以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)<><>2013/02/14(木) 01:07:51.79 ID:ZEoRfGK50<>ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。


無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。


【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/internet/14029/】 


【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。

・この世界は「多様性のある世界」です。
・完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
・弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
・戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
・基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
・書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
・描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
・他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
・「コテハン」は禁止の方向で!
・基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
・スレチなネタは程々に。
・スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
・基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)

【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。

・国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
・他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
・時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
・特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
・あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
・全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。

勝手に世界を氷河期などにはしないように。

・能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
・エロ描写について

 確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
 なので、全面的な禁止はしていません。
 ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します
 やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
 カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
 あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。


前スレ【http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs<>【弱者は刃を得て】能力者スレ【其の刃を弱者へ振るう】 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/14(木) 01:09:31.17 ID:ZEoRfGK50<> /うわああああスレ立て失敗した!
/すいません、wikiと前スレのURL誰か貼ってくれませんか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/14(木) 01:19:55.88 ID:lV3fvunLo<> >>1乙
/前スレhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1360058232/
/wiki http://www53.atwiki.jp/nrks/ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/14(木) 01:22:27.00 ID:ZEoRfGK50<> >>3
/感謝です。ご迷惑お掛けしました。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/14(木) 01:37:44.19 ID:yDAJfR9xo<> >>1乙 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<>saga<>2013/02/15(金) 22:05:37.15 ID:SS4RriTD0<> >>1乙! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<>sage<>2013/02/15(金) 22:05:40.22 ID:hNzU32kdo<> >>1乙! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)<>sage<>2013/02/15(金) 22:05:49.84 ID:OF00LYNho<> >>1乙>>1乙ゥ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/15(金) 22:08:42.62 ID:P2by4G2b0<> >>1乙 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/15(金) 22:10:26.64 ID:yr+GXwYTo<> >>1乙つつ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)<><>2013/02/15(金) 22:16:15.19 ID:9FYN8sOI0<> 【街からは少し離れた、小さな森】

【かん、かんと。高木に刃を叩きつける音が響く。】
【木こりでも、剣豪でも無い。まして、お化けでも無い。】

ふっ、ふっーーーー

【灰色の髪、空色の瞳、ふさふさとした大きな尻尾。】
【古臭い黒コートに小柄な身体を包み込み、右手に持った真っ黒の刀を、形も何もなく、ただ振るう。】
【額には汗が滲み、これが其れなりに長時間に渡る事を証明する。】

【つまるところ、此れは、修業だ。】
【然し、やはり、真っ当な剣豪めいた印象は、似合わないだろう。ただ、刃を振り回しているだけだから。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/15(金) 22:18:03.97 ID:dFhnMtKA0<> >>1乙ー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/15(金) 22:18:21.80 ID:do/+kcRHo<> >>1乙 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)<><>2013/02/15(金) 22:18:38.75 ID:DL9owUUWo<> >>1乙です <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/15(金) 22:25:26.89 ID:O6byxi1Fo<> >>990

うお、っと……嬢ちゃんの弾薬かァ!?おいおい頼むぜ、船を壊さねぇでくれよな!
それとだ!そろそろそこに居るのは危なさそうだ!もう一方の縄を切られたらマストがアブねぇ!
狙撃なら何処でも出来るだろうが船から落ちちゃ終いだッ!気を付けろよなァー!

【ソニアの放った銃弾を避けるように、ほんの僅かだけジョッキー≠ェ頭をずらす】
【しかし完全には避けきれなかったらしくゴーグルが飛んで――露出するのは、眼とも形容しづらい穴=z

【それから下、フェルディナンドが少女の声に弾かれたように動き、右舷の大砲へと走って行って】

>>991>>994

【打ち返された鉄球がジャンクちゃんのロケットパンチによって勢いを殺され――】
【さらにヘケメト達の放った更なる一撃とかち合って、船に届くよりも早く炸裂した】
【電撃は爆発のように広がって、その一部がシルフ≠襲わンとするが――ガーディアン・シールド=z

おォ!やっぱすげぇぜあんたら!ロマンの塊と完璧なコンビネーションプレイとは魅せてくれるじゃあねェか!
ジャンクちゃんっつったか!空からの攻撃ってのは中々出来る奴がいねェ、頼むぜオイ!?

【見事に、攻撃は防ぎ切られた。しかし雷撃の弾けた影で――黒い獣が、居ない】
【いや空だ、飛び上がっているッ!その巨体にそぐわぬ跳躍力で、船の上空へと飛び上がっていて―――】

>>992>>993

ヒーローは遅れて現れるったってェ限界が在るぜェUNITED TRIGGERの姉ちゃんッ!
だが調度いいタイミングだ、魔術師のあんチャンと一緒にそいつをブチのめしてやれやァ―!!

【正しく――絶好の機会だ。レグルスの奔流が白の獣に向かうと同時に、セリーナの魔弾がジョッキーに迫る】
【ジョッキーは槍を振るって風を繰り出し、徐々に徐々にと受け流すが、一撃――つまりセリーナのそれが、槍を弾き】
【その胴体、腹部に当たるような場所に強いダメージを与えることに成功した。しかし――】

【白い獣自体はそうも行かない。光の奔流に混ざった電撃を寧ろ吸収し、角の雷撃は巨大がする一方で】
【そんな時だ。船長フェルディナンドの繰る大砲の口が、その片角へと向けられて―――】

>>996

『―――ォ、ア、アアガゥォオオ、ッガァアアアアアアアアアア――ッッ!!!』

【ズシァ=\―という鈍い音は、バリスタの弾が白の獣の左側の瞳を穿った音である】
【片側三つの複眼だけれども2つは直接潰されて、残る一つも緑の血液が覆っている】
【視界の半分は削れたということか。敵が近付いていたのが幸いだろう】

【そしてこの場所―――今リコリスがいる場所には、いくつかの特殊な弾があった】
【それは船の両端に設置された巨砲龍≠フ装填用弾。自ら込めなければならないが、近い今ならば精度は――!】

>>998

【時系列としては黒い獣が跳躍する少し前――まず、ロープがジョッキーの服とも皮ともつかない表面を打った】
【こちらは血が黒く、苛立つように槍を振るうとロープを更にぶつりと断ち切って】

【そんな時に細剣が左手を切り落とした。もっとも、この異形がそれに気付くのはもっと後】
【後退すれば船のヘリだろうか、ならば注意が必要だ。何故ならそこは、直ぐさま揺れる=\――。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/15(金) 22:26:45.38 ID:O6byxi1Fo<> >>ALL

――オラオラァ!この歴戦の大船長フェルディナンド様を舐めんなよこのエテ公どもォー!!
その高慢ちきでご立派な角へし折ってやるぜ―――大砲、撃てェェ―――!!!


【『ドンッ=x―――その後に続く音は、白い獣の左角が折れて甲板に落ちる音。瞬時、船員の喝采が上がる】
【しかしながらそれは直ぐに掻き消える。何故ならば、残る片角で白熱していた雷撃が炸裂するからだ】

【痛みからか、雷の発動からか、獣が叫ぶ!更に一拍遅れて周囲には小さな落雷の雨が降り注いで】
【威力は草原の土を穿ち、マストに穴を開け、甲板の木板を砕くほど。自然のものほど大きくないが、人への危険性は変わらない】
【そして攻撃範囲は船全体。バリスタや大砲の設置された位置などは当然危険だが】
【また特に、ソニア(>>990)の居る高所やジャンクちゃん(>>991)の位置する空は発生が速いぶん、より危険だ】


【また、黒い獣も身を躍らせ―――ぐゎラり、と船が揺れる。見れば、甲板にはその獣ッ!】
【飛び乗ったのだ!あの巨躯で、何十mも飛び上がってッ!奇跡的に木板は割れていないが、あまりのサイズに甲板が埋め尽くされる】

【そして――その体表。全身に無数に存在する刺のような器官が、一瞬膨張したかと思うと、炸裂】
【超小型のドリルのような刺が、船中の何処に居ても襲い掛かる。特に左舷に居たものには近距離からの一撃となるだろう】


【白と黒の、距離を問わない双撃は脅威の一言だろう。事実、フェルディナンドは右足を貫かれた】

【しかし圧倒的な近距離!黒の獣は誰でも手の届く甲板上に居て、白の獣は瞳の位置をバリスタによって撃たれて、ロープがつながっている】
【防御も大事だが攻撃のチャンスでもある――逆に言えば、ここで何とかせねば次がないッ!】
【七人の能力者――否、最早勇者か。彼らの行動一つで、シルフ≠フ運命が決まりかねないのである―――!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/15(金) 22:43:31.77 ID:hNzU32kdo<> >>15>>16
/すみません、一ターン飛ばしておいてください <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/15(金) 22:43:57.27 ID:6fm/Yktxo<> >>999,>>15-16

【思わず耳を押さえた、一発ごとに吼えるRaumKrankheit≠フ銃声よりも激しいその音に】
【落雷――――ダメ、と思った、回避できない、と】
【マストに雷が落ちたなら、激しい電流が一瞬身体を流れた】


っ……はっ……ぅ……あっ……!!


【身体を奔る電流に声が漏れた、絹を裂くような悲鳴にも似て】
【震える身体、瞼を何度か沈めて、音律をいくつか、書き破った】
【落ちそうになるその身体を、頑張って、こらえた】

【崩れ落ちそうになっても縛られているために、出来ず】
【呼吸をするたびに強く縛った腹部がきゅうきゅうと痛んで、そのまま落ちてしまいそう】
【痛い、苦しい、そんな感情が、頭の中で響いた】

【RaumKrankheit≠手元へと引き寄せる、見れば、直ぐそこにレグルスの手があるのだろう】
【あきらめそうになって、くじけそうになっても、それでも、負けることはないのは】
【レグルスのその手を、少しだけ触れてみた】


Передача:Кругозор
――――Transmission:Skyline

Stormbringer=\―――!!


【背中をぎゅっと、マストへと強く付ける、震える呼吸を一点に留める】
【瞳をそのスコープの中へと落とし込んだなら、もう、そこには曇りすらない真っ直ぐな視線と音】
【――――揺らぐ事の無い意志を、揺れ動く船の上でもただ保った】

【吹きすさぶ嵐のよう、響き渡った轟音が、神話に出てくる聖剣Stormbringer≠フように炸裂する】
【撃ち砕いたのなら、空中で六つに分解する彼女の銃弾、レグルスのメタルストームにより、その身を六分割したのだ】
【そうして風に吹かれ、僅かに少しずつ、その軌道を逸らしていく】

【僅かなズレも、狂いも全て感じ取った上での銃弾】
【まるで星空に惹かれたレールのよう、世界に引かれた道を、そのままに進むみたいに】
【夜空にかかる虹が如く、その身を真っ直ぐに伸ばした】

【六分割した銃弾のうち三つはそれぞれ、白い獣の三つの瞳≠撃ち貫こうとする】
【獣が持つ残りの視力、それを奪い取ろうとする攻撃であろう】
【――――手綱を上のジョッキー≠ェ握っている以上、視力を奪うメリットは無い】


レグルス……っこれで、いい……これで、白いの……止める……
だから、お願い……一発、決めて


【残りの三発が遅れて吹きすさぶ、二段構えの刃、狙うのは白い獣の残った片方の角】
【いくら彼女の腕前が良いと言ってもバラバラに分割されたソレを完璧に操れるはずが無い】
【かなりの確率で外すだろう、そうしたならば、再びリロードする隙間が生まれる】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<><>2013/02/15(金) 22:52:24.71 ID:DL9owUUWo<> >>15-16
船室から金の長髪を乱した女性――リコリスが出てきた。顔には多少の疲労感。
左腹部を切ってしまった上のジャージは、ひらひらとした布地が邪魔だったのか臍の上当たりまで切り取っており、薄桃色の襦袢がチラチラと見え隠れてしていた。
図ってか図らずかは分からないが、それを気にしている様子は全くなかった。
右手には彼女が持参してきた12.7×99mm弾。見張り台の少女が使用しているような、アンチマテリアルライフルにて運用される弾丸だ。
彼女はそれを――これも持参してきたのだろうか、腰に付けるタイプのポーチに五発ほど入れた。
大威力のそれは、速度を乗せればそれなりの威力を発揮するはずだ。

「流石に重いものは辛いですわね〜。化け物さんには当たった……か……しら?」

語尾が途切れたのは、『白』の化け物が想像よりも遥かに近くまで接近していたからだ。
そう、彼女の能力は遠距離特化、近距離も対応出来るタイプだが、中距離には圧倒的に弱いのだ。
今回は敵となっている化け物が巨躯であったためなんとかならないこともないのだが、如何せん苦手意識というのは精度にも影響してくる。
何かを発射するには近すぎる。操作した何かで殴るには遠すぎる。その感覚は、この化け物に対しても抱いていた。
砲撃により片方が折れたとは言え、フラッシュライトの様に点滅する角は不吉な何かを想像させ、それは現実のものとなる。
落雷。彼女の左の甲板が焼ける。誘電はしなかったが、彼女の足を竦ませるには十分過ぎた。

「――――ッつぁ、あぁ」

声にならない、叫び。前方の甲板に目を向けた彼女は、単純明快な恐怖に目を見開く。

こんなものを相手にしていたのか――――。

異形の者に対する恐怖は、彼女にも存在していた。近くで凝視すれがする、彼女を底知れぬ恐怖が支配していく。
口から何かが出そうになる。先ほどのGによる吐き気とはまた違ったそれに、彼女は右手で口元を抑える。
『黒』の化け物の体表が膨張、炸裂。咄嗟に彼女は左手を『黒』の化け物に向ける。
二つ弾いて、一つ右太ももを掠った。その鋭い痛みに彼女は顔を顰める。

痛い、怖い、辛い。

それでも彼女は打開策を模索した。まだ誰も諦めていない今、自分一人が絶望してしまうのはあまりにも身勝手に感じたから。
目に止まったのは真横にあった大きな箱。彼女は、それが何かを思い出す。

「この距離なら、これが当たればあの白い子だって……」

口元の右手を木箱に向ける。大丈夫だ、持てる。
震える足に活を入れ、巨砲龍≠フ砲台に向かって歩き出す。砲弾の重さを感じない分、他の人よりは遥かに早く到着出来た。
一旦木箱を置き、蓋を開ける。目に入ったのは巨大な砲弾。それを持ち上げ、砲台に装填。

ズッッッガァァァァアアァァァァァン――――……。

これまでのどんな轟音をも上回る爆音が、風の国の草原一体に響き渡る。

――――お願い、当たって……ッ!!

この一撃が、戦況を左右するといっても過言ではないだろう。
彼女の願いは、通じるのか。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/15(金) 22:52:42.41 ID:P2by4G2b0<> >>15-16

……『騎手』の方は、上手く行った方だが…………獣の方は、ちっとまずったな……!

【自らの放った電撃の顛末を見届け、レグルスは微かに渋面を作る】
【制御者の方には、割合大きなダメーじを与えるに至っただろう。しかし、白の獣の方は、むしろ助力をしてしまった格好だ】
【――――まだ、挽回の手段はない訳ではないが、そろそろ魔力が心もとなくなってきた】
【これ以上は、下手を踏む訳にもいかないだろうと考え直した時――――大砲の一撃が白の獣に決まる】

――――――――ッッ!!

【それを確認した瞬間、レグルスの心は決まった】
【――――ここは、守備を捨て、一気に攻めに転じる。転機は、ここ以外にあり得ない】
【咄嗟にレグルスは、懐から緑色の結晶を取り出す】

…………不味い…………バルレル・ナコ・ゼル・ザン……『サンダーレジスト』!!

【落ちた角から放電が起こる。それを察知したレグルスは、自らの身を護る術を行使する】
【その身体を、弾ける電気が撃ちつけるが――――多少の焦げ目をコートに作る程度で、重篤な感電を起こすようには見えない】
【――――電気に対する防御の術。更に、攻撃としてではなく、暴走したことで力が分散されたのも、追い風になったのだろう】

作っといたクリスタル…………使うなら、今しかねぇ…………!
……………………レル・ジン・ソー・ギル…………『クローシングゴースト』!!

【取り出したクリスタルを、大砲に翳して、レグルスは術を行使する】
【そして、白の獣の『騎手』――――恐らくは、先ほどのダメージでコンディションを落としているであろうそれを、一撃で叩き落とさんと、狙いを定める】
【込められた砲丸は――――風の魔力を纏い、通常よりも速く、力強く、そして空気を巻き込み、進路上の全てを切り裂きながら、標的へと飛来する】
【そんな魔力が込められていた。言わば、大まかな狙いの先を、全て巻き込む様な、強い力だ】
【そうして魔力を込めるのに誓ったクリスタルは――――その場で粉々に砕け散った】

――――――――ッ、ぐゥっ!!

【しかし、その背中に黒の獣の放った刺が、深々と突き立つ】
【思わず、苦悶の呻きを漏らすレグルス。しかし、その眼の戦意は薄れない】
【この程度の痛手で参る様な『元山賊』ではないのだ】

>>18

っ、ソニア……ッ!?

【刺が刺さったためか、どこか詰まった様な声で、ソニアを呼ぶ】
【その身体が感電して跳ねたのを、見たからだろう】

…………ッ、ハッ…………良い仕事、してくれやがって…………!
…………もしもの時は、俺が支えてやるからよ……!

【しかし、ソニアの放った銃弾が――――予想以上に分裂を有効活用したのを見て、レグルスは思わず笑みをこぼす】
【ここまで良い仕事をしてくれたのなら、自分も答えない訳にはいかないだろう】

…………風の力で…………喰らって消し飛びやがれ…………ッ!!

【そして、レグルスは狙いを定め、白の獣の『騎手』目掛けて、砲丸を発射する】
【自分も、やるべき仕事はしっかりとやり遂げてみせると、戦意の内に誓って】

【残存魔力 7/17】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/15(金) 22:52:53.19 ID:SS4RriTD0<> >>15

あっははは、ゴメンゴメン船長!でも安心してよ、もう好きにはさせないって!
――了解、それじゃ一丁協力プレイといきますかねッ!!

【揺れる甲板、衝撃で軋む船体――その中で叫ぶようにフェルディナンドへと言葉を返す】
【攻撃特化のセリーナだからこそ、力になれるだろうと思えた。】
【なにより――仲間。周囲には自分を含め七人の勇者達――負けられない、とセリーナは思う。】
【鎧を駆動させ銃を構える、次なる一手は――召還。】

>>990>>999

ソニア!それに――魔術師さん、かな!
後方支援なら任せてよ、デカイの一発ぶち込むからさ――!!

【見れば破壊される白い獣の角、甲板へと転がったそれに歓声が上がるが、しかし―――】

――マッズイ!!ソニア、それに魔術師さんも回避に専念して!!この雷、当たったら黒こげじゃ済まなそうだね・・・ッ!
【かく言うセリーナ自身も、アーマーが如何に強固といえど――それは物理攻撃に対しての話だ。】
【雷や炎などの属性攻撃にははっきり言って紙装甲――電撃が飛来すれば、それがセリーナの足元を穿つ。】
【避けきったか、と思うが甘かった――"弾"末魔が雷に命中し、そこから電撃が流れ込む――!!】

――く、う・・・うぅ・・・ッ!!かは・・・ッ!!

【電撃に身を焦がされるが、それでうろたえる程甘くもない。】
【直ぐに"弾"末魔を構え、トリガーを引き絞る――弾丸が吐き出され、自身の目の前で停滞、召還陣を展開し――】


八首猛撃―――<ガトリング・ヒュドラ>!!

【召還陣の中から巨大な"魔導機械"が姿を現す――それは不死身の怪物、八つの首をもったヒュドラをモチーフに作られた重機関銃】
【超出力の魔導エンジンを搭載した遠距離支援兵器にしてセリーナの必殺武装――しかし、召還には時間がかかる】
【現れたそれを構え、持ち上げるまでは良い――この状態でセリーナはほぼ、動けなくなる――】
【あまりの重量に完全な固定砲台と化してしまうのだ、そのまま銃身は空転をはじめ、爆音で魔導機関が燃焼・回転を開始する――!!】
【最も、弾丸の発射までにはタイムラグが存在している、弾丸が発射されるまでには長大な時間を有するのだ――】

――白い方の怪物は角を片方失ってる!こっちから攻め落とすよ――って、うおおおお!?
な―――乗っかった!?

【しかし、そこで予想だにしなかった攻撃――黒い獣の侵入。慌てて、セリーナは身をかがめるが――襲い。】
【ガトリングヒュドラは身の丈2m以上はあろう超巨大機関銃――そんなものを抱えていて、回避等出来ようハズもない】
【セリーナができる事といえば、なるだけ多くの"トゲ"をアーマーで受け止める事・・・ッ!!】

【――そう、生身でいる仲間の分も、セリーナは仁王立ちになり、トゲを全身に喰らってしまう――!!】

―――ぐ、ああああああああああああっ・・・!!あ、はぁ・・・ッ!!・・・ううぅッ・・・!!

【しかし、それでも尚、ガトリングヒュドラの回転は止まない――魔導エンジンの回転音がどんどんと上がっていく――】
【セリーナのスタイルはいつもこうだ、撃つまで撃たれ、撃った後は――撃たれないようにする!!】
【八つ並んだ銃身が煙を吹き始める――!!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/15(金) 22:56:03.27 ID:OF00LYNho<> 「――んゥ……はッ!」 「あいつには見覚えがあるぜェー、ヘケケケ」
『……ああ、あなたがだいぶご迷惑をお掛けした方ですね』 『会う方々大体がそうなのですが……』

【だいぶ興奮していたのだろう、見知った顔―― 一度戦ったことのある相手、"雲母"が居るのに気が付かなかったのは】
【もっとも、知っていたからといって、"よう久しぶり"――などと積極的に話しかける事はしないようだが……】
【――そう、今の彼の眼に映るのは魔物の姿、"戦闘狂"と形容されても仕方が無い彼の眼に映るのはそれだ】
【そして、彼ら2人が長らく"一期一会の出会い"を繰り返してきたからでもある――の、かもしれない】

>>15,16

「ヘェーケッケッケッケッケッケッケェーッ!」 『――っ、何とか防げましたが……』
『あのロケットパンチが無ければ、危なかったですね――』 『……出力下げますよ』

【何とか防ぎきった、雷の鉄球――】
【ガーディアン・シールドは、広範囲の防御を可能とする代わりに魔翌力消費が高い】
【その魔翌力障壁を、今はまだ攻撃が来ないはずだと――限りなく弱めて、省エネかつ再展開をしやすくした】

「――あれェ?」 「どこ行ったでけェーの!」 『……上です、船の上に居ます』
「本当だァ〜、ヘケケケ、中々良いジャンプするじゃあねェーかァーッ」 『呑気なこと言っている場合じゃあありませんよ』

【しかし、本来居た場所に黒い獣は居ない、―― 一見焦りを見せていないように見える女性も、実はとても焦っている】
【そう、巨体に見合わぬ高い跳躍力――少々、ヘケメトを彷彿とさせたようだが】
【――影、その影は船の上に降りてきて、そして大きく足場を揺らす、転ばぬようにバランスを取る2人】
【降るのは獣だけではない、雷も――だが、この位置なら!】

『リフレクト・シールド!』 『――っ、……!』

【降り注ぐ雷が女性を襲う】 【――その女性の杖先より展開されるのは、魔翌力の盾】
【その魔翌力の盾は、なんと雷に抗っていて、そして――"反射の盾"の名は伊達ではない】
【雷の軌道を捻じ曲げて、黒い獣へとその矛先を向ける――雷を扱う獣に、効果があるかは分からないが、元々防御のための技なので問題ない】
【そして、雷を防ぐのに精一杯だったため――ドリルのような棘はアウへ複数突き刺さる、盾で幾らか減衰させたようだが白いローブが赤く染まる】
【それに対して怒りを覚えるのは、女性ではなく――】


「ヘケケケ、――おい、そこの黒いのと上に居るあんた!」 「"棘"で俺に敵うと思うなよォォオオーーッ!!」

【むしろ男の方】 【――右目が一瞬強く光ったのは、眼の錯覚ではない】
【着ていたウィンドブレーカーを脱ぎ捨てると、雷の後を追うように黒い獣へ向けて疾走、大跳躍!】

「ニィィーードォゥ……アァァーーームッ!」 「でけェー奴の脳天かち割ってやるぜェーッ!!」

【そして右腕に棘を生やすと、落下しながら黒い獣の脳天をぶん殴ろうと拳を振るうッ!】
【――その大根より太い腕も、丸太のような脚も、……全部、見掛け倒しではない】

【もっとも――雷はかわしながら移動したようだが、黒い獣に突っ込んでいくということは棘に突っ込むということ】
【彼の動くその軌跡が赤いのは、右眼より溢れる魔翌力のせいだけではない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(愛知県)<>sage<>2013/02/15(金) 23:03:04.06 ID:t3p7wm6Ro<> 前>>1000

【ゴムボールの行く先には、たまたま一人の女性が歩いてきていた】
【彼女の左目にある何かがこの場に漂う魔翌力、そしてその色を感じ取るとズキリ、と痛み】
【そちらを向いた。すると、ボールはまさに目の前から飛んできた】

え゛。

【空気が抜けたソレのふにゃりとした感触を胸で感じ】
【僅かにバウンドしたボールは目の前に差し出した彼女の両手のひらに収まった】

【左目を黒い眼帯が覆い、同じ色をした黒い右眼の目つきはやや悪いつり目】
【艶やかな黒髪の三つ編みを宝石の付いた左肩から前に流し、余った右の髪は紫の髪留め】
【パンツスーツを着こなし、赤い裏地に端がギザギザしている漆黒のマントを羽織った女性】

怒ってない……です、よ……?

【その目つきから稀に誤解される事もある彼女だったが、まさか先制攻撃を仕掛けられる程とは思わず】
【ショックを受けて一瞬、ポカンと硬直してしまった。無論、それはほんの一瞬の反射的な勘違だった訳で】
【距離も遠く、自分がガン付けたのだと勘違いされた訳ではないのには次の瞬間には気づくだろうが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/15(金) 23:11:31.19 ID:F51mx+0Fo<> 前>>997

【空中で、"W-Phone"の着信が鳴った事に気が付く】
【連絡者は、この間その携帯端末を渡したばかりのソニアだ、通信を取って連携を考えたと判断】
【アンテナの生えた右耳の位置の機械が変形する、口元にマイクが出現してインカムの形になった】

【空中戦の最中だ、通信はハンズフリーである事が必要だろう、"W-Phone"をコードで耳のインカムと接続する】
【これで通信しながら、両手で武器を使用できるようになるだろう―――極めて万能な体だ】


遅れてしまい失礼いたしました、"WILD"の誇るワタシの性能高い自慢のボディは
同時に調整に手間のかかる面倒くさい仕様なのデスヨー……そちらの白い方はお任せいたします

こちらの黒い獣は、ワタシたちが狩るのデスヨー!


【―――しかし、その通信と同時に目の前の白い獣から何かの前触れを感じ取れる】
【どこからか放ってくる、センサーより感じ取られる方向は―――上方向!】


―――ソニアさん!備えて!特に高所にいる我々が極めて危険デスヨー!


>>15>>16


―――間に合わない!かくなる上は……拡散用意!


【背中から――羽のような形の拡散装置を発現、飛来する雷に備える構えだ】
【即席で万全に備え、後は己の耐久力に任せて腕を組んで飛来する雷を真っ向から受ける】
【雷を受け、己の鋼の体を激しい電流が流れた―――同時、背中の拡散装置が空気中に散らしていく】
【最小限のダメージに留めた物の、なかなかの威力、歯を食いしばっても身を削られるようだ】


―――あ、ぐっ……うう!雷撃耐性装備していますけど、なかなかの威力デスヨー……
ボディが焼き切れるかと思いましたが……これしきではワタシは止められませんデスヨー!

って、ああ!?黒い方が船に飛び込んできた!?


【雷に対抗する数刻の内に飛び込んでくる己の狙う黒の獣】
【まずい、すでに船の上だ、針で味方を狙っている――再び戻って援護しなくては!】


その方々に手出しはさせませんデスヨー!そちらからワタシのテリトリーに入ると言うならば
このワタシも受けて立ちましょう!―――『ダブルガトリング』!


【空中で体を翻らせて、船へめがけて逆戻りの急降下!――同時に両肩の重なった砲塔が黒い獣を狙う】
【―――――ガガガガガガガガガガガ!!、と耳をつんざく様な爆音とともに勢いよく縦二列の弾幕が黒い獣に降り注ぐ!】
【己の精度ならば、何よりあの獣のサイズでは外す方が逆に難しいくらいだ、ジャンクちゃんはためらわない、味方を襲う黒い獣めがけて】

【――急降下しながらその弾幕を背中めがけて容赦なく放ち続けるだろう!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/15(金) 23:15:37.40 ID:cekUKCm70<> 【この時間になれば魔物の活動も活発になり始める故、人気が無くなる森の一角――】
【幾つかの魔物達の亡骸の中に、少女の姿があって】
【全身を真っ赤に塗らすのは、その亡骸達から溢れ出た鮮血か】
【――未だその内の一匹に手を突っ込んでまさぐる姿は、まるで綿詰めの縫いぐるみを分解して遊ぶ子供の様で】


「やっぱり、お外の方が楽しい。綺麗なお星様も、お花も一杯一杯あるもん
――でも、もうこの子はつまんない
お話しも何もしてくれないし」

【不意に、肉の焼ける香ばしい匂いが辺りを包み始めるだろうか】
【数秒後には、手を突っ込んでいた亡骸が激しく燃え上がって――ただの骨格標本になるまで、そう時間が掛からなかった筈】
【華奢な腕が頭蓋骨にあたる部分を抱きしめれば、最早瞳の無くなった目壷と自分の深紅の瞳とを見つめ合わせて】
【――乾いた音。きっと、頭蓋骨が砕けたことを伝える音】


【少し前まで魔物の雄叫びが聞こえ、その後程なくして断末魔が聞こえただろうか】
【その事に疑問を持った者がその場を訪れたのならば、深紅の瞳と乱雑に切りそろえられた髪】
【赤い赤い水を全身に浴びた――その通りの少女が居るはずで】
【服の代わりに纏っていたであろう布も赤一色で、所々焦げて穴が開き、其処からは唯一白い素肌が顔を覗かせていて】
【きっと、新たな影に少女は目を丸くすることだろう――――果たして、足を運んだ者は何を思うか】




【未だ喧噪に包まれる街の一角】
【申し訳程度に設置されたベンチに座るのは一つの影】
【地味な色のローブを纏い、狼の耳と尾を生やした少女の姿――――か】


「うーん……今日も疲れたや……
まぁでも、何時もより多く貰えたからいいっか」

【ピコピコと耳を動かすのはご機嫌の表れか】
【音の鳴る麻袋の中は、きっと“何時もより多く貰えた”其れが入っているのだろう】
【揺らした尻尾。不意に止まれば、月を見上げて】



「お雛様かぁ……三日までに間に合えば良いんだけど」

【ポツリと漏らされた呟き】
【純粋な人間で無い故に、少女の周りは妙に空間が作られていて――――】
【思いの外、その声は響くのだろうか】
【元よりこんな時間。少女一人で居るというのも違和感があるのかもしれないが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/15(金) 23:16:55.85 ID:dFhnMtKA0<> >>23

【ぴちゃり、ひちゃり、一定の間隔で続く涼しげな水の音】
【それに話し掛けているというのも妙な図だろうけれど――その少女にとっては普通だから、何も気になんてしない】
【拗ねた彼女は、しばしの間ボールの行く先を視線で追わなかったけれど、着地音がなかったことに気づいたなら、】
【ようやく上げた視線が女性を認めて、ぱちりと瞬きを挟むのだろう】

……あ、

【――きょとんと漏らした声は、きっとどこまでも気が抜けていて、女性の手中のボールのよう】
【ふらりと立ち上がったなら、ざと砂を踏み潰す声が鳴いて――悩むような逡巡、水の音が、不機嫌が、消える】

……――あの、だいじょうぶ、

【かける声は僅かに弱く、この距離ならば少しばかし聞き取りづらい――かと思えば、その声質は存外によく通るもので】
【寸前の拗ねた表情なんてどこへやら、しゅんと下がった眉は確かに女性を心配するようで】
【ぎゅ――と。改めて三つ編みを右手で握りこんだなら、そっと首を傾げるのだろう】

ご、めんなさい、

【それからようやくまともに動き出す。足音は嘘みたいに軽く、女性の方へ近づこうとして、】
【近づけても近づけなくても言葉は同じ。そう紡いで――「怪我は、」なんて、続けるのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/15(金) 23:31:16.84 ID:O6byxi1Fo<> >>18>>20>>21

【まずソニアの銃弾が目を潰す。これで左も右も見えない白の獣はジョッキーに全てを委ねる事になった】
【更に残った弾丸は片角を掠め――わずかだが雷撃の威力を減らし、その角を削り取っていき】


『―――ァガ、ッ、オオオオゥゥッッッッッッッ!!!』

「やったな、やったな、眼、目、目を。貴様、らっ、よくも、よくッ――――」


【次に、そのジョッキーがレグルスによって打ち倒される。その醜い手足は裂かれて四散し、黒い血が風に舞う】
【ひどくグロテスクだったが、確実に死んだ≠ニ言い切れる、そんな一撃であった】
【さて、視覚も乗り手も失った暴獣ほど恐ろしいものもない。放っておけば、黒の獣のように乗り込みかねないが――】

【――ズガガガッ!≠ニいう機関銃の音は、そんな不安を吹き飛ばすのに十分だ】
【セリーナの展開した巨大機関銃は暴れ狂う獣の胴を、頭脳を、顎を、そして足を撃ちぬいて呻き声を上げさせて】
【更には角をも打ち壊す。散々に根本から削られた捻れ角は、もう一本と同様に甲板へと落ちて―――】

>>22>>24

【白い獣と同様に、黒い獣にも容赦の無い連撃の嵐が振りかかる】
【その初撃はジャンクちゃんのガトリング・ガン――人体であれば千切れるような鉄風が、その身を穿つ】
【ふと黒い獣が腰の抜けたように甲板へ沈むのは神経か筋繊維に当たったのか、とにかく効果はある――!】

【その背に居るジョッキーは必死に槍を振るって弾丸を叩き落とすが―――】


          【『べこ、ッ―ン=x】


【鈍い音と共に、ヘケメトの拳が巨大な頭脳に突き刺さる。脳を直接串刺しにし、叫び声すら上げさせない】
【断末魔すら存在しない最後の瞬間というのは呆気ないものだが――ジョッキーは尚健在、黒い獣から飛び降りて】

>>19>>ALL


クッソあの黒いのよくも俺の黄金の右足をッ、ってあれちょっとお譲ちゃんそれ龍≠フ弾頭―――。

―――ヤベェ〜ッ!!船員、能力者、とにかく船の上に居る奴らは何かに掴まれッ!
巨砲、龍≠チてのはその簡単な名が意味する通りの超威力砲だ!発生する爆風は草原に吹く風なんぞ目じゃねぇんだッ!
いいかテメェら!振り落とされて死にたくなかったら今直ぐ何かに―――うぉおおおオオオオ!!!!


【『ズッッッガァァァァアアァァァァァン―――!!=x―――その音と共に、白い獣は完全に絶命して身を草原へ横たえた】
【しかし同時に、爆風――きっと誰も体験したことのないようなそれが吹き上がって、船体そのものが一気に上昇するッ!】
【数m程度から獣と同等の20m、そして更に上へ、上へ――!眼下に広がる風景こそ絶景だが、浮翌遊感は死を感じさせるに十分すぎる程】
【既に白も黒も、どちらの怪物も倒したが闘いは未だに終わっていない―――】


『――よ、よく、も。貴様らっ、よく、よくもっ、わ、我、我――ぁ、は――!!』
『―――――――六罪王≠フ、王の口≠スる我をよくもッ、―――!』


【黒い獣に乗っていたジョッキーが、右手に持った槍を甲板に突き立てて起立していた】
【まっすぐに経つとその背丈は槍と同等以上の5m。あまりに細くて、蹴れば折れてしまいそうにも見える】
【既に左手は雲母という男に落とされていて、味方も居らず、ここまで囲まれていて―――】

【――――なんと言った?六罪王≠ネどと言うのは、この地上数百mの包囲網の中で言う冗談だろうか――?】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/15(金) 23:38:52.16 ID:t3p7wm6Ro<> >>26

【たらり、と汗が流れ、ニコリ。にこり、じゃなく“ニコリ”とぎこちなく微笑み】

良いんです。気にしないでください。子供はワンパクなのがお仕事ですから。

【などど、若干棒読みっぽくほざく。別にボール遊びしてた訳じゃないのは何となく察していたが、誤魔化す様に出てしまった言葉でした】
【首元からじわ〜と、耳の先までがほんのりと赤みがかっていく。恥ずかしかった、ものっそい恥ずかしかった】
【どんな卑屈な性格をしていたらいきなり子供にボールを投げつけられる被害妄想をするのだろう、と】

【そして、「はい、どうぞ」と両手で握りしめてひしゃげていた彼女のものではないボールを元の形に戻して少女に差し出した】

【『怪我?無いですよ。ただ、ちょっと────胸が苦しいです、半年に一回思い出すくらいには』などと、考えていた】

ン、ごほん。それにしても、こんな所で一人で何をしているのですか?

【もしも、今が夜だったのなら、こんな時間に──という一言が付くだろう】
【咳払いをしたが、別に“何か”を誤魔化したのではない。少女を心配する気持ちは篭っている、3分の1ほど】

(それに、この音────)

【そして、気になっても居た。この場に響く。水の音。この場に居るのは少女と自分だけ。もちろん発生源は自分ではない】
【それが、3分の1。そして、残りの3分の1は─────ン゛ゴッホン!ゴホン!】











<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/15(金) 23:43:53.06 ID:6fm/Yktxo<> >>20>>21>>24>>27

【通信を続ける彼女、ジャンクちゃんは別の獲物を狙うらしいので、あまり声をかけないだろう】
【嵐のような攻撃が過ぎ去ったなら後に残るのは、凪のような静けさ――――】
【むしろ、その隙間こそが、恐ろしいように思えた】


わっわわ……Высоко(高い)……よぅ……


【浮翌遊感は耐えるのが難しい、尚更彼女は高い位置にいるのだから】
【マストに縛っておいて良かったと心の底から思った、ゆらゆらと目覚しく動く景色に、途切れそうになる】
【ふと視線を落としたなら、そこには――――】

【息を呑んだ、絶景と呼ぶには深すぎる、その光景に、夜空にたなびく、無限のような草原と】
【周囲を見渡したなら、星空に手が届きそう、そんな満点の星空のベッドに、飛び込むよう】
【少しだけ、浸るのは感傷的な気持ち、そうして、再び忍び寄る、彩の足音】


レグルス、セリーナ、お姉ちゃん……ソニア、狙うね……
だから、なるべく……重ならないように、お願い


【RaumKrankheit≠フ銃身をずらした、立ち尽くすジョッキーへと、その照準を合わせる】
【通常のそれと違い巨大に鳴っている、その為、銃弾の威力も、ある意味強すぎるのだろう】
【迂闊に発射してしまえば、仲間も巻き込んでしまう、それだけは、避けたい】

【射線に重ならないように、とその三人に伝えるだろう、揺らめく陰が、彼女の持つRaumKrankheit≠フ輪郭を伝える】
【月光が落ちたなら、そこに広がるのは、それをトレースした影、甲板に伸びたのなら、その形をはっきりと示して】
【月夜に浮かぶ彼女の横顔は、解ける前の吹雪に似ていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/15(金) 23:51:18.97 ID:dFhnMtKA0<> >>28

【真っ白な肌を隠すような黒髪、さらりと退いたなら、ひどく童顔めいた造形がそこにあるのだろう】
【身体だって――ふわふわ膨らんで分かりづらいけれど、起伏なんてないに等しくて】
【ただ。百六十センチに高いヒールをプラスした身長はとてもじゃないけれど子どもとは言いがたく、】

大丈夫なら、いいの――……。

……子どもじゃないよ、今年で二十。

【表情だって子どもめいたそれ。それで居て今年で二十歳だなんてのたまうのだから――おかしい】
【ほんの少しだけ伏せた視線は不満を示すのだろうか、じぃと女性を見つめる】
【少しだけつった丸い瞳。睨みつけているとは見えないだろうけれど――】

【――差し出されるボール。きょとんとしたのは、自分の持ち物ではないから】
【それでも数秒の間の後受け取って。受け取ったなら、せっかく女性が戻した形を再び押して歪めるのだろう】
【ぎゅーっと圧迫して薄ぺらにしてしまう。女性が止めるようなら、そこでやめることはやめる、が】

――怒ることないのに。怒られることなんかしてないのに、怒るから、
お散歩。おはなし、してたの。家にいたかったのに、

【尋ねられたならむぅと歪む表情。いらいらしてる、というよりは拗ねている】
【夜も夜。日付も変わる直前――女の子がひとりでお散歩するに適していない時間であることは確か】
【言葉をいくらか省いたそれは、何も知らない女性からすればよく分からない言葉の羅列、だろうか】

【――お話。見渡してみたって、当然ながらここに居るのは彼女と女性の二人きり】
【可能性があるとすれば、先ほどから途切れてしまった水の音、だろうか?】
【とてもじゃないけれど言葉とは取れなかったそれ。彼女には、何かしらの言葉として届いていた――?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<><>2013/02/15(金) 23:54:40.05 ID:DL9owUUWo<> >>27
発射と同時に、彼女が感じたのは殺人的な浮翌遊感。
今日何度目となるか分からない吐き気に顔を顰めつつ、しかし彼女は、口元の手を添える余裕など無かった。

潰される――!!

船長、フェルディナンドの言葉が発射から一瞬遅れて聞こえたため、彼女に何かに捕まる余裕はなかった。
運良く吹き飛ばされることはなかったが、次は慣性による力によって、彼女の躰は甲板に押させ付けられる。
先ほどの吐き気はなりを潜め、空気を求めて喘ぐことになった。
視界がブラックアウトしていく。意識は今にも手のひらからこぼれ落ちてしまいそうだ。
薄れゆく意識の中、彼女が辛うじて繋ぎ止めていたそれを手放そうとした瞬間。

彼女は聞いた。『六罪王』、その名を。

風山の灯火であった彼女の意識は途端に覚醒し、彼女の蒼の瞳は烈火の如く燃え始める。
その炎は怒りからくるものであった。

六罪王、カノッサ、母の仇、私から母の愛を奪った憎き存在、あぁ、許せない許せない許せないッ!!

身の毛もよだつ憎悪に自己嫌悪に陥りながらも、それでも彼女は目の前の存在にはそれ以上の嫌悪感を示す。
今直ぐにでも消し去ってやりたい。だがしかし、酸素が足りない。
今ポーチに入っている弾丸で彼奴の頭部を吹きとばそうとしたところで、命中させるのは砂浜の中からビーズをを見つけるくらい難しいだろう。
足りない酸素にむせびながら彼――自称六罪王『王の口』の様子を伺う。
右手には、しっかりと12.7×99mm弾を握りしめながら。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/15(金) 23:56:01.35 ID:P2by4G2b0<> >>21

っ……さっき飛び込んできた、増援か……!?
――――火力が得意なら、任せたぜ…………こっちは……そろそろ尽きかけだが、手数で勝負だからよ……!

【背に打ち込まれた刺が痛むのだろう、多少呻くような声音だが、それでも力強い声で答えるレグルス】
【そろそろ魔力が心許なくなってくるが、それでもまだ出来る事はある】
【先ほどから、魔力で強化した大砲の砲弾を、叩きこみまくっているのだ。更に、仲間である少女――――ソニアへの援護も担当して】
【……この場では、その体躯はあまり活かせそうにはないのだが】

>>27

…………よ、よし……!
これで、残るは獣の…………おっ……!!

【レグルスの放った砲丸が、狙い違わず騎手を撃ち抜き、死に至らしめる】
【残った獣の方へと更なる追撃を考える――――そこに、ガトリングの銃弾が止めとなる】
【会心の笑みを浮かべるレグルス。痛みに歪みながらも、その笑みは晴れやかだ】

これで……………………ッ?

【後は、反対側に居る黒の方に戦力を集中できる――――そんな事を考えた時、フェルディナンドの警告が耳に届く】

――――おーい!! そう言う事は、っう……先に言えってんだよぉぉ!!
オー・ジン・ゼル…………いや、違う!! レル・フェン・ゼル・ビン『ウィングウィンド』……間に合えよッ!!

【冗談にならないその内容に、さしものレグルスも肝を冷やす】
【背中の痛みすら消し飛ばんほどの焦りが膨れ上がり、咄嗟に術式を構築させる】
【――――上空に吹き飛ばされて、何かを保持していなければ、投げ出されて死――――自分が砲丸と同じになってしまう】
【なら、制御を効かせながら、自分から空へと飛び上がった方がまだ望みはあると、レグルスは飛翔のための術式を発動させた】
【――――飛ぶためではない。その勢いを乗りこなすための『飛翔』だ】

うううおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ――――――――――――――――ッッ!?

【――――結果として、何かに掴まっていた訳ではないが、投げ出されずに済んだ】
【高速で走る車の中で、ボールを宙に放りあげる様な――――そんな状態を保持する事で、難を逃れたのである】

っ…………ハッ、この期に及んで、悪あがきするかよ?
…………こっちだって、傷はあっても動けんだ…………諦めやがれ

【甲板に残ったのは、黒の獣の騎手】
【既に満身創痍な姿を認め、レグルスはそう言葉を投げかける。と言っても、既にその傷は致命的な領域に入っているようだが――――】 

>>29

……オーケー、ソニア…………正直、魔力もギリギリだが…………これなら、行けるだろ……!

【射線に入らない様に――――その言葉を、しっかりと受け止めるレグルス】
【既に何度もその銃の威力は見てきたのだ。巻き込まれるなど冗談じゃない】

(…………武闘派は、なりを潜めさせるとするか…………魔力も無いが、こいつを討ちさえすれば終わりだろ……!
……悪あがきするようなら、接近戦も辞さないが、な……!)

【腹積もりを固めるレグルス。最後の詰めを誤る訳にはいかないと、慎重に己の立ち回りを考える】

【残存魔力 5/17】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/15(金) 23:56:39.53 ID:SS4RriTD0<> >>27

【最初に聞こえたのは破裂音だった――ガトリング・ヒュドラの八つの銃身は全てが焼きつき、崩壊】
【罅割れたバレルが次々に煙を吹き、内燃機関はオーバーヒート<過剰回転>により発火――】
【巨大な銃身から火が上がり、ガトリング・ヒュドラは燃え出した――】


―――うわぁ、っつ・・・!?・・・くっ、撃ち過ぎちゃった・・・!
かんっぜんにオーバーヒートだよこれ、まさか機械から火が出るとは・・・どんな設計してんだか。
――ま、今回も命拾い、したけどね・・・ッ!

【――焼け始めた連発銃を甲板へと放り出し、"棘"が全身のアーマーに刺さった状態のセリーナ・ザ・"キッド"は】
【アーマー自身のスペックもガトリングヒュドラ同様、限界を迎えている事を察知する――】
【しかしながらあの猛撃の中、棘を受けながらも銃撃を行うという無茶なやり方ではあったが――】
【レグルス、そしてソニアのおかげもあり"白い獣"をダウンさせるのに成功。息を着くと同時に、アーマーの背中についた魔導機関が】
【警告音を発する――まあ、いつものコトだ。セリーナは自嘲気味に笑って"弾"末魔をぐるん、と一度ガンスピンさせ構えた。】
【――敵はまだ、残っている。同時に、脅威もまだ――。】

・・・は?船長さん、今なんて――えええぇっ!?
そんな、いきなり言われたって――うわわわわわわ!!
【凄まじい爆風――どうやらそれは、仲間のうち一人が発動した巨大な弾頭による攻撃が決まった証拠】
【船体が傾く、なんとかマストの一本に飛びつき、セリーナは吹き飛ぶのを耐える、が――】

・・・こ、これどうやって着地するのさ!?大丈夫なんだろうね船長!?
アタシ、撃つのとか壊すの得意だけどそれ以上のコトはニガテだしとてもじゃないけど船を着地させるのは――

【ゴタゴタといっている場合でもない、残っている最後の敵は、とても聞き逃せないこと口に出していて】
【――爆風で遮られてはいたが、確かに聞こえた"六罪王"の単語――つまり、こいつはそういうコトだ。】
【マストから手を離し、浮上し続ける船の上、セリーナは銃を――構える】

―――さて、六罪王がどうとか、色々聞きたいことはあるけど・・・
あんた達の目的はなんなのか、全部――吐いて貰おうか。
【それとも、まだこの人数を相手に戦うのか――セリーナは組織の者として、情報を聞きだすことを優先に考えた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 00:01:13.81 ID:arFb8g7Xo<> >>27

「ヘェーケッケッケッケッケッケッケェーッ、――どォーだ、見たか!」

【その眼に宿る表情は、怒りをぶちまけた後の清々しい気持ち】
【ぐわっと顔を歪めて笑みを浮かべるその姿は、無邪気な子供の様だった】

『爆風……何か掴まるものを――はッ、ヘケメトッ!』

【――跳躍からの拳、"龍"の弾頭により大きく浮翌遊するその船】
【何かに掴まるなんて、そんな余裕は――どこにもなかった】

「えッ――う、うわァァアアアアーーーーーッ!!」

【その重い身体は、一気に空へと駆け上る船より投げ出されて――】
【――上手く受け身を取れば、死にはしない、わかっている、でも、俺はまだ……まだ……】


  「――――嫌だァァアアーーーーッ!!」


【命を恐れぬ様に見えるその無謀さ、けれど彼が本当に怖いものは魔物でも化け物でもなく――】
【"死"、だ】 【それは、……誰よりも生きる為の欲が強いが故の、恐れ!】
【このまま地面に叩きつけられても、多分重体になるだけのその化け物じみた耐久力】
【――しかし、その脳裏に一瞬よぎるのは――――】


『――スピーディー・サポート!』 『そして……フェベロリゲステスプ!』

【必死に近くの大砲に掴まっていたアウが、――あろうことか、杖とともに船の外へと身を投げた】
【それは自殺でも無謀でもない、――ヘケメトを助けるための、行動!】
【――アウはまるで光のように……いや、光その物になっていた!】 【フェベロリゲステスプ、それは――"光になる技"を意味する】
【スピーディー・サポートは、迅速な支援をするための自己補助であり、――光の矢は落ちるヘケメトを捕らえて】

『フュージョン・サポート、同時にエンジェル・ウィング――ヘケメト、戻りますよ』 「……あ……危ねェ…………」

【そしてヘケメトの背を中心として纏われるのは、光となったアウ――その背に、大きな光の翼を持たせていて】
【羽ばたけば、目と鼻の先にある地面から――宙へとその身体が舞う】
【――赤い液体とともに溢れ落ちる光は、恐らく血の代わりなのだろう】

『流石に速いですね……っ』 「アウ、無理すんなよォ〜」 『まだ大丈夫です、まだ』

【高速で空へと登る船に追いつくほどの速度で羽ばたくのは、どうやら無理のようで――】
【上へ、上へと羽ばたくが船はどんどん小さくなっていく】

【ちなみに、アウは、最初に支給された鈎爪の付いたロープとハシゴを持って行っている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 00:06:25.60 ID:PIuIOGjPo<> >>27

【自分のガトリングガンで押さえつけた所でヘケメトの攻撃で見事とどめを刺すことが出来た】
【黒い獣はこれで完了だ、次は白い獣、そちらは接近戦だろうか、そう考えながらもう少しで着地できる、そんな所で】
【――白い獣めがけてリコリスが放った龍≠フ砲撃、同時に空中のジャンクちゃんに飛来する風に煽られ】



――――ッ、キャアァァァァァァァァァァァァァァァァ―――――――――――ッ!?な、なんデスヨー!?


【爆風に煽られ、急降下中だったジャンクちゃんが、むしろ逆に上に押し上げられるのに気が付いた】
【無論何かに捕まることなど出来ようもない、ジェットパックのパワーまかせで少しでも下へと近づこうとするくらいしか思いつかない】
【同時、彼女の眼に見えるのは風を受けてむしろこちらに近付いてくる船、このまま留まっていれば船に着地できるかもしれない】
【そう思って足を向けて、推進力を頭ではなく足へ向けるために、ジェットの噴射が頭の方向に向く―――】

【―――そして彼女の『センシティブイヤー』に聞こえてくるその悔し紛れの声―――これは?】


――――六罪王……?聞き慣れない言葉デスヨー……聞き逃すわけにはいきませんデスヨー


【何気に、まだ議員制から六罪王制にすげ変わっていた事を知らなかったジャンクちゃん勢】
【この話は聞き逃してはいけなさそうだ、なんとかして飛来する船、甲板の上、味方のいる場所の中心に強制的に着地しながら】
【目線をジョッキーに向ける―――こいつは一体何者だ?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 00:10:57.73 ID:VyeyJ5D0o<> 【公園】

やっぱり片手だとやり辛い
せめて予備は持ち歩くべきだったかな……

【ベンチに少年が座ってなにやら作業をしている】
【黒いコートを着ていて、下に同じく黒いズボンを履いている】
【少し上を見ると、肩に届く程度の男としては長めの黒い髪】
【左腕は、なにやら風にはためいている、どう見てもその中身がないことが伺える】
【そんな少年のやっていることはといえば】

片手だと拭くだけでもきついな……
なんか抑えるものなかったかな

【金属の明らかに硬そうな義手を少しだけ湿った布で拭いている】
【先端部分を腿で挟み、必死に右手で義手を拭いている】
【表情こそ落ち着いているものの、不必要なほど力を加えているようで時々ベンチが悲鳴を上げている】
【その光景は、怪しくて、不可思議で、そしてどこか悲しそうで】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 00:21:08.22 ID:CUOKJKWIo<> >>30
【ギョっとした。彼女のつり目が一瞬、丸くなった】

タ、──同い年。でしたか、ごめんなさい!

【"タメ"と、言おうとした事はスルーとして。】
【体つきや身長、なによりも彼女の雰囲気から中学生、良くて高校生くらいのちょっとませた少女かと思っていた】
【衝撃のあまり、よろめきそうになるが、これ以上無礼を働くまいと頭を下げて謝るだけにとどまった】

【押し戻されたボールに対して、え、くれるんですか?ありがとうございます。と心にも無い事を言い】
【汚れたボールをぐにゃぐにゃと右手で弄びながら。自身(20)を見つめる少女(20)にエヘヘ、と】
【笑って誤魔化す様に笑顔で返した、微妙に引きつってる所に反省の色が見える】

え〜っと……。
(話、誰と……?今じゃない話?でも────)

【よく分からない。それが最初の感想。ふと、先ほどまでなっていたはずの音が聞こえてこなくなっていた】
【いつから、かは分からない。だが、それに気づいた瞬間。目つきが悪いながらもほわほわしていた彼女の雰囲気が一変する】
【一瞬、これもほんの一瞬だったのだが、獲物を探し出す狩人の様な、その瞳は鷹の様になり街頭が照らす公園の虚空を刺し貫いた】
【卓越した狩人──というよりは、自分の気をコントロールできない、新米。はッ、とすると。目をギュっと閉じて首をフルフルして、笑顔に戻し】

私の見えない誰かと離してたんですか?

【場合によっては無礼というか失礼というか辛辣になりかねないというか。直球過ぎる一言だった】
【さらに、彼女はキョロキョロと周りを見渡す様に首を振りながら、立て続けに一つ、問いかける】

そういえば音、──。聞こえてましたよね、水の音……。あれは何だったのでしょうか。
……あれは、魔力。そう、私はここに来るとき魔力を感じたはず……。もしかして、本当に私の見えない誰か──居たんですか。

【その考えにいたった瞬間、一瞬ビクリと体を強ばらせた。ちょっと怖い】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>sage<>2013/02/16(土) 00:24:37.34 ID:Icxx1meAo<> >>29>>31>>32>>33>>34>>35

【延々と広がる草原の奥、あの巨大な町並みは首都のエルジオであろうか】
【あるいはあちらの街はレナールか。あれは、あちらの集落は――】
【暗くとも時折見える明かりというのはひどく綺麗で、ほんの一瞬だけ戦闘を忘れさせてくれる】


っつー……落ちるかよォ、これでも俺は24年もこの船に乗ってるが沈没なんてしたこと無いんだぜ?
ま、流石にここまで傷んだ状態は初めてだがよぉ―――それより、気を付けろよッ!最後の敵だ!


『―――いや、いや!まさか一晩で私の飼い犬≠壊滅させるとは流石ですな!』
『これでも手塩にかけて育て上げた猛獣たち……殺らせるつもりはなかったのですが』

『ふむ……さて申し遅れました、私は先日新たに六罪王へと就任したガイスト・ウォレン≠ニ申す者』
『その呼び名は化生の求道者≠ナあり、本日の……そして「明日」の騒乱の首謀者、ですかな』
『あぁなに、悪あがきなどしませぬよ?こんな絶景の元での死闘も良いですが、既に皆様満身創痍と見え―――』

『――っと、言葉が過ぎましたな。とにかく、明日です。既に船長殿には入電があるのではないですかな?』

『我がカノッサの戦人、No.3 ベイゼ・べケンプフェンのエルジオにおける目撃情報≠ニ――』
『それによる厳戒態勢―特別、博物館付近は要注意=\―そのような内容で。』
『まあもっとも、私自身は“彷徨う古城”に向かいますが……ふ、ふっ。いや失礼、年甲斐にも無く翌日が楽しみでして、ね?』


【ふわりとした空間の中、響くのは老人の声である。音源は勿論王の口≠ニ名乗ったあのジョッキー】
【キーワードは『明日』『騒乱』『エルジオ』『彷徨う古城』―――そんなところか。しかし、明日とは】

【ぎょっとしたように、船長フェルディナンドが腰元の少々大きな情報受信端末を取り出すと――】


お、おう。確かにそいつの言ってることは正しいぜッ!今、エルジオは『纏衣』の件以来の厳戒態勢だそうだ……!
なんせ目撃されたっていうベイゼって野郎っ……確かその時≠煖盾スッ!そいつがわざわざ戻ってくるって事ァ……

……っ、そういえば“彷徨う古城”!あの不気味極まりねぇ幽霊城も、レナールの近くで目撃されてるぜ!
あそこは前々から妙な噂がいくらでもあったが、その六罪王とかいう爺さんの言ってる事、道理っちゃあ道理だッ!


『本当は二匹の猛獣で彷徨う古城は落としてしまうつもりだったのですが……まあ、こうなってしまった以上は仕方がない』
『どちらで我々を迎え撃つもご自由になさるといい。機関に興味の無い方は、早々に逃げられてはどうですかな』
『幸い、この仕事によって大金が入るでしょうし――――あぁしかし、船が落ちなければですが、なっ!!』


【それっきり途切れる声、そして突然に動き出すジョッキーは、その右腕の剛槍を甲板から引きぬいて】
【先程から雷撃や無数の棘でダメージを負ったメインマストをなぎ倒そうと、それを振るう】
【悪あがきといえば悪あがきだが、きっと先ほどの六罪王はこの下級の異形のことなどどうでもよいのだ】
【そうわかってしまうくらい隙だらけであったし、事実、向けた銃口が火を噴くのはきっと槍の挙動よりも余程速い―――】


【―――ちなみに、ヘケメトは鉤爪のロープを投げれば上手くすれば船の上昇に付いて行けるだろうし】
【ジャンクちゃんも声はよく聞こえるはずだ。なにせ他に音源といえば風くらい。もっとも、情報は整理する必要があるのだろうが―――今は、最後の敵を片付けるのが先か。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 00:31:58.73 ID:GPDR02pV0<> >>37

……そう、なの?

【ぱちり、瞬きひとつ。首を傾げたなら、じぃと視線が改めて女性へと注がれるのだろう】
【(胸の辺りを特に注視していたとか、この少女は垂直落下まっ平らだとか、その辺は余談だ)】
【謝られたなら、「別に、いいよ、」だなんて、少しだけ困ったような顔をしたという】

…………――。

【猛禽類めいた視線が空っぽの公園を貫く。まん丸な瞳はその軌道を追うように公園を見つめて、】
【「なにかあるの?」――そんなことを思っているのだろうか、視線を戻したなら、女性を見つめて首を傾げる】
【――水音。あまりにも日常過ぎて、普通すぎて、今更どうだなんて思っていない。話し相手が目に見えないなんて、“いつものことだ”】

見えない、……、ああ、そう。そう、だよ。

【だから。尋ねられて、ようやくそれへと意識がたどりつく。驚いたような間があって、やっと肯定が返される】
【見えないお友達――イマジナリーフレンドとか、子どもにはよくあることだと言う】
【一般的にある程度の年齢で消えるそれ、稀に消えないひとも居るらしいけれど――こんな世界だし、どうなのだろうか】

――居るよ、いまも、ここに。
でも、……出てこないと思う、な。

【幽霊の類は水辺を好むという――なんて、どこで聞いた話だったか】
【恐怖を覚えた女性など素知らぬまま、細い指先がそっと平らな胸元に触れて、示す】
【それはまるで「ここにいるの」とでも言うかのよう、薬指の痣――本当はまるで関係なくても、何かしら関係があるように見えてしまうかもしれない】
【一応。安堵させるような要因も口にはする。嘘の色は、見えないけれど】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 00:37:20.20 ID:uHFi+A0ro<> >>38

【胸をかき鳴らすのは旋律、或いはまた、聴きたくなかった音律】
【その正体を辿るには少し数が足りないけど、その意味を知るには時間は必要なかった】
【ベイゼ・ベケンプフェン=\―――その名の意味を、確かに知っていた】


Ожидайте(待って)!!どういうこと……!!一体、どういう――――っ……


【メインマストが軋むRaumKrankheit≠思わず胸へと抱き寄せた】
【既に銃を握る気は消えて、指先も既に、引き金から外れている――――】
【けれども、たとえそこに銃が在ったとしても、撃つのは少々できなかった】

【胸がとくん、と高鳴った、心拍数が、酷く響くノイズのように】
【響音が儚い音階を散らせたなら、やがて辿られるのは必然の理】
【富でも永久でもない、浅はかな心が、形になる頃は、最早夜明けは迎えられているのだろう】


(ベイゼ……どういう、こと……エルジオ、目撃……
明日、あるの……何か、博物館――――)


【逡巡する心、思考は万華鏡のようにその色を散らせていく】
【傍から見れば、単なる少女で、銃を抱きしめて、どこか遠くを見つめる様子は】
【夜空に思いを託す、か弱い乙女であって、それ以上でも、それ以下でもなかった】

【握り締める、胸元のロザリオ――――それをくれた、貴女の顔を想像して】
【聞きたくなかった、でも聞かなきゃいけなかった――――むしろいつしか、聞かねばならなかったこと】
【平行線上の二つの心が重なるSkylineが、刻一刻と、迫っていた】


……どういうこと、ベイゼ――――


【ぺたん、と座り込んで、そのまま彼女はマストの上でうずくまるのだろう】
【涙の落ちる音、それは季節外れの通り雨みたいなもので】
【時雨と呼ぶには少し小ぶりな、そんな露の形】

【――――鏡を通して、或いはW-Phone≠通して、その音が響き渡った】
【涙とソレに追従する声、レグルスからはそんな彼女の表情すらも、覗けるだろう】
【その零した名前と何か、関連しているのだろうか】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 00:37:26.67 ID:iSW3oH3S0<> >>38

(……ここまで高く飛び上がった事なんて、数えるくらいしかねぇな…………)

【ふと、情景に胸を打たれる――――自らが空を飛ぶ事も出来るし、『視点を飛ばす』と言う術をすら持っているレグルスには、決して馴染みの無い光景ではない】
【それでも――――だからといって身近と言う訳でもない。意識は、ほんの数刻流れる景色に吸い寄せられた】

…………ヘッ、何を訳の分からない事を……!
…………要するに、カノッサの連中がこの化け物に噛んでたって事かよ?
ったく……そんな裏があったなんてよぉ…………!

【――――基本的に、レグルスはカノッサ機関と特別の因縁を持っていない】
【この場には何人か――――レグルスも知らぬ事だが、己の故知であり、仲間であるソニアを含めて、機関と因縁を持っている人物もいるのだが】
【流れる会話にレグルスが抱いた思いは『思ったよりも厄介』――――それだけである】

…………まぁ、明日にあるらしい、そっちにも顔を出してやっても良いんだがよ…………こちとら、みんなボロボロだ……
だからとりあえず…………今を勝ち抜くしかねぇだろ!?

【ガイストの言葉を考えれば、むしろこれは前哨戦。明日の戦いこそが彼等にとっての本番なのだろう】
【しかし、今のレグルスにはそれはどうでも良い事だ。明日までに用意万端とは行きそうもないし、何よりまだ、戦いは終わってはいないのだから】

――――ここまで来て落とさせるかよッ!! 後は頼んだぜ!?

【六罪王の人形が、武器を振るうのを見てとり、レグルスは一歩踏み出ると、その槍を棍で受け止める】
【メインマストを守った格好だ。この船を落とさせなければ、自分たちは生きて帰れる】
【――――仲間のソニアの言葉通り、射線に出る事は控えて攻撃に向かわず、敵の攻撃を往なす事に徹したのである】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 00:44:24.53 ID:KNDFL1Av0<> >>38

【――あの明かりの中に、人が住んでいる。これだけの襲撃に遭いながらも強く、逞しく、健気に――】
【あれは命の火だ。決して絶やしてはならぬ、生命の輝き――街の明かりが静かに、夜を照らし出す】
【地上に見える星と、夜空を圧する星――その二つの狭間に居ながら、幻想的な光景を、風の国に吹く夜風を、楽しんでいる暇などない。】
【最も、そもそもといえばセリーナは鎧など装着しているのであって――まあ、あちこちが破損して生身がむき出しになっている箇所も、あるにはあるが。】

――っふふ、頼もしいねぇ、船長さん・・・うぐっ・・・!
くぅ〜・・・夜風が傷に染みるなぁ、アーマーがこんなにボロボロに・・・アタシもこのシルフと良い勝負できそうだよ、怪我の度合いなら。
――と、そうだね。あまり長話もしてられない、か・・・ッ!

【そうして聞こえてくるのは――未だかつて見た事のない、倒すべき敵の幹部の声――カノッサ機関、六罪王の声だ。】
【ガイスト・ウォレン――はて、聞き覚えはない。セリーナが知っている名は音無 小町というそれくらいなものだった。】
【初めて聞く名前、初めて聞く声――その音声は、間接的に聞こえてくる物にも関わらず――恐ろしい程の威圧感を持っていて。】
【なるほど、これが六罪の王を語る資格というものかと――セリーナは身構える。】

・・・"明日の"・・・?ちょっとアンタ、それってどういう―――
(――襲撃?いや、まさかそんな――じゃあ今夜のコレなんてまだ・・・)

ハッ・・・つまるところアンタが言いたいのは、このパーティは前菜――明日が本チャンだって事で間違いないかな?
話が長いんだよ、年寄りには優しくする主義だけど――アンタは別だ。

【船長の声が聞こえてくる。】
【――また。またも。襲撃――風の国を三度、戦場へ変えてしまおうというその悪意。】
【――セリーナは容赦なく、引き金を引いた。】

――させないよ、そんなくだらないコトなんか。
アタシと、アタシの中間達が――能力者達が、アンタらを許さない限りはね。
先に地獄で待ってな、"ジョッキー"。アンタの飼い主が閻魔サマに舌引っこ抜かれるのをな。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 00:50:18.05 ID:CUOKJKWIo<> >>39

【胸、胸か……。ま、あるんじゃないッスかねェ〜〜。人並みに、(20)並に。ザ・普通。だが少女よりは間違いなくある】
【なんとも言えない、複雑な表情。自分が目の前の出来事に、理解出来ているのか、いないのか。それすら分からない──】
【得体のしれない恐怖は無知から生じるものであるが、見えない誰かに対する恐怖は彼女を公園から追い出す程のものではなかった様だ】


そうですか……。
残念ですが、もしかすると私が居るとその方は出てこられないでしょうかね……。


【考えても、仕方がない気がする。真実を知るのは彼女のみ。そこに深入りする程、出会ったばかりの彼女と親しい訳でもなく】
【ふう、とため息。これは彼女とその現象が原因ではない。伏し目がちな表情で先ほどまで彼女が座っていたベンチに向かっていこうとする】


まあ、少々家に帰り辛いのは私も同じなので……。
“その方”には申し訳ないですが、私が貴方が家に帰るまでの話し相手になってもよろしいでしょうか。


【「家にいたかったのに」「怒られたから」。そこから怒られて家を出てきたのだと思ったのだ】
【家に帰り辛いから公園で時間を潰す。それが彼女のここへ来た目的だった様だ】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<><>2013/02/16(土) 00:50:18.68 ID:djnpsif6o<> >>38
六罪王――ガレストと名乗った彼は、まるで演説でもしているかのように語りかけてくる。
だがしかし、聞こえてくる老人の声と『ジョッキー』であった異形の風貌はあまりにもアンマッチで、ジョッキーはただの媒介であったことを認識させられる。
明日、エルジオ――風の国の首都だ、襲撃?
どの言葉も、リコリスには覚えがなかった。
フェルディナンドの言葉添えによって辛うじて意味は理解するが……、そんなことはどうでも良い。
目の前の異形がカノッサ機関を構成する存在ではないのはいささか不満ではあったが、彼女はこのやり場のない怒りを何かにぶつけたくて仕方がなかった。
全身に酸素が回り始めた。体の所々にある生傷が疼くが、良くも悪くも高翌揚状態であるため、アドレナリンがそれを感じさせない。
古城、この船を落とす――――そんな声が聞こえた気がしたが彼女は最早気にも留めていなかった。

「もう喋らなくて結構ですわ」

右手に握っていた12.7×99mm弾を投げ上げ、発射。
轟音はしない。しかし、確かな破壊力をもったそれは、メインマストをなぎ倒そうとしていた異形の頭部を吹き飛ばさんと牙をむく。

「――反吐が出ます」

蒼の瞳は、憎悪を湛えて異形を射抜いていた。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 00:54:02.82 ID:arFb8g7Xo<> >>38

「……アウ、もっとスピードでねェーのかァ〜?」 『元気ですね、……出るわけ無いでしょう』
「何かよォー、一気にびよーんっていけねェーのォー?」 『先程無理するなと言ったのは何だったんでしょうか』

【その堕ちた天使は、再び天へ向かおうと翼を羽ばたかせる】
【――このままでは、追いつくどころかまた堕ちる、――――】

『ん……びよーん、ですか』 『でしたらこれを使いましょう――投げてくださいね』

【光の中から現れるのは、鈎爪の付いたロープ――】
【彼女の身につけていたローブの機能、大容量収納空間――光になっても使えるようだ】
【それをヘケメトに持たせれば、湯水の如く使ってもまだ残る魔翌力で支援をするのだろう】

『投擲は近距離攻撃扱いです、ですので――トリプル・エフェクトからのアタック・アッパー!』
『――速く投げてください』 「ヘケケケ、力がみなぎってきたぜェー、行くぞォッ!」

【アタック・アッパー――それは、格闘技や剣技等といった近距離攻撃翌力を高める支援】
【投擲は筋力に依存する部分が大きいため、近距離攻撃扱い――らしい】

【トリプル・エフェクトは、その効力をとても高める補助効果――】
【つまり、今の彼の状態は……鬼に金棒ッ!】

【ブゥンッ!】 【空高く投げられたロープは、滝を登る鯉の様で――】
【登りきればそれは龍のごとく、船首付近に喰らいつくッ!】

【それを登れば、いつかは見えてくる"六罪王"と名乗る者、ガイスト・ウォレン】
【ヘケメトにはわかる、あれは黒い獣に乗っていた者だと――それが前姿でも後姿でも】


「――ヘケケケ、何俺置いて面白ェ話してんだ、あんた」

【血に濡れたその身体、けれどその闘志は絶えること無く、隠すこと無く――】
【翼が解除されても、その光となったアウはまだヘケメトに纏われていて】


「アウ、魔翌力貰うぞ――そこのあんた、行くぜェーッ!」 「気合のォォーー……レッドニィィーードォォウウウアァァーームッ!!」


【再び彼の腕に棘が纏われる、けれどその棘の色は――真っ赤、彼の右眼の色の様に真っ赤で、濃い魔翌力を感じる】
【先程の通常の棘より生成するのが遅い、しかしそれより格段に硬く鋭いそれは、暑苦しい気合と、攻撃翌力支援の力と共に……――】
【容赦なく、ガイストの胴体をぶち抜こうと、助走をつけながら振るわれたッ!】

【――しかし、この行為は向こう見ずだ】 【皆が放った攻撃が流れて当たっても、文句は言えない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 01:02:32.60 ID:GPDR02pV0<> >>43

【平均点の胸だって、赤点突っ走ってマイナス点獲得するような彼女からすれば、もうどうしようもないぐらいに、】
【じと、と。視線に不機嫌が紛れ込む、露骨に拗ねた視線の意味を、女性は或いは分からないかもしれないけれど――】
【貧乳の妬みなんて別に気にしなくたっていい、寧ろ勝ち誇れば――いや。うん、気にしないのが吉だ】

……そうじゃないけど。分かんない、多分、気分じゃないだけ

【この場に居るのに見えない誰か。気分だったら出てくるのだろうか、それはそれで怖い気もするが】
【とにかく。今日この場でそいつは姿を現さないのだろう、それがいいことなのか悪いことなのか、良く分からないものの】

【――女性が公園の方へと、ベンチの方へと、歩むなら。しばしの間の後、彼女だってついてくる】
【かつこつとヒール特有の音は夜にとってもよく響く。それなりにうるさいくらいに】
【(尚、ベンチは壊れこそしないものの、座ったならばめっちゃ軋む。怖くなるぐらいに軋む。心配になるぐらいに軋む)】

いい、けど。……あんまり遅くなる前に帰る、よ。お父さんが待ってるの

【話し相手。断る理由なんて当然なく、ただ、ずっと居るわけにも行かないと返答ひとつ】
【その言葉からは、家に帰りづらいなんて雰囲気はまるでないから――女性の思考とは相違があって、違和感となるだろうか】

【そうしてしばし。包帯だらけの腕や首、あまり慣れていないから弄ったりしていたけれど】
【手持ち無沙汰になったのか「すわっていい?」なんて、尋ねるはずだ】
【許可したなら、ふるいふるーいベンチの隅っこ、ちょんと座り込む――ぎしと、軋む音を響かせて】

あなたは、なに、してたの?

【どちらにせよ尋ねる言葉は同じ。癖なのだろうか、また首を傾げた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 01:02:53.26 ID:PIuIOGjPo<> >>38


【すた、と無事着地完了しながら絶命した二頭の獣に視線をやりながら】
【彼女はポケットから古ぼけたノート―――自作のレシピを出してひらひらと見せながら】


―――ふー、とりあえず猛獣たちはこれで全滅デスヨー……後で切り分けてステーキなりシチューなり……
いくらでも料理の方法は思いつきますね、せめてもの供養としてそうさせていただく事でそちらの方には
無理にでも納得していただくとして……おや、この声は?


【まだ、戦いの気配は消えていない、再びノートをポケットにしまい、謎のジョッキーから響く声に耳を傾けた】
【エルジオ付近、未だ消えぬ奇妙な緊張の空気でジャンクちゃんは老人の言葉を聞いていた】
【少しずつ聞こえてくるワード、ガイスト・ウォレン、エルジオの彷徨う古城、襲撃―――】


ガイスト・ウォレン……明日の騒乱?――そうだ、ゴウさんの言っていた襲撃翌予告!
この六罪王……感じ取れるオーラから想定して、機関議員級?いつ制度が変わったかはよくわかりませんが……
ベイゼ・ベフェンプケン、と言う方が幾度も狙っている、と言う事は……そこに何かが?


【確か"W-Phone"の情報統合ネットワークにキョウゾウなる機関員が剛田 剛太郎宛てに襲撃翌予告をした事を】
【その詳細を彼が発進していた事に気が付く、その携帯端末に意識を向けたとき、インカムから心拍数のノイズを聞く】
【悲鳴のような声がきん、と己の聴覚に響いてくる――と同時に、メインマスト目がけて相手が攻撃を向ける!?】


させないッ!!ロケットパンチッ!!


【マストの前に身をひるがえすと同時、先に攻撃を潰すために即座に温存していた左腕を引き】
【他の者たちと共に『ジョッキー』の顔面めがけて勢いよく小さな拳を発射して攻撃を潰しに向かう!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 01:13:01.36 ID:iSW3oH3S0<> >>40

――――ッ!?
おい、ソニア…………どうした!?

【仲間が止めを刺す事を信じて、敵を受け止めに入ったレグルスだったが、そこに聞こえてくるのは、この場で一番信頼しているソニアの弱々しい声】
【無論、他にもこの場に仲間はいる。その内の誰かが止め役は引き受けてくれるだろう】
【しかし――――レグルスには、ソニアの異変は捨て置けなかった】
【電撃のダメージが、後を引いたのか。それとも先ほどの会話に起因する、精神的な問題か】
【――――いずれにせよ、ソニアは戦闘不能に陥ったと考えて、間違いないようだ】

――――気を抜いてんじゃねぇ!! まだ俺たちが居るのは、死地の中だぞ!!

【しかし――――既に趨勢は見えたとはいえ、レグルスもそれを捨て置く訳にも行かなかった】
【何かのきっかけで、死が迫って来ないとも限らないのだ】
【――――敵が悪あがきをするかもしれない。船が破損して、またも投げ出されるかもしれない】
【そうした中で、ソニアの今の状況は不味い。レグルスは、精神的な動揺であるととりあえず断じて、ソニアを叱咤激励する】
【例え肉体的なダメージが原因であっても、意識を散らさせるよりは呼びかけた方が得策であるとの判断も伴い】
【かつて軍に身を置いていたと言うのなら、この言葉には反応を見せてくれるだろうと信じて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 01:19:20.44 ID:Icxx1meAo<> >>40>>41>>42>>44>>45>>47

【レグルスの棍が重い槍を受け止めて、リコリスとセリーナの銃が火を吹きジョッキーの細身を撃ち貫く】
【ほぼ同時にヘケメトの拳が胴を打って、ジャンクちゃんの拳は脆くなった頭部を破壊した】
【ただ一人、ここまでの戦果の大きさに比べて静まり返っていたソニアの――その問への答えは、今は無い】

【風に煽られ、細身のジョッキーは船からずるりと落ちていく。残ったのは、恐ろしいほどの静寂で―――】


……お、終わったのか?なんともまあ、なんだ……危なっかしい話だな、えぇ?

まあ、何にしてもだ!お前さんたちは草原に出現したバケモノを、モノの見事にぶっ倒したワケだ!
報酬は一人頭100万、そして……白いのも黒いのも、煮るなり焼くなり好きにしていいと思うぜ
アイツラの皮や角は草原に済む生き物とはワケが違うッ!きっと、お前さんらには役立つはずだ

まっ、要らなきゃ売れるだろうしよ! どっちにしろ帰ろうぜ、野郎ども――ッ!!


【改めて、静かになったこの高空に船長フェルディナンドの声が響く】
【大型帆船シルフは、ひゅうひゅうと吹き抜ける冷たい風を帆に受けて――旋回するように、ゆっくりと地上へと降りて行き】
【やがて地上の白い獣の死体をバリスタで船につないでから、近場の集落まで七人の勇士を送り届けることになるだろう】


【それから、黒と白の獣から取れる素材は以下の通り】

【まず体皮。これは非常に保温性の高い素材で、黒は闇に、白は聖や光への耐性を備えていて、使い勝手は良い】
【次にその内蔵だが、どれをとっても一級の医薬品の材料となる。乾かして粉末にすれば様々な病気や怪我に効くだろう】
【瞳も強い力を持っている。グロテスクなアイテムではあるが、武器に組み込めば雷の力を得られる筈】
【たてがみや骨髄も、どれも似たような性質を持つ強力な素材。だがもっとも大事なのは角と爪、そして牙だ】

【それらのアイテムは、加工すれば恐ろしく強力な悪魔殺し≠フ特性を持つ武器やアクセサリーとなる】
【悪魔=\―もしかすると、あの化け物たちはソレだったのかもしれない。とすれば、その武器は今後も役立つはず】
【無論、加工は剣や槍だけでなく棍や銃にも出来るし、弾丸にも出来る。素材は豊富だ、いくら採っても過ぎることはない】

【またジョッキーたちの使っていた剛槍の穂先は、赤と蒼の水晶で出来ていてソレもまた転用可能だ】
【やはりこれも悪魔殺し≠フ性質を秘めていて、不可解でこそあるが役に立つはずだ】



【―――尚、獣の肉は非常に良質で美味であるとか。余裕があればそれを持って帰ったって良いのだが】

【そうも行かないメンバーも居るだろう。当然、その理由は予告された明日の襲撃≠ナあり】
【エルジオに立ち寄ればその真実が確認できる。出来てしまう――故に最早、止められず】
【ほんの十何時間もすればまた闘うことになる者も居る。強い不安感が風の国を覆い尽くそうと、静かに、急速に迫りつつあった―――。】


/ここで本日の討伐イベントは終了となります、皆様遅い時間までお疲れ様でしたっ!

/素材に関しては自ら設定し、持って行って頂いても構いません。
/ただし用法用量は常識の範囲内でっ!それでは、お付き合いいただきありがとうございましたー!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 01:24:52.82 ID:uHFi+A0ro<> >>48-49

【戦が終わったとしても、一人彼女は静かであった】
【レグルスが言っている言葉も耳に入らないぐらいに――――】
【異国の言葉は、意識して聴かないと、彼女にとっては、ノイズに過ぎないのだから】


Прощение(ごめん)――――


【その言葉はきっと、レグルスに向けられた言葉であろう】
【意味が通じるかは分からない、消えるような旋律は、異国の人には聞き取れないほど】
【それでも、それを紡ぐその喉は、今にも掻き消されそうなほどで】

【地上へと降りるシルフ=\―――そこからいち早く姿を消した、儚い雪】
【跡に残るのは水溜りともいえない、僅かな漣のよう】
【――――ただ一人、その音律をも、辿れないほどに】


/お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 01:27:51.92 ID:CUOKJKWIo<> >>46

【少女の包帯について、彼女は何も言わない。何も言えない。聞かれたく無いたぐいの問題な気がする】
【何の原因の怪我か、実際、少女はどう思っているかではなく。女性、彼女自身が"そうだった"からである】
【彼女が少女の包帯に目線を合わせる事は無いだろう。ある意味、不自然なくらいではあるのだが】

【命知らずな事に軋むベンチをギッシギッシと鳴らしながら、どうぞどうぞと許可をする、】
【自身も少し寄ったが、端っこに座る彼女に対して微妙に心の距離を感じ、少し、ほんの少しだけ近づいてみた】

【「お父さんが待ってるの」その言葉に対して、そうですか。と少し伏し目がちに寂しい気持ちで返事を返した】
【仲間だと思ったが、違ったようだ。彼女の家には彼女を待っている人が居るのだ────】

……。

【当然の様に振られてくる彼女の質問に対し、女性は待っていましたと言わんばかりの速度で返答した】

お兄さんと、住んでるんですけどね。何かちょ〜っと一緒に居るのが気まずくて。……ちょっとお昼に喧嘩しただけなんですけど。
昔、迷惑をかけた事が後ろめたくて。ちょっとしたきっかけで気まずいゲージがマックスになると、逃げてきちゃうんですよねぇ、公園。

【ギシ、ギシ、と彼女の苛立つ感情に呼応させるかの様に椅子に体重をかける。壊れる事は無さそうだが。おっかない】

公園って、良いですよね……。適度に暗くて。べんちがあって、適度に静かで、適度に“危険”で……フフフ……。

【微妙に病んでます。「○○さんも、そう思いませんか?」と、少女に同意を求めようとした所、名前を聞いていない事に気がついた】

アリアです。高城……アリア。貴方は────?

【自分が名乗ると。少し離れた所に座る少女すう、と片手を伸ばして名を問う。ポーズに意味は無い】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 01:37:09.11 ID:iSW3oH3S0<> >>49-50

――――――――終わったか……よ…………

【仲間たちの連撃が、最後に残った敵を打ち砕いて、レグルスは構えていた棍を下ろす】
【魔力は枯渇寸前、背中には恐らく刃物か何かで抉り出さないとならない、深く打ち込まれた『刺』】
【――――でかい仕事であり、そのリターンも大きいが、満身創痍と呼ぶに他は無い状況にまで追い込まれていた】

……………………ソニア……………………

【燃え尽きてしまった様なソニアの様子に、レグルスもどうして良いのか分からない】
【肝心な時に、聞こえてきたのは彼女特有の、どことも知れぬ地方の言葉】
【魔術師として、訳の分からないスペルの詠唱などで耳は鍛えられていたが、意味するところが分からなければ、聞きとれたとしても意味が無いのだ】
【かろうじて、心が沈んだままに口にした言葉である、その場に相応しい何かであろうとは理解できたが――――】

――――――――とりあえず、俺は牙と……あと、適当に肉を見繕っていくとするか……!

【船が無事に安定したならば、レグルスは報酬の1000000を受け取り、そして何かの足しになるだろうと、獣の牙と、身肉を採取しに掛かった】
【牙は、何かの素材として使えるだろうと踏んだ。肉は、仇打ちの意味を込めて喰らい尽くそうと考えたのである】

……………………くそ……!!

【――――だが、レグルスの表情は晴れない】
【勝利の美酒に酔う――――その為に来た、などと最初には叫んでいたし、負傷こそしたものの、事実凱旋してその条件もそろった】
【得たものも決して小さくはない。仕事の代金に、獣の産物、そして仲間との連携】
【――――だが、この仕事に裏があった。そして自分の手の及ばない何かが始まる】
【それを考えると、レグルスの気が晴れなかった】

……………………身体を治すのが先だな……………………酒なんか喰らってる場合じゃねぇし、そんな気分になれねぇ…………畜生が…………!

【最後のソニアの姿が――――どうにもレグルスに焼き付いて離れなかった】
【これでは、楽しく酒を煽る事など出来ないだろうと、レグルスは釈然としない苛立ちを抱えたまま、帰路につく事になる】
【――――まさかそのソニアが、翌日の戦いにも足を向ける事になるだろうなどと、思ってもみなかったのである】

/イベントお疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 01:38:25.96 ID:KNDFL1Av0<> >>49

【終焉――あっと言う間だ。銃とはそういう武器であり】
【そして――なにより、この場に居た大勢の能力者たちの連携で、ジョッキーは――術者は、打ち倒された。】
【大量の素材が手に入ったことはセリーナにとっても、そしてUNITED TRIGGERにとっても素晴らしいことであったが――】
【それどころではなかった、大好物の金が手に入るというのに――セリーナの表情は浮かない。】

―――――、結局、また襲撃か。

【召還陣が展開され、ティターンアーマー、そして炎上するガトリング・ヒュドラ、エネルギー切れのジェット・ケツァルコアトルを回収していく――】
【再び異空間へと転送されるそれらは、明日、また襲撃の際に呼び出されることとなるだろう――それまでに、どこまで再生されるか。】
【武装は異空間で自然改修されるが――時間がなかった、昨日に引き続きこうも連戦となるとは――。】
【鎧から開放されたセリーナは、甲板の上に吹く夜風に、汗でべっとりしたブロンドのショートヘアを靡かせた。】

>>47

――お疲れ様、ジャンクちゃん。
随分色々と手に入ったねえ、これで食料と医療品には暫く事欠かないかな――なんて。
【珍しい、この女がハイテンションではなく沈んだ表情でそんな事を言っているのが、目に入るだろう】

・・・これじゃ、何のための"組織"なんだろうね。
抑止力を持とうと思って、結成したって言うのにさ。
――アタシ、結局・・・、、ううん、なんでもない!ごめんごめん。

アタシは明日に備えるよ。今日は――少し、疲れちゃった。

>>40>>48

――ソニア。

【目に映る彼女は――何か、自分の知らない、秘密を抱えているようで。】
【ベイゼ――カノッサ機関のナンバーズであるその男の名を聞いた瞬間から、彼女の態度は豹変していた】
【――恐らく、なにかあるのだろう。会ったことがあるのか、それとも――戦ったことがあるのか。】
【しかしその表情は怯えているようには見えない、むしろどちらかというと――悲しんでいるような、そんな顔に見えて。】

(――声を、かけるべき、かな。)

【一瞬、セリーナは考える――どうかしたのか、何かあったのか――問いただすべきかと】
【しかし――彼女は戦士だ。兵士だ。自分に言っていないという事は――相談しづらい事情と診て間違いない。】
【もし、何か悩んでいるのなら――チカラになってあげたい、強くそう思うが――】

(――彼女の方から言い出すまで。待ってあげるのも手、だよね。)

【―――何も聞かない。ソニアという少女と、カノッサ機関の男との間になにがあったのか、それを知る術はないが】
【セリーナはソニアを信じている。今も、これからも。】
【甲板を抜け、彼女は一人、船の後方――風に身を任せた。】

/おつかれさまでしたー!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 01:47:18.16 ID:arFb8g7Xo<> >>49

「ヘェーケッケッケッケッケッケッケェーッ!」
『……まったく、無理させないでください』

【"レッドニードル"――赤い棘は、威力が高ければ消費も大きい】
【今回は女性の持つ魔翌力を利用したことで、男は消費を抑えつつ、通常より遅いとはいえ素早くそれを作り出したのだ】
【――光となっていた女性が本来の姿に戻るのは、彼が拳を振るい、棘を解除した直後だろう】
【男に背負われた状態の女性、――何だかんだで"信頼関係"は十分築かれているのだ】


「――――肉だ肉ゥゥウウーーッ!!」


【……船が降りる頃に騒ぎ出す男、いつの間にかウィンドブレーカーを装備していた彼の目的は勿論……"今夜のご飯"】
【有用な素材には目もくれず、我先にと肉を多量に持ち帰るだろう――今夜の分以上に見えるのは、気のせいではない】
【いやあ、大容量のポケットって便利ですね】

『……せっかくなので貰っていきましょう、何かに使えるかもしれませんし』

【一方、女性の方は……良さげな三本の爪と、ヘケメトが肉を取る際に傷つけた黒と白の皮を取っていて】
【強靭な肉体、棘、気合、そして幅広い支援――彼らに武具なんて要らないように見える】
【なので、素材を貰って行くのはもしかすると記念なのかもしれないし、やっぱり違うのかもしれない】

【彼らが向かうのは、森の中――襲撃の話をしている時、彼らが居たのは船の下】
【話を聞く余裕なんて全くなく、……故に、風の国を襲撃するということを知らないのだ】
【もし知っていたら野次馬の如く駆けて来るはず――聞こえていたように見えたのは、恐らく気のせいだろう】

【女性を背負う男、――そして森の奥へ向かう彼らは、きっと遅めの夕飯にでもするに違いない】

/お疲れ様でしたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 01:48:04.12 ID:GPDR02pV0<> >>51

【真っ白の肌、余計につくりものめいて見せるのはそれらのせいなのだろうか】
【自身では巻きづらそうな腕なんかにもきちりとしてあるのだから、施したのは――“お父さん”、だろうか?】
【動きに合わせて伸縮自体はするとはいえ、慣れない以上はやっぱり気になってしまう、らしい】
【今までだってこれからだって、退屈そうな指先が弄ったりしているのだろう、解いてしまわぬ程度には】
【瞳を向けないこと。気にしないし、気づいたって何にも言わない、彼女だって話題に挙げないから、このままだ】

【隅っこに座ったこと。真ん中よりも軋まなさそうというそれだった】
【だから。距離を縮められたって、嫌がることなんてなくて、受け入れるのだろう】

……喧嘩、したの? そう、じゃあ、帰りづらい、ね

【喧嘩。その単語に視線が落ちたのは気のせいなんかではなくって、声のトーンだって】
【常より低い声が紡いだなら、しばしの間。或いはぼうっとするよう、黙りこくる】

――私もね、昨日。やっといつもみたいになれたの、
嫌われたって、ずーっと、ひとりで思ってて、それで、あいたくなくって、

路地裏とかにずーっと居たの、くらくて、すきだから

【「おんなじかな」なんて、涼しげな声が紡いでみたって、きっと違う】
【路地裏。一時間も歩いたなら、きっとそれなりの確率でアブないひとに出会える、そんな場所】
【プチ家出の場所として選ぶにはどこまでも不適切。――彼女が、アブないひとに分類される人種なら、ともかく】

りんね。鈴の音って、書くの。

【伸ばされた手。名乗りながらに見つめるのはきょとんとした瞳――】
【じっと見つめたなら、少しだけ不可解な受け取り方をしたらしい、こちらだってそっと手を伸ばして、】
【指先を乗せる程度の力で触れてみるのだろう、包帯のない指先、長めの爪が薄ぺらい】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 01:50:51.19 ID:PIuIOGjPo<> >>49

【地へと落ちていくジョッキーを見届けた後、船が集落へと向けて移動しつつある】
【そのことを確認しながら、改めて獣に意識を向ける】


―――なんとも奇妙な敵だったのデスヨー……しかしこれで任務完了デスヨー
みなさんもご苦労様でしたデスヨー、とりあえずワタシもこの獣の素材を一通り持ち帰ろうと思うのデスヨー
後、どうでしょう?この後ワタシがお肉を貰って、みなさんにお料理を振る舞うのもいいと思うのデスヨー

それと――――あら?あのジープもしかして我々の――あらまあゼンさん!来ていただけたのデスヨー?

【集落に到着と同時、自身の組織のジープを運転して先に回っていたタオルバンダナの青年―――自分の味方と合流したジャンクちゃん】
【合流した後、化け物の死骸から素材を回収する作業を始め、青年にそれを手伝わせながらいろいろな情報を交換する】
【例えば、自分たちの拠点にしている喫茶店の出来事や、その後出発した時一緒にいた自分の兄貴分は、予告した地点に先回りしたと言う】


では、剛太郎さんはそのまま奴らの襲撃翌予告地点に向ったのデスヨー?

「そんな感じッスねー、あの人は俺よりも強ぇからな、途中で二手に分かれて俺はジャンクちゃんと
合流する事にしたんス、つかちょっと服焦げてんじゃねッスか、なかなかダメージ受けてるみてぇだし
ラボで一度メンテナンスしたほうがいいと思うッスよ?」

はあ……大丈夫でしょうか……とりあえず次は彼に任せるとして、ワタシはここで素材をいただいて
さっさと素材とお肉をいただいたら、お料理をしなければいけないのデスヨー


【やや焼け焦げたボディに鞭打ち、素材取りに励むジャンクちゃん、鋼鉄のようにタフである……】

>>53

ええ、お疲れ様でしたセリーナさん……お疲れでしょう、本日はお休みください
明日にでもワタシからお料理を振る舞いましょうか?少しは元気が出ると思うのデスヨー

――お気持ちは大変わかりますが、それでも挫けないでくださいデスヨー
貴女の元気を必要とする方はきっといらっしゃるのデスヨー……つらい時はワタシたちが支えますので
どうか、胸を張ってほしいのデスヨー

「あーっと、あんた一人だけじゃねえ、疲れたときは立ち止まってもいいと思うッスよ……」


【あまり知らない人間に、どう声をかければいいのか少し迷い気味な青年に対して】
【こちらももうすでに備えているであろう、もう一人の仲間を支援する支度をしなければ、と作業を的確にこなすだろう】


【風の国の脅威は未だ過ぎ去っていない―――次なる脅威にはいかなる手段を持って挑むのか?】

【←To Be Continued...】

/お疲れ様でしたー!そして少々遅れて申し訳ないです! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<><>2013/02/16(土) 01:53:29.40 ID:djnpsif6o<> >>49
異形の姿が消え、老人の声も、そこから感じられる存在も風の吹かれたように消えた。
リコリスの怒りまだ心の奥底で燻っていたし、例えカノッサ機関を壊滅に追い込んだ所で消えはしないのだが、それでも彼女はそれを鎮めた。
ここにいない何かに怒り狂ったって意味は無いのだ。それくらいの分別はあった。
船『シルフ』は二匹の化け物の死骸を繋ぎ、近場の集落に降り立つ。
彼女は船長フェルディナンドに挨拶を済ませ、地上に降り立つ。

「あぁ、やっぱり地上はいいですわねぇ……」

今日催した吐き気を数え、彼女は自分が乗り物と相性が悪いことに気づいた。二度と乗らないと心に決めつつ、化け物の死骸に近づく。
嫌悪感は強いが、それでも先程のように酸っぱいものが口に上がってくる感覚はなかった。
彼女も飲食店の店主。化け物とは言え生き物。感謝して有効活用しなくてはならない。
体皮、瞳、牙を拝借し肉を少々。
どうやら良質なもののようで、味は素晴らしいと噂だが、彼女の殺人的な料理センスに勝つことは出来るのだろうか。
――――あまり期待できないかもしれない。目玉焼きをダークマターにしてしまうような彼女だ。
ある種の能力とすら思えるそれの前では、どれだけ素晴らしい食材もたちまち兵器に変えてしまうのだろう。
それらを能力で持ち上げつつ、船員の一人から報酬の100万を受け取り、彼女は帰路につく。

「エルジオを襲撃……。明日ですか……」

考えは――――思い出したくもないが、件の老人が言っていた『計画』。そして、偶然か必然か再会してしまったカノッサ機関。
一瞬、深く考えそうになるが――

「ま、何とかなりますわよね?」

お得意の楽観視で考えることを放棄した。
この性格にもカノッサ機関が深く関わっているのだが……それはまた別の話となるだろう。

/イベントお疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 02:23:25.71 ID:CUOKJKWIo<> >>55

鈴音さん、よろしくお願いします。


【ちょん、と触れた指先に微笑むと。すう、と手の平を自分の膝に戻した】


うん、帰り辛い。まあ、私が勝手に悶々してるだけな気がするんですけどね──……。
ああー、もうっ!めんどーくさい、性格してますよねぇ、私。かったるいったら、もう。ふふ。


【やれやれ、とため息を吐く。気分が落ちた、というよりは少しは落ち着いたようだ】
【具体的な問題を離した訳でも解決した訳でもないが、誰かと話すだけで楽になった様だ】
【人に自分の事を話すと、自分に対して客観的になれる。本当に面倒くさい。何とかしたらいいのに、多分、簡単な事なのかもしれないが……】


うん、くらい所。良いですよね。凄く。……でも、落ちてる時の路地裏は危ないとおもいますけど、大丈夫でしたか?
私も活用していた時期がありましたが……。やめました。
一度、命の危険を感じた事があったので──。

行くなら、準備万端で行くことにしましたから、ふふ。


【当方に迎撃の容易在り!!ギラリ。と彼女の右眼が光った。──逃げて、誰か知らないけど、逃げて!】


(いつもみたいに──か……)鈴音さんは、叶ったんですね。気持ちが……。

【では、なぜ。彼女はこんな所に居るのだろう。疑問に思い表情が陰ったが】
【少し、羨ましそうな表情で鈴音を横目で見た。しかし、フルフルと首を振り】
【ん〜っ!と思い切り背伸びをする。眠くなってきたのだろうか、ゆらり、と公園の時計を見ると】


【────キラリ。と空が一瞬光った】


【それを見た彼女は、ギョっとした表情でベンチの下に潜り込んだ】
【少し間を置き、パタパタと舞い降りるのは、一匹の雀だった。こんな夜中に雀】
【不思議な雀で、シルエットは普通だが。何故か鋼色の翼をしていて。それが光ったのだ】

【先程までアリアが居たその場所に立った彼(?)は、「ソコのお姉さん、今、ここに誰か居なかったっスか?」】
【と、言わんばかりに首をかしげて鈴音に問う様な仕草をしてみせた】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 02:36:03.18 ID:GPDR02pV0<> >>58

【冬の夜。晴れていたほうが寒かったりするもので――冷え切った指先は、お世辞にも温かいなんていえないぐらい】
【触れたなら、その温度がアリアへと伝わるのだろう。ほんのり笑ってみせるから、なんだか和やかに見えてきた】

一緒に居たくないの、何話せばいいのか、分からなくなるから――。
嫌いじゃないのに、なんでだろう、ね

【落ちたまま、低く維持される鈴めいた声。むぅと拗ねたように眉を顰めるのは、良く分からないから】
【少なくとも自分は。だいすきだった。だいすきなまま、どうしようもないぐらいに嫌だった――だから、分からなくて】
【零した溜息、白くなった向こう側を見つめて――】

……――だいじょうぶ、だよ? ただの人間、ねらうから
でも、危ないから。……怪我、しないようにね。

【にこり。午後の縁側で浮かべるのが似合いそうな笑顔――セリフとまるで合致していないけれど】
【無能力者狙いの通り魔(仮)。なんと言うことでしょう、隠しすらしないのだから、何とも思っていないのだろうか?】
【ぱたりと地面を蹴り上げたなら、覗きこむようにしてアリアの方を見るのだろう、瞳に心配色を乗せて】

ずっと一緒に居るの、ずっと――……、

…………?

【そっと瞳を閉じたなら、思い浮かべるのは仲直りできた誰かのことなのだろう】
【浮かべたのはどうしようもないぐらいに恋色の微笑みで、そんなだから、初速が遅れる】

【瞳を開けたなら、アリアは隣に居なくって。変わりに居るのは、銀色の……】
【――はて。見覚えがあるような、ないような。中の人単位で思い出せなかったりするから、どうしようもない】
【オッドアイがぱちくり瞬いて、雀のそれを真似るように首を傾げるのだろう、】

食べるもの、もってないよ?

【――盛大なる勘違い。のほほんと返したなら、そっとコートのポケットを探ってみたけれど、お察し】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 03:08:29.89 ID:CUOKJKWIo<> >>59

   シ ル バー
【ぎ、ぎんいろ……?やだなぁ、見間違えて鋼色ですよ、スチールですよ】
【何もないと知ると、チュン!雀は「そ、そんな……」と言わんばかりに鳴くとガクリと項垂れ】
【眠たそうにアクビをすると、やれやれ、と言った感じで去っていった────】


【えっ】


【何か、役割的なものがあった様な気がするんだが、何事も無かったかのように帰っていた】
【キラキラと月夜に光る鋼色の翼を羽ばたかせ、夜の街の中に去っていきよった】


……………。よーし。よーし。


【ベベベベベベベベBB ベ ン チ が 喋 っ た ! ! ! 】


【じゃなくて、下から聞こえたのはベンチの足を掴みながら不機嫌そうな顔をして伏せるアリアだった】
【ガツン、と一度頭をぶつけて、「痛ったぁ〜〜っ!」と半泣きになりながら立ち上がり、パンパンと汚れを払う】

あれは、兄の使いです。私も仲が良いので、ここに居るの、分かってたんでしょうね。

【指差す方向は先程の雀が消えていった闇夜の先であった。えらく、淡々とした声色だった】

喧嘩の発端は…………。私のお兄さんが部屋の片付けを全然しないからだったんです。

【ニコリと微笑むその笑顔には、ほんのり、青筋が立っているような。暗くて見えないような】
【その笑みは鈴音と出会って一番────(ある意味で)良い笑顔だったという…………】

【ズボラが原因で始まった喧嘩。雀の対応から見て、自分は寝るから適当に探しといて、みたいな適当な対応だったのがすぐに解った】
【あまりにも誠意の無さに、悩んでいるのが馬鹿らしくなったというより、後ろめたいゲージを怒りのゲージが超えた様に見える】

鈴音さん。私、帰りますね。次会う時は、美味しいものでも食べながら、もっと楽しいお話をしましょう。

【彼女の悩みは、案外あっさり、解決してしまうのかもしれない。兄のチャランポランさを見る限り、残るはこの妹の問題の様だ】
【後は、彼女が、少し、あと少し、成長する事が出来たのなら…………】

また会う時まで、さようならっ。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 03:25:55.85 ID:GPDR02pV0<> >>60

【――色の違うまん丸眼、ぱちくり瞬きながら、それは間違いなく銀色だと認識した】
【尋ねたなら、鋼だって銀だって鉄だって同じような色じゃない、と返すのだろう、いつもみたいに鈴の声で】

……ごめんね?

【メタリックなそのボディ、そもそも生き物なのか、なんて考えない】
【(だって、そもそもどう見ても無機質な石ころとかと会話できるクチなのだから)】
【がっくりと頭垂れる様に、しょんぼりとした表情を作って――本当に申し訳なさそうに紡ぐのだろう】

【そのまま羽ばたいて行ったなら――見上げて見送って、(餌付けって本当は駄目なんだっけ)とか、考えていた――】
【――ら、なんとベンチが喋っているではありませんか(棒)。一瞬びくりと肩を震わせたものの、すぐにアリアのことを思い出したらしい】
【そっと頭を下げて覗き込んでみたなら――ちょうど、ベンチと頭が熱烈にハグをかます刹那】
【「大丈夫?」なんて声を掛けて、ひどく頼りなさげに細い腕を差し出したのだろう】

…………そう、なの? おなかすかせてるみたいだった、けど、

【※ちがいます】
【そう考えたままの思考回路、進言してみたのはまるで違ったことだった】
【どこか機嫌が良さそうなのは、なんてことはない。とっても動物が好きというだけ――】

おそうじ。

【少しだけびっくりしたよう、なぞってみた四文字】
【思っていたよりも簡単に収まりそうな現状に、怒られるかもしれないけれど、浮かべたのは安堵めいたそれ】
【「そっかー」なんて言ってみたなら、】

――私もそろそろ帰ろうかな、って。

……うん、たのしみにしてる。

【アリアの言葉、軽く同意を示して。未来のことには、至極平和な笑顔を】

またね

【帰る、なんて言いながらぴくりとも動かない彼女。何か言われたって、なんだかんだそこに残って】
【アリアを見送って――少し後、振り返るなんてことがあったなら】

【まるで最初から誰も居なかったかのよう、その姿はふつと消えていて――】

/おつかれさまでした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 03:28:36.76 ID:CUOKJKWIo<> >>61
/お疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 05:22:58.27 ID:zT60rLGTo<> >>15>>27>>38>>49

【槍の先端が肩口を掠め――とはいえ長大な切っ先はそれこそ関節を抉り肉を割って】
【ふらふらと危うい角度に揺れる右腕、見かねた船員に半ば強引に船内へと押し込められる】
【悠々と、とは言えずの状態ではあるが、簡易の処置を受けながら、外の激戦を見つめていた】

成程、ただではないと思ったけれど、彼らの仕業か
もう少し情報が欲しいところでは、あるけれど

【身を置く】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 05:37:38.94 ID:zT60rLGTo<> /途中送信

>>15>>27>>38>>49

【槍の先端が肩口を掠め――とはいえ長大な切っ先はそれこそ関節を抉り肉を割って】
【ふらふらと危うい角度に揺れる右腕、見かねた船員に半ば強引に船内へと押し込められる】
【悠々と、とは言えずの状態ではあるが、簡易の処置を受けながら、外の激戦を見つめていた】

成程、ただではないと思ったけれど、彼らの仕業か
もう少し情報が欲しいところでは、あるけれど

【身を置く《juge》とカノッサのパイプは下っ端の下っ端、重要な情報は下りてはこない】
【この場に参加している=カノッサのたくらみに対して敵対していたのも、単純な情報不足が原因だろう】
【わずかばかりの思案、協力を仰ぐにはどうすべきか、そもそれだけの価値を見出してもらうにはどうするか】
【そんな考えも、自身を除く者たちの活躍による討伐の完遂を告げる声に途切れてしまうのだが】

【男が手に取っていった戦利品は三つ、白黒二方の表皮と瞳】
【さすがに両手に抱えて持ち去るというのは、負傷した身では図々しいと判断したか断念する】
【二言三言、この船についてを訪ねると、互いをたたえ合う者たちに悟られぬようにそっと姿を消した】

/これにて退散ッ
/補間ロールを途中送信すると死にそうなくらい恥ずかしいし申し訳ない気分に……
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 19:33:30.22 ID:oxTnwaJ0o<> 【2月16日――以前の纏衣による襲撃事件から早一ヶ月、首都エルジオは再度の厳戒態勢に入っていた】
【草原に現れた怪物、そして要注意人物ベイゼ・べケンプフェンと、ほか多数のナンバーズの目撃情報――】

【――加えていうとその草原に時折姿を見せる“彷徨う古城”も、レナールの付近に出現していて】
【その古城へと先日深夜、隕石のようなものが落ち、更に城を覆うように暗いドームが発生】
【そして、ドームにはカノッサ機関の逆五芒星が輝いている―――そんな不可解な状況も理由の一つだ】

【こういった事態に際し、風の国は一ヶ月前と同じように人員を募集、対策に踏み切る】
【報酬は一人頭100万。博物館か、それとも古城か―――“正義”がどちらに派遣されるかは分からない】



【一方で―――当事者たるカノッサ機関へは、既に六罪王ガイスト・ウォレンからの指示が出ていた】
【目的は“旧遺物”の奪取。博物館襲撃の指揮官はNo.3 ベイゼ・べケンプフェン、古城はガイスト自らがあたるという】

【旧遺物≠ニは、すなわち旧く力のある物。偶然にも博物館にはかの『纏衣』が使用した残光剣≠ェ存在し】
【古城には知る人ぞ知る、忌まわしき存在の根源が在る。果たして、それらの奪取はガイストの私用であるという話だが】
【関連性の薄いそれらにどのような力があるのか、知るものは未だ六罪王の老人ただ一人である】





【そして、彷徨う古城%熾煤\――引き寄せられるように、二人の女性は“神殿”へと足を踏み入れるだろう】
【広がるのは黄昏時の明るくも冷たい光に照らされたパルテノン老人、そして小柄な黒髪――綾津妃】

【老人は色と灰の混ざった色の髪と髭を整えた、非常に体格の良い好々爺然とした男性だ】
【レザーロングブーツや肩掛けの荷物入れ、薄汚れた外套などは冒険者のようで、らしくない=z
【その手には使い込まれた魔術書が存在していて、肩には小さな少女の形をした使い魔が在り】


―――だから、何処に自分の死体をおいそれと何処の誰とも知れないジジイに渡す阿呆がいるのだ?

『これは手厳しいですな、ただ私は渡してほしいというわけではなく、奪いに来たまででして。』

だろうな、ソレほどの悪意を備えて交渉などと言うわけでもない。まったく六罪王という奴は―――。


【なんて会話が、招かれた二人≠ノは聞こえるだろう。女性、綾津妃が居るのは神殿の奥、台座の前】
【その台座に有るのは更に小さな人のミイラであり、二人とその台座の間に老人――六罪王が居る。挟撃の構図であった。】

/これよりイベント『“双撃の悪意”』を開始致します、襲撃側の方は投下をお願いします
/またVSガイストのお二人はこちらにレスをお願いします!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 19:35:51.72 ID:oxTnwaJ0o<> 【ベイゼ・べケンプフェンという悪人が居る。カノッサ機関所属、ナンバーズ第三位】
【その特性は言うならば戦闘狂=\――纏衣によるエルジオ襲撃に加わっていた事から、其処では特一級の重罪人だ】
【先日、彼女がこの付近で目撃された。目的こそ不明だが、機関の襲撃を警戒する自警団・政府は厳戒態勢を敷いたのである】


【そして五分前=\――エルジオ中央博物館、正門前詰所】

【『警備員の皆さんへ』と書かれた小包が届いたのはほんの一時間前、交代時間に全員が集まったのが今≠ナある】
【中身はチョコレートとあって、差出人は不明。とは言え女日照りの警備員たちには嬉しいものだ】
【本来は武闘派と噂のベイゼを正門なり裏門なりで警戒せねばならないのだが、時折息抜きをしなければ疲れ果てて意味が無い】

【そんな言い訳をしながら包みを開こうとして、詰所ごと吹き飛んだのが五分前≠フ顛末である】


―――だァ〜れが脳筋で真っ向からの殴り合いしかしないカノッサ女だってェー?


【閉じられた門扉が一人の女性によって開かれる。赤髪に黄土色の瞳、その名はベイゼ・べケンプフェン】
【胸元で編み上げるタイプのチューブトップとホットパンツ、オーバーニーソックスという服装は冬空には見合わないが】
【かつん、とブーツの足音を鳴らして進むその手には真っ黒な大鎌が在って、勝気な笑みはひどく格好がついていた】

ったく、そりゃ確かに私は戦闘も殴り合いも好きだがよォ、馬鹿じゃあねェっての
とにかくこれで邪魔臭い連中は大体消えたろ……残っていても、今回は同僚さんが幾らでも居る

狙うのは博物館の奥……ガイストの爺さんが何考えてるかは知らねェが、任務はしっかりこなしてやるさ
なァ『ズィヒェル』、『ベギーアデン』―――邪魔する奴ァ、誰だろうと伸すだけだ―――!


【やがて彼女は他の地点の制圧を同僚≠ノ任せ、奥へ奥へと進んでいく。そして、エントランスで立ち止まるのだ】
【そう、止まる=\―誰かが居ると気付いたのだろう。果たして、ソレが誰か≠ワでは分かっていない様子だったが。】

/こちらはVSベイゼとなります。ソニアの方、ナウファルの方はこちらにレスをお願いしますっ!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 19:39:14.85 ID:S1zMP//60<> 【彷徨う古城―舞踏会場】

【広く明るく、まるで映画の世界にでも入ったかのような豪華な場所】
【天上から鎖で釣り下がっている黄金のシャンデリアが部屋中を照らすことで、部屋一体が金色に輝いているように見え】
【円形に作られたその部屋の中央には、石で出来た巨大な玉座がどっしりと佇んでいる】
【部屋中の装飾も一つ一つがこっており、目をつぶればそこで踊っている人たちが浮かんでくる】

【―そう、今は誰一人として存在していない部屋】
【そんな部屋に、中央にたたずむ大きな玉座に腰を掛け、足をブラブラと動かしながら一人の美女がいる】
【男なら誰でも見とれてしまいそうになる豊満でスタイルの良い身体】
【牛柄のビキニとホットパンツを着ており、その大きな胸にはNo32の文字と逆五芒星が描かれいる】
【紫色のロングヘアーには蝙蝠の羽が生え、ホットパンツからは尻尾のようにサソリの尾が生えている】

ふふ〜ん♪
ここ、とってもいいわね♪壊しちゃうのがもったいないくらい♪

【彼女以外誰もいない部屋】
【今、部屋に響くは彼女の言葉のみ】

で も ♪
ガイちゃんはここで、ベイゼちゃんは街の方で頑張ってるみたいだしね〜♪
とりあえず、見っけた人み〜んなメロメロしちゃおうかしらね〜―

【そう言うと美女は急に玉座から立ち上がり、妖艶な瞳を舞踏会場内の出入り口の一つに向けた】
【向こう側からくる―志高き、正義の様な気配を感じ取った】

/No32アッシュメーディです。ユウトさんの方、今日はよろしくお願いいたしますー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 19:45:25.22 ID:iSW3oH3S0<> 【――――エルジオ中央博物館 博物館前庭園】

【博物館と言う場を飾り立てるために、その庭園には噴水やいくつもの樹木が用意されている】
【空間演出は、既にエントランスから始まっているのだ。否――――それ以前に、門から始まっているのだ】
【人々の好奇心をかきたて、これから先の世界への期待感を煽りたてるために、その配置は考え抜かれている】

(…………門番、か…………大事な役どころさねぇ…………
こりゃなんとしても、中に入ろうって奴等は、全部しとめなければ……!)

【――――そんな噴水広場に、いくつかの『死体』が転がっている】
【襲撃に遭えば、そこには戦闘が発生し、死傷者もでてくるだろう】
【だが、その死者たちは明らかに何らかの作意、もしくは示威のためのものであった】
【――――道を開ける様に規則的に並べたてられ、噴水の縁に至っては、わざわざ腰掛ける様に宛がわれた死体さえある】
【それもまた、この場に込められた『特別な配置』――――襲撃者の誰かが、その配置を意図して作り上げた、空間演出なのである】

(…………考えなしが来たりした日にゃ…………一気に吹き飛ばしてやるさ…………!)

【――――植え込みの後ろ。その場を預かる狂戦士が、静かに息を潜めていた】
【足止めし、確実に排除する――――その任務を遂行するために】

/ブラックハート中身です
/ウェル子の方、今日はよろしくお願いしますー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 19:49:16.66 ID:0cRrbSRAo<> 【風の国 彷徨う古城 三階テラス】

【城から空中にせり出したテラスは、古城の中でもかなり高い位置にあり、風の国の平原を一望できるだろう】
【清潔に手入れされたテラスは、城の外観からは考えられないほど広く、ちょっとした広場ほどの四角いスペースを作り出している】
【城の屋根も、このテラスからは近い。やろうと思えば、よじ登ることも可能だろう】
【周囲にはいくつかの植木が存在し、その向こうにある柵は低い】
【柵の向こうに広がる虚空は、柵を越えて誰かが転落するのを待っているかのようにも見えるだろうか】


【今宵、この城は戦場となる。すでに城の至るところに侵入しているであろう、カノッサ機関の刺客たち】
【このテラスにもまた、その一人――いや、二人が、静かにたたずんでいた】

『しかし、ついこの間就任を発表したと思ったら、二日連続で襲撃とはねえ……新しい六罪王さんは、ずいぶんと御熱心だな』
「おかげで、こうして武者働きが出来る機会が回ってきたのだ。感謝すべきだろう」

【そこにいるのは二人の男だった。しかし、一見すると、一人分の人影に見えるかもしれない】
【彼らは、一つの肉体を共有しているのだ。胴体一つに、二つの頭と四本の腕が存在している】
【向かって右側の頭は、病的に青白い肌にほっそりとした顔つき。落ちくぼんだ目に白濁した瞳。長い白髪を後ろで一つに束ねている】
【向かって左側の頭は、浅黒い肌に顎の突き出たがっしりとした顔つき。つり上がった目に、爛々と光る黒い瞳。短い黒髪をボサボサに乱している】
【その胴体を包むスーツは、中央から向かって右が白、左が黒にカラーリングされており、ネクタイや革靴も同じようにカラーリングされている】
【両胸のポケットには、それぞれ逆側の色の糸で、No.50と刺繍されていた】


『ああ、まったく、六罪王ガイスト・ウォレン様々だぜ兄貴。何せ、博物館と古城との、二か所同時襲撃……二か所だぜ、二か所!』
「フフ……ああ、実に、いい。風の国に存在する一対の戦場。我らの好むところだ」

【にやり、と異形の双子は笑みを交わす。「一対で存在するもの」に興奮を抱く、兄弟の異様な性癖】
【本来の両腕の位置にある、青白く細い腕と、わきの下あたりから伸びる、浅黒い筋肉質な腕】
【四本の腕が、うごめく。二つの口角が吊り上がる。やってくる敵を、待ち望むように】


/No.50 デュアル兄弟です
/木蓮の方、よろしくお願いいたします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 19:49:45.85 ID:kMzvNJ0Po<> >>66

【破裂する爆音が、エントランスへと入り込んだ貴女を迎えるのだろう】
【円形のエントランス、その中心に佇む人影が、照明に薄く照らされる】
【シャンデリアの重厚な光が、その輪郭を照らしたなら】

【浅いクリーム色の景色に溶けそうなぐらい、柔らかい素肌が】
【――――銀光に彩られる胸元のロザリオを明るく照らすのだろう】


RaumKrankheit

Контора Стратегического Влияния
――――Office of Strategic Influence


【何もしなければ破砕されるであろうエントランスを囲い込む階段――――二発の銃弾が撃ち抜かんと吼えた】
【カランと薄い音を立てて落ちる、二方の空の薬莢、大きな大きなその残り香だけが、周囲を薄く照らし出すよう】
【照明が再び、その顔を写したのなら――――マリンブルーが淡く満ちた】

【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【ゴシック調の紅いミニシルクハットと同じくゴシック調の白いブラウス、首元には紅のリボンタイ】
【紅いチェックのミニスカートの上から黒いコルセットで細いウェストを締め上げ】
【編み上げブーツに黒いニーソックスの雪のように儚い印象の少女】

【――――もう一度、啼くように、首もとの銀十字架が震えた】


対Терроризм(テロリズム)制圧用カスタム
――――CODE;O.S.I

Привет(久しぶり)――――ベイゼ


【シャンデリアが低く煌いた、その両手に持った得物を照らし出す】
【二丁≠フRaumKrankheit=\―――正確には、かつて貴女へと向けたソレよりは細くなっている】
【戦略影響地≠フ名を持つその装備は、彼女が持つには、大きすぎる、よう】

【右手と左手は共に引き金へと指をかけられていて、それぞれ銃底を脇に挟んで】
【まだ熱の残る一対の刃を、収めるように、彼女は銃口を下へと向けるだろう】
【その攻撃翌用途は最早狙撃=\―――ではない】

【彼女と共に戦う者は分かるだろう、その装備は、一人で戦場を制圧しかねないものである、と】
【だが同時に接近戦には非常に無力、援護がなければ戦えない代物】
【それをこの状況で持ち出してきたのは、ひとえに、それだけの思いがあるから】

【横顔が照らされるプラチナブロンドの髪が、薄く頬に溶けていく】
【真っ直ぐに見つめていた、ソレは少し、怖いぐらい――――或いは、不安定な天秤の上】
【真剣、真面目、集中――――そんなんじゃなくて】

【今にも泣き出しそうな、小さな女の子】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/16(土) 19:49:52.95 ID:6ubBG3wFo<> 【エルジオ中央博物館、その屋上。夜風が冬空にさびしく吹いている】
【気休めに取り付けられたのであろう低い柵に腰掛けた人影が一つ】


―――――……。


【女の黒いコートは風に靡き、紅い花が描かれた白地のインナーをさらに露出させている】
【コートと同色の長い髪も同じように。人形の如き白い肌は月光を僅かに反射していた】

【さしてすることもない、と言ったような表情―いつものことだが―で俯き、白い床を見つめる】
【続いて外を見つめる。どこかで爆発音がしたような気がするが、大してそれに興味はない】
【そして――――ふと女は入り口のほうへと首を戻す】


……来たか。


【その体勢のまま女は僅かに口元を歪め、微笑した】
【――――女にとっては、此処で誰かと戦えるのが最も興味を示すべき事柄だった】

/梔子 冴です。 ロウの方、今日はよろしくお願いいたします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 19:50:38.67 ID:ErpBCpc2o<> >>65

【エルジオ中央博物館】
【――――――彫刻の間にて】


【美しく荘厳な彫刻が立ち並ぶ場所に一つの人影が現れた】
【人影の正体はカノッサ機関10『リーネ・ヴァーゼン・フォルテ』主に裏方の仕事を受け持っている機関員である】
【その姿は博物館の絵画から抜け出してきたような、まるで一人だけ時代が違うような美しい姿】
【だが、首から下げられた10のペンダントがそれを否定していた】

【そして当のリーネはヒラヒラとドレスのフリルを揺らしながらイソイソと彫刻の間をうろついていた】

はぁ…本当にこんな一端の美術館に”旧遺物”なんてあるのでしょうか…
古城ならまだしも、こんな人の出入りが多い美術館になんて…

【古城に行けなかったらしいリーネは一頻り不平不満を呟きながらも”旧遺物”を探していた】

他の場所の方が見つかる見込みは高いはず
というよりどうして工作員の私が襲撃任務になんて……

【慣れない手つきで彫刻の間を探しているリーネ】
【あまりしない仕事を押し付けられたリーネは物々と愚痴を零しながらも”旧遺物”を探していた】

/10 リーネ・ヴァーゼン・フォルテです、涼さん今日はよろしくお願いいたします
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 19:52:11.20 ID:+oZkffo10<> 【彷徨う古城―――地下牢獄=z

【そこは古城の地下に存在する牢獄―――無数の亡者の嘆きが聞こえるかのような悍ましい場所だ】
【そもそも城全体が魑魅魍魎の病巣のような場所だが―――ここは特別嫌な雰囲気が漂っているのである】
【壁や床にはまるで見せびらかすかのように血の汚れが残っており】
【鉄の処女=\――ファラリスの牡牛=\――等々悪名高き拷問器具の数々も美術館のように置いてある】
【燭台の明かりがユラユラと揺らめく―――この冷たい空気は地下ゆえか、それとも異なる理由か………さて】

                    【ドゴンッッ!!】

【突如その空気を破るかのように、牢獄の鉄格子の一つが吹き飛ばされる―――ガシャンと音を立てて床に落ちるひしゃげた鉄格子。】
【そして空いた穴から一人の人物が姿を現す。】

あーあー駄目だな、ここにはお宝ねェみたいだ―――ったくそもそもなんでこの俺がこんな穴倉で
カビ臭いお宝を捜索しなきゃならんのかね………骨董品ならその辺の市場で探せってんだよ………。

あのガスマスク野郎といい………どうにも俺には価値が分からんな………ケッ

【その人物は―――】
【ウェーブのかかった透き通るような銀色の長髪を結って一本にして垂らし】
【黒い太めのストライプが入った紫のスーツに黒いドレスシャツを着こんでおり】
【腰にはバックルがシルバーのベルトを二本、交差させるようにして装着していて】
【朱い瞳と、犬歯が目立つ、首元に五つの蝙蝠≠フ刺青がある、17歳程の少年】

【牢獄の中を物色しては、苛立つように破壊活動を繰り返し吐き捨てるように任務への愚痴を言い放っている】
【さて―――この随分と乱暴な客≠ヨ対応するのは一体………。】


//ジェイです!セシルの方今日はよろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 19:55:02.07 ID:ErpBCpc2o<> ./お相手の方すいません!
/早速飯でもしかすると返信遅れるかもです! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 19:55:40.61 ID:QFRO3Dq1o<> >>72


【――――風に靡くは桔梗の髪色。】
【――――敵を見据えるは深緋の双眸。】


【堅いスーツを思わせるような、肌の露出面積の少ない薄桜を散らした鉄黒の魔法衣を身に纏い、】
【その右手にコリシュマルド・カスタムと呼ぶ彼女の身長の半分以上もある刺突剣を携えて。】


【『“彫像の間”』、其処に存在する美術品達の中心に。】
【フロアの丁度中心の位置に佇む“少女”は――“涼”は溜め息を一つ吐いて、苦笑いを浮かべながら彼女に向き合う。】



  ――――この場を襲撃する意味。この場を“穢す”意味については、私は敢えて問いません。


  それを“断じる”のは私ではなく、この舞台の“主人公”達なのですから。


  ですが、ただ一つだけ、貴女に問い掛けましょう。


【すう、と息を吸って、その顔に浮かぶ笑顔を消し去ると。】




                 《Do nothing whatever》
  ――――――――  “何もしないで頂けませんか”


  正義を“気取る”つもりはありませんが、相手を無意味に傷付ける行為を私は“愉しい”等とは思いませんので。

  そして、出来ればどうかお引取りを。


【少女の瞳、その奥が流転すると同時。少女の能力が無音にて効果を表す。】
【向き合う相手――――彼女に対して、一切の物理的効果は発生しない。】


【少女が所有するのは精神操作系固有能力。】
【やや華奢な身体を持つ少女が持つ唯一の力であり、少女が能力者――この場を防衛する者の一人である証左。】
【そして、その効果は“発動者の瞳を見た存在”を催眠状態にする、といった物。】


【“何もするな”、と下す命令。それに付属する効果は“身体の硬直”。】
【少女が命令を下したその瞬間、少女の顔を――その双眸を視ていたのならば、恐らくその“影響”がこの場に現れる事だろう。】
【そして、その効果はこの先少女の瞳を見る度に発動する――――“相手の視線を追う”という行為は、自らの隙を生み出すという行為に繋がる。】
【“反抗”する事で解除――硬直を解くことが出来る“強制”ではあるが、恐らく一瞬での解除は出来ない。】



【もしも彼女が“戦おうとしたのならば”少女は“刺突剣”を握り締めて、彼女の下へと近付く事を躊躇しない。】
【彼女への“最短距離”を選択し、走り抜け、この場の最大威力を以ってその“異能”に対して直線的な“刺突”を繰り出すだろう――――!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 19:56:12.54 ID:qyaQDu/oo<> 【エルジオ博物館――“別館―グインの間”】

【博物館の敷地にある別館だが、襲撃翌予告後、閉館していたはずのこの博物館はもちろん今この部屋にも照明が灯っている】
【ただそれでも部屋はやや薄暗い、こうする事で彫刻や絵画などのグインの作品に味が出るという、一種の演出方法なのか】
【その中心で今、絶叫がとどろいていた】


『あ、がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――――――――――――ッ!!!!』

――おーキツそう、無論手を緩める気はないけど……勇んで真っ先に前線に飛び込んだはいいけど
見事に惨敗して拷問タイムになってるけど気分はどうでしょうか?無論今相当無様に見える訳だけどー?


【拷問を受けているのは、茶髪にマフラーの青年のようだが、今彼は壁に張り付けられ、もう一人の人物に痛めつけられている】

【肩のあたりまで伸びた長い金髪の髪の上に、"44"と書かれた缶バッチと、逆五芒星の缶バッチの着いた丸い布の帽子】
【ぱっちりと開いた目からはエメラルドのような翠色の瞳が覗き込み、まるで西洋人形を思わせるような顔立ち】
【首元に赤いリボンを結んだ紺のブレザーに、赤と黒の縞模様のスカートに黒色で厚手のタイツで足を包んだ少女だ】

【今、少女が手に嵌める手袋には、手の甲の中央に大きく赤い宝石が縫いつけられている】
【この手袋を、見る人が見れば、指や宝石の周りに書かれた文様には魔術的な意味がある事がわかったかもしれない】
【その力で少女は今、青年に電撃らしい物を放って拷問を行っていたらしい】


「へっへっへ!所詮たった一人で俺たち"パステルフェザー"に勝てるわけがねえじゃねえか!」

「お嬢様!コマチ様とレオさんが来るまでの間たっぷり痛めつけてやりましょうぜ!最近体がなまって
しょうがなかったからなあ!キツく痛めつけてやらねえかぁ?機関に楯突いた生意気な態度を改めてやらねえとなあ!」


【また、その少女の両サイドに、このショーを眺める異形の観客がいる事もわかる】

【片方は馬のような顔に頭から細いたてがみを生やした強靭な筋肉が見て取れる"怪人"、左腕には盾らしきものが象られた手甲のついた蹄】
【右腕には人間と同じ五指を持ち、その手には大剣が握られており、その両足は特に筋肉が盛り上がっているのがわかる】
【もう片方は全身を黒い体毛で覆い、全身をしなやかな筋肉で覆っているクロヒョウのような"怪人"】
【その口や手の先からは鋭い爪や牙を覗かせており、うかつに近づこうものなら力任せに引き裂いてしまうだろう】


【現れた逆五芒星の襲撃者―――彼らは一体何者か?】

/音無 小町の一味です、よろしくお願いします
/と、言いたいところですがさっそくメシで遅れます! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/16(土) 19:57:35.28 ID:SxAITbVZ0<> ――彷徨える古城・中央回廊

【そこを通せん坊するように佇む二人が居た】
【1人は少女、季節外れのタンクトップに半ズボン。黒い長髪にどんぐりの様なパッチリとした目が印象的だった。
 そして左腕には、世界の悪の証である、極彩色の逆五芒星が描かれていた】
【1人は青年、腰まで届く青い長髪を茶色の布でポニーテールにし、それを更に赤黄青の三色の布で三叉に分けていた。
 服装は囚人服の様なストライプの入ったTシャツにGパンと髪型以外は至って普通。しかし顔には常に暗い影が差していた】

「なぁー、ヒルコー。あのガイストってジジイの言う通りここを封鎖したわけだけどさ。正直アイツの事どう思う?」

『ふふふ、まがわ様・・・蛆虫以下の僕の考えとしては・・・。
 確かにガイスト氏は真室川博士の言う通り怪しい人物です。警戒しておくに越したことはないかと・・・』

【ヒルコと呼ばれた青年は爪を噛みながら陰気に笑い】
【まがわと呼ばれた少女は退屈そうに背伸びをする】

「第一、こんなオカルトスポットに何の用があるんだ? 聖遺物っつてもわざわざこんなとこ攻めなくてもさー」

『・・・埃よりも軽い僕の考えとしては、目的はただの聖遺物ではない、と思われます。
 ここからは、マトイ様に匹敵するほどの、大きな力を感じます。それが我々カノッサ機関の手に渡れば・・・』

「ふぅん、面白そうじゃん」

【ヒルコとまがわはそんな会話をしながら回廊の奥を見据えていた】
【奥の方は既にカノッサが制圧に乗り込んでいる、来るとしたら入り口側】


/真室川、纏衣です。童守さん、よろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 19:58:06.59 ID:KNDFL1Av0<> >>65

【風の国全土は、異常な空気に覆われていた】
【意図不明な敵の襲来、前回の首都襲撃から間を置かない頻度の攻勢】
【疲弊する自警団や警察、雇われた能力者達も皆一様に緊張に包まれる】
【六罪王――ガイスト・ウォレン。】
【カノッサ機関の"トップ"、そのうちの一人が――自ら出陣、ともなれば。】

(――報酬が百万だ!なんて喜ぶ暇はないよねぇ。
 恥ずかしながら足が震えっぱなしだよ・・・全く、泣けてくるね。)

【――友人からの救援要請、たった一度話しただけの存在であったが――】
【彼女は間違いなく、"私"の大切な人だった。】
【そして何より――そんなに堂々と攻撃を宣言されては―――黙っていられるUNITED TRIGGERではない。】

――てな訳で、妨害させてもらうよッ!!
カノッサだか六罪王だかなんだか知らないけど――人様の家に勝手に押し入るのは犯罪だよ、おじーさんッ!!

【神殿、幾つも聳える柱の内の一つ――その頂上付近から"何者か"が飛び降りてくる】
【――いや、正確には飛び降りたのではない――ロープを使っての"降下"だ、現れた"彼女"は縄を自身の手足の様に操り、着地と同時に手元へ戻す。】
【神聖なる土地の内部、夕陽に照らされてその姿を現すのは一人のガンマン】
【土埃で汚れた白いシャツ、土気色のベストに首元を赤いスカーフで隠し、ブーツカットのダメージ・ジーンズと使い古されたウェスタン・ブーツ――】
【そして頭には特徴的な、ボロボロのテンガロン・ハットを装着した時代錯誤な格好の女――】
【その名をセリーナ・ザ・"キッド"と言った――】

綾ちゃん、ひっさしぶり!助けに参りましたよ"お姫様"!
まあ、アタシは騎士ってタイプじゃないけど・・・お金と命が懸かってる"仕事"だから、しっかりやらせてもらうよッ!

【西部劇にでも出てきそうな、少々神殿には相応しくない格好にグラマーな身を包み、テンガロン・ハットの唾を指で押し上げ――敵を見やる。】
【ガイスト・ウォレン――昨日の戦いでも名前を聞いた、いや声も聞いたカノッサの幹部級。只者ではない事は、その雰囲気からも察する事が出来る。】
【見かけ通りの"ガンマン"である彼女は、その証拠に腰元にある今にも千切れそうなガン・ベルトへと――ゆっくり手を伸ばす。】
【――"抜撃ち"の、即ち"早撃ち"の姿勢だ。ガンマン同士の戦いでは見られる、決闘のそれにも近しい構図――】
【セリーナのブルーとも翡翠ともとれる神秘的な瞳が、強敵の胸元を射抜くように見つめる――動けば、直ぐにでも発砲するだろう。】

/主催の方、そしてヒトツギの方、よろしくおねがいします!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 20:00:46.95 ID:ErpBCpc2o<> >>75
/すみません!夕飯で少し返答が遅れてしまいます!
/開始早々申し訳ない! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/16(土) 20:01:16.60 ID:ubTH0ol2o<> 【エルジオ中央博物館ーーー】
【絵画の間ーーー】

【田の字型に張り巡らされた廊下、壁に並ぶ様々な絵画】
【普段ならば厳かな雰囲気でこの場は包まれ、芸術を汲みする者達が静かに時間を過ごすのだろう】
【しかし現在は襲撃に会っていてそんな雰囲気は欠片もない、この絵画の間も同じくーーー】

あーあ!こんな場所の担当かよ俺様は!
大体、こんなもん見てなーにが楽しいんだか!食えもしねぇのによ!!

【ーーー下品な野太い大声が響き、ズシンズシンと重たい足音で絵画が揺れる】
【一番広い中央廊下を埋め尽くさん巨大が、行ったり来たりしていた】

…ったくよぉ!さっさと終わらせて飯にでも行くか!

【2mを越す身長でありながら肥満体の体、赤茶の髪をモヒカンに尖らせ、頭皮には〈NO.29〉の刺青が右側に、髪を挟んで左側には逆五芒星の刺青が彫られ、顔に減り込む色付きゴーグルを掛けている】
【素肌にオーバーオールだけを着て、骨で出来た手斧を幾つもぶら下げ、背中には牛の頭を模した赤い二又槍を背負った男】
【いかにも悪≠ニいった風貌と男が、苛々とした様子を見せながら、中央廊下を行き来して侵入者を警戒している】

【その動きは鈍重、そして廊下は長く、細い廊下に入れば死角がいくつもある、もし侵入者が彼の存在に気付いていれば、いくらでも裏がかけそうだ】

/バッファ・ロースカルビです、フォンチュンの方お願いします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 20:02:55.55 ID:arFb8g7Xo<> >>67

【その城を、きょろきょろと見回しながらゆっくり歩く者が居た】

「――彷徨う古城、噂でしか聞いたことなかったけれど」
「見た目の大きさ以上の広さだ、さて……」
「この城を覆う暗い半円、逆五芒星――見逃せないよね」

【それは、サメのヒレの様なツノのあるボサボサとした説明しにくい黒髪に、金色の眼の20代半ばの男】
【ハーフ顔で優しげな目付きをしていて、左頬には猫と思われる引っかき傷の痕がある】
【服装は、ほんのり青いタンクトップに、紺色のジーパン(ストレッチタイプ)、茶色いコートを羽織っていて】
【両手足には指が出るタイプのグレーのグローブ的なものがはめられており】
【紐タイプの無難な黒ベースの運動靴を履いており、頭部と両腕には赤色の鉢巻が巻かれていた】

「――おや、先客が居るようだね、雰囲気は……うん、その……」

【そしてふらっと辿り着くは舞踏会場、そこに居るのは先客】

「――――……はァ」

【個人的に苦手そうなタイプだ、そんな気持ちを彼はあてつけのように女性にぶつける】
【胸に書かれたその逆五芒星を認識すれば、右手で抱えていた頭をすっと上げて】
【――その先客より感じる雰囲気は……悪しきそれ】

【――悪を憎むその心は、美しさも妖艶さもいとも容易く跳ね飛ばす】
【女性耐性の低い彼だが、それ以上に……懲悪の精神が高いのだ】

「ヴォルヴ!」 「――カノッサ機関、君とこの城を覆うドームに関係がないなんて言わせないよ」
「あんなに堂々と、看板を掲げているんだからね、ここに居る君は多からず少なからず……とにかく関わっているんだろう?」

【左腕から彼の分身を出現させ、それをPC状に変化させ、その画面から出るポッドを押しこめば】
【彼の姿が変化していき、そして青い身体で二足歩行な170cm代のトカゲ男となる】
【変身前が装備していた鉢巻3つはそのままに、グローブ的なものの面影も見える】
【頭部と手の甲には濃い赤色の刃があり、尻尾の先端にも斧状にその刃がある】
【爪や牙もあり、彼の分身の様な存在にあった模様の面影が見え、それは蛍光緑色だ】

【返事を聞くか否かの時、口から吐き出すのは3つの斬撃の刃】
【狙いは胴体、速度は速いがあくまでも牽制なのだろう、当たっても数ミリ切れる程度で済む】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 20:03:21.91 ID:mcjtMnFlo<> >>65

(……まさか二度来るとはねえ、正直思ってもみなかった)

【荘厳なしかしその裏に張り巡らされている物は旧きモノ】
【いつか来たこの場所は記憶に残っている、城の主たる彼女の事も無論】
【少女、ヒトツギ・カズネは鋭い視線を崩さずに再びと城内をを見回す】

【翻す深紺のローブは遺跡で出土した異物を彼女の手で修復したもの】
【ところどころ途切れた原典は現代の魔術師の技工でかつての魔翌力防御に近い性能を得た】
【160cmの身長を隠すそのフードはしかしいつものような「開かれた巨大な瞳」は閉じられている】
【理由は語る必要も無いだろう今からここで行われるのは探索ではなく戦闘である、余計な事に意識を割いていられない】

【少女の表情はあどけない、しかし侮るなかれ】
【その栗色の双眼は数多の「歴史」を見てより鋭く、老人の姿を射抜く】


―――――――言っとくけど

【数秒してから更に奥の「彼女」……と、もう1つの「彼女」】
【状況を理解したのか瞳を瞑り頷く、その動作は綾津妃からも分かるだろう】
【だからその凛とした声色も届く筈だ】

アタシは探索以外だと壊す事しかできないわよ
アンタを壊さないにしても、ここがどうなろうとアタシを呼んだアンタの責任だからね

【憎まれ口?自信の裏返し?】
【否、その言葉は変えようもない真実である】
【それほどまでにカズネの魔術は破壊に特化し過ぎている】


ま、生きてたら恨みくらいは聞き流してあげるけど……

【両手で握る杖は彼女の家系に伝わる遺物】
【年代も定かではない由来も分からない「月」を象徴とした身長ほどの長さのソレは】
【直しようのない劣化があろうと、そのせいで幾ら魔翌力が溢れようと意に介さずに己の魔翌力の膨大さを称える】
【紫色を帯びた霧状の魔翌力は床に垂れて】


その前に始末してからよね、さて――――――――

【右手を柱に回路を起動させる、数はフルパックの9つ】
【「きぃん」という音の後でそれらはゆっくりと回転し自身を温め始める】
【魔翌力の流れに呼応してか杖は一瞬紫に輝いて、それは宣戦の合図と見て間違いない】

【「装填」が終われば次は「砲撃」】
【戦いの準備は既に……】


/ヒトツギ・カズネです
/主催者様、セリーナさんの方本日はよろしくお願い致します <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 20:03:33.49 ID:YjKUE7bwo<> >>68



           【――――『カー』――――】



【冷たい空気を震わせる奇妙な鳴き声と共に、「その人物」は、この場へ現れる】
【馬鹿正直に、大胆不敵に、まさしく「博物館への来客」のような足取りで、捻りもなく「順路通りに」、だ】


――――『カノッサ機関』――――


【かくして噴水広場に辿り着くだろう「人物」は、ぽつり、と呟く】
【無差別に刺すような警戒心を、これでもかと纏いながら――】


例えばわたくしも、この身体に『数字』の一つでも刻み、お洒落を気取って『世界の敵』に身をやつすのも、それは「絶望的」かもしれません
或いは、世の秩序を望み、弱きを助け、強きをくじく……そんな『殊勝な正義』に肩を貸すのも、また「絶望的」――


【それは、白を基調としたセーラー服と紺色のスカートに身を包んだ、身長160cm程度の少女だ】
【その表情に感動はなく、縁無し眼鏡の奥に湛えられた碧眼は深海のように深く、暗く、かつ冷たい】
【また服装に合わせるように被っているのは、長い青色リボンの巻かれた、白い水兵帽】
【そして真っ直ぐ伸びる彼女の長髪は黄金色に煌めきながら、風と戯れるように虚空に揺れていた】


それでも、ひとまず今宵は、わたくしは、貴方様方の『敵』


【冷め切った瞳に「死体」が映り込み、だが彼女は薄く薄く、極めて薄く、口角を吊り上げる】


……見極めさせていただきましょうか


【上空から舞い降りてきた一羽のカラスが、黒い羽根をまき散らしながら、彼女を護るように周りをゆっくりと旋回し、】



『パブリック・エネミー』の、その、『価値』を



【虚空に語りかける少女は、舞台に立つ演者の如く、その両腕を広げて見せた】
【放つ空気は、正義よりも黒く、悪よりも秩序ある、善悪すべてを飲み込まんとする、絶望的威圧感だった】


/ウェル子です、本日はよろしくお願い申し上げます! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage<>2013/02/16(土) 20:05:15.51 ID:pu1namnuo<> >>73

【幼い時分から傍に置いていた愛おしい血液の香りに囚われ、微睡むように】
【ふらりふら幽鬼の如き彷徨い出た高い踵の足取りは冷えた地面を不規則に叩く】
【創世戦団との戦闘で負傷した身。だが、今回ばかりは無理も押すというものだ】

……――――綾津妃。私の魂を預けているというのに、これは頂けないな

【長身痩躯の若い男。紅茶色の長い髪と身に纏う黒衣の裾が、爆風の残渣に揺れる】
【瞳孔の不揃いな目。それに掛けられた呪いは何を隠そうこの城の主からの貰い物】
【かつて機関に協力した過去よりも、その主を守ることの方が、優先度はずっと上だ】

今晩は、少年……出来るなら何も分からないままに。死んでしまえ

【未だ視線こそ合わせないが、少年をその歪な視界に捉えて男は酷く軽薄に笑む】
【同時に左手に顕現する魔刀。嵌められた魔石が燭台の炎に煌いて、黄緑の燐光を零した】

/セシル中身です。よろしくお願いしますー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 20:09:54.01 ID:zT60rLGTo<> >>66>>70

【緩やかなカーブを描いて下階へと下りていく階段は、そこが本来戦場では無い事を差すように鎮まっている】
【ベイゼに立ちはだかる影の片一方はその手すりに腰かけていたのだろう、】
【二階と一階の間の辺りから石材を蹴る音がして、三者が正三角形の頂点になるような位置に下りてきた】

【戦闘の意志を示すように、曲刀が窓からの月光を受けて薄ら輝く】

【それは、一目見て砂漠の遊牧民だろうと分かるほど民族色の濃い異装をした青年だった】
【黒い髪はツーブロックのベリーショート、目は金色のどんぐり眼】
【色黒で口が大きく、目鼻立ちのしっかりした彫りの深い顔をして】
【服装はややくすんだ赤のベストと裾を絞ったゆったりとしたズボン】
【各所には濃い緑の布製・石製のアクセサリーがちりばめられ、派手な装いだ】

知り合い、なノ?
なら、話し合いでなンとか……なるなら、乗り込ンデ来たりなンてしないか

【――この場において場違いなほど甘い意見は、まるで二人の対話を邪魔せぬように自身の会話の中で完結する】
【ソニアの攻撃が遠距離からの超火力であるならば、青年の攻撃は近距離での牽制と言い切ってしまっても良しか】
【ちらちらと二人を見比べる瞳は、雰囲気に煽られ迷いのようなものも生じている】

……大河の蛇、孤独の星。わが手に護りの剣を
正しき者の身に力は宿りたり。偉大なる大河は、いついかなる時も我らを見守りたり!

【祈りの言葉に呼応するように、曲刀の周囲に急速に水の気が集束する】
【金属よりも柔らかく鋭い水の刃を手に、攻撃の手を己に集める目論見も兼ねて再び地を蹴る】
【武器のリーチは明らかに相手の方が長いからにこそ、先に仕掛ける必要があった】
【体勢は低く、射撃の進路を邪魔することは無いように】
【腰だめにした曲刀の狙いは、右足の表を斜め上へと裂くような軌道だ】


/お二方とも本日はよろしくおねがいします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 20:13:42.93 ID:zh8UBsrc0<> >>77
【ペタリ―――― 一つだけ聞こえた足音】
【同じ機関の者だろうか? 否、その場を二人に任せていたのならば、態々訪れる者は居ないであろう】
【ともなれば、自然と答えは絞られる物で――――】


「中々に趣のある場じゃの。それに、我とは又異なる気配……暇さえ有れば隅まで見てみたいものじゃ
……が、同時に不穏な雰囲気も感じ取れるの
少なくとも、今宵見て回ることは不可能かや」

【見れば、入口に佇むのは着物を纏う童の姿】
【――――常人が見れば、大した脅威と判断する事は無いであろう】
【然れど、この場に居る二人にはどの様に見えるだろうか?九十九のと呼ばれるその気配】


「時にお主等、カノッサ――――とか言ったかの
あの夜と同じ言葉……ふむ。そして所々から感じる又異なる其れ
くふ……なる程。問う言葉も必要無いかの」

【にたり、少女は唇の端を歪めて】
【腰に提げた二振りの刀。それが少女の獲物と判断して間違いは無いであろう】
【――――ともすればまだ空いているこの距離。魔術等を扱えるのであれば、まだ物事を有利に運べるだろうか】
【どちらにせよ、人外の気配。この場を任されているのならば――――“排除”するべき対象と見るべきか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 20:15:12.47 ID:oxTnwaJ0o<> >>78>>82

【二人が神殿へと足を付ければ、そこは入り口も出口も見えない、完全に孤立した空間≠ヨと変わる】
【そもそも城の外見と内部構造自体おかしいのだから、さして困るようなことでもないのだが】
【戦力的に見て、また位置からしても閉じ込められた形の六罪王が尚も不敵に笑んでいるのは、不気味極まりなく】


『おやおや、ご来客ですかな。しかもお一方は昨日もお会いしたばかりのセリーナ嬢……』

『……私、先日六罪王に就任致したガイスト・ウォレンと申す者。どうぞ、以後お見知りおきを』
『そしてあなた方はどうやら敵≠フようだ。呪いの権化のような方でも友人は居るのですな?』

……セリーナ、カズネ。お前たちには先に礼を言っておくぞ。わざわざ遠いところまで、すまないな
それから“これ”を渡しておこうか――危険な品だが場内でなら存分に役立つ筈だ
恐らくこの爺、見た目と中身が伴っていない。ただの魔術師と見ると痛い目を見る―――。


『―――さてお喋りはもうよろしいかな?一先ず、客人には“御持て成し”をせねばなりませんからな――!』


【不意に、パルテノンの空間が暗く染まる――いや、セリーナとカズネの、二人の周囲だけがそう変わっていく】
【空間転移≠フ魔術だと気付くのは、ガイストと綾津妃の姿が消えかかる頃だろうか?その折、綾津妃が“これ”と言った物が二人の足元に転がった】
【それは指輪であり、何か読めない文字で刻印が刻まれている。その属性は、ただ強力な撃≠フ魔術】
【撃つ、それとも打撃か――ソレを拾って指にはめれば、攻撃の全てに強い魔翌力が上乗せされると考えれば良い】


セリーナ、カズネ。存分に吹き飛ばして構わん、家主が全て許可してやる
だから頼むぞ、私は少々非力でな―――あまり長くは、持たn―――――、――…………。


【ぐらり。視界が全て、同じパルテノンにしても月明かりだけの神秘的な空間へと変異する】
【そこには紫の表皮をした獣のような人が居た。黒いたてがみ、強靭な手足と鋭い爪、そして牙】
【頭部には二本の捻くれた角が在って―――セリーナならば分かるだろうその姿、昨日草原に現れた化け物にそっくりだ】


     ―――――ヴォォォォオオオオオオオオオオオオオ――ッ!!!


【二足歩行をして、申し訳程度に服を着たそれは咆哮する。先ずはこれを倒さねばならないということか】
【その距離は未だ遠距離と呼べる程度のものだが―――獣が走りだす。その速度たるや、真人間の比では無くて。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 20:17:07.83 ID:Xsv+3v/IO<> >>80

【大男がうろつくそのフロアに、微かな音が響いてくるだろう】
【走るようなテンポの早い足音と――――羽ばたくような奇妙な音】

【数秒後、その音の発生源が文字通り「飛び込んで」くるだろう】

【少し癖のついた、炎のような澄んだ緋色のショートカット、ガーネット色に輝く瞳】
【薄灰色の丈の大きいやや薄手のトレンチコートを羽織り、黒い長ズボンを穿いている】
【首には竜をかたどったペンダントを提げていて、額に傷があるのか包帯を巻いている】
【背中には、魔翌力を帯びた「竜の翼」と思われるものが生えている】
【そんな格好をした、14、5歳程に見える少年だ】

【大きくジャンプして飛び込んだ少年は、その勢いのまま、大男の頭部へ飛び蹴りを繰り出す】

……何するつもりか知らないけど、どうせ悪い事でしょ?
少なくとも、良い事じゃない事は確かだ。
――なら、オレはお前らを止めなきゃならない。

【先程の飛び蹴りは、速く威力も高いが、足音が響いてくる方角へ意識を集中させていれば、決して避けられない攻撃ではない】

/よろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 20:18:53.78 ID:iSW3oH3S0<> >>83

(来やがったねぇ…………――――――――っ、なんだいありゃ……一体……?)

【植え込みの後ろのスペースに身を潜めている襲撃者は、噴水広場に辿りついた少女の姿を認め、ぐっと口元に力を込める】
【だが――――その取り留めの無い言葉が、すらすらと漏れ出ていく少女に、思わず怪訝を感じた】

(……なんだか分かりゃしないけど、少しばかりクセのある奴の様だねぇ…………
ま、この罠の巣で考えなしに走り込んできたりしない分、少しは出来る様だけどさぁ……)

【噴水広場で足を止め、周囲に警戒を飛ばしたのは正解だったろう】
【もし、考えなしにその場に深く足を踏み入れてしまえば――――奇襲が、高い確率でその者の命を奪っていただろうから】
【それでも、足を止めた事自体は、襲撃者にとっても都合の悪い事ではない。それはそれで、次善の策に繋げられるのだ】

(――――こっちこそ、さ…………見極めさせてもらうよ…………!)

【――――植え込みの後ろから、突如空へと向けて何かが飛び出した。そしてそれは、放物線を描きながら落下を始める】
【それは1発のグレネード。地面に着弾すれば、炸裂して熱と衝撃波を周囲にまき散らす『爆発』という現象を起こすのだろう】

【――――同時に、そのグレネードが撃ち出されて数瞬の後、植え込みから何かが横に飛び出した】
【それこそが、隠れてその場を窺っていた、襲撃者の正体――――】

――――こっちさ、物好き女郎!!

【グレネードから気を逸らさせるためだろうか。飛び出した人影は大仰に叫び声を上げて、己を誇示する】

【銀色のウェーブがかったロングヘアーに、黒のライダースーツで全身を固めた、目元をサングラスで隠す、毒々しい赤い口紅が印象的な女性】
【その細い首筋には、『Canossa 616』と刻み込まれたプレートのついた、金属製の首輪がはめ込まれている】
【更にその肩には、2門のガトリング砲台。そして背中からは、機械のワイヤーの先端に繋がれた、緑色のグレネードボックスが飛び出している】
【――――機関の戦闘サイボーグ。それがこの場を預かっている殺戮者の正体なのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2013/02/16(土) 20:19:07.55 ID:VyeyJ5D0o<> >>69
【対する相手は、初めからそこにいた】
【生きていることすら感じさせないほど静かに】
【そして、よほど強くその個人を意識しなければ其処にいることすら見分けられないほど、壁と同化していた】

【まるでバリアのようにその一人を守っていた同化も、今ようやくとけ】
【見えた中身はまだ成長の兆しすら見える少年】

こんばんは、お兄さん方
良く見させてもらったよ、君たちの事を

【黒いロングコートを羽織り、中に白いシャツを着てその下に黒いズボンをはいている】
【少し上を見ると黒い髪、長さは肩まで届く程度】
【手には一対の二丁拳銃を持って、腰には大きさがぴったりのホルスターを下げている】
【そしてもう一つ、ホルスターのベルトに謎の紙の束が下がっている】
【大きさとしては手の平に乗る程度、それが10cmほどの厚さをもって5つ並んで存在している】

……開幕だよ、お兄さん
はやく、死んでしまえ

【まずは挨拶とばかりに右手の拳銃から弾を一発】
【銃の向いた先は右側前方】
【ただし、弾の狙いは向かって右側の頭の上方】
【跳弾である】
【男の後ろから襲い掛かる弾、避けなければ当たることはない】

/木蓮です、こちらこそよろしくお願いします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/16(土) 20:19:33.55 ID:Uw3jutswo<> >>71

……っと。 ―――今日の風は、一段と強いなぁオイ……いや、屋上だからか?
―――ま……正義の風にしちゃあ、悪くもねぇか

【風に流されそうになる蒼のソフト帽を、深く被り直す。―――紺碧の双眸で彼女を見据えながら、相手の微笑に、微笑を合わせる】
【白シャツ×灰色のジレ×ジーンズの何時もの格好は少し寒かったかな―――などと思いながら、男は軽くジャンプして、身体を動かし深く息を吐いた】

まさか一対一で戦う羽目になるとはなぁ……しかも―――
―――戦闘大好きな顔してると来たもんだ。 ……せっかく一対一なんだ、名乗りを上げるといこうじゃねーか

……元「青義同盟」リーダー、マーシャル・T・ロウ。ま、元なんとかリーダーっていうのは、汚名に近い部分もあるんだがな

【名を紡ぎながら、だらんと下げた両手に具現化する拳銃。右手には紅、左手には蒼の拳銃を握りしめて、ゆっくりと両手を上げ―――】
                       【―――TARGET LOCK ON.】

……安心しな。―――「Nonkilling」。……つまり不殺の信念っていうのが、俺にはある。
死にはしねぇが……独房暮らしは覚悟しとけ?

【両手を前に伸ばし、拳銃を相手に向けたままで告げる、自らの信念と宣言。態々言葉にする彼の―――紺碧に潜む意志は、固く強い】
【入り口近くで構える男と、柵に腰掛けた女。―――両者の間に流れる緊迫した空気を、冷たい風が通り抜けていた】

/冴の方遅れてスミマセン、よろしくおねがいします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 20:20:05.68 ID:+oZkffo10<> >>84

手前は―――あぁ見た事はあるな………確か中央放送局≠ナ制圧に協力していた………。
それに、この間の戦≠ナも前線で見た気がすんなぁ―――だが。

【ゴキンッ!と首を鳴らしながら現れたセシルを見て―――それから少し思案するようにごきんごきんと首を回す】
【間接的な情報ばかりで直接の接触はないが、一度はこちら側≠ニして協力した相手だ―――とはいえ】
【相手は随分とやる気≠フようだ―――それならば答えは簡単だ。】

【身体の向きをセシルへと向けると、ゴキゴキと指を鳴らしながら正面から相対する=z

―――俺はカノッサ機関ナンバーズNO.5血界霧の狩人=c……ジェイ・ヴラド・ヴァルコラキ
さて、決まり文句だ―――お前は俺の敵≠ゥ―――?あぁ良いんだ、今日ばかりは俺もどうにも抑えられん

          つー訳で………答え≠ヘ―――必要ねェッッ!!

【ガンッ!!】【叫ぶと同時に先ほど破壊した鉄格子の隙間へと爪先を引っかけそのまま腰を捻り―――そして】
【セシルの方へと蹴りだしたッ!!速度は速い、牢獄の通路の狭さ鉄格子の大きさも考慮すれば中々に厄介な攻撃、だが】
【些か狙いは甘く、回避は容易に可能であろうつまりは牽制ただの挨拶代わりという訳だ】

【鉄格子を打ち出した後―――ジェイと名乗るカノッサの刺客は既にセシルへと駆け出しており鉄格子の陰に隠れるように肉薄を試みるッ!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage<>2013/02/16(土) 20:20:11.23 ID:rRf3eT17o<> >>76

【薄暗い通路、大理石のタイル踏みしめる度に、その冷たさが靴底越しに伝わってくるような気がする】
【苦悶に歪んだ絶叫が大気を震わせ、体に伝播して──ひりつく表皮と、凍てつくような背筋への悪寒】
【拒絶──本能に、そう訴えかけんとばかりの緊迫した雰囲気にあてられて、その額には既に、汗が滲んでいた】




「─────これは───ッ!」

【そして今──別館にたどり着いた少女、“夜久 月音”は絶叫の正体、燦々たる現状に息を呑んだ次第】
【初陣である事に加え、初めて目の当たりにする悪の所業に、月音は動揺を隠せずに居た】
【ひりだそうとした声は絶句へと変貌し、縮瞳した眼、そして引き攣った表情で目の前の一味と対面する】


「嘘……どうして、そんな事……するんですか……?」「そんな、無駄な事……っ!」
「良いじゃないですか……決着を付けたなら……それで、終わりじゃないですかぁ……!」

【問う、ようやく漏れたその声はあまりにか細く──それに伴うようにして体を駆け登る、震え】
【愚問、その内容はあまりに陳腐──だったけれど、眼前の惨状に恐怖も、義憤も囚われた月音には、それしか言えなかった】
【俯き漏らせば、自らを襲う言い知れぬ震えを噛みしめて、一文字に整った萌葱の前髪が、何度も、何度も痙攣する】

【縋るようにして横目を遣れば、そこには互いに義兄弟──等という盟約を交わした、レイニーの姿があって】
【月音は、彼女を半ば心の拠り所にしながら、やがて、重く垂れた頭を上げてもう一度、一同へ視線を遣る】


/月音中身です、よろしくお願いします!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>saga<>2013/02/16(土) 20:23:46.91 ID:eeXs6j7p0<> >>76

【絶叫。耳障りだ。ずいぶん趣味の悪い奴が来たらしい。】

【既に前座の闘いは終わったらしい。悪いが本番は私が貰う。】
【ざり、ざり。足音を鳴らす。第三者の出現を教えてやる。】

【芸術品には、あまり興味が無い。だから、その貴重さとかは考えずに、暴れられる。】

【ーーーーーーーーキィン。】

【錬成し、研ぎ澄ませ。】

【鍛えた悪意は鉄より鋭い。闇を闇で斬り裂いてやる。】

【師父のように、強く戦え。裂く事に躊躇するな。】

【過剰な愉悦は、要らない。事務的で良い。】
【それで、私の激情(やいば)は素直に斬れる。過剰な悪意も、要らない。】

どーも、カノッサ機関の諸君、ご機嫌はいかがかな?
ああ、良いようだね。馬鹿馬鹿しいツラを見るだけで分かるよ。

【灰色の髪、空色の瞳、大きくてふさふさした尻尾。それが、私だ。レイニーエッジ・ピカレッジだ。】

【そしてーー今日に、晴れ舞台に限っては黒いテンガロンハットを被り、赤いマフラーを巻いて、黒い龍革のロングコートに身を包む。】

【それが、師父だ。師父の姿を真似ると、一種の精神的高揚すら覚える。】
【つまり、スイッチが入る。私のちっぽけな正義のスイッチが。】

ずいぶん……悪趣味な展示物じゃないか。え?
まあいい、カノッサ機関殺すべしだ。斬り裂いてやる。

【両手に、研ぎ澄ました黒い刃を具現化する。全ての指の間に、一枚ずつ。】
【不必要な装飾は無い。宝玉が研ぎ澄ました悪意は、アートマンより余程頼れる武器だ。】

月音。我々の初陣だ……ま、頑張ろうじゃあないか?

【ちらりとーー現れるのであろう、或いは既にいるであろう月音を見てから、刃をばら撒くように、投擲する。】
【狙いはカノッサ機関だ。間違ってもあの「正義の味方」には当てない。投擲には自信がある。】

【質問に対する答えが遅れた。奴らは何物かーー簡単だ。】

【奴らは、ゴミだ。殺してやる。】

/レイニーエッジです。お二方よろしくお願いします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 20:24:21.14 ID:S1zMP//60<> >>81

あら♪

【妖艶な瞳を男に向けつつ、飛んでくる斬撃をギリギリで避ける】
【不安定な位置、不安定な姿勢から避けたため、玉座倒れるように落ちた】

あいたたた…もう、いきなりねぇ〜♪
でも、嫌いじゃないわよそうゆ〜の♪

【ゆっくりと、まるでその煽情的な身体を見せびらかせるように立ち上がった】

うふふ、そうね♪
機関が絡んでいるのは確実ね♪だって私がいるしね♪
そうよ、私はカノッサ機関No32"愛欲の悪姫"!
"アッシュメーディ・エルサ・トンプーニ・ベルデク・鈴華・ルクシーア2世"よ!
よろしく♪

【そう挨拶を交わしながらアッシュは自分の身体を両手で、足、腹、胸、顔の順に這わせた】

君がどんな理由があってここに来たのかは知らないけど♪
目的のためには邪魔だからね♪ごめんね♪

【アッシュは自分の胸の前で両手をハートの形に作り出した】
【その途端、両手の中に集まっていく桃色の気】

LOVE♪LOVE♪

【ハートが手の中から溢れ、彼女の目の前には大人ほどの大きさをしたハートが出来上がった】

メロメロになっちゃいなさ〜い♪
"愛する閃撃"ラブ・ビ〜〜〜〜ム!♪

【ハートは光り輝き、残像を残すように、レーザーの様に男へと向かっていった】
【桃色の気をまき散らしながら迫りくるハート】
【光や音程の速さなどはないが、それでも早い速度で迫りくるハート】
【当っても大したダメージはなく、空き缶をぶつけれるくらいの衝撃しかない】
【本質はその気にある―】
【心が弱ければ彼女の桃色の気に当てられて戦意を喪失してしまう】
【アッシュは試している―男の覚悟がどれほどなのか】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/16(土) 20:29:56.95 ID:SxAITbVZ0<> >>86

「む?」

『来ましたね』

【2人はその気配の方に目を向ける】
【現れたるは和装の少女】

【まがわにはその二振りの刀には見覚えがあって】

「あー! テメェは、この前のスカした女っ!!」

『お知り合いですか?』

「童守って名前の魔剣だ! こいつ剣士だぜ!」

【まがわは大声を張り上げ指さすが】
【ヒルコは湿った視線で少女を見定め、やがて得心がいったようにクククと笑う】

『ふふふ、妖の類の方ですか。たかが妖というつもりはありませんが、なぜこんな所に?
 正義の所業は正義の味方に任せておけば良いモノを・・・。
 観光だったら、もっと良い所をお勧めします。義憤からの突入だったらお引き取り願います。なにより』

【ヒルコはニタリと気味の悪い笑顔を向ける】
【少女は感じるだろうか】

『一介の妖が、よりにもよってこの風の国の"祟り神"であるマトイ様に勝てるとでも?』

「おい、ヒルコ! どうやって攻める?」

『ふふふ、そうですね! 愚かな僕の考えとしては、相手は剣士ならばまがわ様は肉薄攻撃を。
 僕は遠距離から支援攻撃を行います。まがわ様はヒット&アウェイを中心に動いてください。
 相手から離脱した瞬間、僕が遠距離から呪術を撃ち込みますので・・・!』

「OK!」

【まがわは人間離れした脚力で一気に少女に接近する】
【そして蹴り出される足刀】

【超合金並の強度と重機並みの力を持つ強化細胞】
【少女は一度味わったことがあるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/16(土) 20:30:54.22 ID:pu1namnuo<> >>92

……その通り、私はセシル。どうやら覚えられているようで何よりだ
しかし残念ながら此方には覚えがなく。嗚呼「敵」なのは間違い無いから、気にしなくていい

【暴力的な鉄格子の飛来にも身じろぎ一つせず、刀を持つ手すら向けない】
【その代わりに伸ばしたのは、何も持たない右手だった】
【薬指に黒蛇の痣を残す、紫色の長い爪が彩った指先。黄緑の燐光がそこに集中し】

≪堂廻目眩(ドグラ・マグラ)≫

【「反発」の魔力が、挨拶がわりのそれを無碍に跳ね除けて弾き返す】
【少年を襲うのは彼自身が投げた鉄格子――そして、もうひとつ】
【跳ね返すと同時に振り上げた魔刀、そこに纏う清い水の力からなる斬撃波だ】

/開始早々申し訳ないですが、次20分程遅れます <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 20:32:22.90 ID:ErpBCpc2o<> >>75

あら―――――御機嫌よう
こんな場所に居たらお怪我なさいますわよ?

【突然現れた一人の少女に対してにこやかに微笑みかけて、こんな事を言うリーネ】
【少女の溜息の音などまるで聞こえてなんていないようで】


穢す……ですか……
そう言われてしまえば私は口を噤む事しかできません
ですが、これも『お仕事』なのです……仕方が御座いませんわ

【この場所を襲撃している事に一応罪悪感はあるようで】
【だが「これも仕事」と口に出して自分自身の罪悪感を払拭する】

だからそれは――――――


―――――!?

【少女の言葉を聞き終わった瞬間にリーネは体の異変を察知した】
【そう体が、自分の体がまったく言う事を利かないのだ】

面白い能力をお使いになりましたわね……
ですが、その軽薄な能力の使用が自分を滅ぼす事、ゆめゆめお忘れなき様に

【リーネの顔から微笑みが一瞬の間だけ消え去った】
【動かない体何とか動こうと努力しても、そうすぐには動けないようで―――】

はぁ………これも『機関』の為、悪くは思わないでくださいね

【動かない体で能力を発動するリーネ】
【リーネのドレスの右袖口からゴムのような触手のような『腕』が飛び出した】
【見るも禍々しい『腕』は相手を握りつぶそうとグングンと距離を縮めていく】

【もしこの『腕』に掴まれれば本当に握りつぶされてしまうかもしれない】

/遅れてしまってスミマセン!
/改めましてよろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 20:35:38.39 ID:YjKUE7bwo<> >>89

……随分と……

【グレネードと襲撃者が同時に飛び出したその瞬間、少女が見たのは、】
【――「襲撃者の方」だった】

……物騒な……

【そのままでは爆発の餌食になるであろうのは明白のその状況で、】
【彼女の代わりに「グレネードを見ている」存在があったことは、もしかしたら襲撃者にも推測が付くか】


――――ご挨拶、ですねえ――――


【少女の頭上――なんと、彼女の周囲を旋回していたカラスが、その身を挺して、グレネードへ特攻】
【カラスは抱え込むようにグレネードを受け、そして爆発する】

【同時に、カラスが爆発四散した刹那、カラスの身を覆っていた「黒羽根」が、まるでバリアかヴェールのように展開】
【結果、少女へ降り注ぐ熱と衝撃波を遮り、緩和した】


…………『こんばんは』…………


【そして爆発音がやむ頃には、少女は、反撃するでもなく、最初の位置に佇んだまま、慇懃な挨拶をお返しするに至る】


……わたくしの名は、『ウェル子』
博物館を魔の手から防衛するように依頼された、今宵の貴方様にとってのパートナー、で、ございます――


【自己紹介は焦らず冷静につつがなく】
【だが一方で、次なる攻撃に備えるためか】
【ウェル子と名乗った少女は、身体から『魔力から成る黒い羽根』を、オーラの如く湧き上がらせ始めていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 20:36:01.07 ID:oxTnwaJ0o<> >>70>>85

ソニア、と……知らねェ相手だが、その装備とここに居るって事は敵≠セよなァ?
なら改めて自己紹介でもするか?カノッサ機関No.3 ベイゼ・べケンプフェン――悪人さ

それでだ、ソニア。久々の再会でお涙頂戴も良いんだが、残念ながら俺は仕事中……
邪魔をするのならお前でも斬り、殴り、引かないのなら[ピーーー]しか無い。そういう時で、場所な訳だ
そっちの奴は分かってるようだから良いが――何処まで行っても兵器≠フ俺に、縋るのは止めろ―――ッ!


【階段の一部がぐらりと揺らぐ。上階との繋がりが、不安定な状態となって断たれたのだ】
【しかし、壁にくっつくような部分もある為に、ソレが落ちてくるようなことまではなくて】


【―――まず、先手を取る青年の攻撃へと闇の魔翌力を孕んだ大鎌で対応する】
【恐らくは刃と刃が拮抗するような形になるだろうか、ベイゼという女性の力は成人男性のそれにも匹敵する故、軽くはなく】
【また鎌の形としては、現在は刃が下で柄は女性の身体に沿うようにして在り、両手でそれを掴んでいる状態】

【つまり刃先は天井を向いていて――ある瞬間に、その刃先から魔翌力で構成された刃≠ェずるりと伸びる】
【変幻自在なのか、弧を描くように進むそれの狙いは青年の左肩に付けられていて】


【この間、ベイゼは完全に無防備だ。その腹部も、肩も、腕も、何処であろうと狙いを点けるのは容易】
【ましてソニア程の名手であれば心臓だろうと脳幹だろうと打ち抜けるだろう――もっとも、彼女は知っている筈だ】
【ベイゼの能力、マインド≠ェ盾ともなる鋼鉄のような存在であること。そして兵器≠ニいう彼女が今や手加減などしないはずであることを】

【果たして――――鎌を掴む赤髪の女性は笑っていた。余裕からか、戦闘を楽しんでいるのか。少女の思いなど知らぬように。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/16(土) 20:36:32.59 ID:ubTH0ol2o<> >>88
【ズシンズシンと歩いていた男の足が、不意に止まる】
【それは何らかの音が近付いてくるのを聞いたからで、音の方向に振り返り、飛んできた少年を見てーーー】
【ただ、右手を前に出したーーー】

【少年の手が男の掌に触れた瞬間、ぬるりとスリップするだろう、そうして蹴りを滑らせて、男は軽く攻撃をいなした】

モヒヒヒヒ!何が来たかと思えば…なんだガキじゃねえか!
カッコつけてぇなら母ちゃんの前でやってな!ここはテメェみてえなガキの出る幕じゃねえんだよ!!

【バッファはフォンチュンに向き直りながら、大声で威圧するように吠えると、背中の槍を両手に構える】
【ーーーいつの間にかバッファの体中が、ぬるぬるした液体に覆われていた】
【これは脂=[ーーバッファの能力により体から分泌させた脂で体に膜を作り、防御力を上げている】

/遅れました、申し訳ありません <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 20:36:41.95 ID:kMzvNJ0Po<> >>85

【貴方の声が耳元へと流れ込んだ、視線がそちらへと沿うのだろう】
【ベイゼが入ってくる数十分前、貴方が来るずっと前から、彼女はその場に座していた】
【その間ずっと、とりつかれたかのようにせっせと武器を組み立てていた彼女】

【マリンブルーが揺れた、初めて貴方という存在を認識したかのように】


Я сожалею(ごめん)……ずっと、考え事……してたの
……ソニアも、思うよ……そう――――……でも
ベイゼはね、とても、強いの、だからね……多分、聞こえない、の

――――だからね、倒さなきゃ……倒さなきゃ、聞いても、もらえない
ソニア、喋るの、苦手……だから――――


【初めて貴方の言葉に耳を傾けたなら、そのイントネーションは、彼女と同じようにどこか不思議な音律】
【もっと楽しげな場なら、お話に花を咲かせたのだろう、彼女もまた、どこかたどたどしい口調だから】
【視線を向ける、話を一人で完結した貴方に、ごめんなさいが言いたくて】

【色黒で彫りの深いたくましい顔つきをした貴方とは違って】
【初雪のように、未だ誰にも、穢されたことのない染雪のような純白の素肌と】
【整った顔たちだけれども、儚い――――とても儚い表情をする彼女】

【正反対と言っても良い、恐らくその戦闘のスタイルも、真っ向から食い違うのだろう】
【好都合、と思った、任せるよ、なんて淡い音律が夜空を瞬いたなら、人工色の照明が望月のよう】
【満ちる月の形すらも分からない、あどけない微笑みが、僅かながら濡れた】


気をつけて……お兄ちゃん……
どうか、誰も……傷つかないように、って……


【カランと音が響く、よう彼女のブラウスの、ふわふわとしたフリルの裾から重々しい音が響いた】
【地面へと落ちる新しい銃弾<xイゼにもナウファルにもその軌道は覗けるだろう】
【彼女の足元に出現した鏡、そこへと銃弾が吸い込まれていった】

【同時に頭を上げる二丁のRaumKrankheit°@構がはめ込まれる音がして、リロードが完遂した事を示す】
【両手がふさがっている状態のリロードに、彼女はその鏡≠フ能力を使うのだ】

【頭を上げるように、やや斜め上向きになった銃口、磨きぬかれた漆黒の銃身とその身体】
【瞬くような照明の光を反射して、彼女の素肌を、それを握る純白の指先を、目立たせる】
【――――その震えを気づかれないように、誰にも、問われないように】

【天然色の口元、僅かにその表層を噛んだなら、吐き出しそうな思いを必死に飲み込んだ】
【華奢な喉元が喘ぐよう、爪を付きたてたなら、容易に噛み付いて、そのまま食いちぎられそうなぐらいに】
【歯牙にもかけられる、その純白の素肌は、人を[ピーーー]には淡すぎた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 20:37:47.36 ID:KNDFL1Av0<> >>87

【着地の瞬間、姿を現すと同時に起こる第一の"変化"――空間のロック。閉鎖。】
【なるほど、これで逃げる事は出来ないという訳だ――相手は勿論、自分も。】
【しかし見た目にはタダの老人、確かに纏う空気こそ異質ではあったが――戦力的にはこちらの方が上とも取れるほど。】
【人数で言えば三人――綾津妃、セリーナ、そして――】

>>82

お、っとと!自己紹介が遅れたね、ごめんごめん!
アタシは"セリーナ"、セリーナ・ザ・"キッド"――名前はどっかで聞いた事あるかも、なーんて言ってる場合じゃないね。
そちらさんのお名前伺ってもいいかな!?どうやら――協力しないと、ヤバそうだよッ!!

【綾津妃の言葉から鑑みるに、恐らくは貴女も彼女の友人なのだろう――それも、こんな状態の時に駆けつけてくれる、優しさを持った。】
【セリーナは共闘してくれるであろう貴女にむけ、言葉を放つ――"協力しよう"という意図のものだ。】
【見かけには、カズネは魔術師――そして言葉をそのまま受け取るのであれば、どうやら自分と同じ攻撃的なタイプ】
【家主から許可は得たが、どうにも・・・今夜は凄まじい事になりそうだ、とセリーナは笑った。】

>>87
――っと、なんだつい最近着任したばっかなんだ、じゃあ新人さんって訳だね――歳食ってる割に、随分ガッツあるじゃない?
ファンキーな歳の取り方は嫌いじゃないよ、けど――アンタがしようとしてる事は、黙って見過ごせないから。

――綾ちゃん!じゃあ、派手にやらせてもらうからね――!!

【ガイスト、そして綾津妃の両名に言葉をかけ――銃をベルトから引き抜く、弾丸を放とうとしたそのとき――視界がゆれた。】
【いや、揺れたのは世界のほうか――そんな錯覚を受けるほどの衝撃、セリーナとカズネを取り巻く環境の激変】
【引き抜いた銃を構えたまま、弾を撃たずに停止――当たらない弾は撃っても仕方がないだろう。】
【そして、それと同時にセリーナ、カズネ両名の下に投げられたのは指輪――セリーナはそれを受け取り、早速指に嵌める】

ハハッ・・・粋なコトしてくれるねぇ、綾ちゃん・・・そいじゃ、許可も出たしドッカンバッコンさせてもらうよッ!

――けど、相手がまた・・"アレ"とはね。

【夜へと変化した神殿、そしてそこに現れるのは昨日の悪夢の再来――二対の角を持つ怪物の再出現】
【どこまで出来るか・・・昨日とは違い人員は限られている。しかしぼやいてる暇もない――】

まあいいやッ!全力で行くかね――騎士怪醒"ティターン・アーマー"!!

【セリーナは構えた銃を上空へと掲げ、天に向かい弾丸を放つ――まるで月を撃ちぬくかのように。】
【しかし弾丸はその手前で停止、召還陣を展開――それは一瞬で上空から彼女の足元へと"身体"を透過するように降下し】
【その直後には、彼女は召還された"鎧"を装着していた――大昔の巨人族"タイタン"の皮膚を模して作られた】
【魔導機関搭載式の自動装着鎧――魔力で駆動するパワードスーツは、背についた輝く魔導エンジンから魔力を供給】
【見た目には人造の悪魔、とでもいったところか――機械と悪魔、そのどちらもが融合したような独特なシルエットは】
【まさに人でありながら悪魔の力を用いるセリーナ自身を体現するかのようだ――。】

喰らえッ!!

【今度は獣をめがけ銃を構え、再びの発砲――彼女の愛用する"弾"末魔と呼ばれる召還銃による直接攻撃――】
【弾丸は魔力で形成される紫色の魔弾へと変化し、闇夜を切り裂くように一直線、獣の胴めがけ疾走する――!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/16(土) 20:37:57.64 ID:6ubBG3wFo<> >>91
【「青義同盟」、「マーシャル・T・ロウ」……女には聞き覚えのない言葉だった】
【もしかして遠くの地へ左遷させられていた間に出来て、そして消えていった組織なのかと思い】
【ようやく女は柵から尻を上げ、彼の碧い瞳に右眼だけ視線を合わせる――――こちらは黒い。どこまでも黒い】

―――ならばこちらも名乗ろうか。カノッサ機関No.110、梔子 冴だ。

【少なくとも、彼の二挺拳銃に臆する様子は微塵もない。多くの銃使いと遣り合ってきたからか】
【そして、現在のカノッサ機関を知るものなら、そのNo.110と言う数字が決して高位ではないことが分かるかもしれない】
【しかし女から出る雰囲気は、機関の一般構成員とは明らかに違った何かを彼に感じさせることだろう】

【女―――冴は彼の不殺の信念を聞くと、そうかと一言呟き右手を彼と同じように上げる】
【ちょうど彼を垂直線上に捉えれば、そこから次元を歪ませる様に出現したのは一振りの刀】

【ただその刀は刃渡り2.5m、全長3mといった化け物級のそれだった】

独房か……一度入ってみるのも良いかも知れぬ。社会勉強と言うものか。
だが――――それをしたところで、その「不殺の信念」とやらを後悔するのは、貴様の方だぞ?


―――― さ て 、 行 く ぞ ッ ! ! ! ! 


【その冗談のように長い刀を、さも重さを感じていないように右斜め下に構える女。実際この女に、刀の重量75kgは感じることが出来ていない】
【だがそれは、女にとって圧倒的な利点―――女はその体勢のまま、彼へと切り込んでいくことだろう】
【もちろん彼の武器が銃であることを理解しているのか、左右にステップしながらだんだんと近づいていく】
【十分近づけたならば――――その刀を一旦止め、右斜め下から対角線上に切り上げることだろう。十分近づけたら、の話だが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 20:40:56.62 ID:0cRrbSRAo<> >>90

「む……?」
『なんだぁ?』

【突如テラスに響き渡る、少年の声。見事なまでに壁に同化していた彼の存在に、兄弟はその声を聞くまで気が付かなかった】
【現れたその姿に四つの瞳で視線を送る】


『おいおい、いきなり出てきてなんだお前は? ……いや、誰でもいいか』
「今ここにいて、我らに敵意を向けている。それだけで十分だな」

【少年の見せた異能に、見せた驚きは即座にかき消える】
【次いで、放たれる銃弾。右側の、兄の頭に向けて飛んでくるそれ】
【見事な射撃技術で跳ね返り、軌道を変えて後ろから襲い来る】

【青白い左腕が動いた。ズズズ、という重苦しい音と共に】
【その手から、泥が湧き出した。それを頭の後ろに回す】
【銃弾は泥に命中し、軌道を変えて、兄弟からわずかにそれた地点に着弾した】


『二丁拳銃! いい武器もってんな、お前』
「欲しいな。我らにそれをくれ」

【少年の死の宣告に対し、平然と言葉を返すと、四本の腕が持ち上がり、四つの手のひらが少年に向く】
【青白い両手からは泥が、浅黒い両手からは砂が、それぞれ溢れだしてくる。兄弟の有する異能】

【青白い両手のひらから、少年に向かって、一つの泥の玉が打ち出された。その飛来スピードは遅いが】
【両手分の泥ので作り出された泥玉はそれなりに大きく、質量は重い。当たれば、鈍器による殴打を受けたような衝撃があるだろう】
【続いて、浅黒い腕から、少年の両側に向かって、一つずつ、砂が噴き出された。手のひらから噴出した砂は空中で集まり】
【二つの刃の形を取った。飛来速度は早い。泥の玉が少年のいる位置に到達するのとほぼ同時に、少年の両側に到達するだろう】

【正面から泥の玉を飛ばし、両側によければ、砂の刃が襲い来る。兄弟の連携技だ】
【とはいえ、泥の速度は少年ならおそらくあっさりと見切れるだろう】
【砂の刃も、その威力は低い。当たっても、肌が浅く切れる程度のはずだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 20:43:48.91 ID:mcjtMnFlo<> >>103

セリーナ?……アタシはカズネ、よろしくね
まあなんていうのかしら一応命をあずけるんだしお互いの名前くらいはね……

【綾津妃の声を聞いてもう一人の少女の名前を知ったのだろう】
【フェアになるようにカズネも自分の名前を告げて軽く頭を下げる】

ガンマン?……奇遇ねアタシも砲撃専門よ

【セリーナの姿形を見てそして得物を見て自分との共通項に笑う】
【偶然か綾津妃が引き寄せたのか、真実は分からないが……】
【と、ここでカズネは気付いた】

うわあ近距離のヤツがいないじゃないの……
言っとくけどアタシ物理的な攻撃を貰ったら即死だからね……完全な固定砲台と思ってちょうだい。

【見た目戦い慣れしているセリーナならまだ大丈夫だろう】
【でも学者としての側面を持つカズネの身体は戦闘に最適化されていない】
【全体的な耐久力も相当悲しい事になっている、だから相棒にはそれを留意して貰いたい】
【気にして自分を守れとは言わないが一撃貰ったら即退場も有り得る事だけはセリーナが知るべき事だから】


>>87

(……とんだビッグネームね、まさか機関のヤツと知り合うなんて)
(それはともかくとしてこのセリーナって子も大概強い人間かしら?六罪王と知り合いですもんね……)

【恐れる心は理性で伏せる】
【命が危うくなる要素は排除する、大丈夫それくらいは出来る】
【でなければここに来た意味がない】

以後?おかしな事言うのね、アンタここで終わりなのよ分かる?

【回路には魔翌力が装填されている、都合9発】
【時間経過で杖から自動供給される魔弾は慣れ親しんだ攻撃方法だ】
【ついでに言えば奥の手もある……だからカズネは震えない】


アタシの前に敵として立った時点で……ああ、お礼はいいわよ綾津妃
代わりに城内を探索させてくれればトントンにしてあげるから……―――――――ッ!?

【中身の伴わない魔術師、その言葉が気になるが考えを巡らせる時もなく景色が変わる】
【目眩のような感覚の後で足元に転がる指輪、綾津妃の物だろう、利用させてもらおうと左手の人差し指に嵌めて】

――――――うわお……丁度良い的だわ……回路、回転……発射っ!!

【現れた魔獣に声を漏らす、しかしそれは驚きではない】
【獣相手ならば人が勝つその摂理を知ってそれ故の高慢から出る笑み】

【同時に右手を掲げて纏わせた回路を掌へ、1つの魔法陣に装填する】
【それは謂わばリボルバーのような物だ全弾9つのそれは獣へと砲身を向けて1秒の内に全て放たれる】
【重なる快音の後、迸るのは紫の魔弾であり魔翌力抵抗の無い人間ならば吹き飛ばすなど造作も無い代物である】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 20:46:14.71 ID:kMzvNJ0Po<> >>100

【打ち落とせなかった、その時点で一手、彼女の攻撃が遅れた事となる】
【そうであるならば、次の手段に移るまで、リロードを終えた二丁のRaumKrankheit≠揺らめかす】
【向けられる二筋の銃口、肩幅大に開いた細い両足で、攻撃のタイミングをうかがう】


分からないよ……っ!!ソニア、兵器だなんて……
だったら、だったら、なんで……優しくした、の
ソニア……嬉しかった、とても……とても――――

だから……止めるよ、ソニア、ベイゼが兵器なら……
――――ソニアも、多分、兵器だから……!!


【空気が揺れるよう、僅かに銃口を揺らしただけでも張り詰めた雰囲気が一瞬にして震える】
【重い、いくらかカットしているとはいえ、ソレは尋常でない、重さ】
【彼女の横顔が僅かに歪むのを辿れたのなら、それだけで、伝わるだろう】

【まるで駄々っ子のよう、上手く上手く上手くいかない、画面の前で喚く少女】
【剥き出しの感情が心が、つたない形に降り注いだのなら、言葉とも言えない音律となって】
【音階を辿るだけでは、そのリズムすら伝わらないみたいに、楽譜の上で踊る音符みたいに】

【右手のRaumKrankheit≠ェ揺れた、まずはその銃口を真っ直ぐとベイゼに向ける】
【そこで僅かに遅れる、戦うベイゼとナウファルの姿が、僅かに重なって見える、ため】
【貫通力を最大限にまで上げた彼女の銃弾、破壊力は低いが、人一人の身体など容易に突き破る】

【スコープへと視線を落とす暇などない、目視で少しずつ、その標的をあわせた】


Огонь(発射)――――!!


【轟音が円形の室内に鳴り響いた、ガラス窓の一つや二つなど、容易に砕けそうな、ほど】
【展示品がいくつか落ちるかもしれない、それほどの衝撃が空気を撫でた】
【二発同時の発射、その衝撃に両肩が外れてしまいそうなほど】

【強く後方に引っ張られるのを、細い両足で踏ん張って、とめて、乱れる髪を重ねるように】
【頬に染み入ったならマリンブルーの瞳が、泣く様に濡れた】

【右手の銃弾は、大鎌を持つ貴方の手、狙いをつけてから少ししか動かさないため、銃口は殆ど揺れていない】
【恐らく見えていたなら、狙いは直ぐに分かるだろう、それゆえ、回避は難しくない】
【しかし左手の銃弾は、ほぼノータイム、上げた銃口を下ろした瞬間に、発射される】

【その狙いはベイゼの脚――――貴方の左足を、狙う一撃】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 20:48:21.05 ID:+oZkffo10<> >>97

ああ気にすんな、―――それに、覚える必要もない
                                  ―――ッととぉッ!!

【突如超常の力を以って跳ね返された鉄格子を低めのブリッジをするように回避―――鉄格子は奥の壁に突き刺さる】
【まるでダーツのように壁に突き刺さっている鉄格子を見てその幼さが残る容姿からは想像できない脚力があるのが伺える】
【そして続け様の斬撃波―――それが到達する寸前にブリッジの体勢から両手をねじるように回転させそのまま勢いよく跳ねる】

【バンッ!!という音と共に少年の撃ちだされた稲妻の如き蹴りが斬撃波と激突し相[ピーーー]る………】
【とはいえ生身対斬撃だ、当然のように少年の足からはそれ程傷が深いようには見えないが、血が流れている―――だがこれで止まる筈もなく】

【そのまま側転するように青年の前に躍り出ると低く右の拳を落とすように構え―――。】

           やるなぁッッッ!!ハハッ!!―――ッッラァ!!

【そのまま相手の顎下から撃ちぬくように右のアッパーを放つだろう、威力は蹴りよりは低いようだが】
【それでもノーガードで直撃すればただではすまないだろう。―――そして、青年が気が付くかは不明だが、足から流れる血が不自然に震えている=z <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 20:48:50.66 ID:iSW3oH3S0<> >>99

――――――――っ!
(はぁ、ん……腕っ節や仕込みと言うより……『そういう』立ち回りのタイプかい…………厄介だねぇ…………!)

【グレネードが着弾を待たずして爆発する】
【ヒョイと視線を上にあげれば――――カラスたちが通常ではありえない動きをしている】
【それだけで、機関のサイボーグは大まかに事態を理解した。眼前の敵は、異能に特化した戦士であると】
【そしてそれに、上空のカラスたちが深く関わっていると】

…………なるほど、余裕だねぇ…………!
単なる物好きって訳でもない、か…………!

【あまつさえ、自らの名を名乗るまでに至る少女――――ウェル子に、身構えながらも言葉を返す】
【恐らくは、単なる義侠心だけで来ている訳ではないのだろう。そこに、何らかの主張が混じっている】
【――――こう言うタイプは、とことん面倒な相手になる。その事を自覚して微かに口元を不快に歪めた】

……名乗るとは、随分と度胸があるじゃないのさ……!
――――≪No.616≫ブラックハート…………容易い夜には、ならないよぉッ!?

