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HTML化した人:lain. ★
【此処は異世界】能力者スレ【カオスの権化】
1 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/03/26(火) 00:59:01.84 ID:myVWTFRM0
ようこそ、能力者たちの世界へ。
この世界は、数多の能力者たちが住まう世界。

無限大の大きさのこの世界。
多くのことが語られたこの世界だが、まだまだ多くの空白がある。
先人たちの戦い、絆、そして因縁。これらが絡み合い、この世界は混沌としている。
もしかすると、初めて見た貴方はとっつきづらいと思うかも知れない。
――だが、この世界の住人は新しい来訪者にことのほか優しい。
恐れず、以下に示す雑談所や、場合によってはこのスレでも質問をしてみてくれ。
すぐにスレへの溶け込み方を教えてくれるだろう。

【雑談所。質問や現状、雑談などはこちらでどうぞ】
PC【http://jbbs.livedoor.jp/internet/14029/】

【はじめに】
このスレの元ネタはVIPで行われていた邪気眼スレです。
長く続けるに際して、いくつかのルールを設けています。以下にそれを記します。

・この世界は「多様性のある世界」です。
・完全無敵の能力は戦闘の楽しみがなくなり、またスレの雰囲気も壊れますので『禁止』です。 
・弱点などがあると戦闘の駆け引きが楽しめます。
・戦闘では自分の行動結果に対する確定的な描写を避けること。【例:○○に刀で斬り付ける。○○の首が斬れる】など。
・基本の心構えですが、「自分が楽しむのと同じくらい相手が楽しむことも考える」ことが大事です。
・書きこむ前にリロードを。場の状況をしっかり把握するのは生き残る秘訣です。
・描写はできるだけ丁寧に。読ませる楽しみと、しっかりと状況を共有することになります。
・他のキャラクターにも絡んでみると新たな世界が広がるかも。自分の世界を滔々と語ってもついてきてもらえません。
・「コテハン」は禁止の方向で!
・基本的に次スレは>>950が責任を持って立ててください。無理なら他の能力者に代行してもらってください。また、950を超えても次スレが立たない場合は減速を。
・スレチなネタは程々に。
・スレの性質上『煽り文句』や『暴言』が数多く使用されますが過剰な表現は抑えてください。
・基本的に演じるキャラクターはオリキャラで。マンガ・アニメ・ゲームなどのキャラの使用は禁じます。(設定はその限りでない)

【インフレについて】
過去、特に能力に制限を設けていなかったのでインフレが起きました。
下記の事について自重してください。

・国など、大規模を一瞬で破壊できるような能力を使用。
・他の人に断り無しに勝手に絶対神などを名乗る。
・時空を自由に操る能力、道具などを使用する。時空を消し飛ばして敵の攻撃を回避、などが該当します。
・特定の物しか効かないなどの、相手にとって絶対に倒せないような防御を使う。
・あくまで能力者であり、サイヤ人ではありません。【一瞬で相手の後ろに回り込む】などは、それが可能な能力かどうか自分でもう一度確認を。
・全世界に影響を及ぼしたり、一国まるごとに影響が及ぶような大きなイベントは一度雑談所でみんなの意見を聞いてみてください。

勝手に世界を氷河期などにはしないように。

・能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事。
・エロ描写について

 確かに愛を確かめ合う描写は、キャラの関係のあるひとつの結末ではあります。
 なので、全面的な禁止はしていません。
 ですが、ここは不特定多数の人が閲覧する『掲示板』です。そういった行為に対して不快感も持つ人も確実に存在します
 やる前には、本当にキャラにとって必要なことなのか。自分の欲望だけで望んでいないか考えましょう。
 カップル、夫婦など生活の一部として日常的に行う場合には、一緒のベッドに入り、【禁則事項です】だけでも十分事足ります。
 あまり細部まで描写するのはお勧めしません。脳内補完という選択も存在しますよ。

前スレ【http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1363529223/】
wiki【http://www53.atwiki.jp/nrks/】
2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/26(火) 01:00:38.58 ID:HrBBTgxn0
>>1乙
3 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/03/26(火) 01:01:27.37 ID:Ph7fqB5a0
>>1乙っすよ
4 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/26(火) 01:04:53.57 ID:7IC5hpPvo
>>1乙ぅ
5 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/26(火) 01:06:38.44 ID:e+SFpbVXo
>>1乙ってやつです
6 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/26(火) 01:19:04.75 ID:Fq4m8oc+o
無骨な>>1乙
7 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/26(火) 01:20:51.69 ID:l3EmWSK6o
>>1乙に違いない!
8 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/26(火) 01:21:11.60 ID:zcXuU0mOo
死ぬほど>>1乙
9 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/26(火) 18:39:15.31 ID:5lwS5+F/o
>>1乙ー
10 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/26(火) 20:46:22.17 ID:9lh4KyZLo
>>1乙
11 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/26(火) 21:20:35.83 ID:YAlBnc+70
>>1乙
12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/26(火) 21:32:32.75 ID:QDCQhhAdo
>>1オツです!
13 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/26(火) 21:33:40.97 ID:+YtrYSOdo
>>1乙乙乙
14 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/26(火) 21:39:47.64 ID:q6NR0LIdo
>>1乙よ永遠に
15 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)2013/03/26(火) 21:41:43.11 ID:eGoPyrv9o
>>1じじょう、じょう
16 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/26(火) 21:59:21.68 ID:UxEcLEW8o
>>1乙
17 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/26(火) 22:11:21.43 ID:Fq4m8oc+o
【昼の国――】
【常に太陽が照りつけるこの地、その中でも特に熱が籠りやすい"盆地"】
【"気温は高い"ものの、"鉱山が近い"という理由もあってか――この土地に住む人は、少なくない】

【その地で――何やら、"不穏な空気"を醸し出す者が居た】
【ここは、とある郊外】 【人通りが少ない上に――土地の形状のせいだろうか、盆地の中でも"特に"暑い】


    ――……あァァーーっつゥーいッ!


ちくしょォォオオーーがッ! なァんという暑さだァアアアッ
砂ァ漠とどォっこいどっこいだろこォいつはァッ!

【なんて嘆いていたのは数十分前】 【――今は、暑さ対策をしている】

……っと、こォの場所なら……んゥー、良い感じのが作れそォーだ
そォれに……ヒャハハ、あァいつと合ァわせればァァアア……!

【それは、身体に黒い毛を持ち、まるでルビーのように赤く透けた角を額と頭部、計三本を持つ20m程の大蛇だった】
【頭部や尻尾には銀色の鎧の様な羽毛が纏われていて、後頭部からは9本の羽毛が、尻尾の先端には8本の羽毛が、太陽のように伸びていて】
【その羽毛の先端には、角と同じ素材の棘が生えていた】 【また、額の角と同じ素材だが短いものが尻尾の先端にあり、首や他の部位に紫の毛を持つ】
【そして、その蛇は腕や脚を持っていた】 【爬虫類のようなそれは、五本指で先端には赤く鋭い爪を持っていて、背から生えた悪魔の翼の先端にもそれはあり】
【そして、手足や翼は羽毛で覆われていた】

【それは、いわゆる、――――"悪巧み"】
【この地で――何か、事を起こそうとしているかのような――】
18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[saga sage]:2013/03/26(火) 22:11:47.10 ID:fUSzMbjAO
【町中】

【暖かくなってきたとはいえ少し寒さの残る季節】
【そんな折、往来の中に一人、うっすらと汗をかいた少女が】

うぅ……流石に暑い……
ずっと熱を放出されると夏とか困るわね……

【赤を基調としたドレスにプレートメイル、所謂鎧ドレスという服装】
【銀の髪は高く結われ、鋭い蒼の瞳からは勝気な印象を受けるか】
【背中には右に傾いた十字架のような、長短一振りずつの剣】

【そんな格好の少女は胸元、鎧を少し持ち上げて何事か呟いているが──】

かといって剥き出しで持ち歩く訳にもいかないし、入れ物でも用意しようかしら

──でも今は何か飲むことの方が優先ね、どこかいいお店はないかしら

【一頻り呟くと視線を上げて、今度はきょろきょろと見回し始めた】
【その挙動はきっと、周囲から見れば不審そのもので】
【少女の胸元から放たれている魔力もまた、わかる者からすれば目を惹くものだろうか】
19 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/26(火) 22:19:17.81 ID:5lwS5+F/o
前>>1000

【うつむくエルフィスに対し、ジャンクちゃんは――なんだか慣れたように】
【失敗し落ち込む様子の彼をどう、どうと宥めるようにしながら】


まあそんなに気を落とさないでくださいデスヨー、我を忘れて
無邪気に振る舞ってしまうのは良くある事なのデスヨー、ワタシの主など
もはや自分を省みる事すらしませんよ?それに比べれば貴方の方がずっとマシだと思うのデスヨー

それと、こんな名前なのには一応訳はあるのデスヨーエルフィスさん……まあいろいろと
一言では語り尽くせない込み入った事情があるのデスヨー


【彼女が生み出されたのがいったいいつの事であるかは、外見からはよくわからない】
【しかしその様子では彼女にも一日二日では語り尽くせないほどの過去を持っているのだろうか】
【そしてエルフィスが差し出した宝玉の欠片に対してジャンクちゃんは】


まあ!宝玉の欠片デスヨー?先日の夜の国の一件は存じていましたが
その時の戦利品をお持ちでしたとは……こんな貴重な品をよく手にすることが
できましたね、少々驚きなのデスヨー


【上品に両手で口を押えて驚く素振りを見せた後、差し出された宝玉を手に取って見る】
【熱源反応も正常に感じ取れる、この物体自体が宝石とは思えない熱量を確かに発しているのを感じる】
【思えば自分の手で宝玉を手に取って見るのは初めての経験――ほんの少しばかりきょとんとした様子だ】

/ちょっとお風呂入ってきます!
20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/26(火) 22:31:25.33 ID:7IC5hpPvo
>>17
そこの少女よ! なにか困りごとでもあるのか!?

【唐突、相手の背後からぶわりと熱気が迫り、馬鹿っぽい大声が投げかけられたことだろう】
【夜の暗さなど物ともしない異様なまでの明るさは、熱気として周囲に影響を与えている】
【もしも振り向いていれば、そこには小柄ながらも均整のとれた体型の、火の国出身の様な顔立ちの少女が立っている】

【それ程豊満でもないどころか、剣や弓の扱いに困らなさそうな平坦な胸部には晒しを巻いて】
【その上に振袖を羽織り、下には袴というなんとも非常識極まりない外見は嫌でも周囲の目を引くことだろう】
【しかしながらそれよりも異様に印象深い要素は――紅】
【火と血を混ぜたような紅蓮の長髪は先端で輪郭を崩し、炎そのもののようなおぼろげな印象を抱かせる】
【意志の強そうな双眸の色彩も、真紅。そして袖口やうなじからは炎を思わせる意匠の紅の紋がちらりと覗き】
【頭からはネジ曲がった二本の角。誰がどう見てもこの女、人間ではなかった】

とりあえず――なんだ、のどが渇いているのならば麦茶等があるぞ。

【唐突に肩に背負ったズタ袋を地面に置いて、しゃがみ込む露出狂系角女】
【しばらくごそごそとズタ袋を漁ると、2Lは入るであろう水筒が飛び出してきて、満面の笑みで女はその水筒を差し出してくるだろう】
【なんとも無邪気な振る舞いで、悪意なども欠片も感じられない女では有る】
【しかしながら、隠し切れない血の匂いと死の気配が存在しているのもまた確かであった】
21 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/26(火) 22:37:38.87 ID:7IC5hpPvo
>>20
/*ふえぇ……、>>20は>>17さんじゃなくて>>18さん宛です申し訳ないです……!
穴掘って埋まってますう……*/
22 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/26(火) 22:53:00.11 ID:J/JOXlAeo
>>19

あー……見た目相応でもない訳か、悪いね気が利かなくて……
でも名前を裏切る性能じゃないかなこうしてちゃんと会話できてるって実際凄いと思うんだけど。

……主、ってえとそのままの意味なのか生みの親って意味なのか……後者なら興味ありだな、どれだけの頭脳なのやら……。

【自律する程の知能と知識を有したロボット、それを作る人間には計り知れない物がある】
【彼女の言う主が生みの親ならば、やはり天才と並び称される人間はどこかズレているのかななんて思ったり】

【やっぱりマッドなサイエンティストなのかな、と……】

おー流石ジャンクちゃんアンテナは高いんだなー
結局あの後どうなったかは分からないんだけど、その辺は知ってたりする?いやさ、怪我したから早めに退散したもんで。

【それも彼の偏見なのだけど、ともかく彼女が件の戦闘を知っている事に驚いて】
【ならばその後あの土地がどうなったのかを知っているかもしれないと踏んで尋ねてみてから】
【これ見よがしに包帯に包まれた右手をポケットから出して】

しっかし変な身体してた機関員だったなあ……研究の産物か自然発生的な異種か
一つの身体に首が2つで腕4つだぞ、正直ビックリしたわ……。よく生き残れたもんだ我ながら頑張ったよな実際……。
あ、それ欲しいならアンタにあげるよオレじゃ使いかた分かんないしね宝の持ち腐れってヤツ。

【勿論怪我はそれだけではなく、まあ彼女にとってはどうでもよい話だろうから割愛して】
【どういやら欠片には慣れていない様子の彼女を見て、ふと「あげる」と零す】
【実際にエルフェスはその類の物には詳しくなくだったら彼女が所有した方が良いだろうとの考えだった】

/了解です!
23 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage]:2013/03/26(火) 23:04:05.56 ID:fUSzMbjAO
>>20

──何だか熱くなったわね

【小さく呟いて溜め息一つ、それから振り向いて】
【そうして目に入るのは奇妙な─櫻の文化にあまり詳しくない少女にもわかるほどに奇妙な─格好の少女】
【まあ鎧ドレスで町中を歩いている少女が言えたことではないが】

困ってると言えば困ってるけど……まあ、こっちで解決できるようなことよ、大丈夫
まあ、強いて言うなら──暑いってだけよ

【熱い彼女に呆れたような半眼で答える】
【答えながらちらりと角を見たが、それに対し何を思っているか表情から読むのは至難だろう】
【何故なら少女の顔に浮かんでいるのはただ純粋な��呆れ�≠セからだ】

(麦茶……何だか熱いお茶でも入ってそうだけど……考え過ぎ、よね?)
え、ああ、それじゃあお言葉に甘えるわ

【「毒なんて入れてないでしょうね?」なんて皮肉めいた口調で言って】
【水筒を受け取ったならその中身を口にしようとする】
24 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/26(火) 23:09:29.05 ID:7P8AqRod0
【鳥の不気味な鳴き声だけが支配する森の中】
【木々を飛び渡る音は、明らかに不自然で】
【――――トンと軽い着地音を響かせるのは、一人の少女】


「一応置き手紙はしていったけど……大丈夫かな?
まぁ、でも……これ以上カログリアに迷惑掛ける訳にも行かないし……」

【頭に生えるのは、狼の其れであろうか。金色の髪は風に靡かれ、狼の尾はゆらりゆらりと揺らされて】
【星を見上げる金の眼。普通ならば二つある筈の其れも、この少女は一つのみ】
【……片目を覆う眼帯に手を触れるけれど、その手も直ぐに離して】


「団長にも報告しなきゃいけないし……それに柊にお礼もしなきゃいけないし……
どーせ暗くなってるんだろうから、その時は――――」

【自然と漏れるような笑い。失った其れの事など、大して気に留めた様子も無く】
【今この場に居ない大好きな友の様子を勝手に思い浮かべれば、まるで意地悪を思いついた子供の様にクスクスと笑うのだろう】
【――――それも束の間の事。辺りを見渡せば知らない場所。知らない木々】
【あちゃー……なんて呟きも、誰にも聞こえないのだろうか】


「せめて地図ぐらい貰っておけば良かったかな……あ、でも持って無さそう……
セリーナには報告した方が良い……のかな……
でも、色々と大変そうだし……自分で解決できなかったら頼もう……かな?
どっちにしても、先ず此処を出ないとねー……」

【服には、乾燥した血液がこれでもかと言う程に染みこんでいて】
【そんな格好のまま森の中を歩いていれば、不審者と勘違いされても可笑しくは無いであろう】
【静かな森の中に聞こえる明らかに人工的な音。辿れば必然的に出会う事となろうか】




【住民も寝静まった小さな街での事】
【ベンチに腰を掛けて夜空を見上げるのは、二振りの刀を腰に提げた少女の姿】
【時折眠たげに欠伸をすれば、視線を辺りへと巡らせて】


「うーむ……まさか宿の主人まで寝ているとは予想外じゃったの
とは言えど、幸いにして今日は暖かいからの。このまま野宿をするのも悪くは無い……かや」

【月に照らし出される銀の髪】
【鋭い耀きを放つ其れは、きっと遠くからでもよく目立つはずで】
【――――一際大きな欠伸。間抜けな声が辺りへと響いたであろう】


「まあ、野宿するにせよ適当に宿を見つけ出すにせよ……じゃ
今宵は何時もより多くの星々が見える故、もう少し眺めてから行こうかの」

【うっすらと涙の溜まった眼を擦れば、再び夜空へと視線を変えて】
【――――漂うのは人外の雰囲気。例え鈍感であったとしても、ハッキリと分かる程で】
【そんな人物が一人空を見上げているのは何処か不審……だろうか】
25 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/26(火) 23:11:47.50 ID:7IC5hpPvo
>>23
あー、どうも胸元から火の気を感じたんだが――、それが原因か?
まあ、私としちゃすっごい居心地いいからむしろばっちこいなんだけど!

【発言、振る舞い、全身――何もかもから熱気を振りまくこの少女】
【どう考えても季節感など何処かにおいて行ってしまったような格好をしているというのに全く寒そうではない】
【むしろ周囲に振りまく熱で暑苦しい印象を与える有様であって、それは相手の胸元の何かと相まって相乗効果すら生み出しかねない】
【何方にしろ、春も近いと言うのにこの暑さは天変地異とかそんなレベルですら無いと思われる】

日頃から毒を持ち歩くほど私は暗殺者っぽくは無いと思うんだけどなあ。
しっかり水出しして作った麦茶だから美味しいはずだぞ!

【水筒の中身を得意げに腕組みしながら解説していく少女】
【どう見ても人間じゃないのだが、浮世離れという言葉の真逆を行く存在だった】
【水筒に口を付けてみれば、キンキンにとは言わないが普通に冷たい麦茶が入っているだろう】
【炒った麦の香ばしさも有って、のどが渇いていたのならば中々好ましい味わいだと言えるはずだ】
26 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/26(火) 23:15:36.35 ID:9lh4KyZLo
【地下バー】

【ひと、ひとの行き交う中、酒場と言うほどの喧騒も無く、静かすぎるでもなく】
【誰もが他に目を向けもせず、ただ己の時間を酒精と共に流し込む場所】

……ああ、確かに今日はちょっと冷えましたね
いやね、ちょっと暖かいものを懐に入れておりますので

【濁りも無く透明な液体で満たされたグラスを天板に置きマスターと軽口を叩く】
【カウンターの端、壁に背を寄せて体を斜めにするその男を除けば、カウンターには誰も座っていない】
【一人でこの店に来る人間は、存外珍しいのだ】

まあ……そうじゃない明確な使い道を、考えているところなんですが
本当はね、もっと有用な使い方があるんですよ……なんてね

【豪奢な長い金髪は高い位置で括られ、聖別銀のロザリオを首に掛け】
【紫の瞳を隠すように、スポーツタイプのサングラスがぴったりと目元を覆う】
【前開きのスモーキーグレースプリングコートを、白のデザインシャツとブラックジーンズに重ね】
【黒白チェックのアフガンストールが首元を隠し、底の厚いアーミーブーツを履いている】
【一見誰も注目しないようなシルバースタッドのピアスには、側面に“No.13”と彫られている】
27 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage]:2013/03/26(火) 23:36:05.29 ID:fUSzMbjAO
>>25

へぇ……暑苦しいだけあって火に敏感なのねえ
そう、お察しの通り、これが原因よ

私としてはこのままじゃ暑くって仕方ないんだけどね

【鎧を使って隠すようにしながら胸の間に差し入れた手を引き出すと、その中には何かの��欠片�=z
【その欠片は熱を発しており、冬場には重宝しそうな代物】
【そして放つのは熱だけでなく、炎の魔翌力も周囲に漏れ出している】

【──因みに、少女のバストはそれなりに豊満であった】

──ふう、あまり飲んだことはないけど、悪くはないわね
ま、紅茶には負けるけど

【喉を潤した後、水筒を返しながらそう言って】
【付け加えた言葉──その格好からも推測できるように、良家の出である事を匂わせるような物言いで】

人は見掛けに依らない、って言うもの
それに、見ず知らずの相手に飲み物勧められると普通疑うわよ?

あんたの言う通りそんな風に見えないし、いきなり毒飲まされる覚えもないからそんなに疑わなかったけど

【それだけ言えば、先程の欠片を、光を透かすようにして眺め始める】
28 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/26(火) 23:39:26.92 ID:5lwS5+F/o
>>22


"WILD"は生みの親ではございませんデスヨー、『ワタシ』という存在を作り上げたのは
そのお父上に当たる方です、と言ってもあれからそろそろ14年半……それまでの間度々ボディのパーツを
新しい物に換装し続けていますから……ワタシの体の8割以上は"WILD"の作品、と言えるかもしれませんデスヨー

ええ、時々ワタシも疑問に思うのデスヨー、いったいどういう頭脳をしていれば『モノに意志を与える』なんて
神のごとき所業を出来るのか……ワタシ自身でさえ、そのCPUの構造を完全に把握できておりませんデスヨー


【先ほど聞こえた用語の意味――どうやら"WILD"というのは彼女の制作者の子に当る人物の事で、今のオーナーと言う事なのだろう】
【オーナーが代替わりしている、と言う事はその元となるジャンクちゃんの製作者はすでに鬼籍に入っているのか】
【その製作法の秘密や人の領域をも外れた知能指数の規模は、亡きその人物のみぞ知る物なのだろうか】

【そして、夜の国の一件に関してはジャンクちゃんも少し困ったような顔をしながら】


ええと、そういう事があったという情報は来ているのですがその場に駆けつける事が出来ていませんので
断片的な情報しか確認が取れていないのデスヨー…セリーナさんがその場にいたらしいので彼女の元に足を運んで
お話を聞いてみたいと思っているのデスヨー

しかし……それ本当デスヨー?機関にはそんなミュータントみたいな戦闘要員がいるのデスヨー……?


【そういう事実があった事を観測出来てはいるが、現場の詳しい様子まではまだちゃんと把握できていないようだ】
【どういう手段で情報が伝わったのかは知らないがそこそこいい耳をしているらしい】

【だがそのジャンクちゃんも、その後にエルフィスが提案した言葉には流石に動揺を見せた】


―――……ええ!?い、いや、そのっ、いえいえ!何をおっしゃっているのデスヨー!?
こんな貴重そうな品を、容易く手放してしまって本当によろしいのデスヨー!?いくらなんでも
貴方に対して悪くて、ちょっと、受け取ってしまうのは失礼に値するのでは……!


【手に取っただけでも機械の少女にも理解が出来る、その手渡された物に秘められたただならない『価値』】
【効果で取引されるであろう文字通りの『宝』、それもこの中には欠片とはいえ強力な力が秘められているのだ】

【それを手元のアンパンを少しちぎって分けるようなノリで譲渡されてしまっては、ジャンクちゃんも良心を痛めたのだろう】
【今一度、エルフェスに欠片を差し出しながら、今度は少女の方がパニックになり始めている】

/今戻りましたー!
29 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/26(火) 23:45:07.60 ID:7IC5hpPvo
>>27
うおおー、良い感じにすっごい気だな!
握ってるだけで私だとお腹いっぱいになってきそうなカンジがするぞ。

【目をキラキラさせつつ、何かの欠片をまじまじと見る少女は、おもむろに欠片に右手を翳してみる】
【ざわりと袖口から覗く炎の意匠の紋が蠢き、ちらちらと周囲に火の粉をちらし始めた】
【見て分かるくらいに露骨に顔色がよくなっている当たり、不思議な生き物である】
【ちら、と相手の胸元に目線をずらすと、邪魔そうだな、と一言率直な感想を漏らすだけだった】

旅先でお茶点てるのはさすがに無理だからなあ!
しっかりとした茶席が有れば私だって抹茶くらいなら点てれるんだぞ!

【えっへん、と胸を張って自慢げに茶道の話をする女】
【この少女、本当の本当に意外では有る。意外では有るのだがそこそこ名家の出だ】
【と言っても茶道や華道は多少かじったくらいでそれ以外は武術に殆どが割り振られていたが】

んー、地元だと普通に寺子屋帰りに近所のおばちゃんが川魚くれたり漬物分けてくれたりしてたからなあ。
そういうの、ちょっとわからないかも。

【田舎産まれ田舎育ちであるこの少女、戦闘的な思考で無い時は只のぼけぽけしたいきものにすぎない】
【そして、欠片をかざす相手が元気そうになったのを見て、満足気にうむうむと頭を縦に振って】

さて、できればでいいんだが近くに良い感じの宿でも知らないか?
地図を持ち合わせていないものでな、飛び込みで入れる宿が見当たらなくて途方に暮れていたんだ。
礼ならしっかりするから、案内してくれると有難いんだが――。

【困った様子で、宿を探していることを明らかにするのだった。恐らく話しかけたのも、此方も困っていたからなのだろう】
【そも、地図すら無しに旅をする事自体無謀といえば無謀なのだが……】
30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage]:2013/03/27(水) 00:13:59.32 ID:0/dIARlAO
>>29

お腹いっぱい、ってあんたはどういう構造してんのよ
何だか、あんたは燃やしても死にそうにないわね

【またしても半眼で言って、最近呆れる事が多いわ、なんて思いつつ】
【元気を増す彼女を見ればひきつった半笑いを浮かべる】

【そうして彼女が何か言った気がしたので、同じ様に胸の辺りを見て、哀れむように笑う】

抹茶……ああ、昔お爺様がチャドーだかサドーだか仰ってた時に聞いたわ
何か苦い飲み物だとか聞いたけど

寺子屋?それはお爺様の話にもなかったわね……

【聞き慣れない単語に記憶を漁れば、蘇るは懐かしい思い出】
【櫻の国の文化を好んでいた祖父。幼い頃はよく話をねだったものだ──】

【などと考えていたら更に聞き慣れない言葉がやって来た】
【まだまだ知らない事は多いなあ、なんて思って】

宿?こんな時間に?
この時間だとどこももう厳しいんじゃないかしらねえ……

んー、私の泊まる所なら二人くらい何とかなりそうな気もするけど……
それでいいなら来る?さっきのお礼、とでも言えばいいかしら

【夜も深まってきた時間に新たに宿を探すのは実際困難であろう】
【幸い少女も旅をしている身であり、宿も広い所を借りている】
【実際二人で泊まっても不自由はないだろうが──決めるのは彼女だ】
31 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 00:16:13.23 ID:wPpFl51+o
>>28

(14年も……!)

【その数字は驚くに値した、人間でさえそれだけの年月を経たならば機能不全に陥る者もいるだろう】
【だがしかし彼女は機械だというのに今見た限りでは何の問題も無く動いているし更に会話までも問題無く】
【喩えパーツを替えていたとしてもそれ即ちリスクを零にすることでもないと理解している】

なんだ……奇跡みたいなはなしだ、途方もないな……。

【だからこの当たり前のように目の前にいる彼女という存在は言葉の通り奇跡のように思えた】
【呆然としつつも神の御業を見たような内から湧き上がる何かに心躍らせられるのも仕方ないこと】

【そしてふと思う、彼女が神の御業によるものならば彼女を作った誰かこそが或いは……】
【いや、そんな考えは自分には似合わないか……と喉から出そうになった言葉を収め】
【彼女の次の言葉で我に還る】

ふーん……ああ、セリーナってUTのヤツだよな確か大分前だけどあの時は戦場だったっけもううろ覚えだな
ともかくなんか面白そうな情報あったらいつか教えてなー。

【思い出すにもちょっと遠い出来事を小さく呟いて首を傾げつつ】
【期待してるんだかしてないんだか分からない朗らかな口調でそう言って】


うん、どうやら兄弟らしくてさ……あー身体は一つだから兄弟って表現でいいのかなあの場合
でも一応意識は2つあったみたいだからそうなんだろうけど、そう言えばやたら「一対であること」に執着してた。
機関員っぽいって言えば正しいけどありゃぞっとするね……片腕捌いた時なんか命よりも一対の均衡が崩れたことにキレてたぐらいだし。

【随分と気軽なまま、井戸端会議でもするようなまましかしそのセリフは危険な香り】
【機関員だのそれを捌くだの……本人からすれば覚えている事を適当に垂れ流しているだけだが】
【他の、周りの一般人からすれば近寄りがたいのは確かだろう】

銃を使えないヤツが銃を持ってても意味無いだろ?それとおんなじだよ
オレはこういうのからっきしだしだったらそっちの方が、ジャンクちゃんの方が有効に使えそうだ、だろう?

【はっきり言ってしまえば興味ないんだよね、と加えて告げる彼の表情は屈託なく】
【世にも珍しい善意をもっての提案で、だからこそ断りにくくあるかもしれない】

/おかえりなさいませ!
32 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/27(水) 00:22:46.04 ID:sjyVh3RFo
>>30
今は人じゃないからな! 熱気とか邪気とか食べてると妖気が溜まって元気になってくる訳だぞ!
と言ってもご飯もしっかり食べないとどうしても調子は悪くなるんだけどな。
流石に神仙のように霞を喰って――なんてのは無理難題だ。お祖父様なら別だったかもしれないけどな。

【人じゃないから、と見れば分かる事を理由にしてそれで終わらせる少女】
【色々適当で、それで終わらせて本当に良いのかとも思うだろうが、それ以上聞いても少女自身詳しいことを良く知らないから聞いても無意味だ】
【そういう構造で、なんかそうなっているという事くらいしか当の本人は理解していないのである】
【むむ、と此方に向けられた哀れみ混じりの笑みに眉根を寄せて、ふん、と鼻を鳴らしてそっぽを向くのであった】

苦いんだが、それに甘いお菓子をつけるといいバランスでな。
侘び寂び含みだから、味が全てじゃないんだよ。全部含みでお茶なんだ。

寺子屋はそうだな――わかり易い言葉で言うと学校みたいなものだ。
大体初等部当たりの年齢の子が通うが、中等部に行けぬ子立ちも通っていたなあ。
お祖父様の方針で、地元の学校に通わされてたからな、結構楽しかったぞ? 無茶をする男子どもを木刀で蹴散らしたり色々してなあ。

【櫻の国の中でも特に古風な地域の旧家で生まれ育ってきたのがこの少女だ】
【あまり聞き覚えのない古い言葉や文化が飛び出してきても何らおかしくはないだろう】

……んー、じゃあお願いしたいぞ!
荷物はこのズタ袋しか無いからこのまま直行できるしな。
問題ないようなら随行させてもらおうと思うぞ!

【水筒の残りを、一気に口を付けて飲み干すと蓋を閉めてズタ袋に水筒を放り込んで】
【相手の好意に少女は迷うことなく素直に甘えることにするのだった】
33 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[saga sage]:2013/03/27(水) 00:47:46.82 ID:0/dIARlAO
>>32

ああ、そうね……人じゃないんだったわね……
─って今は、って人間の時があるような言い方ね?

【角を見つめながらそう返して】
【ざっくりとした返事は──初めから詳しい回答は期待していなかったから気にすることもなく】

ふーん、私は苦いのはあんまり好きじゃないわ
お菓子と合わせるならやっぱり紅茶よ

ああ、なるほど、学校ね
木刀で蹴散らしてる様子が想像できるから困るわ……

【──またしても紅茶である。余程紅茶が好きなのだろうか】
【寺子屋の話にはまた呆れ笑いを浮かべて】

じゃあ決まりね
そう遠くはないから直ぐに着くわ、早速だけど行くわよ

【そう言うと元来た方へ、彼女の横を通り歩き出す】

【少女と一緒に歩き出したなら、存外早く目的地へ辿り着くだろう】
【そこは外観から既に高級感を漂わせる、一見すると個人の豪邸のような建物】
【しかし少女は遠慮も迷いもなく入っていく──】
34 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/27(水) 00:55:34.24 ID:sjyVh3RFo
>>33
あー、ちょっと前までは人だったんだがな。
色々有って今は妖怪やってるって感じだ、まあ大して変わってないんだがな! はっははははは!

【人を辞めた存在であると、とても明るい様子で朗らかに馬鹿笑いを響かせながら語る少女】
【その来歴には様々なことが有ったのだが、そんな事は知ったこっちゃないといった振る舞いである】
【角への視線を感じて、触ってみるかとばかりにぐいぐいと角を押し付ける少女】
【もし触れれば骨の様な硬質な感覚と、不思議な暖かさが感じられたことであろう】

んむむー、和菓子にはやっぱり苦いのが合うんだがなあ。
そりゃあ洋菓子には紅茶が合うんだろうけどもさ。

【そう軽口を叩きつつも、少女は相手の後を付いて行く】
【ぱたぱたと小走りで後ろをついてくる図は、何処と無くシュールかもしれない】
【どう言うべきか――親に付いて行くカルガモとか、そんなイメージを持つと分かりやすいだろうか】

おおー、私の家の半分くらい有るぞこれ!
普段安宿ばっかだから久々にふかふかの床で寝れそうだな!

【眼の前に存在する巨大な豪邸を見て、目を見開きながら嬉しそうな声を漏らす少女】
【庶民派なのか育ちがいいのか全くよくわからないコメントをしつつ、特段遠慮も何もなく後ろに付いていった】
35 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 01:02:09.73 ID:SXdYAY3Co
>>31

【目に見えて感じ取れるエルフィスの驚愕、無理もない事だ】
【彼女にとっては珍しくはない反応、だが一方でジャンクちゃんはこの話をする度に思う】
【自分の体の全ては機械のはずだ、だが自分は誰かにインプットされた無量大数の反応を『人間と見紛うよう』に返すだけの機械ではない】

【『モノ』のくせに自分には『意志』が間違いなくある―――だが高性能すぎて自分自身に対してしかその事を証明できない】
【だが"WILD"は……きっとそうであると確信している、自分のルーツを何かしら父から聞いているのではないかと考えている】
【ジャンクちゃんのルーツ、その事を実は自分自身が一番知りたがっている――モノのくせに、やっぱり変だと自分でも思うが】


今の主である"WILD"にもワタシの再現を一から行うのは不可能だ、との事デスヨー
ですが、ある程度のワタシのしくみは御父上から聞かされているかもしれませんデスヨー
いつか"WILD"が教えてくれるかもしれませんね……吐かせる事にならなければいいのですけれども


【可愛い顔して妙に不穏な事を口走るジャンクちゃんは、とりあえずこの話題を一度打ち切る事にした】
【エルフィスはどうやらセリーナの事を知っているらしい、味方側の人間なのだろうか】


なんといいますか……毎度のことながらどこに行っても奇妙な価値観を持った存在と言うのは
いるものデスヨー、としか言いようがありません、その兄弟のルーツは知りませんが、その均衡とやらが
相当に大切な物である、と言う事なのでしょうか……

これが"WILD"でしたら『もらえる物は病気以外なんでももらう』と言って遠慮なく
取って行ってしまうのでしょうが……えっと、いただけると言うならば断る理由はございません、主も喜ぶのデスヨー

……でもこんな凄まじい物をタダで受け取るなど到底できませんデスヨー!エルフィスさん、なにか代価を要求してください!


【受け取る事には受け取るが、代わりに何かエルフィスの望む物と交換することは出来ないかと要求してきた】
【なんとも律儀な少女だ、まじめすぎる、とも受け取ることが出来るが】
【とりあえず、ある程度現実的な物であればジャンクちゃんは本当に代価として支払ってくれそうだ】
36 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage]:2013/03/27(水) 01:21:55.03 ID:0/dIARlAO
>>34

あー……うん、人でも妖怪でも変わらなさそうな感じだわ、うん

──やっ、ちょっ、や、やめなさいよっ!

【理屈を訊いても無駄だと判断したのだろう、馬鹿笑いしている彼女を見てそう呟いて】
【押し付けられる角を、その暖かさと共に手で押し返そうとする】



【建物に入れば入口には執事のような見た目の男がいて】
【その男に何事か言うと上へ向かう階段を上ろうとして振り返り】

ここが私の宿──って言っても伯父様の家の一つを借りてるだけなんだけどね
ま、部屋は二階だからついてらっしゃい

【そして部屋に入れば、中には大きなベッドと旅行用の鞄】
【その内装や調度品はまるでホテルの一室のようで】

そういえば、名前がまだだったわね
私はゼリシュ、ゼリシュ・フェーブスよ

──私はもうお風呂に入って寝るつもりだけど、聞いておきたいこととか、ある?

【背負っていた剣を下ろし、何やら鞄を弄りながら問い掛ける】
【それから「家の造りに関しては適当な人探して聞いてよ」、と付け加えて】
37 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 01:23:53.59 ID:wPpFl51+o
>>35

完全にオーパーツクラスだな、現行の技術じゃ再現出来ない……あ
じゃあもし盛大に怪我しちまったら大変だよな……大丈夫なのか?そのWILDってのもなんかこう…・いやなんでもない

【取り替えの利かない存在、それだけ聞けば尊いように聞こえるが】
【しかし壊れてしまえばそれまでということではないだろうか、だからその疑問を少しだけ口にして】
【ああ、余計な事だったなと後悔して目を逸らす。それ以上は自分が立ち入っていい領域ではないと叱責するように】

執着が強いとそれだけで脅威だ、そりゃ妄執で人間も亡霊にもなるわ……
敵対するオレとしたら勘弁だけどね、こっちの精神が持ちそうにないよホント。

【命より優先するものがあってそしてそれの為ならば手段を選ばない】
【それだけで脅威となる、それが機関員と……零す】

代価って言われてもなあ、そっちがそれで納得してくれるならいいけど……
こっちとしては特に欲しい物もなかったりでさ、うーん……。

なんか便利そうな物、でいいかな勿論有ったらの話で無理しなくていいからさ。

【ピンとこない表情、元より代価を求めての行動でないから求められても思いつかないようで】
【若干面倒臭いような雰囲気を滲ませつつ全部をジャンクちゃんへと託す、彼の言う「便利そうな物」】
【その一切は彼女のセンス次第である、でもエルフェスもエルフェスで適当なのだから深刻に考える必要もないのである】
38 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/27(水) 01:30:30.99 ID:sjyVh3RFo
>>36
いやはは、どーもどーも。
ちょっと今晩だけ寝床を貸してもらう事になっちゃったんだけど、迷惑かけないようにするんで宜しく頼むぞ!

【執事のような男に律儀かつ朗らかに挨拶をする少女】
【時間が時間の為、異様に元気なのは変わらないものの、声量は絞られている】
【深々と角つきの頭を下げつつ、ぱたぱたと下駄を鳴らしながら二階の会談を駆け上がっていく】

おおー、洋室のでっかい部屋は始めてだなあ。
床もふかふかだし、いつでもどこでもお昼寝出来るじゃないか、凄いな!

【どこかズレた発言だが、まあ仕方がない。侘び寂びの感のある和室は慣れていても豪華な洋室は慣れていないのだ】
【床もふもふしてるー、とぴょんぴょん軽く飛びながら部屋の中を見回して】
【相手の自己紹介を受ければ、此方も相手に向き直って笑顔を浮かべて】

私は花城火燐。
流しの剣士で、人喰い妖怪で、おにぎりと麦茶が大好きな普通の女の子だ!
聞いておきたいことはそんなに無いが……、おにぎりの具は何が好きだい?
お礼に明日は私がご飯を作るからな! 梅でも鮭でも昆布でもなんでも握るぞ!

【色々突っ込みどころのある発言はちらちらと散見されるものの、害意の類は無い】
【一宿一飯の恩といった所だろうか。どうやら、明日に朝飯を作る気まんまんの模様だ】
【もし首を縦に振り、ついでに好みを口にすれば明日は大量生産されたおにぎりと味噌汁と浅漬とかそういうものが並ぶだろう】
【この豪華な洋風の邸宅には全く似合わないシュールな光景が作られてしまうのはまず間違いない】
39 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage]:2013/03/27(水) 01:49:27.67 ID:0/dIARlAO
>>38

どこでもって……寝るならベッドでしょ……

【妙にはしゃいでいる彼女に苦笑いしつつ】
【妖怪を洋室に連れてくるとこうなるんだ──なんて考えて】

ええと……うん、一つ言わせてもらうけど、次からは��普通の�≠ヘ付けない方がいいと思うわ……

お、おにぎり……?好みができるほど食べたことないから──任せるわ

【一応一つ突っ込んでおく事は忘れずに】
【おにぎりは食べた事はあれどその回数は少ない】
【故にそこは彼女に任せると言って風呂へ向かおうとして】

──あ、お風呂なら他にもあるから入って来ないでよ?

【それだけ言えば、小さく欠伸をしながらまた歩いていくのであった……】



/〆はこんな感じで大丈夫ですかね!?
40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[saga]:2013/03/27(水) 01:54:14.07 ID:sjyVh3RFo
>>39
ん、色々了解っ!
お休みなさいだぞ、ゼリシュ!

【部屋を後にしていくゼリシュの背中にパタパタと少女は手を振って見送って】
【人風呂浴びて布団に入った火燐は3秒で夢の世界へ】
【きっとゼリシュが朝起きれば山ほどの炭水化物やらなにやらが用意されてただろう】

/*ういういおー、大丈夫でっす!
乙かれ様でした、とても楽しかったのですようー!*/
41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 01:57:23.88 ID:SXdYAY3Co
>>37


―――ええ、大丈夫ですよ"WILD"は。子供っぽいしいつも馬鹿な事ばっかり
やらかしますけど、ワタシはこの世の誰よりも信用しています、その腕前も、その生き方も、全て

少なくとも下半身と泣き別れした時も無事修理してくれましたので……多分、全損でもしない
かぎりは直してくれるはず、と思いますデスヨー


【きっぱりと、言い切った】
【明言した年月は14年強ほど、それまでの時間を常に一緒に居続けた自分の主】
【時には彼がやらかす事に容赦なく肉体言語に訴える事だってあった】

【だがそれでも彼は自分が全面的に信用するに値する主である、と彼女自身の意志で言い切った】
【機械の少女とその人物、両者の間には相当に固い絆が結ばれているらしい】

【どうにも適当そうな反応を見せるエルフィスに少し困ってしまいながらも】
【とりあえずジャンクちゃんは自分のエプロンのポケットの中にあるアイテムを探り始めた】


今すぐに用意出来る物があるとしましたら……情報端末に、魔術礼装、偵察・護衛に使えるエッグロイドシリーズ
対哲学者の卵用アイテムや近接用、遠距離用の特殊武装に、あとバッテリー式の飛行装置とかもありますデスヨー


【なんだか、予想していた以上に品ぞろえが豊富だ……】
【だがジャンクちゃんは特に気にする様子もなくどれになさいますデスヨー?と質問してくる】
42 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 02:07:45.72 ID:wPpFl51+o
>>41

へえ……そりゃあなんとも羨ましいな、相棒ってヤツだよな要するにさ
こういう世界で生きてるならやっぱそういうの在るといいんだろうな……なんて。

【信用なんて言葉は少なくとも彼からすれば冗談混じりにでさえ言えない大切な言葉】
【でも彼女に対する"WILD"はそれに足るだけの月日を過ごして来たのだろう、だからこそ純粋に羨ましく】
【記憶が崩れてしまった自分にとっては眩しくさえあった】

おっ、なんだ結構ある……あ、あるんですね……ええ凄いですねソレ……。

【情報端末、礼装その辺りまでなら彼の顔は面白そうな物を見るそれだったけど】
【段々と増えていくアイテムその数は無数というべきか、なんということだろうその光景は実に冒涜的で】
【「そういう物なんだ」と無理矢理納得させて乱れた心を整える、どんな理屈のポケットだよなんて聞いてはいけない気がしたのだ】

……えっと、礼装は一応あるし偵察は自分で出来るし他も
――――待て、その対哲学者の卵ってヤツの詳細教えろ……。

【そのワードを聞けば一変する、瞳は鋭くじろりと見つめ】
【問うのはその効果、どうやら彼は卵関連で何か腹に抱えているらしく……】
43 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 03:01:53.75 ID:SXdYAY3Co
>>42


……相棒、ええまさにその言葉がぴったり合うのデスヨー、生まれてから今日まで
ずっと共に苦難を乗り越えてきた家族であり、相棒である、ワタシの中でもあの人はそういうイメージデスヨー


【哲学者の卵に関する情報を求めて来たそのエルフェスの目の色が急に変わったのを感じる】
【その反応だけでジャンクちゃんは即座に察した―――彼の身にも何かあったな、と】
【驚くほどの理解の速さを見せつけるように、彼女は両の袖から複数のある物を取り出す】

【―――かつて見たことがあるならば見紛いようのない翠色、まぎれもない『哲学者の卵』だ】

【いくつか取り出したその卵を使い、ジャンクちゃんはひょい、ひょい、と何の気もなくお手玉を始めながら静かに呟く】


――カノッサ機関が生み出した悪魔のアイテム、哲学者の卵。
植え付けられただけで悪意に染められ、孵化したとたんに悪の能力者として覚醒してしまう
それでいてまともな除去手段がずっと存在しなかった反則級のアイテムデスヨー

当時から今まで一体何人の人がこの哲学者の卵によって運命を狂わされたかわかりません
この卵に正義側の方々はほとんど対抗できないまま頭を悩まされてきた物デスヨー……


しかし、人間は、技術は日々進歩していく物。いつまでも無敵の座に君臨させておくつもりなど当然ないデスヨー


【ぴょん、ぴょん、とエルフェスの前で飛び交う翠色の卵】
【ジャンクちゃんはその悪魔のアイテムをまったく動じることなくお手玉を続けていく】
【しかし、それはやがて途中で中断される――複数の卵はやがてジャンクちゃんの右手に集まって】


もう3年以上も前から哲学者の卵をかき集めて、その特徴を研究し続けて来ました
途中道を逸れて、『エッグロイド』などの思わぬ収穫もありましたが、ただひたすら対処法を探し求め
我々はついに『3つ』、その除去手段を編み出す事が出来たのデスヨー


【意外な事にすでに3つも用意されているという対処方法】
【ジャンクちゃんが空いた左手でまたポケットに手を伸ばす、そこからその手段とやらを取り出すのだろうか】
44 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 03:10:22.81 ID:wPpFl51+o
>>43

お、おう……そんな手軽に出しちゃうのか……すげえな色々と

【それは決してお手玉をしていいモノではないと認識している】
【けれど既に常識外の彼女が目の前にいるのだからそれも捨てるべきなのかもしれない】
【そもこの世界そのものが外のモノだ……と】

3つか、というか3つもかそれだけ聞くと手放しで大喜びだけど……
うまい話には裏があるように思うんだ、その辺り詳しく教えてもらおうか今更逃がすつもりはないぜ。

【或いは彼女は機械仕掛けの神か】
【湧き上がるのは畏れと少しの敵意、埒外のモノへの感情に他ならない】
【だか自分の敵ではない、ならばそれで構わない】

【視線は厳かにポケットへと伸ばされた左手へ、急かしはしないが瞳は確かにそれを待ち望んでいた】
45 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/27(水) 03:44:50.51 ID:SXdYAY3Co
>>44

今や手元にはいくらでもありますからね、これくらいはなんともありませんデスヨー
さてエルフェスさん、裏があると言うよりもそれぞれの手段には三種三様のメリット・デメリットが存在するのデスヨー
こういう面では優れているけど、こういう面では劣っている、という特徴がね

まず一つ目、これは孵化する前限定でしか使えない上、外科関係の手段を同時に用意しておかなければ
非常に危険な手段なのですが、100%完全に無力化しながら取り外せる手段……いわば緊急手段デスヨー
その方法は、卵を植えられた方が能力を孵化させるよりも前に、ワタシが別の物として孵化させてしまうと言う手段


【そう言った瞬間、右手に揃った哲学者の卵の一つにヒビが入る―――無理な扱いをして壊れた?】
【いや、このヒビはひとりでに生じている、中の何かが飛び出そうと殻を壊し、文字通り孵化しようとしているかのように】
【ぱか、という軽い音と共に赤色の鳥がそこから飛び出し、キョーン、と泣きながらエルフェスの周りを飛び回り始める】


――なぜかは分からないのですが、ワタシには卵から『エッグロイド』を孵化させるチカラが備わっています……
この力を使えば肉体に定着して取り出せない卵も、強制的に悪意をもたらす物から変質させて外科手段で取り出す事が
可能になる……まあ、手段の中では荒業中の荒業デスヨー


二つ目は、以前ワタシの知人が魔術師から聞いた、『複数人の魔力波動で卵を粉砕する術式』の理論をベースに
"WILD"が作り上げた"リライブホール"と言う設備を使用する方法――魔力を持つ方々を集めてその機器に魔力を注入
後はその注入した魔力で機器が卵を破壊するという手段デスヨー

欠点は持ち運びできないほど大型であり、使用するエネルギー量、人員などを考えてもコストパフォーマンスが悪い、という点デスヨー


【それでも、エネルギー不足などの問題や、人数を集める手間をかければ、なんとか破壊する事ができるらしい】
【あまり頻繁に使用することは出来ない物の、一つ目の次くらいに確実な無害化の手段であるらしい】
【そこまで話し終えた所で、ジャンクちゃんは左手をポケットから取り出し、エルフェスの前に差し出す】


そして3つ目……"WILD"曰くこれが本命中の本命だそうデスヨー、最も単純かつ安価な手段ですから
そう、本当に単純な発想から生まれた手段なのデスヨー、3つ目の手段は目には目を、歯には歯を

"卵"には"卵"を使えばいい、という方法デスヨー


【手前で開かれたジャンクちゃんの小さな手のひらには、一つのアイテムが乗せられている】
【たった今見せてもらった翠色のまんまるな悪魔の卵に対して、こちらもまんまるな手のひらサイズの品】

【――――と言うよりも、見た感じの質感やサイズを含めてもほぼ同じと言っていいくらいの、赤色の"卵"だった】
46 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 04:03:06.38 ID:wPpFl51+o
>>45

なるほど……って言うほど理解はしてないけどね、所詮戦闘職だしでも……

【飛び回る鳥を一瞥、元が元だけに良い印象はないどちらかというと嫌い】
【しかしどういった理屈だろうかやはり彼女は底が知れない、というより次元が違うと言ったほうが正しいか】
【人は人の業しか辿れず他を探れば仇となる、ならばそちら側を覗こうとすればその結末などありありと想像できようものだ】

一つ目はよっぽどタイミングが良くない限りはなあ……
そこらじゅうにアンタがいれば話は別だけど同じ顔がやたらめったらってのも、うん……。

二つ目、魔翌力量だけが単純に必要なら一人だけ心当たりがあるんだけど何故か音信不通だし
何より気難しいから協力を仰げるかどうかも正直ってトコ、本当碌な知人がいないよオレ……。

【こんな会話を前にもしたなあと思い出す、その時も丁度3つ容易されたか……と】
【こうして彼女に聞いているのも情報が多いに越したこともないという理由から】
【それと……誰かとこの問題を共有したいなんて弱い心からかもしれない】


だけどその三つ目……卵には卵、だっけ?
確かに昔から目には目を〜とは言うけど、……あ、対消滅みたいな感じ……か?

【こと思考においては彼は感覚的に物事を掴もうとするきらいがある】
【思考駄々漏れと言えばそれまでだけれど、目には目をという言葉から想像したのは「対消滅」という単語だった】
【無論理論など知らないから件のWILDからすれば鼻で笑うような思いつきかもしれないけれど……】
47 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 04:29:31.99 ID:SXdYAY3Co
>>46


ええ、ワタシはここにいるワタシしかおりません、その場にワタシが居合わせない限りは
まず一つ目の手段を使用する事は不可能デスヨー、体内でエッグロイドが暴れないように
素早く切り開いて摘出し、即縫わないといけませんしね

二つ目も……ただ単純な魔翌力量だけじゃなく……やはり感情をキーとして作動するアイテムだからか
魔翌力量+その人の助けたいとか卵を壊したいって感情が必要なのかもしれません、魔翌力貯蔵庫を使えばいい所を
わざわざ人数まで揃えなければならないのはそのためかもしれませんデスヨー……


【そして最後に飛び出した、"WILD"製の赤色の"哲学者の卵"】
【これが一体どういう理論で"哲学者の卵"の対抗手段たり得るのか一目見ただけでは理解できない】
【ころ、ころ、とジャンクちゃんが手の中で弄ぶようにしながら説明を始める】


この赤色の"卵"は、本質的にはカノッサが制作した"卵"とほぼ同質の代物と言っていい品なのデスヨー
使い方も、作用も、何もかもが―――これを"卵"を撃ちこまれた人の体内に打ち込むと、従来の卵の悪意を増幅する作用を
抑え、極力正気にとどめる作用をもたらすようにできています、対消滅と言うよりは中和、デスヨー?


そしてカノッサの卵が憎しみや嗜虐心、劣等感など負の感情をキーに孵化するのに対して、この卵は勇気や慈愛、混じりけのない
純粋な決意の心をキーとして孵化するように出来ているのデスヨー、これを孵化させることが出来たならば、孵化してようが関係なく
その時点で負の卵は効果を失い、正義の能力者を生み出す事が出来るはず、なのデスヨー、


【はず、とは一体どういう事だろうか?やけに自信がなさそうな言い回しであるが】
【答えはすぐにジャンクちゃんから帰ってくる、これが赤色の"卵"のデメリットだ、と】


欠点は以前にあげた2つの手段に比べて確実性が低い、という点なのデスヨー
悪意を抑え込むことが出来る分こちらの方が有利、でもそれを孵化させるためにその人の
人格や精神的強さなどに成功率が依存されてしまうのデスヨー

孵化すればエルフェスさんの言うとおり対消滅させることが出来ますが、能力まで発現するかは向こうのと違ってギャンブルですし


【こちらの卵は、孵化して発揮する効果にムラがあるらしい――中和はできても能力まで発現できるかはわからない】
【だが、その人の強さを引き出すことが出来たならば、この卵には哲学者の卵に対抗する可能性を秘めているかもしれない】
【この新たなる卵、はたしてエルフィスのお眼鏡にかかるだろうか?】
48 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 05:01:49.42 ID:wPpFl51+o
>>47

なんだやっぱり量産はされてないのか……いや、冗談だってば本当だっての

【少しだけシュンとしたのはやっぱり期待していたから】
【取り繕ってもその嘘はバレバレであった】

ああ、だから「難しい」のか……。
当事者と関係無い人間を連れてきても付随されるべき感情が無いから意味がない
悔しいけどそこばかりはどうしようもないね……それにしたって忌々しいモノだ。

【切り貼りするように人間をあてがっても縁がなければ事を成さず】
【件の卵が想いを媒介に孵るならばそれも必然か、となれば2つ目も絶たれ】


陰陽、相克ってのが妥当な解釈かな……?
確かに道理に適ってる、自分と正反対のモノがあるならソイツを先ず始末しちまおうと思うもんな。

【相克する黒と白を脳内に浮かべる、いやこの場合は赤と緑だろうか】
【その両端を己の中に抱えていればなるほど差し引きは零、大きく頷く……が】

でも、方向性が違うだけ……とも解釈出来る、「力」としては危ういかもしれない
本当にただの中和剤なら問題無い、ただもし度が過ぎたなら「正す力」に耐え切れなかった人間はどうなる?

本音を言えば直ぐにでも縋りたいよ、だけど反対にそれは凄く恐いとも感じた……んだ、ゴメン。

【絶対ならばそれに手を伸ばす、だけど「卵」のエサは感情で感情には変化がある】
【天秤の両端により動作する支点が人体だとすればその落差にいつか壊れてしまうのではないか】
【それだけは誰かが傷つくような事だけは、どうしても避けたかった……そんな絞りだすような声】

【申し訳なさと己の弱さに打ちのめされる】
【喩えイレギュラーが起きたとしてもそれをねじ伏せされる程の力があれば或いは】
【なんて願うだけ無意味なのだけど、とエルフェスは苦く笑って首を横に振るのだった】
49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/27(水) 05:22:37.91 ID:KdhN67eeo
>>48

"WILD"が手足として操作しろ、とワタシに与えた、ワタシをモデルとした遠隔操作型の人型ロボット
でよければありますよ、でも『ワタシ』はこの一体のみデスヨー


【量産うんぬんに関しては遠回しな言葉を発したものの、やはり気分はよくないようだ】
【というか分かりやすいくらいに顔に出ている、おもいっきりむくれている】
【素直というか、結構直情的な性格なのだろうか――ロボットの割に】


なるほど、勇気や慈愛をもたらす物でも度が過ぎれば……という事デスヨー?
ええ、"WILD"もその辺りの調整に結構頭を悩ませておりましたね……とりあえずわかっている事は
すでに"卵"を撃ちこまれている人に撃つ分には一切の問題はない、と断言しておりました

でも、ええ……卵を撃ちこまれてない人の体に撃ったらどうなるかは試すべきではないかもしれませんデスヨー
理論上はむしろ負の感情が高ぶった時に安らかにしてくれる物のはずではありますが……何が起こるかはギャンブルデスヨー


【流石の彼も無害な体に撃ちこんで能力者を生み出す実験までは手を出せていないのだろうか】
【普通の体に撃った場合、実際はどうなるのかをまだ確認していないらしい】
【保障するのは、卵の呪縛にかかっている者の精神力次第では、かなり高い効果を発揮する、と言う点のみだ】
50 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 05:43:41.99 ID:wPpFl51+o
>>49

(表情豊か……うん、人として接したほうが良いよね)
(どうもその辺り見切るのが難しかったけど、漸く分かった感じ……)

【機械か人かその境界、それを伺うにしても自分は人側の視点にしか立てない】
【だからその判断も人としての高慢さを持った物だけど、出来る限りは誠実に行動は己を映す鏡であるから】
【「悪かったってば」と冗談混じりの言葉でその考えを隠す】


ジャンクちゃんはオレより頭が良いな、うん要約すればつまりはそういう事だけど。

…………でももし「哲学者の卵」を2つ打ち込まれたヤツがいたとしてらその場合はどうなる?
それに対抗するように2つ分植え付けるのかな、そしてそれで均衡を保ったとして身体に害はないのかな?

【2つ3つと重ねっていったならばその時に打ち消しあう力は身体に何を及ぼすのか】
【その疑問もやはり解消ないし考察しなければならない、事が事だけに慎重さを失わないように】
【だからこそエルフェスの態度は疑問ばかりが零れていた】

もう分かってるだろうけどオレの方でも「卵」を処理する方法を考えてるんだ
けど、やっぱり遠いんだ……どうにも形作るには色々と足りない、ほら

【腰のホルダーから抜く銀色のナイフ】
【その切先は弧を描いてからガラスの割れる音を残して唐突に消える、つづいて6つの割れる音】
【終われば辺りに瞬くのは「銀色の粒子」そしてそれは彼の掌に集まって、朧気な輪郭で現れるのは剣】
【構想としてはジャンクちゃんの取り出した赤い卵と同じ、悪意を切り裂く「力」を持つモノ】

【ただそれはまだ「力」としての形しかなく方向性が無い】
【故に未完成の形で、だからこそ何も切り裂くこと叶わず】
51 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/27(水) 12:43:15.40 ID:TjC01XI3o
【路地裏――袋小路】

「……さて、とってきた"金"のおかげでだいぶ懐が潤ってきた」
{嬉しいっす、兄貴ィ!} 『でも、まだまだ足りないっす、兄貴』

「そォーだ、まだまだ足りねェ」
「しかも、相場が崩れねェように、足がつかねェように慎重に売ってっからな」
「――っつゥーわけでだ、副収入を手に入れる作戦を練るぞ」

【――何やら怪しげな会話を繰り広げる、しゃがんだ三人の男がいる】
【ボサボサした短い茶髪で茶色い眼、一重で強面で、黒基調の派手な服にいかついサングラスの30代前半に見える195cm程の男と】
【氷のように刺々しい青緑色の短髪で青緑色の眼、二重で弱気そうなタレ目で、上下長袖青ジャージの20代半ばに見える170cm程の男と】
【髪型は燃え盛る炎の様な紫色の短髪で紫色の眼、二重で自信溢れる目付きで、上下長袖赤ジャージの20代半ばに見える170cm程の男だ】 

【これは噂なのだが――】
【最近、どこからかとってきた"金(Au)"を裏の世界に流し――収入を得ている三人組が居るらしい】

【そして、"銀行強盗"の犯人として――"指名手配"されている人物たちでもある】

/昼寝するまではいます
52 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga sage]:2013/03/27(水) 19:02:00.33 ID:uXfWVzgso
【能力者たちの暗躍により、“Son of the Seiren”は破壊、あるいは回収された】
【崩壊した一部の施設は驚くほどすぐに有志の手によって復旧の目処が立ち】
【兵器の破壊を成した能力者達には、自警団に申し出た場合のみ謝礼金が支払われるだろう】
【また、カノッサ側にも兵器が“破壊された事への詫び”と傷ついた戦士たちへのねぎらいとして】
【今回の働きに見合った給金が、機関を通して依頼主である《juge》から支払われた】
【大胆でもなく、目立つところもなく】
【静かに終わりを告げた今回の騒動は】
【誰の心からも、次第に忘れ去られて行くのだろう】

【――水の国貴族街郊外・地下闘技場】

【外に一部の明かりも漏らす事のない、朽ち果てた廃宮殿の内】
【入口をくぐり、塔の中を一階下りると、そこには外見からでは想像のつかないほどに】
【きらびやかに装飾され、要人たちが虚飾の微笑みを湛えて語り合うサロンが待ちかまえている】
【そしてさらに奥に行けば、そこには公然とヒトの死を玩具にする悪魔の賭博が行われているのだ】

「御帰還なされましたか、オーナー」

ああ、構わなくていいよ。すぐ、地下に降りる

【ふたことみことの挨拶を交わしスタッフ用の専用路を奥へ奥へと進む、“出資者”の一人】
【地下深く、誰も通らぬような場所に備えられた、天秤のようなマークの描かれた扉を開けると】
【その先は、毛足の長い紫の絨毯の敷かれた部屋へと繋がっていた――いや】

『お帰りなさいませ、旦那様ぁ。奥方様がお待ちですよぅ』

【吹き抜けの上階を見上げただけでも。調度の間の取り方を見ても】
【広い地下闘技場よりもさらに広い邸宅が、そこにはあった。まるで、別の地点にテレポートしたかのように】
【多くの侍女や人頭のランプが迎える非現実な状況下の中、出迎えの声と漂う薔薇の薫りのみが、それが現実だと示すようだった】
【男は何の迷いも無く右の棟の奥へ奥へと進むと、この根城の主の座す一室へと身を滑らせる】

「お帰りなさい、私の可愛い息子。首尾はどうだったかしら」

【声の主は女。青年と言うには些か年を取った男へと告げる声は、歪なほどに優しく、奇妙なほどに穏やかで】
【街を一つ巻き込んだ事の次第を聞くというよりは、遊んできた子供の土産話を聞くに似ていた】
【身を乗り出すような衣擦れの音が聞こえて、それに答えるように数歩の足音が返る】

アグラオペーメー・ペイシノエー・モルペーの三体は“殺害”されました
ですが、テルクシエペイアについてはリチャードが回収に成功したようです
……残念ながら、カノッサの手に引き渡しの完了した者はおりません

【部屋を進むに際してじわじわと濃くなる薔薇の薫りは、一種の蠱惑の色】
【あばらの中をくりぬいた柱時計も、反り返った首の力だけで花を支える花瓶も、櫛で梳かれた髪の美しいスワンチェアも】
【業務上の話を続ける二人以外は、誰も喋りはしない。いや、きっと、疑問に思う方がおかしいのだろう】
【何も、気に留めるべきところなどないのだから】

「そう、残念ね。機関の者たちがどんなふうに彼女たちを扱うのか、見てみたかったのだけれど
 想像すると楽しくはならない? 戦乱と血漿にまみれた彼らの発想は、きっと私たちの予想を超えるものを生み出すわ
 卵嚢はまだ保存してあるわね? さあ、研究を再開しましょう。どんなものであっても、まだまだこの世界の限界ではないのよ」

【失敗ともいえる作戦の結末を聞きながらも、少女のように嗤うゆったりとしたアダージョは変わることがない】
【柔らかなシーツの上をする滑らかな肌は、そっと手を伸ばそうとして】
【ふ、と。何かに気付いたように、再び口を開いた】

「そうね、そろそろ屋敷の入口は変えましょうか
 誰かに入口を知らせてしまったようだわ」

【浄水場傍ダム――孫 大聖 vs リチャード・アデナウアー】
【試験管回収成功】
【人工庭園貯水池――ノエル・グランスタッド vs ウェル子】
【試験管回収失敗】
【巨大下水道――セシル vs 蚩尤】
【試験管回収失敗】
【遺跡内部水牢跡――リロード・ザ・マジシャン&エルフェス vs No.7 Nemesis】
【試験管回収失敗】

【“Son of the Seiren” ――To be, or not to be: that is the question.】
53 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/27(水) 20:06:14.28 ID:TjC01XI3o
>>51
/22時に落ちます
54 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/27(水) 20:19:09.92 ID:px4+OPTc0
【街中・自然の残る公園】
【既に日は落ち、静寂に包まれた公園に一つの影がある】
【無論、本来この公園を利用するであろう子供達の姿など夜の公園には無い】
【居るとすれば日光の下で暮らすことの出来ない連中―――すなわち浮浪者の類だろうか】

活動資金が尽きてきたな…しばらく廃棄施設の捜索を行えそうにはない
連中は「一山当てれば何も問題はないだろ?」なんて言っていたがあてはあるのか?

【しかし、その青年の目は浮浪者のような濁りきった色をしていなかった】
【自分には成し遂げなくてはならない使命がある―――そう確信した革命者のようである】

…有る訳が無いな、結局は暫く肉体労働で細々とやっていかなくてはならないだろう
『生きてる奴から物を取らない!』って言う理念はある程度認めてやるがな、
そういうトレジャーハンターってのはギャンブルで金を摩る奴と何も変わらないぞ

【そう独り言を呟いた青年は黒髪の短髪に黒目と一見目立たない容姿であった】
【だが、少し肌寒いとはいえ極北の地の作業員が着用するような分厚い灰色の耐寒服】
【さらに下はこれまた分厚い茶色の作業ズボンに多数のベルトが付いた分厚い黒のブーツ】
【まるでこれから極地に乗り込むかのような装備は青年を異質なモノとして捉えるには十分だろう】
【その上、右腕の異様な機械篭手と左腰に差した細身のサーベルがそれを加速させる】

しょうがない、俺が何とかするか…結局は自分の事だからな
自分で何とかする他に無い

【半ば飽きれたような顔をした青年は、ゆっくりと公園に設置されたベンチへと歩いていき、腰かけた】
55 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 20:43:36.14 ID:SXdYAY3Co
>>50

【ぺこり、と小さく頭を下げた後、薄く顔を綻ばせながら】


お褒めの言葉どうもありがとうございますデスヨー
メイドたる者、教養を持って主を助ける事も求められますので……
2つ撃ちこまれた場合は……ええ、薬同様、用法・容量を守るように2つ撃ちこむべきデスヨー

お知り合いに、実際に2つ撃ちこまれた方がいらっしゃる、と言う事デスヨー?


【2つの哲学者の卵に対して1つの赤色の卵ではイマイチ威力は弱いかもしれない】
【それは分かるのだが、思いのほか断定的にエルフェスにそうするべきだとジャンクちゃんは言いきった】
【なんらかの根拠を持っているのかもしれない、"WILD"が何らかの方法でそれを調べでもしたのか】

【また最初で大体の事情を察したように彼女は知人に被害者がいるのではないか?と聞いてくる】
【ある程度事情を話せば、協力を取り付ける事が出来るかもしれないが……?】


なるほど……貴方も"卵"に関する研究を行っていた方だったのデスヨー?
この銀色の粒子が貴方の成果を?―――失礼ですが、ひとつまみほど分けていただいても?


【エルフェスの成果たる銀色の粒子、ぜひその効果を解析してみたい】
【そう思って彼に了解を得て、分けてほしいと訪ねて来るが――?】
56 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/27(水) 20:57:15.87 ID:2vDn7SSJ0
【夜の国 路地裏】

――――ッフッフフフフフ……何になると言うんじゃろうのぉ……わしらに刃向かった所で…………
わしらが最後に勝つと言う事は決まり切っておると言うのに……いや……『わしが勝たせる』と言うのに……のぉ?

【量は多いが短い白髪をバック気味に整え、皺が多い割に肌の色合いが良い、ダボダボの研究衣を着こんだ、細めの目をどこかぎらつかせている、年の頃は壮年程の男性が】
【太陽の光が、永遠に届かないだろう薄暗い空間で、1人ニヤニヤと笑みを浮かべながら、タバコを燻らせていた】
【シャンと背筋を伸ばすどころか、軽く壁に寄りかかりながらタバコを吹かすその姿は、外見以上に、若さを感じさせる所作に映るだろう】

【研究衣の襟の部分には、≪No.6≫と言う刺繍が施されている】

……ほんに、愚かな事をしたものじゃ、ソレイユも…………本気でわしらに勝つ気なのじゃろうかの……?
『D.R.U.G.S.』にも、『UNITED TRIGGER』にも、『戦争』をするだけの力など、無かろうに……!
――――わかっとらん様じゃな……『戦闘』に勝つ事と、『戦争』に勝つ事は、まるで違う事なのだと……!
…………クッホホホホ…………フフフ…………!!

【ギラギラとした、不気味な笑顔と哄笑が、闇の中に溶け込むように零れていく】
【抑えきれぬ愉悦を感じている様に、ぎらついた瞳を輝かせながら、男性はタバコを深く吸い込み、煙を肺へと送っていく】
57 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 20:59:06.76 ID:wPpFl51+o
>>55

その通り、知り合いの家族がね……
実際に打ち込まれた現場を見た訳じゃないけど視た感覚で2つ分だなって

【苦い笑みはその卵の関係者を思い出してのこと】
【頷けばそれは肯定で、どこかそれは儚くもあり……】

研究というか抵抗だよ、そっちがやってるような大層なレベルじゃないし言っちまえば民間療法みたいなもん
付け焼刃もいいとこだだからこそ限界があって、今こうしてるわけだな。

【「銀の剣」を軽く振れば、形の無いそれは風に煽られて消え失せる】
【鍛えられていない剣は直ぐに折れてしまうのと同じだ、コレはまだ武装としては弱すぎて使いもににならない】
【散りゆく粒子は雪のように小さく小さく姿を変えて、少しだけがエルフェスの掌に】

あんまり研究の参考にはならないと思うよ?
本来の姿は武器で、オレが無理矢理形を変えて対卵用に組み替えているってだけだし。
でもまあ求められたら……少しだけ、ほら手を出して―――――

【そうして掌へところんと零す、銀色は小指の先程度の大きさ】
【仄かに温かく、僅かに傷を癒し、魔に属するモノを淘汰する……含まれているのはそんなチカラ】
【元々単体で扱う物ではないのでその効果の程は非常に弱くなってしまっている】
58 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/03/27(水) 21:01:06.83 ID:sB1+Kptw0
>>54
…いやいや、ほかにも手はあるかもしれないぜ
もしかしたらないのかもしれないけど

【ベンチの背後、落ちた日から作り出された暗闇から、低い声が生まれた。】

―まぁ、正直言って他人の家から、墓を荒らすのは
大差はなぁいと思うけどな…

【青年が振り向いて視界に入るのは、なんともいえぬ恰好をした、声の主が、木にもたれかかり、腕を組む姿】

【山羊と馬を合わせたような、形容し難い生き物の剥製のマスクをかぶり】
【闇夜に紛れる漆黒のフードつきの締め切った、踵の上まであるトレンチコートを羽織る】
【まるで悪趣味な呪術を操る、陰険なシャーマンを思わせるような恰好】

でも、考えようによっては策はあるぜ―
そうだな、借金だとか,,,おっと勘違いするなよ、俺は金貸しでもなければ地下帝国から
現れた手下でもない、ちょっとシャイなんだよ…

【シャイというわりにはやたらと人目を引く恰好をしているこの男】
【さらに服装、言動もあってか、警戒できる材料は十分そろっている】

59 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/27(水) 21:27:24.45 ID:px4+OPTc0
>>58
【突如背後から聞こえた男の声に意表をつかれた青年は、一瞬の間を置いて背後へと振り向く】
【しかし、青年はさらにその声の主の奇妙な格好に一驚を喫することとなる】

(―――なんだ、誰か居たのか…何だこの男は?)

【浮浪者―――と片付けるには男の格好は些か珍妙過ぎた】
【とはいえ、人が触れたいとは思わない存在であることは間違いないだろう】
【青年はそう判断し、一瞬怪訝そうな表情を浮かべた後口を開いた】

誰だか知らないが、簡単に言ってくれるものだな…
残念ながら俺はまともな所で金を借りることなんて出来ないんだ
返す当ても無いがそれ以前に身分を証明することも出来ない
借りるとすれば闇だが…そこまで落ちたつもりは無い

【突然の男の助言に、一瞬青年は借金という手段を考える】
【しかし、青年は自分の複雑な事情を再確認してその考えを頭の中から消した】

かといって悠長にしては居られない…危険だが高額な仕事、
ボディーガードか何かの伝手があればいいんだが…これはあんたに聞かせても仕方ないな

【その奇妙な格好もあってか、青年は男を少なくとも仕事を紹介してくれそうな人物ではないと判断していた】
【青年はハァ…とため息をついて、渋い顔をした】
60 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 21:35:48.38 ID:SXdYAY3Co
>>57


ふむふむ……それが本当でしたら、出来うる限り早期に"リライブホール"を
使用して取り除きたいのデスヨー……撃ちこまれたその方が豪快でプラス思考な方だったり
ハードボイルド級にタフなメンタルだなんて方でしたら、我々の"卵"を撃ちこむ手段もおすすめ出来ますが……

少なくとも、"リライブホール"の方は魔術師の方の理論が優れた物でしたから、安全性は一番高い手段なのデスヨー


【手間とコストがかかってしまう物の、"リライブホール"なら確実かつ安全に"卵"を取り除く事が出来ると言う】
【出来うる限り手間をかけてでも即座に取り除いてしまうべきかもしれないという選択肢を与える】
【加えて手元に貰ったその欠片、彼女はその仄かな力のこもった欠片を受け取るとおもむろに口元へと運び】

【ぱくり、と口の中に含んでしまった――しかし飲み込んだわけではない】
【彼女がその場で目を見開いたまま身動きを止め、しばらくパソコンの様な機械音を鳴らし続けると】


……この性質、なかなか興味深いのデスヨー、赤色の"卵"の方はともかく"リライブホール"の手間やコストを
軽減する事には割と使えるかもしれません……例えば"卵"を壊したがっている人が魔翌力を持たない人間であったとしても
この金属を起動時に組み込むことで十分代わりになるかもしれません……

わけていただいてありがとうございますデスヨー、この金属は思いのほか役に立つかもしれませんデスヨー


【魔翌力を持った人間でなくても、この物質を介して起動すればあるいは"卵"を破壊する役に立つかもしれない】
【この金属を作成することが出来れば、起動時のコストを減らすことが出来るかもしれないとジャンクちゃんは言うのだ】

【金属の精製法、それを教えれば彼女たちがどんな人間にも卵を破壊する事の出来る設備を造れるかもしれないらしい……】
61 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 21:45:10.75 ID:wPpFl51+o
>>60

メンタル……までは視えないなあ流石に……
そも「哲学者の〜」に飲まれちまってる人間がプラス思考に転じてくれるかどうか……。

でも一応その赤いヤツを2つだけ譲ってくれないかな――――って、オイ

【飲むのか、と流石にそれは予想できなかったらしくエルフェスは硬直】
【それが解析の為だと理解するには暫くかかって】


役に立てばいいけど時間経過で減衰するし本体と離れると自動で完全消滅するっていう……
或いはそっちの技術力なら似たような物が作れたりするかもだけど、錬金魔術と科学力って相容れるのかね?
何にしても悪用しないなら好きにしてくれよ、こっちとてしてもありがたいしね。

【残念ながらオリジナルと同じ物は作れないだろう】
【稀代の錬金術師の作成した「銀のナイフ」はそれ自体がジャンクちゃんと似たようなオーパーツである】
【作成方法も目的も知れず、故に辿れず秘匿されたまま……出来るといえば参考にするくらいか】
62 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/27(水) 21:53:19.69 ID:QlQbekSVo
【 夜の国 ―― 寒冷地帯 】


【先頃、騒動の有った『エルモ永久凍土』と、近辺の集落部との接続地域】
【…、…各地では生態系に影響が残り、また、戦闘の傷跡が残っている 】
【この辺りに関しては、小規模な��雪崩�≠ェ起き……、幸い、近辺の集落に影響は無かったとの事だが――】



 ―― 、……。



【――、どうやら、��被害者�℃ゥ体は居たらしい】



【ミディアム・バイオレットに黒のラインが縦に奔るシャツ、上から茶のファーコートを羽織った男だ】
【背まで伸びた黒髪は後頭部で纏め上げられており、其の結び目には��菊花の簪�≠ェ差されていて】
【光沢を持つ灰色のスラックス――左腰には黒鞘の刀、右腰にはフリントロック式の銃を差している】



【雪崩が起こった後の山道――溶け始めた雪の上に、仰向けになって、その人物は倒れていた】
【双眸は閉じられ、気を失っているのが見て取れる。 …、…依然、息は有るようだが――】


/1時頃には落ちますが、宜しければ
63 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/03/27(水) 21:56:45.18 ID:sB1+Kptw0
>>59
おっと、そりゃぁ失礼...容易に闇から借りるものじゃあないしなぁ...
,,,というよりもこんな容姿の男にそれを言われても嫌な予感しかしないよなぁ

【こりゃ失敬、とでも言うように頭を下ろし、黒い皮手袋に包まれた手を載せた。】
【というのもその仕草はまるで上面、妙に芝居がかっているような、鈍遅さがあった。】

そうだなぁ...君はトレジャーハンターだか何かをしているのだろう―
だが、資金不足で君は満足に活動ができない、、、
なら、こちらから提案がぁ...あるぅ

【男を見かねたことによる善意か、それとも悪魔の誘いか、それを判断するにはマスクに隠れた表情もあって】
【うかがい知ることは難しいだろう...だが、少なくとも彼は、自身の利益を欲していることは明白だ】

ボディーガード…君が好む仕事があるかは知らないが、伝手が集まるうってつけの場所なら知っているぅぞぉ...



砂の国というのはご存知かな?あそこなら伝手も少なからずはあるだろう―なにせ、交易の都市があるからなぁ…

【交易の都市ならば、盗賊から守るためのボディーガードなどの依頼が少なからずある】
【そう、彼は踏んだのだろう、パンフレット流し読みで記憶した事だ】

【ここまでくれば、この青年はこのマスクをした怪しい人物の、意図を察するだろうか】
64 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/27(水) 22:02:05.50 ID:cY3xxqea0
>>56

ええ全く―――ですがそういった輩が苦しみ喘ぐ姿を見るのは最高に愉快ではありませんか…?

【ふと路地裏の奥からそんな声が聞こえてくる―――同時に響く革靴が地面を叩く音………そして近づく��歪�≠ネ気配】
【月明かりに照らされて………それは姿を現す。シャギーのかかった緩やかな金髪、ハーフフレーム眼鏡に切れ長の糸目のスーツ姿の青年だ】
【��レギン�=\――新たなる六罪王として現れた男。二日にして夜の国に大きなダメージを与えた混沌の一柱―――。】
【青年は柔和な笑みを浮かべると男性の言葉に同調するように頷く。】

おっと申し遅れました………私��六罪王�≠ニして新たに就任しました��レギン�≠ニ申します………。
貴方と同様��前時代�≠フ機関からの人間ですよ、我々は直接お会いした機会はなかったように存じますが―――

貴方の��作品�≠ノは随分と協力して頂きました………ありがとうございました。

【そう―――この男は前体勢の機関における水の国支部支部長と同一人物だ………支部壊滅時に死亡したと見られていたが】
【レギンは一度丁寧に頭を下げると話を続ける―――うっすらと開けた黄金の��蛇の瞳�≠ェ月光に照らされ妖しく光る―――。】

今日は折り入ってご相談があって参った次第ですが………お時間の程、よろしいでしょうか?

【口元に歪な笑みを浮かべて、そう話を切り出す―――新たな混沌を招くような恐ろしい事について………。】

//まだいらっしゃいますか?
65 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/27(水) 22:11:11.32 ID:OPeTtQX5o
【噴水前広場】
【もうすっかり暗くなったそこに人影が一つ】

ちょっと買いすぎちゃったなぁ
冷蔵庫の中は空きあったかな……?

【ちゃんと見ればそこに居るのは幼い子供だということが分かるだろう】
【横には中身の詰まったビニールの袋が複数置いてある】
【買い物帰りなのだろうか、少し困ったような顔で呟いている】

【頭を見ると青い短髪で、肩にすら届かない】
【そこから少し視線を下げるとフリルの大量についた、いわゆるゴスロリ服】
【形はワンピース型で長袖、スカートは少し膨らんだ形状、色は薄い黄色だ】
【その下はスカートが長く少し確認し辛いが、服と同じ黄色のブーツを履いている】
【そして何より目立つのは、頭より少し高い位置に浮いている、人形だ】
【正確に言えば、人形というよりはぬいぐるみに近い】
【デフォルメされており、美しさよりは可愛さを持ち、しかし柔らかさよりは硬さがある】
【そんな人形が8つほど頭上に浮いている】

ま、いいや
もうちょっと空でも見てようかな
こういうのもなんかいいかも

【上を向き、空を眺めている】
【時間を考えれば危険でもあるその光景】
【正義感の強いものには保護対象になるのだろうか】
【また、そんな子供も襲うような者にとってはいい獲物でもあるだろう】
66 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/27(水) 22:16:15.79 ID:2vDn7SSJ0
>>64

…………んむ……ぅ?

【タバコを燻らせながら、1人狂った様な喜悦を滲ませていた男性は、近づいてくる足音と慇懃な言葉に、思わずその方向へと顔を向ける】
【口にくわえていたタバコの火が、つい――――と、闇の中で線を描く】

――――っ、なんと…………!?
お前さん、水の国支部の…………!?

【――――ここ数日に、夜の国で起こった出来事を把握していなかったのだろう。しかし、かの人物の事そのものだけは、情報として知っていたようで――――】
【男性は、その人となりを知っている人間なら、意外に思う様な驚きのリアクションを見せる】
【この様に、男性が呆気にとられる光景など、中々拝めないものなのだが――――】

――――――――っはははははははは…………なんと、なんとも…………!!
これは素晴らしい……!! まさか『地下潜伏』前からの人間が、こうして帰ってくるとはのぉ……!!
ましてや、お前さんの様な大物が……ッ!!
ファハーッハハハハハハ!! 素晴らしい、実に愉快じゃないか……!!

【タバコを右手に挟みながら、男性は抑えようともせずその場で高笑いを響かせる】
【――――規模の縮退を起こし、活動にも空白が出来上がっていた時期――――レギンは『前時代』と表現し、男性は『地下潜伏』と表現したその時期を挟み】
【こうして、かつての重鎮が復帰を果たした――――その事実は、機関にとってどれだけのプラスになるだろう?】
【――――同じく、活動空白の前後を挟んで、ナンバーの昇格を得ながら活動を続けていた男性――――グラトンには、それが愉快でたまらなかった】

あぁ……アレはとっくにイカれてしまったがな?
今は、それにも既に補充は出来ておる…………心配せんでいいぞ?

【確かに、グラトンはレギンと直接面識は無かった。だが、現在『作戦中行方不明』となっている『旧』≪No.616≫――――ブラックハートが、レギンと接触があった事は知っていた】
【だが、グラトンはまるでその事を意に介さぬように、鼻先で笑って見せる】
【――――レギンがそこに固執する事は無いと踏んでいたし、ブラックハートの功績も小さくないとはいえ、代替可能なものでしかないからだ】

――――ほぉ。こんな死に損ないに相談とはの……光栄じゃあないか……!! 時間なら有る。なんなりとお話を聞かせてくれい……?

【満足そうにタバコの煙を吸い込みながら、グラトンは答える】
【――――機関の力になる、新たな何かを開発する事が彼の仕事なのだ】
【今は自らのプロジェクトに腰を落ち着けているが、他の仕事があるなら、それにも対応しうるだろう】

/何とか残ってました。よろしくですー
67 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/27(水) 22:21:39.07 ID:px4+OPTc0
>>63
【一応男の話を聞いたものの、青年は男のことを微塵も信用してはいなかった】
【いや、どうあったとしてもマスクをして顔を隠した者を完全に信用できる者など居ない】
【青年は男が何時怪しい行動を取ってもいいように十二分に警戒をしていた】

(何を考えているかは知らないが…俺に話しかけてきた以上何か目的があるのだろう
 金を法外な金利で貸し付けようというのでなければ…訳の分からん組織に勧誘するとかな)

【青年はベンチから腰を上げて立ち上がり、怪しい男と一歩距離を取った】
【そして、視線の中心に置いた男の様子を注意深く観察しながら口を開いた】

砂の国か…なるほど、これはいい話を聞いたようだ
一先ずは礼を言っておくとしよう…

【口先で感謝の言葉を述べながら、青年は男の考えを読み取ろうとしていた】
【しかし、マスクで顔を隠した―――表情の見えない者の考えを読み取るのは困難を極める】
【結局、青年は男に直接聞いてみることにした】

―――それで、お前は俺にどうしてもらいたいんだ?
話くらいは聞いてやってもいい、聞くだけだがな

【そう言って青年は持て余していた腕を組み、相手の返事を待つことにした】
68 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/27(水) 22:31:00.64 ID:qHTmSTeno
>>65

うぬん、俗世も見ない間に随分様変わりしよったものよ……
こんな時間では鬼が出るとも言うが、鬼も出不精になるような世では――むッ?

【錫杖のじゃらじゃらした音を派手に響かせ、其処を通り掛かる人影があった】
【修験者姿の巨躯、熊のような顎鬚を生やした坊主頭が光る、齢五十を過ぎた男】
【恐らくは久方振りに山を降りてきたのか、何でもない辺りを興味深げに見回しているのが面白く】

【――そして、男は空を見ていた少女に気付くと】
【その奇怪な縫いぐるみを、暫しの間、顎を摩って首を傾げつ眺めていたのだが】

(傀儡の類じゃろうか……? あのような童が、いやに珍しいものよの)
(……いや、あの童自体が妖という可能性もある、のかのぉ……?)

【じっと立ったまま、はてと考え込んで未だ行動には移らないのだが】
【なにぶん体の大きな男だ、いるだけで酷く目立つのは間違いなく、相手もまたこちらに気付けるだろう】
【じゃり。 手にした錫杖の金具が揺れる音がして、少しだけ強く風が吹き付ける】
69 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 22:32:39.64 ID:SXdYAY3Co
>>61


そこがワタシも少々……元の性格がどうだったかを
見る事が出来ればいいのですけれどもね……ともあれこの"卵"を調べたいと言うならば
ぜひお受け取りくださいデスヨー、この金属と、あと宝玉の欠片……丁度二つずつデスヨー


【渡してもらえた宝玉の欠片と、卵破壊の手がかりとなる金属】
【この二つに対して渡す価値があるかどうかまでは分からない物の、この二つを撃ちこむもよし、解析もよし、だ】
【渡した後、彼女は後ろを向いて口を押え、口に含んでいた金属を戻してそれをエプロンのポケットにしまう】


成分分析は一応できましたので、このデータを使って魔術師の方を当たって見ますデスヨー
"WILD"も最近は魔術の技術をかじって科学的に再現できないかと知識を取り入れてましたから、そのデータを出力して
魔術師の方と相談くらいだったら可能だと思いますので……

では、これで取引成立デスヨー!お互い良いお買い物が出来たのならば幸いデスヨー!


【ただで受け取れない性分から、気が付いたら買い物というか取引みたいな形になってしまった】
【彼女の主だったら話が早かったろうに、真面目過ぎる性質で結構損をしてしまう子なのかもしれない】
【世話好きで真面目っ子……委員長タイプとでも言えばいいのだろうか】

【ともあれこうして、情報と技術を交換することが出来た―――】
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/27(水) 22:45:17.88 ID:cY3xxqea0
>>66

覚えて頂けていたようで幸いですグラトンさん………もはや��前時代�≠フ生き残りは数える程度。
それでもこうして��組織�≠ェ再興した事は喜ばしいですが―――それでも全体としての��衰え�≠ヘ確実に存在する…。

とはいえ………それは��我々�≠セけではないですがね………クク。

【まるで旧友との再会を喜ぶかのようににこやかに返答する―――やはり現在の機関と過去の機関は別物と考えているのだろうか】
【そして組織全体の衰えの懸念………それもそうだ、かつての機関の重役達は一様に姿を消した―――今や生きているか死んでいるかも分からない】
【新しく��六罪王�≠ニいう新たな重役が存在しているとはいえ12人の議員と4人の支部長によって圧倒的な力を誇っていた機関に比べると規模は委縮したようにも感じる】
【とはいえ―――それは��機関�≠ノ限った話ではないのだが―――…。】

おや………彼女ほどの力を持った戦士が斃れてしまったと………。これも時代ですかねェ…っと感慨に浸ってしまいますよ
まぁ��代替戦力�≠ヘ補充できている様子………それならばそれで構いません。

【一度意外そうに眉を顰めるが―――、いちいち兵の消滅に大して悲しみにふける訳もなくその反応のみで完結する。】
【そして本題―――グラトンと同じく兵器研究分野でも秀でた力を有するレギンがわざわざグラトンに依頼すること―――それは】

貴方のサイボーグ技術を買い………ある��装備�≠フ製造を依頼したいと思うのですが………構いませんか?

【そう、レギンはどちらかと言えばバイオ技術や大量破壊兵器の製造に力を注いでいる―――対極的にグラトンは��個�≠�強化する技術】
【『人工強化プロジェクト』を始めとする個人単位での兵装を得意としている………故にレギンはその製造を依頼しようと接触してきたのだ】
71 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/03/27(水) 22:46:32.35 ID:sB1+Kptw0
>>67
信用できないのはぁ、わかるぅ...
...そりゃぁこんなぁ、、、自警団に見つかったら追放しておいたほうが良さそうなヤツの
話を信じるのは、、、相当なぁ、お人良ぉしぃだからなぁ

【ベンチを立ち、自身から離れる青年を見て、納得したように
【間を空けた、特徴的なしゃべり方をしながらも、彼は両手を眼に当てて悲しむような仕草―】
【いや、むしろ『芝居』とでもいうべきだろう。】

生憎、このマスクゥは取れないというとてもとても悪趣味な効果ァがあって
キミィの誤解を解くことはァ、できそうぅになぁい
だから、正直ィ、きっぱりとぉ、言おう...


分かりやすく言うなら投資話、商談というやつだぁ...
君は廃棄施設から宝物を探すような仕事をしていると、しかし
お金がなく路頭に迷っているぅ、そうだろぉ・・・

【黒いトレンチコートに手を突っ込み、コインを取り出し、それを指先の間に、実に器用に移していく】


実は私も金には困っているぅ、、、なにせこのマスクは取れないのでなぁ、、、多少
手先が器用だからといってもなかなかぁ、雇ってぇもらえなぁい―まぁ、その代わり道化師をしている
のだがなぁ...

トレジャーハンターにはスポンサーが不可欠……そうだろう??

【どうやらこいつもお金に困っているらしい―とはいえ、いい印象を抱かせない稼ぎかたではあるが。】

//ちょっとご飯食べてきます


72 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/27(水) 22:49:29.99 ID:2p+g+JYt0
【寂れた教会――――人が訪れる事の無さそうな外装であっても、中からはよく澄んだ詠唱の紡ぎが聞こえて】
【静寂に包まれるこの一体に流れるそのアリアは何処か神聖的な物とも聞こえるだろうか】
【――――もし、辺りを通りかかった者が居るならば其れはきっと興味を惹くような物で】


「――――――」

【古い扉を開けたならば、銀の髪を持つ修道女が未だ詠唱を続けていて】
【訪問者の存在に気付いたのは、それから少し後の事――――或いは、声を掛けられたその瞬間】
【紡ぐ声を止めれば、銀の双眸が向けられる事か】


「すみません、少し気が緩んでいた様です
それで……ええっと……」

【月は、修道女から見れば丁度扉の位置。目を細めれば、相手の姿を認識出来ずに】
【――――どなたでしょうか?そんな言葉の代わりに、小首を傾げて】
【何かご用でしょうか――――なんて言葉が紡がれるのだろう】






【花見客で賑わう一つの公園】
【その中で一際目立つ存在――――全身に甲冑を纏った人物が居て】
【男か女かも分からない、その身なり。危険な人物と間違えられても良さそうだが―――――】


「御前達……今日は私にも仕事があるから遊んであげられないぞ
……聞いているのか?」

【纏わり付くのは、野良猫たちと孤児院から抜け出してきたであろう子供達】
【顔なじみなのかは分からないが、無理に自分の身から引き離そうとしない辺りこの人物の性格を知れるか】
【……そんな事は言っても、やはり見た目が見た目。事情を知らない者達は遠くから不安気に見守っているだけなのだが】


「だからな、今日は仕事で――――まあ良いか
数少ない御前達の楽しみならば、取り上げるような事はしないよ」

【背に掛けているのは、大の男であっても一振りするだけで力を使い果たしてしまいそうな大剣】
【腰に提げたのは曲刀と直剣。そんな重装備故、歩くだけでも一苦労しそうなものなのだが……】
【歩む度に聞こえる金属音。そして異質な存在に纏わり付く者達と、少なからず訪れた者の興味を引くであろうか】
73 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/27(水) 22:55:29.39 ID:OPeTtQX5o
>>68
ん?

【特にやることも無くなんとなく上を向いていたら近くからの音】
【それに反応しないほど無用心ではなく、そちらを向いて】

あの、どうかしましたか?
何か気になることでも?

【少し視線を追って疑問を口から漏らす】
【その言葉は間違いなく男へと向けられたもの】
【考えた内容なんて分かる訳も無く疑問を出すだけでそれ以上の警戒はない】
74 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/27(水) 23:00:17.42 ID:2vDn7SSJ0
>>70

……忘れる訳が無かろうに。支部長程の地位に至った人間の事など……のぉ?
まぁ、水の国では良く動乱も起こっておったからの……それも自然の流れと言うもんじゃ

【かつての支部長となれば、現在の六罪王に匹敵する、最高幹部の1人と言う事になる】
【ましてや、グラトン自身が口にしたように、水の国は様々な動乱の舞台となっていた過去もある――――機関で活動していたものなら、避けられない名前だろう】

……そうじゃの。かつての『Justice』も『対機関連合』も、今や影も形もない……
アレだけ生意気をかまして、色々とやっておったと言うのに……のぉ?
――――ま、それは味方にも言える事かの……?
…………多くの優秀な人員が、今も行方知れず…………何とも言い難いが、中々に狂った話も聞けた『暴蜂』とかいう連中も、最近はとんと聞かんしのぅ……

【時代は変わった、良くも悪くも――――かつて戦っていた敵は、既にその名残をすら失い】
【引き換え、自分たちも大幅に規模の縮退を起こしてしまった。一時的とはいえ、手を組んでいた別組織すら――――】
【それを考えると、地下に潜伏したとはいえ、組織の体を保っている『カノッサ機関』は、まだマシと言う事なのだろうか?】

ハン……まぁ所詮はテストヘッドに過ぎなかったと言う事じゃ……ましてや、纏まりなく色んな仕様をつぎはぎしてしまってはの……
道を切り開いたのは確かじゃが、その道を使う存在ではなかったと……そんなところかの?

【ブラックハートの事は、グラトンもドライに流していた】
【――――叛意を見抜いたうえで、作戦中に見捨てると言う、非常に危ない事をやっているのだが、グラトンはそれを事もなげにやってのけた】
【所詮、グラトンにとっては『替えの効く戦力』でしかなかったのだ。そして戦争の道具とは、そうでなくてはならない――――】

――――ほぅ。面白いの…………わしが適任と言える、そういう仕事なんじゃな……?
まぁ、サイボーグだけがわしの得意でも無いんじゃが……いいじゃろう。聞かせてもらいたい……その要望を……ッ!

【グラトン自身、ブラックハートの存在が大きかったために、その本質が霞みがちではあるが――――】
【そもそもグラトンの担当は『生物兵器』『個人装備』『サイボーグ強化』の3本立てである】
【無論、一番成果を上げているのがサイボーグ強化なのは事実であるが――――閑話休題】
【ともあれ、装備の依頼となれば、グラトン自身の研究にも重複してくる内容である。グラトンは興味深げに、レギンに話の続きを促した】
【――――右手にホールドしているタバコが、チリッと微かに爆ぜた】
75 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 23:00:24.92 ID:wPpFl51+o
>>69

取引成立ってトコか……ありがとうな!
それにしてもなんか色々と話が大きくなったな、まあいいけどさ

【元は軽い気持ちで話しかけたようなものだったけど、まさかここまでの話になるとは】
【それだけかのアイテムは話題性に富んだモノだということだろうか、それが悪い話題というのだからたまったものではない】

【彼女でも人目は気にするのだなあとその背中を見て思う】
【というかソレ一度戻すんですね、それを言葉にしないだけ幾らか学習したエルフェスだった】


あ、そうだ一応そっちの連絡先も教えてくれないかな?
互いの進展とかも情報交換したほうが利益になるだろうし、それに……同じ事を共有してくれるヤツがいると心強いんだけどどうかな?

【掌の卵を一瞥して割れないようにポケットに押しこむ、膨らんで少し不恰好だがまあ良い】
【代わり取り出すのは一昔前の携帯電話で画面に表示されているのは彼のエルフェスの連絡先】
【何やら気恥ずかしいのか表情を妙に強ばらせつつ、彼女へとそれを見せるのだった】
76 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/27(水) 23:01:34.23 ID:qHTmSTeno
>>73

……いやぁ、失敬ッ!
街に出たのは久方振りでな、世の物みィんな珍しゅうてのぉ!!

【凝視していればいい気もしないだろう、と気付けば】
【禿げ頭を撫でて笑う、体躯に見合った大きな声が、少しばかり深夜には煩い響きだ】
【「それに、ほれ――」と指差した先は少女の頭上の人形、誰しも気にならずには居られないもの】

まァだ幼い歳に見えるが、お主は傀儡使いか、はたまた式神使いかの?
それにしては“ふぁんしー”な傀儡じゃが……まさか、毒だのの仕込みなどはあるまいな?

【可愛らしい外見、それに攻撃的な要素が入っているとは想像しづらいのか】
【顎を摩りつ問い掛けるのは相手と同じく純粋な疑問からであり、それ故にさしたる遠慮も無かった】
77 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/27(水) 23:13:26.91 ID:px4+OPTc0
>>71
(マスクを凝視しすぎたか―――仮に、ほぼ100%無いとは思うが仮にだ…
 仮にもしも完全な善意で俺のことを助けようとしてくれた可能性に賭けて、
 心の中でのみ謝罪をさせて貰うとしよう…口に出すつもりは毛頭ないがな)

【青年は男の芝居がかった仕草を冷ややかな目で見つめながらそう考えた】

仮に脱げたとしてもそれを取れとまでは言うつもりはないさ…無粋だからな

【腕組みを続けながら、青年は男の話が奇妙な商談へと発展していくのを無表情に見つめていた】
【男自体は信用するに値しなかったが…彼がトレンチコートから取り出したコインは信用できるかもしれない】
【そう考えた青年は一先ず、男の誘いに乗ってみることにした】

お前が金に困っていること自体は見れば分かるし道化師をやってることも想像は付くがな…
まあそれはいい、俺達の仕事にスポンサーが必要不可欠なのは知っての通りだ
小さい山くらいなら何度か当てたことはある―――もっとも計画性のない馬鹿な同僚がすぐに使い果たしてしまうがな

【少し飽きれたような表情を浮かべて青年は苦笑する―――どこぞの『馬鹿』とやらの顔を思い出しているのだろう】

とりあえずはその提案を受け入れることにさせて貰おうか…
ああ、先に言っておくが本当は怪しい宗教団体か何かに勧誘したいんだったら早めに言ってくれ
金額しだいでは考えてやらんことも無い

【そう言って青年は男の取り出したコインに目をやりながら、再びマスクの下の表情を読み取ろうとした】

//了解です
78 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/27(水) 23:21:46.19 ID:JgcCwHIP0

【逃走中――彼は、身を隠していた。】
【―――路地裏の闇夜に、しつこく迫る追手から。】

【――迷彩柄の軍服、戦闘帽を頭に乗せたブラウンの髪と同色の瞳。】
【170cmほどの背丈の、たれ目が特徴的な青年である。】


――忘れ物はあとにして、今は身を落ち着けたい、でありますな…。


【建物を背に地に座る彼が両手に持つそれは、】
【いわゆる、"銃剣"と呼ばれるそれで。】

【辺りにはメンテナンス用の器具――、油に汚れた布も転がっており、】
【落ち着けない身で、武器のメンテは怠らないようで。】

79 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/27(水) 23:22:18.80 ID:OPeTtQX5o
>>76
傀儡、とか式神とかはよく分かんないです
この子達はただ私に従って動いてくれてるだけですよ

毒とかは仕込むと普段の用途に使いづらくなっちゃうのでないです

【聞かれたことに素直に答えた】
【特に答えるのに引っかかることも無くスラスラと答えた……ようであったが】

あと、歳は何も言わないでもらえると……
少し気にしてるんで……

【男には聞こえたのだろうか、聞き取りづらい小さめの声で呟いた】
【視線を移して見たのは自分の胸】
【言葉通り気にしているのだろう、平坦なものだ】
80 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 23:26:12.38 ID:SXdYAY3Co
>>75

【話が大きくなった、と言う点は多分自分が『ただで物を貰う』事を良しとしなかった事だろう】
【悪い話題ではなかったからいい事ではあるが、これを主が見ればまどろっこしい、と一蹴されるかもと考えると】
【少し困ったような笑みをエルフェスに向けながら】


ええ、時折ワタシも損な性分かもしれないとは思うのデスヨー
ワタシもいささか足りない物があるのかもしれません、やはり"WILD"と二人で
一人前、という部分はあるのかもしれませんね、デスヨー

連絡先デスヨー?いろいろと情報交換できるのならば、ワタシとしても喜ばしいデスヨー
あ、それでしたら……


【そして相手が差し出した携帯電話に対して、彼女も黒く平べったい携帯端末を取り出す】
【"W-Phone"の試作品モデル、タロットの小アルカナを柄に採用する以前に作成された品だ】
【ジャンクちゃんはそれを取り出し互いの連絡先を交換しながら】


そちらの携帯、少々古い型の品のようですし、よろしければ"W-Phone"を
差し上げる事もやぶさかではございませんデスヨー、後日お会いするときにでもお届けいたします
あ、柄はタロットの小アルカナを採用しておりますので考えて置いていただければ

それでは、そろそろワタシはお買いものに戻らせていただきますデスヨー!ごきげんようエルフェスさん


【一通り交換を済ませた所で、ジャンクちゃんは身を翻して背を向けると】
【そのまま商店街の奥の店へと姿を消してしまったのだった――】

【←To Be Continued...】

/ではここで〆とします!
/二日間お付き合いいただきありがとうございましたー!
81 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/27(水) 23:26:43.52 ID:OPeTtQX5o
>>76
/ごめんなさい、ちょっと急用が入ってしまいました
/多分1時間ほどで戻ってこれると思います
/事情が悪いのでしたら切るか凍結でお願いします
/申し訳ありません
82 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/27(水) 23:31:50.67 ID:cY3xxqea0
>>74

あくまでアレは所在のつかめない前支部長の代理として始めた事でしたがね………
私としてはあまり表立って行動するのは好きではないのですが―――今はそうも言ってられないようですので

��水の国�=\――あそこだけは今も何も変わらず常に騒乱の中心ですね………��コーネリアス�≠ウんの眼を付けているようですし…。

【顎に右手を当てながら―――過去を顧みるようなそんな表情を浮かべて返答する。】
【��水の国�=\――現在でも様々な騒乱の引き金となりさらに大会などで様々な能力者が出入りする国】
【かつてそこに支部を構えていた身としては思う所があるのか―――口元に歪んだ笑みを薄らと浮かべながら相槌を打つ】

ですが油断は禁物です―――あの��金獅子�≠フように、未だ水面下で活動している者も多くいるかと
むしろ��組織�≠ニいう明確な対象が無くなった分、そうした強力な能力者のゲリラ的な反抗が現在最も懸念すべき問題かと

とはいえその��金獅子�≠熈�卵�≠ノより��堕とす�℃魔ノ成功しましたし………後は少々様子を見るのみですね。

『暴蜂』―――。彼らにも随分と協力して頂いたものです………私自身の個人的な関係でもありましたが―――。
さてはて今はどこで何をしているのやら………あちらの��関係者�≠ノは世話になったモノもいますからねぇ………ククッ。

【そう―――金獅子に哲学者の卵を植え付けたのも他でもないこの男、レギンだ―――。】
【どのような思惑によるものだったかは定かではないが………結果的に大きな混沌の火種となった事は言うまでもない】
【『暴蜂』―――。その単語が出ると些か疑問を抱く様な表情で考え込む………あれほどの規模、勢いを持った組織が何の音沙汰もない】
【それが気になったのだろうか………そして��関係者�≠ニはつまるところ��敵�≠フ事だろうか………ギラリと蛇の瞳が光る】

【ブラックハートについては既にお互いが��完結�≠オた事―――それ以上の追及はしなかった。】

ええ―――恐らく今までの貴方の作品とは少し毛色が違いますが………。
創って頂きたいのは��精神に強く反応しその波長を増幅する兵装�≠ナす………できれば全身を覆う強化装甲が望ましいですね
これはこの��夜の国�≠ノおける計画の完成度を高める為の非常に重要な物です―――お願いできますか?
素材の調達などは先日占拠した��貿易都市カンバラ�≠ナ調達して頂いても構いません。

【レギンの要求―――それは精神の力を感じ取りそれを増幅する兵装………確かに純粋な戦闘力を追い求めてきたグラトンにとっては】
【少し毛色の違うモノとなるだろうが………ブラックハートを始めとする様々なサイボーグを造りだしてきたグラトンは】
【そういった兵器と��精神�≠フ結びつきについてもデータを保持していると考えているのだろうが………はたして】

83 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/27(水) 23:33:25.48 ID:qHTmSTeno
>>79

ほぉう……普段の用途となると、主人の手助けなどじゃろうか?
戦いにでも使うのかと勘ぐってしまったが、お主のような可憐な娘が暴れる所は想像出来んのォ!!

【ガッハハと笑う姿からして、そう細やかな気の利く性質にも見えない男は】
【少女が言い淀んだ理由にも得てして気がつかなそうなものではあったのだが、】

……うむ? 若さを恥じらうというのはこれまた謙虚じゃのお、悪い事でもなかろうに
まあ何じゃ、気にして縮こまる位なら、堂々と胸を張ってみるもんじゃろう!!
ほれ、その方が大きく見えるかも知れんぞ? おおっとこれまた失敬、ガハハハッ!!

【視線の先を辿って察したのか、相手の気にする部分を敢えて冗談めかして槍玉に上げた】
【男の気楽さに影響されて開き直れるか、はたまた激昂してしまうか、それは分からない所だが】
【年相応の老けを浮かべた顔は始めから悪意も何も無い実直さであり、其処だけは素直に好意的に取れるだろう】
84 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/27(水) 23:34:45.63 ID:qHTmSTeno
>>81
/おっと、了解しました
/それではこの後適当に話して別れた、という形で補完して頂ければー
/お気になさらず、それではお疲れ様でした!
85 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/03/27(水) 23:46:25.13 ID:sB1+Kptw0
>>77
ありぃがたぁい、このマスクはなかなか厄介な代物なんでなぁ...
まぁ、正確には脱げるのぉだがぁ、なかなか愉快な事になってぇ、なかぁなかぁ脱げなぁい

【マスクをトントンッと指で叩いた後、やれやれと手振りをした後】


なかなかぁ、話が早くてぇ、、、助かる
道化師だけじゃぁ、稼ぎがなかなかぁ悪くてねぇ...
小さな山を当てたことがあるのならなかなか期待率は高い...私もなかなか運がぁ、いいようだぁ

【表情は伺えないが、その声調は少し高翌揚しており、彼が気分がいいということが分かる。】
【上機嫌に、再びトレンチコートのポケットに手を突っ込み、現金の束を取り出し、青年へと差し出す】

ざっとばしかしぃ...三十万はあるぅ、移動代その他諸々にはなるぅだろぉぅ
まぁ、一攫千金と使い果たしは切ってもきれなぁいもんですからなぁ...
宝くじを当てた人間は大半が破滅する...大きな山を当てたとしても何がぁあるかはぁ分からないぃ

【脅かすかのように両腕を手を上げる道化師。果たしてそれは警告か、皮肉か。どう見るかは青年次第だ】

しかし以外だなぁ、トレジャーハンターというのは一人で一攫千金というイメージィがつよぉいのでねぇ...
さぞかし気前のよさそうな同僚だぁ、、、大切にしたほうがぁいい...
いない私よりはぁ、ましだぁ...

【まぁ、そんなマスクをかぶっていればそういう人間はできるはずもないのだが】

あとぉ、私ィはそんな牛を生贄なんかにぃ、捧げて祭壇でどんじゃか踊るようなぁ、趣味はぁ
なぁい...
まぁ、人が発明した物のなかでは悪いでもいいものでも有用だと思うけどなぁ...宗教はぁ

【クックック...と堪え笑いをしながらも皮肉を飛ばすマスクの男―どうやらそういう人間ではないようだ】
86 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 23:47:39.15 ID:FruUmwXXo
>>78

…追われているのですか?

【壁に凭れ掛る青年に話しかけるのは一人の病弱そうな少女】

【古めかしい車椅子に腰を下ろし、月明かりに照らされた肌は中が透き通って見えてしまいそうな】
【今にも崩れてしまいそう、そんな雰囲気を醸し出していた】

急に声をかけてごめんなさい、でも何か落ち着かないみたいだから……
その…気になってしまって…

【両手に持たれている銃剣に少しばかり目をやり、そして青年の事をジッと見つめる】

何があったのかは分かりませんが、お力になれることがあればお手伝い致しますよ?

【最後に「私に出来る範囲の事なら」なんて言葉を付け足すあたりを見ると一応青年の事も警戒しているみたいだ】
【勿論それでも少女が手を貸すと言っているのは変わらないみたいだが】
87 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/27(水) 23:51:46.20 ID:2vDn7SSJ0
>>82

そうじゃな……如何に機関とは言えど、衰えが無いと言う事もない……
わしとて、この老骨に鞭を打たねばならぬ状況じゃ……全く、楽に往生させてはくれんのぉ……ッハハハハ

【裏方で済まないのが、今の機関の状況とも言える。恐らくグラトンなどは、自分の研究のみに没頭していたいのだろうが】
【自分の研究成果の操作も――――作戦指揮なども、自分でやらなければならない状況である】
【恐らく、レギンも自分と似たような状況なのだろうと、軽く肩をすくめてみせ】

まぁ、水の国は宿命と言うものじゃろうな……安定した基盤として……抑えないのは良い選択肢ではなかろうて……

【一種の地政学と言うべきなのかもしれないが、水の国は特に動乱の舞台になりやすい】
【今さら、その事を案じても詮無き事と、グラトンは愉快気な笑みを浮かべている――――そうした動乱に心を痛める様な感性など、この男にあるはずもない】

……ま、それが結実したのが『UNITED TRIGGER』と言う事じゃろ?
なぁに……『数』に対して『個』で相対していては、いずれ向こうが干からびるわ……
草の根分けても、と言うのなら、わしらの方が上手じゃろ……色々と面倒な事になるのは、確かかもしれんがなぁ?

【『個』の力によるゲリラ的な敵対――――これをやられると、特に相手が粒ぞろいの時は面倒な事になる】
【とは言え――――それが消耗戦ともなれば、後は数の優位が相手を圧殺してしまえる事も事実】
【自分たちの強みを正しく行使していく事が出来れば、負ける事は無いと、グラトンは自信ありげな笑みを見せる】

あ奴等はのぉ……『ホウオウシティ』で頼みの綱を落とされて、それからからっきしじゃよ……
ま、Justiceを一番の敵と見据えておった様じゃしの? ……そのJusticeがなくなって、向こうも地下に潜伏中とか、そう言うオチなんじゃないかの?

【サイボーグ兵士の量産――――『暴蜂』との接点の無いグラトンであったが、その話だけは興味をそそられていた】
【しかし、かつての戦いで肝となる試作兵器――――『試作型最終救済決戦兵器 プロトメサイヤ』を撃墜されて以来、勢いが止まってしまった】
【それ以上の事はグラトンにも分からず――――そして、それ以上に興味など無かったのだ】

――――――――ほぉ…………面白い注文を持ってくるもんじゃの……?

【精神に反応し増幅する全身装備――――レギンの言葉に、グラトンは真剣な表情で考え込む】
【確かに、今までの自分が専らに進めてきた研究とは、気色の違うものになる】
【とりあえず、兵士の強化を模索しているグラトンとしても、試してみて損は無い話であるのだが――――】

……まるで『装備する卵』の様な話じゃな…………とは言え、わしの研究にも、課題の部分が被ってくる事も事実…………!
いいじゃろう、やってみよう…………時間は掛かるかもしれんがな、そこは勘弁してくれよ……?

【しばらく逡巡し、了解の意志を伝えるグラトン。グラトンとしても『兵士の精神』は捨て置けないワードだった】
【如何に力を持ったとしても、戦う意志が、士気が高まらなければ意味が無い――――この方面、研究して損は無いと考えたのだろう】

「…………なに、してるの……?」
<…………>
〔…………?〕
ん、おぉ……戻ったか…………なに、少しばかり仲間と話をの……?
……まぁレギン殿、話は良く分かった……進捗したら、機関の連絡ツールで話はつけさせてもらうぞい?

【そんなグラトンの背後に、いつの間にか全身を黒いローブで覆った、3人の影が控えていた】
【グラトンはそれに気づくと、少し待つ様に言いながら、レギンへの返答を要約して再確認した】
88 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/27(水) 23:56:05.05 ID:wPpFl51+o
>>80

頷いてくれて嬉しいよ、一人でなんとか出来る問題でもなさそうだしね
じゃお互い何か進展があった時にでもメールか電話をって事で―――――

【見たことのない携帯端末に首を傾げる、がきっとかのWILDが開発したものなのだろうと納得】
【連絡先の交換は滞り無く終わって満足気に頷いたのは、連絡先が増えたのが嬉しかったというのもあったり】

ん……?マジっすかジャンクさん、じゃあ今度はこっちが何かあげないとな
ふふふ、堂々巡りのような気がするけどこういうのも楽しいから結構いいな、なんて。取り敢えず機会があったら喜んで頂くよ。

それじゃあね、お互い元気で……何かあったら頼らせてもらうよ。じゃあなジャンクちゃん!

【とてとて、なんて擬音が似合いそうな彼女の後ろ姿を見送ってから】
【暫く意味もなく佇んで、溶けてしまった冷凍食品も忘れエルフェスはゆっくりと帰ってゆくのだった】

/お付き合いありがとうござました!
89 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/28(木) 00:03:54.93 ID:cPokb/Bf0
>>86


【降りかかるそれは聖母のような善意なのだろう。】
【道端で野垂れている汚い自身を気遣うそれは、そう形容できる。】
【通常自分には無縁の代物だ。】

【――――地に銃剣を落として起立し、少女に敬礼をする。】

【――――しかし、いわゆる、"みすぼらしい"少女。】
【果たして少女が、自分の力となれるのか――、】


――――身を隠せる場所を探しているでありますが……、


【…、敬礼をしたまま、力のない声で自分の望みを口にしてみる。】
90 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/28(木) 00:11:32.69 ID:Jd5H5g1w0
>>87

まぁ私の場合は正義だ信念だ愛だ絆だと騒ぐ連中の苦しむ顔が見れればそれで満足ですので……ックク
機関の現状、『UNITED TRIGGER』などの敵の現状―――それらを合わせてみれば今の機関に重要な事も分かってきます。

私の考えではもう少し機関員同士のつながりを強くすべきかと考えています………勿論それは��仲間意識�≠ネどという鎖ではない
��利害�≠ノよる協力関係―――それをもう少し増やしてもいいのではないかと―――とはいえ機関もどうやら��一枚岩�≠ナはなさそうですが。

【確かに現在の機関は些か��個�≠フ主張が強すぎる傾向にある………そしてそれによる相互の不信感―――。】
【それは組織と言う形を取るにあたって膿となる可能性もある―――この男にはそういった懸念があるのか、はたまた別の思惑か】
【ただグラトンとは良好な利害関係を築こうとしているのは本音であろう。】

そうした意味でも―――この依頼、どうかお願いします………フフ。
時間の方も構いません、まだ��下準備�≠ノも時間がかかりそうですしゆっくりと時間をかけて頂ければ。

私はこの��夜の国�≠ゥら≪生物を根絶させます。≫それにはその��精神増幅�≠フブースターが必要となってくる………ここからはまた後ほど。

それではどうやら其方もお忙しいと思いますので私はこの辺りで―――貴方から私への依頼があればそれもご連絡下さい
兵器でも聖遺物でも―――情報でも。なんなりとどうぞ………フフ。

               では―――またお会いできる時を楽しみにしております………。

【そう言うと―――スゥと溶けるように再び闇の中へと還っていく………路地裏には再び静けさが舞い戻る】
【レギンが行おうとしている計画―――それは未だ全ぼうは掴めないが………より世界が混沌となる事は間違いないだろう】

//それではこの辺りで…お疲れ様でした!
91 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 00:11:53.90 ID:gEPUBeV/o
>>89

ご丁寧にどうも…座った状態でお話しするには少し失礼かもしれません
ですがどうかご配慮頂ければ幸いです

【銃剣を落とし自分に敬礼する相手に小さく会釈する】

そう、身を隠せる場所…ね
それなら宿を紹介してあげる事ができますよ?宿代があれば…ですけど

【身を隠せる場所なら宿はどうだろうかと提案、その場合は勿論宿代が必要になるので相手がそれなりの金額を所持していなければならないが】

お金が無いのなら私が出してあげたいのだけれど…
何分私もお金をあまり持ち合わせていないので

【もし相手がお金を持っていなかった場合は自分は何も出来ない】
【それを考慮して少女は申し訳無さそうに頭を下げた】
92 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/28(木) 00:19:31.26 ID:WLfg2x2o0
>>85
確かに受け取らせてもらった…

【青年は腕組みを止め、歩み寄って男から差し出された現金の束を受け取った】
【そしてそれを防寒服のポケットに入れてから、男へ一礼した】
【顔を上げたとき、青年には心なしか男の気分が良いように見えた】

そうだな…心に留めておく事にしよう
この仕事自体何が起こるか分からない…だからこそ仲間が必要、と言える
もっとも散財は勘弁して欲しいがな

【ククッ、と青年は再び苦笑した】

そうか、それならいいんだ…とりあえず、信用しておくことにしよう

【青年は男のことを多少は信用することにしたらしい―――もっとも、怪しい人物であるという評価は変わらないが】
【それから男は公園の出口へとゆっくり歩いていき、出口の手前で男へと振り返った】

それでは今日のところはサヨナラだ、何日かしたらここに戻ってくる
そのときに一山当ててたら数倍にして返す―――当てて無くても元本は保証しておこう

【青年はそう言って一瞬、歩き出そうとしたが、考え直したのか足を止め、再び口を開いた】

信用のために名前も名乗っておこうか
俺の名前はミストラル―――”沿岸に吹く寒風”だ
それじゃ、また合おう

【そういって青年は再び歩き出し、公園を後にした】

//ロールありがとうです!
93 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/28(木) 00:23:40.04 ID:cPokb/Bf0
>>86


【指示なしで敬礼を解く。】
【いわゆる、"楽に"した姿勢で、小柄な少女と目を合わせる。】

【宿――、宿、確かに宿なら身を隠せるが――、】
【現状、路地裏から出たくないのが本音であった。】


路地裏――に宿はある、でありますか?
宿代は持ち合わせてありますが…。


【もしあるのなら、少女に案内を頼むのだろう。】
【無論、そのために車イスの背後に回り、押してやる。】
94 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 00:25:08.14 ID:LJ1cyBVM0
>>90

っほぉ……面白い事を言う……流石六罪王の地位にあるだけの事は……と言ったところかの?
(――――わしとは、完全に合致する……と言う訳でもない様じゃが……同じ目標なのは間違いないか、の……)

【敵を――――正義を謳う連中を蹂躙出来ればそれで良いと言うレギンの言葉は、グラトンにも強い印象を残した】
【殺しを躊躇しない、のではなく、積極的にそれに悦びを見出す――――と言うのは、強い加虐性の表れと言える】
【だが――――グラトン自身は、必ずしも敵を倒す事のみに興味を抱いている訳ではない】
【彼の目指すのは、あくまで『最終勝利』――――それを手にさえすれば、過程にはあまり興味がないのだ】
【もっとも、この程度の認識の違いでは、不協和音と言う事すら無いのだろうが……】

……そうじゃな。正直そこが痛いところじゃ……安心して何かを任せられる人間がおらん……潤滑油となるべき存在が不在なんじゃ……
手を取り合える……などとは言わん。せめて背中を預けられるぐらいの協調性は、欲しいところなんじゃがなぁ……

【今の機関の最大の弱点と言えば、その点に尽きるだろう】
【現在の機関は、かつての機関と比べて、横の連帯性が非常に弱くなっている】
【それを取り仕切っていた人物はいる事にはいたのだが――――残念ながら、最初から裏切りの意図を持っていたらしい事が分かる形で、機関を離反していた】
【そう言う意味では、グラトンもまた、古くからの同門と言う事も有り、レギンとのつながりは重視したいのだろう】

…………ほぉ。≪生物の根絶≫……とな……? それはまた、随分と壮大な話じゃて……!!
…………久々に、この老骨に火がついてきたわ…………ックッハハハハハ…………グァーッハハハハハハハ!!

【レギンが企んでいる事は、なんなのか分からない。とは言え、その端的なフレーズは、グラトンの心を強く突いた】
【燃え尽きたタバコを放り捨てながら、狂笑を上げるグラトン。狂った頭脳が、再び速度を上げて巡っていくのが、感じられるようだった】

あぁ……良く分かっておる。レギン殿…………こちらも楽しみにしとるよ、貴殿の活躍をな……!
「……行きましょう?」
そうじゃな……お前らも済んだようだしの?

【消えていくレギンを見送りながら、友好の言葉を掛けるグラトン】
【古くからの信頼できる者が、六罪王のポジションに収まるのは、機関にとって――――と言うよりも、自分の様な古巣の人間にとって都合が良い】
【声を掛けてくるローブを率いながら、グラトンもまた、その場を後にする】
【――――足元には、いつの間にか血の足跡がついていた】

/乙でしたー!
95 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 00:28:46.36 ID:gEPUBeV/o
>>93

…ええ、一応路地裏にも宿はありますよ?
でもまあ所詮は路地裏なのでサービスなどには期待しないほうがいいと思います

【偶然にも少女は路地裏にある宿屋を一つだけ知っていた】
【勿論路地裏のお店なので接客面などは最悪なのだろうが】

そう、でしたら話は早いですね、そこまで案内致します

【案内を頼まれるよりも早くに案内を申し出る】

少し入り組んだ場所にあるので迷わないで下さいね

【自分の背後に回りこんだ男の方を向いてニッコリと笑みを浮かべた】
96 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 00:31:03.59 ID:QQkams7Fo
【路地裏】

ああ…それじゃあ

【暗い路地裏、立ち並んだ古い建物から漏れる明かりだけが照らしている】
【見方を考えれば間接照明とも言えなくもない】

【背の高いサングラスの男はドアを開けて振り返って軽く挨拶した】

【塗装が剥げて、赤錆だらけの非常階段をカンカン鳴らして降りてくる】
【中折れのフェルト帽を被った、黒いスーツの男、シャツも黒く、ネクタイは白い】

【片手をポケットに突っ込んで、ツカツカと静かな夜に足音を灯す】
【片手にはアタッシェケースを持っていて、ザ・仕事人といった風だ】

【急に立ち止まって、ポケットからジッポライターを取り出す】
【足元に、アタッシェケースを置いて 煙草に火をつける】

【煙草を箱をしまいながら、内ポケットから懐中時計を取り出して】
【ライターの火をかざして、時刻を読み取る】

もう、いい時間じゃねえか……ふぅ………
【煙草の煙を吐き出す】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/03/28(木) 00:33:19.54 ID:y58R7gbK0
>>92
なぁるほど、命より大切なモノはないってやつ...か

【納得とともに、賞賛をこめた、おおげさの相槌を打った】

ここが待ち合わせ場所かい―あいよぉ。期待しているぜ、だんな

おっと、名乗られたらならこちらも名乗りかえさなけりゃなぁ―
...シミラーだぁ

【シミラー、相似という意味をもつ言葉、果たして、何を意味するだろうか―。】
【おもむろに、手を大きく振りながら、公園を後にする青年を見送った。】

//おつかれさまでしたー
98 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/28(木) 00:44:18.59 ID:cPokb/Bf0
>>95


では、よろしく頼む、であります!


【少女の車イスを押しつつ、指示通りにいりくんだ道を進んでいく。】
【なるべくゆっくり、地面の砂利でガタガタとした揺れを抑えるように。】


かたじけぬであります。
お礼に何かできることがあれば…、


【道すがら、まだ宿についてもいないのにそう口にする。】
【要約すると、"代わりに何かしてほしいことはありますか?"という意味。】
【例えば、何かが食べたいのなら、途中適当なお店に寄ったりするのだろう。】

【ひとまずは、少女の望みを聞いてみた。】
99 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 00:50:38.93 ID:gEPUBeV/o
>>98

道案内はお任せください

【いつもより揺れが少なく進む車椅子】
【すこしの心地よさを覚えながらも、少女は着々と道を案内する】

いえいえ、困った時はお互い様です…
ですからお礼なんてお気になさらないで下さい

【今は自分のことを心配してと言う少女なりの気遣いなのかもしれない】
【まあどんな状況でも少女はお礼を受け取りはしないのだろうが】

どうしてもお礼がなさりたいのなら…今度また私のお話し相手になってくれれば…
ダメだったら気にせずに断って下さい

【でもどうしても相手が御礼をしたいと言うのならば、少女は一つの”お礼”内容を提示する】
【提示されたそれは話し相手になってと言う至極簡単な物だった】
100 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/28(木) 00:58:17.82 ID:cPokb/Bf0
>>99


―――では、いつでもご連絡を。


【車イスを押しながら、自身の名刺――――。】
【本郷忠利と連絡先、元々所属していた軍事会社の名がかかれた紙を少女に手渡す。】

【――またいつか話相手に――少女が望めば、青年の都合が合えば叶うだろう。】


【――――そういえば、名前を訪ねていなかった。】


えー、あなた様のお名前をお聞かせ願いたいであります。


【がたがた揺れる音の中でそう尋ねた。】
101 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 01:07:05.04 ID:gEPUBeV/o
>>100

ご丁寧にどうも…大切に仕舞って置きますね

【名刺を受け取った少女はその名刺を大切そうに服の中へ仕舞う】
【軍関係の会社、それを見て銃剣の意味がやっと理解できたようで】

私の名前? そうですね名乗るのを忘れていましたね
私はルチア・ヴィートゥって言います

【名前を聞かれるまで自分が名乗る事を忘れていたらしく】
【少々恥ずかしそうに俯くが何とか相手には悟られない様にしたいようにしている】

もうすぐで着くと思います……
その、どうして路地裏なんかで宿を?

