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HTML化した人:lain.
ここだけ不思議の新世界★11
1 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P2102012/12/28(金) 00:56:59.22 ID:d7j1wLISo
ようこそ、異能使いが存在するもう一つの世界へ


ここは超能力者や魔術師などが存在するもう一つの世界。
今は、度重なるテロや紛争、そして大国同士の戦争で世界は荒れ、いたるところに戦乱の傷痕が残されている、混沌とした時代である。
しかしそんな世界でも、人々は逞しく生きていくものだ。
あるものは学生として、あるものは賞金稼ぎとして、警官、会社員、傭兵、公務員。皆が皆、生きるために足掻き、時に笑い、時に泣き、怒り喜んだりしながら今を精一杯生きている。
このスレはそんな彼らの足跡を記した、一つの物語。


そしてあなたたちは、その目撃者にして当事者でもあるのだ。


ここだけ不思議の新世界Wiki
http://www50.atwiki.jp/tf141/

ここだけ不思議の新世界@掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/internet/16555/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1355721303/
2 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成[sage]:2012/12/28(金) 04:05:46.18 ID:P/ouIckzo
>>1乙…
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/28(金) 06:07:55.23 ID:AHA8MjHMo
表では言えない不平不満はここで発散しましょう
愚痴スレはいつでもなりきり民達の憩いの場としてお待ちしております

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1354350375/

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6804/1336496452/
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)2012/12/28(金) 06:24:51.83 ID:oMn5bPGBo
>>3
間に合っています。
連投が迷惑なのでやめてください。
愚痴なら避難所で十分に受けられます。
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2012/12/28(金) 17:35:46.34 ID:AHA8MjHMo
新世界格付け

S 赤髭
A 矢嶋、じゃんきー
-イベンターの壁-
B 埴輪、くりおね、フェリシア、おおさか
C さくや、やよい、陽月、マテバの、burakku fox
D maki、格狙ザキ茂ワシ、仮面、殴り魔、カイル
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

SAランク・・・有能な人材、まあ認めてやるよというレベル
Bランク・・・絡んでやってもいいけど時間の無駄と感じるレベル
Cランク・・・完全なる時間の無駄にしかならない糞製造機
Dランク・・・スレに巣食う害虫、いるだけでスレの質を落とすクズども
Eランク・・・死ねカス、てめえだけは許さん死ねまじで100回死ね
6 :天使の歌/その12012/12/28(金) 18:22:24.41 ID:IEWd03iyo
新世界のとある都市、夜。
週末の街は日が落ちた後も人が増え続けて、活気があふれかえっている。

突然としてガラスが割れ、壁が崩れる人が響く――活気ついている街の中では、その音は何の面白みも無いものだった――今はまだ、それに気づいた人が少ない。

音の方向を見れば……業火に燃える建物が見えるだろう。
そこから、赤く光る塊のような炎が次々に飛び出しているのだ。

その業火から逃げるように、次から次へと人々が駆ける。
人々の波の中心には、一つの人影があった。
中央にある影は、次から次へと炎を広げてゆく。
無差別に周囲の人物へと炎の波を投げつける。そうして、次から次へと人間が燃えているのであった。
7 :ナナシ/帽子を深く被った黒髪黒眼のブサイク女E破片手榴弾2、催涙弾<千本針>2012/12/28(金) 18:30:18.63 ID:xq3N6Cdk0
>>6
無差別に炎が飛び交う中、混乱する様子を見せずに無表情で醜い女が立っていた。
炎の波を見つめて、一言ぽつり。

「大惨事」
8 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/28(金) 18:32:28.84 ID:9YZsyqEGo
>>6
「あっはは何これー」

人の魂を集めるために町を徘徊していたところ面白い場目に遭遇する。
クリオネは人影を見ている。
9 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/28(金) 18:49:43.85 ID:DA9EXf8i0
>>6

「おぉ…………なんだなんだ、随分面白いことになってんなおい」

燃え上がる人影。響く叫び声。
それら全てに興味をひかれたとでも言うように。
醜悪な笑みを浮かべた男が一人、中心に有る人影を見つめていた。
10 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/28(金) 18:52:43.62 ID:DA9EXf8i0
>>9
/これなしでお願いします
11 :トマス【L.M.G異端審問副官長】──銀短髪[saga]:2012/12/28(金) 19:30:23.05 ID:Q0jExrLfo
>>前スレウィズさん
横から迫り来る本達を純粋な身体能力のみで躱し、更には攻撃まで通らせる事ができるというのは、トマスの処刑空間内ではイレギュラーな事
処刑と云うのは一方的なもの、つまり戦闘目的にて使用することは謂わばそれこそがイレギュラーでもある
あえて戦闘に使用する、というのはトマスが身体能力でも能力でも人よりも劣るという、自覚の元での判断であり
目の前の駆ける青年と、能力なしの戦闘であれば確実に──否、単純に能力だけがあっても負けているであろう
私的空間、これは自分を律するものであり、そしてこの空間内に於いてはトマスこそが法律
静けさに満ちた倫敦にて翳る月を仰ぎ見ると、月の翳りの原因である青年の躯体がトマスの顔面へと向かっている
甘んじて受けても良い、ここまでを切り抜けてきた青年は賛美としてトマスに触れても良い

「だが残念ね……私は貴方に形を示して賛美したいところだけど、生憎私は痛いのが嫌いなの
処刑し直し、っていうのも格好悪いし、皆戦闘を終えたようだから早く決着を付けたいってのもあるわ
だけど、そうねだからこそ早急に対処方法を考えさせて貰うわ
二人が、両方とも、確実に益を得るような考えよ──」

考えは決まっている、だからというように、トマスは右手を振り上げて横の本棚から一冊の本を顔面の前に置いた
宙に固定されている、というよりは相手の蹴りの軌道に合わせて補正を微々たる物だが行っている
そして青年の蹴りが炸裂するであろう
本がトマスの方へと軋み、膂力を持ってしてトマスの胸を蹴りつけた
本が、顔面から胸へと軌道を変えたのだ。トマスの胸骨が哭き、トマス自体も背後へと吹き飛ぶ
無意識に本を操作し、自らの空間の主を優しく包みこむように、本達がトマスをキャッチする
本達はトマスを地面に優しく置き、本棚へと帰って行く
口の端から血液が一筋通るのを感じながら、無理も承知で立ち上がる
ふらつきながらも、自我を保って右手を青年に向かって差し伸べた
トマスの目には、相手を同等、またはそれ以上の物と認めるような笑みが零れる

「ふ、ふふ……体育会系が文系に手を出すなんて由々しき事態よね……それも女の子に……
そんなことどうでもいいわ……ぐ……
貴方、L.M.G.に来ない?素質あるわ、私がいうからには間違いなんて無いわ──違う?」

所々吐血している辺り、本当に文系で痛みに慣れていないのに無理に話そうとするから粘膜の様な血液が舌に絡みついてくるのを知らなかったのだ
だが、それに構わない高圧的な態度。それにはまだお前を殺す手段なら残っているのだぞ、と言いたげな風貌で
12 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/28(金) 20:57:23.68 ID:xxhoprWFo
>>11
空を飛ぶ感覚とともに、目の前の銀髪の女に
蹴りが届く寸前、狙う女の顔面に、横の棚から置いた一冊の本。

―盾代わりにでも使うつもりか?

もちろん、顔面を狙った攻撃なら、本やらなんやらで防いで
ダメージを防ぐのは普通の判断だ。だが、青年の体重と、さらに棒高跳びによって速度と膨大な衝撃を得た蹴りをこんな本程度で?

いざ、主の顔を守るかのように浮いている本に蹴りがめり込む。
感じる、脚が本にめり込む確かな感覚。しかし、突然と脚が、自身が落ちるような感覚。

こいつ、うまい―!
心の中で、戦いにもかかわらず、彼は思わず彼女の咄嗟の機転を賞賛した。本を盾代わりはもちろん、本を顔面から胸にずらす事による致命傷の回避。
意識を保っているだけで戦闘などいくらでも好転するだろう。あくまでも予感、しかしその予感はやけに現実めいている。

盾として使った本を蹴り、そのまま
後方にへと跳躍、着地した。

着地して改めて見れば、そこには吐血をしながら、右手を差し伸べる女の姿。
その姿は、自身を認め、こちらにへと誘うような仕草と言葉。

「L.M.G―?」

確か、もともとは中世にあった異端審問庁。確か、カトリックと
強い関係があるなど聞いたことがある。
だが、異端審問―。大抵、こういう宗教が絡んでいる異端審問の機関の大体は、魔術師などを自らの法律で裁こうとする事が多い。
故に、ウィズは宗教などは基本的に忌んでいた。
それに、魔術師の総本山である時計塔を襲撃したのならなおさら。

トマスの観察眼は正しいといえるだろう。。彼、ウィズは魔術師ではあるがそれで終わらせるにはあまりにももったいないとしかいえぬほどの稀代の棒術の才能、
そしてその技量をある程度使いこなせるレベルの身体能力をもっている。
魔術は使えないが、それを補って余りある程の能力をもっていた。が―。

「L.M.G―異端審問の機関。魔術師とは相反する立場のはずだ。
確かに、自分は魔術は使えない。だが、自分にはそれなりの
誇りはある。」

自身を認めてくれたのは、恐らくこれがはじめてだろう。ウィズ自身、
皆まわりが魔術師であるがゆえに、異端であるがゆえに認められなかった。
しかし、それでも、魔術師としての、それなりのプライドがある。家には、
恥をかけられない―。

この女は恐らく自身を殺せる手札などいくらでももっているし、この場で
作り出せるのだろう。あの途端の機転だ、頭もキレる。恐らく、自身を
簡単に[ピーーー]事もできるだろう。現に、高圧的な態度がそれを物語っている。

「誘いは断る。異端に属するくらいなら、自分は魔術師として
死んだほうが本望だ。」

強く、鋼の意思をもつ眼。彼はそのまま、立ち上がり、じっと、彼女を
見る。たとえ殺されそうになったとしても、最後まで足掻いてやると、
彼の目は、たとえ言葉にせずとも物語っている。
13 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/28(金) 21:12:11.86 ID:/neJJV4k0
「年の瀬…か。新年を迎える準備もせなあかんなぁ。」

新年に備えて、買い物を兼ねて街を歩く。
ついでに散歩も兼ねて色んな店を見て回っているといったところか。

「どこも今がかき入れ時やろか…忙しそうや。」

年の瀬を迎えにわかに慌ただしくなる町。
こういうことからも、新年を感じたりする。
14 :トマス【L.M.G異端審問副官長】──銀短髪[saga]:2012/12/28(金) 21:19:00.09 ID:Q0jExrLfo
攻撃を受けずとも回避する術は有ったにはあったのだが、敢えて威力を見るに素晴らしい物だった
だからこその勧誘だったのだが、もう一押ししても彼の心は変わらないであろう
金なんて必要ない、名誉だって必要ない、そんなことが彼の熱い熱意が瞳を通して理解できた
トマスは南兵庫黎明という、過去の自身を思い返しながら、彼の姿勢に理解を示した事を了解し、頷く
そして踵を返し、何時もよりは開いていたであろう瞳孔を閉じてた感覚に身を震わせながら、空間を解除
本棚達が霧散し、音もなく消えさる

「ふむ、それは残念ね……まぁそれも道でしょう
けれど、私は貴方という物語をここで終わらすには、勿体無いと思うのよねぇ
私に攻撃を加えた時点でさっきまでの世界なら大罪だったけど
今はその世界では無いから、生かしてあげる

──来なさい」

トマスが三歩のリズムで飛び上がると、巨大な本がトマスの足元に展開された
宙に浮かせ、空高くに舞い上がると、差し示すは日本
青年の足元にも同じように、中世から近世にかけての歴史の本が置かれている
手に取るのも自由だし、取らずとも良い
古びた本だが、売れば高値が付くだろう
中にはそれより古びた、魔術に関しての記述が書かれた紙も挟まれている
内容として

「睡眠中に尿意を止める魔術回路」

多分、トマスなりの景品であろう
15 :トマス【L.M.G異端審問副官長】──銀短髪[saga]:2012/12/28(金) 21:19:31.92 ID:Q0jExrLfo
>>12
/いやん安価忘れぇん
16 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/28(金) 22:12:49.40 ID:niWb912Bo
とある裏路地の奥
薄汚れたネオンが途切れ途切れに発光する、壊れかけの看板
その看板が指し示すこれもまた薄汚れた扉を抜ければ、こじんまりとしたBARが姿を現す

「……おっと、此処に来れば誰かに会えると思っていたんですが」

中折れ帽を深く被ったスーツの男が、埃をかぶった派手な椅子に乱暴に座り込んだ
中折れ帽から覗く美しい金髪と温和そうな視線
そしてその身に付ける喪服のようなスーツは、このBARとは不釣り合いだった

円環の楽園、そう呼ばれる組織がある
世の中の人間に言わせれば、所謂悪の組織、と言うやつだろう

その組織の構成員の一部が使用するたまり場の一つが、このBARだった

「さて、どうしたものですかね」

17 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/28(金) 22:19:02.44 ID:2EBbzABuo
>>13
彼女が歩いてくると、見えてくるのは商店街でも1、2位を争うであろう大きな看板だ。
「ナイトバード」と書かれたその看板の下、店内には、様々な動物が跋扈……もとい、ディスプレイされている。
犬、猫、鳥、熱帯魚、さらには蛇まで居たりするので品揃えの良さが伺えたりする。

「あー……続かないなー……」

そして、店の入り口には金髪の女が居た。
目を引くのはこの寒さにも拘らず、チューブトップに1枚羽織っただけ、そしてホットパンツという見るからに夏装備の格好だ。

手には箒と塵取り、しかし掃除をする気配は無く、入り口付近でブツブツ言っている様。その声は彼女にも聞こえるはずだ。

「っていうかなんで私が掃除担当なのかなー……動物の世話やるから小鳥ちゃんがやってくれればいいんだけどなー……」

最終的に、箒の頭に塵取りを乗せて遊び始めた。ダメだこの店主。これで続いているのが不思議なくらいに。
18 :白熊 佐助2012/12/28(金) 22:26:24.72 ID:e+efZ6/ro
>>16
「レオンの兄貴・・・」
円環の楽園に属する構成員の一部が使ってるって酒場で、俺は一人の男と出会う。
アイツは、円環の楽園の幹部で、バアルとして活動している男だ。
バアル、バイモン、アスタロト、アスモダイ・・・この名を持つ者は至高の四柱とも言われる。
アイツは、その内の一人だ。アイツは自身を兄や弟、父などと呼ばせて、構成員を家族と呼んでいる。
だから俺も、兄貴と呼んでいるわけだ・・・

【酒場に現れた男は、馬に鹿の角が生えたマスクを被っている】
19 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/28(金) 22:31:55.59 ID:niWb912Bo
>>18
「やあやあ、佐助くんじゃあないですか!
 よく来ましたね、喉は渇いていませんか?お腹は?」

パン、と両手を叩き合わせ軽い調子で椅子から立ち上がると
ダンスでも踊るかのように、優雅な足取りでカウンター内へと回りこむ

「腕によりを掛けて、何でも作りますよ
 可愛い可愛い弟のためですからね!」

幹部、そう呼ばれる彼だが彼の様子を見る限りではそうは見えない
低い物腰に、柔和な笑顔
悪の組織の幹部とは思えない、そんな仕草

「ふふふ、君は素直に甘えてくれますからね
 本当に皆がそうなってくれればいいんですが……」
20 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/28(金) 22:34:58.73 ID:/neJJV4k0
>>17
何の気なしに歩い回っていると…
…夏だ。この年の暮れに一人だけ夏の人がいる。
しかも、表に出て掃除をしているとは。
(…あれは寒くないんやろか…?というか季節感あるんかな…?)
商店街を行き交う人々は、みんなダウンなりセーターなり着ているのだが…
俄然奇妙な彼女に興味を持ち、観察しはじめる。

(あんな格好やけど普通に店の掃除はするんやな…
…小鳥ちゃんって誰やろ?まさか店に鳥がおるとか…んなわけあらへんか
…あれ?掃除は…?まさかもう終わり!?)

という訳で、彼女の格好と行動にあっけにとられている。

21 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/28(金) 22:46:45.93 ID:xxhoprWFo
>>14

決死の覚悟。彼が歯をかみ締め、身体に力を入れたとき、
女が踵を返す。

突然、本棚が消えた事に、彼は疑問とともに、安堵を
ついた。結界が消えるということは、恐らく敵意がなくなったということであろう。
しかし、彼女の言葉を聞くとおり、どうやら自分は「生かされた」らしい。

なぜ―。そんな疑問がウィズの頭をグルグルとまわるが、命が助かっただけで
御の字だ。


彼が疑問について思案しているうちに、彼の目の前には分厚い本。
どうやら歴史の本だが、魔術的な記述などもあるようだ。
(睡眠中に尿意を止めるって・・・・。薬局と薬店に行ったほうが早いだろこれ・・・。)
心の中でなんともいえぬ心境で、彼は本を手に取った。ズシリと重い。

「ありがとうございます。けど、一体どうして・・・。」

なぜ、先ほど敵対していた自分にここまでしてくれるのか。
ただ、そんな疑問がフと頭をよぎって、彼は思わず質問をした。

22 :白熊 佐助[saga]:2012/12/28(金) 22:49:19.43 ID:e+efZ6/ro
>>19
「じゃぁ・・・ビールを一つ・・・」
俺はレオンに言われてビールを注文する。
そしてカウンター席に座り、被っていたマスクを取る。

「構成員は今、ロンドンのことで大変だろう・・・
 俺も、何度か命を狙われている。返り討ちにしてやったけどな・・・」
ロンドン・・・円環の楽園はあの場所を地獄へと変えた。
あの事件から円環の楽園の知名度が上がり、この組織を危険視する奴等も増えてきた。
円環の楽園のナンバー持ちである俺を狙っている奴等も現れた。

「まぁ、そんな奴はどうでも良いさ・・・
 俺が狙っているのは、俺とやり合ったイギリス人の軍人。OHMDの男だ・・・
 そしてガープを・・・シモンを殺したって奴だ・・・」
シモン・・・ガープの名を持ち、ドイツの支部長をやっていた男だ。
アイツは、ロンドン事変で死んだ。
アイツをやったのがどんな奴なのかは、解らねぇが・・・必ず見つけてやる・・・!!
そしてイギリス人の軍人・・・あの男の名は既に知っている。
顔も覚えた・・・あいつを見た日には・・・!!

「兄貴はどう思う?シモンを取った奴・・・まぁ、俺もそいつの正体は解らないんだけどな・・・」
俺はタバコを咥え、それに火を点ける。
23 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/28(金) 22:49:27.85 ID:2EBbzABuo
>>20
「あー、面倒だなー、だるいなー……ん?」

箒と塵取りを使ったバランスゲームにも飽きたのか、箒を地面に置くと箒をクルクルと回し始めた女。
店先を綺麗にしようとする気は有るものの、行動に移せないこの女が、正真正銘このペットショップの主人だったりする。
退屈そうに口元に手を当て、白い息を吐き出したところで呆然とする少女に気付いた。

女は一瞬はっとした表情を見せる。

「あ、貴女、この前この商店街に来た『みおつくし』の子でしょー? ……どうしたのー?」

その彼女が自らの服装やら言葉やら行動やらに気を取られているとも知らず、ニコニコと問いかける。
突然出来た食事処は、勿論このペットショップの店主にも伝わっていることであって。
しかし、女としては珍しく仕事が立て込み、挨拶にいけなかったのが最近の悔やみ事であったらしい。
24 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/28(金) 22:53:04.98 ID:NpYrYQcho
「ふいー、寒さむ」

冬独特の冴えた空気の中、コートを羽織ったサラリーマン風の男が一人街を歩いている。
両手を擦り合わせ摩擦熱で以て温めようとしながら、息も吹きかけて暖を取り。
暗いボーダーカラーのマフラーを寒風に棚引かせやってきたのはとある飲み屋。
バーほど洒落てはいないが居酒屋ほど庶民じみてもいない、そんな場所だった。

男はその飲み屋の常連らしく、カウンター内に立つ妙齢の女将に軽く会釈すると慣れた様子で入口のコート掛けにコートとマフラーをかける。
そのまま吸い寄せられるようにカウンターに腰かければ、差し出されたおしぼりで手を拭いて。

「熱燗と……刺身盛り合わせを」

へらと笑ってお品書きを見ることなくそう注文する。
25 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/28(金) 22:58:57.78 ID:niWb912Bo
>>22
「………シモン・コラン
 彼にしてあげられることは、忘れないことぐらいでしょう」

その名に、彼の張り付いたような笑みが少しだけ崩れる
微かに、表情は曇り、強張ったように思えた

「……君は敵討ちなど、考えなくても良いんですよ
 と、言っても無駄でしょうね、君は優しい少年だ」

テーブルを滑るように、グラスが佐助の前へと差し出された
ビールを頼んだ筈だが、そこにあるのはオレンジジュース
さらに言えば、酒を割るためのものなのだろう
質はそこまでよくない、だろうと簡単にわかる

「そして、少年にはビールはまだ早いですね
 兄としては、もう数年我慢して欲しい所です」

26 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/28(金) 23:00:06.40 ID:/neJJV4k0
>>23
(今度は何や…箒の使い道が本来と全然ちゃう…)

…あれはもはや掃除道具として見られていないのではないか。
そんなことを考えていると…当のご本人がこっちに声を掛けて来た。
…とっても親しそうに。

「あ、えーっと……偶然あなたが目に止まったもんで…
…って、私のこと知っとったんですか!?」

箒をどう扱うか面白く観察していたなんて言えない。
彼女が初対面のはずの自分のことを知っていたことに驚きつつ、返事をする。
27 :葛葉[sage saga]:2012/12/28(金) 23:05:45.69 ID:a1gDttfJo
>>24
店の戸がからり、と静かに開き、小さな人影が店内に現れた。
紫色の髪を艶やかに結い上げ、深紫の瞳を悪戯気に輝かせ、仕立ての良い和服を着た――幼女だ。
どう見ても10歳と少しと言った程度の外見なのだが、どこか見た目にそぐわない老成した気配をも感じさせる。
粋を感じさせる作りのブーツは、和洋折衷だが明治時代の古き良き風格を感じさせた。
口の端には年季を感じさせる煙管を咥えた少女は、カウンターへと歩いて行き、ひょこっ、と飛び上がり椅子へとよじ登る。

ほふぅ、と一息ついて、にぃ、と笑顔を浮かべると品書きに目を通した。

「――ふぅむ、いい店じゃの。
 女将さん、熱燗ともつ煮込みを貰えるかのう?」

数秒目を通すと、そのような注文をして物が運ばれてくるのを待つ。
普通なら外見でアウトというか、注文ができそうにないが、どういう訳か何も言われること無く品は用意されていく。
その光景は、了からすると妙な様子だったろうか。
28 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/28(金) 23:15:13.26 ID:2EBbzABuo
>>26
「そりゃもー……最近出来たお店なのに人気って聞いてさーお店の中でも話してたんだけどー……」

挨拶しようと思ったら、仕事入っちゃっていけなくてねー……ため息をつきながら、箒を後ろ手に持って杖の様にしながら残念がる。
案の定竹箒の竹部分は大きく反り返ってこのまま続けていたら箒として機能しなくなるだろうが、女は心配がる素振りをまったく見せない。
むしろ無意識にそうやって居て、箒の事など気にかけていないというのが正解なんだろうか。

これを機にちょっとお店を開けて貰って彼女の作る食事を頂こうかと無茶なお願いをしようとして、箒側に傾いていた体を上げると

「あーそうそう、良かったら今日……」

お店を開けてくれないかなと言いかけたところでペットショップの入り口の扉が突如開き、その目の前に居た女の後頭部に、よりによって金属部分が衝突した。
ゴチン! と小気味良い音を立ててぶつかり、女は声にならない悲鳴を上げながら前へとよろける。

ドアから出てきたのは、女より少し小さい、セーターを着た髪の長い少女。女と違って防寒はバッチリに見える。

「お姉ちゃん? 掃除しっかりやってくれてる? ……あっ」

上半身だけ出した少女が目に捉えたのは、痛がる女と、彼女だ。彼女を見た瞬間、少女は驚いたように口に手を当てて、一瞬固まった。
どうやら、お店の中で話してたという女の話は本当だったようだ。
29 :白熊 佐助[saga]:2012/12/28(金) 23:19:18.82 ID:e+efZ6/ro
>>25
「解ってるじゃないか、兄貴・・・
 俺が悪魔としては優しすぎる所も・・・
 そして年齢的にビールが早いって所も・・・」
俺はオレンジジュースを受け取り、それを飲む。
そして、さっき火をつけたタバコを咥えて煙を少し吹かしてから、残りを肺に入れる。
そして、レオンの兄貴が居ない所に煙を吐き出す。

「ところで、これはあくまでも噂だが、
 最近、メイザースから直々に刻印を貰った奴が居るらしい。
 新人が入ったって事だ。しかも“名前”まで貰ってな・・・
 しかもそいつは、ロンドンのあの場所に居たって話だ。
 どうやら、円環の楽園側に味方してた奴は、構成員だけじゃ無いらしい。
 大した度胸だぜ・・・
 俺のところにも、一人現れたしな・・・炎常寺って日本人だ。」
新人が入ったって話はあくまで噂だ。
俺もどんな奴かは未だ知らない。
だが、組織は自らを世界の敵と称して、ロンドンを地獄へと変えたんだ。
こっち側に付くには相当の勇気が必要だ。
その勇気は評価しないとな・・・

「俺も未だ会ってないんだ。今度、歓迎会を開こうぜ。」
レオンの兄貴も、新しい奴の仲間入りは歓迎してくれる筈だ。
幹部の証である名前まで貰った奴だ。相当の大物だろう・・・
30 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/28(金) 23:20:53.19 ID:NpYrYQcho
>>27
店の扉が開く音に其方を見やる。
が、視線の先には誰も居ない、ただ店の暖簾が冷たい風にひしめいているだけで。
不思議に思って視線を下に下げると――――いた。
まるで明治か大正の良家の子女を思わせる幼女の登場に自然と目を丸める。
こんな時間になぜ幼女が、とか、そもそもここは飲み屋だ、とかいい煙管持ってるな、とかいろいろな疑問感想が脳内を駆け巡る。
とうの幼女はそんな男の視線など意に介さないようで、椅子に腰かけた。

「おいおい、おいおいおいおい」

何でもない様に熱燗を注文する幼女に思わず声が出る。
加えて何の疑問も持たずに品物を用意し始める女将にも手を振って気を引こうとするが無駄で。

「ちょっと待て、この状況!」

自分の前に置かれた熱燗と刺身、たおやかな女将の手に触れかけてやめる。
女将は不思議そうな顔をしているが、幼女に酒を出しているという自覚は無いようで。

「おじょうちゃん、いくらこのご時世って言ってもその年で喫煙飲酒はどうかとおもうぞ、おにーさんは……」

目の前で起こっていることが俄かに信じられずに、男は幼女に向かってそう問いかける。
31 :葛葉[sage saga]:2012/12/28(金) 23:28:44.63 ID:a1gDttfJo
>>30
「っはは、なるほど、お主にはそう見えるのじゃな。
 安心するといい、あの女将にはぼんきゅっぼーんの美女にしか見えておらんからの。
 何、外見は確かにお前さんから見れば子供かもしれんが、酒は飲める年齢じゃよ」

突っ込みを入れる了をみて、きょとんとした顔を浮かべて。
合点の言った様子でけらけらと楽しそうに表情を崩して笑い始める。
老人のような口調で、どう見ても幼女にしか見えない外見の少女は、しかし老獪な様子を見せる。
ちろり、と唇を舐める舌は、見合わない妙な妖艶さすらも感じさせていただろう。

そして、やってきた熱燗ともつ煮を見て、ん、と嬉しそうな表情を浮かべ。
ありがとの、と女将に言いつつ、手を合わせて頂きますを言うと、もつ煮を一口口に運ぶ。
嬉しそうに表情を緩めながら熱燗を一口含み、嚥下して――。

「くぅ〜〜〜〜……っ、たまらんの!
 外が寒かったもんだから、煮込みと熱燗で体を温めたかったんじゃよ!
 ほれ、お前さんもそう固いことを言わんでの、折角の酒席だ、飲まんとそんじゃぞ?
 それでも文句を言うならおごっちゃるから気にしないでくれると嬉しいのじゃよ」

外は本当に寒かったようで、もつ煮と熱燗を入れてから、一気に顔色が良くなっている。
どこか不思議な様子の幼女は、気風が良いようで、どうやらおごってくれるらしい
32 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/28(金) 23:30:48.62 ID:/neJJV4k0
>>28
「あはは…どうも」

自分の店を誉められると、くすぐったい。
こっちに来てから客の入りは確かに良くなった。

そっか〜、ほんなら会えていい機会やったな、と相槌を打とうとする…



また、箒がひどいことになっている。
そろそろ柄の方も悲鳴を上げるんじゃないか…

良かったら今日、何なのかと…あ。

瞬間、ドアが彼女にクリティカルヒット。

「だ、大丈夫!?」

まともに食らった彼女に慌てて声をかける。
…と、その時ドアからかわいらしい少女が出てきた。
ああなるほど、小鳥ちゃんってこの子のことかと了解したところで、そちらにも挨拶。

「あ、どうも。食事処の大坂です〜。」

軽く会釈し、ニコリと笑う。
…で、先程の被害者は大丈夫なのだろうか?
33 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/28(金) 23:30:55.55 ID:niWb912Bo
>>29
「君はそれで良いんですよ、可愛い弟くん
 悪魔が、絆を、愛を持っていけないとは誰も言えないはずです
 我々は、血よりも濃い心によって結ばれているのだから」

弟のことは、何でもお見通しなんですよ
その優しげな声は、内容の異様さを消し去るほど暖かい響きを持っていた

「新人ちゃんの話ですか?
 知っていますよ、新しい妹が出来んですからね
 会うのが楽しみで楽しみで!」

跳ねるように、彼の声のトーンが上がったのを感じる

妹、彼の口ぶりを聞けば
その新人、と言うのは『彼より年下の女性』だとわかる
彼は、その女性の情報を少なからず知っているのだろう

「歓迎会、良いですね
 盟友殿もお呼びして、盛大にやりましょうか?
 ああ、他には誰を呼びましょうか
 腕によりをかけて、準備しなければいけませんね」
34 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/28(金) 23:44:13.22 ID:NpYrYQcho
>>31
楽しそうに笑う幼女の顔は年相応のもので、幼女の話と合わせれば自分が今見ているものが信じられなくなる。

「なら、ぼんきゅっぼーんの美女姿で来てくれよ、その方がよっぽど……」

よっぽどなんだというのか、まあ、目の保養にはなっただろう。
こんなふうにドギマギする必要もなかったというものだ。
ちろりと赤い舌が見え隠れするとなんだかドキリと心臓が鳴って男はそんな自分に動揺する。
ロリコンの気はなかったはずだ。

幼女がもつ煮を食べ酒を飲む。
その不可思議な光景にほんの一寸見惚れてしまう。
が、続く旨そうな一言にゴクリと生唾を飲み込む。
そう言えば自分もこの店に飲みに入ったのだった、と幼女の言葉で思い出す。
確かに飲まないと損だ、でも幼女におごってもらうのは気が引ける。

飲もう、とにかくそう思った。
男は手酌で一杯熱燗を猪口に注ぐとぐいっと一口で嚥下する。

「わかった、酒の席だ、気にしないことにしよう。飲もう、そうだ、飲もう!」

にいと笑むとそう言ってまた猪口に酒を注ぐのであった。
飲んで飲んで飲まれてしまえば、この不思議な光景にも慣れるだろうと思っての事だ。
35 :白熊 佐助[saga]:2012/12/28(金) 23:44:14.20 ID:e+efZ6/ro
>>33
「妹・・・?女なのか・・・
 ハハッ、可愛いコだったら良いね。」
兄貴は見たところ、20代前半くらいだから・・・
それより年下になる訳か・・・
年も俺と近いのか・・・?

「ロンドン事変に居て、円環の楽園に仲間入りしたんだ。
 きっと図太い奴だぜ・・・此処も変わり者が多いけど、
 そんな奴なら大丈夫だろ・・・」
だけど、流石兄貴・・・四柱の一人ってだけの事はある。
少しとは言え、新人の情報を既に知っていたとは・・・
36 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/28(金) 23:45:54.67 ID:2EBbzABuo
>>32
「あははー……大丈夫大丈夫……ちょっと体幹を司どる部分に当たったっぽいだけ……」

顔こそ笑っているのだが、本当にそのような部分にぶつけたのか、未だ身体がふらついている女。
今まさに店から出てきた少女へと助けを求めようとするが、ぶつけた犯人は間違いなく少女である。
しかも事故であるため怒るに怒れず、もやもやが増している。

憎らしい視線を送ることすらも許されない。女のプライドが送ることを拒否していた。

一方少女は痛がる女に心配の色を一瞬見せるも、悶々とした気持ちに気付くようなことは無く。
むしろ彼女に話しかけられ、笑顔で応対している。

「あ、えっと、ナイトバードの小鳥と申しますっ! 大坂さんですよね! ずっとお店に行きたいと思ってたんですよ!」

彼女の想像は当たっていたようで、予想どうりに名乗った少女。
嬉々として話す少女は、寒いでしょうから、と言いながら扉を再び開け、彼女に入り口を譲る。どうやら入ってくださいといっているようで。
その傍で後頭部を抑えていた女もやっと回復したらしく、少女がお姉ちゃんと呼びかけると、小さくはーいと答えた。

彼女がペットショップの中に入っていくのなら、彼女の後に女、続いて少女という順番で入っていく。
店内は明るく、中央にプラスチック製の白いテーブルと椅子が3脚。商談用のものらしい。
37 :葛葉[sage saga]:2012/12/28(金) 23:50:26.70 ID:a1gDttfJo
>>34
「……ふ、どうしたのかの、若造」

ドギマギとしている了を見て、ずずい、と擦り寄る葛葉。
流し目が妙に艶めかしく、外見の幼さとのアンバランスさが逆に危うい色気のような何かを醸し出す。
暫くそうしてからかっているのか分からない様子を見せたが、ちょっとすると直ぐに元の様子に戻る。
くぴ、と熱燗を口に運び、ほはー、と幸せそうに吐息を吐く姿は、どことなく小動物ぽかっただろうか。

「酒は飲んでも飲まれるな、じゃよ。
 なかなかに良い酒じゃ、味わわんとな。
 ん、女将さんおでん貰えるかの。染み気味の大根とはんぺんで頼む、からしは多めでのう」

おでんを頼みつつ、もつ煮込みをつついて熱燗を。
まったりとした空気を、せわしなく酒を飲む了の横で放射していた。
食べるかの?ともつ煮込みを差し出す姿は、どうみても世話好きのおばちゃんにしか見えない。
38 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/28(金) 23:51:39.43 ID:xq3N6Cdk0
>>33
>>35
二人がそんな不穏な会話をしている中、おずおずとBARに入ってくる妙齢の美しい女が一人。

「えっと……もしかして取り込み中でしたか〜?」

マルファスの第一声は、必要の無い仕草と一般人に見せるような演技から始まった。
39 :クラウン 【円環の楽園】 物を浮かせる能力と変幻自在の武装2012/12/28(金) 23:51:42.14 ID:cjinMSlL0

「むー.... 今日は何をしようかなー 」
「余的には 虐殺(ライヴ)でもしたいけど....」
「だが最近ライヴ続きだぞ...... たまには観客を焦らすことも大事だからな」


街中を 少女が闊歩する
裸足で ペタペタと 歩み行く

背中には大剣を背負い
白い頬を紅く染めながら

ふらふらと 彷徨いていた


「あ、そうだ」
「することないなら家来でも創ろうぞ」
「流石は余だな... 我ながら賢いぞ」
40 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/28(金) 23:54:05.15 ID:niWb912Bo
>>35
「ええ、可愛らしい女性だと聞いていますよ
 極東に派遣されるそうですのでマルファスちゃんあたりと組むことになるんでしょうね」

いつの間に用意したのだろう、ティーカップに口をつけながらパチリ、とウインク
カップからは、優しい紅茶の香りだ漏れていた

「盟友殿が選ばれたのですからね
 優秀な子なのでしょう
 ああ、楽しみです、ツンデレ系妹キャラは不足気味なのでね」

この優男のような外見から、「ツンデレ系妹キャラ」などという言葉が飛び出せば
場違いというか、お門違いな雰囲気を出してはいるが……

そして、ああ、これは命令ではないのですが……
と、佐助へ視線を向けると

「エリゴス君としても、気になるのでしょう?
 同世代のようですから、仲良くしてあげて下さい
 ムルムルの名を冠した少女です」

まさに家族を心配する、兄のようにそんな事を口にした
41 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/28(金) 23:56:54.42 ID:/neJJV4k0
>>36
体幹って…それは大丈夫と言えるのか?
心配しつつも、だからと言って自分が何か出来る訳でもなく、ただ助けを求める彼女を見ているだけ。
…しかも、当の助けを求められている本人は自分に応対している。
多少気まずくなりつつも、やっぱり結局話しだす。

「あ、そうなん!?せやったらいつでも来てください!大歓迎しますよ!」

こんなところで立ち話も何だから、誘われるように店内へ。
ほな、お邪魔しま〜すと店内に入る。

「へぇ〜…ペットショップかぁ…何がおるんやろ」
42 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/28(金) 23:58:03.21 ID:n5zATmfZ0
>>39

その彼女の前をある青年が歩いていた。
「どうかしたの?こんな場所を。」
その青年は背中に背負っている、
大剣を不思議には思ったが、あえて言わなかった。

「こんなところ歩いてると言い事は無いよ」
43 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/29(土) 00:03:31.51 ID:29c8/sGEo
>>37
「ど、如何もシナイデスヨ、あはははは」

まさか素直に幼女にドキドキしましたなんて言えるはずもなく、ぎこちなく首を振り乾いた笑いを上げる。
内心は何だこの幼女、と思ってまだドキドキしているわけだがそんな様子を出すわけにはいかない、成人した男として。
幸せそうに日本酒の匂いがする息を吐き出す幼女、手に持っているのがオレンジジュースとかならば微笑ましく思えたかもしれない。

幼女の進言にギクリと身を震わせる。
確かにここで酔っ払って正体をなくすのはいい選択肢とは言えない。
なによりも懇意にしている女将に迷惑がかかる。
妙に渋いおでんの種のチョイスをする幼女、からしは多め何て通好みだ、と思いながら一杯、また一杯とペース早く酒を飲んでいく。

差し出されたもつ煮込み、食欲をそそる香りにじゃあ、と箸をつけ。
頂きます、何て言いながら見込みを一口口に放り込む。
じゅわっととけだす旨味に舌鼓を打てば、なんだか細かいことをうじじうじ気にしていた自分がバカらしくなってきた。

「お嬢さん、いや、おねーさん、かな?お名前なんてーの?」

思い切って名前を聞いてみた。
44 :白熊 佐助[saga]:2012/12/29(土) 00:04:53.36 ID:uGggUVZ/o
>>38
「よう、噂の新人ってのはアンタか?」
しかし、年は俺より上じゃないのか・・・?
何れにせよ、図太そうな奴だ・・・
いや・・・

>>40
「妹キャラ・・・まぁ、確かに・・・」
兄貴が言うとおり、変わった奴が多い。
だが、マルファス・・・そいつも最近入ったって言う新人だ。
だとすると、さっき此処に入ってきた女がその、マルファスって奴か・・・
だけど、兄貴も良い人だ。
突然入った新人を、家族のように心配している。
流石、四柱の一人・・・
45 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/29(土) 00:06:01.81 ID:ERO5VOHBo
>>38
「いらっしゃいませ、ようこそ楽園の死角へ
 ……なんてね」

ここのBARのマスター、には見えない黒の中折れ帽を被った男がそんなふうに彼女を出迎える
深く被った中折れ帽、その中から覗く金髪とオレンジの瞳
肢体は針金のように細く、何処と無く頼りない

「ようそこ、お嬢さん
 宜しければ、「お姉様」と呼ばせていただいても?」

初対面とは思えない、変態的な発言だった

「こちらの事は「弟」で構いませんよ?
 お姉様との仲ではないですか」

そして、もう一発爆弾が投下された
46 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 00:10:44.35 ID:i5YBkQ8oo
雨音は過ぎ去り、アスファルトの匂いが充満する路地裏にて、髭面は珍しくアナスタシア、シニフィと一緒に居らず一人
黒いスーツの上に布を肩に担い、二重のベルトの鞘に、懐刀の血をスーツの端で脱ぎ払ってから刺した
髭を摩りながら見つめる先は人間とは思えない程に禍々しい何か
関節部分が黒い粘膜質の何かで覆われ、顔面は形を成していない
人型なのは分かるが、能力なのか、被験体なのかは分からない
少なくとも、血は赤かった

「ふ、ふふ……なんだよ、最近の能力者はトランスフォームすんのかよビビったわ……
はぁ、こりゃぁまたどっかが面倒な事でもやってんのか、それとも自発的なものなのか
後者が良いんだがなぁ……ふむ、どうしたものか」

考えても仕方ねぇな無駄だ、と埃を払って路地裏から出る
深夜だというのに明るい、目が痛くなる
47 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 00:12:25.35 ID:SVFIpUKpo
>>43
「んー、ダシが溢れて、芥子の香りと一緒に鼻にぬけて、幸せだの――って辛い、つけすぎた!」

運ばれてきたおでんに芥子を多めに付けて大根を切って口に運ぶ。
ほふ、ほふと幸せそうに頬張りご満悦だったが、芥子の風味が一気に鼻に抜けてむせこんだ。
一瞬――ほんの極一瞬だが、幼女の頭と腰の当たりから狐の耳や尻尾が見えたかもしれない。本当に一瞬だが。

涙目になりつつも、熱燗の残りを飲み干して、幾度かけほけほと咳を漏らして。
二本目のお銚子で熱燗を頼みつつ、次は控えめに芥子を付けておでんを食べていた。
了に名前を聞かれると、んー、と僅かに間を置いて、口を開く。

「――ふぅむ、昔は姓も持っとったが、今は姓を捨てとっての。
 通称で良いならば、儂の名は葛葉、じゃ。
 なかなかに気さくなお前さんは何と言うのかの?」

葛葉、が今の名じゃ。好きに呼ぶと良いと言う幼女。
名前を辿って行くと葛の葉狐という妖狐に出会うが、葛の葉狐とは関係はない。
名を借りているようなものだが、そこまでは語らない。
48 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/29(土) 00:12:41.29 ID:ERO5VOHBo
>>44
「いいえ、彼女はムルムルではありません
 一般人のお客様の『少ないとはいえ居らっしゃいますから』」

気を付けてくださいね、と佐助にだけ聞こえるような囁きで
溜まり場とはいえ、気を抜きすぎてはいけないと、視線を送った

「まあ、そんな所も可愛らしい所です
 フォローさせてもらえるのも、兄としては嬉しいんですよ」

うんうん、と何度も頷き、嬉しそうに微笑んだ

「君には、色々な生き方をして欲しいですから
 同世代との触れ合いも大事ですよ
 ただ、兄との触れ合いを忘れてはいけませんがね?」
49 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 00:13:52.39 ID:Qic+PdMoo
>>41
「本当ですか!? ありがとうございます、お店が忙しくなくなったらお伺いしますね!」

しっかりとお辞儀をする。丁寧な口調と態度、まるで少女がナイトバードの店主のようだ。
しかし実際にはタメ口で店の掃除もロクにしない女がその職についているというのだから、何が起こるかわかったものではない。
因みに、女も少女もネームプレートをつけている。女が夜鳥という名前で店長だと言うことも分かるだろう。

ペットショップの中は意外と広い。
周りには大小種類様々な生き物が、仕切りの向こう側で蠢いている。
犬、猫、籠の中には鳥、水槽の中には魚、さらに3mほどはあるだろうか、ニシキヘビがじっと彼女に視線をぶつけている。仕切りは無い。

だあ少女には慣れたものなのか、全く恐れる様子は無く。女に至ってはそのニシキヘビを軽く撫で、ニコニコと笑っている。
普通ならば恐怖でもしようものだが、女のその態度は彼女に安心感を与えるだろうか。蛇への恐怖心的な意味で、だが。

「さーさー、座って座って」

先ほどの痛みはどこかにすっ飛んだのか、ニコニコとほんわかな笑顔で椅子を引き、席に着くことを促す女。
少女はお茶を取ってくるといって裏へと駆けていった。お願いねーと女が行っている所、本当に姉妹のようだ。

「えっと、自己紹介が遅れたけどー、私は店長の夜鳥。よろしくねー……えっと、大阪さんだったよねー?」

彼女が席に着いたならば、女も適当に選んで座った。
今更名乗るも、ネームプレートによってその名前はもう彼女に知られているだろう。自分で作ったくせに、その存在を既に忘れている。
女は、さらに彼女の下の名前を聞いた。苗字で呼ぶのは、あまり好きではないらしい。
先ほどの彼女のフレンドリーさから、その理由がチラリと伺えることだろう。
50 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/29(土) 00:18:13.87 ID:qaayp1H60
>>44
どうやら情報はちゃんと行き渡っているようで安心した。
これでマルファスの目的の一つは達成したと言っていいだろう。後は自分の立ち位置を確認したい。
態度をガラリと変える。
「違うわね……まず私はそれほど有能ではないから。
 一応幹部ではあるけれど、噂の新人ではないわよ」


>>45
「お姉さまとは、立場を考えると私にとっては恐れ多い呼び名ね……構わないけれど。
 では弟君、宜しく。貴方とはフレンドリーでいいでしょう」

面食らうも、ニヤリと笑って強かに相手の要求を受け入れた。

「いいんじゃない?組織全体の飲み会。私は大賛成よ」

元々我が強い面々だ。友好を深めるメリットは多い。

 
51 :クラウン 【円環の楽園】 物を浮かせる能力と変幻自在の武装2012/12/29(土) 00:22:54.80 ID:P80l6bcB0
>>42

「ん? 何だ、余に話し掛けているのか? 」

男の方に振り返り
ぺこりと一礼

「そうでもないと思うがな? 現に御前に出会えた」
「まぁ、早速だが。 貴様 余の家来になれ」

52 :白熊 佐助[saga]:2012/12/29(土) 00:28:17.73 ID:uGggUVZ/o
>>48
「おっと悪いな・・・」
そうだ・・・此処には円環の楽園以外の奴だって来る。
世界の敵を称する組織だ。此処を嗅ぎ付けて来る諜報員が来るって事もありえる。
発言には気をつけないと・・・
そう考えていると、俺の携帯が鳴り出す。黒電話の音だ。

「もしもし・・・あぁ、解った。直ぐ行く・・・」
俺は電話相手との会話を済ませ、持っていたタバコを消して灰皿に捨てる。

「悪い、兄貴・・・仕事が出来た。また、変な奴が俺の拠点を探ってるらしい。」
俺は立ち上がり・・・
>>50
「そうか・・・間違えてすまなかったな。俺の名は白熊 佐助だ。」
俺は急ぎながらではあるが、自己紹介を済ませる。
そして・・・

『またの名を、No.15のエリゴスだ。そして、あのお方はNo.1のバアル。至高の四柱の一人だ。』
俺はテレパシーを送って自己紹介をする。

軽い自己紹介を済ませた俺は急いでその場を立ち去る。

//ごめんなさい。明日は仕事なので、落ちます。
53 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 00:29:38.57 ID:k8cxS2Rn0
>>51

「近くに君以外の人はいないよ」
1礼をされたのでこちらも一応返す。

「…………え?」
青年はかなり混乱している。当然のことだろう。
(いきなり初対面の奴に何を言っているんだよこいつは……)
青年は心の中でそう思っていた。

「悪いけどちょっと何を言っているのかわからないんだけど…」
54 :アラン[saga]:2012/12/29(土) 00:29:51.77 ID:VHm7vcvB0
>>46
「やあ」

路地の出口の横の物陰に、影よりも濃い黒衣姿の男が寄りかかっていた。
やや彫りが深いがモンゴロイドの域を出るほどではないその容貌に浮かんだ蒼い瞳は、銜えた煙草の先で明滅を繰り返す灼熱を反射し、闇の中で宝石のようにきらめいている。男は髭面を一瞥だけして、煙草を指の間に挟み込むと紫煙を吐き出す。

「仕事か? 血なまぐさいが」

路地の奥を示すように顎をしゃくって、また煙草を銜えなおす。
男――アランは路地の奥で何が起こっり、そこに何が転がっているかを知っていたが、それをどうこうするつもりはなかった。ただ純然たる興味からくる質問であり、それほど面識があるわけでもないこの男への話の切り出しかたが見当たらなかっただけのこと。

ま、俺は関知しないけどね、と苦笑ともつかない微笑を口の端に刻んで、律儀に持ち歩いている携帯灰皿に煙草の燃え殻を落とし込む。
55 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/29(土) 00:30:30.40 ID:29c8/sGEo
>>47
こちらはこちらで刺身に山葵を付けて、醤油にちょいと浸しそれを口に運んでいた。
本日の鮮魚の三種盛りと品書きに書かれたそれは?と鯛と烏賊。
幸せそうに大根をぱくつく幼女を見ていたが芥子に噎せる様子にあるある、とにやけた。
が、その刹那、何かが見えた気がして男は双眸を瞬かせる。

「――大丈夫?芥子、つけすぎると鼻にくるよな……」

しかし、見えたのはほんの一瞬で、それが何か判断する暇も与えられなかった男はすぐに噎せた幼女へと関心を移す。
冷水でも頼もうかと女将を見やるが、幼女は自分で熱燗を頼んでいた。

問いかけに答えが返ってくる。それをふむふむと聞きながら男は幼女の背景を探ろうかと思い―――やめた。
今夜は酒の席での出会いだし、折角金を払う以上は先ほど幼女が言った通り楽しく飲まなければ損というものだ。
それに今夜は難しいことは無しにして飲みたい気分だった。
返ってきた問いかけにこちらは直ぐに口を開き、

「葛葉、か、良い名前だな。俺の名前は志野、志野了、ま、よろしく頼むよ」

葛の葉狐の妖怪譚は知っていたが、この幼女と関わりのあるものだとは思わなかった。
言いながら今度はこちらから、刺身の盛り合わせを幼女――葛葉に差し出して。

「食うか?」
56 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/29(土) 00:30:38.29 ID:ERO5VOHBo
>>50
「ええ、この組織の人間は<家族>ですからね
 フレンドリーに接さず、どうしろというのですか?」

ふふふ、と満足そうな笑みを浮かべると
被っていた中折れ帽を脱帽し、恭しく頭を下げた

「おっと、名乗る事が遅れたのを侘びさせて下さい
 自分はレオンハルト
 序列第一位、バアルの名を承っています」

頭だけが、くいっと彼女の方へと上がり
その柔和な視線が彼女へと向かっていった

序列第一位、序列とその戦闘能力は比例しない、とされているがそれには例外がある
第一位、第九位、第二十九位、第三十二位
その4つだけは、特別

「宜しくお願いします、お姉様」

だが、それを感じさせない
そんな男だった

>>52
「ええ、頑張ってください
 助けが必要ならばすぐに駆けつけますよ?」

小さく頷くと、佐助の使用したグラスと灰皿をカウンターから下げ
立ち去る佐助の背中を見つめた

「忙しくなりそうですね
 これは、歓迎会の日にち決めが大変そうだ」


//お疲れ様です
57 :トマス【L.M.G異端審問副官長】──銀短髪[saga]:2012/12/29(土) 00:30:46.46 ID:i5YBkQ8oo
>>21
ふむ、とトマスは空中にて、相手には表情は見えないだろうが少しばかり笑みを含んで

「簡単な話よ、だって貴方、私の告白断ったじゃない
だけど私、まだ諦めてないから取り敢えずプレゼントでもしてご機嫌をとろうと思ったまでの事よ
それに魔術回路の使い方……その魔術回路でも使って研究して見たらどうかしら
人体に影響与える魔術回路って、肉体に直接埋め込むとかでもしないと、結構本格的な規模の魔術になっちゃうのよ
自作の魔術回路だから色々不備あるかもだけど、貴方流に色々弄ってみたらどうかしら
貴方の実力はまだまだ上がるはずだし、ね
言ったでしょう、私は貴方の物語を見てみたい──」

トマスにとっての他人とは、素晴らしいまでに自分を喜ばしてくれる謂わば一冊の本でしかない
例えそれが不遇な人間であれ優遇な人間であれ、等しく変わった物語
成長の中途は物語の終盤より面白いとも思える、それに青年は多分、今後燻りを得るはずだろう
苦悩の日々は終盤に繋がる佳境に苦戦する物語、緩慢な速度で進行して行く物語は、オチを焦らすには十分
トマスは、とくにお気に入りの本はとても大切にする
ゴルギアスも、新品同様だ

「つまり、貴方が好きなのよ」
58 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 00:31:52.64 ID:7wE552ck0
>>49
店内の様々な動物を興味津々と見回す。
なるほど、多種多様な動物がいっぱいだ。
小鳥ちゃんのほかにも小鳥がいるんだ、としょうもないことを考えつつ、せっかく椅子を用意してもらっているので誘われるままに座らせてもらう。
…お茶まで出してもらえるのかと、懇意にしてくれる彼女たちに感謝しきり。

「ホンマ申し訳ない、お茶まで用意してもろて…
せやで、私が大坂や!
あんたが店長さんやったんか〜、明るくてええ店やな!」

「さか」は「坂」やで〜、とどうでもいい注釈を加えつつ、いつの間にか最初の丁寧口調はどこへやら。
親しみをもっている証拠でもあるが…。

「私は大坂澪!以後宜しく!」

明るく笑いながら改めて自己紹介。
59 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 00:37:41.81 ID:i5YBkQ8oo
>>54
髭面でいう旦那が声をかけてきた
お、と若干の笑みが含まれた声色は、先程の仕事を彷彿とさせない明るいもので
髭面自身、自覚はあるのだがこの界隈では普通だろう、と日常と仕事の切り替えを済ませば旦那の方へと近づく
話を聞かれないことに安堵の表情を浮かべながらも頭を掻きながらに言う

「いやー、傭協の仕事もしないと家計が切羽詰まってましてねー
身元不明の人間からの依頼のようであまり深くは言えないんですが──どうやら新手の異形ですねぇ
こりゃぁまたどっかが人口に能力をーだとか言ってんじゃないすかねぇ」

人伝の様に言う辺り、髭面らしい楽観的な物事の見方だ
そんなことより、と髭面は指で酒を飲もうというジェスチャーを表現しながら、懐から財布を取り出し

「そういえば、このまえの奢りのぶん、返してませんよね、旦那
どうです?居酒屋で一杯、オススメの場所知ってません?」
60 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 00:39:29.43 ID:SVFIpUKpo
>>55
「なに、辛いのは嫌いじゃないんだがの、どーも芥子や山葵は鼻に抜けすぎる。
 だがまあ、この風味が有る意味たまらんからの、むしろ一興じゃ」

熱燗をくぴくぴと演歌しつつ、ふへぇ、と幸せそうに息を吐く。
嬉しそうにはんぺんを半分に切り、出汁を吸わせてから芥子をちょうどいいくらい付けて口に運ぶ。
もふもふじゅわあ、と口の中ではんぺんの食感と出汁の滋味、芥子の香りが弾けて頬に手を当てていやいやぁ、と体をくねらせる。
なんとも言えない、幸せなまったり空間がそこには存在していた。

「ん、了か。なかなかに良い名だ、勢いを感じる。
 ま、よろしく頼むのじゃ」

ぺこり、と軽く頭を下げて、八重歯を見せてにぱ、と笑顔を見せた。
その笑顔だけなら、老獪な様子なども欠片もない少女にしか見えなかったことだろう。
但し、酒臭い息と出汁の香りというおまけが付いていたが。

差し出された刺盛りを見て、貰おうかの、と呟き箸を伸ばす。
鯛を一枚取ると山葵を軽く乗せ、醤油に端を軽く付けて口に運ぶ。
霜降りにされた鯛は、皮付きであり良い食感と旨みが口に広がる。
その味を噛み締めつつ、熱燗を含み、頬を緩める。

「ん……、偶に知らぬ店に入るのも乙なものじゃな」
61 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/29(土) 00:41:31.21 ID:qaayp1H60
>>52
「私の名前はロクレネ。宜しく」
挨拶をして見送る。
『一応メイザースからNo.39のマルファスの名前を貰ってるわ。また会いましょうね』

>>56
「貴方の包容力は、素晴らしいものがあるわね」

微笑を返すと、マルファスは頭を下げる男の観察を始める。
一見リーダーには相応しくない優男に見えるが、計り知れない強みを感じた。

「こちらこそ申し訳なかったわね。私の名前はロクレネ。そしてNo.39のマルファスでもあるわ。
 と言っても大した活躍はしていないけれどね。裏方でしか動かないのが私だから」

マルファスが自分を卑下するのは元来の性格故か演技か。
なんにせよ、ここまで来れば美点ではないかもしれない。

「貴方はなんとなく怒らせると怖そうだから、できるだけ怒らせないように注意するわ」
 
62 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 00:48:47.60 ID:Qic+PdMoo
>>58
「良いの良いのー、同じ商店街の仲間なんだからー、仲良くしよー?」

席に座った女は、手を上下にひらひらとさせながら彼女にそう発する。
丁寧だった口調が消え、関西弁というのだろうそれになった彼女。女はそれだけで嬉しそうだ。
やはり本心でしゃべる方が面白いからだ。うわべだけの会話なんて、面白みの欠片も無い。

店の内観を褒められ、後頭部を掻きながら照れる。先ほどぶち当たった場所に手が行った様で一瞬表情が崩れるが、違う所を掻けば問題ないようだ。

「えへへー、それほどでもー」

しかし、こんな風にのたまっている女だがそもそもこの内装にしたのは今お茶を入れている少女だったりする。
彼女の話を聞いて、え、あの大都市じゃないのと不思議がるが、世の中にはそういう苗字もあるんだなと自己解決。
苗字で変な事を言うのは話好きな女でも憚られる。そこらへんは弁えているようだ。

「澪ちゃんねー、よろしくー」

明るい笑顔に心を落ち着かされる女。それと同時に三つの湯飲みとお茶菓子を持った少女が現れる。
テーブルの中央にそれらが乗ったお盆を乗せると、寒そうに手を擦りながら残りの一席へと座った。

「いやーしかし、澪ちゃんの年齢でお店やってるって凄いよねー」

口火を切る様に女はそう話す。人気が有る食事処を1人で切り盛りしている。その忙しさは自分たちの並みでは無いだろうと思う女。
63 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/29(土) 00:49:06.57 ID:29c8/sGEo
>>60
「そかそか、まあ確かに言えてるな」

人生の楽しみ方を知っている、そう思った。
自身も熱燗をちびちびやりながら刺身の盛り合わせをつつく。
なにやらはんぺんに幸せを見出したらしい葛葉、そのなんとも言えない空間に微苦笑を漏らす。
こんなまったり空間にいるのはいつぶりだろう、先のクリスマスですら同僚とやんややんやと飲み騒いでいたのだ。

よろしく、と言われてはこちらも口の端を上げて、可愛らしい笑顔に応える。

刺盛りを食べる葛葉、本当に美味しそうな顔をして食べるもんだと感心しながらその一部始終を見て。

「ホントに、不思議な縁もあったもんだよ。今日はいい夜だ」

また来てくれよな、と店主に代わって男は続ける。

「今度は飲み比べでもしようじゃないか、葛葉さんや」
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)2012/12/29(土) 00:49:12.16 ID:0pTv50dQ0
http://bit.ly/RWh4Xa
65 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/29(土) 00:49:54.59 ID:ERO5VOHBo
>>61
「お褒めに預かり恐悦至極
 宜しくお願いしますね、ロクレネお姉様」

姉、などと彼女の事を称するが
この男、見た目としてはロクレネと同世代のように見える
いや、だが彼から発するその独特の雰囲気は、年齢など超越した何かを感じるが……

「いえいえ、貴方もまた盟友殿が選んだ一人
 裏方などと言わず、思うがままやれば良い」

それがいい、と頷くと
自分は力になる、と胸を叩いた


「怒る必要があるのならば、怒りますが
 無闇矢鱈に、家族に対し怒りをぶつけることはありませんよ
 四柱の一本ぐらいは、こんな俗物が居てもいいでしょう?」
66 :アラン[saga]:2012/12/29(土) 00:55:31.25 ID:VHm7vcvB0
>>59
「財政難か? この時期あわただしいから今が稼ぎ時だろう」

切り換えの速さはさすが傭兵だな、などと彼のほうへ視線を向け、また吸殻を灰皿へ落とす。
一日分の吸殻を受けていささか膨らんだそれの中身をのぞきこみ、吸いすぎたな、と今更のように一日の不養生を反省する。
髭面の安堵の表情には気づかないふりを通し、あくまで知らぬ存ぜぬの態度であることを示しながら、アランはうまそうに煙草の穂口を銜えた。
傭兵と長く付き合おうと思うなら、基本的に相手のことは詮索しないほうがいい。そのほうが向こうから信頼されるし、互いに適切な距離を構築できる。

「新種、ねえ。最近やたらと新種が出ると聞くが、なんでだろうな。
 仮に人工的に作られているとしたらそれだけはやめてほしいね、おれは警官としての責務を履行しないとならなくなる」

警官としての義務感や正義感などと全く無縁そうな仏頂面で、我ながらよくこんなことがぬけぬけと口にできたものだと鼻を鳴らす。ついで髭面のジェスチャーと取り出された財布に、そういえば前回おごったっけか、と忘却されかけの記憶を掘り起こすと、

「ここいらなら1件だけ、いいところがあったな」
67 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 00:57:55.06 ID:SVFIpUKpo
>>63
「なんでも楽しめる物事は存在するもんじゃよ。
 悲観するよりも笑っていたほうがずっと幸せじゃからな」

どこか達観した、底の浅い刹那主義ではなく、芯の存在する享楽主義。
力いっぱいに何事も楽しもうとする姿は、遊び人にも取れなくもないが、不快なそれでは無かっただろう。
基本的にのんびり飲むのが好きな葛葉としては、了はなかなかに良い飲み相手であった。
もう半分のはんぺんを口にして、またじわりと染み出す出汁に表情を緩ませた。
コロコロと変わる表情からは、裏といったものを感じさせないが、時折妖艶な動作も見せるため、掴みどころを感じさせないか。

「なに、今度は儂のおすすめの店でも紹介してやろうかの。
 とりあえずお近づきの印にコレでも受け取っとくといいのじゃ」

そう言うと、葛葉は袂から財布を取り出すと、何かの紙切れを差し出した。
それを受け取り視線を落とせば、そこには花丸商店街の振興券500円分と書かれていた。
因みに、下に書いてある商店街振興会長の欄には、しっかりと葛葉の名が書いてある。
要するに、コレをやるから今度遊びに来て商店街の振興に貢献しろという事だった。したたかである。

「ほほう……、儂に飲み比べを挑むとはなかなか豪胆だのう、了?」

飲み比べを提案する了には、どこか既に勝ち誇りつつ大人の色気を出した表情で流し目を送り。
少しばかりドSっぽい視線を送って、ちろりと赤い舌を魅せつけた。
68 :クラウン2012/12/29(土) 00:58:06.26 ID:to6G2CLj0
>>53

「分からないか...? 」

ふぅむ...と喉を鳴らし 頭を抱える
偶には王族として王らしいことをしてみようと考えてみたのだが
まぁ、具体的に何をすれば良いのかも分からずに家来を求めてみたのだ
結果として相手も理解ができないと言ってきた
つまりこの場で現状を確りと把握できているものは 0 困ったものだ

「あー、あれだな」
「貴様は今から余の奴隷だ」

「これで少しは理解できたか? この低脳め」
69 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 01:01:00.33 ID:7wE552ck0
>>62
「いやいや、確かに忙しいんやけど大変やってわけや無いで!
一人で店やってるとな、お客さんの表情がよう分かるんや。
一対一で顔を突き合わせて応対するからな、その人がどんな気持ちかよう分かる。
ああ、この人は今日は疲れたんやなぁとか、嬉しいことがあったんやなぁとか。
そういう気持ちを汲み取って応対して、みんな店を出るころには笑顔になってるようにする。
それが楽しくてこの仕事が止められんのや!」

自分の仕事の話になった途端、生き生きと話し出す。
その話しぶりからも、いかに彼女自身が仕事を愛しているかが伺える。

「あんたな仕事をしてる時、どんな場面で幸せやと感じる?」

相手のことも知りたくて、質問を投げかける。
70 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/29(土) 01:01:03.85 ID:qaayp1H60
>>65
「戦闘が性に合ってないだけだから。私は戦略家だからね……必然的に裏方になるわ」

自分が巻き込まれるような戦いが起こった時点で、マルファスは負けていると自負している。
目の前の男は戦略に詳しそうではあるが、やはり戦いが本業だろう。
自分が悪の芽ならば悪の花が組織の四天王であり、この皮を剥げば何かが出てくるというのがマルファスの考えだ。

「私は貴方を恐れていないけれどそれでも弟君は四柱に相応しい、恐れられるべきな怖い人物のようだと思えるわ。
 貴方一人の存在だけで戦場が傾くでしょうに」

マルファスは口に手を当ててクスクス笑う。
71 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 01:03:59.72 ID:k8cxS2Rn0
>>68

(やばい奴に遭遇しちまったな…)
青年は内心この状況をどう打破しようと考えていた。
なにせいきなり家来になれと言われているのだから。

「行っていることは分かっているけど、
なんで俺が君の家来にならないといけないの?」
正直なところこの青年は結構いらいらしている。
もしこれが次も続くようなら、青年は何かしらの
行動を起こすだろう。
72 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 01:08:24.49 ID:i5YBkQ8oo
>>66
この警察官はある意味で自分に似ているな、ともそう思ったが違うようだ
旦那の灰皿を見れば相当なヘビースモーカーらしいが、この年末になってくると仕事の量も増えるのだろう
ストレスの溜まるだろうし、刹那のはけ口となっていつのまにか吸い過ぎてしまうのは分からなくもない
シニフィとアナシィには煙たがられてしまうので影でこっそりと吸っている時があるが、忙しいときには旦那と同じようになることが多々ある
それ程に忙しいのだろう、と自己完結しながらも次のセリフで心情が変わったのは置いておこう

「そうなんスよねー、シニフィの妹探しに付き合ってるとどうしても傭兵の仕事が疎かになりがちでしてねー
シニフィの富士山のアレの時の報酬も、よく考えてみれば口座番号なんて教えてないですし
傭協に聞いてみれば全部こちらが回収しただとか言い始めるしろくなことねーですよ本当
とまぁ愚痴はよしといてです

そうですねぇ……処理してきた中でも各々で形が違うあたり……
はん、確かにそうですねっとぉ連れっててくださいな」

73 :クラウン2012/12/29(土) 01:11:00.75 ID:to6G2CLj0
>>71

「何故? それは余が『あいどる』であると同時に誇り高き王であるからだ」

此処で、ふわりと少女の体が浮き上がり 相手を見下せるほどの高みに昇る
完全に見下している
物理的にも 態度的にもだ

「はぁ...愚民とは頭内も愚かな者なのか? 」
「余は悲しいぞ...」

態度は変わらない
何処までも自分ありき
それがこの少女...もとい少年の本質なのだ
74 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2012/12/29(土) 01:11:33.12 ID:ERO5VOHBo
>>70
「一人で戦場を傾ける?
 いやいや、買いかぶり過ぎでしょう」

いやいや、と軽く手を振り
帽子をかぶり直すことで、目を伏せた

「独りでできることは限られていますよ
 だから、<家族>が必要なんですからね
 貴方の戦略も、きっと盟友殿のためになる」

戯けた雰囲気と張り付いたかのように崩れない笑みが少し解けた
彼自身の本心が零れ出したかのように

「出来る事といえば、家族に愛を囁く事と盟友殿のために身を削るぐらいもののです
 単身駆け抜ける英雄などはあまりにも似合わない」

ふと、男が天井を見上げた
いや、その先を見透かすように

「……すみません、少し家族が助けを呼んでいるようだ
 風のウワサ、という奴なんですがね」

そう言うと男は、羽が生えたかのように軽く素早い動きでもう入り口の近くまで移動を終了させていた

「歓迎会の招待状、ちゃんと送りますから
 その時は宜しくお願いしますね?」

カチャ、と軽いドアの開閉音が聞こえたかと思えば
その男の姿は、もう其処にはなかった

//すみません、そろそろ寝ますね
75 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/29(土) 01:15:42.03 ID:29c8/sGEo
>>67
「これは含蓄のあるお言葉で……」

へへえ、と軽く流しているようで内心は驚嘆していた。
どんな人生を送ってくればそんな言葉が出てくるのだろうかと。不思議に思うと同時に少し背景を思って切なくなった。
色んなものを踏み越えなければ語れない科白だと思ったから、男はその言葉を受け取って静かに酒を飲んだ。

「ほ、それは嬉しいねえ、葛葉のおススメの店なら酒も肴も美味かろう」

ほくほくとそう言えば差し出された紙を受け取って、地域振興券だと確認すればきょとんと目を丸くして。

「花丸商店街の住人だったとは……今度遊びに行かせてもらおう」

そんな葛葉の目論見にまんまと乗せられて、男は鼻歌交じりに自分の財布にそれをしまう。

「へ、……ちょ、おいおい、なんだよ」

歳不相応の婀娜っぽい流し目に再び心臓がバクバクと鳴り始める。
中身がどうであれ見た目幼女に屈してなるものかと思うものの、妖艶さではそこらの姉ちゃんよりも上な気がして。

「お、男に二言はねえ!飲み比べするっつったらする!!」

んで勝つ、と鼻息荒く宣言する。飲み比べで幼女に負けたとあっては大の大人の名が廃るというものだ。
76 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 01:19:09.02 ID:Qic+PdMoo
>>69
「凄いですね、澪さん……凄いしっかりしてて……」

自分で淹れたお茶を飲み、ふはぁと息を吐き出して、彼女の話に食い入る少女。
聞き終わるとそう言って息づき、彼女の仕事に対する姿勢を、素直に評価した。
少女も、彼女とそう歳は離れていないはず。だが、ここまで彼女がお客のことを考えたしっかり娘なのは、その経験の違いなのだろう。
女も同じことを考えていたらしく、お茶菓子……煎餅を齧ると凄いねーと短い言葉で称賛する。


「そうだなー……私は正直、ペットショップはノリで始めたんだよねー。
 でも、そう、澪ちゃんと同じでさー、今では、此処に来る人が帰る頃には笑顔で居てくれるのが目標なんだよー」

女は店内の隅を指差す。すると、そこは写真の張ってあるコルクボードが置いてあった。
そこには動物を抱えた様々な人の写真が貼ってある。生き物を買って帰る人に、写真を撮らせてもらうんだと女は話した。

「あの写真の皆だけじゃないけどー、一応その目標は達成できてるから、私は幸せかなー」

まるで動物や来店客が家族とでも言うように、そう明るく、生き生きと話す。
少女も、女の話に笑顔で頷いていた。女と少女で目が合って、笑いあった。
77 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 01:20:22.05 ID:k8cxS2Rn0
>>73
(もう駄目だ…こういう奴には何を言っても聞かないな…
しかも空飛んでるあたり、能力者かよ…)

青年はもはや絶望していた。こういう奴に会うのは初めてなのだろう。

「愚民とはひどいことを言いますね。」
そう言うと同時に青年はプロペラ戦闘機型の物体を出した。
「これ以上そのことを言うのなら私はそろそろ、
あなたを全力でつぶしにかからなくてはならない。」
78 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/29(土) 01:20:25.04 ID:qaayp1H60
>>74
「確かに数は力、ね」

その献身的なまでの仲間を崇拝する心が、自分の師匠と重なった。

道理で、そんな人物なのかと。
至高の四柱だが、この男ならおそらく仲間を助けるために命を懸けるだろう。
マルファスは、レオンハルトに若干の苦手意識を覚えつつも見送ることにする。

「是非招待に応じさせて頂くわ。その時はまた話しましょう弟君。おやすみなさい」

おかしな気分の悪さを振り払うと、マルファスは家に帰ることにした。

/お疲れ様でした。おやすみなさい。

79 :アラン[saga]:2012/12/29(土) 01:22:21.99 ID:VHm7vcvB0
>>72
吸い尽くした煙草を携帯灰皿に押し込むと、アランはそこで煙草を吸いやめた――などということはなく、懐から箱を取り出して銜え、髭面にも穂口をむけて勧める。
吸いすぎを反省氏はしてもそれを止めることはなく、吸いたいのならばさらに吸う。そういう不健康スタンスを崩さずに今日まで来た男だから、こんなことで吸いやめたりはしない。
軍人という職業、体力を使うのだから煙草はよろしくないのだが、そんなことお構いなしである。

「いくつか仕事を紹介しようか? 完了したら現金払い、PASF委託の正規業務だが」

どれ、いくつか見繕おう、と懐から手帳を取り出してめぼしい依頼を記したページを破りとり、髭面に手渡す。そこには依頼内容と金額、要綱などが事細かに書き込まれている。

「ま、あとでこちらで調べるさ。自然発生ならそれもよし、人為なら叩き潰す。
 ささ、いこう。この時期外は冷える」
80 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 01:24:45.07 ID:SVFIpUKpo
>>75
「儂の店は、商店街の端の小さい店じゃからの。
 火点しという骨董屋があるから来ると良い、茶と菓子くらいなら出すからの」

どうやら彼女自身、商店街に店を出している店主の一人のようだ。
それにしてもこのナリで骨董屋というのも、またさらなるギャップの追加だったろうか。
どっちにしろ、遊びに来たならばこじんまりとした店の中で煙管をくゆらせる幼女の姿が見られるはずだ。

「――っふふ、じゃあちょいと撫でてやるとするかの。
 これでも享楽の経験だけは並の輩には負けん自信があるしのう。
 ちょいと楽しく、お前さんと遊んでやろうじゃあないか。……のォ、了?」

すす、と身を寄せながら、胸元をほっそりとした指先でくりくりとなぞる幼女。
その動作も手腕も、堂に入った遊女のような艶やかさ。
しかしながら、暫しそうやってからかった後、けらけらと楽しそうに笑い声を漏らしながら、熱燗を煽るのであった。
全く酔っている訳ではないが、人を誂うのがちょっとした趣味であった。
81 :クラウン2012/12/29(土) 01:28:43.81 ID:to6G2CLj0
>>77

「潰す? 蛆虫の分際で何を潰せるのだ?」
「蝿にも成れない蛆虫め。 悔しかったらとんでみろ」

ほーれほーれ と叫び宙を漂う少年
自由気ままで我侭で、とっても意地悪な暴君様は 悪びれる様子もなく
高みへ 高みへと昇っていき

「おやおや? あんな処に煙がたっているぞ! 
 面白い! 楽しそうなことの香りがするぞよ! 」

ふわり。 大きく一回転をしてみせると
そのまま、どこかへ消えていくだろう
なんと 自分勝手な

/すいません
/明日バイトなので凍結か〆でおねがいします・・・
82 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 01:31:01.76 ID:i5YBkQ8oo
>>79
傭兵としての技量は、髭面は良い方なのだが能力の難などがあってあまり仕事にでむくことはない
過去の髭面の行動を振り返ってみれば分かると思うが、髭面はシニフィの上司という事もありシニフィを使って生活を養っていた事もある
だが、今のように財政難になると、髭面自身が動くのだがどうにも仕事というのは面倒臭い
だからこそ傭兵という稼業をしているのだが、営業になれば面倒臭さが限界を超えてしまう
アナシィに実家から金を持って越させれば良かったが、突然の来訪で言うタイミングを失ってしまった
はぁ、と深いため息の中で、無意識の内に旦那の煙草を見て、懐からロングピースと呼ばれる煙草を取り出す
箱を無駄に振り、音を確認してからロングピースを取り出すのは癖だろうか
髭面は口に加えると同時、マッチの箱を取り出した瞬間に、煙草に火がついた

「はぁ……もう肺が悪くなって動きが鈍くなるってのに……やめられませんよねぇ……」

言いつつも、紙切れを旦那から受け取り内容も確認せず、乱雑にポケットの中にしまって、旦那の後を追った
83 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 01:31:42.84 ID:7wE552ck0
>>76
ああ、この人たちも自分と同じで仕事が大好きなんだ。
話を聞いているだけでも充分伝わってくる。
「そーか、ノリで始めてこんだけやれるんやな…
私はな、料理が得意…というか料理だけが取り柄でこの仕事を始めたんや。
へへへ…他はからっきしダメっちゅうわけやな!
ほんで何もかも手探りで店の経営…これには苦労した。
何せ全部一人で管理せなあかんからな!
経営が上手く行くようになるまで長いことかかった…」

苦労も今となってはいい人生の糧。
年の割に世間慣れした雰囲気は、苦労話をも笑いながら話した。
84 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 01:34:09.74 ID:k8cxS2Rn0
>>81
(どこまでもうざったい奴め…
だがここで争うのはあまりにも俺が不利だ…)
そうやって青年が思考を巡らしているうちに少女はどこかへ行ってしまった。

「本当になんだったんだ…あの少女…」
青年は心のどこかであの少女がとてつもない力を持っていること心の
どこかで感じ取っていた。

//絡みありがとうございました
//一応〆の方でお願いします…


85 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 01:38:09.38 ID:k8cxS2Rn0
//名前みすってた
86 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 01:39:56.32 ID:7wE552ck0
>>83
雰囲気は→雰囲気の彼女はに訂正(汗
87 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/29(土) 01:40:59.90 ID:29c8/sGEo
>>80
「へえ!葛葉も店やってるんだ。いくいく、邪魔させてもらう」

もういまさら何も驚かない、と思ってはいたものの、やはり店をやっていると言われては驚かざるを得なくて。
骨董屋という単語にピクリと反応する、それから茶菓子という単語にも。
もぐもぐと刺身を食べながら邪魔しに行く気満々でそう答える。

身を寄せてきた葛葉になんだなんだと目を丸めたものの、遊女のような手つきにびくりと背筋を震わせて。

「く、ず、は……、人をからかうのはやめなさい」

からかわれているのだと気付けばふいっと顔をよそに向ける。
こんなからかわれ方は――いつやられても慣れないもので。

「全くこの子は、どこでそんなこと習ったの!!」

冗談めかして怒って見せればこちらも熱燗をあおる。


/眠たくなってきましたので次レスで〆に向かわせて頂きますねー
88 :アラン[saga]:2012/12/29(土) 01:45:40.45 ID:VHm7vcvB0
>>>82
「たばこ辞める時は俺が死ぬ時だな」

吸わないとやってられんさ、と。取り出した防水マッチを擦って穂先に火をつけ、マッチ棒を振って火消してから、棒をへし折る。折れた屑を灰皿に落とし込むと、長年吸い続けてきたスモーキンジョーの紙箱を懐に押し戻した。
髭面のようすから、どうやらそれなり以上に苦労しているらしい様子を感じ取れば、それなりに安定した――金銭面でだけであるが――生活を送っている自分は実は幸福なほうなのかもしれないな、と他人事のような感慨を紡ぐ。
だいたい、金銭面で安定しても、その分命の危険に直面する仕事だ。傭兵であり、殺し屋であり、警官である。そうであるがゆえに戦場に首を突っ込み、犯罪組織に狙われ、単身要人暗殺などで手を汚す。これが幸福だろうか、とアランは先ほどの思考を冷笑して、

「おれは昔からあまり変わらんな。タバコは増えているが……ここだ」

アランが足を止めたのはどこにでもありそうな居酒屋。その戸をあけて中に入ると、店主に軽く一礼して奥の席へ陣取る。
89 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/29(土) 01:45:49.89 ID:jXf8JSNlo
>>57
「こ、告白・・・・。」

手に持った本を抱きかかえ、多少ひきつりながら
かろうじて出せる声を出す・・・。顔も苦笑いというか、なんとも
形容しがたい表情。

一通り話を聞いた後、彼は改めて自身が
手に抱いている、本を出す。急にいとしく感じられた。

「魔術回路・・・・。すごい、こんなものを自作できる
だなんて。」

眼を見開き、少し輝かせながら、感嘆の息をはきながら
魔術回路を見る。その姿はまるで光るモノを見つけた幼児のよう。

色々不備があるとしても魔術回路を作るのは
かなり腕だ。自身は一応、本で読んで自作はしたことは
あるのだがまったくもって魔翌力すら流れなかった。

しかし、なぜこんな魔術師と名乗っているのにもかかわらず
この年齢でいまだに下位の魔術すら使えない自分に入れ込んでいるのだろうか。
それに、自分にまだ実力が上がるなんて事は、生まれてから一度も言われた事がなかった。

「・・・・ありがとうございます。」
なぜ、ここまで入れ込んでくれるんだ。そんな疑問とともに
声を出す。その声は、かすれそうで、儚そうな、今までの苦渋がにじみ出たような
そんな声。

90 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 01:46:18.14 ID:SVFIpUKpo
>>87
「ついでに売上にも貢献してくれると尚有難いのう。
 最近は駄菓子の売上ばかりが伸びていくのじゃ」

本業が芳しくない為、副業として店先で駄菓子を売り始めたらそちらが本職を超えてしまった。
近所に学校が幾つかあるため、当然といえば当然なのだが哀しいところである。
おでんの汁を軽く啜って、最後に焼酎の番茶割りを頼んで占めにした。

「っかか、なに、ちょいと了よりも長く生きとるだけじゃよ。
 人は見た目によらんとも言うじゃろ? 秘伝のあんちえいじんぐなのじゃ、そうそう、あんちえいじんぐ」

こんなあんちえいじんぐが有って溜まるかと言ったところだが、葛葉はアンチエイジングってことにしたいようだ。
なんとも適当だが、この適当っぷりがこのまったり空間にはちょうどいいだろう。さっきまでピンク色だったけど。
運ばれてきた番茶割りの焼酎を半分程開けて、にやにやと意地悪な笑みを浮かべていた。

/りょうかいですようー
91 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 01:50:49.29 ID:Qic+PdMoo
>>83
「あー、あえて理由をつけるならば動物が好きだったからかなー。
 動物が好きだから、ここまでやれてるのかもねー、……アハハ、似た者同士だね、アタシ達ー」

と、勝手にシンパシーを覚え、芝居っぽく感激するポーズをとる。だが、気持ちは芝居ではなかった。
元々が動物……といっても妖怪の一種のおかげで、全ての動物を愛する女。
此処の商店街で生きると決めたとき、やはり好きなことをやりたかった。真っ先に思いついたのが、ペットショップ。
動物と人間の橋渡し的な存在でありたいと、そのときは強く思ったのだった。その思いは、今でも持ち続けている。

「アタシもお店の経営はダメダメだったからさー、此処で小鳥ちゃんの登場ってわけさー。
 小鳥ちゃん、商才があるみたいでさー、経営を1人でやっちゃうんだよー」

恥ずかしそうに頬を赤らめる少女。女に褒められて、相当嬉しかったようで。

しかし、やはり彼女は凄いと2人は思う。
動物への愛情と経営の才を補い合って生きている2人に比べ、彼女は全くの1人。
しかし彼女は逞しく食事処を開いている。言葉からも、苦労した年月が長いことを表していた。
自分たちよりも凄い彼女を、2人は称えずにはいられなかった。

「あ、お茶も遠慮なくどうぞ? ……あ、よろしければお店をやっていく上でのコツとか、教えてくれませんか?」

女が商才があると見抜いただけあって、少女はそのような才能や知識に目がないようだ。お茶を勧めながら、そう尋ねた。
92 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 01:54:41.89 ID:i5YBkQ8oo
>>88
相当辛いんだな、と心中察しながらも髭面は勧められた通りの店の席に座る
雰囲気としては普通の居酒屋だが、旦那のお勧めなのだからきっと何かあるのだろうと期待しつつ、旦那にメニューの御守りは任せた
そして、中華屋に行った時の旦那の表情と今の表情を照らし合わせながら切羽詰まった感触を再び感じ

「そうですか……まぁまだ旦那は若いですからねぇ
見てくださいよこの老いぼれを、実はまだ二十年代なんですぜ……とまぁそんな話は兎角して
どうですかい?最近は、何かだいぶ前に言ってた蒼い、何でしたっけ?ああいうのはもう大丈夫なんですか?」
93 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 02:02:11.24 ID:7wE552ck0
>>91
「ほお!こんな小さいのに経営を一人でか!
経営の天才やな!小鳥GMや!」

自分が散々苦労した経営を、自分より小さい小鳥がやっているとは。
驚きと共にその才を称える。

茶菓子を勧められ、それではと頂きながら

「経営のコツなぁ…
大したことは言えんけど、金の掛け所を見極めろ、かな?
例えば設備投資をするとして、その費用対効果はどうやろかってことをまず考えてる。
自営業は元手が少ないから、いかに効率的に回すかにかかってるんとちゃうか?」

とまあ、持論を展開する。
これが本当に正しいかは分からないが、経験則だ。
94 :トマス【L.M.G異端審問副官長】──銀短髪[saga]:2012/12/29(土) 02:03:18.22 ID:i5YBkQ8oo
>>89
翳りの月を背後に、やや下に本を下げて少年の顔を伺うと、何処か緊張した顔が綻んでしまっている
鼻に乗せただけの眼鏡をしまって、本の上に置き、風に揺れる短い銀髪を耳に載せる
本から足を放り出して、あたかもブランコのようにすると、時折風に揺れて危なっかしい
青年には甘過ぎただろうか、トマス自身は爽やかな物を想像していたが、衝撃が強過ぎたのだろうか
だが、この告白はまだ完全な告白ではない
謂わば途中経過を見て、将来有望になるであろう少年に火をつけただけのこと
トマスは青年に興味は持ってはいる、好きでもある、だが自分の役職、そして階級という物に目を向けて言えば

「だけど貴方はまだ不完全、そうね私はL.M.G.の副官長という重責を担っているし、トマス・デ・トルケマダという霊魂まで宿している
私は今すぐにでも貴方を物にしたいけれど、立場という物があって、天秤にかけられた物が釣り合わないといけないの
貴方なら分かるわね?その手元にある本と魔術回路──習得した時点で貴方は大魔導師を名乗って言い程になるでしょう
その時にまた、答えを聞かせて、ね?」
95 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2012/12/29(土) 02:06:25.37 ID:29c8/sGEo
>>90
「駄菓子……俺もそっち買ってしまいそうだな……」

懐かしい単語に思わず目が遠くを見る。
遠足で300円までと言われて必死になって計算したのはいい思い出だ……。
今駄菓子屋などにいったら年甲斐もなく大人買いしてしまうのが目に見えている。
それくらい心惹かれるものなのだ、駄菓子というものは。
そう考えながら刺身を食べ、熱燗を飲み干した。

「まったく、こんな幼女がいてたまるかよ。年齢詐欺ー」

ぶーぶーと文句を言う男。
アンチエイジングってなんだったっけ、と思いながらその言葉に首をひねる。
しかし少々酔いが回ってきたようで、細かい事は気にしないようになる。
意地悪い笑みにはどこかバツの悪そうにちぇ、と言うと女将に勘定を請求する。

「おごりはまた今度頼むよ葛葉、そうだな……飲み比べで負けた方が払うってのはどうだ?」
「ああ、あと、商店街、絶対行くから!」

ぱちんとウインクしてそう言う男。
こちとら負ける気はさらさらない、その気を見せた心算だった。
そうしながら自分の分の勘定を払うと鼻歌を歌いながら店を後にするのだった。


/絡みありがとうございましたー!
96 :アラン[saga]:2012/12/29(土) 02:08:38.07 ID:VHm7vcvB0
>>92
「20なら君もまだまだだろう? おれは時間が止まってるんだよ、若いのは見かけだけ」

冗談ともつかない発言に快活な笑い声を添えて、適当に焼き鳥とウズラを注文し、酒も何本か要求する。それにこたえる店主の声が返ってくるころには、アランはコートとジャケットを脱いで傍らに置き、ホルスターとネクタイを緩める。

「蒼い焔、最近鳴りを潜めているよ。ただどうにも死んだわけでも足を洗ったわけでもなさそうだ
 ま、今日はあいつの話はやめとこう。顔も知らん相手の話で盛り上がるのは疲れる」
97 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 02:08:54.94 ID:SVFIpUKpo
>>95
「――ああ、また今度。
 さて、儂も行くとするかの。女将さん、お勘定」

去っていく了を見送って、葛葉も勘定を終えて店の外に出る。
一歩、二歩、三歩。ふるりと震える九尾の尻尾と黄金の三角耳がちらついて、店先から少女の影は忽然と消えていたのだった。

/おつでしたのよう!
98 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 02:13:24.42 ID:Qic+PdMoo
>>93
「そんなに褒めないで下さいよぉ……」

とは口で言うものの、顔は紅くなり誰がどう見ても照れている。
自分より優れた者にその手腕を褒められるというのは、例え少女以外であっても嬉しいはずである。
同じ経営をしている人物ならば尚更であって、もうこれ以上にうれしいことはない、と顔に出ているのだ。

「お金の掛けどころですか……少し、設備を見直してみようと思います!」

経営のセンスはあるといっても、この店はまだまだ始まったばかりである。故に設備もそこそこ。
自分に足りないものは経験。その経験が有る彼女がいってくれているのだからその考えはきっと正しいはずと考え。
例えそうでなくても、見直すのは悪い事ではない。

必死にメモを取る少女、かたや女は硬いのを嫌っているらしく、また明日にでも聞きに行けば良いのにーと笑っている。
それに少女がちょっと真剣みを帯びた表情ですぐ忘れちゃうからと言い返し、女はむーと頬を膨らませた。
明るい姉と、優しげな妹。仲良しな姉妹が、そこには居る。

「あー……もうこんな時間かー……結構話してたみたいだねー」

ふと壁掛けの時計を見ると、もう時間は夜中だ。夜更かしは自営業にとって得にならない。
そう思って、女は彼女に、もう帰ったほうがよさげだけど、どうする? と尋ねたのだった。
99 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 02:17:23.82 ID:i5YBkQ8oo
>>96

「ふはは、そりゃぁいいな!自分もまだまだですなぁ……
ですね、無粋な真似をしましたな……」

旦那の冗談に好感を得て、愉快な気持ちとなったのか何時も以上に表情筋を和らげる髭面
注文した矢先にタイミングを見計らって店主が酒を差し出すと、酌を取ろうとしてとっくりを旦那に向ける
100 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P2102012/12/29(土) 02:23:17.83 ID:VHm7vcvBo
>>99
「いや、いいさ。あのまま続いたなら依頼を出そうと思っていたから無関係ではないし」

酌をしてくれるらしい様子に、これはありがたいとそれを受ける。
普段アランは一人で酒を飲む。時たま同僚との見に出かけたり、一夜を共にする女性が酌をしてくれることもあるが、そういった時でも基本的には自分で酌をするのだ。
が、相手が酌をしてくれると言うならそれは無言で受け取るべきだなというのがアランのジロんであり、注がれた酒に小さく一礼だけして、口をつける。

「酒は癒しだなぁ」
101 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 02:29:22.70 ID:7wE552ck0
>>98
「いやいや、大したもんやで!
まだまだ若いのに熱心やし…って、これやと私が若くないみたいやな(汗」

実際凄いことだ。才能があるのにおごらない謙虚な心、貪欲に他から学ぼうとする姿勢。
きっとこの子は立派にはる…そんなことを考えている。

…一方の店主は、細かいことは気にしないようだ。
こういう性格の店主は、働く人にあれこれ指図しないため働きやすい。
そして何より、仲良し。側から見てもその関係の良さがよくわかる。
いい従業員のいる店だ…こんな店にしたいなぁ…
…あ、自分の店は一人だったか。

…随分と話しこんでしまった。
名残惜しいがそろそろおいとませねば。

「ほな、そろそろお開きにしよか!
今日はえらい長いこと話したなあ…時間があっという間に経ったわ!」

楽しい時間は早く過ぎるというが、正にその通り。
初対面だったがすっかり打ち解けていた。
102 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 02:32:31.37 ID:i5YBkQ8oo
>>100
無関係ではない、か
確かにこの街では確実に何かが迫って来ている、少なくとのこの街に存在を得ている人間達は関わりを持っているだろう
ありとあらゆる形で、それは無作為か作為的に進められているのか
異形であってもそうだが、髭面にとって今はどうでも良いことだが、もうすぐに対処しなければならない時がくる筈だ
シニフィの身喰らい斧槍でもそうだ、シニフィ曰くロンバルディアの鉄王冠で出来ているだというが、あれは邪教のレプリカか何かだろう
それも精密に、ほぼ本物と同じ価値と言っていい、偽物と呼ぶにはあまりにも勿体無い物
今は関わらないようにしているが、何れその時がくる時には、全力を尽くさなければならいない
はぁ、と無粋だが自分で酌を取って一気に酒を口に放り込む
喉を通り過ぎる酒が心地よい、胃に溜まる酒はタバコよりも気分を高揚させる

「ですねぇ……酒はいいものです……一瞬だけ、一瞬だけ楽しませて全て忘れさせてくれる……大人のお薬ですな……」

急な眠気に襲われるのは、酒に強い髭面でも疲れが溜まっていたのだろう、急激に疲れが髭面にのしかかったのか
旦那と話したいがために、手を組んで自我を保つ
103 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 02:41:35.78 ID:Qic+PdMoo
>>101
「……そうですかね……お世辞でも、嬉しいです。
 澪さんを目標にして、頑張ります!」

終始照れていた少女も、最後にはそうはっきりと、彼女を追いかけていくことに決めた。
しっかりとしたその口調は、この短い時間の中で、少しだけ彼女に似たのだろうか。

女もその様子を見て頑張れーなどと言葉を送っている。
ふざけているような口調だが、これでも女は本気。そしてそれすらも、少女は分かっていたりする。
2人の絆は、結構硬く結ばれているようだ。

「うん、そうだねー。
 本当だよー、……フフ、また良かったら此処に来てくれると嬉しいなー」

彼女が体感した時間を女も少女も味わっていたようで。話し足りないらしい女は、そう言って穏やかに微笑む。
人柄や仕事への想いを聞いているうちにこんな時間になっているなんて予想だにもしなかったようだ。
話すのが楽しくて、まだまだ聞いて、言っていたい。しかし、時間は全ての人に平等だ。この続きは、また次の機会に。

「私からもお願いします! 私たちも、暇が出来たらお食事をしにそちらに伺いますね!」

始めは其方のほうがメインだったのに、と女は思う。しかし、他の人のいろいろな顔を知ることが出来るのは、本当に良い事だ。

彼女が出て行くなら、2人は手を振って見送るだろう。彼女と出会う前とはまたちょっと違った笑顔で。
104 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 02:52:56.16 ID:7wE552ck0
>>103
「私が目標か…嬉しいな
私なんかよりもっともっと大きくなりや!」

はにかみながら頑張れ!と発破をかける。
それにしても二人は本当に仲良しだ。
自分にもこんな仲間がいれば…ちょっと羨ましい。
「ほな、今日はありがとな!
ウチに寄ってくれたら大歓迎したるからな!
腕によりをかけてご馳走するで!」

名残惜しそうに手を振り、帰路に就く。
いい友達が出来たと満足そうに笑いながら。
105 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 02:59:48.50 ID:Qic+PdMoo
>>104
「越えるくらいの気持ちで頑張ります!」

少女は元気良く、そう返事した。
はにかんだその表情が目に焼きついて、一生忘れないだろうなとふと思った少女は、一層気を引きしめた。

「わー、嬉しいなー! 楽しみにしてるねー」

となれば此方も何かしなければいけないと考えて、熱帯魚の10匹20匹あげようかと画策する女。
しかしそれは売り上げに影響する。そう思ったのは先ほどの少女の意気込む姿からで。

(……精一杯もてなすくらいかなー)

などと、彼女に比べると安いことを思いついていたのだった。

そして見送った後、少女は女に言う。もっと頑張ろうね、と。
女は少女に返す。勿論、と。

良い友達が出来ただけじゃない、もっと大切なことも深めることが出来た一日だった。

/絡みありがとうございました! グダグダした長文で本当にすいませんでした!
/お疲れ様でした!
106 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/29(土) 03:00:59.89 ID:jXf8JSNlo
>>94


「え・・・・・副官長・・・。」
度肝を抜かれた。まさに、そうとしかいいようがない。
今まで話していた相手がまさかこんな上の人とは思ってなどいなかった。

「なっ―。」

しゃべりかけようと口を開いた途端に、重くなる口。
そんな立場だったらなおさら、なぜ自分なんか―
喉に感じる重圧。こもる声は自分の出そうとする音を
ことごとくふさぐ。やはり、立場が違うだけでこんなに・・・・。

しかし、ここまで期待されたのなら、逆にやらなければ
ならない、という謎の責任まで生まれてきた。

もう一度、もらった本と魔術回路を見る。
いままではボンヤリと、ただ薄く広い道が、途端に強固な、
途中に壁のある橋にへと変わる、そんな気がする。

強く、本をよせた。

「わかりました。物にしてみせます。魔術師の端くれとして。」

声は凛々しく、そして強く、満ち溢れた物。
覚悟と熱意に満ち溢れた声。

さぁ、足掻こう。自分はどうやら捨てたもんじゃない。
道はできた。後は、歩いて、作るだけだ―。


107 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 03:05:51.57 ID:7wE552ck0
>>105
/こちらこそ稚拙、遅い、脱字の三拍子に我慢していただけてありがとうございました!
また機会があれば!
108 :トマス【L.M.G異端審問副官長】──銀短髪[saga]:2012/12/29(土) 03:11:14.87 ID:i5YBkQ8oo
>>106
トマスにとっての世界、それは図書館
物語が埋められるこの図書館を最大限に利用する方法とは、一体なんなのか
南兵庫の姓の時から長年考えて来た結果として、戦いを繰り返す事が、最大の方法なのだ
戦争の後に平穏が訪れるのは、その時にお互いが力を出し尽くして、認め合わざるを得ない状況が構築される
つまり、この青年とは戦闘を繰り返す事によって親睦を深めることが出来るのだろう、と胸の中で思いながら
放り出していた足を本の範囲の中に入れるために少し後ろに下がり、立ち上がる
物語を創り出す者は、ここまで辿り着く事ができるだろうか
しばらくの間は睥睨を楽しんでおこう、何は相対できるよう、楽しみにしておこう
だから世界は楽しいのだ、とトマスは再び右手を虚空に翳し

「精々苦悩に満ちなさい、それが貴方に残された道よ──行きなさい」

それは青年に投げられた言葉か、それとも本に投げられた言葉か
巨大な本は一直線にトマスを乗せて日本へと向かって行く
速度的には夜になってしまうが、本でも読んでじっくり待つとしよう

/お疲れ様……で良いのかな?ごめいわくおかけしました!
109 :アラン2012/12/29(土) 11:37:36.46 ID:VHm7vcvBo
>>102
「お酒は友達、煙草は盟友。切り離せば死んでしまう」

だからやめられないね、と苦笑するアランは運ばれてきた焼き鳥を髭面にも勧めると、その串を掴んで口へと運ぶ。
塩の効いた鳥肉を口にしながら、アランはは髭面が遭遇したというクリーチャーについて考える。すべてがそうだとは言わないが、クリーチャーの類は人為的に生み出される者が多い。
というのも近年は生物兵器産業やバイオ系の研究がとくに活発化していて、そのあたりで生み出されたモノたちが時折表にでてくる。
そしてそういった連中と戦うことも、ときたまアランは経験していた。

「しかしまあ、最近は俺も忙しくて酒すら飲めんのだ」

110 :アラン2012/12/29(土) 11:54:13.18 ID:YTAfo0gIO
>>109
追記
/すみません、夜中によそと回線かち合って朝まで安定しませんでした、もうしわけないです
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 17:26:46.65 ID:52YwKxZVo
新世界内での評価な
同ランクは左から降順

S じゃんきー
A 矢嶋、赤髪
-イベンターの壁-
B かなた、あいるー、紗綾、フェリシア、マテバの、くりおね
C おおさか、殴り魔、burakku fox、さくや、しんら、蛍子
D 仮面、銀、カイル、maki、樋浦、格狙ザキ茂ワシ
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

やよい(ロールしてんの?)

