>>693

「ふーん、そうですかぁ」

【相手の不気味な “目” たちを見てもまるで動じない、そんなものに興味は無い】
【女の殊勝な言葉にも、どうでもよさげな感じで返答する】

「分かりました。では私にもお焼香を上げさせてください」

【神妙な顔で意外なことを言う――――と思いきや素早く左手のスケッチブックから、絵の描かれたページを5枚破り取る】
【それらを紙吹雪のように空中にばらまいて】

「パチン!」

【と左手の指を鳴らす】
【するとばらまかれた紙たちから一斉にイヌ、ネコ、ブタ、キツネ、ハト、カラス、の五つの動物たちの絵が飛び出して来た】
【そしてそれらは彼女の合図で猛然と死体に襲い掛かり】

「BANG!」

【と言う彼女の言葉をきっかけに次々に爆発していく】
【しかも一つ一つが小型爆弾並みの威力である】
【勿論人間の死体などそれに耐えられるはずもなく、木っ端微塵に飛び散った】
【あれでは骨も残ってないだろうなー、なんてことを考えながら爆風を受けたかもしれない女の方に向き直る】

「すいません、ちょっと火力が強すぎましたねぇ」

【テヘッ、と可愛く舌を出して謝ってみせる】
【反省の意志はどこにも見られない】
700 :【灼熱朱雀】@wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 04:22:53.10 ID:J1LZpwxt0
>>697

…士貴ほどの奴が真面目に勉強すれば主席間違い無しだな。
彼女ながら尊敬するぜ。

【呆れてるのかよくわからないが、尊敬の念を持っているのは確かである。】
【それで尊敬しても何の役にも立たないと思うが。】
【そんな少女もかなりの好成績であるため、要らない気もする。】

…?

…おいおい、居なかったんじゃねぇのか?
…で・・・どういうのだ?

【呆れたフリをして興味津々なのがバレバレである。此処までわかりやすいのもそう居ない。】
【悪戯っぽく笑う青年に、そう尋ねた。】
701 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage]:2011/08/21(日) 04:37:34.47 ID:Ejik1ICTo
>>699
「っ……」

【辺りに撒き散らされた紙吹雪。それが少女の不気味さ、いや、異常性を強調されているような気がして女性は堪らず少し身震いをしてしまう】
【しかし、その行動を止める様なことを実行する気にはなれなかった。単純に怖気づいてしまったのかもしれないし、それか未だ混乱していて判断が遅れたのかもしれない】
【次の瞬間には動物たちは爆発、飛散し、爆ぜた爆風が女性を襲う。慌てて左手で頭の天辺、つまりはフードを押さえつけてフードが取れないようにし、左足を後ろに擦り引いて身構える】
【ちょっとした熱もある。熱い。そして、そういった触覚的な感覚が今自分が日常から脱線して非日常の真っ只中にいるということを再認識させてくる。日常でのんびりと旅をしているはずだったのに】

「……もう、用はないでしょう。早くどっか行ってください」

「それとも、私を……殺しますか?」

【少女が随分とトリッキーな能力であるのはなんとなくで理解することができた。最初に取り出した筆、動物に変身し爆ぜた紙吹雪、それらはきっと能力と関係あるに違いない】
【恐らくは絵画系とも言うべき能力の類であろう。こういうタイプは空想を現実と化すことができるタイプが多いのは覚えている――厄介な相手に絡まれた。と女性は思考する】
【右手で持った鞘を下向きにしつつ少し後ろに引いて若干の予備動作を行っておき、いつでもこの鞘を震える構えを取っておく。殺人した直後の手前、今はまだ殺意は沸いてこない】
【冷静に、冷静に――息を深く、ふぅー、と吐き出して感情を鎮めようとする。自分よりも年下であろう少女に怯えを抱くなど有り得ぬ事、否、怯えればどんなことになるか予想できないのだ】
702 :【淫誘嘲魔】 @wiki[sage]:2011/08/21(日) 04:47:18.15 ID:Y5XbVZMg0
ジュッゥゥウゥゥゥッッ……ーーー

能力の低下すら、自分の跳ね返った効果に作用してるのか、おぼろけに五感が醒める
隣で石が焼ける音がする、どうやら死にそびれたらしい
まただ、またあの小娘が邪魔をした、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い
あの小娘だけは何故私の思い通りにいかない、彼奴が悪い、彼奴さえ[ピーーー]ば全て事は運ぶ


「……ーーーー」

ただただ憎悪の渦だけで、立ち上がる、膝を泣かすように震わせながら
おぼろけにしか見えない視界で、睨みながら、睨みながら
ただそれ以上の事は出来やしない
自分の魔法に犯され、自分は小娘一人に狂わされた、その事実を物語る様に


「   何時か呪い [ピーーー]   」



意識を失い、倒れた、その後はもうどうにかするのは……ーーー自由だ


【淫誘嘲魔】戦意喪失 リタイヤ もしくは 死亡

/すまぬ、眠気故に勝手に〆させて貰いました、乙と絡み感謝含め遅駄レスすまなかった!
703 :【描映爆筆】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 04:53:15.02 ID:evn8oNGp0
>>701

「……ん? それだけ?」

【あれ、予想していた反応と違う】

「怒らないんですかぁ? 貴女は正義の味方(笑)なんでしょぉ?」

【自分に対しご立派な口上を述べたこの女なら、激昂して掴み掛かるくらいの事はすると思っていたのに】
【意外と冷静なタイプなのか、それとも――――】

「もしかして、私が怖いんですかぁ?」

【恐怖で動けないか、そのどちらかだろう】
【それならばと顔には優しげな微笑みを浮かべて】

「そうですねぇ、 『どうか私を殺さないでくださいお願いします』 と言って頭を下げたら此処から立ち去ってあげてもいいですよぉ」

【更に相手を挑発する】
【これで相手がどう出るか、それによってこの女に対する評価が決まるだろう】
704 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 04:57:14.27 ID:PVtj1Dw/0
>>702

目の前で悪魔が倒れる、妹はまだ目が覚めない。
なら、話は簡単だ。

「おあいにく様、呪いなんて信じないわ」

そして戦意を失ったその肉体に向けて、冷気の塊を発射する。
熱を吸収し、その体が凍りつき止まっていく。
完全に凍ったことを確認するとそのまま踏みつぶし、辺りに氷の破片が飛び散った。
溶けてしまえばそこには一つのバラバラ死体が出来上がるだろう、悪魔に肉体が残るのは疑問だな。

「汚すのなら、私が汚すわよ」

眠りこける妹を担ぎ、再び何処かへと歩いて消えてしまうだろう。
あぁ、そうだ。とその場に振り向き、もういない相手へとひとり言をつける。

「一時でも楽にさせてくれて…それには感謝しとくわ」

そうして彼女は何処かに消えてしまった。

/お疲れ様でした
705 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage]:2011/08/21(日) 05:21:59.01 ID:Ejik1ICTo
>>703
「あなたみたいな子供、怖いわけが……っ」

【"怒らないんですかぁ?"―――その言葉で気が付く、自分の感情が今どういう状態で、本来ならばどういう常態であるべき名のかと言う事を。おかしな矛盾を孕んだ『今』を】
【どうして怒らないのか、怒れないのか自身の事ながらさっぱりわからない。恐怖か、やはり自分は眼前の少女に恐怖してしまっているのか。確かに、一刻も早くここから離れたい】
【死体はもう木っ端微塵になってしまい弔うことも不可能そうである。逃げてもいい。自分にそう言い聞かせて一度ギリッと歯軋りをし、今度は自分の感情を押さえるための息ははかなかった】

「……クッ、オーケイ」

「そんなに怒ってほしいなら怒ってやるよクソガキ」
「大人をからうかうのも大概にしねぇと痛い目みるってことを体に教えてやる」

【ぶんっと鞘を構え直して両手で根元の部分を握り締め、両手剣用である大き目の鞘を真っ直ぐに構えて少女と対峙する女性。無理矢理にいつも通りの短気な自分を見せつけてやる】
【日常だと思い込むしかない、今日のこれも、この前酒場で殴りあった時みたいなのと同じで虚勢張って口悪く罵りながら殴ればそれで解決するはずなのだ。こちらが勝てば殺人も起きはしない】
【さっき人を殺してしまったのは偶然。本来ならばあんなことそうそう起きたりはしない。何度も何度も、色々なことを自分に暗示をかける様に言い聞かせ続けて不安と恐怖を拭い続ける】

【しかし、脳裏では一抹の不吉な予想が通り過ぎていった。敗北の予感が】
706 :【描映爆筆】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 05:59:55.98 ID:evn8oNGp0
>>705

「あは。」

「そうですよそれで良いんですよ。貴女みたいなクズは自分のことだけ考えてりゃいいんですよぉ!」

「素直に謝れば見逃してあげたのに。私、こう見えて約束は守るタイプなんですけどねぇ」

【メチャクチャである、理論として少しも成り立っていない】
【が、どうやら目の前の女が気に入らない事は確かだ】
【ならば殺そう、四肢をもぎ取って芋虫のように這いずって逃げようとするところを踏み潰してやろう】
【顔を焼いて二度と見れない顔にして性器と尻穴に爆弾を突っ込んで破裂させバッタのようにのたうち回らせてやろう】
【ああ楽しい、すごく楽しい、これだから殺しはやめられない】

「 私 は  貴 女 を  殺 し ま す 」

【小さな少女から、これでもかと言うほど濁った、ドロドロと、重く、冷たく、鋭く、尖った殺気が放射される】
【勿論それは全て目の前の女に向けられている】
【にッコり、と明るくて暗い、粘着質な笑みを浮かべた】

【無言でスケッチブックを開き中を確認する】
【そして先程の倍の数の10枚をちぎり、宙にばらまく】
【今度はなんの合図もなしに動物たちが紙から飛び出した】

「「「グルルルルル……」」」

【子牛ほどの大きさのオオカミが3体、ワシとタカが2羽ずつ、なぜかダックスフンドが2匹とネズミが1匹】

「行け」

【彼女の言葉を聞き、大きい3体は正面から、小さい2匹は両脇から、残りの4羽は空高くを旋回し隙をうかがう】
【残りの1匹は――――その小ささゆえかすぐに姿が見えなくなった】
【地上の5つの影が女に向かい疾走する、まずは接近して相手の腕か足に噛みつくつもりだろう】
【力は強いが元がインクなので体重は軽い、跳ね飛ばすことは難しくない筈だ】



自動爆破まで後3レス
707 :【描映爆筆】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 06:02:51.02 ID:evn8oNGp0
/申し訳ないですがこれからしばらく落ちます
/昼過ぎには戻れると思いますので
/宜しければ凍結をお願いします……
708 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 06:27:37.21 ID:GohB+KDJo
>>706
【殺す。その一言は普通ならば何の感情も汲み取れないものなのだが、眼前の少女の口から放たれる音の羅列には妙に真実味が含まれていて背筋を凍らせる】
【完全に相手の気は狂っているのが理解できる。だが、理解できてどうする。それはつまり、負けてしまったらどんな目にあうか本当に想像が付かないと言う事なのだ】
【クソッ、クソッ。ちょっとした偶然から直ぐに非日常へと転がり落ちてしまうものだ。眼帯さえ外れなければ、欲望に打ち勝ってさえいれば、もっとプライドの無い人格でさえあれば】

【しかし、後悔したところで相手が攻撃の手を緩めてくれるものではないのは目に見えて明らか。ならば、迎え撃つに他は無いのである。それに少しの欲望も後押しする】
【逆に、こちらが少女をダウンさせてしまえば後は好きにし放題――嗚呼、左目が疼く。ジュルジュルと蠢いて新しい獲物を見つけれて喜びを表す。女性の身の危険など考えずに欲望を生産する】


「――クソぉぉぉぉぉ!!!!!」


【――まずは鞘を斜めに振ってオオカミの頭を地面へと叩き落そうとし、その成否に関係なく素早く後ろへとステップを跳ばして引き下がり、次なる迎撃の隙を一瞬作り】
【続いて飛び込んでくるダックスフント2匹を右足で蹴り飛ばそうとする。それと同時に鞘を今度は左から右へと振り切ってこれまた別のオオカミの頭を弾き飛ばそうとする】
【腐っても戦士。加えて俊敏さと機敏性を得意とするスピード重視の戦闘スタイルを持つ女性。こういった複数との包囲戦にはそれなりの対応技術があり意外と飛ばしていける】

【―――――が】

「――クゥ!?」

【左腕に勢いよく取り逃したオオカミが食らい付き、そのままの勢いで鞘から左手が離れてしまう。後ろへと重心が持っていかれそうになるが両足で必死に地面に食らいついた】
【数が多過ぎる。自分がもっと範囲的な攻撃や更に更に速い速度でも身に付けていればまだしも、この数は全てを捌くことなどそうそうたやすいことではないのは自明の理であった】
【しかし、左腕に食い込む牙から滲み出す血液を視界の端で捉えても全然悔しくはなかった。それはこの女性の体質的、つまりはその能力によるものが大きいのは当然だった】

【左腕に食らい付いているオオカミへと女性は頭突きを繰り出し、急いでそいつを地面へと叩き落そうとするであろう。ギリリッと痛みを堪えるように歯軋りをしながら】


>>707
/了解しましたー!
709 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 08:27:23.52 ID:drpx2pMQo
【早朝の涼しい川辺】
【岩場にて水の中に足を入れ、チャプチャプと遊ぶ】

んー、涼しいのう……

【尻尾をふぁさふぁさと揺らす】
【狐耳もぴくぴく動き、ご機嫌な様子が見て取れるだろう】

今日はサンドイッチ作ってきたからのう、いい朝餉になりそうじゃ

【鼻歌を歌いながら傍に置いてあったバケットを探っていた】

/予約済みです!
710 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 08:37:05.26 ID:qXzzhE5go
>>709
朝の川辺にふらりと現れる男が一人
紺色の着物を着てのんびりと歩くが、しかしその左腕にはちらりと包帯が見えていたりもする

「…あれは」

どこか見た事がある様な光景を視界に入れ、思わず呟いてしまう
あれは公園の噴水だったか――などと思い出してはみるものの、だが一つ大きな違いがあった
どうにも相手の外見が違うように見える

「成長した? …いやいや」

思考を働かせながらも、取りあえずは近づいてみることにした
足を向けて歩きながら見てみると、どうやら朝食を取る気のようで

「おはようございます。朝食ですか?」
711 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 08:42:54.70 ID:drpx2pMQo
>>710

む?
おお、久しぶりじゃの……じゃなかった、お久しぶりです

【前の姿と同じ口調を返そうとしたが、慌てて言い換えた】
【心境の変化が有ったのだろうか】

はい、良ければ一緒に如何です?

【バケットを見せる】
【なかには結構なサンドイッチが詰めてあった】
【一人で食べる気だったのだろうか……と疑いたくなるような量だ】

【屈託無く笑う姿は前の姿と酷似したものだろう】
712 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 08:51:46.83 ID:qXzzhE5go
>>711

「ええ、お久し振りです…」

口調をあわてて変えたようだが、しかし一瞬だけ聞けた口調はやはり以前会った人物を思い出させるものであり
疑いと呼ぶべきものが、およそ確信に近いものへと変わった

「お言葉に甘えて頂きましょう」

相手の笑顔につられるように笑みを浮かべながら、応じる
ちらりと見たバケットの中身を見て、ふと首をかしげたくなったものの

「稲さん…ですか?」

久しぶり…という挨拶を返しておきながら今更確認するものか、と突っ込みを入れられそうだが
確認しておきたいという念が強かった
713 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 09:00:23.24 ID:drpx2pMQo
>>712

【手早く紙皿を取り出すと幾つかサンドイッチをそれに載せ、差し出した】

……だ、誰の事ですか?

【誤魔化す、というか隠す気だ】
【大方悪戯のためなのだが】

さ、さあ早く食べましょうね?
飲み物は紅茶でいいですか?

【冷や汗だらだらで紅茶の缶を取り出す】
【ぎこちない笑みから察することは容易だろう】
714 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 09:10:22.63 ID:qXzzhE5go
>>713

「え……」

差し出された紙皿を受け取りながら、思わず驚きの声をあげてしまう
まさか隠す気なのだろうか…――心の内でつぶやくのは、どこか呆れにも似た感情

「え、ええ食べましょうか…。
 紅茶で構いませんよ」

相手の様子を見ていると、むしろこちらまで焦る…と言うか
いっそからかい返してやろうかという方向性に転じる事も、考えてみていた

適当な岩場に腰を下ろすとサンドイッチを一つ掴み、口に運ぶ

「美味しいですね」

素直に感想を口にしながら、相手の様子をじっと見てみる
体格的には違うようだが、しかし知り合いに狐耳など一人しかおらず…
相手の反応を考えるに、間違いはないだろうと確信しきった
715 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 09:12:49.16 ID:drpx2pMQo
>>714

そう言って頂けると嬉しいですっ
わらわが作ったんですよ!

【ぽろっと出た失言】
【隠す気が本当にあるのだろうか】
【しかしうれしそうなのは本当だ】

……左腕、どうされたんですか?

【包帯をちらりとみやり、尋ねる】
【心配そうな声音で】
716 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 09:21:30.93 ID:qXzzhE5go
>>715

「へー、稲さんが作ったんですか」

さり気無く名前で読みながら、微笑む
相手の失言を聞いたからか、それはどこか苦笑じみたものであったのだが

「ああ、これは…まあ仕事の時に」

袖をまくって左腕を露わにすると、二か所ほどに小さく包帯が巻かれているのが見える
血の痕跡が僅かに包帯に付着しているのも確認できた

「ナイフ二本刺さったぐらいなので、大丈夫だろうとは思ったんですが…」

刺さり方が運悪かったのだろうか、傷はまだ完全に癒えていないらしい
診療所に居候している男なのですぐに治療は出来た筈なのだが、軽い怪我と甘く判断してしまっていた
717 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 09:28:02.06 ID:drpx2pMQo
>>716

ええ、見直しましたか?

【名前を呼ばれたのにも気付かず返事をする】
【しかし、傍から見ればお淑やかな感じにもなったものである】

……少し腕を出してください

【そう言うと尾が碧に燃え上がった】
【それを傷口に巻きつけるようにするだろう】
【怪我や病気の負の概念を焼く炎は熱くはない】
718 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 09:40:07.83 ID:qXzzhE5go
>>717

「ええ、素直に感心しました。それと…やはり稲さんなのですね? 感じが変わっていますが」

大分雰囲気が変わったなと感じつつ、何があったのだろうと聞いてみたくなった
そもそも外見が変わったという点から気になっていた

「あ、はい…」

素直に腕を差し出すと、碧に燃え上がった尾が腕に巻きつくのを見守る
熱さを感じない炎が傷を焼いていくのを感じながら、ふと違和感が生じた
前に見せてもらった能力とは違うな、と

「ありがとうございます」

まだ作業途中の段階であったが、礼を口にする
719 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 09:45:09.75 ID:drpx2pMQo
>>718
【ビクン!】

……バレたか

【バツの悪そうな表情を浮かべ】

うむ、わらわは稲じゃ
久しぶりじゃのう!

【勢いで流すつもりなのだろうか】
【先程より幼い、楽しそうな笑顔を見せた】

気にするな、困ったときはお互い様じゃ

【ニコニコと笑う】
【そんなに深い傷じゃなければすぐに治るだろう】
720 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 09:53:59.78 ID:qXzzhE5go
>>719

「ええ、お久しぶりです…」

楽しそうな笑顔を見ながら、苦笑い
別に雰囲気は先程のままで良かったのではないかと感じつつ、まあこっちの方がらしいか、と考えてみる

「ありがたいお言葉です」

時間の経過である程度の回復が進んでいた為か、既に傷は完治していた
包帯を外して纏めると、懐にしまう

「それにしても、どうなさったのですか? 少し見ない間に成長されて…」

疑問を正直に口にしながら、ふと何かを思い出したような表情を浮かべた

「神社に人が来るようになった、とかでしょうか?」
721 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 10:00:24.89 ID:drpx2pMQo
>>720
【完治したのを確認すると、遡るように炎は消えていった】
【尻尾を離すと】

うーむ、何から説明すればいいのか……

【尻尾をくねくねとさせ、少し考えると】

結論から言えば、そうじゃ
今は割と賑わっておる

【事実、今は社も建て直され綺麗になっている】
【色々な人に助けられ、復興できたのだ】

わらわは一度この世界から消えた
しかしの、あっちの世界――神界というのじゃが、そこでがむしゃらに仕事をしてのう
結果、大稲荷に出世してまた戻ってきたのじゃ

その際にとある少年にもらった勾玉の力を借りてのう
あやつにも礼を言いに行かねばならぬ

【少し遠くを見るような眼をする】

此方での1日は神界の10年に通ずる
故に成長していても不思議ではないじゃろう?

【くふふ、と笑う】
【今度は見た目相応の少女のように】
722 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 10:10:02.59 ID:qXzzhE5go
>>721

「神界に…ですか。黄泉の国なら知っていますがそちらはよく知りませんね」

何やら縁起でも無い言葉を呟く

「なるほど能力が変わっていたのも、大稲荷様になったからですか。
 一日が十年に…となると、成長したというのも納得ですが…」

納得したように頷きながらも、顔を少女の方に近付けてじっと見ると

「こちらでの一日分も行ってはいなかったようですね」

などと、随分と失礼なことを言うのであった
いや本当に失礼である

「しかし神界ですか…一体どのような所なのでしょうか」

興味はそこへ向いてしまったのか、色々想像してみているようであった
723 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 10:14:14.46 ID:drpx2pMQo
>>722

【ピキッ】

……あまり成長してなくて悪かったのう

【(#^ω^)←こんな感じの表情を浮かべる】
【ゆらぁ、と尻尾を揺らし、朱の炎を触れさせようとする】
【もし触れればグラマーでアダルティ()になった稲が幻視されるだろう】
【しょうもない対抗心である】

基本的には此処と変わらぬ
ただお叱りで雷が飛んだり悪戯の罰に谷に放り投げられたりするだけじゃ

【体験談なのだろう】
【ただお仕置きの規模が大きくなっただけ、と誤解されるかも知れないが】
724 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 10:27:00.25 ID:qXzzhE5go
>>723

「…こ、これは。いや、見せてどうする気ですか」

気迫に押されて朱の炎に触れてみると、なるほど何かが見えた
そして小さなリアクションを取った後に、まさかのノリツッコミである
しかも、はしてないから止しなさい…とか注意を促したりするのであった

「…随分と、激しいですね。怒られるような事をしなければいいのに…」

言葉どおりに想像してみると、それらが少女の体験と言う事も推測でき
後半は半ばあきれるような口調になってしまっていた

「ふむ、少し会わない間に稲さんは随分とお変わりになった…いや稲さんからすれば数年は経ってらっしゃるのか。
 一方で自分があまり変わって無いというのは、恥ずかしい話です…」

そこまで呟くように言うと、ふと閃いたような顔になる

「稲さんは今、何か悩んでいるような事はありますか?」
725 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 10:27:36.86 ID:qXzzhE5go
>>724
/はしてない→はしたない
726 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 10:32:07.52 ID:drpx2pMQo
>>724

……ふん!

【何か気に触ったのか、尾の炎を消す】
【せくしー()なばでー()をスルーされたのがそんなに不満なのか】

わ、わらわではないぞ!?
わらわが怒られるわけがあるわけがなかろう!

【メを逸らしながら言う辺りわかりやすい】
【自白しているようなものだ】

今は特にないかのう
面倒な束縛もないし……そうじゃな、強いて言うなら……
番を探す事、かのう?

【にひー、とからかうように笑う】
【まあ元が動物なので間違ってはいないのだろうが】
727 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 10:39:41.31 ID:qXzzhE5go
>>726

「なんですか? 綺麗で魅力的だ…とでも言うべきでしたか」

怒ったような調子で炎を消した少女を見ながら、肩をすくめてみせる
今のは恐らく幻影であり、別にそう成長するとは限らないのだろう――とか冷静に考えながら

「怒られてるんですね。悪戯ばかりなさっているようで…」

少女の様子を見ながら、完全に呆れたような口調になってしまう

「なるほど、それは重畳」

笑いを浮かべる少女を見ると微笑みを浮かべ、ぽんと頭を撫でようとする

「皆さんがそうした感じでいらっしゃると、嬉しいのですが…」
728 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 10:46:19.64 ID:drpx2pMQo
>>727

別にそう言ってほしい訳ではないがのう、もう少しこう……まあいい

【ぶすー、としながらも】
【褒めて欲しかっただけなのだろうか】

だ、だからわらわではないと!