【少女に生じていた一つの疑問、少し申し訳無さそうな声色で少女は尋ねたのだった】


102 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/28(木) 01:15:14.32 ID:cPokb/Bf0
>>101


追われている身、なのであります。
まぁ、ルチア殿が気にすることではないでありますよ。


【―――端的に答えた。】

【路地裏を進んでいくと、目の前に宿の看板らしきものが。】
【のんびりとした仄かな明かりが、扉から路地に漏れていて。】
【サービスは期待できずも、落ち着けそうだと感じる。】


――かたじけぬ、であります。
また、いつか機会があれば――――。

路地裏は危険ですので、これを


【それで到底身を守れるとは思えないが――、】
【一本のナイフを少女に手渡し、宿へ消えていくのだった。】

/それでは、この辺で!
103 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 01:32:06.72 ID:gEPUBeV/o
>>102

あら…追われているのですか、それは大変
でもそう言うときこそ助け合いですよ? 私でよければお力添えしますし…

【私はいつでも戦えますという意思表示なのか、それとも只の社交辞令か】

【楽しい時間はあっという間に過ぎ去る物】
【心地よい車椅子の揺れも段々と小さく短くなっていき】
【無事に目的地に着いた事を喜ぶべきか、悲しむべきなのか――――】

【でも別れが名残惜しい、なんて口には出せるはずも無く】

あら、こんな物頂いてしまうなんて……
ありがとうございます、ありがたくご好意を頂戴しますね

【自分の手になれないナイフを握り、消えていく男を見守るのだった】

/遅くまでオツです!
/楽しかったです、またよろしくです
104 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 01:32:52.11 ID:kfb0nyhYo
>>96

【紫煙を吐き出す男のいる路地裏】
【恐らく彼にとっては慣れ親しんだ場所なのだろう、しかしこの時から唐突に「変わる」】
【苦悶の声にも似たその叫びは段々と彼へと近づいて同時に地面を侵食するのは黒に近い紫霧】

【聡い者ならばソレが他者への恨みを起因とするモノだと分かるだろう】
【そして別に分からなくても構わない、理解など必要なくきっと彼は体験する事になってしまう】

「――――――――ァァァァ……」

【がちゃり、がちゃりと歩く度に鳴る音は鎧の擦れる音に違いなく】
【霧を踏みながら現れるモノは……所々が錆溶け落ちた鎧を纏う騎士】
【低く唸る声は間違いなくソレから発せられそして確かに貴方へと近づいて、段々と近づいて】

「アアアアアアア!!!!!」

【叫びを新たに、右手に掴んだ人の丈もあろうかという巨剣を振るい、跳ぶ!】
【高さにして建物の二階相当、必然振り下ろされる巨剣は勢いも加わり埒外の威力】
【舗装された地面を割ってなおコンクリートを弾き飛ばす程の一撃を唐突に彼へと向けるだろう】
105 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 01:58:15.36 ID:QQkams7Fo
>>104

【煙草の煙を吐き出して、一息つく】
【ニコチンが肺を満たして、神経を辿り脳を刺激するような感覚】
【刺激的だが冷静に冷えていく矛盾した感覚】

【ただ、辺りはどうも息苦しく感じられた】
【屋内にある小さな喫煙所のような、排気されない密閉した小部屋のような感覚】
【排気口でもあって、煙いだけか…そう思った】

…………ッ!!

【目の前から霧を裂いて(切り裂いて)、騎士がやって来る】
【幽霊船のように人影を感じるが人の匂いはしない まとわりつく憎悪と死の臭い】

【咄嗟に男の煙草で鋭くなっていた直感が警鐘を鳴らす】
【足元にある、アタッシェケースを蹴った】

……何、跳び上がってんだよ!想定外だ

【男は慌てて、後ろを向いて、二、三地面を蹴って 前方へと飛び込んだ】

【後ろで地面を破壊する音が、スーツの衣擦れの音とともに聞こえてくる】
【転がりながら、勢いで立ち上がって そちらに向き直る】

【勢いでサングラスは何処かに飛んでいってしまったようだ】
【男の赤い目(白い部分が赤く、瞳は黒い)が相手の全身を捉える】

【バックステップで距離を取りながら、男はベルトに挟んでいた拳銃を右手に構えた】
【淡い朱の色がついた銀の光沢のあるリボルバー 薄く紋様が銃身に彫られている】

せめて…挨拶ぐらいはしてほしいもんだけどな

【ここまで器用にくわえていた煙草を吐き捨てて】
【今度は、左手に黒赤色のリボルバーを構えた】
106 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 02:08:49.38 ID:kfb0nyhYo
>>105

「――――――――ゥゥアア……」

【衝撃、後の砂埃……塗れる汚泥、中から現れるのはやはり騎士】
【その鎧はただ古いだけではなく隙間から汚泥とも言うべき何かが常に漏れだして地面を侵していた】
【よく観察すればその汚泥から先程の霧が揮発して現れて……】

【そしても無論だが、いかにも有害な泥は彼の携える剣にも纏い付き】
【じわり、と……切先は滲む】

「…………オオオオ!」

【よく避けたなと言わんばかに吠えて再び構える剣は蠢いている】
【或いは相応するように彼が拳銃を構えた事で明確に敵として成り立った自分を喜んでいるのか】
【どちらにしても彼にとっては迷惑極まりない】

「――――――――ッ!」

【振りかざされる一閃は水平に、汚泥は勢いにまかせて水平に彼へと放たれる】
【触れればその箇所から侵食され装備の効果を下げる「侵食作用」を有する其れ、避けるに越したことはないのは明白で】
【知識がなかろうと地面を焦がす汚泥の力は見たままで理解出来る筈だ】

「…………………・!!」

【そしてその一閃の後を追うように騎士自身も走る、鎧を着込んでいるというのにその速度たるや汚泥を追い抜かんとするほど】
【狙うのは回避するであろう一瞬を、正中線狙いで縦に振られるだろうそれ……考える余裕が彼にあるならば】
【かの騎士は少なくとも戦闘に関する知識はあるだろうということが分かるかもしれない】
107 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 02:28:27.56 ID:QQkams7Fo
>>106

オーケィ…これはあれだ、人じゃないな 俺はそうした

【親指で撃鉄を引き起こす ガチンとなると自動的にシリンダがチキチキと回った】
【銃身に刻まれてた白い彫刻がじわじわと濃赤色―乾いた血のような色がそれこそ血管のように走る】

【相手が巻き上げた汚泥 相手の能力だろう 硝酸やら塩酸のようだ】
【飛び退いて…いや、銃を構え 飛び退きながら 銃弾を撃ち鳴らす】
【普通の剣士ならばガンナー相手には退くだろう、これはその退却の手助けの道具だ】
【ただ相手に常識は通用するのだろうか 兵装をまとった重騎士は一番槍(大剣だが)を望むんじゃなかろうか】

【相手の防御がわからない分が悪い、最初から小出しにせずに全力で行こう そう考えた】

【右腕の白い銃は六発、ガァン!ガァン!と連射していく】
【銃弾はその闇雲な鉄砲の割に真っ直ぐ相手を狙って飛んでいく】
【通常の装甲なら有効射程内、十分貫けるが これはたんなるコケオドシ程度 当たればラッキーだが】

【狙いはこちらの、左手の拳銃】
【バックステップを止めて相手の中心を狙う】

【これは六発分の威力を一発にまとめた、巨大な質量とエネルギーをまとった弾丸】
【おまけに高い熱エネルギーもいまならついてくる  吹っ飛ばして貫いて溶けちまえ】

【相手は斬ってくるだろう 好都合 狙いは向こうがつけてくれるらしい】
【なら、相手が切る前に、アタマをぶち抜いてやればいいさ】

……俺の命すり減らしてんだからよぉっ!!!

【銃口を汚泥の中から現れた騎士に向けた トリガを引いた】

【比べ物にならんほどの銃声が耳を劈いた】
108 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 02:46:25.48 ID:kfb0nyhYo
>>107

【彼の判断は正しい、騎士は既に人に非ず】
【ならば言葉も届かないし時の流れにより彼を待つ者もいない】
【ただ一個体の悪意であり他とは一切の関わりの無い存在、それがかの騎士である】


「…………!……!?――――――ッ」

【小気味よい音は着弾の証】
【浅い霧の中で騎士は確かに困惑した、それもその筈で騎士の生きた時代にはそのような物は無く】
【得体のしれない遠隔攻撃、長年の勘によりそれは恐らく投石の延長だろうと推測しならば問題無いと困惑を打ち切り進む】
【6発の銃弾その全てを受けて鎧はただより濃い汚泥を弾痕から漏らすだけ、速度は変わらない】


「――――――アアアア!!!……」

【空間を裂き断つような銃口極まりない一閃は無慈悲に、振り下ろされる……筈であった】
【だが次に響くのは肉を切り裂く音でなく、がぃんという激しい金属音であり】
【それ即ち男性の銃弾を脳天に受けた音、その威力に仰け反り手からは剣を離して後方へと倒れる】

「……………ッ……ァ……」

【耳を澄ませば騎士が地面に倒れる音の後「ごろごろ」と何かが転がる音が聞こえるだろう】
【音の方向へ目を向ければそれは甲冑の兜であり、その首から漏れるのはやはり汚泥】
【しかし奇妙なのはそれだけの一撃を受けてもなお声を発している騎士、死んでいるなら首も吹き飛んだならば声も出ない筈】

「…………………………」

【金属音、立ち上がる騎士は浅い霧より現れる】
【そこまで来てしまえば彼にも分かる、騎士に瞳はない……騎士に首など無いあるのは溢れる汚泥だけ】
【デュラハンという化物を知っているならば今の騎士の見た目はそれが一番近く、言葉に現すならば首なし騎士】

「―――――――ゥゥウ……」

【尋常ならざる声はもはやどこから発しているかも分かるまい】
【人の形をした異形、騎士は転がる首を拾いもしないままその刺々しい装飾が施された籠手を握り締め】
【そのまま男性へと掛けて拳を顔面へと振り抜こうとする、威力は言うまでもなくひとたまりもない程】

【だがしかし男性が騎士に対し畏怖を抱いたならばその動きの一挙一動を見逃せる筈もなくならば避ける動作も自然と思いつく筈だ】
109 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 03:12:22.82 ID:QQkams7Fo
>>108

……ッ!ハッ…!ハッ…!ハアア……

【銃口を上に向けて、煙が薄く立ち昇る】
【男は息を切らしながら、吹っ飛んでいった相手を見下ろしていた】

【手応えはあった、銃弾は確実に貫いた だが、不気味さは拭えない】
【男の紅い目は夜目が効く、この暗い路地裏でも 十分見通せるのが強みだ】
【目がいいのは距離を取って戦う…いや、戦う人間にとってアドバンテージたる能力だ】

【霧は拭われない、相手は霧の中で動いている 蠢いている恐怖】
【男は撃ち尽くした後、すぐに撃鉄を上げた 血を、命を銃弾へと炸薬へと変えた】

【亡霊なわけがない、男はそう信じることでこの異様さに人格を冷静なまま保持していた】
【魔術系の傀儡だろうか ならば何処かに人形遣いがいるんだろうか自動だろうか 相手は?理由は?】
【戦闘によって、極まった集中力で色々な言葉が浮かんでは消える 】

………恨む相手が違うってんだ全く

【相手が動いたと同時に拳銃を構える また真っ直ぐに来やがる 実直なヤツだ 】
【籠手だとか蹴りだとか そういった相手の技の輪の中に入りたくはない 死ぬ、確実に やばい】
【ダガンッ!!強烈な赤黒い銃が相手の胴目掛けて火を噴く 強烈な拒否の一手 】

【右手の白い銃は全身に隈なく銃弾を撃ち込む】
【ダンダンダン!!! 六発の銃声 、シリンダがまわってリロード、銃声、リロード】
110 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 03:30:41.33 ID:kfb0nyhYo
>>109

「…………!……!」

【一発を受ける度に仰け反りしかし歩みは止まらない】
【肩に受けては汚泥をばら撒き、膝に受けては一度地面に付いてなお立ち上がり】
【胸部を受けてその汚泥に塗れた中身を晒して零しても、効果は数秒その場に蹲るのみ】
【しかし決して怯むことなく、もし騎士が人であったならば永劫語り継がれるであろうその様はしかしどうしようもなく汚い】

【汚泥は侵食する事だけしか考えない】
【ならばそれを振り撒く騎士は病原菌のような物か、問題はそれに明確な意志があるという事】
【ウィルスのように風のまま運ばれるままではない相手を選ぶ悪意】

「――――――ゥアアアア……」


【お前の感情が見えるぞ、そう言いたげな唸り声】
【騎士にある経験は相手の動作にある焦りを容易に看破して……はてこの経験はなんぞやと同時に悩む】
【我は我であることに変わりはない、しかしその経験とはいつどこで】

「…………アアアアアアアア!!」

【否、ここは戦場だそのような考えは不要】
【行動を阻害するならば何も考えず拳を足を動かせ!我は騎士である、理由など要らない】
【雄叫びは古くの戦場を思わせるだろう、もう時代ではないというのにその姿こそが実に哀れで】

「――――――アアアッ!!………ァ」

【六発の最後を受けて騎士は大きく吠える、凌ぎ切ったと……いやそれは違う】
【鎧の右腕、関節部が弾けた故のもの、だらんと垂れ下がりしとどと流れる汚泥は溶岩のように粘性高く地面に積もり異臭を放つ】
【ここに来てようやく止まった騎士、ならばその旧きモノに引導を渡す機会かも……しれない】
111 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 03:55:35.74 ID:QQkams7Fo
>>110

【男は目の前がグラグラとする感覚に酔っていた】
【酔いしれるというよりか乗り物酔いの方の嫌悪感あふれるやつだ】

【男の弾丸は血の弾丸 こんだけ撃てば貧血ぐらいなるってもんだ】
【普段、こんなに連射することもない もう少し間を置けばまだ撃てるが 】
【そんな余裕をぶっこいてられるほどの状況でもないから仕方がない】

ヘイ、ミスター…墓場か地獄かヴァルハラか何処から蘇ったか知らないけど…
安らか眠りが長くって、騎士の時代は過ぎ去ってしまってて、…それは残念だったな

【フラフラしながら口を動かす 汗が顔に滲むが拭うこともなく】
【撃鉄を持ち上げて、トリガーから指を離さないでいる】

だけどさ、蘇るほどの気合背負ってこんなトコで通り魔しなくてもいいじゃないか
騎士道はどっかに置き忘れてんのか?バカヤロウ 
戦場の英雄を腐らせるほど、地獄はよっぽど糞みたいだな

【両手の拳銃を一回転させて、相手に向けて構える】

今度は穴だらけで生ぬるい地獄に帰るか、騎士道思い出すか… 人じゃなくても考える頭…は吹っ飛んでるか まあ、考えろや

【ジリジリと銃を向けたまま、距離をとる 大事を喋っては見たものの通じるかどうか怪しい】
【いきなり火でも吹かれても困る 距離を軽くとっておくのはベターな選択だろう】
112 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 04:11:18.36 ID:kfb0nyhYo
>>111

「…………――――――――」

【青年のその選択は誤りではない、しかし間違いなく好機を見逃した】
【いや彼の攻撃方法を考えればそれは仕方のない事なのかもしれない】
【しかし、騎士の剣は今や手を伸ばせば届く位置にあり……】

「――――――……!!」

【左腕を伸ばし掴めば、纏う瘴気は増して騎士としての完成形がそこにはある】
【片腕のみで構えても不思議と様になっているのは長年による練磨の賜物だろう】
【汚泥を再び纏わせて剣は尚も禍々しく月夜に浮かぶ、剣そのものが月に吠えるような錯覚、怨嗟は尽きず】

「コ…………ォ――――――――」

【息遣いにも似たそれ、合わせるは泥の収斂】
【剣は黒く只管に黒く染まり、鈍く男性を獲物を見つめる】

【次の瞬間には構えたそれを振り抜き放つ泥の刃、効果は先程と同じくただ今回ばかりは威力も範囲も違う】
【幸いなのはそれを横でなく縦に放った事だろう、少しでも軸を移動すれば回避は容易であり】
【そして見れば、騎士の鎧の間から溢れていた汚泥が減っているのが分かる……疲弊しているのだろう】
【誰の目にも見てもそれは着けいる隙であり……】
113 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 04:27:33.28 ID:QQkams7Fo
>>112

……聞いちゃいねえもんな、まあ仕方ねえや

【男は大剣へと、腕を伸ばす騎士を見逃すわけがなかった】
【貧血気味だろうと、赤い目は器用に十分に機能していた】
【グラグラとする頭は、冷静さを取り戻している】

【甘っちょろい自分を恥じた が、それもいつものことだ】
【押すのがどうも苦手な自分でこれまで幾つかミスがあった】
【性分なんだが、どこかそれでも直せずに居た】

【剣を取らせまいと、リボルバーが唸る】
【黒の拳銃は熱で相手の鎧も泥も溶かして貫いて】
【白の拳銃は―ここまで使用していなかった炎の弾丸が相手を捉える】
【布やらが無いため燃えるかどうか分からないがただ両手で銃弾を撃ち鳴らしていた】

【脚から腕まで、何処までも何処までも泥人形に幾つ撃ったら倒れるのかわからないが】
【自分が倒れてしまうまではその手を止めるわけにはいかないと感じていた】

【実直な正面からの攻撃、大振りな見切りやすい縦の剣 避けるのはあまりにも容易い 容易かった】
114 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 04:33:20.70 ID:kfb0nyhYo
>>113

「―――――――……」

【大規模な斬撃は男を過ぎて路地裏の一つの建物を刻む】
【幸いにも住人はいない廃墟だったようだが、だからといってその剣の脅威が消えるでもなし】
【巻き上がる粉塵は辺りを隠す、騎士も男性も別け隔てなくそう茶番さえも……】

「…………グ……ァ」

【幾重にも重なる穴、そこから溢れる汚泥は既に無く】
【さながら血のように辺りへと広がり、そして中央にはかの騎士が横たわる】
【ただしかしその剣だけは誇りなのか手に握ったままで】

「……――――――」

【騎士は何も発さずに月を受けて動かなかった】
115 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 04:53:03.94 ID:QQkams7Fo
>>114

…ああ、クソ  何なんだ、これは 一体…

【男は崩れ落ちるように壁に寄りかかり】
【そのまま、ズルズルと崩れ落ちて座り込む】
【横にできた斬撃の痕から、パラパラと欠片が落ちている】

【頭痛と目眩で色々おかしくなりそうだ】
【もし相手が生きてたとしても、もう弾がない】
【這って、逃げるぐらいしか手立てが無いぞ】

こんなこと考えるぐらいだし…一発は撃てるんだろうか

【グチャグチャになった騎士を見る 一体何だったんだ】
【恨みを買うようなことは幾つか覚えはあるが 騎士に襲われるのは心あたりがない】
【夜の悪夢だと思って忘れてしまいたい というか、気絶しそうだ】

【意識が遠のく そういや、カバンは何処どこ行ったんだろう 今は考えられない】


/こんなところでシメでしょうかね?
116 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 05:14:03.72 ID:kfb0nyhYo
>>115

―――――――……

【騎士が倒れて数秒、きっと男性が壁に寄りかかる頃に辺りを包む雰囲気が再び変わる】
【遭遇した時の異質感を数倍にしたような、ここだけが異界のようなそんな感覚は喉元に伸ばされた指のように】
【そして男性は見るだろう、剣に渦巻く瘴気を……】

【さながら竜巻のように剣を中心に逆巻くそれはやがて騎士を包み始め】
【2,3の金属音の後で嵐は去り同時に騎士の姿形も無くなっている】

【剣こそが騎士を操るモノだったのか今となっては判断材料もない】
【ただここでやっと彼の悪夢は終わる、それともまた時期を挟んで続くのだろうか?】
【通り魔の如き今宵は太陽が昇ると共に一先ずの閉幕である】

/お疲れ様でした!
117 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/28(木) 20:04:58.62 ID:OS+656ndo
【昼の国の盆地――木陰】

ヒャハハハ、――こォの辺りの情報はだァいぶ集まった
後は……混沌の"プラン"を練ェるだけだァァアア

【黒い外套を羽織っている、コワモテで奥二重でエルフ耳の、男にみえる者が――紙を見ながら何やら企んでいる】
【身長は約2mの、筋肉質な細身で、黒い白目と血の様に真っ赤な虹彩を持ち、ボサボサとしている長い黒髪だ】
【上下共に長袖黒ジャージを身に着けていて、首に紫色の毛のマフラーを巻いており、手袋や靴下も紫色だ、靴は黒】

【どうやら見ている紙はこの辺りの地図のようで――この世界のものではない文字で様々書き込みがされている】

まァずは、こォの辺の隙間に潜ませて……一気に成長させるッ!
そォいつを皮切りに"朱晶の炎魔"を……街全体に広げてやって
街の中央の広場に"太陽と光の輝蛇"を召喚してやって――ッ!
欠片を持った"朱晶の炎魔"――"剛朱晶の強炎魔"も出ァすッ!
混沌に喘いでいる人間共を俺様が捕ォらえて捕ォらえまくるッ!
俺様に邪ァ魔が入らねェよォーに"太陽"と"炎魔"に頑張らせる

そォーしてッ! 頃合いを見ィ計らって……撤退するッ!
やァっぱり、頃合いを見ィ計らって……人間共を帰すッ!

うゥ〜ん、中々良いプランだァァアア

【……なんて、大きな声の独り言を上げていて】
118 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/28(木) 20:55:16.68 ID:sMNa1ApH0
【路地裏】

【硬質な足音/趨走を抑えた様な一定のリズム。】

…………ふぅっ。この場所、見た目より広いのかしらね。
次は、………――――――。

【腰までの伸びやかな黒髪が、濡れ羽烏と呼ぶに相応しい色合いで】
【銀の混ざる橡色の瞳をして、濃藍のトレンチコートを纏った―――少女、だろうか】
【移ろい行く刹那を留め、硝子の様な雰囲気を漂わせる。】

【左手で自作の地図を持ち歩き、仄暗い薄闇の空間を練り歩くのは、そんな形容の出来る人影だった】
【時折視線は街並みに止まる。だがその先で建造物の看板を確認すれば、“ここも違う” とばかりに目を伏せ首を横に振り、また歩いて】
【空いた右手をまったく動かさずの一連の其れは、多少なりとも目を引くだろうか】

(……決定的に情報が足りない。“捜しもの” の他にも、気になる事はあるけれど……)
(今まで以上に急ぐ必要がある、か――――)

【考え事と建物の確認、そして徒歩での移動を並行して行っているためか其れは些か不注意な歩みであり――――】
【或いは誰かとの衝突も、可能性としてあるのだろう】
119 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 21:09:44.45 ID:z/IhlRkg0
>>118

「・・・」

【トレンチコートの少女を付ける様に路地裏に入っていく少女が居た】
【服装はタンクトップの上に長袖のTシャツ、下は黒いタイツの上に半ズボンである】

【路地裏の奥深い所に入っていくのを見ると】
【Tシャツの少女はいきなり大声を上げる】

「よーやくっ! 見つけたぞ八攫 柊ぅうううう!! もう半月は探したぞクッソがぁああああ!!」

【Tシャツの少女はやいやいやい、と大声を出しながら指さす】
【左腕には世界に対する悪の証明の極彩色の逆五芒星】
【だが、その様子はどことなく小物臭い】

「どーも、カノッサです! ミールシュタインの宝玉を頂きに来たぞ!!」
120 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 21:46:03.39 ID:NTvjgnURo
【公園】

……六罪王…か
…クソ、機関となりゃミーメん時よりも面倒そうだな…

だがーーーあの野郎は…!

【独りごちる男一人、暗い公園を、街灯の光を渡り次ぐように歩いている】
【闇を隠れ蓑にするような黒衣と、隻眼である彼の見た目は、呟いている言葉の内容と憎々しさも相待って、何やらただならない】

【黒いビジネススーツ、黒い革靴、爪痕みたいな模様の超絶にダッサいネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】

…ま、考えててもしょうがねぇか
いざとなりゃ、こっちもUTあたりに手伝ってーーー

【自販機の前で立ち止まり、硬化を入れて、ホットコーヒーのボタンを押す】
【ガシャンと音を立て、落ちたコーヒーを手に取ってーーー】

【��おしるこ�=z
【手に取った、立った今出てきたばかりの缶にはそう書かれていた】
【しかも、ひんやりとした、クールな手触り】

……ッ!!

【思わず硬直、後に苛立ちをぶつけるようにつめた〜いおしるこを自動販売機にシュゥゥゥゥゥゥ!!】
【おしるこの缶がぶつかった自動販売機は超!エキサイティン!!それは勝利のファンファーレかはたまた敗北の嘲笑か、けたたましい警報が公園に鳴り響いた!】
121 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 21:51:58.59 ID:kfb0nyhYo
【夜の時刻、鬱蒼と茂る森の中】
【鍛錬などで利用する者も多いそんな場所】

7つ……7つねえ……

【声色と魔術の音、銀色の輝きが木々の間を縫い辺りへと】
【上空から見れば森の一角だけが明るく見える、遍く照らす福音のようなそれは邪に属するモノにとって忌避すべきもの】
【そして或いは聖に属するモノには慣れ親しんだものにとっては温かく映るだろう】

足りないモノは何なのか、オレに足りないのかコレが足りないのか
どっちにしてもどうすれば解決するのか……悩みどころだね。

【中央に佇むは白髪の青年、後ろ髪だけを伸ばし三つ編みにしたそれはしめ縄を思わせるか】
【あどけない顔立ちは年齢とは逆に幼くも見え彼の手の中にある「銀のナイフ」とはどうもちぐはぐに感じるだろうか】
【先程の輝きはそのナイフより広がる粒子状の何かによって放たれていて】

1〜3は融通が利くけどそれ以上となると厳しい、製作者でもないと理屈が分かんないな
……しかしよくもまあこんな器用貧乏なモノを、それで助かってるオレもオレだけど

【漂う粒子がナイフへと収束されれば姿を「短刀」へと変える、更に集って「刀」となり】
【次いでは「大弓」、「盾」と自在に……それだけ見れば相当に異質であり便利な武器なのだろうけど】
【当の本人の顔は納得のいかない表情で「こんなものか」とでも言いたげに銀色を見下ろしていた】

【数え遊びのように悪戯に繰り返され組み替えられるそれはずうっと続く】
【その度に響くガラスの割れる音は反響して何か或いは誰かに届くだろう】
122 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/03/28(木) 22:07:40.81 ID:0XSvsXxJo
>>120

【鳴り響く警告音に呼応するかのように放たれた、公園の入口辺りからの短い悲鳴が聞こえただろうか】
【もし「きゃあ―――」などというそれが聞きとれたのなら、同方向から現れた少女がその主だということが自然にわかるだろう】

【それは淡い赤色の髪の少女だった】
【髪は外ハネのショートヘアで、前髪だけが色が濃く黒や茶が混じったよう】
【瞳の色もそれと同系色で、夕空に似た色合いだ】
【七分丈のカーゴパンツに淡い水色のカーディガンと、うっすらとした目立ち過ぎないメイクは】
【お洒落というより「無難」という言葉が相応しいように感じさせるだろうか】

【そして、先ほどの悲鳴を恥じるように薄く頬を染めながら】

うるっさいわね、こんな夜中に一体何の音な訳?

【それを紛らわすように強い語調で―――半ば八つ当たりのようなものではあるが】
【自販機の前の男に睨みつけるようにしながら問いかけた】
123 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/28(木) 22:12:57.97 ID:r0ugYRqx0
>>119

(………――――――)

【両者の距離は4、5メートル弱。その距離を保ちつつ、聞こえてきた声に足を停め、】

要するに――――― 貴女は誰かに斬られたいの?
私は貴女を知らないし、やる事は少なからずあるのだけれど………

【振り向いて紡ぐ第一声、冷え切った言葉と、同じ色を宿す橡色の双眸。】
【――― “気分じゃない”。カノッサの少女の大声に、そう、眉を顰める様な其れだった。】

【けれど、少女は、直後相手が誰なのか判断して/まるで知人にそれと気付いた様に微笑って――――】

……でも良いわ。御蔭で、私の方から探す手間が省けた―――
洗いざらい喋ってもらおうかしら、貴方の知り得る事について、私の望む範囲で、ね――――。

【兇念にも似た目的意識を以て、少女は少女へと新たな言葉を向けた】
【その内部で渦巻く嵐を、機関員の少女は感じ取れるだろうか?】
【そして、浮かべたものは過去の真実と、其れに伴うひとつの疑問だった】

【――― “八攫 柊は翠瀑の宝玉、四つに分かれたその断片のひとつを所有している”。】
【どのタイミングで、どの様に伝わったというのだろうか。  】
【だが……そこで思い当たる可能性がひとつ。疑問が、雪を融かす様に氷解してゆく。】

(………あちら側にも、宝玉の欠片を勝ち取った “誰か” が居る、か―――)

【同じくあの戦いに参加していた者ならば、一定の情報を得ていても可笑しくはなく、】
【其れが同じ宝玉の所有者ならば、宝玉の間の共鳴の様な現象を察知して/
 或いは “同質の” 魔力を感じ取り、所有者を特定する事も不可能ではなかったのだろう】

(……理解はしてるわ。問題はないし、これでいい―――――)

【それを理解して決断する様に、少女は小さく俯いた。それは、陪審を受け入れる者の様な微笑でもあって―――】
【或いは其れは宣戦布告と、取る者には取られるのかも知れない。彼我の雑念を消し去る様な静寂。】

/……すみません、遅れました……!
124 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/28(木) 22:20:34.79 ID:r0ugYRqx0
/しかもぼーっとしてたのか文字の入れ忘れっ……
>>123

(……理解はしてるわ。問題はないし、これでいい―――――)

↓

(……理解はしてるわ。躰(わたし)の状態に問題はないし、総てに於いて、これでいい―――――)

…でした。思考なので大丈夫だとは思いますが、重ね重ね申し訳ないです…orz
125 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 22:25:50.12 ID:NTvjgnURo
>>122
テメェは!なんで!いつもいつも!

【ーーー自動販売機に掴みかかり怒る男性(27)…なんという光景か】
【少女の悲鳴は掻き消されたーーーというか、近くで警報が鳴っている上に怒りを露わにしている男の耳には届かなかったようだ】

【だが、少女の声がかかると、首を捻り少女に顔を向けて】

あぁ?…あ、あぁ……

【最初こそ八つ当たりのように威圧感のある返しをしていたが、途端に我に帰り、自分のしている事がなんと恥ずかしい事かがふつふつと湧いてきて】
【熱した石に25mプールの水をぶっ掛けるみたいに、怒りは冷めて行く】

【ガンッ!】

【振り向きながら後ろ蹴りを自販機にくらわすと、嘘みたいに警報が鳴り止んだ】

…音?何の事だ?

【しらばっくれるのが遅いーーー遅い所ではない】
【地面を転がる、凹んだおしるこ缶が虚しい音を立てた】
126 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 22:37:18.04 ID:z/IhlRkg0
>>123-124

「あ゛? 舐めんなよこのアマ・・・!」

【柊の挑発的な態度に気を立てるが】
【しばらくして、気の抜けた表情でふぅと息を吐く】

「っつてもまー、こっちを舐めるのは分かるな。
 しばらくテメーを追跡したから足取りもある程度わかってる。
 随分な大活躍だったみてーじゃねーか」

【だけどよ、と少女は尊大な態度の柊に不敵な笑みを返す】

「だからこそ、ヒルコにテメーとやり合わせるわけにもいかねーな。
 UTの奴等と違ってテメーは迷わず殺しに来そうだしよー」

【少女はポケットから錠剤を取り出し、口の中に放り込む】
【カリ、と奥歯を鳴らして錠剤を噛み砕くと】
【肌がまるで蛇の鱗の様に逆立ち】
【黒目は紫色に色を変え、逆五芒星が浮かび上がる】


「さぁーて、そういうわけで最初から全力で行かせてもらうぜ!」


【少女はまるで消しゴムで消されたように】
【周囲の風景に溶け込んで不可視化する!】

【自分の逆側から受ける可視光線を正面から放出することで完成する光学迷彩!】

【不可視となった少女はそのまま跳躍するように一気に距離を詰め、柊へ向けて足刀を撃ち出そうとする!】
【少女の身体にはとある"仕掛け"がある!】

【その"ただの足技"はまるでダンプの衝突の様な凄まじい衝撃だろう】


/いえいえ、こちらもご飯食べたりしてたので大丈夫ですよー
127 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/03/28(木) 22:39:10.62 ID:0XSvsXxJo
>>125

【自販機に対して一方的なバトルを繰り広げる男の顔と風貌―――眼帯やら長銃やら、それに何やらよくわからないけど物騒そうなアイテムを見て、少し後悔する】
【もうちょっと物腰柔らかに話しかければよかったかなあ、なんて】

【しかもどう見ても怒り心頭というか、こっちにも飛び火して来ないとも分からない激しさで】

(いっそこのまま逃げたほうがいいかもしれないわね……)

【などと思っているうちにどうやら男の怒りは収まったらしく】
【一先ず胸を撫で下ろすも、続いて出た一言に】

何の事、じゃあないわよどう見てもアンタが鳴らしてたでしょうが今の警報―――!

【まくし立てるようなペースで言い返すと、地面で音を鳴らしたお汁粉の缶に気付いて見下ろす】
【拾い上げれば普通のそれではあり得ない温度】
【思わずああ、と声を漏らして】

これは確かにイラッと来るわね……アイスお汁粉とか誰が飲むのよ

【一転、同情するような目線を男に向けた】
128 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 22:58:49.77 ID:NTvjgnURo
>>127

知らん

【一言、しらばっくれるにも無理があると自分でもわかっているのか、弁明の言葉は並べようともしない】
【落ちていた缶を拾い上げる少女を見て、視線を下に逸らし、罰が悪そうにして】

…それ、やるよ
俺はそんなんいらねぇし、つーかこの寒いのに飲めるかってんだ

【結果、『警報を鳴らしたのはお前か』に答える事になったが、まあ良い】
【誰得な飲み物を少女に押し付けようとしながら、再び自販機に振り向いて】

【先程と同じ様に硬貨を入れ、ホットコーヒーのボタンをポチッとな】
【ガシャンと落ちて来た缶を手に取ると、まず暖かさが手に伝わるーーー今度こそちゃんとした物が】

【��コーラ�=z

…これもやる

【あたたか〜いコーラもついでに少女に差し出した、ガッツリ目逸らしながら】
129 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/28(木) 23:13:13.13 ID:0XSvsXxJo
>>128

……あーはいはい、じゃあいいわよそういう事で

【要するに認めたくないのかと、必要以上の句を告げようとしない男を見て思う】
【外見年齢の割に子供らしい所がある。思わずそう呆れたような笑みが浮かんでしまう】

いいの?じゃあ遠慮なく貰うわね

【言って、キンキンに冷えたそれをポーチに詰め込む】
【流石に冷えたまま飲むような真似はしないらしい】

【そして止めればいいのにリベンジに挑む彼を見守り】
【出てきたコーラを―――コーラ?】

【思わず視線が男の指先のボタンとそれを交互に行ったり来たり。どう考えてもおかしい】

え、う、うん……

【差し出してきたコーラを受け取ると、手元から伝わるやわらかなぬくもりに思わず心も―――】

―――って、絶対おかしいわよこの自販機!どうなってんのバカじゃないの!?

【今にも地団駄を踏みかねない、あるいは男の首根っこを掴むことすら有り得そうな】
【そんな雰囲気でまくし立てる少女だった】
130 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/28(木) 23:17:27.34 ID:camyld0D0
【路地裏にて――――何やら言い争う男の姿と、少女の姿】
【とある一言によって堪忍袋の緒が切れたのか、男が少女の首を掴んで持ち上げようとするが】
【――――次の瞬間にはその指全てが無くなっており、傷口から止め処なく紅い液体があふれ出すことだろう】
【悲鳴と共に傷口を抑えようとする様を鼻で笑えば、その顔を思いっきり蹴り飛ばして】


「私に刃向かおうなんて良い度胸ね。クズ
……って言ってももう聞こえていないかしら」

【気絶して、僅かな痙攣がまだ生きている事を告げるが……】
【容赦なく流れ続ける血液は、男の命が残り少ないことを示すには十分であろうか】
【介抱する事も無く、忌々しく舌打ちを一つすればそのまま背を向けて】


「本当にこの世界は汚れだらけね
何処を見たって汚い花が嫌でも映ってしまうもの
――――殺しても殺しても、全然消えないから困ったわね」

【事は、つい数瞬前に起きた事】
【ともなば、犯人はその少女――――血の様に紅い髪を持つ少女の仕業だと分かるであろうか】
【少女を止めて問い質すか、それよりも先に男に注意を向けるか――――】
【どちらを選択するにせよ、少女は足を止めて振り返るはずで】




【住民も寝静まった小さな街での事】
【ベンチに腰を掛けて夜空を見上げるのは、二振りの刀を腰に提げた少女の姿】
【時折眠たげに欠伸をすれば、視線を辺りへと巡らせて】


「うーむ……まさか宿の主人まで寝ているとは予想外じゃったの
とは言えど、幸いにして今日は暖かいからの。このまま野宿をするのも悪くは無い……かや」

【月に照らし出される銀の髪】
【鋭い耀きを放つ其れは、きっと遠くからでもよく目立つはずで】
【――――一際大きな欠伸。間抜けな声が辺りへと響いたであろう】


「まあ、野宿するにせよ適当に宿を見つけ出すにせよ……じゃ
今宵は何時もより多くの星々が見える故、もう少し眺めてから行こうかの」

【うっすらと涙の溜まった眼を擦れば、再び夜空へと視線を変えて】
【――――漂うのは人外の雰囲気。例え鈍感であったとしても、ハッキリと分かる程で】
【そんな人物が一人空を見上げているのは何処か不審……だろうか】

131 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 23:23:47.97 ID:VZi1Awuso
>>130

【ベンチに佇む少女の背後から迫る気配を感じ取れるだろうか】
【その物音は等間隔で近づき前を横切る】

今夜は月が綺麗ですねぇ……
こんな夜は血で月を染めてみたくなりますねぇ

【空を見上げ物騒な独り言をブツブツとつぶやいている者が目の前に見えるだろう】
【薄汚れたフードコートを着て顔や中の格好までは予測はできないだろうが】
132 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/28(木) 23:26:17.07 ID:6+uSlFB00
>>126

(……?)

【怒りを鎮める様子の不思議さよりも、放たれる言葉をより強く意識して、】

(迷わず殺しに、か……。)

【―――― 確かに今の自分ならば、そう見えるのが自然だろう。そう、やはりとその評価を受け入れる様に、小さく俯く表情は変わらず、】
【意義を唱えることはない。機関員の少女がヒルコ――― 櫻の少女の知らない誰か――― に抱く感情についても、追求まではしなかった】

【生じかける感情はどうでもいい。怖れられるならばそれでいい。】
【……ただ “孤剣” たる己に殉じるだけだ。】
【自らの求める “今” と未来、其れを掴むために斬り続けるだけだ―――――。】

【そう、己を己たらしめる剣の銘(な)を呼ぶのだろう】

―――――………金翅鳥。

【霊鳥の形をした炎が虚空より生じ、その内より赤熱の如き光が浅い孤を描きながら伸びる。少女が其れを左手ひとつで掴み取り、】
【その光が纏う、黄金の火の粉が音無く爆ぜ散って。現われたのは―――何処までも清冽に美しい、白銀の太刀だった】
【冷たく澄んだ刃の輝きは無謬。極限域の鋭利さを持つ刀身には金象嵌が施されて、その切先を、地表近くへと少女は下ろした】

【自然体/所謂、無形の位。仕掛ける事よりも後の先、後手での反撃を主眼に置いた其れであり】
【超速度での息をもつかせぬ高速戦闘、それを主体とする彼女には、些か奇妙な事でもあったが―――。】

(…………!)

【その思考に、判断に揺れはなく、】

【瞬間的に突進してくる少女の存在を知覚、】
【踵で蹴り出すようにして、反時計廻りにひらりと身を躱しながら、バックステップの要領でその破壊圏から退避―――
 骨すら砕きかねない致命的な打撃を、攻撃の軌道上から身を外すことで回避を終え、】
【そのまま軽くもう一歩を刻んで距離を離すと、3メートル程度に開いた其れで “機関” の少女との正対を選んだ/再び足を止めた】

……確かに破壊力はある様だけれど、この程度なの?
セロ、そしてゲトリクス――――― ……私の越えてきた強敵達とは、次元の違うものに想うわね。

【未だ余裕を残す事を示すが如く、口を開いて向ける言葉。】
【ズキリと痛む右肩の負傷を気取られぬ様に/長引く激痛に歪みかける表情を封じ込めて、あくまで冷や汗をかかぬ様にと微笑った】

【けれど、其れは真実余裕のないものなのだろうか】
【まるで “見えている” かの様に、その視線は、敵対者の位置を見据えていて―――。】

【追撃を仕掛けるのならば可能だろう。だが、放たれる剣気は今や凍てつく嵐の様に。】
133 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 23:33:07.64 ID:NTvjgnURo
>>129
ーーーな?

【『お前も俺の気持ちが分かっただろ?』とでも言いたげに、一言同意を求める言葉】
【ちなみに、自販機の品揃えを見ても変な物は何一つ無いただの自販機の品揃えだ、つめた〜いおしるこやあたたか〜いコーラなんてどこにもない】

…ったく…どうなってんのかは俺も聞きてぇよ
中に誰か入ってんじゃねぇのか、これ

【よく自販機を見れば、凹んだりしていて結構ボロボロで、普通に動いているのが不思議なくらいだーーー��普通に�≠ナはないが】

…お前もやってみるか?

【後ろに下がりながら、少女にもやってみろと自販機を指差した】
【ーーーさぁ、このパンドラの箱が如き自動販売機に、少女はどう出る?】
134 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 23:40:31.89 ID:camyld0D0
>>131
【――――小さな流れ星が、消えていって】
【その軌跡の名残を視線に残していれば、足の音が耳にはいった頃】
【ふと視線を下げても、その手は柄に触れる事は無く、ただ双眸に警戒色を浮かべただけで】


「――――その言葉、初めの語りは肯定しようかの
然れど、後の言葉には首を縦に振ることは出来ぬ」

【まるで独り言の様な言葉の返し】
【この場がまだ昼で、人混み溢れていたならば聞き取れなかったかも知れないが――――】
【今は足音がハッキリと聞こえるほど。そんな紡ぎだって、容易く聞こえるであろうか】


「血で月を染めることなど出来はせんのじゃよ
汚れるのは地と己の腕と相手の身体のみ
――――尤も、足下に水面が出来ていれば別な話じゃがの」

【暫しの間。今一度、言葉が繋げられて】
【支え代わりに扱った刀。僅かに見える刀身は、少しでも知識があるならば上質な物と一目で分かる程】
【否定はしない――――然れど、肯定もしない】
【そんな曖昧な存在が其処には居て】
135 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/28(木) 23:48:30.52 ID:VZi1Awuso
>>134

たとえ話ですよ
月までどれくらい距離があるんですか

【フードに隠れた男は笑いながら言っていた】
【冗談めいた一言の中にも凶気を隠せないまま】

ところでアナタの持っているその業物……
中々いいモノを見受けますが……

ぜひ譲ってくれませんかねぇ?

【男は首だけを女のほうをと向けて、その顔は色白のやせこけて栄養失調じゃないかというくらいの不健康さ】
【ニヤリと笑うと、その男の首が伸び女の首筋を食いちぎろうと大口を空けて迫力めいて迫るだろう】
136 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 23:50:59.42 ID:z/IhlRkg0
>>132

【柊の思惟を知ってか知らずか】
【やすやすと交わされた足刀が宙を切る】
【相も変わらず余裕をかました柊の態度にこの短気な少女はあっさりと沸点を迎えた】

「あー、ムカつく! わかってるけど腹立つなこのアマぁああああ!!」

【不可視となった(厳密には激しく動く部分は背景が陽炎の様に揺らめくのだが)少女はダンダンと地団太を踏む】
【コンクリートの地面が削れて破片が飛び散る】

「へし折れろ!」

【後ろに下がった柊へ向けて追撃を行う】
【まずは胴目がけてギロチンの様な足刀】
【壁を蹴り、空中を跳びながら鉈のような手刀を放ち】
【さらに地面を抉る様に蹴り、馬上槍の様な抜き手を穿つ】
【更に距離を詰め、両手からの抜き手】
【最期に恐ろしく重い一撃の踵落しを放つ】

【その連撃、全てが大の大人に一撃で重症を負わせる破壊力】
【ましてや不可視化からの高速の連撃なのだ】

【常人なら近くすることも難しい攻撃だがはたして?】
137 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/28(木) 23:51:19.65 ID:0XSvsXxJo
>>133

そ、そうね……期待したものと違うのが出てくることがこんなにも焦れったいものだとは思わなかったわ……

【言いながら自動販売機のラインナップを右から左に目を通していく】
【無糖、微糖のコーヒーに数種類のお茶、炭酸ジュースにお汁粉、コンポタ……至って普通の品揃えだ】

【これは、どう考えても他所の自動販売機に移動したほうが懸命だ】
【あるいは次に使う者に気を利かせて脇にでも記されているであろう管理者に問い合わせるか】
【だが】

【やってみるか、と挑戦的に言われたならば】

……ここでやらなきゃ女が廃る、って奴よね

【下がった男に交代するかのようにずい、と前に出て自販機に向き合い】
【ポーチから緑と桃色の模様が施された蝦蟇口財布を取り出して、そこからコインを投下】

【ううん、と少し迷った末に。これだと決めて勢い良く押したのはコーンポタージュのボタン】
【ガシャ、と缶が落ちる音に思わず唾を飲み込んでから。恐る恐る手にした彼女の結果は―――】


………はい…

【振り向いて、男に手渡すのはペットボトルサイズのスポーツドリンク】
【触れてみれば、「あったか〜い」でも「つめた〜い」でもなく】
【そう。「ぬる〜い」感触が伝わってくるだろう】
138 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/28(木) 23:55:11.22 ID:z/IhlRkg0
>>136
/ごめんなさい
近く→知覚 です
139 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/29(金) 00:07:32.00 ID:JFqrdCc80
>>135
「先の言葉、例え話には聞こえなかったがの
――――少なくとも、今にも誰かを斬りたいと思う者の言葉にも聞こえたのじゃが……はて」

【涼しい顔で言い放つ辺り、その外見との矛盾を感じさせるだろうか】
【それで無くとも言葉遣い。そして放つ気配から既に人とは異なる存在】
【――――況してや、二振りの刃。人間の幼子が持つには、余りにも過ぎた品】


「あほう。お主は自らの身を譲れと言われて譲る事が出来るのかや
信頼出来る者ならばともかく……じゃ
つい今会ったばかりのお主。そして危なげな其れを漂わせるお主に我を渡すことなど出来はせぬ
そこらの無銘刀よりは長く生きていたつもりじゃ。それこそ、この身を得る程にはの」

【櫻の国に通じて居れば、その言葉から少女が九十九なる存在だと分かるだろうか】
【もしも言葉の意味を悟る事が出来なければ、刀を自分自身だと言うその様は滑稽であろう】
【冷たい色を湛えた双眸を男へ向け、まるで信頼出来ないとばかりの言いよう】


「脅そうと何をしようと、我は我自身を譲らぬ
何れ今世の我の主になる者が現れたとしてもそれは互いに信頼出来る存在じゃろうて
ただ戯れに斬りそうなお主に、付くような刃では無いのじゃよ」

【脅迫めいた其れ。けれども、一歩も譲る事は無く】
【――――仮にも己自身だからで有ろう。男の素性は分からないが、あくまでも最初の語りの印象で言葉通りの性だと考えたのか】
【暖かな風が過ぎれば、少女の髪を僅かに崩して】
140 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/03/29(金) 00:20:18.17 ID:pdbq6Z4mo
【水の国・首都フルーソ】
【中でも最も高いビルの一つ、その屋上に一人の女性が立っていた】

【風に流れる長めの金髪を、高価な白手袋をはめた左手で押さえ】
【珍しい桜色の瞳を落とすのは、夜景に輝く街並みである】
【その衣服はバッジ一つに至るまで、紛う事なき官憲のそれで】

見つからないわねぇ、あの子たち……
ふぅ……世界って意外と、狭いようで広いものだわ…。

【ビルの端に立つその姿は、大地から見れば『最悪のパターン』にも思え】
【またこのビル、屋上までの立ち入りが禁止されていない稀有な場所であるから】
【夜風と風景を楽しもうという別の誰かが、この状況に鉢合わせる事もあるかも知れない】
141 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 00:25:10.99 ID:Rj0qWuLpo
>>137
………

【手に取ったスポーツドリンクは、まるで夏場に屋外に放置したみたいな…というかなんでこんな中途半端な温度で出てくるんだ】
【微妙そうな無表情でぬる〜いスポドリを眺めると、重さと手触りを確かめるように上に投げ、キャッチして】

ーーーふん!!

【スポドリを自販機にスピンゴー!!】
【今度は警報は鳴らなかった…が、これでまた自販機に傷が増えた】
【しかし、それでも活動を止めない不可思議な自販機は、まるでモノリスのように意志を感じさせる出で立ちで立ちとどまる】

…一体どうなってやがんだよ…まったく…!
いっその事無理矢理開いて中でも見てやろうか…

【段々と過激な発言が目立ってきたのは、自販機に対しての不満の溜まってきた証】
【そもそも、いつもこの自販機にしてやられているのに買おうとする彼も彼だが】

【三度硬貨を取り出して、三度目の正直とばかりに挿入、某暗殺拳の如き力でホットコーヒーのボタンを突く】
【そして落ちて来た缶ーーー恐る恐る手に取るとーーー暖かい】

……ーーー

【生唾飲み込み、緊張の一瞬ーーー果たして、缶のラベルはーーー】

【ーーー��ブラック無糖�=[ーー男が押したのと同じ物、しかも、しっかりホット】

ーーーいよっしゃああああああああああああああああああああ!!!

【嗚呼ーーー戦いに勝利しても喜びを表せられないのに、この男といったら缶を天に掲げ、泣きそうなくらいに喜んでいる】
【勝利したーーーそう、彼は勝利したのだ、この自販機にーーーさぁ、勝利の美酒(コーヒー)をーーー】

ーーー……あれ?

…………

【よく見れば、缶にあるはずの物ーーー��プルタブ�≠ェ、そのホットコーヒー缶には存在していなかった】
【勿論キャップ式じゃないし、押し蓋式でもない、よくあるスチール缶ーーーなのに、プルタブだけが無いーーー】
【即ち、��開封できない�=z



【 大 敗 北 】
142 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 00:26:41.78 ID:N2cnHyhXo
>>139

櫻の国……懐かしいですねぇ……
その業物も櫻の刀でしょう?

【この男櫻の出身かこの刀を見て櫻の国で作られたものであると気づいていた】
【彼女も見た目によらずただならぬ存在であるとも勘づいているようである】

おそらく私ではアナタにはかなわないでしょう
ですがここは力づくでも奪わせてもらいますよ?その刀

【フードの男は勢いよく手を合わせると祝詞を唱え始めたようだ】
【祝詞が唱え終わったことだろうか?男の目の前の地面から銀色の棺おけ出でる】

たしかに私にはその刀は手に余る……
ですがこの方ならば十分に扱えるでしょう……

【棺おけのふたが前へと開いていく―――少女はその中身がゆっくりと歩みでてくる姿を拝見する事になるだろう】
【真っ赤な鎧兜を身に付け、白いヒゲを胸までたらし大きな太刀を腰にすえる鎧武者の姿を】
【櫻の国に通じる者であれば気づけるだろうか、この鎧武者は二百年前に存在し死んだはずのた阿修羅権増と呼ばれた武将である】
143 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/29(金) 00:45:27.62 ID:QgjODLrIo
>>141

ちょっと、もう諦めたほうが……

【三度目のチャレンジに挑む男を、疲れ果てたような目で見守って】
【出てきた缶のラベルを見るが早いか】

お……おおおおおおおおっ!!

【ついに、ついにやったのだ】
【眼前のこの男は、諦めずに挑み続けた結果、それを手にすることが―――】

―――って、どうしたの?

【勝利に酔っていたような雰囲気から一転して沈む男に寄り、手元のそれを覗きみると】

あー……完全に「負け」だわ、これは
まさか缶切りで開けろってこと……?

【何故こうも障害を用意するのだろうか、この自販機】
【一瞬だけ希望が見えたが故に絶望もまた大きい】
【見ていられなくなったのか、慰めるように男の方をとんと叩くのだった】
144 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/29(金) 00:46:14.53 ID:hbT4T2HG0
>>136

……そう? 私は、貴女と遭えて幸運だと思っているのだけど。

【……鎖骨を叩き斬られた右肩の負傷。未だ癒えず、数日前より差す様な痛みを与える其れ、】
【一撃でも受ければ致命的な打撃を与え、不可視の人影より放たれる連撃、】
【どちらもが常人には恐怖を生むが、今の彼女には余裕めいた言動しか生まない。凛冽な表情。】
【たとえ薄氷の其れであったとしても、勝利まで、疾走する以外に道はなく―――――】

【再び距離を取るバックステップ/体重移動から滑らせる様にして左に座標をずらし、全身での移動で手刀を回避/
 太刀を軌道上に置いての防御から、一瞬のラグを利用して再び後退、退避/サイドステップと太刀での防御から左右の貫手に対処、】
【四連撃の織り成す破壊の雨を、掠り傷ひとつなく少女は凌ぐだろう】
【其処に、如何なる秘策が存在するのか……】

(……空気の流れ、荒れ狂う足音。爆発する殺意にちりちりと焼け付く肌の感触――――)
(切り拓くべき “今” の総てが、私にその進み方を教えてくれる)

【研ぎ澄まされた五感が世界を伝える。】
【風に舞う塵は闇を彩り、人型の虚空を闇に描いては、動きに添い吹き散らされ危機を報せて。】
【そして周囲に散らばる音が、路地裏の振動がそれを補佐し続ける――――】
【数百を優に越え、今や四桁に届いた純粋なる戦闘経験。死合う事で磨き上げたその刃は、鏡の如く一個の殺意を映していた】


【そして最後の一撃、五段目にあたる激烈な踵落とし。少女は、ここで漸く反撃に転じる】
【左下方向への上体の捻りから、視線を置いたまま左下へと頭部を動かして、】  
【それによる最低限の回避を行い、同時その足首に放つ、回避による “捻り” を利用した左斜め下への斬り下ろしの斬撃――――】
【足首を腱ごと斬りさく様な、機動力を奪うための一撃だった】

―――――――― ……はぁあッ!!

【そして、其れは “かたちあるものを斬る” 切断概念を付加された太刀による一閃、】
【並みの重合金装甲程度ならば、薄紙同然に断割する其れ―――――。】
【……“受ける” 事は極めて危険だろう。空中での回避が可能ならば、選ぶべきだと言えるだろうか】

【それは戦闘そのものに於いて優位に立ち、同時に遁走を封じる一手だが―――】
【上体を捻って左に向けた結果、負傷箇所である右肩を、攻撃の直後の一瞬晒す事になる】

【其れは、或いは、彼女と敵対する少女には好機なのかも知れず、】
145 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/29(金) 00:49:38.33 ID:JFqrdCc80
>>142
「左様、とは言っても今となっては櫻の地を踏むことも余り無くなってしまったがの
何れ又あの地を気ままに散歩したいものじゃな」

【封印され、再び解かれてから今まで一体どれ程の時が経ったのかなんて分からなくて】
【だからこそ、今は櫻の国とは異なった所を旅して回る――――口にも出さない故にそんな事、男には通じないのだけれど】
【立ち上がれば、その柄を握って一度振るうのだろう】
【月光の下に躍り出る白刃。九十九となる程の年月を経ても欠ける事は勿論僅かな錆すらも見られることは無く】


「――――無理じゃ
扱える扱えんは我の決める事。じゃから、今一度言おう。お主もその輩も無理じゃ
例え力ずくで我自身を奪ったとしても、力を貸すつもりは毛頭無いのじゃよ
徳があれば扱える訳でも無い。我は意思を持つ刀……故に」

【一瞥すれば、また口を開いて】
【再び、一振り。そうすれば幻聴とも思える子供の笑い声が辺りを包み始めて】
【妖術を発動しようとしたその刹那。若干考える様な仕草】


「……さて、そやつがその棺桶に収まる前の事は我は知らぬ
恐らくは未だ封印されていた頃じゃろうか
くふ――――すまぬが、我の様な年寄りは刻まれた歴史に疎くての
まあ、良い。戯れに人斬りをせずに終えることだけを願っておるのじゃよ」

【小さく笑えば、一際笑い声が大きくなって】
【――――風が吹き抜けた頃には、少女の姿はもう其処には無いであろう】
【笑い声も消えた。即ち其れは術の使用者がこの場から立ち去った事を告げていて―――――】

/少し早いですがこれで……!
/お相手有り難う御座いましたー!
146 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 00:51:06.89 ID:N2cnHyhXo
>>145
//ありがとうございました!
147 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 00:53:41.20 ID:fuN81Lc5o
>>140
/まだいらっしゃいますか?
148 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/03/29(金) 00:54:59.50 ID:OSAMUgMQo
>>147
/居ますよーぅ
149 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 01:01:25.91 ID:k4j/1p0G0
>>144

「!? !?」

【一撃一撃が不可視のはず】
【それなりに速度もあると自負している】

【しかし】
【空中に舞う紙切れを刀で切ろうとしても水魚の如く逃げられるように】
【連撃はやすやすと回避されてしまう】

【そして、敵の反撃の一手】
【刀を構えるのを見た時】
【カノッサの少女はビタリと動きを止めて後ろに飛び退く】

【刀の振り切られたその先に】
【透明のペンキが流れ落ちていく様に肩で息する少女が現れる】

「・・・っはぁー、はぁー!」

(私の身体を構成する強化細胞はチェーンソーでも傷一つつけられねぇ)

(なのに)


(なんだ、さっきの寒気は・・・っ!?)


【実際にこの判断は正しかったようだ】
【あのまま足を振り抜いていれば、足首から先が無くなって】
【戦闘はおろか逃走もままならなくなっていただろう】

「・・・ちっ、参ったな。駄ー目だこりゃ。私じゃあ勝てねー」

【傲慢不遜な性格の少女だが、珍しく自分から負けを認めた】
【しかし顔には幾筋もの冷や汗が滴っていた】

【カノッサの少女は負け惜しみの様に】
【指さして大声で言い張る】

「だけどよ、テメーいいのかゴラァ! UTみたいにちゃんと認められた場所でもねぇテメーが宝玉の欠片を持っててもドロボーじゃねーか!」
150 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 01:02:01.09 ID:Rj0qWuLpo
>>143
…こいつは…何故……くそっ!

【誰かが言ったーーー『真の意味での恐怖とは、静的な状態ではなく変化の動態――希望が絶望へと切り替わる、その瞬間のことを言う。』と】
【この自販機は、機械でありながらそれをーーー��上げて落とす�≠�理解しているのだろう】
【事実、この男は、缶を投げ付ける事も出来ないくらいに落ち込んでいる】

…もういい、��今回�≠ヘ諦めるか

【ーーー��今回�≠ヘ、敗北を認めて諦める事にしたらしい、少女に肩を叩かれ、慰められては流石に惨めにもなったのか】
【自動販売機前でこれ程一喜一憂できるのも凄い事なのではないだろうか】

【報酬:つめた〜いおしるこ、あたたか〜いコーラ、ぬる〜いスポドリ、開かない缶コーヒー】

…はぁ…機関とかもう馬鹿馬鹿しくなっちまうぜ…こいつの方がよっぽど強敵なんじゃねぇのか…

【最後に、疲れた溜息とともに、こつりと自販機を軽く小突く】

【ーーー警報が、鳴り出した】
151 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 01:09:13.75 ID:fuN81Lc5o
>>140

高いところから視て見つかるものですか?
それとも夜景を楽しんででもいらっしゃったのでしょうか?……何にせよ端に立ちすぎると勘違いされますよ

【唐突にその背後から響く落ち着き払った声】
【彼女が振り返ればそこにいるのは白い女性が亡霊のように佇んでいる】

もしかしてその背中を押して貰いたかったり……?
いえ、それは無さそうですね探しものをする人間はそう自虐的にはなりませんから。

【肌色は白みがかりどこか人間的でなく端正な顔立ちは整っているものの作られたようにさえ感じるか】
【すぅっと伸びた鼻頭、眠そうでありながらも瞳のガラスにも似た透き通る紫は宝石を思わせる惜しむらくは右目だけは眼帯に隠されている事か】

【躯を包む衣服は肌の色と同じような白色で統一されている】
【なめらかに輝いて見える身体のラインが浮き出るような肩出しワンピース、腰の辺りはベルトできゅっと引き締めて】
【肩の上にそうっと羽織るカーディガンは今ここに降りてきたような羽衣にさえ見える】

それにしても……最近は人探しでも流行っているのでしょうか?
物よりは数段失くし難いとは思うのですけど……難儀していそうですね貴女

【第三者的な感想、まるで物語でも読んでいる読者のよう】
【ただ白い彼女は確かに存在していてクスと官憲の格好の彼女へと微笑む】
【人によればその所作はいけ好かない部類に入るだろうか、しかし白い彼女に敵意といったものはなく】
【話しかけた理由を述べるならばただなんとなくと応えるだろう】

/それでは失礼します!
152 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/29(金) 01:09:55.92 ID:QgjODLrIo
>>150

こ、今回はって……まだ挑むつもりな訳!?

【懲りないなあ、などという控えめな評価ではない】
【正気かコイツ、とでも言いたげな。信じられないような目線で男の顔をみやり】

【そして、男が何気なく漏らした一言に】

機関?って、カノッサの事かしら?

【それまでの、騒がしいとはいえある種和やかな雰囲気とは一転した】
【瞳を猫のようにくるくると、興味深々といった表情で反応を返す―――が、】

って、何やってんのよ―――!

【再び鳴り出した警報に、耳を塞ぎながら忙しなくキョロキョロと周囲を見渡し】

警備の人とか来ないわよね!大丈夫よね!?
153 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/03/29(金) 01:23:24.98 ID:JulAcyZFo
>>151

【ふ、と振り向いてみれば、そこには人ならざる、とでも言えそうな白い女性】
【けれど官憲――婦警である彼女はにこりと微笑んで、一度頷く】
【それがどの言葉に対しての首肯であるかは、続く言葉が明らかにして】

高いところからでも……えぇ、目立つ子たちだから。
夜景は嫌いじゃないけれど、どちらかと言えば星空の方が好きよ
そして、私は自死も他死も望んではいない……風が心地よくて、ここ。

……人探し、誰か知り合いの方で、している人でも?

【なんというか、この婦警。白い彼女に負けず劣らず、らしくないというか】
【きっとただの官憲ではないのだろうというのが、『空気』で分かるだろう】

【とはいえ、声を掛けられたこと――それにちょっとした注意も聞き入れたのか】
【彼女はビルの端からはヒールを履いた足を下ろし、腰掛けることにして】
【その服装は靴も、タイツも、服も、金と櫻ばかりが目立つ首上以外は夜闇に溶けるよう】

親類や友人の類ではないから……少し、繋がりがあったくらいで
知っている姿も昔のモノ、そして手がかりは『彼女らが生意気である』ということだけ。
……夜景を眺めたくもなると、そうは思わないかしら…?

【右の拳を頬に当て、肘を組んだ足に乗せる。微笑みは尚も健在だ】
【なるほど確かに人探しは難儀――どころか、船で言うなら座礁しているようなものらしい】
154 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 01:32:02.34 ID:fuN81Lc5o
>>153

心地良い……確かにここの風は、この時期は良いかもしれませんね
これで桜の花びらでも飛べばさぞ幻想的なのでしょうけど……ないものねだりはよろしくありませんしね。

【春風、既に季節はそこまで来ていて意識して初めて気がついたのか】
【全身で柔らかさを感じるように瞳を瞑り手を広げて、靡く羽衣】

ええ、こちらも2人ほどですがね。内1つは別の……まあ何と言いますかややこしい話でして
同じく難儀しそうな未来が視えるので、こうゆっくりと探しているつもりです。

少しの繋がりというのに紡ごうとするのですか、ふふ……何だか素敵ですよそういうの。
よろしければ話をもう少し聞いてもよろしいですか?ええ、ちょっとおもしろそうなので、ね

【こつこつと鳴らして彼女の前で立ち佇む】
【そんな白い人の言葉だけならば嫌な響きなのだろうけど柔和な表情はそれを感じさせない】
【あるがままを見てそこに何も思わない、傍観者のような存在は座礁したお話を興味深そうに頷いて】
155 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 01:38:28.43 ID:Rj0qWuLpo
>>152
あぁ?聞こえねぇよ!!

【ふと漏らした『機関』の言葉に少女が反応したーーーが、警報が鳴り出したせいでよく聞こえない】
【しかし本当に五月蝿い警報だ、さっきまで何ぶつけても鳴らなかったのに今鳴るから余計に五月蝿く感じる】

【まあ、今まで何回かそうだったし、警備員が来た事はないのだがーーーやはり、警報だだ流しはいけない】

…ちっ…おら!

【悪態をつきながら、すぅと右脚を挙げると、今までの恨みを晴らすような蹴り付けを自販機に目掛けて放つ!】
【ガァン!と自販機は揺れ、ピタリと警報は止んだーーーもしかして自販機がおかしいのはこれが原因なのではなかろうか?】

ーーーで?機関が何だって?

【一仕事終えたように、脚を自販機から下ろしながら、少女に顔を向けて、聞き直す】
156 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/03/29(金) 01:46:04.37 ID:HBGveZ6Uo
>>154

―――彼女たちに出会ったのは、そう……五年か、十年か
とにかく、昔。道端ですれ違ってから訳有って、その後に暫く一緒に暮らしたの
彼女たちはまだ子供で……きっと今もそのままなんでしょうけど、『面白かった』。

いま彼女たちを探すのはそんな繋がりもそうだけれど第一に、仕事だから。
お仕事八割、私情二割。そんな具合で、同じくのんびり探している……

【少々唐突で、些か突飛。言葉の端々に、奇妙な感が漂っているが】
【『きっと人探しなんていう面倒事を抱えている人物なんて、皆そうに違いない』】
【――というのは、自らの前に立った女性への、首を傾げた婦警の台詞】

……なんてね?確かに、桜の花びらでも舞っている方が良いかも知れないわ
こんな面白くもない話でも、きっと素敵に彩ってくれるだろうし。
それとも貴女は……今の話を聞いて、『面白い』とか思ってしまうヒトかしら?

【多少なりヒトを挑発するような格好だが、ソレがこの婦警なのだろう】
【行動や台詞に演技ぶったところは全く無くて、首は質問と共に再度、小さく傾げられる】
157 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/29(金) 01:48:32.13 ID:FWKbg+/C0
>>149

【連続での回避から放つ反撃の刃、】

(…………カン、か――――……違うわね、もっと鋭いなにか、―――――――)

【後の先を取り優位に立つ筈だった一撃―――― 攻撃の中止により不発になる其れを、柊は左腕に残したまま少女を見遣る】
【……息の詰まる様な濃密な空間。現出する剣気に満ちた其れは、未だ戦闘の続く様でもあった】   

……、―――――――。

【だが、それも、やがてはカノッサの少女が撤退の意志を告げると共に消失して――――】
【再び無造作に左手で太刀を地表近くまで下ろした櫻の少女は、最後まで彼女の言葉を聞き届けると、】
【まるでその敵意を当然と思うかの様に、元の/けれどやはり瞳に戦意を湛えた表情で口を開いた】

……一体、何を言っているのかしら。
この欠片は私達の戦いが喚んだ、あの夜の刹那の記憶の証明。

自警団のものでもないし、元々誰のものでもないのよ――――
それともこれはカノッサのもので、独占するとでも言いたいのかしら?

【透る声。其れは自負に満ちている様でもあり、何かをこらえる様でもあった】

【“あの夜”、自分と戦って、宝玉の欠片を置いて去った彼女(ゲトリクス)―――】
【……魔導要塞戦にて決着を果たし、自分の盾となり奈落に消えた彼女。】

【戦いの軌跡として/まるで託された意志の証の様に。少女は、其れを自らの元に留め置く事を決めていた】

【そして彼女にはカノッサの少女を逃す心算は無さそうだった。単に姿を消すのなら、追跡も可能なのだろうが―――】
【………もしも “それ以外” の一手があるなら、撤退の可能性は飛躍的に高まるだろう】
158 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/29(金) 01:48:35.79 ID:QgjODLrIo
>>155

あーもう、さっさと止めなさいよこの五月蝿いの!

【少女が叫ぶとほぼ同時に男が放った蹴りで、自販機はまた静寂を取り戻す】
【それで彼女はやれやれと佇まいを直して、】

……ねえ、ひょっとしてこれの調子が悪いの、そうやって暴力的に解決してるからじゃないの?
【警報を止めてくれたのには礼を言うけれど、と前置きしてからそう言う】
【やっぱり一度業者に頼んだほうがいいんじゃないか、なんて思う】
【そうしたら、この男の自販機との戦いは多分負け越しに終わってしまうわけだけど―――兎に角。】

あら、やっぱり聞こえてるんじゃない。
機関って、カノッサ機関のことよね。
ということは、やっぱり貴方は能力者な訳?それも、例の機関に敵対してる。

【直球での質問は、おそらく相手に隠す気がないであろうと考えてのこと】
【男の外見を見るだけで、戦場に身を置く類の人間だと予測をつけていた】
159 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 02:07:40.64 ID:k4j/1p0G0
>>157

【どこか物思う様子の柊に】
【カノッサの少女はゲンナリした様子でツッコむ】

「いや、ミールシュタインの物だろ・・・。まーカノッサが独占したいってのは間違ってねーけどよー」

【ふぅーとため息を吐いて僅かに俯くが】
【逃がす心算の無い向こうの様子を上目使いで見ると、ニンマリと笑う】

「いーや、逃げるね。私の逃走経路は上にある」

【カノッサの少女は煉瓦の壁にガン、と指を突き刺すと】
【そのまま片手で身体を持ち上げ高々と跳躍する】
【そのまま左右の壁を交互に蹴り、つま先で煉瓦とコンクリートを抉りながら跳躍する】

【ビル街の屋上へ跳び移るカノッサの少女】
【しかしよほど必死に追いかければまだ間に合う距離だ】
160 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 02:09:54.00 ID:fuN81Lc5o
>>156

はて?「今もそのまま」という単語を買ってに解釈しますと……
その子どもたちがまるで歳を取らないように聞こえるのですが、わたしの勘違いでしょうか?

【人とは時の流れで老いるもの、であるならばその理に従わないものは人ではない】
【ゆえに面白いかどうかも現状では分からない……と首を傾げて揺らす白髮】

ああ、片手間ですね分かりますわたしもそのようにしていますから
積極的な行動を伴うような他人との交流は避けていますし、今?今は良いのですきっと本筋とは関わりがないですから
或いは貴女が機関員だった〜なんて事でもない限りは問題ありませんとも。

【語る彼女、それは自分に科した代償か理か】
【まるで生きていないような浮翌遊感はそれに起因するのだろう
161 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 02:11:41.24 ID:Rj0qWuLpo
>>158
…いや、きっと俺のせいじゃない
…多分、俺のせいじゃない

【…きっと、違うのだろうーーー】
【今のをみたら誰もが、この男が悪いと口を揃えて言うだろうが、きっと違う】

ーーーそりゃ、まあ機関っつったら、カノッサしかねぇわな
想像通り能力者だが、機関に敵対っつーと少し違うな

【話が変わると、少女を見る目が真剣そうなそれとなって、持った缶コーヒーを開けようとしながら、語る】
【ーーーそういえば、プルタブが無かったーーー『もういい』とばかりに舌打ちし、ポケットに缶コーヒーをしまって】

…あんなでけぇ組織、組織単位で敵視なんざしてねぇよ、気が遠くなるぜ
ーーーただ、��個人単位�≠カゃ話は別だがな

…気に入らねぇ奴が何人か機関にいるーーーって、だけだ。機関そのものは別に気にしちゃいねぇよ
そいつが、六罪王ともなりゃ…骨が折れそうだぜ

【この男、別に機関そのものを敵視しているような、正義感あふれる人間ではない。ただ本人も言うように、機関の中の個人では、嫌っている者も数人いるようで】
【ーーーその相手が、話を聞くに六罪王の一人。苦笑いを浮かべて、彼は言う】

…でも、ま、何だーーー結局、機関そのものに敵対してたりはしねぇよ、あの中にも話が出来る奴くらいはいるしな
かと言って味方もしねぇがーーーお前は、どうなんだよ?

【何人か、機関員には会って来たがーーー明らかにヤバい奴もいれば、それなりに話の通じる奴もいた。十人十色、同じ穴とて全てが全て、同じ狢でもなかろうよと】
【そう言って、聞き返すは問い掛けた少女へとーーー機関との関係を聞くなら、彼女は機関と敵対するか、それともーーー】
162 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/03/29(金) 02:24:34.32 ID:pdbq6Z4mo
>>160

さあ……歳はとるのじゃないかしら?けれど、心は?
彼女たちは当時、ひどく幼稚だったから……今も、きっと『お子様』だわ
だから、手がかりは『彼女らが生意気である』というコトなの。

【ふふっ、と瞳を細めて――しかし閉じはしないで笑うのは】
【なんというか、婦警の本性とでも言おうか。酷薄な一面に見えるだろう】
【言葉も動作もそうは見えない。なのに、笑顔の1つがそう見えてしまう、というわけだ】
【彼女の実際の正確なんて計りようもないし、きっと知ったことでもないだろう、が】

……へえ、貴女って行動方針といい、外見といい、まるで海月ね?
骨もなく、ヒトという名の海に何者とも繋がらず漂い在るだけの、海月。

馬鹿にしているんじゃないわよ?私の勝手な印象だから。
それと……機関員だ、なんて。あんな肥溜め、私から願い下げね
むしろ極力避けたい所……そういう点では、私と貴女は似ているのかも知れないけれど

【白と黒の対称的色合いでありながら、相手を(否定はしたが)馬鹿にするような言葉を吐きながら】
【『似ている』――というのも、少し奇妙ながらまんざら嘘でもないらしく】
【何も変わらない微笑であるのに、今そこから読み取れるのは単なる『友好の情』なのが良い証拠だ】
163 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/29(金) 02:29:35.85 ID:QgjODLrIo
>>161

……ふーん?敵対してるわけじゃあ無いんだ

【くるりと身を反転させて、自販機に身を寄りかからせようとして――やめる】
【また鳴ったら厄介この上ないし】

【そして、真剣な語り口での男の話を聞き】
【噂に聞く六罪王の名が出ると】

なによそれ、幹部クラスと敵対って。それってもう向こうにとっては要注意人物そのものじゃない
でも、そういう考え方もあるのねー。機関の思想自体は、どう考えても『世界の敵』そのものだと思うけど
【真剣な話なのだが、楽しそうにくすくすと笑う少女】
【戦闘を楽しむ質なのだろうか。それとも他人事として聞いているから?】

私?私は……どこにも属さないフラットな状態よ。
この間D.R.U.G.S.の人にあって、UNITED TRIGGERにでも入ったらどうか、なんて勧められたけれど。
そこまでの正義感があるわけでもないし、務まらないと思うのよね、正義の味方なんて

【D.R.U.G.S.が何故UTを薦めるのか、という疑問は当然のもの、しかし事実なのだから仕方がない】
【とはいえUTに興味がることは事実なようで。近日中に行ってみたいものだと彼女は言う】
164 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 02:38:30.86 ID:fuN81Lc5o
>>162

ふむん……しかしそれは手掛かりとは言えませんね
生意気である人間なんてこの世に腐るほどいますし……或いは貴女――――――

【本気で探すつもりは実は無いんじゃないか、と思ってしかし口にせず】
【長い睫毛を踊らせて無表情に見つめて、息を漏らす】

なんと言われようと気にしませんよ、それに海月の漂う姿は優雅です
そして時折毒を持つ……ふうんそうして考えると存外悪くありませんね似合ってさえいるのかもしれません。

【気を悪くするなんて事とは無縁だった、素知らぬ顔とは正にこのことだろう】
【この世界に執着もあり偏執もなしならば海月というのも然りかと頷いて、苦く嘲笑う】

彼らと薄く関わる程度なら良いのですがね大きな戦いとなると巻き込まれる訳にはいかなくなるのです
やはり物語は有りのままで俯瞰したいじゃないですか?悪も善も好きに踊って下さいな、と。

【それはある意味貴族的な楽しみ方】
【この世の出来事を物語と捉えてそれをさも自分の物のように見て遊ぶ、酷く非人間地味た】
【そんな自分の在り方と彼女と、似ているのだろうか?と疑問に思って首を傾げる】

似ていますかね?……でも貴女は人間ですよね?

【返した言葉は即ち「わたしは人間ではない」という事に他ならなくて】
165 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/03/29(金) 03:00:36.84 ID:FxGg0VGdo
>>164

【言葉の途切れを、婦警は咎めない。いっそうそ臭いとも思える微笑み】
【それを顔に貼り付けたようにして、組んだ足を暇つぶしにとでも軽く揺らし】
【海月と評した女性の返事、思考――それらを聞き取りながら、笑うだけ】

気に入ってくれたようで何より……これからは海月さんとお呼びすれば?
あぁでも、クラゲでは世を流離った末に浜へ打ち上げられてしまうのがオチかしら
といっても同じ『旅人』の綿毛などと違って、地に根を降ろすわけでもなし……

……結局のところ、どっちつかずで不完全な何か、かしら?
けれど物語を見るのは私も好き。趣味が悪いと言われても、楽しいものは楽しいから。

【―――そして続く質問のカウンター。婦警の瞳すらも笑ったような気がした】
【桜色の、まるでびいどろ細工のようなそれは喜悦に光り】
【ほんの僅かばかり身体を女性に向けて乗り出せば、両手は膝下で足同様に組まれ】

あら、私は清く正しい婦警ですよ。善も悪もない、ただの官憲。
機関もUNITED TRIGGERも、自警団ですら仕事とあればお縄にかける
そんなお仕事をするのが……ふふっ。ヒトに見えているのなら、上出来ね?

【果たして、帰ってくるのはそんな答え。しかし、ただはぐらかしただけではない】
【そこには明確な意味合いを持った言葉も有って――ただ、要領を得ないのはどうしようもなかったが】
166 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 03:01:45.97 ID:Rj0qWuLpo
>>163
どうだろうな、案外あっちはそれ程危険に思ってない可能性もある
…まあ、そっちのが足元掬いやすくていいんだが、な

【確かに、六罪王と敵対ともなれば危険人物ともなろうーーーだが、件の人物とはまだ一戦も交えていないのが事実】
【ともなれば、あちらからは軽視ーーー所謂、��舐められている�♂ツ能性もあって、だとしてもそれは構わない】
【こちらを見ないなら、その分死角を突きやすいというものだ】

…なんだそりゃ、なんだってD.U.R.G.S.の奴がそんな勧めすんだよ?
ーーーま、そうだな…自分が似合わないってんなら、無理に入る必要もねぇさ
あそこはいい奴らばっかだがーーー無理に入る必要もねぇ、気まぐれで良い事してぇならUTじゃなくとも出来るしな

…ただ、俺が思うのは、UTに入るメリットっつーのはよ…��仲間�≠ェ出来る事じゃねぇかと思うんだ
あいつらはーーー色々いるが、皆同じ物を志にしてる、信頼し合ってるし、協力しあってる
…だから、『正義の為』とかじゃなく、『仲間が欲しい』とか、そういう考えでUTを見てみてもいいんじゃねぇか?

【UNITED TRGGERーーーそれは、正義の組織ーーー正義を志す者が集まる組織だ、当然そこに、悪しき心を持つ人間はいない】
【かと言って、誰も彼も正義感が只管に強いという事もない筈だーーー創設者ですら、賞金稼ぎである、勿論正義感はあるだろうが】
【彼が言いたいのは、『UTは正義感を持つ者が、信頼し合える仲間を作る場所』と言う事。何も、ただ正義の為に戦うだけの場所ではないと】

【ーーー彼は、別にUTのメンバーではない、メンバーではないが、UTの事は甚く気に入っていて、寄り付く害虫を自分から払いに行くくらいには気に入っている】
【それなのにUTに入らない理由は、口には出さないが、自分がどんな人間か知っているからだろうーーー汚れた脚で、UTの友情に脚を踏み入れる勇気は無いからだ】

167 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/29(金) 03:04:58.54 ID:mz5Mr/c20
>>159

【軽口を叩くつもりはないのか、突っ込まれればため息を吐いて、そして少しだけ眉を顰めた】
【「細かい」 やら 「何を言うの」 やら、取り澄ましながらもつい、浮かべてしまった様な表情で、】

………私はそれを拒絶するわ。少なくともここにある限り、宝玉の完成は達成されない――――
……尤も……貴女の事も、逃すつもりはないのだけれど。

【そうする中でも纏っていたのは、暴発寸前の其れでこそないが、今にも斬りかかろうかという熾烈な戦意ではあって】
【それを受けながらも平常心を取り戻すカノッサの少女にあるのは、或る種の豪胆さだったのだろうか】

――――――――― な……、…………くっ……!

【そして視た垂直方向への遁走。傷の癒えぬ躰で追い縋る。】

【其れはとある粛清者との盟約のためであり、彼女自身の目的のためでもある。】
【求めるべきはまず情報、そして必要なだけの十全の力―――】 
【前者へと繋がる指標として、少女は機関員の少女を認識していた。だからこそ、必死に追いかけたのだが……】

(……っ、…――――――)

【鎖骨の負傷が響いたのか、半ば虚を突かれた形であるせいか……闇に紛れるその人影を、最後まで追い続ける事は叶わなかった】
【普段通りの挙動ではなく、上下する肩も一瞬ごとに痛みを奔らせる。追跡の可能性は……見失い/消えた。自然と足もまた止まる。】
【…………だが、これが終わりでない事を少女は知っている。自らの戦いが続く事と同様に、機関への道もまた途絶えてはいない】

(翠瀑の宝玉、か……)

【手掛かりのひとつが此処にあるのだ。その理解とともに胸に刻む足取り―――――】
【其れは何を想うのだろうか。この世界で何を繋げてゆくのだろうか。】
【何れ今宵は、機関員の少女には分からない、或いは明日に繋がる物語であって――――】

/眠気がそろそろ限界なのでこの辺で……お疲れ様でしたっ、遅くまでありがとうございましたー!
168 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 03:13:50.35 ID:fuN81Lc5o
>>165

生憎とわたしには白妙という名前がありますので、呼ぶならそちらでお願いしますいただきものですけどね。
思われるなら構いませんが人の見ているところで海月なんて少し恥ずかしくもありますから……。

【危険な香り、ともすれば自分以上の毒】
【毒は毒を知るということだろうか栓のない考え、視線を逸らし】

打ち上げられるならばそれを見た人の心にも残るでしょう、そう考えればそんな末路も悪くはないかと
根を付けられる要素も無いですし……ふむん少しだけ悲しくもあり、ですかね。まあ仕方なし、です。

【流れるように流れる、それだけ聞けば良い言葉かもしれないが主体性の無いということは悲劇でさえある】
【物語を幾ら紐解いてもそこに自分などいないのだから胸に残るのは虚無感だけか】
【それを悲しいというならば誰かにでも掬いあげて欲しくも思ってしまいそうで、目が眩む】

本当に清い人はそんな事も言わないのでしょうけれど、いえ戯れ言ですね。
おや、というか先程から結構な頻度で驚かされていますが貴女……どうやらわたしの眼も劣化しているのでしょうか
だとすれば……似ているというのも頷けます、か。ところで貴女のお名前は?

【胡散臭いという単語はこんな人の為にあるんだろうなあ、なんて頭の中で呟いて】
【自分もそうではという考えは滅[ピーーー]る、なんとなく否定したかっただけだけど……】
【ぼんやりと続く会話の中で自分の名前だけ名乗るというのも不誠実かと彼女の名を問うて】
【しかし自分に似ている彼女に名前なんてあるのだろうか?】

169 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 03:15:15.45 ID:k4j/1p0G0
>>167
/お疲れ様でしたー!&ありがとうございました!
 途中で謎コンボ入れてしまって申し訳ありません!
 それではおやすみなさいませー
170 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/29(金) 03:21:21.30 ID:QgjODLrIo
>>166

どうやら並々ならぬ因縁みたいね

【男の、「気に入らねぇ奴」とやらが何者かは知らないが】
【しかし先程までのやり取りでこの男の強情な一面を垣間見た今、この男はその人物との戦いを待ち望んでいることは伝わってくる】

さあ。そればっかりは私に聞かれてもね
でも、多分さっき貴方が言ったのと同じ事なんじゃないかしら?

【つまり、カノッサ機関の中に話が出来るものが居るのと同様に】
【D.R.U.G.S.にも、そういった人物がいるということ】

仲間………ね。

【小さく呟いて。少しだけ、彼女の表情に翳りがみえるのに気づくだろうか】
【仲間。】
【まるでその言葉が、彼女にとっての何かのキーワードであるかのように】
【しかしすぐにそれはなりを隠して】

あ、貴方UTのメンバー知り合いなの?
だったら今度会った時にさ、私のこと言っておいてよね。まだ入るって決めたわけじゃないけど一度行っておきたいのはホントだし
私、六鹿 陽瑪(むつが ひめ)っていうの。貴方は?

【軽いテンションで、矢継ぎ早に名を名乗って】
171 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 03:42:17.33 ID:Rj0qWuLpo
>>170
…とは言ってもなぁ、わざわざ敵が増えるような事するかね、普通
まさか、敵の敵は味方理論か?

【D.R.U.G.S.は、カノッサと敵対していると聞く、だとすれば、そのマフィアはUTメンバーを増やしてカノッサの敵を増やそうとでもしたのか】
【話がわかる、にしてもあり得るのか?】

いやまぁ、知り合いがいるっちゃいるが…あいつらも暇じゃねぇだろうし、そんなにしょっちゅうはあわねぇぞ
…まあ、会った時に言っておいてはやるが…なんだ、そこまで硬い場所でもねぇ、ちょろっと見に行った方が早いと思うぜ?
ーーー六鹿 陽瑪な、一応会えたら伝えてはおくが…あぁ、俺の名前はラッシュ・ワンスドッグだ

【名前を伝えておくのはいいが、それをする程カタイ組織でもない筈だ、アジトからしてバー兼用なのだから、チラッと見に行くだけならさほど難しくもないのでは無かろうか】
【とはいえ、頼まれたのなら話半分には約束する、UTメンバーの知り合いに次いつ会えるかは不明確だが】

ーーーま、仲間とかなんだとか言ったが、様は仲良しサークルみてーなもんだって軽く考えとけ、悪い所じゃあねぇよ
本当に入りてぇかどうかは、結局自分で決める事だ、誰かに言われて自分の道を決めちゃあいけねぇよ

『「…あそこのリーダーは押しが強いだろうがな」なんて続け、苦笑いを浮かべると、ラッシュは歩き出してその場を去って行く】
【ポケットに入った開かない缶コーヒーはすっかり冷めていて、寒空の下冷たい風がひゅうと吹いていた】

/お疲れ様でした
172 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/03/29(金) 03:42:49.17 ID:+VLgCCbwo
>>168

あら失礼、生憎とその素敵なお名前を知らなかったものだから。
白妙……名は体を現すという言葉があるけれど、額面通りなら本当ね?
海月さん、なんてよりはとてもお似合いの名前だと思うわ

【その言葉が何処まで本当なのか、まったくもって分かったものじゃないが】
【少なくとも表面上では名前を褒めるなんて事をして、ふと婦警は立ち上がり】

私の名前は“一応”……嘉手納 純、と。あぁそう、繰り返しだけれど
私はあくまで清く正しいただの官憲ですから、そこのところは宜しくお願いしましょうか

ではでは白妙さん、似たもの同士がこれ以上話していると溶け合って同化してしまいそうですし
嘉手納はこれにて失礼、ということにさせて頂こうかしら。
櫻の花吹雪が足りないけれど、中々素敵でふわふわした時間を過ごせたわ。またね――?

【ひどく簡素な別れの言葉を告げると、彼女は文字通りその場から『消えて』しまう】
【瞬きすれば、あの婦警が居なくなってビルの端に在る段差が見えるだけ】
【ただ、耳を済ませればあのヒールの足音が薄っすらと聞こえるかも知れず】
【そんな微かな、気のせいではないかとも思える音すら、やがては段差の向こう側へと消え失せてしまった】

/ちょっと強引ですが眠気が酷くご迷惑をかけてしまうので、これで…!
/妙なことばっかり言わせて申し訳ないです!お疲れ様でした…っ!
173 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage saga]:2013/03/29(金) 03:56:35.61 ID:QgjODLrIo
>>171

私に欠けたものはUTにある、なんて言われたけど……よく分からないわよ、他人が何考えてるかなんて

【バッサリと斬ってかかる】

ええ、そうする予定ではいるけれど……ほら、やっぱり心の準備とかあるじゃない…?

【要するにアウェイのところに飛び込む度胸がないらしい】
【その前に紹介という形でワンクッション置かれれば、向こうにも迎え入れる形、というものが出来上がって……】
【なにやら弁解もしているが何のことはない、ただのチキンなのだ、この女は】

……ええ、そうするわ。自分にあってるかどうか見極めもしたいし

【リーダー。それを聞いて、あの大会で見た試合を思い出す】
【あれで興味が湧いた、というのもあるのだ。ならばやはり、一度入ってみなければ】

じゃあさよなら、ラッシュ。

【去っていったラッシュにひと声かけて、続けて「お汁粉ありがとう」の声も】
【そして、彼とは別方向に、その壊れかけた自販機を後にしたのだった】

/お疲れ様でした、絡みありがとうございましたっ
174 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/29(金) 03:57:04.95 ID:fuN81Lc5o
>>172

良い響きでしょう?わたしも気に入っています海月なんか比べ物にならないほどね

【すました顔はどこか微笑み混じり】
【名前だけは自分だけの物だから、きっと誰にも侵せない唯一の領域】
【それくらいの喜びはあってもいいと思うのだった】

嘉手納 純さん……純……いえ、なんでもないですよ?
ええ、清く正しそうな名前だなあと思った次第でして。

【分かり易く看破されても構わない嘘、勿論冗談半分だから悪気もほんの少ししかない】
【怒るような人でもないだろうしと思うのは悪いことだろうか】

そうですね時間も丑三つを過ぎて少々危ういですし
それではまた今度はこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいでも落ちる頃に、さようなら……。

【さらり、という擬音が合いそうなくらいさり気なく手を振って】
【瞬きをすれば彼女はいない、狐か狸に化かされたかと考えるけどそんなモノでもないか】
【音もしているし、とそこで思考を捨てる分からないモノは分からないままでいいかな、と】

【誰へでもなく頷いて、彼女もどこかへと消えるのだった】

/お疲れ様でした!
175 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/29(金) 19:18:18.08 ID:pcdgmGUU0
【街外れ――川を挟んだ桜並木】
【少しだけ冷たい風が吹きぬけるたびに舞い上がる無数の桜色と甘い香り】
【揺らされた枝先からひとひらふたひら舞い下りたなら、辺りはいっそう桜色で染め上げられる】
【黒く揺らめく水面は数多の花弁と曖昧な月影を抱いて、ゆぅらり揺れて――】

……ち、

【――そんな、涼しげにたゆたう空間。満開も過ぎた花たちを見上げもしない人影は誰かの気を惹くこともあるのだろうか】
【鋭い眼差しは地面を貫くが如く向けられて、それだけでなく、舌打ちまで繰り返したなら――】
【或いは、儚い春を壊してしまうようにも思える。――悪意は無いらしいと、付け足しておくけれど】

【毛先に向かうに従ってくるり巻く髪は、金色にピンクを混ぜ込んだよう、どこか不思議な色合いで揺らされて】
【元々きつい造形をした顔、煌く勿忘草色の瞳はつんとつって、相変わらず地面を撫でる】
【膝すら越して体を隠すのは、たくさんのギャザーとフリルを寄せた布地をたくさん使い込んだドレス】
【黒にも近い赤色の布地を揺らしたなら、覗くのは少しだけ背伸びしたよな高さのヒールのパンプス】
【太陽をあまり浴びてないような白さ。(ひどく不機嫌めいて見える)小柄な少女、だったと言う】

……ああ、もう、どこで落とした――?

【小さめの画板、胸にぎゅっと抱いたなら、零す呟きは、その棘の一端を辿らせてもくれるだろうか】
【あちらこちらと歩く間に蹴られる花弁たちが、ざわり舞い上がっては落ちてゆく――】
176 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/29(金) 19:50:00.49 ID:xUJDdbzS0
【宿場町・大広場前】
【辺境の地である氷の国への玄関口となるこの宿場町には、昼夜を問わず数多くの人が集まっている】
【その多くは氷の大地に眠る希少資源の類を掘削するという、過酷な仕事に向かう作業員だ】
【他にも掘削した希少資源を輸出する企業関係者などが居て、この宿場町は常に賑っている】

【だが、この宿場町を利用する者は”まとも”な人物ばかりではない】
【希少資源を積んだトレーラーや掘削施設を襲撃する盗賊―――あるいは”氷族”とでも言うべき集団も利用するのだ】
【辛うじて宿場町の中では自警団の目が光っているものの、一歩雪原へと歩みを進めればそこは完全なる無法地帯】
【街から遠く離れた雪原では”氷族”だけでなく、雪崩や凍結した設備の暴発などは日常茶飯事】
【猛吹雪の中で毎日のように廃棄施設が量産されているといっても過言ではないのである】

【そして、このようにして生み出されていく廃棄施設から漏れ出した汁を啜ることを専門とする”氷族”も存在する】
【大広場の前で純白の武装スノーモービルに乗り、仲間と連絡を取っている様子の青年もまた、その1人であった】

『やあ、ミストラル!宿場町についたようだね!調子はどうだい?』

「ああ…問題ない。俺もこいつも順調そのものだ」

【無線通信の向こうにいるであろう仲間にトントン、とスノーモービルを叩く音を聞かせて青年は快調を示す】
【それを聴いて仲間も満足したのか、青年の仕事が上手くいくように祈る言葉をかけた後、通信を切った】

【大広場を行き来する人々は、青年の姿をまるでこの町の一部であるかのように一瞥してはその場を歩き去っていく】
【青年の身に着けていた分厚い灰色の耐寒服、その下に穿いた分厚い茶色の作業ズボン】
【足には多数のベルトが付いた分厚い黒の作業ブーツといった姿はこの町に来る人にとっては当たり前の装備だろう】
【右腕の異様な機械篭手と腰に差した細身のサーベルも、そしてスノーモービルに取り付けられた重々しいガトリング砲も】
【雪原に出没する”氷族”への対抗策としては決して過剰な装備とは言えないのである】

「さて、今回の山は大きいのか小さいのか…スポンサーが付いている以上、ヘマは出来ないな
 放棄エリアD−51ならば成果は悪くないだろうが、あそこまでいくのは少々骨が折れる
 明日の朝の出発までこの町で英気を養わせてもらうとするか…」

【そういって青年は色とりどりのスノーモービルが並べられた駐車場に愛車を停車させ、勢い良く飛び降りた】
【そしてスノーモービルの貨物の中からゴーグルと耐寒帽を取り出し、身に着ける】
【この町では少々珍しい黒髪の短髪と黒目も防寒具に覆われて、周囲の作業員達と同じ姿になった】
177 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/29(金) 22:38:03.68 ID:yvmsV+Ao0
【路地裏】

【点々と地面を斑に染めあげるものが血糊ならこの場所では見過ごされるだけだろう。底辺の色彩に見合う汚泥のぬめり。それであれば意図はわかりやすかった】
【けれどそこで存在を主張していたのは、どす黒いほど赤く咲いた花だった。茎もなく花だけが地面に、それもあちこちに散らばりながら色を広げている。】
【ヘンゼルとグレーテルが落としていった道標のような有様で散らばるそれを追えば、やがて咳き込む音を捉えるかもしれない。どこかにあるらしい酒場からの騒ぎの方が外でもはっきり響く】

……、…………おえ

【やがてひとつの嘔吐間際に似た音がこぼれ、止まった】
【壁に寄りかかるようにして立っていたのは、襟足までの長さの灰色の髪に切れ長の群青の双眸を隠した、これでもかというほど顔色の悪い青年だった】
【こんな裏路地に不釣り合いな燕尾服の裾がまだ少し寒い風に揺られて踊る。夜色の手袋を嵌めた両手は口を塞いだまま停止して、嘔吐反応に喉を小さくひくつかせていた】
【周辺を仄かに漂う枯草と火薬の匂い――――それは、どうにも青年の身からのようで】
178 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/29(金) 22:43:31.82 ID:4G98RiVro
>>177

【踏みつけたモノが血糊で無いのならば、びちゃらと嫌な音が鳴るでもない】
【足音はかつかつと、高い踵であることを思わせながらも、それでいて女のものでは無かった】

【――紅茶色、揺らぐ長い髪は頚を傾げたからであるのか、ゆったりと】

……酔っ払い、見っけ

【腰まで伸びた髪、オリーブの双眸は左右で瞳孔の大きさが異なり、気味が悪い】
【何故か視線を合わせぬよう意図的に外しているのは、彼が次に起こすアクションを想定してか、他の理由か】
【術士風の黒衣の裾、覗くのは180台の長躯を更に嵩増しするヒールであり、きっと青年を見下ろす形だろう】
179 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/29(金) 22:52:33.25 ID:JFqrdCc80
【路地裏にて――――何やら言い争う男の姿と、少女の姿】
【とある一言によって堪忍袋の緒が切れたのか、男が少女の首を掴んで持ち上げようとするが】
【――――次の瞬間にはその指全てが無くなっており、傷口から止め処なく紅い液体があふれ出すことだろう】
【悲鳴と共に傷口を抑えようとする様を鼻で笑えば、その顔を思いっきり蹴り飛ばして】


「私に刃向かおうなんて良い度胸ね。クズ
……って言ってももう聞こえていないかしら」

【気絶して、僅かな痙攣がまだ生きている事を告げるが……】
【容赦なく流れ続ける血液は、男の命が残り少ないことを示すには十分であろうか】
【介抱する事も無く、忌々しく舌打ちを一つすればそのまま背を向けて】


「本当にこの世界は汚れだらけね
何処を見たって汚い花が嫌でも映ってしまうもの
――――殺しても殺しても、全然消えないから困ったわね」

【事は、つい数瞬前に起きた事】
【ともなば、犯人はその少女――――血の様に紅い髪を持つ少女の仕業だと分かるであろうか】
【少女を止めて問い質すか、それよりも先に男に注意を向けるか――――】
【どちらを選択するにせよ、少女は足を止めて振り返るはずで】




【森の中に存在する廃れた教会】
【何時もはアリアが響いている其処だが、今日ばかりはただ無音が支配していて】
【もし、興味を抱いて中へと入ったのならば、丁度割れたステンドグラスが映るだろうか】


「おや――――えっと……宿をお探しの方……でしょうか?」

【不意に投げかけられるであろう声は、よく澄んでいて】
【闇の中――――正確には、照明すら無い奥から現れたのは、一人の修道女】
【争い事でもあったのか、腹部にはうっすらと血に染まった包帯が巻かれていた】
【闇に目が慣れていないのか、明るい黄色の瞳を細くして来訪者の姿を伺おうとしている事が分かるだろうか】
 

「すみませんが、今部屋の方は埋まってしまっていて……
礼拝堂の方でも宜しければ、お貸しは出来るのですが……」

【―――ー生憎、月の位置の事もあってか、その姿はハッキリとは見えず】
【相手の人相が分からずとも問うのは、女性の性格を示しているだろうか】
【ただ休憩場所を求めたとしても、探索に来ただけだとしても、拒む事は無いであろう】
【或いは、何らかの害意を抱いて訪れたならば、先手を取ることも容易で】
180 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/29(金) 23:07:29.64 ID:bnJSB8hk0
>>178

【170後半を前後する青年の背丈はずば抜けて高いわけでもなく、さらにいえば嘔吐感から壁に寄りかかる体勢は殊更に彼を小さく見せた】
【持ち上がる群青はアルコールの類で濁った形跡は見られぬ平面。青年は酒に酔ってなどいない】
【煩わしげに細まった目が相手の容貌を正しく捉える頃、持ち直した体勢でせいぜい体調不良を押し殺せば彼は小さく吐き捨てた】

……見世物では御座りませんよ

【意訳すれば、構うなという感じだろうか】
【けれどそんなことを呟く声に覇気自体が足りず、再び咳き込めば青年はずるずると座り込むだろう。彼の足元は花で埋もれている】
181 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)2013/03/29(金) 23:11:39.78 ID:IZIhQtLN0
>>179
今の世の中は物騒だ
ちょっとした事で、わが身を滅ぼしかねない

【そう呟いて、軽くせせら笑い少年は現場へと歩み寄った】
【血をブーツで踏み、水音を鳴らせ、渇きかけている血の粘ついた感じを鬱陶しく思いながら】
【少年は、虫の息の男の元に歩み寄って彼を見下すように見つめた】

かわいそう、じゃあないか
こうやって生かさず殺さず状態は……

【そういうと少年は、脚を上げる――すると少年の脚は、少しぶか目のブーツは、鋭く光る刃となって】
【それを踏みつけるように、男の心臓へと突き刺した】

この世界がどれだけ汚かろーと、慈悲くらいはくれてやりなよ
あんまりだぜ

【少年はハンチングかキャスケットのような帽子を被り、唾を弄りながら、その奥から覗く蒼い深海の様な瞳で少女を見つめ、声をかける】
【煤汚れたカッターシャツと、スラックスでサスペンダーをしていて】
【腰には擦り切れたブラウンのコートが巻かれていて、少し深いブーツを履いている】
182 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/29(金) 23:17:01.00 ID:4G98RiVro
>>180

【相手を見下ろす若い男の歳は相手よりか上であろうが、長い髪が顔を隠して判別し辛い】
【目許にだけは向けない視線で辿れる表情は僅かなものであり、相手の正確な状況を得るには時間が要った】

そんなお仕着せで、何処の勤めかは知りませんが……
穏やかならない香りがするような、けれど――正味どうでもいいような

【尖った靴先が幾許かの花を蹴飛ばし、或いは尖った踵が幾片の花弁を踏み抜く】
【心配する色など有るはずもなく、不意に伸ばす腕は生白く、覗いた素肌に自傷めいた痕が覗き】
【紫色の爪が彩る薄い掌は相手の首元を鷲掴みにしようとしており、それが介抱の類でない事など明らかであった】
183 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/29(金) 23:24:15.17 ID:JFqrdCc80
>>181
「……うっさいわね」

【振り向くことも無く少年の言葉に返されたのは、ただその一言】
【一言――――なのだけれど、不機嫌な感情が易々と読み取れる程であって】
【返り血で服が汚れたから、そんな上品な理由で無い事は明白であろうか】


「死ぬ瞬間まで懺悔の時間を与えてあげた。それで十分な慈悲じゃない
のうのうと生きていて、最後には自分の人生を見つめ直す時間をあげたのよ?」

【振り返れば、きっと想像通りの表情があるのだろう】
【「文句有る?」とでも言いたげなジットリとした視線】
【髪が真っ赤な理由は返り血かはたまたは生まれより持った物か】


「――――あんまり五月蠅いと……いえ、お説教を垂れてると貴方も同じ目に遭って貰うわよ
別に、心臓を一突きする気は無いけど」

【警告、或いは脅しとも取れるだろうか】
【尤も、姿が姿なだけに迫力は無いのだが――――もし、先程の場面を見ていたならば侮ってはいけない事は分かるだろう】
【不機嫌な其れのまま、腕に付く朱の飛沫を指先で救えば、一瞥して】
184 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/29(金) 23:30:11.09 ID:1Tfh2d380
>>182

【なんだこいつ。そう言いたげな剣呑な輝きが目に灯る】
【お世辞にも善人ではない容貌の相手に対して彼が判断を迷っている様子はなかった】
【ならば、伸びる手に対して反応が遅れた理由は単純に体調不良の末端でしかなかったのか。】

ち、っ――……ぁ、ぐ

【華奢ではないけれど屈強でもない痩躯の首は存外あっさりと手中に収まるかもしれない】
【苦しげにひとつ咳き込んだ青年の手は迷った末に相手の腹部へと触れる。空っぽの掌で銃器でも扱うように】
【ひゅ――と。飲まれていく空気。相手は気付けるだろうか。この青年、ただで傷ついてなどくれないようだ】
185 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)2013/03/29(金) 23:36:35.51 ID:IZIhQtLN0
>>183
おしゃべりな性質らしくてね

【自嘲するように苦笑いしながら、返答する】
【その一言は、不機嫌な人間からすれば馬鹿にしていると思われているとも仕方ないもので】
【脚を軽く振れば、刃は元のブーツに戻る】

のうのうと生きて何が悪いか分からんね
まあ、その考えはすばらしいとも言えなくはないけど?

【辛辣な視線に、少年は首を傾げすっとぼけたような表情をする】
【蒼い瞳は、紅の髪の毛へと映っていて】
【それを見て少年は、ふともう只の肉となった男の死体へと目を向ける】

別に、説教垂れる気は無いよ
そこまで偉い奴じゃない、そもそも人形は説教などできはしない

【少年は、相手の警告に応じたように一歩、二歩と下がる】
【先ほどの様子で能力を判別などできるわけも無いが、なんにせよ危ないことは分かっている】
【もしも、治れないものならば一大事である】
【少年は数歩下がるとそこで止まって、少女の様子を視るだろう】
186 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/29(金) 23:36:56.01 ID:4G98RiVro
>>184

【相手の頚を掴み、地から10cmばかり浮かせる細腕の何処にそれだけの力があるのかは不可解で】
【僅かに舞う黄緑色の燐光を――魔力光を捉えられれば、何らかの能力由来のものであると察しがつくか】

【目の高さが並ぶ位置まで相手を持ち上げても尚、視線は合わせられず】
【茫洋と喉の辺りを見据えたまま、気狂いめいた男は静かに口を開いた】

さて、誰の飼い犬なのか言ってご覧なさい
……嗚呼、失敬。 これでは話せないかな?

【ぎりぎりと締め上げる力は容赦など無く、頸部の圧迫とあっては穏やかならないもの】
【その一方で、腹部に触れる手には、まるで無視をするように気を配らない。 ――突破口は、此処か】
187 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[sage]:2013/03/29(金) 23:37:12.57 ID:SmJJ71ZAO
【街中】

【――黒い影が月をバックに、春の夜空をふわりと舞った】
【四肢で着地しながら、緑の瞳が見据えるのは路地の奥の暗闇だろうか】
【音もなく地面を蹴り、しなやかな全身の筋肉をフルに使って疾走する】
【ピンと尖った三角形の耳、鋭い牙や爪に艶めく黒い体が特徴的な、】

 【………… “黒猫” 】

【口にくわえているのは一冊の小さなメモ帳で、その後ろを何者かが追い掛ける】
【見れば、猫を追い掛けているのは長い茶髪をハーフアップに纏めた少女が一人】

こらぁ! 待てっ、待って……ったら!
…………返して、くださぁーい!!

【猫に対して悲痛な叫びを上げつつトテトテ走るそんな彼女は、】
【右目の下にある、涙の跡を辿るような縦に並んだ三つの泣きぼくろが特徴的だった】

【――さりとて黒猫、そんな叫びもどこ吹く風と澄まし顔のまま】
【振り返るどころか視線を呉れてやることもなくて、路地へと入り込もうとする……】
188 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/29(金) 23:51:44.51 ID:JFqrdCc80
>>185
「なら、その口を閉じる努力を見せなさいよ
無理って言うなら、もう喋れなくなる手伝いでもするけど」

【その言葉を終えると共に少女の腕が裂けて――――其処から見えるのは、人間と同じ様な口】
【然れど大きさは全く持って異なっていて、もし身体の一部でも咥えられれば――――?】
【脅すかのように音を鳴らして噛み合わせれば、再びただの細腕へと戻るのだろう】


「……生きている意味も見つけ出せずにそのまま死んでいくなんて無駄な事よ
ましてや、その無駄な時間の内で善の他人を蔑む馬鹿も居るから困った話
貴方がオートマタなのか何なのかは知らないけど、邪魔をするならさっきの男と同じ言葉を贈るわ」

【“邪魔をするなら”。その言葉が示す通り、少女が敵意を抱くとしたならば自分の目的を妨げる相手】
【故に数歩下がった少年に対して、数歩分歩み寄ったなんて真似はしないのだろう】
【それでも、その視線が和らぐことは無くて】
【――――カチン。再び歯のぶつかり合う、固い音】
189 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/29(金) 23:52:12.32 ID:Rj0qWuLpo
>>187
ーーー……ふむぅ

【黒猫が入り込もうとする路地から、立ち塞がるように出て来た黒い影一つ】
【目の前に走ってくる黒猫と、追い掛ける少女を見ると、立ち止まった】

…止まりなさい

【その影は、一歩踏み出すと黒猫に低い声をかけて、掌を前に出し制止しようとした】
【猫に話が通じるとは思えないがーーーしかし、その姿は、それができそうな説得力を持っている】

【襟を立てた灰色のトレンチコートをボタンを閉じて着た、背の高い黒猫の獣人だ】
【目は琥珀色、耳は右だけ裂かれたようにギザギザしていて、長い尻尾がコートのスリットから見えている】

190 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/29(金) 23:53:11.35 ID:3SR+4fT50
>>186

【青年も細身ではあるが軽くなどない。】
【というか、『重り』分だけ同じ体型の人間よりも遥かに重量があるほうだろう】
【それを爪先が僅かに地面を掠る程度まで持ち上げられては、こちらだって小さく驚く】
【驚くが――噛み合わない瞳は痛苦を訴えることもせず何も表さないままうすらと唇を開いた】
【A、A、E。各母音に沿って動かされたそれを読み取るとするならば。】

……離せ

【当てられていた青年の掌が、不意に固くなる】
【無機質の温度を服の上からでもまざまざと告げるそれは、銃口と呼ぶには大きすぎた】
【さながら大砲の形を取る右腕の穴は、相手の腹部に添えられたまま弾を吐き出すだろう】
【本来はチャージを必要とする技だ。腹部に直撃したところで掴んでいる手を緩める程度のダメージにしかならない】
191 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)2013/03/30(土) 00:00:31.50 ID:D4UUhEg+0
>>188
なんだ、おしゃべりは嫌いな類か
おい、やめてくれよ。二口女じゃあるまいし

【軽く嗤って流していたが、相手の腕が変貌したのを見て態度が変わる】
【裂けて見えるその口に、顔が引きつっている】
【その様子は、恐怖と言うよりは不気味なものを視たような面持で】

生に意味なんてないだろう?
馬や鳥や草木が意味あって生きているものか、僕にはそうは見えないけどね
まあ、どうも今日は不機嫌らしいから何言っても無駄なようだけど

【少女の言葉に対して、少年は煽るようにして言葉を紡ぐ】
【いやらしい人間である。行き成り絡んできた上に人を煽って楽しんでいる】
【警告なしにさされても文句の言えない自己中心的たる性格だ】

別に、僕は邪魔をする気は無い
人の手伝いはせよ、人の目的を邪魔するつもりなど毛頭ない
僕自身、目的はある。その為に人を邪魔するほど暇じゃあないよ

【和らぐことの無い視線が、突き刺さっているのが分かる】
【威嚇するような、先ほどと同じ歯のぶつかり合う音】
【その音に対して、少年は困ったような顔をしながら帽子を脱いで】
192 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 00:03:14.95 ID:djF4+eMro
>>190

ッ、……!!

【唇の動きを辿る最中、その手の変質までは流石に予期出来るはずもなく】
【ささやかな抵抗程度に捉えていた故に無視を決め込んでいて、だからこそ反応は鈍った】
【直撃した弾は腹部に当てたというのに僅か硬質な音を上げる。 ならば、黒衣の下に軽装でも仕込んでいるのだろうか】

【舌打ちと共に離した手は相手を突き飛ばすようにし、自身も数歩下がる事で距離を置いて】

…………ブチ抜かれたって別に、構わないのだがね
今は不都合があって。 ……私が死ぬと、娘が喧しく泣くんだ

【淡々と語る言葉に相手の推し量れる部分など欠片もなく、害した意図さえ曖昧なまま】
【薄ら哂い、相手を見据える目は即座に次の行動を取るでもなく、そのお仕着せを未だ興味深げに眺めていた】
193 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/30(土) 00:08:43.33 ID:vma7RFHAO
>>189

【目の前に現れた獣人の制止の言葉を、黒猫は理解したのだろうか】
【ふとその場に立ち止まり、向けられた掌をまじまじと見つめれば、】
【少女に追い掛けられていたのも忘れたか、そこにちょこんと腰を下ろす】

ふわ……! ぁ、ありがとう、ございますぅっ……!

【一方で追い掛けていた少女は、少々息を切らした様子でようやっと追いついた】

 【腰までの長さの茶髪をハーフアップに纏めた、あどけない顔立ちに精悍さを帯びる青い瞳の少女】
 【ハンチング帽を斜めに被り、黒縁の伊達眼鏡を掛けて、両手にはフィンガーレスタイプの手袋を填め】
 【ネルシャツにオーバーオール、ロングカーディガンを重ねて着るなど、活動的な恰好をしている】
 【ショルダーポーチを携え、小洒落た靴を履く姿は、何となく“今時の若者”を装っているようにも見える――】

【……そんな出で立ちの彼女だが、前屈みになりながら深呼吸を繰り返し】
【呼吸の落ち着いた頃に顔を上げれば――その目に入るのは、人ではなくて猫の顔】
【ブルーの瞳を期待に輝かせつつ、相手のことをじろじろと凝視した後】

……あっ、もしかして!

この子の身内の方……でしょうか!?

【……どうしてそう判断したのやら、突拍子もない質問を獣人へと投げることだろう】
【少女が浮かべるのはにっこり安堵の笑顔だけれど、】
【それに対してメモ帳をくわえた黒猫は、やや呆れた表情にも見える】
194 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/30(土) 00:13:47.86 ID:zCkzo/no0
>>191
「二口で済めばまだ可愛い方ね……
人一人肉塊に出来るほど。これを言えば分かるでしょ」

【詰まるところ、原型を留めない程に噛み千切る位には出来るという事だろうか】
【勿論、何らかのリスクはある筈だが――――実際に能力の攻撃を見せなければ、きっとそれは分からないままで】
【引き攣った顔を見れば――――大体の者が同じ反応故――――フン、と鼻を鳴らして】


「なら、死にこそ意味があるのでしょう?
意味無く生まれたならば、初めて意味を持つために私が殺してあげるのよ
邪魔な存在の排除。それが大きな意味
特に、ただの言葉だけの力も無い正義の味方なんてものは大ッッッッ嫌いよ」

【その言葉に乗ったのか定かでは無いが、少なからず語った言葉は少女の考える世界観と思って良さそうで】
【意味の無い存在だからと言って殺して良いとは限らない。きっと、それが人間の倫理】
【――――そんな物は下らないと吐き捨てるように言う様は、何処かその人間相手の憎悪】
【一際強く抱くのは、正義に対しての憎悪か】


「なら、さっさと消えなさい
貴方じゃ私の手伝いなんて事は出来ないんだから
怪我をしたくなければさっさと此処から居なくなるのが最善だと思うわよ」

【視線を外した意味を、少年はどの様に捉えるだろうか】
【血液を滴らせていた男の死体。地面がゆっくりと割れていけば、巨大な口の中へと飲み込まれていって】
【――――死体の存在が幻で無かったと示すのは、夥しい量の血だまりか】
195 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/30(土) 00:15:39.43 ID:VAfOZ7HI0
>>192

【相手の言葉など耳に入れる気がないのか、突き飛ばされた勢いのまま壁に背を強打する】
【そのままずるずると座り込んで、なにか反論しようとした瞬間、盛大に咳き込み始めた青年】
【彼の奇妙な点は――ここからだった】

……っ、ど……でも、いい……

【エチケットとして口元を掌で抑えた青年は、やがて落ち着けばその手を離す】
【そこからぼろぼろと、花が零れ落ちて止まらないのだ。どのようなマジックか】
【やがて顔をもう一度顔を俯けて嘔吐反応に苦しみながら背を震わせる彼の口元から、ぽつりと】
【新たな花がひとつ、落ちていくのが見えたかもしれない】
196 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 00:25:58.58 ID:djF4+eMro
>>195

……おや。 これは随分と、面白い

【先程から視界を過ぎり、或いは踏みつけていた其れの出処を把握すれば】
【僅かばかり考えるようにしたのはきっと良からぬ事であり、現に口の端が歪むのだから仕方が無い】
【相手の苦しげな様など見向きもせずに、花をひとつ拾い上げれば、しげしげと眺める目を薄ら細めた】

酷い怪我をしてね。 意識が戻っているのか、いないのか
面白いものでも見せてあげれば、起きてくれるだろうか……

苦しめると花を吐く男……あの子好みかは分からないが、まあ悪くない顔だし、良いでしょう
ええと、初めにも言っていたかな。 君は見世物になるのが得意だとか、何とか

【―― 一体何を企んでいるのか】
【それ以前に相手の言葉を一つとして正しく拾っていないのは、不快を越して薄ら寒い程だろう】
【正気であるのか、無いのか。 再び近付こうとする足は、それでも幾らか相手の手に警戒を残していた】
197 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)2013/03/30(土) 00:26:58.27 ID:D4UUhEg+0
>>194
それこそ嗤えない冗談だ……
流石に胃酸で溶かされりゃ僕も治れないかもしれない

【実際の攻撃を見てない以上、どういったものなのかは少年は分からない】
【だが、少女の反応からすれば強力なのは間違いなく】
【下手をすれば、今までのような楽天的戦闘は無理だと考えて】

……なるほど
死に意味があるかはともかく、君の言う正義についての論は最もだ
だから、絶対的支配者がいる

【少女に同意するように頷き、微笑を浮かべる】
【世界に意味は無い、生死に意味は無い、真実など無い――全てに意味を見出そうとしない少年は少女に同意する】
【これが普通の人間ならば、反論するだろうが少年は反対に少女の考えに理解を示す】
【そして、最後に聞こえないほどの声で一つ呟いて】

どうも今日は機嫌が悪いみたいだ
なんだかね……

【愚痴るようにそう呟きながら、また下がる】
【其の時、男の死体が地に吸われるように呑まれていってるのに気づく】
【これも能力の一つか、と仮定して少女の方へともう一度目をやる】

死体の処理はちゃんとするんだ
198 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 00:27:37.59 ID:O1dZ1wKTo
>>193
…人の物を取るのはいけませんよ、尻尾を切られてしまいます

【立ち止まり、その場に座った黒猫を見ると、『それでいい』と頷いて】
【少女が礼を言えば、「いえいえ」と目を細めて、ニッコリ笑う】
【人間の言葉と全く変わらない話し方だが、時たま喉がゴロゴロ鳴ったりしていて、猫らしいのは見た目だけではないらしい】

【そして、じろりとした少女の目線を、琥珀色の大きな目で見返して】
【何かと思えばーーーああ、そう思われるのも仕方ない事なのかもしれない。人からすれば猫の顔等見分けはつかないだろう】
【ーーー『全然違うのに』と思うが、口には出さず】

…いいえ、身内ではありませんよ
よく似ているように見えるでしょうけど

【落ち着いた表情と声で訂正しながら、しゃがみ込んで黒猫からメモを取ろうとした】
199 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/30(土) 00:41:43.21 ID:IKKn4Ahj0
>>196

【相手の分析に対してなにか訂正するつもりもない。そこにかける情熱は欠落している】
【青年は無気力の塊だった。大多数のことはどうでもいい。そう、『大多数』のことは】

……つかぬ事を、伺いますが。娘――お幾つで御座いましょうか。
あぁ、いえ、実年齢は構いません、外見年齢でお答えください。

【興味関心の見えなかった瞳に差し込んだ、どろりと濁る腐敗色の欲の影】
【彼の言葉は、青年のあまり大っぴらにすることのできない異常性癖を、刺激した】
【咳き込む度にひとつ花を零しながら立ち上がる青年の、腕。伸びる大筒の余分を削いだ輪郭の意味するところとは】
200 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/30(土) 00:44:08.54 ID:7M+ry6/4o
【酒場前】

【夜は月光だけが行灯のなっていた時代は過ぎて】
【多少の大きな街でなくとも余程の遅報でもなければ】
【今はどこも明かりが煌々と照らす時代だ】

【文明のあるところはそれまでの自然どころか昼夜すら捨ててしまったんだろうか】
【今手元に残っているものは我々の望む部分だけしか自然が残っていない そんな様子だ】

……お兄さん、起きてくださいよ 今日はもう店じまいなんですよ…

【店員が困ったようにテーブルに突っ伏して寝ている男に声をかける】

……ああ、そう  じゃあ、ビールくれ それ持って帰る

【サングラスの男はポケットから硬貨をじゃらっとテーブルに広げて立ち上がる】
【少ない栄養を立てに使ったような長身痩躯 黒いスリーピースのスーツを着ている】

【呆れたような店員が持ってきた缶ビールをひっつかんで、出入り口のドアを肩で押して外に出た】
【その瞬間にOPENがCLOSEとなり、鍵をかけられ窓のブラインドが一斉に降りた】

……すぐ閉まった………早いな

【フラフラと歩いて、道路沿いのガードレールにもたれながら座り込む】
201 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/30(土) 00:49:21.98 ID:zCkzo/no0
>>197
「別に溶かしはしないわよ
逆に言えば、溶かす必要すら無いわ。その辺りの肉でも何回か噛んで吐き出したのと同じ様な物だもの」

【即ち、その噛む力こそが凶悪という事だろうか】
【誰でも見境無く襲うといった真似はまだしないから良いものの、全身を喰われた相手はきっと想像を絶する痛みを味わうのだろう】
【たった一度では死ねず、それが何度も何度も繰り返されてやっと自分がただの塊になっていくことを自覚した頃に意識が途絶えるのだから】


「支配者とかそんなのはどうだって良いわ
私は誰にだって縛られる存在じゃ無いし、誰を縛る様な存在でも無い
ただ正義ぶった人達が嫌いだから殺していく。ただそれだけよ
UTとか自警団とか、そんな言葉だけの組織とかね」

【臆することも無くだす組織名は、きっと公に知られている筈】
【――――そんな存在を平気で貶す少女は、より一層不機嫌な様子となって】
【「ああ、ムカツク」そんな呟きは、果たして誰に向けられたものなのだろうか】


「処理でも何でも無いわよ
丁度試験体として使える素材だから回収するだけ
此処が汚くなろうと知った話じゃ無いわ」

【あからさまな舌打ちの音。死体が完全に消えてしまえば、再び背を向けて】
【別れの言葉も無く歩き出すのだろう】
【襲ってこないだけまだ良心があったのかもしれないけれど――――】
/っと、あと少ししたらちょっと出かけるので申し訳ないですがこれにて……!
/お疲れ様でした―!
202 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 00:53:44.81 ID:djF4+eMro
>>199

……あどけない子だから、16とかその辺りに見えると思いますが
何ですか、君には差し上げませんよ……何かと未発達な子供ですから、唆られる点も無いと思いますし

【不快だ、とばかりに眉根を寄せたのは娘に対して関心を向けられた故だろう】
【軽く交えるのはどうでもいい己の嗜好、年上趣味である彼は相手の反応した要素に理解を示せないでいた】

【――実年齢で言うならもっと幼いし、】
【或いはもう少し上でもある娘の歳は、父親を自称する身でも掴みかねていて】

【結果的に、男は相手の希望に沿って見たままの年齢を告げると】
【気力を取り戻したようにも見える相手の姿に、ひたと歩みを止めるのだった】
203 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)2013/03/30(土) 00:58:43.26 ID:D4UUhEg+0
>>201
あぁ、なんだそれなら大丈夫そうだ

【少年の思っていた能力とは少し違っていたようで】
【相当すさまじいのを予想していたのか、少しホッとした表情になる】
【どちらにせよ、直ぐに[ピーーー]ないのには嫌悪感に似たものを感じるが】

ふぅん、まあ分からなくも無いね
肯定はしないけど、あいつらが嫌いなのは僕も変わらずだもの
まあ、だからと言って滅ぼしたいわけじゃあないけど

【少年も名前だけは知っている組織の名、詳しくは分からないが風の頼り程度には知っている】
【その名に対して、どうでもよさげに呟く】

どうやら今日は不機嫌だった様だ
出直す事にしよう

【少女の舌打ちが聞こえ、背を向けられてもこれと言って応えた様子はなく】
【ただ淡々と、無神経にそう呟く】
【どうにも無神経でいやらしい少年は、相手が背を向き消えたのを確認すると路地裏を抜けてゆく】
【路地裏には黒洞々とした闇と地面に染み付いた血だけでもう他には何も無い】

/乙でしたー
204 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/30(土) 01:01:43.14 ID:vma7RFHAO
>>198

【そんなことを言われましても、とでも言いたげに、黒猫はプイとつれなく顔を逸らす】
【けれども喉の鳴る音に耳はピクピクと敏感に反応しており、どうやらやはり気になるよう】
【長い尻尾を呑気に揺らして、アピールするのはネコ故の気ままさ奔放さか……とまあ、閑話休題】

【訂正されて少女の笑みは、ばつの悪そうな苦笑へと変わり、一度軽く頭を下げる】
【ちょっとした勘違いをしてしまったことに、とても申し訳なさそうな様子だ】

違うんでしたか、すいませんっ! 本当によく似てたから、つい……
あ……でもそういえば、おめめの色が全然違いますよね、なんだか宝石みたい
ちょっと羨ましいかもしれません、やっぱり暗い中でもよく見えるんですか?

【そんな雰囲気を誤魔化すように、前屈みになって黒猫の頭を撫でてやりながら】
【照れ隠しと好奇心で、相手のその特徴的な瞳について、少女は一つ問うてみる】

【またメモ帳は抵抗なく簡単に回収出来るだろう、黒猫も意地を張るつもりはないらしい】
【くわえていたものが無くなって空いた口を更に開き、くぁ、と暇そうに大あくびをする】
【一方で少女はメモ帳を見ながら、焦るみたいに少しばかり早めの口調で言った】

ぁ……えっと、あのっ。そのメモ帳、私のなんです
……その、中身はあんまり見ないでください、ね?

【なんて言葉のあとに、少女はまた申し訳なさそうに眉を八の字に寄せる】
【返してほしいとは催促しないから、中身をちらりと覗くことは出来そうだ、が】
【まあ、手元のソレを如何するも、獣人の自由といったところだろう】
205 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/30(土) 01:06:16.90 ID:WQ3gsN5P0
>>202

【16。未発達。まぁ、ちょうどいい】
【奇病を患ったこの身の面倒な具合も、ひとつ弾けば紛れるくらいはするだろう。】
【そもそも此方を見世物扱いしてきた男が不快感を表したところで欠片とて琴線に響かない】
【ばかりか、正常な思考も備えられる程度には普通の人間の部分が混じっているということだ】
【ならば、青年はもはやその異常性に反応しない】

いえ。……いえ。
ちょうど良いと、思われますが?
……それくらいの小ささだと、手で、掴みやすいので。
――で、どちらに、向かうので御座いますか。

【「此を、見世物とするのでしょう?」】
【玲瓏な低音でつぶやくその言葉が指し示す真意がわからないほど、相手は愚かでないはずだ。】
206 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 01:19:11.59 ID:djF4+eMro
>>205

……すっかり、元気ですね。 牙が生えたようにも見える
ならば近付けたくは無いな……そう何度も、他人の手で壊されたくは無いのでね

【先程までの無気力であるならば飼い殺しにでも出来るかと考えたのは、浅はかだったと言える】
【眼前の相手に娘を害する要素があるとなれば、会わせる等もっての他。 排する方へ思考は傾く】
【つまりは厄介払いをしようと、そういう事だ。 一度手を伸ばしておいてこれなのだから】

一体何が掴み易いのか、残念ながら私は真人間なもので、詳しく察しかねますが
鈴音には触れさせませんし……触れたところで、溶かされますよ?