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1354350375/
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2012/12/29(土) 17:31:39.13 ID:52YwKxZVo
表では言えない不平不満はここで発散しましょう
愚痴スレはいつでもなりきり民達の憩いの場としてお待ちしております

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1354350375/

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6804/1336496452/
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 18:23:39.98 ID:52YwKxZVo
S
・じゃんきー
唯一と言っていい悪の組織を引っ張る、実質的なスレのトップ。
レスの速さと文章量、装飾を高い水準で釣り合わせており、実力においても頂点と呼んで差支えない。
イベントにおいても他を凌ぐクオリティを見せ、彼のモチベーションがスレの勢いを左右しかねない状態にある。
文章の癖やwikiの構成から、能力者民の可能性が高い。

A
・矢嶋
ロール面、イベント面の両方で二番手に甘んじている人間だが、イベンターとしては経験不足か。
他の高ランクと比べて淡泊な文章を好むものの、これが偽装である可能性も十分にある。
イベント時の癖からここファン、またはwikiや文体から厨二民である可能性が高い。

・髭面
上位陣としてロールについては他に見劣りしないものの、イベンターとしての技量は高くない。
心理描写や装飾で埋められた地の文は、同ランクの矢嶋の対極にあると言えるだろう。
厨二民である事が確定済み。

E
・アラン
チート、自己中、ミリオタ。三拍子備えた新世界の害悪筆頭。
「殺そうと思えば誰でも殺せる」を代表として、迷言を挙げればきりが無い。
小説を意識しているのか文章は異様に横幅が長く、キャラの殆どがクールさ()の演出に失敗したマグロ。
ミリオタにありがちな事だが兵器のスペックやリアリティを優先する傾向にある。
戦闘の際は意外とまともなだけに、文章の読み難さと上の欠点さえ改善すれば、昇格もあり得るだろう。
114 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/29(土) 18:37:08.36 ID:jXf8JSNlo
>>108
本が、今、恩師に等しい人を運んで、空を昇って飛んでいく。恐らく
元の場所に帰るのだろう。

「苦悩・・・・か。」

魔術が使えない、それを懸命に克服しようとして、新しい
道にへと足掻き進む、その事に対して、彼女は期待をしているのだろうか。

苦悩に満ちる事は分かっている、しかしなぜか
胸から湧き上がる活気、勢いじみたものが止まらない。
身体が、熱くなるのを感じる。

もらった本を抱きしめ、自身は空港にへと向かうため歩く。
魔術が使えぬ自身から抜け出すために。そして初めて
期待してくれた、あの人に期待に応えるために。


//いえいえ、こちらこそ遅レスですいません、とても楽しかったです、ありがとうございました
115 :陽乃山 雅/ミリタリールックの女 怪異ハンター『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 19:17:04.74 ID:dMUL4c7lo

夕刻──某県某市。

一行は依頼者である雅に導かれ、とある廃旅館の前に並んでいた。
マイクロバスでの道程の後、竹藪と洛陽に覆われた廃道を歩く事、約数十分。
到着したのは丁度、夕闇が周囲を覆い、汗の流れ出す頃合いだったろうか。


「ふむ、噂は本当だった…という訳、か」

雅は目をぱちくりさせて、目の前の建造物を見上げる。目的地について、口伝では廃旅館≠ニされていた…のだが。
ところがどっこい、予感的中。
風情を感じさせる古風さと、かつ清潔さを備えた綺麗な旅館が、在りし日の姿で灯りを点して君たちを待ち構えていたのだった。

一行を優しく包む暖色の光、中から流れてくる、ほんのり、料理の臭い。
それらは紛う事無く本物であり、雅はそれに釣られるようにガラス戸を開けて、中に足を踏み入れていく。


「おい、大丈夫そうだぞ───ああ、どうやら料理もあるらしい」

人の気配は無かった。雅が戸を開いたせいか、よりはっきりとした香ばしい一行の鼻をくすぐる。
温泉特有の硫黄の臭いがそれに混じりあって、何とも言えない、旅先の情緒を醸し出すのだった。


「私は先に行ってるからな」 と、雅は先にあるらしい宴会場へ独断専行をしていたけれど。
温泉やラウンジといった施設を他にも備えているにも違いない。

中に入ると無人のロビーには『○×商店街御一行様』の張り紙と、宴会場への案内が掲示されているのに気づく。
温泉に通じる通路も目立つ所に位置していて、すぐに発見できるだろう。



/
以上がイベントの導入になりますが、必ずしも雅と行動を共にする必要はございませんです
いきなりお風呂に直行しても、卓球をしていても問題は何もありません

また、描写等を補足する為に横やりを入れる事がございます、予めご了承ください
それでは、温泉イベント開始という事で、よろしくお願いいたします
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 19:17:27.10 ID:52YwKxZVo
S じゃんきー
A 矢嶋、赤髪
-イベンターの壁-
B かなた、紗綾、フェリシア、あいるー、くりおね
C マテバ、桃黒、殴り魔、蛍子、おおさか、サクヤ、しんら
D 仮面、銀、カイル、柿沼紫雷、樋浦、格狙ザキ茂ワシ
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

やよい(ロールしてんの?)

SAランク・・・有能な人材、まあ認めてやるよというレベル
Bランク・・・絡んでやってもいいけど時間の無駄と感じるレベル
Cランク・・・完全なる時間の無駄にしかならない糞製造機
Dランク・・・スレに巣食う害虫、いるだけでスレの質を落とすクズども
Eランク・・・[ピーーー]カス、てめえだけは許さん[ピーーー]まじで100回[ピーーー]
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 19:18:30.88 ID:52YwKxZVo
533 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2012/12/29(土) 17:57:47.64 ID:4gJlbqFV0
したらば移転するか?って流れになった時猛反対した矢嶋と紗綾は確実になりきり経験者だな
ジャンクあたりもそうかもしれない
流石に元々誰だったか当てるのは無理っぽいが

E
・アラン
チート、自己中、ミリオタ。三拍子備えた新世界の害悪筆頭。
「殺そうと思えば誰でも殺せる」を代表として、迷言を挙げればきりが無い。
小説を意識しているのか文章は異様に横幅が長く、キャラの殆どがクールさ()の演出に失敗したマグロ。
ミリオタにありがちな事だが兵器のスペックやリアリティを優先する傾向にある。
戦闘の際は意外とまともなだけに、文章の読み難さと上の欠点さえ改善すれば、昇格もあり得るだろう。

540 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2012/12/29(土) 18:46:30.93 ID:W3hsqTkH0
>>535
相手の攻撃無視したアランが戦闘ではまともとかちょっと考え難いんだが

541 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2012/12/29(土) 18:50:19.70 ID:TTwjVpAi0
アラン迷言まとめとかないのか?

天才結界師であるアランの技術の結晶。〜

とか、自分のキャラを自分で天才とか言っちゃうのは見たけど

546 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2012/12/29(土) 19:13:43.38 ID:4gJlbqFV0
そんなことよりリーダークラスの奴等が軒並みskype持ってるのが怖いわ
どうせ談合とかクローズドな愚痴とかで盛り上がってるんだろ
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 19:19:03.56 ID:52YwKxZVo
蛍子は設定チートと独りよがり気味な部分が無ければな

S じゃんきー
A 矢嶋、赤髪
-イベンターの壁-
B かなた、紗綾、フェリシア、あいるー、くりおね
C マテバ、桃黒、殴り魔、蛍子、おおさか、サクヤ、しんら
D 仮面、銀、カイル、柿沼紫雷、樋浦、格狙ザキ茂ワシ
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

やよい(ロールしてんの?)
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 19:19:40.06 ID:52YwKxZVo
S じゃんきー
A 矢嶋、赤髪
-イベンターの壁-
B かなた、紗綾、フェリシア、あいるー、くりおね
C マテバ、桃黒、殴り魔、蛍子、おおさか、サクヤ、しんら
D 仮面、銀、カイル、柿沼紫雷、樋浦、格狙ザキ茂ワシ
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

やよい(ロールしてんの?)←何でいるのこのクズ
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2012/12/29(土) 19:20:36.98 ID:52YwKxZVo
なりきり愚痴スレ
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1354350375/

愚痴スレ2
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6804/1336496452/
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 19:21:34.90 ID:52YwKxZVo
C以下はロールする権利はないからな?
相手する奴がどれだけ迷惑か考えろよ下手糞
時間の無駄なんだよ鬱陶しいわ
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 19:22:07.87 ID:52YwKxZVo
俺も前はこのスレで遊んでたけど糞みたいなやつと遊ぶのに嫌気が差した
ぶっ壊すわ
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 19:24:45.82 ID:52YwKxZVo
俺の苦しみを理解できるか?出来ないよな?
何時間も何の価値もない雑魚どもと遊ばされた気持ちが
俺の実力に見合った相手と当たることなんて稀だった
大抵が初心者や雑魚どもの子守りときたもんだ
何のために遊んでいるのか判らなくなった、こんなスレ壊してやるよ
124 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 19:25:45.33 ID:SVFIpUKpo
>>115
「っかかか……! 嬢ちゃんが今回のツアーの主催でいいんじゃな?
 儂ぁ、花丸商店街振興会長の葛葉じゃ。今日は楽しませてもらうのじゃよ」

口元を扇子で隠しながら、いかにもな格好の幼女が雅の傍らに立ち、見上げながら話しかけた。
和服に袴、インバネスコートを羽織り、右手には鉄扇を持ち、左手にはなぜかもう既に一升瓶が有る。
なんというか、完璧なまでに楽しみに来ている幼女がそこに居た。
それでも一応ながら振興会長の様で、皆を煽動するように一歩早く雅の少し後ろを歩く流れで宴会場へと歩いて行く事だろう。
一口要るかの? と桜色の唇をほころばせて酒瓶を差し出すも、目線にはどこか隙が無い。

「――さて、嬢ちゃん一人に探索を任せるのは心もとないんでの。
 儂も酒とセクハラを嗜みつつ、ちょっとくらいなら手助けをさせてもらおうと思うが、良いかのう?」

酒瓶に口をつけ、くぴりと一口嚥下して。
どこか老獪な笑みを浮かべる年齢不詳の幼女は、相手に助力を申し出るのだった。
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2012/12/29(土) 19:26:50.90 ID:52YwKxZVo
>>124
下半身丸出しでキモイんだよ直結
ちんこしまってから出直してこいよキモオタ
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2012/12/29(土) 19:27:39.09 ID:52YwKxZVo
そんなにSEXしてーなら18禁板でやれや
全年齢だぞ、それすら理解してないのかよ
127 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 19:28:47.35 ID:7wE552ck0
>>115
「着いた…温泉に着いたでぇ!
えらい長旅やったけど、今日は一年の疲れを落とそ!」

…以上のように、「廃旅館の探索」という主旨からおよそ外れたテンションの人が一人。
この依頼を商店街振興会から引き受けたのも、温泉に惹かれてという理由だ。
つまり、依頼に便乗して温泉で日頃の激務の疲れを落とそうというわけだ。

「おぉ…これ、ホンマに廃旅館なん?
今も営業しとるみたいや…
料理まであるんか…一体誰が作ったんやろか?」

見事なまでに用意がなされている旅館に感心しつつ、まずは…
探索そっちのけで彼女自身、最も楽しみにしていた温泉に直行。
128 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 19:30:59.45 ID:jC1P4pCi0
>>115

「なぁ、依頼主さんよぉ」

廃旅館探索一行の中で。
宴会場に直行した依頼主について歩いて行く一人の男が。
気だるそうと言うべきか、張り合いの無さそうと言うべきか、そんな声を出した。

「確かに人気がないのは不気味だが、こりゃあ完全にただの旅行じゃねぇか…………
 いいのか?こんな楽な依頼に金出して」

確かに、男としても、戦場以外の依頼なら楽な方がいいのだが。
あまりにこれは楽すぎる。
きな臭さを感じた彼は、そんな理由で依頼主に問い掛けた。
129 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女with髭面、シニフィ[saga]:2012/12/29(土) 19:31:17.82 ID:i5YBkQ8oo
>>115
海外から日本にやって来た傭兵三人組にとって、日本文化というものは目を張るものが幾つかある
例えば遠慮だとかいう文化には戦闘の時大丈夫なのか、などと思っていたが日本史を調べて見ると元寇何て物は酷かったらしい
武士道と騎士道、違いがあるとすれば潔いか潔く無いか、だが
傭兵という稼業をやっていると潔さ何て言うものは投げ捨てなければいけない、と教えられて来た三人組は、旅館を前に感銘を得ていた
アナシィは髭面の腕を取りながら目を輝かせ、赤髪長髪のシニフィは口を開けたまま惚けている

「こ、これは凄いですね……温泉はドイツで浸かった事がありますけど……アミューズメント的な要素が強かったですし」
「あれはゆっくり入る、というよりはプール感覚ってのが強いからな
日本では疲労回復、海外では健康療法的な考えが強いんだな」
「そぉんなことも知らないんですかぁ?やっぱりクズはクズね
お兄様っ!お布団一緒にしましょう!!体も一緒にしましょう!!」
「このクソ女マジに溺れて死にませんかねぇ……自分先行って部屋の様子見てきますんで」

シニフィは荷物を預かり歩を進めて先へと行ってしまった
アナシィと髭面は腕を組みながらその後をゆっくりと付いて行く

はたから見ればバカップルだが、髭面の顔が妙に引きつっている
130 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 19:32:15.09 ID:kNqSiItoo
>>115
「なぜ私がこんなところに……」

クリオネは何でも屋をやっている。基本的にどんな依頼も受けるが、今回の依頼はかなり特殊だった。
最早依頼ではなく遊びだ。

「ま、いっか。たまには」

たまには血なまぐさい事を忘れるのも良い。
クリオネは雅について行き、宴会場へ行く

>>124
(何この子?)

なぜこんな子供が酒を飲みながら先頭を切ろうとしているのか……さっぱりわからない
クリオネは黙ってその見た目幼女を怪訝な顔つきで眺めている。
131 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 19:35:31.09 ID:SVFIpUKpo
>>130
「なんじゃ、嬢ちゃん?
 今日は無礼講じゃ、細かいことは気にせんで飲んで食って絡むのが良いだろうの!
 というわけでお近づきの印に地域振興券じゃ! 受け取っとくといいぞ!」

視線に気がついたのか、目を細めて小動物の様な笑みを浮かべつつ小走りで距離を詰める。
そして、これでおいしいものでも食べな、とお小遣いのように地域振興券500円分をプレゼント。
商店街の宣伝に余年が無い、年齢不詳酒飲み幼女だった。
ニコニコと笑顔を浮かべる葛葉は、なんとも警戒心をそぎ落とすようなのんきな気配を酒臭い吐息と共に放出していただろう。
132 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 19:36:16.98 ID:qaayp1H60
>>115
「……楽しみながら調査すればいいということで、いいのかねえ」

旅館にきな臭さを感じつつも、とりあえずは依頼人の雅と行動を共にしようかと宴会場に足を運ぶ。
しかし、今はただ楽しむのも悪くは無いかもしれない。
依頼はしっかり果すが、楽しみながらも調査はできるだろうと踏んだ。
手掛かりを見つける、ミステリーツアーのような感覚である。
133 :水樹京一 E.複合弓、玉、バック[sage]:2012/12/29(土) 19:36:26.22 ID:EPpU1mnDo
>>115
「なかなかいい場所じゃあないですか、
 これで廃旅館なんて信じられませんよ」

モノクロマスク―――ではなく、普通の素顔をさらけ出した
弓を背負った男が言う

「では、私も宴会場に向かいましょうか」

どうやら、今日はそれなりに騒ぐつもりのようだ
わくわくした様子の男は宴会場に直行していった
134 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/29(土) 19:38:23.87 ID:jXf8JSNlo
>>115
あれ?探索の依頼なのになんでこんなに
旅行ムードなんだ?

ローブを羽織り、左肩にバッグをかけ、
そして右には樫の木をもった青年。

そんなな疑問を抱きながら、しかし何か
こう、踊るような感覚をいだきながら、彼は
旅館を見る。

「寂れているとかあったけどどうみても開いてる・・・」

生来のマジメさか、なかなか皆のように浮かれる事ができない、
悲しいのかどうか自分には分からないが、彼はそのまま荷物を預け、
宴会場にへと脚を運んだ。

「まぁ、開いてるし、前から入ってみたかった温泉もあるしいっか!」

135 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 19:39:54.48 ID:kNqSiItoo
>>131
「ちょっともう飲んでるわけ?」

酒臭い息を嗅ぎ、まだ宴会は始まってもいないだろうとここの中で突っ込みを入れる。

「……ど、どうも」

葛葉の笑顔に毒気を抜かれかけているクリオネは素直に振興券を受け取る。
どうにも不思議な雰囲気を放つ

「ってかキミ、そんな歳でもう酒飲みなわけ? どんな生活してるのよ」

葛葉の実年齢を知らないクリオネは当然の質問をする。
136 :矢嶋とか ◆YaJiMaWRSg[sage]:2012/12/29(土) 19:41:14.25 ID:dMUL4c7lo
>>128

「ん、だってそうでもしないと傭兵連中が付き合ってくれんだろ」
「どうせ報酬の殆どは傭協が賄ってくれてるんだ、気にするな気にするな」

>>124

「……会長」「陽乃山雅だ、同じ所で宝飾品店をさせて貰っているよ」

肩書に似つかわしい、とはお世辞にも言えないだろう容姿に、雅は抜けた声で鸚鵡返しに応じて。
そういえば、商店街に店を構えていながら、近所付き合いとは無縁だった事に気付く。

「ん、ああ…すまない」「……まあまあ、長旅だったし、まずは腹ごしらえとしようじゃあないか」

手渡された酒瓶を恐縮とばかりに受け取ってから。
それを傾け、舌先で垂れた滴を舐めながら宴会場の扉を開くのだった。

>>宴会場を選んだ方全員
さて、一行はようやっと宴会場にたどり着く。そこは想像以上に余裕のあるスペースをしていた。
数十人は軽く座れるだろうか。それぞれの御前には豪勢な料理が盛り付けられていたのだ。
山海の珍味をふんだんに用い、傍らには冷えたビール、温まった熱燗──
加えて、奥の方にある厨房からも、暖かい匂いが湯気を伴って流れてきていた。
137 :獣帝 夜鳥(金髪ショートの見かけ20歳)ペットショップの名ばかり店長 E:七首×22012/12/29(土) 19:42:00.87 ID:Qic+PdMoo
>>115
「――――……えーっと、本当に潰れてるのー? 此処ってさー……」

十数年前に廃れてしまったとは思えない程明るく出迎えてくれた無人らしい旅館。
何時もと変わらない夏装備で女は入り口に立つ。確かに人の気配はこのツアーの参加者以外には無いのだが。
しかし温泉の臭いも鼻に付くし、料理もありそうで逆に不気味に感じる―――

「……。


 でも楽しむからにはいっぱい楽しまなきゃねー!」

―――わけもなく、一切怖がる素振りを見せずに、宴会場へと歩き出す。
人が居ないとはいえ、内装はその当時のままなのだろう。怖がる要素が見つからない。
しかし一応はミステリーツアーな訳で。つまり何か有るかもしれないのは普通の忘年会と違った所だろう。

まぁ、今日ぐらいは酒飲んで騒いでも誰も怒らないだろう。特に、今は居ない同居する少女とかは。
138 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 19:43:41.01 ID:F/A59uQOo
>>115
とあるツテを渡って舞い込んだ仕事。
なにやら、妙な噂のある廃旅館の散策。

その妙な噂というのも、オカルトな都市伝説という訳ではなくて――ある意味、オカルトなのだが――むしろありがたいものなのである。

「まあ……仕事ですからね」
両手を上で組んで、グッと背伸びをする。
まずは流れに身を任せて、人々に続き宴会場へと足を運ぶ。
139 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 19:43:46.91 ID:7wE552ck0
「おおー!これは立派な温泉や!」

早速温泉に入ることにした彼女は、立派な浴場に感嘆の声を上げる。
この寒い時期にちょうどいい湯加減。

「こらええ泉質や…これなら一年の疲れも取れるっちゅうもんやで…」

上質の硫黄泉のようで、疲れた体に染みる。
まだ一人の広い浴場を十分に堪能しているようだ。
140 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 19:45:53.18 ID:29c8/sGEo
>>115

「うん、……うん、みーくん、わたし頑張ってくるね」

そう言って女は長々と通話していた携帯デヴァイスを耳からおろした。
しかしその画面は待ち受け画面のままで、どこかに通話していた気配が見受けられない。
緊張した面持ちで本日の依頼人たる雅を見やる。

説明に会った通り旅館は煌々と――はいかないが暖かな光に包まれ一行を歓迎しているようだった。
旅館――――とくれば取りあえずは温泉だろうか。
汗もかいたことだ、まずは旅の疲れを癒しつつ、それから捜査開始といったところだろう。

141 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 19:47:47.32 ID:SVFIpUKpo
>>135>>136
「っかかッ! もう行きのバスの中で出来上がりだわの! 
 この程度ちょいと楽しくなる程度で大したもんじゃないから安心していいのじゃ。
 まだ半分くらいしか開けとらんし」

ちゃぷちゃぷ、と酒瓶を軽く振って、まだ半分と示す。
そして、クリオネの問いかけには、からから、と楽しそうに表情を崩す。

「普段は茶じゃからの。四六時中飲んでると酒も上手く感じなくなってくる。
 こういうハレの日くらい、飲んでもいいじゃあないかのう? 細かいことは気にしたら負けなのじゃ」

くぴり、と一口酒を含み、葛葉は相手の問いかけを煙に巻く。
どこか飄々とした様子といい、掴みどころのない少女である。
クリオネの中の影をなんとなく見ぬいては居るが、葛葉はそこに必要以上に配慮することもない。
いつも通りに博愛主義の会長として振る舞うだけである。

「ん、儂ぁ――そうじゃの、ちょいと温泉で酒を浮かせて浸かってくるかのう。
 ……ほれ、ちょっとした符じゃから何か有ったら意識を飛ばすと良いのじゃ」

そう言って葛葉は酒瓶を握ったまま、相手に術符を押し付けて近くのエビをひとつまみして高笑いして歩きさっていく。
なぜか近くに居たクリオネの手を引いて露天風呂まで引っ張って行くかもしれない。といっても抵抗すれば手を話すが。

/呼べば来るよ! なんかあったら読んでね!
142 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 19:48:14.68 ID:qaayp1H60
>>136
「随分準備がいいねえ」
とりあえずは席に腰を下ろす。
周りを見ると見知った顔もちらほら。しかしサクヤにとっては初対面の人物に話しかけるのも魅力的であったし
誰に話しかけるべきか迷う。
143 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 19:50:33.03 ID:jC1P4pCi0
>>136

「ならまぁ、適当に仕事したら後は騒がせてもらうとするぜ」

たまには、こんな息抜きも悪くない。
思考回路を切り替えると、男は依頼主に続いて、宴会場に入って行った。
中の様子は、まるで全盛期の旅館であるかのように、手の込んだサービスに満ちていた。
だが、いや、だからこそ――――怪しい

「さ、ちっと様子でも見て来るかね」

男は、豪勢な料理を素通りして、厨房の方に歩いていき。
その中の様子を窺おうとした。
可能性は低いが、そこにナニカがあるとすれば。

男は無言で歩いて行くが、宴会場にいる誰かに呼びとめられれば、足を止めるはずだ。
144 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 19:51:18.87 ID:SVFIpUKpo
>>139
クリオネがついてきたかどうかに関わらず、葛葉は熱燗のお銚子とお盆を幾つか携えつつ温泉にたどり着く。
かけ湯を体にかけ、ぺたぺたと小さな足を慣らし、起伏の無い体を晒して温泉に足指をつける。
ひゃう、と存外に熱めだった泉質に少し驚いた声を出しつつ、温泉に首まで浸かり幸せそうな吐息を漏らした。
顔を上げれば、視界には見覚えのある人影があり、波紋を広げながらそちらへと近づいていく。

「ぬはは、澪ではないかの!
 一年に溜まった疲れもいい温泉に入れば完璧に禊れるというもんじゃのう。
 熱燗は――っと、澪はまだ子供じゃったか?」

お湯に浸かりつつ、熱燗を嗜む姿は堂に入ったもの。
しかしながら、小柄な姿のせいで色々なミスマッチが生まれていた。
145 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 19:51:50.87 ID:dMUL4c7lo
>>139(彩鈴)

「うぉぉぉおおお、お、お姉ちゃんお姉ちゃんっ!」「このお風呂スゴいよ、泳げちゃうよっ!?」

さて、ゆっくりと体を癒す大坂を邪魔するかのように、黄色い声が脱衣所から響く。
そこから一拍置いて、髪を降ろした活発そうな少女が勢い良く飛び出してくるのだった。

先客の存在など意に介さず、湯船にダイブ。跳ねた湯が、大坂の顔にかかるかもしれない
146 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/29(土) 19:52:30.47 ID:jXf8JSNlo
>>136

「おお・・・・・。」

あまりの料理の豪勢さ。こんなの見たことがない。
深い感動さえこみあげてくる。イギリスじゃ考えられない
程の豪勢さに、圧倒される。

今の彼は豪勢な料理、そして暖かいにおいが漂う
この宴会場をまるで天国を見ているかのように目が輝いていた。

「イギリスじゃ考えられない。これが日本・・・。」

あまりの感動に目が水気に満ちた。
他のひとから見れば泣いているように見えるだろう。
こんな場所で泣いているのは彼ひとりぐらいしかいない。

なのだが、どうやら宴会する前には温泉に入る習慣が日本にはあるらしい。
しかし、そんな事も忘れて、料理を見て呆然としていた。

ちなみにローブは玄関に置いて来た。
147 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 19:53:39.86 ID:kNqSiItoo
>>141
「その瓶半分でも大したものでしょうが……」

まさか自分がツッコミ役になる日が来るとは思わず、戸惑い半分新鮮さ半分と言った感じだ。

「まぁ何だか妙な事件だけど……それも良いか」

考えれば最近は戦いの連続だった。さらに円環の事もあり、心労もあった。
ここらで一休みするのも良い。

「ってちょっと!? 何するのよ」

葛葉に手を引かれ、連れて行かれるクリオネ。なんとなく振り払うことも出来ず、そのまま露天風呂の更衣室まで直行してしまう。
148 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 19:54:16.90 ID:SVFIpUKpo
>>145
「――全く、温泉に飛び込みは禁止じゃよ?
 ほれ、手ぬぐいはお湯に付けずに頭に乗っけるんじゃ」

口元で何事かを呟いた葛葉によって熱燗にお湯がかかる事だけは阻止されて。
水面に浮かぶタオルを拾い上げると、軽く絞った後にたたんで少女の頭に乗っける。
セクハラがどうこうとか言っていたがなんだかんだで面倒見がいいだけだった。
149 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女with髭面 @宴会場[saga]:2012/12/29(土) 19:54:30.20 ID:i5YBkQ8oo
>>136
再び感銘を受け、思わず感嘆の声を漏らしてしまったアナシィは髭面の腕を離し、いつのまにか規則性のある発言になっていた
アナシィでいうお兄様がいない時は不規則になるのだが、お兄様がいるのに加え、かなり興奮してる事もあってある意味正常らしい
髭面は安堵の息を吐き、これは凄いななどと言いつつ顔見知りを探していた

「しかし本当旨そうだな……食ったら豚になるとかねぇよな?」
「ないです!ないですよ!!毎日しっかり働いてるじゃないですか!!豚になったお兄様でも愛せる自信がありますね!」
「まぁそれはいいんだが……おい、あれお前の友達じゃないのか?」
「サクヤさんだぁー!うわぁー!どうしよう話しかけようかなぁ」
「新しい友達探しも良いが、現在の友人に話しかけるのは礼儀だと思うぞ?」

言われなくても分かってます、と強めの口調で言うアナシィに新鮮味を感じながら、髭面はアナシィを暖かく見守っていた

>>142
「さっくやさぁあっん!!」

大きな声で手を降りながら、不規則娘は規則的な歩調でサクヤへと近づいて行った
満面の笑みで興奮するアナシィは、まるで子供のそれである
完全に仕事で来ていることを忘れ、惚けている辺りはアナシィにとって珍しい事でもある

「サクヤさんも仕事ですか?良かったら後で一緒にお風呂いきません!?」
150 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 19:55:54.19 ID:29c8/sGEo
>>139
「あわ、あわわわわ」

素肌にバスタオルを巻き、眼鏡を外した女は奇妙な声を上げながら、一歩一歩、覚束ない足取りで温泉の中に入ってきた。
眼鏡を外すと何も見えない、女は重度の近視だった。
そろり、そろりと足を運んで行っては、ようやっと浴槽の近くに辿り着き足を浸ける。
と、そこで漸く先客の存在に気づいては双眸を眇めながらそちらを見て。

「ここここ、こんばんは……お邪魔します」

ちゃぽん、と胸元まで湯につかりながら、どもりどもり挨拶をするのだった。

「み、みーくん、たすけてよぉ……」
151 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage]:2012/12/29(土) 19:56:07.18 ID:dMUL4c7lo
>>142(雅)

「ん、全くだ」「まさか……んぐ、料理まで用意してあるとはな」

見知らぬ女の呟きに応じながら、雅はくぃ、と席に備えてあった日本酒を一口──
──ラッパ飲みで喉に流し込む。

「……それにしても、まさかこんなに人が集まるとはな」「半分は冗談のつもりだったんだが」

誰かに向けて言った訳では無かったけれど、一番近い位置に居るのは、サクヤだった。

>>143

厨房では鍋が火にかけられているらしい、蟹の香りだろうか。
特有の香ばしいそれが、鼻腔をつく。

特に何かがある訳ではなかったが、その情景は誰も居ないにもかかわらず、まさに料理の真っ最中といった風情だった。
152 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 19:56:36.56 ID:SVFIpUKpo
>>147
「っかかか! 仲良くなるには裸の付き合いじゃからの!
 ほれほれ、ぱっぱと脱いでお湯掛けてどぼーんじゃ!」

気さくにクリオネを引っ張り回しつつ、なんだかんだで湯船の仲間でクリオネを引っ張りこむだろう。
湯船に入ってからは葛葉も周りの人に話しかけたり何だりで、結構やかましい。
しかしながら寒空の星は夜の澄んだ空気によって煌めき、温泉から見える星空は日々の喧騒を忘れさせる光景かもしれない。
153 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:00:03.93 ID:7wE552ck0
>>145
ゆっくりと温泉を堪能していると…
束の間、次客が来たようだ。
賑やかな声が聞こえてくる。

(なんや、楽しそうやなぁ…はしゃいではるわ…)

まあ、温泉は一人の物ではないしいいか、と思った次の瞬間。

「!!?」

…飛んできた。少女が温泉に飛んできた。
勢いよく跳ねた湯が大坂にダイレクトアタック。

「な、何や!?」

先程までゆっくりしていたこともあり、慌てふためいている。
154 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 20:00:13.68 ID:qaayp1H60
>>149
「アナスタシア〜!」
何となく大きな声で話して手を振った。
初対面の頃を考えるとアナスタシアは可愛らしい。非常にかわいらしい。
これは秘密だが、未だにかわいい物が好きなサクヤにとっては癒されることだ。

「もちろん構わないよ。アタシも友人との仲は深めたいさね。また今日は張り切ってるねえ、アナスタシア」

苦笑を浮かべつつも、会話を始めることにした。
155 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:00:59.26 ID:29c8/sGEo
>>145
「ぷわっぷ!」

撥ねた湯がかかったのは大坂だけではなかったらしい。
びっしゃりと頭から硫黄臭い滑らかな湯を被っては目を白黒とさせ。

「みみみみみーくぅん、怖いよ、怖いよこのお風呂ーーー!!」

涙声で脳内彼氏に愚痴ってはそそくさと端っこの方に逃げ出そうとするのだった。
156 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:01:06.73 ID:kNqSiItoo
「全く人を引っ張ってきたくせに勝手に入っていくんだから……」

クリオネを脱衣所まで連れてきたかと思えばすぐさま葛葉は風呂へ入って行ってしまった。

「っと、これは隠さないとね」

うなじの紋章を隠すために首に包帯を巻き、そのほかを脱いだ後露天風呂へ入る

>>152
「ちょと勝手に行かないでよ」

さっきから葛葉に振り回されっぱなしだ。疲れを取りに来たはずなのだが。
しかし同時に楽しさを感じている事実もある。

「温泉に入るのは初めてね」

ゆっくり湯船につかっていくクリオネ。

>>145
「ちょっと、温泉で飛び込むのはマナー違反って本に書いてあったよ」

温泉に来たことが無い為、事前に本で調べておいたのだ。きっと間違っていないはず。
157 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 20:03:24.50 ID:jC1P4pCi0
>>151

「怪しいのは分かったが、こりやあ手の打ちようもねぇか」

その風景をしばし見つめ続けた末に。
とりあいずは様子見と言う事で決定すると、手早く宴会場へと戻った。
中にいるのは、まばらな数名。

「(知り合いも居ねえし、こりゃ飲むには多少場が悪いな……風呂で飲むか)」

と言うわけで、熱燗を持って風呂に直行。
しばらくしたら、腰にタオルを巻いた男が、風呂に入ってくるだろう。
風呂の中に、誰と誰がいるのかも知らずに。
ここが混浴らしいという事も知らずに。
158 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:04:36.23 ID:7wE552ck0
>>150
先程のダイブに慌てながら、返事。

「あっ、えっと、だ、大丈夫か!?」

…大坂の方が大丈夫じゃない気がするが。
というか何が
大丈夫なのか。

「ま、まあ、ゆっくりしいや!」

…お前がな。
159 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:05:29.95 ID:SVFIpUKpo
>>155
「なかなかに愉快なおなごじゃのう!
 ほれほれ、手ぬぐいで頭拭いてやるからこっちに来ると良い」

手ぬぐいで軽く頭を拭いてやり、面倒を見る葛葉。
見た目は多分この場で最も幼いはずなのだが、保護者と化していた。
ぶっちゃけ未亡人キャラの為カーチャンやっても問題はないのだが。

>>153
「っかか! 皆驚きすぎじゃわの!
 儂のようにもっとこう、泰然自若t――熱燗こぼれてるー!?」

ドヤ顔をしつつ元の居場所に戻って熱燗をちびちびしようとしたらどさくさで倒れてた。
うぅ、と涙目になる幼女。さっきまでのドヤ顔はなんだったのか。

>>156
「温泉に入らないなど人生の3割6分は損しておるの!
 ほっかほかになるし、まったりするし、お酒は美味しくなるしで完璧なのじゃよ!」

にこにこといい笑顔を浮かべてほっこりしつつも、時折倒れた熱燗を見て涙目に成る。
160 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 20:06:07.48 ID:qaayp1H60
>>151
サクヤもビールをぐいっと。
「この状勢で金が欲しい輩は腐るほどいるものさね。もちろんアタシもそうさ」
半ば愚痴のように漏らすも。
「とにかく一泊気分で友好も深めることができる。楽しいからいいのさ。みんなそう思ってるよ。
 アンタには感謝しないとねえ」

すぐにヒヒヒヒヒ、と笑ってみせた。
161 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 20:06:41.29 ID:Qic+PdMoo
/>>137なし!

宴会場と廊下を繋ぐ扉が開き、キャスケット帽を被った少女がコートを脱ぎながら宴会場へと足を踏み入れる。

(……何も私に依頼しなくても……)

この依頼はとある男から代わりにと受け取ったものなのだが、正直この旅館の異様さには驚いた少女。
明るいし、温泉が湧いてるし、料理もあるし。
というわけで少女としては珍しく目をパチクリとさせながらこの場に入り、周りを見渡す。
162 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女with髭面 @宴会場[saga]:2012/12/29(土) 20:07:48.02 ID:i5YBkQ8oo
>>151
横槍を入れるようになってしまうが、近くにいるのだ、自分も会話の輪に入った方が仲良くなれるだろう
アナシィは、他人でも普通に会話できるレベルらしい
刀に触れもせず、完全に気を緩めて持参してきた髭面のための酒瓶を一本懐から取り出して言う

「そうなんですかー?私こう言うの大好き何ですよね!
傭兵稼業でお兄様と離れ離れになるのはもう勘弁ですよぉ……傭協にラブレター送るのは欠かせませんが」

もしよければどうぞ、と酒瓶を差し出して名乗る

「髭面の未来嫁のアナスタシアです!今後宜しくお願いしますねぇ」

奥の方で髭面が酒を吹き出した

>>154
何やら向こう側もテンションが高くて良い
今日は酒を飲んでもいいだろう、と先ほど差し出した酒とは別のものを何処からか取り出す
こちらもまけじとラッパ飲み、髭面とは血縁関係なぞ無いが、酒豪は似ている
ぷはぁ、と息を漏らして仄かに頬を紅潮させて答えを聞いた

「あわよくばお兄様と超絶合体を……ふふ……
いや、サクヤさんも好きですよ!!
ありがとうね!ふふ、楽しみだなぁ!」
163 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 20:08:24.68 ID:dMUL4c7lo
>>148>>153>>156(鈴)

「はぁい……あ、お湯かかった人、ごめんなさい」

年下の忠告に大人しく耳を傾けるあたり、日ごろの面影なんて微塵も無い。

「……でもさでもさ、まずキミ達、誰?」

参加者のほぼ全員が初対面の中、当然生じるだろう疑問を、首を傾げて問うた。


>>155(彩楓)

『……あら』

ぐい、と押されるような感覚に、楓おっとりとした声音でそちらを見遣る。
一心不乱に逃げていた千代乃に、どうやら衝突されたらしい。

こんばんは、と柔和に笑みかける。そのスタイルは、文句の付けどころが無くて──?
164 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:10:18.15 ID:29c8/sGEo
>>158
「あああ、あなたこそ大丈夫ですかっ」

なんだか二人でお湯を被ってしまったらしい。
というか気付けば人が増えている。
元来引っ込み思案な女は委縮してしまう。

「そ、そうですね、ゆっくりさせて頂きます」

といいつつ端っこの方で湯を堪能しようとする。
確かここのお湯は美肌美白効果があったはずだ。
丹念に肌に染み込ませるように腕に湯を這わせてはほう、と溜息を吐く。
165 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:11:09.14 ID:7wE552ck0
>>159
「……」


年相応(?)の反応を見せる葛葉。
可愛らしいところもあるじゃないか。

「…まあまあ、新しいの持って来たらええやん…」

数百倍年齢の相手をなだめる。
なんだかなぁ…
166 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:11:56.89 ID:kNqSiItoo
>>159
「そうだったかもね」

初めての温泉は非常に気持ちのいいものだった。

(目的を達成したら二人で来たいな……)

とそこで倒れた熱燗を見て涙目になる葛葉を見る。

「ま、まぁまぁ酒なら宴会場にもあるし……後で注いであげるから」

明るい顔が涙目に変わる姿は何とも居たたまれない。


>>163
「まぁ、飛び込みを後ろから見てたからかかってはいないんだけどね」

湯につかりながら答える。

「私はクリオネだよ」

自己紹介と言っても紹介する物も特にないので名前だけ簡潔に
167 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga !桜_res]:2012/12/29(土) 20:12:06.71 ID:dMUL4c7lo
>>温泉組>>157
さて、男用の脱衣所を経て大浴場に突入したジョンだったが、何故か奥の方からは黄色い声が聞こえてくる。
どうやらこの温泉は混浴らしい、しかしながら今現在、それに気付く人間は誰一人として居なかった───
168 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:14:05.36 ID:29c8/sGEo
>>159
「あわわわわ、すみませんすみませんすみません!」

私なんかが幼女に手間かけさせてごめんなさいーー、
などとぴーぴー言いながらも大人しく髪を拭かれる女。

「あ、ありとうございます――えーと、お酒?」

最初は盆の上でゆらゆらしていたであろうが、今はぱったりと倒れてしまった銚子を見て
幼女と熱燗というアンバランスさに首を傾げる。
169 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 20:14:09.05 ID:Qic+PdMoo
>>160
「……あ、ky……サクヤ。サクヤも来てたんだ。こんばんは」

一瞬名前を本名で呼びかけ、慌てて訂正する。ツアーの中で知り合いがいるのは、少女としては嬉しい。
少女の静かな性格なら尚更だった。
半ば無意識的に、隣の席へと腰を下ろそうとする。
170 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 20:14:51.66 ID:jXf8JSNlo
「あー、これが温泉か、いいな、うん。」

呆然したのもつかの間、彼は風呂のはしっこのほうで
温泉を満喫していた。とりあえず女々しい聞こえるのは
気のせいだ。

(でもここ混浴だしなー・・。)

ひたすらじっと亀のように端っこで体育座りで
温泉に浸かっている姿ははしゃいでいる
人にとってはなぜか異様な雰囲気を放っていた。

>>164

「アレ?」

端にはだれも来ないと思ったのに、しかも
白い湯気で見えないがなんか女っぽい。

向こうも、何か男らしいシルエットが見えるだろう。
どう反応するかは別として。
171 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:15:55.81 ID:SVFIpUKpo
>>163
「通りすがりの骨董店店主じゃよ、名なら葛葉と言う。よろしくの?」

こてん、と首を傾げつつ、いい笑顔を浮かべる葛葉。
まったり空気を纏う樟葉の周りだけ、なぜか喧騒を無視したかのような穏やかな空気が漂っている。

>>165
「だって折角温泉入ったのにわざわざ取りに行くの面ど――、式神使えばいいんじゃった!」

そう言うと、どこからか取り出したのか符を取り出して鳥の式を飛ばして数秒後には手元に熱燗のお銚子とお猪口がやってくる。
なんとも妖術の無駄遣いといえそうだが、魔術や妖術など便利に使ってなんぼが葛葉のスタンス。
温泉に浸かりつつの熱燗でほふぅ、とほくほく顔なのであった。

>>166
「いいのじゃ! っふっふ、コレでも術がちょいと使えるもんでの!
 この通り熱燗たっぷりで幸せモードなのじゃよ、というわけで嬢ちゃんも居るかの?」

熱燗のお銚子を差し出しつつ、上機嫌の幼女が居た。
喜怒哀楽がはっきり出るタイプで、先程までの老獪な様子と相まって二面性を感じさせるだろうか。

>>167
「ほっほーう」

入ってきた人影の気配を感じて、口元を良い感じにニヤつかせていた。
172 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:17:41.90 ID:7wE552ck0
>>163
誰って…まあ、確かに初対面だが。
謝ったあとのこの切り替えは一体何なんだ…
…まあ、細かいことはいいか。

「私?私は花丸商店街で食事処を営んでる、大坂澪!
以後お見知り置きを!」

店の宣伝を兼ねて軽い自己紹介。
>>164
「そんなにかしこまらんでもええで〜
せっかくの温泉や、のんびりしよ!」

こういう場所では無礼講がちょうどいい。
173 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:17:44.23 ID:SVFIpUKpo
>>168
「なんじゃー、ちっこいからって酒のんで悪いかの?
 コレでも一応合法――かもしれんから、気にせんでいいのじゃ。
 ヨロシクの、お嬢ちゃん」

ニコニコしつつ、右腕を差し出して強引に握手。
突撃系気さくおばあちゃんであった。
174 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 20:18:00.33 ID:qaayp1H60
>>169
「彼方――――ええと、こんばんは」
楽しそうな様子から一転、サクヤは言葉をたどたどしくさせて頬を赤らめる。
簡潔にいうのなら、照れていた。
「アンタも、依頼を受けたのかい……き、奇遇だねえ」

>>162
酒を煽るように飲む。これだけ呑んだのはいつ以来だろうか。
「酒の勢いなら、頑張ればイケルかもしれないよ。
 ……ああ、アタシもアンタのことは好きだよ!もちろん友人として!」
いつもなら普通に好きだと言うだろう、若干言動がおかしいことに気が付くだろうか。
175 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:18:05.34 ID:29c8/sGEo
>>163
「はわわわわ、すみませんすみません!」

わたし今よく前が見えなくてっ、とわたわたと言い訳する女。
しかし目を細めてその声の主を見てみれば美女も美女、そしてスタイル抜群と見受けられて……

「みみみ、みーくんーー!!こんなところに美女がいるよーーー」

なぜか泣き始めた。
176 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 20:18:50.76 ID:dMUL4c7lo
>>160

「……ぷぅっ……まあ、な」
「私とて、本気で謎を解こうだなんて、正直考えていなかったりする」

サクヤが手にしていたビールのグラスに、飲めとばかりに無理やり焼酎を、ストレートで注いでやって。
それから、雅もコップ一杯の焼酎を、ぐびぐびと飲み干すのだった──どうやらこの女、酒豪らしい。

「や、これがむしろ、私が感謝したいくらいでな」「何せ、一人で飲むよか何倍も楽しい」
「自己紹介が遅れたな、私は雅──陽乃山雅だ」「小さいが、宝飾品店をしている」
177 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 20:18:58.67 ID:jC1P4pCi0
>>167

「ん?」

思わず声が漏れた。
奥から聞こえてくる声は、確かに女性の物で。自分がくぐったのは、確かに男性用脱衣所の扉で。
結果的に、数秒後にジョン・スミスの下した結論は簡単だった。
気にしなければいい。

その結論が、今までくぐりぬけたどの戦場より過酷な状況を生み出すかもしれない事にも気付かず。
男は、迷わず進んでいき――――

>>温泉組

やがての事。
どこからどうみても男としか取れない、腰にタオルを巻き熱燗を持った人物が。
なんためらいもなく、湯船につかるだろう。
178 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋[sage]:2012/12/29(土) 20:20:01.22 ID:NbQuKwwIO
「ええと……」
宴会場なう。だけれど誰も居ない。いたけど減った。
そしてなんか取り残された。結果ぼっちなうである。

お湯の方がなんだか騒がしい。――と、いうか楽しそう。
ただ、遅れて入り込むというのはソレはソレで微妙じゃね? と、自問自答。

よし、とりあえず美味しい物を食べながら今後の作戦を練ろうと考えるが。
「あれ……あの、コレしかないんですか?」
箸が扱えない。しかも箸しかおいていないではないかと……しょうもないパニック状態。
179 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:21:00.75 ID:kNqSiItoo
>>171
「もらうよ。ありがとう」

クリオネは葛葉と違い正真正銘の未成年だが、まぁいいだろう。

「いい酒だね」

受け取った酒を飲むクリオネ。これまで仕事柄酒を飲む機会も多かったが、これは美味しい。


>>177
とそこで脱衣所の異変に気付く.

(……ふーん)

笑い始めるクリオネ。慌てるそぶりも隠すそぶりも無い。
180 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女with髭面 @宴会場[saga]:2012/12/29(土) 20:22:01.66 ID:i5YBkQ8oo
>>169
ほほぉん、と口の端を釣り上げらせて、髭をさするような真似をして
心中を察したようにサクヤ、少女と視線を交互に帰ると

>>174
ニヤニヤとアナシィはいやらしい笑みでサクヤを見る
──私が友人として好きなら、この少女は本当の意味での好きなのだろう
尋常じゃない勘で事象を決したアナシィはサクヤにアルコール濃度の高い一升瓶を押し付け

「後はお若い二人でどうぞぉオホホホ
私さき風呂いってくるねぇん」
181 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 20:22:27.38 ID:dMUL4c7lo
>>175

『あらあら、美女だなんて……』『嬉しいのですけどそこは、美少女と呼んで欲しいものですね?』

薄ら笑みを湛えて言うけれど、訂正する所は訂正しておく。

『私は彩楓、傭h───』 自己紹介を、といった所で、楓が硬直した。

ぽんぽん、と肩を叩いて、千代野の背後を指差す。
そこには、>>177な光景が繰り広げられていて───?
182 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:22:47.47 ID:7wE552ck0
>>171
「べ、便利な…」

なんか自分の店にも欲しい気がする。
何せ人手が不足しているし…

「それやったら客の応対も楽…かも」

ちょっとうらやましそうにつぶやく。
183 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 20:25:01.62 ID:wwQbuzi2o
>>178
「む?」

ひっそりと紛れ込んだ依頼。知り合いなど一人もいない中で、ヴェルナーは知った顔を見つけ、そちらへ歩み寄る。

どこか困った様子の女性はたしか、ガンショップの前で出会った……名前は思い出せない。それどころか名前を聞いたかどうかも怪しい。

「前にあったことがあるかな?」

が、それはそれ。知り合いなら声をかけるべきだろう、と。ヴェルナーは女性に手を上げ、挨拶してみる。
184 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:25:02.51 ID:SVFIpUKpo
>>177
「ん、兄ちゃん。
 なかなか豪胆じゃの――儂ぁ気にせんが、おなごの群れに突入するとは、気に入った。
 褒美にお銚子を一本やろうかの」

そういって、スミスの盆にお銚子を一本追加する葛葉。
どう見ても背伸びしている幼女にしか見えなかった。

>>179
「酒も飯もなんでも色々楽しんできたからのう。
 上等な物も嗜んできたが、結局舌に合うもんが一番じゃわ」

かかか、と高笑いを響かせつつ、お猪口を傾けた。
185 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:26:23.22 ID:SVFIpUKpo
>>182
「結構年季入っとるからのう、ただ魔術と違って割りと簡単じゃし、勉強すれば出来なくはないかもしれんのう。
 今度でもちょっとばかし符の書き方でも教えてやろうか?」

良い感じにほんのり赤くなった顔を向けつつ、お猪口を口に運び。
いつも通りの面倒見の良さを発揮していた。
186 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル・カメラ) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 20:26:59.25 ID:7FJStV74o

女と書かれた赤いのれんを潜り、仮面の男は脱衣所に入っていく。

向こう側では若い女性達の賑やかな声が聞こえてくる。……自分も急がねば。
衣服を脱衣所に預けて、仮面はそのまま頭に被せ、全裸の腰にタオルを巻いて、防水性のカメラを手に握る。


準備は整った。
女性専用の脱衣所を抜け、仮面の男は風呂場へと足を踏み入れる。

そして温泉を満喫する女性達にカメラを向けながら、弾むような声で言った

「へーい!笑って笑ってー!」
187 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:27:00.35 ID:29c8/sGEo
>>170
すいーすいーと、そろーそろーと、何以下獲物を狙う水生生物のごとき動きで端っこに避難してくる女。
その前方にはウィズの影がある・
しかし女はド近眼。近くに寄らなければその正体はよく見えず。

「あわわ、ここ、こんばんは」

先住の人影に目を眇めてはぺこりと挨拶する。
湯気やらなんやらに加えて目の悪さでその正体に気が付いていないらしい。

>>172
「あ、ありがとうございます!そうします!」

なぜか緊張しきっている女はぴしっと姿勢を正しそう言う。
しかし関西弁の優しげなイントネーションに癒されたのも事実で、肩の力を抜いては端っこの方へ移動していく。

>>173
「は、はぁ……」

そう言うもんですか、と首を傾げながらも握手をする。
小さな手だったが、暖かく、非常に安心できる、そんな手だった。

「ありがとうございます」

幼女に対して田舎のお母さんを思い出した、といったら失礼になるのだろうか……

188 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年[saga]:2012/12/29(土) 20:27:08.44 ID:i5YBkQ8oo
>>178
部屋に荷物を置いてきて、宴会場にて酒を飲もうと入った時、あぶられてんのかよく分からないが可愛らしい小娘がいる
シニフィから見れば全員小さい物だが
見たことのある顔だが、詳しくは知らない
だが困っている様だ、ならば話しかけるのが義理というものだろう

「どうしたんですかぁ?何かお困りで?」

微笑みながらに問う
189 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 20:28:26.67 ID:Qic+PdMoo
>>174
「ちょっと、頼まれて」

顔を紅くする彼女に対して、少女は何時ものように無表情だった。
しかし照れていないと言われれば嘘になる、実際少女の心臓はドキドキ、鼓動は高い。
見知った以上の関係である彼女には、普段とは違う微妙な変化がわかるだろうか。

「……だから、今日は楽しもう」

でも、その気持ちを表面に出さない為に料理に手を伸ばした。
蟹がある。丁寧に箸で身をつまみ、口の中へ放り込む。数秒後、幸せそうに、顔をほころばせた。

>>176
「あ、依頼主さん。こんばんは」

写真の顔を覚えていたので思い出し、小さくお辞儀して彼方、と名乗る。
190 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:28:28.12 ID:7wE552ck0
>>177
「!?」

本日三度目のびっくり。

ここはまさかの混浴だったらしい。

「ーーーーーーーーー!!!」

どぎまぎ只今絶賛継続中。
191 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 20:29:28.06 ID:NbQuKwwIO
>>183
「え……こ、こんにちは」
フォークとスプーンを探していると、思ってもいなかっ人物に声をかけられた。
再開する事すら無い相手だと思っていたのに――まさか、よりにもよってこんな所で出会うとは。
192 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋[sage]:2012/12/29(土) 20:30:03.05 ID:NbQuKwwIO
>>191
/ちょっとミスですorzorz
193 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:31:07.90 ID:kNqSiItoo
>>184
「そうだね。良いも悪いも自分の舌次第だ」

酒も入って少しいい気分。

「さっきから思ってたんだけどキミ、婆臭いって言われない?」

相変わらず失礼な奴だ。


>>186
「キミもキミで堂々としてるね」

クリオネも堂々としている。

「ちなみに撮影はNGだよ」

追われる立場にもなる身だ。足の着くような事はしたくない。
194 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:32:00.52 ID:SVFIpUKpo
>>186
「――ま、流石にカメラはアウトじゃろ。
 精々網膜に焼き付けておくくらいにおさめておくと良いのじゃ」

符を指先で弾くと、カメラのレンズに張り付き撮影を妨害するはずだ。
何をしてもなかなか取れず、水につけても破れない不思議な符。
しかしそれ以上の妨害はしないため、視姦だけはしほうだいだ。がんばれ変態、死ぬなよ。

>>187
「あと、どうやらここ混浴のようじゃから、彼氏以外に晒したくないんならタオルでも巻いとくといいぞ」

ほれ、とどこからかバスタオルを取り出して、差し出した。
195 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 20:32:00.75 ID:Qic+PdMoo
>>180
「……」

何かとてつもない計算やら勘が、この目の前に居る彼女の脳内で繰り広げられている、と感じた少女。
もしかして、関係に気付かれたのかと思った。というか完全に感付かれてる。

「……わ、私、彼方……」

と、ちょっと普段より抑え目に言うだろう。
196 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 20:32:10.07 ID:qaayp1H60
>>176
「そんなこったろうと思ったよ」
商人なら金の価値は知っているだろう。
しかし楽しく飲むために金をつぎ込むこの女が、サクヤには好ましかったようで。
「アタシの名前はサクヤって言うんさ。雅、よろしくねえ」

>>180
「アタシはねえ、確かに彼方が大事だ。でも友人を放っておくほど器は狭くないと思っているよ。
 アタシはアナスタシアとも仲良くなりたいからねえ。アンタには感謝してるんだ」
だから気を使う必要はないんだよ、と笑いかける。

>>189
「そうかい、じゃあ楽しもうか。……一緒にねえ」
彼方が照れているのを察して、少し嬉しく思う。隣に彼方が居るだけで、サクヤは幸せだった。
197 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 20:32:20.60 ID:NbQuKwwIO
>>183
「え……こ、こんにちは」
フォークとスプーンを探していると、思ってもいなかっ人物に声をかけられた。
再開する事すら無い相手だと思っていたのに――まさか、よりにもよってこんな所で出会うとは。

「ええこの前、ベンチでお話しをしましたね」
お互いに名前を知らない同士。 好きな相手であったが、機会が無かったので名乗っていない。
「貴方も、依頼を受けたのですか?」
――なんだろう……折角の宴会なのに、至極普通の会話になっているような。
198 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:33:26.72 ID:29c8/sGEo
>>181
「じゃ、じゃあ、美少女がいるよおおおおーー!!」

訂正されればコクリと頷いて、採録ですね、と言わんばかりの再現率で訂正した言葉を浴場に響かせる。

「彩楓さん――――?」

>>177の光景に思わず固まる女。
ここは混浴だっただろうか、いや混浴だったのに違いない。
男の人に裸を――バスタオルは巻いているのだが――見られたショックで一瞬気が遠くなる女。
正義の味方などやっている割には気が弱い。

>>186
奥の奥に逃げていたために乱入者に気付くのが遅くなった。
笑ってというカメラを持った変態(仮)が浴場に入ってきたのだ。

「〜〜〜〜〜ッ!!!」

女は声も出さず悲鳴を上げ、ぶくぶくと湯の中に沈んでいった。
199 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:33:32.88 ID:SVFIpUKpo
>>193
「そそそ、そんなことないわい!?
 ぴっちぴちじゃし!? ほれほれ、この水をはじくぷるぷるの体を見るが良い!
 妖艶でえろえろなんじゃぞ!」

と、婆臭い言われて動揺する葛葉。
無い胸を張りつつ、一糸も纏わぬ肢体を晒してドヤ顔だ。
200 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:33:52.65 ID:7wE552ck0
>>185
「そうなん!?簡単なんやったら是非教えて!
人手が全然足らんから…」

こんな便利な代物を扱えるなら嬉しい。
…習得できるかは別の話だが。
>>187
「そそ、ゆっくりして行きや♪」

どんな相手でも優しく親しみをもつ。
優しく声をかけるのは彼女の特長だろ
201 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 20:33:54.55 ID:dMUL4c7lo
>>166

「クリオネ……」じぃ、と、舐めるように相手の体を見て。

「よし、勝った…!」

次いで、自らの体に視線を遣ってガッツポーズ、一体全体、何の話をしているのだろうか。

>>171

「あ、あたしは彩鈴」「お姉ちゃんと一緒に、傭兵やってるんだーっ」
「でね、でねでn────ッ!?=v

>>186>>177といった人間の登場に、絹を裂くような悲鳴を上げて。
年甲斐も無く葛葉へと、助けを乞うように抱き付こうとする───

「変態ッ!最低野郎馬鹿クズウスノロマヌケッ!出てけっ!変態変態変態───ッ!」

それから、空いた手で>>186>>177の二人へタオル、桶etc、とにかく手当たり次第にものを投げ付けるのだった。

202 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 20:34:45.83 ID:jXf8JSNlo
>>187
「ん?」

あれ?女の声がするが・・・。こ、混浴だから
殴られやしないだろう。

「あぁ、こんばんわ」

突然、声が聞こえてつい動揺して、声が震えた。
女性らしきシルエットの人影がぺこりと
しているのが見えた。

「あれ?騒がしいのが苦手なほうですかね?
こんな端っこにいるというのは。」

キャッキャ騒ぐのが好きな人ばかりかなと思っていたが
静かに入りたい人もいるとは以外だった。

>>186
あいつ・・・・。

「今のうちにやめとけ。寝首かかれるぞ。」

冗談のつもりで一言。
203 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 20:35:39.06 ID:NbQuKwwIO
>>188
「あ、はい……すみません」
宴会場の方にも人が増え、様々な人に声をかけられる。

「ええ、困ってますね」
箸――チョップスティク? を両手に一つずつ持って、×を作ってみせる。
「日本の人って、よくこんな物でご飯を食べられますよね……私、これじゃあ食べられないのです」
と、しょうもない悩みを告げる。
204 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:35:42.64 ID:29c8/sGEo
>>194
「あああ、ありがとうございます!!」

バスタオル一枚じゃあ心許なかったところだ。
これ幸いと二重三重にバスタオルを巻く。
むしろ動きにくいんじゃないかというぐらいグルグル巻きになれば、ほっとした表情で湯につかり直す。
205 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年[saga]:2012/12/29(土) 20:36:09.21 ID:i5YBkQ8oo
>>195
髭面にあしらわれて友達と遊んで来い、などと言われて涙ぐみながらに自己紹介を聞く
可愛らしい娘だが多分サクヤの恋人なるものだろう
酒を勧めて私得ーな展開を待つのもいいが、純情なところを見るのもありで

「私、アナスタシアっていうの!サクヤさんの友達です!仲良くしてくださいね!」

明るく、天真爛漫に握手を求めた
アナシィは今最高に酒臭い

>>196
ふふ、と意外な言葉に笑みを漏らして

「分かってるよー
サクヤさんは友人思いのいい人だもん、よく知ってるよ!」
206 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:36:24.63 ID:SVFIpUKpo
>>200
「魔力と違って周りの気を使うからのう。
 他の場所ならいざ知れず、商店街ならそんなに難しくもないじゃろの。
 お礼はご飯おごりでいいのじゃよ!」

商店街は葛葉直々に地脈を管理している土地だ。
そのため、自然のマナも特に濃い為に、妖術などは容易く使用出来る。

>>201
「やれやれ、物騒じゃなぁ。
 傭兵というならもうちょっとどんと構えておけばいいと思うんじゃが」

そう呟きつつ、口の中で舌で陣を描き、術を発動。
ひどい怪我にならない程度に全体に防護の術を張り巡らせた。
207 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:37:44.00 ID:SVFIpUKpo
>>204
「確か番台の当たりに水着か浴衣が置いてあったはずじゃからの。
 バスタオル巻きが嫌だったらそっちに行くといいのじゃ」

そう助言をしつつ、落ち着くまで頭をぽんぽん叩いてあやすことだろう。
208 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:37:51.39 ID:7wE552ck0
>>201
「よろし…!?」

男性客だ。これは予想外。

「〜!!」

声をあげて水流操作で温泉の水を放出。

「どどど、どういうことや!?」

滅茶苦茶焦っている。
これでもかというくらいに。
209 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:37:59.76 ID:kNqSiItoo
>>199
「見た目はともかく性格的な話なんだけどね……それにその言い方」

とクリオネは葛葉の後ろへ回り込む

「妖艶って言うのはこの体の事?」

手を回し、葛葉の胸を揉もうとする。

>>201
「いちいち体つきを競争しようとするのはコンプレックスがあるからじゃないかな?」

まるで気にしないクリオネ

「後、散らかしたら片付けてよね。それに何より混浴なら追い出すことはできないんじゃない?」

若干ニヤけながら言う。
210 :鳴島 紗綾 / 灰色のパーカー着用。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:38:17.07 ID:fObRzxji0

(☆これまでのあらすじ☆)
(《相続人連盟》鏖殺を目論む吸血鬼の少女・鳴島紗綾は、これまでにない状況に直面していた)
(きっかけは暗黒美少女探偵・安西レイカから請け負った一つの依頼だ。本来は彼女が参加する予定だったそれは、温泉旅館の探索)
(なぜ旅館? 意味が不明なまま、紗綾は現地に向かう! ビジネスパートナーから新装備を支給されて! 戦え相続人スレイヤー!)


今、紗綾の細い肢体を包んでいるのは、旧世紀型のスクール水着だけだった。
いわゆる旧スクは上部の布で股布を吊り下げているため、二本のダーツ線を伴って股間部が狭く強調されていて。
胸にはご丁寧に「3-3 鳴島」の名札がある。なんたるコミュニケーション力不足を考慮した自己紹介策か!

「ふざけてるわね……」

ビジネスパートナーの意志を計りかねつつも、彼女は浴室への暖簾をくぐらざるを得なかった。
おそらく遊ばれているとはいえ、この任務の元請けへの礼儀がある。
安からぬリワードもあることだし、それを反故にすることは不可能だ。

……とまぁ、彼女が幾ら考えたところで、それは他人には分からない。
温泉に既にいるメンツからすれば、女子中学生が一匹増えたようにしか見えないだろう。
そして、そのバストは平坦だった。
211 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年[saga]:2012/12/29(土) 20:39:05.31 ID:i5YBkQ8oo
>>203
ですよねー、と赤い髪を揺らしながら女々しくして見せる
シニフィも海外の出身なので最初は箸の使い方は全然分からなかったが、慣れると案外簡単なもので
傭兵ということもあり学習能力はあったりだが

「難しいですよねー!あんなもんぶっさしときゃイイじゃんて思いますもんー!
良かったら教えますよー!」

シニフィは上司の髭面の方向を見て、酒瓶をパスされてキャッチし、酒に弱いというのにラッパ飲みをした
212 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 20:39:23.99 ID:wwQbuzi2o
>>197
「うん、まあそんなようなもの。たまたま面白そうだったからね」

隣いいかな? と質問しておきながら、許可を得る前にどかりと腰をおろし、周りの様子をちらりと一瞥する。
どうやら依頼に集まった連中の宴会のようだが、さて本題の探索依頼はどうなっているのか。
そんなことを考えながら、並んだ料理に目を向ける。うまそうだな、とその品目に目を通し、

「そうだね、まえに話した。名前教えたっけ?」
213 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:39:28.79 ID:kNqSiItoo
>>208
「お湯が減るからやめてくれないかな」

クリオネは冷静である。隠すそぶりも無い。
214 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 20:39:52.86 ID:dMUL4c7lo
>>189>>196

「ん、雅だ」 先程サクヤにした自己紹介が聞こえていただろうが、一応は名を述べて。

「どうした、何を照れている…・・?」
「お前さん達……まさかッ!?」

頬を染める彼方を目にして、頭に疑問符を浮かべるのだった。そして暫く思考した後。
レズビアン、敢えては言うまい。ニヤけを隠せないまま、二人へ交互に視線をやった
215 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:39:58.21 ID:SVFIpUKpo
>>209
「――ほぉ、いい度胸じゃの? 揉んでいいのは揉まれる覚悟のある者だけじゃー!」

胸を揉まれても、特に大きな反応を見せることはない。
薄い胸板の上の僅かな脂肪は、指がわずかに埋まる、慎ましやかな反応を見せる。
しかしながら、くるん、といつの間にか背後を取った葛葉。

わきわきと指先を蠢かせながら、クリオネの胸に手を伸ばして、セクハラを開始するだろう。
妙に手つきが上手いのはきっと年の功だ。エロ狐だし。
216 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:41:30.79 ID:29c8/sGEo
>>202
声の調子で相手が男と気が付くと一瞬びくりと体を震わせて。
しかしながら湯気やらなんやらでその実体がうまく見えないことが幸いしたのか先のようなパニックはなく。
バスタオルを二重三重に巻いて着ぶくれした女は一定の距離を相手と保ちつつ会話を始める。

「は、はい。ちょっと、慣れなくて……
 あなたも、ゆっくりと浸かりたい方の人ですか?」

漸くゆったりできる場所を見つけた、と言わんばかりにふうと嘆息すると手遊びにちゃぷちゃぷと湯を揺らし始める。
217 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 20:41:45.54 ID:jC1P4pCi0
>>179>>181>>190>>198

何人かがこちらを向いた。
そりゃあまぁ、いきなり男が堂々と入ってくれば仕方もないか、と。
男はひとまず、彼女たちから視線を外した。
凝視してたら怪しいし。

>>184

「おぉ、こりゃありがてぇ。チビッ子、褒めてやるよ」

態度がやや高圧的な物の。
男からすれば、幼女の背伸びにしか見えず。
口角をあげてニヤリと笑ってから、酒を飲み始めた。

>>186

「(あ?なんだありゃ)」

変態チックな男を、疑惑のまなざしで見つめながらも。
グイッと、お猪口に継いだ酒を飲み干す。

>>201

「……オイオイ糞餓鬼、ここは混浴じゃあねぇか。
 男差別ってのは、ちょっとヒデェんじゃねぇのか!?」

風呂場の中で大剣を召喚。
飛んでくるetcetcを右手一本で持った大剣で薙ぎ払うと、大きな声で叫んだ。
218 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:41:59.67 ID:7wE552ck0
>>206
「おごりかぁ…よっしゃ、ご馳走したる!
またいつでも来てや!」

こういったことには本当に気前がいい。
教えて貰えるということで、喜んだ彼女はご馳走の約束をする。
219 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:42:25.53 ID:SVFIpUKpo
>>208
「ほれほれ、落ち着かんかの」

耐性ないのうー、と呆れ顔をしつつ、口に熱燗を流し込もうとする葛葉。
無駄に洗練された無駄のない無駄な動きでそれは成されることだろう。


>>210
「おー、古き良きすくみずじゃの!
 ほれほれ、あっちはやかましいからこっちに来るといいのじゃ!」

現れた少女を手招きしつつ、葛葉は赤ら顔で熱燗を口に運んでいた。
どう見ても酔っぱらい幼女がセクハラしつつ絡み酒してる図だ。
220 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:42:55.82 ID:kNqSiItoo
>>215
「流石に残念賞と言わざるを得ないね」

葛葉の胸を揉むクリオネ。しかし……しかし……
と、そこで逆に胸を揉み返そうとする手が伸びてくるが、払うこともせずに受け入れる。

「んふふ……どう? いい揉み心地でしょう?」
221 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:44:18.70 ID:29c8/sGEo
>>207
「ふえええ、びっくりしたよう……まさか混浴だとは思わなかったよう」
「水着…も考えておきますぅ…」

涙目で葛葉に抱き着く女。
落ち着けば礼を言って、変態達の視界に入らない様に移動を始めるだろう。
222 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 20:44:39.28 ID:Qic+PdMoo
>>196
「……うん。 ……サ、サクヤも食べよう?」

この前あんなことがあったので、恥ずかしい。でも彼女が居るのなら幸せ。
けどこのまま自体を膠着させる訳にも行かないので、一応自分から行動に移してみる。指差す先は、彼女の目前にある豪華な食事だ。
蟹を食べている少女は、大きな脚身を食べるととても満足そうに息を吐く。

>>205
「よろしくね。 ……仲良くしよう」

無表情に近い微笑みだが、内心喜んでその握手に応じる。
友達が増えるのも良い物だ。だんだん、サクヤの性格が移ってきたのかもしれない。
しかし彼女から香るのは紛れもないお酒の香りで。どう見ても未成年だが。

「……私も飲めるかな……」

ボソリと呟いた。
223 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:45:17.88 ID:7wE552ck0
>>213
「えっ?あっ…ごめん」

我に返ると、回りが水浸しだ。
焦りすぎたことを少し反省。
224 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:45:52.33 ID:SVFIpUKpo
>>217
「ちび――っ、ま、仕方ないの。
 にしても、お前さんもなかなか場馴れしとるのう。
 儂ぁ葛葉じゃ、よろしくの」

二本目のお銚子を開け、三本目の熱燗を注ぎつつ、笑顔を浮かべる幼女が居た。

>>220
「――むぅ、しかたないのう。
 ちょっとだけじゃが――あててるのじゃよ」

ぼうん、と小さな音が響き、直後。
ほんの数秒だが、クリオネの背中にとても豊満で張りのある双丘の感覚を感じるだろう。
ぐにぐにと双丘を押し付けるようにしつつ、むふふ、と嵋を多分に含んだ声を耳元で漏らし、体を離す。
振り向けば、先ほどと変わらない幼女が居ただろう。
225 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:45:59.93 ID:kNqSiItoo
>>210
「なるほど。ニッチな所を攻めてきたね、悪くない」

入ってきた女性を眺めるクリオネ。

「キミは混浴だと知っていたからそれを着てるの?」
226 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:46:52.65 ID:SVFIpUKpo
>>221
「逆に考えるのじゃ。
 見られても問題ない、むしろ見られる分相手を見てやれ――とな!」

逆転の発想だが、男見てもそんなに得しないのが最大の問題だった。
227 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 20:47:51.34 ID:NbQuKwwIO
>>212
「あ……はい。じゃなくて」
勘違いされないように 座る事に問題は無いと伝える。
ただ、このまま座らせてしまうと真面目な話をしてまうのだろうと考え、それで大丈夫なのか自分に問う。

「この旅館、どう思います?」
「何かの異能だとすれば、理由が分かりません。
魔術かどうかも、調べないと分かりませんし……地縛霊や幽霊と考えるのが妥当でしょうか?」
結局、真面目な話題を投げかける。
言葉には相手が魔術師か、魔術に知識のある人だと理解した調子があるだろう。

「日本の料理って、あんまり食べた事がたりません」
と、いうのが彼女の料理に対するコメント。それに、ビールもほとんど飲まない。

「温泉の方は、賑やかですね……」
228 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:48:18.25 ID:29c8/sGEo
>>210
「水着ってあれの事ですかね…?」

旧スク水という奴だ。
先ほど幼女が言っていたのはあれの事だろうか……
だったらバスタオルの方がましだ。
そう判断した女はしかし、そそそっと彼女に近づいて聞くのだった。

「それって、自前ですか?」
229 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 20:48:26.58 ID:dMUL4c7lo
>>206>>220>>209

「うげー……あたし、クリオネちゃん嫌いかも」

未だ葛葉の腕にすがりながら、どうやら茫然自失の様子。男連中を追い出すのはあきらめたらしい。
小さいのを意にも介さないクリオネにしかめた視線を送るのだった。
尚、この少女も胸なんてもんとは無縁である。葛葉には、平坦な感触が伝わってくる事だろう



230 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:48:34.64 ID:7wE552ck0
>>218
「ちょっ、私まだ未成年!?」

なすすべ無く熱燗が…。

「…アカン、目が回って…」

何せ初めての酒。一瞬で酔ってしまった。
231 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:49:25.09 ID:kNqSiItoo
>>223
「大体見られたからどうだっていうのさ。別にこっちが損するわけでもないし」

特に怒っている様子は無いが、男が入ってきたくらいで何を焦っているのかと言う。

「てかキミの能力? すごいね」


>>224
「!?」

いきなり押し当てられた感覚。しかし振り向くと相変わらずのちびっこ

(今のはまさしく……)

「見せて。そして揉ませて」
232 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女[saga]:2012/12/29(土) 20:49:45.61 ID:i5YBkQ8oo
>>222
握手に暖かさを感じるのは相手に体温があるあらだ
優しく包み込むそれにはどことない包容力があっていい
酒瓶を片手に、酒豪のアナシィは酔うと酒を勧めるタイプのようだ
勿論今のつぶやきは見逃さないし、なくても進めていた

「のんじゃいなよ!みんなのんでるしさぁ!」

学生時代に必ずいるタイプの勧め方だ

233 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 20:49:48.14 ID:qaayp1H60
>>205
「そうだよ。アタシからしたらアンタも可愛い。彼方とベクトルは違うけどねえ。
 ……そのテンションは、隠してたのかい?」
いい具合に酔いが周り始めたアナスタシアを心配げに見つめる。

>>214
「……そんなに分かりやすいかい?」
ヒヒヒヒヒと笑うものの、よく見たら眼に涙を溜めているのが分かるだろうか。
今のサクヤの心情を簡潔に言うのなら、どうしてこうなったし、だ。

>>222
蟹を食べる彼方を見て、自分も蟹に手を伸ばす。
こんなものを食べるのは、いつ以来だろうか。

「酒の魔翌力は危険だからねえ。無理はしなくていいんだよ?」

と言いつつも、彼方が酔いつぶれたらどうなるのか楽しみなサクヤである。
234 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:49:49.80 ID:7wE552ck0
>>230
/>>219です!
235 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 20:51:25.36 ID:Qic+PdMoo
>>214
「……雅、よろしく」

再度頭を下げる。
さて、彼女がそういうものだから少女はさらに顔が紅くなり、料理を食べ進める手も止まってしまった。
そして何かを考えた後、彼女の明らかににやけている様を感じ取り、―――酒に手を伸ばす。

どうやらお酒でこの恥ずかしい気分を忘れてやろうという魂胆らしい。
しかしお酒なんて飲んだことが無い。ビンを持ったまま固まった。
236 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 20:51:44.48 ID:jXf8JSNlo
>>216
「まぁ、そうですね・・・・。」

体育座りから、脚を伸ばす
姿勢にへと変えた。温泉の暖かさなどもあり、気持ち良い。

「いやー、まさか混浴とは思わなくて、
だってあそこの中に入ったら間違いなくなんか言われるでしょう?」

多少、苦笑を含めて笑いながら言った。
237 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 20:52:13.00 ID:7wE552ck0
/すみません、ちょっと夕飯で離れます
238 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:52:14.43 ID:29c8/sGEo
>>226
葛葉の言葉にはっと女は目を見開く。
なぜか天命を受けたような感動を覚えると葛葉の両手を掴んでぶんぶんと上下に振る。
感謝しているようだ。

「あ、ありがとうございます!その意気やよし!わたし、頑張ってあいつらを視姦してやります!」

何やら妙な決意に萌えた女に怖いものはもうない……多分。
239 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:52:36.30 ID:kNqSiItoo
>>229
「あははっ。嫌いで結構だよ」

むしろ直接言ってきたのが嬉しいくらい。

「第一、気にしてるならそもそも話題に出さなければ良いのに……」
240 :鳴島 紗綾 / 灰色のパーカー着用。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:53:52.53 ID:fObRzxji0
>>219

「……騒がしさの程度の違いが分からないわ」

声をかけられて、つかつかと紗綾はそちらに向かっていく。
敵性は感じられないが、何もかもがおかしい。
仏頂面でこぼす少女の胸は平坦だった。

>>225

「私が選んだのではないわ。それで、貴方たちはここに何の仕事をしに来たのかしら?」

湯船の縁近くにまで近づいた紗綾。
水中で胸を揉まれている少女を、硬い表情で見下ろす。
彼女の乳房に、丘を形成する能力はない。

「分からないの、少し妙な経緯で此処に来たものでね。どこを見ても遊んでいるし勝手に見て回って良いのかしら……」

>>228

「違う……!」

僅かに声を荒らげる少女は、この服装が恥ずかしいという事を理解しているのだろう。
今ばかりは、吸血鬼という更に浅ましい身分であることで頭の中を塗り潰さねばならなかった。
首を一度ばかり横に振ってみせる少女のバストは平坦だ。
241 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 20:54:38.55 ID:wwQbuzi2o
>>227
「いまのところはわからないなぁ、わたしにも。ところでなにか困ってるようだけど?」

適当に軽くつまめそうなものをかき集めて、ビール瓶も確保する。周囲に合わせてさっさと宴会に参加する用意を整えてから、グラスに注いだビールに口をつける。

「どだい、わたしはアラン……いや、知り合いに代わりに行って来いと言われただけでね。ここの事情にも詳しくない」

向こうもこちらも魔術師、あるいはそれに連なる者だと了解した上で会話を進める。端を手にして料理をつつきつつ、

「地縛霊、あるいは霊魂か、あらかじめそう定められた術式。幻覚系の可能性もある。風呂の方は今頃混乱してそうだな、混浴のようだし」
242 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル・カメラ) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 20:54:44.99 ID:7FJStV74o
>>193>>194>>198

クリオネに冷めた態度を取られてしまうが、この程度では胸に灯った熱い物は消えはしない。

「ハハハッ! テメーに拒否権は無い!そのやわ肌取らせてもらったぜぇええええっ!」
相手の言葉も聞かず、カメラを眼元へ動かしシャッターを押した。……が写ったのは黒い影、女のやわ肌など全く映っていない。

原因はレンズに張り付いた符。符を貼り付けた張本人である葛葉に唸るような声で言う。

「見るのはどうでも良いんだよぉおおおっ……!撮った写真を、売るのがっ、目的だからなぁあああっ……!」

引き剥がしてもう一度写真を取ろうとするが、いくら力を込めても符が剥がれる気配は無い。


>>201
符を剥がすのに夢中になってた矢先、頭部に硬質な物がぶつかる。

「うっせぇえええええええええっ!! 変態でも何でもいいから写真撮らせろよぉおおおおおお!!」
飛んでくる物にも怯まず、ただ写真を取る事だけを夢見る
243 :鳴島 紗綾 / スクール水着(旧)。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:55:19.53 ID:fObRzxji0
/名前欄みす
244 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:55:57.22 ID:SVFIpUKpo
>>230
「おっとっと、ちょいと飲ませすぎたかの。
 ほれ、こっちに座って、ちょっと冷えた手ぬぐいのっけとくのじゃ」

冷えた手ぬぐいを頭にのっけつつ、熟れた様子で世話をする。
恐らく暴れた奴で酒の弱そうな奴は同じような攻撃を喰らうことだろう。

>>229
「気にせんでもいいのじゃよ。
 こっちでまったりしとけばいいだろうしの」

そう言って、端っこまで少女を導いた。
ここまで小さいと、セクハラよりも母性が先に出るらしい。

>>231
「――……ま、いいじゃろう。
 どうせ無礼講じゃしの、問題があれば酒で潰せば問題なしか」

に、といい笑顔を浮かべて。
またぼよん、と気の抜ける音を響かせると、九尾の妖狐がそこに居た。
長身ではないが、豊満で母性を感じさせる――しかしながら、だらしなくはない体。
どこか悪戯気にきらめく黄金の瞳もまた、妖艶さと母性を感じさせる。
胸を張ると、何がとは言わないがぶるんぶるんだった。

>>238
ぼよぼよぶるんぶるんの金髪狐女は、にやりといい笑顔を浮かべる。
そして、尻に手を伸ばしてぐいーっ、と押して男性陣の方向へ押し出すのであった。

「その意気やよし! 行ってくるのじゃ!」
245 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女[saga]:2012/12/29(土) 20:56:21.57 ID:i5YBkQ8oo
>>233
呂律はきちっとしているので案外まだ大丈夫なのだと自分に言い聞かせる
体が火照るのを感じて、しかし酔いを堪能してサクヤの表情を見る

「隠すっていうか、常に仕事だし緊張してないといつ私怨で殺されるか分からないしねぇ
戦闘中って本当に素姓ってのがでて相手の事が理解できるんだよねー
サクヤさんはその意味では本当にいい人なんだって、そう思ったから仲良くしたいなーって思ったのもあるかなぁ」
246 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 20:57:17.56 ID:k8cxS2Rn0
混浴の温泉に1人の青年が入ってきた。
(うわ…ここ混浴だったのかよ…
しかも変人多すぎ…)
一応青年は下にタオルはきちんと巻いていて、
何もなければこのまま温泉にゆっくりつかるだろう。
247 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:57:19.29 ID:SVFIpUKpo
>>240
いつの間にか返信していた幼女改め美女は、けらけらと子供のような笑い声を響かせて。

「物投げたり暴れるよりはましじゃろ?
 酒は――飲みそうになさそうじゃの」

さっきからエンドレスで熱燗ループ。
かなりの酒量を飲んでいるはずだが、顔色は全く変わっていない。
248 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 20:57:24.21 ID:kNqSiItoo
>>240
「ならそのチョイスをした奴は良い感性してるよ」

クリオネから見てもその姿は可愛らしい。

「仕事のはずだったけどこんなことになってるよ。
 キミもこっち来て遊べば?」

好きに遊びまわればいいと言ったことを伝え、自分の近くへと誘う。
249 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 20:57:47.62 ID:Qic+PdMoo
>>232
彼女の手に不思議と落ち着くような、そんなイメージを感じる少女。
自分と同じく未成年だろうが、その人柄には大人びた印象も少女に与える。

「……そ、それじゃあちょっとだけ……」

皆やってるといわれて断れないのは日本人の特性だと聞いたのは何時だったか。
それはともかく、少女も日本人でありこういうのに弱かったりする。

>>233
しかし恋人の彼女の言葉を聞いて一瞬動きが止まり……

(で、でも、この良く分からない気持ちを抑えるためには……)

背に腹は変えられない。仮に放置しておいたら、必ず何処かで爆発するだろう。
腹をくくった少女は、グラスに注いだお酒をちょっと控えめに口に運び、ごくりと飲んだ。


「……美味しい」

酒飲みの素質があったらしい。
250 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 20:58:26.31 ID:jC1P4pCi0
>>224
「この位、戦場に比べりゃ――いや、ここも大概地獄だけどな」

たかだか性別が違うだけでこれか。差別だ。
とでもいいたげに、男はため息をついた。
攻撃をやっとやんだ。風呂の中につかり直すと、相手の顔を見て答えた。

>>229
どうやら、追い出されずに済んだ様子。
男は、もう一度つきそうになった溜め息を抑え込んだ。
折角の休暇なのに、幸せが逃げる、と。

>>242
女性達の妨害がなくなった今。
男の平穏な入浴を妨害するのは。
この変態だった。

「うるせえぇ!」

もう一度浴槽から出ると、大剣を再度召喚。
周りを巻き込まない様に、少しだけ気を使うと。
大剣の腹で、相手を殴打しようと試みる。
251 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 20:58:31.82 ID:dMUL4c7lo
>>233

「……愛しの彼女とお喋りできるのが、そんなに嬉しいか?」

冗談交じりに歯を見せて笑みながら、空になった焼酎の瓶を傍らに置いて。
今度は適当なウィスキーのそれを手に取り、封を切る──

>>235>>249

「…どうした、ひょっとして……」「飲んだ事が無いのか?」

しめた、と雅の顔が綻ぶ。
コップを手にして、40度近い度数のウィスキーをなみなみ注いでいく。

「酒っていうのは、一気飲みする事が肝要なんだ」「さ、さ、一杯やってみろ」

それを彼方に差し出し、飲むように促すのだった──
252 :クラウン・クラウン2012/12/29(土) 20:58:54.81 ID:EHiYeibA0
「う、う、うたげじゃぁぁぁぁぁぁあ!!! 」

「余は王ぞ!? 酒をもってこぉい! もっともてなせぇい!」

円環の楽園 第九の柱
バイモンの名を冠する怪物
クラウン・クラウン

彼は、何故に此処にいるのか?
それは 「街中で浮いてたら怪しげな車があってな」
「気に食わんから追跡してやったぞ!」

とのこと。
つまるはなしが御都合主義よ!