【その名乗りは、自分が目をつけられる事も、辞さないと言う事なのだろう――――生き延びてなお、その先でさえも機関との敵対を恐れていない】
【思わず、そこに称揚の言葉を口にするが、それでもなおただでは済まないと叫ぶサイボーグ――――ブラックハート】
【左腕をウェル子に向けて――――その両腕は、鋼鉄の兵器となっている――――先端の、矢尻状の刃を発射する】
【その刃は、アンカーになって左腕と繋がっている。発射してウェル子を狙い、外したとしても巻き戻す事が出来るのだろう】

【一方で、ブラックハートは右腕の義手をぐっと握り締める】
【その義手が、かぁっと熱を帯び、赤く光を放つ――――接近戦を行う事を視野に入れての、準備動作だった】

/すみません、風呂に行ってきます <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 20:49:46.65 ID:zh8UBsrc0<> >>96

「何、深い理由など何も持たぬよ
正義も悪も、我から見れば一陣の風じゃ。その場限りでただ崩れ去る故、関係の無い事
じゃが……物であればまた話は変わろうの。長い時を経ているならば、守るとしようかや」

【言葉を発しながらもペタリ、ペタリと近づいて】
【銀色の髪。それは少女の刃と同等の耀きを放つ物か】
【構える事は無く――――或いは、既にこの動作が構えとしての一部なのか】


「まとい?――――ふむ。読み物でその輩は死んだと見たのじゃが気のせいかの
或いは、ただ皮を被った紛い物か
まっ、良かろ。祟り神であろうと黄泉の死者であろうと切り伏せよう
――――くふ。世には祟り神。稲妻すらも切る刀があるのじゃから面白い物じゃ」

【“紛い物”聞き逃せない言葉として耳を通るだろうか】
【クツクツと笑えば、距離を保った所で脚を止めて】
【撫でるのは、己自身。腰に提げた一振りの刃】


「はて――――?双方、どちらも我は知らぬな
悪いが、今宵は遊ばぬぞ童。二人居るのじゃ
……一人ぐらい、伸びていても良かろう?」

【上体を反らせば、足刀を避けて】
【――――軸足としている一本。その足関節部を狙って放たれるのは、刃の峰】
【刃が通らない――――ので有れば、内部へと響かせる事が目的か】
【神経を鈍らせることは出来ようとも、鍛えることは難しいだろう――――故に、体表。筋肉の薄いところを狙った攻撃】

【以前は対等と扱っていたが――――今宵は二人】
【笑みが消えた表情は、真剣で。“あの時”とはまた異なった気配を、間近で感じ取れるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 20:54:51.42 ID:arFb8g7Xo<> >>95

「――流石ナンバーズ、この程度の攻撃じゃあ駄目だね」

【不安定な状態から、斬撃の刃をかわされたのを眼で確認すれば】
【――やはりナンバーズ、一筋縄ではいかない】

「目的――目的を話す気は……ないよね?」
「――ええっと、……――風の国から何やらおかしいからと要請を受けて着てみれば逆五芒星」
「案の定居る機関員……残念だけど、邪魔をさせてもらうよッ!」

【――名前が長い、この臨戦態勢の時に覚えるのは厳しいな……と思ってしまった彼】
【少々精神が乱れたか、ここに来た理由を話せば……滾るは悪を討つ心】
【奪われて、虐げられて、使われて、追われて、そして――ようやく手に入れたひとときの安息】
【他者に同じ轍を踏ませたくはない、目的がわからなくとも止めなければならないッ!】


「君からの"それ"は受け取れないね、――僕には仲間がいるんだ!」
「それを容易く受け入れて、悪に身を置くつもりはさらさらないよ」
「――[スラッシュ・ブレード]!」 「斬り裂けッ!」

【桃色の気を撒き散らすハート、彼女の台詞――】
【その攻撃が何を齎すかを、何となく察知したようだ】
【――光り輝くハートを一刀両断するべく、振るわれるのは右手の刃】
【下から上へ、アッパーのようにしてそれは行われる】

【ハートが斬れたか否かにかかわらず、彼は素早い動きで彼女に接近しようとし】
【成功すれば、左手による刃の裏拳を――スケート選手のアクセルの様にして放つ】
【刃の切れ味は真剣よりやや劣るものの、この姿の真価は刃にあるわけではない】

【――もしかすると、その裏拳の時に感じ取れるだろうか、彼の放つ悪を討つ心】
【それが、先程より若干だが薄まったことを】 【そう、桃色の気は決して完全に無効化されたわけではないのだ】
【ほんの少しの気の乱れ、それははたしてこの行動や――その後にどのような影響を齎すのだろうか】

【彼が今まで踏んで来た轍に、彼に思いを寄せる女性なんて殆どいなかったし、いてもいなくなってしまったりしていて】
【――女性耐性があまり高くないのは、懲悪の精神が強いのに桃色の気を完全に無効化出来なかったのは、それが原因の一つなのかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 20:58:49.88 ID:oxTnwaJ0o<> >>103>>106

【駆ける怪物の身体が、ほんの一瞬膨らんだ。それはまるで人間が空気を大きく吸った≠ゥのようで】
【一秒もせず、セリーナとカズネの放った弾丸に対してそのバケモノが吠える。その音足るや、耳を劈くほど】
【いや、五月蝿いのもそうだが――見れば音が衝撃波となって、二人の弾丸を真っ向から受け、爆裂=I】

【どうやら音を衝撃として打ち出す単純な、そして強力な能力まで持っているようだが――奴は、飛ぶ】
【魔弾と音波の相殺によって抉れた大理石の床を飛び越えて、一気に近距離へと、上から迫るのだ】


『そこそこ!アイテはドッチも『エンキョリガタ』……?だからねッ!』
『チカヅイてフットバシちゃえばオッケーだよ化け物Cクン!ファイトー!』


【――この巫山戯た声援は、先ほどガイストが居たような位置に漂うオレンジの髪をした使い魔だ】
【魔術師のような帽子をかぶり、先の尖った尻尾は悪魔のよう。甲高い声も見た目も少女だが】
【彼女も非力に見えるとはいえ敵ということか。―――さて、目線を怪物に戻すと、上空から迫り】

【そしてその丸太のような両足で、二人の銃士の中間地点を思い切り踏み抜いた――!】
【先ほど音波で砕けたように、この神殿は案外もろい―――そして、怪物のパワーは見ての通りだ】
【無数の鋭利な破片となった大理石はセリーナ、カズネの区別なく、容赦なくその身を刻もうとするだろう】

【もっとも――この怪物も無敵ではない。よくよく見ると右肩に二発、腹部に三発の弾丸が埋め込まれていた。カズネのものだ】
【それから、角に目を向けるとパリパリと白熱し始めていて―――セリーナなら、これから何が起こるのかを理解できるとは思うが、どうか。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 21:00:21.20 ID:QFRO3Dq1o<> >>98

【一瞬、少女は残念だ、という風に目を伏せて。】


  ――――涼、瞳の下に断じます――――ッ!!


【口上――――踏み込む足は迷いを“断ち切り”、自らの瞳が視る全てに“判断”を委ねる。】

【障害物を避けながら真っ直ぐに詰め寄る“自分”と、彼女が召喚する“腕”の距離。】
【顕現する相手の異能。その“漆黒”に対して駆け寄る“桔梗色”。】

【両手刺突剣、“エストック”を片手用にカスタマイズした“コリシュマルド”。それに更に改良を加えた、“コリシュマルド・カスタム”。】
【針を彷彿とさせる刺突に特化したその切っ先を、迷う事無く向け、】


【タンッ――――!】


【唐突に、鋭い足音と共に少女は彼女の側面へ――腕の外側へと向けて“加速”し、一時的にその“掌中”から離脱。】
【その上で腕の側面に向けての刺突。“切り裂く”――腕を“切り落とす”事に向いていないが故の選択だが、果たしてその効き目はあるのだろうか――!】

【もしも彼女が更なる攻撃に移る攻撃に移る動きを見せたのならば、バックステップを連続して距離を空けようとするだろう。】
【それまでには恐らく彼女に対する少女の“命令”、“束縛”の効果も切れているだろうか――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 21:00:57.06 ID:Xsv+3v/IO<> >>101

うわっ、何これ?気持ち悪い!

【蹴りは確かに相手に当たった、しかし衝撃は不快なぬめりに弾かれた。どうやら普通の打撃は効果が薄いようだ】

――まぁいいや。
とりあえず、一ついいかな?
オレはお前みたいな「人間」じゃない。
樹が何十年何百年と生きるように――

――オレも伊達に140年生きてねぇんだよド畜生。

【両手を床につけ、姿勢を思いっきり低くする】
【身体全体が床につく、その瞬間】

【両手両足を使い、疾駆】
【翼の爪を構え、勢いのまま男の腹部に突き刺し、大きく開くように引き裂く】
【爪は割れたガラス程度の切れ味はあり、まともに受けるのは得策ではないか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 21:02:41.70 ID:qyaQDu/oo<> >>93>>94


そーれにしても、見かけない顔って言うか……こんな奴いたっけ?
無論、正義組織って感じにも、チンピラって顔つきにも見えない、し?


【金髪の少女が、マフラーの青年を抱えながらぎょっとした様子で声の方向に目を向ける】
【同じく見慣れぬ二人組、そのうちの一人はすでにこちらめがけて攻撃を放ってくる】
【すくみ上がる少女に向けられる投擲物、それを甲高い金属音を鳴らしながら剣で払いのけるのは――馬の"怪人"だ】


―――ひゃぁあ!?な、何何何ィ!?いや無論敵だろうけど!そんなの火を見るより明らかな訳だけど!


「貴様らぁ!ブレンヒルトお嬢様に会話もなく刃を向けるとはどういう了見だァ――――!!もろとも切り捨てて欲しいようだなあ!」

「俺らに対して敵意を向けたからにはブッ殺す!お嬢様のお仕事を邪魔するつもりだろうともブッ殺すッ!
どうあがこうと殺ってやるッ!ハット野郎が!テメーは俺がバラしてやらぁ!――ホース!お前はそっちの女をやりなァ!」


【先にしかけて来たのは黒豹―――パンサークレムリンだ、出会い頭に攻撃を叩き込んできたことに怒り心頭のようだ】
【容赦なくその跳躍力に任せて跳ね上がり、空中から一気に距離を詰め、その鋭い爪を問答無用でレイニーエッジの胴体を左斜めに袈裟斬りしようとしてくる!】

【もう片方の馬――ホースクレムリンがその手に持った剣を月音と名乗る少女に向けて】


「貴様も我々にあだなす者か?やるからには容赦はしない、一刀の元に貴様の首を刎ねてくれよう!」


【一歩、一歩とゆっくりな歩調で近付き、やがて加速】
【そのまま剣を振り上げて月音めがけてホースクレムリンが突撃するように距離を詰めてくる!】

/おまたせしましたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 21:07:49.87 ID:zT60rLGTo<> >>100>>107

【湾曲した曲刀の刃は通常の刀剣にくらべ接点の面積が小さく、安定しない】
【刃で受け止められたならばこちらの曲刀もかなり下方だろうか、手首を捻る様にして刃の腹を滑らせ】
【一旦体ごと突っ込むように、右足の外側面を曲刀が削り取らんとする】

【ただ、次手の順番は、戦闘に慣れた相手の方が速かった】
【死角からの攻撃に対応するには至らず、こちらの攻撃より一瞬早くその刃先は肩の肉を貫く】
【骨と骨の間を抉るような攻撃は狙いを鈍らせ、手首を返す一撃の命中率を著しく下げる】
【相手の攻撃の推力が乗る様に、半ばその身を半回転しながら相手の横を通って後方へと進ませる】

【ベイゼとその向こうのソニアを振り返る表情は、痛みだけでない別の感情に歪んで】
【二人の言葉の内容を否定するように、そんなの、と小さく呟かれた】

【射線上にあった青年の体が退かされれば、ソニアの一撃も命中しやすくなるだろうか】
【反面、ぎりぎりまで視界を遮っていたとはいえ、彼女の狙いが知れてしまう事になるかも知れないが】
【崩れかかる体勢を整えながら、ベイゼの背中に目を遣る】
【果たして相手は後方のこちらと前方の彼女、どちらを対象と取るのだろう】

……オかしいだロう、そういうノは……!
どう言エばいいノか分からないケレど、兵器だトかなんだトか、そう“在る”ノは、ッ

【いっそ舌打ち混じりの独り言は、ひどく胸糞悪そうに】
【言葉を交わし、攻撃を交わす二人の姿が】
【どれほど戦闘に長けていようとも、その出自と育ちの上に言い様も無い苦痛があったとしても】
【何も知らずの青年の目には、二人は本来幸福のもとにあるべき女性でしかない】
【場違いで甘い考えは、それこそその二人から見れば一笑されて然るべきものであろうが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/16(土) 21:08:51.89 ID:Uw3jutswo<> >>104

……そういう反応をする、ってことは知らねぇってことだわな
2年前の事だし……カノッサも、俺の知ってる頃から随分変わったみたいで
(110……か。 嘘……はさすがにねぇか。しそうにも思えねぇし)

【No.110が、所謂アンダーナンバーということは知っている。しかしながら、何とも不穏なモノを男は感じ取っていた】
【彼女よりも高い地位の連中とも、幾度と無く戦ってきた彼だが―――深淵かと思わせるほどの深みを持つ彼女の黒が、語りかけてくる様であるのだ】
【「ナンバーなんてものは、実力を測る物差しとしては一切機能しないのだ」……と】

……おいおい、何にも持ってないから魔術師だと思ってたんだが―――まさかの刀ですか。しかもでっけぇの……
―――復帰戦にしちゃぁ、少しキツイがよ……マーシャル劇場、始めさせてもらうぜっ!!

【地を踏み迫る、彼女。一歩目を踏み出した瞬間に、右の紅から、一発。真っ直ぐな銃弾を踏み出した脚目掛けて放つ―――が、簡単に躱される】
【……思ったより素早い。しかも左右に振った変則的な動きを、その大きな得物を持ってこなしてみせる彼女である】

―――……思わず背筋が凍ったぜ  アンタ女かよ……!?
(右、左、右……ね。 じゃあコレだ……!!)

【今度は左からすかさず1発。しかし狙いは右に寄った彼女の―――手前の床。それは床のコンクリに当たった瞬間、跳ねる】
【跳ねた先は―――彼女のやや左。コレは、動きを予測したもの―――「読み」の一手。 右左右左……と狙いを絞らせない動きは、対ガンマンを理解している動きだ】
【ならば其れを利用せん―――と、右左右左の規則性を持った動きを見て、ロウは左に跳ねるように床の凹みを狙って銃弾を放つ】

【これを上手く流されたのなら、簡単に距離は詰まってしまうのだが。―――ある意味、初手からリスキー過ぎる選択肢だが、彼にはこの選択肢を取らざるを得ない理由があった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/16(土) 21:09:32.24 ID:SxAITbVZ0<> >>110

『紛い物? ああ、間違ってはいませんね。僕ではマトイ様の力の半分も引き出せていないのですから』

【少女の挑発を意に介することなく】
【ヒルコは肩を揺らしてクツクツクツと笑う】

「あー! 相変わらずムカつく! そのスカした態度!! てか覚えてんじゃねぇか!!」

【足刀は宙を切り、打たれる軸足の向う脛】
【硬質的な音が響き、まがわは顔を顰める】

「っつーーー!!」

『まがわ様!』

「わかってるよ!」

【脛を押さえながら、後ろに跳躍し離脱するまがわ】
【すると、今度は少女に燃え上がる車輪が5つ、宙を転がるように飛んでくる】

『四天廻召、火車!』

【少女を狙った車輪は着弾すればナパーム弾のように紅蓮の炎を吹き出し、爆裂するだろう】

【まがわはその隙に廊下に飾ってある甲冑から槍を奪い取る】

「へー良いのあるじゃん」

【槍を構え、不敵に笑う】

「同じ近接武器なら、リーチの長い方が勝つよな!」

【古の時代において、東西どの海の世界でも、刀剣より槍の方が有利な武器であることは明白だ】
【まがわは長い鉄槍を軽々と振り回し、少女の方へ突き出す】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 21:13:35.00 ID:zT60rLGTo<> >>102
/ぎゃーし! 自分にもレスが来ているとは思ってもおらず……
/しかし今文を追加すると見落としが連鎖しそうなので次に組み込ませていただきます
/マジ申し訳ない……('、3_ヽ)_ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 21:14:13.33 ID:YjKUE7bwo<> >>109

616番の、ブラックハート、お姉様――ですか
カノッサ機関において、その番号がいかなる規則性・意義を持つのか、わたくしには判別致しかねますが……

【などと独白していると、相手の左腕から刃が飛んだ】
【ウェル子は口を休めることなく、けれどその軌道を間違いなく双眸で捉えていた】

わたくしのようなひねくれ者などは、例えば『ナンバースリー』なんて簡潔にして正統性のある数字よりも、
その、『616』という途方もない三桁の数列にこそ、『ある種の脅威』を感じ取ってしまうものでして……

【ウェル子は、刃が命中する寸前でサイドステップを踏み、掠るような回避を行う】
【彼女はそうやって十分に攻撃を引きつけておくことで、限界ギリギリまで相手の出方を伺っていくのだ】

【しかし「アンカー」で繋がっていることに関しては、現状これといったアクションをとらず――】

【そして、ステップの着地とほぼ同時に、右手の人差し指と中指をそろえて立てて、】


――――――ばん


【ウェル子が気のない擬音語を合図に、その「銃を真似た右手」から「黒い閃光」が発せられ、】
【立てた二本の指の先端から、一枚の「黒羽根」が、高速で発射される】

【その羽根は、いわば「弾丸」――】
【威力で言えば拳銃の弾丸よりやや劣るが、魔力でコーティングされたそれは、とりわけ「鋭利性・刺突性」に優れており、】
【羽毛部が生身の肌に裂傷を刻むのは用意だし、先端部が命中すれば岩盤だろうとブッスリと突き刺さるであろうこと請け合いだ】


【――ウェル子の攻撃はまずはこれだけ】
【カラスも先のグレネードで失われており、警戒するべきものといったら、「ウェル子の発する黒い羽根のオーラ」くらいか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/16(土) 21:14:39.47 ID:pu1namnuo<> >>108

【頚を逸らしギリギリの軌道で鋭い拳撃を回避し、紅茶色が虚空に踊る】
【近接の距離。術士風の装いでありながら刀を持つ彼もまた、それを得手としていた】

勝った者が全てを手にして、負けた者には何も残らない
そんな勝負こそが生きている証……きみも、そう思わないか

【気狂いじみた長躯は、振り上げた刀をあろうことか天井に向けて放り投げた】
【必然的にフリーになる両の拳を握り締めるが右は何故か振るわれず】
【わざわざ刀を手放してまで開けた左の拳で、思い切り鳩尾を殴りつけようとし】

【先程の斬撃と同じく清い水を纏った拳。懐中で煌くナニカと左手首の腕輪がその根源だろう】
【攻撃の成否に関わらず、頭上から回転しつつ落下する刀をぱしりと再び左手に掴む】
【一連の動きの中で、何の理由か右の手は直接的な攻撃に関与していなかった】

/お待たせしましたっ!

【――震える血液には、未だ気付かない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 21:15:40.20 ID:ErpBCpc2o<> >>113

【刺突剣を手にして結構な速さで迫ってくる桔梗色の少女】
【『腕』は速さ勝負に負けてしまい、見事に避けられてしまった】


あらあら……そんな風に避けられてしまうなんて予想していませんでしたわ
でもまあそれくらい出来ないと私も戦い甲斐が出て来ないですし、ちょうど良かったですわ

【『腕』に深々と刺さる刺突剣を嬉しそうに眺めるリーネ】
【まるでその程度の攻撃は許容範囲と言わんばかりに『腕』もピンピンしていた】
【ただダメージは通っているようで、剣が刺さったところからは油絵の絵の具のようなサイケデリックな血が垂れ出ていた


でも残念ですわ、自分からわざわざ攻撃範囲内に入ってくるなんて
いえ…私にとっては好都合なのですけど

【そう言い終ると同時に『腕』はグルンと向きを変えて少女へと再度迫っていく】
【まるでゴムホースの様にウネウネと蛇の様に動く『腕』は先程よりも動きが荒くなっているようで―――】


でも注意しないといけませんわね
いつ貴方の能力が発動されるか分からない、動けないところに剣を持ってこられたら一貫の終わりですわ

【動ける事にまだ気が付いていないリーネはその場に立ちながら、相手への警戒を口にしていた】
【無論相手の能力がまだ分からないのもあるので無闇な行動は避けているらしいのだが】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 21:17:26.12 ID:S1zMP//60<> >>111

【男が繰り出したアッパーカットによる斬撃】
【ハートのは縦に割れ、小さなハートや桃色の気へと変わり空中へと分散していった】

あらら♪断固拒否されちゃうなんてねっ♪
で も、心配ご無用〜♪
あなたの仲間も愛の元に、メロメロになっちゃえばいいのよ♪

【呑気に揚々と喋るアッシュ】
【ゆえに一瞬の気の遅れ】
【素早い速度で迫りくる男から離れるには気づくのが遅かった】
【男の繰り出す拳は、離れようとした彼女の胸脇へとあたり、そこから鮮血の血が噴き出した】

きゃっ!

【切られた痛みを感じ、地面に倒れそうになるがそこは堪え、血が滲み出る脇を片手で押さえた】

もう〜、いった〜い!!!
それにどこ狙ってるのよ〜♪えっちね〜♪

【相変わらずこの場に似合わぬ陽気な態度】
【自分の血が付いた手を見て、ニヤリと笑う顔】
【何が嬉しいのか―彼女の存在が、異様さが、増していくような顔つきである】

ラブもちょっと聞いてるみたいだけど…
ちゃ〜んとね♪真面目にね♪
お相手してあげるわぁ〜♪

【アッシュの両手が桃色に光、そこから小さなハートが無数にあふれ出した】
【そして両手をまるで拳銃の様な手付きをして男に向ける】

ラブ・マシンガン♪

【両手から繰り出される無数のハート】
【それはさながら機関銃のように、男に向かって放たれた】
【大きさは銃弾よりも大きいが、小石ほどの大きさ】
【銃弾とは違い当たっても打ち抜かれはしない、だが石を当てたられたくらいの痛みはある】
【だが、先ほどと同じく威力がない代わりに付与される効果は"愛"による戦意の喪失】
【ひとつが巨大なハートほどの効果はないが、それでも積もり積もれば大事になるほど】
【心が弱いもの、強い意志がないものは彼女の虜へとのステップを踏んでしまうだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/16(土) 21:18:05.87 ID:ubTH0ol2o<> >>114
140年ン!!?…バッファッファッファッファ!!おいおい!!冗談も大概にしろよ!
どんだけ飯食わなきゃ、140年も生きててそんなにちっちゃいままでいられんだ!?あぁん!?

【『伊達に140年生きてない』ーーーフォンチュンの言葉を聞くと、バッファは大笑い、空気が揺れ動く様な大声だ】
【信じていないのは明白、オマケにフォンチュンをこの上なくバカにしている】

【ーーーが、それが思わずともフォンチュンにいい結果をもたらした、笑って油断したバッファにフォンチュンを迎撃する暇はなく】
【竜の爪がぶよぶよとした腹肉に刺さーーー】

あぁ〜んーーー?

【ーーー爪が刺さる瞬間、バッファは槍を上に持ち上げるーーーこの距離は、バッファにとっても重い攻撃を繰り出せる距離】
【普段は近付くのが億劫な為、寧ろミドルレンジの戦闘を得意とするがーーーその実、近距離がその贅力をこの上なく発揮出来るのは言うまでもない】

【振り上げた槍をーーー接近したフォンチュンに、横にした柄で殴る様に、振り下ろすッ!】
【その槍の重量は、普通の槍よりも遥かに重く、そこにバッファの力と重力が加われば、威力は非常に高くなる】
【相打ち狙いで無理矢理攻撃をねじ込むか、攻撃が浅くなるのを覚悟で反撃を躱すかーーーフォンチュンのスピードなら、ギリギリ回避は可能だろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 21:21:15.39 ID:KNDFL1Av0<> >>112

【膨張する上半身、そして放たれるは"音"による炸裂弾――防ぐ術といえば、回避か。】
【今の一撃こそセリーナ、そしてカズネの両名による弾丸で防護する事が出来たものの、連続された場合どうするか――】
【厄介だね、とセリーナは呟く――その声は鎧の中、魔界の言語が立ち並ぶHUDの中に解けて消える】
【そして次に、視界のディスプレイに映るは跳躍する獣――相変わらず、素早い。】

――チィッ!!防がれた――!
(それに奥に居るあのチッコイのは――「あれ」も敵か。いや――もっと直接的な――)
(・・・確か、昨日のバケモノの背には"乗り手"が居たはず――今日のにはそれが見えない、ってぇコトは――)
(警戒して損はない、ってコトだね。)

【頭を巡らせ、上空からの攻撃に備えるセリーナ――次弾を放つため"弾"末魔のハンマーを起こし】
【ぐるん、と一度ガンスピン――彼女が思考する際のクセだ。】

>>106

――カズネちゃん、ね!よろしくっ!そそ、お互い背中預けるワケだから、今日は頼んだよッ!
【頭を下げる礼儀正しいカズネに対し、セリーナは片手を振って対応、本当は鎧の中でウィンクなどしているのだが――見えなくては仕方ない。】
【セリーナは自身の"エモノ"へと視線を落とし、彼女の質問に答えた。】

そ!ガンマン!でもってアタシも――砲撃、専門なんだよねー・・・。
って、これ結構マズイかな!?アタシの方は防御力もそこそこ自信あるけど、前衛できる程素早くないし――ッ!!

【早速、その恩恵を受ける。上空から迫る脚部、そして踏み砕いたそれが生み出す破片が襲い来る――!】

――カズネ!!
【素早く対応、カズネの方へと回り込むように走り――ガチャンガチャンとアーマーが鈍い音を立てる――】
【どうやら、相当に遅いようだ、移動は苦手か。】
【しかしそうも言ってられない、カズネへと破片が当たらないように身を呈し、鎧で受け止める――ッ!!】
【無論、全てとはいかない・・・】

ぐ、う・・・ッ!!くっそ、やっぱり強いなコイツ・・・!
(しかもあの角――あれ、ってやっぱそうだよね・・・ッ!)

カズネちゃん!!アイツ遠距離攻撃も出来るんだ、あの角から――雷打ってくるはず!
アタシが注意を引き付けて角は潰す!!だからカズネちゃんはその隙にコイツの胴を――いや、どこでも良いからデカイのぶち込んで!!

【そういうと、セリーナは次の弾丸を放ち召還――本日三度目の発砲は召還陣を展開、セリーナの手元へと移動したそれから】
【新手の武装が空間へとイン・ストールされる・・・!!】

番犬吠々―――<"ケルベロス・マグナム">ッ!!

【現れたのは巨大な拳銃――いや、肥大化したソレはもはや拳に収まる物ではないか。】
【風の国首都襲撃の際にも活躍したそれは三つのバレルを持つ大きなリボルバー式魔弾銃】
【ツインバレルの上部にもう一本のバレルを追加したかのような禍々しいデザイン】
【その姿はまさに地獄の番犬、ケルベロスを模して作られたが故に――中央に位置する"シリンダー"には弾丸が三つ、装填され】
【それぞれ一発につき一本のバレルが用意されているという超火力仕様のマグナム・銃だ――】
【セリーナはそれを手に取ると、"弾"末魔とあわせて二挺拳銃にし、疾走――】
【カズネから引き剥がすように、獣を誘導しようとする・・・!!】

ほうら、コッチだよデカブツ!!アタシが遊び相手になってやるよ!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2013/02/16(土) 21:23:27.35 ID:VyeyJ5D0o<> >>105
そう、誰でもいい
こっちも仕事だから、報奨金程度のことはする
……つまりお兄さんたちに敵対するって事だよ

【少しばかり遅すぎる敵対宣言】
【既に戦闘が始まってからのそれ】
【1テンポ、遅い】

やだ
こいつはもう11年も一緒にいる相棒だ
その上、どっちにしろ俺にしか扱えないようにしてある
俺の骨にしか反応せず、俺の魔力にしか反応せず……俺の血にしか反応しない
引き金を引くどころか持つことすらかなわないよ

【即答】
【少しばかり語りながら、次の行動へ移る】

【左手の銃に対して強めの魔力を一瞬当てる】
【そして、跳びながら左手の銃で自分の真下を撃つ】
【左手は空砲、しかし威力は段違い】
【撃った地点からさらに1メートル、上へと舞い上がる】
【そして最高点へと至った途端、右手の銃へは弱く、左手の銃へは先ほどと比べると弱い魔力を当てる】
【それと同時に右手で、今度は直接狙い撃つ】
【今度の狙いは男の足元】

【今度の弾丸は特殊なもので、何かに当たった途端に爆発するものだ】
【しかし爆発の威力自体は弱く、普通の弾丸が当たったときと同じだ】
【その弾丸が当たろうが外れようが、左手の銃で何回か自分の真下に撃つ】
【先ほどと同じ空砲で、先ほどと比べると威力は低い】
【しかし少年を浮かせる程度の力は有り、泥玉が過ぎていってから、地面に着地した】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 21:24:50.63 ID:kMzvNJ0Po<> >>119
/此方も微妙なタイミングで落としてすいません……!!
/ふーんと適当に聞き流してくだされば結構ですよー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 21:29:38.47 ID:iSW3oH3S0<> >>120

……とことんまで、物好きだねぇお前はさ……!

【ナンバーの意味、そんなところに興味を抱いて食いついてくるとは思わなかった】
【あるいは、ウェル子にとってこの戦いは、本当に己の自己実現のためのものに過ぎないのかもしれないと、そんな事を考え始める】
【――――まぁ、正義だの何だのと聞き飽きた建前を喚き散らされるより、よっぽどマシなのだが】

――――残念ながら、あたしの数字に意味なんてないさ……!
ただの、お飾りなんだよ!!

【敢えてギリギリで回避した――――それを確認しつつ、ブラックハートはアンカーを引き戻す】
【要は、右腕の準備を整える、その為の時間稼ぎと、様子見の牽制を兼ねた一撃である】
【それが相手にダメージを与えない事に落胆する様な、そんなそぶりは見せなかった】

(……ギリギリまで、か…………チャンスを窺ってる? それとも……振り回される事を嫌ってるのかねぇ?)

【相手も出方を窺っている。その真意を探ろうとするブラックハート】
【あるいは、手の内を隠そうとしているとも考えられる。どうやら、相応に場馴れした人間である事は、まず間違いが無い】

(……そんな相手に、先にカードを切っちゃうのは下策だけど……このままじゃ、埒が明かないねぇ……!)
夜目に黒は確かに良いけど……あたしにゃ見えるんだよ!

【考察に明け暮れているうちに、ウェル子からの反撃が飛んでくる】
【夜に黒の一撃は、確かに視認性が悪く、認識するのも一苦労なのだが、ブラックハートにはそれは関係無かった】
【――――夜なのにサングラスをしている事を考えれば、単純な闇は彼女の障害にならないと言えるのだろう】
【サイドステップで回避するブラックハート。その身体が、噴水の側へと寄る】
【防御を選択しなかったのは、何らかの能力による産物である事を恐れたからだ】

(あのオーラ……ああいうのには、真っ向から打ち込むのは不味いねぇ…………だからこっちだ!)

【ブラックハートは、ウェル子のオーラを気にしていた。それを再度確かめるべく、反撃に出る】
【背中のランチャーボックスから、1発の対人ミサイルを発射する】
【狙いは、ウェル子の足元――――直接当てるのではなく、爆発のエネルギーや土塊をぶつける事で様子を見ようと言うのだろう】

/ただ今戻りましたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage<>2013/02/16(土) 21:30:04.82 ID:rRf3eT17o<> >>94>>115


 ───────はい───レイニーさんも、お気を付けて──。


【レイニーの呼び掛けに、聞こえるかどうかすら判らぬ程の僅かな声で応じて、頷く】
【それから、月音は此方へと迫る馬の異形と、いくらかましになった面構えで対峙する】


「お、“桜園の血盟”がめ、ちょ、長兄っ?───夜久 月音ぇ───ッ!」

「泰平の為──正義の下に、じゅ、殉じます──っ!」

【唾を飲み、覚悟を決めて。かねてより纏めてあった口上をその口で紡ぐ──が】
【緊張した喉が声の通りを著しく阻害して、結果それは、何とも恰好の付かない詰まったものに】
【“桜園の血盟”──その単語はきっと、件の金髪の少女の疑問を一層、加速させるはずで】

【その言を切った直後、月音は懐から一本の笛を取り出し、構えて、その歌口へ優しく唇を添えた】
【未だ慣れない戦場の空気に負けじと、極力いつもの調子を心がけ、息を吹き掛ければ───】


《────いざ、行きます───お覚悟をッ!》

【笛の音がいくつもの音階を刻み、旋律へと昇華して──別館の一帯を覆い尽くすように、伝わっていく】
【それは静謐さと苦悶とで立ち込め、陰鬱とした場の空気を中和するかのように高く、澄んだ音色】
【その、音の波の中に彼女の声が紛れている辺りに、その能力の概要を伺う事が出来るかもしれなかった】


【──迫る怪人に対して、初撃──月音は音律に乗せるように一条の光線を生み出し、相手へと打ち出す】
【相手の腹部目掛けたそれにダメージは無く、命中すれば一瞬、目標を照らすように輝きを強めるはずで】
【その直後、月音の体が爆ぜるように躍動し、“光の軌道をなぞるように飛翔し、強烈な飛び蹴り”を放つ──ッ!】

【飛翔までにはタイムラグがあったし、意図に気付く事が出来ればきっと、回避も可能だろう】
【怪人と交錯するか、あるいは直撃するか──】
【いずれにせよ、命中すればそれは、大の大人を吹き飛ばしかねない程の衝撃を伴っていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 21:30:17.45 ID:zh8UBsrc0<> >>118
「――――面倒な術じゃ
我も妖術に長けていればそれなりに返せたのじゃろうが……ッ!!」

【生憎、射程の長い術を得ていない少女は避ける事に専念か】
【一つが腕を掠めれば、肌の焼ける感覚に思わず顔を顰めて】
【――――然れど足を止めないのは、その性質故だろう】
【止めれば、更に被害を被りかねない。ならば、多少の火傷を気にするのは得策では無いか】
【しかし、人の形故に腕は二本のみ。決して安い代償で無いのも確かで】


「……長い時の中、槍と対したことが無いと思っているのかの、お主は
一つ、教えてやろうかや。其れを振れば、確実にお主は四肢の一部を斬り付けられる事になるのじゃよ」

【その場で一度の回転。避けるだけで無く、その柄に刃の腹を沿わせる為】
【長ければ長いほど、振りかぶった後の隙――――強いては、使用者に近ければ近いほど、威力が無くなるのが長物の常か】
【ましてや――――先端のみにしか刃の無い槍ともなれば、引いて裂くことも叶わないだろう】


「そして――――石突きを上手く扱えぬ者であれば、さして脅威でも無い
特に、近ければ近いほど……の」

【腹で柄の上を滑らせつつ、そのまま相手へと疾走するのだろう】
【狙いは二つ。まといの術を容易く放たせない為の布石。もう一つは――――懐に飛び込む事】
【特性上、槍は中距離として扱われるが――――果たして、近距離へと持ち込まれた場合はどうなるだろうか】

【横を過ぎるその刹那、双眼に放たれるは潰すための一撃】
【関節へのダメージが通ったところを見れば、やはり内部等はそれなりか】
【槍を持つ今、視界を奪うべく其れは放たれて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/16(土) 21:30:35.47 ID:6ubBG3wFo<> >>117
マーシャル劇場か―――戯言を。

【銃と刀。かたや遠距離武器の代表格、かたや近距離武器の代名詞】
【遠距離から一方的に撃ち殺せる銃のほうが強い――――そんな言葉を、女が信じるわけがない】
【刀を扱うものとして、そしてこの刀「創虚」の使い手として、今まで数多の銃使いを斬殺してきた辻斬りとして】

【例え相対する相手が、どこまでも透き通った碧い目で此方を見つめる、銃の使い手であったとしても、だ】

【走りながら、変則的なステップで相手の銃弾を回避しながら彼の銃を観察する】
【初めから分かっていること。それは彼がただの銃使いではない事―――あのカラーリングからしてみても、おそらく何らかの能力者】
【この世界。無能力者よりも能力者であることを疑った方が良いことを女は理解している】


――――――……ッ!


【跳弾か、そう思ったときには紅い花が描かれたカーゴパンツの右脚の一部は千切れ、そこから赤い液体が流れ出していた】
【それは描かれた花に同化する。彼にはその紅い花が、血である事に気づくだろうか】
【女は瞬時に理解する。ただのガンマン、いや、ただの銃の使い手ではない。と言うこと】

【しかし、それだけで女の動きは止まらない。銃弾は女の足を掠め、切り傷を作った程度に過ぎないからだ】


――――――  ハ  ァ  ッ  !  !  


【腕の動きを止めず、横薙ぎに――右から左に――刀を振る。その並外れた腕力は、腕の周りに僅かに風を引き起こす】
【しかしその腕力を持ってしても、腕の動きを止めないその太刀筋では、彼に浅い切り傷を着けるのが精一杯だろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 21:34:27.75 ID:oxTnwaJ0o<> >>107>>116

【ソニアの弾丸が飛来する――まず、手は少しばかりズラすだけでいい。こちらは避けられる】
【ただし、それまで力んでいた手を離すことになるわけだから、青年の一撃を許すことにも繋がって】
【ちょうどそのタイミング二発目の弾丸が飛来、ベイゼの足を撃ちぬくかに見えた―――】


    ――――『ベギーアデン -Begierden- 』ッッ――!!!


【それを止めたのは女性の身体から幽体が離脱するように現れた、黒金を基調とした刺々しいフォルムの“マインド”だった】
【鋼鉄の鎧をまとい、近寄るもの全てを傷付ける。そんな外見の、まるでベイゼの心を表したかのようなソレは】
【弾丸がベイゼの肌に届くより先、金属同士のぶつかりあう高い音を立てて主人を護衛した】
【しかしながら、やはり狙撃銃の威力は強い―――鎧の左足にはヒビが入り、もしもう一発受けでもしたら、そう考えさせる】

【―――そして数瞬の後、青年の刃がベイゼの右足、その外側をサクリと切って、力の均衡が崩れ】


……甘ェ、甘ェぜテメェらッ!これは戦闘だ、カノッサ機関とそうでない奴、悪≠ニ善≠ニのだッ!
そこに道理なんぞ無ェ!ただどっちかが死ぬまでの話!お優しい童話じゃあ断じてねェのさ!


【グルん、とマインドが青年を向く。ベイゼがソニアの方へとかけ出したのを見るに、別れて闘う気か】
【戦闘の展開は早い――サックを付けたような固く鋭い拳が、アッと云う間に青年へと迫っていく】
【ラッシュ≠ニでも表現すればいいのか、序盤に繰り出すにはあまりに破壊力が高いソレ――正しく、“兵器”でなければしない闘い方か】


―――それと、ソニア!お前は俺を撃てば良い、倒して動けなくして捕まえて縛って監禁でもすりゃァ良い!
そうすればもう悲しまなくてすむだろうよ、何故なら戦えない兵器はただの置物だからだ!

……だがそこに何が在る?火を吹かない兵器はゴミ≠セ、ゴミは捨てられるモノなんだぜ?
だから戦い続けなければいけない、兵器は兵器以外には成れなず、兵器に戦場以外の場所は無い―――分かったらッ!
そっちの野郎もッ!ソニアもッ!早々に俺を止めてみやがれってのさ――ッ!!


【闇の大鎌、鎌状の夜≠ニ表現されるソレを、ベイゼはソニアへと駆ける途中で真っ直ぐに地面へ振り下ろした】
【発生するのは地を這う闇の斬撃。それは撃てば破壊できそうにも見えるが――とにかく、ソレで止まるベイゼではない】

【―――ふと、頭上で何かが軋む音がした。先ほど一部が破壊された階段が、今になって動き出したのだ。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 21:34:48.60 ID:kMzvNJ0Po<> >>116

【彼女の表情が覗けたなら、きっとその、整った純白の色に、強い苦悶の色を浮かべて】
【喉が奏でる淡い淡い旋律、今にも溶けて、落ちそうなその音律】
【かくん、とやや曲がった膝がはちきれそう、ニーソックスに包まれた脚が、ふらふらと震える】

【衝撃に崩れ落ちそうになるその体躯を、何とか踏みとどまった】
【再び頭を上げる二丁のRaumKrankheit′獅ノ奉げる祝砲のような二つの牙】
【皹が入っても尚、その牙を立て続けるのだろう】

【視界に咲く紅い花のよう、血に染まった金盞花のような貴方の傷】
【思わず彼女の表情が震えた、ベイゼに対する怒りが、湧くかのように】
【――――でもそれを彼女は貴方への気遣いであると、大丈夫、と心配するような言葉だと読み替えた】


お兄ちゃん……っ!!……ごめん、ごめんね……
痛い、よね……苦しいよ……ね――――……


【その細い喉元を引き裂くかのよう、悲鳴にしては悲しすぎるその音】
【泡沫に溶けては消えてくれない、むしろ長く尾を引きずるような、そんな悲しみの色】
【ごめんなさいと辿る音色は、墓前で泣く儚い少女の姿そのまま】

【――――きっと、貴方の脳裏にも浮かぶだろう、彼女の泣き顔が】
【片膝をつくかすかな音、両手で持つその刃の重量に絶えられなくて】
【折れそうになる砕けそうになる、その心も、その腕も】

【細く華奢で白い、その柔な両腕では支えきれないほどの重さ、と辛さ】
【戦う事を恐れる心、知っている人へ刃を突き立てることの怖さ】
【兵器なんかじゃない、かといって、人間でも、あれなかった】

【中途半端だと思った、砕け散りそうな両脚で、再び立った】
【機関部が持つ熱は、少女の掌など、容易く溶かしてしまいそう――――】
【再び落ちる拍手のような銃弾の音、リロードを済ませる遥かな音】


お兄ちゃん……気をつけて、今から……ソニア、見えなくなる、から
できるだけ、そこから動かない……の、狙うの、難しい……


【無茶なお願いだ、むしろ、無謀と言ってもいい、無視しても大丈夫だろう】
【前線の辛さが分かっていない、その意味では、彼女は戦士としても中途半端なのだ】
【それでも、貴方ならできると、思った――――貴方のその、腕前なら】

【僅かに交錯する剣と剣の触れ合う音、その断片と軌跡を目で追うことしかできない】
【けれども十分すぎた、それで貴方達の実力を、理解するには】
【思いを込めた弾丸が何ものをも貫かないのなら、何もかも貫けるようにすれば良い】

【再び肩幅に開く両脚、シャンデリアに照らされてキラキラと揺らめいた】
【編み上げブーツが侵食するニーソックスに包まれた細い両脚、その温もりすら、辿れないよう】

【貴方に望むのは、長距離の移動を控えてくれ、ということ】
【そしてその裏の意味は、なるべくベイゼを、その場にとどめておいてくれ、ということだろう】
【貴方の頭上をただ明るく照らすシャンデリアの光が微かにぶれた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 21:34:57.52 ID:rS4BLuzp0<> 【路地裏】

【細長い路地裏の袋小路で、強力な魔力反応が発生していた。】
【その付近へと立ち寄れば、以下の光景を目にする事になるだろうか。】


【袋小路の入り口近くに、魔力反応の根源―― 金属製の黒い立方体が設置されていた。】
【その周囲では次々と魔力の弾丸が顕現し、設定された “標的” ――――】

 【腰までの伸びやかな黒髪が、濡れ羽烏と呼ぶに相応しい色合いで】
 【銀の混ざる橡色の瞳をして、濃藍のトレンチコートを纏った―――少女、だろうか】
 【移ろい行く刹那を留め、硝子の様な雰囲気を漂わせる。】

【――― そんな形容のできる細身の影を、穿ち貫かんと殺到していた。大気の引き裂かれる衝撃と轟音。】
【だが、対応する少女は白銀の太刀を虚空より右手に顕現。掴み取った刃の輝きを闇に曳いて、撃ち込まれる矢の如く弾幕を貫いた。】

――――――――…………ふっ!

【貫通力を求めたもの。着弾点で爆発するもの。
 大小さまざまな魔力弾の群れを、躱し、逸らし、刻み墜として、文字通り “切り拓いた” 一つの活路―――】
【直線距離にして20メートル余りの道程を瞬く間に駆け抜けて、目標地点に少女は到達、】
【そのまま指先で機械の “停止” ボタンを押せば、魔力弾の連射はそこで途切れた。】

…………っ、ふっ……、…ッ………、……! 

【修練としては上出来だろうか。だが――――】


(……この程度では足りない、か。……っ――――)

【一連の動作の正確さ、そして常軌を逸した速度とは裏腹に、浮かべた表情には “未だ到らず” の失意の色がある。】
【そして取り澄ました橡色の瞳に、ゆらりと浮かび上がる焦り―――】

…………それなら、 “これ以上” を求めればいい……。
結論自体は簡単か――――

【それを振り払う様に、双眸に湛えた光は鋭さを増した。】
【……後のない者がそうする様に。或いは、自らを鞭打ち駆り立てるものの様に。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 21:36:03.37 ID:+oZkffo10<> >>121

あぁ、全くその通り―――なんだ、意外と気が合うじゃねぇか………だがまぁ
              同じ類≠セからこそいけすかねェ、ぶち殺したくなっちまうんだよなぁぁぁぁぁッ!!

―――ガッ!!

【拳が虚空に空ぶりながら相手の問いかけに共鳴するように叫びだがより一層の敵意を、殺意を露わしにして笑う】
【が、拳が空ぶった事によって空いた懐に拳が叩きこまれ―――ヒュウ、と肺が詰まる音が牢獄に響き渡る】
【瞬間的に空気を求めて鯉のように口をパクパクとしながら一歩、二歩と後ずさっていくが―――。】

【口元には―――何時しか笑みが浮かんでいて………。】

                     血沸き/ブラッティ・ボム

【斬撃を受けた脚から流れていた血―――それがいつしかセシルの眼前で浮翌遊≠オている………そして粘土細工のようにぐにゃぐにゃと変形し】
【そして最後に―――掌程の大きさの髑髏≠造りだし………数瞬後、まるで煮え立つお湯のように内側からブクブクと泡立ち始め―――。】

【―――爆ぜた=c……まるで爆薬のように掌程の髑髏の形をした血塊≠ヘ、その内側から吹き飛んだのだ】
【だがいくら爆ぜたとはいえ大きさが掌程だ、それほど威力は無い………だが距離が距離、セシルの眼前だ―――避けられるか】

【攻撃の成否に関わらず―――爆ぜた血塊≠ヘ血を周囲の壁へとまき散らす=c……壁にまた新しい血の紋様が刻まれた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/16(土) 21:36:16.78 ID:eeXs6j7p0<> >>115

……馬は任せる。信頼してるよ。

【短く告げ、研ぎ澄ます。悪意を刃に。】
【月音との会話には悪意は要らない。多分この娘は、善意で接すれば応えてくれるから。】

長兄に倣って名乗るなら。
私は『桜園の血盟』がーー次兄、レイニーエッジ・ピカレッジ……とでも言おうか? なにか締まらないね。

泰平の正義の元に殉じよう……ふふ

【ーー黒豹か、予想以上に速い。だが、それだけだ。 】
【工夫の無い引っ掻き。獣にも出来るじゃないか。人型の強みは知能だけか?】

小煩い奴だ。……野郎とは、失礼じゃあないのか? このレイニーエッジお嬢様に対して?

【ーーまあ、結論は、出た。】
【こいつは本命ではない。まあ本命らしき女が居る以上は、当たり前か?】

【巫山戯る余裕は有る。シンプルで、手早く終わる一撃をお見舞いしてやる。】
【……ヒーローじゃないのだ、敵に見せ場なんかやらん。】

ーー見切った。終わりだ。あの世で鳴け……畜生風情。

【さて、工夫を凝らされる前に、斬り裂いてやる。】
【つまり、行うのはーー居合斬りだ。顕現した、漆黒の業物。即ち日本刀を以って。】

【ーー視界に描く。殺戮のラインを。黒豹の首を両断する、鮮血のラインを。】
【それを、刃で、より速い『黒』によって、なぞるだけだ。振り抜き、なぞるだけ、だからシンプルに、疾く……!】


【容赦は要らないーーーーーー振り抜くッ!!!!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 21:40:25.20 ID:mcjtMnFlo<> >>112

マッドハッター……!

【音波に揺れる鼓膜に嫌でも届く不快な声だ、カズネはまずそう思った】
【ああいうモノを見ると叩き潰してしょうがなくなるそういう性分をしかし自分で否定しない】
【嘲笑うモノには相応の鉄槌を与えるそれが応報だ】

装填/リローデッドッ!

【大規模な砲撃でなければワンテンポあれば装填は終わる】
【リボルバーには再び9つが隙間を埋めて在る】

>>125

――――――――っ

【飛来する破片に息を呑む】
【杖を掲げるにもワンテンポ遅れて、それは身を裂くかと思えたが】
【しかしもう一人がそれを防いで事なきを得る、残された破片は杖の定型文呼び出しで防がれる】
【術式は本来放つ筈の魔弾の形状を壁に変えるという物で、つまりそれに触れた破片は大きな音を立てて明後日の方向へと弾かれる】
【正式名称:攻性防壁はその性質故に魔翌力の消費が大きい】

【それを補う杖の魔翌力量は底が知れない】
【しかしそれを振るうカズネの精神と体力は有限である】
【そう何度も使えないのは言うまでもなく】

……っ、礼は後でまとめて言うわ!作戦極めて了解っ!

【セリーナに対して頭は下げないそれは後でも出来る事】
【今は後方へ走りそして術式を安定させるのが一番にやるべき事だ】

【稼げるだけの距離を稼いだ後】
【壁際に近い数mの位置で彼女は砦を作り始める】


アンタも耐えてなさいよっ!!

【起点は床に突き刺した「杖」】
【「月」を象徴とした魔法陣が地面を紫の光で一瞬に塗り替える】

回路、接続/セット……魔翌力供給……開始っ!
一番二番は収束砲身として展開/セット!三番四番は圧縮線!五、六、七は魔翌力最適化……!

【がきん、がきんと組み替えられる砲身】
【カタチその物を変える動作はカズネ自身の身体にも痛みを伴う】
【でも痛みは我慢するものだ、歯を食いしばる必要もないこんな事はいつもの事だから】

八番九番は魔翌力供給!開始!!

【全ての工程の終了、魔翌力の引き出し作業の開始】
【辺りを覆う魔法陣は回転を始め「杖」から無理やり魔翌力を吸出し始める】
【その過度な魔翌力の移送は自然現象としての放電を伴う】

【砲撃を放つにはまだ足りない、全てはセリーナの働きにかかっている】
【カズネの瞳は彼女と、対峙する魔獣へと向けられて】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 21:41:54.52 ID:Xsv+3v/IO<> >>124

うるせぇよ、デカブツが。

【眉間にシワが寄る、声のトーンが低くなる】
【どう見ても怒っている。あれだけ馬鹿にされたなら当然だろう】

【しかし、我を忘れて回避を忘れるほどの激昂ではなかった】

――クソっ!

【振り上げられた槍、このまま受ける訳にはいかない】
【翼、両腕、両足を使い、後方へジャンプ。槍が目の前を掠める】

……そうだ、いいこと思いついた。

【少年は不敵に笑み、飛びかかる】
【男にではない、男の持つ大槍にだ】

【槍を掴むことができたなら、槍を引き離すように腹部の傷を思いっきり蹴りつける!】
【いくら体力があっても、傷口を執拗に攻められれば決してただでは済まないだろう、それを嫌うなら、大槍を手放すことになるだろう】
【しかし、そもそも掴まれなければ攻撃は不発に終わる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 21:43:16.30 ID:arFb8g7Xo<> >>123

「――そんな紛い物の愛なんて……――!」

【その言葉が完全に繋がることはなかった】
【――先程も思ったが、何かがおかしい……自分の精神が蝕まれているような、そんな気がする】
【彼女の能力はあのハートと見て良さそうだ、しかし――】 【斬った感触からしても、威力が高いようには感じない】
【……先程感じたあの考え、もしかしなくとも――――】

「――……サキュバス、かァ」

【あのハートの能力は戦意を奪うと見て良いのかもしれない】
【――そして、そう小さく呟けば……精神を強く持とうとする意志を滾らせ】
【あの女性――先程とは何か……雰囲気が変わっている?】
【……人ならざる存在、姿だけで判断するのは駄目だと解っていても、その可能性は大いにある】
【しかし、もしそうだとしても――行動が変わるわけではない、それが悪の魂であるならば】


「スラッシュ・テイル!」 「そんなの要らない、――斬り裂けッ!」

【討つのが正義の役目】 【しかし[ピーーー]のは嫌だ、だから更正させるしかない】
【先程のハートの攻撃で、あれに近づくのはやめた方が良さそうだと判断し】
【まずは前方に駆けつつハートの回避、そして接近に成功すればバク転をし、それの回転を活かして尻尾による斬撃】
【前述の通り、尻尾には刃がある、それも二つ――斧のような配置で】
【切れ味は手の刃と変わらぬものの、尻尾の柔軟性は攻撃に遠心力を与える】

【バク転という行為のため、隙はそれなりにあるが――】
【成功失敗問わず、彼はバク転の後、王座の上へ飛び乗るようにバックジャンプをする】
【だが、この行為は"バク転前後に攻撃"をすれば行われない】

【今回は殆ど桃色の気にあてられなかった様だが、先程僅かに削がれた戦意は未だそのまま】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/16(土) 21:45:50.51 ID:SxAITbVZ0<> >>130

「ほー、随分偉そうに説教してくれるな!
 長く生きてるのがそんなに偉いのかぁ!?」

【まがわは少女の挑発にあっさりと乗る】
【滑る刃、迫る白刃】

【しかしまがわは焦ることは無く】

「じゃあ、槍をこう使う奴は居たかよ!?」

【まがわは鉄槍の柄を上へ曲げた】
【目を狙う刃をさながら十手の如く止めてしまう】

「そして、テメーの武器は刀だけだが! 私の武器は"全身"だぜ!?」

【片手で刃を止めた槍を持ったまま、まがわは手刀で少女の身体を狙う】
【槍に刃を滑らせる手が仇となった】

【まがわの短い腕でも、少女は十分射程内】

『あはっ! まがわ様、赤外線反射の準備を』

【肉薄するまがわと少女をヒルコは気色の悪い笑みを浮かべて見つめている】
【背後には燃え上がる車輪、その数は先ほどの3倍、15!】

『接近すれば僕は支援攻撃を撃てないと思ったのでしょうが』

「生憎私には熱は通用しないんだよ!!」

『四天廻召、火車・大獄!!』

【決して狭くは無い、かといって広くも無い回廊に燃え上がる車輪が跳ね回り】
【爆裂して炎を吹き出す】

【床に敷かれた赤い絨毯や壁に燃え広がり、廊下はさながら焔の草原】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 21:47:04.65 ID:0cRrbSRAo<> >>126

『風の国に雇われたってわけかい。ハッ、いくらもらってっか知らねえがよ、ここに踏み込むには割に合わねえんじゃねえの?』
「はした金目当てに戦場に踏み込むような輩は、長生きできないぞ」

【少し遅めの敵対宣言に、交互に言葉を返す兄弟】
【こちらも少々、テンポの襲い対応】


『なんだ、そうなのかよ。せっかく部屋に飾っとこうと思ったのに』
「まあいい、なら11年越しの相棒と心中するがいい」

【少年の即答を聞いて、そろって残念そうな表情を浮かべるが、すぐに殺意をたたえた顔に戻る】
【続く、少年の動き。銃撃で空中に舞い上がるという離れ業】
【思わず、見上げる。空中から放たれる銃撃。狙いたがわず、足元へと飛来してくる】
【兄弟は、とっさに飛び退くが、地面に当たったとたんに、爆発するとは想定外だったようだ】


「ぬっ!! 炸裂弾か!?」
『ちぃ!! 味な真似しやがって!!』

【爆発に一瞬バランスを崩し、次いで爆発によって削られた床の破片に、その隙を襲われる】
【胴体に細かい傷をいくつか負う。しかし、戦意はいささかも衰えず】


「さて、次はこちらの番だ!」
『接近戦は得意か!? ガンマン!』

【双子が、一つの胴体で駆ける。着地した少年へ向かうその速度は、さすがに常人のそれとは比べ物にならない速さだ】
【走りながら、再び青白い兄の両手の中で精製される、泥の玉。同時に、浅黒い弟の両手がそれに添えられる】

【中距離程度までの接近に成功したならば、泥玉が、打ち出される。先ほどの玉と同じくらいの大きさだが】
【この泥玉の中には、砂の刃が封じ込められている。泥自体は、砂を包むためのもので、当たっても衝撃はない】
【しかし、この泥玉が何かに着弾すれば、はじけ飛んで中の砂の刃を周囲にまき散らす。先ほどの少年の攻撃への、意趣返しといったところか】

【攻撃の行方を見つつ、兄弟は少年へと駆ける足を止めない。このまま接近戦に持ち込むつもりか】
【兄弟の脳裏によぎるは、少年のホルスターのベルトに下がる、謎の紙束の存在だ】
【意味もなく有しているとは思えない、何かある。接近しつつ、それへの警戒心を強める】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 21:51:08.95 ID:kMzvNJ0Po<> >>132

【予想外であった、完全に、ベイゼが此方へと、向くとは思わなかったから】
【だが、もう狙いを変えることは出来ない、狙った手段はただ絶え間ない嵐の中に似ていて】
【飛び込んだなら、流れに身を任せること、しか――――】


Различно(違う)!!そんな、そんな考え、間違ってる!!
兵器≠ノだって、赦されるよ――――っ戦うこと、以外も……!!

ソニアも、ソニアも……そうだったの、戦う事、それ以外……できなかったの!!
でもね、でもね……今なら、できるよ……人に、優しくする事

壊す事、傷つける事……っ殺……す、こと……それしか、できなかった、ソニアも……!!
だからね、ベイゼだって……できるはずだから……だからっ……

そんな、簡単に、あきらめちゃ、ダメ――――!!


【細い喉が切り裂かれるかのよう、普段静かで、大きな声なんて出せない彼女】
【響き渡る音律は、とても、とても不恰好、叫んだなら、かくんと身が半分に崩れ落ちそう】
【両手でRaumKrankheit≠握ったまま、がくり、と身を崩しつつも、何とか踏みとどまった】

【前髪が頬を濡らす、僅かに下を俯いて、やがて顔をぐっと上げるのだろう】
【汗が頬を伝ったなら、ぺったりとプラチナブロンドの髪が張り付くみたいに――――】
【それでも、耐えた、たとえ形が悪くても、そこに込めた思いに代わりはないから】

【近づく貴女の姿、寸刻、吼える闇色の斬撃――――間に合わない、と心の中で悟った】
【巨大な両手の武器、その代償に細かい動きが大幅に制限されているのだ】
【ダメだと、思った、このままではやられる、と辿りきって】

【覚悟を決めた、髪に濡れる彼女の頬が、僅かに上気したのに、気づけるだろうか】


……ベイゼ、笑ったよね……さっき、戦ってる中で、人を傷つけて、笑ってた……
見たくないよ、ソニア――――そんな、ベイゼの表情……だからね


    一端、幕を引くの

Разбитый Стеклянный Синдром
――――――――Broken Glass Syndrome


【両手に持つRaumKrankheit≠大きく広げる、そうしたなら、一瞬エントランスから光が消えたように思えるだろう】
【正確には、ナウファルの居る場所だけに、十分すぎる以上の光が集中される】
【その正体は直ぐに気づくだろう、彼女やベイゼ、その頭上に灯された、シャンデリア】

【狭い間隔で天井に並んでいるそれらのシャンデリアを覆うように天井に巨大な鏡≠ェ出現したのだ】
【光を反射する鏡、恐らく少しずつ屈折していて、シャンデリア全ての光を、一点に集中させている】
【その光の矛先はナウファルと、ベイゼのマインドのある、位置――――彼らの姿はとても眩しく見えるだろう】

【反面、その他の場所には光が行き届いていない、すなわち、ソニアが居る場所も、ベイゼの駆ける地面も、一気に真っ暗となるだろう】
【明るい状況から一気に暗くなれば、一瞬であるが、居場所を見失うかもしれない】
【――――しかし、彼女のRaumKrankheit≠ノは暗視スコープがある、その点では有利だ】

【けれども、そう簡単には行かない、重装備故、移動には支障があり、その位置からは多くは動けない】
【――――銃声が響いたなら、ベイゼの斬撃が撃ち抜かれるだろう、僅かに熱を保った銃口がベイゼに捉えられるだろうか】
【右およそ30cm僅かな移動しか、彼女は行っていない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 21:52:05.66 ID:YjKUE7bwo<> >>128

――なるほど、お飾り、ですか

【ウェル子は羽根が避けられるのを目におさめながら、淡々とした独り言を続ける】


ですが、人は、誰しも装飾品で自己を表現します
そう……貴方様の仰る「お飾り」を衆目に晒すことで、自身の本質を隠すか、引き立てるか……


【――一言一言に込められているのは、すべて「場のペースを握る」、という目論見】
【ウェル子は、そんな嫌らしい「誘導策」をゆっくりと場に満たしながら、勝負の趨勢を握ろうとしている】


どちらにせよ、『お飾り』は、軽視すべき事項ではないと、わたくしは断じましょう


【――ブラックハートが「能力」を警戒して回避を選択したのは、正解だろう】
【だが、そこまで判断がいったならば、もう一歩、思考を踏み込むべきだったのかもしれない】


――ね? ブラックハート――――


【ミサイル発射の間際、ブラックハートの斜め後ろ辺りで、淡く黒い閃光が瞬く】
【「回避したはずの黒羽根」が、なんと、「一羽のカラス」に姿を変えているのが分かるか】


――――オ・ネ・エ・サ・マ――――?


【ミサイルが地面を抉った時、ウェル子の身体を覆う黒羽根は、「暴風」と化した】
【轟く爆音と、相殺し合う「ミサイル爆発」および「黒羽根の暴風」】
【ウェル子は、その身に相殺しきれなかった余波を浴び、いくらかの火傷・土塊の衝突を受けつつも、致命傷は避けきる】
【風がとぎれる頃には、煤けながらも鋭い視線をブラックハートに向ける彼女が、そこに佇んでいるのが見えるはずだ】


【その一方で、いましがた出現したカラスは、ブラックハートに攻撃を加えるべく、一旦上空に飛び上がってから急降下突進を繰り出してくる】
【その鋭いクチバシで、ブラックハートの首筋をえぐり取るべく――】

【だがカラスはもろく、カラスが気絶する程度のダメージで「消滅」する】
【そこに気づけるかどうかも、今後の戦いを左右するか――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 21:54:22.31 ID:oxTnwaJ0o<> >>125>>137

【化け物は―――セリーナを追うように駆け出した。やはり頭脳は単純か】
【加えてそれを正そうともしない使い魔を見ると、あくまで監視役か何かに思える】
【ガイストが綾津妃をどうにかするまでの監視、時間稼ぎ――とすると、だ】

【――――案外早く、この闘いはケリが付くのではないかと思われた】


    オ゛オ゛オ゛オ ォ ォ ォ ォ―――――ッ!!


【魔物が吠える。吠えると、蓄積した角の雷が周囲へと展開されて――小さな落雷が、建物内部での雨≠作る】
【大理石を砕き、肌に怖気を走らせて、その攻撃範囲は建物全体であるものの】

【そのおよそ7割ほどは、セリーナの方へと落ちていた。確実に陽動の効果はある】
【そして落雷とは言え昨日草原に現れて生き物とはサイズが違う。およそ8分の1程度のサイズのモンスターなのだ】
【故に、カズネの傍に落ちる雷撃も致命傷を負わせる程のものではないだろう】
【加えて言うならこの魔獣、雷撃を放つ間は無防備で―――且つ、今のセリーナ達には優秀な武器が揃っている】

【ただの弾丸が肩や腹に命中してもこの動き、というならば爆撃や大魔術なら】
【銃弾なんて言うものがちっぽけ≠ノ思えるような一撃をもしここで叩き込めるならば――ぶるっ≠ニ、指輪が震えた】



【―――その一方で、オレンジの使い魔が空を舞う。踊って遊ぶように動くソレは、ふらりとカズネの肩に近づこうとして。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/16(土) 21:54:48.72 ID:pu1namnuo<> >>135

【殴り抜いた感触の余韻に浸る間もなく、不穏な髑髏から距離を置こうと】
【軽く二、三歩跳ねただけのバックステップが爆風に押され、高い踵が蹈鞴を踏んだ】

……――――ッっ!

【倒れこそしないが右腕から溢れる青い血液は、如実にそのダメージを物語る】
【恐らくはその腕を眼前にして爆発を防いだのだろう。だが血色の異様さから見るに、義手の類か】
【先程から攻撃に使用していなかった腕、義手を嵌めるにももっと戦闘向けのものもあるだろうに】
【まるで人肌そのものの右腕を選んだのは、一体何の為か。勿論、相手には知る由もない事】

……悲しんでくれるだろうか、――「篠突く」

【不明瞭な呟きと共に、間合いの外から魔刀を横一文字に振る】
【同時、鋒から飛沫のように飛ぶ清い水が氷柱針のように鋭い形状となって、ジェイを射抜こうとする】
【細長い針のようなそれは打ち払うには容易く、しかし5本同時ともなれば全弾回避も難しいだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 21:58:25.76 ID:QFRO3Dq1o<> >>122

  …随分と“余裕”ですね――――ッ!!

【――――速度を生み出す“脚力”。彼女の身体能力の中で特筆すべき部分ではあるが、やはり“それだけ”、と言ったところか。】
【腕力に欠けるが故に攻撃を“刺突”に絞り――更に“刺突剣”といった相手の装甲を貫く為の剣を振り翳す。】
【相手の“射程”に入らなければならないのはその為だ――――あくまでも相手に接近する必要がある。】

(最低でも腕に数撃――――もしくは“彼女”を目掛けて“撃つ”必要がありそうですね…)

【後方への退却。恐らく、少女はあの腕を“受け止める”事など出来はしない。】
【正確には“受けて弾け飛ぶ”事は可能だろうが、“その程度”で許す彼女でもないだろう。】
【タン、タンと迫り来る相手の“腕”を躱しながら―――】


  (…ここです――――ッ!)

【――少女はとある彫刻――――“馬に跨る騎士の像”の背後に飛び込み、一時的な“盾”とした。】


【それは、少女のとある思惑に依る物。】
【脆い彫刻であるが故に、彼女がそれを“砕く”事は恐らく容易だろう。元より、少女もその程度で攻撃を防げるとは思ってはいない。】

【だが、それを行えば石粉が舞う事は確実。】
【拙い“煙幕”ではあるが、全力で駆け抜ければ他の像の背後に飛び込む事は容易だろうか。】

  (――――動くな、と言ってもあの腕を止める事は出来ませんか…ですが――――)

【もし、彼女が少女の姿を見失う事があるのならば、少女はその位置から彼女に対して“不意打ち”を仕掛けるつもりでいる。】
【彼女はそれを見抜けるか――――そして、見抜いたとすれば、それにどのような対処をするだろうか――――!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 21:59:22.32 ID:S1zMP//60<> >>139

あら♪ダ メ よ♪

【ハート弾丸の雨を避け、アッシュに接近する男を見て不気味に微笑む】
【今だハート発射し続ける両手の指を、銃口と銃口をくっつけるように互いに合わせた】
【指の間から発射され続けるハート】
【そのハートたちは行き場を失い、互いにくっつきあい、手の中で大きなハートへと進化していく】

受け止めて〜♪ラブ・クッション!♪

【まるで車のエアバックの様に、ふんわりとした巨大なハートが手の中から飛び出し男の攻撃を防ぐ】
【視認はできないが、遠心力がある尻尾の攻撃―刃はハートの皮一枚の差を目前に、アッシュの顔まで届きそうであった】】
【しかし攻撃は届かず、攻撃を受けたハートは中心をぐちゃりとへこませ、尻尾を反動ではじきかえす】
【役目を終えたハートはそのまま分解され花弁のように宙を舞い落ちる】

良い攻撃だわ〜♪もうちょっと速度があったら危なかったかもね〜♪

【そう言いながらアッシュの手で作られる新たなハート】
【直径50pほどの出来上がったハートには、不気味な髑髏のマークが描かれている】

ラブ・ボム

【彼がバク転後、玉座に飛び乗った場所へとそのハートを投げ込んだ】
【地面に落ちたり、触れたりしたら割れてしまうほど弱いハート】
【割れれば中から現れるは突風にも似た桃色の気による衝撃波】
【本物の爆弾の様に人を[ピーーー]目的でないにしろ、威力は先ほど魔の攻撃に比べ格段に上である】
【威力に伴い彼女の能力―戦意喪失の付与はほぼ無いに等しいものではある】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/16(土) 22:01:16.75 ID:Uw3jutswo<> >>131

……くっそ、まだブランクあるか……?
(―――あんなの直撃したら終わっちまう……でもあれだけ重い物持ってるなら、少しカスればぐらつくかと思ったが)
(……単なる、腕力じゃない……? まるで、一切重みを感じていないような―――)

【直撃はならずとも、確かに彼の「読み」の一撃は傷を残す。しかし―――其れでも尚止まらぬ、歩み】
【強烈なプレッシャーが、地を踏みしめて迫ってくるのだ。男は右に回り込むようにして、彼女から距離を取ろうとするが―――】

―――っ痛ゥゥゥッ………!!  マジか、はっや過ぎんだろォッ……!!

【想像よりも速く、鋭い一閃、その先端が―――逃げる彼の左脇腹を紅く染める。彼女が速いのもあるが―――彼が、予想以上に緩慢だった】
【足運びが、拙く、遅い。―――右足を庇うようなその動きでは、避けられるはずの一閃も肉を裂く】

―――痛ってぇなぁこの野郎ッッ!!! ……『炎幕ショット』ォ!!

【顔を顰めながらも、右の紅銃から銃弾を放つ。が、またも狙いは彼女の手前の床。そして―――放たれた銃弾は、紅く輝いて】
【銃弾が床に触れた瞬間、真っ直ぐと高さ2mの炎が立ち昇る。その炎は、彼女を燃やすものではなく、あくまで、目眩まし。彼と彼女の間に出来る、炎の幕】

―――っくぅッ〜〜〜!! もういっちょおォォォッッ!!

【距離を開けながら痛みに耐えながら、左の銃から一発。幕を貫いて、狙いは足。―――といっても、こちらも幕で相手の姿は見えない】
【故に相手が立ち昇る炎の幕を前に、脚を動かしていたのなら弾丸は彼女に当たらずに空を裂く】

【この勝負―――単純だ。 お互いの間合いを維持した者が、勝つ】
【……脇腹の傷は掠り傷の筈だが、痺れるような激しい痛みが彼を襲っていた。其れほどの威力なのだろう。……迫り来る強大なプレッシャーに、追い打ちをかける痛み】
【―――男に問われるのは、精神力。 苦しい闘いを、やり通す硬い意志なのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/16(土) 22:05:11.68 ID:ubTH0ol2o<> >>138
【床を砕きそうな勢いで、振り下ろした槍が轟音を鳴らす】
【巻き込まれていればひとたまりも無かったであろう、しかしそれを狙っていたバッファは舌打ちをする】

おうおう!偉そうに言う割にゃあ逃げてばっかか!?
その羽引きちぎって団扇にーーーうおっ!?

【フォンチュンに苛立ちをぶつけながら、槍を持ち上げようとしたその時、フォンチュンが槍を掴んだせいでガクリと動きが止まる】
【次の瞬間、腹に刻まれた傷を狙っての蹴りが飛んで来て、ぬるりと蹴りを滑らせてダメージを軽減しながら、槍から手を離して後ろに下がる】

…ッ!……やってくれんじゃねぇか!!
このバッファ様を怒らせやがったな!黙っていりゃ調子に乗りやがって!!
いいか!この俺様を誰だと思ってやがる!?カノッサ機関ナンバーズNo.29!バッファ・ロースカルビ様だぞ!!
あの六罪王コーネリアス様にも認められたこの俺様を!貴様如きガキがやれると思ってんのか!!?あぁん!!?

【自分が怯んだーーーバカにしていたフォンチュンに、後ろに下がる事を許したのだ、それがバッファには途方も無く腹立たしい】
【大声を張り上げ、フォンチュンに怒りをぶつけながら、所属と立場と思い込み≠盾にして威圧しながら、手斧を取り出し、投げ付ける】
【その手斧は生物の骨で出来た物であるが、重さや硬さは鉄のそれと変わらぬ物を持つ、おまけにバッファの怪力が加われば、簡単に受け止めるともいかないだろう】

【ーーーそれに、バッファが持っていた槍は、非常に重く、普通の人間にはとても持てそうにもない代物だ】
【バッファが槍から手を離せば当然フォンチュン一人がその重さを受けるーーーフォンチュンに人並外れた怪力が無ければ、すぐに離しでもしないと隙を晒してしまうかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 22:06:06.46 ID:iSW3oH3S0<> >>143

(チッ…………なるほどこいつ…………!
あまりまともに取り合ってたら……ペースを持ってかれるねぇ…………!)

【突き放す様な自分の返答を受けてなお、言葉を紡ぐブラックハート】
【――――こうした相手には覚えがある。戦場で、意味も無く口を動かし続ける人間と言うのは、いくつかのパターンに分けられる】
【まず、単純に無能な存在だが――――ウェル子がそうではない事は、既に十分分かっている】
【それでないのならば、何らかの己の主張を、相手へとぶつけるようなパターンと言う事も考えられる】
【しかし、ウェル子の言葉に、何らかの思想や、相手を説得する様な力めいたものは、ほとんど感じられない】
【なら、残るパターンは1つだけ――――その言葉も『戦い』のうちに入っている、あるいは取り入れている――――そんな人物だ】

――――――――ッ!?

【もし、ウェル子がそうした人物であるならば――――この言葉は、何かからこちらの意識を逸らす、目くらましである可能性が高い】
【正に、最初にブラックハートが仕掛けた時と同じような、気を引くための囮である】
【そこに気付いた時――――背後の閃光によって、ほんの微かに背中からの光量が変化した事に気づく】
【――――サイボーグであるブラックハートの目は、通常の人間ならば感知できない程の情報をすら、正確に手に入れるのだ】

っ、しまった!!

【ウェル子の防御を見届けもせず、ブラックハートは後ろを振り返り、急降下してくるカラスの姿を見やる】
【それが、先ほどの弾丸の変化である事も理解したが、今はそんな事はどうでも良い】
【もう既に、相手は『本命』を撃ちこんで来ていたのだと、ブラックハートは解釈して】
【肩の『中型ビームガトリング』2門を、カラスへと向けて発射する】
【人間を致命傷に至らしめるには、10発前後の弾丸を撃ち込まなければならないのだが、1匹のカラス相手では明らかなオーバーキルだろう】
【そして、そんなオーバーキルを敢行するほど、ブラックハートはカラスに気を取られていた――――つまり、ウェル子に対して、隙を見せていたのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga sage<>2013/02/16(土) 22:08:32.70 ID:zT60rLGTo<> >>102>>132>>133>>142

【きっと彼の言葉は相手にとって綺麗事でしかないだろうし、聞く耳を持つ必要も無く】
【どれだけ真剣な瞳であろうとも、身を裂くような痛みを知らずに育った、“甘ェ”人間だ】

ソンなの、もがく事を放棄しテ、考える必要ノない定義に甘ンじてるだケだ!
――だったら、ヒトがヒトとして生きテいく事が出来ない道理だッテ無い!

【追いかけようとした脚は、立ちはだかるマインドによって踏み止まらせられる】
【始めのうちはなんとか水の刃によって受け切れていたものの、徐々にその速度についていけなくなる】
【十数度の打ち合いの末、マインドの巨大な拳が彼の鎖骨の下にめり込む】
【ぐら、と揺れた体は前のめりに大きく傾いて、その向うの景色を金色の瞳の中へと映す】

【光が差し込む先が限定される直前、目に入ったのはソニアへと走るベイゼの足】
【優先されるべきは己よりもソニアの方であり、きっと本当にベイゼの心に届くのは、彼女の言葉だから】
【おそらく反射に近い行動ではあっただろう、彼の行動はマインドを屠るより】
【ソニアの銃の狙う先を、ブレさせない方に重きを置いた】

止メる手伝いは、俺にモ出来るケド。ソコから先は君が話さなくちゃいケない
君が折レたら、駄目なンだ!

【倒すとも、殺すとも言わず。出来る限り相手の澄んだ想いに報いるように】
【優しく語りかけるほどの余裕は無いし、相手の心に響くような言葉を紡ぐことのできる経験も無い】
【普段より数段ぶっきらぼうであるかも知れない声音は、それでも精一杯の励ましだった】

≪尾≫(ザイル)、疾走れ――!

【曲刀に纏わりつく水が細く鋭く伸び、ベイゼの負傷した右足を再び襲う】
【しかしその性質は牙では無く尾、もしも足元へと到達したなら、水は絡みついて締めつけんとするだろう】
【全ては非力な少女を守るため、その望みを叶えるが為に】
【次の瞬間己の在る位置へと集まる光に目を細めるも、視えるという状況下、まだ倒れるには早すぎる】
【水の助けを失った曲刀の柄を握りしめ、突き上げるようにマインドの顎へその切っ先を押しこまんとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 22:10:01.66 ID:PIuIOGjPo<>
【最前線において、未だふるふると襲撃に震える様子を見せるブレンヒルトと、気を失ったように動かないマフラーの青年】
【す、と青年の体を引きずりながらブレンヒルトは後ろに後ずさりするように下がり、二人の部下の戦いの様子を見る】
【自分のブレザーのポケットに手を伸ばしながら、彼女はあたふたした様子で両者を見る】


うわぁ……!無論今度はさっきと違って袋叩きにはできそうにない訳だけど……!どうしようかしら
ガイストのお爺ちゃんを手伝ってこいって言われたのはいいけど、これちょっとヤバいかも……!


【少女はまだ前には出ない、臆しているのか?ナンバーズのくせに】

>>129

【こちらが相手として見たこの少女、夜久 月音と名乗る少女】
【女子らしく体はやや細い、タックルだけでも吹き飛ばせそうな外見で、武器らしい武器は見当たらない】
【武器はなんらかの能力か、あるいは暗器か?それを見極めようとして取り出した物を見れば――笛?】

【そして上げてきた名乗りに、馬の"怪人"はベルト部分の逆五芒星の紋章に一度左手をやりながら問いを投げる】

「“桜園の血盟”?――聞かん名だな!ハハッ!まさか貴様ら新手か?
UTでも、玩具と船のチンピラでもないようだが―――いや、これは?

(攻撃手段は『笛の音色』でもない、光を浴びても痛みはない―――奴が来るッ!?
この光はレーザーサイトのような照準合わせの光か!?)」


【躍動する月音に対してホースクレムリンが左腕を前に出すと、そこに象られた天馬の紋章、その眼に輝く青の宝石が輝く】
【同時、左腕が陽炎のように周囲の空気もろとも歪み、その左腕の手甲が1mほどの盾へと変化していく】
【相手の狙った通りの光にそのまま盾を向けると―――ギィィン!と音を立てて足が盾に激突するだろう】


「……むうッ!!小癪なッ!!だが次はこの俺の剣を味あわせてやるぜ!」


【強力な跳び蹴りを左手の盾で受け止めきるも、みしぃ、と盾に対してある程度の手ごたえを月音に与えながら1m半ほど衝撃で下がらせる】
【しかし相手が近づいてきたならば、近距離戦はこちらも望むところだ、防御の動きからそのまま攻撃につなげるチャンスがすでに目の前にある】
【すかさずホースクレムリンが右手の大剣で、着地した瞬間を狙い胸、腹、と二度突きを振るってくる!】

>>136

「ヒャッハー!!だったら少しは女らしく振る舞うこったなあ!
少しくらいそそる色気を見せりゃあ俺らが可愛がってやったのによお!」


【パンサークレムリンの目が捉える、この構えは居合切りか?】
【こちら同様、向こうも接近戦を得意とするタイプの戦士なのか、それがなんとなく理解できる】
【だがそれならば、なおのこと『この手はかなり利く』だろうと狙い、にやりと異形の顔が笑みに歪む】

【まっすぐと飛んでくるパンサークレムリン、このまま呼吸を合わせて振るえば容易く一刀両断できるだろう】
【次の一呼吸で着地する、レイニーエッジの目にもそれが見て取れる、瞬間そこへと日本刀を振るったならば!】

【すか、とそこにいるはずの獣を切り裂かず、刃が空を切るのが見て取れるだろう】

【前を見るとパンサークレムリンが今にも切り裂こうとその前に差し出した左手を―――す、と後ろに引くのが見える】
【フェイントか?いやただのフェイントではない、今なら見て取れる、この黒豹の怪人……ふわ、と羽が地に落ちるようにゆっくりと前に飛んでいる】
【空中で急にかけられるはずのないブレーキを踏んで速度を手前で落として来たのか―――おそらくはこの怪人の『能力』!】

【自分自身の重力か速度か何かを操って、真っ直ぐかつ素早く切り裂きに行くと見せかけて、空中で急に速度を落とすフェイントか】


「ハハハァ――――!かかってんじゃねえよ御嬢さんよォォォ―――――!」


【レイニーエッジの予想より一秒未満ほど遅れての踏み込みから、引いた左腕の代わりに今度は右手を前に突き出し】
【至近距離からそのまま胸めがけて横一文字に爪を振るって来るだろう!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 22:10:40.55 ID:zh8UBsrc0<> >>140
「考え無しのお主よか偉かろ
――――ふむ。なる程の
そう言えばお主はそんな輩じゃったか」

【きっと、響き渡るのは甲高い金属の音で】
【小さな舌打ち。一度体勢を立て直そうとしても、時は既に遅いか】
【後ろへの飛び退き――――しかしながら、同時に体を通るのは鋭い痛み】
【見れば、手刀の通った部分が裂かれていよう】
【流れる鮮血が、決して浅くは無い事を伝えていて】


「左様か。まぁ――――良かろ
焼け死ぬか、否かの違いだけじゃ
じゃが――――焼き広げるのは感心せぬな
仮にもカノッサとやらの他の者も居るじゃろうて」

【他の輩が焼かれても知らぬが――――そんな言葉を続けて】
【一度の跳躍。其れは甲冑を崩して、燃える絨毯の上に散らし】
【二度目の跳躍。――――いや、跳躍と呼ぶには少し高すぎる位置か】
【トン。と天井から響く足を着ける音】
【同時に聞こえるのは、童の笑い声。幻聴か、或いは又異なった何かか――――?】


「何よりも――――何奴か分からぬが、住まう者が居る所を焼くお主が気に喰わぬ
先人の後を辿り、去ね」

【足の裏での角度の調整。そのまま天井を強く蹴れば、刃はもう一人の姿――――“纏衣”へと向くのだろう】
【速度は勿論の事、更には奇妙な能力の発動――――弾こうとすれば、その身を裂くのは鎌鼬の様な風だろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 22:13:22.44 ID:ErpBCpc2o<> >>146

だって本当に”余裕”なんですもの

【戦闘相手の少女とは違いリーネには何の攻撃翌力も無い】
【その分冷静で狡猾で強かに戦闘の流れを運んでいく】
【無論今現在もリーネはある作戦を練り始めているのだから】


あらー…貴方って動きが早いのね……
流石に私も二本の腕を命一杯使わないと捕まえられないみたいだわ…

【少女は一向に『腕』の攻撃を受けようとはしない】
【受けてくれればこっちのペースに持ち込めるものの、流石に一筋縄ではいかないと言った所だろうか】


…小ざかしい事をするのね
でもお分かりでしょう? そんな彫刻ぐらい砕けるって言う事は

【『腕』はまるで発泡スチロールを壊すかのように彫刻を砕く】

【だがその際にでた石粉がリーネの視界を遮る】

ふふっ、目晦ましのつもりかしら?
そんな事をしてもあまり意味は無いのですよ? だって『腕』は二本あるんですから

【石粉で出来た煙幕を睨みつけ、そこにもう一本『腕』を召喚して向かわせる】
【狙いなんて定まっていない、だからこそリーネは二本の『腕』を煙幕の中でガムシャラに暴れさせた】

【中の様子が見えないため『腕』に当たる事はあまり無いだろう】

【だって真の目的は暴れさせる事によって煙幕を払う事なのだから】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 22:15:59.75 ID:KNDFL1Av0<> >>144

(来た・・・ッ!囮は上手くこなせそうじゃん・・・ッ!)

【問題は、コイツをどう処理するかだ――雷が落ちる前に角を撃ち落せるか、イヤ――そうもいかないだろう。】
【ある程度の被弾は覚悟の上、その上で――次に来るであろう"ガイスト"との本番に備えなくてはいけない――】

("バケモノを倒す"――"最小限のダメージで"――どっちもこなさなくちゃならない、ってのが正義の味方の辛いところだね。)
(けど――)

【甘い事など言っていられない。なぜなら――綾津妃の身に危機が迫っているからだ。】

>>137

――ワオ!すっごいねその魔法――見てるこっちが怖くなってくるくらいだよッ!
(アタシのドラグーンキャノンよりヤバイんじゃない・・・!?アレ、囮のアタシごと吹き飛ばされたりなんて――・・・うう。)
(信じよう、いや、アタシならきっと危機一髪で回避できるさ!)

【組み上げられていく巨大な魔砲――恐らく準備が整うのだろう。】
【囮として時間稼ぎは出来たが――"相手の動きを止める"までには至っていない。】
【その証拠に、現在獣は雷による攻撃を炸裂させた――!!】

>>144

ぐっ――また、雷か!!
(クソッ――身体が、痺れる――ッ!!)

【対物理の防御力は高くとも、属性攻撃への耐性は"機械"である以上高くはない――アーマーを通し、セリーナの全身を電流が襲う。】
【痺れる肉体、揺れる意識――しかし、それでも銃は離さない。】
【見たところ、あの"少女"――奥に潜む使い魔は司令塔という訳ではないらしい。獣が作戦にかかったのがその大きな証拠だ。】
【ならば監視役か――であれば。】

(とっととブッ倒して・・・綾ちゃん助けに行くしか、ないでしょ!!)

う、おおおおおおッ!!

【電撃が魔力の供給を阻害する、アーマーの補助動力が弱まるが――セリーナは全力でケルベロス・マグナム】
【そして"弾"末魔を持ち上げ、構える――二挺を同時に操る、それは容易い事ではない――】
【ただそれでも、当てなくてはならなかった。次の攻撃をさせてはならないし、こいつの動きを止めないと――カズネは撃てない。】
【ならばやるしかない、セリーナは叫び、そして構えたうちの一挺、先ずは"弾"末魔より銃撃を放つ――弾丸は魔弾だ】
【紫色の魔力塊が鋭い射撃音と共に放たれ、獣の頭部めがけ飛来するッ!】
【しかし――これは。デコイだ。】
【獣の武器は確認できるだけでも三つ――怪力、雷、そして音波。】
【本命の一撃を音波で先ほどの様に相殺されては敵わない――だからこその、そのための二挺拳銃】
【暴れまわるであろう怪物の頭部めがけ、やや精密さを欠いた弾丸が直線を描き殺到していくのを確認したセリーナは】
【素早く、隙を置いて一瞬の後、今度は本命の――"爆撃"】
【いや、そうと呼ぶしかないほどの破裂音――これが銃声と呼べるのか、ケルベロスマグナムが放たれた。】
【その狙いは片手で撃っているにもかかわらず精確だ――獣の、頭部――否、角をめがけ弾丸は加速していくッ!】
【弾丸は大きさにして20mmスマートグレネードにも匹敵しうる超巨大弾――そして付与されるは"氷"の属性】
【短銃身から発射されたにも拘らず凄まじい速度で弾速は増し――"弾"末魔の後を追うようにし、爆裂するだろう。】
【直撃すれば爆破と同時に冷気をぶちまけ――獣の動きを一瞬でも、止めようとするだろう・・・ッ!】

(カズネ――頼んだよ。) <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 22:17:47.60 ID:+oZkffo10<> >>145

浅せぇか………コイツは随分と良質な獲物に巡り合っちまったみてぇだな………カカッ。
                
               オイオイ―――俺を見ろよ

【口から血の混じった唾を吐き出すと、相手の力を称賛すると同時に好敵手と出会えた幸運に感謝するかのように笑う】
【相手の不明瞭な呟きに応じるように不明瞭な言葉を返す、まるで直感でそう返答しているかのように】
【と、眼前には既に迫りくる氷柱針―――ジェイは即座に脚から流れる血を再び練り上げ、パチンコ玉程の大きさの球体へと変化させる】
【それを五つ練り上げると、自身を貫こうと迫る氷柱針へと撃ちだす―――その様はまさに弾丸のようだ】

【キィンッ!と氷柱針と血塊の弾丸が互いに激突する音が響き、3つは相[ピーーー]る事に成功したが、二つは撃ち負け、左肩と右の太腿に突き刺さる】

ッグ………痛てぇな、糞。
            だがまぁ―――上等≠ゥ………今の段階ではまだ足りない≠ゥらな。

【激痛に一瞬顔を歪ませるが即座に両方引き抜き床へと落とす―――引き抜く際にまた壁へと血が走った=z
【そしてゾゾゾゾゾッ!と肩から流れる血液が右手へと向かっていき、爪へと纏われ5本の2m程の鋭利な血塊の剣へと変貌した】
【良く見れば血塊の刃はウォーターカッターのように高速で回転しておりその切れ味も相当なモノだと見て取れる】
【ジェイは再びセシルへ接近しようと強く足を踏み出し加速する―――。】

さてと…上手く避けねぇと細切れになるぜ………?
                          ―――ッッッラァァ!!

【そのまま3m程の間合いまで接近すればそのまま血塊の刃の付いた右手の五本の指を薙ぎ払うようにセシルに向けて振る】
【ゴアァッ!っと鉄格子や壁もまとめて豆腐のように切断しつつの攻撃だ―――まともに受けるのは危険、か】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/16(土) 22:20:47.36 ID:6ubBG3wFo<> >>148
……?

【「ブランク」と言う言葉に、眉を僅かに顰める女。彼は、何かブランクの中途なのか。こんな状況で嘘を吐くとは思えなくて】
【そうは言っても手を抜く理由にはならず、むしろ不幸だったなとも思う。何らかの出来事を背負う彼が】

【そして見つける。彼の脇腹を切り裂く直前の動き。まるで、右足を庇う様なその足の運び】
【そうか、女はそう呟く】

―――――……貴様、脚が悪いか。

【無に近い表情から放たれる言葉は、まるで氷のように冷たく感じられることだろう】
【しかし女が手を抜く様子は見当たらない。なぜか。それは彼がその足の故障をおしてまで此処に駆けつけたから】
【つまり、それなりに脚をカバーする手立てはある!】

……チィ……ッ!!!

【突如地面から噴出す炎に、反射的に足を止めて顔を守ろうと腕を動かしてしまう。しかしそれは、彼の読み通り】
【炎を裂くように放たれる銃弾は、確かに脚の真ん中付近を撃ちぬいた。―――先ほどとは違う、激しい痛み】
【銃創は後ろにまで達している。つまり、軽々と女の肉を貫通した、と言うことになるだろう。歪む女の顔、ぐら付く体】


【が。女はそこで倒れない。まだ血が流れているのにも拘らず、傷ついた足で難なく立っていた】
【もちろん痛くないわけではない。しかしながら女のメンタルは、全く傷ついていない―――――炎を避け、彼に迫る】


―――――「     衝     突     槍     」―――――  ハ  ァ  ッ  !  !  !


【切っ先を彼に向けたまま女は刀を後ろへ引き――――――彼に向け、その腕力で槍の如く突こうとする】
【それは3mの超長刀に許された一点集中型の中距離攻撃法――――銃弾と同じく、肉を貫くだけの力は余りあると言っていいだろう】
【しかし女のダメージもないわけではない。そこから動かなくても脇腹を斬るだけ。動けば、完全回避も出来るだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/16(土) 22:24:18.70 ID:SxAITbVZ0<> >>153

【突然の跳躍】
【視界から消えた少女を辿れば】
【そこは天井、聞こえる子供の笑い声】

「!?」

『!?』

【少女の刃は確かにヒルコの腹に深々と突き刺さり、貫通した】
【纏う風の刃が更にヒルコの肉を裂く】

【数多の刃に斬りつけられたように、ヒルコの服はボロボロになり、パックリ割れた傷口からは肉が覗く】

【しかしヒルコは】

『あ、は、はぁっ!』

【笑っていた】
【そしてあろうことか、刀を持つ少女に抱き着く】

『まがわ様、今です』

「OK!」

【抱き着いて動きを止められた少女に向けてまがわは攻撃を仕掛ける】
【手にはいつの間にか持っていた甲冑騎士の戦斧】

【それを少女の背中へ振り下ろした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 22:26:14.02 ID:YjKUE7bwo<> >>150

【相手が生身のカラスであったなら、血しぶきと肉が辺りを赤く彩ったやもしれない】
【しかしウェル子のカラスは「魔力の具現化」――ブラックハートのガトリングを浴びたカラスは、血も肉も残さず消え失せた】


……お空に銃撃とは、雲か星か……或いは月でも撃ち落とすおつもりでしょうか


【ウェル子は、左手で、ずれた眼鏡を整える】
【――と、それだけでなく、右腕は大きく天に掲げていた】

【ミサイルで散らされたオーラは、今度はその右手に纏われ始め、ざわざわと妖しく空気を蠢かせる】


グレネードに飛んでくる刃、それからミサイル――
なるほど、どれも末恐ろしい兵器ですが……


【自身を守るオーラを捨て、攻撃へ転化させる発想は吉と出るか凶と出るか】
【そんなことは予想できやしないが、少なくとも、ウェル子にとっては「気にすべき話」ではなかった】

【なぜなら――】


『危険を冒す者が勝利する』


【――凛とした宣言は、攻撃のシグナル】
【ウェル子は、右手を、前方に突き出した】

【次の瞬間、「黒い羽根で構成された疾風」が、ブラックハートに襲いかかってくるだろう】
【実態が「魔力の風」であるそれは、羽根による裂傷を刻むことを主眼においた技だ】
【攻撃力は低いが、範囲は広く、完全な防御・回避の難しいタイプ】

【――いや、今回は、「切り刻む」以外の目的もある】

【それは、ブラックハートの使う兵器の数々に、「羽根を詰まらせるか、絡ませて」、機能不全に陥れること】
【全てが全て、羽根で妨害できるとはウェル子も考えていないが、「試すには値するだろう」と彼女は判断した】


【防御策を投げ捨て、攻撃に転じたウェル子の策や、いかに――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 22:27:23.04 ID:arFb8g7Xo<> >>147

【振り回した尻尾、その刃が捉えたのは"アッシュ"ではない】
【その感触は、例え視認出来なくともよくわかる】
【――柔らかいということは、硬いものより砕けないッ!】
【尻尾が反動で身体の許へと来るのを感じながら、そう思う彼】

「……ッ、足りないのか!」

【速さが足りない……まずいな、この姿は不利か】 【――そう、王座に跳ぶ彼は思いながら】
【実際、速さの問題など状況によって様々変わる、今のこれだけで判断するのは早計か】
【そう思い直した彼は、王座に着地すると――迫る、ハート】
【――先程のモノとは雰囲気が……いや、見た目すら違うッ!】

「打ち消してやるッ、[スラッシュ・カッター]!」 「――はッ、これはッ!」

【着地後の隙もあり、回避行動が取れなかった】
【代わりに取るのは、防御行動――口より吐き出すのは、一つの斬撃の刃】
【先程のものより大きく、鋭さも増したそれ――そのハートには少々"過剰"過ぎたか】
【目の前で炸裂するハート、襲うのは"桃色の衝撃波"】
【結果的にほぼ"ノーガード"で受けてしまったそれは――身を裂く】
【王座に赤黒い模様が生まれる】 【斬撃の刃は虚空を斬り裂いて、やがては消える】


「――くッ」

【玉座で血を拭う彼】 【今までの彼なら――本来なら、ここで反撃するはずだった】
【しかし、何故だかそうする気が起きず、――僅かに削がれた戦意は、その様な結果を生んだ】
【その代わりに取った行動は、口部に魔翌力を溜めること――つまり、反撃の代わりは溜め攻撃の構え】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 22:28:34.69 ID:oxTnwaJ0o<> >>142>>151

【ソニアに狙撃された斬撃は、撃たれると同時に更に小さく分裂――3つに枝分かれして地を走る】
【右に30cmとなると、3つの内1つがその足を駆け上るように斬りつける可能性が存在するが―――】

【―――さて、如何に薬物やトレーニングで鍛えられた兵器≠ナあっても、瞳までは鍛えられない】
【急な暗闇に対しての対応ができないのは人間として、当然の生理であって――『カンッ!』=z
【これはベイゼのブーツが止まった音。恐らく、平衡感覚を失っては堪らないと踏んだのだろう】
【位置はかけていた時の場所から変わらないため、暗視スコープがあれば十分に狙える≠ヘずだが】


―――笑ったさ、ソレが俺だ。俺が育った“あそこ”で学んだ生物としての癖≠セからな

ハッ、見えないからってどうってことはねェ――『ズィヒェル=xにとっちゃ絶好の暗闇
ノロノロしてるとマジに死ぬぜ、ソニア……っ、この尾≠ヘ―――っ!!?


【――いや、確実に狙える=Bベイゼの右足を、青年の放った尾≠ェ捉えたのだ】
【暗闇に瞳も慣れて歩き出そうとしていた矢先だったために姿勢を崩し、左足で蹈鞴を踏んで、大鎌を支えにし】
【ふと振り返って青年を見ればマインドが危険――その頭部を後ろに引くように操作して、串刺しだけは避ける】

【しかし、鎧と内部の間に刃が入った。がこッ、という音と共に頭部の装甲が外れれば、現れるのは包帯で好き放題に巻かれた真っ白な顔】
【目元は強い光によって影になり、色も視線も伺えない。ただ、一撃を受けるとするりと後方へと下がって、闇に消え】


【ほんの僅か、ベイゼの黄土の瞳に動揺が走った。誰からも見えはしないが、ぴたりと汗の落ちる音は嫌に響く】
【或いはソニアなら、その瞳も見えるのだろうか―――そして、『マインドが見当はずれの上方≠ヨ向かっていく』のも――?】

【上方=\――有るのは吹き抜け、そして階段。あの壊れかけの、先ほど軋む音を立てた階段だ】
【一階から三階までを一体となって支える階段は今、少女の銃撃によって非常に脆くなっていて】
【―――響く重低音は、拳の音か。青年にも、ソニアにも、はらはらと降ってくるのは埃=\――】

【そう、狙うものは場の崩壊。それを邪魔させんと、ベイゼは杖代わりにしていた大鎌をぐるりと一周するように振り回した】
【発生するのはやはり闇の斬撃で、それは少女も青年も平等に狙う暗月の輪。攻撃も撹乱も狙った、身をかがめれば避けられるような、悪あがき。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 22:30:01.25 ID:kMzvNJ0Po<> >>151

【そっと地面へと転がる空の薬莢の音、その音のお陰で彼女の大体の位置は分かるだろう】
【銃弾を一発放つたびに広がるその音は、彼女の足音よりも、重いよう】
【その音から分かるだろう、どれだけの反動が、彼女のか細い両腕に、かかるかが】

【耳を澄ませば聞こえるのは、吐息であって、または呼吸にならない欠片みたいに】
【一発ごとに大きく削がれる心と身体と精神と、或いは意地と矜持】
【マリンブルーの瞳が、貴方へと繋ぐ思いの断片を尋ねて欲しかった】


お兄ちゃん……っ……見える、そこから……
私の、位置――――たぶん、見えない、と思う……
だから……もって、私の……て……!!


【風の音が変わる、ただ気ままに吹いていた音が、時雨のように一定の動きを以って】
【吹きすさぶよう、駆け抜ける嵐の、その残響が流れ込んでくるみたいに】
【十字架の如く、教会のその先に立つ、一つの終わりのよう】

【ベイゼによる斬撃を防いだのは、右手に持ったRaumKrankheit≠フ銃弾】
【――――ならば、左手のRaumKrankheit≠ヘ、未だにその銃弾を残したままで】
【その銃口が、天井へと伸びることに、気づけるだろうか】

【爆ぜるその音律、左肩を伸ばして、肘を伸ばして、天井を撃ち貫いた】
【何かを狙ったワケではない、ただ撃つという行為が目的であった】
【火薬の爆発、銃口が光るその色を、貴方なら見ることが出来るはずだ】

【一瞬だけ明らかになる、彼女の位置、すなわちベイゼの位置も、割り出せる、と】
【しかし、その衝撃は大きい、左肩が一つ、持って行かれそうなほど――――】
【それでも彼女はチームプレイを優先した、今さっき、会ったばかりの貴方の、言葉を】


はぁっ……っぐ……うっ……つぅ……
ありがとう……お兄ちゃん……もう少し、頑張るから……

だから、お願い――――信じて、ソニアが……正しい、って……
ソニアは正しいって、信じ続けて――――!!


【砂漠に水が染み入るよう、オアシスから遠く離れた砂丘の上で】
【今にも枯れそうな意志という名の花を、可憐な、花を貴方が水をやってくれたから】
【染み渡る言葉は、百万編の愛の歌よりも強い、希望の象徴】

【左肩の傷が痛む、以前の戦闘で受けた、未だ直らないその傷が】
【それでも行動に後悔はない、ただ貴方を信じ続けるだけだから】
【盲目的と言っても差し支えない、その手を差し伸べる貴方の指先を、強く握り締める】

【貴方の大きな大きな指先を、彼女の小さな指が沿う】
【柔らかくて、華奢で、それでいて儚い、そのシルクのような指先が】
【信じてって――――泣くように】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 22:30:47.55 ID:mcjtMnFlo<> >>144

(…………叩きこむなら全力!それ以外にない!)

【今ならば速度を上げても問題はない】
【勢いのある時は勢いに乗るべきだ、「杖」を囲む魔法陣の回転はより早く】
【絡み合う歯車の音は高音へと昇華されてゆく】

【同時に辺りをつつむ紫色もより濃く姿を変えて】
【砲身にはその力が満たされてゆく、その捌け口は言うまでもない】

(狙うなら土手っ腹、一撃で始末して終わらせて……次!)

【一番と二番を最適化、銃口の魔法陣には瞳が描かれ】
【その瞳は逃すまいと常に魔獣の姿を見つめている】

【今、カズネは砲台その物と深く繋がっている】
【それ故にそれ以外の行動は一切出来ないようになってしまっている】
【だから、敵の攻撃を意識的に防御する事は出来ないのだ】

―――――っ、つ……いったいわね……このっ

【元より周囲に放電もある今更雷撃など雨脚が強くなった程度にしか思わない】
【でも思う事と実際の出来事は別だ、傷は容赦無く身体を痛めつける】
【「ばちんっ」と近くに雷撃が落ちて身を焼く……ブレた魔術回路を修正し整える】
【成すべきは魔術式の固定だそれだけに専心する、いやそれだけしか出来ないカズネは不意に近づく使い魔を睨むだけ】


……でも残念ね、もう遅い――――――――

【睨んで、そして深く卑しく微笑む】

【唐突に地面に広がる魔法陣は停止する、意味する所は1つ準備が終わったのだ】
【魔翌力を装填そして最適化された砲身はその身の辛うじて暴虐を閉じ込めている】
【そして後はただ放たれるのみ……】

>>155

七、八、九は並列化姿勢制御式に変更

【役目を終えた回路は砲撃の反動を消すためのブースターとして右肘先に三つ】
【「かしゃ」という音と共にブースターが開かれる、そして次は】

一番、二番……よおく、狙いなさい、一撃で確実に

【次は砲身】
【瞳は獣を逃さない、螺旋状にその穴は開かれて前方に幾層もの安定式を刻む】
【それぞれが方向速度がバラバラに回転を始め射角を調整、そして終了】

【かくして征くべき道の示された力の奔流はその姿を現す】

回転/ロール!収束砲台―――――――発射/ファイヤ!!

【神話の怪物が閉ざされた門扉を筋骨隆々の両手で無理矢理暴き、現れる】
【一瞬の紫の光芒、その後の魔弾というには大きすぎる激流は道筋を通り空を焼きつくし魔獣の腹へ】
【食い破るには十分過ぎる威力を保有する光線は恐らく城壁さえも打ち砕く程の物だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/16(土) 22:34:18.30 ID:pu1namnuo<> >>156

【紅茶色が上から下に舞う、咄嗟に体勢を低めて回避しそのまま前方へ飛び】
【相手と交錯する形で背後を取る――が、すぐそこからの攻撃には繋げず僅かに蹌踉めく】
【創世戦団との戦い、去世の間際にジャイロが与えたあの腹部の傷は、未だ癒えていない】

……私を細切れにしていいのは一人だけで、そしてそれはお前じゃない

【刀に込める清い水の力、何処からか渦のような音が聞こえる】
【相手の攻撃の威力を察してか多めに取った間合いは壁に近付きつつもあり】
【これ以上の回避は難しい。それでもその位置を陣取ったのは、逃げる意思など無いというよう】

【一旦ぐっと後方に引いた刀、まるで矢を放つために弓の弦を引くようなその動作は】
【明らかな「溜め」であり、「隙」でもあるのだが――だからこそ、そこからの攻撃は「大きい」】

……――――「遣らずの」

【間合いの外から突き出した鋒、清い水の瀑布が「蛇の形」を成してジェイへと放たれた】
【愚直なまでに直線的な遠距離攻撃。それ自体が大砲にも似た破壊力を秘めている上、】
【相手を喰らおうとするよう開かれた蛇の口の鋭利な牙も、追随する威力を大幅に増している】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 22:35:23.77 ID:VyeyJ5D0o<> >>141
正直、100万なんてはした金はどうでもいい
ただ戦闘に身をおかなければ、この相棒も浮かばれない
仕事で得た金なんてどっかの施設かなんかに全額行くだけだよ
施設に全額寄付するのは金を処分する方法としては楽だからね
それと、心中なんてしない、どうしてもここを守りきれないなら、逃げるさ
かっこ悪く、尻尾巻いてね

【負けるなら逃げる、それを事前に宣言】
【逃げ切る自身があるのだろう、しっかりと言い切っている】
【賞金稼ぎとしては普通の、しかしどこか異質な言葉だ】

悪いけど、"俺は"接近戦は出来ないんだ
"summon."

【返答直後に一言呪文を唱えた】
【それと同時に男と少年の間に、突如不定形のスライムが現れる】
【そしてわずか短時間でスライムが少女の姿になる】
【両手で大剣を構えて、立ちあがった】
【しかしその動作は男に中距離までの接近を許す結果にもなった】

【少女が男に駆ける】
【速度としてはそれほど早くなく、現状ただ走るだけ】
【そして泥の塊に自ら突っ込む】
【泥は弾け、少女にまとわりつく】
【大剣で軽く払い少女の後ろへ行く砂の刃を妨害し、残りは少女が受ける】
【少女には怪我一つ無い】
【しかし、男には見えるだろう、その少女のさらに奥、現在の少年の姿が】
【白いシャツが、まだ一発たりとも攻撃を受けていないはずなのに、既に血に濡れている所が】
【濡れたのは、少女に砂の刃が当たったのと同時】
【関係が無いなど、ありえる事ではないだろう】

【少女の動きは止まらない、そのまま男へ向かい走り続ける】
【もし近距離まで迫ることが出来たなら大剣を横から大きく振る】
【威力自体は見た目相応で特に高くない】
【しかし横から振っているため攻撃範囲が広く避けづらい】
【それと同時、後ろの少年が右手の銃に強い魔翌力を一瞬込める】
【そして再び跳弾で男を狙う】
【右手の銃で右側の壁を撃つ、今度の弾は炎】
【銃弾自体が激しく燃えている】
【しかし炎の範囲は狭く、当たらなければ炎の被害を受けることは無いだろう】
【今度の弾の狙いも男の足元】
【少年のシャツに紅い染みがまた一つ、増えて行く】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/16(土) 22:36:09.86 ID:eeXs6j7p0<> >>152

【空振りーー成る程、能力くらいは持っていたか。】
【深い反省は要らない。寧ろ理不尽に憤れ。反省は激情を覚ます。駄目だ。研ぎ澄ませ。刃を生み出せ。】

残念だがーー私を不機嫌にさせた時点で、間合いなんて概念は『無い』んだよ。

【振り切ったその腕は、まだ使える。引き戻す。】
【不機嫌。不機嫌は良い、悪意が幾らでも湧き上がるーーさあ、研ぎ澄ませ。】

【動きを見て、躱す? 不要。】

【[ピーーー]。カノッサ機関は、皆殺しにしてやる。】
【研ぎ澄ませ。尖れ。遅れた反応は、澄んだ悪意で埋め合わせ。】

侍か、ヒーローか何かだと思ったか?
……私はもっとシンプルに、殺人者(スレイヤー)だ。

【1秒未満のタイムラグでーーアートマン、メメント・モリを目の前に発現。】
【痩せこけた狼。苔生した墓場を背負う姿。ーー突進して来る黒豹に突撃させ、『合わせる』】
【パワーは足りないが、スピードは有る。怯ませるには十分だ。】

【ーー何よりこいつは私ではない。繋がっていない。】
【だから、盾に出来る。カノッサ殺しに手段は選ばない。意表を突ければ良い。】

そんな私の戦法は……無限の刃によるトライアンドエラー。
……普通に斬って当たらんなら、普通じゃなく斬ってやろう。

【後ろに跳ね、悪意を水増し刃を伸ばし、真っ向からその胴を、穢れた血脈を絶とう。】
【……メメント・モリごとだ。空中で衝突した、刹那を斬るーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 22:40:25.77 ID:S1zMP//60<> >>160

あら〜♪いいわね〜♪
真っ赤な血を噴き出してかわいいわよ〜♪

【ニコニコと笑いながら、一歩づつ、一歩づつ、男の元へと近づいていく】
【再びアッシュの両手は桃色に光、ハートが溢れ出てきた】
【歩きながら両手を合わせると、その両手に生成されいたハートが合わさり大きなハートへと変化していく】

ペッタン♪ペッタン♪
愛の脳震盪を起こさせちゃうわ♪

【出来上がった大きなハートの先端が棒のように伸び、まるでハンマーのような形状になった】
【その巨大なハンマー型のハートを振り上げ】

ラブ・スタンプ♪

【正面から、男が何をたくらんでいたかも気にせずに―】
【地面を蹴り、男に向かって真っすぐ飛び掛かり、ハンマーを振り下ろす】
【見た目は危なっかしいハンマーの形状をしているが、威力はビニールでハンマーのようにあまりない】
【やはり真価は”戦意喪失の付与”による効果である】
【当ればハートは弾け、桃色の気が周囲に散乱とするであろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 22:40:51.73 ID:iSW3oH3S0<> >>159

――――――――っ、畜生!!

【そのカラスもまた、本丸ではない――――飛散すらせずに消えた姿を見て、ブラックハートは悟る】
【何の事はない――――自らの『気づき』に、必要以上に振り回されてしまっただけの事である】
【ウェル子の言葉のペースに、既に自分ははまっていたのだろう】

【それに気づいて、ブラックハートは慌てて振り返り、ウェル子を見る――――そこには、既に黒い風が迫っていた】

…………ッ!!

【しかし、そこからの咄嗟の動きは、なるほど場数を踏んだ戦士である事を思わせる】
【回避は不可能と悟ったブラックハートは、せめて被害を抑えようと防御へ姿勢を転じる】
【姿勢を低くして、右腕の義手を前方に押しやる。強烈な熱を放つその腕は、同時に降りかかる風をわずかでも切り裂く様にして】
【両肩のガトリングも、そのまま乱射させる。多少なりとも押し戻して、こちらへのダメージを食い止める様に】

【そうしてブラックハートは、黒い風を乗り切った】

…………やって、くれたじゃないのさ…………!!

【ブラックハートの掛けていたサングラスは吹き飛ばされ、目に当たる位置に存在するカメラのレンズを露出させ】
【頬には、切り傷が走り、そこから――――透明度の高い、肌色の液体が、ほとんど血液とは思えないそれが、流れ出て、身体にもいくつか羽が突き刺さっている】

【――――それよりも、兵器に受けたダメージの方が、ある意味では痛手かもしれない】
【背中のランチャーは、異物が挟まり機能不全に陥り、やむなくパージして捨てる事になり】
【両肩のガトリングは、無理に乱射を続けさせたため、砲身が焼けて曲がりかけており、これも使用不能】
【――――これを受けてブラックハートは、肩のガトリングを控えと交換し、背中からは、別の赤い砲台を出し直す】
【――――半ばやむなく、方針を転換せざるを得なくなっていた】

(……後は、使えるのは『鎌』ぐらいか…………そっちは、本当の最終手段だねぇ……!)

【内蔵兵装の、おおよそ4分の1が、1回のミスで失われる事になった――――その事実を確認して、ブラックハートは顔を歪める】

――――チマチマしたのは、もうやめだ…………『ツインレイ』!!

【腹を決める――――こうなったからには、流れをどこかで掴んで一気に決めるしかない】
【ブラックハートの背中の赤い砲台から、緑色のビームが発射される】
【ガトリングよりも破壊力の高いビームだが、連射が出来ないのが弱点。一度回避してしまえば、間に隙が生まれるのだ】
【――――だが、ビームを放った瞬間、その成否も確認せずにブラックハートは前進する】
【ウェル子に対して、接近を目論んでいるのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage<>2013/02/16(土) 22:41:11.93 ID:rRf3eT17o<> >>152

《ッ───その、“まさか”───》
《今は単なる義兄弟の域を出ませんが──いずれは“英雄”となるだろう人間の──集まり、ですッ!》

【構えられた盾に真正面から、靴の爪先に仕込んだ樹脂板を衝突させて──】
【鈍い衝撃が、膝の辺りまでを淡い痺れに陥らせれば、月音の顔が、幾らか歪んだ】

【勢いを保持したまま盾を蹴って、その反動を利用する形で月音は一度、後退を試みる】
【立て続けに放たれた二度の突きに対して、先程と同じ要領で光芒を生み出し、放つ】
【その軌道は“曲線”。少女の左方から怪人の右方へ、滑るような弧を描いて達する曲線──ッ!】


       《殺しはしません────ですから、お願いですから───》

【やはり軌道をなぞり、月音の体があからさまに不自然な、ドリフトじみた動きで左方へ滑る】
【それと同時、彼女の脇腹と交叉した剣が、肋に乗った肉を浅く切り裂いていた】
【生まれて初めて人の悪意に傷つけられた瞬間で、滲む痛み以上に、それは“痛かった”】


       《───大人しく、神妙に──していて、ください───ッ!》


【形容しきれぬ苦痛に顔を強張らせながらも、高速度を以て相手の右方へ回り込んだ月音──】
【現状、その体が旋回しきれていないならば、怪人は剣だけを持った側面を晒している事になる】
【狙い通りならば、盾による迅速な防御は出来まい──それが、月音の狙いなのだが】

【その目論みの成否に問わず、口に添え続けている笛を改めて、強く吹き鳴らして──】
【生成した光の槍──太い光芒を相手の腿目掛け、打ち出す。今度は害意、即ち質量を持った一撃だった】
【実際の槍と何ら変わらぬ物理特性を持ったそれは、その穂先を以て怪人の右腿を貫かんとしていて】

【あるいは、真横からであるが為に──それは、両の腿を纏めて穿つ軌道となっているかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 22:43:11.31 ID:Xsv+3v/IO<> >>149

っ、重っ!

【狙い通り男から槍を引き離した、しかし槍は予想以上に重い】
【とても振り回す事はできなさそうだ】

【槍を抱えたまま、男の手斧が飛来する】

――っ!

【槍で弾く事はできない、槍が重く横に回避する事もできない、もちろん上へ逃げることもできない】

【ならば下に避ければいい】

【槍に体重を乗せ、思いっきり屈む】
【直撃は免れたが、しかし数秒のタイムラグが完全回避を許さなかった】

――っあ……!!

【左肩を手斧が鋭く抉っていく】
【紅い血が流れ出すのを感じる、左腕が痺れていく】

……あぁ分かった。
カノッサだとか六罪王だとか興味ないけど、心底軽蔑すべき存在だという事は分かったよ。

【持った槍を前方へ投げ返す。投げ返すと言っても、穂先は横を向いている。容易に受け取れるだろう】
【このままでは不利になるだけだ】
【しかし、少年はその先を考えていた】

【槍を返せば、普通ならそのまま受け取る。しかし、その瞬間は無防備になる】
【その瞬間を狙えば、勝機はある】

【槍を投げると同時に、床を蹴る】
【そして、男の喉を狙い掴みかかるように掌底を打ち込む!】

【しかし、これは男が槍を受け取った時】
【敢えて槍を避けたなら、少年の掌底は空を掴む事になるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 22:44:10.89 ID:rS4BLuzp0<> />>134は一応まだ募集中ですー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 22:45:53.31 ID:zh8UBsrc0<> >>158
「――――なぁ、言ったじゃろう
“考え無しのお主よか”分かっているのじゃよ。後の事も先の事も
まともに二人を相手にするには少しばかり場所が悪いからの」

【“動きを止められた”?】
【否――――コレで良い。易々と斬らせてくれる相手だと思っていなかったのだから】
【止めるならば、足を狙うべきだっただろうか】
【刃と同じくして体捌き――――攻撃を仕掛けてきた相手を、盾をするその術】
【未だ動きを止めようものならば――――さて、その背を裂かれる事になるのは一体誰になろうか】


「祟り神も落ちたものじゃな。尤も、本来のその姿は知らぬが――――態々童の手を借りなければ一匹の妖すら殺せぬとは
風の国の祟り神――――さて、櫻の刃とどちらの方が切れ味の鋭いことやら」

【笑い声。消えれば次に聞こえるのは獣たちの怒号――――そして、地の底から響くような轟音】
【刃を振るうことが出来なければ、鞘に収めることも出来ない筈の体勢】
【しかし、確かに其れは変わりつつあって】


「童唄――――無き帰路の道」

【本能が察するだろうか――――少女の体に触れ続けていてはいけないと】
【瘴気とはまた異なった物を纏いつつあって】
【外からでは無く、内部から体を破壊していく物】
【纏衣ならば、常人よりも長く耐えられようが――――もう一人は、きっと話が別になるだろうか】
【熱を耐えることが出来ても、五行。元素として表せない其れを防ぐ術は……一番良い事。それは恐らくこの少女から距離を空けることか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 22:45:54.83 ID:QFRO3Dq1o<> >>154

  ――ですが。


【――――彼女が少女の“瞳”に対して特別に注意を払う事は無かった。】
【そして、未だに少女が彼女の“拘束”を受けていると“勘違い”している事。それを見抜く事自体は特に難しい事ではない。】

【彼女の“思惑通り”、煙幕は晴れるだろう。】
【――――そして、軽く息を切らせながらも無傷の少女の姿が、】


  余り私の事を――私が持つ力を“嘗めて掛からない”事です――――ッ!!


              【少女の流転する瞳が、彼女の位置から、きっと“視える事だろう”。】


【少女の身体能力は、脚力が特別評価出来たところで決して優れているとは言えない。】
【だから、少女は戦闘に――――この戦いに、自らが所有する“異能”を持ち込む。】
【一時的ではあっても、精神を統制する力――――その“強力無比”な能力を、使用する――――!】


               《Restrain your activities》
  ――――――――   “自分を縛りなさい”    ――――ッ!!!!


【静かに紡がれる言葉―――― 一見訳の分からない命令。】
【それが意味するのは、相手の異能を――『腕』を“彼女自身に向けろ”という物。】
【自らと同じく“非力そうに見える彼女”に、彼女が持つその強大な力で攻撃させるという――――“反則”染みた命令。】

【無論、“反抗”は可能だ。腕を消してもいい。正面から――“魔剣程度の自称改変能力”を打ち破るのもいい。】
【だが、それには確実に隙が出来る。それを狙った攻撃だ。】


【――――“だから”、】


【少女は彼女に向けて突撃するかの如く再度急接近――――“抵抗”出来なかったのならば彼女が繰り出す攻撃を、その刺突を、“受ける事は間違いない”――――!】


【ただ、“偶然にでも”少女から目を離していたのなら――少女の瞳を“視ていなかった”のならば。】
【これは少女に対して攻撃する“絶好のチャンス”だ。彼女は真正面から近づいて来ている――――!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/16(土) 22:46:39.80 ID:Uw3jutswo<> >>157

―――……勘が冴える女は苦手だね、どうも……

【苦笑いを顔に浮かべつつ発するは、冷えきった彼女の言葉を受け入れるような言動】
【2年前、彼は右足首に深い傷を負った。そして、辛うじて戦えるレベルに回復したのが最近の事で―――】
【そして、今日が2年ぶりの実戦復帰である】

……―――当たったか?
(脚が動かねぇ以上……立ち回りで勝つしかねぇのよ……!!)
(心理を突き、経験をフルに活かす……ジジイみたいな戦い方しかもう、俺にはできねぇから)

【炎幕は直ぐに、何もなかったかのように消える。秒数に換算すると、僅か3秒強。消えかけた炎を避けて、彼女が迫る】
【迫った彼女が腕を伸ばす―――其れは、凄まじい勢いで伸びてきて】

―――なっが……っッッ!!!! ―――っざ……けやがってェ……!!

【―――3m。其れは、彼女の得物のリーチ。腕を伸ばせば、4mを超える。開けた間合いを、簡単に埋める】
【突きと言う選択肢は、そのリーチを最大限に活かし―――彼の左脇腹を、彼の精神を更に削るのだ】

―――っらぁぁッッ!!

【右から、1発。狙いはまたもや、脚。それが一番不殺を達成するには、安全かつ効率が良いから】
【だが―――射撃というものは、少しのブレが大きく狙いを外す。二度、同じ部位を削られる痛みというのは―――視界が歪む程のモノだ】
【このような痛みと関わるのも久しぶりと言うこともあり、ダメージは彼の精神を、集中力を確実に蝕んでいた、即ち―――】

【その1発は、外れるということ。2発目を左の銃から撃とうにも、左脇腹の痛みで、瞬時に左腕が上がらないのだ―――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 22:48:13.68 ID:kMzvNJ0Po<> >>161

【右足の編み上げブーツが切り裂かれて、バラバラになって砕け散る】
【その奥の、その脚を包む柔らかな肉片をも切り刻むのだろう――――】
【欠片となって散っていく、ニーソックスの布切れが、まるで引きちぎられた手紙のように降り注いだ】


あっ……くぅ……んぅ……!!
リロード……はやく、しな……いと……


【地面へと崩れ落ちた、くしゃって、その幕を下ろすかのように】
【右足が浮かび上がる、真っ暗闇が晴れて、それはまるで夜明けのよう、鏡は未だに残っているが、その効力を失ったかの如く】
【光が照らす彼女の細い右足はまるで赤い絵の具をぶちまけたかが如く、鮮血で染まっていた】

【ほんの僅かに動かす事も、ためらわれるほど、皮膚の下の繊維の一本一本が、ボロボロになっているのだろう】
【無防備になった神経は、僅かな風が吹いただけでも、彼女の痛みを刺激して、掻き混ぜてしまうのだろうか】
【満月が照らす一瞬のよう、眩い光が、周囲を包み込んだ】

【歯を食いしばる、今にも途切れそうな意識を何とか留めて、リロードを完遂する】


……そう……だね、ノロノロしてると、死んじゃう、かも……
でもね、ベイゼ――――分かる、でしょ、ソニアの命、と……ベイゼの命、どっちが、大切か

多分ね、ベイゼが、殺さなくなる方が、私が死ぬより……一杯、助けられるの
だから、多分――――もう、お別れ


【銃身が重なった、二つの銃口が、ただ真っ直ぐにその身を向けた】
【狙うのはただ一点――――否、正確には上下にずらした、一点】
【その銃口は最早、貴女を狙っては居ない、視線のその先には、マインドが上昇する階段=z

【寸刻、吹き上がる二つの銃口――――そうして響き渡る、饒舌な音】
【肩が外れたか、或いは、どこかの骨が折れたか、そんな鈍く軽い音が響き渡るだろう】
【銃弾が伸ばす二つの軌跡は、まるで夜空のキャンパスに引かれた二筋の光――――】

【箒星と呼ぶには淡すぎる、その光が、夜空を駆け抜けたなら】
【音律が響き渡るだろう、煙たいように響き渡る新たな旋律】
【撃ち貫く階段=\―――彼女もまた、この場を文字通り打開≠オようとした】


だからね……約束して……もう一度、今度は……兵器じゃない私≠ナ会いにいくから
その時は、兵器じゃない――――貴女≠ニ会えるように、って――――

Разбитый Стеклянный Синдром
――――――Broken Glass Syndrome


【彼女の銃弾は恐らく階段≠セけをそぎ落とす、よう――――その銃弾は場を崩壊させるのでなく】
【傷ついた階段だけを切り落とすかのように、撃ち貫くのだろう】
【貫通力の高められた彼女の銃弾は、傷ついたソレだけを大量の瓦礫≠ニして砕いて、残りをそのままに】

【そうして落ちてくる瓦礫を支えるように、空中に出現する、巨大な鏡――――そして、その中に吸い込まれていくだろう】
【鏡に吸い込まれていくであろう瓦礫は、鏡の中へ消えると、また別の形となって出現する】
【更に上、瓦礫の落ちてきた、更に上の天井に、先ほど一瞬光を消すために出現させた鏡から、大量の瓦礫が降り注ぐ】

【――――正確には、彼女とベイゼが居る辺りだけ、少し遠くに居るナウファルには、当たらないように】
【彼女には最早回避の能力はない、それならば、少なくともベイゼには、ダメージを与えられるように】
【ベイゼの攻撃を受けて、地面へと倒れこむだろう、瓦礫が降り注いだなら、恐らく直撃する】

【僅かな可能性があるとすれば、闇があける寸前に、彼女はナウファルへ自分の居場所を伝えた】
【ナウファルがその瞬間に彼女へと駆け出していたなら、地面へと降り注ぐ前に、何かしらのアクションを、起こせるだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 22:53:04.96 ID:arFb8g7Xo<> >>167

【――敵の戦法は、戦意を奪い弱った相手を狩る事だろうか】
【ともかく、……魔翌力を溜めたは良いが、一体何をするつもりだったのだろう】
【鋭利で脆弱な斬撃の刃、溜めれば強化されるも……】
【この時取った彼の行動は、無理矢理闘志を滾らせる為のモノ】
【その為、何をどうして攻撃するかなんて全く考えていなかった】

「――不味いな、そろそろ時間が切れそうだ」

【その上、彼が戦闘中に変身していられる時間は限られている】
【――速く行動を取らなければ、しかし一体何をするんだ!】

【精神の迷い人の正面から迫るのは、ハンマーの如き大きなハート】
【もう猶予なんてない、ぶっ放してやる!】

「揺らされて堪るかアア!」 「スラッシュ・カッター!」

【狙いも付けずに放たれる斬撃の刃、切れ味は腕の刃に及ばぬものの、その速さは中々だ】
【そして今までのモノよりも大きく――軌道からして、回避しなければ胴体に当たるだろうか】

「――う、ううッ……――不味い、威力は低いけれど……――――」

【――ハートのハンマーの攻撃は直撃するだろう】
【何故ならば、刃を吐いたと同時に変身が解除される上、隙だらけだったからだ】
【桃色の気が散乱するその空間で、はたして彼は精神を高く持つ事が出来るのだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 22:56:06.20 ID:+oZkffo10<> >>164

連れないねぇ………悲しくて血涙を流しちまうぜ…なぁ?
                    っと―――それは流石に不味そうだ―――ッッッグガァァァl!!!

【相手の方を振り返りながら手を広げて犬歯を剥き出し不敵に笑っていたが、相手の次の一手に焦ったように後退する】
【だが―――踏ん張りが効かない―――先ほど足に喰らった氷柱針のダメージが効いている、後退が追いつかない………ッ!】
【ガシュッッ!!!蛇≠ヘジェイのわき腹を貫くように喰らい、ジェイはそのまま仰向けになるように倒れる】
【天井にはジェイのわき腹から吹き出した血がまき散らされ、赤く染め上げる。】

【ジェイはヒューヒューと息を吐きながら、セシルを睨みつけるように見て、クツクツと喉を鳴らして笑う】

まずったぜ、俺とした事が随分とマヌケな醜態を晒しちまった―――
                      どうやら俺は手前のような調子の分からない相手≠ェ苦手らしい………だが。

               せいぜい一矢は報いさせて貰うとするぜ―――なぁ?

【脇腹からドロドロと血の池を造りながら―――スッと人差し指で天井を指し示すように腕を上げる、そして】
【今までの戦い………その中で幾度もジェイの血液は壁≠竍天井≠ノ撒かれていた=\――それらが一気に動き出す】
【そしてそれらは、セシルの周囲を取り囲むように赤い球体の檻≠造りだしていく………】
【檻の表面は、先ほどの血塊の刃のように高速で振動し回転している、そして―――。】

                 ≪血界の牢獄/ブラッティ・ジェイル=

【セシルを切り刻もうと―――一気に檻の内部にいるセシルへと殺到するッ!!】
【全方位からの血の牢獄―――だがどこか一点を切り崩せば脱出は不可能ではないだろう、相応の力が必要となるが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 22:57:37.73 ID:oxTnwaJ0o<> >>156

【電撃が二人の敵を捉える――程度の差こそあれ、自らの攻撃が効いたことに気でも良くしたか】
【ぐブ、っ≠ニ、魔獣は笑うように音をあげた。それが断末魔になろうだなんて、想像もしていないのだろう】


    ―――――ヴォォォォオオオオオオオオオオオオオ――ッ!!!


【身体を膨らませて吠える。それは先程も見せた音波による弾丸の阻害にほかならない】
【これによって魔弾を止めることに成功する――それと同時に、更に大きな衝撃が魔獣を襲った】
【立派なという他ない双角が地面に落ちる。爆破の煙が晴れると、そこには頭部と両腕が氷り――】

【――更に、その腕が地面についていたことによって完全に動きを封じられた魔獣の姿が在る】

>>163

【セリーナの放った弾丸の冷気によって、悲鳴や雄叫びすらあげることは出来ない】
【だから、実感は薄いかもしれないが―――光線が分厚い魔獣の腹部を、ぶちぬいたのは確かな事】
【血液すらこぼれないのはかの魔獣が魔翌力によって構成されていたからだろうか】

【―――ばたり、と魔獣が倒れて霞のように消えてしまう。それと同時に、景色が夜闇から黄昏へと戻り始め】


>>ALL

おや、存外速かったですな。如何でしたか、私の持て成し≠ヘ……?


【『戻った』という、その感覚。広がる光景は先程とは少々変わっていて】
【パルテノン特有のあの柱は二本ほど砕けて折れていて、綾津妃≠フ居る台座は黒い炎で囲まれていた】
【あの小柄で高飛車な姿は変わらずそこにあるものの―――恐らく炎は結界の類なのだろう、動くこともままならないらしい】

【――はら、とカズネの肩に使い魔が乗った。夏の日差しが直射するように、その少女が放つ空気は熱く】


さてどう致しましょうか、私の魔術はまだ完全ではない……封じ込めこそしましたが、縛れてはいない
なんなら私と闘いますかな?歓迎致しますぞ、強く気高い精神は善悪問わずに愛でる主義でして――
――――これはほんのご挨拶。『リリア=xッ、失礼の無いようにしなさい―――?


【にこりと笑った六罪王に応じて、カズネの肩に乗った使い魔が盛大に、バーナーの火のように燃え上がる】
【熱さに気付いて直ぐ様振り払えるのなら、その炎に巻き込まれることもないのだろうが――この老人、やはり好々爺などでは断じて無い】

【ぱら、と本が開く音。それはガイストが手元の魔術書を開く音。攻撃をしてこないのは先手を譲るということか―――?】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 23:00:11.34 ID:YjKUE7bwo<> >>168

……………………ふう

【どうやら功を奏したらしい、ウェル子の作戦】
【当然、内心喜ばしいことだが、彼女はそんな感情を微塵も表には出さず、一息】

【――否、ここからだ】

【『危険を冒す者が勝利する』】
【その信条は、ウェル子だけでなく、相手にだって言えることなのだから】

【ブラックハートが装備を換装する僅かな時間、ウェル子は水兵帽を手で軽く押さえて、そのポジションを正すと、】


わたくしは、貴方様を打ち負かしたいわけではございません


【――また、か】
【またウェル子は、その無感情な『言の葉』で、敵を惑わそうとするのか】

無論、博物館の防衛という役割自体はこなすつもりですが……
わたくしが、本日、ここの現れた最たる理由は、そんな正義意識でも、報酬目当てでもなく……

【――『ツインレイ』が、空気を裂く】
【先の疾風攻撃のせいで、防御準備の整っていないウェル子は、ふわりとした横移動で、それを躱すしかなかった】

ええ、そうです、わたくしは……

【だが、それは紛う事なき「隙」を生じさせる】
【黒羽根のオーラを再び再発生させながらも、それ以外に出来ることのないウェル子へ近づくのは難しいことではなく】


カノッサの抱える人材――ナンバー616のブラックハートお姉様――貴方様が、
いかなる価値を有する、或いは持ち合わせない人間なのか、を、見定めに参ったのです


【それゆえに、ブラックハートは好きな距離まで接近することが出来るだろう】

【だがしかし、だ】


ゆえに、わたくしの関心事はただ一つ……『貴方様』だけ


【ウェル子の発する台詞は、どこか、今までの「謀略的」響きはなりを潜めていて……】


わたくしは、貴方様の上面を抉り取るために……
わたくしは、貴方様の「芯」を拝見するために……


【……むしろ、「本心を吐露」しているかのような、真摯的な振動を、繰り返して、】





――わたくしは、貴方様という一人の人間を、知り尽くすために、この場に立ったのです




【――「さあ、おいでください」――】

【細められたウェル子の瞳は、ブラックハートへ、一心に注がれ、その接近を心待ちにし、】
【されど彼女の発する魔力は、決して場の緊張感を緩ませないだけの威容を、誇っていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 23:05:16.19 ID:ErpBCpc2o<> >>173

【リーネはまだ気付いてなんていなかった】
【少女の持つ異能の正体に、少女の異能の発動条件に】

【だからこそリーネは少女の体力を無駄に消耗させた】
【そうすればきっと能力が弱まると思っているから―――――】


うふふふ…それは怖いですわー
でもでもーあの組織の為でしたら私戦えるんですもの

【一瞬リーネの口調が変化して、リーネの狂気を垣間見せる】
【だがそれは一瞬の事で、すぐに笑顔を狂気に上塗りさせた】

【瞳を見れば掛かってしまう能力なんて気が付くはずも無く】


――――!?!?
え? あれ?どういうことですのっ!?

【自分を縛れ、その言葉と共にリーネは『マズい』と直感的に感じ取る】
【だか時既に遅し、『腕』は煙幕の中からグングンと戻ってくる】
【それと比例するようにリーネの表情は焦りに染まっていき―――】

い…イヤッっっっ!!
このままだと…このままだと自分を攻撃―――――



――――――するわけ無いじゃないですか――――――

【焦りの表情は一瞬で狂喜の表情に変わり、突進してくる少女をニヤリと見据える】
【それと同時に迫ってくるのは命令通り自分自身を”攻撃”しようとする『腕』】

【リーネは相手の能力に抗う術を知らない、だからこそ相手の能力を利用したのだ】
【二本の『腕』はまるでブーメランの様にリーネの元へと戻っていく】
【もちろん速度は今までと同じなので変わった点はない】

【もし『腕』が自分の元へ戻って来たのならリーネは躊躇いも無く『腕』を消滅させるだろう】



<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 23:05:45.20 ID:S1zMP//60<> >>176

え〜い!♪

【ハート型のハンマーが男へと直撃】
【男に当たったハートが分散され、空中へと散っていく】
【そして、そんな状況を見て悦に入った表情をするアッシュ】

うふ♪うふふ♪うふふふ―ゲホッ…

【―ポタリッ】
【地面へと落ちる血の音】
【不思議そうな表情をしながら自分の腹へと手を当てた】
【手を真っ赤に染める血―その血が噴き出ているのはアッシュの腹部】
【彼が放った斬撃の刃はアッシュの胴体を切り裂いていた―つまり相打ちと言ったところだろうか】

ハァ…ハハハ…ハハッ…

【信じられないと言った表情をしたまま膝をつき地面に座り込んだ】
【今までの笑顔からは想像もつかなかったであろう、絶望した表情】
【この世の終わりでも見ているかの様な表情をしているアッシュ】
【変身が解除され元の人の姿へと戻った男には、自分の失敗を悟られないためか苦しそうな笑顔を向けた】

ふふっ…やるわ、ね…♪
あんた、名前…なんて言うの…?

【そう言いながら両手は桃色の光が燈り、ハートがあふれ出ている】
【彼の次に起こす行動を見て、すぐには動けそうにない身体でどうにか反撃をしようと言う算段であろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/16(土) 23:06:20.15 ID:0cRrbSRAo<> >>165

『100万たぁ、本当にはした金だな!! しかも、全額寄付だ!? 金目当てですらねぇ戦闘狂かよ!』
「面倒な手合いだな。どうせなら、今すぐ尻尾を巻いて逃げてもらいたいところだが」

【逃げ切れる、という宣言でもあろう、少年の言葉。その異質さを感じつつも、今は、兄弟そろって頭から締めだす】
【少年が見せた、新たな異能が目前に迫っていたからだ】


『あぁ? なんだこのスライム女は。てめぇの相棒はその二丁拳銃じゃなかったのかよ?』
「今のは、呪文か。ガンマンだけでなく、魔術の心得もあるということか……。む……?」

【向かって右の頭、兄の白濁した瞳が、少年の姿を捉える。砂の刃を浴びた少女は無傷だが、少年の方が傷を負っている】
【続いて、弟の黒い瞳も、それを見る。スライムの少女と少年との、ダメージリンク。得心がいった、という表情を兄弟が浮かべる】
【しかし、それ以前にまずは目前に迫りくる脅威に対処せねばならない。横になぎ払われる大剣】
【少女の前方を大きくカバーする攻撃範囲に、兄弟はブレーキをかけ、後ろに飛び退くも、胸の下あたりを浅く切られる】


「ぐあっ!! クソが、この間に続けて、また剣、またなぎ払いかよ!!」
『ぬうっ!! 気を抜くな、次が来るぞ!!』

【悪態をつく弟を兄が叱咤する、続いてまたも飛来する、少年の弾丸】
【少女の攻撃を受けた時、飛び退いたのが災いした。足元を狙う銃弾が、着地と同時に左足を、兄の感覚にリンクした足を撃つ】

「づああっ!! 炎の弾かっ……!! 次から次へと、面白いものを見せてくれるな……」
『くそが、調子乗ってんじゃねえぞ!!』


【スーツの着弾部位に火がつくが、そこから湧きだした泥が火を覆い、消化する。しかし、足に負った火傷は、痛いダメージだ】
【兄弟が反撃に出る。浅黒い手が振るわれ、またも出現する砂の刃が、近距離から少女を襲う】
【攻撃の成否を見ずに、無傷の右足で兄弟が跳躍した。狙いは、テラスの上部、城の屋根の縁に掴まることだ】

【少年、あるいはスライムの少女の妨害がなく、掴まることが出来れば】
【ぶら下がった状態で、右足が空中に蹴りを放つ。その動きに合わせて、今までで一番大きな砂の刃が――いや、このサイズはギロチンと形容すべきか】
【砂のギロチンが離れた距離の少年へ向けて飛ぶ。今までの砂の刃よりは、威力は高いが、その分少し速度が遅い】
【同時に、火傷を負った左足の先端を泥で覆うと、兄弟は屋根から手を離し、下にいる少女めがけて落下しようとする。泥を纏った踏みつけ攻撃を試みたのだ】

【無論、跳躍前に少年あるいはスライムの少女の妨害があれば、屋根への跳躍は失敗する。その場合は、火傷した足を引きずりつつ、いったん少女から距離を取ろうとするだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga sage<>2013/02/16(土) 23:10:20.56 ID:zT60rLGTo<> >>161>>162>>175

【足止めという役目を果たせば、水の“尾”は本来あるべき湿気の中に消える】
【長い時間水の形を保つのは多少なりとも消耗するのだろう、そしてすぐに相手の拘束を解くと言う事は】
【その後の相手の攻撃を事前に妨害することは不可能である事にもつながる】

ッ、ンだ、これ

【咳き込むにも似た短い悲鳴は、見上げた先にある顔への驚愕も混じる】
【装甲の下にあった包帯の塊のような顔は、 不気味でもあり、まるで傷ついたものを隠すようにも見て取れた】
【青年は、それが能力の一部であると察してはいても、マインドというものがどういうものであるか知らない】
【であるからして余計に、短眉が悲痛そうに眉間に皺を寄せて歪む】

【自身の目の前から去るマインドの行方を目で追いかけて、目の端に捉えた光に視線を引き戻す】
【己の位置と、銃声の位置と、それを引き結ぶ延長線】
【僅かな間、曲刀の周囲に再び水の気と魔力が集まり、いくつもの鱗のような形を成す】
【全て防ぎきることは叶わずとも、その威力を半減させる水の障壁の欠片】
【振り切った曲刀の勢いに乗るように、それらが暗闇の中を進んでソニアの上方へと急ぎ向かう】
【既に右足を負傷した彼女を、どれだけ護り切れるか。それは天に祈るしかないのだけれど】

“鱗”(ハラシーフ)――!

【そして彼の力は万能では無く、いくつもの事を同時に出来るわけではない】
【ソニアを襲う暗月の輪は、ひょっとすると鱗の一部がわずかばかり受け止めるかもしれないが】
【今現在在り得る限りの水気のバリアは、自身の身を守るに使うには足らず】
【身を屈めるよりも先に、打撃を受けた胸元をやや深く、鋭い闇が肉を抉り去っていく】

【――飛び去る水の鱗の一部の向かう先】
【本質は水であるそれは落下する瓦礫の一部をその身の中に押し込めながら、真っ直ぐに飛んでいく】
【それが突き刺さらんと突き破らんとする先は、美しい作品の内包した水槽の壁――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/16(土) 23:10:29.62 ID:6ubBG3wFo<> >>174

ほぉ。と言うことはやはり、それでも戦う術はあるのだろう?

【考えていたことは現実の物となり、彼の弱点が露呈する。脚が悪い。それは、対近距離武器使いでは半ば致命的―――】
【それでも、女は何かあると信じた。簡単に勝てるとは思っていない】
【先ほどから流れる脚の赤い液体が、まさにその証拠であって】


―――――は……。


【「衝突槍」を受けて、体勢を崩さずに弾丸を発射出来るのはさすがと言ったところか。此処からも、並のガンマンでないことが女には伺えた】
【だが、その銃弾は女の横を通過していく。偶然柵に当たり、甲高い音を響かせながら地上へと落ちていくその弾】
【女は、思わずそんな声を出した。呆れたような、ため息にも似たその声を】


2年前、青義同盟、だったか? そして、その首領を務めた、だと?
笑わせるな、今の貴様にはそんな気配を感じない。――――貴様の言うとおり、それは汚名だッ!!


【どんなものかと思ってみれば、手負いの獣にも満たないガンマン。そんな奴を斬って、何が楽しいか。何が戦闘か】
【口調は激しかった。先ほどの氷のようなそれとは一線を画す、まるで何か違う人格のようなそれ】


この世は『結果』が全てだ。貴様が私を倒したいと思うのならば、脚など気にせず突っ込んで来いッ!!


【煽り、挑発し、女は彼の全力を見たいと願う。カノッサ機関としては、世界を混沌に貶めるものとしてはあまりにもふざけている】
【だがそれは本気だった。その証拠に――――女は彼へと迫るや否や、刀を振り上げて腕の肉を削ごうと襲い掛かるのだ】
【少しでも動けば避けられる攻撃だ。それもまた、彼の本気を出すための行動】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/16(土) 23:10:31.51 ID:SxAITbVZ0<> >>172

『!』

「うお!?」

【寸での所で斧は空中で停止する】
【運動神経が良いのか、反射が良いのか】

【あるいはその両方か】

「! な、なんだこれ・・・気持ち悪!」

『まがわ様、離れてください。呪術の類です』

【腹に刀が刺さっている状態だというのに、ヒルコは冷静にまがわを制する】

『あ、はは・・・。この程度、マトイ様の怨念に比べたら・・・!
 祟り神は落ちたもの・・・? 聞き捨て成りませんね。あくまで弱いのは蛆虫のような僕です。
 マトイ様の力を引き出せない僕が弱いのです、しかしお望みとあらば、試してみますか?』

【少女の呪いの歌に逆流していく】
【これは少女と同じ呪い、いや怨念や邪気そのもの!】

【祟り神と付喪神、呪い同士で喰い合いをしようというのだ】

『正直言うと、まがわ様と同様、僕もあなたの事が気に入りません。
 まるで「自分は勝てて当然だ」という態度、「僕達三下に自分は負けるはずがない」という態度。
 何様のつもりですか、アナタは・・・?』

【青年はギョロリと目を見開く】
【抱き着く力がいよいよ強くなり、やがて憎悪や嫉妬めいた感情の塊のような呪詛が口から溢れ出す】

『気に食わない気に食わない気に食わない気に食わない気に食わない気に食わない。
 守るべき物も何も無いくせにまるで気まぐれに現れて、僕達を虫けらのように扱うその戦い。
 僕達弱くて小さき者達が必死で絞った知恵と策略を一蹴するそのやり方。
 アナタはさぞ今まで楽しい人生を送ってきたのでしょうね、負けることも無く、惨めな思いもせず。
 そうやって余裕をかまして勝ち続けてきたんでしょうね! 生まれたことを後悔することなんて一度も無く!!』

「ひ、ヒルコ・・・?」

【相方の突如の豹変に、まがわは背筋を寒くする】

【負け続けてきた人間、生まれてきた事が間違いだった人間、知力以外のありとあらゆる人間として必要なモノが欠損した人間】
【踏みにじられ続けてきた人間、この世に迷惑をかけることしかできなかった人間、なに1つ良い所を持たなかった人間】

【そんなヒルコの鬱屈した感情が、精神が】
【祟り神・纏衣と共鳴し、その怨念を増幅していた】

『僕は勝つんだ! アナタみたいに長所しかない奴に! 間違ったことなんてない奴に!
 惨めな思いなんてしたことない奴に、自分の弱さと醜さに絶望なんかしたことない奴に! 僕は勝つんだ!!』

【黒い、どこまでも黒い、屈折した怨念が】
【妖刀の呪いごと喰い、飲み込もうとしていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/16(土) 23:11:33.22 ID:ubTH0ol2o<> >>170
はっ!力もねぇのに俺様のサーロイン≠持てる訳ゃあねぇだろ!!
人様の物を取ろうなんざ、礼儀のなってねぇ野郎だぜ!!

【フォンチュンがかわした斧はしかし、左腕を掠めていったが、その後ろで壁にかけられていた高そうな絵に突き刺さった】
【…この絵を描いた人間には御愁傷様である】

バッファッファッファッファ!なんだなんだ!!ろくに投げる事も出来ねぇのか!!?

【投げ返された槍のなんと弱々しいことか、バッファは笑いながら、余裕綽々で受け取った】
【ーーーが、それがフォンチュンの罠であったと知るのは次の瞬間、フォンチュンの手がバッファの首に迫る】

ーーーうお!!?

【フォンチュンの手がバッファの太い首をつかむ…が、非常に太く、肉厚で、ぬるぬるとした短い首は掴みずらい、しっかりと持っていなければ簡単に手を滑らしてしまう】
【それにーーー忘れてはいないだろうか?このように接近した距離で止まってしまえば、それこそバッファの最も得意とする状況だと】

舐めてんじゃねぇぞおらぁ!!!
効かねぇんだよ!貴様の攻撃なんてなあ!!

【右手に槍を持ち、左手でフォンチュンの頭を掴み返して、締め付けながら持ち上げようとする】
【フォンチュンの身長にもよるが、バッファの身長は2mをゆうに越している…持ち上げられてしまえば脚は地面から離れ、フォンチュンの手はバッファの首に届かなくなってしまうだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/16(土) 23:14:27.70 ID:pu1namnuo<> >>177

【振り抜いた後にはもう鋭敏な回避はなく、檻から逃れる術もない】
【圧倒的かつ絶望的な状況下で。それでも嘲るように哂ったのは、何なのだろう】

私はただ綾津妃の為に此処に居る。だがな、嗚呼困ったものだ
命題より何より、この戦いが“愉しい”……――――「繁吹き」

【地を叩くように振り下ろした刀、呼応するように清い水が跳ねて、簡素な防壁を創りだす】
【前面からの攻撃はそれで防いだ。だが後方から切り刻むものを防ぐ手立てはない】

【背から真っ赤な花を咲かせて、床に沈みゆく躰のその一刹那に残すのは、最後の反撃】
【きと相手を睨み据える目。この城の主直々に呪われた「呪眼」】
【視線が合ってしまえば、相手に掛けられるのは三日三晩続く呪いだ】

【ある者には畏怖を、ある者には暗闇を、ある者とは力の喪失を――】
【効能は精神力にも左右されるが、いずれにせよマイナスな効果が出るのは間違い無く】

【これを掛けた後は、もうセシルに動くだけの力は残らない】
【止めを刺すのも、打ち捨てて去るのも、全てが相手に委ねられるだろう】
【折角このような場所にいるのだから――遊んでやったって、構わないのだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 23:15:38.76 ID:PIuIOGjPo<> >>166

【本命の爪はまず『メメント・モリ』なるアートマンによって攻撃を防がれる】
【一撃必殺で仕留めることが出来なかったのが残念だが、まだいくらでも二の爪、三の爪といくらでも削ってやる】
【なかなか素早いようだがこれくらいでは自分を超すことは出来ない――そう確信する!】


「ビビったかクソボケがァ――――!!そのままお高く留まって舐めくさりながら
俺の爪でズタズタに引き裂いてやるぜェ―――見ててくれよーお嬢様ァァァ―――!!」

ぱ、パンサー!足、足!

「ああ?華麗な蹴りをご所望かいお嬢様!ならば次は俺の俊敏なる蹴りを――――――蹴りを……


―――あれ?足、あれ?」


【次の一手をこのアートマンからまずは叩き込む、そう考えていたのだが―――次に蹴りを振るおうにも、足がない】
【レイニーエッジは見なくとも手ごたえで理解できただろう――その己の刃は、アートマンと言う目くらましにまんまと引っかかったパンサーの】
【その次の蹴りの一撃を振るおうとする前に――――見事その一刀で横袈裟に切り裂かれてしまっていた】


「―――お、俺、そんな―――いったいいつ斬られて………な、ばか、な………!?」


【ドゴォォォォォン!!、と音を立てて、その近くの絵画に傷を付けながら】
【パンサークレムリンの上半身が地に落ちると共に、すでに地に伏せた下半身もろとも小さな爆発を起こして消し飛んだ】
【己のフェイントが決まった慢心から、相手のフェイントが見抜けなかったゆえの短期決着か、それとも単に実力差か】


パンサァァァァァァ――――――!?い、いくらなんでもあっさりやられ過ぎでしょちょっとォ!?
無論私が逃げるまでの時間くらい稼いでくれると思ってたし!?


【そして一番驚いたのは、あっさりとやられた本人以上に、その隙に退路を切り開く算段をしていたブレンだ】
【あわあわと、明確に慌てふためいている、確かに比較的力量の低い部下だったとはいえ、ここまで無様な味方だったか!?】
【予想だにしない短期決着に慌てふためきながら、身を震わせてブレンは、抱えてた青年を落としながら後ずさりする】


>>169

【こちらが放った二度突き、その攻撃を彼女は続いて放った曲線をなぞるように】
【体を不自然な動きに――おそらくは光の通りに体を無理やりに操って動かす能力だ】
【手ごたえは浅い、おそらくは脇にかすっただけだ、これでは軽すぎる】


光に体をなぞらせて―――望みの通りに体を動かす能力か、パンサーの物に似ているなぁ!
いいやそれ以上に……『殺しはしない』ときやがったか!愚か者が!この戦場で敵に情けを
かけるなどという屈辱、間違っても俺が受けてたまるか!

―――ぐぅ!?


【己の右に回った、盾を持たぬ自分の右方向から先に潰していくつもりか】
【それを悟り右に回り込んだところでこちらの攻撃を当てていくつもりか―――攻撃を受けるのは覚悟する】
【しかしこのままではすまない、こちらも攻撃に移る!】

【ズブゥ!と鈍い音を立てて右腿を貫いたものの、左足から勇んで相手に踏み込んだために両方を潰すのは避けたものの】
【このままでは済まさない、そう思いながらホースクレムリンは勇むように右に体を向け】


つぇあああああッ!!


【右の剣を月音から見て左から右斜め下に目がけ、容赦なく降りおろし切り裂こうとしてくるだろう!】
【完全に叩き潰さない限り―――戦意が折れる事はないようだ!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 23:18:25.18 ID:KNDFL1Av0<> >>178

【―――撃破。】
【"弾"末魔とケルベロス・マグナムによる時間差を利用した二重攻撃は的確に角を抉り】
【そして動きを止めた獣に殺到するは光芒――奔流が迸り、強力すぎる魔光線がその身体を貫いた。】
【消滅する魔獣を確認すると、セリーナはすぐさまケルベロス・マグナムのハンマーを起こす――次弾の準備だ。】
【一発目を撃ち終え焼け付いたバレルがハンマーの動きに連動、シリンダーと共に回転し装填完了。】
【二本目のバレルが真上へと来て、シリンダーと直結した――。】

――"持て成し"、ね。確かに悪くはなかったよ。
けど――本番はこっから、そう言いたいんでしょ?

なら覚悟する事だね、"おじいさん"。今度はアンタが――獣と同じ道を辿るコトになるんだから。

【再び、夜を破壊し夕陽が舞い降りる――いや、それならばこれは朝日だろうか。】
【時間が移り変わる一瞬を切り取ったかのような悠久の刻――美しい。この戦場には似合わないほどに。】

>>163

【グッ!とセリーナがカズネへとサムズアップ――】

ナーイスッ!さいっこうの一撃だったよ、カズネ!ただ――こっからが本番みたいだ。

【間を置くことなく、動く事の出来ないカズネへと攻撃が降りかかる】
【マズイ、とセリーナは思う――しかしここからカズネへは離れている、助けに行くならば――】
【"弾"末魔を構え、五度目の発砲――それはやはり召還。】
【弾丸は停止、召還陣を展開し新たな武装を呼び出すッ!】

連鎖大蛇――<"バジリスク・チェーン">!!

【"弾"末魔をベルトへと収め、代わりにセリーナの手に巻きつくは一本の魔導鎖――悪魔の生体構造を利用して作られたチェーン】
【モチーフとなった大蛇のバジリスクのように、まるで生きているかのような軌道を描きそれはカズネの肉体へと伸びる――】
【胴体に絡みつかせる事に成功したならば、彼女を引き寄せようとするだろう――】

>>178

――で、アンタは・・・魔法でも使うつもりかいッ!させるかよッ!!

【そしてもう一方の手で、ケルベロスマグナムを構え――発砲。】
【再び凄まじい爆裂音が響き、銃身が焼け付く――煙が吹き上がり、ガイストへと殺到するは"炎"の弾丸】
【着弾すればそれは炎獄を編み出し、攻撃付加をするだろう――!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 23:19:55.46 ID:iSW3oH3S0<> >>179

…………ッ
(奴の言葉に耳を貸すな…………! 今はただ…………如何に有効打の一撃をぶつけられるか……それだけに専心だ……!)

【再び、ウェル子の言葉が耳に届いてくる】
【しかし、それに答える事は恐らく、この場には必要なくて――――それどころか、そちらに気を取られれば、先ほどの様なミスに繋がるだろう】
【――――あんな無様なミスを犯したのは、久しぶりの事だった】
【不必要な情報は、全てシャットする。そうしなければこの戦い、勝つ見込みは限りなく小さくなってしまうだろう】

(――――見えた、そこさ……!!)

【ツインレイの光芒を回避したウェル子――――そこに、飛びこめるだけの隙を見いだした】
【ブラックハートは足に思いきり力を込める。こここそ正に、勝負を決するポイントだと決めたから】

――――――――ぉぉぉぉぉぉおおおおおおッッ!!

【一気にステップを詰める。右腕に力を込める。視界でウェル子を捉える】
【この一撃は、チマチマした射撃などではない。当たれば間違いなく重い一撃となる、赤熱した文字通りの『鉄拳』】
【踏み込み――――踏みしめて、身体を振るう。そして拳を見舞う】
【ウェル子の胴体目掛けて、ややフック気味に、その拳――――『プラズマナックル』を見舞おうとする】

(……………………っぐ)

【だが――――先ほどの黒の暴風で、身体に刺さった羽が痛んでか、わずかに踏み込みに狂いが生じた】
【それはほんのわずか。成功したならなんて事の無い、狂いと表現すべきかも怪しい、微細な『ずれ』】
【しかし、あるいはウェル子の様な戦士なら、そこにさえも活路を見出すだろうか?】

(…………あたしの『芯』…………? 何が見えるって言うのさ、『人間』の分際で…………!)

【攻撃を放った瞬間、ふと聞こえてきた――――意識から遮断していたはずのウェル子の声】
【それが、嫌にブラックハートの心をざわめかせた。その時の動きには影響しないが、苛立ちとして、表われた――――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/16(土) 23:27:27.53 ID:arFb8g7Xo<> >>181

「――ッ」

【それはもしかすると、まだ未熟な存在なのかもしれない】
【志も精神も高い正義の心、けれどまだ失ったモノの穴は埋まっていないのかもしれない】
【――散乱する桃色の気、このまま飲まれるのは不味い、わかっている】
【だが、この……ダメージを負った身体には――――】

「……当たったね、君」
「でも不思議だな、何でこんなに心が穏やかなんだろう」

【その笑みは、とても良いモノ】 【まさか、この男は――気に飲まれたのか?】
【血に塗れた身体で、玉座のてっぺんまで登ろうとし……止めようと思えば幾らでも止められる】
【もし登り切ったのならば――】


「僕はユウト――受け入れてくれるかい?」

【女性に向けて、両手を広げながら大きく跳躍し――】
【このまま、彼女へと跳びかかり、受け止めてもらおうとするのだろう】



「――……うおおおッ!」 「駄目だ気を確かにしなくては、……ヴォルヴ!」
「悪に身を委ねるなんて僕には……嫌だァァアアーーッ!!」

【――但し、その姿は人の姿ではない、落下の途中で変身を行う】
【2m程度の体に、同長の尻尾(5本のトゲが先端にある)を持った亀となった】
【顔と手足と尻尾は青、甲羅は黒、腹は黄色、模様はオレンジ、トゲは白】
【変身前が装備していた3つの鉢巻きも、同じ部位にある】

【つまり、これはのしかかり攻撃――蝕まれた精神故に攻撃行動が中々取れなかったが】
【ただ変身するだけだが、変身しなければその身体を女性に委ねていたかもしれない程、彼は闘志を弱らせていた】
【――自然界に存在する亀のその体重を考えれば、その威力は想像に難くない】

【――あの時浮かべた笑みや、発した言葉が何処か演技じみているのを察すれば】
【あるいは、行動までタイムラグが大きく――王座のてっぺんに登るまで、跳躍、変身――】
【一つでも予兆を感じ取れば、対策は幾らでも取れそうだし、行動までの時間は相手にひとときの休息を与えてもいる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 23:28:09.29 ID:mcjtMnFlo<> >>178

(―――――― とった!?)

【その感覚はより明確な光景が証明する】
【景色は変わり状況も変わる、どうやら魔獣は撃破出来たようだ】

……状況整理、四番六番八番は破損か―――――――

【一方で圧縮された力の流れにその回路は耐えられなかった】
【右手に纏っていた回路の内の三つが砕けてもう今日は扱えない】
【そしてその代償としてカズネの右腕、その皮膚も肉も骨も微細なだが膨大な傷が刻まれて血が落ちる】

(手段はあるけど、砲撃はキツイかな……)

【残った回路だけでも腕に纏わせ念の為に魔翌力を供給ついでに杖も回収し】
【そして視線は再度、かの六罪王へ】

持て成しにもならないじゃないあんなの、まあ前菜程度にはなったかしら?
それで次だけど……まずは、その笑みを……ぐちゃぐちゃにしちゃわないとね
二度とそんなツラが浮かばないくらいぐちゃぐちゃに……!

【少女の口にして良い言葉ではないが六罪王相手にここまで言える人間も少なかろう】
【明確な敵意は本能ではなく理性による物、恐るべきは本能を上回る理性に違いない】

―――――――っ!!

【肩の重み、件の使い魔、レッドキャップ】
【唐突な熱風に安全圏にいる筈のカズネは驚く】
【焦げる髪と皮膚、沸き立つのは……】

忌々しいっ!下らない策っ!!目障りなのよ……
アンタみたいなのは――――――――

【自分を舐めるような手練手管でこちらへ攻撃して来た事への怒り】
【それは今も尚燃え盛る使い魔に向けられる、今にも使い魔に血みどろの右手で掴みかかろうとした時に】

【セリーナの援護が入る】

>>189

――――――にょあっ!?

【がくん、と視界が揺れて世界が変わる】
【いや目が回っただけなのだけど、予想外のそれに驚くくらいの人間らしさはあったらしい】

……アンタっ……やるならやるで一言……首痛めたじゃないの……

【カズネは問題なく引き寄せられ結果的に助けられたのだけど納得のいかない様子で】
【地面に膝をつきむくれて首を撫でながらセリーナを睨む】

……ま、許してあげるけど……
ちょっと休憩させなさい、流石に連戦するには体力がキツイわ……。数分だけでいいから頼むわよ

【今も尚ぽたぽた垂れる血で地面を濡らしながら力なくしかし威勢よく微笑む】
【体力もあるが残った回路の最適化も済ませなければならない、よってカズネはセリーナの後方で待機する形になる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/16(土) 23:32:35.99 ID:Uw3jutswo<> >>184

―――はッ、敵に情けかけられますかぁ……堕ちたもんだね、蒼も

【……弾を外し、瞬時に腕が上がらない隙を突けば、彼は今頃地に伏していたかもしれない。しかし彼女はしなかった】
【情けであり、挑発であり―――それは彼女の願いでもあったのかもしれない。―――男は、銃を持った右手で、ソフト帽の鍔を跳ね上げる】

                                 
             お節介の戦闘馬鹿が……舐めやがって。 ま、お陰で眼ェ覚ましたわ……サンキューな
                         そして……後悔すんなよ―――ッッ!!!


【血が滴る床にソフト帽が落ちて、彼の茶髪が風に靡いた。 痛みで霞んでいた紺碧の双眸が、爛々とした煌めきを再度抱いて、同時に―――】
【―――彼が、動き出す。ダイナミックな、ローリングを繰り出して―――単調な振り下ろしを回避しつつ、銃弾を左の蒼から放つ】
               【しかし其れは、またもや空を切り、彼女の脇を抜けて行―――-否、狙いは奥の柵……!!】

                   【柵を跳ね返り―――弾丸が、背後から彼女の太腿右目掛け飛ぶ―――!!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 23:33:01.88 ID:Xsv+3v/IO<> >>186

うげっ
(そうだった、こいつに打撃は効かないんだった)

【別の攻撃にすれば良かった、そう後悔する間もなく】

【万力のように頭を締め付けられ、そのまま持ち上げられてしまう】

【足が床につかないのは問題ない、翼があるからそこまで重要な事ではない】
【問題は、攻撃ができない事だ】

――くそっ!

【悪あがきに足をばたつかせる。ほとんど攻撃にすらなっていない】
【――しかし、足が男の頭に触れた】

(……これだ!)

【足を男の頭につけ、腕を掴みまっすぐに立つ。つまり、左腕を強く引っ張るという事】
【皮膚から分泌されるであろうぬめりは、髪の毛までは伝っていないだろう。他の部分よりはしっかりと踏みしめられると考えたのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/16(土) 23:33:43.31 ID:zh8UBsrc0<> >>185
「――――お主では、無理じゃ
他人の足跡を追うことしか出来ず、己を見出せ無い者が辿る道など決まっておろう
お主の先人はどの様にして死んだのか、我には分からぬ――――が」

【怨念は確かに少女を飲み込みつつある】
【妖力は弱々しくなる一方――――の筈なのだが】
【焦りもせず、苦しむ様子も見せない。銀の双眸に浮かぶのは、同情とも取れるような感情】

【――――童守。その名に込められた物が現れ始めたのだろうか】
【一際強くなるのは妖力とはまた違った――――神聖を含む物だろうか】
【魔を打ち払う物。願われた物を、守り通す力】
【対極に立つ二つの力が、直ぐ側で鬩ぎ合って】


「後ろ向きな感情。其処に被さった力――――お主自身で無ければ、我は殺せぬ
我の事をどう思おうとも勝手じゃ
神だの聖人だの全知だの下らんことを抱こうとも勝手じゃ
――――然れどな、長き時の間に様々な者達の手を渡った故に今の我が有る
其れを汚すのは勝手を過ぎる事じゃ」

【破魔の力。大昔に己自身に掛けられた術】
【それは本体である刀――――即ち、未だ体に刺さっている刀を通じても感じ取れるだろうか】
【少女が今一度柄を掴めば、その力は更に強くなることだろう】


「せめてもの情じゃ――――お主。否
お主と共同している物とは恐らく異なった方で葬ってやる
――――それで少しでもお主らしさが作れるのならばの」

【――――力強く握られた其れ。破魔の力を全て注ぐのだろうか】
【辺りを燃やす焔が、銀色の髪を輝かせて】
【祟り神と破魔の力――――果たして、結果は如何なる程か】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 23:34:15.34 ID:oxTnwaJ0o<> >>175>>183

     【自らへの攻撃がない――それを確認したベイゼは、自らのマインドの操作に集中する】
    【階段を叩く、叩く、叩く!マインド・ベギーアデンの能力は、引き寄せる力を付与する≠ニいうもの】
   【つまり、思い切り叩くことによって階段は下――ベイゼへと引き寄せられ、崩壊する】

  【そして自らが潰れないようにするには、能力を途中で解除すれば良い】
 【円形の吹き抜けに沿うように存在する階段は、そのまま落ちればソニアや青年のほうが危険度が高いのだから】

【――――きっとそれらを理解した上での行動なのだろう。ベイゼの瞳は敵≠見る冷たい目】


約束……ゥ? 冗談じゃないぜ、ソニア。お前は何処まで甘いんだ?
心の底も、その真っ赤な血液も、脳髄に至るまで砂糖か何かで出来てるのかと思えるほどの甘ちゃんっぷりだッ!

……反吐が出るとまでは言わねェ。だが俺は兵器≠セ、それは変わらねぇ、否定させねェ!
そっちの野郎ッ!そしてソニアッ!お前らの言う綺麗事は全部『押し付け』でしかないのさッ!
俺にとっては機関が全て!闘うこと≠ェ生きること=Iソレを捨てて、生まれた意味≠捨てて残るモノの方が大事だァ……!?

―――――『Bose Bekampfen』を、『悪の闘い=xを舐めるなよ。


【巨大な――壁の柱に隠れているが、実のところ壁全てを覆うように広がる水槽が、割れる】
【ソレと同時に周囲には水が溢れて、それがエントランスの奥に在る扉を破壊するようにこじ開けた】
【そこに広がるのは第一展示室。かつてのエルジオ襲撃で纏衣≠ェ振るった残光剣≠ェ、中央の台に高々と飾られていて】


【――ベイゼが目指すのは邪魔をする敵の排除ではない。本来の目的は、旧遺物の奪取≠ナある】
【階段の瓦礫は、僅かばかりソニアよりもベイゼ寄りに落下していく。果たしてソレは、能力の行使を意味するのだが】

【足の拘束が解けた赤髪の女性は、駆ける。瓦礫の落ちきるよりも早く、ダウンした少女の横を駆け抜けようとして】
【そして目的の位置、奥の第一展示場へと滑り込もうとするだろう。そこに至るまで、彼女が無防備だというのは言うまでもないか。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/16(土) 23:34:32.75 ID:+oZkffo10<> >>187

―――ッ!呪眼≠ゥ………ッチ………感覚が麻痺してきやがったか。
………本来なら悪霊の主/ヴァルコラキ≠フ名を持つ俺には魔眼≠フ類は効果がないはずだが…

どうやら思った以上の格≠ェあったとはな………これは出直しか………。

【腹部を抑えながら立ち上がり止めを刺そうとした矢先に襲い掛かる強烈な呪い=\――ジェイはブルブルと手を振るわせる】
【滾る血のように真っ赤に染まった瞳で相手を睨み返す―――どうやらこの少年もそういった類≠フ輩らしい】
【だが綾津妃、セシルの持つ格≠ェジェイの持つ悪霊としての格≠上回ったのか、ジェイは舌打ちと共に踵を返す】

【呪眼がなくとも―――既に全身から多量の出血をしているためこれ以上の戦闘はリスクが大きかっただろう】
【何より………攻撃した際の相手に感じた違和感………どうやら手負いらしい相手をここで始末するのは目覚めが悪かった】
【出来るのならばお互い♀ョ全な状態での闘争で狩ろう―――この少年はどこまでも戦闘狂/バトルジャンキー≠セった】

        あばよ怪物=\――今度はちゃんとケリを付けるとしようぜ………カッカ―――。

【それだけ言うと、まるで霧に溶けるようにジェイは姿を消す―――残るのは新たに増えた血の模様のみである】
            【地下牢での防衛戦は、セシルの勝利に終わったようだ。】

//お疲れ様でした!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/16(土) 23:41:59.50 ID:YjKUE7bwo<> >>190


――――嗚呼…………


【耳朶に届く、ブラックハートの咆哮】
【迫り来る拳も近い】

【相手に懐に入られると言うことは、「自分が懐に入っている」とも言い換えられる】
【すなわちそれは、危険な必殺の間合い】

【ウェル子は、ブラックハートに生じた極小の『ズレ』を、確かに察知しつつ、】
【しかして、『踏み込む』】


……さあ、抉り合いましょうか


【『ズレ』があるなら、下手に避けるよりも、クロスカウンターで上回ってやればいい】
【ウェル子の判断は、勇者よりも勇ましく、戦士よりも荒々しい――策士を鼻で笑うような絶望的『策略』だった】


一方通行の愛などはそれこそ『お飾り』


【ウェル子の両掌に収束する、「黒羽根」と「魔力」は、渦を巻くように空間を歪ませ、】
【無理矢理押し込められた羽根達は、窮屈そうにギシギシと摩擦音を奏でる】




双方向に、わたくしたちは、解り合うべきなのです




【『プラズマナックル』のインパクトの瞬間、ウェル子も、両の掌を重ね合わせ、ブラックハートの胸部に向かって真っ直ぐ突き出した】

【掌が接触したならば、その刹那に「凝縮された魔力と羽根」が、一気に解放され、】
【まさしく「小爆発」の様相を呈し、言葉通り「抉るような」激しい衝撃と、「上面を裂く」ような真空刃が、併せて襲いかかってくるだろう】

【――この攻撃がブラックハートに届くかはわからない】
【だが、これこそが、ウェル子の、『答え』――否、『応え』だった】


【またウェル子の攻撃が成功するか否かにかかわらず、彼女は『プラズマナックル』を胴に受け、】
【うめき声を押し殺しながら、仰向けに倒れ伏すことになる――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/16(土) 23:43:55.08 ID:eeXs6j7p0<> >>188

【ーー斃れた者に、最早興味は無い。まあ、油断ならぬ相手ではあったか。】
【……さて、次だ。カノッサは皆殺しにする。今のところ日本刀は要らない。消そう。】

『馬』は月音に任せたーーさて、次は君だよ“お嬢様”……冥土の宴にご招待だ。見てるばかりではよくないだろ?

【『ゴミ』が慌てふためく姿は滑稽で、ともすれば嘲笑いたくすらなる。】
【然し、まあ、油断出来る相手じゃあないだろ。当たり前だが。】

君を[ピーーー]刃はーーどんなモノになるだろうね?
……まずは、これだ。

【小手調べだ。初撃と同じく、投擲を使う。】
【威圧とも言うだろう、……少なくとも、止めにはなるまい。】

ーーてぁ ッ!

【右手の内にナイフを顕現し、女の右目目掛けて、撃ち出すように投擲する。】
【ーー青年に当たったら、まあ、其れは其れでしょうがない。私が悪い訳でもあるまい。】

【これは『速さ』の攻撃だ。慌ててる奴には覿面だろう……その分、軌道は真っ直ぐに過ぎるが。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/16(土) 23:45:16.68 ID:kMzvNJ0Po<> >>183>>196

【言葉は届かない、ただ貴女の心の上を、表層を撫でるだけなのなら】
【夜明けを待つ凪のよう、嵐の中を必死に耐える心弱いか細い歌】
【やがてそれも朝焼けに埋もれて、降り注ぐ雪にただただ真っ白になっていくだけ】

【くしゃり、と崩れ落ちた身体が、ぱたん、と倒れ落ちたなら、そこはもう糸の切れたマリオネットが如く】
【揺れ動く気持ちの或いは、形を変える三日月の、一番淡い部分の祈りにも似て】
【それはまた酷くざわつくノイズのよう、脳裏の奥深くまで響いていった】


Я сожалею(ごめん)……お兄……ちゃん……ベイ……ゼ……


【幕間の落ちる音、銀幕が深く下ろされる音、それはまさしく断頭台の下る音】
【かき鳴らされる弾劾の音が、露に消えて、それはまた路傍へと溶けていくのだろう】
【咲く機会を失った美しい雪の華、春の日差しを浴びて、溶けて溶けて――――】

【その華奢な身を、踏み潰していくいくつもの瓦礫、大半はナウファルの鱗によって守られて】
【それでも、踏みしめるよう、誰えも穢せなかった処女雪を、乱雑に踏みつけていく】
【雑踏のかき鳴らす雑音にも似た音は、消えいく呻き声とも、或いは無力な音律にも】

【――――地面へと落ちて、大きな音を立てる二つのRaumKrankheit=z
【ほんの僅かに光を放ったかと思うと、一瞬だけ、彼女へと降り注ぐ瓦礫を、止めるだろう】
【けれどもそれは、束の間の刹那、楽譜に刻まれた寸刻の休符のよう】

【――――ただただ傷つく身体を曝け出したまま、重たく意識を失うのだろうか】
【止める事なんて、もう――――できなかった】


/多分ソニアはここでリタイアです……一足早く、お疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 23:45:53.85 ID:ErpBCpc2o<> >>173
【リーネはまだ気付いてなんていなかった】
【少女の持つ異能の正体に、少女の異能の発動条件に】

【だからこそリーネは少女の体力を無駄に消耗させた】
【そうすればきっと能力が弱まると思っているから―――――】


うふふふ…それは怖いですわー
でもでもーあの組織の為でしたら私戦えるんですもの

【一瞬リーネの口調が変化して、リーネの狂気を垣間見せる】
【だがそれは一瞬の事で、すぐに笑顔を狂気に上塗りさせた】

【瞳を見れば掛かってしまう能力なんて気が付くはずも無く】


――――!?!?
え? あれ?どういうことですのっ!?

【自分を縛れ、その言葉と共にリーネは『マズい』と直感的に感じ取る】
【だか時既に遅し、『腕』は煙幕の中からグングンと戻ってくる】
【それと比例するようにリーネの表情は焦りに染まっていき―――】

い…イヤッっっっ!!
このままだと…このままだと自分を攻撃―――――



――――――するわけ無いじゃないですか――――――

【焦りの表情は一瞬で狂喜の表情に変わり、突進してくる少女をニヤリと見据える】
【それと同時に迫ってくるのは命令通り自分自身を”攻撃”しようとする『腕』】

【リーネは相手の能力に抗う術を知らない、だからこそ相手の能力を利用したのだ】
【二本の『腕』はまるでブーメランの様にリーネの元へと戻っていく、だがリーネは嬉々としてそれに対して対処をしない】

【狙いは『腕』を相手に当てる事にある、刺突してくる少女がもしも『腕』の軌道上に居るのならリーネの策は大成功である】
【だって『腕』が自分の元に戻ってくる際に相手を巻き込んでくれるかもしれないのだから】

【だがもしもそうならなかったら相手の刺突を受ける事は十中八九間違いない】
【だってリーネは自分が動けることになんてまだ気付いていないのだから】
【しかも刺突されたとしても『腕』を出しての防御はしないだろう、だって『腕』を出せば確実に自分を攻撃してしまうと思っているのだから】
【少女の能力は確実にリーネの行動を縛りつつあったのだ】


【真正面から剣を携えて突進してくる少女、動ける事に気付かないリーネは少女が『腕』の軌道上に入る事を祈った】

/ご指摘どおり書き直させていただきました!
/隙に対しての反応と、反撃を書き加えたので多分大丈夫かと…
/ダメならばまた言ってくださいな



<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/16(土) 23:49:10.03 ID:SxAITbVZ0<> >>195

【呪いから変わる破魔の力】
【切り裂かれていく黒い怨念】
【その中で、纏衣とヒルコは絶叫する】

『お、ああああああああああああああああああ!!』

『舐めるな、舐めるなたかが一介の妖がッ!
 この僕を・・・この私を! この程度の力でぇ!!』

【少女を喰らう怨念をさらに強くしようとした時】
【後ろから迫って来たまがわがヒルコを引っ張り出し、刀から引き抜く】

「落ち着けよ馬鹿!」

『放せ! 僕は・・・私はッ!!』

「また消えてえのかクソ纏衣!!」

『・・・ッ!』

「お前もだヒルコ! 暴走して飲まれたら、お前を選んだ意味がねぇだろ!」

『はぁー、はぁー!』

【まがわはギロリと少女の方を睨みつけ、捨て台詞を吐く】

「今日の所は退散だ、次はこうはいかねぇぞ」

『クソッ!』

【そう言うと、まがわとヒルコは炎の中を走り】
【中央回廊から抜けて行った】


/お疲れ様でした、ありがとうございました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/16(土) 23:49:45.94 ID:rRf3eT17o<> >>188

《なんで────ッ》

【今日何度目かの、絶句】
【右脚を貫かれ、にも関わらず反撃の兆しを見せる、怪人の意思に対してのものだった】
【内心、今しがた放たれた敵の言葉を噛みしめる。情けは無用≠セと】
【戦場の無情さの一片を、垣間見る──けれども、未熟な月音にそんな思考は到底、出来そうになかった】

《──命は、命は───惜しくないんですかッ!?》
《なんで、身を捨ててまで、そんなっ───“痛ッ”───!》

【括目し、袈裟がけに迫る剣の刃を真っ直ぐ見詰めて、月音は真後ろへ飛び跳ねる事で、刃の攻撃圏内より退避する】
【その途上、上体を後ろへ逸らして笛の保持を最優先──結果、切っ先が腹部を掠め、薄闇の中、黒い飛沫が散った】

【このまま堂々巡りを繰り返せば、いずれは自らが致命打を受けかねない──月音は決心をして、怪人を睨む】


《───わかりました》《そこまで仰るのなら───ッ!》

【───吹き鳴らしていた笛の曲目が変わったのは、そんな折の事だった】
【風雅な曲調が一挙に激しさを得て、それは凪いでいた大河が氾濫するのに似た、急激な変化──】


《おばあちゃん譲りのこの技でッ──月下之独鬨───
                                     ────夢花月<b!》


【球状に、渦を巻く光の奔流が月音の頭上に生まれて──それは、急速度でその濃厚さを増していく】
【そして一瞬、その輝度を収縮させるように凝縮させた直後、球体から怪人へ、丸太程に太い光線が照射される──ッ!】

【それを浴びたものは一様に、その軌跡の先にある壁へ向けて、めり込まんばかりの力で加速されるだろう】
【が、質量は無かった。あくまでも“不殺”、その拘りは──少なくとも今は──変えるつもりは無いようだった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/16(土) 23:49:57.04 ID:pu1namnuo<> >>197

……そう、だな
その魂。次は必ず、殺(と)る――忘れるな、悪霊の主(ヴァルコラキ)

【消えていく霧に言葉を掛けて。虚勢を張るのもそこまでで終わる】
【館への転移の陣を発動させようとして――視線が、壁に留められた】

【壁一面の拷問道具。ありとあらゆるものが並べられた中を、】
【息も絶え絶えだった癖に、妙に視線だけが物色するようにあちこち向けられて】
【動かすたび悲鳴を上げる躰を、それでも動かして手に取ったのはひとつの手錠】

…………頑張ったのだから、これくらい良いだろう、綾津妃?

【――何に使うかなんて、言わないのだが】
【報酬代わりだと勝手に主張して手錠を無断拝借する結果だけは、変わらないのだろうか】
【いやに悪戯めいた笑みを残して、漸く彼も静かに地下牢獄から姿を消すのだった】

/お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/16(土) 23:50:12.57 ID:S1zMP//60<> >>191

ユウト…ふふっ♪いい名前ね…♪

【ユウトの表情、行動を微笑みながら見つめるアッシュ】

(この感じ…墜ちた…かしら?)

【そう頭の中で思っていたが、この状況下でとある思考が彼女の頭の中をめぐる】

(なんで…玉座に…?まだ、墜ちていない、の…?か!?)

【目を見開き、気づけば目の前に迫る巨大な亀】
【寸前、彼女は傷口の痛みに苦虫を潰した表情をしながら避けようとした】

【ズンッ―】
【重さを感じさせる音を立てて落ちてきたユウト】
【アッシュは地面に倒れるように避けたが、完全には避けきれておらず、左腕がそのまま下敷きになっていた】

がっあっあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

【痛みによる叫び声、無理やりにもユウトの下から左腕を引き抜き距離を取る】

クソが…クソが、クソが、クソが、クソが!!!
うがぁああ!うがああああ!!!

【右腕で潰された左手を押え、延々と部屋中に響き渡るほど大きな声で叫ぶ】
【彼女のその両手から光つづけている桃色の気とハートが宙へと散っていき、彼女を守るかのように周りを回り始めた】
【否―それは彼女を守る動作ではない】
【彼女の周りを回るハートは次第に数を増やしていき、そのハートの中心に目のような模様が浮かび上がった】
【そして彼女から溢れ出いた桃色の気は緑色へと変色しき、叫び続けていた彼女の声がピタリと止まった】
【痛みに苦しんでいるわけで笑顔でもない、無表情】
【一瞬そんな顔をしたかと思えば、途端妖艶な笑みを浮かべ】

アーッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!!

【今度は部屋中に響き渡るほどの高笑いを始めた】

愛は重く…愛は辛く…愛は厳しく…アハハハハハ!
ユウト…最高ねッ!あんたッッッッ!!!
"ネームイーター"…

【彼女の右手が光り、淡い緑色で作られたハサミ状の気が手の中に現れた】
【そして、彼女の周囲を回り続けているハートが一斉に高速回転を始め―周囲へと無差別に飛び散っていく】
【壁に当たっても壁にはほとんど削られてはいない、その変わりハートが当たった場所は濃い桃色の染みが出来上がっていた】
【ダメージが全くない、空気のようなハート―逆を返せば、"戦意喪失の付与"効果が強いというあわれであろう】
【精神に異常とも呼べるダメージを与えてしまいかねないハート】
【ギリギリの状態のユウトが当たれば大事になりかねない―】
【だが、ユウトが正義の心を忘れていなければ、それを克服することはたやすいのだろう】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/16(土) 23:51:05.27 ID:ubTH0ol2o<> >>194
モヒヒヒヒ!このまま握り潰してやるぜ!!

【やはりこの男、力だけは非常に強い、ギリギリとフォンチュンの頭を片手で締め付ける力は、リンゴを潰すようにフォンチュンの頭を握り潰してしまいそうだ】
【だが、フォンチュンの動きで顔色が変わる、樽の様な腕にフォンチュンの腕が巻き付き、顔面に足を押し付けられて】

ーーーぬおっ!?…き、貴様…!

【腕ひしぎのように左腕を引っ張られ、締め上げられ、その上顔面にも力をかけられる】
【最初は耐えるように固まっていたが、ダメージが蓄積するにつれて怒りが溜まりーーーついに、青筋を立ててキレる】

…調子に乗ってんじゃねえええええええええええええっ!!!

【左腕に絡みつくフォンチュンを、左手で逃がさないように掴みながら、力一杯左腕を上げてーーー振り下ろす】
【片腕で人間を持ち上げるという、馬鹿げた力を発揮して、床に思い切りフォンチュンを叩き付けて引き剥がそうとしている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/16(土) 23:54:13.55 ID:oxTnwaJ0o<> >>189>>192

流石にわかっていらっしゃる――そう、本番はここからですとも
なにせ、私を撃退せねば“呪いの権化”も“この城”もカノッサ機関の手に落ちる……
或いはそれは、宝玉が1つ手渡されるにも似た意味合いを持ちます故

……おっと、これは面白いですな。正しく地獄の業火のような―――ふ、ふっ。リリア、頂きなさい。


【リリア――カズネへの攻撃に失敗した、少女姿の使い魔だろか】
【それがふらりと近寄る間に老人は瞬時に魔翌力を形へと変えて、弾丸を正面から闇の弾丸≠ナ撃ち落とした】

【当然、周囲には使い魔のソレなど比ではないほどの炎獄が広がったのだ、が――】
【それを見て移動を封じられたと嘆くでもなく、老人はその『リリア』へと食べろ≠ニ言ったのだ】
【見れば、どうだろう――まるで山盛りのチョコを食べきる童女のように、使い魔は涼しい顔で『火を食べ』て】

【ソレがすむと、使い魔は僅かにその大きさを増した。子供が成長する、その瞬間を何千何万という倍速で見せられる気分だろうか】
【しかし、弾丸そのものは食らわなかった。とするとやはり、後処理が出来るだけ。足止めが効かないだけと考えれば良い】


いや、いや……リリアは私の創造物では育たないもので。助かりましたよ、良質なご飯≠いただけて。
そしてこれはお返し≠ナすので、どうぞ―――遠慮なさらず、お受け取り下さい―――!


【右手に魔術書、左手はセリーナ、そしてカズネの居る方向へと向けて、闇の魔翌力がとても簡素に射出される】
【それは本当に単純な、魔翌力を形として打ち出すだけのモノ。やろうと思えば魔弾で相殺も出来そうなものだが――】
【果たして、込められている魔翌力が違う。初級魔術に外見に、秘術を織り交ぜてしまったような――そういう威力がある】

【―――指輪が震える。それは綾津妃からの警告なのかもしれず、先ほどの様に一度震えるだけでは止まらなかった】
【まるで警笛のように、はめた指が麻痺するほどに強く指輪が揺れる――避ける方が、賢明なのかもしれなくて。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/16(土) 23:58:34.66 ID:iSW3oH3S0<> >>198

っ、な…………!?

【今まで遠距離戦に徹していたウェル子の、カウンターを期した一撃】
【それにブラックハートは面食らうも、行動は変わらない】
【それを言うなら、自分とて今まで射撃戦に徹していたのを、一撃を叩きこむために近付いたのである】
【ウェル子が接近戦を出来ない道理など、ない。それでもなお、自分の方が上回ると信じて――――】

(愛…………何を言ってるんだ、こいつは…………!?)

【拳を加速させながら、ブラックハートは表情を顰める】
【ウェル子の言葉が、如何しても意識の中に入ってきて、無視し切れない】

(もっと速く、確実に、叩きこめば――――――――!!)

【カウンターは、タイミングを外せば意味を成さない、高等な近接技である】
【そのタイミングは、こちらのスピードによって決まる。なら、ウェル子の上を行く速度で叩き込めれば――――】
【しかし、そんなブラックハートの目論見も、目算が甘いものに過ぎなかった】
【突き出された掌、そしてそこから迸る魔力が、ブラックハートの胸を抉る】

お、ぅわ――――――――――――――――!!

【拳の決まった感触を確かに感じながらも、それ以上の衝撃を胸部に受け、ブラックハートは吹き飛ばされる】
【――――ライダースーツが引き裂かれ、機械的な箍(たが)の多く埋め込まれた胸元を晒し】
【頬と同じ様な肌色の液体をダラダラと流して、古傷の多い胸元を醜く汚し】
【そのまま、ブラックハートは仰向けに倒れる様に、その場に引き倒される】

……………………ぐっ、ぐ……ぅ…………!

【それでもなお、ブラックハートは起き上がろうとする】
【通常なら意識を失ってもおかしくない一撃だろうが――――彼女はサイボーグ、戦闘用に強化された兵器である】
【その身体に備えられた耐久力が、意識を飛ばす事なく、繋ぎ止めたのだろう】

【――――ただし、それは肉体のダメージとはまた別の問題である】
【背中の砲台――――ツインレイはまたもひしゃげて使用不能に陥っている。なにより、身体に入ったダメージが大きい】
【なんとか上体を起こすも、体勢を立て直すに至らず、ブラックハートは攻撃にも転じる事が出来なかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/16(土) 23:58:44.78 ID:6ubBG3wFo<> >>193

―――――――……ッ!!!

【来た。彼の錆は幾分取り除かれた。女の願いは、叶えられたと言っても良いのだろう】
【女は笑う。今までの表情は何処へやら、右眼が閉じられた左目だけの顔で女は彼の行動を賞賛して笑う】


来い、マーシャル・T・ロウ。青義同盟の首領ならば、正義があるならば、私など跳ね返して行けッ!!


【この期に及んでまだ煽る女だが、それも彼の本気を引き出せたからこその言葉】
【彼の全力を見ると言うことは、つまり女が危機に陥ると言うことだ。事実、後ろから強襲する弾丸に、女は反応できない】

がぁ―――――…………ッ!!!

【痛々しい声を上げて、太ももの横を貫通して前へと出てきた銃弾を見る女。カーゴパンツの花は、紅く枝垂れている】
【しかし、女は刀を持つ手を緩めない。『結果』を重んじる彼女が、相手と戦う『過程』を重んじる――――】


だが、私は――――――『「梔子」の / 「結果」の』名の下に―――――負けられないッ!!!


【一瞬、女の言葉が被る―――いや、一つの口から違う言葉が同時に吐かれたと思えば、血を流す脚を踏みしめ、彼に接近する女】
【刀を左で止めたかと思えば、豪速と形容するのがふさわしいような速度で彼に切りかかる。それもただの切込みではない】
【左から右へ横に――――そして、女の怪力で強引に刀の進行方向を曲げ、上から下へと縦に連続で斬撃を放つのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/17(日) 00:04:06.61 ID:90Cu8yhMo<> >>182
そいつは、13年間共にいた相棒だよ
もっとも……そんな姿だと知ったのはつい最近だけど

【少年はまだ精神的に余裕があるようだ】
【少しだけ思い出すように話しながら、しかし戦闘には集中する】

【大剣を振り切った形の少女には砂の刃を避ける術は無い】
【ただし体制を変える余裕はあり、致命傷は避け腹に砂の刃を受ける】
【同時に少年に、またもや血の痕が増える】
【既にシャツはほとんど紅く染まっており、白いところも珍しいくらいだ】
【一歩、踏み出そうとしてふら付く】
【その間少女はまるで少年を守るように少し後ろへ下がった】
【男への妨害は、無い】
【そして、ギロチンが飛来する】

ぐ……
"pull."!

【ふら付いたその状態のままでは回避などとても間に合わない】
【そんな状態で少年が一言叫んだ】
【それとほぼ同時に少女が元のスライム状に戻りながら、凄まじい速度で少年の元に戻っていく】
【そのせいも有り、男の踏みつけは早めに回避が出来た】

【次は砂のギロチンへの対処だ】
【スライムは少年と砂のギロチンの間、空中で静止して大型の盾の形になる】
【ギロチンへの対処は、受け流す】
【盾はギロチンに対して斜めになり、表面を滑らせる形で後方へと受け流した】
【無傷ではすまないが、致命傷にはならない】

まだだ、まだ、狙える……!

【そして、少年は急いで体勢を立て直した】
【男の着地を狙うためだ】
【一瞬両手の銃へ非常に強い魔翌力を流し込む】
【同時に、少年が地面へ膝を付く】
【しかし、まだ終わらない】
【両手の銃から男へ向けて、銃弾を放つ】
【それ自体は先ほどまでと変わらないことだ、しかし】

まだ、まだだ
まだまだ……やってやる!

【弾の数が先ほどまでの比ではない】
【まるでサブマシンガンのような勢いで、異常なほどの弾が男へ向け放たれる】
【今度の弾は、水】
【跳んでいく弾が水を纏い、周囲へと撒き散らしていく】
【足元へと水が巻き散っていく】
【弾自体は細かく狙いをつけているわけではなく多方向へと散らばっていく】
【足元をすべるようにするのが、狙いの一つだ】
【また、よく見れば分かるかもしれない】
【ホルスターのベルトから下げた紙の束が、少しずつ減っていく様子が】
【弾なのだ、腰に下げたこの謎の紙の束が】

【また、直接は関係ないことだが少年の出血は増え、もう既に足元は血だまりとなっている】
【もう膝も付いている、ここから長期間の戦闘を続けるほどの体力は少年には無いだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/17(日) 00:07:40.72 ID:S1mUv29r0<> >>202


「ふむ――――このまま後を追って切り裂くというのも良いのかも知れぬが……
良かろ。このまま走らせようかの
我が一人で相手する事に変わりは無い……下手をすれば我が死ぬやもしれぬの」

【さて――――小さな呟きと共に、未だ血の滴る刃を構えて】
【瞑想。後の構え。低く構えた其れは、今から放つ技の大きさを物語るのだろう】
【傷ついた体では一度だけが限度――――しかし、其れを行わなければ勝ったとも言えず】


「最後の最後に面倒事も残していきおって
……どれ、この馬鹿騒ぎも終わらせるとしようかの」

【瞬速の一振り。回廊を隅から隅まで渡るのは、突風】
【数秒も経つこと無く、燃えさかっていた物は鎮火するだろうか】
【足下でまだ燻る所だけを踏み消せば、その場にペタリと座り込んで】


「――――時折他の場所から聞こえる音。やはり他の者達も居るのじゃろうか
しかし……これ以上動くことは出来ぬの
此処から無事である事を願っているとしようかや」

【長い溜息。やっと訪れた安息】
【この中を巡ってみたいが、其れはまた運良く訪れる事が出来た時にでもしよう――――そんな考えを巡らせて】
【暫くは、その場で横になっているのだろうか】
/お疲れ様でした―! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga sage<>2013/02/17(日) 00:08:24.51 ID:Adu+EhF7o<> >>196>>200

【どこまで刃は引き裂いただろう、溢れだす血の量はかすり傷とはとても思えず】
【そして喉を上り下りする血液にごぼごぼと泡立つ声もまた、傷の深さを物語っている】

野郎じゃないッ……ナウファルだ
誇り高きミルドラの戦士、ナウファル・ディヤー・アル=ミルドリーだ
俺は、ヒトとしてノ権利モ失うような生き方が大事だなンて、納得出来ない!

【綺麗事だ、きっと世界の本質も暗部も知らずの、残酷なほどに純粋な言葉】
【ひたすらに真っ直ぐに、鮮烈なほど愚直に。その言葉が先に伏した彼女の心に沿うかは、分からないけれど】
【実際の音は聞き取りづらく耳障りで、そしてその内容もまた、きっと耳障りでしかないのだろう】

【足と利き手が無事であるのは幸いなるかな、一歩踏み出した足はやがて走り出す】
【途中一瞬倒れ伏すソニアに目を向けるも、今彼女に構うのは、望まれぬ事と判断した】
【もしも追いつけたのならば、その背中へ、右肩から脇へと斜めに曲刀を振り下ろす】
【水の助けの無い一撃は、幾分かその威力もリーチも落ちる】
【明らかに刃渡りも使い手の腕も勝つ大鎌の使われ様によっては、この攻撃も無駄に終わるかもしれない】

【相手の任務が遂行される事は避けたくあるが、彼女が袋小路の部屋の中へ突き進んだのはある種の幸であった】
【駆け抜ける姿に合わせて、それを追い越して、水の水位が斜めに波打ち静かに満ち引いていく】
【満ちる先は展示場の方へ、まるで押し寄せ、部屋の中を満たすように】
【未だ破壊を続けるマインドが術者を攻撃するなどして集中が途切れてしまえば、水の流れはまた元に戻るだろうが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 00:12:03.01 ID:RTIN9vIJo<> >>205

(ヴォルヴ、いつも無理させてごめんね)
(――何とか振り払えたけれど……――)
(……もっと、もっと――そうだ、仲間が、護るべき存在が……)

【ズシィィンと着地する彼、……床が丈夫で助かった、抜け落ちるなんてシャレにならない】
【その硬い甲羅は、はたして精神も守ってくれるのだろうか】

「――何だッ、叫んだと思えば高笑いを…………」
「気が……気の色が……――」

【嫌な予感がする、この豹変ぶりは――今までのアレは作っていたのか!】
【――ネームイーター、だと?】 【……まさか名前を聞いたのは…………!】


  「負けるか……負けるかァァアアアーーーッ!!」


【戦意を削ぐそのハートを振り切るべく、大きな声で叫ぶ】
【その重量感溢れる身体、性能はかね見た目通り】 【重い攻撃に、重い移動――】
【今、この弱った身体であの強いハートを受けたらどうなってしまうのだろう】
【あの作った不意打ちが、今度は不意打ちではなくなるのだろうか】

【――腹部より現れるのは、円錐状の軸……まるでコマのようなそれ】
【そして、手足と頭を引っ込めると、その軸を中心に……尻尾と回転エネルギーの力を利用して】
【コマの様に、回転を始める!】 【――そうだ、相手は悪い奴なんだ、惑わされるなッ!】
【回り始めはあまり速くないため、その間に回避などを行えるだろう】

【この行為は、高い耐久力と引き換えに回避がほぼ不可能な亀の姿だからこその行為】
【相手より送られるそのハートを拒絶するかのように、回る】
【――尻尾は遠心力で強力な打撃武器となっており、回転する身体はヤスリの様で】
【手足や頭を引っ込めた穴は攻撃が通りやすく、回転の中央部はそれによる影響を殆ど受けない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/17(日) 00:14:53.10 ID:dHdKO33IO<> >>206

【ある程度のダメージは与えられたようだが、この程度では男の怒りに油を注ぐことになってしまった】

(ぁ、やべ――)

【左腕を振り上げられ、振り下ろされる】
【受け身を取ることも、受け流すこともできない】
【結果、背中から思いっきり床へ叩きつけられ、奥の壁に打ち付けられる事になる】

ぐぁ、は――――!!