【あくまで誤魔化すつもりだ】
【ちゃっちい神様……】



【嬉しそうに撫でられる】

そうじゃのう、妙なしがらみも無く笑っていれば良いのじゃがな

【尻尾をゆらゆら、そう考えた】
729 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 10:55:13.97 ID:qXzzhE5go
>>728

「そうですか? では、稲さんは行儀良いのですか…意外ですね」

一転して感心したような口振りに代わる
押して駄目なら引いてみる…というつもりだが、果たして少女相手に通用するのだろうか

少女の頭を撫でながら、どこか満足げな表情を浮かべる
この男…

「それが一番です。でも、上手くはいかないのですよねぇ」

悩み込むように呟くと、手を少女の頭から離す

「悩みを抱える人、挫ける人はやはりいらっしゃる。自分は…そういった方々を励ましていきたいのですよ。
 稲さんは、そういう事をどう思いますか?」
730 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 11:09:50.24 ID:drpx2pMQo
>>729

ふふ、ふふふ……そうじゃろう!

【ニヤケ顔でのたまう】
【果てしなく単純だ】

尊敬出来る事じゃと思うぞ?
わらわも神様としてでなく、個人としてそれと同じ考えじゃ
そういった者に助けられて此処に居るんじゃからのう

【信仰してくれる人達であり、この勾玉をくれた人であり、目の前の男であり】
【少し大人のような笑顔を浮かべた】
731 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 11:17:02.47 ID:qXzzhE5go
>>730

「…ええ」

通じなかったか…と、残念な気持ちを隠そうともせず
目に見えて落胆するような態度を見せる男であった

「稲さんも同じ考えですか、よかった。
 余計な事はするべきでない…とか言われるかと思いましたが」

少し臆病になり過ぎましたかね…と呟くと、小さく微笑んで見せる
そして岩から腰を上げて立ち上がると、

「サンドイッチ美味しかったです。怪我の治療もしていただいて、本当にありがとうございました」

深々と頭を下げて礼を言うのであった
732 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 11:29:15.34 ID:drpx2pMQo
>>731

……?
どうしたのかや?

【落胆したような男に心配顔で尋ねる】
【語られるかは分からないが】

うむ、気にするでない!

【少し得意気に無い胸を張った】
【嬉しそうに】
733 :【漆黒満月】[sage]:2011/08/21(日) 11:32:49.24 ID:Oa1S1smIO
ふぁ〜…
【欠伸をしながら歩く青年】
【黒髪に黒服、色味があるのは銀色ネクタイと左耳に揺れる三日月ピアスだけである】

本日も予定なし!
平常運行ありがとーござます
【勿論、独り言】
【しかし、暇を嘆いているわけではない】
【寧ろ、青年にとって暇であることは良いことなのだ】

あら…
【ふとネクタイが緩んでいることに気がつき、締め直す為にネクタイに目をやったまま歩く】

【どんっ】

うぉ…っと
すんません

【誰かにぶつかったらしい】

/なんでも待ちです
734 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 11:36:25.93 ID:qXzzhE5go
>>732

「いえ、何でもありません」

作り笑いを浮かべながら投げやりな調子に言う
自分が口出す事じゃないと諦めたのか

「次会う事があれば、自分も何かして差し上げたいです…まあ微力なのですけどね。
 では、また会いましょう」

嬉しそうな少女に対して、満面の笑みを浮かべた顔を向けながら別れの言葉を口にする
そしてそのまま振り返ると、またのんびりと歩いていくだろう
呼び止める事は容易だろうが
735 :【朱ニ輝ク大稲荷乃神】元ちび神様[sage]:2011/08/21(日) 11:46:56.84 ID:drpx2pMQo
>>734


そうか!

【中々鈍い少女】
【不思議そうに頷くと】

では今度また遊んでくれ!
それでわらわは満足じゃからな!

【にこっと笑って見送る】
【少し寂しいが、どうせすぐ会えるだろうと思ったのだった】

/絡みおつありでした!
736 :【超霊流銃】@wiki[sage]:2011/08/21(日) 11:47:47.84 ID:qXzzhE5go
>>735
/絡み乙でしたっ!
737 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 13:45:04.07 ID:jVV9co0k0
【街の中の公園 (昼 天候:小雨)】

「……どうするか」
【雲が空を覆い、少量の雨が降る中、一人の青年が誰もいない公園にいた】
【見た目は…黒いレインコートを着ている為よく判らないだろう、上手い具合に顔も隠れている】
【ちなみにこの青年、今後どう行動するか考えている所だ】

(…うーん)
【ひんやりと涼しい中、一人の怪しい男性は公園の中で静かに腕を組んで立っていた】

/殺し合いの場合、危険になると逃げるのでご了承を
738 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 13:51:23.36 ID:jJ2r/ZOIO
>>737

……お…

【そんな公園に通りかかる一人の人物。ヒタヒタと降る雨の中、深緑の傘をさしていた。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

……奇遇だ。

【微かな微笑み。無表情がデフォルトの彼女にしては珍しく、】
【そのまま、近づいて行く。】
739 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 13:57:12.69 ID:jVV9co0k0
>>738
「うーん…あっ」(近いうちにクリエイターズに…あっ)
【うんうんと唸っている青年はかけられた声に驚きつつも振り返る】
【この時彼女と真正面に立つので顔も見れるだろう】

「お久しぶりですね、白さん、どうしましたか?」
【まずは挨拶、それと何故声をかけたかを聞いてみる】
【余談だが青年の顔には少しの疲労が見えるだろう、生活に支障が起きる程ではないが】
740 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 14:00:06.69 ID:jJ2r/ZOIO
>>739

…やあ。やっぱり君か。没個性な青年。

【正面で相手の顔を伺いやはり。】
【過去に会った人物である。】

なに。大したことじゃない。見かけたから声をかけただけだ。

……

…ふっ!

【ズドン!!】
【なんの前触れもなく、いきなり鳩尾に右ストレートを放とうとする。】
741 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 14:05:38.07 ID:jVV9co0k0
>>740
「なるほど、声をかけただけで…!」
【微笑みを作りつつ会話を続けようとするが】
【ここで何故か右ストレートが来る】

【青年は反射的に体を動かしてしまい】

「ごばぁ!?」
【鳩尾に当たるか当たらないかのタイミングで後ろへ若干ジャンプをする】
【それでも痛いは痛い、ちょっと大げさ気味に後ろへ飛びつつ不時着、衝撃をゴロゴロと転がりつつ逃がした】

「なっ、何を…?」(これは…久しぶり腹痛が来るな)
【レインコートの頭部分を外しつつ、深呼吸をしながら問う】
742 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 14:09:51.43 ID:jJ2r/ZOIO
>>741

…そ。特に理由はない。

【なんということはないという様子で話を続ける。】
【傘を軽く回し、水滴を飛ばした。】

……戯けが…
…外門の練習をしてないな…

【ということらしい。】
743 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 14:14:52.93 ID:jVV9co0k0
>>742
「……いきなりやられても…まぁ練習相手がいないだけですよ、」
【すこし思考してそう言う】
【カウンターなんて練習相手がいないとできないものだ、まぁ一回使えたが】

「ちょっと課題を変えますが身内には会えましたか?」
【よっこらせと立ち上がりつつ、彼女に疑問をぶつけてみる】
【身内と言えば勿論彼女の妹、無事に会えたか少し気になるのだ】
744 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 14:21:16.98 ID:jJ2r/ZOIO
>>743

いきなり来るのを捌いてこそのカウンターだろう。
相手の攻撃を待ってたら死ぬぞ。

【分かるか分からないかの美味なしかめ面。】
【相手があんまり戦ってないということが不満らしい。】

身内…?
ああ、爛か。いいや。まだだ。

…ま、どっかにいるのは分かるさ。あいつの『氣』は分かりやすい。

【ある方向を見ながら、モノクル越しの目を細める。】
【その先に女の言う人物がいるかどうかは、彼女しか分からない。】

……それはそうと、君疲れてるな。
なんかあったのかい?
745 :【機技改触】《Ultimate Technology》 [sage]:2011/08/21(日) 14:21:28.94 ID:0j6SG9BRo
【雨が……雨が降っていた。しとしと、と雨が平等に大地へ降り注いでいた】
【広い大空はどんよりとした灰色の分厚い幕となった雲に覆われて蒼い体を見せず】
【とある喫茶店の屋根の下、木製のテラス席に座る金髪の男性は冷たい雨に震えながら、紫炎を味わう】
746 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 14:27:41.86 ID:jVV9co0k0
>>744
「もし捌いてしまって強者に目を付けられたらどうするんですか…自分はひっそりと生かせてもらいますよ」
【要は青年は弱者のフリをして生きていたいということだ】
【弱者のフリをすれば強い奴の目を欺けたり、油断させる事ができるのだから】

【そして彼女が向いた方向を見るが、さっぱり判らないので視線をすぐに戻す】
【そこに疑問が来たので】

「んー…知ってると思いますが…ちょっと前にテロがあって、その時に襲われたんですよ」
【口をへの文字にして、言葉を選びつつ出す、青年の視線は濡れている地面だった】
747 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 14:34:48.24 ID:jJ2r/ZOIO
>>746

…んなもん、知るか。

目を付けられても……是が非でも勝て。

【雨が小振りになって来て、もう大方止んだため、女は傘を閉じる。】
【大きく振ってから水滴を飛ばした。】

テロ…?………いや、知らんな。ほう、それに巻き込まれたのか。

【意外そうな表情。そのテロがあった頃、】
【彼女は絶賛道に迷っていた。】

なるほどな…それの疲れ………あ、いや…

【頷きかけるが、しかし、中途半端に言葉を区切ってから、】
【彼女は視線を反らす相手を見つめる。微妙な沈黙が流れた。】

…ははあ………

…どうやって殺したんだ?

【そして、一見脈絡のない質問。】
【合点が言ったというような頷きは、きっと気のせいでは無い。】
748 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 14:40:59.29 ID:jVV9co0k0
>>747
【雨が止んだ中、青年はレインコートに付いた水滴を落とす為少し叩く】
【そんな叩く中、彼女はこう言った】

「…………やっぱり目、ですか? 判るもんなんですかねぇ」
【その言葉を聞いた青年の表情は一瞬にして変わり無表情と化する】
【青年の目の中は、悲しみや恐れ、さらには自分に対する怒りや憎しみが渦巻いている】
【悲しそうな声色をしつつ、青年は喋った】
749 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 14:41:49.52 ID:evn8oNGp0
>>708

「あらら」

【あっという間に5つもの絵たちが潰され女の周りに倒れ伏す】
【チッ、と舌打ちを一つそれにより瞬殺された4体と噛みついたが頭突きでのされた1体を起爆させる】
【ボン、ボン、ボン、ボン、ボンと破裂音が響く――――がその威力はなぜか爆竹ほどしかない】
【この能力の欠点、それは絵が物理的にダメージを受けると爆発の威力が大幅に下がってしまうというもの】

「うーん」

【一瞬の思考、そののち再びページをちぎる】
【相手は結構場慣れしている様子、ならば爆破の威力は捨てて数と速さで押す】
【3枚の紙を投げると、その中からおびただしい数の小さなツバメたちが飛び出した】
【人間の掌ほどの大きさのそれはざっと20、いや30羽はいるだろう】

「行け」

【彼女の言葉を聞きハチの群れのように素早く飛び回りながら女の体にまとわり突こうと接近する】
【勿論その大部分は叩き落されるだろう】
【だが払いきれなかった数羽はすぐに爆発し女の身体を痛めつけるはずだ】
【小さいので必然的に威力は弱くなっていて、肌を焼く程度しか効果はないだろう】
【それでもいい、大切なのは隙を作ること、女が火傷に気を取られている間に頭上よりタカ2羽を急降下させる】
【狙うは頭、あの得体の知れない “目” を潰す作戦だ】
【上空から接近させ顔の前で大爆発させるつもりである】
【ツバメの数倍の威力を持つタカの爆風をまともに受ければ、まず失明は免れない】



自動爆破まで後2レス
/おまたせしました!
750 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 14:46:55.85 ID:jJ2r/ZOIO
>>748

…分かるやつには普通に分かる。

……同族の命を絶てばそいつは必ず「動揺」するからな。
ま、稀にそういうのが見えないのもいるが…

で、動揺は人間の「眼」に色濃く現れる。瞳の揺れまで制御するのは不可能だろう?

【どこか、安心させるような。】
【「静か」な微笑みを浮かべていた。】
751 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 14:56:15.23 ID:jVV9co0k0
>>750
「…はぁ、いつかサングラスでも買おうかな」
【伊達眼鏡外し、レンズを拭きつつ自虐的な笑みを浮かべる】
【脳内で浮かぶ案は、人を殺しても動じない心を作るか、殺し合いでも相手を殺さない人間になるか、青年は躊躇いも無く後者を選ぶ】

「まぁ安心してください、老衰で死ぬまでしっかりこの罪は背負いますよ、ちなみに、どうやってかは、剣ですよ、刃が無い部分で殴ったのに、
余りの緊張に力加減を誤ったか、それとも当たり所が悪かったか、まぁ今考えても仕方が無いですね」
【しっかりと彼女の返答に答えつつ、自分の目標を言いつつ青年の表情はまた変わった】
【まだ恐れを抱いているがしっかりとした顔つき・目】
【あの日から数日、青年が考えに考えた結果だ】
752 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 15:04:29.43 ID:jJ2r/ZOIO
>>751

…なるほど。当たりどころが悪かったのかな。

…ふむ。しかし、とうとう殺したか………初めてかな?

もし始めてなら…気をつけることだ。いい意味で「慣れ」たら人の痛みがわからない人間になるからな。

【自分の予想は、やはり正しかったようで、】
【しかし、目の前の人物はその心配は無いだろう。同時に女はこうも思っていた。】
753 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 15:11:41.51 ID:jVV9co0k0
>>752
「そうですよ…、まぁ痛みには慣れてますけど、不良に殴られている意味で」
【了解と頷きつつ、青年なりの冗談を入れる】
【卓矢だった頃が懐かしい、裏路地で商売をしているとよく腹パンを喰らったものだ】

「でもこれからは、その人のアイテムや武器を使ったり強化したりして、相手を殺さない強い人間を目指します」
【信念の火が瞳の奥で燃える青年、この青年もこの街でしっかりとした目標ができたのだ】
【『もし殺人鬼に襲われても、殺さずにそいつの悩みを打ち消す人間』、これが青年流の、『強い人間』だ】
754 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 15:24:32.99 ID:jJ2r/ZOIO
>>753

…そうかぃ………

なるほど。そりゃいいかもな。不殺の精神を追求するわけだ。

うん…いい眼だ。君ならできそうだな。

【それから、】
【一通り暇をつぶせて満足したのか、女は別れの言葉を述べてから踵を返そうとした。】
【しかし、ふと、気になることがあって足を止めてまた彼を見つめる。】


…一つだけ忠告しとく。

……この世の中にはな、…「殺さなければ」いけない状況も存在するんだ。

その状況に直面した時でも、もし君が不殺の精神を貫いていたら……「大切なもの」を失うことになるぞ。

そして、失ったものは無くなって初めてその価値に気づくことができる。

……それでも君は…不殺を貫けるかな…?フフ…

【ゆっくりと、そう言葉を紡いでから、】
【「それじゃ」という言葉とともに女は再び歩き始めた。】
【このまま何も無ければ、やがて何処かへ行くだろう。】
755 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/21(日) 15:34:01.03 ID:jVV9co0k0
>>754
「……ふぅ、確かに殺さなければいけない時がある」
【目を細め、独り言のように呟きはじめる青年】

「その時は、自分が弱いからだ」
「弱いから殺すしか無い選択肢が出てくる、ならば」
【レインコートに手をかけて、勢いよく脱ぐ】

「やる時は、やってやりますよ、それが強い人間を目指す道のりなら」
【躊躇ったら余計に罪を背負う、ならば全速力で突き通すのみ】
【新鮮な空気を全身で味わいつつ、彼女の背に目掛け】

「強い人間になった時、自分はどれくらいの罪を背負うか…、話したら気が楽になりました、ありがとうございました!」
【最後に、大声で相手に礼を言って、レインコートをたなびかせた】

/これで絡み乙です。
756 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 15:34:45.54 ID:jJ2r/ZOIO
>>755
/お疲れ様でしたー!
757 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 16:17:29.45 ID:UXdiOSQL0
「や、やややややっちまった…」

【一人の少女が、公園で冷や汗をかいていた】
【右手には杖、背中には盾、腰には短刀を吊るした少女だ】

【そして少女が頭が冷や汗をかきながら見つめている先には】

【上半分ぐらいが吹き飛ばされ、まるで雷が落ちたかのように黒ずんでいる大木があった】

剣賢『お、おいおいおいどうするんだよ』
平和{転んだ拍子にーってのもバカな話だよね}
操作《…大人しく真実を警察の方に言った方がいいのでは……まだ子供ですし、別にこの木が世界遺産っていう訳でもないですし…》

【少女の周りには誰も居ないはずだが、数人の人間の声が、少女にアドバイス(?)をしている】

「どっ、どうしよう………早く逃げるぞ…」
操作《は、はい!?どうせ色々質問されて終わりですよ!?それなら早く警察の方に言った方が…》
平和{っていうかもうちょっと力の加減って物をさ}
剣賢『今日の夕飯何かな』

【少女は、その声達を無視し、きょろきょろと辺りを見回しながら、公園から立ち去ろうとしている】
【かなり怪しい】

/何でも募集ー
758 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 16:36:18.91 ID:XdB4bYw0o
>>749
【爆竹の様に爆ぜ始める動物たち。目の前の視界が真っ白になり、一つ一つは小さいと言えど数は爆風を大きく連鎖させる】
【爆発と言うのは驚く驚かないに関係なく知的生物の思考を極一瞬だけ停止させる性質があるものであり、女性もその例外ではなかった】
【完全に判断が遅れていた。気が付けば真っ白な視界の奥から何か小さい影の群れがこちらへと急速にわらわらと向かってくる】
【堪らず「ひっ」と情けない声を出して右足を後ろへと擦り引いていしまい、敵の攻撃に対する心構えと言うのを取っていないことが露呈する】

「ぐぅ……!」

【ボンボン、二つのツバメが先行して爆発を起こし女性の腹部、パーカーごと焼き焦がし火傷によって赤くなった肌が少し露わになる】
【すぐさまツバメをたたき落とそうと鞘を矢鱈滅多に振り回し始めるがそう簡単に振り払えるものではない。恐怖、嗚呼、恐怖が増していく】
【明らかな劣勢、こちらは後手に回ってばかりで全然反撃に移れない。そして、募り積もっていく恐怖心が自分の動きを封じているのだ】
【またツバメが小さな爆発を連鎖的に起こし、その度に服は焼け焦げ肌は火傷を起こし、近過ぎる爆発は肉を僅かながらでも抉り取った】

【負ける、負ける。死ぬ。敗北。死にたくない、なら、どうする――――――"私じゃ"勝てない。】


【そして、自分の眼前で一際大きな爆発が二つ爆ぜた。女性の周囲は爆風に包まれあっという間に女性の身体は視えなくなる】


「クヒっ……キシ……ヒヒ……」


【―――――だが、笑う、否、嗤う人影一つそこにあり。そしてその爆風の中からビュンッと風を切る音を立てて少女の方へと一気に間合いを詰めようとする】
【その姿は実に醜悪。左腕は今にも千切れ落ちそうなくらいで極僅かな肉のみで繋がっていると言った具合、右腕は完全に肘から先が消えてしまっていた】
【しかし、その行動不能となった両腕の代わりを果たそうとばかりに女性は明らかに強く、速くなっている。そして、鞘をその歯で挟んで少女へと突っ込むのだ】
【肝心な"目"、それは――潰れていた。右目は両腕を代償に何とか防いだらしいが左目は普通の目よりも沢山の血液を垂れ流し、挙句には血をぷすっと吹く】
【だが、可笑しい。潰れていると言うのに、活動していないと言うのに活動しているのだ。左目の潰れた沢山の"目玉たち"は真っ赤になりながらもギョロギョロとうごめいている】

【相手へと間合いを詰めれたならば火傷だらけの左足を相手へと向かって突き出し、ダッシュの勢いも付けて押し倒そうとするだろう。】
759 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 16:36:41.53 ID:6x4AI0Sh0
>>757
『む?』

「どうしました悪霊さん」

『あそこに困っている少女がいますよ』

「はあ。そうですか」

【いきなり現れた…わけではないが、男の声と少女の声が聞こえる】

「で、助ければいいんでしょ?」

【と、半ばやけくそ気味に武装した少女に近寄る少女】
【男の声は聞こえるが姿は見えない】

「大丈夫ですか?」

【ありきたりな言葉を吐き、少女を心配したように見つめる】
【ちなみに少女からは見える人には見える、漆黒のオーラ(魔力)が溢れ出ていた】
760 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 16:45:00.79 ID:UXdiOSQL0
>>759
【そろりそろりと、無意味に忍び足で公園から立ち去ろうとし―――】

【ギクリ】
【掛けられた声に肩を大きく揺らす】

「あふ!?」

【意味不明の奇声を発しながら、少女はバッと後ろを向く】
【かなり驚いたのだろう、やっぱり怪しい】

【もう男の声とかそういうのは頭にまったく入っていない】

「あは、あはは、ダイジョーブデスヨ」

【かなり苦しい笑みを浮かべながら、棒読み】
【冷や汗だらだら】

【魔力にはまったく気付いていない】
761 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 16:54:07.01 ID:6x4AI0Sh0
>>760
「明らかに変でしたけど…」

『ええ』

【棒読みなのも手伝って軽く不審者と化している少女に怪訝な表情を作る少女】
【と、その時背後、というか公園に植わっている木が焼け焦げているのに気付いた】

「えーと…?」

【困惑する少女】
【至極まっとうなリアクションである】

『あれはあなたが?』

【と、前方に位置する少女に問いかける男の声】
【ちなみにこの男は霊であり、現在少女を憑代としている】
【そして少女から溢れ出る漆黒の禍々しい魔力はこの男の物で、ソレを介して話しかけている】
762 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 16:56:46.19 ID:UXdiOSQL0
>>761
【相手が困惑するのを見て】
【よし、うまく隠せたぞ、と心の中でにやける少女】
【全然隠せていない】

「…え?」

【唐突に男の声】
【目の前の相手から発せられたよーな気もするが………】

【いや、それより"アレ"というのはやっぱり】

「………」

【ぶんぶん、と首を思い切り横に振る】
【と同時に、左手も振って『違うよ』ジェスチャー】
【かなり必死】
763 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 17:04:10.75 ID:6x4AI0Sh0
>>762
「なんですか、また魔術ですか…」

『まだ分かりませんよ』

【首をブンブン振って、必死に自分じゃないよアピールをしている少女】
【だが、完全に墓穴を掘っている、と言わざるを得ない】
【わあ!今気付いた!みたいなリアクションの方がまだましだった。それも十分怪しくはあるが】

『いや、あなたですよね。雷落ちたら気付きますし』

「なんでしょう?火炎放射器でも使ったんですかね」

【火炎放射器を使ってまで木を燃やして何の意味が…】
【とりあえずこの公園にはこの少女しかいないようなので勝手に決めつけた】
764 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 17:11:34.68 ID:UXdiOSQL0
>>763
「あ、う…」

【言い訳を探す少女】
【だが、そもそも頭が良くないので】
【これといった言い訳は浮かばない…】

「いや!雷落ちたんだよ!」
「ほら、その…かえんほーしゃき?とか、持ってないじゃん!」
「雷落ちたんだよ!俺、見た!」

【クルッとその場で一回転】
【確かに、ゴツい兵器は持っていない】
【雷が落ちたのは真実である…落としたのが誰かは別として】
765 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 17:19:43.45 ID:6x4AI0Sh0
>>764
『へえ、雷が落ちたんですか』

【確信したように男の声は続ける】

『その杖から』

【魔術のエキスパートであるこの男に見抜けない訳がなかった】
【心なしか男の声が弾んでいる】

「結局魔術ですか!ていうか、わかってたんでしょ!?なんで勿体つけるんですか…」

『ちょっとねぇ』

【なにがちょっとなのかはサッパリだったが】
【重火器もなく木を一瞬であそこまで焼けるなんて異能の力以外にはありえない】
【マッチで燃やせばもっと長い間メラメラ燃えるだろう。それなら流石に気付く】

「……なんで逃げようとしてたんですか?」

【少女は声は優しく、だが怖い顔で聞く】
【真面目な人なんです】
766 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 17:26:04.19 ID:UXdiOSQL0
>>765
「うん、そうそう雷がこの杖から」



「( ゚д゚ )」

【簡単に見破られ、ポカーンと口を開ける少女】
【かなり驚いている】
【これまでに、説明せずにこの杖が雷を出せると見破った人物(?)が居ないからだ】

剣賢『それが分かるとは、やはり天才か』

【すると、これまで黙っていた杖が吹っ切れたように話し始めた】

「な、何でってその、いや、あの………」

【相手の怖い顔に圧倒されたように、心なしか小さくなる少女】
【その目はきょろきょろと辺りに流れており、相手を直視していない】
767 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 17:36:35.51 ID:6x4AI0Sh0
>>766
『そう、私は天才なのです』

【調子のった。コイツウザいぞ】
【いや、まあ、本当に、ある種天才なのだけれども】

『しかし面白い杖ですね。意志を持っているとは』

【と、ちょっと感心。そして関心を持ったようで男の魔力がもやもや動いて杖、というか少女を覆った】
【特に意味はないが、見える人から見れば悪霊に憑かれているように見えるだろう。素直に気持ち悪い】