そんな彼は今、宴会場にて持ち前の暴君ぶりを発揮していた
料理や酒をふわふわと浮かせ
周囲のものたちの料理を奪い取り
挙げ句にもっともてなせとのたまうのだ


「余は王だ! 王にしてあいどるなんだからもっともてなせ愚民どもー! 」
253 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 20:58:56.40 ID:29c8/sGEo
>>236
「一番最初に入ってて良かったという奴ですねぇ」

うんうんと頷きながらウィズへと言葉を返す。
こちらもゆったりと脚を伸ばしてついでに腕も伸ばしながらリラックスをする。

「でも、今度は出るとき大変じゃありません?」

そう言って首を傾げる。

>>240
「あ、違うんですか」

そうですか、と女は残念そうに引き下がる。
と、言うことはだ。まちがいない、この温泉に用意されている水着というのは旧スク水!
なんということだ、さっと顔色を変え湯の中に戻って行く女のバストは平均的だった。
254 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 20:58:57.99 ID:SVFIpUKpo
>>242
「かーっかかー!
 残念じゃの! さっきまでの儂ならばいざ知らず!
 ぼんきゅっぼーんモードの魔王様に不可能はないのじゃ!
 ほれほれ、撮影よりも目の前の女体のほうが魅力的じゃあないかの……?」

コバルトに擦り寄りつつ、誘惑をする葛葉。
胸元を寄せて谷間を見せつけるが、意識を向けた瞬間に谷間から式神が飛び出してコバルトを昏倒させようとするだろう。
255 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:00:50.13 ID:SVFIpUKpo
>>250
「ま、昔に比べればこの程度全然じゃのう。
 昔は儂の邸宅も男女入り混じって酒池肉林だったんじゃが――、ま気にしたら負けじゃの」

一応という事でバスタオルを巻いてみる葛葉。
それでも安産型の腰つきや豊満なバストは隠し切れない。
と言っても本人が開けっぴろげな上に健康的な印象のため案外嫌らしくはないのだが、。
256 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 21:01:36.58 ID:jXf8JSNlo
>>240
「ん?この声は・・・・。」

なんか路地裏で聞いたことがある。なんか・・。

あれ?これ吸血鬼の声じゃね?はは、気のせいか・・・。

彼が見たのはスクール水着を着た少女。確か、
うちのクラスメートの変態が最高とか言っていたような
気がする。

「あれ?どっかで会ったことなくね?」

>>253
「えっ?出るとき?」


彼は考えてもいなかった。出るときには鬼門であることを。
この黄色い声が飛び交うカオスの中を
かいくぐらなければならないことを・・・・。

「確かに、この黄色い声のなかで出て行くのは
だいぶきついようなきつくないような・・・・」

声には恐怖が入り混じったような印象。
温泉に浸かっているのになぜか寒くなってきた。おかしい。

彼の顔も青くなっていることだろう。黄色い声のほうを見て。
257 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女[saga]:2012/12/29(土) 21:01:52.66 ID:i5YBkQ8oo
>>249
アナスタシアの脳内会議の結論

「彼女に酔わせてはぁはぁしてさくやさんもハァハァ!!!」
「お兄様ともハァハァ!!」
「ハァハァ!!」
「落ち着け皆の衆、結論を出そう──」

そしてアナスタシアは思わず口から本音を漏らした

「ガンガンいっちゃってサクヤさん押し倒しちゃいなよ──はっ!!!」

思わず口走ってしまった
258 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:02:31.68 ID:kNqSiItoo
>>242
「あっはっは、正直で良いね。キミの失敗は葛葉が居る時に来たことと、浴場で堂々と撮影しようとしただよ」

もしかしたらタイミングややり方を考えれば成功したかもしれない。

>>224
「これは……見事ね」

現れた狐女の体を見るや、その胸を揉もうとする。
特に姿が変わったことに関しては驚いていないようだ。

(いや……胸よりむしろ)

両手がその胸に向かっていたが、右手だけ方向を変え、その尻尾を掴もうとする。
259 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:03:54.15 ID:kNqSiItoo
>>246
「キミ、確かタオルを巻いたまま湯につかるのはマナー違反だって本に書いてあったよ」

とタオルを取れといったニュアンスで言う。当然クリオネはタオルをつけていない。
260 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 21:04:27.58 ID:7wE552ck0
>>244
「…私は…二度と酒は呑まん…」

温泉と熱燗のダブルパンチで完全にのぼせている。
完全に無防備な状態で横になって休む。

「…」

グロッキー状態だ。
261 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 21:04:44.64 ID:9akRoVi+o
「お友達から噂を聞いて来て見たのはいいのですが……
何でしょうか。この豚小屋をもっと酷くしたような旅館は…」

財宝は誰も居ないはずなのにやたら騒がしい廃旅館を一人で散策している
中世ヨーロッパから直輸入したようなフワフワなドレスを擡げながら優雅に歩みを進めていく
何歩か歩みを進め。一つの部屋の前を通り過ぎようとした途端に中から物凄く騒々しい音が聞こえてきた
廃墟なのにこの煩さはおかしい。そう思った財宝はその部屋の前で歩みを止めた

「この旅館に響き渡る喧騒はどうやらここから聞こえてきているみたいですわ…」

ゆっくりと部屋の襖へと手をかける

「中に何がいるか少し危ぶまれますが……」

覚悟を決めた財宝は勢い良く襖を開け放った

「な…なんですか? こ…これは…」

中の光景の異様さに目を奪われて一歩も動く事が出来ない。
きっと人間は想像以上のことに遭遇すると固まってしまうのだろう。
262 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:05:37.97 ID:SVFIpUKpo
>>258
「――ふっふふー、もふもふな事神の如しなのじゃよ!
 息子も娘も、昔は良く尻尾枕で昼寝をしていたものじゃ――それっ」

尻尾を掴むと同時に、器用に9本の尻尾でクリオネを挟んでもふもふしようとする。
水に使っても何故かふかふかの尻尾は、なんとも和む感覚を相手に与えることだろう。
懐かしいのう、と、葛葉も目を細めてご満悦モードである。

>>260
「――ふむ、ちょいとセクハラ、と思ったが可哀想じゃしの」

そう言うと、ぺたりと額に符を貼り付ける。
数分もすれば、酔のふらつきと気持ち悪さだけが抜けて、高揚感だけの都合のいい状態となるだろう。
263 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 21:05:49.21 ID:Qic+PdMoo
>>251
時既に遅し。
少女はもう酒飲みに目覚めてしまった。自覚は無いが。

「う……じゃあ、ちょっと……」

受け取ったコップの中に入った琥珀色の液体を見つめて躊躇の色を出すが、
しかし、先ほどのお酒が美味しかったんだ、いける――――――

ごくり。少女の喉がそう音を鳴らし、ウイスキーを胃に流し込んだ。

「―――美味しいね、これ」

40度といえば、喉も焼け付くほどだろうに。
264 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 21:06:30.84 ID:29c8/sGEo
>>242
「ええい俗物がっ!!」

湯の中から復活した女が立ち上がり、湯桶をフリスビーの様に投げる。
狙いは男の側頭部。
身体強化した女の投擲精度はなかなかのもので、うまくいけばぱこーんと仮面の男に湯桶がぶち当たるだろう。

「そんな不埒な考えを持つ悪党は、この私が成敗します!!」

そう言いながら仮面の男の事を視姦し始める。
そりゃあもう、あれだ、舐める様にという奴だ。

>>244
「ひゃ、ひゃん!!ちょっと今お尻触って……ってきゃああっ!!」

男性陣の方に押し出される女。
バランスを崩して男性陣のど真ん中(>>250)にばっしゃんと湯を跳ねあげながら転倒した。
265 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 21:07:26.65 ID:W5VusHcoo
それは男女に別れる脱衣所の前で迷っていた。
性別という概念のない自らは、どちらへ行けばよいものか。
身を捩り、ある意味(R-18G的な意味で)お見せし難い姿を晒しながらまるまる半時間迷った後、ふと思い至る。

そもそも脱ぐ服がないじゃないか、と。

そうして何もせずスルーして通った脱衣所の先、露天風呂へ現れた人型不定形、緑色のスライム。
鼻を突く刺激臭を周囲に撒き散らしながら、小学生程度の大きさの身体を湯船に沈める。

『はぁ―――。いい、おゆ』
浴槽近くの湿度が心地よいのか、身体をぶるりと震わせた。
266 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 21:07:34.27 ID:k8cxS2Rn0
>>259
(まぁ確かにマナー違反かもしれないけどさぁ…)

「たしかにマナー違反かもしれませんね」
そう言うと青年はタオルを取り始める。

「これでいいんですよね?」
なぜかその青年は、ちょっと自慢げに行っていた
267 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 21:08:06.31 ID:qaayp1H60
>>245
「舐められないために、あんな振る舞いをしてたのかい?」
少し間を置いて、サクヤは話し出す。
「アタシは八方美人なだけさね。……でもアタシにとっては、友達は大事さ。
 彼方を除けば、アタシはアンタに惚れてるようなもんさね」
彼方が隣に居る今の状況だからこそ、サクヤはアナスタシアを口説きにかかる。

「アタシはアナスタシアの傍に居るし、ずっと仲良くさせてもらうよ。
 アンタが嫌だと言うまでねえ」

>>249
「そうかい。嬉しいけれど、うかつに飲みすぎないでねえ」
彼方が酔うのを見たいが、しかし見たくないサクヤだった。

「しかし彼方が呑めるのは意外だったよ。チャレンジはしてみるものだねえ」
268 :水樹京一(インセクトホワイト) E.複合弓、玉、バック 2012/12/29(土) 21:09:21.70 ID:EPpU1mnDo
>>252
「ちょっと待ってくださいそこの人!」

そこに正義の味方の制しが!

「王様は王様ゲームで決めましょうよ、
はい、クジです!
みんなもやりませんか?」

…今の彼は単なる酔っぱらいのようだ
269 :空風銀(銀髪蒼目)黒コート 右E:木刀 [sage]:2012/12/29(土) 21:09:36.77 ID:ZuBu1Ybwo
「ここがその旅館か・・・」
【何年も前に廃墟になったという旅館の前に男がムーブから降り立つ】
【普通に運営してるんじゃねぇか。と内心思いながら】

「おい、雷華!明日迎えに来るんだよな?」
【ムーブの持ち主・・・の主人の女性に尋ねる】
【運転手の鹿?みたいな男はだるそうにしていたのでスルーしたのだ】

雷華「はい〜そうですよ〜どうなってるかしっかり確認してくださいね♪!」
【女性は元気そうに答える】
【ちゃっかりウインクしながら】

「さて、早く出て来いよ。優!」
【自分が連れてきた女性を急がす】
270 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 21:09:54.77 ID:i5YBkQ8oo
>>261
入ってきた少女、中世風のドレスがこの和風の場には相反するようで、中々シュールだ
髭面は思いっきりに入ってきた少女にひるむ事なく、こちらもまた一升瓶をぐい、と飲めば
大爆笑しながら屹立する

「ブゥワッハッハッハ!!!!ようこそお嬢様!!!!メリぃいいいいいいクリスマアアアアアッスウウウウウウ!!!!!!!」

跳躍して、体躯を思いっきりに横に広げて少女へと飛び込む髭面の姿は──ほぼ半裸、辛うじてパンツ一丁だ
顔が真っ赤で酔っ払っているらしい
271 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:09:55.18 ID:kNqSiItoo
>>262
(こ、これは……!?)

葛葉のもふもふ攻撃を受けたその時、クリオネに電流走る!

「この気持ち……良い」

これまでのクリオネとは打って変わってふやけた顔をしている。
このまま葛葉に寄りかかってしまいそうだ。
272 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 21:10:15.93 ID:NbQuKwwIO
>>241
「私の魔術では、こういうのは専門外なんです」
とりあえず飲んでおきますか。 と、ビールに口を付ける。

「ああ、そうなんです……私、箸が使えないのです」
それが、困っているのだ。しょうもない事だか。

「掲示された情報といっても、この旅館の噂ぐらいでしたからね」
「それも極めて正確な噂でした。 結構調査されている雰囲気でしたね」
噂の通りに変化した廃旅館。 特に調べる場所も思い当たらない。

「このまま何もおこらなければ、害のない良い現象として、放置あるいは保護しておけば良いのでしょうけれど……」
消してしまうのはもったいないし、人に害がないなら正体などとりあえずはどうでも良いのではないか? と。

「混浴……子供じゃないんですから、いちいち騒ぐ事でもないですよね」

>>252
「ちょっと……食べ物で遊ばないで下さい!」
酒が入っているからか、頭は冷静であった。
料理を浮かせたり、自分の元に集めても食べないなら今が無いのでは。 と、ビールをすすりながら突っ込んでみる。

「というか、なんなんですかコレは……」
273 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 21:10:38.97 ID:7wE552ck0
>>262
「…また…ホンマに便利やな、それ…」

彼女の言うそれとは術のことか。
とにかく気分は最悪から段々と…
…陶酔になっていった。

「あ〜、大分ましになってきたわぁ〜…
ん〜…」

今度は酔っているようで…やっぱり無防備。
274 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 21:11:28.52 ID:qaayp1H60
>>251
「いや、アンタ達と酒を飲むのが嬉しいんさね」
ヒヒヒヒヒと返す。
「アンタもたくましい性格してるねえ」
275 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:11:51.97 ID:SVFIpUKpo
>>271
「そうじゃろーそうじゃろー。
 ……なんか、嬢ちゃん気を張っていたようじゃしの。
 偶にはまったりのんびりするのも、悪くないもんじゃよ」

尻尾を前に持ってきつつ、クリオネを懐に抱き上げて。
頭を優しく撫でながら、尻尾でもふもふしているだろう。
276 :鳴島 紗綾 / スクール水着(旧)。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:11:56.73 ID:fObRzxji0
>>247

「飲んでも酔えないのよ」

薄く目を閉じた表情と、抑えた声で持って紗綾は答える。その胸は平坦だ。
あからさまに人外である葛葉は、この少女から常ならぬ雰囲気を感じるかもしれない。

>>248

「ええ、最高にふざけてる」

安西レイカ。
ロシアの血を引くプラチナブロンドの少女探偵は彼女のビジネスパートナーだが、時々ふざけ過ぎるきらいがあった。
彼女曰く、極限の闘争の後には反動的リラックスが必要だという事なのだが。
それを自分に分からせようとしているのなら、奴はとんだ馬鹿だと紗綾は思う。
おまけに彼女のバストは豊満だ。

「……この服を手配した奴の思う壺みたいで気に入らないけど」

何かあるまでは、神経をむやみに尖らせない方がよいか。
そう考えて、彼女はゆっくりと、しかし一度も後戻りすることなく細い素足を湯に浸した。
人より尖った爪は、うかつに触れたり舐めたりすると血を見る事になる。

>>253

「例え衣類であっても支給されたものには目を通すべきだったわね」

いつも感情を表に出さない彼女だが、今日はどうも口惜しそうだ。
心なしかバストも萎縮している。
277 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:11:59.39 ID:kNqSiItoo
>>266
「そうそう。その立派なものを皆に見せつけてやればいいよ」

ほぼ面白半分だが実行すればクリオネは大爆笑だ。
278 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女[saga]:2012/12/29(土) 21:14:12.60 ID:i5YBkQ8oo
>>267
こちらの随分と酔いが回ってきたのだろうか
ぬふふ、と奇妙な笑い方で眦を決したように目を見開いて、そしてサクヤの肩をがっしりと掴もうとする
ぶちゅーと言いたげな唇がサクヤを襲おうとするだろう

「かわいいにゃぁ、ひひひふう!ほら、くちうつしでおしゃけー」

告白や甘い言葉など必要ない、重要なのは結果だ

>>263
彼女は止めるべきであろう、アナスタシアのこの所業を
279 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 21:15:02.10 ID:k8cxS2Rn0
>>277
(ド変態じゃねぇかよこいつ…)

「いえ、さすがにそんなことはできませんよ。」
完全に軽蔑しきった目で青年はクリオネを見ている。
280 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 21:15:14.10 ID:Qic+PdMoo
>>257
そのままウイスキーを飲んでいる少女の身体の動きが止まる。
比喩ではなく、本当に止まった。

1(やっちゃえよYOU)
2(いやでもそういうのは恥ずかしいって言うか)
3(気にすんなガンガン行け)
2(恥ずかしいって言ってんだろうが!)

脳内で羞恥心を司る部分が会議で勝利したのか、他の部分がビビッてしまったのかは知らないが顔を紅くした。
それが酒のものなのか、少しだけ想像してしまったからなのかは……まぁ、明らかだろうが。

>>267
サクヤが、アナスタシアと名乗った彼女を口説いている。
少女は嫉妬に燃えるどころか、優しい目でサクヤを見つめた。京子らしいなぁ、何て思いながら。

「うん、大丈夫。 ……私もビックリ。美味しいんだね」

飲みすぎない、と口で言っている割にはコップに注がれたウイスキーをジュースを飲むかのように呷っている。
顔は紅くなっているが、普段の口調と全く変わらない話し方だが―――?
281 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:15:18.37 ID:SVFIpUKpo
>>273
「民間療法と大差ないがのー、慣れじゃよ、慣れ」

気にしないでいいのじゃ、とふるふると手を振って。
クリオネをもふしっぽでもふりつつ、大坂の無防備な様子にウズウズした様子。
背後から大坂に忍び寄ると、乳を背後からモミングしようとするだろう。妙に手つきが慣れているのはプロだからだ。何のプロかしらんけど。

>>276
「まー、そうじゃろうなあ。
 沙綾――でいいんじゃろ? 儂ぁ葛葉と言うが、酒でよおうとしても直ぐ分解してしまうからの。
 まあ、慣れで結構ちょうどよく酔えるようになってくるもんじゃ」

ま、一献。と駆けつけ一杯なのか、儀礼的にそれでもお猪口を差し出した。
282 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 21:16:52.10 ID:jC1P4pCi0
>>255

「そうですかい。その話はまた後で聞かせてもらうぜ」

そちらには眼もくれない。
と言うか、戦ってるので目をやれない。

>>264

「なんだ、女ぁ。愉快にこの場で弄んでやろうか?」

口先だけでそういうと。開いてた左手で女の頭に向けて手を伸ばし。
掴めたならば、能力を使って軽々と、女を浴槽の方に投げ飛ばそうとする。
理由は単に、邪魔になっているからだ。怪我をさせまいとか言うつもりはない。
283 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 21:16:54.82 ID:9akRoVi+o
>>270

「め…メリークリスマス…」

多分中に妖怪とか幽霊とかが居た方がまだマシだったと思う
だが。そんなことを思っても現実が変わるわけでも無く_____

一瞬のうちに顔が真っ赤な男に抱きつかれていた。
というより。抱き倒されていた

「………何ですかこれ?」

現実離れしすぎてまったく事態を把握していない財宝なのであった。
284 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:18:22.85 ID:kNqSiItoo
>>275
「……ん」

その時クリオネは酒も入っていたこともあり、自分を隠すことが出来なかった。

(こんな感じ……初めて)

「ねえ、キ……名前、なんて言うんだっけ?」

初めの方に全員の前で宣言してた気がしたが、クリオネは聞き逃していた。
この人はキミと呼びたくないとそう思った。


>>276
「ふざけてていいんじゃない? 楽しくないとね」

笑いかけるクリオネ。

「その着てるもの近くで見せてよ。見たことないんだ」

クリオネにとっては可愛いとは思っても何かは知らないものだった。
学校に行っていない為スク水を見たことが無い。
285 :クラウン2012/12/29(土) 21:18:51.41 ID:EHiYeibA0
>>281

「どぅわぁれじゃぁ!? 余の酒瓶を空したのわぁ! 」

戸を開けた少女に向かい 無数の空瓶が飛んでいく

喧騒に包まれた中で 一際騒ぎ 暴れている
黒衣の女顔少年が犯人だ

「おい 其処な蛆虫よ」
「貴様 中々良い面をしてるじゃないか
あいどるであり王である余と共に酒を飲むことを許すぞ」


そして 彼はどや顔でそういった
286 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 21:19:18.40 ID:29c8/sGEo
>>256
「これは最初に入って最後に出るフラグですねえ……」

のぼせるルート直行だなあなんて思いながらくすくすと笑いを漏らす。

「大丈夫ですって、なんだかみなさん盛り上がってるけどいい人たちでしたし、そんなに気負わなくて大丈夫だと思いますよ」

ぼやけた視界にも分かるくらいに真っ青になったウィズにそう笑いかける。
大丈夫大丈夫、と元気づけも加えて。

>>265
女は目が悪いが鼻はいい。ぴくんと刺激臭に反応すると臭いの素を辿る様に顔を巡らせる。
そうしてぼやけた視界の中、なんだか緑いものを発見すれば首を傾げて。

「なに…あれ?」

>>276
「支給品なんですか!?」

なにそれ怖い、と女は驚愕する。
このご時世に旧スク水なんて手に入れるのも大変だったろうに……
なぜか淋しげな胸元に目を向けた後、その肩にポンと手を置いて、

「鶏肉とキャベツ食べると成長するって言いますよ!」

バストアップ法をこっそり教えるのだった。
287 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 21:19:31.49 ID:7wE552ck0
>>281
「…ん〜?何してんの〜?」

酔うのすら初めての彼女は、何が起こっているのか把握出来ず…
…結果、何の抵抗も出来なかった。

「な!?にゃ、くすぐったい!にゃ!!」

…なされるがまま酔わせてセクハラの憂き目にあう。
288 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:20:26.79 ID:kNqSiItoo
>>279
「なーんだつまんなーい」

実行すれば大騒ぎ。間違いなく面白い事が起きたのだが、普通の感覚ならしない。

「あははっ。それくらいで目くじら立てないでよ」
289 :陽乃山 雅【宴会場】/彩鈴&彩楓【温泉】『温泉ミステリーツアー』[sage saga]:2012/12/29(土) 21:20:56.43 ID:dMUL4c7lo
>>263>>274

ウィスキーを飲み干し、顔を綻ばせる彼方を見て、ぽんと手を叩く。

「言ってくれるじゃないか」
雅は楽しげに笑みながら、瓶に口を付け、琥珀色の液体を喉へと流し込んでいく。

さて、これ以上二人の邪魔をするのも野暮なものか──と、考えて。
そっと席を立ち、隅の方へ移動して一人、酒を酌むのだった─よk
290 :シニフィエ【傭兵】──赤髪好青年[saga]:2012/12/29(土) 21:21:00.00 ID:i5YBkQ8oo
>>272
酔いが回ると、思考回路がめちゃくちゃになる
もしかすると、ここの霊魂はこれを狙っているのだろうか──
まぁ、そんなことはどうでもいいか

「ふ、そうですね……だって皆さん楽しんでますし、年末ですし……無礼講といってはっちゃけちゃえばいいんじゃないかな?」

そうだ、どうでもいい、惰眠を貪って、年を忘れれば良いのだ
快楽に身を委ねて、シニフィは笑いながら少女の横に座り、緩慢に近づいて行く

「そうですか?自分、混浴はイイと思いますがねぇ……だって全裸じゃないんでしょう?
お箸の使い方、こうです」

海外の温泉を体験したためか、少し思考がずれている
箸の使い方を自らで示して教える
291 :鳴島 紗綾 / スクール水着(旧)。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:21:26.72 ID:fObRzxji0
>>256

そうだ、君は知っているのだ。
この濡羽の髪を! ガーネットの瞳を! どこか浮世離れした空気を! そして平坦な胸を!
彼女はまさしくあの吸血鬼だった。相続人連盟ある所に必ず現れる復讐者であった!

「……そうね」

だが、なまじ知り合いで、しかもあの別れ方だと、話す事がなくなってしまう。
ビビリ屋が迂闊に近づくな。そもそも自分が此処にいることがおかしいのに。
そう言いたげな……凍りついた炎を宿した瞳が彼に向けられ、器を試す。

でもスク水だ。

>>281

「鳴島 紗綾。そういう名前をお母様からもらったわ。
 そうね、私も大体あなたと同じ状態」

まあ穢れた血ばかり啜っているのだし、消毒がてら彼女は酒を受け取ることにした。
胸板を逸らして、ごくごくと飲み干していく。男らしい。
292 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:21:27.99 ID:SVFIpUKpo
>>282
「ちょいと加護でもくれてやろうかの」

そう言うと、ぺたりと背中に符を貼り付ける。
湯船ですっ転んでも頭が潰れたトマトにならない程度には上部になるだろう。
そうして高笑いを響かせて葛葉は去っていく。

>>284
「――葛葉じゃ、嬢ちゃん。
 ……お前さんの名前も、教えてもらっていいかの?」

かつて喪った己の娘を思い出して、葛葉は静かな声色を響かせる。
背を静かに撫で、耳元で優しく自分の名を告げて。
クリオネの見えない傷を癒すように、優しく背中を手のひらでなぞるのだった。
293 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 21:21:56.93 ID:Qic+PdMoo
>>278
「……ダメ」

普段では見せない俊敏な動きで、アナスタシアがサクヤの唇を奪う前にその少女の首を片手でホールドする。
どうやらサクヤが誰かを口説こうと勝手だが、自分以外とサクヤがキスをするのは少女の中では許せないらしい。

「……サクヤとキスして良いのは、私だけだから」

口調こそ普通だが、順調に酒が回っていた。
俗に言うヤンデレとも取れる発言だが、いたって本気。サクヤを愛しているからこそ取れる行動。
294 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:22:03.04 ID:kNqSiItoo
>>265
「あ、キミは……」

あの時あった異形の子。

「ちょっと、こっち来れば?」

クリオネの周りに居る人は迷惑を被るかもしれないが、クリオネは気にしない。
295 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 21:22:20.64 ID:wwQbuzi2o
>>272
「霊魂ならば片足だけだがわたしは踏み込んでいるが、幻術ならば基礎程度だな」

さてはて今回はどれだろうな、と意識のはしに残った仕事人の部分で考えながら、箸を巧みに操って料理を口に運ぶ。
少女が箸を使えない、と聞けばなにやら思案したあと、懐から手袋を取り出して手にはめ、手のひらの上に向けてそこに別所から引き寄せた箸を載せる。

「Scaffung-Umgestalten」

たった2節の詠唱。すると大気が小さく振動し、箸が奇妙なねじれ方を経てやや歪かつ細いフォークの形を成す。明らかな魔術である。

「こんなもので申し訳ないが、よければぜひ」

そういってフォークもどきを差し出すと、自分のビールを飲み干して、

「そうだね、わたしならぜひとも探索してなにが原因かを知りたいところだ。ついでに肝試しにもなるだろうし、楽しめそうだよ」

周りはどうなんだろうね、と。宴会が加熱して行く様子を見やり、これは一人で回るべきかなと、そう判ずる。

「そうだなぁ……ロマンはある。わたしはいかないが」
296 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 21:23:03.87 ID:29c8/sGEo
>>282
「や、やれるもんならやってみろってんですよってきゃああああああああっ!!!」

にやっと笑って言葉を返す女だったが軽々と持ち上げられるとぽいっと浴槽に捨てられた。
浴場に尾を引く長い悲鳴。
じゃぽーーーん!!と高い水柱を上げて着水。
こうして女は視姦に失敗したのであった。
297 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:24:45.39 ID:SVFIpUKpo
>>287
「ぬにゃはははっはあー!」

セクハラしまくりつつ、ひょいっともふもふ尻尾に大坂を放り込む葛葉。
しかし、尻尾に放り込まれた後は、どちらかと言うと子供をあやすような優しい感じで尻尾がもふもふまとわりつくだろう。
セクハラしたい、というより、人恋しくてスキンシップに走っているようなそんな印象も与えるだろうか。

>>291
「良い名じゃの。
 ……ま、慣れじゃ慣れ。酔えんでも酒には酒の滋味が有る。
 酔い以外にも、楽しめるもんがあれば悪くないんじゃないかの?」

ころころと鈴の音を転がす声を響かせて、一息に酒を煽る。
人外酒豪相まみえるが、なんとも葛葉はのんびりで、好意的な態度であった。
298 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 21:24:53.04 ID:i5YBkQ8oo
>>283
ハァハァと荒い息をたてながらに髭面は思った
──……何してんだ俺ェエエエエ!!!
こんなことをするつもりでは無かったのだ、寧ろ突っ込みが来て股間当たりを蹴ってもらおうなどという安易な考えがあった
だが予想外、まさか押し倒すとは思わなかった、奥のシニフィがマジで引いている
アナスタシアがこちらに気づいていないのが幸いだ気づかれたら殺される
一気に酔いが覚め、背筋に冷めた感覚が攀じるのを感じながらもこのまま引くべきか、と躊躇う

「……ぺ、ぺろぺろしちゃうぞー」

とりあえずなんか言っておこうと思い、そして考えついた最高のセリフだ
299 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 21:25:36.37 ID:qaayp1H60
>>278
「ちょ……」
サクヤは慌てる。友達からの急な行為で、一時的に頭がショートしているようだ。
彼方に助けを求めるように目線を動かす。このままでは大問題なのに、元来の無駄な優しさに相俟って
サクヤは混乱していた。
回避は得意なはずだが、この状況はマズイ!

>>293
あっと言う間にこんな状況になっていた。
彼方に助かったよと漏らす。
「ありがとうね、彼方」
300 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:25:55.81 ID:kNqSiItoo
>>292
「葛葉ね……私はクリオネだよ」

背中を撫でられるクリオネは何とも知れぬぬくもりを得ていた。
温泉の温かみとは違うもの

(お母さんって……居たらこんな感じなのかな)

などと考えてふふっと笑いだすクリオネ

「やっぱり葛葉は婆臭いね」

台詞は変わらないが、先ほどの嫌味っぽさは無かった。
301 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 21:26:05.11 ID:k8cxS2Rn0
>>288
「つまんないって言うのなら、
あなたがやってみてはどうですか?」
青年はニヤニヤと言っている。
302 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:28:25.60 ID:SVFIpUKpo
>>300
「――じゃがの、安心できるじゃろ。
 今度はウチまで遊びに来ると良い。茶でも飲みながら、のんびりしようじゃないか――の?」

朗らかに笑いかける葛葉。
賑やかで妖艶な姿とは似ても似つかない、母狐の姿がそこにある。
互いに欠落したものを埋めるような、歪んでいるかもしれないが、どこか優しい空間がそこには会った。
303 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:28:58.39 ID:kNqSiItoo
>>301
「私がやったら私が楽しめないじゃない」

ようは自分が楽しいかどうかだ

「あ、もしかして私の見たい? こっち来れば見せてあげるよ?」
304 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女[saga]:2012/12/29(土) 21:29:41.01 ID:i5YBkQ8oo
>>293
心の中で自分の狡猾な表情を思い、計算通りと眼鏡などないのにくい、として見せる
これが酒の力か、と威力を目にしながら、何の悪気もないように謝って見せる

「ごめんなさい……調子乗っちゃったわね
そう、貴方はサクヤさんの恋人だったのね……ふふ、やっぱり」

ニヤニヤ、といやらしく笑って見せた

>>299
「イイ彼女さんだね……安心したよ!!」

そちらにもいやらしく笑って見せる
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 21:30:10.77 ID:EHiYeibA0
>>285
取り消し!
みまちがいましたぁ!
306 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 21:31:12.97 ID:W5VusHcoo
>>286
臭いの原因と思しきそれは、人型を保ちながらも体表面が波打つように揺れていて。
メガネをかけていない彼女に見えるかわからないが、それの顔面部分には目も耳もなく。所謂のっぺらぼうだ。

どう見てもヒトではないそれは、相変わらず端のほうで、全身で湯気を浴びて、『あー……』などと、幸せそうな(微妙に不気味な)唸り声をあげていた。

>>294

『あ。くりおね。くりおね。』

目や耳のない代わりに嗅覚で他を認識するそれは、どうやら臭いでクリオネに気付いたようで。

『でも。におい。めいわく』

罪悪感に似た遠慮心はあるようで、彼女らのいる場所には行き難いようだ。
それなら浴場に来るな、と言いたいところであろうが。
307 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 21:31:50.02 ID:9akRoVi+o
>>298

「まぁ。わたくし殿方にペロペロされてしまうのは初めてですわ。」

ペロペロと言う単語を聞いて一気に顔を赤らめる
というより。押し倒されているので周りの状況が把握できない

「で…でも。俗世間一般で言う加齢臭と言う臭いが貴方様から漂っていますわ。
ううん。只単に臭いだけかもしれません。主に顔が」

直訳すると顔が臭いと毒づいているのだが。本人まったく悪気が無い

「鼻息も荒いですし……野生のゴリラみたいですわ。」

押し倒された状況でニコニコしながら毒を吐き続ける財宝
まあ。毒を吐いているという自覚は無いのだが。
308 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 21:32:20.10 ID:7wE552ck0
>>297
「うわっ、ちょっ、やめ!く、くすぐったいって!」

絶賛蹂躙中…
ヤバい、抵抗できない。というか酔いのせいで右も左も分からない。
…と、ようやく蹂躙から解放されたかと思うと、先程とは違った感触が。
何というか、先までのイタズラとは違って…優しい。

「…?…どーしたん…?」

混濁する意識の中で、それでも心情を感じたのか…
顔を赤らめながら問いかける。
309 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル・カメラ) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 21:33:15.62 ID:7FJStV74o
>>250

女性同士が身体を弄り合う光景を、早く収めねばならないと焦る気持ちが判断を遅らせた

「―――はぁ?」
迫る大剣に対して間の抜けた声しか出せないまま、その勢いに弾かれる。
何が起こったか理解した頃には、カメラは木端微塵。自身も床に伏していた。

>>254
ナイスバディの女性が誘ってくるが、飛びかかる事無く床に伏せたまま見つめるだけ。
カメラを壊された事と、先程の一撃によるダメージがコバルトを無気力状態にさせている。

>>258
失敗した理由を聞かせてくれるが、次に活かす機会が無いので聞き流す。

「……風呂入ろう」
イモムシのように這いずりながら、湯船へと近づき風呂に入った。
風呂に入った後でも無気力状態は変わらず、湯の温かさを感じながら湯船の上を浮かんでいる。

310 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:33:45.23 ID:kNqSiItoo
>>302
「……そうかもね」

人前でここまで気を抜いたのはあの人以来。

「気が向いたら行かせてもらうよ」

と少し元気な声で言った後、葛葉に寄りかかるのを止め、尻尾から逃れる。

「いつまでもやってたら恥ずかしいしね。
 ……それに、離れられなくなりそう」

とすごく小さな声で最後に付け足す。
311 :鳴島 紗綾 / スクール水着(旧)。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:33:45.31 ID:fObRzxji0
>>286

「私がわざわざ買うと思う?」

理由同上。
紗綾は安西がスク水買いに東奔西走する姿を思い浮かべて、少しばかり怒りを覚えた。

「成長させてどうなると言うのよ?」

……千代乃もまた、冷静な紗綾を刺激する才能を持っていたようだが。


>>284

「……分かった」

言葉は交わすし湯船にも入る。
怏々として楽しまず、という程では無いが、どこかで周囲と一線を置きたがっているようだ。

「こんなもの、私も知らないわ……勝手にして」

21世紀には既に廃れていたスタイルである。
大方、戦後もたくましく経営される闇コスプレショップから買ってきたのだろう。
その努力に呆れ果てつつ、おもむろに立ち上がり起伏の無い身体を仕方なくクリオネの眼に差し出す。

>>297

立ち上がる少し前に、少女はお猪口を奥ゆかしく頭を下げながら返していた。
葛葉の視線のまっすぐ先には、今は太腿。程よく付いた筋肉が元来のスレンダーさを際立てて眩しい。

「酒は聖なるもの。私は邪なものだけれど。
 なかなかどうして、嫌いなわけでは無いわ……」

自分からは申し出ないものの、二杯目を勧められれば受け取りそうな雰囲気もある。
そのバストは平坦だ。
312 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 21:34:47.41 ID:NbQuKwwIO
>>285
「Azoth...っ!」
『形を作れ、造形をせよ』と、呪文を唱える。
重い光と共に、リリアーナの腕の中に黒いロングソードが現れる。

「ハウンド……起きてください」
目の前で軽く剣を回す。建物を燃やさない程度に熱風が広がって、剣の流れとともに瓶を傍へと弾き飛ばした。

「……………」
目の前の人物は本気で言っているのだろうか?
「とりあえず、落ち着きましょう? 祭りの場所で剣を振り回したくは無いですから」
蛆虫扱いされたが、とりあえず我慢をする。なにかれ関わらず挑発に乗っても良い事は無いだろう。

>>295
「極めて有効な知識は無し、ですか」
「勘――いえ、経験的観測ですが、この件は魔術ではないと思います」
格好のついた言い方をしたが、ようするに何と無くである。
どういうことか、この館でゆるりと過ごせば過ごすほどに正体などどうでもよくなるのだ。

「ああ……ありがとうございます」
受け取ったフォークをまじまじと見つめる。
「ウチの人は、こういうのは教えてくれませんでした……今度、教えてくれません?」

「貴方は、正体に興味があるのですね」
普通はそうなのだろうか? と、首を傾げた。

「私も……別の理由で、ちょっと苦手ですね」
313 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 21:34:56.76 ID:qaayp1H60
>>304
「知ってて煽ったくせに、よく言うよ。……少しだけ残念だった、とか言って欲しいかい?」
果たしてどこまでが本気だったのだろうか、それを聞くのは無粋というものだろう。
かくいう自分も彼方が居なければ、迷わず受け入れていただろうから。
元々サクヤは、友達とキスをするぐらいは構わない性格なのだ。
314 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 21:35:28.38 ID:k8cxS2Rn0
>>303
「結構自分がってな性格なんですね」

「いえ、さすがに女の人の裸なんて見れませんよ。
なんか自分が変態になっちゃったみたいな感じがしますし。」
青年の中で謎のプライドがあるのだろう。
315 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:36:09.76 ID:kNqSiItoo
>>306
「匂い? それを気にしてるならこの浴場に入った時点で全員被害を受けてるよ」

この中で全く匂いを気にしないのはクリオネと他にどれだけいるだろうか。

「だから今更気にしないできなよ」

一応下手なりの気遣いだった。
316 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 21:36:24.81 ID:jXf8JSNlo
>>291
「うん、分かるよ。マジメにやりたいってことは。」

そうそう、自分も着た当初はそういう気分だった。
わかる。気持ちは分かる。痛いほど分かるし、このなまじ仲だ。

彼女の、あのときの凍りついた炎のような瞳。しかし・・・

「でも、そのスクール水着だっけ?じゃぜんぜん説得力
ないぞお前。」

胸は悲しい事を強調しているその水着。
そのスクール水着で凍えるような炎の瞳を向けられても
ぜんぜん怖くない。というか怖くなれない。だって温泉だもの。

「まぁ、日本のことわざで郷に入ったら郷に従えっていうのもあるしさ、
羽伸ばそうぜ、うん。」

いつのまにか口調が変わっている事に自分は気づかない。
黄色い声やら雰囲気にやられたか。


>>286
「はは、そうですよね・・・・。」

悲しい同意。まるで現実を認めるしかないような
声。
ここを突っ切るのか。しょうがない、今は待機だ。

誰かに巻き込まれなければこのまま
待機でいける。最後に出れる。

酔っ払いにさえ気をつければそれでいい!!!

317 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 21:38:01.16 ID:i5YBkQ8oo
>>307
傭兵という物には潔さが無い、それは髭面達だけかもしれないが、後にひけない状況を作ってしまっても、潔さよく撤退などありえない
よく考えてみろ、というか見てみろ、顔を赤らめて可愛らしい
こんな状況でそんな表情されたらマジでペロペロしかねないじゃないか
むしろこれは据え膳食わぬは男の恥って奴じゃないのか、否アナスタシアのあれは据え膳ってレベルじゃないし
そうだよこれはペロペロするべきなんだよ、と決心した刹那、時が緩慢になる

それは髭面に限っての事だろうが、胸が妙に熱い
情熱が溢れ出し、鼻息が荒くなる、少女の一言一句が水に差す花のようにゆったりと、波紋を広げて入って行く
心地よい、そう思うと、時がまた進み出す

「──これってこ」

恋?と言おうと瞬間、アナスタシアの刀が髭面の生尻に突き刺さり、さらには毒舌が身に沁みる
痛みに気絶したのか、少女の横に倒れた
318 :ジョン・スミス(偽名)[sage]:2012/12/29(土) 21:39:10.04 ID:jC1P4pCi0
>>296

「百年遅いんだよ、つーか立場があの男と逆じゃねぇか」

水しぶきを上げ汚い花火になった女の方角を見て。
また一つ、大きなため息をついた。

>>309

「傭協に頼んで弁償はさせてもらうよ、悪いな、兄ちゃん」

それだけ言うと。
男は風呂場を出て、宴会場に戻って行った。
そして、そこで今日は散々飲み明かすだろう。
依頼の最低限"飲んで飲んで飲みまくる"をこなして。

/つーわけで中身落ちるのでこの辺で、お疲れさまでした
319 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:39:17.94 ID:SVFIpUKpo
>>308
「いや――、懐かしくての。
 ちょっとばかしセンチメンタル入ってるだけじゃよ。
 ……昔は子沢山でのう。20人――妖狐じゃから匹かの?
 くらい居たんじゃよ。……ほれほれ、しっぽでモフってやるのじゃ」

少し、遠くを見るような視線と表情で、幼さと母性の入り混じる顔で笑う。
最上級の妖魔である葛葉は、心の年齢と肉体の年齢がなかなかそぐわない。
経験上の歳は有るが、しかし精神構造は未だに少女の性質も残している。
だから、こういう時はちょびっとだけ――寂しくなってしまうのであった。

>>310
「ん、そうじゃろそうじゃろ?
 儂の尻尾は最高じゃからの!」

小さな声を聞き逃さず、しかしながら柔らかい態度で高笑い。
尻尾をもふんもふんと振る姿は、妖艶な本体に似合わず妙に可愛らしい。

>>311
「――珍しい、というわけでもないがの、人ならざる者は。
 ここで会ったのも何かの縁じゃ。ちょっとばかし飲み交わそうか」

ぶるん、と平坦の対極を揺らしつつ、相手のお猪口に酒を注ぐ。
手酌はアレかと思い、紗彩に自分のお猪口を差し出した。
320 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女[saga]:2012/12/29(土) 21:39:49.82 ID:i5YBkQ8oo
>>313
「言って欲しかったかなーなんて」

アナスタシアは髭面に刀を投擲し終えると、サクヤの方へと向き直る
単純にサクヤの彼女はどれだけサクヤを大切にしていたのか知りたかったのだ
興味、ただそれだけ
321 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:42:12.85 ID:kNqSiItoo
>>311
「なるほどねー。これって本来いつ使うものなんだろ」

相手との心の壁など気にせずスク水を観察する。

「んっふっふー」

ニヤけたクリオネ。
両手を紗綾の体に近づけていく。このままではスク水を調べるという名目で全身あんなところやこんなところをいやらしく触られてしまうだろう。


>>314
「結構? いやかなりだと思うけどね。でもそれって悪い事じゃないでしょ?
 自分の人生なんだから自分の良い様に生きればいいの」

と人生観を披露してしまう

「別に見ても見られても減る物じゃないしどうでも良いと思うけどねー」
322 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 21:42:21.90 ID:wwQbuzi2o
>>312
「浅く広くだからね。どだい元々が軍用魔術、のこりは趣味の独学で、魔術に通じているといっても殺しの手管に特化しているんだよ」

つまりまったく誇れたものではない。そういいたげな、なんとも複雑そうな苦笑をビールで流し込み、刺身の類を盛り付けた皿から白身をつまみ上げる。

「ふむ、なるほど。まあわたしとしても魔術とはいいがたいと思うよ。これは勘でしかないから、はずれるかもしれないけどね」

まあじっさい、魔術にせよ他の原因にせよ、それが超常を秘めていることに代わりはなく。代わりがないのなら、とりあえず出方を模索してから適宜、というのがヴェルナーのセオリーだ。

「ん、いいよ。ただし独学だから歪なところは許して欲しい。わたしは裁縫の方がよほど得意でね」

こう見えても家事もいけるんだ、と自慢するように微笑む。その表情は少年のような、どこか無邪気な色を宿してた。

「関わった以上は知りたい、ってのがわたしだからね。別? ……あ、いや。苦手ならそれはそれだ」

一瞬、その別とやらを尋ねようとした自分を戒める。
323 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 21:44:50.62 ID:29c8/sGEo
>>306
「なんだろう、緑の……人?」

不可思議な人もいたものだ、そう思いながら女は静かに、そおっと其方へ近づいていく。
怪しいものには近づいてみたい、そう言った好奇心がむくむくと湧き上がってきたのだ。
そうして、近づいていけばみどりの人はのっぺらぼう、何の怪異かと首を傾げると、問いかけてみた。

「あなた、なに?」

>>311
「成長させたら……こう、捗りますよ!!」

ぴしり、と空気が凍る音がした。
凍りつくようになった浴場。ぶるりと身を震わせると湯の中につかる。

「まあ見たところ、成長期みたいですし、気にしなくてもいいと思います!」

しかし尚も言い募る女。
地雷を踏みたいようだ。

>>316
「まあ、あれです、のぼせないように気を付けましょうね」

お互いに静かに入りたい、これが第一のようで。

巻き込まれないためにこうやって端っこの方にいるのだ。
ゆっくり浸かりたい。
そう願う二人は、喧騒そっちのけで隅っこの方でちゃぷちゃぷと湯を揺らすのだろう。
324 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:45:22.98 ID:kNqSiItoo
>>319
「尻尾はね」

尻尾を強調して言うクリオネ。幼女の胸では満足できなかった様子

「なんでいつも小さい恰好なの?」

普段からこっちの姿をしていた方が何かと便利そうだが。
325 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 21:45:39.96 ID:W5VusHcoo
>>315

『うそ―――え?ほんとう?』
気付いていなかったらしい。風呂場の空気は篭るというのに。
思わず身を縮こませるが、焼け石に水だろう。

クリオネの気遣いを知ってか知らずか、『じゃあ』といいながら、怖ず怖ずと近づいていく。
326 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 21:46:06.54 ID:29c8/sGEo
>>318
/おつかれさまでしたー!楽しかったですよぅ!
327 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 21:46:16.43 ID:qaayp1H60
>>320
「アンタは普通にかわいいし、普通にいい女だからねえ。期待をしてなかったと言えば嘘になるよ」

「でも彼方と付き合ってからは、彼方以外とキスをするって考えられないけれどねえ」
サクヤはヒヒヒヒヒ〜といつもの笑みを浮かべる。
意地が悪いのは、お互い様のようだ。
そしてサクヤは、案外一途だった。
328 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 21:47:13.75 ID:9akRoVi+o
>>317

押し倒された状態でニッコニコしながら毒突き続ける少女。
悪意は無いが口から出るのは男に対する悪罵な言葉ばかり

「…不思議ですねぇ。いつもは私がコレくらい話せば流血騒ぎが起こるのに…」

自分の悪罵な言葉が通じない事に驚いている。
驚いていると言う事は多分後半辺りからは意識して悪罵な言葉を吐いていたのだろう

「もしかして……貴方は俗世間で言うドえ______」

ドM? と言おうとした瞬間に自分の上にかかっていた重さが消えた
それと同時に上に載っていた男は横に倒れこんでいた

「まぁ……大変」

男の尻に刺さっている刀を見て間抜けな一言を漏らす

「抜いて差し上げますねっ!!」

生尻に刺さっている刀を持ちグリグリと動かす。
勿論本人に悪意は無い

「だ…誰かー! ここに重傷者がっ!」

一応大声を出して助けも呼んでおく財宝であった。
329 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 21:47:52.48 ID:7wE552ck0
>>319
「に、二十人…そらまた多いなぁ…
…」

いまその子供はどうしているかと聞こうとしたところで、口を閉じる。
…少しばかり寂しげにしている目の前の彼女に、その質問は…するべきではない。
その代わりに…

「…いつでも話しに来てや。
こんな私でも、料理を作って一緒に食べながら話を聞くぐらいなら出来る…」

こんな言葉をかけた。
330 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:48:40.47 ID:kNqSiItoo
>>325
「今更気づいたって……キミ自身に嗅覚はないの?」

あっても自分自身の匂いには気づきにくいのかもしれない。

「キミはなんでこんなところに? スラムに旅立っていったはずじゃないか」

分解者が近づいてくると素朴な疑問が出てくる
331 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:49:27.68 ID:SVFIpUKpo
>>324
「むむぅ――」

ふんす、と鼻息あらく熱燗を喉に流しこむ。

「いやなに。力を封じこんでおいたほうが目立たんじゃろ。
 こう言っちゃなんじゃが、結構強くてのう。
 のんびり過ごしたいから、普段はちっこくなっとるのよ」

尻尾をゆらゆら、耳をぴくぴくさせながら苦笑をこぼす。
ほれ、と一瞬だけ力の枷を僅かに外せば、それだけで周囲の水が舞い上がる。
正体は不明だが、かなり年季の入った化物のようであった。

>>329
「――よーっし、新年会はみおつくしじゃの!
 皆で楽しく、わいわい騒ぐのじゃ!」

大坂のその言葉を聞いて、心の底から嬉しそうな笑顔を浮かべて。
いつも通りの元気な姿を見せて、葛葉は新年会の話をし始めた。
332 :アナスタシア【傭兵】──青長髪不規則発言女[saga]:2012/12/29(土) 21:50:02.99 ID:i5YBkQ8oo
>>327
ふふ、と笑って立ち上がる

「じゃぁ私部屋に戻るね、お風呂は会えたらでイイや
今お風呂騒がしいらしいしね、落ち着いたら行こうと思ってるわ」

333 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル・カメラ) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 21:50:46.89 ID:7FJStV74o
>>264
彼女が投げた桶は、見事コバルトの側頭部に命中する。

「……もう良いだろぉ!カメラもねぇし俺に何が残ってるってんだぁあああああああああ!」
桶がぶつかった側頭部を押さえながら、こっちに視線を向ける女に迫っていく。

>>318
「テメェエエッ! カメラを……っ!俺の夢を返せえええええっ!!」
叫んでも、怒りをぶつける相手はもう居ない。

コバルトには心の中の大切な何かが欠け落ちた感覚が残った……
334 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 21:51:28.37 ID:k8cxS2Rn0
>>321
「まぁ、あなたが行っていることは正しいですけどね」
青年は彼女の人生観にちょっとした
尊敬感を抱いた。

「でもやっぱり裸を見られるのは嫌じゃないですか。
俺の感覚なんですけど、なんか自分の踏みこまれたくないことを
ふみこまれるというか」
335 :クラウン2012/12/29(土) 21:52:46.82 ID:EHiYeibA0
>>268 >>272
/きづかなかったぁぁぁぁあ!
焼き土下座しながら返します......!

>>268

「王様げーむ......? 」
「構わんぞ 始めよう」

「王様わぁれだ! 」

「貴様 が 酒の一気のみじゃぁぁぁぁあ! 」

ウィスキーの瓶を器用に操り
男の口に目掛けて ぶんなげた!

>>272

「む? 貴様 余に意見をするのかぁ!? 」

「それに余は遊んでない! 全部余のものだ! だから全部余がたべるのだ!」

「わかったか、ばぁか! 」


皿の上の料理を手掴みで口に掻き込む!

「むぎゅ......!? 」

そして喉をつまらせたぁ!
336 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 21:52:52.38 ID:qaayp1H60
>>332
「じゃあねえ、アナスタシア。楽しかったよ。お風呂でも会えればいいね」

ウインクして、サクヤはアナスタシアを見送った。
337 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:53:52.83 ID:kNqSiItoo
>>331
「!?」

葛葉が力の一部を出した瞬間、クリオネは立ち上がりそうになったが、何とかこらえる。

(落ち着いて、敵意は無い)

クリオネは殺気や視線の他にも大きな力にも過敏に反応する。

「確かにそんな力を振りまかれたらたまったもんじゃないね。葛葉を怒らせるのはやめておいた方がよさそうだ」

本当に戦いたくないと思った。初めてどんな手を使っても勝てないだろうと思った相手だ。
338 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 21:54:04.97 ID:Qic+PdMoo
>>299
「サクヤが、好きだから」

ニコリとサクヤに笑いかける。当然の行動だと言わんばかりだ。

>>304
「……あっ」

思わず、あんなことを口走ってしまった。思わず、アナスタシアの首に掛かった手を離す。
でも、それは事実なんだと、またもや恥ずかしくなってしまった少女はまた酒を口にする。
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 21:54:15.17 ID:52YwKxZVo
333 名前:名無しのお客様[sage] 投稿日:2012/12/27(木) 23:37:58 ID:vefWh4uM
昔はアランの依怙贔屓っぷりが酷かった
今は改善されてるのだろうか

334 名前:名無しのお客様[sage] 投稿日:2012/12/27(木) 23:42:18 ID:C2LOpqMI
>>333
あんまり変わりないで(小声)

344 名前:名無しのお客様[] 投稿日:2012/12/29(土) 02:13:39 ID:D1RKVMg2
自分から面白くなさそうに絡んでいる奴とは二度と絡みたくなくなる
楽しむ気がないんだったら[ピーーー]よ

345 名前:名無しのお客様[] 投稿日:2012/12/29(土) 02:15:13 ID:D1RKVMg2
お前だよお前、自分で理解してるだろ馬鹿野郎
なんで楽しもうとしている奴を巻き込んで楽しくなさせるんだよ[ピーーー]、頼むから二度と面を見せるな[ピーーー]

346 名前:名無しのお客様[sage] 投稿日:2012/12/29(土) 03:13:13 ID:Hb2yXse2
相手はクール()の失敗例か

348 名前:名無しのお客様[] 投稿日:2012/12/29(土) 19:32:02 ID:sBHOE2oU
煽り耐性なさそうだし、イベンター陣が消えたら新世界は終わりか

349 名前:名無しのお客様[sage] 投稿日:2012/12/29(土) 19:33:36 ID:fWT55X2U
というより能力者高校民からの人多いしつーか能力者高校民自体ガキばっかだから煽り耐性無いのは当然だろ

350 名前:名無しのお客様[] 投稿日:2012/12/29(土) 20:21:27 ID:D1RKVMg2
老害うっぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

消えろよカスゴミ

351 名前:名無しのお客様[sage] 投稿日:2012/12/29(土) 21:12:33 ID:j58aQlQ6
まるで蝿の王、最近ので言えばリヴァイアスだな
自分が考えた正義(笑)で俺ルール作って賛同する者には色々与えてそれに逆らうのは徹底的に叩く

閉鎖空間でも無いんだから嫌なら離れりゃいいのに

352 名前:名無しのお客様[sage] 投稿日:2012/12/29(土) 21:30:06 ID:fWT55X2U
糞アランめ、王様気取りとか舐めてるだろ

353 名前:名無しのお客様[sage] 投稿日:2012/12/29(土) 21:47:29 ID:j58aQlQ6
暴君、裸の王様、お山の大将、ジャイアニズム、お好きな言葉をどうぞ
340 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 21:55:02.05 ID:i5YBkQ8oo
>>328
どM、アナスタシアはそういったのを気にしないから無意識だったが
言葉攻めは確かに好きな髭面はぐりぐりされて喘いでいる

「死ぬぅう!!らめぇ!!まじでらめぇ!!!死ぬぅう!!!これはマジでしぬううう!!!!」

尻から噴水のように流血し始めた
そこらへん少女の思惑通りになっているようだが、髭面にとってはシャレにならないようで床を叩きまくっている
酔いは完全に覚めてもう罪悪感が半端ないというのにこの小娘

「らめえ!!いっちゃうう!!!マジでいっちゃうう!!!しんのいみでいっちゃうううう!!!──あっ」

糸がきれたように倒れた
341 :鳴島 紗綾 / スクール水着(旧)。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 21:55:57.51 ID:fObRzxji0
>>316

「お前!」

おい紗綾。取り乱して二人称変わってるぞ。
胸は変わらず平坦だが。

「ふん、手前で適当に羽根を伸ばすわ。
 ……こっちは事実上の女湯よ。近づかない方が身のためじゃない」

然しすぐにいつもの仏頂面に戻ると、卑劣な話術で彼を遠ざけようとしたではないか。
……もしかしなくても、機嫌を悪くしているのだろう。スクール水着を指摘されたことで。

>>321

「ンアーッ、ンンっ、そこは……」

※どこに指が触れているのか想像してみよう!

「きゃん……やめ、やぁっ……クリ、…………………お……」

※どこに指が触れているのか想像してみよう!!!!!!!1111111111

噛み殺した声で喘ぎながら、身体を預けること十数秒。
矢庭に少女はクリオネを突き放そうとし、神妙な顔で座るだろう。

「……義務は果たしたわ。後はもう知らない」

この急激な鉄壁無表情形成能力は称賛に値する……かな?

>>319

実際豊満なバストに、子沢山だったという回想。紗綾の平らな胸に、小さな憎らしさが去来した。
子を孕む力を奪われお粗末な永遠の命を与えられ、常に食欲代わりの吸血衝動と性欲に等しい眷属化衝動に苛まれる日々。
それを正面から受け止めるには、彼女はまだ少し幼かった。
でも、後戻りなんて出来ない事は痛いほどわかっていて。

「私の身体に流れる血はね、きっとあなたのように気高いものではないわ。
 それでも良いなら……今日だけは。機会を作ってくれやがった知り合いに免じて」

二杯目のお猪口を手に持ち、ごくり。

「名前を褒めてくれて有難う。葛葉さん」
342 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 21:56:32.52 ID:W5VusHcoo
>>323

『ひと、ちがう』
風呂場に響く否定の声は男とも女とも取れない、ヒトらしさを感じさせないもので。
それでも何故か聞き取りやすい鮮明な音だった。

『みな、わたし、よぶ。「いぎょう」「ぶんかいしゃ」』

近づいてくれば、先程からの異臭が強くなっていくことが分かるだろう。
鼻が曲がるような、という表現が相応しい、ゴミ処理場の中心のような臭いだ。

>>330

『ぼく、くさい、しってる』
『でも、きづかない』

麻痺している、という表現が正しいだろうか。
普段からこの臭いを浴びすぎて自分では気付かなくなっているらしい。

『おふろ、すき』
一言。それだけで説明が終わってしまった。
このスライム的生命体にとって、高温多湿は過ごしやすく、従ってその条件にかなう風呂という場を好んでいる。
そこで今回の募集を見て、忍ぶようにしてついてきた……のだが。
どうやら語彙力や文章構成力に難があるようだ。
343 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 21:57:35.56 ID:kNqSiItoo
>>334
「へぇ、この話をするとかなりの人が反論するんだけどね。キミは同類なのかな?」

軽く笑いかける。多くの人は一般的、普通という概念に囚われて自分に正直に生きない。

「そうかな? 体は渡しても心はーってやつあるでしょ? それなら良いじゃない。
 実際人の心なんて言葉にしないと相手に伝わらないものなんだしさ」
344 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 21:57:46.33 ID:qaayp1H60
>>338
「アタシも彼方が他の人間とキスするの、嫌だよ。……好きだから」
素直に、彼方と付き合ってよかったと思った。
345 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 22:00:59.45 ID:NbQuKwwIO
>>322
「軍用……それと殺し、ですか」
何時ものように、笑って受け流せる話題では無い。
考えたくもない出来事を、次から次へと連想してしまい……
「すみません」
いまの表情は忘れてください。 と呟いて、首を振る。


相手の顔に浮かんだ苦笑を眺めると、それに安心して元の笑顔が戻ってくる。
「正体を掴んだら、隠さないで教えてくだいね」
自分で探すつもりはもはや無い。興味が無いのだから仕方がないのだ。

「ええ、歪さも飲み込んでみせます」
素直に嬉しい、それと楽しみな約束だ。
「裁縫……私、した事ないですね」
そういえば、無い。だいたいは錬金術でカタがつく。

自分は普通と違う育ち方をしたのだろう。と、妙に強く感じる瞬間であった。

「あれ、あとで一緒にお風呂入ります?」
男の反省を見抜いて、冗談ぽく台詞を吐く。
別に、本気で入っても構わないと。 つまり聞かれたら隠す事でも無いのだ。

「ああ、変なタイミングですけど。 私はリリアーナです」
相手の男は、向こうからこちらについて聞き出す事は滅多にしない。
だから伝えたい情報はこちらから開示するしかないと判断したのだ。

>>335
「…………………」
この人はどうするべきか。
ただ者では無いのだろうけれど、どうしたものか判断し難い。
「あ、バカっていいました? バカって言った方がバカなんですよ」
と、ガキみたいな反論をしてみる。

喉をつまらせても、冷たく放置。
バカ扱いされたし、助けようと思えない。
346 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 22:01:02.16 ID:7wE552ck0
>>331
「新年会か!よっしゃ、ほな今の内に注文を聞いたるわ!
何がいい!?リクエストに応えて何でも作るで!」

良かった。葛葉には感情的な表情より笑顔の方が似合っている。
いつもの笑顔に戻ってくれたことに安心して、そして嬉しくて、大坂は意気揚々と注文を聞いた。
彼女の専門は和食だが、もし葛葉がフランス料理を頼んだとしても、大坂は勉強して作り上げるだろう。
それだけ嬉しかったのだ。
347 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 22:01:20.02 ID:9akRoVi+o
>>340

取りあえず男の為に剣を抜こうとしている
まあ。傍から見れば物凄く奇怪な状況なのだが。

「い…嫌ぁぁぁぁぁ!!」

予期せぬ流血に絶叫している財宝
というより。明らかに悪いのは自分だと言う事に気付いたらしい

「だ…誰かぁぁぁぁ! け…剣を抜いて差し上げてくださいぃぃ!!」

生尻からの血の噴水に。叫ぶ少女
阿鼻叫喚とはまさにこの事なのだろう。

「ね…眠っちゃ危ないですよ! お…起きて下さいっ!」

倒れた男にビンタを繰り出す財宝
取りあえず眠ったら死ぬと思っているらしいので衝撃を与え続けている
348 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:02:00.34 ID:SVFIpUKpo
>>337
「昔怒って迷惑かけてしまったからの、のんびり生きていきたいんじゃよ。
 商店街にも何人か儂みたいなのは居るが、皆気の良い奴じゃ。
 出会ったら仲良くしてやってくれると嬉しいのう」

力を抑え、徐々に小さないつも通りの姿に戻っていく葛葉。
紫色の髪と紫色の瞳に一瞬金色が過ぎり、クリオネを見上げる図となった。
にへ、と頬を緩めて首を傾げて、クリオネの頭を一回ぽす、と安心させるように叩くのだった。

>>341
「……儂の体も血塗れじゃよ。おあいこじゃ」

幾つもの壁を乗り越えた末の、朗らかな笑みを向ける葛葉。
娘を見るような優しい視線で、盃を交わすのであった。
そうして、数度盃を交わした末で――。


>>風呂組ALL
「よーっし! 皆の衆ー!
 今から酒とつまみと飯持ってカラオケ&卓球大会じゃ!
 ついてきたい奴はこっちに来るのじゃぞー!」


/卓球とかカラオケしたい人こっちにレスくれれば引っ張ってくようー。ずっと風呂だと湯あたりしそうだしね!
349 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 22:03:13.07 ID:29c8/sGEo
>>333
「ちょ!ちょっと!寄らないでください変態!!カメラがなくても貴方には下心というものが残っています!!」

その下心を成敗します!!と言いながらもじゃぶじゃぶと湯をかき分けてコバルトから逃げようと後ずさりする。

「それ以上近寄ったら……!」

壁際まで後ずさりすると、冷たい岩壁に背を付けて、手に威力のごくごく弱い小さな花火のような爆弾を生成する。
投擲準備は出来ている。

>>342
強まる異臭に顔を顰める。
言葉が返ってきたことを考えれば意思疎通は出来るらしい。

「異形、分解者?」

ほむ、と女は考える。、悪い奴ではなさそうだ。
愛をもって接するのが正しいと判断する。

「アメーバ、みたいなもの?」

ならば高温多湿のこの場所は最適の居場所だろう。

「おふろ、気持ちイイ?」

たどたどしい言葉にし小さな体、何となく庇護欲をそそられる相手に仄かに笑むとそう聞いてみた。
350 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 22:03:53.50 ID:Qic+PdMoo
>>332
「また会えたら」

短くそう言って、アナスタシアに小さく手を振る。
サクヤにキスするのは許せたものではないが、楽しい子なんだなと感じた少女。勿論、嫌いではなかった。

>>344
「……ありがとう、京子」

そういうことを言われると、黙っては置けないのは少女だった。最後のサクヤの本名は、サクヤにしか聞こえないような小さな声で。
お酒の入ったコップから手を離すと、感情の向くまま、サクヤに抱きつこうとする。そのまま頬ずりをし始めるだろう。
351 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:03:58.84 ID:SVFIpUKpo
>>346
「んー、そうだの。じゃったら美味しい和食がいいのう!
 いなり寿司以外にも油揚げ料理が有ったら尚よしなのじゃよ!」

やっぱり狐、油揚げは大好きで。
澪の美味しい料理を思うと、ついついよだれがこぼれてしまうのだった。
352 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:04:13.52 ID:kNqSiItoo
>>341
「あははははっ。キミ最高だよ」

クリオネは離れた後爆笑した。

「やっぱりキミは面白いね。服を見ればわかったけど。
 キミは何者だい?」

自己紹介的なものを求めているのだろう。


>>342
「気づかないね……それは仕方ないね」

相変わらず匂いのことなど気にもかけずに言う。本当に仕方ないんだろうと思っている。

「ふーん、好きなんだ。で、着いて来ちゃったと」

どう考えても前回のあの場所からここの匂いを嗅ぎつけてくるのは無理。
であれば、どこかでここの情報を見てついてきたのだろうと推測する。

「ただで風呂に入れてよかったね」
353 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/29(土) 22:04:28.71 ID:k8cxS2Rn0
// >>343すいません…パソコンを姉に乗っ取られたので落ちます…すいません
354 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 22:04:38.79 ID:jXf8JSNlo
>>323
「ですね。」

なんて笑顔で返答しているのだが
実際は・・・・

(そろそろなんかクラっとしてきたな・・・。)
半のぼせ状態である。
頭がポーっと、思考が白い物に塗りつぶされている
ような感じがする。

(そろそろ出るかな・・・・。)

>>341
「お前って・・・まぁ、こういう時くらいは楽しもうぜ、うん。」

いろいろあるのだろう、と考え自分は苦笑をした。
まぁまぁ、そんなところでピリピリしなくても・・・

「はいはい、分かりましたよお嬢様。」
自分はやれやれと思いながら苦笑をした。
願わくば彼女のそんな悩みも温泉で吹き飛ばせますように・・・と。


さて、出るか―
といっても宴会場に行くだけだ。
自分は、手を床につけて、立ち上がった。
暖かいような、冷たいような温度がきもちいい。

立ち上がった後、彼は黄色い声溢れる場所にへと
立ち歩きで大胆に横切る事にした。

もしかしたら、温泉ではしゃいでいる一部の
人達は巻き込まれるかもしれない。

355 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:08:14.44 ID:kNqSiItoo
>>348
これだけ強大な力を持っているのだから何かあるのだろう。
そう思い、特に深くは聞かないことにする。

(こんなのがまだいるの? 商店街って円環より危険なんじゃ……)

「私もそろそろ出るよ。卓球も面白そうだしね」

葛葉についていくことにする。
356 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:09:04.07 ID:kNqSiItoo
>>353
//了解です
357 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 22:09:39.66 ID:i5YBkQ8oo
>>347
あうあう、とビンタを甘んじて受けながら左右に揺れながら髭面は走馬灯のようなものを見た
いや、こんなところで死んでたまるかよ、と何十回目かのビンタで目を覚ました
流血をケツの筋肉を締めて止め、少女を真っ直ぐに見つめる
刀が食い込んで痛いが気にしない

「嬢ちゃん、血は止めた──抜いてくれ」

そういってケツを少女に向けた

358 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 22:09:54.35 ID:7wE552ck0
>>351
「了解!そしたらとびっきりの料理を用意して待ってるからな!」

聞くまでもなかったか。やっぱり油揚げが好物なんだなぁ…
それならば、自分の作れる一番の油揚げを用意しなければ。
品目も色々考えておこう…

「さ、そろそろ上がろか!
まだまだ旅館を堪能せな!」

という訳で、温泉から上がり浴衣を着る。
359 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 22:10:50.04 ID:29c8/sGEo
>>354
「だいじょうぶ、ですか?」

なんだかぽーっとしている相手に声をかける。
と、その相手はもう風呂から出るらしい。
こちらもいろいろ騒いでいたが、この人は静かに風呂に入っていた。

そんな彼に好感を抱いた女はせめて、と祈るのだった。

「何事もなく出られますように……」
360 :クラウン2012/12/29(土) 22:11:48.53 ID:EHiYeibA0
>>345

「ーーーー!!! ーーー! ーー!!!!!」

冷たく放置された
当然である

こんな傍若無人なくそがきを助ける義理は誰にも無いのだ
だが、自称王様で自称あいどるの暴君は 何故助けない!? この愚民め!

と目線で語っているのだから救いようがない

そして豪快に酒を飲み
やっとひと安心...... も束の間


「貴様ァ! なぜに余を助けぬ!? 」
「貴様は死刑だ! このあほ! 」


馬鹿といった方が馬鹿
だから言い方を変えてみた

そして

「潰れろぐみんめぇ!」


どこからか取り出した 巨大なピコピコハンマーを
女目掛けて降り下ろす!