【「こんな風に」。】
【捲り上げた黒衣の緩い袖から覗くのは、自傷痕の上から酸で溶かされたような皮膚だった】
【爛れた範囲が斑な部分的であるために一層吐き気を催しかねない腕】
【其処へ愛おしげに視線を滑らすその恍惚の間は、或いは好機か】
207 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 01:21:31.75 ID:O1dZ1wKTo
>>204
いえ、いいんですよ、謝る事はありません…間違いは誰にでもある事ですから
…そうですね、私は人の視界は知りませんが、人よりはよく見えるでしょうね

【謝る少女に、首を振って『構わない』と笑いかける、人間に見ず知らずの猫の顔を見分けろというのが酷な事だ】
【ただ、褒められるとやはり嬉しいらしい、表情には出さないが、スリットから出ている尻尾がピンと立った】

【黒猫からメモを取ると、「ふむ」と表っつらを軽く眺めてから、少女の慌てた様子が耳から伝わる】
【『成る程』と獣人は思った、この様子なら買い物メモか何かではないだろう、誰かに当てた物か、はたまた…】
【ーーーが、幸か不幸か、この獣人は嫌に礼儀正しいみたいで】

…まさか、人様の物を盗み見なんて事はしませんよ
はい、もう取られないようにしてくださいね

【爽やかに笑って、メモを見ずに少女に差し出す】
【無論興味が無い訳ではないーーーこの獣人にも悪戯心くらいは多少なりともあるーーーが、それよりも礼儀を重視した】
208 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/30(土) 01:32:06.59 ID:ub3OZPy30
>>206

【鈴音。なんとなく喉に刺さる小骨のような名前だった】
【又聞きか何かで覚えのある気がする名前に眉を寄せること数十秒ほど。即座に諦めた】
【正直、今のところ性癖の発散は二の次だったりする。どちらかといえばこの病気が問題だ】
【傷跡の表面だけを擦って舐める目線の無関心さといったら。青年も男の肌に興味はない】

……水を注ぎすぎても花は枯れるというのはご存知でしょうか。

【掴みやすいのは頭だという解答は、結局言葉にしなかった】
【かわりに吐き出したのは、そんな抽象的なもの。青年の声に混じる一抹の感情は、嫌悪か】
【それも眼前の相手ではない――どこか遠くの何かを、相手と重ねて嫌悪しているようで】
【またひとつ、咳を零した。喉から溢れる吐瀉物の花は柔らかな弁をドレスに咲いている】
209 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 01:41:57.61 ID:djF4+eMro
>>208

枯れれば良いんじゃないかな? その程度で咲けなくなる程度なら、ね
愛するのは楽で良いですよ。 ……愛されるのは、鬱陶しくて仕方がないけれど

【そう聡明な方でも無い。 寧ろ正常から逸脱しているのだから】
【皮肉だろうとは思っても怒りの方向に感情が向かないのは、青年の無関心とはまた違う】
【根本的におかしい癖に傍目から見て真っ当に振舞おうとしている点ならば、近しいとも言えるか】

…………君は、愛される方なのですか

【何となく感じた事ではあったのだが、相手が誰を見ているかなどは知り得ない】
【ただ率直に告げて、そうしている間にも溢れゆく花をもう一つ拾い上げれば、掌中でくしゃりと潰すのだった】
210 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/30(土) 01:54:13.68 ID:Jm7S6whF0
>>209

【知りもしない子供に同情したのは久方ぶりだった】
【このタイプは、青年の経験からいえば、他人を愛してる自分というモノに対して特別な感情を抱いてるやからが多い】
【相手は違うかもしれないし、今までの連中と同じなのかもしれないが、そこに関しては興味がない。どうでもいい】
【問いかけには暫し沈黙して空を見る。思い出すだけで疲弊する過去を丁寧に箱詰めしながら肯定した】

過去系で御座います。

【愛されていた。愛されすぎていた。それだけの話だ】
【自分の消化器官から逆流した花を潰す光景に些かの奇妙さを抱きながら呟けば、もう己に対する暴虐の芽は枯れたかと足をひとつ引く】
211 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/30(土) 02:00:27.80 ID:vma7RFHAO
>>207

――っ! へぇ、そうなんですかぁ……!うふふ、獣のひとって面白いんです、ねぇ
……だってほら、尻尾が、かわぃ……っ

【獣人の感情にあわせて蠢く尻尾を見た少女の唇が、噛み締めたせいでわずかに歪む】
【頬にうっすらと紅色が差し、沸き上がる笑みを堪えているようにも思えるだろうか】
【慌てた様子でニヤつく口元を手で覆い隠すも、それは決して嘲笑などではなく】
【獣人の体に表れる素直さに、ちょっぴりときめきを覚えているのであった】

【失言をしてしまった感じは否めないが、ここは相手の優しさに甘えたいところ】
【それでも黒猫だけは、さぞ呆れたようにじと目でその光景を眺めているけれども】

【メモ帳を受け取った少女は再び頭を下げ、ニッコリと花の咲くように笑ってみせた】
【黒猫を撫でるのもそこそこに、上体を起こして体勢を整えれば獣人へと向き直る】

っふふ、すいません……ありがとうございます、お優しいんですね?
大丈夫、もう取られませんよ! 私に同じ手は二度通用しませんからねっ

【――と、彼女は努めて明るく気丈に振る舞いながら、】
【ほうら取ってみろ、と言わんばかりにメモ帳を黒猫の上で揺り動かしている】
【黒猫は獣人に目を遣り、「こいつ何とかしてくれ」と視線で訴えかけるだろう】
【果たして伝わるかどうかは分からないが、僅かに不機嫌な様子は見てとれるか】
212 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 02:03:27.99 ID:djF4+eMro
>>210

……おや、それでは今は、誰にも愛されないと。 それは寂しい事ですね
ですが気楽で良いんじゃないですか、好きに傷付けるし好きに死ねるでしょう?

【ばらばらと散らす花弁の出処に嫌悪の色を見せないのは、吐瀉物も何も引っ括めた環境で育った所為もある】
【視線を合わせないのも彼のもしもを想定したものとは思えず、ならば理由は奇妙な瞳孔に由来するものか】
【覗き込めば“呪詛”のようなものが感じ取れる目は澱んだまま逸らされていて、何の答えも出しはしなかった】

【ひかれる足にも気を止めはしない。 後退する気配で何事か思い出したように、】
【懐中時計を取り出して其処に視線を遣るのだから――気紛れというべきか、或いは別の何かか】
213 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/30(土) 02:13:49.45 ID:oe9aaTcN0
>>212

……寂しい……?

【それは奇妙に捻じ曲がった言葉に聞こえた。寂しいとは。】
【ぐにゃりと螺旋を描く沈黙。単語の意味と己の境遇と使われるシチュエーションを思考した結果、】
【なんとなく、――頭の痛い最後を迎えるきがしたので、全てをそっと引っ込めてもう一度溜息をついた。】

【愛するというのも呪詛だ、お似合いの眼球を持つ男に別れを告げるか迷う】
【この男が己になにをしたか。首を占めて、子供を紹介した。よし、名乗らなくていい】
【燕尾服という格好と疲弊しておれど立ち姿の正しさからそれなり以上の従僕である彼は、けれど全てに付き従うことなどしない】
【結果、足を引きずるようにしながら無言で立ちさろうとするだろう。最低限のマナーも捨てた行為だ。】
214 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 02:24:18.76 ID:djF4+eMro
>>213

【態度だけ取れば酷い上から目線の男はそれなりの出でも何でもなく、】
【その出自は泥の街(スラム)の孤児であるのだから滑稽な話で、名乗るにしてもファミリーネームすらない有様】
【結局、男を辿れる名前としては娘の“鈴音”、それだけが手掛りとなるのだろう】

 【(お仕着せに似合う態度で慇懃に名を聞けたとして)】 
 【(毀れた今の己では覚えていられるかも分からないのだから、)】
 【(聞いた所でどうしようもないとは、余談だが)】

……嗚呼、さようなら

【漸く、立ち去る背に気が付けば掛けるのはそれだけであり】
【それ故に余りにも馬鹿にした態度とも言えて、この場にマナーなど気に掛ける理由も無いだろう】

【――気紛れに投げる懐中時計、相手の足許辺りに落ちるだろう其れは】
【長針も短針も無く、あるのは豪奢な文字盤だけという奇妙なもの】
【投げる程度であるのだから要らないに決まっていて、それならば取り出して確認したのは“何だったのか】
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 02:24:32.26 ID:djF4+eMro
>>214
/途中送信です
216 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 02:28:11.85 ID:djF4+eMro
>>213
/>>214のままでも大丈夫な流れではあるので、>>215は無視して下さい
/それでは、お疲れ様でしたー!
217 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[saga sage]:2013/03/30(土) 02:33:21.08 ID:iMLAhtmp0
>>214

【辿るだろうか。必要がない今はそんなことしないだろう】
【足元に落ちてきた時計をちらと一度だけ眺めた青年は、爪先でそれを軽く浮かせるように蹴りあげた】
【空中でくるりと回転するその細工を手中に収めればその訳のわからなさを再確認】

……まったく、ついてない。

【これをどうしようとする気もないけれど、なんともなしに懐に収めてしまえば】
【幼女の頭を積み重ねてお菓子の家でも作りそうなヘンゼルとグレーテルの花の道標は、暗澹へと続いていくのだ】

/絡みにくいヤツ相手にありがとうございましたー!
/お疲れ様でした!
218 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 02:40:11.43 ID:O1dZ1wKTo
>>211
か……かわい…っ…ゴホン!
…余り、人をからかうものではありません…まったく…

【ーーー顔を赤らめ(と、言ってもよく見えないが)ニヤつく少女の言葉に動揺を隠せない様子】
【動き出す尻尾を意識して留め、咳払いをして】
【見た目と声の様子と違い、意外と可愛らしい一面もあるようだ、少女の言葉に不快は感じていないが】

【少女をジト目で眺める黒猫に視線を一つやると、『参ったな』と言うように、息をついた】

…油断大敵…ですよ?
そうして見せびらかしていれば、また取られるかもしれない…賢い者は『取られる筈がない』と思っていても、大切なものは隠しておくものです

【黒猫の視線に答えるように、調子に乗り出した少女を諭すように忠告する】
【しかしーーーなんと明るく気丈な少女であろうか、まるでこちらのペースが崩されるよう、こういう存在こそが世界にとっては無くてはならない物ではないかーーー】
【ーーーそんな風に考えながら、チラリと背後に視線を向けると、路地の闇から目を離し、少女に視線を向けて】

ーーー所で、この路地の先ですが…
何やら物騒だ、入らないようにした方がいいでしょう…いいですか?絶対この先に行ってはいけませんよ?

【路地の先ーーーつまり、この獣人の来た方向に何があるというのか。獣人はそれを知っているようで、真剣そうな眼差しで忠告する】
【振りのようにも聞こえるが、獣人的にはそのつもりはない】
219 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/30(土) 03:08:46.67 ID:vma7RFHAO
>>218

【獣人が意外な一面を見せたことに対し、ふふふ――と愉快げに笑い声をこぼす】
【その後すぐに紡いだ「ごめんなさい」との一言は、少し誠意に欠けたものだったが】
【ただただ純粋に楽しそうな彼女の様子は、欠けた誠意をきっと補ってくれるだろう】

ええ、分かりました――“油断大敵”、ですね……
確かにこれは大切なものだから、隠しておくことにします

【一度目の忠告は素直に聞き入れ、メモ帳をポケットに仕舞い込む少女】
【視線のうつろいに瞳を瞬かせ、真剣みを帯びた二度目の忠告を耳にする】

【路地の先に“何か”があるらしく、獣人はその“何か”を知っているらしい】
【先ほどからの紳士的振る舞いから優しさ故の忠告であることは察するに難くない、が】
【――……気になる。非常に気になる。好奇心が疼く、何があるのか知りたいと思う】

もう……そんなこと言ったら気になっちゃうじゃないですか、意地悪なんですからっ。
あっちに一体何があるって言うんですか――――あっ、ちょっと!!

【“何か”の詳細を尋ねる前に先に動き始めたのは――“黒猫”のほうだった】
【緑の瞳を爛々と煌めかせながら、不意に立ち上がって路地の奥へと駆けていく】
【少女もまたそれに釣られるようにして黒猫を追い掛けようと足を踏み出すが、】
【獣人が彼女を物理的に阻止しようと思えば、存外簡単に出来るはずだ】
220 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 03:39:16.98 ID:O1dZ1wKTo
>>219
【忠告は、素直に聞いたようだーーーそれ程大切なメモとは、何が書かれていたのか気になる所ではあるが】
【だがーーー��こちら�≠フ忠告は素直とはいかないようだ、好奇心の強そうな少女なら、無理もない】

…見ない方がお互いのためですよ
こういうのは素直に聞いておくものでーーー

【それでも、やはり見られないに越した事は無いーーー説得しようとした瞬間、黒猫が知ってか知らずか、走り出す】
【それに気を取られていた、少女も追って走り出したのを止められず、侵入を許してしまう】

【ーーー路地の奥の闇にあったのは、やはりと言うべきか、血生臭い、有り触れた風景であった】
【数人かの息絶えた人間が、壁に寄り掛かったり、地面に這いつくばったりーーーどれもこれも血塗れで、光を失った目で虚空を見ている】

ーーー…あぁ、だから言ったのに…
…貴女のような子供には、見せていい物じゃない

【少女の背中を追い掛けた獣人は、彼女の後ろからその風景を見て、『やってしまった』といった感じで話し掛ける】
【この様子をみれば、やったのはこの獣人だろうかーーー?】

【ーーーただ、よく見れば、倒れている人間をよくみたら、その服の何処かしらにはある模様があった】
【��逆五芒星�=[ーーある組織の所属を表す、模様である】
221 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/30(土) 04:03:12.38 ID:vma7RFHAO
>>220

【――辿り着いた場所は、殺戮のあとだった】

【眼前に広がるのは、惨状。当然と言うべきか、少女は言葉を失う】
【赤い海のような血に溺れた人間らを、青い海のような瞳が写す】
【先に到着していた黒猫が、彼らに共通する“模様”を嗅ぎ付けて】
【やがて獣人と少女とを一瞥した後、路地の片隅に座り込んだ】

【��逆五芒星�=@それを目にした少女は一言、ぽつりと呟く】

…………カノッサ機関、ですよね。

【確認するような呟きを経て、じっくり観察を終えれば獣人に顔を向け】
【こんな場所では新鮮な空気は得られないだろうが、一度深く息を吐く】
【そうして軽く首を振りながら、何も案ずることはないと示す】

いいえ、大丈夫、私は大丈夫ですよ……
いずれ見ることになるだろうって、思ってましたから。

……ひとつ、お聞きします。あなたが、この人たちをやったんですか?

【あの惨状を目の当たりにしたと言うに、やはり彼女は気丈な振る舞いに努めて】
【この場にそぐわぬ穏やかな笑みをその顔に張り付けながら、獣人にそう尋ねた】
222 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 04:25:15.11 ID:O1dZ1wKTo
>>221
ーーーそうです。

【最早、こうなれば隠す理由も、方法もなかろうーーー半ば諦めたように、獣人は頷き返す】
【確かに、彼等はカノッサ機関の一員であったーーーとはいえ、ナンバーズですらない、一般構成員よりも下っ端の類だろうが】

【何より獣人が驚いたのは、少女の反応ーーー普通なら、悲鳴でもあげると思ったが、肝が据わっている】

…いずれ…ですか

【いずれーーーいずれでも、こんな少女がこのような景色を見る覚悟を?】
【つまりは、それ程までに、この世界には有り触れた風景という事だーーーそれは明らかな異常であるが、しかしこの世界ではそれが��正常�=z

……私一人ではありません…仲間がいます
彼等は別の方向から去りましたが、私はまだ用事があったので別方向へ、そこで貴女とーーー

【語る獣人の眼は、琥珀色に輝くのは以前と変わらず、その為嘘をついているようでもなくて】
【仲間がいる、となれば、きっと彼は何らかの組織の者ーーー機関と敵対する組織と言えばーーーそして、正義を根差す者が果たしてこんなやり方をするかと言うとーーー】

……正義の為、などではありません
蛇が蛇を喰らうが如くーーー世界の毒と毒が喰いあったーーーそういう事です

…早めにここを去った方がいいでしょう、近くから増援が来るかもしれない
貴女も、この事は忘れて、戻るべきだ

ーーー私の事も、忘れた方が身の為です

【何処かーーー自分の立場を客観視したような憂いを含んだ言い方で、喉を鳴らしながらの低い声が、静かに語って】
【『見なかった事にしろ』との旨を告げると、獣人は歩き出し、少女を追い越しその先の闇の中へと歩いて行く】
【黒い体は、簡単に路地の闇に沈んでーーー見えなくなってしまった】

/お疲れさまでした
223 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/30(土) 04:49:42.86 ID:vma7RFHAO
>>222

…………そう、ですか……

【獣人の話を聞いて、返す答えはたったそれだけのシンプルな一言】
【機関と敵対関係にあるモノ、記憶が確かならば一つ、ある組織が思い当たる】
【武力衝突と言えば話が早いか、彼の言葉の通り少女が関わるべきではないものだ】
【……けれど、こうして出逢ってしまった以上、そういう訳にはいかないだろう】

【震えぬ真っ直ぐな琥珀色の瞳を見詰める青い瞳は、しかし不安には揺れず。】
【すぐそばを通り過ぎ、闇に消えていく獣人を少女は止めずに無言で見送る】
【立ち込める鉄の臭いの中で暫く立ち尽くし、身動ぎ一つしないまま――】


――……まだ、名前を聞いてないんですよ
「忘れろ」だなんて、ひどいじゃないですか。

【――その言葉に、僅かながら悲しみを覚えた少女】
【右の手が無意識に、目の下の泣きぼくろを撫ぜた】

/朝早くまでお疲れ様です、ありがとうございましたー!
224 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/30(土) 14:05:42.92 ID:zCkzo/no0
【花見客で賑わう一つの公園】
【その中で一際目立つ存在――――全身に甲冑を纏った人物が居て】
【男か女かも分からない、その身なり。危険な人物と間違えられても良さそうだが―――――】


「御前達……今日は私にも仕事があるから遊んであげられないぞ
……聞いているのか?」

【纏わり付くのは、野良猫たちと孤児院から抜け出してきたであろう子供達】
【顔なじみなのかは分からないが、無理に自分の身から引き離そうとしない辺りこの人物の性格を知れるか】
【……そんな事は言っても、やはり見た目が見た目。事情を知らない者達は遠くから不安気に見守っているだけなのだが】


「だからな、今日は仕事で――――まあ良いか
数少ない御前達の楽しみならば、取り上げるような事はしないよ」

【背に掛けているのは、大の男であっても一振りするだけで力を使い果たしてしまいそうな大剣】
【腰に提げたのは曲刀と直剣。そんな重装備故、歩くだけでも一苦労しそうなものなのだが……】
【歩む度に聞こえる金属音。そして異質な存在に纏わり付く者達と、少なからず訪れた者の興味を引くであろうか】






【枝の間を縫って、月の明かりが差し込む幻想的な森の中】
【木々に飛び散った紅の液体は、更なる非日常を生むだろうか】
【――――獣達の死骸。その中心に佇むのは、一人の少女の姿】
【これだけの量の血で染められているというのに、少女の纏う白いドレスには一滴の飛沫も無くて】


「悪い子、だから、もう、悪い事、しちゃ、駄目」

【掌に居るのは、小さなリス】
【哀れにも自らの命に危機が迫っている事が分からないのだろうか――――】
【頬袋に詰めた木の実を頬の上から撫でてみたり、毛繕いをしたりと残り僅かな命を暢気に過ごしていて】
【――――グシャリ】


「これで、此処の、悪い子、達、居なく、なった?」

【指の隙間から溢れ出るのは血みどろの肉と砕かれた木の実】
【一際強く握ればボトボトと落ちていって、初めて少女の足を赤く染めて行くのだろう】
【――――髪も、服も、肌も真っ白な少女】
【そんな中、瞳だけが爛々と紅く耀き】
【さて――――この場を訪れた者はこの惨状に何を思うか】
/適当な時間に切り上げまする!
225 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[!蒼_res]:2013/03/30(土) 21:31:02.65 ID:5J4RL6iJo
【からくりのようなヘリコプターの音、サーチライトが夜を切り裂く】
【周囲には緊張した旋律が刻まれて、今にも弾けんばかりの勢いを賭した】
【高いコンクリートの壁、有刺鉄線が渦を巻くフェンスに取り囲まれた巨大な要塞】

【――――��Savage Garden�°髄蜩s市��水の国�≠ノ於いても、屈指の大きさを誇って】
【北と南と、二つの大きな入り口には警戒を強くした看守達が数人ほど息巻いていた】
【何も知らぬ人物でも、何かがあると思わせるほどに、その雰囲気は異様であった】

【件の��Savage Garden�≠フ深奥――――北と南と、それぞれの入り口から同じ距離を進んだ先にあるフロア】
【上空からこの刑務所を見たとき、その中心に位置するフロアは、厳重な扉に守られていて】
【更にその奥には、一つの大きなフロアが、鉄格子によって真っ二つに区切られていた】

【そして鉄格子の先には、一つの人影が、その声を響かせる】


……なぁ、看守さんよ……今日はまた随分と、外が騒がしいな
何か楽しい事が外で起きてるのかい?


【低く響く音、やや酒焼けしたその声はどこか満たされたような口ぶりで】
【寝転がっていた備え付けの鉄製のベッドから身を起こしたなら、彼は鉄格子の前に立つ看守へと声をかける】
【看守は緊張を保ったまま彼へと振り向くと、その手に握ったライフルの銃口を彼へと向けた】


「黙れ!いいか、上が判断すれば貴様の命なんて直ぐにでも消し飛ぶんだ!!
減らず口を叩いている暇があれば、貴様が殺した人への償いの言葉でも考えておけ!!」


【――――刹那、轟音が響いた、看守の肩にかけられた無線から、悲鳴のような怒号が聞こえる】
【��D.R.U.G.S.�≠フ襲来を告げる音、看守の顔の色が変わった、焦りから声にならない音が漏れ】
【舌打ち一つ、声のさす吐息の果てに刻まれたなら、それが最後の合図であった】


なるほどね……こりゃ派手な出迎えだ……くく、ボスも粋なことをしてくれるもんだ……
10年間ありがとよ、ここも中々、勝手がよかったぜ


【立ち上がる人影、薄くその形が伸びたならば、ゆっくりと鉄格子へと向かっていく】
【看守は絶句した、そしてその手に抱えるライフルを乱射し、彼へと銃弾を放つ――――】
【けれども届かない、全弾を撃ち尽しても尚、彼の身は微かにも乱れず、そして】

【周囲の騒音と比べれば一つ、軽い音が響いたなら】
【――――鉄格子から出る、人影が無機質な照明の下に曝け出された】


――――��Breaking Benjamin��

……さてと、そろそろシャバの空気でも、吸いに行きますかね


【よれよれの白いワイシャツに、少しくたびれたスラックス】
【茶色の髪はやや後退しつつも、それなりの量を未だ残していて】
【眉骨が強く出た人相の悪い一重の中肉中背の中年男性――――】

【爆弾狂、ジーノ=スカルノフが鉄格子の外へと、脚を踏み出す】
【視線の先の重い鉄格子の扉、それが開くのを待ち続けて】

/ではイベントの開始です��D.R.U.G.S.�¢、の方から投下お願いしますね
/柊さんの方は此方へー
226 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/30(土) 21:34:19.49 ID:j1a1lFi2o
【��Savage Garden�=\―ジーノ・スカルノフが収監されるフロア、その1つ手前の大部屋にて】


――ハッハー!そぉらどうしたどうした、四十過ぎののジジイ一人止められんのかね!?
まさかこれほどの腰抜け腑抜けの勢揃いとは驚きだよ��正義�≠フ諸君!
戦いでこれじゃあ、きっとジーノの奴も毎日が暇で仕方無かったろうさ。だが……!

……ふ、フッ。監獄生活も今日で終わりだ、��D.R.U.G.S.�≠フ華形が帰ってくるぞぉ!
そらもう一人!おまけにお前たちも引導を渡してやろうじゃないかッ!鉛球の味は如何かね?ハッハッハッ!


【既に複数人の看守、自警団員、或いはそれに近しい立場の者がそこで死んでいた】
【吹き荒れるのは短機関銃による鉄風雷火と表すに相応しい、猛烈なまでの銃弾の雨――と】

【そこに居るのは、マフィアの一員であった。クリーム色のスーツに、中折れ帽をかぶり】
【サングラスは勿論の事、銀の指輪や金の時計も忘れない。いや、死者へのリップサービスも本日は絶好調か】
【口元のひげは機嫌の良さを表すように歪んでいて、なんともこの場所には不釣り合いな様相であり】


あァー……良いぞッ!たまには機関銃をぶっ放すのも悪くない、中々爽快な気分になれるからな
それはそうと、いつまでも遊んでるワケも行かないか。アイツを待たせるのも宜しくない
友人の再開なんだ、折角ならワインでも持ってくれば良かったか?まぁいいさ、歓迎会なら後でゆっくり――……。


【かちゃん、と手にしていたトンプソン・サブマシンガン――弾切れのそれを、彼は床に放り捨てる】

【周囲は酷い有様だった。壁代わりにしていたのだろう机の木片、死体、薬莢、それらの混ざった複雑な戦場の香り】
【広い一室とは言え、監獄は密閉空間だ。それらは漏れることもあまりなく、次の部屋へ向かおうという靴音も中々に響く】
【はてさて、これにてこのマフィアは今、隙だらけ。武器も無ければ構えもない。部屋の入口には背を向けていて、奥へ進もうとノブに手を――――。】

/ビスクです。瑛月さんの方、本日はよろしくお願いしますですー!
227 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/30(土) 21:45:54.90 ID:djF4+eMro
【櫻の国――歓楽街】

【小舟の行き交う川を挟んで並び立つ木造の店の軒先には】
【華やかな赤提灯が幾つも吊るされていて、石畳の街道は賑やかなもの】

【川沿いには桃の木、その下には粗製ながらも味のある木机が置かれ】
【和服姿の人々が語らい、酒を酌み交わし、料理に舌づつみを打っていた】
【それゆえに、一人でいる姿は悪目立ちしやすいもので】

…………嗚呼、騒がし

【4人席を占めて一人盃を傾ける若い男は、誰へとはなしにそう呟く】

【肩口で切り揃えた白髪には、青藍の燐光をさらさら零す漆黒色の彼岸花を挿し】
【切れ長かつやや吊った葡萄色の目は辺りを睥睨していて、恰好は黒を基調とした書生姿】

【――がたん、と近くの机が揺れる音がした】
【見遣ればすっかり出来上がった男が二人、何やら喧嘩話にでもなったようで】

【それは途端に胸元を掴む、頭突きをしいの乱闘に発展し、】
【見かねた店員が恐る恐る仲裁に入るも、矢張りというか返り討ちに合って床に転がってしまう】

【見るからに面倒だと関わり合いを避ける人々の群れに、今の段階ではこの男も属していたのだった】
228 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/30(土) 21:47:37.69 ID:7M+ry6/4o
【Savage Garden――北エントランス】

【PM7:51 交渉が決裂し、自警団とD.R.U.G.S.とのホットラインは既に切断されていた】
【募る緊張感の中それからの数刻…PM9:30までの時間は大河のごとく長く、そして渓流の如く足早に去っていった】
【各所には防衛網を築き、襲撃に対する時間を自警団は稼ぐことが出来ていたのだろうか】
【UTなどの各所からの応援が到着するまでの時間の猶予を稼ぐことが出来ていたのだろうか】
【その対策が正しかったのかは今は知ることができない 歴史は後世の歴史家が想像力で決めるものである】

【北口のエントランスの周りには固く閉じたゲートやフェンス、土嚢が築かれていた】
【できる限りの即応性、マニュアルの防御力 時間稼ぎにはなるんだろう そう思われていた】
【各々が鼓動と脈動のヴォリュームを栄誉ある戦闘の美しさで小さく絞っていた】
【だが、この世界のルールというものはこの世界の人間内という小さな輪の中でしか通用しない】

【PM9:29 暴走するトラックがゲートを突破】

【PM9:30 北エントランス出入り口防御網にトラックが突入】
【同時刻 トラックが爆発 エントランス防衛網 壊滅 突破さる】

【巻き登る噴煙、ドアも土嚢も砂塵と成って風に消える】
【やあやあ我こそは、と、敵がやって来る 理想的な戦闘などあるわけがなかろう】
【全ては合理的な死によって全てが片付けられる そこに意識は誰も向けていなかった】

【噴煙と火炎の中からカツカツと規律を纏った足音が近づいてくる】

別に、ここまでしなくても…まあ、どうだっていいですけど

【姿をあらわす、長い黒髪を1つにまとめポニーテイルにした女性 薄い化粧に切れ長の目をしている】
【黒いパンツスタイルのスーツを着て、腰に2つの刀をぶら下げて 紙巻の安い煙草をふかす】
【四つ割菱の金バッチを襟につけた D.R.U.G.S.配下―”富嶽会” 会長秘書 】

【露払いの済んだ道を確実に歩いて行く】

【PM9:45  北エントランス 霧崎舞衣 強襲】


/シルベさんの方、本日のイベント よろしくお願いします!
229 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 21:54:35.87 ID:O1dZ1wKTo
【��Savage Garden�=[ーー南口エントランス】

【そこにいる筈の警備員達は、既にここにおらず、辺りに漂うのは獣くささと、動物園のような鳴き声】
【既に奴らは奥へと進んでいるのだろうかーーーそこにいるのは、数匹の��二足歩行�≠フ獣だけ】
【ライオンや狼ーーーパンダなんかもいて、ともすれば愛らしくもある景色だがーーー彼等はれっきとした��D.R.U.G.S.�≠フ一員だ】
【キマイラファミリーーーーそう呼ばれる、獣人と怪物と人間入り混じったマフィアである】

…首領は大丈夫でしょうか…

【ふと、見張りの獣人の内一匹が、低い声で呟いた】
【襟を立てた灰色のトレンチコートをボタンを閉じて着た、背の高い黒猫の獣人だ】
【目は琥珀色、耳は右だけ裂かれたようにギザギザしていて、長い尻尾がコートのスリットから見えている】

「なぁーに、首領は本隊と一緒だ、大丈夫さ。それに奥に応援をいかせない為の俺たちだろ?」
「オマケに応援も中々こねぇし、こりゃ楽な仕事になるかもな」

【心配そうな黒猫の獣人に、近くにいたパンダの獣人が軽く話して元気付ける】
【とはいえ、黒猫の獣人以外は割と暇そうでーーー言いようによれば、��油断�≠オている】

…そうなら、いいのですがねぇ

【近くにあったパイプ椅子を引き寄せ、それに腰掛けた黒猫の獣人は、入口を真っ直ぐ琥珀色の眼で見つめていて】
【彼一人だけが、襲撃を予想し、警戒しているようであった】

/ロバット&ネロです、ラベンダァイスの方お願いします
230 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage]:2013/03/30(土) 22:03:46.72 ID:avfEFFTlo
>>226

【―――殺気に敏感な人間なら、感じ取れるだろうか。ドアを隔てた向こうに広がる言い知れぬ闘気を】
【憤怒を含みながらも決して激しく沸き立つことも無く、ただ静かに燃えている】
【闘気の爆発的に膨らみを感じ取り、危険を察知し行動―――そこまで出来て初めて、怒った狼の牙が肌に食い込むのを防ぐことができるだろう】

【―――侍の礼儀など、この場には無い。 其れは男が初めて取るであろう、「不意打ち」―――!!】

                       ――――――!!!

【轟音と共にドアを突き破る刃。位置的にはマフィアの腹辺りに、ドア越しの突きが襲い掛かる】
【部屋の向こうには男が1人、前体重を右腕一本に乗せて突きをドアに放つ男の姿があった】

【―――居るはずの看守や自警団の姿は無い。袴にインバネスのこの男だけが、簡素な空間に存在していた】
【その男が奥の部屋へ、マフィアがいる部屋へと声を飛ばす。―――声色には現れる事は無かったが、猛然とした怒りが籠っていた】

……おのれD.R.U.G.S.、自警団を舐めるなよ……
―――貴様ら全員、永久に此処に閉じ込めてやる……!!
231 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)2013/03/30(土) 22:05:08.94 ID:K6uL5eCQ0
>>228

【PM9:45の?強襲者?】

【ーーそれを、?強襲?するッ!!】



【音。蹴り飛ばす音!】
【何処から? 上からだッ! ?強襲者?は天井を蹴り、向かって来る!】

【天井に張り付いて、潜んでいたとでも言うのか!? 忍者めいた『男』! 鍛え上げられた、長身の男!】

【夕焼け色の髪、顔の下半分を隠す龍顎めいた金属製面頬! 銀の瞳に、漆黒の中に煌めく星々ーー宇宙めいた意匠の忍者装束! やはり忍者!】


【刹那、戦場と化したエントランスを覆うは、?強襲者?の闘志、殺戮者特有の残滓めいた殺意!】

【そして強襲者の一手目、不意打ちめいたそれは「飛び蹴り」だ!】
【狙うは顔面! 女相手とて油断も容赦も無い、正義の意思すら感じられぬ、この男は何者だ……!?】

【兎に角、まずは一手目! これを捌けなくては、何も始まらぬ!!】

/ドーモ、霧崎
232 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 22:06:07.32 ID:Jh9me0tE0
>>229

…………来た…………

【エントランスの奥――――侵入者たちの目的地へと続く通路の先から、小さな人影がゆっくりと歩み寄ってくる】
【どこか、場違いと思わせる様な、子供の様な影であるが、光の中に像を結ぶと、徐々に緊迫した空気が漂い始める】

【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のどこか虚ろなオッドアイを持ち】
【白いワンピースの上から、明らかに身の丈に合っていないボロボロのコートを着込んだ、10歳くらいの少女】

【その身からは、尋常ならざる量の魔力が感じ取れるかもしれない】

…………やはり私には…………こういう『道』を歩むしか…………無い…………

【ぼうっとした瞳を、エントランスの惨状へと向けるが、その表情はいやに無感動なそれだった】
【蹴散らされ、下手をすると食い殺されていたのかもしれない警備員の事など、まるで眼中にないらしい】
【その瞳が求めるのは、ただ『敵対者』である獣人たち】

……覚悟、してもらう
……少なくとも、ただじゃ通さない……!

【更にその身から魔力をたぎらせて、少女は眼前の一行の前に立つ】
【本来刑務所の様な場所には、あらゆる意味で似合わないと言い切れるような姿の少女が1人、確かな戦意を以って、侵入者と対峙する】

/ラベンダァイスです。よろしくお願いしますー!
233 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/30(土) 22:06:45.03 ID:i3wx8tTE0
【街から離れた場所――朽ちた廃屋と桜の古木】
【その場所から人気が失せてから、さてどれだけ経ったのだろう】
【世界から忘れ去られたような場所、隔離されたような空間、ひらり染め上げる桜色ばかりが同じ色】

…………。

【太い太い幹を引き裂かれたよう、二股の樹はそれでなお両手にたくさんの花を抱く】
【淡く、それでいてしっかりと色づいたなら。月光に照らされて、きっと遠くまでその色合いを届けるのだろう】
【一重と八重の間でふぅわり花弁を揺らしたなら、花と共に吹いた若葉が赤緑色を添えていた】

……さて、帰途のことを考えずにここまで来てしまったわけ、だが、……。

【ざぁとさざめく花音に紛れ込むのは、高めの水準で紡がれる少女めいた声音】
【それでいて掠れたように響いたなら、その年齢を曖昧に暈すのだろうか】

【――高い位置で結い上げた髪は金糸にピンク色を混ぜ込んだよう。毛先につれてくるり巻いて】
【幼いくせにどこまでもきつい造形の顔つきの中、まぁるい勿忘草色は、いっそう鋭くつっていた】
【黒布で縫い上げたドレスは、一切の露出すら許さぬよう、指先から足のぎりぎりまでを覆う長さ】
【体系すらも暈すみたいに布地で膨らませたなら、小柄な背丈だけがよく目立つ】
【それでいて女の子らしさを失わない程度にリボンやレースをあしらったなら。少しはマシにも見えるのだろうか】

まあ、いいか、ね。綺麗なのは変わらないわけなのだし。

【太くごつごつ隆起した桜の根のその一つ。腰掛けたなら、見上げる先には桜と月】
【膝の上にちょんと載せられた画板には原稿用紙がそっと挟まれていたけれど――桜色を真似たような白さが、そこにあった】
234 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)2013/03/30(土) 22:11:31.44 ID:K6uL5eCQ0
>>231追記
/ドーモ、霧崎サン。シルベです。
/本日はよろしくお願いします。なんか途中で切れちゃってたな……
235 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/30(土) 22:14:20.03 ID:j1a1lFi2o
>>230

【咄嗟にノブから、いや扉から身体を離し、幸いにも刃が脇腹を浅く穿つ程度で済んだのは――】
【恐らく受け手が��ビスク・フランコだったから�≠セろう。歴戦のセンス――それが、彼の命を救い】
【また同時に、侍の目論見を潰す。傷口を抑えつつ後退すれば、サングラス越しにマフィアは��敵�≠フ姿を見留め】

……おやキミかね、サムライの……確かナカムラとか言ったな?
その節はどうも。元気だったかね?私はとても元気でね、今なんか二十歳若返ったかのように絶好調だ!
しかしそうか、確かキミも自警団だったな。とすれば、ここでの再開も納得というものだが……

ふぅむ、面倒そうだ。キミを完全に排除しなければ、私はこの奥に囚われた友人を救えに行けないわけだからな
となれば策は1つ、マフィアに伝わる伝統的手法でね、ご存知かな?そう、それというのも――――

【スーツの胸元にやった右手へ、その内側にしまってあった『モーゼルM1916』が吸い込まれるように握られて】
【銃口を即座に侍――瑛月に向ければ、ビスクは躊躇も言葉の流れも関係なしに二度引き金を引いた】
【狙いは胸部。肺か心臓、どちらかを潰せればいいという程度の狙いが付けられた連撃であって】

―――��[ピーーー]�≠チて言うんだ。相手は黙る、俺は通れる。素敵だろう?

【勿論、ビスクはそれで彼が死ぬだなんて思っていない。言葉をかけながら、尚も視線は元のまま】
【手元の拳銃だって下げることはなく、狙いを付けたまま――薬莢がカラン、と音を立てる。】

【右手・モーゼルM1916 残弾数:8/10】
236 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 22:25:11.95 ID:7M+ry6/4o
>>231

【この建物に踏み入れて、靴音を鳴らしていた】
【静かだった、瓦礫の崩れる音や火の粉が爆ぜる音がバックグラウンドにかかっているが】
【生きているものが無いといった意味で静かだった】

【こんなもんか、そう思っていた  しかし急激に事態は進んだ】

【 壁、(音の方向だと天井)を蹴る音 そして、やって来る殺意】
【殺意は音速よりも早い、それを必然に遅らせる相手は手練だ  やっと、本丸か】
【そんなに簡単に通してくれるわけもないだろうとは思っていた 通してくれれば楽だったのに…】

【即座に腰を落として、刀に手をかける 目線でなく、殺意で敵の場所を認知して】
【居合術  スパっと刀を抜くだけなので特に技名はないが 向かってくる相手に対して刃を振り上げた】
【たいした力もないので骨を断つことはないだろうが大事な筋肉や筋などなどはサクリと裂いてしまうだろう】

【剣の動作 そこには闘志も、殺意も無い】
【 街を歩く、人を斬る、夕食を食べる、人を殺す それは日常】
【他愛もない世間話、敵対者に対する制裁  生まれ持ってのマフィアの日常に 改まった理など必要はないのである】
237 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 22:27:20.78 ID:O1dZ1wKTo
>>232
【ーーーエントランスの奥から現れた、防衛の使徒ーーー紡がれた高い声色に、彼等獣の眼がピタリとそちらに向く】
【入口に眼を向けていた黒猫も、琥珀色の光を少女へと向けて】

【ーーーしん、とした空気が、辺りを包んだ】
【獣人達は皆、少女の姿を見ると固まって、押し黙る】

「ーーーぷっ」

【そのうち、一匹が空気を噴き出すと、それを合図にしたかのように、皆して噴き出していく】

「ヒャハハハハハハハッ!」「おいみろよ!人間のガキが来やがったぜ!!」
「ここはムショじゃなくて幼稚園だったのか!?」

【ーーー大笑い、獣人達は全員、大口を開け、指差して少女を笑う】
【当然だ、どんな防衛隊が来るかと思えばーーー出てきたのは、幼い少女なのだから】

「『覚悟しろ』だってよ!おいおい俺達ゃどうなっちまうんだ!?」
「やべぇなぁ!尻尾踏まれちまうかもなぁ!ギャハハハハハ!!」

【少女から流れる魔力を感じていないのか、全く油断しているようで、馬鹿にしたように笑いながら、ライオンの獣人が一匹少女へと歩み出た】

「おい嬢ちゃん!ここは今から怖ぁぁぁい動物さんが沢山来るんだぜぇ!!」
「喰われたくなけりゃあとっとと帰って母ちゃんの布団にでも潜り込みな!!」

【わざとらしい威嚇の表情を作りながら、ライオンの獣人が少女に顔を近付け脅す】
【獣人達の、下品な大笑いがエントランスに木霊したーーー】

ーーー……

【その中でただ一人、椅子に座った黒猫の獣人だけは、黙って少女の姿を見つめていて】
【他とは違う、確かな魔力をヒゲに感じ取りながら、警戒の眼差しを向けていた】
238 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 22:38:23.83 ID:Jh9me0tE0
>>237

…………………………………………
(…………本当に、戦う気があるの……この獣人たち…………
舐められるのは分かるけど…………こう言う場に、1人でいる事の意味も……分からないの……?)

【明らかに、見下された歓迎を受ける少女だったが、その表情は相変わらず、凪いだ――――悪く言えば冷たい物で】
【しかし、戦士としてこの場に立っている少女は、困惑と、微かな侮蔑を、その内心に抱え込んでいた】

――――そう。じゃあ尻尾も踏んであげる…………そして帰ってあげる
…………尻尾だけで、済むと良いけどね――――――――

【近づいてきて、完全に見下した威嚇を仕掛けてくるライオンの獣人に、これ以上ない侮蔑の視線を返して、少女は物怖じする事無く見上げる】
【それまで虚ろだった瞳に、切れる様な鋭い光が走って】

――――『ギガンテス・フォース』!!

【その光を宿したまま、少女の瞳がカッと見開かれる】
【そして、叫びと共に魔力を解放し――――閃光を放った次の瞬間、少女の肉体は異形に変じていた】

【3m程の人形の様な巨体】
【土偶とも、石像とも表現できそうな威圧感を備えている】
【寸胴で、巨大な腕を備えており、腕の先端には、半透明のラベンダー色の爪がついている】

【恐らくは、今まで自分を見下ろしていたライオンの獣人を、逆に見下ろすほどの体躯を見せて】
【表情の無い顔が、文様の様な眼をギラリと――――閃かせた】

戦場に立つ価値も無いのなら――――さっさと消えてしまえッ!!

【先ほどの侮蔑を返す様に――――あるいは、何かの苛立ちを叩きつけるように、少女は咆哮して】
【鋭い爪と、重厚な質量を誇るその腕を振り上げ、眼前のライオン獣人へと振り下ろす】
【硬く重いその一撃を喰らえば、回避か、何らかの形での防御をしなければ、人間程度の動物など、簡単にひしゃげるほどのパワーがあるだろう】
【――――戦場に立つ相手に対する、戦士としてあるまじき態度。それに対して少女は、怒りの鉄槌を振り下ろした格好だ】
239 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)2013/03/30(土) 22:41:28.55 ID:K6uL5eCQ0
>>236

【がキィん、と音が鳴って、一合目。】

【刃と、蹴り足の衝突。靴の裏に鉄板でも仕込んでいたらしい。】
【刃を蹴り、その勢いで跳ねっ返り、回転して着地する。アクロバティックな身体能力。】

……其れなりにはヤる、か。
よくぞ来た、我らに楯突く、マフィア崩れのチンピラ集団め。
貴様らの計画した薄っぺらく下らぬ戦力強化は、夢に終わるのだ。そして、じきに首領の首をも飛ばしてやる。

【そいつは、重く低い声を悍ましく響かせる。敵意に満ちた声を! そして、長話の罵倒と挑発!】
【『我ら』と呼称するその腰、ベルトにカノッサの紋章と、No.18の刻印! 悪逆非道の混沌機関の差金か!】

女、剣士。八攫の奴程に愉しませてくれるか?フン ……行くぞ、雌犬。

【名すら名乗らず、二撃目! その左手には、白鉄の小太刀!】
【淡く光を帯びる不気味な刃、それを手に、地を蹴り、一足に霧崎に迫る!】

【距離は7m程、肉迫までに霧崎に与えられた時間は、短いようで長い……特に霧崎程の遣い手ならば!】
240 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/30(土) 22:42:38.33 ID:avfEFFTlo
>>235

【剣をドアから引き抜き、乱暴にドアを蹴り飛ばす。―――中から出てきた男の濡羽色の双眸は深く、鋭い】
【その瞳が捉えるは、惨劇の痕。簡素だった部屋が深紅で彩られ、とても―――不愉快だ】
【その空間のデザイナーが、この前男が敗れた相手……ビスク・フランコであるから尚更】

―――自警団を舐め、同胞を殺した罪は死んでも償い切れないぞビスクッッ……!!
……この中邑瑛月が貴様を―――ッッ……!!

【深い黒の瞳を大きく見開いて、男は吼えた。饒舌に話すマフィアの両眼を殺す勢いで睨みつければ、抑えていた怒りを露わにして】
【両手で刀を強く握り締め、力強く静かな一歩を踏み出せば―――彼の怒号をかき消すような、銃声】

―――邪魔だ……!!

【怒りが冷静さを奪い、男の技術・「武」や理性を奪い去っていくことは無い。放たれた弾丸2発ともを刀身で弾き、弾かれた其れが赤く染まった壁に当たった】
【―――深く静かな呼吸を行いながら、憎悪の瞳をブレされることは無く。男は膝を微量に抜き、力強くも静かに間合いを詰めんと「滑った」】

……フン、その手法―――返されても文句は言わせんぞッッ!!

【「滑る」ような独特の静かな走法が、怒りに身を任せていないことの事実で。―――距離が詰まったのなら、左から右への横一閃を振るう】
【狙いは変わらず、腹。斬撃には「迫力」には欠けるものの、静かに沸き上がってくる恐ろしさを、そして「キレ」を感じされる熟練された一振り】
【明確な「殺意」の見える無慈悲の一閃、それほど募った怒りは大きいのだ―――】
241 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/30(土) 22:43:56.92 ID:F/NZBlRWo
【路地裏】

【立ち上る一本の紫煙は、吹流しの様に】
【時折浮浪者がねぐらに使う程度であろう、小暗いスラムの奥の奥】
【外に会話の洩れぬよう少しばかり声量を抑えた密談は、暗喩ではない文字通り秘するべきもの】
【今まさに大仕事をしているかの組織の中、姿を見せぬ派閥の一つのボスが、そこに身を潜めていた】

��ジーノ・スカルノフ�=H
ええ、名前も功績も知ってるさ。けれど私は直接出向くのは遠慮しておくわ
接触するなら後ででも出来るもの。それに坊ちゃんの子守と爺さんの愛人と、獣の大将がいるなら問題ないわよ

【黒曜のように深く黒く煌めくおかっぱに、濃い翡翠色のやや吊った丸く大きな瞳】
【やや印象の薄いすっきりとした面に目立つ、紫のルージュとほんのり色づいた水蜜桃の頬】
【地の黒の気品を損ねない程度に白と緑のちりばめられたチャイナドレスを双胸が押し上げ】
【対照的に引き締まった細腰と伸びる両脚を引きたてている】

【向かい合わせに立って指示を受ける二人は、彼女の部下だろうか】
【走ってきたのやら息を切らせながらも、女の言葉を聞くに次第に表情が納得したように鎮まっていく】
【他者と対峙する時よりいささか丁寧さの抜けた口調で語られるのは、少々差別的な物言いだが、同組織の者の事だろう】

それよりお前たち、死なない程度に協力しておいでな。能力者どもと戦うのは無理でも、車の運転くらい出来るだろ
ウチの要人どももアシくらい用意してるだろうが、万一の時に帰って来てくれなきゃ困るでしょう?

【つい、と手にした煙管で部下を指し、微笑みを湛えながら事を伝えればすぐさま男たちは散る】
【彼女なりの助太刀か、それをその場の“彼ら”が受け入れるかどうかは分からない事】
【内容如何はともかく、何者かがいた事は付近に誰かいれば気付いたか。もしくは、そこから出てきた二人組を不審に感じるものが居るか】
【残る女王は一人、含み笑いを浮かべた】
242 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/30(土) 22:46:49.55 ID:hHCUHKaz0
>>225

【爆音と断末魔が幾つも幾つも共鳴めいて響き渡った。ありとあらゆる生者の意識を、警報とそれぞれの使命が貫いて、】
【或る者にとって最も “近く”、もっとも “危うい” 檻の中――― 踏み入れるものの急く足音は、果たして彼にも聞こえるだろうか】


【腰までの伸びやかな黒髪が、濡れ羽烏と呼ぶに相応しい色合いで】
【銀の混ざる橡色の瞳をして、濃藍のトレンチコートを纏った―――少女、だろうか】
【移ろい行く刹那を留め、硝子の様な雰囲気を漂わせる。】

――――――――…………ッ!

【鉄格子の扉を開き、彼の眼に映るのは��D.R.U.G.S.�″\成員のスーツ姿ではなく、】
【そんな浮世離れした形容の出来る、繊細なかたちをした人影だった】


……ジーノ・スカルノフ――――��D.R.U.G.S.�≠ェ奪還を狙う爆弾魔は、此処にある貴方で間違いないわね……?

【だがその声には怯えは無い。少女らしい透る声でありながら、其れは警戒と鋼色の刀刃めいた戦意、】
【此処で彼を打倒せねばならないと己を駆り立てる様な、鮮烈な敵意に満ちていた】

(………、―――――――――)

【事前に伝えられていた男の情報。眼前の男との照合を終えると同時、少女は、このくたびれた男の過去を幻視するのだろう】

【―――― 10年にも及ぶ爆殺の日々。】
【半ば抗争の域を越え小規模の “戦争” にすら届きかねない、500という常軌を逸したレベルの犠牲―――】
【それが偽りでなく受け入れるべき事実である事は、冷たく横たわる看守の死に身が証明する様でもある】

………金翅鳥―――――――――

【そして右の前腕に纏う漆黒の装甲、黄金の焔を纏い顕現する白銀の太刀――――】
【……その鋩を敵影へと向け、少女は男を鋭く見遣る。橡色に映る男の姿に、彼が踏み記した骸の道を見るかの様に、】

……��D.R.U.G.S.�≠フ破壊も貴方の悪意も、人の世にのさばらせて良いものじゃない―――――
…………私はその意味を以て貴方を阻む、貴方の夢をここで撃ち砕く。

始めましょうジーノ・スカルノフ――――――― 自由を、貴方の破壊には渡さない……!

【そして己が手で其れを断ち切り、その悪意が、破壊が、二度と人の世に届かざる事を望むかの様に】

/それではよろしくお願いします…!
243 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[!蒼_res]:2013/03/30(土) 22:56:13.73 ID:5J4RL6iJo
>>242

【響き渡る銃声と、怒号のような��旧友�≠フ声】
【二日酔いの頭に重なる不協和音のようで、思わず彼は両手で耳を押さえるのだろう】
【苦々しい顔、だがそれも、歪んだ笑みが、形を変えたものだと実感できるだろう】


ったくビスクの奴も変わらんな……10年だってのに、成長の欠片も見えやしない
そう思うだろ、なぁ……とても綺麗なお嬢さん――――

素晴らしい出迎えだ、10年燻った甲斐があるってもんだ


【貴女へと向ける、どこか不恰好な視線、形の悪い瞳は、一重の瞼にくすめられて】
【くくと噛み殺 したような笑みは、しゃがれた喉を震わせて、どこか不気味な声を漏らすのだろう】
【一歩踏み出したなら、スラックスのポケットへと右手を突っ込んで、もう一方の手を風に曝け出す】

【無骨な左手、ごつごつに固まったその手は、胡桃など握りつぶせそうなほどに太く大きく】
【貴女のような可憐な手とは比べ物にならないほど、美女と野獣と呼ぶにもおこがましい色】
【それでもどこか不釣合いを楽しむかのように、響く音律がノイズのように傾いた】

【ワイシャツは肘の辺りまでまくられ、少し黄ばんだ色を見せるのだろうか】
【――――��明らかに違っていた�≠サこいらの収容者とは、その身にまとう雰囲気も、服装も】
【誰もが皆囚人服を身に付け、罰を待つ怯えた表情をしていたのに対し――――】

【彼は未だ、潰えぬ思いの果てを、見定めるかのように歪む】

【陽炎のようだと思った、強く――――それでいて、とても儚い灯火のよう】
【それは他に並ぶ者が無いほどに美しく、それは他の誰も、辿れないぐらいに淡く】
【一陣の刀剣のようでもあった、鋭く研ぎ澄まされた刃は、触れることすら躊躇うほどに、薄かった】


……随分と他人行儀な語りだな、そういうの、嫌いじゃないぜ
まあ良いさ、お嬢さんには俺の名前も、俺の��事�≠煬ゥ知ってもらえてるんだろう?

だったら尚更だ、少しは有名人の気分に浸るのも、悪くないんでね


【照明が彩る貴女の右手の太刀、その刀身に映る貴女の横顔を眺めた】
【眩しすぎた、閉じ込められていた男に対しては、日輪を浴びる時間すら、制限された彼に対しては】
【――――まるで毒だな、呟いた声の傍らに、微かな憂いを漂わせた】

【互いの距離はおよそ5m程度か、数歩踏み出せば貴女の間合いへと突入する】
【ふむ、と小さく声を膨らませる、先に手を出すべきか、否か――――考え込んだ】
【此方にはブランクがある、あまり迂闊に手を出すわけにはいかないが】


悪いねお嬢さん、そっちには俺の大切な友人が待っているんだ
友達との約束に遅れちゃいけないのは、俺なんかよりずっと、詳しいだろ?

だからさ――――ここで、死んでくれ
――――��Breaking Benjamin��


【彼の右足が揺れた、足元の看守の身体が、貴女へと飛んでいく――――】
【右足で蹴り飛ばしたのだ、死体を、地面を滑って、ぐんぐんとその距離を詰めたなら】
【貴女の間合いの中に入った瞬間、大きな爆発を起こすだろう】

【顔を見たなら分かるはずだ、看守の顔は��弾き飛ばされている�=z
【恐らくは��爆発�≠フ能力――――��Breaking Benjamin�≠ニ彼が名づけた力だ】
【巻き込まれたならダメージは大きいだろう、だが、触れた瞬間に爆発する性質も有る】

【剣先で切り裂けたなら、爆発に巻き込まれる事は無い、ただ肉片の混じった煙が視界を覆うだけだ】
【だが、相手はまだ人の形をしている、それを切り裂けるか、彼はまず、見た】
244 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/30(土) 22:57:31.68 ID:j1a1lFi2o
>>240

ほう、やはりただ撃つだけでは弾かれるか……サムライは本当に人なのかね?
同じ自警団でも落差が酷いと思うのだが、当事者のキミはどう思うのかを聞いてみても?
いや或いは、過程は違っても結果はキミも同じだとすれば―――ま、いいか。

【弾かれた銃弾を見て、すぐさまビスクは左手をスーツの懐へと伸ばし】
【戻した時にはその手に長大なナイフ。刀身の厚い白銀のそれは、確かファルカタとか言ったか】

【彼はその武器で以て、いとも容易く――とまでは言わないまでも、苦労せずして刃を受け止め】
【自らの手元をサイコキネシスで固定することで��力負け�≠ネんてしないように念を押し】
【未だに硝煙の香りを漂わせるモーゼル拳銃を持つ右手を上げて、瑛月へ向け―――】

さてどうかな?キミがそのカタナで私を殺せるかどうかという話だよサムライ君

確かに、刀というのは強力な武器だ。切れ味も攻撃範囲も、速さだって申し分ない
しかし私のファルカタは刀身がやや短く重い分、力を込めるのが容易で、攻撃も受けやすい
つまり力でもそうは負けず、一振りしか無いキミの刀を受け止めてしまえば後は単純な話という訳だ

……アディオス、アミーゴ。少々気忙しいがサヨナラのお時間だ

【――今度は、一発。至近距離、相手の攻撃を受け止めた状態からの頭部に向けた発砲だ】
【片手にナイフ、もう一方に拳銃。そしてそれをフォローする念動力――恐ろしく、慣れた動き】
【隙といえるのは両手が塞がって、懐が開いていることくらいだろうか。上手くすれば、そこを狙って―――!】
245 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 23:02:01.47 ID:7M+ry6/4o
>>239

【弾いた あの体勢からの追撃は無理なのか なら向こうも人間だ】
【刃を蹴って去って行く並々ならぬ身体能力を見て 彼女はそう考えた】

【相手が適当な口上をウダウダと垂れている間にくわえていた煙草を摘んで吸い込んで】
【カノッサのあーだとかD.R.U.G.S.がどーだとかを聞き流しつつ溜息とともに煙を吐き出す】

…あー、くっだらない………

【それはつまらない話をする相手に向けての言葉だろうか】
【混沌だの悪だの夢と希望にまみれたカノッサ機関に言ったんだろうか】
【権力に溺れた雑多な薬売り集団であるD.R.U.G.S.へこぼした言葉だろうか】
【真意なんてどうだっていい 今は誰も知る必要が無い】

【お堀の中のサイコ野郎が遊びに出歩くまでドアを開けてろって言われただけだ】
【それで富嶽会の命が分でも秒でも伸びるなら、黄泉へ先駆ければいいさ】

【両手で刀を斜めに構えて 刃を相手に向ける】
【迫る刃をそれで鍔迫り合いでも弾き合いでもして回避するようだ】

【そして、構えの動作で踏み込んだ右足を真正面に押すように勢い良く蹴る】
【水下か何処かに入れば相手のスピードが仇となってかなりの激痛が走るだろう】
246 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 23:10:44.05 ID:O1dZ1wKTo
>>238
「ーーーへ?」

【ーーーいつの間にか、ライオンの獣人は少女の姿を見上げていた】
【いや、その姿は既に少女にあらず、閃光と共に巨人と化したその巨腕が振り上がり】
【今まで笑っていた獣人は、大口を開いたまま笑いが止まり、口と目をあんぐり開きと固まって】

【大きな地鳴りと地響き、エントランスそのものが揺れ動いた】

「………ーーー」

【少女に近付いていたライオンの獣人は、巨腕に押し潰され、地面に減り込んで、ピクピクと尻尾を痙攣させている】
【固まっていた他の獣人たちも、それを目の当たりにしてようやく危機感がーーー否、恐怖が湧いて来たようだ】

……油断大敵…見た目で判断してはいけません
そもそも、『今この場にいる』というだけで、ただの子供ではないのは確かでしょう

【恐怖する獣人達とは違い、落ち着き払った様子で話しながら、椅子から腰を上げる黒猫の獣人】
【椅子を畳むときちんと壁に掛け、固まる他の獣人を掻き分け前に出る】

「ね、ネロ…てめぇ!そういうのは先にーーー」
貴方達ではどうにもなりません、私が食い止める努力をしましょう

…首領が来るまで、貴方達は入口の防衛を頼みます

【八つ当たり氣味に吠える獣人に、静かな言葉で制すると、他の獣人達は顔を見合わせ頷いて、エントランス入口へと下がって行く】
【少女と対峙するように立つ黒猫の獣人ーーーネロと呼ばれていた彼だけが、その場に残った】

…先程は同僚が失礼を、私からもお詫びします
ですが、それとこれは話が別ーーー首領は、戦う為にここに来るのではありません

【喉をゴロゴロ鳴らしながら、語る声はとても低く、人間ならばある程度歳のいった男性のような印象だ】
【ジャラ、と音を立てると、袖から鋼糸で繋がった多節棍ーーー九個あるので、九節棍ーーーを、右手に持って】
【それを一つの棒と纏めれば、身の丈程度のそれを、右手に構える】

ーーー憂いの材料は排除しておく、それが私に下された指令です
247 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)2013/03/30(土) 23:21:16.99 ID:K6uL5eCQ0
>>245

【たんっ、と地を蹴る音を置き去りにして、次に響くのは風切り音。】
【小太刀を振るう音ーー然し、二尺の小太刀では、明らかに届かぬ距離! 故に彼の思考は不明!】

【ーー不明、故にッ!】

【故に驚異は確定ッ! カノッサのエージェントが、この局面、無駄な空振りをする筈も無い!】
【当然有意味! 振るった小太刀の、刀身が『延びた』ッ!!?】

真に下らぬのは貴様ら麻薬売りのチンピラ共よッ!
誇りなきカス共に……のうのうと今日を生きる資格無ァァァしッ!!!!

【いや、正確には『展開』された! 刀身に纏わり付く『光』が、刃として! 今や刀身は四尺! 二倍!】

【想定外の距離、タイミングで振るわれた小太刀!】
【単純な一撃より『意外性』がある! 不意打ちの一種! 正々堂々のサムライでは無い!】

【とはいえ、霧崎にも来る事自体は予見出来ている! 対応は不可能でない!】
248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/03/30(土) 23:23:32.01 ID:SggK5bGq0
【草原】

【平面の緑の中、ぽつりと立つ季節の風物詩が大火のように命を燃やしていた】
【薄いセロファンの脆さと儚さで枝に梢に彼処に萌えたつ薄紅色が優艷に幽玄に風を染め抜く典雅な夜更け】
【真夏の夕立に勝るとも劣らぬ勢いで花の命はしゃなりしゃなり、闇を掻きわけ土へ沈殿するよう情緒的に降りしきっている】
【一呼吸で肺腑まで非現実で淑やかな匂の染み通るその密度。真下に立てば胸焼けでもしそうなほどに重い】
【だから、その質量を避けたのだろう。全体像が見通せるだけの距離を取った位置に座り込む人影があった】

……絶景

【ぽそりとつぶやく声の小ささなど、風で鳴く木々に掻き消されてしまうほど】
【曇天色の髪を燕尾服の上に流しながら呟く青年は、しかし表情だけ見るならばどう切り取ってもこの光景を楽しんでなどいない】
【枯れ草と火薬の香りが桜の芳香に埋められてなんの特徴もなくなった彼は、ただ桜を睨みつけるようにして眺めていた】
249 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 23:27:05.97 ID:Jh9me0tE0
>>246

――――あなたは戦いに来たの?
それとも……こうやってハエの様に、潰されに来たの……?

【振り下ろした右腕を引きながら、恐らくは聞こえていないだろう相手に、冷たい声で囁く】
【散々侮ってくれた、その態度に対する怒りは、温度を下げて冷たいものになっていた】
【――――もっとも、少女自身はそれほど血気に逸るタイプの人間と言う訳でもない】
【彼女がここまで激昂したのには――――尋常とは異なる、固有の事情があったためだった】

…………あなたは、何か……違う…………

【そうして、これ以上ない威圧のパフォーマンスを遂げると、少女は落ちつき払って人払いをする黒猫の獣人に目を止める】
【自分が先ほど感じた、本来疑問に思うべき事を、しっかりと看破してのけたこの人物は――――恐らく、他とは違う】

――――憂いを、排除…………つまり、集まるだろう人たちと、戦うために…………?

【武器を構えて、なおも慇懃な言葉を向けてくる黒猫の獣人――――ネロに、少女は訝しげな声を返す】
【彼の言葉を正直に受け取ると、この先の囚人は、彼等にとってはあくまで副次的な目的に過ぎない――――と言う事になる】
【つまり、むしろ彼らの主目的は、自分――――】

――――なら…………なら、見せて。あなたの戦いを…………
確かな意志を背負って戦う、あなたみたいな人がいれば…………ここに来た意味がある、私は――――――――ッ!

【そうした結論を得た時、少女の言葉には先ほどの様な怒りとは違う、切実な色が混じる】
【――――少女自身も、似た様な思いを抱いて、この場に臨んでいたのだ。囚人の防衛は、少女としての目的ではない】
【この場で起こる戦い。それこそが少女が求めていたものであり、だからこそ先ほどのライオン獣人に、過剰な怒りを叩きつけたのだ】
【そして、求めていたそれを得られたと知った時、少女は真剣な戦意を――――己の成すべき事を定めた様な雰囲気を見せる】

はぁぁぁぁぁぁッッ!!

【ぐっと左腕を引いて腰に溜めると、その腕をネロ目掛けて突き出す――――距離は届かぬほどには慣れているはずなのだが、その肘から先が撃ち出される】
【俗に言う『ロケットパンチ』の恰好である。先ほどの振り下ろし程の破壊力は生まないだろうが、その質量と爪は健在で】
【スピードは徐々に加速するため、面食らう事無く最初の数瞬で状況を把握できれば、対応の仕様もあるだろう】
【ただ、先ほどの振り下ろし程ではないとはいえ、爪の存在がある以上、かするだけでも無視できないダメージになる可能性は否定できないが――――】
250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/30(土) 23:30:32.23 ID:avfEFFTlo
>>244

……―――貴様の其処が気に入らないのだ
命のやり取りの最中にペラペラと……それも策略か、ビスク・フランコ……!
(―――片手、だと……)

【無駄など少しもなく、運動による力の蓄積と共に繰り出された横一閃が―――片手で、止められた】
【確かに彼の体格は恵まれてはいないが、数々の技術が詰まった結果、腕力に頼らずとも剛力に近い威力を叩き出すことも唯刃流は可能だ】
【……明らかに何かが関わっている。腕に残る感覚から、力を受け流したと言う訳でもない】

―――サイコキネシス。 ……前回は苦汁を飲まされたが、今回は貴様の番だ
そして……その次は永久に来ないッッ!!

【もし彼と初顔合わせなら此処で一瞬戸惑いが発生するだろうが―――生憎2回目。その関わった「ナニカ」を導き出すのに】
【……時間は必要ではなかった。そちらが「能力」を使うなら、此方は唯刃流の技術、所謂「武」で対抗するしかない―――】

……単純な話で語れるほど、我が流派は薄っぺらく無いのでな―――

【動きを止めた所に銃弾が襲い掛かれば終わる。故に男は向けられた瞬間に右脚を右前方に送りながら、左膝を抜いて剣をナイフから離すと同時に右に回り躱そうとした】
【通常、右に回りこむときは左足で蹴る為に、身体が右に動いてから左足が残り、最後に遅れて移動することになる】
【しかし彼は左足で蹴るのではなく、右脚を浮かせると同時に左膝を「抜いた」。―――コレにより「遅れ」は最小限になるが……それでも】

―――っくゥッ……!

【弾丸は左脛を削りとり、また一歩「死」への道に近づくことになる。だがもしこの状況で「蹴って」いたのなら、頭は躱しても太腿辺りが突き抜かれていただろう】
【痛みが奔ろうとも、間合いは此方のモノだと言わんばかりに攻めは途切れることは無い。脛の痛みは不安材料だが、臆して下がれば好機を失う】

―――……その身に怒りの刃を刻めッッ……!!

【―――回りこんで繰り出したのは、開いた脇腹をとしつこく右から横一閃。振ると同時に、両手を刀の鍔元から柄尻まで滑らせて間合いを出来る限り伸ばして―――】
251 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/30(土) 23:43:19.97 ID:7M+ry6/4o
>>247

………チッ!!

【ここの局面において新しい技を見せつける相手に 舌打ちひとつ】
【急激な対応として振るった光の刃に剣の刃を合わせて咄嗟の防御する他なかった】

【この光が刃のように火の粉を散らしてしのぎを削り合うのか】
【刀の銀に反射して何処かへと拡散していくのか】
【刃をするりと通りすぎて紅い袈裟を、胴体を切っていくのか 知る由もない】

【誇りで生きる奴なぞ青二才の若造か腐ったやもめの考え方だ】

【守らなければならないものが、両手に抱えきれないほどある者は】
【どこまでも落ちて落ちて這いつくばって憎まれて殺されて土と煙と食い物になるその日まで】
【何かを求めなければならない 家族に笑いかけていかなければならん】
【死にたくなるほどの目にあっても死ぬわけには行かない それが……】

【それが 何だっただろう 会長は何か言っていたが 忘れてしまったな】
【煙草があっても思い出せないものはしょうがないな だいぶ忘れているんだろう】

……この………!!  クソッタレがッッ!!

【運良く、生き延びていたのなら 接近した相手を逃すわけがない】
【刀を気合で 自らの刀も投げ飛ばすほどの気合で弾いたのなら そのまま肩を全身の勢いで】
【飛びかかってきた相手にぶつけるだろう 勿論、相手のスピードがそのままならコチラが逆に倒されてしまうだろう】
252 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/30(土) 23:45:44.33 ID:3xIF3ti80
>>241
【ふと―――路地裏の闇の中からうっすらと二つの光が見える。】
【それは眼だった………まるで獲物を見つけたかのような鋭い金色の��蛇の眼�≠セ―――。】
【それは一度笑うように歪むと、コッコッコと規則正しく革靴がコンクリートを叩く音が聞こえてくる】
【そしてその��蛇の眼�≠�持つ者が姿を現す。】

おやおや………悪巧みですかぁ?私も混ぜて下さいよって………フフ。
―――。見た所、��D.R.U.G.S.�≠フ方のようですが―――今日は大きな��催し�≠フ最中では………?

【シャギーのかかった金髪に小奇麗なダークグリーンのスーツを着てハーフフレームの眼鏡をかけた糸目の青年だ】
【だがその青年はどこか��歪�≠ネ雰囲気を放っており、口元に柔和な笑みを浮かべて女王へと謁見する―――果たしてこの男は。】

//まだいらっしゃいますか?
253 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/30(土) 23:54:01.12 ID:qoTWf4nI0
>>243

……貴方を有名にしたのが“名声”なら、軽口に付き合いたかったのだけれど。

【ひどく固い言葉/“名声”でなく“悪名”だ、とでも、まるで彼の功績を否むように彼へと紡いで、】

(…………ッ!)

【―――――― 直後、破壊され尽くした貌が見えた。蹴り出された躯の砲弾、】
【地を滑る “看守だった誰か” の躯が、その惨状を生み出した力もろとも、自分へと向かってくることを認識して――――】

――――――――っ!

【一歩たりとも引かず、退かず。少女はひどく冷徹な刃で、骸を切り裂いた。】
【斜めに振り下ろした両手持ちの一閃は、彼の能力により爆裂する肉体をさらにひどく、深く破壊して視界を紅く染め、】



………そうね、約束は守らなきゃ意味なんてない――――
たとえ “遅れさせた” ものを排除した所で、その結末には変わりがない。

……だから私の “約束” を、今夜は私に果たさせてもらうわ。

――――――――――― お互い命懸けで競り合うのなら、約束の重みには十分でしょうから

【血煙を浴びながら男を見た双眸。揺るぎなく鋭さを保つ剣の如く、けれども強く口元を結んで、】
【橡色のなか、限りなく彼への敵意を宿らす劫火。ちろちろと炉火の様に揺らめく其れは、その冷徹に秘めた感情の顕れの様でもあった】

【――――――― だがだからこそ孤剣は、少女は停まらない。風切る音を纏いながら瞬時に加速、】

【タンと地を蹴り抜いて一歩右に移動、初動の勢いを載せさらに加速した踏み込みで距離を詰め――――】
【其れが阻まれなかったのならば、そのまま斬撃へと移行し、】

―――――――――……ハァアッ!!

【摺足の要領で左脚を滑らせ、肉体を沈み込ませて、体重移動からさらに加速させた斬り下ろしの一閃を彼へと放つだろう】
【狙いは腹部、右上から左下へと斬る斜めの一撃だ】
【其れを為すのは “かたちあるものを斬る” 概念を付与された、何処までもただ切断力を求めた刃――――】

【尋常な手段で受ける/止める事は危険だと、彼は直感的に理解できるだろうか】
【物理的強度による防御は至難、だが接近と斬撃のための体重移動のプロセスが猶予を生み出す。】
【……先読みと見切りによる回避が、彼には、有効な手段の筈で――――】
254 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/30(土) 23:57:18.15 ID:j1a1lFi2o
>>250

気に入らない?大いに結構だともナカムラ。なぜなら正しく、キミの言うとおりそれが狙いだからだ
だがそれを知ってどうするのかね。そんな質問をした時点で既に私の術中に在るのだと再確認するだけだ
キミは私のペースの中に居て、それと分かっても『そんな事はない』と言うのだろうが……

……フ、フッ。果たして本当にそうかな?

【狙いがそれる――が、まあ、想定の内。むしろ脹脛を撃ち抜けたのは幸いというべきか】
【何せ相手は侍だ。足さばきが肝心な生き物である以上、半ばまで殺したようなもの】

【そんな風に思い描いて笑いながら、ビスクは��ファルカタを手放し�≠ト―――】
【本来ならば落ちていくだけのはずだったナイフは、そこから異様な動きを見せて、刀の一撃を再度受け止める】
【やはり、サイコキネシス――恐ろしく強い。単純であるが故に、1-1の場面では圧倒的ですらあって】

……おぉう、危ないあぶない。自慢のスーツはともかく、脂肪除去手術をされちまうところだったな!
だがやはりサムライは侍のようだ、芸がない……真っ直ぐと云うのは美徳であり、愚点だよな?

【瑛月の刃は、ビスクの左脇腹からみぞおちのあたりにかけて――その布と、皮膚の表面までは届いていた】
【しかしながらそれ以上の接近はサイコキネシス操作によるファルカタが許さず、溢れるのはとても致命には成り得ない僅かな血液のみ】
【それでも、まあ進展か。すぐさまビスクは左回りに身を翻してモーゼルを構え、また二発ほど撃つのだが】

【先ほどと違って、距離は瑛月に利がある。足の怪我やファルカタに寄る妨害が在るとはいえ、武器の適正距離というのは非常に大切なモノだ】
【さて、拳銃の狙いはまたしても彼の胸部―――ここでいかに動けるかが、中盤以降の要となるに違いない。】

【右手・モーゼルM1916 残弾数:5/10】
255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/03/31(日) 00:01:16.23 ID:hv8e8wzEo

【"ピ──!"という甲高い音が聞こえる。それは『ヤカン』の湯が湧いたという合図であり】
【取っ手を掴み、既に茶葉の入った急須にお湯を注ぐと香ばしい匂いが周囲を包み込む】
【純白のテーブルクロスを敷いた小さな机と、装飾が付いた椅子に座るのはシルクハットを被った一人の男】

【直ぐには手元に置いたコップには注がず最も飲み頃なタイミングを楽しそうに待つ姿を優雅と思うものは少ないだろう】

【何故なら、ここは────】




【 “路地裏” 】


【コポコポと気持ちの良い音を立てながら品の良い椅子と机で急須から】
【お茶の様な匂いのする緑色の液体をコップに注ぐ男がそこには居た】
【彼は緑色を注ぎながら誰かに話しかける様な口調で呟いていた】


──自由とは……。何か。今日の朝、妹との何気ない会話でした。


【黒髪を野暮ったく肩まで伸ばし、深々とシルクハットを被る、黒く鋭い眼光を持った男】
【漆黒のスーツを身に纏い、星柄のモノクロマントを羽織る。黒尽くめえ、故に両手の手に】
【付けられた白い革手袋は良く映えた。肩には奇妙な鋼色の翼を持つ雀が止まっている】


あの回答には正直、女子力を疑いましたが────。


【お茶を注ぎ、コップを持った男は口元に近づけ、まずは香りを堪能してから──】


『好きな時に好きな物を飲み食いできること!』……成る程、案外悪くないかもしれませんね。


【椅子に背中を預け、ゆっくりと緑色をすするその光景はまるで“優雅な朝”の光景を切り取り】
【この薄暗い路地裏に無理やり貼りつけたかのようで、不気味かつ異質な雰囲気を放っている】

256 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 00:03:16.44 ID:BVl9hwpho
>>249
…そうです、我が首領は、楽に事を終える事を望んでいます
ですからこうして、入口を整えておくのは重要でしょう

【彼の目的が、少女と言えば、そうなるだろうーーーここにいる防衛を潰すのが、使命なのだから】
【後から来る首領が、仕事をしたと代表に告げるのに、一番楽な方法を取らせる為の、露払いーーー一番の貧乏くじだ】
【それでも、ネロはその指令を守る為に少女と戦う、寧ろ進んでそれを選ぶ】

…戦いに、意味等ーーー

【ただ、少女とは違い、彼には一変の怒りも色も感情は見えない、あるのはただ一つーーー��戦意�≠セ】
【寧ろ戦いを憂いに思い、指令と割り切り従っているだけのようにも思える言い様であるが、この場をやり切るという意志は確かにある】

【認めるは正拳の構えーーーいかに巨体とて、その腕は届かないーーーいや!】
【まさか、届かないなんて少女も承知の筈、ならばその場でするこの行動が示すは��遠距離攻撃�=I】
【予想通り、突き出された腕から飛び出す手先、予想以上にスピードは早い】

【受け止めるか、回避(かわ)すかーーー迷う時間は無い】
【受け止めるとなれば、威力が不安材料だ。だが回避したなら、その腕が遠隔操作可能という可能性もある】

ーーーッ!

【結局、ネロは素早く右側に跳び、回避を選択した】
【猫らしいしなやかなバネを使った素早い動作ーーー音もなく着地からの疾駆を開始、少女に一気に近付いていく】

(この巨体!パワーは高いと容易に想像出来るッ!だが素早さは…!)

【体がでかければ小回りは効かずスピードは落ちるーーーありがちな欠点を少女にも願い、それに賭ける】
【目の前から素早く近付くが、反撃は目の前から行わない】
【接近に接近を重ね、非常に至近距離ーーーここでネロは右側へ、少女の左腕側へ跳び、大きく回り込む様に位置を取るッ!】

伸びろ!��ナインテール�<b!

【そして、両手に棒を持って横振りすると、バラバラに別れたそれが長く伸び、少女の左脚に絡ませようとする】
【成功すれば、絡んだ左脚を軸にして、九節棍の端を掴んだままぐるりと回り込もうとするだろうーーー左脚に九節棍を絡ませ、そのまま伸ばして後ろから右脚にかけるように、転倒させる算段だ】
257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[!蒼_res]:2013/03/31(日) 00:07:11.49 ID:V2CeCwJNo
>>253

【――――��ジーノ=スカルノフ�≠ェ爆弾狂と呼ばれる所以は、彼が単なる爆弾技師であるからではない】
【時限爆弾を持ってして、500人もの人物を殺害した、その調書の示す言葉は純然たる事実】
【彼が殺したのは、彼の証言の通りだ彼と敵対する組織の人物だけであったのだから】

【爆破テロというものは確実に狙い以外の人物をも殺傷する】
【だからこそ嫌われ、だからこそ疎まれ、だからこそ蔑まれ、だからこそ裁かれる】
【――――けれども��ジーノ=スカルノフ�≠ノ対しては、その理論は当てはまらなかった】

【爆煙が僅かに周囲の景色を曇らせたなら、肉の焦げるむせ返るような香りが歪む】
【その芳香を前にしても、彼は眉筋一つ動かさず、その先にいるであろう貴女へと視線を傾ける】
【もう慣れたものなのだ、人が弾ける香りも、染み付いた服の匂いと変わらぬものであったから】


中々……重いお嬢さんだこった、年を取るとな、そういう重さが辛くなるものだ
夢とか希望とかあればきっと、重さなんてその中に消えるんだろうが
――――ちいとばかし難しいな、そういうのも全部、無くしたもんだからよ

一方的な��約束�≠ヘ約束じゃねぇ、押し付けってもんだ
それとそういうのを押し付けるのはもっと若くてカッコイイ彼氏にでもすんだな
こんなオッサン絞ったところで、お嬢さんの満足するモンはねぇしな


【風が吹いたなら、その距離を一瞬にして狭める貴女の刃がせまり来る】
【視線が辿るのはその軌跡だけ、僅かでも意識を薄めたならば、そこにはもう彼という存在すらないのだろう】
【早いな――――そう感じる瞬間にももう、身体は動いていた】

【後方へと傾く彼の背中、だが僅かに鈍い、刑務所内での10年の月日は、体のあちこちにがたを与えて】
【遅い、と寸刻に察知した、頬を伝うのは、乾いた素肌を這うような汗の色】
【間に合うか、その言葉すらも、辿れない形を歪ませる】

……ダメだぜ、そういう危ないモンを他人様に向けるのは
嫌なにおいがピンピンしやがる、とんだお嬢さんだ、そんなもんをそう軽々しく扱うなんてな……

一流の武器を扱えるってことは、その怖さを知ってるってこった
そういう意味では流石だぜ、きっと――――その刀の怖さも知ってんだろ?
ああ、ホント……先が怖いってもんだ……な!!

【ポケットから出す右手、弾いたのは給仕の際に配膳される��スプーン�=z
【彼と彼女の間に出現したスプーンが、僅かな間合いの後、爆発するだろう】
【その爆破と衝撃、彼を後方へと飛ばし、攻撃を回避するには、十分すぎるほどで】

【ひょっとすれば、攻撃した貴女にも爆風によるダメージが来るかもしれない】
【一方の彼と言えば、右手で弾いた瞬間に、身体を右手で庇った】
【この辺りは慣れたものなのだろう、能力での戦い方も慣れているといえる】

【爆煙に塗れつつ、後方へと飛ばされた彼は、鉄格子をかかとで踏んで、踏みしめる】
【右手で額の汗を拭うだろう、その交錯ですら、ギリギリであったのだから】
【――――目の前の貴女の強さに、舌先が乾く味がした】
【けれども、彼には、その味すらも強い刺激にも思えた】
【��爆弾狂�≠フレッテルは、そのワイシャツにくるまれた背骨へと張り付いて】
【その下の薄い肉へと染み込んで、太い頭蓋骨に直接塗られた皮膚をも侵す】
【ただひたすらに、彼という存在が――――他者を爆殺 することに特化したというだけのこと】

【貴女の存在を確認して、薄く笑みの色を歪める、そして、一つ呼吸のような言葉を紡ぐ】
【口から吐き出す息の匂いは、貴女にとってはきっと不愉快なものであろう】
【長年の喫煙と飲酒によって育まれた口臭は、他人という存在を敬遠させるものだから】

【だからこそ――――彼という存在を受け入れる��D.R.U.G.S.�≠ニいう組織と、その傘下の人々を彼は嬉しく思うのだ】
【��ビスク・フランコ�#゙の唯一にして無二の親友が、此処へ来ているというのであれば】
【彼はまた、その身を賭して、その友情を果たそうと、苦心するのだろう】

【たとえソレが、他者の死であった、としても――――】
【意味を成さないぐらいには、彼はどこかもう、狂ってしまっていた】
【故に、彼の冠詞には常に��狂�≠フ一文字が被されているのだ】
258 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)2013/03/31(日) 00:09:11.65 ID:fL/hbRU80
>>251

【鍔迫り合いは、一瞬。そして、小太刀が、弾かれたッ】
【不意打ち重視の一撃故、力が十全に乗っていなかった事こそが要因! 或いは霧崎の意思力か!?】

【そして、肩! 女と男とは言え、隙を突かれた機関の狗が負けた!!】

ぐおォッ……!!? 『出来る』ッ!

【数m程吹き飛び、ザザッ、と踏みとどまる。口元から血が一筋。】
【そして、銀の瞳は細まるッ! 睨んでいるッ! そして、この戦いに、歪に悦んでいるッ!!】

【そしてーーそいつは、じり、と数歩後ろに下がった。】
【刹那! 爆炎ッ! その両脚が、爆炎に包まれるッッ!! まるで灼熱地獄のブーツのようにッ!?】

……故に、価値がある。
罪神スペルビオに預けられし、この『創炎の宝玉』の欠片を試してやろう。

【そう、『宝玉』の力ッ!! 言わば切り札か、或いは……!?】

光栄に思えッッ!! 薬売りの下賤なチンピラの飼い犬に飼われる、愚かな雌犬めがァァァッッ!!

【口汚い罵倒と共に、脚を高速で振るうッ! 伴って放たれるは、数枚の業火の手裏剣! 狙いは霧崎の全体! 満遍なく焼き切る攻撃だッッ】

【だが、扱い慣れぬ攻撃! 故に、精度も速度も並か、それ以下!】
【対処は寧ろ容易い! 気を付けるべくはその熱! 火傷!】
259 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 00:11:38.61 ID:+QKa4QKlo
>>252

【ゆらゆらとくゆる煙は仄甘い香りがして。彼女のつける香水と混じって、空気に滲むように混じる】
【蛇の眼光を受けながらも、SlangEyesはほんのりと笑みを浮かべるばかりで恐れる様子は無かった】

あら、迷子かしら。ちゃんと帰らないとママが心配するわよ?
それとも下々の者にお名前を売るのがお望み?

【くすりと声帯を震わせて笑う声は、まるで小さな子をあやすようでありながら】
【その言葉をしかと受け止め、果たして相手が何者かを知ってでもいるように自身を対等以下と認めるような言葉を吐く】
【女性は現時点両手に何も持たず、右手の指がそっと葉巻を挟み込むばかり】
【煌めく金属の光も剣や銃などではなく、今や意味を成さない左手薬指のPtRだけだ】

パーティに顔を出すほど、“作法”が出来ているわけじゃないもの
そこまで知っていて出向かないって事は、貴方もああいうのが世に出て嬉しいクチかしら

【おそらく相手より低いだろう目線は、後頭部を引いて己の位置を高く誇示し】
【組んだ腕は何も持たずおそらく危険が迫ってもすぐには対処出来ないだろうに、その場から動く事は無い】
【ただ、相手を値踏みするようにじっと目を合わせたまま小首を傾げた】


/ちょいと気付くのが遅れましたが、こちらにー
/あと割とどうでもいいことなんですが前レスの煙管を葉巻に脳内変換しといてください……orz
260 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 00:15:58.82 ID:o4bF4QAL0
【寂れた教会――――人が訪れる事の無さそうな外装であっても、中からはよく澄んだ詠唱の紡ぎが聞こえて】
【静寂に包まれるこの一体に流れるそのアリアは何処か神聖的な物とも聞こえるだろうか】
【――――もし、辺りを通りかかった者が居るならば其れはきっと興味を惹くような物で】


「――――――」

【古い扉を開けたならば、銀の髪を持つ修道女が未だ詠唱を続けていて】
【訪問者の存在に気付いたのは、それから少し後の事――――或いは、声を掛けられたその瞬間】
【紡ぐ声を止めれば、銀の双眸が向けられる事か】


「すみません、少し気が緩んでいた様です
それで……ええっと……」

【月は、修道女から見れば丁度扉の位置。目を細めれば、相手の姿を認識出来ずに】
【――――どなたでしょうか?そんな言葉の代わりに、小首を傾げて】
【何かご用でしょうか――――なんて言葉が紡がれるのだろう】
261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 00:19:42.49 ID:w/1xndvr0
>>256

…………ッ
(違う……やっぱり違う。ちゃんと先を見据えてる…………他の面々とは、全く……違う……!)

【理路整然としたネロの言葉。それに少女は、微かな焦りの様なものまで感じた】
【この威風堂々とした立ち振る舞いに、しっかりと戦場の空気を嗅ぎ分けている、経験によると思われるある種の感覚】
【――――もう疑うまでもない。この獣人は強敵だ】

ッ、早い!!
(まるで…………なんて、余計な事を考えている場合じゃ…………!)

【回避する姿を捉える事は出来た。そこから接近に至るシーケンスも、把握する事は出来る】
【だが、その1つ1つの動作が、予想以上に早い。全くの迷いなく、最短のルートを選択している】
【その様を見て、少女はふと古い知り合いの姿を思い出したが、そんな追憶に耽っている余裕は無かった】

(……カウンターに大事なのはスピードじゃない。タイミング…………!)

【そうして接近してくるネロに、少女はカウンターの一撃をかます事を画策する】
【まだ、右腕が身体に残っている。そして、この『ギガンテス・フォース』ならば、腕一本は値千金だ】
【接近する相手に合わせる様に放てば、距離も打ち所も関係無い。接近してきた相手の運動エネルギーを、そのままダメージに転化できる】
【咄嗟にぐっと右腕を引く少女。そして、最高のタイミングで拳を放とうとして――――】

う――――わぁ……ッ!?

【相手は、正面から打つ事をせず、更に左へと回り込む】
【考えてみれば、迎撃の手段の無い左側へと回り込むのは、十分に考えられる可能性だった】
【ハッと狙いに気づくと、少女は咄嗟に腕を放つのではなく、ぐるりと振り回す。回り込む事が狙いなのならば、その一帯を払ってしまった方が良いと考えたのだ】
【――――だが、ネロの狙いは死角からの打撃ですら無くて】

【身体の重心を狂わされ、その場で大きくよろける少女】
【重いその身体は、ちょっとの事では揺らがないバランスを保っていたが――――それでも、その足元を崩されると容易に崩れてしまう】
【狙い通り、少女の巨躯と化したその身体は、床を一部凹ませながらその場に倒れ込んで】
【だが――――直前、巻き込みを狙う形で振るわれた右腕が、ネロを払っている可能性もある】

【――――外した左腕は、光を放ってその場から消えると、瞬時に少女の本来あるべき場所へと、戻ってきていた】
262 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 00:27:49.43 ID:+jexuiTxo
>>254

フン……これから独房で孤独に過ごす身だ、今のうちに口を動かしておけ
―――お互い『思い込み』には気をつけるべきだな……

【冷たい言葉の後、僅かな微笑と共に残すは意味深な台詞。足にダメージを受けたと言う事は、機動力を大きく削いだに等しい―――】
【……という道理は彼の場合には通用しない。先程の左足の動きや走法に見えたように、地面蹴ると言う動きが少なく静かなのだ】
【―――筋力に頼らない動き、其れが唯刃流の基本。全く被害が無いという訳ではないが、機動力に関する不安は其処まででは無かった】

―――チッ、何度見ても厄介で便利な能力だ……
何故貴様のような外道にその様な能力が与えられたのだろうかが不思議だな
(まだ「御代櫻」の効果は出ない、か。 ……そろそろ少し影響が見えてきても良いが)

【斬撃を防ぐファルカタに舌打ちをしながらも、直ぐ様次の攻撃に身体を動かす】
【攻撃は最大の防御と言わんばかりに更に足を進めるが、ファルカタで稼がれた時間により銃を向けられることを許し、至近距離から弾丸が襲う】
【流石にこの距離で弾丸を正確に刀身で弾くには―――人間の限界を越えた反射神経と動体視力が必要だ】
【能力者ならば「能力」で回避できるかもしれないが、彼が持つは刀一本と唯刃流の「武」のみ。その彼が取った選択は―――】

―――ッグ……!! 〜〜〜〜ッッ!!!

【―――左腕で受ける。胸部付近に固まっていた狙いを見て、胸部を護る盾として左腕を差し出したのだ】
【2発とも、左腕を直撃し―――意識を奪いかねないほどの痺れと痛みが襲い掛かる。しかし代償を受けた分だけ返すと言わんばかりに―――】
【右手に握られた御代櫻が唸る。―――繰り出された突きの狙いは銃そのもの。今まで腹部に集中させておいて、ここぞと言う時に真の狙いに牙を立てた】

【先程の腹部狙いの第2の理由は、御代櫻の効果を浸透させる為。斬った相手の異能(魔力・能力)を微々ながら一定時間だけ弱める能力を秘めた妖刀……!!】
263 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/31(日) 00:27:54.02 ID:apag/9oAO
>>255

【――さて、“優雅な朝”に“自然の音色”は往々にしてツキモノだろう】
【それは例えば、木の葉の擦れる音であったり、風のささめきであったり】
【これだと限るモノではなかろうが、次第に聞こえてくるその「声」は、】
【もしかしたら、そんなチグハグな光景にお似合いだったかもしれない】



【  ……――……ちち、ち、 ちゅん】

【朝を堪能する男の耳に入るだろうモノは、“小鳥の囀り”――だろうか】
【チュンチュンと可愛らしい鳴き声は、しかしこの時間帯には似つかわしくない】
【更に羽ばたきの音なんかも混じり始めて、いよいよ“奇妙”と言うべきか】


 ……『自由』とは、何か――――


【中性的な掠れた声。聞こえてきたのは、路地裏の奥から】
【ざりざりと次第に近付いてくるのは、果たして一体何者か】


 ――――誰の束縛も受けないことだと、わたしは思うねェ。


【自由について述べながら、その顔に薄ら笑いを浮かべて、現れる人影】
【黒い着流し、草履、紅い瞳に無彩色の尼削の髪、女性的な顔立ち】


【――――……なんとなく、“雀”と同じ気配の、人間だった】
264 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/31(日) 00:33:26.17 ID:9PK45cWl0
>>259

【相手の返答に満足げに笑みを深めながらうっすらと金色の蛇の瞳を覗かせ女王を見つめる。】
【敵意などが含まれている訳ではないが、どこか気色の悪い不気味な気配が辺りに漂い始める―――。】

残念ながら私は天涯孤独の身でして………愛すべきママンも存在しないんですよ―――。
名前を売るってのもまあ目的の一つではあるんですが………それよりもいくつか興味がある事がありまして。

貴女達の��組織�≠フ事について、ね。

【うっすらと笑みを口元に貼り付けたまま相手との距離も詰める事無く路地裏の闇から半身のみを出すようにして相手と相対する】
【この青年も特に装備などは見られない、さらに随分と細身だ―――近接戦闘も得意なようにはとても見えないが、さて―――。】
【相手の問いかけにゆったりと丁寧に頭を下げながら答える………。】

成程………ですが今宵の宴は��派手�≠ネようでそれほど作法にはこだわらないそうですよ?
そうですねぇ―――私はあまり闘いが得意ではないので銃弾飛び交う戦場は恐くていけませんよ………フフ。
ただ出てくる��大罪人�≠ニやらには少し興味がありますがね………。

ああっと―――申し遅れました、私��レギン�≠ニ申します………カノッサ機関のしがない一員です。

【そして自らの名を明かす―――さて女性は近頃夜の国を賑わすこの��名�≠ノ聞き覚えがあるだろうか】
【とはいえ聞き覚えがあるにせよないにせよ、��カノッサ機関�≠ニ��D.R.U.G.S.�≠ヘ敵対関係にある筈だが………。】
【この男もそれを理解した上で接触してきたのだろうか。】
265 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 00:35:34.86 ID:cFaJGddVo
>>258

【刀を放り投げる程の気合と覇気によって、筋力体力体重ともに劣るコチラが打ち勝った】
【勢いは止まらない、タバコのフィルターを噛み切るほどの気合を持ってして】
【相手の首を打ち取ることだけを考えた、突貫を全力でぶつけて相手を弾き飛ばした】

……ハッ!……ハッ!!…ハァ……ハァ……

【こちらもベチャリとその場に倒れこむ、熱いな 熱い 全身が熱い】
【息苦しい中、フラフラと跪くような姿勢で起き上がって相手を睨む いや、目つき悪いのは元々だ】
【彼奴が何か使ったらしい 罪神スペ…なんだ?良う分からん そうえんのなんとか?字も分からん】
【同じカノッサならこの間の人のほうが良かったよ畜生 喋らない剣士ってのは一番やりやすいんだ こっちは…】

【嘆いても仕方ない、私は下賎な飼い犬の飼い犬のクソッタレ雌犬なんだから】
【アイツに噛み付いてやらんと 餌が出ない】

【相手の放った数枚の同時攻撃の手裏剣に対して 彼女は手元にある刀を一本右手に、一本左手に握る】
【二刀流は男性でも力を乗せれないため、実戦向きではないとされているが 手裏剣を弾くぐらいなら問題はなかろう】
【彼女は正面に跳び出して、身をよじって半身の姿勢で飛びかかる手裏剣に対してバツの時に切り裂いた】

【お気づきだろうか 彼女は刀を2本持って来たのだが一本放り投げている】
【そしてお気づきだろうか 辺り一面に壁に、床に、天井に瓦礫に死体に突き刺さった刀剣たちが】
【いつ現れたか なぜ現れたか そんなことは知る必要はない ただ、彼女はそれらから刀を手に入れたのだ】

【尤も貴方がそれに触れようとしても幻影のように触れることもなく移動に邪魔になることはない】

【しかし、刀が手裏剣を弾いた時、それらの刀剣たちはけたたましく金属音を共鳴させて甲高い唸りを上げた】
【耳を覆いたくなるような甲高い戦場で斬り殺される断末魔のような無慈悲な悲鳴のような………】
266 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 00:42:37.38 ID:BVl9hwpho
>>261
【体の小さい者が、遥かに大きな者を相手にする時ーーー狙うべくは、足元である】
【目線が高ければ高い程に足元は見えにくくなり、体が大きければ大きい程に、転倒ダメージは大きい】
【正に��搦手�=[ーーしたたかに、狡猾に、無理をせずに相手を崩す】

…ふむ

【少女が倒れた後、そこにいたネロは少しだけ位置がズレているーーーいや、押し出されていた】
【少女がせめてもの反撃に振るった右腕ーーーそれを防御で受けた、にも関わらず押し出されたという事は、その巨腕の威力が知れる】
【腕を交差するようにして、前に出した左手の掌ーーー正しくこれで、防御したのだが】

…余り時間はかけられません、悪いですが素早く決めさせて頂きます

【九節棍を引き寄せ、再び棒に纏めると、左手に棒を持ち替えながら倒れた少女へ接近】
【右側頭部側から少女の頭へ近寄り、成功したなら、右掌を少女の頭に、上から地面に押し付けるように落とすだろう】

ーーー…��阿冥掌�=[ーーッ!

【叩き付ける掌低の勢いも宛ら、掌からインパクトの瞬間、氣功による衝撃の爆発が起こるッ!】
【本来は吹き飛ばし重視の技、しかし、地面に頭を挟まれたこの状態なら、逃げるべき衝撃は全てその場に集まってしまうッ!】
267 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 00:50:18.36 ID:hv8e8wzEo
>>263

【────“チュン”?。始めに反応を見せたのは彼の方でウトウトとしていた雀の方だった】
【首を傾げ、つんつんと彼の首を突っついて訪問者が来た事を知らせるが。彼は動かなかった】

【我関せずと。意固地になった様にお茶を飲み続ける】

【“飲み干す”まで、反応したら負け。こんな場所に作ってしまうほど求めた至福の時間には変なルールが彼の中で出来ていた】
【カツン、と口付けていたカップを離したのは現れた人影が、ひと通りの言葉を言い放った後だった】

【ようやく彼はようやく口を開け、つぶやく様に言った】


…………どうでしょう。…………“束縛”が無かったとしても。


【ゆっくりと、その鋭い視線をコップから人物に対してゆっくりと移す。睨んでいる訳ではない。元々、そういう顔なのだ】


──己の≪ 欲望 ≫を実現させる 力 が無ければ。
例え“誰にも”束縛されなかったとしても、無力が自分を縛るならば。


【ニヤリと、不敵な表情で微笑み】


──何の意味も無いでしょう。


【妙に勝ち誇ったキメ顔で反論して見せる。『へへ、私は、自分の力で作った好きな場所で好きなお茶を飲み干して見せたぞ!』という事だ】
【そしてようやく、その人物の格好、顔立ち。──そして、“気配”を認識するや。ンん?という怪訝な表情で軽く前のめりになって覗き込むようにしてくる】
268 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 00:50:37.05 ID:+QKa4QKlo
>>264

【古びた煉瓦の壁に背をついて微かに身をよじる様子は、誘惑にも似て】
【けれども相手はそれに鼻の下を伸ばすような単純な頭の持ち主では決して無い、分かっていて】
【あくまでリラックスするかのように、“女”としての仕草を取る】

だったら商売女の乳首にでも噛みついてる事ね。アラごめんなさい、私あまり口の綺麗な方じゃないの
一体何が知りたいのかしら、聡明な方の考えなんて私には想像もつかないわ

【決して西洋人のように厚く官能的では無い唇をそっと指で押さえ、まるでうっかり口をついて言葉が出たように肩を竦める】
【さて、誰が聞こうと聞くまいと。こちらから言質を取られるような言い方はせず、相手からははっきりとした言葉を貰うように】
【とぼけたように組んだ脚を解き、一歩相手の方へと踏み出す】

“そうでしょう”ね。液晶の向こうの有名人がこんな小汚い路地に平然と出歩くだなんて、驚きだわ
目立つのは嫌いではないけど、あんまり大勢が根城を空けても下手な考え起こす奴が出ちゃ困るもの
ねえ六罪王さん、まさかネズミ一匹の首を取りに来たわけじゃないでしょう。何を聞きだそうって言うのかしら

【あれだけ大々的に公表すれば、耳に届かぬはずもない。ましてその通り、敵対組織であるならば】
【しかしながら組織に絶対の忠を誓っていれば、かつての同胞を彼女も迎えに行っていただろう】
【決して騎士では無く、聖職者でも無く。行動原理に石部金吉な絶対性は無い】
【じゃれ合うように、葱の花の周りを飛ぶ蛍のように。ピンヒールがこつこつと砂っぽい地面を踏み躙る】
269 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/31(日) 00:54:33.25 ID:TV69ME4m0
>>257

……自覚はしてるわ。だからこそ……一人で背負いたいのよ。
重荷を背負わせるのは得意じゃない――――

【――――――― 秘めたままの、“負う”側でいたいと言う “約束”、】

それに、“約束” の相手は貴方じゃない。

私には、貴方は “約束に遅らせるもの”―――……
たとえ敵対者しか殺さなかったのだとしても、その意味は欠片も変わらない……!

【先ず向けるのは小さく微笑うような声と口元、】
【けれども瞳に宿す戦意は言葉通り鈍ることなく、初撃を、彼に向けて振り切らせ―――――】
【――――― 直後に出現した金属の匙が、その橡色に驚愕を映し、】

 ……ッ……くっ……!

【神速の判断と挙動から迎撃を図るも、なお早く発動した “力” が空間に炸裂――――】
【身を叩く爆轟が僅かに呼気を吐き出させ、奔る痛みが表情を歪ませたが、それでも少女は停まらない。
 衝撃を受け流す様な跳躍を以て瞬時に離脱を図り、3m程先へと、自分から見て右に着地すると、】


……、――――――――。

【疾走――――― 爆風を逃れ、おそらく自分よりは受けた被害の少ないであろう彼に再び迫るだろう】
【同時に両手で、大きく右腕側に構える太刀、】
【その準備動作から最後に踏み込むと、前方を横一文字に、広範囲に切り裂く一撃を右から左へと放とうとする】

【大振りだが破壊力は折り紙つきだった。彼の胴の中央あたりを深く捉えんと、鋩が鉄格子に触れるか触れないか、
 その絶妙さで間合いを調整していなかったのなら、軌道上の総てを鉄格子ごと斬りさきかねない程に。】

【だが攻撃後に晒す隙は相応に大きく、其れは彼にも予測できるだろうか。床面近くならば攻撃は当たらず、】
【或いは、それは、まるで反撃を誘い込んでいる様でもあって―――――】
270 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 00:56:44.38 ID:w/1xndvr0
>>266

(当たった…………感触はあった――――――――ッ!?
……そんな、あんな一撃を受けてまで…………!?)

【倒れるさなか、無我夢中で振り回した腕に、確かな手ごたえはあった】
【しかし――――その衝撃を受け止め、大したダメージを受けていない様子の相手に、少女に焦りが生まれる】
【今のままでは、一方的な攻撃を許すだけである。こうした技能を駆使する相手では、『ギガンテス・フォース』の様なパワー一辺倒の形態は向かない】

――――『セイバー・フォース』!!

【ともあれ、この機動力の悪い形態のままでいるのは、この場では悪手となる】
【咄嗟に少女は魔力を行使し、再び閃光と共に、その身を変じさせる】

【黒い身体に幾筋かの光線のラインが入った、細く歪んだ人型】
【右手は肘から先が光の剣となり、左手は肥大・硬質化し、爪のついた盾の様な形になる】
【何らかの機械の様な頭部には、ラベンダー色の髪が、束ねられたように幾筋かに分かれ、風もなくはためいている】

【成人男性ほどの体格に縮むが、明らかに先ほどよりも動ける姿が、そこに横たわっていた】
【そのすぐ後だった――――ネロが掌を向けてきたのは】

――――――――ッッッ!!

【咄嗟に少女は、盾と化した左腕を、自分とネロの間に挟み込み、受けに回る】
【同時に、思いきり身体を捻り込んだ――――真上からの抑えは不味いと、咄嗟に判断したのだ】
【――――それが、相手の意図を正確に拾い上げた結果とはいかなかったが、思いがけず、功を奏する事になる】

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ――――――――うぉおおおおおッッ!!

【身体を捻り込んだ結果、縦にぶつけられるはずの衝撃が、横へと流れて、逃げ道を作った】
【その流れによって、少女はその場から吹き飛ばされる。頭部に向かった衝撃のダメージを分散させて、その場から飛び出したのだ】
【とは言え、そのままではどちらにせよ壁にぶつけられるだけなのだが――――少女の動きは『戦士』と言うだけはあるものだった】

【――――壁にぶつかる瞬間、少女は身を捻って足から壁に向かうと、逆にその壁を蹴りだして、再度ネロへと加速したのだ】
【そして同時に、光の剣となった右腕を、真っすぐに突き出して刺突を狙う】
【剣を使った立ち回りに、バランスの取れた人型に近い形――――先ほどの『ギガンテス・フォース』では不可能だった、俊敏な動きだった】
【剛腕と頑健な装甲が犠牲になったのは事実だが、より素直な剣士としての特性を獲得するに至ったと、そう評価できるだろう】
271 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)2013/03/31(日) 01:01:11.49 ID:fL/hbRU80
>>265

【弾かれた手裏剣! そして甲高い不快音! これには男も顔を顰め、注意深く辺りを見渡す!】
【剣! 剣! 刀剣ッッ!! これは最早以上過ぎる! 考えられるのは異能!】

刀剣を生み出す異能……そして、この共鳴音ッッ! その身のこなしッッ! 貴様もまた厄介な敵対能力者よ。

【油断なく小太刀を構え、女の動向を睨み、監視する。】
【この男に強大な異能は無い。有るのは鍛え上げられた肉体と技術、そして与えられた兵装!】

【故に、フル活用するのは必然だ!】

だがッッ……小煩い蝿の喚きめいた怪音波如きでこの俺を、月世界騎士をどうこう出来るとでも思うたか、こォの雌犬めがァァァァァッッッ!!!!

【跳躍ッッ! 空間に灼熱の軌跡を残しての、驚異的な跳躍ッッッッ!!! 宝玉と肉体の併せ技ッ!!】
【そして空中で『制止』ッ……!? おお見よ、脚の爆炎がまるでジェット噴射のように、空中での動きをサポート! なんたる使いこなし!】

カノッサ機関ナンバーズの圧倒的真髄を知り我らとの組織的敵対という絶対的暗黒事実にあの世で改めて震え上がるがよいわァッッ!!

ーーーー[ピーーー]ェいァァァ!!

【そして、爆炎噴射による滞空から、空中よりの強襲!】
【然し其れは『突撃』を意味しない! 男は空中で、小太刀の先端を霧崎に向けて静止したままだッッ!】

これぞ我が力ッッ! 月光咆……圧縮・照射ァァァッッッッ!!

【その業は『砲撃』ッ! どういう理屈か小太刀に溜め込んだ月光の魔翌力を、圧縮レーザーとして照射!】
【破壊そのものの月光光線が、エントランスを薙ぎ払うッッ! 当然狙いは霧崎だァァァッッ!!】

【速く、強力極まりない……此れが必殺級の一撃に相違無いッ! 故に凌げば光明も見えるッ!】
【だが、凌げなければ……!! 幸い、レーザーは圧縮によりやや細いッ! 回避は十分に可能!】
272 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/31(日) 01:03:41.96 ID:qH+jerh4o
>>262

【瑛月の言葉に眉を潜めつつ――ビスク・フランコはこの日初めて、沈黙した】
【それは刀の効力が僅かずつファルカタを押さえる力を弱めていたのに気付いたからかもしれないし】
【自身と比べて圧倒的な技量を誇る相手の、らしくない意味深な言葉に疑念を抱いたからかもしれない】

【だがそれでも、銃弾は侍の腕を捉えた。足に引き続き二箇所目、形だけなら軽傷の自分より余程重い】
【しかし、だ。尚も諦めもせず一撃を――しかもその突きが今まで違って、ビスク自身を狙ってものではなかったせいか】
【モーゼル拳銃は銃口から真っ二つに。そして発射機構も切り抜けてマフィアの右手、その親指と人差指の間まで裂いた】
【赤い飛沫が舞う。その折、ファルカタを押さえるはずだったサイコキネシスが弱まるのを感じ、また主武器の破損を素直に悟ったビスクは――】

あァ、なんとも厄介なモノを持ってるじゃないか、ナカムラ……!
お陰で自慢のモーゼルが台無しだ。また骨董品市場に行かないとな?

……まあ、しかしだ。私も銃一丁と能力だけで生きてきたわけではないのだよ��瑛月君��
武装はモーゼルに、M500……前にキミらから逃れるときに使ったアレだが、ヒトには使わない。
そしてもう一つというのがかのファルカタ……そして、誰もそれが一本モノであるとは言っていないな?

【――サイコキネシスの弱まりによって落ちかけた一本を左手で拾いつつ、ほんの2mほど距離を取った】
【それから怪我をした右手をスーツに潜り込ませれば、取り出すのは更なる一本――つまり、ファルカタの二刀流】
【右の柄には血が滲むが持てないわけではない。痛みからか言葉数は減って、口元も笑みではなくなっているが――この武装、冗談でのものではないのだろう。】
273 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[!蒼_res]:2013/03/31(日) 01:08:14.84 ID:V2CeCwJNo
>>269

【肌を焼くヒリヒリとした殺気の感触、皮一枚ですり抜けた生の実感が肌を包み込むように】
【喉が渇いた、それはまるで、汗一つ許されない砂漠が如く】
【塀の中で過ごした10年を貴女はその刃一つで過去のモノへと陥れるのだろう】

【末恐ろしいガキだな、彼がそう思うのも無理は無かった】
【これだけの力を、それだけの力を、己が信念を持って振るう事ができるのだから】
【誰にも属せず、誰にも組みせず、誰にも屈しない、その力は将来きっと、凄まじい障害となりうるのだから】

【じんわりと掌に滲む汗の形、情けねぇな、なんて思いつつ掌を握り締めてその形を乱す】
【残り少ない髪の毛が素肌を揺らしたならば、もう一度かきあげて、揺れる柔らかな髪質を研ぐ】
【鉄格子を背に立ちながらも、その冷たさを、どこか嬉しく思えるほどには――――】

【燕が一陣空を駆けた跡――――貴女の一閃の軌跡が、色濃く脳裏に焼きついた】
【爆発で生じた煙を切り裂いても尚、そこに強い熱量を感じるほどに、その速度、威力、共に恐ろしいものであったから】
【吹き上がる黄金と、それを宿す白銀と、それを握る少女が、とても可憐に咲き誇るみたいで】


……腕だけじゃなく口も達者ときたか、それでその美貌だ、羨ましいもんだ
だけどなお嬢さん、アンタは敵対する相手を間違ってるって言っても良い
素晴らしい力も、聡明な頭脳も、美しい顔も――――

��D.R.U.G.S.�≠フ前じゃ、全部無価値になっちまうんだからな


【再び溶ける視界の中の貴女、耄碌した視界では、その動きの残光すらも辿れなくて】
【ただ貴女の可憐な花のような残香を辿る事で、その結果だけを見届けることができるほどに】
【煌く一陣のほうき星が、その尾をすぅーと視界の中のキャンパスに描いたならば】

【その奥に刻まれたであろう、貴女の奥底を、感じられるぐらいには】

【吹き上がる爆破の音、彼の背中がグラリと揺れる】
【彼の背中の鉄格子を爆破したのだ、彼を支える支えが無くなったと言っても良い】
【体重を後方にかけたなら、背中から彼の身体が倒れていく――――】

【だが爆風の中に背中から突っ込むのだ、その速度は予想外に遅く】
【腹部を狙った貴女の凄まじい威力の一閃――――直撃はせずとも、薄皮といくらかの腹部の肉を抉ったなら】
【降りしきる黒に近い汚い血液が、貴女の視界へと映りこむだろうか】


っ……がっ……!!ったぁ……なんつー威力だよ……!!
だがな、やりすぎだよ……!子供の戯れは、大人を怒らせちゃお仕舞いなんだよ――――!!
��Breaking Benjamin�=I!!


【貴女の眼前へと飛び散るであろう彼の血液――――ソレが爆発するだろう】
【直撃したなら、皮膚を破り、肉を巻き込み、骨を砕くほど、それだけの威力の爆発だ】
【視界の先に映るであろうは、彼の苦悶の表情、ワイシャツの腹部が破け、痛々しい傷跡を覗かせて】

【そのまま彼は背中から鉄格子の中の部屋に倒れこみ、かはっと息を吐いて】
【左手をついて、体勢を整えたなら、一歩後ろへと下がって、再び立ち上がろうとするのだろう――――】

【貴女の視界の先、弾ける鮮血の色は、まるで無花果が地面へと落ちたかのように】
【威力もさることながら、爆発が起きたのが、貴女の顔の近く、というのがある】
【直撃したなら、その可憐な顔すらも、巻き込んでしまうかもしれない】

【――――彼の狙いは、ソレを恐れ、貴女が腕で庇う行動を取る事だ】
【少なくとも攻撃の手段を奪う、それだけの狙いはあって】
【だがしかし、回避の手段も貴女の腕前ならば十分にあるだろうか】
274 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/31(日) 01:14:58.43 ID:9PK45cWl0
>>268

【誘惑するような仕草を取る相手に対しても決して目を離さぬように一度眼鏡の位置を整えてから顔を上げる】
【それは相手の誘惑に杭付けになっているのか、それとも逆に警戒の表れか―――はたまた相手の度量を測っているのか】
【かちゃり、月光の反射したレンズが上下する。】

いえいえお気になさらず―――私も実は��口汚い�≠フで、フフ。
いえね、実は私貴女達の組織についてあまり詳しくなくて………複数の組織が集まって出来ているのは知っているのですが
人の事は言えませんがそれでよく��組織�≠ニしての形式を保っているモノだと感心してしまいまして。

それとも―――裏では腹の探り合いをしているのでしょうかね………ヤクザ者らしく利己的に。
それに………どうやってカノッサの中枢まで入り込むような事も出来たのか………なんてことも気になるんですが貴女は知ってます?

【口元に笑みを浮かべたままつらつらと言葉を連ねていく―――どうやらこの男は一般人でも知っているような表面上の情報しか持ちえないようだ】
【それともそう��装っている�≠セけか………真意は読めない。】
【相手が一歩踏み出しても、こちらは闇の中から姿を現そうとしない………まるで半身が闇に溶けているかのように】

おやおやご存知でしたか………いやぁ有名人になるのも考え物ですね、やはり裏方で動いていた方がやりやすい。
まぁ私は自分の脚で動いて情報を集めるのが趣味なのでそこはお気遣いなく………久しぶりに��本調子�≠ノなったばかりですし。

ネズミだなんてとんでもない―――先ほど部下に指示を出していたようですし貴女だってそれなりの立ち位置では?
まぁそれは置いておいて………先ほどの質問に加えてもう一つ。

組織ではなく貴女自身は��カノッサ機関�≠ノ対してどのようにお考えで?ああ、眼中になければ流して頂いて結構ですよ。

【相手の女性が組織に対しての忠誠がそれほど高くない事は先ほどのやりとりで理解していたのか】
【するすると絡み付く蛇のような言動で相手に対して質問を投げかける―――これから先の行動を決定する��要因�≠ニなりえる質問を】
275 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 01:24:01.34 ID:BVl9hwpho
>>270
ーーーニャ、にぃッ!?

【頭部への攻撃ーーーそれは、ダメージが大きい為というよりも、��勝負を素早く決める為�≠ノ理由がある】
【頭部、つまり脳に衝撃が行けば軽度の意識障害を引き起こすーーー所謂気絶を起こし、ノックアウトする、そうすれば、生物ならば早々復帰はできまい】
【気絶による素早い戦闘終了狙いーーー頭部を狙ったのはこの為だ】

【だが、少女の体に変化が起こるーーー最早攻撃は中断出来ぬ、このタイミングで】
【黒く、光る異形の体ーーー体躯は縮んだが、寧ろ今までの欠点が消えたような形】

(変化能力ッ!ーーー)

【氣功の爆発で少女を吹き飛ばしながら素早く情報を整理、異形に変化する能力を有している、と判断した】
【だとすればーーー今のを見るに、少女はいくつかの状況に合わせた変化が出来るのだろう、これはーーー】

(…まずいですねーーー)

【非常に由々しき自体だ、いくつ変化があるかはわからないが、対応方法を状況により変える必要が出て来る】
【それ程の余裕は無い、『せめて首領がいたら』と、考えたーーー自分の他人任せな考えを、振りほどいて】

【新たな変化は、先程までと比べてやはり俊敏ーーー今までが今までな為に余計に早く見える】
【身を捩らせないように注意すべきだった、と今思うも後の祭り、ダーツの様に風を裂き真っ直ぐ飛んで来る相手に対応しなくてはならない】

【棒で受け止めるーーー?��片手�≠ナは、無理だ】
【ならば右手に氣を集中させーーー下手をすれば、��右手まで�℃gえなくなる】

ーーーくぅッ!

【結果、防御は愚策ーーーッ!ならば回避するしかないッ!】
【右に跳んで躱す、ギリギリのタイミングだッ!左の脇腹に剣が掠り、血飛沫が舞うッ!】

【だがしかし、躱しきったーーー少女の動きを見失わないよう、体を少女に向ける様に捻りながら、着地して右手に棒を持ち変える】
【ーーー防御に有した左手の痺れ、未だ癒えずッ!】
276 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 01:28:36.29 ID:cFaJGddVo
>>271

………さっきから何いってんだか

【荒げる呼吸の中、クールな装いは未だに変わらず 睨む目は未だ変わらず】
【相手がこの共鳴する唸りで顔を顰めたのを見逃すわけがない】

【その饒舌に驕り高ぶった性格、その身体能力といい耳も立派でこちとら大助かりだ】
【手数が多いのは羨ましい限りだ、こっちは刀を振るうぐらいしか能がないから】
【おまけに宙まで飛んでいる、立派なバランス感覚だな三半規管も強化しているんだろうか】

【そろそろ、牢屋の爆弾魔のイカレも出てきてもいいだろうよ 目の前の男より中の彼奴に怒りを向ける】

【飛び上がる相手を見て その熱風で髪が揺れる 両耳の指示を受けるイヤホンが見え隠れする】

【彼女は両手に握った刀を振り上げて―――それを床に叩きつけて へし折った】
【手裏剣を弾いた程度じゃ比べ物にならないほどの怪音響音狂音凶音!!】
【耳の中を突き刺す、鼓膜を揺らして、相手の内耳を三半規管を揺らす!】

【不安定な空中でボロボロの吊り橋の上にいるように平衡感覚を急に揺らされたらどうなるだろうか?】

【彼女は相手の真下へと駈け出した 体勢を低くして滑り込んでいく】 
【そんな状況でレーザーを動く相手に狙いを定めることができるだろうか?】

【彼女はへし折れた刀を放り投げて、腰に残った本物の一本を抜き取って】
【それを、相手に向かって ギラギラと輝く直刀を投げつけた】
277 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 01:35:35.55 ID:+QKa4QKlo
>>274

一枚岩では無いなんて、当然のことでしょう。貴方がたカノッサもそうではないの?
そうね、内部で相性の悪い事もあるけれど、決してそれで成り立たないような衆愚でもないわ
ああ……私の部下は、きっと衆愚だろうけど。卑下する訳じゃ無く、誰にも拾ってもらえないような無知蒙昧の輩ばかり
でも決して、無能では無いわ

【何を不思議に思う事があろうかと言わんばかりに、挑発じみた問いへの答えはごくごく普通だ】
【ちょっとやそっとで瓦解するようであれば、今頃世に名は無いだろう。��D.R.U.G.S.�≠焉Aカノッサ機関も】
【次ぐ己の小組織については、一見、一聞すれば先からの応酬の様に建前程度の謙遜のようで】
【先からの微笑みでは隠せぬように、薄ら真直ぐに戻った目尻は、真剣味を帯びて】

そうやって方々で声を掛けているのかしら、意外と遊び人みたいね
……私がどう思っているか? 貴方がたを?

【相も変わらずからかい混じりではありながらも、真に迫った事を聞かれれば多少の思案を巡らせ】
【それでも沈黙は、一瞬か。ベールのように心根を隠す笑顔のままで】
【口を開いてそっと囁かれる言葉は、しかしきわめて現実的なものだ】

もしも私の利になる事があるのなら、敵方とはいえ是非ともお力添えいただきたいけれど
今の立場や部下に危険が及ぶほど食い込むつもりなら、まあすっぱり御破算だわね

【踏み出す足は、やがて月光を遮る高い壁の影から乗り出して】
【隠された相手の全身を視界の元に暴かんと、そっと歩み寄るか】
278 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/31(日) 01:36:02.37 ID:apag/9oAO
>>267

【そちらへ歩いてゆきながら、男の刃物にも似た鋭い視線をちらりと一瞥する】
【やって来る足取りは、顔立ちに似合わずやや粗暴。風情も何もあったもんじゃない】
【けれども、時折可愛らしい小鳥の囀りが、痕跡を残すようにそいつの後ろで響く】
【どうやらこの長閑なティー・タイムを、今すぐに壊すつもりは無さそうだった】

【そうしてテーブルの傍らに立つ頃には、茶を飲み終えた男の呟きが耳に入る】
【己の無力さに束縛されれば意味がない――そんな反論に鼻で笑って、こう返す】


 ハッ……そんな弱虫は話にならねえ
 要は強けりゃイイんだろ、強けりゃぁよ

【――――弱いヤツなんか論外だ、と】

【ニィィ、と歯を見せて目を細めながら嫌味ったらしく笑う着流しの人物】
【キメ顔というかドヤ顔というか、似たような表情をこちらも浮かべている】
【概ね「正直に言ってやったぜ! どうだ!」とでも思っているのだろう】

【さて何やら察した男が覗き込んできても、全くお構い無しな自由人のそいつ】
【ちらりと相手の姿を見遣る視線は、男に負けず劣らず睥睨にも似た鋭いモノだ】

……いや、そんなことはどうでもイイんだ

【……と、ここで唐突にばっさりである】
【本当にどうでもよさそうな表情であっさりと切り捨ててしまった】
【論戦を繰り広げる気はさらさら無いらしい。面倒にでもなったか】

【それからふと、おもむろに急須を手に取ろうとしつつ。】
【男に向けた視線が鋭さを増して、一言、二言、ぽつりと紡ぐ】

もしかしたら“久し振り”――に、なンのか……なァ?
ええーと、ミ……みる…………


……��ミルウスさん�≠謔、?


【そいつが必死に頭を捻って呼んだのは、所謂『コード・ネーム』――覚えているだろうか?】
【男の肩に乗る「雀」の持ち主が贈ったものだ、となればこの人物が誰かは想像に難くないハズだが――】
279 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 01:38:19.64 ID:+jexuiTxo
>>272

―――ッグ……!!
クソ……代償にしては……大き……過ぎるぞ……!!

【確かに彼に取って最も厳しい武器である「銃」の破壊には成功したが、此方の損失も尋常では無い】
【―――銃弾が2発直撃した結果、左腕は最早肩までしか上がらないのだ。用途があったとしても、また先程のような盾くらいしか無い程に】

【視界が揺らぐほどの痛みが追撃に動こうとする彼の動きを止め、結果間合いは開いてしまった】
【しかし銃を握られていた前とは違い、この開いた間合いが相手の間合いでは無いであろうことは非常に大きかった】

……フン、急に呼び方が変わったのは何だ、敬意でも示したつもッ……りか?
今回は銃を確りと「破壊」した……もう銃は使えまい。ファルカタが増えようとも、間合いの有利は変わらん……そして―――

……剣対剣で俺が負けるわけにはいか……ッグ……ないのだ……!!

【言葉の間に入った呻きがダメージの深刻さを示しながらも、男は確実に自分へと流れが傾いていると感じた】
【しかし、同時に一つでも選択を間違えれば待ち受けるモノは『死』。今にも倒れそうな程の痛みが、死の身近さを知らせていた】
【―――眼前の男の熟練は自分をも上回る程であり、何より自分にはない『能力』を持っており、加えて其れをフルに引き出す戦略を持ち合わせている】
【……前回は助けさえ来なければ、この男に殺されていたのだ。其れほどの猛者であり、そして倒さねばならない相手であった】

―――……唯刃流、青龍の構え……!!

【右手一本でしか刀を握れないのならば―――居合しかない。 元々右腕一本で振り切るこの技ならば、左腕の不利は被らない】
【一旦左腰に佩いた鞘に刀を仕舞い、鞘ごとやや前に出し、身体の中央で居合を構える。左手は鞘に添えるだけで、右手は無論柄に】

【―――構えと同時に、静かな殺気が広がった。冷然と、心を虚しくして機会を待っているその姿を見て相手はどう対応するのか―――】
280 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 01:42:32.64 ID:w/1xndvr0
>>275

(――――武器だけじゃない、あの衝撃波が……あの敵の能力なんだ……!)

【跳躍し、突進をしかけながら、少女は状況を整理する】
【先ほどの衝撃波は、明らかなネロの能力なのだろう。だからこそ、あの時自分を真上から抑えに回ったのだ】
【――――つまり、接近戦のみに注力するにあらず、相手を牽制する事も思いのままと言う事になる】
【さらに、近距離での立ち回りにおいても、あの衝撃波は動きの幅を広げる事が出来るだろう】

(……不味い、この人、本当に強い…………!)

【バランスが取れている。更に多方面の対応力を持っている――――少女は、相手の底の深さの一端を垣間見、思わず戦慄する】
【自分とは、まるで正反対だ――――己のスタンスを適宜切り替える自分と、同じスタンスで対応してのける相手との】

(――――避けた、っ……身のこなしが、やっぱり慣れてる……!
……不味い、『セイバー・フォース』に変化したのは、失敗だったみたい……!)

【状況を逆用しての一撃をすら、相手はしっかりと避けて見せた】
【そして、武器の取り回しと先ほどの衝撃波――――それを鑑みると、現在の自分とは差が歴然としている】
【剣と盾に特化している自分では、あの九節棍に対する対応が難しい。アレは打撃も拘束も、自由度が高い戦い方が出来る】
【剣の攻撃力、盾の防御力、そして足の機動力――――基礎を固めた形態である半面、それ以上の事は出来ないのだ】

(…………最後の姿…………使うしか、無いかな…………)

【今の姿で挑むには、危険な相手である。そして、先を見据えるならば――――変化する対象は決まっている】
【ましてや、短時間の間では3回の変身が限界だ。対処も、撤退も見据えて。少女は最後のカードを切る事を選ぶ】
【『セイバー・フォース』は、あの窮地を切り抜ける為だけに使ったと、そう考える事にした】

――――『サキュバス・フォース』!!

【となれば――――この場で真に立ち回りの幅を増やせる姿は、これ以外にない】
【事態がどう転んでも対処できるように――――三度、少女の体は閃光を発して姿を変える】

【背中にラベンダー色の翼膜をした、悪魔の様な翼が生えた事を除けば、素体そのままの姿だが】
【見に纏う魔力は質量を増大させており】
【翼からは、光の粒の様なものが燦々とこぼれている】

【先ほどの少女の様な姿に戻ったが、既にその姿は恐ろしい何かに見える様な印象を与えるだろう。それだけの立ち回りだった】

――――喰らえッ!

【跳躍を回避された事で、距離があった――――その距離こそ、この『サキュバス・フォース』にとっては好都合】
【両手に魔力を集中させると、それぞれにピンク色の光弾として、ネロへと発射する】
【先ほどまでの様々な一撃よりも、その破壊力には欠けるが、しかし魔力による攻撃、しかも射撃ともなれば、再び事情は変わってくるだろう】
【九節棍で打ち落とすなり、更なる回避なりも可能だろうが、命中は確実な痛手になるはずである】
281 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(大阪府)2013/03/31(日) 01:45:30.56 ID:fL/hbRU80
>>276

【回避、そして霧崎が行ったのは、能力をフル活用する事ッッ!】
【其れは男の三半規管に深刻なダメージを与え、失墜させて見せたッッ! 見事な立ち回り!!】
【当然レーザーは的を射ず、虚空を、戦場を奔るのみ!! 焼け跡は壮絶ッ! 此れを食らっていれば、間違いなくタダでは済まなかった……!】

【そして、其処に投げ込まれる刃は男に突き刺さったァァァッ!!】

グオォォォォォッッッ!!!! 宝玉のコントロールが乱れたかッ!?