「ちょっと…悪霊さん。やめましょうよ」

『害はありませんし、悪霊ではありません』

【この少女には魔力が見えるので注意しておいたが、効き目なし】

「私は燃やしてしまったことを怒ってるわけではないんです」
「失敗くらい誰でもしますからね。でもその失敗を認めずに逃げ出すのはよくないですよ?」

【正論攻撃】
【トコトコ少女に歩み寄っていく少女。ちょっと怖い】
768 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 17:36:36.94 ID:aHIB4R6IO
【公園のベンチに座り、空を見上げている青年】

っふぅー…

【紫煙を昇らせながら首を左右に一回ずつ捻る】
【顔の動きと連動して、左耳の三日月が揺る】

【青年にとっての唯一の趣味である"月見"】
【空には夕日と入れ替えに、薄っすらと白い月が見え始めていた】

そろそろかなー
【青年は、夜空に浮かぶ月を待ち侘びている】

/なんでもokっす
769 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 17:41:30.56 ID:UXdiOSQL0
>>767
剣賢『えっ…お、おう………』

【自分が言い出したのに引く杖】
【確かに喋るのは喋るのでいいのだが、それ故に面倒な事もある】
【例えば】

剣賢『…なーハインー、何か気持ち悪いぞここ』
「え?そうでもないだろ?」

【一応は魔術、何となく"魔力"を感じる事は出来るようで】
【ぼそぼそと"気持ち悪い"だとか"居心地悪い"だとか言っている】
【正直、うるさい】

「え?え?あ、うん…」

【近寄ってくる相手に、一歩引く】
【一応コクコクと頷いているが、まったく理解出来ていない】
【確かに焦りが混じっているのもあるが………】
770 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 17:49:01.92 ID:6x4AI0Sh0
>>769
『いやこれ本当のことですから!なに引いてんですか!』

【研究のみで神に等しき力を手にしたのだから天才といって過言でないだろう】
【まあ、色々あってただの見かけ倒しみたいになっているのだけれども】

「ほら、気持ち悪がられてますから…やめてあげてくださいよ…」

『いやいや、なかなか面白いですよこれは…うむむ…』

「面白いかどうかじゃないですし!」

【言われて渋々魔力を撤退させる男】
【案外我儘である】

「ねえ、分かってますか?燃やしたこと、ではなく逃げようとしたことにたいして怒っているんです」
「分かったなら正直に警察かどこかへ行きましょう?ね?」

【混乱している少女にやさしーく話しかけている】
【本当にやさしーくだよ。うん。きっと。多分】
771 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 17:49:45.95 ID:evn8oNGp0
>>758

「あは」

【あっけない、顔面の吹っ飛んだ愉快な死体(オブジェ)の出来上がり、そう思っていたら】

「あら、貴女タフですねぇ」

【まだ生きていた、そればかりか此方に向かって来るではないか】
【それも重傷者の体を引きずりノロノロと、ではなく素晴らしい速さで駆けてくる】
【ああこりゃダメだ間に合わない――――ならば “アレ” を出さないと】

(はぁ、こんな三下相手に使う羽目になるとはねぇ)

【胸の内で溜息をつき、スケッチブックを投げ捨てる】
【降参するのか、と思いきやそのまま止まらず白衣を脱ぎながら相手の方へと歩きだす】
【それと同時に上空の2羽も、それぞれ女の真上と後ろから突進を始めた】
【両手に白衣を持ち、女を歓迎するかのように出迎え】

「じゃん」

【眼前の女に、手にした “ソレ” を広げて見せつける】
【彼女が三日三晩かけて描き上げた渾身の一作、タイトルはまだ無い】
【それはまさに 『地獄』 そのもの、この前起こったテロの惨劇を忠実に、いやより醜く描いていた】
【その言葉に出来ない醜悪さは、常人ならばショックで気を失うほどだ】

【コレを女の前に突き出し視界を奪う、と共に意表を突き動きを止める作戦だ】
【それと同時に上空と背後からもタカたちが女に迫り挟み撃ち、逃げ場を無くし今持てる最高の芸術で迎え撃つ】
【自分のこの能力はあまりに攻撃一辺倒なので、防御にはほとんど使えないからだ】
【しかも今度の爆発は今までの比ではない、強力過ぎてこれでは近くにいる自分も只では済まないだろう】
【だがもう逃げる時間はない、はあ、仕方ない】

「Good Luck」

【呟きにやりと笑うそれが一斉起爆の合図、三つの絵がとんでもない威力で同時に爆発するだろう】
【さてどちらが生き残るか、はたまた二人とも死ぬか――――】
772 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 17:55:40.83 ID:UXdiOSQL0
>>770
剣賢『いやあ、だって、そこはフツー、謙遜とかするシーンじゃん?』

【物凄く適当】
【だって天才とか信じてないし】

剣賢『実体も得られずして何が天才かッ!!』

【ビシッ、と相手に言い放った】

「ぇ…う、うん………」

【やっぱりこわ…いやなんでもない】
【しょぼーん、と顔を俯かせると、小さく首を縦に振った】

【だがその場から離れれば都合よく忘れるのだろう】
773 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 18:05:27.19 ID:6x4AI0Sh0
>>772
【実体がも得られずして何が天才かッ!!に男、ご乱心】

『ないぃ!?783年前から見事復活を果たしたのだぞ!』
『ならばよかろう…完全復活してやろうではないか!』
『恐れおののくがよい!バーカバーカ!』

【最後のセリフのせいで小物臭がプンプンするけど天才です】
【そして男の禍々しくも純粋な黒い魔力は少女に注ぎ込まれ】
《復活》

【復活してしまった。あらやだ。少女の体を乗っ取りやがったぜ】
【その声は少女の鈴のような声と男の低い声が合わさった声。イメージとしてはDBのフージョン状態の声】
【まあ、誰でも異様だと言うことは分かるだろう】

《今は私と神無月さんの意識が混在している状態です》
《消すわけにはいきませんからね》

《なに物騒なこと言ってるんですか!?》

【まあ、こんな動機で精神を殺されては堪ったものではない】

《ほら、一緒に行きましょう?》

【と、奇妙な声の少女は相手の手を取ろうとする】
774 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 18:11:20.52 ID:UXdiOSQL0
>>773
剣賢『いえーい、がんばー』

【もうやる気なし】
【適当に相手を応援している】

「…!?」
剣賢『(へぇ、本当に復活したのか)』

【驚く少女と、珍しげに相手を見つめる(感じの)杖】

【だがここでふと杖が】

剣賢『男なのに女の体使って復活するのって、どうなの?』

【凄く自然な声で聞いた】
【ある意味、回答が結構気になる質問でもある】

「あ、うん…」

【相手の声の変化に、驚いたのか】
【相手に言われるがまま、手を掴まれた】
【そのまま警察行きだろう、多分】
775 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 18:18:18.76 ID:XdB4bYw0o
>>771
【感覚が冴え渡る。自分の後方、真上から迫ってくる爆発生物が存在しているのを視界で捉えずとも知覚できているのだ。傷付けば傷付くほど、死ねば死ぬほど】
【内臓は左目に巣食う悪魔のような目玉たちの特質のせいで既にズタズタのボロボロであり、今にも吐血しそうでそれを堪え切れなくなるのはもう目に見えていた】
【それに、溢れ出る殺意が自らの脳味噌を貪り食おうとしているようで沸騰しそうな勢い。肉体的にも精神的にもあっと言う間にぼろきれ同然。眼前の少女が強いというのも大きな要因】
【そして、バッと広げられるのは地獄絵図、いや、絵図などという言葉を使うのすら適切ではなくなるようなソレ――しかし、女性はなんともなかった。明らかに数十秒前の自分とは違うのである】
【こんな状態でなければ絶対と言っていいほどに足を止めていただろうが、今は自分は発狂する寸前でありそういった類は気にならない、なれない。正に不幸中の幸いといったところか】

【が、問題はそれが爆発すると言う事である。相手がこのタイミングで広げてくる絵と言う事はその可能性が非常に高いといえるのだ。このままでは相討ち――嫌だ、嫌々、嫌】
【抗ってみせる。抗うのだ、レジスタンスだ、抵抗軍だ。自分の狂気にも、目の前の少女の狂気にも屈する訳には行かないのだ。この膝折れるその瞬間までたち続けてやるしかない】

「ククッ……なんでこんなことに……ッ!!」

【込み上げてくる嗤いを抑え込みながら女性はその足を真っ直ぐに駆けさせ、狙うは至極単純な――払い。振り払ってやるのだ。何もかもを――首を横に向けて鞘を振り被らせ】
【その人間とは思えぬような速度で鞘を振り、それと同時に口を開いて鞘を相手へと、正確には白衣へと向けて飛ばすのだ。カーブを描きながら突き進むそれは白衣を吹き飛ばす為にある】
【少女が何らかの対応をしなければ、自らの生存を願っていてくれればこのまま鞘は白衣を奪い取り路地裏の壁へと叩きつけることだろう。少しでも自分からも、少女からも白衣を引き離す必要がある】
【――それと同時に女性は顔を真上へと向けると高速で飛来する爆発物を捉え、それが爆発するであろう瞬間に合わせて右足を高く蹴り上げるように真上へと突き出す。高い高い上段蹴りである】
【この女性の蹴りには一種の魔力・能力が込められている。蹴った対象物を一瞬だけ固定化する力――固定化するのはその周辺にある『空気』である。つまりは燃焼を無理矢理に中断させて爆発を止めようと言うのだ】

【後方から迫るタカのことなどはもう放置である。この状況下で無傷で済むなど考えられない話であり、完全に更なるダメージを負う覚悟でいるのだった。嗚呼、この、悪魔め】
776 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 18:18:57.68 ID:6x4AI0Sh0
>>774
《どうだ。復活した私の姿は?禍々しいだろう?》

【オーラは禍々しいけど、見た目は少女だからなぁ】

《ていうかこれ戻りますよね…?》

《あっ》

《ええ?!》

【戻り方は知らんらしい】
【酷いものである。少女からすれば堪ったものではない】

《え?サイコーじゃないですか》
《ほら、おっぱい揉み放題ですよ》

《やめてください変態》

【少女の両手が変なポジションでカクカク震えている】
【きっと男と少女が必死に押し合っているのだろう】
【というか最悪だなこの悪霊は。変態か】

《じゃ、行きましょうか!》

【男も少女も押し合いをやめて少女の手を握る】
【その時男は心の中でニヤリとしたという…】
777 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 18:26:40.72 ID:UXdiOSQL0
>>776
剣賢『あぁ、悪い、俺オーラとか魔力とかよく見えないわ』

【サラッと】
【真実である、ストレートに伝えても別にいいだろう】

「戻らないのか」
剣賢『災難だな、頑張れ』

【超他人事】

【が、次の男の行動に、一同騒然】

「ちょっ!?」
平和{うわぁ…}
操作《ほぼ二重人格の状態で、片方の人格だけ警察に突き出すって出来ないんですかね》
剣賢『うらやまsけしからん』

【約一名を除いて正常な反応】
【少女は雷落として病院送りにしてやろうと杖を構えたが、そうしたら男だけではなく取り付かれている方も痛いだろうと思い直し、杖を下ろした】

「あ、うん」

【男のニヤリ顔なんて知る由も無く】
【少女はとぼとぼと警察へと連れて行かれる…】
778 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 18:36:11.47 ID:6x4AI0Sh0
>>777
《そうですか…残念です…》

【本当に残念そうである】
【オーラ(魔力)だけなら神レベルなのだ。魔術は媒体がないので使えないのだが】

《いや、本当に戻らないんですか!?冗談よしてくださいよ!》

《私は一向に構わん!》

【戻る手段を知っていても使う気ないらしい。最低だった】

《え、変ですか?》

【周りの冷たい反応に真顔をしているような声で答える】
【どう見ても変態です。やめてあげて】

《ちょ!助けてくださいよ!誰かぁー!》

【叫ぶ少女。といってもどう助ければいいのかサッパリだが】
【ちなみに痛みや空腹感は共有している。ご飯食べればどっちも食べた気分になれるということである】

《大丈夫ですよ!ちょっと怒られるだけですよ》
《間違った理由をちゃんと話せば分かってくれますからね。正直に、です》

《ええ、その通り。…それより女の子の手を握れて感激です。ええ》

【黙ってろ変態】
779 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 18:42:43.76 ID:UXdiOSQL0
>>778
剣賢『まァ見えても対したオーラ(笑)じゃないだろうし、いいだろ』

【余計な事を付け加える杖】
【いつも面倒ごとを引き起こす種である】

操作《か な り 変です!》

【真面目そうな声が指摘する】
【だが、男だけを攻撃する事は出来ないので、結果的には外からぶーぶー言っているだけになる】

「うむむ…」

【助けたい、というか男を思い切りぶん殴りたいのはあるが】
【どうすればいいのだろうか】

「こーゆー時に不便なんだよなーお前ら」
剣賢『こういう時は滅多にねぇから俺らは便利なんだよバカ』
平和{また始まった}

【武器達に文句を言う少女】

「う、ん………分かった」

【そしてそのまま警察につれていかr………】

「………ひぃ!?」

【男の発言でバッと手を離した】
780 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 18:54:18.84 ID:6x4AI0Sh0
>>779
《見えないあなたが脆弱なだけですからご安心を》

《たしかにオーラだけならすごいんですよこの人…》

【だって神レベルだもん】

《そんな馬鹿な。男ならこうするものですよ》

《そんな野蛮なのばっかりじゃないでしょうが!》

【もしかしたら古代人の規範に問題があるのかもしれない】
【物腰が柔らかいド変態になってしまったが、古代では普通だったのかも…】

《今日の風呂が楽しみです》

《!!!》

【普段から監視されている感じなのに最悪である】
【どうしてこうなった】

《良い子ですね》

【笑顔で少女の頭を撫でようとする少女】

《しまった…!!》

《しまった、じゃないですから!やめてください本当に!気持ち悪いですから!》
《というかなんで私に居候してたんですか!その時点でおかしいですよね!?》
《もう!悪霊さんなんて大嫌いです!ふんだ!》

《ちょ、え、いやその…ごめんなさい…》

【しょぼんとなる男。結構ショックだったようで泣き出した。おい】
【その場に蹲り、泣き出す少女の体。泣きたくなくても涙が出てきて困惑する少女】

《ごめんなさい…ごめんなさい…好奇心だったんです…》

【好奇心で許されるかー!】

/すみません…飯落ちです!
781 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 19:04:49.51 ID:UXdiOSQL0
>>780
剣賢『神レベルなら常人ですら気絶させるほどのオーラ(笑)でも出してみろよ、オラオラ』

【杖も調子に乗ってきた】

「(通報…)」
操作《(通報物ですよ…)》

【女性陣はこんな感じ】

剣賢『風呂…だと………』

【いつアウトになってもおかしくないね】

「………」

【大人しく頭を撫でられる少女】
【えへへ、と小さく零す】

平和{感情とか感覚はリンクされてないみたいだね}
剣賢『…つまり………』

【少女は好きだけど男は嫌いな事を少女にやる→男だけダメージ→ボコボコ】

「《それだ!》」

【なんという発想(っていう程でもない)】
【これぞまさに天才(っていう程でもない)】

剣賢『あー、こりゃ悪霊が出て行かない限り泣き止まないだろ』
平和{セクハラする時は加減をね、加減を}
操作《何であなた達そんな冷静なんですか…》

【泣き出す少女を見て困惑する少女】
【どうすればいいのかよく分からないので、とりあえず、ぽむぽむと頭を撫でてみる】

/ラジャー
782 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 19:07:06.54 ID:5K1jEXtz0

『俺の……俺の剣が……』

【男が嘆く】
【街中の、猫の額ほどの小さな公園の真ん中で】
【わなわなと体を震わせながら。信じられない、と言った目で相対する者を見る】
【男の前に立つのは少年】
【学生服に身を包んだ、異能能力学校アカデミーの一生徒】

「はははっ! おしかったな、おっちゃん! 能力磨いてまた出直せ☆」

【快活な笑い声を上げる少年の左胸には、一つのピンバッチが街灯の明かりを受けて輝いている】
【ランカーズ】
【順位付け及び職業斡旋会社。無限に存在するランキング】
【その中のNO.1。第一位の“天司”【始点回帰】の神原 天司】
【そこにいるのは、彼その人だった】

【数分前、男と少年による、お互いのランクを賭けた勝負が行われていた】
【結果から言うと、勝負は少年の勝利に終わった】
【敗北を期した男はまるでゾンビのような足取りで、公園の中からとぼとぼと去って行った】

「さて、と……。これから何しよっかね。
 ……あ、やべ。夏休みの宿題やってねえ。
 ……いや、僕には宿題なんて無かった――そのはずだ!!! 誰が何と言おうとも!!!!
 イエス! ノーホームワーク!!!」

【独り言に現実逃避】
【人気の少なくなってきた公園の、ブランコに腰掛けた少年は、夜空に向かって吠えた】
783 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 19:13:32.92 ID:6x4AI0Sh0
>>781
《神がなんでもできると思うなよ?》

【という言い逃れ】

《(死んでほしい)》

【もう通報とかそんなのでは生ぬるかった】
【まあ、もう死んでるんだけどもね】

《風呂です。いやあ、顔もですが美しい肉体ですよ》

《……………》

【何で見てんだ。プルプル震えている少女とニヤニヤする男】
【ニヤニヤしながら怒りと羞恥に震える少女。かなり謎だ】

《ふっ…そこに気付くとは…やはり天才か》

《悪霊さんの天才の基準って案外低いですね》

《なっ!》

【重大なことに気付いた少女】

【ちなみに何がそれだ!なのかには全く気付いていない少女たち】

《ごめんなさい…》

《ちょ…私の体で泣かないで下さいよ…》

【泣いているのは男だったという罠】

/お待たせしました!
784 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 19:19:51.61 ID:UXdiOSQL0
>>783
剣賢『つまり何も出来ないのか』

【バシッと突く杖】
【だって、今まで見せた技といえば】

【セクハラしただけじゃないの】

「殴りてぇぇぇ!!」
平和{ちょっ、抑えろ抑えろ、ね?}

【少女がフーフーと怒りを息で発散している】
【変態は殴りたくなる、無意味に】
【右手がぷるぷると震えている】

「…え?」

【バッとまた手を離す】

「分かり辛ッ!わか、分かり辛ッ!」

【くっそーなんでこんな事に…と少女が怒っている間に】
【杖は何か思いついたようで】

剣賢『乗り移れるだけで戻る事が出来ないんじゃあ天才じゃないよなァッ!!』

【無駄に力を入れてそう叫んだ】
785 :【聖翼聖弓】@Wiki[sage]:2011/08/21(日) 19:21:02.27 ID:N2ViYjZ90
>>782

【公園に、ふらふらとした足取りで入ってくる青年】
【その容姿に特徴と呼べそうなものはない】
【が、たったひとつ、指には不殺同盟の一員たる証のナックルリングが】

さっきすれ違った人えらく落ち込んでたな......

【先ほどすれ違った男がえらく落ち込んでいてどうしたのかと思いつつ公園に入ってみれば】
【中に居た少年がつけているのはランカーズ第一位の証】
【元来、戦いは好きではないが、先日有ったテロでも自分の力不足から役に立てなかった】
【そこで青年は、なにやら言っている少年に対し】

ちょっと、そこの君
僕と手合わせ願えないかな?

【と、尋ねてみた】
786 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 19:21:41.08 ID:evn8oNGp0
>>775

「……あれ?」

【死んだ、絶対死んだこいつも自分もバラバラになって死んだ】
【そう確信した瞬間、強い力によって手にした白衣が奪い取られる】
【至高の芸術が描かれた白衣と無粋な鞘はそのまま勢いよく壁に飛んで行き、ぶつかる瞬間――――爆ぜた】

「きゃっ!」

【大地を揺るがす大爆発に耳がキーンとなり、身体が爆風によって地面に叩きつけられる】
【頑丈な壁は跡形もなく砕け散り、辺りに破片がばらまかれた】

「くうぅっ……」

【まあいい、究極芸術は失敗に終わったが、まだ鳥が残っている】
【今頃あの女は頭と背中を吹っ飛ばされて――――】

「……はぁ?」

【女の頭上、丁度ワシが飛来していたはずの空間】
【そこに不思議な現象が起きていた】
【自分の絵は確かに起爆しているそれは間違いないしかし】

【 ど う し て な に も お こ ら な い ? 】


「なんで……?」

【いや正確には爆発しているがソレが大きく範囲を広げて拡散しない】
【そしてシュルルル、と次第に勢いが収まりソレは収束して消えた】
【分からない、訳が分からない、頭がおかしくなりそうだ】
【背後で爆発した鳥は女にダメージを与えたようだが、それすら気付かないほど混乱している】
【この女が、人間ではなく倒しても倒しても起き上がるゾンビか何かに思えてきた】
【思考停止、倒れたまま目の前の敵を呆然と眺める】
787 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 19:27:28.37 ID:6x4AI0Sh0
>>784
《髪の毛があれば…私の髪の毛さえあればこんな奴…》
《…知っていますか?全知全能の神はゼウスしかいないんですよ?つまり…云々》

【負け惜しみにしか聞こえないが、事実だった】

《や、やめてくださいよ!》

《存分に殴っちゃってください!》

【もうどっちがどっちなのかわからない】
【中の人にもわからない。つまり誰にもわからない】

《ごめんなさい…分かり辛くてごめんなさい…》

《なんか私が悪いみたいな言い方ですけど…というか泣き止んでください。気持ち悪いです》

【ズバッと言い放つ少女】
【結構容赦ない】
【そして杖の台詞に男は泣き声で答えた】

《その通りですね…ごめんなさい…私は凡才でした…》

【と。どうやら本当に戻れないらしい。最悪だ】

《》
788 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 19:27:51.32 ID:5K1jEXtz0
>>785

「うおう……またか?」

【空を仰ぐ姿勢から顔を戻すと、そこには一人の青年がいて】
【自分に手合わせを申し込んでくる】
【先程ある男と勝負をした所で、さらに手合わせを願われるのはこれまでになかったことなので】
【少年は少々、目を大きくして驚きを示した】
【――しかし、他の何でもない勝負の申し出を断る理由など無い】

「いいぜ! 相手になってやんよ!」

【勢いよくぶらんこから立ち上がり、申し出を承諾する】
【相手に背を向け、二歩三歩と歩き青年から少しばかり距離を取った後、振り返る】

「っとと、ますは戦う前に自己紹介でもしとこうぜ。
 僕は神原天司。一応ランカーズの第一位だ。
 あんたは?」

【手短に自己紹介を終えると、青年の名を尋ねた】
789 :【聖翼聖弓】@Wiki[sage]:2011/08/21(日) 19:33:10.85 ID:N2ViYjZ90
>>788

ありがたいね、実際ほとんど戦った事無いから

【その癖してランカーズの第一位と戦おうというのである】
【十分無謀と言えるだろう】

僕は不殺同盟員のタブリス
ランカーズには加入していないよ

【此方も自分の事を手短に説明すると】
【早速左腕から一対の翼を展開】

念のために言うけど.....[ピーーー]無しのだからね!