当たると ピコッ☆ で鳴るよ!
361 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:12:58.78 ID:SVFIpUKpo
>>355
「じゃあ、儂も卓球の達人の実力をみせてやるかのう?
 カンガルーも真っ青なのじゃ!」

ドヤ顔をしつつ、風呂からあがる葛葉。
手慣れた様子でみずみずしい平面の体を拭き、浴衣を着る。
浴衣に慣れてないならば、クリオネの着付けもすることだろう。

>>358
「うがー……、牛乳を買おうとしたら財布を忘れてきてし待ったのじゃ……。
 今度返すから、牛乳買ってくれんかの?」

財布を忘れたと言う葛葉は、澪に牛乳をねだる。
ビン牛乳は温泉の風物詩である。
362 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 22:13:36.47 ID:qaayp1H60
>>350
「今度は彼方が甘えたくなったのかい?……嬉しいねえ」
しっかりと抱きしめ返した。頬擦りする彼方にぎゅっと密着する。
と言っても、ここは人が沢山居るのだ。サクヤはまずいかもしれないと思う。
さて、どうしようか。
363 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 22:15:21.14 ID:9akRoVi+o
>>357

泣きそうになりながら生尻に剣を刺した男をビンタし続けている少女。
不思議を通り越してファンタスティックな光景だが、本人は至って真面目である

「目…目覚めてよかったです!」

男が蘇った事に取りあえず一息付く

「こ…この剣を……抜くのですか?」

尻を向けられればもう後は無い。
覚悟を決めて男の尻の剣の柄を握り締め。男の尻に片足を乗っける

「フンッ! セイッ!! ウ"ンッ!!」

一応全力を込めてはいるのだが少しずつしか剣は抜けていかない。
こんな状況他人が見たら______
364 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:15:24.90 ID:kNqSiItoo
>>361
「え? 浴衣?」

葛葉に浴衣を見せられ戸惑うクリオネ。見たことはあるが着た子は無い。

「ってちょっとまたこういうパターンなわけ」

葛葉の強引さに負け、大人しく着付けを受けるクリオネであった。
365 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 22:17:01.11 ID:W5VusHcoo
>>348

『めし―――ごはん!ごはん!』

カラオケ、卓球などは分からないが「飯」という単語にのみ反応した緑色のスライム。
どうやら食い気のみ異常発達しているらしい。

>>349

顔をしかめた様子を見て、申し訳ないと思ってしまう。
同時に、言われた他の言葉―――「化物」や「怪物」など、蔑みの言葉を思い浮かべるが……

『……そう、そんな、もの』
アメーバという、ある種平和的とも取れる解釈に頷いて。

『いい!すごく、いい』
激しく同意。どうやらよほど気に入ったらしく。
笑みを浮かべる手段はないが、もしあったとしたら満面のそれを浮かべていただろうことが口調から分かる。

『きみ、ぼく、いやがらない。ふしぎ、ひと』
この臭いと姿を見て、避けない人間は珍しい。
有難いことだと感じていた。

>>352

『ふつう、おふろ、はいれない』
『だから、こううん』

当然だろう。通常の銭湯にこんなものがいたらすぐに通報されてしまう。

『それに。ごはん、かす、おとす、ひつよう』
汚れの集合体のような生物とはいえ、体は清潔にしていたいらしく。
そういった意味でも、たまには入っておきたいらしい。
366 :鳴島 紗綾 / スクール水着(旧)。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:18:16.38 ID:fObRzxji0
>>323

「明らかに戦闘の邪魔ね。
 胸がつっかえて下水道にでも閉じ込められたらどうするの」

強がり。

「……別にいい。コレ以上、要らない」

ハイパー強がり。
しかし強ち嘘ではない。少女は吸血鬼であり、復讐鬼であり、肉体による性的アピールは要らぬ身だ。

紗綾はこの擽られるような精神感触を嫌悪しながら、愛してもいた。
胸への執着は、人間性への執着のひとつの形。怪物の狂気に対する一つの防波堤であるから。

>>348

もはや紗綾に言葉は無かった。自らを呪う者と古狐が交わる事はなかったが、だとしでも相互の敬意がそこにはあった。
穏やかに頷き、人肌に近い熱燗の温度を血肉に染み込ませていく。
炎のように身を焦がす中で、そのあたたかさを忘れない為に。

「私は、もう少し浸かっていくわ。何かあったら呼んで」

今はその余韻に身を沈めていたい。

>>352

「……だから私は選んでいないと何度」

スクール水着は核地雷だ!みんな気をつけよう(棒)

「鳴島 紗綾。……それ以上でもそれ未満でも無いわ」

一応参加者の名簿は事前に見せられていたが、簡素な挨拶をしておく。
吸血鬼でもない。
人でもない。
復讐者にして一人の少女である、鳴島 紗綾として。

>>354

「……」

無言でじっとりと睨む紗綾。
フラグは立っていないのであしからず。

「……間違ったことは一言もイッてないのにね」

しかし、ちょっと反省はしているようだ。
367 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 22:19:19.56 ID:Qic+PdMoo
>>362
「……」

抱きしめられているのはかなり幸せなのだが、サクヤと同じ様なことを考えていたりする。
大人数の中こんな事していたら、先ほどのやり取りを知らないものでもそう思ってしまうだろう。

必死に策を考え、しばらくして言い案が思いついたのか、サクヤに提案する。

「サクヤ、卓球しない?」

どういう思考で卓球が出てきたのかは少女のみぞ知る。
368 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:20:11.99 ID:SVFIpUKpo
>>364
「ほれほれ――、うむっ、結構似合っとるぞ!」

手慣れた様子で着付けをする葛葉。
着崩れないが息苦しくない程度にきっちりと着付けをした。
このままで問題無いだろう。

>>365
「痕でついてくると良いの。
 何か好きな食べ物があったらとっておくのじゃ」

両手で10体の式神を縦横無尽に駆け巡らせ、酒やら食事やらを手元に集めつつある葛葉。
なんとも便利な式神使いっぷりである。
369 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 22:20:22.46 ID:7FJStV74o
>>349

「テメーなんかに下心持ってたまるか! むしろこっちは勃起不全を疑うレベルだわ!」

下心なんかより、今は怒りの感情の方が勝っている。
カメラを失い、桶をぶつけられ、変態と罵倒された事が相当頭に来ているようだ。

壁際で動きを止めた相手の目の前まで、コバルトは迫る

「何なら証拠見せてやろうかぁ!? 俺が下心持ってないって事よぉっ!」
弱々しい爆弾に怖気づく様子は見せず、それどころか自分の腰に巻いてあるタオルに手をかける。

相手が動きを見せたら、こちらも見せるつもりだ。……というか相手が何もしなくても見せそだ
370 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 22:21:36.30 ID:7wE552ck0
>>361
「ん、ええよ〜
今回はツケといたるわ!」

こういうところでも気前のよさをふんだんに発揮するらしく、いやな顔一つせずに応じる。

「ほな、ちょっと待っててな!」

牛乳を買いに行く。
…数秒の後に帰ってきた。

「はい、おまちどー!
私の分も買ってきた!」

葛葉に牛乳を渡し次第、自分も飲みはじめた。

「っはー!風呂上がりの一杯はええなぁ!」

何ともオヤジ臭いセリフを言いながら、飲み続けている。
371 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 22:21:45.53 ID:wwQbuzi2o
>>345
「わたしの商売道具は銃とナイフ。お得意先もおなじ道具を使う、すこし荒っぽい仕事だからね。いや、わたしは気にしていないから、気にしないで欲しい」

いつものことだと。こういう仕事についたのはもう何年前か。消えるに消えれず、一箇所に縛り付けられた記憶の空絶を省いても、自分は常にそうやって生きてきたのだ。そう思うとなんだか自分が空虚な気がして、アルコールで埋めようとビールをながしこむ。

「まあ、わかったら、だな。今回はどうも、物事が曖昧だ」

口慣れたありきたりなビールの味が心地いいのはなかなかない他人との食事だからか。ふむ、となんのためでもなく、なんとはなしに頷く。

「ん、よろしい。まあ一応既存の本にしたがったから、そこまでゆがんではいないだろうが。裁縫は楽しいぞ、わたしは小物は自分で縫う」

これなんかそうだ、とベルトに巻いた携帯端末のケースを見せる。革製のそれは製品と大差なく、スマートかつコンパクトなデザインだ。

「わたしは風呂に行こうと思うが、君がくるというならそれもまた悪くはない。…・ああ、下心はないよ、こんな言い草も妙だが」

はて、この発言下心があるように聞こえても仕方ないのでは、と。そう思いはしても、それ以上言を重ねることはしないのは、面倒だからというよりは無駄に言い訳をかさねればそれだけ怪しく見えるから。

「わたしはヴェルナー・シンクレールだ。よろしくリリアーナ」

食事を取る手を止め、握手するために手を差し出す。
372 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:22:52.44 ID:kNqSiItoo
>>365
「それはそうだろうね。むしろ受け入れる銭湯があったら見てみたいよ」

そもそもこれは金を持っているのだろうか。

「まぁ綺麗にしてたら友達も出来るかもしれないよ。匂い気にしない奴ならね」

はははっと笑い

「キミももう出るんだろう? 行こう」

と言って温泉から出る


>>366
「はいはい、分かってるよ」

ニヤけながら言うクリオネはバカにしているように見えるだろうか

「私はクリオネだよ。またね」

と言って温泉から出ていく。
373 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 22:24:23.49 ID:qaayp1H60
>>367
「いいねえ、アタシもそう思ってた所さ。よし、やろう!」
先ほどの考えもあってサクヤは真っ先に飛びつく。
卓球か、悪くない。

早速彼方を連れて、宴会所を後にした。
374 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 22:24:39.94 ID:i5YBkQ8oo
>>363
徐々に抜けて行くのが解る、肉を引き裂き、だが止血はされているため刀を逃がさない
流血してしまえばこの少女は逃げてしまう、ならば時間はかかっても抜いてもらうしか無い
少女の必死な姿が誰かに似ている、と思えばいつしかのアナスタシアだ
自分のことをまだ慕っていない頃、自分に不信感を抱いていた時、必死に庭に刺さった棒を引き抜いていたことがあった
懐かしいな、と懐古に浸る

「おうっ、おうっ、おうっ」

トドの様に喘ぎ、苦しみを耐える為に畳と木の床の境目に拳をなすりつける
汗が滲む、これが年末の思い出か、最高の思い出じゃないか
ふと視界が翳った、だれかが睥睨しているのだろうか
苦しみに片目を瞑りながら仰ぐと、そこには懐かしいと感じたアナスタシアと、シニフィ
満面の笑みで顔を紅潮させた二人の視線は、超絶痛い

「助けあぅっ、助けて、あうっ」
「先輩、そういう趣味だったんですね、見損ないました」
「お兄様、あとで二人で話し合いましょう」

え、えと困惑する髭面を余所目に二人は浴室へと行ってしまった
刀のすっぽ抜ける音がする──快音だった
375 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:26:38.55 ID:kNqSiItoo
>>368
「そう? 初めてだからよくわからないよ」

そういうクリオネは少し照れくさそうだ。
着付けは完璧で動きづらくないし、動いてもずれない。

「お腹減ったよ……酒しか飲んでないし」

考えてみれば来てすぐに温泉だった為に何も食べていない。
376 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:29:26.14 ID:SVFIpUKpo
>>370
「うっはー! やっぱり風呂あがりは牛乳じゃの!」

くぴりと牛乳を一気に飲み始める葛葉。
口の端から垂れた牛乳を妖艶な赤い舌でれろり、と舐めとり、ほふうと一息。
クリオネも準備を終えたのを確認すると歩き出していく。

>>375
「式を飛ばしてご飯も酒も集めてあるから安心するのじゃ!」

周りの小さな式神が皿やらビンやらを持って動いていた。
どうやら食べ物には困りそうにはない。


>>370>>375>>373
――そうこうしてたどり着いたのは卓球場だ。
好きなグリップでもなんでも選べるし、台も十二分。
好きな人と組んで卓球が出来ることだろう。
椅子をどこからか持ってきて、そこの上に立ち胸を張っておっほん、と咳払い。

「女の子だらけの大卓球大会――! どんどんぱふぱふー!
 特にルールとか無いからお腹が減ったらご飯やら酒やら胃に入れて適当に遊べばいいのじゃ!
 因みにすきあらば儂が尻触ったり乳もんだりするからの!ぬっははー!」

幼女が高笑いして、かんぱーいと手元の酒を虚空に突き出して――。
その場で足を滑らせて崩れ落ちた。
色々脱力だが、好きに遊ぶといいだろう。
377 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 22:29:57.65 ID:W5VusHcoo
>>372

『ともだち。ともだち、ほしい』
孤独でいたくはない。そういった思いで呟いて。

『いく、いく。ごはん!』
先ほどの葛葉の言葉を耳聡く聞いていたらしく、既に食べる気満々である。
飾り気より食い気、といったところか。

言いながらざぶんと湯船を出て、温泉をあとにした。

>>368
『おさけ?おいしい?』
どうやらこの生物、酒は飲んだことがないらしく。

式神の運んでいく食事のなかで食べたことのないものを、興味深げに追っていく。
378 :リリアーナ/魔法剣職人/なんでも屋2012/12/29(土) 22:32:13.01 ID:NbQuKwwIO
>>360
「ちょ……ちょっと、なんでそうなるんです!?」
私が何か悪い事をしただろうか? ――確かに、好き嫌いで相手を見捨てはしたが……

「それは、ただの逆ギレじゃないですか!」
「ああっ……もう、まだ[ピーーー]ませんよ!!」

頭上にハンマーが見える。――剣を召喚しながら、バックステップでそれを回避した。

>>371
「ええ、よろしくお願いします。ヴェルナーさん」
「折角ですけれど、お風呂はまた今度でよろしいですか? ちょっと、困った自体がおこりまして……」

「誘ってくれたら……何処かの温泉、考えますよ」
言葉をいくつか残すと、やや慌てた様子でその場を去って行った。

//すみません、最後の中身がスカスカですが落ちなければいけなくなったのでこれで。
//ありがとうごさいました、最後まできちんとやれなくてごめんなさいorz
379 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 22:32:28.15 ID:29c8/sGEo
>>365
「私は全てのものを愛しなさいと教えられてきたから……」

そう、愛しい愛しい彼氏にそう教えられている。
そして、どうしても愛せないものは壊せとも。

緑色の物体の可愛らしいその様子にニコリと笑みを浮かべる。

「大丈夫、生きているって素晴らしい事、正義の味方は心で判断するものです」

形でなくて心、と女は笑う。
今のところアメーバ状の生物空は敵意を感じない、それだけでよかった。

>>366
「そんな細い下水道に入るの?」

不思議そうに問いかける女。

「これ以上?」

スーパーモデルにでもなるつもりなのだろうか。
その単語選びに女はさらに首をひねる。

>>369
「それはそれで失礼じゃないですか!?」

EDの単語に思わず眉根を寄せる。
なんだか馬鹿にされている気がした、実際されているのであろうが……

「そ、それはあなたの身体問題であってわたしには全然関係ありません!!」

強がってみせるが証拠を見せられるのは嫌なようで、

「へ、変なモノ見せないでくださいねっ!ほんとに、爆破しますよ!じゃなきゃ……!!」

「好きになりますよっ!!!!わたしにそんなものを見せたら一生ついて行きます、お嫁にいけなから!!」

別の意味で爆弾を落とした。
380 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 22:32:49.68 ID:Qic+PdMoo
>>373
「本当はお風呂に入ってからのほうが良いと思ったんだけど……」

お風呂は今いくと危険な気がしたのは少女だけではないはずだ。
そしてそのまま、卓球場へと向かっていく―――

>>376
先客がいた。彼女もツアーの参加者らしいのだが、少女の目には、どうしても幼女に見える。

「大丈夫?」

と一応足を滑らせた彼女に声をかけた。
先ほどの言葉を聞いている限り、どうも幼女には見えない。
自分の母親のこともあって、年上と考えるほうが妥当だということで解決する。
381 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 22:34:00.19 ID:9akRoVi+o
>>374

必死で男に刺さっている剣を抜いていく
少しずつ抜いているので剣は肉を切り男にはきっと苦痛を与えている事だろう
一応早く抜いてあげようと思ってはいるのだが、血も出てないし大丈夫かな?なんて楽観的な考え方をしている
まあ。血が出ないのは男の努力あっての賜物なのだが

「あ。行けそうですっ! もうすぐです!」

男の尻を足で強く蹴り付け、その反動で剣を抜こうとしている
その姿は童話の大きなカブを彷彿とさせる。
まあ、この状況はそんなに綺麗な物ではないのだが

「あ。誤解しないであげてください。私は抜いてくれと言われたからお手伝いしているだけで……
多分この殿方も抜いてほしいだけなんですよ!」

大切な主語を伝えていないため余計に誤解は悪化してしまうだろう

まあ。そうこうあって剣は綺麗に抜ける
結果としては男に大きな傷と損害を残してしまったが。
382 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 22:34:35.22 ID:wwQbuzi2o
>>378
「ん、急用か?」

慌てた様子のリリアーナに、気をつけてな、と声をかけ、立ち去る後ろ姿を見送る。

「また会おう、じゃあな」

/はいはーい。おつかれさまー
383 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 22:35:11.92 ID:7wE552ck0
>>376
「ホンマやで〜!この風呂上がりの一杯が堪らんのや!」

葛葉の言葉に心から同意しつつ…
みんなの向かう先は卓球場。
どうやら酒も出されているらしい。
…と、澪はあることを思いつき…

「…あ、ごめん、みんな先に行ってて!すぐ追い付くから!」

と言い残し、向かった先は厨房。
384 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:35:33.41 ID:kNqSiItoo
>>376
「どうやらそのようだね」

式神を見て便利そうだなぁと思うクリオネ。
クリオネも似たようなことが出来るが、自立行動の性能はあちらの方が上だろう。

「これが卓球だね。ラケットは……これね」

ラケットを手に持つクリオネだが、もう片方の手には酒。
葛葉の音頭に合わせてまずは一杯飲む。

>>377
「そうだね……まぁ最悪私が居るからそれで我慢しなよ」

奇妙な関係だが、どうにもこれの事が放っておけないのであった。

「食べ物いっぱいあるけど私の分まで食べないでよね?」
385 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 22:37:31.48 ID:qaayp1H60
>>376
「ふうん……ところでアタシが、今滑っているアンタの乳や尻を揉んだりするのはアリなのかい?」
ヒヒヒヒヒ〜と笑う。サクヤはぶれなかった。
シェークハンドのグリップを選ぶ。
卓球は、少しだけやったことがあった。
386 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:38:07.33 ID:SVFIpUKpo
>>377
「お酒もご飯も美味しいのじゃよー。
 気になるなら食べとくといいのじゃ」

どんな種族にでも愛を注げる博愛主義者はスライムでも何ら問題を覚えていなかった。

>>380
「な、なに――丈夫じゃから問題なしじゃ隙ありー!」

ゆっくりと立ち上がりつつ、一瞬で背後を取って尻を撫でようとする。
が、なんとなくの気配で触るのを避けて、頭をぽす、と叩いてみるだけにした。
略奪愛は趣味ではないのだ。
不思議なことにこぼれていない酒を煽りつつ、置いてあるラケットを手に取り、ぶんぶんと振り回している。

>>383
「いってらっしゃいー!」

>>384
「さってー、と。
 ちょいと遊ぼうかの、クリオネ。
 なぁに、コレでも昔は蹴鞠のファンタジスタと呼ばれてたもんじゃ、野生のぱぅあーを甘く見るでないぞー!」

ピンポン玉をぽんぽんと放り投げつつ、近くの台に陣取った。
どうやら、お相手にクリオネをご所望のようだ。
387 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:39:02.89 ID:SVFIpUKpo
>>385
「――むむっ、他人とは思えない感覚!
 ばっちこいじゃわいー! ちちしりふともも、どんとこいなのじゃ!」

セクハラをしていいのはされる覚悟のあるものだけ。
覚悟など当のとうに決まっている――そうでなければここには居ない!
388 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 22:42:00.93 ID:i5YBkQ8oo
>>381
常に肉を締めるのは吊りそうになるのだが、この少女のためだ、仕方ない
か弱い少女に流血沙汰なんて似合わない、そう思うのだが、もしかしてこれ似合わないっていうか最悪の状況じゃないのか
何処からか感じる冷めた視線が痛い、胸にくる、少女の悪口は大丈夫だったのに、相性という奴だろうか
むしろ発言に強いだけかもしれない、うぅ、と似合わない涙を浮かべながら立ち上がる

「うぅ……嬢ちゃんすまねぇ……酔いが覚めたよ、いやまぁもう刀刺さる前に覚めてたんだがな……
嬢ちゃん、どうだお詫びになんでも買ってやろう……今回の仕事分の給料だが……」

何やら少女が弁解してくれているようだが、それは逆効果
髭面は小声でもう嫌だ終わったなぞいって少女に汗まみれの片手を差し出して握手を求める
妙に爽やかだ

「──うぅ、ありがとう」
389 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:43:03.16 ID:kNqSiItoo
>>386
「私を相手にしたいとは……恥かいても知らないよ」

挑発的な態度を取るが、このクリオネ卓球などやったことが無い。
ルールはなんとなく知っているが

「じゃあ行くよ……」

ピンポン玉を手にキリっとした表情になるクリオネは、

(確か最初は自分の陣地に一度はねさせてから……)

ルールの復習をしていた。

「さあ、行くよっ!」

最初のサーブ。それなりに緩い球は葛葉の左手側に逸れていく。
390 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 22:43:43.53 ID:qaayp1H60
>>387
「アンタの覚悟を見たよ――――アンタ、漢だね」
静かに手を差し出し、握手を求める。
「やめとくよ、ヒヒヒヒヒ〜。ちょっとからかってみただけさね」
茶目っ気を出してウインクしてみた。

>>380
「さて、やろうか――――彼方」
左手でピンポン玉を取り出して、彼方に闘争心を向ける。
「お手柔らかにねえ」
391 :ウィズ・カーパー[sage]:2012/12/29(土) 22:44:37.17 ID:jXf8JSNlo
なんて混沌だったんだ・・・・。

スライムやらなんやら人外もいたような気がする。気のせいだろう。・・・

===

「さて、メシでも食べるか・・・・。」
浴衣というのはなかなか、温泉であったまった
身体に風が気持ちいい。

栗毛の青年が浴衣姿で、宴会場の入り口に
一番近い席で脚を伸ばして座っていた。

だれもいないな―。

だれもいないが、いい方向に考えれば酒飲見放題ということ。
彼はさっそく前から興味をもっていたビールの瓶をもって用意されたコップを
もち、自分で注いだ後、勢いよくそれを少し口に含んだ・・・が。

苦・・・・!
苦すぎる・・・・!

あまりに苦さに、彼は噴出してしまった。

//宴会場でひとり
392 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 22:44:53.10 ID:7wE552ck0
>>386
厨房に向かった澪な、蛤、葱、ワカメを用意。
辛子、味噌、酢を混ぜ柚子と木の芽をすり混ぜる。
これを適度に和え、酒のつまみに丁度いいぬたの完成。

「お待たせー!ちょっとしたお手製おつまみやで!」

作ったぬたを、卓球場の皆のところまで持っていく。
味はもちろん保証出来る。
393 :鳴島 紗綾 / スクール水着(旧)。黒髪貧乳 @温泉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:45:33.51 ID:fObRzxji0
>>379

「必要に迫られればどこにでも」

紗綾は獲物を狩る為なら手段を選ばない。
その身体能力、血を高熱化する異能、吸血鬼の感覚、美貌、狂気――全てを利用して敵を追い詰める。

スク水だけど。

「……もうこの話は良いでしょう?」

ぷん、と顔を背け、彼女は湯水の中にばちゃり潜り込んでしまった。
ここまでダメな方の素を出させる人間は千代乃を置いて他にはいなかった。
ある意味、相性がいいのかもしれない……。

/雑談でもアナウンスンーしましたが、一時本スレROM入りますです。絡みありがとうございました!
394 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 22:47:25.91 ID:Qic+PdMoo
>>386
「それなら良か……?」

った、と言いかけて、一瞬で加速した彼女に尻を触られそうになる、当然回避など出来ない。
が、それは頭へ手を置かれるだけに止まる。

頭には疑問符が浮かんだが、気にしないことにした。雰囲気的に。

>>390
「うん。サクヤ、一緒にやろう」

サクヤと同じ様にシェークハンドのラケットを手に取ると、慣れない手付きで素振りし始めた。
……卓球などやった事が無いが、勝負をするからには勝ちたい。
そう思った少女は、一枚、タロットカードを引きぬいた。

(カップの7、その意味は「広く浅い知識や経験」)
「 C  Se   I  M  I W  S  K  E  」

あろうことか能力を使った少女。これで技術はサクヤとほぼ同程度だろう。
さぁ、サーブはサクヤからだ。
395 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:47:31.83 ID:SVFIpUKpo
>>390
「仲良く慣れそうじゃの。儂は葛葉、お主の名前も教えてくれたら嬉しいのうー」

いい笑顔を浮かべつつ、握手をした。

>>389
「――よっしょー!」

小さい体はほどほどに妖気を巡らせることで、互角の戦い程度の身体能力を発揮する。
緩めの球を緩く打ち返す葛葉も、正直ルールはテレビの卓球を見て知っている程度。
だがしかし、そこは野生の勘だ。ちょうど台の端を狙うようなぎりぎりのルートを放物線を描いて飛ばしていく。

(ぬっふふー、どうじゃー! これが魔王の魔王たる所以なのじゃ!)

それでいいのか、魔王よ。

>>392
「おつかれなのじゃよー!
 クリオネをぼっこにしたらご相伴させてもらおうかの!」

ドヤ顔で瞬殺宣言をしつつ、ぬたに目線を奪われていた。
どう見ても露骨過ぎる好きだ。
396 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 22:47:48.11 ID:W5VusHcoo
>>379

『やさしい、ひと、だ』
彼女に潜むきょう気を知らぬこの生物は、彼女の発言を聞いてそう判断した。
外見、出自で判断され、路地裏や下水道で暮らしていた彼としては、目の前の少女が神聖なものにすら感じられる。

『ごはん、たべる、いく。あなた、は?』
どうやら話している男性と爆弾を投げ合っているようなので、先に行く事にするが。
良ければ後で来ればいいという意味を込めて尋ね、風呂場を後にした。

>>384
『ともだち?くりおね、ともだち、なって、くれる?』
我慢などととんでもない、寧ろなってくれることが信じられないような声色で。

『うん、がまん、する』
ともすれば一人で食い尽くしかねないような言い方だった。
人間だったら間違いなく、つばを飲む音が聞こえていただろう。

>>386

この少女も。どこか自分がいても何も変わらないような印象を与えてくる。
それをありがたく感じたから、『ありがとう』、と正直に伝えることにした。



それはさておき、食欲を満たすこととしよう。
料理人と思しき少女が消えた先も気になるが、今は今ある食材に手を付け、分解し、消化していく。
397 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:48:36.08 ID:kNqSiItoo
>>392
「どれ……」

何やら美味しそうなものを作ってきた女が居たので卓球の合間に一口……

「っ!!!」

クリオネに電流走る

「これ美味しいね。流石料理屋だよ」

確か温泉で料理屋をしているとか言っていたのを聞いていたのだ。
398 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 22:49:35.03 ID:9akRoVi+o
>>388

抜けた事に一安心し。ふぅっと一息つく財宝であった
正直生尻噴水はトラウマになりかけているが。剣が抜けてくれたのでインパクト的に薄れてくれている
まあ。一件落着と言うことでニコッと微笑んでおこう。

「剣が刺さる前に酔いが覚めたとは?」

コクッと首をかしげてクエスチョンマークを頭上に浮かべる。

「それは獣のように私を押し倒したときですか?
それともゴリラのように鼻息を荒げていたとき?
もしかして先ほど親しげな女性二人に軽蔑の視線を送られていたときでしょうか?」

もう一度言っておく。ここまで言っているが悪気はまったく無い

「どういたしまして。
私。お金は必要ございません、その代わりといっては何ですがここでの楽しみ方を教えて下さいませんか?」

汗まみれの片手を握り締め。財宝は男に聖母の様に微笑みかけるのであった
399 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 22:50:04.06 ID:29c8/sGEo
>>393
「どんな必要性があって狭い下水道なんかに……」

紗綾の背景を知らない女にとっては想像できないことで、
こんな普通の少女が下水管に入ることすら信じられなかった。

「え、ええ、ごめんなさい」

ふいっと顔を背けられてしまった。
仲良くしようとしたのにちょっと反省である。
そうして自身も湯船に身を沈めるのであった。

/こちらこそ絡みありがとうございました!また宜しくお願いしますー。
400 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 22:50:09.85 ID:7FJStV74o
>>379
「お前を嫁に貰うとか最悪の地獄じゃねぇか!!」
相手の爆弾発言を聞けば、すぐさまタオルから手を離し、軽く距離を取った。

「あーもう、やだやだ。俺風呂に入る! 風呂でゆっくりする!!」
目の前の女を放っておいて、湯船に入って気を落ち着かせる。
401 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 22:53:31.11 ID:7wE552ck0
>>395
「ぼ、ぼっ…」

相手の目の前でそんな挑発じみた台詞を言っていいのか。
少し対応に困った彼女は苦笑いをみせる。
これで勝てばいいのだが、負けたら面目丸潰れだろう…

「ま、まあ頑張って…その、恥ずかしくないくらいに…」

つまみをお供に食っちゃべるのはいいけど…
402 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 22:53:31.58 ID:29c8/sGEo
>>396
「やだあ、優しい人だなんて、そんな、…ありがとうございますー」

褒められてぽっと顔を赤くする。

「後でいきます、その時にはいろいろお話しましょう!!」

コバルトと相対しながらそう言う。
緑色のぷにぷにさんはお風呂を出てしまうらしい。
外に出ればまた会えるだろう、そう思えば笑顔で手を振る。
403 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 22:53:55.31 ID:Qic+PdMoo
>>392
「……あ、澪」

知り合いの登場に、一瞬目が奪われる。
彼女もツアーに参加していたのか……はともかく、おいしそうな料理である。
対戦が終わったら食べてみようかなと、一瞬の内に思った。
404 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:55:44.34 ID:SVFIpUKpo
>>401
「ふっふふー!」

本人は勝利を疑ってない模様。
こういう場合は大抵……。
405 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 22:56:03.39 ID:W5VusHcoo
>>402
『じゃあ、まってる、ね……』
手を振りながら去っていった。

>>392

『おいしそ……』

運ばれてきたつまみを見て、思わず感嘆の声を上げる緑色の人型スライム的物体。
とはいえその両手には既に料理が握られていて、何とも見境ない感じである。
406 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:56:17.84 ID:kNqSiItoo
>>395
ちょうど台の端に当たったピンポン玉はその軌道をさらに外側へ変える。
とっさに飛びつくクリオネ。

「あっはは、その程度?」

大分外側に出され、バランスを崩しながら言うクリオネはどうにも格好悪い。
打ち返したピンポン玉はちょうど相手側の真ん中奥に落ちる。つまりは絶好球。


>>396
「なるよ。記念すべき2人目の友達は異形だったって訳だ」

笑いながら答えるクリオネ。すでにこの異形とは友達のつもりでいた。

「ってそんなもの欲しそうな感じで言われてもね……
 分かった好きなだけ食べなよ。どうせ宴会場にも食べ物あるし」
407 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 22:56:47.85 ID:7wE552ck0
>>397
「へへへ、せやろ〜?
伊達に料理屋やってるわけやないからな!」

少し自慢げに胸を張る。
…胸は控え目とか言ってはいけない。
408 :クラウン2012/12/29(土) 22:56:52.63 ID:EHiYeibA0
「ふはは! 見よ! これが覇王の卓球よ! 」


卓球場にて
何処から紛れ込んだのか、丈の合わない黒衣を着た
露出過多な少女(男)が紛れ込んでいた

その手には黒い自前のラケット(?)
を持ち 独りで十の球を壁に当てて遊んでいた

どうみてもイカサマをしているが
果たして こんな少女に構ってくれる人間はいるのだろうか
409 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 22:56:53.75 ID:qaayp1H60
>>394
「彼方って負けず嫌いだよねえ。だからこそ、アタシも楽しめるってもんさ」
さて、卓球というものは手首の強さが重要になってくる。
ピンポン玉がグリップに当たる瞬間、手首を捻る事でスピンをかけ、手首をうまく回すことで加速する。
針を投擲し続けて、手首を鍛え続けてきたサクヤの腕前は――――

17cmほど左手から浮かして、グリップに当たる。まず自陣にピンポン球が着き、彼方のコートに向かう。
まずはスピンをかけずに様子見だ。

>>395
「アタシの名前はサクヤって言うんさ。アタシもアンタとは仲良くなれそうだと思うよ、宜しくねえ」
410 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 22:58:18.31 ID:i5YBkQ8oo
>>398
この少女多分素で言っているのだろう
さっきから悪意が感じられない、それが余計に胸にくるというか、痛い
胸元を見てみると軽く刀が掠った様な後がついている、抜けたあと付いたのだろうか
抜けた刀はアナスタシアの大事な刀だ、確か効果として侵食する刀だったが、時間差で侵食するため今痛んだのだろう
これくらいなら我慢できる、ならば普通に会話を進めればいい

「あぁ、いや……そんなに言われたらお兄さん傷つくなぁ……あはは」

自分が酔った勢いでこんなことをしてしまったのだ、反応に困るというか申し訳ないので何も言えない
片手で頭を掻きながら、きまりが悪いように苦笑いする
楽しむ方法と言われ、そうだなぁ、と頭を横に傾けると

「あぁ、楽しいってのは人と一緒にいることが楽しいから……

おーい、誰か一緒にカラオケいかねー?」

大声で呼び込んでみる


/宴会場の方々、カラオケいきませぇん?
411 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 22:59:07.43 ID:SVFIpUKpo
>>406>>409
「――ぬっはー!」

ひゅん、とドヤ顔で大ぶりのスマッシュを叩きこもうとうする葛葉。
しかし、次の瞬間。

ごうん!

轟音を立てて顔面から台にぶつかり、きゅぅ、と目を回して倒れこんだ。
見てみると、あまりにちっこすぎたせいで、浴衣の裾が余っていたようで、裾を踏んでしまったらしい。
とりあえず、クリオネの勝だろう。恥ずかしいことにちょびっと鼻血が出てううー、と涙目で呻いていた。フラグ回収早すぎである。
412 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 22:59:18.81 ID:29c8/sGEo
>>400
「なにそれ酷いですっ!!これでもみーくんには最高の彼女だって褒められるんですよ!?」

みーくんとは空想上の彼氏だ。
女の脳内に巣食う彼氏という狂気。

「最初からゆっくりすればいいんですよ!」

べーだ、と舌を出してコバルトに悪態を付けばふんっと顔を背けてはこちらも湯につかる。
先ほどの言い合いで体がすっかり冷めてしまった。
もう一度温まってから、つぎは宴会場へ行こうかと考えながらぶくぶくと沈んでいく。
413 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 22:59:51.75 ID:kNqSiItoo
>>407
「確かにその通りだね」

料理が下手な料理屋など普通ないだろう。

「……時に、シチューを作れる?」

唐突に聞き出す。
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/29(土) 23:01:09.28 ID:EHiYeibA0
>>370

「うるさい! 余に逆らったら問答無用で死刑だ馬鹿!」

「あと余は馬鹿じゃないぞ! 」

地面に当たり ピコピコハンマーがピコッと可愛らしい音をあげた

「むぅ、余は怒ったぞ」
「八つ当たりだ! 卓球場にいってやる! 」


と、言葉を残し ふわりふわりとさって行く

/何故に何回も見逃すのか......
申し訳ない... 申し訳ない......!
415 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:01:11.26 ID:7wE552ck0
>>404
「…(汗」

ダメだ、この根拠のない自信は負けフラグ…
>>405
「いっぱいあるからなー、好きなだけ食べてええよ!」

自分の料理を美味しそうに食べてくれるのなら、どんな姿でも関係ない。
やさしくその生物(?)に勧める。
416 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 23:01:48.36 ID:Qic+PdMoo
>>409
「うん、負けないよ」

そうは言うものの、正直勝てるか心配だったりする。
先ほどの様子からみて、経験者らしいサクヤ。
能力で知識を入れているとはいえ、純粋な経験ならばサクヤのほうが上だからだ。

「……ん」

コツンと球に赤い面が当たり、スピンをかけていないそれは反射されてサクヤのコートへと落ちる。
無意識にスピンが掛かって、ちょっとだけ右に曲がったりするのだが。
417 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:02:34.50 ID:SVFIpUKpo
>>415
「澪ー! 鼻打ったー! 酒じゃー!」

涙目でなぜか幼児退行しながら戻ってくる葛葉、フラグ回収は魔王の嗜みだ。
418 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 23:03:20.59 ID:wwQbuzi2o
>>410
/いくいく〜
419 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:03:23.81 ID:kNqSiItoo
>>411
(このままだと負けるっ……ドールを使うかっ)

卑怯にもドールを使用して卓球で1対多数を作ろうとしたクリオネ
しかし

「って…・・あれ?」

気持ちのいい音と共に葛葉が倒れた。

「ちょ、ちょっと大丈夫なわけ?」

葛葉の傍に駆け寄るクリオネ。とっさの事過ぎて笑うに笑えない。
420 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:04:45.90 ID:7wE552ck0
>>411
…ああ、言わんこっちゃない。
目を覆いたくなる負けっぷりに溜め息をつく。
「…その、ドンマイ…」

こうとしか言いようがない。
>>413
「え?そら、作れなくはないけど…どないしたん?」
421 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 23:05:30.00 ID:jXf8JSNlo
>>418
行きましょうー!
422 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:05:39.20 ID:SVFIpUKpo
>>419
「鼻痛い……、いいもん! 酒のむもんねー!」

ぷんすかしつつ、焼酎のお湯割りを飲む葛葉。
鼻は真っ赤で、涙目の幼女が焼酎をかっ食らう光景はなんとも言えない。
鼻血は術で止めたものの、びっくりしたのは葛葉も一緒のようだ。
423 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 23:06:19.82 ID:wwQbuzi2o
>>421
/突撃だ! 行こう!
424 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 23:06:37.34 ID:9akRoVi+o
>>410

こんな不可思議な場所で不可思議な男に出会ってしまった。
しかも日ごろはお目にかかれない光景も目撃できた
きっとこれは奇跡か何かだろうと内心喜んでいる
それと同時に目の前の男に感謝の念を抱いている

「も…申し訳ございませんっ!
また私は出すぎた事を言ってしまったようです。」

男が傷ついていると聞き凄い勢いで頭を下げる
多分本当は良い子なのだろう。ただ少しだけ天然が行き過ぎているだけで…

「カラオケですか!?
名前だけは聞いたことが御座います!」

”カラオケ”と言う言葉を聞いて目を爛々と輝かせる
勿論カラオケには参加するつもりらしい
425 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 23:06:53.56 ID:W5VusHcoo
>>406

『あ、ありがと……』
クリオネは2人目といったが、こちとら初めての友達なのだ。思わず無いはずの目頭が熱くなってしまう。
震えたような声で礼を言うと、

『いいよ、がまん、する』
友達だから、と小声で付け加えて。ちょっとしんみりした後に

おまえそれで我慢してんのか、と言わんばかりのペースで食べ始めた。

『あと、たっきゅう、がん、ばって』

>>415

『おいし、おいし……』
その生物が触れている部分から、どんどん食品の元の形を失い、腐敗していく。
これが彼の食事方法、分解してエネルギーを得る過程だ。

このスライム自体は美味そうに食べているとはいえ、他所から見たらなかなかグロテスクな光景ではある。
426 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:07:00.82 ID:SVFIpUKpo
>>420
「そうだ、澪ー。
 もうやけお稲荷さんしたいからの、お稲荷さんが有ったらいなり寿司作ってきてくれると嬉しいのじゃ!」

油あげ厨はこれだから困る。
どっちにしろ、澪の作ったぬたを食べるとホクホク顔で起源を良くするため、別に作っても作らなくてもいいだろう。
427 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:08:07.71 ID:qaayp1H60
>>416
反射神経には自信があるサクヤ。
しかし体が自然に動いてフォローするも、グリップの端に当たって彼方のコート内に入らなかった。
経験者であると言っても、実際にやっていたのはかなり昔。感覚を取り戻すのには時間がかかる。

――――――どうやら、感覚を取り戻す時間との勝負にもなりそうだ。

サーブは二球交代であるため、気を抜かずにもう一度サーブを始める。
428 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:08:52.92 ID:7wE552ck0
>>417
「はいはい、つまみはいくらでもあるから好きなだけどーぞ…」

何とも情けない魔王に半ば呆れつつ、酒席を勧める。
429 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:09:20.92 ID:kNqSiItoo
>>420
「つ……作り方を教えてほしいんだけど」

少し恥ずかしげに言うクリオネ。
いつかの為にちゃんと作れるようになっておかないと。

「今じゃなくても、その今度とかで良いから」


>>422
「あーあ……」

葛葉の様子を見てなんとも言えない気持ちになる。
あれがさっき自分が安らぎを感じていた存在なのか……考えを改めようか。

「ん……おいしい。」

葛葉の隣でようやく飯を食べれるクリオネであった。
430 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 23:09:40.66 ID:7FJStV74o
>>412
「わーすごーい、お前って彼氏いるんだぁー。破局したら俺に教えてねー」

悪態をつく相手には目もくれずに、湯船の縁に踏ん反り返えって声を出す。
感情が一切こめられない、酷い棒読み。相手を苛立たせるには十分だ。
431 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:11:34.25 ID:SVFIpUKpo
>>428
「澪のおつまみは、酒に合うのうー、まったりしてきたのじゃ」

酒と美味しい物さえあれば一瞬で懐柔される魔王。
ある意味供物とも考えられるからなんらおかしい点は無い、大丈夫だ問題ない。

>>429
「澪のご飯は美味しいんじゃよー。
 因みに商店街にあるからの、やっぱり遊びに来るのじゃ!」

商店街の宣伝に余念がない葛葉。
アットホームな商店街は、きっとどんな人間でも暖かく迎え入れるだろう。敵以外は。
432 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:12:10.62 ID:kNqSiItoo
>>425
「そ、そんなに感動することじゃないでしょ? まったく……」

と照れた感じで視線(?)を逸らす。直接的な好意に弱いのだ。


「ありがと……ってもう終わっちゃったわよ。あれの自滅でね」

ようやくあり付けた食べ物を食べながら、幼児退行している葛葉を指さす。
433 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 23:12:27.63 ID:i5YBkQ8oo
>>424
案外いい子なんだ、多分世界を知らないだけで
だからというように、少女には笑みを絶やさないようにしよう
見れば幾人か名乗りを上げてくれている、人が多いからカラオケは楽しい
謝ってくるのを制して、再び手を差し伸べた
スーツの端で汗を拭ったから、今度は大丈夫だろう

「よっしゃー!歌うぞぉ!!さぁついてきな!皆の衆!!」


────────カラオケ

「いいかい嬢ちゃん!!俺も海外の暮らしで初めは緊張するが、歌ってみると緊張が和らぐもんだぜぇ!!

さぁ、てめぇら!!一番手は誰だ!!?」

//カラオケのところに居る設定でおぉうけーですよ!
434 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 23:13:27.08 ID:Qic+PdMoo
>>427
「……ん、やった」

そこで調子に乗ってしまうと大抵上手くいかないものだが、まんまと勝利の味に取り付かれた少女。
横の幼女と同じ様な結果になりそうなのは、まぁ置いといて。

サーブされて、手首のスナップを利かせながらラケットを振る。
すると球は大きく右に曲がる。……しかし速度は遅い。スピンの仕方が悪かったのだろうか。
435 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:13:45.52 ID:7wE552ck0
>>425
「ちょっと変わった食べ方やなぁ…
…ま、食べた本人が満足なら私も満足や!
さ、遠慮せんでええからよく食べてや!」

本当に自分の作る料理を食べてくれる人を見るのが大好きらしい。
どんな形であっても、だ。
436 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 23:13:46.21 ID:29c8/sGEo
>>430
「なんであなたに教えなきゃいけないんですか!はっ、やっぱりあなた、わたしの身体を狙って……変態っ!!」

コバルトとは十分距離を取っているが人の少ない広い浴場内、響く声は良く聞こえて。
言葉を紡ぐ途中、何かに気付いたようにバスタオルでぐるぐる巻きの体を抱きしめる様にして悲鳴を上げる。
感知がも甚だしいのだが……
437 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 23:14:06.73 ID:wwQbuzi2o
>>433
「どんな歌でも、構わんのか?」

適当に飲み物を持ち込んで座席を確保し、ヴェルナーは愉快そうに歌のリストをめくる

/どうやって歌っているロールしようかしらん
438 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:15:22.69 ID:kNqSiItoo
>>431
「確かにおいしいね。温かいよ」

それは料理が温かいだけで出た言葉ではなくて

「葛葉みたいなのがまだいる商店街には興味が出たよ。振興券も貰ったし近いうちに遊びに行かせてもらうよ」

酒と食べ物を食べながら腹を満たしていく。
439 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:16:33.83 ID:qaayp1H60
>>431
「落ち着いてきたみたいだねえ……アタシも知識だけじゃ難しいと思った所さね」
葛葉が立ち直ったところで会話を仕掛けるサクヤ。
そこでサクヤはニヤニヤと笑い出す。
「案外葛葉にもかわいい所があるじゃないか。親しみやすくていいんじゃないかい?」
440 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 23:16:38.19 ID:9akRoVi+o
>>433

満面の笑みで男の手を取りカラオケへと繰り出した
もう少し静かだったらきっと御伽噺の舞踏会の様なメルヘンチックな物になっていただろう
まあ。騒々しい舞踏会と言うのも全然アリなのだが

「これがカラオケ……
なんて安っぽくてチープな作りなんでしょう。」

一応庶民的で素敵だと褒めているつもりらしい

「さあ。歌ってください!
私は皆様の歌声が聞きとう御座います」

一番手の名乗りを輝かしい笑顔で待ち望んでいる
441 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:17:26.29 ID:SVFIpUKpo
>>438
「おっきなお家みたいな場所を目指しておってのー。
 じゃからみんな仲良しで、ほっこりできる場所が作れたらそれが一番うれしいんじゃよ」

にへへ、と少しはにかんだ笑顔を浮かべる葛葉。
寂しがりの数千歳は、寂しくないようにおっきなお家を作ろうとして商店街を作ったようだ。
442 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:18:56.68 ID:SVFIpUKpo
>>439
「むぅ……! い、いいもんねー!
 親しみやすい魔お――げふっ、げふん!
 これくらい親しみやすい方が商店街だと皆と仲良く出来るのじゃ!」

一瞬魔王と口走りかけて咳き込む葛葉。
しかし、親しみやすいから演技しているという発言だが、どうみても素だった。
443 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:20:14.96 ID:7wE552ck0
>>429
「作り方〜?ええで、私でいいならいつでも教えたる!
あ、教えてほしくなったらここに来て!」

そう言うと、商店街の一角にある自分の店の場所を教える。
行けばすぐ分かる場所だ。
>>431
「そら良かった!ほな私も頂こうか〜♪
…ん、良く出来たかな♪」

料理を自画自賛している。
本人も納得のいく出来だったらしい。
444 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:20:57.67 ID:qaayp1H60
>>434
サクヤは見逃さず、バックハンドで強烈なバックスピンを仕掛ける。
ブランクがあったがある程度はかかったようで、そのまま彼方のフォアサイドに回転しながら入った。
445 :殴り魔の人[sage]:2012/12/29(土) 23:22:37.18 ID:jXf8JSNlo
>>433
「自分は二番手くらいで・・・。」

いつのまにかいた浴衣の青年。詳しくツッコまないで
ほしい。

さすがに一番でやるのはきついかな・・・。
こういうときは一番目がひっぱるものだ。

そう思いながら、彼自身も一番目を待っていた。

>>440
安っぽいってそりゃそうでしょう
こんな場所なんですから・・・。

どんな想像をしていたんだと思いながら自分は
苦笑をした。

「あ、自分は二番手で。」
もちろん予防線はかかさない。張ってなくての
とばっちりはごめんだ。
446 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 23:23:38.12 ID:i5YBkQ8oo
>>440>>437>>421
ふむ、誰も行く気は無いのか、少なくとも少女はやり方を分かっていない
ならば自分が行こう、そうだな盛り上がる曲で行こうか
自分が日本に来てから最高に気分が乗った曲といえば、あれしかない

少女の格好に微笑ましく思いながら、マイクを手に取り曲を入れた

「ゆぅめじゃないあれこもこれもぉおお!!!!!」

ハスキーな声が防音の壁に反響する
上手いとは言えないが、下手とも言えない、採点を入れているので点数で開示されるだろう
曲目は言わずもがなウルトラソウル

「そしてかぁがやく
ウルトラソウッ!!!!」

へぇい、と促すようにジャンプする
少女は困惑するだろうが、周りなら分かってくれるかもしれない

/こんなかんじでサビの部分とか盛り上がるとこだけかいて歌声の特徴を書くーみたいなかんじで
447 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:24:33.82 ID:SVFIpUKpo
>>443
「澪は本当に料理が旨いのう……、なんというか、味だけじゃなくて食べるとほっこりしてくるのじゃ!
 儂のおふくろさんが居た時代とはご飯も全く違うが――おふくろの味じゃの!」

千は昔のお袋の味とは確実に味が違って当然だが、お袋の味という者を感じていた。
味が良いだけじゃなくて、安心を与える料理というのはなかなか貴重なものだろう。
448 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:24:41.72 ID:kNqSiItoo
>>441
「葛葉……」

先ほどの妖狐の姿を見るに葛葉は途方もない年を生きているのは分かっていた。
その上での言葉。軽いはずがない。

「私も……」

家族が欲しいな……
後半のセリフは口は動いても声は出なかった。
うっすらと涙が眼尻に溜まっていて

「……っ。せいぜい作れることを祈っておいてあげるよ」

眼尻の涙を拭いて笑うクリオネ。


>>443
「そう、あ……ありがと」

クリオネが素直に礼を言うとは天変地異でも起こるのか。きっと酒が入っているから。
それとも商店街の魔翌力か……

「実は以前シチューを作った時に、ただ食材を煮ればシチューなのかと思ってお湯で野菜を煮ただけのものを出してしまってね。
 恥をかいた」

しかもその野菜は切ってもいなかった。お湯とそのままの煮た野菜。
449 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:25:08.35 ID:qaayp1H60
>>442
「葛葉は不思議な人だねえ。包容力が傍から見るととても大きくて、でも子供っぽい所もある。
 ――――確かに人気が出るのも納得だ。これから商店街には、遊びに行かせてもらうよ。
 どうやらアタシは、魅力的なアンタのことが嫌いじゃないみたいだからね」

早速口説きに入るサクヤが居た。


450 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:26:48.90 ID:SVFIpUKpo
>>448
「何時でも遊びに来てくれよの。
 どうせ部屋は余っとるから床ぐらいなら貸してやれるのじゃ」

その数千年を無かったように振る舞う葛葉は、からりと重さを感じさせない笑顔を浮かべる。

――ほれほれ、無くでない。

夜泣きをしていた頃の己をあやす母を思い出す。
優しく頭を抱き、ぽんぽんと背中を叩いた。
451 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 23:28:20.46 ID:7FJStV74o
>>436
「だから言ってんだろうが!! 誰もテメェの体になんざ興味はねぇよ!!自惚れんな!」

風呂の中に響く相手の勘違いを、怒気の籠った大声が否定する。
相手の体に巻き付くバスタオルを剥いで黙らせようと考えたが、余計にうるさくなりそうだ。

「……ケッ!」

コバルトはまだ風呂から上がろうとしない。
あの喧しい女より先に上がると、何故か負けた気分になる。それがイヤだからまだ入り続ける
452 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:28:41.13 ID:SVFIpUKpo
>>449
「ふっふ、どれも本当の儂じゃからのーう。
 サクヤもなかなか可愛らしいし、なんというか、ちょいと儂に似とるの。
 やっぱり、仲良くできそうじゃわい」

一献、要るかの?とお近づきの印に酒を注ごうとする。
飄々と口説きを正面から受け止めつつ、しかし余裕を感じさせるのは経験ゆえか。
453 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 23:29:21.95 ID:W5VusHcoo
>>432

『うれしい、から』

屈託のない声で言う。顔に表情がない分、声の表情が豊かなのだ。
その分、視線を逸らしても思いが伝わるというものだろう。

『おめ、でと。たっきゅう、おもしろい?』

初めて触れるスポーツのようで、ルールもよく知らないようだ。

>>435

『うん、ありがと……』

言いながら食事を進めていく。
どうやら相当気に入っているようで。

『おみせ、ひらける。おいしい。』
本当にお店を開いているとは知らずに、それほど美味いと評価を下した。
454 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 23:30:18.07 ID:Qic+PdMoo
>>444
「ッ、バックスピン!?」

やはり経験者、手馴れたものらしい。
バックスピンであるから勿論そのまま来るはずのボールは速度を遅めて少女の体勢が崩される。
このまま行くなら、入ったとしても絶好球だろう。

……でも、負けたくない。すかさずカードを引き抜き、詠唱する。

(力のカード、その意味は「力」)
「   S     I  M  I P 」

そしてただ純粋に腕力を強化した少女は、強烈な縦回転でバックスピンを殺し、その逆回転、ドライブ回転をかけようとした。
そのままラケットが振られて―――――――。


風を切る、スカッという音が聞こえる。空振ったのだ、予想以上にバックスピンが掛かっていたらしい。
455 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 23:30:32.95 ID:9akRoVi+o
>>445

正直もうちょっと豪華な場所を想像していたのは秘密である
と言うより世間知らずが露見するため絶対に言えない

「まあ。素敵な予防線をお張りになりましたね賢い判断ですわ。」

先に謝っておこう。悪気は一切無いのだ

「私は聞きに徹するとさせて頂きます。」

使い方が分かっていないので歌えないと言うのは隠しているつもりらしい

>>446

「まぁ…煩い」

手拍子しながら男の唄を楽しんでいる
時折鼻歌ももらしている

「まるで汚れた川のヒキガエルみたいです」

例えが物凄い酷いのは仕方が無いのかもしれない

でも一応楽しんでいるらしく、周りに合わせてリズムを取っている

456 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:31:33.94 ID:kNqSiItoo
>>450
「泣いてないって……」

どう見ても強がりだが性格上こう言うしかない。

「全く、本当に甘いね葛葉は」

普通あったばかりの女にこうも優しくはしないだろう。
クリオネはもういつもの調子を取り戻していた。

「私もまだまだだね。前に言われたよ、君は感情を隠すのが下手だって」
457 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:34:02.12 ID:7wE552ck0
>>447
「お袋かぁ…16のお袋かいな
私はまだまだ未熟、そんな奥の深い味は出せんよ。」

彼女はこう謙遜するが、実際16にしてとてつもない苦労と努力から作り出される味は、
正に酸いも甘いも噛み分けたお袋の味だ。
葛葉の感じている安心感は、きっとここからくるのだろう。

「さ、どんどん食べや!」

こう言い笑いかける彼女は、それこそお袋だった。
>>448
「…それやと野菜の姿煮やな(汗」

…この人はシチューを見たことがあるのか心配になってきた。

「…まあ安心して!形くらいは作れるようにしたるから!」

こうなれば教えがいがあるというものだ。
458 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:35:09.25 ID:kNqSiItoo
>>453
「そう。まぁ私も奇妙な友達が出来て……少し嬉しいよ」

少しを付けたのはただ嬉しいと言うと何だか癪に障るからである。

「まぁ面白い……かな? 実は私も初めてやったからねーそれですぐに終わっちゃったし」

通算1ラリーしかしていないのだ。
459 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:35:33.02 ID:qaayp1H60
>>452
「人生の大先輩にそう言われると、嬉しいねえ。
 ありがたく頂くよ」
ヒヒヒヒヒと笑いながら豪快に呑む。
最初酒には弱かったが、今はそうでもない。

460 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/29(土) 23:35:50.39 ID:29c8/sGEo
>>451
「じゃあわたしはもう上がりますね」

「のぼせるまでどうぞ入ってて下さいー」

ちゃぷんと湯を揺らし、べーと舌を出しながらあがる為に湯の中を進んでいく。
と、いうかこの男は確か女性更衣室から出てきたのではなかったか……
そう考えるとなるだけ早く上がった方が良いに決まっている。
あの男より早く、早く、上がらなければいけない。
良好とはいかない視界の中、ゆっくりゆっくりと進んでいく。
そして女子更衣室まで辿り着くと手早く着替えを始める。
461 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 23:35:53.06 ID:wwQbuzi2o
>>446
元気に熱唱する見知らぬ男の様子を見ながら、ビールをグラスでぐいと煽る。
彼の歌う曲はどこかで聞いた覚えがある。確かこの国のポピュラーソングだっただろうか、と記憶をまさぐりながら、自分の歌を機械に入力し、

「さて、わたしのばんでいいかな?」

いいよね? と。周りにお伺いを立てるような動作で見回してから、

「Whoa, thought it was a nightmare, Lo, it's all so true, They told me, "Don't go walking slow 'Cause Devil's on the loose."」

「Better run through the jungle, Better run through the jungle, Better run through the jungle, Woa, Don't look back to see.」

流暢な英語で、ギターのメロディに合わせて。曲調自体はそれ程激しくなく、しかし静かなメロディでもなく。

「Thought I heard a rumbling Calling to my name, Two hundred million guns are loaded Satan cries, "Take aim!"」

ドヤ顔で胸を張って歌い切る
462 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:38:00.63 ID:kNqSiItoo
>>457
「だって料理なんてしたことなかったし……」

ついでに言うと種類を問わず料理を見たことが無かった。
パンを料理に含めれば見たことがあるが

「助かるよ。食べてもらいたい人がいるんだ」

そういうとクリオネの表情は優しくなった。
463 :葛葉[sage saga]:2012/12/29(土) 23:38:31.45 ID:SVFIpUKpo
>>456
「酸いも甘いも噛み分けてきたからのぉ、甘いものの方がやっぱり好きじゃからの」

にかり、と歯を見せて笑顔を見せる。
からっとした後腐れの無さも、葛葉の性格の一つであったか。
どっちにしろ、これくらいの歳の子を見るとどうにも世話を見たくて仕方がなくなる。
癖であるが、特にクリオネはその不安定さから心配を特に感じてしまうのだった。

「むしろ、こんなに若い内から勘定隠すような真似も良くないと思うからの。
 儂なんて泣いて笑ってエロくてやりたい放題じゃろ? そのほうが人生楽しいんじゃよ!」

>>457
「んふふー、おふくろさんよぉ〜」

上機嫌で歌いながらつまみを食べて、酒を飲む葛葉。
言われずともご満悦で、本当に美味しそうにご飯を食べていた。

>>459
「なぁに、儂もまだまだぴっちぴちの17歳じゃからの!」

無理のある発言をしつつ、酒を酌み交わす。
464 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:38:59.15 ID:7wE552ck0
>>453
「えへへ、おおきに!
そーか、店を開けるか!
そない言うてくれるなら安心して料理屋を続けられるわ!」

冗談っぽく笑いながら実は店をやっていることも知らせてみたり。
彼女は誰が相手でもよく笑う。
心に境界線を引かないタイプだ。
465 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:40:53.90 ID:qaayp1H60
>>454
ドライブをかけてきた彼方に、少し焦る。
サクヤは、ドライブをかけることは苦手なのだ。
次は彼方のサーブである。さて、どんな球が来るだろうか。
466 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 23:41:10.12 ID:i5YBkQ8oo
>>455
段々とこの少女が理解できてきた、この少女は本当に世間知らずというものだ
だがこういうタイプは世間知らずというと憤りを得てしまうので、敢えて聞かないでおこう
髭面は歌い終えた心地よさの余韻に浸りながら、ふむ、と伏目で彼女の感想を聞いた

「くくく、そうか、ありがとうよ……点数は78……まぁ微妙だなぁ」

だが盛り上がればいいと思って歌ったのだ、この程度で満足
さて、他の人間はどうだろうか、合いの手なんていれて盛り上げよう

>>461
「へい!へい!ふぅー!」

歌い終える頃に囃し立てるように拍手
中々上手いな、と思いつつ思わずスタンディングオベーション
カラオケはこれだから楽しい、他人の歌声で鼓舞されるようで好きなのだ

467 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:43:37.17 ID:kNqSiItoo
>>463
「そりゃ食べるなら甘い方が良いけどさ」

年相応にパフェなる物が好物なのだ。

「葛葉の場合はもう少し隠しても良いと思うけどね」

しかしクリオネも今このときは感情を隠していなかった。
場の雰囲気がそうさせるのか、とても楽しそうだ。
468 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:46:00.79 ID:qaayp1H60
>>463
「いいや、アタシにとっては年齢が低かろうが先輩だよ。……クリオネのこと、本当に有難うねえ。
 アタシにとって大事な友達なんさ。心配だったんだよ」

そしてサクヤはヒヒヒヒヒ、といつものように笑う。
葛葉と酌み交わすと酒が実に旨い。
469 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 23:46:15.44 ID:wwQbuzi2o
>>466
「拍手をありがとう……わたしはヴェルナーだ」

君は? と視線で解いつつ、座席に戻ってビールに口をつける。
470 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 23:46:30.76 ID:Qic+PdMoo
>>465
「……」

ぶっちゃけもの凄く恥ずかしかったりする。
能力使ったのに空振りなんて。サクヤにもなぜか申し訳ない。
このまま対決を続けたら、きっと負ける……嫌な予感が頭を過る。
その為、近くにあったグラスとお酒を取り、グラスいっぱい飲み干した。恥ずかしいことが有ったら酒、という方程式が、すっかり出来てしまっている。

「サクヤ……いくよ」

酔いが既に回っている少女は高く球を跳ねあげ、カットボールを打ち出した。
そのキレは中々に鋭かったりする。
471 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/29(土) 23:47:03.68 ID:9akRoVi+o
>>461

次は別の男が歌ってくれるらしい。
グラスに入ったジュースをチビチビと飲みながらにこやかに男を見つめる
どんな歌が聴けるのか物凄く楽しみらしい

マイクを通して聞こえる歌は遠い異国の歌
聞いたことも無い。どこか遠くの国の言葉
心地よいメロディーが耳を通り抜けていく

目を瞑って聞き入っているうちに歌は終わったらしい

「____素敵でしたわ。
まあ。正直歌詞の意味が良く理解できませんでしたが」

メロディの余韻に浸りながら少女は心地よさそうに感想を述べた

>>466

「78!? 素敵ですわ。ううんこんな高得点見たことありません」

見たことも無い点数に度肝を抜かれる少女

「皆様の歌の上手さには脱帽で御座います……
まるで歌謡ショーを見ているみたいですわ。」

うん。一応毒の無い言葉もいえるらしい

「次は何方がお歌いなさるのですか?」

笑顔で次の歌い手を待っている
472 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:47:54.93 ID:7wE552ck0
>>462
「そーか…それはアンタにとって大事な人なんやな」

表情から察する。ああ、この人には大事な人がいるんだ。
それで、きっとその人が喜ぶ顔が見たいんだなぁ…

「気持ち、よう分かるで。やっぱり大事な人には手作り料理を食べさせたいもんな!
…よっしゃ、これは気合い入れて教えなあかんな!待ってるで!」

>>463
ご機嫌な姿を満足そうに眺めている。
実はこの時が一番幸せだ。
自分の料理でみんなが笑顔になるのが大好きなのだ。
473 :名も無き分解者[sage]:2012/12/29(土) 23:49:20.80 ID:W5VusHcoo
>>458

『ここ、みな、ぼく、よけない。こわがらない。ふしぎ』

皆、とは大坂や葛葉、先ほど風呂場にいた美崎を始めとする面々だ。
これまでの生活、これまでの日々では考えられないほどの人とふれあい、会話をした。
そのことが凄く不思議な気持ちでいる、と呟いて。

『はじめて?はじめて、やれる、すごい』
初めてのことをやるとつい怖気づいてしまうのは自分の性分だ、と感じながら。

>>464
『お、おお……き…?』
どうやら関西弁に触れたことがないらしく。初めて聞く単語に戸惑っているのが全身から分かるだろう。

『りょうり、や。ぷろ?』
通りで美味しいわけだ、と内心で納得する。
そして、彼女が笑っていることにどこか安心し、嬉しく思う気持ちがある。
笑みを向けられることなど、考えられない暮らしを送ってきたからだ。
474 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 23:49:48.78 ID:wwQbuzi2o
>>471
「ジャングルのなかでの恐怖を歌っているんだが、いかんせんメロディがスラスラ流れるからね」

歌いやすいんだよ、とはにかんで、褒められたことを嬉しそうに一礼する。どこか硬い動きは不慣れゆえというよりは、もともとそういう動き方を心がけているらしい。
475 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:50:35.90 ID:kNqSiItoo
>>472
「そうだね。私の……大切な人」

少し昔を思い出す。

「キミは……」

とそこで名前を知らない事を思い出す

「私はクリオネ。キミの名前は?」
476 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/29(土) 23:52:09.69 ID:i5YBkQ8oo
>>469
あぁん?と振り返ると自己紹介をする

「俺か?俺は、んーまぁ髭面さんとでも言ってくれ」

名前は言わないのが髭面の流儀である

>>471
くく、と笑い、髭面は愉快な気分に任せて少女にマイクを差し出す
カラオケなんて久しぶりだが、こんなにたのしかったかな、と風呂に入っている二人には申し訳なく思う

「次は嬢ちゃんの番だぜ?どうだい?好きな歌を入れて思いっきり歌うだけだ
盛り上げるのは俺たちでやるからさ、ほれやってみろ」

他の二人を見渡して同意を得る
もしまだ分からないならもう一巡もありだ
477 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/29(土) 23:53:02.38 ID:qaayp1H60
>>470
「彼方が全力を尽くしてくれることが、アタシは嬉しいんさ。だから恥ずかしがる必要はないさね」
と言いつつも返そうとする。グリップを水平に持ってカットしようとするが返せない。
ブランクの大きさにサクヤは冷や汗をたらす。

―――――まずい、このままじゃ負ける。
478 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/29(土) 23:55:15.81 ID:kNqSiItoo
>>473
「この場にいるのは変な奴しか居ないからねー」

明らかに普通の人生を歩んでいない人ばかりだ。
今更気にならないのかもしれない。

「そうかな? キミは生まれたばかりだからこれからいくらでも初めてを体験するよ。生きてればね」

どうにも最後に嫌味っぽい言葉を追加してしまう。無意識だ。
479 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/29(土) 23:56:25.59 ID:7wE552ck0
>>473
(あら…標準語のほうがよかったやろか?
…でもよく考えたら私に標準語は無理や(汗)

結局関西弁のまま…

「せや!これでもプロやで!
料理でみんなを幸せにするのが仕事や!」

自慢げに笑う。
彼女なりの信念らしい。
とにかく、この子が安心しているのが分かって、なお笑顔になる。
480 :コバルト=バルト(仮面の男・タオル) @風呂場[sage]:2012/12/29(土) 23:56:58.41 ID:7FJStV74o
>>460

「馬鹿言うんじゃねーよ! こんな風呂、俺がのぼせるより先に湯が冷めちまうぜ!」

コバルトの言葉が終わる頃には、喧しかったあの女は脱衣所の中。
最初に訪れた時は賑わっていたこの風呂場も、今では仮面を被った男が一人だけ。

「……やっと一人か」

女同士の身体のいじり合いも、自分を変態と罵る声も、桶が飛んでくる事もない、とても静かな空間。
コバルトが音を出せば、その音だけが響く。


しばらくの間、コバルトは一人だけの風呂を楽しむのだった……
481 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/29(土) 23:57:22.75 ID:wwQbuzi2o
>>476
「髭面、確かにぴったりだな」

うんうんと頷いて、納得したようにふむ、とため息をつく。

「君も仕事に?」
482 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/29(土) 23:59:32.43 ID:Qic+PdMoo
>>477
「うん。 ・・・…ふふ、サクヤ、覚悟して……」

何時もはそんなこと言わないのだが、酒の力って凄い。
しかし顔が赤いままそう言っているので、あまり迫力と言うか、そんな物がなかった。
不敵に笑みを漏らすと、2球目のサーブを跳ね上げる。

「……っ」

先ほどと同じ挙動でカットボールを打ち出そうとするも、酒は思考力を低下させている。
スピンされずに、サクヤのコートに入っていくボール。人はそれをチャンスボールという。
483 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 00:00:15.72 ID:cPbZeWGi0
>>475
「ん、私?私は大坂澪!好きに呼んでくれて構わへんよ!」
そう言えば名乗ってなかった。
というわけで、自己紹介。

「よろしくな!シチュー、頑張って教えたるから!」
484 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/30(日) 00:00:28.34 ID:hUTVulLzo
>>474

「ジャングルの中での恐怖? それは獣に襲われたりと言う事でしょうか?」

ジャングルと言えば危険な生き物が真っ先に思いつく
こう言う思考回路はどうやら一般人となんら変わりは無いみたいだ

「でも。危険な獣でしたらこの部屋にもいらっしゃいますよ?」

多分それは強面の男の事を指している。

>>476

「まぁ・・・今時の歌なんて私歌えませんわっ。」

キャッキャと言いながらも機械を慣れない手つきで操作していく
どうやら歌う気は物凄くあるらしい

「あー・・・恥ずかしいですわっ」

顔を赤らめてマイクを手に取る。
世間知らずな彼女は一体何を歌うのだろうか_____


そして画面に映し出された文字
_____________________
       

            『世情』
             

                作詞
                    中島みゆき
                作曲
__________________________


歌もソコソコ上手いし。別に初のカラオケとしては上出来な方なのだが___

歌い終わった後の空気は。うん・・・言わずもがなである
485 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/30(日) 00:03:40.39 ID:U9GzPqcto
>>483
「好きに……」

人間関係が希薄だったクリオネでは何て呼ぶのが適切かわからないようだ。

「じゃあ、澪」

少し悩んだ挙句にこれにした

「澪はなんで料理屋を始めたの?」

この年で店を経営するのは珍しい。
486 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 00:04:36.19 ID:6gxDEkTG0
>>482
「……アタシは諦めないよ」
ただのスローなボールなら、サクヤでもドライブを仕掛けることができた。
サクヤが返すと、彼方のコートでボールが大きく跳ね上がる。
487 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 00:07:46.32 ID:1LHEs6pBo
>>484
「ヴェトナム戦争のあたりの歌だからな」

ヴェトコンの恐怖かも、と付け足して、確かに普通は獣を恐るだろうな、と納得する。

「男はけもの、かね?」
488 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 00:09:05.70 ID:vxjZ/eQmo
>>478
『へん……みな、へん?』
普通でない人間の中でなら、自分は否定されずにいられるのだろうか。
このスライム、他者が「へん」であることに価値を見出そうとしていた。

『だと、いい、な……』
怖気づくだけで、決して経験したくないわけではないのだ。寧ろ本心はその逆で。
ゆえにそれを望むような返答をし、ついでに。

『そのため、いきる。あり?』
生きていればの返答として、経験をしていくために生きたいと返した。

>>479

『おおき、に……お、おきに?』
頭上にはてなが浮かんでいくが、知っている単語を繋いでいって、時間はかかったがおおかた理解したようだ。

『ぷろ、かっこいい!』
単純に「美味しい物を食べさせてくれる人」というだけではなく、ひとつの信念を持っているという事を知り、そう評する。

『しあわせ…?』
つい問い直す。これまでの人生で、それを感じたことがあまりに少なかったからだ。
『おしえて。どんな、とき、しあわせ?』
489 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/30(日) 00:11:03.35 ID:JY9x0tXto
>>481
仕事──仕事、仕事、仕事──仕事?
あぁ、そうだと急に思い出したかのような表情をして、驚く

「お、おう!俺は傭兵斡旋協会の出身で頼まれて……
完全に忘れてたわ……いやぁー色々あってなぁー……へへ」

>>484
いや、上手い。それも初めてにしては、ということを考えると音感はかなり優れているようだ
自分が初めて歌った頃は緊張と焦りで音程が合わず、シニフィに笑われたものだ
それにくらべてこの少女は上手いのだが──

「お、おう!すげぇじゃないか!!え、えんかっていうのか?すげぇと思うぜ!!」

褒めるのが下手というか語彙力が無いので仕方ないが、すげぇことしか分からない
歌っている姿は愛らしくて良かったが、なんとも言えない選曲である

「えっとー、次は残った──」

>>445
ほい、とマイクを手渡す
490 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 00:11:04.67 ID:cPbZeWGi0
>>485
「理由かぁ…
本当は親もいないから何とかして生きるために始めたんやけど…
今はちゃうねん。今はお客さんが私の作る料理を食べて、満足そうに帰っていくその姿が見たいんや!
入ってきた時つらい顔や悲しい顔をしつる人も、出て行く時には笑顔になってくれたら、それが一番幸せや!」

彼女にとって利益は二の次、客の笑顔が何よりの報酬なのだ。
自分の仕事に対する持論を話す
澪の目は、生き生きと輝いていた。
491 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 00:14:05.61 ID:7FJPLIiso
>>486
「うわっ……!?」

伸びるボール。酔拳が出来ればよかったのだが、生憎そんな技術は少女にはない。
それでも縦回転を必死で返そうとして、大きく腕を伸ばし、ボールを面で捉えようとする。

届け……ッ!

願いは叶った。面とは行かなかったが端でラケットはボールを掴む。そのまま返そうとして……
ドライブの回転がまだ残っていたのか、ボールは前に行かず、後ろへと飛んでいってしまった。



「・・・サクヤ、卓球強いね」

完敗だ、そう悟った。
492 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/30(日) 00:15:04.32 ID:U9GzPqcto
>>488
「まぁ多数派か少数派かで言えば少数派が集まってるだろうね。キミも少数派だから嫌われないで済むかもね」

クリオネは普通という言葉があまり好きではないので多数派という言葉を使用した。

「良いって思えるなら経験すべきだね。偉そうなことは言えないけどさ」

どうにも葛葉のように人を諭したりするのは苦手だ。

「それは……キミが決めることだよ」

クリオネは良いとも悪いとも言わない。

「キミがありと言えばありなんだよ。キミは誰でもないキミで、キミの為にキミの人生を生きな」

自分で決めた事なら強く生きれるだろうと、少しばかりの思いを込めて。
493 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/30(日) 00:15:22.65 ID:hUTVulLzo
>>487

「ベトナム戦争?」

詳しくは知らないが家で読んだ本でそんな感じの資料があった気がする
まあ。見るも凄惨だったので途中で読むのをやめたが

「違います。あの人のお尻にはキチンと尻尾も生えたんです」

強面の男を指差してアイツは獣だと訴えかけている

>>489

「殿方に上手と言われるのは初めてです。」

両頬に手を当てあからさまに照れている
心なしか顔が薄っすらとピンク色に染まっている

「他にも色々ありますよ。「魅せられて」とか「碧いウサギ」とか「恨みます」とか___」

少女の口を突いて出てくるのはどれもこれもアレな曲ばかり
と言うより何でこんな歌ばかり知っているのだろうか謎である
494 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 00:17:48.99 ID:cPbZeWGi0
>>488
幸せについて聞かれたときの返事は決まっている。

「それはな…
…私の料理を美味しいってみんなが言うてくれる時や!」

そう話す彼女が幸せそうなのは、正にその美味しいと言ってくれる人がそこにいるからなわけで。

「簡単で些細な幸せかも知れんけど、これが一番やと思う。」

こう付け足した。
495 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 00:18:48.48 ID:1LHEs6pBo
>>493
「そう、1960年代の戦争だ」

わたしは経験していないがな、と。昔に撮られた資料映像を脳内で反芻し、悲惨だったというその光景を思い浮かべる。

「…………それは人外では?」
496 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 00:21:22.27 ID:A8w+k0c7o
>>カラオケALL

「はいはいはいはいーーー!!」

ばぁん、と扉を開ける。
カラオケに興じる面々に向かってハイテンションに声を上げて乱入する。
どこか赤い顔にちょっと乱れた浴衣、片手に持たれている一升瓶。

この状態から推測されるのは―――そう、酔っ払いである。
どかどかと入ってきた酔っぱらいは楽しそうにきゃらきゃらと笑いながらどっかと椅子に座ると
やんややんやと次に歌う人に喝采を浴びせるのだった。
497 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 00:22:45.09 ID:6gxDEkTG0
>>491
「一応経験者ではあるからねえ」
というものの、油断はしない。さっきのはラッキーパンチのようなもので、まだまだ分からなかった。
―――――暫くして、試合が終わる。

「お疲れ様、彼方。彼方と競い合うのは楽しいねえ」
そう言うと、サクヤは彼方に向けて置いてあるタオルを差し出した。
498 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体2012/12/30(日) 00:25:28.02 ID:U9GzPqcto
>>490
「客の為……」

クリオネには理解しがたい考えだった。見ず知らずの誰かのために努力するなんて無意味ではないかと

「それでも、その思いがあの料理を作ったのなら……そういう生き方も良いのかもね」

おそらく以前のクリオネ、いや、このイベントに参加し始めた頃のクリオネなら理解できないと澪に言っただろう。
しかし今なら理解は出来なくてもそういう生き方もあると思えるようになった。

「ふふっ……楽しそうだね」
499 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/30(日) 00:27:02.03 ID:JY9x0tXto
>>493
顔を赤らめる少女は何処と無くうらめない可愛さというか、それが天然なのだろうが、アナスタシアにはない可愛らしさがある
少しずれている辺りなんかが特に胸にくるな、などと思う
そういえば、先程の胸の刀傷は一体なんなのだろうか
刀傷にしては不自然だが、あの状況で考えられるのはあれしかない
アナスタシアは刀を拾ったのだろうか、あれ呪われているから他人が使うとひでぇんだよな、と小声で呟く

「お、おう?そうか……ま、また機会があったらきかしてくれ、な?
とまぁ次の人が最後なんだ、さぞ盛り上げてくれるでしょうよ、お嬢様」

ふざけてお嬢様、なんて低く言ってみるがなんかさっきからそこで獣だとか言われてないだろうか
いや、獣なんだけれどもあれは酔った勢いででありっと誰かが扉を開けたようだ

>>496
見れば酒臭い、先程の自分よりあれは重症ではないか

「っと、最後にならないかもなぁ
おぉい、君も歌うのか?」

着崩しているというよりは完全に崩れているが、酔いは冷めないだろう
500 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 00:27:34.60 ID:7FJPLIiso
>>497
「……でも、負けるのはちょっと悔しい」

結果は、やはりというかなんというか少女の負けだった。
赤い顔で、無表情、無抑揚ながら悔しさがにじみ出る少女の言葉。
でも、こういうことをしたことが無かった少女にとっては、楽しかったのは事実で。
サクヤに差し出されたタオルを受け取って、さほど汗をかいていないけども顔などを拭く。
……先ほどの照れ隠し、なのもある。
501 :ウィズ・カーパー2012/12/30(日) 00:30:16.84 ID:kZmFNqOr0
>>484
「な、なんというか個性的ですね…」
なんというか、なんともいえない。

いや、歌はけっこううまい。でも、ちょっと
時代からズレている感がすごい
「あはは、はは、うまいですね…」
反応がわからない、とりあえず、
乾いた笑いで済ませようとした。

>>489
「次は自分ですか、さて、やりますか。」
はずんだ声でマイクを受け取ると、彼は機械を操作して
選曲をした。

ごほん、と咳を払って彼はマイクを意気揚々と構える

===
「Cause you had a bad day You're taking one down…」

イギリス生まれか、流暢な発音で、すらすらと歌う。


「The camera don't lie
You're coming back down and you really don't mind
You had a bad day…You had a bad day」

男の声のわりには高く、そしていたるところにビブラートを
きかせている。自分自身を励ますような、そんな曲調だ。

ふぅ、と歌い切った後に一息をついた。

美声とまではいかないが高低がよく取れており、
ビブラートがかなり効いていた。

502 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 00:30:56.47 ID:vxjZ/eQmo
>>492
『………』
無言で話を聞きながら、これは今後の一つの指標になる、とぼんやり考えていた。
どんな人には忌避され、どんな人に歓迎されるのか。そのひとつの指標をクリオネは示してくれたと、この生物は思っていた。

『ぼく、きめる……』
新しいことに挑む道は、きっと辛いことが多く待つはずだ。
そこに飛び込む勇気があるか、と聞かれれば。

『もう、ちょっと、まよう。』
今は答えは出せなかった。
この生物は、生きることに精一杯なのだ。
故に卓球のような些細な事から、大事を決めるような悩みへ発展していく。

>>494

『な、なるほど……』
『べんきょう、なった。ありがと』
潔いほどに簡単な答えだ。それでも自信満々に答える彼女を羨ましいと思うのは浅ましいことだろうか。
そしてこの幸せそうな―――視覚の未発達な彼でもはっきりと分かるほどの―――雰囲気。
これを作り出せているのが、もし自分だとしたら。
それが、それこそが、幸せなことだろうか。

『わたし、しあわせ、わからない。だから。』
羨ましい、と気持ちを吐露する。
503 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/30(日) 00:32:26.18 ID:hUTVulLzo
>>495

「1960年・・・まだ母も父も生まれてない時代ですわ。」

そんな遥か昔の事なのになぜか少し物悲しくなってくる
心を痛めるとはきっとこう言う事なのだろう

「あの人は半裸で私に飛び掛ってきた挙句に抜いてくれと泣きそうな目で懇願してきました
そんな人が人外な訳……ありますね。」

人外だったら仕方ないと。諦めの視線を強面の男に送るのだった

>>496

突然の闖入者にも笑顔で対応している
と言うより。演出家何かの一環だと勘違いしていた

「まあ。素敵なサプライズ……
で。このおじさん脇みたいな口の臭いの女性は何方のお友達ですか?」

カラオケに要る男達を見回して丁寧に訊ね始める


>>499

頭の上にお花畑を浮かべてあからさまに照れ続ける少女
多分それほど嬉しいらしいのだが。喜んでいる時間が異常に長い
まあ。ニヤニヤしているだけなので害は無いと思うのだが____

「お…お嬢様だなんてっ」

男の言葉に顔を真っ赤に染め上げた少女

「う…嬉しいですっ。
このヒゲ面淫乱ドM野郎めっ!」

照れ隠し…のつもりらしい

まあ。コレで男が傷ついたりしたら。多分少女の能力に察しがつくかもしれない
504 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 00:32:42.99 ID:A8w+k0c7o
>>499
「はぁい!うったいまーす!でもー、順番はまちまーす!」

楽しそうである。
手を上げては意思表明、順番はしっかり待つつもりであるらしい。
うふふうふふと笑い声を上げながら、どこで手に入れてきたのかタンバリンをシャカシャカ打ち鳴らす。
505 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 00:35:26.41 ID:cPbZeWGi0
>>498
「そう、お客さんのため。
でも自分のためでもあるんや。
私は人の笑顔が好き。心から笑ってる人の顔って、何かエネルギーがあふれてると思わへん?
そのエネルギーを…その、分けてもらうんやな。
それに…やっぱり生きてる限りはみんな幸せになりたいやん?」

誰が何と言おうとこれが彼女の幸せ。生き甲斐だ。
誰かが幸せになることにより自分も幸せになれるなら、それは素晴らしいことではないだろうか。
506 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/30(日) 00:36:43.13 ID:hUTVulLzo
>>501

「普通に歌っただけなのにそんな風に褒められるなんて…」

個性的と言う概念は多分少女には存在していない。
と言うより。持ち合わせていないみたいだ

「次は其方が歌う番ですよ?」

全員の上手い歌声に必然的に酔いしれてる少女であった
507 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 00:37:17.83 ID:A8w+k0c7o
>>503
しゃんかしゃんか、とタンバリンを鳴らしながら少女――財宝をみる。

「えー、ひどいですうー、わたしのお口は綺麗な臭いがしますぅー」

酒臭い息を吐きながら楽しそうにタンバリンを鳴らす。
正直うるさい。

「お友達なんていっませーん!!わたしはひとりボッチでこの旅館に来ましたーー!!」

その言葉に自分で傷ついて涙ぐみ始める。
えぐえぐと泣きだしながら財宝に潤んだ瞳を向ける。
508 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 00:40:49.49 ID:6gxDEkTG0
>>500
「アタシもだね。負けるのは、ちょっと悔しい」
だからこそ、勝負事に本気になれるのだろう。

「―――えっと、彼方。これからどうしたい?」

サクヤは、自分の感情を押し隠して彼方に尋ねる。
――――――スポーツをやっていた時は集中していたため感じなかったが、先ほどから不安に追われていた。
自分では何の不安なのかは全く分からない、言いようのない不安。
歩を殺害して家に帰ってロクレネに会った時にも、同じ不安に襲われた。
509 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 00:41:02.40 ID:cPbZeWGi0
>>502
「何も難しいことちゃうで。
幸せって何?その答えはみーんなバラバラ。
でも嬉しかったり楽しかったりすることってあるやろ?
それが何なのかを追って行けば、幸せは見つかるんとちゃうか?」

まだ16歳の少女の、些細な人生のアドバイス。
510 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/30(日) 00:46:28.63 ID:JY9x0tXto
>>501
ドイツ出身で傭兵やっているのだが、ドイツ語以外の他国語は全部シニフィに任せている為かなにいっているか全然分からない
だが、不思議と心にしみる歌声だった
どこか懐かしい、うんそんな感じだ

「いいな、何というか優しい感じがする
もしかしたら歌手にでもなれんじゃねぇのかよぉ?ん?」

囃し立ててみる

>>503
語彙力というか思考というか何かが偏っているのだろうな、この娘
淫乱のレッテルを貼られてしまい、何処と無く傷ついてしまったが、然程気にする必要はないだろう
なんだか慣れてきたという事が不思議だ、むしろ快楽とも言える
これが彼女の普通であると考えるのならば、受け入れられる気がするのだ

「あ、あぁ……まぁもうそれでいいや」

胸の傷は浅いらしい。故に気づくのが遅くなるだろう

>>504
じゃぁ次だな、とマイクを渡す

「期待してるぜぇ?」

酒臭いが、気にする程ではないだろう
511 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 00:46:51.30 ID:7FJPLIiso
>>508
「……サクヤも同じ気持ちだったんだ。嬉しい」

そんなちょっとしたことでも、今の少女は嬉しいと感じてしまう。
それは、お酒の所為ではなかった。

「ん……お風呂。お風呂入りたい」

サクヤの問いに、そういえば入っていなかったと露天風呂を提示。
皆は入っているようだし、入らないと損だろう―――しかし、サクヤは何か変だった。

「……どうしたの、サクヤ」

何か有るのなら、言って。不安そうに、そう尋ねた。
自分の所為で彼女が嫌な気持ちをするのは、何よりも嫌な事なのだ。心を開いて欲しかった。
512 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 00:47:13.17 ID:U9GzPqcto
>>502
「今すぐ答えを出す必要もないよ」

何せクリオネも初めは生きることで精いっぱいで他の事を考えている余裕は無かったのだ。

「もし、キミの答えを出せたら私に教えてよ。
 生きていろんなことがしたいなら手伝ってあげるし、生きるのがどうしても辛いなら……」

私が殺してあげるから。

「そんなに深刻な問題でもないしね。今すぐどうなるって話でもないし」

明るめに友達に言うクリオネ。


>>505
「半分は共感してあげられるかな」

少し微笑みながら言う。他人には興味ないが、あの人の笑顔ならばと考えるとその考えは共感できる。

「やっぱり澪も商店街の人だね。葛葉と似たような事を言うんだ」


>>ALL
「さて、立ってるのも疲れたし……」

クリオネは近くにあった椅子を4つ出し、その一つに座る。

「ドール」

掛け声とともに現れるのは4対のドレスを着た女性の美しい人形。
そして手に持つのはヴァイオリン、ヴィオラ、チェロだ。
そしていつの間にかクリオネの手にもヴァイオリン。最近気づいたのだが、武具生成の派生で楽器を作れたのだ。
そうして弦楽四重奏を引き始めるクリオネ。
楽器の音は響くため、旅館のどこにいても聞こえるだろう。カラオケルームも誰も歌ってない状況や扉を開ければ聞こえるだろう。

「〜♪」

弾くのはモーツァルトのディヴェルティメント。(http://www.youtube.com/watch?v=YwTn0AeMhC4
慣れているので弾きながらでも会話は問題なくできる。
その上手さはプロ顔負けだ。しばらく演奏会をして足を休めるつもりだ。
513 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 00:52:34.02 ID:1LHEs6pBo
>>503
「あの時代は動乱の時代、おれはその頃……いや、なんでもない」

何か言いかけて、口を閉ざす。しれっとした顔でビールを煽って、つまみをいただきながら、

「それは人外ではなく変人だ」
514 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 00:54:03.64 ID:6gxDEkTG0
>>511
「じゃあ、一緒に入ろうか」
サクヤは笑顔で答える。
「……バレたかい。いや、彼方のせいじゃないんさ。何か不安なんだよねえ。何かが」
だから彼方には言いたくなかったのさ、と言うサクヤ。
人を見る眼があるからこその、サクヤの言いようの無い不安。
その原因がクリオネにあることを、サクヤは知らない。
515 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/30(日) 00:54:47.84 ID:hUTVulLzo
>>507

タンバリンをシャカシャカ鳴らす闖入者をじっと見つめている

「いやいやいや。普通に臭いです
例えるならお酒? いえ。発酵した豆腐のような臭いがします」

正直発酵した豆腐の臭いを嗅いだ事がないのでなんとも言えない
只一つ言えるのは物凄くくさいのだろう

「普段からそんな臭いでしたら必然的な事ですよ」

潤んだ瞳を見つめて。慈愛に満ちた笑みを浮かべる財宝であった

>>510

言葉のボキャブラリーがかなり真っ黒に染め上げられている
後天的なものか先天的なものかは置いておこう。
だが、多分…いや絶対これで苦労する日が来るはずだ

「今日はとっても楽しい日ですっ。
まだ誰も倒れていないし…なにより初めての経験が多すぎです!」

完全にお花畑ムードを作り上げている少女であった

>>513

「話したくない事なら深くは追求しません。」

うん。気になるけどこの場は流すのが正解だろう
それなりに空気を読むと言う事を段々と会得している

「じゃあ。あの強面さんは変体なのですね?
皆にも教えてあげなくてはいけませんね」

多分意味を分かっていない。故に皆に言いふらそうとしている
516 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 00:56:05.60 ID:A8w+k0c7o
>>510
「わーい、ありがとうございますうう」

ありがたそうにマイクを受け取ると深々と礼をする。
ぴぴぴっとカラオケのモニタをとリモコンを操作すると曲を入力し。

ノリノリで歌い始める。

「そうよ貴方と腕を組んで祭壇に上る夢を見ていた私を」

「何故なの、教会の一番後ろの席で」

「一人ぼっちで座らせておいて、二人の幸せ見せるなんて」

「一言、言ってもいいかな」

「くたばっちまえ、アーメン♪」


可愛らしい曲調に乗せてのびやかだがどこかか細い声がカラオケ内に響き渡る。
うふふうふふと笑いながら歌いきるとすとんと椅子に座る。
517 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 00:56:44.63 ID:vxjZ/eQmo
>>509

『むー……』
答えがバラバラ。それこそが、それだからこそ難しいのだ。
生まれて間もない彼は生きることだけでいっぱいいっぱい。
彼女の言う嬉しさや楽しみも十分に知らないままでいる。

ただ。

『たべてる、とき。うれしい。たのしい』
これは幸せにつながるのだろうか、と自信無さげに。

>>512
『そう、かな?』
クリオネは、自分に似ている場所で生まれたと言っていた。
彼女の言うことなら、受け入れられそうな気がしている。

『うん。そうする。』
『……ぼく、も、できる、なにか。いって?おてつ、だい』
手伝ってくれるという彼女に対して、やはり自分も何かを返したいと思ったのか。
クリオネの望むことがあるなら、同じように手伝えるようになりたいと、そう言った。

『うん。だんだん、ね』
安心したような口調で返事をする。
518 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 00:57:07.14 ID:cPbZeWGi0
>>512
「あはは…似た者同士が集まるんやな、きっと」

同じようなことを葛葉も言っていたのか。
図らずも似てくるのは、影響を受けているからなのかなぁ、と苦笑い。

さて、何か始めるらしく、椅子が準備された。
何をするのかと思えば…

演奏会がはじまったではないか。
思わぬ演出にすっかり心を奪われたようで…
その美しい旋律に耳を傾けている。
519 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/30(日) 01:00:39.25 ID:JY9x0tXto
>>515
今頃になって疲れがどっと押し寄せて来て、眠気で頭を振る事になってしまった
皆せっかく楽しんでいるというのに、空気を読まなければ、と思うのはきっと日本にくる前は無かったであろう
少女を見ているとこっちも楽しくなるからイイが──

「倒れてない?一体どういうことだよ?嬢ちゃん?
あぁそうなのか、やっぱり」

ついやっぱり、と言ってしまったが大丈夫だろうか

>>516
シニフィが聞けば冒涜だとか何とかでTetragramatonぶっぱしそうな曲だったが中々ユニークな曲だった
ほんわかとした雰囲気は酒に酔っているからか、自分もこんなのだったのだろうか
嬢ちゃんによると獣だそうだが──まぁこんなんだろう可愛らしいかんじで

「いいなぁ、曲名は何ていうんだ?」

520 :ウィズ・カーパー2012/12/30(日) 01:00:53.95 ID:kZmFNqOr0
>>515
「ええ、まぁ…。」
いう事がない、愛想笑いでごまかそうと
彼はほほえんだ…

>>510
「けっこう落ち込むことが多くて、それで落ち込んだらこれを歌っていると
元気がでるんですね、それで、まぁやってらうまくなったと。」

彼は多少、照れているようか顔が少し赤らめている。
照れながら、彼は髪をかきつつ。

「そ、そうですかね…」
満更でもないらしい。


>>516
あ、あれ?
なんか笑顔が怖い。

なにか変な重圧感を感じるのは気のせいか。
歌っているときのあの笑顔がが怖い。

外は笑っているが何か恐い、そんな多少
ひきつった笑い
521 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 01:02:03.23 ID:7FJPLIiso
>>514
うん、そう返事して、嬉しくなってにこりと笑う。
最近笑うことが多くなってきた少女。その原因の一つは、間違いなくサクヤに有るだろう。
サクヤが愛情を注いでくれたから、今の良く笑う彼方があった。

「……不安? ……そう、なんだ」

サクヤの目に帯びた真剣さを見て、「お風呂で忘れよう」などと無粋なことはいえない。
その正体がなんなのか、サクヤ自身分かっていないのに少女が分かるはずも無く、曖昧に相槌を打つことしかできなかった。

「……大丈夫だよ。 ……お風呂、行こ?」

無論その大丈夫は気休め程度のものだったのだけど、何も言わないよりはマシだと考え付いたらしかった。
522 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 01:02:45.19 ID:A8w+k0c7o
>>515
歌いきると財宝の隣にどっかりと座る。
酔っぱらっているようで言葉の棘には気が付かない。
だが、酷いとは思っているようで、若干涙目である。

「ひどいですうう、みーくんにもそんなこと言われたことないのにいい!!」

脳内彼氏なのだから自分の都合のいいことしか言わないのは当然である。

「普段からこんな匂いさせているわけないじゃないですかあ、あ、あなたもどうです?お酒」

そう言うと財宝に向けて一升瓶を差し出す、どうやら飲め、と言いたいらしい。
523 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 01:03:07.56 ID:cPbZeWGi0
>>517
「そうか!食べてる時が楽しいか!
なら、こういうのはどうや?
人生を、「美味しいものを食べる」ために努力する!
それが本当の幸せかは分からないけど…何もない人生よりずっといいやろ?」
524 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/30(日) 01:05:43.08 ID:JY9x0tXto
>>520
くく、正直は良い。褒められて謙遜するのは日本人だけだな、などと思う
自分もこちら側にきてから遠慮なんて言葉を覚えてしまったが、良い文化だとは思う

「くく、全く日本ってのはいいところだなぁ……傭兵の身洗って、ふつーに仕事でもするかねぇ……」

性に合わないことを言ってみるが、どうやらまだ酔っているらしい
酒の酔いは覚めたが、楽しさの酔いは深い
525 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 01:06:27.74 ID:U9GzPqcto
>>517
「生きてれば、考える余裕のある時間がきっと来る。考えなきゃいけないことはその時考えればいいよ」

おそらく17年±3年くらいの人生経験で言う。

「手伝いね……」

おそらく全盛期のクリオネならこの異形を捨て駒として使おうとしただろう。

(……巻き込めないよ)

「じゃあとりあえず1つだけ」

クリオネは笑いかけて

「覚えてて欲しい。私が居たってこと、出来るだけずっと」


>>518
「あそこの商店街には葛葉と同じようなのが他にも居るって言ってたんだよ」

ある意味では澪もそうなのかも

「なんだか商店街は面白い人材であふれてそうだね」

思わず笑ってしまう。必ず行ってみよう。

「音楽は……好き?」

聴いてくれている最中に話しかけるのもどうかと思ったが、つい話しかけてしまう。
526 :コバルト=バルト(仮面の男・浴衣姿) @廊下[sage]:2012/12/30(日) 01:06:45.12 ID:xt6QLiHvo

風呂から上がり、浴衣に着替えたコバルトは旅館の内装を見て回っていた。

「…………」
見れば見る程に廃旅館とは思えない綺麗な内装。
心行くまで風呂を楽しんだ後に、こう思うのは無粋かもしれないが、何かに化かされてる様で少し不気味に感じる
527 :狂魅ヶ裂 円環 【丸腰】[sage]:2012/12/30(日) 01:06:47.29 ID:RWUQXYzuo
「さて、全身の術式を消して風呂に入った。
…しかしあれだな。周りは殆ど異能者。
いやー…超、不安だ。酔った勢いで殺られたりしないよな、オレ?」

528 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 01:07:17.90 ID:6gxDEkTG0
>>521
「彼方に心配かけたのは、何度目だろうね」
苦笑すると同時に、申し訳なく思う。
とにかく、一刻も早くこの不安から開放されたかった。

バスタオルを持つと、サクヤは憂鬱な気分を振り払って脱衣所に向かう。
529 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 01:10:14.30 ID:vxjZ/eQmo
>>523
『それ、いい。』
『でも、だめ。ぼく、すんでる、すらむ。』
彼が行ける行動範囲内には裏路地、下水道、スラム。どれも美味しい食事とはかけ離れた場所だ。
彼は、性格こそ温厚であるが本性はれっきとした異形。表通りを堂々と歩けるような生物ではないのだ。
530 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 01:11:38.93 ID:A8w+k0c7o
>>519
「いい曲ですよねえ、これ」

ほわんほわんと酒に浮かされながら微笑む。
わたしとみーくんはこうならない様にしないと、と言いながらマイクを髭面に渡す。

「ウェディング・ベル、といいます」

聴きように寄っては空恐ろしい題名を言ってぐびぐびと一升瓶からラッパ飲みをする。

>>520
ウィズに向けて笑顔で歌いかける、今度は眼鏡をかけているで視界はクリアで。
アイドル張りのきらっきら笑顔で歌いきると、再度ウィズに向かって笑いかける。
うふふうふふ、と笑いながらシャカシャカとタンバリンを鳴らす。
531 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/30(日) 01:12:28.78 ID:ghuguj5y0
>>526

「あなたもこの旅館の探索ですか?」
彼と同じく浴衣姿の青年が話しかけてきた。

その青年は彼に話かけてるときにまだとくに警戒心は無いようだ
532 :宝城財宝/毒舌使い E貴族の双眼鏡[sage]:2012/12/30(日) 01:12:36.50 ID:hUTVulLzo
>>519

「やっぱり? 何ですか?」

ちょっと先ほどとは違う笑みを浮かべて男に問うてみる

「そこから先は秘密です。
女の秘密と下着は暴いてはいけない物なんですよ?」

口元に人差し指を当てて。静かにしてのジェスチャーを体言する

「でも。貴方様が思っていることはきっと正しい事ですよ。」

答えを最大限までぼかして答える財宝であったのだった。

>>520

「次も是非歌が聞きたいです!」

歌えと遠まわしに催促している事には気付いてくれるだろうか?
まあ。少女もそんなつもりはないらしいのだが___

取りあえず隙あらばマイクを渡してくるだろう

>>522

「みーくん? 誰ですかそれ? ペットか何か?」

まったく知らない人の名前を出されても反応に困ってしまう
と言うよりみー君って人間なのか?