【全身に衝撃が走る、肺の空気が吐き出される】
【「終わった」と、男はそう思っただろうか】

【しかし】

ぅ、ぐ……

【ゆっくりと、しかし力強く立ち上がり】

――舐めるなよ、ド畜生。

【少年の目には、明らかな『激昂』が浮かんでいた】

【傍の絵画に突き刺さっていた手斧を抜く】

【壁を蹴り、疾走】
【先程とは段違いの速さだ、油断があれば反応が遅れるかもしれない】
【――裏を返せば、油断がなければ見切れない速さではない】

【その勢いのまま、男の腹部の傷口を狙い、手斧を突き刺す――!!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 00:16:32.79 ID:c4TYtJsxo<> >>199

【あわあわ、と年頃の少女が慌てふためいているようにしか見えない、そんな状況で】
【ブレンは相手の敵意が続けてこちらに向いてきている事に気が付いた】


や、やばー、無論これやっぱ私がこいつとかち合う流れだよねー、やっぱ……!
うわあ、マジでヤバッ!てかやっぱ投げてくるよねあの構え無論絶対!

――こーなったら!


【ひょい、と慌てふためいていたのが嘘のように的確に、相手が投げてくるタイミングに合わせて左に首を傾け回避した】
【同時、両手でブレザーのポケットからある物を取り出す、それは緑色の宝石のように輝く丸い物体だ】
【変わっている所は、その表面に『U』と表記されている事か】


こーなったら!無論このブレンヒルトちゃんがパパッとこの窮地を華麗に脱出してみせるし!
ついでに鼻っ柱へし折りながらね!

―――Feuer!


【ブレンがレイニーエッジから見て右、大回りの軌道で通り抜けて行こうとする】
【同時、左手を後ろに引いたままレイニーエッジ目がけて右手を向け、指で銃の形を作り、人差し指で標準を合わせる】
【そして掛け声とともに魔術エネルギーによる光の弾丸を3発発射、顔面、胸、腹狙いだ!】

【当たればその場所に金属バットを叩きつけたような鋭いダメージが走るだろう!】


>>203

命が惜しいだと!?当然無くせば悲しいわなあ!
だがリスクを恐れてそれで拾える勝利を欲しがらないのは弱者のやる事だ!

ケンカがやりたきゃリングでやってる事だなあ!クソガキが!


【命を失う事を恐れる以上に、勝利に対して飢える事の方を優先する】
【そうしてでも勝利したい理由とはなんなのか、当然ながらわかるはずもないが】
【殴られたらそれでやられたー、で終わる戦場だと考えていたのなら、それこそ脳みそ御花畑としか言えない】

【――この時点で深いダメージこそ負ったが、まだ敗北するとは思えない!】
【だからこそホースクレムリンは、手元の剣にエネルギーを送る―――すると、その剣が、投擲用の大槍へと姿を変えて】


死にさらせェェェ―――――――――――!!!


【月音の腹部めがけて容赦なく一直線に投げ込んでくるだろう―――その同時、交差するように】
【変化した次の曲調、今までとは違った攻撃が放たれる、その前触れを感じながらも攻撃に移った事で避けきれない】
【その攻撃が命中したか、しないか、確認するその前に】


ぐあぁッ!!貴、様ァァァァァ―――――ッ!!


【そのまま壁めがけて光線に吹き飛ばされることで、壁目がけて押し込まれる】
【みしみしと壁にひびを入れながらホースクレムリンは勢いよく腹から背へと押し込まれて身動きを取れない】
【さらに、腹を押されているからか態勢が頭を垂れる状態になっている――――頭部か顎、そこに打撃を叩き込めば意識を刈り取れるか?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/17(日) 00:23:50.34 ID:ieQ09GKlo<> >>200>>212

【ザクッ=\―そんなありがちな、それでいて最も冷徹でグロテスクな音がした】
【ベイゼの、女性の肌が深く切り裂かれる音だ。きっと青年には、曲刀を介しての確かな感触だってあるはず】
【駆ける中でのダメージだったためかベイゼは水の中に倒れこみ――それでも、第一展示室へは入り込む】

【その手に持っていた大鎌は、何時しか真っ黒な指輪となって左手の薬指へと収まっていた】
【故に、反撃がない。ここで反撃すれば、或いは勝機となったのかもしれないが―――】


野郎じゃねェってか……良い名前してるじゃねェかナウファル君よォ!
だがッ!そんな綺麗事並べ立てても俺どころかソニアみてェな小娘一人救えちゃいねェよなァ――!

っ、―――“ベギィーッ!” その中にある剣だ!剣を取って来い、それが任務だッ!!


【ベイゼは任務を優先した。儚げな少女の純真な思いよりも、朴訥な青年のまっすぐな言葉よりも】
【そして、青年がそうしようと思えば取れる位置に自らの命を置いてまで――機関の任務に、従事する】

【―――階段の崩落によるせいか、所々の鎧が破壊されて包帯の覗くマインドが、現れる】
【それは“残光剣”の展示されたガラスケースを叩きわり、警報を周囲に響かせながら、剣を取ろうとするだろう】
【ただし―――その動きは、妨害されなかった水の動きよりも遅い。妨害や、マインドよりも早く奪うことも可能だが―――っ!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 00:26:19.72 ID:PiI4Taj30<> >>192

――よいしょッ!と、ダイジョーブ!?怪我ない!?って、こんな戦場で野暮な質問だったねそれは・・・。

【引き寄せて、あの"リリア"と呼ばれる使い魔の攻撃からは脱することに成功したが】
【見ればカズネの腕は――右腕は凄まじく痛み、かなりの量傷を負っているらしく――】
【魔導回路も修復には時間がかかるようだ、セリーナは状況を確認する】
【――芳しくはない。こちらも先ほど電撃と破片によるダメージを負っているし――】
【なにより、相手は"六罪王"――その戦闘力は計り知れない。】

(ティターン・アーマーの損傷率――うん、まだイケる・・・!)
(魔導機関は安定中、さっきの電撃で阻害された分も今は流動――駆動するには十分、だね。)
(ただ。見たところ相手は"炎"を操る攻撃を持ってる――アーマーが"熱"でオーバーヒートしたら――)
(・・・考えるだけ、ムダって感じだ。やるしかないんだもん、やるしか・・・ッ!)

あっははは、ごめんごめん、焦ってて警告するどころじゃなかったよ〜・・・
でも分かった、それじゃ少し、休んでて――時間稼ぎは、アタシがやる。

【左腕にチェーン、そして右腕には残り一発となったケルベロス・マグナムを構えセリーナは"ガイスト"に向かう】
【三度ハンマーを起こし、銃身とシリンダーを回転――二本が焼きついたバレル、最後の一本が装填され】
【弾倉内に残るラスト・ワン――風の魔力を付与した弾丸がセットされた。】

>>207

"呪いの権化"―――?
(ってのは、やっぱり綾ちゃんのコトだよね。お化けとかじゃなくて、呪いの塊――か。)
(ふふ。あんな可愛い娘の正体がそんなだったなんて、びっくりだねぇ。けど・・・)

宝玉、それに城――で、綾ちゃん。三つも取られちゃうなんて悲しいねぇ。ところで。

――アタシってば嫌いな物が三つほどあってね。

一つ目は粘着質な男。二つ目は自分が神だとでも思ってる金持ち。で、最後が――

"奪われるコト"。

【――この女の本質は賞金稼ぎ。金に五月蝿いがめつい亡者。】
【稼ぐのは好きだ。得るのは好きだ。だが――――他人の持ち物を強引に奪おうとするヤツだけは。】
【絶対に許せない。】

【チェーンを腕に巻きつけ、両腕でケルベロス・マグナムを構える――業火の中に風の弾丸を撃ち込み】
【炎と烈風による二重攻撃を行おうとしていたのだが――そうはいかなかった。】
【消え去る炎、いとも容易く"喰われる"攻撃――唖然。そんな、とセリーナの声が漏れた。】

(――炎を吸収するチカラッ!?く――炎だけならいいけど、属性攻撃全般を吸収されたら・・・っ!)
ハッ・・・勝手に食べてんじゃないよ、肥えた子供は――あんまり可愛くないみたいだけどッ!
【軽口を叩きながらも、次の一手をどうするか考える――いや、そんな場合ではなかった。】
【ガイストの手から放たれるのは凄まじい破壊力の"魔力塊"】
【ケルベロス・マグナムでも――ましてや"弾"末魔などでは止める事など出来ないであろうその攻撃。】
【長らく戦ってきたセリーナも直感する――捻りのない攻撃ほど、恐ろしいモノはないのだと。】
【指輪が振るえ、銃を握るセリーナの指を締め付ける――綾津妃の警告。】
【迎撃は不可能、矢張り避けなければ――――】

(・・・いいや、そりゃ出来ないね。)

【彼女の後ろ、先頭から一瞬はなれ、休息を取る戦士が一人――彼女はどうなる。避けられるか。否、難しいかもしれない。】
【ならば――ならば。】

(――やっぱアタシに、回避は似合わないねぇ。―――綾ちゃん、警告・・・無視しちゃうけど・・・)

【振り向かず、後方へと"蹴り"を放つセリーナ――やはりそのときも、カズネへと声はかけない。】
【恐らく、それは回避できないであろうカズネをなんとか攻撃から引き離すための対処、そしてセリーナ自身といえば――】
【撃った、最後の一発であるケルベロス・マグナムを放ち闇の攻撃を迎撃しようとする――】
【炸裂するは風の弾丸、疾風がどこまで威力を削れるか――凄まじい爆発が起こり――】

【――セリーナの影は砕けた石柱の影に消えた。】
【爆風――視界を遮るほどの――――。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 00:30:18.32 ID:0RBQ3ERno<> >>210

「まだ話す余裕があるか。頑丈なやつめ」
『13年も一緒にいて、正体すら知らなかったのかよ!! 愉快なコンビだなぁ!!』

【過去を振り返るような少年の言葉に、嘲るような言葉を返す】
【砂の刃が切り裂く手ごたえ、致命傷はかわされたが、ダメージを蓄積させることが肝要だ】
【屋根の縁から放った砂のギロチンを受け流して見せたスライムの少女に、兄弟が驚きを魅せる】
【盾に変形したこともさることながら、そのスピード。少女の頭を踏みつぶすつもりで狙ったものを、火傷を負った足での着地となり、自身へのダメージとなってしまう】


「ぐっ!! ……踏みつけは失策だったか……」
『だが、あいつも長くは……!? なんだ、ありゃあ!?』

【先ほどの、少女のなぎ払いすら、はるかに上回る広範囲に、ばらまかれる水の弾丸】
【ダメージを抱えた足で着地した兄弟に、それをかわすことなど出来ようはずがない】
【まき散らされる水は、兄弟の身体を叩く。衝撃に、身体が揺れる】
【さらに、足元へと飛び散っていく水。ただでさえ、無茶な着地をしていた兄弟は、水の弾丸に攻め立てられて無理に動こうとし】
【足を滑らせて、無様に転倒した】


『いてぇ!! ……てめぇ……よくも俺らにこんな醜態をさらさせやがって……!!』
「く……だが、そちらも限界が近いようだな……それに、その紙の束……なるほどな」

「ご自慢の魔法弾は、後何発だ? ガンマン」
『ああ、そういうことかよ……』


【少年への観察は怠らないが、兄弟もそろそろ限界が近い】
【決着をつけるべく、兄弟は動く。兄弟共に、口を大きく開けたのだ。少年には聞こえるだろうか。その口の中から、濁流が流れているような、不気味な音が響いてくるのを】

「さて、そろそろ決着といこうじゃないか……!!」
『相棒たちと、仲良くくたばりな……!!』


【そのセリフからもわかるだろう、これは次に繰り出す大技のための、チャージだ】
【転倒状態から、少年とおまじく膝立ちとなった兄弟は、ただバカみたいに大口を開けているようにしか見えないが】
【少年にとっては、これは明確な隙と映るだろう。この場での戦いの決着も目前か】
【次の、少年の行動に、兄弟の技の成否が、すなわち、今宵の戦いの勝敗がゆだねられることになるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 00:31:45.35 ID:G5mqczjio<> >>201

【相手が――彼女が即座に腕を消し去ると思っていた為に――少女の考えは、少し甘かった。】
【全力疾走で生じた隙に、迫る腕。】

【少女の直撃は避けられない――――彼女はそのように感じ取った“かもしれない”。】
【だがもう一つ。甘かったのは彼女の“演技”を終わらせる事が、少し早かった事か】

【彼女の攻撃に―――“こちらを利用しつつ攻撃に変えた”それに目を向けて、】
【―――少女は、その顔に“偽の笑顔”を浮かべて。】

  “ポーカーフェイス”は、物事が確定するまで、ですよ――――!

【武器を持たない自らの腕――左腕を、片方の漆黒の腕へと叩き付けた】
【“骨が折れる音”が響いた所で、彼女はそれを厭わない。】
【――その“破壊的”な衝撃を受けて急激に方向を変えて、地面を鋭く蹴って。】

【まるで“直撃したかのような”軌道で宙を舞い、堅い靴音を響かせて少女は彼女の前方に“着地”する――――!】


【左腕の傷は浅くない。着地の衝撃は足に未だ残っている。能力による疲弊も勿論ある。】


【――――それでも、】

                                 【流転する、少女の瞳。】


               《Kneel down》
  ――――――――   “跪け”    ――――ッッ!!!!




【この時点で、彼女が少女の能力の本質を理解していたとしても、理解していなかったとしても、彼女に対してやるべき事は全く以って変わらない。】
【彼女に、彼女自身の力を以って――――】


【――――“叩き伏せさせる”。】


【“偶然”が起こらないのであれば、彼女が少女を“見てしまった”時点で、少女の能力は正常に発動するだろう。】
【“膝を着く”事の“強制”。彼女の行動が制限される事は言うまでもないが――】


【――ここは彼女の射程内で、“少女の射程内”だ。】



【無理矢理“跪かされた”彼女の頭に、少女の剣が――コリシュマルド・カスタムの切っ先が向けられる事だろう。】


【――――――“動けば[ピーーー]”、という無言の宣言だった。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 00:31:57.51 ID:QNh97NS7o<> >>208

…………っ…………ケホッ…………

【胴へ受けたヘビーな一撃は、痛みもそうだが、何より「息苦しさ」や「気持ち悪さ」などの「鈍い」損害をもたらした】
【ずっしりと腹に残るような感覚が、ウェル子を地面に縛り付けていた】

…………効き、ます…………ね…………

【絞り出すような声が、その苦痛を如実に語る】
【が、いつまでも寝ているわけにはいかない】

【ブラックハートと同じく、彼女も緩慢ながら身体を起こし――】
【それでも立ち上がるまでには至らず、片膝を突く体勢になった】

…………中々…………「良い一撃」を、お持ちで…………

【額にうっすらと浮かぶ、脂汗】
【身体は素直でも、ウェル子自身は僅かに眉をひそめている程度で、人並み外れた「ポーカーフェイス」であることを示している】


……です、が……『見えません』ねえ……


【訥々と口を開き始めながら、揺るがない視線が、ブラックハートを射貫こうと――】


貴方様が……歪んでいるのか……染まっているのか……
カノッサに尽くす理由……敵対者に拳を振るう理由……

……いえ、もしかすると……歪ませられたか……染められたか……
尽くさせられている……拳を振るわせられている……


【……流し聞きしただけでは、とりとめなく聞こえるかも知れない、言葉の羅列】
【自分の苦痛をおしてでも、告げなければならない程の、言葉なのだろうか】


…………まあ……よろしいでしょう…………
…………そろそろ……仕上げ、と参りましょうか…………


【ウェル子は体勢を変えず、片膝を突いたまま、魔力を発した】
【身体から溢れる黒い羽根――攻撃への準備、だ】

…………わたくしは、『全力で』、任務をまっとうしましょう――――

カノッサの手先――ブラックハートお姉様――が……それをどう受け止め……
どう反応し……或いは慟哭し……もしくは身をなげうつかは――……

【――そして淡く黒い閃光が、3つ、瞬き、出でたるは、三羽の「カラス」】



…………いえ、少し、カノッサ『如き』に、期待しすぎ、なのかもしれませんね――――



【このまま推移すれば、ウェル子は数秒で魔力の行使準備を完了し、次なる攻撃にうつるだろう】

【……そうなる前に反撃するか、命乞いをするか、撤退するか、何か会話を試みてみるか……全ては、ブラックハート次第】



【――――「カー」と、夜に惑う者を導くように、その鳴き声は静かに染み渡った】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 00:32:32.47 ID:wRMtHBRd0<> >>213

アハハハハハ!遠慮はしない!潰す!潰す!

【緑色に光るハサミ、そのハサミから周囲へ部屋全体を通して緑色の波動に包まれていく】
【その間にも噴き出されたハートはユウトへと向かっていくが、回転する身体、甲羅によって弾き飛ばされていく】

潰す!(避けろ!)潰す!(避けろ!)ツブス!!!(ヨケロ!!!)

【言葉とは裏腹に、彼女の奥底にある心は冷静】
【しかし、身体言うことを聞かない、目の前の敵に対して感情に操作されているかのように攻撃をつづける】
【迫りくる攻撃を目前にして―ハッ我に返る】

避けっ―

【棘の着いた尻尾を寸前のところで後退して避けた―が、あくまでもギリギリ】
【棘の先端が腹部へと引っかかり、新たな傷口が腹部にさらに出来たのと同時に、遠心力による衝撃により部屋の隅まで吹き飛ばされた】

うっ…くっ…

【緑色に光るハサミは未だ消えず、彼女の中にある】
【部屋は断端と緑色に染まり、それがユウトにも触れようとする】
【もし、触れてしまえば目の前で起きるありえない現象】
【自分の名前が、文字が、自分の身体から緑色の気を纏い、自分の身体と気の線でつながった状態で噴き出るであろう】
【本来、彼女のやろうとしていたこと―その何かが一瞬垣間見れるかのように】

【ひたすらダメージを受けていたため、アッシュはすでに限界を迎えている】
【ここに来た目的は確かに古城のお宝をカノッサのために手に入れるためだった】
【だが、アッシュ自身にも目的があった、それが―今の現象と結びつくことであろう】

このまま…なにもせずに帰るわけには…

【最後の力を振り絞って、意識が失せる前に彼女は天井に向かってハートを放り投げた】
【それはユウトの真上に位置する場所まで移動すると、巨大なハートへと変化する】

ラブ・ヘビィ…

【そう、彼女が呟くとハートはユウトめがけて一直線に落ちてくる】
【"重いハート"、文字通り、物理的に重いハートがユウトを襲おうとしている】
【、"戦意喪失の付与"はほとんどないものであり、期待できない技ではある】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/17(日) 00:35:10.23 ID:HWV+Qpjho<> >>209

―――説教はッ……もう……聞き飽きたんだよッ!!
行くさ、テメェに言われなくても―――梔子 冴 ェェェェエッッ!!!!

【脚を何度も撃ち抜かれても、未だ歩む姿勢を崩さない。身体能力だけでなく、闘いに籠る執念でもきっと男は劣っているのだろう】
【しかし負けるわけにはいかない。正義が、ようやくもう一度立ち上がったのだ。傷ついた身ではあるが、その信念は2年前と変わらない】
【変わらないココロで、変わってしまった身体を、引っ張る―――それしか、ないのだ】

―――-……ウオオォォォォッッッ!!!!!
(甦れッ……!! 甦れマーシャル・T・ロウ……!!)

【アドレナリンが、痛みを緩和する。―――超人的な集中力が、痛みを忘れさせる。 この瞬間だけは、ロウは手負いではない】
【迫る攻撃を、躱す。その瞬間だけは―――!!そして動きは、刹那に蘇る―――脚の不自由を感じさせない、身のこなしが……!!】

【左から右への斬撃―――動かないものなら、上半身がまるまる吹き飛んでもおかしくない。その豪腕一閃には、ダイナミックな動きで】
【その場でのけぞり、ブリッジで躱しそのまま崩れる。アクロバティックな動きの上を、凄まじい風が通過する。ロウはその体勢で両腕を前に向けるも】

―――行けッッッ!!!

【―――次に降ってくるは、強烈な振り降ろし。速く重いその一撃は、まさにギロチン。流石にこの速さの一撃を、崩れたブリッジの体勢で躱すのは不可能】
【……ならば、剣の軌道を反らせばいい。左腕を横に伸ばし角度をつけて、振り上がった剣が振り下ろした瞬間に左から弾丸を発射する。目標は―――剣】

【横からの一撃で、剣の軌道を反らす目的。だが外せば、其れで終わり。ギロチンが腕を捉え―――待つは敗北、死の世界】
【しかし真横に死が迫っていても、プレッシャーなんて物は今の彼には無かった。そして、振り下ろされた刃に、銃弾が衝突し―――成功】
【彼の横で、床が砕ける。だが、彼の肉を裂いてはいなかった。―――男は其れを気にすることもなく、右の銃から銃弾を放つ】

―――……眼ェ覚ましたって言ったろーが……!!

【それぞれ、装填数5発。この右の一撃で、丁度どちらも使い果たす】
【―――狙いは、最後まで、脚。 当たったとしても、コレで彼女がまだ立っていれば―――-彼に待つは、きっと死なのだろう】

【最後に見せた、驚異的な集中力。―――全盛期をも上回る、身のこなし。コレで勝てなければ、もう彼に悔いはない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/17(日) 00:36:25.03 ID:42k/qTAfo<> >>215

【今に至るまで、月音は人間同士の戦いというものを知らなかった】
【怪人が並べ立てる言葉の一句一句が骨身に浸みるような気がして、彼女はぞっと、体を震わせる】

《リスクを恐れては……見える勝利はもぎ取れない、ですか──》

【敵方である怪人からですら、学ぼうというその姿勢。あるいは、愚直さとも】
【その思考回路はやはり十中八九、楽天的なもので埋められている──のかもしれない】


《───行きますッ!》

【光線の直撃を確認した瞬間、矢継ぎ早に飛び込んでくる大槍を視界に収めてから】
【何度目だろうか、笛を吹き鳴らし、光の槍を射出、真っ向から衝突させ──破壊はならずとも勢いを削ぎ、かつその軌道を逸らす】
【前方に体を傾け、疾駆の姿勢に入った月音の左肩を、今までで一番深く、肉が削げたかと思う程に槍の穂先が掠めたけれど】
【曲がりなりにも怪人の言葉通りの行動を見せているのか、あるいは初陣故の興奮状態にあるのか、今はそれを意に介する様子は無かった】

【そのまま駆け、間合いを詰めた後で体を左に撓らせ、その勢いのまま、顎先へ向けて回し蹴りを放つ──】
【明らかに脳震盪による気絶を狙った一撃だった。爪先に樹脂板を仕込んだ靴でのそれは、きっと、かなりの衝撃を与えるのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/17(日) 00:46:05.94 ID:Adu+EhF7o<> >>216

【それは、こんにちの闘いに置いて初めての胴体への攻撃で】
【それは、止めるという言葉に反した、一歩間違えば致命足り得る攻撃だった】
【もっとも技量や経験、覚悟といったあらゆる面に置いて相手に届かぬ彼の腕では、実際には無理な事なのだが】
【それでも肉の中に刃のしかと食い込む鈍い感触は、あまりに恐ろしくて】
【傾く相手の体に追撃を叩きこむ事は、最早出来なかった】

【迷う意識を目覚めさせたのは、皮肉にも相手がマインドに命じた咆哮であり】
【本来の流れに逆らうように部屋を満たしつつある水を、己の背へとぶつける】
【――自ら操る水に流されるように進む姿は、鳥にも似ている】
【剣の用途も意図も知りはしないし、過去二度の闘いの中で、彼は纏衣本人に遭遇した事も無く】
【それでも尚その剣身を抱きかかえたのは、無我夢中といったところだったのだろう】

……こんなモノの為に、彼女もモ、キミも……!

【互いに納得する事も理解も出来ない、しない】
【相手の言う事にひとたび頷けば、それは救う事が出来ない事を意味する】
【故、ほとんど意地のように相手の目的を妨害し、自ら手にすることを選んだ】
【水の中に全身を埋めて、それでも直立した状態で残光剣の柄を握りしめてベイゼを見据える】
【例えこの剣にどれほどの力が秘められていようとも、果たしてこの場でどれほど足掻けるというのか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/17(日) 00:46:07.56 ID:q08Tc9UHo<> >>214
この野郎…しぶとい奴だ…ぜ…!

【フォンチュンを引き剥がす事に成功したバッファはしかし、息を荒げて、ぜえぜえと呼吸が早くなる】
【疲れて来ているーーーしかしなぜいきなり?それは彼の能力に起因する】
【彼の能力ーーーモーターヘット≠ヘ、体からよく滑る脂を分泌させるが、体力を消費する物ーーー元々のスタミナもなければ、こうして最初から脂を分泌させれば疲労するのは当然の事】

ぐぅっーーー!!

【向こうから駆け寄るフォンチュンの動きを頭では見切れど、体がついて来ないーーー】
【腹部の傷を狙って突き刺さった斧は傷口を広げ、肉厚の腹からドロドロと血を噴き出して】
【後ろにドタドタと下がると、バッファは内心焦り出す】

(このガキーーー!あれだけやってまだ戦えんのかよ!!)
(…くそ!こうなったらアレを使うしかねぇ!出来ればコーネリアス様に現物を献上したかったがーーー)

【焦るバッファが、フォンチュンを警戒しながら取り出したのは、一つの注射器ーーー】
【小さな注射器はバッファの手の中にあれば更に小さく見えるーーーそれをフォンチュンに見せ付けるかのようにしながら、バッファは余裕の笑みを浮かべた】

ーーーおい!これが何かわかるか!?わからねぇだろうなあ!!
これはな!あのbeyond2を元にして作ったんだとよ!!あの胡散臭ぇスーツ野郎が言う事が本当ならな!!
その効果!わかるか?わからねぇよなあ!!俺様も実の所どうなるかはわからねぇ!!
だがな!能力の強化≠ネんて聞かされりゃあ!使いたくもなるよなぁ!!だから今見せてやるよ!その力を!!

【ーーーまさか、バッファが今持つ薬品は、かのbeyond2をーーーカノッサ機関の悪魔の発明から生まれた物だというのだ】
【その性質は能力の強化=[ーーつまる所どういう事か、それは今から、フォンチュンは嫌でも目にする事となる】

【ブスリと首筋に注射器を刺す、薬液が血管に侵入し、血流に乗って身体中に回る】
【注射器が床に落ちて音を立てると共にーーーバッファの体に変化が生じた】

【ーーーバッファの体から、脂ではなく黒いドロドロした液体が分泌され、身体中を黒く覆って行くーーーこの刺激臭、これは石油≠セーーー】
【バッファの脂を分泌する#\力が強化され、石油を分泌する#\力に変化したーーー薬品の力は、本当だったらしい】

ーーーバッファッファッファッファ!!バァァァァーーッファッファッファッファッファッファッファッファァァ!!!!
どうだ!これが力だ!!この力さえあれば俺様は六罪王にだってなれる!!

【身体中を黒く、未だ分泌は止まらないーーーどうやら、体力の減少も解消されたらしい】
【バッファの持つ槍が炎に包まれ、床に広がった石油に火が移るーーー当然バッファにも火が移り、火達磨になるーーーが、バッファは炎が自身の体に到達するより早く石油を分泌させ、燃えながらにして熱さを防いでいた】

ーーー貴様はァァァァ!!!俺様を怒らせたのが間違いだったなァァァァ!!!
焦がし尽くしてやるぜ!!! 黒 牙 破 牛 =I!!!

【燃え盛る巨大な肉体は、力に酔い痴れ、激昂して、燃える槍を構えながら猛然とフォンチュンに突進を始めた】
【その勢いたるや大型トレーラーと見まごう程、真っ直ぐな狙いではあるが、炎が飛び散るせいで範囲は大きい】
【オマケに、バッファが通った跡には燃え盛る石油が残り床を燃やすーーーだとすれば床が危険な場所にもなるのも時間の問題ーーー】

【ーーーだが、強大な力には強大なリスクも伴うーーー労せず手に入れた力程、だ】
【バッファはそれに気が付いていないようだがーーー…】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/17(日) 00:46:15.89 ID:gzhkF1YB0<> >>215

むっーーーくぁ っ……!

【顔と、胸を、腕で庇う。致命傷はあってはならない。】
【そのまま、右に飛び跳ね回避しようとーー然し、まあ、そう簡単でもない。】

ーー っ… おぉお"………! とぼけたフリが……随分と、お上手らしいな……ッ

【ーー結果、腹狙いの一発を、狙いこそ僅かに逸れたようだが受ける事になった。】
【痛みが、響く。内臓は鍛えられない。嘔吐感すら覚える。】

【何より、騙された。あの間抜けっぷりは演技か!】
【屈辱的だ。この私が、こんなシンプルな攻撃を。】

【……いや、良い。気を失うよりは、遥かに良い。痛みは、屈辱は、マイナスだ。】
【研ぎ澄ませーーもっと。】

ゴボッ… はぁ、ハァ……カノッサ機関[ピーーー]べし……げほっ

【痛みに復讐しろ。騙された事を忘れるな。復讐しろ。激情で傷付けろ。】
【ーー立て直せる。まだまだ、闘える。こいつも、殺してやる。】

はぁ…ッ! はっ、はっ……

ふふっ…さて、気を取り直して、第二幕の……開幕だ。いくぞ。

【痛みを宝玉に食わせ、刃へと砥ぎ直す。】
【生半可な刀工の作よりは、余程斬れる刃を。そう、あいつを抉る刃を作れ。】

……これだ。これでバラそう。

【ーーブーメラン、と呼ばれる其れを持って、笑う。】
【刃で構成された、殺戮玩具。その場でスケーターめいて回転しながら、迷わず投擲する、無論、あの女目掛けて。】

【高さを考えるに、斬れるなら胸の少し上ってトコだろう。右から弧を描く軌道で、飛んで行く。】
【ーー疾くは無いが、当たりやすい。が、これで決まると考えるのは、馬鹿が過ぎる。】

おまけだ 取っておけ……ッ!

【ーーもう一枚、だ。】
【回転の勢いを殺さず、やや身体を低くして、もう一回転する。そして、顕現したブーメランを投擲。】

【二枚目は、速度も精度もガタ落ちの児戯だ。然し刃だ、骨は断てずとも肉は、神経は割けるだろう。】
【さて……あいつは、一体、どう対処してくる?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 00:47:35.05 ID:y5FPl3um0<> >>220

……ぐ、ぅうゥ…………!!
……耐え、やがる…………!

【何とか上体を起こし、べたりと地べたに座り込む様な体勢を経由しながら、どうにかブラックハートも起き上がる】
【ウェル子も、ほとんど自分と同じような状態に陥っている事を見やりつつも、戦闘不能とまでは言っていない様子に、思わずうめき声が漏れた】

…………何を、言いたいんだ…………てめぇ、ぇ……!

【よろ――――と立ち上がるブラックハート】
【もはや、先ほどまでの様な力強さは発揮できず、その動きはただの重さとなっている様で】
【呼吸も、少しばかり早く、そしてやたら浅い。内部へのダメージ蓄積は、相当なものがあったようだ】

(…………不味い、ガトリング残り2つ以外…………全部の射撃武器が、ダメになった…………!
そして、こんなグロッキーになっちまったら…………近接戦のチャンスは、もうない……!
……状況は、まず…………無理か?)

【ふらつく頭を振りながらも、自らの状況を整理する】
【残る射撃武器は、肩から覗く2門のガトリング砲台のみである。ツインレイ2門、『ワスプランチャー』2門は既に使用不能に陥り】
【残るは、背中の中の4本の機械触手の鎌のみである。これでは、まともな戦線を維持する事も不可能だろう】
【後は、両腕の義手――――『プラズマナックル』と『アンカーナックル』のみ――――胴体部に仕込んである隠し武器も、先ほどの一撃で破損している可能性が高い】
【ここから、『全力』を出すと言うウェル子相手に挽回を図るのは――――不可能に近い】

…………おい、ウェル子……とか言ったか…………?
…………さっきから、あたしの何を、覗こうとしてやがるんだよ…………?

【かろうじて残る『アンカーナックル』を構えつつも、ブラックハートはそんな問いをウェル子に飛ばす事を選んだ】
【途中から、ウェル子の言葉は何かが変わっていた。攪乱だけで無い様な――――その理由を、問おうと言うのである】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 00:50:20.47 ID:nmI2b5Lwo<> >>207
一、二、三、五、七、九を再配置して番号を改める……
微細な損傷を修復――――――――

【指先から展開した魔法陣に回路を挟ませて魔翌力を乗せる】
【こればかりは杖の魔翌力に頼らず自身の魔翌力で形成しなければ魔術を行使する過程で破綻してしまう】
【響く痛みは次の為、引いては明日の為に】

(あの使い魔……魔翌力を食らうならアタシの天敵ね……)
(それにあの爺さん……)

【修復魔法陣の回転を上げる、装弾数は減ったが修復すれば十分に使える】
【数は6つあるのだから連射も利く大丈夫だ】

危ないな……やっぱり始末するしかない

【六罪王の言葉が真実ならばこちらの砲撃は相手の養分になりかねない】
【加えてあの魔術は「危うい」と培った感覚が告げて、揺れる指輪も同じく】

(奥の手、使っちゃいましょ……どうせとっておいても使いドコロないし)
(やるなら盛大に、相手が二度とこっちに喧嘩を売ろうとなんて思わないくらいに)

【相手を全滅させるかこちらが全滅するか、その二極しか頭にない】
【無論それは可能性という話でカズネは自分は負けず相手を滅ぼすつもりだ】
【滅ぼすなら、出し惜しみはしてはならない】

>>217
さて……どうしたものかしら……

【いや答えなど知っている】
【迫る魔術、動けない自分……であれば目の前の彼女に対処して貰う他ない】
【そうでなければ共倒れするだけ、まあそれも有りといえば有りだが……】

―――――――アンタ死ぬのは無しよ

【彼女の決断はわかっていた、その蹴りは極めて理性的な対処法だった】
【だからその言葉を残して軽いカズネの身体は蹴られてそして守られて】
【術から逃れる事が出来るだろう】

(……タービン、開放っと……数は3つ全部)

【魔術杖、その柄の一部分が開かれて現れるのは「外付け魔翌力回路」なるもの】
【カズネ自身の持つ回路とは数倍複雑で淡い紫色は現れただけで空間を支配するような圧迫感を持っていた】

(一、二、三は並列拡散砲台……ああ、でもこれからやる事を考えるのは嫌ね)
(きっと痛いどころじゃないんだろうなあ……)

【「杖」を地面に穿ち魔翌力引き出しの魔法陣を二重に配置】
【更に修理の完了した回路を展開、先の3つは上空に配置する――――衝撃を拡散させる砲台】

……それでも望む所だけどねっ
四、五、六は直列/ダイレクトで……圧縮層!

【本来であれば回路を並列で組み魔翌力を調整してから打ち出すべき魔術】
【だけどカズネは「直列」と言った、それ即ち……調整無しで本来のままの奔流で放つという事】
【無論術者も無事では済まない、先ほどの腕の怪我など軽いとさえ思える損傷を伴うだろう】

トリプルタービン並列処理……回転/ロール……回転/ロール!回転/ロールッ!!

【加えて先程の「タービン」は「杖」を媒介に生み出された魔翌力増幅炉】
【吸収する魔翌力が「杖」からの物ならば相性は最高の物で、弊害も最大の物となるだろう】
【でも躊躇いなどなくその深紫の円盤は回転を始める迸る魔翌力は先の比にならない】
【回転が始まった時点で電撃が走っているのだから】
【そこから生み出される物が何かなど、老人は考えるでもなく分かる筈だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 00:57:16.84 ID:kgPlFFo60<> 【真夜中の、街灯に照らされた人の少ない街道】


――、剣振ってねぇと、落ち着かねえ。


【黒い呉服の、巨躯な男が歩いている。】
【無精髭を生やし、腰に無銘の刀と脇差しを携えた――、】
【見るからに侍といった感じの人物だ。】


【歩いているその様子は、おぼつかないというか――、】
【怪我を庇うような感じで、ぎこちない。】





<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/17(日) 01:01:02.39 ID:MIJCNtnNo<> >>219

【相手が腕の軌道内に入った瞬間にんまりとした笑みを浮かべて、勝利を確信するリーネ】
【全力疾走する相手、迫る腕、避けられる要素なんて無いはずだった】

【だからこそリーネは演ずる事をやめたのに――――】

残念ですわね、貴方の負けはもう決定的ですわよ

【相手は自分の攻撃を避けれない、そう思ってこんな事を口にした】

【予想通り”避けられる”ことはされなかった】
【相手も自分と同じく敵の能力を”利用”したのである】
【無論”利用”される事なんて眼中に入れていなかったリーネはあわてて『腕』を消滅させた】

【一瞬『腕』に直撃したようにも思えたが、それが都合のいい幻だった事をリーネは再認識する】
【相手の少女はその衝撃をも”利用”して自分の目前へと優雅に着地したのだった】

【少女の得体の知れない能力に心を縛られたリーネは動く事も『腕』を出す事もできない】
【もし動けたとしても、きっとリーネは予想外の事実に対応できず、結果的に動かないのだが】

【未だ驚きを隠せない表情でリーネは少女を見つめた―――】
【その瞬間の事だった】




『跪け!!』


【その言葉と共にリーネの両膝は地面にくっ付いていた】


…そういう事………ですか……

【少女の能力の発生条件、それは目を見て声を聞いてしまう事だという事に今更気付いたリーネは悔しそうに声を漏らした】
【だが、少女の能力に”反抗”と言う事にはまだ気付いてなんておらず―――――】



あら? もしかして…・・・私の事を殺すのですか?
いいえ…―――殺せるのですか?

【切っ先を向けられたリーネが取れる反撃は一つだけ】
【それは相手の心を精一杯揺さぶって動揺させる事】

【人形のような丸い目を見開いて切っ先を向ける相手を睨みつけるリーネ】

【後は生かすも殺すも相手の少女次第だ―――――――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/17(日) 01:01:11.46 ID:ieQ09GKlo<> >>217>>228

【邂逅する闇と風――どちらも強力、故に爆発も凄まじい威力のものとなり、大理石が大鋸屑のように散っていく】
【宛らその光景は戦場だ。パルテノンの柱が折れ、床が抉れ、粉塵の舞う様子は紛争地帯の如くであり】
【―――そうなったということは、如何に強い魔翌力を誇る老人であってもセリーナを見失ったという事】


(煙幕……いや、あの規模の爆発ともなると、場合によっては後方へ吹き飛び気絶した……?)
(私も咄嗟に防御のシールドを張りはしたものの、仮にアレを受ければ……ふむ)

……まあ、良いでしょう。今この瞬間の打倒すべき相手は、そちらの奇怪な魔術を使う方のようだ
この煙の中でも迸りが見える雷電、先ほど私のペットを屠った一撃も貴女だった―――
はて、力試しでもなさいますかな?正義を語る御嬢さんの居ない、孤独な戦場で命を賭けて――?

――――ふ、ふっ。良いでしょう、お受けすべきモノのようだ、この一撃―――。


【リリア≠ェその姿を老人の背後へと消して、老人自身は先程のように手をかざす】
【相手の魔術はどうやら威力重視のモノ。ともすれば、パワーの一点では自らも負けかねない】
【対向するように練られるのは氷の魔翌力―――ひんやりとした冷気が、周囲へと満ちていく】



  【――さあ、準備は整った。今、六罪王ガイストの注意はカズネ一人に向いている】
  【ここでセリーナが何をするのか、出来るのか。そして、もう一人が作り上げた回路の魔術は――】

  【果たして二人の力は、この六罪王らしからぬ老人に、何処まで通用するのかを試すのは、今―――ッ!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 01:01:57.95 ID:RTIN9vIJo<> >>221

「ハサミ……緑色……桃色の反対……」

「――うおおおおーーーーッ!」
「そうだ、僕は護る……護るんだァァアアーーーーッ!!」

【誘惑される精神を振り払い、本来の己の精神を呼び戻そうと】 【ただひたすら、必死で回る、回る】
【――何かを護るのにはまだ、強さも精神もちっぽけな存在かもしれない】
【けれど、だからこそ、その善なる心は何かを護ろうと必死に悪へと立ち向かう】
【悪を憎むその心、それは――けっして正義の心と競合せず、むしろ相乗する】

【目が回るほど回る彼は、いつの間にか緑色の線に触れていた】
【甲羅の中に潜む頭部、その回る視界の中で、――己の名前が噴き出るのを僅かに捕らえた】
【――ネームイーター、一体名前を喰らわれたらどうなってしまうのだろう】


「がァッ!」

【ガ、ッキィン】 【尻尾がアッシュを捉えてもなお止まらず回っていた彼】
【遠心力の恩恵を殆ど受けていない甲羅に、重いハートが落ちてくれば】
【その回転をようやく止めるのだろう】

【ヒビの入った甲羅、無理な回転をしたせいで広がってしまった傷、辺りに撒き散らされた赤い液体】
【――その眼は、確かにアッシュを捉えていて、そして離そうとしない】
【しかし、その荒い息を見れば、こちらの体力――特に精神面ではかなりの疲労が見られる】

「……悪い奴、悪い奴は…………!」 「逃さ……な……!」

【口を開けて、発射されるのは回転のエネルギー弾】
【しかし、それはアッシュに届かぬ内に地面へ落ち、ベーゴマの様に回れば消えてしまう】

【アッシュが意識を失う頃には、その変身は解除されているはずだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/17(日) 01:02:43.26 ID:yy1m7HDKo<> >>222

クッ……ぁ!?

【横から縦への連続斬撃―――「十字燕」を銃弾を刀身に当てることで回避する者など、この世に居るのかと】
【一瞬でも女に思考させるほど、彼は強いのだ。女は知らないが、全盛期を髣髴とさせるその軽快な動きと銃撃は見るものを釘付けにする】

【キィィィ――――ッンと高い金属音を発して剣は軌道をずらされ、地へと堕ちる】
【思わず声を出してしまった女。その声から察することも出来るがやはり想定外だったらしく、立て直すまでに隙が出来た】


【決定的、致命的――――――女は、手負いが手負いでなくなった瞬間、フッと笑った】


【タァ―――ン、銃が火を吹き、それは隙が出来た女の左足を的確に捉える】
【何発も撃ち込まれた脚、その全ては骨を外していたが、今度こそ彼の弾丸は女の大腿骨を撃ち抜く。もう女は動けない】


――――ハハ……ハハハハハハハッ!!!


【が、女はただ笑っていた。カーゴパンツに穴が開き、流れる血は止め処無くとも、確かに其処に脚をつけて立っていた】
【骨は撃ち抜いた。しかしそれは一部に過ぎなかったらしい。まだ、女は動けている。剣士の意地、と言うのもあるだろうが】
【一通り笑うと、彼の、その体に切っ先を向ける】

クク……本気を見せてもらった甲斐が有るというものだ――――――私の負けだ、マーシャル・T・ロウ。
だが、死ぬわけにも、投獄されるわけにも行かない。また会おう、そしてその時は―――――。

【屋上の床を何度か切り裂き、重量に耐え切れなくなった女付近の床はやがて崩壊、落下を始める】
【彼は落ちないようだが、彼が崩れた付近から下の階を見下げれば、もう女の姿は何処にもないだろう】
【女の言う通り、この勝負、彼の勝ちと言うことで一先ず決着がついたらしい】


【もし彼が梔子 冴の名を調べることがあれば、櫻の国に存在した「梔子家」に行き当たるだろう】
【剣術の名家、しかし6年前に師範の娘―梔子 冴―が行方不明になり、同時に梔子家全ての人間が殲滅されて潰えた、数奇な家系】
【そんなニュースが、過去の新聞に小さく報じられていることだろう―――】

/絡みお疲れ様でした! 最後の3文は……書きたかっただけですスイマセン
/ありがとうございました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2013/02/17(日) 01:10:56.06 ID:90Cu8yhMo<> >>218
俺は、頭が悪いから……
自分のことも、半分は分からないから……
だから最近までは分からなかった
こんな便利な利用法があることも、ね
"magic square open."!

【盾がスライムに戻り、少年の足元に薄く広がる】
【少年の血を吸いながら薄く、大きい魔法陣へと変貌を遂げる】

弾数は数えてなんて無い
でも、俺はここの防衛としてしっかり準備してきた
これで意味は分かるよな
"pain free."

【言ったのはハッタリ】
【スライムの一部が少年の腰を覆い紙の束を見えづらくしていた】
【しかし、実際は紙の束5つのうち4つ半も消費していた】
【だが、それを悟らせないように平気そうな顔であっさり言い切る】
【そして、言葉につなぐように短く詠唱をする】
【その直後、立ち上がった】
【もう体力など無いはずなのに、まだふら付きながら】

"magical power full open."
空の神、地の神、山の神
我が、力の全てを持って
願う、我が敵を討つ力を
願う、我が敵を屠る力を
願う、我が敵に勝利する力を

【もう、音どころか声すら聞いてはいなかった】
【男の隙に何をするかといえば、こちらも大技で対抗することだった】
【最初に今までと同じ形式の短い詠唱】
【その直後に今までとは明らかに違う、聞き取りやすい言語での詠唱が続いた】

【そして、それと同時】
【右手の銃をホルスターへ仕舞い、コートの袖から万年筆を一本取り出す】
【その万年筆を使い空中へ高速で魔方陣を書き足してゆく】
【その速度は異常に速く、詠唱一文で小さな魔方陣を2つ書き終えるほどだった】
【そして詠唱後半、目の前へ少し大きめの魔方陣を書き込む】
【今度は細かく書き込んでおり、少しだけ遅い】
【まだ書き終える様子は無い、こちらも明らかに大きな隙だった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:11:59.65 ID:c4TYtJsxo<> >>223


【槍の一撃はまたしても紙一重で深い一撃を与えられなかった】
【そして、光線で壁に張り付けられて身動きを取れない状態になっていた所で容易く距離を詰められる】
【血を流しながらも近付く月音の攻撃が迫る、だがそれが分かっていても動く事が出来ない―――!】

【ガンッ!!と鈍い音を立てて最後の回し蹴りが勢いよく叩き込まれる感覚が足から伝わってくるだろう】


―――こ、この……未熟者のくせに……俺を……よく、も!


【憎々しげに負け惜しみ気味の罵倒文句をを放とうとしながらも、ずる、とその場から崩れ落ちて】
【そのまま床にバタリ、と倒れ込んでしまった……すると、この馬の"怪人"の姿が歪んでいく―――】
【ほんの数秒周りの空気もろとも歪むと、ホースクレムリンは二十代半ばくらいの、明るい茶色の髪の男性の姿に変わってしまった】

【殺さずに意識を刈り取ったからなのか、非戦闘形態である人の姿になってしまった、と言う事なのか―――】

>>226


やばっ、ホースの奴もやられた―――!まだ生きてる?体が残ってるけど!
ええい難しい事考えるのはやめやめ!とりあえず目の前の奴をブッ飛ばしてやればいい訳だし!


【まともに当たったのは腹狙いの一発、狙い通りだ、急所とそれ以外を同時に狙えば当然二本の手は急所に向かう】
【その隙に、おそらくは我慢しようと耐えきるかもしれない部位を狙っておけば―――覚悟しながら、それでもダメージを与えることが出来る】
【この少女もナンバーズ、ある程度の兵法は心得ているか?】

【ぐ、と指先で今両手に持った『U』と刻まれた卵に意識を向けながら、ブレンヒルトが不敵に笑った】


では、無論そろそろお披露目しちゃいましょうか!コマチに卵を任された後で!
このブレンちゃんのイカしたインスピレーションで編み出した新たな活用法第一弾!――まだ一弾しか見つけてないけど


―――――herrlich!!


【両手の赤色の宝石がきぃん、と眩く輝くと同時、手の甲から指先へと魔力と、己の感情を流し込む】
【新たに開発された"卵"は生命を生み出す概念の他にもう一つ新たに機能が追加されている、それは極めて単純で馬鹿らしいくらいの部分ではあるが】
【体外でも孵化できるように、より過敏に人間の感情に反応するようにできている、という点だ】

【ブレンヒルトはまずシンプルに、これを目に付きがちな生命概念などをいじらず、そのまま孵化させたらどうなるのかを試してみたのだ】
【元々の『人間の感情に反応して孵化し、能力を与える』卵に、自分のイメージや闘争心を魔力ごと流し込んでみたら―――?】

【パカ、と軽い音を立てて文字通り生まれて来たのは、大きな二振りの曲刀だ、それを今ブレンが手に取ると】


―――さて、レオとかが持ってる"聖遺物"と比べてどの程度出力が出るかわからないけど……
とりあえずそんなチャチぃブーメラン無論もう怖くないし!


【放ってきたブーメラン二枚に対して、こちらも生み出した剣は二本、左右の手にある剣をそれぞれ振るう事でブーメランをそのまま叩き落とした】
【そして叩き落とすように振るった軌道に光が残留している、斬撃の像がその場に―――いやこれは、今ブレンが振るった事で生まれた『攻撃』なのだ】

【まるで三日月のような形の光のカッターが二つ、意趣返しのようにレイニーエッジへと降り注ぐ―――!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 01:13:28.37 ID:QNh97NS7o<> >>227

【ブラックハートの問いに、ウェル子は一つ、咳を挟んでから、】


わたくしは……『絶望の水先案内人』――――


【ゆっくりと、言葉は紡がれていく】


……わたくしは……この世界が大嫌いでして……
……今にでも消し飛んでしまえばいい……と、常々祈っているものです……


【カラスは、ウェル子の側に滞空するだけで、妖しい動きは見せない】
【奇襲の可能性は、考えなくても良さそうだ】


です、が……現実はそんな願いが叶うでもなく……
わたくしは……この世界に……居続けざるを得ない……


【『全力』、とは言ったが、彼女は最初から全力だ】
【もはや息も苦しい現状だが、勝負を捨てずに任務を遂行する――その態度をして、全力、と彼女は言った】
【つまるところ、そんなそぶりはおくびにも出さないウェル子だが、実はこれ以上魔力・体力を使うのはしんどいものがあるわけで――】


…………ゆえにわたくしは……この世界にせめてもの「逆襲」をすべく…………
『希望』を抉り……『絶望』を振りまくことを……決めたのです……


【――少し間を置く】
【ひゅう、と寂しげな風がウェル子の髪を撫でていく】

……そこで……貴方様方――カノッサ機関、です……
世にはびこり……決して潰えることなく……悪事を働くその組織……
……『絶望』の火種が……多分に含まれていそうではありませんか……

その推測が真か偽か確かめるべく……わたくしは……まずは貴方様方の敵に回ることに致しました……それが、「今日」――

……そしてわたくしの眼前に現れた『貴方様』は……その試金石――……
……カノッサの手先が……『価値ある人間』…………そう、『絶望』させて世界に響くだけの『信念』や『魂』を有する人間であるならば……

わたくしは……カノッサを……味方とするか……または敵に回し続けるか……どちらかで……関わり続けることでしょう――


……つ、ま、り……簡単に言えば、ですね…………


わたくしは、貴方様の……カノッサにおける『存在意義』を……計ろうとしているのです――――
或いは、わたくしが、貴方様を、『好きになれるか』――――を、判断させていただこうとしているのです――――



【ウェル子が言いたいことは、そういうこと――】
【カノッサを、自身の野望に、利用できるかどうかを、見極めようとしていたのだ】

【更に付け加えるならば、「ブラックハート」が「価値ある人間」だと認めたならば、】
【「ブラックハート」個人をも、己の「ターゲット」として記憶するつもりで――この水先案内人は、ここにいる】


【『絶望』――それをどう感じるかは、個々人によって異なるだろう】
【だが、そこへ人を導こうとするウェル子は、確かに善悪を超えた無情の先導者、なのかもしれない――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/17(日) 01:14:01.03 ID:ieQ09GKlo<> >>224

【残光剣=\――それは自らの思った剣筋に光の線を描いて、其処をノーモーションで切り裂けるという異能の剣】
【オーパーツとでも呼べばいいのか、剣は刃先から柄尻に至るまで継ぎ目のない金属で出来ており】
【きっと、手にするだけでその強力なパワーを知ることが出来るだろう。しかし―――しかし、ただの剣には違いなく】

【おもむろに、ベイゼのマインドが左の拳で殴りかかる。その手には既に黒金はなく】
【ただグルグルと巻かれた包帯の上に、じゃら、と五月蝿い鎖が巻き付いているのみ】
【なんだろうか、とても痛々しい外見だ。所々に残る鎧がなおさらソレを強調する】
【無論、パワーは未だある。力強い黄土色の瞳で、ベイゼはうつ伏せに倒れながらもナウファルを睨みつけていて】


あァ『こんなモノ』だろうぜッ、……だが!ソレは俺が手に入れるべき、機関に必要なモノだッ!
テメェ如きが持つもんじゃあねェ――――俺がッ!機関の為に手にするべきモノだってんだよォォォ――!!!


【そう叫ぶベイゼの背からは、水に溶ける多量の赤がある。恐らく力が入らないのだろう、右腕はだらりと水に漂って】
【あまりに悲痛な――機関という軛に封じられた獣のような。そんな印象を、青年に与えるかもしれず】

【そしてまた、異形と化したマインドはどうか。青年が人を殺せないとしても、マインドであれば?】
【どんな人間も能力の使い過ぎというのは身体に触るものであり、例えマインドを知らなくともソレが能力だと感づくのではないだろうか】
【とすれば、剣を振るうのも水で抗するのも―――或いは、女性を屈服させるには正解なのかもしれず――――。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 01:18:39.78 ID:wRMtHBRd0<> >>232

【意識が消える―】
【蓄積されたダメージにより、アッシュの意識はそのまま暗い闇の中へと落ちていく】
【それと同時に緑色の気が消え、ユウトに浮き出ていた文字がユウトの中へと戻っていった】

【黄金色に輝きを取り戻した舞踏会場】
【愛の名のもとに、正義の名のもとに、秩序と混沌が混じり合い踊り合ったこの場所】
【今あるのは、姫の様に、眠りを覚ますものを待つかのように気絶したアッシュ】
【勇猛に、精神が朽ち果てそうになるまで戦い抜いたユウトの二人だけ】

【意識があるユウトは、動けないにしても確実に有利―】
【そんな中に一人―どこから現れたのかアッシュの近くに立っている人物がいた】

「派手にやって…力を開放するならしっかり動きを止めてからにしろと言っているのに…馬鹿め…」

【声質から男だということがわかるだろう、もし顔を上げることができるならば男の姿が認識できる】
【斑色のバンダナにスポーツサングラスと立体マスクを着け、ラフそうな赤い服をした男である】
【その男はアッシュをお姫様抱っこで持ち上げる、舞踏会場の出入り口であろう扉の近くまで行き】

「青年よ、良く"奪われていなかった"褒めてやるぞ」

【そう言うと男は豪快に扉を蹴飛ばし、アッシュと一緒にその場を去って行った】

/お疲れ様でした!長い時間、本当にありがとうございます!!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/17(日) 01:21:02.64 ID:dHdKO33IO<> >>225

――お前もな、体力馬鹿。

【斧を男から引き抜き、血の混じった唾を吐き捨てる】

【もう少しだ、そう思った時】

――能力の強化?
おい、馬鹿、やめろっ!!

【男の取り出した注射器、あれを使われたらもう手がつけられなくなるだろう】
【注射器を取り上げようと手を伸ばすが、一歩遅かった】

【男の肉体から、黒い不気味な液体が湧き出す】

これは――――やばい!

【猛然と突き進む火の玉と化した男】
【間一髪のところで高く飛び、炎を躱すが、炎に包まれている以上、パンチもキックも繰り出せない】

【今の状態では、お互いの体力――男の方は石油を流しながら走り回る体力、少年の方は飛んで男の猛攻を回避しきる体力――の勝負となってしまうだろう。そうなってしまったら勝負はわからなくなる】

(どうすれば……)

【頭を抱える少年、しかしその時】

(……そうだ!)

【先程引き抜いた手斧の存在を思い出す!】

【そうと決まれば、悩む時間はない】
【手斧を構え、男の頭を狙い、渾身の力で投擲する――!!】

【しかし、外したら、もしくは当たっても効果がなかったら】
【――その時は、ほとんど少年に勝ち目はなくなるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/17(日) 01:21:50.03 ID:HWV+Qpjho<> >>233

―――ハァッ……ハッ……ハッ……!! ……っざけんなよ、まだ握れるのか……!!
……振り下ろしたら、勝ちだ―――殺れよ。 ―――完全に負けてんだよ俺は。テメェが立って、剣を持ってる時点でさ……

【集中力が切れれば、視界はぼやけ、身体は軋み―――今でも気絶しそうな程に、痛い】
【歪んだ視界に見えるは、自分の喉元に切っ先を向ける彼女。―――嗚呼、負けた。 ここまでやりきって負けたなら、完全に自力の差だ】
【不思議と、死を恐れる気持ちも、悔やむ気持ちもない。……死ぬ直前に、あれだけの動きができた。「過程」に、満足していた】

―――は? いや、テメェ……ほら、振り下ろせば勝ちじゃん。 俺はもう銃弾使いきったしよぉ、殺れって―――嗚呼、行っちゃったよ……
だ、ダメだ身体動かねぇ……完全に無理したな俺。ま……生かして貰ったなら、生きるしかねぇだろ……クソ。

【―――死を覚悟していたにも関わらず、彼は未だ生きている。 まだ実感が湧かないが、「生かして貰った」のだろう】
【……運が良いと、いって良いのだろうか。若しくは、復帰初戦で彼女と当たってしまったことを運が悪いとでも言うべきか】

―――何が「また会おう」だアホが……勝ち逃げかよ。 こっちから死に物狂いで探したらぁ、また汚点増やしやがって……
………梔子 冴か。 ゼッテーぶち込む。銃弾を。そしてアイツを牢獄に―――-。

【横にどでかく空いた穴を、見ることもできない程の、弱り様。 夜空を見上げつつ、幸運?な男は自らの双眸に新たな思いを宿す。 リベンジの炎が、早くも紺碧に灯っていた】

/ありがとうございましたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 01:30:55.81 ID:0RBQ3ERno<> >>234

「利用法? いったい何を……!?」
『魔方陣だと……? そっちも大技ってか。上等だぜ』

【少年自身の血を吸いながら広がっていくスライム。形成される魔方陣。このテラスの向こうに広がる平原を背景にした、幻想的な光景】
【それに対して、異形の双子から響き続ける、醜い音】


「弾数を数えないとは、ずいぶんと豪気なことだ……しかし、口の減らんやつだな」
『下準備は怠らず、腐ってもプロってか。まあ、こっちとしても敵の弾切れ当てにするようなこたしねえがな』

「さて、こちらは準備完了だ」
『悪いが、そっちの準備は待たねえぞ』

【少年のハッタリに、兄弟はかかる。紙の束をまだ隠し持っている可能性もある】
【いや、それはもはや関係ないか。互いの大技がぶつかり合う時が近づいている。もはや、終わりが近いのだから】

【最後に言葉を吐いた後、もはや兄弟も、少年の詠唱は耳に入っていない】
【自分たちの技も、集中力が必要だ。この一撃に、勝敗がかかっているのだ】
【空中へ書き出されていく魔方陣、その向こうにいる少年に向けて】
【チャージを完了した、兄弟の技が殺到する】


「『ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!』」

【二人分の、耳を覆いたくなるような、絶叫と共に――】
【兄弟の口から、すさまじい量の泥と砂が同時に吐きだされる】
【それらは、テラスの地面で逆巻き、あるいは空中に跳ね、やがて融合して一本の太い濁流と化す】
【圧倒的質量を伴った濁流は、その進路にあるものすべてを巻き込み、押しつぶし、切り刻み、蹂躙する】
【おぞましきドス黒い奔流が、一直線に少年へと向かう。果たして、結果は――!?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 01:31:08.20 ID:PiI4Taj30<> >>228>>231
【――駆動音。】
【腕が地面を突き、身体を持ち上げようとする――倒れている、のか。自分は。それすらも不鮮明だ。】
【いや、あの爆風で倒れていないほうが可笑しい――直撃とまでいかなくても、凄まじいダメージを負ったのだから。】
【爆発したところまでは意識があったが――どうなった。その後は何があった?今聞こえている音は――"砲撃準備"のアレだろうか。】
【――なんとか、立ち上がる。背中の魔導機関はどうなった――ディスプレイを確認する。】
【損傷率は八割超え――魔導機関は停止寸前の状態。鎧はといえば――破損。】
【太もも、肩、手のひら、そして――頭部。覆っていたメットが半分吹き飛び、その中からブロンドのショートヘアが覗く】
【――もっとも、今は血でべっとりとしているが。】

(――ああ、顔面部分も壊れてたんだ――・・・通りで、ディスプレイが見づらいわけだ。見えたないんだもん。)
(他にもあちこち吹き飛んで――はは、ボッロボロじゃん、ねぇ・・・。)

(だけど――嗚呼、そう。そうだ。)
(生きてる――生きてるんだよ。まだ――――)

じゅ、う・・・にぎる、くらい・・・できる、さねぇ・・・ッ!!

【煙の中で、影が動く――生きている。まだ。その割れた仮面の奥、覗く瞳は空を写したかのような神秘的な輝きで――。】
【――見据えている。"そこ"にいるであろう"六罪王"を―――怒りが、篭った視線で。】
【握り締めるは"弾"末魔――最後の最後、自身が最も信頼をしている"魔銃"――1撃の威力など、カズネのそれに比べれば底が知れている。】
【だが――結局、彼女はどこまで行っても――ガンマンなのだ。】
【特別な事はいらない、ただ――撃つ。当てる。】
【そのほかの難しい事は――"倒す"という事は、彼女に任せれば良い。セリーナに――この瀕死のガンマンに出来る事と言えば。】
【――カズネの攻撃の、サポート。】
【彼女がその全力を発揮できるように――隙の多い彼女のそれを埋める為に――】
【"弾"末魔――リボルバー拳銃にそっくりな見た目のそれに篭められた、最後の一撃――六発目を、装填。】
【ハンマーが起こされ、シリンダーが回転し、バレルと直結した。】
【あとは――あの忌々しい魔導士が、彼女の攻撃を相殺すべく術を唱えるであろうその姿を捉え、撃ち、妨害するだけだ。】


【――――――――この多量の煙の中で。】

(視界が、利かない・・・見えない。相手は――、)
(けど・・・音だけが――そう、音は――音は分かる。)
(ああそうさ、忘れるはずもない・・・昨日の夜から耳に残って仕方のない、あの腹立つ"音"――)

(絶対)

【絶対に】

(―――外さない。)

【外せない。セリーナは弾丸を、放つ。】
【装填された鉛の弾丸はバレルを通過するうちに魔力へと変換、銃口から吐き出される瞬間には紫色の魔弾に成り】
【射手と魔術師を結ぶ直線を、素早く突き進むだろう――そう、"音"。】
【どうせ煙があろうがなかろうが、もはや視界は血で滲んでどうしようもない。ならば――目など知った事ではない。】
【まだ鼻がある、まだ耳がある――そして空間を把握する、感覚が――ガンマンとしての"センス"が、彼女にはある。】

(ペラペラと良く、喋る爺さんだねぇ――その口が、音が――アタシにアンタの居場所を、教える――ッ!!)

【但し――このままの弾丸では恐らく、迎撃されてしまうだろう。】
【ガイストには使い魔のリリアもいる。弾丸が届かなければ、妨害にはならない。さすればカズネの攻撃も最大級の威力を成さない可能性。】
【――つまり一捻り、加える必要があるということ。そしてセリーナはそれを惜しまない――】
【音のするほうへと直進する"ハズ"だった弾丸が――随分右へとずれた。いや、元からガイストよりも別の方向を狙った射撃なのだ。】
【そしてセリーナがそこで振るうは――もう片方の腕に握る、"バジリスクチェーン"!!】
【自在に伸縮するそれを弾丸を放つと同時に振りかざし――弾道へと叩きつけるッ!!】
【なんと放たれた弾丸に鎖をあて――その軌道を修正!!】
【こんな回りくどい方法で射撃を行ったのは言うまでもない――"外れた"と思わせるためだ。】
【この女の弾丸に脅威などない――そう思わせるための"デコイ"】
【ガイストへと向かわないはずの軌道を描く弾丸は――途中でチェーンに弾かれ跳弾、今度こそ彼の――首元めがけ弾丸は殺到した――ッ!!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 01:34:19.39 ID:y5FPl3um0<> >>236

……………………!?

【――――その真意に触れて、思わず自分の耳を疑った】
【意識が混濁して、本来あり得ない言葉を、自分が自分に聞かせているのでは――――と、そんな事まで考え掛けて】
【こんな世界は必要ない――――どこか、その思いは自分と近い様に感じて】

う、ウェル子…………お前…………!

【感嘆が、思わず漏れ出る】
【世界を相手取って戦う――――そんな事は、まともな人間なら口にできるはずもないだろう】
【しかし、彼女は言い切った。ハッキリと、己の意志でこの世界にNoを叩きつけたのである】

――――――――ッハ

【そして、黙したまま全てを聞き終えて、ブラックハートは思わず気の抜けた様な声を漏らす】
【全てを賭けてぶつかったと思っていたウェル子は、彼女自身もまた、全てを賭けて『試していた』のである】
【それこそ、その『試し』で死ぬ様な事も厭わず、命懸けでぶつかってきたのである】
【――――自分の思いに、命を賭けられる――――そんな人間だ】

……………………ウェル子、あんた…………見誤ったよ…………!
……今の機関に、昔日の勢いは、もうない…………回りも、ほとんどの『正義』が沈んだから…………相対的に、絶対者に見えるだけ、さ…………!
…………『世界』を相手取るに、機関は役者が違うよ…………!

【そんな人となりを知ったからこそ、ブラックハートは思わず自嘲したのだ】
【――――内部の腹の探り合い、人の入れ替わり故に発生している不和】
【今の機関は、到底一枚岩とは言い切れない。『絶望』の火種以上に、自らの『破滅』の火種を含んでいると、そう口にして】

…………でも、それでもあたしゃ、戦うよ…………人間どもを殺し尽くすために…………!
…………あたしをこんな所に売りやがって、あたしの有様を笑いやがって、あたしをこんな風に扱いやがった…………そんな『人間』どもを、殺し尽くすために……!!

【そして、ブラックハートは己の心情を吐露する】
【――――恐らく、ブラックハートとしては機関に心服しているのではなく、強制させているに近い身なのだろう】
【だが、それ以上に――――普通の、一般社会の人間たちは、全て敵であるとブラックハートは臆面も無く口にする】
【そう――――ブラックハートの戦う理由は『憎悪』。普遍的『人間』全てに対する、底知れぬ『憎悪』がそれだ】
【――――ブラックハートがウェル子に対して感じた様なシンパシー(共感)を、ウェル子もブラックハートに対して感じるだろうか?】

…………どっちにしろ、これ以上は……無意味じゃないか?

【そう口にするブラックハートの、その指す内容は、この場での戦いと言う事なのだろう】
【互いに満身創痍なのである。もしかしたら近しい思いを抱えているかもしれない相手と、これ以上消耗し合うのは非生産的だと、そう口にする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 01:35:06.62 ID:nmI2b5Lwo<> >>231>>242


殊勝な事ね、悪としての美学か何かかしら?それともアタシを舐めてる?
だとしたら……いえどっちにしてもアンタここで終わりよ―――――――

【瞳は迸りの影響かどこまでも堕ちるような紫へと変化している】
【見るに相当の魔翌力に侵されている身体は既に様々な箇所が内出血でどす黒く変色して】
【その姿だけを見えればきっと満身創痍だと理解できる】

【でも、彼女は倒れない】

タービン、フルスロットルっ!……つうっ……この程度!!

【「月色の魔術板」、魔翌力引き出しの魔法陣の回転をトップに】
【比較にならない痛みは食いしばり耐える、耐えなければ意味が無い!】
【臨死体験など望む所魔術師とはそういうイキモノだ、真理の果てを目指すモノにとって痛みなど当たり前の事だ】

……圧縮回路、設定/セット……――――――――

【力は押し固められカズネの華奢な身体を内部から食い破ろうとする】
【圧縮回路はそれを守るストッパーとしての役割に変わっていた】
【垂れそうになる右手を左手で抑え保持する、でもその左手も一気に魔翌力に侵され潰れた風船みたいに血を零す】

……んっ……目玉凝らして良く見ときなさいッ!

【後悔などないし孤独などではない、でなければここに自分はいない】
【斜線を確保、射出プランの決定……オールグリーン】

……これがッ!アタシの!全力全開っ――――――――

【魔弾というよりはそれは槍に近い、魔翌力で構成された光の槍だ】
【空間その物を消し飛ばすような激震で床は剥がれ空気は揺れる】

【それを宙空で待機している「並列拡散砲台」が受け輝き】
【暫くの待機時間の後、中央部から三方向に別れ回路の端から三つの光芒がかの老人を貫き穿とうと牙を向く】
【三つは丁度老人のいる地点で収束してその力を撚り合わせ貫こうとするだろう】
【間違っても綾津妃にはセリーナには被害のないように、それは出来る限り最低限の最適化だった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 01:35:23.08 ID:RTIN9vIJo<> >>238

【身体も精神も痛み弱り、しかしようやく取り戻したその正義の"魂"は】
【金色の眼に輝きを取り戻す】
【もう力なんて殆ど残っていない、しかし立ち上がらなければならないという使命感は】
【彼の身体へ鞭を打ち付ける】

「――くゥッ、……――」

【彼は産まれたての子鹿のように立ち上がり】
【ゲホッ、と口元に手を当て一つむせれば瞬く間にそれは真っ赤に染まる】
【敵の意識は落ちたのだろうか、それを確認するのには少々時間がかかる】

【あの時無我夢中で回っていた、なので殆ど理解できていなかった】
【その緑色の気が、自分の名前を奪おうとしていたのは】

「……はッ!」

【――まさか、彼女の仲間か?】 【今の状態ではたして立ち向かえるのだろうか】
【そう思っていると、どうやら撤退の雰囲気】
【男がアッシュを抱えて、その場を去るのを――ただただ、見届けることしか出来なかった】


「――……やっぱり僕は外面より、内面だなァ」
「優しく抱擁して包み込んでくれる様な、そんな感じが……良いなァ」

【誰も居なくなった舞踏会場、その小さな声は誰にも届くことはなかった】


【――余談だが、よほど肉体的にも精神的にも疲れたのだろう】
【その後彼は、ヴォルヴ――彼の相棒を出しっぱなしにして、城の中で静かな寝息を立てていた】
【無防備な彼は、迷惑だと思われれば、ひょいっと誰かに外に放り出される……かもしれないし】
【誰かが回収していくかもしれないし、丸一日寝た後、傷を癒せば東洋龍に変身して地上へ戻るかもしれないし――】

/お疲れ様でしたー、遅レスですみませんでした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 01:35:24.31 ID:G5mqczjio<> >>230

【――――“殺せる”のか、そんな彼女の問い掛けを聞いて――――少女は“薄く笑った”。】


  ――――申し訳ありませんが。
  私は“UNITED TRIGGER”のような、“正義の味方”では御座いません。

  …いえ、このような言い方が正しいでしょうか。
  貴女を[ピーーー]事によって、“傷付く名誉”なんて物は――欠片もありません。


【少女のその剣を地面へと――――彼女のすぐ傍に突き刺して、“視線を合わせたまま”跪く彼女に――囁くように続ける。】


  ――問い掛けに答えましょう。


  ――――…私は貴方の存在を、“[ピーーー]”事を、厭わない。


【笑みの少女は冷徹に彼女を“見下した”まま、静かに宣言して――――】


【――――流転する、瞳。】
【少女と目を合わせた時間に比例して、その洗脳効果は“増大”する――――】


                《Forget all》
  ――――――――“全てを忘れなさい”



  そうすれば―――――――…


【――――――】


【“一時的”か、“恒久化”であるかどうかも、その“記憶封鎖”が何処まで及ぶかも、“忘れろ”と命じた当人である少女は知り得ない。彼女自身に問い掛けなければ、その問は得られない。】
【だが、それを問う事はせずに、“No.10”と交戦したという情報だけを持って、少女は此処を去って行く。】

【“暫くの間、この場所に来た意味を忘れる”――――その程度でも少女の目的は。此処でやるべき事は達成されるのだから――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/17(日) 01:36:31.80 ID:42k/qTAfo<> >>235

【顎へ、吸い込まれるように振るわれる爪先に、重い手ごたえを感じて】
【罵倒を撒き散らしながらくずおれる怪人。勝利──したのだろうか】

【笛から唇を離して、検めるように何度か喉を震わせてから、変異を始めた怪人──男から、数歩距離を取る】


「未熟……でも……事実、勝ちましたから……っ」「はぁ……おとなしく、していてください……ね?」
「今、抵抗するのはきっと……勝ち目なんて無い、ただの無謀、蛮勇ですから」
「……生身のまま、あの動きを相手取りたくはないでしょう……?」

【未だ敵意を見せる彼に、出来る限りの注意を払いながらも、月音は一先ず呼吸を整えようと、深呼吸をして】
【脱力──過熱した体が冷めれば、傷を負った部位に焼けるような、ひどい痛みを感じて。額には、脂汗が浮いていた】
【もう戦えないかも、と思う。その実、肉体的にはさしたる傷では無かった辺りに、彼女の未熟さが滲み出ていた】

「はてさて、初陣は勝利……という事で、良いんでしょうか、ね……?」

【レイニーはどうなっただろうか、探る様に戦闘音のする方を向いて、彼女の姿を探してみる】
【彼女が劣勢に立たされているならば、あるいは助力する事も出来るかもしれない、と】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/17(日) 01:41:14.64 ID:Adu+EhF7o<> >>237

【こちらも同じように、胸元から鮮血がじわじわと溢れ出て行き】
【そしてそれに呼応するように、一度は部屋を満たしかけた水も徐々に水位を下げていく】
【押し込められていた水はエントランスへと、そして扉の細い隙間から流れ排出され】
【思いのほか、水が流れて行くのは早いだろう】

何かノ、為に……ッ、まだ動くノか!

【何事か思うように握りしめた柄から感じるのは、底しれぬ秘められたポテンシャル】
【己を追うように接近し振るわれる拳の主に向かって、咄嗟にその剣先を向ける】
【まるで浮かびあがるように一瞬煌めいた細い光の線、それが感覚として感じられたかと思うと】
【次の瞬間、横薙ぎのそれに沿うように、マインドの上体に向かって残光剣が振るわれる】
【何より驚いた様子であるのは、剣を握る本人で】
【言葉も無く、呆気にとられた様子でその軌跡をじぃっと金の目が見つめている】

……ただノ美術品デはないと、思いはしたケレド
こンな力が……この剣デ、一体何ヲしようとしていたんだ?

【浮かされるような質問は、独り言にも近く、相手に聞いているような響きでは無かった】
【が、確かに瞳は相手の方を向いて、相手から遠ざけるように一歩下がる】
【右手の残光剣、左手の“月”(シャハル)。しかし両者を扱うというのは、片方ずつ扱うより遙かに難しい】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/17(日) 01:47:41.67 ID:gzhkF1YB0<> >>235

……ちゃち、か。
ふふっ、ちゃちでも何でも、斬れれば良い。貴様の、骨肉を……っ

【光の刃ーー下手な回避をすれば、四肢の一本二本は、飛びかねないか。】
【ならば、簡単だ。上手く回避しよう。……防ぐのは、馬鹿だ。】

【ーーお腹がまだ、多少ながら痛いが……なに、動きに支障が無い程度。】
【回避に専念すれば問題無い。体勢を更に低くし、左に滑り込むように跳ねる。】

く、ふっ……! ゲホッ…

【肩を僅かに掠めたが、まあ、この程度なら問題無い。】

ハッ……噂の哲学者の卵、か……悪趣味なオモチャらしいね。
……まぁ、武器にもなるというのは、初耳だが。

【噂では、一歩間違えれば人格さえ塗り潰されるという、危険な玩具だ。カノッサの悪趣味の極致とすら思える。】
【ーー赦さない。カノッサ機関の悪行は、絶対に赦さない。】

……ふぅ、次はーーこれだ。

ふふっ、またまた、ちゃちなオモチャで……悪いね。ま、そこは容赦してくれたまえ。芸風だ…

【顕現するのは、手斧。真っ黒な手斧だ。】
【ちゃちな、手斧だ。唯の手斧である。出来る事なんて、人頭を落とすくらいだ。】


【ーーーーーーー十分、それで、良い。】



【ーー地面を蹴り、駆ける。変則的ジグザグの軌道で、射線を絞らせはしない。】
【斬る。断ち切る。目の前の敵を滅し、カノッサに斬り込みを入れてやる。】

【だから、怒れ、憤れ。マイナスの心を培養し、研ぎ澄ませ。】

【悔しいがこの相手、恐らく、同格か格上だ。】
【ああ、悔しがれ。或いは、醜いまでに、妬め。それが刃の素だ。玉鋼だ。】

【刃の黒に、心の黒を注げ。】
【ーーもっと、もっと真っ黒に染め上げろ。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/17(日) 01:55:21.45 ID:MIJCNtnNo<> >>246

あら――――そうも否定されてしまうと困りますわ
貴方に揺さぶりを掛けて何とか隙を突こうとした作戦のつもりだったのですが…

【敗北を悟ったのか、大きく溜息をついてニッコリと微笑みリーネ】

あらあら…そうも言われると傷つきますわね…
こう見えても昔は大きなお屋敷の一人娘だったのに…

【残念そうにそう呟いて、もう一度大きく溜息をつく】


そうなの―――――
  じゃあ話は簡単ですわ、早く私を葬りなさい



【殺す事は厭わない、そう言われて静かに目を瞑るリーネ】
【だが待てと暮らせど意識の終わりがやってこない】


【不思議に思ったリーネが少女に目をやった――――その瞬間】

【望み通り、リーネの意識は真っ白に染まった】
【正確に言えば記憶を消されて、一瞬だけ全てが静止したといった方が良いかもしれない】




あら…? 私一体ここで何をしていたのかしら……
家に帰ったはずだったのに……

【封鎖された数日の記憶だけだったらしく――――】



気味が悪いわ………

【忌々しげに辺りを見回して、そそくさとその場所を離れる】
【今日あった事を全て忘れれた事、それはきっと幸運なのかも入れない】


/絡み乙ありでした!
/描写不足など色々申し訳ない! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 01:57:55.36 ID:QNh97NS7o<> >>243

……………………

【呼吸を整えるように、深く息を吸っては吐く】
【ウェル子は、腹に残る手痛い損害を、可能な限り抑えるようにしながら、ブラックハートの言葉を、黙して、聞いた】


…………なる、ほど…………


【ブラックハートの吐露の後、しばしの沈黙を置いてから、ウェル子は再び口を開いた】
【張り付いた無表情の中には、若干の「満足感」が滲んでいて――】


…………中々どうして……世界とは……やはり憎らしいものです…………
貴方様の『芯』――――世界が貴方様を別の環境にさえ生んでいれば…………
まだ少しはマシな世界だったのかもしれません……ね……


【『憎悪』――ブラックハートの「芯」を、今、ウェル子は見た】
【もしも世界に神があったならば……ブラックハートは、その活力を、もっと明るい方向に、費やせたのかもしれない】
【そしてブラックハートだけでなく、自分も……】
【――と、少なくともウェル子は、そう感じ取った】


……奇跡や偶然、という言葉はあまり好きではありませんが……
今宵ばかりは……少しその巡り合わせを信じてみるのも……悪くない……ような気もします……


【ハッキリとした表現は使わずとも、ウェル子は間違いなく、目の前の相手に対し、何か共感を持ち得ていた】


……そうですね……今回は痛み分け――
勝利者無しの戦場というのも……また、絶望的で美しいではありませんか……


【かくして彼女は、ブラックハートの提案を、許容する】
【ウェル子から湧き出す黒い羽根は、その宣言と同時にストップし、ふらふらと、おぼつかない足取りながら、やっと立ち上がった】

【しかしながら――】


……貴方様のような者がいらっしゃりながら、機関は役者ではない……と仰いますか――
そうなると……わたくしはまた世界を否定するのに使える存在を、探さねばなりませんねえ……

…………いっそわたくしが機関員に…………いえ、今は、これを口にするのはやめておきましょう…………

少なくとも、対面の貴方様に、失礼になっては、いけませんから、ね…………


【――ウェル子は、ブラックハートの「瞳」を、見ようとするだろう】
【広く暗く澄み渡るウェル子の碧眼は、夜闇をやつしたような寂寥感を醸しだし――】


『覚えました』よ――――『ブラックハート』お姉様


【存在感のある、鈴の音のような声が、噴水の音にまじって、場を満たすだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/17(日) 01:58:05.14 ID:ieQ09GKlo<> >>242>>244

舐めるだなどとは、とんでもない!私は皆様の力に敬服し、敢えて受けようというもの!
素晴らしい芸術品を見て意識せず溜息を付くようにッ!常人離れしたパフォーマンスに拍手を送るようにッ!

さて……『パンゲアの氷塊=xを、貴女にお送り致すとしよう―――ッッ!

【カッ=\―という音が、巨大な氷塊と光の槍、その双方がぶつかる音で響き渡った】
【ソレはちょうど先ほどの闇と風がぶつかった時と同じように拮抗して――いや、些か“パンゲア”が上か】
【老人、ガイストは氷塊を射出した後も、尚も続けて魔翌力を流し続けているのである】
【加えてカズネの魔術は最低限ながら力を押さえられていて、其処が差となったのか――――】


【―――チェーンと銃弾が交錯して、ガイストの元へ向かったのはその時である】
【即座に視線を向けるも俄に―弾道が動いたことに―驚いた様子で、目を見開き】

【きっとセリーナが生きていると予想して呼び戻したのだろうリリア≠焉Aこれには反応が出来なかった】
【故に、六罪王ガイストの首元を抉るように銃弾が命中―――その瞬間に、力の均衡は崩れ去った】
【ピシっ=Aバきッ=\―氷の砕ける音、そして3つの光芒がついぞ老人の魔術を破って、その身を穿つ―――!】


【―――同時に、爆発が巻き起こる。とはいっても魔翌力のぶつかり合いから生じるもので、煙幕こそ起こるが】
【まず、反撃はない。それは確かなのだ、首を抉り胸を撃った。万が一、人でなくとも老人を気取る歳――即ち、体力は低いはずで】

【ふるっ、と指輪の震えが収まった。綾津妃の姿も見えないが―――無事、なのだろうか】
【ソレがどういうことを意味するかは分からなかったが、パルテノンの幻想さを生み出していた黄昏が、僅かばかり熱気を増したように思えて―――。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage saga<>2013/02/17(日) 02:03:06.90 ID:90Cu8yhMo<> >>241
我願う、我を導く巨砲を!

【魔力が溜まった魔方陣は、既に発光すらしている】
【中でも少年の前方の、空中に描かれた魔方陣は強い光だ】
【そんな中少年も同じく、準備が完了した】
【詠唱の終了と同時に前方の魔方陣も描き終わった】
【そして放たれる、少年の最後の一撃が】

【前方の魔方陣から放たれるのは、とても太く、とても大きいレーザー】
【白く輝き、周囲を照らす】
【太さとしては、直径2メートルほど】
【その大きな攻撃は、同時に少年を守る盾ともなる】
【濁流が当たる直前、ようやく放たれたそのレーザーは濁流を掻き分け男へとまっすぐ伸びていく】
【威力は高い、それまでの小さな弾丸などとは比べ物にならないほど】
【しかも、それが散らばりもせず、一箇所に集まったのだ】
【男を殺すつもりの一撃、しかし濁流に阻まれ威力を落とし、死に至るほどの威力は残らない】

【一方、少年の横】
【濁流は、掻き分けて進んだだけで打ち消したわけではない】
【濁流はレーザーの横へ半分以上残る形になる】
【それが当たる、その寸前】
【腰についていたスライムが、足元へ落ちる】
【そしてスライムが異常増殖を遂げる】
【足元から体全体まで覆い隠すように】
【それで体を守ることは出来ないが、体制を崩さずに保つことは出来る】
【そして、残った濁流は勢いそのままに少年を襲う】
【だが、少年に傷は増えていくが体制は崩さない】
【完全にスライムのおかげだ】

【……しかし、少年はもう集中しておりそこまで注意を払うことは出来ないはず】
【だったら、何故―――?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 02:10:59.18 ID:c4TYtJsxo<> >>247>>249


――出力はいまいちかなー、魔翌力の込め方が甘かったのか……それか足りないの感情の昂ぶりの方?

でーも、殺さないとはなかなか甘っちょろいし、無論再起不能にしたみたいだけど
私ら『クレムリン』はさっさと仕留めないと普通の人間よりすぐ復活しちゃうよ?それでもいーのかなー?


【ねえ、と右の曲刀の切っ先を月音に向けながらブレンはふふーん、と小馬鹿にした様子で笑みを浮かべながら聞いてくる】
【私らクレムリン?クレムリンは先ほどの怪人たちの総称でいいとしても―――この少女もその"怪人"の一種なのか?】
【すぐ、とは言っても数時間ではあるが、それでも殺害以外の方法では相手から兵力を奪うことは出来ない】
【何故こんな不利益な戦い方をした?と、暗に月音に聞いているようだ】

【一方で、なぜか他の二人とは違って怪人態へと変異しないブレンヒルトはその曲刀を改めて構えると】


そろそろベイゼたちも作戦を終了させる頃のはずだし、無論いつまでも遊んであげるつもりもないし!
ちゃっちゃと切り上げて私らは帰ってお風呂にでも入らせてもらうから!


【レイニーエッジがジグザグに追ってくる、あれでは先ほどの斬撃も弾丸も狙いを付けて飛ばすのが難しい】
【そこで彼女が考え付いたのは、まずけん制で先ほどの光のカッターを大体の位置に発射】
【その後レイニーエッジに自分を追わせながらも移動開始、狙いは、――今戦いを終えたばかりの月音!】


そんな斧みたいな大ぶりの近距離武器を敵ならともかく―――味方のすぐ近くの位置で振り回せる訳?
私もろとも切り裂いてもいいんだったら好きにすればいいし!


【月音の近くへと寄らせることである程度相手の動きをこちらで制御しようと言う腹つもりなのか】
【そのままブレンが真っ直ぐ疾走、そのまま距離を詰めたなら少女の右肩めがけて曲刀を突き刺そうとしてくるだろう!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/17(日) 02:11:44.38 ID:q08Tc9UHo<> >>239
【ーーーバッファ・ロースカルビという男は、力に固執して、力こそがこの世の常、弱肉強食こそが世界の性だと考えていた】
【過去に、力無き時にーーー労せず飯を食らう人間を許せずにいた時の彼は、まだまともであった】
【力≠アそがーーーそう思うようになったのはいつからかーーーそれさえなければ、きっと今頃はこんなんではなかった】
【カノッサ機関でも鼻つまみ者にはならなかったーーー暴食に溺れたりはしなかったーーー更なる力を、求めたりはしなかったーーー】

【ーーー今となっては、彼がそれに気付く筈もない】

【砕けたのはフォンチュンではなくて、後ろにあった柱、絵画をかける太い柱が砕け、燃え盛る】
【深く突き刺さった槍を抜くと、振り向くーーーが、悲しいかな、最早フォンチュンの姿はーーー前≠ヘ、見えていない】

バーーーッファッファッファッファッファッファッファッファ!!!
どうしたぁ!?逃げる事しか出来ねぇかぁ!!

【燃え盛る黒い巨体ーーー悪魔のような風貌で、地獄から響くような大声で、バッファは叫ぶ、最早相手がどこにいるかもわからないくらい興奮しているのに】
【ズン!ズン!と、燃える床を踏み締めながら、バッファはフォンチュンのいる方向を察知、槍を構えて突進の体制を取りーーー】

【弾丸の様に飛び出したーーー瞬間ーーー!】

ーーーぐぶぇっ!?

【ピタリと脚が止まる、弓なりに曲がったバッファの、その脳天に突き刺さるは自分の投げた手斧】
【それを見る彼の目は、黒目が上に上がり白目を向いてーーーそしてバッファはーーー】

ーーーばーーーーーー


ーーーバッファッファッファッファ!!
ごんなもので!!ごんなぢいざなモノでオレサマがァァァァァァ!!!!!!

【ーーー笑う、笑って、ゆっくりとフォンチュンに向かって歩き出す】
【熱に耐えきれず砕けたゴーグル、白目を向いた、もう正気でない目が炎の向こうに見えて】

【ーーー正真正銘化け物になったかーーーああ、フォンチュンという正義に燃える少年の命は、こんな化け物の炎に掻き消されるのかーーー】

【ーーーズシンとした重い音は、バッファの足音でなく、寧ろバッファの脚は止まっていて】
【バッファの手から槍が落ちて、バッファの体が止まっているーーーすると】

…アアアアアアアアアアアァァァァァァアアアアアアアアアアアづい!!熱いいいいいいいいいい!!!!!!

【突然、もがき苦しみだすバッファ、『熱い』と騒ぐバッファは今まで熱さは感じていなかった筈だ、それが何故今になってーーー?】
【バッファは知る由もない、自らが打った能力強化薬≠ェ試作品だとーーーその副作用により、能力そのものが消え失せた≠ネどとーーー】
【体から新たな石油を分泌出来なくなったバッファは、燃え上がる炎を防ぐ手立てが無いーーー身体中に石油を浴びて火を放たれたと同義、炎の中で、ただのたうち回る】

【ーーー助ける必要もないがーーー救助しようとも叶わず、すぐに動かなくなって、後は肉塊がただ焼かれるだけとなる】
【フォンチュンがこれからすべき事といえばーーー燃え盛る画廊からの、脱出くらいだろうか】
【愚かな男の焼死体と共に焼かれたいなら話は別だがーーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 02:14:12.06 ID:PiI4Taj30<> >>244>>252

――ハァ、―――ハァ、はぁ・・・ッ!
(――よくまあ、爆発ばっかり起きる戦場だよ・・・ふふ、いつもアタシがやってることだけど。)
(ただ――どうやら。)

【拮抗していた――むしろ僅かばかり上回っていたガイストの氷塊が、崩れる】
【破壊の音が降り注ぎ、周囲を地獄へと変え――静寂。】

(――終わった、みたいだね。)

【瞬間、セリーナが装着していたティターン・アーマーは弾け飛ぶ――魔導機関は停止】
【装着されるのも自動なら、パージされるのも自動なのだ――鎧が崩れ去り、彼女の身体が晒された。】
【夕陽を浴び、全身に傷を負い、頭部からも血を流しつつ――ガンマンは立っていた。】
【口から煙の上がる銃――相棒を構え、ただ。立っていた。】

【そうして、もう一人の相棒――彼女なしでは絶対に切り抜けられなかったであろう、掛け替えのない戦友へ】
【――もう一度、サムズアップ。】

――は、は・・・やる、じゃん・・・カズネ・・・つっ!・・・かはッ・・・!!

【疲れた様な笑みでそう言いつつ、彼女は――膝から崩れる。】
【なんとか、倒れる事は阻止するが――もはや継戦は不可能だろう。】
【カズネの元へと走り寄りたかったが、そうもいかないようだ。】

【そもかく、視線は"煙"の方へ――振動は収まったが、綾津妃は―――?】

はぁ・・・はぁっ・・・!あ、やちゃん・・・!!いきてる・・・!? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 02:16:17.07 ID:y5FPl3um0<> >>251

別の環境にさえ…………生んでいれば…………か

【――――その言葉は、ブラックハートにとっても、重い言葉だ】
【――――もし、自分が先天性の免疫不全などもたずにこの世に生まれてきたなら、『金食い虫』などと言われ、機関に売られる事も無かっただろう】
【それ以前に、機関の方で自分を『被験体』として欲しがる事も無かっただろう】
【そうすれば、例え貧しくとも――――人並みの、ありふれた幸せの中で生きていけたのかもしれない】
【そう――――こんな身体でさえ、生まれてこなければ――――】

…………そうかもね…………
あんたみたいな…………凡俗な『人間』とは遠い…………そんな人間に、会う事も出来た…………

【ブラックハートの方も、同じような気持ちだったのかもしれない】
【人間の身勝手さ、そして愚かさ――――そう言うものを嫌い、その全てを殺戮する事を望んでいるブラックハートに】
【世界の『絶望』を望むウェル子の姿は、どこか運命的に感じるのだ】

……あぁ、上からは何言われるか分からないけど…………悪くない話だねぇ…………

【ウェル子が停戦の呼び掛けに応じたと見るや、ブラックハートも肩のガトリング砲、そして右腕の赤熱を解く】
【聖遺物のために侵入すると言う目標は果たせなかったが、内部に入り込んだ味方が上手くやった事を期待しよう】
【少なくとも『足止め』と言う意味なら、完遂したと言えなくもないのだから――――】

……仕方ないさ、世界って奴は、それだけ懐のでかい奴だ…………
でも、近づく事は出来るだろうさ…………クズどもの屍を、積み上げていけばさ…………!

【覗きこまれる瞳――――だが、ブラックハートのそれは、機械化された、顕微鏡の対物レンズの様な、感情など本質的に表われ得ないものでしかない】
【もし、そんな中からも何かを見いだせるのだとしたら――――深い殺意、蠢く憎しみが、そこからは見てとれるだろう】
【――――――――だが、その中に『淀み』も感じられるかもしれない。人間に対する憎悪を阻害し、微かに抗う様な――――そんな『淀み』が】
【例えるならば、パンドラの箱の最後の希望、そんなものに似た何かが、憎しみの海の中に垣間見えて】
【もっとも、ブラックハート自身、それに気付いてない様でもあるのだが――――】

…………こっちも覚えたさ、ウェル子…………世界に自分を叩きつけるまで、身を厭いなよ……!

【――――こうした、相手を気遣う様な言葉は、例え『仲間』であると認識しても、完全な憎しみの中からは出てこないだろう】
【何かが、まだ残っている――――それが、潰えるのかそれとも輝くのか――――それこそが、今後の彼女を決める事になるのかもしれず】

【ともあれ、ウェル子にその言葉を残して、ブラックハートは『アンカー』を射出してその場を離脱する】
【ブラックハート自身にとっても、機関にとっても、あるいはウェル子にとっても、この出会いが意味を持つものであると、確信しながら――――】

/遅くまで乙でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 02:17:23.15 ID:nmI2b5Lwo<> >>252>>256

(…………負ける……っ!?)

【攻撃は一瞬、されど僅かな間相手の氷塊は時を止めるには十分な代物だった】
【恐らく自分より数段上の使い手、恐るべき相手だ】

【だからこそここで負けては意味がない】
【全てを出して足らないならば持てる限りの奇跡を総動員して】
【万感の想いを込めて、放つ――――――――】



――――――っ……あ……

【砲撃の後、魔術回路は音もなく壊れ】
【その宿主たるカズネは地面に膝を落とし這いつくばる】
【しかし術者が倒れて尚、後方に立つその魔術杖はまだ余りあるとばかりに魔翌力を垂らし……】


……………う、……く

【カズネの体内は損傷を通り越し彼女自身が回路その物に近くなっていた】
【内部が自分自身ではないような異物感に立ち眩み出血も相まって倒れそうになるが】
【それでも既の所で踏みとどまるのは綾津妃と敵の姿を確認していないから】

【声を上げて、名前を呼ぶ】

綾津妃……セリーナ……!無事よねアンタ達……!
無事じゃなきゃぶっ飛ばすわよ……!!

【杖に縋って身体を支え声を荒げる】
【セリーナの声色は聞こえるがしかし眼の裏ではまだ光芒がチラついて景色も定かではない】
【けれどそれも直ぐに分かる筈だ、霧は晴れるモノだから】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/17(日) 02:17:28.69 ID:ieQ09GKlo<> >>248

【斬ッ=\―音と、肉とは違った不思議な感触の後に、攻撃的な女性のマインドは消えた】
【その威力、効果の程を身を以て教えたようなものか。確かに強力――だが、無意味だ】
【強いだけの一振りの剣など何処にでも存在する。旧いだけならいくらでも見つかるだろうに、何故これ≠ネのか】

【ベイゼからの答えが無いのは―――恐らく、奪うだけしか聞かされていないからなのだろう】
【小さな呻き声を上げて、水の引いた床へと身を横たえるその女性は今、ひどく小さく見え】


テメ、ェ……剣を、よくも……、……っ。……―――いや、仕方ねぇか

……ハッ、ソニアが起きてなかったのが、まだラッキーだと考えるべき、っ、なのかねぇ……
起きてたらどうせ、『約束して』とか言われるだろうしよォ――負け≠セ、ナウファル
此処は、俺の……な。だが、それで変えるほど安い考えでも、無ェ……のさ……―――ッ。


【ふつりと、その意識が途切れた。マインドは精神をそのまま具現化したようなモノ――胴体を2つにされれば、そうもなるか】

【かくして、些か最後は呆気ないもの――この博物館に於いての、機関の目的は挫かれたと言えるだろう】
【暫くして他の戦局が落ち着けば自警団らが駆けつけて、ソニアもナウファルも、何もせずとも助かるはずだ】
【だが、問題は2つ。ベイゼ・べケンプフェンの身柄をどうするか=A残光剣を持ち去るか否か=z

【決めるのは意識があり、現場に居たナウファル―――これは客観的な意見、なのだが】
【ベイゼに関しては、恐らくUNITED TRIGGERに預けるのが良いだろう。自警団では手に余るが、今名の売れた其処ならば信頼できよう】
【また剣に関しても、自警団らに気付かれないうちに持ちだして、どこかに隠すか自分で持つか、誰かに預けるかするのが良い筈だ】
【そうでもしなければ恐らく剣は再度此処か、他の場所に置かれる。そしてまた襲撃事件が起こることが予想されるからだ】

【―――勿論、他の選択肢もあるかも知れない。決めるのは全て、ナウファルの――貴方の自由、というわけで】
【1つの大きな戦局は、淋しくも一先ずの終わりを見せたのだった―――――。】

/と、これにてVSベイゼ戦は終了となります、お疲れ様でしたっ!
/それから身柄と剣についてはマジでお任せしますので自由にしてくださいましー!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 02:26:15.63 ID:0RBQ3ERno<> >>253

【兄弟と、少年との最後の一撃がぶつかり合う】
【完成した魔方陣、そこから放たれる光の奔流。レーザー。神々しくすらある、光の一筋】
【兄弟の濁流は、切り裂かれた。真正面から、押し負けた】

【濁流は勢いを殺されつつも、少年へと至ったようだ。しかし、再び現れるスライムが、それを阻む】
【もはや満身創痍、体力も集中力も限界のはずの少年が、どうやってそれだけの芸当を成し得たのか】
【兄弟にそれを知るすべはなかった。それが、この場で兄弟が見た最後の光景となったからだ】


【威力が落ちたとはいえ、極限まで凝縮されたのであろうレーザーは、兄弟の胴体の中央を貫いた】
【勢いそのままに吹き飛ばされ、反転する景色。流れていく、テラスの情景】
【兄弟の身体は、大きく、大きく飛んでいき、テラスの低い柵を飛び越えて、虚空へと投げ出された】

「『……ハっ……』」

【刹那、二人揃って苦笑するかのような声を漏らす。それも一瞬のこと】
【兄弟はテラスから落ちて行った。最後の苦笑以外、悲鳴の一つすら発することなく】
【この高さだ、転落死は免れないはずだ。しかし、当然聞こえてくるはずの、地面にたたきつけられる音は響いてはこなかった……】


【決着は付いた。賞金稼ぎの少年は、邪悪なる双子を打倒したのだ】

【彷徨う古城 三階テラスでの戦い――勝者・木蓮】


/すみません、そろそろ眠気も怪しいので、締めとさせていただきたく
/遅くまでお疲れ様でした! ありがとうございました!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/17(日) 02:30:16.99 ID:dHdKO33IO<> >>255

【投擲した斧は、男の頭に命中】

【しかし、男は叫ぶ。吼える。狂ったように嗤う】

(――駄目か……)

【力が抜け、少年はその場に立ち尽くす】
【万策尽き果てた――絶望しかけた、その時だった】

【突然、男が悶え、膝をつき、のたうち回る】

な……
これは……

【少年には何が起こっているか分からなかった。薬の副作用など知る由もなかった】

【それでも、男はもう戦えず、じきに部屋全体が炎に包まれることは分かった】

――じゃあな。一緒に焼け死ぬのは御免だから。

【火が燃え広がる。部屋全体が炎の塊と化すのは時間の問題だ】
【炎が出入り口を塞がないうちに、少年は急いで部屋を後にした】

/お疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/17(日) 02:35:14.49 ID:90Cu8yhMo<> >>260
なん……で
あ、もう……意識、が……

【集中は解けた、全てが終わってから】
【気付いたのはしばらくたってから】
【体にまとわり付いていたスライムを見て、疑問を抱いた】
【だが、もう動かないはずの体を魔術で無理やり使っていたのだ】
【疑問の答えも出ないまま、勝者はその場に倒れこんだ】

【もう、意識なんて残っていない】
【スライムは、一度少年を守るように被さってから、淡い光を放ち、消滅した】
【もう少年の意識など無いのに、最後の動きは残して言った】

/遅くまでお疲れ様でした
/それとありがとうございました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/17(日) 02:35:50.81 ID:42k/qTAfo<> >>254

【素人の目測だったが、二人の戦いは互角、あるいはレイニーが劣勢のように見えた】
【まだ、終わっていない──加勢するべきだろう、少女がこちらへ猛進してきたのは、そんな折の事だった】

「……だって、殺したくない……じゃないですか」「同じ人間ですよ?そんなの、どうかしてます」
「あの人が改心するまで戦い続けるのが……英雄として成すべき事かな、と私は思うんです」

【敵の意味深な言い回しを知ってか知らずか、接近しつつある相手へ】
【月音は、青臭い持論を真顔、至って平常だと言わんばかりに答えてから、改めて笛を握り、身構える】

【もう一度、場に似つかわしくない雅やかな音曲を続きから奏で始めて──】
【が、その曲調には当初あった“キレ”が失われていた、心身ともに衰弱しているのは、明白】


《リスクを恐れるが余り……拾える勝利を、拾いに行かないのは……弱者のする事──ッ!》

【もし、この場で勝利を収めようとするるのならば、レイニーの躊躇いの無い一撃が、恐らく必須だと】
【即ち、自分が敵を抑え込み、的確に彼女の攻撃を当てさせる必要があると──考えて】
【右肩へ突き出された曲刀目掛け、振袖の左腕部から垂れる袂を振って】
【その中に仕込まれた鎖を以て、刃を絡め取り、その動きを縛り付けんとする──ッ】


     《───ぐぁ──》「……あ、や……嫌……あぁぁあぁぁあ───」

【その成否に問わず、曲刀の切っ先は彼女の肩へ吸い込まれて──噴出す鮮血】
【今日、否、生来初めて受けた刃の刺突は想像を絶する程に痛く、そして──苦しかった、自然と笛から、唇が離れていった】
【体は強張って、突き立てた側としては、収縮した筋肉に刃を押さえつけられるような感覚に、陥るかもしれない】

《……レ、レイニーさん……私の事は気にせずに──ガンガン攻撃しちゃってください──ッ》
     《───お願いします……お願い、ですから……ッ》

【痛みと初めて味わう死の恐怖に、がくがくと顎を震わせながらも、意を決してレイニーにその言葉を投げかけるけれど】
【───如何せん、遅すぎたかもしれない。果たして、月音の声は彼女に届くのだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 02:36:43.72 ID:QNh97NS7o<> >>257


――――ええ…………


【絶望に身を焦がすのも、楽ではない】
【単純に茨の道である……という事実以上に――】



…………「また」…………いえ、『さようなら』――――



【――「また会いましょう」なんて、どこか『希望』が顔をのぞかせるような台詞を使うことを、大脳が拒否するのだから】

【けれど、水先案内人は、それでいいと、自分を納得させる】
【この生き方は自分で選んだのだ、世界に選ばされたのではないのだから……】
【……と、世界の邪悪さに打ちひしがれぬように、己に言い訳をする】



…………ま、ここでこれ以上何を考えても進展があるでも無し…………


今はただ…………勝者のいない戦場――――っと、間違えました


『敗者のいない戦場』を…………カラスの餌として、去りましょう



【最後に出した三羽のカラスを引き連れ、ウェル子は迷路状の植え込みへ姿を消していく】
【――迷いはしない】

【なぜなら、わたくしは、】


             【――「カー」――】


                        【水先案内人なのですから】



【――――――――  ブラックハート≪No.616≫ VS ウェル子 ………… 敗者無し 】



/ありがとうございました、お疲れ様です! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/17(日) 02:44:38.90 ID:ieQ09GKlo<> >>256>>258

【少しずつだが霧が晴れる。天井にも爆発が波及したのだろうか、小石もころころと降ってきて】
【まず、倒れ伏すガイストの姿があった。上半身を覆っていた外套が消え、その胴には3つの穴があり】
【首から漏れだすのは緑の血液=\――セリーナは昨晩見ただろう、白い魔獣と同じものだ】

【更に、彼の胴には奇怪な物があった。宝玉ではないようだが、強い力を持った宝珠≠ェ胸に埋め込まれているのだ】
【ぐったりと倒れ伏して動かない様子は、件の宝珠もあってなにか人形≠フような―――】


【――ジリ、と神殿の温度が上がる。温度、熱―――熱=H】
【何か、おかしいのではないか―――そうだ、あの使い魔は何処に行ったのか。リリア≠ヘ何処に】
【それにそうだ、『綾津妃と台座が見当たらない』≠フが、最も強力な違和感で――。】


―――やぁだもう、お爺ちゃんの方、完全に壊れちゃってるじゃな〜い!
折角リリア≠ェ頑張って作った入れ物なのにぃ……まっ、仕方ないか。

本当はまだまだ弱いから出るつもりなかったんだけど、やられちゃったなら、ねぇ〜?
UNITED TRIGGERで有名なセリーナお嬢さんと、探検大好きヒトツギ・カズネちゃん……
『覚えた』わよ―♪ 初めて殻≠壊して私を外に引きずりだした人たち、ってね。


【甘ったるい女性の声、不可解なまでに晴れ切らない煙幕、そして見えない声の正体】
【いや、煙の向こうにうっすらとは見えるのだ。しかしそのシルエットは――まるで、悪魔】
【蝙蝠のような二枚の翼、使い魔にもあった先の尖った尻尾、そして頭部の角は一本、だが】
【何より特徴的なのはくるくるとカールしたオレンジの長髪。そればかりが影の中で色を持っていて】


【―――全貌も分からないうちに、そのシルエットから強い光が放たれる】
【攻撃性のあるものではないが、きっと疲弊した今の二人であれば見て≠オまうだろうソレは】

【『記憶を混濁させる=x―――なんていう、ここで見たことを忘れろとでも言うかのような効果を持ち】
【ふと気付いた時、二人はかの交易都市レナールで自警団の保護を受けているだろう】
【終局間近の戦場から、唐突に“後日談”まで、飛ばされるのだ。聞けば、“彷徨う古城”は何処かへと去ったといい】
【また綾津妃から授けられた指輪も、ガイストを3つの光芒が貫いた後の記憶も――綺麗サッパリ、消えてしまう】



【この事変は、これで終わり。あまりに唐突で、奇怪で、納得の行かない最後=z

【そしてまた後に分かるのはガイスト・ウォレン≠ェ生きているらしい、ということで】
【新たな戦火だとか、負の螺旋だとかよりも余程奇妙で―――不愉快な終わりと続きが、そこには在った。】

/っと云うことで、VSガイスト戦はこれにて終了となります!
/尚、途中で折れた魔獣の角は片方ずつお二人が所持していた、ということにしておいて頂ければと思います。
/角の効力だとかは昨日のイベントログを参照して頂ければっ……それでは、お疲れ様でしたー!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/17(日) 02:50:53.87 ID:q08Tc9UHo<> >>261



【ジャリッーーー】


「ーーーおー、派手にやってるぅ」
「…いや、もう終わってっか!ナハハハハ!…は〜ぁ…」

【ジャリッーーー】

「派手に燃えてっから見に来たら…もう終わってんじゃねーかよクソがッ!!クソがッ!クソがッ!」
「…まーいいや…さっさと他いくかーーー」

【ジャリッーーー】

【ーーー燃え盛る炎の中、それを見ていたのは、炎に飲まれる絵画だけ】
【それも、立った今燃え尽きたーーー】

/お疲れ様でした <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/17(日) 02:53:10.42 ID:gzhkF1YB0<> >>254

ぐっ…………くそぉっ、カノッサ機関の塵芥めッッ!!!

【斧を、冷静な自分を捨てるっ! そんな物はいらない。必要なのは、あの女の隙を突く刃ッッ】

っ…………月音ぇぇぇっ! その女をそのまま、止めていたまえッッ!!

【ああ、疾く、疾く、疾く疾く疾く疾く疾くだッ! だが月音を巻き込んではならない……!】
【前傾姿勢で、止まる事なんて考えない。 迷っていては、奴を取り逃がす!】

【丸腰で良い! 宝玉が有る! 私の身体そのものが、刃物だ!】


おおおオオオオオオッッッッ!


【柄にも無い大声だなんて、気にもならないッ! 柄なんて、どうだって良いッ!!】

【只、斬裂 ッッ!】

【加速に加速と加速を重ね、一本の槍と化した私がッ! その勢いのままーー】
・・・・
【右腕から『生やした』刃を以って女を両断するーー!】
【最も高純度で、高圧な! 宝玉魔翌力の結晶刃ーー骨の髄まで叩き斬り捨てるッ!!】

[ピーーー]ッッ カノッサ機関!!

【間違っても月音の血は見たくない。私の敵は、悪だけだ!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 03:09:31.05 ID:PiI4Taj30<> >>258>>265

【――霧が晴れた。】
【セリーナは膝を突いたまま、周囲を確認する――綾津妃はどこだ。】
【いや、それも大事だがガイストはどうなったのか――リリアというのが生きていれば、また交戦か――】
【しかし、週末はあまりに意外な――予想だにしなかった形で訪れた。】

――ああ、生きてるよカズネちゃん・・・っ!!なんとか、ギリギリのところでね・・・それよりっ!

――綾ちゃんッ・・・!?どこへ行ったの・・・!?
(そんな――まさかあの炎に拘束されたままどこかへ――?)
(だとしたら戦闘中に――あんなに激しい戦闘中にそこまでこなしたっていうのワケ・・!?)

【そして感じるのは違和感――消えたのは綾津妃だけではない。リリアも――そして】

(――おかしい。まるで事切れた死体――ていうよりも、人形、かな・・・中身を失ったみたいな――)

【ガイスト。いないのだ。存在を感じ取れない――と思った矢先の変化。】

(――あの、血液、は―――まさか!!)

【緑色の血液。上がり続ける温度――ピースが繋がり始めた。】
【そして――聞こえてくる声。現れる影。】
【オレンジの長髪のみが、不気味にも視界の中で輝きを放っている――ただ、その姿は胴見ても人間のそれではなかった。】
【――悪魔。自身の持つ銃にも宿っている。それ。】

入れ物、殻――はは、つまり・・・そういう、コトなんだ・・・ね・・・!
てぇ、コトは――アンタも、倒さなきゃ、だ・・・!!

【振り絞る。力はもうない。だが、それでも――弾丸をリロードしようとして、相手を視界に補足し、そして――――】




―――――――ぇ・・・

【気がつけば、自分は自警団の元に居た。手元にはテンガロン・ハットに"弾"末魔、そして――倒した獣の角がひとつ。】
【そうだ、あの時自分はガイストへと弾丸を放ち、そしてカズネが最後の一撃を放った――そこから、】

【・・・そこから。どうした。何も。覚えていない――】

(・・・つっ・・・!頭が、痛い・・・なんだか、とっても・・・色々と大切なコトを――忘れているような。いや――)
(幻覚、だよね。すごい戦いだったから、後遺症みたいのが残ってるだけさ、きっと・・・。)
(あのあと倒れちゃって、多分自警団に助けられたんだね――・・・でも。)

【心に残るのは――二人。】

(カズネは――無事、かな。それに―――)

(・・・綾、ちゃん。)

【――終焉は。唐突に――。】

/お疲れ様でした!本当に、本当に!お疲れ様でしたー!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 03:11:57.93 ID:nmI2b5Lwo<> >>265>>268

―――――――ちい

【冷静な頭脳は結論を直ぐ様導く】
【探索用の装備であればその正体を掴めたかもしれない】
【今回の件は完全に自分の落ち度だ、失態だ……顔を歪ませる】

…………そっちが本物っ!!

【吐血など知ったことではないと忌々しそうに叫ぶ】
【悪魔、アイツが……元凶!】

ここで――――――!

【やらなければならない、だから回路を接続しようとした】
【でもそれに指示を与える筈の自分が動かない、司令が送れない】
【それも当たり前だカズネ自身が回路に近い状況で正確な操作など出来ない】

クソおおおおおおおお前っ!お前っっ!!

【ショートした回路、電荷に耐えられない身体は遂に停止を迎える】
【限界を越えようとした精神はしかし肉体が拒む】

逃げるなっ!!戦えっ綾津妃はどこに
やっ……た……――――――――

【途端、世界が暗転する】
【いや始めからその瞳は閉じたままだったか】
【プツンと何か切れるような音が聞こえて、カズネは倒れる】

【間際、強い光は瞳を開いたままのカズネに届き】
【曇る記憶、いやそれも必要無かったのかもしれない】
【既に脳は焼き切れていてその機能の3割も果たしていなかった】

【ただ、杖はそこにあって……何も言わないままで円盤を回収して佇む】


【保護されたカズネは直ぐには目覚めない】
【限界負荷のかかった身体はそれほどまでに疲弊していたから】
【目覚めた時には時制が一致しないで暫く混乱し騒ぎ立てる事だろう】

【そして出来事の終わりを知って1人宛てど無い怒りを覚え】
【取りこぼしてしまった彼女と力の無い自分を想うのだった】

/お疲れ様でした!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 03:19:12.68 ID:c4TYtJsxo<> >>263


―――ウソおっしゃい、無論本気でそう思ってるんだったら―――そっちの相方を
どうして止めてくれなかったのかなー?用は自分の手を汚したくなかっただけなんじゃなーい?

うんうん、無論こりゃあ負けたホースもさぞ悔しいだろうね、こんな卑怯者に負けたって考えれば!


【思ってる事をそのまま言うだけで、相手を抉るように差してくる言葉の刃】
【そしてその次の曲刀を差した手応えがある、急所でこそなくともなかなかのダメージを与えたはず、そう思ったが】
【生み出した曲刀が―――抜けない?力任せに刃を絡め取り、封じたのか!】


あ、あら!?抜けない!うわやば、こっち来るじゃん!
このままじゃあ動けない―――から、もうこっちの曲刀は捨てるしかない!


【そこでブレンはあっさりと、その曲刀を手放して己の自由を取り戻してしまう―――同時に、グズグズと剣が崩れ始める】
【まるで役目を終えたように―――この剣は使い捨てなのか?】

【だがそこに至るまでの判断がほんのわずかに遅い、真っ直ぐ来る剣を残ったもう片方の曲刀でとっさに防御するも】
【その高純度の結晶刃は、急造の試作品では受け止めきれず、ばきん、と音を立てて崩れ、慌てたブレンが避けようとするも、左肩にざくり、と切り傷を作った!】


い、ったぁ……流石に2vs1はチョーシ乗り過ぎちゃったか……無論私適当な所で切り上げるつもりだったから
ガチでやり合うとは思ってなかったのに、あーもう!

……今日はここでお開き!―――じゃーね!


【半ばやけを起こしたように、月音の傍まで駆けた真の理由である―――退路への接近を完了した】
【このままそこから抜け出して、ブレンヒルトは戦線離脱するだろう、とりあえずこれで無事にカノッサ機関を追い払う事が出来たわけだ】
【大将と、いつの間にか先ほど意識を奪ったはずの怪人も姿が消えているが、逃したとはいえなかなかの戦績となっただろう――】

【――なお、拷問を受けていた青年はその後、無事誰かが呼んだ救急隊に搬送されたようだ】

【←To Be Continued...】

/では遅くなりましたが皆さんお疲れ様でしたー
/なんか雑になっちゃって申し訳ありません、ではおやすみなさい…… <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/17(日) 03:30:35.00 ID:42k/qTAfo<> >>270

「違……負けるのは……それは、……ですから」

【霞む視界、薄れゆく意識──月音を朦朧とさせるのは、痛みが与えるショックのみ】
【一丁前に振る舞いこそしていたけれども、数か月前まで一介の町娘だった彼女にとっては、余りに大きい衝撃だった】
【反論を許さない己の体──鬱憤と傷心を残したまま、重力にされるがまま、その場で崩れ落ちる】

【薄く細まった目蓋の隙間から、嘲笑うように遁走する敵の姿が見えた──今度こそ、勝ったのだろうか】

【右肩に刺さった曲刀が霧散消失したのにすら気づかないまま、月音はそっと、目を閉じる】
【ああ、あるいはこのままここで死ぬのだろうか──なんて、大袈裟に過ぎる考えを抱きながら、体の力を床へと委ねて】


「……レイニーさん、わたし……初めてでした、けど……上手く、出来ましたかね……?」
「えと、ちょっと……眠いみたいです、きりの良さそうな所で起こしてくれれば……おやすみなさい」

【近くに居るのかもわからぬレイニーへと語りかけてから──眠りに、きっと、救急隊が駆け付けるまで──付いた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>saga<>2013/02/17(日) 03:46:49.51 ID:gzhkF1YB0<> >>270-271

【ーー腕の結晶刃を納める。……してやられた。】
【だが、手傷は与えた。部下も一人、刈り取った。あの女とは、因縁が出来た。また会うだろう。そして、殺す。】

【もっと、もっと研鑽せねばならない。もっと、研ぎ澄まさなくてはならない。】

……ああ、初戦にしては…良い方だと思うよ。
君も…疲れただろう……今は、ゆっくり休みたまえ……

【月音は実際、よくやってくれた。三対一なら、負けて、死んでいた。】
【甘さはある。確実に。あの馬は、討てていた。だが、倒したのだ。それだけで良い……】

【私も、疲れた。目を閉じる。もう、悪意は不要だ。】
【救急隊が来るまで、壁に凭れかかって待とう……桜園の血盟初舞台は、これにて閉幕だ。】

/遅くまでお疲れ様でした。有難う御座いました。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga sage<>2013/02/17(日) 03:56:28.91 ID:Adu+EhF7o<> >>259

【マインドを切り裂く一瞬、目の前の光景を否定するように目をつむっていたものの、その感触を受けてすぐに瞼を開く】
【ヒトとは違った感触と、血の流れぬ傷。僅かに、安堵に指が緩んだ】
【この剣のかつての持ち主との邂逅があれば、もっと震え立つような反応であったかもしれない】
【しかし何も知らぬ身に抱く気持ちは、ただひたすらに畏怖と、この剣が狙われた事への不可解さだった】

……まるデ、それじゃあ
考えノ為なら、自分ヲ犠牲にしてモ構わないように聞こエるよ……

【ずるりと、尻もちをつくようにその場に座りこむも、振り切った柄を握りしめる掌はそれでもなお手放しはしない】
【例え最後の言葉が相手に聞こえていたとして、やはり鼻で笑われていただろうし】
【この場に他の誰かが居たとして。いくら正義と悪という立場でも、理想論に満ちた青年の意見には賛同されなかったかもしれない】
【それでも、まだ甘くお綺麗な言葉を口にして。一度は座りこんだ身をゆっくりと起こした】


【――自警団が駆け付けた時、彼はソニアの傍に座り込んでいた】
【灰色のポンチョで彼の物と思われる武器か何かを包んで、とても大事そうに抱えていたという】
【自身も血塗れになりながら、ソニアを、彼女を起こさないでと、救護の者に必死で訴え】
【展示室の中に置き去りにされていたベイゼについては、UNITED TRIGGERに預けるべきだと主張し】
【自警団側もまた、それを受け入れた】

【誰ひとりとして知らない。ナウファルが抱えたポンチョの中身は、展示室より持ち去られた“残光剣”であること】
【誰ひとりとして知らない。気を失ったベイゼの手に、一度だけ、それを握らせようとしたこと】
【“シャハル”はただ、空に煌めいている】


/ひー遅ればせこちらもこれで最後のレスとさせていただきます
/お二方とも本日はありがとうございました、お疲れさまでした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/17(日) 06:04:46.90 ID:ieQ09GKlo<> 【襲撃より数時間後―――戦局は覆り、結果的に被害は中央博物館が多大な被害により閉館≠キるだけとなった】
【多数の美術品が燃えたり、破壊されたり、或いは水浸しになったりと、展示どころではなくなったためである】

【また“彷徨う古城”に関しては、やがてUNITED TRIGGERのセリーナ・ザ・キッドなどからも説明はあるだろうが――】
【『六罪王ガイストは倒した』、『古城そのものは何処かへ行ってしまった』という情報が錯綜する】
【もっとも城自体は人里を避けるように時たま出現し続けているため、“撃退できた”という噂が広まるのだろう】


【ところが、カノッサ機関に置いては情報が全く異なった。まず、六罪王ガイストは健在である】
【齢70を越えようという老人はその後にいくつかの声明を出したのだから、まず間違いは無い】


――本日は真にお疲れ様でございました、年寄りの気まぐれにお付き合い頂いたこと、感謝致しますぞ。
つきましては連絡が3つございます。1つはかの“彷徨う古城”を拠点として手に入れたこと――
2つ目は博物館側の襲撃失敗に伴う『旧遺物喪失』の知らせ、3つはその指揮官だったベイゼ殿の行方が知れずということです

まず“古城”に関しては本部からの転送用魔法陣が有ります他、牢も有りますので捕虜の監禁などにお使い下さい
ただ些か土着的な魔術の気……いわば“霊”が居りますので、住むのはオススメしませんな

2つ目については、本来“残光剣”というかの纏衣≠ェ使用していたものを追っていたのですが――
どうにも展示ケースは破壊されているのに剣は無く。何者かが持ち去った可能性もあるので、見つけ次第奪取を願います

最後に3つ目、これはなんとも言えませぬ。どうやら自警団に捕らえられているわけではないようですが……
数日して戻らないようであれば、能力を封じられて何処かに居るのでしょう。ともあれ、無事を祈りたいものですな―――。


【――と、内容はそんな所。後に本部でも目撃されているが、彼の使い魔リリアが言葉を話すようになった、という話も小咄としてあった。】




【そして、一方のUNITED TRIGGERでは、少しばかり達筆な文字でこんなメモが置いてあった】


アンジェルだけど、さっき自警団から身柄を預かって欲しいって事で連絡があったわ
相手はカノッサ機関のNo.3 ベイゼ・べケンプフェン……なんでもナウファルって人と、ソニアに負けたそうだけど
怪我は手当してあるし、今は適当に空いていた部屋に鍵かけて寝かせてるわ。能力を封じる手錠もしてるから大丈夫とは思うけど……

聞くところによると狂犬みたいな人らしいし、扱いには気をつけるほうが良いと思うわね
交渉の道具にするか、無駄とは思うけどなにか聞き出すか……他のみんなに任せるわ、私ってそういうの向いてないし。

……あぁ、それと彼女、服がびしょびしょだったから私の私服を貸してるんだけど
下着はセリーナの借りたわよ、ほら私は人にそういうの貸すって抵抗あるしその点セリーナって開放的じゃない?
なんにせよ、ナンバーズでも結構上位みたいだし後は頼んだわ。最近は色々と動き始めて大変だけど、みんな身体には気をつけてね――ー。


P.S. シェンと連絡が取れないんだけど、誰か何か知らないかしら?

                           アンジェル・ベルジュロン


【そしてアジトの空き部屋の1つには、確かに赤髪に黄土の目をした女性が手錠と猿轡をされて寝かされていた】
【本来安眠出来るような状態ではないが――それ程に戦闘で消耗したということだろうか】
【服装がカジュアルなだけに、機関員には見えない。しかし、メンバーの一人である少女であれば直ぐにベイゼ本人だと確認出来るだろう】



【かくして草原の魔獣、そして博物館と古城を同時に襲撃する二夜連続でのテロリズムは終焉を見た】
【双方得たものは大きく――いや、機関は少々損害の方が大きいが、新たな進展の種も幾つか在る】

【なにより、六罪王ガイストの神秘性。市井の噂と実情の差は、今回生まれた最も大きな違和感となり】
【或いはとある二人の記憶を擽り、また或いは同胞たる機関員の不審を引き起こすやもしれなかった―――。】


/これにて二夜連続でのイベント、完全終了となります
/参加していただいた皆様、本当にありがとうございましたー!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 11:52:15.36 ID:30WMZCYVo<> 【同日――UNITED TRIGGER】

……――――

【手負いらしき一人の男が、包帯だらけの腕でアンジェルのメモを手に取った】
【上の内容も然ることながら、その視線が留められたのは最後の追伸部分】
【暫し逡巡してから――それの下部に、割と流麗な崩し字で以下の通り追記する】

“今のシェンには、関わらない方が良い――悦那・S”

【語るべき多くを秘めたまま。男はくあと一つ欠伸を零して、再び自室に戻っていった】

-----

【同日――某国・機関本部】

「……さァて。囚われのお姫様、どないしたろか」

【あかずの間。あの左腕を軸に僅かなリンクを辿った先、彼だけがその在り処に気付く】
【携帯端末を手にとって、幾つかの認証をクリアした後に開く画面は、機関員用の連絡システム】
【だが――不意にその画面を閉じて、打ち込むのはとある連絡先】

「…………ご機嫌麗しゅう。兄(にい)や」

<……お前、夜の国の襲撃の件、分かっていて黙って――>

「それはもう謝ったやろ?ええやんか、結局娘も無事やったんやろうし
 そない事より……――――」

【伝えられる事柄。そこで蠢くナニカには、誰も気付く由など無く――】

/関連性ある身として一応の補足を
/主催様方、ありがとう御座いました <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 13:28:05.10 ID:y5FPl3um0<> 【雷の国 カフェ】

……『風の国で、機関の襲撃事件が発生』…………か…………

【燃えるような赤い短髪に黄金色の瞳を持ち、首には緑色のスカーフを巻いた】
【長旅用の生地の厚い服の上から、胸部を覆うブレストアーマーとショルダーパッド、焦げ茶のマントを羽織り】
【腰に歩兵用の両手剣を佩いた、身長170cm前後の青年が】
【屋外席のパラソルの下で、新聞を広げながらしかめっ面でそこに視線を落としている】
【テーブルの上では、コーヒーと食べかけのキドニーパイが、ふんわりと湯気を漂わせている】

…………ひどいな。最近どんどんと世の中が乱れていく…………
……このままじゃ、冒険家稼業も廃業の危険があるかな…………

【物憂げな表情を浮かべながら新聞を畳みこむ青年】
【単なる速報でしかない文面には、ごく一面的な事実しか載ってないので、それ以上読んでも無駄だと考えたのだ】

……あいつも、また機嫌を悪くしちゃったし…………さて、どうすればいい…………?

【コーヒーカップを持ちあげて、ゆっくりと口元に運ぶ青年】
【その暖かさのおかげか、青年の表情もその瞬間に、微かに緩んでいた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 15:06:38.05 ID:G5mqczjio<> >>276


  ――――それでは、どうするんですか?

【独り言に混ざって――まるで彼の“自問”のようにして問い掛ける、静かな声。】
【それを発したのは、恐らく先程まで彼が見渡す視界の中でただの風景と化していた“桔梗色”――同色の髪を持つ一人の“少女”。】
【単に“少女”と呼ぶにはやや大人びているが、“女性”と呼称する年齢でもないだろう。】

【偶然か、もしくは何らかの思惑があっての事か。彼のテーブル―――しかも彼の“背後”に位置する席で、彼女はくすくすと忍び笑いを漏らして。】
【それから彼女は店員へと声を掛ける―――どうやら先程此処に来たようだが、彼はそれに気付いていただろうか。】

【――堅いスーツを思わせるような、肌の露出面積の少ない薄桜を散らした鉄黒の魔法衣。】
【“戦闘用”に使うそれに身を包む彼女の姿は、恐らく彼からすれば単なる“一般人”のそれとは“映らない”だろう。】

【――――先程“割り込んだ”事に彼が不信感を持ったのならば、ごめんなさい、とでも彼女は軽く謝るだろうか。】

  何処で誰が聞いているか、分かりませんよ?
  誰に聴かれても構わなかったのであれば、結構なのですが――――

【そんな事を“独り言”のように小さく呟いて、また忍び笑い。】
【――彼女はそれ以上“踏み込んで”話す事は無いのだが――――このまま無言が続いたとしても、彼女の事は“無視できない存在”にはなっただろうか。】
【少なくとも、彼が独り言を続けるのであれば、また何か“口出し”して来そうではある。】

/投下から1時間半経過してますが絡んでも宜しいでしょうかズドーン <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 18:06:56.63 ID:rhbgBumSo<>
【 水の国、列車上 】


【――、幾ら科学技術の発達した国とは言え、田舎、という地は有る】
【人口が少ないという事は自然、国には鉄道網を発展させる要請も無く、出す金も無い】
【結果として、その辺りを走る列車は旧式・鈍行しか存在せず】



   「――、決してッ!! 決して動くなァッ!!」



【――、 加えて、警備システムなど配備されている訳も無い】



【…、…水の国中央部へ向かう列車が占拠されたのは、15分ほど前だ】
【三両編成の列車の最後部に押し込まれた乗客達が、聞かされたことには】
【占拠犯達はよく分からない政治的信念を持つ何者か達であり、何とか同盟団とかいう名前らしく】
【終点であるフルーソの中央駅に全速で突っ込み、同時に爆薬で列車を爆破、駅を破壊する、というのが目的らしい】
【事実――現在、列車の進行速度はMAXに近く、あと一時間もすれば中央駅に到達してしまうだろう】



「我々の崇高なる目的の、礎となる諸君ッ!!
 考えてもみるがいいッ!! この様な腐った世界を変革するにはッ!! 犠牲を伴うのが必定であるッ!!!――」



【――乗客の見張りを担当する占拠犯達は銃で武装して二両目への扉近くに立っており、その数は五名】
【何か不審な動きが有れば、先頭車両上に括りつけた爆弾を爆発させるというのが彼らの言である】



(――……、はぁ。)



【…、…若い、自称革命戦士≠フ演説が続き、乗客達が怯えた表情を見せる中】
【車両の奥、隅の方で腰を降ろし、窓の外を眺める人物が一人】


(…、…確か、二両目には7人、先頭には5人と――、爆薬のスイッチ、だったっけ。)
(何とか出来ないこともないけど、一人じゃスイッチを押される前に制圧できるかは五分五分。)
(かと言って、このままだと――、水の国の軍がヘリか何かで、列車ごと爆破するのがオチになる。)


【――少し長めの、適当に切った黒髪を垂らした二十代の青年だ】
【決して身形が良いとは言えず、着ているコートは年季が入ってボロボロ、彼自身も無精髭が薄く生えている】
【大凡、戦える人物には見えないが――、テロリスト達を制圧≠オようと考えているらしく】



――、……。



【――、さて、誰か手伝ってくれそうな人物は居ないかと、人質達を見回し】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 18:19:57.43 ID:jb9mbyfHo<> テスト <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)<><>2013/02/17(日) 18:23:36.61 ID:fVMmuo9ro<> >>278

【視線が絡む先には雑踏と呼ぶべき、いくばくかの人数しかいなくて】
【見たところと恐らく一緒の能力しかないのだろう、少なくとも、貴方のような戦える人間は居ない】
【――――否、一人だけ、その片鱗を潜めているのは、ある】


――――…………


【周囲の人々は、皆が皆、どこか絶望的で、怯えたような表情をしているのに】
【その少女だけが、遠くを見つめていて、その瞳の色を、淡い照明の下で揺らしていて】
【長いプラチナブロンドの髪が、すーっと薄く、伸びるみたいに】

【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【ゴシック調の紅いミニシルクハットと同じくゴシック調の白いブラウス、首元には紅のリボンタイ】
【紅いチェックのミニスカートの上から黒いコルセットで細いウェストを締め上げ】
【編み上げブーツに黒いニーソックスの雪のように儚い印象の少女】

【二人がけの席に、一人でぽつんと佇むと、胸元の十字架のロザリオが揺らめくのだろう】
【横の席には、大きな大きなバイオリンケースを立てかけていて、そこからは僅かな魔翌力が漂っている】

【――――しかし、力を秘めている、とはいえ彼女がアクションを起こさないのは】
【どこか怪我をしているのだろうか、左手から包帯が肩にかけるよう、左腕を釣る形でかかっていて】
【純白の素肌に溶け込むように、そのほっぺたには大きなガーゼ、髪の下の頭を一回、二回と包帯を巻いている】

【昨日起きた風の国での襲撃、それに巻き込まれたのだろうか、応急処置てきなその看護では、足りない、よう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/17(日) 18:39:09.41 ID:H1FtAGQF0<> 【人気のない公園で、この寒い中コンビニ弁当を食べている者がいる】
【このまま野宿するつもりなのか、焚き火までしている】
「さっみぃぃぃ!寒くて死にそう…」
【そのとき、ヒュウウウウウ、と風が吹き、火が消えた】
【すると、彼は手から焔を出し、また火を付けた】
「はぁ、さみぃ…」
【溜息をつくと、着ている黒いジャンパーのポケットからカイロを取り出した】
「これで最後か…」
【そう呟くと、彼はカイロの封を切った】
【彼の名は、エリック=フレイム=アデル】
【新しくこの世界にやって来た、焔の能力者だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 18:39:54.78 ID:30WMZCYVo<> >>278

【いつから其処にいたのか定かでないほどに、この男には「音」が無かった】
【若い男。肩口で切り揃えた白髪、葡萄色の目。側頭部に青藍の燐光を零す漆黒の彼岸花を挿し】
【黒を基調とした袴姿――立て襟シャツの上に袷、下に袴、足には下駄。所謂書生風で】
【大正浪漫なその服装は場違いにも近いほどに浮いているというのに、】
【空気に同化するようその存在感は酷く希薄なもので。ただ鋭い視線を>>278の男へと注ぐだけだ】

……けったいやなぁ。そろそろ飽きてまう

【そちらと視線が交錯すれば、意味深な笑みをひとつ零すだろう】
【呟かれた言葉さえ、相手位にしか届かないのやも知れず――さて、どう映るだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sagesaga<>2013/02/17(日) 18:41:10.72 ID:rhbgBumSo<> >>280

【――、魔力≠、少しだけ感じる】

【青年自身、魔術師というわけでもないが…、…感知ぐらいはできる】
【……さて、魔術師の支援が有れば、相当楽になるのだが、と、目線を窓から離し】


(――、うーん……。)


【彼自身、人を外見で判断する人間ではない】
【だから、心中の懊悩に導いたのは――少女の怪我=Aである】
【どう見ても、戦うのは厳しい。…、…寧ろ、安静にするべき状態だろう】


(…、…五人、か。)
(音を立てすぎるのも不味いし――、でも、仕方無い。)


   ――、あのー、すいません。


「即ちッ!!――、ムっ、何だッ!!
 命乞いをしても無駄だッ!! 腐った官僚どもは、人死でも起こさねば――!!」


…、…馬鹿ですか、貴方達。  「――何だとッ!!」


【――、一瞬、車両内の空気が凍りつき】
【続いて、怒号。表情を怒りの其れに変えた、五人のテロリストが、青年へ近寄って行き――】


【――当の青年はといえば、何でもないような表情で立ち上がり、彼らの接近を待っていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<> saga sage <>2013/02/17(日) 18:54:54.83 ID:4KHtMLek0<> 【陽も落ちて、薄暗くなった街の路地裏】
【子供が何か「よくない事」をしようとするときには真っ先に思いつくような場所だろう。】
【そんな場所に隠れるように立っている一人の少女。かすかな光を良く反射する白い肌に闇に溶け込むような黒い服が特徴的だ】
【彼女がなぜこんな場所で隠れているのか。それは前述の通り「よくない事」をするためだ】
【彼女の視界に一人の男性が入ったとき、ポツリとつぶやいた】

そういえば少し前はバレンタインデーって奴だったらしいですねぇ。好きな異性にチョコを上げる日なんだとか。
少し遅れましたが、私もあの人にプレゼントしましょう。チョコじゃなくて弾丸ですけど

【そして突如手に現れた透き通るガラスのようなもので出来た銃を男性に向けて構えた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 18:57:00.08 ID:fVMmuo9ro<> >>283

【無視しようと思った、相手をする余裕なんて、ないから】
【それでも見てはいられなかった、マリンブルーは表層を撫でるだけ――――それでも】
【その奥の貴方の表情を、見過ごす事は出来なかったから】

【――――響き渡る旋律、それはまるででたらめに弾いた黒鍵の音】

【何事か、視線が此方へと向いたなら、少女の髪が流れた】


……こっち、おバカさん……


【座席の上に立つ小柄な彼女、それだけでも相手の注意を引こうとして】
【視線をそちらへと傾けたなら、彼女はその右手に、やや大きめの拳銃を握っていて】
【その銃口を、テロリストに向けているだろう】

【>>282の男から見れば、少女の姿が真っ直ぐに見えるだろう】
【傷だらけの少女、近づいてこられたなら、ひとたまりもない、と】

【テロリストの視線が此方へと向いたなら、青年の手元へ、何か落ちる音がするだろう】
【いつの間にか出現した鏡、そこから、彼女が持つ拳銃と、同タイプの拳銃が落ちる】
【――――コレで相手をしろ、とそういうことなのだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 19:02:00.15 ID:30WMZCYVo<> >>283

……あッちもそこの兄さんに同感やな
思想も人数もやり口も、阿呆らしゅうて付き合ってられんわ

【ひやりとする空気にさえ何も感じないように。寧ろ愉快だとでも言うように軽薄に笑んで】
【行動を起こした青年に追随するよう、この男も席を立ち、煽り言葉を5人へ投げ掛ける】
【此方から歩み寄っていく足音にも、矢張り下駄特有のそれが一切消え失せていて】

(……で。まさか策はあるんやろうな?)

【低く囁く言葉。青年にだけ届くように、告げられるのだが――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/17(日) 19:03:17.52 ID:gzhkF1YB0<> 【草原。実に見晴らしの良い、水の国北東部の草原である。】
【温暖な季節なら、ピクニックを楽しむ家族も観測出来るがーー生憎、今日はそんな物はいない。】

けろ、けろ。最近、世の中騒がしいね。
カノッサやらなにやら、眠れやしない。

【草に体を預け、空を見ている人外が一匹、居るだけだ。】
【前髪を均等に切り揃えた毒々しい緑の髪、林檎のような大きな赤眼、蛙めいて大きな口。】

私も騒ぎたいねえ、けろけろけろ。

【そして、不釣り合いな、蛙を模した緑のニット帽。やけに可愛らしいデザインで、似合わない。】
【年がら年中着ている、季節感もクソも無い黒いレインコートは、蛙を意識しているのか。】

【とにかく、人外だ。見た目は人間らしい部類だが雰囲気が違う。】
【そう、蛙の出来損ないみたいな、人外であった。】

げこ……早く梅雨になりゃ、いいんだが。

【……とはいえ、何もしていない。退治する必要は、多分、無い。】
【傍には木で出来た箱と、筒。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 19:17:30.06 ID:rhbgBumSo<> >>285>>286


【――、車両の後部で、向き合う五人と青年】
【英雄気質に有りがちな、『理性的』たらんとする意識がそうさせるのか】
【彼らは、怒りの表情を浮かべながらも、掴みかかるような真似はせず】


「――、我々は、無分別なテロリストでは無いッ!!
 貴様達の『意見』を聞いてやるッ!!何故、馬鹿といえるのか言ってみろッ!!」

…、…だって今日、例のミサイル騒ぎの『指定日』ですよ。
貴方達みたいな『零細組織』が騒いだ所で、大した報道とかはされません。
――、そもそも、軍からすれば揉み消し≠オやすくて好都合です。
大神研究所、とかいう所の二重作戦って事にすれば、失態の度合いは減りますし。


【――「だッ…、…黙れェッ!!」と、響く声】
【青年の言っていることは完全に出任せなのだが、出任せなりの説得力は有る】
【耐え切れなくなったのであろう、一人が、銃口を彼へと向けて――】



        「――、待てッ!! 動くなと言っているッ!!」



【続く二名の動き――其処でもう一度、車内が静寂に包まれる】
【少女、男、青年。…、…三方からの叛乱の中、最も彼らが重大視したのは少女】
【何せ、銃を持っている。『三名』が彼女に向き、銃口を向け】
【――、残り二名が一人ずつ、青年と男に銃口を向けた時】



…、…あはは。 ちょっと車両を吹き飛ばす気だったんですが――。



【――「もう少し、穏便に行けそうです」】


「――きっ、貴様――ッ!!」


【男への返答とともに、手元に落ちてきた拳銃を握り――、青年は正面の男へ肉薄】
【引き金が引かれる前に、右蹴り≠手元へと喰らわして、銃を取り落とさせ】
【直後、拳銃≠ナテロリストの頭部を殴りつけ、気絶させる――】

【―― 一瞬、テロリストたちに動揺が生まれるだろう。制圧のチャンスと言えるか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 19:25:28.36 ID:fVMmuo9ro<> >>286

【歩み寄る貴方の姿を、視線の端で追いかけた、なるほど、もう一人居たのか、と】
【位置的には近づいた二人の青年と、直ぐ側にいるテロリスト、そして少し後方から銃を向ける彼女】
【――――人数的には不利、けれども、その中身までは推し量れない、よう】


(……っ……まだ、痛いよ……向かってこられた、ら……無理
でもRaumKrankheit℃gう……余裕、なんて)


【逡巡する僅かな考え、水面に浮かんだ淡い水泡のよう】
【風が瞬くのを待たずして、ふわりふわりと消えていくいくつもの思い】
【その中の一つにでも、気づいてもらえたら、良いと思った】

【マリンブルーの瞳が、二つの背中を映した、少なくとも、誰かのために戦える背中】
【羨ましかった、そう誰かのために自分を危険にさらす事のできる、強さが
【憧れとはまた違う感覚を、その瞳一杯に浮かべて】

>>286>>288

【此方を向く、三つの銃口――――遅い、と思った】
【彼らが軍隊式の訓練を受けているなら、ノータイムで撃つべきなのだ、こんなか細い少女など】
【蜂の巣にして、まだ足りないほど、一片の埃も、残さずに】


Любитель (素人ね)……


【彼女の髪が靡く、空中を舞って、そして香りを一杯に零すのだろう】
【羽の生えたかのように、軽く、それでいて大きく、その身を風に靡かせた】
【空中へと飛び上がったなら、すかさずその銃口を、向けられた三つの銃口に向けた】

【言葉の尾尻も消えないほど、その軌跡を、ぐちゃぐちゃに踏み潰すよう】
【座席を強く蹴って、空中に飛び上がりつつ、銃弾を三連射、その手に持った銃を全て弾こうとしながら】
【地面へと着地する、まるで倒れこむよう、右肩から、地面に寝そべるように】


お兄ちゃん……っ……そっちの、カッコイイ、ほうの……
来て、それで……手伝って……!


【右肩から地面へと滑り込んだなら、ぱんと軽く地面を叩く、受身を取ってダメージをゆるくする】
【それでも、彼女の純白の素肌に苦痛の色が混じるのを見て取れるだろう】
【零れた呼吸の音、肺の中の空気を吐き出す音は、苦しげな吐露の音】

【滑り落ちながら青年二人の下へと近づけたなら、彼女は左肩を――――包帯でつった、それを差し出すだろう】
【少しでも武道の心得があるものなら、それが脱臼≠ナあって、はめ込むことができる、と分かるだろう】
【彼女が手伝って、と言ったのはまさにそのこと、肩をはめてくれ、と】

【――――問題は、彼女がどちらへと言ったの、か、カッコイイ方は、どっちなの、か】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 19:30:55.46 ID:30WMZCYVo<> >>288

【己の知る「革命家」は二人。そのどちらから見ても、眼前の彼らはお粗末そのものだ】
【青年の言う通り行動を起こした頃合だって残念なもので、嗚呼、矢張り馬鹿げている】
【くつりと哂う声。何も持たない書生、故に注目を浴びる度合いも少なく――「故に」】

……レボリューション、とか言わんのな。面白ない

【列車の床から暴力的に湧き上がる青藍色の魔力が、刺々しいイバラを形成し】
【大樹の幹ほどもあるそれが、残る4人へと蛇の如き動きで、殴りつけるよう襲い掛かる】
【その軌道は>>289の少女や青年の銃口を妨げることはなく、】
【またその太さは障壁ともなって、テロリストの銃弾が自身や他の客へ当たる可能性をも減らせるだろう】

はいな、ちょい待ちぃな――!

【――少女の声。この男は何の疑いも臆面もなく答えて近寄り、手を貸すのだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 19:40:11.31 ID:rhbgBumSo<> >>289>>290

【――、それからは、と言えば、青年の出番は無かった】
【弾き飛ばされる銃、それから、テロリスト達】
【…、…「カッコイイ方」は、男の方なのだろうか。多分、見た目からしてそうなのだろうが、釈然としないのであった】


……、うーん。


【取り敢えず…、…倒れ込もうとする男を抱き上げ、二号車への扉に凭れ掛けさせる】
【これで、二号車の側からは異常ナシ≠ニ認識されるという寸法】


――、えーっと。…、…これから、どうしましょうか。


【――、それから、乗客達に「しーっ」、と、合図をした後】
【飛び出したのは、ノープランらしいことが如実に伺える言葉だった】

/すいません、いきなりですがご飯なので短めで返しときます
/ちょっと時間掛かるかもなので、帰ったら雑談でお知らせします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 19:46:24.19 ID:kgPlFFo60<> 【路地裏。】

     ・・・・
長船の剣は重かったなぁ――……。
  ・・・・・
――重く、疾かった。



【黒い呉服を身に纏う、無精髭を生やした巨躯な男。】
【腰に脇差しと無銘の刀を携えている。】
【ぶつぶつと呟いて、刀を抜き放った。】


あれどうやってんだ。


【露にした紺碧。振るえば路地裏の闇に白く細い線が走る。】
【一本の線が消えると、また一本細い線が走る。】

【――不規則な順序で、闇に線が積み重なっていく。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 19:52:25.17 ID:30WMZCYVo<> >>291

【絶対的な自信でもあるのだろうか。あからさまに時代錯誤な男は表情ひとつ変えないまま】
【相手の手際の良さに少し上がった片眉は、続いた言葉に思い切り顰められたのだった】

……まあ、この三人で何とかする以外無いんは確実やな
ここと前二つを切り離して、前の車両を水の国に着く前にトばす以外思いつかんねんけど

取りあえずそッちら、名前教えや。兄さんとお嬢呼ばわりじゃ心許ないやろ?
あッちは月彗(しすい)、何の力も無い善良なる一市民。どうぞよしなに

【幾らか危険のある提案、ノープランに相対するに相応しい無鉄砲さではあるが】
【付加した名乗りは少し前に風の国を騒がせたか、後の言葉に乗せるのは嫌味ったらしい薄ら笑いで】
【だがこの場を更に騒がそうという訳でもなく――呉越同舟、ということか】

/了解しました。ごゆっくりどうぞー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 19:54:18.41 ID:fVMmuo9ro<> >>290

【地面を揺らす振動、それはまるで噴火する寸前のマグマのよう】
【思わず視線を傾けた息をするのも忘れるほどに、あまりにも幻想的で、それでいて力強い光景】
【少女の世界のスケールを一回りほど上回るその景色に、一瞬、視線を留められた】


Удивительно(凄い)……変な、お兄ちゃん……凄い、ね……
わっ……えっと、痛く、しないの……とっても、痛っ……

ひぐっ……うっ――――えっ……ぁっ……!!


【脱臼した関節を嵌め直す、まるで高圧電流を頭のてっぺんから爪先まで流されたかのような痛み】
【覚悟していた、それでもその痛みは彼女の小さな身のキャパシティなど容易に砕く、よう】
【漏れた声、舌を噛まないように、って必死に耐えた】

【万力で負傷した肩をきりきりと締め上げられるような痛み、びくっ、と小さな身体が痙攣する】
【すると、傷ついた皮膚や、或いは全身の傷が、空気に触れて、刺すような痛みをも与える】
【――――悪循環、しばしの間、貴方のその腕の中で悶えるのだろう】

【細い華奢な二の腕、少しでも強く握ったなら崩れてしまいそうなその細工】
【ようやく動きが収まったと思えたなら、彼女の表情が照明に照らされるのだろう】
【くしゃくしゃにして、涙と汗で一杯にして、その素肌を映していた】

>>290-291>>293

【恐らく、彼女の言う変なお兄ちゃん≠ニは、その格好がなのだろう、>>290の書生風の格好】
【見るからに異国情緒な彼女にとっては、その服装が変なのであって、決して、その中身が変と言ったわけじゃない】
【だからカッコいいおにいちゃんとは>>291のこと、便宜上であって、他意はない……ホントだよ?】


……お兄ちゃん達、無茶するの……危なくて、大変

でもね、そういうの……ソニア、嫌いじゃないよ――――……


【>>291へと渡した拳銃を返してもらおうとするだろう、負傷した左腕が、元へと戻ったのだから】
【二人とも彼女の動きを見れば分かるだろうが、右足もケガしているようで、少し歩き方がぎこちない】
【無事に受け取れたのなら、少し後方へと歩いていく】

【彼女が最初に居た座席、見てみれば、開いたバイオリンケースが見えるだろう】
【最初の音はソレを座席に倒して鳴らしたのだろう、そこでなにやら、ガチャガチャ言わせて】
【戻ってきたなら、両手の銃とは別に、缶みたいなのを二つ、持っているだろう】


痛くないの……二つ、ある……痛いのはね、ソニア、嫌いなの
せーの、で、鏡に……投げて、そしたら、前の車両……煙で一杯になるの

そしたら、一緒に、いこっ……


【痛くないの=\―――スモークグレネード、投擲したなら数分ほど煙を噴出すそれ】
【言葉から察するに痛いの≠ニは普通のグレネードのことであろう、何故持っていたのであろうか】
【言葉と同時にあなた方の手元に鏡が出現するだろう>>291なら分かるはずだ、そこに物を入れればワープできると】

【そこへとスモークグレネードを放ったなら、前の車両の両側の鏡から、それぞれ一個ずつ投げ入れられる】
【――――十分だろう、数分ほど、前の車両を煙で一杯にするには、そうして、突撃しよう、と提案した】

【名乗りに対しては答える必要がない、よう、普通に自分の名前言ってるし】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/17(日) 19:54:44.94 ID:H1FtAGQF0<> 【コンビニ弁当をやっと食べ終わったエリックは、公園を後にした】
「さてと、何か面白いこと無いかなぁ」
【彼は呟き、繁華街へと歩き出した】
/誰かいたら一緒に絡みませんか?
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 20:07:26.13 ID:jb9mbyfHo<> 【今日も今日とて平和ーーーとはいかないが、いつも通りの日常が回る新世界】
【この日は今より数日前ーーー風の国の一件よりも遡る】
【ある瞬間から突如として、世界中の音が消えたーーーというのも、ありとあらゆるテレビ、ラジオ、モニターがやっていた番組を切り、モニター画面には無音のまま、不気味な[SOUND ONLY]の文字だけが浮かんでいたからだ】
【これは一体何なのかーーー悪戯にしては大規模で、静か過ぎる時間を世界は過ごすーーー】
【少し前、カノッサ機関やR.I.Pが行った電波ジャックでの犯行声明を思い起こす者もいたーーー】

【ーーーそして、焦らす様な間の後、不意にそれは始まる】
【突如として、世界中の空に浮かび上がる、ホログラムモニターーーーその他のモニターと同じ画面を映し出す物が、地面を、人々を見下ろす】

《ーーーあ、もう始まってる?》
《参ったなー、手間取ったか》

【ーーー第一声は、小馬鹿にした様な、やる気の無い声色】
【大人を気取る少女のようーーー高い声を低く保つような声だけが、世界中を支配する】

《Hello Worldーーー世界の皆様ご機嫌よう》
《私の名前はーーー名前などどうでもいい、私は大神研究所社長だ、大神社長と呼べ》
《やってる事と言えば、争いの手助けを少しだけ》
《後はそうだな…マギタイトを使ったパワードスーツを作成した、つまりアレだ、壱夜とかデモンズ・ケージとかの襲撃、あれは私が黒幕だ》
《あと、それ以前にもテロリストが戦車乗って来たり、怪電波で人々を暴走させたの、それも私だ》

《ーーーで、本題だが…まあ何だ、私はカノッサ機関とかみたいに勢力も人数もないからな、変な心配はしなくていいぞ》
《祝砲を上げてやろう、と思ってな》

【何を言っているのかわからないーーーそんな風に固まる人々を知ってか知らずか、自分勝手に社長≠ヘ話を続ける】
【ーーーと、いきなり画面が切り替わる】
【そこに映っているのは、巨大なミサイルの画像】
【ーーーまさか、祝砲≠ニはーーー!】

《ほら、最近はUNITED TRIGGER≠ニかも出来たし、カノッサ機関は活発だし、楽しい時代になってきただろ?》
《まあ私は所詮裏方の裏方だがーーー戦争が増えるのはいい事だ、仕事は増えるし、何より愉しい》
《だから、ささやかな祝いとして、祝砲を上げてやろうというのだ、寛大だろ?》

《発射の瞬間を見たい奴は水の国にでも来るがいい、私は首都≠ナ待っている》
《詳細はWEBで》
《ーーーそれじゃあ、正義も悪もどっち付かず≠焉A楽しんでくれよ?》

【ーーーそうして、有無を言わせず通信は途切れ、画面は消え、再び通常の番組が流れ出すーーー】
【その日、あるWEBサイトがいつの間にかアップされた】
【そこにあるのは、件のミサイルの画像と、水の国のとある街をターゲットした地図】
【そして、カウントダウンと、挑戦状と思しき日時指定、首都のとある場所≠示した地図であったーーー】

【そして現在ーーー指定された日時の、少し前ーーー】

/イベント開始でございます、妨害(悪)側の方は投下をどうぞ
/対主催の方は次の主催レスまでお待ちください
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 20:07:49.88 ID:fVMmuo9ro<>
【水の国 首都フルーソ】

【噴水広場Madina Lake″蒼烽ナも有数の巨大な噴水のある広場だ】
【大きな石造りの噴水が中央にあって、そこから少し離れた位置に、ぐるりと覆い囲むように街路樹が植えてある】
【けれども水にのる、その香りは――――死臭と呼んでも、差し支えのない、もの】

【まるで紅いペンキをぶちまけたかのよう辺りに広がる血溜まりは、能力者とか、そういう血じゃなくて】
【もっと純粋な、何の罪もない人々の形であった】


くっくっく……ダメだよなぁ、首謀者とやらも、人が悪いこった
――――あんなトコで待ってちゃ、野次馬が我先にって寄って来るだろ――――

そういうのを餌にする、犬だって、いるんだぜ


【噴水を背に立つその姿、月光に照らされて、細い輪郭が浮かび上がる】
【筋肉質でありながら、痩せたその体躯は、長くその影を地面へと揺らめかせる】
【事実、スタジアムへ向かうには、この広場を抜けるのが、一番であろう】

【安そうな着流しを纏った長身でありながらやや痩せた雰囲気の男性】
【それでも大きく開いた着流しから漏れる胸元はしっかりとしている】
【色あせたような白髪と着流しの背中に描かれた八≠フ紅い血文字が滴り落ちるよう】

【顔の左半分を覆うように、包帯をぐるぐる巻きにして、その右手には一本の長い長い刀を握っていた】

/長船です、バンチョーの方よろしくです <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 20:08:08.69 ID:30WMZCYVo<> >>294

……あん? ちょいそッち、誰が変なお兄ちゃんやて?
あの無精髭の兄さんがええってのか。ふーん、そうかいな。もう知らんわ

【※お怒りです】
【横暴なジト目がソニアを睨み据え――勝手に勘違いをしていた癖に思い上がりも甚だしいのだが】
【その機嫌が関節を嵌め直す手加減を少しばかり忘れたのは、まあそういう理由からであった】

【手元に湧いた鏡。先程青年に銃を渡した流れも見ていた、故に意図は容易く察して】
【問題は彼女が平穏な解決をしようとしているのに対して、この男が手っ取り早い手段を望んでいる事、だろうか】
【田舎とは言え周囲には民家だってあるだろう、それでも面倒な制圧よりテロリストごとの爆破を望んでいる】
【――何にせよ、取りまとめは青年に委ねるのだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 20:09:02.66 ID:jb9mbyfHo<> >>296
/訂正
/最後の文、指定された日時の少し前ではなく指定日時の当日です
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 20:13:02.70 ID:jb9mbyfHo<>

《さてーーー》

【ーーー既にそこには、一人いた】
【車椅子に座る小さな少女ーーー長い髪は白く、眼鏡をかけたキツイ眼は赤く、肌は真っ白ーーー白衣も着ていて、正に白と赤しか色の無い少女だ】
【ここまで辿り着いた人間を察知し、余裕そうに本を閉じると、眼鏡と共に膝に置く】

【ーーーここは水の国首都フルーソ=[ーーの、スタジアム】
【大会も間際に近付いたというのに、スタジアムのステージの向こうにーーーまるでセコンドか何かのように、少女はそこにいて、侵入者達に目配せした】

《よくぞここまで来た、世界の半分をやろう》
《…何か違うか、まあいい》

【この声はーーーこの人を馬鹿にした話し方はーーー紛れも無く通信の人物と同じ】
【こんな小さな少女が、あんなことをしでかした黒幕だというのかーーー】

《ごきげんよう諸君、私の事は畏敬を込めて大神社長≠ニ呼ぶがいい》
《さて、貴様らは何の為にここにきた?ーーーとは聞く必要は無いな…止めにきたのだろう?私を》
《ああ、私もそれを待っていた、妨害の一つも無ければつまらんからな》
《発射スイッチはここにある、押せば発射、時間までに押さなければミサイルは自爆して、発射基地ごと消え去るーーーそう言う風に
出来ている》

【見た目と声色は幼い少女なのに、その話し方は傲慢に溢れていて、何よりも余裕に溢れている】
【『今ここで飛び掛かられようが、頭を撃ち抜かれようが構わない』とでも言うかのように】
【ーーー大神社長が取り出したのは、いかにもそれらしいスイッチ、話が本当なら、これを押させないようにすれば発射は免れるらしい】

《どうせなら私が手塩にかけて設計したミサイルの説明をしてやりたいがーーーそんな暇はないだろう?》
《ここまで来て奪ってみるがいい、奪えるなら≠セが》

【スイッチを見せ付けるようにしてから、それも膝の上に置いて、右腕を軽く挙げる】
【ーーーすると、観客席から何かが飛び出して、侵入者達と社長の間を塞ぐ様に、ステージに降り立った】

ーーーーーー………

【銀色に輝く鋼鉄のボディ、狼を模したメット、紅く輝く目】
【胸に収まるのは赤いマギタイトーーーそこの周りの部分だけ、ひび割れたように赤くボディが染まっていて】
【背部には二つの長い突起が生えているーーー畳んだ羽のような、蟷螂の鎌の様な、先端の尖った細長い部品ーーーこれは鞘だ、と一目でわかる者はいるだろうか】
【それ≠ヘ、人型をしているが人とは思えぬ威圧感でーーーそれは、外を覆うパワードスーツの造形故か、それともーーー】

《ーーー私の犬の中でも特に長い付き合いだ、従順だが、愚痴が多いのが困った所でな》
《こいつを倒さなければ私の所には来れないぞ》

《やれ》

【大神社長が、立ち塞がる男に命令を下す】
【ーーー男は、背中の鞘から剣を抜くーーー片手に一つずつ抜いた剣は、赤い光が刃となっている機械刀ーーー】

ーーーVUUUUUUUUUUUUOOOOOOOOOO!!

【ーーー獣の様な雄叫びを上げ、男は猛るーーーッ!】
【そこにいるのは最早人に在らず、それはーーー猛獣≠ナあったーーー】

/では、対主催の方はこれにレスをどうぞ
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 20:19:33.34 ID:fVMmuo9ro<> >>298

【向けられるジト目、あんまりそういう感情になれていないのか、少しだけ表情をしゅんとさせた】
【親に叱られた娘のよう、大きな瞳一杯に、マリンブルーを溶かした色が浮かんだのなら、今にもはじけそう】
【それでも、ずきずきと痛む頭のケガ、髪の下に隠れがちな包帯の色は、少しくすんでいて】


だって……ソニア知らないもん、そんな服……
それにね、月彗、お下手……とっても、痛かった、の……


【湧き上がるのは貴方に対する少しの怒り、それでもその色は決して強くはない】
【表情にその色合いが浮かんだのなら、むぅとほっぺたを膨らませて、純白の素肌が、少し紅潮するよう】
【足りない身長を補うように、向いたマリンブルーが貴方を攻める】

【言葉はどこかたどたどしいけれども、痛かったのは確かなようで、その気持ちを真っ直ぐに伝えた】
【ぎゅうと絞り上げるような力よりも強い、関節が締める痛みは、小さな身の丈では耐えるので一杯一杯だから】
【早くも、こんなところで喧嘩の一つでも起きそう、青年の人選ミスかも……】


……それに、ソニア……反対だよ、月彗の……乱暴なの
きっと、沢山、怪我する人、いるよ……そういうの、ソニア、嫌い


【自分の意見をぺたぺたと固める、そして、げしげしと貴方の意見を足蹴にする】
【両手で拳銃を握ったまま、小さな両手で、胸元に抱きかかえる二つのスモークグレネード】
【沿うように伸びる視線、すぃ、と上向きに、貴方を見上げる、その瞳】

【ただただ真っ直ぐ、それでも、どこか不安げ――――】
【恐らく貴方なら分かるだろう、先日あった、事件のこと、機関の関係した、それを】
【――――被害者、彼女はそれによって傷ついて、水の国の首都へ、本格的な治療を受けにいこうとして】

【だから応急処置、喋る声も途中までで、くしゃっと眉を潜めた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 20:19:48.74 ID:30WMZCYVo<> />>293での「水の国に〜」の部分を「フルーソに〜」と補完頂きたく。申し訳ない <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)<>sage<>2013/02/17(日) 20:22:13.10 ID:i0hKWhaAO<> 【水の国、首都付近の道路】

【周囲に人の姿がないのは騒ぎのせいか】

フフフ、大神社長、ですか……
面白いことを考える方もいたものですね

【無人の道路に響く声】
【その声の主─男であろうか─の姿もやはり道路にはない】

さて、そろそろ"正義の味方"でも現れるでしょうか
いい目、見つかるといいのですが───

【ここに誰かが来れば、きっと男は姿を見せるだろう】
【尤も、視覚以外を頼れる者であれば男を発見するのは容易いのだが─】


/ノーグ=ナシエです
/エルフェスの方よろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 20:23:35.82 ID:RTIN9vIJo<> >>297

【その噴水広場に足を踏み入れる者がいた】

「……水の国、カノッサ機関、UNITED TRIGGER、大神研究所――」
「どれも"聞き覚えのねェ地名"だ、――また迷っちまったみてェだな……」
「――……だが、あの"祝砲"とやらを撃たせる訳にはいかねェ、相棒」 『……』
「さて、……だいぶ"遠回り"した気がすっがよ、ようやく見えてきたぞ」

【それはぱっと見三白眼の強面で、約190cmで細いが引き締まった体型で30代後半の男だ】
【一重かつ褐色虹彩で、髪型は整っていないリーゼントもどき、姿勢はやや猫背気味】
【やや派手目の金色模様がある黒いコートに、エメラルドグリーンで波のような模様のあるシャツ、紺色のジーパン、白い靴下】
【改造されたベルトにより左腰に差された木刀、左手首には腕輪のように鈴が身につけられている】

「――この臭い、……――」

【ようやく辿り着けたこの場所、赤く染まった地、鼻に入るその臭いが何を意味するのかすぐに理解】
【それが、目の前の男が原因であることなど、火を見るよりも明らかだった】


「……そこ、通してもらうぞ」 「多分……ここ抜けりゃア、"祝砲"だか何だか撃つとこ行けんだろ?」

【その男に近づきつつ、広場を抜けようとする――無事に通れるなんて、全くもって思っていない】
【低い声は、挑発的に発せられる】 【……そう、むしろ相手がかかってくることを前提なのだ】

【事実、右手はいつでも木刀を抜けるように構えている、もしそちらから向かってこなくとも何だかんだで戻ってくるはずだ】

/よろしくお願いしますー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 20:30:23.08 ID:fVMmuo9ro<> >>304

【細い身体が揺らめいた、幽鬼の如く、川原で項垂れるしだれサクラのように】
【噛んだような笑いがこみ上げたのなら、眼前にやってきた貴方へと視線を向けた】
【ようやくだ――――ようやく、戦うに値する相手が現れた】


……どうぞ、最初から俺は、そのつもりだぜ?
通れる奴なら、誰でも、俺ァ差別はしない主義でよぉ――――
通れば良いじゃねぇか、俺の素っ首切り落として、よぉ


【大股で貴方との距離を詰めるのだろう、一つ、また一つと】
【肩へと立てかける右手の刀、滴り落ちる血液は、まだ真新しい温もりを含んでいて】
【細い目が貴方を捕らえる、ソレは獲物を見つけた、ハウンドのそれ】

【彼の3m付近――――刀の間合いより、少し遠い位置に貴方が近づいたなら、風の形すらも変わる】
【それは圧倒的、威圧感、命が落ちる距離にある、と貴方なら察せる筈だ】
【そうしたなら、彼の右手が消えるのが感じられるだろうか】


――――カノッサ機関第八席長船≠セ
名乗らなくても良いぜ、斬った奴の名前一々数えてちゃぁ日が暮れちまう――――っ!!


【巻き上がる暴風、或いは爆音と言っても良い、炸裂する空気の塊】
【彼の右手が消えるかのよう、それだけの速度で、なぎ払われる一閃】
【彼から見て左から右へ、貴方の腹部を真一文字に切り裂こうとする、攻撃だ】

【スローな歩みからの鋭い一閃、油断していたならば直撃もありうる】
【――――しかし、貴方ほどの実力者であれば、紙一重で交わす事も十分可能だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 20:34:37.04 ID:nmI2b5Lwo<> >>303

(物騒な話だよなあ実際……スイッチひとつで街が消える、そりゃパニックにもなるさ)

【騒動の発端を語る必要はないだろう】
【向かうべき者は向かって、対する者も同じく】
【今宵の役者は全て出揃っているのだから】

(さて、取り敢えず現場に近づいて様子見―――――――)

【新雪色の短い髪、後ろだけの三つ編みを揺らして走る人影が在った】
【人の気配の無いこの路は障害も無く丁度良いのだろう、靴音はテンポ良く続く】
【紅い右目に左は眼帯、その顔はどこか幼さを残しているが腰のナイフは間違いなく切り裂く為にある】
【防刃防弾使用の黒のジャケットと同じく黒のズボンに身を包んだ彼は、しかし途中で足を止める】

(変な、気配……?)

【或いは戦いに身を置く者の勘かそれともその隠した瞳の異常性故か】
【気の所為だと思い込んでしまえばそれまでだが、この状況でそんな都合の良い話があるだろうか】
【少なくとも感じるモノがあった彼は道路の真ん中で周囲へと注意を向ける】

【何が出ても良いように、と右手をそっとナイフに掛けて】
【それできっと役者は揃った筈だ、ならば始めよう】

/エルフェスですよろしくお願い致します
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 20:34:38.36 ID:30WMZCYVo<> >>301

【ソニアがNo.3・ベイゼと交戦し、その結果彼女の所属組織にベイゼが捕らわれている事】
【直接携わったのが彼女であるという事までは掴んでいなかったし、】
【彼女がUTの一員だということも、幸いにしてこの男は未だ気付くことはなかった】

……ハイハイ、仰る通りにすればええんやろ?
小娘はええなぁ、綺麗事ばっかり臆面もなく並べよる
別にええと思うんやけどなぁ。首都がトばんで済む、テロリストは全員お陀仏
こんな小田舎の人間が幾らか死ぬ程度で、面倒もなく終われるやろうに

【――思考に関しては、諦めるより他に無いだろう】
【手段として取るかは別。寧ろ、青年とソニアに迎合する形だ】
【何処までも己の保身しか考えていないし、此処で二人と敵対する面倒を起こしたくないためであった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 20:37:04.68 ID:rhbgBumSo<> >>293

【――、まず、男の意見。切り離してぶっ飛ばす″戦】


…、…却下です。
先頭車両には、運転士も居ますし――、それに、出来れば人死は出したくないです。


【この青年、何も考えていない割には偉そうである】
【ちょっと機嫌が良いのは、「カッコイイ方」だったからなのだろうか】
【……、兎に角、彼の方針に従うならば、地道に攻めるしかないようだ】


>>294

【そして――、彼女に拳銃を渡し、乾いた笑い】
【…、…無茶する気は無かったのだが、此れしか手が無かったのである】
【とは言え、迂遠な手≠熏Dきな方では無く――】


……、成る程。それで行きましょう。


【――、どうやら、彼女の意見はお気に召したらしい】
【手元に現れた鏡を見て、『何』をすればいいのかは分かったのだろう】
【…、…だが、「あー」、と、軽く唸って、自分は要らない、と云うようなことをいって】



>>293>>294


【――、さて、改めて二名を見遣る】
【ソニアの方は負傷しているが、奇襲をするのなら恐らく大丈夫だろう】
【月彗は…、…先程の戦闘を見る限り、心配するまでも無い】
【……、否。 寧ろ、違う意味で$S配では有るのだが】


じゃあ、お二人。そういう事で、お任せしました。
…、…ソニアさん、無理はしないで。月彗さん、ぶっ飛ばすのはダメですからね。


【――はて、何やら自分は参加しない様な口振りである】
【そう告げ終わると、彼は、車両の後部。手動開閉式の『扉』に近寄って――】


――、あぁ。僕の名前は森島京≠ナす。


【「じゃあ、頼みましたよ」と、告げて ――、】



     …、…よい、――しょっと。

    【 外 に 飛 び 出 し た 】


【…、…二人の角度からは、飛び降り自殺≠ナもしたようにしか見えないだろう】
【電車は百キロを優に超えており、地面に叩き付けられれば即死である】
【――もし、姿を追ったとしても、外に見える筈も無く】

【どうやら――、此処からは森島以外の二人で動くしかなさそうだ】


/お待たせしました <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 20:39:42.89 ID:PiI4Taj30<> >>300

【――スタジアムの中央、通常ならばサッカーやフットボール等の競技が行われるであろう其処は――平和の象徴と言える。】
【スポーツというものは、きちんとしたルールの下に行われる"闘争"――そこには枷が存在している。】
【しかしこれから行われるであろうその行為に枷など―――ルールなど存在しない。】
【そんな甘い物は――。】

(―――ま、慣れっこだけど、さ!)

【――唐突に、中央客席の部分から扉を破壊し何者かが侵入してくる音がするだろう――そしてその"鳴き声"も】
【客席の階段を疾風のように駆け、ステージへと策を飛び越え――1頭の白馬が乱入してきた。】
【その背に跨るは一人の女性、そして背後に靡くは旗印――UNITED TRIGGERの文字。】

――世界の半分、悪くない条件だね。お酒とロールスロイスもつけてくれるなら言う事なしじゃん。
・・・けど、大事な事を忘れているんじゃないかい、"社長"さん。


―――そもそも誰が、「世界は"アンタ"の物だ」なんて認めたの?

【高圧的な口調、相手を煽る言葉――馬の背から飛び降り、社長を睨みつける女性――】
【土埃で汚れた白のシャツ、首元には赤いスカーフを巻き、土気色をした皮のベストを羽織って】
【ブーツカットのダメージ・ジーンズと古びたウェスタン・ブーツ、そして頭部には特徴的な――年代モノのテンガロン・ハットを被った】
【ありていに言えば西部劇にでも出てきそうな"ガンマン"――時代錯誤の風体。】
【名をセリーナ・ザ・"キッド"――先日創立されたUNITED TRIGGERのリーダーにして"戦士"。】
【腰元に取り付けた今にも千切れてしまいそうなガンベルトから愛用の銃器、"弾"末魔を引き抜き――クルン、と一回転、ガンスピンさせ】
【テンガロンハットの奥、ブルーとも、翡翠ともとれる神秘的な瞳を覗かせ――目の前の敵を睨みつけた。】

スイッチは社長さんが持ってて、奪えればOK,でもそれにはこの――"怪物"を倒さなきゃダメ、ってことか。
(時限式で爆発するのは構わないけど――その発射基地が市街地にあったら、どの道――)
(・・・遊んでる暇はないね。スイッチを強奪、基地の場所を調べてとっとと爆破解除――それしかない!)

分かりやすいのは嫌いじゃないよ、それじゃ屈強な"怪物"さん――覚えておくと良い。
怪物<フリーク>は必ず、人に倒されるってコトをね!

【すかさず、"弾"末魔を天へと掲げ――スタジアム上空へと弾丸を放つセリーナ。】
【弾丸は彼女の頭上で停止、弾け――召還陣を展開。この銃は――召還銃、か。】

騎士怪醒―――<"ティターン・アーマー">!

【召還陣は頭上から足元へとセリーナの身体を貫くように降下、肉体を透過した際に――"武装"を呼び出す。】
【亜空間からエネルギーが溢れ、自動で彼女の肉体は"鎧"により覆われていく――】
【群青色をベースとした装甲、各所に入った銀のライン、そして背中に取り付いた魔道エンジン――魔力供給機関】
【太古の巨人族"タイタン"をモチーフとして、その皮膚を再現するために作られた魔界製の装着鎧】
【関節各部は供給される魔力により駆動、補助動力を有し装着者の身体能力を高める――ある種のパワード・スーツと呼べる。】
【見た目には機械と悪魔の融合したかのような不気味なシルエット――頭部に被ったテンガロンハットの影響で】
【頭を覆うメット部分が防止の形状に合わせて装着されている辺りが――このアーマーが単純な機械では無い事を伺わせた。】
【人造の悪魔とでも言うべき騎士の姿へ変身したガンマンは"弾"末魔を構え、発砲――】
【放たれた弾丸は紫色の魔力弾と化し、怪物の胴体を穿つべく直進する――ッ!!】

/では主催の方、そして柊さん、よろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 20:45:08.85 ID:fVMmuo9ro<> >>307

【綺麗事ばかり、と言われて、思わず感情が破裂しそうになった】
【頬に紅い色が混じり始めるのを、辿られないようにぷいっと、そっぽを向くだろう】
【でも真っ赤に染まった小さな耳たぶを、貴方から見ることは十分に可能だ】


……間違ってる、綺麗事……だけど……間違ってない、よ……
死んだら、悲しむ、人……いるよ、沢山……
――――てろりすと、でも、他の人、でも……一杯


【貴方からして見れば、どこまでも甘い意見だろう、それこそ、水をいくらかけても、足りないぐらいに】
【でもその言葉はどこかぎこちない、よう、借り物の言葉のようでもあった】
【紡がれた一片の詩歌ですらない、音は、今にもはじけそうで】

【――――迷っているのだ、と聡明な貴方なら理解できるだろう、自分の言葉に、自信がもてていない】
【傷ついた身体が、そう示していた、自分が正しいと思える道を、歩めなかった】

>>308

【受け入れられて満足そう、少しだけほっぺたに嬉しそうな色が満ちた】
【それは月面を映す水面のよう、純白の素肌はふわふわと夜の瑠璃色を浮かべて】
【少し後ろを向く月彗に向けるのは、渾身の、ドヤ顔】

【ふふん、なんて鼻音が響くより先に、目の前から男が、消えた】


――――京!!Опасно(危ない)!!


【何事か、最初は分からなかった、まるで糸が切れたかのように、その場に座り込むだろう】
【くしゃっと畳まれる細い両足、ミニスカートから零れたソレは、今にも砕けそうで】
【少しだけ呆然とした、何が起きたか、理解できなかったから】

【それでも彼女は、それなりに場数を踏んできた、何か考えがある、とそう思い込んで】
【立ち上がるだろう、そうしたなら>>307月彗へとスモークグレネードを一個渡す】
【自分の手にも一個握って、両手に握る拳銃の残弾を確認した】


月彗――――せーの、って言って……それに、あわせる、の
そしたらね、ソニア、扉開いて、入るよ


【小さな身を揺らした、すこしぎこちない足音が、響き渡るだろう】
【前の車両へと通じる扉の前で、立ち止まって、その身をそこにもたれかからせる】
【鏡は直ぐに移動する、貴方の目の前へと、ふわふわと浮いているのだろう】

【背中をそっともたれかからせて、貴方へとマリンブルーの瞳を向けるだろう】
【貴方の考えは、まだ彼女には難しすぎた、受け入れるには辛すぎた】
【でもこの一瞬だけは、貴方を信じるって、言っていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 20:48:17.37 ID:MCFPCy170<> >>300

【首都フルーソ、指定された日時/場所。】

【腰までの伸びやかな黒髪が、濡れ羽烏と呼ぶに相応しい色合いで】
【銀の混ざる橡色の瞳をして、濃藍のトレンチコートを纏った―――少女、だろうか】
【移ろい行く刹那を留め、硝子の様な雰囲気を漂わせる。】

【≪大神所長≫――― そう名乗った少女に敵対的な視線を向けるのは、そんな形容の出来る人影だった。】


【……紡がれる言葉。現れる敵影。】
【………浮かぶ疑問。】

(…………? ……――――――)

【「犬」、「付き合いの長い」、「愚痴の多い」――――】
【…… ≪所長≫の言葉に、柊は “なにか” 致命的に引っかかるものを感じた。】
【だが必要なのは勝利のみ。“護りきれる” 結末だけだ。】

【そう、自分自身に言い聞かせて。】

…………問題はないわ。
“彼”と、“貴女”と、“兵器”と、“破壊”――――――

………総て諸共に斬り滅すれば、それで私は望みを果たせる。
私はそれだけのものでいい……!

【戦意の一声を≪所長≫に紡いで、柊は男に駆け出した。】
【光条の群れと化して過ぎ去るネオンの光には目もくれず、疾走するその神速はなおも加速。
 不退転の弾丸の如く闇を貫き、そして―――】

―――――――――――――…………ハァッ!

【……自らの誇る一撃を以て、眼前の “敵” を斬り臥せんと刃を揮った。】
【狙うのは胸部のマギタイト。自分から見て右側から左側へ、横一文字に奔る一撃だ。】

   【“かたちあるものを斬る” 概念による、異常な域の切断力を秘める刃―――――】
  【並みの重装甲程度ならば、薄紙同然に切り裂ける。使い手の技量も超常の域にあるだろう。】
  【だが、それは絶対のものではあり得なかった。】
  【接近の段階で妨害を受ける、或いは攻撃そのものを迎撃される――――】
  【……或いは、想像すらつかない第三の方法。そうした対処を受けたなら、彼女の目論見は不発に終わる。】

【それでも選んだその一手は、敵の“力”を理解せんとしたもの。そして、最速の無力化を図ったものでもある。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 20:50:03.79 ID:RTIN9vIJo<> >>305

「――ふん、やはりタダで通すつもりは更々ねェみてェだな」

【相手に近づけば、近づかれれば、感じるのは圧倒的威圧感――】
【血に濡れた刀が、幾多の命を断ち切って来ただろう事を、それで改めて確信する】

「来たぞ、相棒――脚借りるぞッ!」 『……』

【――速いッ!】 【巻き上がる暴風は、爆音は、次に来るモノが何たるかを瞬時に伝える】
【臨戦態勢を取っていたこともあり、急激な速度変化にも何とか対応が出来た】

【素早く脚に纏われるのは、海水で出来たゲル状のモノ】 【それは、脚による攻撃や移動速度を高めてくれる】
【それを纏いつつ、相手を正面に捉えながらバックジャンプをした】
【――紙一重、何とか直撃を避けたが、腹部から垂れる血は完全な回避を行えなかったことを示していて】

「だったら名乗ってやんよ、俺はバンチョー・スズキだ、まァ好きに呼びな」 『……』
「――その"得物"に近づくのは得策じゃあねェーだろォーなァ、相棒」 『――――』

【右手で木刀を引き抜けば、それをその場で振るう】 【勿論、木刀があなたに当たることなんてない】
【だが――その木刀が、"ただの木刀でない"ことをすぐに理解することとなるだろう】

「――"針枝の五月雨"」 「相棒、"針枝入りの海流"をお見舞いしてやりなッ!」 『……』

【その木刀の振るわれた軌道上に生成されるのは、無数の"尖った針"のような枝だ】
【そして、どこからか"海水"が発せられ、その枝を乗せてそちらに襲い来る】

【海と枝のコラボレーション――狙いは脚、速度は"水道依存のホース全開"時程だが、水量はそれより多い】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/17(日) 20:53:56.78 ID:i0hKWhaAO<> >>306
おやおや、これはまた───

【やって来た彼の前方、8mほどのところであろうか】
【ぐにゃり、と景色が歪み、闇が生じた】

いい眼をお持ちのようですね、貴方。

【闇の中から現れるのは白衣の男】
【右側だけ捲った袖から覗く右腕には、紅と黒の二つの眼】
【生じた闇が黒の眼に吸い込まれれば、風が男の紫紺の髪を揺らす】
【露になった首筋には数字と逆五芒星が見えるだろう】

カノッサ機関、No.31、ノーグ=ナシエと申します。どうぞよろしく。

【右手を左胸に当てて軽く会釈をして】

突然なのですが、その眼───譲っていただけませんか?

【言い終えると同時、右腕の紅の眼から細い熱線が放たれる】
【狙ったのは右足。しかし警戒さえしていたなら避けるのは造作もないことだろう】
【仮に当たったところで、有効射程外なのか威力は落ち、極めて軽い火傷を負うくらいか】

【大したダメージにならないことは承知の上──つまりこれは一つの様子見で】
【既に男は胸ポケットから取り出したメスを右手に握っている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 20:56:02.84 ID:RTIN9vIJo<> >>312
/ちなみに、枝の一発一発の威力は控えめです、すみません <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 20:57:08.57 ID:kgPlFFo60<> >>295
/まだおりますか <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 20:57:52.00 ID:fVMmuo9ro<> >>312

【爆ぜる水流――――貴方の放った海流が弾き飛ばされるだろう】
【何のことはない、彼はその右足を持って、強く蹴り飛ばすのだ】
【必然、その脚へと絡みつく無数の針、それでもその傷を、右足だけに集中させた】


おいおい……距離とって、こんな攻撃がしたかったのかよ
違ェだろ!人一人止めようってんだ、人一人ぶっ倒そうってんだ
その程度の水じゃぁ女一人殺せるかよ――――!!


【そしてその右足を強く眼前の地面へと叩きつける、筋肉が膨張、突き刺さった無数の針がポロポロと落ちていくだろう】
【そうしてその無数の細かな傷跡から地面へと流れていく、僅かな血液達】
【細かい傷跡はまるでノコギリで神経を抉ったかのよう、痛覚が非常に繊細に反応するのだろう】

【それは、並みの人間であれば、その痛みだけで卒倒しそうなほど――――彼だって、例外ではない】
【――――だが、その表情は変わらない、どこか愉しむような、それでいて、睨むような視線】
【頬を一筋の汗が伝ったとしても、まるでノイズのように、扱うのだろう】


教えてやるぜバンチョー、人一人ぶっ潰す方法をなァ!!
――――尤も、テメェがそれを見れるかは保障しねぇがなぁ!!


【強く踏み込んだ右足を軸に、跳躍、空中へと飛び上がる彼の長身】
【月光を背にすると、短い白髪が、キラキラとまるで彼の殺意のように降り注いだ】
【バックステップをして貴方が取った距離以上に、その跳躍で埋めようとしつつ】

【左手を伸ばした、まるで闇を掻き消すかのよう、地面へと突き刺すような勢いで、掌を開き貴方へと伸ばす】
【空中から落下しつつ、左手で貴方の右手を握り締めようとするだろう、そうしたなら、外へと開くように、貴方の右手を握ったまま】
【左手を更に左側へと、開くのだろう――――そして】

【右手で持った刀を以って、貴方の左肩へと突き刺そうと、する】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 20:59:39.32 ID:30WMZCYVo<> >>308 >>310

……クソが

【――思い切り憮然とした面で、短く吐く言葉】
【まあ、意見の他にも男としての矜持がそこはかとなく折られた所為であるのだが】
【彼が慮るテロリスト以外の運転士の命も、この男は犠牲の羊としてしか数えていなかった】

……――――は?
いや、お任せって何なん……森島京=H

【それでも飛び降りは流石に度肝を抜かれたのだろう、扉から外を見遣るも姿は見えず】
【あからさまに舌打ちを一つ。シレーナ会合で聞いたその名を反芻させて、もう一つ舌打ちし】

【――さて。この猛獣めいた男の手綱を握れるのはソニアだけとなる】
【森島の心配もある、だが彼がいない今、唯一頼れると言えるのは彼女の作戦のみだ】
【やるなら早くしろとでも言いたげな横暴な視線が、彼女を遠慮なく射抜いて】

…………合わせろ、って?

【じとりと睨んだ目はドヤ顔への苛立ちもあったのだが、これ以上言ってもいられない】
【無言でスモークグレネードを受け取り、目の前の鏡に焦点を合わせて】
【色々と投げやりな「せェの」と同時。その中へと、缶を投げ入れ――同時、手中に顕現するのはイバラの鞭】
【狙撃手の彼女を護衛する形で、追随して突撃するだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 21:09:23.99 ID:jb9mbyfHo<> >>309
《貴様はーーーああ、UTの創設者か》
《その説は私の犬が世話になったな、まあなんだ、私は一応応援しているんだぞ?》

《ーーー戦争というのは片側だけがいても始まらないからな》
《頑張って悪と戦ってくれ、私はそれを見て楽しませてもらおう》

【セリーナの姿を見やるーーー冷たい、まるで機械のような目だ】
【興味なさげな言い方だが、なんと彼女は寧ろUT≠応援していると言う】
【ーーー勿論、それは闘争が起こるから故という理由でだが】

UUUUUUUUUUVOOOOOOOOOOーーーッ!

【怪物は、鎧を着たセリーナの姿を見て咆哮を上げるーーー空に向かって、口は開きはしないのにーーー】
【二つの機械刀を交差させ、その交差部分で銃弾を受け止めるとーーーぐぐっと押し返した後、腕を下に振り下ろし、銃弾を下に弾き飛ばす】
【ーーー真正面から撃たれた銃弾を受け止めたーーー反応速度の早さは、それだけでも伺えるだろう】

>>311
【ーーー続いて、八攫の登場、そして攻撃】

UUUUUUUUUUUUUUmmmmmm…!

【怪物は、唸るーーー咆哮を上げて猛るのではなく、威嚇するようにーーー】
【銃弾を弾き落とした瞬間の隙を突いた八攫の攻撃は、エネルギーの供給源であるマギタイトを狙った物】
【ーーーだがーーー】

AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!

【ーーー八攫の攻撃は、受け止められる=z
【何によって?ーーーそこにあったのは、鞘=z
【背中に残る、尖った鞘の部品が駆動して前に周り、八攫の刀を防いだのだーーー】

《貴様はーーー八攫 柊といったか》
《そちらも、私の犬が世話になった、何か変な意識を持っていたようだがーーーまあいい》

【八攫の攻撃を防いだ怪物が、後ろに跳んで一旦八攫から離れ、直ぐに再び飛び上がるーーー】
【忍者のような華麗な動きで、体を捻りながら着地するのはーーー】

>>ALL
【怪物が着地したのは、セリーナと八攫を結ぶ中心点ーーー八攫からは背後、セリーナからはすぐ正面ーーー】
【胸のマギタイトが輝き、機械刀に紅い光が弾けるーーー!】

《余り私の犬を舐めるなよ、仕事はしっかりとやるのだけは評価しているんだ》
《それにーーー最新式のスーツ、ガルム≠着用していて、簡単に行く訳がなかろう?》

ーーーGUUUUUUUUUUUUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!

【怪物の目が輝き、雄叫びを挙げながら、捻った体を横に一回転させる】
【機械刀から放出されたエネルギーがリング状になって放出されてーーー広がって行く斬撃の輪が八攫とセリーナを纏めて狙うーーーッ!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 21:10:33.35 ID:rhbgBumSo<> >>310>>317

【――、鏡から鏡へ、そして、窓から二号車へ】
【スモークグレネードは宙を奔り、――パン≠ニ、壁を隔てた炸裂音】

【三号車からは、ガラス越しに煙の充満した車両が見えるだろう】
【そして――、そのまま突入したなら、叫び声=z


『ゲホッ、ゲホッ!!…、…い、一体――ゲホッ!!
 クソッ!! ゲホッ!! プランCっ…、ごハァッ…!!
 プランCさえェッ!!…、…クソォォッ!! プラン…、…ゲハッ!!』


【――、何やらプランC≠ノやたら固執している男を含め、総勢七名の立った影】
【皆、一様に激しく咳き込み、苦しんでいる。…、…煙に気をつければ、制圧は容易だろう】

【尤も――、急がねば、一号車の連中に気付かれるかもしれないが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 21:11:09.53 ID:nmI2b5Lwo<> >>313

機関員の割には殊勝な……

【敵と分かれば理由は十分だ】
【ナイフを引き抜き構える、その動作に一切の淀みはない】
【万全盤石、変幻自在の銀色は夜に尚輝き牙を向ける】

はんっ!誰がはいそうですかって渡してやるか
アンタらはアンタらなりの流儀があるだろ?ソレを使ってやればいいじゃねーか、下らない事を一々聞くなよ

【右手にナイフが1つ】
【しかし不思議な事に背中のナイフケースには未だナイフが入っている】
【ノーグの位置からでもシルエットから突き出たナイフの柄が見える筈だ】

【ノーグの瞳が魔術的なアイテムを理解出来る性能があるならば】
【そのナイフが相当に特殊な性質を持つ代物だと分かるだろう】


……まあどっちにしても、答えはNOに決まってるけどなあ!

【正直な所、腕に眼がある事に驚いた……が戦場でそんな事に意識を割いている暇はない】
【ああして見せびらかすには何かしらの意味がある、この場合は攻撃かと考え構える】

――――――っち、っとお!?