【爆炎は掻き消え、生身で着地! 腹部に刺さった刃を引き抜くッッッ!! 溢れ出す鮮血! 苦悶の唸り!】
【シルベもまた、面頬に仕込んだ通信機より命令を聴くッ! 即ち撤退!】

ググッ……此処は引いてやるッ!! だが貴様らの余りに下らぬ下賤な薬物商売は我らに飲み込まれ惨ッたらしく徹底的に滅ぶ運命にあるという真実、そして我が名『シルベ・ドーンナアブ』だけは忘れるで無いぞッッッ!!!

ーーさらばァーーーッ!!

【三半規管のダメージに著しくふらつきながらも、爆炎と共に跳躍! コントロールのかけらも無い暴走めいた飛行で霧崎の頭上を越える!】
【つまり逃走ッ! 追う必要は無いが、追っても追いつけまい! スピードはやはり圧倒的ッッッ!!】

【……かくして、決着という訳だ。】
【勝者は霧崎ッ! 機関の強襲者を退ける事に、見事成功したッッ!!】

/だいぶ眠いので、この辺で切りという事で。
/本日はお疲れ様でした。ありがとうございました。
282 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 01:56:12.06 ID:hv8e8wzEo
>>278


ヒドイ。これから、いかに私がパーフェクトな存在かを語るところでしたのに……。


【嬉々として語っていた話題を断ち切られ、ため息を吐く。だが、ぶった切って大正解な気がするのは想像するにやすし君であろう──】


…………"久し振り"────というよりは……。


【刹那。テーブルクロスの隙間からほんの僅かに見えていた机の中側が深淵に染まると】
【もう一つの椅子が弾き出され、彼の対面に置かれた。彼は何処からともなくもう一つのコップを取り出し】


直接、顔を会わせるのは二度目じゃないですかね。“玖雀”サン?


【────コトリ。とその前に置いた】


誰かと思いましたよ。以前は、“彼”が察してくれましたが。生憎、既に縁を切られてしまいましたからね──。


【以前、"彼(彼女?)"が嫌がっていたのを思い出すや、彼の方にとまった鋼色の翼を持つ雀】
【≪ シルバー・ウィング ≫の胸元を指先で撫でつつ、嫌味な表情でふふ、と笑みを零す】


ま、立ち話も何ですし、座ってくださいな────。
話す事、色々あるんじゃないですか。例えば…………。


【『私が以前送った哲学者の卵2個の事とか』とは敢えて口に出さず、にっこぉ〜と笑いながら則す】
283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/31(日) 01:56:57.40 ID:qH+jerh4o
>>279

敬意?否だよ瑛月君、これは私なりの覚悟であり、一種けじめや儀式みたいなもんだ
知っての通り私のメインウェポンは拳銃。ファルカタを持つということは、追い込まれたということ

そして遠距離武器と近距離武器……その違いはやはり、奪う命の重さを感じるか否か
銃は気楽にヒトを殺せる。しかしファルカタは自らをも危険に晒し、ゲーム感覚とは中々行かない
だから、これは儀式なのさ。自分が失敗せず相手を殺し、また次の日にはモーゼルを握っているはずだという言い聞かせだ。

……理解したかね?あぁそう、キミはどうやら刃物とは技量で何とかなるものだと思っているようだが
より厚く、より重く、より鋭く、そしてより速く。スペックを突き詰めていけば、技量なんて微々たるものだ
所詮刃物なんてのは人を[ピーーー]武器に過ぎず、それに道を見出す妙ちきりんなキミらが私には分からない。
まあきっと君にも分からないんだろうがそれで結構だ、善悪同様、徹底的に生きる道が違うんだからな?



【――――これら全て、時間稼ぎ。瑛月がそれに気付けるかどうかというのが、非常に重い】
【平生から喋らねば死ぬとでもいうような彼の多弁をどう感じるか。時間稼ぎと見破れるのなら、まだ良い】

【が、見破れなければデッドゾーン。それからもう一つ、右手のファルカタを伝う多量の血液だ】
【床に小さな血だまりを作るその出血は刃を濡らし―――そして先に動くのが、そちらの刃】
【振るうことで血を飛ばし、狙いは瑛月の瞳。視界の阻害、行動の邪魔であり、先手の一手】

【そして血液が目を塞ごうがそうでなかろうが、ビスクは真っ直ぐに切りかかっていった】
【迫れば振るうのは左手のファルカタ。狙いは無論、相手の右腕を下方から抉り取るように――!】
284 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/31(日) 01:59:40.34 ID:9PK45cWl0
>>277

ええ、カノッサ機関は一体何枚岩なのか分からない程に分裂してますよ��きっと��
それを表だってやらず水面下でやる者が多いので困ったものですよ―――もう少し信頼が欲しいですねぇ。

成程―――私の考えていたより��強い�=c……あまり��敵�≠ニして相対したくないものですね。
そう………今の世界ではいくら��有能�≠ナも生まれが………そうここのようなスラムであればよっぽどの事がないかぎりは成功しません
そして世界の上に君臨するのは��生まれのいい無能�≠ホかり―――いやぁ臭いったらありゃしない。

【ワザとらしく鼻を摘まむような仕草をしながら相手の言葉を聞いて、一度口の端を吊り上げる―――。】
【��D.R.U.G.S.�=\――表面の情報では分からない��強さ�=c……それがこうして相対する事で見えて来る………。】
【もしかすればこれを見極めるのもこの男の狙いの一つだったのかもしれない。】

ええそうですよ………ですがそこは��世渡り上手�≠ニ言ってほしい物ですねぇ。

ほう―――これは中々に良いお返事を頂けましたね………貴女は何をお望みで?��D.R.U.G.S.�%烽ナの確固たる地位ですか?
それとも………ただの破壊と略奪がお望みか………。

私が欲しいのは貴女がこれから手に入れる、既に手にしている―――��情報�≠ナすよ。
どうもカノッサ一辺倒な生活をしていると思考や情報も偏りがちでして………多角的な情報が欲しいのです。

見返りはなんなりと………資金、兵器………なんならこの間手に入れた貿易都市を使って新しい��薬物�≠フ販売ルートを構築しますか?


―――これはビジネスですよ………お互いが利益を追求した関係………故に貴女の眼鏡に敵わないのでしたら何時でも蹴って頂いて構いません
私は………��そう簡単には裏切りません��

【これはまさに利害のみの関係………敵対する組織でありながらお互いに水面下で協力する。】
【だが敵対しているという前提がある以上はいつお互いがお互いを売るかは分からない危険なつり橋―――だがリスク分の利益は】
【お互いに存在するだろう―――故に男は持ちかける。さて女はどう対応する………?】

【レギンの全身が月光に照らされた時―――息苦しい歪な雰囲気はより一層、増した。】
285 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 02:07:24.62 ID:cFaJGddVo
>>281

【こちらも、耳が揺れる揺れる キーンとした耳鳴りが空間を支配する】
【剣は突き刺さった  焼けた炎の熱気がジリジリと身を焦がす】
【宝玉だかの炎の威力をまじまじと見せつけられた】
【魔術とかそういったものは上限がないのだろうか 彼女は無限の熱エネルギーに恐怖した】

…………あっ、え…今なん………

【こちらも耳が全く今は聞き取ることができない なにかまた言っていたみたいだが…よくわからなかった】
【ただ腹部に刀が突き刺さっさというのにあのスピード、体力で去って行く姿には凄まじさと実力を感じた】
【確か、カノッサのナンバー18だったか……少しの情報ぐらいなら調べればわかるだろうか】
【しかし、ここになぜカノッサが? 相手にカノッサが関係していたんだろうか? 今となってはの話だが】

【血に濡れた刀を拾い上げて ポケットに折りたたんで入れていた半紙で拭き取る】
【先程投げ捨てた、剣も拾って鞘に戻した 展開した辺りの剣はとっくに消えている】

……まあ、脅威は去ったことだし……任務の継続も可能

【もう既に何処かに行ってしまった煙草 新しいのを取り出して火をつける】

【さて、どうしようか…まだまだ、増援が来るという可能性もあるが …いい加減にしてほしい】
【このまま中に進んで連れ出してしまおうか…】

あーあー、コチラ、北エントランス…制圧完了 ルート確保 車回せます どういたしましょうか?……

【とりあえずは耳に手を当てて無線で更新を取って指示を仰ぐことにした】


/お疲れ様でした! かなり強敵で悩まされましたよ とても楽しかったです!
/それでは おやすみなさいー
286 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 02:11:20.00 ID:BVl9hwpho
>>280
ーーー……成る程、やはり…少女だと油断はなりませんね…
…ライオネルーーー貴方は…貴方だけではありませんが、少しは人を見る目を養うべきだ

【掠ったーーーとは言うが、その勢いは馬鹿にはならない、皮一枚とか所ではないのだ、出血は簡単には収まらない】
【出血が続けば、いずれ失血が起こるーーーまだその状況は出ていないが、決着を急ぐべきなのは確実だろう】
【…『この少女は強い』と、それがわからなかった為に犠牲になったライオンの獣人に投げ掛ける】

【ーーー少女は、ラベンダァイスは、ネロの掌低を��能力�≠ニ見た、だがそれはミスリードだ】
【あれは単なる武術に他ならないーーー誰しもが、それこそラベンダァイスだって練習すれば習得出来る攻撃だ】
【ーーーそう、能力はまだ見せていない】

……��シュレーディンガー�=cーーー

【ネロが呟くと、ネロの姿がぶれるようにーーー二重になった輪郭から、黒い影が生まれ出る】
【ネロと同じ輪郭をした、黒だけの影の塊で出来た、分身体ーーー服も武器も身に纏わず、鋭い爪が本体との相違点、影そのもののような見た目により見分けは容易】
【ーーーマインドとは違う、自身の分身体を作り出して加勢させる、それが彼の真の能力ーーー��ファントム:シュレーディンガー�≠ナある】

…余り長くは持ちません、終わらせて頂きますーーー!

【またもや姿を変えたラベンダァイスに、分身体共々睨み付けて、言い放つ】
【距離は大分開いたーーー接近にしても、すぐにとはいかないだろう】
【分身体が持つのは3レス分、その間に勝負を決めるーーーッ!】

【打ち出される二発の光弾、分身体を作り出したのは正解であった】
【片方を、棒の先端で遠心力を付けて叩き落す、片手であるが遠心力を着ければ先端の威力は非常に高くなる、力をカバーするには十分だ】
【もう片方の光弾は、分身体が両腕を交差させて受け止めるーーー一瞬当たった箇所がぶれたが、すぐに直った】
【ーーー分身体のダメージは半分となりネロに帰るーーー両腕に痛みが走るが、表情を歪ませ耐えて】

【次の瞬間、分身体共々に走ってラベンダァイスに接近を始める、同じく並んで、ラベンダァイスから見て本体が右側、分身体が左側だ】
287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/31(日) 02:23:52.63 ID:apag/9oAO
>>282

【どうだか、なんて思ったのだろうか、またわざとらしく鼻で笑ってみせる】
【座ることを促されるが早いか、そいつは現れた椅子にどっかりと腰掛けて】
【手に取った急須の中身を、差し出されたコップへと注ぎ込んでいく】

……はン、しぶといヤツめ。覚えていやがったか
とっくに忘れっちまってるって、思ってたのによ

【クジャクと呼ばれたならば、湯気の向こうで少しだけ嬉しそうに笑うだろう】
【そんな表情も束の間、舌切りならぬ縁切り雀だな、と銀翼の雀を皮肉るように言って】
【件の「オハナシ」を催促されると、視線を反らし、首を捻って言葉を濁らせる】

あァ、話すことって言ったら、何だそのアレか……、…………


…………ほら、アレだろ。
カノッサ機関……ソレ関連だろう? ……な?
まぁた活発になってきてるみたいだから、よォ?

【ようやっと出た言葉が確認混じりのソレだった】
【先程の思い出すような仕草といい、ちょくちょく沈黙を挟む辺りといい――】
【――成程、何か事情でもあるのだろうか記憶が曖昧になっているらしい】
【見ている方が頭痛が起きそうなほど、玖雀は顔をしかめながら】

ええとな、確か……レ、ギン…………だったか……
最近だったら、夜の国で暴れたとかいう話だが……

【一番記憶に新しい事柄を、まずはひとつだけ挙げてみる】
【とりあえず男の聞きたいことには近付いている、だろうか】
【玖雀は返事を待ちながら、相手の顔色を窺っている様子】
288 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 02:24:57.54 ID:w/1xndvr0
>>286

(……あの出血につけ入れれば……いや、難しいかな……)

【チラリと、少女の視線はネロの腹部の傷を捉える】
【相手の弱ったところを攻めるのも、戦いの常道ではあるのだが――――それは常道だからこそ、この相手は警戒もするだろう】
【――――持久戦で有利になった程度と、ラベンダァイスは意識の外へと放り出す】

…………ッ、分身……!
(……やっぱりこいつ、アーディンさんそっくりだ……戦い方から、何まで……!)

【生み出された、黒い影の塊――――分身を見て、少女はすぐにその正体や特性にアタリをつけた】
【過去に、似た様な戦いをしていた知り合いがいたのだ。先ほどの追憶が、再び走る】
【猫の獣人、分身を用いた戦い方、場数を踏んだ故の的確さ――――何から何までそっくりだった】

(となれば……あの分身、なんかの形で『散らせる』事ができればそれで良いはず……逆に、攻撃をまともに貰うのは、本体と同じくらい危険だ……!)

【光弾を受け止め、外見上一瞬ブレた瞬間も、少女は見逃さなかった】
【恐らく分身は、形を維持する事が出来なくなれば無力化できる――――実態を持つもの程度には、その耐久力は及ばないだろうと考えて】

(この場合、『フェアリー・ダスト』は却って危険……分身がある限り…………なら、一気に押し切って……!)

【少女の両手に魔力が溜まり、ピンク色の光が収束する】
【――――接近戦に向く形態ではないのだが、敢えて距離を離す事を止めた。この場は、先ほど失敗したカウンターに、賭けるのがベターだと踏んだのだ】

――――うああああああぁぁぁぁぁッッ!!

【両手を前方へと突き出して、少女が咆哮する】
【瞬間、両手に集まっていた魔力の光は、4条のビームとなって発射される】
【丁度2条づつ、迫ってくる本体と分身へと放たれた格好になった。先ほどの光弾よりも破壊力は上で、真っ向から当てる事さえできれば】
【相手を戦闘不能にできる可能性も、決して低くは無いだろう――――距離を離す事や回避を放棄したうえでの、賭けに等しい一撃だった】
289 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 02:26:59.76 ID:+QKa4QKlo
>>284

そうね、本来私たちみたいに各々の“立場”を“立場”で正直に示すというのは、むしろ珍しいかもしれない
獅子身中の虫を排除しやすいという点においては、こちらの方がよろしいかしら
その“立場”から抜けだした時、その身を狙う者が多いというのも難点、いえ、むしろ好い点か

【葉巻を指先で揺らし、探る様に想像を交えながらに言葉を交わす】
【ヒトの能と育ちに関しては、さして言及することは無く。言いたくないことでもあるのか、】
【或いは同意を得てニコニコ談笑するのが目的では無いということか、それも、お互いに】

その程度であれば、とっくに手に入っているわ。それこそ他人に頼みこむまでもなくね
……そうね、新たな稼ぎ口“なら”欲しいわ。情報と言ったって、うちの草鞋(連絡係)達ではたかが知れてるだろうから……

【望み。しかし誘うように述べられた先の二つに関しては、大して反応も無く微笑んだまま】
【興味を示すのは、どうとでも自身の手でねじ変えられる報酬の方だ】
【腰を抱くようにしていた左手がするりと布の上を滑って、ゆっくり、しっかり相手の目に見えるように】
【途中で止められる事の無ければ、その手は相手の肩を撫で、首筋を滑り、そっと頬を抱くのだろう】

――いいわよ。他の派閥の情報も、教えられる程度で貴方に知らせてあげる
その代わりに、夜の国の復興に沿って浸蝕しやすいクスリの販売ルートと、貴方がたの一般兵向けの兵器をある程度
それと貴方の子飼いが一人。強くて、なおかつ薬漬けにしてもちゃあんと動くヤツをね
最後に関しては、無理ですってんなら容赦はするけれど、その分情報量も減るわよ

【ここに来ての、承諾】
【後は相手が了解してしまえば、口約束の契約は成立してしまうこととなる】
【カノッサ機関六罪王をすぐ目の前にして。黒幣の女香主は、脅すように己の言い分を言いのけた】

【――ここで敢えて言うならば、阮瑤は決して、相手の圧迫感のある威圧に対して平然としていられるわけではない】
【シミ一つなく白い背中には、凍るような冷や汗が流れ落ちる。けれども表情や、相手に見せる体の部分には、動揺は決して出さない】
【なぜなら、ハッタリは裏社会の人間にとって必要なものだからである。どんなに相手が格上であろうとも、臆した様子は見せてはならない】
【それは必ず、己の、部下の、ひいては��D.R.U.G.S.�≠フ面子までも潰す事になるからだ】
290 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 02:27:53.55 ID:+jexuiTxo
>>283

……フン、此処に来ての時間稼ぎか―――
―――何か狙いがあるのかも知れないが……構わない

俺は待ち、寄らば斬る……やることは至って単純、小細工など無い……

【……見抜いた上で、時間稼ぎを見過ごした。深く静かな呼吸と共に唯機会を待つ。―――其れが、居合なのだ】
【全身の至る所の力を緩ませて、放つ一撃に肉体を備えさせる。腕、肩、膝……そして足裏までにも、脱力は広がる】
【重量があり、防御に適したファルカタに負けない威力が要求されるが、相手は2刀流、此方は片腕】

【―――全身の筋肉を完璧に動かし威力に加えたとしても、そのラインを超えるかどうかは解らない。第一、躱されれば終わりだ】
【……相手の挙動に焦り居合の形を崩しても、良いことはない。この居合に、意識を、肉体を集中させるのが得策と男は判断した】

【―――そして相手が動き出した。濡羽色の瞳に朱がへばり付く。直ぐに治るであろうが、一瞬の視界の妨害が命取りになりかねない―――】
【……が。 ―――相手を見るのは、「瞳」だけではない。少なくとも、中邑瑛月にとっては】

―――……!!
(右腕……!! 間違いない、己を信じる……!!)

【肌で、耳で相手を見る。音で、雰囲気で―――間合いに入ったかどうか、凡その位置は「見える」】
【その妨害は、彼の牙が「吼える」事を止める要因にはならなかった。迷いなき一閃が、射抜かれる】
【左の鞘が下がると同時に、身体の持つ力全てを活かし、爆発的な一閃が―――否、其れだけではない。……足が静かに「滑った」】

―――唯刃流居合………「雷」ッ!!

【体を大きく沈ませながら相手の左側へと転身して初めて―――伸びた左手を斬りつけんと刀が射抜かれた】
【ファルカタの一撃を躱しながら、同時に攻める。唯刃流に伝わる多くの居合技の一つ……「雷」】
【左小手から、ファルカタそのものまでと狙いは定まりきっていないのは仕方が無いが、脱力からの爆発、体幹や膝の抜きを活かした運動からの一閃】
【身体を沈ませる勢いも相まって、疾く鋭いが、何より―――「居合はその場で、止まってするもの」と言う固定概念を破った技であり……】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/31(日) 02:32:06.60 ID:/C7IEYsB0
>>273

【��D.R.U.G.S.�≠フ脅威/終わりだと、彼女には勝てぬと突きつけるその言葉の無慈悲、】
【穏やかでさえある返答、透る声、】

……相手が誰であれ問題じゃないわ。
何を相手にしたとして、必要なら私はこの剣で挑む―――

勝てるかどうかは関係なしに、私は、勝てる “私” で在らなきゃいけない―――――
……勝てないのならば勝てるようにと、何処までも求め続けなきゃいけない。

私はそうある事を望み、選んで、そうあるために刹那を戦う。
………それが。……託された意志と過去に誓った、貫き通すその刃(ありかた)が―――――――――
この現実を生きて戦い続ける、“孤剣”としての私の意味だ……ッ!

【勝利を求めるしか道はなく、然れども勝利は遠いというその難題―――――】
【ならば、己を斯く在るものと定めればいい。遠い遠い道の果てに勝利し、其れを以て結末とすればいい。】
【ゆえに恐怖など要らない、己自身を使い潰すつもりで戦いを生きる――――】
【その意志を以て振り抜く刃は手応えを伝え、橡色は返り血となる鮮血を/爆風を見て瞬間的に思考、】

【―――――― 爆風で人一人を大きく動かす其れを、貌で受けたならどうなるのだろう?】
【何もかもボロボロになるのだろう。意識が残るのかも不明なままで、戦闘の続行などまず望めず―――――】
【…………ならば意識を保てるよう、最低限の軽減を行えばいい。】


【もう、自らの容貌を惜しむつもりは彼女にはなかった。】
【……人間として、少女として。自分がある事の意味を、“過ごせた” 筈の日々でなく、】
【 “自分たち” の勝利、そして己の願う明日にだけ求め続けた。受ける傷は、深くとも構わない。】

【防御より追撃を優先する。上体を左側に傾けて少し頭部の位置をずらし、】

――――――く……ぅ……ッ!

【結果……激痛を伴い右の頬を中心に散らばる鮮血、脳を揺らす激烈な衝撃――――】
【爆心地こそ逃れたものの、貌も、甚大な打撃を受けたことは想像に難くない。】
【だが太刀は左に振り切られきって構え直され、彼に鋩を向けて一瞬だけ停まると、】

…………はぁあ……ッ――――――――――!

【爆風の残滓を貫きながら、彼の胸へと一直線に、刺突の形で衝き出された】
【……“虚を突く” 事、彼の起き上がりの隙を狙うこと。其れが彼女の選ぶ一手の目的であり、“確実に仕留める” ための剣戟だった】

【だが、】

(…………、っ――――――――)

【……予想以上に深刻な打撃。それが挙動の精密さを失わせ、また刺突の起こりを遅延させていて―――】

【荒事に慣れすぎた彼ならば、或いは十分な回避も可能だろうか。起き上がる最中とは言えど、本能の鳴らす警鐘は健在の筈で】
【そして攻撃後に少女へと生じる隙は、先程の其れ以上のものとなる】
【もしその後彼が距離を離そうとするなら、今の彼女には追撃は至難――― 結果的には彼の優位も、其処で生まれ得るのかも知れず】
292 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 02:48:03.91 ID:hv8e8wzEo
>>287

【湯気を挟み、ふッ。と、彼らしい妙な自信めいた笑みを返すと】

────ま、流石にね。

【彼の肩に止まる鋼色の雀は今や彼には無くてはならない存在である】
【“かつて”その大本だったのが、“玖雀”である。もはや切り様も無い縁である】
【縁は既に切れているはずなのに、切り様が無いとは奇妙な関係であるのだが】


…………。


【“カノッサ機関”。リロードと玖雀が話す内容と言えば、まず出てくる名前である】
【玖雀の持ち主であった雀とは対機関と狂気を通じて知り合い協力関係にあった】
【……もはや彼女はこの世に存在しないが、この関係は玖雀に引き継がれている】


私も、最近は対機関活動もご無沙汰しておりましてね、話に聞く程度なのですが。
最近は『UNITED TRIGGER』という組織が活躍しているみたいですね。


【バサリ、と取り出したのは新聞記事である。最近の情報だが、対した事は乗っていない】
【機関の襲撃だとか、どこの組織が活躍しただのである。こういった物を残しているという事は】
【まだ、対機関の意志を残している────という事だろうか】


最近では『Nemesis』という方と交戦したくらいですよ。蟲々してて素敵な女性でしたね。
必殺のピュロボロス THE 自爆で何とかしましたが。── 一週間くらい前の事ですかね。


【と、他愛のない感じで話すが。よくもまあ、自爆をしでかしてピンピンしているものである】
【コチラの顔色を伺ってくる玖雀に対し、打って変わって行儀の悪い姿勢。机に肘を付いて顎を乗せて】
【見つめ返す様に真っすぐ目線を合わせ、彼も僅かに沈黙する】

調子が悪いようですが…………。
もしかして、まだ残ってるんですか?“卵”。

293 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/03/31(日) 02:49:47.08 ID:9PK45cWl0
>>289

【相手が要求してくる対価を柔和な笑みを浮かべて一つ、また一つと聞いて行く―――。】
【だが相手が自分の肩に、そして頬に指を伝わせて行くと、一度ピクリと瞼を動かす………ほんの一瞬だが、空気が、揺れた】
【しかし相手が要求を終える頃には既に元の柔和な笑みを浮かべ、空気も幾分か軽くなったように感じる】

―――。フフ、強い人間は好きですよ………こちらも気を抜けば喰われかねない恐ろしさがある。
分かりました。夜の国における薬物ルート、そして兵器をお望みの数………。

しかし最後のモノは貴女の��駒�≠ニして動くように薬漬けにするので…?
まぁ細かい連絡は後ほど―――そちらも各派閥、そして��D.R.U.G.S.�≠フ全体の動向
もし入手したならば自警団などの組織の情報も回して頂けると助かります………こちらが私の連絡先です。

ああ―――最後に貴女のお名前と所属を教えて頂いても…?

【それだけ言うとスッと��黒い名刺�≠�差し出すそこにはレギンの物であろう連絡先のみが記されている】
【相手の緊張を知ってか知らずか、それを渡せば相手に背を向けて歩き出していくだろう………後の連絡は通信上でという事か】
【そして蛇は再び闇へと溶けて消える―――路地裏には再び正常な空気が戻ってくる。】

【今宵の女王と蛇の邂逅は果たしてどのような影響を両組織、そして世界に与えていくのだろうか………。】

//この辺りでしょうか、お疲れ様でした!
294 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/31(日) 02:55:22.16 ID:qH+jerh4o
>>290

【瑛月の居合はビスクの左手を見事に捉え、そこからファルカタを取り落とさせた】


【―――真に、それだけ。別に拳銃が暴発するだとか、罠があったとか、そういうことは一切ない】
【金属が床に落ち、靴が床を叩き、そして床もまた両者を跳ね返す音が木霊して】
【数歩、つんのめるようにビスクは進み、そして止まって、振り向きざまに瑛月を見て―――】

フ、フッ……やはり、やるじゃないか中邑瑛月!サムライなんて言うだけ有る。
流石の早業は俺の両目でも捉えるのがやっとだったよ、いや本当に凄まじいもんだ!

ん?違うかね瑛月、自分の技に誇りを感じることは無い、なんて言わないだろう?
いや本当に、言葉も無い……!��完敗�≠セよ、モーゼルを斬られた時点で負けは見えてた
おぉっとそれから、これは時間稼ぎじゃあない。至極真っ当な私の意見だと思って聞いてくれれば構わんよ……?

【彼はそう言って、もう一本のファルカタも捨てた。完全に無防備――武器はすべて、地に落ちていて】


【―――いや?彼が未だに使わず取っておいたアレ――��S&W M500�≠ェ残っている】
【スーツに右手を突込、取るのはやはりそれ。しかしながら、銃口を瑛月に向けることはない】
【今、ビスクが立っているのは言うなれば先ほどとは入れ替わりの位置。��次のフロアへ続く扉�≠フ前に立っているわけで】


……こういうのを、『試合に勝って勝負に負けた』とか言うんだろうなぁ、中邑瑛月。
確かに俺は君に負けた。だが目的は君を殺し、倒し、ではなく……我が友��ジーノ・スカルノフ�≠フ脱獄なのだよ

対巨大動物用の改造型リボルバー……あぁ何、多少の曲がり角なんざ能力を捻れば大丈夫だ
心配は要らない、しっかりとぶち当てるさ。それが錠前だか、扉のロックだかは全くわからんが
なんにせよ、ぶち抜く―――それでチェックメイトって訳だ。二度目だな、えぇ?―――瑛月。



【��ズガァン!�=\――強烈な音がフロアに響く。その弾丸は、サイコキネシスの補助を借り】

【��ジーノ・スカルノフ�≠ェ収監されるまさにその場所まで、確実に飛来することとなるだろう】

【そして、その脱出口を作り出す。果たしてそれが功を奏するのかは、視認できないけれども】

【ビスク・フランコは、ニヤリと笑った。腹部と、両手とを切られ、尚も丸腰であるが、笑っていて。】
295 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 03:04:38.66 ID:BVl9hwpho
>>288
【ーーーラベンダァイスは、ネロの姿、戦い方、能力に既視感を感じている】
【過去に見知った物と似た姿、似た能力ーーーだとすれば、対処方法も同じーーーそう考えてしまうのは、些か危険である】
【この黒猫、話し方や立ち振る舞いに反して非常に狡猾ーーーこの後に及んでまだ何か、隠している】

ーーーっ……何と強大な…

【ラベンダァイスから迸る魔力ーーー『まだこんなに力が』と、ある種の賞賛すらネロは覚えた】
【だが、ここで引く訳にはいかない、首領の為にも、自分の意地の為にも】
【よって、臆する選択肢は無いーーー駆けるのみ】

【そして、遂に放たれた光の束ーーー複数のレーザーが、本体と分身体に向かう】
【本体は当然の事、分身体も受けたダメージは本体に帰るーーーこの場合、最悪なパターンは両方が攻撃を受ける事】
【最良のパターンは分身体共々に回避する事だがーーー傷が痛む、最早ネロ本体の回避は間に合わない】

【だがーーー分身体の方はそれが関係ないとばかりの素早い動きで、鋭くジャンプすれば尻尾の先を掠りながらも、ラベンダァイスの眼前まで飛び込んだ】
【ーーー本体を犠牲にした分身体の攻撃ーーーしかしこれでは、本体がやられてしまう、そうすれば分身体も消えるーーー早さ比べの形となる】



【ーーーそんな、部の悪い賭けはしない】

ーーー��シュレーディンガー�=I反転だ!

【��反転�=[ーーレーザーが寸前に迫ったネロが叫ぶと、ラベンダァイスへと飛び込む分身体の姿がブレてーーー】
【次の瞬間、分身体とネロ本体の位置が、��入れ替わって�≠「るーーー!】
【��ファントム:シュレーディンガー�=[ーーそう呼ばれる分身体の特性ーーー��本体との座標の入れ替え�<b!】
【最後の最後、ここぞというところで、ネロは奥の手を発動したッ!】

【位置を入れ替えた事で、ネロは動かずともラベンダァイスに飛び込み、受ける筈だったレーザーは分身体が受ける】
【無論、ダメージは半分帰るがーーーどちらにせよ、これが最後の一撃、気合で持ちこたえるのみ】

ーーーぬおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!

【分身体から帰るレーザーのダメージに耐えながら、飛び込む勢いを利用し、右手で棒を上から下へ、斜めに振り下ろす】
【片手での攻撃、オマケに適切な距離でない為に遠心力の働きも少ない、しかしこれがネロにとっての、最後のーーー】
296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[!蒼_res]:2013/03/31(日) 03:06:11.64 ID:V2CeCwJNo
>>291

【口の中一杯に血の味が広がった、意識を手放しそうな激痛が身を焼く】
【直撃を免れたとは言えこの威力なのだ、直撃していたならばきっと、彼の存在すらも消えていただろう】
【――――背筋をなぞるその感触、ゾクリと身を震わせる理由は、ただ単に恐怖だけではなかった】

【羨望が生まれるのも、無理も無い事なのであろう、それだけの価値が、その力の中にはあって】
【煌く光刃のその中に溶ける美しい横顔すらも、その魅力を薄く歪めるほどには】
【足先で辿る地面の感触、強く踏みしめることも、忘れてしまうくらいに】

【強い言葉であった、思わず、彼という存在が、呑まれてしまうほどに】
【並の人間では到底及ばない経験をしてきた彼すらも、圧倒してしまうほどに】
【――――貴女の紡ぐ、僅かなソプラノだけが、確かな熱量を伴っていた】


……ならば、勝てないままで死んでいくだけだ……!!
ご立派な言葉で、ご立派な意志で、ご立派な意地だろうが――――
何もかもが途中!何をか為す前に!何も為せずに死ぬが良い!!

��D.R.U.G.S.�≠ノじゃない!この俺に!ジーノ=スカルノフに殺されるんだ!!
そして悔やむが良い!そうでしか在れなかった��己�≠ヨとな――――!!

吹き飛ばせ!!��Breaking Benjamin�=I!!


【爆煙が吹き上がった、そこに浮かび上がる一筋の渦――――】
【中心線に一本、鋭き穴を開いたなら、そこに吸い込まれていく、螺旋状の空】
【そこに伸びる一筋の剣線だけが、確かな音を刻み込む】

【未だ立ち上がれぬ彼の、胸を狙う貴女の一撃は、鍔際を抱え込む鋭く尖れた牙のよう】
【肌につきたてる時間も、その一瞬すらも届かぬ泥中の中での徒労が如く】
【されども――――やがて、消える前の僅かな残照ではなかった】

【直ぐ側にまで迫り来る貴女の��一撃�=\―――】
【それはただひたすらに早く、ただひたすらに気高く、ただひたすらに脆い一撃であろう】
【視界にはもう欠片も映らない、だが、その刃が狙う先は見えた】

【僅かな爆破で良かった、回避するだけで良い、それだけで、目の前の貴女に勝つことはできる】
【歪んだ笑み、口元の端に浮かぶのは――――勝利を確信した、笑み】


【けれども、それが固まった、起き上がりという��虚�≠�突かれた影響を彼は気づいていなかった】
【身体が動くよりも早く、貴女の一撃が彼との距離を詰める、何故だ――――脳内を彩るいくつもの考え】

【――――――――それが走馬灯であると気づいたのは、きっと、胸を貫かれた後の事なのだろう】
297 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[!蒼_res]:2013/03/31(日) 03:06:31.74 ID:V2CeCwJNo
>>291



「――――――――��F.C.P.R.E.M.I.X.��

Not……��Helter Skelter�=\―――――――」


【貴女の刃は虚空を突き刺すだろう、否、正確に言えば、その先端だけは彼の胸を貫いていた】
【切っ先に宿るであろう血液の色、それは致命傷とは言いがたいが、僅かでも彼を刺していたのだから】
【けれども、消えたのだ、貴女の目の前から��ジーノ=スカルノフ�≠ニいう存在が】

【地面を突き刺す、鋭い音色――――天井が空いていた、月光が深く室内に流れ込む】
【ふわり、淡い風が流れたなら、貴女の剣の直ぐ側に、また一つ伸びた影の色合いが歪む】
【風が照らす、月光が映すその横顔だけが、鋭い刃の如く煌いた】

【薄くピンク色のかかった桃色の長髪が腰の辺りまで伸びて】
【淡紫色の瞳と同じ色のフレームをしたメガネをかけている】
【真っ平らな胸のスレンダーな体躯を黒地の高級そうなスーツに身を包ませて】
【黒いストッキングでその美脚を整えた幼い雰囲気の女性】

【��Helter Skelter�=\―――と彼女は紡いだ、恐らくはその、能力に寄る物なのであろう】
【淡紫色の瞳が、貴女を一瞥したなら、貴女に生じたであろう隙を縫って、再びその天井に空いた穴へと上っていくのだろう】
【��ジーノ=スカルノフ�#゙との対戦には、確かに貴女は勝利した筈だ】

【だがきっと、彼を脱走させないという結果にたどり着くには恐らく、足りなかったのかもしれない】

298 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[!蒼_res]:2013/03/31(日) 03:06:43.63 ID:V2CeCwJNo
>>ALL

【ヘリコプターの旋回する音が響き渡るだろう、通信の生きている者には��代表�≠ゥらの通信が入るはずだ】
【――――��作戦成功�≠ニ、そして、幕締めは各々へと、任されるはずだ】


……間一髪ってところだったな……危うくあのお嬢さんに、殺されるところだった
随分とまあ、敵を作ったもんだ、10年前とは全く……格が違う相手ばかりだ


【ヘリコプターの中、腰掛けたジーノは、目の前の人影へと視線を向けた】
【薄暗いヘリの内部は、互いの顔をハッキリと確認はできなくて】
【それでも彼は問題ない、と言いたげに歪んだ笑みの色を再びゆるめた】

【内部に備え付けの椅子に腰掛けたなら、深く背をもたれさせる】
【月光が揺らめいた、目の前の相手の輪郭が薄く浮かび上がるのだろう】
【その残照が未だ煌く頃、静かな音色だけが微かに奏でられるみたいに】

【しばしの沈黙がヘリコプター内に響き渡る】
【少女によって給仕されたワインを一滴彼が口に含んだなら】
【漸く、彼の眼前の人影が、その色を歪める】


「……10年間ごくろうだったな、ジーノ、これからもその力、存分に発揮してくれ」

……へっ……他人行儀なこった、いつも通り��任せた�≠ナ良いんですよ
��ボス�=\―――アンタには、俺ぁ逆らうことなんか致しませんて


【笑みを歪ませたなら、彼は立ち上がって少し奥のスペースへと移動するのだろう】
【ポケットに仕込んだしけたタバコへと火をつけたならば、僅かな落ち着きが身を濡らす】
【くぐもった煙が一陣、空へと流れるたびに、彼の思考が落ち着いていく】


(……確かに、姿形は――――変わっちゃいねぇ……だが、なんだこの……違和感は……
声も、仕種も、全て……��あの人�≠フまんまなのに――――……
なぁ……��ボス�=\―――アンタは本当に、ボスなのかい?)


【脳裏をよぎる僅かな思考でさえも、微かな恐れを彼に抱かせて】
【揺れる思いの意味すらも、知って欲しくはないと感じるぐらいには】
【ただ今は、ひたすらに――――久方ぶりの世間を感じていたかった】


/これでイベント��Bloc Party�≠ヘ終了です!皆様お疲れ様でしたー!
299 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 03:07:08.77 ID:+QKa4QKlo
>>293

そうね、いざって時に裏切られたら困るでしょう?
餌をくれる相手にしっかり懐くように、頭の中を空っぽにしてあげるのよ

いいわ。��D.R.U.G.S.�%熾狽フ情報と、他組織について。出し渋るあまり後者の方が多くなっても、悪く思わないで頂戴ね?
黒い名刺なんて、フフ。取ったら指先から平らげられてしまいそうだわ

【現時点では、将来的にも。決して相手は油断ならぬ相手、正気のまま使役するつもりは無いという事か】
【まるで家畜を扱うように述べながら、指先はそっと相手の膚から離れていく】
【契約成立、とあれば。足を組みかえる様にするりと一歩退き、甘い香りの混じる葉巻の煙を細く吐く】
【まるで光すら吸収してしまうような、黒い名刺をフレンチネイルがそっと挟みこんだ】

��D.R.U.G.S.�″℃蛛A黒幣龍頭。阮 瑤よ……忘れちゃいやよ?

【告げられる発音はコモン――共通語とは少々離れた、別の世界の、遠い大陸の国の言葉】
【チャイナドレスのスリットに指先を差しこんで――多分太ももに小さいポーチを括ってあるのだろう――名刺を取り出す】
【相手の黒いそれとは違い、白に漢字ばかりで書き記された名刺を手渡すと、そのまま己は背を見送る】

【――相手がきっちり立ち去るのを確認してから。冬の寒気に当てられたように、肩を大きく震わせる】
【肩幅より広く足を開くように片足を横に擦ると、細い髪の毛にくしゃりと手櫛を逆手に入れた】

……さてこのジョーカー、どう使うか
いい加減、地べた這いつくばってても仕方が無いって事かしらね……

【どう、と疲れに飲まれるように。名刺を指に挟んだままでだらりと腕を下ろす】
【見上げる月は、白く。爆発音は、届かない】


/うぉつかれさまでしたー!
300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 03:20:09.18 ID:w/1xndvr0
>>295

【――――ここまでの戦いを落ち着いて振り返る事が出来たなら、少女の取ってきた戦いの形態には、それぞれに特徴があった事に気づくだろう】
【初めての姿――――『ギガンテス・フォース』は、その強大な攻撃力と防御力に引き返して、機動力が犠牲になっていた】
【次に変じた姿である『セイバー・フォース』は、小ざっぱりと纏まっていた能力が仇となり、絡め手に対して無力だった】
【それぞれに、得意な戦況が存在する――――それは裏を返せば、苦手な状況と言うものも確かに存在すると言う事である】

【なら、現在の姿である『サキュバス・フォース』は――――どうした特性を持っているのだろうか】
【それは、打たれ弱さ。接近戦に向かない上に、そのボディの耐久力は、おおよそ素体のままから大差無いと言うのが、最大の弱点だった】

なっ――――――――――――――――

【眼前で、すり替わって見せた分身と本体。そしてビームに耐えてみせる分身体】
【ダメージフィードバックでダメージを食い止めた上での、接近からの一撃――――それに対応する手段など、少女は持っていない】

グッ――――――――ぁ、ああ…………ッ

【肩に、痛烈な一撃を浴びてしまう】
【思わず呻く少女。この一撃は『サキュバス・フォース』で受けるにはいささか不味かった】
【もし、他の姿であったなら、まだ事情は違っていたのだろうが――――】

ッッ!!

【既に1戦闘分の変身は使いきってしまっている。これ以上戦闘を継続していては、撤退さえも危うくなってくるだろう】
【――――咄嗟の判断が生死を分ける。それを考えれば、少女もそれなりに死線を潜り抜けてきた分、その動きも機敏だった】

【咄嗟に、光の粒が零れる翼を羽ばたかせて、その光をネロの目へと向かって放ったのである】
【『フェアリー・ダスト』――――それを目に浴びれば、魔力が作用して、わずかの間視界がちらつき、ものが見えにくくなると言うものだ】
【目に浴びる事がなくても、純粋に視界を覆い、敵から姿を見えにくくする効果も期待できる】
【それをばら撒いた瞬間、少女は翼を以って飛翔し、その場を飛び去ったのである】
【これ以上ダメージを浴びては危険。まして、切れるカードももう残っていない――――そこから来る、咄嗟の判断だった】

【――――防衛を完遂する事叶わず、少女は戦線離脱する】
【だが、その成否は少女自身にとっては重大な事ではなかった。今回の戦闘、それそのものが少女にとっては重大事だったのである】

/遅くまで乙でしたー!
301 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 03:23:10.78 ID:+jexuiTxo
>>294

【捉えた感覚と落ちる金属の音が、彼に何が起きたかを知らせるヒントになるも、視界はまだ赤く染まっている】
【直ぐ様右腕で眼を擦り開けば、其処に居たのは無防備なビスク・フランコだった】

……む、やはり其れは奥の手か―――!!

【直ぐ様距離を詰めようとするが、此処に来て最初の脛の痺れが急激に増した】
【―――その遅れが、ビスコに拳銃を構えることを許してしまうが、銃口が此方に向けられることはない】
【発砲を止めることは、最早不可能であり―――】

……―――貴様……!! 此処に来てッッ〜〜〜〜!!

【歯軋りをする彼の恨めしい声を掻き消すがように、激しい音がフロアに響いた】
【目的を遂行され、濡羽色の瞳が憎悪に満ちてビスクに向いた】
【長時間の出血からか、今頃身体が重くなるのを感じる―――否、良くここまで持ってくれたと考えるか】

……まだ終わってはおらぬぞ……!!

【懸命に力を振り絞り、大きく踏み出して突きを放つ。狙いはそのリボルバー】
【同じ仕事仲間を簡単に葬った眼前の男を、逃がす訳にはいかない。彼を捕まえる為に、武器の無力化を狙うが……?】
302 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/31(日) 03:33:14.60 ID:apag/9oAO
>>292

【あらゆる意味での、『腐れ縁』……一言で表すならばそんな関係であろう】
【そんな繋がりを一羽の“雀”が繋ぎ留めているというのだから、尚のことだ】
【自信に溢れたその笑みを、見ながら玖雀は「憎たらしいカオだな」と一蹴し】

【腕を組みつつ取り出された新聞を眺めれば、ふんと不満げに鼻を鳴らした】

やァ奇遇だな、わたしもそんな感じだよ最近のことなんて全く解りゃしねェ
耳に入ってくるのは雀伝いの噂ばっかりさ、とは言え他の伝書雀は連絡つかねェし……

【顔をしかめながら、少しだけばつの悪そうに小言を溢したあと】
【ふいに白い指がピッ、と新聞の紙面上のある文字列を指し示す】
【そこにあるのは、『UNITED TRIGGER』という正義組織の名前】

……活躍してンの、『UNITED TRIGGER』以外の名前を聞きゃしねェよ、な
現状あるまじき事態だとは思うんだがよ、それについてはどう考えてンだ?

「戦った」ってこたァお前さん、まだ機関とやり合うつもり……なんだろう?

【あまり好ましくない現状についてさらりと意見を述べ、次いでリロードに問う】
【かつては対機関を掲げていた同志であった。故に、相手の内側に宿る意志を感じたのか】
【必殺の自爆だなんだという言葉を聞いて狂気に晒されたかなどと考えもしたが、まあそれはご愛嬌だ】
【交わされる視線に玖雀は、いかにも不機嫌そうな様子で眉を寄せつつ男の言葉を待ち――】

……まァ、な。簡単に除けるモンでもねェし、ずうっとそのままだ
霜桐(あいつ)の見込んだ小鳥どもに伝書雀をくれてやったこともあって、なァ

力も記憶も、大方スッ飛んじまってんのさ

【自分のこめかみを指先でトントンと叩きながらその問いに肯定を返して】
【普段から傍若無人な玖雀にしては珍しく、悩ましげな様子を見せた】
303 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 03:36:32.76 ID:BVl9hwpho
>>300
【ーーーボヤけた視界、確かな手応え】
【着地もままならない、ダメージと出血が多過ぎたかーーー相手は、どうなったーーー?】

…ぐっ……はぁ…はぁ……

【ラベンダァイスは、まだ倒れてはいないーーー右手に持つ棒を支えに、膝付き息を荒げるネロは、ラベンダァイスを見上げて】
【ネロが弱っているからであろうかーーー分身体の輪郭は、ノイズのように不安定で】

【刹那、強い光が迸るーーー思わず目を閉じたーーー『目くらましか』と頭を過る、攻撃がーーーかわせないーーーッ!】

【ーーー?】

【来ると覚悟した、攻撃はこない】
【薄らぼんやりとした視界に映るのは、飛び立って行くラベンダァイスの姿ーーー】

【嗚呼ーーー『私はやり遂げた』ーーー】
【分身体が消えると共に、ばたりと倒れる音がした】



「ーーー…おや、これはこれは…ふむ」
「少々で遅れましたか、まあいい、仕事の��体�≠ヘ成せた」

【ーーー>>298ヘリの音が鳴り響く頃、倒れたネロの元に遅れて訪れる、影一つ】
【ニヤリと笑うと、右手を挙げ部下の獣人にネロを運ばせ、自分はその場を一つ眺めて踵を返す】

【ーーー頭は自ら進んで動かず、動いた形だけを取り繕って、報告を成すのだろう】
【もとよりこの場に用は無いーーー何もせず、��何かした�≠モりを演じるだけだ】

/お疲れ様でした
304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/03/31(日) 03:48:20.94 ID:qH+jerh4o
>>301

私のこだわりでね、コレでは人は撃たないんだ。骨も残らないからな?
まあ何にせよこれで役目は終わり……どうやらジーノの奴、逃げ出せているような気がするぞ
なあナカムラ。お前も薄々思ってるんじゃないのかね、『我々の負けだ』と。

だから、ビスク・フランコ……落ち目のスペーツィエ・ファミリーを捕まえて
せめてその苛立ちを収めようってんだ。だが残念、ファミリーにはボスってのが付き物でね?

【瑛月の刃がM500を捉える――まさにその瞬間、ビスクは一挙に��下降�≠オた】
【故に、刃が銃を穿つことはなく。また、その手に縄を掛けることすらも不可となってしまい】
【見れば床が溶けていた。いや、溶けるというよりも―――物質変化、とでも言えばいいのか】

【そこはには茶色い半固体の何かがあって、その奥へ、下の階層へとビスクを逃したのである】
【甘い香り。言うなればココナッツミルク風味だろうか。焼きたてのパンに塗ればさぞ美味であろう、ソレは】

いやぁ相変わらず素敵な能力ですなマルコ坊っちゃん!毎度助かりますよ、ありがとうございます
あぁそれはそうと早めに逃げましょうか、上にサムライが……えぇそうですとも、銃弾を斬り捨てるような化物ですとも!
何処かの道はD.R.U.G.S.側に落ちているはずですから―――さっ、逃げましょう逃げましょう。ねっ―――!

【――チョコレート、だった。確実にビスクの能力ではない。穴の奥から聞こえる声からすると、マルコという坊っちゃんのものなのか】
【どちらにせよ追いかけるには一階層分飛び降りる必要があり――既に、足音が遠ざかりつつあって】
【外からはヘリコプターの音まで聞こえる今、下手に動くのは瑛月の為にならないハズ―――】


【――��ジーノ・スカルノフ�℃�監フロア手前、大部屋。その勝者は、いずれとも言い切れなかった。】

/時間も押してますしこの辺りで!お疲れ様でしたー!
305 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 03:56:37.96 ID:+jexuiTxo
>>304

【―――激戦は、終わった。 「終わってはいない」―――という瑛月の叫びも虚しく】
【……結果は、またしても負け。相手を逃し、脱出口を作り出された。相手の方が間違いなく、「目的」を遂行していた】

……クソッ……!! 絶対に許してなるものか……ビスク・フランコォォッッ!!
―――いや、まだ俺には使命が残っている、ジーノ、ジーノはどうなったッッ!?

……早く確かめね………ば…………――――――。

【大量の出血や痛みで、最早意識を保てなくなったようで―――精神に身体が、ついて行かない】
【……失意と悔しさの中で、男は赤く染まった床に倒れ込んだ。―――命まで失うことは無かったが、自警団としてのプライドを引き裂く夜になったのだった】

/お疲れ様でしたー!
306 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/31(日) 04:10:06.18 ID:qXBu/OZR0
>>296

【爆発という純粋にして始原的な破壊のかたち、其れを体現するが如く叩きつけられる “彼” の言葉、】
【少女から返る言葉は今はない。其れに代える様に抗う意志を瞳に宿し、尖鋭化される戦意が解き放たれて、】

【貌の右半分は紅に染まっていた。何処までが傷で何処までが “塗られて” いるだけなのか、彼女自身にすら理解らなかった。】
【其れが残るのか如何かはどうでも良く、ただ、多量に目に入った錆鉄色が邪魔をして――――】

(……、……―――――――――――――)

【だが――――― それでいいと受け入れていた。ただこの一瞬を勝利と求める様に、自らの全存在を刺突に載せた。】
【誰の瞳にも、最後に味わう光景は何処までも美しく映るという。死地へと旅立つものの食事は、かれらに至福を与えるという。】
【ならば総てを賭けたこの交錯は、彼女にも、ひどく鮮烈に見えるものの筈で――――】

【そして訪れる手応えが今宵の結末を伝えた。最後の一撃が肉を貫き、深くその臓腑を傷付けるのを柄越しに感じた。】
【その姿勢のまま口を開くと、】

……貴方は………殺しすぎた。
人のままでいる事も、誰かを大切に想う事も出来たのに、破壊を生き方に選んでしまった――――

……さようなら、ジーノ=スカルノフ。
友達には……約束は、守らせる事が出来ないけれど。

【どこか惜しむ様に紡がれる声が、まるでこの結末を受け止める様に微かに揺れる。】
【彼への最後の言葉を紡ぎ終えると同時、太刀は、彼の肉体から引き抜かれて】


【その重みが、ずしりと彼女の右腕に掛かった。ゆらりと下ろされる鋩、】
【血に濡れて重さを増した黒髪。ほぼ左眼しか見えない状況。霞む視界は、身体中に浸透した衝撃が五感を狂わせているのか―――――】
【それでも少女は彼を、ジーノを見つめ続ける、………彼が、きっと倒れてしまうまで、】

【最後まで総てを見届けるため。自らの齎すこの結末を、誰かにとっての喪失を、その心に刻むために。】
307 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 04:10:11.95 ID:hv8e8wzEo
>>302


そりゃあ……。一度は乗りかかった船ですからね。降りるのは格好悪いでしょう?


【少し考えてから。まず、自分の意志を伝える】
【誰かのためとかではなく、格好つけるため。それが彼の行動原理である】
【ある意味、純粋であり。それ故、こんな性格の癖に“正義”の立ち位置に居続けている】

【『あるまじき事態』──確かに、かつてと比べれば正義を名乗る組織は減った様な気がする】
【とは言え、組織の人間としては末端どころか幽霊部員程度の存在でしか無かったリロードだ】


ま、他人任せな発言で情けないですが、頑張ってもらうしかないでしょう……。
それともなんですか、それは我々で正義の組織でも立ち上げようってぇ、相談ですか?


【何て冗談めいた発言をしてみて。口にしたら、つい、想像してしまった。悪党面したこの二人が組織を立ち上げた光景を──】
【少し、黙って。『い、嫌な感じの集団だなぁ……』と呟いて、無いな、と首をフッた】


ま、それに──最近は悪党も一枚岩では無い様ですよ?


【と、新聞記事を一枚めくれば、小さく『D.R.U.G.S.』の文字がある。機関の事件を大きく取り上げた】
【新聞だったが、新聞に刻まれたその名は確かな影響力を持っており────】


組織自体は以前からあったので、ご存知かもしれませんが。最近、活動が活発になってきたマフィアです。
対機関を志す……“悪い人達”です。噂によれば彼ら自体も一枚岩ではないらしいですが、まあ、そこは良いでしょう。

──あくまで、正義ではなく"対機関"を名乗るなら。こういう方向性もあるって事です。
ま、オススメはできませんがね……。結局、善人が苦労するのは何時の時代も同じっていう事ですかね?


【嫌〜な締めゼリフを吐き出しながら、二杯目のお茶を注ぐ】

……記憶を。そうでしたか。実は私も、埋め込まれてるんですが……あ、おそろいですね!
何て冗談は置いておいて。自分の“能力”で制御できてしまってるので、その方面はあまり熱心な活動はしてなかったんですよね。

最近知り合った“エルフェス”という方が、友人を卵にやられていたそうでして。もしも会う事があったなら、話して見るといいかもしれませんね。

【リロードはトントンと、取り出したトランプで頭を数回叩き、純白のテーブルクロスに打ち込んだ】
【トプン、とまるで水の中に沈むようにトランプは消え。バシュンッ!という音と共に“エルフェス”の顔が映し出される】
【写真、ではなく。彼の記憶を投写した似顔絵である。少しぼやけてはっきりしないが、顔付きくらいは分かるか】

308 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/31(日) 04:12:19.01 ID:qXBu/OZR0
/っと、>>306は無しでお願いします……3レス中1レスしか見ずに書いちゃってました…orz
309 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/31(日) 04:55:05.40 ID:apag/9oAO
>>307

バカ言え、わたしらじゃ精々が『悪モン二人組と雀一羽』だぞ
愛想がありゃどうなるかまだ分かんねェが、……なぁ?

……あんまりにも目付きが悪すぎるだろ、目付きが
わたしが言うのもナンだが、人殺しそうな目ェしてるぜ

【想像すらしてみることもなく、即答。玖雀にしてみてもソレは無いらしい】
【この言い種はあんまりだが、事実なのだから仕方ないと言えば仕方ない、か】

【ジロリとシルバーウイングを見詰める視線は……やっぱり鋭いモノだ。正直、怖い】
【は飼い主に似やしないかという、銀翼の雀に対する同情の視線なのだが……】

だから、まァ…………無いな、うん。
他の船に乗っかるしかあるめえよ
『UT』然り、その『D.R.U.G.S.』然り、……な

……つーかよ、なぁにが善人だ、疚しいココロで動いてるクセに

【示された文字に視線を滑らせ、玖雀はただ素っ気なく「ふうん」と返事をする】
【そうは言っても新たな『船』の候補の一つとして挙げている辺り、関心はあるらしく】
【締めの台詞に対しては、クックと喉を鳴らして嘲笑う。何てことはない、そういう奴だ】

……あァん? お前さんも卵持ちか、制御だなんて難儀というか便利というか
ああ、エルフェスな……了解、わざわざ済まねェなミルウスさんよう

【やや流し目で机の上に写し出されたその顔を見ながら、ふうと軽く溜め息を吐く】
【そうしてコップを手に取れば、冷めて温くなった中身をごくりと飲み干した】
【視線を雀の辺りに彷徨かせて、僅かばかりの無言の時間が出来る】

――とは言えな、雀らが戻ってこねェ限りは身動きも中々取りづらいってワケだ
お前さん最初に「無力に縛られるのは無意味」つッたろ、案外アレ図星なんだぜ?

だから、よ……

【不意に零れた呟きは、似つかわしくない弱々しさを少しだけ孕んでいた】
【置いたコップから離された白い手の、人差し指が銀翼の雀を指し示す】
【まさか今更、「そいつを返せ」だなんて、残酷なことを言うのだろうか】
310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/31(日) 05:01:15.77 ID:5gj3aHx60
>>296-298


【爆発という純粋にして始原的な破壊のかたち、其れを体現するが如く叩きつけられる “彼” の言葉、】
【少女から返る言葉は今はない。其れに代える様に抗う意志を瞳に宿し、尖鋭化される戦意が解き放たれて、】

【貌の右半分は紅に染まっていた。何処までが傷で何処までが “塗られて” いるだけなのか、彼女自身にすら理解らなかった。】
【其れが残るのか如何かはどうでも良く、ただ、多量に目に入った錆鉄色が邪魔をして――――】

(……、……―――――――――――――)

【だが――――― それでいいと受け入れていた。ただこの一瞬を勝利と求める様に、自らの全存在を刺突に載せた。】
【誰の瞳にも、最後に味わう光景は何処までも美しく映るという。死地へと旅立つものの食事は、かれらに至福を与えるという。】
【ならば総てを賭けたこの交錯は、彼女にも、ひどく鮮烈に見えるものの筈で――――】

(―――――――――………な……!?)

【だが柄越しにその感覚が捉えたものは、刃がかれを貫く感触でなく、僅かに突き刺さった太刀の空を切る其れ、】


【状況を理解できず見開かれる双眸、差し込む月光を伝い目線は宙へ、】
【そして因果律の歪みの様に開かれた脱出口を少女は見上げた。ジーノ=スカルノフの死を否み、月光と異音とを届かせた虚空、】

……ッ!

【かの闇を貫き新たに現れる姿があった。否応なく意識は向かい、】
【彼を、転移か、完全に未知の能力か……ともあれその異能(ちから)を以て救出した、女性の姿を少女が認めれば、】
【驚愕と警戒を隠しきれず、されど鋭く戦意を宿した橡色が、白銀の刃を伴いながら、感情の読み取れない淡紫色と交差して―――】

(――――…………!)

【其れが今宵の結末だった。女性は再び夜闇に昇り、消えて、あとには何も残らなかった。】
【少女は追憶めいた感覚に身を委ねた。そうする事で混乱しかける己を御し、頭の整理を図る様に】

(……ジーノ=スカルノフ。��D.R.U.G.S.�=B名前も知らない、けれど��D.R.U.G.S.�¢、にいる事は確かな女性――――)
(……抱え込みすぎては……いないわね。戦うべき相手が、またひとつ増えた、か――――)

【生じかける不安を打ち消す様に、最後に一度だけ瞬きかぶりを振った】

【��Helter Skelter�=\――― 最後に呟かれた名。今宵までの彼女は知らなかった。】
【ならばあの女性が何者なのか、少女が識る夜もまた訪れるのだろうか】
【何れ、この夜の結末を、彼女は、その身に刻んで歩み続ける他になく―――】

/遅くまで本当にお疲れ様でした、ありがとうございました……っ!
/ミスしてたり凄い遅レスだったりですみません、精進します……orz
311 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/03/31(日) 05:03:09.05 ID:5gj3aHx60
/…しかも最後に1行写し忘れるという…っ
/……イベント主催、本当にお疲れ様でした……!
312 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 05:20:53.77 ID:hv8e8wzEo
>>309

【『(……ちゅん)』】

【玖雀に指を刺されたシルバー・ウィングは以外にも。落ち着いていた】
【“ 覚悟 ”は、出来ていた。彼は元々の持ち主である雀が死んだ時に】
【招集されるものだと思っており。自分の中では既に一度、終わったものだと思っていた】
【故に。むしろ、ここまでリロードと一緒に居れた事に対して“ 幸福 ”だったとさえ感じている】

【玖雀と再び、出会い。力を失ったその姿を見て。ついに、この時がやってきたのか、と】
【シルバー・ウィングは肩に乗ったまま、チラリとリロードを見る。リロードはこちらを見てはくれなかった】

【──少し、寂しそうに“ ちゅん ”と鳴くと。リロードの肩からテーブルクロスに降り立ち】
【再び、リロードに振り返ろうとした時────────】


……「だから」、何ですか?


【ここでようやくリロードが言葉を発した】


らしくない。はっきりと、言ったらどうですか?


【彼の眼光は、依然──鋭いままだ。彼は、変わらない】

313 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/31(日) 05:54:50.15 ID:apag/9oAO
>>312

【両者の間に、夜のモノとはまた違う、冷たく鋭利な空気が降りてきた】
【沈黙を裂くリロードの声を聞き、玖雀は額に手をやって口元を歪め】
【口端吊り上げ歯を覗かせながら、ニンマリと不敵な笑みを浮かべる】

…………くっくっく、そんな顔されちゃたまンねーよばぁか
いやァ悪いなちっと試してみただけだ、懐き過ぎだよ銀翼(おまえ)
主が居て幸せなヤツめ、死なば諸共だなんてよく言ったモンだが――まあ、いい

【仰け反るくらい愉快そうに笑う姿は、果たして彼らの目にどう映っただろう】
【笑いながらも額にやった手を雀の前に持ってきて、その嘴の先を突こうとしながら】

……ほら、わたしって元々は小太刀だろ、持ち主の居ない哀れな一振りの小太刀な
そンで今は紆余曲折あって、大ッ嫌いな機関員のガキの元に居るワケだ

【唐突に語り始めるのは現状を交えた身の上話である】
【「とんだお笑い草だろう?」などと言って笑い飛ばし】

その場で殺そうとも思ったが、ま、こんなんだから当然出来っこない
とは言えこのままじゃぁ悔しいワケでな、仲間の“雀”に力を託そうと考えた
けれども多くのヤツらと連絡が取れない、これは困ったとフラついてたら……

【……そこで偶然、リロードたちと遭遇した――と、いう訳らしい】
【どうだ? と提案するように、玖雀は小首を傾げてみせる】

【要するにこの雀は「“力”が欲しいか?」と問い掛けているのだ】
【受け入れるかどうかはさて置き。シルバー・ウィングに触れるその手は、今にも力を渡しかねない状況、かもしれない】
【(――玖雀自身にとっては、彼らが最後の頼みの綱だったから)】

……因みに言っとくが、助けてほしいワケじゃないぞ

 ほら。“因縁”ってヤツ――「面白い」、だろう?

【そいつは男を唆すような一言を、最後に付け加えた】
314 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 06:24:57.80 ID:hv8e8wzEo
>>313

【笑い転げる玖雀に────口を開けて唖然とする一人と一匹】
【その瞬間。元々薄暗い路地裏だったが。ほんの少し、明るくなった】
【微弱な変化だが。“本体”であり、それを感じ取ったリロードは勘弁してくれ。と冷や汗をかいた】


(……どうやら。良くない事が起きる一歩手前だったかもしれませんね)


【ギュウ。と右手を握りしめ。ポケットに突っ込むと。大きくため息を吐いた】
【シルバー・ウィングは力が抜けて、リロードの肩に戻る事無くへたり込む】

──。成る程。対機関の話を持ち出してきたのはそういう意味合いがあったわけですね……。

【疲れ果てた表情で、椅子に思い切り体を預け、足を組んでからズズ……と音を立ててお茶を飲む】


……。目の前に決断が現れたら時、欲望のままに行動すると決めております。
故に、選択が変わる事はないでしょうが。──シルバー・ウィングに力を与えたら、貴方はどうなるので?


【その言い様なら“力は貰う”と言う事で良いだろう。だが、ただでさえ力が分散した状態で】
【さらに、“力”を分け与えたとなれば。玖雀はどうなるのだろうか────?】
【質問するリロードの目つきは相変わらず、鋭く。今回は本当に睨んでいる】
【別に心配している訳じゃあないぞ。というツンデレじみた目線だ】


ふッ────…………。しかし"因縁"ですか。神もそろそろ本気で生きろと私に言っているんでしょうかね。
悪く無いです。確かに、かつての戦友の得物である貴方を��奪い返してやる�≠フも燃える展開で“面白い”。


【不敵に笑う。彼の笑みは。かつて、“雀”と約束を交わし、コードネームを貰った、その時の様なものだった、かもしれない】
【リロードは、ゆるりと手の平を向け玖雀に差し出す。今更過ぎる握手ではない。彼の妹もやっている、“何かを貰うポーズ”である】


では、頂きましょうか。その因縁の“ 名前 ”を。


【そして、シルバー・ウィングは、全てを覚悟した様な表情で、玖雀に体を預ける────】

315 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山陽)[saga]:2013/03/31(日) 07:41:18.27 ID:apag/9oAO
>>314

【路地裏が僅かに明るさを帯びると――玖雀は少しだけ視線を横に流して】
【「そろそろ朝か、早いな?」なんて言いながら、軽くおどけてみせた】
【疲弊が色濃く見える男に睨まれ、おお怖いと着流しの袖で口元を隠しつつ】

“わたしがどうなるか”、なンてのは……ああ、愚問だな?
『玖雀』としては“消える”ってえのが一番正しいンだろうが……

【手持ち無沙汰にへたり込む雀を撫でながら、淡々と答える様子はいやに素直だ】
【返す視線は睨みを効かせることもなく。朝の雀の囀りのように、和やかに】

ま、シルバー・ウィングの生き方次第だろうな
お前さんのこと、だぁい好きみたいだし、なァ?
「ドコまでも着いていきますぜアニキ」……なぁんて

【それでもからかうように冗談めいた言葉を言い放つのは、やはり“そういう奴”ということだ】
【いつものペース、いつもの雰囲気、いつも思わせるその素振り。成程、覚悟は既に出来ているらしい】
【差し出された手は一瞥するだけに留まって、シルバー・ウィングをそっと優しく両手で包み込むと】


 九つから六つ引いて三つの玖雀
 言われなくとも、呉れてやるとも。


【いつもの通り、可愛いげがない一言を呉れてやった】

【その直後、玖雀の両手から零れ落ちるのは太陽光にも似た目映く暖かい光だ】
【それはやがて目も開けていられないほど強くなり、視界を白く染め上げていく】
【そうして数瞬のホワイト・アウト。暫くすれば光は消えて、玖雀の姿も其処には無い】


【――さて、シルバー・ウィングである。まず、外見的な変化は然程見られない】
【骨格ががっしりしたとか、羽毛がふんわりしたとか、強いて言えばその程度だ】

【それでは、力に関しては、と言うと】
【一つ。羽毛や羽根等、身体の一部を「鋼」に変化させて、簡単に使役出来るようになる】
【一つ。主との意志疎通が可能になる。但し人語が話せるかと言えば、飽くまで可能性のみ】
【以上の二点が特筆すべき著しい変化である。尚、卵の力は移動していないので、心配は要らない】

【また、銀翼の雀の頭には、「形相恐ろしい般若の顔」が浮かび上がることであろう】
【記憶したらばすぐに脳裏から消えてしまうが、何らかの手掛かりであることには違いない】
【何はともあれ、力の受け渡しはこれで完了だ。男と雀の行く道に数多の喜劇あれ】
 【ちち、ち――――ちゅん】

【雀の鳴き声が、夜明けを告げる】
316 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 19:02:31.66 ID:jdwa7tDdo
【かつての交易都市、レナール。今やそこは、現世か地獄かも分からぬ異世界であった】

【触れた生物を異形に変え、永劫に晴れぬ黒い霧。全てが破壊しつくされた街の外殻部、廃墟の群れ】
【そして何より、上へ向かうに連れて直径を増し、雲すら突き抜ける逆さの巨塔――】
【人はそれを、何時しか本能的に��ATLAS�≠ニ呼んでいた】

【��ATLAS�=\―天の蒼穹を支える巨人の名。この塔の構造からして、これ以上無い名前だろう】
【また辛うじて『魔界から召喚されたらしい』事がわかっている以外、全くの詳細不明という建造物がコレなのだ】
【そのサイズはまさに規格外で、人知の及ぶ建造物でないのは確か。そして、コレがあるからこそレナールが滅んだのもまた確か】
【故に探索隊――で、無い者も居るが――は、自らの土地を、誇りを取り戻すために人員を送り込むといった経緯で今に至るのであった】

��―――いよぉっし良いか?これが本作戦の最終確認だぜェアンちゃんタチよぉ!��

��あんたらは先ず、霧の影響を受けないように空からATLASへ近づき、高層、中層、低層の何れかの箇所を選んで侵入し……��
��そのまま最上階を目指すもよし!怪しげな部屋で宝探しをするもよし!何はともあれ『探って』みてほしいんだ��
��何が居るかサッパリな塔だからな、気を付けろよォ!?他のトコから火事場ドロが入ってるかも知れねぇしな!��

��さぁて、それからもう一つ大事な大事な―――船長と、我らが愛船のお名前を忘れるんじゃァねェぜ!?��
��俺は泣く子も黙る『フェルディナンド船長』で、テメェらがいま身を預けて��空を航行中�≠ネのが『帆船シルフ』ってぇ名前だからなァ!��

【��帆船シルフ�=\――風を受けて空を航行するこの船には、探索やその後の警戒を兼ねた人員が乗っている】
【船長は中年ながら実に熱い男であり、腕も確か。やがて船はATLASへと接近し、各人の希望に寄った高さで彼らを降ろすだろう】

【低層で降りたなら、待つのは外部階段の入り口。そして内部へ通じる右か、或いは左の扉が待ち構え】
【中層、また高層で降りるものは強制的に外部階段よりのスタート――高さもあり、風が非常に冷たいそこは】
【中層ならば目の前には踊り場と内部へ通じる赤の扉。高層なら、上がるか下がるかせねばまだ何も見つからない】

【探索組は――これ以降、誰からの解説や指示も受けられない。自らの命を守るのはやはり自分なのである】
【まだ引き返せる。フェルディナンドはそう言うだろうが―――きっとシルフが飛び去るまで、誰も振り返りはしないのだろう】


【さて、探索に回った人員を下ろした帆船はATLASの周囲を旋回しつつ、彼らの帰還を待つと同時に】
【万が一の事態に備えて待機させた数名の戦士が揃っているかを確かめようとするだろう】

【��対守護獣戦�=\―――それに挑む諸君らは、もしかすると船上には居ないのかもしれないが】
【だとしても双眼鏡なりで姿を確認しようとするだろう。それに応じて、手でも振れば問題はない】
【既に周囲の空気は重くなりつつある。シルフを含め、全ての��侵入者�≠ノ対して攻勢は始まりつつあるのだ】
【単独行動はまず避けるべき、と船長が拡声器を用いて周囲へ伝える―――上空の雲が渦巻いたのは、そんな折。】



 ��この反応……ヒトもそうだけど、『不純物』がいくらか混じってるよねぇ…?��

             ��悪魔だとしたら魔界のスパイか、それとも……アタシが確かめてこようか��

 ��……いや、いいよ。誰かが此処まで辿り着くのなら、私が主としてお出迎えするべき。でしょっ?��

             ��まあ、物好きにも魔界の塔へ入る連中だ。楽しそうではあるけどな―――。��

【『なんとなく、不安だぜ』―――そんな木霊が誰かに届くはずもない。しかし、沈黙を保っていた塔は今、確実に動き出した】
【誰が何処までたどり着き、一体何を見つけるのか。ヒトならざる者の手で作り上げられたATLASの謎、そして―――】
【―――ガイスト・ウォレン。その神秘に近付けるかが今、試されようとしていた。】

/こちらはイベント『“Investigate Renard”』の投下文となります
/探索側の方は降りる高さを決めてそちらに、戦闘の方は船に残って名乗りなりをあげて頂ければと思います。
/拙い進行ですが楽しんで頂ければ……それでは皆様、よろしくお願い致しますっ!
317 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 19:07:17.30 ID:9xgFaYkq0
>>316

【草原地帯に白雪の道を引きながら純白の武装スノーモービルで駆け抜ける青年の目的はこの世の地獄に眠るモノ】
【その青年は黒髪の短髪に黒目を持ち、上半身を分厚い灰色の耐寒服で覆っている】
【下半身は茶色の耐寒ズボンに無数のベルトが付いた分厚いブーツという、極地の作業員のような風貌であった】

『ミストラル!どうやら草原地帯に着いたようだね!レナールの跡地はすぐそこだよ
 …本当に大丈夫かい?これまで探索してきた廃棄施設とは危険性が段違いだよ?』

問題ない。魔獣や怪物の類との戦闘にはなれているし、『ウィルマ』もあるからな
だが危険性は承知している。武装は可能な限り最大のレベルのものを用意しておいた

【青年の武装スノーモービルの左右にはそれぞれガトリングガンが取り付けられ、前部の装甲も強化されていることが見て取れる】
【また青年の座る操縦席の後ろには、赤と青の手榴弾のようなものがそれぞれ三個づつ置かれ、護身用のピストルもあった】
【そして青年の左腰にはサーベルがぶら下げられ、右手には異様な機械篭手を装着し、その下部にはアンカーショットが取り付けてある】
【右手の機械篭手は既に起動しているのか、淡い赤色の光を発していた】

『わかったよ、君の無事を祈るとしよう。危なくなったらすぐに撤退してくれよ!』

了解した。それではレナールに突入する。通信を切るぞ…

【気が付けば周囲には黒い霧がたちこめ、どこからとも無くこの世のものとは思えぬ叫び声のようなモノが鳴り響く】
【通信を切ってから青年は操縦席のコンソールを操作し、ブーストをかけてこの世の地獄と化したレナールへと突入する】
【体に黒い霧に触れた瞬間、青年は鋭い悪寒を感じ取ったが、すぐにそれを気迫で振り払った】

【黒い霧の中で青年が見たものは夥しい数の廃墟と化した住宅、そして怪物と化した住民達であった】
【普段の青年であれば必ず入り込むであろう廃墟には目もくれず、目指すは中央に聳える巨塔である】
【目の前の街道には無数の怪物たちが、青年を自らの同類に加えんとして待ち構えていた】

(迂回路を考えている暇も無い―――強行突破する!)

【眼前に迫る無数の怪物に対応するため、青年は操縦席のコンソールを操作し、左右のガトリングガンが空転を始める】
【無数の鉛弾が怪物共を蜂の巣にするという任務を遂行し始め、薬莢の排出と給弾が高速で行われていく】
【そうして鉛弾が作り上げた蜂の巣をミンチにするという任務を任されたのは純白のスノーモービルである】
【海を割るかのように出来上がっていく道をスノーモービルは乗り越えていった】

かつてレナールの住民であった者達…お前達には憐れみの一つや二つは感じている
しかし、どんな理由があろうとも俺の仕事を邪魔することを許すつもりは無い―――退け!!

【純白であったスノーモービルが怪物の血で染まっていくのも気にせず、青年は塔への道を突き進んでいく】
【しかし、あと少しで怪物の波が途切れることを青年が確信した瞬間―――鉛弾は怪物共を蜂の巣にすることをやめた】
【青年は心の中で舌打ちをするが、焦る事はない―――既に想定と対策は完了している】

(車体の揺れは激しいが…問題ない。こいつの装甲であれば十分に耐えられる!)

【青年はすぐに操縦席のコンソールを操作し、鉛弾を吐き出すのをやめ、デットウェイトとなった左右のガトリングガンをパージする】
【さらに操作を続け、限界量のブーストをかけ、最高速度まで一気に加速する―――このまま振り切る算段であろう】

ふぅ…ギリギリだが何とかなったか…往路で体力を消耗するわけにはいかないからな
依頼人が用意した飛行船に乗るという手も有ったが悠長にやっていれば他の探検者に先を越されてしまう

【そしてその算段は成功し、スノーモービルは怪物共を弾き飛ばしながら青年を巨塔―――ATLASの下へと導いた】
【青年は一息付いてから、スノーモービルを停止させ、装備を整えてから飛び降りた】

さて、この巨塔の中では何が待ち受けているのか…
出来れば宝の山だけであってほしいものだな

【青年は巨塔を見上げ、冗談をこめた独り言を呟く】
【やがて見上げるのをやめ、低層左側の扉から塔内部へと足を進めた…】
318 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 19:10:53.19 ID:OE1RpNjno
>>316

……ヒャ、ヒャハハハ…………ちょいとばかし風が強めだった気ィがするが、……こォこまで来ィて見ィせたぞッ!
"ガルムステキア"と"フリゾール"の耐寒性を利ィ用すれば、こォーんな高い所の寒さもなァんてことはねェ……!
呼ォ吸も、高所を得意とする魔物との"融合"を利用すりゃア……どォーってことはねェェエエ……ぞォォオオ……
なァんかそォの辺うろついてたでけェ野郎は……船に乗った人間共に気を取られて居たよォーだしなァァアア……
あァの野郎が糞人間共にぶゥっ殺されかねねェーのは惜ォしいが……破ァ片が残ってたら後で拾ってやるよ……

さァーてと、……ちょォーっと休憩してから……探索を開始しよォォオオーーかァァアアーー……ッ……――――

【何やら塔の上層部の階段のとある段に……うつ伏せに寝転がり、ぐでーんとのびている存在が――――】
【それは全身真っ黒な毛に覆われている奥二重でコワモテ、エルフ耳で2mの身長の悪魔だ】 【頭部には二本の鋭く禍々しい赤い角を持っている】
【黒い白目と血の様に真っ赤な虹彩を持ち、首にはマフラーの様な長い紫色の毛を持ち、他にも所々に紫色や赤の模様や毛を持っている】
【鋭く赤い牙と同じく爪を持ち、手足や尻尾の先の方は紫色で、いかにも悪魔だと思わせる尻尾の先端には赤い棘がある】
【赤い棘は肩や手の甲、アキレス腱の位置にもあり、先端に赤い爪を持ち紫色の翼膜な黒い悪魔の翼を背から生やしていた】

【話を聞く限りでは、なんとこの悪魔は……地上から千メートル以上も離れたこの場所に自力で来たらしい】
【人間離れしているというレベルではないが、そもそも人間ではないのでおそらく問題は……ない、のか?】
【…………暫く休憩した後、悪魔は上を目指して階段を登るだろう】


【余談だが――今から幾らか前の時】

グゥゥウウルルルル…………
こォの素ゥん晴らしい空間との関係を調べるやァら、作った野郎に挨拶やァら、……
とォにかく、色々しィてやろォォオオーーかと思ったのォによォォオオ――何ァ故、こォーいう時に限って人間共が居ィるんだ!

……ヒャハハハ、まァー良い! 人間共よォり先に、こォの塔を調べ尽ゥくせば良ィい話だァからなァァアアッ!
俺様の来ィた"魔界"とは別のそォれから持ってこられたらァしいこォいつ……ヒャハハハ、混沌の更なる"増強"には十ゥ分過ゥぎるなァァアア

【と、草むらに隠れているが、その意味もなくやたら叫ぶ怪しげな人物(?)が居たそうだ……】
319 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 19:21:49.85 ID:KzLH493Io
>>316

【飛行船上――――船長が今正に名乗りを上げている最中】

…風が強いですわね、もし帽子を被っていたら飛ばされていたところですわ…

【予想外の風の強さに髪を靡かせながら、リーネという少女は優雅に佇んでいた】
【フワフワとしたドレスに非力そうな身体、”観光気分”この四文字がぴったり当てはまりそうな出で立ち】

フェルナンデス様…とジルフ?んー…変わったお名前です事…

【船長の自己紹介を適当に聞き流しながら見えてきた塔に心を躍らせる】
【理由はいたって簡単、中に何が待ち受けているか、それを想像するだけで心が躍る】
【身の危険のことなど考えていない、それよりも自分の探究心が上回っているのだろう】

【そして船長の自己紹介も一段落してきたころ】


あ、私はここで降りますわね…それでは皆さんに御武運がありますことを

【船に残っている面々に微笑みかけリーネは船から降り立った】
【降り立った場所、そこは目の前に赤い扉が聳え立つ中層】

ここが入り口…みたいですわね?
このまま中に入っても良いのだけど…他にも人は降りていそうだし…

【早速扉を開けようかと思ったのだが罠でも仕掛けられていれば一溜まりも無い】
【悪知恵を働かせたリーネは少し踊り場で待機する事にしたらしい】

本当に霧が濃いのね…早く誰か入ってくれないかしら…

【口元をハンカチで押さえながらコホコホと咳き込む】

【誰も入る気配が無い、そう感じ痺れを切らしたリーネは内部へと侵入した】

【赤い扉の内側、その中に待ち受けるのは一体何なのか】
【期待と不安を半分ずつ胸に膨らませリーネはゆっくりと塔の内部へと歩みを進めたのであった】
320 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 19:25:57.72 ID:+QKa4QKlo
【��ATLAS�=z

(身ヲ裂く風も、痛くない)
(天ノ息吹とて、寒くない)

【裾を巻き上げる風を受けながら、短い眉をひそめて帆船シルフから塔へと身を投じる】
【気をつけて、と船の乗員に手を振るとすぐさまその身を返して赤い扉のノブに手を掛け】
【扉の影に身を隠しながら開いて罠の確認をすると、褐色の熱砂はやがてその向こうへと姿を消した】

【一目見て砂漠の遊牧民だろうと分かるほど民族色の濃い異装をした、長身の青年】
【黒い髪はツーブロックのベリーショート、目は金色のどんぐり眼】
【色黒で口が大きく、目鼻立ちのしっかりした彫りの深い顔をして】
【服装はややくすんだ赤のベストと裾を絞ったゆったりとしたズボン】
【大きな濃い灰色のポンチョを黄色のショールで斜めにしぼっている】
【各所には濃い緑の布製・石製のアクセサリーがちりばめられ、派手な装いだ】

【外からでは脇腹の辺りに垣間見える程度の安っぽいベルトは、外套の中で肩に通され】
【背中の方には、誰しもの目から隠すように一冊の“本”を背負っていた】

(街ノ人達の苦しみに比べれば、何だッテ平気だ)
(必ず元に戻す方法ヲ、せめて緩和し留める方法があれば――)

【屋内へと入ってまず探し始めたのは、執務室や文面上の作業が行われている一室だ】
【すなわち館の見取り図、求めるのはこの塔の機関室】
【文字が読めずとも図であれば理解はし易いかという判断と、もう一つ、日誌だ】
【今ここでその内容を理解することは難しくとも、同行者がいれば、もしくは持ち出せば】
【“彼女”の、ないし塔のアキレス腱となるような部分への情報があるかもしれない】

【屠るのは己でなくとも良い。それまでの力は無い。達せられずとも良い】
【ほんの少しずつ中心へと進みながらも、手にした曲刀を握る手は、掌が白くなるほど力がこもっていた】



【――一方、船の上で物陰に潜むように立ち竦み、塔へ昇る勇者たちを見送る影がひとつ】

【別段顔を知られているような人間でもなく。しかしここに平然と存在していいとは思えぬ立場の人間】
【手にした金鎚と鈎爪状の刃が融合したような柄頭の、自身の背と同じほどの長さのウォーハンマーは】
【それでも明確に、これより対峙する巨獣と戦う意思をしめしていた】
【咎める者などいないと、言うように】

さて。これまでの事件報道で、見知ったお方もいくらかおりますが……
その手並み、存分に拝見させていただきましょう

【豪奢な長い金髪は高い位置で括られ、聖別銀のロザリオを首に掛け】
【紫の瞳を隠すように、スポーツタイプのサングラスがぴったりと目元を覆う】
【ファーフード付きの黒いモッズコートに紺色のスプリングVネックセーター】
【白ラウンドネックTシャツにスキニージーンズ、ボトムの裾を絞るアーミーブーツ】
【一見誰も注目しないようなシルバースタッドのピアスには、側面に“No.13”と彫られている】
【嵌められたジルコンは、表面の反射を逃れ強く内部を照らすほどの光を当てられた時のみその奥に五芒星を垣間見せた】

我天國の番人なり
もし汝ら翻へりて幼兒の如くならずば、天國へ入るを禁じ

【カノッサ機関六罪王、ガイストウォレンの従える守護者を屠らんとするのは、カノッサ機関ナンバーズ、No.13を冠する者だった】


/ナウファル&ナタニエルです
/本日はよろしくおねがいしまーしー! 存分に楽しませていただきゃすー
321 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 19:26:04.01 ID:+jexuiTxo
>>316

荒れ果てた街、禍々しい塔―――……まるで此処だけ別世界だ。
コレがレナールってんだからビックリするわな……野郎、許せねぇ

【霧の奥に見えるは、邪悪に食い散らかされた街並み。シルフが接近し、その姿を大きくさせるは��ATLAS�=z
【―――謎に包まれた塔であり、これから男が侵入する場所。風に飛ばされないように蒼のソフト帽を片手で抑えながら、紺碧の眼で塔を見据えた】
【白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルないつもの格好―――だけでは心もとないため、その上に重厚なブラウンのコートを羽織った男が】
【未開の塔に挑むため、この船に乗って空を渡っているのだった】

……解ったぜ、『フェルディナンド船長』。 結構帰りは遅くなるかも知れないが――何があるか予想もつかねェ、やばかったら連絡するわ
―――でも、危険には足突っ込みたくなる性でなァ……元賞金稼ぎの、職業病ってヤツだから―――よ……っとォ!!

【男は船長に向かって親指を立てて、「心配するな」と白い歯を見せた。内心は不安と期待が少々、そして覚悟が他を占めている】
【一度小さく息を吐けば、男はコートをはためかせて飛び移った。―――高さは中層。気候を考えた結果、ここまでが限界と見た】

……うぉぉ、やっぱ寒すぎんだろ……!! ―――ってことで折角だから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!!

【塔に両足を置けば、襲ってきたのは冷たい風。其れから逃げるように男は扉を開けて内部に侵入した】
322 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 19:26:25.36 ID:BVl9hwpho
>>316
【帆船シルフ��甲板�=[ーー空高く、霧に包まれたレナールを遥か下に見る、高所の風は決して弱くはない】
【こういう景色でもなければ気持ちのいい見渡しなのだろう、しかし現在は、禍々しい物がどうしても背景に入る】
【ーーーそれに、��とある人種�≠ノ、ここは地獄だ】

ーーー……

【甲板の隅っこで、うずくまり小刻みに震えながらしがみ付いている者がいた】
【チワワのように小さくなって震える姿は、幼い子供ならまだ可愛げがあっただろうーーーしかし彼は、大の大人の男であった】

…正気じゃねぇ……ーーー
なんだってこんな高い所にーーーうお!揺れたッッ!!?

【黒いビジネススーツ、黒い革靴、爪痕みたいな模様の超絶にダッサいネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】

【彼ーーーラッシュ・ワンスドッグという男は、高所恐怖症だったーーー】

……せめて中で降りりゃよかった…やべぇよ…

【ラッシュは、もとよりシルフに残るつもりではなかったーーー��主人�≠ノ探索を命じられ、とりあえず塔を適当に登ろうとーーー『下層ならそう高くもないだろう』と、鷹を括っていた】
【それが間違いーーー低いと思っていた下層はそれでも高く、オマケに空飛ぶ船に乗せられ、すっかり脚が震えて動けなくなってしまっていた】
【そのままズルズルと、おりられないまま船は高く高くへとーーー結局、今に至る】

【もうこうなってしまってはどうしようもない、情けないがこのまま着陸まで待とう。何、何事も無ければこのまま黙っていればーーーなんて、考えていたが】
【これから先、更なる地獄を体験する事を、彼は知らないーーー】

/ラッシュ・ワンスドッグ、急遽戦闘側参加でお願いします
323 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/03/31(日) 19:28:25.28 ID:lWaKAU5U0
>>316

【とある依頼があった】
【各地にあるその手の機関に回ってきたそれは、風の国 レナールに出現した塔の探索及び周辺脅威の排除だった】
【当初"彼"こそ、「探索でもしようか」等と思っていたのだが、探索に使える様なスキルは特に無い為、戦闘の任務に着く事にしたのだ】
【そしてその戦闘に回る組は、帆船シルフを拠点にその塔の"守護者"と戦闘を行うというのだ】
【心配のタネであった天候も今は素晴らしいほどの曇天であり、その参加者は無事甲板に姿を残していた】


目標をセンターに入れて引き金…目標をセンターに入れて引き金……


【…まるで呪詛か何かの様にバリスタの使用方法を口にしているのはフードを深く被った一人の青年だった】
【少し痛んだ青色のデニムに、薄く汚れたセーフティブーツ】
【前を開いた茶色のミリタリーコートからは、白のシャツと黒いネクタイが顔を覗かせている】
【あまり特徴的とは言えない服装の中、携えられた二本の鋼鉄の剣と赤色のマフラーが存在を主張する】
【微かに白みがかった緑の髪に鮮やかな蒼眼。その顔には、難解な問いを出され困惑する子供の様な表情が張り付いていた】


「アンちゃん!アンタまだ覚えてないのか!?」


しょうがないじゃないですか!見たこと無いんですから!
それより大丈夫なんですか!?本当にコレ引くだけで矢が出るんですか!?


「そうだってって言ってんだろ!原始人かアンタは!」


【船員の一人と大声で会話しながら、バリスタの前に陣取って使い方を復唱していた】
【緊張感の欠片も無い光景であるが当人達は至って真剣な様子であり、その証拠にバリスタの弾の先端には新たに小さな爆弾が取り付けられている】
【どうやら対守護者の為に前もって用意した物だろう。青年はバリスタの台座に着いて待機していた】
324 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/31(日) 19:36:36.56 ID:YTckk5UKo
>>316

【数刻前――とある電話より】

【その声は、初老の紳士のものであった。 曰くギルド連盟の所属であると言い】
【「是非ともこの度の作戦に送りたいギルドがある」――と】
【丁寧ながらも強い意志を感じる口調で、まずはそう切り出したのだった】

「――ええ、そうですとも。 少数精鋭を是に考えれば、
 此方からは“あのギルド”の出向が相応しいと判断したのですよ。

 狩り(ハント)においては他の追随を許さない“絶対王者(トップオブザワールド)”
 ……そう呼ばれていた彼らが忽然と散らばってしまったのが、
 何でかんでで、もう10年も前になるので御座いますが……

 ですが、再び彼らは、“ELYSION”は、確実に今……
 かつての“王女”の意志をついで、動き出しています。

 尤も現段階では、所属はギルドマスター一人のみでして。 早い話が“ソロギルド”ですかな
 それ故に、今となっては“群れる幻影(ゴーストレギオン)”等とも呼ばれてしまっているようですがね。

 それでも、私は“彼”を勧めたいのです。 個は強いといえ、きっと其方の窮地に力をお貸ししますとも
 それとも、まさか過去の名声は今に通用しない、等と言うのでは無いでしょうな? 

 ……うん? ――ほっほっ、私はギルド連盟所属、付いた呼び名が“老いぼれ案内人”
 或いは、ただの一介の紹介人で御座いますよ。 名乗るのは、また後日――」


【――舞台は、レナールの地へ】

【大砲の上に腰掛けた一人の背高な若い男と、傍の縁に寄り添うように停まる一匹の奇妙な小竜が】
【集いし勇士達と共に、“帆船シルフ”に搭乗していた】

【長い紅茶色の髪に、メッシュのように混ぜ込んだ細い編み込みが高所の気流に不安定に揺らぎ】
【オリーブ色の目は、瞳孔の大きさが揃わないマッドに澱んだ様相でありながら何処か愉しげであって】
【纏う黒衣は術士風のローブであり、足許は長躯であるのに尖った高い踵】

【傍に寄り添う黒き竜は、手と羽が一体となっていて、停まる姿はカラスを連想させるが】
【その躰には痛ましい程に包帯が雑に巻かれ、ボロボロの翼手には穴さえ空いており】
【それでも、弱気な様など欠片も見せない紫に輝く目が、高貴かつ希少な幻獣種であることを伺わせていた】

…………アレイスト船長、有事の際にはまず、シレーナ号の大砲をお借りしますよ
……さて、襤褸鳥(ボロゴーブ)。 お前の出番は、来ない方が私も安心出来ますけれどね……

【片手には抜き身の細い銀剣を携えて、格好も連れたものも記憶も表情さえも曖昧に】
【けれど、久方振りに浮かべたのは、常通りのイカれた笑みとは少し違っていた】

/お待たせしましたー遅れて申し訳ない
/セシルです。宜しくお願いします
325 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 19:37:32.59 ID:jdwa7tDdo
>>317

【低層、左の扉より侵入。そこに広がっているのは回廊であった。ちょうど四角形の構造で、中央には水瓶を持った裸婦像が在り】
【道は直進か、左へ曲がるか。直進すれば階段が見えているが、左の奥には更なる通路が回廊から外れて伸びており】
【何より、その通路は地下へ向かって下る道。どちらを選んで進むかは彼次第なわけだが―――】

【問題点が、1つ。それは回廊を埋め尽くすほどに肥大した、ヒトか魔物かもわからぬナニカだった】
【肥えた腹部を引きずり、四つん這いで回廊をグルグルと回るそれは現在、彼とは四角形の対角線上におり】
【急いで行動しなければ左側への通路が塞がれてしまうことも考えられて】
【しかし一方、直進して後ろを取ることもまた不可能ではない―――どうするかは全て、青年次第だ】

>>318

【上層へ降り立つものには極寒の地獄が待ち構える――といっても、対策を講じた人外ならば問題も無し】
【暫し上層へと向かって歩いて行けば、やはり在るのは踊り場。そして10mはあろうかという背の高い鉄扉である】
【まだまだ先はあるものの、この扉――凍っていた。自然の温度によってではなく、明らかに何者かの手によって、だ】

【近くにはわざわざ小さな鐘が据えられており、まるで誰かの家のようでもあるのだが】
【悪魔――となれば、何か近しい存在をその奥に感じるだろう。決して、友好的な感じはしないのだが。】
326 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 19:40:37.19 ID:jdwa7tDdo
>>320>>322>>324>>323


��ふんふん……四人も能力者っぽい連中がいりゃあ、なんてことは無いかもなぁ?��
��つってもよォ、俺の名前は覚えろよ?フェルディナンド船長助けてください!って言わねーと……��
��もしもの時に拾ってやらねーぜ、アンちゃんタチ。ハハッ!ま、お互い仲良くやろうや――っと��

��……まあ、なんて言ってる間にお出ましみてェだがよッ!野郎ども、武器を構えて気ィ引き締めろやァ!!��
��敵さんは上から来るぜ、雲の中からな!出てくるのは天使か、それとも――――ぁ?��


【ズ、ズ、ズ、―――そんな音が聞こえそうなほどにゆっくりと、しかし確実にそれは姿を表した】
【一目見た感想で言うのなら��クジラ�≠ナあろう。一角を伸ばしたそれは、濃紺の体表で空を埋め】
【背には遺跡と、あれはジャングルか。緑の園が見えているのが、実に現実的ではない光景だった】

【もっとも、フェルディナンドが言葉を失したのはそんな見た目が理由ではない。��サイズ�≠フ問題だ】

【それは空を埋め尽くす。比喩ではない。理由なんて直ぐに分かる、瞳1つ取って見ても、半径が何十mも有るのだから】
【全長は恐らくキロメートルで表すことに成るのだろうそれは、音とも思えぬ低音で鳴き、夢遊の如く空を舞う】
【シルフはそれと交錯し、巨体と正面からすれ違う形で背中の上を飛んでいた――先ず、降りてしまおうというのなら此処がチャンス】


��――レヴィアタン、侵入者だよ。出来るだけ痛くないように、一口で飲み干してやりなさい――。��


【交錯、そして距離をとって暫く。そんな声が周囲に響いて、��オぉ―――ン�≠ニいう返事が巨体より響く】
【そうすれば、クジラ――否、レヴィアタン。またはリヴァイアサンとも呼称されるのだろうそれは、旋回し】
【ATLASをぐるりと一周してから、巨大な口を最大限度まで開きつつ、帆船シルフへと接近――全てを食らおうと、迫ってくる】

【その動作は、光景はあまりにも非現実的に過ぎ――ゆっくりなように見えて、ただ巨大であるからそう思えるだけ】
【徐々に風を切る音が周囲へと響き渡り、やがて台風のような轟風が響きわたっていく】
【それは空間に風が流れこむ音。吸い込んだりというわけではなく、ただ口を開いて飛ぶだけで、コレなのだ】
【フェルディナンド船長は一挙に舵を切る。同時に船員が��龍�≠ヨと砲弾を詰める、そんな中で諸君には―――】


                                 【―――対策が出来る、か?】
327 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 19:48:32.43 ID:jdwa7tDdo
>>319>>320>>321

【中層の扉、それを開けると広がっているのは真っ暗な世界。何も見えず、何も感じない】
【��ひゅう�∞�ぱ、たん�=\――吹きこむ風が扉を閉めてしまえば、感覚すらも怪しい部屋】

【いや、部屋であるのかも分からない。しかしやがて、その暗闇が��各々の心象風景�≠ヨと変わっていくだろう】
【心を高貴に持つのなら宮殿の広間かもしれないし、何かを求めるのならそれに近しい近代的な機械が並ぶ場所かもしれない】
【誰が何を思って入るかによって姿を変える部屋――摩訶不思議、という一言に尽きるわけだが】


【諸君の世界――各々に描写は任せるが――そこに共通しているのは、目の前に巨大な燭台が存在すること】
【まるで��此処にあること�≠セけを強調するようなそれは、共通して紫の炎を灯してそこにあり】
【それ以外は自由だ。本当に、心に何を思ったかによって姿は千変万化――好きに変わる】

【――――重ね重ねだが、描写は自由だ。どんな部屋、空間になるかは個人に全てをお任せする】
【ただし、それは外見だけ。物や人物はそこには現れない。最も、それに通じる空間ならば、作り出せるし】
【それと思って何処かの扉や梯子や窓から飛び出すのも自由―――各々、好きな世界を探索できる。】
328 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 19:52:36.30 ID:OE1RpNjno
>>325

ちィィイイーーっくしょォォオオーーがァァアアッ、……エレベーターとか転移陣とかねェーのかよォォーーッ!!
……いィや、あったら侵入を容易にすゥるからなァァアア……そォのくらいはわかるぞォォオオ
ヒャハハハ、そォれに……俺様の力があァれば、こォのくらいなんてことはねェー……から、……なァッ!

【その見た目は、よくいるただの悪魔だが……】
【――"鳥"や"恐竜"などと言った悪魔以外の存在を内部に宿しているかのような、そんな雰囲気だ】

……ヒャハッ、いィかにもって感じの扉だなァァアア
んゥー、……中々良い"匂い"がするぞォォオオ、……ヒャハハハ、だァが少々荒っぽい事になァりそォーな気がするぞォォオオ
さァーて、……無理矢理とかして入ってやっても良ォいが……まァー、こォこは……

【さすが(自称)超強い(らしい)悪魔というべきか、先程の休憩一つで息を整えていて】
【数回辺りの匂いを嗅げば、――妖しげに舌なめずりをした】

おォーい、奥の野ァ郎ッ! 俺様が、ちょォーいと遊びに来ィてやったぜェェエエ

【今回は、特に敵対する目的で来たわけでもない――というわけで、近くの小さな鐘を鳴らしてみたようだ】
329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 19:57:38.10 ID:9xgFaYkq0
>>325
【塔内部への進入に成功した青年は冷静に周囲の様子を見回していた】
【眼前に広がるのは回廊、中央には水瓶を持った裸婦像―――特に価値があるようには見えない】
【道は直進して上り階段へと向かうか、それとも左の奥の回廊に向かうか…】

【青年は最初からこの塔の地下に目を付けていた―――低層から進入したのはそのためである】
【しかしそれを阻む問題が一つ、回廊を埋め尽くすほど肥大化したバケモノである】

(素早く行動すれば奴に気付かれずに左側へいけそうだが…行き止まりだった場合は面倒なことになる
 ここは背後から強襲するべきだな…帰り道で出会うことになれば面倒だ)

【結局青年は一旦直進し、怪物の背後を取って仕留めてから左側の通路を進むことに決めたようである】
【青年は懐から護身用のピストルと赤い手榴弾のようなものを取り出し、回廊を素早く直進した】
【そして怪物の背後へと回り込むと、怪物に向かって赤い手榴弾を投げつける】

吹き飛べ…!!

【赤い手榴弾が怪物の背中に当たる寸前、青年は手榴弾に向かって引き金を引いた】
【銃弾が手榴弾に命中した瞬間、手榴弾から轟音と共に発生した火柱が怪物を包み込もうとする】
330 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/31(日) 19:59:41.61 ID:YTckk5UKo
>>326

――……おや、あっという間に有事の際ですね。 これは凄い

【視界を埋め尽くす脅威は、淡々と言うべき事象では無いに決まっている】
【それでも男――セシルは、ビリビリと響く音にただ眉を顰め、乱れた髪を抑えて】
【恐らくは唖然としているのだろう船員達に、指揮棒の如く銀剣の先を向け、指示を一つ】

……さあ君達、砲撃の準備をお願いします ――ふふ、ワクワクしますね?
いつかやってみたかったんです。 一度だけ。 済めばもう良いです

【すうと上に掲げる銀剣、それはまだ大砲の準備が出来てない内であり】
【慌てて弾を詰め始める船員達を思いやる協調性など無い男の視線は、】
【ただ眼前に広がる、何処から何処までが敵かすら曖昧なその巨体に集約されていた】

…………fire(放て)!!

【振り下ろす銀剣――少し遅れて、急ピッチで詰められた弾が性急に放たれる】
【狙いなんて付けようもないのだが、大体の位置としてはその口の中になるだろうか】

【――合図を終えれば、それで一通り気の済んだらしい彼は】
【さんざ舞わされ息を切らす船員へ労いの言葉も無いまま、自由気侭にボロゴーブの手綱を引くのだった】
331 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 20:00:31.32 ID:+QKa4QKlo
>>326

【遠く異世界の創世神話の如く、その背に小さな世界を背負いし者の影】
【「箱舟か」などと、口の中で呟くように冗談を吐きながらも。そのあまりの巨大さには、サングラスの弦の横を汗が一つ通った】
【張り詰めた緊張を引き裂くのは、ほんの一瞬の電光の音】
【ばち、と空気を震わせる音はすぐに押し寄せる空圧の波に負けながらも、ほんのわずかだけ、その勢いに克ちて】

貴公ら。私は彼に着地いたしますよ

【高らかに宣言すれば、コートの裾をはためかせながらに甲板の端へと駆ける音が続く】
【無論それは、だから砲撃をやめろという意味では無い。両者間の危険な嵐をくぐり抜けて接近する、という事だ】
【舵を切られレヴィアタンからシルフが離れてしまう前に、その身を投げ出さねば】
【おそらくその下の地面へと落下してしまうだろうから】

【そして――“もしも”、“もしも”だ】
【これは決して現実に通る可能性があるとはいえない】
【甲板にその身を沈めて震える小兎が、“もしも”未だ躊躇をしていたのならば】
【そっと、その手を取って。にっこり。目元は見えずとも、確かにレンズの向こうで笑った気がする】
【高い高い空を身を乗り出し、投げ出し、レヴィアタンの上へと落下するのだろう】
【>>322の彼ごと。】
【その道中、決して下を向いてはいけないのだろう】
332 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 20:02:00.27 ID:wX5uPi/io
>>316


【��ATLAS�=E上層 】


【――、自分で適当に切ったらしいのが見える黒髪は、首元を隠すほどの長さで垂らされており】
【これからの季節には少し厚手な、フード付きのコートを羽織った青年だ】
【頭に装着しているのは、『通信機』の様な物。……、その髪を、強風に流して】



〈『――、何か、変わった物は見えるか。』〉


変わったって言えば、全部が変わってるような物なんですが――。
特に、敵っぽいのは居ません。…、…フィスカさん。それより、これ、本当に大丈夫なんですよね。



【――、��シルフ�≠ノ乗って、此処に辿り着いた者達とは、『別口』か】
【傍に停めてあるのは、『小型飛空艇』。 ――何処の所属か、分かりはしないが】
【兎に角、「塔」の上層を目指すのが目的らしく、更に上層への階段へと足を進める】



〈『大丈夫だ、心配するな。魔術協会出の名にかけて、効果は保証する。
  気圧面は――、その��魔術式�≠ナ、クリアされる筈だ。』〉



【『耳鳴りもしないだろう?』――、そう、問いかける女性の声に、見えない首肯を返す】
【高層の気圧へと体を適応させるため、服の下に貼りつけた札からは『魔術反応』】
【極寒の地に対応して、発動しているのは��熱操作能力�=c、…此れで、環境適応は完了していた】
333 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 20:02:44.57 ID:KzLH493Io
>>327

………―――――え?


【確かに自分は扉を開けたはずだ、だが目の前に広がるのは大きな花畑】
【しかも只の花畑なんかではない、空はマーブリングされたかの様になっており目の前に立つ巨大な燭台】
【遠方には聳え立つ大きなお城も見えるが、それはどこかぼやけていた】

…幻覚?となれば怪しいのはこれですわね……

【得体の知れない塔の内部で得体の知れない事態に巻き込まれている】
【そこまで把握できているのだったらこの状況を何とか打破しなければならない】
【自分の身に危険が起こる、それはきっと確かな事なのだから】

この燭台砕いて持って帰りましょう、この中にあるものは出来るだけ持って帰りたいですしね

【目の前の燭代、それに向けて『腕』を召喚する】
【『腕』は燭台を掴むと万力の様に力をジワジワと込めていく】

案外簡単に壊れそうですわね

【燭台に何もないと判断したのかリーネはニッコリと微笑んで燭台を破壊する】

これで幻覚が解けなかったら…打つ手なし、ですわね

【周りの変化、それに瞬時に対応できるべく周りを見回している】
【勿論何か変化があるとすればリーネは瞬時に行動に移るだろう】
334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/03/31(日) 20:03:40.46 ID:lWaKAU5U0
>>326

はい船長!ホントにこれ大丈夫なんですか!?

「大丈夫だってんだろ!テメェはブリーフィングで何聞いてた!?」


【何て、そんな問答を繰り返す二人。その内呆れた船員は船室へと戻って行ってしまうのだが、微妙に緊張感の無い空気を引きずっていて、】
【しかし、船長の言葉に従って空を見上げたと同時に、その空気は完全に消し飛んでしまう】
【「何処かで見た事がある。ああ、あれは何かの漫画の表紙か。そっくりでは無いが何となく似ている」】
【そんな思考が駆け巡り、それが現実であると共に絶望的な状況を知らしめる実感となる】
【あまりにもその光景が信じられなくて、一瞬自前の瞳で熱探知を行ってみるがやはりそれはしっかりとした現物で】


止まるか……いや…止まれ…!


【バリスタのハンドルを手にし、全てを飲み込まんとする大穴へと向ける】
【この機械弩は非常に高い威力を持っている。少なくとも自分が適当に切るよりはマシだ】
【加えて小さな爆弾をつけている。威力に関しては不安は無い。問題は何処を狙うか、だ】

【体内は大抵の生物の弱点ではある。その中でも特別有効な場所を選んで狙わなくてはいけない】
【理想を言えば眼球を狙いたいのだが、残念ながら見る限り狙える場所は口で覆いつくされている】
【その中で青年はその照準を大口の中心に向けた。真っ暗で底の無い様にすら見えるぽっかりとした大穴】
【見た目は鯨と殆ど同じだ。鯨と同じ体の構造であれば必ず体内へ届く。途中で失速しても口内の何処かへ刺さる。爆弾が中で炸裂すれば万々歳だ】

【船員の言う通り、あまりに強大な破壊者へと引き金を引く。彼の思惑を乗せてバリスタの弾が口内目掛けて飛翔する――】
335 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 20:07:11.80 ID:jdwa7tDdo
>>328

【��からぁん�=\―小さな鐘を鳴らせば聞こえる音が、引き金だったと言ってもいい】
【周囲にいくつかの魔法陣が現れる。召喚されるのは、計三体の黒き騎士公】
【大剣、スピア、杖の装備を各々持っており、向けるのは敵意――つまり】


��――アタシはそこらのゴミとは会わないんでね、先ずはソイツらを片付けてみやがれっての。��
��テメェ、悪魔だろ?だったら尚更……終わったらお出迎えしてやるぜ、精々―――��


【『頑張りやがれ』―――言葉と共に、大剣は真正面から斬りかかり】
【それに隠れるようにして、スピアの騎士が悪魔の腹部を狙う。杖は、何やら術式を練っているらしく】
【三者の騎士、その動きは実に��良い�=B動きもせずに下手を打てば、それこそ死すらも見えるほど。】

>>329

【青年の判断は半分正解で、もう半分が失敗だったと言うのが正当なところであろう】
【つまり、背後から排除にかかるのは良い。問題はその攻撃方法であったのだ】

��―――ッ、アアアアァァァッァァァァァアァァァァァアアァァァ!!!!!��
��オ、オぐっ…!!ば、ぅ…アアァァ――――…………。��

【手榴弾によって、肥大した肉体の半分ほどはいとも容易く吹き飛んで、化物は絶命した】
【―――が、その死体からいくつかの肉塊が飛び出して、回廊を這いずり青年へ飛びかからんとする】
【それはまるで死にかけの昆虫が子を生み出すように気色が悪く、何より肉塊は��触手�≠�持っていて】
【無数に湧き出るそれらは、踏めば死ぬ程度の存在。しかしそれでも迫り、その身に触手を突き立て、血を吸おうとするだろう。】
336 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 20:18:14.96 ID:BVl9hwpho
>>326
よーし、じゃあいきなりだが頼みがある、フェルディナンド船長
今すぐ着陸して、俺を下ろしてーーーッ!?

【ラッシュには訳がわからなかった、周りの奴等はどうして平喘としていられるのだろう、今地上何mだと思っているんだ】
【脚を踏み外せば確実に死ねる、なのにこんな、自分の腰よりも低い柵程度しかない船に立つだなんて】
【嗚呼ーーーこれは決して冗談なんかではない、切実な願いを船長にーーー】

【揺れるーーー海や地面で無くとも、空が、空気が揺れ動く】
【情けない悲鳴は誰かに聞こえたかーーー少なくとも、主人には聞こえているーーーしがみ付く力を一層強める】
【恐る恐る確認だ、下を見るなんて最早狂気の沙汰としか思えないが、それでも確認はどうしても必要なのである】

……なんだ、ありゃ…?

【『島が浮いている』ように見えたーーーそれくらい、途方も無く巨大な、空飛ぶクジラがいたーーー】
【この船よりも遥かに巨大、船ごと一飲みにされそうなくらい、おまけに、よくは見えないがーーー】
【確かに、奴の背には、森林と建造物があるように見えた】

【ーーーさて、鼓膜を激しく揺らす鳴き声を聞きながら、ラッシュは呟く】
【「あんなもの、どうしろってんだ」ーーー自前の装備じゃ豆鉄砲にもならないだろう、かと言って船の設備はーーーだめだ、こんな場所を走り回れる気がしない】
【このままではお荷物は確実ーーーと】

ーーーへ?

【何者か(>>331)の手が、ラッシュの手を掴むーーー見知らぬ笑顔が、こちらを向いている】
【その笑顔の意味を咄嗟には理解出来ないーーーが、次の瞬間足場がなくなっていたのは確かである】

は?

【足場が消えた?】 【何故?】 【重力】

【上は?】 【何処だ?】 【空】



【落】 【ち】 【て】 【い】 【る】





ほああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!

【ーーー見事なドップラー効果を描き、長い悲鳴は遥か下へーーー】
337 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 20:22:01.20 ID:jdwa7tDdo
>>330>>334

【セシルが発射を命じた砲撃、エヴァン自らが撃ち放つバリスタ――】
【それらは口内へ吸い込まれるように消えていって、巨大な舌の上で小さな爆発を起こすのが見えた】
【実際は小さくなど無いのだが―――それだけレヴィアタンが大きいということで】


��おいおいおいおいマジで怯め!怯めっての糞でかいクジラ野郎!冗談じゃねーぜッ!��
��このシルフが飲まれたら俺は商売上がったりじゃねェか!オイお前ら、��龍�≠�ぶっ放せ―――!��

��アイアイ、サー!よーく狙って―――耳を塞げェ!ブチかますぜぇぇぇ!!��


【――二人の試みに加えて、巨砲が火を噴く。それは先ほどよりも大きな爆炎をレヴィアタンの口内で引き起こし】
【小さなうめき声と共に巨獣は口を閉じて下へ下へと舵を切り、なんとかシルフは事なきを得た】
【しかしまだ初撃を凌いだだけ。その攻防の性能はさっぱり分かっておらず――あぁ、巨獣が下に行ったからか】
【シルフにぶつかりこそしないが、直近を尾ひれが通過して。凄まじい風と共に、��帆船が反転�≠キる】

【砲台などは固定されているから良い―――けれども、船員は。能力者は、落ちずにいられるか】
【およそ三十秒ほどでシルフは元の姿勢に戻ってレヴィアタンの上方に位置取るものの、先行きは酷く困難に思え―――】

>>331>>336

【二人が飛び降りるタイイングにもよるが、恐ろしく巨大なレヴィアタンの背中は素直に彼らの着陸を許すだろう】
【そこに在るのは表皮に直接自生した無数の植物。そして、その奥に見えるのは小さなピラミッドである】
【その頂上にはなにやら煌めきが見え、また足元からは巨獣の息遣いが直接感じられるだろう】

【――ただ、この表皮というのが困りモノ。実質皮膚ではなくて、無数の鱗から成っているのだ】
【それは靴でならともかく、素足や素手で撫でたりすれば人の皮膚を切る凶悪な存在。着地の際に、それを気にせねばならないか】
338 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 20:24:46.23 ID:+QKa4QKlo
>>327

【身をすり抜けるような触感が皮膚一枚隔てた先を掠めて、震えるように身を縮ませる】
【そんな事に気を取られている内に、部屋の様子は全くその外観と異なるものへとかたちを変える】

【――それは、正しく思った通りの機関室】
【けれども彼は近代の都市にて産まれた人間では無い、つまりその想像は求めたモノその通りではなかった】
【部屋は広く取られているものの、それは例えば大きな建物を動かすための工場の様に大きな機関ではない】
【普段乗り合いをしている隊商の乗る、推進機構のついた幌馬車が動くための機構を少し拡大した様な、それ】
【見覚えがあるものであるだけに、それはいっそうの違和感を呈した】

……コレは、一発で正解ヲ引いた……
なんテ、甘くは無いか

【振り向く先にあるのは、数人の前に姿を現す紫の燈。ゆらゆらと揺れる火は余りにも場違いか】
【しかし敢えてそれには触れない、未だこの場がどういうものであるのか、解明出来てはいない】
【一度その火に向けた金瞳はくるりと室内へ向けられ、数々のレバーや計器に指を触れる】
【触れた感触はある。温度もあり、金属の露見している部分は冷たかったし、そうでない部分は熱の無いぬるい感触が伝わる】
【しかしそれは全て、経験し想像出来る範囲の反応だ】

俺が予想出来ない事ヲすれば……どうなるンだ?

【不意に、巡らせた考えの一端をこぼすと】
【手にした曲刀を横に伏せて己の眼前にかざすと、いつも通りの祈りを唱えた】
【うずまくようにうねる推進機器の音を吸収するように、静かに水がその周りへ集まり始める】
【その水を、放る様に剥き出しの機器の上へとぶちまける――当然、ばちばちと音を立てて火花を打ち始めるが】

【機械に水を掛けるなんて当たり前の事は、したことが無い。あったとしてももっと小型の物を水没させたくらいだろう】
【すなわち、己の心に思うとおりの風景は。思う範疇外の反応を示す結果となる、と見たようだ】
339 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 20:26:00.62 ID:+jexuiTxo
>>327

ありゃ、中は何にも見えねぇ暗闇ってワケね……客人の事も考えてくれよ、全く不親切なこった
……とりあえず火柱上げて明りを確保するべきか―――って……!?

【―――視界を包む暗黒が、突拍子もなく消えていく。辺りが照らされ、急激な明暗の変化に眼を眩しくさせる】
【自然に瞑られた眼がゆっくりと開けば、視界広がる空間は―――彼を唖然とさせた】

おいおいマジかよ……どうなってんだコリャあ……!? 
意識した作りなのかは解からねェが……どう見ても、似てるっつーか……なぁ?

―――最近やったゲームのダンジョンそのものじゃねーかよォ……!?

【……この��ATLAS�≠フような超巨大な塔は現実ではめったに見ないが、ゲームの、RPGの世界ではダンジョンとして物語に登場してくることが多々ある】
【真っ赤に広がった絨毯、禍々しい紋章が刻まれた壁、肌に染みこむ邪悪な雰囲気―――】
【これらの光景は、丁度最近暇な時にプレイしているRPG「〇〇クエスト」の「魔王の塔」の作りと一致していたのであった】

……どうなってんだ、マジでそういう作りなのか? コレを作った奴はあのゲームのファンなのか……ってんなわけねぇよな! ……ねぇよな!
―――ホントにそうならゴーレムとかドラゴンとか影の剣士とか出てくるのか、マジか俺呪文使えねぇよ……つーかアソコのボス超硬いんだよ……じゃなくて!

幻術的な何かとしか思えねぇ……そして気になるのが―――アレ! あんなもんあのゲームには無かった!

【動揺しながらも指さした先には―――大きな燭台。存在感をアピールするが如く置かれてある其れを見つけるやいなや、両手から銃を具現化させる】
【右手には紅、左手には蒼の銃を握って、左手の銃で一発放つ。銃弾は蒼く輝きながら空を裂き―――燭台に当たれば、其れをまるごと凍りづけにするだろう】
【―――燭台が、唯の燭台ならばの話だが】

……弾速をギリギリまで能力に変換した―――ま、止まってるヤツ専用の弾丸よ
恐らくコレが手品の種じゃねーか……? ……少しモンスターとの戦闘に期待してる俺もいるけどな
340 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 20:28:19.09 ID:OE1RpNjno
>>335

ヒャハハハ、随分手厚い歓迎だなァァアアーーッ
そォーだ、俺様はただ"挨拶"をしにきた超強ェー悪魔ッ! 邪禍ッ! ゴミとは程遠い存在ッ!
こォのレナールの黒霧の事をたァーっぷり褒めてやろォーかと思ったのによォー、ヒャハハッ

【周囲に現れる魔法陣、黒騎士――自身の種族が本来持つ力に頼った"召喚士"だからこそ……】
【その心に生まれるのは"張り合う"それ】

でェーてこォーいッ! "剛朱晶の強炎魔"ァッ! シューダ共ォッ!!

【まずはその場で――翼の力を利用しつつ大きく跳躍し、二者の攻撃の回避を試みて】
【次に、自身の手前に魔法陣を生成し――そこより闇が噴きだして、自身の背後と両肩にそれが向かう】
【そして成す形は――】

【まず、悪魔の背後――全身が朱色の結晶で出来ている大体200cm程の人型の魔物だった】
【山吹色で淡く光る眼とコアを持っていて――眼の位置は人と同じで、コアの位置は"心臓部"である】
【また、同じく山吹色で淡く光る模様を全身に持っている】

【そして、悪魔の両肩にそれぞれ一匹ずつ召喚されたそれは――ターコイズブルーで2m程の蛇だった】

【悪魔は、召喚した魔物の背後に着地をすれば】

もォてなしにはちゃァーんと返してやらねェーとなァァアアッ

【まず、結晶の魔物が地面を強く蹴れば――その手前に、朱色の結晶の群れが生えてきて】
【その結晶は地面をほとばしるッ!】 【大剣の騎士とスピアの騎士を攻撃するべく!】
【どうやらこの結晶は軽い熱を帯びているようで――もっとも、火傷などには程遠い温度なのだが】
【成功失敗問わず――本来騎士たちが居た場所にその結晶群はとどまる】 【破壊されたら、欠片は辺りに散らばるだろう】

【また、両肩の蛇より一発ずつ火炎の球――大きさ10cmほどのそれが吐き出され、杖の騎士の胴体に向けて襲い掛かる】
【こちらは何の変哲も無い炎――このような高所でも、地上と同じように力を発揮しているが――】
341 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 20:29:11.71 ID:9xgFaYkq0
>>335
【手榴弾による攻撃は成功し、怪物が弾け飛んだ事を青年は確認する】
【しかし、まだ安心は出来ない―――怪物の死体から無数の肉塊が飛び出してくる】
【見れば見るほどおぞましいそれらの姿に青年は一瞬吐き気を覚える】

予想通りしぶといな…汚物は焼却する必要性がある

【青年がそう言った瞬間から、その顔がゆっくりと赤く染まっていき、湯気が立ち上がる】
【同時に青年の体温は急速に上昇を始め、右腕の機械篭手が赤く光り輝き始める】

焼き尽くす―――ファイアブレス!!

【それから青年は3歩後ずさって肉塊と距離を離し、大きく息を吸い込んだ】
【そして、赤い光を発し続ける右腕の機械篭手を添えて息を勢い良く吐き出した】
【青年の口から出た高温の息は、右腕の機械篭手に触れて火炎へと姿を変える】
【そのまま火炎は肉塊と死体を飲み込んでその全てを焼き尽くそうとするだろう】
342 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 20:33:40.55 ID:jdwa7tDdo
>>332

【唯一、人間として上層に降り立った彼の位置は、もう一人の其処よりもやや上層】
【あと何階層か上へと登れば、それだけで雲へ入るだろう。無論、温度計があれば下限をぶっ千切る寒さであるが】
【彼がそれを気にもとめず歩いて行くのなら、発見できるのはあからさまに不審な1つの扉であった】

【それは階段の中ほどにあり、踊り場はない。階段の中央に、扉一枚が存在しているだけだ】
【問題はその装飾で、上には頭蓋、下方の両脇には大腿骨らしきモノがセットされており】
【その上頭蓋の目元にはオパールが嵌めこまれているのが悪趣味な――もしかすると、罠かもしれないソレは】
【まるで彼を誘うように、少しばかり扉の端を開けて、待ち構えている】

【―――けれど、もう少し登ればそこには踊り場が見える。とすれば、選択肢は2つであろうか。】

>>333

【燭台は砕かれる――けれども、その炎は消えない。仮に触れても熱くないため、��持ち歩ける�≠セろう】
【そして燭台を破壊した直後には、やや離れたところに無数の花で彩られた――これまた扉が出現する】

【―――しかしその一方、不穏な音も聞こえてくる。それというのも、水のような音が背後から】
【振り向けば――なんだろう。黄色いドロドロが、花畑を覆い尽くすようにしてじわりじわりと広がっていた】
【出現したのは扉とは反対側だ、走ればまだ扉の向こうへ逃げることも出来るだろうが―――】


【そう、花畑だが、これは幻覚にしては随分と良く出来ていた。茎を折れば水が溢れるし、香りも有る】
【日光すら降り注ぐ光景というのは、黄色いドロドロが登場して尚、解けることはない。】
343 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/31(日) 20:38:56.57 ID:YTckk5UKo
>>337

【――全員を、というのは無理な話ではあるのだが】
【少なくともこの暴威に対して全くの無抵抗な者達へ差し伸べられる手は、“無重力状態”】
【上手く術が及んだならば、彼等の躰は“黄緑色の燐光”で包まれて、僅かな間だが落下を免れるだろう】

【同時に、危うげに滑空するボロボロの小竜が】
【体を船と同じく器用にくると反転させて、上に向けた両脚で救い損ねを数名捕らえて助けようとする】

【その背には、飼い主たる男の姿もあった――が】
【勿論、反転している。 それでいて背から落ちないのは、その重力干渉の能力の賜物か】

……キツ、い、ですね……っ、これは……!!
シュタイナー船長!! 一刻も早く、エカーテ号の体勢回復を……!!

【三十秒。 ギリギリ、間一髪のところでそれは間に合う】
【けれど大多数を救おうとしたこと自体が無茶そのものであり、幾らかの犠牲は出ただろう】

【同じく体勢を直したボロゴーブの上で息を切らす男は、】
【先程までが嘘であったかのように息を切らしていて、小竜がヒールに踏まれて文句を言う声にも構えない】

【少なくとも、彼個人としてならば。 このような真似をする人間などではないのだ】
【ならば。 彼をそうさせたのは、この場に背負って来たその“ELISION”の名か】

【――人知れぬ何処かで、老紳士が満足げに微笑んだような気がした】
344 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 20:42:54.67 ID:+QKa4QKlo
>>336>>337

【覚悟をした上で飛んだ事もあろうが、相手とは対象的にこちらは至って静かだ】
【世辞にもロマンチックとはいえない逢引きを完了すれば、繋いだ手は薄情にも放される】

ハッハッハッハッハ。大袈裟な
手を放しますよ、さあ下を見て。間違っても頭から着地などしませんように

【自分から引っ張り出しておいて、結構な無茶を言う――】
【警告はすれど、レヴィアタンに対する攻撃は口に集中している分こちらへは今は飛んでこないだろう】
【しかしこれからは、そうはいかない。そしてレヴィアタンの上の自然が安全であるはずもないのだ】
【むしろラッシュ本人にとっては、地面っぽいものが足の下にある分安心できるのではないか】
【その足場が全く得体のしれない生物的な機構で空に浮いているということを除けば、まあ】

【自由になった手は、もう片方の手に握りしめたウォーピックを両手持ちにしてその鉤をレヴィアタンに向ける】
【鉤に込められる力は尋常ではない、自由落下の重力、自身の腕力、加えて】

我は汝らに告ぐ、惡しき者に抵抗ふな
人もし汝の右の頬を打たば、左をも向けよ
汝を訟へて下衣を取らんとする者には上衣をも取らせよ
人もし汝に一里ゆくことを強ひなば共に二里ゆけ

【音を立てて金属を伝う雷光は、大して熱も持たず、周囲の人間の目をつぶすような光量も持たない】
【では何があるか――それはただの雷すらも上回る、強い“衝撃”】
【ヒトを痙攣させ獣を麻痺させる衝撃は、その鉤の先にのみ集約するように集められ】
【着地する第一の脚は、尋常ならぬ力を込められたウォーピックのその先だ】


/着地後はラッシュの方も自由に行動したりついてきたりして構わないのでー!
/ジュリエットを安全そうに見える場所に連れ出したかっただけとも言える
345 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 20:43:56.55 ID:hv8e8wzEo
>>315


そう、ですか……。

【一言。呟いてシルクハットを軽く被り直した。シルバー・ウィングはじっと感じていた】
【自分を包み込む、玖雀の手の平の温もりを。自分は�� 覚悟 �≠�していて、玖雀もそうだった】
【元は同じ存在だったのだ。彼が感じていたのは同じ想い。��断ち切れぬキズナ�#Cせてくれ、と】

【心強い気持ちで頭を擦り付けたのは、感じたのだろうか────】

…………。

【目を覆いたく成る程の激しい光。思わず顔を背けてしまいそうになるが右手で遮る事で正面を向き続ける】
【この光が消えた時。それは玖雀が消える時なのだ。容易に想像出来る。故に、リロードは光の中に──】
【玖雀に対しての、�� 最後 �≠フ言葉を、投げ入れるのだった。ただ、それは。別れの挨拶なんじゃあなく】

【…………………………………………………………………………………………………………………】
【…………………………………………………………………………………………………………………】



【──夜明けの“ 路地裏 ”】


【ここには、一人と、一羽だけがいた。それは、シルクハットを被った奇術師の様な男と】
【────────────── 不思議な、鋼色の翼を持つ、小さな��一匹�≠フ雀】

【純白のテーブルクロスに装飾が付いた椅子。彼の正面に置いてあるもう一つの椅子に座る者は】
【──もう、居ない。すっかり冷めてしまった急須のお茶をコップに注ぎ、正面を見据えれば……】

【雄々しい表情で囀る≪ シルバー・ウィング ≫の鋼の翼に、コツン、とコップを当てれば】
【くすりと微笑み。改めて��もう一度�=Bその言葉を投げかける事を乾杯の挨拶とする事だろう】


────�� ヨロシク �=B



【�� 朝か �=Bチュンチュンと遮る雀の鳴き声に呟いた】
【路地裏に朝日が差し込み。夜が、明けていく────────────────────……】

//お疲れ様でしたー!!!
346 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 20:44:56.00 ID:jdwa7tDdo
>>338

【機械を水で破壊すれば、不意に��ピン、ポン�≠ニいう間の抜けた、レトロな音が響き】
【それと同時に部屋の壁へ自動で開閉する機械じかけの扉が出現する】
【他には何もない以上、そこへ進むこととなる。―――コレばかりはどうしようもないと思っていただきたい】

【そして、扉の向こうはまた暗闇。しかし直ぐに晴れれば、四方向へと道が続いていて】
【それぞれ道の入り口の上に���T-�U-�V-�W�≠フいずれかが振られており】
【その他は、また何もない。戻ることすら出来ないのである。数字の並びは適当で、左が�Tで右は�W】
【奥に有るのが�Vで、背後の道が�U。どのように進むかは、これまた青年の行動次第か。】

>>339

  【��ヒーロー�≠ヘ燭台を撃った→燭台は凍りついた!】
  【しかし何もないようだ……。��ヒーロー�≠フ前には暗い道が広がっている。コマンド?】

【これは何も、冗談ではなく。実際そんな文面が、彼の目の前に現れるのである】
【そして広がる道と云うのは一方通行。右斜め前には扉もあるが、もっと奥まで道は続いている】
【見たところモンスターなどは居ないようだが―――ゲームだとしたら、出現の方式は2つ有るからなんとも言えず】

【そしてやはり、燭台は凍ったままで動かない。仕掛けというより、目印のような何かだろうか】
【暫くするとゲームらしく氷の弾けるエフェクトと共に燃え出す様子は、まるで悪ふざけのようでもあって。】
347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 20:48:33.14 ID:KzLH493Io
>>342

…どういうことですの?炎が消えていない?