「遠慮しておきます。
私。口から脇みたいな臭いを発したくありませんので」

差し出された一升瓶をグイグイと押し返す。
少女なりの全力抵抗であった
533 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 01:14:21.83 ID:7FJPLIiso
>>528
「良いよ。サクヤには、不安になって欲しくないから」

静かに、しかしその声は慈愛に満ちている。
本当に、それが本心なのだろう。他意はないような素振りだった。

同じ様にバスタオルを持って、脱衣所に向かう。


さて、脱衣所にやってきたのだが、今更恥ずかしくなってきた。
なんせ好きな人の前だ。それが同性だろうが異性だろうが、こういうときは恥ずかしいものなのだった。
534 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 01:16:04.97 ID:1LHEs6pBo
>>515
「すまない、失言しかけた」

相手の気遣いに素直に礼を述べ、からのグラスにビールを注ぎ直す。そしてまたつまみをはしでつつき、

「…………いや、それは、かわいそうだろう」
535 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 01:16:19.17 ID:cPbZeWGi0
>>525
「そっか〜………」

少し思いあたる節があったりなかったり…

「あの人と同じ人がいっぱいいたら、肩凝りそうや(笑」

冗談めかして笑う。
……そして、あれと同じセクハラがずっと続いたらと思うとゾッとしたり。

「ま、でもみんな面白いしええ人や!
ホンマにいい所やで…」

周囲の人はみんな強烈に個性的だか、根っこのところは優しい。

音楽は好きか?と問われて…

「音楽かぁ…詳しくはないけど、好きやなぁ
作った人の感情がたまーに分かったりする曲があるんやけど、そういうのに惹かれるなぁ。」
536 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 01:19:07.69 ID:6gxDEkTG0
>>533
サクヤも同じように、恥ずかしがっていた。
何と言うか、照れる。彼方の目の前で服を脱ぐのは羞恥心が大きくて、もじもじした。

「えっと……分かれて脱ぐかい?」
サクヤはおずおずと口にする。
537 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 01:20:11.16 ID:vxjZ/eQmo
>>525

『おっけー。まかせて』
そんなことでいいのか、と思いもするが、頼まれたことだ。

『くりおね。ともだち、いちばんめ。わすれない』
彼女の内心は知らず、この異形は約束をする。
これが彼女にとって、何らかの形でプラスになればいいと思いながら。
538 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/30(日) 01:20:54.88 ID:JY9x0tXto
>>530
先程から出てくるみーくんというのはこの子の彼氏だろうか
溺愛している様だが──アナスタシアもこんな感じなのだろうか
アナスタシアは悪気なんて感じてないだろうが、自分は罪悪感が半端ではないのだ
いざこざがあってあのようになってしまったのだし懺悔の仕方なんて知らない
髭面は少女からマイクを受け取り、再度歌おうと立ち上がった

「ウエディング・ベル、ねぇ……まぁ君らが幸せになることを祈るよ」

>>532
深く溜息をついて少女のジェスチャーを見ていた
そういうことか、じゃぁまた傷跡が増えてる訳だな、と胸元を確認するとやはりついていた
口にはださないが、そういうことだったのか

「はぁ、結局これからは逃れれんのだなぁ……
っていうか嬢ちゃんは眠くないのか?」


「ふろいでーしぇーねんげーてんふんけんとふぉたらうせえりじうぅむ!」

何故かよく聞く歌、歓喜の歌
喜びの歌だなんて小学校では習わされるらしいが、母国語のドイツ語で歌う
やけに似合っているのがシュールだ
539 :コバルト=バルト(仮面の男・浴衣姿) @廊下[sage]:2012/12/30(日) 01:22:24.88 ID:xt6QLiHvo
>>531

話しかけてくる青年に顔を向ける。こちらも警戒心は持っていない

「〜ん?そんなつもりは無いぜ。ちょいと熱を冷ましてるだけだ」
そういうコバルトの頭から風呂上がりを示す湯気が、立ち上りゆらゆらと揺れている。

「……ま、この旅館の事が気にならないって訳でもないけどねー」
「ほら、流石におかしいと思うだろ? あらかじめ準備されてた飯とか、熱い風呂とか」

「皆が楽しんでる時に言うのはアレだが、正直怪しいだろ」
540 :ウィズ・カーパー2012/12/30(日) 01:22:53.77 ID:kZmFNqOr0
>>532
「いや、あれしか得意というかうまく
歌えないで、次は勘弁してください。」

両手をパーにして、胸のまえにもっていき前へ押す
ジェスチャー。
あれ以外は正直歌う曲がないんだ…
愛想笑いでふりきろう。うん。

ジェスチャーをしながら顔は、かなり露骨な
愛想笑いだ。ほんとうにこれしかないのだろう。

>>530
「ウェディングベル…」
顔が思わず引きつる。いや、最後、くたばっちまえアーメンって…

やばい、笑いが怖い、なんでだろうか。

彼も気づかず多少、体を後ろにうごかしていた。
生存本能的な意味で
541 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 01:23:52.39 ID:A8w+k0c7o
>>532
「ペットじゃないですよおおおお!みーくんはぁ、わたしの愛しい愛しい愛しい愛しい……」

どこかうつろな目で愛しい愛しいと繰り返す、どこかで止めないと延々と愛しい言ってそうだ。

「脇みたいとはなんですか、脇はこんな臭いしませんよ!どんな脇してるんですか!!」

ぐいぐいと押し返される一升瓶、残念そうに回収するとぐぴとラッパ飲みする。
542 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 01:24:04.42 ID:cPbZeWGi0
>>529
「そうか…」

しばらく考えこんだ後に

「…よっしゃ、なら良かったらウチの店にこっそり来い!何なら下水道経由でも裏口でもええから。
私は絶対アンタを拒まない。ええか?」

と、この異形にまで来店を薦める。

「困った時でも暇な時でもええ。いつでも誰でも待ってる。」
543 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 01:26:36.53 ID:7FJPLIiso
>>536
「……そうだね」

というなり、そそくさと反対側に移動する少女。
これで直接的に見る事は無くなったものの、その羞恥心が消えることは無い。
意を決して、アウター、インナー、そしてスカートと脱ぎだした。

数分も経たないうちに、バスタオルを巻いた少女がそこにいた。
キャスケット帽も被ってない。タオル以外に身を纏う物は何も無く、顔は酒の所為もあって真っ赤だった。
544 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 01:27:56.45 ID:U9GzPqcto
>>535
「確かに一人で良いね……」

いろんな意味で危ないから

「良い人、良いところだって言うのは分かるよ。葛葉の話を聞いてて分かった。そういう所を作りたいって言ってたしね」

葛葉の作りたいと言っていたものはもうほとんど完成しているんじゃないだろうか

「それはあるかもしれないね。とはいえ、音楽の学校に行ったわけでもないから知識は無いし、何か感じ取っても正解なのかわからないけどね」

クリオネの演奏は独学だ。


>>537
「ふふっ。任せたよ」

後世への語り部。そんな立派なものでなくても良い。こんな奴が居たなとたまに思ってくれる人が一人でもいれば……

(って何考えてるんだ私は。葛葉とかに毒され過ぎたよ)

毒気の抜かれたクリオネは普段らしからぬ言動を連発している。

「一番も良いけど、ほかの友達も大切にしなよ。今日は結構いろんな人と話したでしょ?」

見た限り、この子は結構色々話していた気がする。それもなかなか相手も好意的で
545 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/30(日) 01:31:18.03 ID:ghuguj5y0
>>539
(まぁ熱を冷ましてると言うのは本当か…)

「もともとこの時期になると、
毎年こうなるらしいですね。」

「さすがに皆さんも、うすうすはきずいてるんじゃないんですか?」
546 :狂魅ヶ裂 円環 【丸腰】[sage]:2012/12/30(日) 01:31:45.79 ID:RWUQXYzuo
「…あれだなー、みんな各々のネットワークを、持ってるんだなー」

浴衣姿で牛乳ビン片手に、狂魅ヶ裂は独りごちる。

「そもそも何故こんなにも遊び呆けてられるんだ?
こんな殺伐とした世の中、いつどこで殺し合いが起ころうとおかしくない。
事実、もしオレが丸腰じゃなければ皆殺しにかかっていたところだ。
そんな中オレは浮かれず、騒がず、冷静でいられる。
オレって出来る子じゃね?うん、そうに違いない。」

そう独りで納得したところで友達も話し相手も出来るはずがなく。
第三者視点ではからっぽの牛乳ビン片手にブツブツ喋る変な人で、あり。
事実、狂魅ヶ裂円環は今、牛乳ビン片手にブツブツ喋る変な、下手すれば気持ち悪い人、である。
547 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 01:38:01.49 ID:A8w+k0c7o
>>538
「はい!ありがとうございます!!」

満面の笑みで回答する。
るんるんとマイクを渡すと席に着く。
相手の内情は知らないけれど、もし、彼の妹と会ったとしたら気が合うことだろう。
しゃんかしゃんかとタンバリンを鳴らしながら髭面の歌うのを待つ。

>>540
しゃかしゃかとタンバリンを鳴らす女は実に楽しそうだ。

じりじりと後ずさるウィズににこにことにじり寄る。

「何でぇ、後ずさるんですかぁ!!」
548 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 01:38:28.25 ID:6gxDEkTG0
>>543
こちらも薄汚れたジャンパー、レギンスと手早く脱いでタオルを巻く。
茶色の髪に真っ赤な目の美しい女が、頬を染めて立っていた。
こうして見ると、サクヤが着痩せしていたことが分かるだろう。
タオルの上からでも分かる、しっかりとした二つの膨らみ。
彼方のタオル姿はとても扇情的で、クラクラする。
お互いの頬が赤いのは、酒のせいだけではないだろう。

しばらく固まっていたが、やがておずおずと温泉への戸を開けて中に入った。
549 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 01:39:13.61 ID:cPbZeWGi0
>>544
「え!音楽の専門家ちゃうの!?」

ちがうのなら、よっぽど音楽が好き、あるいは努力をしたかしかない。
その演奏は、とても独学のそれではなくて。
ただただその演奏の素晴らしさと、積み重ねた努力に感嘆するばかりだ。
ただ、彼女の台詞に少し引っかかるところがあって…

「正解ってあるんかな?
例えば音楽評論家が「悲劇的」と言うても、それは評論家の主観。
ほんでもって芸術なんて全部主観的やと思うんや…
だから、自分が「こう」と思えば、それが自分にとっての正解やと思う。」

と、ロクに音楽の知識もないくせに、すこしずつばかりの意見を述べる。
550 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 01:39:48.32 ID:vxjZ/eQmo
>>542
『………やっぱり、』
諦めよう、ということを言おうとした途端に、その言葉を遮るようにして発せられる少女の提案。
その驚くような内容に、

『い、いい。わたし、くさい。おみせ、めいわく』

いくらなんでも、他のお客がいるようなところにこの悪臭を漂わせていく訳にはいかない。
お店の評価に関わってくる問題だ。そんなことをして許されるわけがないと、その案を否定する。

>>544
任されてしまった。そんな大役なのだろうか、これは。
クリオネの事情をまったく知らない彼は、クリオネの思いが分からないでいる。
ただ、覚えている、というのだけは間違いないはずだ。

『うん。みな、やさしい。』
『みな、ともだち、なれる?』
こうして、不自由なく話せることに喜びを感じる。これも幸せの一種なのだろうか、と思案して。
551 :髭面【傭兵】──強面総髪能力不明[saga]:2012/12/30(日) 01:42:44.42 ID:JY9x0tXto
>>547
歌い終え、ぐっと背伸びをすると

「俺も風呂はいって寝るかねぇ……!はぁ、明日朝風呂入ろっと」

言うと、部屋から出て行った
ふむ、こういう夜はもうこないかもしれないな、なんて思ってしまうあたりは潔い

/自分も寝ますん!皆様おつきあきありがとうございましたあ!!!
552 :コバルト=バルト(仮面の男・浴衣姿) @廊下[sage]:2012/12/30(日) 01:43:27.53 ID:xt6QLiHvo
>>545
「それ本気で思ってんなら、一回カラオケやってる連中を見てこい」

コバルトが指差す部屋では、カラオケで大盛り上がりの真っ最中。
あの様子を見る限り、青年が言った事を信じられそうにない。

「何だかんだ言って、今ん所は実害も全くねーし? だったら楽しめるとこまで楽しもうぜー!」
553 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[ saga sage ]:2012/12/30(日) 01:44:27.38 ID:ckYscgPm0
>>546
「何一人でブツブツ言ってんの?君」

と、場違いなスーツを着た青年がなれなれしく話しかける
554 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 01:46:29.94 ID:7FJPLIiso
>>548
対して少女、そこまで胸が誇示されているわけではなかった。
絶壁とは行かないが、有るとも言えない。そんな微妙なエリア。

サクヤのほうを向いて、さらに紅くなる顔。
服を着ているときには気付かなかった二つの膨らみにも目が行って、思わず目を逸らす。

サクヤに続いて中に入る。……いや、露天風呂なのだから外に出る。
開放感あるお風呂で何時もなら無表情で喜ぶべき所だろうが、今日はそうは行かなかった。

率先してお湯へと脚をつけ、ゆっくりと中に入っていく。
……しかも2人しかいない。……状況は最悪且つ最高だった。
555 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/30(日) 01:48:23.86 ID:ghuguj5y0
>>552
「あそこの人たちは……まぁ…うん…」
まるで、詐欺に引っかかったかのような顔をしている。
(なんであそこの奴らはあんなに警戒心ないんだよ…)

「まぁそれもそうですよね。なんの被害もないですし。」
そういって青年は立ち去ろうとするが、やはりこの旅館の事が気にかかって
いるらしい。
556 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 01:48:41.95 ID:A8w+k0c7o
>>551
「わー、上手ー!!」

しゃんかしゃんかとタンバリンを鳴らす。

「朝風呂はいいですねえ、ここのお風呂きもちよかったですよう!!」

ばいばいと手を振ってその背中を見送る。

/お疲れ様でしたー、こちらこそお付き合いありがとうございますー!!

557 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 01:50:10.05 ID:cPbZeWGi0
>>550
「いやいや、何も店の中まで出て来なくてもええんや。
排水口、あるやろ?ウチは店やから排水口が大きい。
そこで待っててくれたらええよ。」

無論臭いについては分かっていた。
その対策が、これ。
排水口なら客席と離れた場所。
臭いも問題にならない。

…とまあ、物理的な対策を提案しているが、
何よりも彼女は、せっかく彼が見つけかけている幸せを手放して欲しくない一心だったりする。
その思いは、果たして伝わっているのだろうか?
558 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 01:50:35.32 ID:U9GzPqcto
>>549
「まさか、誰にも教わったことは無いよ」

教本は見たが

「もともとこれは能力の精度向上の訓練でやってたんだよ。私は能力を伸ばしたくて、それで数と時間はやったけどね」

音楽である必要は無かったが、偶然にも楽器を初めて見つけた時にこれは使えると思ったのだ。
そしてそれは面白く、今では数少ない趣味の一つとなった。

「正解は人それぞれね……確かにその通りだよ」

いつも自分が言っていることを人に言われるとは思いもしなかった。

「他人の評論は重要ではない……でもそんな私も専門家に演奏を聴いてもらったことが無いから、実際聞かれたらどうなんだろうね」

>>550
「やさしいね、確かに」

良くこの場にこれだけの人格者が集まったと思う。この子だけでなく、いつもなら私も輪に入れずにいた所なのに……

「なれるよ。そもそも、今キミが話してる澪はどうなの?」

と聞く。先ほどからよく話している様だ。


そんな中、曲は2曲目へ
続いてはチャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」(http://www.youtube.com/watch?v=3grYTPCMo8o&gl=JP&hl=ja
559 :狂魅ヶ裂 円環 [sage]:2012/12/30(日) 01:52:36.97 ID:RWUQXYzuo
>>553
「見れば分かるだろう?ぼっちを満喫してるのさ」

視線を上げず、俯きがちのまま、彼の言葉に答える。

「オレは飲料水の中に紛れ込んだ魚さ。
オレのいるべき場所はもっと殺伐とした戦場だ。
こんなのは、私には似合わなさすぎる、綺麗過ぎるんだ。
この楽しいひと時を過ごせる権利が、そもそも私にはない。
だから別にさみしくない、全然さみしくない。」
560 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 01:53:18.58 ID:6gxDEkTG0
>>554
率先して中に入る彼方の隣に、サクヤが座る。
この旅館に来てから初めての二人きりだった。何の気兼ねもなく接することができ………
自然に口調も本来のものに戻る。

「やっと二人きりになれたわね。――――彼方、ずっと一緒に居てくれて嬉しかった」

首を傾けると、彼方の肩にこてんと当てる。
561 :ウィズ・カーパー2012/12/30(日) 01:54:30.22 ID:kZmFNqOr0
>>547
「え?後ずさる?」
そんなことしているわけないじゃないかーアレ?

座っているイスをふと見れば自分の位置がずれていた。まるで彼女から
逃げるように。
気づいたウィズはまるで絶望するような顔をしていた。
あまりにもそれを漂わせる顔、正直言って表現できない。

「いや、ちょっと、はは、はは…」

ごまかそうと必至。得意技愛想笑いは恐怖によって
乾いているらしい。

あれ?チェックメイトされた?
562 :コバルト=バルト(仮面の男・浴衣姿) @廊下[sage]:2012/12/30(日) 01:59:18.92 ID:xt6QLiHvo
>>555
「余計な事だけはすんなよー!……っと」
立ち去っていく青年に、適当な言葉をかけて別れる。

今は旅館の謎を解き明かすよりも、楽しむ事をした方が良い。
そんな事を考えながら青年とは別方向に歩きだす。
563 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 02:01:03.50 ID:7FJPLIiso
>>560
「そうだね、――当たり前。恋人だから」

肩まで浸かった所にサクヤが入ってきて、一度は顔を背けるも、また元に戻した。
彼女の言葉にフフ、と微笑を漏らし、サクヤが預けてきた頭をゆっくりと、湯に濡れた手で撫でる。
サクヤの元の口調で話せることが、少女にとって限りなく嬉しいことだった。

でも、と少女は口を開き

「私が居なかったら、もっと多くの人と話せたかもしれない」

少女は心の底で、自分の所為でサクヤの行動が制限されている気がしてならないと思っていた。
宴会場でも、卓球場でも。
サクヤに嫌な気持ちになってもらいたくないから、そう話した。
564 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 02:01:19.03 ID:cPbZeWGi0
>>558
「じゃあ、やりこんでる内に好きになったわけか!
そういう趣味って、だんだん本当の面白さが分かるようになって楽しいよな!」

実際やればやるほど本質が分かることはよくある。
この音楽も、きっとその一つ。


彼女も自分と同じ考えだったらしい。色々と意見が合う。
「さぁ…私は評論家やないから分からん。
…でも、私はアンタの演奏が好きや、それだけ。」
565 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 02:01:38.15 ID:vxjZ/eQmo
>>557

『はいすい…こう……』
成程、と言わんばかりに声が明るくなる。
実際、店には行きたかったのだ。それほどまでに彼女の作った料理は美味しかったし、彼女自身の性格にも好感を持っていた。
そして自分のコンプレックスとも言える部分を解決してくれるなら、それはもう。

『いって、いいの?』
期待の篭った声色で。尋ねるしかない。

>>558
『みお?』
実際、名前をまだ聞いていなかった。澪、というのか。
『うん、いいひと。ありがたいひと。』

でも、友達になってくれるのだろうか。料理人などという、本来清潔を保たなければいけない人間が、自分のような不浄の存在と。
そういった思考は、やはり雰囲気に漏れ出るものだ。何も言わず、顔も何も映し出さないとしても。

曲が変わる。軽やかな旋律は耳に心地よく響いてくる。
566 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[ saga sage ]:2012/12/30(日) 02:01:54.73 ID:ckYscgPm0
>>559
「・・・君、面白いねぇ。気に入ったよ」

「周りは皆仲良く楽しんでるのに君は寂しそうにブツブツ言ってる。みててすごく楽しいよ」
[寂しそうに]の部分だけ少し強調して言った。
「しかも語り方がすごく痛々しい!こっちみずにうつむいてるところとかね!」
さらに聞く側からすればとてつもなく腹が立つ台詞を満面の笑みで言ってのける。
一応、悪気はないらしいが悪気を感じずには居られない口調だ
567 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 02:04:58.20 ID:A8w+k0c7o
>>561
「うふふふふふふふ、一緒に歌いましょ、ね?」

風呂場で一緒していた相手だとは気付いていない。
しかし、女は着実に後ずさる相手を追い詰めていた。

絶望、と顔に書いてあるような表情をするウィズ、
もし一緒に歌ってくれるのなら“三年目の浮気”を選択するつもりで。

「それかぁ、一緒に飲みましょう?」

コップを引っ張ってくると、一升瓶からこぽこぽと注ぎ、ウィズの前に置く。
にっこりと天使()の微笑みを浮かべながらそう促す。
568 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 02:08:52.01 ID:cPbZeWGi0
>>565
「もちろん!言うたやろ?いつでも来てええって!」

良かった。目の前の幸せを、手放されずに済んだ。
それだけでも彼女は嬉しくて、声が弾む。

「よーし、そしたら美味しい料理を用意しとかなあかんな!
待っとるで!」

ニッと笑う彼女の表情に、嫌悪感や敵対心などもちろん存在しなかった。
569 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 02:11:20.39 ID:U9GzPqcto
>>564
「まぁそんな感じかな。必要に駆られてやっていたのがいつの間にか趣味に……
 って澪の料理も似たようなものじゃない?」

先ほど聞いた話からだとクリオネと同じく必要だからやっていたことがいつの間にか……と言った感じたっだ。

「まぁどこの評論家ともしらない奴の評価より、今演奏を聴いてくれてる澪の評価の方が嬉しいね。
 今日の料理の礼くらいにはなったかな?」

趣味でやっていることとはいえ、好きと言われて嫌な気はしない。


>>565
「ありがたいか。面白い表現だね」

良い人は分かるが、ありがたいか……この子の言い回しは独特だ

「不安なら聞いてみると良いよ。色々世話を焼こうとしているみたいだからね。きっと大丈夫」
570 :狂魅ヶ裂 円環 2012/12/30(日) 02:12:22.81 ID:RWUQXYzuo
>>566
「おい、ばか、やめろ。」

素の、本気のトーンの、痛ましく、悲痛な一言。
嫌な汗が額から滲み出て、瞳が少し潤んでくる。
……まさかまさか。ここまで傷つくとは思わなかった。

「い、い、いいんだよ!オレはサーキットの、否、孤独な一匹狼なんだよ!
兎じゃないからな!オオカミだからな!」

今度はしっかりと顔を上げて、涙目になりながらも男を睨み付けて言った。

「別にカラオケに混じりたいとか、一緒に盃を酌み交わしたいとか!
ピンポンしたいとか、背中洗いっこしたいとか!
全然思ってなかったからな!オレは!
君こそなんだ、ぼっちいじめて楽しいかこの喪男!」
571 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 02:14:45.61 ID:6gxDEkTG0
>>563
「当たり前、なんだよね」

以前のような幸福感と共に、ゆっくりと噛み締めるように呟く。
彼方の手の感触に浸りながら、目を細めた。

「え彼方。確かにそうかもしれないわね」
サクヤは彼方の言葉を否定しなかった。
しかし。

「でもね、彼方と旅館で一緒にご飯を食べて、卓球をして、二人きりで温泉に入って。
 私がその間どれだけ幸せだったと思う?どれだけ楽しかったと思う?」

行動が制限されたのは、彼方も同じだろう。自分が居なければ友達ができたかもしれない。
自分が他の人を口説く間、彼方はどんな気持ちで自分を見ていたのだろうか、それを想像するだけでサクヤは辛かった。
彼方が文句一つ言わずに自分の傍に居てくれた。それはサクヤにとっては本当に大きな価値があって。

「むしろ私は彼方にもっと縛られたかったわ。私が恋人として愛しているのは……彼方だけなんだから」

572 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[ saga sage ]:2012/12/30(日) 02:18:58.07 ID:ckYscgPm0
>>570
「あっはっは! やっぱり君は面白いねぇ
 涙目で必死に睨み付けて言い訳するその姿、すごく馬鹿らしい」

ニタァといった擬音がすごく似合う表情で話す
その表情は「楽しいか」という問いの答えにもなっていた

「喪男って・・・ひっどいなぁ・・・これでも彼女は居るんだよ」

表情が先ほどの憎たらしい表情からさらに憎たらしさを増す
一般人なら殴っても不思議じゃないレベルだ
573 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 02:21:13.28 ID:vxjZ/eQmo
>>568
『う、うん……』
嬉しそうな声。自分は自分の幸せのために動いているだけなのに、どうしてそんな声をしてくれるのか。
彼女の幸せの定義は先ほど聞いた。つまり、他者のために奉仕できる、其れを幸せと感じられる人間、ということなのだろう。
それを理解できるから、彼女がありがたいのだ。

『ぁあの…』
笑顔を浮かべる少女に、望みを伝えたい。

『ともだち、もし、よか、たら……なりたい。おね、がい。』
伝えた言葉は、それまで以上に片言で。そのことが、彼がこれを伝えるのに必要な勇気その他諸々の大きさを物語る。

>>569
『ふつう、つかわ、ない?』
彼自身が存在自体が普通から外れているがゆえに、普通を気にし過ぎるきらいがあるようだ。

『きいた。きんちょう……』
574 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 02:22:19.74 ID:cPbZeWGi0
>>569
「あはは、せやね!
私かて似たようなものやったな!
…なんか色々似てるな、アンタと私!」

話しているうちに見つける色んな価値観の共有。
それが何とも心地良い。意見のあう人といるのは楽しい。

「礼なんてそんな…私はそこにあった適当な材料で簡単な料理を作っただけや。
こんな演奏聞かせて貰ったら、おつりを払わなあかん!」

演奏を絶賛している。それだけ感銘を受けたわけだ。
音楽のことを知らなくても、心に残響するくらいに。
575 :狂魅ヶ裂 円環 2012/12/30(日) 02:31:08.03 ID:RWUQXYzuo
>>572
「何でそう的確に他人を傷付ける言葉を言えるんだ君はぁ!!!!
殺したいわー、無茶苦茶殺したいわぁぁ!!!」

その言葉と共に牛乳ビンを床に叩きつけた。
其処までの力は入らなかったからか、少し跳ね上がってその辺を転がっただけなのが虚しい。

「オレだってさぁ、こんな日に君みたいなのと話してたくないもん!
もっとさあ、女の子でモテモテでさあ、男の子にもモテモテでさぁ!
もっと楽しくしたかったもん!!」

浴衣の袖で目元を拭う。
が、雫は結構な勢いで溢れて、紅潮した頬を濡らして行く。
…俗に言い方をすれば、ガチな感じ、である。
576 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 02:31:17.88 ID:7FJPLIiso
>>571
「……京子。……ありがとう」

サクヤの頭を撫でながら静かに話を聞いていた少女は、短くそう呟いた。
その意味は何重にもなるだろう。
愛してくれてありがとう。自分と一緒に居てくれてありがとう。そしてそれを幸せに思ってくれてありがとう。楽しく思ってくれてありがとう。

サクヤが別の人を口説くのも、それがサクヤの個性だと思っていた。恋人の個性を、縛るわけにはいかないのだから。
彼女に縛られたかったといわれても、少女は縛るつもりは無かった。サクヤがサクヤで無くなるような気がしたから。

「でも、何時までも、そのままの京子でいて? 縛られることなんて無いから……」

だから、何時もの彼女であることを望んだ。これだけは譲れない。
サクヤの首を上げ、今度は自分が昨夜の肩に頭を乗せる。直に触れる分さらに暖かいと、少女は思った。
577 :ウィズ・カーパー2012/12/30(日) 02:32:14.72 ID:kZmFNqOr0
>>567
な、なんでこんな事になっているんだ?カ、カラオケはいずこに

注がれる酒、コポコポという単調かつ生々しい音。普通はこんな風に聞こえない。
間違いない。最後の晩餐のワインもこんな音だったのだろうかーとふと思う。

身体が凍って動かない。凍っていないのだろうが、そう思えるほど震え。
ガタガタ、ドクンドクンー

「も、もうよる遅いですし、ね、寝ましょう…」

喉が凍って声が震え、はっきり発音できない。
今の彼は地べたにつき、身体全体が青ざめ、ガタガタと震えている。


578 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 02:32:36.71 ID:cPbZeWGi0
>>573
少し緊張して何か話しかけてくる…何だろう?
…友達になりたい、か。そうか。
…嬉しい。これはつまり、私のことを気に入ってくれた、私といると幸せだということ…
ならば、こんな幸せなことを断るはずもない。

「…うん、もちろん!友達、や!」

今日見せた表情のどれよりも幸せそうに、笑う。
友達。一緒にいるだけで幸せになれる存在。
579 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 02:35:11.28 ID:U9GzPqcto
>>574
「確かに……これは本当に意外だね。正直全く別世界の人だと思ってたから」

スラム街で暮らし、今でも戦いの中に身を置くクリオネと飲食店の店主がこうして共通点を持って話している。
世の中わからないものだ。

「それを言ったら私だってただ趣味を聞かせてるだけだよ。奏者も楽器も作りものだからタダだしね。
 それに今度料理も教えてもらう約束だし。」

今演奏しているのは自分だけ。ドールもリアルタイムで操作している為、実質クリオネは4つの楽器を同時に弾いていることになる。

>>573
「あまり使う人は見ないね。でもだからと言って変える必要はないよ。言ったでしょ、キミはキミだからって。
 それに周りの人間が全員何から何まで同じだったら気持ち悪いでしょ?」

その言葉を肯定したうえで、それの何が悪いのかと言うスタンスを取る。

「……友達。なってくれるみたいだよ」

よかったじゃん。と付け加えて。
これこの子も友達が2人だ
580 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[ saga sage ]:2012/12/30(日) 02:39:56.16 ID:ckYscgPm0
>>575
「君こそなんで僕をこうここまで的確に笑わせられるんだい?」

腹を抱えてちいさな涙が頬を伝う
しかし、その涙の意味は円環と正反対である

「じゃあ一人でブツブツ言ってないで声をかければいいじゃないか
 ここにもいくらでも女性はいるしね」

笑いすぎて声が途切れ途切れになっている
だが何故か大事な部分だけはしっかりと一息で話す
581 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 02:43:35.52 ID:vxjZ/eQmo
>>578
『……ありがとう』
こんなに嬉しそうにしてくれる。幸せそうに笑ってくれる。
自分の、緑色の体や、偽物の人間の枠や、気持ちが悪い臭いも全て気にせずに、友だちになってくれるのだ。
これで感謝の意を伝えずにいられようか。この言葉以外に何を伝えられよう。

『じゃあ。これから、よろしく。みお?』
先ほどクリオネから聞いた名を辿々しく呼びかけて。

>>579
『そ、だね。』
この、他者の意を物ともしないスタンスが羨ましく思う。
そういったものを気にせずにいられたら、と、強く思う。
しかしそれを彼女に言えば、それこそ「キミはキミ」と笑われることだろう。
だからこの思いは胸にしまって。

『うん。よかった。』
ありがたいひと。再び、言葉を自分のものとするように呟いて。

『なんだか、てれる。ともだち。』
これまでそういった相手がいなかったところに、突然のことだからか。
照れを隠すような小さい笑い声とともに。
582 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 02:44:18.49 ID:6gxDEkTG0
>>576
彼方は、いつも自分を受けいれてくれる。とても献身的に。
どうしてこんなにも優しいのだろうか。自分は彼方にとって相応しい人間なのかとさえ思えてくる。
でも思い出した。自分がキスされそうな時、彼方がどういう行動を取ったのか。

「……彼方。………ありがとう」
それは彼方のありがとうと同じ、様々な意味だった。
自分に幻滅しないでくれてありがとう。自分を愛してくれてありがとう。

一緒に居てくれて、ありがとう。

サクヤは片手で隣の彼方の肩に腕を回すと、引き寄せる。
さらに密着し、彼方の体温と鼓動を強く感じた。
583 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 02:49:05.11 ID:cPbZeWGi0
>>579
「別世界かぁ…せやな、こうしてここで会わんかったら接点は無かったやろな。」

確かに商店街とスラムじゃぜんぜんちがう。
でも…

「こうしてここで出会えたのが偶然でも、
結果的に友達になれた…かな?」

話し込むうちに見つけた、価値観を共有できる人。
出自が違っても、貴重な人だ。

「…奏者がつくりもの!?どういうこと!?じゃあ、あれ全部一人!?」

…これには驚くばかりだ。
584 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 02:50:01.64 ID:A8w+k0c7o
>>577
「何で震えてるんですかぁ?」

にこにこにこにこと笑いながらコンとウィズの前に酒の入ったコップを置く。
震えるウィズに不思議そうに首を傾げる。

「えー、眠たくないですよう、あなたは眠たいんですか?」

ぶーぶーと口を尖らせるとウィズに詰め寄る。
がたがたと震えるその頬に手をそっと添えるとそう訊ねる。

自分の前で震えるなんて心外だ、そもそもなぜこの人は震えているんだろう。
そう思えば不服そうに頬を膨らませる。
浴衣の襟元やら裾やらがはだけてきていて、はた目には女がウィズに詰め寄っているように見えるだろう。
585 :狂魅ヶ裂 円環 2012/12/30(日) 02:51:29.47 ID:RWUQXYzuo
>>580
「そんなさぁ、簡単にさぁ、言うけどさぁ!
みんなすごい楽しそうじゃん、其処をオレが入ったらさあ!
何だこいつ?ってなるじゃん 、そんなんさぁ…」

言葉を、また木戸とは紛れもなく真逆の意味で詰まらせながら。
何ともヘタレ極まりない言い訳を繰り出していた。
情けない、の一言に尽きる。

「でも君と一緒にいるのはもっとやだー!!!
あっち行ってくれよ、もうやだー!!」

お前は何歳児だ、と。本当に情けない訴えを叩きつける。
586 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 02:53:10.10 ID:cPbZeWGi0
>>581
どこから聞いたのか、名前で呼んでくれた。
名前を覚えてくれたのか…

「うん、よろしく!…えーっと…」

…そう言えば名前を聞いていなかった。
そもそも名前はあるのだろうか?
587 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 02:57:07.67 ID:7FJPLIiso
>>582
「ん……」

引き寄せられてさらに恥ずかしくなるものの、サクヤの温かみをさらに感じることが出来た。
それに逆らわず、むしろ積極的にサクヤの首筋へと顔を埋める。

サクヤが少女を優しいと思っているように、少女もサクヤを優しいと思っていた。
何時も私を気に掛けてくれる、そんなサクヤが大好きで。縛りたくなる欲も、無いといえば嘘になって。

そう考えていたら、頭がボーっとして、くらくらとした感覚に襲われる。
もっとサクヤと一緒に居たくなって、もう今の自分なら、何でも出来そうだと思い始めた。
588 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 02:59:29.39 ID:U9GzPqcto
>>581
「そうそう。まぁ、性格も人それぞれだからね。気にするのも良いけど実害が出ない程度にね」

こうして他人の事が分かるようになり、気を使えるようになったのはこの旅館に来たからだ。
それがクリオネにとってプラスなのかマイナスなのかは本人にはわかっていない。

「照れるか。確かに私も友達が出来た時は照れたね……。でも多分キミにとってはプラスになるよ。いや、絶対かな」

笑う声につられてクリオネも少し笑いながら。


>>583
「だろうね。私が商店街に行くことも無かっただろうね。その点は今回のイベントに感謝するね」

どうにも自分らしくない言葉が出てしまう。まさかこっちが素なのだろうか……

「友達? ……うん、友達だね」

3人目の友達が出来た。
もっと早くこの人たちに出会えていれば……そんな考えが一瞬頭をよぎる。

「ってドール達が出てきた瞬間を見なかったのかい? 私が出したんだよ。それで全部私が弾いてるの。」

と言ってクリオネはドールに喋らせてみる

『私たちはマスターによって作られました……いや、作られたんやで』

ここは澪の声で喋らせてみる。驚くだろうか……
589 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[sage saga]:2012/12/30(日) 03:01:25.90 ID:ckYscgPm0
>>585
「あっち行け?嫌だよ。
僕は君と居たいんだから」

聞く人にとってはかなりあれな意味となる台詞を真顔で言う
笑っていないのがまた誤解を誘う
590 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 03:06:19.15 ID:vxjZ/eQmo
>>586

『ぼく、なまえ、ない……。』
そもそもの出自が「気付いたら生まれていた」というものであるこの生物は親というものがなく、故に固有の名詞を持っていなかった。
これまでそれは苦にもならなかったが、こうして友達から名を呼んでもらおうとするときには。

『……どうしよう…』
不便、というもののほかに、不甲斐ないという思いまで浮かんでくる。
何故、他者がだれでも持っているものを自分は持っていないのか。

>>588
『うん。ありがとう、いろいろ。』
さっきから感謝してばかりだな、と思いながら。
とにかく世話になっている。気持ちの面で、支えてもらっていることがよくわかる。
だからこそ、自分の存在がクリオネにとってもプラスになって欲しいのだ。

『そう、、いいな』
『くりおね、ともだち、どんな?』
友達の友達がどんな人物か。気にならないといえば嘘になる。
そして、可能なら会ってみたいとも。
591 :狂魅ヶ裂 円環 2012/12/30(日) 03:07:30.39 ID:RWUQXYzuo
>>589
「うぐっ、こいつ気持ち悪いよー!
じゃあもうオレがあっち行くよー、こっちくんなよー!!!」

これが狂魅ヶ裂の精一杯の反撃である。
そう言って、何処へともなくフラフラと歩き出した。
泣きながら、だ。

「もうやだぁ…こんなのやだぁ…お姉ちゃあん…」

つくづく、情けないが。
592 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 03:07:30.52 ID:cPbZeWGi0
>>588
「へへへ…」

これでまた、私にとって大事な人が一人増えた。
ああ、なるほど、こういう幸せもいいなぁ
他人を幸せにする幸せもあるけど、他人と分かち合える幸せもあるんだ。

「…見てなかった。」

正確にはボーっとしてた。

で、その人形が…

「!?」

あ、あれ?私、腹話術出来たっけ?
まさかの同じ声に驚き、というか若干混乱している。
593 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 03:10:37.28 ID:6gxDEkTG0
>>587
サクヤが今考えてるのは、彼方のことだ。
自分はとっくに彼女に溺れてしまっていて、それでいいと思ってしまっている。

彼方には返しきれない恩があって。好きで愛していて、彼方が他の人を愛しているのを見たくなくて。
彼方のためなら何でもできる気がした。

「彼方……彼方が私のものだとしたら、私は彼方のものだよ」
594 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 03:12:49.32 ID:cPbZeWGi0
>>590
「名前が無い、か…」

うーん、と唸る。
親しみを持って名前を呼んであげたいのだが…

…名前がないなら作ればいいじゃない。

「…よし、ほな名前を作ろ!何がええやろ…
みどり、みどり……マキバオー…ってそれはアカン…」
595 :木戸 優[sage saga]:2012/12/30(日) 03:15:24.94 ID:ckYscgPm0
>>591
「やっぱり彼、面白いなぁ」

フラフラと歩く彼を眺めながら欠伸をする

「そろそろこんな時間か。寝ないとね」

そう言って自信の部屋に向かった

<絡みありがとうございましたー。寝ます
596 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 03:16:34.40 ID:U9GzPqcto
>>590
「別に礼を言われることはしてないよ……自分の意見を言ってるだけだし」

照れるクリオネ。どうしてこうクリオネの周りにはストレートに感情を伝えてくる人が多いのだろうか。

「どんなか……一人はキミでしょ、もう一人はキミの隣に居る澪、それで最初に友達になってくれたのが、今多分温泉に入ってる奴でね。
 彼女は……変人かな。どんな人でも友達になろうとしてくるんだ。内側に入ろうとしてくる。それもすんなりね……」

思えばサクヤと初めて会った時からそうだった。私が一番好きな距離感を知っているかのように近づいてきて、気が付けば内側にいた。

「キミも後で会ってみると良いよ。友達になってくれるかも」


>>592
「そ、そんなに嬉しいかね……」

見ているこっちが照れてしまいそうだ。

(……この反応、面白い)

良い事を思いついたかのようにクリオネがニヤける。

「ドール」

聞こえないように小さな声で言い、澪の背後にドールを作る。
それは今の澪と全く同じ容姿の澪ドールだ。
そうして澪ドールは澪の肩を叩こうとする。
597 :ウィズ・カーパー2012/12/30(日) 03:16:45.62 ID:kZmFNqOr0
>>584
眠いです、はい、脳が凍えて。
もはや思考が働かない。というかやばい、服がはだけそうになっている。
しかし余計それが怖い。

添えられる手が冷たく感じる。例え口をふくらませたとしても
怖いもんは怖い。

歯がガタガタと震え始める。視界がうっすら白みを帯びてきた。
身体はまったく動かなくなっていた。震えすらない。
ああ、これはー

598 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 03:22:16.76 ID:7FJPLIiso
>>593
「うん。私は京子のもの。京子は私のもの。間違いないね」

サクヤが言ったのを確認するようにゆっくりと反復する。
その一言一言に、サクヤへの愛が込められている。

サクヤに恩があるかは知らず、気付いたら、サクヤの事を好きになっていた。
それで良いと思う。誰かを好きになるのは、気づいたらなっている物だと1回も恋愛をしたことが無い少女なりに思った。

掛けられている手を外し、サクヤの正面に膝立ちになって目線を合わせる。

その愛はとても深いもので、サクヤがそう思っているように、少女もとっくにサクヤに溺れている。
もっと深みへと溺れていたいと思うようにもなって。今まさにその感情は爆発しそうで。

「京子、大好き。愛してる」
599 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 03:23:55.52 ID:cPbZeWGi0
>>596
後ろを振り返れば…
…私が。何か私っぽいのがいる。

「!!?!?!?」

最早何が何だか、狐につままれたような顔をしている。

「え!?何これ!?ドッペルゲンガー!?私死ぬの!?」

何というか…収拾がつかない。
600 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 03:24:11.93 ID:vxjZ/eQmo
>>594

『なまえ……なまえ……』
とはいえ、この貧相な引き出しでは特に何も思い浮かばず

『まき…?きば…?お?』
『まきお……きばお……まおばきー』
知らない単語が出てくることでそれで遊び始める始末である。

>>596
『それ。それは、とても、ありがたい』
未熟な自分にはそれがとても有難いことなのだ。
他者の意見を聞くことは自分の成長に欠かせないと思っているからだ。

『わたし、みお……もう、ひとり。』
『へんじん?』
そのような人なら、仲良くなれるかもしれない。
聞く限り、見た目などで偏見を持つような人でも無さそうだ。

『うん。たのしみ、してる。』
601 :狂魅ヶ裂 円環 [sage]:2012/12/30(日) 03:25:32.96 ID:RWUQXYzuo
>>595
/絡みありがとうございましたー!
602 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 03:27:55.27 ID:A8w+k0c7o
>>597
「あのー、」

震えるウィズに声をかける。
ぺしぺしと手を添えた頬を叩いてみる。

「もしもーし、もしもーし」

どうやら気を失いかけているらしい相手に救急救命士張りにてきぱきと処置を施し始める。
平坦な場所に寝かせ足を高くさせ、気道を確保する。腐っても正義の味方、こういった処置はお手の物である。
とんとんと肩を叩きながら、そこで初めて相手の名前を知らない事に気が付くのであった。

603 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 03:31:56.09 ID:U9GzPqcto
>>599
「あっはは、澪は本当に面白い反応をしてくれるね」

澪ドールを消してネタをばらす。

「これが私の能力なんだよ。人形を作る能力で、作った人形は自分の手足と同じ感覚で動かせる。喋らせることも出来るし」

思えばこの能力で驚いてくれた人は久しぶりな気がする。

「だからこの奏者もみんなドールで、私が全部弾いてるってわけ」


>>600
「まぁ友達も増えたしこれからもっとみんなの話を聞くようになるよ。そうすれば色んなことを知れる。
 私と話すよりももっといろんなことをね」

実際、クリオネが知っていることなど裏社会の事ばかりで、実生活で役立つことはほとんどない。

「楽しみにしてな。きっと邪険にはされないから。ふふっ……驚くんじゃないかな」

いつも人を驚かせているサクヤがこんな生物を見たら驚くだろうか
604 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 03:32:05.88 ID:cPbZeWGi0
>>600
「あはは、ごめんごめん!
今のは忘れて!」

…余計なものを吹き込んじゃったかなぁ。
とりあえず、真面目に考えよう。

「えっと…緑だから…
…だぁーっ、名案が思い浮かばん!」

こちらはいい名前が思い浮かばず唸っている。
605 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 03:37:02.42 ID:6gxDEkTG0
>>598
先ほど彼方に言ったのは、我慢する必要はお互いに全くないと言うことだ。
自分は彼方が好きだが、いつから恋愛の意味で好きだったのかは分からない。

彼方が男と付き合うことを考えたことがある。その時は、祝福したいと思っていた。
しかしよくよく考えたら恋愛対象として意識していない存在の恋人のことを考える必要は全くないのだ。

あのクリスマスの日に好きになったのか、模擬戦の時から好きだったのか、受け入れてくれた時から好きだったのか。
初めて会った時から好きだったのか。その全てであると思うし、そうでもないようにも思える。
大事なのは、自分が今彼方を愛していると言うことだ。

膝立ちになった彼方と、視線がぶつかる。
サクヤの瞳が潤んでいるのが、彼方には見えるだろうか。
自分の感情も、もう限界だった。

「彼方、大好き。愛してる――――絶対離さない」

そうはっきり宣言すると、彼方に顔をゆっくり近づけていく。
606 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 03:39:14.42 ID:cPbZeWGi0
>>602
「なーんや、人形かぁ…って、それでも凄いわ!
へぇ…よく出来てるんやなぁ…」

人と見分けがつかないほど精緻な人形。
これを自由自在にあやつられたら、本当に人のようだ。

「…で、これを全部あやつる、と。
いやぁ、凄いなあ…私なんて右手と左手でも頭がこんがらがるのに。」

感心しながらも、興味津々の様子。
607 :ウィズ・カーパー2012/12/30(日) 03:42:16.34 ID:kZmFNqOr0
>>602
「……」
返事がない気絶したようだ。

完全に白目をむいており、死人が何かを叫ぶかのように
口を開くその表情はまるで地獄を
見た咎人の様。

腕など四肢もぐったりとしており、力が感じられない。
ただの気絶だ。


本当のただの気絶だ。

//絡みおつかれさまでしたー
なかなかカオスでおもしろかったです。
608 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 03:43:48.02 ID:vxjZ/eQmo
>>603
『うん。いろいろ、はなし、ききたい。ね。』
『くりおね、からも。いろいろ。』

クリオネは謙遜しているが、聞きたいことはあるはずなのだ。
今は未だわからないだけで。価値観を共有したいのだ。

『そう、かな。』
驚かせるだけならいいものだ。拒絶されるよりはよっぽどいい。

>>604
『きま……ばき……』
まだ言っている。こうした言葉遊びで単語を覚えて言っているのかもしれない。

『あん、ないなら。いい。よ?』
急がなくても。どうせ呼ぶ人もそう多くない。
また気が向いた時に「そういえば〜」と言ってくれればいいのだ。

もしくは、さっきから行なっている言葉遊びから適当に選択するのも手だろう。
609 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 03:49:05.17 ID:cPbZeWGi0
>>608
「もうちょっと待って…何かいいの…」

…ふと、彼の特徴「消化」が頭をよぎる。

「…消化…digest…あ!
ダイちゃんってどや!?」

ダイジェスト(消化)から取った安直なネーミング。
彼女の頭ではこれが精一杯。
610 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 03:51:59.76 ID:U9GzPqcto
>>606
「流石本場のツッコミは違うね」

さっきから澪が色々ツッコミを入れてくれるのが楽しくて仕方がない。

「まぁ基本的に見た目で人間かどうか判断するのは無理だね。見破られたことは……数回しかない」

メイザースとナナシには速攻で見破られたが、あれはおかしいのだ。ノーカウントにしたい。

「今出してるドールは3体だから、体に手が6本、足が6本生えてきた感覚だね。初めは苦労したよ。自分の体と違う動きを他のドールにそれぞれやらせるんだから。
 この楽器はその訓練でやってたんだよ。」


>>608
「なんだか買いかぶられてる気がするけど……」

たまたま初めの方に会ったのがクリオネなだけで、もっと優秀な人に見つかっていればそっちの方が良かったのではないかとも考える。

「はははっきっと驚くだけだよ。そのあと面白がって友達になろうとするんだ」

そういう奴だ。自分もそれで友達になった。
611 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 03:54:35.51 ID:7FJPLIiso
>>605
サクヤの目が潤み、今にも涙が零れ落ちそうなのを認めた。
あの時の自分と一緒だろうと思う。あの時はあらゆる感情がごちゃ混ぜになって、どうして言いか良くわからなくなった時、その涙は零れた。
だから、その目にたまった雫を流してやりたいと思う。そして自分も、もう限界だ。
今にも泣いてしまいそうな表情で、ただ一言。

「私も」

クリスマスのときとは違って、自分から唇を付けに行く。
そしてクリスマスのときのような、いろんなことが頭を巡る感覚が少女を襲った。
初めて会ったときのこと、サクヤが自らをさらけ出してくれた事。模擬戦して、倒れた瞬間。他愛も無い、時々の言葉。
そして、あのクリスマスでの出来事。 そこで思った全てのことが頭を流れ、ぐるぐると回転する。

気付いたら、片方の手はサクヤを痛いほど抱きしめていた。
少女が先ほど言ったように、絶対離さないと、サクヤの身体に教え込むようにも見える。
612 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 04:01:09.56 ID:A8w+k0c7o
>>607
「気絶しちゃった?」

何でだろう、と首を傾げる。
首を傾げながらもてきぱきと処置をする。
脇にタオルを挟み、額にも冷えたおしぼりを置く。
足を高く上げさせて血流をよくするとどこからかバスタオルをもってきてウィズの上にかけてやる。

「さてー、次はどこに行こうかなー」

気絶したウィズを介抱した後ふらふらとカラオケルームを後にする。


/絡みありがとうございましたー!楽しかったです!
613 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 04:01:33.42 ID:cPbZeWGi0
>>610
「そら関西の人やからな〜
…関西人がみんなこんな人間ってわけやないけど。」

突っ込みは本場仕込み…というわけでもない。

「手足が…6本…イカみたいや
そら訓練せな操作なんて無理やろなぁ…」

この感覚は私には分からない。
…というかそんな感覚になりようがない。

…どうも長い時間話しこんでしまったようだ。
旅館にはもう自分含め数人しかいない。
そろそろ、帰らなければ。
614 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 04:03:23.75 ID:vxjZ/eQmo
>>609
『だい、ちゃん……だいじぇすと……』
ひねり出してくれた名前を反芻する。
英語の意味はまったく分からないが、消化、との呟きから意味を理解し

『いい!だいじぇすと、だい?だい、ちゃん?』
どうやら気に入ったようで。更に何度も繰り返し、無事に自分の中で名前として定着したようだ。

>>610
『そんな、こと、ない。よ?』
たとえクリオネがどう思っていようと、彼の中での評価は揺るがなかった。
話の内容より以前に、自分を外見で評価しないという点で、クリオネをある種の感謝と尊敬の念を抱いているのだ。

『いいひと、だね。』
そして彼女のことを話すクリオネもとても楽しそうだ。いい仲であることがよく伝わってくる。
615 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 04:07:58.75 ID:6gxDEkTG0
>>611
彼方の柔らかい唇が、サクヤの唇に付いた。

自分と彼方の唇が接触した時に、自分の瞳から流れ出してくる涙。
クリスマスの時に彼方が流した涙の意味を、ようやく理解できた気がする。
感情と共に、自分の接吻が激しくなる。無意識のうちに舌を使って彼方の唇をなぞっていた。

離したくない、それなら離さなければいい、離れなければいい。
サクヤも、彼方を強く抱きしめていた。
彼方は、自分にとって居なくてはならない存在だと魂が叫んでいる。
彼方、彼方と心の中で何度も呼びかけた。
京子はここに居るよ、と。
616 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 04:08:29.52 ID:U9GzPqcto
>>613
「そうなの? 大阪は行ったことないけど豹の模様の人間がうろついていると聞いたことがあるよ」

あくまで聞いた情報だが……

「それなりに大変ではあったけどね。今はもう何ともないから」

と澪が帰り支度をしているのが見える。

「もう帰るかい?」

ちょうど演奏も終わった所だ。

>>614
「まぁ、キミがそう思うんなら良いけどね」

とそこでこの子と澪の会話が聞こえてくる

「キミ、名前が決まったの?」
617 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 04:09:18.68 ID:cPbZeWGi0
>>614
「良かった!気に入ってくれたんやな!
こんな安直な名前やけど…」

気にな入ってもらえたようで、ひとまず安心する。

「…よし!これからよろしくな、ダイちゃん!」

自分が考えた名前を呼ぶのは少し照れくさい。
でも…大事な名前だ。
618 :名も無き分解者[sage]:2012/12/30(日) 04:16:56.95 ID:vxjZ/eQmo
>>616
『そう。だいじぇすと、の、だい、ちゃん。』
恥ずかしくてむず痒そうな、それでも嬉しそうな声色で、たった今生まれたばかりの自分の名を告げる。

>>617
『ううん、ありがと』
安直か熟慮されたものか、という問題よりも、作ってもらえたということが素直に嬉しいようだ。

『うん、よろしく!』
つけた名前を早速呼んでくれることに喜びを感じる。
そして、それに応えるように、声に力が自然にこもった。
619 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 04:17:07.72 ID:cPbZeWGi0
>>616
「ひ、豹の人間……
……まあ、いるな、うん…」

実際にいる。パステルカラーのズボンに豹柄の服。
大抵ママチャリに乗ってたりする。

「うん、そろそろ帰らなアカンわ。
…今日は本当に、本当に本当に楽しかったで!また、今度は店で会おうな!」

大事な友達が出来た。その友達が来るなら、その時はきっとご馳走するだろう。
620 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 04:18:03.09 ID:axW1zWnWo
皆が酔いつぶれ、あるいは帰途についたあとの旅館。ヴェルナーは一人で酒盛りをしながら、静かに刻まれる時計の音に耳を澄ます。

「静かだな」

誰にでもなく、そうつぶやく。声は静まり返った宴会場に吸い込まれて消える。

「そろそろ朝方、か」
621 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 04:21:00.47 ID:7FJPLIiso
>>615
「ん……あ……」

サクヤの抱きつく力の所為か、それとも唇をなぞる彼女の舌の所為か、思わず小さな吐息を漏らす。

これが少女の思い描いた恋愛というものなのかもしれない。
お互いがお互いを求め合って、痛いほどに抱きしめている。一生離れない2人だと、身体に刻んでいる。
アブノーマルかもしれない。けどこれが正しいと決めた少女の心に迷いなどあるはずが無かった。

息を零すと同時に少女は目を開き、サクヤの顔を流れる涙を見つけた。

サクヤの心の呼びかけに応える。京子。京子。私も、彼方も此処に居る。
もっと私を見て。私も京子を見るから。もっと私に溺れて。私も京子に溺れたいから。
誰にも渡したくない。私は京子以外の誰のものでもないから。

そして少女はサクヤの舌の動きに合わせる様に自らも舌を動かして絡める。
繋がっている、そう強く感じた。
622 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 04:21:30.55 ID:A8w+k0c7o
>>620
「へへ、へへへへへへへ」

宴会場にふらりふらりと奇妙な笑い声を上げながら女が現れる。
もう残り少ない一升瓶を大切そうに胸に抱きしめて。

「こんばんは、お兄さん!こんなところで一人で酒盛りですかぁ?」

淋しいですねぇ、哀しいですねぇと余計なことを言いながらふらふらした足取りでヴェルナーに近づいてくる。

「おおおっ、おいしそうなお料理、これ、食べてもいいんですか?」

そう言えばヴェルナーの向かいに座してもぐもぐと料理を食べ始める。
623 :大坂澪(食事処みおつくし店主)2012/12/30(日) 04:23:49.75 ID:cPbZeWGi0
>>618
「へへっ、よろしく!」

元気な「だいちゃん」。今日からいい友達だ。

「…さ、私はそろそろ帰らなアカン。
またいつでも遊びに来てや!」

楽しい時間もこれでお開き。そろそろお暇の時間だ。
…心配することはない、これからいつでも会いに来ていいのだから。
624 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 04:25:25.75 ID:U9GzPqcto
>>618
「だいちゃん? キミはだいちゃんになったんだね」

どういう経緯でだいちゃんになったのかを知らない為、そもままだいちゃんと呼ぶことにする。

「せっかくの名前だからね。大切にすればいい」

と演奏が終わったクリオネはドールを消し、椅子を片付け始める。

「私はそろそろ帰るけど、だいちゃんはどうする?」

>>619
「やっぱりいるんだね……」

どんな魔境なのだろうかと色々想像をするが、きっと事実と異なっている。

「澪には料理を教えて貰わなきゃいけないからね。必ず行くよ」

と言ってクリオネは片づけをしつつ澪を見送るだろう。
625 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 04:29:57.12 ID:axW1zWnWo
>>622
「独りだ。それがどうしかした?」

どうやらかなり酔っ払っているらしい少女の様子にやや辟易しながら、自分ビールをそそっと膝もとに引き寄せる。

少女の余計な発言は意識の外において、ちびちびと酒を口にしながら、

「ああ、食べていいぞ」
626 :名も無き分解者→ダイちゃん[sage]:2012/12/30(日) 04:31:38.84 ID:vxjZ/eQmo
>>623
『うん!また、おみせ、いく!』
約束したような手段をたどって、本当に彼は店に出向くことだろう。


>>624
『うん、わたし、も。かえる。』
『ほんとう、ありがとう。いろいろ。』


『じゃあ、ふたり、とも。また、ね!』
そう言って手を振るとこの場から立ち去る。どうやらどこか居心地のいい場所を探して眠りにつくらしい。

//お二人とも遅くまでありがとうございましたっ!
627 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 04:34:25.95 ID:U9GzPqcto
>>626
//こちらこそありがとうございました。お疲れ様です。
628 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 04:37:25.25 ID:A8w+k0c7o
>>625
「だって悲しいじゃないですか、わたし?わたしは幸せですよう!!」

一升瓶を股座に抱え込みながらパクパクと料理を食べ始める。

「そういえば、この旅館の秘密ってわかったんですかね?」

もぐもぐしながらそう問いかける。
元々この旅館に来た目的を思い出せばきらりと目を輝かせて。

「すっかり酔っぱらっちゃいましたけどぉ、一応私だって目的は忘れてないんです!」

だんっと力強く拳を打ち付ける。
629 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 04:41:33.49 ID:6gxDEkTG0
>>621
「あ……」

自分の心の呼びかけに、彼方の声が返ってくるのを魂で感じる。
元々サクヤは、愛さえあればいいという考えだ。
女同士とか、そんなことはとっくに頭から消えていて。

私はもっと彼方を好きになる。私は彼方に溺れ狂う。
私は彼方を離さない。
同じことを、自分は舌を絡めながら何度も繰り返した。

彼方も、自分と同じ思いを抱いていると感じる。
舌が絡まり水音が響く中、ずっとサクヤは彼方の唇を貪り続けた。

しばらくして、トロンとした目を向けながらサクヤは唇を離す。
舌に唾液の橋がかかり、自分の口は彼方の唾液でベトベトだった。
サクヤの涙は止まっており、妖艶な笑みを浮かべている。
サクヤはキスが終わってもじっと、彼方の瞳を見つめていた。



630 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 04:49:09.72 ID:axW1zWnWo
>>628
「そうか」

嫌に元気な様子の少女に、どう対応したものかと思案する。が、こう言った経験に乏しいヴェルナーに的確な答えが出せるわけはない。

「誰も捜査していないよ、残念だが」

そもそものところ、依頼人がすでにいないのだ。どうしようもなかろうと、酒を抱えこんで、自分ものこりの食事に手を付ける。

「だがもう人がいないのだ」
631 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 04:54:33.79 ID:A8w+k0c7o
>>630
「そうなんですか?じゃあわたし、調べちゃおうかなぁ」

なんたって正義の味方ですしー、と言いながらもぱくぱくと用意された食事を貪る。
もうすでに冷たくはなっていたがなかなかに美味しい。
海の幸山の幸に舌鼓を打ちながら片っ端から食べて食べて食べまくる。

「あ、写メ撮っとこう」

携帯デヴァイスを浴衣の袂から取り出すとまだ綺麗で手つかずの料理ににじり寄り、ぴろんと写メを撮る。
勿論、彼女の中では愛しのみーくんに見せるつもりで撮っている。

「確かに、人、いませんね。お兄さんは何でこんなところに一人でいたんですかぁ?」
632 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 04:59:41.49 ID:7FJPLIiso
>>629
同じ様に、少女の口も唇も液体でべとべとになっている。
少女は舌で口外の唾液を掬い取り、こくりと嚥下する。唾液でも何でも、サクヤと繋がっていたくて。

妖しく笑みを見せて自分の瞳を見続ける彼女。そんな彼女が、今は世界の誰よりも1番愛しい。

「……えへへ」

甘えたような声を上げて少女はサクヤの胸へと顔を埋め、もう一度彼女の体温と香りを体感した。
暖かくて、いい匂い。もうこの感覚にしか戻ることは出来ない。
どんなに魅力的なものでも、どんなに最良のものでも、最終的にサクヤの元へと帰ってしまう。
そんな感じがして、でもそれが1番良い事なんだとすぐに思うことが出来た。

「……もう、上がる?」

思えば結構な時間入っていたと感じる。
のぼせようにもサクヤとキスしたこの感覚だけで胸がいっぱいになって立ちくらみさえ起こりそうだが、長すぎる入浴も良くないと聞く。
膝立ちから立ち上がって、サクヤに手を差し伸べる。
この手が繋がる瞬間すら、サクヤを愛しいと思う原因には十分だった。
633 :ヴェルナー・シンクレール2012/12/30(日) 05:03:26.74 ID:axW1zWnWo
>>631
「調べてもなおないと思うけど」

一人で意気込む少女にため息をつく。ヴェルナーはすでに依頼を諦めていた。どうしようにも時間が遅い。

「君はまだ帰らないのか?」
634 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 05:10:03.77 ID:A8w+k0c7o
>>633
「じゃあ、どうしようかなあ……」

溜息を吐く相手にこちらはどうしようと首を傾げる。
確かにもう早朝といっても差し支えない時間だが、だがらと言ってこの旅館の不思議を探るのに遅すぎるということは無いだろう。

そう思えば意気込みも新たに決意する。

「どうせだったら最後までいてやろうかと思います、
 部屋も使い放題だっていうし、お腹もいっぱいになったし、もっかいお風呂入って寝ます!」

お兄さんはどうするんですか、と聞くと立ち上がる。
一升瓶はその場に置いている、どうやら飲み干してしまったようだ。
635 :アラン[saga]:2012/12/30(日) 05:15:08.90 ID:axW1zWnW0
>>634
「そうか。ま、変なのに取って食われないように、な」

自分はここに居残って酒を飲む。そう付け加えて、残っていた白米をかき集め、たくあんとともにいただく。もきゅもきゅと、かみしめるように咀嚼し、嚥下。そんな動作を飽きることなく繰り返し、時に茶で流し込む。

「風呂か。あとで私もはいるとするかなぁ」

風呂がまだだから後で行こうと思う、と返して、自分も残り少ないビールを飲み干す。
636 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2012/12/30(日) 05:21:15.52 ID:A8w+k0c7o
>>635
「気を付けまぁす!」

そう酔っ払いテンションでぴしっと手を上げて返事。
危なっかしいが、大丈夫だろう、多分。
変な怪物とかいたらもうとっくに誰かが食べられているだろうし。

そう言えばお風呂で会った緑のぷよぷよ君はどうなったのだろうとふと考える。

「お風呂、気持ちよかったですよ」

そう付け加えては宴会場を後にし、適当に見繕った部屋にて就寝するだろう。


/遅くまでの絡みありがとうございました!また宜しくお願いしますー!
637 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 05:21:17.62 ID:6gxDEkTG0
>>632
最後に飛び込んでくる彼方をしっかり受け止めて、離れるまで彼方のぬくもりと匂い、存在そのものを感じ続ける。
二人で一人という言葉は大げさかもしれないが、サクヤにとっての彼方は正しくそうだった。
しかし、やはり彼方は彼方だからこそ魅力的で、二人は二人だからこそ良いのだろう。

「ええ」

彼方の手をつかんでサクヤは湯から上がった。
我ながら依存しているにも程があると自覚していたが最高の気分だった。

彼方と共に脱衣所で着替える。
彼方を一層愛しいと思いながら。
638 :ヴェルナー[saga]:2012/12/30(日) 05:23:35.93 ID:7WHi56o20
>>636
「ん、いい夜を……ってもう朝か」

そろそろあけるだろう夜に、夜更かしをしすぎたな、とやや反省しつつヴェルナーも席を立つ。どうにも酒がまわっているらしく眠いが、まあ仕方なかろう。

立ち去る少女を見送り、彼も寝床へと向かう

/おつさま〜
639 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2012/12/30(日) 05:31:32.22 ID:7FJPLIiso
>>637
先ほどの羞恥心はどこにもなかった。
着替えるサクヤの隣にわざわざ移動して着替え始めるのだから、少女の依存度も中々高いといって良い。

「京子。着替え終わったら、一緒に寝ようね」

呟く。その顔はニコニコと笑みを湛えている。
今となっては当然の発言であろうか。しかし、確認しておきたかった。因みに、普通に就寝する、という意味。

浴衣を着て、適当な部屋で2人一緒に寝る。
たったそれだけを想像する事が、こんなにもドキドキさせて顔を紅くさせるものなのかと、少女は始めて知ったのだった。

彼女が了承すれば、後はその通りの運びとなるだろう。
最高の気分でそれが行えることは、少女としてはとても嬉しいことで。
脱衣所に居る今からでも胸の高鳴りは抑えることが出来なかった。

一緒に眠る時、少女は言うだろう。今までの事を全部含めて。

「京子、大好き」

/こんな感じで〆ましょうかね。お疲れ様でした!
/長時間続けさせて申し訳なかったです……
640 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2012/12/30(日) 05:51:16.15 ID:6gxDEkTG0
>>639
隣で着替える彼方だが、少し照れはしてもサクヤの中であまりにも違和感はなかった。

「ええ、彼方。喜んで」

付き合ってみると彼方の方が積極的なことに苦笑いするも、顔のにやけが止まらない。

彼方と一緒に寝る……本当に夢のようだと思う。
下手な家族より深い関係にあるような錯覚さえ起こした。
一つの部屋で、二人一緒に、互いを愛しく思いながら近くで寝る。
サクヤは今からでも彼方と自分の就寝を想像してドキドキして、それがなぜか恥ずかしくなくて嬉しくて。

一緒に眠る時に、サクヤも笑顔で返すだろう。

「私も彼方が大好きよ」

サクヤを信頼している彼方、彼方を信頼しているサクヤ。
この二人の間で愛情を示すのは簡潔で良かった。複雑な言葉は、もう必要がなかったのだ。

/本当にお疲れ様でした!こちらも長時間の拘束申し訳なかったです。おやすみなさい〜!

641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2012/12/30(日) 08:24:51.16 ID:qYcmiuwRo
新世界内での評価な
同ランクは左から降順

S じゃんきー
A 矢嶋、赤髪
-イベンターの壁-
B かなた、あいるー、紗綾、フェリシア、マテバの、くりおね
C おおさか、殴り魔、burakku fox、さくや、しんら、蛍子
D 仮面、銀、カイル、maki、樋浦、格狙ザキ茂ワシ
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

やよい(ロールしてんの?)

表では言えない不平不満はここで発散しましょう
愚痴スレはいつでもなりきり民達の憩いの場としてお待ちしております

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1354350375/

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6804/1336496452/
642 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 16:07:15.31 ID:4XmthBRbo
【商店街近く、裏小路のアパート自室】
 鋭い眼差しに浅黒い、しかしきめ細かい肌。
 ウェーブのかかった長髪。引き締まった身体。
 それを鏡で確認する。

 女性にしてはたくましい腕を曲げると上腕二頭筋が隆起する。
「細いな…。」それは彼女にとって頼りない物だった。
 腕を伸ばせば烏口腕筋、上腕三頭筋長頭が隆起する。
「人の身体ではやはりこれも細い…。」
 そもそも後背筋が彼女を満足させられるほどにない。
 僧帽筋は中々のものだが女性にしてはある程度だ。
 肩峰から三角筋が張っていて、白人女性のような容姿にさらに張りを与えている。
「バランスが悪いな。」

 今の彼女はフリーター。
 工事現場で鳶を手伝っているが、女性なので同僚に気を使われる。
 それが嫌で頑張ろうとするが、頑張らせてもらえない。
「自分の仕事が欲しい。気を使わせるだけの仕事を仕事と呼べるか?」
 致し方なし。彼女は女性なのだ。同僚は男性なのだ。
 事実どちらが強いかなんて喧嘩の時にしか役に立たない。
 仕事中は気を使われる工事現場の華。紅一点、お姫様とも呼べる。
「仕事に行くか…。」
 突貫工事の多いこの戦後の世界では鳶にも夜勤がある。
 今日はその日だ。
「気遣われず、気遣いがあるなら気を使いあって仕事がしたいのだがな。」
 そう呟いてボルテックスはアパートの自室を出て鍵をかけ階段を降りていく。
「今日も楽な仕事か。満たされない。充実したい。」
643 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 16:32:32.57 ID:4XmthBRbo
【商店街テラス修復現場】
 老人と若い女性がルーフを見ている。
「どうだいお嬢ちゃん」とたずねる老人に女性は答える。
 女性は玄翁で軽くルーフの枠を叩いてみると嫌な音がする。
「おじいさん、これはフレームの老朽化だ。換え時だ。
 業者を呼んでフレームを変えたほうが良い。」
 ボルテックスが答える。
「う〜んそうかい。組合からお金はでるかのぅ」
 老人の問にはこっちが聞きたいくらいだがこれには答えられる。
「商店街のルーフの修理費だから組合に断る理由はないだろう。
 それから、さっき調べておいたが特に出入り口付近の老朽化が酷い。
 今のうちに交換できるように掛けあってみて欲しいが頼めるか?」
 女性の仕事に満足げに老人は「明日にでも掛け合うよ」と応えた。
 戦禍は関係無いようだ。よく残ったものだが、この古い商店街。
 あちらこちらに老朽化からの痛みがでている。
「どうにかしたいもんじゃのう」と言う老人に「どうにかしましょう」と答える女性。
 ボルテックスはこの商店街が気に入ってきたようだ。だからこそ守りたい。
 この古い、戦前の建物も残っている商店街を護るにはどうすればいいか。
 異世界の覇王は覇道とは違う生き方を見つけつつあった。
644 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 16:36:03.34 ID:4XmthBRbo
「ところでボルボルや。
 冬なのにえらく涼しそうな格好じゃの。」
 老人の一言で自分が作業服すら身に着けていない事に気付くボルテックス。
「へ…?」

 このあとは錯乱したボルテックスが暴れて大変な事になったとか。
645 :葛葉[sage saga]:2012/12/30(日) 16:40:20.82 ID:I9nEjYkso
>>643>>644
「――よく働いとるの? ボルテックス」

ニコニコとした笑顔で、老人と女性の元へと歩いてくる影が有った。
和装にインバネスコート、ブーツといった明治感を漂わせる、紫の結い髪が艶やかな幼女、組合長の葛葉だ。
そして、なぜか下着姿で、暴れ始めたのを見て、きょとんとした顔を浮かべ。
一歩を踏み出し、ボルテックスを担ぎあげようとする。もし担ぎ上がれば、そのまま自分の店までボルテックスを運んでいくだろう。

「まーったく、しっかりしているように見えて抜けとるからどうしようもないの!
 服着せてやるから、大人しく運ばれるのじゃ!」

呆れた様子で、店の奥の居住スペースにボルテックスを放り込む。
そして、奥でどったんばったんと服をひっくり返す音がして、とたとたと戻ってきた。
懐にはどっさりと大量の服を抱えて、よいしょよいしょと歩いているが、どう見てもとっても可愛らしい系――ゴスロリとか甘ロリとかそういう系の服だった。
どさくさに紛れて着せ替え人形にしているようだが、下着姿で歩くよりはいいだろう。
646 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 16:47:19.48 ID:4XmthBRbo
>>645
「おお、組合長さんじゃないか。
 頼んでいた鳥獣戯画の写本は手に入ったかね。」
 さっきまでボルテックスと話していた爺さんが葛葉に挨拶する。
 あの異界の覇王にコブラツイストをかけながらである。
「…っと、ボルボルと組合長は知り合いじゃったか。ふぇっふぇっふぇ。」
 変な爺さんだ。二人を見送って仕事に戻っていった。

 場所は変わって葛葉に運ばれるボルテックス。
「うう…主よ、吾輩はもうどこにもお嫁に行けません。」
 泣きながら運ばれている。そして運ばれた先で用意されたのはゴスロリ、甘ロリ。
「…魔王よ…わたしに[ピーーー]と仰るのか。」そう言いながらゴスロリ、甘ロリをチラ見している。
647 :葛葉[sage saga]:2012/12/30(日) 16:51:57.41 ID:I9nEjYkso
>>646
「裸体やら何やら晒したわけでもなし、この程度で嫁に行けなかったら儂なんぞとっくのとうに行き遅れじゃの」

かっかかー、と高笑いを響かせる豪放な魔王。
基本的に性的にも奔放であるため、別に裸を見られたところでなんとも無い、むしろ誘惑しちゃう。
と言っても、ボルテックスの堅物ぶりはわかっているため、声色には多分に相手をいたわる色が含まれている。

「悪いが、儂の服の趣味だとこれでもまだ地味な方じゃぞ?」

嘘。
もっとゴスパンとか、そんな感じの服もある。どっちにしろカワイイ系だけど。
わきわきと手を蠢かせつつ、ボルテックスに飛びかかる葛葉。
あれやこれやという内に、一瞬で着付けを終わらせて、数秒後には赤錆の様な落ち着いた赤を基調としたフリルだらけの服のボルテックスがいた事だろう。
横には和服で胸を張ってドヤ顔の葛葉。これでいいのか魔王軍。
648 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 17:01:05.45 ID:4XmthBRbo
>>647
まだ凄いのがあるのか?!それは避けたい!!
本気にして「ありがたく頂戴いたします魔王よ!」覚悟が決まるか決まらぬかの
うちに、そしてめちゃくちゃあわてている…うちにとびかかられて着せ替えられた。

「我こそが覇道を突き進む者なり。
 吾輩が名は鋼鉄鬼神ボルテックス!」
 鏡の前でポーズをとってみる。
「魔王よ。鏡の中に痛い子がいます。いかがなさいましょう。」
 肌は焼けていても髪がウェービーだからか洋装はなかなか似合う。
649 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 17:06:09.00 ID:4XmthBRbo
そもそも褐色の肌に赤のドレスは相性がバツ牛んだった。
650 :葛葉[sage saga]:2012/12/30(日) 17:06:28.99 ID:I9nEjYkso
>>648
「かーわーいーいー☆」

振り向くボルテックスの視界には、すっごいいい笑顔でサムズ・アップする葛葉が。
褐色気味の肌とウェーブした髪が逆にアクセントになって違和感がないと思う。
せっかく可愛いのだし、おなごに生まれた以上は着飾るのも人生の楽しみ方の一つだと葛葉は考えている。

「……魔王軍総ゴスロリ計画か――悪くないの?」

なにやら脱力感溢れる企画だが、幸いなことに配下には美少女ばかりだ。
色仕掛けとか、敵の戦意を削ぐ的な意味では効果的かもしれない。敵来た事無いけど。
ま、茶でも飲んでくといい、と葛葉は紙袋に幾つかゴスロリ甘ロリを詰め込むと、ボルテックスの手を引いて座敷に連れていく。
数分後には戻ってきて茶と羊羹を茶卓の上に置くのであった。

「ほっふぅー、ちょっと高かったんじゃが、良い茶だったの」

茶を一啜りして、目尻を下げてのんびり。
和み空間という固有結界を展開し、ゴスロリの件を有耶無耶にしようとし始めた。
651 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 17:13:51.26 ID:4XmthBRbo
>>650
「魔王よ。計画…ですか」
 めちゃくちゃ真面目な顔で話を聞いている。

 カチンコチンの立膝をつき傅きながら叫ぶボルテックス。
「魔王陛下!正業を頂きたい!職種は加工業、業種は金属加工!
 ここ数週間程見て参りましたが、この商店街のアーケードは
 ガラスの結晶化、フレームの劣化等で崩落寸前ッ!
 支柱のコンクリートも前世紀の手抜き工事でいつ折れるか…。
 あたいはこの商店街の形をまず守りたい!
 店一件で全て直してご覧に入れます。その店とは金属加工業者!

 …一服の一時を邪魔して申し訳ありません。」
652 :葛葉[sage saga]:2012/12/30(日) 17:21:20.41 ID:I9nEjYkso
>>651
実際冗談のつもりであったのだが――、本気にしているボルテックスを見て、このまま進めてしまえと決定。
商店街がゴシックな西洋風になるぞ! ゴスロリ建築業者やゴスロリペットショップ、ゴスロリ骨董店が見れるのは花丸商店街だけ! おさわりは禁止!