【瞬間、迫る熱戦を転がる事で避ける】
【戦闘用の魔眼か、些かどころか相当に厄介な代物を敵は所有しているらしい】

【転がったままの低い姿勢、その状態でノーグに向かい駆ける】
【右手のナイフは上下に揺れながら銀の帯を描き、夜を裂く】
【8mの距離を埋めるには速さが足りないが、次の間にはエルフェスの彼の得意な戦闘距離へと変わる】

【ノーグその物の戦闘力は高くない、特に近接ではと考えたのだろう】
【靴音は規則正しく刻まれて、銀色はコンマ毎に近づいてゆく】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 21:12:37.99 ID:fVMmuo9ro<> >>317>>319

【――――落ち着かない、と思った、小さなその心臓が、キリキリと痛んだ】
【貴方のその手で、握られているかのよう、ぎゅっとその手でその心臓を掴まれているかのよう】
【伸びた指先の、その先の爪が、鋭く鈍く、傷つけていくようにも感じた】

【そうは言ってられない、貴方の合図と同時に、彼女もスモークグレネードを放り込んだ】
【寸刻の間を置かず、背中にもたれかかった扉を開き、中へと突入していく】
【一歩一歩確かめるように辿る足元が、強く響いた】

【車両内へと飛び込んだなら、両腕を地面に水平に伸ばす】
【まるで十字架のよう、細い両腕が、それだけでは支えられない華奢な色合いを滲ませて】
【放つ銃弾の音、強く響いたのなら、電車の窓ガラスが砕け散るだろう】

【両腕を少しずつ、前へ前へと、動かしていく、そして同時に、等間隔で銃弾を放っていく】
【窓ガラスを一つずつ、その車両内の窓ガラスを割っていくのだろう、その行動は瞬きすれば落としてしまうぐらいに、早い】
【最終的に重なる両掌、手首で二つの拳銃――――スチェッキンを交錯させたなら、くるり、とその銃口を地面へと向ける】

【開かれるであろう全ての窓ガラス、それに弾かれるように大量の煙が外へと流れていく】
【長時間の煙はそこに居るであろうテロリストを刺激するだけ、目くらましは一瞬で良い】
【彼女の後方に居るであろう>>317になら分かるだろう、彼女が軽く目配せするのを】

【普通に突撃していたならば、扉を開けた瞬間蜂の巣だ、彼女の煙はそれを防ぐ役割を果たそうとする】
【そうして、煙を自分達で晴らしたなら、ほんの僅かな時間彼女達にイニシアティブ≠ェ向く】
【その間に、願うだろう、月彗が、立っている影を制圧するのを】

【――――照明に照らされる彼女の横顔、僅かに苦しそうな色をしていて】
【頬を伝う汗の形が、はっきりと響くだろう、傷口が熱を持って、今にもはじけそうなぐらいに】
【彼女を長時間の勢力として期待するのは、難しい】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>saga<>2013/02/17(日) 21:14:37.00 ID:RTIN9vIJo<> >>316

【牽制代わりに撃ったその水流、右脚で強く蹴り飛ばされるとは思わなかったようで】
【仏頂面をしているものの、内心は少々驚いているようだ】

「――まッ、このくれェでくたばる様な顔してねェしな」
「予め言っといてやんよ、俺の能力は火力重視じゃあねェ」
「それに、殺すだとかそォーんなのに興味もねェーしな、これで十分だ」

「それに――俺の"相棒"、お前はまだ見てねェだろォ?」
「この世界に能力者が居るかは知らんが、そのくらいの実力持ってりゃ……どんなタイプかくれェはわかるんじゃあねェーか?」

【そういえば、先程から見えない"相棒"に話しかけるかのような言動があったが――】

「……高ェな、相棒――頼むぞッ!」 『――――ハイハイ』

【右手を握られ、刀を向けられれば――彼の背から何かが現れる】
【それは額に竜のような鰭を1つ持った鱸の頭に、海水を主としたゲル状の物で出来た人の様な姿を持つモノ】
【手の甲や背には魚の背鰭が、踵上部には魚の鰭が、尻には魚の尾があり】
【頭部や尾、鰭の断面は虚空の様に見え、ゲル状の物がそこから出ていて――生えていると言った方が適切か】
【脚は本体が纏っているため、痩せ細った死に掛けの犬のように細くなっている】

【相棒の口から発せられるのは、海水――だが】 【先程のものとは違い、"守護"の力が付与されている】
【今まさに貫かれそうな己の肩へ、その海水を発射することで攻撃の威力を弱める】
【完全防御なんて夢のまた夢、その剣先は左肩を確かに捉えていた】

【リィン、左手で鈴を一つ鳴らせば、その手に現れるのは一振りの鉄製短刀】
【刀がより深々と刺さるかもしれないのを承知のうえで、その短刀をそちらの腹部に向けて突き立てようと振るう】

【成功失敗問わず、相棒の姿は地面へと潜り、見えなくなるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 21:22:36.29 ID:30WMZCYVo<> >>319 >>321

【音もない足取り。まるで煙に紛れるように、視界の不明瞭さなど意に介さぬよう】
【それでも――目配せに対しては、僅か頷いたように見えた】

【プランCを叫ぶ続ける男の頬を思い切り張るように、無慈悲なイバラの鞭を一閃】
【頚を飛ばす意図はない。気絶させるためではあるが、イバラとあっては痛々しいものだろうか】

……≪少女地獄≫

【間髪置かないイバラの暴虐、残留する煙に混じって青藍色の燐光が狭空間を舞う】
【矢張り先程と同じ大樹の幹のような太さとうねる軌道で、敵の殲滅と銃撃の拒否を兼ねながら】

【男を張った鞭を可否に関わらず手元に引く、するとその腕にイバラが巻き付きぐにゃりと形を変え】
【新たに顕現するのは鳳仙花の蕾。そこから銃弾のよう硬質な種を飛ばし】
【一号車への扉を強引に破壊しようとする一発、成功すれば即座に突撃を試みるだろう】

【――ここで、ひとつ不協和音が鳴った】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 21:25:45.96 ID:fVMmuo9ro<> >>322

【貴方の肉を貫くであろう、彼の刃、その感触は冷たく、それでいて熱い≠セろう】
【バーナーで直接肉を焼かれているかのような感覚、けれども、刀に触れているその箇所だけは非常に冷たい】
【冷たさが限界を超せば、人は痛烈な熱さを感じるという、きっと、それに似た感触】

【舌打ち一つ、攻撃の威力が弱まった、突き刺すことが出来たとしても、その傷はそこまで深くない】
【防御された瞬間に、彼は左足を貴方の右肩へと、伸ばすだろう――――右手は握ったままだ、蹴りやすい位置へと少し引っ張りながら】
【出来たならば、貴方の右肩を蹴って、飛びのく、回避されたとしても、強引に身体を捻り、後方へと飛ぶだろう】

【刀による突きの威力は非常に弱まるものの、貴方の短刀を回避しようとした】
【蹴りを防がれようと、防がれなくても、彼の身体は少し後方へと飛ぶだろう】
【傷だらけの右足と、無傷の左足が地面を叩いたなら、吐き出すような声が漏れた】


……知らねェし、興味もねぇな、どうせ海水だろう、さっきから俺にぶっかけてくれてんのは――――!!
通りで痛ェわけだ!くそっ!一発ごとに傷口がぐちゃぐちゃになりやがる!
えぇ!!テメェもそんな、爽やかな顔しながら、やる事がにくいじゃねぇか――――

ぶっ殺したくて、たまんなくさせるぜェ――――!!


【右手を振りかざした、その手に握られた刀が強く月光を歪める】
【僅かながら貴方の血液のついたそれ、銀の刃に落ちた鮮血の色は、どこか神々しくて】
【月光を浴びて、浴びたのなら、まるでその内部へと吸い込まれるように、血が落ちていくだろう】

【歪んだ、彼の表情、それはまるで三日月が如く、歪んだ笑み】
【苦虫を噛み潰し、その上飲み込んだような表情は、最早人のものとは、思えないほどに】


空華=\―――俺の刀の名前だ、斬った相手の血を使ってなぁ、斬った相手の力を使えんのさ
痛ェぜ、まだ生暖かい傷口に、塩水ぶっかけられんのは――――
物は試しだ、一発食らってみんだなぁ!!


【右手の刀を振った、最初に貴方の行った攻撃と一緒だ、海水の奔流が虚空から出現する】
【違うのは、それが貴方の顔面を覆うよう、小さな水の塊を、ぶつけるかのよう】
【一瞬だけ、視界を奪いつつ、そして同時に、貫いた左肩へとかけようとしているのだ】

【――――後方に下がれば、容易に回避できる、そうして、潮は引くだろう、その奔流の後には】
【その水の壁を突き破るかのよう、彼の左手が貴方の喉元へとくらい付こうとするだろう】
【水に隠れつつ接近したのだ、飛び掛るような勢いで、その左手を伸ばした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 21:32:43.83 ID:PiI4Taj30<> >>318

――"犬"――ね。確かにアタシもワンちゃん、とか呼んでるけどさ。
むしろあの時世話になったのはアタシの方で――って、まあそんなのいっか!

(――さっきから犬、犬って――飼い主気取りかい。首輪も付けずに・・・大層なもんだね。)
(けど――まさかとは思うけど――いや、あり得るか――)

【目の前の敵も、また犬と呼ばれる存在――そしてその圧倒的な反応速度、魔弾を弾く怪力――】
【最新式のパワードスーツは確かに強力と見た、しかしそれ以上に――そう。】
【セリーナも"スーツ"を纏う者だからこそ分かるのだ――こういうモノは、中身がどれだけ"優秀"かに寄るのだと。】
【そしてセリーナは二度ほど――こんなスゴイ動きをする"犬"と、共闘した事があったのは事実で――】
【頭によぎるのは店を訪れた"男"の花と――】

(考えても・・・ッ!!仕方ないか・・・ッ!!)

>>311

――ちょいと、そこのお侍さんッ!!
どうやら"コイツ"、ちょっとやそっとの攻撃くらいは見切れるくらい速いし、強いみたいだッ!!
――居合わせたのも何かの運、アタシと協力、しないかいッ!!

【声をかけるは敵と同じく、装甲に身を包んだ一人のガンマン――どうやら彼女も、また正義を名乗る戦士、か。】
【UNITED TRIGGERの存在を知っているのであれば――正体の見当はつくだろう、明るい口調の陽気な女。】

――アタシ、セリーナ!セリーナ・ザ・"キッド"ってんだ、よろしくぅっ!
いきなりだけどアタシは見ての通り銃が武器で――離れてないと力が出せないんだ!
前衛を――頼んでも良いかな!

【異常なまでの反応速度、弾速を見切り弾き飛ばす上に、柊の一閃すらも受け止める対応力の高さ――】
【一撃を見舞うとすれば、同時攻撃による協力技が有効と考えたのだろう、セリーナは距離をとろうとバックステップを決めるが――】

>>318

――う、わわわわわーッ!
速ッ―――くっ!!

【跳躍――その速度たるや、銃弾の入り乱れる中で戦闘をこなすセリーナですら一瞬影を見失うほど。】
【俊敏な怪物に対応は遅れ、彼女は正面への接近を許し――】
【まさかの、遠距離攻撃――!!】

――ガンマンと撃ちあいとは、良い度胸じゃないッ!!

【放たれた円環状の斬撃、刃のリングと化したそれはエネルギーを放出しながら、セリーナ、そして柊へと向かう――】
【しかし攻撃が飛び道具であるなら話は別だ、セリーナは銃弾での迎撃を試みる――】
【素早く腰元で構えた"弾"末魔、神速の抜き撃ちにより放たれる弾丸――瞬間、激突ッ!】
【斬撃の輪を撃ち落すべく、紫の魔弾が空を駆けた――!!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 21:33:10.22 ID:wRMtHBRd0<> 【風の国―路地裏】
【人の気配も少なく、世界の闇に近しいこの場所にひっそりと営業している一件の店】
【荒くれ者から金持ちまで食を求めて人々が集まる酒場 『バー&レストラン″CNS″』】
【OPENと描かれた立て看板が出ているが、店内は人が少ないのか喧騒がほとんどなかった】

――……

【店内のレジには一人の美女が、不機嫌そうな―むすっとした表情をして座っていた】
【豊満でスタイルの良い身体つきをしており、紺色のセーターとその上に羊柄のエプロン、青の長いジーパンを着ている】
【紫色のロングヘアーには蝙蝠の羽が生えており、ジーパンからはサソリの尻尾のようなものが生えている】
【美女の左手はギプスと包帯でぐるぐるにまかれており、白い長い布を首から下げて左腕を吊っている―骨折してるのがわかる状態である】

【少数ながらにも店内には他には人が居るため、それを応対している男性が一人】
【斑色のバンダナに、立体マスクをつけ、No14と逆五芒星が書かれたスポーツサングラスをかけており】
【赤色のラフそうな服と羊柄のエプロンを着ている】

「まったく…一人で向かったと思えば、なんだその姿は…」
別にいいでしょ…
「だいたいお前の能力はタイマンに向いていないというのに」
わかってるわよ…
「護衛どころか、肉壁さえも連れて行かない、いない場所に行って何を考えてんだか―」
わかってるって言ってるでしょ!!!

【美女は骨折していない右腕で思い切り机を叩き、そのまま店のドアを勢いよく開け―路地裏へと出て行ってしまった】

『あ〜あ…店長〜…』
「なんなんだあいつ…」

【彼女が出て行ってしまった店内には、店長と呼ばれる男と、常連らしき人が数人だけ残った】

まったくなんだって言うのよ…負けたわよ、確かに…
でも仕方がないじゃない…仕方がないじゃない…弱かったんだから…

【美女は路地裏の中をそのまま進み、ぶつぶつと独り言のようにしゃべりながら歩いている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/17(日) 21:33:50.89 ID:i0hKWhaAO<> >>320
(ナイフが得物ですか……)

【一本を引き抜いた後も相手の背にはまだ柄が見える】
【しかしナイフを多数装備する人間もそう珍しくない】
【故に男はナイフの特異性には気付かない】

ああ、やはり駄目ですか。
ならば、仰る通りにしましょう。

【熱線がかわされたことなど気に留める様子もなく】
【相手が駆けるのを見てもただ軽く身構えるのみで】

接近戦が得意なのですか─── あ な た も

【先程から浮かんでいた笑みはより深いものとなっていて】
【男は振るわれるであろう刃を受けるべくメスを彼に向ける】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 21:39:23.47 ID:rhbgBumSo<> >>321>>323

【――割れる窓、そして、次第に晴れるスモーク】
【高速移動している列車という条件上、晴れるまでにそれ程の時間は掛からず】
【…、…視界の回復は、次第に、両者の条件をイーブンに引き戻していく】


『ゲホッ…、…ん!? よ、よしッ!!
 お前ら、この視界ならプランC≠――、うわぁぁッ!!!』


【七人の影の内、一人。……プランCの男は倒され、顔から鮮血が飛び散る】
【――瞬間、他の六人が氷付き、続いて、浮かべるのは激昂の色】
【恐らく、人が死ぬ≠ニ云う状況に慣れていない――、故に、彼等の『勘違い』】



[――、き、貴様ぁぁああぁぁッ!!!]


【――、バン=Aと、乾いた銃声がひとつ、ふたつ、みっつ】
【狙いは、一号車の扉の破壊には成功したであろう、月彗】
【…、…狙いは足下。当たるにせよ当たらぬにせよ、足を止めるまで弾丸は続く】
【続いて残りの五人も、一斉に月彗へと銃口を向け始める】

【だが――、問題は、時間≠セ】

【扉が破られたことで、異変に気付いたであろう一号車のテロリスト達が、対応を始めるまでの】
【そして、激昂した残りの六人が、本格的な戦闘行動に入るまでの】

【…、…その時間≠フ多寡が、状況をどう変えるのか】
【ポイントは、現在、完全なフリーのソニアと言う事になるか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 21:39:37.83 ID:nmI2b5Lwo<> >>327

(ち、見誤ったか……!?)

【振り上げるナイフはしかしメスによって防がれる】
【刹那の鍔迫り合い、エルフェスは自らナイフを少しだけ引いて相手のメスを誘導し】

ニヤニヤ…………すんな!!

【右足でそのメスを蹴り上げはたき落とそうと試みる】
【そしてその行動の可否に関わらず、その場からワンステップ後方に】
【更に同時に左手でも腰のナイフを引き抜いて構えるだろう】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 21:42:51.85 ID:fVMmuo9ro<> >>323>>328

【止めようにも手段がなかった――――正確には、その手段を使えなかった=z
【平常時であれば突撃するであろう貴方を止めるように、鏡の能力の一つでも使えただろう】
【しかし、未だ直りきっていない両腕での二挺拳銃は多大な負荷を両手にかけて】


待っ……て……!!待つ……の……月、彗――――!!

(ダメ、間に合わない――――!!)


【かくん、と右膝から地面に倒れこむ彼女、当然、右足が身体の下敷きとなった】
【体重は軽い、非常に――――それこそ、羽毛のように軽い彼女】
【それでも、その刺激は悲痛なものであった】


……っ!!!んぅ……あっ……くぅ……
ひっ……っぐぅ……うぅ……


【右足は小指を除いて全ての爪が剥がれている状況、それに無数の裂傷が奔っている】
【剥き出しの神経の束、そう形容しても構わない、ソレを自分の身体で押しつぶすのだ】
【絶叫を上げなかっただけでも褒められる、それだけのものであった】

【溶けたドロドロの溶解鉄を傷口に流し込まれて、そのまま固められたみたいに】
【細い喉が切り裂かれそうな音を上げそうになって、思わず口を紡いで、耐えた】
【地面へと倒れこむようになりながら、両手に握った拳銃は離さずに】

【本来なら、もう少し狙いをつけて撃つ事ができた、しかし、状況は一変】
【震える両手で構える銃は、まるで初心者の持つ、包丁のようなもの】
【銃声は六つ、恐らく直撃するのは三つもなく、そのどれもが死に至らしめるには足りない】

【何とか立ち上がり、追撃をしようにも、立ち上がるのにも時間がかかった】
【――――そのポイントである時間を、みすみす逃してしまう、よう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 21:46:53.85 ID:RTIN9vIJo<> >>324

「――ッ」

【左肩に感じる痛み、その刀身は冷たいはずなのにとても熱く】
【右手は握られ、左手には短剣――体をそらす位しか、その蹴りの威力を弱めることは出来なかった】
【何とか手放さなかった木刀、しかしその顔には苦痛が浮かんでいて】

【短剣は役目を終えれば、鈴の中へと戻っていく】

「そうだ、俺の能力――いや、相棒は海水を吐ける」
「……まァ、そう焦んなお前――じっくり行こうやァ」

【戦いを有利にすべく、冷静さを失わないように気を配る彼】
【だが、その自分を突いた刀が月光を歪め、海流を返してくれば】
【海水に刺される左肩、奪われる視界――あなたの狙い通りに、バックステップを取り――】

「刀……さっき斬った時の血で、俺の能力を使いやがったなッ」
「わかっちゃあ居るが、……しみんなァ――うッ、左手が……くゥッ……!」

【そして喉元に喰らいつくのは、相手の左手――呼吸を阻害され、苦しげな呻き声を上げる】
【――だが、相棒が地面に沈んだのは、単なる何となくではない】


「――――不意打ち、ったァ、……卑怯じゃあ……ねェーか?」 『御互イ様ダロ』

【突如、あなたの背後から相棒が飛び出してきて】
【その背中を、両手のヒレでX字の様に斬ろうと、両腕を振るう】
【――刀には遠く及ばないその切れ味、しかしダメージを与えるのには十分だ】

【相棒の気配は、感じ取ろうと思えば感じ取れる――】
【また、飛び出してくると同時に言葉を発するため、それで存在を認知することも可能だ】

【その攻撃で、もしあなたが手を離せば、彼はバックステップをとるだろう】
【手を離さなかったら、その手を右手で強く握り、振りほどこうとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 21:53:55.46 ID:kgPlFFo60<> >>326

【女性の進む先には――、】
      ・・・・・
【>>292の、細く白い線が見えるだろう。】

【実際には、振るわれた刃、その鋼に光が反射しているだけだが――。】


おっ……。
人外、って奴か?

つっても、なんだ……怪我人か。


【その男は、不機嫌な女性に対して、女性とはまた対照的に】
 ・・・・・・
【偉く愉快そうに口角をあげた。】

【女性の頭に這えた蝙蝠の羽、人、ならざるものと見て間違いなかった。】

【戦ってみたら面白そうだ――、と思ったのだが、一つ残念なのは手負いなこと。】

【閑話休題――】

【――――、反応した手前、何も言わないのは悪い。】


おう、どうした、偉くご機嫌斜めじゃねえか。


【なんて、続けざまに口にするのだ。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 21:54:32.87 ID:30WMZCYVo<> >>328 >>330

【度重なる能力行使は、そのまま脳へ喧しいシグナルのような鈍痛の負担を掛ける】
【銃声の完全回避など成らない。イバラの幹が二発を辛うじて受け止めたが、一発が左脛を射抜いた】
【蹈鞴を踏む足、だがそこから跳ねた血は静脈にも似た青藍色で】

……殺したってええと、思うんやけどなぁ

【一人目の男の目的通り、月彗の足は止まる】
【だが――複雑に展開するその無慈悲な攻撃は止まってくれる事などない】
【イバラが5人を一気に薙ぎ倒そうと迫る、受ければ在るのは大樹の幹で殴りつけるような衝撃】

【時間稼ぎをする時間もない、一刹那が展開を分ける「今」】
【崩折れそうになるソニアを振り返ることすら、この男はしようともせず】
【幾らか機動性は失われたものの彼女ほどの怪我もない躰は、】
【そのか細く懸命な静止など聞き入れもせずに、一号車へ突き進む】

【無謀な突出――果たして、待ち受けるのは何だろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 21:56:17.80 ID:fVMmuo9ro<> >>331

【傷口が焼ける、傷口の一つ一つへと染み入るその痛みは、神経をそのまま抉られるよう】
【拷問に近い攻撃、一つ一つ、相手をいたぶるのを愉しんでいるようで――――】
【またそれと同じだけのダメージを、彼は受けていた】


良く言うぜ、不意打ちだろうが、闇討ちだろうが――――
殺したモンが正義で、殺されたモンが悪だ
その辺分かってくれ……っ!!よぉおおおお!!


【切り裂かれる背中、背中に描いた血文字の八がズタズタに裂かれるよう】
【傷口は深い、ヒレは刀とは違い、面積も、その分厚さも、桁違いだ】
【斬られるなんて優しい言葉ではない、それこそそぎ落とされた、肉を神経を】

【大の男が上げるにしては少々女々しい音かもしれない、叫び声に近い音】
【だが、そうしなければ、耐えられないほどの苦痛、或いは痛みを、その身に受けたのだ】
【必然、左手が離れた、零れ落ちるように――――そのまま捻り潰せば、勝利できたにも関わらず】

【勝利を渇望、或いは戦いを愉しむ男にしては、ありえない行為だ】
【つまりはそれだけ、貴方の一手が、素晴らしかったということか】


かっ……!!!ハァ……ハァ……っ!!畜生が……
ったま来たぜ……!!今のは……効いたな、くそ……!!


【かくん、と膝が零れそうになるのを、つよく左足を踏み込んで、耐えた】
【同時に、地面へと突き刺す、右手の刀、そうしないと、倒れてしまいそう】
【そこに体重をかけて、しばし、痛みが弾くのを待つのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 21:57:23.90 ID:MCFPCy170<> >>325

………了解よ。八攫 柊(やつか しゅう)……覚えるかどうかは任せるわ。
もしも射線上に私が立ったら、私ごと“彼” を撃ち抜いて――――――

…………そうする事で私と貴女は、 それぞれの“道” を果たしきれる……!

【背中越しに返した声は、“徹しきった” 修羅のそれだった。】

【……「自分自身の生命さえも、必要ならば使い捨てる」。】
【護りきるためのそうした覚悟と、そして“もう一つ”の含意――――――】
【………「単なる自己犠牲とは別に、自分に攻撃が向けば都合が良い」。】

【つまりは 「共闘」/「連携攻撃」への同意を/提案を、柊は、水面下で伝えようとしていたのだった。】

>>318

(…………!)

【超速度の一閃は不発に終わった。物理法則すら圧する“切断” の力はただ重い手応えだけを彼女に残した。】
【……想定していなかった事態でもない。些かならず衝撃はあるが――――それだけだ。】

【ゆえに柊は隙を生まず、そのままの勢いで振り返る。目に映るのは斬撃の光輪――――――】
【……自分と共闘者を同時に狙った、広範囲を斬り飛ばす一撃だった。】


………伝えたい事があるのなら、出し惜しみせずに語りなさい――――

【対する柊は生じかける迷いを封じ込め、今一度“接近”。
 地表を滑るような低い姿勢から、斬撃の下をくぐりながら再び男を間合いに捉える。】

【そして彼女は背後に大きく、背負うような斜めの向きで、両手で太刀を振りかぶった。】
【その帰結は先程以上の威力の一閃―――――――】

――――――――――…………ふっ!

     【“溜め” の動作を行うのと同時、一瞬身体を沈み込ませて、疑似的に体重を増加させた。】
【それにより更に高まる威力を以て、男を左の肩口から “斬り下ろす” 袈裟掛けの一撃 ―――――】
【「先程の防御」 ならば打ち破れると図った、袈裟掛けの刃が解き放たれる。】

【だがそれは動きの大きい、攻撃の前後に隙の生まれる攻撃だ。】
【その隙を敢えて利用する事で……“敵の攻撃を自分へと集中させる”。】
【………それによりセリーナに好機を生み出す。そういった狙いもまた、「諸共に斬る」 攻撃と共に図られていて。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/17(日) 22:01:00.94 ID:i0hKWhaAO<> >>329
【一つの激突音、それから数瞬遅れて金属の落ちる音】
【彼の狙い通り、メスが蹴り上げられたのだ】

やれやれ、メスを蹴ろうとは大した度胸ですね。
一歩間違えれば足の肉が裂けるというのに

それと、この顔は普段からこうしているので仕方ありません。我慢してください。

【それだけ言えば男は彼の方へ跳躍する】
【振り上げた右の拳を、落下の勢いを活かして叩きつけるのだろう】
【実に単純な攻撃であり、後ろに動けば簡単にかわせるものだ】
【しかし単純な分、直撃すればその威力はかなりのものになるはずで】

【そして命中の如何に関わらず、左手は新たなメスを取り出すだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 22:01:33.17 ID:wRMtHBRd0<> >>332

…なによ、あんた?

【誰から見てもわかるほど、ふて腐れた表情をして男に返事をする美女】

なに?ナンパ?今私そういう気分じゃないの。
用がないならどっかに消えてくれる?

【よほど気に食わないことがあったのだろう】
【不機嫌なためか、口から出てくるのは人を拒絶する言葉】
【また、見知らぬ男が突然声をかけてきた―と彼女的には思ったため警戒しているのである】

【男が彼女の顔をじっと見つめでもしたらわかることが一つ】
【彼女の瞳は何故か、少しだけ潤んでいた―ここに来る途中に泣きそうにでもなったのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 22:12:42.56 ID:30WMZCYVo<> >>323
/以下の通り訂正します。図らずも確定的な表現となり申し訳ない
/【敵の殲滅と銃撃の拒否を兼ねながら】→【敵の殲滅と銃撃の拒否を兼ねようとしながら】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 22:13:01.65 ID:nmI2b5Lwo<> >>336

ふん……短刀相手にするよりは楽だぜ

【言葉を返す間にナイフを持ち帰る】
【右手を順手に左手を逆手に、それから一呼吸はさみ構える】

(跳躍……?……でも甘いッ!!)

【頭上に跳ぶノーグの姿を視認して直ぐ、エルフェスは行動に移る】
【姿勢を下げ前傾、というよりは転がるように前に出る丁度ノーグの下を潜るような感じだ】
【そして回避の後で右足を軸に時計回りに回転、正面をノーグの背後に向けると同時】

がら空きだぞ、お前っ……!

【遠心力、その勢いを用いて右手のナイフをノーグへと投擲する】
【刃渡りは20cm程度、それだけあれば中身の臓器を傷つけるには足る】
【狙いは適当ではあるが胴体に向けて放たれたそれは場所によれば致命的になりかねない】

(――――――――と、安心している暇はない……か。レンジを変えるか……)

【空いた右手でナイフを再装填、本数は2つで左手も合わせれば3つ】
【それらは動作も言葉も無しに銀色の粒子へと姿を変えてエルフェスの右手へと収斂され】
【やがて形成されるのは切先から柄までが全て銀で構成された刀である】

【相手が近接であればこちらのスタイルを変えて対応する戦略】
【それを可能にする銀の光は弧月のようにノーグを照らすだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 22:14:08.32 ID:rhbgBumSo<> >>330>>333

【――直撃するソニアの弾丸は、数人に直撃する】
【だが、それでも。完全な無力化≠ノ至りはせず――結果、】


[う、うわああぁぁああぁっーーーーぁぁ――ッ!!!]


【…、…薙ぎ倒すように五名、窓から逃げようとした一名が、弾き飛ばされる】
【前者は二号車の地面に倒れ臥すが、後者は――、列車外へ、弾き飛ばされ】
【――、この状況なら、生存は厳しいだろう。地面に叩き潰されてしまうに違いない】


【――、そして、月彗が先頭車両に到達すれば】


〈……、動くなよ、ネズミども。〉


【其処に待っていたのは、五名≠フテロリスト達】
【――、中央奥、片手で爆薬のものらしいスイッチ≠持っている首領格以外は、】
【皆、一様に射撃体勢≠取り、銃口は二号者からの扉、つまり、月彗を狙っていた】


〈――、残念だが、此処で終わりだ。
 ここで俺達と一緒に爆発するか、それとも、フルーソで派手に逝くか。〉


【賢明な判断≠選べ――、と。 男は、ニヤリ、と笑う】
【現実問題、彼らに、『やる意味』は十分。…、…列車が爆発しただけでも、大事件ではあるのだから】



【――、一方、その頃第二車両では】
【ソニアの後方、第一車両にいては見えづらい場所に、人影が2つ=A窓から飛び込んで来るだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 22:16:20.10 ID:jb9mbyfHo<> >>325
【怪物が放った斬撃の輪に、セリーナがぶつける紫の魔弾ーーー二つがぶつかった瞬間、押し合うように力が拮抗しーーー】
【相殺し合うようにして、斬撃がうち消える】

ーーー……ssssEEEEEEEEEEEEEEEEEE……!!

【ーーーただの唸り声ーーーと思えば、そうとしか聞こえないのだろうが】
【何かを言い掛けて≠「ると思えば、そうとも聞こえる】
【ーーー怪物の側を被った顔の見えない男はーーー】

>>335
【斬撃がかき消えたのは、八攫が潜った瞬間の事ーーー】
【素早いその動きは、斬撃を放った瞬間の怪物の隙を捉えたーーー】

ーーー…AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!

【しかし、その隙を埋める為の背中のアームだ、アームを二つ並べて前に出し、方なを防いでーーー!?】
【ピシ、とアームにヒビが入った、八攫の力を込めた攻撃を防ぎ切る事は出来なかったのだろう】
【アームのヒビは広がって行くーーーそしてとうとう、砕けーーーッ!】

UUUUUUUUUUUUUUUUUUU…!!

【ーーー砕け散ったアームの欠片がバラバラと落ちる、その中で、唸る怪物の目は紅く輝き八攫を睨むーーー】
【八攫の刀は一度は防御を押し通り、怪物の左肩に触れたーーーが、その瞬間からまた止められる】
【八攫の刀を止めるのは、怪物が持つ二つの機械刀ーーーもう一度の防御で、完全に押さえ込んだ】

>>ALL

ーーーVOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!

【攻撃を防いだ怪物は、耳をつんざくような雄叫びを上げ、体をクルリと回転させて八攫の刀を受け流しながら、回し蹴りを八攫に放つ】
【人を軽く飛び越す跳躍力ーーーそれを生み出す脚部での蹴り付けは、威力は半端ではない】
【ただ、一瞬の隙が無い訳ではない、八攫の切り返しが素早ければ回避は可能なレベルだ】

【それにセリーナからは、怪物を狙うまたとないチャンスーーー】
【回転する一瞬の間を縫うように、弱点らしきマギタイトを狙うか、それとも他の部位を狙うかーーーそれはセリーナ自身が決める事】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 22:16:31.83 ID:kgPlFFo60<> >>337

【――、随分高圧的な……、】

【怪我して泣きべそかいている女性に、】

【「治ったら戦ってくんねえ?」――だなんて、】
 ・・・・・・・・・
【野暮にもほどがある、だろう。】

【彼としては、なんと思われようが、どうでもいいという感じだし……。】

【――さて、言葉に詰まった。】
【慈善活動なんて煩わしいことこの上ないが、】
 ・・・・・・・・・・  ・・・・・・
【関わってしまった以上、】【何かしらしてやらねばならない。】


――――怪我してんならちゃんと療養しといた方がいいぞ。
       ・・・・・・・
その状態でも、腕に自信があるのなら話は別だけど、な?


【もし、もしあるのなら、例え野暮でも、治った後に勝負でも申し込む気なのか。】
【その問いが女性にどういう思いを抱かせるかは別として――。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 22:18:16.22 ID:fVMmuo9ro<> >>333>>340

【一号車へと飛び込む貴方を視界の端に捉えながら、ようやく立ち上がる彼女】
【視界が白濁する、少しでも気を抜いたならば、意識が飛んでいってしまいそうになる、ほど】
【座席へともたれかかるようにしながら、立ち上がると、からん、と小さな音をたてた】


(青い……月彗の血……とっても――――違うの、人と……)

っぁ……んぅ……く……


【地面に直角になるように、頭を上げる二挺の拳銃、その銃口に一杯の力をためながら】
【撃ち終えた弾倉を交換する、空っぽになった弾倉の落ちる音は、かすかであって】
【それでいて鈍痛に染み入る風のようにはっきりとしていた】

【一つ一つ呼吸をするごとに揺れる表情、その吐息の色すらもハッキリと辿れるぐらいに】
【沢山の湖に、頬の素肌を落としたかのよう、滲んだならば、その純白も、僅かにはちゃんとするのだろうか】
【マリンブルーの瞳が、泣き出しそうになっても、耐えるみたいに】

【プラチナブロンドの髪が、肌に吸い付く、或いは――――両手で一杯にした涙のように】
【前髪が視界を翳す、その前で羽ばたく姿が、蝶のようにも、思えて】
【その髪をかき上げたなら、苦しそうな表情の、一遍だけでも辿られたなら】

【――――響き渡る、新たな来訪者、彼女の身が、かくんと震えた】


(ダメ……このままじゃ、やられる――――)


【咄嗟の判断、座席へと飛び込んで、背もたれにその身を隠すだろう】
【華奢で小さな体躯だからこそできること、背もたれの中で縮こまるようにその身を小さくした】
【呼吸の音が、響かないように、心臓の音なんて、止まっちゃえば良いと思った】

【――――人影達は、新しくそこへと入ってきた貴方達は、気づくだろうか】
【直ぐ側に、足元に出現した小さな鏡に――――ひらひらと揺れる、不思議な鏡に】
【彼女の能力Broken Glass Syndrome≠ノよって作り出した鏡に】

【彼女は背もたれへと身を隠したまま、その鏡を通じて、その先の視界を共有する】
【鏡が映した画面は彼女の手元に出現させた、もう一つの鏡を通じて確認できる】
【身を隠したまま、新たな人影の姿を、探ろうというのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 22:24:01.96 ID:RTIN9vIJo<> >>334

「ッ……殺せば正義で、殺されりゃ悪か、中々の極論じゃあねェーか」
「別に正義なんて大層な肩書きは要らねェ、だが殺されるつもりはねェな」

『――ヒャハハ、此レガ俺様ノ力ダ、思イ知ッタカ』

【ヒレに付いた血は、その海水の身体に溶けこまず……いずれは地面にへと流れていくのだろう】
【――相棒のその言葉のイントネーションは、ぶっきらぼうな本体とは違って……とてもチャラい】

「……フゥゥウウーー、ったく、喉掴みやがって……」 『俺様モ苦シカッタ』
「良いか、俺がお前をぶちのめす理由は正義でも何でもねェ、ただ気に食わねェってだけだ」
「そこんところ、勘違いすんじゃあねェーぞ」 『…………』

【喉元より離された左手、数回深呼吸をして呼吸を落ち着けようとし】
【右手の木刀を一振りすれば、3つの大粒の種が生成される】
【それを相棒が、本体の手前に一つ、そちらの左右やや前方にそれぞれ一つずつ投げる】
【――今はまだ、何の変化も無い種だが……何が起こるか分からない、油断は禁物だ】

【その行動の後、相棒は口部より海水の砲弾を一つ放つ】
【威力は雪球を当てられた程度で、速度も一般人の投擲程度だ】
【狙いは頭部で――狙いは、視界を奪う事と、傷口へ文字通り塩を塗る為の行為だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 22:25:52.45 ID:wRMtHBRd0<> >>342

どういう意味よ…?

【彼女は理解しない―いや、彼の言いたいことは分かるが理解したくない】
【怪我した女性に対して勝負を申し込もうなどと、どういう神経をしているのかと―】
【しかし、この世界にそんな人物はありふれている―少なくとも身近にいる戦闘狂のこと思い出しながらもう一度】

どういう意味よ、あんたバカ?

【意味を分かったうえで、合えてもう一度同じ返事を男に返した】

そんなに腕試しがしたいなら来週にある大会にでも出たら?
水の国?だっけ、そこでいろんな奴が出てくるみたいだけど

【皮肉を込めてか、相手を馬鹿にしたような表情で話す】

怪我直すったって、今はあそこに帰りたくないし…
正規な病院には行けるわけないし…

【独り言のように、下に顔を向けながら喋る女性】
【溜息を吐くその表情は哀愁を漂わせている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 22:27:16.23 ID:30WMZCYVo<> >>340 >>343

【――絶体絶命の状況下、愉しげに歪む口許は何なのだろう】
【ホールドアップなど取るはずもない。ただ、静かにそこを動かず】
【囮、時間稼ぎ。瞬時に判断した己の役割はその二つだ】

……そうやなぁ。こッちとしては何方でもええんやけど
どちらにせよ「機関」の手柄にしてまえるからなぁ。此処に「元No.2」のあッちが居る限りは
降格されたばっかで丁度手柄も欲しかったし……都合いいにも程があるわ
アハハ、そッちらには唯「ご苦労さま」しか言えんのやけどなぁ?

【つらつら並べるのは混乱を誘うためのそれ。本気など一片も――】
【……言ってみて少し、不穏に悩む点はあったりしたのだが】
【巻き添えを喰らうダメージが此方に残るのは確実で、仕方なしに脅しだけに留めておく】

【眼前の相手に気取られぬよう、直接視線で確認することは無いが】
【後方で何かしらの動きがあるのは察したようで、そしてそれを楽観的に捉える】
【ソニアが何らかの準備をしているのか、或いは、何か助けの手でも入ったのだろうと】

【――先程身を投げた男が本当に「森島」ならば】
【この状況を捨て置くだけで終わるはずがない。確信めいた何かが、男の胸中にあった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 22:34:48.21 ID:fVMmuo9ro<> >>344

【眼前へと近づく、貴方の砲弾、速度はそこまで速くない、通常ならば楽に回避できる】
【けれども、今この状況においては、それすらも億劫で――――】
【口を大きく開き=\―――あろうことか、食らう、だろう、その海水の砲弾を】

【食らいつき、歯を立てる、そうして、砲弾を塊から元の海水へと戻そうとして】
【成功したなら、口内一杯に広がる塩水の味を、気に入らないと言いたげに吐き捨てるだろう】


気に食わねェか……随分とまあ、大層な理論だこった……
だが、好きだぜ、そういうの、少なくとも、理想とか、そういうのよりはマシだ
だってそうだろ、ココに刃突き立てりゃ分かるこった――――

俺達は真っ赤なんだよ、血と肉と、後はいくつかの臓器で出来た塊にすぎねぇのさ
そんな奴らが、思想だ、理念だ、とか……可笑しいと思うだろ
俺だってそうさ、まやかしだよ、この世は――――けどな


【地面から引き抜く、右手の刃、横一文字に切り開いたなら、その刀身が揺らめいた】
【夜風に解けるかのような、その一瞬、僅かであろうが、微かに響く】
【――――口元が笑った、口角を吊り上げるような、唯の笑みを】


すっとしただろ、この俺の気にくわねェ$g体に一発強いのぶちこめて
俺もお前も一緒さ、痛くて苦しくて、泣き出しそうなときに――――

生きてるって心地がすんだろォオ!!


【油断は禁物、その言葉は彼に対しては何の意味もない】
【真っ直ぐだ、何の躊躇もなく、何の恐れもなく、その真っ只中を突き進む】
【右手は外側へと開いたまま、左半身を真っ直ぐ向けて、ただ猛進≠キる】

【地面を蹴る、強い速度、あっという間に彼と貴方の、隙間を埋めようと為す】
【そうして瞬間、暴風が吹き荒れるだろう、彼が右手に握った刃を左手に向け一閃を放った】
【長い刀身が夜をかけた、その軌跡が瞬いたなら、一撃で、貴方の作った三つの種を切り裂こうと為す】

【更に、夜空に一筋の彗星を刻むかのよう、低く啼いた燕が一閃、天空へと向け急上昇するかのごとく】
【左足で急ブレーキをかける、巨大な体躯が、一瞬にして静止したなら、左へと振りぬかんとする刃を止めるだろう】
【そうして、刀身を上空へ向け、縦へと切り上げる°M方の右肩を、強く抉るかのように】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 22:38:53.07 ID:PiI4Taj30<> >>335

八攫―――柊。うん、オッケィ!
アタシ、人名と銃の名前覚えるのだけは得意で―――って、言ってる場合じゃないね。
それじゃ"柊ちゃん"、背中は任されたよ――!!

【道を果たす、とはつまり――どういうことか。】
【セリーナは彼女の言葉から、並々ならぬ覚悟を感じ取った――仕方なければ、自分ごと撃ちぬけ、と――。】
【そんなコトを言ってのける猛者など、今まで見た事がないセリーナには、彼女の肉体と】
【そしてその気高く、あまりにも鋭い精神が――彼女の手に握られる刃のソレと、オーバーラップした。】

(――すっごい気迫だね、これがサムライ、か・・・負けてらんないわ、こっちもッ!)

【構える。"弾"末魔の銃口が今度は地面へと向けられる――これは――】

>>341

【弾丸によって相殺された光の輪――エネルギーとエネルギーがぶつかり合い、衝撃波が鎧の表面を撫でる――。】
【至近距離での"魔弾"すらも相殺するその遠距離攻撃に、セリーナは舌を巻いた】
【――火力が必要だ、と。】

【瞬間、下を向いた"弾"末魔から本日四発目の銃弾が放たれ――地面手前で停止、再び召還陣を展開――!】
【空間内に新たな"武器"がイン・ストールされていく――!】


番犬吠々―――<"ケルベロス・マグナム">!!

【地面を貫き、召還陣から現れるは1挺の拳銃――否、拳銃と呼ぶには余りに大きすぎる武装】
【肥大化したグリップ、通常の倍以上はあろう大きなシリンダー、そして特徴的なのは上下に三つ並んだ"バレル"――銃身】
【水平ニ連装のショットガンの上部に、もう一本銃身を付け足したかのような歪な火器――】
【その名の通り、ケルベロスを模して作られた武装。装填される弾丸は――たったの三発。】
【巨大なシリンダーの内部、本来ならば十数発を装填できようソコに込められた弾丸は20mm以上はあろう大口径強装弾】
【銃口は地獄の番犬そのもの、獲物を狙い定め、今――ハンマーが起こされた。】

【>>335(柊)の攻撃により生まれる一瞬の隙、そして引き付けられた注意――絶好のチャンス】
【しかし先ほど言っていた柊の言葉が過ぎる――"撃て"と。】
【射線上に入る事があれば――迷うなと。】

(まったく――スゴイ戦闘だよ、アタシじゃ絶対に出来ない・・・けどね。)

【アーマーの奥、セリーナの瞳が一瞬の悠久を捉える】
【指が動き、起こされたハンマーと同時に銃身が回転――シリンダーと共にリボルバーが可動、弾丸が込められた!!】
【補足した相手のそれは"足元"――機動力を消すための一撃】
【蹴りを放つ"怪物"のなんと――軸足、一本のそれをめがけ彼女は引き金を絞るッ!!】
【たったの一瞬、そしてそれは精確無慈悲な射撃となり爆裂し、銃口が跳ね上がる――】
【精密な弾道計算でスマートグレネードにも匹敵しうる強装弾が飛来するだろう、付与される属性は"氷"】
【命中し、炸裂すれば冷気を撒き散らし――行動力を奪おうとするだろう】

(――伊達にガンマン、やっちゃあいないんだ。―――狙って当てるのが仕事ならッ!)

【狙っていないものには、絶対に当てないことこそ必要とされる技量――柊を撃ち抜かぬ様最も射角を計算しつくした上で――撃ったのだ。】
【接近戦で真価を発揮する貴女に笑われてはいけないから――彼女の本気が、獣の脚部へと向かった!!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 22:44:59.67 ID:kgPlFFo60<> >>345


……そのまんまの意味だ
手負い状態だからこそ――身の危険は増える訳だしな……
それでも大丈夫という自信がなけりゃさっさと怪我を治した方がいい。


【うまくぼかされてしまった。】
【こちらの意図を見透かされたように。】
【言い直しても――、恐らく女性は口にしないのだろう。】
 ・・・・・・・・・・・・
【自分の強さを示唆した発言は。】


――、大会への参加エントリーは既に済ましてるよ。

――なんか事情があるっぽいな…、深くは踏み込まないけど……。


【ため息、深く悩んでいる様子。】
【仕事ですごい失敗でもしたのだろうか……。】
【正規の病院が使えない、という言葉の意味がわからないが――、】

【――、一つ、面白い手を思い付いた。】
【うまくいけば――、】


……大会にエントリーしてみるのはどうだ?
ちゃんとエントリーすれば運営側の療養施設貸してくれんじゃねえか?


【――うまくいけば、自分は大会で人外と戦えるかもしれない。】
【女性の事情を無視した、利己的な提案。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/17(日) 22:46:03.18 ID:i0hKWhaAO<> >>339
【かわされた、という事を男が認識するのは早かった】
【否、こんな単純な攻撃がかわされる、ということなど始めからわかっていたのだ】

【しかし、彼が身体の下を潜るというところまでは予想できなかったのか】
【飛来するナイフに対し急ぎ振り返れば、それは左上腕に突き立つ】
【勢いよく放たれたナイフが深く刺さらなかったのは、それなりに筋肉のある証か】

くっ……なかなかやりますね……

【眉を歪めつつもやはりその笑みに見える表情は変わらず】
【ナイフを引き抜けば右手にそれを構える】

───ほう、面白い武器ですね、と!

【言い終わらぬうち、男はやや曲がった軌道で走り出す】
【姿勢を低くしつつ向かってやや右側から接近し、左手のメスで腹部を狙う】
【左腕の負傷もあり、全力での攻撃とはならないが直撃すれば少しは肉を切り裂くか】

【そして勢いのまま彼の前を通り過ぎたのなら、制動をかけ彼へと向き直るだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 22:47:44.18 ID:rhbgBumSo<> >>343


【ソニアの鏡が、捉えるであろう人影の正体は――】


…、…はぁ、はぁ。――、割と本気で、死ぬかと……。


【――、森島京≠ニ、先程車外へと弾き飛ばされた男である】
【どのような手品を使ったのかは知らないが、窓から飛び込んで来たらしい彼】
【抱えた男を適当に放り投げると、ふぅ、と一息。それから、前方へ足を進め――】


――、えーっと。前の車両に…、…何人か――ん。


【…、…其処で、足元の鏡≠ノ気付き】
【それから、――苦々しい顔で、何故か、直ぐにソニアの隠れた場所に、顔を伸ばし】


…、…すいません。ちょっと無理させちゃいましたね。
ん、と、――申し訳ないんですが、もう一度だけ、列車の前≠ノ、鏡=A出せませんか。


【――、「取り敢えず、背中にどうぞ」、と】
【こんな状況にしては楽観的に見える笑みを浮かべ、背を向けて、しゃがんで】



>>346


【一方、第一車両――】
【元・No.2≠ニの言葉に動揺する四人に反し、首領格は、不敵な笑みを浮かべる】


[…、…これはこれは、思わぬ収穫では有るな。
 貴様が[ピーーー]ば、機関にも損害を与えられるという訳だ。]


【――、それから、興が乗り始めたのであろう彼は】
【如何に自らの目的が崇高であるか、語り始めるだろう】
【…、…曰く、水の国の高官が機関員であるとか、ないとか。有り触れた噂だ】
【どうにも、機関にも水の国の上層部にも、等しく害意を持った国粋主義的思想者らしい】


[――、さて。話を戻すならば、だ。]


【「さっさと後方車両に失せろ、ガキ」――、首領格はそう告げて、ニヤリ、と笑んで】
【……、線路の遥か先に、フルーソの街並みが、少しだけ見えて来ていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 22:54:23.63 ID:wRMtHBRd0<> >>349

大会エントリー?
ハッ、馬鹿ねボウヤ♪

【少し調子を取り戻してきたのか、魅力的な声色と瞳で男へと返事をする】

"腕試し"、"賞金・賞品"、"富み・名声"、
そんな物私たちには必要ない―あんなもの、正義面した一般人と金持ちの道楽よ♪

【開かれるであろう大会を―まるで馬鹿にするかのように出場を拒否する彼女】
【その表情は、出たくないから―ではなく、本当に出る意味がないと言った表情である】
【彼女にとっては全く価値のないものなのであろう】

療養施設なんかもってのほか、貸してくれるわけないのよ♪

【苦笑いをしながら、男の言葉を否定する】
【彼女の中には運営側が貸し出してくれない理由がある見たいであった】

それに、私の能力は…タイマンに向かないみたいだしね…

【はぁと小さく溜息をついた】
【今だ、自分の能力について自身が無くしてしまっているのか】
【戦闘に関して語ろうとすると途端に元気をなくしてしまっている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 22:58:16.07 ID:nmI2b5Lwo<> >>350

(……思ったより入らない、か)

【あの男は博士然とした格好からはかけ離れた肉体を持っているのか】
【軟弱な学者というのはもはや過去の遺物かもしれないな、などと途中で止まったナイフを見て思う】
【だが、突き刺さらないならばより強く突き立てれば良いだけの話】

【弧月を振り正眼に構え、視る】

なんだ……――――――――

【すぅと息を呑んで、呼吸を合わせる刀をやや斜めに持ち直し】
【右に払うように振る、そして刀の腹を迫るメスに合わせ文字通り払う】
【曲芸にも似たその動きはエルフェスという人物が技術に秀でている表れでもある】

……そんなんじゃ眼はやれねーな
出し惜しみしない方がいいぜ、こっちだって手を抜ける程優秀じゃないんだからさ。

【振り払った刀その勢いのまま同時に後方へと下がる】
【それは僅かな隙にもなるが、果たして】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 22:58:25.42 ID:fVMmuo9ro<> >>346>>351

【張り詰めた空気が一瞬緩んだ、何故ならそこに居るのはカッコイイ≠ィ兄さんだったから】
【弛緩する緊張の糸、ダメと思った、このままだったら、その胸へと抱きつきたくなりそうだったから】
【見れば分かるだろう、ボロボロの彼女、少しでも力を入れてしまえば砕けてしまいそうな、そんな儚い旋律で】


っぇ……っぐぅ……京っ……
Помощь меня(助けて)……月彗……大変……なの


【貴方から見えるだろう、彼女の手元、鏡が既に二つ≠った】
【一つは、貴方の足元に出現したソレ、それによって、貴方の動向を眺めていたなら】
【もう一つは、言うまでもなかった――――月彗の居る直ぐ側に、出現させた鏡と通じている】

【大変なことになっている、言葉が出ない、振り絞ろうにも、音にならなかった】
【普通の攻撃が、彼女の身体を削るとしたら、能力は、精神に消耗させるのだろう】
【貴方へと向ける表情、寝転んだまま身体を起こす元気もなくて、ただ、ねだるよう】

【綺麗に梳かされたプラチナブロンドの髪も、少しくしゃくしゃになって、彼女の吐息で濡れていて】
【お願い、とつけたしたなら、小さな手が、貴方の腕をぎゅっと、握ろうとするだろう】
【呼吸するので必死な細い喉元が、揺れるように、刻み込まれた】

【身体の奥底にまで圧し掛かる疲労感は、動作一つ一つ、言葉一つ一つを縛っていく】
【指先が重い、よう、肩が、まるで鉛のようにも感じた】
【それでも言葉を紡ぐのは、ひとえに、誰のためか】


鏡=c…っ……ぅん、分かった……分かったから……
京……っ……Желание(お願い)……月彗を――――……

Разбитый Стеклянный Синдром……っ
――――Broken Glass Syndrome


【貴方の言うとおりに鏡≠出現させる、限界に限界を重ねる行動】
【背もたれへともたれかかったままの彼女の身体がぐらりと揺れた、貴方の背中へと、転がり落ちるように】
【貴方の耳元に響くのは、ただひたすらに、押し殺したかのような呼吸音】

【冷たい――――それは、まるで、氷でできた彫像のよう、びっくりするぐらいに体温が下がっているだろう】
【最早目を開けてなんかいられなくて、瞼が閉じたなら、その滑らかな素肌に解けるよう】
【声すらなかったら、そのつらそうな表情がなかったら、眠っているみたい、と思えるだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 23:00:03.40 ID:30WMZCYVo<> >>351

【首領格の言葉を聞く顔、無を保っていたそれが、僅かづつ眉根が寄せられ】
【不敵に笑む相手に対して如何にも分が悪いとばかりに引き攣る表情】
【そう、「如何にも」。相手の優越感を引き出せる程度に、歪められて】

……ふゥん。ならあッちは飛んで火に入る、ってワケかいな
そんなん御免やわ、餌にする気はあっても、餌になる気は毛頭ないんやから

【一歩、二歩――】
【まさか素直に命令を聞くはずがない男の、明らかな「後退」】
【まだ相手が直接的な手段に出ない事を悟ったからこそ、ではあるのだが】

【己の目論見が少しは上手く通ったと思う反面、歪む表情には別の感情もある】
【このまま後方で動く何かが上手くこの状況を制圧の方向へ持っていったならば】
【それもまた、望むところか――混沌の名の下。この男は何処までも、機関の人間であった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 23:04:15.57 ID:RTIN9vIJo<> >>347

【その砲弾は、ただの海水の球体――故に、喰らいつけばすぐに崩れる】
【味も、香りも、それは海の味その物】

「お気に召してもらえたようで何よりだ、っとでも言っといてやんよ」
「確かに俺達は血肉の塊かもしれねェ、――だがな」
「その器に"魂"が入ってっから、こうして自分の意志で戦ってんだ」
「別におかしくも何ともねェ、――生き物が何考えようと勝手だって事だ」

【――本当に、彼は"気に食わない"というだけで、そちらに立ち向かっているのだろうか】
【魂なんて、人によってはオカルトでしかない、けれど彼のその魂は――】

「ああ、すっきりしたぜ、すゥんごくなァ〜ッ」
「――ふん、俺はマゾヒストじゃあねェからな、残念だがそんなので生きてるとは思わん」

【種はいとも容易く刀によって斬り裂かれる、それ以上何も起きない――】
【か、に思えた】

【――接近する相手、その速度に無理に抗っても仕方が無いと思ったのだろう】
【力があまり入らない左腕――左肩を前方とする、斜めの構えを取る】

【刀――軌道は右肩狙いか】 【あの時と同じように、相棒は守護の力を持った海水を右肩に吐く】
【しかし、……遅かった、減衰なんて殆どかけられなかった、思わず木刀を地面に落とす】
【その刀は"右肩"を大きく抉り、刀を伝って流れる、地面へポタポタと流れ落ちるその"鮮血"はそのダメージの重さを物語る】
【もし刀を引き抜けば、肉の隙間から白いモノが見えるだろう】

「……ちィッ、木刀が……くゥッ、……これは完全に動かせ……痛ッ」 『――其処デ此ノ種ダ、相棒ヨォ』

【――その吐いた"守護の海水"、それの一部は"地面"へと流れ落ちていて】
【それが真っ二つに斬られた種に触れれば、その断面から先端の尖った鋭い"木の根"が生えてきて】
【急速に成長し、あなたの脚を抉るべく――"二本の根"が伸びるッ!】 【その根の太さは直径2cm程度だ】

【もしかすると、見えるかもしれない】 【その刀の一撃の時、相棒の顔も苦痛に歪んでいたのが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/17(日) 23:05:14.66 ID:MCFPCy170<> >>348

【正確に銃を構える音。返って来る気軽な、少しも “固く” などなっていない声――――】

(……話に聞いてはいたけれど……想像以上に気軽なのね。)
(けれど――――――――……私は嫌いじゃない……!)

【斬り裂く刃としての “彼女” はその所作を頼もしく、少女としての彼女はその軽妙さを好ましく感じて―――】
【………こんな戦場でなければきっと微笑っていたであろう想いと共に、さらに深く戦意を研ぎ澄ました。】

【――――――――――“「想像以上だった」 彼女にならば、後衛を/背中を預けられる”。】
【そう、無意識のうちに思考に浮かべながら。】


>>348、>>341


【至近距離からの蹴りが迫る。】
【回避か、防御か、迎撃か――――――……何れも『否』、最善の一手は他にある……!】

(…………ッ!)

【受け流される太刀を「より深く」、衝き立てる様に斜めに地に埋める。】
【そしてインパクトの瞬間半歩下がり、身体を貫く衝撃を軽減―――――――】

―――――――――――…………かは、ぁ……ッ……!!

【……強引に回し蹴りを耐え抜きながら、それでも何本も肋骨を折り砕かれる痛み。】
【その衝撃に玉のような血を吐き出しながら、】

(………敗けられ、ないのよ―――――――………賭けてくれた彼女のためにも……!)

  【少女の双の橡色は、なおも鋭利に戦意を砥ぎ上げていた。】

【刀身が再び跳ね上がる。切り裂かれる地表/床石。】
【左の足許から胸元近くの高さまで、螺旋を描く様に廻り閃く白銀の刃。】
【それは、自らを「埋めていた」 床石を切り裂き、跳ね上げ、そして斜めに断割させて――――――】


――――――――――――――……はぁアッ!!

【≪所長≫の右肩、左肩。散開してそれらの部位を狙い撃つ、あり得ざる二つの石の刃に変える。】

【それと同時に放つ逆袈裟の斬撃は、彼女の視点で右下から左上へ―――――
 斜めに “昇る” 軌道を以て、再び男のマギタイトを狙って閃く。振り抜く刃の生み出す暴風、その風音すらも切り裂きながら。】


【セリーナの銃撃が機動力を奪えば、男に≪所長≫は護れまい。】
【そうなれば≪所長≫は高確率で両肩に被弾し、彼女には、ミサイル発射は大幅に困難になるだろうか。】
【そしてマギタイト狙いの斬撃―――――それもまた、成功率が跳ね上がる。】

【だが、再び彼女には隙が生じるだろう。】
【それは、如何なる結果を生むのか―――――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 23:05:58.00 ID:kgPlFFo60<> >>352



――、そうかもな。


【別段彼は、正義面した一般人でも、金持ちでもない。】
【あえて否定はしないが――、女性の答えに、】
 ・・・・・・
【アテが外れたと、舌打ちしたい気持ちを押しこらえる。】


――、訳有り、ね。
どんな訳があるのか、気になるところだけど――、


【――今は、それよりも――、】


どんな能力なんだ?


【方向性を悩む彼女に、そう尋ねた。】
 ・・・・・
【アドバイス、でもするつもりだろうか。】
【蛇足だが、彼は無能力者。】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 23:14:20.69 ID:fVMmuo9ro<> >>356

【切り上げる刀の一閃、すぐさま刃を上方向へと切り抜いたのなら、さらに刀身を下へと向ける】
【刀の背に左手を置く、更に地面へと振り下ろし、止めをさそうと、為すのだ】
【月夜に彩られる鋭い視線は、ただ単純に命を狩る事を考えていた】


ククク……ハハハ……!!魂≠セと……!!
最高だな!最高だよアンタ!どこまでも俺をコケにしてくれやがらぁ!
良いぜ、そんなに言うんだったら、テメェの頭蓋撃ち砕いて、ん中の魂≠ニやらを

いっちょ拝ませてもらおうかねぇ!!!


【更に手首を捻り、刀身をずらした、地面へと平行になる形で寝かされる刃】
【その刀身の向く先は、貴方の顔£囀x顔の右側面、目の辺りの高さ】
【切り上げた刃を地面に水平になるようにずらし、その背中へと左手を置いた】

【そのまま強く押し込んだなら、貴方の顔面は目の高さで真っ二つになったろう】
【しかし、その行動がいかない#゙の手が、その瞬間に止まった】
【何事だ、そう考えるよりも早く、貫くような痛みが奔った】

【まるで地面に打ち付けられたよう、生えてきた鋭い木の根≠ノ脚を大きく抉り取られる】
【皮膚が裂け、肉が削がれ、白い骨の断片すらも見えるかのよう】
【空気にさらされる二方の肉片が、今にも溶けて、落ちそうなほどに】


んだこりゃよぉおおおおおおおおおおおお!!!


【刀が揺らいだ、二本の根を一刀両断せんと刃が唸った】
【その根元から切り裂くかのように、その刃は泳ぐだろう、足元へと落ちる、彼の刀の切っ先】
【恐らくその行動は成功するはずだ、しかし、ガクンと彼の身体が揺らいだ】

【大きくそがれた両脚の痛みは、戦いの快楽で掻き消せる量を超えていた】
【足元には血溜まりなんて言葉じゃ軽いほど、Madina Lakeの海にも似た大量の鮮血】
【浮かぶ苦悶の表情が、方膝を地面へとつかせた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/17(日) 23:17:59.37 ID:gzhkF1YB0<> 【大通り】

【病院なんかに長いこと籠っていては、腕が鈍る。】
【スポーツ選手のような思考だが、戦いは生半可なスポーツ以上に苛烈だ。】

さて……

【何より私は病院食が気に食わない。あれは口に合わない。】
【灰色の髪、空色の瞳。襤褸の黒コート。ふさふさの大きな尻尾。それが私である。】

【昨夜の戦いのおかげで、金なら、ある。……が、遊ぶ気はしない。】
【かといって、無駄に戦いは求めない。戦闘狂では無い。腹の減り具合は、中途半端だ。】

【さてどうしようと、理由も無く歩いていた。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 23:18:39.36 ID:wRMtHBRd0<> >>358

んー…うふっ♪

【右手の人差し指を口元につけ、妖艶な笑みを浮かべながら彼の方を向き】

そうね♪私の能力、試してみる?♪

【そう言って右手をピストルを打つような形を作り彼の方に向けた】
【彼女の右手は桃色に光り、人差し指の先に小さなハートが作り出された】
【その小さなハートは桃色の気を取り込み、段々と、段々と、大きくなっていく】
【そして、テニスボールほどの、手の中に納まるような大きさになると】

ラブ・ショット♪

【男の了承も得ずに"それ"を男に向けて発射した】
【ハートは弾丸よりは遅く、警戒をしていれば避けるのはたやすい速度】
【避けられて、後ろの壁に当たれば壁は桃色の濃い染みが着くことになるだろう】
【当たることがあれば―男には大したダメージはない、まるで風が触れたかの程度の感覚しかないであろう】
【だが、ダメージが無い代わりに、夢心地な気分、身体は高まり、火照り、彼女が今よりもより魅力的に見える】
【媚薬―そう言ってしまえばたやすいような効果が表れるそれは、攻撃が当たった対象を"恋の奴隷"へと変えてしまう】
【だが、正義神が強く、何かを守らねばならないなどの強い意志を持つもの、芯を持った信念を持っているものには効かない】
【心が弱く、常に不安定で、迷走をしているものに現れる効果】
【タイマンには確かに弱い―どちらかと言うと対大群と戦う戦争の時に本領を発揮できそうな能力であった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/17(日) 23:20:01.96 ID:i0hKWhaAO<> >>353
【振り払われる刀に対して膝を折る】
【そして膝で滑るようにして刀をかわせば、彼に体の左側を向けるように向きを変えて】

確かに、僕は少し貴方をなめていたようです──!

【地面に付けた右腕、そして右足の力だけで一気に彼の方へ向かう】
【勢いを利用し身を起こしたなら、紅の眼が熱線を放つ】
【狙う先は彼の右腕。先程とは違い二人の距離は狭く、十分な火傷を与えられるだろう】
【熱線を放ち終えたなら、次は右のナイフで上から下へ、斬撃を放とうとするだろうか】

【しかし、能力を使った為か斬撃の前には僅かながら隙が生じているのは確かだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 23:22:32.47 ID:rhbgBumSo<> >>354

【――、必至の表情で言葉を紡ぐ彼女に、軽い笑みを返して】
【背中に背負った体温の、『冷たさ』を感じれば、始めるのは体温の上昇】
【熱操作能力を利用して、彼女への負担を和らげるのが目的である】


…、…さて、と。


【ソニアを背負い、彼女へと熱≠フ供給を続けつつ…、…精製するのは、『球』】
【紅く光るそれは、熱エネルギーの塊。……、『爆弾』の様な物である】
【――そして、出現した『鏡』に、それを放り込んで】


…、…これで後は、月彗さんが倒して終わり、と。


【その場から、立ち上がり――ゆっくりとした足取りで、第一車両へと足を動かし始めた】


>>355

【――、月彗が素直に後退を始めたのを見て、首領は笑みを大きくし】
【そして、何故か、軽く『右手を挙げ』――】


〈…、…悪いが、気が変わった。此処でお前は殺し――〉


     【――バリィン=\―ッ!!!】


【――、彼の発泡命令が飛び出す直前、車両前方のガラスが割れる=z
【恐らく、『森島の仕業』であると、そしてそれが、『合図』であると、月彗は気付くだろう】
【…、…車両上方の爆弾に引火しかねない行為だが、結果的には、していないようだ】


[きッ…、…貴様ッ!! 一体、どういう――!!]


【――、だが、首領格の指は、爆弾のスイッチに伸びており――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 23:31:01.26 ID:jb9mbyfHo<> >>348
【セリーナの攻撃を邪魔する物はいない、普通なら隙にもなろう召喚動作も、狙いをつける時間もゆうにある】
【セリーナの召喚したケルベロス・マグナムを見て、社長は《ほう》と嘆息を漏らした】

【セリーナが狙ったのは軸足ーーー動きの少ないその部位には、セリーナの腕前もあって吸い込まれるようにーーー】

ーーーッッ!?

【軸足に巨弾が着弾し、衝撃ががくりと怪物の体を揺らすと共に、軸足を凍り付かせ、動かなくさせる】
【崩したバランスを直す事も出来ずーーー】

>>357
【セリーナのサポートもあり、回し蹴りの体制はめちゃくちゃに、威力は大幅に下がる】
【八攫を蹴り飛ばしはしたものの、ダメージは格段に下がった筈だ】


《……ーーー》

【いつしか黙っていた社長は、戦いを黙って眺めていた】
【戦いに圧倒されていたーーーとか、真剣に見ていたーーーとか、そういうのでは断じてない】

《ーーーさて、と…》
《ま、やっぱりコレ≠カゃないとな…》

【戦いを眺めるのは、自らが放った犬≠フ戦いぶりを観察する為】
【密かに、次≠フ用意を始める姿は、寧ろ既に祝砲≠フ事なんてどうでもいいように見えてーーー】

【刹那、余所見をしていた社長の体に、衝撃が走るーーー】
【ーーーおお、見よ。社長の両肩に突き刺さる岩の塊を、刃のように鋭い岩の破片が、悪意が詰まった小さな体を貫くのを】

ーーーーーー!!!??!

【ーーーその瞬間ーーー社長の体に岩の刃が突き刺さった瞬間、ピクリと怪物が僅かに震えた】
【ーーーほんの一瞬、刹那の硬直ーーーそれが、命運を分ける】

【響いたのは、金属音ーーー】

ーーーGUUUUUUUUUUUUUUUUUUUAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!

【ーーーマギタイトを切り裂かれ、そこから紅い力を弾けさせながら、怪物の悲痛な叫びが木霊するーーー】

/続きます
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/17(日) 23:31:09.08 ID:30WMZCYVo<> >>363

【「合図」――待ち侘びたそれに、賞賛でも何でもない舌打ちを贈り】

ったく遅いわ、ド阿呆……!

【先程顕現した鳳仙花。腕に装備されたままのそれを瞬時に向けて】
【放つ硬質な種の一発、狙うは首領格の手許のスイッチを弾き飛ばそうと試みる】

【同時、左足の所為で縺れつつも相手へと駆け寄り、距離を詰めようとし】
【そうして鳳仙花を解除、イバラの鞭に戻してそれで絡め取ろうとするのもまた、スイッチだ】
【他のテロリストに確保されない為に?――「否」】

【硝子を踏んで始めて響く足音。不協和音が、徐々に、徐々に――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/17(日) 23:31:34.06 ID:jb9mbyfHo<> >>ALL


《ーーーあーあ、これじゃあ肩が動かんな》

【ーーー怪物の叫び声の中でなおよく通る、この場にあって、この状況においても尚余裕そうな声】
【見れば、社長は両肩を貫かれたにも関わらず、顔色一つ変えずにいてーーー】

【ーーー傷からは血の一滴すら流れてはいないーーー代わりに流れるのは、バチバチとした火花=z

《ーーーまったく、やってくれたな気様ら》
《その人工マギタイト、奴に合わせて作るのは難儀したと言うのにーーーまあいいか》
《こっちへこい、ラッシュ=t

【ーーー今、彼女は怪物の事を何と呼んだか?】
【いや、二人とも薄々は勘付いていたかもしれない】
【ーーーラッシュは、脚の力のみを以て脚を繋ぎとめる氷を砕くと、社長の近くへ飛び、八攫とセリーナを同じ方向に対峙するように】

《ーーー私の製作したパワードスーツの動力…マギタイトは、そのまま攻撃属性にも使用するがーーー》
《これは少し特別性でな、動力でありながら力を制御するのに使っていたーーーそれを破壊した物だから、暴走も近いな》

《ーーーそら、やはりこちらのが使い慣れているだろう?それは捨てていいぞ》

【社長が座る車椅子の背部が開き、一つの機械のアームが伸びてーーー】
【それが持つ機具ーーーバタフライナイフを巨大化させたような代物ーーーを、二人は目にした事がある筈だ】
【これをもっていた男の名ーーー今社長が呼んだ名ーーーこの武器を使い慣れた人間ーーー】

ーーーーーー……ッ!

【暴走を始めた紅い力が、ラッシュの身体中に滾り、紅いオーラを見に纏う】
【両手の機械刀を一つずつーーー八攫とセリーナに、ダーツの様に投げつけると、社長が投げた機具を手に取り、駆動させるーーー】
【折り畳んだ刃を出し、裏返した部分は長柄にーーー長柄の剣へと変形させると、ラッシュはそれを両手に構えーーーッ!】

……ーーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!!

【最早、その叫びは声にならないーーー】
【心を蝕む黒い波動が剣から上がり、ラッシュの紅いオーラと混ざり合い、赤黒くなって身体を覆ったーーー】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 23:33:18.14 ID:fVMmuo9ro<> >>363

【――――暖かい、と思った、ソレは多分、彼女にとっては、気のせいのようでもあった】
【瞼がとろんと溶けたなら、ホットミルクのような素肌にくしゅくしゅって溶けていくよう】
【この一瞬をも永遠に、それができるのなら、きっと苦労はしないのだろう】

【鏡へと貴方の攻撃が渡ったなら、鏡は役割を終えたかのように割れるだろう】
【粉々に砕ける鏡の破片、キラキラとプリズムのように、照明を反射し、美しく照り輝く】
【それは有終の美を告げる、少女の言葉のよう、終わりを告げた、切ない音のよう】


……京……月彗……大丈……夫……
ソニア、怒らせちゃった……の……月、彗……

だからね、いけない……の……謝らなきゃ……ごめんなさい……言えるように、なったから……


【時折紡いでいた言葉から、彼女が純粋な此方の人間で無いと分かるだろう】
【紡いでいた旋律はロシア語、言えるようになったとは、そのままの意味だろう】
【ほんの僅か上ずったような旋律はきっと、熱のせいなんかじゃなくて】

【うわ言のよう、戯言のよう、それでも、紡ぐ音律は確かなリズムを刻むよう】
【ソプラノが響いたのなら、やがては貴方の耳元で広がるのだろうか】
【そうして沿うのは果てない思いの残響、リフレインしたなら、そのまま放り投げて欲しい、と】

【ゆっくりと揺られる、景色の先、今にも途切れそうな意識が、微かな鼓動を続けていた】
【とても、弱々しくて、消えてしまいそうな鼓動、胸の拍動が、時折掻き消されそうになっても】
【――――助けてと呼ぶような声が、貴方へと届けば良いとおもった】


……お願い……無茶しないで……月彗も……京も……
もう、ゃなの……傷つくの……大事な人、傷つくの……

――――でもね、ソニア……弱いから、とっても、とても……弱いから……
だからね、お願い……


【一言一言紡ぐたびに、彼女の心音が弱まっていくのを感じ取れるだろうか】
【蝋燭の灯火が今にも掻き消えそうなよう、強く吹雪く風だけがその勢いを増して】
【それでも消える前が一番、灯火は強く照り輝くから】

【思いを馳せるなんて言葉は簡単、それでも、結局は他人に依存しきって】
【それがゆるされるのは平常の場、戦場に於いては甘えた言葉だから】
【――――ソレは在る意味、戦士としての言葉ではなかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 23:34:27.05 ID:nmI2b5Lwo<> >>362

(―――――肉薄するかっ)

【ワンテンポ遅れた回避行動は痛みと肉の焦げる臭いが失敗だと証明する】
【痛みに緩む右手は刀の柄から離れるが構わない】
【エルフェスの瞳は迫るナイフへと送られている】

……っ!まだやれるだろっ!!

【左手で握った刀を眼前で地面と平行に、刀身その腹に右掌を合わせて】
【振り下ろされるノーグの斬撃を受けるその衝撃が火傷の後に響き苦悶の表情を浮かべる】
【が、しかしその表情は直ぐに挑戦的な笑みへと変わる】

…………そこっ、甘いっ!

【ナイフを受け止めた刀はエルフェスの声の後で元の姿に、銀の粒子に姿を変える】
【同時にノーグの振ったナイフもその同一性故に引き寄せられて粒子へと変わり同一する】
【両者の眼前に漂う銀の霧、ただその向こう側にはお互いの敵がいる】

【右足を後ろに半身を取り、足裏へと力を流し前に踏み込む】
【指先を霧の中へ埋め取り出す物は「銀の短刀」】

その首、貰うっ!!

【ノーグからしてみれば不定形の霧の中から伸びる切先は予期せぬ物か】
【尤もそれは彼にしか分からないが、その短刀はエルフェス自身の勢いが加わり瞬き一つでその切先をノーグの喉元へ向かうだろう】
【だがしかしお互いがお互いを認識出来ないこの一瞬はノーグにもチャンスがある】


<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/17(日) 23:36:39.22 ID:RTIN9vIJo<> >>359

「ッ……がァァアアッ!」

【切り抜かれる刃、肩より流れるその血は花弁のように空を舞う】
【痛いで済む話ではない、けれどここでそれに負ける訳にはいかない、何故ならば――】
【その刀身は、既にこちらを斬り裂くべく向けられていたからだッ!】


「くッ――気に食わない奴をコケにしてやって……何か悪い事でもあんのか?」
「それに、俺は"あっちの世界"での……"事実"を述べたまでだ」
「俺の"魂"を拝みてェなら、……脳天かち割るんじゃあなくて……まァ、気合で見ろや」

【最初にこの噴水広場に入ってきた時、"迷ってしまった"と口にしていた彼】
【――そう、彼は単なる迷い人】 【異世界から迷い込んできたのだ】
【数日前に迷い込んだ彼に、この世界に対する思いなんてはたしてあるのだろうか】
【ミサイルを知らない街に撃ち込まれるかもしれないこの状況――】
【まだ慣れぬこの世界の危機に果敢にも立ち向かったのは、つまりはそういうことなのだ】

【――さて、顔を真っ二つにしようとする刃、回避を試みる】
【しかし、その右肩の痛みでそれは遅れて――今まさに振り下ろされようとしていたその時】
【相棒によって発芽したその種が、相手の脚を抉り……ひとまず危機は逃れた】
【根の強度は、一般的な木と殆ど変わらない――刀によって、それは意味もなさぬただの木となった】

「――相棒、ありがとよ」 『…………』

【種を発芽させたのは、あくまでも相棒の独断――そう、相棒は本体とは異なる意志を持っているのだ】
【――相棒の左手は、落ちた木刀を拾う】 【その後、"彼ら"はそちらとの距離を開けようと、後ろ向きに歩く】
【その眼は、まだ警戒を解いていない――右肩を大きくえぐられ、左肩等にもダメージを負っていて】
【後ろ向きに歩く時、一瞬ふらついたのは……けっして気のせいではない】

【相棒は、刀を無理矢理本体の左手の鈴に引っ掛けると再び地面へと潜った】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/17(日) 23:37:56.90 ID:kgPlFFo60<> >>361


――……。
おう。頼む。


【腕を組み、女性の発動を待つ。】
【目の前に現れたのは、桃色の球。】
【どんな能力なのだろうか――。この時点で、僅かな昂りをこらえきれない。】


――――ッッ!


【その球に直撃する。】【目が見開き、能力の概要を理解する。】

【――正義感?守りたいもの。信念……。】

【己が命とする一本の刀。それほどまでに研ぎ澄まされた彼の芯。】

【――、彼は、刀を抜き放った。】


――なるほどな。


【一見男に何かしらの変化はない。】
【男は、左腕を前に出し――、その腕深く、】
 ・・・・・・
【いとも容易く切り裂いた。】

【あまりに突飛で馬鹿げた行動、女性の目の前で自身に重傷を負わせた。】

【少なくとも、誰かを気遣う気持ちがあるのなら、】
【心配してしまうほど、血を溢れさせている。】

【媚薬の効果をなくすためか、それにしても、過剰過ぎる刺激。それとも、】
 ・・・・・・・
【それ以外の意図があるのか――?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 23:38:25.06 ID:fVMmuo9ro<> >>369

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/17(日) 23:47:10.94 ID:wRMtHBRd0<> >>370

きゃっ!ちょっと何してるのよ〜!

【いきなりすぎる男の抜刀、自分自身を傷つける行為】
【腕から血を溢れ出されている姿を見て、呆れた様な表情をした】

いきなり何をして…私は治療とかできないわよ
"ラブ"を拒否するために自分自身傷つけるやつとか、そうそういないし…

【血などは見慣れている、彼女はこの状況で血に対しては驚きはしなかった】
【男の―彼女は馬鹿だと思っている行為を見て頭を抱えている】

あのねぇ…私気分良くないって言ったでしょ
本当に何考えてるのよ…
今から傷をつけたりなんかしてちゃ、大会時にコンディション最悪よ?

【はぁ、と深いため息を一つ】
【心配をしているのか―ある意味彼女らしからぬ行為であった】
【取り戻してきた調子も、男の異常と思える行為でまた、どこかに吹き飛んで行ってしまったようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/17(日) 23:50:31.66 ID:fVMmuo9ro<> >>369

【既に彼の身体はボロボロであった、骨を覗かせる両足に、切り裂かれた背中】
【降りしきる血液の量が減り始めたのは、それだけもう――――残っていないということ】
【一瞬、頭を夜空へと上げた、薄く伸びていく景色が、今にも落ちてきそうで】


……あっちの世界≠セぁ?……何寝ぼけたこと言い出してんだ……
たく、口うるせェ野郎だ……なまじ腕が立つから始末が悪ィ
んじゃ、そろそろ終わりにしようぜ……そろそろ前が見えなくなってきたんでな……


【声にハリが無くなってきた、身を切らせつつも相手の肉を、骨を抉る攻撃】
【その代償は他でも無い自分自身、そのツケが、その身を抉るかのよう】
【一つ、踏み出した足先の感触すらも、分からないほどに、溢れ出る血液が、濡れていた】

【それでも、なお、その横顔は毅然と、笑みを向けた】
【獲物を前にした猟犬は、たとえ死にそうであっても、その勇猛な姿を絶やさないという】
【ソレと一緒だ、人というより、最早――――獣でしかない】


バンチョーってったぁけなぁ、バンチョー……クク、良い名だ
テメェの世界じゃぁ、どう言うかは知らねェがよォ――――

俺ん国じゃぁそいつは最強≠フ称号だぜ、ええ、番長さんよォ――――!!


【――――瞬きすれば気づかぬよう、その言葉の音律すらも掻き消すよう】
【疾駆する彼の身体、彼から見た貴方の正面を駆け抜けるが、如く】
【止まらない、その速度、まるで空を駆ける、流星のように――――】

【そうして、貴方へとぶつかる寸刻、その身が、まるで繋ぎとめられるが如く、止まった】
【最早躊躇いはない、その頭蓋を撃ち砕こうと、貴方の顔面を狙って繰り出される突き=z
【行動に入ったならば、止められない、ミサイルのよう、或いは、ロケットのよう】

【炸裂する弾丸は、最早意志などなく、ただ弾けて消える前の淡い夢の跡】
【止められるとすれば――――貴方の力、ただ全身全霊を持って、それを止める事ができたなら】

【この泥仕合の最期の栄冠となるだおる】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/17(日) 23:54:39.62 ID:PiI4Taj30<> >>364>>366

【柊が稼いだ時間――退きつけた注意――生まれる大きな隙――】
【全てが、セリーナの視界に情報として取り入れられた】
【アーマーの内部、HUDディスプレイに並んだ魔界の言語が、数字が点滅――距離を測定、そして命中】
【柊がいなければ――ここまで精確な攻撃は不可能だったに違いない。】

――ざっと、こんなモンよ。

【グルン、とグリップを回転させ巨大な三連リボルバーを無理矢理にガンスピン――そして銃口を口元へ持っていき】
【アーマー越しに息を吹きかけ煙を掻き消す――古風な、西部劇でよく見られるあの仕草――まったく、ふざけた女だ。】
【しかし全てが上手く行くわけではない――蹴りは間違いなく、柊の身体を打ち抜いていて――】

>>357

――柊ちゃんっ!大丈夫ッ!?

【弾丸は当たっていない、冷気も大丈夫だろう――だが強烈なキックが、柊を襲っていた。】
【後衛として隙を見るためには仕方なかったとはいえ――本来なら、足が彼女へ到達する前に】
【軸足ではなく蹴り足の方を狙うべきだったが――彼女の射撃にも限界はあった。】

ごめんね、アタシの射撃が遅れたばっかりに・・・まだ動けそうかな!?
【負傷しているであろう彼女へ声をかけつつ、ハンマーを起こし次弾を装填】
【三つ並んだ銃身がダイナミックな回転を魅せ、シリンダーと共に120度回る――撃ち終えたバレルは火力に焼きつき】
【ここからの戦闘では使い物にならなくなる為だ、一撃ごとに一本の銃身を消費するが故の三連装銃】
【ついで二度目の攻撃を行おうと、したが―――】

【>>366(社長)の体から飛び散るのは血液ではなく火花――そして同時に後退するは"獣"――否。】

(今――やっぱり、アイツ――)

(―――――"ラッシュ"って――――!!)

【――風の国を守護するために、共に戦った戦友――そしてあの時、店に警告をしてくれた掛け替えのない"仲間"】
【瞬間、過ぎるのは"花"に書かれた言葉―――"その場に居たのなら、全力で戦ってくれ"】
【――矢張り、そうか。争う運命か―――。】

(―――撃ちたくなんて、ないさ・・・でも、そんなコト言ってる奴は・・・ガンマン失格なんだ。)

――――ラッシュ君。

【展開されるのは見覚えのあるバタフライナイフ――叫びながらそれを手にするラッシュ】
【奥に見えるのは飼い主であり、彼を苦しめる黒幕の"女"―――】
【怒り。セリーナはアーマー越しに、それを隠そうともせず、唸った。】

――――止めてみせるよッ!!絶対にッ!!アタシが――

"――アタシ達"がッ!!

【瞬間、飛来するのは二対の刀――どうやら本番はここからのようだ。】
【ラッシュの予想外の攻撃に、セリーナの反応は遅れる――瞬間、彼女のアーマーを刀が、貫く――】
【切り裂いたのは右の腹部、鎧が砕け魔力の回路が千切られる――!】

あ、ぐッ―――ううぅッ!!・・・・ぁ・・・ッ!!
【体勢が崩れた、激しい痛みに銃を構える姿勢が、一旦停止――接近されればラッシュの猛攻に、耐えられないだろう。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/17(日) 23:55:12.53 ID:rhbgBumSo<> >>367

【――、背中から聞こえる言葉を聞いて、思う】
【彼女の言葉は甘えでしか無いが…、…だが、それは『過去の自分と同じ』だ】
【成熟した力と、未成熟な精神。現実から理想を守るため、自らを追い込み――】



……、馬鹿ですか、貴女は。


【そうして――、幾分強まった感情とともに、言葉と、熱が交差する】


言われなくても、僕は傷つきません。――、強いですから。


…、…今、一番、傷付いてるのは貴女でしょうけど。
他人の心配してる暇が有るのなら、――放り投げないで、見てて下さい。
弱いからって、人に押し付けちゃいけない。自分で、『見る』んですよ。
幾ら苦しくたって、弱くたって、そのお願い≠ヘ、逃げ≠ナす。



【「逃げないのが、強さです」、と、言葉を締めて】
【――、言葉の高まりに比例するように、伝わる熱≠ヘその純度を増した】


>>365


[フッ……フハハハはッ!!
 致し方ないが、此処で『途中下車』だ愚民共ぉッ!!
 精々、あの世で後悔するがいいッ!! 俺達の理想を理解できなかった事を――ってェッ!?]


【――、弾かれる、スイッチ=z
【宙を舞う其れを、求める手は6対=c、…テロリストと、月彗】
【このまま混戦になれば、テロリスト達が有利なはずだったが――】



…、…月彗さん。ソニアさんと『僕』が、心配してますよ。


【閃=\―、次々とテロリストを薙ぎ倒すのは、紅色の光線=z
【見れば、後方。ソニアを背負った森島の左手から、蒸気が上がっていた】


【――、スイッチは月彗の手へ。…、…さて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/18(月) 00:02:53.96 ID:hz9ctR700<> >>372


――お前の能力は、効果を発揮できればそれこそ相手を封殺できる訳だろ?
例えば、正義感が強い奴相手なら、今のお前みたくしてやればらぶしょっとの効果が発揮できるんじゃねえの。


【相手に揺さぶりをかける手なら、他にもある。】
【能力を発動するまでのプロセス、その一例を、お節介ながらあげてみるのだった。】
【呉服の袖を破いて、自分の腕に巻き付ける。】


――ま、この程度の怪我なら一週間で大丈夫だろ。


【止血すらしないこの程度の応急処置をしてから刀を鞘に納める。】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/18(月) 00:03:42.24 ID:W0tbCyEAO<> >>368
──こちらが触れていても、ですか。

【刀により受け止められ、その刀と共に霧と化したナイフを見て呟く】

やはり面白い武器です、実に理解し難い───

【そして左のメスを右に持ち替えると、右足を引いて身構える】
【相手の姿が見えないのだ、当然といえば当然か】

【次の瞬間、霧から"何か"が飛び出してくる】
【それが刃であると認識したのは喉に当たる瞬間】
【男の能力を知らぬ者ならば、決まったと、そう思うだろう】

【───しかし、刃が男の首を落とすことはなく】

──やはり、貴方をなめていたようですねえ、まったく!
まさか"左眼"を使わされるとは思いもしませんでしたよ!

【その顔に今までの笑みなどなく、左の眼ははっきりと開かれている】
【その眼は闇のように深く、黒く】
【そして男の首は影のようなものを纏っている】

何、簡単なことです。当たる瞬間にこの眼の力で首を強化しただけのことですから。

【肉体の強化──それにより致命傷は避けたようだが、防ぎきれなかったか喉元には浅い傷がある】
【しかし、構えたメスは彼をその射程内に捉えていて】
【右手に握ったメスを彼の胸目掛け、左から右へと振り払う】
【メスの刃は小さい、即座に離れれば大したことにはならないだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 00:10:01.90 ID:5O/Xs/GQo<> >>365>>375

【返ってくる言葉に、熱を持った、その言葉に――――ビクッと身体が動くのを、感じ取れるだろうか】
【逃げ≠セと言われた、でも、反論したかった、それ以外できないんだ、って】
【貴方とは違うの、強い――――貴方とは違うって、でも、でも】


ねぇ……京……京は……見れる=c…
傷つく姿、大切な人……傷つく姿……


【ポツリと零れた、夜明けに溶ける、雪の残照のよう】
【夜露が貴方の首筋を濡らすのだろう、それはとても、冷たい涙】
【きっと貴方の体温で溶けてしまった、彼女の頬の欠片】

【答えは分からない、優しい言葉、厳しい言葉、どう返ってくるかは分からない】
【それでも聞きたかった、聞かなきゃいけなかった】
【聞かなかったら、分からないから、聞けなかったら、後悔するから】

【広がる漣の音は加速するアクセルの音、周囲の喧騒が次第に静まっていく】
【暴走する列車の車輪がかき鳴らす悲鳴のような音色すらも、背景と化して】
【やがて消えいくいくつもの光を、その片隅に捉えていた】

【――――声にならなかった、視界の先には月彗が居て、その手にスイッチを握っていて】

【見たくない、見れない、見ることが出来ないって言ったのに】


月彗――――月彗――――!!

Помощь меня(助けて)――――!!!


【言葉は空白で、思いを伝えるには適していない】
【ただ、無地色の言葉は、ただひたすらにトレースをするだけ】
【意味は伝わらなくて良い、ただココに至るまでの気持ちが伝わったなら】

【見ることを怖がった、物語の結末を、終末を知るのを怖がった】
【楽しみにしていた物語のラストは、それを見てしまったら終わってしまうから】

【けれどもそれは逃げ、結末をつけるのも、見届けるのも、それに関わった者としての矜持だと】
【声にならない声が、伝えてくれた】


【――――乗り出した彼女の大きなマリンブルーが、零れたら】
【ただただ乱れた雪のように、涙が降り注いだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 00:11:05.49 ID:UVFMU4OI0<> >>376

まったく…
今日は気分が悪いってだけで、いつもはこんなんじゃないっての…

【再びため息を一つ、そっぽを向いて不機嫌そうな顔をした】
【―不機嫌そうな顔、それはきっと男から見たらであろうが、どちらかと言うと心配したという顔であろうか】

私のことはいいのよ
と り あ え ず、あんたこそ病院行きなさないよ!
刀傷とか放って置くと大変だからね

【はぁと、三度溜息をつき、女性は来た道の踵を返して歩き出そうとする】

私はもう戻るわ…

【振り向き男に向かって】

ありがとうね

【何に対してのお礼なのかは不明だが、彼女はそう言い放つとその場から去ろうとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 00:18:21.81 ID:1WRzwgmE0<> >>374

……っ……大丈夫、避けなかった私が悪いし……この程度なら、掠り傷よ。
それより“彼”に集中して、っ……――――――

【自分のダメージは“この程度”だ、と。苦悶の声を押し殺しながら、支障ない旨を伝えていった。】
【………“避けなかった” /最善に近い一手を打ちながら、避ける事が出来なかった。】
【その自分の責任でしかないのだから、と――――】

>>364、>>366

【セリーナの援護射撃の完成。≪所長≫の両肩に突き刺さった石刃。斬り裂いたマギタイト。】
【………そして、引き換えに叩き込まれた打撃。】

……く…っ、…ッ………!

【大幅に軽減されたとはいえ、元の威力が威力だった。生じたダメージは凄まじく、軋む躰は万全の状態には程遠い。】
【……だが、成果はそれに見合ったものとなった。そう、彼女は現況を認識していて――――】

(―――――――――…………ッ!)

【けれども事態は急転する。】
【……砕かれた肋骨。暴走を始めた紅い“力”。確信に変わる“推測”、幾度も共闘を重ねた“彼” の狂乱―――――】
【ミサイルの発射こそ阻止したが、あらゆる意味で、彼女に、彼女たちに猶予はほとんど残されて居なかった。】

【…………だからこそ。】

(…………征きましょう。そして、総てを終わらせる―――――――。)

【ドクン、と深く、重く染み渡る鼓動。彼我の“それ”ひとつ聴き逃さずに、冴え渡る五感と直感―――――――】
【………窮地でこそさらなる高みへ昇る。剣士として、生命として柊はその全存在を加速に乗せて――――――。】


(……追撃はさせない、彼女が被弾してしまったのは、前衛の……ッ、私のせいだ――――――――)

――――――――――――――――――――――ッ!

【再び跳躍/飛来する刃を躱しながら “彼” へと接敵、先程までとは比較にならない、正しく超常の域の飛翔を果たす。】

【それは彼女が 「消えた」 と、ラッシュには錯覚させるだろうか。】
【………或いは猛烈な勢いゆえに、明確に “脅威” として認識されるだろうか。】

【何れにせよ彼女には問題はない――――――
 前者ならばラッシュの胸を横一文字に切り裂く刃が、その継戦能力を大幅に奪う。】
【後者ならば彼女は迎撃されて―――――……セリーナには恐らく意識が向かず、代わって彼女が攻撃を受ける。】

【それは、今一度ラッシュに隙を生むための行動だった。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 00:18:48.70 ID:0E45FsmQo<> >>373

「――ふん、あっちの世界はあっちの世界だ、……それ以上でもそれ以下でもねェ」
「まッ、ただ単に迷い込んで……来ただけの存在だ……俺は……――」

【肩より流れる血により真っ赤に染まった右腕】
【その肩を無理矢理、肩にダメージの負った左の手で押さえて――木刀が変な方向を向いて】

「無理すんなと言いてェところだが――良いぜ、ケリ付けてやんよ」

【誰が、とまでは言わなかったその言葉――】
【相手に対してかもしれないし、自分に対してかもしれないし、両方に対してかもしれないし】
【どちらにせよ、次の一手で決着がつくのだろう】

「お前の国では――最強を意味する、か」
「……俺は周りからそう呼ばれているだけでな、最強かなんざ知らんよ」


「だが、――だからこそ、最後まで立ってなきゃア駄目だって事だ!」

【――相棒が再び姿を表すのは、彼の足許だ】
【但し、その身体を全て出すわけではなく――上半身のみ】
【目的は簡単だ、駆ける相手により放たれる突きを回避させること】
【その突きを防ぐのに、守護の力を持った海水を使うのは間に合わなさそうで】
【種を拾って投げて発芽させ、そして縛るなんてまどろっこしいことはもっての外】

【故に、一番手っ取り早い方法を選択した】
【それは簡単だ、相棒が本体の腰を掴み、そして思いっきり下に引くこと――本体は脚の力を抜くだけ】
【衝撃は大きいものの、そうすれば一気に姿勢が低くなり、顔面に対する突きの回避に繋がるのだ】

【――その突きは、確かに頭部を捉えていた】
【しかしそのダメージを、頭蓋骨を削るまでの深さまで抑えることが出来た、代わりに腰が痛むが】

【忘れてはならない、相棒の存在を】 【相棒は本体を下に引いた後、地面に再び潜っていて】
【そして、再び地面から出てくると――】

『喰ライナ!』

【勢い良く、ただの体当たりをそちらの正面に向けて繰り出す――】
【その威力は、本体の弱りからかあまり高いとは言えず、通常時ならば軽く体勢を崩すに留まるくらい】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/18(月) 00:19:43.13 ID:LZKjpqvXo<> >>375 >>378

【援護射撃を放ったのが森島であると認識して、明確な困惑の色が浮かぶ】
【それでも掴み取った感触。笑みより先に途惑いが浮かんだのは、一体何だろう】
【この列車の運命は手中にあるというのに、だのに、ソニアの声が明確にそれを阻んだ】

……――――

【溜息。これ以上の能力行使も限界であるのだから、と辿る思考は誰への言い訳か】
【手負いでこれ以上の虚勢を張れるはずもない。まして相手が「森島京」なら、尚更だ】
【割れそうな程の頭痛が支配する脳裏、考えることも一緒に放棄した】

……止め。嗚呼もう止めや、気持ちが悪い

【興が削がれた体で吐き捨てて、折角手にした玩具の鍵(スイッチ)を忌まわしいもののように手放し】
【床に落ちるそれが硬質な音を立てると同時。月彗の躰の輪郭が揺らぎ、青藍色の燐光が舞う】
【霧のようにその姿が虚空に消えていき、そうして彼の姿が完全に消えた後に】
【がしゃらと音を立てて地に転がるナニカ。左脛に銃痕を残す、木製のデッサン人形だ】

【――恐らくは初めから、彼が代わりにこの列車の運命を握る算段だったのだろう】
【その緻密な計算を狂わせたのは、森島京の名と、紛れもないソニアの献身】

【風の国首都襲撃犯の一人、元No.2、月彗】
【人形じみた男の仮面が僅かに外れた夜――】

/いろいろと失態もありまして申し訳なく
/お二方ありがとう御座いました。お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/18(月) 00:20:42.41 ID:hz9ctR700<> >>379


――、おう。


【どうやら無駄に自分を傷つけるという結果に終わってしまったようだ。】
【――だが、その礼一つもらったからよしとしよう。】

【彼もその場から立ち去るのだった。】

/お疲れさまでしたー。


<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 00:22:12.94 ID:/eo7zmrEo<> >>377

【その遺物は9つで1つ】
【ならば離れ別れた時に元に戻りたいと思うのは道理】
【「同一性」とはつまりはそれを現す特性である】

【辺りに在った霧は次の瞬間にはナイフケースに吸い込まれるようにして消える】
【在るべき場所に戻った、そう考えれば良い】


―――――――!?

【十分隙を突いたつもりでいた】
【あの状況で求められる最上の手を選んだ筈だった】
【しかしだからといってイレギュラーが起きない理由にはならない】
【そう切り札は最後に取っておく物だから】

(…………影……?)

【ノーグの首に纏うその黒の正体は掴めないまま】
【胸元を切り裂かれる感覚を覚えながらも後方へ下がる】

……っ!……大丈夫、死ぬ怪我じゃない……

【ぽとぽと、と溢れる血は服に滲んでラインを描く】
【だけどその程度では止まってなどいられない……だから次だ】

(貫通力を高めれば……なんとかなる筈、それなら4つを合わせた劣化版でも……)

【リローデッド、銀のナイフを4本その右手の指の間で挟み構える】
【ガラスが砕けるような音の後でそれらは混ざり粒子と変えて、己の姿を練り作り上げ始める】
【同時に魔翌力の収縮が発生しているのがノーグならば分かる筈だ】

【右手に纏った銀は未だその姿を見せない】
【そしてエルフェスも動かないまま、ただ空いている左手を向けて武術家のように構えるだけ】
【隙であるが右手の武装はその牙を確実に研いでいる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 00:25:40.23 ID:UVFMU4OI0<> >>383
/お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 00:27:33.49 ID:5O/Xs/GQo<> >>381

【嗚呼――――と思った、その指先の感触が、ソレを伝えていた】
【刺した、俺は確かに、貴方の頭蓋へと触れた=\―――】
【けれども、ソレは決して勝利では無かった、視線を下せば、そこにはまだ敵が居た】

【刺した貴方の頭蓋から、まるで花火のように、一陣の光が零れた】
【真っ白であった、けれども、眩しくは無かった、むしろそれは白という色なのだと】
【なるほど、と思った――――これが、魂ってやつかよ、って】

【手を離した、その刀から空華≠ェ落ちたなら、それが全て】
【指先から全てが抜け落ちるよう、力も、意地も、そしてその矜持すらも】
【だけども不思議と、悪い気持ちはしなかったから、全力を尽くした後の、果てないインターバルのよう】

【溶けていくその指先の感触が、とても、心地よかった】


悪かァねぇな……こうして、倒されンのも……
相手が強けりゃ格別だ、んったっけ……この前の、浪人も、アイツも強かったが……

テメェも中々、やるじゃねぇか――――


【ふわりと浮かび上がるかのよう、そして引きずり込まれる、その奥底へ】
【落ちるというのはこういうことで、或いはそのはるか先の光景――――】
【悪くは無かった、むしろ、とても、満足げだった】

【巨星が堕ちたなら、僅かな張りが空間を支配して、そしてゆっくりと引いていく】
【それは漣のよう、いくつもいくつも、その音色を伝える、その響きのよう】

【――――大きな音を立てて、仰向けに倒れる男が一つ、敗北を受け入れた】


/お疲れ様でした!とても楽しかったです! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/18(月) 00:31:24.93 ID:KLVxyMN2o<> >>378>>382


【――、首筋に感じるのは、弱さの現出】
【今でも、泣かなくなった訳では無い。…、…でも、それが遠く、懐かしく感じる】
【守る者も、大切な人も。無くしたのかすら分からなくなったのは、何時だろうか】
【自分が強くなったのか、弱くなったのかすら、分からないけれど】
【…、…それでも、少女の質問には、答える言葉を持ち合わせていた】




  ――、見ないと助けられない




【そう、言葉を返すと――、消え去った、月彗の名残を見遣って】
【…、…それから、ふぅ、と気が抜けたような溜息。】
【消え去っていた微笑を、再び顔に浮かべ直し、背の少女をあやす様に、軽く体を揺らして】



…、…さて、月彗さんも帰ったみたいですし。
ソニアさんも、今日は頑張りました。――後は僕がやっておくので、眠ってていいですよ。


【――、厳しいのか、優しいのか分からない青年の声で】
【今日の騒動は取り敢えず、幕引きということに成るのだろうか】

/月彗さんの方、お疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/18(月) 00:37:53.96 ID:W0tbCyEAO<> >>384
ふむ、浅かったですか。

【その問の答は未だ戦闘を止めようとしない彼の姿そのもので】
【そして今、その彼の右手に力が集まっている】
【今まではすぐに構成を完了していた辺り何か仕掛けるつもりだろう、そう判断する】

(左眼は連発はできない……ならば!)

【両の足に全力を込め、バックステップで大きく後退する】
【それと同時、好きにはさせんとばかりに右手へ向けて熱線が放たれる】
【見るからに怪しい右腕が狙われることは想像に難くないはず】
【予想していたならば、右腕を動かせるならば、回避は容易いだろう】

【尤も、熱線がその銀を妨げられる保証はないのだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/18(月) 00:40:54.98 ID:m5fuTeECo<> >>374
ーーーーーー……

【ーーー最早、彼に理性など残っている物か】
【赤黒い力に染まったその姿は、正に悪鬼羅刹の類、言葉すらも発しない】

ーーーーーーーーー!!

【禍々しい力は、ラッシュの持つ剣の形を変えて、元の形とは似ても似つかない、両刃の西洋剣のような形に変化する】
【豪ーーー!と風を切り、動き出したラッシューーー狙いはセリーナだ、理性を失えど、後衛が厄介なのはわかっているらしい】
【両手に持った剣を振り上げーーーッ!】

>>380
【ーーー振り下ろした剣は、セリーナではなく、それよりもっと手前ーーー八攫の刀を、受け止める】
【消失に近しい素早さをもっての八攫の接近は、確かにラッシュに察知されていたーーーとはいえ、セリーナに余裕を作るという上では八攫の思惑通りだが】

ーーー……ぁ………ーーー!!!!

【声にならない声ーーーほぼ聞き取れない様な声を発する、そのメットの下はどんな顔になっているのかーーー】
【それを考えるかはわからないがーーー一瞬の油断すら許さない力が、ラッシュを覆っている】

ーーーーーーーーーッ!!

【ラッシュの体に滾る力は遥かに強く、一度交戦した時の比ではないーーー】
【まるで重機と押し合っている様ーーーそんな錯覚をもたらす程に強い力を以て、八攫を弾き飛ばそうとしたッ!】

>>ALL
《哲学者の卵ーーー》

【唐突に、社長が口を開いたかと思えば、開口一番に出すのは機関の悪魔の発明ーーー】

《それを、武器に埋め込んだーーーさて、どうなったか》
《哲学者の卵は悪意によって孵化し、能力を生み出すーーー奴の能力にはある種の怒り≠フ感情らしき物が秘められていたーーーそれにより、力に触れた哲学者の卵は、武器の中で孵化し、武器そのものに新たなる力を授けた》
《…しかし、いくら孵化が不完全とはいえ、無理矢理能力を引き出してやるのは些か強引だったかーーーまあ、奴の精神力なら早々壊れたりはしないだろうが》

【説明ーーー?まるで読物を棒読みするように、独り言で反省を呟く様に、彼女は自身がラッシュに施した事、今のラッシュの力の源を語り出す】
【目的ーーーそんなものは、最初から無かったーーー】

【ーーーさて、八攫を今まさに跳ね除けようとしているラッシュであったがーーー】
【忘れてはいないだろうか?ラッシュが今着用しているスーツの機能をーーー先程砕けた筈の、もう一つの腕≠ーーー】

《ーーー哲学者の卵により、生み出されたのは変質≠フ力ーーー》
《面白いのは、力の源である剣を持ってさえいれば、エネルギーでも何でも形を自由自在にもたせる事が出来る所か》

【ーーーラッシュの背中のアームが駆動し、折れた先端をセリーナに向けるーーー】
【次の瞬間、折れたアームを赤黒い力が覆い、形を変え、狼の頭のカタチに変化しーーーセリーナに食いつこうと、蛇の様に伸びて飛び掛かったーーーッ!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 00:41:40.73 ID:5O/Xs/GQo<> >>382>>387

【真っ暗、瞼を閉じたなら、そこに広がるのは真っ暗な世界】
【黒色なのは分かるけど、それがどんな色なのか、分からなくて】
【きっと闇の色、或いは真っ暗な色――――多分、そうなのだろう】

【そこに広がるのは、月彗と京の声、夜に満ちた、水面へと一つだけ雫を落としたかのように】
【波紋が伸びて伸びて広がっていく、薄くて或いは、とても深くて】
【まどろみの中で聞こえる二人の声は、とても、とても――――淡い色をしていた】


うん……ソニア……頑張った……

Спасибо(有難う)……月彗 京


【ずっと悩んでいた、昨日、或いはもっと前、この世界に来た頃から、ずっと】
【ベイゼと戦って、表出した自分の弱さ、それと、迷い――――戦う事、それ自体を恐れる事】
【答えが見つかったとは言わない、またずっと悩んでいくのだろう、これからも】

【それでも、昨日の自分よりかは強くなれた気がした、明日の自分が、また好きになれるような気がした】
【心地よい満足感、クリームに溶けるいーっぱいのお砂糖のよう】
【くしゃっと綻ぶような音が聞こえたなら、貴方の背中ですやすや、と眠る彼女の横顔が落ちた】

【迷い続けるその事が、正しいだなんて思わないけど】
【その先に答えがあるのなら、探し続けなきゃなんて、考えているのだろう】


【……大変なのはこの後、彼女を背負ったままで、乗客の解放とか色々しなければいけないだろう】
【バイオリンケースは未だに置きっぱなしで、拾ってあげないと多分後で彼女は困る】
【あと病院に入れてくれれば、嬉しいな――――なんて、思っていたりするのだろうか】


/月彗の方お疲れ様でしたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 00:49:50.80 ID:0E45FsmQo<> >>386

「――っち、禿げなきゃ良いが…………」

【髪ごと斬られたその頭皮、顔へ流れてくる血を拭うこともせず】
【崩れ落ちるその相手を、体勢を変えることなく見ていた】


「……ふんっ」

【中々、やるじゃねぇか――その言葉が耳に入ると、目線はあなたから外れる】
【何故外したのかは定かで無いが、……死力を尽くして戦った相手に認められたのが嬉しかったのかもしれない】

「お前も中々強かったぞ、――しかしここを汚したのは許さん、良い噴水があるからな」

【辺りに広がる血溜まり、香る死臭――元々気に食わないと言っていたのはこの点によるところが大きい】

「――だが特別に、今回"だけ"は見逃してやんよ」

【ひょいっと、どこからか取り出されたのは水――いや、海水の入ったビニール袋】
【口を固く縛ってあるそれを、あなたの頭の近くに投げれば】

「そいつは置き土産だ、体中に染み渡る、な――後で血でも流しておきな」

【――その中身は、確かに海水】 【しかし、その海水には"癒し"の力がある】
【浴びてもしみないどころか、体中の傷を癒すという優れ物】
【ついでに、数時間ほど身体が丈夫になる効果もある】
【もっとも、癒しの力については――止血程度の効果止まりになるだろう】

【その後、木刀をなんとか腰に差せば、おぼつかない足取りで何処かへと去ってゆくのだろう】
【そして、どこか人目の付かないところで――癒しの海水で、その身体をじっくり癒すのだ】
【――結局、驚異的方向音痴の力によってスタジアムに辿り着く前に事は終わっていたそうだ】

/お疲れ様でしたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/18(月) 00:56:30.51 ID:KLVxyMN2o<> >>390



【――、三十分後、フルーソ、中央駅】


【テロリスト、という性質上、出張るのは『軍』となるのだろう】
【…、…国軍の軍服を身に付けた者達によって、彼らは次々と連行されてゆく】
【解放された乗客は、保護され、出迎えに来た家族達と抱き合って喜んでいる】


【その一角――、士官らしい人物と、少女を背負った青年が、話していた】



『…、…クククッ。随分と久しいが、今度はお嬢様の執事でも始めたか?』


――、皮肉は止めて下さい。


『旧知との再開の挨拶だ。許してくれ、森島君。
 ……、そうだな、先に君は、病院にその少女を連れて行きたまえ。
 後で、車を寄越そう。――、君の妹≠フ話は、その時だ。』


…、…えーっと。後、報道の方は――


『分かっている。その少女と、それから――月彗、だったか。
 その二名の手柄、と云う事にして発表しておこう。残念だが、報奨金は少女にしか渡せんがな。』



【――、其処で、取り敢えず、森島はソニアを背負って病院へと向かう】
【途中でバイオリンケースを忘れたのに気付いて、一度取りに帰ったりもしながら】
【…、…ソニアは恐らく、中央病院の相当良い病室に入れられるだろう】




『――、さて。それにしても。
 一気に制圧すれば良かったものを…、…面倒なことをしてくれた物だ。』



【『あれ』をどう取り外したものか――、残された士官が見遣った先では】
【先頭車両の上、括りつけられた爆弾が、凍り付いて≠「た――】


【…、…尚。月彗には無断で。ソニアには賞状と報奨金が送られた際に、承諾すれば】
【このテロ事件の解決者として、彼らの名が小さく報道されることに成るだろう】


/取り敢えず、此処で!お疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 00:58:16.45 ID:5O/Xs/GQo<> >>392
/お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/18(月) 01:03:02.92 ID:8NDWx5du0<> >>389

(――言葉は――くっ、通じない――ッ!)
(でも、今はそれでいい・・・一寸だけ待ってて、ラッシュ君・・・必ず、必ず・・・助けるッ!)

【正気に戻してやりたい――その強い思いを一心に、彼女は腹部に突き刺さる"ソレ"に、手を伸ばす――】

(こん、な、モノ――――刺され、なれて――っつぅッ!!)
あ、ぁ―――ぁぁあぁぁっッ・・・!

【――アーマーの補助動力が働き、背中の魔道エンジンが輝く――刀を握る力が強化され、刃を確かに掴み取り――引き抜く。】
【鮮血が迸り、アーマーの裂け目から痛々しい切り傷が姿を現す――どくどくと血が流れる。持久戦は――厳しいか。】
【呻き声をあげながらも、彼女の視界は"ラッシュ"と、そして"社長"とを交互に見やり、捉え続ける――!】

>>380

ぐ、ううっ・・・!柊、ちゃん・・・ッ!気を、つけて・・・ッ!
【彼女もまた、負傷している――その上での接近戦となれば、容易いことではない。】
【しかしそれを苦とせず少女は突き進む――その姿のなんと、気高い事か。】
【引き抜いた刀を投げ捨て、セリーナは次なる攻撃へと打って出る――今度こそ、ラッシュを止めるために。】

【>>389のラッシュへ向かい、膝を突きながらも"ケルベロス・マグナム"を構えるセリーナ】
はぁ――ハァ――ッ!つっ・・・!ハハ・・・っ、悪いけど――・・・
身体に"刺される"のは慣れてるんだ――こんな程度で、倒れるワケにはいかないよ・・・ラッシュ・・・っ!!
【軽口を叩きつつ、挑発――そして再び、柊へと前衛の全てを、任せた。】
【彼女の接近での強さと――刃のように折れない心を、信じて。】

(・・・それにしたって・・・なんていうパワーなんだか・・・!柊ちゃんと打ち合ってるし・・・ッ!)

【狙いを定めようとしたそのとき、新たな言葉が耳に入る――それは社長によって語られるラッシュの"顛末"】
【哲学者の卵――そしてそれを不完全ながらも孵化させた武器、辻褄はあった――だからこそ、気に入らない。】

ニンゲンを・・・なんだと思ってるのさ――、いや・・・なんとも思っちゃいないタイプか・・・
反吐が出るね、アンタみたいな――悪意の、くっ・・・カタマリ、みたいのはさッ・・・!
【もう容赦など出来ない。一刻も早くラッシュを救わねば――しかしその焦りから、判断ミス。】
【――まさかの、自分を狙った遠距離攻撃――再び貰えば、今度こそ自分は危ない――!】
【しかし回避の能力などもっては居ない、ならば――ならば】
【彼女が銃口を向けたのは真下――瞬間、爆裂。破裂音と共に弾丸が発射され、地面を穿ち、爆風――】
【風の能力を付与させた弾丸の爆破により彼女は"吹き飛び"――強引に、回避。】
【ダメージを負うのを覚悟で、それでもその変質したアームによる一撃より、軽いであろう爆風を受けてでも――】
【全てはラッシュを、止めたいが為の判断。】

―――ぐう、うううッ・・・!はぁ――くっ―――ん・・・ッ!!

【しかし、それでも尚、吹き飛びながら彼女はケルベロス・マグナムの代わりに"弾"末魔を引き抜く――】
【そして空中で体勢を建て直しながらの"召還"――本日五発目の弾丸が放たれ、召還陣を展開】
【新たな武装が――召還陣が彼女の鎧の胸辺りを透過し――"巨大な"――"何か"が――予備出されるッ!!】

(柊、ちゃん・・・ッ!!コイツは強力だけど、撃つまでに時間がかかる・・・だからッ!!)
――たの、んだ・・・!
【セリーナは柊の背を見て――その全てをゆだねる。】
【召還した武装が打てるか、撃てないかは――彼女の"刃"に――懸かっているのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 01:06:41.51 ID:/eo7zmrEo<> >>388

【今組み上げているモノは本来の性能より劣る謂わば劣化版といえる武装】
【しかしながら人の命を奪うには十分で、その点だけ見れば本来の武装より遥かに凶悪だ】


…………甘いって、言ってんだろっ!!

【力の動きに機敏に反応するならば右手へ攻撃してくると予測するのは容易】
【身体を大きく回転させて右手への攻撃を避ける】
【無論掠るようにして左肩や胴に当たるがそれも一瞬、歯を食いしばれば耐えられる!】


さて、そろそろ終わらせようぜ機関員さん……

【かちりかちりと歯車を組み上げる感覚】

【銀の霧はやがてその姿を確かにさせて……】
【腕を中心に筒状の射出式が2つ、上下を覆うように展開】
【その式の延長にある「銀の杭」は手の甲に沿うように固定式に保持されながら】
【低い唸りを上げ己が放たれる瞬間を待っていた】

【本来の姿は結界を穿つ為の矢だが今は殺傷能力を高めた銀杭】
【身体に打ち付ければ吸血鬼でなかろうと滅びかねない、装具】

ここで終わりだ、目玉の収集なんて趣味の悪い……
年貢の納め時だと思って諦めるんだな!

【声の後、エルフェスは駆ける】
【かちかちと式を最適化させつつ狙う箇所を選ぶ】
【こちらの武装の射程は非常に短い、それ故に放つ箇所は吟味しなければならい】
【状況の移ろう戦場で最適の場所を最高のタイミングで……それが求められるオーダーだ】

―――――――首筋っ!

【左手でリロードしたナイフは近距離で対応する為の辛うじての武装】
【接近したならばそれを振り上げると共に声で相手の意識に割り込む】
【首に相手の注意を逸らしそしてその間に右手の本丸、射突式の銀杭をノーグの腹へと打ち込もうと試みる】

【搦め手からの一撃必殺、したたかであるが戦いの場では必要な要素】
【そしてエルフェスの口ぶりから分かるように杭の二発目は無いと見て良い】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/18(月) 01:38:14.53 ID:W0tbCyEAO<> >>395
【かわされた熱線、完成した武器、接近する敵】
【構成を止められなかったのなら、残る手段は回避か防御か─】
【恐らく一撃の威力は大きいだろう。ならば左眼を使わねば防御は無理か】
【ならばと、回避を選べば目に入るのは振り上げられたナイフ】

【万事休すか、しかし男は冷静であった】
(二つの攻撃と攻撃部分の宣言─態々狙いたいところを言うタイプとも思えない……)
(つまり右手が本命ですか。しかしナイフを避けない訳にもいかない。ならば──)

【次の瞬間、男は右手で彼の左腕を内へ払う】
【彼の腕を払った際の僅かな反動を受け、そして不十分な構えから地面を蹴り右へ身を跳ばす】
【更には手首の動きだけで右手のメスを彼の足へ放っている】
【狙いは不十分なので当たるかどうかは定かではないが】

《ナンバーズ》をなめないでくださいよォッ!

【叫び、跳ばした体。その腹部左側を杭が打つ】
【直撃はかわした、しかしその衝撃は大きい】

がはっ─────

【転がる体を何とか止めれば、ふらつく足で立ち上がる】
【右手は打たれた箇所を抑えつつ、左手が三本目のメスに手を伸ばす】

くっ、趣味が悪いなど、もう言われ慣れましたよ!

しかし、年貢を納めるつもりなど毛頭ありませんね!

【左手で握ったメス、そしてきつく閉じた左眼】
【恐らく、そろそろ再びあの"影"を使うのだろう】
【男が仕掛けて来ないのはダメージのせいか、それとも彼の接近を待っているのか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 01:38:56.38 ID:hQgDvPdj0<> >>389

【鍔迫り合いは剣士として、彼女の最も……或いは唯一苦手とする所だった。】
【ゆえに強大な膂力には逆らわず、角度だけを変えて流星の如く高速で着地。
 足首の力で慣性の方向を転換し、再度 “彼” を、ラッシュを急襲せんと―――】


【……した直後の事だった。後衛の筈のセリーナに、斬壊した機械義肢から放たれる “狼もどき” の顎門。】

(…………なっ……!)

【………間断なく己に意識を向けさせ続け、盾として、剣として矢面に立ち続ける。】
【そして好機が訪れたなら、至近より過たず捉え、速やかに確実に趨勢を決する――――― 】
 それが前衛という役割なのだと、柊は理解し認識していた。】


(――――ッ…………!)

【だが、ゆえに、だからこそ―――――― ………彼女は此の状況に葛藤する。】
【庇うべき後衛のセリーナを捨て置き、ただ追撃を放つべきなのか―――――――?】


  【………だが、さらに状況を理解する。】
  【もはや“狼もどき”に、この刃は届かないだろう。
  【信じる事しか出来ないのなら――――――……己は己の意味を果たそう。かくして跳躍/接敵、“次段”に繋げる。】

 【そしてセリーナは自力で窮地を脱した。生み出されるのはより良い状況―――――――】


…………貴女が何を望もうと、何を研究していたのだとしても。
私はこの全存在を以て、その果てを此処に否定する――――――――

………貴女には勝ちは譲らない。返してもらうわ、“彼” の総てを…………!

【破壊するのは “彼” でなく、彼を苛み続ける兇器と狂気。】
【………“誰一人として零さない”―――――――――そう、刻みなおす様に≪所長≫に紡いで、】
【そのために砥ぎ澄ました刃は今宵、再び神速を以て廻り/その全身の回転を伴いながら、その目的を貫かんと閃いた。】

【軸足は右。加速は瞬時。】

―――――――――――――――――――――――――――ッ!!

【―――――――――――――三度連続して放たれる斬撃。機械の様に正確に、水平に平行に一分の隙もなく。】
【高度を僅かずつ変えながら放たれるそれらは、総て、ラッシュの得物を破壊せんと試みたものだった。】

   【………彼を操るのが暴走する “卵” の魔力ならば、その最大の急所は “卵” そのもの。】
   【其処へと放つ攻撃は、必然的に最大の警戒を呼び起こす筈で―――――――】

 【その力を凌げるかどうかなど関係無しに、柊は、彼女にラッシュの全能力を/全攻撃を集中させようとしたのだ。】
 【“卵” の破壊を図りながら。…………彼女もまた、共闘する “一人” へと己の命運を賭けていた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 01:57:02.12 ID:/eo7zmrEo<> >>396

(避けられた……っ!)

【本来の役目を果たせなかった杭は射出された後、霧散する】
【これで終わらせるつもりであったところに4本分の消費は後に響く】
【残りの本数が五本、これでどう立ち回るかが問題であるが……】

(ち……余計な真似を……)

【左足、機動力を削がれた】
【こればかりは拙い、足は接近戦を好む自分にとっては重要だ】
【早期決着を求めなければ負けるのはこちら】

言われ慣れた?じゃあ二度と聞こえないようにしてやるよ
それにモノ集めも十分愉しんだだろ?次は彼岸で石ころ並べて遊んでろッ!

【3本を引き抜く、形成するのは刀】
【慣れ親しんだ形だから身体は思い通りに動かせる】
【呼吸を止めて一秒……踏み込み、加速―――――――】

【切っ先は地面に垂らしたままで、火花を散らし】
【鞘が無い刀で居合の真似事をするには地形を利用するしかない】
【地面に当てた切っ先は力を溜める動作】

(距離は、最短で……狙うのは――――――――)

【相手まで数mの位置でその溜めを開放】
【銀の一閃はノーグの左腰から右肩までを撫でるように切り上げられるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/18(月) 02:03:22.94 ID:m5fuTeECo<> >>394
《ーーー人間を何だと思っている?》

【苦しみに息を荒げながら、自分への怒りを顕にするセリーナの問い掛けに、社長は言葉を反芻し、言い返す】

《それは私が問い掛けたいくらいだよーーーいや、だった≠ゥ…》
《ーーーいない奴等の話をするのも何だな、そうだな…人間を、か…》
《ーーー実に愉快で、面白い存在ーーーと、でも言っておくか》

【ーーー悪人としては、全く当たり障りの無い返答ーーーまるで神にでもなったつもりか、見下した視点から人間を見る】

【セリーナが捨て身で回避した獣頭は、今までセリーナがいた地面に頭を突っ込み、噛み砕いて消えて行く】
【最後の一撃ーーー放てるかーーー!】

>>397
《ーーーああ、好きなだけ否定してくれ、私はそれを望んでいる》
《否定されて何かを作り否定されてまた何かを作りーーー意地っ張りな連鎖が奏でる音こそが、私の子守唄だ》
《私は勝ち≠ノ来たのではない、創世戦団のように新たなる世など求めない、カノッサの様に混沌の世など求めない》
《ーーー私はこれ≠求めているのだーーー戦いを、争いをーーー》
《故に、否定は望む所だ》

【彼女は言う、勝ちなどいらない、肯定など求めていないとーーー】
【ただ、戦争を眺め、煽るのがーーーそれこそが望みーーー後はいらないとーーー】
【表情一つ変えず、何もかもが茶番とでも言いたげに、白い少女は語る】

ーーーーーーーーーーーー!!!!

【八攫の放った三閃の斬撃ーーーどれもこれもが渾身の攻撃を、避ける事は出来ない】
【それはラッシュがセリーナに攻撃した反動もあるがーーー何だか、動きが鈍く、まるで抵抗≠オているようなーーー?】

【剣に向かって放たれた斬撃を、真正面から剣で受け止めるーーーッ!】
【一閃ーーー二閃ーーー三閃ーーーッ!】
【受ける度に威力は倍増していく、剣にかかる不可は重くなっていくーーーやがて、三閃全てを受け止めた瞬間ーーーッ!】

【ピシッ=[ーーと音がした】

>>ALL
《ーーーしかし、だ》
《いくら私とて、これは少し予想外だったよ》
《まさか、こいつがこれ程までに強い力を生み出すとはーーー》

【ーーーラッシュの持つ剣は、哲学者の卵は、砕け散ったーーー】

【ーーーが】


ーーーーーーゥゥゥゥゥゥオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

【ーーー雄叫びを上げる、力が弾ける、砕けた卵がーーー再び集まるーーー】
【それらは最早赤黒い力の塊となりて、ラッシュの体そのものを変質させるーーー】
【両腕に集まった力は、巨大な腕をーーー獣の腕を模って】

【力に耐え切れなくなったメットが、ひび割れ砕けるーーー中にあるのは、二人が見知っている筈の顔なのに、これまで見せた事の無い顔ーーー】
【白目から赤い血涙を流し、悪鬼の表情を浮かべるーーー】

【巨獣の両腕を作り出したラッシュだったもの≠ヘ、一歩踏み出してーーー】
【威圧感を放ちながら、八攫とセリーナに接近しーーー】

【ーーー止まった】

【立ち止まる、突如としてーーーまるで身体を何かに押しとどめられているように、動かそうにも動かずにーーー】
【ーーーこれをどう取るかは二人に任せるーーーが、攻撃のチャンスなのは、言うまでもないーーー!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/18(月) 02:21:43.88 ID:W0tbCyEAO<> >>398
石など、何も美しくない!眼とは比べ物にもなりませんよッ!

【彼が右手に構えた刀、来るなら己の左側からと判断し】

都合がいいッ!!

【叫び、大したスピードはないが駆け出す】
【メスを素早く右に持ち替えれば、左腕を刀を受ける様に構える】

刀程度ォ!!この眼が受けられない筈がないッ!!

【咆哮。強く開かれる左眼】
【瞬間、男の左腕、肘から手首までが影を纏い、刀に直撃する】

【刀に力を溜めていた分腕に刃が食い込むが、影、そして筋肉がそれ以上を阻む】
【銀の光に赤を舞わせ、その距離を縮めていく】
【十分に接近したなら、右腕を振り下ろすだろう。彼の胸を、裂く為に】

【しかし、先の衝撃の影響か、振り下ろす寸前、小さな間が生じるだろう】
【回避や反撃でこの一撃を避ける事ができれば、少しは彼に有利になるか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/18(月) 02:29:23.13 ID:8NDWx5du0<> >>399>>397

【思えば――自分に出来る事など限られていた。】
【接近して切り結ぶ事も出来ない。】
【攻撃を受け切り、その侵攻を止める事も出来ない。】
【――言葉で彼や、彼の上司を説得し、剣を降ろさせる事も――出来ない。】

(出来ない――アタシには、そういうコトができない・・・だからこそ)

【全てを委ね、柊の斬光がラッシュのソレを切断していくのを確認】
【そして同時に――前衛を彼女に任せた自分だからこそ】

【"出来るコト"を認識する――後衛としての最大の機能。】
【戦闘支援――高火力の一撃によるダウン。】
【セリーナには出来ない事。セリーナだから出来る事。その二つを思考の中に落とし込む】
【――確かに、彼女に任せた。そして自分もまた、彼女に"任せられた"。】
【最大限の力を込め、今――セリーナの全力が開放されるッ!!】

【空間が唸る――まるで"竜"が咆哮を上げているかのような"鳴き声"が木霊する――】
【爆発的な魔力の高まり、そして召還からようやっとの時間を置き――セリーナの胸部に"武装"が出現した。】


         竜王咆哮――――<"ドラグーン・キャノン">

【現れたのは彼女の鎧の胸元から伸びる、ドラゴンの"生首"――いや、生きては居ない。】
【それは魔導機械により生成される、ドラゴンを模して編み出された魔力使用型の超・高火力遠距離武装】
【機械式のドラゴンの口が"叫び"と共に大きく開き――その内側から、巨大すぎる砲塔が覗く】
【丁度胸を食い破りドラゴンが頭だけを突き出したかのような、不気味なシルエットと化すセリーナ】
【彼女は両足を――踏ん張り、自身を砲台として完全に固定、これでもう動く事は出来ない。】
【いや――この武装は動きながら使用できるほどの甘い火力は持っていないのだ。】
【そして更に、なんと―――恐ろしいことにこの女、両手に持った"弾"末魔とケルベロス・マグナムをも構え――】
【計三つの"砲身"により狙いを定める――それはラッシュを、そしてその奥――あの憎たらしい"女"を打ち砕くための最終攻撃】
【アーマーの魔導機関が限界を超えた魔力供給に警告音を発する、ディスプレイは赤い魔界言語で埋め尽くされるが――】

けいこく、ひょうじ、ね・・・ッ、ハハッ――笑わせんなって。
アタシなんてどうなろうがかまやしない――全力だよ。全力を――ぶつけるッ!!

【無視した、ノイズが走る視界のなか、無理矢理に照準を"社長"そして"ラッシュ"両名へと、むける――!!】
【ドラゴンの口内が赤く輝く、魔力が収束していき、周囲の温度が急激な上昇を始め、魔導路の加速がオーバーヒートし――】

【――あと、一歩のところで――接近、されてしまう。】

(―――クソッ!そんな――くっ!!このままじゃ、殺られ――!!)
【動けないセリーナ、両手も銃器で塞がり、足は完全に地面と固定――もう、打つ手は――いや】
【――止まった、まるで――自我を、最後の最後で、取り戻したかのように。】
【その表情からはラッシュの面影はうかがえない――だが、彼女は約束した。】
【――その時が来たならば、撃つと。】

充填、完了――――ドラグーン・キャノンッ!!

―――――――Shoot(ぶっ放せッ)!!

【放たれる、三つの砲撃――"弾"末魔の魔弾、ケルベロスマグナムの爆裂弾、そして――】
【直線上を埋め尽くすかのような炎の奔流――ドラゴンのブレスと言って過言ではない程の火炎放射!!】
【しかし火炎が放たれたのはなんと――"社長"のいる客席のほうだ!】
【残る2発の銃撃こそ、ラッシュへとむけた攻撃――!!】
【――そう、最初からラッシュに対して全回の攻撃をしようなどとは思っていなかった。】
【もしこの弾丸で止めきれないのならば、それでも良い――なぜなら、自分には信頼し】
【背を預ける、いや――命を預ける最高の、前衛が――仲間が、いるのだから。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 02:33:53.97 ID:/eo7zmrEo<> >>400

…………っつ!

【ガキン!と響く音は己の刃が阻まれた事を示している】
【だというのに彼は、エルフェスはしてやったりとばかりに「く」と唇の端を上げる】

(―――かかった!!)

【変幻自在である銀はその次の瞬間には刀の姿を解き】
【最も弱い始めの姿、即ちナイフへと形を変える】


違うな……お前は一番弱いカタチに負けるんだ!!

【至近距離へのつっかえであった刀が消えれば必然、エルフェスはノーグの懐へより深く入り込む】
【ナイフを両手でしっかりと握り締め身体を当てながら切っ先を心臓、肋の隙間を狙い抉り込もうとするだろう】

【無論、ノーグの振り下ろしたメスを避ける手立てはない】
【より近づく為に前に進んだとはいえ刃は肩をグッサリと切り裂いて】
【こぽりと血液が溢れて地面に落ちて見難い斑点を描く、だけどそれでもエルフェスは刃を突き立てる事を止めない】
【切っ先が届いたならばより深く更に奥へと食い込ませる】

【朱の瞳はよく見れば血の色にも似ていたという】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2013/02/18(月) 02:52:30.10 ID:W0tbCyEAO<> >>402
【刀が、消える】
【予想だにしていなかった現象、故に力のバランスが崩れる】
【平常時の、全力の状態ならばすぐさまバランスを立て直していただろう】
【しかし、皮肉にも先の衝撃が男に幸いした】

ぐっ───!

【振り下ろすメスよりも、刀を受ける左腕に力をかけていた】
【それ故、男の身は左に傾いていて】
【ナイフが貫くのは右の胸】

ふ、フフフ、ますます興味深いな……

【重傷には変わりない筈、しかし男の右腕には未だ力が込もっており】
【手放したメスが落ちると同時、彼の体は思った以上に強い力で突き飛ばされるだろう】

くくくく……此処は一旦退かせてもらいましょう、か……
もう貴方はミサイルには間に合わない、でしょうしね……

しかし、しかしだ!いずれ、その眼───いや、その左眼ェ!隠してもわかる!その魔眼は!必ず戴きますよ!!

【それだけ言うと息と、血の塊を吐き出して──】
【黒の眼が光れば男の姿は再び闇に消え、見えなくなって】
【後には血に塗れたナイフが残るのみ───】


/おっさん死にそうだしここらで幕引き、ということでー
/長い時間ありがとうございましたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 03:10:48.78 ID:hQgDvPdj0<> >>399、>>401


【歩み寄る影、巨体、血涙を流し怒り狂う“彼”――――――】

(…………?)

【“怒り”?―――――】
【ふと浮かぶ回想。】

  【……彼は自らに対するそれを抱えていた。大神研究所の走狗として扱われ、抗う事も出来ないのか、と――――】
  【そして対照的な “抗う” 彼女を、正義として見ていた様でもあった。】
  【………けれど彼女はそれを、「正義」 としての自らを否んだ。】

 【……そうだ。】

(あの夜、私は貴方の言葉を拒んで……正義としての “私” を否定した。)
(………けれど―――――)

【………八攫柊という少女の “正義” とは、誰一人として死なせないこと。】
【敵も、仲間も、護るべきものも。総て。】
【そんな彼女だからこそ、そう信じながらも護るために殺す己を/一人でも零してしまった己を、許されざるべき悪と断じた。】

【そして結局、お互い譲らずに……。】
【そのまま別れ/こんな悪夢の現実で、予期せぬ再会を果たすという顛末を迎えたのだ。】

(…………そうだ、だからこそ、私は――――――――。)

【……だからこそ己は敗けられない。】
【求める “今” を果たさねば、悪となった意味すらもない―――――】
【…………否、それすらも真の理由とは違う。】
【理解し、自覚し、そして征く。】

    【確信と共に紡ぐ新たな言葉―――――――……それが、今の彼女の総て。】


…………貴方のかつて信じた “私” を、今宵私はその意味とする。
願い、求めたひとつの正義(ゆめ)を、貫き通すためにだけ生きる――――――――

絶対に貴方は死なせない――――――――――……そんなふざけた結末だけは、私と彼女が赦しはしない。
………生きなさいラッシュ――――――――ラッシュ・ワンスドッグ!!


 【≪所長≫はセリーナに任せきり/彼女に“もうひとつ”の決戦の総てを託し、二発の弾丸のサポートを得てラッシュに柊は突撃。】
 【そして刃圏に捉えた彼に対し、胴を薙ぐように横一閃―――――――】

――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!

 【………それは、これまでとは全く違った意味を持ったものだった。】
 【――――――彼を縛るその “かたち” を斬る=B】
 【すなわち怒り狂う魔獣としての、暴走状態にあるその“力”を斬り捨てるために、彼女は「金翅鳥」にそう命じたのだ。】

 【無論、それでもラッシュは無傷ではいられないだろう。だが急所だけは外しながら、深く切り裂かんと閃く刃――――】
 【…………彼をあらゆる枷から解き放つため。生かすために斬り抉る、その一撃は至高の鋭利さに耀いていた。】

【“もうひとつ” の――――――セリーナと≪所長≫の結末は――――――――。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 03:11:53.82 ID:/eo7zmrEo<> >>403

(っ!……既の所で……!!)

【騙し搦め手、それを含めても物語の筋道は崩れない】
【この手応えは違う心臓のそれではない、、引き抜くナイフと共に溢れる血の量が少ない】
【突き飛ばされ後方に飛ばされ転がりながら四つん這いになりながら相手を睨む】

……その点は心配してないよ、どうせオレ以外の誰かがやってるさ
現に今の今まで騒ぎが大きくなってないしね。まあそういうお話だったのさきっと……。

【赤色のこびり着いたナイフを振り払う】
【相手を倒せなかったのは痛いが致命傷を与えられたのは確か】
【ならばそれで良しとしよう、自分としたら上出来だ……とナイフを収めて】

【エルフェスは静かに嘲笑う】

ふうん……左目だけでいいんだ、そりゃ優しいこった……。
まあどっちにしてもそう簡単には渡さないけどな、アンタの命を天秤に掛けてもあげないよ。

【残す意味深な言葉】
【魔眼使いは影に消えて見えなくなった】

―――――――と、強がったけど……なんだ結構ヤバイ奴だな……
戦いだ、こういうものだけど……直接自分が狙われるなんて久しぶりか?ふう……少し恐い、かな
でも……やらなきゃならないことだから……。

【誰も、自分以外がいなくなって零すのは弱音】
【疲弊した身体が引き寄せてしまったのか本来ならば口にもしない】
【それだけ見れば先程まで戦っていたのが嘘のような、弱い姿がそこにはあった】

/乙でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/18(月) 03:36:26.18 ID:m5fuTeECo<> >>401
【脚を止めたラッシューーー竜の首を生み出し、自身を砲台と化したセリーナーーーそして】
【決意を胸に、燃える心の炎をそのまま吐き出すかの如く、撃ち出される業火】
【熱く燃え盛る炎は、動かないラッシュをーーー狙いはしない】
【セリーナが狙った先、炎が迫る先にいるのはーーー】

《ーーーああ、そうか、そういう考えもあったな》
《そりゃあそうだ、敵のボスがここにいるんだからな、元から潰すのが正解か》

《ーーーだが、私に対して≠ヘ不正解だよ》
《ククク…アーハッハッハッハッハッハ!!!》

【狙われた筈の社長は、両腕が動かない、素早く逃げ出す手立ても無い、防ぐ策はーーー当然無い】
【ただ焼かれるのを待つしかないのに、余裕を表情に浮かべて言うとーーー笑い声を上げながら、炎に飲まれた】

ーーーーーーッッ!!!

【一方ラッシュはーーーようやく、体の自由を取り戻したーーーが、もう遅い】
【既に二発の魔弾はラッシュに放たれているーーーラッシュは素早く両腕を交差させ、防御体制に入る】

【ケルベロス・マグナムの爆裂弾が腕に着弾し、爆発するーーーが、耐え切ったーーー!】
【ーーー次の瞬間、爆裂弾と比べては余りにも小さい魔弾が着弾する】
【その瞬間、交差させた腕にーーー哲学者の卵に、再びヒビが入りーーー】

!!!?!!!??

【腕が、力が、哲学者の卵が、砕け散るーーーッ!】
【砕けた際の衝撃で飛び散る欠片ーーーその一つが不幸にもラッシュの右目にーーーッ!】

>>404
【ーーー右目から血を噴き出し、流石に仰け反ったラッシュの体に、八攫の攻撃が迫るーーー】
【防ぐ?どうやって?ーーー躱す?どうやって?ーーー耐え切る?出来ると思っているのか?ーーー】

ーーーーーーーーー……

【最後に浮かべたのは、安らかな表情ーーー】
【決して生きるのを諦めた表情ではない、悔い無き死を見た表情ではない】
【ーーーそして、斬られる刹那ーーー】


ーーーわりぃ……な…ーーー

【ーーー断ち切られたのは、体を覆う禍々しい力ーーー】
【哲学者の卵より出でた力の、砕けてもまだ残った力を、八攫が断ち切るーーー】
【鋼鉄のスーツごと切り裂かれたが、倒れるラッシュの表情はーーー】

/続きます
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>!red_res saga<>2013/02/18(月) 03:36:35.81 ID:m5fuTeECo<> >>ALL
【ーーー勝負は、決した】

【暴走した力が砕かれ、断ち切られたラッシュは倒れ、事の発端の社長は焼け焦げたーーー】
【この様子ではスイッチも、押される事なく消し炭になった事だろう、後はーーー】

《ーーー後は、憎まれ役の退場か》

【ーーー!!】

《ーーー全く、スペアを用意していてよかったよ、おかげでこんな在り来たりな再登場になってしまったが》

【突如、セリーナと八攫の背後ーーー社長が今まで居た場所とは逆方向から、大人を気取る少女のような声=[ーー】
【そこにいたのはーーーああ、全く姿の変わらぬ、傷もなにもない、健在の姿の大神社長】

《ーーーさて》

【パチン、と指を社長が鳴らせば、倒れたラッシュの姿が魔法陣に包まれ、転移させられる】
【ーーーでは、先程セリーナに焼かれた社長はーーー?】
【そこにあったのは、確かに彼女がいた痕跡、焼け焦げた車椅子と小さな機械≠フ体ーーー】

《ーーー何故私がまた出て来たか不思議だろう?よかろう、褒美に教えてやる》
《ーーーこういう事≠セ》

【二人の心を見透かす様に言いながら、社長が取り出すのは一つの拳銃ーーーそれを、おもむろに自分の頭に押し付けるとーーー】
【ーーーバン!ーーー銃弾が、社長の頭を貫通した】

《ーーーつまり、そういう事だ》
《私はあの犬の治療があるのでな、失礼させてもらうよ》
《ーーーミサイルの発射阻止、実に御苦労だった、見事な戦いぶりだった》
《連携、決意、志、技術ーーーすべてが流石というべき物だった》

《そのまま、励むがいいさ、私はそれを眺め、またいつかちょっかいを出しにくる》

【ーーー銃弾が貫通したというのに、社長は何事も無かったかのように振る舞い、そしてやはり血の一滴も流さずにいて】
【後味の悪い激励と賞賛を二人に述べると、自分もまた転移して、消えて行くーーー】


【ーーー残ったのは、激しい戦いの爪痕だけであったーーー】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 04:55:47.31 ID:hQgDvPdj0<> >>406

【≪所長≫はセリーナの魔銃の爆炎に消え、そして―――――――】
【ラッシュ・ワンスドッグは帰還する。“魔”のかたちを遂に失い、憤怒の檻から解き放たれて。】

………自分の望みを果たしただけよ。貴方が、何かを想う必要は無い――――

【その彼には相変わらず 「固い」 口調でそう返しながらも、その口元は、声は穏やかに微笑っていて。】

(……これで、彼も、やっと、自由に――――――――)

【それは彼女の隠そうとした内心を、言葉の代わりに伝える様でもあった。】

>>407

【けれど勝利に酔う暇はなかった。再び現れる姿、傲慢な声。】
【聞き違える筈もない≪所長≫の其れ――――――】

…………。

 【対する少女はただ無言だった。】
【底冷えする視線と剣気と戦意。叩きつけるそれは氷の如く、機械の身体を射貫く様に厳冬の殺意を吹き荒れさせた。】
【其処にはほとんど物理的な重圧さえも伴うだろうか。】
【けれど現実は余りにも奇妙で――――】

(…………っ!?)

【≪所長≫は――――そう名乗った機械人形は、拳銃の一撃で自壊する。そして転送されるラッシュと“彼女”。】
【…………。】

【事のあらましを理解して、柊は一度目を瞑り、淡い一息を闇に溶かして―――】


……勝ったのは私と貴女で、大神研究所の≪所長≫じゃない。
それだけは―――――……今の私も確信してるわ。

【そうしてセリーナへと振り向いて、不意に彼女は口を開いた。どこか微笑にも似た色をした、柔らかな安堵を瞳に浮かべて。】

 【……今宵、彼女たちは未だ≪大神研究所≫との最終的な解決には到らず。】
 【けれど望み通りに “誰も死なせず”/ “正義を果たし”、ミサイル発射阻止という当初の目的を―――】
 【………そして、ラッシュ・ワンスドッグの “卵” からの解放を。】
 【一つひとつ果たし、貫き……その終わりまでを完遂したのだ。今宵、勝利を収めたのは彼女たちに他ならない。】

【その事実を祝福に、そして別れの挨拶に代えながら。少女は踵を返す。】
【歩み去る濃藍の細い影の足取りは―――― なぜだか確かで、どこか誇らしげでもあった。】
【それは勝利の証でもあったのだろう。それは再戦の宣言でもあるのだろう。】

【彼女は、彼女たちは―――――――“何度でも勝利してみせる”、と。】

/すみません、流石に眠気が限界なのでお先に失礼します…!
/長時間&遅くまで、本当にお疲れ様でしたー!ありがとうございましたっ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(東京都)<><>2013/02/18(月) 12:58:50.96 ID:AkSSzJu90<> >>404>>406>>407>>408

【――――強烈な熱風が吹き荒れた。】
【放たれたのは三つの破壊の渦、そして煌めいたのは真一文字の一閃――ー】
【すべての攻撃が一つの意志の元――"彼を救う"という―――確固たる決意の中、収束し】
【四重奏が奏でるメロディ、それは"倒す"という怒りと―――それを覆い隠すほどの"優しさ"に溢れ】
【ラッシュの体を穿ち、砕き、そして――切り結ぶ。】
【行き場を見つけた怒りの激流は業火となり、遂には"社長"の肉体を――焼き尽くす。】

(―――当たっ、た―――)

【瞬間、ちょうどラッシュの体が、剣が、卵が崩壊の調べを唱え始めたと同時】
【セリーナを覆う"ティターン・アーマー"が限界を突破、魔翌力が完全に消耗し】
【背の魔翌力エンジンは停止、鎧の彼方此方は"砲撃"のインパクトで破損―――】
【各所から煙を噴き上げ、"ドラグーン・キャノン"は冷却処理を為され――パージ】
【弾丸の無くなった"ケルベロス・マグナム"が手から零れ落ち、鎧と共に地に伏せる】
【中から現れたセリーナは満身創痍――腹部の激痛、爆風のダメージにより意識が朦朧としていたが】
【それでも分かっていた、ラッシュを――止められたのだ、と。】
【失いかけた意識の中でも、"弾"末魔だけは絶対に離さず――ラッシュの零した一瞬の表情を見て】
【血と汗に塗れ、べっとりとしたショート・ブロンドの奥――神秘的な瞳を緩ませ、共に笑った。】

―――か、はぁ・・・っ・・・!っつぅぅ〜・・・っ!
ひ、っさしぶりに・・・こんなに鋭いので、ブッ刺されたよ・・・死んじゃうかも・・・。
嗚呼――でも、生きてる。アタシも・・・柊も、・・・ラッシュ君も。ふふっ・・・!

【夜風が濡れた髪を靡かせ、だんだんと意識が戻り始める。相変わらずの軽口で、二人を見つめた】
【良かった、勝ったのだ――そう、気が緩んだ瞬間のこと。】
【背後から聞こえてくるのは、聞こえてくるはずのない音声――忘れるはずもない、憎き声明。】

―――輪廻転生、とかそーゆう・・・宗教、っぽいのニガテでさ・・・アタシ。
生まれ変わりでも、不死身でもないなら――アンタ、何のマジック使ったんだい・・・!

【発せられるは生きている証である不気味な言葉の数々、そして取り出した銃ですらも――】
【撃ち抜いた意味を為さない、その"仕掛け"に――社長、と呼んでいた黒幕の、底知れない恐怖を感じ取った。】
【何の目的もなく、ただ破壊の為だけに――力を振るう、そんな存在がこんなに凶悪な能力を持ちえている、だと――?】
【勝てるはずがなかった、今のままでは。だが――】

【そこに、彼女の――この夜の激戦において最も戦果をあげた剣士の、言葉がかかった。】
【そうだ、ミサイルは撃たれず――そして大事な仲間も、"卵"から開放させられた。】
【今宵のこれを勝負といわずして、なんと言おうか――セリーナも彼女に合わせ、呆れたように笑った。】

――"アレ"の力にビビってたけど・・・ふふ。そうだね。
大事なのは、今日何を為したか――そうさ。アタシ達は――

【勝った。二人が力を合わせたおかげで。】

――ふふ。柊ちゃん、アタシ貴女が気に入っちゃった。アタシの組織で前衛努めない――って、ちょっとちょっと・・・!
まだ、話が――んっ・・・!!・・・つぅ、暫くは・・・安静、かな・・・あ、はは・・・。
【去っていく社長、そして柊を見送ることしか出来ない――しかし、それでいい。】
【言葉を合わせる必要などない、なぜだか彼女とは、また――会える気がした。】
【再び、戦地で相見えるとき】

(―――UNITED TRIGGERに誘えるよう、アタシも頑張らないとね。)
【そんな事を思いながら――スタジアムの中央、月が浮かぶ中にブロンドを輝かせた】

/大変、大変申し訳ありませんでした。。お疲れさまでした・・・!






<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 18:28:43.77 ID:0E45FsmQo<> 【水の国――モルド通り】 【出入り口には、カラーコーンと棒、そしてぶら下がる"危険! 立入禁止!"の看板】

【普段ならば、歩けばエンカウントするのは店員や店主だっただろう】
【しかし、今ここでエンカウントするのは――魔物】
【2/14以来、この場所はとある悪魔に占領されてしまったのだ】
【既に人は全員避難しているので、その点では問題ないのだが――荒れ放題である】


ヒャハハ、こォこも中々住ゥみ良い空気になアったじゃあねェーかァー
どォれ、さっさと遺ィ跡掘り返して四蛇を完成さァせねェーとなァー

【その通りの中央で、手を枕にし脚を組み、巨大な羽根に寝転がる一つの影――】
【それは黒い外套を羽織っていて、頭部から二本の赤い角を生やした、コワモテで奥二重でエルフ耳の、男にみえる者だった】
【身長は約2mの筋肉質な細身で、黒い白目と血の様に真っ赤な虹彩を持ち、ボサボサとしている長い黒髪だ】
【首には紫色の毛のマフラーを巻いていて、黒い褌一丁の服装だ】
【また、鋭く赤い牙や同じく爪を持ち、いかにも悪魔だと思わせる黒い翼や同じく尻尾を持っている】
【その翼の先端には赤い爪があり翼膜は紫色、尻尾の先の方は紫色で先端には赤い棘があった】

人間共の残した物でだァいぶ色んな生き物も作れたしなァァアア

【――もしこの通りに踏み入れれば、魔物に襲われるだろうが】
【なんてことはない、少しでも力がある者ならば、軽々と跳ね除けることが出来る程度の強さだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/18(月) 19:47:11.56 ID:ltglyHCPo<> >>410
/まだいらっしゃいますでしょうか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 19:49:18.82 ID:M52L9Gtz0<> 【水の国 公園】

「まったく、無茶をする…………いくら大口の仕事とは言っても、こんな治療代が掛かったら意味が無いだろう?」
言うなよ、ったく……いいじゃねぇか、事実実入りはたんまりだし、お前にお土産も持ってこれたんだからよ?
「……まぁ、その点では感謝するよ。中々興味深いものを持ってきてくれたからね……」

【前面を開いたままで青いコートを羽織り、魔術師である事を如実に表す青のハットを被った】
【手には指輪と、グリップの部分に赤い石をあしらわれている、金属製の棍を握り締めている】
【がっしりとした体格の、深い眼窩が鋭い視線を放っている、身長180cm前後の居丈夫と】

【黒いコートをしっかりと着込み、魔術師である事を如実に表す黒のハットを被った】
【手には、頭部に青い石が嵌めこまれて先端を鋭く尖らされている、細い金属製の杖を握り締めている】
【漆黒のボブカットと、幼さを残しながらも憂いを帯びた様な瞳をした、身長160cm前後の中性的な青年が】

【共にベンチに腰を下ろし、他愛の無い雑談に興じている】

【夜になり、人気も少ない公園の中、2人の姿は街灯に照らされ、そこそこに目立っている】

「それで、君は背中の怪我が癒えたらどうするつもりだい?」
さぁな…………例の大会、あれにゃ顔を出すつもりだぜ? 中々面白そうだからよ
「……なるほど。でも君、今回の仕事で厄介事に巻き込まれかけたんじゃないのか?」
――――ッ…………構いやしねぇよ。俺の敵は俺が決める……それだけだ

【青年はそっと居丈夫の背中に手を回し、さらっと撫でおろす】
【そこを負傷しているのだろう。居丈夫の表情がギリッと痛みに歪んで】
【服装からそうは見えないが、怪我人の散歩に付き添っていると言うのが実情だろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 19:49:54.53 ID:0E45FsmQo<> >>411
/いませんよー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 19:58:52.71 ID:AJF0FRDWo<> >>412

【――――まるで風が弾けるよう、貴方達の頭上の街灯が一瞬にして砕け散るだろう】
【幸い街灯はいくつかあって、その内の一つだ、灯りが無くなるということはないだろうけど】
【もしかしたら、落ちて来る破片で、怪我をしてしまうかもしれない、いずれにしても、見過ごせないだろう】

【そうしたなら、ベンチの直ぐ側に、カラン、と何かが落ちるのを確認できるはずだ】
【銃弾の弾頭、射撃によって打ち出されたその中身が、貴方のベンチへと転がってくる】
【どうやら、その街灯は――――狙撃≠ウれたようで】

【その狙撃をした人物の元へと、視線を辿ったなら、直ぐ側に大きな建物があることに気づけるだろう】
【病院≠ナある、この街で一番大きな病院、その七階の窓が開いているということ、に】
【そして、そこから――――細長い銃身が、零れおちているのに気づけるだろう】

【やがて顔を出す、その狙撃した主が、そうしたなら、ふわりと宵月が形を揺らすだろう】
【雪のように白い素肌が、くっきりと夜空に浮かび上がった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/18(月) 19:59:16.81 ID:ltglyHCPo<> >>410

…………


【荒廃した危険地帯。普通の神経をしているなら、絶対に近づかないその通り】
【そこへ――どんな命知らずか、黒いブレザーにチェック柄のタイトスカート、赤いネクタイという学生服に身を包んだ女性が歩み寄ってくるだろう】
【背丈は平均的だが、白い肌とうっすら紅に染まった頬、長い睫毛が特徴的な美少女だ】
【やや長めの前髪、顎までで揃えられたもみ上げ、胸までの長さの後ろ髪と、そのすべてが一直線に切り揃えられた髪型。その艶めく黒髪は、よく見ると日焼けで少しだけ赤紫色をしている】
【凛とした立ち姿に、ぴんと張りつめた雰囲気。それはいかにもお嬢様然としていて――そのせいなのだろうか?】
【そこに居るだけで場の空気を塗り変える"神聖さ"のようなものを、彼女からは感じ取ることが出来る】


…………臭う


【一直線に結ばれていた口から、唐突にそんな言葉が漏れ出した】
【睫毛の下に隠された黒い双眸に浮かぶのは、まるで汚物でも見たかのような不快感――】
【その瞳は、通りから漂う危険な香りにも一切怯えることなく、刺々しい攻撃の意志を発している】

【やがて彼女は通りの入り口に立つと、制服の胸ポケットから一枚の札を取り出した】
【左手にその札を張り付け、真横へ突き出す。そして右手を、人差し指と中指を合わせて口元に持っていき――】


"招"


【ずるり、と。左手の札が発光したかと思えば、陽炎のような歪みが左手を覆い隠す】
【数瞬の後、光と歪みが収まると――――そこには六尺ほどの長さを持つ薙刀が握られていた】
【浅い反りと波打つ刃紋、散りばめられた金剛石の破片が輝く玉鋼製の刀身に、赤い縄による意匠と金箔で描かれた紋様を持つ柄で構成される、美しい武器】

【彼女はカラーコーンの警告に目も暮れず、それを油断なく構えると、通りの中へと進んでいくだろう】


/い、いないのか(動揺) <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 20:17:01.20 ID:0E45FsmQo<> >>415

――おっと、客が来ィたようだなァァアア
こォの雰囲気、気ィに食わねェ――放し飼いの魔物には止ォめられなさそォーだ、糞が

【荒れたこの通りに踏み入れる者、――】
【今までも何人かはいた、しかしそれは荷物を取りに行こうとした者だったり】
【あるいは、何となくで迷い込んできた者だったり――】
【――未だ、この通りが悪魔の軍勢に占領されているのは、彼らがこの通りから帰って来なかったからである】
【だが、今回踏み入れた者のこの雰囲気――悪魔には、少々気に入らない様だ】

【さて、この通りは前述の通り――魔物に占領されている】
【故に、踏み入れる者には魔物が襲いかかるッ!】

【通りの中へと進むあなたの前に立ちはだかるのは……二匹の魔物だ】
【一匹は、アジの下腹部から人間の下半身の生えた、珍妙な生き物――装備はふんどし一丁】
【もう一匹は、トマトの形をした頭部で、両手に片手斧を持った亜人】

【アジがそちらに口を向けると、吐くのは風雪の吐息――狙いは脚、機動力を奪うのが目的のようだ】
【一方、トマトの方はそちらに接近しようとし、成功すれば両手の斧を上から下に同時に振るう――両肩を斬るために】
【斧の切れ味は、あまり良くない――刃こぼれがひどすぎるそれのように】

【どちらも、凶悪な雰囲気は感じられない、故に倒すのは容易だろう】
【この二匹を片付ければ、悪魔の居る中央へと辿り着くはずだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 20:18:41.84 ID:M52L9Gtz0<> >>414

「仕方がない……ただし、それは君が選ぶ事だよ……なるべくなら、そんな厄介事には――――――――ッ!?」
ああ……ったく分かってるっての! 俺だって、あんな仕事にまさか機関が絡んでるなんて――――――――ッ!?

【――――そうして話していた2人の頭上の街灯が、突如として破裂する】
【思わず頭を庇ってその場に身を丸くする居丈夫と、咄嗟にベンチから立ち上がり、難を逃れる青年】
【居丈夫の頭にはパラパラと街灯の破片が降って来るものの、身を丸めたのが功を奏してか、大した傷にはなっていない】

「っ、これは…………今のは狙撃だ!」
なに……!?

【そして青年は、ベンチのそばに転がり落ちる、役を成した弾丸の存在に気づく】
【一瞬にして、2人の表情が切り替わった】

「君は下がっていろ!! …………レル・フェン・ラー・ビン…………『ホークアイ』!!」

【咄嗟に、青年の方が一歩前へ出て、魔術を行使する】
【放たれた緑の光球が、すっと夜空へと撃ち上げられる。その光に視界を移して、青年は銃撃者の存在を確認しようとしたのだろう】

…………お、おい…………アレだ……!
「…………ッ!!」

【そうこうするうちに、居丈夫の方が病院の窓から覗くライフルの存在に気づく】
【その声を受けて、青年の操る緑の光球が、窓へと向かうだろう。その光に移された青年の『視界』が、その存在をハッキリと『見る』はずだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 20:25:29.64 ID:AJF0FRDWo<> >>417

【窓から乗り出した華奢な体躯、きょろきょろと周囲を見渡して成果を確かめるのだろう】
【マリンブルーの瞳が、夜空に一杯の色を零したのなら――――】
【後はただ、残響のような旋律に、身をゆだねるだけ】


……Личность(人)……見られちゃっ……た?
わっ……どうしよう……持ってるの、内緒……


【貴方達の顔までは確認できてないようで、しゅん、とその身を縮こまらせて】
【窓から顔だけを覗くように姿勢を低くしたなら、その表情を真っ直ぐに伸ばすのだろう】
【ホークアイ≠使った貴方なら分かるはずだ、その狙撃手の正体≠ェ】

【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【薄い桃色の患者衣に身を包んだ雪のように儚い印象の少女】

【直ぐ側には狙撃に使ったであろう長く大きな銃が立てかけてあって】
【まるで小動物のように、その華奢な肩をすくめて、まんまる大きなマリンブルーの瞳をすぅ、と伸ばす】
【首元にかかった銀の十字架のロザリオが、胸元の前で舞った】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 20:35:03.98 ID:M52L9Gtz0<> >>418

「…………これは…………女? と言うよりも…………まだ子供…………丁度手前ぐらいだ…………」
――――あ、あん!? ……それって…………!

【――――その姿を直接『見た』青年は、困惑気味に自らの見たその姿を口にする】
【さしたる敵意の様なものも感じさせない、その振る舞いに困惑していると、居丈夫の方が顔を上げる】
【――――青年の口にする姿。それに覚えのある人物の姿が重なったのだ】

悪ぃ、先に行くぜ!! レル・フェン・ゼル・ビン……『ウィングウィンド』!
「な……ちょっと待つんだ! ……レル・フェン・ゼル・ビン……『ウィングウィンド』……!」

【迷うことなく、居丈夫は別な魔術を行使。空へと飛翔して病院の窓に近づく】
【遅れて青年も、自らの魔術を強制的に中断させ、居丈夫と同じ飛翔の魔術を発動させ、その後を追う】

おーい、ソニアかー!?

【窓へと飛びながら、居丈夫――――レグルスは呼びかける】
【やや背中を丸めた姿は、空を飛ぶときに不格好に映るが――――背中を痛めている以上、仕方がないと言える】
【その後ろからは無言で、もう1人の魔術師が追いかけていく】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 20:35:38.13 ID:MpXC47c7o<> 【どこかの国 街の広場】

いて、痛てててて……!
まったく、年甲斐もなく暴れるもんじゃねえなぁ……

【中央に大きな噴水を構えた街の広場】
【その脇にあるベンチに座る人物がいた】

【2mを超えるであろう大柄な身体を僧衣のような紺色の民族衣装で身を包み】
【露出した肌に生やすは黄褐色と黒の縞を描く体毛】
【螺旋の金属飾りがついた長い木杖を身体に添えるようにして置いたその者は】

【虎の頭部をし、ふらりと尻尾を揺らす獣人であった】
【二足歩行の虎が服を着たような姿を言えばわかり易いであろうか】
【右手と、衣装から微かに見える胸元には包帯が巻かれている】

【虎人は、人間でいうと中年から老年ほどの声で呟きながら】
【片手で腰をトントンと叩く、何とも年寄りくさい動作をしていた】

でもまあ、いつまで休んでられねえしな……
早く稼ぎどころ探さねえと、飯も食えやしねえぜ

【虎人は懐から紐付きメガネを取り出すと】
【レンズを目に合わせて後頭部で紐を結び固定する】
【耳が上にあるため普通のメガネは掛けられないのである】

【そして手元で広げ眺めるは新聞。】
【求人広告を目を細めてジロリと睨み吟味し始めた】

【眼鏡をかけた大柄な虎人が新聞を眺める姿は、珍しいものであろうか】
【傍を通る人々がチラリと、虎人の方に一度視線を向けては通り過ぎていっていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 20:42:21.08 ID:AJF0FRDWo<> >>419

【聞こえる声、というより彼女の目の前へとその主が現れたのだ】
【大きな瞳を更に丸くして、ビックリしたようにわっ、なんて声を上げて】
【それでもその主が知っている人だったから、不思議と、怖くは無かった】


レグルス……?――――レグルス!レグルスだ!
うん、そうだよ、ソニア、わっ……レグルス、それ、魔法?

凄いの!Птица(鳥さん)そっくり


【表情に滲むのは微笑みの色、くしゃって綻んで、その色を強めた】
【白いインクをそっとペン先に滴らせて、そうして描いた柔らかいライン】
【純白の素肌と頬を彩るのは、そんな着色したかのような色】

【――――貴方なら分かるだろう、彼女が大分、疲弊しているのが】
【通常の彼女なら、もっと透明な色合いの白、天然色の柔らかい色をしていたけれども】
【今の彼女は市販のチューブから、そのまま、パレットに広げたホワイトの色】


ねぇ、レグルス……その人、恋人……?レグルスの
ソニア知ってるよ、ペアルック、でしょ、素敵、とっても!


【窓枠から細い身を乗り出したなら、貴方の奥の人影へと視線を傾けた】
【レグルスと比べて低い身長と、その中性的な顔たち、そうして身に纏う、ハットや服装】
【――――どうやら彼女は、レグルスの恋人だと、判断したようで】

【一瞬、強い風が吹くだろう、窓から身を乗り出した彼女が、淡い声を漏らす】
【ぐらりと姿勢を崩して、前のめりになったなら、まるで吹き上がるように窓枠から落ちそうになる】
【直ぐ手を伸ばせば、間に合いそうだが、果たして……】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/18(月) 20:44:38.14 ID:ltglyHCPo<> >>416

【迫る二体の魔物。彼女はまず、その醜悪な容姿に眉を顰めた】
【いったいどんな進化をすれば、こんな生物が生まれるのだろう。それはまさしく悪魔の所行か】
【荒々しい声の主を一度睨みつけると、頭を切り替えて二匹の対応に移った】

――――っ!

【といっても、やることは単純で】
【勢いよく走り出すと、風雪の吐息をギリギリまで引きつけてから跳躍。攻撃を飛び越し、そのままアジの魔物へ突っ込んでいく】
【その移動の意図は――――アジの魔物への攻撃動作と、トマト頭の魔物の攻撃をかわす動作を同時に行うというもの】

【……しかし、気体であるそれを完全に回避することは出来ず、冷気が左足首にまとわりついた】
【足首が寒気に飲まれるような感覚に目を窄めるが、それでも足を止めることはなく】
【そのままアジの魔物の前にたどり着ければ、彼女は薙刀を振り上げてこう呟くだろう】

白刃龍紋流・弐の太刀――――"二極"

【次の瞬間――――彼女の体から真っ白な光の塊ようなものが吹き出し、薙刀の刀身へ集合していく】
【その力は『神気』。魔を祓い命を活かす、強力な"聖"の力を持つエネルギーだ】
【彼女の持つ神聖な雰囲気の根元であるそれは、悪魔からすれば目を背けたくなるような力かもしれない】

【その力によって切れ味を強化された刃は、横一直線の軌道を描き、混ざるべきでない魚と人間を分離せんと振るわれる】
【『神気』は"聖"の力だ。敵だろうと異形だろうと、まっとうな生き物であれば治癒の作用を発揮する。故にこの斬撃も、本物の悪魔などに使うよりは威力が落ちる筈だが……】
【それでも、このまま直撃すれば魔物の体を寸断できる程度の力は込められている】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 20:54:21.86 ID:M52L9Gtz0<> >>421

……やっぱりソニアだぜ!
「……レグルス、君の知り合いかい?」
あぁ! それこそこないだの風の国の討伐でよ、一緒に戦ったんだ!
「……なるほど、ね」

【レグルスも、相手の少女――――ソニアに気づいてふっと笑みを浮かべる】
【後ろから続く青年も、レグルスの紹介になんとなく納得したような表情を見せる】
【とは言え、先ほどの狙撃は何だったのか、そこを知りたいと言う様な、釈然としない様な表情を浮かべていたのだが】

……ソニア……やっぱりお前も、負傷してたのか……

【レグルスの思うのは、ソニアが病院にいると言う事実。あの討伐は相当に激しい戦いだった】
【自分もそうだがソニアの負った傷も小さくはない。どこか空元気の様なその姿に、そんな事を思って】

……んぁ、こ……恋人!?
「…………そういう、浮いた関係ではないよ。手前は……言ってみれば『相棒』と言うところかな?」

【――――その言葉は予想外だったのだろう。思わずレグルスは気の抜けたような言葉を漏らし】
【件の青年は、わずかに口元に苦笑を浮かべながら、自分の事を『相棒』だと口にする】
【恋仲であるかどうかはともかく、それ相応に親しい間柄である事は、確かなようだ】

あ……そ、ソニアっ、っぐぅぁ……!!
「危ない…………! っと、大丈夫か…………?」

【そうして窓と空から話をしていたが、ソニアが姿勢を崩した所に、慌てて2人は支えようと向かう】
【だが、レグルスは突如苦悶の表情を浮かべて半ばで制止してしまい、側に控えていた青年の方が、ソニアの身を支えた】
【と言うよりも――――ほとんど抱きかかえる様な恰好になってしまう】
【ソニアと大差無い様な、華奢な身体がソニアを包むだろう】

「――――そろそろ、魔力が不味いな…………済まないが、部屋の中に失礼して良いかな?」

【ふと、青年が表情を顰めながらソニアに伺いを立てる】
【空を飛んでいる2人の魔術の、効果が切れかかっているのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>sage<>2013/02/18(月) 20:55:14.87 ID:wfkdpNT+0<> 【風の国ー首都エルジオ〜商店街ー】

【活気ある街並みの中、台車を引きずりながら道行く店を回り歩いている20代ほどの男がいた】
【いつも何かを被っているのがわかるのっぺりとした茶髪】
【初めて見ればギョッとする様な真っ白な瞳】
【インパクトのある顔とは裏腹に、地味でラフそうな赤色服とその上に羊柄のエプロンを着ている】

やぁ、店主、今日の野菜はちっちゃいんじゃねーの?
まけてくれ
「えぇ?いきなりなにをいってんだよ、あんちゃん」

【商店街を歩き回っては食材を買い、その時に一々値切っているようだ】
【ゴリ押しとも取れる言い方から、店主をほめごろしたり、人を見て手を変え巧みに値切っている】
【店にとっちゃ、商売上がったりであろう】

「もう、あんちゃんには負けたよー」
へへ、あり♪

【こうして彼はまた一つ値切りに成功したら次の店へと移動している】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 20:59:08.62 ID:1mFBdTxco<> >>420
/まだいらっしゃいますか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/18(月) 21:00:03.94 ID:E196fPEgo<> 【水の国・公園】

―――……疾ッッッ!!

【短く鋭い呼吸音に、白刃の空を切る音が重なる。横一文字に刀を振り切った姿勢で、男は静止した】
【袴の上に羽織った薄藍のインバネスコートが、散切りの黒髪が冷酷な冬の風に靡く】
【音の余韻までもが、枯れた木々に吸い込まれて完全な静寂を迎えたかと思えば、男は息を漏らして小さく呟いた】

……大会、か。 ―――……正直、滾っている己がいる
解説者、参加者……二足の草鞋を穿く事にはなるが、どちらも手を抜く訳にはいかん―――ふッッッ……!!

【自らに言い聞かせるようにそう言葉を零すと、今度は先程とは逆に、右から左へと薙ぎを放つ】
【迫力は見当たらないが―――静かで鋭く、まるで熟練の老兵のような雰囲気を漂わせる、一閃】
【また振り切って静止したかと思えば、言葉を紡いで】

―――いや、三足か……。 ―――我等水の国自警団の本職を忘れてはいけなかった

【大会となれば、世界中から人も集まる。そこを狙う悪党たちも、決していないとは限らない】
【主催である水の国自警団は勿論、それらの脅威への対策にも力を注がなくてはならない】
【水の国自警団員、そして前大会に続いての解説者、さらに今回は参加者として。―――彼のやるべき仕事は、かなり多い】

【そして今日は、参加者としての鍛錬。決して不甲斐ない試合を見せないように、そして他の理由もあり―――】
【静かながらも爛々と輝く意志が、濡羽色の双眸の深くに灯っていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 21:01:25.40 ID:AJF0FRDWo<> >>423

【ふわりと包み込まれる柔らかい感触、母親の腕の中のような、安心感を含んでいて】
【助けてもらってしばし、その腕の感触に、甘えたくもなって――――】
【それでも、レグルスが浮かべた苦悶の表情に、彼女の表情も敏感に反応した】


……あっ、いいの……入っても、いいの……
レグルス、まだ、痛い?……ケガ、この前の……


【彼女もまた一緒に戦った一人であるから、貴方がケガを負ったことは知っていた】
【それでも親しい人が、良く見知った人がその表情を苦悶の色に染めるのは】
【きゅうと絞られる小さな心の奥の感触、それはとても、嫌な感触で】

【二人を部屋の内部へと誘ったなら、小さな椅子に二人を座らせるだろう】
【窓の直ぐ側にベッドがあって、彼女はそこにちょこんと座るはずだ】
【そしてその直ぐ側には、狙撃に使ったであろう銃が、立てかけられていた】


……レグルス、痛かったら……えっとね、あるよ……
Болеутоляющее средство(痛み止め)


【彼女のマリンブルーの瞳が揺れた、ベッドの側に、置いてある大きなバイオリンケース】
【開かれたその中には、色々と普通の少女なら持っていないようなものがあって】
【双眼鏡とかコンパス、挙句の果てには、おむつまでもある】

【ベッドの上で四つんばいになるように、その手をベッドの上に付いたなら、ベッドの上を歩くように、少し進んだ】
【手を伸ばして、バイオリンケースの中から注射器とくすりのようなものを取り出すのだろう】
【そうしたならその手に握って、心配そうに眺めた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 21:02:40.51 ID:MpXC47c7o<> >>425
/おりますよー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 21:15:39.50 ID:M52L9Gtz0<> >>427

わ、悪いな…………失礼するぜ…………
「……手前も、失礼するよ……」

【了解を得て、共に窓から病室の中へと入る】
【いささか不躾な光景だが、術が切れかかっている以上、そうも言ってられなかった】
【事実、部屋へと足を踏み入れて10秒もしないうちに、2人は足を下ろして床を踏みしめる】

な、なに……大した事は、ねぇよ…………お前みたいに、電撃浴びせられたりとか……そこまで行ってはいねぇ、からな

【強がりを言うレグルスだが、『強がる』なら必須とも言える『苦痛を隠す』事が出来ていなかった】
【――――まだ、撃ちこまれたそれを抉りだして、それほど経っていないのである】
【そんな状態で無理をすれば、傷口が痛むのは道理と言えるだろう】

「…………もしかして、さっきのは……感覚を鈍らせないための、練習射撃かい……?」

【椅子に腰かけたところで、ふと青年はそれに気づく】
【さっきの狙撃が本当に自分たちを狙っていたのなら、あまりに射角が上方にずれ過ぎていた】
【むしろ、街灯をこそ狙ったと考えるのが自然である。青年は、自分たちが過剰反応をしてしまったのではと、気付き始めていた】

……あ、痛み止めか…………!
すまねぇな…………もし良ければ、打ってくれ……よ

【取りだされた注射器を見て、レグルスは苦悶の中にも申し訳なさそうな表情を見せる】
【貴重な物資であるはずだが、それを自分に使ってくれると言う事で、レグルスもその好意に甘える事にしたのだろう】

「……よほど、大変だったようだね…………君たちの行ったという、討伐依頼は…………」

【そんな有様を見て、青年はふと口にする】
【片や素早い身動きを封じられるような傷を負い、片や入院までしている】
【――――戦いの壮絶さが、その事実から窺い知れるようだった】

「――――あ、長々と自己紹介もしないで、失礼したよ…………手前は、アルク=ワードナール…………
……レグルスとは、共に魔術を修練した……よろしく…………」

【ここまで来て、ふと自己紹介すらしていない事に気づき、青年――――アルクが自己紹介する】
【同じ魔術を使いこなしている事からも分かったかもしれないが、レグルスとは修行仲間であったらしい】
【最初に口にした『相棒』と言うのも、そうしたところからきているのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 21:16:11.47 ID:1mFBdTxco<> >>420
【そんな獣人が居る広場の近くから、子供の大泣きする声が聞こえてくるだろう】
【その子供はちょうど獣人のすぐ傍を通り過ぎて何処かへ行ってしまうだろう。そして……】

ちょ、ちょっと待ってくださいよぉぉ〜〜〜!!!

【そんな声が聞こえてくる。少女と女性の中間のような、少し慌てた声。それで獣人が新聞から顔を上げるならば】

【後頭部でお団子のように丸めた黒曜石のような深い色の髪に、同色の透き通るような優しげな瞳】
【染み1つ無い純白のナースキャップを被り、染み1つ無いナース服からは、適度に膨らんだ胸や細い体のラインが見える】
【ナース服は膝まで伸びており、その下は肌色が薄く透けた白色のストッキング。運動靴のような白いナースシューズ】
【女性にしては少し小柄で、白が多い肌色は身に纏う衣装たちと同化してしまいそうでどこか違う】

【誰もが想像したことのあるようなナース姿の女性が、先ほど通り過ぎていった子供を追うように走ってくるのだった】

――――ッ!!?

【そして、その女はちょうど獣人の前で小石に躓き、ズサーッと転ぶのだった】
【いつまで経っても顔を上げない女。女がすすり泣いているのが分かるだろうか……】

/それではお願いします! 新キャラなので、お手柔らかに…… <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 21:16:18.98 ID:0E45FsmQo<> >>422

……あァの白い光……けッ、悪魔殺しって奴かよ
俺様が作った生き物は、悪ァ魔として作らなきゃアたァだの生き物だァが……俺様が悪魔だァということは変わらねェ

【風雪の吐息が跳躍により大部分を回避されれば、斧の攻撃を回避されれば】
【アジはその跳躍に頭部――というより、上半身をそれに合わせて傾けると】
【真っ白な光が集まった薙刀の刀身、自身に向けて薙がれるそれ】
【危険こそ感じたものの、どうやらこの魔物は……悪魔ではなく"生き物"に近い存在のようで】

【しかし――刃が当たれば寸断されるのは間違いない、回避しなければ】 【……駄目だ、間に合わないッ!】
【――ザシュウッ!】 【そのアンバランスな身体は、巨大なアジと人間の下半身に分断される】
【どうやら、その一撃でアジの魔物の命は絶たれたようだ――その断面からは、赤く生臭い鮮血が溢れだしていて】

【だが、まだトマト頭の魔物が残っている】
【跳躍によって距離がある程度離れたため、斧をその場で振り回しても当たらない】
【しかし、あの薙刀による薙ぎを見れば、近づくのは得策ではないと――いや、"怖い"と思った様だ、表情を見ればわかる】

【――この斧は片手斧、つまり軽量だ、そしてそこまで強度はない】
【右腕を振るい斧を投げ、その直後に左腕を振るい斧を投げ――二本の斧が、時間差でそちらに飛来する】
【狙いは上半身の様だ、投擲の速度は……常人が大きめのボールを投げた時程度、威力もそれに比例する】

やァはり、俺様の支配下に置ォいてねェと、所ォ詮雑魚共なァんてこォんなモンだなァ、[マンクラス]に[オノマトピーア]――
まァ良い、―― 一度支配しようと制御下に置ォかなければ、俺様には危ィ害は及ばねェからなァァアア

【一方、通りの中央で寝転がっていた悪魔は、その巨躯を起こせば】
【今まで布団代わりにしていた羽根を右手に持ち、そちらとの距離約20m程の場所まで近づくだろう】

今のは前座だ、人間――こォこに何の用だ……チョコレートなァら、人間共の暦で言う2月の14日に既に配ったぞ
まァー、在庫はまァだまだあるがな――そォれとも、俺様の首でも欲ォしいのかァァ? 誰にもやァらねェーよ

【悪魔の目の前には、魔法陣が生成されている――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/18(月) 21:21:12.97 ID:NxSBehDo0<> 【街外れ――打ち棄てられた廃墟群】
【穴の空いた扉、骨組みの見える壁、風が吹いただけでまるで悪鬼のように鳴く屋敷たち】
【自由に踏み込める中に、最早価値のあるものなどなく――時折、ひとの気配が転がっているのみ】
【曰く、不良の溜まり場だとか、曰く、犯罪者の潜伏場所だとか、曰く、化物が棲んでいるとか】
【好き勝手に囁かれる噂の数々、いくつが本当なのかなんて、誰も知らないけれど】

…………――、

【ぱきりと硝子を踏んで割る音がして、屋敷のひとつから姿を現すひとかげがひとつ】
【半月が照らす姿は細こく、少女らしいと気づくのは容易いはず、だ】

【ヘッドドレスで飾った頭。膝丈ほどの闇色の髪、リボンと一緒に結って垂らすのは、一本の三つ編み】
【長めの前髪からまぁるく覗く瞳は左が血色、右が深淵色のオッドアイで――】
【レースやリボンをたっぷりあしらった黒のワンピース、コルセットで締めて、パニエで膨らんで尚膝丈で揺れる】
【フードつきのケープを羽織って、足元は底の高い黒のパンプス】
【首や手や足、指先までもきちり包帯を巻いている癖、右手の薬指、まるで指輪めいた黒蛇の痣だけは露出させていた】

なんにもない……。

【ひそやかに呟いてみたって、静寂ばかりが満たすこの場。鈴めいて透き通る声を聞き取るのはきっと容易くて、】
【ふぅわりと零すひととは違った人外の気配、辿ることだって難しくない】

【何も考えずに踏み出した足、転がった板切れを踏んで――派手に踏み割った音と、驚いてあげた声。夜によく響いた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 21:23:33.19 ID:AJF0FRDWo<> >>429

【そんな事は無いって知っていた、傷の多寡だけ見れば、貴方の方が酷いとも思えて】
【隠す事のできてない貴方の表情を見て、彩る彼女の表情はまた、隠せないもの】
【――――隠そうとなんて思ってないのだろう、小さな身体全てで、心配を示した】


……うん、そうなの……でもね、あんまり良くなかったの……
いつもだったら、街灯のね、柱に当てて、壊さないように、するもん……


【しゅん、と表情を沈めた、貴方の言葉を聴いて、少し考える事があったのだろう】
【患者衣が少し大きくて、彼女の胸元が、少しはだけたように露になるだろう】
【薄布から零れ落ちる左肩には真新しい包帯が巻かれていて】

【傷口がじんじん、と熱を持ったみたい、くしゃって顔を苦しそうな色に変えた】
【声にならない声が漏れたなら、それはまた耽美な香りをも、少しだけは孕んでいて】
【気づかれたかな、なんて思って――――取り繕うように微笑を見せた】


あんまり……良いのじゃないの……だからね、激しい動き、だめ
アルク、お姉ちゃんの名前、アルク……歩く=H

ソニアはね、ソニア=エカチェリーナ=ドラグノフ、宜しくね


【どことなくイントネーションがおかしいよう、そんな事を言って小首をかしげた】
【頬に解ける長い長いプラチナブロンド、キチンと手入れをしているようで、淡い香りが漏れるだろう】
【それでも、頬に満ちる素肌の色は、少し病的な色】

【慣れた手つきでレグルスの腕へと痛み止めを注射するだろう】
【直ぐに痛みはひいて、僅かながら眠さを引き起こすかもしれない】
【心配そうに身をよせた、四つんばいになったまま、傾く視線が吐息みたいに揺れた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 21:27:57.47 ID:MpXC47c7o<> >>430

……あぁん?
なんだ、騒がしいなおい

【突如としてかき鳴らされた子供の泣く声に、虎人は耳をピクリと動かすと】
【新聞から目を離し、眼鏡を少しズラすと声のした方向を見る】

【瞬間、傍を駆け抜けていく少女を視線で追い】
【次いで駆けてくる女の声が聞こえると目線をそちらの方へとずらした】

……うーむ、最近のヒト族の女ってえのは落ち着きがねえもんなのか?

まあいいか――おい、そこの嬢ちゃん!
大体想像はつくけどよ、何してやがんだ?
この時期によ、ンな格好で寝てっと風邪ひくぞ風邪!

【虎人は、新聞を丸めて近くに置いていた荷袋に詰めると】
【杖を右手に持って立ち上がりそう声をかける】

【威圧感のある虎の頭をした獣人だが】
【声はどこか親しみのこもった人間に近いそれであった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 21:33:15.03 ID:MpXC47c7o<> >>434
/ミス……傍を駆け抜けていく少女×
/傍を駆け抜けていく子供○ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 21:37:31.91 ID:0E45FsmQo<> >>431
/真ん中らへんに【しかし、"神気"のおかげなのだろうか、その溢れる鮮血はすぐに少なくなった】を追加 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 21:40:55.72 ID:M52L9Gtz0<> >>433

しっかし、情けねぇや…………こんな傷、昔は何度か当たり前に、あったはずなのによ……
「……酒のやりすぎだよ。それこそ昔の様に、もう少し身体を鍛えたらどうなんだい?」

【強がりが上手く行かなかった事に気付いたのだろう。自嘲気味に苦笑を覗かせて】
【そんなレグルスに、アルクも半ば呆れに似た言葉を掛ける。厳しい言葉ではあるが、その言葉にそれほどの厳しさは感じられない】
【互いを知り合っているからこその、程良い言葉とでも言うべきだろうか】

「……あぁ、なるほどね…………狙撃銃と言うのは、扱いが大変だとは聞いているよ…………」

【ようやく納得したのだろう。アルクの表情も険が取れていた】
【――――空気の流れや温度は言うに及ばず、狙撃者の呼吸、更には心拍までを考慮して、射撃を行う。それがスナイパーだと聞いている】
【針の穴を通すような精密射撃は、そうした極限を突き詰める故に生まれる賜物。なら、万全ではない体調では、狙いがずれるのも致し方ないだろう】

悪いな…………――――――――っっ
「……うーん…………お姉ちゃん、なのかな…………?」

【注射を受けるために腕を差し出すレグルス。注射針が皮膚を貫き、血管に達すると、微かに表情を顰めて】
【その隣では、アルクが何とも言えない微妙な表情を見せていた】

…………あぁ、助かるぜソニア…………なんか、気が抜けてきたかもしれねぇや…………

【薬が効いてきたのだろう。痛みが徐々に引き始めて、同時に眠気も訪れる】
【それをレグルスは、痛みが引いてきたリラックスによるものと考えた様で、ふっと表情を緩める】

「……よろしく、ソニア…………それと、レグルスの事、助かったよ…………傷を癒す事は出来なくもないけど、ああした痛みを除くのは、手前らには良く分からないからね……
…………せめてもの礼だ。これを受け取って欲しい…………レル・エル・ファス・ザン…………『ウィンドクリスタル』」

【改めて、ソニアと自己紹介を交わすアルク】
【そして、レグルスの様子を見て安心したのか、アルクは魔術を行使して、緑色の細長い八面体の結晶を作りだす】
【そしてそれを、ソニアへと差し出した】

「……これには、風の魔力を封じてある…………何かの時に、役に立つと思うよ」

【その結晶は、魔力の塊だと言う。スナイパーとしてのソニアの、何かの役に立つだろうとアルクは考えたのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 21:41:14.25 ID:1mFBdTxco<> >>434
……ね、寝てるんじゃないですよぉ……。

【よほど逃げられたのが悲しかったのか、それとも単純に擦った膝が痛かったのか】
【それは分からないが、顔を上げると目に涙を溜めている。声もなんだか上ずっているのが分かるだろうか】

――――……うぅ、最近の子供は落ち着きが無くて困ります! ただ注射するだけなのに……。
……う、うわっ、虎!? ……じゅ、獣人さんって、や、奴ですか?

【地面に座りながら、おそらくは先ほどの逃げていった子供に向かってぶつぶつと小言を垂れる女】
【しかし女も身長155cmほど。十分子供である。……まぁそれはともかく】
【そしてようやく獣人の彼のほうを向いて、今の今まで普通の男性かと思っていた女は驚いたように声を上げて、そう恐る恐る確認をとるのだった】
【何しろ獣人を見るのは初めての女。声が、何か偉い人に謁見するようなたどたどしい声だ】


……あ、あれ……? 貴方、怪我、してるんですか?

【と、ふと何かに気づいたように立ち上がり―もうそのときには、女の服装は汚れ一つ無いものになっており―、彼の体を指差す】
【それは、民族衣装のような服から見える、彼が胸に巻いた包帯。それを、ちょっぴり自信が無さそうである】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/18(月) 21:42:39.93 ID:ltglyHCPo<> >>431

【次はトマト頭の攻撃が来る――そう予め身構えていたのだろう。攻撃に対する反応は早い】
【ただ予想外だったのは、魔物の投げた斧が二本だったこと】

【背を向けた状態から素早く反転し、直後に体を反らす。予定通り、それで一本目は回避した】
【しかし、予想外の二本目が彼女に迫る。その表情に若干の焦りが浮かんで――】

―――――ッ!!

【ガキン! という衝撃音――――彼女が振り上げた薙刀が、手斧を叩き落とした音だ】
【その顔に残る少々の焦りが見えたのは、正面にいるトマト頭の魔物だけか】
【もし、それに知能があったなら。今の一合、まるで彼女の意志に反して体が勝手に動いていたかのような、そんな印象を受けるかもしれない】

【そうして攻撃をいなしたところで、手に残るかすかな痺れは無視し、彼女はトマト頭を切り捨てようと一歩踏み出すが】
【その前に、何らかの力を帯びて接近してくる悪魔の気配を感じた】

…………この異形。やはり、あなたの仕業のようね

【投擲したことで武器を失い、自身に恐怖を抱いているらしい魔物よりも、今は背後にいる悪魔の方が危険度が高いと判断したのだろう】
【魔物への警戒は怠らないようにしつつ、もう一度反転】
【いかにも悪魔らしい姿形をした男を見やり、その問いに突き刺すような視線で応えると】

私は……あなたのような妖魔の類は、大嫌いなの

【駆け引きのつもりか、それとも単なる性分か。そんな風に、挑発するような言葉をかけた】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/18(月) 21:47:47.15 ID:LkzT87kqo<> >>426
/まだおりますか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/18(月) 21:48:38.71 ID:E196fPEgo<> >>440
/いますよー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>saga<>2013/02/18(月) 21:49:52.74 ID:AJF0FRDWo<> >>437

【二人の関係――――先ほど、恋人と言って否定されたけども】
【むしろもっと、親密なものなのかな、と思いを馳せた】
【ああ、そう、親友なんて言葉がピッタリだ、とも】


……ん、そうだけど……なんかね……合わないの……
包帯、巻くの下手……ここの看護婦さん……だからね、困るの……

ねぇアルク、巻いて……包帯


【貴方のコートの袖へと、彼女の右手が伸びるだろう、華奢な指先が貴方の袖を捕らえようとする】
【握ったなら、ぐいっと視線を上げて、マリンブルーの色を貴方へと注ぐのだろう】
【血色の悪い人工色の素肌が、照明に照らされて、それでもなお柔らかい色を落とした】

【きっと彼女は、アルクのことを女性≠セと認識している、歳の離れたお姉ちゃんだと】
【だからだろう、貴方に対して甘えるよう、むしろ、頼りにしてるみたいに】
【レグルスは見ちゃだめ、なんて付け足す辺り、そうなのだろう】


Прекрасный(綺麗)!アルクも、レグルスと一緒、魔法使えるの?
……魔力……ソニア、あんまり、そういうの、詳しくないけど……


【両手でまるで、水を掬うかのよう、掌と掌を開いて、その中に結晶を落とし込むだろう】
【左手の掌に映したなら、右手の指先でころころと転がした】
【綺麗だと思った、結晶は光を溶かして、無数の色合いを、その中に映すのだから】

【時折零れる、異国のイントネーション、それはきっと、普通の人とは違った旋律】
【聞き取りづらい意味も、汲み取るには十分で、貴方達には伝わっているのだろう】
【素顔が覗いたなら、敵意の無い、純真無垢の笑顔のよう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 21:51:59.78 ID:MpXC47c7o<> >>438

餓鬼んちょなんざ、どいつもこいつも注射は嫌がるもんだろうぜ
ンなもん目隠しでもしてさっさとブスっとやっちまえばいいんだよ、ブスっ!とよ
気付いた時にゃ気持ちよくなってらぁ

……ん?おう、その通りだがそんなに珍しいか?
こんなナリだが別に人を食うわけでもねえからよ、緊張するほどのもんでもねえよ!
もうちょいよ、こう……肩の力抜いときな嬢ちゃん!ガハハハ!

【表情の変化が乏しいが、軽く笑い声を上げながら喋る虎人が】
【友好的な意志を持って語りかけていることは分かるだろうか】
【老年に近い声から、相当に年を経た獣人であることを察するのも難しくはない】

おう!まあ大体傷は塞がってるがな
後はツバでも付けときゃ治るだろう、多分

つうかよ俺の心配もいいんだが……さっきの餓鬼んちょは追わなくていいのかい?
嬢ちゃんが鈍くさくて無理だってえなら……ちょいと俺が手を貸してやってもいいぜ?

【ニィ、と口元を吊り上げてどこか恐ろしさも感じさせる笑みを浮かべながら】
【杖を軽く手元で回して見せながらそう返した】

【彼女の服装が汚れていないことには――今はまだ気づいていないようであった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 22:01:12.46 ID:M52L9Gtz0<> >>442

「包帯……なるほどね…………確かに…………――――え、て……手前がかい?」
っ…………アルク…………!
「あー…………分かった」

【包帯は、傷口の治癒後の固定などに用いる道具である。それがうまくされていないとなると、無視できない影響が出てくるのだろう】
【むしろ――――下手と言うよりも乱雑なのではないかと見てとったアルクだったが――――巻き直してほしいとせがまれ、どこか慌てた様子を見せる】
【それはレグルスも同じだったらしい。むしろ、心配そうな目でアルクを見やる】
【しかし最終的に、アルクはそれを了承した】

良いのかよ……アルク…………
「……別段、この程度の事で……いや、むしろ逆かな…………こうした事の前なら、そんな事も言っていられないよ…………」

【レグルスは、アルクとソニアから視線を外し、目をつぶる】
【何か、訝しげな――――恐らく、『役得』などと言う下世話な意味とは違う何かを怪訝した――――様子を見せたが、最終的には納得したようだった】

「あぁ、手前もレグルスと同じ、『アルベルト流魔術』を修行した身だからね
……むしろ、そっちの方だったらレグルスよりも上かも知れないけど……」

【頷きながらそう口にするアルク】
【同じような、4つの言葉を組み合わせたスペルで術を発動させるあたり、本当にレグルスとそっくりである】

「うーん、そうか…………だったら、そうだね…………何か、1回限りになっちゃうけど、特別に効果を指定してあげる事もできるよ?
これを使っての、1回限りのサポートって言えばいいのかな? ……どんなのがあると良いかな?」

【魔力は詳しくない。そう聞いてアルクは、クリスタルに細工をする事を申し出る】
【今のままなら、用途に合わせて魔力を使う事が出来るが、その用途を先に指定してしまおうと言うのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 22:04:51.40 ID:1mFBdTxco<> >>443
それはそうなんですが……、私、注射しか¥o来ないんです……。
それと、ちょっと時間が掛かっちゃうものでして……。

え、えっと、貴方のような人を見るのは初めてでして……。
一応色んな所には行っているつもりなんですけどね……。

【お恥ずかしい限りです、と照れながら頭をかいてエヘへと笑う女。しかしこの女、注射しか出来ない】
【それに注射一本打つのにも時間が掛かるという女。どんな印象をもたれるだろう】
【しかしながら、彼のその態度を見て、獣人さんって優しいんだなぁ……とニコニコ笑っている】
【少なくとも、女は敵対心は持っていない。彼と同じように】

そうなんですか……え、良いんですか? で、出来たら……お願いしたいなぁ……なんて……。

【心の片隅でずっと心配していた先ほどの子供。自分では追いつけなかった】
【そんなときに彼が追ってくれるというのだから、女は頼まざるを得ない。暗に、鈍くさいのを認めているようなものだった】
【もう一度、お願いしますっ! と彼を見る女。ちょっと瞳が潤んでいた】

【そして彼が子供の行方を追えば、すぐに見つかるだろう。近くで蹲って泣いている】
【長袖のシャツに、この時期なのに短パン。いかにも元気そうな少年だが、左ひざが横にすっぱりと切れていた。血は、まだ一部から流れている】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 22:10:30.28 ID:AJF0FRDWo<> >>444

【その奥の心情を推し量るには彼女はまだ幼すぎて】
【最終的に了承が出た事に嬉しそうに頬を緩めて、くしゃっと綻んだ】
【――――その微笑にはきっと、なんの悪意も無いのだろう】


左肩がね……この前外れて、嵌めてもらったの……
だけどね、直ぐ外れるから……もう少し、固定してろ、って……


【脱臼は一度癖になるとまた外れやすくなってしまう、そうなったら何度も何度も気の遠くなるような痛みを抱えることになる】
【ことさらに彼女はスナイパーであるから、そのような場で外れてしまったら、良い的だろう】
【死活問題、そう言っても差し支えは無い、それをゆだねるぐらいには、貴方を、というよりかはレグルスを信用しているのだろう】

【患者衣を解いて、左肩を露出させる、下着代わりのキャミソールが彼女の胸と腹部を覆っているのだろう】
【左肩のキャミソールの紐から左腕を脱いで、真っ白な左肩を露出させたなら、そこに巻きついた包帯が見えるだろうか】
【巻いてから一日ほど経ったようで、少しくすんでいる、上手に解かないと中々痛そうだ】


ソニア知ってるよ、この前ね、レグルスに教えてもらったの!
凄いの、とっても……ソニアでも、魔法、使えるように、なったの

サポート……うんと……どうしようかな……
ねぇ、レグルス、何かいいの、ないかな?