【無残にも砕かれてしまう燭台、だがその灯された炎は消える事は無く】

触っても害が無いみたいですが…
一応念のために持ち帰ることにしましょう、後々使えるかもしれませんしね

【炎を掴んだ瞬間、自分の後方から小川のせせらぎの様なそんな音が聞こえる】
【振り返ってみるとそこにあるのは清らかな水などではなく――――】

……走れば間に合いそうですわね

【液体とは真反対の方向にある扉、リーネはそれを目掛けて走り出す】
【久しぶりに走るらしく、その姿は酷く滑稽】
【だが得体の知れないものに触れるよりかはその方がマシと判断したらしい】

【何とか間に合ったらしいリーネは呼吸を荒くしながら扉に手をかける】
【本音を言えば一休みしたい、なのだがそんな事をしている暇は無い】
【今は迫ってくるアレから逃げることを優先すべきだから】

鬼が出るか蛇が出るか…ですわね

【覚悟を決めたリーネはゆっくりと扉に手をかけた】
【その先に待ち受けている物とは一体――――――――】
348 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/03/31(日) 20:48:52.77 ID:lWaKAU5U0
>>337

【小さな目論見、小さな成果。果たしてこれが有効手だったのだろうか】
【しかしあの場での最善手は恐らくこれで、そうするしか無かったのだから悔やむ事はしない】
【いっその事体内に入って散々暴れてやろうか、とも考えたが、それは現実的とは言えないしするつもりも無かった】

【その手で二本の剣の内一本を抜き放ち、その刀身に青く輝く魔力の衣を纏わせる】
【次にやるべき事は、アレに対する戦術の組み立てだ。そう考えた彼は一度剣を構えるのだが、その試みは未遂に終る】
【船がぐるりと反転したのだから堪らない。剣を甲板に斜めに突き立て、魔力を針状に発現して耐えようと試みる】

【だがそれも殆ど不要に終る。同乗した同士(>>343)によって助けられたのだ。戦況は目まぐるしく動いていく】
【また後にでも礼を言わなければならないな。そんな事を考えながら、こう表現するのは少々可笑しいが、再び甲板に足を着ける】

【重力に引かれ落下する心配が無ければ、何かにしがみ付いて手を塞がれる心配をする必要は無い】
【甲板に突き立てた剣を無理矢理引っこ抜くと、その剣を両手に持ち、大げさなまでに大きく刃を振り抜く】
【剣の描く青色の軌跡がそのまま三日月状の飛翔体となり、レヴィアタンの体表を傷つけようと迫る。有体に言えば、剣圧波という奴だ】
【ダメージの程は問題ではない。問題は、それがどう響くか。具体的には、其れの体表は硬いのか柔らかいのかを調べているのだ】
349 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 20:49:56.20 ID:wX5uPi/io
>>342

【��天然の要害�=\―、と言うには、少し表現が妥当ではないか】
【兎に角、其処の環境は一般通常人の進行を妨げるには十分なものだった】
【だが、現状では対策十分。 意に介することもなく、青年は足を進める――】


〈『――、成程。 思ってた以上に、気温の降下が激しいな。
 森島。 分かっているとは思うが、少し能力を 強  m――  』〉


…、…ん。 ――フィスカさん?


【――暫く、階段を上がり続けた所で、ヘッドセットの通信が途絶えた】
【『飛空艇』にアンテナを積んでいたためだろうか。 厚い雲が、電波を遮っているようだ】
【…、…その事を確認すれば、青年は一旦ヘッドセットを外して、折り畳んで懐へしまう】


【それから、少し歩を進めた所で――��扉�≠ェ、目に入った】


(……、見るからに、『怪しい』のは間違い無い。)
(まぁ、でも――、先に見てから、上に行けばいい話かな。)


 ――、よし。


【『細心の注意』――、詰まり、能力を使用した��温度探査�≠�しつつ】
【何か、『体温を持った物』が動けば直ぐ対応できるよう、思考をやりながら、青年は扉を開け、中に入ろうとする】
350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 21:00:35.63 ID:w/1xndvr0
【風の国 倉庫街】

……ふぅ…………やれやれ、問題山積じゃな……
注文にこたえるのはわしの仕事と言うもんじゃが……今回は、流石に先が見えてこん…………
……どう、やってやったもんかの……?

【量は多いが短い白髪をバック気味に整え、皺が多い割に肌の色合いが良い、ダボダボの研究衣を着こんだ、細めの目をどこかぎらつかせている、年の頃は壮年程の男性が】
【人気の無い、埠頭の倉庫群の一角で、壁に背を預けてタバコを燻らせている】

【研究衣の襟の部分には、≪No.6≫と言う刺繍が施されている】

……こんな事なら、魔術系の基礎研究も固めておけば良かったかの……?
……いまいち、今の方向性があっていると言う確信がもてんのぉ……
――――まぁ、考えておっても仕方がない…………そういう時は、気晴らしじゃの……!

【人目を避けて振る舞う理由がある男性は、闇の中でクツクツと忍び笑いをこぼす】
【タバコの火の残像が、闇の中に、つい――――と光の尾を結ぶ】

…………休憩も、程々にするとするかの…………

【そのタバコをもう一度咥えて、深く吸い込み――――ほぅっ、と煙を吐きだす】
【白く溶けていくその煙を見つめながら、知らず口元に歪んだ笑みが浮かんでいた】
351 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 21:00:40.00 ID:jdwa7tDdo
>>340

【��ガガガッ、ァ――ーン!�≠ニいう激しい金属音が響くと同時、二人の騎士が姿を消した】
【それというのも、地面を走る結晶が大剣とスピアを捉えて、吹き飛ばしただけである】
【案外もろいのか―――しかし杖の騎士へ向けられた火球は、全く意味を持たなかった】

【火球自体は直撃したのだが、一瞬燃え上がるだけでダメージがないようなのである】
【恐らくは黒い鎧の効果か―――杖の騎士が、小声で呪文を唱える。すると、静かに光が周囲へ溢れ】

【――先ほど倒れた二人の騎士が、鎧も新たに死の淵より、蘇ってきて】
【どうやら杖の騎士はこの��パーティー�≠フ回復役らしい。大剣、スピア共に、起きると同時に武器を手にし】
【些か学習の足りなさそうな動作で、再度悪魔へと襲いかかっていく―――。】

>>341

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        『―――ギイイィィィィィィィィィ――――!!』

【��ジュウ�≠ニいう香ばしい音と共に、耐久性の低い無数の肉塊は焼死した】
【多数を一気に焼き払う炎の吐息は動作としては100点満点だろう。大きな肥満体の肉塊にも火が点いて】
【これで、回廊は一段落。何処へ向かうかは青年次第だが――��きらり�=z

【先程は何もなかった裸婦像の水瓶からあふれる水が止まり、何かの煌めきが漏れた気がした。】

>>347

【扉の向こう――それは鬼でも蛇でも、どちらでも無くただの老人が居るだけであった】
【図書館のような場所に、一人の老人。汚れた外套をまとったソレは、『ガイスト・ウォレン』に他ならず】

……おやおや、こんな場所にお綺麗な。一体、どうなさったのですかな?
いや失礼、ソレよりも御持て成しが先でしたか……紅茶とコーヒー、どちらがお好きで?
リーネ・ヴァーゼン・フォルテ――会合で一度お会いしましたな。私の名前は―――。

【彼はニッコリと笑って名を名乗ると、腰を下ろした車椅子を操って彼女へ近づこうとし】
【あくまで、温和に。しかし何処か不審な様子を見せながら、距離を詰めていこうとする。リーネの背後、扉は未だ残っているが―――。】
352 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 21:02:33.57 ID:+QKa4QKlo
>>346

【結果目の当たりにされるのは、青年の想像の及ばぬ展開だ――即ちこれは全く想像のみで成る世界ではない】
【耳に流れ込む機械音とて、聞いた事は無い。丸い目を更に丸く見開き、わずかの間硬直する】
【けれども路らしき道が開けば曲刀を振るい、蒸発しかかった水を再び集約させた】

《鱗(ハラシーフ)》――……思ッたより単純じャないな、やっぱり

【今度は攻撃に使わず、無数の鱗の形となって青年の周りに水は舞う】
【エネルギーや力を半減させるバリアの役割を果たす鱗は、完全に防げずとも、四方の様子の不明なこの場所では多少役立つか】
【未だ煌々と燃える燭台を後ろに暗闇の中へと足を踏み入れると、すぐにその視界は晴れた】

【振り返れば燭台の色も見失い――あるのは、今度は選択肢だ】
【バラバラに振られた数字を見遣ると、一度だけ、進んで来た道に向かって燭台がこちらに浮いて追ってくる様子を想像する】
【一度想像の範疇から抜け出た今、この場所がどうなっているのか確かめるためだ】
【燭台が己の横に寄り添おうとも、何も起こらずとも。選ぶ扉は奥へ向かう�Vの扉】
【先のようにその前に立てば、自動扉をくぐってその先へと進む】

【“もしも”無意識化の想像が未だに作用するならば、暗闇を抜けて、一本道を“願う”】
【しかし他の者の例を考えれば、そんな簡単にはいかないか】
353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 21:03:59.33 ID:BVl9hwpho
>>337>>344

【ーーーお袋、親父にもう少し優しくしてやれ】
【ーーー親父、こうなるくらいなら禿げた方がまだマシだったぜ】
【ーーーシルバー、お前もうちょい女らしくしろ】
【ーーーセレーネ、お前ももうちょい大人しくなれ】

【��ーーー�=Aお前はーーー】

ーーーはっ!?

【気絶していた、いや、というかーーー】
【��現在進行形�≠ナ、まだ落ちているじゃないかッ!】

【ああダメだ、死んだ、もう俺死んだ、終わった】
【今まで色々死線を潜ってきたが、最後は落下かーーー】
【ーーー「しまらねぇ最後だぜ」ーーー】

【真下に見えて来た地面ーーーああ、そろそろだ】
【落下死は痛くないと聞くがーーー否が応でもいまからそれを体験し、実感出来る】
【…いや、待てよ?地面にしては着くのが早いようなーーーそれに、レナールはこんなに緑が生い茂っていたか?】

【ーーーーーー数秒後】

………ーーー


ーーー…死ぬかと思った

【ラッシュ・ワンスドッグーーー運良く生還ッ!】

【ただし、逆さまでーーー】
【クジラの背中に生えたジャングルが功を奏したーーー背の高い木々の枝が幾層にもなってクッションとなり衝撃を吸収し、一命を取り留めた】

……

【自分で言うのも何だが、悪運の強い奴だ】
【ただし、自分を巻き添えにした奴とは空中で逸れてしまったようだがーーー】

【地面ーーーと言っていいのかは不明だがーーーに、立ってみれば、先程までいた地面よりも安定はしている】
【だが、鱗の硬さと、足裏から伝わる確かな生命の鼓動は不快に感じるーーー確かにここは、生物の上だ】

《生物の背中に自生する植物か、是非ともサンプルが欲しい所だな》
ーーーうおわっ!?いきなり喋んなよ!?

【さて、どうするかーーーと考え始めた瞬間、眼帯の通信機から声がする】
【大人を気取る少女のような声ーーー主人の声だ】

…草刈りなんてしている場合じゃねぇんだよ
こいつを落としたら好きなだけ持って行ってやる

【一歩踏み出す、最早引き返す道はない】
【ラッシュが真っ直ぐ向かう先ーーーそれは、ジャングルの中のピラミッドだ】
354 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 21:05:43.75 ID:+jexuiTxo
>>346

―――ファッ!? ……か、完全にゲームの世界に迷い込んじまった……のか?
燭台に撃っても「何もないようだ」ってあるしなァ……ええい解からんッ、行くしか無ぇだろーが!

昔の人は言ったもんだ、「迷わず行けよ 行けば解るさ」ってなァッ!!

【明らかに現実世界とは思えない現象に一瞬パニックに陥りかねなくなる男。燭台に攻撃しても、何も起こらず―――解く手掛りも解らない】
【自棄糞になりながらも取った選択肢は、「前進あるのみ」。取り敢えず進める所まで奥に行こう、と言う事だ】

……大股だ、1歩を大きくしていこう。 ―――ここ他に何出たっけ……地獄の鷲、一つ目巨人、蜘蛛男、魔女、ミイラ剣士……ああ他にもいたが思い出せねぇ!
いやエンカウント率なんて気にしなくて良いだろ、モンスターが出るわきゃねぇ……幻覚に其処までの力は無いハズだ

まずコレが幻覚なのかすら解んなくなってきたぜ……いやいかん惑わされるな俺、こういう時はまず動くッッ!!

【大股で、奥に向かって男は走りだした。やはりまだ頭の整理は済んではいないが、少しでも早くこの空間から抜けださねば―――と】
355 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 21:11:03.86 ID:OE1RpNjno
>>351

「Master.」 ……んぅーなァんだ? 「Why was I called? 」 「I am weak to cold......」
ヒャハハハ! なァーに、"創炎の宝玉の欠片"がテメェーのコアに入ってんだから、多ァ分大丈夫だ、そォれに"シューダ"も居ィる
「Umm......」 さァー、宝玉の欠片を使って"作り出した"こォいつの力ッ! 目ェん玉かアっぽじって見ィてなッ!

「......OK,Are you ready?」

【魔物から響く、機械的な音声――それは紛れも無い"魔物の声"】 【……やや、呆れや仕方なし等の感情が含まれているようだが】
【それには知能がある、それには意思がある、――そして、それはこの悪魔によって作り出された存在そのもの】

……ヒャハハハ、まァーた面倒な事をしてくれるぜェェエエ
だァーが、ミイラやら何やらを"蘇らせた"俺様には……及ばねェーッ!! 俺様の使う奴らの方が超賢いぞッ!

【確かに火球は当てたはず、しかし効かないところを見ると――属性攻撃には強いのだろうか、と推測】
【となると――残した"結晶"の使い道を変える必要がありそうだ】


「"Mutation"」


【魔物の姿が変形し――先程の地面を迸る結晶のような姿となる】 【それは鋭い刃のようで、あるいは鋭い槍のようで――】
【それだけではない、なんと先程生成した結晶ごと――変形していたのだ】

【鋭い武器そのものとなったその魔物は――まず、二人の騎士を跳ね飛ばそうとし】
【回避されるか否かを問わず――その勢いのまま、杖の騎士にへと襲いかかるッ!】

【成功失敗問わず、変形させた身体のうち――先程生成した結晶の分のそれが砕け辺りに散らばり、大きさが小さくなる】
【その破片は……先程生成した結晶のように魔翌力や熱はもう感じず――ただの、抜け殻のような存在である】
【そして、停止時は隙が多いだろう】
356 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 21:12:21.30 ID:KzLH493Io
>>351

……次は図書館?先ほどの場所よりかは幾分かマシみたいですけど…

【扉の向こうに広がっていたのは驚くほどの本の山】
【そしてその山に囲まれるように存在している一人の老人】

ガーディアン? それとも…――――――

【老人が自分に語りかけてくる、その直前にその人物が誰であるかを把握する】
【それと同時にリーネの心中には驚愕が激流の如く渦を巻き】

ガイスト…ガイスト・ウォレン様?!

【目の前にいる老人、それは自分の上司にも当たる偉大すぎる人物で】
【滅多にお目にかかれないリーネにとっては雲の上の人物と言っても過言ではない】

綺麗だなんて…そんな恐れ多いお言葉…
はい、私��10を勤めさせて頂いているリーネ・ヴァーゼン・フォルテと申します

【確かに老人は不穏な雰囲気を漂わせている、だがリーネ自身はそれから逃げることは無い】
【幻覚だったとしてもそれを見極めるまでは身動きが取れない】
【だってもし相手が本物の”ガイスト・ウォレン”だった場合はとんでもない無礼を働いた事になる】

【なのでリーネはその場に跪き相手が近づいてくるのを静かに待ち受けた】
357 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 21:12:49.98 ID:jdwa7tDdo
>>344

【―――こう言うと酷く薄情で馬鹿にしたようになってしまうのが実に残念だが】
【彼の試み。つまりレヴィアタンに一矢報いようという行動は、��絶対に�℃ク敗する】

【何故か?それは簡単だ、ウォーピックがレヴィアタンの肉には『刺さらない』からである】
【古の伝承に登場するこのレヴィアタン、その鱗は全ての武器を通さず、鉄壁であったと言うが】
【この一匹もまた、そうなのか。故に。トンカチで岩を撃つような衝撃と共に、火花が散るだけとなるだろう】

>>353

【一方のラッシュはと言えば、さほどの衝撃もなく着地できるわけなのだが】
【ピラミッドへ向かう彼に、なんの障害が無いわけも無く。不意を突く様に、鞭が前方から襲いかかる】
【否、鞭ではない。��蔦�≠ゥ――自然1つ取ってみても、この土地は――生物は、ヒトを拒絶するらしい】

【とはいえ、その妨害は幼稚。当たれば皮膚が避ける事こそあれ、人間が振るうような正確な狙いには欠け】
【またこの拒絶を何とかすれば、その先には確実に何かが有るというのを教えているようなものであって。】

>>343>>348

【セシルの��連れ�≠ノよって救われた数人、そして元より乗船している全ての人間――】
【なんとか、船の姿勢を戻すまでの死者はゼロ。そして今、位置取りは圧倒的有利】
【此処から如何にしてあの化物を倒すか――いや、退けるかが問題なのだが】
【一手、剣圧波がレヴィアタンへ飛ぶ。しかしその背で同じ事が起きたように、鱗によってダメージはほぼゼロとなってしまい】

��っつー、かってぇなぁ……いやしかしだ、口の中には利いた、っつーことはだぜアンちゃんタチよォ……。��
��狙うとしたら、あの皮膚がない場所―――それがどこかってのは、見れば分かるが……どう思うよ?��

【船長――最早名前の訂正は諦めた彼が見るのは、化物の巨大な双眸であった】
【瞳。確かにそこに鱗は無く、それこそ―――皮膜を切り裂けば、内部にだって��侵入�¥o来そうだが―――?】
358 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 21:13:42.13 ID:9xgFaYkq0
>>351
【肺の中に残っていた空気を全て火炎として吐き出した後、青年は肉塊と死体の焼失を確認する】
【火炎を放射するのか中々疲労が溜まるようで、青年は大きく息をついた】

ふぅ…こいつはなんとかなったようだが…これから先も油断は出来ないな
気を引き締めるとしよう…これ以上の怪物が現れるかもしれない

【そう言って青年は再び歩き出し、地下へ降りる階段のある通路へと足を進めようとする】
【しかしその前に青年は、先ほど価値が無いとして興味を失っていた裸婦像の持つ水瓶から溢れる水が止まったことに気が付いた】

先ほどまでは水瓶から水が流れていたはずだが…今見てみると止まっている
それに一瞬何か光るものが見えたような…調べてみるとしようか

【青年は裸婦像の方へと向き直り、それに向かってゆっくりと歩き始める】
【そして裸婦像の持つ水瓶の中を覗き込み、その中に何か入っているのかを確認しようとするだろう】
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 21:15:01.14 ID:OE1RpNjno
>>355
/追記と訂正(なんと先程〜の下りの上あたり)
/【その際、先程生成した結晶が魔物にへと集まっていて――】
/"それだけではない〜" → "そう〜"
360 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 21:22:09.45 ID:jdwa7tDdo
>>349

��―――ん?んんっ!?人間かね?ヒトかねッ!?��
��そらどうなんだ!答えてみなさいそこの青年!ぼさっとしてないで!��
��何はともあれさあ入った入った、寒くて敵わないよ全く此処はねぇ?��

��それで?それで君は一体どうしたんだね!何を私に叶えて欲しいのかな!?��
��金?名声?女かな?あぁ少し日照りな感じがしないでもない……女性かねッ!!?��

【それは、ヒトではない。温度こそあるが、20度程度――絢爛豪華な部屋に、奴は居た】
【金銀の調度品で飾られた部屋の奥に、肉塊と化した下半身から映えるようにしてそれは居た】

【全身は皮を剥がれた真っ赤な姿。目は抉れ、手には立派なダイヤが付いた長杖を持っていて】
【加えて頭部に載せた王冠がなんだか滑稽な―――それは確実に、ヒトではなく】
【まるで��そうしろ�≠ニ言うかのように、青年へ言葉を投げかけ続け、返事を待っている。】

>>352

【青年が�Vの道を進むのなら―――それは不正解だ。そして、思念の具現化も最早働かない】
【ぐらりと視界が揺れるだろう。そして気を失えば、やがて目覚めるのはとある部屋】

【そう、彼がたどり着くのは先ほどの通り、通路に�Tから�Wまでの数字が振られた部屋であり】
【つまるところ、振り出しとでもいうかのような。燭台も、部屋の中央に立っていて】
【まるであざ笑うかのようにケタケタという子供の声が木霊する。さて、�Vがハズレだとすれば―――?】
361 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/31(日) 21:26:55.80 ID:YTckk5UKo
>>357

……流石は、私。 完璧ですね

【魔力の莫大な放出、生半可なものではなく、余裕振ったようでその息は酷く荒い】
【だが外に放り出された人間が一人としていなかった事実には、微かに微笑みさえ浮かべた】
【そうして船、更に接近して船長の隣に併走するようにボロゴーブを手繰り、彼の言葉を聞けば】

目……とは、痛々しい……けれど、致し方ないのでしょう
ならばひと思いに“錐穿つ”方が、余計な苦しみも無いだろうか……ねぇ

【目から齎される苦痛の悍ましさを知っている故か、僅かに背を震わせたけれど】
【彼には正味そんな事よりももっと、先程の無茶が祟っている節があった】
【手にした銀剣は細く鋭く、そう――目を抉るには、打って付けだ】

【たん、と高いヒールで背を蹴れば、痛がるボロゴーブの唸り声が後を追う】
【まずはセシル自身が、その手の銀剣をレヴィアタンの目に突き刺そうとし】
【成功すれば、セシルの背をボロゴーブが押し込む形で、内部への侵入を図ろうとするのだった】
362 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 21:30:35.58 ID:jdwa7tDdo
>>354

  【��ヒーロー�≠ヘ前進した!扉を無視した!女神像を通り過ぎた!】
  【女神像『おぉ勇者よ、怯えているとは情けない。それでよいのですか?』】
  【モンスターが現れた。��ヒーロー�≠ヘ無視した!モンスターは呆気に取られた!】


【茶化すような文章が続く中、やがて通路は行き止まり。いや、左右に道が続く他――】
【目の前には宝箱が置かれている。鍵はかかっていないようだが―――→コマンド?】

>>356

えぇ、まあ。先のレナールでの攻防で怪我をしまして、この通りです。
彼らは以前も私の前に立ちはだかりまして……ナウファルという青年と、カズネという女性ですが
彼らは良くない、実に良くない。……ふ、ふっ。いずれ排除しなければならないのですが

何はともあれ、よくいらっしゃいましたなリーネ殿。

【カラカラと進む車椅子を彼女の前で留めれば、にこりとガイストは笑顔を落とす】
【しかしその様子は明らかにおかしい。何が、というわけではないが――そういう��予感�≠ェするだろう】

―――して、一体此処には何をしにいらしたので?
私はこの塔については何も言っていない以上、立ち入りすらも許可が要ると云うのはお分かりのはずだが。

【詰問、というほどのものではない。尚もガイストは笑っていて、好々爺じみている―――けれども、やはり――。】
363 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 21:32:20.93 ID:+QKa4QKlo
>>357

【鈍く高く鳴り響く音は鼓膜を弾いて、しかしその下の肉に牙を剥く事は無く】
【固い感触を経て、男自身の体はわずか遅れて足からレヴィアタンの上へと着地する】
【一切歯の通らなかった鉤は、無論抜ける抵抗も無く頭を持ち上げウォーハンマーは縦に翻る】

成程、名に恥じぬ男ぶりですね……いえ、女性でしたかな?
桶でも投げればよろしいかもしれませんが、さて、表からは彼らに任すべきか……仕方ない

【彼らと見上げる先は、今しがた下りた船。曇天には逆光も無く、あちらも困窮している様子がうかがえる】
【己が引きずり出した男を追うように、己もピラミッドの方へと足を向けた】

汝に請ふ者にあたへ借らんとする者を拒むな
「汝の隣人を愛し、汝の仇を憎むべし」と云へることあるを汝等きけり
されど我は汝らに告ぐ、汝らの仇を愛し汝らを責むる者のために祈れ

【こちらに来やるは蔦か、あるいは他の植物か。跳ぶように掛ける足は、踏み出すごとに衝撃を足元から送る】
【利かずと知れているのに行うのは、牽制か負け惜しみか、或いは今や多くのものが口にし得る“隣人愛”】
【ひょっとするとその段落を唱え終える事が出来ねば、その能力を切り替える事が出来ないのか……?】

【生物に寄生する植物は、冬虫夏草の様にその身を蝕むモノからつくしのように共生するモノから、存在は珍しくない】
【故、むしろ注目すべきは目立ち存在するピラミッドだろうか】

誰が作りしか、はたまた神の創造か……などと、ね
364 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 21:37:04.69 ID:BVl9hwpho
>>357
【確か、ここは生物の上である筈ーーーなのに、感触はとても硬く、まるでコンクリートの上にいるみたいだ】
【ーーーまあ、植物が生えている時点で常識はずれなのはわかり切った事だが】

《しかし、広いなーーーこいつの背中に研究所を移転すれば色々と捗りそうだ》
…生け捕りとか無茶いうなよ?
《当然だ、『魔界に言って手懐けてこい』くらいは言うがな》
…もっと無茶じゃーーーうお!?

【今までの臆病風は何処吹く風、通信による主人の与太話に付き合いながら、さっきまでよりは幾分か気軽に脚を進める】
【しかし、やはり楽なピクニックとはいかないみたいだ】

【不意打つように、目の前から蔦が一人でにしなり、襲い掛かる】
【当たれば痛いーーーというか痛いしかない、鞭なんてものは痛みに特化した武器である、それが蔦だからと言って特性は変わりはしないだろう】

…ちぃっ!邪魔すんじゃねぇ!!

【ラッシュは素早い反応で腰から剣の柄を右手に取るーーーまるで刀が鞘から抜かれるように、動作に合わせ柄から魔力光子の紅いブレードが生えた】
【それを以て、抜刀斬りが如く蔦を横一閃、真っ直ぐ斬り裂いて難を逃れる】

《おい、それ回収出来ないか?》
嫌だ、キモい

【一人でに動く蔦なんて触りたくないとばかりに、嫌なものを見る目で蔦の切れ端を一瞥し、ブレードを右手に持ったまま再び歩き出す】
【かさ張る荷物はあれこれ持たないーーーどうしても気になるなら否だがーーー兎に角今は、ピラミッドへと向かう】
【無論、今までより一層警戒を強めて】
365 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 21:38:46.13 ID:wX5uPi/io
>>360


【――、眼に入ったその姿に、別段、拒否反応は起きない】


…、…えぇ、��ヒト�≠ナすよ。


【無論、『生理的嫌悪感』が無いといえば嘘にはなるが…、…躯には、影響は及ばず】
【頭は、眼前の『異形』――体温、口振りからも明らかだ――の正体を、推察する】


――、叶えてくれる、って言う事なら。
この塔を消し去るか、最上階まで連れて行って欲しいですね。


【「此処は住環境が悪すぎます。」――促され、言葉を返しつつ】
【…、…扉は閉ざさずに、少しだけ、部屋の中心部へと足を進める】


(……、��科学生物�≠フ範囲――、にしては、思考が特殊過ぎる。)
(『叶える』って言葉。 ――それに、身に付けてる王冠。)


( ――、 ��悪魔�≠ゥ、��魔術生物�=Aか。 )


【――前者なら、��六罪王�≠ヘ単に、『魔界の塔』を召喚したのみならず】
【その『中身』まで、『魔界』の生物を住まわせている事になる】
【…、… 其処まで思考が及んだ時点で、何か、『厭な予感』が身を走って――】
366 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/03/31(日) 21:39:09.08 ID:3efxWWA80
【かつては町だったのだろう廃墟群、その一角】
【冷たい雨の雫や無慈悲の風に曝されたその場所は、最早人など馬鹿馬鹿しいと自然が言うかのよう】
【無惨に拉げた屋根の残骸、捩れて折れた柱の残骸、人形の足、食器の欠片、色褪せたリボン、お洋服】
【色褪せた思い出たちが暮らす町並み――それでも、その場所だけは、遠くからだって目に付く】

【――この町の全てを吸い尽くしたようにさんざめくのは濃く色づく桜色】
【古く拉げた幹は、それでも大地にしっかり突き立ったまま。真下に立とうものなら、空すらも窺えぬ密度で咲き誇る】
【そして、抱きこんだ芥のようなそれらを散らすのだから――降り頻る桜の雨粒は、止むことなど知らないみたいに】

…………この養分はどこから来るんだかね、生半可じゃなかろうに。

【その桜のすぐ傍には、まるで神様が水をやった名残のようにこんこんと湧き上がる小さな泉】
【たっぷりすぎるぐらいの桜色を敷き詰めたなら、その上を歩けるような錯覚――眺めているのは、小柄な人影一つ】

【毛先に行くに従ってくるりと巻くのは金にピンクを混ぜ込んだような髪色、纏めるリボンは深い緋色】
【鋭いながら幼さを多分に含んだ顔は、不健康めいた白色で。それでいて、瞳の勿忘草色ばかりは煌いて】
【膝を僅かに通り越すドレスの緋色の長さ、たくさんの布地を孕んではふぅわり膨らんで、風にそっと手を伸ばす】
【腰元を緩く絞った黒いリボンが尾っぽのように揺らめいて――花弁の絨毯を踏むのは、底のあるショートブーツ】

それともキミは人食い桜、だったりしてね。……ああ、返事はノーかいいえでどうぞ?

【この場所に置いて不似合いなのは、その姿が明らかに幼さの残る子どものものであるから】
【背伸びしてようやく150に満ちる程度の矮躯、細い両腕に本を一冊抱きとめた、少女だった】
367 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 21:39:24.61 ID:+QKa4QKlo
>>360

【強い眩暈を起こしたかのように朦朧としたのも一瞬、気付けば別の場所で覚醒する】
【目に見えるのは先と同じだろう部屋、そしてその中央には先程は無かったはずの燭台】
【確か最初の部屋に置いて行かれたはず、じ、とそれを見つめる】

壊してしまッた方がいいノか……いや、今のところ変化はコレだけ、だから

【平然とした様子でそこに立つ火を見ながら、もしそれが動かせるものならばそのまま手に持って】
【固定されているならば、基部を破壊せんと曲刀の柄で叩いてから持ち運ぼうとするだろう】
【どちらも叶わなければ、勿論そのままだ】

順番通りに行けッテ言われてるノか、コレは
あまり悠長にしテいたくは無いンだけど……

【迷いはするものの、前述された通りもはや戻る道は無く、あるのはこちらをからかうような奇妙なギミック】
【考える時間すら惜しむように、その足は�Tの扉へと進み入れる】
368 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/03/31(日) 21:39:41.46 ID:lWaKAU5U0
>>357

【物には相性という物がある】
【最高硬度を誇るダイアモンドが市販の金槌で簡単に砕け散るように、硬い物というのは総じてそれだけの脆さを兼ね備えているものだ】
【だがあれは特別だと思わざるを得ない。硬すぎる。少なくとも手持ちの攻撃手段を総力して鱗が数枚砕けたら勝ち誇ってもいいレベルには、だ】
【確かに船長の言う通りだ。もう狙うは体内からの攻撃。徹底的に内部から攻めるしか殆ど手は無いだろう】

【それは確かに有効打ではあるが、やるべきではない行為。そう結論付ける】
【無事戻れる保障は無いし、中で有効打が撃てる自信も無い。そして何より、この船を守る人間がいなくなってしまう事が問題だった】
【船員達がいる。頼りになる船長もいる。決して彼らを軽んじている訳ではないが、万が一の事態に対して対抗出来ないとなれば彼らの命は保障できない】
【特別な思い入れも無い。何か約束がある訳でもない。だが彼らに危害が及ぶ事は出来るだけ避けたい。そう考えていた】


此方のバリスタ砲をお借りします。僕がさっき使った所はまた使えるようにしておいて下さい


【近くに誰かいるだろうか。もしいなければ船室内の船員にそう告げ、コートの内ポケットをまさぐって一つのガラス片の様なものを取り出す】
【≪創炎の宝玉≫と呼ばれたそれは、僅かな欠片となっても依然強い力を残している。少し魔力を注入してやれば、ドス黒い火炎が吹き上がる】
【まるでコールタールかの様に吹き上がるそれをバリスタの弾に纏わせ、その弾を更に巨大で、鋭利な物に変えていく】
【狙うは、セシルの突入した後、侵入するべく破壊された穴に追い討ちをかけるように狙いを定めて、放つ】
369 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 21:41:28.72 ID:jdwa7tDdo
>>355

【結果から言うと、先ず二人の近接職を務める騎士が踊り場から転がり落ちた】
【弾かれた事によるせいだ。すぐさま彼らは見えなくなり、次いで杖の騎士が貫かれ】

【―――その瞬間に開いた鉄扉の向こうから、巨大な大斧が振り下ろされる】
【それは杖の騎士を鎧ごと切り裂き、変形した魔物――結晶も、弾こうとするだろう】
【行動は明らかに部屋の主のモノ。広がるのは更なる冷気と、強い力の波動であって】

��中々やるみてーじゃねぇか。まあ、少なくとも力に関しちゃ合格ってな��
��まあ入れよ。アタシは塔の主じゃねェが、話したいことも有るだろ?��

【それはケンタウロスであった。馬の下半身に、鎧をまとった女性の上半身】
【額からは角が生えていて、髪は毒々しいまでの紫色。手にした大斧からは氷柱が伸びていて】
【室内へ誘うように顎を動かすと、蹄を鳴らしながら室内へ向かって。】

>>358

【燃焼し尽くした肉塊の残りカスからは、ちょっとした宝飾品が見つかるだろう】
【それらは見るからに呪われた品で、ただ拾うだけなら全く問題はない】
【指輪、イヤリング、ネックレス等―――そこにかかった呪いは、飽食。つければ死ぬまで肥え太る、そんな一品で】

【また水瓶の中を調べれば、そこに有るのは綺麗な水色をしたスクエア型の宝石であった】
【僅かばかり濡れたそれは、少し振動しているようで――その振動は、時折強くなったり、弱くなったり】

【もし青年の勘が良いのなら、その振動が先ほど左に進んだ先の通路に近いほど強く震え】
【ほんの僅かだが、宝石がそちらに向かって引き寄せられている、ということに気付けるはずだ。】
370 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 21:43:29.25 ID:KzLH493Io
>>362

レナールの攻防で怪我を?それはお労しい……
カズネとナウファルですか…名は覚えましたわ、いつかこのリーネが討ち取って見せましょう
ですからウォレン様はどうかそのお怪我を一刻も早くご治療下さい

【跪いた体勢でリーネは尊敬の意の篭った言葉を次々と口にする】
【どうやら相手は正真正銘の”ガイスト・ウォレン”らしく―――――】

【でも何か、何かが明らかにおかしいのも確かである】
【何か得体の知れない、今迄で感じた事もないような予感】

…この塔には私を含めた数名が侵入しております
機関の物も居れば、正義組織の者も介入している事でしょう
船に残っている物も居りましたが、大半は様々な場所に散っていきました

【今この塔にどのような事が起こっているか、誰が入ってきているかを事細かに説明し始める】

そして私がこの塔に入った理由、それは……――――
黒い霧及び塔の内部での採取活動のためです、機関の発展を願い独断で動かせて頂きました

勝手な行動…何卒お許し下さいませ

【一通り喋り終わると共に深々と頭を下げ陳謝するのだった】
371 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 21:48:11.14 ID:+jexuiTxo
>>362

―――うぉぉおおおコイツ等うるせぇぇ!! 文章の癖に茶化しやがってんの野郎ォォ〜〜〜〜!!
誰が勇者だ、俺は唯の「お騒がせガンマン」だコラァ!!

【自分をおちょくるテロップを置き去りにして、只管駆ければ見えてきたのは―――行き止まり?】
【否、左右へと道は広がり―――そして「開けてみろ」と言わんばかりに置かれた宝箱】
【―――流石に、男も足を止める。……この宝箱、どうするべきか】

……鍵はかかっていない―――が、罠にしか見えねぇ
けど―――クソ開けてぇ……!!こういうのは不利被っても開けたいタイプなんだがでも……

さてヒーローことマーシャル・T・ロウはどうする?
�@、阿呆面浮かべながら不用意に開ける
�A、どう見ても罠だ、と此処はオトナの対応、スルー
�B、ハンサムなマーシャルは何かいい案を思いつく

【宝箱まで、凡そ3mの間合い。警戒故に、コレ以上近づかずにその場で腕を組み思案するが―――】
【突如真顔が、ニヤつく笑みへと変貌した。小さな笑い声を零しながら、更に2歩下がって両銃を宝箱の手前1、2mの床に向けた】

……―――お、思いついちゃいましたよ�B番が〜〜〜!! いいとこ取りだぜッッ!! 行けェェッッ!!

【宝箱を開く時に掴む部分を、下からかち上げるように当てれば―――近寄らずに開けることは可能だ】
【……どちらにせよ開けるようだが、同時に銃弾が発射し、床を跳ねて下から掴む部分にかち当てて―――結果、開くだろう】

……何かヤバイもんが出たら左に逃げよう。―――迷ったら左右左右、其れが俺の基本ルールだぜッ
372 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 22:00:16.84 ID:jdwa7tDdo
>>361>>368

【瞳というのは痛覚の通じない場所である。まして、このサイズともなると鈍感なのか】
【先ずセシルの侵入は容易であった。するりと裂けた皮膜の向こうから、血ではない液体が溢れ】
【それがボロゴーブとセシルの身を濡らす程度で、一先ず抵抗はない】

【更に、そこへ宝玉を用いた一撃が加わって――目玉が一挙に避け、液体が眼孔からこぼれ、あふれ】

   ��オオォォォォォ、ォォォォォォ――――――……。��

【一度吠えた、それっきり。痛みではなく違和感から泣いたのだろうか、近い分、酷く頭に響くだろう】
【眼球の内部は言うならば野球などのドームにも似る。ピンクの内幕が360度に広がっていて】
【更に奥、恐らく視神経の通じるところなのだろう場所からは、何千もの神経とみられるモノが確認できる。】

>>363

【ラッシュに一足遅れでピラミッドへ向かう彼へ襲いかかったのは、食虫植物と云われる存在であった】
【ハエトリグサ――本来は虫の動作を待ち、触覚に触れたそれを喰らう植物なのだが】
【ヒトすらも飲み込めるサイズの��口�≠�上げたそれは、自らの意志で彼へと襲いかかっていった】

【大本は巨大な球根じみた何か。��口�≠�備えた茎は三本で、いずれも男の腕ほど太く】
【まるで鳥が昆虫を啄むように、連続してハンマーを持つ彼へと食らいつこうとする。ただ、動作は単調で――】

>>364

【ピラミッド――エジプトのそれではなく、もう少し雑とでも言おうか。マヤのものに近いそれは】
【さほど大きくこそ無いものの、非常に精工で旧いものらしく。そしてその上、光るものというのが―――】

��……塔に、入ろうとしたヒトだね?行けないよ、あそこに近づいちゃいけないんだ��
��レヴィアタンで……君たちを止めようとした。なのに、君たちは彼女の瞳を切り裂きまでして��
��あまり――あまり、ふざけたことをしないでくれ。今帰るのなら、見逃すから―――。��

【穏やかな口調、響く声。ピラミッドの頂上に居るのは、3mほどもある潜水服姿の何かだった】
【右腕には鋭利なドリル、背には随分と経口の大きな銃を背負っていて――びちゃり。斬られた蔦が、背後で音を立てる。】
373 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 22:00:37.89 ID:OE1RpNjno
>>369

「――――AIEEEEE!」

【1,2,3,――騎士達を弾き飛ばし貫き迸るその結晶の魔物】
【さて、停止をしようか――そう思った矢先に振り下ろされたのが、巨斧だった】
【硬いもの同士がぶつかり合う音、飛び散る朱色の結晶の破片――しかし"コア"だけは死守】
【そして地面に落ちた結晶――魔翌力や熱を持ったものと持たぬものが混ざり合うそれらを残したまま】
【魔物は闇と化し、そして悪魔が生成した魔法陣に吸い込まれていった】

……ヒャハハ、主じゃあねェーのは残念だがまァー良い、口伝てでも良ォいから伝えなァッ
最ッ高に素ゥん晴らしい舞台の礼をなァァアア
んゥー、にィしても……中々良い"匂い"と"雰囲気"だァァアア

【さすがに、"良い素材になりそうだ"――その一言は、心の奥底に閉じ込めておいたようだが】

んじゃ、入るぜェェエエ、
――ヒャハハハ、俺様がわァざわざ赴いてやったんだ、最ッ高の"お茶請け"を用意しなァァアア

【ケンタウロスの後を追うようにして、蛇を両肩に乗せたままの悪魔は歩みを進める】
【予めの寒さ対策はまだ解かず――】 【先程の件もあるため、完全に警戒は解いておらず】
374 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 22:01:30.47 ID:9xgFaYkq0
>>369
【青年が水瓶の中を覗き込むとその中には綺麗な水色の宝石が入っていることが分かった】
【青年はその宝石を手に取ると、少しの間満足そうな笑みを浮かべた】

中々の収穫だな…虎穴に入らずんば虎子を得ずという諺を身にしめて感じさせてもらったぞ
その他には…怪物が身に付けていた装飾品ぐらいか、身に付けたいとは思わないな
だが売ればいくらかの金にはなるだろう…持っていくことにするか

【青年は宝石を手に取ったまま、周囲を再び見回して、肉塊の残りカスの中にある装飾品を懐から袋を取り出し、その中に入れた】
【それと同時に、青年は宝石が少し振動していることに気が付いた】
【その振動は青年が左側の通路に近づくほど強く感じられ、これに引き寄せられるように通路の先へと進んでいった】

この宝石の振動…やはりこの通路の先に進めば進むほど強く感じ取ることが出来る
そしてこの通路は地下に向かっているようだな…一先ずは本来の目的に近づいたといったところか?

【自分が少しずつ地下へと向かっていることに気が付いた青年は、今までよりも慎重に歩みを進めていく】
【周囲に罠が無いかを入念に確認しながら、新たなる怪物の登場に備えて、常に体温を高温に保っていた】
【咄嗟の戦闘にも、俊敏に対応する準備は出来ていると言えるだろう】
375 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 22:10:21.02 ID:jdwa7tDdo
>>365

��おおぉぉう……ヒトよ、そりゃ無理だ。塔は強力な魔術で保護されている��
��そして最上階も同じように結界が貼られ……屋上ならば転送してやれるぞヒトよ!��

��……あぁ、そうしよう。それがいい!屋上へ転送すると云うのはどうだろう?どうだ!?��
��よしよし、では早速『契約』をしようじゃないか。名前はなんというのだ青年!��
��名を教えてくれれば『それだけで』私は君を屋上へ送ってやることが出来るぞ!��

【契約――という言葉から察するのなら、彼は悪魔なのだろう】
【けれども万能ではない。まあ当然ではあるが――塔と最上階、立ち入れぬ領域は別の意味合いがあるらしく】
【ひょっこりとそういった情報を零してしまうあたり、何処か間抜け】

【��カンッ�=\――そう、しかし。彼はやがて、長杖を地面について、身を引きずって青年に近付こうとする。】

>>367

【燭台は意外にも脆い。手にとって行くことは十分に可能で、実際そう出来る上――】
【―――正解、だ。順序が分かってしまえば、次に出るのは�Uから�Wが振られた3つの通路がある部屋で】
【恐らく青年はどんどん進んでいき、順序通りに�Wの通路を進んでいくと、有るのは机】

【周囲は真っ暗で、まるでスポットライトで照らしだすように机の周囲ばかりが明るく】
【そこを見れば、何十枚にも及ぶ紙束――人間の言語ではなかったが、それがおいてある】
【挿絵の様子からして塔の資料だろう。非常に旧いものらしく、埃を被ってはいたが】
【さしたる邪魔もなく青年はそれを手にできる。そして、手にすれば机の向こうに木戸が現れるだろう。】
376 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/31(日) 22:16:50.86 ID:YTckk5UKo
>>372

【内部破壊が手っ取り早いと見れば、その後の行動には何の加減もありはしない】
【手に収束しだすのは魔力光、大きなドームであるからこそ出来得る、空間を歪ませる術】

【――そして、その最中】
【後方から共に入り込んだ青年を其処で初めて捉えたらしく、誰だお前は、とばかりに頚を傾げるも】
【ボロゴーブの唸り声で当面の課題を思い出して、相手に何を投げ掛けるでもなく視神経の束を見遣った】

自分の目が痛むような、嫌な感覚ですね……こうリアルであると、余計に
あの痛みばかりは、何度死のうと思ったか分からない……

……そして死ぬのとどちらが辛いのか、未だに分からない

【別に、誰に話しているでもない】
【目が痛む場所であるというのは彼にとっては既成事項であって、レヴィアタンが苦しまないのが不思議な程】
【少しばかり羨ましいとさえ思いながら、しかし歪めた空間は其処に一切の容赦をも残しはしなかった】

 ≪ASSaulter≫――!!

【セシルの頭上、5m程の空間が歪められて得体の知れない何処かに通じる】
【その真っ暗闇の中から尾を引いて飛来するのは、隕石とも呼べる、3m超えの熱を持った岩の塊だ】
【突破の為でしかない超火力は、速度や正確さこそお粗末ではあるのだが、威力と大きさがそれを補って余りある】

【“加害者。”】
【その意を関する攻撃は、先程から生半可ではない消耗を余儀なくされている男をも容赦無く害しているのだった】
377 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 22:20:16.96 ID:jdwa7tDdo
>>370

リーネ殿はお優しいですな……いや、その二人はお任せ致しましょう
そして理由も理解しましたとも。機関のためとあれば、咎めることもない
私も通達を怠っていましたからな……ただ、今後は立ち入らぬよう。

黒い霧に関しては、レナールの街でも採取は難しくないでしょうが……
……なんでしたら今ここで、その��素�≠ナもさし上げましょうか?

【『土産物ということで』―――なんて言いながら、ガイストの奇妙さは消えた】
【それはあまりに唐突で、そもそも外見上の問題がなかったから、口にする程のことでもないだろうが】
【―――さて、それから彼が取り出すのは蓋の閉じた試験官。中は真っ黒く、あの霧で満たされている。】

>>371

  【*オプション――改名――��ヒーロー�≠���お騒がせガンマン�≠ノ変更します*】

  【��お騒がせガンマン�≠ヘ宝箱をひきょうな手を使って開けた!】
  【宝箱はばくはつした!通路が新しく開通した!宝箱『ダンカ…ガンマンコノヤロー!』】
  【奥には三方向へ道が広がっている……。→コマンド?】


【――爆発は、衝撃が届く程度で被害は無いだろう。懸命な判断だったと言わざるを得ない】
【さて、その御蔭で宝箱の奥、真っ直ぐ進める道が開いた。はてさて、どうするべきか――?】
378 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 22:22:38.69 ID:+QKa4QKlo
>>372

【内側に広がる赤色と併せて、平たい口蓋の開くようなその形は】
【動物的な口としての機構では多分無いだろうとはいえ、視覚に強く訴えかける】
【それでも自らの意志を持って襲い掛かる相手に対して、湛える表情は笑みにも近かった】

貴方がたは命です、根付き安息を待ち望むのであれば、見逃しましたが……
神の子らに牙を向く者となってしまえば、もはや神の元に帰るより他はありません

我天國の番人なり
もし汝ら翻へりて幼兒の如くならずば、天國へ入るを禁じ

【再び破裂音にも似た電気の走る音がすると、男の周囲に薄ら雷光が抑揚を持って走りだす】
【ひとつひとつを相手に出来るようにステップを踏みながら、ウォーハンマーで絡め取る様に振り払う】

求めよ、さらば與へられん

【ばち、ばち、と不定期の間隔で棚引く雷光はやはり光量はさほどならず、しかし先のような衝撃も無い】
【ウォーハンマーや男の体自身を通して通電する雷光は何を持つか。それは熱か、否、火花が多過ぎる】

尋ねよ、さらば見出さん

【跳ねる火花は大きく、多く、下生えからハエトリグサそのものに至るまで、じわじわと、しかし圧倒的な速さで延焼していく】
【まるで雷の落ちた場所から火の燃え広がる様に、一度ついた勢いは、弱いうちに消さねば消す事も簡単ではない】
【ただの一撃ですら、息づき根付く生木を焦がし尽くす――いつしか児戯のように戟を合わせるうちに相手は火に飲まれるか】
【少々遅れて、恐らくピラミッドの番人がラッシュと相見えて戦いを始めるくらいに間に合うくらいか】
【それも、邪魔翌立てが無ければという希望に過ぎない】
379 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/03/31(日) 22:26:09.90 ID:lWaKAU5U0
>>372

【命中を確認すると、エヴァンは別のバリスタの台座へと移る】
【他の三人が既に突入をしている以上、ここで往生するのは基本的に自分一人。内部攻略は彼らに任せ、自分は外部攻略に徹する】

【次は何処を狙うべきか。彼は考えた】
【もう一つの眼球を潰してしまう事も手ではある。視覚を完全に奪ってしまえば行動をかなり制限出来る】
【だがそれは止めた方がいい、と判断を下す。あの巨大な守護者は何らかの指示によって動いているが、大半はそれ自身が勝手に動いている面があるだろう】
【もし万一視覚を失って暴走を始めたら手に負えない。この空船も、既に乗り込んだ三人にも危害が及ぶ危険性がある】
【しかし他の部分に有効打が通せるとは考えにくい。と、なれば、狙える場所はかなり限られてくる】

【再び、≪創炎の宝玉≫より黒い火炎が姿を現す。それをまたバリスタの弾に纏わせるのだが、今度は先ほどとは少し形を変える】
【先の攻撃は切断に特化させた、所謂「やじり」の形をしていた。だが今回は尖槍の様に尖った形をしていて、】
【それはソコソコ大きいバリスタ砲台から身を乗り出すほどの大きさまで膨れ上がる。切断では無く、貫通攻撃に特化した形】

【狙いを付けたのは口。勿論そう都合よく開いてはいないだろう。正確に言えば、狙うのは閉じられた口の間である】
【無理矢理ナイフを突っ込んで貝をこじ開ける様に、ただひたすら鋭利にした弾丸の刺突が、口内へ侵入して傷つけようと迫る】
380 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 22:26:10.34 ID:wX5uPi/io
>>375

【ますます、「不可解」――、目の前の悪魔が、ではなく、��六罪王�≠ェ、だ】
【専門分野において悪魔の能力を超えるなど、それこそ、『上位の悪魔』並の力だ】
【…、…加えて、状況から伺える『悪魔との良好な関係』 】


(…、…悪魔と『契約』、か。)


【――取り敢えず、眼前の問題に、彼の思考は廻る】
【悪魔の言葉からすると、『最上階』には結界が張られている――詰まり、は】
【このまま登って行っても、「最上階には辿り着けない」】
【…、…それならば、いっそ。 多少の危険を犯してでも、��屋上�≠ヨ行った方が良いのではないか】

【 無論、何らかの『対価』を求められるのだろうが―― 】
【 ……、��相応�≠フ物なら、それで良し。 そうでなければ、何とか『破棄』の手段を捜す必要が有るか 】



 …、…貴方の名前は? 僕の名前は――、



【――、「森島 京」、と。 彼が応えるのは、悪魔の名を聞いてから】
【もし、悪魔が名乗らないならば、彼もまた、名乗りはしない】
【こういった分野は、門外漢では有るが…、…契約においての、��名�≠フ重要性は、認識していた】
381 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 22:29:03.72 ID:KzLH493Io
>>377

いえ…私は機関の為にするべき事をしているだけで御座います…
了解致しました、今後は無断の立ち入りが無いよう通達しておきますわ
勿論ウォレン様を貶めた相手の名も一緒に…

【頭を深々と下げながら、老人の言葉に一言一言真摯に答えていく】

ええ…レナールでの採取も考えました…ですけどやはり新鮮で濃度の濃いものをと
そしてそれを求めているうちに…この場所に降り立っていたという次第でございます

……――――元? その様な物が…?

【老人の言葉に含まれた物、それは今回ここに来た目的そのものであり】
【リーネにとってはこの上ない贈り物でもある】

是非っ!!

…取り乱してしまってすみません
もし下さるというのならこのリーネ・ヴァーゼン・フォルテ、この上ない喜びで御座いますわ

【試験管の中で蠢く黒い霧、これさえあれば機関の目的、いや自分の野望もかなえられるかもしれない】
【リーネはその”元”を求めるべく、老人に深々と頭を下げて乞うた】

382 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 22:31:53.46 ID:BVl9hwpho
>>372
【地面ーーーいや、レヴィアタンが大きく揺れる】
【鼓膜を震わせる大きな鳴き声は、自分がやったせいではないと信じたいーーー】

…近くで見ると…こりゃあまた…ーーー
《見事な遺跡だな》
おうーーー…ん……?

【目の前に立ちはだかるピラミッド、その頂上に輝く何かーーー力の塊か、エネルギー源かと思ったが】
【予想に違い、それは声を発する、話し掛けて来る】

…はっ、俺だって入りたくもねぇよ、あんな場所…つーか既に何人も入ってるしな
ーーーはっ、被害者面してんなよ?こちとら街一つ潰されてんだぜ?
そっちこそ、塔の責任者を連れて来な、んでもってさっさと塔ごと退散しやがれ、そうしたら帰ってやんよ

【瞳を切り裂くーーー?成る程、さっきの鳴き声はそれか】
【聞くだけなら痛々しく、なんとも不憫だがーーーこちとら危うく船から落とされるかもしれなかったのだ】

【それに、目の前の彼が関係あるとは限らないが、この巨塔に酷い被害を人類はこうむっているのだ】
【��帰れ�≠セとか��入るな�≠セとか言われて素直に引き下がれるわけが無い】

ーーーここは海じゃねぇんだぜ?寝ぼけた格好でピカピカ光ってねぇで、降りて来な
こねぇんなら、こっちから行くぜ?

【ヴォンーーー光の刃の先を、潜水服に向けて、ニヤリと強がりの笑みを浮かべて挑発】
【背後の音には気付かず、ピラミッドを登ろうと、脚を踏み出す】
383 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 22:32:02.57 ID:jdwa7tDdo
>>373

【ここまで散々に氷、というのを強調してきたものの、室内は至って普通だ】
【むしろ絨毯やテーブルは高級品。本棚が埃をかぶっているのは、住人の性質故か】
【既に用意されていた暖かな紅茶の有る席を進めれば、ケンタウロスは座ること無く大斧を置いて】

��お褒めの言葉、ってトコか……あぁ、伝えといてやるぜ悪魔さんよ��
��いや、ここの主は悪魔が嫌いでよ。つっても、アンタみたいなタイプなら大丈夫かもしれねーが��

��……ま、警戒は解いとけよ。こっちとしちゃ半分同族なんだ��
��ニンゲンならともかく、わざわざアンタを[ピーーー]必要も無ぇし……だろ?��
��とりあえず茶でも飲んで身体温めて……なっ。��

【案外、平和で平穏に事が運ぶ。ケンタウロスは鉄扉を閉めに向かって、席を外し―――。】

>>374

【青年が上手く勘付いて地下への道を進めば――恐ろしく静かな空気がそこにはあって】
【やがてちょろちょろと水の流れる音が聞こえ、実際、勢いの弱い噴水のようなオブジェも見つかる】
【通路はそこで行き止まり。では、と噴水を調べれば、見つかるのはスクエア型の窪みであって】

【また行き止まりとは言ったものの、オブジェのある小部屋には僅かながら風の流れが存在していた】
【それはオブジェの背後から流れてきていて――見た目では、壁が有るのだが―――?】
384 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 22:34:03.13 ID:+QKa4QKlo
>>375

【まるで糸引くモノの思い通りである様に。紫の炎の灯る燭台を左手に、番号の順に進んでいく】
【からくりが分かれば存外あっさりとしているものか、�U、�V、�Wと進めば、当初望んでいた通りの場所に移るか】
【手元の明かりの及ばぬ不思議な闇を光を辿って通り、その先の資料に目を遣る】

……コチラの望ンでいたモノが、知レテいるみたいだな
或いは俺みたいな単純な奴ノ考えくらい、この“塔”はお見通しか……

【量を考えれば、手持ちにするのは困難か。逡巡ののち、本をくくるベルトを一旦外して留め具に紙束を固定する】
【再びしっかり本と紙束を背負い、その上からポンチョを被って木戸へと手を掛ける】

やっとこの塔ノ一部に近い扉だケド……
どこまデが本当なのか、もう区別がつかないナ

【夢の覚めたような見た目の木戸を曲刀を握った手で開きながら、誰に問うでも無く呟く】
【この木戸すらも幻覚と術の範疇であるのか、それとも最初から全てこの塔の中の現実なのか】
【予想の利かぬ今、戸の向こうにも及びはつかない】
385 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 22:37:51.98 ID:+jexuiTxo
>>377

……っの野郎俺の会話まで聞いてやが―――っとわぁぁぁぁッ、爆発かよぉぉッ!?

【行動でなく言葉に反応した「文字」に眉間を寄せて睨みつけるも、勿論意味は無い】
【そして機転を利かせてこじ開ければ―――中に入っていたのは爆風のプレゼント】
【距離を取っていた為に受け取らずに済んだが、もし喰らっていれば文字に更におちょくられていただろう】

……やっぱり罠じゃねーか、裏かいて何かヒントとかあると思ったんだが……
こうコケにされるなら�A番が正解だったな、おい文字、卑怯じゃねースマートな手段を取ったってんだよ……って、アレェ?

―――道……増えてんじゃん。 という訳はやはり�Bが正解……?
そしてコレは……隠し通路だッッ、行くっきゃねぇ、行かねば男じゃねーなぁ!!

【爆風が止めば、進む先は直進―――隠し通路。 こういうものを見つけて、テンションが上がらない男はいないと彼はそう確信している】
【腹いせに空になった宝箱を蹴り飛ばしながら、また大股で進み出すだろう―――】
386 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 22:47:29.72 ID:9xgFaYkq0
>>383
【青年は強く警戒をしていたものの、特に問題は無く地下への道を進んでいく】
【しばらく歩いていると、噴水のようなオブジェの置かれただけの行き止まりにたどり着いた】
【また何か仕掛けがあるに違いない―――そう考えた青年は、この場所を徹底的に調べてまわることにした】

行き止まりか…だがここは魔族の住まう塔であるとのうわさも聞いている
何か先に進む方法があるはずだ…一番怪しいのはやはり噴水か?

【先ほどの水瓶と同じように、青年は噴水を覗き込み、何かスイッチのようなものが無いか調べてまわった】
【その結果、スイッチが見つかることは無かったが、その代わりに何か物をはめ込めそうな四角い窪みを見つけ出す】
【その窪みを見付けると同時に、青年はオブジェの背後からかすかな風が流れてくるような感覚を感じた】

この窪み…非常に怪しいな…まるで何かをはめ込んでくれと言っているようなものだ
―――そういえば、さっきの宝石はこの場所に近づくにつれて強く振動していたな
少々勿体無い気もするが…はめ込んでみるか、この先に何かあるかもしれない

【そう言って青年は名残惜しそうに先ほどの水色の宝石を取り出し、四角い窪みにはめ込むことを試みる】
【果たして何か変化が起こるのだろうか―――?】
387 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 22:49:49.43 ID:jdwa7tDdo
>>376>>379

【攻撃の効果が出るのは、エヴァンのそれが先であった】
【口元――正確には舌や口内ではなく、牙にぶち当たった宝玉の一撃は】
【1つが何mもあるような巨大な牙の一本を、根本からへし折ってしまったのである】
【一気に落ちていく牙―――そして、痛みに呻いて身体を揺らした、次の瞬間】


    �� オ゛ オ゛ オ゛ オ゛ オ゛ オ゛ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ――――!!!��

【セシルの≪ASSaulter≫――隕石じみたそれが眼孔の裏を燃やし、さらなる痛みに呻きが漏れる】
【既に切り開かれた側の瞳は内部の液体がほぼすべて流れ落ち―――巨獣は、身をよじって】

>>378>>382

【いとも容易くとまでは言わないが、ハエトリグサは所詮植物――人に近しい者が、負けるわけもなく】
【やがて大きな球根までを燃やされると、後は邪魔するものなど大して無い】
【まあ、いうなら蜘蛛の巣が視界を塞ぐことが有るくらいだが――二人は揃って、潜水服の彼に出会うだろう】

��……なんという事だ、レヴィアタンの重要性が本当に、ヒトには分からないのか?��
��ヒトの街なんていくらでも有る。でも彼女はただ一匹だ。とても貴重な存在なのに―――��

��―――海じゃないというのは、どうかな。レヴィアタンは、見た目だけの生き物ではないよ。��

>>ALL

【レヴィアタンが一声、鳴いた。まるで涙をながすように、一本の角から水を滴らせながら啼いた】
【まるで何かを悲しむようなそれは、やがて体表全てに波及して―――】

【―――プシャッ、という小気味よい音と共に、レヴィアタンの全身から無数の水滴が霧のごとく吹き上がる】
【それは眼孔の中ですら同様であり、背中などは最早言うまでも無く】
【そしてその効力は、��ヒトを溶かす酸�≠ナあった。鉄や植物などには効果を及ぼさない、凶悪な―――】

【また一方、レヴィアタンの方向は『シルフ』の船員へと頭痛すら伴う超音波と化して襲いかかり】
【恐ろしい攻勢の反面、巨獣が苦しみ悶える様子が手に取るようにわかるのだった。】
388 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 22:54:56.73 ID:OE1RpNjno
>>383

ヒャハハハ、俺様は混沌が何よりも大好きで
そォいつで人間共が阿鼻叫喚する姿を眺めるのが趣味だからなァァアア
――あァーいうモノやらこォーいうモノやらは、俺様の"大好物"ってわけだ! ヒャアアーーハッハッハッハッハッハァァアァーーーッ!

【ひとまず、勧められるがままに椅子に座り――紅茶を一啜り】
【"外に比べれば、寒くは無さそうだ"――とは思いつつも、解除してまた融合するのは面倒だなんて思い】
【"外面"からは見えない融合――"寒耐性・高所耐性"の会得はそのままだった】

まァー、そォりゃそォーだなァァアア
俺様もテメェーらを[ピーーー]つもりで来たわけじゃあねェェエエーーからなァァアア、まァー良ォいモノ拾いつつ挨拶しに来ただけだしなァァアア
にィしても、……主が悪魔が嫌ェーな癖にテメェーは"半分"悪魔なんだな、あァれか、端的に言えば"純血"と"ハーフ"の違いかァ?

【その発言は、彼女にとっては一種の暴言と取られるかもしれない――】
【だが、この悪魔は特に悪気もなく言っていて……いや、普段は悪気と邪悪の塊なのだが】
【その辺りは、口調や表情などである程度はわからなくもない、だろうか】

せェっかく来たんだ、ちょいと漁らせて貰うぜェェエエ

【と、まあ……その辺りの理由は、この悪魔の能力なども影響しているのかもしれない】
【悪魔の隣に生成されるのは魔法陣――それよりいずる闇が創りだしたのは、いわゆる"猫人"】
【身長は60cm、二足歩行の黒猫のようなそれは――本棚に向けて歩いてゆく】
【止めなければ、本棚で真っ先に眼がついたそれを取り出そうとするだろう】
389 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 22:58:27.45 ID:jdwa7tDdo
>>380

��よしよし、よぉーし!素晴らしいぞ青年!その決断力は宝だ!��
��そして君の気持ちに答えてお答えしようじゃないか、我が名はマモン!��
��とある大悪魔の��片割れ�≠セとも!本体は魔界にあるのだが……��

��……いやいや、それよりだモリシマ!君を屋上へ転送して差し上げよう!��
��そしてもしもまた、私の秘めたる願いを叶えた上でここへ来れば……��
��その時はもう一度ばかり願いを叶えてやろうじゃないか!いいかね!?では飛ぶぞっ!飛ばすぞ―――!��

【―――視界がブレる。次に感じるのは息苦しさか。そして反転、周囲が暗く】
【上を見ると雲がなく、やけに太陽の光が強いのは気のせいでもなんでもなく】

【そう、アッと言う間に君は屋上へたどり着いた。地平線の彼方には、星すら見えて】
【そこは恐ろしく広い大地のような場所。雲を超えた場所であるから、空気も薄く】
【また紫外線など、人体に有害なモノも大変多い―――といっても、今の彼なら、とも思われて。】
390 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/03/31(日) 23:11:16.00 ID:YTckk5UKo
>>387

【ドームの中にいて、表面から吹き上がる霧が酸だと言うなら、360°は極彩の絶望色でしかない】
【水面下で継続燃焼性の繋がりを持つ魔力は枯渇寸前で、魔力増幅の武器は≪juge≫の手の内】

【それでも尚舞うのは、彼の異能の根源たる魔力、黄緑の燐光】
【“重力”と“空間”、単体ですら忌むべき能力でありながら、彼はそれに“もう一つ”を持っていた】

…………私を溶かして良いのは、鈴音だけですので
SCUM(クズ)にヤられる趣味はありませんから、……“拒否”、します

【“斥力”――それは拒絶の力。反発の力】
【ぱぁん!!と吹き上がる酸性を弾き飛ばし、酸の溜まるであろう床から浮上して】
【それでも部分部分に酷い火傷を負う、反射的に顔を覆ったのは、自惚れ以外の語るべきでない理由だった】

 【(其処が傷つけばお前に存在価値はないと、あの人は言っていた)】

【彼がレヴィアタンに引導を渡す一手を与える余力は、最早無い、筈であったが】
【宙でのバックステップで眼球の外へ逃れれば、彼を上手くその背に拾うのはボロゴーブで】
【ボロの躰は懸命に役割を成そうと飛び上がる、紫の目は爛々と輝き、口元に渦巻くのは紫黒の魔力弾】

【――どゥ、ん!!】
【此処までに攻撃で一切消耗をしなかった小竜の一撃は、それ故に出しうる全力を其処に込めた】
【これ以上の手は彼等には無く、効果が無いのならば、シルフへ舞い戻るより他に無い】
391 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 23:13:26.03 ID:jdwa7tDdo
>>381

えぇ、まあ。あの霧を創りだしたのも、塔を召喚したのも紛れもなく私ですから。
そして欲しいのであれば差し上げましょう。ただし……注意点が幾つか。

先ず第一に、その霧は単体ではレナールのような惨劇は起こせません
それこそ宝玉やその欠片、或いは旧遺物などの強い力添えが無ければ効力が薄いのです
ですからそれに気を付けることと……何に使いたいのかを、お聞きしたいが?

【なんて尋ねかけつつも、ガイストは一先ず試験管をリーネへと手渡した】
【多少なり取り乱すその姿にも叱責などを落とすわけではなく、ただ笑ってごまかし】
【むしろ孫などを可愛がるかのように、諭すような口調で話を続ける】

>>384

【紙束を手にして木戸を開ければ、そこに広がるのは圧倒的な��機械�≠フからくり】
【いや、魔翌力も関係しているのだろうか。とにかく巨大な柵で覆われた装置が、2つあり】
【それらに挟まれるようにして開通する通路の奥に、エレベーターらしい鉄箱が見て取れるの、だが―――】

��―――お゛ンンッ!?ヒトか!!?だとしたら生かして返すわけには行かねぇな!!?��
��このATLASサイキョーの番人であるD.B.マキシム様に食らわれて死ぬか!土下座して一瞬で死ぬかを選びなァー!!��

【真っ赤な体表、真っ赤な髪。手足は短く胴は肉団子のように丸々太ったそれは、きっと悪魔か何かだろう】
【額からは婉曲した二本の太い角が生えており、牙の並んだ歯列を覗かせながらニヤリと笑う――明確なまでの、敵だった。】

>>385

  【��お騒がせガンマン�≠ヘ奥へ進んだ。隠し通路だ!】
  【道が広がっている……。道が広がっている……。】
  【*!!!*敵が現れた。→スフィンクスA、スフィンクスB】

  【スフィンクスA『むむっ、人間か?ならば我が問に答えよ!朝は四足―――』】
  【スフィンクスB『――待たれよ!この度は我からという話だったはずではないか!』】
  【スフィンクスA『そのような事実はない。お主はボケているのだ。さあ、昼は二足で歩――』】
  【スフィンクスB『貴様それでも気高き種族か!巫山戯た話だ、質問は私がする!』】

  【→スフィンクスたちは混乱しているようだ……��お騒がせガンマン�≠ヘどうする?】
  【�T、問いかけに早押しで答える。�U、撃つ。�V、係争に加わる。】
392 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 23:20:33.33 ID:wX5uPi/io
>>389

【――、大悪魔の片割れ、と、マモンは言う】
【専門家なら、その名を聞いて、若しかしたら驚いたのかも知れないが】
【門外漢の森島は、そうは言われても、「はぁ。」としか返すことは出来ず―― 】


――、? 『秘めたる願い』、ってどんな……―― っ!


【 問いかけは最後まで紡がれず ―― 振動、薄息、反転  ――、 浮上 】




 【 ―― 】




…、…此処は――。



【――気が付けば、周囲180°は宙空。 眼に入る光が眩しい】
【術式が自動発動され、気温以外の環境を調節。 自身も無意識に、今度は��吸熱�≠�発動】
【転移時の息苦しさを解消するため、深呼吸を一つして、周囲を見回し】



(……、屋上、か。この場合は、『土台』って言うべきなのかもしれないけど。)
(此処、何m位なんだろ。……取り敢えず、中に入る階段か何か探さないと。)
(もし、無かったら―― 、��突き破る�≠オか、無いか。)



【――、捜すのは、第一に『何か』が、此の��大地�≠ノ存在しないか】
【とは言っても、目視するには広すぎる。――故に、行うのは『温度探査』】
【先程と同様に、��生物�≠フ類が存在しないかだけを探る】

【若し、生物が存在すればそちらへと向かうが――、存在しなければ、『下』への途を捜索する】
【こればかりは、足を棒にして歩き回るか、己の視力に頼るしか無いのだろうか―― 】
393 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 23:24:28.31 ID:KzLH493Io
>>391

宝玉や…旧遺物が無ければ…ですか
確かにこれ一つで惨劇を起こすだなんて少し甘い考えだったかもしれませんわ

【少し落胆するも、自分が話を甘く見すぎたんだなと心の中で自分を叱責する】

私が何に使うかですか?理由としては二つあるのですが……

まず一つは成分の解析に回させて頂きます、もちろんこれは量産目的です
もう一つは新たな兵器の開発、正確に言うと人間を怪物に変えて居のままに暴れさせる事ですわね

【口にした使用方法、それは流石カノッサ機関員と言うべきなのか】
【確かにリーネのいう策が成功すれば世界は新たなる混沌の渦に沈む】
【唯一の欠点と言えばこの霧が未知の物である事、どこまで出来るか分からない事だろう】

まず前者の利点は生産が安易になればガイスト様の負担にならない事が掲げれますわね
さらには各地でテロを起こしやすくなると言うのも利点ですわね

そして後者、これはもしかすると哲学者の卵に変わる代物になるかもしれません
自我を失った生物…それを元に戻すのは至難の業だと思われますわ

【ニッコリと慈愛に満ちた笑みを浮かべながらリーネは自分の掲げた使い道の利点を説明】
394 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/03/31(日) 23:25:51.46 ID:+QKa4QKlo
>>387

【二人の前に再び姿を現す男は、まるで何者かを憐れむように眉を下げ薄く口元の笑みを浮かべ】
【潜水服の彼の静かな悲しみと怒りを受けながらも、困ったように何度もゆっくりと頷くばかりだった】
【それも、承諾ではなく。仕方のなさそうなそれ、だ】

恨むのならば、御門違いでしょう。彼を苦しめる場所へ招いた、貴方がた主に問いなさい
苦しみながら生きる者は、おしなべて皆安息の死を受ける権利があるのですよ
人も。彼女も。わだつみの姫君を、そろそろ在るべき場所へ帰すべきなのでは?

【正当性を持つ相手の言葉とは違い、まるで生き物のこころ、生きる意志を度外視した言葉は】
【到底正義の意志を持ってここに来たとは、思えない】
【そんな応対もとい不条理の投げかけが終わるか否かという際に耳を打つのは、霧の吹きあがる前兆だ】

――門を叩け、さらば開かれん
すべて求むる者は得、尋ねる者は見出し門を叩くものは開かるるなり

【ハエトリグサを打ち倒した時と同じく、火花が散り、周囲の生木の皮を焼き切って炎を上げ始める】
【湧き立つように膨れ上がる延焼は、レヴィアタンの皮膚の上、植物の群れをじわじわと焼き拡げ】
【水滴に抗うように、その水気を消し飛ばしにかかるだろうか】

汝らのうち、誰かその子麺麭を求めんに石を與へ魚を求めんに蛇を與へんや
まして天にいます汝らの父は求むる者に善き者を賜はざらんや

【まるで灰と化さんとするように、炎は植物を、ひいては酸を舐めていく】
【その範囲は中心に立つ男は元より、この場にいる他の二人に配慮してはいない】
【諭すように語った妄言に反する事無く、全てに死を与えんとするように】

【最初の鱗のように、たかだか人の身の力程度では太刀打ちできないというのなら、話は別】
【その姿は押し流され塵と消え、二度と生きてかたちを成す事もないだろう】


/割とずんどこやっているので駄目そうだったら書き直します
395 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/03/31(日) 23:27:38.23 ID:lWaKAU5U0
>>387

【響き渡る慟哭。絶望的なまでに巨大な守護者が、その身全体を使って苦痛を訴える】
【どうやら此方の攻撃が上手く通じている様で、しかしそれは悲しみを表現している様にも見えて、少し奇妙な違和を抱く】
【の、だが、それは直ぐに覆される】

【轟音とも呼ぶに等しい痛烈な超音波が襲い掛かる。勿論それはこの青年に対しても例外ではない。思わず耳を塞いで蹲らざるを得なくなる】
【自分の体は訳有って他人より頑丈に出来ている。致命的な弱点を克服する為に力を抑え付けていてもそれは問題なく機能している】
【だが突入した仲間や船員達はそうは行かない。得体の知れない霧状の何かもある。コレは直ぐに止めないといけない】
【それはどうすればいいか。どうすれば止められる。音波によってかき回され続ける脳味噌を必死に回転させる】

【自分がその身で発せられる攻撃の最大火力など底が知れている。仮に使うとしても至近距離でないとあの巨体には傷一つ付かない事は火を見るより明らかだ】
【バリスタ砲座は二つ使用し、残りは二つ。他には四門の大砲と……】


龍だ……


【側面に装備された巨砲がある。アレを使えば、あるいは、】
【エヴァンはブリーフィングの内容を思い出す。兵器の使い方はよくわからなかったが、それでもそれに使う弾頭の場所位なら覚えている】
【巨大な銅鑼でも打ち鳴らしているのではないか、と錯覚さえ覚える状況の中、持てる力を持ってその弾頭を収める箱へと歩みを進め始める】
396 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 23:29:29.26 ID:jdwa7tDdo
>>386

【青年の予想は辺りだ。宝石を窪みにあてがうと、それはすっぽりと嵌まり】
【大きく��ゴゴゴ…�≠ニいう石を引き摺るような音が、オブジェの背後から聞こえてきた】
【見ればそこにはやや小さな道が開いていて――しかし、ダストシュートのような急勾配が覗き見える】

【もしここへ入れば、まず容易には戻ってこれないだろうが――――】

【―――それでも進む場合は、滑り降りる形で彼はどんどん地下へと潜っていくだろう】
【やがて感じ始めるのは温度。真っ赤な光が出口からは照っていて】
【そして焚き火に顔を近づけた時のような行き詰まる感覚が、青年を襲うこととなり――ーやがて、着地するはずで。】

>>388

【悪魔が魔法陣を生成、猫人を呼び出し本棚に向かえば、様々な資料が拝めることだろう】
【魔界の言語で『アトラスの意義』『魔界歴史英雄譚』『マーメイドと人類』などなど――】
【特に目に付くのは『純血種とは』という本―――なぜなら、それが手渡されるからだ】

��魔界に関係する本ばっかりだよ、ここ。それに手入れもされてないしね��
��ところでキミってお名前は?肉球触ってもいい?ペットにならない?��

【なんて言う声は、扉を閉めに向かったケンタウロスのものではない】

【それは子供。7歳程度に見える、魔族のだ。小さな角をオレンジの髪間に覗かせて】
【少しぶかぶかなローブを着込んだ姿は、如何にもという具合で――いつからそこに居たのか、猫人へ抱きつこうとまでして。】
397 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/03/31(日) 23:31:20.99 ID:BVl9hwpho
>>387
《なんだと!?おいラッシュ!やはり生け捕りにしろ!》
ちょっと黙っててくれ!!

ーーーいくらでもある、っつーけどなぁ
��風の国のレナール�≠ネんていう街はただ一つしかねぇんだよ、代わりが効くもんじゃあねぇ
…テメェばっか棚に上げて物語んなよ

【人の街などいくらでもある、確かにそうだーーーしかし、その街で暮らしていた人々の生活は、街そのものは、ただ一つ】
【簡単には返ってこない、確かな物だーーーこのデカブツが二つといないからなんだと言うのだ、自分ばかり被害者面はさせてなるものか】

ーーーあぁ?そりゃどういう…ーーー

【『見た目だけではない』ーーーつまり、どういう事だ?潜水服が役立つ事態が起きるのだと?】
【まさか、海に潜行でもーーーと、思った刹那、それを断ち切るレヴィアタンの鳴き声ッ!】

【次の瞬間、レヴィアタンの体中から水滴が、噴水の様に辺り一体から噴き出したッ!】

…あぁ?なんだこれーーーッ!な、なにぃぃ〜〜〜ッ!!?
お、俺の服が!肌が!溶けているゥゥッ!?

【そう、噴き出した液体は強酸ッ!人体を溶かす凶悪な液体だッ!それを知らずに浴びたラッシュのスーツが、露出した肌が溶け出しているッ!】

くそッ!なんて奴だ!なんとかしねぇとバターみてぇにドロドロに溶けちまうぜッ!奴の潜水服はこの為に着ていたのかッ!
畜生!折角新しいネクタイを買ったって言うのによォーーッ!!

《…お前、一体どうした》

【何か変な魂でも憑依したのか、それとも焦っている故か、慌てた様子で辺りを見回し、対処方法を考える】
【盾や魔術での防御方法なんて持っていないラッシュは、なんとか酸から逃れられなければ、このまま無惨にも溶かされてしまう】

ーーー…やべぇな、雨ならまだしも下から噴き出してんなら対処方法がねぇぞ…!
《…いや、良く見ろ、溶けていない物がある》
…あん?

【一応落ち着きは取り戻したが、このままではどの道時間の問題だ】
【主人の言う、��溶けていない物�=[ーーあの潜水服が違うとするならば、一体他には何があるというのだーーー?】
【ーーーいや、あったーーーレヴィアタンの背中に生える植物達は、まるでそれが雨粒かのように、強酸を平喘としている】

ーーーあれだッ!

【瞬間、跳ねる様に素早く動き、巨大植物の大きめの葉っぱをブレードで切り落とし、それで体を覆う】
【機転を利かし、足元と体に巻き付けた、酸に溶けない植物で酸を防いだッ!】
【だがッ!】

ーーー酸はこれで防げるッ!だが…ッ!
これじゃ動けねぇ…!酸の噴射に限りでもねぇと、ここに立ちっぱなしになるだけだぜ…!

398 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/03/31(日) 23:36:04.19 ID:+jexuiTxo
>>391

うぉッ、何だテメー等ッッ!? オイこんな敵知らねーぞ……
取り敢えず退けッ、もしくはこの謎現象の正体……この塔の正体・秘密を晒して貰おうかァッ!

【彼の疾走を止める二匹の異形。遂にエンカウントまで始まり、何時までこのRPGに付き合わねばならないのかと頭が痛くなる】
【―――正直楽しんでいる自分がいるのだが口の悪い文章はゴメンだし、何れ飽きてくるに違いない。両銃を向けて、鋭い眼光を敵に向けた】

【スフィンクスは行き成り襲い掛かってくる訳ではなく、何故か言い合いをしていて。……モンスター同士のこういった会話を見るのは、新鮮だ】
【しかし構っている暇は無い。聞こえた話は―――有名なヤツだ。「朝は4足―――」だけで答えは見えてくる、退屈な問題だ】

はいはい人間人間ッ、ヒトだろォッ!? 
朝昼夜を人間の一生に例えて、朝は赤ん坊で四つん這い、昼は2本足で立つことを知って、夜は2本足+杖で老人は3本で歩くッ!

……回答の説明までしたんだ早く退けお前らァッ!

【選んだ選択肢は�T。さらに即答からの説明。問題を出す側とすれば、全く悩むこと無くつまらなそうに問題を処理されたことは不快だろう……】
【素直に、開けてくれれば良いのだが。―――予測不可な展開が畳み掛けてきたせいか、若干気は短くなっているようで】
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 23:38:44.30 ID:jdwa7tDdo
>>392

【――――――――――】

【――――――――】

【――――】


【そこには、風すらもない。熱を持つ存在は見当たらず、探知も意味をなさず】
【ただ少しだけ遠い場所に2つのモノがあった。1つは大地の窪み、恐らくそちらに外部階段があるのだろう】

【そしてもう一つが、トーテムポールのような何か、であった】
【近付いてみないと詳しくは分からないが、とにかくそう見える棒状の物体が有るのは確か】
【距離もそう遠くない―――塔と考えると規格外だが、歩いて数分というところだ。】

>>393

ほう……リーネ殿も中々の悪党らしい。良いでしょう、お持ちになって下さい
ただし量産はやや難しいでしょうな……なにせ、複雑な魔術を具現化したような物質だ
魔術の専門家にでも頼めれば良いですが、科学ではとても複製は……。

それからここだけの話ですが……霧によって怪物と化した人間は、元には戻りませぬ。
レナールの民も同様。��人間�≠ェどのような夢を見て塔に潜り込んだか知りませんが、希望はないのですよ

……ですから、それらを理解した上での使用をお願いいたしましょうか
それと、ここのように霧を維持するには魔翌力が必要です。それも膨大な……把握して、頂けましたかな?

【��人間�=\――?��正義�≠ナはなく、と云うのは少しばかり気にかかるかも知れない、が】
【ひとまずガイストは、リーネへと霧の素を託した。今更をそれを返せとも言わないだろう。けども――不審で。】
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/03/31(日) 23:43:40.79 ID:OE1RpNjno
>>396

まァー、なァーんか良い感じの本見ィつけたら記ィ憶しておいてくれ、"黒影"
『…………承知』

【拙い手付きで本を取ろうとしている猫人】
【――言うまでもないが、猫の手で本を取ったりめくったりするのは結構難しい作業である】
【この悪魔の来た"魔界"とはきっと別の場所なのだろうが―― 一応、言語は理解できるようである】

『……にゃ?』

【猫としての本能なのだろうか、『マーメイドと人類』という本を取り出そうとした時に】
【自身に話しかけてくるのは魔族の子供――"いつから居た?"】
【なんて考えている間に渡される本、ついでに抱きつかれて】
【真っ黒な身体に金色の眼、ほんのり温かく、毛はもふもふつやつやとしていて――まさしく、"黒猫"そのもの】

『……我は"黒影"、邪禍様に仕えし者にゃり』 『肉球を触るのは構わにゃいが、ペットは断らせて頂く』

【言葉遣い自体は少々固いが――所々の発音が怪しく、あまり威圧感はないだろう】

……ヒャハハハ、そォこのちィびっ子ォ! いィつからそォこに居たのかはどォーでも良いが
俺様の"黒影"を拘束されちゃア本が読ォめないぞォォオオ、まァったく

【猫人が抱きつかれた後、悪魔は二人の元にへと近づいて――猫人に渡された本を取り、流し読みをしようとしている】
【パラパラパラパラ…………――――】 【なんとなく、その姿が様にならないのは……普段の行いのせいだろう】
401 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 23:47:32.89 ID:9xgFaYkq0
>>396
【どうやら青年の試みは成功したようで、オブジェの窪みに宝石がすっぽりとはまり込む】
【そしてゴゴゴ…という音を立てながらオブジェの背後に小さな道が出来ていく】
【青年はゆっくりと小さな入り口に近寄り、中の様子を覗き込んだ】

随分と深い道のようだな…途中に急勾配も見える
この長さならばアンカーショットも役に立たないだろう…一度入ればもう戻れまい
あの宝石はどうやら俺の所有物になりたがらなかったらしいな

【軽く舌打ちをしながら、青年はこの先に進むか否か考えていた】
【だが答えは考える前にもう決まっていたと言ってもいいだろう―――青年は探検者だ】
【当然のように前に進むことを決め、青年は小さな道へと滑り込んだ】

この道は一体どこに向かって続いているのやら…相当長いようだが

【道を進んでいくうち、青年は炎のそばに居るかのような熱を感じ取った】
【もしやこの先は火の海か―――などといった考えが青年の脳裏をよぎる】
【しかし今更戻ることも出来ない―――青年は覚悟を決めて滑り降りていく】
【その内に赤い出口の光が青年を包み込み―――青年は着地した】

ここは一体どこなのか…

【そう呟いて青年は周囲の様子を見渡した―――】
402 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/03/31(日) 23:49:33.51 ID:wX5uPi/io
>>399

【――、生物は居ない…、…と、其処で、��風が無い�≠ニ気付く】
【前者は兎も角、後者。 風が無いのは、文字通り『不自然』である】
【…、…マモンが騙したか、或いは、��魔界�≠フ残滓か――】


(―― 、考えても仕方無い、か。)


【取り敢えずは――歩くしか、無いのだろう】



 【 ―― 】



【直ぐに、見つかったのは��窪み�≠ニ、それから��棒状の物体�=\―】
【…、…思考は、先程の『扉』の場合と同様に 】


(――、取り敢えず、降りるのは後でいいか。)


【向かうのは、��棒状の物体�=\―、何か、『仕掛け』が無いかと】
【近寄ったなら、その物体を入念に観察することだろう】
【森島は、魔翌力を僅かながら感じることが可能だ。 …、…若しそうなら、��そういう物�≠ナある、位は分かるかも知れない】
403 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/03/31(日) 23:50:20.66 ID:KzLH493Io
>>399

いえいえ、ウォレン様に認められるほどの悪党では御座いませんわ
私はあくまでも使い道を提示しただけですので

【褒められて気を悪くするはずも無く、ニンマリ微笑んで謙遜してみせる】

量産は難しい……魔術の専門家…

【科学では無理、それだったらカノッサの研究員には頼めないな】
【だったら誰に頼もうか、知り合いの少ないリーネにとっては大きな壁が立ち塞がった】

相当な魔翌力? それだったら―――――――

【何かを企んだかのような、そんな嫌らしい笑みを一種だけ口元に浮かべる】

ええ…重々に把握いたしましたわ、勿論使用の際には気をつけますが…

【託された悪の塊、それを大事そうに握り締めてクスッと笑みを零す】
【相手の不審さ、それはきっと六罪王故の雰囲気なのだろう、それくらいにしかリーネは思っていない】

【今はこの”霧の元”これを上手く使役する方法、それの道筋を考えているのだから】
404 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/03/31(日) 23:54:26.32 ID:jdwa7tDdo
>>390

【酸の噴出は一度きり―――それを上手く防いだのなら、眼孔なんて場所だから】
【セシルの脱出を阻むものは何もなく。そして脱出に成功すれば外には足場となるシルフが見えるだろう】
【また一方で、ボロゴーブが炎を吐けば――鱗に当たったそれは、一見すると効果は無く】

>>395

【そう、正解だ。彼が弾頭を手にしようとすれば、頭痛に顔をしかめながらも数人のクルーが手をかすだろう】
【そして狙いを付けるならば―――と、彼らは一心に同じ場所を指さした。それは目でも、口でもない】
【今さっき、仲間の一人が乗った小龍が火を吐きつけた場所。正しく今、そこは無敵の鱗であっても―――?】

>>394>>397

【植物は、如何にレヴィアタンの背に有るといっても生物で――じわり、その身を燃やしていき】
【ラッシュが何とか身を防ぐ分程度は残ったものの、広い範囲が燃え尽きてしまう】
【潜水服の彼はと言えば、場所や装備もあってダメージは全く無いようだったが――酸は、これで終わり】

��なんて無知な……街なんて、どこか別の場所で再興してしまえばいいじゃないか��
��人の生活なんて言っても、どうせキミらはやがて死ぬんだ。早いか遅いかしか変わらない��

��けれどレヴィアタンは……彼女は、そう短命じゃない。君たちとは命の重さが違うんだ��
��何故分からない?どうしてなんだ?君たち人間は、何故……?��

【言葉の一方で、潜水服は動き出す。重苦しい音を立てながらドリルを回転させ始め、なんと跳躍――】
【そのままラッシュを上から穿たんと、右手のドリルを彼に定めながら、そのすぐとなりに着地して】
【結果の成否を確かめるまでもなく左手に背の銃を取る。狙う相手は機関員――打ち出されるのは、ただの水だ】
【しかしその勢いは凄まじく、水鉄砲だなんて言っても人体を撃ち貫くほど。狙いは、男の腹部であった。】
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/01(月) 00:08:29.82 ID:Qx6rPKgUo
>>404

【「魔力弾」が効果を持たない以上、酸での負傷と酷い魔力枯渇を起こす身に“もう一度”のチャンスは無い】
【――それでも、紹介人の言葉を唯のハッタリにする訳には行かない理由があった】

【レヴィアタンに敵わないと分かれば後の行動は迅速なもの、それは“シルフの護衛”だ】
【相も変わらず、船長の名前を間違えはするが、道化にお似合いな“役割”を果たす事だけは】
【唯一頭の上がらない“彼”のためならば、面白い程に確約出来るのだ】

/お先に失礼しますー、お疲れ様でした
406 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 00:10:04.69 ID:aSHdD+C6o
>>398

  【��お騒がせガンマン�≠ヘ無情にも正確無比な答えを言ってしまった!】

  【スフィンクスA『なん……だと……?』】
  【スフィンクスB『マーシャル・T・ロウ……やはり甜菜か…あ、天才……。』】
  【→スフィンクスたちはTraditionalな理由で消えてしまった!勝利!】


【―――あぁ、先へ進もう。それがいい。なんにせよ、道を塞ぐものは消えたのだから】
【さて、道はひとつ。直ぐに部屋へとたどり着き、そこで彼は台座を発見するだろう】
【そこには1つの立派なブレスレット。そして周囲には三個の宝箱。――宝物庫というのには、些か奇妙だが?】

>>400

��黒影ー?そんなのどうでもいいよっ、私のペットになってー?ダメー?��
��じゃあ肉球触る!おヒゲはダメ?お触り不可でべつりょーきん……?��

【もふもふ、もふもふ。そんな擬音がちょうどいい、ここはATLAS上部階層】
【――と、そんなのは置いておいて。その子供は黒影を抱きしめたまま、悪魔へ向き直り】
【ぱらぱらと本をめくる様子を見ながら―――いやこれまた唐突なのだが、姿が変わる】

【髪や角が伸び、肉体は艶やかな男好きするものへ。両手で抱えた黒影は、きっとその胸元に居る状態か】
【子供から大人へ――いや、大人が化けていたのだろうが、彼女は『楽しい?』と言うように首を傾げ】

いつから居たのかはどうでもいいなんて、結構適当な悪魔だねー……まあ、皆そんなもんだけどさ
それより、レナールの件を褒めてくれたのはキミ?キミって、魔界の出身?
あぁそれからこの黒影くんはもらっちゃダメかなぁ?すーっごく!……欲しいんだけど。

【――――ATLASの主、だろうか?】
407 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 00:10:59.04 ID:bJhZyOCAo
>>391

【戸を抜ければ入口と似つかわしくない間取り――否、扉が今までで頓に場違いだったのか】
【どちらがこの塔の本質であるのか、まるで分かりはしない】
【思考の巡る暇も無く、今までこちらを嗤う声が聞こえた程度だった生き物の姿が目の前にある】
【警戒は解かれる事無く、左手の燭台がここにきて邪魔ではあるものの曲刀を前に構えた】

ドゲザ……?
兎角どっちにしテも死ぬなら、抗ッテ生き抜くノを選ぶね
まだ、コノ塔の主に借りを返しテないンだ

【些か異文化を感じながらも――醜悪な姿に眉をひそめ、言葉の軽快さとは裏腹に表情を引き締める】
【ヒトならずのすがたではあっても、僅かヒトに似たパーツのあるそれは、決して己たち非力なモノとは似つかない】
【扉を背に、左右の空間を横目に確認しながら曲刀の切っ先を向ける】
408 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/01(月) 00:18:49.01 ID:NU8BeDgp0
>>404

【苦悶に歪んだ顔が思わず綻ぶ。重ねられる手から気力を注がれる。萎えていた体に活力が戻って行く】
【ああ、何とも心強い。久方ぶりに心が洗われる感覚すらも覚える】

…ありがとうございます……

【その一言が口を突く。言おうと思った訳では無い。勝手に口から言葉が飛び出した】
【恥じる事はない。本心が飛び出てきてくれたのだから、少なくとも自分が自分にかける文句は無かった】

【弾頭が装填された"龍"が唸りを上げる。今まさにその息吹を放たんと産声を上げる】
【船員達の意志に、彼は頷きを持って答える。只一点――ボロゴーブによって焼かれんとされている、堅牢極まりない鱗の鎧、その一点――】


――撃てッ!


【"龍"が咆哮を上げる】
          【仇成す者を砕かんとしてその息吹を放つ――】
409 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 00:25:26.01 ID:aSHdD+C6o
>>401

【青年が辿り着く先は、溶鉱炉のような場所だった。工機の音が響いている】
【溶けた鉄だかが様々に白熱し、また別の場所では――あれは金塊だろうか?】
【とすると、鉄だけではなく貴金属も精製する工場とでも言ったところなのだろう】

【―――が、そこでふいごを動かし、労働に準じるのは無数の人外たちであった】
【牛頭、馬頭、双角、ヒトガタのモノも多いが翼などを見るに、皆悪魔なのだろうか】
【今までの調査やイメージとは些かかけ離れているかもしれない――悪魔が、強制労働とは】
【だがどんな状況にせよ、青年はイレギュラーに違いない。今彼は、トロッコの影に居るという状況で。】

>>402

【魔翌力ならば存分に感じられるだろう。なぜならそれが、ヒトを越える魔術種族で出来ていたからだ】
【それは、魔族の頭部。それを鋭利で長大な杭に何十も突き刺して、作られていた】

【あまりに残虐な光景が、風のない理由を語る。『風化させないため』なのだろう】
【空気も薄く天候に左右されないこの場所であれば、生首もそうそう骨にはならない】
【果たして誰が――明白ではあったが――こんなことをしたのか。誰であるにせよ、倫理性が疑われ】

【また同時に、先ほど彼が推察した『悪魔との良好な関係』というのが否定されかねない】
【――思えばマモンの扉だけ、妙な位置にあった。階段がいくらあるにせよ、そのど真ん中に空間を捻じ曲げて扉など設置するだろうか―――?】

>>403

言ってくれますな、リーネ殿……まあ、伝えることは伝えました。
これ以上は私からどうということもない。用途の方は、アナタにお任せ致します
……では、帰りますかな?よろしければ見送りましょう、此処からですが。

【リーネの思惑、思考――ガイストはそこまでは踏み込まず、霧の素を彼女に預け】
【それを終えると、本棚へと手をかざす。すると隠し棚だったのかそこがどいて、現れるのはエレベーター】
【帰るのであればこれに乗れということなのだろう。手でどうぞと指し示す】
【何か質問をするとすればこのタイミングを置いて他に無し―――最後の時間だ。】
410 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/01(月) 00:27:27.32 ID:DHtxOdzUo
>>406

……よっし消えたァッ!! こんなしょぼい問題の為に足を止めるんじゃねぇ!
つーかコレ天才とかじゃなくてもう知れ渡ってんだよーッ!!

【既に霧散したスフィンクスに言葉を飛ばせば、絨毯を蹴りだしてまた走り出す】
【走りだした先がようやく見えてくれば、辿り着いた先は宝物庫。―――宝箱への対処法は、既に持っている。そちらが言う、「ひきょうな手」だ】
【取り敢えず近づく前に、宝箱を処理してしまおう―――】

……もう引っ掛けようとしても無駄だぜ? 俺の探究心を満たした上で、危険な目に合うコトも無い……
この素晴らしき「跳弾確認法」で、3つともチェックさせてもらうぜッ!!

【全ての宝箱を確認してからブレスレットを回収する算段らしい。間髪入れずに、左から2発右から1発、先程の様に掴む部分に下から上へとかち当てた】
【宝箱との距離は先ほどと同じ3m程。この位の距離から銃弾を放たなければ、開くような角度に銃弾を合わせられないからだ】
【―――開けて何事も無ければ、ブレスレットをコートのポケットに仕舞おうとするが……そう簡単に、物事が動くのだろうか。裏を書いて何もない事も無くはないが】
411 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/01(月) 00:31:44.28 ID:MB/v4HHko
>>404
おいおいーーー…

【「めちゃくちゃだ」ーーー辺りを焼き尽くす炎、それを放った男に苦笑いを浮かべて、酸が無くなれば葉っぱを脱ぐ】
【体にが少し、まだピリピリしているし、スーツは所々溶けてしまったがーーー大事無い、ネクタイも無事だ】

ーーーおー、わかったぜ、よーくわかった…テメェの言い分は痛い程にな…
…理解は出来たが、納得は出来ねぇな

【ピクリ、とラッシュの眉が震える、潜水服の語る、静かな語り口が気に入らないとでも言うかの様に、ビキビキと苛立ちを言葉に乗せて】
【周りで燃える炎とは違う、赤黒い炎がラッシュの右眼から燃え上がるーーー怒りの表れだ】
【ラッシュは怒っている、確かに怒りを露わにして、飛び込んで来る潜水服の姿を睨み付ける】

人間舐めてんじゃねぇぞ、クソ野郎…!
知りてぇんなら教えてやるよ、人間がどういう物かをなぁーーー!

【刹那、飛んで来た潜水服のドリルをブレードで受け止めるーーーが、受け止め来れるものでは当然無い!】
【素早く受け止めた状態から身を逸らし、受け流すように脇へ交わして、潜水服から距離を取りながら左手で銃を取り出したッ!】

第一ッ!��やられたらやり返す�<b!!

【素早く銃口を潜水服に向け、引鉄を引くと紅い魔力弾が撃ち出される!】
【銃弾と変わらぬ威力の魔力弾だ、しかしその程度で潜水服を貫けるかッ!?】
412 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/01(月) 00:33:57.80 ID:rk4U5MzPo
>>409

お見送りですか?恐れ多い…ウォレン様にお名前を覚えて頂いただけで光栄です
長い間居座ってしまい申し訳御座いませんでした

【ペコリとお辞儀をし終わると、リーネはエレベータへと向かっていく】
【他に聞きたいこと、それはあると言えばあるのかも知れないが最後を遮ってまで聞く物ではない】

今日は楽しかったですわ、それではまた…御機嫌よう

【エレベータに乗り込んだリーネは相手の方をジッと見つめてもう一度微笑む】

最後に一つ………――――――

―――――――――やっぱり…なんでも無いですわ

【歯切れ悪くリーネは言葉を遮る、その後に続くのはエレベータの駆動音】

【閉じる扉の間から見えるのは霧の元を握り締め微笑むリーネの姿】
【一体―――何を行うつもりなのだろうか―――――】

/遅くまでお疲れ様です!
/絡みありがとう御座いました!
413 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/01(月) 00:36:23.39 ID:QLNgCHzio
>>406

『にゃ……にゃあ…………ヒゲは敏感故止めて頂きたい』 『我は……邪禍様に"生命"を……にゃあ…………』

【もふもふもふもふ、黒影は少々困り顔のようだが……悪い気持ちでもなく、あまり強く拒絶するわけにも行かず】
【なされるがまま。――盛大にもふられ、毛並みが少々乱れて】 【そしてそのまま――彼女の胸元に、IN】

んゥ、まァ……そォこそこ参考には――

【ぱたん、本を閉じてふと顔を上げれば、そこに居たのは――先ほどの子供ではなく】
【……なるほど、今の姿は仮の姿とかそういったところだろうか、――少しの間の沈黙の後】

――ヒャハハハ、いつ来たか……そォーんなの知ィったところで何にもならねェーだろォーからなァ

そォーよ! あァの素ゥん晴らしく住ゥみ心地の良ォい空間を創り出した奴に"礼"の一つくゥらいは言ィっておこうと思ってなァァアア
そォれに、あァの霧を利ィ用して"生命を変化させる能力"も手に入れたからなァァアア、後は化ァけ物も手ェに入れた、収穫沢山!

【なんて嬉々とした表情で叫んでいる悪魔、しかし目の前に居る彼女が"主"――らしい事には気づいていないようで】

確かに俺様は魔界出身だ、だァがこの塔の来た所とは"違う"だろォーよ――
そォだな、こォっちじゃああァんまり名前が知ィられてねェ、"サタリュウト"っつゥーところが出身って奴だなァァアア
"堕ちた天使"共が作り上げたあァの空間ッ! んゥ〜、超良い場所だぜェェエエ

ヒャハハハ、なァるほど、俺様の"黒影"が欲しいのかァッ
人間共に苛め抜かれッ! 更に死してなお弄り回され――強い"怨念"を持ったそいつは、結構使えそォーだからなァァアア
そォー易々と手ェ放すつもりはねェェエエーーが……

――特別だァ、こォの件に関しての俺様からの礼代わりに持って行って貰っても構わねェェエエーーぜェェエエーーッ
まァー、つゥいでに"塔の情報"とかも寄ォ越しな! 今の俺様は気分が良いからなァッ、強制はしねェーが

【――よほど今のレナールを気に入っているのだろう、ということに関しては言わずもがな】
【傲慢で自尊心の高さが伺えるその悪魔、今は――"上機嫌"】
414 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 00:37:42.54 ID:bJhZyOCAo
>>397>>404

はは、なかなかセンチメンタルな事を仰るのですね、貴方は。
ヒト、ヒト、ヒト。貴方こそ、何故分かってくださらないのです? 死ぬ事は、全ての者に授けられる“恵み”です
貴方が嘆き怒り思うその苦しみも、全て浚ってくださいますよ

【ヒトを思いて決を下すもう一人の闖入者に比べ、相手はとても、純粋である様に見える】
【それこそがヒトに非ざる者の持ち得る境地なのかもしれない、ヒトでないからにこそそう想えるのかもしれない】
【ヒトでないから、であれば、ならばこそ。此処に在る男にとって、それは触り程も理解“しない”価値観だった】

言ったでしょう。我天國の番人なり
もし汝ら翻へりて幼兒の如くならずば、天國へ入るを禁じ……

【速い――重々しい外見に比べ非常に素早く跳躍せし相手の攻撃は、しっかり受けるにはこちらは一手足らず】
【火花が散ると共に、どう、と胴に水の弾丸が打ち当たる。衝撃を受け、口元からは多少の血が噴き、上体が傾ぐ】
【しかし命中したにしては、胴の傷はそう深くないのか出血は少ない……撃ち貫くはず、であるのに】

……己の卑うする者はこれ天國にて大なる者なり
諦めなさい。死を受け入れなさい。来たる運命にどうしてそこまで抗うのです?
命の重さとは価値の重みですか? 希少さの重みですか? その者の神聖さを言うのですか? 尊さを言うのですか?
肯であれば、肯と。否であれば、否と。それだけを受け入れれば、貴方がたはそれで苦しむ事もないのですよ

【しゅうしゅうとスパークを散らしながら男の表皮を流れるのは、やはり雷光】
【衝撃も、光も、飛び散る延焼も無く。あるのは触れずとも熱を感じられるようなほどの熱】
【衣服の腹部は襤褸に若干変わり肉を抉る血が滴りながらも、水はそれ以上の侵入の前に熱に負けたのか?】

【まるで子に語りかけるように優しい口調は、しかし己の考えを正しいと疑わず絶対に改心させられぬ邪悪】
【今度はこちらからとばかりにウォーハンマーを握りしめ、電熱をを歩く先に散らしながら潜水服に目がけて鎚側を横薙ぎに振るう】
【ラッシュがすぐそこにいる事など、問題でないように】
【毛ほども取りつくろう事は無い。名乗りはしていないが、ピアスにそっと主張される五芒星は間違いなく彼が正義でない事を表していた】

【全くの無効化は出来ない。加えて、相手の弾が比較的小さいのが功を成した程度】
【相手の正体は分からねど、ヒトでない者であればそう長く抗う事は出来ないか】
415 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/01(月) 00:39:55.22 ID:/Y72EhgZo
>>409

【――、近寄った所で、その��正体�≠ヘ容易に分かった】
【旧時代的。 そんあ表現が、先ず脳裏に浮かぶ――、決して、心地の良い光景ではない】
【恐らくは、『此処の主に敗北した』者達の末路だろうか 】


 ――…、…。


【同情、と一概に言える感情が浮かんだ訳では無い。戦争の末路だろう】
【――悪魔に行うのもおかしい話だが、合掌。 それを以って、その場を離れる】
【向かうのは、先ほど存在していた��窪み�=\―、大分と、『胸糞の悪い』精神状態だった】


(――、どういう事だ。)
(六罪王に味方する悪魔と、敵対する悪魔が居るって事…、…なら、一応、収まりは付く。)
(でも、なら何故、マモンは僕を手助けするような真似を――。)


(  ――、マモンは、��敵対する側�=Aか? )


【ならば――、勿論、『悪魔との良好な関係』というのは否定される】
【詰まり、ガイスト・ウォレンは、��悪魔と対立しつつも取り込んでいる�=\―、まるで『内乱状態』だ】
【『彼』の狙いは何か、全く分からない。 何故、わざわざ、「魔界に首を突っ込む」のか】


【纏まらない思考のまま、到達したならば――、若し、阻害がなければ、階段を降りようとするだろう】
【…、…マモンの言っていた『結界』が気になるが、見てみるだけでもいい】
【結界を張っているということは、少なくとも、��張るべき理由�≠ェ存在している筈だ――。】
416 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 00:43:46.28 ID:aSHdD+C6o
>>407

��ホォオウ、中々骨のあるクソッタレみたいだなァ……ギヒヒヒ!��
��だがしかァーし!どんだけ威勢が良かろうとオメーはオレには勝てネーのよッ!��
��食らって潰れなッ!!オレサマ必殺の『ローリングドーザー』をよォォォォ!!!��

【悪魔だか、魔獣だか――とにかくマキシムは叫びを上げると、その身をころりと丸くした】
【腕と足を見事に収納したその姿は、肉団子と呼ぶにふさわしく――やがて、回転】

【如何にも重そうなその巨体を、ナウファル目掛けて転がしていくのである】
【角によって時折跳ねるその肉体は、確かにヘタすれば身体を潰されかねないが】
【知性の低さを露呈させるように真っ直ぐで、対策を練るのはそう難しくないはずだ】

>>410

  【��お騒がせガンマン�≠ヘまた卑怯な方法で宝箱を開けた!】
  【入手→万能薬。入手→幽幻の宝玉。入手→500000相当の宝石。】
  【��お騒がせガンマン�≠ヘ台座からブレスレットを取った!】

   ��ぅぉー!�=@    ��ガンマンコノヤロー!�=@ 

    【**エンカウント率100倍!!**】

      ��ぶっ殺してやるぜ畜生がよォー!��
��貴様のせいでバレたのではないか!�=@��煩い!問題が古いのだキサマは!��

  【元来た道から怒声が聞こえる!モンスターハウスだ!】
  【……なんだか台座が動かせそうだ。→コマンド?】
417 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 00:45:45.94 ID:bJhZyOCAo
>>414>>404
/なんとも分かりづらかったのでちと修正をー……
/【全くの無効化は出来ない。加えて、相手の弾が比較的小さいのが功を成した程度】
/【相手の正体は分からねど、ヒトでない者であればそう長く抗う事は出来ないか】
/てのは、こちらが相手の攻撃を無効化は出来ず時間がかかれば負けるやもって事です
418 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/01(月) 00:47:50.95 ID:YGi+TO6y0
>>409
【青年が周囲を見回すと、そこに有ったのは様々な工機―――どうやら此処は精錬工場のようである】
【労働に準じているのは大よそ人とは思えぬ悪魔達のようで、青年は今までの探索との落差に拍子抜けした】
【しかし、青年がこの場所にとってイレギュラーであることには変わりが無い】

(まさかあの塔の地下にこんな施設があったとはな…報告書に書き込めるネタは増えた
 だが奴らに見つかるのはまずい…隠れて移動しなくては…!)

【トロッコの陰に隠れながら、青年は作業に準じている悪魔達の隙を伺った】
【しかし、どうにも数が多すぎる―――逃げ場は無いように思われた】

(くっ…!!この場所でジッとしているわけにはいかない、直ぐに行動に移さなくては!
 しかし数が多すぎる…隠れる場所なんて―――いや!こうすれば!)

【だが青年はある一つの策を思いつく―――目の前のトロッコである】
【手榴弾などを入れた鞄から耐寒帽とゴーグルを取り出すと、青年はそれを被って頭と目を覆い隠した】
【気持ちだけの変装だが、無いよりはマシ―――それから目の前のトロッコを押していき、作業員を装った】
【気付かれなければ、そのまま奥へと進んでいくだろう】
419 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/01(月) 00:58:01.54 ID:XbS5zEYd0
【枝の間を縫って、月の明かりが差し込む幻想的な森の中】
【木々に飛び散った紅の液体は、更なる非日常を生むだろうか】
【――――獣達の死骸。その中心に佇むのは、一人の少女の姿】
【これだけの量の血で染められているというのに、少女の纏う白いドレスには一滴の飛沫も無くて】


「悪い子、だから、もう、悪い事、しちゃ、駄目」

【掌に居るのは、小さなリス】
【哀れにも自らの命に危機が迫っている事が分からないのだろうか――――】
【頬袋に詰めた木の実を頬の上から撫でてみたり、毛繕いをしたりと残り僅かな命を暢気に過ごしていて】
【――――グシャリ】


「これで、此処の、悪い子、達、居なく、なった?」

【指の隙間から溢れ出るのは血みどろの肉と砕かれた木の実】
【一際強く握ればボトボトと落ちていって、初めて少女の足を赤く染めて行くのだろう】
【――――髪も、服も、肌も真っ白な少女】
【そんな中、瞳だけが爛々と紅く耀き】
【さて――――この場を訪れた者はこの惨状に何を思うか】






【廃れた教会――――その外装はきっと、見た者の好奇心を駆り立てる位にはボロボロで】
【――――そんな中での話。一人の修道女が長椅子に座れば、何処か真剣な面持ちで何やら考え込んでいるのだろう】
【時折明るくなったり、やっぱり小難しい表情へ戻ったりと、顔の筋肉は忙しなく動いて】


「今日は嘘を吐いても咎められる事の無い日……でしたね
折角です。こんな日位は私であっても冗談の一つ位は言いたいものですが……」

【その肝心な嘘が思い浮かばないのだろう】
【何時も真面目に振るっている――――訳でも無いのだが、根が素直なのか簡単な嘘を作り出すことも出来ず】
【むむむ……なんて唸りながら嘘を作り出そうとするけれど――――嘘を吐く為に努力する。それは何処か滑稽な事】


「……そもそも、此処を訪れる方があまり居ませんからね
嘘を思いついても使う機会が無いでしょうし……」

【そんな中、ふと過ぎる寂しい現実】
【――――ジワリと視界が滲んだのは、きっと雨漏りで滴った其れが偶然目に入ったのだろう。多分】
【長い長い溜息。立ち上がれば、腰に提げた銀の長剣が一度だけ高い音を鳴らして】
【――――誰かが訪れたのならば、扉を開いたならば――何故か目を紅くした修道女とばったい対面するだろうか】
420 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 01:02:45.51 ID:aSHdD+C6o
>>411>>414

【相手をミンチにでもしたいのか、ドリルは回転を上げつつ――受け、流され】
【本来はそのままレヴィアタンの鱗に到達するのだろうが、潜水服はピタリと止めた】
【鱗が強靭で傷が付かないにせよ。それであっても決して傷つけてはいけないとでも、いうかのようで】

【またもう一人の敵に対して放った水の銃弾。その効力がどう、というのは気にする様子もなく】
【ラッシュの魔弾を潜水服の身に受けるものの、やはりびくともしない。特殊加工か―――】

��人間……だからダメなんだ。君たちは悪魔と変わらない、何一つ変わらない��
��命の価値は語るべきことではない!貴重な存在とは、それだけで尊敬し、尊く扱わなければならない!��
��ッ……無駄だ。人間の攻撃なんて、意味は無い。ボクをどれだけ叩こうと、君たちを排除するまでボクは死なない。��

��先ずは―――キミだ。激昂した姿はやはり醜い……理解も出来ないなら、排除すr―――ぐッ!?��

【次いでナタニエルの振るったハンマーが、潜水服の頭部をへこませる。人であれば脳がシェイクされるだろう】
【しかしガラスごと凹んだものの、聞く様子はなく――まさに化物と行った様相で、右手を振り上げ】
【それをラッシュ・ワンスドッグへと再度向けたところで、レヴィアタンがぐらりと傾いて―――】

>>405>>408

【その理由が、エヴァンの放った��龍�≠フ一撃。セシルとその小龍が弱めた鱗を、撃ちぬいた】
【この船で最も強力な大砲は、レヴィアタンを[ピーーー]までは至らず―――】
【けれども、その身を再度雲海へ向かわせる。つまり撃退することには、成功したのであるッ!!】

��いよぉぉーっし!!エヴァンってったか!?お前さんよくやってくれたなァ!��
��アイツを狩ってやれないのは残念だがこれで一先ず安心だ!探索班も戻り始めてる!��

��―――ソイツの背中に居る二人ッ!落ちる前に戻れッ!今から一度だけ接近するからな……!!��

【うめき声を上げながら空を舞うレヴィアタン、その背に居て、尚も戦いを続ける二人にそんな声が届く】
【不本意だろうが――結果は結果だ。降り注ぐ無敵の鱗が散らばった甲板へ、二人の猛者は飛び移らねばならない】
【そしてまた、エヴァンは彼らを受け入れねばならない―――ロープが今、レヴィアタンと並走するシルフから放られて。】
421 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/01(月) 01:04:29.97 ID:DHtxOdzUo
>>416

―――あら、てっきり爆発かなんかド派手なのが来ると思ったが……で、中はと。 

……お、薬じゃん! イイネ、次は―――ん? 
何だこの玉? よく解んねぇが、コイツからすげぇエネルギーを感じるというか

【腰を落として身構えていたが、何も無いと解った途端急に力が抜けて。 ふぅ、と苦笑いと共に安堵の息が溢れる】
【ゆっくり、慎重にと中を見つめれば、まず一つ目は万能薬。―――案外普通なものじゃないかと安心して、次の宝箱を覗けば―――】
【綺麗な玉が、箱の中に転がっていた。 余り魔力に敏感な方ではない自分でも、この玉からはとてつもない何かを感じ取って】

あ、コレもしや宝……玉ゥ……!? え、マジ!? 俺なんかがこんなもんいいの? これホントに? 罠じゃない?
―――俺ァとんでもないモンを手に入れちまったかも知れねぇなオイ……!!

【ふと脳内に浮かぶは、一つの疑問。コレが噂に聞く、宝玉じゃないかと。―――カフェで知り合ったある人物は、刃を操る宝玉を体内に仕込んでいた】
【そして彼女はその宝玉が、カノッサを惹きつけさせると言っていた。―――其れほどの力を蓄えた玉を、自分が手に入れたの「かも」知れない】
【イマイチ実感はないが、取り敢えず先に最後の宝箱を確認する。……宝石。豪華だが、「ぽい」というか。順番が宝玉と逆なら、はしゃいでいただろう】

で、最後は……おおぅ、宝石。 ―――なんか宝玉のインパクトが凄すぎて思ったより驚かなかったな……でも、凄い儲けだろコレ
―――後はブレスレットっと。コイツが鍵じゃねーと、戻らなきゃいけねーんだが……って、嫌な音が後ろからくるんですが―――!?

―――うわぁぁぁああああ!! これヤバイやつだろ!? これアカンって!! えーとどうするどうする、俺ァ一体多は苦手だぞオイィィ!?

【安堵した所でのこの展開、この高低差に一瞬心臓が止まりかけた。―――後ろから、猛烈に響くはモンスターの声、それも―――大群!!】
【キョロキョロしながら焦る彼に、初めて助け舟を出したのが今まで散々馬鹿にしてきた「文字」だった】

えっ、動かせそう!? YESYESYESYES!! 動かします動かしますッッ!! 

【台座に直ぐ様身体を密着させて、火事場の馬鹿力で押して動かそうとする。きっと隠し通路があるのだろう―――という期待と、焦燥感を胸に】
422 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 01:05:29.26 ID:bJhZyOCAo
>>416

【天井はどれほどの高さであるか。装置の大きさを考えれば、部屋も相応の大きさか】
【通路自体は広くなくとも、空間としては十分であるか。それを確認すると、膝にぐっと力を入れ】
【長身は肉団子の体高すれすれの位置まで跳び、上空にて足が上になるよう半回転する】

骨が有るか歯応エがあるか、とくと御照覧あレ……
本当に噛みつかレンのは、御勘弁願うケレドなッ!

【そのまま上空より肉塊を捉えて切りつける、つもり、であったのだが】
【ひるがえった外套が角に僅かに引っ掻かり、体は回転に引き込まれかける】
【慌てて角から布を剥がすように肉塊に両手――もとい、両手に持った曲刀と燭台を突く】
【表面を滑った掌もその回転速度に負けるように擦り向けるが、さて、大丈夫だろうか】

【あまり深く突き刺さるわけでもない、すぐさま逆立ちのまま腕で相手の体を圧し】
【再び跳ねるように飛んで、柵の上方に掴まるようにして着地するだろう】
423 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 01:21:33.13 ID:aSHdD+C6o
>>412

いえいえ、また何かの機会があればお呼びいたしましょう……
その霧を如何に使うか、楽しみにしておりますよリーネ殿。
御機嫌よう、また……―――ふむ。まあ、よいでしょう

【がしゃん、とエレベーターの扉が閉まり、リーネの身を低層まで送っていく】
【非常な高さだから、その時間は長いが――考える時間には、ちょうどよかろう】
【ガイスト・ウォレンからの贈り物。それが今回、彼女の戦利品だ】

/お疲れ様でしたー!

>>413

��へぇ……それは良かったね!キミって意外と強かったりするのかな?��
��まあそのへんはなんとも言えないけど……��どういたしまして�≠チて、言っておこうかなぁ��
��あの霧、作るのは大変だったんだよぉ?旧遺物を使って、結構真面目に魔法陣を考えてさぁ……��

��ふふっ、塔の情報かー。彼の境遇も気に入ったし、是非貰いたいところだから―――��

【教えてあげるよ、と言うと、彼女は黒影を胸元で抱きかかえたまま浮翌遊して、テーブルに腰掛け】

��この塔、ATLASは私の悪魔に対する反逆と復讐の証。といっても、キミの所とは違う魔界の、だけどね��
��本来は魔界の古い工匠か何かが、死ぬまで作り上げたっていうのがこの塔な訳だけど……��
��打ち捨てられてたから、私のものにしたんだよね。いずれここを拠点に、レナールのような『地獄』を世界中に広めるんだ��

��……アナタに取っては、楽園かもね。とにかく、言えるのはそんなところ……契約通り、彼の事を貰ってもいーい?��

【塔の情報というより、自らの思惑もいくらか語りつつ、最後に言うのは��契約�≠ニいう言葉】
【悪魔ならではの言葉の重さというのが有る。ニッコリと笑っているが、この半魔―――。】

>>415

【果たして、彼の問に答えるものはない。しかしながら、気になるものももう一つ】
【それは下衆なトーテムポールの��素材�≠ノ一文字ずつ刻まれたアルファベットであり】

          「W-h-a-t-i-s-t-h-e-h-e-l-l-? I-d-o-n-o-t-k-n-o-w」

【『地獄――魔界とは何なのか?私には分からない』なんて言葉が、読み取れた】
【そして階段を下り始めれば最上階はすぐだ。そして、その結界の種類から理由も読み取れる】
【結界は、多重の認証を行なって初めて解けるものだった。つまり、攻撃や防御のものではないのである】

【とすると、部屋に入られては困るのか。あるいは姿を見られたくないのか―――はっきりとはしないが】
【どちらにせよ今はここには入れないというのが、素人でも理解できる結界の状態であった。】
424 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/01(月) 01:26:07.48 ID:MB/v4HHko
>>420
悪ぃなぁ!何言ってっか全ッ然!わかりゃしねぇ!!
テメェも口で語ってんじゃあねぇか!それとも何か!?テメェはケツから声出してんのかよ!?

【銃撃が効かないーーーやはり、潜水服は強固だ、だが、打撃は効いているッ!】
【もう1人がハンマーで殴ったのには確かに堪えている様子、硬いなら凹ませてやればいい、頭が抜けなくなるくらいにボコボコにしてやる】
【銃をホルダーに納めると、左手は拳を握りーーー】

第二ッ!��自分の了見だけで物を言って聞かねぇ奴にはゲンコツ�≠セッ!!

【一撃効いていないならもう一発!こちらへ向かって来る潜水服に向かって来る拳を構え、その拳に力を集中させるッ!】
【ダメージを力に変えて溜める能力ーーーそれによって溜めた力を、左拳一つに集中するッ!】

喰らえェェッ!フルンティーーーうおぉっ!?

【そして、遂にその拳を放とうとした瞬間、地面ーーーいや、レヴィアタンの体が揺れる】
【聞こえてくる船長の大声ーーー成る程、怪物は撃退したかーーーいや、しかし】

ーーー第三ッ!��男は一度握った拳を引かねぇ�=I!

【一度止めた拳を突き出し、潜水服の顔面に強力無慈悲な拳をぶち当てようとしたッ!】
【一撃も相手に入れていないラッシュの最後っ屁だッ!攻撃に成功すれば、素早くラッシュは逃げ出すッ!】

【垂らされたロープにしっかりと捕まり、脱出を計るだろう!】
425 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 01:27:49.45 ID:aSHdD+C6o
>>418

【幸いにして、青年の目論見は上手く行くだろう――なぜなら、監視者がいないのだ】
【本来、強制労働などと言えば鞭や銃を持った管理人のような者が居るはずなのだが】
【それも居らず、悪魔たちは憔悴しきっている。だから、青年はそのまま奥へと進んでいける】

【そうして奥へ進めば、有るのは2つ。エレベーターと、幾つかに区画分けされた箱の山だ】
【エレベーターに関しては説明不要だろう。だが箱の山――その中には、何種類もの金銀財宝、宝石が在り】
【或いはくすねることも出来るだろうが、奥にはブラックボードが存在し、ノルマなども書かれていて】
【商業目的とも思えないが、なんとも奇妙な空間が青年の前には広がっていた。】
426 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 01:32:08.48 ID:bJhZyOCAo
>>420

【駆ける前か途中か、相手がレヴィアタンにドリルの当たる寸前で引いた不自然な動作をしかと目に映す】
【それを人質に相手の攻撃を削ぐ事も出来るのだろう、が、そんな時間も、そのつもりも無く】
【焼ける草を踏んで相手を狙う攻撃は、ただただお節介な死を与えんとするものだ】

ッ、お終いですか
帰れなくなっては本末転倒……この逢瀬は名残惜しいですが、私は退かせていただきます

【頭部を凹ませて尚向かい来る相手に再びウォーハンマーを振るう、その予備動作の前に声はかけられる】
【反射的に相手から飛び退き距離を取りつつに、慇懃無礼な挨拶を吐いた】
【血の滴る唇は、それでも笑っている。相手の強い訴えも空しく、一筋の理解も得はしなかった】

これは本来の段落とは離れてしまうのですが……貴方に、一つ
己が裁く審判にて己も裁かれ己がはかる量にて己も量らるべし
貴方自身が意味が無いと思いながら説いたところで、相手から返ってくる答えもまた、意味が無いものでしかないのですよ

【まるで聞いたふうな口を利く。まるで教えを説くように宣う。何も理解していないのは、金髪を揺らす男の方だ】
【相手の動きに気を配りながらも、届くうちにロープの方へ駆けウォーハンマーを片手にそれに体を寄せる】

また会いましょう! その時には、良い返事がもらえる事を期待しておりますよ!
必ずや貴方と彼女に、死の救済を!

【そこに男のどんな考えが込められていようとも、そんな気のふれた考え相手に伝わるはずもない】
【彼の敬愛するレヴィアタンにまで向けられたとあれば、おそらくは侮辱の意味となってしまうのだろうか】
【レヴィアタンから、潜水服の彼から遠ざかりながら、まるで爽やかな挨拶でもある様に、呪詛めいた言葉が響いた――】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/01(月) 01:34:09.06 ID:NU8BeDgp0
>>420

【青年は内心戦慄していた】
【確信を持って"龍"を放った。効く筈だと信じていた。不思議と失敗する気もしなかった】
【だがその心の片隅には、どうしても、「もしも」という思いが根付き、離れなかったからだ】
【だからレヴィアタンがその身を返し、雲海へと溶けていく姿を見た瞬間、彼の身に途方も無い脱力感が襲いかかった】

【ふうぅ、と気の抜けた風船か何かの様に息をゆっくりと吐き出すと、自然と笑いがこみ上げて来る】
【顔の筋肉が緩んでならない。肩が震わせられるほどに笑いが止まらない】

やった……!やりましたよ……ッ!