「――ッカカカ! 居場所をどうやら見つけたようだの。
 確かにアーケードの老朽化は儂も気づいておった、手を入れねば何事も守りきれぬしのう。
 ボルテックス――固いから、ボルっちと呼ぶかの。
 兎角、ボルっち。主の意志はよーく伝わった!」

よく通る声で提言をするボルテックスを前に、悠々と佇む葛葉。
羊羹を切り、口に運び、茶を一口含み嚥下した後に、口を開く。

「商店街のアーケードの修繕、ボルっちに一任するのじゃ!
 お主の事を儂は認めておるからの、完璧にやってくれるじゃろ?」

信頼をした上で、ボルテックスの熱意を買い、完全に一任する形で決定した。
道に迷っていると思っていたが、存外しっかりしているようで、嬉しい思いを感じていた。
653 :ボルテックス(下着姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 17:29:33.40 ID:4XmthBRbo
>>652
「魔王様の願いは我が願い。
 しかしその前からこれは吾輩の願い。」
 赤フリフリゴスドレスのまま立ち上がると、
 スカートをつまんで片足先を地面に落とす西洋式の礼をする。
「アーケードの修繕の一任、恐悦至極にございます。
 では、商店街に一件の店を持たせて頂いてよろしいでしょうか。
 そのご期待に迅速に答えるのに必要な準備、それのみでございます。」
 鉄鋼鬼神ボルテックス、ここで使命が決まり生業も決まりそうだ。
「竜が踏んでも壊れないアーケード…お目にかけて見せましょう。」
654 :ボルテックス(赤ゴスロリドレス姿)商店街のフリーター[sage]:2012/12/30(日) 17:30:18.70 ID:4XmthBRbo
// そういえば着替えていましたね。
655 :葛葉[sage saga]:2012/12/30(日) 17:35:44.41 ID:I9nEjYkso
>>653
「――相変わらず固いのー、ボルっち。
 じゃが、お主が真面目に考えてくれている事は本当に嬉しいのじゃ、ありがとの」

礼をするボルテックスの頭を子供の頭を撫でるように優しく撫でる葛葉。
配下にも我が子のような愛情を注いでいる葛葉は、ついつい母性を発揮してしまう。
特に相手のような頑張り屋さんには、なおさらだ。

「確か――、儂の店の斜め向かいが空いておったの。
 鍵は儂が持っとるし、ほれ、鍵じゃ」

ごそごそと近くの金庫を開けて、鍵束から鍵を一つ取り、ボルテックスに託す。
そして、相手の本気度を目の当たりにして、少し呆れ気味ながらも楽しそうな笑顔を漏らし。

「じゃあ、儂は後で地鎮祭の準備でもしておくかのー。
 商店街は儂の領地じゃからの。天候の崩れとか、事故の類は心配無用じゃ」

ココらへんの土地の地脈は葛葉の管理下にある。
その為、隅々まで術を巡らせることができ、ここでの作業は完全に安全第一が約束されるのだった。
656 :ボルテックス(赤ゴスロリドレス姿)商店街の金属工房[sage]:2012/12/30(日) 17:42:55.20 ID:4XmthBRbo
>>655
「性分ですので。」微笑み返す。
鍵を受け取ると、 もう一礼する。
「地鎮祭ですか。お手伝いできる事があれば良いのですが。
 まずは店を整えて参ります。魔王様。
 わたしはあなたために生きる者です。
 それだけ覚えていて下さい。」
ボルテックスはドレスのまま葛葉の店を退店した。

// 絡みありがとうございました。
// 地鎮祭に人手が必要なら駆けつけます。ではでは。
657 :葛葉[sage saga]:2012/12/30(日) 17:43:41.50 ID:I9nEjYkso
>>656
/おつでしたのよー
658 :ボルテックス(赤ゴスロリドレス姿)商店街の金属工房[sage]:2012/12/30(日) 18:21:45.65 ID:4XmthBRbo
午後六時二〇分
この時間にイベント出してもあれだなぁ…。
659 :ボルテックス(赤ゴスロリドレス姿)商店街の金属工房[sage]:2012/12/30(日) 18:26:30.87 ID:4XmthBRbo
>>658は誤爆です。すみません。
660 :メル・シードル2012/12/30(日) 20:15:23.05 ID:RVX385wIO
夜天下のビル街、煌々と光を放ち眠ることのないとまで言われるその繁華街に、
全くもって似つかわしくない怒声と罵声が響き渡る。


「悪の手先めが、よくものうのうと生きていられるものだな!」
「死にくされよやーッ!」

野太い声で正義を謳いながら追う影が二つ、

「あーん、何がどーしてこうなるのさぁー!」

可愛らしい声で現状を嘆きながら追われる影が一つ。
ローラースケートによる疾走の速度にて逃走の状態を維持してはいるが多勢に無勢、
ましてや少女と男二人という状況はどう見たとて不利というより危機だろう。
男のうちの一人、陰陽師のような格好をした男が札を投擲すると
少女はそれを咄嗟のところで回避し、着弾地点に炎の柱が上がる。

「ち、逃がさんぞシードルの娘め!」
「汚物は消毒だァー!」

どう贔屓目に見たとて正義に見えぬ暴漢(仮)二人、
法による秩序なきこの街においても見過ごせぬ人間はいるものだろうか。
661 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 20:21:07.34 ID:4XmthBRbo
>>660
「気に入らねえな!」
 影二つの方に対峙する巨漢が一人。
「女が仮に悪党でも気に入らねえ!」
 そこに立ちふさがるのは身長2mを超える筋肉質な巨漢。
662 :メル・シードル2012/12/30(日) 20:29:13.45 ID:RVX385wIO
>>661



状況もよく理解できずに数十分、逃げに逃げ続けた甲斐があったというもの。
ようやく現れた正義の味方の味方、つまり私の味方。
跳躍から立ち塞がってくれたその後ろに並ぶように身を捻り着地、擦過する車輪が火花を散らしながら態勢を整える。

「ほう、貴様はその小娘を庇うつもりか」
「ったくよォー、でけーしうぜーし面倒だぜテメー?」

陰陽師風の男と、釘バットを得物とするモヒカンに肩パッドといった風体の、
言うなれば世紀末風の男は立ち止まり様子を伺う。
私はともかくこのお兄さんがどんな人なのかがわかっていない故の冷静な判断だ。

「あ、あのさお兄さん。
ちょっと失礼なのかもしれないけど、どうして助けてくれたの?」

仮にも悪などと呼ばれてしまっている私を、
正義を謳う暴漢(仮)二人から救うなど、相手の言葉を借りるならば面倒そのものだろう。
まあ、私も正義の味方なのだけど。
663 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 20:37:28.79 ID:4XmthBRbo
>>662
「安心しろ。この女は事情次第じゃ警察に引っ張っていく。
 が、だ。釘バットに陰陽術たあ穏やかじゃねえ。
 てめえら…自分の正義に自信があるなら正々堂々しやがれッ!!」
 ガラの悪い正義の味方に一括。
 そして振り返り女にははこう言う。
「自分に嘘を付けない目をしているからだ。
 それでも結果が罪人なら俺が逮捕する。いいな?」
664 :メル・シードル2012/12/30(日) 20:45:46.76 ID:RVX385wIO
>>663

「正々堂々……か、
いいだろう、貴様は私が直々に正々堂々と後悔させてやろう」

陰陽師風の男は札を双の掌に携えると
右腕を上に、左腕を下にと構えたままじりじりとお兄さんに詰め寄る。
目を瞑ったままなのは心眼とか何かかもしれない、
そう思い声をかけようとするが、私には私の相手がいるようだ。

「オレゃー別にテメーに恨みなんざこれっぽっちもねー、
んだけど仕事なんでなァーッ!」

跳躍とともに釘バットを振りかぶり、必殺と言わんばかりの気迫を以ってこちらに迫る。
その一撃をローラーの逆回転による急後退で躱し距離を取る。

「ありがとうお兄さん!
正直、私もどうして追われてるのかよくわかってないけどお兄さんはそっちの札男をお願い!
話は後でするから!」
665 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 20:53:49.32 ID:4XmthBRbo
>>664
「お前…正々堂々を良いと言ったか、後で否定したが良いと言った。
 それなら異能は使えねえな!」
 まっすぐ、陰陽師風の男に近ず…メルに向かった釘バットの一撃を背中で受ける。
「良いスイングだ。
 実際に俺の肩甲骨はホームランだぜ。お前の夢はなんだった?」釘バットに尋ねる。
「あの女は何だ?お前ら、漢ぁ下げたがまだまだ男だ。
 男が追う女ってなんだ?」
666 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 21:02:37.10 ID:4XmthBRbo
とにかくフットワークが速い。
いつの間にか、陰陽師の前に立っていた。
667 :メル・シードル2012/12/30(日) 21:11:04.90 ID:RVX385wIO
>>665

「ふん、悪の手先としか言いようがあるまい
あの「シードル」の娘なのだぞ?」

陰陽師風の男は、何を恐れているのかお兄さんにそれ以上近づこうとはしない。
おそらく世紀末風の男の雇い主なのだろう。
傭兵に任せて自分は支援に回るつもりなのだろう、セコい大人のやりそうなことだ。
だが、それ以上に許せない事が一つ。

「なんなのさ!
さっきからお祖父ちゃんがどうこう、って!
私のお祖父ちゃんが何をしたって言うのさ!」

反論しつつ携帯電話型デバイスをオープン。
怒り心頭、もはや情けも容赦も無しの合図だ。



「夢、か……おもしれーこと言うじゃねーかテメーよォ」

振るわれた釘バットは男の背によって止められる、
つまり釘バットによる攻撃翌力がリーゼントの男の防御力に負けた、ということだ。
見た目に反し冷静な判断のもと、バットを肩に担ぎ直しながら世紀末風の男は語る。

「オレゃー夢が無くてなァ、その代わり他人の夢を叶えてやろーってこの仕事やってンだ。
わかるか? わかンねーよなァ、俺にも正直わかってねー」

バットを再び構えた男は少女ではなくリーゼントの男をターゲットとして認識したか、
向き合うようにして相対する。
陰陽師風の男と合わせて二対一の状態だ。
668 :メル・シードル2012/12/30(日) 21:13:15.08 ID:RVX385wIO
>>666
「「!?」」
驚愕を現すエモーションは同時、
殴られることをまったく覚悟していなかった陰陽師風の男は慌てふためき、
自らの懐から切り札を出さんとしている。
つまり、隙だらけだ。

世紀末風の男も手を出せなかったか、真剣な目つきでそちらを見るだけに終っている。
669 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 21:21:40.23 ID:4XmthBRbo
>>667
 メル・シードルにふりむく。
「何だ、嬢ちゃん。身内に犯罪者でもいるのか?
 あれは正直、俺も堪えたぜ。まあこっちはケチな丸暴だがな。」

 陰陽師風の男を睨む。が、何もしない。
 そして釘バットに向かって言う。
「そのスイングに夢がない?その気合の入ったスイングは夢の塊だろうが。」
 陰陽師と釘バットを相手に構える。
「お前らの夢、俺が思い出させてやるぜ。」
670 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 21:22:50.75 ID:4XmthBRbo
>>668
「かかってこい。」
 それだけ言うと軽くコンパチした。
671 :メル・シードル2012/12/30(日) 21:43:09.95 ID:RVX385wIO
>>669

「お祖父ちゃんは犯罪者なんかじゃないってば!」

慰めの言葉すら火に注がれる油とした少女は携帯電話のようなものを閉じると、
天高く腕を掲げ声高らかに宣言する。

「接続! 来い、リャナン・シー!」

次の瞬間、空間から転移でもしたかのように現れたのはおおよそ3mほどの人型。
頭、胴体部、腕、脚以外はスカスカで動けそうにもないそれは、予想通りというべきか地に膝を付き座りこむ。
だが、その胸部を大きく開くとメルが跳躍とともに入り込み、腕と脚をその機甲の四肢に接続する。
そして、蓋でもするように少女の額までを頭部パーツで覆い、
胸部を閉じることで合一の完成と為す。

「近接格闘戦型魔術式特殊機甲、リャナン・シー、
こいつで片付けてやるーッ!」

怒りのままに思い切り機甲の右腕を振るい、世紀末風の男めがけて叩きつける。
パワードスーツとしては大型なそれは、まるで人間と同じような動きと人間とは段違いの質量を以って襲いかかり、
しかし世紀末風の男は釘バットを投擲し犠牲とすることでなんとか回避する。

轟音、爆砕。
叩きつけられたその右腕は、地面に小さなクレーターを作ることでその破壊力を誇示してみせた。

「く、悪の手先らしく厄介なものを持ち出すものだ……覚えていろ!」

それを見た陰陽師風の男は我先にと逃げ出し、札を使うことで大きな跳躍を以ってビル街へと消えてゆく。


「……チッ、依頼者が真っ先に逃げてどーすンだよこれ……
夢も希望もありゃしねーな……」

世紀末風の男はやる気を無くしたように佇んでいる。
もともと乗り気でなかったのか、得物を失ったために戦闘が続行できなくなったか、とにかく戦意を喪失したようだ。


「ふーっ、ふーっ……!」

メルのほうも、主犯が逃げ出したのを見ると
興奮しながらも戦闘行動を収め、ただ世紀末風の男を見るのみだ。
672 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 21:46:11.09 ID:4XmthBRbo
>>671
「なんだありゃ?」
 それだけが彼の返答だった。
673 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 21:52:47.98 ID:4XmthBRbo
メルに近づくと型に大きな学ランをかける。
「冷えるだろ、無理はすんなお嬢ちゃん」

と、同時に世紀末に目配せをする。
メッセージは「逃げろ」だ。
674 :メル・シードル2012/12/30(日) 21:56:29.86 ID:RVX385wIO
>>672

「お祖父ちゃんの最高傑作!」

返答はただそれだけ。
戦闘行動を取らない以上邪魔になるのか、合一した時とは逆のプロセスで分離。
再び「関節部のぽっかり抜けたロボット」のようなプロモーションとなった機甲は
光を纏い来た時とは逆にどこかへと消える。
すとん、と着地したメルは世紀末風の男を危険ではないと判断したか無視して詩音に向き直る。

「その、助けてくれてありがとうねお兄さん。
私の名前はメル、メル・シードル。
正義の科学者ラノ・シードルの孫娘で正義の味方!」

白衣を纏いばっちりとポーズを決めて自己紹介するその姿は、
体格からいっても中学生程度の少女そのもの。


「あー……俺そろそろ帰ってもいいかァ?
別に俺そんな熱心だったわけでもねーしなァ……」
675 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 22:04:46.39 ID:4XmthBRbo
>>674
幼い正義。幼い身に負わされた正義。
その重さは計り知れない事くらい想像もつく。
「俺が助けられちまったな。二人相手に俺一人。
 そこにお嬢ちゃんのでっかいお人形さんだ。」
メル・シードルの頭にでかい手を置く。
「助けてくれてありがとうよ。」

と、まだいる世紀末。溜息混じりの鬼塚。
「お前早く逃げろよ…話が聞きたいならここにいな。
 ただし言質は取らせてもらうぜ。伝言も強制だ。」
676 :メル・シードル2012/12/30(日) 22:10:56.73 ID:RVX385wIO
>>675
「わわっ、ちょっとやめてよお」

撫でられて満更でもない表情を浮かべるが、
背伸びしている少女からすれば少し納得いかないところがあるらしく、
照れつつ嫌がるそぶりを見せる、といっても本気で嫌がっているわけではないのだが。

「まあ、正義の味方は悪を挫くのがお仕事ですから!」
ふふん、と鼻を鳴らしながら自慢気に言うメル。
だが、最初に助けられたのはそもそも自分だという事も繁華街であんなロボットじみたものを呼び出したことについても、深く考えようとしていないことから
未熟の一言がよく似合う。


「へーへー、退散させてもらうとすンぜ……
次会う時は敵じゃねーかもしンねーなァ……」
世紀末風の男はそれだけ言い残すと、いたって当然のように繁華街へと消えていった。

世紀末風の男は
677 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 22:17:37.89 ID:4XmthBRbo
>>676
 頭を撫でる手がとまりその手を見つめる。
「そういや、仮面ライダーになりたいなんてガキの頃は思ったさ。」

 ウタネは世紀末風の男を見ながら笑っていた。
678 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 22:19:56.72 ID:NwgcS/z+o
半地下の酒場は地獄と化していた。
一面にこびりついた血と髄でペイントされた床には三十六の死体とその得物が転がり、
机や椅子にはどれも無数の弾痕が残され元の形状の見当もつかない木材となって散乱している。
ばらまかれた空薬莢とヒトの末節が見る者にここで催された殺戮の狂宴を雄弁に語るその空間に、一人の女がいた。
女はその店でたった一人の勝者だった。すでに息絶えた国際的テロリスト達に挑み皆殺しという確実な勝利を収めた唯一の生存者だ。
部屋の中で唯一形を保っているカウンターに腰掛けて女はブランデーを呷った。

「ああー……痛ぇなおい、さすがにこれだけもらうとしんどいぜ」

返り血を浴びてどす黒く染まったコートの内側にある無数の痣が痛む。どれも至近距離で放たれた銃弾に依るものだ。
ヒビくらいは入ったであろう肋骨を抑えつつも人工的に赤く染め上げたウェーブヘアをかきあげる。
女は煙草に火をつける。煙を肺の奥まで煙を導いて、今度は細く長く吐き出す。
それから横に置いてあった回転式弾倉に懐の銃弾を詰め直して腰に戻した。

「三流以下でもこれだけいるとつらいわな」

紫煙の行く末を眺めながら、虚空に向かって呟いた。
なにはともあれ任務は終わりだ。女は間もなく店を出ていくだろう。
679 :メル・シードル2012/12/30(日) 22:24:41.48 ID:RVX385wIO
>>677
「仮面ライダー……?」
その言葉を聞いて、何か嫌なものを、まるで忘れていたものを思い出しそうな顔で青褪めていくメル。


「……いっけない、今日の「守護騎士神センチュリオン」録画予約してなかったんだった!
今回からクライマックス編なのに……!
ち、ちょっと失礼しまあーす!」

年相応と言うか、それ以下というか、アニメ趣味を暴露しつつローラースケートを再び起動すると

「今日はほんとにありがとねお兄さん!
そ、それじゃあ!」

詩音へ向けて手を振りながらローラースケートによる移動で遠ざかっていく、という器用な真似をしながら高速で夜の街へと消えていった。

/お疲れさまでした!
なんというかやりづらいやり方に付き合わせてしまい申し訳ないです、もっとよく考えてからやるべきですね私……!
680 :鬼塚詩音(リーゼントの大男)身体強化と変質[sage]:2012/12/30(日) 22:29:30.47 ID:4XmthBRbo
「ガキの視る番組だがどうした?」
 何か色々言ってきた少女に鬼塚は「お、おう」としか答えられなかった。
 再開の機会はあるのかないのかわからない。
「まあ、いいか。」

// こちらこそですよ。お相手感謝です。
681 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 22:33:59.30 ID:U9GzPqcto
>>678
「間に合わなかった……」

酒場に入ってきたクリオネの第一声がそれだ。何が間に合わなかったのだろうか
アメリアを見るや、どーも、と挨拶もほどほどに死体を一体一体調べていく。
どうやらまだ息のある奴を探している様だ。
682 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成[sage]:2012/12/30(日) 22:38:37.15 ID:4XmthBRbo
>>681
「お前息の在るやつをどうするつもりだ?」
>>678,>>681
顔を隠した小柄な人物が一人いる。
683 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 22:44:10.64 ID:NwgcS/z+o
>>681
唐突に表れたクリオネにちらりと目を向けるが何も言わずに二本目の煙草を咥えた。
死体を一つ一つ調べていく作業を見つめながらも、確認が終わるまでは待つ。
全員殺しているという確信はあった、だがそれを言った程度で止める程度の執念には見えない。
だから声もかけずただ待つ。それが相手にとっても都合のいい対応であろう。
二本目の葉がすべて灰に変わるころには作業も終わるはずだ。
それを待ってようやく女は口を開いた。

「よお、探し物は見つかったかい?」

生存者などいないと知っていての台詞だ。
684 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 22:46:32.78 ID:NwgcS/z+o
>>682
「おっと、今夜は妙なやつとばっかり会うな」

おかしな声だと言ってにやりと笑う。
挨拶も名乗りもせずに女は黙って新たな来訪者を見つめる。
何をしに来たのか、興味があった。
685 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成[sage]:2012/12/30(日) 22:48:26.56 ID:4XmthBRbo
>>684
(生存者なら)「標的は一人もいないな。徒労だ。」
冷たく言い放つ。
「今日のテストは無しだ。標的がいない。」
686 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2012/12/30(日) 22:51:15.24 ID:Ak8B0RTko
『目標、座標SE1.8へ移動中』

耳に付けた簡易的な通信機から聞こえる声
手に握りしめた敵兵の拳銃の残弾数を計算しつつ
約30m圏内にいるであろう敵兵を追っていた

無気力そうな黒い目にそこそこ使い古された黒いコート
身長は年齢の平均レベルで細身
首あたりまで伸ばした紫の髪が印象的でコートの袖から覗いている両手首に「禁忌」と小さく刻まれた腕輪をした少年だ

場所は市街地の裏通り
拳銃を持った自分が走っても時折聞こえる銃声にも反応しない街
改めて治安の悪化を身に染みて感じる

「目標視認、俺が仕留める」

見えた、目標と呼ばれたテロリスト集団
約25m、車の影に隠れてるつもりだろうか
いや、事実目標は銃撃戦の相手である警察相手に車を盾に戦っている
だが、生憎自分はその目標の後方
テロリストを警察集団と挟んでいる位置にいる
自分の姿に気付かないテロリスト

「...」

言葉は不要
パンッ、パンッと
乾いた火薬の破裂音が鳴り響きテロリストの頭を砕く
全弾を撃ち尽くして拳銃を捨てた

『目標の死亡を確認、よくやった。約束の資金は指定の口座に振り込んでおく』
「......」

少しだけ歩いて通信機を投げ捨てる
そしてその場に座り込んだ
何をしてるのだろうかーー、違う目的は分かってる
ただ、この行動であってるのだろうか
日々人を[ピーーー]しかないのだろうか

彼の疲れ切ったその顔は何を見ているのだろう

騒ぎを見にきた野次馬か、それとも通りがかった一般人か
その人たちに彼の顔はどう見えるのだろう

687 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 22:53:09.47 ID:U9GzPqcto
>>682
「キミ誰?そんなのキミに教える必要があると思う?」

突然の来訪者に驚くこともせず、死体を調べ終えたクリオネは立ち上がる

>>683
(ちっ……大人数での抗争があるって言うから来てみれば)

もう少し到着が早ければ一度に大量の魂を取ることが出来たのだ。

「残念ながら無かったよ」

立ち上がり、アメリアの方を見ながら答える。
688 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成[sage]:2012/12/30(日) 22:57:21.40 ID:4XmthBRbo
>>687
「こいつらが生きていれば武器の試験はできた。」
 それだけ言うと窓に向かう。
「わたしはそれ以外の事には興味がない。」
 それだけ言えば窓から飛び降りようとする。
689 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 22:59:37.95 ID:NwgcS/z+o
>>685
「なんだ、お前も生き残り探しか?それもテストに標的っつーと的にでもしようとしてたわけだ」

それだけ言って三本目の煙草に火をつけた。
煙を吸って、吐き出す。
>>687
「どいつもこいつもあたしより死体とは、なんだかなあ。悪魔冥利に尽きるとでも思えばいいのかね」

鼻で笑って、グラスを口元に運ぶ。

「ああそうだ、歓迎するよ新たな盟友よ」

簡潔に一言だけ付け加えた。
690 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/30(日) 23:00:21.04 ID:ghuguj5y0
>>686
野次馬の中から1人、青年が出てきた。

「こんなところで何してるんですか?
さっき銃声もしたし、巻き込まれたんですか?」
そう聞いてくる青年はロングコートを着ていて、左手にリングをはめていた。
見たところこの青年は特になにも武器も持っていなく、
とくに彼になにかをしようとしに来ている、というわけでもなかった。
691 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 23:03:16.12 ID:U9GzPqcto
>>688
「つまり生存者がいたらキミが殺したってことね……。まぁ残念ながらいなかったけど」

目の前の人物を観察する。一応今後の為に出ていくまでその視線は外さないだろう。

>>689
「そう拗ねることないでしょ。邪険にしたわけでもあるまいし」

そう言ってアメリアの隣でカウンターに背中を預ける。

「なんだ、知ってたんだ。今度驚かせようと思ってたのに」

692 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成[sage]:2012/12/30(日) 23:07:58.89 ID:4XmthBRbo
>>689
飛び降りるのを辞め尋ねる。
「"お前も"と言ったのか。お前の目的は?」
>>691
「運が良ければ死なないさ。まあ、普通は死ぬけれど。」
観察しても殆どがわからないだろう。
長い襟に深い帽子、フード。表情は殆ど見て取れない。
そして目だ。眼差しはただ物を見ているだけで感情を表さない。
693 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 23:11:59.13 ID:NwgcS/z+o
>>691
「へえへえ、まだまだガキってことで見逃してくんな」

冗談にしても面白くない曖昧な応答を返して、

「実は盟友しか知らないインターネット裏掲示板ってのがあってな……おい、そんな顔するなよ冗談さ」

尚もくだらないジョークをとばす。それからブランデーの瓶を掲げて飲むかと無言のうちで尋ねた。
>>692
「あたしかい?あたしは逆さ。ここからこいつらを生きて返さないのが今回のお仕事。
正直つまんねえ作業になるかと思ったけど能力者がいて楽しめたぜ」

くいと顎で床に倒れた一人の男を示す。
その他の死体と変わらない武装だが一点その死体だけがコンバットナイフを握っているという点で異なっていた。
近接戦闘に特化した能力者であったのだろう。
694 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2012/12/30(日) 23:12:01.50 ID:Ak8B0RTko
>>690
声をかけられ、一瞬身構える
任務が終わったと思っても残党のお陰であの世行きなんて珍しくない
勝って兜の緒を締めよ、だ
懐のナイフを握り少し距離を取ろうと離れようともした

...が、目の前の青年には武装らしい武装が見当たらない
せいぜい気になるとしたら左手のリングくらいかーー。

「...いや、失礼した。何でもない」

警戒してしまった事に少し謝罪
一応、人並みに礼儀をわきまえてはいるようだ
懐のナイフを握った手を緩めずに青年を見る

「...俺は少しだけ疲れただけだ、
そういう君はどうしてこんな所にいるんだ?」

わざわざこんな危ない所へ来たのか
銃声も聞こえているだろう
自分の知る一般人ならこんな所はきっと避けるはずだ
そういう危機感が薄いのか、本当に残党か
彼への問いはそんな意図があったりする
695 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 23:19:29.16 ID:U9GzPqcto
>>692
(得物が分からない……あの服の中なのか……)

武器が分からなければ観察の意味も無いが

「その新兵器とやらは自信作なわけ? 本来なら結構な人数が居た場所に突っ込んで来るくらいの」

単身で来たということはそれなりな殲滅力のある武器なのだろうか。

>>693
「私より年上なんじゃないの?」

近くにあったグラスを取り、ブランデーを受け取る。

「でもアメリアが私の事を知ってるのは事実……もう他のメンバーは私の事知ってるの?」

ブランデーを一口飲みながら答える。
696 :苅田 眞[sage]:2012/12/30(日) 23:19:58.98 ID:kZmFNqOro
「あらよ、いよ―。」

人がガヤガヤと集まる、街の中央の通りの広場。
中心には噴水が置かれ、水で空中に放射物状の美しい模様を
描き、人々の心を憩わせていた。

そんな噴水の前で、空中に浮かびながら、石でできた玉を
もち、それでジャグリングをしている一人の青年がいた。

玉は6つほどあり、それらはまるで主の目の前に輪になるかのように
回り連なっている。そしてその主の手はあざやかに輪をまわしていた。
青年は空中で浮かびあがっており、バランスを崩しそうなのにも
かかわらず玉は不気味な程の○を空中で描き、青年はそれを笑いながら見て、そして
まわしている。

青年の周囲には幾人かの親子や、子供が、そのジャグリングをみていた。どうやら
観客らしい。彼がバランスを崩しそうになりながらも再び体勢を立て直すと
「オオー」という歓声が沸いた。

どうやらまだ続くらしい。けっこう物珍しいのか、かなりの注目を集めている。
697 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/30(日) 23:20:51.89 ID:ghuguj5y0
>>694
相手が身構えたことに一瞬
こちらも警戒するが、相手が謝罪したとともに、
こちらも警戒を解く。

「いえ、別にいいんですよ。」
青年は別に何とも思っていないようだ。

「ただ単にこっちで銃声がしたから
興味本位で来ただけですよ。」
青年は確かに本当の事を言っている。
だがやはりこの年齢の男がこんなところにいるのは
疑問が残るだろう。
698 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成[sage]:2012/12/30(日) 23:22:07.20 ID:4XmthBRbo
>>693
「そうか。逆じゃない。同じだ。わたしも皆殺しを命じられている。
 お前の足元の男は希ガスレーザーナイフの被験者だったが、
 死んでしまったなら用は無い。私は去るとしよう。」

>>695
「今回の兵装はそのような武器ではないな。
 そもそもそういうものが要らない能力者だからテストができる。」
699 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 23:28:05.13 ID:NwgcS/z+o
>>695
「そりゃそうさ、だけど世間一般とかいうところじゃあたしみたいなのをガキと言うらしいぜ。
だけどネバーランド在住なあたしはこうも思うわけだ、ガキは自分を大人だという、ってな」

つまりはクレタ人のパラドックス。
どうでもいいことさと嘯いて女はにやりと笑った。

「さて、ね。真実そんな便利なもんがありゃそうかも知らんが、実際そんなものは無いわけだ。
故にそれは不可知、それは知る術のない神様の世界に片足つっこんでようやく応えられる疑問だぜ」

抽象的な、あるいは誤魔化すようにも見える言葉。
酒か殺人か勝利か再会か、いずれかはともかく女は酔っているように見えるだろう。
>>698
「そうかい、そんじゃあたしはわざわざ出張るまでもなかったってことだ。
しかし希ガスねえ、最新技術ってのはよくわかんねえな」

別れの言葉もなく女はただ自分の言いたいことを言った。
それは何かの意思表示のようにもとらえられるだろうか。
700 :星の君(小柄な英雄 変声機使用)新物質生成[sage]:2012/12/30(日) 23:34:38.67 ID:4XmthBRbo
>>699
「古い技術だ。工業技術としては大戦前からある。
 携帯性と持続性を持たせたのが新しいのだろう。」
 そのまままどから飛び降り、星の君は去っていった。
// そろそろ寝ます。お相手感謝。
701 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 23:35:46.49 ID:U9GzPqcto
>>698
「なるほどね。死体相手に試し打ちでもしたら?」

乗るとは思えないがあわよくばその武器を見れる。

>>699
「世間一般の意見なんて無意味だけどね。ちなみにその考えだと逆を言えば自分をガキと言う人は大人ってことになるけど……」

正直大人でも子供でも自分の好きに生きていればそれ自体は重要ではないとクリオネは思う。

「アメリアは難しい事を言うね。学の無い私には到底理解できないよ……
 これは任務として正式にやったものな訳?」

円環としての仕事がどのようなものかまだ把握していないクリオネはアメリアが普段構成員としてどのようにしているのか気になる。
702 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 23:43:21.38 ID:NwgcS/z+o
>>700
「やれやれ、無知を晒しちまったか」

女はそれだけ言って無言のまま見送った。

//こちらこそありがとうございました

>>701
「悪い悪い、悪癖が多いってのは困りもんだぜ。
別に無用な殺しをしない主義ってわけでもないが、この程度の相手に興味はない。まあそういうことさ」

謝罪をしつつもはっきりとした返答を返さないのは反省していないからだ。
もとより悪癖がいくらあろうと治すつもりはない。それもまた、どうでもいいことだ。

「しっかしあれだけはっきりきっぱり断ってたあんたが盟友か……。はっ、そうなるだろうとは思ってたが、面白いじゃねえか。
それで、どうだい悪魔稼業にはもう慣れたかい?いまなら優しい優しい先輩が無料でレクチャーしてやるぜ」
703 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2012/12/30(日) 23:44:16.03 ID:Ak8B0RTko
>>697
見たところ同年代か
自分と同じ東洋人、おそらく同じ国の者だろう
人殺しの経験はーー、あってもおかしくはない
このご時世だ、の一言で片付けられる世間に憂いながら青年を見る

人殺しで重要なのは殺めたという結果よりもその目的にある
なんて、知人の受け売りでしかない言葉を思い出しながら

「...興味本位で来るとは危なっかしい奴もいるものだな
“同業者”でもあるまい、危機感が足りないぞ」

明らか同年代、しかも少しだけ背の低い人間に
そう言われるのはいささかどうかと思う
まあ、この言葉が多少の心配に聞こえないこともないが
どちらの意味で受け取るかは、青年次第


“同業者”
青年はどの意味が分かるだろうか
この状況、こんな場所にいるこの少年が一体どんな仕事の人間か
よっぽどの世間知らずでもない限り、全く分からない事もないだろう
彼は殺し屋だそれは分からずとも
それに準ずる職業の人間とは分かるはずだ
704 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/30(日) 23:50:55.09 ID:U9GzPqcto
>>700
//おつかれさまでした

>>702
「そりゃこんな所に溜まってるようなやつを相手にしても面白くもなんともないでしょ」

アメリアの言い回しはたまによく解らないと思いつつも、結局のところクリオネの行動理念は面白いかどうかなので深くは考えない。

「なに?この結果は予想してたってわけ? 少なくともあの時は円環に入るつもりは一切なかったよ。
 ちなみに悪魔稼業についてはまだ始まってもいないね。是非教えてほしいところだよ」

あのメイザースは仕事内容に関して何も教えてくれなかった。 
705 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/30(日) 23:54:48.03 ID:ghuguj5y0
>>703
「まぁ…なんて言うか、
僕はそんな簡単には死にませんよ。」

おそらく相手はこの言葉に疑問を
持つだろう。
なんせ普通の青年がこんな危なっかしいところにいて、
そんな簡単には死なないと言っているのだから。
なにかしらの能力みたいなのを持っていても
おかしくないだろう。

(同業者ねえ……
まぁこんなところに銃が近くにあるんだから
多分この人はそういう人なんだろうな…)

706 :桜庭 真(目に光がない少年)[ sage saga]:2012/12/30(日) 23:56:01.26 ID:6i0fVggn0
>>696
「これは···素直にすごいな」

普段殺伐としているだけにこういう純粋に楽しめる芸はすごく有難い
青年が芸をこなすたびに珍しい笑顔を浮かべて拍手している
707 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/30(日) 23:57:26.36 ID:NwgcS/z+o
>>704
「さあて、あたしはそれについて同時にまた非常につまらなくも思うがね。
それじゃそのままだ、自力を畏怖するほどにあたしは弱くない、人の身のまま悪魔たりえるとはこれいかにってな」

もはや言葉は虚空に向かって放たれている。
会話をするという意識すらないのではないか、そう思えるほどに呟きは小さくまた不可解だ。

「そうさな、基本的には所属してるところの支部長から連絡が来るはずさ。
あたしの場合はヨーロッパの支部長から、つってもこっちの支部を介してるからそう変わらないがね。
まあテレパシーなり茶封筒なり、上が仕事をさせたくなったら連絡してくるからそれを待てばいい、簡単だろ?」
708 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 00:03:07.60 ID:P3ilwofto
>>707
「ははっ、じゃあ悪魔たるアメリアは何を恐れるんだい?」

普段の言動を見るに怖いものなんてないと言いそうな感じではあるが。

「それじゃあやっぱり現状維持ってことじゃないか。まぁ私にとって今は好都合かな」

あまりにメイザースの計画が動かないのは円環に入った意味を失うが、今は今で魂集めとその他方法集めなどすることがある。
その点自由の利く組織で良かったと思う。
709 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 00:08:52.95 ID:6aIHmE0Yo
車椅子に乗った女性がいた。
見た目は20代前半、腰まで届く青い髪で
左目に眼帯を着用率している。
女性は車椅子で周りを見渡しながら、街中を彷徨っている。

女性が乗る車椅子は自動式らしく
女性が何もしなくても、人を避けながら進み続け、時には器用に回転したりしていた。
車椅子の脇には刀が2本差してあり、通りすがる人達はすれ違い様に
車椅子に刀と言う、アンバランスな風貌に
不審な者を見る目で女性を見るが
青い髪の眼帯の女性は、人目を気にすることなく車椅子で街中を彷徨う。
710 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2012/12/31(月) 00:10:14.54 ID:owLyhPGro
>>705
「簡単には...か」

運がいい、とか悪運があるとか幸運
そんなことではないかと思う
人間なんてさっきのテロリスト同様頭を砕けば
胸を切り開いても、腕の一本でも失えば失血死だ
今まで歩んできた人生
それまで殺したくないと思って殺した人はいても
殺そうと思って殺せなかった人はいない
人間なんて、殺さないぐらいが難しいと思う

「...で、君はこんな俺を発見してどうするんだ?
通報か?警察なら近くにいたと記憶してるが...?」

殺し屋なんて非合法な連中だ
警察みたいな組織に突き出されたら一溜まりもない
所詮は人殺しの殺人鬼に過ぎないのだから
一方、この少年には一切の焦りも見えない
余裕すら見えてくる

危機感が薄いのはこっちも同じのようだ
それとも大丈夫とでも思ってるのだろうか

それ以前に、警察に突き出すという発想は
少年の妄想に過ぎないのだが
711 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 00:13:12.18 ID:Rr0Mjj5io
>>708
「あたしが何を恐れるか?いくつかあるんだろうが、あたしはそのうちのどれも知らないね。
さあてあたしは何が怖いのか。あんた知らないかい?」

疑問に疑問で返してようやく女は向き直った。
それから思い出したようにブランデーを一口舐めて、

「ま、それぞれに目的があるしそれが何かを探るような下種じゃあないと自負してるつもりだが……。
どうにもそれは血なまぐさい匂いのするねえ。怨讐のような執着もある、さあ、さてさていかになるやら」

しかしすぐに独り言ちてどこか遠くに目を向ける。
そのまま放っておけばいつまでもそうしていそうなほど、女からは活動の気配を感じられない。
712 :苅田 眞[sage]:2012/12/31(月) 00:15:40.46 ID:Qtkbl622o
>>706
「さぁ、いよっと。」

―さて、ラストスパートだ。

彼の玉をつなぐ腕の手さばきが早くなると、
玉でできた○の回るスピードはさらに速くなる。
もはや彼の手さばきは常人の胴体視力では見えず、
また○を作る玉ですらだんだん見えなくなり、ひとつの
線になりはじめた。

もはやそのジャグリンは神の領域。玉で作られた○は
猛烈な速さにより、もはや線しか見えなくなっている。
玉が早くなればなるほど、観客の盛り上がっていく。

そして、円を回している手さばきは姿を変えてまわってくる
玉を次々と円の中心に投げていく。
クライマックスだと知ってのことか、観客の熱も最高潮に達しており、
また周囲の人もそれに釘付けになっていた。


もちろん、線に見える程の速さだ、
円に向かう速度も一瞬であり、まるで手から円の中心であった
場所に向かうその姿はまるで噴水の如く。中心に投げられた玉は
次々と他の玉にぶつかっていき、空中にと浮かび上がった。

全ての玉を投げ終わったならば彼は手の平を前に出す。
空中にあがった玉はまるで噴水の水の別れのように
二つに別れ、そして両手別々に、落ちていく。

まるで吸い込まれるように彼の手のひらにはまり、そしてその次の
玉も手のひらになる玉にぶつかり、最終的には彼の両手に
は串でささっているかのように直立している、玉の塔があった。
713 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 00:18:05.88 ID:P3ilwofto
>>711
「所詮、人なんて自分の事しか知らないよ。私がキミの恐れるものを知るわけがないじゃない……無難に死ぬこととかは?」

大体の人は死ぬことに恐怖感を抱くと思うが、アメリアはどうなのか。

「さてね……執着はあるけど血なまぐさいかどうかは分からないよ。
 ってアメリア酔ってるの?」

先ほどからアメリアの様子が以前と違って見える。
もっとこう、荒々しいオーラをしていた気がするが。
714 :ヴェルナー2012/12/31(月) 00:18:54.70 ID:/snFXJbSo
>>709
人ごみの中にあって、車椅子の女性は他よりも頭二つ分ほど低く見える。それでもそれに意識が向いたのは、あざやかな青い髪のせいだろう。

ヴェルナーは向かい側からやってくる彼女に目を留め、傍に携えた刀に気づく。このご時世武器を持ち歩く民間人はそう珍しくないが、車椅子に刀というのは流石に目を引く。
刀といわず、近接装備というのはまずもって足がものをいう武器だ。であるにかかわらず女性は車椅子姿であり、それが一層興味を引く。

そんなことに気を取られているヴェルナーは、無意識のうちに女性を凝視していた。
715 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/31(月) 00:20:57.42 ID:jN8/CIZw0
>>710
「試すのなら試してみます?」

別に本気で言っているわけでもないが
挑発的に行っている。
事実この青年も内心
この人には殺されないと、思っているのだろう。

「いえ、別に通報はしませんよ。
僕の中では通報する意味もありませんし。」

おそらく彼の身を考えたら通報しない方がよいということを
考えた上での答えだろう。
青年の中には自分が正しいと思った行動を
するという、信念がある。
716 :真雄[ sage saga]:2012/12/31(月) 00:23:46.81 ID:cFAZjhsU0
>>712
「すごい······」

もはや人間の技とは思えないほどの神業に声がでない
拍手していた手も止まり、拍手しようと考えることすら出来ず思考が止まってしまう
数秒この状態が続き、はっと意識が戻った時に慌てるように拍手を行う
717 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 00:27:04.16 ID:6aIHmE0Yo
>>714
視線を感じた、只者ではない者の視線を

「カm……いや、違いますね。」

一瞬ある男の顔が頭に浮かんだが、これは違う。
女性は通りすがりの人達とは別物の視線を向ける男を見つける。

「彼なら、知っているでしょうか」

自分を凝視する男は何か知っているかもしれない、自分の探し人の事を。
そう考え、女性は車椅子で男の居る方角へ向かう。
718 :桜庭 真(目に光がない少年[ sage saga]:2012/12/31(月) 00:28:31.81 ID:cFAZjhsU0
>>716
コテミスです
719 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 00:28:50.37 ID:Rr0Mjj5io
>>713
「死か、そりゃ0点の回答だぜ赤点どころか教育的指導だって相応しいくらいさ。
死か、死は未知だ。事前の情報も一切ゼロ。わくわくするじゃねえか怖がるだけ無駄ってものさ」

無難ってのはつまりは既知だ、それじゃあつまらない。
嘲笑ともとれる笑いをもって一笑に付す。つまりは的外れだということだろう。

「あたしの好きなものも怖いものと同じくらいの数はあるだろうが、これについては少しばかり知っているのさ。
その一つは未知のものだ。初めて出会った瞬間はそれのもつ最高の衝撃を与えてくれる」

質問には答えず曖昧な言葉を返す。
それは少なくともアルコールによる酔いではないだろう。
女が酔っているとしたらそれはもっと別の何かか。
あるいは、酔っていないのかもしれない、という可能性があるのだが。

悪性の百年帝国、と女が呟いた。
720 :ヴェルナー2012/12/31(月) 00:35:07.39 ID:/snFXJbSo
>>717
ふと、女性の進路が切り替わる。
それがこちらに向かっていると気づくまでに数瞬を要し、ヴェルナーは銜えていた煙草を深く吸うと、彼女に道を譲ろうと横に移動する。

まさか、彼女が自分にようがあるとは思っていない。だからこそヴェルナーは、今日の酒は何を買って帰ろう、などと呑気に空を見上げた。
721 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 00:38:29.26 ID:P3ilwofto
>>719
「だから言ったでしょう。私はキミじゃないから解らないって。ちなみに私は死ぬのは嫌だよ。
 それからの楽しみが無くなっちゃうんだから」

もう一つ死ねない理由もあるが。

「未知のものね……その考えは分かるよ。すでに解りきっているものは面白くない」

アメリアはこっちの方が素なのだろうか。クリオネは測りかねていた。
今のアメリアと以前会った時のアメリアではまとっているオーラが違いすぎるからだ。同時にこの2面性を面白いとも思った。

「百年帝国? 何のこと?」
722 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2012/12/31(月) 00:39:51.91 ID:owLyhPGro
>>715
「面白い事言うじゃないか
そんな事を言われたのは久しぶりだ」

挑発的と感じる言動に少しだけ笑みを浮かべる
挑発に乗ってるのか、だが我を失っている訳ではない
懐のナイフを握る手が強くなる
一瞬、その場にいるだけで身も心も切り刻まれそうな空気が走る
心地よい寒気が背筋にあった
恐怖でなく、集中
誰かを[ピーーー]という、感情の副産物


「...って[ピーーー]訳ないだろ、君を[ピーーー]理由がない」

[ピーーー]ために人を[ピーーー]
一般的にシリアルキラーと呼ばれる存在が少ない様に
彼にも、誰かを[ピーーー]ーー、殺人の理念がある
殺める理由がある
前に出会った少女に思いださせて貰った
だから、絶対に忘れない


「後ろ盾が後ろ盾だから連行されたところで
すぐに解放されるんだけどな」

どうやら彼の“お得意先”に警察へ顔の効く組織があるらしい
事実、過去に何度かしくじってお縄になった事はあった
その度にお世話になって解放されたりしている
723 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 00:45:29.84 ID:6aIHmE0Yo
>>720
「あれ?」

男が道を開けた、私がその先に用があると思ってのことだろう。

自分に気を遣い、横に移動してくれた男に心の中で感謝しつつ
男の目の前に車椅子を停め
眼帯をしていない右眼で男を見つめる。

「こんばんは」

出来る限りの笑顔で挨拶する。
警戒などされたら聞くことも聞けないので困る事になる。

この男が、【あの男】の事を知っていようが
知らなかろうが、聞く事が重要なのである。

724 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 00:46:04.43 ID:Rr0Mjj5io
>>721
「そう、それもまた神のみぞ知る……つまんねえ話さ
しかしそれもまた、どうでもいいのさ。どうでもいいことばっかりだよこの世界は」

いかにもつまらないとばかりに吐き捨ててさらに煙草を引き抜く。
そういえば嫌煙家かどうか確認しなかったが、いまさらだ。

「悪が悪で在れる場所、ってな。メイザースの騙る目的さ。
つっても嘘くさくて真実味なんて欠片もない理想論だが、あいつならできても不思議じゃない」

愉快愉快と口の端を歪めたのがその日初の女の感情の表れだった。
725 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/31(月) 00:50:23.84 ID:jN8/CIZw0
>>722
「僕もこんなこと言うのは
初めてなんですけどね。」

少しだけににやけるも、彼が
ナイフを握る手が強くなったことにきずき、
ほんの一瞬自分の背後に、クリスタルブリッツという能力を
出すも、
「まぁこっちも殺されそうになったら、
黙っちゃいませんけどね」
すぐに引っ込める。

「結構後ろに大きな組織がいるんですね。」
726 :苅田 眞[sage]:2012/12/31(月) 00:51:59.59 ID:Qtkbl622o
>>716
広場の近くにいる人の拍手はもちろん、最終的には
歩いている人ですら拍手を送っている。

芸をしていた青年は、同じ年齢らしい真に
顔を向けると、チラっとウィンクをした。

「さて、今回はこれで終わりでーす!」

小気味良さを感じる軽快な声調で、この広場の主役
は、笑顔でこの芸の幕の終わりを告げた。


親子連れが帰る中、彼の両手の玉の塔は、
先ほどのバランスが嘘だったかのように崩れ落ち、地面に落ちた。
地面に落ちた玉達はまるでガラスのように砕け散った。散らばる少ない破片。
どうやら玉の中身は空らしい。

「ふぅ・・・。やっぱ長時間は疲れるな。」
彼は首を回しながら、彼は両手にもっている玉を、地面に
向ける。散らばった破片はまるで掃除機に吸いつけられるように、その玉のほうにへと
向かい、全ての破片がそこにくっついた。

「学生さん一人か、随分めずらしいねぇ。」

学生ズボンと白いYシャツを着た、芸の主である
青年が、笑いながら、言った。

「けっこうすごかっただろ?これけっこう疲れるんだぜ?」
727 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 00:53:51.02 ID:P3ilwofto
>>724
「アメリア、キミは世界を楽しみたいのか、それとも世界に絶望しているのか解らないね。今までの言葉からはその2つが同時に見て取れるよ」

煙草については一切気にしていない。そもそもそんな匂いを気にするほどお上品な場所で育っていない。
まだ中身の入っていたブランデーのグラスを取り、一口。

「その理想論を掲げているメイザースについて行っているということは、アメリアもその結末に賛成なんでしょう?」

クリオネはメイザースの掲げているものに賛同して円環に入ったのではないが、そういった人種は本来少ない……いやクリオネだけなのではないか。
728 :ヴェルナー2012/12/31(月) 00:58:41.88 ID:/snFXJbSo
>>723
「こんばんは」

挨拶されればし返すのが筋である。
そのまま通り過ぎるのだろう女性に軽く一礼したヴェルナーは、彼女がこちらに用がある様子に気づいて、怪訝そうに首を傾げる。

「なにか、ようですか?」

はて、と。自分はこの女性に面識はないはずである。となればなんであろうか、と考えながら、習性に従って煙草を携帯灰皿へ落とす。
729 :真雄[ sage saga]:2012/12/31(月) 01:06:43.17 ID:cFAZjhsU0
>>726
「散歩の帰り道だったから···凄いですね貴方」

先程の神業の事でもあるが、まるで掃除機を見てるかのような不思議な玉にも向けた言葉だ
やっぱりこれも異能なのだろうか

「はい···純粋に感動したのはずいぶんと久しぶりです」

光がなかった目にほんの少し輝きが戻ったような気がする
730 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 01:07:38.87 ID:Rr0Mjj5io
>>727
「そうさな絶望してるのさ。その程度の世界ならいらねえこっちからお断りだ、
だから壊して創り替えちまおうあたしがあたしでいられる百年帝国にさ!」

そこまで一息で言って、少しばかり静寂を挟んで言葉を継ぐ。

「と、まあ、そんな理由で盟友になったやつもいるだろう。
ああ、あたしか?あたしは希望も絶望もどっちもさ。そして賛成も反対もありはしない」

それから、と前置きして、

「知ってるかい?あたしが名乗るベリトという悪魔は二枚舌でよく嘘をつき召喚主ですら銀の指輪を掲げなければ言うことを聞かないそうだ。
それでいて放浪と不満と躁鬱を司るんだとさ。だったら真実がどこにあるかなんてのは、わかりゃしねえよな」

くつくつと喉の奥で女は笑う。
さて、これまでの会話で彼女はいくつ嘘をつき、いくつ誤誘導を仕掛けたのか。
それは本人にしかわからない。
731 :桜庭 真[ sage saga]:2012/12/31(月) 01:08:05.75 ID:cFAZjhsU0
>>729
コテミス多すぎて泣きそう
732 :【人間失格】喧嘩魔[saga]:2012/12/31(月) 01:09:36.72 ID:IUdKxgrSo
東京のな〜んの変哲もない路地裏
そこに居るのはこれまたな〜んの変哲もない

『ウラァ!来いよ『オーガ』!』

不良
んでもってそんな不良に向かって走り寄ったのも

「よっ」

『うおっぶっ!?』

黒髪を無造作にまとめた黒いジャージの不良
黒ジャージは不良に向かってタックル
そのまま馬乗りになって…

『ぎゃっ!?』

顔面に肘を叩きこんだ

「…ファック!弱過ぎんぞオイ!?」
「…オイ、かかってこいよマザーファッカー」
「『オーガ』の首ぃ欲しーんだろ?」

黒ジャージがニヤリと笑ってファックサイン
その先にはダンゴムシみたいに固まって震えてる不良どもが居た



「あーあ…ヒマだなぁ〜っと」

表の通りにすたすた呑気に出てくる黒ジャージ

「…ま、いっか」
「金入ったしゲーセンにでも行くかぁ?」

くしゃくしゃの五千円ほどのお札をズボンのポケットにねじ込み、代わりに煙草の箱…マルボロの赤箱を取り出し一本くわえる
733 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 01:12:29.98 ID:6aIHmE0Yo
>>728
吸っていた煙草を携帯灰皿に入れる男を見て、思わず笑みがこぼれた。
私の感だが、彼は礼儀作法は身につけているように感じた。

最近無作法な連中ばかり見てきたので
先程横に避けてくれた事と言いそんな些細な気遣いが嬉しく感じたのだ。

「はい、そうなんです…少し聞きたい事がありまして。」

そう言った瞬間、一気に女性の顔が険しくなり
眼帯をしていない右眼でヴェルナーを見つめる。

「探し人が居るんです。」

少し間を置く、居るならそれ相応の覚悟が必要だからだ。

「カムイ、と言う名の男なのですが」

知っていますか?と首を傾げる。

734 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 01:20:19.20 ID:P3ilwofto
>>730
「そう……キミがまだこの世界に関心があるということは分かったよ。メイザースの目的ではなく、キミの目的があることもね」

少なくとも自分の様に世界の在り様に一切の関心が無いタイプでは無いようだ。

「キミが二枚舌なのは今日の話でよく解ったよ。これからは迂闊に信用しないようにしないとね」

もとより信用する気のないクリオネが言う。

「あんまり嘘つき過ぎて自分の心が分からなくなるなんて間抜けにはならないで欲しいものだね」

と少し嫌味な笑いをする。
735 :ヴェルナー2012/12/31(月) 01:23:51.48 ID:/snFXJbSo
>>733
「わたしに答えられることならなんでも」

で、どんなことですか? と先を促して、
煙草くさい自分の体を気にするように襟を正す。ヴェルナーはこのさい煙草くさいのは勘弁してもらうことに諦め、女性の眼帯と、やや険しくしかめられた表情に目を留める。

「いえ、自分は知らない名前ですね」

どんな方ですか?と。名前は知らずとも記憶にはあるかもしれない。
736 :苅田 眞[sage]:2012/12/31(月) 01:27:21.73 ID:Qtkbl622o
>>729
「まぁ三年もやってきたからね、そう
言われるとうれしいよ。」

Yシャツの青年は笑いをこぼしながら頭
をかいた。そして、玉を見ている真を見て言った。

「ん?なんだい?これが気になるのかい?」
彼は先ほど、破片を吸い取った玉を見せた。

傷ひとつすらついていない黒い玉。そこに
さっき砕けた黒い玉の破片がくっついていた。

「ネタをばらすとこれ磁石なんだよね。」
彼がそう言った後、黒い破片はまるで力を
失ったかのように情けなく地面に落ちていった。

「感動?マジで?いやぁ、あんな
即興技で感動してもらえるなんて冥利つきるね。」

彼は笑いながら言った。心からの笑いなのか、彼の
目は星のように輝いており、声も暖かさを帯びているかのような
印象。

彼は、真の目を見て笑っていた。本当に感動をしているという
事が分かっているのだろう。
737 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 01:34:44.51 ID:Rr0Mjj5io
>>734
「それだけわかれば十分及第点さ。世界に関心があって二枚舌、さて世界に関心なんてものは無いがね。
あたしはあたしの目の前に何があるかにしか興味がない。未来と過去を知っていても、そこには何の意味もない」

かといって世界に関心がないわけではない。これはどういうことだろうな?
嘯いて女は笑う。性の悪さをむき出しにしたような、悪魔じみた微笑。

「そして自分の心なんてものは誰にもわからない、意識は海面に顔を出した氷山の一角ってな。
あたしのそれは獣性の暴れ馬でね、どうにも理性なんてちゃちな手綱は受け付けちゃくれない」

これもまた一つのミスディレクション。
獣性などとのたまう口が先人の言を語る矛盾。
女に招待などというものはありはしない、というのが唯一解なのだ。
738 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 01:37:35.75 ID:6aIHmE0Yo
>>735
袖を正すヴェルナーを見て、また笑みがこぼれたが
それは直ぐに曇る事になった。

「そうですか、知りませんか」

カムイは居なかったの、探し人は此処には居ない
内心少し安心する自分に困惑する。
カムイを探し出し、目的を達しないといけないのに…
眼帯をしている左眼が疼く…カムイにやられた左眼が。

眼帯のある疼く左眼を押さえると、女性はヴェルナーの質問に応える。
「カムイ」と言う男を想像しているせいか
表情が険しくなる。

「特徴は、ずる賢く、人をゴミの様に扱う男です。」

私はそれを討伐する為に探している、と付けたし
表情を戻す…女性の額からは汗がでていた。
739 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 01:40:53.09 ID:6aIHmE0Yo
>>738
//最初の文章、
//袖は×襟が○ですorz
740 :桜庭 真[ sage saga]:2012/12/31(月) 01:41:39.70 ID:cFAZjhsU0
>>736
「磁石····なるほど」

ほぉー····と息を吐きながら破片と玉を眺める
その表情からは憎しみ等の負の感情は感じられず、年相応の無邪気な表情に戻っていた

「即興!?
即興であんなことができるんですか」

数年ぶりの、憎しみを忘れた普通の会話
暖かい声と目、あれから会話をしていて心が安らぐのは初めてかもしれない
741 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 01:44:02.79 ID:P3ilwofto
>>737
「さっき言ったでしょ? 難しい事は分からないからって」

特に理解する努力もしていないが……

「それにしてもキミはさっきから矛盾したことばかり言うね。世界に関心があって、そして無い。今度は自分の心が誰にもわからないと言ったかと思えば自分の心を野獣と称す。自分は自分の事が分かってるじゃないか。
 キミの話はあまりにも実体が無いよ」

少し酒が入ったせいかいつもより饒舌になってしまう。いつもならふーんで済ませてしまうが。

「ま、キミの話の実体も……君自身の実体の在り処すら私にとっては外の事。影響が出ないなら何でもいいさ」

クリオネは自分の中と外に物事を分類することがある。クリオネの中に分類されることはあまりにも少ないが。
742 :ヴェルナー2012/12/31(月) 01:47:50.72 ID:O8OYGxxIO
>>738
「人をゴミ屑のように、ね」

物騒なことだと思いはしたが、今時そう珍しくもないことかもしれない。とはいえそういう言い方をするということは、それなり以上の因縁のある相手か。

眼帯を抑える様子に、何か関連があるのだろうか、と思考を巡らせ、ついででた「討伐」というワードに目を細める。

「そいつは賞金首かなにか?」
743 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 01:51:48.75 ID:Rr0Mjj5io
>>741
「矛盾、ね。それも一つの捉え方さ。どうでもいい問題にはつまらない回答を与えてしまえばいい。
それも野獣が相手であれば肉の切れ端だって構うものか。尻尾を振って喰い付くだろうさ」

薄く笑う。そしてどうでもいいことさ、とそれまでの会話を躊躇なく切り捨てる。

「内と外、己と他。世界を二分するにはいい線引きだなクリオネ?
しかしそう簡単に切り捨てられないのが世の煩わしさってやつだ。外に、他に、あたしはそう見えるかい?」

今度は女がいやらしい笑いを浮かべる番だ。
思わせぶりな台詞と態度、真実はそこにあるのか否か。
744 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 01:59:36.81 ID:6aIHmE0Yo
>>742
ヴェルナーの言葉に眼帯を押さえながら頷く。
「そう…ゴミ屑の様に……です」

更に表情が陰り俯くが、ヴェルナーの
『賞金首かなにかか?』と言う言葉で顔を挙げる。

「いえ、賞金首ではありません」

「強いて言うなら、我々の使命……」

違いますね、と首を横に降ると
ヴェルナーを真っ直ぐ見つめる。

「我々の責任です…あれを、あの暴君を止めるのは」

眼帯を押さえながら震えているが、女性の右眼は決意の色があった。
奴を討伐する為なら、命をかける覚悟が車椅子の女性にはあった。



745 :殴り魔の人[sage]:2012/12/31(月) 02:00:51.54 ID:Qtkbl622o
>>740
「はっはっは。能力を使い慣れているからこそ・・かな。
では、お兄さんがひとつネタを見せてあげよう。」

彼の持っている黒い玉のまわりに再び破片がくっつく。
その後、破片は彼の手を包むように空中に渦巻く。

「即興であんなことって言うけれど、手品と要は同じだよ。
相手を違う視点にずらす事で、自分はさりげなくタネを仕込み、
そしてそのタネを動かす。」

彼はそのまま黒い玉を噴水に置く。そして再び手をかざせば、
本来は磁力がなければ動かないはずが、普通のどおりに動いていた。

「これはさっき、破片を渦巻かせて、わざと目立たせた上で、この
破片を手の裏に集めて、そこから操っているのさ。
ようはなんでも視点だな。ひとつの視点からではなく、様々な視点から
見れば、色々な事実が見えるのさ。」

彼は磁石を見ながら、そして真の顔を見て言った。楽しそうに話す彼の
顔は子供のように微笑んでいる。
746 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 02:00:59.29 ID:P3ilwofto
>>743
「そうやってキミは直ぐにどうでも良いと言って切り捨てる訳ね。……まぁ人の事言えないんだけど」

むしろクリオネの方がそれを直接的に態度で表すかもしれない。

「それはどういう意味? キミが私の外側かと言う問いなら間違いなく外。キミの言動は私に一切の影響を及ぼさないから。
 キミが私と同じ考えなのかと言う問いなら答えは否。さっきそう簡単に切り捨てられないって自分で言ったばかりじゃないか」

今までの会話とかはすぐに切り捨てるのにね。と最後に笑って追加する。
クリオネはこの女に真実を見出さないことにしようとしていた。今言ったことが現時点での真実。次の瞬間は違う。そういう認識に切り替えようとしている。
747 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 02:10:45.66 ID:Rr0Mjj5io
>>746
「どうでもいいことはどうでもいいからどうでもいいと切って捨てるのさ。理由も疑問もそこに生じる余地はない」

どうでもいい、という別れとするには最悪の言葉。
それは絶望の上に築かれたある種の人生哲学なのだろう。

「そうさな、今のあたしは外にある。だが現実はちゃち線引きできれいさっぱり区切られるかというと、それは否だ。
その線引きは今この瞬間に崩れ落ちる程度の儚さだ、愛しいくらいだぜ」

唐突に、そして素早く女は腰の銃を抜く。
そしてそれをクリオネの額に突き付けるだろう。
748 :ヴェルナー2012/12/31(月) 02:17:44.19 ID:tgJcG+lDo
「そっか……」

なにがあったというのか、俯いた女性の様子はひどく陰鬱で、そのカムイとやらの間に横たわる浅からぬ因縁を感じさせる。

「賞金首ではなく、しかし討伐するのが使命である、ね」

そのあとに続く訂正に、やや驚いたように目を丸め、

「そんなに重要なこと、なのか? 」

震える女性はどこか痛々しくて、ヴェルナーは目を背ける
749 :ヴェルナー2012/12/31(月) 02:18:04.67 ID:tgJcG+lDo
>>748
>>744
750 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 02:21:38.89 ID:P3ilwofto
>>747
「ならキミはまだこの世界をどうでも良いと思っていないことになる。この世界が本当にどうでも良いならキミはメイザースに協力して円環に入っていないか……もしくはどこかで死んでいるだろうからね」

知った口を利くが、あくまで上げ足を取っただけでアメリアの事を理解しているわけではない。

「それはキミがちゃんと線引きしとかないからだよ。大切なものは抱え込んで守らないとね」

すぐさま消えてなくなってしまう。

「それで撃つかい? 撃たないよキミは。キミはまだメイザースに付いて行こうとしている。円環のルールではメンバー同士の私闘が禁止されている以上、その引き金を引くことは無い。
 自分と言う存在が私に影響すると言うことを示したかったんだろうけどね。ちなみにルールを無視してまでその引き金を一度でも引けば私はすぐさまキミを殺さなきゃいけない」

銃口を向けられたまま動かずにまっすぐにアメリアの眼を見る。
751 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 02:31:13.75 ID:6aIHmE0Yo
>>748
重要かと尋ねられ、自分が震えていた事に今更気が付く。
震えを抑える為に、心の中で決意を新たにする。
重要に決まっている、あれを討伐しない限り自分達には未来がない。…あの子達にも

「重要…です、どうしてでも…カムイ、を……あの子達、守らな…⁉」

震えが止まらない、自分は初対面の人の前で
なんて醜態を晒しているんだと、震えながらヴェルナーを見つめる。

「あ、はは…すみません、お恥ずかしいところを」

苦笑いでそう言うと、誤魔化すように両手を擦り付ける。

「今日は冷えるから、震えが止まらなくて」
出来る限りの笑顔で、言う。
752 :ヴェルナー2012/12/31(月) 02:42:16.57 ID:EfjT8gbIo
>>751
この女性は、なにをそこまで恐れているのだろうか。ヴェルナーはそこにある事情を知らない。ゆえにその恐れを理解できないし、どだい人生のうちそれほどの恐怖に対面したこともない。

「あなたがなにを背負っているのかは知りません、なにを守りたいのかも」

だから何かいうこともできないのだ。知人ですらない女性だったが、目の前で震えている彼女になにもしてあげられないのが同にも心苦しくて、

「ですが自分は、これでも警官でして」

お手伝いできることがあれば、と。名刺を差し出す。そこにはヴェルナーの名前と、連絡先が記されている。
753 :桜庭 真[ sage saga]:2012/12/31(月) 02:43:22.33 ID:cFAZjhsU0
>>745
「おお···」
異能の応用なんて考えたこともなかった。
自分の異能も応用すればこんな風に人を楽しませられるんだろうか

「視点···かぁ」
関心深そうに話を聞いている

返レス遅れました····申し訳ない
754 :アメリア・R・エヴァンス/No.28ベリト【弾性非存在】深紅の旅人 ◆FelIcIA30U[sage]:2012/12/31(月) 02:45:29.63 ID:Rr0Mjj5io
>>750
「ああ、いい反応をするじゃないか。武の前で利を説くわけだ、それは蛮勇だぜ?」

胸中の愉悦を顕著に物語る笑顔。

「理を説いて下がらせたければ納得のいく根拠を示さなければならない。
まだ理解してもらえてないようだが何度も言ったつもりだ。あたしは円環の楽園に興味はない。
わかりづらかったか?そりゃそうさ、あたしは伝える気なんてハナからねえんだからよ」

それからようやく銃を下ろして、呑気に煙草を取り出した。

「悪魔に言葉が通じるだなんて思わない方がいい。
円環の楽園に興味のないあたしがあんたを殺さない理由はレクチャーだから、それだけ。
銃を向けた理由が違えば迷わず引き金を引いてるところだ。
言ったろ?優しい先輩が悪魔稼業ってのを教えてやるってな。
盟友の多くはキレたらこわーい狂信者だぜ。そしてあたしもまたその一人ってな」

せいぜい悪魔達の琴線には触れないでおく事だね。そう付け加えて女は立ち上がった。
新参者への講習はこれにて終了、二枚舌で逆鱗に触れたら容赦のない女同様に、悪魔たちは癖のあるズレたやつばかりだ。
教師役なんて向かない自分でも少しくらいは伝えられただろう。
血に塗れた扉を開けて、女は夜の街へと消えていった。

//長時間ありがとうございました!
755 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 02:53:47.19 ID:P3ilwofto
>>754
「あっはは、全くキミは面白いね。自分は二枚舌で真実を語らないと言っておきながらレクチャー? ありえないでしょ」

どうやらクリオネはアメリアの言葉を真に受けていない。

「キミは嘘つきだ。その事実を知られた時点で議論にも……その教えとやらにも意味は無いんだよ」

クリオネはどんな状況でも必ず生き残る自信がある。だから銃を向けられようと円環の楽園という狂った組織に身を置くことも出来る。

「……キミは、何のために生きてるんだろうね」

アメリアが去った後、誰に向けたともわからないその言葉は自分以外には聞こえていなかった。

//こちらこそありがとうございましたー
756 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 03:00:21.33 ID:6aIHmE0Yo
>>752
震えながらヴェルナーの声に耳を傾ける。
私が背負う物、知らなくていい。
私が守りたい者、知らなくていい。
知ったら彼まで巻き込む事になり兼ねない
さっき会ったばかりの、それも一般人を巻き込む事など
庵にできる筈がなかった。下唇を噛み、震えを抑える。

そして、この場から立ち去ろうとした所で
ヴェルナーから驚きの言葉が聴こえた。

「け、警官の…方」

名刺を受け取り確認する。
ヴェルナーと言う名前の警官らしい
警官なら、頼れるかもしれない
彼等がもし見つけた時、カムイの居場所を聞くくらいならば。
そう考え携帯電話を取りだし、電話番号のページを開き直りヴェルナーに差しだす。

「もし、カムイらしき人を見つけたら…ご連絡、もらえますか」

ただし、手は出さないでください…と付けくわえ
自分も自己紹介する。

「座ったまま失礼します。」
車椅子に座ったまま苦笑いして仕切り直す。

「私は庵(いおり)と申します。ヴェルナーさん」

車椅子に乗りぺこりと会釈する。
すると車椅子が華麗に回転し、再びヴェルナーに向き直る。
757 :苅田 眞[sage]:2012/12/31(月) 03:06:45.89 ID:Qtkbl622o
>>753
「ま、悪いところもいい所も、所詮は見方で色々
変わるってこった。」

そういいながら眞は手をパンパンっと叩く。蠢いていた破片が
ふと支える力を失い、地面にパラパラと落ちる。

「んじゃ、自分は家に帰るから。それじゃ
また明日。いい夢見ろよ。」

彼はポケットに手を突っ込み、口笛を吹きながら
スキップをしていずこにへと去っていった。
そのスキップはまるで今の彼の気持ちを表したように
軽快で、楽しそうなステップだった。

(さて、今日はいい日だった。晩御飯は何かなーっと。)



//おつかれさまでしたー!
758 :ヴェルナー2012/12/31(月) 03:08:26.73 ID:EfjT8gbIo
>>756
「無論です、お役に立てるなら連絡しますよ」

私はこれでも警官ですから、と。
役に立てることがあればなんでもしよう。
無辜が苦しめられるならば救おう。
それが信条であるから、ヴェルナーは事情も知らぬ女性の厄介ごとに首を突っ込んだ。
べつにいつものことである、と。軍人である前に人間でありたい、警官である前に良識人でありたい。過去を鑑みて、叶わぬとわかっていてもそう望むからこそ。

「わたしはヴェルナー・シンクレール。よろしく庵さん」

人のいい笑顔を浮かべ、握手のために手を差し出す。
759 :桜庭真[ sage saga]:2012/12/31(月) 03:10:08.65 ID:cFAZjhsU0
>>757
ありがとうございましたー
760 :庵【車椅子の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 03:19:15.81 ID:6aIHmE0Yo
>>758
「あ、ありがとうございます!」

そう言って車椅子の上で勢い良くおじぎする。
そして再び顔をあげた時、庵の表情が明るくなっていた。
自分達以外に頼れる人ができた安心感だろうか
先程までの険しい表情と、震えが一気に治まった。

「ヴェルナー・シンクレールさん…」

そう、ヴェルナーの名前を復唱し微笑む。
良い名前だと思い…凄く優しい感じがした。
そう言う考えを巡らせていると、握手を求められていることに気が付く。

「こ、こちらこそ…よろしくお願いし、ます」

ヴェルナーの人のいい笑顔を見て、少し赤面しながら握手をする。
彼の優しさに感謝しながら…
761 :ヴェルナー2012/12/31(月) 03:30:22.73 ID:EfjT8gbIo
>>760
「私に手伝えることがあればなんでも手伝おう」

だから気兼ねなくなんでも言ってくれ、と重ねて、ヴェルナーは庵の手をしっかり握る。
俯いていた顔が明るい表情を浮かべれば、名乗り出たかいがあったとつられて微笑んでしまう。

「よろしく、庵さん」
762 :庵【車椅子+左眼眼帯の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 03:39:56.02 ID:6aIHmE0Yo
>>761
「ありがとうヴェルナーさん…」

ヴェルナーにしっかり握られた自分の手を
赤面しながら愛おしそうに見つめる。

庵は久方ぶりの『人』の温もりに感激していた。
ヴェルナーみたいな人が沢山居れば、世界は平和なんだろうな…と考えながら
ヴェルナーの顔をみる。

「っ!」【下を向く

微笑みが眩しくて、つい目を背けてしまった。
今までに見た事ない系統微笑みだったので、不意打ちを食らってしまった。

「よ、よろしぃぃく」
あまりの恥ずかしさで呂律が回らなくなっていた。
763 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2012/12/31(月) 03:46:38.42 ID:owLyhPGro
>>725
「俺の前任者が商売上手でな、そこそこでかい組織に顔があるんだ」

クライアントの詳細なんて語れないがな
と、詳しい事は教えてくれないが
彼はフリーの殺し屋で、様々な組織から様々な依頼を受け、
受けた依頼を資金としきかれこなしていくため
彼自身が何処かの所属ということはない

『前任者』
というのも、何か気になる単語だろう
誰なのか、なぜ今いないのか、どうして彼に仕事を託したのか
大方想像がつくのもあるが、


「面白い奴だな、興味が湧いてきたよ
ーー、俺は紫乃咲、紫乃咲紫音だ。」


なんだかんだで、相手に挑発的な態度で臨んできた人間は初めてだ
何か違う気がするが、自己紹介だ
殺し屋、紫乃咲紫音
764 :ヴェルナー2012/12/31(月) 03:52:08.15 ID:EfjT8gbIo
>>762
「ああ……あ〜大丈夫、かい?」

いきなり顔を背けた庵に、怪訝そうに首を傾げる。はて何かしたっけかな、と自分の行動を反芻してみるが不振な点はなく、ではなぜだろうと思案をはじめかけたとき、懐で携帯電話が鳴り響いた。

ありきたりな黒電話の音を設定してあるそれを手にして、電話の相手を確かめてから耳に当てる。

「はい、ヴェルナーですが。………はい、了解しました。では40分後に、所定の位置で」

短いやり取りを済ませ、携帯電話をしまうと、庵に向き直る。

「申し訳ない、急用がはいりまして。自分はここで失礼させてもらいます」

また何かあれば連絡を、と。そう言い残して、ヴェルナーは立ち去ろうとする。

/眠気がやばいのでここで〆てよいでしょうか
765 :庵【車椅子+左眼眼帯の女性】・【能力/触発転移】2012/12/31(月) 03:56:40.65 ID:6aIHmE0Yo
>>764
「だ、大丈夫れす!」

ヴェルナーの言葉に慌てて向き直る。

「仕事ですね、はい頑張ってください」

車椅子の女性は、満面の笑みでヴェルナーを見送る。

/長い間付き合わせてごめんなさい
/ではお休みなさいませ〜( ´ ▽ ` )ノ
766 :柿沼紫雷【クリスタルブリッツ・パルティラ・ルーラー】〈黒眼紺髪>2012/12/31(月) 14:26:28.70 ID:jN8/CIZw0
>>763

「まぁそういう仕事は後ろに
何か頼れるような組織が無いとやっていけないでしょうしね。」

(前任者ねえ……
多分だが、この仕事中に死んだんだろうな…)
青年は相手の、前任者という単語には
触れず心の中で考えていた。

「相手が名乗ったらこちらも名乗るのが筋ですよね。
僕の名前は柿沼紫雷です。」
そういうと青年はどこかへと歩き出した。

//絡みありがとうございました!
あと亀レスすいません
767 :雨宮 清流【盲目跛足の剣士】[sage]:2012/12/31(月) 15:15:40.56 ID:hA4TaVhno
海岸―――――――


「…練習にもならん。」


数人の男が倒れ伏す其の場にて、黒い着流しに深緑の上位を羽織った白髪の若い女性が立っていた。
左腰には刀、片手には杖。左足を引きずっている。

双眸は真一文字の傷が走り、両の瞼はピッタリと下ろされた――――「盲人」であった。
768 :雨宮 清流【盲目跛足の剣士】[sage]:2012/12/31(月) 15:40:21.70 ID:hA4TaVhno
>>767
//まだ募集してます!
769 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[ sage saga]:2012/12/31(月) 15:49:47.87 ID:cFAZjhsU0
>>767
「おー···そんな体であれだけの数を····」

拍手をしながら近づく青年が一人
その青年はどことなく危なげな雰囲気を発していた

「片足も使えず、盲目ですらあるのにその強さ···凄く美しい」
770 :雨宮 清流【盲目跛足の剣士】[sage]:2012/12/31(月) 15:56:58.81 ID:hA4TaVhno
>>769

(…?)

「見ておったのか。…なに、相手が弱かっただけのこと…」

気づき、其れに答えるが。
何処となく危険な雰囲気――――女は相手の其れを、目ざとく感知していた。
目立たないよう、右手で刀に手をかけている。
771 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[ sage saga]:2012/12/31(月) 16:05:38.62 ID:cFAZjhsU0
>>770
「相手が弱かったにしろ目が見えない状態で、しかも複数相手なんて僕には出来ないなぁ」

サーカスを見た子供のような話し方だ。
その話し方に敵対心は感じられず、刀にてをかけていることにも気づいてる様子はない
だが、依然として雰囲気に代わりはない
772 :雨宮 清流【盲目跛足の剣士】[sage]:2012/12/31(月) 16:12:04.57 ID:hA4TaVhno
>>771

「盲には盲の戦い方があるということだ。もっとも、鍛錬によっては誰でもできるようになる。」

「さて…そろそろ行くとしよう。自警団に目を付けられると厄介だ。」


片足を引きずりながら其のまま歩き去る―――――。

//うわああ本当に申し訳ありません…ちょっと急用が入ってしまい絡み続けられなくなってしまいましたorz
//本当にすみませぬ、また絡んでくれるとありがたいですorz
773 :木戸 優[ sage saga]:2012/12/31(月) 16:13:54.46 ID:cFAZjhsU0
>>772
おkです!
774 :シンラ・アマツキ2012/12/31(月) 17:47:54.56 ID:K1DWKJcS0
ーーーーーー町外れの公園

冬は陽の目を不機嫌にしてしまう
それはきっと 何時も紅く頬を染める太陽が透き通るように白く染まる地球(ほし)に
嫉妬をしてしまうから

何故冬は陽が短いのか
そう聞かれると彼は...公園はそう答える

まぁ、聞いてくる相手も居ないのだが


因みに公園(かれ)は冬が嫌いだ
冬(やつ)が訪れると 子供たちが、余り自分の処に来てくれなくなるから
だから 彼は太陽の味方であった

故に 冬中の来訪者と云うのは 少し 嬉しいモノがある


「お蕎麦うまうまー!」

「体の栄養になんかなりやしないけどさ!」

「心が暖かくなるよねっ」


此の 無邪気に蕎麦を啜る少年みたいに
たとえ 人間では無くとも...ね


775 :利場 誘(プロデユーサ)2012/12/31(月) 21:38:00.85 ID:c4uyFRhy0
「はは・・・・・」

自販機を誤って壊してしまい、警察に御用

警察署から釈放された時には夜になっていた

「あっはっはっは・・・・」

煙草を取り出し、火をつける、


煙草を吸い、警察署のほうへ向く


「もうてめーらのために税金なんて払ってやるかボケェェェェェ!!」
776 :利場 誘(プロデユーサ)2012/12/31(月) 22:21:12.68 ID:RQrlUhVo0
「あーあ、くそったれが、自販機ちょいっと蹴っただけなのによ、簡単に壊れるなんて、くそっ!」

壁を殴ると、壁が破壊した

「・・・・・やべー、」

これ以上警察にお世話になるのはごめんだ、

なぜなら・・・・・

「なんでプロデューサーなんてやってんだ俺ぇええええええええええええ!!」
777 :利場 誘(プロデユーサ)2012/12/31(月) 22:21:28.43 ID:RQrlUhVo0
「あーあ、くそったれが、自販機ちょいっと蹴っただけなのによ、簡単に壊れるなんて、くそっ!」

壁を殴ると、壁が破壊した

「・・・・・やべー、」

これ以上警察にお世話になるのはごめんだ、

なぜなら・・・・・

「なんでプロデューサーなんてやってんだ俺ぇええええええええええええ!!」
778 :桜庭 真(目に光がない少年)[ sage saga]:2012/12/31(月) 22:30:09.26 ID:cFAZjhsU0
>>777
大抵のことはもう驚かないと思っていたのだが···
流石に目の前で壁が崩壊すると驚いてしまう
開いた口が塞がらないってのはこういう状況を言うのだろうか
ポカーンと言った擬音そのままの状態になってしまう
779 :利場 誘(プロデユーサ)2012/12/31(月) 22:47:51.67 ID:LQ6cdDwO0
>>778
「・・・・」

見られた、やばいな、どうする?

とりあえずさわやかなお兄さんみたいな感じで接してみよう

「なぁに見てんだぁ!!小僧!!」

あ、だめだ、これじゃ怖いチンピラだ
780 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 22:55:23.79 ID:P3ilwofto
「……」

ここはとあるバー。聞けば円環の楽園のメンバーが利用することもあると言われるバーだ。
そのバーでクリオネは一人、カウンター席で一杯のカクテルを飲んでいる。

「もうすぐ今年も終わり……でももうすぐ始まるからね」

傍らには1つのヴァイオリン。公園で軽く弾いてきた帰りにこのバーに寄ったという訳だ。
静かなバーでまた一口、グラスを口へと運んでいく。
781 :桜庭 真(目に光がない少年)[ sage saga]:2012/12/31(月) 23:02:51.45 ID:cFAZjhsU0
>>779
なんだこの人、チンピラだろうか
いや、ただのチンピラが壁を破壊できるだろうか
絡まれるのも面倒だ少し眠って貰おう

ヘッドホンに手を当て、相手の脳に多量の情報を送り込む
※詳細はwiki見ていただけると有りがたいです
782 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/31(月) 23:03:21.35 ID:XIFX3E+U0
>>780
冷たい夜にドアをギイ、と開く音。
「こんばんは」
美しい妙齢の女が一人、入ってくる。全身真っ黒な服を着ていた。
喪服に見えるかもしれない井出達、バーには相応しくない服装だろう。

「隣、いいかしら?先輩たちから話を聞いているわ」

店主に甘酒を頼むと、カウンターに座る。
783 :利場 誘(プロデユーサ)2012/12/31(月) 23:09:03.38 ID:LQ6cdDwO0
「・・・・・」

なんだ?異能か?てか、これ以上派手にやったら、絶対クビだよな?やべ、どーしよ、いやまて、相手は少年だ、大人の
一言で黙らせてやる!

息を深く吸い、

「少年よぉおおおお!!」


「大志を抱けぇええええええええええええ!!!!」
784 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 23:11:09.10 ID:P3ilwofto
>>782
「こっちが答える前に座るなら聞く意味ないでしょ」

話しかけられた方を向き、姿を確認する。

(まるで喪服ね)

その黒の衣装を見て思う。目に見える武器を確認できない為、警戒は解かない。

「先輩? キミは部活動でもしてるの?」

何処の誰ともわからない相手にいきなりこちらから素性を明かすわけにはいかない。
785 :桜庭 真(目に光がない少年)[ sage saga]:2012/12/31(月) 23:15:01.52 ID:cFAZjhsU0
>>783
あ···れ?
効かない!?なんで···
まずい。めちゃくちゃ息すってる。やられる。どうしよう···

「····ふふっ」
急に何をいっているんだろう。この人は
思わず笑ってしまった
786 :苅田 眞[sage]:2012/12/31(月) 23:15:41.79 ID:Qtkbl622o
>>87
フォイフォイwwwwwwwwフォwwwwwwwwーーイフォイwwwwwwwwwwwwww


(君も染まるがいい!)

787 :殴り魔の人[sage]:2012/12/31(月) 23:16:04.14 ID:Qtkbl622o
>>786
すいません誤爆です!
788 :利場 誘(プロデユーサ)2012/12/31(月) 23:18:42.38 ID:LQ6cdDwO0
>>785
「いまだ!!」
相手に近づきヘッドフォンをとる、相手の肩に手をやり大きな声で

「アイドルにならないか!!?」

その声が、大きく響いた
789 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/31(月) 23:19:15.16 ID:XIFX3E+U0
>>784
「部活動はしてないわね。そんな健康的なスポーツには興味ないわ」

運ばれてきた甘酒を一口飲む。もう少し甘くならないかしら、と呟き。

『話は聞いてるわよ、ムルムル。可愛らしいお嬢さんね。私がNo,39、マルファスよ』

テレパシーで自分の身元を証明した。

「貴女のことが私に伝えられているってことは、頭が回って諜報部門みたいね貴女」

少なくとも純粋に悪を働くことがメインだとは考えずらい。
性格にもよるがマルファス自身が殺されることもありうる、メイザースがそんな愚考を犯すとは考えずらいからだ。

790 :矢嶋とか ◆YaJiMaWRSg[sage]:2012/12/31(月) 23:28:35.23 ID:L6x9KXBbo

とある神社の外れ──東屋で鍋を炊く、双子姉妹の姿が。


『……今年ももう、終わりなのね』「そうだね、お姉ちゃん」
「や、や、そんな事よりさ?お姉ちゃん───」

ずるずると麺をすすりながら、妹は姉へと、呟くように言った。
応じる彼女の声は何故か詰まったもので、苦しそうな顔をして、姉の方を向き──

「──ラーメンは年越しそばのうちに入らないんじゃない?」『ほら、中華そばって言うじゃない』『私達、中国人なのよ?』
「うん、そうだね」「100歩譲ろう、や、100歩どころじゃないだろうケド……年越し中華そばが認められるとするじゃん」

「何でこんなに具と油とにんにくにまみれてるのかな?かな?」

にんにくの臭いに満ち満ちた吐息と共に、不平不満をぶちまける。ぶちまける。
『私の趣味に決まってるじゃない』と平然とした態度で答える楓に、鈴は「太るよ」と悪態を付いた。
──のだが、一瞬の間を置いて、楓の体から放出される凄まじい殺気に、鈴は前言撤回とばかりに身を縮こめるのだった。


どうやらこの双子、にんにくと野菜と油を多量に放り込んだラーメンを自炊しているようだ。
周囲にはこってりとした匂いと、何やら言い知れぬ殺気が充満しているが───?