【アルベルト流魔術≠サの能力の一端を、かつてのレグルスとの邂逅に於いて体感した】
【それゆえに彼女の、レグルスに対する信頼は厚くて、言葉にもそれが表れるだろう】
【凄いの、なんて言ってはしゃいで頬を緩めたなら、淡い微笑の芳香が広がった】

【華奢な左肩は、曝け出したままでいたら、夜風に溶けて消えてしまいそうなほど】
【肉付きの悪い身体、脂肪なんて殆ど無くて、幼い頃から慢性的に栄養が足りてなかった事を思わせる】
【傷ついた左肩を、アルクに曝け出したまま、目をつぶったレグルスにそんな事を尋ねるのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>saga<>2013/02/18(月) 22:12:20.93 ID:0E45FsmQo<> >>439

【衝撃音が聞こえる、投げた斧が回避され叩き落される、――】
【――彼女の焦りの表情は、はたしてこの怖気づく魔物に見えていたのだろうか】
【相手の方が強いのは明らか、駄目元で投げた斧も防がれた――このままではミートソースになりかねない】
【その魔物はまるで子供の様に泣き喚きながら逃げ、近くの元八百屋の物陰へと姿を消してしまった】

役立たず共め、俺様の安眠が……

――そォォオオーーだ、こいつらは俺様が作った魔ァ物だ、人間――この通りは俺様が乗ォっ取ったからなァァアア
俺様は"悪しき闇の主"であり"邪悪な悪魔"でもある"ベテアドット"の中でも、超強ェー存在、"邪禍"!
――ヒャハハハ、そォーか俺様みてェなのは大嫌いか!

【突き刺すような視線に返すのは、傲慢で鋭く真っ赤な視線】
【まだ己に余裕があるからだろう、その態度は極めて大きい】
【――だが、先程の"神気"……遠目だったとは言え、あれをこの悪魔も感じている】
【反吐が出るほど嫌な感じを覚えたそれ――見なかったフリなんて出来ない、ましてや直情的なこの悪魔には尚更だ】

そォーだなァー……テメェーの力かァら感じるのは"デュハ"――俺様とは"対極"の力だ
……その糞みてェな"善き光"、……俺様もテメェーみてェな奴には凄ェ"嫌悪"を覚える――生ィきて帰れると思うなよ!

【悪魔の目の前の魔法陣から闇が噴き出し始めると――それは生き物にへと変化する】
【その生き物は、ジャガーの様な形状で、鏡の様な銀色の鎧的存在を頭部に纏った、20m程の長さのとぐろ巻く大蛇だった】
【鎧は頭部下にも伸び、端が3つにわかれていて、黄色の身体に茶色のジャガーの模様を持っており、それは頭部にもあり】
【眼は銀色で、牙や爪は黒く、下から半分は真っ黒な体をしており、そして尻尾にはやはり鎧的存在があって】
【その先端はまるで千切れたようになっていて、その断面はまるで鏡のようになっていた】

こォいつは、夜の国のとある神殿――今は遺跡のそれに"祀られていた"奴だ――俺様がその"命を蘇らせた"のだよ!
さァー、殺れェッ! "宵闇と鏡の豪蛇"ァ! 魂すら破壊するつゥもりでだッ!

【その言葉と同時に、大蛇の口から吐かれるのは3つの闇の刃――大きさはそれぞれ10cm程度】
【速度はやや速いが十分反応可能で、切れ味はまるでガラスのようで、もし破壊すれば鏡が割れたかのような音と共に粉々になり消える】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/18(月) 22:13:13.27 ID:LkzT87kqo<> >>426
ーーー大会、か…
それはつまり、目立つチャンスだな?

【ーーー男の独り言を聞き取った人間が一人、呟くような声量の声で、言い返す】
【冷んやりとした空気を纏い、歩いてくるのは少女の姿】

目立つよな?優勝なんかしたらテレビや雑誌に引っ張りだこだよな?
…どうなんだ?どうなんだおい、お侍さんよ

【深い隈のある生気のない目、長い前髪が鼻の上で交差する長い黒髪、死人のような白い肌】
【女学生然と言ったセーラー服に、袖の余ったブレザーを着て、ボロボロの長い黒いマフラーを巻いた少女】
【ーーー少女は、死人のような目を男に向けながら、静かな声色で、まくし立てるように問い掛ける】

【…初対面だというのにこの食い付きぶりは何なんだろう、何か怖い】

/遅れました、すみません <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 22:18:01.95 ID:MpXC47c7o<> >>445

ふ〜む……注射しかできねえなら、そりゃあそれで
刺すまでの方法ってえのも考えておかねえとな

針を身体に刺されるなんざ、怖くて当然なんだからよ
説得するなり、手でも握っててやるなりして安心させてやりゃいいんじゃねえのか?

【ふぅむ、と自身の顎に指を添えながらそんな事を言う】
【女の様子に現在は悪意的なものを感じられない】
【故に悪印象は持たず、おぼつかないながらも言葉を捻り出していた】

よ〜し、ちょいと待ってな!
見つけたらでけえ声で呼んでやるからよ!

【虎人は、女の返事を聞くと颯爽と走り出す】
【老年ゆえに持久力には欠けるものの、ネコ科の健脚は常人のソレを上回る】
【飛ぶように地面を蹴りながら、子供の去った方へと駆け……】

おっ!確かこいつだな!
……って、おいおい、まさか転んじまったのか?
元気があるのはいいことだがよ、ちょいとやんちゃが過ぎるわな

【……泣いている少年を見つけると、その場で立ち止まり状態を確認する】
【急に近づくと怖がらせる可能性があったからである】
【この状態で無理に逃げてしまうようなことになれば、それこそ悪化してしまうことだろう】

取り敢えず――餅は餅屋、か
お〜〜〜い、嬢ちゃん!見つけたぜ!

早く……いや、転ばねえ程度に急いでこっちに来な!

【少し背をかがめて、少年の目に映らないように人混みにまぎれながら】
【遠くまで響く声で女を呼んだ】
【さほど離れてもいない、何かしらの障害がない限りは声が届くことだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 22:24:59.19 ID:M52L9Gtz0<> >>446

「ッ……!! 脱臼か…………それは辛いだろうに…………」
ソニア、お前…………そんな状況であそこに行ってたのかよ!?

【肩の脱臼と聞いて、微かに表情を顰めるアルク。そしてそれを聞いて、顔を背けたままで驚きの声を漏らすレグルス】
【あの戦いで脱臼したとは感じられなかった。だからレグルスは、ソニアのその怪我が、討伐以前のものなのかと勘違いして】
【――――翌日の博物館襲撃に行き合わせた事には、気付いていないらしい】

「…………っ…………
…………確かに、あまり良くない巻き方だね…………もっとしっかり固定しないと…………!
……ちょっと待っていて、外すよ…………」

【露わになった肩を見て、微かに息をのむような様子を見せるアルク。だが、すぐにその眼は包帯を見る】
【関節を嵌めて、筋肉で固めてしまうのが、何よりの対処法だ。そして関節が嵌まるまでは、包帯やギプスなどでしっかりと固定をしなければならない】
【左手に持っていた杖を側において、アルクはそっと包帯を解きに掛かった】

……アルク、ソニアが痛がっても、変に手元を狂わすなよ?
そう言う時こそ粛々とやってかねぇと、余計苦しくなるんだからよ?
「分かっているさ…………君こそ、もしもの時のサポートを頼むよ……」
おいおい、俺はそっちを向けねぇぜ?
「それでも、魔術を使う事ぐらいは出来るだろう?」
……確かにな

【レグルスは見えないなりに、サポートをしようとする】
【――――医者は、患者が痛がるからと言って治療を躊躇ったりはしない。それは、余計に事態を悪化させるからだ】
【だからこそ、多少のミスがあっても一気にやってしまえと、アルクを鼓舞する】

「……レグルス…………もしかして」
あぁ……やっぱり、俺らにとってもそうだったろ? あの体験を初めて、ってのはよ…………

【ソニアの言葉から、アルクはすぐにレグルスが『ホークアイ』を教えた事を知ったようだった】
【そうした共通認識が出てくると言う事は――――彼等にとってもやはり、本来の用途を超えて、ワンダーを与えてくれる魔術と言う事になるのだろう】

うーん…………そうさな…………
あの時俺が白の騎手を叩き落とした『クローシングゴースト』か、あるいは全般的に身を守れる『サイクロンフィールド』なんかが良いんじゃねぇかな?

【何かオススメは無いのかとソニアに聞かれ、レグルスは自分の考えられるベターな選択肢を提示する】
【スナイパーとして、一撃の破壊力を高めるための、風の魔力の付加、もしくは何かに特定しない、身を守るための力】
【そのどちらかが良い選択肢ではないかと、レグルスは答えた】
【彼なりに、ソニアの戦闘スタイルを考えての進言だろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/18(月) 22:30:22.33 ID:eN3g70ju0<> 【大通り】

(さて、どうしよう)

【灰色の髪、空色の瞳。大きくふさふさした尻尾。】
【それらで飾った小柄な体を古臭い黒コートに包み込んで、通りを歩く。】

【考え事は、多い。カノッサ機関に関するような大それた物から、今宵の宿をどうするかまで。】
【断じて一匹狼では無いが、頼る物は少ない。考えるのも行うのも、自分の仕事だった。】

【それだけに周囲には不注意で、何かにぶつかるかもしれない。】
【或いはぶつかられても、躱せない。】




<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 22:32:20.78 ID:AJF0FRDWo<> >>450

【レグルスの驚きの声に思わずビクついた、大声で叫ばれるのが苦手なようで】
【一瞬だけ表情に浮いたのは怯えるような色、それも直ぐに取り付くように消えていく】
【こくん、とうなずいたのは少しだけ、叱られている少女の姿】


っ……!!んぅ……っぁ……!!
ひぃ……ゃっ……ふぁ――――……


【皮膚へと絡みついた包帯が少しずつ捲られる度に、幼い肌が引き裂かれるよう】
【熱を持つその感触になれていない子供のままの柔肌には過酷という言葉では足りないほどに】
【きゅぅと歪むその表情、瞼を閉じて、揺れる口元をぎゅっと締めて、漏れる声を何とか静める】

【神経が引き伸ばされて痛覚を刺激される、その痛みは実際の時間の何十倍にも感じられて】
【それでも、アルクの腕前は流石であろう、躊躇せずに、解く腕前は、見事と言っても差し支えない】
【問題があるとすれば、彼女の方、右手の指先が――――震えて】

【くしゃっと、レグルスの裾を、右の手が握ろうとするだろう】
【視線を傾けたなら、震えていた、患者衣の裾から漏れる小さな指先が、冬に咲いた一輪の花のように】
【震えるその姿は、とても可憐で、儚くて――――貴方の支えがなければ、今にも朽ちてしまいそう】

【予想以上の痛みに集中しすぎて、貴方への返事が滞るだろう】
【――――でも、彼女はきっとクローシングゴースト≠フ方を、気に入るだろう】
【自分の身を守るよりも、何かをその手で、守りたいから】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/18(月) 22:33:22.06 ID:E196fPEgo<> >>448

……む。確かに―――前大会よりも、随分と宣伝費用を使っていることもある
そして全世界に放送される故、目立つ機会にはなるだろう

【突如彼方から飛んできた声色に、ちらりと目線を送り小さく唸ると】
【流れるような所作で刀を鞘に収めつつ、平坦な口調でその質問に答える】
【しかし釘を刺すかの如く、こう付け加えて―――】

……優勝すれば、有名になるかもしれないが―――
君の様な子がメディアに出た所で、良い事が果たしてあるのか……俺には良く解らないな

―――そんなふてぶてしい態度では、目立っても叩かれるのがオチかも知れん

【風に靡く散切りに開いた手で手櫛をかけつつ、彼女の死んだ瞳に自身の双眸を刺す。―――言葉だけでなく、瞳でも。】
【……この男、格好から解るように、櫻の国出身である。其のためか若しくは武士の身である故にか、態度には厳しい様子で】
【初対面の人物に向かい、行き成り図太く構えて食いついてくる彼女には、こちらはやや嫌悪感を示すような態度を当てた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/18(月) 22:33:24.20 ID:JOV5KQF20<> 【未だ喧噪に包まれる街の一角】
【申し訳程度に設置されたベンチに座るのは一つの影】
【地味な色のローブを纏い、狼の耳と尾を生やした少女の姿――――か】


「うーん……今日も疲れたや……
まぁでも、何時もより多く貰えたからいいっか」

【ピコピコと耳を動かすのはご機嫌の表れか】
【音の鳴る麻袋の中は、きっと“何時もより多く貰えた”其れが入っているのだろう】
【揺らした尻尾。不意に止まれば、月を見上げて】


「お雛様かぁ……三日までに間に合えば良いんだけど」

【ポツリと漏らされた呟き】
【純粋な人間で無い故に、少女の周りは妙に空間が作られていて――――】
【思いの外、その声は響くのだろうか】
【元よりこんな時間。少女一人で居るというのも違和感があるのかもしれないが】




【静けさに包まれる街の一角――暖かな光を漏らす店が其処にあって】
【外から見る限りでは魔術に用いる様々な用具が飾っており、その殆どが普通の店では置かない――呪われた品や取り扱いに注意が必要な毒物等】
【この店の主もある程度裏に通じている為、その道の者が訪れる事も多く】
【――看板こそ掲げていないが、謂わば何でも屋とでも言うのだろうか】
【狩りから窃盗。護衛や家事等実に何でも請け負うのだが、其れも気紛れなこの女次第で。まともな仕事を断って可笑しな依頼を受けたりと変人としての評判であったり】


「貴方……何処から来たのか分からないけれど、そろそろお家に帰った方が良いわよ
――――それとも、元々家なんて無いのかしら?」

【カウンターの上にちょこんと座っている小さな生き物。所謂ハムスター】
【気紛れに毛繕いをしたり、その場でクルクルと回る姿は可愛らしいのだが……】
【さて、その店主は珍しく困った様な表情を浮かべて居て】


「私は貴方の言葉なんて分からないから何か伝えたい事があっても分からないのよ?
……聞こえてないでしょうけれど」

【チョンチョンと指先で突っついてみても、全く気にした様子は無く】
【端から見れば、モフモフとした毛玉がカウンターの上で思いのまま寛いでいる様に見えて】
【小さな溜息を一つ。ちょっとばかり古めかしい扉を見つめれば、来客の姿を待って】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 22:33:45.81 ID:1mFBdTxco<> >>449
そうですね、ありがとうございます……ん〜……刺すまで……。

そうなんですよね〜……でも、私が説得しても、手を握って安心しようとさせても、逃げちゃうんですよぉ〜……。
ちゃんとにっこり笑ってるなのにぃ……。

【そうやって彼に感謝の言葉を言うと、ちょっと考えはじめた女】
【女に嘘を付いているような雰囲気は無かった。どうやらマジで子供に嫌われているようであるが】
【再度確認するが、女は其処まで悪いところも無い、至って普通のナース姿の女性である】
【今までのことを思い出し、べそをかきながら俯いてしまった】

……お願いしま……は、速いですねぇ……。

【もう一度言おうとすれば彼はもう既に見た目通りの脚力で言ってしまった後であり】
【女は呆然とした表情で、人知れずそう呟いた】
―――
……。

【時々涙を零しながら、大泣きはしまいと必死に耐えているようなその少年。小学1、2年ほどであろうか】
【強がりなのか、彼を見ても怖がったりはしなかった。そういう人物なのかと、彼にもわかるだろう】

え、ほ、本当ですか!? ありがとうございます! 今すぐ向かいますね!

【彼が女を呼べば、一気に元気付いたような大声でそんな返事が返ってきて】
【ちょっと何かが地面に転ぶような音がした気がするが、無事女はたどり着くだろう】



【全長1.2m、太さ40cmほど、そして針の太さは2cmほどあるだろうか――――――そんな、巨大な注射器を持って】
【女が姿を現すと同時、少年は一歩後ずさる。彼にも、少年が逃げていた理由が分かったかもしれない】

【女はニコニコ。コレがいつも注射を打つ際のデフォルトだからである】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 22:43:18.84 ID:MpXC47c7o<> >>455

……言わんこっちゃねえ
ああいうのも一種の才能なんだろうな

【地面に何かが当たった音を聞いて、原因をすぐ特定する】
【耳の良さなどとは関係なく、おそらく普通の人間でも察しがついたことだろう】
【ふぅ、と口の隙間から息を漏らすと】
【どうやら恐れる様子もない少年の元へと近づき】

ほう、中々肝が据わってんじゃねえか?
だが男ならよ、注射の一本二本でピーピー言うもんじゃねえぜ
ほれ、もうすぐお医者の嬢ちゃんも来るからよ。包帯でも巻いてもら――

【少年へとそう声をかけて、女の来るである方向を見た虎人は】
【途中で言葉を切った】

――ああ、お前は悪くねえわ
悪いな、こりゃ虎のおっちゃんが間違ってたぜ

(ありゃ拷問器具か何かの間違いじゃねえのか……?)

【巨漢の虎人を見ても怯えない、肝の据わった少年が注射に逃げた理由がわかった】
【どうしたもんかと、虎人は自身の頭をぽりぽりとかいて】
【取りあえずは女が少年の元へと到着するのをその場で待った】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 22:44:16.78 ID:M52L9Gtz0<> >>452

あ……す、すまねぇ…………だが、随分と無茶を…………!

【怯えた様子のソニアに、レグルスはばつが悪そうに謝る】
【――――只でさえ、自分の立ち振る舞いは他者を威圧すると気付いているのだろう】
【それも、見知った相手をそうも怯えさせるのは、到底心地の良い事ではなかった】

「――――ッ」
アルク…………!
「分かっている…………! それよりも、君の方でサポートを頼む……!」
しょうがねぇ……こうなったら是非もねぇか…………! スー・ログ・ラー・ビン…………『リラクゼーション』……!

【苦痛に喘ぐソニアの姿に、一瞬怯むアルクだが、すぐにレグルスの制止が飛び、その手を止めずに解いて行く】
【だが、流石にこのままでは良くない――――レグルスも、自分の袖を掴むソニアの右腕を介して、魔術を行使する】
【心を落ち着けさせる、水の魔術――――気休め程度に収まるかもしれないが、鋭敏に過ぎる痛覚を多少緩和してくれるだろう】
【そして、同時にレグルスは空いたもう一方の手で、ソニアの右手をギュッと包み込む】

「…………ソニア、ここからだ…………歯を食いしばるんだ…………!」

【解き終えると、アルクは包帯を一度準備し直し、今度は巻き直して行く】
【――――間違いなく、解くよりも更に痛みは跳ね上がるだろう。だからこそのレグルスのサポートもある】

「ソニア、レグルスの事、本当に手前も感謝しているんだ…………!
この単純馬鹿を、よく世話してくれた……!」

【何事か、アルクはそんな事を口にする。わずかでも、痛みから気を逸らせようと言う、アルクの思いやりなのだろう】
【とは言え、この文脈ではいささか意味が通りにくい。あるいは雑音と聞き流されても無理はないだろう】

よし、分かったぜ…………巻き直しが済んだら、作ってやるからな…………!

【今のレグルスは、ソニアへ『リラクゼーション』を掛ける事に集中している】
【故に、同時にその作業を行うだけの余裕はないのだろう。しかし、ソニアの望む事はしっかりと把握して】
【――――ソニアの右手を、なお一層力強く――――握りつぶすのではなく、包み込むように――――握り締めた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/18(月) 22:51:03.49 ID:wYnVzvEZo<> >>447

――――!?

【でかい――現れた大蛇に、まず彼女が抱いた率直な感想がそれだった】
【そして、脅威。その巨体と発せられる力に、背筋に冷たいものが走る】

【正直言って、舐めていた。彼女にとって妖魔とは、ただ十把一絡げに滅せられる存在であったから】
【自信過剰でふざけた言動の悪魔だが…………それの持つ力の大きさを、ここに至って彼女はようやく認識した】

壱の太刀――――"一矢"!

【飛翔する闇の刃に対して彼女が発するのは、対照的な光の刃だ】
【刀身に神気を纏わせ、薙刀を切り降ろす。その軌道に合わせて、30センチほどの光の刃が速めの速度で飛翔した】
【大きさで言えばこちらの方が上だが、威力はおそらく同程度。それは一つ目の闇の刃とぶつかり相[ピーーー]るか、例えうまくいっても二つ目の刃を破壊して止まるだろう】
【しかし彼女の狙いは、それらを破壊することではなく】

…………っ!

【一つ目を破壊した直後、それによって生まれた時間的余裕を使って右へ大きく走り込み】
【ほとんど壁に張り付くようになりながらも、残りの二つを回避しようとするだろう】
【そして、それが成功すれば】

喰らいなさい!

【刃が地面に衝突し、巻き上がる余波を浴びつつも、それに怯むことなく】
【薙刀を横一直線に勢いよく振るうだろう――――同時、先ほどの光の刃が再び飛翔】
【今度は薙刀を振るう範囲が広かったためか、先ほどより大きい50センチ大の刃】
【蛇が回避動作をとらなければ、それはちょうど両目を潰すような軌道で着弾することになる】
【威力の方は、鎧によって多少軽減されるかもしれないが……】

【そして――――彼女は悪魔の台詞をしっかりと聞いていた】
【俺様が蘇らせた、というそれ――――彼女の"神気"は、一度死んで蘇った者に対しても、悪魔と同様に牙をむくのだ】
【蛇が悪魔の言った通りの存在であるのなら、刃の着弾時には斬撃のダメージだけでなく、"浄化"の力によって強い痛みを伴う火傷のようなダメージが追加されるだろう】

/すみません、風呂行ってきます <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 22:52:39.67 ID:AJF0FRDWo<> >>457

【それはきっと、かつて軍に居た頃の名残、まだ年端も行かない彼女が、そのずっと昔から】
【大人の世界に身を置くということは、子供にとっては辛い事、沢山叱られ、いびられ、殴られたのだろう】
【大きな声をあげられる、そのことが、ただそれだけのことが、どうしようもない恐怖であった】


……っ――――あっ……ぅっ……
わぁっ……た……っ……


【解き終えられて、糸がきれたかのよう、パタンと前へと倒れこみそうになる】
【きっとその身体も支えられるのだろう、次の痛みと聞いて、気が遠くなりそうなぐらいに】
【――――それでも、心を落ち着ける貴方の魔法と、その手を握った、レグルスの温もり】

【露になった左肩、うっ血を起こしているようで、純白の素肌が青黒く滲んでいた】
【医者の腕が悪い、などではなくて、もともとの傷がかなり深かったのだろう、触れるだけで絹糸を引き裂くかのよう】
【彼女の細い喉が張り裂けそうになるんじゃないか、というぐらい、激しい声を漏らしそうになる】


……ちがう……の――――……ソニア……が……ひゃっ……ぅ……
一杯、迷惑……ひっぐ……かけたの……あぅ……
だから……ぁ……ぉんがぇし……ぃ……する、の……


【くしゃくしゃに濡れるであろう、彼女の両膝、顔を俯けて、必死に歯を食いしばって】
【そうしたなら、溢れる大粒の涙たちは、その膝を、まるで霧雨のように濡らしていく】
【漏れるたびに、一つまた一つ、と神経をはがしていくかのような痛みに、一人ではきっと、耐えられない】

【まだ真新しい傷口を切り裂いて、その中を掻き混ぜるみたい、包帯が巻かれていってもなお、それは消えなくて】
【――――きっとその、痛み止めも、本人が使う用のものだったのだろう、それすらも差し出したから】
【でも、十分であった、アルクの言葉と、レグルスの強い手が、暖かかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<><>2013/02/18(月) 22:55:09.27 ID:wYnVzvEZo<> >>458
/風呂行ってきますじゃなくて行ってました、だった……
/遅れて申し訳ないorz <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 22:55:21.17 ID:1mFBdTxco<> >>456

―――や、やだ! だって、あのお姉ちゃんの注射器……。

【そして、少年は再度あのデカい注射器を見ることとなる。ヒッ、と思わず声を出し、目に浮かぶ涙】
【女が近づくごとに、少年は一歩ずつ後退して行き、最後には彼の後ろに隠れてしまうことだろう】

ほ〜ら、逃げなくでも良いんですよ〜?
ベルが治してあげますから、こっちに出てきてくださいー……。

【女の笑顔は、その注射器の大きさと相まって不気味に見える】
【彼が心の中で拷問器具と形容したのは、あながち間違ってないかもしれない】

……ほら、どうしてもベルが注射しようとすると逃げちゃうんですよぉ〜……。
確かに薬品が白くて毒々しいのは分かるんですけどもぉ……。

【恐らくベルという名なのだろう女は、注射器を本来指を掛ける部分を手で掴んで片手に持ち、少年に手招きをしながら彼に訴えかける】
【しかもこの女、自分の何が少年を怖がらせているのかが根本的に分かっていないようだ】
【シュンとしているのだから救いようが無い】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 23:02:24.28 ID:M52L9Gtz0<> >>459

(……やっぱり、人の育つ場じゃねぇよな……軍ってのは…………
…………これだから、偉ぶった権威ってのはよ…………!!)

【――――ソニアのそうした心を形成したのは、間違いなくその過去だろうと、レグルスは見当がついた】
【やはり、軍と言うのは真っ当に人を育てる場所ではない。そこは、人をすり減らしながら、力を行使する場である】
【それには、相応に必要な場所であるのも事実だろう。だが――――どうしてもレグルスは、そうした場が好きになれなかった】

「…………っ、流石に……心穏やかには、居られないね…………!」
分かるぜ、その不安……けどよ、それを口に出しちゃお終いだろうが…………!

【傷の具合と、ソニアの苦しみを見ながら、2人は心を引き締め直す】
【――――本来、こう言う事をするのに長けている訳でも、経験が多い訳でもない。ただ魔術と知識を以って、カバーしているだけに過ぎない】
【それでも、その手にソニアの苦しみと、身体を預かっているのだ】

――――何を言うんだよ、ソニア…………!
…………俺だ…………俺だろうが…………酒で迷惑かけたのも、あの戦いで先陣切れなかったのも、俺だろうがよ…………!!
世話かけちまって、決定打を打ってくれて…………全部、お前に助けられただろうが、俺は…………!

【恩返し――――その言葉を語られると、レグルスはそれを否定する】
【むしろ、自分の方が大きく恩義を受けてしまっているのだ。最初は、支えられた。討伐の時は、自分が支えたが、それを基に活躍したのは、ソニア】
【恩は、むしろ自分の方が返さないといけないと、レグルスは口にする】
【――――落ち着いたはずなのに、痛み止めを打ってもらった注射の後が、不思議にじくじくと疼いた】

/すみません、次少し遅れます <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/18(月) 23:05:11.39 ID:LkzT87kqo<> >>453
叩かれるだと?馬鹿め、有名税だ有名税、人気者はすべからく叩かれる物なんだよ
…あ、でも私人気者じゃないのに叩かれてたわ、あっはっはっは…はぁ、笑えよ

【辛辣な言葉や視線を返されるのは当然だ、こんな態度で初対面の人間が話し掛けてくれば、いい気分はしない】
【ーーーが、彼女はそれをあえてわかっていてやっている節がある、抑揚の無い超えで笑い、溜息をついて】

ーーーそれじゃあ何か?『私ぃ〜余り目立ちたくないけどぉ〜、嫌でも皆の視線浴びちゃうんですぅ〜、テヘペロリンコ!』…みたいな…おえっ、自分でやって吐気がしたーーー
…とにかくさ、私は思う訳よ、さっきみたいな奴よりかは目立ちたい≠チて公言して頑張る奴の方が好感持てるってさ

【『』内の演技は迫真であったーーーすぐに吐気を催したようだが】
【何かが彼女の琴線に触れているようだが、そういう問題ではないのは知っての通り】
【見た目の幸薄さとは裏腹に、非常にアグレッシブな性格なようで】

大会でダメならいよいよ人殺しくらいしか出来なくなってしまう訳だが、どうしたらいいんだ?
私はただ純粋に、豚みたいなファンの顔面を渡り歩きたいだけなのに!
ーーー死人に好かれても全くいい事なんてねぇんだぞ畜生!

【いよいよ頭の中が沸騰してきたのか、死んだ目をかっと見開いて個人的な悩みと願望を男に打ち明けるーーーとんでもない内容だが】
【かすれ声で叫びを上げて、怒りを顕にするのはーーー】

「…と!ちょっと待って!」
「死人に好かれてもいい事ないってなんだよう!?いつも好き勝手してるくせに!」

【ーーー不意に、何処からか湧いてくるようにする声ーーーそれがハッキリしていくと共に、ある姿が彼女の背後に浮かんでくる】
【鮮血のように赤い長髪、赤い目、青褪めた肌色】
【貴族的な礼服に身を包んだ上に、闇の帳そのものの様な黒いマントを身につけた、なんか半透明の男】

…出てくんなよ、成仏させんぞ
「酷い!」

【出てきた途端罵られ、涙目でがっくりと肩を落とした半透明の男ーーーそれから、相手の男に顔を向けて】
【すす、と相手の前に立つと、恭しく礼をする】

「私の依代がすみません、彼女は少し傲慢でして」
「悪気はないんです、ただ少しコミュニケーションがにが」
黙れ
「あひゃあ!?」

【…折角取り繕おうとしてくれた半透明の男を、後ろから膝かっくんして妨害した少女】
【『死人に好かれても』とはつまり、こういう事だろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 23:07:51.23 ID:MpXC47c7o<> >>461

(とりあえずお前はここで隠れてろよ?)
(……怖がる気持ちはよ〜く判ったからよ)

【ボソボソと小声で少年に語りかける】
【屈強な肉体を持つ虎人ですら、萎縮しかねないような巨大注射器なのである】
【あんなものを見せられて、ただの子供が逃げないわけがないだろうと虎人は考えていた】

おい、嬢ちゃん!怖がってる理由はそこじゃねえ!
なんつうかよ、ちょいとお前さんは色々とズレてるみてえだな?
さて、ふ〜む……

【どうしたものかと、顎に指先(肉球付き)を添えながら】
【数瞬の思案の後】

……取り敢えず、どこから出したかわからねえがその注射器仕舞っときな!
今このガキに必要なのは注射じゃねえ、包帯か絆創膏だ
ちょいと転んじまったみてえでよ、膝に傷が出来ちまってんだ

なんで逃げたかってえのはそうだな……追々考えていきゃいいんじゃねえのか?
説明すんのは簡単そうだが、今まで気づいてねえんじゃ認識自体が違うだろうしなあ

【取り敢えずの妥協案】
【このどこかズレた女に理解させることを今は後回しにし】
【少年の傷の治療をさせることを優先的に考えて発言をした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 23:15:28.44 ID:AJF0FRDWo<> >>462

【傷口が熱を持つ感覚は、刀か何かで抉られた感覚に近かった】
【熱い、火で炙られたかのように、まるで骨が炎か何かへと変化してしまったかのように】
【それでも冷めないのだ、ずっと、ずっと、むしろ時間が経つにつれて、強く強くなっていく】

【アルクはきっと、とても手際よく巻いているのだろう、それでも、貴方の指先が素肌の上をそっと撫でるだけで】
【レグルスは感じるだろう、自分の両手の中で、彼女の小さな掌が今にも暴れんとするのを】
【反射による痙攣、そうしたならば、固められている最中の傷口が、また揺れる】

【――――そうしたなら脳裏に響く新たな痛み、悪循環としか言いようが無かった】


Различно(違うの)……レグ……ルス……っ……
ソニアのね、したこと……全部、当然の、こと……しなきゃ、いけないこと……

Обязанность(任務)を……ぁっ……果たして
初めて……ソニアは、Личность(人)に……なれるの


【頭を上げた、レグルスとアルクが彼女の顔を覗けるように】
【血色の悪い素肌に汗の色が大量に滲んでいた、その水滴の色に浮いたのなら、更にいっとう、彼女の肌色の悪さが映る】
【それでも、瞼が閉じて睫が彩って、そこに浮かぶのは――――微笑なのだろう】

【少なくとも戦いに於いては、彼女のした事は軍人≠ニして狙撃手≠ニして当然の事】
【彼女が戦力としてある以上、あるいは、彼女が彼女として存在している以上、最低限度の事だから】
【褒められる筋合いなんてない、と言いたげで】


ソニアは……助けてない……っの……
……レグルスに……助け……られた――――の……


【たった一片の言葉で、たった一片の行動で、人は容易く救われるのだろう】
【救う対象というのは必ずしも今の自分ではない、ずっと続いてきた、今という自分を形作る、過去の自分】
【貴方と話して、貴方と触れ合って、貴方から学んで、貴方と戦って――――その記憶は】

【彼女の心の奥深く、彼女という存在を彩る、とても大切な場所に、刻み込まれるぐらい】
【それは過去=\―――かつて、戦場で、戦友と共に、戦った過去へと】
【懐かしい気持ちと、嬉しい気持ちと、或いは、悲しい気持ちが入り混じるそれを】

【思い出させるぐらいに鮮烈で、覚えておけるぐらいに――――良い出会いだったのだろう】


/把握ですー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/18(月) 23:17:52.86 ID:0E45FsmQo<> >>458

――ヒャアァーハハハッ、ビビったか? 人間――"煙立つ鏡"の脅威になァァアア!

【大蛇の後ろより聞こえる声、それはまるで彼女の抱いた感情を読んでいたかのようで】
【――その実、ただ単に人間を見下したいというだけで言ったでまかせだったりする】
【しかし、この悪魔の力は確かに本物、それは間違いないッ!】

【闇の刃と光の刃が衝突すれば――】
【パリィン、ガラスが割れるような音を立てて粉々に砕け、そして煙のように消えてしまう】
【2つ目の闇の刃にもそれは届き、同じように砕け散って――3つ目は、地面に着弾して消える】

あァれは厄介だぞ、煙立つ鏡――いや、テメェーは確かに俺の魔翌力を注いだが、悪魔じゃあねェか

【――回避に成功したあなたによって放たれた、光の刃】 【大蛇の眼前に迫るそれ】
【両目を潰されれば、その後が大きく不利になる――故に、回避を指示するのは当然の事である】

【大蛇の口から吐かれるのは、闇――いや、闇の煙だ】
【それは光の刃に対する盾となり、それで威力や速度を減衰しつつ頭部を右下へとずらす】
【結果として、それは頭部に切り傷を負わせることとなり――】

テメッ、ちゃんとかわせアアアアアーーーッ!

【頭部より血を流す大蛇が大きく口を開けて、身が焼ける様な苦痛を表現すれば】
【そのダメージの約半分がフィードバックしてきた悪魔は、叫んで表現する】
【――この大蛇は、遺跡にあったミイラをベースに夜の国の宵闇を、彼の魔翌力によって合成され作られた存在だ】
【恐らく、ベースがミイラ――つまり、死体であったことが、魂がミイラになる前のモノと同一だった事が原因で、神気の牙が向いたのだろう】


【大蛇は尻尾の先端を前方に向けると、そこから闇の煙と闇の弾丸が発射される】
【闇の煙は夜空へと、闇の弾丸――5cm程度で二発のそれはそちらの両腕へ向けてそれぞれ一発ずつ放たれる】
【闇の弾丸の威力は、拳銃には遠く及ばず――何かに当たれば、刃と同じように消えるだろう】

【闇の煙は、蛇の前方2m、頭上2mほどの位置でフワフワと――月明かりを"反射"しながら漂っている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 23:24:10.13 ID:1mFBdTxco<> >>464

(う、うん……)

【本当はちょっとだけこの獣人のことが怖かったのだが、良い人だと確信したのか、そういって頷く】
【逐一女の動きを見ている少年。やはり、よほど怖いのだろうか】

え、そ、そうなんですか? この色、ちょっと毒薬っぽくて子供は嫌がるかなぁって思ったんですけどぉ……。
そうですかね……? でも、医療の技術なら負けない自信はありますよ!

【女の予想は外れていない。実際、その真っ白な液体も少年を怖がらせている一因だ】
【尤も、やはり一番大きな原因に気づいていないのはやはりドジだ。いや、もはやドジの域を超えている】

【彼にそう指摘されても、女は注射器をしまう気配は無い】

……え、えっと、説明が足りなかったようですけど、その傷を治そうとしたら、逃げられちゃったんですよぉ。
で、この注射器ですけど、私の能力なんです! 風邪とかに限らず、切り傷でも擦り傷でも一瞬で治せちゃうんですよ!こっちのほうが治りが早いんです!

まぁ……ちょーっとだけ$みますけどね。

【と、自分の能力を明かしながら力説していく。少年は段差から落ちて傷をつけたところで女に見つかった、ということである】
【それに、女は包帯や消毒薬、絆創膏なども一切持っていないのだった。……本当は持っているが、何処かに忘れてしまったようで】
【とまぁ……女が其処までして注射を打ちたがる理由は彼にも伝わっただろうか。後は彼がどう動くか、である】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/18(月) 23:26:21.09 ID:hz9ctR700<> 【公園】


いつつ――、ちょっと深く切りすぎた……、


【そのベンチに、黒い呉服を纏う、巨躯な男の姿があった。】
【無精髭を生やし、手元には一本の日本刀。】
【左腕に巻かれた包帯は血で滲んでいて、素人目にみても適当な応急処置のされ方だと分かる。】

【苦痛に悶える面持ちを見せながら、刀を握り、刃を見せる。】

【紺碧の鋼に街灯の光が反射する。】
【男の顔が照らされながら、頬が緩んだ。】


大会、ね……。


【震える肩、それは寒さではなく】
 ・・・・
【武者震い――、だろうか。】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 23:32:01.51 ID:M52L9Gtz0<> >>465

「……ひどい、ね……これは…………!」

【ポツリと、アルクが零す】
【レグルスもそうだが、今まさに施術をしているアルクも、医学は素人とは言え分かるものなのだろう】
【如何に異常で強大な苦しみが、ソニアを苛んでいるかと言う事を】

…………くそ…………!
「…………これも、戦いに往く者の、運命なのか…………」

【思わず苦々しげに呻くレグルスに、何か開き直った様な静かな言葉を漏らすアルク】
【それでも、互いに今の行いを放棄する事は無く、身を入れて取り組んでいき――――】

…………おい…………ソニア、お前…………!

【「当然の事」「しなければならない事」――――その言葉は、レグルスの頭を打つ様な衝撃を与える】
【相変わらず、異世界の言葉が混じって、肝心要な部分はその要旨を掴めない。だが、それでも彼女の言わんとするところの概要は、分かってくるものだ】
【強い義務感――――むしろ、強迫観念――――そうしたものを、ソニアが抱えている事を、どうしても感じ取れてしまう】

…………馬鹿野郎……………………ッ!!
俺たちは、支え合えてるじゃねぇかよ…………!!
ならもう…………当然性もへったくれもあるかよ…………!!
俺たちゃ仲間だ…………そうだろうが!!

【思わず力が籠る。レグルスにとっても、到底捨て置けない事で】
【――――十分な優しさを見せてくれた。過去に悩む自分を言葉で導いてくれた。背中を預けて共に戦った】
【何に思い悩んでいるのか、それは知らない――――――――知る必要もない】
【ただ、自分たちは仲間である。それ以上に重要な事などない。それを超えていく義務など、あるはずもない】
【それを、到底上手いとは言えない、口下手な言葉で、レグルスはソニアに叩きつけていく】

「…………レグルス、やはり君は良い仲間を得た…………十分に『救われている』んだ…………!」

【そんなレグルスの姿に、思わず優しい笑みを浮かべるアルク】
【――――『相棒』と言うからには、レグルスの過去をアルクも知っているのだろう。その凄惨な過去を乗り越えて、こうした絆を得ている以上】
【レグルスは、既にかけがえの無いものを手にしているのだと、そう口にして】

/ただ今戻りましたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 23:35:11.10 ID:MpXC47c7o<> >>467

(……こりゃ何言っても無駄かもしれんな)
(今この状況で何を優先するべきかといえば、)

……坊主、しばらくじっと目を閉じておけ。
あのお医者さんはでかい注射器は持っちゃいるが、あれは飾りみたいなもんだからよ
坊主の傷は放っていうちゃあ悪くなっちまうかもしれねえ

姉ちゃんがちょいと魔法で治してくれるって言うからよ
少しだけ俺の手でも握って静かにしてな

【女――ベルにではなく、少年にそう語りかけ】
【ネコ科の特徴を大きな左手を、背に隠れる少年へと差し出す】
【虎人が優先したのは少年の恐怖心ではなく、少年の身の安全であった】

そんなモンなら絆創膏で構わねえとは思うがな
専門のお医者さんがそう言うんならまあ、必要な処置なんだろうよ

だが忠告しておくぜ……俺が言ったようによ、次からはやる前に目隠しでもしておけ
そうするだけでも全然違ってくるだろうぜ

【既に虎人は、ベルに医者であるというところ以外あまり期待していない】
【一般的な感覚を説明するのが面倒なようで】
【それだけ忠告して、あとは少年とベルの判断に任せることにした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/18(月) 23:37:14.91 ID:MpXC47c7o<> >>470
/放っていうちゃあ×
/放っておいちゃあ○ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 23:38:46.90 ID:AJF0FRDWo<> >>469

【仲間=\―――その言葉が、深く胸に沈んでいく】
【レグルスの以前語った理由、お酒を飲む、そのワケ――――貴方の言葉が、繋がる気がした】
【貴方にもまた、その言葉が深い意味を持つように、彼女にもまた、その言葉は深い意味を持つから】


だったら……っ……お願い――――……
ソニアを……んぅ――――こんな、こんなソニアを……仲間=\―――してくれる、なら……
……約束して、よ……いなくならない、って……ソニアの前から、いなくならないって……


【確かに彼女の所属している組織UNITED TRIGGER≠フ面々は傍から見れば仲間なのだろう】
【けれども彼女の認識からしてみれば、彼らは大切な者≠ネのだ――――】
【それは決して、一緒に戦う仲間≠ナはない、命を預けるのではなく、命を差し出してまでも、守るべき対象】

【その意味では彼女には仲間≠ヘいない、彼女にとっての仲間は、もうどこにも居ないのだから】
【分かってくれると思った、貴方なら、その仲間≠かけがえの無い戦友≠失う悲しみが】
【だったらもう、作らなくって良いって――――喚くように、たたきつけた】

【痛みがピークに達する、もう言葉も出せない、くらいに】
【――――巻き終えるまで、しばらく何も答えないだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/18(月) 23:39:34.26 ID:E196fPEgo<> >>463

―――……取り敢えずだ。 決勝戦の舞台に上がってから、振舞い方について考えるべきじゃないのか?
ふむ、仮にコレ以上の参加者がいないと考えると―――4回か? そのくらいは勝ち上がらないといけないが

【口を高速回転させる彼女の話を、その迫真の演技をひと通り見て聞いた上で―――間を置いてから、ボソリとそう呟く】
【そして懐にある大会資料を取り出し、其れに書かれた現在の参加者名簿を眼で追いながら、現実的な話を漏らした】

【段々と暴走を始める彼女には、無言ながら心の奥底には軽い戸惑いがあった】
【……一緒にいるだけでペースを崩されそうになる。こういう個性的な輩は、彼の肌には合わないというか、苦手というか】

……そ、相当歪んでいるようだな、君は。 思想も……理解は、し難いが……それよりもだな
自警団員の前でそんな物騒な事を口にするというのは、「自警団員にマークをしてください」と言っているようなものだぞ……?
あと死人がどうとやら―――ん? ……死人?

【本当に人殺しをされたら困る。自身が自警団員と言う立場も有り、ここにも言葉で釘を刺し、視線でも―――と彼女に軽い睨みをきかせようとしたが】
【……思ったより、彼女が迫力のある眼をしていて、少しだけ心内でぎょっとする。そして言葉を紡いでいる内に気になったのが―――「死人」というワード】

―――なっ……!? 妖の類かッッ……!? あ、ああ……コレが、「死人」という意味か……!

【一瞬考え込んで彼女の方に眼をやると、その後ろに湧いてきたのは、人の形をした人外。 シルエットはヒトだが、半透明なヒトなど彼は知らない】
【驚く反応は隠せなかったが、直ぐに「死人」が其れを指していることは分かった。 冷静に考えれば、幽霊がいてもおかしくはない】

【何故なら、この男は既に妖の類との遭遇経験があるからだ。悪魔と会話したこともある。その経験を思い出せば、自然と驚きもあっさりと消え失せて】

……どうも。―――しかし彼女が大会に、公の場に出る気なら……傲慢過ぎる態度は反感を買いかねない
別に参加資格に「礼儀正しくあること」とは書かれてはいないが……少しだけ、注意を彼女に促しておいて貰えるとありがたい

……大会運営に関わる人間のひとりとしてこの事は言っておく必要があると感じたまでだ。
……で、この子……依代と言ったか? 何故そこまでして目立ちたがる?

【半透明の男に、恐る恐る話しかける。勿論、彼女にも聞いておいて欲しい内容だ。そしてついでに、気になった部分を付け加えるように問いかけてみる】
【物珍しそうにその死人を見つめていた視線は、ゆっくりと彼女の方に移り変わり―――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/18(月) 23:40:05.84 ID:wYnVzvEZo<> >>466

(効いた…………!)

【蛇への攻撃は、その力と防御力を計るための小手調べ。ただあれだけの巨体だ、それは半分駄目もとでの攻撃だったのだが】
【大口を開ける蛇と、一緒になって叫ぶ悪魔の形相に、自分の与えた攻撃が予想以上に効果的であることを知る】
【その胸に去来するのは安堵――――だが状況は、彼女に胸をなで下ろすだけの時間を与えてはくれない】
【両腕を的確に狙う弾丸。薙刀使いである彼女にとって、腕が使えなくなるのは致命的だ】
【なんとしても回避しなければ――その焦りがあだとなったか、逆に対応が一瞬遅れてしまう】

このっ――――!

【一発目を薙刀の一閃で弾き、薙刀が間に合わない二発目は自力で回避しようとする】
【ただ――――先ほど切り捨てたアジの魔物の冷気が、ここに来て効いたのだろう】
【回避のために左へ跳躍しようとして、左足に力を込めるが…………意図した通りに力が入らない!】

……っあ!?

【結果……両腕への攻撃は避けたが、弾丸が脇腹を掠るように捉え、その痛みに呻くこととなった】
【ギリ、と歯ぎしりが一つ。それは痛みに耐えるものであり、同時に焦燥と屈辱を表している】

【彼女は胸ポケットから新たに一枚の札――否、『符』を取り出しながら、バックステップでいったん距離を取った】
【その符には、筆で描かれた何かしらの文様と共に、『操』という漢字が書かれていて――――】

【戦況としてはいったん引くことになったが、その顔はまだ諦めてはいない。何か手があるのだろうか】
【……しかし、両腕を狙う弾丸に気を取られた彼女は、闇の煙については気づく様子がなく】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/18(月) 23:52:17.03 ID:1mFBdTxco<> >>470

そうなの?……うん、分かった……。

【肝の据わった少年は、彼の言葉を受け止めると硬く目を瞑った】
【肉球つきの彼の大きな手を握って、迫りくる何かに耐えるように】

さっきも言ったと思いますけど、今の状況じゃ注射しか出来ないんですよ……。

は、はい。善処します……。

【先ほど片鱗を見せたように女は不器用である。この注射以外。実際この程度は絆創膏で良いのだが、総合的に見た場合、注射のほうが良かったりする】
【しかし、子供を怖がらせるのはやはり女にもくる物が有るらしく、しょんぼりと俯いたのだった】
【そして女は注射器のピストンを持ち、少年の脚に……正確には、今血が止まりかけている膝へと針を向けて】
【太さ2cm、刺せば一気に痛点を貫くだろうそれを半分ほど、傷口へと差し込んだ】


【……しかしながら、少年が痛みに耐えるような声を出すことは無かった。そのまま、硬く目を瞑っているだけだ】
【いきますよー、と言いながら白く毒々しい薬品を数十ccほどだろうか、少年の中へと打ち込んで針を抜けば、忽ち傷は塞がり、元の状態へと戻っていく】

大丈夫、ボク?
―――う、うん。ちょっと膝がピリピリするけど……。

【目を開けると先ほどまであった傷がなくなっているのに気づき、思わず驚いた声を出す少年】
【そんなところを優しく見守る女は、彼に「処置完了ですっ」と言うのだった。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/18(月) 23:52:49.02 ID:M52L9Gtz0<> >>472

…………あぁ、分かってるさ…………!
そう簡単に、消えてなくなって、たまるかよ…………!!

【恐らくは、ソニアも仲間を失う過去を経ているのだろう】
【軍と言うのは、命のやり取りをするための組織だ。そこに所属していたとなれば、そうした事態は容易に起こりうる】
【失う事の痛みは――――誰よりも分かっている。親しい人たちを故郷ごと失ったレグルスには、分かっている】
【だからこそ、てらいも無く強く宣言する。簡単に消えはしないと】

【――――ソニアが、機関の≪No.3≫との間に経験した事を、レグルスは知らない】
【だからこそ、その言葉は『死別』なのだろうと受け取った、それ故の返答だった】

「……レグルス、その言葉は、相当に重いよ…………
みな誰しもが抱えている重荷を…………自分の分だけに限らず、彼女の分まで背負う覚悟があっての……言葉なんだね?」
……当然だろうが…………じゃなきゃ、一緒に戦ったりできるかよ…………!
「…………安心したよ。それでこその、君だ…………」
「(だが…………君の絶望を背負ってくれる人は、この世にいるのか…………?)」

【横でその門燈を聞いていたアルクが、そっとレグルスをたしなめに掛かる】
【だが、その冷や水にもレグルスの意志が変わる事はない。それを受けて、アルクはもう一度、安心したような笑みを浮かべた】
【だが――――今度のその笑みには、どこか諦めに近い様な、かすれた何かが走っていて――――】



「…………よし……! もう良いはずだ…………!!
はぁっ…………頑張ったね、ソニア…………!」

【包帯を巻きなおし終えて、アルクはため息とともに終了を宣言する】
【ジトリと、汗をかいている――――相当に、精神的にも消耗したのだろう】

…………レル・ジン・ソー・ザン…………『クローシングゴースト』…………

【レグルスは、処置が終わればそのまま、ウィンドクリスタルに『クローシングゴースト』の魔力を込め直しに掛かるだろう】
【――――自分に出来る事を。そんな姿勢を無言のうちに貫く様に】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/18(月) 23:58:03.20 ID:LkzT87kqo<> >>473
ーーー四回か、たった四人…
ーーーたった四人を、謎の奇病≠ナ不戦敗にすればいいんだな?

【男の言った戒めの言葉ーーー四人を倒して決勝に上がってから考えろーーーその言葉を、意外にも真面目に受け取ってーーー】
【ーーー訂正、あくどい勝ち方を練っているようだ】

「いやー、はは…すみません」
「ほら、塁、やっぱりその態度じゃ駄目だよ、いつも言ってるじゃな」
死人は黙ってろ、ことわざに従え
「あう…」

【半透明の男は、見た目のインパクトに反して礼儀はあるようで、言われた通り少女を説得にかかる】
【ーーーが、軽くあしらわれ、涙目で黙ってしまった、いつも言っているらしいがこの様子じゃ聞く耳を持たれていないと簡単に予想が付くだろう】

…目立つ理由?そりゃあ目立ちたいからだ
「理由になってないよ、塁…」

【ドヤ顔で先に少女が答えるが、全く返答になっていない、なのにいかにも『いい台詞言った』みたいな表情だ】

「その、彼女は少しーーーなんというか」
「幼少期の反動があるみたい…で」
ーーーやめろ!私の過去を話すんじゃない!

【少女の方を気にしながら、今度は半透明の男が答える、口ごもりながら、言葉を選びながらーーー】
【それを突如、少女は制止しようと声を荒げる、必死に何かを隠したがるようにーーー】

悲しい過去がある≠ネんて在り来たりな事、本当でも言ったら私がその程度の人間になるじゃないか!

【ーーー別に、どうでもいい理由っぽい】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/18(月) 23:59:10.83 ID:AJF0FRDWo<> >>476

【そっと、貴方に包まれていた右手が、強い意思を持った事に気づけるだろうか】
【貴方の予想通りであった、死別――――そして、傷つく事を、恐れて――――】
【それでもきっと、もう、彼女は、その事から、目を逸らさないのだろう】


うん……ソニア……頑張ったよ……一杯……一杯

でもね……アルクも、レグルスも……頑張った……とても……
有難う――――……


【力が抜けて、ぺたんとベッドに寝転がるのだろう、蕩けきった、表情を見せて】
【左肩がはだけたままの格好、一応キャミソールを着てはいるが、言っても下着である】
【羞恥のことに、気が向かないくらいに、疲弊したのだ】

【心なしか頬の色が、肌の色が、澄んでいくように思えるだろうか】
【嫌な白色から、透明感のある、柔らかい色――――レグルスなら分かるだろう、普段の彼女の色】
【新雪よりも淡いその素肌が、少しずつ息を吹き返す】


……んっれぐるすぅ……できたらね、貸して……ソニアに……


【お疲れモードの彼女、ベッドに上に寝転がって、うつぶせに】
【枕にふわっと顔をうずめて、右手だけで大きくノビをしたなら、今にも眠ってしまいそう】
【それでも、レグルスが作業をしているのなら、見届けるよ、ってマリンブルーが揺れた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 00:06:23.54 ID:l43Yt80Ho<> >>474

――フゥゥウウ〜〜〜〜ッ
(何ァ故、あくまでも悪魔ではないこォいつにアレが効いたんだッ!)
(こォいつには悪魔翌要素を入ィれていねェ、ミイラに宵闇を混ぜて作った――)
(――……ちィッ、もォしかすると……ベースのせいなのかッ!?)

【傲慢で自尊心が高いこの悪魔――すぐに調子を崩すため、知能がアホに見られがちだが】
【まだ、落ち着きが残っている時ならば……それなりの知能を見せてくれる、はず……――】

ヒャハハハ、――どこかで脚でも痛めてきたようだなァァアア
腕にぶゥち当たってくゥれれば、もォーっと良かったが、まァー良い

【――あの時のアジは、悪魔の管理外……故に、そのアジがしたことなんて遠目でしか見ておらず】
【流石にトマトが斧を投げたところ位は見ていたが、脚に冷気を浴びせていたことは見ていなかった】

札……何をするつゥもりかは知ィらねェーが!
こォの頭に塩をグリグリ塗ゥりたくるその力は、何としてでも破壊してやらねェーとなァァアア!

【フィードバックダメージは、神気も一緒に送っていた】
【魔を祓う力を持つそれは、悪魔の身体には十分過ぎる程の効果を見せてくれている】

――俺様が一匹しか召喚出来ねェーなァんて、一言も言ィってねェェエエーーよなァァアアーー

【悪魔が掌を広げると、その前方に魔法陣が生成され――そこよりいずる闇は、ターコイズブルーで2m程の蛇となる】
【その蛇を首に巻けば、翼を羽ばたかせて上空5m程まで飛び、そして――】

[シューダ]ァーッ! 顔面を燃やしてやれェッ!

【シューダと呼ばれたその蛇の口が大きく開き、発射されるのは炎の弾――直径は5cm程】
【狙いは前言通り顔で、速度はそこまで速くなく――そしてこれは何の変哲もない炎であり、それ故に――"危険"だ】

【大蛇は再び闇の煙を尻尾より出す――月明かりを反射するそれは、蛇の右手前の地面から1mの位置まで行き、そして浮翌遊する】
【――闇の煙は、蛇の蛇の前方2mかつ頭上2mの位置に、蛇の右側1mかつ前方1mで地面からの高さ1mの位置に、二箇所ある】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/19(火) 00:08:44.88 ID:RmkZvitfo<> >>475

おお!こりゃあまた驚いたぜ
悪いのは見た目だけだったってえ事か……!

【虎人自身が言ったような"魔法"の如く傷が癒えていく様と】
【想像していたような痛みもない様子の少年を見て、虎人は認識を改める】

【先程までは、彼女のことを"常識外れの医者"であり】
【巨大な注射に拘る様子や、ドジっこ的な姿からから若干"正気であること"すら疑っていたが】
【実際効果の程を見てみるとそういった印象が晴れていった】

良薬口に苦し……いや、この場合は目に悪しか?
う〜む、もうちょい小さけりゃいう事もねえんだろうけど

見掛けってのは思った以上に影響するもんだ……よい、せと

【もう必要ないだろう、と少年から手を離し】
【杖を構え直して姿勢を正す】

――さて、何はともあれこれにて一件落着ってところか?
嬢ちゃんの用事が無事に済んだなら何よりだ

坊主も、これからは怪我しねえように気をつけてるんだぜ?
今度はあのでけえ注射を頭にぶっ刺されちまうかもしれねえからよ!

【ガハハ!と少し冗談めかした様子で笑いながらそう言い】

それじゃあ、俺はそろそろ帰るがよ!
最後に嬢ちゃんの名前を聞かせて貰っていいか!

またでけえ傷でも負っちまったら、俺にもその注射ぶっ刺して欲しいからよ!
痛くねえ注射なら歓迎だぜ!

【ニヤリと笑みを浮かべながら、彼女に向かいそう告げた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 00:10:17.45 ID:xpoi6fe50<> >>478

「あぁ……正直、途中で気絶してしまうかもしれないと思ったけど…………良くやったよ、ソニア…………」

【アルクの言葉は、本当に正直なものだ。痛みによる苦痛と言うのは、それだけ大きいものがある】
【逆に言えば、むしろ気絶された方が施術者にとっては楽なのだが、そこは流石に口には出さない】
【グッと汗をぬぐいながら、アルクは疲れた様子で笑顔を見せた】

「…………血流が良くなってる…………」
あぁ……具合が良くなった感じだな…………なんか、いつもの調子が戻ってきたって感じだ

【ふと、アルクは肌色の変化を捉えたのだろう】
【それをレグルスも見やる――――もはや、少女のあられもない姿とは言え、そこに感情を揺さぶられる余裕すらなくなっている】
【――――羞恥心に反応する余裕がなくなっていたのは、レグルスも同じだった】
【激しく心を震わせた余韻が残って、今の一時だけ、心が鈍化していたのである】

「レグルス……『リラクゼーション』は、後は手前が引き受けるよ…………」
そうか…………――――――――――――――――出来たぞソニア……使うときは、あのライフルにぐっと押しつけてくれよ…………
装填してる弾に風の魔力がついて……そして、このクリスタルも砕けるはずだからよ…………
「……スー・ログ・ラー・ザン…………『リラクゼーション』」

【そしてレグルスは、魔力の調整を済ませた『ウィンドクリスタル』を、ソニアの右手に握らせる】
【使い方の説明も済ませて――――アルクが作り、レグルスは整えたクリスタルは、ソニアの手に渡った】
【そして、魔力に余裕のあるアルクが、ソニアへの『リラクゼーション』を変わる】
【先ほどよりも強い魔力を用いているため――――リラックス効果も強くなっているだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/19(火) 00:15:27.22 ID:Sv7OWg+No<> >>481

【貴方の言葉で、緊張の糸がほぐれた、そしてそのまま優しげなシーツに溶けてしまいそう】
【瞼がとろん、と瞳の中に落ちたなら、やがてそれは消えゆく波間へと果てるように】
【漣のような微かな音色だけが、耳元で響いていた】


Halestrom=c…つけたの、名前……この子の、名前
大切にするよ、レグルス……それと、アルクも……

――――だから今は、眠らせて


【堕ちる彼女の意識、こんな格好で、しかも毛布もかけずに寝てしまうほど】
【それだけ体力を削ったのだろう、右手に握られるクリスタルが揺れた】
【キラキラと、プリズムのように光を反射したなら、無限のような光を携えて】

【リラックスしているのだろう、少しずつほどけていく表情】
【幼いその色合いは、あどけない彼女で、きっと楽しい夢を見るのだろうか――――】

/お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/19(火) 00:18:15.82 ID:4RfLHbv5o<> >>477

はぁ……そんな狡い手は無意味だ。対戦カード発表が開始の1時間前なのにどうするんだ?
第一そんな真似は俺が許さん。大会運営でありながら、解説者、参加者の身だ

【大きく、大げさに溜息を吐きながら―――小悪党な彼女に、無駄だといいのけて】
【そして自身も参加者であることを告げる。つまり、彼も彼女の語る「謎の奇病」にかかる可能性があるのだ。勿論自分も食らいたくないので、止めるが】

――そもそも君が卑怯なマネをしないと誓わない限り、大会には出場させん
出場したいなら、その誓いの言葉と、登録するためにフルネームを言ってもらおう。俺が代わりにエントリーさせておいてやる

……解っていると思うが、目立つということは、下手をすれば恥を晒すということだ
―――軽く考えているならば、止めておけ。 無駄に身体を傷つける行為になるだけだ

【―――こうやって注意を促すのは、何度目だろうか。……彼女が死人で苦労しているようだが、死人の彼の方が苦労しているのではないかと、思わせる】
【抱いた印象は、「大会を軽視している」というもの。―――前回の死闘を見ていないからかも知れないが、相当レベルが高く、生半可な思いでは出てはいけない】
【……実際に勝ち上がっていった者も、出場者の中でも思いが特に強かった。―――故に、彼は尋ねる】

【大会を舐めていると、恥を晒すことになる。それ相応の覚悟がなければ、出る資格は無いと言う事を―――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/19(火) 00:23:11.01 ID:ZUq/hOJCo<> >>480
この薬は、回復量によって痛みが大きくなったり、小さくなったりするんです。
この子の場合切り傷だったので、ちょっとピリピリするぐらいで済んだんです!

【言い忘れていたようで、そうやって彼に説明する。勿論の事女は正気、ただちょっと能力が特殊で、不器用なだけだったのだ】
【次は少年に向かって、彼と同じように別れの言葉を掛ければ】

……え、えっと、ありがとうお姉ちゃん、虎のおじさん! さよならー!

【彼が馬鹿笑いしているにも拘らずそれをちょっと信じたようでほんの少し顔を青くしながらも、元気に走って場を去っていった】
【後に彼はその出来事を友達や家族に言いふらして回るのだが……それは関係ない話で】

【彼に名前を聞かれると、女は飛び切りの笑顔で口を開く】

ベルはベルジュ・フローレンスと言います!! フリーの看護婦で……ベルって呼んでくださいね!

……大きな傷なら、さっきの理由で後から痛くなると思いますけどね……。

【元気よく自己紹介するも、彼の最後の一言にはアハハと苦笑い】
【そして、その胸の傷は大丈夫なんですか、なんて最初に会った時尋ねた質問を再度聞いてみるのだった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 00:27:09.38 ID:xpoi6fe50<> >>482

「……あぁ、ゆっくりお休み、ソニア…………」

【眠りに落ちるソニアに、そっと布団を掛けてやるアルク】
【――――姉と言われてしまえば、確かにそれだけの役を果たしたアルクだった】

…………ソニア…………
「…………レグルス、御淑女がおやすみさ…………そうジロジロ見るものじゃないだろう?」
あ、あぁ…………――――――――って、おい……………………!

【眠りに落ちるソニアの姿を見守っていたレグルスだが、アルクに声を掛けられて、我に帰る】
【――――ソニアの下着姿を見てしまった。思わず赤くなる顔を、自分の拳で1発張って、更に顔をぶるぶると振って、恥ずかしさを取り去ろうとした】

…………しかし、お前もすまねぇな。『お姉ちゃん』の真似事をさせてしまってよ…………
「…………あの場では、それを演じてあげるのが、手前に出来る『救い』だよ…………
それでソニアの容体が快方に向かったんだから、良いじゃないか…………」
…………そう言ってくれると、助かるぜ…………

【ふと、残したレグルスの懸念を振り返るが、アルクはなんて事無い表情を見せていた】
【――――傍目には良く分からない会話だが、この2人は『相棒』――――彼等の内でしか分からない事実が、何かあるのだろう】

「さて…………そろそろ出よう。いずれにしろ手前どもは、不法侵入者だ……」
そういやそうだなぁ…………出てくのも、窓からか…………
「……行こう」
あぁ……!
――――レル・フェン・ゼル・ビン……『ウィングウィンド』!
「――――レル・フェン・ゼル・ビン……『ウィングウィンド』!」

【その場でスペルを唱え、窓から外へと出ていく2人の魔術師。そっと後ろ手で窓を閉じ、ソニアが寝冷えを起こさないようにする】
【――――アクティブなエネルギーに満ちたレグルスと、どこか冷めながらも己に出来る事をしようとするアルク】
【飛んだ凸凹コンビだが、この時ばかりは良いコンビネーションで、1つの痛みを取り去る事が出来たのである】

【レグルス 残存魔力 8/17】
【アルク 残存魔力 13/25】

/遅くまで乙でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/19(火) 00:39:02.52 ID:RmkZvitfo<> >>484

ほう……痛みを抜きにしても便利なもんじゃねえか
この世界の人間は"壊す"は得意でも"治す"ってえのが苦手な奴が多いからよ

嬢ちゃんみたいな奴が増えりゃもっとこの街も平和になるのかもしれねえな

【訝しむ様子も既になく、感心したように彼女の説明を聞く】
【疑いの消えた理由は、注射器が"危険物"とは真逆のものであったことを理解したからだろうか】
【見た目のインパクトとは恐ろしいものである】

おう!元気にしてろや!
この嬢ちゃんみてえにすっ転ぶんじゃねえぞ!

【冗談めかした声色を混ぜて、少年の背に向かいそう告げて】

おう、ベルって呼べゃいいんだな!覚えておくぜ!
俺の名前はグー・ゲルギル
まあ何てこたあねえ虎の爺さんだわな。余裕があったら名前くらいは覚えておいてくれや!

【ベルの名乗りに対して、虎人……グーもそう名乗り返し】
【次いでかけられた質問に対しては】

ふぅむ……ちょいと痛みは残ってるが、傷自体は殆ど塞がってるしなぁ
ま、心配にゃ及ばねえよ!この程度なら"治してもらえる"しな

手に負えねえような怪我しちまった時に取って置かせて貰うぜ!

【少し考えるような風を見せたが、最終的には断りの言葉を告げた】
【嘘や強がりを言っている様子はない。何らかの手段で治癒することができるのだろうか】

それじゃ――時間も時間だ。この辺でさよならだ
縁があったら、また会えることを祈ってるぜベル!

【踵を返し、グーはひらひらと手を振りながら人ごみの中へと消えていった】

/ありがとうございました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/19(火) 00:40:15.61 ID:xqb46yR6o<> >>479

【先ほど、悪魔が言ったとおり――――どうやらこの二人の力は、どこまでも対照的なようだ】
【彼女が『符』を左手で中空に放ると、それは空気に張り付いたかのようにぴたりと停止し】
【あろうことか――――薙刀で、それを突き刺した】

私も、ひとりでそいつらと戦う気はないわ――――"六花招来"っ!!

【挑発する言葉と共に発動するは、白刃龍紋流陸の太刀・"六花"】
【彼女の体から吹き出した神気が、符を中心として渦巻くように集合していく】
【集まった神気はやがて形を成し、悪魔の呼び出すモノとは対を成す"聖"なる生物を作り出す――――】

『――――!!』

【"六花"とは、神気によって『疑似的な生物』を作り出す奥義。いわゆる"式神"である】
【顕れるのは、真っ白な体に巨大な角を持つ雄鹿。体長こそ自然界にいる大型の鹿と同程度で、目の前の大蛇には及びも付かないが】
【声なき声で嘶くその姿からは、一筋縄では行かない勇猛さが感じ取れるだろう】

走れッ!

【彼女はその背中に飛び乗ると、足で軽く鹿を叩く】
【雄鹿はそれに勇気づけられたように、その巨体を揺らして大蛇へ突進するだろう】
【その速度は、人間が走るそれより遙かに速い。負傷した足の代わりに、式神を足とするつもりか】
【しかし……そこへ、新たに召喚された蛇の炎が着弾する】
【雄鹿の速度なら、炎を回避するのはたやすいが――――"六花"によって作り出される疑似的な動物は、その生態まで模倣されていて】
【炎を怖がる獣の性質が、雄鹿に過剰なまでの回避行動を取らせる。炎を回避するため、その足は大蛇に届く前に進路を斜めに変えてしまう】

【彼女はそこで、狙いを雄鹿の邪魔となる『シューダ』に変更せざるを得なくなったわけだが……】
【悪魔が蛇をその体に巻き付けたのは、彼女にとって僥倖だった】

…………"二極"!

【雄鹿に一度距離を取る命令を与えると、突進の勢いをそのままに、彼の巨大な角を踏み台にして壁へと跳躍――――】
【さらにもう一度壁を蹴る三角飛びで大蛇の顔の横をすり抜け、悪魔と『シューダ』へと肉薄しようとするだろう!】
【不意を打った攻撃――――薙刀の刃は、先ほどと同じ切れ味強化の術が掛かっている。それを振りかざし、悪魔の首を横一閃の軌道で狙う】
【ただ、彼女の第一の狙いはあくまで『シューダ』だ。それを犠牲にすれば回避は可能だし、もちろん他に回避方法があればそれでもいけるかもしれない】

【また、彼女の体は空中に投げ出されている――――この攻撃をやり過ごせば、大きなチャンスとなるだろう】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/19(火) 00:41:19.23 ID:ZUq/hOJCo<> >>486
/挨拶だけですみませんが、ありがとうございました!
/そしてお疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/19(火) 00:43:51.63 ID:/oJ2ruUdo<> >>483
えー、狡い手じゃないっすよ先輩ー、ただちょっと藁人形に五寸釘打ち込むだけっすよー
由緒正しいんすよー、ぶーぶー

【男の生真面目な忠告は、真面目であればある程に、彼女には届かないようだ】
【寧ろ、茶化すように返して文句を言うーーー無表情で】

酷いなー、こんないたいけな少女にガチでやりあえって言うのかー
「…塁、それは言い訳にもならないよ」

…わかったわかった、卑怯な手を使わなければいいんだろ、使わなければ
…なあ死霊術師、私のあれ≠ヘ卑怯に入るのか?
「さ、さあ…?」

【不満は口にしても、やはり大会に出たい気持ちは高いのか、しぶしぶ了承の旨を語る】
【何か、まだ不安要素はありそうだが…】

恥ってなんだ?パンツならいくらでも見せられるぞ?
「それは恥知らず≠チて言うんだよ…」

…私、死屍 累(ししか るい)は、卑怯な手を一度も使わずに、実力だけで戦います
お願いします、大会に出してください

【ーーー棒読みーーー】
【一応、こう言った手前から、卑怯な手段を取る事は無いだろうがーーーなんというか、誠実さに欠けている】
【続いて、半透明の男が咳払いをして、一歩前に出る】

「そして私の名前はネクロマン!職業は勿論、ネクロマンサー!」
「なんちゃって!死人ジョーク死人ジョーク!」

【ーーー自己紹介と共につまらない駄洒落を飛ばしたかと思えば、やけにテンションが高くなる】
【対する塁は、つまらなさそうな顔をして】

ーーーな?

【「死人に好かれてもいい事ないだろ?」と、明らかに苛立った顔で男に賛同を求めた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/19(火) 00:45:44.21 ID:BGouHfE40<> >>468でもうちょい待ってみようかな、なんて。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県)<>sage<>2013/02/19(火) 01:11:25.13 ID:4RfLHbv5o<> >>489

―――呪術などと古臭いモノが通用するとは思えんな、まぁ……冗談だと信じよう
……冗談だよな?

【馬の耳に念仏と言う言葉が彼女に当てはまることが、確信に変わる】
【男は「はいはい」と彼女の口から出る文句を流しながら、頭を軽く掻き毟った】

―――-やっぱり何かしでかす気かよ……
嗚呼、怖いなぁ全く……

【不安要素に乗っかるは、不安要素。今でさえ何か問題を起こしそうな気配がプンプン漂うのに―――】
【さらに、どうやらグレーゾーンらしきものがあるらしい。弱音を吐かずには居られない、彼であり】
【―――そして捻くれた彼女の棒読みが、さらに彼の不安を煽って】

ハァ―――。 ……先程のは無しだ、無し。 勝手に自分でエントリーしろ……。
流石に出場させない訳にはいかないが、当日君に不審な動きがないかチェックさせて貰う……「かも」知れない。

案の定何かやらかしたら、唯では済まないというか……勝手に世間が君を総叩きにするだろう。
全国ネットの真剣勝負の場を汚した、などとな。

【……とうとう呆れた様だ。お固い彼の性格には、彼女のような捻くれ者が一番疲れるのである】
【死人ジョークに合わせる、愛想笑いもない。其れも含めて、何度目かの溜息で片付ける】

―――俺はもうこの場を去るが、一言だけ。 コレは君のためを思って言うが……舐めた気持ちで大会に出場するヤツが勝てるとは思うな
他の参加者にも、観客にも失礼だ……だから。 君が大会に真剣な思いを、覚悟を背負って出てくれる事を願う

【彼女には届かないかもしれないが、コレは男からの最後の忠告。生半可な思いで出てもらっても、お互いに損をするから―――と言うモノ】
【言い切って疲れた素振りを見せると、男は歩みを進める。大会資料を懐に入れて、冷えた両手を軽く擦って暖めながら】

【散切りの黒髪を、インバネスを更に冷酷に染まった風に流しながら。男の背中は段々と小さくなり―――公園の門を越えた所で、見えなくなった】

/お疲れ様でした!もし本当に大会に出るのならイベントスレに書き込んで下さいましー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 01:17:07.05 ID:l43Yt80Ho<> >>487

――ヒャハハ、召喚士は俺様だけじゃあねェってか!
そォんなモノ……あァー、駄目だ気分が悪ィ、ぶっ殺してやるッ!

【薙刀で突き刺された符、それを中心として渦巻く神気――】
【そして作り出されたのは、真っ白な身体と巨大な角を持つ雄鹿】
【正直、離れていても――邪悪でドス黒い悪魔には少々沁みる、その"神気"の塊】
【更に、人より移動速度が速いそれは――厄介だ、そう思う悪魔】

角を踏ゥみ台にして……距ォ離を取ったか
……だァが、距離を取ォるなら乗ったままでも良ォいはず……――
はッ! ――"反射"ッ! 三角飛びかッ!

【シューダの放った炎が地面を焦がすと、三角飛びで自分達に襲い来る相手】
【この高さにいれば攻撃は光の刃が飛んでくる程度だと、高をくくっていたのだろう】
【攻撃に気が付いた時には、既に回避不能な距離まで相手が近づいていた】
【三次元の動きをしても、何かしらを失いかねないその攻撃――祓われるのは御免だッ!】

【――その悪魔は残酷で、命を弄ぶ者】
【悪魔の取った行為は、上方へ急上昇しつつ蛇を盾にすることだ】
【その蛇を斬れば、鱗がまるで石のような感触なことがわかるだろうか】
【蛇を断ち、悪魔の胸部を大きく斬るその薙は――もし首に当たっていれば、きっとその首を土産に出来たに違いない】

がっ……ガアアアァァッァアアアアーーーッ!! 
上は頭、下は心臓って何の選択肢だこォの糞野郎がァァアアーーッ!!
――ハァー……ハァー……、何でもいい、さっさとあァの糞野郎をぶゥっ殺せってんだテスカトリポカッ!

【墜ちる悪魔を尾で受け止める大蛇、それがダメージを受けていないのを見れば……フィードバックは一方的なものだとわかるはず】
【また、シューダが斬られたことで、そのダメージの一部を負う】 【つまりは胴体に大きな切り傷を受ける】
【相反する力が身体を焼く痛みは、きっと悪魔にしかわからない】
【――大蛇の尾の先から、無数の闇の刃が辺りにばら撒かれる―― 一つ一つの大きさは10cm程度だろうか】
【本来ならば、そちらに向かう刃の数は――それぞれ2つずつ、ばら撒くという関係上狙いは浅いのだが】

隙だァらけだぞ……人間ッ! あああッ! 心臓がァァアアッ!
三角飛びが出ェ来るのはテメェーだけじゃあねェーんだこォの糞がッ!

【だが、宵闇と"鏡"の豪蛇の名は伊達ではない】
【先程二箇所に――蛇の蛇の前方2mかつ頭上2mの位置に、蛇の右側1mかつ前方1mで地面からの高さ1mの位置に設置された闇の煙】
【その煙に当たった刃はその軌道を変えて――あなた達に襲い来るッ!】
【反射するという関係上、最初に向かい刃が辿り着くのより遅いそれ、――】
【あなた達に、追加で3つずつの闇の刃が襲ってくるだろう】


【この行為の結果がどうであれ、悪魔の目の前には魔法陣が生成される】
【――そして、モルド通りの至るところに潜んでいた魔物たちが一斉に闇になれば、それに吸い込まれていくのだろう】
【今戦っている、大蛇と――シューダの亡骸以外は】 【――つまりは撤退用意だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/19(火) 01:27:19.09 ID:/oJ2ruUdo<> >>491
ーーーおいこら
「…私?」
テメェが糞つまらんジョーク飛ばしたせいで空気最悪だぞこら
言いたかっただけだろ?言いたかっただけだろそれ?
「……」

【…男の溜息一つ、少女は悟った、『ダメだこりゃ』と】
【まあ当然、自分のせいなのだがーーー相方に罪をなすり付けて、舌打ちしかけてやめておく】
【反省の色が見えないとはまさにこんな具合か、小さな黒眼を上に向けて】

【ぐるん、と男の背中に向けた目は、何を考えているのかーーー】
【すた、と踵を返し、歩き出す】

いくぞ、死霊術師
「ど、どこに?」
決まってんだろーーー

エントリー
ひと暴れだよーーー

【ーーーさて、彼女の思惑や理由、志はどうあれ、彼女が大会に出る気は収まってはいないようだ】
【彼女が認められるかはわからないが、波乱の種が一つ、動き出すーーー】

/お疲れ様でした <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/19(火) 01:42:20.39 ID:xqb46yR6o<> >>492

【手応え、あり】
【今まで数々の妖魔を葬ってきたその刃が、その腕が、その瞳が――――それを全身に伝える】
【だが、今のは彼女にとっても狙い通りの展開ではない】
【大蛇を狙う筈のところを、悪魔と新たな蛇を射程圏内に捉えたため、咄嗟の損得計算でアドリブ的に行った行動だった】
【故に、空中に投げ出されたその体の、その後の行動は……一切考えてはいない】

参の太刀――――"三衣"ッ!

【薙刀と腕で顔を防御する体勢を取った彼女の体を、薄い神気のオーラが覆っていく――――それは単純明快な防御動作だ】
【"三衣"は、体表に薄い神気の膜を張り、鉄製の鎧程度の防御力を全身に付与する奥義】
【空中にいる彼女には、それ以上の対応策はなく】

……っ、ああああっ!!?

【ばらまかれた刃のうち二つが、顔の前に構えた腕と右の太股に直撃――】
【痛みに眉根を顰める。それで終わり、と彼女は甘く考えていたが……そううまくいくものでもない】
【『宵闇と"鏡"の豪蛇』――その名の表すところを、闇の霧の反射による追加攻撃を受けてようやく、彼女は思い知ることとなった】
【次いで、肩、腹部、胸部への直撃――――!!】

か……はっ……!

【その衝撃によって数メートル吹き飛ばされ――――その上、"三衣"の欠点である『使用中激しい動きができない』ことが不幸となって、受け身を取ることもできないまま地面に叩きつけられる】
【先ほどの跳躍を見てもわかる通り、"神気"には身体能力活性化の力もあり、彼女の身体能力は上がっているが】
【五メートル近い高さからの墜落は、それでも彼女の肺からすべての呼気を吐き出させるのに十分すぎるものだ】
【一瞬、揺らぐ視界の中。刃の一つを受け、あえなく消し飛ぶ雄鹿の姿が映った】


…………っ……!

【それでも――――彼女は。妖魔に負けまいとする意地の一心で、ふらり、と立ち上がる】
【薙刀を杖にするその姿は非常に痛々しいが、その目はまだ死んではいない】
【周辺から闇が吹き出し、魔物が消えていくのを見ながら、思わずたじろいでしまう程の気迫で悪魔を睨みつけた】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 02:06:52.20 ID:l43Yt80Ho<> >>494

――ぐッ、ゴホッゴホッ……ガハァッ!

【胸部から、胴体から、鮮血が止めどなく流れ落ちる】
【何かが喉奥に溜まっている、思わずむせれば真っ赤な血が地面に落ちる】
【"生命と変化の、混沌の魔翌力"――それは、この悪魔の持つ魔翌力】
【その魔翌力を含んだ血は、中々禍々しい雰囲気を放っているが】
【邪悪過ぎるその悪魔には……だいぶ"神気"が効いているようだ、最初の頃と比べれば格段に弱い雰囲気である】

ヒャハハ! ……四蛇の中で最も"豪快"な性格のこォいつだが……実は結構"テクニカル"な野ァ郎だ
古ォ代の人間共が、こォの蛇より勝利を勝ァち取りし者を"勇者"とした理ィ由がよく分かるだろォォオオ、糞野郎、こォの糞野郎

【声のハリもだいぶ無くなっているが、その傲慢でプライドが高く直情的な精神が変わることはない】
【――それでも、通りの魔物を全て収納する力が残っていたのだ】
【"闇の刃"が相手を斬り裂けば、口元を歪めて――少し贅に浸かったのも束の間の事】
【強い気迫で睨みつける相手に、こちらは邪悪で"憤怒"の篭った睨みを返せば】


ザマァ見ィろってんだ――こォの糞野郎が、グホォッ、ゲホッゲホッ、グゥゥエエッ
今回は見逃してやァるが……ガハッ! ……テメェーの"命"は絶対にぶっ壊してやる、"魂"の一欠片も残すもォのかッ

【大蛇も闇と化し魔法陣に吸い込まれれば、代わりに出てくるのは――鳥とバイクを足して二で割ったかのような生き物】
【それに、這うようにして乗り込めば――そのまま、通りの外へ向けてバイクを走らせ――滴る血と共に空へと羽ばたいて行く】

【後に残されるのは、アジの魔物の亡骸と、シューダの亡骸、――そして、荒廃した通りだけだった】

【――勇気あるあなたは、通りを乗っ取った邪悪なる悪魔の撃退に成功したのだ!】

/遅くまでお疲れ様でしたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/19(火) 02:23:20.12 ID:xqb46yR6o<> >>495

…………フン、その体でよく大口を叩けるものね

【わずかに口元を笑みの形にし、嘲るような挑発を放つ】
【まるで自身が絶対的な勝者であるかのような振る舞い。だが、それが単なる子供じみた意地であることは、誰の目から見ても明白だ】
【地面に叩きつけられた衝撃だけではない。速度の落ちていない最初の二撃は"三衣"の防御をわずかに食い破っていたようで、所々裂けた制服から赤い液体が覗いている有様】
【どう考えても人のことを言える状態ではない。最後はわずかにこちらが優勢だったが、あのまま続けばどうなるかなどわかったものではないのだ】
【……どうやら、悪魔ほどわかりやすくはないにせよ、彼女もまたかなりプライドの高い性格のようで】

見逃してやる……? その言葉、そっくりそのまま返すわ…………
……次に、会ったときは…………あなたのその自慢の蛇ごと、滅し尽くして……あげる……

【言葉切れ切れになりながらも、悪魔の言葉に精一杯の意趣返しを送る】
【立ち去る悪魔の背中を見送ると、彼女は気が抜けたのかその場に崩れ落ちてしまった】

【"元"とはいえ討魔の巫女でありながら、妖魔を滅しきれなかった。その厳然たる事実を否応なく噛み締めながら、しばし回復を待つと】
【もう一度雄鹿を召喚し――――彼女こと幸徳井佳乃(かでいよしの)は、その背中に乗ってその場から去っていくのだろう】

/こちらこそお疲れさまでしたー!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/19(火) 19:26:01.48 ID:03qnrDDQ0<> 【夜の国―――首都近郊ナゲル平原=z

【夜の国首都ルルーメン≠フ間近であるこのナゲル平原、朝日が現れないこの夜の国においても植物が草木が存在する貴重な地域だ】
【とは言ってもそのほとんどは荒野のようになっており―――他も太陽の栄養を得られない弱弱しい草や木が萎びたように生えているだけだ】

【現在、そのナゲル平原≠揺らしながら首都ルルーメンへと迫りくる物体が一つ存在していた―――。】
【創世戦団の最終決戦兵器魔導要塞 ジェネシス=\――ディネム山脈≠フ戦いの最後に現れた超巨大移動要塞だ】
【全高2000mを超えるその超構造物は、ゆっくりと…だが確実に、行く手を阻む自警団の部隊を殲滅しながら首都へと向かっていた】
【そして現在―――もはや首都からでも見える位置にまで接近していた、既に主砲エーデンベルクの槍≠ヘ射程圏内である】
【もはや一刻の猶予もない、そう考えた自警団上層部の起死回生の一手は総攻撃≠ナあった―――。】
【陸と空からありったけの兵器、人員を使い凄まじい物量での総攻撃………だか創世戦団の最終決戦兵器の名は伊達ではない】
【搭載された無数の火器、自律兵器、そして兵によって徐々に、徐々にだが自警団は消耗していってしまっているのが目に見えて分かる】
【爆音、轟音、硝煙、血―――様々な音、臭いがナゲル平原に浸透していく中、自警団の本命≠フ作戦が開始されようとしていた】

【総攻撃によって外≠ノくぎ付けになった創世戦団―――その眼を盗み小型飛行艇で要塞内部へと潜入した数人の戦士】
        【彼らの目的は、内部からの要塞の破壊≠セ―――今、全ての命運が彼らに託された。】

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【――――――要塞内部へと侵入すれば、後は驚くほど簡単に多少の妨害はあったものの目的地点≠ヨと到達することが出来るだろう】
【やはり表での自警団の総攻撃が効いているのか―――兵や自律兵器もほとんどが出払って要塞内部は異常なほどに空っぽ≠ネのだ】
【ゴウン、ゴウン―――内部で駆動する機械の音だけが、響き渡っていた。】


【魔導要塞 ジェネシス―――動力部=z

【要塞の中心部まで進めば、そこには巨大なフロアがありそこには古代文字が刻まれた黄金の球体≠ェ宙に浮遊しながら存在している】
【大きさは10m程か―――造形を見るにエーデンベルクの槍≠フ核≠ノ使われた物と同じに見えるが………それよりもさらに巨大だ】
【その球体の周囲をドーナツ状の足場が3連で浮遊している―――下を見れば赤い光がマグマのように蠢いている―――まるで窯≠セ】
【落ちればどうなるかは言うまでもない―――さて、このまま動力を破壊できるだろうか―――?】


【魔導要塞 ジェネシス―――主砲 エーデンベルクの槍格納庫前=z

【主砲エーデンベルク―――その射程距離は山一つ飛び越える事も容易に可能であり、既に首都ルルーメン≠ヘ射程範囲内だ】
【もし発射されれば、甚大な被害が及ぶだろう、そうなる前に破壊しなくてはならない―――。】

【ここは要塞の先端部、つまり主砲エーデンベルクの槍が格納されている地点の目前である、だが】
【流石は主砲の格納庫と言った所か、訪れた柊の眼前に存在するのは巨大な装甲隔壁=\――恐らく人間の攻撃では破壊出来ないだろう】
【ならばどうする―――ふと視線を脇に巡らせればそこには一つのカードリーダー≠ェ存在していた………答え≠出すときは来た。】

//イベント開始文です!指定のフィールドに投下してください!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 19:41:14.98 ID:l43Yt80Ho<> >>497

【要塞内部へ侵入した20代半ばの男――UNITED TRIGGER所属の、"ユウト・セヴォラインディ"】
【彼の能力であり相棒でもある"エヴォルヴィング・セルズ"の助けもあり、何とか中心部まで辿り着いた】

――皆、必ずこれを止めてみせる
だから……待っていてね

【"彷徨う古城"での戦いからまだ"三日"しか経っておらず――】
【"REG"で回復できない"精神"の磨耗は、完全に回復したわけではない】
【それでも彼は、皆を"護る"ために――この要塞内部へ行くことを志願したのだった】

【巨大なその核、近づくだけでも一苦労だなと――彼は思いながら、周りの仲間に語りかける】

順風、ラッシュ、――すんなりこの動力を壊させるつもりは、創世戦団には無いと思う
幾ら外部からの攻撃に手を追われているといっても――核を無防備にするわけは無いはずだ
――だから、ここを守る存在をどうにか退けてから、爆薬をしかけるかか…………
その存在を誰かが引き付けつつ、隙を見て爆薬を仕掛けるかのどちらかが良いと思うんだけど、……どうかな?

【語りかけるのと同時に、彼の相棒――エヴォルヴィング・セルズ、愛称ヴォルヴのそれを左腕から出す】
【その姿は、上半身は人間で下半身は蛇の様な姿で、下半身は左手首から生えていてそれは白と橙色の縞模様、背に金色の線】
【本体と同じ金色の眼で、金色のマスクの様なものを装備していて、また、全体的に白色で、金色の模様を全身に持っている】
【頭部に本体と同じようなサメのヒレの様な角を持っていて、後頭部には恐竜の背の様なギザギザが2つあり、それらは橙色だ】
【手は本体と同じように指の出るグローブ的なものを装備していて、それは橙色、掌と指先は金色だった】

【そしてそれは、白いボディに、オレンジ色のパーツ、金色の模様をしたPCの様な形となった】
【モニターはまるで本物のPCの画面の様で、その裏面には金色の眼があった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/19(火) 19:45:02.20 ID:ywbgZ/0c0<> >>497

――動力部・通路


「一度侵入してみれば、びっくりするぐらい簡単にたどり着いたな。
 創世戦団は武装の強化より、人員を雇った方がいいんじゃねぇか?」

【動力部へと駆ける1つの影】
【黒い外套をたなびかせ、腰にはサーベル、胸には風の国自警団のバッチ】

【大空順風完全復活、復帰戦で創世戦団との総力戦とは大きく出たものだ】

「ここが動力部か!」

【そこは地獄の窯の様な場所】
【熱気と蒸気に包まれ、そこには見覚えのある黄金の球体】

「・・・どう見ても、あれがコアだよな。
 んじゃ、チャチャッと破壊しますか!」

【そして順風は荷物を広げる】
【今日支給された武器は魔導式ロケットランチャー】

【魔翌力系のエネルギー系統を暴走させ、機能停止させるというまさに動力部破壊の為だけの武器だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/19(火) 19:49:05.43 ID:huwbvarwo<> >>497
【ーーーガァン!ーーーと、一つの銃声が響く】
【今まさに、妨害を切り抜け終えた男がいたーーー持っていた、銃身の長い銃をホルスターにいれると、歩き出す】
【向かう先はーーー動力炉ーーー】

ーーー……

【間に合ったーーーいや、間に合わされた≠フかーーー】
【手傷を回復された事に感謝はないーーーただ、わがままに付き合ってやった報いを頂いただけ】
【ーーー男の隻眼≠ヘ、鋭く前を見つめていて】

(あいつはーーー他の場所か)
(…こんな場所で感謝するのも違うしな)

【ふと思い浮かべるのは、同じ組織を狙っている筈の少女ーーーここにいないのなら、きっと別の所にいるのだろう】
【ーーー感謝すべき人間は他にもいる、だが今はこれをーーー創世戦団との、決着(ケジメ)をーーー】

【要塞を突き進んだ男が辿り着いたのは動力炉ーーー立っているだけで焼かれそうな感覚が襲う】
【ーーー動力はきっと、明らかにアレ≠セーーー】

ーーーどうやって壊せってんだよ…

【自分より遥かに巨大な球体に、苦笑いしながら愚痴を漏らしたーーーが、すぐに表情を引き締める】
【愚痴っている場合ではないーーーやらなくてはならないのだ】

【黒いビジネススーツ、黒い革靴、骨が散りばめられた模様のネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げた男】

【そんな姿を赤い光に照らされる男は、考えるーーー】
【あの球体を、どうにかこうにか破壊する方法を】


【男は、まず球体に接近すべく、浮翌遊する足場にジャンプで飛び乗ろうとした】

>>498>>499
ーーー引き付け役なら、俺がやる
…油断すんじゃねぇぞ

【足場にジャンプする前に、ユウトに向かって自ら囮を申し出た】
【こういう役目は自分の役だーーーとはいえ、一応警戒も促すが】

…あと、巻き込むなよ

【前に出るのは自分一人ーーーかーーー】
【吉と出るか、凶と出るか】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 20:10:32.79 ID:q59FIqbv0<> >>497

【戦乱模様は自警団に甚大な損耗を加えながら、秘密裏に機動要塞内部へと戦士たちを送り届ける。】

(……ッ……――――――――)

【……その内の一人が噛みしめた奥歯は、その犠牲への想いゆえか。】
【だが、けれども、だからこそ――――――】

(―――――――――…………。)

     【………覚悟は、刃は無言のうちに鋭さを増した。】
    【次段階へと移る作戦。侵入が始まる。】

【腰までの伸びやかな黒髪が、濡れ羽烏と呼ぶに相応しい色合いで】
【銀の混ざる橡色の瞳をして、濃藍のトレンチコートを纏った―――少女、だろうか】
【移ろい行く刹那を留め、硝子の様な雰囲気を漂わせる。】

【そんな形容の出来る人影は、飛空艇の内より闇を貫き――――― そして要塞内部へと到達するや否や、一陣の血風と化して吹き抜ける。】

【左腰には鞘まで紅に染まった脇差、その上辺りには刺した刀傷の血痕。コートの赤黒い彩り。】
【………何らかの意図があるのだろうか、彼女は既に負傷していた。だが、それを感じさせない速度で続けた疾走―――――】

―――――――………ふぅっ……!

【やがて破壊目標たる主砲/エーデンベルクの槍を守護する、巨大な扉へと到達する。】
【………カードリーダー。重厚な扉。必要なのは最速での突破。】

(…………―――――――。)

【…………想うべき “答え” はひとつだけだ。】
【“黒いカード”――――― エルデハイムの手により彼女の手に渡り、ゲトリクスとの邂逅からT≠フ刻印を刻まれた、因縁のそれ。】
【コートから片手で取り出したその一枚を、柊は機器に読み取らせた。】



【そして視線は扉の奥へ。】
【この先に討ち果たすべき存在が、そして撃ち砕くべき破壊の “力” が――――――】
【在ると、己が断つのだと使命感に燃えながら。】

/八攫 柊となります。それでは、よろしくお願いしますっ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/19(火) 20:17:06.31 ID:03qnrDDQ0<> >>498
【そう―――ここまできて♀ネ単に事が進むはずもない、それは自警団とてユウトとて周知であるだろう】
【ユウトが一歩でも動力へ近づこうと進もうとしたならば―――ガガガガガッ!!っとまるでドリルが地面を掘削するような音が聞こえる】
【それと同時―――ゆったりとした女性の声も聞こえてくるだろう】

理解が早くて助かるわ―――いちいち驚かれてもかったるいし、簡単にイケると思われても困る
そういう訳だから………見せて貰おうかしら=c……貴方の可能性≠………それが私の役目。

                 ≪機甲荊/オービット・ローズ=

【ガンッ!!要塞の壁を突き破り―――巨大な何かが飛び出してい来る………これは何だ?】【触手―――?否、荊≠セッ!】
【巨大な、20m程もある機械の荊が壁を突き破り、ユウトに絡み付こうと迫っている―――ッ!】
【その表面は有刺鉄線をさらに強固に、鋭くしたようなモノで、これに絡み付かれたらどのような結果になるかは想像に難しくない】

>>499

オイオイ―――折角来たんだ、そう焦るな………ゆっくりしてけよ自警団員…?

【轟ッ!!】【魔導式ランチャーを構えた順風の頭上から、虎を象った衝撃波≠ェ落下してくるッ!!】
【完全な不意打ちだが、内部での緊張感を考えれば感知する事は可能だろう】
【今まで敵の気配はなかった―――この攻撃は一体どこから放たれたモノだ…?これは―――上だッ!!】

なぁに心配するな―――直ぐには始末しねぇ………ジワジワと嬲って骨の髄まで喰らいつくしてやるよ……カカッ!
まぁ精々………足掻いてくれよ…?

【ドンッ!床がへこむ程に着地する攻撃者―――白髪の混じった黒髪、無精ひげ、灰色のジャケットを着た190cm程の熊のような男だ】
【はだけたジャケットから覗くのは………超高密度に圧縮された強靭な筋肉―――男は犬歯を覗かせながら喉を鳴らして笑う】
【まるで―――獲物を見つけた獣≠フように】

>>500

【ラッシュが浮遊する足場に到着した瞬間―――その着地点から少し離れた場所に、何かがある】
【機械のオイル―――?泥―――?否、それはどちらでもなかった、その黒いナニカ≠ヘぶくぶくと泡立ち、そして】
【ザァァァァッ!!まるで砂鉄が磁石に吸い寄せされるかの如く、黒いナニカから無数の黒い触手が飛び出し、ラッシュを突き刺そうとする!】
【数は数だが、百戦錬磨のラッシュならば対応する事は可能だろう―――そして黒いナニカは徐々に人型へと変形していく…】

久しいな、ラッシュ・ワンスドック―――客船での件以来か、さて、貴様はどの程度まで進んだ≠フだ?
私に、それを、確かめさせてくれ―――朱き狼≠諱c……さぁッ!

【鳥を模したような黒い仮面に刺々しい全身を覆う黒いローブ………巨大な異形を使役し水の国の豪華客船を襲った男だ】
【創世戦団の2nd―――ゾロアスターッ!!】

>>ALL

【一挙三人の刺客が現れる―――いずれも創世戦団の幹部十二使徒≠セ―――。】
【だが今回は三人でのチーム、さらに目的は核≠フ破壊だ、行儀よく相手に付き合う必要などないのだ】
【とはいえ―――そう易々と隙を見せる相手でもなさそうだが………果たして三人はどう戦う?】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/19(火) 20:30:12.29 ID:ywbgZ/0c0<> >>498

【ユウトの警告に順風は軽く笑う】

「まぁー、その通りだがよー。
 この要塞は着々と進行中なんだぜ? そんな猶予もねー・・・うぉ!?」

【ランチャーを構えて居た順風に虎の姿をした衝撃波が襲い掛かる】
【現れたのは筋骨隆々の大男】

【見た目だけではない、コイツ・・・かなりの強者だ】

「まぁ、そういうなら遠慮なく行かせてもらうぜ。
 生憎あんたの不意を着いて、コアの破壊なんてできなさそうだしな」

【先ほどの衝撃でランチャーは、遠くへ吹き飛ばされた】
【拾って発射しようとすれば、間違いなく妨害され・・・食われる】

「じゃあ、行くぜ・・・アリゼ!!」

【順風の隣に黒い翼を持った青いハヤブサが現れる】
【全身を羽毛のようなスケイルメイルに覆われたマインド!】

【順風はスラリと腰のサーベルを抜く】

「一応聞くぞ、おっさん。なんでアンタ創世戦団なんてモンに入ってんだよ」

【順風は両手でサーベルを構えながら油断なく問いかけた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/19(火) 20:33:45.33 ID:TGtGiFvuo<> >>502
【ーーーダン!と足場に着地し、両膝と片手を付いて衝撃を受け止めた】
【まずは敵影がいないか警戒ーーーと】
【ーーーナニカが、あった】

…はっ、想定済みってか?

【泡立つ黒い塊を見ながら、呆れたように軽口を叩き、右手で剣の柄の様な機械をベルトから外す】
【次の瞬間、沸き立つ塊から無数の触手が飛び掛かってーーーッ!】

ーーーこっちもだよ

【刹那、触手の群れの中を、紅い光が縦横無尽に通り抜けるーーー】
【ーーーそれは、刃ーーー機械の柄から放出された、魔翌力光子ブレードが、触手どもを斬り伏せた、残光であった】

嬉しいねぇ、犬からランクアップしたじゃねぇか
…礼はしねぇよ、さっさとそこをどいて貰うぜ

【ゾロアスターを警戒しながら、背後の方で聞こえた音、そして声に耳を澄ます】
【ーーーあの二人にも、どうやら刺客が現れたらしい、やすやすと囮作戦は失敗した】
【だとすれば、いかに隙をついて壊すか…か、援護は期待出来ない】

確かめてぇなら自分の身で確かめな!

【そして、ラッシュは先に動くーーー一気にゾロアスターに接近しながら、両手で構えたブレードをーーー】
【ジャンプで瞬間的に加速し、飛び込みながら横一閃ッ!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/19(火) 20:36:44.76 ID:03qnrDDQ0<> >>501
【ピピッ!ゴウンッ―――!黒いカードを読み込ませると巨大な隔壁はゆっくりと、地獄の門でも開くように音を立てて開いて行く】
【その先には………エーデンベルクの槍≠ヨと続く、連絡通路、橋のようにかかるそれの幅は15m、長さは30m程だろうか―――下は暗闇、落ちればそれで終わりと言う事だ】
【そして―――通路の最奥―――槍≠守る最後の扉の前に仁王像の如く立っている人物―――。】

【仮面を外して、黒曜石のような長い髪を垂らし、翡翠の如き碧い瞳を携え黒いコートの下に軍服を纏った女性。】
【ゲトリクス―――またの名を斬華=c……柊の姿を確認すると、表情を変える事無く口を開く】

来たか―――八攫 柊=c……貴様は私の最後の道を指し示す者―――今宵、全ての決着を…。
貴様の剣、貴様の肉体、貴様の思考、貴様の全てを以って、この私に証明して見せろ―――貴様の答え≠

そしてこの私と言う壁=\――私が越えられなかった壁=\――全てを超えてみせろッ!!八攫ッ!!

【鋭い刺すような視線で柊を見つめ、そうまるで檄を飛ばすように、叱咤するようにそう言い放つと―――得物を取り出す】
【聖剣―――ゲトリクスとして扱っていた物、そして宝刀―――斬華として扱っていた物、その二つを両の手に持って―――そして】

母より受け継ぎし聖剣―――そして父より受け継ぎし宝刀―――今、この二つを合わせる時が来た………

                       ≪武神融合=窿bッ!!

                                   ―――生まれいずれ、≪神刀 月華=

【ゴゴゴゴゴゴッ!全身から闘気を発し、その二つを頭上で撃ち合わせる―――すると】
【まるでその二振りは溶け合うように互いに共鳴し―――その形状を変化させ、融合していく―――。】

         【そして手に残るのは―――桜色に光り輝く、一振りの大太刀=z

   【斬華はそれをゆっくりと構える―――それだけで刺すような、全身に突き刺さるような刀氣が空間を侵食していく】


創世戦団十二使徒―――1st聖天剣
                 そして櫻華一刀流現当主―――斬華・ゲトリクス

         ここに答え≠見出す―――   いざ―――      尋常に―――

                         勝負<b!!

【その大太刀を構えると、柊に向けて駆けだしていく―――その速度、まさに神速―――常人では視界に納めるのも無理であろう】
                      【今―――決着の時。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 20:37:51.62 ID:l43Yt80Ho<> >>500,499

――わかった、頼むよ
大丈夫、……なるべく巻き込まないように善処するからね

いざという時は、僕が行くからね――行けなかったら、その……ごめん

【ラッシュの申し出に対して、そう――無事を祈る声色の言葉を送れば】
【順風の持っているロケットランチャーを見れば、"凄いなァー、この爆薬要らないかもね"と言って】


>>502

【さて、自分も少し距離を詰めるかと――動力へ一歩踏み出せば、要塞の壁を突き破り飛び出してくる何か】
【凄く刺々しくて……――これは……"能力者"による攻撃だッ!】

――やっぱり居たね、この場所を守る者達が
しかし……3人! ……ッ、さてどうするか……!

【あくまでも、目的は"核の破壊"――それを忘れているわけではない】
【だが、どの者も"一筋縄ではいかない"だろう雰囲気である】

【――飛来する機械の荊、壁を突き破り飛び出してくるそれ】
【もしそれに巻き付かれてしまったら――当たる訳にはいかないッ!】

【PC状の分身のモニターより現れるのは――機械的な円錐が両端についていて、その間に透明な筒があり、その中に何か剥製的ものがあるものだ】
【円錐の底面はやはり機械的で、その周りの部分はイカリングの様になっていて、それの内側に筒がはまっている形となっている】

【それを押し込めば、彼の姿が変化して行きそして――】
【黄色の身体に硬めの紫色や白色の毛を持っていて、蛍光白色の模様が全身にある、全長80cm程の蜘蛛となる】
【眼は金色で、紫色の牙、紫色の鋏角は雷の様に見える形状で先端は白く、背に生える毛はギザギザとしている】
【頭部には雷の様な形状の角が一本、左右の眼の上には雷の様な形状の毛】
【足は紫色で先端は白色で雷の様にギザギザしていて、尻にもギザギザした紫色の毛がある】

【そして、素早い動きで跳躍しその荊を回避すれば】

(――どこから聞こえてくるんだ、あの声はッ!)
(爆薬は持ってきたけれど……――まずは、どうにかこの状況を打開しなければ……!)

【尻より弱い電気を帯びた糸を吐き出し、それを彼の半径約1mの範囲へとばらまいた】
【地面に落ちるものもあるだろうが、範囲内にある触手にもそれはかかる――相当に太ければ、全てかかるかもしれないが】
【弱い電気は、流れば数秒で消えるし糸の強度もそこまで高くはない】
【だが、この太さ1mm程の糸には粘性もある、電気がなくてもだ】

【その行為の後、彼から見て触手の右側へと着地しようとするだろう】
【その後、――口元に電気を溜めて、次の攻撃に備える】
【――火力の控えめなこの姿になった理由は簡単だ、足止め力と素早さが高く、小回りが利くからである】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(茨城県)<>sage saga<>2013/02/19(火) 20:53:06.58 ID:k9+WCFRZo<> 【夜の国――森の奥の湖畔】

【其処に整然と立ち並ぶ木々は陽の光を拒否した末に、幹から葉から塗料を浴びたような漆黒色に染まっていた】
【乾いた地面も灰色に染まり、この森を住処とする夜行性の真っ青な小鳥が行き交う以外に色彩は皆無と言える】
【モノクロームにブルーが躍るチープな幻想じみた光景。其処に混ぜ込むようにした黒衣でさえも、】
【やはり濁点のような異質さをもって、幽玄には程遠い佇まいで遠く近く響いている“ある音”を感じ取っていた】

……創世戦団。またこの地で派手に騒いでいるのか
私が殺した男の弔い合戦と言うならば、止める理由など無いだろうな

【紅茶色の長髪が時折空気を震わす振動に揺らぎ、混ぜ込んだ細い三つ編みの束が一つ溢れる】
【若い男。特徴的といえば瞳孔が不揃いなオリーブ色の目と、右手薬指に指輪のよう刻まれた黒蛇の痣】
【術士めいた黒衣を纏う踵の高い靴込みでのその長身痩躯は、覗く素肌の至る所に包帯が覗いていた】

それに……このザマでは、致し方ないか

【ここより少し遠い地――其処でリアルタイムに繰り広げられている戦乱は、】
【攻撃範囲がこの森にさえ近づかないのならば、この男にとっては至極どうでも良かった】
【それでも。かつて相対した者を想起してしまっては、投げ捨てておく程の怜悧さも持ち合わせておらず】
【いつかの弔いのよう夜空を撫でた爪先の紫色もまた、葬送のような色彩を奏でていく】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/19(火) 21:10:08.97 ID:03qnrDDQ0<> >>503
俺は創世戦団十二使徒の一人―――6th狂拳≠フヴォルガ・ヘルハウンドだ………よろしくなぁ?

               せいぜい愉しませろよ―――カカッ!!!

                   ≪剛脚旋風=窿bッ!!

【クイクイと相手を挑発するように手招きをするとそのまま腰を捻り右脚で虚空を蹴るように撃ちだす―――】
【轟ッ!!空気を切り裂く凄まじい音と共に、脚部から螺旋状に衝撃波が放たれるッ!!】
【直撃すれば順風の身体を易々と吹き飛ばし、そのまま壁に叩きつけるだろう、衝撃波自体の威力も申し分ない】
【蹴りを放った後、首をゴキゴキと鳴らしながら、ニタニタと笑って男は問いかけに答える。】

あぁ?んなもん決まってんだろ―――?
                闘い≠セ―――自分もいつ死ぬか分からないようなギリギリの戦い………。

       そんな血沸き肉躍る様な―――俺の求める生と死しかない闘争を求めてるからだぁッ!!!
             さて―――お前は俺を腹いっぱい≠ノさせてくれるのか…?

【この男は至極単純な、それでいて自身の本能に忠実な理由で創世戦団に身を置いているようである】
【まさに自身の欲求を満たすためだけに戦う―――獣≠セ】

>>504

【ザシュッ!!ラッシュの横一文字の攻撃は易々と通り―――ゾロアスターの上半身は切断される】
【驚くべきはその切断面―――黒=cそれしか言い表せない、まるで墨汁をぶちまけたように真っ黒なのだ、臓器も血液も何もない】
【ズルンッ!ゾロアスターの上半身は一瞬痙攣したかと思うと、まるで逆再生で見ているかのように胴体と再び接続する】
【結合部位からは未だ、ダラダラと黒い液体が流れ出ている。】

ふむ、確かに………あの時とは斬撃のキレが違うな………異能も使いこなしているようだ………。
             何か心境の変化でもあったか?それとも肉体に何か改造でも施したか……フム、どちらだ?

                   だが………これではまだ足りん

【ゾワッ!どこか鳥肌の立つような気配を立ち込めながら、腹部を切断された事などお構いなしでゾロアスターは分析する】
【そして―――ビクン………と一度痙攣したかと思うと、先ほどくっついたばかりの腹部が内側から膨張し、そして】
【まるで内部から食い破るかのように、獅子ともハイエナともつかない黒い獣≠フ頭部が飛び出し、ラッシュに喰らいつかんとする!】

>>506

ワオ、やるわね―――それに随分と面白い体のようだけれど………まぁ生け捕りにして調べさせて貰おうかしら
            安心して、人体実験に使おうってんじゃあないのだから………おっと、相手に姿を現さないのは失礼かしらね

【どこか間の抜けた声を発しながら気配が近づいてくる―――それは先ほどユウト達が通っていた通路からだ】
【コッコとヒールの音を鳴らして現れた人物―――肩ほどまで伸びた栗色の髪に同じく栗色の瞳をした白衣をまとった女性だ】
【明らかに戦闘員には見えない―――研究者だろうか、それに口調も好戦的には聞こえない―――が】

初めまして―――創世戦団の十二使徒の一人………荊界の主=c……吉崎 詩穂よ………まぁ覚えなくてもいいわ。

                 さて―――次はどう対応するのかしら―――?

【フッと手を上げて指揮するように指を動かすと―――さらにもう一本、壁を突き破って鋼鉄の荊が現れる】
【そして、ユウトを挟み込むように―――両側から鞭のように鋼鉄の荊が放たれるッ!!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 21:21:57.07 ID:ywbgZ/0c0<> >>508

【吹き荒れる豪風】
【迫り来る螺旋の衝撃波】

「アリゼ!」

【しかし順風とマインドは二手に分かれる様にしてそれを回避する】
【順風の反応は常人のそれの比では無い、かといって常人の域も出ない】
【そんな煮え切らない立ち位置】

「ああ、そうかい! 安心したぜ、お前は楽しんで弱い奴や無能力者を殺すクソ野郎じゃねーんだな!」

【姿勢を低くし、疾風の如く接近する順風とハヤブサのマインド】
【まずマインドが大男へ突撃、攪乱攻撃をし】

【順風がその隙に懐へ潜り込み、サーベルを切り上げる】

「だったら! 和解の余地は死ぬほどあるぜ! 俺達は友達にだってなれるだろうさ!」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 21:37:03.34 ID:l43Yt80Ho<> 【少し合わない内に、能力に目覚めていた順風に……少し気が行ったようだが】
【今はそんな場合ではない、彼がどのような経過で身につけたかは知らないが】
【――ただ、この場に居る三人をどうにかしつつ核を破壊するのを遂行するのみ】


>>508

――何をするつもりかはともかく、生け捕りにされるつもりはないよ

【先ほど通ってきた通路より現れる、白衣を纏った女性――顔だけをそちらに向けて】
【―― 一見戦闘員には見えないとはいえ、その声の主と機械の荊が現れた時の声は同一】
【そしてその二つ名――つまり、あの荊の主は……この女性に違いないッ!】

左に荊、どうやって近づけば……ッ! 右からも荊が!

【荊の右側に着地したということは、元々の荊は左側にあって】
【――しかしそんなのは関係ない、右側からも荊が襲いかかってきたからだ】
【つまり挟み撃ちの形――逃げ場は限られていて……――上しか無いッ!】

【そういうことで、跳躍することでその荊の回避を行ったが――】
【困ったのは、着地のこと】 【両側に荊があり、着地時の隙を狙われる可能性は大いにある】
【かと言って、荊は有刺鉄線よりも鋭く固く――着地すれば、例え接地面の少ない蜘蛛とは言えただでは済まない】

【――通路から来た女性、距離は少々離れていて攻撃を当てにくそうだ】
【だが、この荊に対する攻撃がどのような結果になるかはわからない】
【一体、彼はどうするべきなのだろうか?】

【――鋭い棘があるならば、それを封じてしまえば良い】
【彼の尻から吐き出されるのは、先ほどと同じ……弱い電気を帯びた蜘蛛の糸】
【まるでホイップクリームを絞りだすかのように、それは真下の二本の荊へ向けて発射され】
【それらに糸が絡み付こうとするだろう】 【細かい性質は、全く変わっていない】

【それが成功すれば、彼は自分から見て左側の荊に着地しようとする】
【もし、棘を完全に封じ込めることができていないならば、その脚から赤い液体が漏れだすはずだ】

【それと同時に、溜めていた電気を核に向けて一直線に発射する】
【核にとっては、ミジンコの突進の様な攻撃かもしれないが――その真の目的は、核と自分の距離を正確に測ることである】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/19(火) 21:38:36.93 ID:kVsiXsfzo<> >>508
【速攻ーーーというより、小手調べ気味に繰り出した攻撃であったーーーが】
【紅い刃はゾロアスターの胴体を両断、いとも簡単に下半身と上半身を離れ離れにするーーー】
【ーーーあっけない、あまりにも呆気なさ過ぎるーーー】

ーーー化物じみてんな、どいつもこいつも
テメェがダントツだけどよ

【思った通り、再生するゾロアスターの姿を見ながら、後ろに下がって呟いた】
【創世戦団の面々はどいつもこいつも人間離れしていたがーーー体をぶった切られて再生するなんて奴はいなかった、目の前のこいつ以外は】

さぁなーーーンなもん俺も知った事じゃねぇよ
ただ、俺は俺のやりてぇ事をしに来ただけだ…!

【不気味に動き出すゾロアスターの腹を警戒し、更に後ろに下がりながら、ブレードを右手に】
【腹を食い破って飛び出した獣の頭が牙を向いた瞬間、左手で銃を取り出し向ける】
【長方形の長い銃身を持つ銃を、口を開いた獣の頭に突っ込んでーーー】

喰らっとけ!

【引鉄を引けば、打ち出されるのは魔翌力の弾丸ーーー鉛のそれと変わらない威力の弾丸を、獣の頭に三連射する】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 22:00:54.02 ID:q59FIqbv0<> >>505

【再びカードを回収すると、柊は再び闇の先へと目線を向ける。】
【徹しきった瞳。其処に映るのは “道” と“壁”。即ち―――――】

(―――…………。)

【……一度は完膚なきまでに敗れ、次も勝利には到らなかった宿敵。】
【聖天剣<Qトリクス/櫻華一刀流℃a華。ほとんど物理的な重圧すら伴いながら、柊はその言葉と刀氣を全身で受ける。】

【けれど柊は足は停めず、斬り進むように前へと歩み続けた。】
【そして、ふと彼女は口を開いて―――――――】

どれだけの試練があったとしても、私の答えは変わらない。
 越えて、断ち切り、生命を燃やす。
無限に力を求め、願い、そのために――――――― 総て護りきる一振りの刃となり、なって果てる。

     【たとえ奈落への飛翔であったとしても、】
      【たとえ、その斬華の言葉が真実なのだとしても……。】

…………貫き通してこその“道”―――――――― 切り開く“今”を私は生きる、躊躇いもない!

【橡色の双眸は澄み渡り、宿す魂が爆燃する。高く、高く、宣戦の声。】
【構えるように振り抜く右手。その前腕に顕れるのは、継ぎ目のない漆黒の鎧だ。手の甲にまで張り出した先端部が鈍く輝き、】
【―――― 同時、もう一つの変化が訪れる。】

――――――――――――――― 金翅鳥ッ!!

【覚悟と信念、誓いと誇り。己が存在理由の総てを賭けて、今、全霊の燃焼を託す孤剣の銘(な)――――――!】

【霊鳥の形をした炎が虚空より生じ、その内より赤熱の如き光が浅い孤を描きながら伸びる。少女が其れを両手に取り、】
【その光が纏う、黄金の火の粉が音無く爆ぜ散って。現われたのは―――何処までも清冽に美しい、白銀の太刀だった】
【冷たく澄んだ刃の輝きは無謬。極限域の鋭利さを持つ刀身には金象嵌が施されて、】


…………―――――――――――――――――― ハアァッ!

【刹那その輝きが斬撃と化した。静止状態からの神速の踏み込み。その勢いを載せて横一文字。その一撃で胴を狙った。】
【奇しくもそれはゲトリクスと同時であった。】
【未曾有の相対速度。致命的な交錯の一瞬。】
【それすら理解し、捉えきった上で放つ斬撃――――――――】

 【…………この刹那に柊は、紛れもなく過去最高の精度に到っていた。】
 【研ぎ澄まされ、なおも加速する刃―――――――― 加減など初めから存在しない。彼女は、ただひたすらに全霊だった。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/19(火) 22:05:07.99 ID:03qnrDDQ0<> >>509

カカッ―――面白れぇ奴だッ!!気に言ったぜッ!!だがなぁッ―――!
                     俺と仲良くなりたきゃそれだけの力≠見せろって事だぁッ!!

【突撃してきたマインドを身体をよじって回避し相手の言葉に返答しながら順風へと視線を向けるが―――】
【そこには既に懐に飛び込んだ順風の姿が―――そして放たれる切り上げ、回避は追いつかずそのまま直撃るが………】
【男の口元は―――笑っていた】

     だからよぉ―――こんなんじゃあ足りない≠だよ………あ?
                  もう少しまともなのを撃ってこいよ―――じゃねぇと………死ぬぜ?

                     ≪音速拳≫ッ!!

【男の身体に刃は通った、通ったのだが―――あまりにも浅すぎる、まるでカッターで指を切った程度の傷しか出来ておらず、一筋の血が流れるだけ】
【この男の筋肉の密度―――まるで鋼の如く堅く、厚い―――生半可な攻撃では有効打になりえない。】
【そして放たれる男のカウンター、順風の腹部に向けてまさに音速と呼ぶにふさわしい凄まじい速度の右のボディブローが叩きこまれるッ!】
【拳もまるでハンマーだ、防御の上からでも多少のダメージが残る程だろう】

>>510

【電気を纏った糸は見事に鋼鉄の荊を絡め取る事に成功し、一時的ではあるが荊の動きは停止する―――。】
【だが―――上に乗れば分かるだろうが、荊は微弱ではあるが高速で振動しており、徐々に糸を引き裂いているのが分かる】
【ユウトが乗って動きを制限している方ならまだしも、もう片方の糸は既に取れる寸前である】

あら、思った以上にユニークな戦い方をするのね………?フフ、さらに興味が湧いたわ。
                         でも残念、その程度で封じられれば私は今まで生きてないわね―――。

                      ≪風撃棘/ソニア・スピア―=

【パチン、女性が指を鳴らせばユウトが乗っていない方、つまり右側の荊が糸を振りほどき、そしてさらに振動を強める】
【ドンッ!何かが空気を切り裂いてユウトへと発射された―――だが見えない………これは空気自身が射出されたのだッ!】
【高速振動によって棘の一つ一つに集められたエネルギーが、空気を圧縮し、それを不可視の針として飛ばしているのだ】
【とはいえ空気を切り裂く音によって感知はなんとか可能だろう】
【放たれた電撃弾は、残念だが予想通り、核に激突した後傷一つ与えられず四散した―――距離は20m程か】

>>511

          そう言うな―――これこそ………魔導≠…極めた…片鱗≠セ

【獣はそのラッシュを喰いつくさんと開いていた口に銃を突っ込まれ―――内部で魔力弾が炸裂するッ!!】
【ボコンッ!ボコンッ!と内部から変形した獣は、そのまま風船が割れるように破裂し、ゾロアスターもそのまま後退する】
【だが―――倒れない、ぐちゅぐちゅと腹部がスライム状に変形しながら、再び元の形状へと戻る。】

    どうした―――?これでは客船の時の焼き直しだな―――無限に続く地獄に捕らわれるようだぞ。

            さぁ―――もっとだ、もっと示せ、貴様の、価値を

【バシュウッ!!今度はバッタの足のような黒い4m程の物体が腹部から飛び出す―――そしてラッシュを左から薙ぎ払おうと放たれる】
【バッタの足のような物体自体の硬度による打撃力もさることながら、もし仮にバランスを崩した際に窯の下へと落下しないようにもしなければならない】

【そしてまるで無限に再生するようなゾロアスターの弱点は一体………】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/19(火) 22:11:58.90 ID:EWa3RzJX0<>
【参拝客も訪れる事の無くなった廃れた神社の境内】
【そこを歩くのは所謂巫女装束と呼ばれる物を纏った女】
【手に持っているのは――――スナック菓子。だろうか】


「一体何時からこの様な事になってしまっているのか分かりませんが……
天鬼家も注意しなければなりませんね。尤も、大会に出れば櫻の国以外の方も興味を持ってくれるのかも知れませんが」

【ポリポリと食べながら紡がれる、無感情な声】
【巫女が境内で菓子を食らうなんて、何とも罰当たりにも思えるのだが――――】
【思うままに散策していた足はやがて小さな本殿へと向かい。古ぼけた扉の前で止まるのだろう】
【開いてみれば――――中には、何も無く】


「ご神体も無いとなれば、盗賊にでも取られたのでしょうか
……調査よりも、今は空腹を満たしたいですが」

【傍目からでも相当長い間放置されていたことが分かるこの神社】
【肝試しであっても近寄る者は少ないが――――不思議と響くカリカリ何て音と、呟き声】
【それに誘われて訪れる者は居るだろうか】



【静けさに包まれる街の一角――暖かな光を漏らす店が其処にあって】
【外から見る限りでは魔術に用いる様々な用具が飾っており、その殆どが普通の店では置かない――呪われた品や取り扱いに注意が必要な毒物等】
【この店の主もある程度裏に通じている為、その道の者が訪れる事も多く】
【――看板こそ掲げていないが、謂わば何でも屋とでも言うのだろうか】
【狩りから窃盗。護衛や家事等実に何でも請け負うのだが、其れも気紛れなこの女次第で。まともな仕事を断って可笑しな依頼を受けたりと変人としての評判であったり】


「貴方……何処から来たのか分からないけれど、そろそろお家に帰った方が良いわよ
――――それとも、元々家なんて無いのかしら?」

【カウンターの上にちょこんと座っている小さな生き物。所謂ハムスター】
【気紛れに毛繕いをしたり、その場でクルクルと回る姿は可愛らしいのだが……】
【さて、その店主は珍しく困った様な表情を浮かべて居て】


「私は貴方の言葉なんて分からないから何か伝えたい事があっても分からないのよ?
……聞こえてないでしょうけれど」

【チョンチョンと指先で突っついてみても、全く気にした様子は無く】
【端から見れば、モフモフとした毛玉がカウンターの上で思いのまま寛いでいる様に見えて】
【小さな溜息を一つ。ちょっとばかり古めかしい扉を見つめれば、来客の姿を待って】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/19(火) 22:19:51.19 ID:i5CP2lvNo<>
【UNITED TRIGGER事務所】
【店内を流れるBGMのゆったりとした調べには――おおよそ似合わないような慌しい様子の女がいた。】
【手元にある大量の資料を片端から目を通し、ファイルに閉じ、また目を通しては処理していく――】
【ニガテ、なのだろうか。そういう作業に慣れていないのか、うんざりした表情で手作業を進めながら】
【傍らには冷え切ったホット・ドッグ、そしてポテトの包み紙――書類を片付ける手とは別に、もう片方の手では何かを書き取りつつ――】

――はい、その件に関しましては――ええ、現在調査中です。
それからこちらの警備状態は・・・まあ、あまり良いとは言えないんですけど
それでも能力者が複数所属しておりますし――ええ、そう簡単には"奪え"ないでしょう。
というか、奪わせません。・・・「ご安心を」、とまで言い切れないのがこの組織の悲しいところですけどね。
でも全力で当たります、はい、それに―――"デコイ"にも使えますね。

【首に挟んだ受話器でどこかと電話までしながら――女は忙しそうにポテトを一本、口に運ぶ。】

――ええ、また何かあれば連絡を。それじゃ――ああ。そうだ。
言い忘れていたのですが、一つお願いがありまして――

【"何か"を告げ、電話を切る。―――受話器を置いた瞬間、女は机に突っ伏した。】

・・・仕事が、溜まり・・・過ぎた・・・
・・・はぁ。

それにしても・・・。

【最後のポテトを齧り、飲みかけの珈琲で喉を潤すと――】
【女は机の上に置いてあった"メモ書き"を怨めしそうに見つめ――】

――シェンさん、か。

【一人ごち、再び作業に取り掛かった。】
【暖炉の火がゆれ、女の姿を照らし出す――白いシャツと、首もとの赤いスカーフ】
【土気色のベストは乾いた血で所々汚れ、ブーツカットのダメージ・ジーンズはデザインなのか、それとも"怪我"なのか不鮮明な程――】
【組んだ足の先に見えるは着古したウェスタン・ブーツ――そして頭を覆うテンガロン・ハット】
【見かけには西部劇にでも出てきそうなガンマン、と言ったところか。】

【ハットを取り、机の脇に大事そうにかければ――クセのあるショートカットのブロンドが現れるだろう。】
【彼女は、ふぅ――と息を吐き、一度作業を止めて伸びをする――】

/あまり遅くまでは出来ませんが・・・っ!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 22:20:37.04 ID:ywbgZ/0c0<> >>513

「んな!?」

【予想はしていたが、あまりにも浅いダメージ】
【安物の剣、付け焼刃の剣術では当然か?】

【いや、例え剣術を極めた剣士が業物を使ったとしてもこの男を一撃で斬り伏せられるかどうか・・・】

【そして飛んでくる重く、堅く、速い音速の拳】

「が、はぁ・・・っ!!」

【飛びそうな意識】
【倒れそうな身体】

【しかし、順風は踏みとどまる】

「へ、へへへ・・・・ワリーな。こっちは無能力者の頃から頑丈なだけが自慢でよー!」

【順風の隣に滞空するマインドは更に青い輝きを放つ】

【さっきよりも速く、さっきよりも強く!】
【常に本体の限界を共に飛び越えていくマインド、アリゼ!】

【順風はサーベルを投げ捨てる】

「こっちだけ武器持ちってのはフェアじゃねぇからな・・・。
 なにより、アンタには斬撃は効かねぇみたいだしよ!」

【あろうことか、順風は十二使徒の狂拳に殴り合いで挑む気だ】

【再びマインドが攪乱し、順風の拳がヴォルガの頬を捉えんとする】
【しかもマインドも順風も、先ほどより素早く、洗練された動きだった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/19(火) 22:22:10.05 ID:03qnrDDQ0<> >>512

                櫻華一刀流―――≪壱の型瞬菊=E返≫ッッ!!

【互いに神速―――故に交差は一瞬………柊の其れに応えるかのように、斬華も中段での型を使用する】
【キィンッ!!】【一瞬、火花が散り―――すれ違うよう互いに背を向けたような姿勢に入る、だが―――。】
【斬華は既に身体を反転させ、柊の背後を捉えていた―――これこそ返#h生】

【斬華は感心するように声を漏らした後、再び刀を構える―――。】

ほう―――確かに澄んでいる=c……ミール・シュタインよりさらにッ!!

何故貴様はそれまでに壁に、運命に抗おうとするッ!人一人の力など大局においては無意味に等しいッ!
抗えば抗うほどに、願えば願うほどに―――それを超える絶望が押し寄せるだけだッ!!

何故それを分かろうとしないッ!!子供の戯言のように聞こうとしないのだッ!!その先に待つのは絶望と破滅だけだッ!!
          この言葉がが理解できない貴様ではあるまいッ!!何故だッ!!

【すぐさまに―――一合目の余韻が残る中―――柊の背後より、再び中段での一撃が叩きこまれる】
【その中に―――自分の想いを、柊の生き方の否定を、まるで永久の時が流れるような一瞬の中で口にする】
【神速での二段構え攻撃―――もはや反射の枠を超えた一撃だ、柊はどう対応する………?】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 22:28:12.40 ID:l43Yt80Ho<> >>513

【ひとまず、荊の上に着地して一安心】
【――しかし、壁を突き破り現れたそれが、この糸で防ぎきれる訳がなかった】
【微弱かつ高速の振動は、糸を徐々に引き裂いていて――このまま乗っていては、細切れになりかねない】
【故に、早急に荊から離れなくてはならないのは明白だったが……】

――やっぱり、この糸だけじゃあ防ぎきれないか……ッ!

【右側の荊が糸を振り解けば、何かが己に向けて飛来する】
【しかし――見えない、その正体が、8つの眼のどこにもッ!】
【その時聞こえる、ヒュッという音――ようやく、その正体が"空気の針"ということに気が付いた】
【今現在乗っている荊の"左側"かつ"地面"へ向けて"サイドステップ"を取るが、その針は彼の右半身に無数の穴を開けていて】
【直前に"弱い電気"を身体から発してその"威力を減衰"させたようだが、小さな身体には"十分なダメージ"である】

効かない……かッ (――よし、ここからの距離は"およそ20m"か、……少々遠いが、どうにかして近づかなければ)

【核が巨大故に失いそうになっていた"距離感"、それを電気が着弾するタイミングで測ったのだ】
【全くもって効いていないその電気に表面上はがっかりした表情だが……"目的を果たせた"のだ、内面は別の表情である】

この"荊"……このまま格闘していても、"埒が明かない"ッ

  喰らえッ! [ヴェノム・サンダーボルト]ッ!

【着地後――女性の胴体に向けて吐かれるのは、"紫色の電撃"】
【その電撃は、けっして回避できない速度では無いし、当たったら黒焦げになるとかそこまで強力な威力はなく精々"数秒痺れる"程度】
【しかし、含まれるのは……"毒"】 【体力をじわじわと、しかし確実に奪うその毒が含まれているのだ】
【身体が強ければ、あるいは耐性があれば……毒は無いに等しいかもしれないが――――】

【成功失敗問わず、この攻撃の後に彼は核との距離を縮めようとその方へ向けて跳躍する】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/19(火) 22:31:42.47 ID:kVsiXsfzo<> >>513
ちっ!気持ち悪い奴だぜ!

【何とか攻撃を掻い潜っているラッシュであるが、ゾロアスターにダメージがないのも事実】
【こういう輩は何かカラクリがある…と、ラッシュは睨むが】

余裕かましてんじゃねぇぞ、その手品の種すぐに明かして…うおぉっ!?

【それを確かめる、考える暇すら、相手はくれない】
【ゾロアスターの腹から飛び出したのは巨大な異形の脚ーーー質量保存の法則を無視したような大きさの部位に、目を見張る】

【豪!と薙ぎ払われるそれは、巨大さから簡単に回避は出来ず、威力の高さは推し量れながらも、防御に動作を制限せざるを得ない】
【銃とブレードの両方で持って受け止めるが、衝撃で体がビリビリと震え、跳ね飛ばされる】
【飛ばされた向こうに、足場はーーーない!】

ーーーくっ!

【すかさずブレードを足場に刺して無理矢理ブレーキをかけ、ギリギリの所で難を逃れたラッシュ】
【素早く体制を立て直し、しゃがんだ体制のまま銃口をゾロアスターに向けーーー】

(弱点なんざわからねぇがーーー効果がありそうな場所っつったらーーー!)

【狙いはゾロアスターの頭ーーーローブに覆われず、仮面に包まれた部位】
【奴がまだ人間の名残を少しでも残しているならーーー頭部に効果は多少なりともある筈だ】
【放たれた一発の紅い魔翌力弾丸は、ゾロアスターに届くかーーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>sage<>2013/02/19(火) 22:38:45.14 ID:ZRcUg/RW0<> >>515

ここか…

【事務所の扉を豪快に、蹴り飛ばして入って来た男が一人】

おぅ!おぅ!おぅ!!
ここが正義の組織ユナー…何とかトリガーってとこか!!

【乱暴な口調に荒っぽい登場】
【男の手には以前街に配られたであろうチラシがくしゃくしゃな状態で握られていた】
【部屋のライトに逆光りするほど真っ黒でテカテカとしたリーゼント】
【腰まで伸びている白い学ランをはおり、その下には前を全開に開けた白いワイシャツとタンクトップ】
【ボロボロの穴あきジーンズを腰パンの状態で着ており】
【学ランの背中には『夜露死苦』と言う漢字を書き背負っている】
【右手には金属バットを持ち、肩をトントンと叩きながら立ち】
【その風貌は、まさに不良のお手本とでも言いたくなる様な姿であった】

【店の中にいる人物を目で捉えると、自信満々な笑顔を女性に向けている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/19(火) 22:54:42.40 ID:i5CP2lvNo<> >>520

はぁ――終わるのは夜中かな、こりゃ・・・明日の朝は予定って――・・・

【ファイルを引き出しに仕舞いつつ、女が予定表を捲ろうとした瞬間――・・・】
【どん、という強烈な音、そして凄まじい勢いで開く扉】
【暖炉の暖かい火と、珈琲の匂い、そして――壁一面に飾られた大量の銃器・刀剣類が男を迎えるだろう。】

――うわぃっ!?な、なんじゃ!?
敵襲!?まさか、カノッサがもう嗅ぎ付け――て――・・・んん?

【女は椅子から飛び上がり、鳴り響いたベルの音に首をすくめる】
【あまりの勢いの良さに、カラン、コロンと気持ちよく鳴る筈のそれは警告音のように店内を炊きつけた】
【見れば、ドアの前には一人の男性――ドアを蹴破るような進入の仕方に、女は一瞬敵襲かと疑う】
【しかしどうにも――ここがガンマンの面白いところか、慌てつつも相手の状況を一瞬にして把握していた】
【まず、一人である事――襲撃であればもっと大規模であるハズだし、わざわざドアから入ってくるとも思えない。】
【第二に、男の格好は――いや、この女に言えた事ではないが、"時代錯誤"が過ぎた。こんな面白い機関員が居るとは思えない。】
【そして最後に――クシャクシャになりつつも手に握られた、あのチラシ――あれは自分の作ったものに違いない。】
【――金属バットにも目が行ったが――ああ、なんか久しぶりに見た気がする――という、どうしようもない感想だけがでてきた。】
【・・・最近、野球とかやってないなあ。閑話休題。】

えーっと、こんばんわ青春まっしぐら君!今日もツッパッてるかい!?
――冗談はおいといて、いらっしゃいませ!そう、ここが如何にもUNITED TRIGGER事務所!
そのチラシを持ってるところを見ると――参加希望者、だったりするのかな?

【――殴り込みですか?と聞きたくなってしまったのは秘密だ。】
【しかし今時なかなか見られない漢気溢れるそのスタイルはなんだかとても面白い。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/19(火) 22:58:50.67 ID:03qnrDDQ0<> >>516

【自身の拳を受け―――それでも踏みとどまった順風を、ヴォルガは口笛を鳴らして称賛する】
【今までの敵は大体が一撃二撃自分の攻撃を受ければ原型をとどめない程に損傷していたがどうやらこいつは違うらしい】
【暴力の権化は、犬歯を剥き出しにして闘争本能を活性化させる。】

    クカカッ!!どうやら歯ごたえ≠ヘありそうだなァ………良いぜ、ノッてきたッ!!
   あぁ…?手前馬鹿か―――この俺に拳で挑むとは―――カッカッカァッ!!まぁ良い、気にいったぜッ!!

【マインドの攪乱―――二回目は避けるまでもなかったが、速度が上昇した拳を前に、一瞬反応が鈍る】
【そこに叩きこまれる順風の拳―――拳でなら感じられるが、やはりこの男の肌は鋼≠セ、まるで鉄を殴ったような感覚が襲うだろう】
【タラ―――一滴口から血液が垂れるが、その程度では止まるこの男ではない。】

【スッと順風の胸板に右手の平を添える―――攻撃は来ない………いやッ!】

                            ≪零掌=

【ドンッ!これは発勁だ―――瞬間的な、爆発的な氣を放つ事で、相手の内部≠ゥら衝撃を与える武術の技】
【受ければ先ほどとは比べ物にならない衝撃を、身体の外、内側両方に受ける事になるだろう】
【さて、頑丈さに自信がある順風だが、内側≠ヘどうだろうか―――?】

>>518

あっっッッ!!痛いじゃない―――レディに向けていきなり攻撃なんて酷いんじゃあないかしら?
        それなら、こちらも相応の対応でいかせて貰うわよ………?

【女性は反応すらできず、荊を防衛に回す事も出来ず、そのまま電撃を受けて苦痛にゆがんだ表情で膝を付く】
【毒は相当に効いているのか―――顔色は真っ青である………どうやら本当に戦闘タイプではないようだ】
【が、女性は貧弱でも―――荊はこれ以上ないほどに凶悪なのである】

そんなにソレ≠ノ近づきたければ―――そうするがいいわッ!!

                 ≪螺旋荊風/ターコイズ・ウィンド≫ッッ!!

【グルンッ!!鋼鉄の荊は自由自在にその形状を空中で変化させ、螺旋状へとなる―――そして】
【もう一つの荊もそれに重なるように螺旋状になり、ガチンッ!ガチンッ!と奇妙な音が鳴り、螺旋の内部で何かが渦巻いている】
【それは風だ―――先ほどの空気の棘―――それを今度は荊全体で―――巨大なソニックブームとして放とうと言うのだッ!】
【轟ッ!!ソニックブームは大気を震わしてユウトへと迫るッ!もし激突すればそのまま進行方向の核≠ノ叩きつけられるだろう】
【それに加えて―――核の真下の窯≠ヨの落下も注意しなければならない…。】

>>519

愚かな―――魔導の結晶≠ナある、私に、カラクリなど………存在しない
                            それが分からぬのなら―――そのまま朽ち果てろ。

【べキンべキン―――攻撃を終えた異形の脚は、折りたたまれるように嫌な音を立ててゾロアスターの内部へと戻っていく】
【まるで異次元にでも繋がっているかのような―――底知れ無さ………この怪物に弱点はないのか】
【―――と】

ッッ―――!
             貴様―――そろそろ諦めて供物となったら、どうだ…。

【避けた。】【今までラッシュの攻撃を全て回避もせず受けていたゾロアスターが頭部の攻撃に対し始めて回避行動を取った―――】
【どうやら、攻略の糸口は見えてきたようだ―――だが】
【それもつかの間、今度はゾロアスターの両肩がボコボコと変形し、それは無数の鴉へと変貌する―――】
【無数の鴉は、ラッシュに向かって黒いカーテンのように一斉に飛び掛り、あるモノは啄もうと、あるものは窯へ突き落そうと襲い掛かるッ!】
【初激の触手を上回る物量―――さらに空からの攻撃だ………どう切り抜ける…?】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>sage<>2013/02/19(火) 23:05:07.50 ID:lBJ1S1i10<> >>521

ふっ、中々勘のいいねぇちゃんじゃねえか!

【男は片手で自慢のリーゼントを撫でる様にかきあげた】

おぅよ!このチラシを見てな!

【握られていたチラシを手前に差し出し、何とも良い笑顔で、デカイ声で言った】

正義のハート!熱血ヒート!
俺にピッタリな場所だと思ってな!
遙か数千キロ、山越え谷超え海を超え、やっとの事でたどり着いたぜ!!

【拳を握り締めながら涙を流すー様な仕草で熱く、熱く語る】
【大半が異様な程脚色を足したものなので聞き流すのが正解であろう】
【ただ、一つ、男の服装は何処かボロボロ】
【何処から来たのかは定かでは無いが、大変な思いをしてここに辿り着いた事は微かにうかがえるであろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/19(火) 23:06:37.06 ID:qnq8L/8+o<> >>514
/まだいますか! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/19(火) 23:09:36.01 ID:EWa3RzJX0<> >>524
/にょろりろんとまだ居りまするよー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 23:17:31.92 ID:ywbgZ/0c0<> >>522

「生憎! 馬鹿だ、甘ちゃんだ言われてんのは慣れっこなんだよぉ!」

【思いきり殴りつける拳】
【しかし、肉で肉を殴った音ではなく。柔らかい物で堅い物を殴った音が響く】

「っつー! 堅ってぇ! 何食ってたらそんなに頑丈になるんだよ!?」

【殴り抜いた手を抑える】
【まるで本当に鉄を殴ったように皮膚が破け、流血していた】
【これではどちらが攻撃したかわからない】

「っ!」

【そして胸に宛がわれる手】
【最初はどんな攻撃が来るのかと警戒し、力んだが】

「がっ・・・!?」

【直接、心臓を押し潰されるような攻撃】
【後ろに吹き飛ぶ順風の身体】

【そのまま倒れ込むが、口からゴボリと血を吐き】
【まるでゾンビの様に立ち上がる】

「ああ、げほっ。そういや・・・忘れてたなぁ。俺は頑丈さの他にも根性だけは自慢なんだぜ・・・?」

【殴られても、吹き飛ばされても】
【順風は幾度となく立ち上がり、向かっていく】

【恐ろしく愚直で、単純な戦い方】
【しかし落下する鉄球の様に】

【倒す度、倒れる度!】
【順風とマインドは能力によって限界を飛び越えていく!】

「さぁ、そろそろ互角に位にはなれるかな!」

【再び駆けだす順風とマインド】

【今度は鳩尾を狙う順風の右拳】
【眼前まで飛来し、突如急上昇を始め後ろへ回り込み、背中を刃の様な嘴で狙うマインド】

【先ほどの波状攻撃ではない】
【マインドと本体の時間差同時攻撃!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/19(火) 23:17:33.00 ID:qnq8L/8+o<> >>514

【魔術を専門に扱うお店、きっとそこへ訪ねてくる人は、多かれ少なかれ、それを理解して来ている筈だ】
【どこか影を負ったその表情の断片は、店先へと歩みよってくるだけで、きっと分かるのだろう】
【――――けれども、来訪する風は、どこか幼い微かな色を見せていて】

【若葉のようなふんわりとした香りを、瞬かせた】


……ハムスター……お姉ちゃん、この子……売り物?


【視線が揺らめいた、マリンブルーの瞳が溶けた氷のように滴り落ちたなら】
【いつの間にか店内へと入ってきた、一人の少女の素顔を曝け出した】

【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【ゴシック調の紅いミニシルクハットと同じくゴシック調の白いブラウス、首元には紅のリボンタイ】
【紅いチェックのミニスカートの上から黒いコルセットで細いウェストを締め上げ】
【編み上げブーツに黒いニーソックスの雪のように儚い印象の少女】

【両手で大きなバイオリンケースを握って、首元には小さな銀の、十字架のロザリオをぶら下げて】
【カウンターの端から、目と髪だけを覗かせるように、貴方を下から見上げるのだろう】
【マリンブルーの瞳が、くりくりと揺れたら、貴方の手元の、ハムスターへと注がれている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/19(火) 23:18:25.77 ID:i5CP2lvNo<> >>523

("ねぇちゃん"――か、賞金稼ぎメインだった頃はよく言われたなあ。ふふ。なんか久しぶりで新鮮だ。)
まあねん♪勘が良いコト以外に得意な事とかないからさ、アタシ。

――そっか、やっぱり参加希望者だね!うわー、ありがとう!
なかなか人手が足りてなくてさ、ホンット助かるよ!

【最近は各所で大規模な戦闘も多い――そして人員は足りていない。】
【組織が成長する為にも、そして守りたいものを守るためにも――今、このタイミングでの組織加入希望者は】
【――貴重、と言えた。セリーナは疲れていた目を輝かせ、新しく珈琲を淹れ始める。】

【店の中に再び、豆の香ばしい香りが充満していく中――男はなんとも、こちらまで燃えてくるような熱意で、語る、語る。】
【セリーナもそれに真剣に――表情だけは真剣に聞き入りつつ、男の様子を伺った。】

(んー・・・見たところ、ほんとにどこか田舎から来た熱血漢の番長!って感じだけど――・・・能力者、なのかな。)
(バットは持ってるけどノリ的には「オレぁ素手喧嘩一本だぜ!男なら拳で勝負せんかいィ!」とか言い出しそうなくらい硬派な印象だけど・・・。)
(でも――)

うんうん、正義に燃える!って感じだねリーゼント君!そういう熱いノリ、おねーさん嫌いじゃないぞ!
――って、数千キロ・・・!?それは、ちょっと遠回りし過ぎてるかもね。あっははははは!

【――様子として、まず服はボロボロ。そして体格の良さ、威勢のよさも――どれも戦闘では"武器"となりえるものだ。】
【仮に遠くはなくとも、危険な道のりを乗り越えてここまで到達したのだとしたら――彼は、見かけ以上に"バリバリ"なのではないだろうか――】

(――ひょっとしたら、大物だったり。)
ふふ、それじゃ自己紹介からね。知ってるとは思うけど、アタシがこの店の創設者――セリーナ。
セリーナ・ザ・"キッド"だよ、よろしくね!
お名前、聞いても良いかな?
【珈琲を差し出しつつ、名前を尋ねた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/19(火) 23:21:01.81 ID:l43Yt80Ho<> >>522

【跳躍はおよそ"2m"程の距離だっただろうか】
【先ほど受けた針のダメージのせいか、着地し紫電を吐いた後に苦痛の表情を見せれば】
【黄色と紫色の身体を彩る赤色は、奇妙ながらも美しい色合いを形作っていた】

(――荊の攻撃は……確かに強力だ、近距離は勿論……遠距離にも空気を飛ばせるッ!)
(けれど……[ヴェノム・サンダーボルト]、その毒がだいぶ効いているみたい)
(本体の"耐久力"はそんなに……高くないのか?)

【"速効性"の電気、"遅効性"の毒――二つの合わさった紫電の効果は……"有り"!】
【更に、紫電を吐く際に身体を女性の方に向けていたことで――本来背後にあるべき荊が前方に捉えられている】
【それは、核へ近づく際に不利になるのだが――背後から攻撃を受ければ、それこそ"バラバラ"になりかねない】

――荊が螺旋状に……これは"二重螺旋"ッ!
"音"……この音の正体は……わからないが、とにかく"危険"なのは"確実"ッ!

[サンダーウェブ]ッ! 盾になれッ!

【バックステップを複数回取りながら、"電気"を帯びた蜘蛛の糸を尻より吐き――】
【それはまるで蜘蛛の巣のように絡まり合い、彼を守る"盾"となる】
【距離を取りつつ守りを固めることで、核に近づくことと攻撃を防ぐことを両立させようと考えたのだ】

【しかし、その前者に関しては――"異なる形"で達成されることとなる】
【荊全体の力により発せられた、"巨大なソニックブーム"ッ!】
【幾ら、電気の流れている蜘蛛の糸の"盾"があろうと、"距離"があろうと、その"軽い身体"には耐えられるはずがないッ!】

【――蜘蛛の糸の盾のおかげで、直撃は避けたものの……彼は赤い線を描き、"核"の方へと吹き飛んでゆく】
【ズタズタに引き裂かれた電気の糸は、地面に散らばって――最初にばらまいた糸の範囲を広げる】
【何とか、真ん中の足場に……ただの蜘蛛の糸を巻きつけて、核へ叩きつけられる事と窯への落下を回避したものの】
【足場より下にいる彼、窯より来る"熱気"は――落ちれば"灰も残らない"事を予測させてくれる】
【事実、ソニックブームの衝撃で更に裂かれた身より流れ落ちるその"鮮血"は、窯に落ちれば音を立てて"蒸発"しているのを認識している】

【さて、これでラッシュも居る戦場に来た訳だが――】 【この状況下、非常に"危険"ッ!】
【幾ら、核に近づけたと言えども――!】 【体勢を一刻でも速く立てなおそうと、彼は痛みを堪えながら糸を辿り、床を目指し】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>sage<>2013/02/19(火) 23:31:01.77 ID:lBJ1S1i10<> >>528
【差し出されたコーヒーを受け取りそのまま一気飲み】
【ぷはぁ〜と息を漏らすが、コーヒーは間違ってもそういう飲み方をするものでは無い筈】
【時代錯誤も甚だしい男は名前を聞かれると】

俺か?俺の名前はなぁ〜…

【ふふんと鼻息を漏らし自信満々な顔をして】

天を貫くなクールな黒髪!

【両手で自慢の黒髪を撫でる様に整え】

背中に背負うはのビッグな正義!

【背中を向けて、仁王立ち】

心に潜むはホットな信念!

【胸を握りこぶしで叩いて】

風切るバットを振り回し!

【右手に持ったバットを一回転】

華麗にも決めるぜ弾丸ライナー!

【バットを女性へと真っ直ぐ向け】

"金族バット"こと須蘭賀一郎!よろしく頼むぜ!!!

【最後に向けるはニヤリと笑顔】
【自信満々な表情だが、人によっては空いた口がふさがらなくなるほど恥ずかしい台詞達】
【見た目だけで無く、頭の中までくる時代くる場所間違えて来たのでは無いかと疑いたくなる程である】

俺かいりゃ!悪い奴らなんかボッコボコだぜ!

【見た目通り、腕っ節には自信は有り余ってあるようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/19(火) 23:31:20.93 ID:EWa3RzJX0<> >>527

【突っついてみたり、横腹を擽ってみたりするけれど――――其れ等にはピクリと反応することも無く】
【摘んで外にでも放してこようか、何て考えて居た所に聞こえたのは幼い声】
【来店の音を聞き逃したのか――――少し、驚いた様な表情で】


「売り物……のつもりは無いのだけれど、気がついたら此処に居たのよね
フフ、貴女と同じ様な感じかしら
それにしても……大きな楽器を持っているのね」

【気がついたら此処に居た。恐らくはその言葉に偽りなど無くて】
【少女の方から声を掛けなければ、ずっとハムスターをどのように扱うか考えて居たのだろう】
【首根っこの皮を掴めば、宙にブランとぶら下げて】


「――――とは言っても、こんな風に扱っても怒りも噛み付きもしないのだから、余程人懐っこいのかしら……
欲しければ……いえ、飼いたければ貴女に譲るけれど……」

【紅い双眸が、其処だけを覗かせる少女へと注がれて】
【――――きっと、手の届く位置へと置くのだろう。やはり、小動物は全く気にする様子を見せないのだが】
【女が手を放せば、汚れたと言わんばかりに毛繕いを始めて】
【ふと動きを止めれば、小さな小さな瞳が少女を捉えて小首を傾げるのだろう】
【言葉は分からないが――――撫でたところで嫌がる事も無く、掌に乗せた所で噛み付きもしないのだけれど】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/19(火) 23:32:15.33 ID:wbNBG/+3o<> 【街中・土手を下った運動場】

【その端にあるベンチに一人の少女が座っていた。特徴はと言えば、桃色のロングツインテールで】
【服装はといえば外套までが真っ白な将校服、そして腰元には刀が一本と、実に目立つ格好であり】
【今はその手に草切れを持って、猫がそれに触ろうとするのを離して、また近づけて――なんて、暇を潰しているようで】

シェンは行方知れずで悦那さん曰く『関わらないほうがいい』って言うし
一方で身柄拘束しても意外と暴れたりしないカノッサ機関の狂犬だかも面白くないし

……感覚が麻痺してるのかしら、月一くらいで死にかけてるはずなのにねー
なんだか自分が趣味もない学も無いとーっても暇なダメ人間に思えてきたわ
君たちみたいに日がな寝て遊ぶっていうのも、結構大変みたいね?

『にゃっ、……――にゃーん。』

【不意にパシっ、と手元の草切れが猫にはたき落とされて、少女が小さな声を上げる前に野良はベンチから降りてしまう】
【それを追うように少女も立ち上がるのだが―――どうやら左腕を骨折しているらしく、立つ拍子に痛めたらしい】
【先程まで草を持っていた右手をそちらを押さえるが、その間にも猫は離れていく。そんな現場を、街灯が照らし出していて。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/19(火) 23:32:18.52 ID:4RfLHbv5o<> 【公園】

―――っ痛ゥッ……!!
はー……マジで機械にでもしてもらったほうがいいぜ……!!

【ベンチに座るは一人の男。白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルな格好に身を包む茶髪の男】
【その男は左太腿の上に、赤く滲んだ包帯が巻かれた右足首を乗せながら、苦悶の表情を浮かべて】

い……ってぇの……!! 無理出来ないとか言われても、無理しなくちゃあならんのにさ―――

【痺れるような痛みに、愚痴を飛ばしつつ。被っていた蒼のソフト帽を隣に置き、ゆっくりと包帯を解いていく】
【右足首の、大きな一本の線の跡が、痛々しく露わになり、冷たい外気に触れた】

……コイツと付き合いながら勝つ―――流石に、キツイ部分多すぎませんかね
―――動けないガンマン、って相当厳しいだろーが……ま、悲観視してもしゃーねーんだけどよ

【ジーンズのポケットに仕込んだ筈の、替えの包帯を探りながら、男は抜けた声で空にぼやく】
【ガンマン、と言ったがホルスターなどは無く、彼には銃を身に着けているような様子は無かった】

……あーれ、包帯どこ行ったっけな……ってぇな、もう

【右足首に奔る一本の線、その手術後には、冬の風は大きく染みて。男は風が吹く度に、歯を噛み締めてその痺れに耐えていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>sage<>2013/02/19(火) 23:33:33.75 ID:wbNBG/+3o<> //>>532が赤字になったのは見逃してねっ!色に意味はないよ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)<><>2013/02/19(火) 23:35:38.69 ID:kVsiXsfzo<> >>522
【ーーーラッシュは、それを見逃さなかった】
【自らが放った紅い弾丸がゾロアスターの頭を狙うのを、その弾丸を、ゾロアスターが回避するのを】
【今まで攻撃は躱さず、胴体が切られても、生み出した異形が破壊されても動じなかったゾロアスターが、回避したのだーーー】

ーーーはっ

見付けたぜ!魔導の結晶≠ウんよぉ!

【憎々しげに言葉を吐くゾロアスターに対して、皮肉ったような呼び名を叫び、立ち上がる】
【弱点らしき物はわかったーーー後は、どうやって狙うか、だが】
【恐らくは今の攻撃で警戒されている筈、ならば、回避出来ない状況を作ればいいーーー】

供物にはテメェがなりな、俺は遠慮しておくぜ

【変形するゾロアスターの体、そこから産み落とされるは無数の鴉ーーー凄い数だ】
【しかしーーーここを抜けなければ勝利はないーーー銃にエネルギーのチャージを開始する】

【誰が合図を送ったか、唐突にそれは始まるーーー鴉の軍団と、ラッシュの押し合いだ】
【向かってくる鴉をブレードで斬り裂き、銃で殴りーーー前進し、後退しーーー】
【傷を身体中に増やしながら、黒い嵐を切り抜ける】

【狙うのはこの後の一撃、その準備が完了するまであとーーー】

(もうちょいーーー!)

【3】

(あと…ーーー!)

【2】

(少しーーー!)

【1】

ーーーう…おおおおおおおおおおおお!!

【ーーー銃身に紅い魔翌力が漲り、火花を散らすかのように弾けるーーーチャージが完了した!】
【その瞬間、今まで鴉を防いでいたラッシュは、攻撃を受けながらもゾロアスターに標的を変更して駆け出しーーーッ!】

【チャージした魔翌力弾丸を、ゾロアスターの胴体に撃ち出すッ!】
【渦巻く杭のようになった魔翌力弾丸は、見た目よりも広い範囲をーーー一回りもふた回りも広い範囲を抉り抜ける攻撃ッ!】

【ーーーだが、真の狙いはそれではない】
【ラッシュがゾロアスターの胴体にチャージショットを撃ったのは、狙いが逸れた訳でも、血迷ったからでもないーーー】

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

【狙いは、ゾロアスターに隙を作る事ッ!】
【ゾロアスターの胴体に強力な一撃を撃ち込み、ダメージはなくともそれによる隙を狙ったッ!】
【銃撃した瞬間から右手を突き出し、ブレードの先端で狙うはゾロアスターの頭ーーーッ!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 23:37:46.99 ID:q59FIqbv0<> >>517

(…………!)

【異常な速度での交錯。瞬時に反転する敵影を感じとり、柊もまた無限長の一瞬に身を委ねる。】

――――――― 護りきれないと誰が決めた。勝てはしないと誰が試せる―――――――
………… “私” を使い潰せる者は、最後の最後まで私だけだッ!!

理屈なんてどうでもいい。最後まで全霊で生き続けたい―――――
私の生きるその刃 (ありかた) を、試さずに終われなどしないッ!
託されたこの生命に懸けて、私は私の道を誇る……!

誇って、悪夢に抗い続ける――――――――― 私の総ての理由には、ただそれだけで事足りるッ!!

【―――――――――――― 子供の戯言、それでいい。】
【どれだけ極小の可能性であろうとも、己には諦められない夢がある―――――。】
【……ゆえに試さずにはいられない。ゆえに『果たす』ために戦い続ける。そう、柊は斬華に叩きつける。】

【踵をめりこませる様にして床面を捕捉、それを軸足として全身を反転――――― 】
【回転の勢いを載せた太刀で、大太刀を斜め下の方向へといなして躱す。】

―――――――――――――――………ふっ……!!

【…………再度踏み込み。今度は大太刀の間合いの内側へ。】
【それは同時に、太刀の通常の間合いの内側/柊にも近すぎる距離ではあるが――――――】

――――――――――――はぁッ!

【身体近くへと肘を寄せた両腕を、前腕だけを右から左へスライドさせて、“引き斬る” 事により威力を引き出す。狙いは胴。】
【極小の刃圏。だからこそこの距離では有用だった。】

   【……『神酒』による痛覚の抑制、及び全身の身体強化。】
   【そして 「覚悟の脇差」 により齎される自己強化―――――】

 【…………二日前の戦闘により、彼女は数本、或いはそれ以上の肋骨を砕かれている。】
 【そのダメージによる戦闘能力の低下―――― 其れを補い、十全の速度と力、そして究極の覚悟を齎す “双つ”。】

  【――――――――――――総ては今宵の決着のため。彼女は、全霊を懸け続ける。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/19(火) 23:39:41.83 ID:qnq8L/8+o<> >>531

【宙にぶら下がるそのハムスターを目で追った、キラキラと輝く結晶のよう】
【万華鏡のように、その大きな大きな瞳の中に、一杯の好奇心と興味を詰め込んだのなら】
【それはきっと、貴方の美しい髪の色に勝るとも劣らない、そんな素敵な色に輝くのだろう】


……ソニア、ちゃんと、Извинение(おじゃまします)言ったよ……
うん、大きいよ、とっても……だからね、凄く、重いの……

ソニア、ケガ、治ってないの……大変、運ぶの……


【ココに立ち寄ったのも休憩半分なのだろう、キョロキョロと周囲を見て、貴方を見つめる】
【置いても良いか、迷ってるみたい、他人の店だ、好き勝手にして良いと思ってないみたいで】
【時折漏れる、声にならない音、細い喉元が揺れたなら、少し腕が疲れてきたみたい】

【一応失礼しますを言ったらしいのだが、今話してる声も、とても儚く細い音で】
【優美な旋律であるものの、少々ピアノに傾きすぎている、聞き取るのは可能であるが、少し音がすれば掻き消える】
【――――恐らく、周囲の音に掻き消されたのだろう、そう思って問題ない】


Действительно(ホント)!?わぁ……これでね、お土産、できるの
皮を剥いで、お肉を、お野菜と煮込むの、きっと、美味しい、とっても


【時折混ざるのはこの国では使われていない言葉、不思議な優しい旋律】
【その正体を知らずとも、ふわりとエッセンスを零したかのように弾ける彼女の淡い表情の色】
【――――微笑にも似た、甘い色を辿ったなら、貴方なら十分に理解できるだろう】

【瞼を頬に溶かした、パッチリと長い睫を揺らめかして、浮かべた笑顔の下でそんな事を言い出す】
【彼女にとってはハムスター≠ヘ料理≠フ対象らしい、とても嬉しそうにそのレシピを語る】
【――――知ってか知らずか、ハムスターが怯えた表情を、見せるかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/19(火) 23:41:36.43 ID:q59FIqbv0<> /スライドさせて、って…orz

>>536
【 スライドさせて 】→ 【 スライドさせる様に振り抜いて 】

…と、補完お願いします。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/19(火) 23:44:45.41 ID:i5CP2lvNo<> >>530

【飲み干された珈琲】
【ライトに照らされる黒いリーゼント】
【背中に刻まされた『夜露死苦』】
【胸が拳で叩かれれば、どん!と音が鳴り】
【振り回したバットはびゅおん、と風を切る】
【そしてバットが顔面につきつけられた時点で―――――】

――――く、く・・・あっははははははははははははははははは!!
すごーい!そんな――ドラマでしか見た事なかったよ!いや、ほんとにスゴイよ・・・あっはははは!

【――大爆笑。何かのツボに入ったらしい・・・。】
【と、お腹を抱え涙を指で拭いながら――す、と賀一郎の腕を取り、接近】
【両手で拳を包むように握り締め――瞳をキラッキラ輝かせながら】

――待っていたよ!君のような――君の様な熱い男を!!
あーもう不良漫画でも読んでる気分!めっちゃくちゃ気合入ってるねー賀一郎君!
喧嘩には随分自信があるみたいだけど――そうだ、何か特殊な力とか持ってたりするのかな。

【――あ、この女そういう古臭いノリ、嫌いじゃないです。】
【むしろ時代錯誤同士なにか惹かれあうものでもあるのだろうか――片やヤンキー、片やガンマン。】
【似ても似つかないが、なんというか――濃い、空間が出来上がろうとしていた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/19(火) 23:53:25.38 ID:4RfLHbv5o<> />>533は取り消しでお願いします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県)<>sage<>2013/02/19(火) 23:54:05.42 ID:4RfLHbv5o<> >>532

―――……お。 ……アンジェル、だよな?
いや、その格好はオマエしかいないか

【街灯の向こう側から、彼女を呼ぶ声。だぼだぼな黒のジャンパーに身を纏う、銀髪の小柄な青年が、そちらに顔を向けていて】
【―――彼女の名前を呼ぶことから、あちらは彼女を知っている様子だが、そちらはどうだろうか】

……久しぶり、と言ってもそっちは覚えてるかな。
まぁ、そっちは色々あったみたいで。 新聞とか見りゃ、軽くは知ってるさ

―――俺も少しは、変わった……というか、楽にはなったよ。少しだけな
……ま、それは心境の話で、実際に現状は厳しくなってくるばかりさ。 ……機関員が狙ってくるのなんの

【彼女の方へ脚を近づけながら、言葉を紡ぐ。彼女の名前や、何があったかは、新聞などで少し耳にしていた】
【「楽になった」と言う彼の視線は、首元の重厚なペンダント、GALBOと大きく刻まれたそれへと送られる】

……で、そっちもカノッサ追ってるんだろ。何か手がかり、つかめたかよ

【UNITED TRIGGERの事を言っているのだろう。彼女とシェンの声明を、彼は聞いていたらしく】
【自身もカノッサを追う身として、情報は仕入れておきたかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/19(火) 23:55:38.90 ID:mYbfeClT0<> >>539

ふっ、そんなに笑っちまって
ねぇちゃん、俺に惚れるなよっ!

【ニヒルになりきれていない笑顔で、グッと親指を立てる】
【ただの、正真正銘なバカである、それも頭に大をつけても問題ないくらいには】

おう、俺こそ超絶熱い―って、能力?俺の能力か?

【あーっはっはっはっと、身体をのけぞらせるほど高笑いをして】

見よ!これが俺の能力だぁああああ!

【バットを両手で持ち、思い切りバットを両手で割くように引っ張った】
【ガキンッ!と言う金属音と共に現れるは両手に持つ二つのバット】
【一つだったバットが、二つのバットに分裂―複製されたのであった】

どうよ!二刀流!
こいつが俺の能力!"無限のバット"だぜ!

【まさに、彼がつけたとわかるような能力名である】
【無限とは言っているものの、彼が言っていることなのでどこまで複製できるかは定かではない】
【きっと限界はあるが、その限界までバットを分裂、複製させたことがないためである】
【そういった事態にあってないこと自体が幸か不幸かは、この組織にかかわったことで変わっていくのであろう】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/20(水) 00:00:38.64 ID:y6EiIzRo0<> >>526

ックク―――体内で常に氣を練り上げ………それが血肉に浸透するまでひたすらに鍛錬を積む
     残念だがこれが現実だ坊主―――さっさと喰われちまえよ、楽になるぜ?

【順風を吹き飛ばした後、ゴキン、ゴキンと首を鳴らしながらそう説明する―――凄まじい鍛錬と長い年月】
【どうやらその二つがこの鋼の肉体を造りだしたようだ………。】
【その攻撃を喰らっても、尚も立ち上がる順風にやれやれと肩を竦めるような仕草をしながら拳を唸らす】

ッッ!!ほう―――大分拳に体重が乗ってきたようだなぁ………それに時間差攻撃とは…。
         味な真似をするじゃねぇかッ!!だがなァッッ!!

【順風の拳を受けて、一瞬動きが止まり―――さらに背後からのマインドの奇襲―――背には先ほどのサーベルと同等の傷が入る】
【だが、まだだ―――まだ野獣は笑っている、止まらない。】
【轟ッ!と左腕の肘をマインドにぶつけて吹き飛ばそうと放ち、そのままの勢いを以って左の肩を順風の身体に密着させる】

                  まだまだだぁッ!鉄山靠<bッ!!!

【ドンッ!!先ほどと同じような要領で、今度は肩全体を使って広範囲に及ぶ貫通衝撃が順風に迫るッ!!】

>>529

【コッコとヒールが床を叩く音が再び聞こえてきて、それは丁度窯の前で止まる、そして吉崎と名乗った女性が窯を覗き込む】
【顔にうっすら笑みは浮かべているが―――額には熱気からか、毒からかは不明だが脂汗が滲んでいる。】
【そして必死に足場に上ろうとするユウトを眺めながら、手を振るい、荊を自身の左右に移動させる。】

あら―――良い眺めね。随分とおしゃれな柄になってきたじゃない…?
                        どう?今降参すれば助けてあげても構わないけど?フフ―――。

                 ≪荊の御座/インフェダル・アジャスト≫

【ザザザザッ!!機械である荊は窯の熱に怖気る事無くするりと入り込み―――ユウトを両サイドを包囲する】
【そしてユウトをX字状にクロスして縛り上げそのまま引き上げようとするだろう、勿論棘で痛めつけながらではあるが―――。】

>>535

ッッ―――!………無駄だ、何度やった所で同じ事だ………貴様は勝てない。
                    所詮はこの程度―――観測材料にも捕獲材料にもなりはしな―――ッ!!

【鴉の異形の大群を突破したラッシュに一瞬身構えるが、狙うのは再び腹部―――チャージショットは確かに腹部を抉るが】
【それだけだ―――腹部は波紋のように震えながら再生を開始する………ゾロアスターは飽きれたような失望したような口調をするが…】
【その瞬間に本命―――頭部への攻撃が迫るッ!回避する余裕はない………そのまま仮面ごと頭部が貫かれるッ!】

き………様………おのれ………ガガガガ………原型維持に異常発生…………原型維持に異常発生………ガガ
           異常発生………異常発生………異常発生………異常発生………。

【カランッ!とわれた仮面が窯へと落下して消える―――その下は、闇だった。】
【黒い、ただひたすらに黒い闇だ―――それが顔の形を成しているだけ、鼻や目、耳などあるべきモノが一つもない】
【そしてラッシュの剣が突き刺さった場所、つまり無貌の内部≠見れば、そこには黒い石碑が埋まっているのが分かるだろう】
【それにラッシュの剣先が突き刺さり―――ダメージを与えた………これが本体か】

     【魔導を極めた故の、自身を魔導書としてしまったこれが成れの果てだとでも言うのだろうか。】
    【ソレはビクビクと痙攣しながら壊れたオルゴールのように同じ言葉を繰り返しながらぐちゃぐちゃと形状を変えていく】

                 異常原因/イレギュラー≠排除、、する。

【最終的に行き着いたそれは―――単なる黒い人型だった―――貌はなく、ただ全身を黒い泥のようなモノが覆っている】
      【それはラッシュの方へと何もない顔を向けると………唐突に、原始的に襲い掛かったッ!!】
     【まるで黒い暴風、凄まじい衝撃波と勢いを以って、ラッシュをそのまま粉々にしようとするだろう―――ッ!!】
             【限られた足場で、ラッシュはこの脅威をどう退ける…?】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 00:00:44.75 ID:7h6TA12e0<> >>537


「――――異国の言葉。かしらね
何だったかしら……昔、聞いたか何かした覚えはあるのだけれど

怪我をしているのならば余り無理はしない方が良いわよ
貴女の様な可愛い子が怪我を悪化させてしまったら、可愛そうだものね」

【ほら、遠慮無くそこら辺にでも置きなさいな。何て言葉で促すのだろうか】
【――――少女の初々しい様を見れば、小さく嗤って】
【トン。と指先がカウンターを叩いて音を鳴らせば、何処からか浮かんだ椅子がゆっくりと近寄って来るだろうか】
【やがては少女の背後へと回り込み、座れとでも促しているように見えるが……】


「お土産?そう、それなら良かっ―――――ああ、お料理の方のお土産ね
それも、とても美味しそうなお料理……
別に私は貴女が持って行ってくれるならば、どのように扱っても構わないのだけれど……」

【何かを感じ取ったか。悪意の籠もっているわけでも無い、然れど非常に恐ろしい言葉】
【ささっと少女から離れれば、カウンターの下へと逃げてしまって】
【カリカリと聞こえる音は、多分カウンターを掘って逃げようとでも思っているのだろう】
【現実は無情。ハムスターの爪で削り取れる筈も無いのだが……】


「それで……良ければ聞かせて欲しいのだけれど
どんな怪我をしているのかしら
ちょっとした切り傷や擦り傷程度なら治してあげれるわよ?」

【そんな動物を尻目に、問うのは怪我の度合いだろうか】
【尤も――――怪我をした過程を問い質す意味も含んでいるのかもしれないが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/20(水) 00:09:13.36 ID:bk8JUTvFo<> >>541

あら、やだ。私のことをカワイイって言ってそのまま一年も会ってなかった、えーっと
……えっとほら、ジャッキーでしょ?ジャッキー・ハートグレイブス!

……、…………違う?まあ良いわ、格好についての件は褒めてるってことにしといてあげる。

【かけられた声にハッ、と顔を上げつつ、街灯の明かりの中、目を細めて青年を見やる】
【銀髪で小柄、そしてジャンパー―――何やら、思い出されるのは肉まんの味と香り】
【尚も右手を吊った左腕にやったままだが、ゆっくりと彼の方へと歩いて行って】

まあ確かに、色々とあったわね。有り過ぎて、非日常に慣れちゃった自分が怖いわ
以前に話した時は奇術師のセロや、私のお姉さまの事なんかを話した気がするけど

【『時が流れるのは速いわね』――なんて、ふと少女らしからぬ表情で言ってみて】
【約一年の年月というのは、人を変えるには十分らしい。多感な時期ともなれば尚更か】

で、手掛かりね。相変わらず向こうから一方的に襲われて、やり返しての繰り返しよ。
UNITED TRIGGERが設立されて、私もそこに入ってるけど状況は中々変わらないわ
……でもここだけの話、この間機関のNo.3が捕まったの。ほら、エルジオのベイゼ≠チていう、赤髪の――

―――それで、そっちはどうなの?元気でやってたのかしら。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/20(水) 00:09:32.21 ID:hdLRdpC3o<> >>544

【浮かんで此方に来る椅子の様子を見て、目をまんまるくした】
【小さな表情一杯に浮かぶその彩の変化は、春の訪れを知るよりも分かりやすい、みたいで】
【骨の芯まで凍りそうな雪夜に咲く小春日和の色を、その頬に浮かべて】

【ちょこんと座ったなら、アンティーク人形か何かのよう、フリルの多い服装が、それに拍車をかけて】
【椅子の側面に立てかけるようにバイオリンケースを置いたなら、そのまま拘束して、売り物にでも、できそうなくらいに】


……入院してたの、それで、今日……帰るの
でもね、お家遠くて……それに、お土産、買ってなかったから……
だからね、ふらふら、来たの、このお店……

お姉ちゃん、ココ、どんなお店、なの……
ソニアね、この辺り、初めて――――分からない、の……


【来訪の経緯をそんな風に話したなら、ちょこんと膝をそろえる】
【チェックのミニスカから零れる純白の素肌は、照明に照らされて、ミルクのように濡れて】
【ニーソックスに包まれた細い脚の質感を、見ているところから、伝えてきそうなぐらいに】

【可愛い、って美人の貴方に言われて照れたみたいで、その表情を取り繕うとして】
【きゅぅ、と赤らめた頬を隠すように、ハムスターを持って帰ろうとしたら、カウンターの下に逃げられた】
【むう、と膨らむほっぺた、おいでーなんて手を振る辺り、その辺りに居る少女と大差ない】


えっとね……お姉ちゃん……て、元に戻すの、できる……
爪=\―――今ね、ソニアね、右足の爪……親指以外、無いの

だから、とても痛いの、歩くたびに、きゅぅ、って……とっても


【声が悲痛な色に染まる、絞ったような声量が揺らめいた】
【そこに彩られるのは、或いは打ち付けられるのは、ベストの状態で残された蝶の標本】
【打ち付けられたなら、そのまま美しいまま、永遠にその姿を残すのだろう】

【――――過程は答えなかった、けれども、こんな小さな彼女にしては、中々に酷い傷】
【何があったか、貴方の興味を、ほんの少しでも掠めるかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>sage<>2013/02/20(水) 00:10:09.88 ID:bk8JUTvFo<> //テストっ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<>sage<>2013/02/20(水) 00:15:43.93 ID:WWrgaZemo<> >>542

うーん、まあなんていうか、もう既に結構見惚れてるっていうか・・・
賀一郎君キャラ濃すぎ!その根拠がない自信満々なトコとか最高だよ!

【合わせる様に、サムズアップ!】
【ほれている、というかまあ――物珍しさを楽しんでいるだけだ。】
【いや、実際結構頼りになりそうだな、と考えてはいるようだが。】
【後半、その余りの清清しさにちょっと毒を吐きつつ――。】

そそ、能力とか、なにか得意な事とかさ!
勿論、非戦闘員も募集してるけど・・・やっぱり危ない事も請け負うからね
今のうちに色々知っておきたいな、って――おお!!

【派手な動きだなあ――きっと戦闘中も隙とか多いのではないだろうか――】
【ああでもその浪漫溢れる感じ、漢気全開のノリ、ホントに嫌いじゃないのだろう。】
【大声で叫びながら分裂するバットを見て、セリーナも大げさに驚いた。】

"無限のバット"――うん、期待してた通りのネーミングだ!!捻りがない方がかっこいいからね!
(――おお、面白い能力だなぁ。接近戦専門、って感じだけど――)
(無限というのが本当かどうかはおいといて、かなりの数増やせるのだとしたら――意外と凶悪だ、この力。)
(応用次第じゃすっごく強そうな――)

【しかし、そこで使用者を見てみる――良い笑顔、溢れる自信、勇ましい限りだが――】
【・・・実際に戦うまで、実力は不明、という事にしておこうとセリーナは思った。】
【ただし、矢張り沢山のバットを瞬時に展開出来るのだとしたら――それは間違いなく、強力な戦力になるだろう。】
【そして見たところ、彼はとても"喧嘩慣れ"していないようには見えない――色々考えることはあっても、彼には純粋に期待できる。】

――増えるバット、接近戦が得意な感じかな?だとしたらありがたいな、アタシとかソニアみたいな――
あ、ソニアっていう狙撃手の女の子もいるんだけど、彼女とかアタシは"銃"で戦う遠距離型だから
イチロー君みたいな前線で戦える戦力はとっても貴重だよ!歓迎するね!

【――いつの間にやら、彼女の中で賀一郎は"イチロー"というあだ名で決定したようだ。】
【セリーナのことは、まあなんと呼んでも怒りはしないだろう。そういうノリの女だ。】

そそ、案内したい場所があるんだ。
それから紹介したいアイテムも――イチロー君、機械とか得意かな?
【――見るからにあまり得意ではなさそうな感じだが――】
【ちなみに、セリーナは死ぬほど苦手である。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/20(水) 00:18:37.16 ID:y6EiIzRo0<> >>536

                         ッッ―――!!!

【いなされた瞬間には既に後方への後退を始めている―――恐ろしいまでの神速の反応速度、体重移動………。】
【だが同じく神速で放たれる柊の一撃を完全には回避できず、腹部からは一滴の血が滴り落ちる】
【それでも―――止まりはしない、再び強く踏込み、今度は柊の頭上へと高く跳躍、通路の証明にかぶさるような位置取りだ】
【そしてそのままの速度を維持して柊に空中から肉薄する………。】

貴様はそれでいいだろう………だが貴様が守りたいと願う人々はどうだッッ!?
     皆が皆強いわけだは無いッ!国家の歪み、価値観の変動、戦争による被害、倫理観の崩壊、時代の流れッ!!
人間はいつしも巨大な世界≠ニいうモノに翻弄され、そして飲み込まれて死んでいくッッ!!

貴様がいくら敵を斬り伏せようとも、この歪んだ世界ではまた新たな敵が現れ永劫に、戦いは行われていくだろうッ!!
そんな世を望むのか―――ッ!?私は嫌だッ!!故に新しい世界を創るッ!!創世するッ!!
大きな力によって―――、一人一人が価値を見出され、世界中の全ての民が強くあろうと、柊、お前のようにあるような世界を創るッ!!
抗う気も失せるような強大な、強者が収める世界を創りだすッッ!!その為なら多少の犠牲は、私は厭わないッ!!

貴様は、この歪んだ世界で自身の信念を曲げぬと言った、それは良いッ!だがッ!それでも世界は、救えないッ!!

                  櫻華一刀流―――≪参の型雪桃=窿bッ!!

【そのまままるで降りしきるダイアモンドダストのように刀身に光を反射させそのまま神速で肩から下に斬り降ろしを放つ】
【柊の全霊に応じるかのような―――凄まじい言葉を連ねながら、全霊の一撃を相手へと振り降ろすッ!!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 00:26:45.82 ID:AwHKmx0P0<> >>548

あーっはっはっはっ!そう褒めるなって!

【身体をのけぞらし再び大笑い】
【彼女の吐いた毒を気にしてないのか―と言うか毒を吐かれたことにすら気づいてないのであろう】

ほぅ!やっぱり仲間はたくさんいるのか!
しかも女か!あってみてぇなぁ!
あーっはっはっはっ!!!

【何故かちょっと照れ笑いをする彼】
【実は女性にはそんなに慣れていないのかもしれない―なぜセリーナを見た時にその表情をしなかったのかは不思議だが】

機械!?あぁ得意だぜ!
俺のバットにかかればいちころよ!

【上手くできない会話のキャッチボール】
【彼に機械をの操作を任せたら―きっとミンチになって帰ってくるであろう】
【様は彼も機械操作は苦手である、機械を壊すのは得意なのだが】

案内か〜!そりゃいいな!
おねがいしたいとこだぜ!

【暑苦しくも、ぶれない熱血的な姿】
【テカテカと黒光るリーゼントを揺らしがら、やっぱりうまくできなニヒルな笑顔をして答えた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 00:28:58.52 ID:7h6TA12e0<> >>546

「入院……ねぇ。貴女が無事に退院できたとしたならば、それが一番のお土産になるのでしょうけど……
怪我をしてるならば、そうも言えないわよねぇ

貴女が良い子であれば、本来は入ってはいけないようなお店よ?
悪い悪い人が居るから食べられてしまうかもしれないわね
フフ、貴女の様な子であれば尚更の事。気をつけなさいな」

【少女が魔力を感知出来ずとも――――辺りを包む不穏な気配は、感じ取れるだろうか】
【邪念とでも言うべきか、理由も無いのに何処か不安が湧き出てくるような感情】
【ただ――――女が言う本来は言ってはいけないお店。きっと、それだけが理由では無いのかもしれないけれど】

【からかう様に少女の白い頬に手を添えれば、優しく撫で上げて】
【口調こそ、無垢な子供を脅かす物。しかしその撫でる手は優し気であるというギャップ】
【ねぇ?そんな言葉で締めれば、頬を撫でていた手がくしゃっと頭を撫でて】


「元に戻すことは難しいわね……切断であれば不可能だけれど
――――爪が剥がれた位なら、戻る時間を早くしてあげる程度には出来るわよ?
そんな一日二日で戻る位高尚な術は無いけれどね

貴女が必要だと感じたのなら、施してあげましょう
だけれど――――その理由を教えて貰うのが前提かしらね
何故、貴女の爪が全て剥がれてしまったのか、その理由を教えて貰う事が」

【治すことは出来ない――――けれど、治癒の時間を早めることは出来る。なんて旨を告げて】
【しかし、其処に取り付けられるの条件が一つ】
【予想して居た以上の怪我。転んだ等とはまた異なった――――戦闘。或いは不慮の事故等が原因としか思えないような其れ】

【少女が答えずとも、何だかんだで治療を施すのだろうが――――この様な少女が何故そんな怪我を負ったのか】
【ただ、純粋に疑問に思って】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 00:30:16.39 ID:vqDLfQvbo<> >>543

……っ、はァ……熱い…………速く、速く床の上に……ッ!

【糸を辿るその姿は、蜘蛛の眼から見れば笑われる様なモノ】
【しかし、このまま落ちて肉体が消え失せるのは――御免だ】
【一歩一歩、確実に登る彼――いや、蜘蛛は尻から登るのか】
【目的のモノには確かに近づけた、けれど手が出せないッ!】


   ――はッ!

【二本の荊が熱を物ともせず迫り来る、"耐熱性"があり"痛点がない"事がここまで"脅威"となるとは】
【――右は荊、左も荊、まさしく文字通りの"荊の道"!】 【変身可能な時間も、もうそろそろ……!】
【前も後ろも、この状況下では――駄目だ、回避が……!】

降参なんてするものか……! 僕は悪い奴が嫌いなんだ、――そしてこういう要塞もねッ!

【だが、ここで諦めれば――乗せてきた皆の思いを灰にしてしまう】
【あの荊に捕らえられ縛り上げられれば、……どうなるかは想像がつく】
【――熱、か】


――捕らえられるくらいなら! ……捕らえられるくらいならッ!

          僕は自ら"墜ちて"やるッ!!


【それは、紛れも無い"自殺行為"】 【なんと、自身の唯一の足場であった"蜘蛛の糸"を……自ら断ったのだッ!】
【落下、それが一番手っ取り早い回避だったのだ】


【――無論、無闇に命を投げ捨てた訳ではない、落下しつつ彼は変身をする】

【彼の姿が変化していき、そして背中に一対の翼を持った東洋系の龍となる――大きさは長さ約5mと、龍にしては小ぶりか】
【赤い身体に、黄色の腹部、黒色の爪や頭部から生える2本のツノ】
【3つの鉢巻はしっかりと装備されていて、分身の模様の面影、マグマのように朱色で軽く光るそれもある】

【窯に飲み込まれる前に翼を大きく羽ばたかせれば、荊が入り込んできた足場の位置の反対側の足場へと飛ぶ】

【烈火の龍――その熱に対する耐性は、見た目からも想像がつく】
【それでもその身の一部が酷く焼け焦げているのは、それほど窯が強力だったのだろう】

【元の場所の対の位置かつ真ん中の足場にその龍が脚を乗せれば、彼の姿は人間の物へと戻る】
【その左腕には、彼の分身――PCの姿のそれが居て――――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 00:35:42.89 ID:xtAFeODio<> 復帰...しようかなぁ... <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県)<>sage<>2013/02/20(水) 00:40:22.48 ID:oSq3/UFJo<> >>545

……肉まん取られたジャッキーですよ。
―――で、左腕は悪との戦闘跡……と見て良いのか?

【真紅の双眸は、近づいてくる彼女の左腕に。怪我をしているのに元気だな、と思う自分がいる】
【―――正義というのは、やはり元気じゃ無いければやっていけないのかな、などとも思いながら、彼女の話に耳を傾けて】

非日常……か。

【彼女が零したそのワードを、どこか遠くを見据えて反芻する。そして彼女をまじまじと見つつ、ゆっくりと溜めて言葉を続けた】

―――確かアンジェル、オマエ……操られてたらしいな。 レナール襲撃、だっけ……嫌な所に話を移すけど、悪い
……俺も、操られててさ。フルーソテロの2回目。去年の話だけどな……確かに、時の流れるのは速い

……いや、今も半分操られてるようなモノだけど。 また、あの時みたいに暴れ回るかも知れない……罪無きヒトを殺めてしまうかも知れない。
―――俺は、その不安とそして……今でも、そのテロでしちまったことに対しての罪悪感で圧し潰されそうになる

【表情は陰って、声は萎む。自らの手を見つめて思う―――この手が、ヒトを殺めたのだと】
【そしてハッと気付いたような素振りを見せて、申し訳なさそうに呟いた】

―――あ……スマン、やっぱ言わなくて良かったよな。 
なんか、同じ境遇に会ったヤツが珍しくいるからか……吐き出したくなったんだ、今の不安を

【……フルーソテロの2回目。内容を見返せば、beyond2の宣伝目的の、テロ。彼はその薬の第一被害者であり、当時の新聞やメディアにも報道されていた】
【捕まることは無く、操られていた為にか何日かで拘留は解けたが―――不安は、未だ募り】

……ベイゼ。 最近積極的に仕掛けてるヤツか。―――どうにかして、あのグラサン野郎の……コーネリアスの情報を聞き出せたりは出来ないか
―――俺は、アイツを[ピーーー]為に生きてるんだ。 

【ベイゼ―――その名を、ゆっくりと紡ぎながら記憶を辿る。結局、新聞でしか情報を得られていない自分に嫌気がさした】
【一人で動いていても、得られる情報は少ない。カノッサ機関員から情報を得ようとしても、口を割ることは無く。ベイゼの情報も、新聞やテレビから取り入れたモノ】
【彼女がカノッサを追う理由が、正義の為ならば、こちらは「私怨」の為。特にその怨念の刃は、六罪王の革命家に向けられていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/20(水) 00:41:08.60 ID:hdLRdpC3o<> >>551

【貴方の言葉に敏感に反応する彼女、言葉の音律を辿るので精一杯だから】
【どんな風であれ、本気だと勘違いしてしまうのだろう、慌てて、逃げ出そうと立ち上がろうとするけど】
【そっと、頬に触れる貴方の指先――――溶けてしまいそうなぐらいに、その頬は、きっと柔らかいだろう】


わっ……ぇっと……ソニア、ね……食べられたく、ないよ……食べても、美味しく、ない……わぅ……

……お姉ちゃん……そんな、お店……なの……?そんな、怖い……お店
でもね……あんまり、怖くないな……おてて、暖かいもん……


【髪の毛を触れるその指先は、硝子細工を作るように優しくて】
【その指先に弄ばれたならきっと、理性なんて遠くへ遠くへと消えてしまいそうなぐらいに】
【照明に照らされて揺らめく、貴方のしなやかな指先と、その耽美な声と表情に、ときめく】

【胸の心音が1オクターブ、高い音へと昇華したなら、頭をなでられて擽ったそうに目を細める】
【髪の毛の感触、プラチナブロンドの髪は、水のよう、流れる、絶え間ない、水のような感触】
【摘んでも指先から抜け落ちていくような、それほどまでに決め細やくて、柔らかいのだろう】

【きっと、似ている――――貴方が先ほどまでいじっていたハムスターと】
【小動物のよう、表情を蕩かしたなら、そこには貴方に従順な一匹の子猫が寝転がるみたいに】
【違うのは、時折啼くその声が、甘く揺らめく陽炎みたいに儚いこと】


……えっとね、戦ったの……ソニア――――風の国=c…で……
でもね、その、相手、ソニアの、大切な、人だったの……

……大切な人、守りたいから、戦うのに、大切な人と、戦わないと、いけなかったの
だからね、何も、できなかったの……右足、切られて、そしたら……


【まだ整理が付いてないのだろう、しどろもどろな言葉、どう表現したらいいかわかんなくて】
【添う様に見上げた視線に僅かな潤いを感じたのなら、それはきっと、溶けた夜露の残り香のよう】
【違うのはきっと、その色合いが、とても、とても――――弱々しい心音みたいで】

【貴方の声、彼女の耳に溶けて、流れ込む、優しくて、それでいて大人の女性の雰囲気を一杯に含んだ声】
【憧れる、みたいに、あるいは、羨ましがる、みたいに――――またあるいは、嫉妬するみたいに】
【そんな大人の女性である貴方の妖艶な姿に、心をころり、と許す、よう】

【主人に傅く奴隷のよう、或いは――――また何か、違った存在か】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/20(水) 00:44:20.53 ID:U0fHqIrwo<> >>543
【ーーーやった。】
【貫いた、確かな手応えーーー紅い刃が、ゾロアスターの頭を刺し貫く】
【ーーーだが、様子がおかしい】

ーーーそれがテメェの正体かよ

【仮面の下の顔はーーーいや、顔などない、闇だ、そこにあるのは闇の塊】
【最初から、こいつに形など無かったのかーーーだからこそ、あんな風に人間離れした動きをやすやすとーーー】
【壊れたように繰り返し発せられる言葉を無視して、ブレードが貫いたモノを見遣るーーー石碑のような、何かだ】

【きっとこれが本体ーーーならば、これを完全に砕けばーーー!?】
【刹那、ぞわりとした寒気が背中を覆い、ブレードを引き抜きながら後ろに下がる】
【ーーーまるで、AIか何かだ、まださっきまでの方が人間性があった】

ーーー極めた′級ハがそれかよ、お笑いだな
行く所まで行ってそれなら、たかが知れるぜ

【最早人間性の欠片すら無くなったゾロアスターーーー最初は人間だったのか、それは定かではないがーーー吐き捨てるように彼に言うと、形を変えるゾロアスターに向かって構えーーー】
【襲い掛かる黒い暴風ーーー範囲が広過ぎるッ!】

ぐぅっ……ッ!

【防御に使える武装は無いーーーとなれば、自力で耐え切るより他にない、銃とブレードを交差させ、防御体制を取った】
【そして襲い来る黒い衝撃波ーーー気を抜けば簡単に体がバラバラになりそうだ】
【だがーーーなんとか耐え切っーーーた…?】

ーーーうお…っ

【ーーーだが、黒い衝撃波が過ぎ去った後、ラッシュがいたのはーーー空中】
【耐え切ろうにも体を押され、いつの間にか足場から押し出されていたーーー体が、重力に従って落ちるーーー】


【ダァン!とした硬い音は、ラッシュが右手に持ったブレードの柄が足場に叩きつけられる音】
【落下しそうになったラッシュは、咄嗟にブレードを持ったままの右手で足場を掴むーーーそのまま、宙ぶらりんだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/20(水) 00:46:50.21 ID:WWrgaZemo<> >>550

うん、そうだね、今のところ仲間は――
女の子がヨハン、アンジェル、ソニア、男の子が悦那、ユウト、それに村雨――アタシも含めて
計7人!外部協力者とか、提携してる組織の仲間も居るし、着々と大きくなってってるんだ。
――でもって!イチロー君が参加すれば8人!心強いよ〜!
ま、女の子はアタシ以外に三人居るから、仲良くしたげてね!あ、でも手を出したりは――
まあ、深く踏み込まないけど、ほどほどにね♪

【次々に挙げられる名前、彼ら、そして彼女らがこれから賀一郎とセリーナの頼もしい味方となる人物達だ。】
【恐らく、今後組織として動いていく中で顔をあわせることも増えるだろう】
【仮にではあるが――女性があまり得意ではなくとも、きっとこの中で生活していくうちに、慣れていけるに違いない。】
【・・・セリーナが女性として見られていない、というのは――ああ、きっとこの酔いどれガンマンも認識しているのだろう。】
【けれども、ソニアの名前を聞き照れ笑いするイチローを見て、若いなぁ〜と心のうちで呟いた。】

・・・バット、そう、バットだね!一発だよね!カッキーィィーン!だね!
(シンクロ率上昇中。格好の古臭さだけじゃなく、こういうところまで――・・・やっぱり仲良くなれそうな気がする!)
(・・・まあでも、W-Phoneは最低限使えるようにならないと・・・って。それはアタシもか・・・ははは。)

【――不安を抱えつつ。なんとなく親近感を感じつつ。セリーナは彼を店の奥、裏口へと案内する。】
【扉を開けるとそこは外へと繋がる廊下となっているのだが――】

っと、危ないからどこか、掴まっててね!
【――廊下の床面、中央にある凹凸をがこん、と踏み込むと――唐突に、浮翌遊感が味わえるだろう。】
【いや、実際には"落下"しているのだが――廊下自体が隠しエレベーターとなっているのだ。】
【そうして地下数十メートルまで廊下型昇降機が降りれば―――】

――到着♪
ここが、UNITED TRIGGER地下の秘密基地だよ!

【二人の目の前に広がるのは、簡素ながらもしっかりと組み上げられた強化コンクリートの室内――】
【立ち並ぶコンピューター、幾つもの資料、本棚、奥に見える射撃場を兼ね備えた訓練所】
【正面の巨大モニターには情報がいくつも映し出され、大きなテーブルには地図が広がっている】
【作戦立案、そして会議から情報交換までを担うメイン・ホール――この基地の中心部だ。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 00:57:16.60 ID:AwHKmx0P0<> >>557

8人か、まだまだ数は少なそうだが…
正義を背負っていくには充分な人数だぜ!

【鼻をこすりながら、自信ありげに正義を語る】

あぁ、そうだ!一発ホームラン決めてやりゃぁどんな奴でも一発さ!
あーっはっはっはっ―っと、おっとぉ

【大きな声で高笑いを上げていたため、床面の凹凸に一瞬引っかかった】
【一瞬転びそうになりながらも、なんとか転ばないよう踏ん張った彼】
【そして急に訪れる浮翌遊感―】

おわっ!?エレベーター?マジで秘密基地って感じだなぁ…

【エレベーターに乗りながら、エレベーター内をきょろきょろ】
【想像していたよりも、恐ろしく"基地"として保っていた場所に驚きを隠せない様子】

おぉ〜ここが…!
す、すげぇ〜!!!!