【といいつつそれを弓の様に引き、矢を番えて】
【少年の足元の辺りに発射する】
790 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 19:33:25.43 ID:UXdiOSQL0
>>787
剣賢『髪の毛?何言ってんだお前』

【まったく理解出来ない】

「い、今殴っていいって言ったのどっち!?」
剣賢『さぁ…両方まったく同じ声だし……』
平和{こりゃ、駄目だね}

【もう半分諦めている装備達】

「いや分かり辛いのはいいとしてセクハラはやめろよ」

【こっちもズバッと言い切る】
【何だか男が可哀想に見えてくる、でも自分で撒いた種】

剣賢『………』

「マジ…か…」

【ずぅーん、と…取り付かれている少女ほどではないが、それなりに落ち込む】
【だって分離させてぶん殴りたかったから】

「そ、そうだ、早く警察か病院とかに行って、ジジョーを話そう」
操作《そうですよ、現代技術を駆使すれば、どうにか出来ますって》

【というと、少女は相手の手を掴んで警察に向かって走り出そうとする】
791 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 19:38:21.65 ID:oify7Mxao
【廃墟街】

【夜の闇に浮かぶ、今は使われていない廃ビルの群れ】
【その中の一つが突如として揺らぎ───遠くまで響き渡る轟音と共に崩れ去る】

【崩れたビルの根元には座り込む少女の姿】
【手にはバット程の大きさのハンマーが握られており、髪に隠れてその表情は見えない】
【そしてビルの瓦礫の下からは・・・・・赤黒い液体が罅割れたアスファルトに滲み出ている】
792 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 19:43:00.52 ID:6x4AI0Sh0
>>790
《私の魔術に必要不可欠なものです》
《髪の毛が私の杖なんですよ》

【ま、禿ちゃったんだけどね】

《私です!》

《巻き添え食らいますからやめてっ!》

【うん、わからない。一人称同じだし】

《すみません…》

《いや本当に泣き止んでくださいよ。殴りますよ?》

【殴れるの?】
【もしかして自分もろとも殴るつもりか?】

《ええ!?本当にこれ治せないんですか!?せめて声だけでも分けられません!?》

《あ、それくらいなら》

【できるんかい!中途半端なやつだった】

「あー、あー。治りました?」

【少女の声が問いかける】

『な、なんだかデジャヴ…』

「悪霊さんのせいでしょうが!」

【そして警察に連れて行かれる少女+男】
793 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 19:44:44.43 ID:5K1jEXtz0
>>789

「不殺同盟? なんじゃそりゃ?」

【聞きなれない団体名に、首を傾げる少年】
【いまここで詳しく聞いてみようかと思ったが、まずは勝負が先である】
【勝った後でも負けた後でも、手合わせの後にタブリスに聞けばいい】

「うおー……天使っぽいなあおい。
 って、殺しは無しって!」

【相手の左手から生えた一対の翼に感嘆の声を漏らす】
【と、言葉を区切ってその場でジャンプ】
【足元に放たれた矢を難なく回避する】

「当たり前だろーが!」

【叫ぶ】
【それを合図に、少年の両手に光り輝く籠手が、どこからともなく現れ、装着された】
【装備が籠手ということで、傍目には格闘系の能力者に見えるが――少年の体躯は華奢で、まるで格闘技を嗜んでいるようには見えない】

「さて――クールに行こうぜ☆」

【ぜ☆】
【と語尾に☆なんかが付いてる時点でクールでも何でもないわけだが、それは置いといて】
【少年は地を思いっきり蹴り、真っ直ぐに走って青年へと接近を試みる】
794 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 19:45:50.97 ID:XdB4bYw0o
>>786
【凄まじい爆発音、それと共にやって来るのは強烈な熱風。満身創痍の体では耐え切ることは難しいはずの爆風なのではあるが――女性は地面に必死に足の裏で食らいつく】
【ダメージは受けている、痛みも感じているような表情をしている。だというのに、決して倒れず、それどころか傷を負えば負うほど強くなっている風にさえ見えてくるのだ】
【背中の火傷が激痛を発信している。長年愛用しているお気に入りの服が見事に焼けてしまった。最近は、何かと持ち物が無くなったり壊れたりするような目にあうことが多い】
【女性は今にも千切れ落ちそうな左腕を支える為にパーカーの左袖の辺りを口で銜え、ズッと持ち上げて左腕が千切れない様に図る。そして、歩みを進め始めるのだ】
【血液を拭き続ける異形の左目たちは歓喜するかのようにより一層、女性が死に近づけば近づくほど盛り上がりを大きくするかのように蠢いて見せて体液を垂れ流す】
【そして、女性の右目には――黒目は無く、代りに紫色に輝くの魔方陣が描かれていた。中央に『跳』と書かれた魔法陣からは時折紫色の光が尾を引いて暗闇で筋を残す】

「はぁ……ふぅ……オイ、クソガキ……」
「貴様が……頭のイカれたサイコパスっつゥのは……グッ……よくわかった……」

「だが、なぁ……私はまだ死ぬ訳にはいかねェんだよ……まだ……ッ!!」

「後何回私を爆ぜさせようとしたところで……結果は同じだぜ……流石に、今みたいなでけぇのを2個も3個も用意はしてねぇだろ……?」
「逃げるなら今の内だ……完全に持久戦となった今、私は勝てると思ってるし―――」

「―――貴様を、キサマを、殺したくて堪らねぇんだ」

【――――女性が言う言葉はどう見ても立場や状況を見ていないような言葉。まるで、自分が健康万全で怪我一つ無いような言い草である。そう、まるで両腕が無くても全力が出せるというような】
【普通ならばここまでボロボロになった時点で死ぬべきであるし、奇跡的に生きているとしても逆に命乞いをするべき満身創痍の状態のはずなのである。なのに、脅し文句を吐き出してきた】
【それに、女性には剣も鞘も無い、どうやって殺そうというのだろうか―――しかし、この台詞の重要な部分は単純に脅しの点にある。ハッキリいえばこれ以上の戦闘は続けたくないのだ】
【少女が少しでも、多少でも、至極僅かでも怯んだ隙を見逃さずに脅しをかけて少女を逃走に追い込もうというのが本音である。とはいえ、この台詞が本当に全部が嘘かは定かではない話であるが】
795 :【生束必糸】@wiki 持ち物:0.5mm×20mワイヤー、毛糸[sage]:2011/08/21(日) 19:48:05.99 ID:47qOpaJqo
ある一つの市街地のある一つの交差点。眩い街の光が道路脇のビル群から放たれ、辺り一帯をまるで昼間の如く照らし上げている
スクランブル交差点の歩行者信号が青く点灯するまでは、あと3分と時間が無い
通勤客、観光客、浮浪者…それらの人々が交差点の四隅に密集して、人が大きく躍動する事を許されるその瞬間を待っていた
その中にいる一人の少女。肩まで伸ばした黒髪、黒のTシャツ、黄色の長ズボン、感情を読み取れない瞳
―――それらの要素は、しかしこの人込みの中では一つの風景にしかなりえていない

用意された夜の舞台で、少女は徐に右手を小さく上げた

幾つかの人の目がそちらを向くが、少女の容姿を見るや「ああ、電波か…」といった具合にまた視線を逸らしてしまう
少女の右手の先から交差点の中央に向けて伸びて行く二本のワイヤーに気付く者はいない筈だ

歩行者用の信号、車道用の信号
――それらが全て赤に染まりあがった一瞬の静寂の内に、交差点の十字の対角線を通る二本のワイヤーが設置された
0.5mmワイヤーが街灯を小さく照り返す様に気付く一般人はいない

今、歩行者用信号が青く光った

人の波が動き出す。誰も、自身の行く手に有るワイヤーの存在を知る事も無い。ワイヤーに自ら首筋を押し当てる未来など見えない

「エンヴィは死んでしまいました…。救済という言葉の意味を、嬉戯は結局理解し切れませんでしたが…まあどうでもいいでしょう。
 機関の次のリーダーが誰かも、興味は有りません。気に入らなければ始末するか、抜け出るまで。
 ただ一つ。…あのテロでは、正義が勝利を収めたそうじゃ…ありませんか」

人の波を眺めつつ、少女は低く擦れる様な声で呟く

「正義――って、なんなんでしょうねぇ。嬉戯はよくわかりません。ですから―――」

最初の一陣がワイヤーに触れるまであと僅かの距離を残すのみ
血飛沫が交差点に飛び散り、阿鼻叫喚の地獄絵図が再現されるまでもう少し

「舞台を作りましょう」

「正義の味方さん。もしいるのなら、止めてみて下さい。嬉戯を――殺 し に 来 て 下 さ い」
796 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 19:49:18.73 ID:tZcaebgo0
>>791

「何処もかしも同じ風景で中々抜けられないわね…」
「それでも何とかなるって」

先日と同じく廃墟を彷徨う二人組の少女。
その風貌はとても似ていて、おそらくは双子なのだろう。
二人の姉妹は如何やら迷子のようで、この廃墟をただただ歩いていた。
そんな中、ふとした拍子に近くにあるビルが崩れた。

「今にも崩れそうだし…」

どうやら二人は自然崩壊と考えているらしい。
797 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 19:49:50.53 ID:UXdiOSQL0
>>792
剣賢『(…つまり、元の体がハゲて力が出せないと………)』
剣賢『そうか、頑張れ…』

【これはストレートに言う気にはなれなかったらしい】

「…」
平和{何この漫才}

【盾が物凄く冷えた声で言った】
【二人ともそれなりに必死(?)なのに、結構酷い】

「(声を治せて、後はこの変態が何もしなければ、何も問題は無いな)」

【後者が多分一番難しい】

「よーし!行くぞー!」

【少女は物凄い勢いで、警察へと走る】
【それはそれは凄い勢いだったので、もう警察が見えてきている】


【スタミナ?脚力?補正って奴だよ】
798 :【聖翼聖弓】@Wiki[sage]:2011/08/21(日) 19:50:13.45 ID:N2ViYjZ90
>>793

まぁ、それは戦いのあとでね!

【青年が思ったことも似たようなものらしく】
【そう少年には伝えておいた】

うーん......
クールは苦手なんだけどな.....

【矢を回避して接近してくる青年に対して】
【翼をはばたかせ数センチ浮翌遊し、後ろに下がることで距離を取ろうとする】
【距離を離す事が出来れば、一度足をついてもう一本矢を放つ算段だ】
799 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 19:55:07.55 ID:oify7Mxao
>>796
ぁ・・・・

【近づいてくる二つの足音】
【へたりこんでいた少女は怯えた様子でフラフラと立ち上がり隠れようとする】

痛っ

【が、力が入らないのか】
【立ち上がって一歩目で転んでしまう】

【二人組みがそのまま進めば、確実に倒れこんだ少女が目に入るだろう】
800 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 19:55:43.24 ID:6x4AI0Sh0
>>797
《は、ハゲっていうな〜!》

【この男のトラウマ。禿たこと】

《ほら!躊躇わずに!》

《やめてください!私の体ですよ!》

【あ、ばれちゃった】
【漫才と言われて少女の方は少しムッとしたが…】
【流した。どうせ元々棒人間の人格である】

【何もしなくても問題はあるのだ】
【目は見えているのだから】

「はや!」

【もはや警察についている】
【速いにもほどがある】
801 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 19:59:04.41 ID:tZcaebgo0
>>799

二人がやってきたのは、ちょうどその少女が転び倒れた所であった。
その様子を見て、二人は少し焦った様子で少女によってくる。

「貴方、大丈夫?」

手を伸ばしてきたのは双子の髪の長い方であった
802 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 20:02:49.11 ID:5K1jEXtz0
>>798

「クールが嫌いって……。
 じゃあお前この季節に自販機であったか〜いお茶買うのかよ!
 熱中症になるぞ! 気をつけろ!」

【意味が違う】
【勝負の最中ということでテンションが上がっているのだろう、少年はわけわかめなことを叫んでいた】

「……!」

【が、翼をはばたかせて素早く後退する青年を目にし、押し黙る】
【直後、右足を大きく前に出して急ブレーキをかける。接近は失敗した】
【左手に装着された籠手】
【その形状が、音も無く静かに変化する】
【神々しく輝く籠手は、見る見る内に大きくなっていき――五メートルはあろうかと思う程の大きさになったそれは、“拳”だった】
【巨人の左手。そう形容するのが最も近い】

「おるああああああああ!!!」

【少年の咆哮と共に、後ろに回された左手が前に突き出される】
【光り輝く左手の拳は、勢いよく前へ前へと、自在に伸びる“左腕”によって押し出される】
【概念武装《神の見えざる手》】
【異能の力を全て初期化する不条理な《摂理の概念》は、青年が放った矢をいとも簡単に打ち消して】
【あまりにも規格外で巨大すぎる拳が、青年を叩き飛ばそうと迫る】
803 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 20:03:32.54 ID:UXdiOSQL0
>>800
剣賢『だってハゲたんだろぉあぁ!?』

【何故かキレる】

「…やっぱり変態の方だったかァ………」

【セクハラだけでは飽き足らず、少女が嫌がる事を無理矢理させようとするなんて】
【まさに外道、最低だ】

「よーし!到着!」

【警察の前に到着】
【警察の方数人は『?』って顔】
【そして、少女&男の後ろに回ると】

「は、はい!じゃじゃじゃ、じゃあ、早く、説明!自分でしろよ!」

【少し怯えているようにも見える】
【多分、公園のアレについて言うのが嫌なのだろう】
804 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 20:04:00.86 ID:UXdiOSQL0
>>800
/すいません飯落ちです…
805 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 20:06:42.14 ID:oify7Mxao
>>801
ぁ、その・・・・えと・・・・・

【差し出された手と少女の顔を交互に見ながら逡巡する】

あ、りが、とう・・・・・

【消え入りそうな声でそう言って、その手を取った】

【これだけの崩落の只中に居たにしてはまるで傷の無い、白い手で】
806 :【聖翼聖弓】@Wiki[sage]:2011/08/21(日) 20:10:03.96 ID:N2ViYjZ90
>>802

そういう意味じゃないと思うんだが

【訳が分からない相手に】
【ほんの少しだけ呆れたような表情を見せる】

なっ.......
これは.......ッ!

【振るわれた拳を受け止めるすべを】
【青年は、一つたりとして持たず】
【結果として吹き飛ばされてしまう】

【さらに悪かったのは、左腕の翼が異能の力であった事】
【それすらも消された青年は少し離れた場所まで吹き飛ばされる】

/えっと、能力が初期化されるのですからこの解釈でいいのでしょうか?
807 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 20:11:14.19 ID:6x4AI0Sh0
>>803
『ハゲっていうなああああ!!』

【キレかえした。もうわけわからん】

『あ、いや、ショック療法というやつですよ…はい』

「嘘つかないで!」

【そんなんで治るわけがない】
【多分だが治らない】

『なんで隠れるんです?』

「というかあなたも説明することあるでしょう?」

【警察の方々は少女の口から男の声も聞こえてきたところで『?』って顔から『!?』って顔に変わった】

『うーん…どう説明すれば?』

「確かに…」

【乗り移ったら戻れなくなりましたー、なんていって信じてくれるとは到底思えなかった】

>>804
/了解です!
808 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 20:15:50.57 ID:UXdiOSQL0
>>807
剣賢『ハーゲハーゲ』

【小学生かこいつは】

「あぁっ!俺の、説明は後でっ、いいからっ、ほらほら早く早くっ」

【急かす少女】
【まあ能力者の街だし、信じてくれない事は無いだろう、多分】

【その内、警察の一人が怪訝そうな顔で近づいてきた】
【少女は、逃げるように少し離れる】

/ただいまですー
809 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 20:16:04.21 ID:tZcaebgo0
>>805

「ほら、ここは危ないわよ。あー…街の居場所は知ってる?」

【やけに綺麗な手に特に疑問を持たずに、二人とも潰されたもう一人に気づいていない。
 二人は君に背を向けて、これからどうしようかと悩んでいる】
【どうやら地理に疎いらしく迷子のようだ】
810 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 20:16:19.44 ID:5K1jEXtz0
>>806

「……」

【概念武装を伝って感じる、確かな手ごたえ】
【変化させた時と同じ様に、黙って静かに左腕を元の籠手に戻し、左手に装着する】

「……気絶とかしてるかー?
 してたらお兄さん起こすの面倒だから何とか意識保っといてほしいんだけどー」

【一歩一歩ゆっくりと前へ進み、青年へと近づきながら】
【間抜けた声をかけて、吹き飛ばされた青年の意識を確認する】

/その解釈で合ってますよ
811 :【聖翼聖弓】@Wiki[sage]:2011/08/21(日) 20:19:40.87 ID:N2ViYjZ90
>>810

あぁ.....意識はあるさ.....
しかしまぁ、すさまじい強さだね......

【一瞬とも言える時間で負けた】
【ランカーズ第一位とはこんなにも強いのか、と思い知らされた】

君は、強いんだね.......
いつかリベンジさせていただきたいな

【立ちあがると体をぱっぱと掃い】
【屈託のない笑みを浮かべる】
812 :【生束必糸】@wiki 持ち物:0.5mm×20mワイヤー、毛糸[sage]:2011/08/21(日) 20:21:03.90 ID:47qOpaJqo
>>795
一度だけ再募集ー
813 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 20:22:23.77 ID:oify7Mxao
>>809
ごめんなさい、わからないの
その、知らない内にここにいたみたい、で

【嘘は言っていないが、どこか歯切れの悪い口調で告げる】
【立ち上がってみると、二人組みより僅かに身長が高いことがわかる】
【雰囲気で言えば二人と同い年かそれ以下にも思えるが、少しだけお姉さんなのだ】

ただ、もうそうそうビルが崩れることはない、と思う・・・・・

【この言葉だけは妙に確信めいている事に、二人は気付くだろうか】
814 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 20:24:28.85 ID:evn8oNGp0
>>794

「へぇ……?」

【今にも倒れそうな、いやなぜ倒れないのか不思議なくらい重傷を負っている】
【それなのに、この女から溢れ出る気迫は一向に衰えない】
【ちょっと押せばそのまま絶命しそうなほどボロボロのくせに】

「…………」

【もう2、3発攻撃を加えれば確実に死ぬ、その筈だ】
【だが、それでも、この女なら生きているかもしれないと言う僅かな恐怖】
【自分が、この私が負けるかもしれない、という予感】
【確かにあれより強力な攻撃は準備していないし、ここまで間合いをつめられた時点でほぼ詰みだ】

「分かりました、私の負けですよ」

【悔しい、悔しいくやしいクヤシイ】
【だが逃げる、逃げることは別に恥ではない、そもそもコレは逃げではない】
【自分の気まぐれでこの女を見逃してやっただけ、そうこんなヤツは何時でも殺せる】
【それにどう見たって死ぬ寸前だ、このまま放っておいたってどこぞで野垂れ死ぬだけ】
【そう自分に言い聞かせ、ヨロヨロと立ち上がる】

「では、私は帰らせてもらいます」

【口元を歪め、しかし飄々とした口調で女に背を向ける】
【万が一に備え背後の警戒は怠らない、右手の筆をギュっと握りしめる】
【爆風で飛ばされたスケッチブックを拾い上げパンパンと埃を払う、目を凝らして白衣を探すが見当たらない】
【そりゃそうだ爆発で跡形もなく吹っ飛んだのだから、あれでは巻き込まれた女の鞘もオシャカだろう】

「ふふっ」

【小さく笑い、振り返ることなく歩き出す】
【身体中がくまなく痛い、何処かで傷の手当てをしなければ】
【そんな事を考えながら背後の敵から遠ざかって行く】
【女が何もしなければこのまま何処へともなく消えるだろう】
815 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 20:29:17.20 ID:5K1jEXtz0
>>811

「おー、よかったよかった。流石だぜ、タブリス」

【打ち所が悪く死亡、なんて展開にはならなかったことに、ほっと胸を撫で下ろす】
【勝敗は決した。これ以上能力を行使する必要も無く、両手の籠手を外し、虚空へと消す】

「そんなに強かねえと思うけど、まー、一応一位だからな。
 リベンジならいつでも受けて立つぜ?」

【相手の笑みに、こちらも微笑み返す】
【思ったよりもダメージはなさそうで、青年の体力にはまだまだ余裕が感じられた】

「で、ちょっと話は戻るけどよ。
 不殺同盟って何なんだ?」

【ので、勝負前に気になっていた、不殺同盟について尋ねた】
816 :【聖翼聖弓】@Wiki[sage]:2011/08/21(日) 20:33:30.08 ID:N2ViYjZ90
>>815

まだ死ぬわけにはいかないからね

【意味深に笑う青年だったが】
【不殺に入っていること以外に特に理由はない】

あー、うん。次は全然違う感じで襲いかかるかも

【宣戦布告ととれる言葉に】
【少しだけおかしな部分がある事に少年は気付くだろうか】

不殺同盟って言うのはね、名前の通り人殺しを止めさせて、不殺の信念を浸透させるために動く組織なんだよ

【前回アジトの場所まで話した失敗からか】
【今回は、同盟としての最低限の方針しか話さなかった】
817 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 20:36:38.39 ID:tZcaebgo0
>>813

「まぁ、歩いてたらどうにかなるわよ」

【おそらく髪の長いほうが姉のようなものなのだろう、励まそうとそんな言葉をかける】

『それでも、いつ崩れるかわかんないよ』

【後ろにいた妹が話しかける。どうやら二人はその物言いの可笑しさに気が付いていない様子だ】
【立ちあがった少女を見る。平均身長よりやや低い私達にしてみれば、どうやら少しくらいはおねえさんなのかもしれない。
 かと言って、特に何も思うことは無いのでそんなことは気にしないでおく】
818 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 20:40:47.38 ID:5K1jEXtz0
>>816

「はあ? なんだかよく分からねえけど、やるなら正々堂々とやれよ?」

【言葉の中に込められた思惑や意志を察することは出来ず】
【何言ってんすかタブリスさん、と言った風に顔を歪めている】

「ふーん……。そんな組織あったのか。知らなかったぜ」

【なるほど、と少年は二回頷いて見せる】
【ランカーズのメンバーとして働くときも、特に不殺同盟という名の組織に関する仕事はなかった】
【小規模の組織なのだろうか、と憶測を巡らせる】

「ま、何にせよ悪い組織じゃなさそうだな。
 この街じゃちょいと難しい信念かもしんねーけど」

【まあ頑張れ、程ほどに】
【同盟について特に敵意や嫌悪感を抱いている様子はなく、本当にいい組織だと思っているようだ】
819 :【聖翼聖弓】@Wiki[sage]:2011/08/21(日) 20:46:58.25 ID:N2ViYjZ90
>>818

あ、大丈夫暗殺とかしないから

【ないわーと言いたげに手を横に振る】
【もちろん、そんなことする気は一切ない】

まぁ、あんま表に出ても困る組織だし

【ただでさえ命狙われたりするのだ】
【表に出たらいろんなところに狙われるに違いない】

そうだね......難しいんだろうね
それでも、止める訳にはいかないから

【色々考えて組織に入ったのだ】
【今さら止めようとも思わない】

それじゃあ僕は、ちょっと用事があるから行かせてもらうよ
それじゃあね

【青年は、それだけ言うと】
【その場からすぐに立ち去って行った】

/少々強引でしたが絡み乙でした
820 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 20:48:58.08 ID:oify7Mxao
>>817
それでも、大丈夫

【励まされてなのか、表情に力が戻る】

あなた達は、私が守るわ

【それは突然の崩落からなのか、あるいは[他の何か]からなのか】

(オイオイオイ、随分勝手な事言ってるじゃねぇか)
ッ・・・・!