/軽ーい感じになりそうですが、それでもよろしければ
791 :真雄[ sage saga]:2012/12/31(月) 23:28:50.36 ID:cFAZjhsU0
>>788
!?
まずい、油断させる作戦だったのか···
もう防御が間に合わな····

「ええ!?」
な、何を言ってるんだこの人は
792 :彩鈴&彩楓/ライダースにヘッドフォン&ファーコートの姉妹 傭兵兼暗殺者[sage]:2012/12/31(月) 23:28:51.46 ID:L6x9KXBbo
/
名前ミスですん
793 :桜庭真[ sage saga]:2012/12/31(月) 23:29:19.94 ID:cFAZjhsU0
コテミスです
794 :利場 誘(プロデユーサ)2012/12/31(月) 23:33:19.96 ID:LQ6cdDwO0
>>791
「いやー、うちの事務所の社長が、今日中にアイドル作れ的なこと言いやがりましてね」

グラサンを外し、金髪の頭をなでる

「別にアイドルとか興味ねーけど、社長には恩があるからなぁ」
795 :彩鈴&彩楓/ライダースにヘッドフォン&ファーコートの姉妹 傭兵兼暗殺者[sage]:2012/12/31(月) 23:40:46.10 ID:L6x9KXBbo
>>790
/
あばば、予定が入りましたので、撤回でお願いします……
796 :アイーシャ[sage ]:2012/12/31(月) 23:41:54.96 ID:5drxxOkd0
>>784 >>789

――そんな時、二人の脳内に何者かが直接語りかけてくるだろう。

『やだなぁ。あたしの聞こえない所で勝手に納得しちゃって。
 良いけどねー。ふたりとも誰だか分かるからさぁ?』

ほぼ同時。バーの隅っこの席で、誰かがゆったりと立ち上がる音がする。
見れば、薄い褐色の肌をワインレッドの……一枚布同然の衣服で包み、赤い腰布を垂らした踊り子めいた装束の少女。
その銀髪は月光めいて朧に輝き、バストははちきれそうに豊満だった。

「ほぅら、仲良くしなよ」

彼女は柔らかな沓で足音を立てずに近寄ってきて、二人の間に立ちはだかる。
余りに無策に。何も考えていないかのように。

――ひらり、腰布をめくり上げる。
鼠径部には例の焼印。

「何ならあたしが二人まとめて相手あげようか。アハ! 吊り橋効果って奴でねぇ……」

そして彼女固有の印章が暗示するナンバーは――29=B
797 :桜庭真[ sage saga]:2012/12/31(月) 23:45:15.69 ID:cFAZjhsU0
>>794
「はあ····
まずなぜ僕なんです?僕男ですよ····」

798 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2012/12/31(月) 23:46:50.38 ID:P3ilwofto
>>789
(なるほど、この女がメイザースの言ってたマルファスだね)

いちいちマルファスの名を騙る必要はないと判断し、この女がマルファスであることは間違いないだろうと踏む。

『それはどうも、自己紹介をする必要はないみたいだね』

そういえばこんな便利機能もあったなと、返事をテレパシーで返してみる。

「この組織、部門なんてあるの? メイザースはキミに仕事内容を聞くと良いって言ってたけど」

この言い方からこのマルファスは諜報部門なのだろう。

「キミは諜報員ってことは分かったけど、私はキミに何を教えて貰えばいいんだろうね」

>>796
(また厄介そうなのが……)

突如乱入してきた女に対する第一印象はこれ。
今までのメンバーとはまた違うものを持っている。

「仲良しグループなら他でやってよね。酔っ払いの相手はしたくないの」

直ぐに立ち上げれるように警戒しつつ、女に向かって斜に構える。
799 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2012/12/31(月) 23:58:38.63 ID:XIFX3E+U0
>>798
「幹部によって大きくやり方が違うからね。やり方別に分けて部門と呼んで差支えがないんじゃないかしら」

自分のような人間と悪として欲望のまま振舞う人間の間には、大きな開きがある。

「私がやっていることはハッキングにクラッキング、潜入調査に料理人に擬態しての聞き込み。それぐらいね。
 最後の一つはともかく、貴女も似たようなことをやらされるんじゃないかしら」

頼まれはしたものの、手取り足取り教えるような性格はしていない。
この女が優秀ならば、最低限のことだけ教えておけば問題ないだろう。
幹部はかなり自由に振舞っていい。


>>796
「仲良くするメリットが、私には思いつかないわね。私にとっては脆い友情ほど信用できないものはないの」

甘酒を傾けて、語りかけるマルファスは、自嘲のような笑みを浮かべる。

「私たちは戦ってはならないという規約がある、だから戦わない。信頼はしてるわよ、一応」

こちらは立ち上がらない、構えない。そうする必要を思いつかない。
800 :アイーシャ[sage ]:2013/01/01(火) 00:14:11.33 ID:xVxtengK0
>>798

「仲良しグループがダメならこの酒屋さんは向かないよぉ。バアルも来るし。
 それにお互いどんだけ腹を探ってもドス黒いものをガバガバ掃き出すだけって、逆に楽じゃん?」

円環の楽園は安心感そのものだよねぇ。賛同を求めるように少女は付け加えた。
ふわふわとした発想、酔っぱらいと疑われてもおかしくない言動にも関わらず、No.29はまともだった。

「ねぇ、あたしの息酒臭い?」

>>799

「あたし達って不思議と律儀だよねぇ。なのにどうしてルールに従えなかったんだろうってたまに思うの。
 アハッ。それに、友情に裏切られるのが怖いなら先に裏切ればいいのにさ」

腰布をたくし上げ、おぞましい烙印を晒しながら彼女は二三度嘲るように踊った。自分ではなく、マルファスをだ。

「そういうのは信頼とは言わない。信用……契約って言うんだな。訂正訂正」

くすくすと笑って彼女はまた別の席につこうとする。マルファスよりもクリオネよりも、ずっと右側に。

「ハッピーニューイヤー。新年のご挨拶がてら名乗っておくと、あたしはアスタロトのアイーシャ。
 全くこの組織はお互いに名前を知らなすぎね。新年会でも開いてみればいいのに」
801 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 00:25:20.62 ID:1yJ8joHgo
>>799
「なるほどね。じゃあ、私とキミは別部門になりそうだよ」

マスター、もう一杯頂戴。

「私はクラッキングとかはしないからね。もう少し荒っぽい」

同じ諜報活動でもクリオネは武力の行使を選択肢に入れる。ドールでの潜入とプラスして威力偵察が出来る。

「まぁメイザースは命令があるまで好きにしていいって言ってたし、この組織の自由度は気に入ってるよ」

出てきたカクテルを一口飲む。そういえばもう日付を過ぎて新年だ。おめでたいとも思わないし、それを言い合う仲でもないが……

「キミは戦闘員じゃないってこと?」

完全に諜報専門なのだろうか。

>>800
「誰? バアルって」

まだ組織内の人物を把握しきれていない。が、この言い方を見るに仲良しグループを作るのが好きな奴なのだろうか。

「安心感なんてあるわけないでしょ。いつこっちが裏切られて寝首をかかれるかわからないもの」

組織とはそういうものだと思っている。少なくとも今まで見てきた組織は裏切りが横行しているものばかり。

「それ自体はそこまで匂わないけどキミの振る舞いは酔っ払いを連想するよ」
802 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2013/01/01(火) 00:38:05.91 ID:PJMncNjB0
>>800
「今でもルールには従ってるじゃない?結局、我が強すぎた。
 だから社会には不要だった。――――――先に裏切ればいいわよね、本当に。楽しいじゃない、裏切るの」

嘲るように踊るアスタロトにつられて自嘲の笑みが濃くなるのを感じる。

「どっちでもいいわ。駒として使えるか使えないか。私にとってはそれだけしか興味ない」

友情なんて馬鹿げてると思う。マルファスは唯、世界を嘲笑って皮肉るだけ。

「アスタロトね。宜しく。心配しなくても組織で集まる計画は立ててあるから、安心していいわよ」

>>801
「あら、そうだったの。こっち部門でも優秀そうなのに、残念ね。誇りがないタチじゃないの?貴女って」

マルファスから見たムルムルの印象はそうだった。

「そうそう、基本的には好きに振舞えばいいわ。幹部の殆どは放っておいても勝手に悪として振舞ってくれる。
 いいシステムね」

甘酒が回ってきたのか多少顔が赤くなりながらも言葉を続ける。

「私は戦わないわね。好きじゃないから。その分諜報に専念しているわ」

マルファスのような幹部は、珍しいだろう。少なくともマルファスは自分のような幹部を見たことがない。
大量に居られたら、組織として成り立たないだろうからだ。
案自分で組織の一員だと名乗るような悪の存在が、大量に居たほうがいいのだ。
803 :彼方(キャスケット帽の少女) -Tarot Master- E:タロットカード一式2013/01/01(火) 00:52:33.48 ID:lPh2md5Wo
新年に浮かれる街は、一般人に着飾った初詣の参拝客が混じり、一層数が増えていた。


「――――-見ーつけた♪」


コートを着た男性が、一人の少女に呼び止められる。
何か上手い事でも言われたのだろうか、男性は少女に付いていく様に、路地裏へと消えていく。
それを気にする人間は少ない。気にしたとしても、この人数の中では数秒後には忘れているだろう。

「へへ、君、それでどういう――――――――」

「……んー? 新年明けましておめでとうってことで、あなたの『結晶』、頂くよ♪」

ここはスラムのある街。みすぼらしい格好の少女がやることといえば、限られてくる。
そう思って、男性は期待していた。偶然、男性のタイプは丁度少女のような女性だった。ニヤケを抑えつつ、言いながら振り向く。

だが、そこで男性が見たものは少女と、その手に握られた"少女より大きな棒のような黒いもの"だった。
それが自分に振り下ろされるのを最後の映像にして、男性の意識は途切れた。


それから数分の間、そこには紅く染まった肉塊と、傍に蓋の開けたビンを置いて座る少女の姿があるだろう。数分経てば、少女はどこかへと消えていく。
804 :フレデリーク=ルヴィエ(灰髪黒ローブの少女) 殺人鬼クリスタル/円環の楽園662013/01/01(火) 00:52:48.81 ID:lPh2md5Wo
>>803
/コ、コテミスッ!
805 :アイーシャ[sage ]:2013/01/01(火) 00:54:53.54 ID:xVxtengK0
>>801

「会えば分かる。そして、好きになるか嫌いになるよ。あたしより常に酔っ払ってる……ハハッ」

そうやって暈して言うのは自分が誰にも知られていなかった事を受けての悪戯だろうか。

「ここで安心できないならどこに行ったって安心できないさぁ。
 自分で自分をそう言う方向に仕向けてるんだからね。世の中には良い人も悪い人もいるのに。
 でも、ここは一方しかいない……柿の種と混ぜこぜじゃなくて、ピーナッツだけに集中できる」

要するに、悪人は確実に信頼出来ないから逆説的に信用できるという事らしい。
例えは正鵠を射ているか怪しいが、円環の楽園がいずれ世界を邪悪の領土とするならいずれ全世界的に起きうる変化ではある。

「ただし、ピーナッツだらけの環境にいても例外はある。それはいつ起こると思う?」

クリオネが彼女の言葉をまともに聞いているか分からないが、アスタロトは調子を付けて手を叩いて楽しそうだ。
至高の四柱にあって、驚くほど軽く尊厳のない態度である。
それも当然だ。彼女は最近になって、その強さだけで選ばれたにも等しい存在なのだから。

>>802

「そう言う見方は、社会に適合して、友達を作りたかった人間にしかできないって聞くよ……アハ。」

こんな発想に至るところまで、きっと予定調和だろう。
生殺与奪権もないのに駒扱いとは笑わせる。声には出さずそう言って、面白くなさそうに「わらった」。

「マジでぇ? でもねー、そういう所を報告してくれないのを含めてダメだって言いたいのよさぁ」
806 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 01:03:30.71 ID:1yJ8joHgo
>>802
「コンピュータはほとんど触ったことも無いしね。第一情報は聞いた方が早いし……
 ちなみに誇りなんて犬にでも食わせてればいいのよ。誇りより目的」

目的を達成するためにはどんな汚い手も使うし、その場の勝ちを取りにいかずに撤退することだってある。

「キミはどうなのさ。私と同じ人種?」

それとも今時珍しい誇り高い人間なのか。

「なんだ、珍しいんだね。じゃあよほど諜報向きな能力を持ってるんだろうね」

徐々に相手の事を知ろうとする。クリオネも一応諜報員として依頼を受けて生計を立てていた自体があるのだ。
これは癖。

>>805
「予想だけど、たぶん私はそいつのこと嫌いだよ」

こんな組織で仲良しグループを作る?冗談じゃない。

「その考えは分からなくもないかな。この組織は人間は、人間を2分した時の分類で片方に偏ってる。それなら対応が楽だね。
 でもそれってこの組織に限った話じゃないと思うけどね」

善悪問わずこの世の人間で信用していい人間などほんの一握りだ。その一握りの人を失ってはならない。

「さあね。私みたいな異分子が居る事は問題なのかもね。……で、喋りたがりのキミの事だから早く答えを言いたいんだろう?」

相変わらずの嫌味っぽい笑みを浮かべる。
807 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2013/01/01(火) 01:05:04.71 ID:Xg4j20Wno
>>803
路地裏に、夜風が吹いた
少女の頬を撫でるように優しく、その場の雰囲気を一掃するように激しく

そして、それは風と共に姿を表した

「……明けまして、おめでとうございます」

闇に溶けるブラックスーツ、同色の中折れ帽
そこから漏れでた金髪と、橙色の瞳だけが怪しく彩色を放っている

その男ののっぺりと張り付いたような、その笑顔がローブの少女へ向けられていた

「貴方が、フレデリーク=ルヴィエですね?」

柔らかい物腰で、恭しくそして深く一礼を行うと
その瞳は、優しく少女を見つめていた

「私は、レオンハルト……いえ、序列一位バアルの方が通りが良い
 呼び方は『兄さん』で良いですよ、妹ちゃん」

2つの衝撃が、その一言には込められていた
序列一位バアル、つまり円環の楽園の幹部を意味するその地位

そして、初対面の男性に、いきなり妹扱いを受けている事だ
808 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2013/01/01(火) 01:18:17.59 ID:PJMncNjB0
>>805
一瞬だけ頭に血が上りかけるも酒のせいだと思う。
こう推測されるのは必然。

「分かるかしら?―――――――友達友達友達友達。面倒よね。嫉妬してるだけよ」

この世の中は情報の集合体であり、その領域に友達などと言う余計な干渉は必要ない。
よく言うではないか、感傷に浸っている暇はないと、とまで考えて自分の寒いギャグに心中で涙が出るのを感じる。

「バアルから聞いてなかったかしら?……企画は彼が進めているはずだけれど
部門を考えると私のミスね。謝罪させて頂くわ」

情報の伝達に齟齬が発生するのはマルファスにとっては頂けないことだ。

>>806
「見解の相違ね。なんだかんだで今もコンピュータ社会であることは間違いないから。
 好きになる必要はないけれど、個人的に貴女のその考えは好感を抱くわ」

意見を述べながら汚い政治家のようだ、と思う。自分の方が数倍汚いが。

「ええ、目的のためなら死んでもいいわ。今はこの組織と一生を共にしてもいいと思ってる。
 切り捨てられてもいいほどにね。
 サクヤって言う師匠がゴミに成り果てて、私の存在価値は無くなった。
あはは。大事な人ができただけで、ああも人がつまらなくなるとは知らなかったわ」

その瞳に浮かぶのは、憎悪だった。彼女は自分が居なくてもどうにかした。
自分でお偉いさんとのコネを作り、自分で恋人まで作った。ロくレネは、必要でも何でもない。

「等価交換って知ってる?大丈夫よ、交渉は反故にしないから」

情報を明かすとしても、そちらが先ということだろう。


809 :フレデリーク=ルヴィエ(灰髪黒ローブの少女) 殺人鬼クリスタル/円環の楽園662013/01/01(火) 01:18:31.57 ID:lPh2md5Wo
>>807
「……なぁに?」

先ほどまで行っていた残忍な行為の跡すら感じさせず、実年齢より幼い口調で尋ねながら、くるっと振り返る。
彼の新年の挨拶は、軽く受け流したようで返さない。

彼の問いにコクッと頷いた少女は、普通の初対面の人間ならば抱かないような奇妙な感覚を覚える。
それはこの赤が飛び散る路地裏において、不思議なほど落ち着いた紳士的な態度なのか、それとも――

「序列第1位、バアル……」

――メイザースと名乗ったあの人物以外の仲間に出会ったからなのか。
呟いた少女は、彼の全身をくまなく観察して、目に反応し無い事を確かめて。

そして返す。いきなり妹と言った、彼に。

「……お兄ちゃんで良い? レオンハルトのお兄ちゃん!」

しかしそれは、少女にとって都合の良いことだった。もう既に少女は、全てのメンバーを兄、姉と呼ぶことを決めていたのだから。
そして彼女は傍においてあった瓶の栓をコルクで閉めた。何も入ってないように見える。少なくとも彼には、そう見えるだろう。
810 :木戸 優(危ない目をした茶髪)[ sage saga]:2013/01/01(火) 01:31:38.85 ID:owJjg6Vk0
町のどこかの道、仕事帰りだろうか。女性が一人で歩いている
その女性の前方からふっと一人の男が現れる

「ねえ、お姉さん。ちょっといいかな」
「な、何?···」

突然の声かけに怪しさを感じずにいられない女性。思わず身構える
そんなことは気にせず男は話を続ける

「あなたのことが好きです。一目惚れしました」
「な、何をいってるの!?」
「だから····死んでください」

急に女性を雷が打つ。雨どころか雲もないのに、だ
そして考える暇もなく女性は絶命する。
男は、鼻唄を歌いながら女性の死体をスーツケースに詰め始めた
811 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2013/01/01(火) 01:32:35.10 ID:Xg4j20Wno
>>809
「素晴らしい、素晴らしいですよ!
 私の見立てを上回る、可愛らしさだ!
 新愛をこめて、フレディ、と呼ばせて頂いても?」

パン、と軽い音を立てて彼の胸の前で両掌が合わさる
小躍りするように、無邪気な少年のような騒ぎ様だ

周囲に散らばる赤のナニカなど、彼の目には映らない
ああ、道にゴミが落ちているな?拾うのも面倒だ
<家族>以外など、この程度の認識にしか過ぎない

「フレディ、私は貴女に会いに来たのです、と言いたい所ですが……」

彼女の側の瓶に、一瞬視線を落とすが
そんなものよりも妹の方に興味が有るのだろう、すぐに視線を戻し
家族を溺愛する兄の表情へと戻る

こんな惨状で、優しげな笑顔を浮かべられても、狂っているようにしかにしか見えないが

「組織の人間で、新人の歓迎会を兼ねた新年会をやろうと話になりましてね
 そのお誘いに来た次第です
 盟友殿……メイサーズ様もお暇なら来られるそうですよ?」
812 :アイーシャ[sage ]:2013/01/01(火) 01:34:09.53 ID:xVxtengK0
>>806

「諜報員さんはあたしの事をもっと知りたいんでしょ? なら教えてあげよう。
 それは簡単なことさ……柿の種の形を一度も知らないと、ピーナッツを見極められないんだよぉ」

嫌悪を正面から受け止めた彼女は、なおヘラヘラと口元を歪めて、

「アハ。悪いのは組織じゃなくてその誰かなの。
 あんたはもう一つを知っているようだけどねぇ」

めまぐるしい。今度は、不思議そうに目を細めた。
穿てば、どうしてまとも≠ネ連中とつるむのが楽しいんだろうと疑問を呈するが如く。

「ピーナッツと柿の種をつまみ食うのはきっと美味しい。ただし、安心は無くなっちゃう。それがあたしの考えの延長線上のこと。
 もしあんたがこの組織にいて心が穏やかでないというなら……そういうことだよ、ね?」

・・・・・
「バカみたい。あたしの思ってるとおりなら」

琥珀色の瞳に鋭い悪意が点った。
だが害する意志も抗う意志もなく、肯定しながら愚弄するのだ。彼女は。
それは、どれだけ気に入った相手に対しても同じ事。

>>808

「――――――アハハハハハハッ、……ぷぷっ…、………ャーハハーーーーーハハハッハッハ!! ……ぐうぇぇっ」

聞いて彼女は咽るほど笑った。一頻り笑って、急に惚れっぽく瞳が蕩ける。

「あんたイイよぉ。意味のないものに嫉妬するとは面白いじゃん。あたしはあんたの事、スキだねぇ。
 ……ファックしたいくらいさ。アハ、アハ、アハッ」

猥雑に過ぎる口ぶりは、高級娼婦として高翌嶺の花を演じていた時代の反動だ。
吐露された本音(否、全てではないだろう)を、真に受けながらあざ笑う。アスタロトにはそれができる。
負の心を耕すその作業を、いつの間にか楽しんでいた。

「んー、別にいいよぅ。そういう事なら至高の四柱同士で話しあえば解決するからね。
 あいつはさぁみんなを同じように家族だと見てるんだよ。同じ、ああ同じに。だから一人忘れちゃってもおかしくないかもぉ……ハハ」
813 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2013/01/01(火) 01:38:52.67 ID:7U5DE3AHo
>>810
「こんなところで、一体何をしているんですか…?」

人気のない道だった。
新年早々、こんな猟奇的な場面に出くわすなんて思っていなかった千代乃は思わずそう声をかける。

しかし、見てみると男はなんだか楽しそうだ。
千代乃は首を傾げ、しばし考える。
男が死体をスーツケースに詰めている、その現状を見ながら。
そしてスーツケースに収められた女性を見ながらこう言った。

「――――駆け落ちでもするんですか?」
814 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 01:46:34.19 ID:1yJ8joHgo
>>808
「個人的に……ね。それは個人の感情が入らない任務においては否定するってことだよね。回りくどい言い方嫌いだよ」

とても諜報が得意とは思えないセリフを言う。クリオネは必要に駆られて腹の探り合いをするが、本当はあまり好きではない。
わかりやすく簡潔に話してくれた方が好みなのだ。

「サクヤ……」

(こいつサクヤの知り合い……? ふーん)

一瞬クリオネの口元が歪む。

「そのサクヤとか言うのがキミの生きがいだったわけ? それで自分を置いて他の人の所に行ってしまったものだから気に入らない訳だ」

マルファスとサクヤがどのような関係か正確には分からないが、元々はサクヤの事が好きだったのだろう。

「じゃあ私が能力を明かしたらキミも能力を教えてくれる?」

ここですぐに能力を明かしてやるわけには行かない。とりあえず言質だけは取らなければ。

>>812
「誰も知りたいなんて言ってないんだけど……」

よく喋る奴だと思いながら話を聞く。

「キミは柿の種とやらの形を知っているとでも言うの? 第一、人間は柿の種とピーナッツの様にわかりやすく2分されていないと思うんだけどね」

少なくとも、悪の組織にいながら自分を悪だと思っていないクリオネは、この組織においては異分子。つまりはピーナッツではない。

(私の知っていることなんてほとんどないよ……現に私は一人で目的を達成することすらできない)

アイーシャの言葉に沈黙で返し、別の事を考えているクリオネ。

「何がバカなのかは私が決めることだよ。私が安心できる場所は無い。だからこれから作るんだよ」

アイーシャの悪意を流し、マスターにつまみを頼む。チーズ盛り合わせください。
815 :フレデリーク=ルヴィエ(灰髪黒ローブの少女) 殺人鬼クリスタル/円環の楽園662013/01/01(火) 01:46:47.68 ID:lPh2md5Wo
>>811
「うん、良いよ!
 よろしく、レオンハルトのお兄ちゃん!」

お兄ちゃん、と呼べることがよほど嬉しかったのか、目をキラキラと輝かせて手を差し出す少女。
数十cm先は血溜り。そんな物、この2人には視界に入っていなかった。
彼がアレを「ゴミ」と認識するなら、少女は「入れ物」だった。結晶を入れた容器。自分が動きを止める前は、何か喋っていた入れ物。
所詮、少女はそういう人格の持ち主だ。

彼も同じ様だが、少女はむしろ彼が好きなほうだ。少女にとって、2人目のお兄ちゃんだから。


「新年会!? 行く行く! メイザースのお兄ちゃんも来るなら、もっと行く!」

彼の口からメイザースの名が出た途端、もっと目を輝かせて、それでも嬉しさは収まりきらないのかピョンピョンと跳ね出した。
腰に縛り付けたガラス瓶は大きく揺れ、血の池の端に着地して少し赤いものが靴に付いたが、気にしない。
メイザースとは、自分を魅了した「お兄ちゃん」。その人物と再び会えるというのならば、感性だけで動く少女が喜ばない訳がなくて。
816 :木戸 優[ sage saga]:2013/01/01(火) 01:48:30.62 ID:owJjg6Vk0
>>813
「何···か。ナンパ、かな?」

楽しそうに死体を詰めながら話す

「駆け落ち··そんな感じかな
僕さ、ちょっとおかしいんだよね。生きてる人は愛せないんだ」

美人だろ?この人。と少し死体の顔を見せて死体を詰め終わる
817 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2013/01/01(火) 01:57:35.47 ID:7U5DE3AHo
>>816
「ナンパで、駆け落ち……」

楽しそうに語る男を前にして、千代乃は男の言葉を繰り返す。
普通の人なら絶句する思考回路と単語だろう…しかし千代乃は普通ではなかった。
僅かに首を傾げながら、小さく口の端に笑みを上らせるとうっとりした口調でこう語る。

「じゃああなたは、この人を愛しているのね?」

ちらりとスーツケースの間から見えた女の顔は確かに美人であった。
自分に何が起きたのか分かっていないような、そんな無垢な顔。
愛故の行為ならばすべて許されるのだ、女はそう信じていた。
818 :アイーシャ / 踊り子めいた装束。銀髪褐色琥珀眼。バストは豊満であった[sage ]:2013/01/01(火) 01:58:30.35 ID:xVxtengK0
tes
819 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2013/01/01(火) 02:02:01.55 ID:Xg4j20Wno
>>815
「ふふふ、そうです私が貴方の兄ですよ?
 妹のフレディには、お年玉を用意すれば良かったですね」

残念だ、と懐から純白のハンカチを取り出すと
自身のスーツが汚れるのも気にせず、膝立ちになると汚れた彼女の靴を拭った
白のハンカチは、赤黒く汚れ、大きなシミを作ってしまっている

「もう少し、レディはお淑やかにするものですよ
 折角の靴が汚れてしまいました
 可愛らしい貴女が台無しですよ」

その行為が、この男を象徴している気がする

「盟友殿も羨ましい方だ
 可愛らしい妹に、ここまで慕われるとは……」
820 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2013/01/01(火) 02:02:12.89 ID:PJMncNjB0
>>812
「失礼ね……貴女。悪の華としては最高に憎らしいわ」

一頻り笑うアスタロトを横目で見ると、甘酒をぐいっと飲む。

「意味なんか無くても、隣の芝生は青く見えるのよ。……どうもありがとう。
 私の部門に金さえ払えば好きなだけ犯して構わないわ。後に障害が出ない範囲でね」

こういう手合いの相手は慣れていた。何かを対価にするのなら、体を差し出すぐらい何でもない。
しかし、この女は気持ち悪い。賞賛に値する気持ち悪さだ。それでいて感情に敏感で、とても使える駒だと思う。
敵に回せばさぞ厄介だろう。

「どこかの誰かさんと似てるから、私は彼のことが苦手だけれどね。
 平等を謳いながら、誰かを選ばなければいいのだけれど……忘れられてるとしたら貴女も、いい気味だわ」

全てを平等に見るなんて、人間にはできないと思う。
個人にとって重要な人物は出てくる、そしてそうでない人間は、自然に切り捨てられていくのだ。
社会のゴミが寄り添うこの組織が、マルファスは嫌いではない。

>>814
「貴女がだーいすき!愛してる!アタシは、アンタのことが嫌いじゃない!……とか言って欲しい?
 お生憎様、私は人と馴れ合うのは諜報の時だけだから、同士に遠慮はしないわ」

一言一言に憎悪を募らせて。サクヤが愛しくて憎らしくて。

「あはははは!……キモいんだよあいつが!正直合ったときから、あいつはずっと理想しか見ていない。
 世界はこんなにも残酷で、理不尽で、不平等だと言うのにさあ!しかも恋人を作りながらまだ友達を作りたい……?
 ふざけてんのか!?っていいたくなるよなあ!」

不屈を心に、憎悪を力に。マルファスの中で溜まってきた嫉妬がついに雄叫びを挙げる。
あんなに尽くしたのに、自分に見返りがないことへの一方的な苛立ちが、マルファスをしはいしていて……
一瞬で素に戻る。

「なんちゃって。……勿論よ。交渉の際に履行するのは当然の義務だから」

素知らぬ顔でケロリと交渉を続けた。
821 :木戸 優[ sage saga]:2013/01/01(火) 02:05:43.91 ID:owJjg6Vk0
>>817
「うん、もちろんさ。愛してなければこんなことしないさ」

いきいきとした表情で語る
自分の行動を理解してくれる相手と話せるのが嬉しいのだろうか

「君は···不思議だね。普通なら皆キャーキャー喚いて逃げ出すのに。
君は逃げ出すどころか笑ってるんだもの」

822 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2013/01/01(火) 02:17:06.94 ID:7U5DE3AHo
>>821
「愛しているなら良いの、これがあなたが彼女を愛したゆえの行動なら。
 愛しているっていいですよね、それがすべての行動原理だと思うんですわたし……」

表情豊かに語る彼にこちらもにこやかな微笑みを浮かべながらそう語る。
その榛色の瞳はどこか狂気じみていて、しかし今はそれに加えて夢見る乙女の様な輝きを帯びていて。
愛がすべての行動原理な千代乃にとって、目の前の彼の取った行動は納得できるものだった。
愛しているから殺した、しかも彼はこれからもずっと彼女を愛するつもりのようだ、なんて素晴らしいんだろう。
うっとりと嘆息すると千代乃は彼に問いかける。

「愛って――――素晴らしいと思わない?」
823 :フレデリーク=ルヴィエ(灰髪黒ローブの少女) 殺人鬼クリスタル/円環の楽園662013/01/01(火) 02:20:18.90 ID:lPh2md5Wo
>>819
「良いの! お年玉なんて必要ないよ!」

彼の呟きに、首をフルフルと横に振ってそう言い返す。
少女にとって、彼という存在が現れたことがお年玉になったのは今更言うまでも無い。
靴の汚れをふき取ろうとする彼に、一瞬躊躇うもその後は大人しく応じる。

「だって、本当に嬉しかったから……
 ……あ、お兄ちゃんの服もハンカチも汚れちゃったね……」

躊躇いを見せた心はそこにあった。兄思いの歪んだ少女は、そこまで考えていた。
少女の身体から、服装から、靴から、濃密な血の匂いが漂う。少女は元々浮浪児、不潔な香りが、血の匂いで塗り潰されていた。

シュンとしながら、同時に少女は、彼のその言動を嬉しく思う。
そこまで考えてるんだ。良いお兄ちゃんだ。やった。喜色でいっぱいの、少女の脳内。

「メイザースお兄ちゃんはね、私を初めて認めてくれた人なの!
 結晶集め、応援してくれるって!」

結晶、とか良く分からない言葉が出てきたが、とにかく少女の顔は、笑顔だった。
824 :アイーシャ / 踊り子めいた装束。銀髪褐色琥珀眼。バストは豊満であった[sage ]:2013/01/01(火) 02:22:34.08 ID:xVxtengK0
>>814

「知ってるよ。だから両方をつまみ食いをしない。
 文句があるなら言い換えるよぅ。ピーナッツは一線を超えた人間の総称さ。だから美味しい」

意を得たりと笑う。
聞くに、柿の種=まずいという図式が出来ているらしい。
辛いし数は少ないし、柿の種のほうが狂気側の形容に適している気もするが。

「回り道だねぇあんたの目的は……あっおじさまー、あたしにはビーフジャーキー。ツケで」

実は毎回ツケである。断ればどうなるか、店主は直感的に分かっているはずだ。
この世において対等な関係を築くことができるのは、結局同じ力を持つ者同士だけ。
そう考えれば、能力を知りたいと思うのも当然のことだろう。均衡を崩すために。

>>820

「アハ。ならヤる時にあたしの能力見せてあげる。ムルムルもどう?」

……極力、別のタイミングでどんなモノか知った方がいいだろう。
後に障害が出ないようにという念押しを彼女は聞いていない。

「青い芝生……そういえば、あんたって綺麗な顔してるよねぇ。
 んー、なんだろか。時にマルファス――あんたの首って、結構なお値段かかってたりするぅ?」

澄み渡るような美貌とはちょっと違う童顔を屈託なく綻ばせながら、少し話題を混ぜっ返した。
賞金首。29位の悪魔は気付いていないが、その人は当然ながら――。

「はぁ。ファックしたい以上にスキなんでしょ、結局」

意図しないまま、彼女は天井に向かってそう呟いた。
天井のシミは悪魔の頭の中でニタニタと笑う顔を形作った。それはアイーシャの懐かしい友達に似ていた。
心のなかにしかいない友人に。
825 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 02:30:55.85 ID:1yJ8joHgo
>>820
「……ふふふっ。キミからの評価なんてどうでも良いよ」

つい笑いが堪えられずに出てしまった。続けざまに出たこの女の今の感情は本物だ……そう確信する。

「キミは常にサクヤとやらに付いているべきだったんだよ。目を離すから無くすの。サクヤがキミから離れたのはキミのミスだよ。
 キミはサクヤの何になりたかったのさ」

ははっと楽しげに笑いながら言う。しかしこの言葉、クリオネにとっても耳が痛い。

「……じゃあ見せてあげるよ。私の能力」

パンッと手を叩き、徐々に手の平を離していく。そして手の平と平の間には徐々にナイフが出てきていた。
そうして一本のナイフが出来上がり、左手に持つ。

「これが私の能力。このくらいの刀剣類を出すことが出来る」

じゃあ次はキミの番ね。と付け加える。嘘はついていない。


>>824
「あ、そう。だったら私は柿の種で良いわ。その方がキミと距離を取れそうだから」

あっはっは。と笑いながら答える。アイーシャは美味しい人間とやらが好きなのだろうか。

「はっ。回り道をしている気は無いよ。現状これが最良の方法なの」

その目には確固たる決意がある。

「キミは組織内でも偉いんだろう? それがツケでつまみを頼むなんて情けないんじゃないの?」

マルファスとの能力の探り合いは進行中。この女の能力はなんだろうか。いきなり聞くわけにもいかず機会を伺う。
ちなみに、私は遠慮しておくよ。とアイーシャがマルファスと同時に誘いに来たのを断る。
826 :木戸 優[ sage saga]:2013/01/01(火) 02:32:03.91 ID:owJjg6Vk0
>>>822
「···君もどこかおかしいみたいだ。だけど、君とは仲良くなれる気がする」

初めて、自分を肯定してくれる相手と出会った
友人にも家族にも、誰にの肯定されなかった自分の行動が、愛が、初めて認められた

「うん。その通りだ。
でもね、崩れちゃうんだ。皆。
僕がどれだけ愛しても皆いつかはボロボロになっちゃうんだ」

今までとは変わって、急に寂しげな表情に変わる
歪んでいるが、純粋な彼の愛は必ず報われないのだ
827 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2013/01/01(火) 02:34:18.91 ID:Xg4j20Wno
>>823
「目的があるのは素晴らしいことですね
 私も微力ながらその結晶集めを応援させて頂きます」

虚空を集める、その行為をこの男は否定しない
いや、否定できるものか
足する妹の心の支えを奪うことなど
それが、彼女を歪める要因であったとしても

「私の服の汚れなど、気にする必要はないですよ
 そんな物よりも、妹がくすんでしまう方が、辛い
 君のように可愛らしい少女なら特にね」

フレデリークの被るローブのフードに手を伸ばす
彼女が避けなければ、それは脱がされ彼女の頭部は露出するだろう

そうでなくとも、橙の瞳は彼女にしか向いては居ないが


「君は原石のようだ
 磨けば誰しもが跪き、君を愛する
 だから、まずはこの兄を跪かせて欲しい
 君の可憐さで、この私を」
828 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2013/01/01(火) 02:47:47.10 ID:7U5DE3AHo
>>826
「おかしい―――?わたしはおかしくないですよ……?」

男の科白に千代乃の眉がピクリと跳ね上がる。
自分を強靭呼ばわりされたことが気にくわないらしい。
低く震える声で否定の言葉を紡ぐ。
しかし、仲良くなれそうだ、との言葉には同意だったようで再び微笑みを浮かべると口を開く。

「でも、仲良くなれるなら嬉しいです。
 ――――ああ、あなたの恋人は長い間そのカタチを保っていられないんですね……」

形あるものはいつかは崩れる、とはいっても彼の恋人はそうそう長くは持たないのだろう。
千代乃から言わせれば悲恋である。
愛したのに、愛しているのにその愛が永遠に続かないなんて悲しすぎる。
そう思えばいつの間にか千代乃の目から涙がこぼれていた。

「あっ、ごめんなさい、泣きたいのは……あなたなのに……こんな……」

すんすんと鼻を鳴らしながらハラハラと涙を流す。
悲しげな溜息を吐くと相手の眼をじいっと見つめて。

「あなたのお名前、教えてくれませんか?」
829 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2013/01/01(火) 02:50:15.09 ID:PJMncNjB0
>>824
「……いい予感がしないから、それはやめて欲しいわね」

能力を使われての性交渉、悪い予感しかしない。

「貴方達になら話しても問題はないわね。一応、駒枝京子って言うのが私の本名よ。五千万円の賞金首やってるわ」

マルファスは、今まで決して嘘を付かなかったが―――――ここで大きな嘘を付いた。
会話の中で本音ばかりの人間が付く嘘、その効果は高い。
この世から駒枝京子の居場所を無かったことにする、それはいまだにマルファスにとって大きな意味を持っていた。

「そうかもね。……そうでしょうね」

>>825
「………ずっと付いていたつもりだったんだけれど、私に負担をかけたくないと離れて、勝手に居場所を作り始めて。
 恋人まで作って。――――――私は、彼女の存在と在り方が羨ましかったのよ。憧れてたの」

だから取られたように感じて悔しがっているだけなのだ。
実際は彼女は、マルファスの傍に居るのに、距離があまりにも遠い。
それはマルファスに違和感を感じたサクヤが、マルファスを警戒しているのことにも起因していた。
今までも警戒はされていた。しかし何かが違う。自分が円環の楽園に入ってからだ。

そして今サクヤは、恋人のために円環の楽園に敵愾心を抱いている。
―――――善にも悪にも平等だと、言ったのに。
結局の所、彼女は善に生きる物なのだろう。
彼女が悪の組織に入る所を、マルファスは想像できなかった。事実今までも善の陣営ばかりで動いている。

「どう考えても、他にもできることはあるわよね」

溜息を付くもマルファスは自分の能力を明かす。

「私の能力はほんの少し自分の行動速度を上昇することができる、身体系の能力よ。
 証拠が無いけれど、マルファスの名において嘘はないと誓うわ」

こればかりは言葉で信じてもらうしかないだろう。こちらも嘘は付いていない。
しかし詐欺の総統の名において誓っても、何の信憑性もなかった。


830 :フレデリーク=ルヴィエ(灰髪黒ローブの少女) 殺人鬼クリスタル/円環の楽園662013/01/01(火) 02:53:30.97 ID:lPh2md5Wo
>>827
「ありがとう!お兄ちゃん大好き!」

少女の言葉は嘘ではない。むしろ本心。彼が家族を愛するように、少女も兄や姉を愛している。
その少女の元気さから見ても、全く少女が嘘をついているとは思えないだろう。
……とはいっても、瓶に集められた架空の物質には兄妹愛はくすんだ色になるのだが、それは置いておくとして。

「むー……私はお兄ちゃんに迷惑掛けるの嫌だから言ってるのにー……」

フードを取れば、灰色のぼさぼさした髪を伸ばしている少女の顔が見える。理由も無いので、抵抗する気は毛頭無い。
しかし、その頬は膨れているだろう。心配している自分の気持ちが伝わっていなかったのか、と。
だが、そんな時間もごく短い。すぐに破顔して笑顔に変わる。黒い瞳は、橙色のそれをずっと見続けていた。


「……?」

ニコニコとした顔から一転、キョトンとする。どうやら、12歳の少女には難しすぎたらしい。
831 :木戸 優[ sage saga]:2013/01/01(火) 02:58:53.56 ID:owJjg6Vk0
>>828
「気にさわったかな?だとしたらごめんね」

慌てて謝罪の言葉を述べる
初めて見つけた自分を肯定してくれる人、嫌われるのは避けたい

「いや、いいんだ。
少しの間しか愛せないなら、それまでに沢山愛せばいいんだから
だから、寂しくないよ」

無理やり作ったであろう笑みを浮かべる
その言葉は自分に言い聞かせるための言葉でもあった
どうしても報われない気持ちを抑えるには、自分になにか言い聞かせるしかなかった

「名前···僕は木戸 優。」
832 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2013/01/01(火) 03:03:35.86 ID:Xg4j20Wno
>>830
「ふふふ、兄とは妹の世話を焼き、我儘を聞くものなんですよ
 そして、妹は兄の我儘に付き合う
 それが兄の本懐というもの、迷惑でしたか?」

それが世界の真理であるかのような、そんな自信あり気に
男は、舞台に立つ役者のように、演じるように歌うように、そう語る

だが、彼からしてみれば世界の真理よりも、優先される法則だ

「簡単に言えば、君は美しい
 私の身程度ならば、捧げてもいいと思えるほどに」

フードに伸ばされた手は、フレデリークのボサボサの髪へと伸ばされる
まるで毛繕いや手櫛のように滑らかに慣れた手付きで頭を撫で、髪を滑らせる
愛を持って、行われるその行為は受け入れられるならば心地よく
そうでないならば、ただただ不快なものだろう

「……なんてね」
833 :アイーシャ / 踊り子めいた装束。銀髪褐色琥珀眼。バストは豊満であった[sage ]:2013/01/01(火) 03:05:59.74 ID:xVxtengK0
>>825

「つまみ食いは甘くないのに……アハ。そうあろうとするなら、精々気を付けることだねぇ」

アスタロトは柿の種が混ざっていれば安心できないと語った。
その彼女が今になっても余裕を保つ事をどう受け止めるかは、クリオネ次第だろう。
確実なのは、娼婦は結末が見えた気だということ。未来と過去を見通す悪魔の傲慢がゆえに。

「情けないか。ごめんねぇ、そういう発想あたしには無かったよぅ。日本人らしーぃ。
 でもさぁ、この国ではツケは年末に精算するらしいけど彼はあたしに何も言わなかったじゃん?」

※年末精算は江戸時代ぐらいの風習です。確か。
誘いを断られると至極残念げにうがーっと項垂れたフリをして、それからいつの間にか届いたビーフジャーキーを噛んだ。

>>829

「へェ、そうなんだ。キョウコ、今日ここ。アハハッ……。
 先立つものに困ったら頼りにするからねぇ、綺麗な賞金首サンのこと」

いつもより少しだけわざとらしく笑った。冗談だ、とでも言いたいのだろうか。
残念ながら、彼女はサクヤ本人を知らないだけにそれを疑う理由はない。
信じる理由もないのだが。だって相手は――アスタロトの基準で言えば――ピーナッツなのだ。

「やっぱり。じゃあさソイツの目の前であたしが恋人と遊んでやるよぅ。誰だか知ってるんでしょ。
 その間、あんたはソイツを好きにすれば良いと思わなぁい?」

そんな提案を夕餉のメニューでも決めるように言うと、暫く聞き役に徹していた。
能力の話になって一瞬だけ目が二人の輪郭を撫でたのだが、まだ機会を図っているようだ。
促されれば彼女も能力を教えるだろう。……本当は、見せたくてうずうずしっぱなしだ。
834 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2013/01/01(火) 03:10:21.25 ID:7U5DE3AHo
>>831
謝罪の言葉には小さく、いえ、と返す。
謝って貰えたなら大丈夫、許せる。
男の前向きな言葉にはっとした顔をする。
愛は長さではなく深さなのだ。そう言われた気がして。
確かにそうだと思えば、流れていた涙を拭って彼に向き直る。

「あなたって強い人なんですね。わたしだったら、愛しい人がいなくなるなんて耐えられない……」

言葉尻は震えて聞き取りにくかったかもしれない。
自分の問いに答えてくれた彼、その名前を反芻すると涙の残る顔で二ッコリと笑いながら口を開く。

「木戸さんですね。わたしは、みさきちよの、といいます」

どうぞ宜しくお願いします、と小さく礼をする。
835 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 03:13:40.27 ID:1yJ8joHgo
>>829
「それじゃあ足りなかったんだね。好きなら囲い込んで、どんな理不尽からだって守るくらいじゃないと……」

グラスを握る手にわずかに力が入る。
っと、いけない言葉に感情を乗せすぎたと反省。酒が入るとこうなるのか。

「好きすぎてそれが転じてってやつだ。だったら殺しちゃえばいいよ。その恋人をさ」

そうすれば傷心のサクヤはキミのもとに来るかもしれないよ……と。

(というかサクヤ恋人いたんだ……調べておこうか。もしかしてこの前旅館でやけに仲が良かったあの女……いや)

そんなわけは無いかと思い、今はそのことを考えるのを止める。

「どうして他に出来ることがあると思う訳? 武器の生成は強力な能力だよ」

白々しくもマルファスに食って掛かる。

「ふーん。諜報に特化してる訳じゃないんだ。信じるよ」

いや、信じていない。大筋は合っているのだろうが、それが全てではないはず。自分がやった手口だから自分に返すって訳ね。

>>833
「やな言い方。キミ性格悪いって言われるでしょ?」

アイーシャの意図を知ってか知らずか、言い方を気に入らないとばっさり切る。

「そんなに私としたかったの?残念だったね。10年早く出会ってたら良かったんだけど。
 ……そんなこと言ってるとその内マスターが今までのツケを払ってもらいますって言って襲ってくるかもよ」

と笑って言う。冗談だが、このマスターが本当に強かったら面白い。
836 :フレデリーク=ルヴィエ(灰髪黒ローブの少女) 殺人鬼クリスタル/円環の楽園662013/01/01(火) 03:22:13.53 ID:lPh2md5Wo
>>832
「迷惑じゃ、無かったけどー……」

うーん、と冬空に答えを求めるように視線を上に動かし、答えを見つければその視線はすぐに戻ってきた。
初めは納得行かないというか合点がいかないような表情をしていたのだが、
彼のその自信たっぷりの表情を見ていた少女はその事をどうでも良く思ってきたらしい。
少女特有の飽きっぽさもあるだろうが、兄が好きという事実は、納得行かない心を簡単に押さえ込んだ。

「……えへ、ありがとう、お兄ちゃん」

彼の手を抵抗無く受け入れ、自分の頭を滑る手に気持ち良さそうに目を細める。
今までにこんな心地良いことをされたのは、人生に2回目。
幼い頃にまだ沢山あった気がするが、そんな物は覚えてないし、今のその気分の前では簡単に崩れ去るものだと少女は思っている。

単純に嬉しい。
こんな気分が良いのは、目の前の兄のおかげだ。
もっと、兄に頼りたい。まだ見ぬ姉に頼りたい。そんな欲望が、強くなっていく。

「ありがとう、お兄ちゃん」

だから、感謝の言葉は1回では足りなかった。
837 :木戸 優[ sage saga]:2013/01/01(火) 03:26:06.74 ID:owJjg6Vk0
>>834
強くなんてないさ、と少し謙遜して
「君は生きた人を愛せばいい。君なら、きっと一生愛しい人と居られるよ」

言葉の最後は聞こえなかったが、大体の内容は想像できた
彼女の用な本当に人を愛せる人なら必ず幸せになれる。彼はそう信じていた

「千代乃···か。たぶん君とまた会う気がする」
呼び出しが来た、と言ってその場を去ろうとする
ちらっと見えた彼の顔は凄く満足気だった

「最後に、君にとっての天国ってどんな世界?それだけ聞かせてほしい」
838 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2013/01/01(火) 03:31:43.28 ID:PJMncNjB0
>>833
「ええ……私は此処に居るわ。頼りにしても構わないわよ。」
もっとも助けるとは限らないけれどね。マルファスは心中で邪悪な笑みを浮かべる。

「――――いい提案ね。悪くないわ。恋人の名前は腐るほど聞かされているから知ってるわよ。
 どうやら彼方って言う占い師らしいわ。
 顔はかわいいみたいだから、面食いのあの子が食いついて猛アタックでも仕掛けたんでしょう」

その提案はマルファスにとっては酷く魅力的だった。とても。
悪くない。自分の在り方を考えるとデメリットしかないが――――自分だって、悪魔らしく振舞いたい時もあるのだ。

>>835
「既にやってるわよ。でも今のあの子には、もう必要がないかもしれないけれど」

吐き捨てるように言う。
事実今自分がやってることは、サクラの整備だけだ。

「……ああ、それもいいわね。私は戦えば弱いけれど、少しだけいいと思えたわ」

自分は戦闘要員ではなく、戦った時点で負けている。
それなのに欲望がマルファスの心中を支配しようとしていた。
愚かだろう、しかしそれを責めることができる人間も、止めることができる人間も居ない。

「貴女がそのナイフを手足のように扱って見せれば信じるわよ。荒っぽいのには慣れてるんでしょう?」

そしらぬ顔で続けようとするが、やめる。

「まあこの辺りで十分よ。貴女の能力を詳しく知るメリットもそんなになさそうだから」
 
839 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2013/01/01(火) 03:36:30.89 ID:7U5DE3AHo
>>837
「実は、もう愛しい人はいたりしたりなんかしちゃったりして」

人を愛せる、その言葉に笑みを返しながら、照れくさそうにそう語る。
みーくんと自分はもう切っても切れない縁なのだ。
もちろん自分はみーくんを愛していたし、彼も自分を愛してくれている、そう思えば幸せな暖かさに心がつつまれて。

「わたしも、木戸さんとはまた会う気がします」

呼び出されたという彼を引きとめる道理はない。
そのまま歩み去ろうとする彼に手を振り掛けたが耳朶を打った問いかけにその手を途中で止めて。

「――天国、わたしとみーくんだけの世界。
 周りにだあれも居なくて、わたしとみーくんしかいない、そんな二人だけの世界。
 そんな世界は、天国みたいだと思うの」

うっとりとした口調でそう答える。
彼女の中でみーくんという存在はそれほどまでに大きかったのだ。
840 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2013/01/01(火) 03:38:48.00 ID:Xg4j20Wno
>>836
「ふふふ、お礼を言いたいのはこちらの方ですよ?」

名残惜しそうに、指先が彼女の髪から離れ
その凝り固まったかのような笑みの中の優しさを色濃くしていく

「さて、今からやりたいことが増えましたね
 貴方の髪をきちんと梳かしたいですし
 似合う服と宝石を選ばせて欲しい」

さあ、行きましょう
そう視線が告げている

「そのあとは、食事とお茶に付き合って欲しいですね
 貴方のお話を聞きたいですし、私の話も聞いて欲しい」

路地裏に冬空にしては、暖かな風が流れ込む
この男の今の微笑みのような、そんな風が

その風に背中を押されるように、男は街へと歩き出した

//すみません、一旦切ってもいいですか
841 :木戸 優[ sage saga]:2013/01/01(火) 03:48:39.85 ID:owJjg6Vk0
>>839
「なら、君はきっと幸せになれるよ!」

無理のない、満面の笑みでそう答える
彼は心のそこから彼女の幸せを祈っていた

「そうか···なら僕が作るよ
その、君とみーくんだけの世界を」

それが、恐らく唯一自分にできるお礼
初めて自分の愛を認めてくれた人への

「じゃあ、またね」

そういうと、突然木戸の体は消え去った

<絡みありがとうございました!!
842 :フレデリーク=ルヴィエ(灰髪黒ローブの少女) 殺人鬼クリスタル/円環の楽園662013/01/01(火) 03:49:15.53 ID:lPh2md5Wo
>>840
彼から放たれる言葉は、どれも少女にとって嬉しいものばかりだ。
髪を梳かしてくれるのも、服と宝石を選んでくれるのも、食事とお茶も、
自分の話を聞いてくれるのも、お兄ちゃんの話を聞くのもとっても魅力的なプラン。

だけど。

「えへへ、ありがとうお兄ちゃん。
 けど、私まだやらなきゃいけない事有るから、また後でね!」

吹き込んだ風は確かに暖かい。
だが、少女に吹く風は明らかに彼と違う。似ているが、何処か違った風。
性質が違えば向かう所も違う。

やんわりと断った少女は、彼が路地裏から出て行くよりも早く足を進め、どこかに消えていく。
自分が断っても彼は許してくれるだろうとか、そんな計算は一切なかった。ただ、自然にそう言っただけ。

さぁ、新年のスタートだ。その朝、実に13個の肉塊が見つかる――-。

/それではこんな感じで〆、ということでよろしいですかね?
/絡みありがとうございました!ウザッたい喋り方でなんかすみませんでした・・・
843 :レオンハルト 【円環の楽園】[sage]:2013/01/01(火) 03:53:10.78 ID:Xg4j20Wno
>>842
「……フラレてしまいましたか」

振り返りもせず
ただ、その暖かな風を裂くように進む少女とは重ならない歩調でその歩みを続ける

「応援するといってしまいましたからね
 致し方、ありませんが……」

心底、ガッカリした
そんな表情で、夜の街を進んでいく

「BARにでも言ってみますか
 誰か居るかもしれませんしね」

//お疲れ様です
844 :アイーシャ / 踊り子めいた装束。銀髪褐色琥珀眼。バストは豊満であった[sage ]:2013/01/01(火) 03:58:12.86 ID:xVxtengK0
>>835

「自認するピーナッツだからね。あんたはどう?」

お互いに言い合うといつまでも続けられそうである。飽きるまでは。

「……いや、それは万に一つも無理だよねぇ。
 だってあたしにはメレケト・ハ・シャマイムがあるもの」

冗談に対して意外にも彼女は得意げに笑んだ。

「天の女王の権限によって大地の精髄を操る能力。
 いずれ見る事になるから今はこれでいいよねぇ? あたし、諜報屋じゃないし」

そう、彼女は他の二人とは立場が違う。組織最大の戦闘者――至高の四柱。
立場によって奢る様子は(元から傲慢だから)見られないが、能力への絶大な自信は疑いようもない。
空に獲物を探すように目を天井に向けると、ぺろりと自分の唇を舐めた。

>>838

「彼方を、ソイツの前で……ソイツって誰よ。まあ良いか兎に角カナタをあなたこなたに探してヤればいいんだ。
 アハ! 報復的略奪愛! 面白そうだからいずれ一緒にやろうねぇ?」

悪魔の喚起に取り消しは存在しない。
アスタロトは標的の美しい顔立ちを思い描き、場所さえ知れれば今にもジゴクめいた所業を実行に移しかねなかった。
占い師。ボロいテナントを探し回れば見つかるだろうか。或いは、移動式だろうか。クルマやテント――。

「愛してるって素晴らしいなぁ。狂ってるよぅホント。ウフ、フフッ!」

空想の中に懐かしい友達の顔と見知らぬ美少女の次に浮かんできたのは、木で括られた首。封じられた恋文。
ずっと昔のことを思い出してしまい、アスタロトは含み笑いを禁じ得なかった。
845 :美崎千代乃/茶髪赤眼鏡女子 感情爆撃 E:短刀2本2013/01/01(火) 04:02:13.27 ID:7U5DE3AHo
>>841
「―――え?」

突然消え去った木戸の姿。
驚きを隠せずにいると一陣の寒風が吹きすさんだ。

彼は何だったのだろう、と千代乃は考える。
愛の人だった、愛する彼女を大切にしている人だった。

――それだけで十分か、と彼女は考えた。
そうして、冬の街を帰途へと向かって歩いていくのだった。

/絡みありがとうございましたっ!
846 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 04:05:24.06 ID:1yJ8joHgo
>>838
「あははっ。あれだけ言ってたくせに献身的なんだ」

やはりこの女はサクヤの事を諦めきれないのではないかと思う。口ではもう必要ないと言いつつ実際はまだ続けたい。

「本気なら手を貸さないことも無い。タダでね。……実行すればこんな面白い事なんだからね、やるなら声をかけてね。
 キミがサクヤを手に入れるために。」

実行するかどうかは微妙なラインだが、実行したときの面白さはこれまででも最高クラスになるだろうと思う。
そしてマルファスとアイーシャの会話を耳聡く聞いていたクリオネはサクヤの恋人の名前を入手する。

(彼方……占い師……)

これだけあれば近いうちに特定できるだろう。

「そう? 能力の見せ合いは嫌いじゃないんだけどね」

と言ってナイフを消してしまう。実際能力を見せるのは嫌いじゃないが、それは脅威になる可能性が無い相手に対してだ。

>>844
「さっき言ったでしょ。キミとはお近づきになりたくないから柿の種だって」

本当はどっちなのだろうか。クリオネは自分のやりたいことをやりたいようにやっているだけなので、自分を悪だと思っていないし、一線を越えるその一線がなんなのかもわからない。

「ここの組織の人ってやけに難しい言い回しをするよね。私わかんなーい」

冗談めかしくチーズを口に放り込みつつ言う。流石にこの言い方ではどのような能力か知ることは出来ない。

「私以外の適当な人で試して見せてよ」
847 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2013/01/01(火) 04:20:06.26 ID:PJMncNjB0
>>844
「ええ、とても楽しそうで、なんて魔的なんでしょう」

悪魔としては相応しいだろうその所業に、マルファスは大喜びだった。

「私はただ彼方って子を壊したいだけよ!最高よね、愛って」

サクヤの恋人が惨たらしい最後を遂げる姿、それは今のマルファスの胸の疼きが晴れるものだろう。
マルファスはとっくの昔に、狂気に取り付かれていたのかもしれない。
今は、心の底からの楽しみになった。

ゆっくりと甘酒を飲む。

―――――とても旨い。


>>846
「そうね、面倒だったれど」

面倒だったけれど、サクヤのために動いた時間は悪い物ではなかった。

「……必ず声を掛けるわ。とても面白いものになるだろうから」

マルファスは頭の中で策を練り始める。
自分が彼方について詳しくサクヤに聞けばいい、簡単な仕事だろう。

「私の場合はそうでもないわね。元々弱いから尚更隠さなければならないわ」

一方的に知ることが一番良いことだ。
戦力を把握したいのにそれでも隠しておきたいのは、単なる癖である。


848 :アイーシャ / 踊り子めいた装束。銀髪褐色琥珀眼。バストは豊満であった[sage ]:2013/01/01(火) 04:36:58.39 ID:xVxtengK0
>>846

「アハ。同じ袋に混ざったのは正解だったのか、早く知りたいなぁ」

無邪気に微笑んでおきながらも彼女の中では答えが出ている。
それが現実の写し絵かはまだ分からない。悪魔はあいまいな生き物だから、答えや姿も不定形だ。

「さっき言ったじゃん。いずれ見ることになるって。
 例のソイツ……名前はサクヤね、覚えた。その恋人の彼方をヤる時にたっぷりと」

さっきのマルファスへのお願いと併せて考えると、確実に碌でもない能力。
指をいやらしく曲げたアイーシャの仕草からもそれが伺える。

>>847

「ただ[ピーーー]かは約束できないよぅ。壊す……あぁ、その言葉の選択は正しいね。
 サクヤとやらの顔も声も温度も思い出せぬように――」

破滅の胸算用に酔う。
それは豊満な胸に手を添えて喉を鳴らすアイーシャとて同じ事だった。

「ならば情報収集とタイミングの決定はターゲットに近いあんたに任せちゃおう。
 彼方とサクヤ。ふたつが揃わなければ意味が無いからねぇ」

「地の利が欲しいなら、あたしも少し考えよう。
 メレケト・ハ・シャマイム。一度使うと隠しようのない能力だから、やってあげてもいいよ?」

大量の人間を犠牲にすれば、彼女は通路を閉鎖するような大きさの壁も作ることが出来る。
メタ的には、イベント時の戦域分けそしてアイーシャを倒さなければならない理由と言った所だろうか。
まぁ、使わずとも差し支え無かろうが。

「……なんだか火照ってきちゃった。そろそろ帰ろうかなあ」

ジャーキーを頬張り、いつも余り気にもしない時計を見ると……ニューイヤーになってからだいぶ経っていた。
849 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 04:47:56.03 ID:1yJ8joHgo
>>847
「それはもう確定だね。面白すぎて笑っちゃう」

心底楽しそうに喋るクリオネ。

(やっぱり私はこっちの方があってるみたいだよ。……ごめんねサクヤ。サクヤは好きだけど彼方とか言うのは別に好きでも何でもないし)

「まさかこんなに乗り気になってくれるとは思わなかったよ。それだけ愛が深かったってことだよね」

怖い怖いと言った言った感じに言う。

「その考えは共感できるね。私も、私自身が強くないから相手の情報を集めたがる。勝敗なんて勝負が始まる前にほとんど決まっちゃうものだからね」

そうしてクリオネは生き残ってきた。

>>848
「正解も何もないよ。キミは私の外側の人間。キミの言動は私に影響することはないからね」

この間アメリアにも言った言葉だ。

「それは是非ともその場に居なきゃね。笑い転げなきゃいいけど……てかキミの能力は何だかエロそうだね」

クリオネは愉快そうだ。自分が楽しければ人の不幸はどうでも良い。
850 :マルファス(ロクレネ)【五千万円の賞金首姿】E,太極針、チタンワイヤー×4、ワイヤー、催涙弾2013/01/01(火) 05:10:02.50 ID:PJMncNjB0
>>848
「ええ、壊しましょう。元々私達の本分はそれでしょうからね」

人の多い場所で、サクヤの恋人を壊すのもいいだろう。実に甘美な響きだ。

「分かったわ。その時が来たら宜しくね……少し多くの人間と戦って貰っても構わないかしら?貴女なら大丈夫よね?」

マルファスは、頭の中で策を考える。どうすればより残酷に、より映えるように『壊せる』かどうか。

「そうね、私もじっくり考えたいから」

会話を中断することに賛同する。

>>849
「素直に認めましょうか、惚れてるって」

少なくとも嫉妬しているのは確かだ。狂わしい程の嫉妬だろう。

「私はねちっこい人間だからね……恨みは忘れないのよ」

今のマルファスは、悪魔そのものだった。

「ええ。情報は大切だからね。特に事前に知っていると勝率が大幅に変動するわ」

だから彼方達には、情報の生贄になってもらおう。


>>848
>>849
「二人とも有難う、収穫が大きい話ができたわ。……ではいずれ声を掛けるわ。
 その時は宜しくね。あはは」

暫くクスクス笑った後、マルファスは店主に代金と大目のチップを置いて立ち上がる。

「お休みなさい。今年は、お互いいい一年になりそうね」

そう言い残して、マルファスは自分の店に帰って行った。
悪魔の頭脳をいじくり回しながら。

/お二人ともお疲れ様でした〜!楽しくなりそうです。



851 :アイーシャ / 踊り子めいた装束。銀髪褐色琥珀眼。バストは豊満であった[sage ]:2013/01/01(火) 05:22:51.97 ID:xVxtengK0
>>849

「そういう用途にも使えるんだよぅ。だから一緒にどうって言ったの」

最後のジャーキーを嚥下して指をちょろりと舌先で撫でた。
能力が卑猥なのではなく、用途を見出す彼女が卑猥なのだろう。きっと、たぶん、おそらく、めいびー。

「内側に入り込まれるのが嫌いなら仕方ないけどねぇ。アハ!」

物理的な話なのか、精神的な話なのか……。

>>850

「ウフ、フフフッ。一年と言わず至福千年をこれから楽しもうじゃありませんか! ねぇ?」

アイーシャも席を立つが、店主に何も与えない。
ツケはあの仲良しグループ族長のバアルが勝手に肩代わりするだろう。
そうしたら彼女は店主に言うのだ。「アハッ、一度に沢山貰えて嬉しいでしょ?」なんて。

肌の大部分が覗いた装束のまま、彼女は外へと飛び出した。
秘密のねぐらで、初日の出を黒く染めてから今日は眠ろう……。

/クリオネさんロクレネさんお疲れ様でした!良いお年を! 楽しかったですよ。
852 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/01(火) 05:30:53.48 ID:1yJ8joHgo
>>850
「嫉妬は怖いねー。サクヤが少しかわいそうになるよ」

だからと言ってやめる気は無いが

「キミは組織内ではある程度まともで、異質な奴だと思ってたけど勘違いだったみたいだね」

まだまだ人を見る目が無いなと思う。こんな面白いものを内に飼っているなんて。

「じゃあね、面白かったよ。新年から縁起がよさそうだ」

一般的には全く縁起は良くない。
店を去るマルファスを席から見送った後、カクテルをもう一口飲むのであった。

>>851
「それなら考え直そうかな。その場で見て決めるとするよ」

楽しげに笑いながら答える。

「じゃあね。また面白い事で会うだろうけど」

片手をあげてアイーシャが去るのを見送った。


//朝方までありがとうございましたー。楽しかったです。
853 :狂魅ヶ裂 円環 【異形化儀式術】[sage]:2013/01/01(火) 12:53:25.69 ID:NEQp5J+Qo

「年越し蕎麦も、お年玉も、除夜の鐘も、ケツをしばかれる芸人達も終わり。
 謹賀新年、明けましておめでとう。今年も宜しくお願いします。」

煌びやかな振袖を身に着けて、狂魅ヶ裂円環は機嫌良くそれを踏み躙る。
オフィス街、駅前。人通りも多いその場所で。独りの男性が倒れこんだ。
不自然に折れ曲がった片脚、激痛と恐怖に悶え苦しむ彼に。
道を行き交う人々は、何の関心も向けない。それが、当然の事であるように。
最早意識を向ける価値も無い当たり前の日常とばかりに、行き交って行く。

「さて、殺し納めは忘れてたが、まぁ、殺し始めと行こうじゃないか。
 こんなお正月に仕事とは御苦労だけれど、残念、オレ達の縄張りに入っちゃったもんね。
 新世会一同、心よりお悔やみ申し上げますよーっと。」

其の言葉と共に、狂魅ヶ裂の身体を覆い隠す様に、全身を変質させて行く。
全身の皮膚が、一瞬だけドロリ、と融解すると、それは闇色に染まって再硬化する。
瞬きの間も無い内に。非力な少女を消し去ったのは、二メートルを優に超える、全身を異形に包み込んだ巨人。

「じゃ、お仕事御苦労様。良いお年を。」



真っ二つに裂かれた死体の横を、血に塗れた剣の横を、死に塗れた怪物の横を。
人々は、正月に浮かれた日常を、せわしなく描き続ける。
854 :異能商人(シルクハットとスーツを着た紳士風の男)[ sage saga 17]:2013/01/01(火) 18:00:42.54 ID:owJjg6Vk0
町のどこかの広場、占い師が使うような机が一つ
しかし、その机の上には占い師が使うような道具は一つもなく、ぽんとノートが一冊おいてあるだけだった
そして、その机の前に座っている男の姿も全く占い師とは違っていた

「常人を越えた存在になりたいアナタ!!常人に戻りたいアナタ!!
そんなアナタ達の悩み、叶えましょう!」

そう演説する紳士姿の男。
しかし周りの反応は冷たく、ヒソヒソ話ながら通り過ぎられたり、脳味噌までカビたと思われたりと散々だ
それもそのはず、異能は天性の才能。容易に手放せたり手に入れられるのは不可能

しかし、この紳士服の男はそれを可能にできるのだ
855 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2013/01/01(火) 21:39:54.47 ID:JOZ+cxj+o
「こちらが、約束の物です」

場所は街中の喫茶店
日付は俗に言う正月にも関わらず、店内はほぼというか殆ど満員だった
仕事にやる気のある人気店らしく、行列を成して人気ケーキを欲する人で溢れかえる
そんな騒がしい店内の隅のテーブルに二人の男性がいる

「...今回の一件で、死ぬであろう628人の命が救われました。
彼らの感謝の気持ちとお受け取り下さい」
「....」

スッと、人目が無い一瞬に紙の束を渡された
分厚い貨幣、札束だ
渡された方は無愛想にその小切手に目もくれず
渡した方も満足そうに「では、私はこれで」と席を立ち、そのまま店内から出て行った

「(....こんな物が欲しいから、続けている訳ではない...)」

テーブルに置かれた札束を見て、ため息をつく少年がいた

無気力そうな黒い目にそこそこ使い古された黒いコート
身長は年齢の平均レベルで細身
首あたりまで伸ばした紫の髪が印象的
コートの袖から覗いている両手首に「禁忌」と小さく刻まれた腕輪をした少年だ


現在この店内で空いている席は少年の目の前の席しか無い
偶然にも、この日この時間にこの店を訪れる者は相席で少年の前の席に座ることになるだろう
仏頂面な少年の座り、テーブルには札束が置かれたままの不穏な席に
856 :ウィズ・カーパー[sage]:2013/01/01(火) 22:02:25.72 ID:hHvvpyano
>>855
「ふうー、疲れたって随分人がいるな・・・」

騒がしい店内に一人の青年が入ってきた。
ローブを羽織り、そして右手に樫の木をもつ
姿は俗世離れをした印象を与える。

(少しここで休憩しようかなと思ったけど席が・・・あった。)

ローブをした茶髪の青年は、空いていた店内の隅の
テーブルにへと向かっていき、少年の向かい側の
席に座った。そして彼はテーブルにある札束を見た途端に
表情を青ざめた。

アレッ―?なにこの空気と札束。

「あ、あのすいません・・・この物騒な札束はあなたの
でしょうか・・・・。」

仏頂面な少年だけならまだいいが札束の不穏さには耐えられない。
青年は何か必死になったように札束をしまうよう、まるでそんな事
を言うような札束を指して、懐に入れるモーションを少年に向かって
繰り返す。
857 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2013/01/01(火) 22:20:51.31 ID:JOZ+cxj+o
>>856
「..........、ん?」

目の前に座って、何だこの...変な男は
と、第一印象はそれだった
目の前の札束に意識と思考を集中していたので反応が遅れた
だがこの店が満員で、自分の前の席が唯一空いていたと思い出し
この青年が相席したのだとようやく理解した
有した時間は10秒程
その間、この仏頂面と青年が目を合わし続けるという
何らかのステータスが問われる気まずい状況だった言わずもがな

「...あぁ、悪かったな。
場所を取ってしまって...俺の金だ」

その沈黙を破って一言
そう言って少年はその札束を掴んでコートの懐にしまう
だが、ぱっと見一般人サラリーマンの年収ぐらいはありそうなお金を
口座に振り込まず現金、こんなところで持っている
あと、完全に言いがかりでしかないが
少年の容姿というか雰囲気が何となく

怪しいというか、危ないというか
少なくとも「優しい危なくない人!」には見えない
858 :ウィズ・カーパー2013/01/01(火) 22:41:19.79 ID:hHvvpyan0
>>857
(金の事は聞かないでおこう…)
こういうのは聞かずにしまっておくのが一番なのだ。人生経験上。

「いえいえ、大丈夫です。」
彼は手を小さく振りながら答えた。札束がなくなっただけで
こんなに話しやすいなんてーと思いつつ。

しかし見れば見るほど男女の見分けがつかない、中性的な
容姿、そしてはめた奇妙な腕輪に優しそうでもなければ危険そうでも
ない、虚無感が漂っているような気がする。

雰囲気に耐えられないー彼はそう思うとひとつ質問を
しようと思い。

「あのー、その腕輪、とても変わってますね。」
何より、彼の興味を引いたのは腕輪。彼はじっと腕輪を
見ながら珍しそうに言った。
859 :水樹京一(インセクトホワイト) E.複合弓、玉、バック、モノクロマスク[saga]:2013/01/01(火) 22:43:08.86 ID:/R6DHySu0
>>854
「常人を超えた存在になれる…それは本当ですか?」

モノクロマスクを付けた男が、演説を聞きつけてやってくる
怪しい場所に怪しい男が来たことで周りの陰口が盛り上がる

「本当ならばぜひつけて欲しいのですが…
 しかし私はすでに異能を持っているのですが、大丈夫でしょうか?」

不安な様子で仮面の男が尋ねる
860 :真雄[ sage saga 17]:2013/01/01(火) 22:54:41.16 ID:owJjg6Vk0
>>859
「ええ。勿論!我が異能商店はどの様な方でもウェルカムでございます」

ニコッと笑って問いに答える
典型的な営業スマイルだが、不安を取り除くには十分だろう

「では、どの様な力がお望みでしょうか?」

机にぽんとおかれていたノートを手渡す
ノートには多数の異能の名前が書かれている
861 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/01(火) 22:55:22.32 ID:owJjg6Vk0
コテミス
862 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2013/01/01(火) 22:57:07.03 ID:1ZiKQahXo
>>858
少年の容姿は確かに奇妙だった
...服装とかではなく、顔つきとかが
最初の危なそうな雰囲気から男性をイメージできる
だが、その整ってる部類であろう顔が性別を曖昧にしている
普通に男性か、もしくはボーイッシュな女性か
はたまた「××君の性別は××だよっ!」と
どこか自分たちといろんな意味で違う人類か


「ん?コレか...?言ってしまえばただのオシャレアイテムだよ」

なんて呆れながら嘲笑した
外すことができないのか腕ごと腕輪をテーブルに置いて
青年にも少し手を伸ばせば触れれるぐらいの距離に

遠目から見てもタダの腕輪には見えない
制作された場所、思想、構造が異国の物であっても
その用途が、使用方法が通じるものがあるだろう
少なくとも“青年の血筋なら”、きっとアクセサリー以上の
そんなオシャレアイテム以上の何かに気付くかもしれない

勿論、持ち主の少年もその用途がオシャレアイテムなんて
まさか本気で言ってはいない
全部知ってて、冗談で言っている
863 :水樹京一(インセクトホワイト) E.複合弓、玉、バック、モノクロマスク[saga]:2013/01/01(火) 23:04:41.39 ID:/R6DHySu0
>>860
「それは凄い!夢のようですね」

感動の声を上げる
営業スマイルの効果もあって不安はなくなったようだ

「うーん…そうですねえ…
 悪を倒し、捕獲できるような能力が理想…いや、障壁を突き抜けられるような
 貫通力のある能力がいいですね」

ノートを手にとってパラパラと見てみる、
…そこまで異能に詳しいわけではないので、中身はよくわからず、
とりあえず理想の能力を言って相手に選んでもらうつもりのようだ
864 :志野了/パイロキノ E:軍刀,ベレッタM92FS2013/01/01(火) 23:19:57.58 ID:7U5DE3AHo
新年、浮かれる人も多いこの時期。
年が変わったからといって何が変わるというのか、変わるのは気持ちだけで日常が変わることは無い。

年末も年始も仕事に追われていた男は、深夜の道を歩きながら軽く溜息を吐く。

吊るしのスーツに紺色のコート、腰には軍刀を下げたいつものスタイルで。
公園まで辿り着くと自然と足が向かうのは自動販売機。
暖かな飲料を売りだすそれに視線を向けるとコートのポケットから小銭入れを取り出し、
硬貨を自販機に投入、微糖のコーヒーのボタンを押す。

ガコンと音がして缶が落ちてくる。
腰をかがめてそれを拾うとその場で立ったままコーヒーを飲み始めた。
865 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/01(火) 23:23:16.65 ID:owJjg6Vk0
>>863
「では···先ずは捕獲···と言うよりは無力化に長けたを」

そう言ってノートにかかれた名前の一つを差す
【五感喰らい】
触れた相手の五感を一つ奪い取る異能
奪い取った五感は自分に加算される
例えば視力を奪い取れば自分の視力は相手から奪い取った分だけ加算される

「次は貫通力に長けた能力ですね···少々お待ちください」

パラパラとノートをめくりながら考え込む
866 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/01(火) 23:23:56.81 ID:owJjg6Vk0
<返レス遅れました...申し訳ない
867 :殴り魔の人[sage]:2013/01/01(火) 23:24:42.41 ID:hHvvpyano
>>862
「禁忌・・・。オシャレアイテムの割にはずいぶんと物騒な・・・。」
彼は顔を近づけ、しばらく腕輪を観察した後、顔を戻した後、
怪訝そうな視線な視線を腕輪に移した。

(なんだ、冗談にしてはあまりにも下手だぞ。ごまかしたいなら
腕輪をはずすなりなんなり・・・いや、だからこその嘲笑か。)

魔術は使えないが、それでも魔術の端くれ、その腕輪が
魔術的な効果を持っているという事が分かる。

「まぁ、魔翌力が通ってないから実質オシャレアイテム
ですね。というよりオシャレアイテムならはずして
見せてもいいはずなんですけどね。」

一通り、品を説明する商人のように
流れるように言ったあと。

「それ、魔翌力を通すと封印の効果が発動する
礼装でしょう。たぶん、あまりにも異能が強力すぎたのか
それとも・・・いや」

彼は、少年の目をみながら、まるで確信を
しているかのように答えた・・・が、途中から
言葉を気づいたかのように突然と濁す。

そもそも、こんな他人様の領域に踏み込んでいいのかという
疑問が、彼の中にわきあがった。

腕輪の効果をピタリと当てて、さらにそこから異能まで
導きだしたあたり、彼はタダの人間ではないということは
明らかだ。

868 :水樹京一(インセクトホワイト) E.複合弓、玉、バック 2013/01/01(火) 23:29:02.10 ID:/R6DHySuo
>>865
「おお!これは強そう!」

とりあえず言って見た能力だが、
予想以上に強力そうな能力なので喜ぶ

「あ、そう言えばお代金のほうは能力1つでいくらくらいかかるんでしょうか?」

そう言えばと、ふと思い出したように尋ねる

//いえいえ、こっちが大雑把過ぎて申し訳ございません
869 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/01(火) 23:40:29.31 ID:owJjg6Vk0
>>868
「代金は、あなた様次第ですよ」

そう意味深そうに呟く
表情は相変わらず営業スマイルだが、それが逆に不安を誘う

「そうだ。これが有りました!これなんてどうでしょう。」

【天体観測】
能力使用時に上空に複数の星を展開し、星からレーザーを照射する異能
星の位置は自由に操作できる。
また、星から星にレーザーを照射することでレーザーを反射させ、威力を高めることができる
ただし、一度レーザーを照射するのにカなりの体力を消費する

「少々消費が激しくは有りますが、上空からの攻撃という事で意表をつきやすく威力も上々でございます」
870 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2013/01/01(火) 23:48:08.64 ID:1ZiKQahXo
>>867
「...凄い、ご名答。よくぞ見破ったな」

彼の言うとおり、この腕輪は魔翌力で起動する封印礼装
対象の血液を介して異能を封印させるものだ
青年の完全正解、100点満点だ
間違いを強いて言うなら少年の異能が強力と思った辺りだ

強力とはいえ年期がある古ぼけた物だから、
あの日以来使われていないので魔翌力の痕跡もないはずなので
とてもあまり気が付かれないと思ったが
青年が予想外に知識を持っていることに目を丸くする

そして同時に、笑った
少年のーー、年相応の子供のように
先程の無愛想とは程遠い顔で


「樫の木の杖を持ってる時点で何となく同類って分かったが...
凄いな、君は...なんでだろう、興味が湧いたぞ、俺は」

グイ、とわざわざ席から腰を上げて
前のめりになりながら青年に顔を近付けてそう言った
...特に深い意味は無い。


「だったらセンセイの目にはこれがどう見える?
俺の自慢の一品だ」

いつの間にか呼び方が「センセイ」に
懐から取り出した一本のナイフだ
一見、骨董品にも見えるそれは片刃の小刀だ
間違いなく、青年の国の物には見えないが
これを彼はどう見るーー?
871 :水樹京一(インセクトホワイト) E.複合弓、玉、バック 2013/01/01(火) 23:51:34.92 ID:/R6DHySuo
>>869
「私しだい…ですか」

意味深な言い方に不安を覚えるが、
今は気にしないでおく

「おお、それいいじゃないですか!カッコヨイです、
では、取り敢えずそれを一つください」

この男の感覚に訴えるものがあったのか、
気に入ったようで、購入を決意する
しかし、さっきの返答が気になったのか、二つ買わずに
一つだけである
872 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/01(火) 23:56:21.73 ID:owJjg6Vk0
>>871
「さて···代金の話になるのですが····」

営業スマイルを崩し、真面目な表情になる
少し間を開けて、口を開く

「アナタは、この力を何に使いますか?」
873 :水樹京一(インセクトホワイト) E.複合弓、玉、バック 2013/01/02(水) 00:00:20.13 ID:BPo8DPM+o
>>872
真面目な雰囲気を察し、こちらも真剣になるが…

「正義のためです!」

尋ねられた問いには一瞬の迷いも無く即座に答える
874 :ウィズ・カーパー[sage]:2013/01/02(水) 00:09:03.56 ID:LooxK6uko
>>870
すごい変わり様。どうみても普通の人間
じゃないな、うわ―。

突然、顔を近づけてきたのに対し、軽く驚いた。
眉をひそめ、少し席を後ろに引いた。
(そういうケでもあるのかコイツは―)

いくらなんでもオーバーだろ―。

「まぁ、樫の木とローブって時点でだいたい
どういう人間か見分け付いているだろうけどね...。
あと、センセイって言われる程大層な人じゃないよ、僕は。」

といっても彼自身の知識量は本物。なにせ彼は座学ぐらいしか
得意なものがないのだ。

彼は自身を強く蔑むように、自嘲的に言った後、
ナイフに顔を近づけて、それをじっくり見る。

ただの片刃のナイフのようだが
これも恐らく、魔翌力を通すことでなんらかの効果を
発揮するのだろう。恐らく、何かに対する特効だが―。

「うーん」と手を顎にあて、考える仕草をしながら
ナイフをじっと見ている。流石に彼の母国の魔術には退魔の
魔術など存在しない。

「先ほどの腕輪の封印から察すると、たぶん魔を封印するみたいな
そんな感じの効果じゃないかな?」

流石に自信がないのか、首を多少かしげながら
先ほどとは小さい声で答えた。
875 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/02(水) 00:12:55.68 ID:xS6+kydc0
>>873
「ふふっ···いや失礼。まさかその様な理由を平然と言ってのけるとは
しかし気に入りました!迷いもなく、正義などと言える人は珍しい」

パチパチと手を叩きながら話す
一応、彼にとってはこれが称賛らしい

「良いでしょう。お代は要らない···と言いたいですが私の異能は少しもらわないとダメでして
1000円で良いでしょう!それぐらいなら今すぐに出せるでしょう」
876 :水樹京一(インセクトホワイト) E.複合弓、玉、バック 2013/01/02(水) 00:22:09.04 ID:BPo8DPM+o
>>875
「ふふ、ありがとうございます」

照れ臭そうに賞賛を受け止める

「おお!それは安い、
もちろん払います、キャッシュで!」

思わぬ安さに驚き、喜んでサイフから千円札を取り出して
渡す
877 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/02(水) 00:29:25.09 ID:xS6+kydc0
>>876
「いえいえ···これでアナタに異能が渡りました。実感は無いでしょうが」

ノートを掲げ、先程異能の書かれていた場所を指差す
その場所は空白となっていた
878 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2013/01/02(水) 00:30:57.72 ID:6gW8ULnIO
>>874
「君の描くセンセイ像と俺の描くセンセイ像とが同じとは限らないだろ?
凄いじゃないじゃないか、センセイは」

まだ知り合って間もない
数分の人間なのに、そんな事を言う
冗談...には聞こえない事に青年はどう思うか

「そして正解だ、封じるとか攻撃とか...とにかく『退魔』用の武器だ。
使ったところを見たことも無いし、詳しい文献も行方不明だし詳細不明だけどな
そんなウジウジしないで自信持てよ、センセイ。」

そうーー、正解だ
彼の得意な座学、その知識が役に立った
だから誰かを助けたという訳でもないが、それでもーー。


「初めてだ、こうやって魔術師...って言うのか?
そういう人に会うのは...ちょっと違うけど俺の血筋もそうなんだ」

センセイの国風に言うならエクソシストって分類される人間だ、と
少年はそう言った

そして、青年は調べればこの二つの礼装に共通点に気付くだろう
この二つの礼装はどちらも長期間、正規の使い方をされていない
小刀はただのナイフで腕輪はアクセサリーレベルだ
どちらもナマクラではない一流の礼装だ
それを使わない理由として

彼はどうやら魔術、魔翌力をーー。
879 :水樹京一( 昆虫旅団、天体観測) E.複合弓、玉、バック 2013/01/02(水) 00:36:10.82 ID:BPo8DPM+o
>>877
「それは本当ですか?ならば、うぐぐぐ…」

確かめようと取りあえず確かめてみる
すると、空に新たな星が輝いた…

「なるほど、本当ですね
能力ありがとうございます、では、
心機一転してパトロールに戻ります!、さようなら!」

そして仮面の男は礼を言って去って行った

//すいません、寝ます
880 :異能商人[ sage saga 17]:2013/01/02(水) 00:38:51.40 ID:xS6+kydc0
>>879
「さようなら。アナタが天国にたどり着かんことを」

意味深な言葉を呟いて水樹を見送る

「さて、また商売に戻ろうか」

<gdgdになってしまいました....ごめんなさい。お休みです
881 :ウィズ・カーパー[sage]:2013/01/02(水) 00:55:22.49 ID:LooxK6uko
>>878
「まぁ、そりゃそうだけど・・・。」
(これは価値観の問題なんだろうな、
それに詳細不明というあたり魔術には
かなり疎い)

「なるほど、やたら封印系統の魔術が
多いのはエクソシストみたな血筋だからか・・・。なるほど。
まぁ、自分も魔術師だよ。現在修行中のね。」

そのせいかあまり大した魔術が使えなくてねっと
一言付け加えて、微笑みながら―まるで昔いた
仲間に語るかのように言った。
魔術が使えず、ノケ者であったウィズは同年代の魔術師と会話をしたことがない―

彼にとって、こういう会話は非常に新鮮かつ楽しい。しかし、
正確には魔術師とはこの少年はいえないだろう。が、
なぜか、彼のなかには強い仲間意識というべきものが芽生えていた。

礼装には最近、魔翌力が通った形跡は見られない。恐らく
本当に魔術に疎く、魔翌力などが使えないのだろう。そう、
本当ならばありえない。

「礼装はもっているようだけど、最近、魔翌力を通した形跡も
ないし、礼装についても詳しくは無い・・・。
その腕輪は封印のものだし、本来君がつけるものじゃない。」

彼は礼装について説明をしながら、そして、覚悟を決める。
彼はこわばった顔をした後

「一族の中じゃノケ者扱いだった―。違うかい?」

はっきりと、まるで仲間に語りかけるように言った。
仲間を渇望する、ずっと一人だった孤独、それがウィズの
覚悟を後押しした。
882 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2013/01/02(水) 01:12:09.86 ID:DKffZyoIO
>>881
青年の言葉にーー、静止する
単に黙るではなく、押し[ピーーー]
空気が固まり、肺を圧迫させる
脈拍の回数が増える、動悸が激しくなる

「本当に、センセイは凄いよ。
筆記のテストじゃ100点満点だ」

その言葉に、笑みはない
顔は笑っているが、目を伏せ拳を握るその手が
感情を黙らせる
青年の予想は、残酷にも大正解だ
ノケ者で済めばずっと楽だった
死ぬそうな痛みに耐え続ける日々
少年の人生はノケ者に始まって、
そのまま永遠に治ることも変わることもなく今に至る

「...センセイもだ、俺と同じだったんだろ
座学とかの知識じゃないが、直感だ」

不敵に笑ってそう呟く
自分と同じ思いをした人間だーーと
形はどうあれ、自分と同じ目線で物事を見ていた人物
どことなく、懐かしい感情が少年にはあった
数日前に味わったかもしれない
数年ぶりの物かもしれない
ただ、何処か嬉しかった。
この青年の存在が、とても
883 :ウィズ・カーパー[sage]:2013/01/02(水) 01:35:44.89 ID:LooxK6uko
>>882
しまった―。

微笑みのなき言葉、伏せた目、こわばっている
身体―。自分とあまりにも似ていた。指摘される事への恐怖。

しばらくした後の少年の問い。そう、その通りだ。
彼は、あまりにも似通っている事に皮肉な笑いを
もらしながら言った。

「ああ、そうだ。ノケ者だよ。
魔術師とか言うけど、僕、実はひとつの
魔術すら成功したことがない。家の恥、
学校には落ちこぼれといわれ。」


ただひたすら追いつこうとした。家名に恥じぬよう。
兄を見返すため、親を認めさせるため。
しかし、どんなに足掻いても、所詮は魔術が使えぬ
ノケ者、落ちこぼれ扱い―。

「センセイとか言うけど、自分は大層なもんじゃない、
所詮は座学しかできないエセなんだよ。」

静かに、口を閉じる。

あまりにも似すぎている。ノケ者であり、その
団体からはずれた落ちこぼれ。この目の前の少年も
同じ。

今までは、自分の周りには魔術が使えない子なんていない、
自分しか落ちこぼれがいない。こんなに価値観が合う子
なんていなかった。

話して、そして前にいると、何か憑き物がとれるような、そんな
今まで感じたことの無い、暖かい感情。

「なぁ、名前、なんていうんだ?」
彼は、目に涙を浮かべながら、その顔は微笑みをたたえながら、
問った―
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 02:49:35.80 ID:RNka9cgTo
608 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 18:28:42.63 ID:f/5sgZz80
新世界ってずいぶん設定を細かく作ってあるな
近未来SFラノベみたい

609 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 18:51:35.66 ID:lyrzW2M80
世界観はアランの砂場になってるけど

610 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 22:34:55.93 ID:/jbkMFKW0
アランはチートキャラ投入して自分の好きな展開に持ってくの大好きだよね
最悪のタイプの管理人だと思う

612 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 22:43:18.43 ID:oA/W/VJ90
アラン「さあ、いでよ名曲「アララト」!
【首をひねってごきりと音を鳴らすと、鮮やかな女声で歌い出す】」
↑何これ

613 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 22:46:42.18 ID:5CL2dKwd0
アランの匙加減で自由に世界観が操作されるからな、恐ろしい独裁国家だ

620 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:34:31.92 ID:aPJWIsxr0
>>612
見てきたけどカラオケの流れで気合入れのために首ゴキってやって
そっから歌いだしたんじゃねぇの。

621 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:36:20.00 ID:/jbkMFKW0
俺は能力者高校から新世界が分裂した時の経緯を詳細に知りたいわ
いつどこでそんな話が進んでたんだ
そして高校出身の奴は誰なんだかもはや分からん

622 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:38:29.85 ID:itT8NxF00
wikiにアドレス載せてる奴がそうなんじゃないのか

623 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:40:39.47 ID:oA/W/VJ90
>>620
鮮やかな女声
↑これに俺は疑問に思う

624 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:42:56.70 ID:Ulz6eyVA0
艶やかって書きたかったんじゃね

625 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:44:40.89 ID:oA/W/VJ90
能力者高校でマンネリが起こる&雑談スレ化
アランが味を占めたのか自分の妄想が能力者高校であまり使われないため自分の世界観で新しくロールを行うための[田島「チ○コ破裂するっ!」]スレが新世界スレ
樋浦とか埴輪とかは能力者高校出身だな

626 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:50:12.16 ID:itT8NxF00
>>625とあいるー、格狙、銀、やよい辺りは間違いなく高校出身

他はよくわからん、最初期にキャラシート出してない奴割り出せば分かりそうだけどそこまでしようとも思わんし

627 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:50:43.70 ID:aPJWIsxr0
>>623
アランお得意の俺こんなのも出来ますよアピールだろ

>>625
あと雑談にへばりついてるやよいとか言う奴もな
後は知らん

628 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:55:51.83 ID:oA/W/VJ90
そんでも新世界スレは成功したスレだと思うアランとか除いて
つーかびっぷらからパー速へ高校を移したのもアランの独断だし…高校も独裁者ぶっている
分校もチラ裏とかあるが分校の管理人がアラン教信者だからまともに愚痴れないのが実情だな
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 02:50:47.82 ID:RNka9cgTo
629 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:04:42.42 ID:/jbkMFKW0
彼方、サクヤも確か高校出身だった気がする
1スレ目からいる奴らは髭面除けば大部分が高校出身者だな
思えばあそこで高校の中でもなりきりに適合できない奴らを蹴落とせたのが繁栄への第一歩だったのかもな

630 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:09:52.34 ID:1kXLF79d0
あぁ、あといつもコテミスしてる奴も高校出身だ

631 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:10:16.30 ID:YyQS5vx/0
能力者高校から来たっても新世界にいる者はパー速から入った奴だしというより能力者高校に残った奴はびっぷらからいる奴らだし適合しないのは仕方ないのかもな

633 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:16:48.83 ID:ZDk9th3A0
569 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210:2012/11/13(火) 07:49:04 ID:RyTQsiy6
Vip+の能力高校はミモリ&ギルが反りが合わないお前ら苦手やーってことでいきなり分家したお隣さん

知ってるかもだけど連絡

この段階だとアランはまだ新世界を都合のいい植民地としか考えてないようだな
今も基本的にはそうだが

634 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:18:57.75 ID:ZDk9th3A0
587 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210:2012/11/13(火) 08:28:54 ID:RyTQsiy6 >>586
極論いえば格闘使いって弱いんだよなぁ

太極拳だろうがよくわからん奥義だろうが、本来銃器には近寄れない
ロールでもその気なら一方的に殺せるし


はい名言頂きましたー
最初の雑談見ると捗るぞ、中の人フルバーストって書いてるやつ

635 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:25:20.09 ID:YyQS5vx/0
アランは今でも植民地しか考えてねーよ
凸られて

636 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:26:02.17 ID:YyQS5vx/0
高校へ転がってくるし

637 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:27:46.86 ID:ZDk9th3A0
しかし残ってる高校民からすれば完全にただの裏切り者扱いじゃねぇのか
詳しくないから分からないけどな、ゴミ溜め民の高校民いないの?