【瞳に映る炎を真っ赤に燃やしながら、目の前に拡がる―まさしく秘密基地な姿に驚いている】

や、やべぇ〜!ぱねぇ〜!!

【その驚きのあまり、もう言葉にすらなっていない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 00:57:42.95 ID:gWhRWk4M0<> >>543

【まるでコンクリートの詰まったドラム缶を殴りこんだような感触に順風は顔を顰める】
【マインドの方もいくら速く、鋭いと言えども"重さ"を伴っていなければまるで歯が立たない】

「はっ、馬鹿みてーに鍛えてりゃこうなるっていうのかよ!?」

【そしてマインドの方も完全に不意を突かれた】
【ぶち当てられる肘鉄】
【ハヤブサは鱗のような羽を散らし空中で弾き飛ばされる】

「が、ぁ!!」

【ダメージリンク】
【マインドのダメージが、"痛み"となって順風を襲った】

【そんな状態で、ヴォルガの連撃を避けられるはずも無く】

「ぐ、ぶ・・・・っ!」

【ボキリ、と。肋骨から嫌な音が響く】
【変な方向に曲がり、肺に突き刺さらなかったのは幸いか】
【鉄塊の様な巨体の当身は、体格の良い方とは言えない順風を遥か後ろまで吹き飛ばした】

「は、ぁー! ・・・はぁー!」

【順風は息も絶え絶えに、手をついてゆっくりと立ち上がる】
【充分、いや過剰という程ダメージは蓄積した】
【能力なぞ使わなくても、順風はとっくに限界など超えていた】

【それでもなぜ立ち上がるのか?】
【順風は夜の国に守りたい者など居ない、もちろん無益な殺しは嫌うが】
【命を掛けるほどではない】

【それでもなぜ立ち上がるのか】
【答えは単純】

「ま、けたくねぇよな・・・やっぱ!」

【順風は再びアリゼで"限界"を超える】
【既に4段階の限界超過】
【これだけでもかなりの負担だ】

「一応・・・俺にも必殺技なんてのもあるんだぜ」

【ハヤブサが順風の右腕に止まり、翼を丸めた】
【順風の右手は青と黒の丸い槍と化す】

【4段階の限界超過による極限までの強さと速さの強化】
【それにマインドのスピードと鋭さを加えた】

【一撃必殺の槍】

「そーいや、ヴォルガ。俺の名前を教えてなかったな。俺は順風」

【順風は駆けだす】
【頼りないその身体の全てを右腕に預けて、ヴォルガの腹を狙う】

「大空順風だっ!!」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 01:02:16.72 ID:7h6TA12e0<> >>555

「あら、私にとってハムスター自体はそんなに美味しそうに見えないけれど……貴女には美味しそうに見えるのでしょう?
なら……本当に食べてみなければ分からないじゃない

そうね、怖ければ誰も来なくなってしまうから、態と怖くないようにしているのよ
特に、貴女の様な子には――――ね
そうやって油断している所を急にパクリ――――何てね」

【少女の柔らかな感触を味わって、指先は更に辿って】
【不意に耳元へと口を近づければ、まるで囁くかのように言うのだろうか】
【悪い子じゃ無いなら、食べることは出来ないけれど――――コロコロと変わる様子が楽しくて】

【サラサラと指の間を抜けていく心地よい感触】
【目を細めながら、やがては瞼を撫でて、唇に触れて】
【完成された少女の可愛らしさ。視覚だけで無く、感覚も費やして味わうかのように】


「――――何となく、言いたい事は分かったわ
風の国の襲撃者の一人が貴女が好いていた人だった……という事位ならば
そして貴女には別に守りたい人が居るから、大切な人と闘わなければいけなかったという事も

とても難しい事よね――――両立なんて出来ないでしょうけれど
それで、貴女の満足の行く結果を得られたのかしら
大切な人と闘って――――」

【元より小さな声。それが更に弱々しくなれば、どれ程に悩んでいるのか察するのは容易な事か】
【心優しいであろう少女。故に、どの様な感情が胸を締めているのか】

【――――少女の輪郭を辿る指先が止まるのは患部の有ると思われる大腿だろう】
【優しく撫でれば、取り敢えずその怪我の程度を見せる様に促すようにも思えて】
【手に取られたのは独特の臭いを放つ小さな小瓶。何とも例えがたい臭いでは有るが――――恐らく、その軟膏でも塗るのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>sage<>2013/02/20(水) 01:04:24.65 ID:bk8JUTvFo<> >>554

やっぱりそうよねっ!……ま、肉まんの事はもうお互い子供じゃないんだし忘れましょ?ねっ!

あー、えっとそれで……そうね。今、創世戦団っていうのが暴れてるでしょ?
あの馬鹿デッカイ要塞が現れるときにちょうど出くわして、それでね
流石に片腕が使えないんじゃ足手まといだし、今回は指を咥えて結果待ちってワケ。

―――ほらほらジャッキー、そんな暗い顔してマイナスなこと言わないの!

私もね、知っての通りレナールで操られて、人を何人も殺したわ
今でこそソレを悔いているけど、過ぎたことはもうどうしようもないんだから
……だから、私たちは今¥o来る事をするしか無いのよ。悔やんだって変わらないなら、これからを変えなきゃ。

【近付いて話をすれば、やがて無事な右手を彼の肩へと伸ばして、軽く叩こうとし】
【よく言えば純真な、悪く言えば愚直な笑顔を見せながら『だから気にしないっ!』なんて言う】

【アンジェルも、この一年で相当に変わったのだろう。ただの口うるさい自警団の少女も、随分と頼もしくなったものだ】
【もっとも、それは青年だって同じはず。一度であっても困難を乗り越えたのなら、変わらないほうが可笑しいのだから】
【それから話が機関に移ると――特に『コーネリアス』という名前が出ると、一転して『お手上げ』と表情を曇らせ】

どうかしらね、随分な武闘派って聞いてたんだけど、部屋に鍵かけたら暴れもしないのよ
心神喪失ってワケでも無さそうだけど……なんならそのベイゼと会ってみる?

……ただし、そこまで熱心にコーネリアスを狙う理由を聞かせてほしいわね
場合によっては……、……――――どう、ジャッキー?

【アンジェルの戦う理由とは、また違った執念を感じる言葉――やはり、ソレが引っかかった】
【恐らく、アンジェルの立場なら捕まったというベイゼにも会えるのだろう。そして、彼女は機関の上位ナンバーだ】
【もしもの場合≠セって存在する。そんな可能性の渦に、奇縁を感じる青年を突き落とすわけにはいかなくて。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/20(水) 01:10:40.45 ID:y6EiIzRo0<> >>552

               なッ!!何を馬鹿な真似を―――ッ!?

【迫る荊―――位置取りに置いても完璧だ、完全に捉えた―――そう確信して顔が綻んだが】
【荊は空ぶった―――相手が自ら糸を切ったのだ、吉崎は驚愕の表情と共に窯の下をのぞき込む、そこには】
【龍≠セ―――青年は新たな姿へを変化した―――そして難なく足場へと復帰する………吉崎の顔には初めて怒りのが浮かんだ】
【核を挟んで反対側にいる相手を睨みつけ、ゆっくりと移動する。】

             やってくれるわね―――でもどうやらそろそろネタ切れかしら………?
           此方もそろそろ荊のバッテリー出力も落ちてきた―――終わらせましょうか………。

               先ほどと同様に―――吹き飛ばしてあげる

                      (オマケ付でね。)

【ガガガガガッ!先ほどと同様に、再び荊が二重螺旋を描き―――内部で風が加速を開始する―――。】
【轟ッ!と音を立てて再び撃ちだされるソニックブーム、だが正面には核が、このまま核ごと攻撃するつもりか?】
【否―――違う。】

                 ≪双撃荊風/ツイン・タンホイザー≫ッ!!

【核にぶつかる寸前、ソニックブームが二つに割れた≠サして核だけを回避するようにねじ曲がり、ユウトへと左右から迫るッ!】
【先ほどのソニックブームに、指向性をもたせたさらなる技、それは大気の荊だ―――不規則な起動を描いて二方向からユウトに巻き付いて】
【そのまま鎌鼬の如く切り刻もうとするだろうッ!!もはや余力もなく、絶対的な脅威が迫るッ!!】

>>556

              破壊、破壊、破壊、破壊、破壊、破壊、破壊、破壊。

【暴風を放った後、まるで電池が切れたかのようにピタリと立ち止まりぶつぶつとうわ言のように言葉を紡いでいる】
【だがギュルッ!と急にラッシュの方へと首を動かすと―――まるでB級ホラーにでも出る怪物のようにゆったりとした歩調で接近する】
【ぐちゅる。ぐちゅる。―――嫌な音が次第に近づいてくる………。】

  
A・A。AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッッ!!
      破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊破壊ッ!!

【そしてボコボコと再び変形する両肩―――そこから無数の、ヘカトンケイルとでも言うかのように無数の腕が生える】
【それはラッシュを振り落とそうと―――あるいはこの場で原型を留めなくなるまで破壊しようと、その無数の腕を振り降ろすッ!!】
【最早逃げ場はない、防御する事も出来ない―――果たしてラッシュはどうするッ!?】

>>559

まだ―――立つだと………手前、一体なんだってんだ………?
クッカハッ!ガハハハハハハハハハハハハッ!!いいぞ面白れぇ………面白れぇぞ順風<b!!

                 獣氣功<bッ!!!

【幾ら打ちのめしても、幾ら叩きのめしても、まだ立ち上がる―――一体何が彼をそこまで駆り立てるのか】
【ヴォルガにそれは分からなかったが………だがそれでもこの青年を好敵手と認めるには十分な事だった………。】
【それに答えるように―――ヴォルガも自身の全ての氣を解放する―――そして全身を包むのは朱い闘気の渦だ―――。】

さぁて………フィナーレといこうぜぇぇぇぇぇぇぇ!!順風ッッ!!!!

                   ≪羅・生・龍・拳=窿bッッ!!!

【そして大きく腰を捻り―――自身を突き刺そうと迫ってくる槍を纏った順風に真正面から全力の闘気を持った拳を放つ】
【その龍を象った闘気は順風の一撃必殺の槍と激突し―――ビリビリと大気を震わせながら拮抗している、後一歩、後一歩足りないのだ】

【果たして―――順風はこの限界を超えた状況下で―――さらなる一歩、さらなる進化を生み出す事はできるのか…?】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/20(水) 01:15:48.06 ID:WWrgaZemo<> >>558

そうだねぇ〜、イチロー君の言うとおりかも。
カノッサなんて兵隊だけで何百って数だもんね、時々羨ましくなる・・・って
こんなこと組織のリーダーがいう事でもないか、はは!
――でも。この組織はこれからどんどん、大きくしていくよ!
その為にもイチロー君、協力頼んだよ♪

【――カノッサ。創生戦団。過去に存在してきた善・悪の両組織――】
【ここまでオープンで、そして小規模な物があっただろうか。】
【まだ、組織とは呼べないかもしれない――しかし、それゆえに、その未来の全ては】
【今居る一人一人の力に委ねられていると言っても、過言ではない。】

――ふふ!喜んでくれたみたいでアタシも嬉しいな。
(素直な反応してくれるねぇ〜!アタシも自分で作っといてなんだけど、毎回エレベーター乗ると興奮するんだよね。)
(――見かけはアレだけど・・・純粋で、良い子なのかも。)

ね?思ったよりも「基地」、してるでしょ!お金かけたんだよ〜!
コンクリートも基礎も柱も全部対弾・対火・対衝撃の特殊な素材で作られてるから
ちょっとやそっとの攻撃じゃそう簡単に崩れないよ!
ミサイルとか爆撃喰らったら・・・アレだけど。

基地のことを説明するとね――えっと、まずここがメインホール。
作戦立てたり、みんなで情報交換したり、指示出したりする中枢だね。
寛げる様にドリンクバーの機械も設置してあるから――あ、それはバットでカッキィィンしないでね!
珈琲とかお茶は好きなときに飲めるんだ、喉が渇いたら使ってね。
あと、黒板も置いてあるから、連絡事項とかはそこに書いてくれたらみんなで読むよ。

【それから彼女は、隣の部屋へと扉を開けて進む】

で、ここが資料室!メインホールに入りきらない分の資料とか、細かい情報なんかを保管しとく場所!
依頼とか任務に参加した後、何か気付いたこととかをレポートしたらここに保管してね!

そいでもって――そっちに見えるおっきい広場が訓練所!
射撃訓練も出来るし、結構広いから格闘技とか、剣の練習、手合わせなんかも出来るよ。
もし仲間内で訓練したかったら、ぜひ使ってね!

で、それ以外の沢山あるお部屋が――寮になってるんだ。
もし住むところが決まってないようだったら、ここを宿として使ってくれていいよ!
あんまり大きなお部屋じゃないけど、空いてる所はまだまだあるから、イチロー君の部屋を一個決めてくれていいよ!
【歩きながら、大まかな説明を一とおりこなし――】
【最後に、彼女はくるり、と振り返ってベストのポケットからある物を取り出す――】

そして、これがウチの組織の構成員に配られる最新装備――W-Phone!
【――見た目には、スマートフォンなどに代表されるタッチパネル搭載の携帯型端末、といったところだろうか。】
【見るからに最新型、そして多機能そうだ――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/20(水) 01:19:10.20 ID:hdLRdpC3o<> >>560

【もしもその柔肌が水面であったなら、沸騰してしまいそうなぐらいに】
【水辺に一滴、冗談のように垂らしたシロップが、見る見るうちに広がっていく――――】
【頬を染める貴方の声、それはとても、彼女からしてみればやらしい声=z

【――――敵わないなんて思っちゃうぐらいに、その声は艶めかしくそれでいて芳醇】


ゃぁなのぅ……怖ぃよ……っ……とっても……お姉ちゃん……
冗談でも、ソニア……そんな風にされたら、どきどきするの……
そしたらね、苦しくって、きゅぅって……なるみたいなの


【触れられるその感触、細いハケで、柔肌をなでられるみたいに】
【皮膚の上を通る愛に満ちた指先は、彼女の輪郭を、すぅーっと浮かび上がらせる】
【ぞくり、と皮膚を透かして、その下の一杯に並んだ神経だけを擽るみたいに】

【肩をちぢ込めた、両手が、膝の上に落ちて、スカートの裾をきゅぅと掴んだ】
【耳元へと声をかけられたなら、肩をぎゅっと狭めて、瞼を閉じて、僅かに顔を俯かせて】
【きっと、その顔も、貴方に顎をつぃーっと上げられて真っ直ぐに視線を合わせられることとなる】

【マリンブルーの鏡の上、そこに浮かんだ、耽美な貴方の目を細める姿】
【その芳しい香りだけでも、理性をなくしてしまいそうなのに、その整った顔に犯されるかのよう】
【気づいたなら、スカートを握っていた手が、たらん、と垂れて、瞼の端が、とろんと溶けた】

【柔らかい唇は、とても小さく、指先で触れたならまるで包み込むかのように】
【貴方の指が離れたなら、名残惜しそうに、唇を湿らせて――――それはもうお預けをくらった子犬のよう】


……ううん、負けたの……ソニア、何も、できなくて……
どうしたら、良いのか……なんて、分かんないよ……


【貴方の声に反応するのが少し遅れた、それだけ、貴方の指先に集中していたから】
【このまま放って置けば、きっとこのまま、椅子の上から命令が来るまで動かないだろうから】
【――――急かされるように、ニーソックスへ両手をかけると、静かにその布を剥いで行く】

【露になるのは、雪白のような純白の太股の延長線、夕焼けの解けきった地平線のよう】
【膝の下辺りから、ミミズ腫れのようにいくつかの赤い線が入っていて、まだ治りきってないようで、じくじくとしている】
【元が白いだけにかなり目立つであろう、夜風に触れて僅かに顔をしかめるも、まだ少しずつ剥いで行く】

【露になる小さな右足の、その指先――――凄惨なんて言葉では、すまないほど】
【未発達の足の形、小ぶりでがんばれば貴方の両手で覆えてしまえそうなぐらいに、丸みを帯びていて】
【お人形さんのよう、五つの小さな指――――けれども今のソレは、子供が見たら、トラウマにでもなりそうなほど】

【爪のはがれた後の皮膚は少女のものと思えないぐらいに黒ずんでいて】
【内出血の後かうっ血したような色が、哀れな指先を形容していた】
【剥がれたといってもちゃんと剥いだワケではない、所々、肉に食い込む形で爪の破片が残っていて】

【――――ニーソックスを脱いだなら、僅かにその足が震えていることが分かるだろう】
【足の指先の傷跡は、爪のついたままの指を、万力で締めて粉々にしたような、そんな跡】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 01:25:44.57 ID:gWhRWk4M0<> >>562

「っ、ああああああああああああああああああ!!」

【拮抗する拳と拳】
【順風の右腕の服は竜の波動に弾け飛び】
【肉が裂け、血飛沫が飛ぶ】

【その衝撃を一番まともに受けているマインドとて、同じこと】

「!?」

【マインドの身体に罅が入る】
【"共に限界を飛び越える"という能力の特性上、マインドと本体のリンクは一般的なソレより強い】
【マインドが砕ければ、順風も死ぬ】

【しかし、順風は】

「まだまだぁあああああああああああああ!!」

【笑っていた、戦えることを・・・誰かを守るために戦えることを楽しんですらいた】
【その勢いが、心が、精神が】

【自分よりも圧倒的強者たる能力者との差を埋め、己の天井を打ち破り、再び限界を超えた】

(行けるっ、まだ・・・まだいける! 5段階、6段階、7段階! これが終わったらぶっ倒れても、死んでも構わねぇから!)

「8、9、10段階突破ぁあああああああああああああああああ!!」

【正真正銘の全力全開】
【順風の拳がヴォルガの拳を押し返した!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 01:29:29.89 ID:AwHKmx0P0<> >>563

あぁ!まかせろってんだ!

【再び親指を立てながらにっこり笑顔】
【彼は彼で正義を背負い、様々な悪―と言う名の不良かもしれないが―と戦ってきたのだろう】
【そんな彼も、正式な組織に所属したため、今、再度深く正義の気持ちを入れなおした】
【心の高鳴るドキドキ感、それは―組織に所属したというよりもこの壮大な秘密基地が8割理由であろうが】

ふーむ、メインホール、情報交換、敵をぶっとばすための集会場だな!

【言い回し方が怪しいが、意味は分かっているようだ】

機械だからってなんだからってなんでもバットで殴ると思うなよ!
まぁ、なんか暴走したら俺にまかせろ!直してやる!

【「直してやる」は明らかに「壊してやる」に言いかえれそうだ】

広場なんかもあんのか、いいじゃねぇか!なんでもできそうだな!

【なんでもは出来ないであろうが、彼の出来る限りのことに関してはなんでも出来そうではあるであろう】

部屋か―、まぁ、すむところはあると言えばあるが―ないと言えばないかもなー

【なんとかごまかそうと、遠まわしに言っているが、ここまでの何処から来たのかすら謎な遠い道のり】
【家どころか住むところなんて考えていなかったのであろう】
【まさに衝動的な行動だったのかもしれない】

これが…最新装備―!

【ごくりと唾をのみ、取り出され端末―W-Phoneをじっと見つめる】
【そして、小さく鼻を鳴らし】

どうやら、俺には必要なさそうな物だぜ

【かっこつけてはいるが、機械の操作が苦手なだけであろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 01:29:31.28 ID:63/CPLUb0<> >>549

【嵐の如き斬華の言葉。其処への答えを返す柊は、何かを堪えるような、激烈な想いを宿す橡色の瞳をしていた。】

貴女は世界に “私” を望む、か――――
けれどそれは私には真逆の話だ…ッ………!

私のような存在が、在らずとも良い世界を望む――――――― ……誰一人誰も殺さずに済む、そんな世界を私は望むッ!!
…………言ったでしょう、無限の力を求めていると…………!

無限に強く、総てを護れるだけの力――――――― この手で “今” を切り拓き、今の世界を変える力……!
数年、あるいはもっと長く。
必要なだけ “そう” 生きて戦えば、私が、終わりの終わりまで戦い抜けば―――――
きっと“人” (せかい)は応えてくれると、その夢を私は信じられる……!

絶対の支配者なんて私達にはいらない――――― その為に死ぬ “誰か” の終わりを、断じて私は認めない。
…………だから貴女はこの場で砕く、そして創世戦団にもこの手で打ち勝つ…………!

――――――――――――― 殺し合わせて生む夢なんて、端から願い下げなのよッ――――――――――――!

  【伸ばすその手は届かない。ならば届かせられる己であれば良い。】
  【必要なだけ戦って、必要なだけ強くなって――――――】
【……そして切り裂き、切り拓く。それが彼女の矜持で、刃(ありかた)なのだと、少女は/孤剣は、柊は叩きつけていた。】

(――――――――――――…………ッ!!)

【その橡色の視線が上向く。斬華の跳躍に合わせ、視界が変わり――――】

(………しまっ――――――――!?)

【逆光が瞳に突き刺さり、ごく短時間だけ隙が生まれる。】
【―――――――轟音。受けることなど叶わない。】

………ッ、くぅうう……ッ――――――――!!

【だが響いたのは血飛沫の音と………金属音。】
【聴覚では捉えきれない神速の一撃に対し、柊は太刀から離した右手を、
 触覚――――空気の流れから “読んだ” 最適な位置に置くことで、前腕の装甲でなんとか防御していた。】

【それすら越えて/押し切って右の肩口に食い込んだ大太刀。その激痛に耐えながら、柊は――――――】

―――――――――――――………ハァアアアッ!!

【左手で逆手に構えた太刀で、弧を描く上向きの斬撃を放った。閃く銀光。】
【狙いは斬華の左脚。そしてその延長線上にある左肩。】
【強引に放った一撃ゆえに、その後には、おそらく柊自身に隙を生じて――――――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/20(水) 01:33:58.00 ID:U0fHqIrwo<> >>562
ーーーくっそ…マジで化物だぜ…!

【気味が悪いというレベルじゃない、映画の怪物でももう少しマイルドだ】
【しかし、状況は最悪ーーーこんな状況で、どうやってあの怪物を倒せとーーー】
【ーーーああ、そうだったーーーまた悪い癖が出た】

…愚痴ってる暇、ねぇよな…!

【そうだ、愚痴を言っている暇はないーーーこれは自らが望んで赴いた事ーーーならば、それすらやり遂げられなくてどうなるーーー?】
【銃を持つ左手を上げ、右手にあるブレードの刃を収めるーーーそして、ブレードの柄を、銃のグリップの先に取り付け、合体させた】
【銃身と、合体させた柄が平行にーーーコ≠フ字型になった銃を、無数の腕を振り上げるゾロアスターに向けーーー】

ーーー終わりだ、化物

【ーーーボウ、と眼帯の下から、赤黒い力が沸き立ち、銃に力がチャージされて行くーーー】
【フルンティングーーー受けたダメージを力に変換する、ラッシュの能力ーーー今回は、何やら不純物≠熏ャざっているようだが】
【ラッシュの力をも吸収し、チャージするエネルギーーーー銃身部分が、獣の口の様にバカリと開いて、紅い力が集中、そしてーーー】

【ガチンーーー!】
【引鉄を引けば、打ち出されるのは力の奔流ーーー渦巻く紅い、銃よりも遥かに大きな力の渦が、ゾロアスターに、ゾロアスターの向こうの球体に襲い掛かるッ!】
【しかしその反動は凄まじい、ラッシュは攻撃しながら、落ちない様に掴まるのが精一杯でーーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/20(水) 01:36:06.80 ID:oSq3/UFJo<> >>561

―――……自警団じゃなくなっても、やってることは変わらないな、アンジェル
いや、規模がまだ小さい分余計にキツイっぽいな……カノッサだけじゃなく、創世船団もだし

【かつては自警団の証明書まで見せつけて、自身が自警団員だとアピールした彼女も、今は自警団員ではなく、新正義組織のメンバーと変わった】
【彼女は変わったのかも知れないが、やはりベースは変わっていない。紆余曲折を経ても、決して歪まない強固な芯。揺るがぬ正義を、彼女から感じた】

―――わかって、るよ。 ……言葉じゃ解っているけどさ。 ―――まだ、身体には染み付いてるんだよ。……beyond2が、あの悪の結晶が……!!
……俺はオマエとは違って、またやらかすかもしれないっていう恐怖がある……

―――……ごめんな。 慰めてくれてることは嬉しいんだ。でも……気にしないなんて、俺には……

【肩をポンポンと軽く叩いて、そして笑顔で励ましてくれる彼女は、ものすごくありがたく、そして尊敬できる】
【しかし彼の心の氷を溶かすことは、未だ出来ず。―――いや、溶かせるのは自分自身しか居ないのかもしれないが】

―――……出来れば。 1%でも、目的に近づけるなら、俺は実行する。

【強く静かに言い切る彼の瞳に見えるは、硬く鋭い意志。まさに、執念という言葉が似合うモノが、真紅の中に隠されていた】
【彼女が尋ねたその執念の訳には―――少し間を置いてから、小さく息を吸って、言葉を発する】

……長くなるから、簡単に。 ―――俺に、beyond1……そしてbeyond2を飲ませた張本人。
そして……俺の目の前で、両親を拷問し殺した。 アイツが、カノッサに所属する前から、俺はアイツを、アイツは俺を知っている……

―――あの野郎は……俺の幸せを、全て……全て、根こそぎ奪っていったから。 ―――だから、俺は、俺は……

【言葉に乗せられる、殺意。―――低く、冷静な物言いだったが、明らかに発する雰囲気が尋常ではなかった】
【暗く、重く、凍りつくような、雰囲気。―――怨念が募りに募ったモノが、ソレだった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 01:44:53.83 ID:vqDLfQvbo<> >>562

【人の姿に戻れば、蜘蛛の姿で受けたダメージも龍の姿で受けた火傷も、はっきりとよく見える】
【――捨て身の回避、喰らうがマシか焼かれるがマシかは……判断がつけ辛いところ】
【どちらにせよ、変身していられる時間に猶予がなかったのには変わりない】

……くッ、右腕が…………いや、REGがあればどうにかなる、きっと……!
…………! 痛……あああッ!

【特にダメージの大きいのは右腕だ、真っ黒に焼け焦げ爛れていて――】
【しかし――全身を襲う激痛に悶えている暇なんてどこにもない】
【あの時と同じように、二重螺旋を描く荊――何をするつもりかは、予想がついた……かに思えた】
【よくよく見てみると、荊の位置的に……このまま直線で来れば核に当たりかねない!】
【自らが守る核を、自らの手で壊すなんてそんなのありえない……どう来る、カーブか?】

【何が来るにせよ、この状態ではただの一般人と同レベルの強さである】
【しかし、彼は念の為にと武器を持ってきていた――ポケットから取り出されるそれは……】
【――ラグレイトの槍】 【ラグレイトを槍先に使い、軽量かつ丈夫な金属の持ち手としっかり接合させたものだ】
【だが、取り出した時のサイズは数センチしかなかったし、槍先も爪先サイズだった――それが彼の手に持たれると長さ2mの槍へと変貌する】
【その内、槍先の長さは15cmで、縁は鋭くなっていて――棒の部分の中にはトッポの様にラグレイトが詰まっているらしく】

  ――来るッ! しかしこの軌道は……! 別れてこっちに……うおおお!

【そして発射され、己に迫り来るソニックブーム――馬鹿な、このままでは核に……いや、当てろッ!】
【――無論、そんな希望が通るはずもなく、二手に分かれて核を回避し――そして己に襲いかかる!】
【三日前の戦いで消耗した精神は、無理矢理変身しようとするユウトにそれを許さない】
【変身しなければ役立たず、けれど槍を持てば少しは戦える……そう思ったのだろうか?】

【――さて、まさか槍でソニックブームは防げまい】
【ふと、PCの形をしている相棒――ヴォルヴの身体から"水属性の魔翌力"が溢れ出す】
【これは彼の力でも、ヴォルヴの力でもない――"宝玉"の力ッ!】
【本来の半分しかないとはいえ、その力は強大ッ!】

  ――宝玉の力を……槍の性質で増加させて……"守りぬく"ッ!

【ヴォルヴが槍を本体と共に持てば、その輝く槍先から溢れるのは――"水"】
【彼らの周りを覆うように、けれど操作していると言うよりは"噴水"の様にただ吹き出させているだけにも見えて】
【――襲い来る二つのソニックブーム、回避なんて到底不可能だった】
【従って、この様に――少しでもダメージを減らそうと動いたのだ】

【水の障壁により弱めたものの、そのソニックブームはユウトを切り刻む】
【もはや血の出ない右腕が、まだマシな左腕が、脚が、身体が、――赤い花を咲かせていて】
【核に近い位置の床へと、その身体が吹き飛んだ】

【――――槍先を地面につけ、それを支えに弱々しく立ち上がろうとしていて】
【その眼はまだ諦めていない意志の現れ――しかし、辺りを真っ赤に染めるその鮮血は、ダメージの重さを物語る】

【ふと、荷物から取り出されたのは……"爆弾"】 【それは、せめてコアだけでも破壊しなければと思う彼が、無意識に取り出した物だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 01:45:07.64 ID:7h6TA12e0<> >>564

「やっと“怖い”って言ったわね……その言葉を聞ければもう十分満足よ
―――――冗談なんかじゃないわよ?
ただ、そうねぇ……貴女を食べるのは、貴女にとっても好きな人が出来て、結婚してからかしらね
そうでもしないと、貴女とその相手が可愛そうだものね

ほら、もっとシャキっとしなさいな」

【怖い。の方向性が違うのだろうけれど――――それでも、少女の口から聞けたことに満足して】
【名残惜しそうなその表情。またからかいたくなるけれど、再びからかえばそれはきっと少女にとっての毒――――】
【そんな事を考えれば、ただ言葉を繋げるだけで】

【指先と掌に残る、少女の柔肌】
【代わりにそれを楽しんで、記憶に刻むのだろう】


「――――何時か分かる時が来るでしょう。他でも誰でも無い、貴女に取って大切な人の事なのだから
それにしても……態々貴女が戦いに行かなくとも、自警団や正義の組織任せれば良かったのに
……よっぽどの事だったのか、それとも貴女が自警団か何かに所属しているのかは分からないけれど」

【先程のバイオリンケース。アレが少女の獲物か、又は能力を用いて闘うのかまでは分からないが……】
【何らかの関連はあるのだろうと推測している間にも、少女は着々とさらけ出す準備を行っていて】
【――――その患部。見れば顔を顰めてまた別な瓶も取り出すのだろう】
【幾つもの怪我や病。死を見て来たが――――まだ幼い子供がそんな様になるのは、どうも慣れなくて】


「直接塗れば痛むでしょうから――――少し、別な物も遣うわよ?
これも最初は痛いでしょうけれど……直ぐに痛みも感じなくなるわ」

【答えを聞く間も無く、それは行われて】
【麻酔の一種だろうか。最初こそ傷口に塩を塗るような痛みが走るのかもしれないが――――数秒も経たない間に、その感覚も無くなることだろう】
【その事を確かめれば、片手で小さな足を支えて、もう片手で肉に食い込む爪の破片を取り除くのだろうか】
【その作業。恐らく大して時間は掛からないだろうが――――普段爪に覆われている部分。そこを弄られるのはやはり違和感を感じる事か】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/20(水) 01:53:50.70 ID:WWrgaZemo<> >>566

【分かっているような、分かっていないような――ただ】
【大事なところはしっかりと抑えられている、要点がつかめていればそれで十分なのだ。】
【彼はそういう意味では、物事を捉える能力はあるのだろう――そしてそれは】
【状況が複雑になり易い戦場ではきっと、とても役に立つ力であるとセリーナは感じた。】
【そうして、"部屋"の話に移ったときに魅せる有耶無耶な態度――いや、バレバレであるのだが――】
【彼が遠い所から来た話も聞いていたし、かといって「ない」とも言えないであろう賀一郎に気を遣いつつ】

――他にも色んな子が住んでるし、アタシもここが"家"みたいな状況だから。
簡素な寝具は揃ってるし寝泊りする場所としては申し分ないと思うよ。
よければ、拠点として使ってあげてちょうだいな!部屋が余っちゃって大変なんだ、あはは!

【――どうやら、拠点として利用している仲間も多いようだ。】
【単純に住む場所として利便性があるのも勿論、安全であるしなにより仲間が居るというメリット。】
【さらに"避難場所"として戦闘後に逃げ込むこともできるだろう――】
【決めるのは勿論、賀一郎であるが――悪くない条件では、あるかもしれない。】

そう、最新の――って必要だよ!必要!きっと役に立つから!
・・・まあ、気持ちは痛いほど分かるよ・・・アタシも、その・・・こういうの・・・「アレ」でさ・・・
あんまり上手く・・・「アレ」できないから・・・まあ・・・わかる・・・!けど・・・!
でも渡す!そして簡単な使い方だけで良いから覚えてもらうよ!
――ま、あまり難しく考えずに「連絡手段の一つ」だと思ってくれれば良いからさ♪

とりあえず、細かい説明はまた今度にして、「柄」を選んで欲しいんだ。
実はまだメンバー全員の分を発注してないから――あ、そうそう。この装備、さっきも話した
「提携組織」の人が作ってくれてるモノでね。
ウチで作ってる訳じゃないから今日すぐに手渡すんじゃなくて、後日お届け!って感じになっちゃうんだけど
とりあえず、発注かける前に「柄」だけでも直感で選んじゃってよ!

【そう言って、セリーナが取り出すのはW-Pohneと呼ばれる「端末」のラインナップが書かれた紙】
【柄は全部で四つ――】

【「金」の色をした「コイン」の柄】
【「赤」の色をした「剣」の柄】
【「青」の色をした「カップ」の柄】
【「緑」の柄をした「ワンド」の柄】

性格診断――ってわけじゃないけど、選んだ色によって色々わかるらしいよ!
どれでも性能は一緒みたいだから、好きな色の物を選んでね!

さて――こんなところ、かな。
イチロー君の方から何か質問とか、こうしてほしいなーって要望とか、あるかな? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/20(水) 01:54:24.82 ID:hdLRdpC3o<> >>571

【耳元に流れ込む貴方の言葉、からかう度に大きく反応を見せて】
【結婚≠ニの言葉に少し反応の色合いを強める辺り、年頃の少女らしいと思われるかもしれない】
【貴方が彼女の柔肌を記憶へと刻んだのと同様に、彼女もまた、貴方という存在を確かめた】


UNITED TRIGGER=c…知ってる、お姉ちゃん……ソニアね、その、一人なの
戦うの、怖いけど……守るため、なら……きっと、戦えるの――――

そしたらね、きっと……お姉ちゃんも、ソニア、守れるよ……


【綻んだ頬の色、微笑みに溶けた、それは遥かな響く音】
【くしゃっと弛んで、或いは瞬いて、そんな風に色合いを滲ませて、やがて落ちる】
【右足に奔る痛みを、ほんの少しでも、忘れられたなら――――】

【UNITED TRIGGER≠フ名前を、貴方が知っているかどうか、分からないけども】
【誰かを守ること、大切な誰かを守ること――――その考えに於いて、貴方はきっと】
【彼女にとっての大切な誰か≠ネのだから】


っ……ぅ……ぁ……――――わっ……消えた……の、ホントに!ホントに消えたの!
ひゃっ……わん……でも、何か、くすぐったぁ……ぃ……


【両手が舞った、口元の前で一つに合わさって、丸め込むみたいに揺れた】
【傷口が再び熱を持ったなら、その傷跡へ指を突っ込まれ、内部から弄ばれるような感触がして】
【でも、それは直ぐに消えた、後に残るのは、何とも言えない、不思議な感触で】

【心配そうに覗く、瞳の色が跳ねた、貴方の優しい手に支えられる足と、取り除かれていく爪の欠片】
【くすぐったい、あるいは、何だかこそばゆい、そんなとても不思議な感触で】
【くせになっちゃうかもって口元に持ってきた手に、赤らむ頬を隠した】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>sage<>2013/02/20(水) 01:55:52.26 ID:bk8JUTvFo<> >>569

まあね、これが私の性分だから。変えないし、変えられないし、それが私なの。
それにUTだって自警団に比べれば小さいけれど、みんな強いし良い仲間よ
もっとも、全員にはまだ会ったことがないんだけどねっ!

……だからさ、もしアンタがまた向こう≠ノ行っても、私が正面からぶつかって
それで、目を覚まさせてあげる。どう?私ってそこまで頼りなくはないと思うんだけど――?

【少し残念そうに、しかし笑顔のままでアンジェルは青年へと向かっていく】
【絶対不屈の正義だからこそ、もし堕ちても迷わずぶつかり、治してやると――少女はそう言った】
【それこそただ一度会っただけだが、苦悩は嫌というほどにわかる。だからこその言葉、なのだろう】

【――そして、質問の答えを聞いて笑顔は止まる。少々、冗談などが通じる様子には見えなかったし】
【加えて言うなら最悪の場合=\―予想しうる最も良くない事が、青年の理由だったからだ】

そう。それで、ジャッキーはベイゼに会って何を聞きたいのかしら
コーネリアスの居場所?それとも、何でもいいから手掛かり?

……もし彼女がそれを吐かなかったとして、『機関員だから』って、手を上げたりしない?

【故に、1つだけ釘を刺す。してはいけない線引きとでも言おうか、それを示すのだ】
【質問という形ではあるが、きっと青年も薄々感じるはずだ。『そうしてはいけない』、と。いや寧ろ、『そうしなければ会える』――と。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/20(水) 01:59:33.13 ID:y6EiIzRo0<> >>565

カッハハハハハハハハハハァッ!!愉しいぜッ!!こんなに愉しい戦いは久しぶり、いや初めてだッ!!
    大した奴だぜ大空 順風ッ!!手前の覚悟、闘志、気力、その全てに敬意を払うッ!!

          だが、勝つのは俺ッッだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!

【ヴォルガも負けてはいない、一瞬後退するも―――一歩、また一歩と押し返していく、顔には今までにないような愉悦が満ちていた】
【そしてさらに闘気を増して―――このまま押し返そうと………だがここにきて順風が、さらに力を、増しているッ!!】
【5、6、7、8、9、10―――ッ!!もはや全てを超越した順風の一撃は、一気にヴォルガを押し返していくッ!!】
【そして、ヴォルガの闘気は打ち消され―――順風の拳がッ!!届くッッ!!】

【轟ッ!―――一度轟音が響いた後は、静かだった………順風の拳はヴォルガの腹部に添えられている―――。】

ク………カカ………本当に………大した野郎だぜ、手前はよ―――まさかこの俺の方が………
                                         喰われる≠ニはな―――カカッ。

              だが、まぁ―――最高に、愉しかったぜ………カカ…カ。

【ゴバァッ!と一気に血液を口から噴出すると―――そのままヴォルガは後方へと倒れ込む、ズシンッ!という大きな音が響き渡る】
【その顔には笑みが―――そして、限界を超え、さらにそこで限界を超えた一撃を受けたヴォルガは―――息絶えた、笑みを浮かべたまま。】

【そして二人の戦いの余波は―――核≠ノも届いたのか、見れば核にわずかに亀裂が入っているッ!】

>>568

   aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaッッ!!

【壊れた玩具のように無我夢中で拳を振り降ろそうとするが、その先には朱い閃光が―――これは窯の光か…?否違うッ!】
【ラッシュが放った異能の片鱗―――凄まじいエネルギーが、一つ、また一つとゾロアスターの腕を破壊していくッ!!】
【そしてゾロアスター自身の肉体も、その力の放流によって次第に吹き飛ばされていく―――そして剥き出しになる黒い石碑=z

   GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッッ!!

            ガ―――ガ―――今回≠フ観察は――――ギ…………終了………が…。

  アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

【ズガァァァァァッッ!!凄まじい閃光と共に―――黒い石碑と共に全てを、跡形もなく吹き飛ばす強力な一撃ッ!!】
【最後に一瞬、正気………と言っていいのかは分からないが何かを口にし―――そして怪物は、跡形もなく消滅した】

【さらに―――貫通したエネルギー波はその背後にある核にも届き―――順風が与えた亀裂をさらに大きなものへと変化させた】

>>570

ヴォルガッ!!ゾロアスターッ!!っく………アレ≠烽烽、限界値か―――ここまでね………。
          まだあきらめていないなんて―――怪物ね、貴方も………できればもう出会わない事を祈るわ………

【これだけの攻撃を受けてまだ抗おうとするユウトを見て顔を蒼くし、さらに周囲の味方がどちらも倒れた―――そして核すらも損傷している】
【そこまで状況を把握すれば、後は素早かった―――ユウトへと捨て台詞を吐くとそのまま荊に捕まって最初に開けた穴へと逃走を図る】
【順風やラッシュも満身創痍―――吉崎はそのまま姿を消すだろう。】

>>ALL

【ラッシュ、そして順風の攻撃で既に核のダメージは臨界点に達していた―――後はユウトの爆薬をセットするだけだ】
【そして後は脱出―――使徒は全て倒した、もはや敵の気配もない、速やかに乗ってきた小型艇に乗り込み脱出すべきだろう】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 02:06:19.18 ID:AwHKmx0P0<> >>572

へ、へ〜ん、そうか!
部屋が余ってるなら仕方がねぇな!
まぁ、拠点にもなるってんなら、ここに住むのもありっちゃありだな!

【あくまで悟られないように、ばれないようにとしている彼】
【とは言っても、彼自身住む場所もなければそもそも他に行くあてもないことを考えた結果出た答えは―】

いいぜ!この俺!須蘭賀一郎!
拠点として使わせてもらうぜ!!!

【見栄っ張りでいじっぱり、だけど心は熱く、そんな彼が出した答えは"住む"と言う選択肢であった】

「アレ」か…わかるぜ!俺も―「アレ」・・・だからな!

【彼とセリーナの間だけでなにか通じて会話の様だ】
【単に二人とも機械音痴と言うだけなのだろうが】

ふーん、柄かぁ…

【目の前に広げられた紙に書かれた四つの柄】
【"金のコイン""赤の剣""青のカップ""緑のワンド"】

ん―…じゃあこれにするぜ!

【彼が指をさした先にある柄は―「金」の色をした「コイン」の柄】
【金、コイン、互いに金属に繋がる部分があったのか、彼が選んだ柄はそれであった】

質問?要望??んー、特にねぇぜ!
今はねぇが、気になることがあったらそん時に聞くぜ!

【今は深いことを考えていないようだ】
【ざっくりとした性格―それが彼が彼である由縁でもあろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 02:15:20.58 ID:7h6TA12e0<> >>573

「UNITED TRIGGER――――あら、随分と覚えのある名前が出てきたものね
フフ、そう。貴女が守ってくれるならば安心ね
だけれど――――もしも貴女と私が敵対する立場になった時は、楽しませて貰うわよ?

それにしてもUNITED TRIGGERねぇ……多分、狼の亜人も偶に見掛けると思うのだけれど」

【良い子には余り縁の無い場所――――即ち、“それ相応”の事を行う場所で有って】
【冗談とも真剣とも取れる言葉。言葉にされるのは“IF”で――――もしも敵対したならば、遠慮しなくて良いなんて言って】
【少女が其れをどのように取るのかは分からないが……】

【続けられる言葉。少女がその組織に所属していた事は女性にとっても意外だったのだろう】
【“ヨハン”と名乗る狼の耳と尾を生やした少女。時折見掛ける事はあったかもしれないが――――果たして話したことがあるのかどうかとなれば、分からない】
【――――全ては少女の日常の中の記憶が答えか】


「魔物から作った物だから、そこら辺の物よりも少しは強力なのよ
ただ……ちょっとだけ、歩きにくくなってしまうかもしれないけど

ほら、あまり動かないようにしなさいな。傷付けるつもりは無いけれど、動いたら余計に傷が広がってしまうわよ
――――さて、と。全て生えそろうのは個人差が大きいから分からないけれど
これを塗れば何もしないよりはとても早くなるんじゃないかしらね」

【擽ったそうに動かしたならば、足を支える手に少し力が入るのだろう】
【それでも流れよく行うのは、中々の手練れと見て良いか】

【綺麗に取り除けば、消毒を行って】
【最初に取り出した小瓶から一掬いすれば、全ての指へと塗る事だろう】
【冷たくて――――それでいて、ジンジンと響くような其れ】


「――――これで一通り終わりかしらね
化膿もしないでしょうけれど、無理しちゃ駄目よ?
無理をすればする程怪我の治りが遅くなってしまうでしょうし――――
何より私が食べてしまう前に何処かが無くなっていたら悲しいでしょう?」

【嗚呼、自分都合】
【少女が足に纏っていた物全てを正せば、立ち上がるように促すのだろうか】
【後ろに立てば、転びそうになっても直ぐ支える事が出来る様なその姿勢で】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/20(水) 02:15:34.51 ID:oSq3/UFJo<> >>574

―――……じゃ、頼むよ本当に。 なんなら、そのまま殺してもらっても構わないくらいだ
……サンキューな。

【こんな自分に笑顔をくれる彼女は本当に人格者だと思う。彼も笑顔を合わせて答えるも、どこか切ない微笑みで】
【彼の闇を照らしてくれる彼女に大して、自然と溢れるは感謝の言葉だった】

……仲間、か
【彼女のことを心の奥底で尊敬する一方、羨ましくも思う。―――仲間。自分には無縁の二文字を、虚しく空に飛ばして】
【暴走した自分が、そのヒトを傷つけるかもしれない。其れが怖い故に、あまり人と関わることを良としない……今は、その恐怖も少しは収まった】

【―――首に巻かれた「GALBO」と掘られた重厚なペンダントが、暴走の危険を抑えているから】
【コレがなければ、彼が彼女に話しかけることは無かっただろう】

―――勿論、前者。コーネリアスさえ仕留めることが出来れば、俺は良い……
手を上げてもその目的に近づけないのなら、俺は手を上げないよ

【「そうしなければ会える」という期待が、彼の中に浮かび上がっていた。語ったのは、紛れも無い真実】
【自分は、カノッサではなく、コーネリアスを追っている。そういう、意思表示の言葉であった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 02:17:18.31 ID:gWhRWk4M0<> >>575

【押し勝った】
【一撃必殺の槍が、ヴォルガへと届き】

【その巨体を押し倒した】

「か・・・った・・・?」

【勝利した、自分よりも圧倒的強者に】
【そんな余韻に浸る間もなく、順風はハッと我に返る】

「ヴォルガ!?」

【慌ててヴォルガの元へ駆けより、その太い首筋に手を当てるが】
【脈が無いのを確かめると、一瞬目を見開き、苦々しそうに顔を歪める】

「アンタも・・・大した野郎だぜ。笑ったまま死ぬなんてよ・・・」

【自分の一撃が致命傷だったのか】
【それとも向こうが生命力を使い切る攻撃だったのか】

【答えは分からずじまい、だが確かなのは】



【順風は初めて、人を殺した】



「・・・、馬鹿野郎。俺もお前も、馬鹿野郎だ」

【何が死んでもいいだ、死んだら何もかも終わりじゃないか】
【俺も、お前も】

(いや・・・)

(やめよう、これ以上は。全力で戦って、散った相手への冒涜だ)

【順風はそのまま、膝から崩れ落ち】
【震える手でヴォルガの手を組ませた】
【せめてもの弔いのつもりだろう】

【そのまま順風は、立つこともできず】
【這いずりながら、投げ捨てたサーベルを拾い、鞘に納めた】


>>570

【既に戦いの終えた向こうの方を見つけると】
【苦しそうに笑いながら、声をかける】

「おーい、ユウト。ワリーけど核の破壊、任せてもいいか? 俺はもう動けねぇや。
 あと・・・できれば肩貸してくれ、動けねぇ。というか立てねぇ」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/20(水) 02:22:39.06 ID:hdLRdpC3o<> >>577

【狼の亜人――――名前と見た目ぐらいなら知っていた、でも話した事は無くて】
【今度聞いてみようと思った、貴方という存在とかかわりがあるのか、なんて――――】
【それでも、心に氷解する思いの破片を握り締めて】


……でも、ソニアやだよ、お姉ちゃんと、戦うの……
傷つけあうの、大切な人と、そういうの――――もうやだ


【きっと貴方の言葉には答えられない、今も尚、悩み続けてる事だから】
【それでもそんな日が来なくて良いと思うのもまた、当然のこと、なのかもしれなくて】
【――――そして同時に、もしそんな日が来たらと感じるのも、当然なのだろう】


……分かった、それまで……なるべくね、美味しくなるの、ソニア……
でも、食べられるの、ゃだな……撫でられるの、だったら、良いけど……

――――あ、お姉ちゃん……まだ、名前、聞いてなかった……


【足にくすりを塗り塗りされながら、そんな言葉を紡いだ】
【気づいたように揺れる瞳の、その奥の虚像を見つめて】
【やがて塗り終わったなら、その感触に惚れ惚れした】

【不思議な感触だった、素足にニーソックスを纏って、ブーツを履いて、彼女は立ち上がるだろう】
【痛くない、そのことが、とっても嬉しくて――――表情に淡い笑みが浮かんだなら、かくん、と膝が曲がった】
【急に体重がかかってびっくりしたのだろう、貴方の方向へと、彼女がもたれかかるように、転んだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 02:23:06.57 ID:vqDLfQvbo<> >>575

――……諦めて何もしないなら、……何も出来ないけれど
諦めずに何かをすれば、……可能性はゼロでは……無くなるんだ……!

【顔を蒼くする吉崎に対して、物理的な意味で血の気の悪いユウトはそう……弱々しいが、強い意志の言葉を投げる】
【姿を消されても、それを追う気力なんてもうどこにもなかった】

…………っ……
ヴォルヴ、最後のひと仕事だ……もうひと踏ん張り……!

【気がつくと手に握られていた爆弾、2人の攻撃によって後ひと押しで破壊できそうな核】
【――設置しに行くしか無い、だが核へ近づくのも一苦労である――足場が不安定過ぎる、跳躍したら落ちそうだ】
【だが、ヴォルヴの下半身は餅よりよく伸びる、それを利用すれば近づかずとも設置が可能となる】

【しかし困ったことが発生する、――爆弾を核にどうやって設置するかだ】
【粘着質なモノを持ってきていないし、不親切なことに爆弾しか荷物には入っていない】

【そう言えば、最初に彼が吐いた弱い電気を帯びた糸――既に電気は地面に流れてしまったのだが】
【それはまだ、残されていた】 【まずは糸の近くまで歩き、ヴォルヴを伸ばしその糸を回収すれば――】
【爆弾に糸をくっつけて、ヴォルヴに持たせて――核に貼り付ける】


>>579

順風、……ちゃんとセットしたよ、爆弾、……皆が小型艇に乗り込んだら……この時限装置のスイッチを……押すッ
肩は貸したいところだけれど……ごめん、……少し、厳しいかな…………
小型艇に乗り込んだ後なら、……ヴォルヴに引っ張ってもらう事が……出来るかも……ね――

【――軌跡に赤い線を引きながら、槍を杖代わりにしながら、一歩一歩ゆっくりと進む彼】
【自分も自分で、限界だというのに――彼が人の為に何かをするという精神は、ここまで弱っていてもまだ消えていなかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/20(水) 02:24:31.00 ID:y6EiIzRo0<> >>567

どうした八攫ッ!!唯一対等な速度≠ナすら陰りが見えてきたぞッ!!これが貴様の限界かッ!?

【太刀を柊の肩口に食いこませながら―――帰って来た柊の言葉を拒絶するかのように瞳を鋭く尖らせる】
【続けて放たれる柊の強引な返しにも即座に身を引くことで回避を試みるが、深く刀身を食いこませ過ぎたせいもあってか間に合わない】
【ザシュッ!!鮮血が宙に舞う―――立て一文字の傷は先ほどよりは深いがまだ浅い=\――斬華を倒す事は敵わない】
【そのまま斬華は大太刀を床へと突き刺す―――すると床が光り輝き始めるッ!!】

端から願い下げだと………馬鹿を言うな、既に起こっている事だ、これはッ!!
国家と言う枠組みを守るために、大義を貫く為に―――そういった物のしたで犠牲になってきた人々が今までにどれくらいいるッ!!

我が櫻華一刀流≠ニてそうだ―――私は一族、そして仲間を皆殺しにした犯人を追った―――そこに明確な敵があると信じてッ!
だが得られた真実は―――力を持ちすぎた我が櫻華一刀流を恐怖した政府の一部がッ!近代化を推し進める為に未だ刀を振るう我らが邪魔だった連中がッ!!
それらが結託して焼き討ちしたという下らない結末だけだッ!!物語のように明確な敵などいなかったんだよッ!
あるのは国家という大きな渦の闇ッ!!そして大義名分の元に犠牲になる人々がいる真実だけだッ!!

それを告発しようとも国家≠ニいう巨大な渦をに抗う事はできないッ!それを指示した連中を全員討った所で大局に、世界≠ノ変化は訪れないッ!!
     我ら創世戦団を倒した所で同じだッ!また第二、第三の創世戦団が現れまた新たな革命を起こそうとするだろうッ!!

      そうした中でお前は倒れ―――また同じような心を持ったたった少しの人柱≠ェまた生まれるだけだッ!!

     絶対の力など存在しないッ!!あるのは残酷な真実と―――それから眼をそらそうとする人間の欺瞞と弱さだけだッ!!

           私は貴様を倒しッ!!人々にそれがどれだけ愚かか―――知らしめてみせるッ!!

【叫びに呼応するかのように―――光る床は柊の真下にも到達し―――そこから一気に光の柱が発生ッ!!今度は真下から柊に襲い掛かるッ!】
【一本一本が柊を空中に打ち上げるように連なるだろう―――そして全ての柱が現れた後―――。】

                聖剣技―――奥義・≪聖・柱・爆・砕・陣=窿bッ!!

         【それらは全てまるで太陽の如く輝いた後―――爆砕し、光の衝撃波を周囲へと発生させるッッ!!】
           【波紋のように連なる衝撃波の連撃が、柊を完膚なきまでにうち捨てようと迫りくるッ!!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/20(水) 02:25:02.82 ID:WWrgaZemo<> >>576

【――なんとも、見栄っ張りで、バレバレで、そして――素直で。】
【くすり、とセリーナは笑って、その結論を受け入れた。】

ラジャー!それじゃ、部屋の鍵渡しておくね♪
失くしたら――敵に取られたら危ないし作り直しになっちゃうから、失くさないでね!
おねいさんとの約束だよ。

【作り直し、の部分で一瞬、セリーナの表情が苦いものになる】
【――どうやら、基地の維持には相当お金を継ぎこんでいる様だ。】
【出来る限りの節約はしていくつもりだろう・・・。】

―――お♪
「コイン」の柄だね、これはアタシと、それからソニアと一緒の柄だ!
『コイン』のスート、象徴は硬貨、司る属性は地、陽気さ、満足、職人気質とか
「寛大な気質」ってのを表してるらしいね!
――見た感じ、イチロー君にはとっても合ってる気がするね。ふふ!

それじゃ、この色で発注かけておくね。暫くしたら手元に届くと思うから、その時に機能の説明を――
・・・そうだね、アタシ以外の誰かに手伝ってもらいながら、やろう・・・うん・・・。

あ、そうそう!食事なんかは一番奥にある食堂で取れるから使ってね!
おっきい冷蔵庫があって、食材たっくさん買い込んであるから、料理に自信があったらどうぞ!
それから――UNITED TRIGGERは組織だけど一応、「営利団体」だから
任務とか仕事を請けた場合には勿論、「お給料」が発生します!
――ま、これはアタシがそういう気質だから、ってのもあるんだけどね♪

しっかり働いてくれれば給料UP!もあるかもしれないから、がんばってくれたまえ!

以上、説明終わり!――アタシはまだ仕事があるから、上の事務所に戻るよ。
良かったらゆっくりしていってね、イチロー君!
何かあったらそこの電話、内線になっててすぐ事務所に繋がるから呼んでくださいな!
と、それじゃ――最後に、一言だけ。

まだ、ちっちゃな組織だけど・・・参加してくれてありがとう。
君はこれから、アタシ達の立派な「同志」です!
いろんなことがあるこの世界だけど――正しいことを貫く「意思」を持ち続ける事の尊さを、皆に伝えていけたらいいな、って。
そう思うんだ。
戦うことは辛いけど、みんなでなら乗り越えていけると信じて、一緒に頑張ろう!

【ぐ、と賀一郎の拳にセリーナ自身の拳を合わせ、彼女は笑顔を向けると、エレベーターを起動させた】
【これからこのUNITED TRIGGERでの、危険と隣り合わせの生活が始まる――】
【しかしそれは同時に、大切なものを守るための力を手に入れるという事と同義でもあるのだ】
【――セリーナは賀一郎の真っ直ぐな心に、期待を寄せつつ。】
【新たな仲間の加入、そして戦いの始まり――静かに、胸の内を滾らせた。】

/この辺でしょうか・・・!遅くてすいません・・・!お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/20(水) 02:30:13.61 ID:U0fHqIrwo<> >>575
ーーーくっそ…!相変わらず…とんでもねぇ…モン作りやがる…!

【反撃は成し遂げたーーーが、危うく反動で自分も死ぬ所だった】
【主人の発明は通常運転かーーーと、嬉しくもない考えをしながら足場をよじ登って】

……?

【違和感が一つ、右目に触れて見るーーーが、既に溢れていた力は収まっていて】
【ゾロアスターがいなくなったのを確認すると、武器を分割してホルダーにしまう】

……

【まあ、まだ違和感はあるのだがーーー】
【ーーーゾロアスターがまさかまだ何処かにーーーいや、まさか】

【考えを切り替えよう、とりあえず邪魔者は排除した訳だが】

>>579
おーい!そっちは終わったかー!?

【足場の上から、ヴォルガに近寄る順風に声をかける】
【よくは見えないが、多分あっちも終わったようだーーーまあ、何をしているのかには口を出さないが】

【ーーー子供にまで、『一々死人に情をかけるな』なんて言えやしない】
【しかも、状況が状況だ】

>>581
そっちもーーーって、どっちも歩きすら出来ねぇのかよ…ったくーーー

【満身創痍で爆弾を設置するユウトを確認し、声をかけて脱出の手筈を確認しようとするーーーが】
【状況がまずいか、ろくに歩けそうにない人間が二人ーーー増援でも来たらまずい】

ーーーおら、いくぞ二人とも
…遊び疲れたガキ背負うのは、歳上の役目だからな

【足場から飛び降りると、まずはユウトに近寄り、右肩を無理矢理貸して歩こうとする】
【それから、順風にも左肩を貸して、二人分を抱えて脱出しようとするだろうーーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 02:31:54.05 ID:AwHKmx0P0<> >>583

おぅ!乗り越えていくぜ!

【セリーナと拳を合わせ、上階へと上がっていく姿を見届ける】

正義の組織…俺の正義…!

【彼の大きな心の炎は、静かに正義への道へと燃え盛り始めていた】

/お疲れ様でしたー!またよろしくお願いしますー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>sage<>2013/02/20(水) 02:32:03.53 ID:bk8JUTvFo<> >>578

このアンジェルさんに任せなさいっ、約束は絶対に守るもの。
あぁそうそう、お礼はまた肉まんでもくれればオッケーよ?

……さ、それじゃあ貴方の意志も確認できたことだし、行きましょうか?
場所はUNITED TRIGGER―――秘密基地の空き部屋A。場所は他言無用でね、ジャッキー。

【相手が笑顔を見せれば、一度は言うのを止めた冗談も織り交ぜながら微笑み返して】
【そして、意志は確認できたという言葉の後――アンジェルは彼をベイゼの元へと案内するだろう】
【表向きは酒場のような店舗となっているUTだが、その地下には基地が広がっていて】

【――いくぶんか、描写は省くが。やがて辿り着くのは実に普通≠ネ扉の前】
【ノブを開けて中に入れば、アンジェルは外で鍵を閉めて待機する。そういう手筈を説明し―――】

『……あァ?あのまな板娘じゃなくて今度はガキかよ、クソ面倒くせェ』
『テメェもUNITED TRIGGERのメンバーかァ?それとも見世物でも見に来たのかよ、ったく』
『こちとら昔の生活思い出して柄にも無く静かにしてやってんのに、捕虜の扱い悪いんじゃねーのかァ?』

【中に入れば、かかるのは女性の声。眼に入るのは赤い髪と、強い意志を秘めた黄土の瞳】
【迫力や気力なんてものこそ削げ落ちているが、確かに機関員らしい。彼女はベッドの上で青年を睨んでいて】

【室内に有るのは、そのベッドと机、それから何かの入ったダンボールの山と奥には洗面台がある程度】
【ベイゼ――彼女はフリルのスカートにオーバーニーソ、上は少々サイズの小さなクリーム色のセーターを着させられていて】
【豊かな胸の前で組まれた両手首は大型の能力をも封じる手錠で留められて、足を崩した姿勢ばかりは女性≠轤オさを感じさせる】

【―――、一先ずは椅子でも持ってきて、ベッドの前にでも陣取るのがいいかもしれない】
【どちらにしたってベイゼ本人は動く様子も無さそうだし―――勿論、立って尋問したって良いのだが。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 02:43:45.71 ID:7h6TA12e0<> >>580

「決まった事では無いし、本当に来るのかも分からない事だけれど
――――その時は貴女が何を言おうと、どう考えようと私は貴女を殺すためだけに動くわよ

大切だと思っているならば――――それに応えなさい
嫌であっても何であっても、貴女が生きていなければ何も出来ないのだから、ね」

【多分、少女には分からないで有ろうその言葉】
【――――少女とこの女で考え方が異なっているのだから、仕方の無い事だろうか】
【しかし、また同時に少女を大切に思っているのも事実で】

【先程の軟膏を塗る動作。壊れやすい作品を扱うような手つき】
【容易に殺す――――だなんて言葉が出るが。多分冗談なんかでは無くて】


「その時も嫌と言うならば私も止めるわよ
尤も――――嫌。何て言う程の余裕があるのか分からないけれどね

アドウェルサ。ちょっとした経歴もあって団長だなんて呼ばれるけれど――――好きな様に呼びなさいな。ソニア」

【小さな体。しっかりと抱き留めれば、倒れてしまわないように体勢を立て直させて】
【優しく、柔らかく抱きしめれば側に置いていたであろうバイオリンのケースが抱かせるのであろう】
【不意に、少女を包むのは幾つかの魔方陣】


「次は何処で、何時会うのかは分からないけれど、元気で居なさいな
小さな正義の味方さん」

【その髪に一度口付けを落としたならば、術が発動して――――】
【気がついた頃には、店の外へと居る事だろう】
【再び扉を開けたところで、広がっているのは荒れた廃屋だけ】
【ただ――――足に塗られた其れが、夢では無かった事を告げていて】
/この辺りでしょうか……?!
/お疲れ様でした!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/20(水) 02:46:26.06 ID:y6EiIzRo0<> >>579>>581>>584

【そして二人がラッシュに抱えられ―――脱出船までたどり着けば後はトントン拍子だ】
【小型艇は要塞から離脱し―――直後に核で爆弾が起爆される………ドンッ!ドンッ!と要塞は至るところから火を噴き散らし】
【そして―――象が蟻を蹴散らすがごとく動いていた脚も―――完全に停止した。】

【そしてなおも火災が広まる要塞に自警団員がなだれ込み―――やがて要塞は完全に制圧される事となるだろう】
【もう一つの戦い≠焉\――恐らくは決着が着いたのだろうか、主砲であるエーデンベルクの槍が発射されることはなかった】

【幹部である十二使徒もほとんどが倒れ、あるものは逃亡し―――決戦兵器である要塞も破壊された………だが】

    【最後まで―――総帥である暴帝 ミーメの姿は戦場で発見されることはなかった、勿論、遺体もだ―――。】
  【逃亡した吉崎も同様で―――遺体も、捕えられた報告もなく、まだ戦場で確認されていなかった他の使徒の行方も不明だ】

【別働隊での首都攻撃を予想し兵も配備されたが―――結局かの暴帝は現れる事はなかった………これで、創世戦団も終わりだろう。】

【今回戦いに参加した三人には1000万の大金が献上され、首都に戻ればお祭り騒ぎ―――まるで国王になった気分で持て成されるだろう】

【脱出し―――空を飛行している小型艇の窓から外を見れば―――要塞はまるでゼンマイが途切れた玩具のようにその動きを停止した】



【ミーメの不在、暗躍していたカノッサ、ゾロアスターの最後の言葉。一抹の不安、違和感を残して―――戦いは終わった………。】
【今はただ―――休息を取るべきだ。】

//これにてこちらは〆させて頂きます!!長時間本当にお疲れ様でした!!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/20(水) 02:47:18.02 ID:hdLRdpC3o<> >>587

【雲間に溶けた夢の跡、それはまるで郷愁すらも感じさせるほど】
【憧憬は記憶の中に消えて、やがてそこに残るのは遥かな残照だけ】
【でも残った傷の濡れた旋律だけが鳴り止まない音を奏でていた】


アドウェルサ――――不思議な、お姉ちゃん……
また、戦うの、かな……また、向けなきゃ、いけないのかな……

――――分かんないよ、ソニア……どうすれば、いいのか、なんて――――


【十字架を握り締める首元のソレを、ただひたすらに憧れるように】
【瞼を閉じたなら、その先に浮かぶ夜闇に、或いは、儚い音の名残だけを響かせて】
【空を駆ける一陣の風だけが、その音を伝えていた】


/お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>sage<>2013/02/20(水) 02:49:51.99 ID:oSq3/UFJo<> >>586

―――……肉まんで済むのか。てっきりもっと請求してくるかと思った
……じゃ、案内頼むわ―――あ、因みに呼ぶときはジャック、前も言ったろ?

【案内を頼んでから少し歩き―――中に入ればベイゼがいた。カノッサNo.3。巨悪と言っても、良いだろう】
【そこら辺に置いてあった椅子に腰掛けながら、無言で彼女に眼を送る。冷静な紅が、彼女を捉えていた】

……俺はセイギノミカタとは違ぇよ。 ……クソ忌々しいグラサン野郎の、古くからの知り合い……そして被害者。
単刀直入に聞くが―――コーネリアス……アイツの情報を教えろ、ベイゼ

【感情を言葉に込めることはなく、あくまで冷静に口を動かす。部屋の明りに「GALBO」のペンダントが反射して、僅かに煌いた】
【簡単に話してくれるとは彼も思っていないが、まずは自分の意志を伝える必要がある。故にダイレクトに、包み隠さずに言葉にした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 02:57:35.36 ID:vqDLfQvbo<> >>584

……ごめん、ありがとう

【水の障壁によって濡らされた身体、流れては地面に落ちる血――それらに塗れた身体は少々滑るかもしれない】
【そう言えば――無意識に取っていた爆弾は右手に持っていた、けれど真っ黒なそれは今は動く気配がない】
【――"不思議"だなァ】 【そう、ラッシュの肩を借りながら移動する彼は思う】
【彼と一、二年しか変わらぬその年齢、けれど――"無意識"の内に、その存在が大きなモノだと感じ取っていた】

【――仲間は今までも、そしてこれからも大切に……――そして、誰一人として、もう失いたくはない……いや、絶対に失わせないッ!】


>>588

【小型艇に乗り込めば、ぼんやりと窓の外を眺めていて】
【――火を噴き動きを止める要塞、やったのか――――】
【ゾロアスターの最後の言葉、彼は知らなかった】

色々雑談とか……情報交換とかしたかったけれど……駄目だ疲れた――少し、横になっても……良いかな
順風、ラッシュ、――今日はちょっと疲れ過ぎたから……大丈夫、……着いたら起こして……――

【本来ならば[リカバリング・E・ゲルスライム]でその体の傷を癒すのだろうが】
【短いスパンで全力で戦いすぎた、精神が磨耗している】 【――久々に、他の人に治療を頼むことになりそうだ】
【とりあえず応急処置だけでも良い、――精神の疲れが癒されさえすれば、このボロ雑巾より酷い身体でさえ幾らでも治せるんだから】

【――全身を包帯に巻かれた彼が受け取った1000万、その半分は自身の研究所の設備投資や生活雑貨に】
【そしてもう半分は――UNITED TRIGGERの金庫に、人知れず入れられていたのだった】

/皆様お疲れ様でしたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>sage<>2013/02/20(水) 03:01:38.71 ID:bk8JUTvFo<> >>590

【ベイゼの視線がじろりと動く。ペンダント、青年の顔、髪、そして彼の座る椅子】
【どこか薄笑いのような物が浮かび―――質問をされれば、にやりという確実な笑みに変わる】
【しかし同時に「知ったことじゃない」とでもいうように、その眉を上げたりもしていて、不敵という他無く――】

……なんだよそれ、テメェあのうるせェ革命家様の男娼かなんかかよ?
その見窄らしいナリからするに、アテがねぇから古巣に戻りてェとか――ハッ。

ンだよ、冗談だっての……しっかし、情報なんて言われてもよォ
知ってるのは最近開かれた会合でまとめ役やってたのと、後は色々暴れてるってくらい
他は大して知らねェな。動きに関しちゃァ、六罪王ほど分かりづらい連中もいねーしよ

――――で、お前は何さ?まさかマジで男娼だったとか言わねーよな。

【腕を下ろしてベッドに肘を突き、横たわるようにしながらベイゼは言葉を続けていく】
【どこかチンピラのような口調と態度だが、根からそうだとも思えない、不思議な語り口調】
【やはりというか、挑発はあるが―――落ち着いて対応すれば、まだ問題はないだろうか。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 03:02:48.70 ID:gWhRWk4M0<> >>581

【自分と同じく満身創痍のユウトの姿に苦笑いする】

「あはは、お前もかよ・・・。だとしたらヤバいな。敵の援軍が来るかもしれねーし」

【そんなことを言いながら本気で悩んでいた所を】


>>584

【跳んできたラッシュの肩を借りた】
【ワリーな、と言った後、どこか不服そうに】

「俺一応、24なんだけど」

【どうもガキというのが聞き捨てならなかったらしい】

>>588

【飛び立つ飛行船】
【陥落する機動要塞】

【火を噴く鉄の城を眺めながら順風は呟く】

「本当にこれで終わったんだろうか・・・?」

【以前のデッドドグマの時もそうだったが】
【創世戦団は大国に匹敵する軍事兵器、それこそ人員さえいれば風の国も水の国も落とせるような兵器を保有しながら】
【人員面があまりにも手薄すぎる】

【それこそこんなとんでもない要塞を保有できるんだったら、もっと人員や能力者を募った方が良かったものを・・・】
【もしかして、この要塞すら捨石だったというのか?】
【それとも、こんな要塞すら幾らでも建造できるとでも言いたいのか?】

【それこそ政府や、軍需メーカー・・・いわゆる死の商人と深い結びつきが・・・・】

「やめよう」

(俺の考えなんてどうせ的外れだ、それに今は・・・眠い)

【小型船の中】
【順風は座席で、小さな寝息を立てていた】


/主催者様お疲れ様でした! & ありがとうございました!
 ユウトの方もラッシュの方もお疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/20(水) 03:07:18.21 ID:U0fHqIrwo<> >>588
ーーー……

ーーーあいつはーーー

【脱出する小型艇の中ーーーラッシュ・ワンスドッグは考えていたーーー】
【結局、ミーメは姿を見せなかったーーー脱出する時も、動力炉でもーーー】
【あの要塞は奴らの最終兵器な筈ーーーつまりは、あれを無くせば創世戦団は終わりな筈ーーーなのに、何故奴は、ミーメは最後まで姿を現さなかった?】

【それにやはり気になるのはゾロアスターの最後の言葉ーーーまるで、次回≠ェあるかのような言動だった】
【動きを止める要塞ーーーその巨大な存在には、いくつもの謎を残しているーーー】

ーーーはっ

【ーーー静かに、ラッシュは笑いを漏らす】
【煙草は…暫くは吸えそうになさそうだーーー】

>>591>>593

…なあ、もしよ、この戦いがーーーいや、やっぱいいや
…そん時になりゃ考えればいい話か…

【ーーー疑問を今ぶつけるのは不粋か…】
【今は、とにかく休む事が優先だーーーいつゆっくり休めるのかは、わからないがーーー】

/お疲れ様でした
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 03:34:49.75 ID:oSq3/UFJo<> >>592

【怨念に、殺意と苦しみが混じりに混じった真紅の瞳で、睨み返して―――軽く、息を吐く】
【挑発はあったが、事前にこういうことは想定済みだったためにか怒りが露わになることは、まだ無かった】

……アイツを殺す為だけに、俺は生きている。
俺はアイツさえ殺せれば良い。できるなら、beyondも全て灰にしてやりたいが……きっと俺の全ては、アイツを殺すことにある
―――それだけだ。

【睨み返したまま、無言で話を耳にいれるが、彼女の一言で、彼は軽く眉をひそませて】
【―――会合。 そのワードに、身体がびくついた。正直情報は期待していなかったが、これだけでも十分な情報だ】

……会合? ……どこだ。 どこで行った。 ……場所を言え

【口調は冷静だが、幾分かの焦りが見える。 眼を見開いて、その中に潜む怨念の業火の煌めきが、微かに見えているだろうか】
【そして、今度は逆に彼女から。ある意味、革命家の過去を知る貴重な人物だからか、気にはなったのかも知れない】
【青年はゆっくりと、口を開く】

―――誰も知らないような小規模の麻薬テロ組織「es」……そのメンバーの、息子が俺だ。ガキだからそんな組織だって知ったのは、大分後だったけどな
………俺が11歳の時だったか、奴が「es」に入ってきた。直ぐにリーダーになった彼の元、beyond1は生まれた。
その薬の初期型の最初の被害者が、俺だよ。 両親は、麻薬に蝕まれる俺を逃がそうとした。が、捕まって……俺の目の前で、拷問し、殺しやがった

その後自力で逃げるも……暴走したり、追手が来たり。俺に安息なんて来なかった。まぁ、組織は……当時の有名な賞金稼ぎに潰されたらしいが
―――恐らく、コーネリアス自身が見切りを付けた。……逃げながらも、俺はアイツを殺そうと企んでたんだが……何時の間にか、カノッサにいて。

そしてフルーソテロで見つけたと思えば……今度はbeyond2を飲まされたときた。 今でも、偶に精神が乗っ取られるし、中毒症状は出る

【自分の過去と、革命家の過去。それを織り交ぜて話を展開する。要するに、一人の少年の人生が革命家に翻弄される、物語だ】
【そして最後に、大きく間を置いて―――強く、こう言い切った】

―――俺は、アイツを殺して。 俺自身にも、ケジメをつける……!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/20(水) 03:52:36.41 ID:bk8JUTvFo<> >>595

【にや、とした表情は続く。それは青年の目的を聞いて大きくなり、詰問によって歪み】
【コーネリアスの――意外、とも思える過去の話に至って、口角の動きを堪えるのが困難になり】
【青年の決意、『ケジメをつける』という件になれば、最早密かな笑い声を隠そうともせずに―――】

くっ、ッ……お前バカな奴だなぁ、とっとと死ねばいーじゃねーか
親が拷問されて目の前で死んでー、自分はヤク中にさせられてー

んでもって、再開したと思ったら遊ばれて?で今は恋する乙女みてーに探しまわってる……
傑作≠ニ言わずになんつーのか分からねェよなぁ?典型的な悲劇のヒーロー君ってワケだぜ!
会合の場所ォ?言うわけねーだろタコが!俺がゴミを捨てるように、気軽に情報を漏らすとでも思ってんのかよ!?

……ハッ、マジでウケるぜお前。『同じヤク中』でもここまで人生変わンのなぁ

【肘を突く姿勢すら飽きたのか、完全にベッドにうつ伏せになって、しかし顔だけは青年に向けて】
【やがて手錠をされた両手を枕にするようにして、その肢体をまた元のように戻し】

でもよォ……あの革命家サマがそんなオモシロでちいせェ過去を持ってたなんて初耳だったぜ
なんせ機関員でも知ってる情報なんてそうそう無ェわけだし……

――――よぉ、お前さ。クスリ、止めたいか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 03:54:40.46 ID:63/CPLUb0<> >>582

(――――――ッ…………。)

【斬華の挑発的な言葉。意識を灼く激痛のなか、ドクン、と高まる鼓動を感じる。だが……。】
 【………… “笑わせるな、限界などない”―――――】
 【それは柊の身体が、生命が、そう彼女を奮い立てるかの様でもある。】

(……そうだ、冷静さは失えない。判断力を失くしたのなら、そこで私の命は途絶える―――――)

【生じたものは怒りではなく、これまで以上の覚悟と判断力。】
【気息を整え、腱を初めとした全身の各所を最良のバランスで調整、最高の力を発揮する準備を終えて―――――】
【そして向けられる言葉を聞き届けた。初めから終わりまでを、斬華の過去と戦いの理由を……総て。】

【口を開く表情は微笑のようで、けれど、徐々に焔のように―――――】

(…………人柱、か―――――)

……優しいのね、斬華=Bだけど結局貴女は弱い――――――
………世界に抗う事を捨ててる。
初めから勝てないと諦めきって、勝てる勝負を投げ出している…………!

――――――――――――……逃げるな斬華、ゲトリクス!!
絶望に囚われたままの貴女に、世界は決して変えられないッ!!
人々を絶望なんてさせない―――――――――――――
世界の総てを敵に回してでも、この手で切り拓く “今” を以て、私は、その絶望を否定してみせる……!

――――――――――――――― 貴女を打ち倒し、この真実を証明するッ!!

【魂。生命。過去、現在、未来……重ね続けた絆と願い。】
【彼女の総てが総身を形容しがたい力で満たし、最速にして極限域の鋭さを湛えた、超疾の斬風としてゲトリクスへと疾走させる。】
【其処への反撃は激烈なものだ。】

(…………ッ!!)

【聖剣技、≪聖・柱・爆・砕・陣=竅B】
【迫り来る柱、そして熾烈極まりない衝撃波の群れ。】
【神速を以て柱だけは躱すも、全方位への衝撃波が問題だった。もはや躱す事など能わず、致命的なその圧力に、柊は―――――】

………く……ぅ……ぁ…………ッ!

【――――――――――――可能な限り低い体勢、衝撃波に自ら突き進んでいった。】
【耐えられるのは恐らく一瞬、否、観測限界に近い短時間だろう。】
【だが “その一瞬” こそが最大の好機。ゆえに、柊は其処に己が全てを賭けて―――――――】

  【それは彼女の生命の燃焼。】

 ………焔翅剣葬―――――――――――――――――――――――――

  【一切の迷い無く――――――横一文字の斬撃に、己の最大の剣圧と剣速を載せた。】

              ―――――――――――――――――――――――――――――― 迦楼羅ッッ!!!

【“金翅鳥”の秘めた火の力の完全解放、そして剣速による断熱圧縮。】
【衝撃波に高密度に圧縮された大気を白熱化した刀身が灼き、さらにその高熱を刀身が凝縮しながらさらに加速――――】
【そして柊自身の踏み込みを以て、遂に完成する“その一撃”を、斬華に届かせようとする。】

【凌がれれば彼女に後はない。たとえ叩き込めたとしても、到底“次の一撃”など望めはしない。】
【……だが、これでいい。これこそが、彼女の誇った全身全霊――――――――!!】
【衝撃波で既に満身創痍の身体で、柊は――――――――― 宿敵との決着をつけるべく、あらゆる総てを一刀に託した。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 04:13:12.41 ID:oSq3/UFJo<> >>596

……………。

【悪びれもせず笑いを漏らす彼女を黙って見つめる。―――眼前の女は、俺の全てを軽視し】
【俺の全てを……小馬鹿にしている。俺の苦しみを、憎しみを、悲しみを―――……だが、手を出してはいけない。だから―――】


[ ド ゴ ォ ォ ォ ッ ッ ! ! ! ]


【近くの机を、思い切り殴りつけた。座ったままで、フォームなんて関係ない、唯右腕を思いっきり上げて振り下ろしただけだ】
【―――しかし響くは、轟音。 アンジェルが待つ外にも、その破壊音が伝わるだろう。―――-決して大きくない、寧ろ小柄な少年だが】

【その威力は、巨大なハンマーを振り下ろす其れにも勝る。少年がジャンパーの腕部分を捲くれば理由は明らかだった】
【―――豪腕。不自然すぎる程の筋肉の塊が、グロテスクなソレが、彼の腕に付いていた。彼がだぼだぼなジャンパーを羽織る理由が、解るほどの】

―――……殺すぞ、クソアマ……!! 動けねぇ状態のテメェなんざ、一発ぶち込めば頭蓋骨も木っ端微塵なんだよ……!!
人間には「これ以上筋肉をつけてはいけない」という制御の遺伝子がある……其れを意図的に省いたのが俺だ
「遺伝子ドーピング」……その結果、こんな醜い筋肉ダルマだ。―――そうだよ、悲劇のヒーローだよ……だから!!

            ――――――アイツを殺して……悲劇の物語にピリオドを撃つんだよッッッ!!!!

【感情が昂り、声を荒げる。 真紅の眼をひん剥く姿は、まさに獣。特に大木のような腕を見せ付けられたのなら、其れは怪物にも形容できた】
【しかしその昂りも、彼女の一言で急激に収まるのだ。―――「クスリ、止めたいか?」 その、言葉で】

……止めてぇよ。 だからなんだ……? 止める方法があるとでも? ―――テメェのような外道の言うことを、信じろと? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/20(水) 04:35:12.69 ID:bk8JUTvFo<> >>598

【圧倒的な破壊の力に、机が四つの足を外へ向けて潰れていく】
【無論、その音はアンジェルにも聞こえたが――恐らく事態を予想していたのだろう、怒鳴りこむようなことも無く】
【ただ気を付けろと言わんばかりに、二度だけ『こん、こん』と扉をノックする音がして】

【一方のベイゼは、青年の腕を見て冷笑した。稀代の傑作≠ニ聞いていたものがゴミ以下≠セった――】
【――そんなシチュエーションで、人の心を考えずにモノを言う人物のする行動。機関員らしいといえば、そうなのだが】

うるせーんだよ失敗作*郎が。勝手にリミッター外して勝手に寿命縮めてやがれ
殺すゥ?やりたきゃ殺れよ、その代わりお前は一生此処の連中とはオサラバだし、クスリも止められねェ

……あんまり舐めてんじゃねェぞクソガキ、こちとら世界の大悪で腐る程バラしてきてんだ

【くつくつ、と笑うとベイゼは背後に隠れた手を動かして何かを掴み、それを青年の方へと投げる】
【何か=\――薬のケースだ。中には何錠かの色が違ったカプセルがあって、明らかに市販品ではない】
【加えて言うなら、機関制らしくもない。どちらかというと、どこかの試作品のような素朴さで】

『人間には「これ以上筋肉をつけてはいけない」という制御の遺伝子がある』―――その限界まで
『人間には「これ以上知識を詰め込んではいけない」という制御の遺伝子がある』―――その限界まで。

……お前面白いから教えてやるよ、私のコンセプト≠ヘソレだ。
如何に人格と肉体を保ちながら機関に忠誠を尽くす兵器を生み出せるか……結果は、《俺》さ
そして、その研究を進めた結果能力≠得て―――研究者が死に際に渡したのがその薬。

チョイとばかし、中身を解析したことがある。幾つか在ったが、1つに“全てをリセットする”ってのがあってよォ
つまるところ薬物による作用を全て元に戻すという薬。非科学的だろ?俺もそう思うが、そんなもんがまかり通るのがこの世界だわな。

【――――言葉が途切れる。まるで青年の反応を楽しむかのように、まるで青年が薬剤のケースを取るのを待つように。】

/すみません、そろそろ眠気が……一度ここらで切ってもよろしいでしょうか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 04:38:23.03 ID:oSq3/UFJo<> >>599
/そうですね一度切りましょう、長くなってしまい申し訳ないです……おやすみなさいませ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 18:23:47.10 ID:I6GmX7yeo<> 【水の国――地下道】

【負の遺産めいたラッカースプレーのアートが両壁を彩る、酷薄に冷え切った道は】
【地底へ奈落へとその口を開いて誰を待つとも知れずただ其処に存在し続ける】
【無音の世界は、何があろうと闇の中に飲み込んでしまえとばかり囁いてくるようにも見えた】

【かつん。即座に反響し出す革靴の足音は単純明快に何者かの所在を警告していて、】
【ソレは奥まった場所から出口の方へと、遅くも早くもない足取りで接近しつつある】
【やがてぼんやりと輪郭が浮かぶ程度でその足音は止んで、手許で携帯を操作したのだろうか】
【ハッキリと現れるその表情――右頬に「牛の生首が乗った皿」の刺青がある、黒髪の男だった】

【――通話を始めるでもなく】
【ただ其処に佇んで何かを確認するその姿は、見るものが見れば不審ではあるのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 18:25:57.84 ID:xtAFeODio<> 【喫茶店】
【長いブロンドの髪を後ろにまとめ、「我、思うも、既に我なし」と書かれた白いTシャツ、ダメージジーンズを履いたグラマラスな女性が...】

ありえない、こんなに香りの無い紅茶客に出してるなんて...ふざけてる...

【紅茶に文句を垂れている】
【ぐいっと一気に飲み干し、ケーキに手をつける】

あ、ケーキは美味しい

【髪留めにはカノッサのマーク、そして66の数字が書かれている】

/試験運用に協力して頂ける方募集中 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 19:19:47.43 ID:vqDLfQvbo<> 【魔海付近――泉のほとり】

……グゥゥウウウーーーアアアッ!
あァの糞野郎が! ――太陽が二ィ度昇ったというのに殆ど治らねェェエエ
[ヒーリンゲル]の効ィき目が薄すぎる上に、"自然治癒力"にまァで影響してやがるッ!

【全身真っ黒な毛に覆われている奥二重でコワモテ、エルフ耳で2mの身長の悪魔が、そのほとりであぐらをかいていて唸り声を上げている】
【頭部には二本の鋭く禍々しい赤い角を持っていて――とても険しい表情である】
【黒い白目と血の様に真っ赤な虹彩を持ち、首にはマフラーの様な長い紫色の毛を持ち、他にも所々に紫色や赤の模様や毛を持っている】
【鋭く赤い牙と同じく爪を持ち、手足や尻尾の先の方は紫色で、いかにも悪魔だと思わせる尻尾の先端には赤い棘がある】
【赤い棘は肩や手の甲、アキレス腱の位置にもあり、先端に赤い爪を持ち紫色の翼膜な黒い悪魔の翼を背から生やしていた】

【悪魔の頭部、胸部、腹部にはなにやら刃物によって深々と斬られた傷があり――特に"胸部"の傷が大きく】
【その傷の周囲には、何やら寒天質な"スライム"状の何かが纏われていて、"絆創膏"代わりにしているようだ】
【そのスライムのコアは悪魔の左側にあり、泉の中にもその身体が入っていて――大きさは、結構なものである】

――……ちィッ、"計画"は先送りだ――今はこの傷をさっさと癒す事に専念しねェとなァァアア
ああああッ、……絶対にぶゥッ殺してやる、肉体は挽肉よりズゥタズタに引き裂き、そォして宿る魂は一欠片ですら残させるものかァァーーッ!

【流れる血は、そのスライムによって大幅に封じ込めているが――それでも隣接面周囲に赤色が滲むのは、悪魔の傷の重さを物語る】
【悪魔にしかわからぬその痛みは、――"聖なる力"により焼かれるその痛みは、確実に悪魔に染み渡っているようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 19:27:04.11 ID:xtAFeODio<> /けっこう皆バラバラなのな、今更だけど <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 19:51:28.79 ID:nA2b3myoo<> >>603

なんだろうあれ、すごいな

【和服の刀をもった青年がすごいなと思いながら歩いてくる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 20:05:33.82 ID:vqDLfQvbo<> >>605

……あァ? 今の俺様は機嫌が悪ィんだ
死にたくねェならさっさと失せろッ!

【手負いの悪魔、その負った傷の痛みで精神がささくれ立っている、故に語調も荒い】
【だいぶ弱っているようで――そちらの方に分があるとも言えなくない……かもしれない】

【スライムまみれの悪魔というのは、確かに珍しいのだが――いや、悪魔の時点で珍しいか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 20:07:34.52 ID:oSq3/UFJo<> >>599

―――テメェが何言おうと、アンジェルの組織に捕まったオマエはもう終わりだろーが……
……アンジェルに迷惑はかけられねぇ。 終わったテメェに振り下ろす拳なんてありゃしないんだよ

【コンコンという音を鳴らしたアンジェルの方、ドアに見開いた真紅を送り―――唇を噛み締めて】
【捲ったジャンパーを戻し、「失敗作」の片鱗を隠した。無言も、嘲笑う彼女に送られしは獣の、真っ直ぐな殺意】
【その殺意の対象、ベイゼから投げられたナニカ。―――反射的に手を出して受け取る】

……ハッ、テメェも同類かよ。―――……こっちは小さな組織、そっちはあのカノッサ……確かに、俺は「失敗作」ってか?
―――で、試していると来たか。 確かに信じ難いが、本当なら俺は半分は救われる……が、テメェの言う事だ

……大量殺人犯―――吐き気を催す邪悪のオマエの。  ……ハッ、フルーソぶっ壊した俺も変わんねぇけどよ。 

【ケースの中のカプセルを、眼を細めて凝視する。明らかに、自分の反応を楽しんでいることが解っていた】
【―――飲むか、飲まないか。 彼は少しばかり固まってから、徐ろにペンダントに手を近づけて、「GALBO」と彫られたそれのGの部分を押した】
【……すると―――】

『ほいほい―――そっちから連絡とは珍しいな青年。 今わしゃあGBシリーズの大量生産に向けて忙しいんじゃが……』

【ペンダントから流れる、老人の音声。ジャックはペンダントに口元を持って行き、はっきりと口を動かして喋る。その声は、老人に向けられたもので】

ガルボのじいさん……『薬物による作用を全て元に戻すという薬』。 ……信じるか? それを手に入れたから、調べてほしい
『ほっほ……。 何とも非科学的じゃが、世の中には不思議で溢れておる。 ……お前の所にウチの子を送るから、そいつに渡しとくれ』

【Gの部分から、手を離す。―――握られたケースを、ジャンパー内にしまって。 そして視線は、再度彼女へと送られて】
【表情は一切動かさずに、冷静に低い声で語りかけた】

……テメェの思い通りにはさせねぇよ。 ―――カノッサは、もうすぐ潰れるぜ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 20:12:53.16 ID:8/Albr9no<> >>601
まだいたりされますか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 20:14:10.62 ID:nA2b3myoo<> >>60

すいません、怖いな
【青年は怖いと思っとようだなぜなら相手が怒鳴ってきたからだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 20:15:53.05 ID:I6GmX7yeo<> >>608
/こちらにおります <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 20:19:37.53 ID:vqDLfQvbo<> >>609

……ふん、怖いか、そォーか俺様が怖いか!

【悪魔は禍々しい笑みを浮かべる、何故ならば――】
【人間の恐怖を見ることが、悪魔の趣味だからだ】

じゃア、もォっと見せな、そォの顔をなァァアア! [タピオウドル]、出ェてこいッ!

【悪魔は青年の居る方に身体を向け、その正面に魔法陣を生成する】
【するとそこから闇が現れ、そしてそれは棘と羽の生えたダンゴムシとなる――つまり、魔物である】
【ダンゴムシベースの都合上、見た目に少々迫力がないのだが……】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 20:23:12.43 ID:C6FFACwIO<> >>603
「あれは、何だ…?」
【悪魔から十数m離れた場所だろうか、背丈150cm程度の一人の少女が草むらの後ろに立っている】

「尻尾からして悪魔か何かだろうか…」
【桜を思わせるような薄桃色の髪と碧い目に白い服、腰には刀…】
【見た目からすれば東洋っぽい顔つきである】

「で近くにはぶよぶよした何かが…」
【視線がスライムらしき何かの方へと】

「かなり機嫌が悪そうな感じだが、しばらく様子を見るとするか」
【草むらに身を隠すような態勢をとり、そこから顔を覗かせる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 20:25:08.88 ID:8/Albr9no<> >>601

【文明栄える水の国さえも地下道はあまりにも暗く陰湿な場所だった】
【そんな場所に似合わない格好をした女がここを歩いている】

迷子のねずみの捜索ですか……
はやく終えて帰宅したいものですね……

【その緑色の長いストレートヘアと碧色の双眸を持つ少女は真っ白のコートに身を包んでこの地下道を歩いていた】
【色白な彼女とは正反対な漆黒のブーツの硬い足音が地下道の中に響く】

あの方は……
何をしているんでしょう?

【男の方にも足音は聞こえていたかもしれない。足音が近くまで近づいたとき】
【彼女は立ち止まり、彼のほうを凝視しているのだ。天然が入っているのだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 20:26:00.90 ID:nA2b3myoo<> >>611
あえ、とても怖いです
【とても怖いと思う】
うお、なんだこれ!

【ダンゴムシに驚いてジャンプしてから下がる】

ダンゴムシか?【ダンゴムシに見えるようだ】
/すいませんウィキってどうやって作るんですか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 20:32:30.91 ID:I6GmX7yeo<> >>613

【近づく足音を機敏に感知した人影は逃げるでもなく、ただ淡々と其処から相手を伺っていたのだが】
【僅かなりともある採光で、その姿が少女のものであると察したようだった】
【それでも油断などこの場所この世界にいる以上出来うるものではなく、安易に距離を詰めることはせず】

……あー、此方は怪しいもんじゃない。生憎身分証は持ってないが
そっちのあんたは何者だ?「機関員です」とか物騒なジョークは止めてくれよ

【響いてきたのはフランクな語り口の男声】
【そちらからもぼんやり視認出来るだろう人影の輪郭は敵意がない証明のようにホールドアップの姿勢を取った】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 20:35:53.14 ID:vqDLfQvbo<> /御二方、複数絡みはよろしいでしょうか?

>>612

あァー、傷が痛む……"デュハ"は俺様が最も嫌いな概念だァと言うのに!
糞が、あァの糞野郎が、糞人間がァッ!

【その言葉から察するに、どうやらこの傷は人間の手によって負わされた様だ】
【――見た目も雰囲気も邪悪なその存在が嫌うものと言えば、すぐに察しがつくはずだ】

――んゥ? どォォオオーーやら、もう一人人間が迷い込んできたようだなァァアア
ヒャハハハ、そォこの草むらに隠れても無ゥ駄だぞ人間――俺様の鼻を舐ァめんじゃあねェ

【すんすん、鼻を数回ならせば――その少女の居る草むらに顔を向けて、真っ赤で鋭い眼光を飛ばす】
【普段ならば、小動物程度は逃げてしまうその眼光も――今は、アリを逃がすのが精一杯】


>>614

ヒャハハ、怖いだろォ、びイっくりしただろォ〜?
どォれ、タピオウドル――ちょいと相手してやりなァッ!

【ダンゴムシの口部から、1cm程度の"棘"が数本発射される――狙いはあなたの"顔"】
【回避はたやすいし、もし当たったとしてもチクっとするだけだろう】

【――やはり、この悪魔は弱っている】
【戦いに積極的に持ち込もうという意志は見られない】

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/編集は苦手だという方には、避難所のwiki編集依頼スレ的なところを利用するのもお勧めです

/もしかして初心者の方でしょうか?
/そのwikiにある「初心者のためのガイダンス」のページには、初心者でなくとも役に立つ事が様々書いてあります
/私もそのページはためになると思いますので、ぜひ読んで見ることをオススメします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 20:35:53.54 ID:W2rnH1fXo<> 【喫茶店『フルメタルジャケット』】
【今日も侍女服の従業員たちがせわしなく働く中で、労働のストレスから逃れるようにこの店を訪れる客でにぎわっている】
【今日もそのカウンター席で、侍女のうちの一人とやや疲れ気味に会話する者がいる】


じゃあゴウさんは無事治療を終えたのデスヨー?

『手ひどく痛めつけられはしたみたいだけどよー、そう跡が残る負傷まではギリギリ負わなかったみたいッス
今日明日ケロッと治ってまた自由に歩き回れるようになったみたいだぜー』


【その少女は純金の三日月の髪飾りで長くつややかな黒髪をポニーテールにして整えていた】
【耳をアンテナヘッドホンのような機械で覆い隠した、銀色のカフスボタンが袖に付いた黒を基調とした丈がくるぶし部分まであるロングドレス】
【その上にフリルだらけの常に汚れ一つない真っ白なポケット付きエプロンを着用して、メタリックカラーの小さなブーツを履いた…俗に言う侍女服の少女】

【もう片方は、灰の髪がはみ出る頭のタオルは今まさに仕事から帰ってきたかのように薄汚れており、その下に雄々しく、鋭さを感じさせる目が覗きこむ】
【首には柄の悪さを引き立てるような金のチェーンを下げ、腕には紅白のリストバンドを巻いていた】
【鍛え抜かれた上半身を包む、白かったのが同じく泥で汚れたタンクトップの上に、背中に『不退転』と描かれた赤色の真新しいジャンパーを着て】
【膝が白く色あせた青のジーンズ、そして便所サンダルという奇妙なガテン系スタイル、そんな外見の青年だった】


それは良かったのデスヨー、せっかくだから明日辺りどなたかにUTの事務所まで行くのを
一緒に付き添っていただけるかどうか頼みたかったのデスヨー、明日ゴウさんに頼んでみようと思うのですが、ゼンさんはどうデスヨー?

『いやー、俺はまだわかんねーッス、明日のバイトが早く片付けばあるいは、って感じッスねー』


【話から察するに、どうも彼らの仲間の一人が無事復帰する感じの、おめでたい話をしているらしい】
【二人の間には、なごやかで柔らかい安堵の空気が広がっているようだ】

【なお、カウンター席にはまだ余裕がある、店に入り注文する事は問題なくできそうだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/20(水) 20:37:16.80 ID:EH9GORpMo<> >>607

……さあ?テメェで『あの』と付けるほどの機関が、小規模組織如きを恐れるなら別だが
それに、此処の連中は甘ちゃんばかりだ。殺されるとも拷問されるとも思っちゃいねェ
仮にそうされたとして……泣いて詫びる程お子様な俺でも無ェのさ、OK?

しかしよォ、同類っても待遇が違いすぎてアイツ≠ノは感謝したくなるぜ
よく出来た肉体、頭脳、戦闘技術に能力―――肉達磨の千倍マシだわなァ

【尚も女性の挑発は終わらない。恐らく、『殺されない』という確信めいたものを感じているのだろう】
【もっとも、死を恐れているわけでもないようだが―――ふと、ベイゼが電話にぴくりと反応する】
【『ガルボ=x――そういえば、会合でかの革命家が口にしていたような気もするが―――】

――――っとチョイ待ち、ケースの中のカプセルだけ持って行けよ間抜け

中には赤1つ、黒1つ、そして青が2つ……お前が持って行っていいのは青が1つだけだ
他はテメェには全く関係の無いクスリだぜ?足りねえオツムで理解できたら、そうしろよ―――。

【なんて、青年がケースをジャンパーにしまうのを見て、初めて少しばかり動揺したように彼女は言った】
【確かに開けてみれば説明通りの色のカプセルが有り―――勿論、すべて持ち去ってもいいのだが】
【仮に持ち帰っても量産は出来ないほどに複雑怪奇な製薬方法であり、その効能も分からないだろう】

【また、青年の最後の言葉には――これまた意外かもしれない。返事はなく、同時に笑顔も消えていて。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 20:38:31.68 ID:nA2b3myoo<> >>616

うあああ
【なんとか交わしたしかし頬に少し傷ができる】
なんなんですか!
【なんなんですかという】

>>612
ん?なんだろあれ
【そっちを見る】
/はい始めて参加させてもらって間すありがとうございます! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 20:38:51.13 ID:8/Albr9no<> >>615

機関員ではないです……
あの、このあたりにこれくらいのネズミをみませんでしたか?

【少女は男の方へと立ち止まり、身振りそぶりで探しているねずみの特徴を伝える】
【大きさとしては犬程度の大きなバケモノネズミだ、探している最中らしい】

ところでここで何を……?
あなたも何か探しモノをしているのですか?

【ふと少女はなぜこの男がこんな場所にいるのかを聞いた】
【同じ探し物だろうかなぁと尋ねてみてみて。敵意はないと様子からも伺える】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 20:41:47.20 ID:JWi7qdyBo<> >>617
うんごぶりぶりんこ!!!!ドビュビュビュビュドバババババブッ!!!
ドリュルリュルウリュリィブブブブブブッッ!!!!あへあへうんこまん!!!ぶりっちょ!!!
ケツの穴からドババババババババッバwwwwwwwwwwwwWWWW
wwwwwwwwwwww
WWWwwwwwwwwwww??? ? ? ? ? ? ? ????? ????????wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

【しわしわの顔の侍が、物凄い勢いで脱糞しながら歩いてくる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 20:46:45.38 ID:I6GmX7yeo<> >>620

……ネズミ?さあ、そんなデカいのは知らないな
小さいのならその辺に幾らでも走り回ってはいるが……とてもじゃないが足りない、か

【続いた問い掛けに此方の警戒心も絆されたか、人影は距離を置くのを止めにした】
【その全貌が見える位置まで歩み寄りつつ答えた言葉には、相手の期待するものは無く】

【よれた黒スーツ姿の男。灰色の目と右頬の刺青が醸すのは真っ当な身では無いだろう空気で、】
【やたら包帯の多い首筋や青褪めた色の皮膚も、その穏やかならない様子に拍車を掛けていた】

俺は、ちょいと“ここの住人”を訪ねてただけさ
地上じゃ得られない情報が眠ってるからな。地下ってのは広いぜ?

【位置が近まると更に暗澹とした黒を背景に、意味深な笑みをひとつ乗せ】
【容姿を総合するに――ヤクザ、のようだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 20:47:53.20 ID:C6FFACwIO<> >>616
「デュハ…糞人間…何者かと戦って傷を負ったという感じだろうか…?」
【悪魔が吐いた言葉から悪魔の身に何が起こったかを察する】


「な…居場所がばれてる…?」
【しかし飛び出そうとはせず、隠れて様子を見続ける】

「(…睨んできた、こちらに殺意か何かがあるのか…?見た目からして結構強そうだけど傷もついて弱ってるという素振りだな…)」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage<>2013/02/20(水) 20:49:06.47 ID:p1VEdbUuo<> >>602
【喫茶店の扉が開き、新たな客が顔を覗かせる】

……待ち合わせだ。
茶髪の派手な女だ、来てねぇか?

【不機嫌そうな男性の声。応対に出た店員につっけんどんに話しかけている】
【店員は店内を見回し、ついでに来客の方も店内を見回して、どうやら待ち合わせの相手とやらは居ないようだった】

……ああ、待つ。
いらねぇよ、開いてる所に座りゃいいんだろうが。

【席へと案内しようとする店員を押しのけて、ティータイムを楽しむ女性の脇の通路を通っていく】

……。

【来客が、ふと女性の横で足を止めた】
【銀色の髪の、長身の青年だ。黒いレザージャケットとレザーパンツを身につけ、ホルダー付きのベルトを巻いている】
【ホルダーには長い棒が二本、短い棒が三本。合わせて五本の黒い棒が吊り下げられている】

【真紅の瞳が、女性の髪留めに向けられて】

……チッ。

【聞こえよがしに舌打ちを一つ】
【それだけを残して、青年は何事もなかったかのように奥のほうへと向かっていこうとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/20(水) 20:54:04.72 ID:mMD+nFSeo<>
【夕日の色に沈む街中。大通りから少し外れた路地の中に、寂れた公園がある】

【その公園の隅の方に、一人の女子高生が座り込んでいた】
【黒いブレザーにチェック柄のタイトスカート、赤いネクタイという学生服に身を包んでいる彼女】
【背丈は平均的だが、白い肌とうっすら紅に染まった頬、長い睫毛が特徴的な美少女だ】
【やや長めの前髪、顎までで揃えられたもみ上げ、胸までの長さの後ろ髪と、そのすべてが一直線に切り揃えられた髪型。その艶めく黒髪は、よく見ると日焼けで少しだけ赤紫色をしていて】
【彼女からは、何か"神聖さ"のようなものが溶け込んだ、不思議な雰囲気を感じることができる、が……】

…………

【今はそれよりも、ベンチの目の前でしゃがみ込む不審な挙動が目に付くだろう】
【しばらくの間、彼女はベンチの下に視線を送っていたが…………やがて、ゆっくりとした動きでそこへ手を突っ込んだ】
【……ぺろり、とその指先を撫でる感覚。隠れていた子猫がおそるおそる顔を出し、その手にじゃれついているのが見えるだろう】
【それまで不機嫌そうに閉じられていた少女の口元が、うっすらと笑みの形になった、ように思える――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 20:56:42.04 ID:vqDLfQvbo<> >>619

ヒャハハ、普段見るダンゴムシなんかよりよっぽど強ェだろォ?

【そのダンゴムシの大きさは――50cm程だ、あの深海のダンゴムシである"ダイオウグソクムシ"よりも大きい】

何なんだって? 見ィてわかるだろォォオオーーッ
俺様は"悪魔"! 超強ェー悪魔だッ!

【そう、弱っていながらも……禍々しい笑みとともに、そういう悪魔】
【いかにも悪魔な角や翼、尻尾があることからもそれは伺える】

――もう一人、人間が迷い込んできて居ィるようでなァァアア、そォいつも呼ォんでやるよ

【ダンゴムシが羽を動かせば、その身体が浮く――】

/やっぱり新規の方でしたね! これからよろしくお願いします
/出来れば、もう少し行動や描写を増やしていただけるとこちらもやりやすいです
/例えば、「かわした」だけでは、どのようにかわしたかがわかりません、場合によっては瞬間移動を疑われます
/「顔を右にずらしてかわした」や「刀で弾いてかわした」などと書くだけでもだいぶ違ってくると思います


>>623

――ヒャハハハ、……出ェてこないなら俺様から引きずり出してやァるよ!

【羽ばたくダンゴムシが、あなたの隠れている草むらに顔を向けると】
【その口部から、一本の棘が発射される――長さはおよそ10cm】

【狙いは、草むらに隠れているだろう胴体部】
【速度はあまり速くなく、――もし直撃すれば、その棘は数センチ刺さるだろうか】
【警戒心を持っているあなたならば、対策は幾らでも取れるだろう】

【――殺意を持っていると言うよりは、2日も治らぬ傷のせいで不機嫌なだけなようだ】
【そう、――2日前に人間に負わされ、殆ど治らず焼けるように酷く痛むこの傷のせいで】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 20:56:47.03 ID:oSq3/UFJo<> >>618

……何だ、この状況を打開できるとでも思ってやがるのか
カノッサに比べりゃ此処も小規模も小規模の組織だろ……それに捕まるテメェも俺と同類―――「出来損ない」って訳さ

【挑発には、こちらも挑発で応戦して。―――兎に角、十分過ぎる情報に、+αを得られることができた】
【胸糞悪い気分は勿論あるが、結果は上々。復讐への光明が、微かに見えた】

……―――ああ、理解した上で、全部持ち帰る。 怪しいものは出来るだけ持ち帰れと、言われてるからな
この薬、はっきり暴いてやるよ。どうせ……碌でもない薬に決まってるんだろ

【誰がコイツの言う事なんか聞くか、と言わんばかりに反抗し、持ち帰るはケース内の薬全て】
【「もし飲むならば、青―――」彼女の話から、そう読み取って頭の中で反芻する】

……もうテメェと話すことは無いが、最後に言っておく。
―――此処のヤツは、アンジェルは優しい。でも、それは甘さでもある。だからもしお前を殺すことをこの組織が渋るのなら―――

――……ジャッキー・ハートグレイブスが、この俺がテメェを砕く

【ジャンパーのポケットに手を突っ込み、ケースを握りしめたままジャックは立ち上がる。そのままドアを開けて部屋を出ていくだろうが】
【―――ドアノブを握った彼の背中に、ベイゼは何か語りかけるのだろうか、それとも無言か】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/20(水) 20:57:56.82 ID:JWi7qdyBo<> >>625
無能便護士(授業中に出したら中学生活終わるナリ…)
無能便護士(そうだ、大声出して音をかき消すナリ!)
無能便護士「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
先生「無能便護士くん、ど、どうしたんだいきなり大声出して」
無能便護士「なんでもな(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

【無能便護士が授業中に奇声を上げながら脱糞する】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 20:57:59.77 ID:xtAFeODio<> >>624
Hey、レディの横で一旦立ち止まってから舌打ちってどうかと思うんだけど?

【座ったまま振り向き、指差す】

切り落としてあげようか?色々

【冗談を言って居るが、目には、それがいつでもできることを示している】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/20(水) 21:01:22.08 ID:mN4+E8Fvo<> >>617

【――新たな来客は、静寂を纏って現れた】
【静かに、たおやかに、入り口をくぐったその人物は、店内の様子を顧みる様子もなく、一直線にカウンターの空席に向かう】


……………………


【それは、白を基調としたセーラー服と紺色のスカートに身を包んだ、身長160cm程度の少女だ】
【その表情に感動はなく、縁無し眼鏡の奥に湛えられた碧眼は深海のように深く、暗く、かつ冷たい】
【また服装に合わせるように被っているのは、長い青色リボンの巻かれた、白い水兵帽】
【そして真っ直ぐ伸びる彼女の長髪は黄金色に煌めきながら、流れるように虚空に揺れていた】


…………ふう…………


【着席すれば、彼女は一息ついた後、そこでやっと、ゆっくりと辺りを見回し始める】
【その挙動は、「何か」を探っているようで、いやに綺麗な着席姿勢や、張り付いたような無表情もあいまって、】
【彼女の雰囲気をどことなく「妙」な感じに仕立て上げているが――】


【――その実、「初めての店の雰囲気を掴もうとしている」のと、「メニューを探している」だけだったりする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 21:01:41.44 ID:8/Albr9no<> >>622

そうですか、この辺りにはいなさそうですね……

【この男の情報からこの辺りにはいないだろうと判断する】
【何しろデカいネズミである、近くを通れば大抵の者なら気づくはずだからで】

ここの住人……ですか?
ホームレスならともかくこんな場所に人間が住んでるとは思いませんが……

【男の格好については特に不審に思ったり言及することはない】
【その手の風俗的な常識や見解などあまり知らないのだろう】

あ、見つけた
おじさん!動かないでください!

【その男の後ろでガサッと大きな物音が聞こえるだろう。】
【その後ろには大きなネズ……いやワニがいたのだ。ネズミなんてかわいいモノではない】

今度こそ捕まえる!

【少女のコートの袖口から円状の鎖に繋がった刃が少し出てくる。その先端に鋭利な両刃の付いた鎖が袖口から飛び出してきて男の方へと射出されていく】
【男の眼前のところでその鎖は曲がり背後のワニをがんじがらめに束縛した。あっという間の出来事だった。ワニは後ろで拘束され身動きができない状態である】

よかった……これで家に帰れます……

【ネズミではなくワニを捕獲し、安堵の表情をする少女。】
【ワニとネズミを間違えているのはワザとではない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 21:02:59.35 ID:nA2b3myoo<> >>626
ぐあああああああああああああ
【まともに直撃して青年はもう虫の息になってしまったすぐに死んでしまうだろう相手の勝ちだ】
/なんかすいません自分ご迷惑みたいなのでやめておきます
ありがとうございましたバカみたいですみませんでした <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:05:27.99 ID:C6FFACwIO<> >>626
「(でっかい虫が…気持ち悪い)」
【ダンゴムシらしきものがこっちを向いたのを見て少し引く 虫は苦手なようだ】
【それと同時に警戒心を高める】

「何か飛んできたっ…!?」
【危険を察知し、素早く右へと体を動かす】


「…何なんだよ、そこの」
【ガサッと音を立てて草むらから少女が出てくる、そして悪魔に向かって指を差しながら言葉を放つ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 21:09:31.84 ID:nA2b3myoo<> /あの別の方とされてるので自分ではご迷惑かなと思ったんですすいj <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)<>sage<>2013/02/20(水) 21:09:34.47 ID:p1VEdbUuo<> >>629

……うるせぇな、黙って座ってろよ

【呼び止める声に、あっさりと青年は立ち止まり、首だけで振り返って答える】
【口角を吊り上げて笑っているが、女性を見るその瞳に宿っているのは憎悪の炎】

そうすりゃテメェの脳天にも心臓にも風穴が開くことはねぇ。
もうちっと頭低くして生きてろよ、糞売女。

【初対面の相手に突きつけるモノとは思えぬ罵詈雑言を、青年は一方的にたたきつける】
【それも、女性の様に冗談めかした言い方ではなく、低く、相手を脅すような声音で】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:10:37.64 ID:I6GmX7yeo<> >>631

いやいや浮浪者じゃなくてだな、……まあそう見えるだけマシ、なのか
って何だ、いたのか?バケモノネズミとやらが……

【それから先の光景に関して、記すならばこの男は酷い阿呆面で一連の流れを凝視していたのだが】
【自分に飛来した鎖への反応速度はともかくとして、そこからの瞬時の回避行動には繋がらず】
【物騒な見た目の割に戦闘の心得自体はそうでもないのだろう――懐に伸びた手だけが違和感ではあったのだが】

……ええと、何だ。良かったな
死んでるせいか、俺の目からだとそこのソイツはどう見てもワニにしか見えないんだが
まさか死体の肉は食わないだろうな?一応不安だからそれ以上それ持って近づかないでくれよ

【この状況に際して比較的冷静なツッコミを成せるだけの人生経験(?)があるのだろうか、】
【それにしても、己の比喩か直喩か妙な言葉が際立つひとつの明確な“差異”であった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 21:10:42.27 ID:nA2b3myoo<> ≧634
ghV/送信ですすいません自分がやめた方がいいかなと思ったのですやめました <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 21:13:14.07 ID:nA2b3myoo<> _zm@weG <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 21:13:36.92 ID:nA2b3myoo<> >>638
/ミスですすみめせん <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 21:17:04.23 ID:vqDLfQvbo<> >>632

……あ、あァりのまま! 
そォっちにトゲは飛ばしてねェのに何ァ故か直撃した
……どォこかに別の奴が居ィるのか?

【首を傾げる悪魔、もし本当にそうだとすれば青年は別の者からの攻撃を受けたことになる】

/最初は誰しも初心者ですし、初めから上手な人は稀です、技術を盗みつつ何度もロールをする内にそれなりの腕にはなりますよ
/なので、あまり気にし過ぎないほうがよろしいかなと思います
/ともかく、お疲れ様でした


>>633

――ヒャハハハ、出ェてきたな人間
俺様は……邪悪で超強ェー悪魔! 邪禍! ――種族はベテアドット、そォいつは悪しき闇の主の名を持つ
そォしてこいつは[タピオウドル]――ダンゴムシに棘と羽を混ぜて作った俺様の部ゥ下!

【トゲが回避されたのを認識すれば、自分の近くへダンゴムシを誘導し】
【そして出てくる少女、その問いに対して……過剰な程の答えを返した】

俺様は今、凄ォーく機嫌が悪ィんだ……死ィにたくなかったら――
――さァっさと失せるか、何か面白ェモノでも寄ォ越しな

【何度も述べる通り、この悪魔には今はまともに戦闘をする意志はない】
【なので、何も持っていなくとも殺されることは無いだろうし、――それに、知能はそれなりにあるようであり】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 21:18:17.83 ID:vqDLfQvbo<> >>634
/落ち着いてくださいwwww
/どちらにしても、あまり気にする必要はありませんよー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 21:18:46.17 ID:8/Albr9no<> >>636

はい、これでやっと帰ってお風呂に入れますから
これって……ウサギじゃないんでしょうか……
動物図鑑でも帰りに読んでみましょう……

【彼女の探し物は終わったのだが、その探し物はウサギではないだろうと】
【本でも読んで勉強しなおそうという前向きさはマトモにも見えるだろうか】

ところで……地上にいくにはどうしたらいいんでしたっけ……
すいません……帰り方忘れちゃいました……

【手から伸びる鎖でワニを拘束したまま彼女は問う】
【帰り方を忘れてしまったらしい、自分が降りてきたであろう昇降口さえも……】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 21:20:01.86 ID:xtAFeODio<> >>635
なるほど...これか...

【笑いながら自分の髪留めをつつく】

殺りたいなら、殺ってしまえばいいじゃない
もっとも、殺られる気もないんだけどさ

【両手を広げ肩を竦める、冗談めかした喋りは素らしい】

うちの仲間に恨みがあるんでしょ?ここに数字付き(ナンバーズ)がいるんだよ?やることは...わかるよね?

【ナンバーズの単語を聞き、他の客がざわつく】
【挑発的な視線を投げかけてみようか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/20(水) 21:23:43.56 ID:EH9GORpMo<> >>627

……、…………テメェ――――……。

【ぽつりと、呟くようにそう言った。ただそれだけで、動くこともそれ以上話すこともない】
【しかし視線は明確に睨むようなものへと変化していて、笑顔なんて全く見えず】
【やがて扉が開かれて、部屋にはベイゼ一人になり。そして数秒―――青年の背後の扉が、何度となく轟音を立てる】

【ただの扉とはいえ、歪むようなことはなく。しかし向こうの様子も見えないから想像する他ないのだが―――】
【後になって、足を痛めた状態の彼女が見つかったことから、きっと扉を力いっぱい蹴り続けたのだろう。その意図は、果たして何か】


―――終わったの?随分と激しく口論してたみたいだけど。

【アンジェルが扉に目を向けつつ、ジャッキーへと声をかけ、改めて扉の鍵を確かめる】
【閉まっている。開くことはなく、向こうには狂犬―――それなのに、部屋の外はなんとういうか、とても静か≠ナ。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:24:33.25 ID:I6GmX7yeo<> >>642

……規格外だな、嬢ちゃん

【己を差し置いて言えたことでもないのだが、とは皮肉ではあるのだけど】
【果たしてどうしたものかと、やる気もなしにポリポリ頭を掻いていた男だったが】
【道を問われればついと向けた指先。彼女の真後ろ、一本の道の先】

そのままずーっと戻って行けば、右手に昇降口がある
そっちから地上の灯りも差してるだろうしすぐに分かるだろうぜ
で、だ……俺が案内に行ってやりたいところだが、生憎まだ「出て良い時間じゃない」

【「一人で大丈夫か?」と見せた顔は、存外懇切丁寧な柔らかさを持っていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 21:26:37.45 ID:W2rnH1fXo<> >>630

【新たに現れた客の気配、それに気が付いたポニーテールの侍女は】
【タオルバンダナの青年との会話を一度打ち切り、そちらの方向に歩み寄る】
【少女の席の前に行くと、彼女は背筋を伸ばし、礼儀正しくお辞儀をしながら】


いらっしゃいませ、お嬢様!――こちらは初めてのご来店デスヨー?
ご注文の際はこちらのメニューを参照ください、お決まりでしたら、ぜひこのワタシにお申し付けくださいデスヨー!

『かしこまらなくていいぜー、そう緊張しなきゃいけないほど格式高い店じゃあねーからよォ〜
こんな身なりの俺も普通に来てる店ッスからね、大丈夫大丈夫』


【メイドの方がす、と丁寧に小奇麗なメニューを渡してくる横で、タオルバンダナの青年は】
【おそらくは初めての客なのだと即座に察したらしく、親切にセーラー服の少女を気遣うような声をかけてくる】

【――この辺では見かけない顔ぶれ、どういった素性の人間か?少し気にはなったが今の所は特に気にする素振りは見せてない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage<>2013/02/20(水) 21:29:26.89 ID:p1VEdbUuo<> >>643
【青年の右手が、腰元のホルダーへと伸びる】
【軽い金属音が、ざわつく店内の中、やけに明瞭に響いた】

……黙ってろって言ったろうが。

【気が付けば、恫喝するような青年の声と共に女性に向けられているのは、槍の穂先だった】

【一体どれほど、同じ動作を繰り返したのか、電光石火の早業で腰元に吊られていた長い棒が組み合わさり】
【長さが二メートルを超えようかという長槍が、青年の手の中に納まっていた】

こっちが我慢してやってんだ。
テメェを[ピーーー]気なら、とうの昔に殺ってる。そうじゃねぇから、テメェはまだ床に転がってねぇんだ。

……最後だ、黙って、座れ。

【胸元に向けた槍の穂先を、額の方へと移動させながら、開いた左手の親指で、女性が座っていたシートを指す】
【不遜にそう最後通牒を突きつけて、青年は女性を睨んでいる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:32:04.13 ID:C6FFACwIO<> >>640
「超強い…か、自惚れもほどほどにしといた方がいいと思うけどな…?さっきから見た感じ、誰かと戦って負けたようだし」
【ブチ切れてもしかたないようなことを言っている、本人は忠告のつもりで言ってるようだが】

「そこまで詳しく言わなくてもいいのだが…で、名前は邪禍…悪しき闇の主…か」

「まあ正義も悪も、私にとっては興味ないけどね」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 21:34:44.98 ID:8/Albr9no<> >>645

は、はい。ありがとうござます……

【男から忘れないように熱心に帰りの道を聞いて】
【聞きおえた後にお礼のにおじぎをすると】

あの、おじさんの名前は?
わたしは、ユーリって言います

【名前を尋ねて聞くと、後ろへ振り返ると男から教えられた道順に沿って地上へと帰る】
【彼女の帰った後からは微かな冷気が残っていた】

/ありがとうございましたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 21:38:58.83 ID:oSq3/UFJo<> >>644

……ふぅ。 ―――……疲れたぜホント

【ジャックが外の空気を大きく吸い込むと同時に、ドアを激しく叩く音がこちらにまで響いて】
【その方に眼をちらりとやりながら、一度屈伸をして息を吐いた】

……わり。 ―――……マジで約束破りそうだったわ
あ、これだけは言っておくけどさ……もしアイツを殺せないなら、俺が代わりに殺ってやる。
―――汚れ役は引き受けるから。

【アンジェルには、少し申し訳なさそうに。両手を合わせて、謝罪のポーズを取って言葉を飛ばす】
【―――その後続けた言葉は、少し雰囲気を重くして。真剣な表情、そして本気の眼で告げる】

確かに胸糞悪ぃが、得るものはあった。―――会合の存在に……コレ。
―――コレに関しては、知り合いの博士に調べてもらうつもりだ

【ジャンパーのポケットから取り出したのは、先程の薬のケース。軽く宙に放り上げ、掌に再度収める】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:40:53.18 ID:I6GmX7yeo<> >>649

はいよ、まーっすぐ行って右だからな。
一応間違えないとは思うがあんただから不安だ、くれぐれも間違えんなよ?
ユーリ、な。俺は悦那(えつな)。悦那・スティングレイさ

【別れ際には一言二言きちんと添えて、その姿が見えなくなるまでは見送っていただろう】
【残された冷気には灰眼が探るよう向けられたもののこの場所の特性故にか、余り気を向けず終わってしまう】
【後には静寂と――ピリリ、と鳴り響いたコール音。ワンコールで終わったそれに、男はついぞ出ることはなかった】

/ありがとう御座いました。早めにきりあげる形になってしまって申し訳ないです <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 21:41:23.66 ID:xtAFeODio<> >>643
得物を抜いたね?

【腕からズズズと、刃が生えてくる】

私も一応はカノッサの数字付き、得物を抜かれたら死合う、それがルール

【席を立つと、脛からも同様の刃が生えている】
【刃渡り70cm程度のマチェットのような刃である】

我慢する必要は無いよ、私も、退屈だったんだ

【中国武術の構えをとり、手招きする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 21:42:14.49 ID:xtAFeODio<> >>652
安価ミス
>>647あて <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/20(水) 21:43:13.37 ID:mN4+E8Fvo<> >>646

――あら、ありがとうございます

【少女はやはりというべきか、笑いもせず、しかし機嫌が悪いという風でもなく、】
【ただ淡々と、あるがままを受け入れるように、メニューを受け取る】

【そして青年の声を横から受けつつも、これといった反応もせずメニューにさっと目を通せば、】


…………ブレンドコーヒーと、チョコレートケーキを、お願いします


【凛とした、よく通る聞き取りやすい声で、そのように侍女に告げるだろう】


【それから、少しだけ間を置き、】


……さて、と――見ず知らずの来客に躊躇せず声を掛ける度胸は重畳……
店員様のお知り合い、とでも申したところでしょうか……?


【と、少女は、青年の方に顔を向けて、語りかける】


『こんばんは』、そして『はじめまして』――
カラスの導きで参ってみましたが……なるほど、悪くない、佇まいのお店です――


【クイっと眼鏡を上げる仕草を見せる少女は、雰囲気だけでなく、言葉もまた「妙」で――】
【魔力に鋭い者ならわかるであろう――微弱ながら妖しい魔力を漂わせていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 21:44:25.06 ID:vqDLfQvbo<> >>648

――けッ、こォの傷は風邪引いててで調子が出ェなかったせいで付ゥいたんだよ、けエっして負けた訳じゃあねェー
自惚れじゃあねェーんだ、人間! ――そォーだなァー、水の国のとある通りが……最近悪魔に占領されてなァァアア
ヒャハハ、そォいつが俺様の仕業ッ! ――風ァ邪引いてなければ、もォーっと占領できていただろうなァァアア!
……分ァかったか、テメェー! 俺様が超強ェーことは事ィ実! 糞がッ!

【――流れるように怒りの混じった言葉を放つ悪魔、確かに水の国にある"モルド通り"が悪魔に占領されていたのは事実であり】
【その犯人がこの悪魔であることも紛れもない事実――2/18に開放されたのだが】
【ただ、風邪を引いていたという事は嘘である、――邪悪な悪魔に非常によく効く"聖"の力を持ちし者に敗れただけだ】

――ヒャハハ、正義も悪も関係ねェーか!
正義の野郎は煩くてなァー、出ェ来ればテメェーが悪なら嬉しかったが……まァー、良い
俺様の傷に塩を塗られ辛酸をかァけられる……そォーいう展開は無ァさそうだしなァアァアア

【ダンゴムシのトゲに気をつけながら、それを脚の上に乗せて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 21:47:05.38 ID:vqDLfQvbo<> >>655
/風呂入ってくるので、次遅れるかもしれませんすみません <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/20(水) 21:52:48.97 ID:T8gRpiNR0<> 【大通り】

【灰色の髪、空色の瞳、大きくてフサフサした尻尾。】
【古びた黒いコートに身を包んだ私が街を歩く。】

(コネクションか、力か。)
(何にせよ二人では、限界があるか?)

【考え事をしながら歩いているから、前に注意は向けていない。】
【自分からぶつかる事は、無いと思いたい。動物的な勘を頼る。】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:53:41.59 ID:C6FFACwIO<> >>655
「風邪をひいていたと、今は至って健康体なご様子だが」
【再び煽るような言葉を発する、まあ本人はそのつもりではないようだが】
「…あれ?その悪魔に封鎖されたって通り、こないだ開放されたんじゃないのか?」
【そして数秒間間をおいてから言う】

「で、その虫を乗せてどうするつもりなのさ?」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>sage<>2013/02/20(水) 21:53:42.73 ID:XqzjAbVVo<> >>637
//横から失礼します
//ID:nA2b3myooさん、まだいらっしゃいますか?
//もしいらっしゃるようでしたら、>>1のリンクか>>3のWiki経由で避難所の舞台裏スレにおいで下さい <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:53:49.98 ID:p1VEdbUuo<> >>652
……そうかよ。

【青年は溜息混じりにそう零すと】

……なら殺してやる。

【テーブルを指していた指を身体の後ろに回し、槍の石突を抑える】
【同時に右手の握力を緩め、左手だけで押し出すように槍の穂先を、そのまま女性の額を掠めるように、上へと突き出す】
【左手で押し出すだけの攻撃自体に、それほど攻撃力はない、牽制のような一撃】

【曲線を描くように伸び上がり、天井を向く槍の穂先】

星ッ!

【槍の動きが止まると同時、青年は右手で槍の把手を掴みなおし】
【右手一本の力で、女性の脳天へと槍を叩きつける】

【初撃は最初から牽制のための捨石、本命は後に下ろされる振り下ろしだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/20(水) 21:54:12.19 ID:C6FFACwIO<> >>656
//了解です <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/20(水) 21:55:15.44 ID:EH9GORpMo<> >>650

いいのよ、一時はどうしようかとも思ったけど、悲鳴なんかも聞こえなかったし
……テーブルはまあ、ベイゼがやったってことでウチのリーダーに報告しておくわね?
それと、もしもの時のことも……うん、お願いね。闘いと捕虜じゃ、どうも覚悟が違うみたいで―――。

【殺せない――民間人と悪人に対する心構えの違いのようなものだろうか】
【ベイゼは悪人だが、抵抗らしい抵抗は出来ない。なにせ能力が使えないのだから、当然だが】

【だから、アンジェルは素直に青年の申し出を受けて礼を述べた】
【それから会合≠ニいうワードに少し反応し――ケースについては】

それ、ベイゼの唯一の所持品よ?まあご本人もあれだけ元気だし、奪ったんだろうとは思わないけど……
……何にしても、機関員の薬なんて不審きわまりないし気をつけてよね?
それと、会合って言うのは?私が聞いた時は大して何も答えてくれなかったのよ、しょげ返ってたし。

【と、言葉を紡ぎながら歩き出す。なにせここは基地で、地下だ。表の店舗まで案内しようというのだろう】
【その道すがらの会話――きっと直ぐに、酒場のような表の顔≠ノ戻ることになる。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 21:57:45.86 ID:nA2b3myoo<> >>659
/書き込めみした
/すいません失礼しました
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 22:00:12.74 ID:xtAFeODio<> >>660
っ?!

【牽制に少し狼狽える】

せやっ!!

【頭に振り下ろされる槍を、腕の刃で挟むように防ぐ】

ぐっ?!

【牽制もあって、体勢が少し崩れる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 22:05:41.63 ID:W2rnH1fXo<> >>654


かしこまりましたデスヨー!すぐにご用意できますのでしばらくお待ちくださいデスヨー!
ブレンドコーヒーとチョコレートケーキをお願いしますデスヨー!


【無表情のまま、確かに放たれた注文を、侍女は――メモを持つ事もなく、一字一句聞き逃すことなく】
【確かに承った後に一度カウンターの奥に引っ込んで行った、その後、こちらに話を振ってきた少女に気が付いた青年は】
【一件無愛想な態度で、頭をぽり、とかきながら彼は呟いた】


『おう、まあ俺はこの店には1年くらい通ってるからな、開店したばかりの頃から
もうすっかり顔を覚えられちまったし、この店に頻繁に来る客の顔は俺もすっかり覚えちまったッスよ
あんたの顔はこの辺でもとんと見かけたことがねえからな……だからすぐ気が付いたんスよ』


【ややぶっきらぼうな様子で言うこの青年はどうやらこの店の常連らしく】
【店員はもちろんの事、ここに頻繁に来る客とも完全な顔見知りになっているらしい】
【だからこそ、ここに現れたセーラー服の少女の様子などを見ても初めて来店したのだろうと判断したらしい】

【ふと、彼はやや鋭い目で少女の方を見て】


『気に入っていただけたなら光栄ッスよ、まあゆっくりしていってくださいや……って客の俺が
言うのもおかしいんスけどね……ハハ、しかしあんた、立ち振る舞いが何と言うか……ただ者じゃねえな
どことなく常人と違う雰囲気も感じ取れるし……どこぞで名を売った事のある戦士だったりしてな』


【などと、冗談めかした口調でそう指摘してくる青年――魔翌力に鋭いようにも見えなかったが】
【手持ちの品にも魔術に関する物を所持している様子にも見えないが、ある程度の知識はあるのかもしれない】
【あるいは、戦闘を重ねる内に、その手の気配をある程度感じ取る力を持つようになったのか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/20(水) 22:06:22.70 ID:VGG5Uvkio<> >>657
【道を歩く私ちゃん(仮名)の前から、一人の少女が歩いて来た】
【向こう側から、擦れ違う形で、絶対ぶつかる筈が無いーーー筈なのに】

【どんっ!】
【ーーー正面からぶつかった少女は、大袈裟に尻餅をついた】

…あーいって…あー…

【深い隈のある生気のない目、長い前髪が鼻の上で交差する長い黒髪、死人のような白い肌】
【女学生然と言ったセーラー服に、袖の余ったカーディガンを着て、ボロボロの長い黒いマフラーを巻いた少女】
【そんな少女が、尻餅をついたまま、相手を見上げて】

あー、これ折れてるわ、何とは言えないけど折れてるわこれ
やばいなー大会参加しようと思ってたのにこれじゃ出れないかもなー、治療費ないと治らないなー

【ーーーアタリ屋だーッ!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 22:08:12.64 ID:p1VEdbUuo<> >>664

【右手一本で槍をたたきつけながら、流れるように青年の身体は次の動作へ】
【余った左手で槍を上から掴み、右手は槍をねじるようにして下側へ回す】

【同時、両の足で床を蹴って飛び上がると、槍を受け止めている女性の腕を支点にして】

烈ッ!

【店内の天井スレスレまで飛び上がると、青年は自信の体重全てを右足に集約し、跳び蹴りを放つ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 22:12:04.90 ID:oSq3/UFJo<> >>662

―――……ホント、恩に着るぜ。
薬に関しては大丈夫だ。―――調べて貰っても解らないなら、手は出さねぇよ……たぶん

【歩く彼女に着いて行きながら、返事を返す】
【自分でも解らない。もし効果が判明しなければ、どうしているか。ガルボ博士とつながりがなければ、どうしていたか】
【ベイゼの言うことを、鵜呑みにして飲んでいたか。もしかすれば罠と決めつけて薬を粉々にしていたかもしれない】

【故にその返事も、曖昧なものであった。話は、会合へと移るが―――】

……ただ、「会合」があった、主催がコーネリアスだったってことしか解らなかった
―――拷問なんぞしても、吐きそうにもない。

【結局、情報は其処までで。でも彼のやることは見えている。―――会合の場所を、暴く】
【参加していた、若しくは会合を知っていた人物を見つけ出し、その場所を吐かせる】
【きっと暴くことが出来れば、コーネリアスの首元に牙を食い込ませる事ができると信じて】

【―――幾らか歩けば、目の前に現れるは酒場。ジャックはそのまま酒場の出口まで歩いて、アンジェルに身体を向ける】

……今日は本当にサンキューな、得られた情報も俺にとっては大きかった。
次会うときは、また戦場かも知れねぇな……セロの時みたいに。 ……じゃ。

【今日何度目かのお礼を口にすると、そそくさと酒場のドアを開けて立ち去る青年】
【―――お詫びの肉まんは、また今度と言うことだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/20(水) 22:12:39.82 ID:oSq3/UFJo<> >>668
/これで終了です、アンジェルの方貴重な機会をありがとうございました!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 22:13:42.38 ID:xtAFeODio<> >>667
なっめんなっ!!
【崩れた体勢は体重を支えきれず転倒】
【そのまま横に回転し、飛び蹴りを回避】

ドラァ!

【起き上がりざまに腕の刃で切りつけようと腕を振る】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/20(水) 22:25:28.86 ID:EH9GORpMo<> >>668>>669

【アンジェルはにこりと笑って、一つ頷いた。これ以上、何かを言うまでもないと思ったのだろう】
【自身も青年も、最早子供ではないのだから―――それから、薬に付いてだが】

【その複雑怪奇な成分を分析すると、3つの薬の効能が推測≠キることができるだろう】
【赤は人の脳に作用する――それもかなり深く。とすると、能力やそれに準じる何かを呼び覚ますもの】
【黒は、人の鎮静物質の分泌を恐ろしく早める薬。つまり、兵器≠ニして完成させるための、感情を殺すモノ】
【最後に青――これは言葉の通り、薬物による作用を全て排出させる効能がある。ただし、副作用は知れず―――】

【―――どれも複製は出来ない。けれど最後の青に関しては、似たようなものは作れるかもしれない】
【被験体としては、ジャックでもいいだろうし、或いは尚も被害者の多い卵≠ノ対しても、もしかしたら。】


会合、か……悪の集会なんて想像したくもないけど、どこかのビルとか、お城とかかしらね?
やっぱり一般人の入れない場所でしょうし、なにかしらのプライベートな土地……んー。

……ま、お互いこれからも頑張りましょうねジャック。
肉まんの事も、約束のことも、どっちも忘れないでおいてあげるわ。それじゃ、元気で――。

―――――さて、セリーナの所に行かないと、ね。

【酒場の入り口まで見送って、やがて青年の姿が見えなくなるとアンジェルは元の基地へと戻っていく】
【ほんの少しの時間だったが――もしかすると、これが後にひどく大きな事象へつながるのかも知れなかった。】

/お疲れ様でしたー!こちらこそ楽しい時間をありがとうございましたっ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/20(水) 22:25:53.57 ID:mN4+E8Fvo<> >>665

……「ただ者じゃない」ですか――

【少女は、手に持っていたメニューを、カウンターテーブルの隅に置き、】
【「ふふ」と、極小さく息を漏らすような、微笑とも取れる反応を示した】

中々、面白いことを仰いますね

【焦らすように、マイペースを貫くように、彼女はその瞳に、眼前の青年を映し込んで、】


――そうですね、自分で申すのも何ですが、わたくしは、「ただ者ではない」……のかもしれません
です、が……どうでしょう……それを「感じ取れた」貴方様もまた……「ただ者ではない」のではありませんか?


【或いは、青年の瞳をのぞき込むようなその視線は、「見定める」ような趣を有していて、】


…………『水先案内人』


【青年の次なる言葉を待たずして放たれた一言は、】
【「どこぞで名を売った事のある戦士だったりしてな」という探りへの、解答の一端】


それが、わたくしの、生業です


【すべては、「自分もまた相手の情報を探るために」――】
【少しずつ、一気に多くを語るのではなく、そう、少しずつ、浸食するかの如く、彼女は自らの素性を明かしていく――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 22:31:11.09 ID:p1VEdbUuo<> >>670
チッ!

【舌打ちを一つ残して、青年は放った跳び蹴りの勢いのまま、床を削りながら着地】
【体勢の整わない青年目掛けて打ち出された刃の一撃を、跳び退ってかわそうとする】

【が、レザージャケットの表面を撫でるように刃が体表面を通過、切り裂かれたジャケットの胸部から、薄く血が滲み出る】

糞が……!

【青年は傷の具合に頓着する様子はない】
【跳び退った付近にあった小さなテーブルを、驚くべきことに左手一本で持ち上げると、それをそのまま女性へと投げつける】

【ミニテーブルが飛んでくるスピードは大したものではないが、それを目くらましに】
【青年はミニテーブルの後ろで、左手へと長槍を持ち替え、右手でホルダーに吊られている短い棒へと手を伸ばす】
【抜き放てばそれは既に白刃を晒す、抜き身の投擲用短槍】

【無言のまま、青年は女性の右肩へ、短槍を投げつけた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/20(水) 22:33:24.92 ID:T8gRpiNR0<> >>666

【少し、呆然としていた。】
【気を取り直そう。怯えているとでも誤解されると面倒だから。】

【……成る程、これが噂の当たり屋か。典型的だ。】
【となると、対応が必要だ。伸すなり、逃げるなり……金を渡すという選択肢は、見えない。】

……ふむ、そうか。
ま、この程度で折れるんじゃあ大会に出ても無駄だろう。はは、残念だったね。

【取った選択は、挑発だ。怒らせて暴力にでも走らせて、正当なやり方で排除する。】
【やり方……つまり私は、武力行使も止まない。】

ああついでに、金は無い。金の代わりになる物も無いね。

【問題は、相手の出方なのだ。】

(……こんな襤褸着てるんだ、金持ちには見えないだろ。)
(狙いは金じゃないのか、それともバカなのか?)

【金目当てならまだしも、伴う殺傷沙汰が目当てなら、タチが悪い。】
【ーー右手を無造作に、ポケットに入れる。この動作に不自然さは無い(はずだ)】

/反応遅れました。申し訳ないです <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 22:33:40.22 ID:vqDLfQvbo<> >>658

――ヒャハハ、風ァ邪くらいすゥぐに治る、あァの時は た ま た ま 調子が悪かっただけなァんだよォォオオ!
良ィいか、俺様が本気を出ァせば……素ゥ晴らしい混沌を沢山こォの世界に運んでこれるッ!

【――もしかすると、何かを彷彿とさせるかもしれないその傲慢な態度】
【例えばゲームでの負けを、コントローラーや周りの環境のせいにし、自分の非を頑なに認めない様な――そんな感じ】

……俺様の状態を見ィれば分かるだろ糞野郎がッ!
たまたま調子が悪い時に、糞野郎が来て――仕方がなく、開放してやっただけだァッ!
残そうと思えば、魔物は残せたんだぞォォオオ

【いきなり怒鳴り声を上げる悪魔、通りを開放する原因とこの傷の原因は――どうやら同一のようだ】
【――あの通りが悪魔に占領されていた時、そこには魔物がはびこっていたそうである】

ヒャハハ、……どォーもしねェー
――そォーだなァー、テメェーの嫌いな生き物でも言ってみな

【脚に載せたダンゴムシに、どこからか出したタピオカを食べさせつつそう言って】
【その表情を見れば、勘の良い人なら気が付くかもしれない――間違いなく、嫌いな生き物を召喚するということを】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 22:34:08.38 ID:vqDLfQvbo<> >>675
/すみません、今風呂あがりました <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 22:38:31.86 ID:xtAFeODio<> >>673
せぃっ!
【目の前の飛んできたテーブルを一刀両断する】

?!しまっ...

【短槍は回避した右肩をかすると、そこから鮮血が滲む】

っちぃ!
大いなる元素、風の力よ、刃に宿りて我が力となれ...でぇりゃぁ!

【腕の刃を振るうと、そこから真空の刃が飛ぶ】
【その刃を追う様に突進して行く】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 22:40:14.60 ID:Y9cnSKz7o<>

【和紙の上ですらすらと踊る毛筆ペン、その筆跡に残る丸っこく、女性らしい字体】
【一文字一文字、丁寧に──心がけたいものだけれど、生憎そんな流麗さは持ち合わせていなくて】
【おばあちゃんへ お元気ですか、私は元気です。怪我したけどね。≠ネんて】
【そんなありふれた、けれども、だからこそ微笑ましい書き出しから始まる、故郷への手紙だった】


「……ほんっと、元気にしてるかなぁ……ううん、元気元気」

【深夜の公園──地面に屈み、ベンチの天板を机のようにして書をしたためる、ひとりの少女】
【黒一色の振袖、上げられた裾や襟の隙間から覗く、鎖骨などにぴっちりと巻き付いた包帯の生地】
【ちらちらと頼りがいもなく明滅する、モダンな意匠の街灯の下で故郷を思いながら】
【おもむろに舌先を突き出し、濡れた筆を舐めれば──額の上で一文字に整えられた萌葱の前髪が、ふわりと揺れた】

【途中までを書き終えたその文面には、どうやら故郷へ仕送りをした旨】
【それから、先日の風の国におけるカノッサ機関の襲撃に応じ、対処した旨などが記されていたのだけれど──?】


/遅めな時間だけに、持越し覚悟か軽い感じになってしまうかもしれませんが……それでもよろしければ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/20(水) 22:47:13.68 ID:VGG5Uvkio<> >>674
馬鹿野郎、私は一撃も攻撃をくらわないから骨密度は関係ないんだよ

【相手の挑発にムッとして言い返す…
?いや、凄い自信だ、言い切るあたり本気でそう考えていそうだ】
【それから『金はない』との言葉を聞くと、生気の無い眼がふっと冷め切って】

ーーーそうか、オケラか…

【なんか同情の雰囲気になった、馬鹿にしているのかこいつは】
【しかも普通に立ち上がって埃を払ったりしているし、最早嘘を通すつもりもないらしい】

…お金がないなら、出せる訳ないもんな
…そうかあ…

【いつまで引っ張るんだこいつ、というかーーー】
【ぶっちゃけた所、当たった後で何するか考えてなかったのだろう、紛うことなき馬鹿だ】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 22:48:42.90 ID:p1VEdbUuo<> >>677

【真紅の瞳は、自然ならざる鎌鼬の姿を捉えている】
【だというのに、青年が取った行動は、回避行動でも防御行動でもなく、攻撃だった】

能力者は殺す、殺せる奴は全部だ。

【憎悪に滾る声が、静かに吐き出されて】
【その全身を、レザージャケットごと切り裂いていく真空の刃に身を晒しながら】

【左手の槍に右手を添えなおし、両手に持ち変えると、身体の左側に振りかぶるように構える】

【その既に切り裂かれたジャケットの上を、さらに真一文字に切り裂いた真空の刃】
【しかし実体を伴わぬ刃では、その頑丈なバネのような体躯を両断するには至らない】

払ッ!

【ぐおん、と空気を攪拌する風切り音と共に、槍の柄を、突進してくる女性の右側面へと叩きつける】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/20(水) 22:50:55.78 ID:1Lg3BBpc0<> 【公園】


――


【巨躯を、黒い呉服に包んだ男。】
【無精髭を生やし、腰には刀を携えている。】
【公園の中央にたたずみ、自然体で虚空を見つめる――。】


――ふッ…!


【――抜き放った刃は空間を切り裂く。】
【ヴンという重低音が、生々しく響いた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 22:52:22.52 ID:W2rnH1fXo<> >>672

【ほどなくして、先ほどのポニーテールの小柄な侍女が再びセーラー服の少女の元に戻ってくると】
【彼女はまっさらで小奇麗な皿に乗ったビターな色合いのチョコケーキと、空のティーカップを少女の前に差し出すと】
【カップの中にゆっくりと、香ばしい香りを湯気と共に漂わせるコーヒーがティーポットから注がれていく


おまたせしました!ブレンドコーヒーに、チョコレートケーキになりますデスヨー!
で、こちらがゼンさんの頼んだレアチーズケーキデスヨー

『おう、何度もおかわりして申し訳ないッスねジャンクちゃん……しっかし
俺がただ者じゃないんじゃねえかとは……面白ぇ事言うじゃねーッスか』


【こちらに興味を持ったらしい少女は、自分に対して問いかけて来る】
【自分がただ者ではないのではないか?それに対して彼が述べた答え】
【気難しそうに頬をぽり、とかきながらゆっくりと彼は告げた】


『これでも……地の国じゃあ結構鳴らしちゃあいたんスよ、能力者とやり合った事も結構ある
だからなんというか……気配みたいなのを感じ取ることができるっちゃあできるッスよ、経験の賜物だなあ
だが……残念ながらまだまだ経験不足、ただ者の範囲内なんスよ、残念ながらね』

でもゼンさんはいい物を持っていると思うのデスヨー、鍛え上げればかなりの実力を得る事が
できると思うのデスヨー

……それにしても、『水先案内人』の方デスヨー?確かに服装はそれらしい様に見えますが……
結構珍しいのデスヨー、こういった所でお会いするのは


【二人は、今の所『水先案内人』と言う言葉を、その言葉通りに受け取っているようだ】
【事実、少女が着ているセーラー服からもそうであると見て取れる事から全く疑っている様子もない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 22:56:20.98 ID:xtAFeODio<> >>680
っ?!?!
【驚愕する、真空の刃に身を晒すような真似をした男に、そしてその肉体のタフネスに】

やばっ!

【腕の刃で防御するも、刃は折れ、吹き飛ばされる】
【壁に背中からぶつかり、一瞬呼吸が止まる】
がっ...ひゅ... <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/20(水) 22:59:05.79 ID:y6EiIzRo0<> >>597

私が弱い≠セと―――ッ!?私に剣で劣る貴様が、何を戯けた事を言っているッ!!
私はその身を剣鬼としてまで、この身を血に染めてまで戦っているッ!!二度と私の櫻華一刀流の悲劇を繰り返さない為にもッ!
                    それを愚弄するかッ!!

私は逃げてなどいないッ!!絶望から、真実から眼を背けているのは―――貴様ッ………!?

【柊の言葉に一瞬―――瞳が揺らぎ、だが直ぐに立て直すように再び焔が瞳に宿り叫ぶように激昂しながら返答する】
【だがそれは―――自身が真実≠ゥら眼を背けていた事を知らしめられるような妙な焦燥感を斬華に与えていた―――。】
【そして………衝撃波の中を突き進み―――けれども倒れる事無く自身に向かう柊の姿を捉え、焦りながら太刀を床から引き抜く】
【その瞬間―――衝撃波の嵐は消え、再び斬華が刀を構えようとした瞬間―――光≠ェ見える…。】

     【それは―――柊の、全身全霊を込めた―――万物を焼き払い、切り裂く絶対の刃―――それに対し】


        おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!

    私は―――終わらないッ!!ここで倒れれば全てが無に帰するッ!!私が奪った命もッ!!全てがッ!!

       故に貴様には負けんッ!!八攫 柊<bッ!負けられないんだぁァァァァッッ!!

       

             櫻華一刀流――――――ッ!!
                               ―――――― ≪終の型・王・華・斬・月≫


【太刀の刀身に―――桜色の闘気が集い―――そして光り輝く………斬華も全身全霊、全ての力を以って柊を否定するつもりだ】
【奇しくもそれは………柊とは対照的、縦一文字に振り抜く一切の濁りのない斬撃―――ッ!!】

【桜色のオーラは刀身を加速させ、柊を切り払わんと迫る―――絶対的な死の気配………だが一点、そこには曇りがあった】
【無論、斬撃は全てにおいて完成、完璧であるが―――そう、曇り≠ニは揺らぎ≠ニは―――眼に見えない場所に。】

        【先ほどの柊の言葉を受けた斬華≠フ心の内にこそあった―――今、決着の時】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/20(水) 23:05:27.32 ID:T8gRpiNR0<> >>679

【……ああ。】

そうか……ああ、うん、まあ、そういう物かもね。

【……ああ、もしや少女の大半は馬鹿なのか、この国は。】
【月音に、ベアコに、こいつ。なんて事だ。ツキが悪いのか? こんな事があるか?】

【自信満々の発言は、聞き流すに限る。下手にノってやると長くなりそうだ。】
【……或いは、根拠のある自信なのかもしれない。それならそれで、矢張り、聞き流すに限る。】

そう、見ての通り……ね。小洒落た洋服を買う金も無いのさ。

【嘘である。必要が無いから買わないだけで、金はある。】
【先日の報奨金など、どうやって使い切れば良い? 私はお金の使い方をあまり知らない。】

君も……景気が悪いのか?
……もしや、景気が悪いから、件の大会で一攫千金狙い……か?

【だとしたら、それは、大した自信家である。】
【それはもう、笑えるくらいだ。大会で優勝というのは、表舞台での最強だ。目の前の馬鹿には、それは見合わないのでは?】

【……失礼、考え過ぎたか。】
【表情はなるべく、毒気の無い微笑みを維持しよう。どう取られるかは相手次第だが……】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/20(水) 23:10:21.65 ID:EH9GORpMo<> 【水の国――大通りでも、路地裏でもない小さな通りに面したある店舗】
【その名を『竜宮』といい、なんでも先ごろ移転した工房らしい】

     『義手義足からアクセサリーまで!』
            
            『機械の精密さと人間の柔軟さで!』

【そういう広告を打ち出しているこの店はまだ営業中らしく、店内からは明かりが漏れ】
【時折、鉄か石を打つような高い音が響いていて。なんだかとても、珍しい雰囲気】
【もし誰かが扉を開ければ、暖かな空気と鈴の音が貴方を迎え入れることだろう―――。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 23:11:30.82 ID:p1VEdbUuo<> >>683

ハッ、あァ……!

【骨を叩き割るのとは少し違う、もっと硬質な、刃物を砕く手応え】
【弾き飛ばされる女性をその視界に収めながらも、しかし青年は追撃に移れない】

【胸元から零れてくる血液の量は、滲むなどという生半可な状態を超えて、黒いレザーの表面へと流れ出している】

ッそ……!

【ほぼ気力だけで脚を支えて、青年は引き摺るように女性の方へと近付いて行く】

身の程が、理解できたかクソ売女。

【ぎらつく殺気だけが変わりなく、青年は右手でホルダーから短槍を引き抜く】

……テメェの売った喧嘩だ、テメェの命で支払うんだな。

【そしてそのまま、女性の胸元目掛けて投げつける】
【だが、失った血液のためか、先ほどの槍に比べ、やや勢いが弱い】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/20(水) 23:15:36.24 ID:mN4+E8Fvo<> >>682

どうも……ありがとうございます

【注文の品が運ばれてきたと見るや、彼女は姿勢を正し、正面にむき直す】
【そうしてから、自身の手に取りやすい位置に、コーヒーとケーキの皿をそれぞれ引き寄せ、】

――いただきます

【丁寧に定例の文句を言って、コーヒーに口を付けるだろう】
【砂糖やミルクの類を一切入れない、ブラックで】

……っふう……と、なるほど、ゼン様……と、ええと……ジャンク様、でよろしいのでしょうか――

【一口飲めば、カップを皿に置き、会話の端々から引っ張ってくるのは、「それぞれの名前」】
【名前を知ることは最優先事項はないが、聞こえてしまった以上、使わなければ逆に「不自然」というもの】
【ゆえにこの少女は、コミュニケーションを円滑に進める手段として、名前を、呼ぶ】

わたくしだけ名無し……というのも憚られますので、僭越ながら自己紹介させていただきますと……

【かくて少女はコホン、なんて小さく咳払いをすると、】



――――わたくしの名は、『ウェル子』――――



【静かに澄み渡るような声が、きっとゼンとジャンクちゃんの耳朶に届くことだろう】

……本名、ですよ――?

【然してウェル子は、念押しするように、眼前の二名へ交互に目配せしながら、小首を傾げて見せたりするのだ】


『水先案内人』にも様々ございまして――
わたくしなどは……人の生きる道を導く水先案内人、とでも申すべきでしょうか
かつて、≪R.I.P.≫なる組織が暴れていらっしゃった際も、結構「関与していた」ものです……

そう……わたくしという水先案内人は……「戦場にて」職務を全うする者――

ええ、ゼン様……貴方様のように、能力者とやり合うことで――ね?


【――決して深刻さはなく、されど真摯な響きを以て、ウェル子は語る】

【言葉がやむ頃には、彼女はフォークを持ち、ケーキに食指を伸ばしているだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/20(水) 23:17:19.58 ID:vqDLfQvbo<> />>658さんは寝落ちでしょうか、とりあえず23:30頃になったら落ちますので
/もし寝落ち等でしたら、後で、続けるか切るかを、舞台裏に書き込んでくださると嬉しいです <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 23:20:40.07 ID:xtAFeODio<> >>687
っっっっあぁ!!

【短槍をかろうじて折れた刃で弾く】
【こちらの右肩も激突の衝撃で傷口が開き、出血が増している】

そっちこそ...機関と喧嘩するってのは...こういうことだ...
大いなる元素、氷の力よ...刃に宿りて我が力となれェっ!!

【流れ出る血が、刃に集まり、真紅の刃を形成する】

っしゃああああ!!!!

【そして、突進し、氷刃を振るう】
【右腕で振っているので、振る速度は僅かに遅いだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/20(水) 23:21:34.73 ID:VGG5Uvkio<> >>685
参ったな…金を手にいれて、ついでに言い掛かりつけてフルボッコにして自信つける算段だったのに…

【遂には自分から企みを呟いた、やっぱり馬鹿だこいつ】
【いやしかし、それにしても酷い考えである、金を取りながら攻撃するつもりだったとは】

は?お前馬鹿か?私がそんなに貧乏に見えるか?
一緒にすんなよ、私そういうのじゃないから

【さっきまでアタリ屋してたのはどうやら忘れたらしい、都合のいい頭だ】
【もう殴っていいんじゃないだろうかこいつ】

金の為に戦うとかそんな傭兵みたいな事が出来るか、暑苦しい
私は目立ちたいから大会に出るんだよ、強さとか金とかそういうのどうでもいいから

【そして語られる大会への思い、理由ーーー…】
【不純だ、不純極まりない理由だ…でも本気らしい、眼が語っている、『マジで』と…】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 23:33:15.22 ID:p1VEdbUuo<> >>690
っ!?

【まさかこれほどの余力を残しているとは思っていなかったのだろう】
【やや焦りの見える動きで、槍を手元に構え直し】

糞がァ!!

【振るわれる血刃に、青年も叩きつけるように柄を合わせ】
【その凶刃に身を貫かれることだけは回避】

く……ァ!

【が、ふらつく脚では勢いまでは止められず、後方へ投げ出されるように吹き飛ぶ】
【背面から着地して、青年は荒い息を吐いた】

殺す、テメェは、テメェらは、何が何でも殺して……!

【上体をどうにか起こし、その口から怨嗟の声を吐き散らしながら、青年はなお立ち上がろうとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/20(水) 23:39:41.07 ID:T8gRpiNR0<> >>691

【頭が痛い。ふわふわして御花畑気味の月音や幼く無邪気過ぎるベアコの「バカ」とは、違う。】
【ああ、こいつのバカ具合は、本物の馬鹿野郎じゃないか。堪らない。】

あ……ああ、そうかい。
私も、君と性別以外で共通点があるとは思いたくないな……

【思わず毒を吐いてしまう。溜め込むよりは良いか?】
【馬鹿扱いは心外だが、下手に弁解するのは、面倒くさそうだ。】

【ああ、同じ理由で、殴るのも却下である。】
【特に、仮に本当に強かった場合など、目も当てられない。恥をかくのは、嫌いだ。】

うん、そうだね、いいと思うよ。
あぁ……いや、思ったよりマトモな事言うから驚いたよ……

【功名心はまあ、分かる。名前を売るのは重要だ。だが、金や戦闘欲より「熱い」のでは無いだろうか?】
【……まあ、そんな考えはよしておこう。目立ちたい、結構じゃないか。馬鹿っぽいが、真っ当な理由だ。】



<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/20(水) 23:42:53.78 ID:xtAFeODio<> >>692
っ...はぁ...はぁ...

【こっちも突進の勢いで倒れる】

やって...みなよ...死に損ない風情が...
人の事は言えないけどネ...

【左腕に力を込め、起き上がろうと身を起こす】
【槍との衝突により、右腕はもう使い物にならない】

帰ったら医務班に怒られちゃうな、こりゃ...
立ちなよ...次でお互い最後だ、立ってた方が勝ち、負けた方は死...だ...

【ふら、ふらと立ち上がる、ほぼ気力のみ】
【左手から、X-MENのウルヴァリンのように刃を生やす】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/20(水) 23:44:34.60 ID:W2rnH1fXo<> >>688


『ウェル子……?あ、ああハイ、本名ッスか……俺は涼宮 善太郎と言うモンッス
呼び方はそのまま、ゼンで大丈夫ッスよ』

おいしく召し上がっていただけましたでしょうか、今後ともよろしくお願いしますデスヨー、ウェル子さん
……後、一応お願いさせていただきますと、様などとかしこまった呼び方などワタシには似合いませんデスヨー?
ワタシの事はジャンクちゃんで大丈夫なのデスヨー、いえ、"WILD"のこだわりですけど


【相手の名乗りに対して、礼儀に乗っ取りこちらも自己紹介を行う二人】
【一度その名前を聞いたとき、ん?と珍しい響きの名前に少し首を傾げた物の、自分も人の事言える立場ではない】
【その事に気が付いたジャンクちゃん達は、それ以上疑問を持つことなく、頭を下げた】

【――しかし、そのうちの片方、ジャンクちゃんの反応が変わったのは、その次に口にした組織の名前を聞いた時だ】


……まあ、≪R.I.P.≫をご存じなのデスヨー?ワタシも以前にあの組織の一件に
ほんの少々かかわった事があったのデスヨー……当時、お互いお顔を合わせた事はなかったと思われますが……
そうデスヨー、あの一件の事を……

『その頃は俺をあんま知らないんスよね、まだゴウさんたちとつるみ始める前の頃だ
えっと、アンタも能力者とやり合う術を持ってるんスか……ジャンクちゃん並みのベテランなら
俺が感じ取った気配の理由もなんとなくわかるッスねー

しかし、戦場の水先案内人?なんつーか、うまくイメージするのは難しいッスね?』


【二人の内、ジャンクちゃんの方は、当時の戦いに関わっていたことがあったらしい】
【お互い全く顔を合わせたことはなかったはずではあるが、このウェル子なる人物は何者なのだろうか】
【イマイチ疑問が残るジャンクちゃんの一方で、善太郎はウェル子がどういった戦士なのか、イメージしきれていないらしい】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/20(水) 23:51:33.43 ID:p1VEdbUuo<> >>694

【いつ終わるとも知れぬ死闘の中】
【それを止めようと動いたのは、戦いの当事者の二人ではなく、新たな闖入者だった】

「ヴェーンデーッター? 何してるのかなー?」

【凄惨な光景が広がる喫茶店へ飛び込んできた声は、どこか間延びした響きを持つ、少女の物だった】
【青年が声に驚いたように振り向けば、そこには茶髪の少女がにこやかに(額に青筋を浮かべた笑顔をにこやか、と呼べるならば)笑っていた】

リョーカ、テメ……!
「……街中で騒ぎを起こさない。ジーナさんにもー、キリルさんにもー、フリッツにもー言われたでしょー」

【青年の顔が、苦虫を噛み潰したように歪む】
【その青年を放置して、少女は警戒した様子もなく、女性の方へと近付いてくる】

「ごめんねー」
「今んとこー、カノッサ機関と争うつもりはないんだってー」

【マフラーをぐるぐるに巻いて、暖かそうなコートを着ているのに、なぜか足元は腿が露出したホットパンツ】
【薄いアイシャドー、唇にはラメ入りのリップ、耳にはピアス。香水の匂いをほのかに薫らせた、少しばかり頭のネジがゆるそうな少女】

「だからー、今回は、このバカの暴走ってわけー」
「……なんとかー、収めてもらえないかなー?」

「……ね、ヴェンデッタ?」

【最後に、威圧するように青年の方へと向けば、青年の戦意はいつの間にやら萎んでいるようだった】

……好きにしやがれ。
「……あとでフリッツにお説教してもらうからねー」

【不貞腐れたような返答に、悪戯っぽく笑い返すと、再び女性へと向き直り】

「ね? 許してやってくんないかなー?」

【片手だけを顔の前に立てて拝むようにする仕草は、どこか愛嬌があったが】
【その目は、戦闘で傷付いた肢体を、嘲るような色を持って、観察している】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/21(木) 00:00:48.13 ID:IPchemceo<> >>693
ーーーなあ、お前さ、私の事『馬鹿だ』って思ってるだろ?
案外真面目なんだぜ?これでもよ

【ーーー相手の話を腰おり、唐突にそれは始まる】
【ひょう、と生ぬるい風が吹いて、冬場らしくない湿った寒気を彼女が発すれば、巻いたマフラーが不気味にふわふわし始めた】

無理に話合わせようとすんなよ、もっと突っ込めやーーー

【ーーーついでに、酷い無茶振りも呟いて】

さっき言ったろ、『言い掛かりつけてフルボッコにして自信つける』ってよ…
なんなら、『耳が存在しない弟に似てた』って理由でフルボッコにしてもいいんだぜ?

ーーーていうかするわ、お前の耳が存在しない弟に似てる、はい理由完成

【一体何が琴線に触れたのかーーーいや、ただの気紛れだ、最初からやろうとしていた事を今決意しただけの話である】
【なんともはた迷惑な話だがーーー闇の瘴気が彼女の手に集まって、骨の衣装を持つシャベルを召喚した】

このシャベル☆ベルジェ≠フ錆としてくれるわー

【棒読み、人目は全く気にしていない】

ーーーん、なんだ、なんだよ…

【ーーーが、しかし、突然彼女の右腕が変な動きを始める、それを煩わしそうにする彼女ーーー何かに引っ張られて≠「るようなーーー】

「… いやいや!いきなり襲い掛かるのは流石にまずいよ!」
離せ死霊術師、こいつは私の父さんの兄弟の学校の友達の母さんの甥の兄貴の仇なんだ!
「ほぼ他人だよ!」

【ーーー薄っすらと、声と共に姿を表して来る何か…どうやらそいつが彼女の腕を引っ張って制止しているようで】
【鮮血のように赤い長髪、赤い目、青褪めた肌色】
【貴族的な礼服に身を包んだ上に、闇の帳そのものの様な黒いマントを身につけた、なんか半透明の男】

【ーーーどう見ても半透明、そんな男が彼女の腕を引っ張って制止していた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/21(木) 00:03:35.51 ID:pr2NKr10o<> >>696
そう...君にも仲間が居たんだ...

【ヨロヨロと踵を返す】

じゃぁ、その時になったら決着をつけよう...だから...誰にも負けるな...
No.66 ステファニー、この名前、わすれないでよ?ヴェンデッタ君?

【携帯端末を取り出し】

もしもし?医務長?ゴメンネ〜、ちょっとドンパチやらかしちゃってさぁ、けっこうダメージデカイから担架と医療車両お願い〜

「全く、貴様はいつもいつも...了解だ、場所は...GPSで探す」

さ〜んきゅ〜...

【通信を切ると、そっちに言葉を投げかける】

っというわけだ、さっさと帰りな、機関員がくる前にサ

【近くの、まだきちんとしている席に座り込むと、目をとじる】

/今日はこの辺で...睡魔も来たんで寝させていただきます
/こちらは無事に回収されたってことで...

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/21(木) 00:09:16.94 ID:dmb50+iVo<> >>695

【ウェル子は、ケーキを一口食べて、それを嚥下すれば、】

ああ、まあ……呼び方に関しては、わたくしの性癖と申しますか……
「様」付けで呼ばないと、落ち着かないタチでして
すみませんが、ご了承いただければ、幸いです

【などと述べて、更に「ええ、おいしいですよ」と、率直な感想を付け加える】

――へえ、貴方様も、≪R.I.P.≫に、ねえ……
あの一件に関わり、今も世界の表舞台に立ち続けていらっしゃる方は、きっとそう多くはないでしょう
壊滅してしまった≪R.I.P.≫側の者は『全滅』でしょうし、正義の徒として活躍なさった皆様方も……
或いは、世界の闇に立ち向かうべく、裏舞台にその力を振るっているのかもしれませんが、ね

それにしても……そう考えれば、これも中々の巡り会い……なのでしょうか、ね――

【滔々たる弁舌は、もしかすると芝居がかったようにも聞こえる、抑揚のある口調で――】


……戦場の水先案内人――それは難しいことではございません

そう……「倒すべき敵を倒す」――確かに過程や結果は多少差異がありかもしれませんが……
そんな誰もが行う行為を、少し、婉曲的に表現したまでの単語……

わたくしは、そうやって、≪R.I.P.≫をも、抉り取ったのですから


【カチャリ――涼しげな音を立て、ウェル子がコーヒーカップを手に取る】


……わたくしは、ただ飲食するために、この喫茶店に乗り込んだのではございません
次なる相手――次に倒すべき……「水先案内するべき相手」を探しに、情報を求めて、この場へ訪れたのです


【言うが早いか、彼女は、再びコーヒーを飲み下していく】
【……具体的なようで、どこか漠然としたウェル子の表現の数々】
【果たして彼女が「悪」なのか「善」なのかすら曖昧な中、遂に明かされた彼女の目的は、「情報収集」であった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/21(木) 00:10:16.29 ID:2uWh+hJpo<> >>698
……テメェは殺す。テメェの都合なんざ知ったことか。
「だってさー。じゃ、またどっかで会おうねー」

【リョーカと呼ばれた少女は、その華奢な体躯では想像できないほどあっさりと、長身のヴェンデッタを抱え起こし】
【去っていくステファニーに手を振って、ヴェンデッタと共に去っていく】

……テメェだって同じ事をしたさ、あの場にいればな
「アタシはー、見境なしに喧嘩売ったりしないもんねー」

……ほざきやがれ。

【ヴェンデッタの重傷さえなければ、いちゃつくカップルのようにも見える態で、二人は去っていった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/21(木) 00:14:38.98 ID:+14GHNwi0<> >>697

……これは驚いた、欺瞞的な性質なんだね、君は。
いや、本当に……それで真面目だとは、思わなかった。

【ーー微笑みを湛え、侮るような目付きを意識する。】

【……先日の戦いでは、そんな奴を相手にした。】
【この目の前の女が本当に真面目なのかは兎も角として、さて、売られた喧嘩を、買いたくない。】

【かといってここで平謝りしても、こいつを調子に乗らせてしまいそうだ。】
【……それは、よくないだろ。】

ふん、悪趣味な武器だね。
ま、カノッサ以外を[ピーーー]気は無いんだが……さて。

【……[ピーーー]気どころか、まず、戦いたくすら無い。】
【だが、万一もある。ポケットの中で刃を発現し、もしもの沙汰に備えよう。】

【備えよう……ん?】

……?

【半透明……アートマンかマインド、か?】
【それとも悪趣味な「それ」の付属品か……? 何にせよ、チャンスだろう。】

さて……どうする? 私としては、君なんかと戦う気はさらさら無いが?

【……そのまま抑えてくれるなら、ありがたい。】
【お化けでも何でもいいから、鎮めて欲しい。多分だが、この半透明はブレーキだ。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 00:21:46.01 ID:4HXydgjV0<> 【参拝客も訪れる事の無くなった廃れた神社の境内】
【そこを歩くのは所謂巫女装束と呼ばれる物を纏った女】
【手に持っているのは――――スナック菓子。だろうか】


「一体何時からこの様な事になってしまっているのか分かりませんが……
天鬼家も注意しなければなりませんね。尤も、大会に出れば櫻の国以外の方も興味を持ってくれるのかも知れませんが」

【ポリポリと食べながら紡がれる、無感情な声】
【巫女が境内で菓子を食らうなんて、何とも罰当たりにも思えるのだが――――】
【思うままに散策していた足はやがて小さな本殿へと向かい。古ぼけた扉の前で止まるのだろう】
【開いてみれば――――中には、何も無く】


「ご神体も無いとなれば、盗賊にでも取られたのでしょうか
……調査よりも、今は空腹を満たしたいですが」

【傍目からでも相当長い間放置されていたことが分かるこの神社】
【肝試しであっても近寄る者は少ないが――――不思議と響くカリカリ何て音と、呟き声】
【それに誘われて訪れる者は居るだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/21(木) 00:28:27.36 ID:IPchemceo<> >>701
カノッサ以外は相手にしないってよ、あーそういえば私六罪王なの思い出したー
「そんな四方八方に敵作る嘘をつかない!」

【半透明の男と押し合いながら、話を聞く気のない彼女は最早暴走機関車、何が原動力なのかは知る由もないが】

こういうスカした奴はな!いかにも!『俺はお前より格上だよーん』って感じで!

個人的にムカつく!

【ーーー結局、行き着いた所は私怨らしい、本気でチンピラと変わらない】
【とうとう半透明の男は、彼女の両腕を後ろから抑えて、暴れる彼女を取り押さえる】

止めてくれるな死霊術師!
「今ここで事件を起こしたら大会にも出られなくなるぞ!」
あっ

【ーーー鶴の一声、只今の彼女の第一目的は大会の出場、それが無くなるとなればーーー】
【それくらいは理解出来る脳味噌だった、大人しくなってシャベルを消し去り、半透明の男から離れて】

命拾いしたな
「…すまない、こういう奴なんだ」

【少女はドヤ顔、半透明の男は困り顔ーーー何とか収まった…?…収まったようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 00:45:17.86 ID:NotLMg0bo<> >>699

【うーん、とやや困ったように首を傾げながらジャンクちゃんは続ける】


そういった事情があるのであればやむを得ないとは思いますが……仕方ないのデスヨー

確かにあの一件からもう2年が経過しますが……それ以降当時の方々は皆姿を見なくなってしまいました……
例えばjusticeのメンバーで今消息が掴めているのはドラさんと朔夜さんの二人だけ、後は皆消息不明で、今どこにいるのか
全く分からないのデスヨー

『当時の正義組織所属者でないにせよ……こうして当時を知るあんたの様な人に会ったのは
事実、めったにない事ッスねー、間違いなく……たしかに中々の巡り合いッス』


【情報を収集する事を目的とするウェル子にまず語られた、実があると判断できる最初の情報は】
【実際にあの時期以降、当時の戦いに参加をしていた者たちはほとんどが姿を消し、justiceのメンバーでさえもう二人しか行方が分かっていない事】
【以降敵対する必要がある相手を求めての情報収集が目的、そう聞いたジャンクちゃんは】


『(なんか変わった人ッスね……アライメントは善でも悪でもなく中庸っぽいッスけど
考え方は秩序よりか混沌よりかはちょっとまだ掴めないッスけど)』

うーん、あの≪R.I.P.≫との激戦を制した方ともあれば、今後もがんばってほしいと言うのが
ワタシの本音ではありますデスヨー、とはいえあのかつての組織を次々と壊滅させてきた今の世の中
残っているのはカノッサ機関くらいしか残っていないのは事実なのデスヨー

『この間創世戦団って連中のテロがあったと聞いたッスけど、この間の一件で決定打を叩き込んだって話を
聞いたしなあ……ただ、まだ安心できないとの事だから、その点は覚えておいてほしいみたいッス
まあ、一部気になるところもあるっちゃああるんスけど、とりあえず離せることがあるとすればそれくらいッスかね…』


【数々の戦いの後、残った悪の組織を述べるならばやはり今なお君臨するカノッサ機関くらいであり】
【ほかには決定打を与えた、という情報が飛び交った創世戦団という組織、この二つくらいしか残っていないとの事だ】

【当時の激戦以降今なお治安は良くならないとは言うが、目に見えて当時よりも組織の数は大きく減った、それは喜ばしい事だと言う】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<> saga sage <>2013/02/21(木) 00:46:51.45 ID:ofRR9PeX0<> >>702
//まだいらっしゃいますか? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 00:48:20.28 ID:aWyuA2PF0<> >>684

【漸く収まる衝撃波の波濤、其処に向ける意識はもはや無い。】
【研ぎ澄まされた戦意を以て、ただ己が “道” を征く疾走―――――――。】
【斬華の、創世戦団のゲトリクスの言葉は、そんななかでも耳に届く。】

 【振り下ろされる桜色の刃/柊はなおも疾走を停めない。】

……自らの意志で人を斬り、どれだけの血を流そうとも自らの “道” を貫く―――――

(…………なんだ、そう、か―――――――)

【あまりに“重なる”彼女と己が可笑しくて、】
【……………だからこそ、決して譲れない。】

…………貴女は私だ、ゲトリクス!!
だからこそ私は認めない、世界から、その闇から逃げ出した貴女の戦いをッ!!
だから何からも逃げ出さない、この世界だって変えてみせる―――――――― 何度でも立つ、立って戦う!

…………だから私は決して敗けない、“諦めた己”(あなた)にだけは絶対に―――――――――――――!!

【瞳に燈る凄絶な戦意。共感を、共有する痛みを堪えるような光を越えてなお激しく。】
【互いに互いを認められない。ゆえにその在り方を否定する。】
【……ゆえに、この剣を以て決着とする―――――そうあるのだと、柊は自らを駆り立てた。】

(―――――…………ッ!!)

【柊は指先から爪先に到るまで、その総身を一個の加速機構と化して、刀身をさらなる加速に載せる。】
【早く、速く、迅く…………一瞬ごとに爆発的に、究極の力を求めながら。】

【それは嘗て奇術師≠ニの決戦に於いて編み出した、全身の多段加速にも似た技法。酷使される全身までもが酷似。】
【――――――― だが、決定的な違いが存在した。】
【この斬撃は最初の段階で、焔翅剣葬・迦楼羅≠放てる領域、すなわち彼女の臨界点に達していた。】
【其処からさらに振り絞った死力、激増する剣圧と究極の剣速―――――】

          【―――――――――――――……限界など、踏破してみせると示す様に。】

――――――――――――――――――――――――― はぁあああああああアアアアァッッ――――――――――!!

【真向から踏み込んで放つ横一文字/焔翅剣葬・迦楼羅=B反動で消し飛びかける全身――――――】
【これで勝利を掴めなければ、その時こそ彼女の命運は尽きる。ただ振り下ろされる一刀を以て、その生命は終わるだろう。】
【だが “その未来” はもはや想わず、ただ限りなく透明な己を以て、柊は総てをその結末に求めた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 00:49:37.26 ID:4HXydgjV0<> >>705
/のほほんとおりまするよー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<> saga sage <>2013/02/21(木) 00:51:33.02 ID:ofRR9PeX0<> >>702
【息を切らして神社の中へ入っていく一人の少女】
【普通ならこんな汚い場所にはこないが今は状況が違う】
【道に迷った。歩くのも辛いほどに疲れたし、お腹もすいた。神にでも祈りたくなる】
【そしてなにより聞こえた声らしき音。いまの自分の状態を考えれば幻聴かもしれない。それでも今はそれを信じるしかなかった】

「だ・・・だれかいませんかー・・・」

【出来る限りの声を出したつもりだが、実際にはかすれて殆ど声が出ていなかった】


//初絡みで緊張しますが、よろしくおねがいします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 00:55:47.66 ID:upbQrMr6o<> >>702
【古ぼけた人気の無い神社に寄り付くのは、逸れた浮翌遊霊かそれとも迷い込んだ幼子か】
【信仰を失った神の抜け殻さえ残らないその場所に、本殿の様子を覗き込む巫女の背後に。一人】
【気配を隠す素振りも見せず、長剣を二本、十字に背負った男が表れる】
【前のボタンで全て閉じたジャケットに、丈が長めのズボン。短くも長くも無い、肩にかかるには少し足りない黒髪は】
【質が柔らかいのか、毛綿の塊のように、ふわりと風になびく】

あぁ、その神社なら、随分前からもぬけの殻だぜ。
人っ子一人来やしない、あんたがいて正直びっくりしたんだ。

【丸みを帯びた口調で、相手の返事を待たずに淡々と男は述べて】
【長剣の届かない程度の距離まで近づいて立ち止まると、整えられていない黒髪を指に絡める】
【どこか呆けたように、ふらりと漂う瞳は、決して警戒しているわけではなく】
【自らの前にある巫女との距離を、計りかねているように見えるだろう】

別に襲ったりはしないよ。
俺は臆病だぜ。怖がりなんだ。下手に動くと後が怖いからなぁ。
それで、えっと、うん、あんた、何? いや巫女って言うのは分かってるんだけど、何しに来た、みたいな意味で。
あ、幽霊とか言うなよ?
振り向いたとき顔が無い見たいなのは勘弁してくれ。俺逃げるからな。うん。

【好き勝手喋り散らしたあげく、勝手に腰をじりじりと引き始めた】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/21(木) 01:01:01.37 ID:+14GHNwi0<> >>703

【顛末を見守る。介入しなくても終わらせてくれるなら、それが一番である。】
【……馬鹿にし過ぎたか? いや、当たり屋相手に「やさしさ」はいるまい。この女が悪いのだ。】

……いや、此方こそ悪かったね。
お嬢さんを少々、からかい過ぎてしまった。謝るよ。

【女の顔は見ていない。本気で悪いとも思っていない。】

【それでも、表面上は謝罪の意志を見せよう。私は馬鹿じゃないのだから。】
【研ぎ澄ました刃は、気付けば消えていた。】

大会、是非頑張ってくれたまえ。
モニタの前で、静かに見守っているよ。……じゃ、さよなら。

【長引かせると、厄介ごとが増えるかもしれない。】
【当たり屋と、その被害者だ。心地よい話題も無ければ、話す意欲も無い。】

【出来る限り人当たりの良い笑顔を浮かべて、その場を去った。】

/お疲れ様でした。すげー嫌なヤツですいません! 絡みありがとうございました。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/21(木) 01:03:13.45 ID:dmb50+iVo<> >>704

……ふむ……やはりカノッサ……と、創世戦団というのは初耳ですが……なるほど

【ウェル子は、コーヒーとケーキを食べる合間を縫うように相づちを打つ】
【ものを口に入れたまま喋らない辺り、中々どうして行儀の良い奴ではあるか】


――では……ですよ


【と、強調するような語り口で、一言挟み、】


「悪の組織」ではなく……いわゆる一般的に言われる「正義組織」――は、どうですか?
最近活動している「正義組織」があれば……いえ、そこと敵対しよう、という訳ではありませんよ?

そういった組織には得てして様々な「縁」が集うもの……
もしも目立つ正義組織があれば、その存在も知っておいて損は無いでしょう――?


【少し目を細め、遠くを見るような眼差しで、ウェル子は虚空を見つめていた】


【――ふと、店の外で、「カー」と、時間はずれな、先の見えない闇夜にたゆたう鳴き声が響いた】
【或いは、善太郎とジャンクちゃんにも、それが聞こえたかもしれない】


こう見えてもわたくしは、悪者退治にも、中々の定評がありますから――ねえ……?


【ウェル子は、薄く、薄く、無表情の中にほんの一滴だけの笑みを、滲ませてみせた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 01:05:26.96 ID:4HXydgjV0<> >>708
【石段を登り切った先に見えるであろう光景は、時に忘れられ静かに朽ちつつある神社】
【そして――――黙々とポテチを食べる巫女の姿。なんて、ミスマッチな光景だろうか】
【塩の付いているであろう指先が鳥居本殿関係なく触れ回っていて】
【その僅かな声すらも聞き取ったか、或いは足音を聞き取ったか。月を背に振り向く姿は絵になるのだろうか――――ポテチが無ければ】


「はい、此処に天鬼家の末裔が居りますが
――――さて、何方かをお探しなのか、誰でも良いのかは分かりませんが
後者でしたら、何か助けか必要なのですか?」

【何処か世間離れしているような答え方。パリパリと音を立てながら近づけば、手で触れる事が出来るであろうその距離で立ち止まって】
【表情こそ変わらない――――然れど、その口調からして何か助力が必要ならばその期待に答える様な口ぶり】
【袋の口から漂う油の香り。空きっ腹には少しばかり酷だろうか】


「前者でありましたら、式でも呼び出して探すお手伝いでもしますが」

【そんな言葉を紡ぐ間にも、どんどんと袋の中の物は減っていき】
【――――片方に垂れる髪は、首を傾げた証左】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 01:06:00.24 ID:upbQrMr6o<> >>709
//うぐぉ、先客がいらっしゃたようで。引かせていただきます。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>!red_res saga<>2013/02/21(木) 01:06:37.39 ID:r2YVgLB70<> >>706

【ジジジジジジジィッ!!刃と刃がぶつかり合い、凄まじい閃光、火花が周囲に飛び散っていく………力は拮抗している】
【だが―――さらなる加速をもたんとする柊に反して、斬華はそれ以上踏み込めずにいた】
【永劫にも感じるその一瞬の中で―――ただその場に踏みとどまる℃魔ェ精いっぱいだったのだ】

【そう―――まるでこれは…、諦め、絶望し立ち止まった斬華=z
                              【ただ前に―――ただ今の為だけに全てを費やそうと進む柊=z

                  【その二人の差≠象徴するかのような………。】

 
何故だ―――何故これ以上踏み込めん<bッ―――ッ!!
                   撃ち負けるというのか………この私の剣が、刃が、力がッ!!信念がッ!!

         



            いや―――そうか、私は………何故八攫 柊≠ノ固執していたのか………

     私を、立ち止まった℃р踏み越えて、私≠ェ成せなかった答えを切り開ける私≠求めていたのか………。


【閃光が―――世界を、空間を侵食していく―――それが晴れれば………そこには腹部から血を流し、膝を付いているゲトリクスの姿がある】
【その背後には………一文字に叩き折られた斬華の太刀が、床にまるで月のように突き刺さっていた―――。】

           見事だ………八攫………私も………君のお陰で、ようやく………救われた

              負けたよ………君の、研ぎ澄まされた真実の、刃≠ノ………。

【腹部から血を流してはいるが………ゲトリクスはまだ闘おうと思えば$えるだろう―――だが、それはしない】
【肉体よりも重要な、心の刃≠ェ―――敗北を認めたのだから。】

              【今、長きにわたる二人の剣士の戦いは―――決着した。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 01:08:04.34 ID:4HXydgjV0<> >>709
/うひゃ!申し訳ないです……!
/また機会がありましたら是非御願い致します……! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/21(木) 01:10:55.97 ID:IPchemceo<> >>710
「…ふぅ、全くもう、変な理由で喧嘩売るのやめてよもう…」
ーーーあいつ、悲しい奴だな
「…え?」

【こちらを見ない謝罪も、取り繕った笑顔も、別段二人は気にしない】
【ただ、相手が去って行った後で少女はポツリと呟いた】

「それってどういうーーー」
何と無く言ってみたかった

「……」

【おかしな少女は、おかしな男を連れて、今宵も街を徘徊するーーー】

/お疲れ様でした <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 01:22:10.49 ID:NotLMg0bo<> >>711

【最後まで言い終わった後、善太郎はしばらくの間レアチーズケーキを口に運んでいたが】
【その後でウェル子が告げた正義組織への言及、極めて薄い笑みを浮かべながら告げるウェル子の顔を見て】
【遠くから聞こえてくるカラスの声を聞きながら、生まれた静寂の中で善太郎とジャンクちゃんは心の中で思った】


(――――す、すごく嫌な予感がする……!)


【両者、顔を笑みの表情のまま強張らせる、特に青年の方はやや額に汗をにじませながらも】
【とはいえ、今存在している正義組織は黙っていてもすぐ耳に入ってきてしまうため、沈黙することなど無意味】
【ならば、少々不気味な予感はしたものの話してしまっても構わないだろうと判断する】


―――えっと、分かりました、まずワタシからお話しできる正義組織ですが……まずは今一番活性的に活動している
『UNITED TRIGGER』、セリーナ・ザ・"キッド"さんが創設した新しい組織で、今一番カノッサ機関に対しての対抗力となっている
組織ではないかと考えられます、チラシがあちこちにばらまかれてますので、すぐに知る事になるであろう組織なのデスヨー


――で、もうひとつなのですが、その、ワタシたちの未だ設立したと言えない未熟な正義組織も公表こそしていませんが
今この時も悪の組織と対抗するために今この時も活動中なのデスヨー、一応

『つっても、俺らの他の正規メンバーのメンツが足りねーんでまだ本格的に動けてねえんだけどな』


【まず最初に話したのは今一番名が売れている正義組織、UNITED TRIGGER】
【チラシがあちこちにあってここで聞かなくてもすぐに知る事になるであろう組織だと言う事らしい】
【そしてもうひとつは、このジャンクちゃんたちが所属しているという正義組織がある、と自分で名乗った――こっちは公表していないようだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<> saga sage <>2013/02/21(木) 01:23:39.67 ID:ofRR9PeX0<> >>712
【月を背に振り向く巫女の姿。それはまるで女神のようにも見えただろう。―――ポテチがなければ】
【相手はこっちの状況を知らないのだから、何も非は無い。それでも、目の前で菓子を食べる姿に少し腹立たしさをおぼえた】
【そんなことを考えているうちにも漂ってくる油と塩の香り。腹に穴が開くんじゃないかというほどに空腹が加速していく】
【気がつけば、考えるより先に袋を掴もうと手を伸ばしていた】

「道に・・・迷いました・・・。お腹が空きました・・・。
 ですから・・・その・・・「それ」が欲しいのです」

【まだ呼吸は整わず、声の間にぜぇぜぇと息の音が入る】
【片手は膝に置いて中腰の体勢、その体勢からポテチの袋に手を伸ばす。一目見れば相当の疲労感が感じられるだろう体勢で恵みを懇願する】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 01:35:36.43 ID:4HXydgjV0<> >>718
【伸ばされた手。普通ならば何も言わずにその袋を差し出す――――筈】
【然れど食い意地の張ったこの女は“普通”とは掛け離れた存在で】
【無駄に良い動きで一歩。後ろへと下がるのだろう】
【恐らくは――――少女の腕は空を搔くこととなるだろうか】


「それは大変でしたね。もう少し歩いたところに小さな街があるので、良かったら其処までご案内致しましょうか
ここの調査も後に回すと決めていますし、何よりも私もお腹が空いているので」

【漏れるのは同情の声では無く、酷く事務的に淡々とした其れ】
【「これが欲しいなんて変わっていますね」――――そんな言葉と共に手渡されたのは、ポテチが沢山入っていたのであろう袋】
【――――未だその体勢を続けていたならば、伸ばされた手に握らさせる袋】
【多分、この女を殴っても良い。否、殴る権利がある】


「――――と言うのは冗談です。いえ、街までと調査の後回しと私が空腹なのは冗談ではありませんが
かといってあなたに分けることが出来る揚げジャガイモはもうありません。塩っ気が丁度良くて手が止まりませんでした故に
代わりというわけではありませんが――――足軽まんじゅう程度ならばあげますよ?」

【懐から取り出されたのは、木箱。其れを開けば、光沢を放つまんじゅうが幾つか並べられていて】
【言うよりも早く、一つ手に取るその様はある意味鬼畜か】
【速く口に詰め込むなり、手に取るなりしなければ先程の悲劇が再来することになろうか……】
【既に二つ目。残り6つのおまんじゅう。果たして少女はどのように出るか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/21(木) 01:44:00.28 ID:dmb50+iVo<> >>717

……それはそれは……ご丁寧にありがとうございます
『UNITED TRIGGER』に……貴方様方の秘密組織、と……

【ふむふむ、と反芻するように頷くウェル子】
【無の表情にどこか満足げな雰囲気を纏いながら、残ったケーキをぱくり、と平らげて、】

――ごちそうさまです

【慇懃に手を合わせ、完食を示すだろう】


…………いやはや、そんなに「怪しまなくても」大丈夫ですよ――――


【かくして継がれる言葉は、善太郎とジャンクちゃんの心中を的確に悟った台詞で、】


……直近の成績で申しませば、実際にわたくし、先日の「なんとか博物館」での一悶着の際、機関の方を撤退させたりしてますから


【なんて、「結果だけ」を聞けば、確かに「いい人」に聞こえなくもないことを言ってみせるのだ】


――そう、「正義」や「悪」など、所詮結果論……

例えわたくしが普段、通り魔的無差別殺人を犯す無法者だったとしても、「悪」を「水先案内」する瞬間だけは、「正義」たり得るのです


  ゆえにわたくしは――――



         ――――貴方様方の味方であり………………



…………いえ、これ以上はやめておきましょう

このような場では、穏便にいきたいものです――折角おいしかったコーヒーセットが、台無しになってはいけませんから、ねえ――?


【――言いながらウェル子は、食べ終わった食器を、前に出し、ジャンクちゃんが下げやすいように配置するだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<> saga sage <>2013/02/21(木) 01:51:56.36 ID:ofRR9PeX0<> >>719
【つい先程まで女神に見えていた巫女が、今この瞬間から悪魔に見える】

「え?・・・
 眼の前で助けを乞う人がいるのに・・・あなた本当に巫女ですか・・・」
 
【空しく空を掻いた腕。バランスを崩しそのまま前へ倒れる。】
【強く打った左膝をさすりながら、目の前の「悪魔」を強く睨んだ。】
【すると見えたのは懐から取り出された饅頭。】
【良く見れば饅頭はもう二つも減っている。早く食べなければ一瞬でなくなってしまうのだろう】
【大げさだろうが、コレを逃すと本当にのたれ死ぬのじゃないかと思ってきた】
【ならば今度は・・・殺してでも奪い取る気で。】
【右手に突然現れる銃。それを目の前の悪魔へ向けて、また饅頭へ手を伸ばす】

「動かないでくださいよ・・・絶対に」

【あげるといわれているのに、ここまでするのは普通に考えれば頭がおかしいと感じるだろう】
【しかしこの少女は、それほどまでに必死なのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 02:02:59.83 ID:aWyuA2PF0<> >>714

………ふぅ……っ、―――――――

【交錯する刃。閃光と衝撃。決着―――――――】
【再び呼吸を整えて、柊は斬華の言葉を聞き届ける。】

(………――――――――!)

【感慨とともに瞳に浮かぶのは、純粋な驚きのような光だった。】
【当然の勝利では断じてなく―――――ゆえに生じた感慨なのだろう、それは。】

(……傷は、深い、か……)

【そして同時に、彼女は自らの状態を顧みていた。】

【限界を越えて酷使した身体―――― ……余力は、生命を使い潰そうとしなければほぼ無いだろうか。】
【だが、柊にはそれで十分だった。理由のひとつは既に着いた決着であり、もう一つは彼女の“答え”。】
【……「求める今のみを生きて戦う」。】

  【………そんな彼女だからこそ、斬華が/ゲトリクスに、 “あの夜” 向けられた言葉は辛辣で。】
  【其処から始まり、今宵の決着に到った長い道程――――その総てを想い返しながら、ふと柊は口を開いた。】


………最後に一つだけ訊かせて。

貴女には、初めて会った夜に言われたわ――
私は“今” を生きる事は出来ても、“これから” を生きて行く事は出来ないって。

だから少しだけ気になったのだけど……
………“これから”、貴女はどうするのかしら?