【手を貸してくれた船員達と喜びを分かち合う様に、感謝を表す船長へ感謝を返す様に、戦ってくれた仲間達へ語り掛ける様に、言葉を紡ぐ】
【エヴァンという人物に対しては似合わないほどに、非常に晴れ晴れとした気分だった】

【しかし何時までもこうしている訳には行かない。例の守護者が撤退する以上、それに潜入していた同士を迎え入れなくてはいけない】
【すっかり気の抜けた自分の足に活を入れなおして、仲間の帰還を迎え入れる準備に取り掛かる】
【「こっちですよー!」と大声を上げ、諸手を振ってアピールする】
【帰還する仲間をその身で受けようとでも考えているのか。万一帰還する仲間に突進されても文句は言えない】
【もし勢い良くぶつかる様であれば、「ぬわーっ」等と情けない声を上げながら下敷きになるだろう】
428 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/01(月) 01:43:12.87 ID:YGi+TO6y0
>>425
【青年はゆっくりとトロッコを押しながら周囲の様子を見渡した】
【そうして感じ取った奇妙な点は二つ、強制労働所でありながら監視者が居ないこと】
【―――そしてそれにもかかわらず、誰も暴動を起こそうともせずただ黙々と作業に徹していること】

(監視者が居ないようで助かったが…逆にその点が引っかかる所だな
 まあ今の俺には関係のないことだが…)

【この場所に関する様々な疑問を抱きながらも、青年はそれを確かめる術を持っては居ない】
【そうして周囲の作業員のようにただ黙々と奥へと進んでゆき、エレベーターと箱の山を見付けた】

(これは恐らく地上行きだろうか?乗れば脱出できそうだな
 そして此方は財宝の山だな…少し拝借させてもらうとしよう)

【青年はトロッコを押して箱の山の前へと歩いていき、その中から幾つかをトロッコに乗せれるだけ乗せた】
【そうなれば後は脱出するだけだが、青年は興味本位でこの奇妙な空間のことについて少し調べてみることにした】
【奥にあるブラックボードにはノルマのようなものなどが書かれていて、ここを強制労働所であることを物語っていた】
【他には何か無いだろうかと、青年は再び周囲を見回す―――興味を引くものが無ければ、そのまま脱出を考えるだろう】
429 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 01:44:45.46 ID:aSHdD+C6o
>>421

  【��お騒がせガンマン�≠ヘ台座を動かした!隠し通路だ!】
  【やったね��お騒がせガンマン�=Iゲームクリア!ゲームクリア!】
  【これから裏モードに突入します!プレイヤーは覚悟を決めッ―――】


【―――スーッ、と。台座の下にあった隠し通路は、ロウの身を下方へと運んでいくだろう】
【それ長い長い滑り台にも似ていて、時折外の景色なども見えるアトラクション】
【空を見あげれば巨大なクジラのような化物が、今まさに撃退されて逃げるところ―――】

【そして、ガンマンの手には確かに4つのアイテムが有る。ブレスレット、薬、宝玉、宝石だ】
【宝玉はなんとも言えない砂のような色をしていて――本能的にわかるのは、その名前と】
【幽や幻といった、それこそ名前通りの効力を何らかの形で発揮するだろうということくらい】

【やがて―――十分ほどもすれば、彼は低層、ATLASの第一階層へとたどり着くだろう】

>>422

【サクリと身を捉えた2つの攻撃は、確かに効果を上げたらしく】
【転がった後に身体と同じく真っ赤な血液の跡を残しつつ、ふらりとマキシムは立ち上がり】

��お、おぉ……う、ぇ……ッ!な、中々やるじゃねぇかテメェ……!��
��まさかこのマキシム様がフラフラにさせられるとは、思っていなかったぜ……��
��だ、だが…これで終わりと思うなよ……ッ!?まだオレサマには奥の手が47ほど……うゲェー…!��

【―――まさか、自らの必殺技で酔ったのか。いや、考えられなくもない】
【いずれにせよこの魔獣、今はスキだらけだ。襲おうと思えば、確実に攻撃を当てられるだろうが】
【位置関係からすればエレベーターを狙うのも良い。今であればだが――好きな選択肢を選べるだろう。】
430 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[saga]:2013/04/01(月) 01:47:53.41 ID:/Y72EhgZo
>>423

【��結界�=\―、矢張り、森島では解除出来るレベルの物ではない】
【一瞬だけ、『卵の魔力』を当ててみようかと思ったが、止めた。 …、…何が起こるやも知れない】
【……、らしくもない、舌打ちを一つ。 階段を戻って、再び『屋上』に戻る】


(…、…��What is the hell? I do not know�=\―?)
(『私』って云うのは――、誰だ? ……��ガイスト・ウォレン�≠ゥ?)
(少なくとも、『悪魔達を殺した側』の、��誰か�=c、…じゃないと、書き込む機会は無い。)
(――そう考えると、意味が分からない。 『魔界』なんて、そいつ等からすれば――。)



 …、…マモンにもう少し、話を聞いておけば良かったかな。



【思考は輪廻する。だが――、圧倒的に、��情報�≠ェ不足している】
【……、今日、此処への出向を依頼してきた『国軍少佐』の命令は、��内部の情報収集�=z
【及び、「潰せるなら潰して来い」との話だったが…、…前者は兎も角、後者は無理そうだ】

【――、だが、このままでは、どうにも胸糞の悪さが抑えられなかった】



 …… 、 取り敢えず、��写真�≠セけ残しておけばいいか。



【懐から取り出したのは、カメラ。 ――、撮影するのは、��トーテムポール�=z
【アルファベット等、必要な情報を撮影し切ると、懐にそれをしまい。 代わりに出すのは、『ライター』】


…、…何処の誰だか、知りませんけど。
ずっと此処に打ち捨てられて、悪趣味な��シンボル�≠ナ居るのも、厭でしょう。


【少し、『偽善的』だとは感じながらも――、ライターで起こした火を、��熱放出�≠ナ増大させ】
【……、素人仕事ながらも、せめて、悪魔達を��シンボル�≠フ様な状態からは解放してやろうと】
【何も、邪魔が入らなければ――、 ��トーテムポール�≠ヘ、火に包まれるだろうか】
431 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 01:52:15.97 ID:bJhZyOCAo
>>429

【柵の上からふらふらと酔った魔獣を見下ろす表情は、明らかにあぜんとして】
【馬鹿にしているとも取られそうな顔も、視界の回る相手には見えないかもしれないが】
【ちらりと目を向ける先はエレベーター。決心したか、柵を握る腕を曲げてそちらに跳ぶ準備をする】

……反対方向に回るト楽になるヨ

【勿論大嘘である。むしろもっと酷くなりかねない】
【相手は明確にこちらに殺意を向けてはいるものの、かの六罪王や、カノッサの者たちと比べて】
【腑を煮え繰り返らせるような邪悪さはあまり感じなかった……というのも、少々あるかもしれない】

【相手を放置し、急いでエレベーターの目の前へと跳んでその中へと身を滑り込ませる】
【扉が破壊される前に開かれる前にと急いで押したボタンは、どれを押したか確認もしていない】
【(ひょっとすると使い方を余り分かっていない可能性もあるが)】
【エレベーターの向かう先は望むとおりの上階か、もしくは、ロウや別の者と同じく低層へと運ばれるだろうか】
432 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/01(月) 01:54:17.07 ID:QLNgCHzio
>>423

ヒャハハハ! なァんだテメェーがこォの塔の主かァッ! だァったら尚更感謝の意を示してやァらねェーとなァァアア
――俺様は超強ェーぞォォオオーーッ、見ィせてやる、"テスカトリポカの四蛇"出ェてこォーいッ!

【何やら部屋の天井に現れる大きな魔法陣――そしてそこから出てくる4枚の紙切れ】

……"彼女とデートしてきます――豊穣と風の翼蛇" ……テメェーの彼女蛇じゃあねェのによォく続いるんなァ
……"尻尾を斬られてむしゃくしゃするんだよ、だから裸で唐辛子売ってくるッ!――宵闇と鏡の豪蛇" ……テメェー元々裸だろォが!
……"太陽神のバイトをしてくる――太陽と光の輝蛇" ……今自分が崇めている神がバイトだって知ィった人間共の顔が見ィたいぜ
……"かわはぎツアーにいってくる――剥離と纏の鎧蛇" ……まァ、鎧が増ゥえることは良ォい事だ

【――どれも、この世界のとある地方で昔崇められていたらしい種族の名前だが…………どうやら、皆お取り込み中のようである】

……ヒャハハハ、だァったら…………"ヨルムンガンド"ッ!

【そして落ちてくる紙切れ、"雷使いで斧を持ったおじさんに「おじちゃんと一緒に海底都市に遊びに行こう」と誘われたので行ってきます!"の文字】

そォれは、……多ァ分罠じゃあ……後で救出しねェと…………とォにかく、俺様は超強ェッ! そォれだけは絶対だァッ!


ヒャハハハ、――なァるほど、さっきのケンタウロスの野ァ郎が"主は悪魔嫌い"って言うのはそォー言う事か
まァ、"同族"が復讐されるのはあァんまり良ォい気分じゃあねェーが、……ひィとまず置ォいといてやるぜェ
んゥー、経緯を聞ィいたら更に魅力的になったぜこォの塔、まァーちょいちょい漁りに来ィてやァるぜ
――そォれに、このレナールのような空間が増える事は超良ォい事だからなァッ

【幾ら生命を弄ぶ悪魔とはいえ、流石に、"悪魔に対する復讐"という言葉はあまり良い気持ちで捉えなかったようだが――】
【それ以上に、彼が好み求めるものは"混沌"だった】 【例え"素材"が何であろうと、この悪魔の前では等しく"糧"となる】
【"流石に、場所の知られていないと思われるサタリュウトまでは攻めて来ないだろう"――なんて楽観視も少なからず含まれていたようだが、一応の釘も打ち】

だァが、――俺様の"故郷"に攻ェめ入るなァんて考えを起ォこしたなら覚悟しときなよ?
牙を剥ゥくのは"悪魔"だけじゃあねェー、――"堕天使"に、その他雑多な生き物に――ヒャハハハッ

【ギラリ、今まで歓喜の表情に溢れていたその悪魔の表情が一瞬鋭くなったのは――気のせいではない】

ヒャハハハ、情報は大ァ事だからなァァアア、――良ィいぜ、"黒影"を譲ってやろう 『んにゃ……?』

【天井の大きな魔法陣を流用――それより現れる闇が、黒影の頭に入り込む】
【――今までの操作権は邪禍だった、――しかし今この時、それは彼女のモノとなる】 【生命を支配する能力の応用――"操作権の譲渡"だ】
【操作権を受け取ってしまえば――その生き物は自分の意思を持ちながらも、それを持つものの思うように動かせる】
433 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 02:02:20.48 ID:aSHdD+C6o
>>424>>426>>427

【ラッシュの拳が、本来ならばとてもそんなことが出来るはずはないと言うほど、徹底的に】
【��ベキっ!�=\―そんな音が聞こえるほどのパワーで、潜水服の頭部パーツをヘコませる】
【そしてそこに続くのが、ナタニエルの再度のハンマー。これが上から頭部を潰した】

【しかしながら潜水服は動かず、倒れず、或いは服装で倒れられないだけなのかもしれないが】
【非常に異様な姿を晒したまま――きっとその姿はエヴァンにだって見えるはず――】
【そしてシルフは、彼を置き去りにしてレヴィアタンの背中から離脱する】

��ヨーソロー!勝鬨を上げろお前らァ!あの化物を撃退してやったんだぜェ!?��
��どうやら��龍�≠ナ撃った時の名残か知らんが、馬鹿に固い鱗も大量にゲットしたしよッ��
��上手くすりゃ、さっきエヴァンって坊主が撃ち落とした牙だって回収できるはずだ!��

��……っつー訳で、これより本船は探索班メンバーの回収に向かうぜェ��

��今回警備に回ってくれたお前らには……まあ、少しばかり華は無かったかもしれんが��
��そういう縁の下の力持ちが居てくれねぇと、安心して探索なんて出来ねー訳で……��
��……まっ、お前たち。よくやってくれたッッ!!今夜はオレの奢りだ、飲んで食って祝おうじゃねェか――ッ!!��

【―――言葉に続いて、レヴィアタンが咆哮と共に雲海の彼方へと消えていった】
【帆船シルフは徐々に高度を落としつつ、ATLASへ接近―――防衛の職についた諸君は、暫くの休息を得ることとなるだろう。】

/これにて対守護獣戦は終了となります。報酬詳細は後ほどお知らせ致しますので気長にお待ちくださいませっ。
/それでは稚拙な進行にお付き合いいただきありがとうございましたっ!お疲れ様でしたー!
434 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/01(月) 02:02:48.46 ID:DHtxOdzUo
>>429

おおッ、マジであった―――って、クリア!? 
よっしゃぁクリアしたァッ、じゃあもうこんな空間とはオサラバだぜ〜〜〜ッ!!
……え、裏? 

【願いは叶い、歓喜しながら隠し通路に飛び込む男。隠し通路と言う滑り台に乗って滑れば、空に見えるは壮絶な光景だった】
【―――巨大なバケモノが、退散していく姿。……きっと船に残った奴等が退治したのだろうか―――】
【男は風を身に感じながら、陽気に滑り台を楽しんでいて―――】

―――ひゃぁぁぁっほぉおおおおぉぉうッ!!!! ザマァみやがれこの野郎ォォッ!! 
よく解んねぇがきっとあのバケモンも船長たちが頑張ったんだろ! 兎に角俺は大勝利だぜぇぇぇッ!!

【―――思った以上に、滑り台は長くて。途中で叫び疲れれば、コートの右ポケットに入った宝玉を握り締め、期待と不安が入り混じった瞳でじっと眺める】
【反対側のポケットには、宝石がブレスレットと一緒に入っている。薬はジーンズのポケットに】
【―――やはり、瞳が不思議と吸い込まれる。自分では扱いきれない程の大きな力が入っているのだろうか】

―――っと、アトラクションも終わりってか? ……で、此処どこだ? 下の階ってのは解るんだが……

【辿り着けば、立ち上がって直ぐに辺りを見つめる。 そろそろ引き上げたいのだが、取り敢えず外に出なければいけない】
435 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/01(月) 02:14:01.83 ID:MB/v4HHko
>>433
【レヴィアタンから離脱し、飛び立つシルフーーーその上にも、レヴィアタンの上にもラッシュの姿はない】
【既にシルフは飛び立った後、ならばラッシュは何処にーーー?】

ーーーうっ、うお、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉ!!!?
ま、ちょっと待って…!おち、おちいいいいいいいぃぃ!!

【ーーーぶら下がるロープに必死の形相でしがみ付いて、ぶらぶら垂れ下がっていた】
【ラッシュ、その後「早く」を27回繰り返し無事離脱成功ッ!】

ーーー…し、死ぬかとおもったーーー…

【ーーー…その後、死んだような青い顔で、甲板の床に虫のようにへばり付くラッシュの姿が、帰還した探索藩や船員達に見られたとか見られなかったとか】


《��落ち�≠ェつかなくてよかったな》
…笑えねぇ……


/お疲れ様でした
436 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 02:14:27.43 ID:aSHdD+C6o
>>428

【宝石はいずれも本物――量によって価値は変わるが、かなりの高額なのは間違いないだろう】
【それを回収してしまえば、この場所には他の目立つ品などはあまり見当たらず】
【素直にエレベーターに乗り込んで、そのまま上へ――ATLASの入り口へ向かうのが、正解か】

>>431

��何ッ、本当……し、しし知ってるに決まってんだろゥがボケェ!��
��ちょっと待ってやがれよッ!今スッキリしてテメーの事をすり身にしてy――――��

【エレベーターの向かう先は、低層だ。ナウファルからすれば残念、ということでは有るのだろうが】
【解読必須とはいえ、この怪塔の情報資料を手に入れたというのは非常に大きく】
【やがて彼はこの巨塔の入口へと、他の数名と共にたどり着くことになるだろう】

>>434

【喜びも新たにたどり着いたそこは、エントランスのような場所】
【見れば直ぐ目の前に扉があって、それを開ければ低層の入り口――右側のドアだと判明する】
【他にも数名の探索者の姿が見える中、彼らを見付けた帆船シルフが下降して―――】

>>ALL

��ようお前らッ!探索の結果はどんなもんだ、とりあえず船に乗り込んじまえ!��
��こっちはバカデケェクジラを撃退してな!これからみんなで飲もうって話をしてたんだッ!��
��なんならお前たちも一緒に楽しもうじゃねぇか、レナールの悪夢をいつまでも引きずってちゃ、連中も救わねぇってなぁ!��

【―――という、船長フェルディナンドの声が聞こえてくる。探索はこれで終わり、ということか】
【各々得たものもあれば、未練もあろう。しかしここは敵の居城だ、命があるだけ良かったと、シルフに乗り込むのが吉である―――。】

/キリが良いので探索組の皆様(3名様)は一先ずこちらで終了、となります
/この後それぞれの入手品については詳細をお伝えしますので……まずは、お疲れ様でしたッ!
/尚キャラ同士で何かしら会話するなどは大いにありですので、そこは各自相談でどうぞっ
437 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 02:22:32.71 ID:aSHdD+C6o
>>430

【魔族の頭部で形作られた、実に悪趣味極まりない��ソレ�≠ェ燃えていく】
【時折上がるのは緑であったり、青であったり、ヒトでは有り得ない色の焔】
【まるで最後の意志で何かを伝えるかのようなそれは、ほんの数分だが継続し】
【やがて基礎が脆くなっていたからか、骨すらも残さず――全て、塵となって】

【―――大地のような屋上に、一陣の風が吹いて、その塵を世界のどこかへと運んでいく】
【哀愁ただよう世界で、無音の世界で―――まるでその風は、犠牲となった彼らの声のよう】


【そして、それを終えればもう後には何もない。モノも、ヒトも、アクマも。】
【いや、見下ろすほどの位置にある雲からは、傷ついた体長数kmというサイズのクジラ――】
【実際はレヴィアタンだが。それが海を回遊するように浮翌遊する姿も、見て取れた。】
438 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/01(月) 02:25:34.89 ID:NU8BeDgp0
>>433

【接近するレヴィアタンから仲間が帰還する。ああ良かった。怪我を負っていても最悪の事態には成らなかった様だ。彼は安堵する】
【それとほぼ同時に、彼は潜水服を着た人物を漸く認識する。歓喜に打ち震える心情を、また別の思考が支配する】
【同士達に攻撃を与えられていた所を見る限り、恐らく敵対勢力であろう事は安易に想像できる】
【だとしたら彼は一体誰だろうか。この守護者を操っていた人物か。はたまた別の何らかか】
【しかしそれは帰還した仲間に聞いてみればわかる事で、それ以上思考しても何もわからない。彼は考える事を止める事にした】

【今一度鼻から空気を吸い込み、深呼吸をする】
【今回の件については分からない事が多い。もしかしたら自分達が"悪"と呼ばれる事をしたのかも知れない】
【だがとりあえずは、この成功を素直に喜ぶ事にする。剣を収めてフードを取り払い、甲板に仰向けに寝転がった】


疲れたなぁ……


【と一つ零す言葉はただの文句ではない。それはその顔に浮かんだ、腹が立つほどの笑顔が証明している】
【自分にとって太陽の光は有害な物だ。抵抗を作り、曇天の現環境でも長時間光を浴びるのはあまりいい物ではない】
【だが何となく、このまま空をしばらく見上げていたい気分だった】 
439 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/01(月) 02:26:27.58 ID:NU8BeDgp0
>>433
/肝心の一文忘れてました!
/主催者様及び参加者の皆さんお疲れ様でした!
440 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/01(月) 02:29:43.64 ID:DHtxOdzUo
>>436

お、近くに扉あるじゃん……これにて退散だな!
結局塔の謎は解明できなかったが……ま、良いだろ。こっちはこっちで得るモノがあったからな

【ホクホクの笑顔を浮かべながら、扉を開く。開ければ直ぐに、シルフが接近してきて―――】
【男は迷うこと無く其れに乗るだろう。持ち帰ってきたものは数知れないが、宝玉のことは言わないでおこうと心に決めた】
【宝玉については――そんなに簡単に扱っていい情報じゃない。だから話すとすれば、コレまでの貴重な体験とブレスレットや宝石のこと】

……お、船長たちがやっぱりアイツ倒したのか! 外から見えたぜ、逃げ帰っていく様子がよォ!
俺も気分は悪くねぇし、飲みながらでも話そうや……とびっきりの面白い話、聞かせてやるぜ?

―――その名も、 「勇者マーシャルの冒険」ってな!

【―――さて、今夜は長い夜になりそうだ……】

/お疲れ様でしたー!
441 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 02:31:30.95 ID:bJhZyOCAo
>>427>>433>>435

【ロープから降り無事生還した体は、鍛えられた腹筋の辺りに少々というには大きめの傷が有り】
【だれか回復の出来る者があれば頼るか、それが無ければ自分で隅で包帯を巻きだすだろう】
【もしかしたらエヴァンにぶつかって、もしかしたら当たりどころが悪くて傷を広げたかもしれないが】

いえいえ、船に残りました皆々様がたのお力にとても助けられました
偶然……若干故意ですが。2対2で分かれたのも幸いしましたかね
レヴィアタンの上に居る時は、彼もとても良い男ぶりを見せてくれましたので……労ってあげてください

【未だ滔々と新しい血を流しながらも、蔕って座り込んだりはせず船員たちに声を掛ける】
【ちら、とロープに下がっているラッシュの事を指すも、なにぶん本人の恐怖が立ちゆかねば上がってはこれないか】
【一緒に戦った、というには巻き込みがちだった相手に、しかし特に自分から手を差し伸べないのはある種本質か……】

【セシルやエヴァン、フェルディナンドにも感謝の言葉を伝えれば、そのまま探索班を待ち】
【一人、己の本来の身分を口にするでもなく。当たり前のように、宴に参加するのだろう】


>>436中心>>ALL

【がくん、と止まるエレベーターの扉から出て外を見やれば、どうにも思っていた高度と違う】
【暫し理由を考えるも、他に使用者がいるのかエレベーターは上昇していく】
【使う者は勿論この塔の在住者達だろう、少々慌てながらも塔の入り口から抜けだした】

仕方ないか……オーい、フェルディナンドサン!
こっちだヨ、ナウファルは此処にいるヨーッ

【船聞こえる程度の声量で呼びかけると、他の探索者と同じく船へと跳び込む】
【肉体的な擦り減りよりは精神的な疲労の多い状態、甲板に移れば己の戦利品である情報資料を幾人かに見せるだろう】

実はこういうノを見つけたンだけど、その、この文字は……見当がつかなくテ
恐らく重要なモノだろうから、解読を頼める人か、ソういうヒトに心当たりがあレば教えて欲しいンだけど……

【愚直に正直に、周囲の者へと助けを求める】
【それに応える者がいるかどうか、ともかく彼も少し休んだならば、他の者と同じく宴に参加しよう――】


/主催者様、お疲れさまでした!
/ぐにゃぐにゃ分かりにくかったら非常に申し訳ない……そしてようよう欲張った甲斐は自分としてはありましたが、どうでしたかなあ……
/ともかく目いっぱい楽しませていただいたことは、ここにお伝えいたします!

/それと、上下共に何かしら会話していただける方が有ればまだお受けいたします
/何かあったらこちらから話かけるやも
442 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/01(月) 02:43:03.26 ID:/Y72EhgZo
>>437

【――、其れが燃え尽きるまで、その場に留まって見守り続ける】
【風が塵を攫って行くのを見届ければ…、…口元を引き締める】
【今の火災で、誰が来るとも知れない。 ――、現状、��上位悪魔�≠ニの戦闘は困難だ】


…、…取り敢えず、撤退を ―― 、  




          ―― 、  ――  ぁ。




   【 撤 退 手 段 を 考 え て い な か っ た 】



【…、…否、『有るには有った』のである。 ――、��小型飛空艇�=Aが】
【予定では、探索を終え、「元の場所」に戻って帰還する手筈ではあったのだが】
【マモンの転移により、『侵入不可能階層』の上に来てしまった。 完全に詰みである】


(……、不味い。これは、結構本当に不味い。)
(壁に何か突き刺して下って――、いや、流石に無理だ。 中に入れる保証も無い。)
(こうなったら、あの『結界』を何とかして――。 …、…その前に、抜け穴か何かを――。)


【――、こうなって来ると、半ばヤケになって来る】
【思考は冷静でも、選択肢が危険度の高い物に限られて来ると、そうなってしまうのだ】
【「こうなりゃ六罪王倒してやるか!」までは行かないものの、それに近い精神状態で、階段を下り――】



――…、…ん。



【階段の途中――、何か、『聞こえるはずのない音』が、聞こえた気がした】
443 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/01(月) 02:45:48.17 ID:YGi+TO6y0
>>436
【周囲に何も見当たらないことを確認した青年は、静かにエレベーターの中へと入る】
【ゆっくりとエレベーターは上昇を続けていき、ATLASの入り口へと生還することに成功した】
【青年はスノーモービルがその場所に放置してあるのを確認した後、シルフの回収を待つ】

何とか生還できたか…低層を探索したのは俺だけだったようだな
巨大なバケモノも撃退したようだし、一先ずは一件落着といったところだろうな

【青年は上空を見上げ、シルフが健在であることと、巨大なバケモノが退散するのを確認する】
【しかし青年は口では一件落着と言ったものの、少し腑に落ちない点があった】
【―――地下で目撃した、悪魔達の強制労働施設である】

あれは一体何だったのか…あれ程の悪魔を奴隷にするなんてのは悪魔にしか出来ないことだろう
種族間の抗争…では片付けられない。あの施設の中では数多くの種類の悪魔が働いていた

【この巨塔の主は何が目的で悪魔達を地下で働かせているのだろうか?】
【商業目的か金持ちの道楽か―――あるいは何かの復讐か】
【それを判断するには、青年の持っている情報ではとても足りない】

かつて虐げられていた弱い種族が突如力を得て復讐を果たした―――なんてな
我ながらつまらないことを考えてしまったようだ

【青年は自分の口をついで出た言葉に苦笑しつつ、スノーモービルとトロッコを伴ってシルフに乗り込んだ】
【青年は塔内部で見たことを全て包み隠さず報告するだろう―――後は依頼主がどう解釈するかだ】

/お疲れ様でした!眠いので寝ます!
444 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 02:47:06.48 ID:aSHdD+C6o
>>432

【魔法陣――紙切れ――そして巨大な蛇の代名詞とでも言うべきそれを聞き】
【一方で落差もあって、半魔はクスリと笑う。妖艶ながら何処か快活なそれは】
【どこか、ハーフの血――その半分が男を餌とする、サキュバスのそれだと感じさせ】

��フフ……ダイジョーブだよっ♪私だって魔術は使えるもの��
��アナタの魔法陣を見ればその程度が一目でわかる……偽物じゃあない��

��それと復讐は安心して?私が恨んでるのは、私の出身である魔界の連中だけ……��
��それ以外の世界を欲しがるほど、私は欲深くないんだよ。……そういえば、あなたお名前は?��
��私はリリア。さっきの彼女はキルフェ。ふふっ、私たちのこと、他のヒトには内緒だよっ?��

【それから魔法陣のりようによって操作権が移れば、リリアは胸元の黒影を見下ろし】
【目を合わせながら首を右にこっくり、左にこっくり。彼がそれを真似するのを見れば―――】

��やったー!黒影クンゲット!ありがとねっ、半同族さんっ?��

【にっこりと弾けんばかりの笑みを浮かべ、ふわりと浮いて邪禍に近づけば】
【彼の左頬にキスを落とそうとし、成否はともかくとして――キルフェというケンタウロスが戻ってくる】
【それらしい話も終わり―――もし帰るのなら、見送りまでしてくれそうな雰囲気だが。】
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 03:01:39.08 ID:aSHdD+C6o
>>442

【前方から聞こえる音――まあ端的に表すなら��ドルンドルン�≠ネんていうそれは】
【そう、紛うことなきバイクの音。前方、つまり下方から階段を駆け上がる一大のビッグスクーター】

【そして、それに乗り込む一人の��メイド�≠ニいう、イレギュラーの存在が目に入るだろう】
【流行りのミニスカートなどではなく、古風なロングスカートと腰、そして後頭部のリボンが目立つ彼女は】
【風よけをビシビシに凍らせて、やがて向こうも青年を視認したのか――直前で停車】

��おや、貴男は――もしかして『レナールに現れた巨塔に登ろうコンテスト』の方ですか?��
��いやきっとそうですね。でなかったらこんな高いところに突っ立てるワケ無いですし……��
��それにしても酷いじゃあないですか、『一番高い所まで行ったら200万』と聞いていたのに――��

��―――というか何かしらヤバイ決意をなさった顔ですが、どうしました?��
��もしかして受付を用意するのを忘れていて、進行に問題が出たから責任を取って飛ぶ――とか。��

【何言ってるんだろうとか、恐らく気にしてはいけないポイントだ】
【このメイドさんからはそんなオーラがビンビンに伝わってくる。触らぬ神になんとかかんとか】
【とはいえ―――見れば僅かに震えているバイクは、高高度のここでも動作しており】
【ちゃんと話をすれば、或いはそれに乗って―――なんてことも、不可能では無さそうだが。】
446 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/01(月) 03:07:02.09 ID:QLNgCHzio
>>444

グゥゥウウルルルル………まァー良ォい、テメェーがわァかったならなァァアア

【5枚の紙切れをくしゃっと握り潰せば、それはいつの間にか姿を消す――】
【魔翌力の流れを辿れば、それは"掌に小さな魔法陣を生成しそこに入れた"事がわかるかもしれない】 【――"ゴミはゴミ箱へ"】

『……邪禍様、今まで御世話ににゃりました』
ヒャハハ、おォっと言い忘れるとォころだった――確かに操作権は譲渡しィたが、"操作権"の移動の権利は、依ィ然俺様のモノだ
まァー、そォの気になァれば……"戻せる"んだぜェェエエ?

【ちなみに――この"操作権の移動の権利"だが、うまいことしてやれば"剥奪及び抹消"が出来るらしいとの噂】
【ともかく、"今は"――"黒影"を手に入れたと思って間違いは無いだろう】 【なお、能力などに関しては今は割愛させていただく】

つゥーわけで、俺様の名前は"邪禍"ッ! 悪しき闇の主――"ベテアドット"っつゥー悪魔の中でも特に強いッ!
ヒャハハハ、まァー俺様の故ォ郷は荒ァらさねェーっつゥーなら、……今は見ィ逃してやァるよ
――"黒影"が、更なる混沌を呼ォび寄せる事を期ィ待してやるぜ

【――ちゅっ】 【特に回避はせず、そのキスを受けたのだが】
【…………ほんの少し感じる違和感は、きっとその効果が"薄い"からなのだろう】

この塔の頂上――いィや、逆さまだァから"根ェっこ"か!
そォーっちも気ィになるが、今日はひィとまず勘弁しィてやるよ……はァ、……移ィ動用の魔物もそォろそろ強化時だなァ……

【最初から最後まで、目線が塔のように上からだった悪魔――ひとまず、今日は帰るようだ】

もォーちょい"手土産"を寄ォ越して欲ォしかったが、まァー良ォい――

【――……さり気なくない"強欲"の気を曝け出しつつ】
447 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/01(月) 03:12:51.43 ID:/Y72EhgZo
>>445

【 ――、 ��ビッグスクーターwithメイド�=@】

【…、…其れは、激戦を覚悟した青年の頭には、到底受け入れがたい物だったのか】
【一瞬、目眩とともに視界がぼやけ。 ――何とか持ち直すと、】


えーっと――、多分、それ、嘘です。
屋上行きましたけど、何も無かったですし    …、…じゃなくて!


【――なんとも、律儀である】
【コンテストの下りを拾うと、自分で天然ノリツッコミまでかまし、それから、彼女に目線を遣り】


……、いや。登ったは良いんですが、帰れなくなったんで。
取り敢えず、下にぶち破って帰ろうかと思ってたんですが――、やっぱり、無理そうでして。


【実際――、この下に存在する、��結界�≠�破れそうにはない】
【そもそも、このメイドさんがどうやって、其処を突破してきたのかは定かで無いが】
【「良ければ、乗せて貰えませんか」、と。 …、…自分で情けなくなってきたのか、しゅん、として問いかけた】
448 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 03:32:51.80 ID:aSHdD+C6o
>>446

ふぅん……邪禍クン、か。また会うことがあれば、もっと面白いものを見せてあげるよ
これでも私は��偉い�≠�だから。……えー、黒影クンは私に永久就職じゃないのぉー?
……まあ、でも。久しぶりに知らない近類に会えて、少しだけ楽しかったよ。

だからコレ、あげる。レヴィアタンっていう海魔を、私の弟クンが手懐けてるんだけどね?
これはその鱗―――どんな武器も通らないって噂の、何かに使えそうな素材、ってね。

【本当に久々の出会いだったのだろう、上から目線なんて言うのを気にする様子はなく】
【こちらも魔法陣を展開すれば、大きく固い、神秘的な鱗を数枚取り出して、戦利品だと手渡して】

……邪禍クン、今日ここで私と出会ったことは、くれぐれも秘密だよ?
そしたら、今度会った時は私のコトお土産にしちゃってもいいかも、ね――?

【じゃあ、バイバイ――なんて言って、リリアは黒影を片手で抱えつつ手を振って】
【笑顔と共に彼を見送り、キルフェもまあ、何を咎めるでもなく彼を通すだろう】
【ここは高いが、来れたのなら帰れる。それを知っているからこそ、外までは見送りに行かなかった。】

>>447

…………、……………………――――なんと。

【触れないほうがいい。それが賢明だしそうすべき――そんな声がどこかから聞こえてくる】
【とりあえず――ポーカーフェイスのメイドさんは、ちょっとシュンとしながらも相談に頷いて】
【彼をスクーターの後部座席に座らせれば、小さく『お触り禁止ですよ』と伝え―――】

【―――グンッ!と一気に加速して、向かう先は屋上方面】
【がたがたと段差による揺れを激しくさせながら、彼女は手元の謎ボタンをプッシュし】

馬鹿な……ならばギルドで見たあの広告は一体……、…………!
まあいいです。帰りましょう浮浪青年Aさん。ついでに今夜の晩御飯とこのレンタルバイクの代金払って下さいね
嫌でも構いませんが、ところで偶然にもここから落下死する可能性はゼロでは無さそうですよね。ではでは――――

【屋上へたどり着くと同時、何か吹っ切れたふうな彼女はそのまま屋上の端へ走り―――】
【――ぴょーん、と。段差から飛び降りるかのように、地平線の果てすら見える高度から飛び降りた】
【しあkしその時、後部の荷物ケースが羽とロケットに変形――タイヤにも噴射口が出現し】
【レンタルバイクと言っていたが一体何処で借りたのか。ふわりと浮けば、そのまま地上へと落ちるように、下っていくだろう―――。】
449 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/01(月) 03:55:51.63 ID:/Y72EhgZo
>>448

【――、取り敢えず、後部座席に座ったが、厭な予感がする】
【真坂、……結界にぶち当たるのでは無いか。と言うか、真坂と言うまでもなく、この人ならしかねない】
【一応、何かバリア的な手段を用意しておいた方が良いかも知れない――、】


…、…わ――っ!!


【――と、思った矢先。バイク急発進。】
【『お触り禁止』の発令は、バイクへしがみつく手段を足のみに限定】
【その為、足への負担が異常に大きい。 有り体に言えば、普通に振り落とされそうになり――】

【……そして、そのままバイクは宙空へ――!!】







…、…あー。これ、気持ちいいですね。


【 ※こういうの大丈夫なタイプ 】


【落ちるように下っていくバイクの上、何故か、先程より柔らかな表情を浮かべ】
【――、どうも、慣れて来たらしく、足だけで器用に躯のバランスを取り、空を浮かぶ鯨に目を遣りつつ】


晩御飯、ですか?――、良いですよ。バイクの代金と一緒に、経費で落とせますし。
どうせなら、何か良い物食べましょう。お金大好きメイドさん。
…、…後、僕は��森島京�≠ナす。浮浪青年じゃ――、ん、いや、多分、無いです。


【どうにも――、この青年の方も変人らしく、ナチュラルに会話を成立させる】
【メイドさんの方がボケている積もりであるのなら、とんでもないボケ殺しだが―― 】



( …、…��悪魔�≠ニの繋がりは間違い無い、か。 )


【――、最中、数瞬だけ、後方に聳え立つ塔を振り向き】
【考えたのは、其れと、『マモン』…、…不可解な、悪魔が最後に放った、��願い�≠ニ云う言葉だった】


/長時間お疲れ様でした!
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/01(月) 03:58:06.42 ID:QLNgCHzio
>>448

ヒャハッ、"もっと"面白いものかァ、――期待しておくぜェェエエ
俺様も"作ってねェ同族"に会ァうのは久々だったぜ、悪くはなかったぞ

【邪悪で……けれど嬉しさと期待が混じったその笑みをリリアに向ける、悪魔】
【指を一つ鳴らせば、天井の魔法陣はすっと消えてなくなってしまった】

そォーだなァ、"黒影"は"派遣"とでもしといてやる――自ィ分のモノにしたかったら、そォいつの操作権の移動の権利をぶち壊しなッ!

【勿論、その壊し方までは教えることなく――】

――ヒャハハハ、こォいつは良ォい"素材"になりそうだ!
あァりがたく受ゥけ取ってやるぜ、ヒャハッ

【素材が良ければ、完成品も良いものとなる――入手した鱗ははたして何に使われるのだろうか】
【手渡された鱗が吸い込まれる先は、先ほどと同じ魔法陣――当たり前だが、先程とは行き先が違う】

――俺様は凄ォォく義ィ理堅ェからなァァアア、安心しなァァッ、……"部下"には言うかもしれねェーがな!

【自分からそう言う者ほど信用出来ないというのはよくある話だが――】
【自ら他者に言う可能性まで示してくれるとは、余計に信用しがたい悪魔である】
【一応、"部下"の"殆ど"は自身が召喚できる魔物の事なのだが――――】

テメェーを土産にかッ! 良いねェ、身体の一部でも十分良ォいモノが作れそうだァが――――
まァー、今日は帰らせて貰うぜ――すゥゥオオオーーーいやァァアアーーッ!!

【行きはよいよい帰りは怖い――】 【……もう普通に降りる気はなかった】
【ここは地上千メートル以上の空の中、パラシュートもなしに落下する黒い影】

【――第三部 完】 【……?】
451 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/01(月) 08:08:26.82 ID:QLNgCHzio
【――――余談】

……ヒャハッ、浮ゥかれてつゥい"うっかり"減速装置を忘れたが……俺様ならどォーにか出来るッ!
俺様の翼と"フリゾール"の翼の力を融合ッ! 冷気噴射ッ! ウウゥゥウオオオオアアアァァァアアーーーー――――

【地面と衝突する前に2枚の翼を羽ばたかせッ!】 【同時に冷気を下方向に噴射ッ!】

【*チョドーン*】 【その減速行動も虚しく舞い上がる砂埃ッ!】

【しかしその行為自体は無駄ではなかったッ!】 【瓦礫の中から無様に這い上がる血塗れの悪魔ッ!】
【なんか生きてたッ!】 【流石"自称"超強い悪魔ッ!】 【無駄に丈夫ッ!】

…………ヒャ、ヒャハ……ハハ、……俺様の耐久力を舐ァめるなよォォオオ
……次からは"バークド"を、……高所対応仕様にしィておかねェーとな……つゥいでに水中も対応さァせとくか

【――魔法陣から生成される、鳥とバイクを合わせたかのような魔物に跨れば】
【その悪魔は、魔海の方にへと飛び去っていった――――】

ヒャハハハハハッ! ……流石、レナールに黒霧と塔を齎した野ァ郎と言ィうべきだな!
あァの魔翌力……雰囲気、……ヒャハッ、直接触れ合えば、余ォ計にわァかるってもんだ
そォれに"弟"だかなァんだかは、あァの鱗の持ち主を手ェ懐けているらしいしなァァアア

ヒャハハハ、じィっくり事の成り行きを見てやろう、素ゥん晴らしい混沌のためになァァアア
しィかしッ! いずれはあァの塔もあいつらも、……――全部俺様のモノにしてやるッ!!
"機関"も何もかもッ! "神"だろうと! 全ては俺様が手に入れてやるからなァァアアッ!

――……だァが、レナールの件は素ゥ直に褒ォめてやるぞ、"半魔"


【その悪魔は何よりも混沌を望み、邪悪で傲慢で自尊心が高く、野心も欲望も高く――】

【……けれど、少し部下の出張が多かった】 【それらの"威"を借りなければ、本来の持ち味が出せないというのに】


/こんなの書いてるから力尽きるんや! 最後の最後で寝落ちるんや! 主催者様並びに参加者の皆様お疲れ様でしたー
452 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[!red_res]:2013/04/01(月) 16:23:14.84 ID:aSHdD+C6o
>>449

��経費�=c…素敵な響きですね、ではお言葉に甘えてフレンチのフルコースでも。
それと私の名前は��エリザベス・カーライル�=c…好きにお呼びくださいませ、京様
まあお金大好きメイドでも構いませんが。お金は大事です、無いとご飯も食べられませんからね

――――では、このままフルーソの辺りまで行きましょうか。

【天然が二人居ると手に負えないが、少なくとも二人の間に広がる世界は優しいものだ】
【訂正をするでもなく、エリザベスというメイドはバイクを雲海へと突っ込ませるのだった】

【その直前、青年が振り向いたレナールの巨塔、ATLASでは1つの光が見えた気がするだろう】
【それは宝石の輝きで―――思えば、マモンの持っていた長杖には巨大なダイヤが付いていたが】
【果たしてその光が彼のものであったかは分からない。ただATLASは消えも動きもせず、ただ其処に在り続けていた。】

>>450-451

【邪禍が去ったのが最後―――彼がレナールの街に��降りた�℃栫AATLASに結界が張り巡らされる】
【さらなる邪魔者の侵入を拒むそれは、低層から屋上までを包み込み】
【その主に会った邪禍であれば、彼女の魔術や魔翌力の総量というのが自ずと理解できるだろう】



【―――さて、多者多様な思惑のもとに行われた探索の時間は終わりを迎えた】
【人智を超えた巨獣・レヴィアタンと、それを手懐けるATLASの主、リリアの��弟クン�≠轤オい潜水服】
【屋上に築かれた魔族の頭部で出来た��トーテムポール�≠ニ、『What is the hell? I do not know.』の文字】
【一方で地下に存在した強制労働の実態と無数の宝石、貴金属――魔族の塔で行われる、魔族への苛烈な仕打ち】

【深まる謎は、また別の時間、別の場所、別の人物に齎された情報などと組み合わせれば、何かと形を成すものの】
【それを知るのは神のみであり、探索班の諸君はその断片を知るに過ぎない。】

【またある人物には、六罪王直々に新たな悪の種が手渡されたことも、特に記しておくべきか】
【他には魔界の言語で記されたATLASに関する大量の資料と、幽幻の宝玉も重要であり―――】


【一先ず、それらの結果を以て探索は終了となる。各々、得たものと気になるものと、有るだろうが】
【此処から先はそれぞれが断片を持ち寄せて思考し、また手がかりを探るより手段は他にない】
【幸い、多くのメンバーはシルフの内部で顔を合わせているはずだ。巨塔も、魔族も――全てを一人で解こうなどと、考えぬほうが良いだろう――――。】

/『“Investigate Renard”』はこの文を以て完全に終了となります。参加者の皆様、大変お疲れ様でした!
/また皆様が道中で手に入れたアイテムなどの詳細は後ほどイベントスレにあげますのでそちらをご参照下さいませっ。
453 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/01(月) 20:46:19.84 ID:MB/v4HHko
【暗い、臭い、危険ーーー三つのKが揃う所、路地裏の奥には不思議な事が起こるらしい】
【今宵の月は紅く輝く、狂気の輝きはそれを照らし出すーーー】

…まずったな…迷ってしまったか……
…うぅ…暗いし狭いし、どこだよここはぁ……

【ーーー黒いレディーススーツ、黒い革靴、歯形みたいなダッサイ模様のリボン】
【疲れた目をした隈のある顔、リボンで纏めた黒い髪の女だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い猫』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【銃身の長い銃と、尻尾の形のアクセサリーをベルトに吊るしている】

…しかし、何と無くーーー何と無くだが…
何か、��雰囲気�≠ェいつもと違う…ような…
ーーーまるで、そうだな…アウェイ?みたいな感じだな…

【ーーー何やら悩みながら、彼女はふらふらと路地裏を徘徊する】
【…さっきから、短いスパンで同じ所をぐるぐる回っているが、気付いていないようだ】
454 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/01(月) 21:44:06.62 ID:Uj5FmRcH0
【――――酒場『UNITED TRIGGER』】
【そこには、今日も客の姿があった。ある意味非常に安心して酒を飲む事の出来る場所であると言う事なのだろうか】
【喧噪と言うよりは、落ち着いた雰囲気が今日のこの場に現われていた】

はぁ…………っ、久しぶりの酒だぜ…………
最近、酔うに酔えない事ばっかりだからなぁ……

【前面を開いたままで青いコートを羽織り、魔術師である事を如実に表す青のハットを被った】
【手には指輪と、グリップの部分に赤い石をあしらわれている、金属製の棍を握り締めている】
【がっしりとした体格の、深い眼窩が鋭い視線を放っている、身長180cm前後の居丈夫が】
【店の奥の方のカウンター席に陣取り、黒ビールのジョッキを流し込んでいる】

……風の国と夜の国は、いっそ物騒になっちまったらしいな……
ま、風の国の方はどうにでもなれって感じだかよ……

【テーブルの上には、酒肴と言う事なのだろうか、唐揚げが乗せられた平皿が置いてあった】
【それをぼうっと見つめながら、どこか物憂げな表情を浮かべて、ジョッキをテーブルに戻す】



【一方、他にも目に付く客の姿はあった】

(……ブラックハートの奴が、連れ去られた様じゃが……流石にもう生きてはおるまい……
とは言え、表からその様子を見るのも無茶と言うもんじゃろうが……)

【量は多いが短い白髪をバック気味に整え、皺が多い割に肌の色合いが良い、ダボダボの研究衣を着こんだ、細めの目をどこかぎらつかせている、年の頃は壮年程の男性が】
【店の入り口近くのカウンター席で、グラスのカクテルをちびちびと傾けている】

(面割れはしとらんからの……気まぐれ半分に来てみたが……今日は向こうさん、ヒーロー活動は定休日かの?)

【一見、医者か教師が仕事場を抜け出して酒を煽っている様な風貌に映るだろう】
【一言も声を出さずに、静かに酒をたしなんでいる姿は、老いた風貌と相まって、ある意味酒場の雰囲気に溶け込んでいた】



【現在、この2人は店の中でも目立つ存在に映るだろう】
【そのどちらかに声を掛けてみる、好事家な人物も、もしかしたら居るのかもしれない】
455 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 21:55:14.70 ID:bJhZyOCAo
【水の国――繁華街】

【日の暮れても眠らぬ街は、店々から漏れる光を街路へと投げかける】
【小売店や個人営業店、普通のカフェなどは日が変わるよりも前に少しずつぱらぱらと電気を消し】
【戸を、あるいはのれんをそっと下げていく】

【そんな中、光量を減らす事無く、むしろ今から仕事だとばかりにてらてらとネオンを照らす一角】
【黒服、というには少々派手目の衣服に身を包んだ者たちが店の一つから姿を見せた】
【リーダー格らしき一人は、薄青色の目と、青白いと形容されそうな肌の色をして】
【すらりと細い体躯を包むのは、いつも着ているものとはだいぶ雰囲気の違う白いスーツ】
【ボタンをいくらか外した臙脂のシャツが、合間から顔を覗かせる】

【随伴するのは銀髪を撫でつけた同じく長身の男と】
【背の低さと崩したスーツの妙に目立つ、長めの髪をオールバックにして結んだ男】
【片方はヘリンボンの茶がかったグレーのスーツにもう片方は臙脂の悪趣味なまたしてもスーツ】

【ただ歩いていれば遠巻きにされかねない姿であるに、不思議とこの場ではそれが浮く事は無い】
【ここはどういう路地であるのか、スーツに身を包んだ者が多くだのにサラリーマンの通り道というでもない】
【そうこうしている内に三人は建物の前に散り、す、と息を吸い】
【各々同時に、同じ言葉を周囲し散らした】

「「「 ――――ロ ミ オ へ よ う こ そ 、 ジ ュ リ エ ッ ト ! 」」」

【ホストクラブ《juge》――期間限定で開店!】
456 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/01(月) 22:18:42.68 ID:NU8BeDgp0
【桜の木が立ち並ぶ、それなりに大きな丘の上】
【直ぐそこには街の情景が映っていて、近い場所なら其処にいる一般人の姿が確認出来る程である】
【咲き誇る桜の花弁ピークを向かえ、はらりはらりと散り行く分が街に降り注いでいた】
【この時間に花見をする物好きは殆ど居らず、寧ろ人々は今日という日に許された如何にも馬鹿らしい機会を楽しんでいた】

【一日だけ嘘をついても良い。何て馬鹿らしい習慣も成りを潜め、来年に待つ次の機会へと力を溜め始める頃…】


いやぁー、今年も面白い日だこと
毎日こうだったらいいのにねぇ……


【なんて独り言ちるのは、桜の木に背を預ける中年に入りたて位の男】
【男には似合わない様なピンク色の髪に、何処を見ている訳でも無い黒くぼやけた瞳】
【桃色の桜の模様が散りばめられた着流しを紺の帯で締め、帯に脇差、足には下駄、と何処かのドラマから引っ張ってきたのか、という格好】
【そんな姿には似つかわしくない、色んな色の混じりあった光を放つ魔道書に、その左手を重ねていた】
【時折その右手で、口に咥えたキセルから煙を吸うと、ふうっ、と虚空へと吐き出す】
【だがそこから立ち上るのは灰の混じった白煙ではなく、奇妙な事に色鮮やかな桃色の桜の花びらだった】

【この男の周りには穏やかな風が吹き回っていて、其れが沢山の花弁を街へと降ろしていく】
【ある意味では、奇怪。人気の少ない場所だが、そんな光景に惹かれて誰かが訪れて来るのだろうか…】
457 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/01(月) 22:20:50.89 ID:aSHdD+C6o
【水の国・首都フルーソ郊外の、小川に架かった橋の上】
【時間もあって通る人もあまりなく、川自体も浅く小さな為誰も足を止めない――そんな場所】
【そこには『求職中。詳細はここまで↓』なんて書かれた紙を柄に貼った大剣が、欄干に立てかけられていて】

……………………、………………―――――。

【矢印の示す先には、ロングスカートと腰元の大きなリボンが特徴的な、メイド服姿の小柄な女性が居た】
【紺色の髪をした彼女は古ぼけたトランクケースに腰掛けて、似合わぬ編上げブーツを内股気味にしつつ】
【これまた何度も読み込んでボロボロになったのだろう、小さな文庫本を無表情でじっくりと読んでいるのだ】

【―――多分、やる気はないのだろう。しかしまあ、物珍しさに立ち止まる人なんかも時々居て】
【施しなのか、小銭が彼女の前に落ちていることもある。ただし彼女はそれを拾うこともなく―――】
【むしろ選り好みして、お札以外は川へと蹴り落としているのだから余計に意味がわからない】
【触らぬ神に祟りなしとかいうが、それは神ではなく変人も同じ―――接触を図る人など、果たして居るのか。】
458 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/01(月) 22:26:20.55 ID:Qx6rPKgUo
>>455

【さんざクラブで踊りあかしても満たされないどころか更に熱を増すのは正常な反応で、】
【ノれないDJに踊らされた夜ならばそれは黒煙を吐き出したい程の不完全燃焼、刺激が足りなくて足りなくて震える】
【下ろしたてのパンプスで気怠げに蹴っ飛ばした空き缶が舞う刹那に毒々しいネオンを反射して、】
【それでやっと、やたら不機嫌に下がっていた視線が持ち上げられた】

……あれぇ、この辺ー、こんなお店あったんだねぇ?
なんかぁ楽しそうなカンジー! んー、……“キカンゲンテー”? ならぁ、今しかないっしょー!

【売り言葉にきゃらきゃらとした嬌声を上げる馬鹿みたいな姿がよく似合う、】
【彼女はそんな、その辺に良くいる揃いも揃って同じ顔をした上も下も緩い女の一人でしかなかった】
【容姿は世間一般で想像されるギャルのカタログ通りで、その特徴を敢えて挙げるとしたならば、】
【濃い化粧に縁られた、濃紺の中に金の粒が舞う夜空を映したような丸い瞳――それ位だろうか】

【メニュー代わりに並ぶ華の彼らへ、もう既に幾らか出来上がっているのか、はたまたそれが素であるのか】
【じぃと品定めのように視線を送りながら二歩三歩、初を気取って上目遣いに「新規おっけー?」なんて甘えた声で尋ねる】
【誘われるなら容易く店内に踏み入れるだろう白い足、期間限定の開店であるのだから、彼女がS券であるのも仕方が無いか】
459 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/01(月) 22:50:29.83 ID:g61Xl5G5o
>>457

なんだろうこれ

【ブレザーの青年がそれを見ている】
460 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/01(月) 22:56:44.83 ID:wzwF7p26O
>>456

失礼、
【オレンジ色のシルクハット、タキシードの男が現れる】

とてもいい光景だ、お一人か?
【奇怪な光景であるが、彼は動じた様子がない】
【相手の方を見ながら言った】
【男からは、とても巨大で、膨大な魔翌力を感じる】
461 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/01(月) 22:57:56.33 ID:aSHdD+C6o
>>459
/申し訳ないのですがもう少し描写を詳しくして頂いてもよろしいでしょうか?
/流石にどこからかも分からず見られているだけでは反応に困りますので……。
462 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/04/01(月) 23:00:44.97 ID:2UI3o/uP0
【表通り】
【――とは言っても、この時間となれば人通りが激減する程度の道路で、いま、ひとつの捕物が終了した】
【単純なものだ。標的――ここいら近辺で『指名手配』された豪勢な毛並みの黒猫――の横腹を踏み付けるだけ】
【動物愛護協会どころか犬好きと世界を半分にするだろう猫好きを敵に回す暴挙を軽々と行った靴底は、】
【一応は力加減のされているらしく、圧死するわけでもけたたましい悲鳴をあげるわけでもない猫を押さえつけている】

意外と……

【運動量の割には息を切らすこへともない青年の格好はそういったものに不適応な燕尾服姿だ】
【襟足程度の灰色の髪はわずかに乱れているが性別を考えればどうでもいいで終わるようなものにすぎない】
【踏みつけた猫の首根っこを数度迷った末に引き上げた黒手袋はソレの処分に困るようにぶらぶらさせたあと、】
【もう片方の手で携帯を取り出し、おそらくはこの猫の飼い主にでも電話をかけはじめたようだった】
【お世辞にも、そんなことをしなくとも食う金には困らないような身なりの青年だ。少しばかり奇妙な光景だろうか】
463 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/01(月) 23:01:51.45 ID:g61Xl5G5o
>>461
すまんすまん、
前の方から見てる。【>>457の前方から見ている】を追加で
464 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 23:05:06.36 ID:bJhZyOCAo
>>458
『なんだこれは。なんだこれは。』
「シルヴェストルがランジェリーパブ持ってたから、真似を」
『大分違うだろう、そもそもなんで俺が駆り出されるんだ、ふざけてるんじゃないのかお前!?』
{いやはやあちきゃーこういうバッカみたいなの嫌いじゃないですがねー? ホラ早速頭ゆるふわ娘が}

【相手には聞こえない程度の声で、扉近くで何やら言い合っている様子であるが】
【最後の一人の呑気な呼びかけで気付いたか。ぴたりと動きを止めそちらを見て、暫し】

『――これはこれはようこそいらっしゃいましたジュリエット、よろしければお荷物をお持ちしても?
 春先とは言え今日は少々冷えます、さ、中へ』

{やーさすが現役接客業}
「順応の、はやいことはやいこと……あれ」

【するりとすぐに動いたのは、ヘリンボンスーツの男。一切の違和感のない笑みを浮かべ、丁寧に相手を迎え入れる】
【新しい店、新しい従業員……と思われる店は少々客への応対もこなれないところも多いかもしれないが】
【中で待つ者も店長か姿見せぬオーナーの趣味か、見目良いのが揃ってるため目の保養程度にはなるだろう】

【一人、こちらが違和感を感じている最初の物静かそうな男の態度をのぞけば】
【新装の店として、なんらおかしいところはない(とおかしいところがあっても補完していただきたい)】

/ヒューッすんません遅れまーし
465 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/01(月) 23:10:03.04 ID:NU8BeDgp0
>>460

【声をかけられ、男の動きは一瞬の停止を見せる】
【闖入客の方を頭だけで向き直ると、男は虚空を見つめる様にタキシードの男の瞳を見返す】
【その姿を視界に認めると、うんうん、と酔っ払ったかの様な喉の奥の声を出してから】


ああ、独りさ

良かったらここで見ていくかい?もうすぐで面白い光景が見られるかもしれないからねぇ


【とか何とか言葉を返して、再びその目線を桜の花弁降り注ぐ街の方へと戻してしまう】
【訪れた彼の纏う魔力など気に留める様子も無く、ただ時折キセルをくぐらせては桜の花びらを吐き出していく】
466 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/01(月) 23:10:03.66 ID:aSHdD+C6o
>>459

【沈黙、沈黙、ページを捲り、また沈黙―――声をかけなければ、そういう態度を取り続けつもりなのか】
【メイド服の女性はあくまで何事をも気にすること無く、本を読み進めていたが――】

――――――……、…………何か御用で?

【流石に視線が気になったか、本から目を話はしないが、青年へと声をかける】
【これまたやる気の無い声だったが―――また1ページ、本を読み進めて。】
467 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/01(月) 23:11:49.57 ID:VVzRPy3RO
>>462
……ほう、見ようによっては珍しい光景だな。

【不意に現れるもう一つの人影。ふわりふわり、とその身を踊らせているように見えるのは、大きなコートが揺れているからで。】
【現れたのは若い女性。少し釣り上がった瞳に薄い唇、きつめの美人と言えるだろうか。】

【腰には一振りの太刀と、背中には大きな十字架。】
【一定の振る舞いには隙が無く、大柄であるがなんらかの武術を納めていると思われる。】

猫は結構すばしっこいだろう、その前に、君のような人間がどうして? と尋ねたくもなるな

【押さえつけられた彼と、その相手を交互に見てから、突如現れた彼女は言葉を紡いだ。】
468 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/01(月) 23:19:25.26 ID:oaTelQMYO
>>465

私もだ。独りはいいな
【中年の男とそう言葉を交わしてから、彼も手頃な木に寄りかかった】
【タキシードに落ちる桜をどかしてから、空を見上げる】

面白そうだ。
みて行こうか
【膨大な魔翌力を感じる。深く、そして青い】
【男の物で街がいないだろう】
【気にする様子も無く、彼は答えた】
469 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/01(月) 23:20:37.95 ID:oaTelQMYO
//おや?ID変わってる
//>>468は>>460と同じです。念のため…
470 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/01(月) 23:22:48.89 ID:Qx6rPKgUo
>>464

あ、れ……? 気のせいかな、違うかなぁ
…………まっ、いっかぁ! 何コレすごぉい、キレーだしお洒落ー!

【――此方も、既視感】
【けれど残念な事に諸々の事情をこの場で思い出せる程、派手な頭の中身は足りていない】
【意味が重複しているような言葉で褒める以外にボキャブラリーも無く、】
【だがそれは、ある種の褒め慣れしたようなものでもあった】

【そしてヘリンボンスーツの男には、恐らく分厚いファーコートを脱がせる所までさせるのだろう】
【持て成される為の場所である以上好きに振舞うのが彼女であり、】
【それ以前にそうでなくても基本、暴虐的であるというのは余談だが――】

ねーねーおにい、お酒作ってぇ。 甘いやつー
あ、あとフルーツ食べたい! さくらんぼの! 

【席について早々にそう注文を付ける先はオールバックの彼、隣にいるならば甘えるように身を傾けるか】
【スーツの男にも「あー、コートのポケットに携帯入ってたのー」だの厄介な注文をつけたりしながら】
【その一方で、疑問を抱いたかの彼には未だ触れずにいた。 こんななりでも少し位は、何かを感じて警戒しているのか】

【小さくきゅっと席の上で見えないように、拳を握り、開く。 微かに静電気めいた雷電がちらついて、――今はそれだけだ】
471 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/01(月) 23:25:24.66 ID:g61Xl5G5o
>>466

これを見てるんだ

【大剣を指差す】

なんの本を読んでるんだ?

【本を見る】
472 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/01(月) 23:31:57.41 ID:aSHdD+C6o
>>471

【大剣は鋼鉄などで作られたものとは違い、外縁部だけが黄銅の金属で出来た――】
【――言うなら、��音叉�≠ノ近い作り。確かに珍しくはあるかも知れないが、メイドは触れず】

……それは私の物ですので差し上げませんしお触り禁止です。
仮に触りたいのであれば一分5000でお貸ししないでもないですが……
本はプライベートな内容なのでお答えしかねますが、何か問題でも?

【変わらずツンケンとした態度のまま、ぱたりと本を閉じて】
【それを膝に置いてから、髪と同じ紺色の瞳を青年に向ける。】
473 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/01(月) 23:32:14.83 ID:NU8BeDgp0
>>468

いやぁ、独りなのは寂しいものよ?

出来ればオッサンも"皆"と来たかったんだけどねぇ


【独りは良い。そんな言葉に、否定を持って返す】
【確かに孤独である事も人の為になる物ではある。だが、それだけではどうにもならない物が多すぎるのが世の常だ】
【着流しの男は首を振って"いやいや…"と反応を示した】


ま、でも、お兄さんにとっちゃぁ面白くないかも知れないけどねぇ 


【と言うと、その背を桜の木から離し、魔道書を左の小脇に抱えて丘の端。街の方へと二.三歩歩みを進める】
【その背。木に隠され、確認する事の出来なかった着流しの背には、悪の徒であることを教える逆さの五芒星、カノッサ機関の紋章。そのものがあった】
【すっ、と男が右手を上げると、先ほどまで来客者のタキシードにかかっていた桜の花びらが、ポフッと情けない音を立てて白煙へと変わってしまう】
【特別注意深く観察しなくとも、それは男の吸っていたキセルの煙だとわかるだろう】
474 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/04/01(月) 23:43:38.08 ID:dPSwl2WP0
>>467

【ちらと相手を眺める群青は平坦な凪の瞳であり話しかけられたことに対する動揺以下は持ち合わせていない】
【電話先に現在地を端的に告げてから切ればスーツの内側に携帯を仕舞いこんだあと、猫をぶらぶらと吊るしたまま】
【薄い唇は端的に問われたことだけに答えるよう、言葉を並べはじめた】

少々、運動がしたかったもので。
コレの謝礼金が欲しいのであればお譲り致しますが。

【告げて、相手の正面へと持ち直した身体――左側に下げられたモノに目がいくだろうか】
【金属板に似た形状の何かが刀剣と同じ扱いを受けているが、それはどちらかというと工具に近いフォルムをしている】
【……そして、変わらずに首根っこで体重を支えられている猫が苦しげに鳴いていた】
【この青年、おそらくは猫の抱き方を心得ていない】
475 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/01(月) 23:48:53.58 ID:g61Xl5G5o
>>472

そうか

問題は無いが、ケチだな

【そう言う】

教えてくれてもいいじゃん
476 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/01(月) 23:50:46.10 ID:bJhZyOCAo
>>470

『ありがとうございます、あちらにおかけしておきましょう』
{御注文ありがとーございやす、甘いお酒ですね}

【そっと脱がせたコートは一つ下っ端らしきフロアの従業員が受け取り、見えるところ近くに掛ける】
【丁寧過ぎる対応は、どちらかというとドアマンという方が正しいかもしれない、くらいの】
【やがて物珍しさに惹かれた女性客もちらちらと見え始め、フロアはにぎわいを見せ始めた】

【オールバックの男とヘリンボンスーツの男とが少しばかり応対をして】
【酒もまわり、雰囲気も馴染んできた頃か】
【従業員が相手に承諾を取りに来て、その後ろに、最初の水色目の男が会釈で挨拶する】

ようこそいらっしゃいました、記念すべき御一人目のジュリエット
こちらの店を任されている者です……
もしよろしければ、私もお話させていただいても?

【幾分、つらつらと滑らかな口調。控えめの笑みは、さほどおかしなものでもなく】
【態度にも今は不可思議そうな様子はなく、自然なはずであるのだけれど】
【視覚としては相手の記憶に残ってはいないかもしれない、ただ、“血”が、“魂”が】
【アルコールの効きにも似たような薄ら揺れるようなめまいを覚えるかもしれない】
477 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/01(月) 23:56:37.43 ID:aSHdD+C6o
>>475

ケチと言われましてもプライベートはプライベートですので。
貴方様は『減るもんじゃないし』と言って女性の裸体を見たがる類の方ですか?

……何にしても、お教えはしません。仮にお金を払ってもダメなものはダメです。

【『よろしいですか』と宣告すれば、興味を失ったように青年から視線を逸らす】
【冷たいとか排他的とか言うほどではないが、どうもビジネスライクな女性らしく】
【特別感情の読み取れない顔のまま、髪を右手で掻き上げて。】
478 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/02(火) 00:08:26.95 ID:nnfauvBso
>>476

【酔いが回るにつれ、周囲を囲む華に手を伸ばして触る回数が増え出す辺り】
【幾分か女の警戒は薄れていて。 寧ろ警戒するべきは応対する側か】
【冗談で笑わせたりするならば、やっだぁ何て言葉と一緒にど突く手は意外と重い】

【――それでも一応は、緊張くらいしているのだ。】
【ならば意識は自然、取っ付きやすいと感じた方へ向かうもの】
【個性の強い印象を受けるオールバックの彼に寄り添う率が多いのは、きっとそのためだろう】

【無論、前述した厄介さも付随はするが――】
【それも流石に記憶のある妙な感覚を受け止めれば止んで、微酔いの瞳に警戒色が映った】

……え、取締役さんだったのー? まぁ、別に、いいけどぉ……
…………怖い話だったら、やだからねぇ

【「前彼がオバサン趣味でー」だの、先までは饒舌が過ぎていたような口が】
【らしくもなく僅かに停滞し縺れたのは、古酒が誘うようなその目眩故に、だろう】

【瞳という狭い世界の中できらきら舞う、黄金の粒】
【あの夜、“彼”によって齎された一時の目覚めで確かに確認できたその色は、】
【今はもう存在はしないはずだけれど――?】
479 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 00:22:42.24 ID:R7pZQZjCo
>>477

そうか、すまないな。

まあいいさ

【また大剣を見る】
480 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 00:23:04.08 ID:ISPaYJwao
>>478

【オールバックの方も時折加減の利かないジャブにぐえ、とか言いながらも】
【まんざらでもなく楽しげに会話を進める、こちらは些か冗談も交え陽気な様子で】
【酒の利いた中で色々と喋る分には、もう一人に比べ幾分楽だろう】
【――両脇35歳と言うのはこの際伏せておこう】

【混ざり込んだ店長代理は飲み物も進めつつ少々口説くような甘い会話で】
【それをクサく感じたりサムく感じたりしなければ、それに緊張はほどけていくかもしれない】
【怖い話というのも杞憂に終わるか、といったところで】

それでね、なんだか貴方様とは初めて会った気がしなくて――

【その一文は急に切りだすでもなく、軽い会話の間に不意に混じり込んだ聞き流しかねない程度の言葉】
【営業スマイルのせいかそうそう内面は分からねど】
【恐らく相手に比べ、こちらははっきりと“覚えて”いる】


/アレです、ホストが何しゃべるか分からないので合間合間の会話はほにゃららほにゃらで
/というかうnホストらしいアドリブ利かせるのむずかちい……
481 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 00:28:19.61 ID:5j+C48oao
>>479

ふむ…………、……物珍しいのかもしれませんが――。

【彼女は不意にトランクケースから立ち上がると、柄に張っていた紙を取り】
【それを何度か折りたたんでスカートのポケットにしまえば、今度は剣を手に取り】
【なにか特殊な機構でも有るのだろう。一瞬にして、その刀身を3分の1ほどの長さに変化させ】

―――私は貴方様の��おもり�≠�引き受けた覚えはございません
また俗なメイドと違って殿方の余剰時間を裁くための存在でもございません。

お分かり頂けましたら、御機嫌よう。……剣は、差し上げませんよ?

【本をトランクケースにしまいながらそう言うと、今度はそのケースも左手に持ち】
【そのまま、1つため息をつきながら立ち去ろうとする――呼び止めなければ、そのまま彼女は街の中心へと行ってしまうだろう。】
482 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 00:30:18.15 ID:R7pZQZjCo
>>481

そうか

【見送る】

/乙
483 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 00:33:36.51 ID:5j+C48oao
>>482
/お疲れ様でしたー、っと余計なお世話かもしれないのですが気になったので。
/もしよろしければこのスレの>>1やリンクからwikiの方を読んで見ることをオススメします
/恐らくその方がよりスレを楽しめますし、時間があれば是非。それではー
484 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/02(火) 00:49:38.66 ID:nnfauvBso
>>480

【見た目は二十歳そこそこらしい、この小娘は】
【きゃらきゃらと笑うその内実が+10年であるというのも伏せるべき事項で】
【それ故に年上であっても素直に甘えられるし、特に甘い会話なんて大好きなのだから、声が弾むのも当然】

【擬似恋愛の提供場であると知っていて愉しんでいた筈が、少し彷徨いかける程――そう、油断していて】

…………えっと、……そう、なの?
あ……でもね、あのね……“呼ばれた”事はあるの、かも――?

【……あの時、死の淵にいたのだから】
【記憶は幾らかどころでなく頼りないとは言え、妙な心当たりが其処にあった】
【曖昧に紡ぐ言葉は先程までの頭の軽い様子が抜けて、けれど苛立つ程に答えをひやり掠める】

【夢の中で聞いたような雅な音色を目の前の気障な格好と照らし合わせても矢張り辿り着かず、】
【黒き”虚無”へどろり呑まれた女。 思えばあの現象はとある“誰か”が漂わせていた呪詛に酷似していたけれど、】
【墓場で一度会っただけの亡霊から、相手は其れを感じ取れたのか】

【――難しい顔だったのはほんの一瞬、】
【すぐに女は思考を諦めたように酒に手をやって、ぐいと酷い煽り方をするのであった】

/それっぽい感じで補完してまーす大丈夫! やりたいようにやるの!
485 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 00:58:45.85 ID:ISPaYJwao
>>484
/大分おしりクライシスが落ち着いてきた……ではなく
/A:不穏な空気のままそちらのキャラが生存復活に至りそうな方向
/B:イッツショーターイ どちらがよろしいです?
486 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/02(火) 01:03:02.02 ID:nnfauvBso
>>485
/ならもう一度騒ぎ出そうか……
/折角ですしBで! Aも嬉しいけど此方が収拾つかない(白
/ただあの、そろそろ眠気が来そうなので、もしよろしければ外伝辺りで続きをお願い出来れば……なんて
487 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 01:06:56.08 ID:ISPaYJwao
>>486
/おっと了解逐一待たせて申し訳ない……
/それではお次は外伝で、明日までに次のレス用意させていただきます
/お疲れ様でしー
488 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/04/02(火) 01:10:41.38 ID:b5w8XZCZ0
>>467
//落ちてしまわれたでしょうか?
//此方、明日から少なくとも休日までは再開が難しかったりします。
//もし再開してもいいと思われましたら、舞台裏の方で呼びかけてください。

//絡んでいただけたのに本当に申し訳ありませんでした。
489 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 17:40:04.31 ID:5j+C48oao
【水の国・首都フルーソ郊外の、小川に架かった橋の上】
【時間もあって通る人もあまりなく、川自体も浅く小さな為誰も足を止めない――そんな場所】
【そこには『求職中。詳細はここまで↓』なんて書かれた紙を柄に貼った大剣が、欄干に立てかけられていて】

……………………、………………―――――。

【矢印の示す先には、ロングスカートと腰元の大きなリボンが特徴的な、メイド服姿の小柄な女性が居た】
【紺色の髪をした彼女は古ぼけたトランクケースに腰掛けて、似合わぬ編上げブーツを内股気味にしつつ】
【これまた何度も読み込んでボロボロになったのだろう、小さな文庫本を無表情でじっくりと読んでいるのだ】

【―――多分、やる気はないのだろう。しかしまあ、物珍しさに立ち止まる人なんかも時々居て】
【施しなのか、小銭が彼女の前に落ちていることもある。ただし彼女はそれを拾うこともなく―――】
【むしろ選り好みして、お札以外は川へと蹴り落としているのだから余計に意味がわからない】
【触らぬ神に祟りなしとかいうが、それは神ではなく変人も同じ―――接触を図る人など、果たして居るのか。】

/再利用ですがよろしければっ
490 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 18:00:50.12 ID:cvQhIT2J0
>>489
【何度目のポチャン――――なんて音が響いた時の事か】
【近くでは黄ばみ始めた地図を片手にオロオロとする女性の姿があって】
【そんな動作、そしてその服装――――修道女の纏う其れであろうか】
【奇妙な二つが合わされば、自然と人目を引いてしまう事だろう】


「確かにこの辺りの筈……なのですが……
えっとー……何処かで間違えてしまったのでしょうか……」

【無意味に逆さまにして見たり、裏返してみたり――――そんな事したって、目的の場所が現れる訳でも無いのに】
【流石に泣くことは無いけれど、辺りから向けられる視線には少し不安げな表情を覗かせていて】
【足早に去ろうとした刹那、視界に入ったのは件の女性。外へと向けていたつま先を橋へと変えればそのまま歩み寄って】


「あの……もし、宜しければ少し道の事を訊ねたいのですが……」

【未だ文庫本に視界を落としていたならば、その端に映るであろう人の影】
【何処か近寄りがたい雰囲気を纏う相手に対して自信なさげな表情。所謂おどおどとした表情で訊ねて】
【――――張り紙の存在に気付けば、「職の話ではないのですが……」なんて付け加えるのだろう】
【しかしまあ――――自ら話し掛ける女性はただの世間知らずか】
491 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 18:10:23.88 ID:5j+C48oao
>>490

【背筋をスッと伸ばしていた寡黙なメイドは、掛けられた声にふと顔をあげる】
【所謂ポーカーフェイスな彼女だが―――相手がどのような要件で自分に接触したかは理解したらしく】
【修道女にとっては幸いな事に、文庫本を閉じて膝に置けば、口を開き】

私(わたくし)も先日この辺りに来たばかりですので、所謂穴場的な店舗などは存じ上げません。
が、それでもよろしければお力になれないこともございませんよ

……本来は一時間に5000ほど頂きたいところですが、神職の方とあれば―――

【『―――まあ、いいでしょう』なんて言い放てば、僅かに首を傾げて】
【髪と同じ紺色の瞳を修道女へ向ける姿は、『何処に行きたいのか』を問いかけるようで。】
492 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 18:22:27.99 ID:cvQhIT2J0
>>491
「ご、五千―――――」

【自分の教会の建て直しすら出来ない現状―――――金額を聞けば言葉を失って】
【五千あれば一体何が出来るだろうか何て虚しい考えを抱きながら頭を下げて去ろうとしたその時】
【続いた言葉に思わず漏れたのは安堵の吐息で】


「いえ、駄目で元々ですから……えっと……ですね
この教会をご存じないでしょうか?
穴場という訳では無いのですが……地図によりますと、この辺りに在るそうで……」

【その地図を差し出して――――ー手に取れば、分かるであろうか】
【その地図。最早存在しない場所まで記されている事。辛うじて読める程の薄さで隅に書かれている凡そ百年前の年はきっとこの地図が作られた年】
【探している教会は疎か、今立っているこの場が記されているのかも怪しい時代の物であって】


「何だか凄い方が居るらしくて、一度会ってみたいのです
……私と会ってくれるかは分からないのですけれどね。でも、一目見れたらなんて思って居まして……」

【色々と夢を抱きながら此処まで歩いてきたのだろう。語る表情はとても楽しそうだけれど】
【――――粉砕するも良し。オブラート包むも良し。どちらにせよ存在しない事は、この女性以外には直ぐに判明する事】
【何処か期待の色を湛える銀色の双眸であるが、果たしてどの様に展開するのだろうか】
493 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 18:36:03.50 ID:5j+C48oao
>>492

【差し出された地図を受け取りつつ、もう片方の手を腰元のリボンへ伸ばし――】
【そこから古ぼけた丸メガネを取り出していざ見れば――まあ、それはまるで宝の地図】
【けれども何度か見る角度を変え、道路などから現在地を割り出したらしく】

(……昨今の時代の変遷からして、教会といえど再開発の対象で有るはず)
(先日見た最新の物……うろ覚えですが、少なくともこの地図と同じ場所には存在しなかった――)

ふむ……よろしいでしょう、大まかにですが場所の見当は付きました。
そう遠くはないようですし私もご同行いたしますよ、修道女様
……では、案内致しますので私の後にお続き下さいませ。

【地図を畳んで修道女に返すと、メイドは大剣の紙を折りたたみ、文庫本と共にトランクケースに仕舞いこんで】
【メガネはかけたまま大剣を手に取れば――絡繰刀なのだろう。刀身は小剣ほどになり】
【それらの荷物を両手に持てば、編上げブーツをこつん、と鳴らしながら歩き出した】

【―――どうやら、どこまでも非人間的な人物というわけでもないらしい】
【最初も今も表情は変わっていなかったが、歩幅を修道女に合わせる程度はしてくれて。】
494 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 18:50:54.69 ID:cvQhIT2J0
>>493
【返された地図を受け取れば、後生大切そうに仕舞うのだろう――――扱えなければ意味が無いというのに】
【案内の言葉には嬉しそうに表情を歪めて、その後に付いていくのだろうか】
【並の人間よりも遅い歩み。慎重というよりも、ただのノロマと表した方が良いのかもしれない】


「“様”は必要ありませんよ……と言っても、私の名前をお教えしていなかったら困りますよね……
カログリア――とお呼び下さい。僅かな時間ではあると思いますが、お願い致しますね」

【――――続いて歩みの最中に自分の名を告げれば、一度小首を傾げて見せて】
【問うのは女性の名前。特に名乗ることも無ければ“メイドさん”何て呼ぶのだろう】
【案内が終わるまでの僅かな時間。お喋りをしようとしているのはこの女性の性格を知れるか】


「この質問が気に障らなければ良いのですが……
先程職募集という紙を掲げていましたが……今は特に仕えている方が居ない、といった形でしょうか?」

【メイド服。従者が纏う其れをしていても先程の紙を掲げていたとなれば――――】
【然れど、最初に道を訊ねた時の反応を見れば万屋の可能性もあるのだろうか、何て一人首を逆に傾げて】
【プライベートの事。勿論答える必要なんて無く、例え答えが無かったならば無難な方向へと舵取りを行うか】
495 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 19:02:15.30 ID:5j+C48oao
>>494

ふむ……いえ、やはり��様�≠ヘ付けさせて下さいませ。矜持ですので
それと私の名は『エリザベス・カーライル』でございます、カログリア様。
呼び方はお任せいたしますが、妙なあだ名などはお避け下さいますよう……

【相手に向き直ることもなくただ歩みを進める姿は、なんとなく様になるのだが】
【その背の低さ――およそ150cm前半――からすると、ギャップのようなモノもあり】

【また性格も少しばかり見えてきて、どこまでもお固いわけではないらしく】
【それこそ��エリー�≠ニいう程度の呼び方であれば受け入れてくれそうではあって】

その通りでございます、カログリア様。私はフリーのメイドでして
主に家事全般を初めとして、他にベビーシッターや夜伽も応相談で請け負っております。
……とはいえ中々厳しい世の中ですから、ああして職を求めていたわけで――。

【淡々と語る内容は――女性として聞くのであれば、少し異様かもしれない】
【家事やおもりはともかく、主人と身体を重ねることも有るというのは、まあ――メイドのイメージとは違うはずで】
【当人は何もおかしなことを言った覚えはないと言うように、辻を右へと曲がっていって。】
496 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 19:22:42.03 ID:cvQhIT2J0
>>495
「あなたがそう言うのであれば、強制はしませんが……カーライル
あだ名……あ!そう言えばそういうのが有りましたね!」

【何処か残念そうな表情を見せるものの、それが女性の拘りで有れば強制するわけにもいかないと自分を戒めて】
【――――ポン!と手を打って顔を輝かせたのは“あだ名”についてであろうか】
【人恋しい身であれば自然と友達を作りたい性でもあって】
【“カーちゃん”やら“ベス”やら訳の分からない事を一頻り呟いた後、“エリー”が定着するので有ろう】
【160丁度の自分からすれば、撫でたくなるような差。けれども、きっと女性の方が年上であるから――――】


「なる程……働き者なのですね、エリーは
家事やお世話。それに夜伽まで―――――――へ。夜伽ですか?」

【ナチュラルに単語を繰り返して深く頷けば、何処か感嘆めいたものを感じ取れるか】
【頭の辞書で一つ一つ仕事の内容を詳細に調べていっては――――途中で止まって】
【フリーズから覚めた頃には距離が開いた頃。慌てて後ろを追いかければ――――】


「だ、駄目ですよ!どんなにお金を貰っても夜伽なんてしちゃ駄目です!
自分の身体を大事にして下さい!」

【バタバタと騒がしい足音が止まり、投げかけられるのはそんな言葉】
【聖職者故、という一面も持って居るからなのであろうけれど】
【上気した顔は走るという運動を行ったからか、それとも先の言葉から何らかを連想したからか】
497 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 19:37:25.41 ID:5j+C48oao
>>496

��エリー�=c…まあ良いでしょう。しかし、働き者などでは有りませんよ
契約が無い以上は無職と同義、『やれることが有る』のと『することが有る』のは違いますから。

………?……どうしましたカログリア様、歩みが止まっていらっしゃるようですが―――。

【僅かに浮かんだその『?』は、“自分に取っては当然の言葉”を修道女が言葉を繰り返すからか】
【それとも言葉通りに、カログリアが足を止めたのに気付いたからなのかはわからないが】
【ふと振り返れば、なんともおっとりしたイメージとは異なった慌ただしさで言葉をかけられ】
【身長差から僅かに見上げるような格好で、上気した修道女の諫言を受け止めれば―――】

……何故です?避妊はして頂きますし、心身に危険が及ぶ行為は致しませんよ
それにもしもの場合は―――私も��能力者�≠ナすので。

それより、そう……��何故�≠ナすか?貴方様が聖職者だからでしょうか。
だとしたら謹んで申し上げますが、ソレが私の仕事であって、否定されては困ります
残念ながら祈るだけでは御飯は食べられませんので―――気分を害したのであれば謝罪致します。

【淡々――その言葉は、まさにエリザベスの語り口のために存在するかのようなもので】
【あくまでも口調はカログリアを責めるのではなく、現実的な言葉を並べるだけ】
【といっても、修道女自身はそう思わないだろうと感じたのか――言葉の最後に、申し訳程度の謝罪を加えて。】
498 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 19:57:50.61 ID:cvQhIT2J0
>>497
「何故って、それは――――――」

【続く言葉が出ないのは、それを否定する理由が見当たらないからであろう】
【例え其れが宗教の教えだとしても、信仰者でなければ関係の無いこと――――だけれど】
【もし、自分が信徒で無くても、間違っている何て思ってしまうのはただの子供の我が儘か】


「避妊をしているからとかそんな事が問題な訳ではありません
きっと、私が信徒で無かったとしても同じ事を言うと思います
そんなお金を貰えるから行うなんて……それでは、エリーが人として安くなってしまうではありませんか
私には今日会ったばかりのエリーに対してとやかく言う権利なんて無いですけれど……

仕事だって別に夜伽以外の事を受け入れれば良いでは無いですか
自警団だって依頼を出していますし、エリーが能力者であるならば尚更……すみません。口が過ぎましたね」

【紡がれたのは、諭す言葉と言うよりもやはりただの我が儘。と言うよりも世間を知らない戯れ言】
【けれどもそんな戯れ言を真剣な様子で言うのだから――――少なくとも。一方的にエリザベスの事を友人だなんて決めつけている故に紡がれた言葉】
【しかし、仕事という言葉を聞けばそれ以上強く出る事も出来ず――――自分の言った事。思い返せば一言謝って】


「――――すみません。折角案内して頂いて居るのに足を止めさせてしまいましたね
嫌で無ければもう少しだけ、お願いします。エリー」

【浮かべるのは微笑で有ろうか。先の言葉で気を悪くしていなければ、もう少しだけ案内が欲しい――――と】
【案内が続くのならば大人しくその後に従って――――やがて見えるのは、大きな建物】
【教会であった筈の其処――――今は病院と化していて】
499 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 20:07:45.78 ID:63WPZ1Coo
【街中――局所的な急な夕立】

【夕立とは書いてみたものの今は夏でもなけりゃ夕暮れでもない】
【しかし、つい出先で瞬発的に始まった雨は夕立と言いがちなものだ】

【ここ最近はゲリラ的に極短く極々狭く降るのが雨雨の流行らしいが】
【ゲリラ豪雨よりはよっぽど弱くて、にわか雨では表現が甘すぎる…】

【どうやらそれらは引っ括めて驟雨とか言うらしいが 世の中生きてきて聴いたこともない】
【どうにか良さそうな言葉があってもよさそうだがボキャブラリィの貧弱な私では表現できないでいる…】

【はてさて、雨だれがヒサシの端を流れて行く中でとある男が雨宿りしていた】
【急な襲撃にここに身を隠したものの、店自体はシャッタが降りていて完全に包囲されている】

…誰も、降るなんて言ってなかったんだけど どーなってんだ、この街は

【スーツを着た男性は煙草をくわえたまま、しゃがんでシャッタに寄りかかる】
【サングラスをかけているがバツの悪そうな表情をしているんだろう タバコの火が明るく灯る】

【歩道を挟んだ先、自動車は我関せずと雨の中も走り交っている】
【それ以外の人影は見当たらないな  まあ、そうか 俺も隠れた人影の一人だ 】

【雨のヴェールに隠れた景色は微睡んでいてやたらに煩い  煙草の煙が温かい】
500 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 20:09:49.57 ID:R7pZQZjCo
>>499

雨ひどいなー

【ブレザーの青年が走ってくる】

こんにちは

【挨拶する】
501 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 20:13:30.82 ID:5j+C48oao
>>498

……なるほど、仰りたいことが分からない、とは言いません。
しかし、私とカログリア様ではやはり認識の隔たりが有るのでしょう

飽くまで私はメイドです。夜伽はサービスの一環に過ぎず、娼婦の様に身体を売るわけでは無い。
そこに『人としての価値』などはどうでもよい事ですし……
……無論、自警団の依頼を請け負っても良いですが、メイドは私の生き甲斐なのですよ
カログリア様が神に仕えるのをよしとするように、私は人に使えるのをよしとしたい。

【『それだけです。』と告げてしまえば、エリザベスは足を進める】
【その姿は優しく温かな修道女であるカログリアとは正反対に位置していて――】
【また恐らく、言葉を気にしたわけでもないのだろう。歩幅は尚も、相手に合わせ】

――――さあ、お目当ての場所はこちらですよ、カログリア様。
教会であった場所に病院と立てるとは中々ですが……偉大な方というのは、そちら様でしょうか?

【やがて病院にたどり着くと、エリザベスは小剣をトランクケースに引っ掛けて】
【開いた片手で示すのは大きな建物――ではなく、入り口に添えられた小さな石碑】
【かつて此処に教会があり、そして聖人か、或いは偉人と呼ばれるものが居た証を、指していた。】
502 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 20:29:40.13 ID:63WPZ1Coo
>>500

【街灯も周りのビルの明かりも 何なら自動車のヘッドライトもあって】
【雨が降っている夜でも暗いなんてことはありえないこと 今も明るいが】
【こうした、雨の中、ひさしの小さな空間にいると吸い込んだ時に灯る煙草を火が】
【最も、唯一の明かりのような気がしてなんだか愛おしさも感じてくる気もしないでもない】
【単純に夜なのにサングラスをかけているから遠くが暗い&見えないってだけもあるけれど】

おう、ウイッス

【若い男の声と、この空間に入ってくる足音、影を確認したので挨拶】
【そちらの方を向くこともなく 只々、適当に返す】

【寒いな、酒のんでない日の雨は寒い 夜は特に寒い  そんなことを考えていた】

【男は指先で煙草を摘んだまま、ガシャッとシャッタに頭を打ち付けて】
【口先から細く長く煙草の煙を 気怠そうに吐き出していた】
503 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 20:32:09.65 ID:cvQhIT2J0
>>501
「人としての価値がどうでも良いだなんて、そんな悲しいこと――――
いえ、そうですね……。私には私なりの信条があるように、エリーにはエリーの其れがあるのですから
それでも、何時かきっと……いえ
フフ、何時か素晴らしい主が見つかると良いですね」

【言葉を途切れば、一度だけ小さく笑って】
【お世辞では無く、それは一つの祈り。エリザベスに何時か良き主が見つかるようになんて――――勝手な事。お節介】
【変わらぬ歩みの速さに気付いたけれど、言葉でお礼を告げることは無く】
【心の内で礼を述べれば、その数歩後から姿を追いかけるのだろう】


「――――ええ、この方で会っています
確かにこれで一目、見る事は出来ましたね」

【「そんな気はしていました」――その紡ぎは、もう教会なんて無かったと心の隅で薄々と感じていたからであろうか】
【苦笑を浮かべてエリザベスの横を過ぎていけば、小さな石碑の前で屈み込んで】
【愛おしそうに一撫ですれば、その姿勢のまま顔だけをエリザベスへ向けるのだろう】


「案内して下さってありがとう御座いました。エリー
態々ここまで連れてきてくれた方にこう言ってしまう事は我が儘だと十分承知しているのですが……
宜しければ、一人にして貰っても良いでしょうか?」

【お礼は何も出せませんけれど――――まるで冗談でも言うかの様に笑って】
【もう一度石碑へ顔を向ければ、後はエリザベスの答えを待つのみ】
【それを承諾すれば一つの仕事。道案内は此処で終わりを迎えることが出来るであろう】
504 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 20:42:07.26 ID:BL6jK4Mv0
【街中】

【長髪の少女がうんざりした表情で辺りを見渡す】
【タンクトップの上に長袖のTシャツ、下は黒いタイツの上に半ズボンだ】
【いつもは手ぶらだが今回はどうやら小さなナップザックを背負っている】

「あーっ!! 一体どこだー! 八攫 柊ぅー!」

【キョロキョロと辺りを見渡す少女】
【どうやら人探しの最中の様だが、なかなか見つからないようだ】

「あー、くっそがぁ・・・。私がナンバーズだったらなー、情報位すぐ手に入るんだけどなー!」

【少女は左腕に包帯を巻いている】
【その下には反逆の証である極彩色の逆五芒星が刻まれていた・・・】



【所変わってとあるカフェ】

【スーツの上に白衣を纏った中年の女性が一人座って】
【小さな機械の様な物を摘まんでしげしげと眺めている】

「ふぅん、発信機・・・ねぇ。小賢しい真似を・・・」

【パキリ、と】
【その発信機を握り潰す】

【この発信機は依然UTのとある男に付けられた物】
【UTのメンバーならこの場所は容易に特定できるだろう】

「さて、カノッサの方もずいぶんキナ臭くなってきたわねぇ。
 六罪王になった議会時代の幹部に1波乱起きそうなガイスト・ウォレン・・・さて」

【ティーカップを取ってコーヒーを啜ると】
【中年の女性はポツリと呟く】

「私もそろそろ立ち位置を考えるべきかしら?」
505 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 20:43:42.89 ID:5j+C48oao
>>503

―――ええ、構いません。どうぞごゆるりと、カログリア様。

【ただ一言そう伝えれば、ちょこんと頭を下げてエリザベスはその場を離れる】
【残されるのは静けさ―――修道女と、ほんの小さな��教会�≠ホかり】
【誰もその空間を乱しはしないし、エリザベスだって当然そうであって―――】


【――――――――――】

【―――――――】

【――――】


『あのー……君、本業の人?それともコスプレなのか、まあ知らないけどさぁ……』
『困るんだよねぇそこに座ってられると。病院側としては警備とか―――』

―――ここは公道ですのでとやかく言われる筋合いございません。
私に対して意見が有るのであれば雇った上で命じるか、公の機関に訴えでて下さいませ
ただ言わせていただくのなら、公道で本を読む女性を訴えるのは大変難しいのではないかと思います。

【そんな声が聞こえ始めるのは、およそ10分ほども経った頃、病院の正門からだ】
【見ればそこにはトランクケースに腰掛けて文庫本を眺めるメイドの彼女と、警備員らしい男性が居て】

【どうやら、警備員の詰所前――つまり病院の正門脇で座り込む彼女が問題らしく】
【それを気にかけた男性に対して、本からは目を離さずにエリザベスが反論する、という局面だった】
【―――まだ、帰っていなかったらしい。否、帰る場所が無いのかもしれないが―――。】
506 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 20:47:38.83 ID:R7pZQZjCo
>>502

なかなかやまないな

明日も降るらしいし

【という】
【相手を見る】
507 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 21:04:05.89 ID:cvQhIT2J0
>>505
「有り難う御座います。少し、お話だけしておきたくて」

【同じく一度頭を下げれば、少し微笑んで見せて】
【後は、エリザベスが去るまでその場石碑を見つめていたのだろう】
【何を思っているのか。何を考えて居るのか何て分からないのだけれど】


「お久しぶりです……と言っても、私も他の方から話を聞いただけですから覚えていないのですけれどね
別に恨んではいませんよ。両親に捨てられていた私をあなたが拾ってくれなければそのまま死んでいたのですから、逆に感謝しています
それに、あなたのお陰でお友達だって出来たんですよ?あまり多くはありませんけどね
私の中に住んでいる子とだって、こうやって上手く共存できていますから心配しないで下さい
出来れば、生きている間に直接お礼を言うことが出来れば良かったのですが……」

【石碑を撫でる手は、人間の物では無く所謂異形の物】
【禍々しい見た目の其れで有るが、放つ魔力はそれとは全く逆であって】
【其れは人に見せたくない恥部。聖職者で有りながら異形を身に宿したという矛盾】
【嘗ての恩人に会えた嬉しさからか、水が一筋頬を流れるけれど――――】


「――――さて、本当でしたら美味しい物でも食べて帰るのでしょうけれど……そんなお金はありませんし……
…………おや?」

【何かして帰ろうか何て思って居た矢先の事。聞こえていたのは、つい先程まで一緒に歩いていた女性の声】
【――――と、それを咎めるような男性の声】
【慌てた様子でその場に駆けつけてみれば案の定であって】


「す、すみません!
エリーに……この方に少しお手伝いして貰っていたのですが、報酬は後で渡す為此処で待っていて貰っていたんです
直ぐに行きますから此処は一つ穏便に……」

【事情を聞く暇が無い。否、聞ける状況で無い事を悟るのは容易で】
【頭を下げて取り敢えずでっちあげてみれば、穏便にこの場を済ませようとするのであろう】
【エリザベスが未だ座っているので有れば、その手を取って一触即発にも思えるこの場から逃げようとするのだろう】
【尤も――――エリザベスが大人しく其れに従って、尚且つ警備員が見逃してくれればの話で有るのだが……】

/申し訳ないです……ちょっとばかしご飯食べてきますです!
/外食なので凡そ一時間ほど掛かってしまうかと……
/もし時間的にアレでしたらそのまま逃げ延びれた異なりなんなりして頂ければ……!
508 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 21:14:17.52 ID:gmtbAbeWo

【――風、ではなく――吹いたのは暴風雨か。】
【荒れる天候、振り続ける雨に人々は心なしか、どこか浮かない表情で】
【街道を彩る幾つもの傘の下に、この国の――"風の国"の未来を憂う顔が、続く】
【レナールの次に襲われるのは何処なのか――もしかしたら次は自分の番ではないか――】
【誰もが少しずつとはいえ、心意の奥底に秘めた恐怖を雨で洗い流す事も出来ず、ただ――歩いた。】

【――静かに滾る風の国。話題には事欠かない彼の地に拠点を構える一つの"組織"が存在した・・・。】

――よしっ、と。傷は大分・・・癒えた、かな。
ま、これくらいなら動けるし銃も握れる、なによりあんまりボーっとしちゃ、いられないんだよね。

・・・ベル、それにユウト――あの二人を探し出さないといけないし。
それに悦君の事も・・・うん、やっぱり休んでなんか、いられないよ、ね・・・っと!

【小さな"店"は酒場にも良く似た雰囲気を醸し出しており――外観からは一組織の拠点だと思えないほど、賑やかな様相で。】
【篭れた明るいランプの火と、看板を照らす黄色いライトが優しく街道に影を下ろす――此処は正義の集う場所】
【UNITED TRIGGER本拠地――店内には現在、一人の女性が包帯を外して傷の具合を確かめているだけで】
【他には客が見当たらない――雨音すらも聞こえてくる、静かな夜だ。】
【テーブルに置かれた"包帯"はついさっきまで巻いていた物であろう、かなりの血がこびりついていて】
【そこにいる女性――少し土埃で汚れた白のシャツ、土気色のベストにグラマーな身を包んだ"カウボーイ"姿の彼女は】
【その名をセリーナ・ザ・"キッド"と言う――頭部の古びたテンガロン・ハットが特徴的な、この小さな組織の創設者だ。】
【負傷していたのであろうか、包帯を外した箇所からは治癒しているとはいえ傷跡が覗く――少し顔をしかめ、彼女はシャツのボタンを締めた。】

さて――お仕事再開ッ!まずはベルの情報を集めるところから、かな。
あの永久凍土の付近にいたのは確かだし、それにこの"欠片"に関してもアタシの方で管理しておかないと――

【なにやら忙しそうに、溜まった書類に手をかけペンを走らせるセリーナ】
【店のドアにはOPENの文字、仮に店内に入ってくる者がいたならば、彼女は手を止めて迎え入れるだろう――】

/お待たせしました、予約ロールです。
509 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/02(火) 21:15:54.28 ID:Pgv1IW8Vo
【櫻の国】
【辺鄙な田舎道の、さらに奥まったところに在るようなけもの道】
【その先に、誰からも忘れ去られたような、さびれた社がひとつあった】

【落葉と雑草に浸食された境内、埃を被った賽銭箱】
【かつて在ったのだろう、凛とした神秘的な雰囲気は消え去ってはいたけれど】
【ただ、この場に咲く桜の花だけは、いまだ美しく咲き誇ったまま】
【簡潔に言ってしまうなら、ここは、「隠れた桜の名所」と言うべき場所だった】


…………あれ、えと、えっと……

【そんな場所を、おろおろと歩く小さな人影がひとつ、在った】

【簡素な黒服の上から、白地に赤い花弁の舞う小袖を羽織り】
【長く伸ばした前髪で、右の眼をかたくなに隠している】
【肩甲骨の辺りまで伸びた真白い髪を持つ、線の細い小柄な――少女】

……おかしいですね、確かあの、桜の木を目印にして、右に……

【彼女は片手に包みを持って、きょろきょろと辺りを見渡して】
【どちらへ行けばいいか、迷っている様子だった】
【――一体どの桜の木を目印にしたというのか。頼りなさげに動く小さな頭は、】
【忙しなく右へ左へ、少なくともしっかり前を向いている気配はなく】
【もしかしたら、其処にいる誰かに気付かず、ぶつかってしまうかもしれなかった】
510 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 21:25:46.80 ID:h/pixZtCo
>>509
ーーーおや、おや、おや……
よもや、こんな所に鏡があるたぁ…いんや、鏡は歩きやしねぇか

【散りゆく桜吹雪に混じりながら、カランコロンと下駄の音ーーー石畳と堅木が叩き合う軽々しい足音がする】
【足音だけではなく、間延びしたような男の声。ニタニタ笑顔が思い浮かぶような、巫山戯た声も】

ひょっとすりゃあ兄妹か、もしかすりゃあ化け物か…
だとすりゃ、化け物はオイラの方かネェ…

【水色の着流し、下駄履き、白髪のポニーテール、前髪で左眼を隠した青年である】
【首に白いマフラーを巻き、腰には帯刀、眠そうな半開きの目で口にはゲソの干物を咥えている】

…なぁ、そこの
桜の下の、死人でも探しているのかい?

【少女と同じような白い髪ーーー片目を隠す前髪も同じ、変な共通点をふざけ半分に笑いながら、彼は少女に声をかけた】
【くくく、と笑うその声は、少女の背後からーーー】
511 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 21:27:10.85 ID:RlK6DxBq0
>>509

……この国の桜は、丁度今頃が時期だったか……
散るのが風情とも言うが……道や服が汚れそうで、少し微妙かな……
散る時期の前に来たのは、丁度良かったのかもしれない……

【黒いコートをしっかりと着込み、魔術師である事を如実に表す黒のハットを被った】
【手には、頭部に青い石が嵌めこまれて先端を鋭く尖らされている、細い金属製の杖を握り締めている】
【漆黒のボブカットと、幼さを残しながらも憂いを帯びた様な瞳をした、身長160cm前後の中性的な青年が】
【頭上の桜の枝を見上げて、遠い目をして立ち尽くしていた】

……しかし、随分と淡い色の花だ……
ただ見るだけでは、いささか華やかさに欠けるかな……やはり、精神的な土壌の上にあって、初めてその美しさに触れられる花なのかもしれない……

【興味深げに見上げていたが、やがてその鑑賞にも飽きたのか、視線を下ろして歩き始める青年】
【ぼうっと頭上を見上げていた姿勢から、いきなり歩きだしたためか、青年もまた、前方不注意な動作をしてしまい――――】

ん、うわっ――――――――っと……!

【そこにいた少女に、真正面からぶつかってしまい、フラッとよろけながら後ずさりし、思わずたたらを踏む】
【ずれそうになった帽子を、慌てて右手で抑えながら、何とか転倒せずに踏みとどまった】

…………申し訳ない。大丈夫か?

【視線を相手へと向けながら、とりあえず青年は、謝罪と無事の確認の言葉を掛けた】
512 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 21:28:03.32 ID:RlK6DxBq0
/おっと、>>511は無かった事に……
513 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 21:34:07.00 ID:Zl8dYWTAO
>>508

【雨の降りしきる町で、水浸しになりながらも走る一つの人影があった】

【少し癖のついた、炎のような澄んだ緋色のショートカット、ガーネット色に輝く瞳】
【薄灰色の丈の大きいやや薄手のトレンチコートを羽織り、黒い長ズボンを穿いている】
【首には竜をかたどったペンダントを提げていて、額に傷があるのか包帯を巻いている】
【背中には、魔力を帯びた「竜の翼」と思われるものが生えている】
【そんな格好をした、14、5歳程に見える少年だ】

【彼の目的地は、UNITED TRIGGERの本拠地】
【ぱしゃぱしゃと水たまりを踏み砕く音は、雨音に掻き消されるのだろう】

【扉にたどり着く。「OPEN」の文字を見て、一度大きく深呼吸】

【意を決し、こんこんと扉を叩き、ドアノブに手をかけ、扉を開く】

――すみません、UNITED TRIGGERの噂を聞いてやってきました。
オレを、仲間に入れてください!

【堅い表情と、堅い姿勢。まだ緊張しているのだろうか】

/よろしくお願いします!
514 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/02(火) 21:39:26.11 ID:Pgv1IW8Vo
>>510

……うう、どの桜を目印にしたんだか、解らなくっ……、……っ!?

【煽るような男の声色を聴覚が捉え、ひくりと肩を震わせる】
【驚いて後ろを振り向けば、無意識のうちに足がざりと地を踏んで】
【一歩大きく後退して、青年との間に幾許かの距離を取った】

……いいえ、そんな、物騒なことはしません。
ただ単に、お花見を、しようと思って……

【迷っていたのです、とまで言わなかったのは、恥ずかしかったからか】
【とりあえず少女は、言葉尻を濁して、訝しげな表情を浮かべる】
【「そういう貴方は、どうなのです」とでも言いたげに。警戒心を隠さないその顔は】
【鏡映しにしたように共通点の多い青年とは、正反対の色をしていた】


>>511

//申し訳ないです、次の機会によろしくお願いします……!
515 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 21:42:20.20 ID:63WPZ1Coo
>>506

ああ………そう

【酒で喉が焼けているしゃがれた声で男は返事をした】

【シラフだとなんだか憂鬱で嫌になる、色んなことが浮かんでは消える】
【雨なんか消えてしまえばいい 雨に消えてしまえばいい…………】

【ボーっと上(ヒサシの布)を見上げたまま、指の煙草をくわえた】
【サングラスで黒いスーツ、手足が長いしおまけに青白く痩せていて ガラの悪そうな印象しか与えない】

何見てんだよ………シバくぞ、この野郎

【力の抜けたまま、しゃがれた声で恫喝するサングラス野郎 心ここにはあらずといった感じ】
【しゃがんだまま頭をゆらりゆらり ガシャガシャ、シャッタを揺らす リズミカルにうつうつとしている】


/お風呂入ってて遅れました 申し訳ありません
516 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 21:46:14.22 ID:5j+C48oao
>>507

『え……?あ、あぁ修道女さんか……いやね、別に自警団呼ぶほどのことじゃないんだけどさ』
『ちょっと今度からはよろしくお願いしますよ。うちも暇じゃないんで』

な、っ……ぁ、ちょっと――何をなさるんです、カログリア様……?

【少し、素が出たか。それでも直ぐに立て直しつつ、エリザベスはその手を取られ】
【忘れずに片方の手でトランクケースを掴めば、カログリアに引っ張られていく】
【小柄だからか抵抗することもなく、また警備員も『いい厄介払い』と思ったが邪魔はしない】

【恐らくは、やがて何処か――先ほどの橋のような人気の無い場所で立ち止まるのだろうが】
【息1つ切らさずにメガネをかけ直すエリーは、何を言うでもなくカログリアを見つめていて】
【それがどういう意図を持つのかは分からないが――石碑に関する事ではないはずだ】
【何故ならエリザベスが聴覚に関する能力でも持っていなければ、修道女の独白は聞こえなかったはずだから】

【だというのにまっすぐな瞳は、ここまでの抵抗の薄さからまるで子供か――】
【――或いは、人形のよう。小柄で便利な彼女は、自らをそう作り上げているかのようだった】

……ふぅ。意外と積極的なのですね、私も少々取り乱してしまいました
ですが……まあ、良いでしょう。面倒事は私も好きではないので。

それでは、カログリア様……用もお済みのようですし、私はこれで失礼致しますね。
もしまた御用があればお呼びくださいませ。……その時にお金をお持ちであれば、私も幸せでございます。
ではこれにて―――お元気で、カログリア様。良い夜を―――――。

【そして最後、メイドは別れを告げると荷物を前に持ち、確りと頭を下げてその場を後にする】
【素っ気ない。あまりにも素っ気ない終わりだったけれども――その背は、『またお会いしましょう』と、小さく語っていた。】

/了解なのです!ということで、こんな感じで〆ということでっ!
/とりあえずカログリアさん可愛い!ではでは、お疲れ様でしたー!
517 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 21:47:48.14 ID:R7pZQZjCo
>>515

ああ、すまんすまん、

【見るのをやめる】

誰かと待ち合わせか?

【と聞く】

/無問題
518 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 21:59:34.70 ID:h/pixZtCo
>>514
…なんだぁ…違ぇのかい

【『それは残念』とでも言いたげな返答、あくまで巫山戯たようであるが】
【口に咥えたゲソをピコピコ揺らす彼は、ぷぅんと酒臭さを漂わせていて、ともすれば彼に対しては一つの結論が湧いて出るかもしれない】

こんな所で花見かい?ーーー風流だネェ…
くっくっく、オイラもそうさ…たまにゃあ故郷の花でも見てやろうと、なぁ

【「さて、何処で飲むか」なんて続けて、顎を上げて桜を見上げた青年は、酒臭さの中に胡散臭さも漂っている】
【ひしひしと感じ取れるような殺意や危機感は無い、しかし何と無くだがーーー彼は全くもって安全優良なようでもなく】

ーーーさて、それじゃあこんな場所でぶらぶらもしてらんネェ
さっさと行こうじゃねぇか、桜が散っちまうぜ

【すっかり桜を眺め終え、ゆったりと顔を下ろすと、少女の肩を叩き、そのままあっちを向けさせようとして】
【それが出来たなら、少女の肩を抱くようにしながら歩き出すだろうーーー】

【ちゃっかり、着いて行く気だ】
519 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 22:05:50.68 ID:gmtbAbeWo
>>513

【――カラン、コロン。勢い良く開いた扉、上に備え付けられたベルが鳴り響き――】
【"少年"の来訪を店内に知らせるだろう、と言っても中にいるのは今、セリーナだけであったが】
【彼女は事務所の一番奥に位置する"デスク"に、ブーツカットのダメージ・ジーンズに包んだ長い足を組んで佇む】
【聊か勢いの良い、なんとも真っ直ぐな男の声に一瞬、目を丸くしつつ――直ぐに表情を和らげ、ニコリと笑って】

――こんばんわ、ステキな"おにーさん"!えーっと、加入の話をしたいのかもしれないけど――

【すとん、と組んだ足を下ろし、ハットをテーブルへと置くと――癖のついたショート・ブロンドを揺らしながら、少年へと近づき】
【自分よりも確実に年下であろう"貴方"に対して「おにーさん」なんて砕けた様子で接する――これはバカにしているのではなく】
【たった一人、こんな雨の中、店を訪れてくれた上に、参加の希望を表する少年がとても、大人びて見えたからだ。】
【勿論、歳相応に緊張している様子も見えるが――威勢が良い、元気な子だとセリーナは思ったのだろう。】
【しかしそんな彼に対し彼女は、と言えば――】

その前に、キミ!そんな格好で雨の中フラフラしちゃだめでしょ、もー!
今バスタオル持ってくるから、そっちの暖炉の前で待ってて?風邪引いちゃったら参加も何もなくなっちゃうよ、ほらほら!

【とん、とラフな態度で少年の肩を押し、暖炉の方へと連れて行こうとして。】
【押しが強い女性ではあるが、少年を心配しての行為だ――話よりもまず、身体を温めるのが先だ、と。】
【その後直ぐにセリーナは裏口へと向かい、奥から乾いたばかりのバスタオルを持ってきて、少年に手渡すだろう。】
【そう、二枚のうち「一枚」は少年へ渡し――もう一枚は自分で持って、少年の頭を拭こうとする――――】
【まるで初対面とは思えないほど、セリーナは慣れた様子で少年に声をかけながら】

コーヒーと紅茶、どっちが好きかな?茶葉も豆も結構高くて美味しいヤツ、置いてるんだよ。
身体拭いたらお茶淹れちゃうからさ、話はそれから――っと、キミ、名前は?
アタシはセリーナ!セリーナ・ザ・"キッド"。ウチの噂を聞いてくれたって事は――アタシの事も、知ってるかな。
今更な自己紹介だったらごめんね、ふふふ!
520 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)2013/04/02(火) 22:13:33.72 ID:YiGTmvwx0
>>516
お相手有難う御座いました!
エリーちゃんの方が可愛いではありませんかぐふふ……
また機会があれば是非お願いします!
ちょっとカラオケ行く事になりましたので最後のお返事はその後で致しまする!
521 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/02(火) 22:13:36.95 ID:Pgv1IW8Vo
>>518

大体ですね、ここは寂れてるとは言え神社なんですから、
死体を埋めるなんてばちあたりにも程があr……酒臭っ!?

【突っ込むべきはそこではない、ということに気付く前に】
【少女は羽織る小袖の袖口で、鼻と口とを覆って、盛大に顔を顰める】
【しっしっと、寄るなのジェスチャー。しかしそれは青年には通じなかったようで】

……ちょ、触っ、触らないでください……うっわ酒臭っ!

【口元を覆う手とは反対の手をばたばたさせて、少しでも青年との距離を取ろうと】
【奮闘するものの、漂うアルコール臭がそれをゆるやかに阻害する】
【少女は小さく咳き込んで、半ば睨みつけるように青年を見て】

って言うかあの、行くってどこに……その、私場所取ってたんですけど……
……わ、解んなくなっちゃったんですよ、迷っちゃっ、て……。

【……しかしその視線も、言葉を続けていく内に、弱弱しく萎んでゆく】
【比例して小さくなっていく声は、気恥ずかしさを表しているようで】
【困ったように俯いて、少女の足は、止まってしまった】
522 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 22:14:37.86 ID:63WPZ1Coo
>>517

【花散らしの雨】
【今日の雨はそういう奴なんだろうか】
【ボンヤリ、雨を見てるとそんな単語を思い出した】
【公園は幾らでも桜が咲いているけれど、花見もしてないし したい気もしていない】
【ただ、雨の桜は見たことないな そんなことも思い出した】

いや、なんだ………雨、急に降ってきたからさ
煙草、濡れると困るし…まあ、最後の一本だけど…
だから…まあ、飛び込んだだけだよ

【頭を起こして、ズリズリと背をシャッタにこすりながら立ち上がる】
【ジャケットのポケットに入っていた携帯灰皿に、くわえていた煙草を押し込んで 蓋を閉める】

【ワシャワシャと1人で髪を掻く、男はしかめっ面をしながら】

煙草を切れたし……ビール飲みたくなったし   もう、行くわ……んじゃな

【左手の人差し指と中指をビシっと揃えてそちらに向けた(少々カッコつけた)ポーズをとって ニッと笑った】
【そしたら、雨の中 男は去って行く さっぱり止んでいない  不気味だが小ざっぱりと去っていった】


/すみません!勝手ながらもここらでシメとさせて貰います 遅レス申し訳ありませんでした!それでは
523 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 22:16:02.24 ID:R7pZQZjCo
>>522

おう、濡れるなよ

【見送る】

/乙ー
524 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 22:37:33.84 ID:h/pixZtCo
>>521
だがしかし、こぉんなに綺麗で見事な桜だぁ…人の一人や二人、埋まってねぇとそれこそ不思議ってぇもんだぜ?
…くっくっく、神様の家だからって、死人がいねぇ道理もねぇさ

【無法者にも程があるーーー元々神等信じていないであろう青年は、嫌がる少女に構わず続ける】
【綺麗な桜の下には死体が埋まるとは言うが、まさかそれを本気にしている訳でもなく、あくまで冗談だ】

ーーー…あーらら…そりゃあ困ったネェ
くっく、こんだけ同じ桜ばっかさ、無理もねぇか

【少女の足が止まるーーー弱々しく告げられる、悩み事の話を聞くと、彼もまた足を止めて】
【少女から離した手を自分の顎にやり、くいと持ち上げ考える素振りを見せる】

…何処で見ようと同じもねぇか
そんじゃあまぁ、神様にでも頼んでみるかい?寂れた家だが、引っ越してなきゃまだいるかもなぁ
なぁに、礼に酒でも一杯ついでやりゃあ喜んで道を開けてくれると思うが?

【ーーーなんて、信じてもいない神頼みを提案して、ニヤリと笑う】
525 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/02(火) 22:41:45.09 ID:Zl8dYWTAO
>>519

(えっ、お兄さん?)

【予想外の砕けた物言いに面食らい、ぱちくりとまばたきをする】
【ほんの小さな子供に「お兄さん」と呼ばれたことはあったが、こんな大人にそう呼ばれたことはなかった。余談だが、実年齢は遥かに彼女の上を行っている。つまり間違ってはいないのだが、精神年齢は見た目相応である】

あっ、はい、ごめん。

【彼女に言われるままに、暖炉に連れてこられる】
【びしょびしょのコートを脱ぎ、暖炉の炎に翳す。身体の所々に古い傷がある事に気づくだろうか】
【すでに傷はふさがっているが、見た目はいかにも痛々しい。そして少年の翼の根元には、一際痛々しい跡が残っている。まるで翼を断ち切り、いびつに繋げたような跡だ】

えっと、紅茶をください。
オレはフォンチュン。よろしく、セリーナ。さん。

【敬語とタメ口が微妙に混ざっている。雰囲気は見た目相応に感じるだろう】
526 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/02(火) 22:52:11.07 ID:Pgv1IW8Vo
>>524

……むぅ……

【仄かに赤く色づいた頬は、漂うアルコール成分のせいだと思いこむことにして】
【煽るような、笑い交じりの青年の声に、ちょっとだけ不満げな声を漏らす】
【僅かに膨らんだ頬から、空気を抜くのと一緒に、溜息を漏らした】

……か、神様に、って……どうする心算ですか、
お酒ったって、私、持ってないですし……

【手にした包みをきゅうと抱き込んで、再び浮かべる訝しげな表情】
【どうやらこの少女、青年ほど神様を信じていないわけでは無いようで】

ば、ばちあたりなことするのは嫌です、よ……?

【かといって、信心深いわけでもない。せいぜい御呪いを信じる年頃の少女と、同じような感覚】
【酒の芳を漂わせる、飄々とした彼が、一体何を仕出かすのかと】
【ちょっとだけ、警戒しているようだった】
527 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 23:01:23.81 ID:ISPaYJwao
【並木通り】

【西と東に伸びる道は、それぞれ違う木で並木道が作られていて】
【片方は桜、片方は銀杏。春は前者が、秋は後者が、夏と冬にはそれぞれが】
【四季の色を覗かせて、観光や普段のさんぽみちとして賑わせている】

【空を桃色に染めるように枝を広げる桜の並木――ではなく】
【人もちらちら見える程度の、今はまだ芽を見せる程度の銀杏の並木】
【その一本の下で、困った様子で時々ジャンプしてみせる人影があった】

……嘘。こんな都合よく、引っ掛かるなんてっ
ドラマとか少女漫画じゃないんだから……えいっ!

【どうやら枝に引っかかったらしきつばの広い帽子に手を伸ばすのは、黒い瞳と水色の髪をした少女】
【青いビスチェに薄桃色のフレアスカート、白のロングコートを着て】
【翼のチャームのついたペンダントと、弦薔薇に紅い羽のあしらわれたブレスレットを着けている】

【全力らしきジャンプも、比較的低い位置に伸びた枝にはあと少しのところで届かない】
【ちなみに時刻は昼、ちょうどお昼ご飯にはいい頃合い】
【訪れる人は桜並木の方でお弁当を広げるのは普通で、こちらにはほとんど人が通らないようだ】
528 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 23:06:05.54 ID:R7pZQZjCo
>>527

おーい、大丈夫か?

【ブレザーの青年が歩いてくる】
529 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 23:09:20.71 ID:ISPaYJwao
>>528
/申し訳ありませんが、今まで他の方と絡んでいらっしゃるそちらの文章を見た限り、
/そちらのレスには発展性が見られません
/少々きつい言い方をするようですが、>>483の方や以前までの絡みで指摘された事項を行っていただかないのであれば、
/ルールを読まずに参加していると見てそちらからの絡みは放棄させていただきます
530 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 23:13:56.76 ID:h/pixZtCo
>>526
ーーーさぁねぃ…オイラは別に巫女さんでも神主でもねぇ
ま、本当にいるってんなら答えてくれるさ

【『どうするつもりか』と言われるとーーー答えは『知らん』である】
【本当に思い付いただけのようだ、とはいえ、何かを思い付いた彼は、考える素振りを見せてから、ふらりとその場を離れる】
【桜の木々の奥にある小さな社の前に立つと、すらりと鞘から刀を抜いた】

【ーーーまさか、神でも斬ろうというのか】
【いや違う、抜いた刀を一振り、さくりと社の目の前の地面に突き立てる】
【少女は気付くだろうか、その刀身から透明の液体が懇々と湧き出て、滴り地面に染み込んで行くのが】
【青年が刀を抜いた瞬間から、つんとした新鮮な酒の臭いが漂い出したのが】

【そうして暫く社と睨めっこしていた青年は、口からゲソの干物を取ると社の上に置くーーー供物のつもりなのだろうか】
【突き立てた刀を抜くと、土をほろって鞘に納め、また少女の元へ帰って来るだろう】

ーーー……

【そして、自信満々に笑みを浮かべると】

悪ぃ、やっぱ何も聞こえねぇわ

【ーーーチャレンジ精神だけは、認められてもいいのかもしれない】
531 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 23:15:00.43 ID:R7pZQZjCo
>>529
/ん、ごめんごめん

おーい、大丈夫かー?

【ブレザーの青年が>>527の前の方から歩いてくる】

【相手のことを心配している】

/こんな感じ?
532 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 23:20:28.11 ID:ISPaYJwao
>>531
/何度も言いますが、六分の間にwikiやテンプレを読んだわけではありませんね?
/私は貴方の絡みをちゃんと読んでいます、他の方が穏便に諭してくれた事があったのも覚えています
/きちんと最低限の決まりを読んだ上での文章であれば、どんなに短くても(嫌味な言い方ですが)確定などタブーが多くても特に何も言いません
/ですが貴方のレスはまず、自分が楽しもうとするのと同じくらい相手を楽しませようとする意欲が感じられません
/出来れば今まで御自分が絡んできた相手方がくださった諸注意もお読みになる事をおすすめします
/これ以上のレスは不要です、お疲れさまでした
533 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/02(火) 23:23:18.85 ID:Pgv1IW8Vo
>>530

……な、え、ちょっとっ!

【社へと歩いて行く青年の背中、その向こうに煌く刃の輝き】
【それを視認して、少女は慌てて、そちらへ駆け寄ろうとした】
【たった今、罰当たりなことを仕出かすのは嫌だと言ったばかりなのに、と】
【言おうとして、開いた口はそのまま。目をぱちりと開いて、その光景を見守った】

(……お酒のにおい、なに、あれ)
(何だろ、能力かな……よく解んない、けど)
(……、……あれ、まだ何かする心算……?)

【――静寂。一連の行動を見送って、すうと一呼吸】
【戻ってくる青年の笑み、そして、彼が口にした、ことば】


…………いや、まあ、そりゃそうでしょうねえ。


【真顔で、それだけ言って】
【ハリセンを持っていないことを口惜しく感じながら、少女は、青年の頭へ平手打ちをかまそうとする――】

//あわわ申し訳ない、風呂入ってきますっ
534 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/02(火) 23:28:35.67 ID:jqfAAa/BO
>>527

うーん、この時期は過ごしやすくていい。

【気の抜けたような緊張感のない声が聞こえてくるだろう。】
【まだ相手には気づいていない。のんびりと、】
【散歩でも行っているようだ。からころ、という下駄の音も聞こえてくる。】

【「おや?」彼女は言った。数歩歩いてからようやく相手に気がついたのだ。】
【ぴよん、ぴょん、と時折上下する人影。上を見合わせて見ると、そこには帽子が。】

…にしし、

【「彼女」は笑った。相手から見て左で、だ。まだ少し距離がある。】
【デコピンの要領でフワリと指を動かすと、直後突風が放たれた。】

やあ、余計なお世話だったかな?

【あわよくばそれで帽子を飛ばそうとして、】
【薄いピンク色の着物の彼女は近づいて行く。】

/まだいますか?
535 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/02(火) 23:31:28.26 ID:R7pZQZjCo
>>532
すまんすまん
もう少し長く書くようにするわ、もちろんルールももう一度読んでね
536 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/02(火) 23:32:55.66 ID:h/pixZtCo
>>533
【夜の神社に、��スパーン!�≠ニ小気味いい音が響き渡った】

…酷いじゃあねぇの…オイラなりに頑張ったのに……

【ヒリヒリと痛む頭を自分で撫でながら、ヨヨヨとわざとらしく涙を浮かべて悲しがる】
【懐から新しいゲソを取り出してーーーあるならそれを供えろよとか言わないーーーまた口に咥えると、端っこをくちゃくちゃ噛んで】

ーーーま、そう広くもねぇんだ、歩いてりゃ見つかるさ

【と、結局は元も子もない結論を導き出すと、またもや少女の肩を抱いて歩き出そうとする】
【歩く方向は只管に適当ーーー最早探すつもりがあるのかすらわからないくらいだが】

【…��もしも�=A青年の語りかけが、祈りが神に届いていたのなら】
【��偶然�≠ノも、見付かる可能性も無きにしも非ずであってーーー】

/わかりましたー
537 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage]:2013/04/02(火) 23:33:58.59 ID:ObbKetSKo
>>535
あとここはネット上とはいえ公共の場所だから敬語を使ってください
何様のつもりで馴れ馴れしくしてるか分かりませんけど、見ているこちらとしては気分が悪いです
538 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/02(火) 23:34:58.09 ID:5j+C48oao
>>535
/追い打ちをかけるようですが、もう少し態度を改めては如何でしょうか
/キャラはともかくお相手をしてくれるのは人です。機械でもAIでもありません
/加えて言えば、長いかどうかという問題でもないかと思います。
/横からですがどうしても気になったので。失礼します。
539 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 23:37:40.75 ID:gmtbAbeWo
>>525

【セリーナは能力者ではなかった。特殊な銃器こそ持っていたし、戦闘では抜群のセンスを発揮したが】
【それもあくまで"人間である"上での物、常軌を逸した能力や才能を持っているわけではなかった。】
【つまるところ見たままに、少年――"フォンチュン"と名乗る彼はそのまま、少年にしか見えず】
【本来であれば彼女の方が年下だと言うにも拘らず、まるでおねいさんぶる様に頭を拭き続けて】

素直でよろしい♪よろしくね、フォンチュン君。それじゃ、紅茶淹れてくるからちょっち待っててよ!
(――さて、とりあえず加入する意思があるのは分かったけど――・・・この怪我と、"羽"に関しては)
(ちょいとばっかり掘り下げておくべきだよね。救急箱は――・・・)

【カウンターに立ち、セリーナは湯を沸かしながら茶葉を用意するが――矢張り"ソレ"が気になったのであろう】
【フォンチュンの背に見える数々の切り傷、そして背に供えた羽に残る大きな"跡"に目が行き】
【まるで縫合の跡にも見えるような大きなそれらを、気付かれないように静かに見つめつつ――救急箱をさっ、と取り出して】

――ふふっ!なんだか不思議な印象だね、フォンチュン君。
敬語は慣れてないのかな?どうせアタシとは"同僚"になる予定だし、無理しなくても良いからね。

それより・・・そうだね、それじゃUT加入の話に移ろうか。
まず、ウチに来てくれてありがとう――すっごく嬉しいよ、感謝してるフォンチュン。
こんな時代だし、こんな事態になってる今だからこそ――貴方みたいな人はとっても貴重なんだ。
だからね、ありがとう。その代わり、覚悟はしておいてね?ウチも相当ハードワークだから、さ!
一応、その――ウチに入りたい理由とか、あと――できれば、まあ・・・

余計なお世話でなければ、その"傷"の話とか――聞かせて欲しいな。ついでに、痛むようならこれ、使って?

【紅茶のポッドと一緒に、テーブルへと持ってきたのは救急箱――恐らくは傷跡を見て助けになれば、と思ったのだろう】
【こんな時期にUTに参加しようというその理由――勇気が要るだろう、とセリーナは思っていたからこそ、尋ねつつ】
【身体の方を相変わらず心配しながら、ポッドから紅茶を注いだ――アッサムの香りが湯気を伝い、店内に優しく広がる。】
540 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/02(火) 23:39:20.04 ID:ISPaYJwao
>>534

【跳んだり跳ねたりしているせいか、目立つ下駄の音も耳にはうまく届かない】
【何回目かの大ジャンプの途中、ふ、と視界の中で白い帽子が揺れて】
【まるでそれを追いかけるように背筋が逸れてバランスが崩れたか、着地した途端ぐら、と揺れる】

ふ、わあっ

【気の抜けた声と共にすっ転んで尻もちをつき、相手の起こした風で舞った帽子が頭の上に見事着地する】
【不自然な風だったという手ごたえはあったのだろう、辺りを見回し相手を視認すれば】
【見る見るうちに、白い顔が桜色を通り越して赤くなっていく】

……見、てました? というより、貴方が?
あ、あのあのあの、今の見なかった事にしてくれませんか
手持ちでなんとかなる範囲なら買いますお詫びしますだからそのーッ

【最初は信じがたいように。次に下ったらずに。最後にはもう畳み掛けるように】
【声の調子に合わせるように音が鳴りそうなくらい素早く立ちあがって相手に詰め寄って】
【謝っているのだか、脅しているのだか。とくかく必死そうな様子で、相手の女性に頼みこむ】

/遅れて申し訳ないッここにー
541 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/02(火) 23:47:53.75 ID:mwRMHvNAO
>>535
/不愉快
542 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 00:05:20.15 ID:LY+aGGbCo
>>536

百歩譲ってお酒出したところまでは良かったですよ、良かったですけど
お供え物がゲソって! しかも食べかけって!
もうちょい、何かこう、無かったんですかっ!?