638 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:32:16.34 ID:YyQS5vx/0
というより能力者高校民としては不思議なことにみんな何故かアランの事を信頼している、これには俺も驚かされたwww
つーかガキしかいねぇし騙されやすいのな多分

639 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:35:57.50 ID:ZDk9th3A0
なんじゃそりゃ
連中はアランが新世界で増えたメンバーを連れて能力者高校に凱旋してくれるとでも思ってるのか?

新世界の救いは初期にジャンクとか髭面とか外部者が参戦したのと>>630で挙がってるようなパー速系高校民が居た事だな
後者はアランとベタベタなんだろうが

640 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:39:15.97 ID:1kXLF79d0
>>637
高校のほうはアランより酷い害悪が沢山居たからむしろアランはヒーローだったっぽい
そこを出て一躍スレの管理人になったんだから反発もしたいだろ

でもアランの失策はわざわざロールスレっていう害悪が来にくい設定でハードル上げた事
おかげで自分の評判は下がるわじゃんきーとか矢嶋とかのS、Aクラスの奴来るわ
しかも高校→新世界の奴らにロールの力があってさらに自分は見下されるわで大変だなwwwwww
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 02:52:40.10 ID:RNka9cgTo
641 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:42:05.57 ID:YyQS5vx/0
俺が見た中じゃアランの危険性に気づいたのはそのミモリって奴とギルって奴だけみたいだな
他の奴らは狂信的または傍観とかの立場だったみたいだが
そんでもってSkypeか、本当に汚い奴だとは思ったな

642 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:44:21.82 ID:Q4XHS2530
お前らあれだな
新世界をどう崩そうか必死に観察してんだな
その糸口が能力者高校ってとこか?

643 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:44:45.92 ID:YyQS5vx/0
>>640
酷い害悪ってよくリアル話とかしてくる奴とか?どっかからは分からないけど能力者高校はなりきりから馴れ合いに変わってww嘲笑うしかできんwww

644 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:46:00.61 ID:rI8kGUJ1O
再募再募うっぜえよ
別の絡み置いたらファビョってそいつ愚痴って叩くくせに何なんだよあの害悪は
絡みにくいの自覚しろよカスが

645 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:46:06.72 ID:YyQS5vx/0
>>642
新世界を潰すよりはアラン潰しの流れじゃね?
あいつは2chで最強部隊を作るとかうんたらのスレにいたとか聞いてるし

646 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:47:17.11 ID:ZDk9th3A0
アランの凄い所はあの文章力で小説家気取ってること
まるで谷山さんだわ
というか学業捨てて渡米したとかの武勇伝大体嘘だろ?

647 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:49:35.71 ID:YyQS5vx/0
というよりあの話を信じるわけ?
IPの何たるやも知らん奴が出来るとは思えない

648 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:50:01.77 ID:1kXLF79d0
>>643
ゴミ溜め視点からすれば
ギル、和蘭、アリオ、四街道は俺TUEEEEのしすぎで害悪の部類
ミモリは俺のいた時代そこまで動いてなかったから知らんが、アランが言うには害悪

649 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:51:02.84 ID:Q4XHS2530
>>645
糸口は高校じゃなくてアランか

650 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:52:21.30 ID:YyQS5vx/0
>>648
あと一方通行を忘れているだろ
というよりあの四人より害悪だぞ、全部反射してトンデモ翌理論で叩きのめす奴だったし

651 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:56:58.21 ID:ZDk9th3A0
能力者高校では版権キャラクターの使用は一般的なん?
しかしアランがあの態度で英雄扱いされるとかにわかには信じられないわ

652 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:58:59.64 ID:YyQS5vx/0
というよりギルって奴?あいつは古参の野郎だったしあいつが使っているなら…とかじゃね?
元々能力者高校ってVIPスレだし
元ネタが強いから扱いにくかったとか
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 02:54:01.40 ID:RNka9cgTo
651 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:56:58.21 ID:ZDk9th3A0
能力者高校では版権キャラクターの使用は一般的なん?
しかしアランがあの態度で英雄扱いされるとかにわかには信じられないわ

652 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:58:59.64 ID:YyQS5vx/0
というよりギルって奴?あいつは古参の野郎だったしあいつが使っているなら…とかじゃね?
元々能力者高校ってVIPスレだし
元ネタが強いから扱いにくかったとか

653 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:01:59.51 ID:1kXLF79d0
一方を筆頭に、Fateのギルガメッシュ、DQ3のアリオ(いたのかは知らん)、あとうる星やつらのラムとより取り見取りだな

他の害悪共が変態的な強さ見せてたからなぁ・・・英雄扱いも無理ないわ
故に新世界への挑戦はアランの自爆行為。本人は楽しんでるみたいだが

654 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:06:32.33 ID:ZDk9th3A0
そんな経緯があったのか
アランは純粋に嫌だから何とかして消し去りたいけど精神強すぎだよなどうなってるんだよ畜生
でもそれとは別に高校の逸話やパー速におけるその歴史的意義に興味があるわ
パー速なりきり史上初めての異民族国歌だからな

655 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:06:54.89 ID:YyQS5vx/0
一番暴走してたのは一方通行だったか、最後は誰も相手にしなかったな
アランはガキに向かって大人の貫禄()を見せただけにしか見えないが

656 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:08:08.11 ID:YyQS5vx/0
異民族国家?新世界スレの事か?

657 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:11:50.53 ID:ZDk9th3A0
>>656
おう
その異民族国家にパー速や無印VIP出身のなりきり民が加わって栄華を支えている事に面白さを感じる

660 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:25:22.97 ID:YyQS5vx/0
能力者高校について調べてきた

始まりは2011年大晦日のVIPにより発生
この時からいるのは3人と考えられる
そこからびっぷらへ移り7月当たりまでスレを展開、3〜4月の辺りからアラン出現
そこらから害悪の暴走により色々あったが新しいスレ民とロールを求めてアランが決めてパー速へ移動
パー速で展開していたが、マンネリ状態(現在でも続いている)に陥り、アランが自分の世界観を作った[田島「チ○コ破裂するっ!」]スレ、新世界スレを立て、複数人の能力者高校民を引き込んでロールをする
そして有能ななりきり民が加わり新世界スレは今に至る
能力者高校についてはほぼ全員が長文ロール不可また十代が多い

661 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:29:53.60 ID:1kXLF79d0
ロール可能なのが新世界民になって無理なのが高校に残ったって感じだな
銀とか四街道は新世界には来たけど性に合わなくて高校に戻ってきた奴ら
ギルも1回ロールして戻ってったな

662 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:32:33.77 ID:YyQS5vx/0
あれ?
あいつロールしてたっけ?知らんかったわ

663 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:34:15.89 ID:ZDk9th3A0
新世界に引き継いでる能力者高校の複雑な設定は全部が全部アラン由来なのか?

664 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:36:44.96 ID:YyQS5vx/0
全部では無いが90%はアランのクサレ脳ミソからだな

665 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:37:33.49 ID:ZDk9th3A0
そりゃ凄いな
あんなに沢山の設定あったらもう別のスレじゃん
恐ろしいからそろそろ寝るわ
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 03:09:22.44 ID:RNka9cgTo
新世界内での評価な
同ランクは左から降順

S じゃんきー
A 矢嶋、赤髪
-イベンターの壁-
B かなた、あいるー、紗綾、フェリシア、マテバの、くりおね
C おおさか、殴り魔、burakku fox、さくや、しんら、蛍子
D 仮面、銀、カイル、maki、樋浦、格狙ザキ茂ワシ
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

やよい(ロールしてんの?)

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1354350375/
889 :紫乃咲紫音:中性的な殺し屋[sage]:2013/01/02(水) 06:50:35.83 ID:jUBveL6IO
>>883
「いいや、君は俺のセンセイだ。...いや、違うな...」

何だか、言葉が詰まる
言いたい言葉があるけど、うまく表現できない
少年がそこまでして伝えたい何かがある

「俺は紫乃咲、紫乃咲紫音だ。
紫乃咲でも紫音でも好きに呼んでくれ...センセイの名前は?」

そう言った彼の顔は、最初の仏頂面なんてどこにもない
確かに、目付きは悪いかもしれないがー...
最初と違う、そう。まるで友人のように

「そうだ、やっと分かった。俺はセンセイの...生徒になりたいんだ
その魔術について、学びたいんだ」

1人で勝手に、納得したように呟いた
だから...弟子にしてくれないか?と
何とも軽い、入門願いを突き出したのだ

青年の魔術の技術がどの程度か、紫乃咲は知っているのか
全く知らない、魔術師を偶像崇拝している

ーー、そんな訳がない
当然分かる、青年の実力がどの程度か
だが、だからこそ。
紫乃咲は青年を選んだのだ

890 :和泉晴彦/ハルヒコ/サイボーグ[sage]:2013/01/02(水) 11:41:29.12 ID:wosOsxhIo
とある神社にて、初詣中の青年。
二礼、二拍手、一礼の後、賽銭箱に一円玉を投げ込み、カラカラと鈴を鳴らす。
両手を重ねて瞳を閉じ、今年の安全を祈願する……。

「はぁ……ああ」
それだけの作業を終えれば、ひと気の無い境内の隅へと移動してただ意味もなく人の流れを眺める。

気の迷いで今年の干支のストラップを買って見たのだが、これがなかなか可愛いのであった。
891 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房[sage]:2013/01/02(水) 17:19:29.84 ID:Ri+cbmUpo
【商店街裏路地】
商店街の店の裏は住宅と空き地が入り交じっている。
そのうちの広場の一画が廃材置き場になっている。
主に動かなくなった自動車が廃棄されているわけだが…。
「鬼神大帝…」
コスプレにしても悪趣味で出処不明な全身鎧の人物がアームクレーンに触れ異能を使う。

伸びる影響力、支配される機会、人型へと変形していく車両、大型重機。
しかし、支配力が足りないのかクレーンのアームは落ち、変形しかかった重機が崩れる。
「ふむ…、このサイズは無理か。」
ガシャンと、ガチャガチャと耳障りな金属音を立ててボルテックスは立っていた。
何トンあるのだろう。10dでは効かない重機との融合はこの世界ではまだ難しい。
「リフトアームがあればアーケードの修理も楽なのだが…」
鎧を脱ぎ捨てて ど こ か へ 収 納 す る と褐色の美女が現れる。
「こっちの世界じゃアーケードのフレームも持ち上げられないし困ったね。
 男手でも頼むか。でも男でもこのフレームは…何百kgあるんだろう。
 持てる奴はいるのかな。」
早い話がアーケードの修理の話。フレームはガラス抜きでも重い。
どうやってテラスにはめるかがこのボルテックスの悩みどころだ。
892 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房[sage]:2013/01/02(水) 17:55:53.23 ID:Ri+cbmUpo
雇った人夫はいる。
上まで運んでもらって、設置して…固定まで行き着けるのか?
「施工の開始時間が間違っていたか。
 いや、段取りの間違いだったのだろうか。」
朝早く工事を始めるべきだったか、
工事を二日に分けて行うべきだったか。
「ふむ、アーケードの修復はどのみち必要か。
 材料だけ運んでおくか。」
花丸商店街入り口までボルテックスはアーケードのルーフをフォークリフトで運ぶ。
彼女は気づいていなかった。ルーフの窓に光る「EMETH」の文字に…。
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 19:17:42.21 ID:RNka9cgTo
608 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 18:28:42.63 ID:f/5sgZz80
新世界ってずいぶん設定を細かく作ってあるな
近未来SFラノベみたい

609 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 18:51:35.66 ID:lyrzW2M80
世界観はアランの砂場になってるけど

610 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 22:34:55.93 ID:/jbkMFKW0
アランはチートキャラ投入して自分の好きな展開に持ってくの大好きだよね
最悪のタイプの管理人だと思う

612 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 22:43:18.43 ID:oA/W/VJ90
アラン「さあ、いでよ名曲「アララト」!
【首をひねってごきりと音を鳴らすと、鮮やかな女声で歌い出す】」
↑何これ

613 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 22:46:42.18 ID:5CL2dKwd0
アランの匙加減で自由に世界観が操作されるからな、恐ろしい独裁国家だ

620 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:34:31.92 ID:aPJWIsxr0
>>612
見てきたけどカラオケの流れで気合入れのために首ゴキってやって
そっから歌いだしたんじゃねぇの。

621 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:36:20.00 ID:/jbkMFKW0
俺は能力者高校から新世界が分裂した時の経緯を詳細に知りたいわ
いつどこでそんな話が進んでたんだ
そして高校出身の奴は誰なんだかもはや分からん

622 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:38:29.85 ID:itT8NxF00
wikiにアドレス載せてる奴がそうなんじゃないのか

623 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:40:39.47 ID:oA/W/VJ90
>>620
鮮やかな女声
↑これに俺は疑問に思う

624 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:42:56.70 ID:Ulz6eyVA0
艶やかって書きたかったんじゃね

625 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:44:40.89 ID:oA/W/VJ90
能力者高校でマンネリが起こる&雑談スレ化
アランが味を占めたのか自分の妄想が能力者高校であまり使われないため自分の世界観で新しくロールを行うための[田島「チ○コ破裂するっ!」]スレが新世界スレ
樋浦とか埴輪とかは能力者高校出身だな

626 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:50:12.16 ID:itT8NxF00
>>625とあいるー、格狙、銀、やよい辺りは間違いなく高校出身

他はよくわからん、最初期にキャラシート出してない奴割り出せば分かりそうだけどそこまでしようとも思わんし

627 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:50:43.70 ID:aPJWIsxr0
>>623
アランお得意の俺こんなのも出来ますよアピールだろ

>>625
あと雑談にへばりついてるやよいとか言う奴もな
後は知らん

628 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/01(火) 23:55:51.83 ID:oA/W/VJ90
そんでも新世界スレは成功したスレだと思うアランとか除いて
つーかびっぷらからパー速へ高校を移したのもアランの独断だし…高校も独裁者ぶっている
分校もチラ裏とかあるが分校の管理人がアラン教信者だからまともに愚痴れないのが実情だな
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 19:18:13.44 ID:RNka9cgTo
629 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:04:42.42 ID:/jbkMFKW0
彼方、サクヤも確か高校出身だった気がする
1スレ目からいる奴らは髭面除けば大部分が高校出身者だな
思えばあそこで高校の中でもなりきりに適合できない奴らを蹴落とせたのが繁栄への第一歩だったのかもな

630 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:09:52.34 ID:1kXLF79d0
あぁ、あといつもコテミスしてる奴も高校出身だ

631 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:10:16.30 ID:YyQS5vx/0
能力者高校から来たっても新世界にいる者はパー速から入った奴だしというより能力者高校に残った奴はびっぷらからいる奴らだし適合しないのは仕方ないのかもな

633 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:16:48.83 ID:ZDk9th3A0
569 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210:2012/11/13(火) 07:49:04 ID:RyTQsiy6
Vip+の能力高校はミモリ&ギルが反りが合わないお前ら苦手やーってことでいきなり分家したお隣さん

知ってるかもだけど連絡

この段階だとアランはまだ新世界を都合のいい植民地としか考えてないようだな
今も基本的にはそうだが

634 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:18:57.75 ID:ZDk9th3A0
587 :アラン・J・ロックウェル【治安機関職員】E:SW1911PD 、 SIG P210:2012/11/13(火) 08:28:54 ID:RyTQsiy6 >>586
極論いえば格闘使いって弱いんだよなぁ

太極拳だろうがよくわからん奥義だろうが、本来銃器には近寄れない
ロールでもその気なら一方的に殺せるし


はい名言頂きましたー
最初の雑談見ると捗るぞ、中の人フルバーストって書いてるやつ

635 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:25:20.09 ID:YyQS5vx/0
アランは今でも植民地しか考えてねーよ
凸られて

636 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:26:02.17 ID:YyQS5vx/0
高校へ転がってくるし

637 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:27:46.86 ID:ZDk9th3A0
しかし残ってる高校民からすれば完全にただの裏切り者扱いじゃねぇのか
詳しくないから分からないけどな、ゴミ溜め民の高校民いないの?

638 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:32:16.34 ID:YyQS5vx/0
というより能力者高校民としては不思議なことにみんな何故かアランの事を信頼している、これには俺も驚かされたwww
つーかガキしかいねぇし騙されやすいのな多分

639 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:35:57.50 ID:ZDk9th3A0
なんじゃそりゃ
連中はアランが新世界で増えたメンバーを連れて能力者高校に凱旋してくれるとでも思ってるのか?

新世界の救いは初期にジャンクとか髭面とか外部者が参戦したのと>>630で挙がってるようなパー速系高校民が居た事だな
後者はアランとベタベタなんだろうが

640 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:39:15.97 ID:1kXLF79d0
>>637
高校のほうはアランより酷い害悪が沢山居たからむしろアランはヒーローだったっぽい
そこを出て一躍スレの管理人になったんだから反発もしたいだろ

でもアランの失策はわざわざロールスレっていう害悪が来にくい設定でハードル上げた事
おかげで自分の評判は下がるわじゃんきーとか矢嶋とかのS、Aクラスの奴来るわ
しかも高校→新世界の奴らにロールの力があってさらに自分は見下されるわで大変だなwwwwwwwwwwww
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 19:18:42.69 ID:RNka9cgTo
641 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:42:05.57 ID:YyQS5vx/0
俺が見た中じゃアランの危険性に気づいたのはそのミモリって奴とギルって奴だけみたいだな
他の奴らは狂信的または傍観とかの立場だったみたいだが
そんでもってSkypeか、本当に汚い奴だとは思ったな

642 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:44:21.82 ID:Q4XHS2530
お前らあれだな
新世界をどう崩そうか必死に観察してんだな
その糸口が能力者高校ってとこか?

643 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:44:45.92 ID:YyQS5vx/0
>>640
酷い害悪ってよくリアル話とかしてくる奴とか?どっかからは分からないけど能力者高校はなりきりから馴れ合いに変わってww嘲笑うしかできんwww

644 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:46:00.61 ID:rI8kGUJ1O
再募再募うっぜえよ
別の絡み置いたらファビョってそいつ愚痴って叩くくせに何なんだよあの害悪は
絡みにくいの自覚しろよカスが

645 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:46:06.72 ID:YyQS5vx/0
>>642
新世界を潰すよりはアラン潰しの流れじゃね?
あいつは2chで最強部隊を作るとかうんたらのスレにいたとか聞いてるし

646 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:47:17.11 ID:ZDk9th3A0
アランの凄い所はあの文章力で小説家気取ってること
まるで谷山さんだわ
というか学業捨てて渡米したとかの武勇伝大体嘘だろ?

647 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:49:35.71 ID:YyQS5vx/0
というよりあの話を信じるわけ?
IPの何たるやも知らん奴が出来るとは思えない

648 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:50:01.77 ID:1kXLF79d0
>>643
ゴミ溜め視点からすれば
ギル、和蘭、アリオ、四街道は俺TUEEEEのしすぎで害悪の部類
ミモリは俺のいた時代そこまで動いてなかったから知らんが、アランが言うには害悪

649 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:51:02.84 ID:Q4XHS2530
>>645
糸口は高校じゃなくてアランか

650 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:52:21.30 ID:YyQS5vx/0
>>648
あと一方通行を忘れているだろ
というよりあの四人より害悪だぞ、全部反射してトンデモ翌翌翌理論で叩きのめす奴だったし

651 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:56:58.21 ID:ZDk9th3A0
能力者高校では版権キャラクターの使用は一般的なん?
しかしアランがあの態度で英雄扱いされるとかにわかには信じられないわ

652 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:58:59.64 ID:YyQS5vx/0
というよりギルって奴?あいつは古参の野郎だったしあいつが使っているなら…とかじゃね?
元々能力者高校ってVIPスレだし
元ネタが強いから扱いにくかったとか
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 19:18:58.96 ID:RNka9cgTo
651 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:56:58.21 ID:ZDk9th3A0
能力者高校では版権キャラクターの使用は一般的なん?
しかしアランがあの態度で英雄扱いされるとかにわかには信じられないわ

652 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 00:58:59.64 ID:YyQS5vx/0
というよりギルって奴?あいつは古参の野郎だったしあいつが使っているなら…とかじゃね?
元々能力者高校ってVIPスレだし
元ネタが強いから扱いにくかったとか

653 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:01:59.51 ID:1kXLF79d0
一方を筆頭に、Fateのギルガメッシュ、DQ3のアリオ(いたのかは知らん)、あとうる星やつらのラムとより取り見取りだな

他の害悪共が変態的な強さ見せてたからなぁ・・・英雄扱いも無理ないわ
故に新世界への挑戦はアランの自爆行為。本人は楽しんでるみたいだが

654 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:06:32.33 ID:ZDk9th3A0
そんな経緯があったのか
アランは純粋に嫌だから何とかして消し去りたいけど精神強すぎだよなどうなってるんだよ畜生
でもそれとは別に高校の逸話やパー速におけるその歴史的意義に興味があるわ
パー速なりきり史上初めての異民族国歌だからな

655 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:06:54.89 ID:YyQS5vx/0
一番暴走してたのは一方通行だったか、最後は誰も相手にしなかったな
アランはガキに向かって大人の貫禄()を見せただけにしか見えないが

656 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:08:08.11 ID:YyQS5vx/0
異民族国家?新世界スレの事か?

657 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:11:50.53 ID:ZDk9th3A0
>>656
おう
その異民族国家にパー速や無印VIP出身のなりきり民が加わって栄華を支えている事に面白さを感じる

660 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:25:22.97 ID:YyQS5vx/0
能力者高校について調べてきた

始まりは2011年大晦日のVIPにより発生
この時からいるのは3人と考えられる
そこからびっぷらへ移り7月当たりまでスレを展開、3〜4月の辺りからアラン出現
そこらから害悪の暴走により色々あったが新しいスレ民とロールを求めてアランが決めてパー速へ移動
パー速で展開していたが、マンネリ状態(現在でも続いている)に陥り、アランが自分の世界観を作った[田島「チ○コ破裂するっ!」]スレ、新世界スレを立て、複数人の能力者高校民を引き込んでロールをする
そして有能ななりきり民が加わり新世界スレは今に至る
能力者高校についてはほぼ全員が長文ロール不可また十代が多い

661 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:29:53.60 ID:1kXLF79d0
ロール可能なのが新世界民になって無理なのが高校に残ったって感じだな
銀とか四街道は新世界には来たけど性に合わなくて高校に戻ってきた奴ら
ギルも1回ロールして戻ってったな

662 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:32:33.77 ID:YyQS5vx/0
あれ?
あいつロールしてたっけ?知らんかったわ

663 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:34:15.89 ID:ZDk9th3A0
新世界に引き継いでる能力者高校の複雑な設定は全部が全部アラン由来なのか?

664 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:36:44.96 ID:YyQS5vx/0
全部では無いが90%はアランのクサレ脳ミソからだな

665 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2013/01/02(水) 01:37:33.49 ID:ZDk9th3A0
そりゃ凄いな
あんなに沢山の設定あったらもう別のスレじゃん
恐ろしいからそろそろ寝るわ
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 19:19:19.61 ID:RNka9cgTo
新世界内での評価な
同ランクは左から降順

S じゃんきー
A 矢嶋、赤髪
-イベンターの壁-
B かなた、あいるー、紗綾、フェリシア、マテバの、くりおね
C おおさか、殴り魔、burakku fox、さくや、しんら、蛍子
D 仮面、銀、カイル、maki、樋浦、格狙ザキ茂ワシ
-害悪の壁-
E アラン(管理人)

やよい(ロールしてんの?)

http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/net/1354350375/

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/netgame/6804/1336496452/
898 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房[sage]:2013/01/02(水) 19:51:56.86 ID:Ri+cbmUpo
【商店街裏路地】
商店街の店の裏は住宅と空き地が入り交じっている。
そのうちの広場の一画が廃材置き場になっている。
主に動かなくなった自動車が廃棄されているわけだが…。
「鬼神大帝…」
コスプレにしても悪趣味で出処不明な全身鎧の人物がアームクレーンに触れ異能を使う。

伸びる影響力、支配される機会、人型へと変形していく車両、大型重機。
しかし、支配力が足りないのかクレーンのアームは落ち、変形しかかった重機が崩れる。
「ふむ…、このサイズは無理か。」
ガシャンと、ガチャガチャと耳障りな金属音を立ててボルテックスは立っていた。
何トンあるのだろう。10dでは効かない重機との融合はこの世界ではまだ難しい。
「リフトアームがあればアーケードの修理も楽なのだが…」
鎧を脱ぎ捨てて ど こ か へ 収 納 す る と褐色の美女が現れる。
「こっちの世界じゃアーケードのフレームも持ち上げられないし困ったね。
 男手でも頼むか。でも男でもこのフレームは…何百kgあるんだろう。
 持てる奴はいるのかな。」
早い話がアーケードの修理の話。フレームはガラス抜きでも重い。
どうやってテラスにはめるかがこのボルテックスの悩みどころだ。
雇った人夫はいる。
上まで運んでもらって、設置して…固定まで行き着けるのか?
「施工の開始時間が間違っていたか。
 いや、段取りの間違いだったのだろうか。」
朝早く工事を始めるべきだったか、
工事を二日に分けて行うべきだったか。
「ふむ、アーケードの修復はどのみち必要か。
 材料だけ運んでおくか。」
花丸商店街入り口までボルテックスはアーケードのルーフをフォークリフトで運ぶ。
彼女は気づいていなかった。ルーフの窓に光る「EMETH」の文字に…。
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/01/02(水) 19:54:24.08 ID:RNka9cgTo
>>898
もしかしてスレ住人からスルーされてるの気づいてないの?
お前が投下すると他の人間が気を遣わなきゃいけないんだよ
つまんねーんだから早くやめてくれませんかね?迷惑ですわ正直
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage ]:2013/01/02(水) 19:55:07.12 ID:nTeCo5im0
http://yy82.60.kg/test/read.cgi/nouryoku4viptasu/1347631999/
これが愚痴スレ民に好意的な高校民の姿だ
高校と縁を切った賢明な皆さんと元々高校民でなかった人たちは今すぐ新世界から危険人物を追い出すべき
特にアラン=圭一とボルテックス=園生は最も恐ろしい独裁者とその支援者
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/01/02(水) 20:11:08.07 ID:RNka9cgTo
>>898
ほら、何分経っても誰もお前の相手はしない
お前がクズだってことはこの一件で伝わったからな
いくら投下しようが荒らしとしか見られないよ、早く辞めろよ
全員お前に消えて欲しいと思ってるぞ愚痴スレ民めが、こっちのスレで腐ってるのがお似合いだ
902 :ジャンク[sage]:2013/01/02(水) 21:32:13.99 ID:pIAroTuIO
「ーー五秒以内に。逃げて。
じゃないと私が。[ピーーー]から」

とある、路地裏。
売人が闊歩している事で有名であったそこは、硝煙と血煙の香りでむせかえるほどの臭気が立ち上る場だった。
立って居たのは、灰色の髪に赤色の髪が一房、右目が赤左が灰色のオッドアイが目立つ少女。
軍服に黒いコートを身につけた彼女は血の海の中で立ち、わずかに逡巡する表情を銃を構える少年に向け、こちらも銃口を向けて居た。

「いち」

淡々と述べられる少年の死へのカウントダウン。
だが、逃げる余地を与える事など以前までのこの少女にはあり得ないことであった。
903 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 21:33:10.24 ID:pIAroTuIO
/さが忘れ
904 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房[sage]:2013/01/02(水) 21:39:13.62 ID:Ri+cbmUpo
>>903
「ほう、戦…いや決闘か。」
 ガシャリガシャリと重そうな全身甲冑の人物がそれを見つける。
「いや…狩りか。」
 ガシャ!ガシャ!ガシャ!ガシャ!全身甲冑の人物が近づいてくる。
 五秒で割って入れるか入れないかはギリギリのところだ。
(2!)心のなかで数えながら近づいてくる。
905 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 21:45:30.14 ID:pIAroTuIO
>>904
「3」

銃に意識を集中し、目の前の少年に殺意を叩きつける。
少年の手ががたがたと震え、まともに狙いをつけられなくなる。

「よーー「イヤだァ!死にたくないっ!」

銃を取り落として踵を返して逃げ出す少年。
その足元を狙い一発打てば、新たな悲鳴と共に少年は決して振り返ることなく消えて行った。
それを見送ると血の海で嘆息し、血まみれの壁に背を預けて空を見上げた。

「なにか。用事?」

朴訥な、幼い子供のごとく舌足らずな声色。
視線は向けられず、憔悴した少女の意識だけがボルテックスに向けられる。
敵意も悪意もなく、無垢という言葉が最も適当だという印象でも与えるだろうか。

/当方ケータイなんで遅かったり誤字ったりしますがどうかご容赦を!
906 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房[saga]:2013/01/02(水) 21:52:01.00 ID:Ri+cbmUpo
>>905
「カウントは5であったはずだが?」
 どうしたものか考え込んでいる。
 頭が弱いのか怒りもせず恐れもせず。

//了解です。
907 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 21:56:52.37 ID:pIAroTuIO
>>906
「5数えるまでに、逃げて欲しかったの。
だから、殺気飛ばして。脅したんだ」

細切れの言葉は、無表情からこぼれ落ちる。

「あの子。そこまで悪事は、してなさそうだった。し。
私の仕事は。麻薬の売人の殲滅、だけだから」

仕事は成した、ならばそれ以外は不要。
殺すが、必要ない殺しを避けるのがこの少女の一つの線引きだ。
908 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 22:04:02.43 ID:Ri+cbmUpo
>>907
「麻薬!殲滅?仕事?!ふむ…。」
 ボルテックスは重い全身甲冑をまとったままジャンクに近づく。
「無慈悲な生き方、戦い方、吾輩はそれを…して、結果を見てきた…
 …しかしその先には何もないぞ。海岸を何度も見るだけの旅だ。」
 そう言ってからジャンクにやられた少年に歩み寄る。
 息があれば手当も出来るだろう。無ければできることはない。
909 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 22:05:14.08 ID:pIAroTuIO
>>908
/すいません! 追い立てるように足元の地面に撃ったので少年はもう逃げていません!
910 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 22:10:43.44 ID:Ri+cbmUpo
>>909
「無慈悲な生き方、戦い方、吾輩はそれを…して、結果を見てきた…
 …しかしその先には何もないぞ。海岸を何度も見るだけの旅だ。
 物騒な物を持っているな。」
リベレーターとウェルディを見て呟く。
「こちらの世界の鉄砲は弾倉がある。数発撃てる。
 ところでだが…食い扶持は足りているか?
 仕事が必要なら吾輩が用意するが。」
話を180度変えて妙な事を言い出す。

// なるほど。ジャンクいい子w
911 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 22:16:28.76 ID:pIAroTuIO
>>910
「それでも。戦わないと、私は私のものを取り戻せない。
奴隷みたいなものだから。私」

感情や自我を持ってしまったがゆえに、境遇に感じることを思ってしまう。
かつては奴隷の自覚なく奴隷とされ、今は自覚した上で奴隷をしている。
どちらにしろ、良いものではない。

「私は。捨て駒、ジャンク[ごみくず]だから。
文句を言わせないために、命の危険と引き換えに、お金だけはあるよ。
それでも、最近は任務失敗してたから。お金もらえないんだけど」

命と引き換えに金をもらう、口封じのための金だ。
消えても誰も困らない、便利な捨て駒。それがジャンクの属する要らず[ニードレス]という部隊だった。
912 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 22:18:29.42 ID:4/WZFGvRo
年が明けて三ヶ日中。人々は家でのんびりしているだろう。
街では未だ開店する店も少なく、静かに新たな年が始まっていた。

そんな中、大きな公園で凧揚げをする少年。
あどけない顔立ちの彼は器用に凧を操り、周囲の子供らを沸かせていた。

「はいよ、秘奥義……回転大車輪ーっ!」

単に四方八方に出鱈目にまわしているだけだが、子供らは目を輝かせる。
学ランと長い緑のマフラーが特徴的な少年は笑顔で走り回る。
茶色がかったショートヘアが乱れるのも構わず―――。

少年の私物だろうか。近くのベンチに狐の面と日本刀が置かれていた。
日本刀は抜かれない様に鎖で雁字搦めにされていた。
913 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 22:24:35.58 ID:Ri+cbmUpo
>>911
「まるで舞台劇だな。吾輩は覇王である。
 侵略者の頂点、いや究極の覇者がこのわたしだ。」
 奴隷の前で腰を下ろす。
「座れ。王として命じる」
 そう言って座る。ここは舞台裏。皇帝も奴隷も同じ役者。
 これが歌劇ならボルテックスも最後には消えないと困る重要な死に役だろう。
 二つ名は王でも帝でもなく神。鉄鋼鬼神がニードレスに命じた。
 そして、一缶の飲み物を差し出した。
914 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 22:26:00.64 ID:Ri+cbmUpo
>>911
// 朧さんの位置が近くて大丈夫でしょうか。
915 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 22:27:08.84 ID:pIAroTuIO
>>914
/ケータイでの初絡みで複数ロールをしろと申すかお主……
/正直かなりきついです
916 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 22:28:39.17 ID:4/WZFGvRo
>>914-915
/携帯で複数ロールはキツそうですので……遠慮しときますよ?
917 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 22:28:50.02 ID:Ri+cbmUpo
>>912
// ややこしい書き込みをして申し訳ないです。
>>915
// やめときましょうw
918 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 22:32:17.00 ID:4/WZFGvRo
>>917
/いえいえ、有難うございましたwwww
919 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 22:32:32.73 ID:pIAroTuIO
>>913
「地面。汚れてるよ?
汚したのは。私なんだけど」

そうつぶやくと、背中からぞるりと斧を引き抜き振り抜く。
二度の轟音と同時にエアコンの室外機と排気フードが叩き落とされる。
そのうちの一つ、フードを相手に蹴りわたし座るように促す。
一連の動作から、この少女の動作の無駄のなさが分かるかもしれない。
年齢と中身の幼さに対して、異様なほどそれらは熟練していたのだ。

「私から。お茶菓子」

缶を受け取ると少女はコートからチョコバーを取り出して差し出した。
甘いお菓子は、凄惨なこの場とはミスマッチに過ぎただろう。
920 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 22:33:06.44 ID:pIAroTuIO
>>916
/すまぬ……すまぬ……

>>917
/ごめんなさいです
921 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 22:37:17.87 ID:4/WZFGvRo
>>920
/いえいえ!
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(宮城県)2013/01/02(水) 22:37:59.09 ID:wosOsxhIo
>>912
はしゃぐ子供たちに混じり、歩みを止めて凧揚げを物珍しそうに眺めている異国風の女性がいた。
黒いロングコートを着込み首にはぐるぐるとマフラーを巻いており、非常に厚木であった。

「へぇ……凄いですね」
風太郎が秘奥技を披露すれば、人物へと拍手を送った。
よほど珍しいのだろうか子供たちに囲まれている事を気にする様子もなく、面白そうにそれを眺めていた。

そちらにはあまり関係の無い余計な話になるが、この女性は 『福袋』 と書かれた赤い袋を手から下げていて、彼女なりに正月を楽しんで来た後のようである。
923 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 22:38:31.09 ID:Ri+cbmUpo
>>919
「おい貴様…貴様に怪我は?」
 鉄鋼鬼神ボルテックス。
 この世界と異なる世界では力も技もかなり修めた。
 この歳のこの少女がこの動きにこのダメージ。
「ありえぬ…。ぬ…茶菓子か。
 貴様の名はなんという?吾輩は鉄鋼鬼神、ボルテックス。」
924 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人[sage]:2013/01/02(水) 22:38:54.52 ID:wosOsxhIo
>>922
//名前ミス
925 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 22:43:29.51 ID:pIAroTuIO
>>923
「ないよ?」

怪我はと問われて、何事もないかのように無傷とのたまう。
少女の強さの本領は、防御にこそある。
異様な攻撃力がなくとも、人一人殺すには銃弾一発、斧一振りで十二分。
大切なのは、それらで殺されないことだ。

「ジャンク。私は、要らずのジャンク。
よろしく、ボルテックしゅっ!?」

ネガティブな印象を与える名前は間違いなく本名ではない。名乗らないのか、名乗れないのか。
そして相手の名前を呼ぶ時に舌を噛んだ。
涙目でぷるぷる震えて口元を抑えている。
926 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 22:44:48.44 ID:4/WZFGvRo
>>922

拍手が聞こえる。子供らに混じって見慣れない女性。
小さな子供らに紛れる姿は不思議ではあるが、次の秘奥義を見せようと―――。

「よぉし、次は――――って、わぁ!?」

張り切る風太郎の意図に反し、ぶちんっと小さな音を立てて凧糸が千切れた。
風に煽られて彼方まで飛んでいき、少ししてから垂直に凧が地面に落ちる。

「…………あはは、まぁ、ちょっと無茶させすぎたな」

失望の色を顔に浮かべた子供らに謝りながらも、凧を回収し被害を見てみる。
どうやらちょっと直せば糸を付け替えるだけでまた飛ばせそうであった。

「えーと、お姉さんも……してみる?」

地面に座り込んで修理しながら、興味深げな視線を送ってくる女性へと話しかける。
福袋を下げている事に少しくすりと微笑して。
927 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/02(水) 22:48:31.74 ID:8ywG3E9do
「ぎゃああああ」

人気のない裏路地の一角。一人の男が剣で胸を貫かれて死亡した。
男を刺したのは剣が似合わないメイド服を着た女。いや、正確にはその姿をしたドール。
ロングヘアーで美人のドールはなかなか見た目ではドールと解らないだろう。

「これで……」

クリオネはそんなドールの後ろで黙って居たが、スッと男に近づき、コートのポケットからアミュレットを取り出した。
左手に持つアミュレットを男に近づけると、アミュレットが淡く光りだした。

「人の魂。こんなの簡単じゃない、適当に殺してれば集まるんだから」

クリオネは目の前で死んだ男など見ていない。じっと手に持つアミュレットを見ている。初めから男のことなど見ていなかったのだ。

「……ふふふっ」

一歩目的に近づいた。それだけでどこか嬉しい気持ちになるというものだ。
928 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 22:49:46.96 ID:Ri+cbmUpo
>>925
「無理をするな」
 腰のレバーを引くと鎧が取れて髪の波打つ色黒な女性が現れる。
「少しでも怖くない重いをして欲しい。わたしは覇道は…何年か前にやめた」
 優しく微笑む大人の女性は「要らずとは嫌な二つ名だな。」
 そう言ってジャンクを抱きしめる。「まるでシンデレラだ。
 灰かぶりだが最後には王子様が迎えに来てくれるさ。」
929 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>2013/01/02(水) 22:54:37.23 ID:y3Cqc6bu0
>>927
「―――――やあ、クリオネ。こんばんはだねえ」

目的のために人を[ピーーー]クリオネを見るも、サクヤは笑顔を崩さずにヒヒヒヒヒ、と笑う。
もはや平等の姫ではない、しかしサクヤは人を[ピーーー]友人の前で微動だにしなかった。

「できればアタシのことは殺して欲しくないけれど、どうするんだい?」

アタシはアンタとは戦いたくないし、死にたくないよ、と少しだけ唇を歪ませた。
930 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人2013/01/02(水) 22:58:06.60 ID:wosOsxhIo
>>926
空を飛んでいた凧の紐が切れてしまった。
夢中でそれを眺めていたリリアーナは、それが信じられない程にショックな出来事だった。
お気に入りの玩具を突然取り上げられたような心持ちで、落胆の様子には周囲の子供達を勝りそうな程であった。

地面に落ちた凧を拾い上げるのをそのまま眺める。
どうやら無事な様子で、自然と安堵の息が漏れてしまった。

「ええと……私が?」
自分で自分の胸の辺りを指差して、問いかける。
やってみないか? と、指名された事は素直に嬉しい。
その感情は、そのまま表情に浮かあがる。
931 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 23:01:10.17 ID:pIAroTuIO
>>928
「怖がっても、泣いても。
私の記憶も名前も。帰ってくるわけじゃ。ない。
だったら。私は。殺して壊して。彼らと取引をするだけ」

言葉を細切れにするのは、心を頑なにした事の現れだった。
単語で区切って機械の様に吐き出して、出来るだけジャンクは感情を表に出さないようにしたかった。
感情を表に出せば未成熟な少女の自我は、箍が外れて泣き出しそうだったから。

「やめて。そんな、安っぽい希望なんて。
いらない」

相手の抱擁を、拒絶するジャンク。
縋りたい彼女は、その気休めに手を伸ばせば弱くなる事を理解している。
だから、何にも頼らず193回の命の危機を含む任務を超えてきた。
残りは807回。確実に減って行く残りの任務数だけが彼女の意識を支えて居た。
932 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/02(水) 23:03:18.21 ID:8ywG3E9do
>>929
「ん?」

アミュレットを眺めていたところ、声をかけられそっちを向く。

「ああ、サクヤ。誰もサクヤを殺すなんて言ってないでしょう」

思わぬ友人の登場に口元を上げる。

「それともそれはフリで、殺されたかったわけ? あははっ」
933 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 23:04:40.06 ID:4/WZFGvRo
>>930

「うん、お姉さんが……ほら、もうちょいで直る……しっ」

よいしょ、よいしょと器用に糸を張り替える。
少し亀裂の入った骨組みには軽くセロハンテープで補強して――。

「よし、修理完了―――どう、やる?」

落胆の表情が子供らよりも強く見えた。どうやら、凧が好きなのだろう。
周囲の子供らは彼女が来る前に散々上げさせて貰ったから文句は言うまい。

「糸を持ってね、走りながら糸を伸ばして行くんだよ」

差し出した凧を受け取ったなら、簡単に飛ばし方を説明する。
凧は六角形であり、張られたビニールには風太郎の筆で蛇が描かれていた―――下手である。
934 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/02(水) 23:08:18.28 ID:y3Cqc6bu0
>>932
「そうかい、安心したよ。ヤバそうなことやってたし、目撃者を消そうとするなんて十分にあり得るからねえ」

クリオネの相変わらずの物言いに、頬が緩むのを感じる。

「アタシは自殺志願者じゃないから、遠慮しておくよ。今はクリオネとの会話を楽しみたいしね」

死んでいる男には目もくれない。単なる肉の塊には興味がなかった。
935 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 23:12:44.12 ID:Ri+cbmUpo
>>931
 ジャンクをゆっくり離す。
「わたしの名はさっきも言ったが鉄鋼鬼神、ボルテックス。
 異なる世界から王道を持った王を探し求めてここに来た覇王。
 覇道というのは征服と蹂躙の道。戦い戦い戦い勝ち抜く生き方だ。」
 ジャンクが倒れないように気遣いながらゆっくり立ち上がる。
「名も記憶も希望も…夢だって何だってこれから作ればいいだろう。
 私はそれらを失ったのではなく、最初から持ってなかったぞ。」

 鎧の部品を組み立てながら言う。
「安い、高いの問題じゃない。下らないか大切かの問題だ。

 お前の人生なんだぞ?そうでなくても人間は短命だ。
 年齢に見合った生き方を楽しめ。でないと勿体無い。」
 鎧が組み上がる。そしてレバーに手をかける。
936 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人2013/01/02(水) 23:14:01.65 ID:wosOsxhIo
>>933
凧を直している姿、これもじっくりと眺めている。
それら一つ一つが見た事の無い作業。眺めているだけでもとても楽しかった。

「それでは……よろしくお願いしますね」
手に持っていた福袋を地面へと置いた。
それから凧を受け取る。飛ばそうとする前に少しだけ、その作りを観察していた。

「はい、分かりました……いきますよ?」
革靴を履いているので最初だけ戸惑ったが、すぐに走るのに苦労はしなくなった。
糸の離し方はぎこちなく、ハッキリ言ってしまって下手くそな飛ばし方だ。
937 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/02(水) 23:15:02.26 ID:8ywG3E9do
>>934
「私が現場見られて消そうとするなら、サクヤと初めて会った時に消そうとしてるでしょうが……」

たしか初めてサクヤと話したのは依頼で殺しをした直後で、サクヤにはそれがばれていた。
今更見られたからと言って口封じなど考えもつかない。

「その気になったら言ってね。殺してあげるから」

ドールを消し、アミュレットを再びポケットに入れる。

「サクヤ、最近自分が変わったと思う?」

この前マルファスが言っていたことを思い出す。サクヤはつまらない奴になったと。
本人に自覚はあるのだろうか
938 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/02(水) 23:18:48.06 ID:ugQtpYP+0
警察関係の人間と野次馬でにぎわう公園の噴水。

女が見上げた先には、ぱらぱら舞う雪と月があった。

「…ふぅ、寒空を照らす月と照らされる雪…とてもきれい。
 さっきまで死んでた身としては寒くて堪えるけど…ねっ、けふっ」

苦笑交じりの言葉と共に吐血した女はナイフで胸を刺され、先程まで"死んでいた"
そんな女が突然立ち上がり、苦笑交じりにぼやくのだから周りは騒然。

奇妙な光景が今、公園で繰り広げられていた
939 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 23:21:04.17 ID:4/WZFGvRo
>>936

「おっけー、思い切って飛ばすといいよ」

手渡し、にこにこと彼女が凧を飛ばす仕草を観察していた。
ぱたぱたと走りながら糸を手放し―――ゆっくりと飛び上がって行く。

とはいえぎこちない。高度もなく、その上少し風が弱まって来た。
このままでは直ぐに墜落してしまうだろう―――が、風太郎は笑みを浮かべて。

「風遁・大嵐出力弱め―――そりゃっ」

辺りの子供らにバレない様に印を結んで、発動する風操術。
両の黒目が碧に変化して風太郎を中心んとして、風が吹き荒れる。
その風は今にも落ちそうな凧を押し上げて、頭上高くへと舞い上がらせるだろう―――。
940 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/02(水) 23:22:55.33 ID:y3Cqc6bu0
>>937
「今やってることは、さらにマズイことだと思ったからねえ。――――魂集め、か」

サクヤは薄く笑っている。殺し合いにならなければ、どうでもいい。

「ありがとう。クリオネは優しいねえ。じゃあそうさせてもらうよ」

人殺しだろうとサクヤにとってクリオネは友達思いの優しい人、だった。

「うん?……変わったねえ。悪くなったのやら、良くなったのやら」

それはサクヤ自身にも分からないことだった。
自分が変化をした自覚はあるが、明確に断定することが難しい。
941 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/02(水) 23:24:01.61 ID:Ri+cbmUpo
>>938
「お姉さま、だから言ったじゃない?
 わたしに事を荒立たせて欲しいって。
 お姉さまってすぐに前に出て自分が死ぬんですもの。」
 不満そうに幼い少女が野次馬に囲まれてルーシェの手を握っている。
「病院は必要ですか?それともそのまま帰られる?」
942 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人[sage]:2013/01/02(水) 23:24:20.39 ID:wosOsxhIo
>>939
「思い切ってですかー?」
走り回って相手と距離があり風も強いので、
943 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人[sage]:2013/01/02(水) 23:25:27.60 ID:wosOsxhIo
>>942
//しまった……途中送信です。
944 :ジャンク[sage saga]:2013/01/02(水) 23:26:34.38 ID:pIAroTuIO
>>935
「空っぽの私に、何を楽しめって。
年だって、見た目通りじゃないかもしれない。
前の私が何を、大切にして居たかもわかんない。
前の私と別人の私が、この体を使ってて良いはずがないんだ。
だから、記憶取り戻して、返してあげないと」

それは、少女の中にある一種の強迫観念だ。
自分はこの体の持ち主とは別人、だから"返さないといけない"。
自己が自己である認識も、裏付けも希薄な少女はだからこそ自我が気迫で、自分自身の認識に歪みを抱いている。
取り戻して、どうなるのかどうするのかもわからない。
だが、取り戻さなければならないという衝動。
それらのせめぎ合いと、芽生えつつあった自我によって少女はいっぱいいっぱいだったのだ。

「もう。わかんない、よ。
どうすれば、わたし。なんで。
なんで、私は。私だって……わたしだって普通に生きられてたならそうしてた!
でもッ! でも! 私は、ジャンクで有って、この体の持ち主だった人じゃないから!」

頭の痛みに、顔を歪めつつも、感情の暴走は止まらない。
髪は真紅に染まり、瞳も鮮血の赤黒さを持つ。
その姿は、シンデレラというよりは、赤ずきんと読んだ方が適当だったろうか。
945 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人2013/01/02(水) 23:32:04.21 ID:wosOsxhIo
>>939
「思い切って……ですかー?」
走り回って相手と距離があるうえに、風も強く、声も届きにくいので大きな声になる。
そうなると、自然と言葉の語尾が間伸びしていた。

思い切りと言われても、先ほど糸が切れて壊れた姿を見ており、もし壊れてしまえば…… そんな思いがあり、踏ん切りは良くない。
それもあって、凧はすぐにおちてしまいそうだった。

「あ、とと……けっこう力が必要になるんですね」
突然として吹いた風のおかげで、凧は安定を手に入れた。
予想以上の風を受けた凧の重さに戸惑いながらも、すぐに感覚を掴み、紐の調整しながら飛ばせるようになってきた。

そうして少し気持ちに余裕ができれば、風太郎の方を見て微笑んだ。
946 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/02(水) 23:32:10.09 ID:8ywG3E9do
>>940
「また聞いてた訳ね……良いけど。
 別にマズイ事をやってるつもりは無いよ。これは必要なことなんだから」

そういってポケットの中のアミュレットを指で撫でる。
と言って笑みを浮かべる。その笑みの意味は解らないが。

「別に親切心で言ったわけじゃないんだけど……」

思わぬ回答に若干戸惑う。
特別深い考えがあったわけでもないが、殺してあげると言われて優しいねと返す人は世界中探してもサクヤくらいしか居ないのではないだろうか。

「何が変わったんだろうね。サクヤの性格? それとも取り巻く環境?」

本当はマルファスから少し聞いていたが、改めて本人の口からきいてみたかった。
947 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/02(水) 23:36:00.20 ID:ugQtpYP+0
>>941

「あら、余計なお世話ね、クララ。
 前に出てないとつまらないもの。死ぬのはその、つーいーで、よ」

若干子供っぽく拗ねながら
自分の手を握りしめる妹の手を握り返す。

冷たい自分の手と対照的の温かい手。
ちょうどいい暖かさに、握る手の力が強くなる。

「病院?そんなの、いーらない
 だって傷口だってスグ塞がるし
 何より私って死んでも蘇るからね」

屈託のない笑みを浮かべての、言葉と雰囲気。
奇異の目で二人を見る警官野次馬など居ないかのような空気だった

/気付くのが遅れました…ごめんなさいっ
948 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 23:36:23.01 ID:Ri+cbmUpo
>>944
「空でもマシだ。私は身体も魂も戦慄でできている。
 白紙には何でも描き込めるが、完成した絵画には何も書き足せない。
 なんだ記憶喪失者の一種か。なら言ってやろう。お前もお前の前の
 お前もお前なのだから、お前は今の自分の生きたいように生きれば良い。」

 強迫観念、トラウマ、何らかの心の傷など全て克服してきたボルテックスは冷たく言い放つ。

「無理なら死ね。ありとあらゆる選択肢の中で最も楽な選択肢が自害だ。」
 しかし、しかしだ。
「若い乙女が自害するのは見るに耐えないがな。
 異能者か、少し身体を動かしたいならば…
 暴 れ て も い い ぞ 」

 近くの中型トラックに触れながらボルテックスはジャンクに微笑む。
949 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 23:36:46.88 ID:4/WZFGvRo
>>945

「そう、思い切ってー!」

そう簡単に糸は切れない。例外的に風太郎の様に振り回せば別だが。
酷使しない限りは高度を上げるくらいでは切れやしない。
離れた場所で走り、凧をあげる彼女に声をかけながら見守る。

風太郎の起こした風によって安定し始め、高度も十分。
綺麗に上がった凧に子どもたちも感嘆の拍手―――上出来である。

「うん、風に負けない様に握ってないと駄目だからね」

「お姉さん、上手だよー!良い感じー!」

拍手しながら微笑む風太郎の眼は未だ碧。
先ほどは黒であったと覚えていたなら、違和感を覚えるだろうけど。

まだまだ風が吹いていた―――彼女が凧揚げに満足したなら、風は止むだろう。
950 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/02(水) 23:41:03.80 ID:Ri+cbmUpo
>>947
「お姉さまは死ぬのが好きなの?
 そんなのダメよ。お姉さまを傷つける者はわたしが切り刻むから。」

 寒いでしょと倒れるルーシェの身体に自分の該当をかける。

「でも誰がお姉さまを殺したのかしら。」
 野次馬の中にいるのだろうか?
 もうこの近くにはいないのだろうか?

// いえいえ
951 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/02(水) 23:42:44.95 ID:y3Cqc6bu0
>>946
「ふうん――――手伝おうか?暗殺ぐらいはできるよ。面さえ割れなければいいからねえ」

流石に虐殺することはできないが、バレないように暗殺ぐらいはやっていいかもしれないと思う。
今までのサクヤとは明らかに違う思考回路だ。

「いや、クリオネは優しいねえ。アタシを殺すのが一番手っとり早いのに、そうしていない。
 友達思いのいい人だと思うよ」

ヒヒヒヒヒ〜と不気味に笑う。
人間らしいまともな女の子、それがサクヤからクリオネへの評価だ。

「両方……かな。大事な人ができたからねえ。
だからアタシも一層友達に優しくなれる気がする。人を受け入れられて、友達の役に立てる。
アタシとしては願ってもないことだよ」

昔のサクヤは、人殺しの手伝いは絶対にしなかっただろう。しかし今は違う。
恋人に迷惑を掛けない程度に友達のために動くという欲望をこなせる訳だ。
なぜなら自分の存在全てを受け入れて肯定してくれる人物ができたから。
952 :ギフテッド[sage saga]:2013/01/02(水) 23:45:27.05 ID:pIAroTuIO
>>948
「でも、それでも、私、私は」

自分の目的も、何もかもを打ち砕かれるような事を言われたジャンクは、頭を抱える。
感情が強まるに連れて、ジャンクは強い苦痛を感じつつあった。
そして、それが一定に達した時点で

「いや、やめておこうかな。
前の持ち主としては、ジャンクはなかなかどうして可愛くてね」

赤い髪の少女は、いかに胡散臭い笑みを浮かべて、口を開いた。
外見はジャンクと変わらない。だがしかし、この少女はジャンクではなかった。

「君と戦って負けるつもりは無いけど、勝てる自身はこれっぽっちもなくてね。
この体を傷つけるのも困るのさ。この私、ギフテッドとしてはね?」

少女はそう言うと、その場で気絶した。
灰色の髪に戻った少女の雰囲気は、先ほどまでのジャンクと変わらなかっただろう
953 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人2013/01/02(水) 23:48:22.50 ID:wosOsxhIo
>>949
「分かりました……やってみますよ」
うながされる通り、思い切って糸を手放してみる。
緊張しながらも、作業を何度か繰り返していると、だんだんと感覚を捉えて動きがスムーズになる。

子供達の拍手は流石に照れ臭く、目を合わせてもいられないので空の凧へと視線を移した。
「これ、すごいですね……面白いです」
風に負けないように、足を踏ん張る。
慣れてくると技と風に負けて揺らしてみたりとだんだんと調子に乗り出した。

瞳の変化に気がついた様子は無い。それだけ今は凧に夢中であった。
「ええっとこれ、下ろし方はどうするのですかー?」
首を曲げてながら問いかける。飽きてはいない。ただ、体力面で辛くなってしまったのだ。
954 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/02(水) 23:51:21.04 ID:ugQtpYP+0
>>950

「んーん。私は死ぬのはイヤよ。
 だって痛いじゃないの。だから私をマゾヒストみたいに言わないでほしいな
  …ころしちゃうゾ」

クララの外套がルーシェの体にかかり、寒さが和らぐ。
そこに死んでばかりの頼りない姉に頼もしくも物騒な言葉が耳に入った。

「――…私のカタキを取ってくれるのは嬉しいけど、今は我慢して。
 犯人ってのは大体現場にいるものだけど。
 ここで犯人探しするといろいろ面倒なのよ」

口ではやめろと制止していても、ルーシェの指先は
野次馬達へと向けられていた
955 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/02(水) 23:53:10.49 ID:Ri+cbmUpo
>>952
「へえ、そういうからくりなんだ。でも、禁句は言っちゃいけないな。」
 組み上げた鎧に触れるとそれらのパーツが生きているように褐色の美女を覆う。
「汝は三つ答えよ、ジャンクという少女は何処へ?
 汝答えよ、汝が名は何というか?
 汝答えよ、吾輩に敵う者と自ら名乗ったか?」
 全身鎧の巨漢がギフテッドに問う。
「そしてジャンクは汝か?」
956 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/02(水) 23:53:18.35 ID:8ywG3E9do
>>951
「手伝う? ……いや、必要ないよ」

クリオネは少し驚いた表情をする。
マルファスが言っていたことは本当だったようだ。詰まらなくなったかどうかはわからないが、間違いなくサクヤは変わった。
以前なら精々殺されないようにしなきゃね、とか言って終わっていたはず……
それにアミュレットを持っていないところで人を殺しても何の意味も無い。

「キミは私に対する評価を間違ってる気がするんだけど……。キミを殺しても意味が無いからしないだけだよ」

精神力が強い人物の魂は取れないことがあると言っていた。だったら危険を冒してサクヤと戦うより一般人を殺していた方が効率的だ。
その理由だけのはずだ。

「大好きな人ねー、もしかしてこの前旅館でやけに仲が良かったあの子? なんて言ったっけ……」

本当は旅館で一緒に居た人が誰なのかを知らないし、その大事な人である確証など無い。
が、この返答でその人の名前が分かればサクヤの交友関係を一つ知ることが出来ると言う考えだった。
957 :霧崎菖蒲&霧崎菫[saga]:2013/01/02(水) 23:53:28.18 ID:MpDDm8keo
「この制服も、そろそろ替え時かしら」

人気のない、朽ちたビル郡。その片隅で、焚き火を囲むふたりの少女たち。
炎に照らされたふたりの影。彼女たちが着用しているのは、可愛らしいデザインのセーラー服……だった物。
今や袖は擦り汚れ、全体的にややくすんだそのシルエットは、遠目に見てもかなり痛んでいることが分かる。

「割と気に入ってるんだけどね、残念だわ」

[……]

細かなため息をついて、少女は悔しげに呟く。それを見てもう一方の少女は、微笑みと共に、ふ――吐息を零した。

[……確かに少々ワイルドな風貌だけれど、そんな姉さんも好きよ?]

励ましのつもりで紡がれた言葉。

「………はぁ」

しかしその想いは届かなかったらしい。後に残ったのは沈黙と、火の粉の弾ける音だけだった。
958 :朧 風太郎[sage]:2013/01/02(水) 23:54:06.19 ID:4/WZFGvRo
>>953

勘は鋭い人なのだろうか、と感心する。
少し風の後押しさえあればコツを掴んで悠々と凧は空を泳いでいて。

「でしょ?お姉さんも筋がいいよ―――んっ、そろそろ辛いかな?」

面白いと感想を述べる彼女を頷きながら褒め称える。
事実、筋が良い。後は無風状態でも凧を上げれれば達人である。

さて、意外にも体力の消耗が激しい凧揚げ。
下ろしたいと言う彼女の申し出の途端、風が止む――同時に、眼が黒く戻り。

「ゆっくり糸を巻きながら、走りながら高度を下げて行くんだよ」

垂直落下しないように、受け止めれる距離までゆっくりと凧を下ろす様に指示する。
仮に落としたとしても、また修復するから平気であると伝えて。
959 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/02(水) 23:59:34.32 ID:Ri+cbmUpo
>>954
クララは人間ではない。
造物主に大切に育てられたがただの怪物。
ミミック。生きたトラップ。しかし最高傑作だ。
「大丈夫…殺さないよ。お巡りさんていうのに渡せばいいんでしょう?
 罪状は婦女暴行、傷害致死、場合によっては殺人になるのかな?」
聴覚を研ぎ澄ませる。ルーシェの指先も確認する。不審な会話を探している。

ル ー シ ェ を 傷 つ け た の は 誰 だ ?
960 :ギフテッド[sage saga]:2013/01/02(水) 23:59:45.05 ID:pIAroTuIO
>>955
「ジャンクは寝てるよ。私が出てるから。
そして私はギフテッド、姓はないし本名は捨ててるし忘れた。
勝てる自信は無いけどね。でも負けることは無いと思う」

淡々と答えて行くギフテッド。

「私とジャンクは役割が違うからね。
同一人物だけど、全くの他人。
共通点といえば、同じ体とシステムを用いてるだけさ」

真実のすべては伝えないが嘘は何も言っていない。
どちらが主体なのかは、不明なのだが。
961 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/03(木) 00:03:47.71 ID:r9qorZdwo
>>960
「ところで汝、商店街で暴れたもう事はありや?」
 これはボルテックスにとって大切な質問だ。
962 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/03(木) 00:05:25.58 ID:46fcDERn0
>>956
「そうかい、残念だねえ。分かったよ」

人殺しは罪悪感が疼くから、できればしたくはないのだ。
殺した人間とは友達になれない。矛盾、矛盾―――――サクヤは矛盾の塊だった。

「アタシがクリオネの行動を知って、こっそり動くかもしれない。
 信頼されているってことだと思うと、アタシは嬉しいんだよねえ」

それなら人殺しの時にやっているかもしれないと思うが、
魂集めは人によって、見方によってはそれより遥かに罪が重いかもしれない。
そして罪が重いということは、利用価値は大いにあるだろう。サクヤでも動ける程度には。

「おっと、その手には乗らないよ。……クリオネのことを信頼していない訳じゃないんだけどね。
 アンタと同じく、アタシも優先順位をしっかりしているタチなのさ」

今のクリオネの魂集め。それをやめるつもりはないように見受けられた。
大量の人殺しをするメリットとデメリット。クリオネが理解していないはずはないだろう。
つまり大きな目的があることは間違いない。暗殺にも見えず、また依頼とも思えなかった。
963 :ギフテッド[sage saga]:2013/01/03(木) 00:06:09.14 ID:Csfuj1gIO
>>961
「無いよ。戦いは私の目的じゃないから。
私はただ、私の有用性を証明するだけが目的だもん」

即答する少女は、嘘の気配を感じさせないだろう。
そこしれない不気味さはあれど、敵意自体は存在していなかった。
964 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人2013/01/03(木) 00:06:49.55 ID:IKeYhZrxo
>>958
「いえいえ……こんな大変なの、一人じゃ無理ですよ」
「今回は教えてもらいながでしたからなんとかってカンジです。一人じゃ、たぶん無理です」
謙遜では無い。確かに、今も凧を風にのせながら言葉を交わしたりしているけれど、それは見守ってもらっているという安心感があるからこそできる事だ。
リリアーナはそう感じていた。

眉を潜めて周囲を見渡す。
都合が良く弱まる風に、ほんの少しだけ違和感を感じた。――しかしそれは、ほんの僅かな時間であった。

「えっと、また走るのですね」
楽しそうに凧を引き戻している。なるべくゆっくりと、慎重に……。
965 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/03(木) 00:09:09.83 ID:r9qorZdwo
>>963
「うむ?ふむ…」
 このボルテックスも他所を征服する生き方に疑問を感じた身。
「う〜む、ところでジャンクとやらは顕在か?」気になるのはこの一点だ。
966 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/03(木) 00:09:18.17 ID:qBdZURfk0
>>959

野次馬のどよめきの中に紛れたのは

『……何故、生きている悪女が。
 先刻俺が殺したハズなのに―――』

野次馬の端の方に居た、背の高い薄緑のコートを羽織った男の驚嘆。
ルーシェの指は確かに"ソコ"を指していて―――

「…なあんだやっぱり来た。
 犯人は現場に戻るってのは本当ね、けほっ
 ―――行きなさい、クララ。私を殺したのは、あ・い・つ」
967 :朧 風太郎[sage]:2013/01/03(木) 00:11:32.27 ID:h92gOuhZo
>>964

「いやいや、こんなの簡単だよ。慣れだよ、慣れ」

後は風のコンディションくらいなものだ。謙遜する彼女に笑いかけて。
確かに今回は風太郎が風の後押しをしたが―――。

少し違和感を覚えたのか、辺りを見回した彼女に思わず目を伏せた。
丁度、碧から黒に戻る瞬間だったから気づかれそうであったから。

「そうそう、そんな感じ――――よし、おっけー!」

走る彼女の後ろについて、ゆっくりと高度を下げてくる凧を見上げる。
ひゅん、と落ちる瞬間に追走していた風太郎が凧をキャッチ―――これにて、凧揚げは終了。

子供らも時間が来たのか、親に連れられ帰路につき始めていた。
968 :ギフテッド[sage saga]:2013/01/03(木) 00:15:22.63 ID:Csfuj1gIO
>>965
「私が引っ込めばジャンクが出てくる。
ただ、あの子はまだ色々不安定だから、気にしないであげてくれるかい?」

そう言うとギフテッドは背を向けて歩き出すだろう。

/父に寝ろとキレられたので、ここで終わらせていただければ!
969 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/03(木) 00:16:23.61 ID:jTrSS6Cco
>>962
「大切な人がいるって言うならなおさら汚い真似はやめておくんだね。……って今のは無し」

あわてて手を振る。
自分らしからぬ発言だったと思う。

「これは私が私の為にやっていること。出来るだけ誰の力も借りたくないしね。それにサクヤは私の目的を知らないでしょ?それだったら意味が無い」

魂集めは目的ではない。手段になるのだ。

「あっはっは。ダメだったね、残念。でも私の事を信用していない訳じゃないって言うのはあれだね。やめた方がいい。
 私は私の為なら他人なんて平気で裏切るんだから」

名前も明かさないとは警備が厳重……それだけ大事に思う人ってことか。
友達を多く作ろうとしていたサクヤが一人に入れ込むと言うのは予想していなかったが、これはますます知りたくなってきた。
970 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/03(木) 00:16:37.20 ID:r9qorZdwo
>>966
「お姉さまを傷つけるなんて許せない…。」
 クララは人でないとは言え人型のモンスターだ。
 その場で跳躍して腕を変形、大地を叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて
叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて叩いて回転すると
背骨や腕の骨から棘を生やして野次馬の端の方に居た、背の高い
薄緑のコートを羽織った男に飛び込んでいく。肉と骨の塊となって。
971 :ボルテックス(全身鎧)商店街の金属工房店主[saga]:2013/01/03(木) 00:19:25.48 ID:r9qorZdwo
>>968
「便利なやつだな。だが面白いか。
 我々に戦う理由はない。行くが良い。」
 そのままギフテッドを見送る。

// 了解です。おやすみなさい。
972 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人2013/01/03(木) 00:19:55.31 ID:IKeYhZrxo
>>967
「慣れですか……そうですね」
あまり強く否定や謙遜する必要も無いと考える。
相手の言葉を素直に飲み込み、短く頷く。

そのまま違和感の正体に気がつく事はなかった。
具体的な形を持てない違和感は、そのまま虚空へと消える。

「……ありがとうございました」
凧を手にとった風太郎の方へ、糸を巻きながら歩く。
すぐ近くまで行けば、手に持った人も相手へと返そうとする。

「とても、面白かったです。 こういうのもあるんですね」
相手へと、重ねて感謝の気持ちを伝える。

傍をみれば、子供達が帰って行く。
もうそんな時間だろうか。 などと、意識の隅で考えた。
973 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/03(木) 00:24:26.74 ID:qBdZURfk0
>>970

ルーシェは一度見ているから知っている
クララは――人の皮を被った化け物であると。

『くッ、化け物がクズの味方をするのか……
 ならば貴様も同類だ、死して償えッ』

薄緑のコートの男はバックステップを踏みながら
背中から2本の鎖を勢いよく出して、迎撃。
鎖の先端は鋭く尖っており、その矛先はクララの心臓と頭部

「――…あーあ、面倒なことになっちったなぁ
 まぁ妹の奮闘劇でも、見させてもらうかな。面白そうだし」
974 :朧 風太郎[sage]:2013/01/03(木) 00:25:49.12 ID:h92gOuhZo
>>972

お礼を述べて凧を返却する彼女にお辞儀する。
こう、丁寧にされると少し畏まってしまう―――。

「面白かったなら、よかったよ」

凧を受け取り、糸でぐるぐると巻きながらコンパクトに。
感想を聞きながら、彼女に視線を向けながら笑みを浮かべる。

「お姉さん、凧揚げしたことなかった……のかな?」

ふぅ、と寒そうに白い息を漏らしながら尋ねる。
見れば異国から来た様な風貌。凧を知らないのも無理はない。

帰路に着く子供たちに「気をつけてな」と声をかけて手を振る。
どうやら風太郎は近所のお兄ちゃんとして人気の様だった。主に手品(忍術)で。
975 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/03(木) 00:27:04.87 ID:46fcDERn0
>>969
「アタシは、友達のためになら人殺しはできるけれどね――――恨みを買わないほうがいいってことか。
 ありがとう、クリオネ。……忘れるかは保障できないねえ」

花が咲くような笑顔を見せたと思うと、次の瞬間にはにたーとしたいやらしい笑みを浮かべるサクヤ。

「その気持ち、分からなくもないよ。自分の手で……か。素敵な目標なんだろうね。アタシは応援するよ」

サクヤの中でむくむくと、クリオネの目的を知りたい気持ちが出てくる。

「クリオネは自分のことを優先するけれど本当は優しくて、女の子らしい女の子で、アタシの友達。
 アタシの中では信じない選択肢はないねえ」

何を言ってるんだというようなキョトンとした目でクリオネを見る。
サクヤの中では友達を信用するのは、それほど当然のことなのだ。

976 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/03(木) 00:36:48.80 ID:jTrSS6Cco
>>975
「ちっ。余計なこと言うんじゃなかった……」

サクヤから視線を外し、腕を組む。他人と他人がどうなろうが知ったことではないはずなのに。

「素敵? そうだね素敵だよ。私は取り戻すんだ、光を」

その顔は今までのより優しさを増していた。
クリオネがこの表情をするときは限られてくる。

「自分を最優先するってわかってて信じることを止めないって……どうかしてるよ。どうしてそこまで……」

人を信じられるのか。お姉様もそうだった……あんな場所に居てずっと人を信じる心を持っていた。

「いつか死ぬよ」

それは嫌味でもなくて、自然と小さな声で出た言葉だった。
977 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/03(木) 00:37:21.88 ID:r9qorZdwo
>>973
「あーははは、鉄鞭の一種だよねべげべへせぇ…」
 心臓はしっかり守りながら頭部に対する攻撃は全く避けない。
 顔面が崩れる。砕ける。
 二本の鎖の一本は本来なら致命傷だが無意味。
 一本の鎖は本来なら致命傷を加えられた筈だが防がれる。

 そしてほどけながら頭から刃のついた触手が伸びる。
 ある程度距離が近づくとクララは二本足で走りながら、
 頭と両肩から先が刃のついた触手になっていた。
978 :リリアーナ/なんでも屋/魔法職人2013/01/03(木) 00:41:05.85 ID:IKeYhZrxo
>>974
「動力を使わないで空を飛ぶだなんて、面白い設計ですね」
今はもう、凧が浮かんでいない空をみながら話す。

「なんだか子供みたいで、ごめんなさい。
正直に言えば私も少し恥ずかしかったのだけれど、それよりも面白いなって気持ちが強くて……興奮してしまいました」
恥ずかしい気持ちも本物で、照れを逃すように自分の頬を指で掻いてしまう。

「ええ、凧は始めてやりました。
見ての通り、日本の生まれじゃないもいうのもありますが、最近では外遊びそのものが減ってますからね」
凧を仕舞う様子まで、しっかりと見て楽しむ。
「始めてなのに、なんだかとても懐かしかったです」

「それじゃあ……私もそろそろ帰りますよ?
今日は本当にありがとうございました」
感謝の表現で、深くお辞儀をしてみせる。
頭をあげると最後に一度微笑んでから、その場を後にするのである。


//では、ごめんなさい。時間も時間なので、ここで落ちさせてもらいます。
//絡んでくれてありがとうございましたー。
979 :朧 風太郎[sage]:2013/01/03(木) 00:46:47.57 ID:h92gOuhZo
>>978

「風っていうのは凄いんだよ。なんでも飛ばせれるんだ」

自身の異能の象徴である風に誇りを持っていた。
にこにこ、と彼女と同じく空を見上げながら笑う。

「子供も大人も関係ないと思うんだ。こういうのはさ、楽しい人がやればいい」

「俺だってもう16歳だってのに未だに……楽しんじゃうし、さ」

あはは、と照れ笑いして後頭部を掻いてみたり。
恥ずかしいのは彼女同様、実は彼もなのであった。

「ん、またやってみて。正月だしね、楽しめると思うよ」

「またね、お姉さん――――って、あちゃー」

感謝の言葉を残して立ち去る彼女。後ろ姿を見送りながら、思い出した様に言葉を漏らす。
そういえば名前も聞いてないし、凧をあげようと思ったのにと溜息をついた。
追いかけるのもなんだし―――ベンチに置かれた面と刀を手に取り、その場を後にした。

/はーい、絡み有難うございました!
980 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/03(木) 00:48:27.64 ID:46fcDERn0
>>976
「前から思ってたけれど、アンタって結構攻められるの弱いよねえ」

ハッタリは得意に見えるが、精神攻撃に強い訳ではなさそうだ。
そこがさらに普通の女の子っぽくて癒されるサクヤである。

「手伝えないのが残念だねえ。今のクリオネはいい顔してるのに」

本心から漏らす。心中で友達の悲願成就を祈った。

「それはねえ……裏切られてもいいと思ってるから、かな。クリオネが私を裏切るのなら、それでも構わない。
 それが友達にとっていいことなら、ね」

友達の都合のためなら裏切られてもいいと言うサクヤ。
他の友達、自分と恋人に危害が加わらない限りは、サクヤはそれを受け入れるだろう。

「友達は死にかけても信じたい。裏切られても受け入れたい。でもアタシは死ぬつもりはないよ。
 アタシが想う人が沢山居る、アタシを想う人が沢山居る」

それはサクヤにできた沢山の友達であり、一人の恋人だ。
981 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/03(木) 00:54:28.80 ID:qBdZURfk0
>>977

驚愕の色が強く、滲む。
殺めたと確信した一撃は、不発。

『おのれッ……化物なぞ相手取った事は無いんだぞ』

背中の鎖を引き戻し、完全な異形を見据え
周囲の人間の有無を瞳に映す

(分が悪い…なれば、こいつが姉と呼ぶ女を殺しにかかれば―――)

思い立つや否や、男は掌から先端の異なる鎖を4本生み出し
1本を右斜め前の地面に打ち込み、自分の身体を引き寄せるように移動させ。
2本を迫り寄る化物の足へと。
残りの1本――先端が蛇の頭になっている――をルーシェへと放つ。

『それ、お前の姉が死ぬぞ?』「やばッ…まーた死ぬの嫌なんだけど」
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/01/03(木) 00:54:55.36 ID:r9qorZdwo
ここだけ不思議の新世界★12
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1357142032/
983 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/03(木) 00:59:31.10 ID:jTrSS6Cco
>>980
「なっ! 別に弱くないわよ! サクヤが変なこと言うからでしょ……」

一度サクヤの眼を見るも、再び逸らしてしまう。
攻めに弱い事に自覚はない。今まで人と会話する機会があまりなかった為、攻められた経験が少ないと言うのもあるが。

「良い顔? 鏡なんて普段見ないからわかんないよ。容姿だったらサクヤだって良いじゃない」

表情の事を言っていることに気づかず見当違いな返しをしてしまう。

「信じられないね。私がサクヤを裏切ることで、サクヤどころかサクヤの周りにまで危険が及ぶかもしれないって言うのに。死ぬのはサクヤじゃない、サクヤの周りなんだよ……」

どうしても最近のクリオネは言葉に感情を乗せすぎる。この場でもそうだと言うことは酒のせいでは無いようだ。
984 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/03(木) 01:04:40.95 ID:r9qorZdwo
>>981
「刑法の何条だったかな。
 やり過ぎたらあんたらも罪人だけれどこっちに来る?」
 緑コートの男に少しだけ悩ましい揺さぶりをかける。
 二本を避け、話しながらルーシェをかばうように最後の一本を受ける。
「まあお兄さんには関係ないね♪」ニコリと笑う。
 クララの方は身体の修復も終わり、両腕だけがだらしなく伸びている。
985 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/03(木) 01:08:55.41 ID:46fcDERn0
>>983
「今の口調は私が焦った時みたいね。……貴重なクリオネの様子が見れて嬉しいわ」

クリオネらしくない口調に、自分も軽く素を晒す。
やはりクリオネとの会話は楽しい。

「アンタの決意が自然に表情から伝わってきたって話だよ」

理解していないクリオネに説明する。
クリオネは、案外自分のことをよく知らないのかもしれないと可笑しくなった。

「もしそうなったら、アタシが死んでも止めるだけさね。アタシは、何があってもクリオネの友達だよ。
 アタシが死んでも、アタシの恋人は絶対に殺させない」

恋人を殺されるぐらいならサクヤは庇って死ぬだろう。
その恋人もそうするかもしれない、そうされた時自分が悲しむと分かっていても。
それでもサクヤは恋人と友達、どちらも大事なのだ。
986 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/03(木) 01:12:07.58 ID:qBdZURfk0
>>984

ルーシェが動こうとしなかったのは
自分がもう一度死んでも大丈夫だろうと言う過信と、
獰猛な妹が守ってくれるだろうと言う予測から

『愚問…俺は既に"そっち側"だ
 それで俺の戦意を削ごうと言うのか
 フン、そんなものは揺さぶりにもならん』

『だが、…少々分が悪い
 今はお前と姉とやらから手を引こう
 −−…ルーシェ・ヴァーミリアン。今度相まみえた時、
 それは貴様の惨たらしい死骸が横たわって居る時だ』

そう言って男――稲荷屋甚六――は不本意ながらその場から逃げ出そうと試みる。
987 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/03(木) 01:17:54.84 ID:jTrSS6Cco
>>985
「くっ……知らない! 知らないから!」

サクヤが素の口調を出している事にも気が付かず、ろくな反論も出来ずうろたえるだけ。
どうしてこっちのペースをいとも簡単に崩すのか。

「そ、そういうこと……。それなら決意は固いよ。私は何を犠牲にしてでもやるって決めたからね」

そう、誰を殺してでも成し遂げる。たとえ友達でもだ。

「だからっ!……あーもうっ」

上手く言葉に出来ない。伝わらない。
こういう気持ちでお姉様は自分を庇ったのだろうか。

「だったらキミの恋人はどうなるのさっ! サクヤの恋人はサクヤが好きなんでしょ!? だったら何があってもサクヤが死んだらダメなんだって!」

どうしてこんなにむきになるのか。放っておけばいいのに。
こんなに感情を露わにして大声を出したのは何時振りだろうか。
988 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/03(木) 01:18:47.33 ID:r9qorZdwo
>>986
「もう一度お姉様を狙う?そんな事は許さない。」
 稲荷屋甚六の後ろ首を伸ばした左腕の左手でつかもうとする。

 逃れれば生き残れるし、捕まれば死。

 何故ならば右腕も伸びていて掌から前腕の一部が刃物になっていたから。
 何故ならば右腕の先に作られた刃物は左腕での捕獲とタイミングが合っていたから。

//少し殺害を試みてみます
989 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/03(木) 01:27:38.65 ID:qBdZURfk0
>>988

「俺が行うことに、お前の許可がいるとは思えんが
 許す許さないは俺が決める事だ…小娘。邪魔をするんじゃあ、ないッ!」

首元に伸びる手は死そのもので
つかまれるわけにはいかないから

甚六は即座にしゃがんで転がりながら肩口から鎖を射出
それを遠くの地面に突き刺し、そこへと身体を引き寄せ、逃亡を図った。
990 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/03(木) 01:34:44.75 ID:r9qorZdwo
>>989
「お前が生きるも死ぬもわたしが決めることじゃない。
 でもお前は生きていればお姉さまやお兄様を狙うんだろう?」
 甚六の鎖の使い方を見てニヤリと笑う。
「お前は紐にたよっているだけだな。私は…」
 逆関節の跳躍力ある脚と伸縮自在の両腕に頭がある。
 市街戦ではほぼ無敵の異形。質の悪いモンスターだ。
「誓え、ルーシェ・ヴァーミリオンを追わないと。
 そうすれば命だけは助けてやろう。
 私はミミック。宝を守る怪異!」
991 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/03(木) 01:37:20.13 ID:46fcDERn0
>>987
「ごめんなさい、私も意地悪が過ぎたみたい」

サクヤは見納めにクスリと笑うとからかうのを止めた。

「そう……もしクリオネにとって、私が邪魔になった場合は―――――」

どうしようか、と考える。殺さずに無力化できればいいのだが、それが通用する相手とも思えない。

「私は友達を殺すなんて無理よ。戦えるかも疑わしいわ。
 友達の一人一人が好きで、愛してる。クリオネは私の友達だから」

自分の考えが矛盾しているのは分かっている。でも譲れない。
死にたくないが、それより友達を裏切ることが怖いし彼方を失うことが怖い。
彼方には悪いと思う。それでも失いたくない。

なぜか彼方なら、自分を守るためにそうするだろうと思えた。

「私の恋人は、今の私だから付き合ってくれたんだと思うの。友達が大事な私を。
 これは私の我侭―――――――だから、その気があるのなら裏切ってもいいのよクリオネ。全力で止めるだけだから」

クリオネがここまで感情を出すと言う事は、自分を裏切る算段があるのかもしれない。
持ち前の直感も働いて、サクヤは薄々感づいてきた。 
992 :ルーシェ・ヴァーミリアン 限定的不死者[sage saga]:2013/01/03(木) 01:39:17.55 ID:qBdZURfk0
>>990
//すいません。ちょうどいいところなのですが凍結お願いできますでしょうか?
993 :クララ(ブロンド美少女)ミミック[saga]:2013/01/03(木) 01:40:11.13 ID:r9qorZdwo
>>992
//了解です
994 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/03(木) 01:54:10.15 ID:jTrSS6Cco
>>991
「いや……別に……良いんだけど」

食い下がってこないサクヤに若干拍子抜け感を覚える。もっと来るかと思ったが。

「……殺すよ」

まず一言。

「もしサクヤが居ることで、私の目的が達成されないなら殺す」

はっきりとした意思表示。闇討ちだまし討ちを基本とするクリオネがあらかじめ殺害予告をするのは初めてかもしれない。

「悪いとは思うけどね。私は何を切ってでも目的を優先する。だから……私の邪魔をしないで」

きっとクリオネは本当に戦うだろう。そしてサクヤを殺すだろう。
だからサクヤには自分の邪魔をして欲しくない。

「あっそ……。もう言わないよ」

先ほどの大声とは打って変わって冷静な声。

「だったらその気持ちを大切にするんだね。向こうだって……自分が死んでもサクヤは死んでほしくないって思ってるよ」

自分も変わったのかと思う。少し前の自分なら今すぐサクヤを殺しにかかって魂を回収した後にサクヤの恋人を殺しに行くだろうと思った。
2人まとめて死ぬなら平気でしょう?と言って。
995 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/03(木) 02:05:40.90 ID:46fcDERn0
>>994
「もしそうなったら、待ってるわよクリオネ」

サクヤはクリオネに答える。しっかり友達の意思を受け取った。

「そうよね。嬉しいわ……分かった、私からクリオネの邪魔はしないようにする。
 敵対してはいけない人物か組織って、あるかしら?」

いま魂集めをしていることには、何かの人物が絡んでいる可能性が高い。
何かの組織が絡む場合は敵対してしまってからは遅いだろう。

「そうだと思うわ……一応はっきりと言っておくけれど、私はクリオネにも死んで欲しくないからね」

だから死なないでね、貴女もと続ける。
 
996 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/03(木) 02:12:00.37 ID:jTrSS6Cco
>>995
「全くキミに何を言っても無駄な気がしてきたよ……」

どうして面と向かって殺すと言われてこんな態度が取れるのだろうか。
よく解らない。

「円環の楽園」

質問に対する答えはこれ。

「円環の楽園とその関係者には関わらないで」

この答えがどういった結果を生むのか。それは分からない。

「はいはい、私はもとから死ぬ気なんてないよ。目的を達成しても自分が死んだら意味ないもん」

私の望みはもう一度一緒に歩くこと。一緒じゃなければ意味が無い。
997 :サクヤ/帽子を深く被った茶髪赤眼の女E太極針、破片手榴弾×2、シール、Px4 Storm、【黒髪黒眼姿が賞金首、五千万】<無能力者>[saga]:2013/01/03(木) 02:29:10.38 ID:46fcDERn0
>>996
「言ってるでしょう?―――――私は、貴女のことが嫌いじゃないって」

サクヤは端的に告げてごまかす。しかしそれは、サクヤの全ての考え方と言ってもいいだろう。
結局のところ、サクヤは友達が大好きなだけなのだ。それだけ。
それ以外は死に怯え、戦いを恐怖して、それでも闘争本能……勝負が好きなだけの女でしかない。

「分かったわ。……関わらないと約束する」

彼方を傷つけた組織だが、それでもサクヤは約束した。
この時、サクヤは感情のまま喋っていて気づいていなかった。

自分の安全を確保したことに。これでもうクリオネからはサクヤに仕掛けてこないだろう。

「その気持ちが大事よね。最後は意地と気合よ!目的があるって素晴らしいと思うわ」

そう言いながらも、あまり長時間話していると迷惑かもしれないと気づく。

「長時間拘束しちゃって悪かったわね。おやすみなさい、クリオネ。……そうだ。今年も宜しく」

サクヤは最後まで笑顔のまま話すと、クリオネに背を向けて歩き出す。
今日も友達と話せて幸せだったと思いながら。

//絡みありがとうございます!面白いものになって大満足でした。
 お疲れ様でした。
 
998 :クリオネ 人形使い 生成中の人形:0体[saga]:2013/01/03(木) 02:36:51.45 ID:jTrSS6Cco
>>997
「嫌いじゃないからってそういう反応にはならないと思うけど」

よくそれは言われるが、嫌いじゃないで済まさせるレベルじゃない気もする。

「約束……ね。ん、それがサクヤにとって一番いいよ」

これでサクヤと戦うことは無いだろうと思う。いざとなれば戦う覚悟はあるが、戦わないに越したことはない。

「お休み、サクヤ。え、ええよろしく……」

新年のあいさつなどしたのは生まれて初めてかもしれない。
ポケットの中のアミュレットを指で弄りながらクリオネは帰路に就いた。

//こちらこそ楽しかったですありがとうございました
//お疲れさまでした。
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[ sage saga ]:2013/01/03(木) 03:31:55.80 ID:fJUSMteZ0
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1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[ sage saga ]:2013/01/03(木) 03:32:22.19 ID:fJUSMteZ0
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ミーナ「えー、おほん」 @ 2013/01/03(木) 02:41:29.30 ID:bsjmuOcv0
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嫁宣言して60分以内に嫁AAにお断りされなければ結婚避難所 @ 2013/01/03(木) 02:04:16.61 ID:s5nHo2AJP
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ここだけ魔法世界 818 −刃− @ 2013/01/03(木) 01:13:29.08 ID:7YCemIzIO
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【Fate】アースセル「真なる聖杯を手に入れろ」【安価とコンマで聖杯戦争】 @ 2013/01/03(木) 01:13:26.09 ID:lgnVecUQo
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Do-Pop @ 2013/01/03(木) 01:09:13.96 ID:IRgetm4Do
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おいも畑 @ 2013/01/03(木) 01:07:38.16 ID:uvsWHH3vo
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ここだけ不思議の新世界★12 @ 2013/01/03(木) 00:53:52.43 ID:r9qorZdwo
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 【 速 報 】 チ ノ パ ン  @ 2013/01/03(木) 00:44:59.51
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