創世戦団に与するのなら、私はそれを見逃せない……。

      【……エーデンベルクの槍は破壊する。その目的は変わらない。そんな声。】

(………けれど、私は―――――――)

 【だが、斬り合った直後の“今”だからこそ、柊は己の生き方を強く想う。】

    【過去は変えられず、ゆえに贖いの道は何処にもなく――――――】
    【……けれど、総てを背負う事なら出来る。そう、柊は願い続ける。】
    【………そうしてまでも願うのは、誰一人として死なせないこと。】

 【ゆえに彼女は問いかける。】

 【斬華の“これから”について、案じるような、どこか共感を覚えたような―――】
 【そんな、「死なせたくない」ような瞳をして。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 02:06:56.85 ID:4HXydgjV0<> >>721
「人を助けるにはまず自分が助からないといけませんからね
――――ええ、一応それなりに歴史の有る所の巫女です」

【倒れる寸前、ひょいと横に動いたのはその手が木箱を払ってしまわないようにだろうか】
【人を支える事よりも菓子を支える。本当に巫女なのかと首を傾げたくなるその行動】
【更にはモグモグと口を動かしながら喋るのだから、もう女神の欠片も無い】
【有るとしたならば――――悪魔のように冷徹な心と、口元に付いている饅頭のカス】


「足は動かしませんが、手は動かしても良いですよね?
それにしても、最近の方は危険な物で感謝を示しながら物を取るのですか……
私も二十年程度しか生きていませんが、時代の流れは感慨深い物です」

【銃を向けられても動じること無く、怒る事も無いのはやはりずれているからだろうか】
【伸ばした手はきっと饅頭を掴める筈だが――――何かが可笑しい。気がつけば残り4つとなっているのだから】
【速くしないと全部食べてしまいますよ?そんな言葉と共に、今手にしていた物を咀嚼して】


「……そんなに警戒しなくても、あげるといっているのだからちゃんと渡しますよ
ただ、美味しい饅頭が悪いのです。止まらない私の手が悪い訳では有りません」

【――――さて、その残りをどのように扱うか】
【全てを取ってしまってもきっと怒らない。逆に丁寧に一つ一つ取っていれば――――】
【迎える結末は、言わずもがな】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 02:09:30.11 ID:NotLMg0bo<> >>720

【やや、動揺気味にウェル子から皿を受け取り、苦笑いしながらも背筋を伸ばしながらジャンクちゃんは】


は、はいデスヨー、お粗末様でした……機関の方をも倒してみせる実力、みごとと思いますデスヨー
一方でそのエルジオ博物館の一件でワタシの仲間のゴウさんが不意打ちを食らい袋叩きに合ってる事もありますし…
出来る事ならば今後も悪と戦うお手伝いをしたい、とも思いますが……

『(一部冗談なのかマジなのかわからねえ事を言われるとスゲェ反応に困るぜ……)』


【冗談であってほしい、などと思いながらもなぜか追求できない二人は、この後何を言うべきか非常にためらっているようだ】
【突如現れたこの奇妙な客、ウェル子、悪を抉る水先案内人と名乗るこの少女、しかし何故か胡散臭い】
【根がいい人間であれば味方に引き入れる決断も出来ただろうが……何と言うか不安が残ったのが事実だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 02:18:32.33 ID:r2YVgLB70<> >>722
//すみません、明日って大丈夫ですか?
//この後もう少し展開を考えているのですが…時間的にも厳しそうなので…
//もし明日都合が悪ければこのまま〆の文を書きます
//とはいえ明日はまた今日と同じ時間帯になりそうですが… <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 02:22:09.42 ID:aWyuA2PF0<> >>725
/大丈夫ですよー!では、また一旦お疲れ様でしたっ!
/本当、遅レスですみません…まさかここまでかかるとは……orz
/こちらは22時くらいには待機できそうです。それでは、今夜はお休みなさいっ!お付き合い頂けて本当感謝です…! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 02:23:50.31 ID:r2YVgLB70<> >>726
//了解しました!いえいえこちらこそ長々と申し訳ないです
//もしかしたら午前中と夕方辺りに一回ずつ置きレス出来るかもしれません…
//本当に申し訳ないッ!!一端お疲れさまでした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>saga<>2013/02/21(木) 02:26:09.72 ID:dmb50+iVo<> >>724

ま……今宵はご挨拶まで……
様々な組織の名前をお聞かせいただき、誠にありがとうございました

【ギシリ……椅子をきしませ、ウェル子は立ち上がる】
【それからスカートのポケットより、お金を取り出すと、テーブルに置く】

……お代金、「丁度」、で置いておきますね
改めて『ごちそうさま』です

【――そして踵を返し、向かうは出口】
【来たときと同じく、すたすたと真っ直ぐに、彼女は歩き、】


…………では、『さようなら』――――


【――と、店を出る瞬間、彼女はふと立ち止まり、流し目で見るように、首と上半身だけを捻って、】




…………元=痰q.I.P.≫――――


        『 絶望≠フ水先案内人 』 …… ウェル子




もしも、「次」があれば、「味方同士」で、お会いできれば、いいですね――――





【鈴の音が成るような澄んだ捨て台詞は、もしかすると「非常に最悪」な、事実だったかもしれなくて――】




……………………さあ、次なる灯火へ――――――――



【もはや振り返ることはなく、「カー」と、鳴く「何か」を引き連れ、彼女は世闇に消えていくことだろう――】



/ではここらへんで! お疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<> saga sage <>2013/02/21(木) 02:28:59.39 ID:ofRR9PeX0<> >>723
【人よりまずお菓子を助ける。そんな巫女じゃあその神社の歴史ももう直ぐ終わるな】
【下を向き、ため息をつきながらそんなことを考える】
【顔を上げると見えたのは、銃にまったく動じずに饅頭を食べる巫女の姿。しかも饅頭はもう四つしかない】

「私にはあなたが何か分かりません・・・」

【よく考えれば人がこんなに寂れた場所にいるのはおかしい。自分と違って迷ったわけでもなく、何か目的がありそうだし】
【でもとりあえずは考えるより食料を確保。出来る限り多めに饅頭を取ろうとする。しかし小さな手では取れたのは二つだけ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 02:40:31.36 ID:4HXydgjV0<> >>729
「今日一日で分かったら是非とも天鬼家の門扉を叩いて下さい
歓迎と友好の証として色々な術を授けますよ」

【ペロリと指先を舐めれば、これまた奇怪な言葉】
【符を一枚取り出せば、自分の指先を傷付けて其れに血液を一滴垂らすのだろう】
【鮮血を吸った其れが、青白い光を放ったかと思えば、蛇とも何とも呼べぬ長い生き物へと姿を変えて】


「さて――――迷っているのでしたよね
街まで歩くのも大変でしょうから送っていきますよ。乗り心地も速度も良くはありませんが、歩くよりは多少楽でしょうし
尤も……あなたが拒んだとしても、私は先に行きますが」

【その背に座れば、少女へと声を掛けて】
【きっと、連れて行かれるのは知らない街。しかし――――永遠と彷徨うよりはマシだろうか】
【少なくとも雨風は防ぐ事が出来、食料も在る場所なのだから】

【奇妙な生き物に乗るか否かは少女の考え次第】
【――――ただ、仮に首を横に振ったとしても、恐らくはそのまま向かってしまうのだろう】
【伸ばされた手、掴むか――――払うか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 02:48:03.45 ID:NotLMg0bo<> >>728


いやまあ、これくらいの情報はどこでだって扱っているのデスヨー、機密でもなんでもないのデスヨー
あ、確かにお受け取りいたしました、ありがとうございますデスヨー

『とりあえず、この店は騒動を起こしさえしなければ基本くる者を拒まねえしな……気分が乗った時にでも
また来てくれればいいと思うッスよ』


【さようなら、と彼女の去っていく後を見てそう投げかけた後で】
【ジャンクちゃんと善太郎は次の言葉を聞いた瞬間に笑みのままぴしり、と固まった】
【さっきは≪R.I.P.≫を抉ったと言っていたのに、今度は元≪R.I.P.≫所属などと名乗っていった】

【巻き毛の侍女が後からいってらっしゃいませ、お嬢様、とかそんな言葉の後には、ウェル子はもういなかった】
【ウェル子が出た後のドアの鈴がカランコロンとなって、また閉まったのをしばらく見た後】
【二人はなぜか疲れたように頭を両手で抱えるようにして】


『――――悪の組織に所属したあげく、そこを裏切ってるぽかった……ッスね』


――――――……みたいでしたね……デスヨー……


【喫茶店『フルメタルジャケット』は基本的に来るものは拒まないスタイルではあるのだが】
【この間も機関員が堂々と店の中に来たことと言い、少しこのスタイルも見直した方がいいのではないか、などと】
【疲れた様子でぽつり、と呟いた後そんな事を考えるのであった……】

【←To Be Continued...】

/お疲れ様でしたー
/久しぶりに絡めてよかったです、ではではー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<> sage saga <>2013/02/21(木) 03:00:02.97 ID:ofRR9PeX0<> >>730
「巨大な...蛇?」

【意味深な言葉と共に出てきた、なんとも言えない長い生物。強いて言うなら蛇が近いか】
【もともと蛇は苦手だ。それにこんな大きなものになると...正直怖い。】
【しかし目の前の巫女はそれに乗って私に手を差し出した。】
【少なくとも安全な場所に送ってくれるのは本当だろう。しかしきっと連れていかれるのは知らないところ】
【なにより、この生物が怖い。背に乗るなんて考えたくない】
【それでもここでの垂れ死ぬぐらいなら.....】

「少しはあなたが巫女に見えるようになりましたよ...
正直こんなものに乗るのは嫌ですけど、仕方ないです。」

【震える足を前にだし、巫女の手をつかんで蛇の背に乗った】
【相手はこんなのだが、助かったのは事実。最後には助けてくれるのなら、一応巫女に見えないこともないか】

//絡みありがとうございました。初の絡みで拙い文章でしたが、最後までありがとうございました <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 03:12:41.99 ID:4HXydgjV0<> >>732
「蛇と言いますか、式と言いますか……まあ、便利な物です
普通の人間にも勝てませんし、燃やされてしまえばそのまま消えてしまいますが移動にはとても役立つんですよ」

【最後のおまんじゅう。口へと放り込めば、少女の手を掴んで】
【背に乗ったことを確認すれば、ゆっくりと宙に浮かんで浮かんで浮かんで――――高い所が怖い人にとっては、地獄かもしれないその高度】
【ゆらゆらと揺れていくものだから、更に質が悪いだろうか】
【――――そんなこんなで、街へと着いて】


「あなたが何処を目指して歩くのかは分かりませんが……恐らく、其処まで届けることは出来ません
ですが、代わりにコレで何か美味しい物でも食べながら向かって下されば幸いです」

【少女を降ろした後、手渡されるのはお金だろうか】
【節約して使えば一週間ほどは持つ程度の金額――――ただ、それの使い方の例えが食べ物なのは如何な物だろうか】
【拒んでも、きっと気付かない間に懐に紛れ込まされているだろう】
【それをどの様に使用するかは、少女の自由で――――】

/こちらこそ有り難う御座いましたですよ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 17:05:55.37 ID:r2YVgLB70<> >>722

【柊の問いに―――、一瞬だけ間を置いてからフッと口元を弛め………笑う】
【今までとは何か違う………それは憑き物の取れたような、晴れ晴れとしたような表情だった―――。】
【柊に敗北し―――自身の選択した道が間違い≠ナあったと分かり、肩の荷がおりたような………そんな雰囲気】
【斬華はゆっくりと立ち上がりながら、口を開く】

―――それは、これから考えるさ………君のように再び残酷な真実に抗う道を選ぶか

                             または、櫻華一刀流の再建に努めるか………さらに別の道か…。



                 進み始めれば、道はいくらでもあるのだから


【「そうだろう?」―――と微笑みながら、柊へと自身の答え≠返す】
【世界に、そして自分自身に絶望し―――進むことを止めていた斬華は、今ようやく再び歩み出すと決めていた】
           【それを導いたのは、他ならない柊の刃と、信念である。】
        【斬華は柊の後方にあるエーデンベルクの槍≠フ格納庫を指さし、告げる】

         後は君の使命をなせ―――中にある端末を破壊すれば槍も止まる筈だ………。

                 もう時間がない―――私は……ッ!?

【柊に道を示し、そして鳴り響く周囲の爆音に耳を傾けるようにしながら、柊の入ってきた扉を見た瞬間―――】


        【何かが】

 
                 【―――その闇から飛び出し、斬華に激突し―――後方に吹き飛ばすッ!!】

【斬華はギリギリ防御に成功したようですぐさま受け身を取るが―――腹部の傷もあってか、苦痛にゆがんだ表情を浮かべている】
          【そしてその闇の中で―――黄金の瞳孔の細い蛇の眼≠ェ光った………。】

//取りあえず返しておきます
//恐らく次は10時過ぎになると思われます <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 18:52:44.00 ID:+e4dRVdeo<>
【最後の一枚をファイルに閉じ終え、ペンを投げ出す――ああ、終わった。】
【長く苦しい戦いに終止符が打たれた。】
【絶望的な状況、少ない救援、足りない時間――】
【その全てを乗り越え、女は――その悪魔に打ち勝った。】

―――――おーーーーしまいッ!!終わり!おーわーり!
よーし酒盛りだ飯食うぞ出前で寿司とピザと鰻頼んでやるうっひゃああああ!!

【――溜まりに溜まっていた書類を片付け、連絡事項を済ませ、これからの計画を立てる――】
【連戦続きで溜まっていた悪夢のような事務仕事――デスマーチから開放された彼女は】
【篭っていた地下基地の資料室から抜け出し、エレベーターで事務所へと上がっていく――。】
【女、セリーナ・ザ・"キッド"はUNITED TRIGGER事務所へと上がると、直ぐに受話器を握った】

――あ、もしもし?ユナイテッド・トリガーです。お寿司の注文したいんですけど――

【疲れ果ててはいたが、何かとても大きな仕事をやり遂げたかのような安息のある笑顔で】
【――そう、例えるならば8月31日の夜中、残っていた全ての宿題を片付けた時のような開放感だろう――】
【セリーナは出前の注文を一通り済ませると、机の下に隠していたボトルを取り出し、コルクを引き抜く】

酒盛り酒盛り♪もうアタシを♪止められない♪
【――聞く者全てが耳を塞ぎたくなるような凄まじい音程で鼻歌を歌い、上機嫌にアルコールを喉へと流し込む――】

【ここは正義の集う――ハズの組織、UNITED TRIGGER事務所―――。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 19:04:28.21 ID:54g/uLLjo<> 【郊外――慰霊塔】

【十字架が、頚を並べて誰かを偲ぶ】
【心(しん)の底から命を尊ぶ為の場所は、騒擾の逆位置にある静寂の腕に抱かれ聳え立つ】
【タロットで示される塔の意味を体現したような暗澹とした空気に交じるのも、違和感】

――……ひどい人ね

【女の声と共に――ぞわりと湧き上がる、闇色】
【黒い霞が、塔の手前に捧げられた色とりどりの花束を侵食するように広がると】
【奇妙なことに、花は即座に酷い経年劣化を起こして腐りゆき、塵芥へと変わり果てた】
【そうして命の色彩をさんざ蹂躙した後、気が済んだように霞は人の形を成す】

【黒い髪、黒い爪先、黒いハット、黒いドレス、ルージュまでもが黒色の女】
【その癖抜けるような白皙の肌は余計に黒を際立たせており、禍々しささえ醸す】
【現にその足許はうすら消えかかっていて……一見で気付けるだろう。この女が“亡霊”であることに】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 19:08:16.19 ID:H2QGu2zzo<> >>735

(――――――うっさいわね……)

【UNITED TRIGGER事務所の扉の前】
【なにやら騒がしい声にヒトツギ・カズネは頭を抱えていた】
【これから件の話をしようと傷んだ身体を無理して来たのだけど……】

(……それにしたってなんて体力してるのかしら)

【驚くべきは彼女のバイタリティであった】


……と、入るか――――

【何か碌でもない状況が出来上がってそうだがここまで来て帰るつもりもない】
【覚悟を決めて扉を叩き、潜る】

やほ……こんばんはセリーナ、元気……かどうかは聞かなくていいわね

【紫紺のローブを翻し現れるのはかの戦場で共に戦ったヒトツギ・カズネという女性】
【傍らに月のエンブレムが飾られた身長程の杖を持ってセリーナに向けて手を振って】
【そんな彼女の表情はどことなくげんなりとしているようにも見えたかもしれない】

/よろしくお願い致します <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 19:24:24.04 ID:+e4dRVdeo<> >>737

【――今、大勢が集まってパーリィしている様な状況なのかと問われれば――応えはNO.】
【騒いでいるのは"キッド"タダ一人。まったく、底抜けに明るいと言うのも考え物だ。】
【ただ、店内は外から見ても分かるほど楽しげな雰囲気、とても「組織」のソレとは思えないほどに――。】
【それこそが、この組織のウリでもあるのだが――】

【ベルが鳴り、ドアが開けば暖炉の暖かな火と、アルコールや食べ物の香り、そして壁にかけられた】
【多種多様な銃器類・刀剣類がカズネを迎え入れるだろう――洒落た酒場、兼事務所といった内装か。】
【突然の来訪者にセリーナは驚き、慌ててホタテの握りを口に運ぶのを止めた】

――お!?その声と姿はカズネだな!
うん、ちゃんと分かるって事はまだまだ酔い足りない、ってコトだねぇきっと。
ささ、外は寒いしカズネもCome in!and join us!
【US――と言っても酒盛りしているのはセリーナタダ一人だけなのだが。ともかく、彼女は席から立ち上がり】
【新しいボトルを開けながらカズネを出迎えた。】

うんうん、見たとおりの元気さね!元気すぎてなんだか眠れなくってさここ二日くらいずっと寝てないよはっはっは!
まあせっかく来たんだしゆっくりしてきなさいな!ワインと焼酎どっちが良い?ウィスキーもあるけど――
【――テンションが可笑しくなっているのはいつものことか、いや寝てないからか。】
【よく見るとショートブロンドの下、ブルーとも翡翠ともとれる神秘的な瞳の直下に、くまがあるのを確認できるだろう。】
【もっとも、どうやらカズネの来訪自体は「遊びに来ている」程度と捉えているらしく、早速酒を勧めてくる――。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 19:37:25.63 ID:H2QGu2zzo<> >>738

あー……悪いけど遠慮しとくわ

【普通なら、セリーナが赤の他人ならば即砲撃を加えて帰るのだろうけど】
【流石に共に戦った間柄で少なからず思い入れもあるのか今回は困惑に留まり】
【取り敢えずと近くに椅子があるならばそこに座るだろう】

あら、それはご愁傷様もう少し時期を空けてくるべきだったかしら?
まあもう来ちゃったから遠慮なんかしないけど……。

【心中で「タイミングを間違えたか……」と後悔するが先に立たずだ】
【話は早い内の方が良い、セリーナがぐでんぐでんになる前にだ】

……で、本題だけどいいわよね?
綾津妃の件、アンタどの辺まで覚えてる?

【表情は真面目その物で視線も同じく】
【あの戦闘の時に見せた瞳に近く鋭い、その様子は酔いつぶれ始めているセリーナにも分かるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 19:50:24.13 ID:in4JkJ5K0<> 【街外れ――ひどく古びた廃墟群】
【色褪せたペンキが木切れで示す「危険」の二文字、穴だらけで軋む緑色のフェンス】
【その境界線の向こうに見えるのは、今にも倒壊しそうに見える廃墟たち――ごうと風の啼く声がした】

……何にもないなんて、つまんない、

【硝子の破片を踏みしめる足音は無遠慮に鳴って、ぱきんと腐った板切れを踏み抜く音がする】
【零して響かせる金属質な声は鈴のような余韻で夜に融けて、誰かが居たならば。聞き取ることなど容易いのだろう】

【リボンを混ぜた三つ編みで垂らす漆黒色の髪。膝ほどでゆらり揺れて、】
【長めの前髪越しに覗く、まぁるい瞳は、左が赤で右が黒のオッドアイ】
【パニエをたくさん仕込んだ姫袖の黒のワンピースに長めのケープを羽織って――尚どちらもレース多め】
【足元。こんな場にひどく浮いた、ヒールの高い編み込みブーツ】
【――首元、指先、ぎっちり覆う包帯。右手の薬指、指輪めいた黒蛇の痣だけを露出させていた】

…………――なんか居ないかな、野犬とか。

【冗談ぽく零す独り言と笑い声、白い吐息が夜に紛れて、ふとあたりを見渡してみる】
【――或いは、誰かを誘うこともあるのだろうか。ひとがたの少女が零す、人外めいた気配が】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 19:51:54.84 ID:+e4dRVdeo<> >>739

えー、飲まないのー?そんな意地悪言わないでよぅ。
一緒にベロンベロンになるまで飲もうよぅ〜ねぇ〜
カ・ズ・ネ・ちゃ・ん♪(はぁと

【椅子に座ったカズネにグダグダと近づき、耳元で色っぽく呟く――】
【が、どうにもその瞳は真剣――と通り越して軽く怒りの色が見え始めているので】
【流石のセリーナもぶぅ〜、とほっぺたを膨らませて正面へと座った】
【――真面目な話、か。】

んーん、ダイジョウブダイジョウブ。
一段落着いて休憩中、って感じだからむしろ丁度良かったよ!
それまではちょっと、お客さんの対応も出来ないくらい切羽詰ってたからね〜・・・。

【そんな事をぼやきつつも、握っていたボトルを脇へ押しやり、テーブルの上の珈琲メイカーに豆を入れ始める】
【――数分もすれば香ばしい豆の香りが漂い始めるだろう】
【ついでにピザやら寿司やらテーブルへと並べ始め、「食べていーよー」等と話しながら】
【彼女の――カズネの言葉に反応した。】

【"覚えてる?"――そう。】
【セリーナはあの強力な魔術師、六罪王の男をカズネと共に撃破したところまでは記憶があった。】
【――しかし不思議な事にどうにも、その先は思い出せない。綺麗に忘れていたのだ。】
【書類を片付けているうちに何か思い出すかな、等と考えてはいたのだが――記憶は薄れていく一方で。】
【もっとも、生死を彷徨う程の総力戦だ、彼女は記憶がない事も然程気に止めては居なかった】

【――それは記憶がとんでいるのは"セリーナだけ"なのではないかという思惑があったからだ。】
【カズネも同様に、覚えていない――となれば。】

――なるほどねん、カズネちゃんもかぁ。んー、わっかんないんだよねぇホント。
なんであんなに綺麗サッパリ記憶が途切れてるのか――謎だよ。
アタシが覚えてんのは――あのガイストとかいうお爺ちゃんを吹っ飛ばしたその光景までだね。
その後、何があったかなんてわからないし・・・気付いたら医療班に囲まれて全裸同然の格好だったよ。
流石にアレは恥ずかしかったなぁ――ってのはおいといて。

カズネちゃんは?どの辺まで覚えてるの? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 20:07:13.90 ID:H2QGu2zzo<> >>741

お酒はいらないけど食べ物はいただくわ
タダならなおさらー……いただきまーすっと……。

【自分で真面目な話をふっておきながらカズネはまぐまぐと食べ始める】
【それはもう寿司ばかり節操なく次々と胃袋に詰め込んで】
【名前からして櫻の出身だろうから寿司には思い入れというか懐かしい物があるのだろう】

【放っておけばセリーナの分がなくなりかねない勢いであった】


ふーん……やっぱりそんな感じ、なるほどねーなるほどー……。
アタシもアンタと同じよ、あのジジイをふっ飛ばしたかくらいの所で朧気にしか覚えてないわ
ああ、魔術の使用履歴を辿ったからぶっ放したのは確実よそこまでは間違いないとアタシも思うわ。

【カズネもほぼ同じ状況であった】
【一瞬俯きふう、と息を吐いて再度セリーナの瞳を睨み】
【次の言葉を零す】

で、その件はその件としてよ。その後の話を纏めましょう。
まず1つあの古城、つまり綾津妃の根城がどこかに去ったってコトと
もう1つはあのジジイ……ガイストだっけ?アレがまだ生きてるらしいってコト

【差し出した掌の指を曲げてセリーナに伝える】
【勿論セリーナは既に知っている可能性もあるが重要なのは情報を共有する事だ】
【足並みをある程度揃えないときっと今後の活動に支障が出るだろうと、カズネはそう考えている】

オブラートに包む程優しくも甘くもないから言っちゃうけど
あの戦いはアタシらの負けよ、守るべき物を結果的に零しちゃったんだからね。

【「わかってるでしょ?」と言いたげな表情】
【しかしどこか忌々しそうに彼女は視線を伏せて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(不明なsoftbank)<><>2013/02/21(木) 20:14:52.52 ID:mpyzzvkFo<> >>740

――へェ、じゃあ面白くしてやろぉか?

【そんな、壊れたラジオのような、音律の狂いに狂った声が少女の背後が響いた。
かつりかつりと近づく音、音は次第に大きくなる、近づく、そして接近隣接、近接に音は立って止まる。
月の灯は不自然に遮られていた。空は唐突に暗雲が立ち込めて、光の差さない世界を作り出す。
闇だった。その足音が進むに連れて、その闇は濃く、そして不吉さを増していく】

お生憎様だが、野犬じゃァないのよねェ。
だがまあ、狗って所だけは間違っちゃぁ居ないなァ、キハッ!

【声は、女の声だった。多分に険を含んだ、刺々しい声。
相手を憎んでいるわけではない、何か苛ついているわけでもない。
いや、苛ついている訳でもないという事には語弊がある。
全方位に敵意と悪意を撒き散らすこの女がいらついていない時などきっと無いのだから。
バカにするような笑い声の後に、僅かな静寂。次第にその静寂の緊張は高まり、膨らみ、また破裂】

――ま、狂犬なんだけどよ。それでも良いなら遊んでやるか?

【極上の敵意が、初対面の相手の前には立っていた。
月明かりを遮る暗雲が消えていき、光が差し込んでくる。
差し込む光に照らされて立つのは――一人の女だった。
革パンツに、ライダースジャケットというハードなスタイルの女だ。
首には首輪のような重厚な作りの革のチョーカーを身につけ、四肢には枷のような大きなブレスレットとアンクレットが目立つ。
目線を隠すように大きなサングラスをかけ、頭は金髪の坊主頭。頭にはトライバルパターンで十字架のタトゥーが刻まれていた。
口元には犬歯をむき出しにするような笑み――文字通り、狂犬のそれ――が見られる。
間違い用もなく、この女と出会った事で、無傷で帰れるはずがない、荒事を回避できるはずがない。
そう思わせかねないほどに、その一人は周囲に怒りという感情を振りまき、表現して立っているのだった】

/*まだおられますでしょうかー?*/ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/21(木) 20:30:04.09 ID:4IeJiQ39o<> 【公園】

―――っ痛ゥッ……!!
はー……マジで機械にでもしてもらったほうがいいぜ……!!

【ベンチに座るは一人の男。白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルな格好に身を包む茶髪の男】
【その男は左太腿の上に、赤く滲んだ包帯が巻かれた右足首を乗せながら、苦悶の表情を浮かべて】

い……ってぇの……!! 無理出来ないとか言われても、無理しなくちゃあならんのによ……

【痺れるような痛みに、愚痴を飛ばしつつ。被っていた蒼のソフト帽を隣に置き、ゆっくりと包帯を解いていく】
【右足首の、大きな一本の線の跡が、痛々しく露わになり、冷たい外気に触れた】

コイツと付き合いながら勝つ―――流石に、キツイ部分多すぎませんかね
動けないガンマン、って相当厳しいだろーが……ま、悲観視してもしゃーねーんだけどよ

【ジーンズのポケットに仕込んだ筈の、替えの包帯を探りながら、男は抜けた声で空にぼやく】
【ガンマン、と言ったがホルスターなどは無く、彼には銃を身に着けているような様子は無かった】

あーれ、包帯どこ行ったっけな……ってぇな、もう

【右足首に奔る一本の線、その手術後には、冬の風は大きく染みて。男は風が吹く度に、歯を噛み締めてその痺れに耐えていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 20:36:35.22 ID:noND8x3A0<> 【雷の国 公園】

……そう離れていた訳でもないのに、なんだかホッとするな……
「あー……寒くない! 氷の国に比べれば!」
……十分寒いはずなのに、この程度なら我慢できるって気がしてくるから、不思議だな……

【燃えるような赤い短髪に黄金色の瞳を持ち、首には緑色のスカーフを巻いた】
【長旅用の生地の厚い服の上から、胸部を覆うブレストアーマーとショルダーパッド、焦げ茶のマントを羽織り】
【腰に歩兵用の両手剣を佩いた、身長170cm前後の青年と】

【白いストレートの長髪に赤く緩やかな光を纏った瞳をしている】
【白いタンクトップの上から白いジャケットを羽織り、白いハンドグローブに白いスカートを履いた】
【肌の色白さも相まって、眩いほどに白さが際立っている、身長160cm前後の少女が】

【それぞれに飲み物を片手に携えながら、ベンチに腰をおろしていた】

「……でも、そろそろ魔海にも行ってみたら良いんじゃない?」
そうかもね……久々に、あっちに顔を出してみるのも悪くはないかもしれない……
……少なくとも、人の世のゴタゴタとは、無縁な世界だしね……
「……だね……」

【青年が手にしているのは、缶のコーンスープで、少女の方はココアである】
【口を切った缶から、ほんのりと湯気が立ち上っている】

「そういえばさ、アレ……何か思いついたかな?」
ん……いや、あまりないな……やっぱり僕には、そっちの方は向いてないみたいだ……

【肌寒い夜のはずなのだが、まるで気にした様子も無く、男女は会話に没頭している】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 20:41:55.86 ID:54g/uLLjo<> >>744

……――――切り飛ばしてまえばええのに、なぁ?

【足音はなかった。ただひとつ鵺闇に濁点を落とすような氷点下の気配を除けば、何もない程に】
【黒を基調とした書生風の格好がこの場に場違いなほど浮いてはいたために】
【声より早くこの男に気付くのは容易いのだが、相手の手負いの程がどの程度かにも依るのだろう】

【夜風に揺られる白髪は肩口で切り揃えられ】
【側頭部に差した黒い彼岸花は、さらさらと青藍色の燐光を零す】
【哂う形に歪められた口許をなぞるように動いた舌先。漢数字の二番が示すものは、今は手中にないのだが】
【数字を背負う意味位は、相手ならば理解るだろうか――相対する彼我の距離は、離れたままに保たれている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/21(木) 20:42:08.52 ID:Y5knr3c40<> 【公園】


――


【巨躯を、黒い呉服に包んだ男。】
【無精髭を生やし、腰には刀を携えている。】
【公園の中央にたたずみ、自然体で虚空を見つめる――。】


――後二日ッ……、だなぁッ……、


【――抜き放った刃は空間を切り裂く。】
【ヴンという重低音が、生々しく響く。】

【剣撃は、瞬く間に重ねられていく。】
【流れるように――闇を切り裂いていく。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 20:45:22.29 ID:in4JkJ5K0<> >>743

……、

【面白いものを探すかのように彷徨ついていた二色の瞳、】
【硝子片、木切れ、釘、古びたナニカ、捩れたナニカ、――急に舞い降りた暗さ】
【気がついたならば、視線が空を撫でる。不自然な暗雲を認めて、毀れたラジオの声を認めて、眉を顰めた】

…………ごきげんよう。

【振り返ったなら、警戒するような表情を向けるのだろう、童顔のそれでは少しだけ迫力に欠けるけれど、】
【そうして投げる声は先ほどの呟きよりも温度を喪って――ひどく無機質に響くのだろうか】
【ぱき、と。硝子片を踏み割る音を尾のように引いて、叶うならば一歩、二歩、その距離を空けようとして――】

じゃあさようなら、って言ったら静かに見送ってくれる?

【警戒する表情。僅かに冗談めいた笑みを混ぜ込んだなら、そっと首を傾げてみせて】
【距離を空ける結果がどうなろうとも――ふわと、右手に湛えるのは桜色の魔力。花弁のように零して、】

――犬ならもっとかわいくてしつけのちゃんとしてる子が良かったな、
怪我したら、お父さんに心配、されちゃうじゃない

【――桜色の中からするりと伸びるのは、銀色の刃の煌き】
【淡い淡い桜色の雫を纏った一振りの刀が。瞬きするよりも早くその手の中に握られていた】

/気づくの遅れました、申し訳無いです <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/21(木) 20:58:21.84 ID:2uWh+hJpo<> 【街中】

【人の流れが、まるで一本の河川の様に、大通りを埋め尽くす】
【一際大きな街路樹の下、一人の青年が困ったようにして周囲を見回していた】

……困りました。

【困った、と口にする割にはのんびりとした口調でそう言って】
【彼は手にしている小さな紙片をくるくると手の中で回転させては、それを見ていた】

リョーカさんの書いた地図をアテにしたのはまずかったようですね……。

【金髪碧眼の、いかにも好青年然とした佇まい】
【黒のフォーマルスーツで上下を揃え、黒いネクタイを首元できっちりと締めていて】
【どことなくやり手のビジネスマンを思わせる。唯一、耳元で揺れる銀の十字架のピアスだけが、彼の装飾物と言えた】

……ここが大通りで……うーん。

【手の中にある紙片は、どうやら地図のようだった】
【地図というには少し小さいメモのようなそれを、ためつすがめつしている青年は】

【時折、通行人に邪魔そうな目を向けられている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(不明なsoftbank)<><>2013/02/21(木) 21:00:13.30 ID:mpyzzvkFo<> >>748
見送る筈がねぇなァ。
だって出会っちまったんだ、食い[ピーーー]しかねぇだろ、狂犬はよ?
キシハッ……! ムカツクね、その舐め腐った態度も、その綺麗な魔翌力も、見てるとぶち崩したくて仕方がなくなるぜ。

【警戒の表情、笑み、生まれる桜色の魔翌力。
それら全てが、女の勘に触った。だから牙をむく、当然だろう。
なぜならば、女の前に立っているだけで女にとっては相手に牙を剥く理由足りえるというのに。
その相手が更にこちらを警戒しているのだ。殺意を向けないはずが無い、笑みをこぼさないはずがない。
だから[ピーーー]。だから殺意を募らせる。だから、女は一歩をゆっくりと踏み出した】

悪いがオレは飼い主も食い殺してるもんでね。
そんな奴に出会っちまったんだ、運の尽きと思っておけよ。
――せいぜい面白おかしくお前の骨の髄までしゃぶり尽くして遊んでやっから。

【桜色の魔翌力、生み出される白銀の煌めき、白刃の光。
それを飲み込むように、女の周囲には赤黒い霞が生まれ始めた。
四肢と腰元から吹き上がるように生まれていく、謎の霞。
これが、彼女が纏っていた闇の正体。だが、それが闇の正体だとしても、それ自体が何かはわからない。
右手をゆるりと動かせば、右手に闇は収束していき、一振りの長剣を創りだした】

安心しろ。
お前の親父にテメェの亡骸送りつけて次いでに殺しておくさ。
だから――とっとと[ピーーー]やゴミカスダボハゼビチグソ野郎がァ!!

【爆発した。それは、現象的なものではない、感情的なもの。
怒りを率直に開放する女の肉体を縛る枷は無い。理性の枷などとっくのとうに何処かにおいてある。
地面を踏んだ、壁を蹴った。壁を蹴った、加速する。向こうの壁を踏む、蹴った。
上空10m程の高みに女は壁を蹴りながら急激に駆け上がり、真上から少女に向けて飛びかかっていく。
表情は――笑い。微笑みというものですら無い、言わば狂笑。笑いというものの本質――攻撃的なそれを完全に表したものだった】

両断だァ――――!!

【加速度を味方に付けた、唐突に襲い来る上空からの唐竹割り。
速度は早い、威力も高い。だがしかし、隙が大きい。回避する事も、受け止めることも不可能ではない。
もし相手の近接戦闘の技量が高いのであれば、カウンターを入れることもさほど簡単ではないにしろ可能であるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 21:00:15.42 ID:+e4dRVdeo<> >>742

【モリモリ減って行く寿司。寿司。また寿司。】
【あ、ちょ、待って!と言う間もなく――というか、言いだしっぺが自分である以上仕方がないのだが】
【あ〜・・・と悲しそうな目をしつつ、「また注文すればいいや・・・経費で」等と小さく呟いた】

【しかし――そんなふざけた掛け合いもここまでだった。】
【睨むように、いやむしろ射抜くように、とでも言ったほうが正確か――カズネの瞳がセリーナのそれを覗きこむ】
【少し赤みを帯びてしまっているその瞳には――戸惑いと、そして一瞬憂いの色が浮かぶ】
【結局のところ、セリーナがあの場で出来た事等ほぼ「なかった」に等しい】
【――無論、生き残るという最低限の任務は果たせたのかもしれないが――】

――じゃ、確実におじーさんには全力の一撃をブッ放してたし
それが確実に命中してた、ってワケだね。
あいにく、アタシの"銃"は撃った記録も当たった記録も残せないからなんとも言えないけど――そっか。
ともかく、やっぱり"倒して"はいたんだね。そこの確認が出来ただけでも大きいよ、ありがとう。

で――その後の、情報ね。
【視線を下に向けたカズネ、その口から告げられる言葉は――重い。】
【"負けた"という事実――いや、そんなコトよりも】
【大事な者を失ったという悲しみが――セリーナの精神を蝕む。】

【――正確には、継続して、蝕み"続け"ていた】


・・・仕事が捗んないんだ、これが。
あの事ばっかり気になっちゃってさ。
記憶とか、わっかんない事たくさんあるけど。

――助けてくれ、って言ってきた仲間の手を。握れなかった。

【――それ以上の敗北がどこにあるのか。】
【あの件以来、セリーナは綾津妃の情報を聞いてもいない】
【耳に入ってくるのは"ガイスト"の噂や――次の襲撃があるかもしれないという情報、そんなものばかりだ】
【ずっと。ずっと。憤りを感じてきている。】
【ただ――それを表には出せないし、出さない。セリーナとは、そういう人物だった。】
【ドライ、と受け取られても仕方がないかもしれない。】
【あんな事があったのに、酒盛りなどしているような人間なのだから】
【逆に言えばそれは、そうでもしていないと、おかしくなってしまいそうだからという――】
【弱い心の映し出した、脆い女の姿でもあった。】

【しかし、そのまま黙って泣き出すような女ではない。】
【瞳に浮かぶのは酷く冷静な色――怒りのそれをほんの少し交えたものだ。】
【入ってくる情報を整理していくうちに、資料室に篭っているうちに、少しは心の整理ができたのだろう。】
【淡々と――あまりに彼女らしくない声のトーンで、ただ、"語る"】

――1個目、城については情報がまるで入ってこない。
そもそも綾ちゃんのお家について詳しくしっているワケでもないけど――
それにしたって、あんな事があったにも拘らずこの静けさはちょっと、おかしいよね。

――2個目、情報の正否は置いといても、状況があまりにも"出来すぎてる"。
あんなにスゴイ攻撃撃ちこんだのに生きてる噂が出てたり
アタシ達が都合よく攻撃を忘れてたり

――総合して考えれば。

瀕死だったおじーさんに何かされ、記憶がすっ飛ぶ。
その間に綾ちゃんを含め城は回収された――カノッサに。

【告げられるのは、考えうる限り最悪のパターンでの結果】
【しかしそうとしか考えようもない――瀕死だったであろうガイストが、どうやって城を回収したのかまでは、わからないと言えど。】
【酔っているのか、いないのか――分からないほどに鮮明な声で、彼女は語った】
/遅れました、申し訳ない・・・!

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 21:01:04.53 ID:mpyzzvkFo<> >>748
見送る筈がねぇなァ。
だって出会っちまったんだ、食い[ピーーー]しかねぇだろ、狂犬はよ?
キシハッ……! ムカツクね、その舐め腐った態度も、その綺麗な魔翌力も、見てるとぶち崩したくて仕方がなくなるぜ。

【警戒の表情、笑み、生まれる桜色の魔翌力。
それら全てが、女の勘に触った。だから牙をむく、当然だろう。
なぜならば、女の前に立っているだけで女にとっては相手に牙を剥く理由足りえるというのに。
その相手が更にこちらを警戒しているのだ。殺意を向けないはずが無い、笑みをこぼさないはずがない。
だから[ピーーー]。だから殺意を募らせる。だから、女は一歩をゆっくりと踏み出した】

悪いがオレは飼い主も食い殺してるもんでね。
そんな奴に出会っちまったんだ、運の尽きと思っておけよ。
――せいぜい面白おかしくお前の骨の髄までしゃぶり尽くして遊んでやっから。

【桜色の魔翌力、生み出される白銀の煌めき、白刃の光。
それを飲み込むように、女の周囲には赤黒い霞が生まれ始めた。
四肢と腰元から吹き上がるように生まれていく、謎の霞。
これが、彼女が纏っていた闇の正体。だが、それが闇の正体だとしても、それ自体が何かはわからない。
右手をゆるりと動かせば、右手に闇は収束していき、一振りの長剣を創りだした】

安心しろ。
お前の親父にテメェの亡骸送りつけて次いでに殺しておくさ。
だから――とっとと[ピーーー]やゴミカスダボハゼビチグソ野郎がァ!!

【爆発した。それは、現象的なものではない、感情的なもの。
怒りを率直に開放する女の肉体を縛る枷は無い。理性の枷などとっくのとうに何処かにおいてある。
地面を踏んだ、壁を蹴った。壁を蹴った、加速する。向こうの壁を踏む、蹴った。
上空10m程の高みに女は壁を蹴りながら急激に駆け上がり、真上から少女に向けて飛びかかっていく。
表情は――笑い。微笑みというものですら無い、言わば狂笑。笑いというものの本質――攻撃的なそれを完全に表したものだった】

両断だァ――――!!

【加速度を味方に付けた、唐突に襲い来る上空からの唐竹割り。
速度は早い、威力も高い。だがしかし、隙が大きい。回避する事も、受け止めることも不可能ではない。
もし相手の近接戦闘の技量が高いのであれば、カウンターを入れることもさほど簡単ではないにしろ可能であるだろう】

/*申し訳ないですsaga忘れてました!*/ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/21(木) 21:03:12.28 ID:4IeJiQ39o<> >>746

【風よりも染みるは、その気配。―――反射的に右脚は左太腿の上から降りて、ポケットに突っ込んだ手は抜ける】
【両手を前に突き付け、手中に収まるは拳銃。右手には紅、左手には蒼。向けられた先は勿論―――】

なぁ、じゃねぇよ……嫌なタイミングで来やがって
ったく……ツイてねぇや

【苦笑を微かに浮かべながらも、紺碧の視線は油断すること無く見開いて男を映し込む】
【下ろした右脚は足元の靴を探り、そして靴下を穿く余裕も無いまま裸足で革靴に足を滑り込ませて】
【ゆっくりと銃を構えたまま立ち上がり―――静かに2,3歩右に歩く】

―――……行き成り銃を構えるなんて物騒に思うかも知れねぇが……そういうのには、敏感なんだよ
で、何者だアンタ。 少なくとも……ホッとできるような答えは期待できなさそうなんだがな

【―――強い警戒心を見せるのは勿論、眼前の男の放つ気配に並大抵ではないモノを感じたこともあるが】
【手負いのこの姿を見られた―――その事が、理由の多くを占めて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/21(木) 21:07:14.80 ID:zuH8O/afo<> >>747

【巨躯の男が剣を振るう、そのただ中。公園の前の道路を歩く少女が一人、視界に入ることになるだろう】

【黒いブレザーにチェック柄のタイトスカート、赤いネクタイという学生服に身を包んだ出で立ち。女子高校生のようだ】
【背丈は平均的だが、白い肌とうっすら紅に染まった頬、長い睫毛が特徴的な美少女】
【やや長めの前髪、顎までで揃えられたもみ上げ、胸までの長さの後ろ髪と、そのすべてが一直線に切り揃えられた髪型。その艶めく黒髪は、よく見ると日焼けで少しだけ赤紫色をしている】

【彼女は、男に気づかずただ歩いているだけだが……その姿に、常人にはない"神聖"な雰囲気のようなものを、感じ取ることが出来るだろうか】
【ただ、その表情は何故か不機嫌そうに歪められていて。どことなく家出してきた不良少女のように見えなくもない】

…………

【公園に用があったのだろう。入り口へ入ろうとしたところで、彼女はようやく男の姿に気づく】
【いつもの彼女なら、その時点で迷わず踵を返していたところだが――――男の剣筋に見惚れたように、その場で立ち止まった】
【入り口でそちらを見つめる少女の姿。修行中であれば、その視線が気になるだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 21:10:30.87 ID:54g/uLLjo<> >>753

……人形?

【「何者かに」頚を傾げた疑問形で返す意味など、初対面の相手に理解るはずもない】
【結果的に小馬鹿にするようなその薄ら笑いは銃口を向けられようとも崩さないまま、昏い】
【それでも少しばかり思考しているように視線が彷徨って、逡巡の後に】

試しに誰か当ててみいや。どうせ当たらんやろうけど
ちゅうかそッち、怪我しとるんやろ?そんな無理せんと座ったらええやろうに

【至極人の良い言葉なんか並べてみるのだから――違和感なんてものじゃない】
【ホールドアップの姿勢を取るでもなく。まるで相手の初動を伺うように、男は動かない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 21:23:35.80 ID:H2QGu2zzo<> >>751

理解が早くて助かるわ……あ、寿司なくなりそうよ次頼まないの?

【過去の事は過去でもはや変える事は出来ない】
【変えようなどと思う事さえ烏滸がましいし、なによりその時の自分への冒涜だ】
【それが例え失敗でも敗北でも過去は不可侵の物であるべきだ……それがカズネの考え方】

【そして、だからこそその次の未来に目を向けよう】
【そうすることでしか人は前に進めないのだから】


ま、こうして記憶を消すって事はよ……
ねえ?知られたくない事があの時起きたって訳よね?

【情報を纏めてある程度の結論は導き出した】
【即ち記憶を消すという行動その物が、記憶の空白それ自体が何よりの証拠という事だ】

つまりは敵には何かしらの秘密があって……
更に言うならそれが今後の活動に支障を来すようなモノだったって事じゃないかしら?
それをアタシ達は見るないし知ってしまったから、デリート……つまり記憶を弄られたのよきっと。

【もはや言う必要もないか】
【記憶の空白その物がヒントに繋がる】
【ヒントがあればそこから次へと手が届く】

尤もそこまで分かっても出来る手段なんか限られてるけどね
次に戦う時はあらゆる物に対して警戒して、問答無用でぶっ飛ばす……これよコレ

【しかしながらその結論は学者としてはどうなのだろう】
【そう思わざるを得ない対抗策なのも確かであった】
【頭が良い=建設的という訳ではない例である】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 21:24:13.98 ID:5Ir+fRb50<> ――風の国・UT事務所前


「ふーん、単独行動で突っ込んだ挙句負けて帰ってくるなんてねぇ」

「あはっ、面目ありません。もうお詫びとして僕の足を切り落として永久に土下座したいくらいですよ」

【正義の組織の前に佇む小悪党2人】

【1人は少女。タンクトップの上にダボダボのTシャツを着て、黒いストッキングの上にショートパンツを履いている】
【どんぐりの様な目と、黒い長髪が特徴的で、左腕には極彩色の逆五芒星が描かれていた】

【1人は青年。目を引くの腰まで届く青い長髪を茶色い布でポニーテールにし、赤黄青の三色の布でそれをさらに三叉に分けて結わえている】
【黒に大きな白い水玉模様のTシャツを着て、下は黒に近い藍色のジーンズだ】

「それじゃあ、行くか! 宝玉の欠片奪取作戦第2ラウンド!」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/21(木) 21:27:17.86 ID:Y5knr3c40<> >>754



――んぉ……?


【流れる水のような――、剣撃の嵐は、】
 ・・・・・・・
【雨が止むように手数が減り、ついには降り止む。】

【単純な話だ。――こちらに視線を向ける、ただならぬ者の雰囲気。】
 ・・・・・・・・・・・・
【思わず切りかかりたくなるような――、彼にそう感じさせる人影――。】

【――それに気づいた。】


――おう、こんばんは。
どうした、こんなとこで。


【不機嫌な女性とは対照的な――嬉しそうな笑み。】
【紺碧の鋼、輝く蒼穹のような刃を露にしたまま――、】
【"嗚呼、惜しい、大会が近くなければ――。"】
【――なんて思いを秘めながら、友好的に挨拶を述べた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/21(木) 21:28:06.16 ID:4IeJiQ39o<> >>755

……気味の悪ぃ。 

【銃口が向いているにも関わらずのその余裕と、意図の読めない発言】
【謎めいた雰囲気が、朧と形容できる其れが余計に警戒を強めて―――男は眉をひそめる】

……引き金(トリガー)はそんな軽い理由で引くもんじゃねーんだぜ?
―――つーか、怪我を心配するくらいなら俺に銃を構えさせるなって話だ

……もう一度聞く。 ―――何者だアンタ

【じりじりと距離を離しながら、こちらも相手の動きを伺って。 紺碧の双眸を1秒たりとも離さないままにもう一度尋ねる】
【……立場上、行き成り攻撃を仕掛けるなんてことは出来ない。相手がカノッサなどの悪と断定できない限り、こちらからトリガーは引けない】
【距離を離すのは、戦闘準備。「自分の間合い」に相手を入れて、少しだけ周りの障害物に眼を送る。 勿論、闘いは避けたいのだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/21(木) 21:30:17.39 ID:imZR9Zuxo<> 【路地裏】


【淀む空気と灰色の風景が広がる路地裏の中心部】
【不良すら滅多に来ないこの場所は、リスクを承知で近道するか――物好きかしか集まらない】


んん、うまくいかねェな……


【取り壊されたビルの跡地なのか、少し開けた場所に彼はいた】
【その一角だけはかなり異様な雰囲気だった】

【まず、近づけばそこそこに強い魔翌力が集中しているとわかるだろう】
【あまり明るい性質のものではない。貪欲に、なんでも引きずり込んで力にしようという意志のようなそれ】
【覗きこんだならばそれは彼≠フ向こうにある魔法陣から流れていることに気付くだろうか】

【もうひとつはあちこちに張られた札=z
【何の効果を及ぼすかは不明だが――儀式のようなものなのかもしれない】

【この場にいる人影は一つ。つまりこの状況はそいつが作ったのだろう】
【襟元に羽根がついているくたびれた暗い赤色のロングコートを着ている男性】
【不健康そうな蒼白の肌、薄鈍色の髪は後ろに軽く流していて、その風体は胡乱の一言に尽きる】

【風に靡くコートの肩には、カノッサの使徒であることを表す逆五芒星が、静かに存在を誇示していた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 21:36:03.66 ID:in4JkJ5K0<> >>750>>752

――やぁだよ、この身体に傷付けていいのは世界でたったひとりだけなの。
でもそれはお前じゃない……犬如きでも分かるでしょ

この身体ぜーんぶ、微塵ひとつともお前になんかあげない、全部、全部、お父さんの所有物(もの)なんだから

【――向けていた警戒。ただ、そこに殺意はなかったのに】
【女の言葉に、まるで縄張りを侵された獣のよう。ふつと湧き上がるのは、まごうことなくそれだ】
【褪めきった温度のない瞳。赤い紅い中に浮かぶのは――そう、哲学者の卵の、気配、】

――――穢いから、触らないで。私にも、お父さんにも、

【揺らした切っ先、ぴたりと垂れた雫が、足元の錆びきった釘に落ちて――侵したことに気づく、だろうか?】
【その実、強い酸性を示すその液体。そもそも武器が纏っているのだから、触れていいものだとは思えないけれど――】

【人外めいたその動き。瞳が追いかけたなら、眉を顰めるのがいっそうに強くなる】
【数学だとかが出来なくたって、高さと体重が齎す斬撃の重さ、なんとなく分かってしまうぐらいの、】

【呆気に取られかけた刹那。初動が遅れた一瞬、ふらりと揺れるように身体を下げたって、刃の範囲から抜けるには足りなくて】
【振り上げる刃から桜色の雫が散って零れる。頭の上、峰に手を添えての即席の盾】
【ともすれば折れそうに細いその身体。なのに、刃を拒むために篭めた力は見てくれを裏切るように強く、】
【重い重い衝撃で崩れかけた体勢。このまま女が押したならば折れてしまいそう――】

……ッ!

【――ふわりと零すのは、また、桜色の魔力】
【桜の花弁を模して舞い散ったなら、つめたい地面を水面としたよう、ひちゃりと小さな冠を作り出す――】
【そのおかしさにだって、地の中で膨れ上がる水属性を示す魔力に気づくことだって、きっと容易くて、】

【ばしゃん。飛び出してくるのは、大人の腕程度の太さ/長さの一匹の蛇だ】
【身体を成すのは刀が纏うものと同じ――つまり、酸性――少女の細身を避けて、女の胴へ体当たりをしようとするけれど】
【それ自体にろくな威力はなく、ただ水をぶつけたのと同じ】
【――女が何かしらの対処をするなら。きっと生まれるだろう隙に、少女は鍔迫り合いから逃れようとするのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 21:37:54.59 ID:+e4dRVdeo<> >>756

【能天気なブロンドから一転、珈琲を口に運びながらその瞳は"次"を見据えている】
【――なにがなんでも、"次"の機会を見つけ出すと言う使命。】
【このまま、やられ放しのままとはいかない――いや、いかせない。】
【復讐――リベンジ。】

知られたくない事――か。そこが引っかかるんだよね。
高威力の攻撃で身体を焼かれた、で、普通なら瀕死の状態を晒すハズが――
そのタイミングで記憶を消すなんて、まるで「死ぬところを見られたくない」って言ってるみたいだよ。
最も、死んじゃいないみたいだけど・・・

攻撃を受けると隠したい"何か"が露見する――とか。
ま、こればっかりは考えても仕方がないね。

【知られたくないモノ――隠しておきたい情報】
【意味のない嘘、というものがないように】
【秘密事には秘密にするだけの意味が必ず存在する】
【ただ――】

普通、あの場で記憶を消すような攻撃を打つなら
その意図は「死の偽装」に用いられるんじゃないかなーとか思うんだよね。
攻撃に撃たれるも死んだところを魅せないことで、死んでいるだろうと錯覚させる――まあ、トリックだね。
油断を誘ってるってコトなのかなー。

――ま、対抗策はないよね。
魔術使いでパッ!と記憶消せるなら、それこそ超長距離から気付かれないうちに狙撃でもしなきゃ絶対勝てない。
でも――そんなの不可能。ただね。

本気で記憶を消せるなら、最初から全部消せばいいのにそうはしなかった、って事は――
あの能力も万能じゃないはず。欠落が一瞬に限るのであれば――カズネちゃんの言うとおり
先手必勝で叩くのがベスト!アタシもそう思うよ。

【――意外にも、この意見には同意を示す。いや、意外でもないか――この女、脳みそ筋肉なのだから。】
【ただ、しっかりとした雰囲気のカズネからそんな言葉が漏れるのは、どこか不思議で、ちょっとおかしかったのだろう。】
【ようやっと――笑顔を取り戻し、「ぶっ飛ばす」と言ったカズネを見て、クスリと噴出した。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>saga<>2013/02/21(木) 21:38:03.12 ID:S3bCdYbko<> >>760

【宵闇に消えていく雑踏の中で脚を止めるものはきっと皆無で】
【路地裏の呟きなど、それらの表層を掠めるだけに終わるのだろう】
【二月の夜風は、透き通る形も知らずに、ただ冷たいだけの固まる前の粉雪のよう】

【憂いと呼ぶには淡すぎる、言の葉の破片が揺れた】


失礼――――此方で何を、なさっていらして?
魔力の香りが致します、とても、とても濃い魔力の香りが

カノッサ機関≠フ御仁が、此方で何をなさっているのでしょう


【黒のハーフトップに黒の肘までの長さの肌にぺったりと付く長手袋】
【お腹を開いたゴシック調で白のビスチェドレス、短いスカート丈の部分は黒】
【長いスカートのような白銀のフォールドを揺らしながらも前部分は開いて】
【大きく開いたそこからグリーヴを履いた脚を覗かせている白銀の髪に水色の瞳の少女】

【やや膨らんだ胸元と女性にしてはやや小柄で華奢な体躯と落ち着いた雰囲気を身に纏って】
【背中には巨大な柄と刃の大剣、両方の腰に二本ずつ鞘に包まれた刀をフォールドに隠す形で帯刀している】

【金属質な足音が響いたなら、路地裏の入り口からその身を揺らして入ってくるのだろう】
【ドレスのような鎧の一部であろう下半身と別に上半身は露出の多い軽装で】
【見上げる水色の視線が、ただじぃ、と貴方を見つめた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 21:40:37.00 ID:54g/uLLjo<> >>759

【出したヒントでは足りなかったと見て、然しそれが好都合でもあるのに思い至る】
【不思議な物だ。眼前でこうして銃を突きつけてくるような相手だというのに、理知的な印象が拭えない】
【ならば――話す価値位はあるだろうと、結論を弾き出して】
【どろりと笑んだ口許。先程覗いた舌に刻まれていたものは、もう見えやしない】

……機関員。せやけど、今の機関に疑問がある
どうせ仮住まいやし熱を傾ける気も無かったんやけど、そんでも気にはなってなぁ

【相手にとっては、耳を傾ける価値などあるのだろうか】
【聞かれずとも構わないとばかり並べる言葉は、真意が汲み取り難く酷く薄い】
【ただ――離反の意思。それだけは明確に浮かんでいて】

ほい、あッちは答えたで。次はそッちの番やろ?
只者には見えへんのやけど、あれか?近頃流行りのUNITEDとかゆう……

【銃を向けてくる様はどうにも悪者には見えない。故に、此方も同じ問いを返しつつ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/21(木) 21:40:39.28 ID:2WzvJD0so<> >>757
ーーーおい、そこの馬鹿二匹、何やってやがる

【正義組織の事務所前にて、何やら不穏な空気を醸し出す人間二人に、背後から声がかかった】
【彼らはその声を知っているかもしれない、この男≠ヘ彼等を知っている】

…ったくよぉ、テメェらが攻めた所で返り討ちに会うとしか思えねぇが…
…世話掛けんのも考えもんだぜ

【黒いビジネススーツ、黒い革靴、骨が散りばめられた模様のネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げた男】

【ーーー男は、咥えていたタバコを口から離すと、ふぅと紫煙を吐き出した】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/21(木) 21:45:03.58 ID:zuH8O/afo<> >>758

【男の問いに、少女はビクッと体を震わせた】
【自分が見惚れていたことに気づいていなかったのか。一瞬「しまった」という表情を浮かべ】
【このまま無視して帰るか、それとも少し話していくかを真剣に悩んだ末――――】
【男の――少なくとも表面上は――友好的な態度に、このまま帰るのは無礼だと判断したのだろう】

…………別に、なんでもないわ。
ただ、少し……少しだけ、あなたの太刀筋が気になっただけよ

【男と数メートルの距離を保ちつつも、無愛想に、不機嫌そうに、そう返答する】
【警戒されている、と人目でわかる挙動だ】
【ただ、それは男に原因があるわけではなく――――この少女が、人間不信なだけなのだが】

【それにしても…………男が武人なら、もしかするとわかるかもしれない】
【雰囲気もそうだが、いやにバランスのいい歩法、推し量るように男の体を見る視線、プリーツスカートの下からほんの少しだけ響く何かしらの金属音】
【実際にどの程度の力量かはさておいて、この少女は間違いなく"戦う側"の人間だ】
【ついでに言えば、彼女が男と開けている距離。それはちょうど、槍などの長物の間合い】

/前のレスだと穿いてるのはタイトスカートになってますが、プリーツスカートの間違いですた…… <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 21:49:17.38 ID:0Gw+wq9Po<> 【とある街中の広場】

大会……ねえ。
賞金目当てにエントリーしたはいいがよ
この爺が若い衆相手にどれだけ頑張れるかって話だわなぁ

【大きな噴水が中心に設置された、街の広場】
【その傍に備えられたベンチに座る人物がいた】

【2mを超えるであろう大柄な身体を僧衣のような紺色の民族衣装で身を包み】
【露出した肌に生やすは黄褐色と黒の縞を描く体毛】
【螺旋の金属飾りのついた長い木杖を肩に立て掛けるようにして置いた其の者は】

【虎の頭部をし、ふらりと尻尾を揺らす獣人であった】
【二足歩行の虎が服を着たような姿を言えばわかり易いであろうか】
【眼には、紐で括り付けるタイプの眼鏡をかけている】

何にせよ、ちったあ格好いいところ見せてえモンだな
試合中にギックリ腰でもやらかしちまったら、世間様の笑いもんだしな……ムグムグ

【虎人は、口に小さくスライスされた牛肉(生)を放り込み咀嚼しながら】
【もう片方の手で大会のチラシを持って目を通しながら、独り言を呟いていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 21:50:57.70 ID:mpyzzvkFo<> >>761
ヒヒャハ……ッ、ッギヒャハヒャヒャヒャ――――ッハァ!!
いいなァ、犯すな、壊すな、触れるな、傷つけるなァ?
最っ高だ、犯してやらァ、壊してやるよ……ッ、ゾクゾクしてきたぜ?

【触れるなと言われ、傷つけてはいけないと言われ、くれてやらないと言われた。
だが、女は犬だ。それも狂犬だ。
目の前に餌を置かれて、我慢せずに居られるだろうか。居られる筈が無いのだ】

ヒヒャハァ!
案外こらえるじゃねェか、超面白くなってきたんじゃねェの?
いいぜ、ぶちのめしててめェの尊厳ぶち犯してやる。待ってろ直ぐ殺してやらぁ!!

【衝突。ぎしりがしりと白銀と黒刃が刻み会い、喰らいあう。
不思議な感覚を相手は感じたことだろう。何かを集積して固めたものに触れたような独特の感覚。
言うなれば、砂地に刀身を振りぬいたのならばこのような感覚となるだろうという手応えが、拮抗する刀身から感じられるだろう。
拮抗は、そう長くは続かない。相手が新たな動きを見せたのを見て、此方もまた瞳を細めた】

来る、か――

【状況を崩しにくるのは、獣じみた感覚を持つ女だからこそ理解できる。
ならば、どうすればいいのか。答えは決まっている。殺せばいい、それだけだ。
地面に生まれた波紋、冠型のそれ、飛び出す水蛇。地面の釘をとかしたそれと似たものだと判断する女。
思考は迅速。思考の結果は精査の間を持たずに即座に行動に移り、女は状況に変化を加えるのだった】

あっぶねぇな!

【空中で、何かを女は踏んだ。飛んだ。
唐突に鍔迫り合いが崩れ、女は数m離れた地面に着地し、相手との距離を創りだした。
蛇は大事を取って大きく回避。この女、好戦的では有っても自殺志願者ではない。
引くべき時には引くことができる、優秀な狩人――肉食獣だった】

【空中での突然の移動、注視していたならば理解できたかもしれない。
あの瞬間、女の足元に一瞬黒い霞が収束し、女はそれを蹴って移動していたのだ。
何でできているかは分からないが、この黒い霞。触れることの出来る物質でできている。
女の周囲1m程の空間は、黒い霞に覆われて女の姿をヴェールに隠し込む。
前傾姿勢を取り、女は相手の出方を待っている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 21:52:05.68 ID:5Ir+fRb50<> >>765

「ああん・・・あっテメー!」

【振り向いた少女が指を指す】
【目付きはまるで獲物を見つけた猫のように鋭くなり、口元を吊り上げ不敵に笑う】

「よくもやってくれたじゃねーか、あーん!? おかげでウチのエウリュアレは全治1ヶ月だよこのヤロー!」

【青年は男を見た瞬間、目を見開きブツブツと呪言のように呟いていく】
【息を巻く少女とは対照的に何かに憑りつかれた様だった】

「アナタ、アナタ・・・ふふふふ、はははははは・・・・!」

「ああん? あんな試作品の蛇女に勝ったぐらいで調子に乗ってるんじゃねーぞ!
 ちなみに私はアイツの10倍は強いからな!
 まぁ、一応聞いといてやるぜ。テメーはUNITED TRIGGERの仲間か?
 テメーを拉致って人質にしたらUNITED TRIGGERの奴等は宝玉の欠片を渡すか!?」

「ふ、ふふふ・・・。真室川博士、あなた達には凄く怒ってましたね・・・。
 ヒマがあったら大神研究所とやらをツブして来いとの命令も出ています・・・」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/21(木) 21:53:39.13 ID:OO0aKz9F0<> 【大通り】

けろ、けろ。さて、さて。

【前髪をぱっつんにした、毒々しい緑色の髪。林檎のように大きく輝く、真っ赤な瞳。】
【黒いレインコートを着た小さな童の手には、ビニールの買い物袋。】

【中身は酒瓶が何本かと、つまみ類らしき物と。】
【あとは、生活用品だ。大半には、割引のシールが貼られていた。】

【御使い、という趣きでは無い。そうだとしても問題だが。】
【咎めるべきだろうか、触れないべきだろうか。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/21(木) 21:57:04.65 ID:imZR9Zuxo<> >>763

【冷たい風が、金属音を運んで来たらしい】
【その温度と同じように凛とした声は、この異常な空間にも確かに響いた】


きひ、興味があるならそこで見てるんだな
とは言え、まだ一度も成功してねェんだが……な


【突然現れた存在に、近づいてくる足音に、気を乱すことは一切なく】
【まるで訪ねてきた友人に話しかけるような余裕を持って言葉を紡いでゆく】

【――敵、であろうがなかろうが、一度彼は小さく息を吐き呼吸を整える】
【手元には分厚い魔導書。そして最小限の音量で紡がれていくのは、何かの詠唱だろうか】
【暗く暗く、何かに語りかけるように呼び覚ますように。呪文は並べられて】


【次の瞬間に魔法陣が光を放つだろう】
【中心は確認できないが――確認できるのは、ひとつの大きな黒い影】


ギィィィィィィィ………


【やがて光が収束すると、魔法陣の真中には生物のできそこないのような物が立って(?)いた】
【緑色のつやつやした表皮、大柄な男よりも少しまだ大きめのサイズで、架空の生物リザードマンに似ている】
【だが、似ている、というだけでしっぽが2本あったり、顔が膝やお腹にいくつもあったり足が三本だったりと――】

【……つまりは、失敗した、のかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 21:58:36.75 ID:H2QGu2zzo<> >>762

なんにせよ「何かある」と露見した時点でこちらも覚悟を決められるわ
無論向こうもそれに気がついていてその上で罠を仕掛ける可能性も十分あるけど……。

【敵は機関、言うまでもなく強大だ】
【立ち向かい刃を振り下ろすならこちらも強くなければならない】
【戦って生きるならば覚悟しなければならない……】


まあ、アタシの本業は発掘とかだから次の機会があるかは分からないけどね
だからアンタ……アンタが肝心なの、分かるわね?

【次の戦いに自分はいないかもしれない】
【であるならばセリーナこそが重要な役割を果たす】
【今日ここに来た目的の本当の所はそこにあった】

目の前にまたあのジイさんが立つようなら一気に潰しなさいよ
何か策を使われる前に、いえ使われたって良いわ……使われた上で更に潰しなさい。
二度と下らない考えが出来ないくらい、二度と逆らえないくらいに完膚なきまで叩き潰しなさい。

【敵ならば倒す、それはシンプルな答えだろう】
【しかしその内に秘めるモノは言葉では足りない】
【きっとセリーナとて同じだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/21(木) 22:04:41.35 ID:S3bCdYbko<> >>771

【ふむ、と思った――――機関の人間にしては好戦的ではない、と】
【それが実力からか或いは虚実か、その奥までは分からないが】
【機関≠フ衣を被った愚か者ではない、ということは肌で感じ取れた】

【両手をふらふらとしながら、壁にちょんと背を預けて】
【貴方の言う実験≠、その双眸で眺めるのだろう】
【大きな水色の瞳は、さながらお人形のよう、その西洋風の見た目とピッタリな風に】


……失敗、のようですね――――にしても、大きな物を呼びましたね
転移術か、それとも――……生成術か、いずれにせよ、中々の腕前、かと


【丁寧な口調でつづられるソプラノの短編は謙った淡い音】
【従者の旋律を奏でながら、その小柄な体躯を、よいしょと背にもたれさせたまま音を流す】
【長い白銀の髪の毛先が揺らされたなら、淡い芳香が零れるのだろう】

【グリーヴが地面をなでる音が大きく響いたなら、ぺたんと壁につけた両手が揺れる】
【手持ち無沙汰なようにふらふらと揺れたなら、その細い二の腕をあらわにして】
【ハーフトップから漏れる澄んだ白色の両肩が、肌に染みる夜風には冷たいように】


……失敗でしょうか、あまり見ていて……心地の良いものではございませんね
宜しければ――――試し斬りに使っても?


【貴方へとそう言葉を向けるだろう、同時に――――僅かに空気が張るのを感じ取れるだろう】
【背に掲げた大剣、両腰に帯刀された合計四本の刀――――】
【貴方を見つめる、どこか幼い色をした瞳が、僅かに潜められるよう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/21(木) 22:07:00.16 ID:Y5knr3c40<> >>766


――ほうほう、俺の太刀筋、ねぇ……。


【神聖なる雰囲気。それ加えて――、】
【バランスのとれた体捌――、対峙する者を見極めようとする見方。】
【絶妙な間合いの取り方――、】
【神聖なる雰囲気と、武人の面持ち――。】

【――分かる。】
    ・・・
【彼女は使う側だと――。】


おいおい、そんな警戒しないでくれよ。
もっと近くで話そうぜ。


【――刀を鞘に戻し、少女へと歩みを進める。】

【実に愉快そうに――、警戒する少女の、】

【次の行動を期待するかのように――。】

【彼もまた、少女の力を推し量ろうとしているのだ。】

//おういぇー、あんだーすたんでぃんぐです。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 22:07:44.61 ID:WVX/Xwxz0<> >>734

(…………!)

【………進み始めれば、道はいくらでもあるのだから=B】
【吹き抜ける風のような斬華の言葉。届いた胸に生まれるのは/その橡色に浮かぶのは、どこか無垢な驚きと――――――】


 ………そうね、本当にその通りだと思う。
 一人一人違う道が、それぞれにきっと幾らでもある――――……。

【………そして、春の陽光のような共感だった。】
【知らずのうちにクスリと微笑って、同意の言葉を柊は述べる。/それはまるで談笑する様な穏やかさで―――――】

 (…………本当に決着がついた、か―――――)

     【……斬華の言葉通り、あとはエーデルングの槍を停止させよう。それだけ柊は考えて、】 
 

(―――――――――――……ッ!?)
(………斬華ッ……!)

【――――――――― その安息を撃ち砕き、飛来する影が瞳に映り込んだ。】
【ぎちりと軋む身体を今一度駆り立て、柊は鋩を向けて太刀を構える。その先には新たに現れた “影”の姿。】

【交錯する銀の輝きと金の視線―――― 張り詰めた空気の密度をさらに増して、柊は “その影” へと口を開いた。】

…………何者なの、貴方は……ッ―――――!!

(………創世戦団の残存戦力? 斬華の意志とは関係なしに、“この瞬間” を待ち構えていた……ッ!?)

【吹き飛ばされた斬華も気になったが、命に別状はないと判断。槍≠フ停止も後回しにする。】
【…………最優先すべきは新手への対処だ。そう戦意を滾らせる橡色は、激しい鋭さで“それ”を射貫いて―――――】

(…………、く…ッ……!)

【乱れかける自らの呼吸を、強引に整えようとしていた。既に刻まれた深い傷。】

/こちらも返しておきますねっ。この後20〜30分くらい離席しますが、出来るだけ早く戻ります…! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/21(木) 22:09:24.70 ID:4IeJiQ39o<> >>764

【『機関員』―――そのワードで、グリップを持つ両手に一瞬力が籠る】
【しかし続けられた言葉に、篭った力はやや薄れて。勿論油断したわけではないが、耳を彼の声色に傾かせた】
【緊張した空気に、その訳も知らない夜風が流れこんで。何時も被っているソフト帽はかぶる暇も無かった】
【故に揺れるは、目元にギリギリかからない程に伸びた茶髪】

……成程ね、機関員らしい嫌な雰囲気だと思ったぜ。疑問持ちの機関員は初めて見たけどな
―――……じゃ、続けてもう一つ。 ―――俺を殺る気はあったのか。 機関員は全員暴れん坊ってのは、やっぱり固定観念もいい所なのかい?

【『機関員』と言うワードで、こちらから仕掛けても良い理由はできた。しかしトリガーにかけられた人差し指は、不動】
【―――続けて尋ねるは、戦闘意志。 ……先日も機関員とは戦闘したが、その人物とは全く異なる雰囲気で】
【カノッサ機関……その暴虐なイメージとは違った、眼前の人物。機関員にしては「異質」と言える彼に対する興味が、少しだけあった】

……流行り、ね。……寧ろ逆、なんだが
アンタが言うのはUNITED TRIGGERだな……その正義組織が新しく出来るのも、2年ぶりらしい
俺は……その2年前の流行り。 言うなれば、過去の男……蒼は色褪せたのさ―――まぁ、まだ性懲りもなく立ち上がろうとはしてるんだけどな?

【―――恐らく、誰の記憶にも残っていないような、小さな歴史。 水の国にビラを撒き散らし、正義組織が正義組織をかき乱し、混乱を生んだ当時】
【……その過去を戒めるが如き言葉と、自嘲の笑み。―――青義同盟。2年前に突然誕生し話題になったと思えば、直ぐに消えたソレ】
【その組織の代表、創設者。それが彼であった。 組織の話はもう聞かないが、この男はまた動き出そうとしている、いや既に動き始めていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/21(木) 22:11:18.91 ID:2WzvJD0so<> >>769
…あれ、あれで生きてたのか

【少女が怒り狂うのはどうでもいいが、あの怪物がまだ生きていたのには驚きだ】
【怒りを顕にする、扱い安そうな少女よりも、気になるのは青年の方】

ーーーテメェの方には俺もちょっとした用があるんでな
…ま、茶飲みながら話って訳にもいかねぇか

【ーーーこの青年が、纏衣とどんな関係があるのか…あの忌々しい存在と】
【紫煙を吐き出せば、タバコを捨てて脚で踏み消すーーーやれやれといった感じで】

仲間じゃねーよ、仲間じゃねーが、そこにゃあ個人的に大切な友人がいるからな
無視は出来ねぇだろ無視は、そんな事しちゃいよいよ俺はあいつらに顔向け出来なくなっちまう

ーーー百倍だかなんだか知らねぇが、面倒だから纏めてかかってこい
話はやりながらでも聞けるし、俺を倒せねぇならあの糞上司を倒す事すら出来ねぇぞ、馬鹿ども

【ーーー彼はUTの一員ではない、ではないが、UTの創設者と、メンバーにも大切な友がいるーーーそれに、そうでなくともみすみす見逃す事は出来ない】
【ベルトから剣の柄を右手に取れば、そこから伸びるは紅い光ーーー魔翌力光子のブレードが、手に握られる】
【ギン、と隻眼が鋭くなって、二人を睨み付けたーーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 22:14:58.45 ID:in4JkJ5K0<> >>768

【自らの行動の結果だとしても、押し込まれる力が消えるのは唐突で、ゆえに、僅かに揺らぐ】
【ふらつく足は硝子片を踏み抜いて――そもそも、高いヒールは全てに置いて、場違いだ】

ぐ……、……、ただの犬よりか、賢いのね……っ。

【飛びかかった水の蛇は、避けられて地面でばしゃりと砕け散る】
【頭の中に浮かせていた銀鈴をたった一つ残して――水の気配の残滓すら、残さないから。完全に消えたのだろう】
【腕の調子を確かめるように空を振りぬいた刃、地面に雫を散らしたなら、オッドアイが女を見据える】

【女の手元に刃を呼んだ。足場にして踏んで蹴っていた、――なにか、ぎゅっと、集めたような、】
【見据える先で、女の姿が隠されていく。女が作った距離のまま、ふらりと半歩ほど、足を引いたなら】

……――ねえ、犬って、こういうの好きよね?

――ッ、あげる!

【首を傾げて問いかける。刀を逆手に持ち直す手の動きは何を意味するのか、】
【――鋭く尖る声と同時、少女がすること。或いは、予想外だろうか】

【ぶん、と。空気を裂いて投げつけられるものは、間違いなくその手にあった一振りの刀だ】
【きちんとつけた狙いは女の顔面を狙っていて――ただ、早いだけでひどく真っ直ぐな軌道を避けることは難しくない】

【――刃がどのような結果になろうと、とんとふざけたぐらいに軽く響く足音は変わらない】
【女のほうへ駆けたなら、刃よりも僅かに遅れてたどり着くのだろう、その元へ】
【何も持たずにぎゅっと握った右手。女の腹部を狙う真っ直ぐな殴る動きは、やっぱり存外に重いけれど】

【それもまた、真っ直ぐで単調な軌道――丸腰にほど近い今、女が何かしたならば。対応しきる余裕は、きっとない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 22:16:54.41 ID:+e4dRVdeo<> >>772

【ようやっと、ペースを取り戻してきた気がする】
【ああ、そうだ――相手は強力。此方は非力。だが】
【それでも仲間のためであれば、全力で戦いに臨む――結局のところ】
【あれこれと作戦を立てても仕方がないのであった。】
【"倒す"、というその一言。】
【ガイストだけは、絶対に許さないという――覚悟。】
【セリーナも、そしてきっとカズネにも、もうその準備は出来ているのだろう。】

【――そしてだからこそ、このタイミングで発せられた自分への言葉に、セリーナは戸惑った】

・・・へ?いやいや、何言ってんのカズネちゃん――

【なるほど、本業が戦闘職でないのならば、確かにあの"男"にめぐり合う機会は】
【セリーナの方が圧倒的に高いのであろう、となれば交戦する時には彼女の情報が肝心となる】
【――だが、それで食い下がるほどこの女も甘くはなかった。】

んー・・・そっか、確かにアタシはこんな組織運用してるしそりゃあ、機関ともやり合う機会が増えたからね
カズネちゃんの言う事も一理ある、けど――さ。


――アタシね。確かあのときも言ったかもしれない、

・・・"奪られる"ってのが、大嫌いなんだ。
強引に、力づくで、弱い人から何かを奪おうとする奴がね、反吐が出るほど大嫌いなんだよ。

【――とん、と。】
【カズネの胸に、拳を近づけ、静かに小突く。】

――――でも、この怒りはアタシ一人のものじゃない。
アタシと、綾ちゃんと、そして――貴女の怒りが合わさって、もっと大きな力を生む。
多分だけど、アタシ一人じゃ勝てない。
本気でアイツを――完膚なきまでに叩き潰すなら、きっとそれには

絶対に、貴女と綾ちゃんの力が必要になる。

【そこで口元を緩ませ、にぃ、と笑った】

――次にアイツが現れるとき。
絶対に情報は貴女に届ける。約束するよ。だから。

また戦おう、カズネ。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 22:22:30.68 ID:54g/uLLjo<> >>776

……手負いのヒーロー殺ったって、恰好良くないやんな?
誰もが出会い頭に襲いかかってくる脳筋やと思ってるんやったら。それはあかんやろうなぁ
“こうやって”先ずは腹割って話そ思うんもおるってのは、意外やったか?

【――殺す気は、無いと】
【ならば何のために相手を選んだかといえば、気まぐれの部分も否めないが】
【正義の士である雰囲気を感じ取ったというのも確かな理由で】
【相手ならば脳筋的な答えも返さないだろうと――初対面にせよ、少なからず高く買っていた】

二年前……?嗚呼もしかして、青義同盟ゆうやつかいな
…………マーシャル・T・ロウって若い兄さんがリーダーやった、と思うんやけど
それは、そッちのことでええんやろか。そんなら――

【「どう思う?」と問うのは勿論先程の言葉、機関に疑問を抱いているという内容】
【記憶が正しければ相手のいうソレは“殺さず”を掲げていた組織だったか】
【その救いの手は、機関を離れようとする者にも伸びるのか――僅か、懇意の色が見えた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 22:26:01.35 ID:5Ir+fRb50<> >>777

【男と視線を交錯させると、青年はニタリとほほ笑む】

「ええ、僕の方も・・・アナタハチョクセツコロシタカッタ」

【水に零したインク瓶の様に】
【黒い瘴気は辺りに広がり、空間を汚染していく】

「まがわ様」

「あん?」

「彼、僕が直接殺シテモイイデスカ?」

【まがわと呼ばれた少女は青年の方を見ると、ビクリと肩を震わせ、強張った表情で笑いかける】

「は、はーん! い、因縁ってヤツ? いいんじゃない、やっちゃえば」

「ありがとうございます」

【青年はニッコリと少女に微笑みかけると、男の方を見た】

「えーと、犬さん・・・でしたっけ? 場所を移しましょう。
 ここは人目もあるし、害虫の様な僕は以前お店の方を壊してしまったんです。
 やるならもっと人目の付かない、思いっきり暴れられる場所でやりましょうよ」

【先ほどの悍ましい雰囲気とは打って変わって】
【青年は爽やかな笑顔で男に語りかける】

【同意したのなら、青年は男を廃ビルへと案内するだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/21(木) 22:28:11.15 ID:zuH8O/afo<> >>774

…………っ

【男が歩を進めた分、少女もじりじりと後退していく】
【それは、いつでも対応できる間合いを崩さないようにという、警戒によるもの】
【……だけでは、どうやらなさそうだ。相変わらず不機嫌そうでわかりづらいが、少女の顔には少々困ったような色も浮かんでいて】

それ以上、私に――――近寄らないで。
でないと……

【もしかすると――――近寄りたくないのではなく、何かしら近寄れない理由があるのかもしれなかった】
【近寄るたび、不思議と少女からにじみ出る"神聖さ"が増大するように感じられるだろう】
【「でないと」、なんなのか。少女の警告を無視してこれ以上近寄れば、あるいは剣を交えることになるかもしれない。そんな危うい雰囲気】
【それを、本人も払拭したかったのだろう。距離は置いたままだが、別の話を切り出した】

そういえば最初に、あと二日、と言っていたような気がするけれど。
…………今度の大会にでも出るの?

【少女はこう見えてかなりの田舎者で、人脈もないため、流行の話題などは苦手な部類だ】
【それでも一介の武人として、水の国での大会のことは聞き及んでいたようで】
【男の剣筋を見て、大会に出て上位に食い込むぐらいの腕前はあるかも、と思ったらしい】
【もっとも、少女自身はエントリーしていないが……】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/21(木) 22:29:37.02 ID:imZR9Zuxo<> >>773

【――値踏みをするには、少し早すぎるかもしれない】
【まだ邂逅から良くて数分か、それ以下なのだから】
【しかし見境なく戦闘をしかけるような馬鹿ではないのだろう……多分】

【産声を上げた異形を見つめて、男はため息を吐く】
【それからまじまじとそれを見つめて――やがて堪え切れない笑いを断続的に漏らしはじめ】


きひ、はははははっ!! はっ、なんだァこの不細工な魔物は!
違ェよ、まだ試作段階だぜェ? だがてんでダメだ。、ダメダメだ

召喚術とかいうのが面白そうだったからやってみたが、こりゃァ険しい道になりそうだ


【自分が呼び出したものがそんなに可笑しかったのだろうか】
【何れにせよ失敗らしい。だが、まだ諦めるつもりはないようで】
【少し間を置いて落ち着きを取り戻した彼は、ちらりと壁際の少女に初めて目を向ける】


創った俺は楽しかったがなァ。いいぜ、斬っちまえ
――が、弱ェイキモノを呼びだすつもりもなかったから、怪我しても俺のせいにすんじゃねェぞ?


【それなりの装備をしているが、路地裏には似つかない少女だ】
【大剣はともかくとして、腰の刀を振るえるかどうかすら怪しいその細腕で、異形に太刀打ちできるのだろうか】

ギィィィィィィィ……

【召喚された異形はただ立ちつくしたままで、鎖で留められたように動こうとしない】
【先手は少女が取れるだろう。不自然な硬直、それが続けば容易く屠ることができるが――】

【周囲の札から魔翌力とは違う、異能の気配が漂い始める】
【男は心の中で、薄く笑みを浮かべた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 22:31:49.37 ID:mpyzzvkFo<> >>778
【息を深く吸い、吐く。
黒い霧の向こうでは、ちろりと女の赤い舌が唇をなぞり、湿り気を足した。
艶めく紅を艶美に歪め、しかしながら直後にその形は獣へと成り下がっていって】

悪ィが、狂犬は狂犬でも比較的悪辣でなあ。
まあ、せいぜい苦しんでくれよ。じゃねェとオレが詰まらねぇからよ?

【女は悠然と霞の向こうに立ち、はん、と鼻で笑いをこぼした。
相手が生み出した水の蛇は、危ない。そう思った。
少なくとも、釘を溶かすだけの酸性度だ、危なくないはずがない。
それに、相手からは哲学者の卵の気配も感じられた。ならば――と思う】

【壊れかけた奴を徹底的にぶち壊してやるのが、面白さと言うものだろう。もう既に相手はどこか歪で、崩れた気配を感じていて。
ならば、後押しでもしてやろうかと女は口元を小さく歪め、革パンツのポケットに入れてある、とある道具の存在に意識を向けた。
あんな醜い道具、己に使う気はさんさらないが、他人に使うならば別の話。アレほど面白いものはそうそう存在しない。
人の人生が壊れていく様をじっくりと眺めるのも悪くはないだろう、そう思った。だから、笑んだ】

――犬舐めんな。
訓練された猟犬は、本能に逆らうことだって可能になる訳でよ。

【己の顔に向かって迫ってくる、銀色の刃。切っ先が女の頭蓋を貫通させんとぐんぐん近づく。
女の領域であるかのような黒い円形の霧の中にその刃は食い込んでいき――途端に減速していく。
それでもかなりの速度である事は間違いないが、幸いとして完全に命中する事は無く、女の右頬を抉る程度ですんだ。
首をかるく曲げる程度で回避を成した女の頬からは――血が流れない。確かに傷がついたはずなのだが。
がらん、と地面に刃が落ちて、その直後に襲いかかるのは少女の拳、存外に早い、そして強い。そう思う】

ナンバーズ舐めんな、犬は犬でも血統書付きの狂犬だぜ、オレはよ。
そこらの十把ひと投げのカスどもといっしょにしてんじゃねェよ! 自力がちげェんだよ!

【拳は――女に当たる直前で止められていた。
止めていたのは、黒い塊だ。正確には――赤錆びた砂鉄を凝縮した壁と言ったほうがいいか。
霞は一気に薄くなり、女の表情が見て取れるだろう。憤怒、それが女の顔だ。
霞を貫通して、女の右拳が相手の顔面へと伸びていく。拳に霧が巻き付いていき、衝突面を金属でコーティング。
何らかの念動力を使用しているのだろう。女はこの砂鉄をある程度自在に操ることができるようだ。
動作は荒い。所謂隙だらけのテレフォンパンチ。とっさの判断が可能であれば、後ろに引くか他の手段で回避や対応をする事もできるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 22:34:10.44 ID:H2QGu2zzo<> >>779

――――――― ふふ

【とん、と当てられる拳に呆気にとられるカズネ】
【だが次の瞬間にはいつものような挑戦的な笑みに戻る】

ええ、そのつもりはあるけど?当たり前じゃない何言ってんのアンタ?
それにこの間の戦いでいい具合に魔術回路も肥大化したし、実戦で試してみたいとも思ってたしねー

【正直深く関わろうという気はなかった】
【前回の戦いは自分の目的と少しだけ合致するからあの場にいた、ただそれだけ】
【だから次以降は人の「歴史」に関わるような大きな戦いに加わるつもりなんかなかったのだ】

【だけど、ここまで言われて首を横に振っては余りにも情けない】
【物語をかき乱してそれだけでは登場人物としては最悪も最悪だ】
【だから一度関わったならば最後まで関わるべきだろう】

じゃついでだしアタシの連絡先を教えておくわー、はい連絡先ー
なんかあったら連絡しなさい、綾津妃の件でなくてもいいけどね。

【思い出したように懐から淡く紫がかった名刺を取り出してセリーナへと渡す】
【カズネの名前と連絡先だけ書かれた簡素なそれは僅かに魔翌力が宿っていて】
【まあそれに何の意味もないのだけど、特徴付けという解釈でもいいだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/21(木) 22:35:08.81 ID:OO0aKz9F0<> />>770で再投下 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)<><>2013/02/21(木) 22:35:31.91 ID:2WzvJD0so<> >>781
ーーーはん、その感じも気に食わねぇな…そっくりでよ
場所を変えるってのはいい考えだ、乗ってやる…そのガキもついてこい、この場に残しておく訳にはいかねぇ

【青年の提案に同意し、ブレードの刃を閉まってベルトに吊るす】
【流石にこの場じゃ巻き込んでしまう…戦闘中に場所を変えようとも思ったが、相手がその気なら丁度いい】
【ただし、連れの少女も一緒に纏めてだ、ここに一人置いて行って、一人でも事を始めたら意味が無い】

【ーーーお互いの条件が合えば、場所は移り変わって】

ーーー罠でも仕掛けてんじゃねぇだろうな
テメェらならやりそうだが…

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/21(木) 22:41:17.52 ID:4IeJiQ39o<> >>780

……手負いも手負いだが、舐めてもらっちゃ困る。―――慈悲をかけられるヒーローなんて、情けねぇしよ
でもまぁ、全員イメージ通りの脳筋なら、こんなデケェ組織じゃねぇよな……。 アンタみたいなよく解らねぇ方が、よっぽどやりにくいぜ

―――……腹ァ割って話してから、どうするかは知らねェが

【霧のように実態が掴めない人物だ、と彼は思った。気まぐれなのかフレンドリーなのかは解らないが、彼のようなタイプが一番「気を使う」】
【雄叫びでも上げながら襲いかかってきてくれれば楽なものの―――殺意すら仄か香ることも無い】
【突っ掛かれば、相手の手の上で踊らされるようで。気を許せば、付け込まれそうで―――故に此方が警戒心を解くことは、恐らく無く】
【放たれた言葉にも、冷たさとその慎重さが現れていた】

……―――記憶が良いようで
確かに、マーシャル・T・ロウはこの俺だ。 色々あって、最近ようやく戻ってきた……とだけ
―――燻っても、信念は変わらない……「Nonkilling」。 不殺の意志だけは不死身ってね

【色々―――と言うが、一瞬視線が右足首……眼前の男が言う「手負い」の部分に眼が落ちる】
【要するに、怪我による長期間の離脱。―――故に組織は解散するも、ロウが語る通りに信念は変わらない】
【紺碧の瞳に宿った爛々とした光……奥に見える煌めきが、正義の、不殺の証明なのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/21(木) 22:42:24.52 ID:S3bCdYbko<> >>783

【表情から染み出るよう、頬の白粉が僅かに濡れるみたいに】
【――――湧き出た細やかな笑みは、清楚な慎ましやかな笑み、それは主を立てる、従者の笑み】
【華奢な背を壁から離したなら、両の手に僅かに力を入れたよう】


ご心配には及びません――――それなりの腕前はあるつもりです
にしても……不思議な御仁ですね、カノッサの方らしいですが……あまり戦闘に意欲的でない、と
――――至極残念です、此方から手を出したならば点数稼ぎ≠ノはならないでしょうしね

っと……無駄口が過ぎましたね、ふふ、意外とお喋りなの、ばれちゃいますね
――――いくよSkillet=\―――Lost Prophets


【パチリ、とまるで水面に飛び込む雫のよう、頬白の水面に溶けていく睫毛】
【長く形の良いそれがふわりと浮かんだなら、微かな力を、その身に纏うよう】
【少ししてその両手を一回二回と空け閉めしてから、背中の大剣へと手をかけた】

【まるで木の棒でも扱うかのよう、背中から振り上げたなら、両手でその柄を握り構えた】
【切っ先を右脚の前の地面へとつけ、両手で握ってもなお、柄は持つところを余していて】
【長い鍔、根元は細く、細長い三角形状に伸びる大剣は、ぶあつくも尚、白銀と白の刀身をきらめかした】

【Skillet=\―――長柄包丁の名を持つ大剣は、人一人の体重をゆうに越すのだろう】


……旦那様、邪魔をするのでなければ、少々お下がりくださいませ
どうやら私めも、本気で参らねばならなそうです――――!!


【グリーヴが地面を撫でた、一つまた一つとその華奢な体躯が地面を駆ける】
【白銀の髪が揺らめいたなら、その芳香が届くよりも先、瞬く星のような、息もつかせぬ速さ】
【右足で地面を踏みしめたなら、左足を前に出し急ブレーキ、そのままその、華奢な腰を頭上から見て時計回りに捻った】

【炸裂する金属音、一歩動くたびに響き渡るフォールドとグリーヴのデュオが、確かな音色を奏でる】
【白銀が夜空を舞ったなら、キャンパスに落としたいくつもの星空が、或いは銀幕の上で踊るよう】
【右下から左上へと鋭い一閃を放つと同時に、空中で大剣を静止、手首を半回転し、その刀身を揺らめかせるだろう】

【――――重い剣を振っているとは思えない速度、何かある、それを裏付けるかのように、異形は斬られても、殆どダメージはないだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 22:49:29.30 ID:+e4dRVdeo<> >>785

ふふっ!そうこなくちゃね。
冷静なのも良いけど、やっぱりカズネちゃんはそっちのが似合うよ。
――って、あの回路アレ以上ヤバくなるの・・・!?
うわあ、ホントにカズネちゃんいたらアタシお役御免なんじゃ――ああ、そうだ!
共闘するならやっぱり前衛としてもしっかりしなきゃだし・・・あわわわ。

【――新たな戦いの予感。そして、それに会わせて増えていく課題。】
【二人は笑う。ただそれは、楽しみから来る笑顔ではないだろう。】
【――死地に向かうとき、人は自然と笑みを零すという。】
【逆境にあるとき、笑うことの出来る人間こそが――】
【真の意味での、強者なのだから。】

んじゃ、先ずは綾ちゃんの情報を探すところからかな!
正直あの子どこにいるのかイマイチわからなかったから、本気で探すとなると労力がいりそうだよねー。
最悪の場合、カノッサに奪われてる可能性も――・・・ていうか、そっちが濃厚か。

・・・ところで、なんだけどさ。
【カードを受け取り、それを胸元の隙間へと仕舞いこむセリーナ。】
【彼女自身には魔翌力を感じ取るほどの"力"というのはなかったが――何か、何かが"込められた"のを】
【ひっそりと、その胸で感じ取る――もしかしたら、それこそが彼女の思いなのかもしれない、なんて考えながら。】
【そしてその後、紡がれるのはまた新しい話題】

――連中があの城と、綾ちゃんを欲しがる理由、ってなんだろう。
【ピザを口に運びながら、チーズを引き伸ばしつつ、そんな事をぼやいた。】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 22:53:19.74 ID:in4JkJ5K0<> >>784

――わたしを楽しませる、の間違いでしょ

【女の背後に落ちて、ちいさく跳ねた刃。視線は追いかけることもないけれど――】
【――或いは。気づくことだって出来るだろう、その刃が無数の魔力片に解けて消えていった感覚】
【攻撃への転用はない――というより、出来ない。手元へ呼んだときのように、どこかへ消えていっただけ】

本能に逆らったら死ぬだけじゃない。

【確かに掠めたはずなのに、傷もつけたはずなのに、血のない頬。見やったなら、また眉を顰めていた】
【気持ちが表情に出やすい性質なのだろう、最初から、その素振りは見て取れた】

【――どこか、大事な螺子が抜けてしまっている。自らが抱く狂気を、彼女は認識すらしていないけれど】
【(女の服のポケットの中のモノ。気づくわけも、気づけるわけも、当然なかった)】

【止められた拳。ざりざりとした一粒一粒が包帯越しに白肌に食い込むのだろうか】
【どちらにせよ、その向こう側。最初から刻まれていた傷が痛んで、僅かに表情を歪めるのだろう】
【このまま強行突破しようとすること。出来ないことはないかもしれなくたって、きっと得策では――】

きゃ、

【思考の端。女をぎ、と睨みつけていた瞳が右拳を捉えて、逃れるように僅かに足を引いて、】
【その姿がふつと視界から消えるよう――反射的に、しゃがみ込む】
【刹那に反応しきれなかった三つ編みだけが宙に残されて、揺れた】

【――逃れた地面の先。靄の濃さによっては、その向こう側の足の動きにすら、気づかないのだろう】
【地面についた手。指先からこぽりと魔力が溢れて、また地面を水面のように揺らした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/21(木) 22:56:06.69 ID:Y5knr3c40<> >>782


――


【あからさまな拒絶。危うげな神聖さを醸し出して。】
【"でないと――"に続く言葉、恐らくそれはパンドラの箱。】

【危険で愉快な――、彼としては是非ともその先に起こることを経験したいのだが、】
【大会を控えている身、危険な橋はわたれない。】

【――一つ、息を吐いた。】
【張り詰めた空気を弛緩させるように――。】


――まぁな、今すぐお前とは戦いたいんだけどな……。
お前はでないのか?


【相手の質問に答えつつ――、】
【唐突に、出会い頭に告白でもするように、戦いたい旨を口にする。】

【――この出会いは、もうないかも知れない。】
【ならば大会に期待をかけるしかない――、】
【――彼は質問を返した。期待に目を爛々とさせて。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 23:00:11.35 ID:r2YVgLB70<> >>775

セプティノス=\――やはり貴様が来ると思っていたよ………いや、仲介人≠ニ呼ぶべきかッ!!
槍≠フ回収に来たのか………?それとも私を始末しにきたか………どのみちこれは彼≠フ意思ではないな…?

【受け身を取り、体勢を瞬時に立て直し斬華は柊の横に並び立つ―――そして敵の名を呼ぶ】
【名を呼ばれると―――蛇の瞳は笑みを作るように歪み、そして闇からその姿を現す―――。】

【プラチナ色のクセのかかった髪にダークグレーのスーツを着て、眼鏡をかけたビジネスマン風の男だ…】
【とても戦闘員には見えない姿だが―――その黄金の蛇の瞳は歪な、邪悪な雰囲気を放っており―――全身をどす黒いオーラが包み込んでいる】

       【仲介人と呼ばれた男は二人の前に姿を現すと―――ゆっくりと頭を下げて丁寧にお辞儀をする】

≪どうもお二方―――八攫 柊≠ウんは始めまして………私、
                   創世戦団の十二使徒が一人…11th神出鬼没/トリックスター≠フセプティノスと申します………≫

質問に答えろッ!!貴様の目的はなんだッッ!!

≪おお恐い恐い………いやぁしかしお二人の戦いは素晴らしい物でしたね………まるでどこかの獅子≠思い出す剣戟………クク
 ああ、私の目的でしたか―――そうですね、創世戦団にももう用済みですので………後は忘れ物≠セけ回収しようかと―――。≫

≪そのついでといってはなんですが―――邪魔者にも、役を終えた道化にもご退場願おうかと思いまして、ね………。≫

【沸々と黒いオーラを纏いながら、口も三日月のように歪ませながらそう仲介人は告げる―――】
【柊は今まで様々な創世戦団の戦士と戦ってきたが―――この男はそのどれとも違う………混沌=Bそう現すしかない歪な存在】
【唯一少し似た雰囲気を持つのはジェスタ―≠ゥ………そういえば奴も戦場で姿を見せていない】

【忠誠心の欠片もない言葉を放つセプティノスを睨みつけ、斬華は一歩、柊より前に踏み出す―――。】

八攫―――お前は槍≠ヨと向かえ………ここは私が食い止めよう、さぁ早く行けッ!!

≪おやおや………いいんですか?貴女は手負い………それにご自慢の剣と刀も折れてしまっている………そんな丸腰状態で戦うと?
 いいんですよ―――折角ですから、お二人まとめてボロ雑巾のように殺して差し上げます………ヒヒッ≫

貴様程度………刃は必要ない―――刃を向ける価値もない………。

   ≪ほう、大きく出ましたね―――そこまで言うのなら仕方のない………遊んであげますよ、一人づつゆっくりとね…。≫

【全身から桜色の氣を噴出させ―――完全な臨戦態勢に入る斬華、だが仲介人の言うように得物もなく、そして手負いだ】
【それでも斬華は任せろといった………その決意を柊はどう受け止めるか………。】

【仲介人も同様に黒いオーラをさらに増加させ―――それはやがて大蛇≠フ形を顕現していく―――】

何をしているッ!!いけッ!!進むんだ八攫 柊<bッ!!お前の使命を果たせッ!!守るんだッ!!全てをッ!

【そのまま奥の部屋へと進めばそこには横倒しに浮翌遊している主砲、エーデンベルクの槍≠ニそれを制御する端末がある】
【端末を操作すればエネルギー供給を止められるはずだ―――破壊してしまってもいいだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/02/21(木) 23:01:48.88 ID:ZR6MHrjIO<> /テスト <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 23:04:31.52 ID:mpyzzvkFo<> >>791
ちょこまか逃げてんじゃねェぞ殺せねぇだろうが――――ッ!!
ああ、糞が、糞畜生が、苛つくんだよ、脳天ブチ切れそうでよぉ!!
さっさとぶち壊れてくれねぇと我慢きかねェんだよッ!!

【右拳が空を引き裂くと同時、命中しなかったことを判断すると同時に、女は拳に纏わり付く砂鉄を散らす。
相手の挙動が下に移動した。それを理解し、女の撮った行動は一つ。
一歩を踏み出し――右足を軸足として、左足を振り上げて、振りぬく。サッカーのシュートの様な大雑把な一撃だ。
相手の顔面だろうが腹部だろうが関係なく、蹴り飛ばして動けないようにしてしまえば後はこっちのものだと言わんばかりに。
女は顔を狂気に歪めながら、全身を異様な速度、強度で運行させる。人間の肉体の動きにしては、女の動きは少々異質だ。
どことなく、ぎこちない。言うなれば――外部から動かしているかのような、そんな不自然さ】

(――こんなにうまく行くはずがねェしなァ。
警戒、するしかねェな。ここで死んだら何の意味もねぇんだしな。なんとか決めねぇと)

【互いに有効打を殆ど撃たないこの戦闘に女は苛立ちを覚えつつ有った。
額に青筋を立て、口元で苛立たしげに舌打ちを響かせる。
相手の飄々とした立ち回りは、この女の癇に酷く障ってしまっているようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 23:06:21.20 ID:54g/uLLjo<> >>788
/も、申し訳ない……危急で離席せねばならなくなってしまいました
/この後二、三会話して月彗と名乗ってしゅばーんと消えていった形に補完して頂ければ幸いです
/なかったことにはしたくないので。本当に申し訳ないです…… <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga sage<>2013/02/21(木) 23:08:46.04 ID:4IeJiQ39o<> >>796
/いえいえ用事なら仕方ないですし。そう保管しておきますね
/遅レスすみません、ありがとうございましたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/21(木) 23:10:19.49 ID:imZR9Zuxo<> >>789

【従者は主人には逆らわないのなら、確かに当たっているらしい】
【闘争の意志を見せない、つまり、身に危険を感じないのなら、刃を向けようとしないのだから】


――そういう挑発はやめておいたほうがいいぜ?
闘いてェと思ったが最後、俺は歯止めが効かなくなるからなァ
そこの出来損ないと遊んでるのがお前さんにはお似合いだ。きひ


【刃の煌きが故か、シルクの生地のような肌が故か、その疾走は妖精のヴェールを纏ったかのように】
【全ての時間を止めたかのようにゆっくりと舞うように見えた】
【携えたのは包丁を象った大剣。苦もなく振り回すところを見ると可愛らしい見た目とは裏腹に怪力なのか、別の要因か】


(避けてもいいが――いや、どっちでも構わねェな
 一撃で真っ二つ、てことでもねェ限りまだ動くだろ

 ――真っ二つでも構わねェがな。俺は)


【眼にもとまらぬ速さで接近する少女に、やはり異形は動きを見せなかった】
【何の抵抗もせず大人しく斬られる――が、ダメージがなく不思議そうにそいつは低く唸った】


斬れてねェぞ? ママゴトじゃねェんだぜ?
大口叩いたんだから見せてもらわねェとな、その業を


【茶々を入れつつ、男は垂らした腕を密かに背後へ回し、糸を手繰るように指を動かす】
【――動きを見せなかった異形がついに解き放たれるだろう】
【器用に三本の脚を動かして少女へと駆けてゆき、接近できたなら出し惜しみなく強靭な腕を振るうだろうか】
【鋭い爪が付いた手。殴りつけるとは違って、それは刺し貫く苦痛を与えるものだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 23:10:27.76 ID:H2QGu2zzo<> >>790

さあねーその辺は知らないわー

【適当な答えそれの意味する所は「嘘」で】
【嘘をつけるという事はつまりは回路の肥大の先に何があるのかという答えを知っているからだ】
【カズネはそれ以上は何も言わない、問われれば答えを出してしまいそうだから黙ったままで】

んまあ探すのも面倒だから主犯をひっ捕らえて綾津妃の居場所を吐かせて潰して
……ってのが一番楽かつ早いと思うわー

【二言目には「潰す」なんて単語が出てくる成人女性は人としてどうなのだろう】
【今度はピザに手を出し始めたカズネ、いろんないみで破綻している人格だった】

ん?そんなの決まってるじゃない利用する為でしょ
呪いだっけ、ああいうのは結構な力を生産するモノじゃない?
まあ何のために利用するかなんて考えた所で分かるはずもないからやめときましょ。

【肘をつき片手でピザを口に運ぶ、行儀が悪いがパーティに参加しているのでもないし良しとして】
【セリーナと同じようにチーズを伸ばし考えを述べる、いや考えですらない思いつきか】
【存外カズネという人間は何も考えていないタイプなのかもしれなかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/21(木) 23:22:13.04 ID:S3bCdYbko<> >>798

【振り切った刃の断片が宵月に照らされたなら、その鋭い光を反射する】
【浄化されるように溶けていく白銀の髪が夜を切り裂くように流れていく】
【ハーフトップから零れる二の腕、キャミソールが透かすお腹、そのどれもが刀身よりも鋭く雅で】

【一つの行動に身体全てを動かしている事が伺えるだろう】
【重武装な下半身に比べ、肌を多く露出している上半身は、全身のバネを使うという計算で】
【流れる横顔から零れる乳白色の素肌と溶けるような水色の瞳が奔流のように羽ばたいていった】


ご冗談を、落ちぶれても私は騎士≠ノございます
私の刃が斬るのは、私の主が斬ることと同義になりましょう

それならば、主に……私としてはそのような出来損ない≠斬って満足して欲しくないのですよ
思うのはどうぞご自由に、ですが、手加減はいたしませんよ――――!!


【空中で静止するSkillet≠サの刀身が、頭を上げた従者のように地面と斜めになった】
【切っ先は外、しかし、手首を入れ替えているため、このまま振りぬけば、右下から左上に切り上げた軌跡を辿るように】
【左上から右下へと振り下ろすかのような斜めの一閃を繰り出せるのだろう】

【けれども、事態は急転する、試し切りの相手が氾濫を起こす】
【互いの距離は近い、彼女の刀の刀身が長く大きいといっても、精々2m前後であるが故に】
【直ぐに距離を詰められるだろう、彼女が剣を振り下ろしても、切っ先ではなく、その刀身にぶつかる距離に】


――――私のSkillet≠またの名を斬艦刀≠ニ申します
そして、私の能力Lost Prohpets≠ヘ忘却≠フ能力

今Skillet≠ヘその重さ≠忘れております
羽毛のように軽い刃では、いくら早くとも、いくら大きくとも、きっと紙すらも断てません

けれども、そこに本来の重さが戻ったなら――――

――――私は戦艦≠キらも切り裂いてみせますよ!!


【纏う風の色すらも変わるよう、目の前へと駆けるその異形が爪を立てる】
【微かに彼女の頬に苦しげな色が混じった、恐らくSkillet≠ェその力を戻したのだろう】
【きっとその重量は、長くは支えられていられないほどに重い】

【振り下ろされる一閃は、さながら爆弾が爆発したかのよう、地面に巨大な跡を残すような勢いで】
【神速とも高速とも形容される速度で、一振りの隕石が、そこに降り注いだかのよう】
【真っ直ぐに飛び込んでくるであろう異形へと叩きつけるように一閃を放つ】

【けれども、重量をいきなり0からMAXにしたなら、当然その軌道は歪む】
【獣を左から切り裂くであろう一閃は、仄かにその軌道を曲げ、獣の右足に直撃するに終わるだろう】
【切り裂けるか、抉れるか、或いは避けられるか、それは貴方の腕と、獣の速度次第】

【――――振り終えたならば、再び持ち替え、刀身を下に向け構えるだろう、その合間に攻撃ができるかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 23:22:55.10 ID:5Ir+fRb50<> >>787

――廃ビル

「あはは、いやいやまさか。猿以下と言ったら猿に失礼な僕がそんなこと考えるわけないじゃないですか」

「・・・」

【青年は相変わらずニコニコと笑っている】
【隣でまがわが神妙な面持ちでその様子を伺っていた】

「さて、自己紹介がまだでしたね。
 僕の名はヒルコ、纏衣 ヒルコです・・・あはは、覚えなくていいですよ。
 僕の情報なんてアナタの脳の容量の無駄使いも甚だしいですから。
 それでは、アナタの気になっている所だけ申し上げますと」

【ヒルコは目を見開き】
【口元から歯を覗かせた】

「僕はマトイ様の新しい入れ物です。率直に言いますとアナタ方はマトイ様を殺し損ねたのですよ」

【ヒルコはククククと肩を揺らし】
【その言葉の端々に自虐を匂わせながら呟いていく】

「ああ、ご安心ください。僕はファーストの纏衣に比べて格段に弱いのです。
 なにせ入れ物としてのスペックが前任の方より僕の方が圧倒的に劣っているのですから。
 真室川博士曰く、だからこそゴミ同然の僕が新しい入れ物に選ばれたらしいんですけどね」

【男は気付くだろうか?】
【以前の纏衣の入れ物となった青年はごく普通の遊牧民の青年だったはずだ】
【その青年より圧倒的に劣っていて、"だからこそ"選ばれたというのは一体どういうことだろうか?】

「さて、僕としてはアナタの意識に入ること自体おこがましいのですが・・・。マトイ様が、ね」

【ヒルコはいきなり表情を一変させ】
【まるで獲物に食らい付く野獣のような瞬発力で男に接近する】

「アナタを殺してしまえって・・・!」

【男の立っている地盤がいきなり真っ二つに割れ】
【まるでトラバサミの様に男を噛み砕こうと猛然と閉じる】

「四天廻召、土竜」

【ニッコリと笑って、ヒルコは処刑宣告を下した】


/すいません! 気付くのに遅れて返レスが遅くなりました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/21(木) 23:24:32.94 ID:zuH8O/afo<> >>792

【戦いたい――――と】
【唐突な男の本性の吐露を受けて、"反射的に"少女の瞳に敵意が宿った】
【それはただの反射から、瞬く間に少女自身への意志へと変化していく】
【纏う雰囲気に反して、少女自身はかなり血の気の多い質のようだ。でなければ、そもそも男の太刀筋など気には留めなかっただろう】
【長い睫毛の下の双眸が、挑発するように窄められた――――が】
【……唐突に、それは萎んでいき】

…………出たいのは、本当に山々だけれど。
今はどうしても、ダメなの。どうしても……ね

【戦士の瞳は一転、年相応の少女のそれに切り替わる。ふてくされたような口ぶりは、それこそ不良少女そのものだ】
【…………男の手前、少女は格好良くはぐらかしたが、その理由は実に間抜けなもので】
【少女の肩にのし掛かっているのは、『成績不振』の四文字――――】
【戦士としてはどうあれ。悲しいかな、学生という土台での戦いでは、彼女は素振りだけで筋肉痛になる新米剣士並の実力しか持っていなかった】
【最初に会ったときの不機嫌さは、家族にそれを指摘されたせいだったのかもしれない……】

でもまあ、あなたと戦うのは吝かではないわ。
まあ、私のせいで大会で負けた、なんて言われたら困るし、今日は勘弁してあげるけど――――

【直後、さらに一転。再び戦士としての顔に戻り、上から目線で男を挑発する少女】
【戦士と少女の間で揺れ動く雰囲気に、翻弄されるか、あるいは面白さを感じるか】
【ともあれ、少女がふてくされて散歩をするのにこの公園を選んだのは、偶然ではない】
【男がまたこの公園に立ち寄ることがあれば、本当に剣を交える機会もあるかもしれない――】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 23:26:06.93 ID:561GsMa9o<> 【繁華街】

ん、今回はラッキーだったかも
……でもさすがに多くないかな、この量

【まだ人通りのあるこの道】
【そこを歩く人影が一つ】
【黒いコートを着て、その下に黒いズボンを履いている】
【その少し上を見ると肩まで届く黒い髪】
【ほぼ抱えるように、大きなかごを持っている】
【中にはクッキーが山のように詰まっている】
【そんな少年だ】

都合よく誰か一緒に減らしてくれる人が現れればいいけど……
そんな都合よく行くはずもないし
本当にどうやってこの中身減らそうかな……
さすがに食いきれないけど残すのも勿体無いし……

【あまり大きくはない程度の独り言】
【少し近づいていれば容易に聞き取れる声だ】
【果たして、こんな怪しい少年に近づく者は、いるのかどうか―――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/21(木) 23:29:43.89 ID:in4JkJ5K0<> >>795

だからっ、あげないって、言ったでしょ、――――、げ、ぅっ、

【手を押し当てた地面。水面のように揺れて、水の魔力が地中で満ちる】
【練り上げられて、カタチを成して、また、先ほどのように飛び出そうとして――術者の意識のブレに引き摺られて、立ち消えた】

【驚いたような吐息。振り上げられる女の足に気づいたときのもの】
【まぁるい瞳はさらに丸く見開かれて、ただ、何の対処も出来やしない】

【女の足はその薄ぺらな腹部に突き立って、齎される衝撃に、しゃがんだだけの体勢が対応できるわけもない】
【それ以上に――そう、女だって気づけるはずだ。その身体が、ヒトにしてはおかしなぐらいに軽いことに】
【蹴飛ばされた勢いのまま飛ぶのはその軽さを示して、転がったなら、起き上がってすら来ない】

ぐ、ぅ、っ……、う、ぅ、

【硝子片やら木切れやら釘やらゴミやら、いろいろの転がるその地面。気にする余裕すらなく、】
【おなかを押さえたまま身体を丸めたなら、微かに呻き声をあげているばっかりで、女に気を払うことすら出来ないと見える】
【たとえ近づいたとしても、不意打ちはおろか攻撃の類も飛んでこなくて――】

【ぎゅっと閉じた目元からぼろぼろ零れる涙と、苦痛に歪めた表情と、食いしばった口元から溢れた唾液。口中を切ったか、僅かに血が混ざって】
【ともすれば嘔吐を堪えるようにも見えたけれど。まあ、とりあえず――今のところ、何をしたって、抵抗なんて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 23:29:52.22 ID:+e4dRVdeo<> >>799

知らないて。ちょっとちょっと、魔術師が自分でそれ言っちゃあおしまいだよ!
こないだの戦いも――まあ、アタシが言えた事じゃないけど、、
結構無理してる、っていうかスゴイ量の魔翌力使ってるみたいだったからさ。
綾ちゃんは勿論だけど、その・・・カズネちゃんの事も心配だったんだ。
怪我とか長引いてない?もしあれなら、うちの医療品持ってっても良いからね!

【知らない――いや、本当にそうとは思えない。】
【仮に真に知らないとしても――何か"予想"くらいは立つはずだ。】
【回路が肥大化していく事のデメリット――セリーナにはそれがどういう物かわからなかったが】
【彼女もまた、リスクを背負いながら力を行使しているタイプであることに、少し共感を覚えていた。】
【――同時に、ならば踏み込みすぎないのがよいことなのだろう、とも。】
【腰にぶらさげたガン・ベルトの内側に佇む、正体不明の魔銃――愛用のソレを見て、セリーナは静かにため息をついた。】

・・・楽、で、速い、か・・・。
(あ、アレ――なんだか、すごく真面目な娘なのかな、と思いきや・・・)
あ、ははは・・・あのー、、カズネちゃん、ってさ
――意外にファンキー?あ、いやその、馬鹿にしてるんじゃなくてね!

【潰す。吐かせる。ひっ捕らえる。おおよそ考古学を学んでいる探求家にはにつかない言葉の数々。】
【しかしそういえばかの有名な冒険家兼大学教授の"あの男"もかなりファンキーであったし――】
【将来のインディ・○ーンズを前に、さしものセリーナも苦笑い。ただ、確かにそれが一番効率的だという判断は】
【同じくセリーナにも正しいように感じ取れた。そして――その情報を探るには、やはり――】

(―――捕虜さんとも、いい加減お話しとかないとなあ。)

【内心、そう呟いて。再びカズネの言葉に耳を貸した。】
【――"利用するため"。確かに、それ以上でもそれ以下でもないだろう。】
【ただ、呪いの力を悪用されるという事は、それはとてもマズイ事のように思えて】

・・・アタシ、呪いとか呪術って全然詳しくないんだぁ。
そういうのも文献で調べて、そっからカノッサのやろうとしてる事を探る――なんてルートも考えておかないとね。
でもま、確かにいまここで考えても仕方ない、か。

うん、そんなところかな!さて――難しい話はここまでにして!
【セリーナはようやっと、脇に押しやっていたボトルを再び"取り出し"、一気に――煽る。】

――ぷはぁっ!やっぱこれだねぇ!今日は遅いから、もしあれなら泊まっていきなよ!
ベッドなら結構沢山、余ってるからさ!さー飲むぞ飲むぞ♪

【――セリーナは、すごい勢いでボトルを一本、空けていく――】
【次なる戦いの予感を感じさせながらも、夜は静かに更けていく――、】

(――ところでさっき、店の外でドンパチ聞こえたような――・・・きのせい、だよね?ん。まあいいや!)

/こんなところでしょうか・・・!遅くまですいません、ありがとうございましたー!


<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/21(木) 23:34:35.74 ID:OO0aKz9F0<> >>803

【近付いて来たのは、もっと怪しい、へんなヤツだ。】
【前髪をぱっつんにした、毒々しい緑色の髪、林檎のような大きな瞳。背丈は歳十の童にも満たない程。】
【つまるところーーこの時間帯の歩行者としては、些か異質だ。】

【何より、その両手のビニール袋。】
【中身は複数の酒瓶やらつまみの小袋やら、この童女には見合わない。】

けろ、けろ。でかい独り言だな。 え?

【若干頬に朱が差していて、素面では無いのは、すぐに分かる。】
【貴方は、見た目はともあれ、酔っ払いに絡まれたのだ。さて、どうする!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 23:38:47.43 ID:mpyzzvkFo<> >>804
【足を振りぬき、相手に当たるかと思えば、真正面からクリーンヒット。
これは正直な所予想外だ、防ぐくらいの行動は取るかと思っていたが、そうではなかった。
そして、異様に相手が軽い事に違和感を感じつつ、きひ、と口元から笑い声をこぼした】

んー?
なんだ、簡単に潰れるのな?

【鼻にかけたような、笑い声の交じる侮蔑の声。
地面を転がり停止した相手を見て、はぁ、と嘆息して。
ゆっくりと女は相手に近づいていく。これは、余裕の現れではない。
相手の動作から何か企みが無いかどうかを見定めながら、体勢の再構築をしている状態。
十秒もしないウチに女は、呻き表情を歪める少女の元に辿り着き、しゃがみこんだ】

なァ、オイ。
こっち見ろよ、なあ?

【そう言いながら、女は相手の髪を右手で鷲掴みにして、頭を引っ張り上げるだろう。
握力も腕力も異様に強い女の手で髪を引っ張られたとすれば、何本かとは言わず、かなりの髪がぶちぶちと千切れていくだろう。
それを防ぐにしろ何にしろ、女は子供のような笑顔を浮かべながら、相手の目の前に左手に持った何かを突きつける。】

これ、知ってるよなァ?
お前、その体の中にこいつあんだろ?
……サーヴィスだ。死ぬか、こいつを打ち込まれるか。好きな方を選びな。
てめェのそのなんか変な体もこれで気合入れりゃちょーっとはまともになるんじゃねェのぉ?
ヒヒャッ、ヒャハハハハハハ――――――ギャヒハッ、ギハッッ! ギヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャァ!!

【高笑いを響かせながら、相手の頬にぐりぐりと哲学者の卵をなすりつけようとする女。
人の嫌がることを進んでするを地で行くのがこの女。
相手が今苦しんでいる所に追い打ちをかけようとするのが、楽しくてたまらないようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 23:41:39.83 ID:WVX/Xwxz0<> >>793

【現れた敵影の名はセプティノス。】
【暴帝<~ーメとも奇術師<Zロとも……当然斬華とも全く違う、異形の雰囲気を宿す眼鏡の男。】
【“彼ら” の水面下での行動は理解らなかった。だが、一つ確かな事がある。】

   (………私の、最も嫌悪する類のものかもしれない―――――)

【――――――斬りかかる事に躊躇いもないと、柊は一歩を踏み出そうとして―――――――】


――――………な………!?

【同じく/けれど確実に柊より早く前に出た、斬華の行動に目を見開いた。】
【橡色に浮かぶ驚愕。斬華は柊同様に既に手負いで、その上、武器を失っていて――――――】
【……そんな状態でなおも高まる桜色の氣に、その決意に強く感嘆を覚えた。】

【だが、これは………。】

(…………ッ――――――――)

 【……本当に、彼女を死地に送り込むだけではないのか?】
 【苦渋に歪む表情。答えは出ない。葛藤する。】
 【―――― だが、エーデンベルクの槍の破壊は急務で、都市ひとつの、その無数の命が懸かっていて――――】

 【…………けれどそれとすら天秤にかけた“彼女”の飛ばす檄が、柊の意識に染み渡った。】
 【澄み渡る双眸。口を開く。】


………約束して。絶対に、生きて私達の世界に帰ると――――――
…………っ、く……ッ……!

―――――――――――……すぐに戻る、だからそれまで持ち堪えて!

【強く葛藤を堪えるような、それを越えて決断を下そうとする声。】
【対峙するふたりに背を向けて、柊はエーデンベルクの槍に向かった。】

【持ち得る最速を以て己を駆り立てる。扉を開ける暇も惜しく、ただ一刀を以て斬り捨てた。】
【そしてそのまま踏み込むと、返す刀で操作端末を完全に両断して――――――――】

(……早く……早くッ……!!)

【再び “彼ら” の対峙する戦場に舞い戻ろうとする。未だ戦っている筈のひとりの剣士を、その手で本当に救い出すために。】
【………間に合うのか。届くのか。護りきれるのか。】
【“護れる己” を望みながら、斬華の“生”を願いながら。柊は、その疾走に身を委ねた。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/21(木) 23:42:42.83 ID:2WzvJD0so<> >>801
………

ーーー殺し損ねた…ね

【ヒルコと名乗った青年が続ける言葉ーーー纏衣を殺し損ねた≠ニいう話を、半信半疑ながらも、聞いて】
【溜息をつけば、「嘘とも言い切れねぇよな」と呟いて】

…俺の知ってるあいつは、そんな自虐的でもなかったがな
まあいい、殺し損ねたってんならもう一回殺してやるまでだよ
中途半端は一番いけねぇからな

【異常なまでに自虐的なヒルコの様子が気になった、纏衣は確か、人の体を乗っ取る陰陽球の形をしていた筈だ】
【となればヒルコも体自体は違う人間の筈、その自虐的な性格は元の体の物なのか…?】
【それに、力が劣っているのに適任とはどう言うーーー】

ーーーぬお!?

【考えを巡らせていた瞬間、一気に距離を詰めて来たヒルコーーー不意を突かれた】
【後ろに跳び、ギリギリで難を逃れたラッシュは、右手でブレードを取り、刃を出してーーー】

不意打ちたぁ纏衣らしくねぇなあ!

【そのまま両手で持ったブレードを横一閃ーーー閉じた岩ごと、ヒルコを切り裂こうとした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/21(木) 23:47:24.78 ID:imZR9Zuxo<> >>800

【騎士≠ニ名乗るのならば、闘争の意志のない相手に仕掛けるのは矜持に反する、ということだろうか】
【もうしばらく、異形と少女の闘いは続くだろうかと判断し、地面を蹴って両者が良く見える位置に移動】
【壁に背を預けると腕を組んで】


なら――俺を斬るか?
そいつはもう俺が使役している。つまり俺が間接的に攻撃していると同義じゃねェのか?
点数稼ぎがしたいのならやってみろ。あんまりオススメはしねェがな


【腕を振り抜いた異形。そのまま連撃に持ち込むかと思われた肢体が、大きく一度跳ねる】


ギィィイイイイイイイイイッ!!


【身体のあちこちに付いた顔から悲鳴が上がる。超重量の一閃によって、足が断たれたのだ】
【だが異形で生まれたが為に幸いにも足はまだ二本ある。異形はたたらを踏みながら、少女に背を向けるだろう】
【倒れるわけではない。これまた二本生えた尻尾で彼女の左足を捕まえて態勢を崩そうという魂胆らしい】


ところでまだお前さんの正体を訊いてなかったなァ?
ああ先に名乗らなきゃ騎士に無礼か? きひ

俺はカノッサ機関六罪王が一人、アヴァリティア・ヘッジホッグだ


【きっと映画か何かを眺めている気分なのだろう。使役しているとはいえ自分は動いていないのだ】
【もとより持ち合わせた余裕をたっぷりと見せつけるかのように、ゆっくりと名乗るだろう】

【だがその視線はどこか、研磨された針のように鋭く、少女へと注がれていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/21(木) 23:47:40.79 ID:561GsMa9o<> >>806
そりゃ、聞かせるための独り言ですから

【顔すら見ずに、用意してあった返答のうち一つを使用】
【そして、顔を見る】

……酒のつまみにはなりませんが、食べますか?
結構美味しいですよ

【一瞬固まったが、ビニール袋の中身を急いで見て、酔っ払いと判断】
【その後、童女にも取りやすいよう少しかがんでかごを見せる】

【味は少年が言っている通り美味しい】
【だが、形は歪んでいたり、割れていたり、良いとは言いがたい】

【また、価値観の相違か童女が酔っ払いであることに注意の一つもなかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/21(木) 23:50:59.55 ID:5Ir+fRb50<> >>809

【避けられる岩盤の攻撃】
【切り裂かれる隆起した土壁】

【その向こうでヒルコは笑っていた】

「マトイ様らしくない? あはははは! 困りますよ、僕なんかとマトイ様を一緒にされては!」

【ヒルコの背後に紫電が弾け、稲妻でできた怪鳥が羽ばたいている】

「四天廻召、雷鳥!」

【そのまま迅雷の如き速さで直線的に男に迫る怪鳥】
【ヒルコはその命中を見届けることなく、廃ビルの方へ逃げていく】

「あはははは! どうぞ、僕を仕留めたかったらこちらに来てください!」

【そのままヒルコは階段を駆け上がり、廃ビルの一室へ逃げ込む】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/21(木) 23:55:47.04 ID:H2QGu2zzo<> >>805

必要な時に無理しないでどうするのかしら?
それに心配しないで大丈夫よ一応は魔術師の家系だからね
魔術に関してはそれなりに知識もあるから、対抗策もあるっちゃあるんだから無問題よ無問題

【理性で一線を越えられる人種とでも言えばよいのか】
【ならば理性で人も殺せるし自分が死のうとも理性のままに受け入れる】
【それは普通の人間性ではないと糾弾するも良し、その権利はきっと誰にでもある】

【けれどされた所でカズネが聞く耳など持たなければ意味もないのだけど】


とことん簡略化しちゃえば全部そんな感じじゃない?
机上の空論でキャッキャウフフするような歳でもないしー……ああ、考察する事をバカにしてる訳じゃないからね
物事を考えるのは大事だけど必要以上に期待しちゃダメってコト。

【唐突だが、仮にここでカズネが捕虜の存在を知ったらのならば】
【それはそれは文字に起こすのも忌避されるような酷い事になったかもしれない】
【だからその存在をカズネに教えなかったセリーナの判断は的確であった】

こっちも触り程度にしか知らないわー
専門家に聞いたほうが早いんじゃない?その専門家が攫われているのが現状だけどね。
まったく厄介な事になったもんだわ……。

【面倒は嫌いだ、だけどこういう面倒は望む所だ】
【ローブに隠れた右手の回路を少しだけ走らせて、怪しげに微笑む】
【それは小さな宣戦布告で知っているのカズネとセリーナだけ】

……ん、アタシお酒飲めないもん

【むすっと表情を曇らせて】
【なんやかんやで夜は終わり朝日が昇る】

/いえいえお付き合いありがとうございました <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/21(木) 23:56:16.15 ID:Y5knr3c40<> >>802



【自身の発言に、色を変える少女の瞳。】
【その変化を見逃すことはなく、男の目が微かに輝いた。】


【――彼女も戦いがすきなタイプなのか。】
【善や悪という色に囚われずに、純粋な戦いを――。】

【―――――――、閑話休題。】


まぁ、事情は聞かないけどさ……
もし、それがなんとかできそうなら、出てくれよ。

――――お前の名前は?


【嗚呼――戦いたい。挑発だと分かる。】
【せっかく戦う動機を作ってくれているのに――。】
【――普段なら真っ先にノる。挑発とわかって――】
 ・・・・・・・
【自ら翻弄されることを選ぶ――。】

【――だが、今はそういう訳にも行かない。】
【昂る思いを堪えるように、彼は少女に名前を尋ねた。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/22(金) 00:00:43.47 ID:VqtnJDbp0<> >>811

……けろ、話の分かるヤツだ。
ニンゲンなら、咎めるもんじゃないのか? まあいいや。

【どうも少年の性質は、彼女にとっては、都合の良い物であったらしい。】
【故にか、童女は薄く微笑んだ上で、小首を傾げる。】

そりゃあ、はなから貰う為に話しかけたんでね……げこ、いただくぞ。

【強欲な金持ちめいて大きな口を歪め、それから、小さく開いた。形について言及はしない。味こそ重要だ。】
【そうして、人目も気にせず、舌をのろりと延ばした。化け物である。】

【ねッとりとした粘液に塗れた舌でクッキーを数枚絡め取り、しゅるしゅると回収する。】
【そして、咀嚼。カエルめいている癖に、歯はあるのだ。】

ああ……悪かないね。喉がちと渇くか、けろけろ。

【満足げに笑い、酒瓶を袋から取り出す。安い日本酒は、この化け物の潤いと化す。】
【つまり、カエルだが、ウワバミなのだ。】

くわわわ……で、どういう風の吹きまわしだ、クッキー売りの少年ってか? くわっ…

【蓋に悪戦苦闘しつつ、彼女は貴方にそんな問いを投げる。】
【単に、暇潰しのつもりで、深い意味は無い。深い答えも求めていない。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 00:00:54.97 ID:mnQJY7uKo<> 【一秒を斬り砕いた刹那の時間、彼女のLost Prophets≠ェ瞬いた】
【大剣Skillet≠フ重量を再び忘却させたなら、一人では持ち上げることすら困難なソレを構えなおす】
【切っ先を右前の地面へと向けるその形は、今にも砕けてしまいそうな両腕への負担を少しでも減らすため】

【長い手袋に包まれた指先は、剣を持つのに慣れていないかのよう、その形に作られていない人形の手を、無理やり曲げたみたいに】
【小さく形の良い唇が滴り落ちるよう、真一文字に結ばれたなら、それはどこか意地を張ったお姫様みたいに】
【細い二の腕がぎゅっと肩を狭くしたなら、膨らんだ胸元が少しだけ強調されるよう――――】

【整った横顔に白い肌、剣士と呼ぶには、騎士と呼ぶには、ずっと箱庭の中で育てられた令嬢みたい】


――――っ……!!尻尾――――!?
くっ……ぁっ……中々、考えますね……んっ……


【背を向けた異形に僅かに気を抜いた、からめとられる華奢な左足、彼女の表情が濡れた】
【少しでも異形が力を入れたなら砕けてしまいそうなほど、ソレぐらいに華奢なその脚を白銀のグリーヴに包んで】
【お尻からおちる彼女、強く打ち付けたものの、ロングスカートのように腰元を覆うフォールドに助けられる】

【その大剣を右手で握ったまま地面へと座り込んだなら、貴方の声を辿るのだろう】
【どこか大人びたその彼女の表情に混ざるのは、僅かな驚きの色――――六罪王*レの前の、存在が】
【カノッサ機関という巨大な組織の、トップに位置する集団の一人で、あったから】


……なるほど、道理で……単なる出来合いとは違う気品を感じるわけです
旦那様に先に名乗らせるなど、騎士の名折れ……私はジャンヌ、ジャンヌ=アンジェリカ=イージス

旦那様方の手によって葬られた祖国Anberlin≠フ名誉の為にも
ココで縮こまってるワケには、参りません――――!!


【彼女の右手に握られたSkillet≠彼女は自身の後方へと投げ捨てた】
【そして手に握るのは右の腰に差していた、二本の刀のうち、一本、その柄へ手をかけたなら、横へスライドさせる】
【右手で刀を抜刀したなら、彼女はソレを、右手側の地面≠ヨと突き刺すだろう】

【――――まるで、地面が硬い≠ニいうことを忘れた≠ゥのよう、液体に刀を突き刺すように彼女の刀が沈んだ】
【そうしたなら、そのまま地面の中で刀を振るように、右手を前へ前へと押し出していく】
【限界まで右手が伸びたなら、そのまま上へ、一気に振りぬくだろう】

【地面をもぐり、顔を出す刀の刃#゙女の右手に追従するように、地面の中を泳いだなら】
【地中から出現し、空へと上っていく――――小柄の燕が、天へと飛翔するかのような一閃が、異形の尻尾を切り裂こうとする】
【地面へともぐらせ、そうして地面の中から一閃を放つ、単なる騎士ではなさそうだ】

【成功したなら、左手で地面をつき、立ち上がり、右手でもった刀の切っ先を、獣でなく、貴方へと向けるのだろう】
【刀の線上に煌く一対の水色の瞳が揺らめいたならその淡い色を溶かすかのように】
【Anberlin=\―――聞いた事があるかもしれない、機関が五年前に、滅ぼした国のことを】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 00:01:22.22 ID:mnQJY7uKo<> >>816
/>>810が抜けました、すいません <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 00:03:30.11 ID:EE6WAD+to<> >>812
ちっ!小賢しい…!

【巨大な岩の塊をバターの様に簡単に切り裂いた…が、その瞬間、目前から襲い掛かる紫電の鳥】
【確か纏衣は属性を操るんだったかーーーなどと思い起こすが、回避が間に合わないという事実上が頭に浮かぶ】

【ーーー素早く左手をブレードから離し、ホルダーから銃を抜く】
【紫電が着弾する直前で銃口を向けてーーー引鉄を何回も、紅い魔翌力弾を連射し、紫電の形を崩してばらけさせ、ダメージを分散した】

待ちやがれ!

【すぐさま持ち直し、ヒルコを追い掛けるラッシューーーしかし】
【あからさまに誘い込まれているようなーーー先程は罠でないと言われたが、信じられる訳でもない】
【とにかく、今はそれしかない為に、ラッシュはヒルコを追い掛け部屋に飛び込んだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 00:08:05.10 ID:+3MHzxVko<> >>658,675
/すみません、音沙汰が無いので、誠に勝手ながらロールを切らせて頂きます
/このあと適当に会話した後悪魔が魔海の中へ飛び去っていった事にさせてください
/ロール自体はあったことにします 本当に申し訳ありません お疲れ様でした <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 00:11:08.46 ID:rCkOJiUO0<> >>808

【端末を切断した瞬間―――一気に核≠ゥらのエネルギーの供給はストップし、碧く輝いていた槍≠ヘ力を失う】
【これで、当初の目的は達成された………同時にドゴンッ!という爆音が響き渡り、一度大きく要塞が震える】

【どうやら別働隊も中枢を破壊する事に成功したようだ―――ならば要塞が崩落するのも時間がない………】
【そして―――再び戦場に舞い戻った柊が目にしたモノは………。】

≪おや、随分と遅かった≠ナすね―――フフ………こちらは今しがた………終わった¥鰍ナすので…。≫

ぐ………、クッ………逃げ、ろ………八攫………こいつは……違うんだ………ここでは……たおせ……ガッ!

【黒い大蛇のようなオーラ………それが斬華の肩口に喰らいついて、そして宙に吊り上げている】
【斬華も相当に応戦したのか―――セプティノスも多少ダメージを負っているようだが、結果は明白だった………。】
【まだ意識はあるのか、全身から血を流しながら斬華は柊の方へと視線を向けて訴えかける】

【が―――その瞬間に大蛇の牙はさらに肩口に喰いこみ、そして斬華は激痛に顔を歪める】
【そして………斬華を吊り上げたまま―――黒い混沌のオーラは通路から、橋から外れるように舞い上がっていき―――】
【下は完全な暗闇―――奈落の底へと繋がる所で斬華は肩のみで吊り上げられてしまう………そして】


≪まだ喋る元気があるとは流石1st様ですね―――ですが貴女はもう、退場≠ナす、お疲れ様でした。≫


【ヒュッ―――そして唯一斬華を空中に留めていたオーラが突如として全て消える、そうなればどうなるか】
【斬華は………そのまま奈落の底へと落下していく―――要塞の最下層へと、満身創痍の肉体で………底へ着いた音すらしないまま】
【舞台から………消えていった。】

≪さて、と………貴女はどうなさいますか?八攫 柊さん………どうやらもうこの要塞が堕ちるまで時間がないようですが…
 それとも後を追って同じ場所まで行きますか………?ク………クックック………ヒ…ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハッ!≫

≪やっぱりこの瞬間は止められませんねぇぇぇぇぇッ!!誰かから大切なものを奪う瞬間というのは最高の至福ですよッ!!≫

【蛇の眼≠持つ男は―――両手を広げて愉快そうに笑う、嗤う、笑い続ける………脳に響く嫌な声で。】
【さて―――斬華の言葉に従ってここは退くか―――それとも………】

【だがこの男………歪な感覚もそうなのだが………どこか陽炎のような、おぼろげな雰囲気も同時に持っているのが分かる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/22(金) 00:12:26.47 ID:W+EaVP4Wo<> >>814

…………聞かないでくれるのは、ありがたいわね

【男の気遣いに感謝しつつ――――「……何とかできれば苦労しないわよ」という苦虫を噛み潰したかのような小声が、一瞬漏れたような気もするが】
【少女は誤魔化すように男に向き直ると、制服の胸ポケットから一枚の"符"を取り出す】
【それを左手に張り付けて真横に突き出すと、右手の人差し指と中指を合わせ、口元で簡単な印を切った】

――――"招"

【その、刹那。符からの発光とともに、ずるり、と左手の周りの空間が陽炎のように歪み】
【光が収まると同時、その歪みから、彼女が左腕を引き抜くと――――】
【どんな力を使ったか、そこには六尺ほどの長さの獲物が握られていた】

【――それは、薙刀だ。浅い反りと波打つ刃紋、散りばめられた金剛石の破片が輝く玉鋼製の刀身に、赤い縄による意匠と金箔で描かれた紋様を持つ柄で構成される、美しい薙刀】
【相手の獲物を見ておいて、自分は見せないのは不義理と思ったのだろう。彼女はそれを突き出すようにすると、名乗りを上げた】

佳乃――――幸徳井佳乃(かでいよしの)よ

【眼前の"剣士"の顔を挑発的に見据えたまま、夜空のように黒いその瞳に少しだけ楽しそうな色を浮かべて、少女――佳乃はそう応えた】
【そうして次は、男の名を問い返すだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 00:12:27.24 ID:c8S2h2Wn0<> >>807

【呼吸をするだけで辛いのだろうか、浅く、軽く、繰り返される薄ぺらのそれ】
【すぐ傍に立たれてやっと気づいたのだろうか、固く閉ざされていた瞳が薄らと開けられて、女を見上げて、】

……っ、さ、わ、……、なっ……!

【髪を引っ張られたなら。返すのは、或いは命知らずとも取られそうな、それ】
【いくら強がったって、その瞳は潤んでいるし。声だって掠れて、解けてしまいそうで――怖くなんて、ちっとも】

【――今は砂でくすんでいるけれど、きちんと手入れされているらしい黒髪。掴まれたなら、痛がるような声を上げて】
【瞳にかかる程度には長い前髪だって、誰かに結ってもらったかのようにちゃんとした三つ編みだって、持つにはきっと困らない】
【いくらかが千切れる音。分かりながら、どうしようもできない――突きつけられるものを、見たって――?】

――――そ、れ、

【腹部の痛みも、呼吸できない苦しさも、刹那に遠ざかっていくような、錯覚】
【涙で滲んだ向こう側、現物を見るのは二度目、か。一度目はゆっくり見る余裕なんて、なかったけれど】
【同じ悪意を映す紅い瞳。じくりと疼いて――初めて、表情に怯えたようなそれ、映し出すのだろう】

い、や、やだ、っ……やだ、

【卵――抱えた苦しさだって、孵った辛さだって、“ぜんぶ”覚えていて、だから、】
【示した反応は拒絶。――卵に対してだけでなく、死ぬことに対しての拒絶も、確かにあるけれど、ただ、】
【死ぬことよりも、卵のほうをずっとずっと恐れている――そっちの方が美味しそうだと、気づけるだろうか】

【痛いこと、苦しいこと、そこに恐怖が混ざったなら。ぼろぼろと零す涙は増えていくばかり】
【やめてと懇願するように見上げる瞳は、女を楽しませるにはまだ、足りないかもしれないけれど】

         。

【――「おとうさん、たすけて」と、唇の動きだけが紡ぐのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 00:14:15.00 ID:G+aU/wJr0<> >>818

【駆けこまれた部屋】
【そこには燃え上がる車輪が幾つも浮かんでいた】

「あはっ、正直ですね。パッと見た時ここは一番逃げ場が少なく、可燃物も多い。
 いわば即席の燻製室です・・・ところで犬さん」


「サウナはお好きですか?」


【そういった瞬間、あちこちに仕掛けられていた燃え上がる車輪が爆裂し、紅蓮の炎を吹き出す】
【部屋はもちろん、入り口の上部にも燃え上がる車輪が仕掛けられていたのか、部屋の内壁をグルリと燃え上がる炎が駆け巡った】

「あははははははははは!」

【ヒルコは割れた窓から飛び出すと、まるでトカゲの様にコンクリートの壁面をよじ登っていく!】
【否、ヒルコにしかわからないだろう】

【ヒルコの触れたコンクリートはまるで砂の様に崩れ、ボルダリングの取っ手や足の踏み場の様に穴が開いていたのだ】

【そのままヒルコは上のフロアへ移動すると、廊下を走りながらビルの構造を見ていく】

「ふむ、この辺ですかね」

【そう言うと、ヒルコは再び割れた窓から飛び出し、地面に飛び降りた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 00:17:12.03 ID:Ft0LbIBGo<> >>815
ま、どうせ人間とも言いがたいですから、俺は
それに年によって酒が飲めないなんて詰まらないですから

【化け物、そう形容してもまったく問題のない食べ方】
【それについても言葉はない】
【まあ、さすがに言葉にでない程度の驚きはあったが】

ちょっといらない収入をまとめて施設に寄付したのですが
そうしたら子供からのプレゼントです
俺にとってはいらない重りを押し付けたようなものなのですが、子供たちは嬉しかったようです
……まあそのもらったクッキーの量が今問題なんですけどね

【数枚減っても、見た目には減ったようには見えないクッキーの山】
【その山から数枚ずつ食べながら説明をしていく】

【まだまだ大量にあるクッキー、先ほどと同じ姿勢でかごを見せたままだ】
【その様子は食べてくれと言わんばかりで】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 00:23:52.32 ID:9Ecb9qEso<> >>822
そぉかー……、嫌か。
好きな方を選べ、つったからなー仕方ねぇか、なァうん、そうだな。

【いやいやと首を振って、拒絶の意志を強く示す相手を見て、ニンマリと満足気な笑みを浮かべて。
猫なで声。優しいそれでは無い、爪の先で獲物を嬲る獣のそれで、相手の耳元で言葉を紡いでいき。
歓喜は髪を鷲掴みにする手の力を強くしていき、己の手すらもうっ血させていく強さで相手の体を引き上げた。
目線を合わせれば、サングラス越しには決して笑ってなど居ない、不自然過ぎるほどに青く輝く瞳が有った。
何かを諦めているような、そんなガラス球のような瞳は。笑ってもおらず、泣いてもいなかった。空虚、それだけ。
その瞳を僅かに細めて、口をゆっくりと動かす】

――選ばせるだけで選んだ答え聞くなんて一言も言ってねぇからな。
プレゼントだ、ジャリガキ。……助からねぇよ。世の中、そんなにご都合主義で出来てねぇんだ。

【静かな口調でそう言うと同時に、女は相手の頬に押し付けていた卵をしっかりと左手で掴む。
そして、少女の僅かに動き、開いた唇に割りこむように――卵を押し込もうとするだろう。
万力のような強さで相手の口に卵を押し込もうとする女は、口に卵が入れば、口と鼻を抑えこもうとする筈だ】

ギヒャッ! ギャヒァッ!
ヒヒヒヒヒヒャ……ッ、ギヒャ――――――ッヒャヒャヒャヒャヒャァ!!
嗚呼あゝあゝあゝッ! 楽しいなァ!? 楽しくて楽しくて苦しくて辛くて気持ち悪くて嬉しくて最低で最高で最悪で死にそうに気持ちいいぜ糞ったれがァ!!

【泣き叫ぶような高笑い。が響き渡る。
サングラス越しの瞳からは、何故か涙が流れて。
女は、相手に卵を押し付けながら、狂ったようにひたすらに叫び、頭を振り乱して笑い声を撒き散らし続けていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 00:27:53.18 ID:EE6WAD+to<> >>823
【ヒルコを追って部屋に飛び込んだ時、既に懸念は現実に変わっていてーーー】
【ムン、とした熱気が襲うーーー燃え盛る車輪がそこら中に浮かんだ部屋は、それだけで危険な事は承知出来た】

くっーーー!?

【不味い=[ーー本能が一斉に叫び出す、跳ね飛ばされるように後ろを振り向き、部屋から飛び出ーーー】
【刹那、背後から炎が襲い掛かったッ!】

【炎の勢いのまま、転がるように飛び出すと、炎の向こうに飛び出すヒルコが見えた】

…にゃろう…!

【鬼ごっこのつもりかーーー歯噛みしながら上の階へ移動、ヒルコの姿が再び見えたのはヒルコが窓から飛び出した瞬間】
【急いでその窓へ駆け寄り、下を確認ーーー地面に降り立った瞬間のヒルコに銃口を向けてーーー】

逃げ回ってんなよ!

【銃を三連射ーーー紅い魔翌力弾が、ヒルコに襲い掛かる】
【ほぼ普通の銃弾と変わらぬそれは、達人級の狙いという訳ではなくーーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/22(金) 00:32:02.32 ID:o5mKipzRo<> >>816

【腕に埋めた指を動かし、さらなる攻撃を命令しようとする。――だがなにかおかしい】
【異形が送った動作を行おうとしないのだ。何かの間違いかと思うが、すぐに自分の実力不足だと結論付けて】


きひ、褒めて頂けて至極光栄でございますぜ?
っと、Anberlin≠ニか言ったか? うっすら聞き覚えがあるような、ないような……だな
すまんなァ。あまり記憶力がいい方じゃねェんだ


【機関が滅ぼした国のことなど、この男にとってはその程度の存在というわけだろうか】
【ジャンヌにとって、この発言は侮辱に当たってもおかしくはない】

【能力を応用した一閃は見事に異形の尻尾を切断する】
【甲高い叫びを上げながら、異形は痛みに耐えられず一度倒れるだろう】


……きひ、それは俺への挑戦か? 余裕があるなら相手をしてやるぜェ?
ま、とにかくそいつを先に倒すこった。もうそいつは俺の支配から逃れつつある

手加減はしてくれねェと思うぜ? きひ


【向けられた刃の切っ先を、アヴァリは愉しそうに見つめた】
【こいつは闘争を生めれば何でもいいのだ。自分の欲≠ェ満たされるならなんだっていい】
【試し切りを称したこの場が不穏な空気をはらむと、彼もまた、暴≠フ空気で場を圧する】

【しかし、この睨みあいは長くは続かない。アヴァリの言う通り異形が暴れはじめるからだ】
【長い手を使って立ち上がるとその場で回転。蹴りの軌道だが、切断されて元の長さが無い足は空を切る】
【――代わりに跳ぶのは大量の血。目くらましにと顔面に浴びせにかかる】

【そしてもう一度回転したならば――今度は尻尾をしならせて、守りの薄い腹へと叩きこもうとするだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/22(金) 00:34:16.92 ID:VqtnJDbp0<> >>824

けろけろ、クールな小僧だ。年不相応じゃあないか?

【どの口が言うか。】

【…さて、この童女は、身体の割に、大食らいであった。】
【舌で絡め取る枚数も最初は二か三枚だったが、気付けば四五、今や十程。】

だが悪くない。けろけろ……まあむろん、暑苦しいやつも、嫌いじゃないが。

【そいつに奪われた水分を、酒で満たす。蓋は、どうやら漸く空いたらしい。】
【嗚呼……クッキーを作った子供達は、多分、こんな事を望んではいない。】

……けろり。それはそうとして。
収入? って事ぁなんだ、どっかの防衛戦でも参加したか? けろ。

最近多いんだろ、テロだのなんだのと? 国はその度金出して異能者を雇う……と。

【腕っこきどもには住み良い時代だ、と……ぼんやり笑う。】
【時代。この化け物はどんな時代を生きて来たのだろう? 少なくともその笑みからは計り知れぬ。】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 00:43:34.96 ID:G+aU/wJr0<> >>826

【地面に降り立ったヒルコがラッシュの声に振りかえった瞬間】
【赤い魔弾がヒルコの身体を抉った】

「ぐ、ぶっ・・・! あははは、酷いですねぇ」

【3発の内、一発は確実に心臓を貫いた】
【現にヒルコの胸元からドクドクと鮮血が流れている】

「でも! ご存知ですよね! マトイ様に見初められた人間にはこんな傷意味がないことぐらい!」

【肩、胸、腹。三か所の服は破け、肉は剥き出し、ドクドクと動く内臓が見える】
【それでもヒルコは・・・いや。纏衣は平然と笑っていた】

「そして、アナタ・・・チェックです。僕の勝ちです。三天融爆、水爆雷!」

【ヒルコは笑って指を鳴らすと】
【中央フロアの柱が爆発した!】

【ラッシュの方まで爆風は襲ってこないが】
【ただでさえ老朽化しているうえ、急に支えを失ったビルが大きく傾き】
【巨大な瓦礫の山となって上から押しつぶされる様に崩れていく!】

「あはっ、あはっ・・・あははははははははは!! ゴホッゴホッ」

【そのまま褐色の粉塵が四方八方から吹き出し】
【全てを覆い隠した】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/22(金) 00:44:01.65 ID:jII44r+e0<> >>821

【能力――、顕現した薙刀。】
【それを手に構える少女――、目の前で、臨戦態勢を取った――、】
【――うずく。刀が震える――、応じるように、腰の柄を握る――。】


――――佳乃、ね……。

――――ッッ!!


【少女の名を復唱する。】
【その瞳を、くすぶった瞳で見つめ返す。】

【――、――大蛇のように、長く伸びる。】
【しならせるように腕を振るわせる。】
【居合い抜き――、少女に自身の実力を示すかのように――、】

【達人と呼ぶべき剣撃を見せる。】


――櫛灘自斎。
大会を終えたら、戦ってくれよ。またここで――。


【切っ先を少女に向けて、そう口にする。】
【――いつになるかはわからない。】
【大会が終わるまでかもしれないし――、大会当日にその時が来てしまうかもしれない。】

【簡単な口約束を、少女と交わそうとする。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 00:45:08.48 ID:mnQJY7uKo<> >>827

【抜け出す事には成功したものの、連続の能力使用と激しい運動により体力精神共に削られ】
【地面を踏む足が、気を抜いたなら踏み外しそうになる、頭を振って、今にも倒れそうな心を支える】
【――――気づくであろうか、彼女の身体は、白く、それでいて華奢で……成長が幼い頃で止まったかのように】

【柔らかそうな二の腕、月光を吸い込んで白く揺らめくソレは、明らかに鍛えている者のソレではなかった】
【まるで、長い間マトモな運動すらさせてもらえなかったかのよう、剣士と呼ぶには、明らかにトレーニング不足で】
【彼女の脚力、或いは刀や剣を振る腕力にはきっと、見合わないようであろう】

【祖国をバカにする貴方の言葉、落ち着いた色合いの彼女の表情が微かに揺れた】
【端正な取り繕った仮面のその下の、未だ少女のままの、生の感情が、むき出しになりそう、で】


……っ……構いません……貴方様にとっては、きっと、その程度のものなのでしょう
けれども、私にとっては、大切な、とても大切な祖国でございました
敵討ちとは言いません、貴方様が覚えてない以上、そのような事、至極無意味なのですから

……でも、でも――――っ……
今だけは少し、そんな無意味な事を為してみるのも、悪くはありません……


【右手に握った刀に、力が篭る、それすらもきっと、辿られないぐらい】
【彼女の腕についている筋肉なんか、年頃の少女よりも少なくて】
【同い年ぐらいの女の子に比べて、低い身長は、見た感じの印象をとても幼くするのだろう】

【強がる言葉、その奥の、心の乱れ具合をハッキリと示すかのよう】
【貴方の掌の上で泳がされる、或いは踊らされる未熟な少女の歯牙は】
【調教されきった子犬のよう、噛み付く術すらも、与えられていないのだろう】


貴方様個人への恨みはございません……ですが、貴方様の肩書きは私にとっては魅力的です
例えソレが如何に険しくとも、幾多の困難を乗り越えても、それだけの価値がある名でございましょう

――――っ……そう、うかうかもしてられませんね……まずは僕を何とかしなけ……っ!!


【貴方から湧き出る闘争の気、それは思わず息を呑むぐらいに圧倒的であった】
【剥き出しの素肌に突き刺さるよう、彼女の身を覆う服装など、その指先で一枚一枚剥いでいくかのよう】
【月光の下に曝け出される、その色合いがとても怖く思えた】

【そして、その一瞬が命取りであった】


(血っ――――!!)

かっ……!!ぐぅ……はぁ……っ!!


【背中に背負った大剣だけでなく、腰にも刀を差している以上、通常の騎士より細かい動きが必要になる】
【そのために彼女の服装は、腹部を大きく露出した形になっていて、それが仇になった】
【初々しい穢されたことのない顔にぶちまけられた血液が、彼女の純潔を奪ったのなら】

【その腹部へと重い一撃が入り、かくん、とその膝を曲げて、地面へと座り込むのだろう】
【肺の中の空気が一瞬にして外へ出た、横隔膜が痙攣して、吸えども吸えども空気が入ってこない】
【腹部に響く強い痛みが、より鮮明により鮮明になっていく】

【まるで貴方の両手で首を絞められるかのよう、きつくきつく、その指先が食い込んで】
【透明な粘液が口元から零れたなら、猛烈な吐き気が彼女の身を揺らして】
【華奢な指先が口元を覆った、えづくような表情が濡れて、何度か痙攣した】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>saga<>2013/02/22(金) 00:47:01.35 ID:8cUJAJMYo<> 【高台・水の国の町並みを見下ろせる公園】

【ぺら、という本のページが捲れる音がした。見れば、ベンチには書物を抱えた老人が座っていて】
【整えられた灰色のひげといい、髪といい、なんとなしに知的な印象を与える外見なのだが】
【なにせ時間も時間――街灯と月明かりだけで読むのも疲れたか、ふと息を吐いて顔を上げ】

……ふむ、歳を取ると時の過ぎる感覚が早くていけませんな
先ほどは夕飯時だったというのに、まこと恐ろしいものだ……リリアも、飽きて何処かへ行ってしまったか。

しかし、そろそろ……お仲間の一人か二人、しっかりと顔を合わせて話しておきたい事も有る
こうしてゆっくりとした時間を過ごすのもまた貴重な機会と考えれば惜しくも思うもの
まして世を混沌に導く≠ニいう大事業が控えているともなれば、尚更なのですが……うゥむ、どうしたものかな。

【そんな、長い独り言をしながら街を見て。それから本を見て、街を見て――読書を続けるか、悩んでいるのだろう】
【どっちの選択肢を取るにしたって席を立たないのだから、これまた気長なご老人だ】

【――――なんて、思えればいいのだが。薄汚れた外套と革長靴という格好の彼は、随分と危険な事を言っていて。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 00:55:03.44 ID:c8S2h2Wn0<> >>825

【ぼろぼろと涙を溢れさせる両眼、懇願めいてサングラス越しに女の瞳を見つめるのだろう】
【――ただ、それも長くは続かなくて。いくら人外めいた軽さだって、無理に引き上げられたなら、また表情を歪めていく】
【身体を支えるように地面についた手。僅かどころでなく震えて――バランスを崩したって、転ぶことすら出来やしない】

――ひっ……、や、だ、やだっ、ご、め、っ……!

【口元に押し当てられる悪意の卵、煌きが瞳に映って、絶望色に染め上げるのだろう】
【ぎゅっと身体を強張らせることに意味はなく、固く結ぶ口元だって、力を篭められたなら、意味がない】
【口中に潜り込む冷たさが気持ち悪くて、どうしようもないぐらいにいやで、暴れたいのに、】
【柔らかな腹部に喰らった一撃、残したダメージは大きくって――】

【――息ができないこと。最近慣れてきたなんていうのは余談だけれど】
【首を締め上げられるそれと、口も鼻も塞がれるこれと、結果は似ているはずなのに、こんなにも嫌なのはどうしてだろう】
【能力を扱うほどの心の余裕すらなく、それでも繰り返す抵抗めいたそれはあまりにも非力すぎて、子猫のじゃれ付くような】

【――――ふと、抵抗の薄れるその刹那。まるでオチたように力が抜けたって、女が掴んでいる限り身体が落ちることだってないのだろう】
【どうしようもなくて、苦しくて、卵を飲んでしまうことも、ここで死んでしまうことも、嫌で、】

【(ただ、ここで死んでしまうより。死骸を好き勝手に弄ばれる可能性より、卵を飲んだほうが、早く帰れると、思ったから、)】
【(ただひたすらに、暖かい家に帰りたかったし、だいすきなお父さんに会いたかったし、抱きしめてもらいたかったし、だから、)】

【意識が途切れそうになる刹那、それでも自らの意思で飲み込んだなら、(ごめんなさい)と思うのは、どうしてだろう】
【血色の瞳、既に悪意を宿したそこが劈くように痛んで――思い出すのは、昔のことで、】

 【最初に卵を抱えた時のこと。何もかもが嫌で、怖くて、苦しくて、だから、全て棄てていたときのこと、】
 【だいすきなひと。ぎゅっと抱きしめてくれたこと、愛してると囁いてくれたときのこと、】
 【幸せを毀そうとしたから殺したひとのこと、わたしのところから居なくなろうとしただいすきなひと、】
 【背中を刀で裂いて路地裏に置き去りにしたその背中、血溜まりに舞い降りた紫色の羽の鳥/少女、】
 【しらない女を選んだだいすきだったひと、銃口の冥い色と頭を砕いた鉛球と零した灰白色と、】
 【全てを拒絶して潜り込んだ路地裏の暗がり、風の神殿、抱きしめたのにうらぎったひと、】
 【ずっと一緒だと誓ってくれた路地裏と、指に刻んだ所有痕と、真っ黒なおうちと、大好きなお父さん、】

【――ぱきん、と。悪意の雛の孵る音がしたのは、錯覚、なのだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 01:01:11.82 ID:Ft0LbIBGo<> >>828
年不相応……分からないです
でも、まだ十と少ししか生きていない子供ですから

【少し、年相応の笑顔を見せる】
【それは言葉同様に子供らしいもので】
【だが自分で理解しているあたり子供らしさとは離れている】

【そして、一度に食べる数が増えれば減る数は増えていくわけで】
【まだなくなるほどではないが、既に4分の1程度は制覇した】

んー……防衛戦なのかは分からないですけど、風の国で仕事があったので行って来ました
まあなんとなく暴れたくなって行っただけだったので臨時収入は全て施設行きだったのですが

……国にとって都合のいい駒なのでしょうね、能力者は
どんなに幼くても、ある程度の戦闘力を持っていて、金で釣れる者も多い

【嫌な思い出でもあるのか、少しばかり嫌な顔】
【そして自分の顔に気付きすぐに笑顔に戻した】

/ごめんなさい、ちょっと通話きてて返信遅れました <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 01:02:12.35 ID:IN3Fy1EL0<> >>820

【息を切らしながら再び到着、眼に映る光景は最悪―――――のそれでなく、だが限りなく “その状況” に近いものだった。】
【……終わった=H 違う、違う、違う、違う――――――――― 最悪の結末を拒絶するように心中で繰り返す。そして疾走。】

――――――…………斬華……ッ!

【苦悶の声をあげる彼女を観た瞬間、思わず柊はその名を呼んでいた。】
【同時に柊はさらに加速し、距離は縮んで、既にゼロに等しいそれの筈なのに―――――】
【………駆け抜ける身体が遅すぎる。スローすぎる時間感覚。】

【“彼女” が吊られ、奈落の上に運ばれる様子も同様に……彼女にはひどくゆっくりと見えて、】

   【そして、その手は届かなかった。闇へとゆっくりと落下する身体――――――見えない底へと、ゆらり、と。】


……っ、…ッ……ぅ、く……っ……――――――――

【僅かに震えるか細い声。眉も、瞳も、口元も――――表情総てが絶望のように、それを取り澄ますことすら考えられない。】

(………、ッ――――――――――)

【――― そして、柊はまた想い返す。軋む。心を叩き潰す鉄球の重い衝撃に、物理的な罅すら入りそうになる。】

【……自分が戦う側に回っていたなら。斬華に槍≠フ発動阻止を任せて、自分がセプティノスを相手取っていたのなら――――】 

(…………、……。)
  
【噛みしめた奥歯/抑え難い悔恨の想い。……総て、柊は再び背負い込む。】
【そしてセプティノスの嘲笑だけが、頭の中で反響して――――――】

…………消えろ。
……地獄(そこ)の底へと消えて逝け――――――――……おまえにはこの奈落すら必要ない……ッ!

【白熱すると同時に限りなく冷たく、激情と冷徹の混じり合う意識。理性の糸は総て切り捨てた。】
【転瞬、ただ斬り捨てるための刃と化して柊は跳躍―――――――――
 一挙動で踏み込みと “胴を断つ” 横一閃の斬撃を完成させ、瞬時に間合いをゼロにしながら、セプティノスへと斬りかかる。】

  【………眼前の “敵” だけを映しながら、けれど悲憤に満ちた双眸。】
  【何故殺す必要があった? 何故、何もかも奪おうとする。 なぜ―――――――】
  【限りなく研ぎ澄まされたその斬撃は……そんな、少女の慟哭の様でもあった。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 01:08:00.32 ID:9Ecb9qEso<> >>833
ギャハッ……!
ギャハハハハハハハハッハハハハハッ――――ヒィヒャヒャッヒャハヤヒャハヒィ――――ッ!!

【なぜか涙を流しながら、女はごりごりと相手の口の中に卵を押し込んでいく。
ゆっくりと、ゆっくりと。相手の瞳が、段々と絶望に染まっていくのを見て、口元が引きつり始める。
胸がどくどくと脈打ち、口元がひくひくと痙攣し始めて、瞼が不随意に痙攣し始めた。
酷い苦痛が、脳を嫌に鮮明に引き上げていく。心臓がひっくり返りそうなほどに気持ち悪くて気持ちよかった】

あァ……?

【相手が、自分から望んだようにごくりと喉を動かして。
卵が相手の体の中に飲み込まれたような、そんな感覚を覚えた。
口元が微笑みを称える。引き上げた手を離して、地面に相手を放り捨てて。
見下ろした。苦しい、辛い? 知ったことか。己は辛くない、辛くなんか無いのだ。
こみ上げる嘔吐感に眉を眇め、唾を地面に吐き捨てて、僅かに距離をとる】

――さって、目覚めんだろ。
鬼が出るか蛇が出るか――、どっちにしろ、てめェロクな事になんねェよ。
ああ、楽しいなァ? 身を委ねちまえよ。
憎いんだろ? だったら殺しゃあいい、皆だいっきらいだろ、皆嫌だろ、世界なんて無くなっちまえって思うだろ?
――――お前は誰にも助けてもらえない、お前は誰にも救われない。お前は、終わったんだよ。
ゲェムオゥバァ、ってなァ? ギヒャハッ! ヒャヒャハッ!!

【相手の怒りを煽るような、絶望を煽るような言葉。
相手の悪意に染まりつつ有るだろう心、相手の心を抉るように、慎重に言葉を選んでいく。
人が壊れていくのを見るのは、心地いい。誰も彼も、なんもかんも。全部ぶっ壊れちまえ。
破滅的思考に酔って、脳内麻薬に女は絶頂感すら覚えていた。
己の過去のトラウマを己でえぐり出すような言葉を見ながら、過去の己の様な人間を生み出す様は、どうにも倒錯していたから】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 01:10:22.21 ID:EE6WAD+to<> >>829
【相変わらず、耐久力はあるようだーーーいや、本体≠カゃなければ無駄か】
【魔弾を三発ーーーその内は急所に当たってまでも、平然としているヒルコを見て、やはり纏衣の力を受け継いでいると再確認する】
【ーーーこのままでは逃がしてしまうか、一か八か飛び降りてーーー】

…?!

【爆発音ーーー近くはない、だが内部からだ!】
【ーーー謀られたか、やはりーーー傾く建物から見えるヒルコを忌々しげに睨み付けて】


ーーーフル…ーーー!

【ーーー倒壊に巻き込まれる直前に、最後に叫んだ言葉はーーー】

【ーーーそして、巨大なビルは一瞬にして崩れて、砂埃が辺りを包む】
【そこにラッシュの姿は影も形も無いーーー何もーーーいや】

【瓦礫の山の一つが、ガラリと崩れ落ちたーーー砂埃の中、紅く影だけ見えるそれは、一部分だけに燃えるような赤黒い力を滾らせていてーーー】
【次の瞬間、それはーーーラッシュは砂埃に穴を開けて、一気にヒルコに接近する】
【身体中に紅い力を纏い、右目の眼帯の下からは、赤黒い力を炎のように滾らせーーー】

【ヒルコに接近出来れば、接近の勢いを乗せてジャンプし、右足を振り上げーーー紅い力が、右脚一本に集中するーーー】

ーーーうおらああああああああああああああああああ!!

【そのまま、膝をぶつけるような感じで、ヒルコの顔面目掛けて蹴りを放つ】
【狼の形を模った紅い力は、集中し、怒り、その攻撃の威力を遥か高みに跳ね上げていてーーーッ!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/22(金) 01:15:01.27 ID:o5mKipzRo<> >>831

【速さは賞賛するに値するものを持ち合わせ、刀を振るえる力もある】
【大剣など、怪力持ちが振るうもの。少女が振るえなくとも、それは誰も咎めたりしないだろう】
【落ちついた雰囲気。月光の色に似た、白銀の髪とそれはきっと多くの注目を集めるのだろう】
【スタイルも申し分ない。普通の少女として見れば、同性からも羨ましがられる存在に違いない】

【――だが、ここは戦場なのだ。己が目的を果たしたいのであれば、己が刃に、意志を灯せ】


そうだ、落とした国のことなど覚えてねェ。思い出させたけりゃ思い出させてみろ小娘
身体でも、言葉でも、刃でもいい――何かで語って見せるんだなァ


【それだけを聞けば、揺れるジャンヌの心に芯を通す言葉だったかもしれない】
【だが彼は敵が生まれればそれでいい。自分が闘争するに足る存在がいれば愉しめる】

【カノッサの幹部、六罪王を打ちとったとしたならば機関からマークされる存在となる】
【降りかかる火の粉を払い続ける能力があるならば、それは効果的だ】


それで終わりじゃあねェだろうなァ?
もし俺が後で控えてるなら――お前の物語はここで終わりだ
そうしたらまた忘れてやるよ。取るに足らなかった、ってなァ。きひ


【耳を刺すくような奇妙な、醜悪な笑みを浮かべる。もう手綱は切られた】
【後は事の顛末を見届けるだけ――その後は、どうなるかはわからないが】

【異形はただ眼の前の少女を排除するのみ】
【ジャンヌへと向き直ったのならば二本の太い腕を、彼女の身体へと悠然と走らせて】
【がっちりと締めあげることができれば、彼女を持ちあげ月光に晒して――徐々に力を込めてゆくだろう】

【力の加減など知らぬ獣。抵抗らしい抵抗がなければ、あっというまに紙細工を壊すが如くその身体を壊してしまうだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(中部地方)<>sage<>2013/02/22(金) 01:18:46.15 ID:W+EaVP4Wo<> >>830

【振るわれる、刹那の居合い――――それがあまりに速すぎて】

――――ッ!?

【次の瞬間、金属同士がぶつかり合う鋭い音が、響き渡るだろう】
【その居合いに対し、佳乃が咄嗟に薙刀を合わせた音だ】
【一撃で達人級の腕前とわかるそのスピードに押し負けることなく、男の刃へ掠めるように当てた、実にタイミングの合った迎撃】
【しかしその瞬間をよく見れば、薙刀を振る速度が居合いに匹敵したわけではないとわかるだろう】
【まるで、男が居合いの動作を行った瞬間にもう動き出していていたような――――「初動」の速さ。特異的なのはそれだった】
【ただ奇妙なのは、佳乃の表情。もし男が彼女の表情の変遷を見ていれば、男の居合いに驚いて迎撃したのではなく、迎撃してから驚いたかのような…………そんな違和感を、感じるだろうか】

…………さすが、ね

【武器を見せ合うぐらいのつもりが、男の居合いが余りにも速すぎて、"反射的に"反応してしまった】
【そんなやり取りを受けても、彼女は動じず。むしろ、楽しげな表情を浮かべていた】
【今の一合で、彼女にはわかっていた。能力を含まない、単に武人としての腕前であれば、恐らく向こうの方が上だ】
【そんな格上の相手とやり合える――――佳乃は、そのことに喜びを感じる】
【人間不信で、思うように他人と関われない彼女でも。戦いを通じて、刃越しに伝わる物はある、ということだろうか】

それじゃあ…………自斎。大会でどれだけ奮闘するか、見せてもらうわ。
またここで、会いましょう――――

【そうして彼女は、最後まで無愛想な上から目線のままで】
【薙刀を担いで、公園から去っていくだろう――――】

/こんなところでしょうかっ
/お疲れさまでしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 01:19:45.68 ID:rCkOJiUO0<> >>835

【ザシュ―――。】
【セプティノスは―――柊の斬撃によって、いとも簡単に、まるで豆腐のように胴が上下に切断された】
【吹き荒れる鮮血は、そのまま返り血となって柊に飛び掛るだろう、そしてそのままセプティノスは倒れる】
【手負いとはいえ、得物がないとはいえ―――その斬華を倒した相手が、いとも簡単に、斃れた。】

【だが、それでも蛇≠フ口には大きな、三日月のような大きな笑みが浮かんだままなのだ】

うーん………いい殺意ですねぇ………なんと心地よい―――ですがまだ早い≠ナすね………もっと熟成させないと
その敵意を、悪意を………もっともっと増幅させてから堕として差し上げたいですねェ。

ええと………なんでしたっけ…?先ほど貴女は何か仰っていたような………なんでしたっけ…?

あぁ―――そうだ「全てを守りきる」………そんな事を仰っていたようですねぇ………クッヒャハ……。
いきなり守れなかった≠ナすが………どうしますか………?クック―――、ヒヒ…ヒャハハハハハハハ……。

ヒィィィィィヒャハハハハハ八ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッッッ!!!

【サァァァァっとまるで霧のように全身から消滅していきながら―――セプティノスは尚も笑い続け、柊を見つめる】
【凍りつくような蛇の眼≠ヘ………柊を、全てが消え去るまで、じっとりと見つめていた。】

さて、私も戻る≠ニします―――創世戦団………中々愉快でしたね、ですが………もう終わりだ。

                  それでは―――さようなら。

【それだけ言うと、蛇の眼の男は消えていく………後に残るのは八攫 柊ただ一人―――であった。】
【もはやここに残る意味はないだろう、後はただ脱出を図るのみだ。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 01:24:40.78 ID:G+aU/wJr0<> >>837

「あはは、は・・・?」

【仕留めたと思った】
【倒したと思った】
【その油断が命取りだった】

「な、どこだ!? どこから!!」

【ヒルコは辺りをキョロキョロと見回す】
【しかし、あろうことか自分が起こした砂埃のせいで目を開けることすらままならない】

【そこに飛んでくる、奔る閃光】
【ようやく敵を見つけたのはすぐ自分の眼先に迫ってくる赤い狼】

「ぐ、ぶ・・・あぁ!!」

【ヒルコは顔面に思い切り蹴りを受け、はるか後方へ吹き飛ぶ】
【まるで川辺の水切りの様に、数度地面を飛び跳ねて】

「き、貴様・・・一度ならず二度までも・・・よくも、よくもぉ!!」

【鼻が折れ、顔の穴という穴から血を流すヒルコがゾンビの様に立ち上がる】
【黒いオーラが周囲を包む】

【ヒルコの中で"マトイ様"が暴走を始めていた】

「ぶっ潰れろぉおおおおおおおお!! 地天万来!! 巨岩掌!!」

【ヒルコが手を振りかざすと、ラッシュの背後の瓦礫が蠢き、集積し、合体し】
【やがて巨大な腕となって現れる】

【ヒルコは手を振りかざすと、巨岩の腕はそれに連動するように動き】
【ラッシュを捕まえ、その質量を以て握り潰そうとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<><>2013/02/22(金) 01:26:04.84 ID:jII44r+e0<> >>839
/お疲れさでした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/22(金) 01:27:09.27 ID:VqtnJDbp0<> >>832

けろけろ、それでそれなら、大したモンだな。エ?

【童女の姿の化け物は、けろけろと笑う。何が楽しいのか。】

【兎も角、クッキーは喋る間にも減って行く。】
【クッキーを食うのは、この空間において、無意識のルールとなりつつあったのかもしれない。】

……暴れたい、ねぇ。若くていいカンジだ、ゲコ。
で、そいつがクッキーに化けちまった……けろ、笑い話だな。

【暴れたい、という荒っぽい理由は、寧ろ好む物だ。】
【幸い、暴れる場所なんて幾らでもあるのだ。自分の席は、無くなるまい。】

……国の駒。けろけろ、そりゃ結構じゃないか?
自分の頭で考えるのは、面倒だろ。剰え、銭まで貰える。あゝ良い時代だ、けろけろ!

【ーー空気を読まず、上を向いて大口をぐわっと開けて、ひとしきり笑った。】
【笑ってから、貴方を見る。】

けろ。言いたい事があるなら、言っても良いんだぞ?
それこそなんだ、 人生相談でも自分語りでも。くわっくわっ!

【……相談相手に選ぶには、あんまりな化け物だ。】

【成る程、軽快に笑い飛ばす大口は、貴方の零した秘密を、受け入れはするだろう。】
【然し、そのまま閉じ込めてはおかないように見える。実際の所は兎も角、だ。】

/こちらも遅れました、すいません
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 01:27:59.36 ID:mnQJY7uKo<> >>838

【夜風がふわりと肌を撫でたなら、素肌に水が混じるかのよう】
【或いはまた、柔肌を揺らすそよ風みたいに、白銀の髪の断片を切り刻むのだろう】
【素肌に寄り添う汗で濡れたなら、ぺったりと、その身を寄せるかのよう】

【ぶちまけられた紅い鮮血を手で拭ったなら、撒き散らしたかのように消えていく】
【そこに浮かぶ水色の瞳が微かに曇っていた、右目だけがやけに、色あせたように砕けそう】
【曇りきった水晶はそこに太陽を溶かしても尚、元の輝きには戻らないのだから】

【――――左目が、僅かに触れるよう、色幅に見合わぬ、剣閃のように】


っ……ハァ……っ……ぅ……ハァ……無理難題を……ふっかけるのですね……
私は……忘却≠フ能力者――――忘れ去せることしか、できないのですよ……


【ふらふらと立ち上がるだろう、身体が鉛のように重い、気を抜いたら吐いてそのまま倒れこみそう】
【視界がふらついた、一つに合わない、誰が今、何を喋ってるかも定かではない】
【けれども、貴方が喋る、言葉の意味だけは理解できた】

【右手に刀を握った、そして、左手を左腰に刺した二本の刀の柄へと触れさせる】
【右手の刀を、そして納めるだろう、そして、右手を二本の刀の柄へと置く】
【既にその距離を詰めている異形、その眼前へと、近寄っていて】

【――――揺れる視線、貴方と交錯したならきっと、仄かな笑みを、そこに浮かべて】


残された者……として……残してくださった、者……として
……示しましょう、私と、私の祖国のため、そしていつかまた、その祖国が再興できる日まで

覚えておいてくださいませ、私の名を、機関とそれに順ずる全ての組織へ――――

――――Atics to Eden=\―――――


【飛び込むように、彼女の身が飛んだ、巻き上がる地面の粉塵が、風に触れて後方へと舞った】
【速度はまるで、打ち出された弾丸のよう、此方へと近づく異形へと、ただ真っ直ぐに】
【そうして、その直ぐ側を潜り抜けようとするだろう、小柄な身が、その側を通り抜けていく】

【すれ違いざまに放つ、四本の居合い$l差し指中指薬指で、それぞれ二本ずつ柄を挟んで】
【Lost Prophets≠ノより重量を失くしたからこそできる芸当、鞘から引き抜き、彼女の通る道筋に刃を置いた】
【後はもう、駆け抜けるだけだ、重量を戻す事により、飛び込んだ速度と一緒に、四本の刀を叩きつける】

【それが済んだならば、重力に引かれ、刀は鞘へと戻るだろう四刀流#゙女の扱う剣術Atics to Eden=z
【成功したなら、すれ違い様に異形の身体を四分割に叩き斬ることが可能であろう、それだけの威力を持って】
【――――成功しようと失敗しようと、彼女は前方へと倒れこむ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 01:37:33.77 ID:EE6WAD+to<> >>841
【重い感触ーーーヒルコの頭を蹴り飛ばした手応えが、ダイレクトに伝わって来る】
【身体強化に使った力を一点集中させて爆発させたーーーこれでまた力は貯め直し、だがダメージは大きい筈】

ーーー一度や二度、だあ?
そんなんで済むと思ってんじゃねぇぞ、テメェは百回殺しても足りねぇくらいだ

【紅い力が体から消え去り、強化が切れるーーーだが、右目の赤黒い力だけは、消えない】
【それ自体に意味はないーーーただ、彼の怒りが、戦闘意欲が現れるだけであるーーー】
【迫り来る岩石の巨手ーーー銃口を向け、ブレードを構え、隻眼が睨むーーーッ!】

【ーーー数えきれない程の銃声、それが止めば、二回の斬撃音ーーー】

ーーーテメェは俺の友人の、その正義の結晶に傷付けようとしたんだ
一度二度で済む訳がねぇだろーーー

【ーーー撃ち抜き、切り裂き、砕くーーー岩の巨手を破壊し、崩れるその向こうから睨みつける、野獣の眼光ーーー】
【ーーーヒルコの中に纏衣がいるという事よりも、自分が嵌められたという事よりもーーー】
【UNITED TRIGGERをーーー己が友による正義の組織に牙を向けたーーーそれが、ラッシュは許せなかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 01:46:03.96 ID:c8S2h2Wn0<> >>836

【――思い出した、いろんなことを。思い出してしまったともいえたけれど】
【昔のこと。不自然に抜けていた記憶の数々、そしてそれを、自らが頼んで、彼にしてもらったことだって】
【女が手放したことで再び地面に転がった身体、僅かな身動ぎと、地面で擦れる音が、ひどく遠くのように聞こえて】
【薄らと瞳を開いてみたら、見えるのはさっきまでと同じ景色で――すこしだけ、安心した】

【なにもかも。毀れてしまえと、こんなに願ったのがいつ振りかなんて分からなくって、どうでもいい】
【どうしようもないぐらいに苦しかったから、辛かったから、消してしまいたかったから、消してもらったのに】
【喪ったはずの記憶が、前と同じように、前よりもずっとずっと深くまで、心を抉り取って犯していく】
【たとえ少しだったとしても平和めいて笑えるようになった部分だって、すべて、】

 ……――たすけて

【掠れた声が今度は紡いで。向ける先は、誰なのだろう】
【そっと頭を抱える――そこまでが、せめてもの平穏だった】

【ちぢ、と。少女の指先から、髪先から、身体から、桜色が煌いて零れ落ちる】
【それはさも当然のように地面を揺らして、ひちゃんと響く水音が、夜に良く目立つ】

っ、ああああああああぁああぁぁぁあぁぁ――!

【鋭い呼吸音ひとつ、吐き出されるのは夜を劈くような悲鳴めいたそれ】
【金属質な声はただでさえ耳に残りやすいのに、いろいろな感情をぶちまけたような高さはきっと、うるさいなんてものではない】

【――ばしゃんと地の水面から起き上がる、それ。水の蛇かと思えば、まるで違うカタチをしていた】
【淡い桜色の液体で構成した身体。瞳も口も何もないけれど、確かにヒトガタをしていて、】
【頭の中に浮かべた銀色の鈴。それだけは、蛇たちと同じだった】

【踏み出した足は地面でぱしゃと飛沫を上げて、そんなの気にしないとばかり、飛びかかるのは完全にヒトの挙動だ】
【速度だって、子どもが走る程度のもの――ただ、避けようとしたって、ついてくる】
【抱きしめようと伸ばす腕は、間違いなく見た目以上のダメージを負わせようとしていて、それでも】
【結局は水の塊でしかないそいつ。例えば地面に落ちてる石ころでも、棒切れでも、そのカタチを毀してやったなら、ただ崩れ落ちて地面に染み渡るだけだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 01:50:38.95 ID:Ft0LbIBGo<> >>843
ありがとうございます
あまり年とか行動とかについては言われたことがないので自分ではよく分からないのでありがたいです

【また、笑う】
【その姿は楽しそうで、嬉しそうで】

【しかしそんな時間も長く続くわけではなく、クッキーも残り少なくなってきた】
【最初の量の10分の1といったところか】

言いたいこと、ですか
……俺の過去を話してもいいのですが、今から語るには少し長い話になりそうです
簡単にまとめればそこまで長くはないですけどね

【少し真剣に話を、そして大笑いまでも聞き、静かに言う】
【話すことには戸惑いはない、問題もない】
【問題があるのは自分の過去】
【ちゃんと話すと長くなりすぎてしまう】
【夜から話せる長さでは、決してない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<>sage<>2013/02/22(金) 01:53:45.64 ID:o5mKipzRo<> >>844

【交錯する視線。少女の瞳は、何かを示唆しているようにも見えた】
【宿る意志の強さを感じ取ったならば、アヴァリは口元を歪める】


【 それを叩き潰す瞬間が、一番楽しいのだから 】


【――勝敗は一瞬だった。四つの刃が煌いたならば、そこには結果が残っているだろう】
【断末魔の悲鳴さえも与えぬ速さによって、異形の胴は四つに分かれたのだ】
【その肉塊はぼとぼとと嫌な音を立てて崩れたあと、紫色の炎に包まれて消えゆくだろう】


【さて、とアヴァリは壁から背を離し、一区切りつける】
【そしてゆっくりとジャンヌの元へと歩いてゆくだろう】
【もしうつ伏せになっていたなら腹を蹴りあげてこちらを向かせるだろうか】

【抵抗はできないだろうが――念のため軽く腕を踏みつけるだろう】


試し切りが随分な結果になっちまったなァ?
これじゃあ足りねェな。お前さんの祖国とやらを思い出すにはまだ不十分だ
ま、また来るんだなァ

―――でないと、また忘れちまうからよ。きひひ


【さあ、今宵は支配≠存分に愉しんだ。途中から主導権はなかったが】
【出来損ないでもそれなりに能力者と渡り合えるということも証明された。あとは完成を目標に据えて】
【冷たい風にコートを靡かせて――彼は去ってゆくだろう】

【物語の種をそこに残して――花が開いたならばそれを崩して、また種を植えるのだろう】


/ちょっとやりすぎでしょうか…?ここで〆ます
/お疲れ様でした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 01:54:56.43 ID:G+aU/wJr0<> >>845

【無数の魔弾に撃ち抜かれ、穴が開いて行く巨掌】
【穿った穴から陽光が差し込み、砂塵の中に光の線が描かれていく】

【そして二太刀を以て両断され、崩れ落ちていく呪術の腕】
【その様子をヒルコは呆然と見つめている】

「き、さまぁ・・・!」

【ヒルコの中の纏衣は怒りに震え】
【更に黒い魔力を暴走させようとする】

「殺す! 貴様だけは、貴様だけは絶対に!!」

「はい、そこまでだニコイチ」

「・・・! ・・・まがわ、様」

【ヒルコの肩を叩き、暴走しようとする纏衣を諌める少女】

「さっき言ってただろ、こいつはUNITED TRIGGERのメンバーじゃねぇ。
 仮にそうだとしても自分と引き換えに宝玉の欠片を渡させるなんていうタマじゃねー。
 と、なると。ここで私達がコイツを倒す理由はねーわけじゃん?」

「しかし・・・!」

「万策尽きたテメーに何ができんだよ、私は協力しねーぞ」

「くっ!」

【まがわに諭され、ヒルコは忌々しげにラッシュの方を睨み返すと、捨て台詞の様に呟く】

「今日の所は退きます・・・。
 マトイ様の力をまだ半分も引き出せない僕じゃあまだ勝ち目はなさそうですしね。
 しかし・・・オボエテオケ・・・!」

【ヒルコ、いや纏衣が目を見開きまるで呪詛の様に吐き捨てる】

「貴様だけは僕が・・・いや、私が! 絶対に殺してやる!!」

【ヒルコは背後に燃え上がる数多の車輪を出現させると、ラッシュの方へ弾く様に飛ばす】
【着弾し、焔が吹き出せばそれは一種の煙玉】

【炎が収まったころにはまがわもヒルコも影も形も無くなっているだろう】


/この辺にて〆させていただきます
 お疲れ様でした、ありがとうございました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 01:59:01.10 ID:mnQJY7uKo<> 【届かない距離は覆しがたい力の差】
【Skillet≠熈Atics to Eden≠熈Lost Prophets≠熨Sては徒労に過ぎなくて】
【埋まらないその隙間は、永遠にもがくだけの、狭間にも思えた】

【六罪王とは本来、それだけの存在であるのだから、たかだ一人の騎士など太刀打ちできる筈がない】
【それでも、止まるワケにはいかなかった、ただ一人、残された存在であるのならば】
【出来る出来ないでなく、やるしかないのだから】

【宵闇が深くその色を消し去る頃、深い風が一陣その闇間に溶けたなら】
【吐く息すらも白く染まって、或いは、その色合いを深く落とし込むのだろう】
【白銀の髪の毛が舞った、白銀がその身を染めていった】

【新雪ですら比類するほどではなく、その色は、ただただ高貴で清楚で】
【彼女が強く、貴方の事を思えば思うほど、そこに浮かぶのは、ただのちっぽけな少女の姿】

【空ろ空ろしていた精神がたたき起こされる、無防備な腹部への一撃が彼女の意識を呼び覚ます】
【神経が鋭敏になったところで、踏みつけられる腕、彼女の声から苦悶の音が漏れるのだろう】
【痛いから、苦しいから――――なんてものを超えた、声にならない叫びを、かみ殺したような音】


っ……んっ……ぅ……ぁっ……
――――まだ……足りない……の……


【堕ちていく意識、それはまるで汚泥の底に溶けていくように】
【蓮の花と呼ぶには可憐すぎて、そこに持つ思いは愚鈍すぎるよう】
【徒花のような思いをただひたすらに押し留めるのは、ある意味無茶ともいえようか】

【物語の種は萌芽する時を待つのだろう、深く深く根をつけてから、満開の花を咲かせる】
【忘却≠フ果てにある確かな真実を、誰かへと告げるために】


/いえいえ!中の人大満足です!ありがとでしたー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 01:59:30.28 ID:mnQJY7uKo<> >>850
/>>848です <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 02:02:32.75 ID:9Ecb9qEso<> >>846
ギィ……ヒャヒャヒャヒャァ――――――!!

【夜に響く高笑い。そして、視界の先でゆっくりと生まれていく、不思議な存在を見た。
夜を引き裂く少女の叫び。それは女の耳朶を叩き――歓喜をもたらした。
ぱん、ぱん、ぱん。拍手の音が響く。それは、喝采ではなく、侮蔑の拍手。
ゆっくりと、相手の口から響くメロディにパーカッションを追加していった】

いィね……ェ、最高だ。
その絶望の形――、最低最悪に気持ち悪ィぜ?

【目の前にいたのは、桜色の液体で構成された人間だった。
相手の能力は、水の蛇を作り出す異能だったろう。
これは、哲学者の卵が生み出した結果だったのだろうか。
何方にしろ、歪で不気味なその挙動は、女の心を癒して仕方がなかった】

ざ ん ね ェ ん
また何時かだなァ。
まだ、生まれたての悪意なんて美味くねぇしな。
どんなものもじっくりとなじませねぇと、つまんねぇし不味いだけだ。
――オレは、ヴィクトリア・キルシュネライト。カノッサ機関ナンバーズNo.99。
覚えておきな、そして憎んでおけ。

――――オ レ が 、 て め ぇ を ぶ っ 壊 し た 。

憎いよなぁ、お前が死ぬよりも怖いもん、お前に呉れてやったんだからさァ。
だけどよぉ、これで少なくとも退屈しなくなったんじゃねェの?
お前さんの人生が実り良い物になるのを祈ってるぜ……ェ、ギヒヒヒヒッヒュヒャヒヒャヒハ――――――ァ!!

【女は、地面を踏んだ。空を踏んだ、空を駆けた。
足元には、黒い足場。それを踏んで、手の届かない空中へと全力で緊急避難。
上空から涙を流し、満面の笑みを浮かべながら、相手に名を名乗って、踵を返して全力で夜を駆けていく。
走っている間も、耳障りな笑い声は、どこまでもいつまでも――響きわたっているのだった】

/*うごごご……、眠気とかいろいろ限界で申し訳ないです!
あと、どうにも同仕様もなく一方的な展開になってしまって申し訳ございませんでした!
お疲れ様でした、お付き合いしていただき本当にありがとうございました!*/ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 02:08:02.64 ID:EE6WAD+to<> >>849
…まだやんのか?諦めってのはいつまでも覚えねぇみたいだな

【岩の巨手を破壊しても尚、むしろ更に力を増そうとするヒルコを、内心恐ろしく思いながらも、軽口を叩く】
【ーーーが、そこにまがわが口を挟む、会話中に割り込んでやる程ではない】

ーーーはん、嫌でも忘れねぇよ、テメェの事はな

【まがわに諭されるヒルコに、煽るような一言を放って、苦笑い】
【そして、二人が去って、煙が晴れればーーーブレードと銃をホルダーに納める】

…余計な事、しちまったかなぁ

【ふとラッシュは呟いたーーーもしかして自分がやった事は余計だったのでは、と】
【UNITED TRIGGERの人間なら、逆に捕らえる事も出来たのではーーー】

…ま、いいか…

【タバコに火を付けて、瓦礫の中、気怠そうに歩いて行った】

/お疲れ様でした <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/22(金) 02:10:24.56 ID:VqtnJDbp0<> >>847

けろ、そうか、そうか。ああ、それなら良かった。嬉しい愉しいは、良い事だからな。
けろけろ……ふぅっ……さて。

【徐に、彼女は、話題を切り離すように息を吐く。】
【そして、あからさまに「終わり」へと持って行く……実際眠いのである。】

話は、また今度聞こう。なんせ私ゃ眠くてね、げこ。
それに……けろけろ、初対面の私に話す程、軽っちい話じゃあ、ないだろ。

【そう、事実、初対面だ。】
【踏み込み過ぎるのは、良くないと考えたのだ。あるいは、面倒臭がったか。】

【兎も角。】

……雨読川の、カエロウだ。縁がありゃまた会うだろ……じゃあなニンゲン。

【カエロウは残りのクッキーを一掴みほど口に運んで、その場を去った。】
【その足取りはぼんやり、ゆっくりで、ふらふら、ふらふらと。】

/お疲れ様でした。ありがとうございました!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 02:15:08.53 ID:IN3Fy1EL0<> >>840

【返り血を浴びた。それが柊の忘我を終わらせて、ハッとした様子で、彼女は双眸を見開いた。】
【セプティノスはただ嗤っていた/倒れる様子はなく/想い返される斬華の言葉―――――】

 【……「此処では倒せない」。だがそれは真実なのか、「両断」程度では足りなくても……。】

 (………何処かに、弱点が―――――――)

【…………ある筈だと、その小さな可能性を試し尽くす。】
【瞬時に放たれた無数の斬撃。液状になるまで刻み尽くさんと、既に真っ二つの躰全体へと重ね続けた。】
【だが、それすらセプティノスを斃す事は叶わず――――――】

(…………ッ!)

【またしても響き渡るその嘲笑。それを “堪える” 橡色が彼を射貫くも、何一つとして変わりはしなかった。】
【……“護れなかった” その事実も。“生きようとした” 斬華が、柊のために自ら盾となった事も――――――。】

   【………消え去るセプティノスを見届けて。】
   【全身から、ひどく虚無的に力が抜けて……。】

 (……ごめん、なさい……私が、未だ、こんなにも弱かったから――――――)

【俯いて堪えた/零しかけたものは涙か。斬華の消えた闇を見つめ、噛みしめた奥歯/双眸。】
【――――――― 一人零すたびに心は軋む。それが特別な存在であるなら、猶更のことで――――――】
【………けれど、だからこそ其れを、その犠牲を背負うのだと……。】

(………抗い、続けて……みせる……――――――――――。)

…………っ、う………ッッ――――――――!

  【軋みあげる心を抱えて、柊は自らの “道” を歩み続けようとした。可能、不可能は考慮の外。】
  【セプティノスの齎した情報も、今は……深くは考えられない。】

【そして柊は脱出を試みる。満身創痍の血塗れの躰だった。】
【ちら、と最後に見遣った闇は―――――やはり何も彼女には残さないのか。】
【…………今は、何も考えられない。】

/この辺りでしょうか……長期間、本当にお疲れ様でした!ありがとうございましたっ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 02:18:17.91 ID:Ft0LbIBGo<> >>854
ええ、楽しいのはとても良いことですね

【明らかな終わり、会話の切れ目】
【引きとめはない、する気もない】

そうですね、また今度あったときにでも
この時間に長話をしてもなんでしょう

【もう、こちらの話も終わりに近づいて―――】

俺は木蓮です
では、またあったら

【最後に、聞こえるように自分の名前を告げる】
【そしてカエロウと同じように、その場を去って行く】

/遅くまでお疲れ様でした
/ありがとうございました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 02:22:38.19 ID:IN3Fy1EL0<> >>840

【返り血を浴びた。それが柊の忘我を終わらせて、ハッとした様子で、彼女は双眸を見開いた。】
【セプティノスはただ嗤っていた/倒れる様子はなく/想い返される斬華の言葉―――――】

 【……「此処では倒せない」。だがそれは真実なのか、「両断」程度では足りなくても……。】

 (………何処かに、弱点が―――――――)

【…………ある筈だと、その小さな可能性を試し尽くそうとする。】
【瞬時に放たれた無数の斬撃。液状になるまで刻み尽くさんと、既に真っ二つの躰全体へと放ち続けた。】
【だが、それすらセプティノスを斃す事は叶わず――――――】

(…………ッ!)