【二人組みには聞こえない声が、頭の中に響き、頭を抱えてしゃがみ込んでしまう】
821 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 20:49:02.98 ID:XdB4bYw0o
>>814
【そうか、そうだ、メメント・モリなのだ。相手も、自分も、ずっとずっとこれからも。そして、今の自分は正にメメント・モリを体現しているといっても良い状態】
【踵を返して去っていこうとする少女の後ろ姿を見据えながら血をボタボタと垂れ流し、そういえば全然気にしていなかった周囲は飛び散った血や血溜まりで一杯だった】
【少女が去ったのを無言のまま確認すると路地裏の壁にドッと背中を付け、そのままズルズルと滑り落ちるように、膝を崩すように曲げていって地面に尻を付ける】
【コンクリートの冷えた壁が背中の火傷に当たって最初はヒリヒリしたが、その冷たさゆえにひんやりしていて若干気持ちい。これが今回の殺し合いの報酬とでもいうのか】
【代償は大きい、大き過ぎる。左目は潰れても潰れていないようなものなので放置でもよいが、両腕を事実上失くしてしまったのは今後に大きく影響する。独りで生きていくなんて到底不可能】
【いや、それよりも現状の時点で既に大問題。出血量が半端無く、このままでは流石の自分でも失血死してしまうのは自明の理である。しかし、都合良くヒーローは現れない】

「……やっぱ、私じゃ無理か……ハートフルだとかのんびりなんてのは……」

【意識は沈んでいき、体は地に還りたくてその出血の速度を増していく。どうせ、生き残ってもまた欲望に負けて誰かを殺してしまいかねないのもあるし、これも丁度都合が良いのだろう】
【願うならば、次なる機会があるならば今度こそは狂気だとかそういったものに縛られず暮らしていきたいものである――嗚呼、こうやって誰にも知られずに野垂れ死ぬのも旅の醍醐味か】
【後はこのまま【死亡】の文字が流れてくるのを待つのみの時間、生憎と走馬灯を走らせて回想シーンに思いを馳せるのは性に合わないのである。早く意識を闇に溶かしてしまいたい】
【この地方へと足を運んでみせたが色々なことがあった。色々な人と会った。時には骨を折ったり死にかけたりもしたが、中々に楽しかった。あ、これも回想というのだろうか】

【そして、意識は闇に解ける――――――――】


【【剣魂逸摘】 【死





「……………なげぇー……」

【ななかった。死ななかった。全然死ななかった。それも当然の話である。内臓が完全に潰れでもしない限りはフルパフォーマンスで働き続け、血を供給し続けてくれるのだからだ】
【数十分後にそれに気が付いた女性は愚痴を零すようにそう言った後にだらだらと時を過ごしてる。体を動かせないほどに重体なのだが全然死ぬ気配が無いのだ。いや、死にかけなのではあるが】
【一種の寸止めとでも言うのだろうか。後一押しで死にそうなのに全然死なない―――あの芸術家気取りの少女に爆発物を一つ残してもらうように頼んでおけば良かったと後悔してしまう】
【惜しくも、奇しくも、生き残ってしまったのだと実感し、自覚した。嗚呼、こうやってダラダラと生を伸ばし旅を続けるのも―――旅の醍醐味、というやつなのだろうか。女性はとりあえず寝ることにした】



/絡み乙でしたー!戦闘楽しかったです!
822 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 20:49:23.43 ID:oify7Mxao
//すいません、ちょいメシ落ちします
823 :【????】[saga]:2011/08/21(日) 20:51:13.24 ID:Ds/u/t4yo

【ビラが配られる】
【何も知らない無垢なアルバイト戦士が有りとあらゆる人物に金銭の為ビラを配る】
【朝の駅前、昼の駅前、夜の駅前、大きなデパートの前】
【ノルマを課せられた戦士達は配る。配り続ける】
【無数のビラを配る。 ものによっては打ち捨てられ、踏み潰される】
【しかし、踏み潰される速さより、その上に更なるビラが配られる方が早い】
【夜の街に、ビラが行き交う】

『                  急募                  』
『アフリカでは一秒間に4人もの子供の命が飢餓で失われています』
『私達は、その子供達の為に日々活動しています          』
『ですが、人間と言うものは薄情なもので、自分に関係の無い人に』
『は、対して思いやりとか、助けてやろうと言う気持ちが起こらない』
『人が、沢山います                            』
『それはそれは、とても酷いことだと思いませんか?思いますよね』
『ですから、是非とも私達と一緒に、より多くの人を助ける為に行動』
『をしてみませんか?                           』
『私達はいつでも、貴方をお待ちしております             』
『                                       』
『                募集要項                 』
『・血を見ても大丈夫な方     ・真面目な方            』
『                                       』
『                連絡方法                 』
『090-××××-○○○○までご連絡いただくか           』
『●●市 ▼▼▼町 ■■■■の5364 までお越しください     』
『                                        』
『                                 殺人会議所』
824 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 20:51:46.15 ID:5K1jEXtz0
>>819

「用事……ね」

【今までの話から察するに、不殺同盟関連の用事だろうか】
【だとすると、不殺の信念をこの街に浸透させるために、演説活動でもするのか? とか勝手な推測を頭の中で進める】
【もしそうだとしたら、この街には殺人鬼やら喧嘩っぱやいのやらがうじゃうじゃといるから、かなり難しそうだが】

「おーう。気をつけてな」

【素気ない別れ】
【立ち去る青年の背を視界から消えるまで見送った後】
【少年は公園のベンチに座り、夏休みの宿題を一体全体どうするべきか考え始めた】

/こちらこそ、絡み乙でした!
825 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 20:54:47.79 ID:tZcaebgo0
>>820

【二人にしてみれば突如としてしゃがみこんでしまったようにしか見えなかった】
【だから、心配して覗きこんでしまったのは仕方がないことである】

「貴方大丈夫?」

【そう声をかけ、覗きこんだのは姉の方であった】
826 :【始点回帰】[sage saga]:2011/08/21(日) 21:01:05.21 ID:5K1jEXtz0
>>823

「あぶし!」

【公園のベンチに腰掛けていた学生風の少年】
【その顔に、吹き抜ける風に乗って運ばれてきたビラが勢いよく張り付いてくる】

「なんだよいきなり……って、なんだ、このビラ?」

【顔からビラを引き剥がして、そこに書かれた文面に目を通す】
【その内容は、一見ボランティア団体の呼び掛けのようなもの】
【しかし、一番下に書かれた団体名――殺人会議所】

「意っ味わかんねー……いや、意味はまあ分かるけどさ。
 ネーミングセンス悪すぎだろ、これ。
 殺人会議所て……殺人会議所ってなんだよ。あほみたいな名前だな」

【先刻知った不殺同盟と違って、活動内容が分かりにくい団体名だ】
【名前だけ聞けば、この団体がボランティア団体などとは誰も分からないだろう】
【とりあえず、少年はビラをズボンのポケットに丸めて突っ込み】
【夜空を仰ぎ見ながら、夏休みの宿題に関する考えに耽った】
827 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 21:02:34.50 ID:evn8oNGp0
>>821

【闇の中を少女は一人、フラフラとおぼつかない足取りで歩き続ける】

「言いましたよねぇ、約束は守るタイプだって」

【今にも倒れそうになりながら、歩き続けている】

「もしお互いに生き延びて、再び会えたら――――その時はちゃんと死ぬまで殺してあげますよ」

【まるで素晴らしいプレゼントの約束をされたかのように、少女は愉快げに笑う】
【くすくすと、くスクすと、――――】



/此方こそ絡み乙&ありでした!
/戦闘って難しいけどメチャクチャ楽しいですね!
828 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/21(日) 21:08:14.43 ID:jJ2r/ZOIO
>>823

……なんだこれは

【そのビラを掴んだ一人の人物がいた。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

…へえ、覚えとくか。

【ポケットに納め、再び歩き出す。】
829 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 21:15:42.52 ID:oify7Mxao
>>825
うん、だい、じょう・・・・・ぅあ・・・・・
(守る、ねぇ?ぶっ壊すしか能の無い奴の言葉とは思えねぇなぁ!ギャハハハハハハハハッ!)
(ダメ、もうさっきあれだけの事をした、じゃない・・・・!)

【二人には強がって見せてはいるが、苦しみ方は時間を追って酷くなっている】
【それに応じて、手にしていたハンマーが脈動するように僅かづつ大きくなっていく】

(オレはお前だ、そりゃあよぉく知ってる!)
(お前があの二人の足音を聞いて、真っ先に感じた「恐れ」と「絶望」をなぁ!)
違う!それは!あなたがいけないの!あなたが!

【思わず叫んだ、悲痛な声】
【傍から見ている人間からすれば、急に一人芝居を始めたかのように見えるかも知れない】
830 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 21:16:15.29 ID:oify7Mxao
//あ、戻りました。お待たせしました
831 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 21:29:30.34 ID:tZcaebgo0
>>829

【二人は双子だから、何となくソレが理解できたのかもしれない。
 何より、あなた。と言ったのが裏付けた】
【それでも行動に迷いが生じた。
このまま放置して、発散させたほうがいいのかもしれない。それとも・・・】

「そうね、落ち着きなさい」

【そう言って何かを取り出した。それは何か空気の塊のようで目には見えない。
 ただ何となく、ひんやりとした感覚が姉の手に握られている】
【ソレを苦しむ少女に近付けた、上手くいけば冷静になることができるはずだ】

【妹は何をすることもできず、ただ姉の後ろに隠れてその様子を見守っていた】
832 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 21:31:13.31 ID:NASpWTOIO
【ビラを手に取り眺める青年】
【黒髪に全身黒服、心地よい風に吹かれて銀色ネクタイと三日月ピアスが揺れている】
ふーん
仕事ねぇー
【無職の青年は金がない】

でも怪し過ぎる
人助けなんだか危ない仕事なんかよくわからんな
血を見ても大丈夫な人とか…
名前に殺人とか入ってるし

【まぁ元より働く気はないのだが】
【好奇心はあるらしい】

【そして、また目を空にやり月を眺める】

/このまま絡みまちします
833 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 21:37:31.21 ID:6x4AI0Sh0
>>808
/見逃してましたー!!ごめんなさい!

『うわーん!杖にいじめられたー!』

【自業自得と言わざるを得ない】

「ま、まあいいですけど…絶対いいましょうねー?」

【完全に子ども扱いだ】

「す、すみませんちょっと…」

警察「なんだね」

「カクカクシカジカ」

警察「ハア?」

『赫々云々』

警察「ムオ!?」

【と、簡易的に説明するも、結局どうもできない警察なのであった】
【使えねえ】
834 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 21:39:11.87 ID:fUnYfyB/o
>>832
…………
「何だろうね、これ」
【その近くで、同じくビラを拾う女がいた】
【長身をゆっくりしゃがませ、それを拾って目を通す】

…………
「悪趣味なもんだね、そこのお兄ちゃん」
【それから、声を出していた右腕のブレスレットが近くにいた男性に声をかけた。初対面にしてはやけに馴れ馴れしい】
835 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 21:41:23.30 ID:oify7Mxao
>>831
あ、

【何も無いのに、ひんやりとした感覚が少女を包む】

(チ、「そういう事」かよ?折角だ、挨拶くらいさせろよ)
(あ、ダ、ダメ・・・・)

【不意にハンマーが肥大化し、その鎚の部分は人一人と同じくらいの大きさにまで大きくなる】

よお、ガキ共、こんばんわって時間に出歩いちゃダメだろ?アァ!?

【その持ち主の方も、急に人が変わったように言葉使いが荒くなる】

ま、今日は仕方ねぇ、引っ込んでやるけどよ?
同じ手でオレ様を何度もやり込められると思うなよクソガキ二匹が
じゃ、あばよ。オレ様をどうぞ宜しくなァ!ゲヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!

【一方的にまくし立てると、少女もハンマーも、最初に出会った時のようにへたり込み、小さくなる】
【特にハンマーは極限まで小さくなり、鎖のついたアクセサリーとして胸元に収まってしまう】
836 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 21:44:37.60 ID:UXdiOSQL0
>>833
/大丈夫だ、問題無い

「…うん」

【子供扱いにどーも納得いかない、子供だけれども】
【一応、頷いておく】

【ジーと見つめる少女】

【だがまあ、悪霊が乗り移ってきて困ってるんですなんて】
【能力というよりオカルトに近い】

「…駄目か」
剣賢『ジェイルとかその辺りならどうにかなるんじゃねえか?』

【うーん、と顎を押さえて少女は考えている】
【こらそこ、使えないとか言わない】
837 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 21:48:13.71 ID:evn8oNGp0
【どこかの公園】

「はぁ……」

【フラフラと歩く一人の少女】
【身体中に切り傷や火傷を負っており、疲労のせいか目は虚ろである】

「やばいなぁ……」

【背中まで伸ばした長めの髪はどうやって染めたのか玉虫色に輝いており、光の加減で刻々と変化していく】
【瞳の色は吸い込まれそうなほど紺碧のサファイアブルーで、見る者を圧倒することだろう】
【だが顔だちは意外と幼い、また身長も低く華奢で起伏に乏しい残念な幼児体型である】
【服装は全体的にちぐはぐで、ショッキングピンクのハイカットスニーカーに安っぽい青のジーパン】
【裾を出し襟元をくつろげた真っ赤なワイシャツに緩く締めた明るい黄色のネクタイ】
【前はその上から大きめの白衣を羽織っていたのだが、つい先程の戦闘で失ってしまった】

「っあぅ……」

【ベンチまであと少し、という所で崩れ落ちるように地面に倒れた】
【左手のスケッチブックも一緒に少女の横に滑り落ちる】

「寒い……」

【傷だらけの体を丸めながらガタガタと震える】
【季節はまだ蒸し暑いくらいだが、傷口から流血している少女は真冬の如く感じているのだろう】
【とても、寒い】



/誰でも大歓迎
/戦闘以外でお願いします
838 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 21:51:59.16 ID:6x4AI0Sh0
>>836
【此方の少女も十分子供だけれども、姉御肌と言う奴だろうか】
【それとも面倒見がいいのか、真面目なだけか。さて、どれでしょう】

警察「それが本当だとして、我々にどうしろと……」

「…………」

『ですよねー』

【黙れ元凶】

「うう…ん、ジェイルですか?あの、能力者の司法機関ですよね?」

【調べてきたのである。この街に引っ越してきた時に】
【まあ、そのうちお世話になるかもしれない】

「さ、次はあなたの番ですよ?」

【と、後ろにいる少女の背中を押す】
839 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 21:52:21.56 ID:NASpWTOIO
>>834
んー、なんだろ…… !?
【声を掛けられ思わず反応したが、人が近づいて来ていたことに気がついていなかったらしく時間差で驚く】

悪趣味なビラだよなぁ……



【なんだか違和感を感じたがブレスレットから声がでていることに気がついていない】
【そして馴れ馴れしいことは全く気にしていない様だ】

殺人会議所とか聞いたことないし
でもコレ人助けする様なこともかいねあるよ?

【ビラを見せ、その文章部分を指差す】
840 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 21:59:35.64 ID:UXdiOSQL0
>>838
平和{(正論過ぎて何も言えないね)}
操作《(やっぱり、警察は警察の仕事しか出来ないって事でしょうね…)》

【嫌味ではない】

「うん、能力者のけーさつみたいな所らしいし、能力者だったらその悪霊もどうにか…」

【……出来るかな?と疑問系で終わる】
【それ以外に当てになる所は…】

【とかなんとか考えている内に】

「えぇ!?」

【いつの間にか、警察の視線はこちらに向いていた】

操作《(大丈夫ですよ、わざとじゃないんですから)》
平和{(まずは、あっちにある公園の木を、だよ)}

【脳内で、それなりに適当なアドバイスを受けながら】
【少女は震える手で、公園の方向を指差すと】

「あ、あああっちにある公園の………」

【口を閉じると】



「なんでもありませんッ!!!」



【ダッ!と背を向け、走って逃げようとする】
【警察の方々、またも驚愕の顔】
【結局逃げる少女、だが速度はやはり少女並で、追いかければ追いつくかもしれない】
841 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/21(日) 22:04:15.74 ID:2XOoZ5gZ0
>>837
(ふぅ、買いすぎて重いな・・・)
【大きなコンビニ袋を持った少年が公園を通りかかる】

【すると、明らかに辛そうな雰囲気の女性がいるではないか】

「大丈夫ですか!?」
【少年は駆け寄って話しかけた】

「今救急車呼びますね!」
【すると、少年は自分のポケットと鞄を漁り始めた】
842 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 22:05:40.20 ID:fUnYfyB/o
>>839
……
「うん、いやほんとに。」
【その文章を流し読みし、同時にブレスレットが話した】

…………
「まあ、どっかのイタズラでしょ。そうじゃなかったら危険じゃない? この人たち。僕たちには関係ないけどね」
【はあ、とため息まじりに話した。女はビラをたたみ、袖の中に入れた】
【興味がないといわれれば嘘になる。男性と同じく入る気はないが】
843 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 22:08:52.23 ID:6x4AI0Sh0
>>840
『(どーせ警察じゃこんなものですね)』

【古代に生きていたお前がなにをいうか】
【まあ、実際こんなもんだけど】

「やはり能力者頼りですね…」

【能力者ではない少女、顔に影を落とす】
【あ、そう言えば相手の能力でこの無能力者達の人格を武器にしたらどうなるのだろうか】

【少女にアドバイスする武器たち。微笑ましい】
【と、思っていたら逃げ出した】
【瞬間、少女の顔がとんでもないこととなった。ヤバい。般若だ(嘘です)】

【走って少女の肩を掴み止め】

「オイコラ」

【と、相手に言う。優しく、柔らかい声で】
【その顔を見れば逃げる気も失せるかもしれない。だって怖いもん】
844 :【天翔飛竜】wiki参照 右目失明2011/08/21(日) 22:09:13.53 ID:owZphIzLo
>>837
「 ……… 」

【行く当ても無く歩き続ける男が一人】

「 っ… まだ傷口が傷むな あーやっぱ見えねぇ 」

【顔面に包帯を巻いている。前の戦闘で右目を失ったようだ】
【痛みに耐え続け進むと少女が前に立っている】
【この少年にとっては軽くデジャブだろう】

(また 先には女が一人、 傷だらけのようだがあいつも誰かと交戦したのか)

「 そこの女。見る感じやばそうだが大丈夫か? 」
「 こんなとこで突っ立ってたら死ぬぞ 」

【背後から軽く話しかける】
845 :【天翔飛竜】wiki参照 右目失明[sage]:2011/08/21(日) 22:10:21.79 ID:owZphIzLo
/うおっと更新してなかったー!
/>>844は無かったことに
846 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 22:13:53.36 ID:UXdiOSQL0
>>843
【肩を掴まれる】
【振り払おうにも力が無いので振り払えず】
【恐る恐る振り返ると】

「ひぃっ…」

【軽く悲鳴を上げた】
【幽霊より人間の方が怖いっていうのは本当だったんだね】

「………」

【しょぼーんと顔を俯けてしまった】
【だって怖いもん】
847 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 22:14:13.71 ID:evn8oNGp0
>>841

「あぅ……?」

【誰かの声が聞こえた、うっすらと目を開けてそちらを見る】
【一人の少年が慌てて駆け寄ってきていた】

「あー、救急車はいいですよぉ、だいじょーぶですからぁ……」

【そう言って起き上がろうとするが頭がフラフラしてどうも上手くいかない】
【仕方ないのでそのまま仰向けになる】
848 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 22:16:01.59 ID:NASpWTOIO
>>842
【青年はうんうんと頷いている】

【ふと女の顔を見る】
【あっ 俺と同じ瞳の色だ…なんてどうでも良いことを思いつつ】

そーだよなイタズラだよなぁ
というか関わりたくないしねぇ
【発言をした後に気づく】
【女の口が動いていないことに】

【そして、ブレスレットにジッと目をやり】

これ?
【要は、これが喋っているのか?と聞きたいらしい】
849 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 22:16:33.86 ID:evn8oNGp0
>>845
/すいませんっ
/また今度お願いします!
850 :龍の皇と技術屋────共にコワレタフタリ2011/08/21(日) 22:18:49.74 ID:0j6SG9BRo
>>823

草臥れたビルとビルが取り囲む、薄汚れた路地裏で、紙を拾い上げた者がいた
何処かにある違法が取り巻く一角で、煙草を吹かしながら紙を眺める者がいた

片方は、ただ己の快楽の為だけに剣を振り続けとある国の滅亡の一端となった皇子
片方は、ただ己の興味の為だけに新技術を産みとある国の戦争の一端となったマッド

「………………ハッ!」
『………………ナカナカ』

生臭い匂いの中、首が飛び、鮮血の池を作る屍体の前狂った皇子は笑い声を上げる
酔いの匂いの中、薄く銀に輝くロボットアーム磨く狂った技術屋は関心に染る声を上げる

────その笑顔は、どちらとも獣の様な壮絶なものだった
微笑う、笑う、二人は嗤う。愉しげに、心に宿す狂気のままに

コワレタフタリはかくりとワラウ。

/てなわけでチラシ貰ったよソロール、どっちを入れるかはし知らないにゃんっ
851 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/21(日) 22:19:45.79 ID:2XOoZ5gZ0
>>847

「いやいやいや、どうみても大丈夫じゃないですよ!?」
【どうみても大丈夫には見えないので少年は言う】

「今救急車を呼びますから・・・ って、あれ?」

「携帯が・・・ ない・・・」
【少年は気付く、テロの時に無くしたという事を】

「すみません、今携帯僕持ってないので直に病院行きましょう! 病院は近いですし」
【そういうと、いわいる『お姫様だっこ』をしようとする】


852 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 22:20:00.91 ID:6x4AI0Sh0
>>846
【恐ろしやあああ!!】

「さ、行きましょうね?」

【顔は笑っている。声も笑っている。しかし、怖い。雰囲気が怖い】
【幽霊も怖いけどね】

『神無月さん!落ち着いて!怖がられてますよ!』

「さあ、早く戻りましょう?ね?ね?ねぇ?」

【こわい。コイツが学級委員長とか恐ろしすぎる】
【…いや、普段はお節介焼きな可愛い少女なんだけれどもね】
853 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 22:23:53.74 ID:fUnYfyB/o
>>848
……
「はーい、そうだよ。モテモテのこの僕に嫉妬したー?」
【ブレスレットが調子に乗ってそう言った。モテたことなんかない。それでもそんなことを言ってのけた】

…………
「それにこれとはひどいなー。僕にだって意志はあるんだよ、こんなだけど」
【多少の自虐を交えつつ、相手にそう注意した。だからこそいつも調子に乗るのだが】
854 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 22:24:02.87 ID:UXdiOSQL0
>>852
「うっ…」

【なんとなく足を一歩引く】
【ほんとーに何となくだ】

剣賢『(まともな奴に変態が乗り移ったと思ってたけど)』
平和{(………変だねぇ、怒るとこんなに怖いっていうのも…アニメの中だけだと思ってたよ)}
操作《(これでいいのです、逃げ出すのはハインの為にもなりませんし)》

【脳内ではこんな事になっているが】
【誰一人口に出さない、だってこわ(ry】

「…」

【ちょっと涙目でふるふると首を横に振る】
【ほぼ反射的に、だ】
【だって怖い人に手引っ張られたら怖いでしょう?】
855 :【夜の帳に煌めく跫】2011/08/21(日) 22:26:31.31 ID:jdpKLB+IO
>>823

行きつけの喫茶店の、帰り掛け
浮かない顔の青年から受け取ったチラシは少々、興味を惹くもので。

「給料、高いのかしら。」

そんなことを呟きつつ。少女は帰路につくのだった

/ソロールと言うことで!
856 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 22:27:07.08 ID:evn8oNGp0
>>851

「うん、大丈夫じゃないんですけどぉ……」

【言いにくそうに言葉を濁す】
【しかし病院はマズいのだ】

「ふにゃっ!?」

【いきなり抱きかかえられ声が裏返ってしまう】
【恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら、細い手足をバタバタと振って抵抗する】

「にゃあー! だーかーらー、病院はダメなんですよぉ!」

【これでもいろいろな人間から追われる身、しかも自分は犯罪者】
【そんな所に行ったらどうなるか分かったもんじゃない】
857 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 22:30:53.45 ID:6x4AI0Sh0
>>854
【怖いけど、悪い人ではないのだ!】
【武器たちの会話を耳にしてもきっと怒ることはないだろう】
【そして勿論、少女が嫌いなわけでもない】

【罪を憎んで人を憎まず】デデーン

「大丈夫ですよ。ちょっと罰金とかあるかもしれませんけど…逮捕はされませんから。ね?」

【ちなみにもうほぼ怒っていない。というかさっきも怒ってなかった】
【オイコラの時くらいだ、怒ってたのは。雰囲気が怖かったのは男の魔力のせいである。うん】
【今は優しい笑顔。優しい声でゆっくりと言い聞かせるように、だ】
858 :【生束必糸】@wiki 持ち物:0.5mm×20mワイヤー、毛糸[sage]:2011/08/21(日) 22:32:19.25 ID:47qOpaJqo
>>823
「助ける、助ける、助ける」
859 :【生束必糸】@wiki 持ち物:0.5mm×20mワイヤー、毛糸[sage]:2011/08/21(日) 22:32:40.48 ID:47qOpaJqo
>>858
/途中送信って奴なんだぜ
860 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 22:33:00.44 ID:NASpWTOIO
>>853
【どこらモテモテの話しがでて来たんだ…などと思ったが口には出さず】

羨ましいねぇ
声からして兄さん…になるのかな?