【頭を打った少女のか細い腕は、見た目通り頑丈ではなく】
【勢い良く打ち付けた反動でひりひり痛んで、赤くなる始末】
【それを擦りながら一気に突っ込み終えると、またひとつ溜息を吐いた】

……元も子もないこと、言うんですね、もう……

【新しいゲソが出てきたこととか、それの出場所が懐であったこととか】
【そこら辺に突っ込む気力は最早無かった様子で、幾分元気の無くなった声でそう言って】
【「触らないでくださいってば、」と、それだけ言って、再び歩き出す】

【――――さて、そのまま少し歩けば、開けた場所に出ることになり】
【少女はそこで立ち止まって、あれ、と声を上げる】

……あれっ、ここ、……あれっ。

【腰掛けるのに的するだろう岩があって、そこに、「誰か」の荷物が置いてあって】
【少女の視線は、それに釘付けになっていて、つまり――?】


//大変お待たせいたしました……!
543 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/03(水) 00:07:26.30 ID:cKERKwMIo
【路地裏】

【―――という場所は、得てして危険なものである。と、云う表現も最早陳腐な今日このごろ】
【やはり今宵も妙な人間がそこに居て、通りがかる人物の目と注意を引くだろう】

…………、……―――――――――――ZZZzzzz....。

【その人物というのも、メイドだった。シックなロングスカートに大きなリボン、紺色の髪と配色は地味】
【古ぼけたトランクケースに腰掛けて、何やら空気の温かな壁に背を預けるその姿は――】
【いわゆる、��寝姿�≠ナあった。小さな寝息を立てながら、両手を膝下に置いて座していたのである】
【身長は150cmほどでかなり小柄、しかし丸メガネをかけた彼女は成人に達しているようで――――】

【―――と、言った側からそのメガネが俯いた面から外れてしまい、道の中央あたりまで転がった】
【この道はさほど広くないから、きっとメイドもメガネも気付けないことは無いだろうが―――。】
544 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 00:15:08.90 ID:X2kWUf/eo
>>542
【やはり少女に嫌がられても、「くくく」と笑うばかりで、それこそ傷付く様子もフリもなく】
【カラカラコロコロ下駄音鳴らして、散歩のように道歩く】
【ともすれば彼に理由なんてなくて、ただぶらつく道連れを見付けたせいで嬉しかっただけなのかもしれない】
【ーーーそんな事、彼は語りもしないが】

【桜吹雪舞い散る通り、歩く青年はなんとも楽しそうでいて】
【隣に女性ーー少し幼いがーーもいるなら、こんなにいいぶらり旅も無いだろう】
【ーーーさて、少女が足を止めれば、青年もまた止まる】

【片手を顎にやり、少女の様子を見ると「ほう」と鳴いて】

ーーー祈りが通じた、かネェ……

【うんうん、としみじみ頷きながら、あたかも自分のお陰かみたいに呟いた】

/お帰りなさいませ
545 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 00:21:07.20 ID:N+I4SfkK0
>>543

【下弦を目前に置いた月から零れる柔らかな光がそっと照らし込む暗い狭い小道】
【今日もどこかでヒトが朽ちているのだろうし、今もどこかもヒトが死んでいるのだろう】
【眼前に翳す手すらも闇に食われていくよう、薄らと濁るのが、常のはず。それなのに――】

【――ひらり、ぱたり、無秩序に舞うのが麗らかな午後を思わせる日差しの燐光だったなら、ひどく違和感を覚えさせる】

……うー?

【かつんと、足音はひどく軽く、難しいことなんてなーんにも考えていなさそうな能天気さで紡がれる】
【首を傾げたなら、長めのツインテールがゆぅらり揺れて。不思議そうな眼は、自らの使役する光の蛾の一匹と合わせられた】

【柔らかくふわふわしたクリーム色の髪、それでもきちりとツインテールに結い上げられて尾っぽのようにゆらり揺れ】
【夏の青空を想起しそうに澄んだ青い瞳がぱちり瞬いたなら、右目の下に刻んだ紫色の蝶の刺青はよく目立つのだろうか】
【レースをあしらった白いケープは赤いリボンできゅっと止められて、揺らすスカートもまた、レースでたっぷり】
【ふんわり膨らんだスカートの裾、ぴこぴこ揺らして。跳ねるみたいに歩く足先には、玩具みたいに小さなブーツが嵌まる】

お姉ちゃん、落としたのよー?

【街の明るみからではない、闇の暗がりから現れた小さな人影は、しばし距離を置いて窺っていたけれど】
【やがて意を決したように眼鏡を拾い上げようとして、そうしたならばそっと掛ける声は、そんなものだ】
【もしも眼を上げたなら、レンズに触れぬようにひどくちいさな両手で持った眼鏡が眼前に差し出されている――】

【ぱたりふわ舞うのは数匹の身体を光で構成した蛾。能力の産物でもそこに敵意はなく、寧ろ目に痛くない明かりのようなもの】
【けれど、或いは。そんなものよりも、差し出しているのが就学前にも見える小さな女の子であること、気になるか――?】
546 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 00:24:18.94 ID:LY+aGGbCo
>>544

……、……いやー、これもひとえに神様のおかげですね。

【「貴方のおかげではないですからね」、とは口には出さなかったけれど】
【そうとでも言いたげに、有無を言わさぬ勢いで、きぱっと言ってみた】
【それから、小さく走って荷物の元へ。失ったものが無いことを確認して、】

――――あー……えと、その……

【荷物を地面に置いて、岩の上をぱぱっと払う】
【「二人が十分座れるくらい」の面積を、そうやって綺麗にして】
【……青年のほうへ振り返って、ぽすぽす、岩の上を軽く叩いて見せた】


……有難うございました、その、……少しだけ、御一緒しませんか?


【つまりは、ここに座れということだろう。気恥ずかしいのか、俯いたままそう言って】
【素直に言いはしなかったけれど、ついて来てくれて、嬉しかったようだ】
【俯いたまま、ちらり、視線だけで其方を見て。その誘いに乗るかどうかは、青年次第だ】
547 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 00:26:13.79 ID:H8Br2iJrO
>>539

えっと、ありがとう。ございます。

【慣れない口調で礼を言う。コートを裏返し、渡されたタオルで身体を拭く】
【傷はどれも塞がっており、動きに支障はない。ただ、跡が目立つだけだ】

えっ、タメ口でいいの?
いいのかな?

【すでにタメ口になっている。それには気づいていないようだ】


【やがて話題は志望理由へ移っていく】

理由は、罪滅ぼし。
オレ、昔、ひどい事してさ。
オレの意思じゃなくて、操られてたって言った方がいいのかな。
それでも、数えきれないくらいたくさんのヒトを傷つけて、殺した罪がなくなる訳じゃない事は分かってる。
だから、少しでもたくさんヒトを助けたい。そう思った。

ちょっと長くてつまんない昔話するけど、いいかな?

【額に巻かれた包帯を解く。包帯が隠していたモノが露になる】

【少年の額には、何かを抉り取ったような深く醜い傷跡があった】

オレ、昔、人間にこの翼を斬り取られてさ。
根元の跡は、それ。
でも空を飛べなくなるなんて嫌だ、ってその時のオレは思った。

龍の魂が封じ込められた、って曰く付きの石を知って、それを埋め込めば何かあるんじゃないかと思って、額にそれを埋め込んだ。

結果だけなら大成功。でも、その「龍」ってやつが、人間を憎んでいたらしくて。
それで、時々そいつに乗っ取られてさっきの「罪」を犯すようになった。

それが嫌になって、オレは石を砕いた。今の翼は、その時そいつの力を奪って造り直したやつ。


ごめん。やっぱり長くてつまんない話だった。

【昔話を語り終え、タオルで顔を拭う。渡された救急箱を開き、遠慮したように閉じる】
548 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/03(水) 00:33:40.61 ID:cKERKwMIo
>>545

【メガネを差し出すために近付いたのなら、メイドの側――正確には背後の壁だが】
【それが熱を放っていて、故に夜であっても心地よい温度なのがわかるだろう】
【実は壁の裏にはパン屋の釜が有るのだが、それを把握してとなると宿無しなのか】

――――ん、ぅ……っ、これはどうもお嬢様、失礼致しました……。
ふぅ、んっ……、…………今、何時で御座いましょう。お尋ねしても?

【さて、人の気配で起きることに慣れた様子のこのメイド】
【メガネを差し出されることに気付けば、十分に小さいと表せる手で受け取り、かけ直し】
【自然とレンズに付いてしまっていたホコリ等を払いつつ、少女を紺の瞳で見遣っていた】

【路地裏という得意な場所、何も年齢が正確な指標となる場所ではない】
【――特に、周囲に蛾を漂わせているなら話は別で。迷子の子供を見る目では、まずなくなり】

ええ、と……先ずは正式にお礼申し上げます。ありがとうございました、お嬢様。
もし余裕があれば路銀を絞ってでも一封お渡ししたいところですが、生憎余裕も無いものでして

……失礼、エリザベス・カーライルと申します。どうぞ1つ、お見知り置きを。

【なんて言葉を続ければ、座ったままでも目線が合うのだろう彼女に頭を下げた】
【礼儀正しくこの格好――となれば、やはり本物のメイドさんなのだろうか】
【かと言って金も主人の家もない様子からすると結局は無職なのだが―――。】
549 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/03(水) 00:38:10.95 ID:sRh6JXRno
>>534
/まだスレ見てらっしゃりますかー、大丈夫でしょうか
550 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 00:43:33.35 ID:X2kWUf/eo
>>546
【急いで行く少女を、見守るように後ろからゆっくりと歩いて追って。一度周りに目を向け、ぐるりと辺りを見回せば】
【成る程確かにここは穴場、よくぞ見付けた物だと関心もする】

…くっくっく、こりゃ神様を三日は信じなきゃならんネェ
これだけ花が綺麗なら、盗人も盗みを忘れて見惚れちまうってもんよ

【ふわりと頭に乗った花弁を、指に掴んで眺めて流すーーー酔っ払いにしか見えない彼にも、風流をなんとなく感じる感性はあるらしい】

…おうおう、そりゃあ一体どういうこった?『御一緒しませんか』?はぁ
オイラは元よりここで花見酒と洒落込むつもりよ、それがいつかは忘れちまったが
だからそりゃあお前さんの台詞じゃねぇ、オイラの物を盗むなよ

ーーーオイラと一緒に花見でもどうだい?お嬢ちゃん

【少女の誘い出を受けた青年は、少女を片目で見返した後、とぼけた様な声を出し、すたすた歩けば件の岩へ】
【俺様顔な台詞を吐きながら、刀を鞘ごと帯から脱いて、どっかり腰を降ろす姿は厚顔無恥だ】
【証明の出来ない早い者勝ちを謳っておいて、言い返すのは同じ台詞の軟派風味、ニタリと笑った笑顔が嫌らしい】

【ーーーもしくは、気恥ずかしさを砕いてやろうかとしてなのかもしれないが】
【刀の鍔に口付けると、そこから滴る酒をくいと一口呑み込んだ】
551 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 00:45:17.62 ID:N+I4SfkK0
>>548

【一月前と比べたなら、本当に見違えたように暖かくなったここしばらく】
【それでもおひさまの隠れた夜となれば話は別。冬よりマシと言えど、涼しい風が吹くから】
【壁のほうから漂ってくる暖かさは心地よくも思えて。その理由には行き当たらないけれど、異能か何かと考えて】

えっと……、お時間なの? えっとえっと、ちょっと待ってね、なの。

うんと……えっと……、12時とちょっと、なのよう!

【差し出した眼鏡、受け取ってもらえたならぱぁと零すのは見た目相応に幼い笑顔】
【ここよりもずっと公園なんかの方が似合いそうな笑みは、メイドさんの問いに一度きょとんとして】
【ぱたぱたとスカートを叩く手、やがてポケットの中に目当てを見つけ出したならずるり引っ張り出すのは、】
【長いチェーンのついた時計。アリスをモチーフにしたようなふたをぱっかとあけたなら、少々苦心しつつも読み上げるのだろう】
【(「ちょっと」というには、だいぶ過ぎていることは余談である)】

……あのね、そんなの気にしなくてもいいの! だって、困ってるときはお互い様、でしょー?
こんな場所で寝ちゃうぐらい疲れてるんでしょ、それにね、お金なんて欲しくないの!

だーって、お母さんに貰ったお金まだあるんだから! ……あ、私ね、ファラエナって言うの!

【きっちりと目の合う高さの小さな頭、ぺこり下げられたなら釣られたように下げる仕草に意味はない】
【メイドの女性――エリザベスが困っていたのかはさておいて、ぴちぱち囀るよな声は澄んで高く】
【お礼なんて要らないのと返したなら、当然といえば当然だが、養ってくれるヒトは居るという】
【だったらどうしてこんな時間に出歩いているのやら――「蛾」を意味する単語を名乗って、彼女はにっこり笑う】

それでね、エリザベスお姉ちゃんね、どうしてこんなところで寝てたの、なの?

【それでも次の瞬間にころり変わる表情は、明確に心配の色合いで染めて、首を傾げたならツインテールがみょんと揺れた】
552 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 00:54:36.13 ID:LY+aGGbCo
>>550

……う、ううっ……
私がどれほど恥ずかしい思いをしてさっきの台詞を言ったとっ……!

【ぎりりと歯を鳴らしながら、顔を真赤に染めて、憎らしげに言うけれど】
【本心はそれほど嫌がってはいないのだろう、すぐにふっと力を抜いて】
【うすく笑いながら、「……はい。」なんて、言うのだろう】

【青年の隣に、ちょんと座って背筋を伸ばして】
【大きく伸びをひとつ、小さな欠伸を零しながら、咲き誇る花を見上げれば】
【服の内側に隠した、臙脂色の水晶を首から下げて。ふうと息を吐いた】

……はあ、綺麗。

【対してこの少女は、特に何か飲み食いするわけでもなく、ぼんやりと桜を眺めていて】
【時折ちらりと横を見やって、酒の滴る不可解な獲物を見、「へんな刀」と、ぽそりと呟いたりした】
553 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/03(水) 01:03:10.14 ID:cKERKwMIo
>>551

ふむ、12時ちょっとでしたか……間違ってはいないものの、ユニークなセンスをお持ちですね。
もし同じような機会があれば、他の方には『1時ちょっと前』と言うことをオススメしますよ

【少女が時計を眺めて時を告げた少し後、エリザベスもスカートを探り】
【そのポケットから同じような――ただしこれまた古ぼけた懐中時計を取り出して、時刻を確かめる】
【持っているなら最初から聞くなと言いたいところだが、まあそれはともかくとして】

【この女性、実に表情が固い。ころころと山の天気かと見紛うほどに】
【表情が変化し見る人を和ませる、そんな少女――ファラエナとは対極的な存在らしく】

お優しいのですね、ファラエナお嬢様。疲れているかと言われれば『そう』ですが……

そして……なるほど。しかしお金を持っているというような事も、他の方には言わないほうが良いでしょう。
私もお金が大好きですが、他の……特に路地裏にお住みの皆様はもっと好きなはずです
それこそ貴女様ごと愛でて懐に置いておきたくなるほどに。いえ、私は違いますが――。

……、…………実は私、��放浪のメイドさん�≠ネのでございます
各地を渡り歩き、家事や育児を、そして時折……あぁいえ、とにかくフリーなメイドなのですが

最近はどうにも、世界そのものが不安定だからか引く手も中々無いものでして
故に宿無し、家無し、金も無しという三重苦というわけです、ファラエナお嬢様。
ならばせめて温かな場所で眠ろうと思った次第でして、此処に――――。

【いわゆるポーカーフェイス――それを浮かべながら、エリザベスは問に答えた】
【言葉数は多いものの、少女に理解できるようややゆっくりとしたその口調は――】
【確かに、相手に配慮することを熟知したメイドのもの。そして語る内容も、さほどうそ臭いということは無くて。】
554 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 01:18:48.20 ID:N+I4SfkK0
>>553

【読み上げた後、それなりのドヤ顔を浮かべたならば、彼女にとってその行為は大仕事だったのだろうか】
【確かに時計の読みを習う年頃にはまだ遠い。そんな風にしていたなら、なんと、スカートから時計が!】
【てそと浮かべたなら、浮かべたのは驚きの表情。ほんのちょっと言葉を詰まらせたのは、悔しいから】
【ぐぬぬと歪む表情は、けれど彼女にしては見慣れたものだろうか――子どもの拗ねた色なんて、よくあることなのだから】

あ、でもね、路地裏行くときは気をつけなさいってお母さんが言うからね、ちゃんとね、してるのよ!
エリザベスお姉ちゃんね、いいヒトかなぁって思ったからね、大丈夫かなーって。
……だって、私にヒドいことしなかったでしょ? だからね、きっとね、いいヒトなの!

…………あっ、? あのね、あのね? 私ね、帰らなきゃお母さんに「めっ」ってされちゃうの!

【ちゃんとしてる――とは言うものの、本当に? と思わせてしまうぐらい、今の彼女に警戒は薄い】
【起き抜け一発なら大丈夫だと思った油断かと言えばそれもどこか違って――子どもの直感、が結局一番近しいのか】
【敵意を向けられることがなければ、特に怪しいと思うことがなければ、敵意を向けることがない】
【それで居て健全に生きているのだから――まあ、力はあるのだろう、自らを守ることができるぐらいには】
【懐に置いておくという発言には、よくよく理解していないような言葉を返して、】

ふぇ……、あ、そういえばね、メイドさんって聞いた事あるよ、お掃除とかするヒトでしょっ?
お掃除したり、ご飯作ったり、ナイフ投げたりするってね、ご本にね、書いてあったよ、なのー。

【ぱちくり瞬いたなら、それは普段あまり聞きなれぬ単語に対したもの】
【少しだけ考えてから挙げてみるいくつかの例、「合ってるよね」とでも聞くよう、首を傾げて】

…………――、

【宿なし家なし金もなし、分かりやすい三重苦はさしもの幼子も理解を示したらしい】
【しゅーんと落ちるテンションはずいぶんと分かりやすく、何かしてあげられないかしらと考えるような間が横たわる】
【そのうちに、垂れたツインテールがぴこんと立ち上がるような錯覚が見えた気がして、さも何か思いついたようだけれど】
【(私のおうちに来る?だなんて、勝手に決めたらお母さんに怒られる気がして、口を噤んだ)】
555 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 01:26:16.32 ID:X2kWUf/eo
>>552
場所取りにしちゃあ、酒も肴もねぇのかい?
…どれ、オイラのを一つ分けてやろうか?

【隣に座り、桜を見ながら何も食べない、何も飲まない、置いていた荷物は食べ物じゃあないのかと】
【少女が酒を飲める歳には見えないが、カチャリと刀を少女に見せた】

ーーー迷刀・酒解、何処ぞの誰かから頂いた掘り出し物さ
酒好きの鬼が、酒を燃やした火で焼いて、酒に漬けて冷やし、そうして打ったんだと
くっく、こいつから出る酒は格別さ…水に漬けりゃあ池一つだって酒に変えちまう

…こいつで強者を斬った後、そいつの血が混じったのがまた美味ェんだ、これが

【子供が自慢するように、少女に見せびらかして語る、刀の銘とその原点】
【確かに酒が湧き出ているのは見て取れるが、池の水すら酒に変えてしまうとはどうなのだろう】
【オマケに、やはり刀の成りは斬る為の物らしくーーー一部、青年の影が垣間見えた】

…くっくっく、そう言う嬢ちゃんこそ、大事そうに首から下げて…
ただ、高い物ってこたぁねぇだろ?

【『自分も言ったからお前も教えろよ』と、口には出さないが、少女の水晶に目を向けて質問し返して】
【ぐい、と刀の鍔からまた呑んだ。桜は見ているのかいないのか…】
556 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/03(水) 01:36:40.00 ID:cKERKwMIo
>>554

ふむ、ふむ……、……貴女様のお母様は誠実な方のように思えますが……
……しかし、ファラエナお嬢様。路地裏は『気を付ける』というより、『来ない』ほうがよろしいかと。
何せ危険です。不審者やオバケが出ますので、えぇ。

……安心なさって下さいませ。少なくとも私は世間的に言う『良い人』ですし
私と共に居る限り、ファラエナお嬢様は平穏無事に帰る事が出来るでしょうから

【というと、エリザベスは武の心得も有るのだろうか――或いは、除霊も?】
【どちらにせよ感情を見せないその表情、そして動作からは敵意なんてこれっぽっちも見出だせず】
【むしろ小さな女の子を立ち入らせないための言葉として��オバケ�≠ニいう辺り――】
【もし見学者が居たとしたら、エリザベスは結構なこども好きに思える、なんて結論を出すはずで】

ええ、その認識で合っています……が、ナイフを投げたり時を止めたりは出来かねます。
掃除、食事、洗濯、育児、その他簡単な事務や雑務が主でして……望みとあらば、応相談でなんとでも。
ですのでよろしければ、��家事全般のプロフェッショナル�≠ニしてご記憶下さいませ

ところで……私の境遇を想って落ち込んでしまっているのなら、ですが――

――ファラエナお嬢様には『大丈夫ですよ』というお言葉を伝えたく思います。
私はこれでもメイド、家事のプロフェッショナルで在ると同時に��能力者�≠ナも在りますので
どうにも仕事が見付からない時は、自力で食料を調達することも可能です

【『ですのでどうぞ、お気になさらず』―――落ち込んだテンションを引き止めるように、声をかけ】
【相手の思考を読み取ったような台詞を伝えれば、少女にはメイドとはさも万能な存在――の、様に思えるかも知れず。】
557 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 01:41:55.85 ID:LY+aGGbCo
>>555

いっ、いらないですよ……今は。
見るのが先、なんです……。

【きゅっと、下げた水晶を軽く握り、それを胸に当てて】
【「私、お酒、飲めませんからね」なんて、解りきっているであろうことを口にする】
【その姿勢のまま、じぃっと刀を眺めて、ぽつりと呟いた】

……、……斬るんですね、やっぱり。

【人を傷付けるための得物が、ただの酒樽代わりであるはずはないと】
【理解はしていたけれど、やっぱり少し悲しい、とでも言いたげに、眉根を下げる】
【そんなことを考えてしまうのは、少女が少なからずも、青年に好意を持っていたからに違いなかった】

あー、これは……友達の形見、みたいなものですから。
値段は付けられません、けれど、誰にも渡せないものです。

【軽く握っていた掌を放せば、花々の隙間から漏れる光を吸収して煌く水晶】
【一点の濁りすら持たないそれは、まるで生きているように輝いて】
【桜を通して自身を照らす光を浴びて、喜んでいるようにも見えた】
558 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 01:51:33.70 ID:N+I4SfkK0
>>556

あのね、お母さんはね、私にね、いろいろなこと教えてくれるの!
だからね、大丈夫なんだから! ……それに、私ね、用事があるんだよ、なの。
お姉ちゃんがずぅーっと帰ってこないから、探してるのー。

……あ、でもでも、お化けさんは、寂しいから出てきちゃうんだってね、私はね、思ったの!
だってね、昨日まで一緒にお遊びしてたのに、急に誰からも見えないんでしょ?
そんなの絶対寂しいなって。私はね、思うからね、見かけたら一緒に遊ぶんだって、決めたの!

【お母さんのこと。触れられたなら、ぱぁと色濃く咲き誇る笑顔は、本当に母が好きだと伝えるもの】
【いろいろ教えてくれたからだいじょーぶなんて、楽観にも過ぎるけれど。用事があるというなら、いくらか納得も出来るだろうか】
【行方不明らしい姉を探すという目標――それにしたって、この幼子に探させるのはどこかおかしい】
【夜の捜索ならば大人がやればいい、どうしてもやりたがるなら一緒にやってやればいい――独りでさせる必要など、ないはずなのに】

【――お化けが出るという脅しはまるで効かなかった。一緒に遊ぶーだなんて、ファンシーな思考全開】
【それでも、一緒に居れば大丈夫と言われたなら、嬉しそうに表情を綻ばせるのだろう】

ふぇー……エリザベスお姉ちゃんって、凄いのねってね、私ね、思っちゃうな、なの。
お掃除とかお買い物とかお洗濯はするけれどね、ご飯はね、お母さんがするの!
お鍋焦がしちゃうから駄目だってね、お母さんが言うから――……

……そう、なのー?

【家事一般、事務雑用、つらつら挙げられていく言葉たちは馴染み深いものからそうでないものまで】
【まんまるまなこに浮かべた尊敬色を惜しみなく向けたなら、自分も家事はするのだと言う】
【食事ばかりは母が作るらしいけれど――会話だけでなら、なんだか、母親像が危うくなってくる】
【けれど、そんな怪しさにも気付けぬなら。安心させるような言葉に、きょとん、瞬きを繰り返した】
559 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 02:03:22.26 ID:X2kWUf/eo
>>557
そりゃあ斬るさ、お前さんは箸があるのに手で飯を食うのかい?
人斬りは所詮死ぬまで人斬り…それじゃあ、とことん斬るまでよ
…鬼ってなぁそういうもんさ

【悪びれもしない、隠そうとも取り繕おうとも、言うべき理由すらもない】
【一度片足を突っ込んだから、引き返せなくなったから、だから欲望のままに斬るだけだ】
【元来酒好きの彼の手にこんな刀が渡ったのは、ある種の運命か】
【少女が悲しそうにしたとて、それは変わらず、ニタニタ軽く笑っていて】

…友の形見…ねぇ…くっくっく、そいつぁ大事にする訳だ…
オイラにゃ、長生きして一度も形見貰えるような友なんざいねぇが、大切にしねぇといけねぇぜ

【光を反射する、綺麗な水晶を片目に写すと、喉を鳴らして笑いながら、ぐいと鞘を傾ける】
【『長生き』なんて言うが、彼の見た目はどう見ても二十代程度ーーーふざけているのか、はたまた】
560 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/03(水) 02:10:47.52 ID:cKERKwMIo
>>558

(……なるほど読み違えました、誠実どころではないらしいですね。)
(ファラエナお嬢様のお母様……夜の路地裏に気を付けろという知識はありつつ――)
(そも、『ずぅーっと帰ってこない』時点でおかしなお姉様方をそこへ遣り……)

やはりユニークなセンスをお持ちのようで、ファラエナお嬢様。
一番最初にお優しいといったのは、エリザベスめの見当違いでは無かったようですね
ではもしオバケに出会いましたら、是非とも仲良くして差し上げて下さい。
けれど隠れんぼだけはいけませんよ、お嬢様……透明相手では勝てませんので、はい。

【競うのならば勝つのです、なんて言い出しそうな事を伝えつつ】
【その裏では、ひっそりしっかり��お母様�≠ノついての考えをまとめていく】

【行動の奇妙さ、これは最早どうと言うわけでもない。明らかにおかしいのだから】
【ただ、問題は探しているという姉と、何故その妹に探させるのかということ】
【今はピースが足りない。それにエリザベスは服従を良しとするメイドであって、勘ぐりは然程得意ではなく】

……ほう、そのお年で炊事以外をこなすとは見所がございますね。
今はお幾つなのでしょう?案外、メイドという道も悪くないかもしれませんよ

ただ、そうですね……お鍋を焦がしてしまうのは、致命的です。
それさえなんとかしてしまえば、ファラエナお嬢様も��パーフェクトなメイド�≠ノなれるでしょう
それはもう、私のような。お可愛いですから、きっと引く手数多というやつです。

(――――且つ、家事は食事だけ。子供の出来ない所だけを自らする、と)
(考えれば考えるほど奇妙なお母様ですね、何故ファラエナお嬢様にそこまでさせるのか)
(家庭内暴力的要素……?いえ、それにしては明るすぎますし……ふむ。)

…………、……ところで、お探しの『お姉ちゃん』というのはどのような方で?

【言葉の最後、間の後に付け足した露骨なそれに合わせて、首をかしげる】
【相手の僅かな疑念に、自らのそれは打ち勝った――そんな状況下でも、言葉は震えず丁重のままで。】
561 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 02:21:40.48 ID:LY+aGGbCo
>>559

そりゃあそうです、けど……

【何故そんな風に笑えるのか、少女に理解はできなかった、けれど】
【「人斬りは所詮死ぬまで人斬り」、その言葉に、ひくりと肩を震わせて】
【きゅうっと袖元を握って、「そうですよね」と呟きながら】
【自分に言い聞かせるみたいにして、頷いていた】

……んー、でも、やっぱり趣味が悪いですよ。
血が混じったお酒を飲む、なんて。

【趣味が悪いとか、そんなレベルの話では無いのだけれど】
【少女はわざと冗談めかして、そんな風に言ったのだった】
【目の前の男が、今と変わらぬ笑顔を浮かべたまま人を斬る場面を、あまり想像したくなかったのだ】

……ええ、勿論。
貴方もこの先、そういう友達ができるといいですね、

【見た目と実年齢が剥離する種族の例は、いくつか知っている】
【ならばこれから先、彼が生きる時間というのも永いのだろう、と思って】
【少女は、そんなことを言ったのだった】


……ああ、もうこんな時間……早いとこ帰らないと、同居人が不貞腐れちゃいます。
私はそろそろ帰りま……あ、そう言えば、

【しばらくそうしていれば、陽も随分傾いて】
【もう少したてば、空が橙に染まるだろうという頃合いに、少女は立ち上がって】
【去ろうとする直前に、青年の方を見て、こう言うのだった】


【 「貴方のお名前を、訊いていませんでした」、と 】
562 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 02:32:33.11 ID:N+I4SfkK0
>>560

だってね、私だったらそんなのぜーったいにヤ! なの。
エリザベスお姉ちゃんも、ヤでしょー? だって、だって、ぜーったい、寂しいよ、でしょ。

――じゃあ、じゃあっ、鬼ごっことかもするの! ……あ、でもでも、触れないから駄目かなっ?
あとはね、けんけんぱとか、あっ、お喋りするのも楽しいかなぁ……うーんと、
エリザベスお姉ちゃんだったら、どんなお遊びするのかなってね、私ね、気になっちゃうな、なの!

【裏で廻る思考の流れ、気付くこともなければ、そもそも探ろうという気すらない】
【「大好きなお母さん」。気付かぬままに根深く刷り込まれた意識は、疑ろうという考えすら導けないなら、】
【ころころ移り気な気持ちはすっかりと幽霊さんとのお遊びについて向いてしまったらしい】

【指で模る狐さん。追いかけてみるのは、光の蛾――捕まえたならもがもが暴れる翅を見つめて、】
【駄目かしらと思ったなら、摘んだ一匹を解放した後、片足でぴょんこと跳ねてみる】
【そうしながら、言葉にならない思考もいろいろとあるのだろう。いろいろ悩んだ後、そう振ってみる】
【いろいろなことを知っていそうだから。幽霊の好む遊びを知ってるんじゃないか――なんて、過ぎた期待とも言えるけれど】

あのね、あのね、最近はあんまり怒られないの! 凄いでしょ!
重いもの持つのはね、まだ駄目駄目だけど……うー、この前ね、お買い物袋破っちゃったの――。

んと、今? 今はね、えっと……、うーんと、……あれー?
あ、でもでも、いっぱい頑張るよ!

【ちょっと足りないと言えど、小さな身体で担うには十分に思えるよな家事分担】
【それなりに頑張っているらしく、褒められたならご機嫌そうに笑って、瞳がいっそう煌くような錯覚】
【気のせいか蛾たちもぱたぱた元気に羽ばたいて――次の刹那には、しゅーんと、落ちるのは或いはギャグのよう】
【けれど、悲しみとかそんなものは持続しない。年齢について問われたなら、首を傾げて、傾げて、かしげ――あれ?】
【結局分からないというアンサーをはじき出した小さな頭は、頑張るという不明瞭な答えに不時着】

【――或いは、母にそれこそメイドのよう、様々な仕事を押し付けられているのか、とか】
【いろいろ浮かんだって彼女はそこをおかしいと思わないし、思えないように、しつけられているから】

あっとね、お姉ちゃんね、髪がまーっくろでね、それでね、お目目も真っ黒なの!
あのね、それでね、銀色のぴかぴかした鈴をいっぱい髪につけてて……鈴みたいな声!

……でもね、最後に会ったのね、2年ぐらいかな、前だから……ちょっとね、わかんないよ、なの。

【お姉ちゃん。尋ねられたら、こちらもまた好いているらしい。表情がいくらか明るくなって】
【身振り手振りを混ぜ込んだ説明、そのジェスチャーの大半はきっと意味もない動き】
【一応、お尻の辺りを差しながら髪について言ってみたり、時折ちょっとした情報も教えてくれるのだけれど】
【――最新情報が二年前だと言ったなら、なんか、もう、だめそう】
563 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 02:41:45.86 ID:X2kWUf/eo
>>561
勝利の美酒よ、吸血鬼じゃあねぇんだ、血が好きなんじゃねぇ
勝利の味は血の味よ、勝っても負けても血が流れちまうのが戦いさ

【『血が混じるから好き』なのではないと、否定はするが、趣味が悪いのは変わらない】
【どうしても血が流れてしまうのが戦いだ、勝利の美酒にはどうしても血の味が混じる】

【きっと彼は、何かを斬る時にも、こういった態度や表情を崩さないのだろう】
【戦いに酔った酔っ払いーーーそういった風に】

…もう行くのかい、これからが桜のいい所だってのに……
…あぁ……そうだったなぁ…オイラの名前はーーー

【立ち上がり、『時間だ』と慌てる少女に、対して用事も何もない暇人の彼は、落ち着き払って残念そうに声を出す】
【陽が傾いて、夜が来るーーー月明かりに照らされた夜桜もまた乙な物だが、少女にそれまで付き合う通りは当然無い】
【名を聞かれると、気付いた様に「ああ」と答えて、告げる前にぐいと一口酒を呑む】

…吟醸、吟じの��吟�≠ノ醸造の��醸�≠ナ吟醸だ

【いつの間にか、広くなった岩に両脚を乗せていて、片膝を上げた胡座座り】
564 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 02:54:10.03 ID:LY+aGGbCo
>>563

吟醸さん、ですね……私はカゲツ、白坂のカゲツと申します。

【名乗り返して、覚えておいてくださいね、なんて】
【冗談めいた口調でそう言えば、背中を向けて歩き去っていく――】
【――前に、もう一度振り返って、少女は笑んだ】


次もまた、こういう場所……
お互いに、得物を取らなくて済む場所で、お会いしたいものですね


【「お互いに」の言葉が意味することは、対して深く考えなくても解るそれで】
【少女もまた、あのか細い腕で、凶器を振るうのだということ】
【けれども少女――カゲツは、それを望まない】
【またこうやって、花でも見ながら、下らない話をしていたいと――吟醸に、願って】
【それ以降は振り返ることなく、その場を後にするだろう】


【――さて、ひとつだけ】
【彼女はこの場に、忘れ物をして行った。それは当初、持っていた何かの包みで】
【その中身は、三色団子が数本。花見の途中に食べようと思ったけれど、タイミングを失ったから】
【「お酒のつまみになるかどうかは微妙ですけれど、まあどうぞ」とばかりに、置き去りにしていたのだった】


//長いこと+遅くまで絡みありがとうございました、楽しかったですー!
565 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/03(水) 02:57:40.19 ID:cKERKwMIo
>>562

(性質が……悪うございますね、��お母様�=H私でも緒が掴めてしまいますよ)
(ファラエナお嬢様の言葉からしてお金は有る。ならば、それこそ私などを雇えばよし)
(しかしそれをしない。且つ、お嬢様に『それが当然である』とした教育を施す――)

(……なんです?育児のプロフェッショナルか何かでしょうか、だとしたら一度……)
(いえ、そうでなくても一度お会いしたいところですね。柄にもない願いでは在りますが―――)

そうですね、オバケの好きな遊び……いえ、遊びではありませんが、��散歩�≠ヘ如何でしょう
かつて暮らした人里の明かりなどを、虫と鳥の囀りが彩る山道などから眺めるのです
二人きりで何かを共有し、じっくりと語るのはどんな状況でも��友人�≠ニなるには最適の手段ですから。

【『今、私達がこうしているように』 なんて、言わないけれども。しかし確実に言葉を返し】
【少女が捕まえた蝶々――否、蛾か。それを逃したのを見て、それで良いと1つ頷けば】
【なにか思い立ったようにトランクケースから立ち上がり、そのケース自体も手に持って】

……私、少々��お礼�≠�思い付きましたので早速実行に移そうかと思います。
黒髪に黒の瞳、銀の鈴。……あぁ、ファラエナお嬢様の様に可愛らしいお声も、でしたか
2年というのは長いようで短いものですよ。オバケになっていなければ、私が発見し次第連れ戻しましょう

それではファラエナお嬢様、ご機嫌よ――そうそう、1つ忘れておりました
買い物の袋は二重にし、幾つかに分散すれば宜しい。また、取っ手部分に手が痛くならないような部品を付けるのも良いでしょう

……、…………では今度こそ失礼致します。どうぞ夜遊びも程々に、お嬢様――――。

【年下だろうが背が低かろうが関係ない。ケースを前に持って頭を下げれば、編上げブーツを鳴らしつつ】
【ポーカーフェイスのパーフェクトらしいメイド、エリザベス・カーライルはその場を後にするだろう】
【いや、或いは少女がそう望むのなら―――路地裏の出口か、彼女の向かう途中までは、付き合うのかもしれないが。】

/時間もいい具合になって来ましたし、この辺りで失礼致しますぜっ
/それでは、お疲れ様でしたー!
566 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 03:05:41.44 ID:X2kWUf/eo
>>564
【ーーー少女、白坂カゲツが去った後で】
【その場に残った吟醸は、一人酒呑み花を楽しみ、置き忘れられた団子を頂く】
【悪びれもせず自然に団子を食べながら、とっぷりと陽が沈み月が登るまで、ずっとーーー】

ーーー…さて、こんな夜は人を斬りたくなる…てネェ

【とっくに夜が更けた時、桜吹雪が風に散って、左眼を隠す前髪が浮き上がる】
【双眼で見上げた月は円くて、刀を帯に押し込み立ち上がると、吟醸は歩き出す】

【桜舞い散る夜の社、酔った人斬りが歩いて行くーーー】

/お疲れ様でした
567 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 03:17:34.33 ID:N+I4SfkK0
>>565

【――ぎしりと、旧い木の軋む音がする。そこは部屋で、書斎というにも、過ぎていた】
【部屋中の壁を埋め尽くすような本棚はひたすらに本を抱いて、床にすら積み上げてある】
【アンティーク調の加工の成された机に広げた本は人を殺せそうなほど、そっと頬杖つくのは華奢な腕、白い肌、】

「……くっしゅ、」

【ぺらりと頁を捲る指先が途中で止められて、ちいさなくしゃみ。揺れたのは、紫から黒へ向かうグラデーションの髪】
【母も、娘も、その娘が姉と慕うモノも。その誰もに雫ひとつほどの血の繋がりもないなら、全ての元凶はここにある】
【ふと向けた視界の向こう側、部屋の明かりに釣られたらしき蛾が窺えて――そこで初めて、今日娘の顔を見ていないことを思い出した】


お散歩? あっ、でもでも、楽しそうなの!
お化けさんって、私たちと見えるものって違うのかな?
だったらね、私には見えないもののこととかお話しながらね、いっぱい歩くの!

あのね、あのね、幽霊さんに会ったらね、お散歩ね、誘ってみる!

【遠くに見える人家の明かり、ちちちと鳴くのだろう虫の声、考えてみたなら、真っ先に楽しそうと思い浮かぶ】
【境遇が違うならばきっと見えるものも違うというのは、寧ろ誰にでも適応する気もするけれど】
【思い浮かばなかった答えをもらえたなら、瞳の煌きはいっそう増して。きらきらと――】

【――立ち上がったなら、まん丸まなこはついと見上げるのだろう。小柄なその体躯すら、ずっと大きく見えた】

……ほんとっ? あのね、あのねっ、お姉ちゃんね、鈴音お姉ちゃんって言ってね、あのね、えっと――。

【そうしたなら、紡がれるのは願ってもないようなこと。何でもできるメイドさんなら、あっさりとこなしてくれる気すらする】
【浮き足立って挙げる特徴たちは何か「猫が好き」とか「甘いもの好き」とか釈然とせず、それでも、名前が分かったならマシだろうか】
【(実際のところ、髪はもっと伸びているし、瞳の色は違うし、鈴もなかったりするのだけれど――まあ、声は変わらない)】

そうなの、なのー? じゃあね、今日ね、してみる!

またねー!

【お買い物のコツ。教えてもらったなら、きょとんとした瞳が数度瞬いて。試してみると口にする】
【やっぱりお買い物は彼女の仕事であるらしい、いいことを教えてもらったとうきうきする声はゴムボールみたいに弾んで】
【ぱたぱたと振る小さな手、見送ったなら、】

もうちょっと探すの、なのー!

【えいえいおーと自らを鼓舞する声。くるり舞う蛾のきらめきを尾のように残して、来た時みたい。戻っていくのは、闇の中】
【闇の中で暖かに光るなら、戻って来ていいんだよって優しく囁くみたいに。その姿は、きっとどこまでも目立っていた】

/おつかれさまでした!
568 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 03:30:21.86 ID:OmMRrACr0
>>516
【走ることに慣れていない――――のは、先程の出来事で分かっていた事か】
【警備員に対して一度頭を下げて通り抜ければ、取り敢えずエリザベスが新たな火種を生まぬようにと走り去るのだけれど】
【――――大人しくその引っ張る手に従っていたならば、少し疲れるであろうか。何より、速い其れでは無く遅い其れに合わせなければいけないのだから】

【やっと辿り着いた目的も無いその場所。膝に手を当てて荒い呼吸を整えていれば視線に気付いたのだろう】
【額に浮かんだ汗を拭えば疑問符を浮かべるのだけれど――思い返せば手を掴んだ瞬間から抵抗と呼べる其れは無くて、疑問に対して更に拍車を掛けるのだろう】
【けれども今日だけでエリザベスに関しては沢山の情報を得ることが出来た。故にこれ以上知ろうとするのは迷惑か――――そう、自分を制して】


「ど……どう考えてもあなたの方が悪い意味で積極的でしたよ……エリー……
警備員の方も……困っていましたし……流石に病院の……前で読書は……不味いかと……」

【「――思いますよ」。その言葉は疲労故に形を成さず。ただ代わりとして出たのはぜーぜーとした荒い吐息】
【何処か批判の色を含んだ銀色の瞳を返せば、視線を交えさせて】
【最後に一度だけ大きく息を吐けば、やっと姿勢を正すのだろう】


「ええ。お世話になりました
お金の方は――――すみませんが、期待はしないで下さい。私も大分苦しい身ですので……
ですが、お礼……と言いますか、常に教会は宿泊の場として貸していますので気が向いたら何時でも訪れて下さい
えっとー……少なくとも風と雨だけは防げるかと思いますので……」

【謙遜などでは無く、紛う事なき事実。立て直す金が無いから、何時までも廃れた外装のまま】
【一部では在らぬ噂まで立てられる始末――――悲しき貧乏人の結末である】
【自分よりも小さな背が去って行くのを見送って――――不意に口を開けば】


「――――また、何時か会えるでしょうか?
その時はもっとお話したり出来れば良いのですが……」

【小さな小さなそんな言葉。きっと、エリザベスの耳には届かない言葉】
【だけれど――――見送っていた背中が答えを返してくれたようにも見えて、嬉しそうに一人笑むのだろう】
【暫くの間その場で留まって思い返すのは今日の出会いと――――恩人との出会い】
【自分に何かを言い聞かせる様に小さく頷けばエリザベスの辿った道を一瞥して、逆の方向……帰路へ着くのだろう】
/遅ればせながらお疲れ様でありました―!
569 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/03(水) 05:57:39.78 ID:scQ0kEUao
>>547

うんうん、タメ口でOK,OK!どうせ戦闘中とか、敬語なんて使わないしね!
ただ――まあ、他のメンバーに関してはタメ口で良いかどうか、一応聞いてみてね。
意外とそういうの気にするような子も――・・・いないか、いないな。

【どっちだ、まあでも事タメ口に関してはどうやら年功序列など難しいシステムも無いらしい】
【ラフに、ある程度誰もが同列に所属する事が出来る組織――それがこのUTの特徴だ】
【セリーナもリーダーではあるが、あからさまに偉そうな事を言うわけでもない――ただ責任者である、というだけだ。】

――・・・罪滅ぼし、ね。

【語られる言葉が紡ぐ、過去の忌まわしき記憶――包帯が包み隠していた事実が明らかになるとき】
【翡翠とも、ブルーともとれるようなセリーナの神秘的な瞳がそれを捉え――その中に一瞬、悲しみの色を交えて】
【痛ましい傷跡から目を逸らさず、静かに見つめながら話を聴いて】
【折れた翼と、再び空を乞う男の、犯した一つの過ち――それを利用した龍の、歯車が一致したとき】
【悲しい出来事が起きたのだろう、自らの意思に反して人を傷つけてしまう、"痛み"が――今でも、彼に残っているのか。】

―――ううん、つまらない話じゃないよ。確かに長い――長い、後悔の話だけど。
それは退屈な事なんかじゃないし、アタシやフォンチュンにとってすごく大切な――・・・端折っちゃいけない話だから。
じゃあ、傷はもう痛む事が無いんだよね?見た目には痛ましいけど――そっか。

【閉じられた救急箱、会話に沈黙が訪れたとき――セリーナは自分のカップを持ち上げ、紅茶を流し込む】
【鼻腔に広がったミルクティの香りを堪能しつつ――彼の胸中を思う】
【そういえば―――望まずして人を――大切な人を傷つけてしまった、"仲間"のことを思い出し――】
【なんと声をかけていいのか迷っていたが、やがてゆっくりと口を開いた。】

――じゃあ、アタシも長話、しちゃおうかな。
・・・知り合いに――色々と複雑な過去を持ってる、女の子がいる。
彼女ね、彼女を取り巻く環境のせいもあって――人間って言うのを深く、恨んでた。
そこにつけこまれて、大きな力を"ある組織"から与えられて――それでたくさん、悪い事をしたんだけど
同時に彼女はその組織に命を握られてて――歯向かう事も出来ないまま、悪い事をし続けるしかなかったんだって。
自業自得だって思う人もいるかもしれない。彼女を批判するのはすごく、簡単だろうね。

けどさ―――汚れを知らずに、手を汚さずに真っ白に生きていくのって、やっぱりすごく難しいな、って・・・思うんだ。
――血に染まった両腕を見た時、いつか汚れている事を後悔することが出来るかどうか、重要なのは其処だと思う。
最初から汚れない事も勿論、大事だけど――自分で自分の過ちに気づく事は、もっと尊いよね。

フォンチュン――貴方は罪滅ぼしという言葉を使っているのに、「罪がなくなるわけじゃない」とも言う。
でもね、それって正しいと思う。色んな人が勘違いしてるけど、そう、貴方の言うとおり――
罪滅ぼしで、罪は滅びない。だから、自分に出来ることをやっていかなければいけない――辛い事を言うようだけど。

【一旦、言葉を区切り――再び、セリーナは笑顔を見せて――そこに曇りはなく】
【雨音に掻き消されないよう、はっきりとした声と、表情で――フォンチュンを受け入れる】

だからね。
そんな辛い事、たった一人じゃ、難しいと思うんだ。
――貴方のその罪滅ぼしの手伝い、"アタシ達"にもさせてよ。

【――それはつまり、UTへの参加を承認する言葉】
【セリーナは手を差し出し、フォンチュンへと握手しようとするだろう――この手を握れば】
【その瞬間から始まる――UTとしての、戦いの日々が。】

/すみません、陥落していました。
570 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 14:10:36.28 ID:H8Br2iJrO
>>569

えっ、そういう物なの?

【「いいのかな」なんて首をかしげつつも、口調に関しては受け入れる。(そういう物なんだ、楽でいいじゃないか)と心の中で開き直る】


傷は、もう大丈夫。跡はくっきり残ってるけど、この傷は、消しちゃいけない。

【注がれた紅茶を取り、一口飲み込む。ぼんやりと「美味しい」と呟く】
【訪れる、しばらくの静寂。紅茶に映った自分の顔の、額の傷跡を眺める】
【傷が消える事はない。しかし少年は、消えていいとは思わない】
【消える時は、罪滅ぼしが終わった時。そして、罪滅ぼしが終わる事はない】


【セリーナが口を開く。弾かれたように顔をあげ、真剣な面持ちで彼女を見つめる】

【語られる、とある女の話】

――オレには、その人の批判はできない。
一番悪いのは、人間を恨ませた環境か、命を握ってる組織だと思う。

【とても甘い考えだ。しかしこの少年は、これが正しいと信じていた】


――うん。
だからオレは、今まで傷つけた人たちに少しでも謝罪できるように、罪滅ぼしをしたい。

【決意を新たにし、毅然とした表情でセリーナを見つめる。赤の瞳に、翠の瞳が映り込む】

――うん。
こちらこそ、よろしく。セリーナ。

【差し出される腕、少年はゆっくりと手をとり、固い握手を交わす】

【そこに今までの少年はいない。いたのは、UTの新しい仲間だった】


/こちらも寝落ちて寝坊してしまいました
/ありがとうございました、お疲れ様でした!
571 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/03(水) 19:19:56.74 ID:UsSk4DW8o
【廃屋】

【非日常に近しい無機質と、曖昧な生活感を残した白壁の吹曝し】
【住まう者がいないだけで夢まぼろしのように壊れていくのは、寂寥ゆえの自壊なのか】
【自殺が良く似合う場所。 誰に気遣うでもなく自分勝手ですっぱり往く馬鹿にお似合いな、価値の無い空間】

――――……

【新緑が覗く、所々が割れた硝子窓を背にした一脚の古い椅子がある】
【そして、白と若木色に染まる背景の其処に腰掛けて、手許の銃を弄る何者かの姿があった】

【癖のある黒髪に、眼光鋭い灰色の目を持つ、黒服姿の男性】
【右頬には「牛の生首が乗った皿」の刺青。 まあ、真っ当なご身分ではない】
【足許には古い写真やラッカースプレー、毀れた人形の足などが転がっていたが、気に留める様子はない】

【その場に一人、その死人みたいな血色の悪さで】
【男は物を言うでも煙草をふかすでもなく、ただ黙って一人で、其処に居続けるのだった】
572 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 19:40:53.95 ID:knUMK0Afo
【誰も寄り付かないような薄暗い廃墟】
【かつては反映していたのだろうがその影はどこにも残っておらず】
【今となっては自然に崩れるのを待つだけの寂しい存在】

【そんな廃墟の最奥に一人の人物が佇んでいた】

こんな所に呼び出されるなんて………
邪禍様は私に一体何の御用があるのかしら?

【訝しげな声が廃墟内に木霊するが、誰も答えてくれるはずは無く】
【ドレスの裾を持ち上げリーネは小さく溜息をつく】

もしかすると…私の幻聴だったのかしら?
確かに人間をやめてから少し体が変なのには気付いていましたが…
幻聴を聞く程までに変調をきたしていたなんて……

【辺りをクルッと一見して誰か来ていないかをもう一度確認する】
【だが廃墟内にいるのはリーネだけらしく、崩れた天井から射す月明かりがリーネをぼんやりと照らしていた】

念の為にもって来たこれも役に立ちそうに無いですわね…

【そういって月明かりに掲げられたのは黒い何かが入った試験管】
【試験管を半分ほど満たしているソレはどこか邪悪に蠢いているようで】

/予約ロールです
573 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/03(水) 20:07:11.51 ID:KfOKZBybo
>>572

【ザリ……ザリ…………】
【辺りに人の子一つの気配すらなく、けれど人ならざる者の気配はそこにあった】
【それは、世に混沌を齎す存在であり、そして彼女を人ではなくした――】

……ヒャハハハ、試しに送ってみィたテェレパシー、ちゃアんと届いていたよォーだなァァアア
幻聴なんかじゃあねェーぜ、正真正銘俺様の送った声だァッ

あァの後よォくよく考えたら、連絡手段どォーするかを決めてなかったからな、まァ今回かァらそォれで連絡する
そォれとも、今の奴らは携帯電話とかの方が好みかァ?

【――"邪禍"】 【一応、リーネの上司という立場であるが、周りにあまり言わないためそこまで知られてはいない】
【その姿、今は"人間"――理由は、彼女にはまだそれ以上の姿を見せたことがないため、辺りだろうか――?】

【立ち位置は、リーネの正面――数メートル】
【少し欠けた月の明かりは、邪悪で真っ赤な眼光によりその神聖さを失う】

ヒャハハ、俺様がテメェーを呼ォび出した理ィ由は言ィうまでもねェ――
俺様の"嗅覚"を舐ァめるなよ? ……俺様"も"遊びに行ィった"ATLUS"でテメェーの気ェ配を感じてなァ、ってとォころだ


つゥーわけで要件は、――――"貰うモン貰いに来ィた"、だァけだ


【そして、妖しげに舌なめずりをすれば――】
【その目線は、リーネの持つ試験官にへと移されて――――"貰う物"が何であるかは明白であって】
574 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)2013/04/03(水) 20:09:56.25 ID:UwtKFri60
>>571

【ガチャリ―――、その廃屋に何者かが踏み込む気配がする………どこか神経に絡み付く様なそんな気配】
【コッコッコ………コッコッコ。それは次第に青年の背後へと近寄ってきて―――】

おやおや………こんな所にまさかの先客が―――それも何やら深刻そうだ………って死んじゃってます?
ってああちゃんと生きてますか………フフ。

【近づいてくる気配は軽薄そうにそんな事を言う、青年の肌の色があまりにも白いので一瞬勘違いしたようだったが】
【そして邪魔がなければそのまま青年の両肩へと手を置いてそのまま耳元で囁くだろう―――。】

      ��愉しそう�≠ナすが………何をしているんですか―――?

【まるで獲物を見つけた蛇のように、ゾッとするような空気を圧迫するような気配が間近に―――。】
575 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 20:19:04.69 ID:knUMK0Afo
>>573

あら…御機嫌よう邪禍様
テレパシィ?……良くは分かりませんが声は届きましたわ

【自分の前方に立つ男、それは紛れも無く自分を呼び出した張本人の姿】

携帯電話? ごめんなさい…お恥ずかしながら今は止まっていますの
現代のシステムにはどうも付いて行けなくて

【フッと自傷気に息を漏らし、上司である相手の小さな心遣いを嬉しく思う】

あらあら…まあまあ…邪禍様もあの場所にいらっしゃったなんて…偶然ですわね
ええ、見立てどおり私はあの場所に居ましたが…

【相手の嗅覚と言う名の察知能力に少々度肝を抜かれてしまう】

奇遇ですわね、私も邪禍様にお渡ししたいな…なんて思っていましたの

【視線を試験管に移す相手、それを見て微笑みながら試験管を揺らしてみせる】

今すぐにでも渡して差し上げたい…のですが……―――――

その前に…少々使用方法について御説明させて貰ってもよろしいでしょうか?

【揺らしていた試験管、それをヒョイと自分の胸元に引き寄せる】
【相手が自分の説明を聞かないと渡せない、そう言う意思表示なのだろう】
576 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/03(水) 20:28:35.18 ID:H+HpHYMK0
【割とどうでもいい話だが、この世界における『公園』という場所は中々に奇妙な場所だ】
【砕けたガラスや誰かの衣服、際の果てには人の生首が落ちていたって何も可笑しくは無い。そんな場所なのだ】
【さて、これはそんな混沌極まる場所での出来事である】

【現状を簡単に説明してしまえば、「公園の真ん中に大き目の落とし穴がある」と言った状況だ】
【誰が掘ったのか、何が目的なのか。それは掘った本人にしか分からないし、他人には推測する事しか出来ない】
【現在この穴に落ちてしまった間抜けは、その仕掛けた人間が誰なのかが大体想像ついている様で、】


…絶対前の子です……吊り上げの時と同じ子です……絶対そうですよこれは……


【等とブツクサ呟くのは、全身に土を付けた一人の青年だった】
【少し痛んだ青色のデニムに、薄く汚れたセーフティブーツ】
【前を開いた茶色のミリタリーコートからは、白のシャツと黒いネクタイが顔を覗かせている】
【あまり特徴的とは言えない服装の中、携えられた二本の鋼鉄の剣が存在を主張する】
【わずかに白みがかった緑の髪に鮮やかな蒼眼。もっとも、その顔は悔しさと怒りが入り混じった絶妙な表情をしているのだが】


今度張り込みしてひっとらえてやりましょう…そうしましょう……


【そんな物騒な事を言いながら、青年はのそりと穴から這い出てくる】
【落とし穴という古典的な罠にかかってしまったからか、落とし穴に向き直ると一人で「もう!」と憤慨して見せたりしていた】
577 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/03(水) 20:44:18.81 ID:KfOKZBybo
>>575

ヒャハハハ、テレパシー――いィつも俺様が"部下"に使っている意ィ思疎通の手段だ
完全に支ィ配していねェテメェーにも届くとは思わなかったがよ、まァー結果オーライだ、ヒャハッ

ふゥむ、携帯電話使えねェーのか――あァー、そォーか、"俺様仕様"じゃあねェーと色々面倒なシィステムがあァるのか
まァー良ォい、今回の"声"が届かなかった時はそっちにしよォーかと思っていただけだからなァァアア

【どこからか出した携帯電話……否、よく見ると"スマートフォン"だ、コウモリ柄の】
【悪魔がそれを持っているというのは、何だかイメージにそぐわないが――】 【よく見るとそれは、何やら蠢いているような……】

【――基本的に、この悪魔には"心遣い"という言葉は存在せず】
【たとえ外面がそのように見えても用心が必要である――その殆どは、結果的に"自分の利益"を求めているのだから】


ヒャハハハ、あの塔の"主"に挨拶でもしィてやろォーかと思ったら
たァまたま人間共のツアーの予定と被っちまったからよォォオオ、……まァー確かに偶然だな
そォの人間共にテメェーが紛れていた事くれェー、見ィ抜けねェわけがねェッ!

【――皆が乗り物で移動をする中、必死に塔を自力で登っていた事は言わなかったが】
【その時にでも、あるいは出発前にでもリーネを発見したのだろうか――それともやはり、鋭い"嗅覚"によるものなのだろうか?】
【さり気ないが――初対面の時と違って、リーネを"人間"扱いはしていない】

うゥーん、良ォい心意気だァァアア――流ァ石俺様の部下、とでも言ィうべきか!


ヒャハハ、説明か! 子ォ面倒臭ェな、そォいつを貰う時にでも聞いたのかァ?
……良ォいぜ――せェっかく手ェに入れたのに無ゥ駄にするのは嫌だからなァァアア
そォいつベースで良いモン"作る"なァら、尚更だ!

【意外にも素直に説明を聞くつもりなのだろう、――大きな"混沌"のために、より良いモノを"作る"為に】
【近くの瓦礫を椅子にし、地面に座り込む悪魔】 【余談だが、身長が2mもある割には座高が低めであり、――悪魔の脚は長いのだ】
578 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 20:48:38.33 ID:kYZuvBkA0
【透き通るような白い髪。燻る炎のように赤い瞳。少女のような出で立ちに弱弱しい小動物の顔つき】
【そこに乗る赤縁眼鏡は異様に目立つ存在として衝撃的なアクセントの役割を果たす】
【グレーのパーカー。紺色のジーパン。何の捻りもない服装は一言でいえば地味だったが、頭髪と眼球と肌のせいで地味さはより際立っていた】
【ボッサボサの髪の毛を若干気にしつつ、左手で己の腹を擦る。と同時にぐぅと間抜けな音が響く。どうやら空腹らしい】

「ふはぁ……もう三日もろくなものを食べられてないですぅ………」

【とか、鈴が震えるようなか細い声で囁き、せめて水で腹を満たそうと公園に立ち寄る。最寄りの公園。別にそこの顔なじみではない】
【つまり初めて来訪する場所。故に不慣れで、ちょっと目新しいのは致し方がないだろう。しかし、しかし果たして公園の真ん中に穴が】
【それも大穴が開いているというのは聊か衝撃的すぎやしないだろうか。水を飲むためだけにふらりと立ち寄った少女のような彼は唖然としてしまう】
【阿呆のように口を全開し、立ち尽くしていると穴の中から人が出てきた。青年、と言うに相応しいだろう人間が這い出てきた】
【それをちょいと離れた場所から傍観するしかない彼】

「ぁ…………」

【しかし傍観している暇はない。人がいたのだ。これはナンパしてご飯を恵んでもらうしかない。というわけで早速足早に歩み寄る】
【とてて、という擬音が相応な貧弱な歩き方で足音もそこそこに立てつつ青年の後ろから近寄り、少女のような声で話しかける】

「あ、あのー……へ、へいそこの貴方、今からわ、私とお茶しない?……ですか?」

【挙動不審、絞り出したような貧弱な声、目線が虚ろ、加えて遊びのお誘い。完全に不審者】
【眠たそうに瞼が下がっている眼と弱い声が作り出すやる気のなさそうな態度は中々なもので、人によっては苛つきすら覚えるかもしれない】
【そんな人見知りの出来そこないなナンパ】

/初ロールです……ミスなどするかもしれませんがお手柔らかにお願いします……
579 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 20:49:55.95 ID:kYZuvBkA0
>>578
/最初からミスッ!
/これは>>576さんへ向けたものです申し訳ない
580 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 21:03:40.87 ID:knUMK0Afo
>>577

私も実質的には部下…ですし、偶然にもテレパシーが繋がったのでは?
それとも契約が必要なのは悪魔だけで魔人には関係ないとか……

あらあら…そんなハイテクな物一体どこで――――

【現在流行の携帯端末を持つ上司、意外と流行には敏感なんだな何て思ったり】
【よくよく見てみると異形の物だったので早速その思いも塵と化したが】


塔の主…ああ、私はそのお方に会いましたわよ?
しかもご丁寧にお土産まで下さって…感激ですわ

【お土産、それはきっと手元にある黒色の試験管】
【リーネは塔の主と対面しこれを貰ってきたと喜んで口にした】

ええ一応…じゃなくて私は邪禍様の忠実な部下ですので、これくらい得意の物ですわ
勿論戦利品であるコレは全て邪禍様に差し上げます

【全て差し上げるなんて真っ赤な嘘、実際の所霧の半分はリーネの自宅に保管されている】
【それを悟られないようにリーネはニッコリと笑みで嘘を隠す】

邪禍様はまどろっこしいのがお嫌いなようなので要所要所だけお話しますね

まず一つ、目宝玉や旧遺物…でしたっけ?それを媒体にしないと町を覆う事は不可能な様です
そして二つ、目霧の効果を持続させるためには魔翌力を用いなければなりません

【口にはしなかった三つ目、それは霧に侵された人間は二度と元には戻らないという事】

簡単にご説明させて頂きましたが分からない事は御座いますか?

【座り込む上司の前で前屈みになり顔を覗き込んで、分からない所があるかと尋ねる】
581 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/03(水) 21:06:21.32 ID:H+HpHYMK0
>>578

【どうやらそんな青年は誰かに見られているとか、見られても話しかけては来ないだろう。等とタカを括っていたのか】
【投げ掛けられた言葉に対して「うへぁっ!?」と間抜けな声を出して肩を竦ませる】


み、見てたんですか…?


【等と言いつつ、青年は彼の方へと向き直ってみた。どうやら不審な言葉よりも見られていたかどうかの方が重要な様で】
【彼の姿を視界に納めると、その表情が羞恥による微かな赤面から、一瞬にして軽い驚きの物に変わる】
【彼の事を見ればどうだ。震える声に虚ろな瞳。然るべき団体が見つけたなら即座に話しかけて保護に移る様な人ではないか】
【青年の視線が話しかけてきた彼の姿を上から下へ、そしてまた上へと走る】


え、ええ…お茶でもいいですが……

それよりも何か食べますか?というよりは、少し休養を取った方がいいのでは……?


【強い風が吹けば飛ばされてしまいそうな様子の彼をどうやら酷く心配しているらしく、自らの服に付いた土も気に留めずいる】
【それよりも、と言った様子で慌てた表情を浮かべていて、場合によっては公園のベンチ等に座らせたりして彼を落ち着けようとするだろう】

/ヒャッハー!いらっしゃいませー!
582 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/03(水) 21:19:21.70 ID:qoDVgKu0o
【 水の国/フルーソ/街中 】


 ……しまった。


【自分で適当に切ったらしいのが見える黒髪は、首元を隠すほどの長さで垂らされており】
【これからの季節には少し厚手な、フード付きのコートを羽織った青年だ】


(――、経費で落ちるからって、あの後調子に乗って食べ過ぎた。)
(よく考えたら、ロロケルムさんの所まで行かないと、ただの自腹じゃないか……。)


…、…此処から徒歩、か――。


【――ぐぅ、と鳴る腹の虫】
【人通りの無い通りでがっくりとする彼が、目指さねばならないのは街の東端】
【現在地は西端であり、徒歩で行くならばどれだけ急いでも大凡、数時間は掛かるであろうか――】
583 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 21:19:59.32 ID:zVbmJ/iq0
【街中】

【長髪の少女がうんざりした表情で辺りを見渡す】
【タンクトップの上に長袖のTシャツ、下は黒いタイツの上に半ズボンだ】
【いつもは手ぶらだが今回はどうやら小さなナップザックを背負っている】

「あーっ!! 一体どこだー! 八攫 柊ぅー!」

【キョロキョロと辺りを見渡す少女】
【どうやら人探しの最中の様だが、なかなか見つからないようだ】

「あー、くっそがぁ・・・。私がナンバーズだったらなー、情報位すぐ手に入るんだけどなー!」

【少女は左腕に包帯を巻いている】
【その下には反逆の証である極彩色の逆五芒星が刻まれていた・・・】



【所変わってとあるカフェ】

【スーツの上に白衣を纏った中年の女性が一人座って】
【小さな機械の様な物を摘まんでしげしげと眺めている】

「ふぅん、発信機・・・ねぇ。小賢しい真似を・・・」

【パキリ、と】
【その発信機を握り潰す】

【この発信機は依然UTのとある男に付けられた物】
【UTのメンバーならこの場所は容易に特定できるだろう】

「さて、カノッサの方もずいぶんキナ臭くなってきたわねぇ。
 六罪王になった議会時代の幹部に一波乱起きそうなガイスト・ウォレン・・・さて」

【ティーカップを取ってコーヒーを啜ると】
【中年の女性はポツリと呟く】

「私もそろそろ立ち位置を考えるべきかしら?」
584 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 21:20:54.16 ID:kYZuvBkA0
>>581

【自分が話しかけたことによって聞きようによれば奇声とも取れる声を発する青年】
【どうやら驚かせてしまったようだ。尤も、その声に反応し彼が青年以上にビビった。危うく腰が砕けるところであった】
【危ない危ないとなんとか体制を整えて暴れる心臓を押さえつけ、平常心になろうと努める彼】

え、あ、み、見てしまいましたッ!ごめんなさい……悪気はなかったんです……

【攻めるような口調ではなかったが気の弱い彼は即座に謝罪。今のところ一番力のこもった言葉がこれであった。情けない】
【こくこくと舟を漕ぐように頭を数回上げ下げし、上目遣いに潤んだ瞳で青年を見遣る。うむ、どうやら表情から鑑みるに、青年は怒ってはいないようだ】
【ほっと胸を撫で下ろし、小さく息を吐く。どうやら早鐘を打っていた心の臓もやや落ち着きを取り戻したようだ】

お茶……食べ物……休養……も、もしかして私のことを心配、してくださって……

【青年の口から零れる優しい言葉魅惑の単語に、三日ほど水と食パンの耳でなんとか生活してきた彼は感極まり、目尻に涙を浮かべ声が震えだす】
【出来れば水分を使いたくはないのだが致し方ない。彼は今、人類の慈悲の心を見た。涙せずにはいられない。まさに感謝感激雨あられ】
【少々水分不足気味の彼のどこから涙になる分の水を濾しだしたのか甚だ疑問だが、それは人体の不思議と神秘ということで、今気に留めるようなことではない】

うぅ、あの、なんかごめんなさい……ご飯せ、せがんでるみたいに、なってしまって

【まさにそのつもりで、下心満々でナンパしたのだが、いざ親切にされるとどうにも罪悪感が沸々とわき出てくる】
【それに、こんなのではまるで乞食そのもの。罪悪感と卑しい自分が情けないのとでもう彼はいっぱいいっぱいだ】
585 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 21:33:19.33 ID:N+I4SfkK0
>>582

【板チョコを割ったよりもずっときっぱり割れた半分の月、ひっそりと艶めく月明かりの中】
【ひぃらり舞い下りた一片は、彼の視界のちょうど真ん中。手の届くような距離で、落ちていく――】
【――そしてそれは、今とは真逆。午後の日差しにもよく似た暖かさを湛えて、零していた】

……――わ、きゃっ、!

【彼の立つよりもずっと高い位置で、甲高い声が一つ、鳴いた気がして】
【もしも見上げたりなんかしたなら、落っこちてくるのが小さな小さな女の子だったなら】
【さらにその背中にたった今舞い下りた一片の羽を集めたような翼があったなら――】

きゃーん!?

【ばたばたともがく翼は、けれど宙を無意味に叩いて音すらしない】
【二つ尾を引くのはクリーム色した髪のツインテール――ばさばさばさ、こちらは喚きたて】
【精一杯に何かを抱っこしているらしい身体は、受身なんて論外も論外。真っ直ぐに、彼の眼前へと――!】

【――ちなみに、落下物(仮)は就学すらしていないような小さな女の子】
【見た目通りに軽い軽い身体は、或いは。抱きとめてやることも可能かもしれなくて】
【そう、それに、もしも取り落としたとしても、KOK(急に女の子が来たので)って奴である、きっと、許される(?)】
586 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/03(水) 21:33:59.00 ID:KfOKZBybo
>>580

ヒャハハ、まァー偶然でもなんでも……とォにかく、俺様の力の賜物って奴だな!

……こォれかァ? 戯れに襲った店に置ォいてあってなァァアア
人間共の作った物は全部俺様の糧となる! っつゥーわけで、コウモリと混ぜてやったぜェェエエ、ヒャハハ

【人間の世界で流行の端末に、悪魔のイメージによく合うコウモリ――ちょっとした気まぐれで生まれる新たな生き物】
【異色の組み合わせに思えるかもしれないが、それ以前の問題として……電話帳がからっぽという…………】
【――なんか、"キィーッ"なんて鳴いているスマートフォンを、生成した魔法陣にしまい込めば】

……んゥ? あれェ? 俺様も会ァったぜ、塔の主っぽい奴
まァー礼代ァわりに一匹魔物やったぜ、その代わりに"良ォい鱗"やら塔の情報やら本の内容やら貰ったが
……おォっと、会ァった事は内緒にしてろって言ィわれてたっけかな、ヒャハハハ!

【悪魔に浮かぶ疑問の顔、――ガイスト・ウォレンとリリアの関係について、この悪魔はまだ知らないのだ】
【約束は破るためにあるんだ!】 【……なんて言わんばかりの、口の緩さはご愛嬌】

ヒャハッ、――なァんかモォヤモヤするが、良ォいだろう

【そう言えば、試験管の中身は満タンではなく"半分"――その点は悪魔も少々引っかかったようだが】
【半分でも、その黒い霧は本物に間違いなく】 【今は、そのつっかかりを気にしない事にしたようだ】

――宝玉に旧遺物、どォっちも"相当な魔翌力"や力を持ォっている物か、欠片しかねェが……ヒャハッ
広げた後も魔翌力が居ィるとなァると……"恒久的"に魔翌力を提供してやァらねェと駄目ってことか
あァの塔――そォーいう目的もありそォーだな、わァざわざ呼ォび出したんだからそォれ以外にも沢山ありそうだが!

【幾ら悪魔と言えども、その場に留まり霧を維持していては他のことが出来ない】
【もし、三つ目の性質を言っていれば、知ってしまえば――悪魔は、きっと小賢しい手をとるに違いない】

そォーだなァ、レナールのあれは……後から入ってきた人間共に効果をなァしてねェ!
だァが、黒霧の維持には魔翌力が居る、……面倒だな、"アテ"はあるがよォォオオ!

――うゥーむ、俺様が確保した"化け物"共は人間に戻る気ェ配がねェが…………
とォもかく、黒霧の効果の時間を正確に測らねェと……いィや、俺様が確保して固ォ定化すゥれば…………

【俯く悪魔の呟きは、問いかけというより――その先の、"計画"】 【わからないことは"効果時間"だが、黒霧の入手が嬉しくそれを問うことすら忘れていて】
587 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/03(水) 21:40:06.51 ID:H+HpHYMK0
>>584

【見ていた。と言われればこの青年。そう気にしないでいられる様な神経の太い男ではなく、】
【落とし穴に嵌った上に勝手に怒っていた所を見られた。というのがそれなりに恥ずかしいのか、その表情を少しずつ赤色が侵食していく】
【以前もこんな風に罠にかかった事があったのだが、その時は命の危険の方が大きく気にしなかったことが、こうして表に出てきているのだ】


わ…忘れてください……出来れば…その……可能な限り早く


【と言うと、視線が斜め下の地面へと移っていく。見る、というよりは逸らすと言った方が正しいか】
【だが今はソレよりも優先すべき事がある。と青年は自分に言い聞かせる。ペシペシっと自分の頬を二回挟む様に叩くと、柔和な笑みを浮かべて彼に向き直る】


わ、わ!そんな!泣かないで下さい!大丈夫ですから!ご飯は逃げませんから!


【青年にとっては、ただ心配になって投げ掛けた言葉。ただそれだけだったのだから、涙を見せる彼に対して困惑を見せる】
【どうにかしようと一通りあたふたするのだが、今現在彼に出来る事は彼の腹に暖かい食事を入れてやる事しか無いから何も出来ないまま言葉を続ける】


そんなの気にしないでください。とりあえず何か口に出来る所へ行きましょう


【等と平然と言い放つと、彼を、場合によっては手を引いたりして、適当な飲食店へと連れて行こうとするだろう】
【この場合は青年の方が不審に見えてくるが、それはお互い様という奴だろうか】
588 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/03(水) 21:47:02.25 ID:qoDVgKu0o
>>585

【――ため息を吐いても仕方が無い、と、思い直し】
【一伸び。 …、…足を進めようと、前を向いて――】



      …、…ぇ? ――っ!!?

       【 なんかおちてきた 】


【――其れが『子供』だと認識すれば、咄嗟に腰を落として、キャッチング体勢】
【だが、幾ら子供だとは言え、「落ちて来ている」。 方や、青年は決して、ガタイが良くはない】
【一応、有る程度の筋力は有るが…、…��完全に受け止める�≠ワでは至らず】



ぐ…、…ぎ   ―― 、ぃッ!!

【ぐ(受け止めて) ぎ(持ちこたえようとして) いッ(失敗して仰向けに転ぶ)】


【――彼女にとっては、丁度いい『クッション』の様な存在と成るだろうか】
【青年は思いっ切り石畳に打ち付けられるも、彼女に怪我が及ぶような転び方はしていない筈だ】
589 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 21:53:46.61 ID:knUMK0Afo
>>586

そうですわね、今こうしていられるのも邪禍様のお力のお陰ですわ

普通コウモリと混ぜるなんて発想浮かびませんが……
流石は私が上司に選んだ人、発想も群を抜いていらっしゃいますわ

【物凄く適当に相手を褒めているように思えるが、一応本当に思っていたりする】
【間人になれて新たな強さを手に入れられたのは相手のお陰、発想力が凄いのも尊敬している】

…塔の主と会った?ウォレン様…えっと好々爺のようなお爺様と?
私はともかくそのお爺様から霧の素を貰いましたのよ?

【ついうっかり口が滑って塔の主の名前を口にしてしまう】
【でも上司の話を信じるならあの塔には二人主が居る事になってしまう】
【もちろんリーネは『ガイスト・ウォレン』が主だと思っているが】

モヤモヤ?それは一体どういう事でしょう……私無知な物で…

【はぐらかす様に自分を卑下してその場をとりあえず凌ぐ】
【相手は馬鹿ではない、妙に鋭い所があるのでバレれば厄介な事になる】

あら…欠片があるんでしたら話は早いじゃ御座いませんか……
後はその邪禍様のその偉大な魔翌力さえあれば――――――ね?

【霧を行使できないリーネにとっては目の前の上司は頼みの綱】

【だが性格面で少しアレな面があると感じたリーネは三つ目の事をワザと黙っていた】
【理由は上司の動きを遅めてどういう風に動くかを察知するためだ、もちろんその他にも狙いはあるのだろうが】

そうですわよね、だから魔翌力が必要になってしまうらしいのです
もちろん街一つなんて莫大な魔翌力を行使できるはずも無いですが……

”無理”はなさらないでね、私の大切な上司様に無理はさせたくありませんから

もちろん…今すぐにでも動くというのならお手を貸しますわよ?
なんたって私は邪禍様の忠実な部下なのですから―――――

【目の前の上司は何かを一生懸命考え始めていた】
【霧の特性に気付かれれば厄介な事になる、考えを阻害する為リーネはワザと上司の感に触るような言葉を口にした】
590 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 21:57:46.75 ID:kYZuvBkA0
>>587

【落とし穴におっこちて、這い出てきて怒りを虚空にぶつける様を見られていたことに対してやはり羞恥心は持っているらしく、忘れて欲しいらしい】
【目撃してしまった記憶を出来る限り早急に削除お願いしたいらしい。無論彼はその要求にYESでしか答えることができない】
【ここでNOとか言って調子に乗ってからかうと折角ご飯を奢ってくれそうな雰囲気で進んでいる話をぶち壊してしまいかねない】
【というかそもそも気が小さい彼がほぼ同い年の人物からのお願いを拒否するなど不可能だ。彼は白く月光をよく反射する髪を右手でぐしゃぐしゃ掻き混ぜる】
【掻き混ぜて声を発する】

あ、はいッ!勿論忘れますから……ご、ごめんなさい

【潤む深紅の眼をぱちくり、せわしなく開閉しなんとかかんとか忘れようと試みる。視界が暗く、次の瞬間には青年が写り、何故だか鮮明に先のことが思い出されてしまう】
【執拗に纏わりつく青年が穴から這い出てきた時のビジョン。必死に掻き消そうと試みるが、どうやら今すぐにというのは無理そうだ。時間に任せるしかない】
【少女のような顔の少年は若干頬をひきつらせながらも笑顔で「忘れましたよ」と嘘にしか聞こえない言葉を吐いた】

いえ、その……違うんです
わ、私をこんなに心配してくれるなんて、や、優しいなあって思った……だけです……

【優しさを噛みしめて泣いているとはいつの時代の人だろうか。彼は無論のこと現代の人間である】
【ただ、生まれてこのかた両親以外に心配の念から施しを受けたことは無かったゆえに、人間ってまだまだ捨てたもんじゃないな!とか思ってしまう】
【ただそれだけのこと】

え、はい……うわわ

【叩けば折れそうな細腕を掴まれぐいぐい引っ張られるがままについていく彼。連れられた先には飲食店。飲食店を前に彼は尻込みしてしまう】
【本当に三日やそこら飢えただけでこんな親切な人に奢ってもらってよいのだろうか、と。しかし、親切でない人はそもそも奢ってなどくれないのでこうするしかないのだ】
【親切な人を捕まえてご飯を恵んでもらうのがひもじい彼の生き方なのだから、今更引くわけにはいかない】

い、一応言っておきますよ……私、無一文の超がつく貧乏な旅人です……
お金は、そのぉ……払えませんよ……?

【今更過ぎる己についての説明。お金はない。家もない。仕事もない。家族とは離れて暮らし、公園で寝泊まり。所謂ホームレス】
【ダンボールハウスなんかすらもない時点でそれ以上に酷いとも言えた。今世紀、今の時代にあるまじき存在である】

す、すみません……

【如何にも申し訳なさそうに頭をずびしと地面に届かんとするほど下げる】
591 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 22:04:48.92 ID:9Fw17W/Co
【――――――ストリートファイト。それは、異世界から飛ばされてきた少女にとって、生きがいのようなものである】
【D.R.U.G.S.の用心棒の仕事では必ず能力者と戦うことになるが、それでもその機会は決して多くはない】
【故に、強き者と多くぶつかり合うことのできるその場所は、高みを目指す少女には天国とも言える場所だ】


―――――――――――――………… ハ ァ ッ ! ! ! 


【まるで人間の拳の速度ではない、男がそう思った時には既に鼻っ面に拳が、いや、手に嵌められたグローブの金属板がめり込んでいた】
【正面から襲い来る衝撃によって鼻骨はポキリと折れ、皮膚が破け、血管から血が吹き出す。出口を探すその液体は、最も近い穴――鼻へ】
【顔面だけでは受け切れない襲撃は全身に伝わり、まるで巨大な壁に押されるかのように、体は後方へと吹っ飛ぶ。――――ガシャン。体で、金網が軋む】
【鼻血を出しながら金網に背を預ける対戦相手の体は動かない。勝敗が決まった】


……よっし! ……じゃ、今日は帰るですよっ!

「――――良いのかい? 本当にお金貰わなくて……いや、まぁ金があったほうがこっちは嬉しいけどさ」

【包帯でぐるぐる巻きにされ、更にグローブをはめた拳を突き出したその姿勢を解くと短くガッツポーズ。栗色のポニーテールが小さく揺れる】
【そのまま対戦相手の男に背を向け、アジトへと帰ろうとする少女だったが。別の男だろう、違う声に呼び止められた。ピタリと足を止める】
【屯する周りの屈強な男達は、強さで持って金を手に入れる、そんなものばかりだ。しかし、それが正しい。そういう場所なのだから】


だって――――――私は強さがあれば良いんですから!

【振り返って口を開いた少女の顔は、それは純粋な笑みだった。同時にそれが捨て台詞であるのだろうか。再び進行方向を出口―――大通りへと向ける】

【さて、今の少女の格好は黄緑の下地に白いラインが入ったジャージだ。しかし先の傷跡だろう、少し焦げていたり切り傷があったりと至る所にそれが残っている】
【履いている赤いスニーカーも、形こそ保っているが今にも底が抜けそうなほど。形を保っているのが不思議なくらいであり】
【そんな格好の少女が大通りに出るとなれば―――背が低いとはいえ、目立つであろう。ちなみに大あくびをしながら大通りへと出るため、横から誰か来ても避けられない】

/ちょっと遅レスになるかもしれませんが……
592 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 22:09:47.44 ID:N+I4SfkK0
>>588

【――さて、時間はほんの少しだけ、巻き戻る】
【隙間みたいな細道から出て来た小さな女の子、どこかからか聞こえた猫の鳴き声、】
【探して見つけたその姿、ビルの看板の上で怯えた猫、助けなきゃという使命感、】
【使った能力の残滓、舞い下りた一片、伸ばした手、引っかかれそうになってびっくりして落ちたのが、ついさっき】
【無理やり掴んだ毛皮の感触、しゃーと手中でわめく威嚇の声、長く感じる落下時間――】

み゛ゃ゛ッッ!?

【訪れる衝撃にあわせて、背中で煌く翼がぶわと膨れ上がる。衝撃を殺そうと解き放つ無数の魔力羽、無秩序に広がって】
【最初に感じたもの、少し間が空いてから感じた最初よりも弱いもの、――どちらにせよ、想定よりもずっと軽いし】
【そういえば何かを踏みつけたような感覚があった、気が、する――? ていうか、地面が、暖かい気が、】

――わっ、あう、あのっ、大丈夫ですなの!?

【きらきらと陽光の欠片を零して舞い散る光の羽根、或いは天使のお迎えにも幻想できる】
【きゃーきゃーあげる声は金物めいて高く、慌てれば慌てるだけ何を言っているのかが分からなくなるお子様仕様】
【足をじたばたさせるも上手く起き上がれず、だから、心配してかける声は彼の上に乗ったまま】

わ、わぅ、お医者さんなのっ? お医者さ――、やぁーっ!

【慌てた思考回路で見渡すヒトの少ない道、都合よく医者らしきヒトが落ちているはずもなく】
【今度こそ立ち上がろうとした――胸中の猫が痺れを切らしたのは、ちょうどこのときである】
【がりがりと向けられる尖った爪先が、幼子の頬を引っ掻いておでこを引っ掻いて庇った腕を引っ掻いて、すたこらダッシュ】
【(この間実に数十秒、あわただしいったらありゃしない)】

【――クリーム色の髪を高い位置で結い上げて、赤いリボンでそっと飾って】
【真夏を想起させる青空色の瞳、右目の下に刻むのは紫色した蝶の刺青】
【濃い赤色をしたバルーンスカート、随所随所にリボンやフリルをあしらったなら、ひどく子どもめいたデザイン】
【足元はボーダーの靴下と爪先のまぁるいおでこ靴で飾って。腰に提げているポシェットは、或いは、見覚えがあるのだろうか】
【僅かに滲んだ血、ふえぇと潤む涙目、未だに彼の上から退かないまま、視線は逃げ去っていく猫に向いていた――】
593 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/03(水) 22:15:23.30 ID:KfOKZBybo
>>589

――いィーや、俺様が会ったのは"若ェ女"だ、名前もウォレンじゃあねェ
ふゥーむ、最初は"ちィびっ子"に化けて現れてたが……

【若い女性と老人、それはあまりにも違いすぎた――そして名前も】
【そして、"人間"とはけっして言わなかった、何故ならこの悪魔にとっては"半分同族"であって――】
【……この悪魔は"時間差"、"姿の変容"の二つでこの疑問を解決したようだ】

モォヤモヤっつゥーのはなァ、なァーんかが引ィっかかるっつゥーか……

……ヒャハハハ、だァがあの欠片は"9分の1"だ、流石に足りねェだろォーよ
そォして! 幾ら俺様の魔翌力が超凄ェと言ってもだな、"維ィ持"の為だけに留まるのは勘弁だぜェェエエッ

【そう、霧の効果時間さえわかれば――どの程度維持していれば良いかがわかり】
【その後の行動をどう取れば良いかも、それに左右されて】 【……だが、目論見通りリーネの言葉で思考は遮られて】

――――俺様は無ゥ理なァんてしねェ、何ァ故なら! 俺様の辞書に"無ゥ理"なんて単語がねェからだァッ!

……今は昼の国にある"サンヴェスト盆地"に混沌を運ぶ準備をさァせていてだなァ
準備には宝玉が要ィる、だァから、そォもそも宝玉の欠片が今は手元にねェ

だァがしかし! 俺様がわァざわざ"テスカトリポカの四蛇"を集めた理由は、たァだ単に"強ェ"だけじゃあねェ
"更なる力"の鍵がそォいつらなんだ――宝玉、いィやそれ以上の力を持ォったそォいつを手ェに入ィれれば!

【――この悪魔が各地の遺跡計4箇所を荒らし、何かを持ち去ったという話は、その筋の人間にはそこそこ知られていて】
【持ち去ったモノが、"四蛇"の材料になったことまで知っているものは、少ないのだが】

……まァ、そォいつはテメェーがいィなくとも俺様の"話術"でどォーにかなァるだろォーよ、人間共への恨みを刺ィ激してやれば楽勝だ

つゥーわけで! 今までどォーり! なァんか良ォい材料があったら俺様に寄ォ越しなァッ!
材料の力は、強けりゃ強ェ方が良ォいッ!
594 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/03(水) 22:18:00.70 ID:H+HpHYMK0
>>590

【少年の忘却の為の行動の始終を見た青年は、何とも言えない感覚に襲われる】
【ああ、これは駄目だ。何かの拍子に思い出して突かれるな。等と考えると少しだけ気分が沈み、】
【少し元気の無い笑顔を浮かべたまま「はい、それで大丈夫です…」と、言葉を返したのだった】

【微妙に大丈夫ではないのは表情からそれとなく漏れているのだが、致し方ないことだろう】
【記憶の忘却には時間がかかる。青年もそれを分かっているのだから、それ以上追求する事は止めにした】


優しい…?というよりはただのお人よしだと思っているのですが…
以前もそう言われましたし…


【青年が人間かどうかは兎も角、「優しい」と言われた事に否定を返してみる】
【彼はただその時にしたいと思ったことをしているだけで、ただ其れがたまたま人の為になる事だっただけで、そう特別には考えていないからだ】

【だからこれも特別に見返りが欲しいから行った行為ではなく、ただそうしたいからそうしただけで】
【だから「金を持っていない」と言われても、困った顔でただ「うーん…」と唸るばかりで、遂に口を開いたかと思うと、】


……ならば、後でその髪を梳かして見せて下さい
その白い髪が流れる姿はきっと夜に映えます。それを見せてくだされば、結構ですから


【なんて、それを飯の見返りとしてくれ。とバカな事を言ってのける】
【青年は夜の世界の住民ではあるが、特別夜が好きな訳ではなく、綺麗な髪に風情を感じる様な大層な奴でもない】
【つまりただの理由作りの為の嘘なのである】

【店員に通して貰って適当な席に着くと、「好きな物をどうぞ」と付属のメニュー表を差し出して見せる】
595 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/03(水) 22:21:44.77 ID:qoDVgKu0o
>>592

【――、見れば、周囲は花畑】
【目の前に流れている河。向こう岸には、見覚えの無い一組の男女】
【…、…何だか船頭が居るので、手に持っていた六文s  ――、うわぁぁああぁっ!!!【大声】


【――、思いっ切り声を上げつつ、数十秒の意識不明から回復する青年】
【「今のはヤバかった」とか、口の中で秒速三回くらい、五秒繰り返すと、落ち着いたのか、双眸を開けて】



 ――、……あぁ。 …、…その、大丈夫で ――、あれ。



【――目に入った少女に、先ず、そう問いかけ】
【同時に、表情と『ポシェット』を脳が認識する――、はて、何か見覚えがある】
【数瞬、そう考え。 …、…恐らく、記憶力は悪く無いから、あと数秒もすれば思い出すだろう】

【青年の方――、若干、顔つきには落ち着きが見えるようになっているが】
【其れ以外は、大して変わった所は無い。 嘗ては結んでいた後ろ髪が、短くなっているぐらいか】
596 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 22:37:07.53 ID:knUMK0Afo
>>593

若い…女? 名前もウォレンじゃない?……幼子に化けて現れた?
…少し気にかかりますわね、機関内にそんな芸当が出来る人は居たでしょうか…

【あの塔は六罪王であるガイスト・ウォレンが主なはず、という事はもう一人主が居たとしても力はそれと同等もしくは上と言う可能性がr】
【確かに六罪王に女の人は居たはず、だが変化が出来るなどは聞いたことも無く】
【リーネの心の中には新たな疑問がヒシヒシと積もっていった】

あら?私は何も引っかかりませんが……

【何の事でしょうと言わんばかりに首を傾げてみせる】

あら……9分の一それは少し厳しいですわね…
でも邪禍様がその場に留まれば何とかなるのでしょう?それなら少し足を止めて町を混沌に落としたほうが拠点も広げれますし得策かと…
コレは私一人の勝手な策なので聞き流して頂ければ幸いです…

【霧の効果時間それはリーネ自身も良く分かっていなかったりする】
【分かっているのは隠し通している霧に侵されると元に戻れないという事だけ】

まあ…それは頼りがいがあってなんて素敵なんでしょう

【上手く乗せれたと心の中でニンマリと黒い笑みを浮かべる】

サンヴェスト盆地で混沌を起こすつもりなのですか……
もちろんその時は私にもお手伝いさせてくださいね、部下として見届けたいですから

【宝玉が手元に無い、それを聞いて落胆しそうになるが、次の言葉を聞いて大きな光が射す】

――――――――宝玉以上の力?
へぇ…それはとってもとっても興味深いお話です事

【蛇の話や鍵の事、そんな事よりも宝玉以上の物それに大きく心を動かされ】
【口元にはどす黒い笑みを浮かべ目の前の上司をジッと見つめる】

話術?刺激?もしかして宝玉以上のそれは物体では無いのでしょうか?

【話術でどうにかなると豪語する上司、どうやらソレは物ではないらしく】

ええ、私は部下として部下らしく上司の邪禍様を支える仕事に徹しますわ…
時々、ご褒美―――なんて物をくれると嬉しいのですが…

【最後の一言、それはふざけている様で真剣な物、笑っている顔にもどこか邪気が篭っていた】
597 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 22:40:07.59 ID:N+I4SfkK0
>>595

【痛いような痒いような熱いような、刻まれた赤い筋にぺったり触れる小さな手】
【流血を認めたならじわわと溢れる涙はいっそう増して、溢れそうになるのはいろいろな気持ちの欠片――】
【そんな風にしていたら、唐突に聞こえてくる大声。それは間違いなく自分が踏みつけた青年からで、】
【びっくりと大きく跳ねる身体、ツインテールだって飛びあがってトゲトゲになっている(錯覚)】

【どんぐり眼は最早決壊寸前、びっくりびくびく向けた双眸には青空色を透かす涙色】
【今にも泣き出してしまいそうに歪んでいく表情、赤くなった頬っぺたが林檎みたい】

……あっ、あれっ……、?

【――うえぇとあげそうになった泣き声が、けれど、ぴったり止まるのだろう】
【すんと鳴らした小さな名残、きゅっと絞った黒い袖で大粒の涙を数度ぬぐって、】
【改めて見つめてみる瞳にもう涙の残滓すらないなら、ちょっぴり単純なところは昔と何にも変わらない】

……――京お兄ちゃん、よね、でしょ?

【そうして尋ねてみるなら、洩れる声はいろいろなびっくりに支配された曖昧な声音】
【頃合としては、そう、ちょうど彼が思い出してくれる頃なのだろうか。重ねるようなのは、けれど偶然で】

【――そして、思い出せたなら、彼女がまるで成長していないことにも気付ける、はずだ】
【変わったことといえば服装と、右目の下のそれがシールでなく刺青になっていることぐらい――時間はたくさんあったはずなのに】

あ、あのあの、ごめんなさいなのっ! だって、あのね、猫さんがね、降りられないっていうからね、あのねっ……!

【やがて思いだす現在位置。やっとこぴょいと退こうとするのだろう、したらばぺこりと頭を下げる】
【勢いよく下げたのは謝罪の意思の表れ、どこまでも本気なら、追随する髪の速度だってずっとずっと増す】
【ぶゥン!と撓る髪先は悪気なんてないのに、ながぁいリーチを持っていて。或いは、彼に、ぶつかってしまう――?】
598 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 22:42:41.96 ID:kYZuvBkA0
>>594

【相当どうでも良い事でない限り、人は記憶をとりあえず保存する。それが重要でないことならば短期記憶として数日後には消え去る】
【恐らく青年が穴から這い出てくるなんて面白事象は数週間ほどは頭から離れないだろうが、彼の場合面白い話題があっても離す相手がいない】
【故に未来永劫子々孫々まで語り継がれる笑い話となるだなんて最悪の事態には絶対にならないので安心していただきたい】
【彼はぼっちなのだ。だから幾ら覚え続けようと彼から青年の失敗談が誰かに伝達されることはあり得ない】

【どことなく大丈夫ではなさそうな表情なのはそれとなく察したが、自分で墓穴を掘る必要はないのでこの話題はここで終了。きちんと時間が解決してくれるのを待つ】
【それが良い、と判断して彼はそっと息を吐き出した。潤む瞳の端に溜まった水滴を右手の人差し指で弾き、歪んだ視界を整える】

そ、そのお人よしを……そのぉ……優しいというんだと、お、思います……はい
あ、あなたは親切なひ、人です……わ、私はそう思います……

【優しい人、という評価を否定された。そこで彼は青年の否定を否定してみる】
【お人よしとはつまり困っている人は放っておけないどうしようもなく優しい人のことを言うのだろう。彼はそう思っている】
【お人よしは優しい人なのだ。少なくとも彼の中では。だから青年は彼の中で優しい人として君臨する。本当に優しい人は優しいことをしている、などと思わないのか】
【彼は優しい青年を救いの神か何かのように、拝むようにして眺めた】

【無一文の貧乏旅人だと説明したところ、髪を梳かさせてください、なんて新設の上塗りを見返りとして求められてしまった。驚きに眠たそうな眼をくわっと見開く】
【一応、彼は毎晩川で水浴びをし、頭も辛うじて洗えてはいるものの、十分な洗剤もなく、この時期に川に入るのは全く死ぬ思いなので短時間で済ませている】
【寝癖もつくが直さない直せないので髪は勿体無いことにボサボサ。それを梳かしてくれてご飯も奢ってくれるなんてなんと素敵な話だろうか】
【だがしかし、流石に虫が良すぎないか。青年の穴から這い出てくるところを目撃してしまった人物に対して、優しすぎるのではないだろうか】
【もしかして騙されているのでは?と今になって不安になってくるが時既に遅し。ここは飲食店。差し出されたメニュー表は受け取ってしまった】

あのぉー……
し、失礼なことを聞きますが、も、もしかして私の体…………あ、いえなんでもないです…

【命の恩人ともいえそうな青年に対して非常に失礼なことを聞こうとしたことを恥じ、慌てて口を噤む】
【無償の優しさで、無償でご飯を恵んでくれて、加えて髪の具合まで整えてくれるという心優しき聖人の如き青年になんと汚らしい疑念を抱くのだろうかと嫌悪感すら湧く】

【しかし、今はその欠片ほどの恥ずべき失礼な疑問よりも、何を頼むのがベストかという方が大問題であった】
【三日もほぼ絶食状態だったのだ。出来れば沢山食べたいところである。だがしかし、量が多くなれば値段も比例していく】
【奢ってもらうのだ。ある程度の自重はしなければ申し訳ない。どんな品を頼むのがベストなのか、彼は必死に脳味噌を回転させてメニュー表と睨めっこ】
【うんうん唸って他の客からの視線を買いそうだ。ついでに腹の虫も盛大に、店内に響き渡るほど盛大に鳴り響いた】

あ、くぅ……恥ずかしい……

【真っ白な顔を真っ赤にして眼鏡をくいくい弄って恥らう】
599 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/03(水) 22:55:16.86 ID:qoDVgKu0o
>>597

【――、徐々に思考が鮮明に成ってきた】
【目の前の少女の名前。『ファラエナ』、だ。 …、…だが、同時に違和感】
【この年頃の少女が、二年や三年たっても「一目ですぐにそれと分かる」なんて事は有るのだろうか】


…、…えぇ、そうですよ。 お久しぶりです。
僕なら、大丈夫ですから。 ――、猫さんは、大丈夫でしたか?


【まぁ、そんな事はおくびにも出さず――、取り敢えず、青年は、小さく笑みを浮かべる】
【彼女の流血を認めれば、少しだけ、表情を曇らせ。 ……彼女が、彼の上から退いたなら】
【上半身だけを起こして、懐に手を遣り―― 】


…、…猫に引っかかれたのなら、ちょっと不味いですね。
取り敢えず、消毒して――参ったな、あそこに置いて来ちゃt――ぶッ!!【 HIT! 】
……、出血だけでも止めときましょう、このハンカチで押さえてて下さい。


【――、思いっ切り髪がヒットしたが、何事もなかったかの様に振舞っている】
【実際、結構痛かったのだが、それはそれで第二波が来かねない。 …、…取り敢えずは、無地のハンカチを彼女に差し出した】
600 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/03(水) 23:07:59.76 ID:H+HpHYMK0
>>598

そうなんでしょうか…?

……いえ、そうなんでしょうね。きっと

【青年は一瞬疑惑の念に駆られた】
【お人よしな人というのは確かに、誰かの為に何を求める物でもなく首を突っ込んで行く様な人の事だ】
【だがそれは時に「お節介」と呼ばれもする。その場合は厄介な事とされて忌み嫌われてしまうのがオチだ】
【また、時には見返りを求め「お人よし」を演じる輩も存在する。それを考えれば、どうしても等号は付けにくいと思っている】
【だから青年は否定した。決して「お人よし」は「優しい」では無い。と】

【だがその考えは一旦覆すことにした。自分を見つめる彼の瞳を見返したならば、考えの正否は兎も角、考えを維持する事は難しいと思わされざるを得なかったからだ】

【それを誤魔化す様に、「櫛持ってたかな…」と言いながらコートの内ポケットを探り始める】
【奇しくもそれは、少年が葛藤に苛まれている最中の事である】


体…?

ああ、僕は世に言うロリータコンプレックスと言った物ではないので安心してください

【恐らく言おうとした事であろう言葉の先を予想して、言葉を返して微笑みかける】
【ただし案の定というか。我々中の人は散々「彼」と呼んでいる為分かっている事だが、この青年は言わずとも勘違いしている様である】
【ただ、疑ってかかるのは仕方ない事だ。自分もここまでの施しが突然舞い込んだなら、自分を抹殺しようとする何らかの謀略を疑うだろう】
【そう思ったのだから、彼を責める様な口調ではなく、安心させる為の言葉を放ってみた】

【恥らう姿を、可愛らしいなぁ、等と考えつつ、青年は店員を呼んで注文を取り始めてしまう】
【決めるの遅いから早くしろ。等と急かす様な訳では決して無いのだが、遠慮だとか色々考えていたら待たせてしまう事になるだろう】
601 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/03(水) 23:09:29.09 ID:KfOKZBybo
>>596

ヒャハハハ、俺様の魔ァ力は人間共の想像なんて容ァ易く超ォえるからな!
留まって維ィ持するだけなら"楽勝"だァァアアッ!

【おもむろに立ち上がり――ぺっ、と己の右掌に吐き出すのは、……"痰"?】
【……否、真っ黒で泥状のそれは"純粋な魔翌力"の塊】 【濃度が濃すぎる故に、泥のように見えるのだ】
【それを握り潰せば、辺りに"生命と変化の、混沌の魔翌力"が散って行き――】

……拠点かァ、俺様のこォの世界での家がある"魔海"を中心に広げたいところだが!
長く留まれば、俺様の邪ァ魔をすゥる糞共がわァらわらと湧ァいて来る――広い範囲をやァれば、手ェが回らなくなァる
悩みどォころだなァァアア

ヒャハハハ、準備が出来たら今回みてェに"テレパシー"で呼ォんでやるよ!
あァの盆地は気温40度超ォえなんて珍しくねェ、暑さ対策無しじゃあきィついぞォォオオ

――いィや、あァいつは"四蛇の母"……"大蛇"だァッ
"ヨルムンガンド"なァんかよりはよっぽど小せェが、魔ァ力やら何やらは劣らねェだァろうよ!
まァー、そォろそろ"発掘"も終ォわってるだろォーからな、今ォ日あたりにでも会ァいに行くぜ

【どうやらあいつとは"四蛇の母"の事らしい――昔崇められていたという"四蛇"を生み出したその存在】
【非常に巨大な蛇として知られている"ヨルムンガンド"にも劣らないだろうと豪語されるそれは、一体――】

褒美か! ヒャハハ、干ォした"餌蜘蛛"の詰ゥめ合わせなんてどォーだ

【干した餌蜘蛛の詰め合わせ――パリパリとしていてそれでもって美味しいのでツマミに良いと、魔物に評判だが…………】

……まァー、そォんなちゃっちィ物じゃあ満足しねェだろォーからな
ヒャハハハ、"黒霧"なんて良ォいモン仕入れて来ィたんだ、そォれなりのモンは出ァしてやるよ
俺様も"塔"で良ォいモン手ェに入れてんだ、……超でけェ奴、"レヴィアタンの鱗"でどうだ!

【リーネの目の前に現れる魔法陣、それより現れる闇が成すのは―― 一枚の鱗だった】
【大きく固く、神秘的なそれは――"レヴィアタンの鱗"である】
【素手で触れれば皮膚を切ってしまうため取り扱いには注意が必要だが、強い魔翌力と強度を持つそれは】
【強欲なこの悪魔が出した"褒美"にしては、中々の一品だろう――もっとも、まだ幾らかの枚数を持っているのだが】
602 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 23:11:19.20 ID:N+I4SfkK0
>>599

【――そう、例えば「大きくなったけど面影があるね」だとか、そういった微笑ましいものではない】
【そこに居るのは覚えてさえ居ればすぐに分かるほど彼女であって、そこには一ミリの成長すらも、存在しなくって、】
【これっぽっちの成長すらもないなら、違和感の固まりとも言える――この世界ならばよくあること、なのだろうか?】

あっとね、あのね、多分ね、大丈夫! なの、なの……。
でもね、あのね、確かめる前にね、逃げちゃったの! ……うぅ。

【腕の中から逃げ出した暖かさ、思い返したならば、大丈夫だった気がすると曖昧な答えを返すのだろう】
【呻く声には「大丈夫かなぁ」とか「痛い」とか「何で引っ掻いたのかな」とか。いろいろな感情が詰め込まれていて――】
【世の中の不条理をまた一つ学ぶ。社会勉強にしては、ちょっとはた迷惑だったけれど……】

【ぺっこり下げた頭、まさか眼前でクリティカルヒットしているだなんて、考えすらしない】
【救いがあったとしたなら、その髪質がひどくふわふわしたものだったことと、とってもよくお手入れされていること】
【ふわり漂うのは甘くてすっきりしたシャンプーの香り――それでも、ヒットはヒットであることには、変わりない】

あっ……で、でもね、あんまり痛くないのよ、なの! 本当だからね、あのね、大丈夫っ、なのよ!
だってだって、ハンカチ汚れちゃうの、……あ゛っ、それよりっ! 京お兄ちゃんのほうが駄目なのっ

あのね、あのね、痛いところあったらね、言って欲しいなってね、思うの……。

【健康的な色合いで染まる肌色にくっきり刻んだ赤色を、涙すら浮かべたくせに痛くないというのは強がりでしかなく】
【大丈夫なのとアピールしてふるふる首を振ったなら、それでも差し出されたものは受け取ってしまう】
【それでいて数秒躊躇って――結局、白は汚さないまま。意識は彼の負傷具合についで向かうのだろう】
【しゅんと落ちた声音、窺うような視線は、怒られるのを恐れる子どもにも似て。「ばんそーこーあるよ」と、ちっちゃく紡いだ】
603 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 23:13:30.17 ID:X2kWUf/eo
>>591
/まだおりますか?
604 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 23:18:34.37 ID:9Fw17W/Co
>>603
/おりますよー!
/2時くらいには落ちちゃうかもしれませんが、良ければ!
605 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/04/03(水) 23:20:24.28 ID:H0G/qEmlo
【夜・とある自然公園】

【ここ数日、桜が吹雪となって命を散らすその一角で“事件”は起きていた】
【というのも、ある桜の木の下で激しい喧嘩があったのである】
【当事者の一人は酒と場の空気に酔った若者。そしてもう一人が───】

──“婦警さん”に絡んでくるなんて、貴男は一体どんな生活をしているのかしら?
酒に酔っても平生が普通の人は、非社会的な行動は取らないものよ……?

ふふっ、でも……これで少しは懲りたかしら。手錠は───
『か、勘弁してやって下さいっ!コイツには俺の方からよく言っとくんで、そのっ……おい、起きろよ!』

【婦警。タイトスカートや胸元のバッジが目を引く彼女が、もう一人】
【艶やかな金髪と珍奇な桜色の瞳が光る彼女が、若い盛りであろう青年を叩きのめしたのである】

【勿論、婦警がオーガと呼ばれるような容姿だったわけではない】
【むしろ細身な彼女は、仲間に引きずられていく顔面血塗れの青年を見やり──】
【クスリ、と笑いながら、右手を頬に当てて、一息吐きつつ夜桜を眺めているのだった】
606 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 23:24:20.03 ID:kYZuvBkA0
>>600

【確かに、お節介焼きお世話焼きなどと思われる可能性も否めない。そこは認めざるを得ないことだろう】
【だが、それでも優しいが故に、優しいから手を差し伸べた故にそういった感想を抱かれてしまっただけのこと。根底が優しいという事実は変わりなく揺るぎ無い】
【彼の中では間違いなく救いの人であり親切な青年であり優しい人なのだ。情けは人のためならず、の言葉は俗世を的確に表現している】
【情けを他人に掛ければ良いことが帰ってくるからどんどん情けをかけましょう。結局、他人は見返りのために他人を助けるのが世の常、常識だ】
【しかしこの青年はと言えばどうだろうか。見返りなど微塵も欲していない聖人君子その物】

はわわぁ……

【呆れた情けない声が思わず漏れ出てしまうほどに、彼にとって青年は輝き神々しく見えた。後光も差しているに違いない】
【それほどに特別な存在へと物の数分で成り上がった】

【ううむ、とメニューを舐めるように見つめて、そのうち放っておいたら頭が沸騰するのではないだろうかと思われても仕方ないほど頭を使う】
【だが何が最も無難なのか、普段飲食店など利用しないので見当もつかない。どうしたらよいのだろう。悩む。悩んでいると青年が先の言葉を察してくれたようで】

あッ!!ご、ごめんなさい……疑ってしまって……そ、その……あの……た、たまにいるんです……
え、えっちな事の代わりにお金あげる……と、迫ってくる人が……で、それで……そのぉ……ごめんなさいッ!

【殴られること覚悟で頭を下げる。まったくすぐ頭を下げるので彼の謝罪は価値が薄いように思える】
【ちなみに、彼がホームレスで酷く貧乏で困窮した生活を送っているのは一部の紳士たちには耳寄りな話らしく、加えて有名な話である】
【気の小さい彼はその手の紳士に出会い、話を持ちかけられるなりお断りしつつ全速力で逃げ出すので未だ被害には会わずに済んでいる】

失礼なこと考えててすみません……
あ、わ、私は……っ……えっとぉ……その……

【青年がまだ熟考している彼を差し置いて店員を呼んでしまったので急ぎメニュー表から丁度よさそうなものを選ばんと焦る彼】
【その時、彼の目に留まる一つのメニューがあった】

あ、じゃあ、こ、この『日替わりおすすめセット』ってやつで、お、お願いします……

【眼鏡の奥でひっそりと猛獣の動向を窺うようにして店員を見る彼は本当に気弱でなよっとした小動物そのもの】
【端的に言えば怯えている様子なので若干店員に対して失礼だが、そこは我慢してもらうしかない。彼はビビりなのだ】
607 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 23:28:09.95 ID:knUMK0Afo
>>601

生命を操れるという事だけでも驚異的なのに……
邪禍様の凄さは私身に持って経験させて頂きましたわ

【目の前に居る相手が言っている言葉は決して見栄や嘘ではない】
【現に相手はいとも容易く自分を人間ではなくしたのだから】
【それを物語るかのように辺りには濃い魔翌力が漂っていた】

それだったら部下を増やせばよいのでは?
広い所を管理するのにも役立ちますし…何より戦力が倍増します

【部下を増やせなんて言ってみるが、目の前の人物がそう簡単に人を集めれるとはあんまり思っていない】
【それさえ乗り越えれれば凄く大きな進歩になるかもしれないのに】

ええ、是非呼んで下さいませ…私地球の果てへでも飛んでいけますわ
一応人間じゃないですから暑さで倒れる事はないと思われるのですが…日焼けが……

【口から出てきた悩みは年相応の少女の物で、やっぱり人間だったんだなという事を匂わせる】

四蛇の母?そんな存在が居ただなんて…少し驚きです
私が書物で読んだ文には四蛇の事についてしか触れられていなかったので…

【伝説で聞いたことのある四蛇、それはどれも強力なものだった筈】
【それの母体、即ち母が存在しているとなればそれもきっと物凄い力を持っているはずで】

あ…蜘蛛はちょっと……いくら人間やめたからってそれは…その…

【明らかに引きつった笑みを浮かべて後ずさるリーネ、どうやら蜘蛛はお気に召さないようで】

レヴィアタンの鱗!?そんな物を下さるだなんて……

【ダメ元で褒美をねだってみれば、上司はとんでもない物を取り出した】
【これまた伝説でしか聞いた事の無い物だったのだが、溢れ出る魔翌力がそれが本物だと裏付けていて】
【なにより模造品にはない神秘的なオーラが決定的な証拠になっており】

邪禍様のような素敵な上司を持てて私とっても光栄に思いますわ

【柄にも無く喜ぶリーネの姿は一般的な少女のようで、溢れ出る歓喜は周りの空気をも幸せな物に染めていた】

608 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 23:28:33.26 ID:X2kWUf/eo
>>591
【ーーー少女が奥まった路地から出て来た頃、入れ替わる様に路地に入り込む男が一人】
【背丈は高いが、痩せているーーーそんな風な男だ、奥の屈強な男達とは渡り合えそうにはとても思えない】
【ーーーだが、彼の��片腕�≠セけが、それら全てをひっくり返す異様さを放つ】

【豹柄の長袖シャツの上にファーのついたロングコートを着て、ジーンズと安全靴を履いている】
【鎖を模したアクセサリーを大量に付けていて、髑髏のピアスを耳に付けた、三角眼鏡を掛けた捻れた茶髪の男だ】
【コートは右袖が無くて、そこから見えている黄金の右腕はいかにも戦闘用な鋼鉄の義手である】

【ふらり、ゆらり…まるで浮浪者にも見える男が、少女とすれ違う】
【横の座標が重なった瞬間、確かに感じ取れるのは静かな邪気ーーー】
【少女が男を止めたりしなければ、そのまま彼は件の路地へと入って行くだろう】



【僅か一分も経たない間に、路地の奥から悲鳴と肉をぐちゃぐちゃにする音が聞こえてくるかもしれないが】
609 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/03(水) 23:32:01.58 ID:qoDVgKu0o
>>602

【猫が逃げた、と言うと、苦笑い――とんだ恩知らず猫である】
【次なるHITを避けるべく、立ち上がり。 軽く服の汚れを払うと――】


――、ハンカチよりも、ファラエナさんの方が大事です。
使って下さい。 …、…僕なら、大丈夫です。鍛えてますから。


【鍛えていれば後頭部への衝撃も大丈夫、という謎理論を振りかざしつつ】
【――、表情を真剣なものに変えて、諭すように、『ハンカチを使え』と言うと、懐を探り続ける】
【付け足したような言葉には、笑みを浮かべ直し。 「じゃあ、貰っておきます。」と、絆創膏を求め】


…、…これしか無い――か。


【――、それから、溜息とともに取り出したのは、��ヘッドセット�=z
【頭に装着して、通信を行うアレである。 …、…数瞬、考えるような顔つき――それから、思い付いたような表情】


そうだ。 …、…ちょっと、待っててくださいね。


【実際、子供が野良猫に引っかかれると、重症になる場合も有る。 彼としては、消毒をしておきたいらしい】
【――、どうやら、消毒薬を手に入れる当てがついたのか、ヘッドセットを付け】
【何処とやらと会話を始めると…、…数十秒もすれば、会話を終了し、再びそれを懐へしまって】


――、少ししたら、僕の知り合いが『消毒薬』を持って来てくれます。
取り敢えず、それまで…、…はい。これでも舐めて、待ってましょうか。


【ファラエナの頭に軽く手を伸ばしつつ――もう片方の手で差し出すのは、キャンディ】
【先程、懐を探っていた時に見つけたらしい。 おばちゃんか。】
610 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/03(水) 23:44:51.62 ID:9Fw17W/Co
>>608
…………ッ!

【ふっ、と影が横切った。―――少女にはわかった。異世界から飛ばされてきてまだ数ヶ月だが、数多の戦闘をしてきた少女には】
【その、細身の彼。その男から放たれる、邪気。殺気―――。犯罪者が持っていそうな、ぞっとする感じ】
【しかし、感じないほうがおかしいかもしれない。煌めく鋼鉄の腕は義手。それも、一般用ではない。つまり――――】

【何秒固まっていたのだろうか。そして、彼が纏う雰囲気の意味を理解するのに何秒掛かっただろう】
【自然と冷や汗がたれて。華やかな大通りから、暗い路地裏へと。闘いのための場所へと踵を返そうとした】

【しかし、遅かった】

【聞こえてくる断末魔―――そして、びちゃびちゃと、何かが垂れる音。何かを貪る、不快な音色】
【もうその瞬間、少女自身何が起こったのか理解したつもりでいた。でも、信じたくはない。少なくとも、自分の目で見るまでは】


……何、してるんすか……?


【彼を追いかけるように、また少女も路地裏へと戻っていく】
【まだ彼が見えないうちから放たれた言葉は彼にもしっかりと理解できるだろう。――それが、明らかな怒りを込めたものということも】

【そしてそれから数秒と経たず、彼には、少女の姿が見えてくる。目に闘志の炎を燃やす、先ほどの少女が】
611 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/03(水) 23:47:10.04 ID:H+HpHYMK0
>>606

【この青年はただ自分に正直にいるだけで、少年の様に世間を理解出来ている訳では無い】
【言葉に詰まったのも、掛け返す言葉が見つからなかったからだ。ただ「こう思う」を的確に表現出来ない、とも言う】
【元々あれこれ気にする性分でも無い為、こう言った論の掛け合いはどうにも苦手なのだ】

…?……???

【だからこそ、この少年の漏らす感嘆の声と注がれる視線の意味が理解できないでいる様で、】
【喜べばいいのやら、恥ずかしがればいいのか、良く分からない感情の狭間に置かれ、何度も瞳を瞬かせている】

いえいえ、存分に疑ってください。それだけの事をしているのですから、僕は

しかしそんな人達は何処にでもいるものですね。けしからん人達です

【謝罪を行う彼に対し、気にするな、もっとやれ。と声をかける。疑われるのは仕方ないし、慣れっこでもある。今更気にする事でもない】
【それよりも、人と変わった性質を持ちながら自重する事を知らないとは、何と不届きなのだ。と怒って見せる方が大きい】
【こんな年端も行かない子に何てことを、と考えるこの青年はその手の紳士とは別の方向の紳士なのだが、まあそれは別のお話】

【青年は少し悪い事をしたかな。と反省する。遠慮させる前に選ばせてしまおうと思ったのだが、裏目に出てしまった様で】
【遠慮した様子の彼を見る店員と青年。店員は「はあ…」と言った様な様子で、青年も困った様な笑みを貼り付けたまま、】
【ふと、思い出したように「それと、これもお願いします」と告げると、店員は注文を厨房へ告げる為に奥へと戻っていく】
【ふう、と一息付くと、】
612 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/03(水) 23:49:16.07 ID:N+I4SfkK0
>>609

う……、じゃあね、あのね、今度ちゃんと洗って返すの!
私ね、お洗濯ね、上手になったんだよ、なの! だからね、綺麗にするんだからっ。

嘘吐いたら「めっ」だからね?

……はい、どうぞ! なのー!

【出来れば汚してしまいたくない。今までの反応からも分かる気持ちは、】
【けれど向けられた優しいフリした逃げ道のない言葉にすっぱり退路を絶たれて、ぐぬぬと言葉が詰まる】
【そして諦めたなら、きちんと洗浄のち返却をすると申し出るのだろう、家では洗濯担当らしい?】
【そうして頬やおでこや手の甲を拭って――じとぉと見上げる瞳は、彼を心配してのもの】
【病院代ぐらいならば請求すれば出すけれど…… 求められない今は、ポシェットから小箱を取り出すだけ】

【プラスチックやレジンの宝石で飾った小物入れ。掌に乗るぐらいのそれは、宝物ではなく絆創膏でぎっしり】
【大小様々、お花柄からキャラクター柄まで。もちろん無地もあるので、大丈夫】

…………わあ、なぁに、それー? 電話ー?

【受け取ったなら、ぱちんとポシェットのボタンを閉じて。そうして視線を戻したなら、その手にはヘッドセット】
【見慣れないモノ、興味の対象。どこかきらきらしたようにも見える瞳がしばし向けられるのだろう】
【そして行われる行動から推測した首かしげは、そんなに間違えたものでもない】

あーうー……、ありがとうございます、なの!

【なんだか言いたいことはたくさんある気がして。いろいろ考える唸り声は、結局言葉を成さない】
【足りない語彙はどこに向けたらいいのかも分からないいらいらを生むのに、それを発散する方法が分からないなら】
【むぅとほっぺを膨らませ――差し出された飴玉に、ぱぁと笑ったなら、ひどく単純である】
【キャンディでない方の手が頭を撫でるなら、笑顔はいっそう華やかなものになる。扱いやすい子(?)】

【――貰った飴玉は適当にタイミングを見計らった後にちっちゃなお口へINするのだろう】
【ゲテモノめいた味でなければたいていどんなものでも喜ぶというのは、余談である】
613 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/03(水) 23:50:44.87 ID:H+HpHYMK0
>>611
/おっと途中送信…


【ふう、と一息付くと、背もたれに体を預け、思い出したように、櫛は無いか。とまたコートの内を探り出すのだった】
【髪を梳かして見せろ。と嘘でも要求した手前こうして通さなければいけない。少し面倒な事をしたな。と思った】
614 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/03(水) 23:53:28.28 ID:KfOKZBybo
>>607

部ゥ下は沢山居ィる! ……が、俺様の支配下に置ォかねェと駄ァ目だ
"こォの姿"じゃあ多くは使ィ役出来ねェ、野ォ放しなら幾らでも出ェ来るが!

【召喚した魔物を操作できなくて良いならば幾らでも召喚できる――そう言ってのけるが】
【自身が上で逆らってはいけないというルールは根付かせているものの、やはり自分の意で動かしたいのである】
【と、まあこんな調子なため、リーネのような形態での部下はとても期待できそうになく、これからも携帯電話の寂しい状態が続くだろう……】
【"力はあるが、性格は駄目"――それが、この"上司"である】

日ィ焼けなんて人間共がなァんかクリーム売ゥってただろ、それで十分だァッ

【……スマートフォンだったり日焼け止めクリームだったり、……人間を下に見ている割には何かとその物について知っているようだ】

ヒャハハハ、四蛇については"崇められていた"時期しか書物が残ってねェーらしィーからな!
その前、あるいはその後……四蛇が何ァ故作られ、そォして何ァ故滅びたかッ! 俺様は"本物"から事細かに聞いてある
……マイナーな噂レベルでしかなかった"母"の話、そォいつを詳しく聞けたのは初めに捕まえた四蛇、"豊穣と風の翼蛇"からだったなァァアア

【今は既に滅び伝承などの存在でしかなかった四蛇、しかしこの悪魔はそれらを蘇らせ――使役した】
【実際、四蛇の力は強いのが必ずしも勝利には繋がらず……】 【……ともかく、当事者から聞ける生の話というのは酷く説得力があり詳しいもの】
【"彼ら"から話を聞けなければ、悪魔も"母"には辿り着けなかった――それほど、埋もれていた存在である】

餌蜘蛛美味しいんだがなァァアア、ヒャハハ!

――そォいつは"塔の主"から貰った奴だ、本物には間違いねェ
加ァ工するならはテメェーの方でやりな、……"盾"を"二枚"作るだけでも一苦労だったからなァァアア

【……少なくとも、計三枚以上は鱗を持っていて……内一枚が渡った、という形になるのだろう】


ヒャハハッ、俺様は今から"母"を捕まえに行く!
つゥーわけで解散ッ! 更なる混沌を期ィ待してるぞォォオオッ

【"黒い霧"を受け取れば、ピザ屋のバイクと小型潜水艦と鳥を足して3で割ったかのような存在を召喚して……何処かに去るつもりのようだ】
615 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/03(水) 23:59:33.73 ID:X2kWUf/eo
>>610
ーーーはァ……

【男は、少女に背中を向けていた。当然である、背後から少女が追って来るとはーーーそもそも、相手にすらしていない風であったのだから】

【ーーーホールトマトの缶を風呂桶一杯分ブチまけ、生肉と共にめちゃくちゃに混ぜたような】
【暫くは赤い料理が食べられなくなりそうな、鉄の臭いと湿った空気の中、立っているのはその男一人】

【影の輪郭でしか見えないが、その右腕は元の形とは似ても似つかない異形に変容していた】
【ギザギザとした鋭い三つの爪、元よりふた回り程大きくなった、黄金の巨腕】

【少女の声の怒りも、闘志も知りはしないーーー��呼ばれたから�≠スだ振り返って】
【ガチャリ、ジャラリ…様々な鉄の音と共に、レンズの奥から少女を見る】

…チッ……

【そして舌打ちーーー目撃されたからの物ではない】

…テメェじゃねェんだよ……オレが探してんのは……

【��誰かを探している�=[ーー?にしても、義手に付着した血肉を見れば、この風景を作り出したのが彼なのは間違いない】
616 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/04(木) 00:06:29.83 ID:koi9mIgoo
>>612

【――、何故か、わざわざチョイスしたのは花柄の絆創膏】
【渡した飴は、チョコレート味。 同じ物を森島も口に入れて、暫しの歓談】
【…、…多分話題は、猫の話だろう。彼は猫派である】


――、さて、そろそろ着いても……


【大凡、十分ほど経った時点で――、彼は一旦、会話を打ち切り、周囲を見回す】
【何故か、『道』ではなく、『空』を見上げているのだが。……姿はまだ、見つからないようで】
【少し手持ち無沙汰に成ったのか、再び、手を彼女の頭に伸ばして―― 】



「――、 其処の変質者!! 覚悟しろッ!!」    ……え――ッ!!?


         【��疾�=\―!!】



 【 ―― 】



【――、まぁ、仕方無いっちゃ仕方無いのである】
【こんな人通りの少ない通りで、夜、少女に若者が手とか伸ばしてたら、普通に考えて変質者である】
【…、…気が付いたら、先ほどの再現。 森島が、上空からの人影に、『キック』を喰らって倒れており】



「――、……ふぅ。 急いでいるんだが――、貴女、大丈夫?」



【髪型は薄いスカイブルーの髪をリボンで括ったサイドテール、身長165cm程】
【双眸と同色の黒を基調とした軍服をきっちりと着込んでおり、平坦な胸元には『金狼』の紋章】
【左腰には『軍刀』、紅い鞘には幾何学模様が掘り込まれていて、僅かな魔翌力の発露】


【――、そんな女性が、如何にも、「優しげ」な表情で、ファラエナの前にしゃがみ込むだろう】
617 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 00:06:38.04 ID:S8nvmLH10
>>611

【存分に疑って下さい。それだけの事をしているのですから、僕は】
【まるで青年が悪い事でもしているような言い草で、彼は少しショックを受けた。これ以上疑いたくないのに、本人はもっと疑うべきだという】
【しかし相手はどう足掻こうと恩人なのだ。ただ突然挙動不審にナンパされただけの相手に笑顔でご飯を奢ってくれる人物など探しても中々見つかる物ではない】
【彼は青年に出会えた偶然に最大の感謝を捧げ、恩人たる青年には恩人として懇切丁寧に対応し、接したいと思っている】
【少しでも下品なありもしない空想の疑念を不覚にも口にだしてしまったことを酷く後悔してもいる。だのに、もっと疑えだなんて】
【彼自身が恐縮で身じろぎできなくなってしまう。なんというか、彼は恩人の青年を信じていたいのだ】

あ、や……
違います……と思います……私は、私が疑ってしまったことが間違いで……だから、違うんです……多分

【件の紳士たちについては彼も苦笑いするほかない】

【彼の能力は己の肉体年齢と性別を自由に変更できる、というものであり、おっさんにでも変化させていればその手の紳士に狙われる心配はなくなる】
【のだが、果たしていい年の大人がビクビクしながら潤んだ瞳でご飯下さいとナンパしてきてなびく男や女が一体どこにいるだろうか】
【まあ、寝るときくらいはいい大人でいてもいいかもしれないが……】

【メニューの注文については急いで決めたとはいえ、一応この店のおすすめを頼んだのだ。おそらく変なものが出てくることは無いだろう】
【そう思いたい】

あ、あの、そういえば自己紹介が……まだでしたね……
私は、み、水無月 め、芽生といいます……ごめんなさい……

【青年がコートの内を探っているのを覗き込みつつ自己紹介】
【自己紹介で何故謝罪しなければならないのかは理解に苦しむが、自分から自己紹介を切りだせてご満悦な様子の彼はまるで子供】
【彼の名前はミナヅキメバエ。名前もどこか女の子ぽいので、自己紹介で性別がバレてしまうことも考えにくかった】
618 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/04(木) 00:11:02.68 ID:RYDYEvCjo
>>614

確かに邪禍様ともなれば部下は沢山居るんでしょうね
でも、一つだけ言えるとすれば部下を操るのに姿は関係ありませんわよ?
言葉さえあれば……ね

【絶対服従とまでは行かないが相手を手中に収めるのはリーネの得意技でもあったりして】
【だからこそ上司である相手に助言のような言葉を投げかける】
【心に留めておいてもらえる可能性はきっと限りなく低いのだろうが】

あら…意外とお詳しいのですね、結構博識だったりしません?