【またしても響き渡るその嘲笑。それを “堪える” 橡色が彼を射貫くも、何一つとして変わりはしなかった。】
【……“護れなかった” その事実も。】
【“生きようとした” 斬華が、柊のために自ら盾となった事も――――――。】

   【………消え去るセプティノスを見届けて。】
   【全身から、ひどく虚無的に力が抜けて……。】

 (……ごめん、なさい……私が、未だ、こんなにも弱かったから――――――)

【俯いて堪えた/零しかけたものは涙か。斬華の消えた闇を見つめ、噛みしめた奥歯/感情。】
【――――――― 一人零すたびに心は軋む。それが特別な存在であるなら、猶更のことで――――――】
【………けれど、だからこそ其れを、その犠牲を背負うのだと……。】
【……そして、歩み続けるのだと。】

(………抗い、続けて……みせる……――――――――――。)

…………っ、………ッッ――――――――!

  【軋みあげる心を抱えて、柊は自らの “道” を歩み続けようとした。可能、不可能は考慮の外。】
  【セプティノスの齎した情報も、今は……深くは考えられない。】

【そして柊は脱出を試みる。満身創痍の血塗れの躰だった。】
【ちら、と最後に見遣った闇は―――――やはり何も彼女には残さないのか。】
【…………今は、何も考えられない。】


/流石に拙すぎる部分が幾つかあるので修正を……orz
/既にレスを書き始めていらっしゃったらすみません。三日間、改めてありがとうございましたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 02:29:28.58 ID:rCkOJiUO0<> >>854

―――ッく!………ここ、は

「お気づきになられましたか―――やはりもしもの時を思って駆け付けて正解でした。」

シェラーゼか………助かったよ………八攫は………いや、あの場では問題ないだろう

【深い深い闇の底で彼女は眼を覚ました―――傍らに膝を付いているのは自身の従者である少女】
【お互いの母の代からの主従関係の相手だ………軋む身体を起こしながら、ゆっくりと体を動かす】
【上を見上げても少しの光しか降り注いでこない―――今から向かっても意味はない、ようだ。】
【女性は立ち上がると、緊急用の出口へと向けて歩き出す。】

「やはり奴≠ェ現れましたか―――となると、今回の件も、奇術師の件も………まさか櫻華一刀流の件さえも…。」

ああ………そしてこれから°Nこりうる事も………だ。

「これから………如何なさいますか…?」

暫くは身を隠そう………不本意だが激情に任せて倒せる相手ではない………奴は………そして奴が寄生する組織≠焉B


八攫 柊=\――お前はただ真っ直ぐに進め。私も………いつかその隣まで追いつく=c……。

                 その時に………また会おう。

【そうして、女性はゆっくりと一歩、だが決意を込めた一歩を―――踏み出したのだった………。】
【夜は、闇は一層深く―――だが明けない夜はないと、そう信じて。】

//長い間お疲れ様でしたッ!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 02:30:05.58 ID:rCkOJiUO0<> //間違えました>>857宛てです <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 02:35:48.31 ID:c8S2h2Wn0<> >>852

【抱きしめようと伸ばした腕が空を切る。宙へと逃れた女を見上げて、悔しがるように跳ねても、足りない】
【びっちゃらびっちゃら水音を響かせて、やがて届かないとあきらめたのか、ヒトガタは踵を返す】

【夜空から降り注ぐ雨とも雪とも違う女の声。ヒトガタに理解できるのか、少女は聞いているのか、分からないけれど】
【総てを拒絶するように手で顔を覆った少女を見下ろしたなら。――或いは、その手の向こう、笑っていることに気づけるだろうか――】

【――女が立ち去ってしばらく。真夜中の廃墟、びちゃと水音が響いて、主に寄り添うのはヒトガタひとつ】

ふふ、あは、あははっ、きゃは、きゃはははははははっ!

【まるで心配したように覗き込んだなら、覆う手の向こう。オッドアイが睨みつけて、】

ふふ、ふふふふ、ひさしぶりね、ひさしぶりだけど、わたし、おまえ、きらいなの

ばいばい桜花ちゃん、ヒトみたいなカタチなんてしないで、きもちわるいから

【「ばーん」】
【ふざけたような声は、けれどそのカタチを毀すのに十分すぎて――ばしゃと、水が地面にぶつかる音がする】

【魔力の燐光ひとつぶ――零したなら、自分を害さない酸性で濡れた身体はふつと掻き消えて、】

【戻る先。真っ暗な土地、真っ黒の館、彼は居るのだろうか、分からないけれど】
【どちらにせよ、投げる言葉は変わらない。なんにも、いつもみたいな声で、】

助けてあげるなんて、うそばっかり
怜司だって、お父さんだって、そうやって、私のこと騙すのね

お父さんも、わたしのこと、殺すの? 怜司みたいに

【――いつもみたいに、そう、いつもみたいに振舞うのに、致命的なぐらいにどこかが違うまま】
【二つ目の哲学者の卵。かつてよりも深く広く、彼女を歪めて――】

/おつかれさまでした! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 02:44:39.69 ID:c8S2h2Wn0<> >>860
/いつの間にか消し飛んでたの気づけなかったので……
/最後の行に「でもね、わたしは、世界でいちばん、好きよ」って付け足しておいていただけたら、とか <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 02:52:15.55 ID:rCkOJiUO0<> 【夜の国―――ナゲル平原=z

【全ての戦いが終結した頃―――。】

【平原を突き進んでいた超巨大要塞―――だが今は自警団の総攻撃によって、そして内部で戦った能力者達の活躍で残骸しか残っていない】
【既に大半の構成員を拘束し、兵器なども押収し終えた自警団は撤退し、首都へと帰還して―――今頃は祝賀会でも行っている事だろう】

【ジャリッ!】
【そんな人っ子一人いない伽藍とした風景に現れる二つの影―――。】

「いやー派手にやったねぇ自警団も………憂さ晴らしも兼ねてたんじゃあないかな………?
 構成員もほとんど捕まったし………使徒のみんなも死んじゃったし………これで創世戦団も本当におしまいさ」

ええ―――しかし気に喰わないのは彼≠ェ現れなかった事ですね………まさかここにきて我々に通達しない行動を取るとは
そしてこちらの獣≠烽ヌこかに行った様子―――全く………しつけのなっていない犬と言うのはどこでも面倒なモノですねェ。

「まぁいいんじゃない…?古い物は古い物同士で………仲良くしているんだしさ………しかし模倣品とはいえ異物≠ェ壊れるなんてね
 使徒をあの状況で倒したのもそうだし………少々彼らを甘く見すぎたかな…?そういえば要塞から飛び出してきた彼女はどうしてる…?」

あぁ………彼女ならそのまま本部の方までエスコートしています、意外と乗り気ですし………それに顔なじみ≠烽「るようですしね

「フフ―――これはまた新たな可能性≠フ道が開いたという訳か………愉しみだね………っとこの辺りかな…?」

ええそのようで―――さて、バックアップ≠回収して私たちも次≠ヨと進みましょう………もちろんその前に彼≠ノ最後の舞台に上がってもらいますが…ね。

【ある程度は歴の中を進んでいくと、二人は立ち止まる―――下を見ればズルズルと白い蛇≠ェ瓦礫の中を這って出てくる】
【そして、ダークグリーンのスーツの裾へとするりと入って、消える。】

              ふぅ………これで完全に元に戻りましたよ………ククッ。

「それは良かった………それじゃあ次≠フ舞台の下ごしらえ、そして今≠フ舞台の終演を始めようか………ねぇ?」

                    「  ′N………?」

   さぁて―――宴≠ェ始まるぜ………クックク………ヒ…ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!

【闇は深い―――払えば払うほどに………巨大に膨れ上がっていくのだ―――。】

//これでイベントを完全に〆とします!本当にありがとうございました! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 13:44:24.31 ID:r9azmeQAO<> 【某国、廃れた港。穏やかな港風の吹く中、一つの影が防波堤の縁に腰掛ける】

【長いマリンブルーの髪とターコイズグリーンの瞳が艶やかな、幼い少女】
【深縹色のワンピースを着て、可憐な白い花を模した髪飾りを頭に添える】
【紐に通して首から提げた一つの“鍵”は、髪と同じ青い海の色をしていた】

【清涼な風に浚われていくのは、隠しきれずに溢れ出した“魔力”の流れか】
【それは魔力に疎い者にも違和感として気付けるほどの、濃密なものだ】

…………さぁて、ね
故郷にでも帰ってきたみたい

【今にでも海へ身を投げてしまいそうな、憂いの色を帯びた雰囲気を纏いながら】
【碧色の少女は、素足を伸ばして砕け散る波しぶきと戯れている――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 14:21:52.41 ID:jjRuHucmo<> >>863

【漣が吹雪く港の欠片、取り次ぐ音すらも、どこか取り繕った仮初の音のよう】
【滴り落ちる金属質な足音、その音色を一様に響かせたのなら】
【――――紡ぐにしては少々おぼろげな、声の破片が揺れ動いた】


……なるほど、そのように気を良くなされるのも悪くは無いでしょうが
無防備な姿を曝け出していらっしゃると、悪い虫の一つや二つ、寄ってきてしまいますよ

お嬢様のような、可愛らしい方でしたら、余計に、ね?


【後方から聞こえるソプラノの音、へりくだった旋律は、安心感を含んでいて】
【紡いだ音律が確かな形に染まったなら、そこに浮かぶのは蜜色の吐息】
【せめてそれが繋ぐたどたどしい声を、掻き消さないように、と】

【黒のハーフトップに黒の肘までの長さの肌にぺったりと付く長手袋】
【お腹を開いたゴシック調で白のビスチェドレス、短いスカート丈の部分は黒】
【長いスカートのような白銀のフォールドを揺らしながらも前部分は開いて】
【大きく開いたそこからグリーヴを履いた脚を覗かせている白銀の髪に水色の瞳の少女】

【やや膨らんだ胸元と女性にしてはやや小柄で華奢な体躯と落ち着いた雰囲気を身に纏って】
【背中には巨大な柄と刃の大剣、両方の腰に二本ずつ鞘に包まれた刀をフォールドに隠す形で帯刀している】
【右の目下には月と星を象った小さなタトゥーシールがしみこんでいて】

【小柄の背を伸ばす二月の日向、その小さな影がふわりと揺れた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(静岡県)<>sagesaga<>2013/02/22(金) 14:37:18.13 ID:/mkxxQfo0<> 【街中】
お菓子、お菓子、お菓子♪
【カボチャ――ジャック・オー・ランタンのお面を頭に付け】
【魔女の服を着、帽子を被った幼女が歩いている】
【手には大きな飴の付いたステッキを持ち】
【背中にはとても大きなバスケットを背負っている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 14:57:57.22 ID:r9azmeQAO<> >>864

【重なり響く声色と足音、少女は腰掛けたまま、ゆっくりと肩越しに顔を向ける】
【振り向きざまに髪の毛を耳に掛けつつ、やって来る水色の瞳の少女を認めると】
【控えめな、進言めいたその言葉に、幽かな、しかし確かな微笑みを見せた】

……あら、それって心配してくれてるの、かしら? ありがとうね
でもいいのよ、風のように自然体でいるのが私にはちょうどいいの

【そう言ってわずかに首を振ると、少女は立ち上がって相手に向き直るだろう】
【ぱしゃりぱしゃり、波の泡沫に濡れた素足が防波堤の地面を淡く濡らしていく】
【ワンピースに、裸足。この時期にしては少々薄着に過ぎるようにも思える格好】
【彼女自身はあまり堪えていないようだが、見ているだけで寒くなりそうな】

ふふ、もしかして、あなたがその「悪い虫」だったりするのかな

【そうして騎士然とした少女の正体に、ちょっぴり意地悪く言及をしてみた】
【湛える微笑は、そう、ちょうど幼い悪戯っ子の浮かべるものと似ている】

/気付くのに遅れてすみません、よろしくお願いします!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 15:09:23.37 ID:jjRuHucmo<> >>866

【キラキラと光る眩しい日差しのような貴女の微笑み、同性であっても、緊張してしまいそうなほど】
【可憐な花のようとも思った、一杯に木漏れ日を浴びたなら、その色をハッキリと瞬かせて】
【そうして溶ける淡い色合いが水色の視界一杯に、広がるよう】


でしたら、あまり私が口を出す事にはございませんが……
その服装であったり、無防備な脚であったり、少々寒くはございませんか?

――――私でよければ、何か致しますよ


【何を逡巡したのであろう、淡い瞳の奥に、ぽとりと落ちる原色】
【彼女の身長は150cmの中盤ぐらい、身に纏う雰囲気と比べて、少々低めか】
【柔らかな光に溶けていく素肌は乳白色で、少し不健康そうでもあった】

【下半身は騎士として十分なほどであったが、上半身はまた、貴女と同じように寒そうで】
【ハーフトップから大きく零れた肩と二の腕が、その素肌の柔らかさを強調するよう】
【でも、漏れた言葉は貴女を心配する音、じぃと見つめる瞳が揺らめくみたいに】


むっ……それはあまり、心地の良い言葉ではありませんね……
落ちぶれても私は騎士にございます、それならば如何なる時でも慎ましく、それでいて正しい行動をすべきです
私の一挙手一投足、或いはかける言葉の一片一片が、主の評価を決めるのですから

ノヴリス・オヴリージュとは申しません……ですけど、そーんな無防備な姿を晒して置かれるのは……っ
やっぱり、心配しちゃいますよ?


【悪戯のように揺れる貴女の頬、むむと彼女は少し頬を膨らませて言葉を紡いだ】
【腕をすっと組んで、彼女の頬の側でピンとたてた指先を揺らして、ある意味説教するみたいに】
【しっかりとしている様、見た感じの年齢は、貴女と同じか、少し低いぐらいでは在るのだが】

【黒い長手袋にぺったりと包まれた指先が、まるで蝶のように羽ばたいたなら】
【大きな水色の瞳が、ぱちりと開いて、あなたを見つめる、済んだ色合いの中に貴女という存在を浮かべて】
【おせっかい焼き、そう取られても仕方ない、けれども彼女にとっては、当然のこと、だから】


/こちらこそよろしくですー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 15:56:08.90 ID:r9azmeQAO<> >>867

【何の気なしに、寒くないからと答えようとして、ふと少女は口をつぐんだ】
【自分の頬に手を添え相手の姿をじっと見詰めながら、何やら考え込んでいる様子】
【終わりを迎えようとしている二月の日中、とは言えやはり港の風は冷たいものだ】
【人のことは言えないが、相手の格好だってあまり暖かそうには見えなくて】
【警戒心を抱かない代わりに、彼女に対して少しずつ親近感が芽生える……】

……お人好しなの、ねぇ

【人の心配をよそにちょっとした揶揄をするよう呟いてみる、なんだか子供らしくない】
【けれど興味を浮かべる瞳は少女らしいと言えばらしいだろうか、そちらへ更に近寄れば】
【相手より少し低いくらいの背の少女は、緑青色の瞳で水色の瞳を覗き込もうとするだろう】

じゃあ、あなた、今は私のナイトになるつもり……なのかな
そんなに心配なら、私のお願い……聞いてくれるのよ、ね?
正しく、慎ましくを大切にする、騎士のあなたなら……

【膨らました頬を、立てられた指を見て、説教されるように言葉を投げ掛けられて、】
【なぜか少女は、嬉しそうににっこりと笑う……本当に喜色満面といったように】
【言葉はやはり悪戯っぽいものだけれど、浮かべた笑顔は純真さに溢れている】
【それは騎士を手に入れたからではなく、心配してくれる相手がいることへの、嬉しさの表れ】

……あのね、本当はね、寒かったの。
だからね……抱き締めて、暖めてほしいな、って

【紡がれた少女の“お願い”は、なんでもない、簡単なことだった】
【ただ、抱き締めるだけ――その華奢な腕で抱擁をしてほしい、だけ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 16:06:33.85 ID:jjRuHucmo<> >>868

【マリンブルーの髪の香り、磯の匂いともまた違った優しい芳香】
【溢れ出る魔翌力と重なって、貴女という存在を色濃く伝えてくるのだろう】
【彫像のように整ったその表情と、透き通るような素肌に、息を呑むのも無理は無い事】

【表情はまるで水溜りに反射する虹のように、キラキラと輝くみたいで】
【微笑みの色すらも、透かしてみたなら、掌の中で溶けてしまいそうなぐらいに淡くて】
【頬が緩むのは無理も無かった、白い砂浜に溶ける、貴女の素足がとても涼しげで】

【肌を濡らす風は冷たくて、首筋を撫でる感触に、ぞくっと小さく身を震わせても】
【ワンピースから零れる貴女の柔肌の色合いが歪むようにも思えるのだろう】
【永久に枯れない押し花のよう、その美しさが、いつまでも続く気がした】


良く言われます、むしろ、それで良いとすら思います――――っ……

……え、ええ……お嬢様の申される事でしたら、如何なることでも
私の全身全霊を以って、示しましょう……


【吐息の重なりそうな距離で、覗き込まれる貴女の緑青色の瞳】
【純度の高い宝石は日差しを浴びたなら、結晶のようにその色をふわりと消して】
【そんな目で見つめられたら、そんな表情を向けられたなら――――】

【もう、何も、ダメだなんて言えないから】
【上気する頬、乳白色の雪代へ、零れ落ちる貴女の影、落とし込んだならそのままにして】
【きゅぅ、と染めるのは意識しているから、貴女の柔らかな素肌の体温すらも、届かないぐらいに】


……ふぇっ……ほ、抱擁に……ございますか……!
えっと、まだ、昼下がりでございますので、人通りもそれなりにぃ……

ぁ……んと……もぅ、お嬢様……ったら……酷いお方です


【うん、と悩むように、一端瞼を素肌の水面ニ沈めたら、おちた波紋が漣のように広がる】
【波打ち際の貴女は芸術品のよう、その一片すらも曇りない完璧な調度品のよう】
【それならばきっと、貴女に染められる彼女もまた、そのアクセントの一つになり得るのだろうか】

【正面から、貴女を抱きしめるのだろう、乳白色の二の腕と、黒に包まれた華奢な両腕】
【下半身は重装備であるが、上半身はハーフトップとお腹を出した白のビスチェ、シルクの香りが貴女に零れるみたいに】
【胸元で貴女を縫いとめたなら、その両腕を、ぎゅっと貴女の背後へと回した】

【心音すらも聞こえそうな距離で、貴女を抱きしめたなら、二つの音が交じり合うのだろう】
【拍動は次第にテンポを増して、自分という存在を見失いそうになって】
【踏み外しそうな足元を、ゆっくりと押し留めた】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 16:41:14.72 ID:r9azmeQAO<> >>869

うふふ……安心して、ナイト様?
ここにはめったに人が来ないの、だから何をやっても咎められないのよ
ほら、抱き締めたって、キスをしたって、傷付け合ったって、

【少女の細腕にしっかりと包まれながら、柔らかな肉体へと体重を預けていって】
【彼女が倒れない程度に抱き留められると、今度はこちらが腕を背へと回しながら】
【心地良さそうに目を細め、隙間を埋めるよう体を密着させて体温を融かしていく】
【甘えるような仕草は、まるで親に対してのものであるようにも思えるかもしれず】

――何なら“   ”したって、咎められないでしょうね

【――ただ、抱き締めながら白銀の髪の少女の耳元でそっと囁いたのは、】
【存外相手を赤面させるかもしれない、直球で、意地悪な言葉だったのだが】
【どうやら反応を楽しんでいるらしい、その遣り口は妙に手慣れているようにも】


……急なお願いを聞いてくれてありがとう、私のナイト様
まさか“生まれ故郷”で幸せになれるなんて、思ってもみなかった

実は私もね、あなたと同じようにひとに仕える身だったのよ
ちょっぴり親近感、湧いちゃった

【ぽつり、こぼす言葉にも――わずかに寂しさが混じれど、嬉しさの色が滲む】
【ふふふ、と茶目っ気たっぷりに笑声を漏らして、間近に視線を交わすだろう】
【少しばかりの緊張感の中、見失いそうな貴女をこの場に繋ぎ止めようとするように】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 16:54:35.59 ID:jjRuHucmo<> >>870

【胸元に溶ける貴女の旋律、声も身体も髪も、とろとろに交じり合うように】
【貴女の髪の香りが胸いっぱいに広がったなら、それだけでもう空腹が満たされるかのよう】
【心の奥の深いところへと積もっていく、その可憐さを打ち崩してしまわないように】

【華奢で可憐な、その身体とそこから零れるいくつもの言葉】
【もっと、と思ってしまう、もっと近くで、身体を寄せて、心行くまで堪能したいと】
【誰よりも繊細な指先で作られた飾り物、壊してしまうと思うのは衝動の賜物】

【理性が溶けてしまいそうだと思った、それぐらいに貴女は魅力的で】
【感情を押し[ピーーー]には物足りなくて、ただひたすらに思いを馳せるだけなのだろう】
【もう、なんて口元で零れた音が、指先で手繰られた】


な、何をって……!!
――――!!わっわわ……わわっ……な、なんてハレンチなぁ……っ!!

お嬢様!人をからかうのもいい加減に――――


【ぽんと弾ける音、それはまるで一杯に溜まったホウセンカの蕾が弾けるよう】
【そうしたならば後はイチジクをぶちまけたような赤が一杯に彩られて】
【雪色の苺の、はかない音律の破片が、その表情に滲んで、きゅぅと紅く染まった】

【貴女の言葉に赤面して、堪忍袋の緒が切れたみたいで、言葉をかけようとした】
【けれどもソレが止まる、貴女の言葉を聴いて、身の上を語る、その口調に】
【まるで貴女の掌の上で、ころころと転がされるみたい、でもそんな自分が、少しだけ楽しく思えた】


……羨ましいことです、そして――――とても嬉しい事です
私めにはもう生まれ故郷≠熈祖国≠烽りませんから
……そうでしたか、道理で……からかい上手ですこと、もう、あんまりからかわれると怒っちゃいますよ


【だからこそ生まれ故郷≠ナ幸せになれる貴女が、羨ましかったそして】
【彼女という存在で、貴女を幸せに出来て、嬉しかったのだろう】
【視線が遠くへと離れて、そこに伸びるのは、確かな地平線のよう】

【――――そこへと沈んでいく、心の破片、広がった泡沫が、弾けて消えた】
【間近に彩られる貴女の緑青――――ああ、もう、この瞳で見つめられたら】
【手を離しそうになる、もうこのまま、ずっと、二人で重なっていたい、って】


……時にお嬢様、お名前、まだ聞いてませんでしたね
私はジャンヌ、ジャンヌ=アンジェリカ=イージスと申します

宜しければ覚えていただけると、とても嬉しくございます


【くしゃりと綻んだなら、そこに浮かぶ微笑は、貴女とそう変わらない少女の笑み】
【気取った口調が従者の色を落としこんだなら、そこに浮かぶのは、また違った景色】
【右の目元の月が揺らめくよう、薄く素肌を透かすタトゥーの色が滲んだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 17:14:45.98 ID:r9azmeQAO<> >>871

【乙女の移ろいゆくその表情に、少女は楽しさを隠さずにはいられない】
【ごめんねと、笑い混じりに言う様子はどこか誠実さに欠けるものだった】
【けれど久しぶりに楽しかったから、ころころと笑って、誤魔化してしまう】


…………私は、唯一の仕えるひと≠ェ、居なくなっちゃった。
私もあなたが羨ましいな、ひょっとして似た者同士かも……ね


【表情に入り交じる寂しさの色だって、やっぱり笑って、誤魔化そうとしてしまう】
【それでも気持ちを切り換えるように首を小さく振って、少女の――ジャンヌの名を聞けば】

…………ジャンヌ。うん、覚えた
えっとね。あと二つだけ、お願いを聞いてくれたら

私の名前……教えてあげる

【もう少しだけ体温を享受していたいのだろうか――何故だか、すぐには名乗らない】
【しかしそんな意地悪な言葉とは裏腹に、その表情は夕凪のように穏やかで、】
【あと二つだけ……とお願いを、甘えるように申し出てみる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 17:20:20.99 ID:jjRuHucmo<> >>872

【恥ずかしさが増していく、けれども、怒りのような感情は湧かなかった】
【むしろもっと透明な、或いはどこか、純粋な色に心が満ちていくよう】
【言葉の端々から感じられる貴女という存在をその手で、握り締めるように】


……そんなワケありませんよ、お嬢様は、私よりもっと優れていらっしゃる方です
お嬢様と似た者同士など恐れ多い、私などが届かないもの、をお嬢様は沢山持っていらっしゃいます

私が憧れるのは当然ですが、私のような者に憧れましても、こうして抱きしめさせてもらうことしかできないのですから


【それはどこか突き放すかのような言葉、けれども冷たさはなくて】
【むしろとても、貴女という存在を愛らしく感じているから、自分なんかとは違うのと卑下するみたいに】
【事実その瞳の色合いが、貴女へと溶ける雪間の景色のように】

【予想外の言葉に少し戸惑った、お願い、とはなんだろうかと逡巡して】
【けれども、ダメなんて言えないの、そんな貴女に甘えられたなら――――】

【心臓の音が強く響くよう、抱きしめるその腕に僅かな力が加えられたら】
【何でしょう、と尋ねる音が、ただ静かに響くのだろう、肯定の言葉が音律を紡いで】
【そこに映る表情を、ひた隠しにした】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 18:05:29.42 ID:r9azmeQAO<> >>873

……ううん、いいの、それで充分なの
抱き締めてもらうことが、私の最上の幸せ、なの
だって自分じゃ自分を、抱き締められないでしょう

だから、もっと誇りを持っていいのよ、ジャンヌ?
「一挙手一投足が、言葉の一片一片が、主の評価を決める」――
――そう言ったのはあなた自身なの、よ

【卑下するような否定に返すのは同じく否定、微笑みながらも見詰める瞳は真剣だ】
【少女なりにジャンヌを励ましているのだろう、唇を薄く開いて歯を覗かせ、また笑う】
【誇りを、自信を、持って“いい”というその言葉は、決して“お願い”などではない】
【一人の人間として彼女の意思を尊重したい、そのような強い気持ちが篭っている】

……一つ目はね、これ。貰ってほしいの
ピンチのときに一度だけ、役に立つかもしれないお守り

【そう言ってそっと手にとったのは、頭に華を添えていた、白い花の髪飾り】
【それは聖なる光の魔力で出来ていて、幽かに輝きと暖かさを帯びている】

【ピンチのとき……とは即ち、所有者が命の危機に晒されたときのことであろう】
【お守りの効力は障壁、治癒、転移――など様々なものが考えられるが、】
【持ち主によって変わるため、結局はその時になってみないと分からない】

【少女はジャンヌの白銀の髪に、花で彩るように髪飾りを添えようとする】
【そうしながら二つ目のお願いを、淡々と言葉で紡いでいくだろう】

私の首のね……鍵、があるでしょう
これを使えばね、私は自由な風になれるの

だから差してほしいの、体のどこにでもいいから

【ターコイズの視線は、自分の首もとに提げられた青い“鍵”へと向けられる】
【仕えるひと≠ェ居なくなった従者、目的を失っても「枷」が外れていないらしい】
【体のどこでもいい、と言う辺り本来の枷では無さそうだが、彼女は自由になりたいと言う】

【鍵を軽く引っ張れば紐は簡単にほどけるし、そのまま胸に差し込んでしまっても構わない】
【勿論、お願いを聞かずに鍵を好きにしてしまってもいい――あくまでも“お願い”なのだから】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 18:16:00.88 ID:jjRuHucmo<> >>874

【零れた言葉の欠片を繋ぎ合わせても、所詮それは散った言の葉に過ぎない】
【枯れた花が誰にも見向きされないように、落ちた言葉はそれだけ色も強さも無くて】
【それでも、その残香は――――残響は、思うたびに響き、香る】

【夕暮れの形が空に響いていく、何時しか、日差しは沈む時を感じて】
【両手一杯の幸せを海へと落としたなら、きっとこんな景色になるのだろう】
【貴女越しに見るその海の色が、とても鮮やかに染まっていった】

【思わず見惚れるほどに、その美しさに、魅せられて】
【視線を落としたなら、そこに浮かぶのは貴女のマリンブルーの髪の毛】
【漣の夢の跡、二色に彩られた海原で駆ける一筋のお星様みたいに】


……っ……お嬢様は、とてもお優しいですね……
ですが、その通りです、全く持って……その通り

私が自分を卑下するのは、主をも、卑下することなのですね
有難う御座います――――その言葉に、気づかされました


【目尻に溶けた星と月のタトゥー、乳白色の素肌に浮かんだなら、その色を鮮やかに彩るのだろう】
【長い睫が揺れた、形の良いそれは、彼女の柔肌の表層を撫でて、その尾を伸ばすように】
【白銀の髪がその身を震わせたなら、雫のように彼女の色を零していく】

【白い歯、美しい唇の色が透けて、そこに煌くように】
【触れてみたくもあった、それは、どこか危ないいざないのようで】
【でもきっと、悪くない――――そこに、身を任せてみるのも】


髪飾り……で、ございますか……私のような騎士には、少し……可憐すぎますが
でも、嬉しいです、とても……お嬢様のように、とても美しい花
ぜひとも、大切にいたしますね――――


【白銀の髪に流れる、星座のような一片、それはアクセントとしても見事で】
【貴女のセンスの高さを伺わせるのだろう、夕焼けに溶けた髪の一片すらも、取り除くように】
【雰囲気が一段と幼なくなったなら、そこに映るのは、貴女とそう変わらない少女の笑みで】

【次の言葉に、彼女は少し、ためらいを覚えた】
【その言葉がまるで、別れのような旋律で、どこか遠くへ、消えていく前の声に思えて】
【永訣の朝にはまだ遠く、幾億もの日々が、欲しかったから】


……お嬢様、一つ――――お聞きして宜しいでしょうか
もし、私がお嬢様に鍵を差し、風になったなら……お嬢様は、如何なるようになるのでしょう

……嫌ですよ、私の前から、消えて、いなくなるようなことがあったなら……
従者≠ナはなく騎士≠ナもなく、一人の人間として……悲しいです


【鍵はまだ、貴女の首元で揺れたままで、彼女は少し、ためらいをみせた】
【表情に彩るのは曇りの色、満点の空を染める、曇天のようでもあって】
【不安げな言葉は、いくつも瞬いては消えて、或いは溶けていくのだろう】

【――――心配しすぎ、かもしれない、でも、その目元が、今にも泣きそうで】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 19:01:35.38 ID:r9azmeQAO<> >>875

…………大丈夫よジャンヌ、大丈夫
消えて無くなるようなことなんてない、それは約束出来るわ
そう、ただ“一時の別れ”になるだけ……ただそれだけ、なの。

【確かに嘘は吐いていない、存在自体が消失してしまうようなことは決して無い】
【素直に語る様子には躊躇いも何もなく、ただ淡々と、言い聞かせるように言葉を紡ぐ】
【そうして少し間を置き――でもね、と囁くように付け加えると】

……鍵を差した瞬間にどうなるかって言うのは、私にも分からないのよね
これを使えば自由になれる、消えてなくなりはしない……
私が知っててハッキリ言えるのは、そのくらい……かな

【髪飾りを愛おしそうに指先でひと撫でしたあと、鍵をピンと引っ張って紐を首から外す】
【実際のところ本人にもよく分かっていない、これからどうなるか、なんてことは】
【怖いとは思っている、けれどその瞳は凛としてジャンヌを真剣に見詰めている】

それに、例え“もしも”のことがあったとしてもね
髪飾りを渡したんだから、繋がりはきっと途切れない、……なの。

【『安心してほしい』と伝えるような眼差しを、彼女へと向けているのだ】
【繋がりは途切れない、初対面でも思い出はそんなに脆いものじゃない――と】
【手のひらに鍵を乗せて差し出しながら、もう片方の手はジャンヌのタトゥーを、】
【優しい手つきで、すうっと撫でようとするだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 19:10:43.15 ID:jjRuHucmo<> >>876

【友禅色の思いが弾けたら、後に残るのは、確かな感情の息吹】
【花が開くにはまだ遠く、咲き誇るには久遠の時を待って――――】
【それでも尚、待ち続ける事が出来たなら、貴女の思いを探れるのだろう】

【瑠璃色の蝶が羽ばたいて、大きな水色の瞳に、その憐憫の情を撒き散らす】
【素肌に混じるのは様々な感情の息継ぎ、呼吸の谷間に、落ちていくみたいで】
【感じる風の温度がいっとう低く乱れたなら、その枠の中に、縛り付けて欲しかった】

【ワンピースから零れる貴女の肢体、強く握ることすらも、躊躇ってしまうそれ】
【もう一度深く抱きしめる、その両腕を、二度と離したくないって思った】
【一瞬を煮詰めていけば、底に残るのは永遠とも言える刹那の時間】

【――――もうそれだけで、十分すぎるぐらいであった】


……お嬢様一つだけ、わがままを申し上げても宜しいでしょうか
私の手は、もう、何かを握るためには出来てはおりません
ですので、お嬢様の……その手を、貸していただきたいのです


【貴女の言葉を信じる事にした、何が起こるかはわからない】
【裏を返せば、そのようなことに、彼女を信用し、巻き込んでくれたのだ】
【――――彼女の行動が、全て主に通じるというのなら】

【きっと、主も、彼女と同じ事をするから】

【揺れる貴女の指先が、彼女の頬に触れる音】
【柔らかい乳白色の素肌、絹糸のようにきめ細かくて、手入れされていて】
【そこを彩るタトゥーの形が、涙のように滲むよう】


――――一時の別れ≠ェ今生の別れ≠ノならぬよう
或いは、お嬢様の心を、ココに留めておくため――――

分かりましたお嬢様、お嬢様の言葉、しっかりとこのジャンヌめに、届いております


【貴女の差し出した掌を、そっと両手で包み込もうとするだろう】
【黒い手袋で肘まで包まれた華奢な腕、貴女のそれと比べても、遜色は無いほどに】
【できるのであれば、貴女の手にのった鍵を貴方の手を挟み込むようにして、持とうとするだろう】

【一歩下がって、距離をあける、可能なら、貴女の手と彼女の手、合わさったままで、鍵がささるのだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 19:30:55.22 ID:L92T8sLko<> 【昼の国―――火山地帯へ向かう大型のジープが時折揺れるところから、今回の物語は始まる】


―――でさぁ、その親父が突然気持ちの悪い皮とか、馬鹿でかい牙とか送ってくんの
『どうだコノヤローお前の親父はスゲーだろー!』ってな感じ?いや別に可愛げあっていいんだけど
でもさぁ、後で新聞見たらそのバケモンは能力者の一団に倒されたってあったんだよね。ついつい『お前船動かしてただけじゃん』って手紙送っちゃったよ
そしたら今度はなんか角みてーなの送ってくるしで、急に俺んちは獣臭く――チッ、無線うるせーな切るか


【運転手は金髪の若者。迷彩柄のパンツと編上げブーツ、そして半袖で、装飾品はドッグタグとサングラス】
【今回の案内人兼運転手のレセップス≠ナある。話は長い上にどうでも良いが、運転の腕ばかりは確からしい】

【現在、ジープは密林を抜けた先の山岳地帯へと入っていた。道無き道を抜け、岩肌を駆け登る】
【ガチャ、と無線のスイッチを乱暴に落とすと、レセップスは後部座席に居るはずの捜索隊≠ヨ視線を向けた】
【常夏と称しても良いこの地帯。既に気温は30度を超えていて、『バテて無いッスか?』という声が通る】


イヤでもさぁ、ホントアンタ達もよく志願するよな。いつ大噴火してもおかしくないって言われてる火山地帯だぜ?
しかも謎の古代都市を調査するとか、俺ならンなもん蹴っ飛ばしてジャングルで秘密基地でも作るぜマジで

……まっ、仕事だしそろそろ気ィ引き締めてくか!今更だがお前ら、全員居るだろうなァー!?
おっし確認してねぇが、今回の仕事は『古代都市ヘルクラネウムの探索=xと『ザクセン・シェルナの捜索=xだ!

ヘルクラネウム……希少な鉱石が取れるとか、キモい生き物が居るとか、超ハイテクな古代文明の名残とか言うけどよー
その歴史は実のところ600年前に築かれた、ってのが分かってる。山の谷間だ、温泉だのもあって繁栄してたらしいぜ
だが、何時しか噴火によってその谷ごと埋もれちまい、今やドロドロのマグマと隣接する超危険地帯ってワケよ
謎の生物だとかは分からねぇが、希少な鉱物が取れるってのは遭難したザクセンが工匠だっていうし、多分本当だとして……

ぶっちゃけ、今回は探索と捜索は割合5:5で良いって国も言ってる。普通なら探索隊なんて派遣しない所に救難信号、渡りに船ってわけだ
だから都市を漁り回しながら鉱石を拾い、お宝なんかをゲットし、ついでに一人のトンチキを連れてくりゃ良いんだわ
生きて帰るだけで100万だもんなー。やっぱり俺もなんかこう、公僕っぽい仕事辞めてハンターとかやろうか―――おっ、入り口に着いたぜ?


【密林を抜け、山岳を抜け――ジープが走っていたのは黒々とした岩の大地。遠く山肌には血脈のように溶岩が流れ】
【時折ジープの屋根がコツン、と鳴るのは軽石。そう、程度の差はあれ、周囲の火山は尚も噴火の只中なのである】

【そして更に先、チョウチンアンコウが口を開いたような穴≠ェあった。それがヘルクラネウムの入り口だ】
【些か、車体が揺れる。一気に気温が上がり、息の詰まるような圧迫感が発生する―――その遺跡は、地下に在ったからだ】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 19:31:08.70 ID:L92T8sLko<>
【坂を降りるその先に広がる崩れかけの都市群は周囲を光熱の岩肌で囲まれて、所々にマグマも見えている】
【しかしながら天井、上―――見上げれば、そこは岩肌ではない。白い陶器のような、巨大な屋根≠ノよって崩落が防がれているのだった】
【無論、昼の国側で設置したものではない。どういうわけか、この都市には当初からその屋根が存在していたのだという】

【やがて、ジープは町の中央に位置する広場へとたどり着き、停車。所々崩れてはいるが、街は尚も形を留めている】
【広場の更に中央には巨大な石造りの燭台があり、周囲には腰をかけるのにちょうどいいひな壇のような物がぐるりと広がっていて】

さて……各自、俺の手作りの地図は持ってるよな?忘れた子は今言わねーと予備を渡してやらねーぜ

それと最終確認だ。本作戦では帰投は任意。余程戻るのが遅くなるようなら集合の音≠都市全体に響かせる
だから、各々なんか見つけて飽きたりしたら帰って来いよ。クソ暑い土地だ、脱水症状には気をつけて、ってな


――――んじゃ、『ヘルクラネウム探索&ザクセン・シェルナ捜索=xの任務、スタートッ!


【ピリリッ≠ニいう笛の音。気温は40度に達するか否かという恐るべき環境下、まず参加者は四つに伸びた大通りのいずれかを選ばねばならない】
【神殿を目指すか、石門を目指すか、或いは居住区などを探すか。勿論、鉱山へ向かって鉱物と要救助者を同時に手に入れようと試みるのも良いだろう】
【人によってはこの広場に残ってレセップスと話をしたり、燭台を調べたりしても良い。危険な土地でこそあるが、その選択肢は非常に多いのだった―――。】

/これよりイベント『Help me !! -first stage-=xを開始致します。
/参加者の皆様はこちらにレスをお願い致します。
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 19:41:50.75 ID:KNUMcSbHo<> >>878>>879


―――そのオヤジもしかしなくってもこの間の風の船動かしてた船長ッスよね……ジャンクちゃんが乗ってた奴
俺もその角貰ってよォォォ〜……やっと俺の装備が出来るメドがついたとかどうとか

それまで何もしねえでいると気がめいるんで、この依頼受けたんスけど……火山地帯ッスかぁー
結構ヘビーかもしんねーッスねえー……生きて帰るだけで100万とか破格過ぎねーか…?


【そんな風に、ガイドの無駄口に丁寧に受け答えしながら、鉄パイプを担いでいる青年が、うちわを仰ぎながら愚痴り始めている】

【灰の髪がはみ出る頭のタオルは今まさに仕事から帰ってきたかのように薄汚れており、その下に雄々しく、鋭さを感じさせる目が覗きこむ】
【首には柄の悪さを引き立てるような金のチェーンを下げ、腕には紅白のリストバンドを巻いていた】
【鍛え抜かれた上半身を包む、白かったのが同じく泥で汚れたタンクトップの上に、背中に『不退転』と描かれた赤色の真新しいジャンパーを着て】
【膝が白く色あせた青のジーンズ、そして便所サンダルという奇妙なガテン系スタイル、そんな外見の青年だった】


しかしよォ〜〜、そのザクセンって奴の救助も大切だが、今回の一件、ちょっとした冒険だなあ……
"WILD"の奴が聞いたらうらやましがるぜー、絶対

んじゃあ、俺も行きますかね!―――あ、ジャンパー席に置いといていいッスか


【そう言いながら、彼は席にジャンパーを脱ぎ捨て、上をタンクトップ一枚になりながら】
【嬉々として笛の音と共に飛び出して行く】

/ゼンでーす、後ちょっと飯を食べて来ます…… <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 19:48:17.92 ID:+3MHzxVko<> >>878,879

【ジープの奥の方に、態度悪く座っているのは――】

「――遺跡か、海底の遺跡なら長年探索していっけどよ……熱いのは相棒が苦手だからな、どうなっか」

【ぱっと見三白眼の強面で、約190cmで細いが引き締まった体型で30代後半の男だ】
【一重かつ褐色虹彩で、髪型は整っていないリーゼントもどき、姿勢はやや猫背気味】
【やや派手目の金色模様がある黒いコートに、エメラルドグリーンで波のような模様のあるシャツ、紺色のジーパン、白い靴下】
【改造されたベルトにより左腰に差された木刀、左手首には腕輪のように鈴が身につけられている】

【彼はバンチョー・スズキ――後数秒で捜索隊に置いて行かれるところだった、驚異的方向音痴の持ち主】
【……何故、そんな彼が捜索・調査依頼に居るのだろうか?】

【それは時が遡ること――ジープに乗る前】

「――やっと着いた、危うく置いて行かれっとこだった」
「あー、俺はユウトさんの代理でこの依頼に参加すっことになったバンチョー・スズキだ、まッ、好きに呼んでくれ」
「……ったく、ユウトさんもいきなり過ぎっぞ」
「急に"魔物に襲われている村の住民に強制的に引っ張られたから代わりに行ってくれ"ってよ……」

【――つまり、彼は本来来るべきはずだった"ユウト・セヴォラインディ"の代わりである】
【彼が代理を頼むくらいだ、結構な信頼はあるの……かもしれない】


【さて、時は戻り――――】

「……地図は持ってる、どォーせ俺には役に立たねェーだろォーがな」
「何が出るかわからねェんだろ?」 「……なるべく皆の声が聞こえるようにしておきてェが、この広さじゃあそうも行かねェか」
「水は相棒がバテなきゃ幾らでも出せる、大丈夫だ」 『……暑イ…………』

【ジープから降りれば、よりその場所の暑さを感じて――汗が滲む】
【さて、他の者はどう動くのだろうか……そう考えつつ、彼は鉱山へ向けて……多分、多分向かっているはずだ】

「まァ、ザクセンって野郎はこんな熱い所で遭難してんだろ?」 「死なれっと困る、さっさと回収してから色々探索させてもらうぜ」
「あ、タオル使う時は言ってくれ、……俺の方向に来ねェと貸せねェが」

【コートのポケットより取り出されるのは、綺麗に折りたたまれた海色のタオル――それで汗を拭けば、綺麗に拭き取れ後味爽やか】
【どうやら何かの羽毛や皮で出来ているらしく、それから感じる仄かな魔翌力は――海を連想させてくれる】
【――海の男、バンチョー・スズキ――彼はまるで回遊魚、……はたして彼はちゃんとこの場所に回帰出来るのだろうか?】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 19:53:43.36 ID:jdWwRqAIO<> >>879

ふー、あっついなーここ……

【ジープから降りた少女が真っ先に口走ったのは、この火山地帯の熱気を受けた反応】
【目的地が火山で暑いことはわかっていたはずだが、どこか呑気なのは気のせいではない】

【黒い瞳、ポニーテールにした茶色の長髪】
【白地に青の装飾がついたセーラー服と黒のプリーツスカートを身につけた、ここまでならよくいる少女】
【しかし、両腕には無骨な黒いガントレットをつけ、腰のベルトには同じ金属で出来ている金属棒が2本括りつけられている】
【そんな妙な風貌の少女だった】

飲み物持ってきてよかったよ、本当に。

【凍らせたスポーツ飲料のペットボトルを開け、早速くいくいと飲み始める。後の事を考えているのだろうか】

――さて、人命救助が第一だから、私はまず鉱山に行こうと思う。
それじゃ、行ってきます!

【恰好つけた敬礼をして、足早に鉱山へと向かう】

/叢雲 茜です、よろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 19:55:06.94 ID:+uNJH6qzo<> >>878 >>879

【大事な取引先が遭難――そうあっては、どれだけ重い腰だろうと上げるより他になく】
【それでも僅か軋む躰と上の空になりがちな思考は、威勢のいい青年の声がなければ目的さえ忘れかけていた】

【長躯の若い男。紅茶色の長髪も纏めすらせず、おおよそ火山探索には向かない術士風の黒衣を纏い】
【瞳孔の大きさが揃わない特徴的な目を隠すようなブラウンのグラスを掛け、視線はついぞ誰とも交わらない】
【開始を告げる笛の音と共に灼熱の大地に降り立ったその足許は、場所を考えてなどいないだろう高い踵であった】
【彼はクライアントを救うべく駆け出す……でもなく、一旦広場に残って二言三言案内人の彼と言葉を交わすだろう】

――要救助者には過去にお世話になったことがありましてね、だからレセップス
私……セシルは何をもかなぐり捨てて“鉱山に向かった”ということにしておいて下さい
実は石門の方に行きたくてね。まさか彼を放って真逆の地点に行ったなんて、知られては困るでしょう

【そこを目指す理由は語らないが、目的から逸れる道を選ぶ、という選択肢を告げて】
【足許に鎮座する火山生物――彼が連れてきたペットへ、グラス越しの視線は傾けられた】

……さあコモン、お前の好きな道から行っていいよ

【名を呼ばれぴょこりと顔を上げたのは、サラマンダーの一種である黒い鱗に覆われた全長2mのトカゲ】
【その頭部には火焔を内包するような真っ赤な魔石が嵌められており、】
【熱気うずめくこの街道を、まるで楽園とばかり嬉しそうにぺたぺた歩いていた】

【目指すべきだった鉱山に背を向け、歩き出すのは石門への大通り】
【言い訳は済んだ。愛らしいペットのトカゲが進むまま、彼もまた共にふらりと歩みだし――】

 【セシル:石門への大通りを直進中】

/セシルです。本日はよろしくお願いします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 19:57:44.34 ID:NdGE7lgOo<> >>878>>879

(……アタシは探索目的だし……他は適当でいいか)
(どうせ他の奴が捜索してくれるでしょうし、やりたいことやりましょっと……)
(それにしても凄い景色ね地獄の窯が開いたみたい……)

【窓の外の景色は赤】
【惑星の原初の姿を思わせる光景に息を呑む】
【こんな場所に遺跡などあるのだろうかとさえ疑わせるような自然の暴力】

【対して窓に映る自分の姿は恐れているかといえばいつも通りの表情にはどこか喜びが含まれていた】
【こればかりは自分の性だろう、未だ見ぬ遺跡は好奇心を募らせるには十分過ぎる】

(へー地下にあるのねー……まあ地上にあったら風化が激しそうだしね)
(でも地殻変動に巻き込まれないで今まで残っているのは凄いわね、それとも地盤が動かない土地なのかしら?)

【車は地下へ、そして視界には今回の舞台である都市群】
【一体何を思ってこんな場所に都市など作ったのかそれを語る者はもういないのだろう】
【だからこそ彼女、ヒトツギ・カズネはここに参上したのだった】

(さて、気合入れましょ――――――――)

【広場へついていよいよとカズネは自分の頬をピシャンと叩く】
【そうしてから息を吐いてドアを蹴破るような勢いで外へと降りれば、熱っぽい外気が纏わり付く】
【しかしカズネのローブは内部の環境を正常に保つ効果がある、感じるとしても少し暑いくらい】
【どちらかと言えば周りの景色に圧倒されて暑く感じているのだろう……と自己観測】

地図は大丈夫ちゃんと持ってるわ、それにいざとなれば適当に戻るから気にしないでいいわよ
それじゃねアンタはしっかり車を守ってなさいよ足が無くなると大変だからね、いろんな意味で……。

【手に抱えた「杖」ぎゅっと握り足を踏み出す】
【栗色の瞳を真っ直ぐに、運転手に適当な言葉を掛けてカズネは進む】


(神殿……かな、一番情報が残ってそうだしね……)

【歩みを北へ……カズネは神殿へと向かうのだった】

/カズネですよろしくお願い致します <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 20:06:46.05 ID:L92T8sLko<> >>880

おぉなになに、お兄さん俺の親父がマワしてた船の乗組員の友達さん?
いやぁ親父ってば意味わからん仕事してるくせに楽しそうだったからさ、きっとそのジャンクちゃんって娘もいい経験したんじゃね?

……っとそうだな、ジャンパーは脱いでかないと死ぬぜマジに。管理はまかせろよ兄さんッ!

【なんて言いながら、レセップスは車のボンネットへと腰を下ろして団扇を仰ぐ】
【周囲にはひな壇状の広場、そして四方向へと続く大通り―――何処へ進むかは青年の自由だ】

/了解致しました、ごゆっくりどうぞー!

>>881

あ、代理?マジで?まぁいいや、ユウトって人の代理ね……OKオッケー、後で報告しとくからさ
仕事の内容がわかってるなら言うこともねーし、まあ死なない程度に楽しむいい機会だと思うぜ
っつーか、迷子になっても俺は知らんぜー?上手く笛の音≠聞きつけて戻ってきてくれよな、頼むからよっ!

>>882

そりゃまあマグマが燃えたぎる火山の地下だし暑いっしょー、息が出来るだけマシなんじゃね?
えーと、アンタは茜ちゃんか……残念ながらレセップスさんは無能力者だから救助とかしねーし、よろしく頼むぜ
……それとそうだな、そのスポドリ無くならんように気ィ付けとけ、なっ?

>>881>>882

【鉱山へ向かう道にはそれほど大した障害もなく、崩れかけた柱や壁が見えるほか――】
【左手には富裕層の住んでいたらしい居住区が、そして右手には下層市民の居住区が広がっている】
【ここでふと思いを変えて別の場所へ移動してもいいし、そのまま進んでいくのも不思議なことではない】

【そしてもし二人が直進し、鉱山手前までたどり着いたならそこに有るのは跳ね橋≠ナある】
【木と石を組み合わせて作られた橋は渡る手前の位置に設置されたレバーで動くらしく、現在は橋は上がっているため鉱山には入れない】

【取り敢えず、レバーを動かすべきか。橋の下には深い谷が存在し、その底にはマグマも見えるから、飛び移るのは危険だろうし―――。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 20:14:10.44 ID:cBNprtaU0<> ――カノッサ機関・某支部

【スーツの上に白衣を羽織った中年の女性が居た】
【彼女の名は真室川 野槌、カノッサ機関生物工学部門、および能力者開発研究部門の研究員である】

【彼女はテーブルに座り、資料に目を通しながらコーヒーを啜った】

「綾津妃の木乃伊を奪取成功、ね。生憎オカルトは専門外だけど・・・」

(私が現在把握できている六罪王は4人)
(アヴァリさん、コーネリアスの坊や、守銭奴、そしてガイスト・ウォレン)

(中でも何を考えているのかわからないのがガイスト、
 あれだけの戦力を動かしてわざわざ宝玉ではなく聖遺物を狙ったことには一体・・・)

(そして)

「私は一体いつになったらナンバーズに出世できるのよ!!」

【バン、と】
【野槌はテーブルを叩いた】



――風の国・エルジオ病院前公園

「いつつ・・・、なんとか動けるか・・・」

【黒い外套を羽織った青年がふらふらと歩いている】
【腰にはサーベル、胸にはキラキラ輝く自警団のバッチ】

【青年には目立った外傷はないが、体の内側は重症だった】

【内蔵は傷つき、肋骨は折れ、呼吸をするのも苦しい状態だ】

「水の国の武闘会・・・こりゃ諦めなきゃならねーかな」

【青年はベンチに座ると、ふぅと小さく息を吐いた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山陽)<>saga<>2013/02/22(金) 20:16:06.54 ID:r9azmeQAO<> >>877

【彼女の素朴なひとつの“わがまま”を、少女が拒む理由なんてどこにもない】
【頷いて髪の毛がさらさらと音を立てたなら、それを受け入れたことを示した】

【改めて抱き締められる瞬間、手と手が触れあう瞬間、】
【一つ一つの動作ごとに、怯えたように小さな震えが伴う】
【押し殺した恐怖心、直接肌越しに伝わっていくことだろう】
【それでも表情だけは本当に安心しきった幼子のように、穏やか】

……今日はありがとう、本当にありがとう
私はあなたに会えて、わがままを聞いてもらえて嬉しかった

それじゃあ、「また」ね――ジャンヌ

【奏でる寂しげな旋律の中に愛しげな音色を乗せて、別れと共に再び彼女の名前を呼んだ】
【……本当は、「また」なんて無い。なんとなく、それは感じ取っていた】
【もしかしたら、ジャンヌだって、そのことに気付いていたかもしれない】
【けれどあえて再会を願うのは、きっとすごく辛いのを、隠し通したいから】

【優しく手を包み込まれると、……カチリ。鍵の差し込まれる無機質な音が響く】
【ふわりと少女の周囲で渦巻き蠢く何かの気配。もう、後戻りは出来ないようだ】


私の……、私の名前、私のことは、――――

【名乗る間際、少女は手をすっと引き抜いて、ジャンヌとの直接的な繋がりを自ら断ち切る】
【彼女の手袋越しに残るのは微かな体温だけ、影も形も感触も遺さないまま離れていく】
【手を引き抜くなり、彼女らの間には「隔たり」が現れて、碧色の少女を覆い隠していくだろう】
【その正体は、“鉄の箱”だ。鉄の箱が、少女一人を籠めて、瞬く間に消え失せる】
【ワープ、だろうか。鉄の箱は、少女ごとどこか遠くの地へ旅立ってしまったらしい】

【潮風にしては清涼に過ぎる、風が薫って騎士の少女をくすぐるように撫でていく】
【碧髪の少女がその場所にいたことの、涼やかな名残にも思えたことだろうか――】


 【 『――私のことは、サラ、って呼んで。』 】

【――少女が消える瞬間。ジャンヌの耳には、確かにそう届いたに違いない】

/お待たせして申し訳ないです……!
/長時間お付き合いいただき誠にありがとうございました、お疲れ様でした!! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 20:18:35.86 ID:+3MHzxVko<> >>882

「お前も救助組か、まァ宜しくな」 『宜シク』

【同じ道に向かう彼女に向けて、そうぶっきらぼうに挨拶をすれば】


>>885

「さァーな、"迷子"にならねェ保証はねェ」
「自他公認の"方向音痴"だからな、……異世界に迷い込む程度のよ」 「――まッ、行ってくる」

【……早くも不穏な雰囲気を醸し出している、彼】
【けれど、その"方向音痴"能力にはもうひとつの特徴があって――】
【"そこで待っていろ、どんなにどこかを彷徨っても、俺は必ず戻ってくる"――その言葉通りの特徴】


「……ふゥん、この辺りはでけェ家があるみてェだな」 「後で色々散策してみっか」

【キョロキョロと辺りを観察しながら、"鉱山"へ向けて歩く彼】
【――すると目に入るのは、"跳ね橋とレバー"……これを引けば、跳ね橋が戻るのだろうか?】

「……飛び移るには少々遠いな、それに飛び移るのは"腰"にも悪ィ……」
「流溶が橋になっても良いが……」 『俺様ヲ橋ニスルノハ止メテクレ』 「そうだな、ここは、無難にレバーを引くとすっか」


【"レバー"に何らかの罠が仕掛けられていないかを警戒しつつ、彼はそのレバーを引こうとする】

【その背に現れているのは――額に竜のような鰭を1つ持った鱸の頭に、海水を主としたゲル状の物で出来た人の様な姿を持つモノ】
【手の甲や背には魚の背鰭が、踵上部には魚の鰭が、尻には魚の尾があり】
【頭部や尾、鰭の断面は虚空の様に見え、ゲル状の物がそこから出ていて――生えていると言った方が適切か】

【今現在は、彼の背中から上半身のみが生えているような形であり、"背後の警戒"をしているようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 20:19:23.23 ID:L92T8sLko<> >>883

ヘェ、石門に?あっちは全然調査も進んでないし、何が居て何があるかも分からんから気をつけてな
それと、アンタのご要望も了解。それはもう目を血走らせてかけ出してったっつーことにするわ

んじゃまァ、頼むぜ。精々なんか見つけて帰ってきてくれよ―――。

【―――さぞかし、サラマンダーには心地の良い環境だろう。西へ向かう大通りは荒れていた】
【その所々には黒い石が落ちていて、右手には公共区、左手には商業区が広がっており】
【石が何なのかと言えば、石炭と石油を合わせたようなベトベトの塊。時折、それが燃えているのも見えて】

【さて、此処がまず最初の分かれ道。そのまま石門に進んでものだが、左右の道に影≠ェあるのだ】
【人ほど背は高くなく、耳は尖っていて――持っているのはツルハシか。勿論、スルーしたって良い。】

>>884

任せろって、なんせ車は軍用じゃなくて俺の私有車だから絶対に壊させねーよ
アンタも気をつけてな。旧い神殿なんて良い予感は欠片もしねーし、絶対なんか有るぜあそこ

【予言めいたことを言いながら男はカズネを見送った。北へ向かう大通りは最も道が整えられている】
【障害物らしいものもなく、正面には神殿が見え―――やがて、そこに渡る橋が見えるのだが】

【―――グラッ≠ニいう音の後に、崩れかけた柱の上に在った彫像が彼女に向かって@獅ソてくる】
【予兆に気付きさえすれば回避は容易だが。だが、だ。ふと彫像の有る場所を見れば、オレンジの光彩が見えるだろう】
【オレンジの光、小さな光――――クスクスと笑うような声も、聞こえた気がして。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 20:29:41.75 ID:NdGE7lgOo<> >>889

【彼の言葉に「望むところよ」なんて返して足を進める】
【どうやら自分以外に神殿に向かう人間はいないようだった】
【それはそれで都合が良いか、などと神殿を見上げ暫く佇めば、不意に揺れる】


――――――っ、危ないわね

【視線を上げれば震源の正体が自分に向かって崩れ始めていた】
【大きさにもよるが距離さえあれば走って逃げるのは容易だろうと判断】
【ついでに右腕の魔術回路を起動しある程度回しながら神殿へと至る橋へと駆け出す】

(……………にしても、今の何かしら?)

【彫像を見上げた時に微かに見えた何か】
【小さな光に笑い声……或いはそれが彫像を落としたのか】
【分かることは1つ、何かいるという事か】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 20:30:56.76 ID:+uNJH6qzo<> >>889

【道端に落ちる恐らくは高熱なままを保っているのであろう黒石を、】
【トカゲは嬉々としてぱくりとひと飲みしつ歩き、また見つければぱくり、を繰り返していた】
【飼い主たる男はそれを咎めるでもなく。ただ視線を留めるとすれば、左右の道の“影”に対してであった】

……本命の前の手慣らし、かい?自ら買って出てくれるとは。有難い

【それらの手に武器たるソレを認めれば、己もまたその手にひと振りの刀を顕現させる】
【ランスめいて綺羅々光る銀の刃。西洋風の拵えの鍔には宝石めいたカットで魔石が嵌められており】
【和刀の形状でありながら異国の剣を彷彿とさせるデザインのそれを軽く振れば、清い水の飛沫が舞う】

【水属性の刀を片手に、此方から仕掛けはせず――相手の動きを伺いつつ】
【コモンは素早く建物の隙間へ入って身を隠したが、それは防御というよりは潜伏のような動きで】
【結果として、ツルハシを持つ影達に相対するのはセシル一人だ】
【されど火に対する水の気配は、単体といえど油断ならないだろうか】

 【セシル:“影”に対し戦闘態勢】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 20:31:16.05 ID:jjRuHucmo<> >>887

【胸に飛来する空虚な感情、それは開けてはならないパンドラの箱のよう】
【両の手で挟んだ貴女の手、震えるその指先に、感情が長く振れていく】
【離そうなんて思った、このまま離したなら――――きっと、きっと】

【柔らかい貴女の表情が視界に流れ込んだ】
【ふわりと頬が緩んだなら、彼女はもう、躊躇わないのだろう】

【踏み出した一歩が辿る地面の名残が、確かな形に揺れたならば】
【潮騒の音が響いていく漣は既に、夜に溶けた真っ暗な色】
【消えた貴女の指先の感触が、ただひたすらに残っていて】


……ええ、また――――お会いしましょう……
例え何処に、例え何に、例え……例えそこに、何の障害があったとしても

騎士≠フ約束は、常に守られるべきもの、そして常に、果たされるべきもの
また会う日まで、しばしのお別れです――――


【鍵音が波間に消えていく、吹きすさぶ夜風がその音律を高くした】
【黒鍵を叩く黒い手袋をした指先、喪服と呼んでも、差し支えのないぐらいに】
【鍵が差し込まれたなら、風が舞った、二人を足元から、断絶する風が】

【溶ける指先の感覚、砂上の城は、儚い波の形へと消えていく】
【それは弔いでもあって、それは祈りでもあって、その先にある感触の、確かな終わり】
【消えていく鉄の箱が、別れを告げる、断頭台よりも重いものに思えた】


……サラ――――サラ、サラ……お嬢様……!!
忘れません……!!決して、お嬢様の事を……っ

ですから、どうか……私の事を、僅かで良いから、覚えてくださいませ――――


【波の音だけがただ響く、足音と呼ぶには激しすぎる暴音のよう】
【既に貴女の姿は無く、ただ残るのはその、最後に述べた言葉と】
【――――――――ただただ柔らかかったその身体の感触】


人は……忘れてしまえば……死んでしまいます……
忘れなければ、いつか必ず……会える筈ですから――――

さよならに、返事はいりません……ですので、また……会いましょう


【脳裏に浮かぶ貴女の姿、雪の舞う二月の終わりにはそぐわないその背格好】
【ああ、きっと――――きっと、溶け残った名残雪のようなのであろう】

【後に残るその水滴だけを、そっと指先で辿った】


/お疲れ様でしたー! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 20:31:18.11 ID:jdWwRqAIO<> >>885 >>888

ほいほい、了解しましたよ、っと。

【レセップスの忠告を受けて、渋々といった雰囲気でボトルのキャップを締める】

【目的地が同じらしい男には、】

うん、よろしくね!

【と、明るく声をかける。温度差が激しいが、そんなもの気にしていないようだ】

【そして、両脇に広大な遺跡群が広がる長い道に出る】

ふぉー……
なんて言うか、風情ある風景だ……

【目を輝かせてきょろきょろと辺りを見回しながら進む】

【そして鉱山前、跳ね橋の辺り】

お、レバー?
なんか妙にハイテクだなー……

【男が動かしたものを眺め、一人で勝手に頷く】

――ところで、これ……

【男の背中に現れた海水でできた謎のモノを見て、指先でつつこうとして、躊躇う】
【どこか殺気のようなモノを感じたからだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 20:32:15.92 ID:KNUMcSbHo<> >>885


みてーッスね、一時暴風に吹っ飛ばされた時は走馬灯が見えかけたとか言ってたし
確かにいろんな意味でいい経験をしたみたいッスね……


【と言いながら彼は鉄パイプを右手に持って、あたりを見回している】
【広場から見える大通り、地図によると左が石門、右が鉱山、前が神殿だったか】
【今の時点で鉱山に向かったのは二人、神殿と石門は一人ずつ、どう向かうのがベストか】

【ぶん、ぶん、と鉄パイプを振り回しながら、彼は少し考える】


――そうだな、一番捕えられてるっぽい奴を探すとすれば……神殿ッスかね
後なんか宝物が多そうだしよ、ちょっと向かってみるかよ!


【そう呟きながら、彼は今回火山対策で用意した水や食料などを詰んだリュックを背に背負い】
【ポケットから支給品のエッグロイドを取り出し、有事に備えながら彼も進みだす】

【善太郎が目指すのは真っ直ぐ目の前、曲がることなく神殿に向かう!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 20:35:44.37 ID:L92T8sLko<> >>888>>893

【少々重いレバーを引くと、歯車の回るような音と共にゆっくりと跳ね橋が降りていく】
【よくまあこれほどの環境で木材を使用した橋が残っていたものだが―――橋の降り切らない、今この時】

【背後の警戒を行なっている彼(?)の視界に入るのは、数匹の大型な蜘蛛だった】
【大型といっても手乗りサイズなどではない。多分、三歳児が立ったくらいの大きさは有るだろうか】
【しかも一匹や二匹ではなくて、居住区を別けている壁から、通路から―――わらわらと何十匹も這い出てくるのである】

【―――跳ね橋が降りる。同時に子蜘蛛達が一斉に多足を動かして、二人の探索班に迫っていくッ!】
【蜘蛛というのは肉食だ、ましてこのサイズなら―――跳ね橋の向こう、鉱山側にもレバーは有るが―――?】

>>890

【彫像が砕けると、中から小さいながらも血のように赤い宝石が落ちる】
【とはいっても既に橋へとかけ出しているから、回収するとしても帰りだが――さて、カズネの選択は正解だろう】
【居住区などへ足を踏み入れても良いが、確かに何かいるのだから、ここは目に見える神殿へ向かう方がいい】

       ―――――忘れてる、わすれてるっ♪

【そんな囁き声も、聞こえた気がする。しかしそれでも進むなら、石と木で出来た橋が彼女を待ち構えているだろう】
【レバーもあるが現在橋は降りていて、普通に通ることもできる。そして、神殿の入口は情報通りに3つあって】
【そのうち下層の左側からは時折ぐしゃッ≠ニいう音が響いており、何かしら不穏な気配が在る。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 20:45:01.30 ID:L92T8sLko<> >>891

【ぐウっ?=\――呻き声とも気配を察知したとも取れない、汚れた喉から出る音がした】
【よくよく見れば、その音の元。影≠ニいうのは子鬼、ゴブリンと呼称されるような連中だ】
【しみったれたボロ布を身にまとい、薄汚い事この上ない生物がここで何をしているのか――】

【その背に負った袋とツルハシからして、推察は容易く。そして力量差を理解せずに近づいてくる事から知能の低さが伺える】

【そ、ゴブリンはここで野盗のような真似をしているのだろう。その邪魔をするセシルを排除しようと、近付いてくるのだ】
【数は6。セシルを囲むような格好で、一斉にツルハシの尖端を彼へと振り下ろし、跳びかかる】
【―――が、そもコモンには気付いていないし。子鬼ごときの戦闘力など、たかが知れているのは言うまでもないか。】

>>894

【神殿に向かう途中、砕けた彫像と小さな赤い宝石が眼に入るだろう。拾う拾わないは自由である】

【そして降りた跳ね橋を通り過ぎれば神殿の前―――入口は3つ、うちピラミッド状の中程、左側からは妙な音がする】
【ぐしゃッ≠ニいうその音はまるで卵を砕いている≠謔、な音であり、不穏極まりなく】
【それをどう取るかによって進路は変わるだろうか。頂上付近か、中程から右側の入口に入るか】

【―――もっとも、どの道を取ろうと此処は神殿だ。完全に安全ということなど、早々無いように思えるが。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 20:49:48.00 ID:NdGE7lgOo<> >>895

【彫像から零れた赤い宝石は、帰りがけに見つけて持ち帰るだろう】
【尤も元来た道から帰られれば……の話であるが】


(さて、やっぱり何かいるわね……リロード)

【右腕の魔術回路を本格的に展開】
【円形で半透明の紫色をしたその回路は腕を柱としてくるくると回り始める】
【カズネの周囲に対する警戒度は上がっていた】

……橋に、いよいよ入り口ね

【何やら崩れそうなフラグを感じるがその手のトラップも慣れた物だ】
【そこを越えて漸く神殿入り口へ、3つ分……悩む所だが1つは何やら奇妙な音が響いていて】
【左だけはやめようと小さく頷く】

真ん中……?でもそれだと露骨だしねえ……
でも何かありそうと言えばありそうだし、真ん中にしましょー

【魔翌力を装填済みの9つの回路の内6つを掌の前に展開】
【呼応するように射出用魔法陣が広げられそこへと6つの回路が円状に重なる】
【謂わばリボルバーのような物だと思ってくれれば良い】

【カズネは真ん中の入り口に向かう】
【一番危険そうな場所だがだからこそ何かありそうだと思ったのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 20:52:49.07 ID:+3MHzxVko<> >>893

「……あァ?」 「ああ、こいつは俺の相棒だ――この世界ではなんっつーかは知らねェが」
「まァ、"姿を持つ能力"……とでも言っとくか」

【おそらく背後から話しかけてきただろう少女に対して、相変わらずのぶっきらぼうな返事】
【どうやら、この"海水で出来た謎のモノ"は――彼の能力の様だ】

『ヒャハハ、俺様ハ"黒次郎チャン"ノ背中護ッテルンダ』 「おい相棒、殴っていいか?」
『殴ッタラ御前モ痛イダロ』 「……っと、まァ背中を護らせてんだ、あとこいつの言葉は忘れとけ」

【もし、あなたがこの"相棒"をつつけば、ゲル状の部分はいわゆる"スライム"の様な手触りである】
【液体に近いため、暑さには弱いのだろう――少々、お湯っぽい】
【また、頭部や尻尾、ヒレは――魚のような手触りだ】 【そして、――全体的に少々生臭い】


>>895

「――あだだだ、何でこんなに重ェんだ」 『腰ニキテヤンノ』

【背が高く猫背な彼、――必然的に腰に負担がかかりがちなのだ、故に腰が弱い】
【――さて、もう少しで橋が降りるだろうか、そう思っていると】

『――相棒、来タゾ』 「OK、……おい、そこのお前――」
「蜘蛛がわらわら来たみてェだ、――俺があいつらを食い止めている間に渡りな」

【何十といる蜘蛛、相棒より送られる視覚情報の中身だ――巨大だ、全てを相手にするのは至難の業に違いない】
【二人がかりでも苦労するだろうと判断したようで――】

「お前が橋を渡りきったら、俺も渡る――良いか、こんなのまともに相手してられっかって話だからな」
「どうやら、あっちの方にもレバーがあるみてェだ、――レバーが降ろすだけの役割だったら、一体誰がこの橋を上げたっつーんだ?」
「――頼んだぞ」

【蜘蛛の方に身体を向け、左腰の木刀を右手で抜き、その場で振るうと――】 【生成されるのは、5つの木の種だ】
【その種を、相棒と共に投げつつ――相棒が海水を吐けば】

【種が急速的に成長し、根がそれから勢い良く生えてくる】
【無数に枝分かれしたそれは、蜘蛛たちを突き刺そうと、あるいはそれからの壁になろうと伸びる――"刺す"と"バリケード"の両立!】
【一本一本の根の太さは1cm程で、先端は鋭い――親蜘蛛はともかく、子蜘蛛くらいになら"刺す"の効果があるのではないだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 20:53:56.87 ID:/KTwuxDco<> 【公園】

ふぅ...こんなもんかなぁ?

【                                    ¶       ∧彡
                                    ( `Д)  彡 ・ \
返してよぅ                             /丑/つヽ,)彡  人.ヽ.)
 ̄∨ ̄ ̄ ̄                            //丑/(三"'''--/'''" ̄
  ∧_∧                           =≡=( (**)─┘   ヽ
 ( ´Д⊂ヽ                        /   /  ⊇       )
⊂    ノ                       /    / ノ ノ ̄丶  ソ \
  人  Y                      /    /// /    \ ヽ\ .\
 し (_)                [こくまろ]     《_/ 《_/      ヽ/ラ丶/ラ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ''';;';;;;;,., ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
シチュー引き回しの刑 】


【こんな絵の書いてあるTシャツを着て、ダメージジーンズをはいた、ブロンドのグラマー美人が】
【千羽鶴を折っている...】
【傍に置いてある髪留めにはカノッサ:66と書かれている】

あとはこれを逆向きに吊るせば完成! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 20:54:46.57 ID:+uNJH6qzo<> >>896

【たん、と地を蹴った音は四足獣めいて酷薄かつ鋭敏であり、長躯体からは意外とも思える程に】
【自らを囲むよう陣取られたことを逆手にとって上空へと跳躍し、ゴブリン同士での相打ちを狙いながらも】
【自由落下する直前に刀身を振り上げ、清い水の本流をその刃に纏わりつかせ】

―― …… 「篠突く」

【虚空で思い切り振り下ろした刀から、氷柱針にも似た鋭さを持つ水飛沫が躍る】
【死刑台の刃にも似て垂直落下するそれは、狭範囲限定での雨のような弾幕を描く】
【だが、一撃の威力の低さも勿論否めない。恐らくは知能の低いであろうゴブリン達が、】
【狙い通り相打ちになっていることが撃破の前提だが――果たして】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 21:03:54.12 ID:L92T8sLko<> >>897

【中央の入口、つまり頂上付近から入るワケで、そこまでの階段は一段が高い代わりに数は少ない】
【ゆっくりとでも進んでたどり着けば、部屋の入口から見えるのは真っ赤に照らしだされた壁画≠セろう】

【真っ赤なのは、部屋の奥に噴水状のオブジェクトがあって、そこから水ではなくマグマが溢れているからだ】
【もっとも、その周囲には底すら見えない仕切り≠ェあるから部屋は暑く明るくもマグマの影響は受けておらず】
【照らしだされた壁画にはいくつかの絵があった。入口のものは街と、周囲の山々と、密林が在る。屋根が無いのを見ると初期のものか】

【そこから進むと、壁にはまた彫り込まれた画。そちらには街の人々と――龍、だろうか。人でない何かが居て】
【どうやら歴史年表のようになっているらしい。それから先、マグマの噴水の脇には更に奥の部屋に向かえるらしくもあり―――。】

>>900

――ッ、アギィ!ンンンンンンヅッ!!

           グゥゥウウウウ―――!!

【氷柱のような弾幕に、全てのゴブリンが似たような呻き声を上げて、うち三匹が倒れ伏す】
【更に二匹はお互いをツルハシで突き刺しあって、倒れることすら出来ない始末――やはり、知能は低い】
【しかし体力もそこそこ在るのだろう、肩を貫かれて袋を落とした最後の一匹が、ツルハシをセシルへと投げようとする】

【ツルハシは当然尖端の危険性が高いわけだが、重量もある。ただぶつかるにしても、骨が心配になるような重さだ】
【とはいえ避けられないものでないし―――怒ったように喚きながらセシルへ飛びかかろうとするゴブリンだって、対処は容易過ぎて笑えるほどだ。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 21:05:40.20 ID:jdWwRqAIO<> >>895 >>898

【レバーが引かれ、橋が降りていく】
【「おー」なんて呑気に歓声をあげていると――背後から奇妙な物音が聞こえる】

うげっ、蜘蛛!?でかっ!

【びくんと身体を震わせ、きょろきょろと蜘蛛たちを眺める】
【数も体格も桁違いだ、まともに戦ったら勝ち目はない】

【そこで、男から声が掛けられる】

えっ――
――うん、分かった!

【先程の呑気な雰囲気から、きりりと表情が変わる】
【そうと決まれば、急ぐしかない。急いで橋の上を走る!】

【――何事もなく渡ることができたなら、レバーに手をかけ、いつでもレバーを切り替えられるようにスタンバイする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/22(金) 21:07:25.01 ID:nNFb/r+wo<> 【針葉樹が茂る湖畔。満月が出ているとあって、湖面に月光が反射。それなりに綺麗な景色だ】
【しかしながら、そんな景色に似つかわないバキバキ、バサバサといった何かが折れ、倒れる音も、其処を訪れるものには聞こえることだろう】


――――――……ッ!!


【その音の中心には、1人女がいた】
【闇に同化する黒いコートは前が開けられ、紅い花が幾多にも描かれた白地のインナーが顔を覗かせ】
【下に穿くベージュのカーゴパンツにも同じような花が描かれているが、何処か後から描かれたような不自然さが残っている】
【コートと同色の黒く長い髪は夜風に僅かに靡き、人形のように白い肌の顔は、左目が縦に刻まれた傷と共に硬く閉じられている】
【そんな女。そしてその女の手には、全長3mはあるだろうか、一般的なそれよりは遥かに長い―――そんな刀が握られていた】


【女が刀を握る右手を振れば、それだけで刀の動きの妨げとなる針葉樹は折れるように斬られ、列を成して倒れ行く】
【左手に持ち替えて振っても同じこと。――――最終的に、女の半径3m以内の木々は全て倒れ付した。見えなかった月も、今ならば見える】


……こんなものか。……。


【最近静かに月を見たことは無かったな、などと女は思う。人を斬り、敵を斬り、味方をも斬り――――そんな日々だったから】
【だからふらっとこんな所に立ち寄り、集中しながら木々を斬るなんてことを息抜き代わりにしているわけだが、思わぬ副産物があった】


【しばし女は、刀を持ちながら立ち尽くすように月に魅入っているだろう。今日の女は、機関員ではなかった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:07:26.96 ID:l+VGz1czo<> >>899

それは何の仕草をしているの?

【黒い上下繋がった服に白いスカーフを巻いた少年が公園にやってきた】
【すぐに千羽鶴をおる女性に気づき何をしているんだろうと思ったのか】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:10:01.48 ID:KNUMcSbHo<> >>896

【進入直前、善太郎は赤い宝石を見つける―――これはルビーか何かだろうか】
【一応は宝探しも今回の依頼の内に入っているはず、その事を思い出しながらしばらく見つめている】
【うーん、と唸りながら考えしばらくすると】


――ま、とりあえず最初の収穫っつー事で取ってみるか……案外何か掘り出し物かもしれねーッスからね


【ひょい、と手に入れた赤い宝石をポケットにしまいながら先に進む】
【続いて彼の目の前に現れる3つの入口、右、左、真ん中、どの道を進んでこの中に入るか?少し考えてみるか】
【すると、彼の耳に届いてくる、左から聞こえる謎の音、卵を砕く様な明確に不穏な空気を漂わせる音】

【うわぁ、と苦い顔をしながら彼はその左の道から後ずさりしながら】


なんつーか……明らかにこれ左の道何かいるっぽいッスよねこれ……
なんだろうな、これ下手すりゃあデッドエンドあり得るんじゃねーッスか、って感じの音がするのが怖いんスけど……


―――いやいや待て待て!もしかしたらザクセンとやらが助けを求めてるメッセージかもしれねーじゃねーッスか!


【その可能性もゼロとは言えない、しかしやはり不穏な空気は漂う】
【しかし万が一、そっちの方向に助けを求める者がいる可能性が高いとするならば、ビビってなどいられないのではないか?】
【わが身可愛さを取るか、それとも人命救助を全うするか】

【しばらく考えた後、彼はバチン!と両手で自分の両頬を引っ叩いて気付けを行った後、手に握りこんだ緑の卵を持ちながら左の道を睨むと】
【彼はかちり、とボタンを押して地面に投げる―――すると中から小型の、黄緑色の縁取りの施された鉄色の犬のような者が飛び出してきた】


『バウ!バウ!バウ!』


――――てめーちくしょォォ〜〜、何ビビってんだ、俺らしくねーじゃねーッスか……上等だぜ
ここはあえて己を飛び込ませてみるとするかよ……!『リョクオオカミ』!前方の警戒頼んだぜ!


【彼は決断した、エッグロイド『リョクオオカミ』に先陣を切らせながら左の道へ進むことを選ぶ】
【聴覚と嗅覚が人より優れた狼型のアイテムであるリョクオオカミの感知能力を使って、前方を警戒しながら進むことにしたようだ】

【ぐ、と手持ちの武器である鉄パイプを握りながら善太郎はあえて、その道へと進むことを決意した】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 21:11:50.43 ID:/KTwuxDco<> >>904
ん?これ?
世界が破滅と混沌に包まれますようにっておまじないだよ!

【どうどうと笑顔でそんなことを言う】

あとは逆さまに繋ぐだけ! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 21:13:09.74 ID:+uNJH6qzo<> >>901

――≪堂廻目眩≫

【低音と同時、湧き上がった黄緑の燐光が重量のあるツルハシを強烈に弾き飛ばし】
【投げ放った時より劣るものの落下の力を乗せた重量と威力が、そのままにゴブリンを襲うだろう】

【そして、反撃はもう一つ】
【建物の影からひょこりと姿を顕にしたコモンの口から、掌程の火球が吐き出され】
【狙いはまっすぐゴブリンへと、セシルが跳ね返したツルハシに重ねた援護射撃となる形だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 21:13:49.66 ID:L92T8sLko<> >>898>>902

【スズキの推測は正しい。レバーが2つあって橋が上がっていて――つまり、鉱山内にザクセンは居るのだろう】
【橋が降りる。跳びかかる蜘蛛の一部が下から突き上げる根によって身を貫かれ、キュう≠ニ声を上げる】
【しかしそれで全てを終わらせられるほどの数ではない。貫かれた連中だって、死なずに蠢いているものも多くて】

【―――橋を渡りきったなら、レバーを直ぐ様引くべきだろう。でないと、子蜘蛛は後を追ってくる】
【しかし橋を上げさえすれば一部は下方のマグマに落ちてジュッ≠ニ姿を消すし、残りは対岸で諦めて、複眼で睨むに終わるからだ】


【だが、しかし―――鉱山の内部を見てみれば、どうだろう。そこら中に糸が巻き付いているのはどういうことだ?】
【加えて奥からは赤い光。恐らくはマグマが流れ出している場所もあるのだろう。道中などより、驚くほど危険そうだが】
【綺麗に掘り進められた鉱山内部には、所々に水晶や石とは違った光を放つ鉱石も在る。まず、進むより無いだろうか―――】

/尚鉱石については自由に描写していただいて構いません。紫の水晶を拾ったとか、すげー固い黄色の石拾ったとか、ご自由にっ!
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:15:12.21 ID:l+VGz1czo<> >>906

世界を破滅と混沌に陥れるだと!?

【彼女の口から簡単に放たれた恐ろしい言葉を耳にした少年は目を大きく開き驚いた】
【見た目は凶悪そうでない女の人がそんなことをいうのは冗談なのではないかと思って】

冗談だね・・・
さすがに世界の破滅なんてできそうじゃないし・・・

【一度は本気にしてしまった感情を殺し、女性を見る】
【よく考えれてみればそんな事ができる訳もないと、それにおまじないに過ぎないであろうから <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/22(金) 21:15:58.41 ID:W7rHcPM5o<> >>903
なにやら騒がしいと思って見に来れば……。

【草を踏む音が、微かになる】
【木の葉が擦れる音に紛れるそれを聞き取ることができずとも】
【闖入者は、わざわざ声という形で、その存在を伝えてきた】

無為な自然破壊とは感心できんな。

【声は女性の横合いから聞こえてくる】
【そちらへと振り向けば、暴力の跡地、倒れた樹木の傍らに立つ男性の姿が見える】

……私が言える事ではないかも知れんがね。

【30代頃だろうか。あちこちが汚れた白衣のポケットに手を突っ込んだ男性だ】
【口元には無精髭を生やしていて、それを撫でつけながら、どこか冷めた眼差しで、女性のほうを見ている】

ところで今宵、こちらへはどういった用向きか?
……余り観光に向いた場所ではないが。 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 21:19:50.71 ID:/KTwuxDco<> >>909
熱くならないでよ、クールに...ね?

【糸を通しながら】

うちの組の目標だし、常に心の隅に置いておく意味と、願掛けかな

で...君は敵かい?無関係かい?味方...じゃないでしょ?

【声は低く、少しドスがきいている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:21:02.05 ID:NdGE7lgOo<> >>901

(なによこの階段……高すぎ……)

【彼女は一応は学者だから肉体労働は苦手なのである】
【頂上近くの入り口にたどり着く頃には肩で息をしている状態であった】

【ようやく登り切ってふと背後を見れば都市全体を見渡せるだろうか】
【もしそうであればカズネは数秒の間その景色を見つめている事だろう】


…………さて、じゃあ本丸に突入しましょうか!
何が出るかしらねー目的の物があればいいけど、へーマグマを光源にしてるんだーどんな仕組みなのかしら……

【進めばそこには目立つ噴水のような何か】
【マグマが漏れるそれは光源の為にあるのか、尋ねようにも作った者が居るわけもなく】
【その技術に思いを馳せるだけ……】

【それをひと通り見て満足した後、壁を注視すれば……】

――――――あ、あったー!!これよこれ……壁画かしら?
やっぱりアタシの勘は侮れないわね!屋根が無い……ってのを考えるに昔の光景かなっ
ん?じゃああの屋根は後に作られた物かしらっ、あーっもう考えても始まらないわっ!!

【爛々と瞳を大きく開き喜びの声を上げる】
【側に誰かいればそんな反応はしないのだろうけど今は1人だから】
【こんなにはしゃいでも構うまい誰も見てないからいいのだ!】

と、取り敢えず壁面の情報だけでも収集して……

【左手に握っていた身長サイズの「杖」】
【その柄の先で地面をコンコンと叩けばそこから深い紫色の魔法陣が展開される】
【目的は述べた通り壁画の情報を収集する為の物】

【魔法陣の起動完了後に「杖」の先にある月のエンブレムからライン状に紫の光が伸びて】
【壁画の端から端までをスキャンするようにラインでなぞり、それが終われば「杖」の中にその情報が保存されるだろう】

これは……龍、かしら?
…………んー?守り神か災いか……もう少し辿らないと分からないかな……。

【壁画に刻まれる龍の姿それの意味する所とは何か】
【首を傾げ他に情報はないかと視線を動かせば向こう側にもう1つの部屋】
【あるとすればあっちか、と息を吐き気を引き締めて進んでいくだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 21:21:22.03 ID:pc3celVDo<> 【水の国――港桟橋】

【仄明るい街燈が照らす港は街よりの景観を壊さぬ程度の光量を保ち】
【その脇には時間を問わず、絶えず船が着いては出るを繰り返している】

【本日何度目の便だろうか、着いた船から乗客が往来し荷物が積み下ろされ、わっと人気でにぎわう】
【そしてそれを見計らったように荷車やゴンドラにものめずらしい商品を乗せた商人たちが即席の出店を建て】
【更にそれを楽しみに来たように、観光客や地元の若者が街の方からやってくる】

【そんな一時のお祭りじみた光景を横目に、長身の青年が麻袋を背負って船から降りる】
【それは、一目見て砂漠の遊牧民だろうと分かるほど民族色の濃い異装をした男だった】
【黒い髪はツーブロックのベリーショート、目は金色のどんぐり眼】
【色黒で口が大きく、目鼻立ちのしっかりした彫りの深い顔をして】
【服装はややくすんだ赤のベストと裾を絞ったゆったりとしたズボン】
【大きな濃い灰色のポンチョを黄色のショールで斜めにしぼっている】
【各所には濃い緑の布製・石製のアクセサリーがちりばめられ、派手な装いだ】

うゥ、船はラクダやウマとは違ッた揺れ方ヲするなァ……
ちょっと休んでいこう

【青年は明かりの直接当たらぬ奥の方、人の数も少ない方へと額を抑えながら退き】
【軽い船酔いを覚ますように背を木箱の山に預けて一息つく】

カノッサ機関に、UNITED TRIGGER……なンだか、探しモノが増えちゃッたな
結局まだ、あノ日テレビで見たコーネリアスの情報モ掴んでいないし

【気が抜ければ、独り言にもやや公言するに向かない言葉がこぼれおちる】
【時刻は夜、昼間ならなかなか声の届かぬような港も今は一部を除けば埃も落ちて】
【ひょっとすると、彼の呟きを聞きつけるものがいるかもしれない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 21:23:31.23 ID:L92T8sLko<> >>905

【鉱石の正体はまさにそれ、高純度のルビーだ。恐らくこれだけでも数百万の値段がつくだろう】
【ただ、彫像の中に在ったということを考えると曰く付きにも思える。いい予感はしないだろうが――まあ、逸品には違いなく】


【左の道を進むのなら、しばらくは真っ直ぐとした壁画だらけの道。時折、石の立像が置いてあり、旧い剣などが飾られている】
【そして犬のような彼の使役物が嗅覚に長けるなら、やがて生物の臭いと獣臭を嗅ぎ取ることが出来るだろう】
【生物――やはり卵なのだろうか。そして獣臭とは何かと思われた所で、広い部屋の入口が見えてくる】

【―――斬ッ!≠ニいう音と共に、巨大な斧が振り下ろされるのもまた、見えるだろうか】
【黒い石が松明として部屋と通路を照らしている中に見えるその斧は、まさに巨大な卵を一つ一つ、破壊していて―――ぴたりと急に、止まるのだが。】

>>907

【跳びかかる最中、空に居たゴブリンの腹部にツルハシの尖端が深く突き刺さり、息を絞るような声が聞こえ】
【どさりと地面に落ちれば、もがくその身に降りかかるのは火球。運悪く、ゴブリンの付近には黒い石が存在し――】
【――あとは、『集団火葬』とでも表現しようか。残ったのは彼らの持っていたいくつかの袋ばかりである】

【その中身は腐りかけのりんごだったり、錆びた銀の食器だったり、掠れきった絵だったりするのだが】
【中には金とダイヤ、オパールの用いられたネックレスや恐らくは結婚指輪だろうリングも幾つかあって】

【それらを拾うも自由、拾わぬも自由―――石門はそこそこ近い位置にあり、調査に向かうのも良いだろう。】

/宝飾品の描写はご自由にしていただいて構いません、好きな様に持って行ってくださいませ〜
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:24:44.84 ID:l+VGz1czo<> >>911

【見た目からは想像できない重たい声で発せられる重たい言葉】
【おまじないに変わりはないが――――この女性に対する思いは本物だと知って】
【それならやめさせなければという少年の強い思いがその場を動かそうとしていた】

そんな破滅なんてダメだ!この美しい世界は平和でなければダメなんだ!
この世界の平和をボクが守る!

――――絶対に破滅なんてさせやしない!

【少年の強き思い。それは間違いなく本物の決意。その力のこもった言葉と思いは彼女にも通じるだろう】
【拳を胸に当て、彼女へと言い放った言葉が公園の中にこだました。彼女からみた場合少年は間違いなく敵であろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 21:25:58.60 ID:+3MHzxVko<> >>902,908

「ったく、"エルズコモーク"みてェに3mとか5mとかある人型蜘蛛じゃあねェのが幸いだ」
「……あれこそ一匹でも大苦戦だぞ、糞強ェ」

【その呟きは、誰に宛てるわけでもなく――彼が元いた世界にでも居るのだろうか、蜘蛛の魔物が】
【だからこそ、"巨大な蜘蛛"にもあまり動じること無く対応が出来たのかもしれないし、そうでもないのかもしれない】

「よし、行ったな……相棒、――"脚"借りるぞッ!」

【彼女が橋の向こうに行ったのを確認すれば、――そう言うが早いか否か、上半身のみを出していた相棒が頷けば】
【彼のその脚に――相棒のゲル状の部分と同じようなそれが纏われて、ヒレも付いている】

「――ったく、蜘蛛の子散らすっつーが……こんな出迎えは要らねェよ」

【張り巡らされる無数の根、流石に全てを貫くのは無理な話】
【蜘蛛へ向けて相棒が吐くのは――海水だ、まるでバケツをぶん回すかのように海水が吐かれて、薙がれる】
【殺傷能力はほとんど無に等しく、その目的は蜘蛛達を怯ませることだ】
【引き続き相棒に背後の護りを任せて、彼は橋を素早く渡れば――先程纏ったゲル状のモノは、彼の脚力を中心に上げている】
【きっと、茜によってレバーが引かれ、その橋は再び上がるのだろう】

「……無事に渡れたようだな」 「しかしこの糸――まだ、終わっちゃあいなさそうだ」

【――さて、無事に鉱山の入り口に辿りつけば】
【相棒が茹だる様な表情を見せて、彼が見るのはそこら中に巻き付いた糸】
【熱に強い蜘蛛――先程の蜘蛛もそうだが、この中にも居るのだろうか】

「……熱ィな」 「さて、水でも飲むか――お前も居る時は言いな、…………ぶはァッ! しょっぺェッ!」

【蒼いタオルで汗を拭きつつ、相棒の口より吐かれる水――精神的に少々嫌だが】
【それを持参したコップに注ぎ、ぐいっと一飲み、そしてぶはっと吹き出す――水の代わりに海水を入れられるいたずらは、よくあることなのだ】

【鉱山を見渡せば、様々な鉱石がずらりと並んでいて――中々魅力的だ】
【さて、ユウトさんへのおみやげは何にしようか、入れる袋は持参したしな】
【そう思いつつ、鉱山の奥へとゆっくり脚を進める――鉱石を吟味しながら】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/22(金) 21:31:02.09 ID:nNFb/r+wo<> >>910
【彼の第一声では気づかないほど、女は満月に魅了されていたらしい。次の言葉でやっと、女は声の主へと振り返る】
【研究者……だろうか。白衣を着ていれば誰でもそんな風に見られてしまうのだが、彼の素性は服装では知ることが出来ない】
【その冷え切った表情でも、それに似合わぬ自分への注意でも、女にとっては同じこと】


……自然破壊とは聞こえが悪い。新たな自然の生まれる地の方が、聞こえが良いのではないか?

【針葉樹が斬られて倒れたことで、地面に日光が当たる。植物は、新たな生育を始めるとそう言いたいのだろうか】
【そうは言うものの、無差別に自然破壊していることは良く分かっている女。反省はしていないようだが】


……そうだな。鍛錬……といったところか。刀を振らなくなれば、それだけ力は落ちるからな。

【女の口調も、彼の表情のごとく冷たい物。しかし、人情味というものが全く無いわけではなく】
【少なくとも50kg以上はあるだろうという長大な刀を右手で―――彼の居ない方へ向けて1回、ブンッと振るのだった】

そういう貴様はどうなんだ。どうせ貴様も、観光目的ではないのだろう……服装から見るに、研究か?

【返す刀で問いかける。その表情も彼と同じようなもの、似たもの同士なのかもしれないが】
【とりあえずは一番信頼できそうなもので予想なんかつけながら、そう口に出した】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 21:32:20.84 ID:L92T8sLko<> >>912

【都市の全景は――来るときにも見えたが、やはり美しい。崩れた町並みの白さは、芸術品のようである】
【もっとも、その各地では色々と惨事が起きているのだが。広場の燭台もここからだとよく見えて】


【壁画をスキャンすると、おおまかには以下の様な流れとなっているのが分かるだろう】
【屋根のない街が有り、龍が居て、人々はそれを崇める。やがて、その街に噴火が襲い掛かり、都市は埋もれる】
【しかし=\――次の壁画には同じように、山々に囲まれた地に街が在ったのである】
【屋根の上に火山の噴出物が積もり。またその上に街を作って居るのか―――とすると、この街は―――。】


【―――奥の部屋に向かうと、龍の画が増える。龍を崇める人、供物を捧げる人、その卵を拝領する人、人】
【龍を神として信仰していたのだろうか?他にこの部屋にあるのは小さな祭壇と、上に抜けるハシゴだけであった】
【祭壇には何かが置いてあり、またハシゴを登るのであれば此処は頂上付近――屋上へと出られるのだろうか。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 21:33:01.17 ID:/KTwuxDco<> >>915
ふぅ...少年...正義感が強いのは結構だけどサ...君は今「大いなる機関」を敵に回したんだよ?ワカる?

【溜息を吐きながら低い声のまま続ける】
【その間も手は止めない】

帰りな、それなら今の話、無かったことにしてあげる
それが無理なら...

【手を止め、そちらを向く】

No.66<刃の踊り子>が、反乱因子を抹消する

【最初のきさくな感じから一転、冷たく、鋭い言葉】
【その言葉を君はどう受け止めるだろうか...】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 21:35:58.21 ID:+uNJH6qzo<> >>914

【とん、と着地して見回せば――地獄絵図の渦中】
【やりすぎたような気さえしないでもないのだが、生憎そこまで気の回る状態でもなかった】
【落ちているのもガラクタばかりときては長居する気もせずに、再びコモンと石門への道を辿ろうとしたが】

……――――

【呪われた目が、古ぼけた銀のスプーンに焦点を合わせた】
【何でもない品。実際何かしらの謂れのあるようにも見えず、装飾が通常のそれより洒落ている程度】
【他にもっと価値のある宝石など幾らでもあるというのに――匙一つばかりを、拾い上げて】

……「罪は私の匙加減一つ」だったか
さて――コモン。先に進もう

【腐りかけの林檎に興味を示していたトカゲを呼んで、高い踵は再び進行を再開する】
【懐中に仕舞い込んだスプーンがナニカと触れ合う高い音が僅か響いて、】
【焦がれた悪鬼達の死骸へ葬送めいた音色を奏で――それぎり、男は見向きもしなかった】

 【セシル:石門へ進行再開】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:39:00.88 ID:KNUMcSbHo<> >>914

【一歩、また一歩と彼は慎重に前へと進んでいく】
【救助を待つ者がいる可能性が高い一方で、危険性も極めて高い道をあえて選んだのは良かった物の】
【いざその得体のしれない"敵"に出くわしたとき―――手持ちの武器だけで果たしてやり合えるのか?】

【メインウエポンの鉄パイプを握る手にどうしても力が入る、これから何かが起こるかもしれないと思えば思うほど震えが走る】
【一体何が起こるのか、不安を押し殺しながら進むと、目の前の犬のようなアイテムが立ち止まる】


『―――――バウ!』

ッ!?


【―――何かいる、獣臭を嗅ぎ取った瞬間にリョクオオカミが立ち止まり主人に注意を促した】
【同時に巨大な斧を振り下ろす何かがいる事に気が付いた瞬間、善太郎はまずさ、と素早く広い部屋の入口の影に隠れる】
【リョクオオカミも同時に足元に隠れるのを確認しながら、彼は苦い顔をした】

【やはり何か危険な何かのいる部屋だったのか、勇み足が過ぎたか?】


(―――なんだありゃあ、今見えちゃあいけない物が見えてしまった気がするなァァ〜〜、ヤベェ、こいつはグレートにヤべェッス!
はたしてアレと鉢合わせになって……無事この危機を乗り越える事ができるッスかね……?)


【額に汗がにじむ、リアルな身の危険を感じ乱れそうになる息を必死に整えながら】
【善太郎はぐ、と額の汗を被っているタオルをずらして拭う、そして何かしら今の部屋の中の様子を掴まなくてはならない】

【覚悟を決め、善太郎はおそるおそる入口の影から中の様子を伺おうとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/22(金) 21:39:31.58 ID:VqtnJDbp0<> 【水の国】
【市街地から随分離れた山中】

【ーー特段名は無い山だが、秘境めいた温泉が幾つか湧いている。】
【湯けむりの山、とか。或いは水の国の煙突とか、好き勝手に呼ばれているのだが、ご存知だろうか?】

【彼女はそれを知っているから、この山に来た。】

けろ、けろ。

【……登山客はイコールで温泉好きか何かに結ばれる。】
【彼女もそうだった。毒々しい緑色の髪、林檎のような赤い瞳。】
【黒いレインコートに身を包み、小さな風呂敷包みを持つ。】

【小柄で、座敷童めいた姿は、山登りには不向きそうなのだが。】
【その実脚は軽快に動き、彼女のシルエットを弾ませる。】

【他の登山客は、疎らだ。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:40:18.40 ID:l+VGz1czo<> >>919


大いなる機関がどうした!
この星の平和を乱す奴はこのボクが許さない!

【彼女の言った大いなる機関とは一体何か―――そんなものはこの少年にとっては関係のないこと】
【平和を守るためには誰だろうと許すわけにはいかない。】

ボクは平和を乱す悪い奴らを許すわけにはいかない!
破滅なんて絶対にさせるつもりなんかない!

【彼女とは逆の思想。願い。―――――その二人の思いは水と油の様に反発する】
【たとえ少年が目的を阻む敵にしかみえなくてもその思いの強さは彼女にも伝わるはず】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 21:41:58.80 ID:cBNprtaU0<> >>913

「おや?」

【そんな遊牧民の青年を見て近づく青年が居た】
【ニコニコと、張り付いたような笑みを浮かべて】

「ああ、失礼します。ふふ、ごめんなんさい。不愉快な僕が視界に映ってしまって」

【目につくのは腰まで届く青い長髪のポニーテールだった】
【後頭部で茶色い布で纏め、それを更に赤黄青の三色の布で三叉に分けている】
【黒地に白の斑のTシャツとジーンズといういかにも一般的な格好だ】

「アナタからとても懐かしい感覚がするのです・・・ふふふ、なんと言いますか、その・・・。
 随分前に無くした玩具を再び見つけたみたいな」

【青年は目を見開き】
【地の底から粘り付くような、それでいてはっきり聞こえる声で言い放った】

「ザンコウケンヲワタセ」

【そういった瞬間!】
【青年の背後から稲妻の怪鳥が出現し、砂漠衣装の青年に飛来する】
【人の目も、周りの人間への被害もお構いなしだ】

「目の前のゴミの様な人間の僕はお探しのカノッサの人間です、アナタから聖遺物を回収するように言われました」

【青年はニコニコと笑いながらさぁ、と手を差し出す】
【渡せ、とでも言っているのだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:45:38.49 ID:NdGE7lgOo<> >>918

あー……はん?つまり……?
噴火に襲われて都市を再興したって事かしらん?
それか都市の上にまた都市を建てた?……まあ、家に帰ってから纏めるかー

【スキャンも終わり考察を進める】
【噴火に巻き込まれる都市、人々……悲惨ではあるがそれも歴史だ】
【片足に体重を掛けて腕を身体に巻き付けるようにして思考に埋没してゆく】

龍はやっぱり崇拝の対象かー……
となると……この龍はどこいっちゃったのかしらねー死んじゃった?

【崇拝しながらもその卵を拝借する人間というのも何というかありがちで少し笑みを誘う】
【それはそれとしてやはり気になる「龍」の存在、彼はどこに行ったのか或いは死んだのか】
【或いは、人に捨てられたのか……】

【ふと、視線を動かせば……そこには祭壇が】

(ここが信仰の中心かしら街の中心としても丁度良いし……それっぽいかな、……と?なんだろう)

【心の拠り所としての「中心」】
【ここほどそれに丁度良いのは無いだろう】
【なんて考えていれば何やら祭壇の上にあるようでそれに近づいて】
【しかし手には触れずにじいっと見つめるだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 21:46:37.92 ID:/KTwuxDco<> >>923
そか、

【たった一言だけ言うと、立ち上がり】
【あのX-MENのウルヴァリンのように刃を手から生やすだろう】

最後だ、帰れ。
そうすれば私はお前を見逃してやる
もっとも、こんな公園で、君は組織の存在を知り、敵対した
いつか私以外の機関員が来るかもしれんがね

【ゆら...と構える、その構えは、爪を使った中国武術の構えである】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 21:47:17.61 ID:jdWwRqAIO<> >>908 >>916

よしっ、上げるよ!?

【男が渡り切ったことを確認し、レバーを切り替える】
【跳ね橋が上がって行き、鉱山と遺跡を繋ぐ橋は分かたれた】

――ふぅー、危ないところだった。
すごいね、君。

【袖で汗を拭い、一仕事終えたような表情を浮かべる。急いで橋を渡ってレバーを切り替えただけの癖に】

【そして気を取り直して、灼熱の洞窟を覗き込む】

――中にも、さっきみたいなヤツがいるのかな?
ま、そうでなきゃ面白くないけど。

【つぶやき、腰の金属棒を取り、構える】
【すると、棒とガントレットが溶け、流れ、境界があやふやになり――】
【出来上がったのは、いわゆる長物】
【2m程度の柄の先に50cm程の長さの刃がついた、西洋風の薙刀――グレイヴというらしい――だ】

ふむ、それじゃ行きますか!

【グレイヴを担ぎ、洞窟に足を踏み入れる】

【踏み入れた瞬間、「うわぁー……!!」と歓声をあげるだろう】

すごい、すごいよ、ここ!!

【まるで宝の山を見つけたトレジャーハンターのごとく目をキラキラと輝かせ、どこからか取り出したナップサックに水晶や鉱石を詰め込んで行く。手当たり次第に】
【ナップサックはどんどん膨らんでいく。それに比例するように重量も増して行くはずだが、全く気にしていない様子】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/22(金) 21:47:37.15 ID:W7rHcPM5o<> >>917
君に新たな自然を見届ける気があるのならば、そうかもしれんね。

【咎めるでもなく、かと言って気分を害した風でもない】
【ただ無表情に、顎を撫でていた手を下ろして、つまらなそうにそう言った】

そうか。
……まあ、君のような手合いが初めてというわけでもないが。

【問いかけては見たものの、おおよそその答えを予想していたらしい】
【周囲の惨状を見回し、そして彼女が手にしている長刀を眺めて、後】

研究者……。そうだな。どちらかと言うと道楽と呼ぶほうが相応しいと思ってはいるがね。

……私のねぐら≠ェ近くでな。
あまり近付いてくるなら警告しようと思ったまでだ。

【女性の言葉を興味深げに聞いている風ではなかったが】
【それでも話自体は聞いていたのだろう、女性の問うた質問に素直に答えながら】

……この先に用がないなら、進路を変えることをオススメするよ。

【この先、と言いながら、彼の立つ背後の森を視線だけで示す】
【オススメ、と言う口調は平然としたものだが、彼が先から立ち位置を変えようとしないのは、彼の意思が反映されているものだろうか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:51:11.11 ID:l+VGz1czo<> >>926

変化した!
この人は人じゃないのか!?

【目の前で彼女の手が鋭く鋭利な刃物に変わった】
【この人は普通の人間ではないのかと驚くが、そうでもしなければこんな思想を持たな筈はず】

見逃すだと!?たとえ何人が束になってかかってきてもボクは負けない!

【逃げる様子はない。それどころか彼女と戦う意思が強くなる少年】
【胸元の白い宝石の嵌った銀の首飾りを握り締める、手の中で少年の首飾りが一瞬だが力強く発光し―――】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 21:52:27.97 ID:L92T8sLko<> >>916>>927

【洞窟内は以外に広い。恐らく先人たちが散々に掘り進めたのだろうが、それでも此処は火山の根本だ】
【きっと、掘っても掘っても何十年と経てばまた鉱床が出来上がる特殊な土地なのだろうが】

【一先ず、進めるのは真っ直ぐ。或いは天井に開いた、特に糸の濃い縦穴の二択である】
【とはいえ上には飛べでもしなければ進めないから正面か――進めば、やはり鉱石が落ちていて】
【それと同時に、徐々に温度が上がり、そして傾斜がついてくる。地下の奥深くへ進んでいるのだと身体が感じるだろう】

【やがて出るのは、とてつもなく広い空間。熱気が凄まじく、たまご型にぽっかりと開いた空間が在るのだ】
【左手には更に奥へ進める坑道、そして正面に広がるのはマグマの溜池のような―――そう、マグマ溜まり、というやつだ】

【本来それはこんな近場にはない。が、火山活動が活発ゆえの、やはり特殊な構造なのだろう】
【左手の奥へと進んでいけば――――ある瞬間に、ぽっかりと足元の地面が崩れていることに注意せねばならない。】

>>920

【ゴブリンたちを後にして石門へ進めば、その大きさが分かるだろう。凱旋門と呼んでもいいかも知れないデザインだ】
【門の奥には階段が有り、右は降りる道、左は登る道。しかし、階段が下に続いているというのはどういうことか】
【この街はいわば孤島―――今セシルの居る都市の端からであれば、遠くマグマの流れる岩肌も見えるだろうし】
【階段の続く下方にはそれが流れ込んでいるのだ。普通に考えれば進む先は上――門の内部に通じる方向か】

【また、この門には階段の手前に2つのレバーがある。シンメトリーの配置からすると、連動しているのか――?】

>>921

【部屋の中を伺えば、見えるのは馬脚――いや、ことわざで使うようなそれでは無く、紛うことなき馬の足】
【そしてその上、首が在るはずの位置には人の身体。蒼の鎧で着飾った、紫の髪の女性の半身が乗っていた】
【所謂ケンタウロス≠ゥ。肌は青に近く、額からは角が生えているのを見ると――魔族、か】

【そして部屋の中には無数の卵が存在していた。一つ一つが人間の子供ほどもあり、八割型は砕かれていて】
【漏れだした中身は黄身だったり白身だったり、時たま形を持っているものは爬虫類のような何かに見え――】

―――気のせいか?なーんか今、足音かなんか聞こえたような、そうでもないような……
ま、いっか。あと10コも潰せば仕事も終わりだし、とっと終わらせて魔海に帰りたいぜ―――。

【そんなつぶやきをしながら、豪腕に握られた巨大な斧を振り上げて、卵を一つ叩き潰す】
【先程から聞こえていたのはこの音だったのだ。まさに卵を潰す音。まあ、規格外だったが――ケンタウロスは、今のところ青年には気付いていないようである。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 21:52:54.31 ID:c8S2h2Wn0<> 【街中――中心部に位置する、噴水広場】
【煌く飾りで、照らした水飛沫で、遠くで聞こえる音階で、様々に飾り立てたその場所】
【見渡したなら、待ち合わせらしい人ばかりが見えて――眼前で、カップルが成立して、どこかへ去っていった】

…………うぅ、ん、

【そんな中。もしも誰かが観察していたならば、軽く数時間は居座る影が、溜息を一つ洩らす】
【噛み殺した欠伸が白く惚けて、コートのポケットを弄る右手、取り出すのは携帯電話で、】
【かちゃりを開いたなら、眉を顰めて――かち、ぱち、いくつかボタンを押したなら】

連絡がつかない、となるとお手上げですわね――。
……思っていたより気紛れだったことは把握していたのですけれど。

【真っ直ぐ降りて腰ほどで揺れる黒髪。前髪越しに覗くのは、眩いグリーンアップル色の瞳】
【きちんとボタンを閉じた黒のコートから零すのはほんの僅か、黒いスカートの裾だけで】
【組んだ足元、ふらふらと揺らすのは何の飾りもないようなパンプス】

――天音さぁん? あと二時間ー

【耳に押し当てて――そんな風に紡ぐのは。どこか猫めいて間延びするような甘たるい声】
【電話の向こう側、誰かを宥めるように濁したなら、ぱたんと閉じて、また仕舞いこむ】

【――待ち合わせ、だろうか。それにしたって、どこかおかしいけれど――】 <> 木立見 翔勝 (フツ男) 鎧剥がし
◆2.w7QrfwJ.Js<><>2013/02/22(金) 21:53:56.87 ID:/KTwuxDco<> >>929
っ?!
【即座に防御の構えをとる】

そうか...君もやっぱり...

【輝く相手をじっと見つめ、様子を見る】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 21:54:47.21 ID:/KTwuxDco<> >>932
名前欄は気にしないでください、お願いします <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 21:57:21.63 ID:l+VGz1czo<> >>932

動きをとめて・・・記憶を消させる!

【拳と拳をお互いに会わせて握り、額の前へと持ってくる】
【強く念じる、彼女を強い念力で動きを止める行動にでた】

<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/22(金) 22:00:34.02 ID:nNFb/r+wo<> >>928
道楽? ……ふん、その年で道楽とは、後先短い人生か?
十分に年を食った老いぼれがやることだ。……何をしているかは聞いていないが。

【彼を見る限り、其処まで老人という風には見えない。幼くも見えないが、老人というには早すぎるだろう】
【また、彼が富豪だという可能性もあるが――――身なりを見る限り、そんな風にはとても思えなかった】

……随分と物好きなものだ。ねぐらだと? 人がこんなところで寝ているとは、あまり思えないものだがな。

【月が上れば綺麗だが、それ以外は変哲も無いただの針葉樹林帯と湖だけ】
【近くに街でもあるのだろうか。いや、それにしても……彼の服装は色々と不審すぎる――女が言えたことではないが――と思う】
【つまり、やはり彼は森の中に住んでいるのだろうか? 疑問は尽きない】

―――では、その警告に従わずに貴様の寝床に近づけば、どうなるんだ?

【正直、女はこの先に進むつもりが無かった。元々本当に鍛錬のために此処へ来た女、先に興味など無かった】
【なのに挑発的な態度と挑戦的な微笑みを彼に向けるのは、女の性格ゆえか】
【どうにしろ、女は近くにあった切り株の1つへと腰を下ろす。進むつもりが無い。彼にどう取られるかはいざ知らず、女はそのつもりだ】
【刀こそ、まだ握っているのだが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:00:43.53 ID:+uNJH6qzo<> >>930

【――真っ当に考えて、選ぶのは勿論左の登る階段】
【下への道を嬉々として進もうとしたコモンを引き止めるのに少しばかり苦戦したのは、余談なのだが】
【階段を登ろうとした手前でシンメトリーに配置されたレバーに気づき、一旦その足は止まった】

…………触れない方が良いような気もするが
さてコモン、お前の勘で決めておくれ。こういうのは得意じゃなくてね

【マグマ浴びを遮られて不機嫌なトカゲは横暴に飼い主を睨み据えたが、】
【少なからず人語を解するのだろう。長い尾が左のレバーに巻きつけられ、ぐっと引く】

 【セシル:石門の左階段へ進行&レバーを引く】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 22:02:29.92 ID:/KTwuxDco<> >>934
大いなる元素、闇の力よ、刃に宿りて我が力となれ!

【顔の前で刃を交差させる】
【光の力であれば、闇で相殺できないかという考えだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 22:02:30.70 ID:+3MHzxVko<> >>927,930

「――さっさとザクセンっつゥー奴を回収して帰るぞ、熱ィ」

【ちらりと彼女の方を見れば、鉱山内にある素材を手当たり次第詰め込んでいて】
【「――重くねェのか?」――自分は帰りに回収しよう、そう思いつつ脚を進める】
【しかし、ふと足で蹴った物を見れば――よくわからないが何だかとても魅力的で、思わず拾ってしまって――】
【それを持参した丈夫で大きな袋に入れると、袋を背負って――どうやら袋とリュックが合わさったような物らしい】
【元々背中から生えていた相棒は、袋から出ているように見えて――まるで水揚げされた魚のようだ】

「薙刀みてェな物か、俺も薙刀は素人よりは使えるつもりだ」 『個人訓練受ケテルカラナ』 「うるせェ」


「……上がなんか怪しいなァ、登るのは面倒そうだが……見るだけでも価値はありそォーだ」

【さて、脚を進めれば上と正面の二択の道――上は蜘蛛の巣なのだろうか】
【そう思いつつ――彼の相棒は射程距離が長い、故に上の穴の観察が可能】

「さて、相棒――上には何が見える?」 『熱イ……ソウダナ、見エルノハ――――』

【背中から生えていた相棒のその全身が顕になると、茹だりそうな表情のそれは】
【縦穴へ向けてその身体を泳がせ、奥に何があるのかを見ようとする――天井がよほど高くなければ、ある程度は奥まで行けるはずだ】

【相棒が見ている映像は、彼の眼にも確かに届く】

【――何も無さそうならば、その脚は正面へ進むのだろうが】
【逆に言えば、何かありそうならば登る準備をするはずだ】

【――彼の右手には、木刀が握られている】
【そして左手の鈴――そして相棒も居る、登ろうと思えば登れなくもない――】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:05:14.45 ID:l+VGz1czo<> >>937

【光の力ではあるが、通常の光とは違うが故に防御はできないだろう】
【数秒ではあるが、彼女は動きを止められる。―――――しかし】

だめだ・・・・・・
この姿じゃこれが限界だ・・・

【彼女を束縛する念力はどのみち解除されるはずで】
【どうやらこの力は未完成だったようで】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:07:58.41 ID:KNUMcSbHo<> >>930

【ごくり、と思わず息を飲みこんでしまう】
【やはり何かがいたのだ、この部屋には――あの馬の体のような下半身の魔人、ケンタウロスか!?】
【息を殺して中を伺いながら彼は思考をめぐらせる】


(なんだありゃあ……!?ケンタウロスか!?
魔海から来た生物だってぇのか、あの生き物……畜生、嫌な予感がしてきたぜ
あの足元に転がってやがるのは……"卵"?何の卵を潰してんだこりゃあ)


【まだ自分に気が付いていない、もう少し様子をうかがっても問題なさそうだ】
【卵を割る音、近い音ではなく本当にあの斧で大型の卵を破壊し続けていたのか―――あの爬虫類みたいなのは、生まれそこないか】
【また乱れそうになる息を少しずつ鳴らしながら】


(――武器の差は多少あっちに利があるみてぇだが、決してどうこうできねえ相手ではないはずッス……
だがその前にもう少し前にコイツの動向を探ってもよさそうだな……こいつの目的をもう少し探れば
案外、何かを見つけることが出来るかもしれねえからな……)


【まずはこのメスらしいケンタウロスの動きをしばらく探る事に決めた】
【自分が見つかってない今ならもう少し何かの情報を引き出せるかもしれないと考えたのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 22:08:34.21 ID:/KTwuxDco<> >>939
う...ぐ......ん?終わり?

【予想以上に短い束縛に素っ頓狂な声を上げる】

ん?んん? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 22:08:58.53 ID:L92T8sLko<> >>925

【祭壇の上には、有り体に言えば『馬鹿でかい赤の宝石』が在った】
【それはなにか意味ありげにカットされており―――時に、人体模型図を見たことはあるだろうか】
【これはその内臓――心臓≠ノ似た形をしているのだ。そして、祭壇には巨大な龍の壁画があり】
【ルビーなのか、それとも他の宝石なのかはわからないけれども、きっとそれは龍の心臓≠意味しているのだ】

【そういえば、先ほど彫刻から零れた宝石も赤だったか。サイズこそ違うが――赤。】
【マグマの色、龍の象徴たる炎の色、人の血の色。この都市の人々は、原始的にそれらを崇める傾向があったのかもしれない】


【―――不意に、先ほどの壁画の部屋から岩を引きずるような音がした】
【そして同時に聞こえるのは、あのクスクス≠ニいうふざけた笑い声。意地の悪い、少女のような―――。】

>>936

【レバーを引くと同時に、ズズズ――と何かの開く重い音がする】
【それは頭上からの音であり、ふと門の頂上付近に存在する箇所を見れば丸く穴が開いているのが見えるだろう】
【――が、それだけだ。もしレバーを離せば元に戻ってしまい、穴も岩の扉で閉じられてしまう】

【とすれば、後は分かるだろう。片方だけではダメなのだとすれば、両方引けばいい】


【また、左のレバーを引いた際には上とはまた別な箇所で低い呻き声が聞こえたような気もするが】
【それが聞こえたのは右の階段、下方からであったし、その後に何かしらの変化があるわけでもない】
【気にしなくてもまあ、大丈夫だろうか――とにかく今はレバーを左右同時に引いてみるのが吉というわけだ。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:10:54.31 ID:l+VGz1czo<> >>941

この人を止めないと・・・!

【少年は疲労しているのかそのまま膝を付いた】
【なぜかは分からないが疲労しているのは間違いない】

【彼女にとっては格好のチャンスか、これを機に攻めるも引くも彼女次第】
【だが膝をつきながらも彼女を見る瞳は正義の光に満ちているようにも見えるだろう。】 <> 木立見 梨花子 (美女) 昆虫変化Lv24
◆2.w7QrfwJ.Js<><>2013/02/22(金) 22:13:40.52 ID:/KTwuxDco<> >>943
...よくわからないけど...
大いなる元素、雷の力よ、刃に宿りて我が力となれ!

【爪をスタンガンのように使って押し付けようとしてみようか】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:13:46.73 ID:+uNJH6qzo<> >>942

【右からの声。コモンは敏感に聞き分けたが、門を見上げて惚けている飼い主は別で】
【何やらその仕組みに思考を巡らせているようだが――機嫌を損ねているトカゲはそう気も長くはなくて】
【尻尾を解いて壁に上り、そのままぺったんな両手でぐいとレバーを引く】
【追随する結果はどうなるのか。過程にすら目をやらない男の視線は、意味深でもなく唯先程開いた穴へ固定されていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:17:16.77 ID:NdGE7lgOo<> >>942

心臓型の宝石……あー……コレは見るからに取っちゃいけない感じ
尤も盗むつもりもないけどねー、一応これもスキャンしとこー

【あるべき物をあるべき場所へ】
【学者は決して墓荒しの類ではない過去の物に敬意を払ってこそ学者足りえるのだ】
【と、先程と同じように祭壇回りを杖でスキャンして……そして隣の部屋からの物音に気がつく】

(追われてたか……鬱陶しいしいっそ黙らせちゃうかなあ)
(ハシゴの先も気になるんだけどやっぱ後顧の憂いを絶たなければよねー)

【祭壇を注視したまま回路の回転を上げる】
【射出するに足る速度にあがったのならば直ぐ様駆け出し先程の部屋へと戻り】
【もし「何か」がいるならばそれに向けて魔弾を放つだろう】

【殺傷能力はオフにしてあるがその魔弾は意識を奪うには十分の代物である】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:17:20.92 ID:W7rHcPM5o<> >>935
私の欲求に従い、行動しているまでだ。
その結果や、あるいは過程に意味を見出すものに分け与えるのが研究≠ニやらであるならば、私は研究者だろう。

【偏屈な物言い。女性に、一般に研究者と呼ばれる人間と接する機会があったのなら】
【こういった態度を取るような人物像も、あるいは既知の物かもしれない】

……君には想像できないというだけの話だな。

【その態度には、どこか突き放したような意志も感じられて】
【要するに教えるつもりはない、ということか】

……どうなるか? そうだな。
まず抵抗しようとした私と衝突することになるだろう。

首尾よく私を突破し、ねぐらを見つけることができれば、そこにいる能力者を倒せばいい。
……そうすれば、君の疑問はあらかた片付くだろう。

【なんでもないことの様にそう言ってのける姿は、飄々としていて】
【少なくとも、目の前の剣士を相手に一戦交えようと気負う様子は、一寸足りとて見えてこない】
【女性に、そのつもりがないことを見越しているのか】

……だがまあ、ただ黙って帰れと言うのも、君には面白くあるまい。

見たところ、類稀な剣技の持ち主だ。
……少しばかりの余興ならば、君に提供する用意がある。

もっとも、私の実益も兼ねて、だがね。

【どうする? と平坦な声音でぶつけてくる男性の真意はどこにあるのか】
【彼の表情は変わらず、そこから読み取れるものは皆無と言っていいだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岡山県)<><>2013/02/22(金) 22:17:22.15 ID:/KTwuxDco<> >>944
//ぎゃー!また名前がーっ!!
//2スレ掛け持ちはこういうミスがでてくるな... <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga<>2013/02/22(金) 22:17:34.67 ID:d7mRjkI/o<> 【街中、大通り】
【開いていない、小さいダンボール箱が少量積まれた傍で、大きく怒号が響く】
【騒動を起こしているのはかたやスキンヘッドとモヒカンの男二人組で、もう一人は――】

――……おかしいなぁ。僕ったら何でこんないかつい人たちに囲まれてるんでしょう?
僕はただ「超便利グッズ」を「とっても優しい価格」で売りまわってただけだって言うのに……。

「誰がいかつい人だテメェ、この詐欺師め!小さいガキが商売だなんていうから優しくしてやったのによぉ〜……!」
『アニキ舐められてますよぉ完全に。今のうちに痛い目合わせた方がいいんじゃないスかぁ?』
「おぉーぅその心算よぉマイケル……いろんな詐欺師知ってるが今回ばかりはちとプッツンだわ……。
 流石に「無農薬ジャガイモ」を「宝玉のカケラ」つって売る悪ガキにはきつぅーいお仕置きが必要だよな!」
『……そんなだから舐められるんじゃね?』

……だーれか助けてくれないかなー、褒美が弾むかもしんない。

【――……女性。否、少女だった】
【赤いボブヘア、赤のハイネックセーター。黒いファーコートと黒い厚底ブーツ】
【頭髪と同色、燃えるように輝く瞳――という、赤と黒の集合体のような少女】
【ブーツ補正を持ってしても150センチ前半程度の背丈しかない小さな女性はどうやら商人のようで、二人組の男が客だったらしい】
【だがしかし、会話だけ聞けばそれは売買の取引とは言い難い珍妙な詐欺のようであった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 22:22:35.69 ID:L92T8sLko<> >>940

【この卵の生まれ損ない――爬虫類のようなそれだが、観察すると翼≠フような器官がある】
【既にどれも死んでしまっているが、爬虫類のような生き物で翼を持つのは、やはり龍だろうか】
【とすると此処は龍の卵を孵化させる場所であり、ケンタウロスはそれを破壊している―――?】


【―――ガコっ!≠ニいう重い音が青年の背後から聞こえた。正確には、背後の通路からだ】
【一体何が起きたのかは分からないが、犬を遣わせれば分かるだろうことは通路が落ちている≠ニいうこと】

【そして、その音を聞き逃すほどケンタウロスの耳は悪くない。尖った耳をぴくりとさせて、馬蹄を響かせ】
【既に砕けている卵の殻を踏み潰しながら、ゆっくりと部屋の入口へと近付いてくる】
【両手には巨大な斧。足だって人くらいは踏み潰せるだろうが―――青年の隠れる場所は、急速に無くなろうとしていた。】

>>945

【ガンッ!=\――レバーが何かにハマるような音がして、そこからは手を離しても元には戻らない】

【さて、起きた事象は簡単な話。開いた扉から真っ赤な光線が発生したのである】
【しかしどこか希薄な色で、向こうが透けて見えている。オマケに、光線は天井を照らしていて】
【なんというか、こう、見当違いとでもいうか。或いは何か足りていないような感覚が強いだろう】

【開いた穴と光源は門の上部。左の階段を登れば、途中折り返す形でそこに入っていけるはずだ】
【入れば、有るのは水晶を削って作り上げたのだろうサーチライト風のモノと、部屋の四隅には石造りの燭台】

【サーチライトのようなそれは取手がついていて、ここからだとスタート地点の広場にあった巨大な燭台がよく見え】
【また四隅のソレには黒い石が乗っていて、少し考えれば次の動作も――――ドスッ≠ニいう音に、遮られなければ分かるだろう。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:22:46.06 ID:jdWwRqAIO<> >>930 >>938

【男の声は聞こえていない、鉱石の欠片などをどんどん手当たり次第に詰め込んで行く】
【しかししばらく鉱石に目が慣れていけば、ある程度の良し悪しを見分けられるようになり】

――うーん、さっきのよりこっちの方が純度高いな……
だったらこれもいらないな。これも。これも。

【まるで催眠術から解放されたように、鉱石や水晶をポイポイと投げ捨てていく。薄情なやつ】

【大分軽くなったナップサックを背負い、男について行くと――縦穴があるところで足が止まる】

――上?

【縦穴を覗き込む男を見て、得物を構え直す】
【グレイヴが溶け、再構築され――出来上がったのは、先端に鉤爪がついた長い鎖】

【登ろうと思えば、決して不可能ではないようだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 22:23:10.77 ID:pc3celVDo<> >>924
/ぐえーすみません今気付きました……
/すぐお返ししますので少々おまちください <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 22:24:54.83 ID:dBd4Vlxjo<> >>949
ーーーカップルは爆発した、私はニヤリと笑って振り向かなかった

【ーーー悲鳴が上がった、どこかから、男と女二人分】
【コツ、コツ、と、そいつは一言呟き歩いていた】
【片手には男同士が濃厚に絡み合う表紙の本を、雰囲気には生温い寒気と腐臭をーーーそして、もう片方の手には骨の意匠があるシャベルをーーー】

糞だな、あー糞だ、この本全くわかってない、買って損したわ
いや、そうじゃなくてな…あーなんかあっちで悲鳴が聞こえたなー怖いなー

【深い隈のある生気のない目、長い前髪が鼻の上で交差する長い黒髪、死人のような白い肌】
【女学生然と言ったセーラー服に、袖の余ったカーディガンを着て、ボロボロの長い黒いマフラーを巻いた少女】
【ーーーそして、その背後に合流し、引き連れるのは一匹の歩く死人ーーー臓物と腐臭漂う、ゾンビであった】

怖いなー、ついでにバカなモヒカンとスキンヘッドがゾンビに襲われたらどーしよー

【棒読みーーー白々しいにも程が有るひとりごと≠呟けば、背後のゾンビが動き出す】
【何やら言い合っている男ーーーつまりモヒカンの男に、ゾンビが飛び掛かった】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:26:25.47 ID:l+VGz1czo<> >>944

この世界はボクが守るんだ・・・・・・・・・
だから、こんなとこでくじけるわけにはいかないんだ。たとえこの人を傷つけたとしても・・!

【雷爪を構えながら近づいてくる彼女。それをさせまいと立ち上がり】
【少年は首飾りを天高く上げた。―――――首飾りから力強い光が発せられ少年を包んでいく】

――「「 タトエ ナンニン デ アロウト コノボクヲ トメラレ ハ シナイ ! 」」―――


【少年を包み込んだ光が大きくなってやがては人型へと変わる―――。】
【光がおとなしくなって現れたのは大きな金色のアイに銀色に輝き胸に紫色のX状ラインが入った大きな巨人の姿がそこにあった】
【少年が持っていたペンダントの形状に酷似した装飾が胸の中央に施されているのが分かる】

――「「 イマスグ ヘイワ ヲ コワサナイト ヤクソク シロ ! 」」――

【銀色の巨人は彼女の脳内へとテレパシーで語りかける】
【それを聞いて彼女はどう思うのか?だが、巨人は攻撃してくる気配はないのが感じられるだろう】
【それは格好の攻撃チャンスともいえるのだが――――彼女はどう出るだろうか。平和を壊さないと誓って逃げるのか】
【それとも彼女の信念を貫くのか―――それは彼女が決めることだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:28:25.81 ID:JP9vrMVWo<> 【夜天に星降り、月光がその場に優しく降り注ぐ、凍える夜であってもその景色は何処日常的な平安を彩るもの】

【街とは離れ、自然中に大地を広げるその公園――】
【白昼では人々の賑わいを見せる場所だが夜も中頃、その時を刻んだ今は只、静寂流れる自然の景色】
【そしてその場所、広く草の絨毯広がる中央に月光に照らされた一つの影――】

――フッ

【外套羽織り、その和服にも似た藍紫の装束棚引かせた姿を見れば一人の女性】
【舞うような動きと共に揺れる黒髪、その狭間に白い額を覗かせて、結い上げた長髪は中に舞い散り弧を描く】

【遠くからでも見て取れる、彼女は何か――長柄の武器の様な物を回転させているのである、光が注げばその刀身からは弦光散らし】
【白息と共に零れる吐息に――】

ハッ――


【長柄が止まればそれは薙刀だろうか――? 湾曲した刀身には光を纏い、身の丈を超えると取れる武器の影】
【だがその影が止まっているのも束の間で、再びそれを回せば光が舞い散るモノ】

【人のいないその場所では、そんな稽古をするには絶好の場所とも言えるだろう】
【だが人が居ないからこそ、彼女は目に付く、その場に踏み入れたならば――きっとその姿を視界に入れてもおかしいものではなく】

【その者が何を思うか分からないが、刃を振り回す一つの影、その姿は一般的には決して日常的なものでは無いのだろう。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:30:14.93 ID:mRcC3Sz10<> 【森の中程。余り人が訪れる事の無いような所に、その泉は存在していて】
【水面に映し出されたまん丸の月を見るのは、一人の少女】
【金色の髪を持ち、狼の尾と耳を生やした、そんな少女か】
【何かに思い耽るかの様にただ虚像の月だけを見つめて、やがては投げた小石がその月の存在を更に朧気とするのだろう】


「満月……かぁ……
お伽噺なら、本当に狼になっちゃうんだろうけど
――――うーん……そっちの方が苦労しないで済んだのかも知れないけどさ」

【傍らに転がっているのは、三匹の魔物】
【少女の身体。所々から流れる鮮血は先程まで交戦していた証か】
【苦笑しながら三角座りをすれば、再び小石を手にとって】


「まぁ、あの子を逃がせる事も出来たし、大怪我もしなかったから良いけど
ちょっと疲れたから休んでから戻ろうかな……」

【チャポン――――静かな空間に響く水音】
【予想外に響く其れは、近くを通る者の興味を引き付けるだろうか】
【音の元を辿ってみれば、亜人の少女が膝を抱えながら水面を眺めているはずで――――】
【新たな気配に気付けば、ピンと耳を立てて視線を送るのだろう】




【廃れた教会――――ステンドグラスも割られ、最早幽霊でも住んでいるのでは無いかと思うような外装】
【普段ならば訪れる者も少ないであろう其処。然れど今宵は不思議と中から物音が聞こえて】
【――――澄んだ声で紡がれる詠唱。こんな荒れた場所であっても、祈りを捧げる者が居る証左か】
【扉を開いたのならば、凛とした面持ちの女性――――人から見れば少女が、詠唱を中断して視線を向ける筈で】
【纏うのは、修道女の纏う其れ。向ける視線は明るい黄色。歳に表せば十七程だろうか】


「この様な場に客人とは珍しいですね……
いえ、この様な所だからこそ訪れたとでも言うべきなのでしょうか」

【にこりと笑う事も無く、その瞳には若干の警戒色を浮かべて】
【腰に提げている銀で作られた一振りの長刀】
【その柄の底に手を添わせれば、ゆっくりと近づいてきて】


「宿泊や休憩程度でしたら無償で提供できますが……
申し訳ありませんが、それ以外の事でしたらお引き取り願いm―――――――へぶっ?!」

【やはりその表情は崩す事無く、少し前で立ち止まって目的を尋ねようとしたのだろう】
【しかし、微妙に長かった纏い物の裾を踏めば、前のめりになって転んでしまって】
【――――さぞかしシュールな光景と見えるだろうか】
【ビタンなんて音から察するに、強かに打ったのか、起きる気配が無く】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/22(金) 22:32:13.48 ID:nNFb/r+wo<> >>947
想像は出来んな。頭のお堅い奴らの話はどうも性に合わん。

【刀を持っていると言えど、女はただ刀を振るだけ、敵を倒すだけの"刀を持った唯の人≠ナは無かった】
【頭を使っているはずの女がそんな逆に突っぱねるような返事をするのは、女の性格からだろう】

……そうか。刀を2回振れば良いだけのことか。簡単なことだな。
―――といっても、今の私に刀を振るだけの理由も無いのだが。ちょうど、鍛錬も終わりにしようかと思っていたところだ。

【座る女の真意を探し出した彼は、やはり世間で言うところの研究者なのだろうか】
【相も変わらずそんな言葉を言ってのける女。刀を振るつもりは毛頭無い――――理由が無ければ、の話だが】

【と、そこで彼の口からは余興、なんて言葉が出てきた。女の耳は僅かに反応する】

ほう。どこの馬の骨かも分からぬ者に余興を見せるとな。気前の良い奴だ。
だが……確かに、ただ月見ではつまらないのも事実だ―――――。

【立ち上がる。それで了承したと、男には分かるだろうか】
【早く見せろと言わんばかりに、女は男を見つめる。幾分、先ほどの氷のような表情から何かが―興味、なのだろうか―見え隠れしている】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:32:59.26 ID:NdGE7lgOo<> /次スレです
/http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1361539926/ <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:33:38.85 ID:+uNJH6qzo<> >>950

……第三世界の旧ロマノフ王朝の秘宝の謎に近い、ような
底面の仕掛けレンズに光源を近づけると何らかの図柄が浮かぶとか、そのような
ただ……お前に言っても分かりませんよね。さて――

【光源は何かの位置を示すモノ、つまりはひとつの“鍵”であると考えて】
【謎めいたこの石門の“鍵穴”はまだ残されているのだろう、と見当をつけつつ】
【燭台。あの黒石とあってはまたもコモンが食いつこうとしたのだが、セシルは片手でそれを制した】

コモン。これに火を…………私は“あちら”へ対処するから

【その音ばかりは流石にこの鈍い男も聞きつけて、手にしたままの刀を一層強く握る】
【元より鈍い男ではないのだろう。出だしの上の空、先程から言葉の通じないペットにやたら語りかける様、】
【そしてあの、ゴブリンに対しての憂さ晴らしじみた攻撃からみるに】
【――原因は何かしらの煩悶についてだろうが、今から来るだろう脅威に察せられるはずもない】  <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 22:34:56.50 ID:L92T8sLko<> >>938>>951

【上、縦穴――登れなくはない。それは確かだ。ただし、穴の奥には赤く光る8つの瞳があった】
【それが何かなんて言うまでもないだろう、何故なら先ほど、その小さなものを幾つだって見れたからだ】
【とすると、推測は当たり。この先に存在するのは蜘蛛の巣であり、しかもそのサイズは子蜘蛛より余程大きいらしい】

【―――ヌッ、と一本の硬質な足が暗闇から降りてきた。蜘蛛の足の一つだろう】
【その色は環境に適応したのかなにかの鉱物に包まれていて、尖端は槍のように鋭利であり】

【更にもう一本、同じような物が降りてくる。同時に赤い8つの瞳も近付いてきて】
【ッ、ド=\―という音を立てながら、急にその二本の足が二人の探検者を貫こうとする】
【怪しいものを感じて直ぐにでも奥へ逃げれば回避は可能だ――しかし、悪いものを呼び起こしてしまった事は否めないだろうが。】

>>946

【心臓型の宝石をスキャンすると面白いことが分かるだろう。宝石の内部に液体が有るのだ】
【それが水なのか、血液なのか、マグマなのか、他の何かなのかは決して分からないが―――】
【どちらにしても自然の構造物ではないらしい。人が作ったのだとしたら、オーバーテクノロジーもいい所か】


【―――そして、元の部屋に戻ったのなら居るのは使い魔≠セ。そう、あのガイストの方に居た少女である】
【けたけたと笑いながら、部屋の入口を岩で塞ごうとしていた―――が、魔弾に撃たれて間抜けにも気絶し】

【そして同時に、部屋の入口を半分ほど塞いでいた岩も動きを止める】
【ここで何かの助けが入るようなことはない。とすると、ガイスト自身は来ていないのか】
【なにより、だ。カズネには一つ思い出すことがあるだろう―――老人を撃った後の、オレンジの髪――そのイメージを。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 22:39:54.13 ID:jjRuHucmo<> >>955

【夜空に瞬く影のほんの一瞬の煌きと、そしてそれが消える前の僅かな瞬間】
【宵月を踏みしだく足音は、重厚な音色を響かせる金属質の音、注目を集めるには十分で】
【一つ伸びたその影の隙間に、そうとその姿を浮かべるみたいに】


精が出ますね……とても、美しい演舞でいらっしゃるので、ふと声をおかけしました
薙刀、でしょうか――――珍しい武器を、お持ちでいらっしゃるのですね


【声の頃合は、まだ少女のよう、溶け切る前のうず高く積まれた氷山のよう】
【霙交じりの雨を僅かに梳かして、そこに浮かぶ白銀の色を澄ませたなら】
【ソプラノの音律の確かな断片を辿る事が出来るだろう】

【黒のハーフトップに黒の肘までの長さの肌にぺったりと付く長手袋】
【お腹を開いたゴシック調で白のビスチェドレス、短いスカート丈の部分は黒】
【長いスカートのような白銀のフォールドを揺らしながらも前部分は開いて】
【大きく開いたそこからグリーヴを履いた脚を覗かせている白銀の髪に水色の瞳の少女】

【やや膨らんだ胸元と女性にしてはやや小柄で華奢な体躯と落ち着いた雰囲気を身に纏って】
【背中には巨大な柄と刃の大剣、両方の腰に二本ずつ鞘に包まれた刀をフォールドに隠す形で帯刀している】
【右の目下には月と星を象った小さなタトゥーシールがしみこんでいて、髪を彩る可憐な白い花を模した髪飾り】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga<>2013/02/22(金) 22:42:55.02 ID:d7mRjkI/o<> >>953

「今更カワイ子ぶっちゃったって駄目だかんな、返品認めて金返すなら許してやんぞ」
『アニキは良識あるロリコンだからな、今ならお尻ペンペンで許してくれる。謝るなら今のうちだぜぇ?』

――……あー、らららら。これはきっついかなぁ?

【――きつい。少女が言ったのは、男二人に絡まれている状況だとか、金儲けできないとかそういうことに対してではない】
【男二人の背中の向こう、少女は見えていたのだ――ゾンビを引き連れる血色悪い女子生徒】
【悲鳴と共に、その存在を視認した】

「うるっせえな何だこんな夜中に、騒いでんじゃねーよカスが……で、どうすんだよガキ!」
『お尻ペンペンされちゃう前に―――……!う、うわわぁぁあああッッ!!』
「あ―――――――!?」

【飛び掛かられる下っ端のモヒカン、驚いた時の反動も伴ってその場で尻もちをつく】
【傍ら、何が起こったか分からず唖然とするスキンヘッドは、仲間がやられそうなのをただ見ていた】
【怯えているのは何も、二人だけではなかったが】

――むぅ、想定外だね。僕だって戦闘向けじゃないんだけどなぁ、どうか僕は襲わないでよ。

【ゾンビか女子生徒に伝えるかのように呟くと、後方へ一歩後ずさる】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/22(金) 22:44:01.29 ID:VqtnJDbp0<> >>956

【教会においてーー】

いやなに、風呂上りでね、けろけろ。

【毒々しい緑色の髪をパッツンにしていて、林檎のような赤い瞳には、不気味さを燈す。】
【頭には手拭いを乗せ、浴衣に身を包み、風呂敷包みを片手に持つ。】

休憩だ、けろ。入るぞ?

【そんな、人外の雰囲気を隠そうともしない人外。】
【けろけろと笑い、ずかずかと無遠慮に、教会という一種の聖域に、足を踏み入れようとーー】

……あん?
なんだ、マヌケめ。けろけろ!

【ーー軽快に笑い飛ばして、助けようともしない。】
【心配もしない。或いは表に出さないだけか、兎も角無礼な化け物だ。】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 22:44:16.74 ID:pc3celVDo<> >>924

は、俺が……懐かしいッテ?

【不意に視界に映り込んだ青年は、言葉の響きばかりが卑屈で】
【彼の持つどこか不自然な雰囲気に当てられたように、ぱちりと瞬きだけを返す】
【人違いか、或いは新手の客引きか。何かしら言葉を返そうと薄く開いた口は、相手の攻撃によってそのまま驚きの形となる】

なッ……キミ、やメるンだ! ココを何処だト……

【残光剣、その名に聞き覚えはあっただろうか】
【その有無に関わらず、まるでその在処を示すように背負った背嚢に一瞬視線が向く】
【おそらく相手の探し物はその中なのだろう、隠すように後ずさりで去りかけた足は】
【名も知らぬ女性の絹を裂くような悲鳴によって、その場に強く踏み止まらせられる】

カノッサの方から、まさか接触しに来るだなンテ思いモしなかッたケレド
俺モ、ちょっと聞きたいコトがあるンだ
……オイデ!

【あえて大きな声で宣戦したのは、周囲に戦闘の始まりを意識させる腹づもりか】
【それを聞いた人々が徐々に鉄面皮の青年の周囲から退いて、桟橋から人気が少しずつ散っていく】
【剣以外にも旅の荷物の入っているのであろう麻袋を、今日は地面に下ろす事すら無い】
【腰の後ろに提げたホルダーから右手で引きぬくのは、緩い弧を描く曲刀】

【相手を射貫く眼光は太陽の色、曲刀の名と鈍い光は月の光】
【周囲に水の気配の多くするこの場所は、ひょっとすると己の方が一つアドバンテージを得るかもしれない】
【相手の動きを見定め迎えうつように、相手に向けた曲刀の切っ先に水の気配を集め始めた】


/お待たせしました、本当に申し訳ないです
/というかまだいらっしゃるかしら……:(;゙゚'ω゚'): <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:45:14.28 ID:NdGE7lgOo<> >>960

【「杖」の中で触り程度の情報ならば自動的に解析される】
【その宝石の特異性も調べられ内部の液体の存在もカズネに伝えられる】
【考察を進めようとするがしかし……次の出来事が全てを吹き飛ばす】


―――――――っ!

【ワンショットでその「何か」を仕留められたようで胸を撫で下ろすのも束の間】
【してやったりという表情はしかしその思い出した出来事を受けて鋭い物へと変わる】
【遺跡探索などもはやどうでも良い、魔弾を再装填】

自分からのこのこアタシの前に現れるとは良い度胸ね……
殺傷能力オフ、オールリローデッド

【杖を振りかざしその先を倒れ気絶した少女の胸元に突きつけ動きを制限させようとし】
【更に早く目を覚ますようにとより強く押し込もうともするだろう】

【そして少女が眼を開けたならば】
【そちらに銃口、つまり回路を纏わせた右手を向けて妖艶に微笑んでいるカズネの姿がそこにはあるだろう】
【魔弾は既にいつでも放てる状況でそしてそうする事に躊躇いは無い】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 22:46:48.44 ID:L92T8sLko<> >>959

【重い音は、何度かに別れて定期的に聞こえてきた。それはまるで人の足音のようである】
【しかしながら、途中から人である可能性は消えた―――何故なら、門が揺れるからだ】
【音と同時に震度1か2程度の揺れを引き起こすそれは、気付けば門の下、レバーの近くに立っていた】

【鉱石を打ち合って作ったのだろう3mほどの、冷たい輝きを放つ棍棒】
【申し訳程度に腰元を覆う布切れと、その荒ぶりを表す頭部の双角、そして足の蹄――ミノタウロスだ】

【或いは、地底の住人なのかもしれない。もしかすると、レバーによって目覚める番人なのかもしれない】
【彼が現れたのは右の下層へ続く階段からであり、未だセシルには気付いていないようだが】
【それもまだ上を見ていないからだろう。格好としては、追い込まれた形になるか―――。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:49:24.39 ID:KNUMcSbHo<> >>950


【目をよく凝らして足元の生まれそこないを改めて観察して見つける翼のような器官】
【翼を持つ爬虫類、龍の生まれそこないか?あのケンタウロスは龍を生む前に始末しているのか】
【ここから生まれる物がこいつにとっては邪魔な物なのか……?】


【同時、背後で鳴るただならない音!まさか―――自分が歩いてきた道が崩れる音か?】
【リョクオオカミが善太郎のズボンの裾を引っ張って注意を促してくる、これはかなりマズイ】


(なんだオイ!?元の道がぶっ壊れていくじゃねえか……!ヤベェ、ヤベェッ!!くそッ!
ちくしょ〜、こっち来てるじゃねえかよ……!駄目だ、見つかる、いくしかねえ、このまま戦いに出るしかねえ……!)


――クソッたれッ!!てめーは一体何してんだチクショォォォォオオオ――――ッ!!!


【ぐ、とその手元の鉄パイプを強く握りながら善太郎は決断する!】
【至近距離まで近づいた瞬間にその怪しげなケンタウロスの目の前に飛び出して、手元の鉄パイプを頭部の側面目がけ】

【――勢いよくフルスイングを叩き込んで、一撃で気絶を狙う!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:51:19.72 ID:jdWwRqAIO<> >>960

【縦穴を覗くと、見えたのは赤い8つの光】
【それに続いて、2本の鋭い脚が降りてくる】

――ッ!

【ぞく、と殺気にも似た感覚が全身を走る】
【急いで縦穴から飛び退く、目の前に槍のような脚が鋭く伸びる】

あッぶねー!
とりあえず、こいつやっつけるよ!

【素早く鎖をグレイヴに構築し直し、脚を切り落とそうと刃を振り下ろす!】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:54:04.85 ID:W7rHcPM5o<> >>957
では、取引成立だ。
この先に立ち入るのは、遠慮してくれたまえよ。

【言いながら、男性は、白衣の胸元に手を突っ込んで】
【いったいどこに隠していたのか、刃渡りが20pほどの小刀を取り出した】
【幅は5pほどもないだろう、かなりの細さだ】
【鞘も鍔も柄も黒い拵えのそれは、刀――特に小柄と呼ばれる、小さなものに見えた】

……さて、難しい理屈を説明しても、君にはさして面白い話しでもないだろう。
早速実演と行こう。

【男性は、あっさりと鞘を払い、刃を抜く】
【白みがかった銀色の刀身は、月の光を反射して鈍く輝いている】
【男性は柄を右手で持ち、軽い動作で掲げて、女性から見て左方向へと、剣を薙いだ】

【――刀身が、なんの前兆もなしに伸び≠ス】
【2メートル程まで伸び上がったそれは、女性によって薙ぎ払われ、倒れていた樹木を、あっさりと断ち割る】

……これはいまだ無銘、多くある試作品の一つだ。
使い手の握力に呼応し、本来の形状を取り戻す、長刀。

【淡々と説明しながら、男性は刀を天に向けて掲げる】
【見る間に、するすると、刃は元の20pほどの刀身へと戻っていく】

あいにく、私の近くには剣など扱える人間がいなくてね。
こうして剣士に出会った時は、時々、様々に試用を頼んでいる。

【鞘に刀を戻し、それを――あまりにも無造作に、女性の座る切り株の足元へ投げつける】
【使え、ということか】

握れば、伸びる。強い力を込めずに握らなければ、縮んでいく。簡単だろう。

まあ、余興の一環だ。好きに振るってもらえるとありがたい。
……ああ、また周囲を更地にするような行為は控えて貰いたい。

【存分に、と口にした後、目の前の女性が何を仕出かしたのかを思い出したのか】
【ふとそんな注意事項をくっつけて寄越す】
【男性の視線は、余興というにはそれなりに真剣味の篭ったそれであり】

【とは言え、既に刀は渡されてしまった後】
【その刀をどうするのかは、女性の自由だ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 22:55:46.13 ID:+uNJH6qzo<> >>966

……――――――見つけた

【「獲物を」】
【続く言葉は無くとも、叩きつけるよう地を踏んで階段を三段飛ばしに駆け下りる】
【その後ろにコモンの姿は無い。飼い主の命令通り、燭台に火を灯しているのだろう】
【何事もなければ四つ全てに火を灯そうとするのだが――揺れは些か邪魔でもあって、手間取っていた】

【そうして、セシルは自ら相手の前へと姿を見せる】
【追い込まれた?……否、“待っていた”。事前に危険因子が少なからずあると聞いていた故だ】
【刀を眼前で構えつ、その刀身に水の力を付随させて】
【――酷薄極まりない怜悧な形へと口許が歪んで、哂う】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 22:55:58.53 ID:+3MHzxVko<> >>951

「…………まァ、良いか」

【手当たり次第に詰め込んでいた素材――良質でなさそうな物を捨てている彼女】
【帰りはともかく行きの荷物が重くないのは良いことだ、そう思いつつ、呟くようにそう言って】

「――ほォー、そりゃ便利なブツだな」

【再構築されるグレイヴ、先程まで薙刀だったそれが先端に鈎爪の付いた長い鎖になったのを見て】
【そう、感心したような声を漏らす】


>>960

『――暗イガ――見エル、"赤光ノ八瞳"ガ!』 「……相棒ッ! ――今すぐ戻ってこいッ!」

【藪をつついて蛇を出す、今回は鱸を突っ込んで蜘蛛を出したのだが】
【余計な"好奇心"が危険を生んだ形か――】 【声を荒げて、相棒を自分の元へと引き寄せれば】

『脚ガ来ルゾ、相棒! ――其処ノ御前ニモッ!』 「くゥッ!」

【"眼"が蜘蛛の近くにあった為、素早い対策を可能であった、攻撃の知らせはすぐに2人に伝えられる】
【素早いバックステップを取り、己を貫かんとする二本の脚をかわせば】

「……っちィ、余計なモン起こしちまったか――――」
「この脚――…………表面は"蜘蛛の殻"じゃあねェッ!」

【りぃん、鈴の音が一つ鳴る】 【すると生成されるのは、鉄の球――直径10cm程度だろうか】
【――この"鉄の球"、実は鉄なのは表面のみで、中身は"鉛"】 【故に、その見た目以上に重量があるッ!】

「――"鉄皮の鉛球投げ"ッ!」

【脚が本体に纏われているため細くなっていてヒレもない相棒――】
【その相棒の両手と、己の両手の力を精一杯に込めて、――相棒の口部より噴射される"水の力"も込めて!】
【鉄の球――いや、"鉛の球"は蜘蛛の二本の脚をへし折ろうと飛ばされた】

【その重量故に、……幾ら精一杯の力を込めようと、大した速度は出ない――】

「……ちィ、救助帰りで遭遇されても面倒だなこいつは!」
「しかし、相手にしている暇があるかと言われると……ッ」 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 22:57:37.87 ID:GDPYDdMKo<> 【公園】

今日はだなぁ、ヒト族の間で"猫の日"と呼ばれる日だそうだ
そこでふと思いついた俺は、急遽お前さん達に集まって貰ったわけだが……

【人気の無い夜の公園に、中年から老年頃であろう男性の声が響いていた】
【足を踏み入れ視線を向ければ、その声の主を目にすることが出来るだろう】

【2mを超えるであろう大柄な身体を僧衣のような紺色の民族衣装で身を包み】
【露出した肌に生やすは黄褐色と黒の縞を描く体毛】
【螺旋の金属飾りのついた長い木杖を右手に持ち、先端を地面に添えているその者は】

【虎の頭部をし、ふらりと尻尾を揺らす獣人であった】
【二足歩行の虎が服を着たような姿を言えばわかり易いであろうか】

【虎人は誰かに話しかけているようだが、彼の他に"人影"らしきものはない】
【だが、その足元には無数の小さな"人外"が集っていた】

「にゃー」『なーお!』<まぁーーーぉ!>〔ゴロゴロ……〕

【それは十数匹の、様々な柄をした野良猫たち】
【思い思いに鳴き声を上げるそれらに、虎人は頭を掻きながら】

……集めたはいいが、何をするか全く考えてなかったな
何言ってるかもわかんねえし、催しの形にもなってやしねえ

まあ、細けえ事はどうでもいいわな
ほれ、猫缶でも食うか猫缶。安モンだが、野良暮らしのお前さんらにゃご馳走だろうぜ

【一人そう呟くと、荷袋から複数の缶を取り出し】
【それらを爪で器用に開けて、足元に置いていった】
【猫達は、缶詰から漂う匂いに誘われるようにして我先にと集まり貪り始めた】

【大会を明日に控えた身。しかして虎人はマイペースに、平和な夜を過ごしていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 22:58:45.11 ID:L92T8sLko<> >>965

【ぱたぱたと顔を横に振って目を覚まし、ゆっくりと杖、そして相手を見遣り】
【それから焦ったように両手を上げる少女――使い魔リリア≠ヘ、どこかコミカルですらあった】
【少女といっても人のサイズではないし、妖精と言われればそうも見えるような外見、というのもあるが】
【まず声も発さないで、先の尖った尻尾までピンと張らせて命乞いの格好、なんて言うのは冗談のようだからだ】

【杖を突けば、そのたびにぐにっ、という柔らかさがあり、同時にリリアの悶えるような声もする】
【ここからどうするかはカズネ次第―――少なくとも、使い魔からは何も出来ないのだろう】

【一方で、心臓型の宝石があった部屋からは魔翌力に反応してか明るい光が漏れ始め】
【次第に部屋全体がカチ、かちと音を立て始める―――。】

>>967

―――うおッ、危ねェ!クソッタレはこっちのセリフだぜ、やっぱり居やがったな人間が!
こちとらさっさとお仕事終えてこんな暑い場所からはオサラバしたいところだってのによォ―――!!

【思い切り振り込まれた鉄パイプが、手甲をつけていたケンタウロスの片腕によって止められる】
【もっとも防具だって万能ではない。打撃武器に対しては弱いもので、痛みに顔を歪め】
【それでもなんとか押し返すと、後ろ足で立ち上がって、前足で青年を思い切り蹴りつけようとするだろう】

【――だが、この際に隙が生まれる。足を上げた瞬間に、上手くすれば部屋の中に入ることも出来るだろう】
【中にはいくつかの無事な卵も有り、奥にはまた部屋がある。もっとも、その床も崩れかけているように見えて―――!】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 22:58:47.48 ID:dBd4Vlxjo<> >>962
【ーーーモヒカンを押し倒したゾンビは、そのままズルズルとのし掛かろうとするだろう】
【それが出来ればゾンビはーーーマウントパンチ!ゾンビらしくない見事な手際で顔面をフルボッコにしようとするだろう!】

ーーーさて、と

モヒカン攻め…いや、お前が攻めか?うん、そっちのがいいな

【パタン、と本を閉じれば、ポイと後ろに投げ捨てながら、無表情な眼をスキンヘッドに向ける】
【ーーーそれから、腐った頭の中を垣間見せる言葉を呟いてから、ギョロリと視線だけを少女に向ける】

…私こーみえて地獄耳なんで
それに、大会前だがこいつらならなにやってもいいだろ

ーーーな?死霊術師

【少女の助けを呼ぶ声を耳ざとく聞いていたらしく、掠れた声で礼の確認を取ると、その視線は前へーーー】
【スキンヘッドの、更に向こうーーー何もいない空間にも、確認を取る言葉を告げる】


「…ククク…フハハハアハハ!」
「よかろう!此奴らの死体は私の術の贄としてくれる!」

【ーーーそして、更に声ーーー地獄の底から響くような声が、スキンヘッドの背後に出現した】
【みればーーーいかにも禍々しい霊体的な何かが、スキンヘッドの背後に現れていたがーーー】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 23:01:49.77 ID:mRcC3Sz10<> >>963


【指先が出る程度の其れ。ペタペタと何度か冷たい床へ指の腹を当てれば、やがてゆっくりと起き上がるだろうか】
【――――鼻頭を紅くして、涙目でその部分を擦れば、キッと睨み付け】
【余談、ではあるけれど。赤く染められた頬、笑われて少なくとも羞恥心を味わっているのだろうか】


「ま、間抜けではありません!
ただ、少し足を滑らせただけで……」

【未だにペースはこちらの物とでも思っているのだろうか。コホンと咳払い一つして話す様は――――何処か、哀れ】
【汚れが無い事を確認すれば、パンパンと二度三度服を叩いて】
【――――その度に無い胸が強調される。嗚呼哀れ】


「休憩……でしたらお好きな所にどうぞ
これも主のお導きでしょう。でしたら、断るような真似はしません」

【そう言って奥へ教会内へと案内するけれど】
【内装はやはりお世辞にも綺麗とは言えないだろう】
【長椅子も所々が掛けたり、或いは座っただけで汚れが着いてしまいそうな程】
【説教台の付近は、それなりに整えられている様だが――――それでも、やはり綺麗とは言い難い】


「――――所で、私と違った種族の方……ですよね
その格好は良い違いなく湯浴みを――――っと。湯浴みをしていた様ですが……
この辺りにその様な場所はありましたか……?どうも此処から出ることが少ないので、地形には疎いのです……」

【本性までは暴けずとも、隠そうとしないその気配を感じ取ることは容易だったのか】
【訊ねながら自身も奥へと向かうが――――途中でまた転びそうになり、慌てて体勢を立て直す。凛とした雰囲気を保とうとしていながらも、何処か抜けているのが現状か】
【その言葉は嘘では無いのだろう。湯浴みの出来る場所。もしも温泉が近くにあることが分かれば――――】
【ツンとした態度ではあるけれど、何処か落ち着きの無い様子で訊ねて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 23:02:24.59 ID:cBNprtaU0<> >>964

/いますよー


【稲妻の怪鳥は砂漠衣装の青年の背後の木に直撃し、爆ぜるような音を立てる】
【それを確認すると急に現れた青年はニタリと笑う】

【黒く、粘り付くような空気を露わにして】

「・・・ヒルコ、僕の名前は纏衣ヒルコです」

【ヒルコは手を広げ、高らかに叫ぶ】

「あはっ! 本当は寝込みの所に火を放てとの命令でしたが
 放火なんて申し訳ないですし、正面から奪わせていただきます」

【質問に答えない青年にヒルコはさらに詰め寄ってくる】

「とぼけないでくださいよ? 風の国のエルジオ博物館にて先日アナタが持ち去った聖遺物です。
 渡してください、さもないと・・・」

【ヒルコはニッコリと笑って語りかける】

「取り返しのつかないことになりますよ?」

【おかしい】

【先ほどから周りの乗客たちは、悲鳴や苦悶の声を上げるだけで全くその場から動こうとしない!】
【よく見ると、海岸の水が蛇の様に乗客たちを雁字搦めにし、動きを止めている!】

【水を使うのは・・・青年だけではなかった!】

「あはっ! ワラジムシより弱い僕がなんの下準備も無く、
 ベイゼ様を倒したあなたに声をかけたと思いますか!?
 周りの方々には非常に申し訳ないのですが、僕の水の呪術によって逃げられない様にさせていただきました」

【ヒルコは口端を吊り上げ、白い歯を覗かせる】
【背後から燃え上がる車輪が幾つも出現した】

「さぁ、残光剣を渡してください。それとも、周りの方々が荼毘になるのを黙って見過ごしますか?」

【脅迫だ】

【波止場で声をかけたのも計画だった】
【綿密な準備と薄汚い手でなんとしても残光剣を奪取するつもりなのだ】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 23:07:46.26 ID:NdGE7lgOo<> >>973

あら貴方は何も関係ないのね……なんて言う訳ないじゃない?
……この場で吐けるだけの情報を吐いて貰うわ、当たり前よねえ

【「ガチン!」という音は撃鉄が上げられた音にも似ている】
【今は未だ[ピーーー]つもりはない、だけど最終的には容赦無い彼女はそういう人種だ】

――――――と本当はやりたいんだけど、状況も状況らしいわ
立ってそして向こうの部屋に行きなさい……断るのもいいけどその瞬間にズドン、よ

【先の宝石はやはり何か意味がある物体らしい】
【引き金が魔翌力ならば今この魔弾を解除すれば良いが】
【目の前のコレは自分にとって重要なモノである……ひとまずは状況の把握が一番に必要だろう】

【少女を縫いつけていた「杖」をそっと外し一方で魔弾の銃口は彼女を捉えたままで】
【立たせた後にその背後に回り心臓型の宝石のある部屋へと進むように促す】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 23:12:08.30 ID:L92T8sLko<> >>968>>971

【まずグレイブの刃がギャリィィン!≠ニいう音とともに弾かれた】
【やはりそうだ。この蜘蛛の足、恐ろしく硬い殻のような――その実、鉱石で覆われているらしい】
【だから槍のような一撃にもなるし、突き出してもこうして守るのは容易―――】

【―――そんな競争相手の少ない土地だからこそ、鉛の詰まった鉄球は盲点だったのか】
【硬いものに対して有効なのは打撃である。スズキの鉄球は、表面の鉱物ごと蜘蛛の足を二本折った】


【しかし、それで終わるような蜘蛛ではない。寧ろ逆上して、一気に穴から降りてこようとして】
【当然下に入れ歯潰されてしまうだろうそのサイズを、ついに明るい光に晒し出した】
【全身を鉱石の冷たい光に包まれたそれは機械のようでもあるが、口元の牙と瞳は生物の証拠】

【折れた足からは緑の血を流しつつ―――激昂したように、更に二本の前足を二人に向けて、貫こうとして――!】

>>970

―――ヴモォォオオオオオオッッ!!!

【猛々しい咆哮と共に、敵を発見した歓喜を表す。原始的な生物故に、声ですらも身体に響く力強さだ】
【振り上げられた棍棒はその敵、セシルへ向かって真っ直ぐに振り下ろされ――避けなければ、階段ごと彼を砕くだろう】
【更にはその棍棒、憎らしいことに火の属性を孕んだ鉱石で出来ているらしく、触れなくとも発火するのである】

【もし仮に直撃すれば――それは発火ではなく爆発となり、肉を砕くどころか四散させる、恐ろしい一撃】
【勿論、恐れなければ隙は大きい。その巨大な体躯は分厚い筋肉の鎧に覆われていたが、故に巨大な的でもあるからだ。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 23:13:59.10 ID:KNUMcSbHo<> >>973


……生まれる前の龍をぶっ殺すのがお仕事ッスか?よくはわからねえけどよォォ……
俺みてーに正式な依頼も受けずにこんな所でコソコソやってんのはとりあえず怪しいんスよォ―ッ

しかしいい反応してやがる、このままじゃ―――むっ!


【歯噛みしながら鉄パイプを引き戻すと同時、ケンタウロスが後ろ足で立ち上がった時、彼はすくみ上った】
【軽自動車に匹敵する速度を生み出すだけあって馬の脚力は極めて強い――少なくともまともに食らえば大怪我は免れないだろう】
【それが明確にイメージ出来た彼は、とっさに避ける事を考えた】

【だが同時、足を上げた瞬間に彼は見た、今このケンタウロスが足を上げた瞬間に立ち止まってた瞬間に自分が通れるスペースを見つけたのだ】
【この隙を利用すれば部屋に入れる、そして依然自分たちが足を乗せているこの足場は背後からどんどん崩壊し続けているのだ】


――へっ、チャンスが前にしかねえ、それがわかっているなら当然俺はこっちに飛び込ませていただくぜェェ―――ッ!!


【こういう活路を見つけたなら、そこで迷わず前進してしまうのがこの涼宮 善太郎という男】
【相手の攻撃が降り注ぐ刹那に見つけた活路、彼は迷わず身を低くし、ケンタウロスの横を通り過ぎるようにくるん、と前転回避を行う】
【同時に、後ろから迫る崩壊に巻き込まれるより前に彼はすぐに態勢を立て直して前方へと走り始める!】


【――そして、彼はこの無事な卵が妙に気になったらしく、一つか二つ手に取って見るかと考えて、走る途中で拾える卵に手を伸ばそうと考える】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 23:15:23.27 ID:JP9vrMVWo<> >>961

【蒼香が刃を舐め、雫を散らす、風切る音に重ねる様に響いた金属音に、一度、光を散らせば】
【細指を滑るが様に、長柄の石突が緩やかに大地に下ろされた】
【近づけば解るその造形、薙刀にも似た長柄の武器、それは青龍の彫刻が施された――青龍偃月刀と云われるモノ】


おっと――、まさか見られてしまうとは思わなかったよ、人が居ない良い場所だと思ったんだけどねぇ……いや、恥ずかしいね


【金属音の方へと身を向ければ、光の幕より視界に入るは一人の少女、その女の琥珀色を彩でた瞳がその方向へと向けられれば】
【夜へと溶け込むその旋律へと言葉を返した女の表情は言葉に出した通りの僅かな羞恥があったのだろうか】
【或いは女性の人柄を表すものなのか、言葉を告げた後、その瞳は少女をボウっと眺め――】


っと……薙刀………まぁ薙刀に似たようなもの、とでも言っておこうか
それよりアンタも珍しい格好をしてるじゃないか―――それにそんな大剣……かい? そんなモノは中々見れるもんじゃないよ

一度手合わせでもお願いしたいところだね――

【次に告げた言葉の後には冗談めいた笑い声で〆られるモノだった】
【少女が珍しいと思った様に、この女も同じ想いを抱いたのであろう、そしてその珍しい武器を見たならば思うことは一つ】
【笑みには誤魔化されたが、その言葉は嘘ではなくて】

んで、こんな所に何か用事でもあったのかい?
見ての通り――何にもない場所さ

/急な電話により少しばかり咳を外しておりました!もうしわけありません
/そしてよろしくお願いします! <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(石川県)<>saga<>2013/02/22(金) 23:17:42.04 ID:d7mRjkI/o<> >>974
【恐怖で何も出来ないモヒカン、割と簡単にポジションを取られ、そして】

『――――ひっ、やめ、やめて……!助けっ……!ぁああっ!!……っ!』

【―――どかっ、べきっ、ぐちゃっ】
【モヒカンが殴られる度に肉裂け骨砕け血が飛んで――しまいには悲鳴も小さくなっていった】
【靴にかかった血しぶきを見て、スキンヘッドの男の感じる恐怖が現実味を帯びてくる】

【その恐怖とやらは、眼前現れた学生らしき女子の言葉で拍車をかけられるのだった】

「ちょ、何する気だよやめてくれ!俺ただこいつから金を返してもらおうとしただけなんだよっ!!
 悪いのだって全部コイツさ!だってコイツ自分のためなら誰にだって嘘つく詐欺師だぜぇ!?何でおれがァ〜ッ!!」

ハイ聞こえなーい。僕は単なる善良市民でーす。

【弁明するスキンヘッドは、自分の生をつかみたいと必死だった】
【それでも両耳を指で塞ぎ、聞こえないふりをする少女。真っ当な人間でないのは確かか】

【聞こえてしまう、背後にいる何かの存在に感じてしまう】
【恐る恐る振り向く、ゆっくりとその存在を確認するように―――】

「―――冗談、止めてくれよぉぉぉぉぉぉぉおおおッッ!!!」

【何かおぞましいものが背後にいて、絶叫】
【その状況を見て眉をひそめながらも、少女が声の主に向けて呟く言葉はたった一つ――「GOOD」】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(岐阜県)<>sage<>2013/02/22(金) 23:19:03.13 ID:nNFb/r+wo<> >>969
――――ほう。

【初めて女の目が光る。月光に反射して物理的に、そして面白そうなものを彼が出したという精神的に】
【木はただの丸太と細い枝や葉の部分に分かれてしまったが……元はといえば女がしたこと、さして興味はなく】
【その白銀に煌く刀身に、氷のような目が溶かされた―――要するに、興味を持ったということで】

……なるほど、簡単だ。

【そんな言葉を1つ漏らすと、手に持っていた刀は、次元を歪ませる様に消えていく】
【女の能力なんだと、彼には分かるだろう。――正確には刀自体の能力だが、そんなことは関係がなく】
【今は小柄になっているそれを手に取ると、女が幾分笑ったような表情を浮かべた】
【そして、おもむろに女はその小柄を上に掲げ】

【一瞬後】


―――――――――――――……ハァッ!!!!!


【もうその切り株の傍には女の姿は無く、彼が斬った木の丸太になった側を、2mほどとなったそれで大上段から切り伏せていた】
【丸太が2つになり、さらに女は横から2つ纏めて斬り、また丸太の個数が増えた。半月状になったそれ】
【自分が切り倒した木を、また斬っていく。よく見れば、力を抜きながら、縮んでいる状態でも斬っていることが分かるだろう】
【荒削りながら、それは狭い範囲での剣舞と呼んでも差し支えは無いものだろうか】


【2分程経って、女はその動きを止めた】
【彼の話はちゃんと聞いていたのか、確かに未だ立ち続ける木を切り倒すような真似はしていなかった】
【ただ、女の周りには大量の木材が落ち、ともすれば割り箸と呼んでも良いような細いものまで散乱している】
【女は、彼に言うだろう。この刀が欲しいとも言わず、ただ単純に面白いとも言わず、逆に、幾分怪しがるような疑問だ】

―――貴様は、"何だ? <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 23:19:58.53 ID:pc3celVDo<> >>976

纏衣? ソノ名、風の国ヲ襲ッた……いや、彼は屠らレたト聞いた
一体キミは何者なンだ?

【わずかに眉をひそめたのは、纏衣という名前自体には確かに覚えがあったからか】
【直接に対峙した事すら無いとはいえ、かの騒動の渦中に己は居た】
【そして文字の読めぬ己の耳に伝わる程度には、事の顛末もまた振幅広く風の国を震わせた】
【ならば目の前にいるのは。そう言葉で問いかけるがごとく、その目は不思議そうに相手の姿を見遣る】

【相手の不穏な笑みにようやく気付かされたかの様に、最小限の動きで周囲の様子を見遣る】
【さすがに港桟橋の端の方、動きを止められた人々の数はそう多くは無いものの】
【夜の闇の中に心許ない光によって浮かび上がるマネキンのような人々の表情は、あまりに、つらくて】
【すぐ傍の相手にも聞こえそうなほど、悔しそうに歯噛みする】

止メロ、止メてくれ、他ノ人は全く関係無いだロう?
聖遺物だかなンだか知らないケレド、渡セば彼ラの命は助ケると約束しテくれ

【迷いも無く、選んだのは見知らぬ人々の命を助けんがための選択肢】
【拍子抜けするほどあっさりと曲刀を引くと、背嚢を身にくくりつける紐を肩から外し始める】
【青年はひどく愚直で、甘く、罪であるほどに世の闇について無知である】
【相手が無辜の民の命を約束してくれれば、手にした剣の価値も分からず簡単に相手に手渡すだろう】
【――例えそれが保障の無い口約束であっても】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 23:21:14.37 ID:+uNJH6qzo<> >>978

【普段より少し鈍る回避はスレスレのところでその暴虐を躱しながら、】
【火属性のその攻撃を視界に止めてうすら笑む表情は、野蛮さで言えば相手と何一つ変わらない】
【戦闘が何よりの愉悦であり、気晴らしであり、憂さ晴らし。相手の力量などそれのスパイス程度にしか思わないし、】
【相手の種族のレアさだって、倒したあとに追随する収穫の面でしか価値を見出してはいなかった】

……どうか此処で止めて欲しいな、私を。お前に出来るものならば

【刀身に意識を集中しながらぽつり落とした不純物じみた言葉など、相手が拾えないのは百も承知だ】
【清い水の奔流が渦を巻いて――少しの溜めの後に、腕部目掛けた上段の刺突がミノタウロスへ襲い掛かる】
【鋭利なランスのように纏わせた水の所為でリーチも長いその攻撃は、回避の間合いを見誤らせる効果も秘めていた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<><>2013/02/22(金) 23:23:53.76 ID:VqtnJDbp0<> >>975

そうかい、そうかい、けろけろ。ま、そんな事は気にするな。どうだって良いんだ、けろり。

【背中でそんな言葉を受けて、あまり感情を込めずに。】
【哀れむ事はしない。まして女の胸の大小に然程の興味は無い。】

けろ、主だぁ? 私は、そんなもんに導かれた覚えは無いが。
……まあいいや、郷に従うか。

【ーー汚れも気にせず、長椅子に腰掛けた。】
【風呂敷包みは傍らに、手拭いは丸めて、膝の上に置く。】

げこ……食いもんとか無いのか?

【自分を招かれた客人か何かと勘違いしているのか、身勝手をぼそりと呟いた。】
【ーー椅子に座っても、その身体は、小さい。当然だが胸の膨らみなど、影も形もない。】

けろけろけろけろ……見ての通り、穢れた人外だ。清廉な修道士様は、そういうのはお嫌いか?

【どうにも、一癖も二癖もある人外的性格である。】
【余計な一言は、彼女にとっては、余計じゃあ無いのだろう。単に気まぐれかもしれないが。】

さておき……多少離れちゃいるが、有るよ。山ん中に。
……なんだ、教会ってのは、風呂も無いのか? けろけろ。

【ーー怪訝そうな赤い双眸が、貴女に問い掛けた。】
【馬鹿にしているというか、せせら笑っているというか。とにかく、家主に対するリスペクトらしき物は、無い。】


<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>sage<>2013/02/22(金) 23:23:55.24 ID:HOPie8fN0<> >>972

【突如、沢山の猫が集まる場所もくもくと灰色の煙が漂ってきた】
【一目で害をなすと感じられるほど濃いその煙の元を辿ると、一人の男が立っていた】
【上から下まで闇に溶け込むような黒一色の服装】
【口には3本もの灰色のタバコを一度に吸っており、その煙が猫達のところまで漂って来たようだ】
【男が横を通り過ぎる為に近づけば近づく程、煙たくなってくる】
【その猫達の中に居る虎頭の男を横目でチラリと見ると】

獣人か…

【まるで蔑むかのような瞳と声でそのまま横を通ろうとする】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(関西地方)<><>2013/02/22(金) 23:26:20.55 ID:jjRuHucmo<> >>980

【刀に関しては詳しくなくて、その本来の正体までは探れないのだろう】
【けれども、そこに描かれた文様はとても美しく、それでいて苛烈で】
【宵月に照らされる白銀の刃の形を、彩のように紡いだ】


ふふ、私もふらりと立ち寄った次第でして……そういう意味では申し訳ありません
けれども、見ての通り、私も剣士の端くれですので、つい……お声をかけてしまいました

それにしても素晴らしい腕前ですね、感服いたしました!


【言葉に嘘は無い、一つまた一つと歩むたびに、白銀のグリーヴが地面を撫でた】
【ニーソックスの上から細い足を包むグリーヴと、前の開いた長いスカートのようなフォールド】
【下半身の前部はミニスカートで、そこから零れる脚の柔肌が、溶けてなくなりそうなぐらいに】

【頬を緩めながら紡ぐ言葉は、へりくだって、それでいて嫌味の無い素直な言葉】
【他者に対し瀟洒に、それでいて真摯に対応するその姿は】
【騎士≠ニ呼ばれるべきものなのであろう】


ええ……斬艦刀=\―――と、呼ばれるものでして……
……手合わせ、ということは模擬戦のようなものでしょうか……それは、少し……
私など、決して相手に……ぃ……んっと……


【斬艦刀=\―――その響きは、貴女の興味を引くのであろうか、斜めに背にかけられた大剣】
【彼女の150cm中盤の身長をはるかに越える2mはあろうかという巨大な剣、長い柄と根元が細くなった分厚い剣】
【重装備な下半身とは裏腹に最低限の布しかない上半身は、大きく露出した二の腕を揺らめかせた】

【貴女の言葉に微かな戸惑いを見せた、冗談だと言われるような笑みに濡らしても、それは消えなくて】
【――――貴女の琥珀色を彼女の水色の瞳が辿った、綺麗な宝石のような貴女の瞳】
【底に映る色合いが、今にも溶けて流れ出そうな気がした】


……えへへ……お恥ずかしい話ですが、道に迷ってしまいましたのです……


【両手を合わせたなら、恥ずかしそうに顔を覆うのだろう、指先から漏れる瞳の色】
【じぃと集中してみたなら気づくだろう、その水色の瞳が、ほんの少し雨に濡れたよう】
【――――きっと、泣いていたのだ、泣きながら歩いて、そして、道に迷った】

/此方こそ宜しくですー <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 23:27:15.17 ID:L92T8sLko<> >>977

【ムキになって怒った子供のような、そんな瞳がカズネを睨む。が、それだけだ】
【しぶしぶというようにリリアは浮いて、ぱたぱたと蝶のように悪魔の羽を動かして部屋へ向かう】

【―――そんな時。壁画の部屋を照らしていた、マグマの噴水の周囲にあった仕切り≠ェ消える】
【それは当然ながらマグマが室内に広がることを示していて、宝石の部屋にもゆっくりとそれが迫り始めた】
【室内の温度がグッと上がる。心臓型の宝石は誘うように光を放っていて、かたかたと揺れる】

【ここでの判断は大切だ。なにせ、ハシゴは木製なのだから】
【直ぐ様宝石を取って逃げるか、それとも余裕を持ってこの場を後にするか――いや、もう一つ有る】
【それはリリアだ。彼女の特性を覚えていれば、或いは第三の選択肢も―――。】

>>979

【この卵、一つがおよそ30cm。持ち帰るとしたら精々が両手で2つを持てる程度だろうか】
【そしてあまり時間はない、即座にでも通路に飛び込んで、そこが崩れる前に進まなければならないからだ】
【だが勿論、ケンタウロスの女性もただ不意を突かれて驚くばかりではなくて―――】

待てやテメェー!このキルフェ様を置いて逃げられると思うなよ、ボケがッ!!

【逃げ切ろうとする青年目掛けて、例の大斧が投げつけられる。当たれば当然、一溜まりもないだろう】
【加えて言えば、その威力は凄まじすぎて――床に突き刺されば、きっと通路崩壊のスイッチとなるはずだ】
【ケンタウロスは空を飛べない。となれば此処は、うまくして逃げるしか無い―――!】


【―――そして、それに成功して通路をひた走れば前方には金銀、或いは赤や青の輝きが見えてくるだろう】
【神殿の奥、あの輝き。一体そこが何の部屋であるのかは、想像に難くない―――。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>saga<>2013/02/22(金) 23:28:08.96 ID:cBNprtaU0<> >>983

【青年の問いにヒルコは満足そうな笑みを浮かべる】

「ええ、約束しますとも。この世に迷惑をかけることしかできない廃棄物の様な僕が、
 善良で僕よりもよほど高位な方々を傷つけるなどとんでもない罪ですからね」

【ヒルコの方も青年の返答を聞くなり、あっさりと燃え上がる車輪を消滅させた】
【しかし念には念を入れてか、残光剣を直接受け取るまで人々の拘束は解かない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(山形県)<>sage<>2013/02/22(金) 23:29:11.64 ID:+3MHzxVko<> >>978

「――やはり、あの脚……見た目通りの硬さだが、重量攻め……打撃は通るッ!」

【投げられた鉛入りの鉄球は、蜘蛛の脚を圧し折れば――ガキィンと音を立て、地面に落ちて】
【しかしあの攻撃は、その重量故に小回りがきかない】
【ましてや――目の前に、激昂した蜘蛛が居る前では手軽に出せるものでもないッ!】

【蜘蛛に潰されないよう、バックステップを二回取れば】
【まだ6つある脚の内二つが、それぞれを貫こうと振るわれていて】

「――あの蜘蛛……眼まで硬ェとか言うんじゃあねェだろうなァー」
「だが、……脳味噌ぶち抜く最短距離は――眼!」 「一気に懐に突っ込むッ!」

【右半身をやや奥に持ってくることで攻撃の直撃を避ける彼】
【その蜘蛛の脚は、彼の右脇腹を抉るが――】
【攻撃の直後ならば、近づけるのではないかと思ったようだ――故に取った行為】

【――相棒の尻尾及びその周辺、それが彼に纏われる】
【それは……身体能力を少し上げる他に、"泳ぐ力"や後方への探知等を高めてくれる】
【ここには水なんてない、けれど――】


「海を泳ぐように……この鉱山を泳いで見せるッ!」

【まるで海の魚のように、なめらかな動きで蜘蛛の頭部に接近しようとし】
【成功すれば、鈴を鳴らし右手に"中に鉛の詰まった鉄の杭"――それを生成すると】
【蜘蛛の眼の内一つ――蜘蛛から見て、右の一番手前の眼か】
【それに向けて、力いっぱい振り下ろすッ!】

【――蜘蛛に接近するということは、より危険が高まるということに違いない】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(大阪府)<>sage saga<>2013/02/22(金) 23:31:14.25 ID:W7rHcPM5o<> >>982
……興が乗ったようで何より。

【剣舞を興味深そうに――流葉のように激しく、滑らかに動く彼女よりは、その手の中の刀の方を――見つめていたが】
【彼女の舞踏が終われば、ぱちぱち、と気の抜けた拍手で答えた】

なんとも類稀な才だ。君のような人間に試用して貰えるとは、僥倖と言わざるを得まい。

【女性の方に歩み寄りながら、そんな事を口にして】
【だが、女性の射抜くような問いかけに、ぴたりと足を止める】

……私は人間だとも。それ以外の何かに見えるだろうか?

【女性が投げた問いに、無意味な答えをはぐらかすように返し】

返して問おう、君は何だ=H さしずめ一振りの刃≠ニでも?

【つまらなさそうに、同じ質問を、どこか馬鹿にしたようにつき返す】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 23:31:32.96 ID:GDPYDdMKo<> >>986

あん?何だぁこの煙は……

[ふぎゃあ!]「なー?」『んふー……』

【突如として漂い始める煙】
【虎人は鼻腔をくすぐり、微かに視界を乱す煙を胡乱げに眺め】
【その煙の元を辿り視線を流すした】

【野良猫たちの内、煙が苦手な数匹が夜闇へと鳴き声を上げて消えていく】
【逃げた個体以外は、未だ何事もなく猫缶を食べているが】

……善良の通行人って見るにゃあちょいと随分と挨拶だな、おい
俺が獣人で、何か問題でもあるかい?にいちゃんよ

【虎人は男の言葉に――反応する】
【男の言葉に差別的な色を感じ取ったせいであろうか】
【感情の分かりづらい虎の顔を微かに動かし、瞳を狭めて男を視界に捉えた】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<><>2013/02/22(金) 23:32:17.59 ID:dBd4Vlxjo<> >>981
ーーーおい、[ピーーー]なよ、半殺しで済ませておけ。後が面倒だ

【モヒカンを殴るゾンビに、目線を向けずに呟くと、ゾンビはこくりと頷いた】
【ーーーまだ殴ってるけど】

うるせーバカ、騙される方が悪いんだよ
いいか、騙された奴が後で何を言っても傷口を広げるだけだ

…わかったらそのモヒカン連れて帰って泣き寝入りでもしてろ

【騙されたとか詐欺師だとか、そんなのはどうでもいい、騙される方が悪いと彼女は一蹴】
【シャベルでモヒカンを示して、怯えるスキンヘッドを三白眼が不気味に睨みつける】
【ゾンビはーーー既にモヒカンから離れて、運動の汗を拭っていた】

「フハハハハ!命が惜しくば言うとおりにするのだな!」
「逃げなくとも私は構わんがなぁ!フハハハハ!」

【相変わらず、ボヤけた霊体もスキンヘッドにハイテンションな声をかけていて】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(埼玉県)<>!red_res<>2013/02/22(金) 23:34:32.09 ID:L92T8sLko<> >>984

【ザクッ≠ニいう音は、、硬い肉を突き抜けるのが水の槍でもするのだろうか】
【ミノタウロスの腕部から零れた血液がランスと混じって、それをひどく残虐な兵器のように変貌させる】

【―――もっとも、止まらない。ただ腕を貫かれたくらいで止まるのなら、魔牛は伝説の一つには成れないのである】
【ふと棍棒を引き寄せて、そのまま先端で地面を強く叩く。すると、ミノタウロスを囲うように無数の火柱が出現】
【セシルを下から叩き上げるように、獄炎の如きそれが迫っていく―――と、これは偶然だろうか】

【その炎の煌めきを受けてか、やはり門の上のサーチライトは赤の輝きを強めたように見えた】
【もし四隅の燭台二飛を灯せば更に強まるだろうそれは、ともすれば凄まじい威力を誇るレーザー≠ノもなるだろうが――。】
<> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2013/02/22(金) 23:38:30.89 ID:pc3celVDo<> >>989

【慎重に麻袋の中から取り出されたのは、くすんだ赤色の布にくるまれた細長い物体】
【その形状からして、そして相手が感じる通り、それは紛れも無く】
【あの日あの時博物館から持ち去られた、“残光剣”そのものだ】

……妙な事ヲ聞くようだケレド
聖遺物ッテなんなんだい、なぜコレが狙われるンだ?

【ベイゼ。かの日の目的として必死にこれを追い求めていた姿を浮かべるように、薄く眼を細める】
【心中に思い浮かべられる寒々しく空しい後悔を表すように、相手に剣を差し出す手が一瞬止まって】
【代わりに差し出されるのは、一粒ばかりの質問。答えるかは相手の自由】
【どちらにしろ、震える褐色の手は相手に布にくるまれた残光剣を手渡すだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 23:41:28.05 ID:mRcC3Sz10<> >>985

【ふぅ、と小さな溜息一つ】
【警戒色を浮かべて触れていた長剣も放し、その手は宙で指を絡めて遊んで】
【取り敢えずは掃除でも――――そんな事を思っていた時に、食の言葉を受けて】


「あなたが何と言おうと、主のお導きは主のお導きです!
……カンパンとか、その程度なら少しはありますが……美味しくはないですよ?」

【この外装。出せる食料。どうにも、とても貧乏だという印象しか与えることが無い……か】
【ましてや内装はどうなのかと問われれば、その通りである】
【――――どうにも我を通そうとしている様だが、神も仏も関係なければ……恐らくは、余り興味を惹かない言葉となって消えてしまうのかも知れない】
【頭を覆うような其れを外せば、長い銀色の髪が露わとなって】


「――――誰とも隔たり無く接すること。それが教えの一つでもあります
あなたがどの様な存在なのかは分かりませんが……それであっても、嫌うような事はありません」

【説教台へと向かった足、止めれば振り返って答えるのだろう】
【問われれば大方答えてしまうような性格。恐らく、扱いやすい。或いはカモにされやすい性格】
【女から漂う気配は確かに人間の其れ。然れど、同じ人間と接するかのように、少女に語りかけ】


「本当ですか?!今度、余裕があった時にそこへ赴きに――――
うぅ……いや、無い訳では無いのですよ?
私だって女の子ですし、匂いは気になります。だけど……お湯が出ないというか……此処じゃ水しか無いと言うか……」

【風呂はあれど、故障か何か故にお湯を扱うことが出来ないという事か】
【――――今の時期、水のみでは寒かろう。それを表すかのように、一度思い出したら軽く身震いをして】
【しかし、温泉の存在を知れば、少しばかり年相応の嬉しそうな顔を覗かせるのであろう】
【辺りを知らないこの女性が其処へ着けるのかは――――神のみぞ知る】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 23:42:04.86 ID:jdWwRqAIO<> >>978

――うっ、硬っ!

【刃は脚を捉えたが、鉱石の鎧に覆われた脚を切り落とすには至らず】

【もう一度、と得物を振りかぶったところで、投擲される鉛の塊】

……鉄球?
そうか、だったら!

【鉛球は容易く蜘蛛の脚を折っていく、斬撃で攻めるより打撃で攻めた方が効果的なようだ】

【得物を打撃武器に再構築しようと得物を構え――】

――っあ……!

【第二撃目の回避が遅れた】
【鋭い脚が左二の腕を深く鋭く抉る、紅い血飛沫が噴き出す】

――まだ!
大丈夫……!

【よろめき、膝をつきかけたが、得物を杖にして立ち上がる】
【得物を再構築し、出来上がったものは――】
【――短い柄から鎖が伸び、先端に金属球が繋がった打撃武器、フレイルと呼ばれるもの】

砕けろ――!

【金属球を回転させ、それを振り下ろす!】

【金属の重さは鉛ほどではないが、回転により、威力は飛躍的に上昇している】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage saga<>2013/02/22(金) 23:43:08.11 ID:+uNJH6qzo<> >>994

【肉を割いた感触を振り払うように鋒を引いて、血液混じりの水を払い除けるも】
【下方からの火柱一柱に叩き上げられて浮上した躰は、虚空で歪な受身を取って地に堕ちた】
【腹部を抑えて零した呻き声は、そのダメージだけとも思えない。ミノタウロスからすれば明確な隙だが】
【「反発」の魔力が、黄緑の燐光となってセシルの周囲に展開し始めていて】
【迂闊な攻撃が危険であるという空気は、相手の野蛮さが想像通りならば――読めないだろうか】

(……そろそろ、か)

【一方の部屋。飼い主の予測通りに、手間取りつつも火トカゲは4つ全ての燭台に火を灯した】
【それにより起こされる変化とは――この場でそれを悠長に観察していられるのは、コモン位だろうが】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/02/22(金) 23:43:26.09 ID:KNUMcSbHo<> >>988

【一つ目の卵を手にした事でその重みを感じ取った善太郎は、今使用した鉄パイプを背中にしまう】
【もう片方の手を開けたと同時、キルフェと名乗ったケンタウロスの女が大斧を振りかぶっているのが見えた】
【あの構え、まさかこっち目がけて投げる気か――?】


お、おい馬鹿やめろッ!ンなもん投げたらマジにこの床がぶっ壊れ……うおおッ!?


【ダンッ!と勢いをつけて彼はとっさに左に飛んで、ギリギリ大斧を避けるだろう】
【冷や汗をかきながら彼は大斧の突き刺さった先から、得体のしれない崩壊の予感を感じとった】
【大ピンチ、だが相手も羽を持っていない、このまま前方の部屋に逃げ切ればそれが大チャンスへと変わる―――!】

【続いて目の前に見つけた二つ目の卵を手に取りながら、リョクオオカミを従えつつ彼は目の前の神殿の奥の部屋に目を凝らす】


――――あの部屋、まさか宝の部屋だったりしねーか!?もしかしなくても……逃げ切れば大チャンスなんじゃあ……ねーのかァァァ!?


【二つの卵を手に取って必死に前方へ全力疾走しながら、崩壊が足元までたどり着くよりも前に彼はあの輝く部屋へと飛び込んでいくだろう】 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします
(長屋)<>sage<>2013/02/22(金) 23:45:50.56 ID:HOPie8fN0<> >>992

別に…何も…
ただ、珍しいのが居るなと

【タバコをふかしながら言い放つ】
【"珍しい"とは色々と表現に捉える事はできるが、この男は明らかに侮辱して居るようだった】
【上から目線と言うわけでは無いが、何で獣人が居るんだ?と言った雰囲気である】
【そして、男は吐き捨てるように】

あまり寄らないでくれ…獣臭いのが映ると困る…
獣っぽいのは一匹居れば充分だ…

【完全に彼の事を拒絶する反応を示した】
【だが、男の言葉からは彼とは別の獣っぽいの人間を知っている事が伺える】
【それも、かなり近い立ち位置に居るのであろう】
【だからこそ、獣人らしき人に飽き飽きして居るのかもしれない】
【よく見れば、彼の瞳は蔑みとは別の憐みの様な瞳をして居るように見える】 <> 1001<><>Over 1000 Thread<> ☆.。 .:* ゜☆.  。.:*::::::::::::::::゜☆.。. :*☆:::::::::::::::::: 。.:*゜☆.。.:*
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      `ー-、_    く´ =@    /     ヽ  
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         l、_,!   し'   l =@  `l     =@               ://vip2ch.com/
<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>梓「憂へのプレゼント・・・」 @ 2013/02/22(金) 23:32:12.64 ID:/aXQ9vleo
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ヤクルト監督「ドラフト6位か、じっくり育てないとな」 @ 2013/02/22(金) 23:09:34.19 ID:LfxpJ/9n0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361542174/

ばらかもんの琴石なるはロリかわいい、方言喋る女子はそもそもかわいい @ 2013/02/22(金) 22:36:53.99 ID:YrZlX1nuP
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1361540213/

【力を持ち過ぎた者】能力者スレ【プログラムには不要だ】 @ 2013/02/22(金) 22:32:06.91 ID:NdGE7lgOo
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批判とか煽りとかやめようぜ!仲良くするために実名公開しよう! @ 2013/02/22(金) 22:30:50.02 ID:6jc3PIdCo
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〜洋菓子ストレイキャッツにようこそ〜 はっぴぃ にゅう @ 2013/02/22(金) 22:22:22.74 ID:r5lRR2Gwo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1361539342/

菫「ピアノか……」 @ 2013/02/22(金) 22:19:03.67 ID:4ptSqfaR0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361539143/

うちはイタチ「学園都市…大した街だ…」 @ 2013/02/22(金) 22:05:37.74 ID:AcdPDDHo0
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