変わったブレスレットだな
【笑顔を作りながらブレスレットを覗き込む】

ところで姐さんの方は喋らないのかい?
【女の顔を覗き込む】
【人によっては不快に思うかもしれない】
861 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 22:35:31.58 ID:UXdiOSQL0
>>857
【罪を持ってるのは人なんだから間接的に人を…いやなんでもない】

「ぁー………」

【冷や汗をかきながらきょろきょろと目玉だけ辺りを見回す】
【センセーに怒られて何も言えずに黙っているような、あんな感覚である】

【そのまま相手が諦めてくれる…とは思えなかったので】
【渋々、物凄くゆっくりと警察へと近づいていく】
862 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/21(日) 22:37:30.49 ID:2XOoZ5gZ0
>>856

「いやいやいや、絶対大丈夫じゃないですって」
【少年は諭すように言う】

「それに、可愛い女性が困っていたら助けるのが常識ですし」
【その発言が相手にどんな思いをさせるか気付いてない辺り、女性に慣れていないのだろう】

「それとも、なにか行けない事情でもあるんですか?」
【冗談めかしたようすで少年は尋ねた】
863 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 22:39:09.10 ID:fUnYfyB/o
>>860
…………
「うん、そうそう。その通りー」
【えへん、と胸を張るように声を出し、いかにも満足げだった】

……
「」
864 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 22:39:36.92 ID:tZcaebgo0
>>835
/まだいますかね?
865 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 22:41:46.67 ID:fUnYfyB/o
>>860
…………
「うん、そうそう。その通りー」
【えへん、と胸を張るように声を出し、いかにも満足げだった】

……
「ん、お姉ちゃんはちょっと疲れてるんだよ。だからあまり喋らないの」
【顔を覗き込まれ、女はにっこりと微笑んで相手の顔を見た】
【どうにも悪い気はしない、といった感じだ】

>>863
途中送信……
866 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 22:42:38.76 ID:oify7Mxao
>>864
//いますよー
867 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 22:43:06.47 ID:6x4AI0Sh0
>>861
【罪が人を闇へと導くであろう。無垢な人は騙される。悪い人も騙される。万人が騙される】
【故に、全ての元凶たる罪のみを憎む。人は騙されただけなのだ。うん】

『言ってしまえば案外あっけないものですよ』

「悪霊さんの言うとおりです」

【まごまごしているから長くなり、気まずくなっていくのだ】
【素早く謝ってしまえばなんてことないのにね】

【ゆっくりでもいいんです】

【失敗は成功のもと。だが逃げてしまえば何もなくなる。ただの失敗となるのだ】
【そして、また同じ間違いをする】
868 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/21(日) 22:47:35.30 ID:tZcaebgo0
>>866

【人が変わったかのように喋るそれに、特に思う所は無い。
 あぁやはりか、なんて思った通りの様子で】

「さぁ、出来るごとなら最後でいたいけどね」

【それでも警戒態勢は変わらない様子】
869 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 22:49:45.03 ID:evn8oNGp0
>>862

「あぅ、可愛い……そんにゃ……」

【照れる、顔から火が出そうだ】
【そんな気障なセリフは言われ慣れてない】
【しかしソレとコレとは話は別である】

「うん、ちょっとね……」

【マズイ、非常にマズイ】
【何か良い言い訳を考えないとこの男にさらわれてしまう】
【羞恥と出血でくらくらする頭で必死に考える】

「も、もう夜も遅いですから、ね!?」

「び、病院の人にも迷惑でしょうし!!」

【頑張って考えた結果出てきたのはよくわからない答えだった】
【どうにかこれで察してくれ! とかなり必死な顔で言う】
870 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 22:49:56.99 ID:UXdiOSQL0
>>867
「あー、あのー………」

【やはりきょろきょろと目玉を動かしながら】
【多分、この中で一番迷惑を被っている警察の一人に声を掛ける】

【が、「えーと」だとか「あのー」だとかいっているだけ】
【呆れた装備達が】

剣賢『かくか』
平和{くしか}
操作《じか》

【全部説明した】
【もちろん少女が頼んだ訳ではない】
【警察が質問し少女がそれに答えようとする物まで全て装備達が答えていく】
【もちろん少女が頼んだ訳ではない】

【数分後、少女はとぼとぼと帰ってきた】
【フツーならここで、親戚やら何やら呼ばれて待つ物だが】
【少女がガチで寮に一人で住んでおり、ガチで親戚がこの街に居ないという事で】
【警察も、子供という事で仕方なく返したらしい】

【かなり怖かったのか、涙目】

【ちなみに少女は何もしていない】
【全て装備達が受け答えした、もちろん頼んだ訳じゃあない】
871 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 22:51:05.55 ID:NASpWTOIO
>>863
【わかりやすいなブレスレット】
【面白いやつ】

なるほどねっ
【なんとなく事情がありそうなのは察したが、あまり深追いをしようとは思わなかった】

あっ ごめん
【再びブレスレットへ目をやる】
【顔を覗き込んだのは良いが、微笑み返されて少々気まずくなったらしい】

872 :【生束必糸】@wiki 持ち物:0.5mm×20mワイヤー、毛糸[sage]:2011/08/21(日) 22:53:27.45 ID:47qOpaJqo
>>823
今夜の公演を終えた一人の少女が、一枚のビラを手にして足を止めた
結局正義の味方なんか、都合良く現れなかった――少女の胸の内に有るのは、そんな残念そうな思い
たまたま手にした一枚のビラも、空虚な気持ちの隙間を埋める切っ掛けにでもなりはしないかと、どこか期待した想いで眺めていた物であった

だが、そこに書かれた一文に、少女は当惑した

「助ける為の行動―――ですか?」

それは機関に勧誘する際に、当時の総帥から聞いた“救済”という言葉に似た響き
皆、考える事は一緒なのだろうか―――そんな感想を抱きながら、少女は空を仰いでみる
天上に散らばる無数の星程ではないかもしれないが、人の命はそれだけの数、この雑多な地上に溢れているのだ
少女は、それらの人々の命を見てはいない
全てが等しく、自身が作り上げる舞台の“小道具”に過ぎないのだ

求めるのは、人の笑顔―――ただ、それだけなのである

「覚えておきましょう、殺人会議所」

ただそれだけを言い残すと、少女はビラをポケットに乱雑に突っ込み、再び歩み始めた
その眼は、何かの決意に燃えている様にも見て取れただろう

助けるだとか、救済だとか―――そんな言葉にはもはや嫌気がする、胡乱な連中は 纏 め て 始 末 し た い も の だ

/こんな感じだけど、入るかもしんない
873 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 22:55:33.61 ID:oify7Mxao
>>868
【もはや少女は動くことも無く、深い眠りに落ちてしまっているようだ】
【沈静の力は凶暴な人格を大人しくさせたが】
【同時に真っ当な人格さえも沈静化させてしまったようだ】
874 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 22:56:10.42 ID:oify7Mxao
>>868
【もはや少女は動くことも無く、深い眠りに落ちてしまっているようだ】
【沈静の力は凶暴な人格を大人しくさせたが】
【同時に真っ当な人格さえも沈静化させてしまったようだ】
875 :【壊虐之鎚】負の感情を破壊エネルギーに[sage]:2011/08/21(日) 22:56:37.79 ID:oify7Mxao
>>868
【もはや少女は動くことも無く、深い眠りに落ちてしまっているようだ】
【沈静の力は凶暴な人格を大人しくさせたが】
【同時に真っ当な人格さえも沈静化させてしまったようだ】
876 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 22:57:45.58 ID:6x4AI0Sh0
>>870
【警察の前で待っていた少女】

【数分後】

「あ」

『泣いてますよ』

「見れば分かります」

【出てきた少女は涙目で】
【生気を吸い取られたようにとぼとぼ歩いている】
【それを心配そうにして近づく少女+男】

「ちゃんと言えました?」

【言えなかったようだが、それを説明するかどうかは相手の自由だ】
【黙秘権はちゃんとある。それに装備達が説明した、と聞いても別に怒ったりはしないだろう】
【というか怖い人、みたいに思われているかもしれないが全くそんなことはない。優しい人である】
【ただし、兄に対してだけは辛辣であるが】

「あ、私はそろそろ帰りますね!それじゃ」

【そう言って手を振り、踵を返して去って行こうとする少女】
【声をかければ留まるだろうが】
877 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 22:59:54.84 ID:fUnYfyB/o
>>871
…………
「いいよ。お姉ちゃん慣れてるから」
【多少奇妙な目で見られるくらいは慣れている】
【女はそれでも笑い、気を悪くしたわけではないと言いたそうだった】

…………
「それはそうと、お兄ちゃんはどうするの、これ。入るつもりは無いんだよね?」
【そして、話をもどした。ビラの勧誘にのるかどうかを改めて聞いた】
878 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/21(日) 23:00:15.30 ID:2XOoZ5gZ0
「OK、解りました 病院に行くのは止めましょう」
【少年は表情から察して言った】

「でも、このまま放置って訳にもいきませんし・・・ 」
【どうすればいいのかを考え込んでいる】

「そうだ! なら、僕の家に来て下さい。 そこで応急処置をしましょう」
【この少年先ほどから、自分の発言が相手にどう思われるかを全く考えていない】

「それでいいですよね? 可愛いお嬢さん」
【言いながら、少年は微笑みかけた】
879 :【心通武工】@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 23:03:30.68 ID:UXdiOSQL0
>>876
「え…」

【もちろん言えていない】
【が】

剣賢『おう、言えたぜ』
平和{まあ当然だけど}
操作《そうですね、私達ですし》

【こいつらがいえた、的な意味では】
【確かに、ちゃんと言えたかもしれない】

「あ、うん、じゃ…」

【もう警察の件でかなり弱ったらしい】
【疲れたように手を振り、相手を見送ると】

「……帰るか」
剣賢『そうだな』

【ため息をついて、相手とは真逆の方向に歩き出した】

/絡みありがとうございました!
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(栃木県)2011/08/21(日) 23:05:38.67 ID:tZcaebgo0
>>875

「眠っちゃったわね…」

【とうの本人はいまだなお警戒中らしいが、他の何かに悩ませているようだ。
 その気持ちを代弁するかのように妹が喋り出す】

『このまま放置しとくわけにもいかないよ』

【全く持ってその通りで、仮にも原因であるから放置するわけにもいかない】

「じゃぁ休憩しましょうか」『うん』

【妹はそそくさと壁に寄りかかり、眠ってしまったようだ。
 用心して例の子と距離はあけているが、果たして目覚めることはあるだろうか】

881 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[sage saga]:2011/08/21(日) 23:07:42.64 ID:2XOoZ5gZ0
>>878>>869あてで

あと、次レス少し遅れます
882 :【神髪繙界】≪Baldness Order≫@wiki [sage saga]:2011/08/21(日) 23:08:37.89 ID:6x4AI0Sh0
>>879
/絡み乙でした!
883 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 23:12:45.62 ID:NASpWTOIO
>>877
ありがとっ
【なんとなく雰囲気が伝わって来たので笑顔で返す】

全然入る気はないよ
ただどんなことしてるんだろーなーっていう好奇心だけはあるけど
【と言ってニッと歯を見せる】

いくら金がなくてもこんな危ない橋は渡らんさ
血を見るのもあんまり好きくないし

兄さんも姐さんも入る気ないんだろ?
【入る様には見えないが、一応確認してみる】
884 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 23:13:03.52 ID:evn8oNGp0
>>878

「あ、うん、はい」

【やれやれ良かった、逮捕エンドだけは免れたぜ、とホッとする】
【それに気を取られて、相手の言葉によく考えもせずに返答】
【数秒の後、その意味に気付き】

「……え?」

【顔がサッと青ざめる】
【僕の家? ぼくのうち?? ボクノウチ???】

「あの、私、貴方に食べられちゃうんでしょうか……」

「ママが言ってました、 『男は女を家に連れ込んでパックリ食べちゃうから気をつけなさい』 って」

【幼い頃の母の言葉を思い出し震える】
【意味はよく分かっていないが食べられるのはやっぱり怖い】
【瞳をウルウルさせ、そう訊いてみる】
885 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 23:17:36.13 ID:evn8oNGp0
>>881
/了解ですっ
886 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 23:22:05.27 ID:fUnYfyB/o
>>883
……
「そうだね、僕たちも入るつもりはないよ」
【入るつもりはない、改めてそう言った】

…………
【その後、ブレスレットも話し疲れたのか、無言になる】
887 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/21(日) 23:29:20.53 ID:2XOoZ5gZ0
>>884

「いやいやいや、貴女が思っているような意味では食べませんよw」
【少年は苦笑しながら答える】

「って、別の意味でも食べるつもりないですよ」
【慌てて付け加える】
【龍造寺少年、今になって自分の発言が与えかねない誤解に気づく】

「まぁ、そんな訳で行きましょうか」
【女性を『お姫様だっこ』をしたまま、自分の家に向けて歩き始める少年】

/ふっかつ! 遅くなりました〜
888 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 23:29:46.62 ID:NASpWTOIO
>>886
そうか…安心したわ
とてもそういう場所がに会いそうもないかな
【冗談めいて言った】


【ブレスレットも元気が無くなってきてることに気付く】

なんだ疲れちったか?
【一応青年なりの気遣いであるが
889 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 23:33:20.44 ID:fUnYfyB/o
>>888
「うん、疲れた」
【相手に短く答える】

…………
「じゃあ、僕らはここいらで」
【そう言って、分かれようとする】
890 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 23:35:03.75 ID:NASpWTOIO
>>888
/すいませんミスです

似合いそうもない

【一応青年なりの気遣いである】

それぞれこんな感じで…
891 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 23:38:20.84 ID:fUnYfyB/o
>>890
了解です
892 :【漆黒満月】@wiki2011/08/21(日) 23:38:47.83 ID:NASpWTOIO
>>889
そかっ

んじゃオレもそろそろ行くわ

気をつけてな
【そう言ってその女性とブレスレットを見送った】

/絡みあり乙でしたー
893 :【全視界】E:鉄の杖、拳銃、ブレスレット[sage]:2011/08/21(日) 23:44:34.04 ID:fUnYfyB/o
>>892
7乙でした!
894 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/21(日) 23:59:34.73 ID:evn8oNGp0
>>887

「……ふーん」

【苦笑する少年をジト目で睨む】
【いまいち信用していないがまあいい、というかそろそろ限界】

「わわっ、ちょ、ちょっと待ってください」

【自分を抱きかかえたまま歩き出そうとする少年を慌てて制止する】

「この体勢は流石に……」

【お姫様抱っこで移動する、と言うのは想像を絶する恥ずかしさなのだ】

「あの、出来ればおんぶでお願いします」

【両手を合わせて頼み込んでみる】



/おかえりなさい
/そしてすいません風呂入ってました
895 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 00:08:21.57 ID:1VFZwFh/0
>>894

「ちょ、僕そんなに信用ないですか?」
【苦笑しながらつぶやく】

「あッ そうですね、流石にこの体勢はマズいですよね! つい・・・」
【そういい、一旦女性を降ろし背負う】
【何が『つい』だ。】

「さて、行きますか」
【少年は威勢よく言う】
【少年の家はここから近い】

(流石にアカデミーの寮に連れて行く訳にもいかないし、僕が『もしも』の為に借りてるマンションに連れていくか・・・)
【少年は心の中でつぶやくと再び歩き始める】

/おかえりなさいです

896 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 00:19:51.93 ID:aTw4g9dq0
>>895

「はーいっ、……ってあーー!!」

【返事をしかけて少年の耳元で叫ぶ】
【何か忘れていることに気付いたようだ】

「それ! そこのヤツ、拾ってください!」

【そう言いながら少年の背後を指差す】
【その先には一冊のスケッチブックが落ちていた】

「それです!」

【幼い頃からずっと使っている大事な物なのである】
【中を開けば色んな動物や様々な風景、訳の分からない記号等が沢山描き込まれているだろう】
897 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 00:25:28.68 ID:Mun2D2sIO
【廃墟群=z
【盛者必衰を体現したかの様に、辺りは静まり返っていた。窓カラスは割れ、昼でも暗い陰気な雰囲気が立ち込めている。】

「ううむおかしい……」

「あそこを左じゃなくて右だったのか…」

【一人の女は、そんな場所に来て呆然と呟いた。大通りの隅の方で辺りを見回す。】
【ギリギリ成人していると思しき一人の若い女性である。】
【左右で視力が違うらしく、右目に視力矯正用のレンズを掛けている。】
【長い藍色の髪は後ろで束ねていた。肩からかけるように袖を通さず羽織った薄手のワインレッドのコートは、】
【上品に仕立てられており、それが風に揺れる。】

【足を動かすたんびに硬い音が響くのは、彼女が鉄下駄を履いているからであり、重厚な音が響いていた。】
【また、季節的に暑いのだが、女は不思議と涼しげで、汗一つかいていない。】

「…で……どこなんだここは…」

【迷子である(;^ω^)】



/なんでも対応
898 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 00:31:21.65 ID:1VFZwFh/0
「ん? どうかしましたか??」
【少年は言う】

「えーっと・・・ あっ、これか!」
【発見して拾う】

「へぇ、スケッチブックか〜 絵を描いてるんですか? 良かったら後で見せてください」
【少年はそう言いながら再び家に向かう】
899 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 00:38:20.88 ID:1VFZwFh/0
おうふ、また安価忘れ

>>898は896あてです
900 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 00:44:25.61 ID:aTw4g9dq0
>>898

「ふぁい、描いてますよぉ」

【欠伸を噛み殺しながら眠たそうな声で呟く】
【疲労が重なって、少年の背中に揺られているうちにだんだんと瞼が重くなってくる】

「く〜」

【そして寝た、あっという間の出来事である】
【まさに見た目通りの子供っぽさと言うべきであろう】
【実際にはこの少女の方が少年より年上なのだが傍から見ると妹をおんぶしているお兄ちゃん、にしか見えない】

「……むにゃ、パパ、ママ、ごめんなさい……」

【夢の中では幼い日のように父の背中に揺られていた】
【自分が殺した両親の幻に小さな声で謝る】
【果たしてその声は少年の耳に届いただろうか】
901 :【図面銃製】龍造寺 優 @wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 00:52:43.63 ID:1VFZwFh/0
>>900

「あっ 寝ちゃった・・・」

(にしても軽いな〜 軍人にしては非力な僕でも楽に持てるよ)

(パパ、ママごめんなさいって、イタズラをした夢でも見てるのかな・・・?)
【そんな事を思いつつ5分ほど歩くと少年の借りたマンションに到着した】

(あっ、両手が塞がってる… 鍵どうしようかな?)
【少年は少女を一旦下して鍵をあける事にした】

902 :【生言葉悲】[saga sage]:2011/08/22(月) 00:56:41.38 ID:1VFZwFh/0
>>897
【廃墟群の中にある広場、そこに恐らく中学生と思われる姿の少年がたたずんでいた】
【ブレイクダンスの練習をしていたのだ】
【その少年はセミロングの髪型にキャップを被り、両耳にピアスというお世辞にもガラが良いとは言い難い姿である】
【唯一、目つきがあまり鋭くなく明るい顔付きなのが救いだろう】


(ん? なんだ?? 明らかに困ってるよな、あの娘)

「オイ、そこの彼女〜 どうした? 大丈夫か〜」
【どう見ても年上なのに敬意とか無し!】
【とても生意気な少年である】





903 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 00:58:10.68 ID:ppkltP/40
>>897

君が廃墟群を彷徨っていると、目の前に一人の少女が見えてくる。
その少女は目立つ程に薄汚れた格好をしており、まるで何処からか逃げ出してきたようだ。
少女はまだ幼く見え、まだ高校すら行ってないような年にすら見える。
少女も何かを探しているらしく、きょろきょろと周囲を見渡していた。

「見つからないなぁ・・・」

少女の探し物は見つからないらしく、周囲を見渡すたびに長い髪が大きく揺れた。
君に気がついた様子はない。

904 :【生言葉悲】[saga sage]:2011/08/22(月) 00:59:05.33 ID:1VFZwFh/0
>>903さん

被ったようなので、譲ります!

文章が巧いようなので・・・
905 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 01:04:36.19 ID:aTw4g9dq0
>>901

「……ふゅ?」

【床に降ろされた振動で目を覚ます】
【ボーっ、とした目で辺りを見渡し】

「ここどこぉ?」

【と呟く、寝ぼけている所為か自分の状況を思い出せないらしい】
【少しの間そのままでいたが】

「……くぅ」

【再び眠りについた】
【意外に傷の影響が大きかった所為だろう】
【そしていつの間にかその右手には一本の筆が握られていた】
【ちなみにこれはインクが切れることがなく壊れることもない、いわゆる魔法の筆である】
906 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 01:05:32.76 ID:Mun2D2sIO
>>903

…ん…?

……こんな遅くに…

【おそらく、中学生か高校生か。自分よりも年の若い一人の少女が目に入った。】
【おそらくは、まだ自分には気づいておらず、向こうも向こうで取り込み中のようだ。】

……何か、探してるのか…?

【相手の背後から、そう声をかける。草木も眠る時間に進みつつある深夜。】
【人がほとんどいないこの場所で会えたのも何かの縁と思い、女は足を進めるのだった。】
907 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 01:10:25.19 ID:Mun2D2sIO
>>904>>902
/了解です
/また今度お願いします
908 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 01:13:53.01 ID:ppkltP/40
>>904
/申し訳ない

>>906

「ひゃうっ!」

いきなり背後から声をかけられ、年相応なすっとんこきょんなこれが漏れてしまう。
体の反応もビクッと体が反応し、予期しない出来事に驚いていた。
警戒はしていた、だが突如な人物に驚いたのはまだ浅いのかそれとも殺気が籠っていなかったからなのか。

「……」

あられもない声を出したが、行動は早かった。
すぐさま警戒態勢に移り、能力を撃ち出す為の銃口を用意した。
右手で銃の形をしたものを女に向けて、鋭い目で女を見ている。
909 :【生言葉悲】[saga sage]:2011/08/22(月) 01:15:26.17 ID:1VFZwFh/0
>>905

「あっ、起きました? 今着きましたからね〜」
【少年は言う、もはや年下扱いに近い】

【言いつつ、少年はカードキーで部屋のカギを開ける】

(あっ、また寝ちゃったか・・・)
【そう呟くと玄関に荷物を置いた】
【そして『お姫様だっこ』で少女を抱えリビングに運ぶ】
【ちなみに、少年の借りたマンションは2LDK】
【部屋は男の一人暮らしにしては片付いていて、インテリアは趣味が良い】

【そうして、少年は救護箱を探そうとする】
910 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 01:16:05.00 ID:1VFZwFh/0
ミ〜ス
911 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 01:17:00.95 ID:1VFZwFh/0
>>905

「あっ、起きました? 今着きましたからね〜」
【少年は言う、もはや年下扱いに近い】

【言いつつ、少年はカードキーで部屋のカギを開ける】

(あっ、また寝ちゃったか・・・)
【そう呟くと玄関に荷物を置いた】
【そして『お姫様だっこ』で少女を抱えリビングに運ぶ】
【ちなみに、少年の借りたマンションは2LDK】
【部屋は男の一人暮らしにしては片付いていて、インテリアは趣味が良い】

【そうして、少年は救護箱を探そうとする】

/ミスしました・・・ もう、色々とサーセン
912 :【甓に紅蓮を熾す妓】 エネルギーを運動、位置、熱エネルギーに変換 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 01:17:31.20 ID:+5xfMwS+0
【少女は、灯が付いているもののまだ暗い路地裏で一人座っていた。】
【薄汚れたトレーナーとブカブカな灰色のズボン。 そしてボロボロになった、漆黒のローブ。】

【少女が座って俯いていると、いかにも「不良」といわんばかりの連中5、6人が、彼女を見つけた。】

「お? お嬢ちゃんどうしたの〜? 」
「家出〜? 良かったら〜、俺たちとあそばな〜い?」

【いかにも不良だ。 そして連れて行かれるとどうなるか。】
【「知っている」少女はゆっくりと右腕を一人の不良のほうに突き出し】

「お、なにすんの〜?」

【その真紅の瞳は全くと言って良いほど相手のほうを見ずに】

―――――――――――――――――…燃えろ。

【小さく、ボソッと。】
【その瞬間、相手の服には小さな火が付いていて、それは瞬く間に大きくなり。】

「あああああああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

【人間火柱と化した不良はそんな叫び声をあげ、残りの不良は逃げ出した。】
【――――数分後。 黒炭の前に依然座ったままの少女は、焼け落ちる前に偶然不良のポケットから落ちた財布を取り。】
【少しだけ微笑んだ。】

【叫び声、不良が逃げてきたこと。 それから、路地裏で何かあった事が大通りからでも分かるだろう。】

/殺し合い以外でよろしくです!
913 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 01:21:32.96 ID:Mun2D2sIO
>>908

っとと…

【相手が驚いた声に驚く女。夜の澄んだ空気は、いつも異常に音の振動を辺りに大きく、そして強く伝えていた。】
【思わず数歩下がるが、その後気持ちを切り替える。】

……そんなに警戒しなくても…なんにもせん。

【とはいえ、物騒な物を向けられているのには変わりない。】
【女は言葉通り、相手に危害を加えるのは皆無であったが、一応です「氣」を「練る」。】
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/08/22(月) 01:22:43.72 ID:sW/2fEbIO
>>912
/早々に凍結になるかも知れませんが、大丈夫でしょうか?
915 :【甓に紅蓮を熾す妓】 エネルギーを運動、位置、熱エネルギーに変換 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 01:26:30.14 ID:+5xfMwS+0
>>914
どぞどぞ
916 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 01:28:20.80 ID:aTw4g9dq0
>>911

【リビングに運ばれても少女は目を覚まさない】

「く〜」

【夢の中で少女は今までで最高に美しい絵を描いていた】
【スラスラと流れるように筆が進む】

「んふふ〜」

【現実でもそれに伴い眠ったまま右手が動く】
【魔法の筆も持ち主の意志に従って先端から黒いインクを湧き出させる】

「えへへ〜」

【べちゃ、とインクがリビングの床を汚していく】
【それでも気付かず、少女はずりずりと筆を動かし続けるだろう】
【ソレを見た少年が彼女を起こすまで】



/いえいえ
917 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 01:31:32.95 ID:ppkltP/40
>>913

【少女はできることならば殺しはしたくない。もし殺してしまえば真正面から妹と向き合えなくなる気がするから。
 先日のように、向こうから喧嘩を吹っ掛けられたのであれば。応戦し、その状況によっては殺してしまうだろう。
 何より妹が大事だ、私が死ねば酷く悲しむだろう。だから死にたくはない】
そんな葛藤を胸に銃口を降ろした。
ただ銃の形は崩さずに、その気になればいつでも反応できるような体勢だ。

「本当に…私達に危害を加えませんか?」

少女はその外見に似合わぬ気迫を持って、訪ねてきた。
その体には先日の戦闘の後があり、何があったかは予測できるかもしれない。
918 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 01:35:55.92 ID:1VFZwFh/0
>>916

「あった、あった・・・ これが包帯で、これが秘伝の塗り薬か・・・」
【発見した少年はリビングに戻る】

「って、ちょッ 床に書いてるし!」
【そういうと、少女の手から筆を勢いよく取り上げた】

「あちゃー、これ落ちるのかな・・・? 油性ならまだ落ちるけど、特殊な塗料とかだと最悪だな・・・」
【少年は落ち込んで呟く】
【ここは賃貸マンションなのだ】

919 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 01:39:17.48 ID:Mun2D2sIO
>>917

……

【こちらを睨んでいた銃口がすっと下がるのを見て、女もまた「氣」を散らした。】
【取り敢えず、いきなりぶち抜かれるようなことはないだろう。…多分。そして、つくのは一つのため息。】

…私の目を見てみろ…

……いきなり君に嫌なことをしそうな人間の目に見えるか…?

【相手の外見に似つかわしくない雰囲気と、気迫に少し驚きながら、】
【女は相手の前でしゃがみ、少女の瞳を正面から覗き込む。】
【複雑で、深い緑色の彼女の瞳は様々な感情を含んでいるが、ただ、「静か」だった。】

…酷い傷だな…誰にやられた?
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2011/08/22(月) 01:43:25.32 ID:sW/2fEbIO
>>912

「なあ知ってるか、餓鬼。この国だと人を燃やすと、犯罪になるんだぜ?」

駆け逃げる不良と入れ違いでやってきたのは、またも不良であった
夏場だというのに長袖の、紅いパーカーを身につけ、下にはジーンズを着用
短めの髪はこれも赤く、如何にも荒れた印象を、周囲に与えていた
唯黒い瞳は今、真っ直ぐに少女を見つめている。

「まだ子供だからって、見逃して貰えると思ってんのか?」

無作為に選ばれた青年の言葉は、どれも挑発的で
少女を追い詰めようとしているようでもあった

一歩、また一歩
少女から数歩の位置で、立ち止まる

よく見れば腰に、鉄の鞘に収まった刀があるのが視認出来るかもしれない

/それでは、よろしくです。
921 :【小鳩丸】2011/08/22(月) 01:44:11.00 ID:sW/2fEbIO
>>920
/名前はこちらー…
922 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 01:47:48.67 ID:ppkltP/40
>>919

だまってその目を見ていた。
目を見て、何がわかる。という人間ではない、ただ何となく理解はできる。
じっとその目を暫く見ていた。

静かな目であった、少なくとも恐ろしさは感じない。
普通と言っていい物かは謎であるが、それでも静かだと思った。
少なくとも先日のような人外のような美しさは感じない、だから少しだけ信用した。

「この傷は…自分でつけたのよ」

先日の能力者は催眠系の能力者であった、何とかやってしまっても操られたような気分は抜けきらず、
強力な気付け薬として自分自身を傷つけたのであった。

そこでようやく、銃の形を解いたのだ。
923 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 01:49:25.73 ID:aTw4g9dq0
>>918

「はわっ!?」

【いきなり手から筆が消えた、何事!? と目を覚ます】
【急に覚醒したその瞳に飛び込むのは、何やら落ち込んでいる少年と床に描かれた50pほどの黒く太い線】

「あのぉ、もしかして、私、またやっちゃいました?」

【そう、実はこれが初めてではない】
【前に路地裏で寝た時などは、目が覚めると壁や地面に謎の紋様がびっしりと描かれていたこともある】
【ちなみにこのインクは特殊な液体で出来ているため、そうそう消えることは無い】
【ある方法をとれば別だが】

「ごめんなさいっ!」

【正座して両手をつき頭を下げる】
【いわゆる一つの土下座である】
924 :【甓に紅蓮を熾す妓】 エネルギーを運動、位置、熱エネルギーに変換 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 01:53:41.15 ID:+5xfMwS+0
>>920

【少女はその青年が来るまで、ずっと静かに座っていた。】
【そして青年が来る。】

――「なあ知ってるか、餓鬼。この国だと人を燃やすと、犯罪になるんだぜ?」――

―――――知ってる。

【青年の言葉に、素直に答える少女。】
【その声は、青年にギリギリ届くぐらいの、か細い声。】
【青年がこちらを見つめるのに対し、少女はそちらを向かない。】

――「まだ子供だからって、見逃して貰えると思ってんのか?」――

―――――正当防衛。
―――――むざむざ、行けって言うの。
―――犯され(ヤられ)に。

【細々と言葉を紡ぐ少女。 連れて行かれる先を知っている少女は、そう言った】
【全てを見ていないお前に何が分かる――そう思う。――青年の言葉に対する、少女の対抗だった。】
925 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 01:55:42.31 ID:1VFZwFh/0
>>923
「おっ、目覚めた? 大丈夫、この線は気にする事無いよ」
【少年は少女に優しく微笑みかける】
【『いっそ塗り直しちゃえばバレないよね?』などと考えているからだ】

「まぁ、とりあえずそこに寝て。 薬塗って包帯巻くからさ」
【いつのまにか敬語じゃなくなっている】
【ついに、敬意を忘れ去ったのだ】
926 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 01:55:54.80 ID:Mun2D2sIO
>>922

【相手が銃の形を完全に解いたのをみて、女はまたため息を着く。それは先ほどの物とは違い、】
【安堵の意を含んでいると悟ることができるのはあまりにも容易い。凶器を向けられていてはあまりいい気持ちはしないのだ。】

…自分で…?

【以外そうな表情の女は、もう一度その傷を見つめた。まだ真新しい傷が複数ある辺り、結構激しい交戦があったのだろう。】
【少女を見る限り、自分で自分を能動的に傷つけるような精神の持ち主とは判断し難い。つまり、】

…操られたのかな…あるいは命令されたか…

ま、いい。で、何を探してたのかな…?

【自分の見解をぽつぽつと話してから、また質問する。】
927 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 02:03:41.54 ID:ppkltP/40
>>926

「そうね、飲めそうな水と三人分の食料かしら」

隠し事でもないので、正直に話す。
三人分とは言っているが、他二人の様子は見えず何処か遠くない場所にいるのだろう。
それでも武器は解除したが、いまだに警戒している様子である。
928 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 02:06:51.79 ID:aTw4g9dq0
>>925

「一応、消す方法はあるんですけどぉ……」

【普段なら何も考えずにそれを実行するだろうが、今はお世話になっている身】
【勝手なことをする訳にも行かないので、仕方なく言葉を濁す】

「あの、消しても怒らないですかぁ?」

【相手の言葉通り寝そべりながらながら訊いてみる】
【相手が敬語でなくなっても気にしていない、自分のこの口調は単なる癖だからだ】
【少年が許してくれるならすぐにでも “ソレ” をするだろう】
【十中八九相手は怒るだろうが】
929 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 02:07:16.33 ID:Mun2D2sIO
>>927

…ふむ…水と飲み物か。

三人分ね…友達か家族かなんかかな…?

【辺りを見回すが、女が立っている位置から特に人影は見えない。】
【おそらくは物陰の角か、建物の中にいるのだろう。】

ふむ…それはそうと、街の方向を知らないか?
930 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 02:11:47.26 ID:1VFZwFh/0
「えっと、言い方的に行くとなんかヤバそうな感じがするけど・・・」
【少年は不安そうに言う】

「まぁ、解った。 お願いするよ」
「その後に包帯と塗り薬はぬろう」
【不安だったが、少年は腹をくくった】
【もはや、少年は兄にでもなったような気分だ】
【少年は一人っ子なので、妹や姉がいる人を羨ましく思っていたのだ】
931 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 02:13:13.97 ID:ppkltP/40
>>929

「一人はね、もう一人は…他人ね」

何か引っかかる物言いであるが、深く突っ込まない方がよさそうだ。
追求されてもロクに喋ることなんてないのだ。

「街ね…私達もその方向を探しているのよ」

どうやら彼女も迷子のようで、困っているようであった。
932 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 02:19:56.66 ID:Mun2D2sIO
>>931

…他人…?

【相手の含んだような物言いが気になったが、】
【しかし、それ以上追求するようなことはしない。少女の雰囲気がそれをさせなかった。】

…なんだ。君も迷子か……

…ちょっと…待ってなさいよ…

【それから、女はコートのポケットと、腰に付けた小さなポーチを弄った。】
【そして、取り出したのはちょうど三つの封を切っていない新品のカロリー◯イト。】

…こんなもんでいいなら持っていっていいが…どうだい?

【と、渡そうとする。】
933 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 02:23:34.53 ID:aTw4g9dq0
>>930

「はい。すぐ済みますよぉ」

【言うが早いか左手の指をパチンと鳴らす、それだけ】
【すると床に描かれた線がボン! と破裂音を立てて爆発した、威力は爆竹程度だが】

「消えましたぁ!」

【にっこりと笑ってその部分を指差す、確かに黒い線は消えていたが、代わりに床が黒く焦げていた】
【お世辞にも解決したとは言えない、むしろ悪化した絶対に】

「ど、どうですかぁ?」

【本人的にはこれしか思いつかなかったようで不安そうに少年の顔を窺う】
【やはり怒られるのだろうか、と少しビクビクしている】
934 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 02:30:37.76 ID:ppkltP/40
>>932

追求させないように、敵視している少女。
事実家族のように大事に扱う妹はともかく、もう一人の他人については特に語れることもないのだ。
本当に赤の他人であって、明日にでもなれば別れてしまうだろう。
君に対し、気を許さない少女の様子が劇的に変化したのはその時であった。

「い、いや。嫌!」

その声は酷く怯えた悲鳴のような声で、先程の様子なんて微塵も感じさせない只の子共のような姿であった。
封を切っていない携帯食料を、思わず突き飛ばすように勢いよく叩き落した。
彼女の様子は何かを思い出したようにガクガクと震え、その場で尻もちをついてしまった。
立ち上がろうともせず、只必死に震えを止めようと両腕で自身の体を抱きしめている。
それでも震えは止まらなかった。
935 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 02:31:56.54 ID:1VFZwFh/0
「あちゃー・・・ まあいいや、うん大丈夫・・・」
【無理してなんとか笑顔を作る】
【内心は泣きそうである】

「よし! じゃぁ薬塗ろうか」
【少年、実はもう心が折れそうである】
【だが、なんとか気持ちを奮い立たせて言う】

「薬を塗るから、上半身の服を脱いでね〜」

【少年、さらっとトンデモナイ事を言っている】
【これを真顔で普通に言うんだから、救いようがない】
936 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 02:45:06.13 ID:aTw4g9dq0
>>935

「良かったぁ……」

【相手が起こってないと分かり一安心、それにしても指を鳴らすだけで心を折るとは末恐ろしい少女である】

「はい、塗りましょう!」

【元気よく返事をする、そこまでは良かったのだが】

「 え ? 」

【あれ、おかしいな】
【聞こえてはいけない言葉が聞こえたような】

「あ、あのぉ。やっぱり私、美味しく頂かれちゃうんでしょうか……」

【プルプルと震えながら恐る恐る尋ねる】
【もしやこれが最近噂の 『ろりこん』 と言うヤツなのだろうか】
【なんとなく身の危険を感じて後ずさりしようとする】
937 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 02:45:40.87 ID:Mun2D2sIO
>>934

…あららら…?

【ぱん、と携帯食料がはたき落とされ、それが辺りに散らばる。まだ封を切ってないために、中身がぶちまけられることは無かった。】
【女は困惑の色を露わにする。自分のしたことが結果的に相手を怖がらせて?いるのだ。】

…仕方ない…

【女はふるふると首を降った。落ちた携帯食料を集め、】
【微かに凹んだり曲がったりしたところを整える。】

…これからいうのは独り言だ。聞いても聞かなくてもいい。
まずこの食べ物。賞味期限は二年後、そして見ての通り開けてもない。昨日買った新品だ。
…君が何を心配しているのな知らないが、少なくとも害が及ぶようなのじゃないぞ。

…それからこれ。中に多少の金銭が入ってる。私の今の持ち金で…まああまり多くないが無いよりいいだろう。

…そして、街の明確な場所は分からないが、おそらくはここから東…つまり今君の右手側にあると思われる。
理由は「氣」がたくさん感じられる…といっても分からんかな…ま、私が持つセンサーみたいなのが反応したんだ。

【女は震える相手の目の前に携帯食料を重ねて置き、そしてその隣に小さな小銭入れを置いた。】
【中を開けてみると分かるが、高額紙幣数枚と小銭が入っている。】

…それじゃあ。…私はこいつらを「この場所に」「忘れて」行く。

…不注意だ。別に君を助けようと思ったわけでも、情けをかけようと思ったわけでもない。私が自分で考えてやった行動の「結果」だ。

…つまり、使うも使わないも君の自由。好きにしたまえ。

【そう言葉話紡いでから、女は踵を返した。】
【相手を慰めたり、動揺を打ち消させようとしなかったのは意図的な物。】
【なんに怯えたかは分からないが、しかし、その原因が自分にあることはわかっていたのだ。】
【元凶から慰められても、落ち着けるはずは無いだろう、とこう考えた。】

【それから、遠ざかる下駄の音…このまま何も無かったら、やがて彼女は深夜の闇の中に消えるだろう。】
938 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 02:48:29.41 ID:hNQrc9jCo
【夜、客が殆どいない静かなバー、カウンター席】

【そのバーのカウンター席に女性が一人いた。ここは最近見つけた中々良い店であり、喧嘩っ早い自分はこういう所の方が落ち付いて飲みやすい】
【前回ここに訪れた時はあんまりにも気分が良くて危うく一人酒なのに酔い潰れると言う事態に陥りかけたが、今日は違う雰囲気であった】
【バーの店主は仕事と割り切っているのもあり、お客さんへの気遣いもあって女性に話しかけたりはせず淡々と仕事を進めている】
【対して、女性はフードを深く被り、フードによって生まれた影によって瞳の色を消しながら顎をカウンターに乗せて憂鬱そうな表情をしていた】
【女性の右袖はぶらんぶらんと肘の辺りから僅かに揺れている。まるで指の先がそこまでしかないかのようであったが、そうでもない様子。つまりはそこから先が無いのだ】
【加えて、女性の左腕は肘の辺りを特に重点的にギブスが装着されており、首から黒い布で固定するようにぶら下げられているのだった】

「ぁー……マジ人生やってらんねぇー……」

【傍らにはショットグラスに入ったウィスキーが一つ。店のほのかな照明の光が氷とガラスを通過して幾多にも拡散し輝きを纏って踊り狂う】
【時折、左目を隠している眼帯の下で何かが動いた様な気がするがまぁ、それはきっと気のせいである。色の無い右の瞳はやや虚ろであった】
【つまるところここの最近あんまりいい思い出が無く絶賛ブルーな気持ちタイムなのだった。人間にしろ何にしろ、こうなると中々立ち直れないものである】
【こう色々嫌な事が多いと3年も旅を続けてきた自信が薄れてしまうもので、故郷を懐かしむようにホームシックも少しばかりそこにあったのだった】

【嗚呼、こうやってホームシックに浸ると言うのも旅の醍醐味である】


/誰でもうぇるかむー!殺し合いから雑談までっ
939 :【図面銃製】龍造寺 優@wiki[saga sage]:2011/08/22(月) 02:53:56.89 ID:1VFZwFh/0
>>936

「ちょッ いや、なにおびえてるの??」
【少年、相手に与えた誤解に気づいていない】

「美味しく頂くってなにをって・・・  いやいやいやいやいや、そんなんじゃないよ? けが人に対してせまっていくような変態じゃないよ!?」
【気づいてしまった、どう思われたのかを・・・】
【そして、慌てて否定する】

「ただ薬塗ろうと・・・ね?」
【少年、心臓バクバクである】


/凍結お願いできますか・・・?
940 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 02:54:37.53 ID:ppkltP/40
>>937

その豹変は少女の許せぬ傷を踏んだからなのであろう。
一言で言えば、少女は他人が信用できなかった。
どんなに親切でも、その背後に裏があるように思えて仕方ないのだ。
そのお陰で夜も眠れない特殊な環境にいたのだ。

だからだまって、そのひとり言を聞いていた。
震えが収まらず、ガチガチと歯を鳴らす今では黙って聞くことしかできなかった。
それでも脅えて震える手で銃の手を作り上げ、警戒はしようとする。
その手はブレて脅威に値しないも、必死で目じりからは涙が零れた。
だから、視界から消えるその時まで必死にその体勢を維持していた。
941 :【白鳳撃突】[sage]:2011/08/22(月) 03:01:08.16 ID:Mun2D2sIO
>>940

……

(…人を信用できず…精神が病んでるのか…?)

(……あいつをここまで陥れたのは「何だ」…?)

【かちかちと歯を打ち鳴らす音。背中に突き刺さる尖った警戒心と、震え。】
【少女はきっと泣いている。女は足を止めず、彼女の方も見ていないが、しかし、それを知るのはあまりにも容易かった。】


…君とは…

またどこかで会う気がするな。


【角を曲がる瞬間に、一度だけ相手と目を合わせて、女は言葉を紡いだ。】
【やがて、鉄下駄の音が完全にたち消え、辺りに再び静寂が訪れる。】


/お疲れさまでしたー!
楽しかったですっ!ありがとうございました!!
942 :【抑揚双宮】 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 03:12:59.21 ID:ppkltP/40
>>941
/お疲れ様でした
943 :【描映爆筆】@wiki[saga]:2011/08/22(月) 03:13:26.92 ID:aTw4g9dq0
>>939

「わ、私が怪我してるから簡単に食べれそうだって思ってたんですかぁ!? ひどい……信じてたのにぃ」

【大ショックである、親切で優しい人だと思っていたのに】
【こんな変態さんだとは思わなかった】

「どうせ薬を塗るふりをして 『おおっとぉ、手が滑ったぁ〜』 とかするつもりなんでしょぉ!? もう騙されないですよぉ!」

【そう叫び必死に逃げ出そうとする】
【ココは危険だ、親切な人のお家なんかではなく野獣の棲み処だったのだ】
【しかし肝心の身体が動かない、どうやら血を流し過ぎたようだ】

「に、逃げないと。野獣に食べられちゃいますぅ……」

【ありったけの力を振り絞り立ち上がろうとするが、次の瞬間膝が抜けてべしゃっと前につんのめる】

「いたたた……」

【顔面を床にぶつけてしまい苦悶の表情で転げまわる】
【勘違いって恐ろしい】



/了解です
/自分は今日の昼過ぎ以降はいつでもいけると思います
/飯落ち、風呂落ちはありますが
/それではこの辺で一旦乙です!
944 :【小鳩丸】2011/08/22(月) 08:38:19.78 ID:sW/2fEbIO
>>924

少女の声は、至極か細いもので
それは耳を澄まさなければ、聞き取れないほどであった
然し

「あぁ…それもそうだな…ったく」

抵抗の意志は確かで、落ち着いていたこれが狼狽えでもするならば、
からかい甲斐もあったのだがーー…つまらなそうに、髪をがしがしと

「でもよーー…こんなところに座ってたらよ、あいつらもどんどんよってくんだろ」
「不良ホイホイじゃねえんだからよ、もうちょいまともな処に行ったらどうだよ」

薄暗い路地裏になど居れば、"そういった"集団が集まるのも必然
だとすれば正当防衛といいながら、大量虐[ピーーー]ることに、なるのではーー…
それが青年の、言い分であった

それに口に出してはいないが、いつかは角格上の能力者にやられる可能性もある
婉曲させてはいるが、心配している事も、確かなのだった
黒の瞳は、困惑を浮かべていた
それが直ぐに収まるとは、余り思えないーー…

/速攻で寝落ち…すいませんすいません
/あれでしたら無かった事にして頂いても…申し訳なかったです
945 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 11:31:26.66 ID:021+wdogo

ぎゅるるう……

「グルルルルルゥ……」

【相変わらずぼろ布を纏った少女】
【今日は珍しくゴミ漁り、もとい狩りをしていない】
【山の近くにて、狼の群れ、その一番強そうな――群れの長もしくはボスというやつだろう】

ぎゃおー!!

「ガァアアアアア!!」

【取っ組み合いが始まった】
【周りの狼達は輪を囲むように見ている】

ぎゃう!

「キャインッ……」

【右腕を黒い獣に変化させる】
【その迫力に負け、狼達は去っていったようだ】

ぎゃお、つくねの縄張りを荒らすと食べちゃいますよう!

【去りゆく狼達に向けてそう叫ぶ】
【所謂縄張り争いをしていたようだった】

/絡み待ちっ
946 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 13:43:16.96 ID:ClEfA8AX0
>>945
まだいたり…
947 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 13:49:53.29 ID:021+wdogo
>>946
/しますよー
948 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 13:54:24.32 ID:ClEfA8AX0
>>945
「…君? こんなとこで何をしているんだい?」
【そんな中、逃げていく狼を避けつつ、一人の青年が近づいてくる】
【見た目はさながら大学生、アウトドアよりインドアの方が似合いそうな男は何故か山にいた】
【実を言うと青年は新しい練習場を探しに街の外でブラブラとしていて、彼女がいる場所に着いてしまったのだ】

(…厄介ごとにならないことを、祈ります)
【少女の姿に動じず、知的な笑みを浮かべながら青年は切に願った】

/それではお願いします。
949 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 14:02:07.31 ID:021+wdogo
>>948

ぎゃおー?縄張りを荒らされそうだったんですけどねえ、追い払ったんですよう!

【ふふん、と偉そうに】
【野生児染みた雰囲気を纏わせるボロ布がはためく】

おまえも荒らしに来たのでしたら食べちゃいますよう?

【身構え、突進する準備】
【何か不審な動作をスレば即座に右腕を変化させ、噛み付くだろう】
950 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 14:08:13.74 ID:78o8zkR2o
>>938
/これで絡み待ちですー
951 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 14:09:00.29 ID:ClEfA8AX0
>>949
「なるほど、理にかなっているね」(しかし…目のやり場に困るぞ)
【などと呑気な事を言いつつ、青年の内心はあせっていた】
【そして次の標的になりそうになったので】

「いやいや、自分は荒らせる程強くないよ、それよりもさっきの腕…能力者かい?」
【誤解を解こうとしつつ、話題を変えようとする】
952 :【甓に紅蓮を熾す妓】 エネルギーを運動、位置、熱エネルギーに変換 @wiki[sagesaga]:2011/08/22(月) 14:11:20.71 ID:+5xfMwS+0
>>944

―――何処に? 何処に行けっていうの。
―――まともな所って何処。 教えて。

【そこで、漸く少女は顔を上げた。】
【少女の顔と、右目に当てられた黒い眼帯が見えるだろう。】

―――それに、元はあいつらが悪い。
―――こんな身なりで、声を掛けて来る方がおかしい。

【黒焦げになった、近くに横たわる「元」人間をちらりと見て、また視線を青年に戻す。】


―――別に、こんなとこが好きで住んでる訳じゃない。
―――此処が、生きるのにちょうど良いから。 それだけ。


【少女の言葉から、一時的に座ってるわけではなく、此処に「住んでいる」ことが分かるだろう。】
【心配されているのは分かる。 だがそれは、所詮上から見た判断なのだと。 そう少女は思っている。】
【青年の黒い瞳を、少女の紅い瞳が見た。】
【コンクリートの壁を何気なく2回叩く。 少女のエネルギーの充填方法だ。】
【別に、青年に危害を加えようとしているわけではないのだが。】

/とりあえず返しておきます…。
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)[sage]:2011/08/22(月) 14:12:48.56 ID:Tca/1fIoo

【天一面に広がるは海の様に純粋な蒼、キラキラと浮かぶ太陽が美しい昼の事です】
【人々の雑談の音が入り混じり燦燦と陽光が満ち溢れる明るい大通りから外れた】
【胸を突く様な匂いが漂い紅い色に染まった道をチュウチュウと鼠が走る狭い裏通り】

【人が二人も入れるかどうかわからない程狭くクジラの口の様に、薄暗い道の奥の奥】

【黒に近い青色のシルクハットとタクシードを着た小柄な少女がペタリと座り込んでいました】
【薄紅色の口元からの小さな声は湿っていて少女は右目を両手で抑えながら】
【深く帽子を被っていて隠された瞳からは水滴が流れ、その様子はとても苦しそうでした】

/途中落ちる可能性もありますがそれでもよければ
954 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 14:14:25.38 ID:Tca/1fIoo
>>953
おっと名前
955 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 14:17:11.81 ID:021+wdogo
>>951

ぎゃおー、つくねはジェヴォーダンですよう!

【伝説とまではいかないが、未確認とされた獣】
【人間を狙って食べたという獣の事である】
【それは異能を喰う事で成長を重ねる狼の突然変異種】

ぎゃおー……美味しそうな匂いですよう、お前ものーりょくしゃなんですかねえ?
のーりょくしゃは食べてもいいんですよう?

【黙っておけばいいのにぽろぽろいう当たり、本人はそれがあたりまえだと思っているのだろう】
【獣としての常識故、変えることは難しいだろうが……肯定したらまたも襲ってくるだろう】
956 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 14:24:17.65 ID:ClEfA8AX0
>>955
「ジェ、ジェヴォーダン…?」(後で調べておくか…)
【復唱をして、名前を頭へ入れる、帰ったら街で調べようと決める青年であった】
【で、まだ狙いを付けられているので】

「いーや、自分は無能力者だよ、前に自分を食べた人がいたけど、口から血を噴出して死んでしまったよ」
【と、本当:1嘘:2、をブレンドした台詞を吐き出した】
【幸運なことに青年は現在無能力者と名乗っていた、後食べられかけたのは本当だ】

「でも何で能力者は食べていいの? おいしいの?」(返事しだいじゃ知り合いに忠告しておくか)
【腕を組み、平然としつつ彼女の言葉から気になる疑問をぶつけていく】
957 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 14:25:16.70 ID:iy+GH+Zh0
>>953

……どうしてここなんだ?

【音もなく、突然裏通りの入り口付近に現れる青年】
【アルビノである容姿は、周りから浮いて目立っている】

ん……あれは……

【ため息をひとつついた後に、ふと見回した景色に入り込む少女】
【偶然とは恐ろしいものだなどと漏らしながらも】
【青年は少女に近づいて行く】

どうかしたの?君

【少女に近づいた青年は】
【腰を曲げて、少女と同じ目線から少女に話しかけた】
958 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 14:34:22.08 ID:021+wdogo
>>956
【四つん這いに姿勢を低くするが】

ぎゃおー……毒、恐ろしいですよう……

【すぐにお座りのような姿勢に戻った】
【少し警戒したような様子】

せんせーが良いって言ったんですよう!
つくねも食べたくなるからいいんですよう!

【さらっと猟奇的な発言】
【"せんせー"が誰を指すかは分からないが少女の中の常識では食べてもいいらしい】

……残念ですよう
のーりょくしゃ食べたかったですよう……

【しゅんとする】
【まあその食欲はこの少女というより獣の遺伝子のせいなのだが】
959 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 14:36:30.18 ID:Tca/1fIoo
>>957
【グスン】【グスン】【少女のか細い声が路地裏に響き渡っておりました】
【その時、鼠が逃げ出し、地面を叩く靴の音。少女はビクンと一度震えます】

「…………ナイの……イタイノ」

【けれども優しい声がします。ゆっくりと少女は小さな鳥の囀りの様な声を出しながら】
【壊れたオモチャの様に首を上げて、そこには硝子でできた様な少女の片方の瞳がジッと】

【青年を見つめていました】
960 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 14:40:08.68 ID:ClEfA8AX0
>>958
「そうだよ、だから食べないでくれよ」
【何とかじゃれあいは無くなったので息をつく青年】
【そして、この子を後押しした人物がいると判った瞬間、青年は一瞬目を光らせ】

「へぇ、ちなみにせんせーって言うのはどんな人だい?」
【相変わらず微笑みを崩さす問う、新たな危険人物発見になるかもしれない】

「別に人間を食べなくても、スーパーで肉でも買えばいいじゃ無いか」
【と、人を食べさせないように少し努力をする青年であった】
961 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 14:40:39.23 ID:iy+GH+Zh0
>>959

無い......

【おそらくは、押さえた右目が無くなっているのだろう】
【違うのかもしれないが、青年からすればそう見えた】

痛かったんだね....

【どうしようかと思案したが】
【あいにく、自分にできそうな事は何もない。能力も回復系では無い】
【結局、青年には少女の頬をなでるくらいしかできなかった】
962 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 14:43:05.72 ID:78o8zkR2o
>>938
/これでまだ絡み待ち中ですー
963 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 14:47:12.92 ID:Tca/1fIoo
>>961
【サワサワと】【青年の白い手が少女の湿った頬を撫でて】
【くしゃりと】【少女の片方の瞳が糸の様に細くなってそれは笑みでした】

「アリガト、おにーサン」

【そして、少女の小さな片方の手は青年の撫でる手を握ろうとしながら】
【くしゃり、と】【少女は覆い隠される瞳の隙間から僅かに空洞を覗かせながら言いました】

「……オネガイが、あるんダッ、叶えてくれル?」
964 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 14:50:22.47 ID:iy+GH+Zh0
>>963

お礼なんていいよ

【少しばかり照れたように笑うと】
【お願い、と言ってきた少女に対し】

いいよ、僕の眼をくれってのは勘弁してほしいけど

【と、冗談めかして言った】
【はたしてそれは、本当に冗談で済むのか】
965 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 14:55:47.16 ID:021+wdogo
>>960

せんせーはせんせーですよう?
凄い人なんですよう!つくねなんかに色々教えてくれた人なんですよう!
しかもすごく強くてですねえ、まったく歯が立たなかったんですよう!

【少女にとって余程凄い人物だったのか、興奮した様子で説明する】
【名前は知らないのだろう、この分では】

ぎゃおー、御飯とのーりょくは別なんですよう
でもつくねはつくねが好きなんですよう!

【ややこしいことを言うが、要するに「能力者食いと御飯は別物」そして「つくね(串)が好物」ということだ】
【肉なら何でも好きではあるが、つくね(串)には思うところがあるのだ】
966 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 15:00:54.37 ID:ClEfA8AX0
>>965
「…へぇ、凄いんだね、自分も会ってみたいからその人の特徴的な物があれば教えてくれない?」
【(うーん、まだ判らないな)と思いつつ、最後にその人物の外見を聞きに行く青年】
【別に見つけて喰おうとしている訳では無い、見つけては唯のお話をするだけだ】

「ふぅん…、まぁ世の中には強い能力者もいるから気をつけて」
【一応警戒はしているが、注意はしておく青年】
【なんだかんだ言って、相手を気遣うタイプなのだ】
967 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 15:01:25.09 ID:Tca/1fIoo
>>964

「ン……そんなの、イラナイヨ?」

【少女は、きゅっと】【青年の手を握り締めます、それは少し痛い位に、ぎゅっと】
【小さく振りながらニコニコと少女は先程とまったく変わらない口調で…ニコニコ】

「ワタシが、欲しいのは………おにぃーさん!」

【声と共に、瞳から外されたもう片方の手は、青年の手首をぎゅっと握り締めて】

【青年は気づくのでショウカ】

【路地裏の空気が少し日常から離れてイッタヨウニ変わった事に】
【少女の頭上から、細くて長い紅い剣の切っ先が青年の背中に向かった事を】

【セイネンハ、キヅクノデショウカ?】
968 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 15:08:25.30 ID:iy+GH+Zh0
>>967

そうか.......でも悪いけど

【両手で掴まれた右手は使えない】
【ならば、左手しか青年には使えないわけで】

お断りさせてもらおうかな?

【その左手で繰り出した手刀は、青年の頭上で飛んでくる剣を「切り裂く」】
【文字通り二つに裂かれた剣は、からんと音を立てて落ちた】

まったく、戻ってきてそうそうこんなことになるとは.....

【ため息をついた青年は】
【右手を大きく振り、少女の手を振りほどこうとする】
969 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 15:10:26.87 ID:021+wdogo
>>966

せんせーはもういないですけどねえ、いつも暗い所にいましたよう
ごめんねって言ってつくねに食べさせちゃったんですけどねえ……

【その人物はもうこの世にいない】
【この子が「喰った」ということが分かるだろう。謝っていた辺り、何かの実験台だったのか。】

強いのーりょくしゃほど美味しいんですよう!
ぎゃおー!探すですよう!

【先日負けたばかりだが、ケロっとしているのか間が抜けているのか】
【獣の常識と人の常識の入り混じった、かなり奇妙な人物だ】
970 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 15:16:38.45 ID:Tca/1fIoo
>>968

【ビスケットは叩くと二つになりした】

【コテン、と。】【振りほどかれた少女は、後ろに転がっていきまして。】
【起き上がった後に、硝子の瞳と瞳があった空洞は不思議そうに見つめるのは青年】

「…………ナンデ?ナンデ?、お願い叶えてくれるんじゃない……ノ?」

【青年に割られてしまった剣は】【クルクル】【回転を始めました。クルクル】
【そして、フワリと魔法の様に地面から浮かぶ上がると】

【一つは青年の両足の筋を】【一つは青年の細い首を】【狙って飛んでいきました】

「…………ウソツキ」
971 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 15:16:48.87 ID:ClEfA8AX0
>>969
「…そうか」(恐ろしい置き土産してくれたな、先生)
【ポツリと呟く中、青年の内心は少し揺らぐ】
【青年は説得のスキルも無いので、近くの能力者に忠告を入れる事に決めた】

「…まぁ、自分の力を過信しすぎないようにね、そろそろ自分は行くよ」
【一瞬眉間に皺を寄せた青年は最後に少女への心配を喋り、背を向けて街へと歩き出す】
【もし何事も無ければ青年は少女の視界から消えていくだろう】
972 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 15:22:47.38 ID:021+wdogo
>>971

そうですかあ……じゃあ

【去ろうとする青年に】
【右腕は獣に】
【跳びかかる姿は狼のように】

ぎゃおー♪

【噛み付かせようとする】
【狙いは相手の右腕辺り】
【避けることは容易な一撃だ】
【その攻撃は相手を驚かせるための悪戯なようなものなので、狙い道にに行っても甘噛みをするだけだろう】
973 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 15:24:31.98 ID:iy+GH+Zh0
>>970

悪いね、そのお願いはかなえられ無いな

【残念気な笑みで笑うが】
【言葉には少しばかり焦りが含まれている】

悪いね、ウソツキで.....ッ!

【苦笑する間もなく襲いかかる刃】
【前に向かって走り、足元の刃は回避できたが】
【首元の物は、青年の喉元を少しばかり切り裂いていく】
【その痛みに耐えながらも、少女に向かって走る】
【手刀で狙うのは、腹部の辺り】

だいたい、僕を殺しても面白い事なんてないよ?

【そう相手に言いながら】
【鉄すらも裂く手刀で少女の腹部を狙う】
974 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 15:29:36.60 ID:ClEfA8AX0
>>972
「……ちっ」(やっぱりそうなるか)
【飛び掛ってくる獣、それに対して青年は、先ほどの目と違い色が変わっていた】
【冷たく、めんどくさそうな目つき、少し前の暖かな優しい目とは違う】

【そして青年の取った行動は、左ポケットに手を突っ込む事だ】
【突っ込んだ瞬間、青年の体は電流が流れるようなエフェクトが発生し】
【高速の動きで、少女の攻撃をかわして、背後に立つであろう】
975 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 15:36:50.49 ID:021+wdogo
>>974

ぎゃお!?

【ゴッチィーン】
【そのまま直線上に合った電灯に頭を強打した】
【まさか避けられるとは思わなかったらしく、クリーンヒット】

……ぎゃおー……

【右腕をもとに戻し、強打した部分を抱えてピクピク】
【要するに自爆するはめになった】
【涙目で蹲り】

降参ですよう……

【あっさりと負けを認めた】
【アホすぎる】
976 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 15:38:35.16 ID:Tca/1fIoo
>>973

「へへッ……へへッわたしはね」

【タンッと地面が弾ける様な音がして、青年が少女へと風の様に突き進みました】
【けど少女も同じ様に、身体を地面に伏せる様に低めて、……動き出してッ】

【フワリ、と。】【青年の手刀に引き裂かれてしまった哀れな帽子が宙を舞います】

「ワタシはネ」

【少女の鳥の囀(さえず)りの様な声が青年の後ろでします。】【感情の無い声】
【この路地裏の唯一の出口を塞ぐ様にして少女は黄金色光に照らされていました。】
【頬に青年の首元から零れた血が化粧の様についた少女はクルクルと剣の残骸を従えて】

【右手の何時の間にか大きなナイフを持っていました。】

「みんなの為に……カラダがホシイだけだよ?」

【青年はもしかしたら痛みを感じているのかもしれません】【何故ならば】
【すれ違う時に振ったナイフが青年の片方を切り裂いているかもしれないからです】
977 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 15:39:42.50 ID:78o8zkR2o
>>938
/これでまだまだ絡み待ち中ですー
/あんまりしつこいのもあれなので、これにも来なかったら一旦再度募集は終わらせますっ
978 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 15:40:16.18 ID:Tca/1fIoo
>>976
/おっと記入ミス
【すれ違う時に振ったナイフが青年の片方を切り裂いているかもしれないからです】



【すれ違う時に振ったナイフが青年の片足を切り裂いているかもしれないからです】

へ変換お願いします。
979 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 15:41:09.61 ID:ClEfA8AX0
>>975
「…はぁ」(疲れるなぁ、なんか…普通の女の子はいないのか)
【どんよりとしたため息を吐きつつ、効果解除】
【結局何がしたかったと聞いてみたいがそれを飲み込んで】

「もう襲い掛かってこないでよ…それじゃあ今度こそ」
【呆れた目をしつつ、青年はまた背を向けて歩き出す】
【ちなみにまたやったらカウンターをする予定だ】
980 :【黒獣禁腕】褐色なぎゃおーっ子[sage]:2011/08/22(月) 15:42:59.79 ID:021+wdogo
>>979

今度は負けませんからねえ!

【捨て台詞を吐くと】

ぎゃおー、ごしゅじんさまの所に戻りましょうかねえ……

【青年と反対方向に走っていった】
【全く呆れたものである】

/絡みおつありでした!
/不意打ちごめんなさい……
981 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 15:44:53.28 ID:iy+GH+Zh0
>>976

……ッ!

【攻撃を回避され、なおかつ痛む脇腹】
【クリーンヒットとは言わずとも、それなりの痛みが走る】

皆、ねぇ......
悪いけど、僕はこの場で死ぬ気はないな

【どこからそんな余力が出るのか、青年は小さく笑っていた】
【そして、少女の方に振り向くと】

悪いけど.......ちょっと気絶してもらいたいな?

【と言いながら振り向きざまに右手で】
【手加減は一切ない手刀を、再び少女の腹部を狙い打ち出す】
982 :【蟇弧護法】[saga sage]:2011/08/22(月) 15:46:02.20 ID:ClEfA8AX0
>>980
絡み乙です。
安心しろ、代価は青年が胃薬を飲むだけだから。
983 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 15:46:16.18 ID:iy+GH+Zh0
>>978
/おっとリロード忘れ.....
/ならば、二行目を【なおかつ痛む足】に脳内変換宜しくお願いします
984 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 15:48:16.71 ID:Tca/1fIoo
>>981
/えっと少し離れた感じなのですが……
描写みすすいません
985 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 15:50:01.40 ID:iy+GH+Zh0
>>984
/おっとこちらこそすいません
/すぐにちょっと書きなおします
986 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 15:51:28.10 ID:iy+GH+Zh0
>>976

……ッ!

【攻撃を回避され、なおかつ痛む脇腹】
【クリーンヒットとは言わずとも、それなりの痛みが走る】

皆、ねぇ......
悪いけど、僕はこの場で死ぬ気はないな

【どこからそんな余力が出るのか、青年は小さく笑っていた】
【そして、少女の方に振り向くと】

悪いけど.......ちょっと気絶してもらいたいな?

【と言いながら再び少女に向かって駆け出し】
【手加減は一切ない手刀を、少女の腹部を狙い右手で打ち出す】
987 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 15:52:19.97 ID:iy+GH+Zh0
>>986
/何度も申し訳ない、二行目脳内変換宜しくお願いします
988 :【全瞑心感】@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 15:55:38.13 ID:vF5gnw8j0
>>977>>938
【キィ…少し軋みながらドアが開く】
【一人の青年が…ギリギリ成人しているかしていないかぐらいの青年が】
【物凄く疲れたような顔で、ほとんど人の居ないバーに入ってきた】

【左肩から先が無く、狼の耳と尻尾をつけ、頭には黒猫を乗せた】
【警察やらジェイルやらに指名手配されている青年だ】

【さらに、青年は右腕に一人の男を引きずっており】
【その男は気絶しているらしい、ピクリとも動かない】

【店主は青年の怪しすぎる格好に、少し驚いているようだ】

やだ…仕事やだぁ…

【ボソボソボソと小声で何か呟きながら】
【青年は、ドアから一番近い、カウンター席へと座った】

何か…疲労回復に効果のありそーなの、何か持ってきて…あとペット大丈夫?大丈夫だよな…

【店主に向かってかなり適当に告げると、青年は右腕に持った男を床へと乱雑に降ろした】
【かなり疲れているのか、辺りをほとんど見回す事も無く、だらーんと椅子に座り込んでいる】


【指名手配犯だと知っていなくてもかなりの怪しさ、不審人物に即認定されてもおかしくはない】
989 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 16:06:02.88 ID:Tca/1fIoo
>>986
【青年は駆け抜けて行きます、まさしく風、疾風の如く、路地裏を突き抜けます】
【合わせる様に少女の周りから、無数の様々な形をしたナイフが青年の元へ…飛んで行きました】

【一体どれ程の刃が突き刺さったのでしょうか】
【一体どれ程の刃が皮膚を切り裂いたのでしょうか】
【首元に】【足に】【切り裂かれた傷を受けた青年は走り……】

「………ケホッ」

【少女の口元から小さく小さく、息が零れ】【脇腹からパラパラと破片】
【青年の高速の手刀は少女の脇腹を削り取る様に掠めていました。】【けど】
【苦しげな声は青年も上げているのかも知れません、少女は一歩踏み込んでいましたから】

【手刀が迫る時に一歩だけ、外に踏み込んで抱きつく様に大きなナイフを】
【青年のお腹に、思いっきり突き出していましたから……壊すつもりでぐっさりと。】
990 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 16:06:44.89 ID:lSvNMoyEo
>>988
【誰かが店内へと入店してきたのに気が付き、視線だけをそちらへと動かして相手の姿を確認する。そして、記憶の何処かに相手の顔が引っ掛かる】
【あれは確かジェイル指名手配犯の――と軽く思考を巡らせ、ひっ捕らえればジェイルから金一封くらいは出てくるのではないかと考えたりはしたのだが】
【バカが。両腕とも使えないのにどうやって捕まえるというのだ。と自分を罵り、溜め息を吐きながら視線をまたウィスキーの方へと向けるのであった】
【ジェイル指名手配犯っていうことは高確率で異能者の類い。強い能力である可能性が高い相手を傷だらけの体で戦おうというのには幾らか無理があるものである】

「はぁ……」

【何でそんな極悪人が堂々と出歩いているのかは存知無いが、面倒ごとに巻き込まれないことを祈るのみであった。とりあえず、ウィスキーでも飲もうか】
【……しかし、飲めない。犬みたいに舌を使おうか、いやそれこそ馬鹿の所業ではないか。となるとグラスを歯で銜えてガタッと傾けるしか―――両腕が使えないというのは本当に不便である】
【そういえば、あの青年、狼のような耳と尻尾が付いていた、とそれに遅くも気が付く。獣人の類いであろうか。ちょっと前にも狼獣人を見かけたのでここら辺に獣人の集落でもあるのかと考察してみる】
【獣人、何とも自分にとっては親しみやすい響きで存在である。だが、見ず知らずの相手にそう易々と話しかけるのも無礼な気がして中々に……つまるところ、色々と悩み中であった】
991 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 16:08:44.92 ID:Tca/1fIoo
>>989
/あ、途中のは確定では無く、これまでの傷を少女の方で見た感じの文です。
992 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 16:12:38.81 ID:iy+GH+Zh0
>>989

ァァァァァ!!!

【全身を切り裂かれ血が流れ出る】
【腹部からも血が流れ出る】
【それでも、まだなんとか生きている】

残念....だけど.....そろそろ終わりにさせてもらおうかな....

【そう言って笑った青年は】
【腕を十字に組む】
【零距離から、なおかつ傷ついた少女の腹部に向けて放たれるのは、銀色のエネルギー波】
【それが当たれば、当たった所は大きな衝撃と共に発火し、なおかつ少女の精神すらも大きく削るだろう】
【だが、これは青年のほとんど最後の抵抗となろう】
993 :【全瞑心感】@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 16:16:19.79 ID:vF5gnw8j0
>>990
【青年は、うーうーと呻き声をあげて疲れを発散させている、気分だけでも発散している】

【そしてやってきた酒の入ったグラスを右手で掴むと】
【一気飲み、上品とは言えない】

【大きくため息をつくと】

疲れたァァ!!

【いきなり大声でそう叫んだ】
【そしてグラスを店主に渡し、もう一杯くれと頼む】

【何がしたいのかまったく分からない、が、面倒ごとを起こす気は無いらしい】
【頭の上の黒猫は眠ったままだ】
994 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 16:32:42.28 ID:Tca/1fIoo
>>992
【メラメラ、路地裏で】【紅い】【赫い】【緋い】【光が輝いていました。】
【一瞬、白銀の光線が路地裏を包み込みスレスレの所まで吹き飛んだ少女は燃えていました】

【けれども】

「………………ハハッ」

【少女の笑い声は消えません】

【綺麗だった短い髪も】【よく似合っていた服も、全部全部燃えているいるのに】
【地面にカタリと硬いものが当たる音がして、少女の身体はすぐに起き上がりした。】

【少女は一歩、青年に向けて足を動かしました】【お腹には穴が空いていました】
【少女は三歩、青年に向けて足を動かしました】【服は燃え尽きてなくなりました】

【少女の全身からは溶けた様に雫が零れ落ち地面に落ちて固まって行きます。】
【ただ、時より焦げた匂いがする肉の塊がぼとりと落ちていきその度に身体は揺れます】
【何時の間にか、地面に落ちて輝いていたナイフ達は、チリ一つ残さぬまま消えていました。】

【代わりに少女の手には禍々しい重力に似た威圧感を持った緋い剣が握られて】
【少女】【人形だった少女はその剣を青年を真っ二つに切り裂く為に振り下ろしました】

「……はは…ハハハ──ハハハハハハッハハハハハハハッハハハハハッハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッ!!」
995 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 16:39:26.26 ID:iy+GH+Zh0
>>994

まだ生きてたか......

【最早呆れたかの如く笑う】
【自らも、全身から流れ出る血の所為で、これ以上の戦闘はほぼ無理だ】

だけど、残念だね.....これが最後の抵抗だ

【青年は、振り降ろされる剣を右手で受け止める】
【この腕は、不思議な加護によって壊れる事がない】
【それを利用して、少女の剣を受け止めたのだ】
【むろん、痛みがないわけでもなく激痛に顔をゆがめたが】

そろそろ.....観念してほしいな?
996 :【激情の赫き一閃】 -Carmilla-2011/08/22(月) 16:55:03.35 ID:Tca/1fIoo
>>995

「……だ…………メッ?」

【燃える少女は火炎に喰われながらニコニコと変わらぬ笑みを浮かべました。】
【少女には痛みも、苦しみも、何もありませんでした。……ただ暖かいだけ】

【剣には更に力が込められていき、ギリギリと青年の元へ食い込んでいきました。】
【ただ、剣の赤色は僅かに収まって……だけどそれは次なる手を開放しただけの事】

【路地裏に降り注いでいた光は何時の間にか殆どが無くなっており地面には無数の影】
【二人の上には小さなナイフが数え切れない程に浮かんでいて、切っ先は下を向いていました】

「………………だ…………メッ、」

【青年はいつまで耐える事が出来るのでしょか、】【身体の至る所から】
【零れ落ちる大量の緋い血は、路地裏に広がり更に更に更に更に更に……アカ】
【少女は再び笑いました、それは年相応の可愛らしいもので……そして、雨が降る】

【グサリグサリと地面に突き刺さる】【激しいナイフの雨が二人を覆い始めました。】
997 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 17:00:19.50 ID:lSvNMoyEo
>>993
【―――イラッ―――女性の脳内でそんな擬音がぽんと出た。こちとら憂鬱ブルームーンムード全開放中であるというのに何かと煩い客である】
【舌打ちをしてみても一向にこのイライラが晴れる気配がしないのを感じ取ると、大きく溜め息を吐きながら席から立ち上がり】

【青年の方へと足を運んで行き――】

「すいません、滅茶苦茶煩いので静かにお酒を飲んでください」

【――と、文句を垂れるのであった。眉間にしわを寄せて明らかに不機嫌そうな面をしながら】


/遅れてすみませぬっ
998 :【全瞑心感】@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 17:06:58.03 ID:vF5gnw8j0
>>997
【誰かが舌打ちした…が、青年は気に掛ける様子も無い】
【が、声を掛けられれば流石に顔を上げざるを得ない訳で】

………んぇ?

【面倒くさそうな顔で、相手を見上げると】

あぁ、まぁ、そんなイラつくなよ、大声出したらすっきりすんぞ、うん

【青年は反省どころかやめる気配も無い】
【また酒を一気飲みしてため息をついた】

【凄くジコチューっぽい】

/ノープロブレム
999 :【神罰御手】@Wiki[sage]:2011/08/22(月) 17:10:01.05 ID:iy+GH+Zh0
>>996

く......ッ!

【腕が悲鳴を上げる】
【彼には能力が使えない】
【ならば、今できる事は......】

うぉぉぉぉぉぉぉ!!!

【必死に剣をいなすと、路地裏からの逃走を図る事】
【背中にナイフの雨が刺さってくる、血があふれ出る】
【それでもただ生に執着する青年は、出口へと走る】
1000 :【剣魂逸適】《Mortal Combat》@wiki[sage saga]:2011/08/22(月) 17:11:06.58 ID:lSvNMoyEo
>>998
【また一度舌打ち。カルシウムが足りていないのではないかと疑いたくなる】
【殴りたい衝動にとても駆られているのだが、生憎とその為の手は無いのであった】

「……あなた、指名手配犯ですよね」

「静かにしてくれないとジェイルか警察に通報しますよ」

【となれば、実力行使。とばかりに相手を脅してみる】
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レッド「ナツメをレイプするはずだったが安価でナツメ達にレイプされていた」 @ 2011/08/22(月) 12:26:49.02 ID:N/lvC+m10
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