【相手は世界を混沌に陥れる存在のはず、それなのに携帯端末を扱えたり日焼け止めを薦めてくれたり】
【多分根本的には悪い人なのかもしれないが、ミクロ単位で見れば良い人なのかもしれない】

四蛇を捕まえる事さえ難易度が高そうですのに…そこから聞き出すだなんて
やはり邪禍様は侮れない存在ですわね…

【性格に難が有ったとしても実力がそれを凌駕している、上手い事カバーされている】
【並大抵の人物に出来るほど用意ではない事は確かだ】

…ごめんなさい、私…その…女の子ですから

【断る理由として「人間ですから」と言おうとしたが既に人間ではないので寸での所で言い留まった】

ええ、コレだけで十分扱えますので…――――

【要するに自分がコレを持たなければいい話、自分の能力と実に相性がいい】

ええ、それでは邪禍様御機嫌よう、更なる混沌と禍を願って
次に会う日を楽しみにしておきますわ

【去っていく上司を見送りながら、フッと小さく笑みを零す】
【別に何か企んでいるわけでも嘲笑っているだけでもない、何故か理由の分からない笑みがこぼれてしまったのだ】

/絡んで頂きありがとう御座いました
/それではお疲れ様でしたー
619 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 00:14:39.27 ID:ZPab4Wh+0
>>616

【ころりと口中に落ちたチョコレート味、本来なら蕩けていくはずなのにそうならないおかしさ】
【けれどそれが楽しくて、美味しくて、綻ぶ笑顔もまた、昔と何にも変わらない】
【小さなお口の中をあちらこちら動かしながらいろいろお喋りするのだろう、久しぶりなら、話題はなんだって楽しいから】
【きゃらきゃら笑って、痛みのことなんてどこかへ行ってしまった。ちなみに彼女も猫派である(動物は全部好きだけれど)】

【十分ほども話せば、大雑把に会話に一区切りもつくだろう。周囲を見渡すのを真似るように視線を動かしてみたり】

ねえ、お空から、来るのー?

【――なんて。見上げたためにぽかーんとあいた口元、零すのはそんな問いかけだ】
【自分だって空から来たから、おかしいとは思わないけれど。それでも、普通のヒトは飛べないはずだし――なんて、考えて】

【伸ばされる手。ぱぁと明るくなる表情、撫でられるのとか、大好きです】
【けれど、うきうき待った感覚は来ない。変わりに聞こえてきたのは、知らない声と、なんかすッごい音と、】

……――えーっ!?

【驚きである、なんだかもう驚きです、そりゃあお目目もまん丸になるわーとでも言うような驚き】
【目の前で(また)彼が倒れている、ぷしゅうと立ち上る湯気が見えた幻想のすぐ傍、立っているのは知らないヒト】

ふ、ふえっ!? だいじょっ……、えー!?

【優しくかけてくれる声も、驚きの最中ではなぞることすら出来ないなら、わたわたと白黒する瞳】
【赤く細い引っ掻き傷。猫のつけたものだけれど、もしかしたら青年のせいにも見えてしまうのだろうか――?】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/04(木) 00:20:05.75 ID:3Fk3LYq6o
>>615

【まず目に入ったのは、先程も注視したあの義手だった。まるで、成長したかのような大きさ。その姿は、紛れも無い"異形"】
【圧倒される。なんだこれは。これが、あの義手なのか?―――先程は細身に見えた彼の体が、大きく見えてくる】


【続いて視界に入ったのは、床にも、壁にも、そこら中に散らばるゴミにも付着した、赤いモノ。そして、大きなトマトを潰したような、ぐちゃぐちゃのモノ―――】
【先程まで信じまいとしていたものが、崩れ去った。現実となって、網膜に焼き付く】
【ストリートファイトの猛者たち。金、名誉、そんなものは今となってはどうでもいい。少女と同じく、強さを求めていた者たち】
【そんな」彼らが蹂躙されて散らばっている。モノ言わぬ屍に、ただただ、絶句するのみ】


―――だ、誰を探してるのか知らないっすけど……アンタ、なにしてるんすか!!
何が―――何が目的っすか……!?


【喉から絞り出す声も、どこか震えている。そう、少女はここまで悲惨な光景を見たことがなかった。今に至るまで、ずっと】
【血臭とでも言おうか、あの匂いはもう嗅ぎ慣れているはずなのに。気を緩めれば吐いてしまいそう。それはきっと、彼の威圧感によるものだろう】

【だが、その際にとったファイティングポーズは、少女もまたファイターであることを暗に示す】
【出した両腕に嵌められたグローブには、骨を守るように金属板が付いている。薄緑に染まったそれは、微かに"風"を生み出していた】

【危害を加えようものなら、やってやる。そんなオーラが溢れていた】
621 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/04(木) 00:29:13.26 ID:koi9mIgoo
>>619

【――、森島の方はといえば、起き上がる気配も無い】
【血とかは流れてないから、大丈夫だろう。多分…、…まるで、眠っているように安らかだし】


「…、…む。 傷が有るな――可哀想に、もう大丈夫。
 調度良く、消毒薬を持っているから。 ……、ちょっと沁みるが、じっとしててくれ。」


【一方、女性の方はと言えば――、『偶然』にも、消毒薬を持っていたようで】
【口角を上げて笑むと、ファラエナの頭に手を伸ばしながら、傷口に消毒薬を塗ろうとする】
【――、完全に、森島がお株を奪われた形である】


「…、…おうちは何処? 私は、あの『変質者』をお縄にしなきゃならないんだ――。
 後、ちょっとだけ用事が有るから、送ってはあげられないんだが……。」


【……善意と善意の終着点が、この有様である】
【ファラエナなら、誤謬を訂正する材料を持っているだろうが――、出来るだろうか】
【取り敢えず、森島は目覚める様子も無い。 …、…今日はもう、帰った方が良いのかも知れない】
622 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 00:30:25.12 ID:7aehqXWu0
>>617

いえいえ、疑ってかかるのはそう悪い事ではありませんよ
世の中には変な人がいっぱいいますからね。自分を守る為には心を鬼にしても良いんです

ただ、ありがとうございます。僕を信じてくれて

【と、自分を責める彼に対して言葉を投げ掛ける】
【君は何も悪くは無い。責められる道理は無いから、怯えなくてもいいんだ。と】
【非情な言葉だ、と思うかも知れない。貴様は鬼畜か、と思わせるかもしれない】
【だがそれが青年が今まで生きてきた上で生み出された結論はそれなのだ】
【だけどもそんな少年の心意気は尊重されるべき物で、青年はそれに礼を返すのだった】

【さて、注文の方はと言うと、少年は日替わりのメニューを選んだ。確かに無難な選択であり、そう可笑しなものが出てくる訳は無い】
【ところがどっこい。少年にとっては変な物が出てくるのがこの店である】
【厨房にキング○クリムゾンの使い手でもいるのか、早くも頼んだ品が厨房から運ばれてくるのだが、】
【しゅぅ、と心地よい音を立てる大きなビーフハンバーグステーキが出てきたのだから驚きだ】
【温野菜やポテトが添えられ、丁寧にもソースと焼き直し用の焼き石が添えられていて、更にはライスまでが付いてくる】
【勿論注文の取り間違いでは無い。少年の前にそれがきっちり置かれる】
【青年も流石に少し驚いたようだが、「まあいいか」と一人合点すると、自分の側に置かれた大き目のハンバーガーを口へと運ぶ】

ああ、そういえばそうですね
                                     ・・・
僕の事はエヴァンとお呼びください。よろしくお願いします芽生ちゃん

【「そう謝らなくても…」と小さく言いながら自己紹介を返す。良く分からないが嬉しそうな彼を見て、この青年も釣られる様に笑顔を浮かべる】
【ちゃん付けなのは嫌味等では無い。勘違いしているだけなのだ】
【内ポケットからニュッと、ドラマに出てくる様な如何にも高そうな安物の櫛を取り出すと、これでいいか。と机に置いた】
623 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/04(木) 00:35:51.11 ID:2HXAcR7wo
>>618

ヒャハハハ、"素材"さえあれば部下は幾らでも作れるからなァァアア
……"言葉"より俺様の"能力"の方が信頼出ェ来んだよ、全員が賢い魔物とは限らねェからな

【この悪魔の使役する魔物は、大小様々多種多様、――】
【"四蛇"辺りは知能もそこそこ高いため、能力なしでもある程度は動くのだろうが】
【……そもそも、"絶対の信頼"を全て"己"に置いている時点で、この悪魔に信頼も糞もありゃしない、まるで駄目である】

人間共が阿ァ鼻叫喚する姿を眺めていたり、素ォ材を集めているうちに色々身ィにつゥいちまったんだよ!
"こォの姿"も人間を借ァりているしなァァアア、――ヒャハハ、だァが、"博識"なのは正解だ!

【それは混沌を求む邪悪な存在、しかし"部下"には休暇や報酬等をしっかり与える"上司"でもある】
【――基本的に、自身の味方に対しては、上から目線とは言え態度が比較的良好な傾向にあるが】
【その理由に至る結論が、大体は"自己利益"なので……】

テメェーに使ったテレパシーと理ィ屈は一緒だッ!
使ィ役している奴となら、言語の壁だろうとお構いなし! ――"四蛇"にも人間共への恨みがあァる、そォれで揺ゥさぶりゃ簡単だ


――ヒャハハ、性別なァんて俺様には関係ねェ

【何故ならば――使えるか、使えないか、それだけで十分なのだから】 【……ちなみに、-aは女性名に多いとか……この悪魔には関係ない、はずだが】



――――"邪悪なる災禍と闇黒たる混沌"の門は開かれたッ!


【その悪魔の毒牙は、たとえ何であろうと突き立てられる――書物に残されるほど強大な存在だろうと、同族だろうと】

/お疲れ様でしたー
624 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 00:39:11.66 ID:ZPab4Wh+0
>>621

【――まず状況を整理しよう、京お兄ちゃんは誰かを呼んだらしい、そしてそのヒトは空から来るらしい、】
【そして消毒薬を持って来てくれるという。そして目の前の女性は確かに消毒薬を持っている】
【傷口に滲みるこの感じはまさに消毒薬だ、寧ろそれ以外の何があるというのか――つまり?】

あっ……、京お兄ちゃんが呼んだヒトって、お姉ちゃんなのっ!?

【そんなことをひたすらに考えていたから、消毒薬のぴりり滲みる痛みにも大人しくしていた彼女は、いい子にも見えるだろうか】
【処置の終わるちょうどその頃に上げた声は少しだけ上擦って、ぴしり指先で示すのは倒れ臥す彼だ】
【(ヒトを指差してはいけません!)】

だってだって、京お兄ちゃんね、誰か来るんだよってね、お空見てたからね、きっときっとお空から来るの!
でね、あのね、あのね、お姉ちゃんってばお空から来たでしょ、それでね、消毒持ってたでしょ、だからね、あのね、
私はね、京お兄ちゃんが呼んだヒトってお姉ちゃんなのかなって思ったんだけどね、でもね、あのね、

…………あ、あのね、ヒトに痛いコトするのが好きなヒトが居るってね、ご本にね、あったのよ?

【――ぐっちゃらぐちゃら、絡まった思考回路を口に出してみたらば、要領の得ない言葉が連なっていくばかり】
【実際はもっと言葉に詰まってみたり悩んだりしてみたりしているから、ずっとずっとこんがらがっている】
【どんな本を読んだの?なんて疑問点――どうやら、現れた彼女をサディスティックな方だと勘違い?】
【あわわわとぐるぐるする瞳は彼と彼女を見て、「どない?」なんて風、首を傾げてみせるのか】

あっ、あのね、あのね、お兄ちゃんね、悪いヒトじゃないよ! いいヒトなの!

【NO変質者、YESいいヒト! 一生懸命な問いかけ、果たして通じる――?】
625 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 00:39:18.97 ID:gcp/nAxCo
>>570

【フォンチュンにも過去が在る、同様にセリーナ・ザ・"キッド"にも――過去が在る。】
【ガンマンとして戦い抜くという事は、殺生と向き合うという事――奪うにしろ、奪わないにしろ】
【常に命と命のぶつかり合いを肌に感じてきたセリーナには、きっと分かるだろう――フォンチュンの持つ覚悟の、強さ】
【そして己の過去と向き合う勇気――それはきっと、どんな武器よりも強く、頼もしい物となりえる事も】
【互いに熱く、握手を交わし――ガーネットの瞳の奥に、甘くも誠実で、真摯な想いを垣間見る】
【セリーナはどこか懐かしそうに微笑んで――"よろしくね、フォンチュン"と言った。】

――さて、なんだか辛気臭い話になっちゃったね!
一応、メンバーとなったからには説明しておかないといけない事がいくつか在って――
そうだね、その前にちょっと"フォン"の事をもう少し知りたいかも。

ウチ<UT>は結構、色んなところから多種多様な依頼が舞い込んでくるんだ。
正義を掲げる組織、なんだけど同時に"会社"でもあるからね、お金稼ぎ大事。
で、その依頼の中には危ないものとか、体力使うものとかもある――フォンは、何か得意な事とかあるかな。
あらかじめそういう事は把握しておきたいんだ、カノッサの連中とか、最近だとD.R.U.G.Sなんかともドンパチ派手にやらかすからさ!
この間も六罪王の嫌みったらしいヤツと――ああ、まあその話はおいておいて。
ともかく、フォンの持ってる"力"っていうのかな?その辺の事を教えて欲しいんだ!
見たところさっきの"龍"っていうのはかなり強そうだけど――どう?

【紅茶のカップを飲み干して、セリーナはおもむろに立ち上がると――ちょいちょい、と手でフォンチュンを招きつつ】
【店内を歩き、裏口へと繋がる通路へ向かいながら――どこへ案内するつもりかはわからないが、話し始めた。】
【二人が店内を巡りつつ裏口へと向かう通路の途中、セリーナがフォンチュンへと尋ねたのは彼自身の"能力"のことだ】
【先ほどの話が確かならば、彼は龍と同化していると判断しても良いのだろうか――残念ながら、セリーナ自身は】
【銃器以外の魔術・生物の情報には疎いようで、まだその実情を把握し切れていないのだろう】

【通路は暗い、奥へと長く続いているようだが――そういえば】
【セリーナは会話の中で貴方の事を唐突に"フォン"等と呼んでいる――恐らくは、あだ名。】
【そう、この女の趣味にしてセンスのなさを発揮するポイントの一つは出会い頭の"命名"――】
【素でつけているようなので、悪気が無いのがまた、曲者だろう――断る事も可能だ・・・。】

/おくれてすみません、それでは再開します!
626 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 00:46:31.83 ID:I1SJQJhOo
>>620
も、く、て、き、い、い い いぃぃィ?
…オレが何かすんのに、テメェが納得する理由が必要だってかぁ?

【ーーーガシン!ガシン!ーーー義手の三つ爪が、機械の部品みたいに開いて閉じて、手持ち無沙汰に空気を掴む】
【その目に憎しみも殺意も怒気も無いーーーだからこそ、こんな事が出来るのに決まった悪意がないからこそ、逆に不気味で】

おい、答えてみろよ、『俺がなんでこんな事をする』?テメェは一々移動の為に右足出して左足出すのに理由と目的があるのか?
今日履いてきたパンツに目的があるか?歩き出すのに右足から出す目的があるか?腕を組む時上になる腕に目的があるか?石ころを蹴るのに目的があるか?
つまんねー事にオレの頭を使わせんじゃねぇよカス、死ね

【��目的�≠ネんてものは、ないーーー殺すのに目的や理由無く、それこそ歩く時に石ころを蹴るように】
【理由無き殺戮、誰かを探しているが、いないから殺す、なんて理由ですらあっただけまだ高尚であっただろう】
【ーーー最後に言った「死ね」は、ただの罵倒による声だけの物ではない。言った瞬間から右腕が手首部分から回転して】

【閉じた爪が回転し、まるでドリルの様にーーーその右腕で、少女に容赦無く殴りかかった】
627 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 00:47:23.82 ID:S8nvmLH10
>>622

そ、そうですか…?でも、そのぉ……貴方を疑うのは私の気分が……わ、悪いといいますか……
い、嫌なんです

【率直に言うとそういうことだ。嫌なのだ。疑うのが】
【嫌な理由は幾らでも添えられる。気が小さいから。青年が恩人だから。しかし、そうではなく。本能的にというか、嫌なものは嫌なのだ】
【出来るものならば世界中全ての人を馬鹿みたいに信じていたい】

【注文したメニューは思ったよりも早く届いた。が、その届いたメニューに彼の眼は釘付けになる。なんとビーフハンバーグステーキだったのだ】
【香ばしい匂い。弾ける肉汁。成程確かに一切の疑いなくこれは店のおすすめに違いない。だが何か違う気もする】
【大きなお肉の塊に温野菜、それからライス。セットメニューだ。間違いない。疑いようもない。だが何か違う気がする】
【間違えようも疑いようもないはずなのだが、何か違う気がひしひしとして、額からどろっとアイスクリームでも溶かしたかのような重たい冷や汗が流れ出た】
【背筋が凍り、肝が冷えた。そして即座に青年の方を一瞥する。青年も流石に若干驚いたような表情をしているわけだが。罪悪感が彼にのしかかる】
【もしやこれは何かの嫌がらせか、との考えも一瞬浮かぶがそんなはずもない。彼が三日ほど断食しており、今沢山腹に溜まる物を食したかったのは事実】
【青年には申し訳ない気持ちでいっぱいだが、今はこのお肉とお米を嬉しく楽しく感謝しつつ享受したいと思う】

エヴァンさんですね。ちゃ………あ、こ、こちらこそよろしくお願いします……はい

【ちゃん、という呼ばれ方に少々がっくりきたが、慣れていることだ。それに性別なんて彼にはあるようでないような曖昧なもの】
【彼は男だが、しかし女になることもできる。だから、ちゃん、も間違ってはいないのだろう……と思い込むことにしている】
【何事もポジティブシンキング。出来るだけ前向きに生きようと日々頑張っている】

【さて、テーブルに置かれた櫛だが、見るからに高級そうである。というか、櫛なんて普通青年が持ち歩くだろうか?】
【多少疑問に思いながらも、引き気味に櫛を眺める彼。そういえば髪を梳かすというのも中々少女っぽいな、とか想っている】

【ハンバーグステーキをフォークで切り分け口に運ぶ。米もよく咀嚼して胃に押し込む。幸せだ。彼は今とても幸せだ】
【幸せすぎて涙が流れ、病的に白い顔は真っ赤に染まるほどである。ポタリポタリと太腿やテーブルに大粒の涙が零れ落ちる】
628 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/04(木) 01:01:47.36 ID:koi9mIgoo
>>624

【――、消毒薬を塗り終えると、「これで良し」と、一言】
【何かを彼女が話し出そうとするならば、子供が好きなのか、笑顔を浮かべ直して頷く】
【しゃがんだままの体勢で、ファラエナと顔を合わせ。 …、…彼女が話し出す、内容を聞き】


「 ――、 京、…、…お兄ちゃん――? 」


【――結果、彼女の脳内会議は、情報整理を始める】

【確か、『森島』は、無線で「女の子が怪我をしてるから消毒薬を持って来て」と言っていた】
【…、…そして自分は、その道中、もとい、空中で、『女の子を襲う卑劣漢』を見つけ、誅殺したのだ】
【否。 ――、と言うか、『京』と云う名前が出た時点で確定的である】


「――、あぁ。」


「有難う。 状況は、理解できた――、その、まず私は、『そういう人』ではない。
 名前は、華蔵院フィスカと言って……、どちらかと言えば――い、いや、何でも無い!
 今のは、単にその、勘違いで…、…森島が悪人じゃないのは、私も知ってる。」


【「――ちょっと待ってて欲しい」、と、彼女は告げて、森島の許へ】
【恐る恐る、顔を覗き込めば、確かに見知った顔である。 …、…と、彼の瞳が開き】


――、フ、フィスカさん、…、…今、何が―― 「��ATLAS�≠ゥら脱出したのなら、連絡ぐらい入れろッ――!!」


【 ――��疾�=\― 】





【―― 、まぁ、その後の状況を端的に説明するなら、だ】
【仰向けの森島の腹部に正拳突きを喰らわせた後、フィスカは何事もなかったかのように戻って来て】
【子供へのマジックワード、「大人には色々有る」を連発し―― 】


「…、…その、早い話が、だ。 森島は少し疲れているから、あのまま寝させてやって欲しい。
 キミの事は、私が家まで送ろう。 ――、ほら、早く。 子供はもう寝る時間だ。」


【――、無理矢理、その場からファラエナを立ち去らせようとするだろう。大人汚い。】
629 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/04(木) 01:10:47.75 ID:3Fk3LYq6o
>>626
【殺人鬼―――思えば、この場所でストリートファイトができていた事自体が奇跡だということに、やっと気がついた】
【路地裏は"そういう奴"が多い。だから気をつけろと言ったのは此処の住人だった。彼は身を持って、そのことを思い知ったに違いない】
【少女の中に、一瞬虚しさを体現するような風が吹いた。そんな心も、劈く爪の音にかき消されてしまう】


【こうなれば一々――例えば、彼の爪が開閉して大きな金属音を出していても――怯えている暇は無い】
【罵倒されても、少女は彼を睨むことをやめない。そんな言葉で引き下がるわけには行かないのだ】

【確かに赤の他人。だが、目的こそ違えど強き者。そんな彼らを"目的の人物がいなかったから"なんて理由で虐殺したこの男を、少女は放っておけなかった】
【正義感。―――頭の隅には、マフィア集団であるD.R.U.G.S.の一員である自分が正義を気取るなんて、とか考えもあったが、振り切った】
【少女の考えは、ただ一つ】


ごちゃごちゃ……――――――――――――。



―――――…… 五 月 蝿 い っ す ! ! ! ! 


『―― Twice Acceleration ! ! !――』


【――――コイツを止める。それだけだ】
【当たれば血の海の仲間入りは確実であろう、視覚的情報だけでも大きな存在感を放ってくるその爪―――いや、ドリル】
【それを少女は、安全な後ろへと避けることはない。あえて前へと。もっと言えば、少女から見て左前へと足を動かし、ステップ。そう、少女は彼の爪ドリルの隙を狙っている!】

【避けられたならば、ギュッと握りしめられた右拳が振りかぶられるっ! そしてその拳が放たれるのを許せば―――それはもはや、常人の放つ拳の速度ではない!】
【プロボクサーよりも重いストレートが腹に向かって放たれる! 風を斬るように、空気を裂くように!】
【―――しかし、その拳が放たれるまでは若干のラグがあった。それを読み、回避することも可能だ】
630 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 01:11:29.97 ID:kiXxqVapO
>>625

えっ、フォン?
それって、オレのこと?

【ぱちくりと目を瞬かせて、困惑した表情で聞き返す。今まであだ名をつけられた事はなかった】
【妙な感覚がしたが、別段嫌な気分はしない。親愛の証だと受け取った。少し顔が赤らんだのは気のせいではない】

うーん、力というか……
オレは特に「能力」と言えそうな物はないんだけど……

【乾いたコートを羽織り、セリーナの後を追いかける】

――あぁ、そういえばアイツを取り込んだから何か使えてもおかしくないのか。

でも、今はちょっと分からないな。ごめん。

【「身体の丈夫さには自信があるんだけど」と付け足す。どこか申し訳なさそうな表情だ】

――あっ、もちろん空は飛べるよ!

【念のため、更に付け加える。ばさばさと翼を羽ばたかせてみせる】

/今晩もよろしくお願いします!
631 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 01:11:32.79 ID:7aehqXWu0
>>627

うーん……嫌ならば仕方ありませんね…


【それでも、無邪気なまでに信じていたいなら、もう仕方ない】
【それを最終的に決めるのは芽生の意思だ。もしそれが"こう"と決めたなら、それはもう否定されてはいけなかった】

【流石に少し驚きを見せた。あくまでそれは「やばい高そう」じゃなく「うわあ凄い」という感嘆の念からなのだが】
【だが少年は少し遠慮した様子で、だがそんな仕草が感謝の念を含んでいるのだから、何も言う事は無い】
【「ゆっくり味わってくださいね」等と言うと、テーブル端にある調味料を手にとって自分のハンバーガーに振りかけたりする】


ふふ、よろしくおねがいします


【一瞬"ちゃん"という単語に反応をしめした彼に対し、もしかして間違えた?、という念が浮かんでくる】
【確かめたわけでは無いから確証は無いが、襲われかけたという話もあるし、多分女の子だ、大丈夫。と結論付ける】
【ちなみにこの敬称。誰それ構わず"ちゃん"付けしている訳では無く、相手によってちゃんと使い分けている】
【節介かもしれないが、早目に訂正しないとこの先"芽生ちゃん"と呼ばれることになるので気をつけたほうが良い】

【机の上に置かれた櫛は、確かに高級そうに見える。よく言われるベッコウの様な模様をしているし、目も非常に細かい】
【が、結構安物で高そうな見た目をしている物は割とある物で、この櫛も「髪を整えなければいけないかな」等と言う気まぐれから買った木製の物である】
【彼のコートの内には、普段彼が好んで持ち歩く物品以外にもそんな物が色々詰まっているのだ】

【とても幸せそうに食事を取る芽生を見れば、下手に言葉をかける事は出来ない。彼もハンバーガーを口に頬張って腹に収めていく】
【普段の自分なら慌てふためいて「不味かったのか」等と要らぬ心配をするのだが、今回はそうはいかない。彼の涙の意味が理解出来たからだ】
【芽生の話を聞く限り、彼にはまだ想像に耐え難い程の苦難がある筈である。だからせめて、今の食事の時間だけは幸せで満たして欲しい。そう願った】
632 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 01:18:07.19 ID:ZPab4Wh+0
>>628

ち、違うのなのっ? じゃあね、あのね、なんでお姉ちゃんね、蹴っちゃったの? なの?
痛いから駄目だよ、なんだから! ……そうだよ、京お兄ちゃん、いいヒトなんだから!

【さでぃすてぃっくな勘違い、霧散。傾げた首はだんだん角度を深められていくばかりで】
【「どちらかと言えば」――なに? 物理的にも中身的にも小さな頭が、上手く理解してくれなかったのは幸いか】
【なんでもないといわれたなら「そっかぁ」なんて思考のうちで納得してしまう。そして平和に終わったように見える】
【むーっとした表情はじっと真っ直ぐ見上げて――「親方空から女の子が!」をした子の、いうことでは、ない】

【(そもそも、現状の始まりは、彼女である)】

はいなの、…………えーっ!?

【いい子で頷いたなら、ごめんなさいでもしに行くのかしらと平穏な頭は考えて】
【見えた光景。ごめんなさいとは程遠いというより、寧ろあれはトドメではなかろうか】
【再びぴょんこと持ち上がったツインテールがトゲトゲしている気がする。全て錯覚なのだけれど】

【何事もなかったような帰還、ぱくぱくと何かいいたげな口元、】
【京のほうを指差して何かを訴えたい眼は、けれど、大人の言うことに逆らい続けるような性格ではない】

えっ……でもでも、お兄ちゃん、寒いよっ? 風邪引いちゃっ……えー!

【「大人ってコワい」――また一つ世の中を学んだなら、ちょっとしたごり押しで帰宅を決め込むのだろう】
【「京お兄ちゃん、またねー?」なんて投げる声は、おっかなびっくり。大丈夫なのこれ? そんな風な思考だけがぐるぐると】

【――送ってくれるというならば、ちょこまか歩くのは緊張の表れだろうか、小型犬のよう】
【「あのね、あのね、お兄ちゃんね、あんまりいじめちゃ駄目だよ」なんて、子どもの精一杯はここである】

【やがてたどり着くのは街外れのほう、路地の奥にある古びた洋館めいた建物だ】
【表札の類なんてない、全ての部屋にかけられた暗幕染みたカーテンは中を窺わせることなんて許してくれなくて】
【ただ、隙間から洩れる明かりがあるなら。ヒトが住んでいると教えてくれるのだろう】
【猫の額よりちょっとマシ程度の庭には雑草が芽吹き、枝で地面に書いた落書きが。「ここなの」なんて、指差した】

 【――とある一室、暗幕の途切れた間から、黒に紫色の靄をかけたような色の瞳が、一つ、フィスカへと向けられていた】
 
【親愛じゃない。警戒するように褪めた鋭さは、そういったものに鋭ければ手繰ることも難しくない】
【彼女の目の前には門扉がある。幼子はごく普通に押し入るけれど――それ以上は、今は入らないほうがいいと、予感させる】
633 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/04(木) 01:34:53.35 ID:koi9mIgoo
>>632

【――、ファラエナの別れの声に、亡者の様に手を挙げて、反応する森島を取り残し】
【「苛めてないよ。悪いのはあっちだ。」――、そう返すフィスカは、子供っぽい】
【齢にして、まだ、二十といった所だろうか。…、…ならば、仕方無いのかも知れず――】


【 ―― 】



「…、…此処、か。」


【どうにも――、『健全な発育環境』とは言えない建物だ】
【比較的裕福な生活を送ってきた彼女から見ても、『普通ではない』と言う事は分かる】


「(――、何より。…、…否、逆に、『良い親』と言えなくもない、か。)」


【――目は口ほどに物を言う、とは言うが、あの警戒は口以上だな、と心中、ひとりごちて】
【その瞳から、門扉を開け、押し入っていくファラエナに双眸の行き先を移すと】


「…、…じゃあ、私は此処で失礼するよ。
 さっきは私の、……勘違い、だったが――危ない事も有るから、気を付けて。」


【そう告げ、彼女が敷地内に入ったのを見届ければ】
【――、フィスカは軽く手を振り、口角を上げて別れとしつつ、その場から去って行くだろう】
634 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 01:37:04.23 ID:S8nvmLH10
>>631

あ、いや……その……

【なんだか青年は『疑ってほしかった』かのような態度をとるので口籠ってしまう彼。本当に気が小さい】
【もしかすると、考え方難いことではあるが、この青年、エヴァンはもしかすると疑われるのが好きな人間なのだろうか、と思う彼】
【いや流石にそんな特殊な性癖の人間はいないはずではある、いないと信じたい。いたとしてもこの青年がそうだとは信じたくない】
【信じたいとかほざいたばかりにこんなことを言うのは忍びない限りだが】

う、わ……お、思ったより豪華なものが……す、すみません……

【こんな凄い物が出てくるとは予想だにしていなかった。精々素朴な味噌汁と白米と焼き魚が出てくる程度だろうと思っていたのだ】
【そして彼からすればそれでも十分嬉しかったのだが。なんとまあ思った以上の幸福が店員に運ばれてきてしまい言葉もない】
【ただ嬉しい気持ちと青年への申し訳ない気持ちで心の中が二分されるばかり】

あの…よろしく……です

【一瞬訂正しようかと思うが、その訂正によって青年が不快な気持ちになる可能性を考えると迂闊にそんなことはできない】
【人間の中には人前で恥をかかされるのを極端に嫌う人が大勢いる。尤も、今回のコレが恥がどうかは甚だ疑問だが、人の性別を間違えたことを恥に思う人もいる】
【それに先も言ったが彼は女と間違えられることに慣れていた。ちゃん付で呼ばれても気にはするし少し落ち込みはするが、その程度だ】
【意図的にからかうつもりで芽生ちゃん芽生ちゃんと連呼されたとしても怒り狂ったりすることは無いし、鬱になるほど落ち込むこともない】

【下品に食器をぶつけてカチャカチャ音を鳴らし、卑しくも急いで肉と野菜、米を口に運ぶ】
【泣きながら、嗚咽を漏らしながら食べる。そんな異様な少女風少年を周りの客たちの内数人は珍しい物でも見るような目で眺めたりしている】
【だが今はそんな奇異の視線も気にならない。ただ幸せで幸福で、手を使い食物と言う幸せを口から腹に流し込む感覚は旅に出てから本当に嬉しいことなのだと気付いた】
【実家を離れて暮らし、飢えて飢えて死にそうなほど飢えた時に食べたご飯は本当に美味しくて本当に素晴らしくて、本当に特別だった】
【母親が作ってくれていた幸せにも早く気付くべきだったと深く悔み、今はいつでも噛みしめて飯を食べることにしている】

【数十分ほど経ち、綺麗にペロリ完食致した彼は両手を胸の前で合わせ「ごちそうさまでした」と誰にとなく呟く】
【顔を上げて、眼に溜まった涙の粒を右手で払い、拭い、ありがとうの意味を込めた笑顔を青年に向けた】
【それから一寸遅れて、声に出してきちんと「ありがとうございました」をする】
635 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 01:39:21.69 ID:I1SJQJhOo
>>629
【その義手の回転は非常に早く、それだけでも内臓を骨ごとミキシングするには十分である。しかしそれなのにオーバーキル気味に、力強く叩きつけるように振り落とされた】
【ーーーつまる所、大振りーーー躱すのに難しい論理はいらない、一瞬の見極めと覚悟だけで回避は容易】
【空気を巻き込み砕く駆動音は、少女に恐怖を与えたであろうか】

【そして、その動きに反応できる理由もなく、その男のガラ空きになった腹部に迫る少女の拳】
【少女の、とは言うが、先程屈強な男を一発KOした拳である、その速さも重さも話が違う】
【肋骨すぐ下、丁度真ん中辺りに突き刺さった拳ーーーそう、鳩尾だ】
【鳩尾といえば、一般的には人間の急所である、よく腹に殴打して気絶させるなんて物があるがーーー実際、強い衝撃で意識を手放す事もある】

【この男も、声も上げずにビクリと体を奮わせれば、よた、と一度片足が前へ、それから跳ね返るように、仰け反って】
【力が抜け、人形の様に倒れーーー】

ーーーってェな……!!

【ーーー倒れないッ!?】
【寧ろ、倒れる動作はブラフに過ぎない、仰け反った体制ーーー片脚がゆらりと上がった状態で、ピタリと止まりーーーッ!】
【体制を一気に戻す力を利用し、少女に向けて前蹴りを放つッ!】
636 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 01:53:37.14 ID:ZPab4Wh+0
>>633

【見てくれなら、そう、幽霊屋敷といわれても特におかしくないようなビジュアル】
【罅割れた煉瓦、僅かな隙間に生した苔、庭でぽつぽつ咲くヒメオドリコソウやホトケノザの彩りが明るく見えるぐらい】
【「とん」と踏み入った足音は軽く、それもまた砕けた飛び石の上に乗ったなら、】
【古びて「ぎぃ」と鳴く門扉は、何かしらの境界であるかのよう。そちらとこちらでは、世界が違うよな錯覚――】

またね、なのー!

【先ほどの位置からは歩いて数十分ほど、軽いお散歩がてらと思えばたやすい距離感は、】
【きっとそれなりの会話だってしたのだろう。フィスカの先ほどの行為に悪意がないようだと分かったなら、素を見せるぐらいには】
【すっかり打ち解けてくれて、ちいさな手を振って見送る。その姿が見えなくなれば木の扉を軋ませて、その姿は消える】


【――その部屋を端的に表現するなら、“本”。出入りを邪魔しないための最低限以外を本棚で覆った壁】
【あちらこちらに積み上げられた本は絶妙なバランスでそこにあって――窓際に積まれていたタワーが、微かに揺れた】

「……――ああ、悪い子。誰も連れてくるなと、忘れたの?」

【腰掛けていたのは一人の少女。瞬いたなら、ひどく失望した色を乗せるのは、あの幼子に向けて】
【紫から黒へ向かうグラデーションの髪を一度払って、降りた足音はひどく軽いもの】

【抜けてしまいそうな床板が、歩くたびにぎしぎしと悲鳴を上げる。通りすがりに閉じたのは、机の上の本】
【読んでいたのだろう、そしてきゃいきゃい騒ぐ義理の娘(かわいいわがこ)の声に、気がついた】

あ、お母さん、ただいまなの! あのね、今日ね――。

「ああ、そう、どうでもいいわ。……悪い子の話なんて、聞く意味があるの?」

【軋む扉を開けたなら、ちょうど近くに居たらしい姿を認めて。わぁわぁ喋り出す声が、ぴたりと止んだ】
【ことあるごとに向ける失望色の眼差しは、この幼子に対してどこまでも威力を持つ】
【子どもは、大人の言うことに逆らえないものである――】

/おつかれさまでした!
637 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/04(木) 01:57:29.71 ID:koi9mIgoo
>>636
/お疲れ様でした!
638 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 02:03:41.64 ID:7aehqXWu0
>>634

…あー、何というかですね
下手に信用して足元を掬われる事はままある事なので、そうはなって欲しくないのですよ

【口篭る芽生に対し、彼は彼の考えを告げる。あくまで疑って欲しいのではなく、疑ってかかる姿勢を忘れて欲しくない様で】
【少なくともこのエヴァンには、他人を深く信じて傷つけられた経験があるのだから、無垢なまでに信用する彼に対して忠告をせざるを得なかったのだ】
【だがそんな様子はチラリとも伺えない。僅かに漏れるそれさえも、彼が被る笑顔の仮面に隠されていた】

【返ってくる反応は微妙。やはり自分が間違えていたのか?と少し悩む】
【思い切って聞いてみようか。しかし此処で聞いてもまた申し訳ない思いをさせるだけでは無いのか】
【そう思えばこちらも中々切り出す事が出来ない。とりあえず今は置いておこう。何かの拍子に確かめればいい】
【そういう事にして、とりあえず"ちゃん"を通す事にする】 

【凄く幸福で、凄く美味しそうで、凄く嬉しそうで。だが凄く悲しい食事。その様子を表すなら、こうなるか】
【そんな様子はとてもでは無いが上品とは言えないし、何も知らない人からすればマナーのなっていない人としか映らないのは致し方ない】
【だが、目の前にいるこの男はそんな彼を奇異な目で見る事はとても出来なかった。彼の事を少し知れば、この世に蔓延る悪人でも無ければまずそうなるだろう】
【文字通り幸せを噛み締めていく芽生を、ただ笑顔を持って見守るのだった】

はい。お粗末さまでした

【一足先にハンバーガーを食べ終えていた彼は、芽生に合わせて自分も合掌と礼を行う】
【とても嬉しそうな笑顔を零す芽生を見れば、ああ、こうした甲斐があったな。と思い、感謝を示す彼に「どういたしまして」と返すのだった】

【エヴァンは思った。今ならば、過去に出会ったとある男の言葉が理解出来る。そんな気がした】
639 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/04(木) 02:06:22.93 ID:3Fk3LYq6o
>>635
【プロボクサーよりも重く、速い。金属板をついたグローブは、その強化も兼ねている】
【いわばナックル。尖ってはいないのだが、硬い硬いそれは先ほど少女がやっていたように、骨を折ることなど容易だった】
【さすがに腹に打ち込んで胸骨や肋骨が折れるかと問われれば難しいのだが。それでも衝撃は伝わったはず】

【そして、拳を振ってから耳鳴りのようにフラッシュバックするのは、ドリルが回転する嫌な音】
【腹の底まで抉られそうなそれは、普通に聞いていても不快感を与えている。その切っ先が自分に向かうとなれば、その恐怖は計り知れない】
【振ってからでよかった、直前だと気の迷いが生じたかもしれない、そう思った】

【微かな安堵と、僅かな恐怖。それが隙だった】
【しかも、少女も大振り。そんな状態で、彼の蹴りを避けられるはずもない―――――――豪ッ!!!!】


――――――……あっ……が…………!!!?


【弾丸のように飛来し、炸裂する彼の前蹴り。靴跡は、ジャージの腹付近に。べっとりと赤くこびり着く】
【その数瞬後には、ガシャンッ!! と金網が軋んで少女を固く受け止めた。 いくらパンチが強くても、少女の体は少女だった。軽い故に、ふっ飛ばされやすい】
【網を掴み、倒れまいとするが蹴りを受けた少女は無事ではない。 何処かの器官が損傷したのか、口から血が垂れた。―――が、彼女の瞳は、まだ死んでいない】


【――――ビュンッ!! 少女が右腕を強く振ると出現するのは薄緑色で三日月型の薄い物体。出るやいなや、それは彼に向けて突進していく!】
【風を斬るようなそんな音を出しながら直進するそれは、まともに当たれば皮膚を深く傷つけるだろう】
【しかし、風を纏ったその鎌鼬は速度が猛烈に速いというわけではない。さらに飛来する直前、わずかに風が吹き始める。完全回避も風を読めば可能なのだが】
640 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/04(木) 02:10:46.00 ID:3Fk3LYq6o
>>635
/すみません、2時になりましたので寝かせて頂きます……
/今日の夜へと持ち越したいところですが、そちらの都合が悪ければ切っていただいても構いません
/持ち越してくださるならば、自分は多分夜11時から居ますので、よろしくお願いいたします

/それでは本当に申し訳ありませんが、一旦お疲れ様でした。おやすみなさい
641 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 02:19:31.93 ID:S8nvmLH10
>>638

【青年から告げられたのは彼を心配する忠告】
【人を信用し過ぎると足を掬われるというものであった。確かに、と頷く彼。彼自身、そういうことがあるのは知っているつもりだ】
【人間とは騙し騙される生き物。だが、彼は青年が裏表のない人間だと思っている、信じている】
【だからこそ青年のことを全力で馬鹿のように信じることが可能なのだ】

だ、大丈夫です!私だって誰彼構わず信用するわけじゃな、ないです……から
今のところは、家族と……あなた……くらいですよ

【彼は学校にはちゃんと通っていたわけだが、そこでもあまりいい思いをしたことは無い】
【故に家族ほど信頼でき安心できる存在はなかった。友達、と言う存在がまるでいなかったしいなくても良いと思っている。今でも】
【友達が出来なかったからこそ、家族の存在がより大きく思えたのかもわからない】
【無論、青年が過去にそんな目に遭っているだなんて欠片ほども予想していない】

【敬称についてはもはや何も言うまい。そのうちなんとかなるようになるだろう】

【確かに、彼の現在の境遇は酷く貧しく過酷なものだ。人々の同情を買うほどに】
【だがしかし、彼がこうなっているのは半ば自業自得な部分がある。なにせ彼は実家に仕送りをしようと意気込んで旅に出たのだから】
【結局仕事は下品なもの以外に適正はないと判断され、しかしそちらの仕事は怖くてできないので無職。調子に乗った結果がこれである】
【一応変えることのできる家は遠くにあるのだ。親や妹に向ける顔がないので帰らないでいるだけなのだ。まあ、可哀想と言えば可哀想】

とても美味しかったです!ありがとうございました!

【今日一番の快活さで語る無邪気な少年の姿がそこにはあった】

で、では外に出て髪を梳かしますか……?
別に面白いことは……ないとお、思いますけど……

【テーブルの上にポツンと置かれた櫛を眺めつつ言う】
642 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 02:34:38.17 ID:I1SJQJhOo
>>639
ーーーるっせェのはテメェなんだよクソガキャあ……!
歳上の話はちゃんと聞けって習ってねぇのか?えぇ?

【べちゃ!上げた脚を降ろせば、肉塊と血が踏まれて飛び散った】
【ズボンとブーツが赤く染まる、元より返り血で真っ赤であった為にほぼ意味がないが】

【ーーーいや、それよりもだ】
【何故この男は平然としていられる?ナックル付きのパンチを鳩尾に食らっておいて、二足で立ちながらにして啖呵を切れる?】
【頑丈にも程があるーーー彼の��右腕�≠ェ、表面に唯一見えているだけであって、��内部�≠烽ワた別の物質であるとしたらーーー】

【ーーービュンッ!ーーー風切る音が鳴ったかと思えば、薄緑の斬撃が少女から打ち出される】
【素早く回転の止んだ右腕を前に出し、爪を開いた掌を向け、斬撃を受け止める男】
【掌に空いていた孔を分つように、切り傷が真っ直ぐ刻まれれば、僅かに押された事に舌打ちし】

…ヒャ、ヒャハハハハハハ!!ンだぁ!?今のはよぉ!?
能力っつーのは…こーやって使うもんだぜェ!!

【キズが刻まれた右腕を下ろし、代わりに左手をあげれば、上に向いた掌に燃え上がる炎】
【ぼうぼう燃えるそれは、掌に乗るくらいの小さな炎であるがーーー左手を右から左に一振りすると、掌の炎が伸び、鞭のようになって少女を打たんとする】
【炎に物体的な攻撃力はない、『鞭のように』とは言っても、炎が体を少し焦がすだけだ】
643 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 02:35:43.26 ID:I1SJQJhOo
>>640
/おっと、了解しました
/では明日の夜、時間になれば舞台裏にて呼び掛けますね
/一旦お疲れ様でした
644 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 02:41:11.52 ID:7aehqXWu0
>>641

そ、それはそれでどうなんでしょうか……
いやしかし僕が"信じるな"と言った手前……うーん……

【そこまで言うと、彼は自分の発言に板挟みになってしまう。なった、というよりは、なりにきた、の方が正しいか】
【というよりこの青年は少し食い違っている様だ。優しく接してくれた青年を信じている少年と、知らない奴を信じるなと言う青年。上手く噛みあわないのは仕方ないのだろうか】

ふふふ、それは良かったです
本当に。本当に良かった

【顔中に隙間が無いほどに喜びの念を見せる彼と同じ様に、青年も笑顔を湛える】
【やはりこの瞬間は格別だ。誰かの為に何かをして、感謝される瞬間というのは、やはり良い】
【先日、彼の居たとある一件でも感じたこの感情。この街はとても素晴らしい力を持っている。そう感じる他無い】

はい、そういう約束でしたね
では外に出て早速見せて貰いましょうか

【そう言うと櫛をその手に持って席を立ち、レジへと向かってガサゴソとコートの内ポケットを探る事十秒程…】
【「ああ、あったあった」と微妙に不安を煽る様な気の抜けた声を出しながら革の長財布を取り出して勘定を済ませる】
【レシートを見ると「あ、意外と安いなぁ」等と面白そうに言ったりしている。そんなに安い訳ではないが、少年にレシートを見せないようにして店を出る】

【「よーしっ」と謎の掛け声をかけたならば、少し歩いて先ほどの落とし穴がある公園に到着する】
【約束を果たしてもらうついでにこの穴を塞がないといけないからだ。最も、人目につきにくいという理由もあるのだが】
645 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 02:53:29.24 ID:gcp/nAxCo
>>630

――あ、ごめんごめん!つい、ナチュラルにあだ名つけてたよ。
そう、"フォン"――悪く無いでしょ?アタシさ、仲間には結構つけてるんだ。
ウチにいる子だと、アンジェル・ベルジュロンって子は"ベル"って呼んでるし
悦那・スティングレイって人は"悦君"――って呼んでみたりね。

・・・ただ、二人とも今は行方不明で、大変なんだけどね。

【そう言い、一瞬だけ表情を曇らせるセリーナ――しかしすぐにまた笑顔に戻って】
【顔を赤らめたフォンチュンに対し、悪戯ぽく笑いかけた――こういうところは歳相応な、というよりも】
【少し子供っぽくもあるだろうか――表情が豊かな女だ。】

―――んー・・・そっか、まだ自分でもどんな力が宿ってるのか、分からない状態なんだね。
でも大丈夫!空が飛べて、それで強い意思を持ってるなら十分!
なにも戦える事だけが全てってワケじゃないからね、ただ――
やっぱり、危険な事も多いと思うから、身を護るだけの手段は"なるだけ"確保しておいてね、フォン。

【恐らくは、そうして行方不明になる者も出るのだろう――セリーナが語るのは冷たい現実】
【しかしこうしている間にも悪が動き続ける現状で、声を上げぬ訳にも行かぬ】
【小さい組織らしく、これで結構苦労しているのだろうか――フォンチュンにも、その重圧は伝わるだろう。】

【――もっとも、そういった面倒なものもこれから怒ることに比べれば、大した事でもないのかもしれないが――】

―――それじゃ、こっからはアタシのターン!足場が不安定になるから、しっかり立っててね、フォン!

【何を言い出すのかと思えば、裏口へと繋がる通路のど真ん中で立ち止まったセリーナ――彼女は】
【足元にある何かを"ガコン"、と踏み――その"仕掛け"を起動させた】
【瞬間、二人を襲うのは浮翌遊感――これは、足場が真下へと"落下"していっている証拠――!】
【駆動音を響かせ、通路は巨大エレベーターと化し――なんと、地下へと下っていくではないか・・・!】

――これは仲間にしか教えない秘密なんだけどね、ウチもやっぱり"組織"だからさ。
ちゃぁ〜んと、拠点は拠点で用意してある、って訳。さあ――

ようこそフォン。UNITED TRIGGERへ。

【――時間にして一分ほど、エレベーターが地下へと下っていっただろうか】
【視界が開けるとそこにあるのは巨大な"施設"――地下の空間を利用して作られた"秘密基地"】
【エレベーターの目の前に広がるのはメイン・ルームと呼ばれる作戦室だ】
【多きなモニターに地図と拠点、そして現在は封鎖されたレナールなどが赤く示されており】
【その脇にはいくつものコンピュータ、そして資料などが立ち並んでいる――まさに、基地の名に相応しい設備だろう】
646 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 03:03:51.43 ID:S8nvmLH10
>>644

【むむむ、噛み合わない。が当人たちはこういった行き違いに意外と気が付かない物である】
【人は目の前にあることは見逃しがちになる。近すぎると冷静に対応できないのだろう。案外阿呆な生き物である、人間】
【まあ、彼だって完全なる純真無垢な少年ではないので知らない人を突然信じるなんてことはあり得ない。この親切な青年ですら少し疑ったくらいなのだから】

ふふ…

【まるで自分のことのように喜んでくれる青年を見てはしたない笑い声が漏れる。ただ息を吐き出したようにも聞こえるがそうではない】
【彼の安心した時に不意に漏れてしまう笑いだ。安心感から来る微笑み。その付加として漏れる吐息のような淡い声】
【今までへったくそなナンパで誘った相手の温情でなんとか生き延びていた彼にとって今日の出来事は本当に温かい。青年は彼の容姿に釣られたのではないだろう】
【ただただ、ひたすらに親切でやってくれたことだ。その親切が眩しくて暖かくて堪らない】

は、はい

【青年がレジで金勘定を済ませているのを遠目に、お先に店を出る彼。そそくさとまるで食い逃げのような足取りだが無論食い逃げではない】
【青年はレシートを眺めて「あ、意外と安いなぁ」と言っている。これを耳にしてホッと胸を撫で下ろす彼だが、それは恐らく青年の配慮であろう】
【彼がこれ以上いらぬ心配と遠慮を重ねないようにという、優しい配慮なのだろう。その配慮に気づけないから、彼はなんだか惜しい】

【青年のやや後ろをとことこ着いていくと先の大穴が空いている異様な公園に到着した。ここならば人目も少なく、五月蠅いこともなく】
【気兼ねなく髪を梳くことができるだろう。なんだかこうなると髪を梳くだけだというのに一大イベントのような気がしてくるから不思議なものだ】

ん、で、では……

【掛け声。どうやらこれより髪を梳く気のようだ。若干顔が赤く見えるのは気のせいか】

/すみません眠気が……これ以上は頭が回らなさそうです……
/こういう場合は持越し?〆?どちらが良いのでしょうか
/私はどちらでも良いのですが……
647 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 03:08:00.10 ID:7aehqXWu0
>>646
/そいつぁいけねぇや!
/という訳で、まあもう少しで終わりそうな雰囲気ですがここで一旦止めましょう
/こっちはまた後でレスを返すかもしれませんが、そちらは気にせずお眠りください
/長々と付き合せてすみませんでした。お疲れ様です。良い夢をー
648 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 03:12:29.05 ID:S8nvmLH10
>>647
/了解です…申し訳ない
/ではお休みなさいませ
649 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 03:27:48.22 ID:kiXxqVapO
>>645

――あぁ、そうか。
簡単な仕事じゃないよな。覚悟したつもりだったけど、いざそう言われると、なんか……

【行方不明の仲間たち、彼らの話を聞いて表情が暗くなる】
【これから戦いの日々になるのだろう、そうなれば何が起こってもおかしくない。今親しげに語っているこの女性も、いつ倒れるか分からない】

【しかしその不安は、今は関係ない】

――ふぁ、うわぁっ!?

【突如、少年の身体を妙な感覚が襲う。本来はむしろ慣れているのだが、自分の意思と関係ないこの浮遊感は逆に違和感を覚えた】

【そして1分程経ち、浮遊感が収まる。一行が地下の基地に到着した】

……おぉ……
すごいな、ここ。
全部セリーナが作ったの?

【目に入ってきたのは、今までの少年には全く縁のなかった設備。困惑と驚きが入り混じった表情で、感嘆のため息をつく】
【どこか輝いた瞳でセリーナの顔を仰ぎ見る。見た目相応の無邪気な表情だ】
650 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山梨県)[sage]:2013/04/04(木) 03:45:05.42 ID:9PjHmztwo
【街中】


【夜食。それは夜中に生きるものとして逃げられぬものかもしれない】
【少なくとも、この妖怪にとっては逃げられぬものだった】
【こんな夜中だというのに活気付いている歓楽街。今回の舞台はその中の一角】

「んにゃ……こんな夜中に腹が減るとはねぇ……ラーメンとか喰ってもいいかな?太る?肥っちゃう?」


【ラーメン店のサンプルの前で、何やらブツブツ言っているものがいた】
【そいつは黒地に白や紅の牡丹をあしらった模様が施されている所詮振袖を着た女だった】
【豊満な胸元をはだけるように着崩しているが、それは彼女の和服のサイズが単純に合わないからであろう】
【障害でも持っているのだろうか──電動の車椅子に乗っていた】

【ポニーテールのように一纏めに髪を束ね、夜風にふっさりと揺れていた。
右眼は紅いロンパリで、彼女のの左目は上下、斜め、左右に太刀傷が刻まれていた。
既に左目は見る事ができないだろう】

【しかしこの女、腰から下に必ずと言っていいほど存在している二本の脚がなく振袖の下の方はただの空洞となっていた。】

【それどころか、腕も右手一本しかなく、目の傷もあってか、何らかの攻撃を受けた事が伺えた】

【背中には車椅子の左には日本刀らしき黒光りしたものと、木製の杖がおかれていた】


「いやぁ、ココで、ここいらで?
お姉さん僕と一杯食べません?──とか言ってくれる人がいれば遠慮なく食べられるのになぁ!なぁ!なあわわぁ!」

【そうブツブツつぶやきながら、ラーメン店のサンプルのケースに車椅子を激突させ、戻し、また激突させるのを繰り返していた】
【そんな無茶な運転をしていたからであろう。ふとバランスを崩してしまい、右側に倒れそうになってしまった────】
651 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 03:58:47.88 ID:gcp/nAxCo
>>649

―――ま、敵はいっぱいいるし!やるべき事はたっくさんあるわけで。
複雑に考えるだけ、"無駄"ってモンだね、あんまり難しく捉えなくて良いから――
自分の身と、自分の護りたい人の身を両方とも護れるよう、そこだけ留意しておけばOKさ!

【大胆、ではあるが――あまり難しく考えずに、今出来ることを精一杯することこそ】
【この組織が戦い続けていくには必要な事なのだろう、だからセリーナはあれやこれやと考える前に】
【まず、動く――自分が正しいと信じる道へ、一歩踏み出す勇気こそが、この組織に所属するものに求められる。】
【逆に言えば、それだけこの組織はフリーであり――作戦に参加するもしないも、自分次第といえるのだ】
【そんな事を話しながら、二人は基地内を少しずつ歩いていき――やがて話題は基地の事へと移っていく】

んー、っとね、アタシが位置から造ったって訳じゃなくて――なんていうか、こういう"建築"に
詳しい仲間と、賞金稼ぎやってるときに知り合ってね。お金は勿論アタシが用意したんだけど
工事なんかはその人たちに手伝ってもらったんだ、勿論ナイショでね。

元々はね、ここって宗教戦争が起きたときに、逃げ込んできた修道士を匿ってやろうと
上の酒場を経営してたオーナーの人が地下壕を掘ってシェルターを造ってたらしくて、まあこれは
もう随分昔の事なんだけど――その時の地下穴が残ってたから、土地ごと買収して改造した、ってワケさ!
だから穴はもともと掘ってあったんだ、そこに補強と設備を運び込んで作った、って感じかな。

【メインルームの横には射撃場を備えた広い訓練場、過去の資料が並ぶ資料室、奥には食堂とシャワールームも見える――】
【確かに基地として機能するには一通りの機能を持ち得ているらしい、なによりここには】
【たくさんの仲間が"居住"しているスペースもある――能力者が多ければ、襲撃があってもいくらか安全だろう。】

奥には食堂と、シャワーもあるから自由に使ってくれていいよ!
で、こっちには射撃場兼訓練場が在って、あっちのアレは資料室――こっちに見えるのは、捕虜なんかを捕まえとく独房だね。
それから武器庫と、あとは――ああ、そうそう!
フォン、住む所ってもう決まってる?もしないようだったらウチには寮みたいに開いてる部屋がたっくさんあるからさ
ベッドとテーブル、それに家具が少し揃った簡素な部屋だけど、そこそこ広くて住み易いと思うし――よければ、使ってね!
あとは・・・医療器具も結構良いのが揃ってるし――危なくなったらすぐに逃げ込む事!いいかな?

こんなところかな――っと、・・・ふふ、忘れてた。そうそう、ここには仲間もいるから
もし見かけたら挨拶はきちんとすること、これから背中を預けるメンバーだからね!
一応、ウチはお給料も出るけど衣食住は不自由なく暮らせるようにはしてる、欲しいものがあったらアタシに言ってくれれば、用意するよ。

――さて、説明終わり!これが"UT"の地下基地だよっ!
何か質問があったり、分からない事があったらいつでもアタシに聞きに来てね、アタシの部屋はこの通路の一番奥だから!

それじゃ・・・フォンチュン。参加してくれてありがとう。
カノッサの攻撃も勢いを増してきてる――この本部がある風の国も、何時堕ちるかわからない。
けどだからこそ、今アタシ達が戦わなきゃいけない――覚悟はいい?

―――頑張ろう、"一緒に"。

【――最後に、そう締めくくり。】
【その表情は、危機的な状況においてもまだ歪む事が無い――強い意志を感じさせるだろう。】
【これから、始まる――UTとしての新しい活動が、また一人のメンバーの参入を経て――。】

/と、こんなところでしょうか・・・!おそくまですいません!!

652 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 04:03:43.38 ID:D6m77id9o
>>650
【その女性へと近づいていく姿が一つ】
【十分に近づいたところで独り言が聞こえたのだろう、わざとらしく声が一つかかった】

え?じゃあ、お姉さん僕と一杯食べません?

(俺こんなこと言うガラじゃないよな……)
(深夜テンション怖いわー、三日目のテンションマジ怖いわー)

【その姿は黒いロングコートを着た少年だった】
【髪は黒、性別を考えると少し長めで肩に届く程度】
【前髪が邪魔なのかヘアピン数個で動かないように留めてある】
【下は黒いズボンで、特徴らしい特徴はない】

一人ではいるのは心細かったので一緒に入ってもらえるとうれしいなー、とか
あ、そうなった場合金額は全部俺で大丈夫なので、はい

【特にそのまま何も無ければ倒れかけた車椅子を支えるだろう】
【少年がいた位置は女性から見て右側、倒れるならそのままこちらが下敷きになる位置だ】
【支えることが出来たのならそのまま何も無かったかのように会話を続行するのだろう】
【まさに突っ込み不在の結果である】

【行動やら姿やら突っ込むべき場所はあったはず】
【なのに完全にスルーし自分の用件のみを伝える】
【完全なマイペースである】
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山梨県)2013/04/04(木) 04:16:02.22 ID:9PjHmztwo
>>652

【こういうかまってちゃんこそ、構ってもらえる事を想定していない事が多い】
【自分の世界に入っていた時に、隣から不意に聞こえた声には、そりやぁもうびっくりでして】

「ふぇっ!!……わっわっわった、わったしとお食事でぃですきゃぁ?」

【あきらかに挙動不審である】
【少年に話しかけられた事と、今までの痴態も重なってか、恥ずかしさで顔が紅潮していた】
【見事に舌足らずとも言えない独特の勢いで言葉を紡いでいた】

「おっと……えっ?アレ? あ、あ、……ありがとうございまする」


【少年に車椅子を支えてもらえながら、舌をペロッと出して礼を告げた】
【案外車椅子を支えて得ればわかるが、彼女の重さはほとんどなく、この重さのすべては車椅子からきているものだった】
【そして発言からわかる事が一つ。中身も深夜テンションだった】
654 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 04:37:15.25 ID:kiXxqVapO
>>651

――なるほど。
自分を守って、周りも護る。
分かった!

【目的は罪滅ぼし。手段は人助け】
【ひとまず複雑な事は忘れ、自分と周りを守る事だけを考えれば、それでいい】


【そして話題は基地の出来上がるまでの話に移る】

――へぇー……
すごいな。いろんな人が関わって出来たのか……

【そう聞くと、この基地は技術の結晶という事だけではなく、人々の思いの結晶なのだと思えた。誰にともなく、「お疲れ様」と呟く】

住む所?
それは、特にないけど……

えっ、ここに住んでいいの?
やった、ありがとう!

【この少年、住む家がないらしい。部屋が空いていると聞き、あからさまに喜ぶ】

――うん。
覚悟はしてる。
あいつらと戦って、みんなを守る!

頑張ろう!

【自分に言い聞かせるように、覚悟の言葉を口に出す】
【少年は、もう一般人ではない。たった今から、彼はUTの一員となった】


/2日間ありがとうございました、お疲れ様でした!
655 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 04:38:14.90 ID:D6m77id9o
>>653
はい、あなたと、です
……えと、ダメでした?

【深夜なことも考え声量は少し抑えめ】
【普通の喋り方なら大きめの声でだったのだろう、女性相手ということを断言して見せた】
【新手のナンパにも感じかねないこの一言、素でやっている分余計性質が悪い】

【その後、自信なさげに首をかしげて質問で返した】
【女子がやったのであれば可愛くも見えたのであろうその仕草】
【しかし残念ながら目の前のこいつは完全に男である】
【比較的両性的な顔ではあるが雰囲気なども完全に男】
【間違えることはおそらくないだろう】

はい、どういたしまして
あんまり無茶なことは控えたほうがいいと思いますよ?
ひたすら壁にぶつかるのはゲームだけで十分です

【重さについては気にしてはいないようで反応はない】
【何か突っ込むこともなくいたって普通に一言入れてから注意を始める】
【その注意も特にしつこいものではなくたしなめる程度】
【言い方自体もきついものではなく柔らかく、内容に沿ったものだ】
656 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/04/04(木) 04:51:42.94 ID:Gyt92xqco
>>655

いやいやいや……お姉さん嬉しくてアレだよ?
お姉さんは嬉しいの! うん。 そう。嬉しいの!

【相変わらず顔は火照っていて、少年より年は生きているのにも関わらず、時間に一切の配慮を見せない声である】
【きっと少年に話しかけられた事がよほど嬉しかったのだろう】


【その少年の行動に、やり一層顔を赤らめさせて俯く】
【湯気がで出来そうな勢いで真っ赤である。】
【おそらく、彼女視点でいえばら「可愛い」のだろう】


えっ……あっ、はい。気をつけます。気をつけますとも!

ん、ま…久々に「戻ってきた」からついやっちゃってねぇ…

【二ヒヒ、と独特の笑みを浮かべて返す】
【年を考えろと突っ込みたくなるが、また舌をだして誤ってみたり】
【この二人。どっちもどっちでマイペースなのだろう】
657 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 05:09:56.68 ID:D6m77id9o
>>656
よかったです
じゃ、入りましょうか

【安心したように少し口元に笑みを浮かべた】
【その後、一つの提案】
【拒否されることがなければそのまま車椅子を押し、店内へと入るのだろう】

はい、それなら良かったです
安全なのは大事ですから

(これは突っ込んで良いところなのか……?)
(なんかあんまり深く突っ込むのもあれだしなー……)

【ニコッと笑みをさらに深め、付け加えるように一言追加した】
【まあそれでもそこまで深い笑みではなく、一般的には小さめの笑みではあるのだが】
【そして、そこで少しの沈黙が入る】
【困ったように笑みを僅かに歪めて、少し考えているよう】
658 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)2013/04/04(木) 07:18:24.84 ID:WQWDpjieo
>>574
/直前の邪禍さんのレスは見た記憶あったのに……そのあと酔いつぶれてました、大変申し訳無いです
/今夜の同じ時間辺りにこちらのレス落とします、ただもし続行が難しいようでしたら遠慮なく言って頂ければ……
659 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 16:07:15.80 ID:7aehqXWu0
>>646

【少年の口から漏れる息の様な声に安堵が混じる。それを聞いたならば、やはり良かった、と思いを残し、】
【一先ず彼に喜びの念を与える事が出来た事に関して自分も嬉しくなり、また彼も同じように笑顔を以って返す】

【安いと言ってのけた事でこの少年を騙せたのなら、一先ずこれは成功だ。青年は内心で胸を撫で下ろす】
【この少年に一回気を使わせると、自分が優柔な事も含めて際限が無くなってしまうからだ】
【ただ、安い、というのは半分本当の事だ。飲食にかかる代金なんて高が知れている】
【所詮、と言うと少年には悪い気もするが、その程度の出費でここまで喜んで貰えたのだから、素晴らしく安い買い物なのだろう】

【公園にはまだ人の姿は無く、この青年達が立ち入るまでは完全に無人だった様である。最も人がいても其処に残った異様な跡に踵を返すのだろうが】
【月は半分程度雲に隠れているが、月明かりはしっかりと公園とそこに開いた大穴を照らし出している】
【まだ夜も深い。夜である。誰が何と言おうと同日の夜である】

【何だかそれなりに大事な事を忘れている気がする。そんな事をふと思ったりもしたのだが、まあそれは置いておいて、】

よし、じゃあお願いしますね

【と言うと、芽生に櫛を渡して少し下がり、彼の様子を見守る事にする】
【嘘で言いだした事とは言え、いざ実際に見せてもらうとなると中々に興味が湧いてくるもので、】
【拍手で音頭を取ったり等はしないが、興味があると言った様子で少年の方を見つめている】
【そんな様子が、彼のこの嘘を本当の様に見せるのかもしれない】
660 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 18:12:14.45 ID:S8nvmLH10
>>659

【未だ口の中に腹の中に残る青年より賜った幸福の欠片。彼の中に残り香が点々と脈々と残りつづけ感謝として放出され続けるだろう】
【その感謝の目に見える形、言葉にできる形容。笑顔に添える「ありがとう」それだけでお返しできる恩ではないけれど、気持ちだけでも伝えておきたく】
【先のおどおどおろおろ弱々しく吹けば飛んでおれて無残な残骸にでも混ざってしまいそうな彼からは想像も出来ぬ確固とした存在感を持つ感謝の意】
【彼に出来ることがソレだけなためか、彼はソレだけは人々の上を行く】

【彼は正真正銘無一文。1円ほども持っていない。彼が所持物は実家から持ってきた彼の服。何故か持たされた妹の服。常識と体。それから赤い縁が刺激的な眼鏡】
【たったそれだけ。よくよく考えれば履歴書もなく就職などできるはずもなかったのだ。せめて何か簡単な身分証明書でも持ってくるべきだった】
【最悪、筆記用具だけでも持ってくるべき。阿呆だ。正真正銘疑いなく阿呆の痴呆だ。呆れるばかりである。おっちょこちょいでは済まされない】
【……ゆえに彼は些細なことで喜ぶことができる。一般で言えばそれこそ「はした金」だったとしても無邪気に笑顔と涙で喜べる】
【それが彼の長所、と言えば聞こえは良いか】

【公園。静寂の支配する空間に差し込む淡い青の月光をその身に受けて、彼の済んだ白髪は鮮やかに発光する。否、髪だけではない。病的に白く透き通る肌もまた月光に冴える】
【自己主張は決して強くはないが、自然と他人を引き付ける。純粋無垢な��美しさ�≠フ体現者。美麗を擬人化したかのような存在感】
【淡く儚く、あっとしたことで消え去ってしまいそうな貧弱さがそれに拍車をかける。尊く思われる綺麗な身体。自然現象が綺麗に見せんと手伝っているように錯覚するほど】
【彼はただ在るだけで、人々の鼓動を早く、体感する時の流れを遅くした】

う、上手くできるかわかりません……
で、ですが精一杯、やらせて戴きます

【高級そうな櫛を受け取り、さく、と頭に差し込む。慣れない手つきで、年相応の少女が初めておめかしするように、ぎこちない】
【荒れた土地を鍬で耕すように、白紙に鋏を通すように、荒々しい繊細さで彼は髪を梳いていく】
【毎日川の澄んだ水で体を洗ってきたからだろうか。ボサボサの頭だというのに面白いほど櫛は通った。するすると、抵抗をほとんど感じないほどに】

あ、れ……?

【よもや頭髪が全て抜け落ちてしまったのではないかと本人が疑うほどに、怖くなってしまうほどに櫛が通る。が、無論髪は抜けてなどいない】
【一本一本が光る線となって千の輝きに満ち溢れ。夜空に浮かぶ星々を好敵手と呼んで戦でも始めようかという景色があった】
【ささいな風に舞い上がる白く透き通る髪の毛は、ふわり飛んで落ちてくる。それを何度か繰り返し、髪を梳き終わる頃には彼のボサボサであった頭髪は綺麗に整う】
【毛先は天然のくせ毛であるため若干曲がって弾けてはいるが、ほとんど真っ直ぐストレート。前髪も整えればそこにいるのは先の彼から数段跳ね上がって見違えるような人物】
【白髪赤眼の少女ルックな赤い眼鏡の少年が少々頬を朱に染めて立ちつくし、どうして良いかわからず青年に助けを求めるような顔をしていることだろう】

/お返しいたします……遅れてすみません
661 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)2013/04/04(木) 18:49:53.82 ID:WQWDpjieo
>>574
/仕事が立て込んでしまい今晩出られそうもないので、>>658は取り消します
/大変申し訳無い……また機会が有りましたら是非絡んで頂ければ
662 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 18:54:40.00 ID:7aehqXWu0
>>660

【改めて見れば、何気なく言った自分の言葉に肯定せざるを得なくなる】
【言葉にするのが難しい"美しさ"を隠したその姿は、まるで綺麗に整えられた人形の様で、】

【だから、「頑張って下さい」等と声を掛けたその後、目の前に広がる光景に、思わず瞳を二.三度瞬かせる羽目になる】
【彼と最初に会った時と同じように、視線が頭からつま先へ、そして再びその髪へと注がれていく】
【何をした?何が起きた?誰かが美化の魔法でも放ったのか?有らぬ考えが浮かんでは消えていく。一言でいえば「信じられない」】
【「その髪はきっと夜に映えるから」そう言った自分の言葉が再び脳裏を走る。半分ずつの好奇心と嘘を孕んだ言葉に感謝する。たかが千を少し超える程度の事の見返りには、とてもじゃないが釣り合わない】

やはり、美しい髪ですね…僕が見るには勿体無いほどに

【下がった彼が再び芽生の元へと歩を進め、可能ならば舞い上がり靡き渡るその髪を、優しくその手に乗せる】
【予想を破壊して粉末の一つも残さない様な結末。自分が少し力んでしまえば、瞬く間に黒く染まってしまいそうな程の、純白】
【一見幼気な少女に見える彼の姿を、月明かりと星の光。そして、光り輝くと言っても過言ではない白金の髪が照らし上げる】
【その破壊力たるや、もしこの場に"その手"の趣味の人間がいたのなら、自制が利かずに暴走を始めても可笑しい話ではない】

素晴らしい物を見せてもらいました。これでお互い"チャラ"と言う物ですね

【なんて言いながら、にこっ、と笑いかける】
【ふと手を髪から離し、ぽふっ、と芽生の頭に手を重ねると、その手をゆっくりと動かして撫で始めるだろう】
663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/04(木) 19:01:59.57 ID:/PtD00Xn0
/新規です よろしくお願いします

【街中】
【小走りで進む影】

…山ひとつ見えないなんて変わったところだ
今日のご飯どうしようかな…また日雇い労働?

【それは緑の髪、緑の目で、緑のコートを着た少女】
【見た目だけでいうと年齢は13か14ほどか】
【ぶつぶつと一人で呟きながら走り回っていたが、やがて止まるとため息をつく】
【頭をぽりぽりと掻き、適当な建物の壁に寄りかかる】

宿無しに厳しい世の中だー
この街にも長居しないほうがいいのかもね…ふあぁ

【疲れたのか、あくびをひとつ】
【本人にそのつもりは無かったが、そのまま目を閉じて道に倒れこみそうになる】
664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 19:12:37.63 ID:S8nvmLH10
>>662

【髪を梳き終り、歩み寄ってきてくれた青年に借りていた櫛を手渡そうとする】

【恥じらいからか真っ白な顔を真っ赤にして棒立ちするしかなかった彼に青年がしたのは髪を掬い上げること】
【基本的に人間は心を許した人物にしか己の肉体を預けるということは無く、特に髪の毛と言うのは他人に触られることを毛嫌う人は多いもので】
【しかし彼は青年が美しいと褒めつつ自身の白い髪の毛を触っていることに嫌悪感など感じはしなかった。ただ恥ずかしいと思う気持ちだけが悶々と沸き立つ】
【こんな間近で髪の毛を触られいじられまさぐられ。そんな状態で顔を赤らめるなと言うのは、彼にとっては酷なことだ】
【人見知りで気が小さく語気は弱くて恥ずかしがり屋。おまけには体が生まれつき弱く、自業自得とはいえ野ざらしで独りぼっちで暮らしている】
【そんな碌でもない人生を送ってきた彼が身内でもない人物、ご飯を奢ってくれた恩人である人物に間近でこんなことをされれば照れないはずがない】
【照れ照れのデレデレ。蒸発して消えてしまいそうだ】

う、美しいなんて……そんな、わ、私には勿体無い言葉……です……

【髪に触れられることは今までもなかったわけではないが、ここまで緊張してなんとも筆舌に表せない気分を味わったのは初めてか】
【もじもじと片思いでも患った乙女のように佇むのみ。無論、恋に落ちたりはしていないので安心召されよ】

え、でも私……か、髪を梳いただけで……
それだけでいいんですか……?

【にこりと笑いかけられたので己も笑顔で応えようとするが、どうにも頬が引き攣ってしまうのは許してやってほしい】
【ふと、頭の上の掌の感触が気になりだした。今、自分は頭を撫でられているんだなあと気づき、途端に爆発する。男である自分がまさか男に頭を撫でられることになろうとは】
【しかも、見た目は確かに幼くなっている彼ではあるが、精神年齢的には恐らくそう離れていないであろう相手に】

う……

【大きな声に出して恥ずかしいと叫びたい気分でいっぱいだったが、そんなことをする度胸も勇気もなく】
【ただただ内心でそう思い叫ぶだけに留まり、外面は赤くなってプルプル震える少女そのものが青年にいいようにされているのみであった】
665 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 19:34:52.61 ID:7aehqXWu0
>>664

【差し出された櫛をその手に取る。一瞬芽生にそのまま渡そうか、とも思ったのだが、それはきっと拒否されるのだろう】
【落として気にしないフリでもしようか、とも考えたのだが、あまりに押し付けがましいのも良くないだろう。そう考えて櫛をコートの内ポケットに仕舞い込む】

【今にも烈火の如く、発火しても可笑しくは無いんじゃないだろうか、とも思わせるほど赤面する少年】
【そんな光景を少し"何だろう、楽しい"やら"可愛らしいなぁ"等と考えながら見ると、頭を撫でる為に重ねていた手を離す】

いえいえ、そんな事はありませんよ

芽生ちゃんが僕に「優しい」と言ってくれた様に、僕も「美しい」と表現した。それだけですから

【差し詰め"勿体無い勝負"と言った所か。そんな謙遜は意味が無い。と言葉を投げ掛ける】
【お人よしだから優しいと言った。綺麗だから美しいと言った。状況としてはお互い様なのだ。これで青年は掛けられた「優しい人」という言葉に御返しが出来た事になる】
【どちらかと言えば可愛らしい女性を愛でる様ではなく、どちらかと言えば娘か何かを可愛がっている様な物なので、それに関しては問題ないだろう】

ええ、満足です
良い物を見せてもらいました

【やはり自分に自信が無いのか。それで大丈夫か?と問う少年に大丈夫だ。と返す】
【気まぐれで言い出した事であり、釣り合う見返りだなんて青年も最初から考えていなかった。これならば当然の様に万々歳だ】

さて……

僕はそろそろここを離れます。少し、やらなければいけない事があるので

【あと数時間もすれば夜が明けてしまうだろうか】
【朝日が差し込めば、この青年にとってはあまり宜しくない時間が訪れる。それまでにする事があった】
【"穴があったら入りたい"を体現する、恥の詰まった落とし穴を塞ぐ為に用具を調達して来ないといけないのだ】

【特別引き留める様な事が無いのなら、青年は「では、お元気で」と一声かけ、足早にその場を後にしてしまうだろう】
666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/04(木) 19:36:03.86 ID:2HXAcR7wo
>>663

……さて、買うもん買ったし帰っか

【両手に買い物袋を提げ、帰路に着いていたらしい者――ふむ、今日は鍋のようだ、豆腐は木綿で…………】
【……帰路に着く者、それはぱっと見三白眼の強面で、約190cmで細いが引き締まった体型で30代後半の男だ】
【一重かつ褐色虹彩で、髪型は整っていないリーゼントもどき、姿勢はやや猫背気味】
【やや派手目の金色模様がある黒いコートに、エメラルドグリーンで波のような模様のあるシャツ、紺色のジーパン、白い靴下】
【改造されたベルトにより左腰に差された木刀、左手首には腕輪のように鈴が身につけられている】

…………おいおい、そこのお前しっかりしな
こんなところでぶっ倒れらっても困っからよ

【道に倒れ込みそうになる少女を見れば、小走りで駆け寄って】
【買い物袋を両手に提げたまま、彼女をその腕で支えようとするだろう】

/まだいらっしゃればぜひ……
667 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 20:00:55.68 ID:S8nvmLH10
>>665

【其の体の奥は烈火の如く燃え盛り、それが色として赤として肌やなんやに現れるだけで済むのは結構なことだ】
【感情に制限がきちんと掛けられる証拠。その内鼻血でも噴き出しそうなほど赤いが、そんな事態には恐らく陥らないであろうから安心だ】
【恐らく、多分、安心】

【頭から幾つもの流動する閃光を放つ彼はその一筋が千も二千も束ねられた己の白髪に大それた価値があるなどと感じたことは無かった】
【確かに幼少のころから太陽光を忌み嫌うヴァンパイアの如く日陰で生活してきた故に髪の毛が日に焼けることもなく、アルビノの中でも突出した純白ではある】
【その自負はある。だがその白さにご飯を奢らせるほどの価値があるとは到底考えられないのである。常に自分とともにあったものが他人にとって価値あるモノだと考えるのは難しい】
【それはお金持ちの家計の子供が、貧乏な育ちの子供とお金に対する考え方が違うのと似ている】

【彼が優しいと思ったのと同じように青年は彼を美しいと思ったという。なら享受しよう。それが正しいのだろう】
【たとえ正しくなかったとしても、そんなのは気持ちの問題か。最悪、少なくとも青年の中では彼が美しいと評するに足る存在なのだ】
【それでいい、それで十分だ。十二分に過ぎる】
【だから笑顔で褒められたことを嬉しいと、ありがとうとお礼をする】

それは……ぁ……その……ありがとう……ございます……

【眼鏡の奥の瞳は地面を必死に見つめ青年を直視できないでいる。恥ずかしい。照れている】
【まるで沢山の女性に囲まれてしまった初心な少年のように視線の行き場を失くしてしまった。情けない男である。しかも男に対してそんな羞恥を感じているのだから仕方がない】
【先も言ったが間違いなく恋などはしていない】

【聞いていれば青年はもう行くという。気付けば長い事引き留めてしまった。申し訳なく思う】
【結果碌な見返りも果たせていない上にこれから用事のあったはずの見ず知らずの人にご飯を奢らせたうえ時間も取らせてしまったのだ】
【重たい罪悪感。俯き、不意に顔をバッとあげて青年の方を見る。目を合わせ、直視】

え、エヴァン!……さん……
ご飯、ありがとうございました!美味しかったです!御用事、頑張ってください!

【最後に、別れ際にもう一度心から感謝。もうごめんなさいは言わない】

【青年の「お元気で」を受け取り、その背中を、見えなくなるまで見守り彼もまた公園を後にする。いつも寝ている橋の下にでも行こうか】
【それとも今日は趣向を変えて木の上とか、ここではないどこかの公園にしようか。と、夜はまだまだ深まるばかり。寝床の心配をして、彼は膨れた腹を満足そうに擦り往く】

/これで絡み乙でした!楽しかったです!
668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 20:20:51.30 ID:7aehqXWu0
>>667

【彼が抱いてくれた感情の渦が、その全面に現れる。赤い。流石に赤くなり過ぎではないのか】
【溶鉱炉に入れた金属でもこうはならない。「はばねろ」とか言う香辛料でも口にしたのか。と言われても違和感のない様子なのだから、少し心配になる】

【やはり感覚を他人と共有するのは難しいのだろう。どうしてもそこには差異が生まれ、それが互いの距離に深い傷を負わせてしまう】
【それが吸血鬼の如く陽を嫌ってきた少年と、正しく陽を苦手とする吸血鬼の認識間の出来事となれば、それも大きくなっても仕方ないか】
【だからこそ互いに理解しあい、歩み寄る事が出来る。少しでも考えを共有出来た気がして、少し幸せになった】

【別れ際。もう行く、と言ったのだから、余計な言葉はもう不要になるし、そう時間が許すわけではない】
【だからこそ彼の言葉を受け取ると、その顔全体に笑顔を浮かべて返答として見せる】

【去り際に、もう一度彼の方を振り向けば、フリフリ、と手を振って返してみせたのだった】



【さて、数刻経った今現在。空はもう直ぐで白み始めてしまうだろうか】
【そんな状況で青年は戻ってきた。その右手には先ほど調達してきた大き目のシャベルが握られている】
【四次元空間かの様に色んな物が入っている彼のコートにも流石にシャベルが収まっているわけでは無い。仕方なく買ってきた物だ】

【明日…正確には今日の昼にはここで張り込みをして犯人を見つけてやろう。そんな事を思いながら穴を再び覗き込めば、】

あっ……僕のマフラー……

【今まで忘れてきた大事な事。そして感じてきた違和感の正体が其処にあった】
【先ほどの彼は知らないだろうが、この青年は赤いマフラーを常に巻いているのだ。それが無い事が違和感の正体で】
【しまったな…と呟いて、そうだと思ったらそれを拾う為に中に下りて、そしたら着地を失敗して「ぁ痛っ」と言ったり、】

【そんな、また別の恥を残しそうな光景がそこにあったのは、また別のお話】
669 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/04(木) 20:21:40.31 ID:7aehqXWu0
>>668
/気を抜いたらすぐこれだよ
/>>667
/お疲れ様でしたー!
670 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 20:32:33.22 ID:4uLk3bgSo
【森の奥底】
【ヘンゼルとグレーテルの辿るような、道を渡ったその先に】
【住むのは魔女か、老婆に化けた狼か。こじんまりとした家が“あった”】

……成程、これは面白いですね
《責苦の庭》で足りぬ事でもありませんが……野焼きにするには、こちらの方が手っ取り早い

【一人語るのは、背の高い三十絡みの男――童話じみた此の場所に居るにはやや場違いな】
【豪奢な長い金髪は高い位置で括られ、聖別銀のロザリオを首に掛け】
【戦いやすいよう両脇を腰近くまでスリット改造した黒いAラインのロングカソック】
【細身のスラックスに内羽式のストレートチップ、いずれも黒で統一され】
【聖職者然とした見た目の中、目元を覆うスポーツタイプのサングラスだけがそれを裏切っていた】

【野焼き。その単語が示すように、森の掘っ建て小屋は煌々と燃えあがり】
【ちらちらと舞う火の粉は、辺りの樹木にも燃え移りそうなほど、勢いが高まっている事を示していた】

【手には金鎚と鈎爪状の刃が融合したような柄頭の、自身の背と同じほどの長さのウォーハンマーを持っている】
【一見誰も注目しないようなシルバースタッドのピアスには、側面に“No.13”と彫られていて】
【嵌められた赤色は、表面の反射を逃れ強く内部を照らすほどの光を当てられた時のみその奥に五芒星を垣間見せた】
671 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/04(木) 20:48:00.09 ID:cIYZQKHSo
>>670

…………あ、あれ…………? これは……えと、もう既に��火葬�″マみですか…………?

【ふと、男の後方より、自信なげな声がかかるだろう】
【――もし振り向けば、そこにいるのは、一人の少女】


……��火事�≠ニあらば、私の出番かと思ったんですが…………って、あ、


【それは、ほんのり鶯色の和服を身に纏い、軽くウェーブのかかった黒い長髪の、身長は160弱くらいと思しき少女】
【何より目立つのは、彼女の『両眼』を覆う、目隠しの包帯だろうか】
【或いは、傍らの、高さ2メートルはある「点滴スタンド」だろうか】
【デジタル的な「74」という数字を印された点滴パックから出る点滴チューブは、彼女の左腕に繋がっているようだ】

【どうも彼女は、��何か�≠ノ気付いたように、言葉を句切ると、】


……もしかして……ど、同僚さん、でしたか……?


【さて、その言葉の意味するところは、少女の持つ��数字�≠�見れば察しも付くか】
【――――しかし、どうやら、この��全目隠し�≠フ少女は、摩訶不思議にも、��13�≠ネる数字を、認識出来た、ということになるが……】
672 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/04(木) 20:50:45.64 ID:/PtD00Xn0
>>666

…はっ

【いきなり体に力がかかり、そこで彼女はようやく自分が眠りかけていたこと、それを誰かが止めたことに気づいた】
【言葉通り彼女はハッとなり、しばらく自らの体重を支える男を凝視する】
【そのついで、男の服、装飾品、手荷物等をじろじろと観察】

……家庭的ヤンキーのお兄さん、ありがとうございます
【結論が出たようだ】

【彼女は男の助けを離れ、自分の力で立つ】

その奇抜な髪型、眩しい服装はヤンキーさんの間で流行っているんでしょうか?
その風貌でお買い物に行って店員さんにおののかれたりしませんか?
木刀は護身用ですか?それともカツアゲ用ですか?

【突然自分のペースで二三質問 悪気は無い】

/晩御飯食べてました いらっしゃるでしょうか
673 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 20:58:25.04 ID:4uLk3bgSo
>>671

【つる、となめらかにターンする片足に沿うように半身振り向いて】
【闖入者の存在に焦りも無く、躊躇も無く。ピアスの赤い宝石に触れるように右耳からそっと手を伸ばすが】

おや。見られてしまいましたか
一般人であれば少々仕事の増えてしまうところでしたが……千日紅様ですね?

【目隠しに点滴の少女。その目立つ容貌は、同じナンバーズ内でも名前は耳に届くのだろう】
【もっともカノッサ機関内であれば見知る程度の知識は有っても無くてもおかしくないか】
【兎角相手が敵対存在ではないと知れば、そのまま右手は体側面へと下ろされた】
【炎の逆光を受けながらも、サングラスの下の口元がかすかな微笑みをたたえる】

お察しの通り、ご同僚にございます。No.13-ナタニエル、以後お見知りおきを
ええ、残念ながらお焚き上げ終了といったところでしょうか。ご用であったのならば、先んじてしまい申し訳ありません
さ、あまり近寄っては熱にあてられますよ

【物腰は優雅、大袈裟では無い一礼を燃えあがる小屋を背に相手に向ける】
【後は用も無し、というように革靴は火元から遠ざかり、相手にも延焼の範囲外に出るよう誘導する】
674 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/04(木) 21:02:45.91 ID:m2L8QfYy0
【路地裏】

【荒涼とした空間。静寂を上書きする幾つもの音色。】

【腰までの伸びやかな黒髪が、濡れ羽烏と呼ぶに相応しい色合いで】
【銀の混ざる橡色の瞳をして、濃藍のトレンチコートを纏った―――少女、だろうか】
【移ろい行く刹那を留め、硝子の様な雰囲気を漂わせる。】

【暗がりの街並みをやや足早に歩むのは、そんな形容の出来る人影だった。双眸は闇から闇へと移ろい、未だ触れ得ぬ何かを求め続ける。】
【右頬には磨き上げられた玉に刻まれた瑕のように、ガーゼと絆創膏が当てられていて】

(この場所なら……一つでも手掛かりを掴めるのかも知れない。)
(……とはいえ、くまなく探すことは必要になるわね。未だ遠い、か―――)

【小さくひとつ息を吐く。意識から疲れを消し去るように、或いはそうして集中を保とうとするかの様に。】

【もともと治安の安定とは無縁の区域、それもこの夜半の時間帯だ。疎らな人通りは削ぎ落とす様に勢いを失い、その流れを構成するひとりひとりを際立たせたが、】
【其れにも気付かない様子で、少女は、どこか必死に何かを捜し続けて―――】

/ちょっとしたやりたい事があるので、悪役系・戦闘系以外でお願いしますっ
675 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/04(木) 21:12:56.54 ID:2HXAcR7wo
>>672

……ふん、ぶっ倒れらったら困っから支えただけだ
後、この袋の中身は頼まれて買ってきただけだ、無理やりな 『嘘バッカリ』

【礼に対して返すのは、ぶっきらぼうな言葉……】
【なのだが、目線が彼女から離れ気味なところをみれば、ただ単に照れているだけなのかもしれない】
【見た目通りの口調と声のトーンといったところだろうか】

【――今、この男とは似て非なる別のチャラい声が聞こえたような……?】

……いきなりそんなに聞かれても困るっつゥーのッ

さァーな、俺はただの迷い人だ、この服は気に入ってるだけであって"この世界"の流行りかは知らん
別に俺に"慣れた"奴らならおののかれたりもしねェよ……初見の奴らには大体びびられっけどな
この木刀かァ? これは俺の愛刀だ、護身用というよりは"メインウェポン"ってとこだ―― 『"相変ワラズ"律儀ナ奴ダナ』

【"困る"と呆れ顔で言っておきながらも】
【質問に対して一つ一つ律儀に答えている辺り、顔はともかく悪い人ではなさそうだ】

……ったく、んでお前はなんで、こんな所で寝かけるほど疲れったんだよ


/残念ながらいますん
676 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/04(木) 21:14:24.09 ID:2HXAcR7wo
>>675
/「この服は〜」の下りを、「この髪型もこの服も〜」に差し替え!
677 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/04(木) 21:14:30.16 ID:cIYZQKHSo
>>673


……えと、すみません、見てしまいましたー……
私は――――あ、はい、そうですー……『千日紅ひゆ』ですー……


【一瞬、相手の動きに怖じ気づくような反応を見せるも、】
【敵意がないと分かるや、彼女はぺこぺこと慇懃に挨拶を繰り出して】


……≪No.13≫の……『ナタニエル』さん……ですね……
ごめんなさい……一応、データベースのおかげで存じてはいたんですが……
実際に会ってみると、後ろ姿だったこともありますけど……やっぱりすぐには分からないものですね……


【――顔は、ナタニエルに向いている】
【しかし視線は、不明】
【両目が覆われているのは、どうにもコミュニケーションに於いて、大事な部分をも覆い隠してしまうもののようだ】


ええ……まあ……火事といえば怪我人さんですので……医者としては手を貸せたらなー……と思ったんですが…………
流石に死人さんはちょっと、管轄外……になってしまいますねー……
と、言いますか……そもそも火事じゃなくてナタニエルさんのお仕事だったみたいで……その……何を、なさっていたんですか……?
あ……すみません、不躾ですよね……ちょ、ちょっと興味本位で聞いた見ただけなんです……その……はい……


【なんて、火から遠ざけられる彼女は、どこまでもおどおどと、態度も声も、極めて控えめに】
【それどころか、「医者として」などと言い出す辺り、到底、数字でも付いていなければ、悪のカノッサ機関員には見えないだろうこと請け合いな雰囲気をこれでもかと纏っていた】
678 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 21:17:05.44 ID:I1SJQJhOo
>>674
ーーー………

【小さな溜息ーーー夜の闇に、白く煙として吐き出され、散って行く】
【隻眼であるのに、見えている目すらキチンと前を見ている様には見えず、口に咥えた煙草は僅か下向きにギリギリで支えられていて】

【何かを考えていたのだろうかーーー暗闇に佇んでいた男は、突然気が付いた様に目に生気を宿して、歩き出す】

……敵討ち…ねぇ……

【ふと呟いた、それは自らに問い掛けた言葉の一端に過ぎない】
【そこに在る男の、気怠げないつもの姿の中に、ぐるぐる渦巻き煮込まれる、不純物ーーー】

【そんな風に考えていたーーー歩く男の耳に、足音が聞こえる】
【この静寂の中の足音ーーー普段では別段気にはしないが、毛皮を逆立てる犬のように気が立っていた今日の彼はそれがどうしても気になってーーー】

ーーー…八攫じゃねぇか

【そうして、路地の向こうに見えた少女の姿に、見覚えがあると一言呟き】
【再び彼女の名前を一言呼びながら、路地からゆったりと姿を表すだろう】

【黒いビジネススーツ、黒い革靴、爪痕みたいな模様の超絶にダッサいネクタイ】
【疲れた目をした、無精髭面、黒い髪を後ろに撫で付けた髪型の男だ】
【その右目には眼帯をーーー『紅い剣を咥えた黒い狼』の紋章が刻まれた黒い眼帯を掛けていて】
【剣の柄だけのような機械的な機具と、銃身の長い銃をベルトに吊り下げている】
679 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 21:29:14.71 ID:4uLk3bgSo
>>677

【当初はあえて足音を大きめにして、相手の正面に回る様にしてはいたものの】
【後ろ姿との言い様、炎の前に立っていたこちらに気付いたことから、見た目通りの盲目ではないことを悟った様子】
【或いはそうではないと聞いたうえで念には念をおいたか。しかし盲者に対してのみされるべき心遣いは、その辺りで次第に薄れる】

仕方が有りません、私は比較的新参の部類ですから
さほどの功があるわけでもありませんし、覚えていただいていただけでも幸いです

【男の声はなだらかで、そっと語るような口調はいっそ安らぎを覚えるほど】
【にこりと笑んだのは相手にも見えるだろうか、いくらか炎から遠ざかって涼しくなった辺りで立ち止まる】
【木の葉の隙に見える空はあまり穏やかでなく、春の嵐でも一雨来そうなところ】
【このまま土砂降りになってしまえば、森が全焼するという事にはならないだろう】

手を貸す? てっきり火事がお好きなのかと勘違いしておりました、失礼
ああ。この小屋の主の白魔女が、私のターゲットを匿っておりましたので
双方悉く、カノッサに敵対する者として処分させていただいたところです

【繰り返す、男の声はなだらかで穏やかで、そこに狂気の色も威圧の色も無い】
【火事が好き、というのは皮肉では無く、戦闘における純粋な嗜好としての話だと思ったのだろう】
【残念ながら世界を治すために清濁併せ呑みカノッサに身を置く相手とは違い】
【男はむしろ、カノッサの気風にすっぽりと填まる様に馴染んでいた】
680 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/04(木) 21:31:51.68 ID:/PtD00Xn0
>>675

…あ、そうですね、いきなり倒れたら一般の方々に迷惑ですもんね。すみません
【言葉をそのまま受け取り、申し訳無さそうに頭をさげる】
【同時に、軽薄な誰かの声が聞こえた気がして首をかしげる】

くすくす、そうですね
【クスクスと笑う】

迷い人、この世界、メインウェポン………?
【理解できない、という顔を いや、私は知らないという顔を彼女はする】
【そしてまた声が聞こえた気がして、耳をすませて-----】

う!ゎっ……
【一瞬を声を上げたが押し殺し、急に慌ててフードを被る】
【それが男に見えたか、それは分からないが】
【彼女が隠した頭部には、ひょっこりと……獣の耳が生えている】

えと、ですね、はは
【ごまかす様にハハ、と笑って】
私は、ちょっとそこらをぐるぐる放浪している身でして、今日のご飯のアテがなくて走り回っていたのです
そしたらまー、疲れちゃいまして 面目ない

/それはよかった
/しかし、私は今日は10時ごろまでしかいられません
681 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/04(木) 21:45:29.63 ID:2HXAcR7wo
>>680

……

【ギロリ、と彼女をひと睨み――しているように見えるが】
【実際の所、元々の目付きが悪いだけであって、ただ単にそちらに目線を移しただけに過ぎない】
【――と、そちらを見た理由は"一瞬上げた声"のようだが】
【はたして彼には見えていたのだろうか、頭部に生えていた獣の耳は――】

なんだ、飯探しに疲れったっただけか――よく"迷う"俺も放浪はよくすっけどよ

【"だったら話は速い"とばかりに右手に持ったのは――"木刀"】
【その木刀をそちらに向けて、今まさに振り下ろさんと……!】
【……いや、ただの空振りだ】 【木刀の軌道の下に左掌をスタンバイさせ、そこへ向けて木刀から何かが生成され落ちてきた】

まッ、こんなのしかねェーが、よかったら食いな――またぶっ倒れられても困っからな
後、……俺の眼はごまかせねェーぞ?

【どうやらそれは掌サイズの"木の実"のようだ、それを彼女に手渡そうと左手を伸ばす】
【それは、リンゴのような食感と爽やかさ、バナナのようなこってり感、良い栄養価を兼ね備えている――】

/了解です、ではそのあたりに切るか持ち越すかしましょう
682 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[saga sage]:2013/04/04(木) 21:48:31.34 ID:zWUvLbOAO
【夜の国の程近く、湖の畔】
【月明かりとは別に、光を放つものがあった】

【ぼんやりと光を放っているのは一人の少女が右手に握る長剣】
【その刃にはルーンのようなどこか神秘的な文字が刻まれて】
【左手に持つ何かの欠片を押し当てれば、欠片が刃の中に消えると同時、文字が赤く光る】

これでいけるのかしら……?

【赤を基調としたドレスにプレートメイル、所謂鎧ドレスという服装】
【銀の髪は高く結われ、鋭い蒼の瞳からは勝気な印象を受けるか】
【背中には右に傾いた十字架のような、長短一振りずつの剣】
【──尤も、今は長剣は抜かれているが】

試してみるのが早い、か……

【そう言って剣を振るえば、その軌跡を焦がすように炎が生まれ、消えていく】
【炎を生み出したのは��創炎の宝玉�>氛氛汕ネ前世間を騒がせた永久凍土での一件で少女が得た宝玉の力】
【1/9サイズの欠片でもその魔力は依然大きく】

──あ、案外うまくいくものね

【そう言うと、溜め息を一つついて少女はその場に座り込んでしまう】

【夜の湖に通り掛かる人間はそう多くないだろう】
【しかし、宝玉の欠片を取り込んだ長剣はかなりの魔力を放っており、敏感な者にとってはかなり目立つか──?】
683 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/04(木) 21:52:15.68 ID:cIYZQKHSo
>>679

いえ、残念ながら、火は色々と身に堪えるのでちょっと……
……あ、あの……あれですよ……? 別に火事は好きなんじゃないんですよ……?
あくまで、怪我人さんがいそうだから……というだけで……その……あんまり荒事も好きではありませんし……

【火事が好き、なんて訳もなく、争いを求めるわけでもなく、】
【すなわち彼女は、ただ単純に��医者�≠フ習性として、火事にやってきた――】
【――そう、まさしく��飛んで火に入る夏の虫�≠ネんてものなわけだ】

【しかし特にナタニエルの助けもなく、危ぶむことなく歩くその姿は、やはり盲目とはかけ離れているか】


しかし……はあ……処分、ですかー……穏やかじゃないですね……
あ、いえ、ごめんなさい……別に悪い事って意味じゃなくてですね……純粋に、物騒だなーって……


【からからと点滴スタンドにすがるように運ぶその姿は、どこまでも脆弱で、】
【事あるごとに相手を慮るような発言もまた、思いやりとも軟弱とも取れる風に、柔らかく響き渡る】


……えと……あ……もう、お仕事は……全部終わったんですか……?
その……偶然とはいえ同僚さんと出会ったわけですし……何かあればお手伝いさせていただきますけど……


【――と、それは話題作りか、或いはやはり彼女の��気質�≠ゥ】
【くるり、とナタニエルに身体を向けた彼女は、おそるおそる、そんなことを言い出した】
684 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/04(木) 21:58:04.90 ID:MJRkN/QB0
>>678

(…………、――――――)

【……自分の状態にすら無頓着だった。辺りを行き交う足音になど、気を払ってさえも居なかった。】
【そんな状態で掛けられた声は軽々と自意識の虚無を貫き、少女は、聞き慣れたその音色の元へと振り向いて、】

……ラッシュ?
良かった、その様子だと “力” も一応落ち着いてはいるのね。

貴方の片目を奪ったのは、もう少しどうにかしたかったけれど……

【その声の主の姿を認めると、どこか穏やかな声で口を開いた】
【けれど表情に浮かぶのは “奪った”/戦闘の結果失われた、彼の片目への苦渋の念を隠しきれない微笑、】

【……脳裏に浮かべるのは彼に今もある赤き “力” の現状だった。】

【セリーナ・ザ・キッドと共闘し、彼と交戦する事になった “あの夜”。】
【彼を含む4名の戦士と共にミーメを打倒し、そして現れた六罪王レギンに対し、彼が、彼女が再び激した “あの夜”―――】
【彼と直接戦闘した/彼と共闘したそれぞれの夜に於ける二つの暴走状態が、今も彼女の記憶には鮮明に残されている様子で、】

【…………だからこそ、】
【“今の彼はどの様な存在なのか”。】
【もう暴走の心配はなく、躰も、体調としては安定しているのか―――】
【そう彼の状態を案じる様でもあり、仲間として接している様でもある】

【だというのに空気に交じる違和感、】

【彼と彼の話をする少女は、何故だか、心此処に在らずといった様子で、】
【まるで今直ぐにでも “何か”、為さねばならない事があると急く自らを抑えきれず、新たな場面へと移ろうとする様に――――、】
【双眸は、穏やかならぬ光を湛えて、】
685 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/04(木) 22:02:08.80 ID:/PtD00Xn0
>>681

!!………
【男の視線に驚いて、フードの端をつまんで俯く】
(見られた…?人間じゃないって思われた?追われる?また?せっかく安全だと思ったのに!なんで!だから私は…!)
【そこまで考えて、冷静さを取り戻そうと深く呼吸する】
【落ち着いてみると、男の声の調子に敵意は感じ取れなかった】
【彼女は男の表情を読もうと少し顔を上げて――】

わっ!
【突然抜かれた木刀に身構えた】

【……が、男の声で再び顔を上げ、視線を落とし、掌の上の木の実を見る】
はは…どうも、ありがとうございますヤンキーさん…

【木の実を受け取った後、男の言葉を反芻する】
(俺の目はごまかせない?)
【彼女は突然後ずさり、フードを押さえて男の目を見る】

【呼吸を整え】
【下手なごまかしは意味が無いと悟ったように単刀直入に問いかける】

何を見ましたかッ!?
686 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 22:03:30.09 ID:llZlfc+I0
【夜の国 路地裏】

【――――たっ、助けてくれッ! 助けギァ――――――――ッ!】
【常に夕闇が支配するこの国の、どこかの路地裏で、そんな悲鳴が響いた】
【さして珍しくもない、人目につきにくい死角での、狼藉行為】

――――声を漏らさせないようにしないと……ダメだよ……?
「……ごめん、次は、ちゃんとする……」
<……キッ、キッ、キッ……>

【その悲鳴を発したと思われる、男の死体を踏みつけて、そこに仁王立ちする人影があった】
【黒いローブで全身を覆った、3人の人影。着膨れしている事もあってか、その正確な体格は分かりにくいが】
【踏みつけている死体を、この3人が『作った』事は、まず間違いないだろう】

でも……今日は野暮な事、言わないようにしよう……
今日は記念日なんだから……
「……そうだね……早く、帰ろう?」
<……エヘヘ……>

【叫びが漏れ出たにもかかわらず、まるで緊張感を感じさせない、3つの人影】
【この場に何が訪れようと構わないと言う様な、開き直りにも似た空気が、彼らの間に漂っていた】
687 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 22:12:51.36 ID:4uLk3bgSo
>>683

ハハハ、治されてしまっては困りますね
甦らぬよう焼き払いましたが、苦しめるのは本懐ではありません

【男の態度は嘘は無いし、彼としても真摯に接しているつもりではあるのだろう】
【だが治してあげたいという相手の優しさは、言ってしまえば、“冗談”なのだ】
【悔やむ事の無いように。惜しむ事の無いように。残酷な配慮のもとに、すっぱりと相手の望みを断つ】
【相手に無為に炎を見せる事の無いように、自身は小屋の方を向いて相手の背側に忌まわしい光景があるようにする】

仕方が有りません。私は職務に忠実である立場です
一般的な倫理観から言えば物騒なのでしょうが、例えばそれで不利益を被れば、機関の同僚。即ち兄弟に火の粉が降りかかるでしょう
逆に言えば私がNo.13を賜ったのも、純粋な力量以上にそういう思い切りのよさがあるからなのでしょうね
仕事……一つ有るには有りますが、正直お勧めはしません

【使命の為に犠牲を払う相手のように、ヒトらしい情けや優しい心根を持つ機関員も少なくはない】
【その中で、誰に強制されるのでも無く、必要以上に楽しむでもなく二つ返事でいくらでも殺して帰ってくる】
【要するに道具として使い勝手が良いのだ、この男は】

【相手の申し出に、むしろ困ったような色が表情に滲む】
【喜んで、という訳では無く、かといって相手を邪見にするでもなく。渋る理由は何か】

火が収まったら、頭骨を砕きます
少々言葉を交わした程度の推測ではありますが、貴方はそれを望まないでしょうし、見せたくもあまりありません
……森の入口までお送りいたしましょう。躓いては大変です
それまでのおしゃべりでしたら、お付き合いいたしましょう

【少しだけ、いつも自信ありげな細眉が下がる。ゆっくりと相手の横に並ぶと、小さな力で長い指が相手の背を押した】
【森の奥底から入口へはそうすぐ抜けられるような長さでは無い、不快でなければ、多少話してはくれるだろうか】
688 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/04(木) 22:16:56.46 ID:2HXAcR7wo
>>685

『マタ驚カセテルヨ』 ……ふん
……そいつァ俺が迷った時のお供だ、荒廃した土地に迷い込んでも生きていけっからな

【振り下ろした木刀を再び腰に下げて】
【――両手に買い物袋を持ちながら振るとは、なんとも器用というかなんというか】
【その後、豆腐が型崩れしていたことに気が付き――少々凹んだらしい】

――おいおい、なに後退ってんだよ
俺がぶん殴んのは、気に入らねェ輩だけだ

【彼女の目線を捉える彼の眼、確かに少々強面だが――特に、敵意はなく】

別に? 何も見て…… 『耳見タジャン』 …………ったく

【目線を落とした彼、そしてようやく現れる声の主――彼の背から、生えるように現れたそれは】
【それは額に竜のような鰭を1つ持った鱸の頭に、海水を主としたゲル状の物で出来た人の様な姿を持つモノ】
【手の甲や背には魚の背鰭が、踵上部には魚の鰭が、尻には魚の尾があり】
【頭部や尾、鰭の断面は虚空の様に見え、ゲル状の物がそこから出ていて――生えていると言った方が適切か】

……安心しな、こいつは無害だ――そして、俺もな
689 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 22:22:01.27 ID:I1SJQJhOo
>>684
【��力�=Aそして��片目�=[ーー】
【二つのキーワード、恥ずべきでも、忌むべきでもあるその二つ、案じる声にラッシュはふと苦笑いを浮かべた】

…お陰様で、クールが取り柄でな…怒ってばっかじゃ血圧が上がるぜ

申し訳なさそうな面してんなよ、腕か腑が逝くよりゃいい…これだけで済んでんだから上出来じゃねぇか
…迷惑かけたな

【片目ーーーそう、確かに彼の片目をこうしたのは、目の前の少女にも理由があるーーーしかしそれは何も悪意からの物ではない、寧ろ救って貰ったが故の傷だ】
【何より命を落とす覚悟すらあった物を、生きたまま混沌から救い揚げてくれたーーーその事に感謝や謝罪はすれど、攻めたりはしない】

【片目がこうなってから共闘する事はあった、しかしその時はまた、謝罪する暇はなかった】
【ーーー六罪王の一人に向けた怒り、それを糧に自身を呑み込みかけた力ーーーそれを見るに、完全に毒気が抜けたようではないが】
【現在は程なく安定しているらしい、元気らしい見た目ではないがいつもの事。我慢していると言うならこうして自ら人前に姿を晒す事もあるまい】

ーーー落ち着きがねぇな?
…何か、探し物でもしてんのか?

【それこそ、他人の様子を気取るくらいには人間性のある様子】
【まぁ、こちらからは別段用事のある訳でもないラッシュは、八攫を立ち話に長く引き留める気もない】
【ただーーーそう、八攫という人物がこうも落ち着きなく何かを探すとなれば、自分も無視出来ないような、��何か�≠フ可能性もあって】
690 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 22:26:35.98 ID:E2P2juY50
>>682

「ちくしょーー・・・見つからねーよ、さみーよ、暗いよぉーー!」

【エグエグと泣きながらトボトボと歩く少女】
【春が近いと言えど、未だに肌を刺すような寒さの夜の国だというのに】
【少女の格好はタンクトップの上に大きく襟元の空いたTシャツ一枚、背中にはナップザック】
【下は黒いタイツの上に半ズボンだ】

【しかしその少女の目は木陰から漏れた赤い閃光に煌々を捉えると】
【ピタリ、と泣くのをやめて現場へと駆け寄る】

「・・・ほう」

【Tシャツの少女は鎧ドレスの少女の手元の剣を見つめ】
【ニヤリと口角を上げる】

「サーマルセンサー・・・高密度の熱源感知、どー見てもただのマギタイトの出せる熱量じゃねーよなぁー!」

【Tシャツの少女は大きな声を張り上げ、鎧ドレスの少女へ宣戦を布告する】

「やいやい、テメー随分面白い玩具持ってるじゃねーか!
 このカノッサ機関の真室川まがわ様が奪わせてもらうぜぇーー!!」

【このまがわという少女、完全にチンピラである】
691 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/04(木) 22:36:19.55 ID:cIYZQKHSo
>>687


……なんというか、その……ご立派ですね……
あ、その、偉そうにすみません……ただ、私も見習いたいなって……
私は……まだまだ、��カラスの巣�≠ノ身を寄せねば生きていかれぬ……そんな未熟な身なので……


【道具として使い勝手が良い――というのは、もしかすると最高の評価だ】
【例え理由がどうあれ、無能ではないことの証左であるならば、それはきっと誰かの羨む��価値�≠ニなる】
【そうであるがゆえに、この少女は、それを……いや、ナタニエルという人物を、羨んだ】
【もしも目を覆う包帯さえなければ、そこには羨望の眼差しすら、あったかもしれない】

【��カラスの巣�=\―それが意味するところは、「カノッサ機関」か、それとも……】

【――「カー」と、ふと、こんな時間なのにカラスの声が、木々の間に響き渡ったのは、気のせいでは、ない】


――それはまた……本格的に火葬……ですね……
それはまた、どうしてそこまで…………いえ…………どうして…………ええ、


【さて、まだ残っていたらしいお仕事は、思いの外、残酷であった】
【それを聞いたひゆの声は、意外だろうか、特にこれまでと変わることのない、平常通りの調子で――】


…………ナタニエルさんは…………どうして、カノッサに――――?


【サァっと吹き抜ける火の粉混じりの風の中、唐突な質問は、鈴の音のように染み渡った】
【ナタニエルの導きに沿うように歩く、どうしようもなく虚弱な彼女は、それでも、確かに己の足で立つ、一本の葭(あし)にて――】


……機関に入ってまで…………着けねばならぬ��炎�≠ェ……あるのですか…………?


【――それは、彼女なりの、好奇心の、発露】
【職業病――と言っても良いか】
【気になったら、放っておけない、放っておく訳にはいかない】
【ああ、そうとも、彼女は貪欲だ】
【何でも助けたいなら、何でも知りたいし、それでも機関員としての役目は忘れなくて、だがやっぱりお人好しは捨てられない……と】

【だが≪No.13≫という強者を前に、彼女は、もしかすると比例極まりないかも知れぬその問いに、やや身をこわばらせていた】
692 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/04(木) 22:44:09.06 ID:/PtD00Xn0
>>688
/すみません 時間の都合で今日はロクな返信ができません
/そちらがよろしければ明日に改めて返したいと思います
693 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage saga]:2013/04/04(木) 22:44:11.04 ID:zWUvLbOAO
>>690
【近づく気配、足音は軽く、迷子だろうか?なんて考えてそちらを向いて】
【しかし目に映る彼女は笑っており、迷子どころか"表"の人間でもなさそうで】

うわぁ……何か出た……

【「これはろくなやつじゃない」、そう考えて出るのはただただ溜め息】
【一旦目を伏せ、そして左手で短剣を抜き放って】

生憎だけどこれは玩具じゃないのよ
機関員だか何だか知らないけど、やるっていうならこのゼリシュ・フェーブス──容赦なくいくわよ?

【内心「ちょうどいい実験相手が来た」なんて考えながら返し、両の剣を構えて】
【その瞳は真っ直ぐにまがわを見据えている】
694 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/04(木) 22:49:18.66 ID:t06gI/R1o
>>686
【闇の中にあるこの夜の国において、さらなる濃い闇に閉ざされし路地裏】
【響き渡る悲鳴に吸い寄せられるように、そこに近づく二人分の足音】

『……おい、またぞろ死体漁りかよ。用事は済んだんだし、とっとと帰りてえんだけどよ』
「こっちは四本腕を繋ぎ直して間もないんだ。面倒は避けたいのだがな」

まあ、そういうな。私もレナールで失った分を補うのに、少しでも肉が必要なんだ

【人影の一つは、身長2メートルを超えているであろう、大男だ。角張った顔つきに短めの黒髪と黒い瞳】
【薄汚れた灰色の作業着の上に黒いラバー地のエプロンを着用し、黒いゴム長靴を履いている】

【もうひとつ――そう、確かに一人分の人影だ。しかし、それは二人分の声を発していた】
【スーツを着た一人の胴体に、二つの頭と四本の腕。一つの肉体に二人の人間が同居しているのだ】
【向かって右側の頭は青白くほっそりとした顔つきに、長い白髪を後ろでひとつに束ね】
【向かって左側の頭は浅黒くがっしりとした顔つきに、短い黒髪をボサボサに乱している】

【その胴体を包むスーツは、中央から向かって右が白、左が黒に色分けされている】
【ネクタイと革靴も同様だ。スーツの両胸には、それぞれ逆側の色の糸で、NO.50と刺繍されている】


【大男が口を開き、その場の三人に語りかける。恐るべき光景に、なんら動じる様子はなく】

……こんばんは。突然失礼
その足もとの死体、いらなければ私にくださらないかね?

【話しながら、暗い視線は死体に固定されている。その瞳に渦巻く食欲】
【二つ頭の男たちの方は、その場の三人に視線を注ぎつつ、路地裏の闇の中に静かに佇んでいる】

/まだおられますでしょうか?
695 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/04(木) 22:50:10.21 ID:2HXAcR7wo
>>692
/了解です
/明日また続きをお願いします!
696 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 22:53:45.56 ID:E2P2juY50
>>693

「はっ、舐めんなよ! こちとらなぁ、テメェみてーな剣士を倒すためにずっと準備してきたんだよぉーーー!!」

【まがわはナップザックをゴソゴソと漁ると、黒光りする鉄塊を取り出す】

「パンパカパーン、サーブーマーシーンーガーン!!」

【サブマシンガン、拳銃弾を使用する小型機関銃全般を指す】
【ちなみにまがわが持っている物はボックスマガジンに40発の弾が入り、2000/分発の速度で弾を吐き出す一般的な物だ】
【余談だが、本来はアサルトライフルを所望していたが、価格の面で駄目と保護者に言われたらしい】

【悲しいかな、ナンバーズ以下の一般構成員】
【財政難は常に付きまとう】

「ひゃーはははははははは! 蜂の巣にしてやんよーーーっ!!」

【まがわは凄くいい顔で銃口をゼリシュへ向けると、引き金を引く】
【爆音と共に、暴虐的な数多の弾丸がゼリシュへと襲い掛かる!!】
697 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/04(木) 22:54:52.74 ID:EQZ6/T2D0
【鳥の不気味な鳴き声だけが支配する森の中】
【木々を飛び渡る音は、明らかに不自然で】
【――――トンと軽い着地音を響かせるのは、一人の少女】


「一応置き手紙はしていったけど……大丈夫かな?
まぁ、でも……これ以上カログリアに迷惑掛ける訳にも行かないし……」

【頭に生えるのは、狼の其れであろうか。金色の髪は風に靡かれ、狼の尾はゆらりゆらりと揺らされて】
【星を見上げる金の眼。普通ならば二つある筈の其れも、この少女は一つのみ】
【……片目を覆う眼帯に手を触れるけれど、その手も直ぐに離して】


「団長にも報告しなきゃいけないし……それに柊にお礼もしなきゃいけないし……
どーせ暗くなってるんだろうから、その時は――――」

【自然と漏れるような笑い。失った其れの事など、大して気に留めた様子も無く】
【今この場に居ない大好きな友人の様子を勝手に思い浮かべれば、まるで意地悪を思いついた子供の様にクスクスと笑うのだろう】
【――――それも束の間の事。辺りを見渡せば知らない場所。知らない木々】
【あちゃー……なんて呟きも、誰にも聞こえないのだろうか】


「せめて地図ぐらい貰っておけば良かったかな……あ、でも持って無さそう……
セリーナには報告した方が良い……のかな……
でも、色々と大変そうだし……自分で解決できなかったら頼もう……かな?
どっちにしても、先ず此処を出ないとねー……」

【服には、乾燥した血液がこれでもかと言う程に染みこんでいて】
【そんな格好のまま森の中を歩いていれば、不審者と勘違いされても可笑しくは無いであろう】
【静かな森の中に聞こえる明らかに人工的な音。辿れば必然的に出会う事となろうか】




【枝の間を縫って、月の明かりが差し込む幻想的な森の中】
【木々に飛び散った紅の液体は、更なる非日常を生むだろうか】
【――――獣達の死骸。その中心に佇むのは、一人の少女の姿】
【これだけの量の血で染められているというのに、少女の纏う白いドレスには一滴の飛沫も無くて】


「悪い子、だから、もう、悪い事、しちゃ、駄目」

【掌に居るのは、小さなリス】
【哀れにも自らの命に危機が迫っている事が分からないのだろうか――――】
【頬袋に詰めた木の実を頬の上から撫でてみたり、毛繕いをしたりと残り僅かな命を暢気に過ごしていて】
【――――グシャリ】


「これで、此処の、悪い子、達、居なく、なった?」

【指の隙間から溢れ出るのは血みどろの肉と砕かれた木の実】
【一際強く握ればボトボトと落ちていって、初めて少女の足を赤く染めて行くのだろう】
【――――髪も、服も、肌も真っ白な少女】
【そんな中、瞳だけが爛々と紅く耀き】
【さて――――この場を訪れた者はこの惨状に何を思うか】
698 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 23:00:50.07 ID:E2P2juY50
>>696
訂正

2000/分発 → 800/分発 です
699 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 23:03:02.12 ID:4uLk3bgSo
>>691

果たして立派でしょうか。お褒めに預かるのは光栄ですが
千日紅様がお幾つであるかは存じませんが、なにぶん私は貴方の父であってもそうおかしくない年です
焦りを抱く事は無いと思われます。……カラスの巣、とは

【例えば男が相手と同年代の少年であれば、その力は脅威でありその地位は快挙だっただろう】
【そしてその脅威と快挙を併せ持つ人間は男よりも上にいくらでも在り、老いてなお猛威を振るう者も居る】
【考え方とて、迷う年頃でも無ければ揺らぐ事がないのはおかしくない。総合的に見ればそこそこに達していても。その程度なのだ】
【多分に洩れず、男もやはりその意味深い単語に気を引かれた。短く、それの意図するところをそっと問う】

私がカノッサに入った理由ですか?
……そうですね。千日紅様は、人を救うのはなんだと思いますか?

【ぴたりと立ち止まった足は、しかし機嫌を損ねたためにそうしたのではない】
【演出を意図したところではないが、自然相手は男の背後に燃えあがる炎を見る事となるだろうか】
【不意に返された質問は、しかしその答えを求めるのではなかった】

金持たぬ民に金を与えても、民は金を使う知恵が有りません
食持たぬ民に食物を与えても、民はそれを増やす力が有りません
力と知恵を与えれば、今度は強き者が弱き者を増やし、何も持たぬ民が増えます

人を救うのはなんでしょう。苦しみを断ち切るのはなんでしょう
それは正しく死であり、死は正しく神の最後の慈愛なのです

【微笑みは柔らかに。手にした武器も刃を見せず。艶やかな金髪は炎の煌めきを受けて輝くのに】
【まるで真理を説くように穏やかにゆったりと紡がれる吟は、何より死を望む】
【カノッサが死を撒き散らすのであれば。それは、救いを伸べる手であるように】
【澄み切った邪悪を語る表情は、一片の狂気も無い】
700 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2013/04/04(木) 23:14:58.61 ID:MaieYUpoo
【夜・とある自然公園】

【ここ数日、桜が吹雪となって命を散らすその一角で“事件”は起きていた】
【というのも、ある桜の木の下で激しい喧嘩があったのである】
【当事者の一人は酒と場の空気に酔った若者。そしてもう一人が───】

──“婦警さん”に絡んでくるなんて、貴男は一体どんな生活をしているのかしら?
酒に酔っても平生が普通の人は、非社会的な行動は取らないものよ……?

ふふっ、でも……これで少しは懲りたかしら。手錠は───
『か、勘弁してやって下さいっ!コイツには俺の方からよく言っとくんで、そのっ……おい、起きろよ!』

【婦警。タイトスカートや胸元のバッジが目を引く彼女が、もう一人】
【艶やかな金髪と珍奇な桜色の瞳が光る彼女が、若い盛りであろう青年を叩きのめしたのである】

【勿論、婦警がオーガと呼ばれるような容姿だったわけではない】
【むしろ細身な彼女は、仲間に引きずられていく顔面血塗れの青年を見やり──】
【クスリ、と笑いながら、右手を頬に当てて、一息吐きつつ夜桜を眺めているのだった】

/再利用再投下っ!
701 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/04(木) 23:15:04.64 ID:3Fk3LYq6o
>>642

くっ……あんたみたいな殺人鬼の話、誰が……!!

【薄緑の斬撃――三日月型の鎌鼬は、やはりというか、その義手で防がれる。こちらも小さく舌打ちした】
【それと同時に口からまた血が垂れてくる。首元が、下地の色と合わさってブラウンへと変わった】
【元々牽制用なのだが、あれほどまでに効果がないとは思っていなかったらしく。彼を、憎らしげに見やる】

【―――しかし、細身な体の何処に2倍速の拳を受け止める力があったのだろうか、そんなふとした疑問が浮かび上がる】
【右腕の義手は鎌鼬でも見たとおり頑丈なのだろうが、あの体は――――いや、待て。その問の答え、仮定が構築されていく】


(……あれは義手じゃないかもしれないっす――――むしろ、彼処だけ"人間の"皮が破けている……?)


【それならば、彼は――――…… ボ ウ ッ ! !  そんな音と共に、僅かな明るさをかき消す光量】
【最早、考えている余裕は無い。よく分からない物質で出来た異形の男。そんな彼に、立ち向かっていかなければいけないのだ】
【蝋燭のような小さい��火�≠ゥら姿を変えた鞭のようにしなる��炎�=B勢い良く金網から体を離せば、その小さな体は��加速�≠キる!!】


私の能力は――――――― こ う や っ て 使 う ん す よ ! ! ! ! 


『――Three Time Acceleration ! ! ! ――』

【ただ単にパンチが重いだけではない。詳細が分からずとも、彼ならばそう直感できるかもしれない。それほど、少女の速度は速い!】
【避けきれなかったのか、肩を炎の鞭が掠ってただでさえ所々ボロが出ている黄緑のジャージに、また傷が増える】
【しかし、その速さは言うなれば野獣! 人間の域を超えたそれを持ってして、接近できたならば、狙うは彼の義手―――いや、その物体の右肩に当たる部分!】
【少女も、ただ闇雲に鳩尾を狙うようなバカではない。彼の秘密を―――体を形成する物体の謎を解き明かさなければいけない】

【しかし、やはり大振りな右ストレート。避けることも可能だろう】

/今夜もお願いいたします!
702 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[saga sage]:2013/04/04(木) 23:20:54.24 ID:zWUvLbOAO
>>696
【取り出されたサブマシンガンは威圧的なものだが、すごく馬鹿っぽい感じなのは何故だろう】
【なんて考えながらも対策を練り始める】

ああそう、でも準備したから勝てるとは限らないわよ?
それに、その準備は対私用ってわけでもないんだし──!

【言うが早いか、次の瞬間にはゼリシュはまがわ目掛けて駆け出していた】
【弾の数が多いなら、出所を叩けばいいという発想である】

じゃあ私は活け作りにでもしてあげるわっ!

【乱れ飛ぶ弾丸を、必要最低限だけ両の剣で弾き、その足は緩めず】
【幾つかの逸れた弾丸が腕や頬を掠めるがその程度では止まらないッ──!】

──ああ、活け作りと言うよりローストビーフだったわね!!

【サブマシンガンを射程に捉えれば、一歩踏み込んで長剣を横薙ぎに振るう】
【狙うのは銃口。命中したならば刃から放たれる炎が銃口を歪めようとするだろう】
703 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 23:31:48.29 ID:E2P2juY50
>>702

「ああ!?」

【放たれる弾丸は紙一重で躱される】
【当らない、当らない】

【これは戦闘経験の差からか】
【それとも歴然たる格の差か】

【唸りを上げるサブマシンガンの銃口が融解し、切断される】
【カラカラカラ、と情けない音を立て、真っ二つサブマシンガンから弾が毀れていく】

「あーくそ! 使えねーな!!」

【まがわはサブマシンガンだった物を放り投げると】
【ゼリシュへ向かって手刀を放つ】

【まがわの身体は重機並みのパワーと金属並の強度を持つ強化細胞で構築されている】
【唯の手刀と、油断して受ければ痛い目を見るだろう】
704 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/04(木) 23:33:44.10 ID:cIYZQKHSo
>>699

【ナタニエルの語る、カノッサ加入の意図】
【彼に合わせるように足を休めたひゆは、それを黙して聞き入れ、しばしの間、胸中で咀嚼する】

【そして理解する――否、��理解した気�≠ノなる】
【信念というものを、真に理解できるのは、結局は��当人�≠フみなのだから】


…………つまり、それは…………��人類を救う�=c…と、そういう目的……なんですね…………


【「死によって」という句を口にしないのは、心ばかりの抵抗か】
【なるほど、医者であり、命を救うことを生業とするひゆからすれば、絶望的なまでに��望まない�%ケだ】
【だが……それを否定するのもまた、ひゆの望むところではない】
【人の志は、例えそれがいかなる邪道であろうと、すべからく、平等に尊重されるべきなのだから】
【……命が、そうであるように】


――お応えくださり、ありがとうございます……
同僚として……いえ、一個人としても、その��救い�=\―世に知れ渡ることを、祈っています……
……もちろん、私や、私の同僚の皆さんにその救いの手が及ぶのならば……その時は……お互い、覚悟することになるかもしれませんね……


【どこかで、互いの道がかち合うならば、それはその時だ】
【ただし今はまだその時ではないし、今回のやりとりだけで、ナタニエルが救いようのない狂人であるとまでは、判断できない】
【ゆえにひゆは、心からの応援を、彼に贈ってみせるのだ――若干の、対抗心は、かいま見せつつ】


あ、カラスの巣というのはですね……その……
≪No.19≫ヴェンツェルさんの指揮する��カノッサ機関麾下遊撃軍�=wカエルレウム・ナーウィス』という所なんですけど……
私のお世話になっている『カラス』さんが、そこに大きな影響力を持ってるので……よく『カラスの巣』って、言うんです……


【さて、『カエルレウム・ナーウィス』――恐らくは機関員の間でも、そこまで有名ではない】
【何しろ、つい最近までは、その名を『ヴェンツェル傭兵団』などと偽っていたのだから】
【指揮官のヴェンツェルですら、ナンバーを別の機関人に貸して、一般人のように振る舞っていた始末】
【一体いつから組織の母体が存在していたのかとか、いつからヴェンツェルが暗躍していたのか――までは判然としないが、】
【普通に見れば、ぽっと出の謎組織と、認識されてもおかしくはない】
705 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/04(木) 23:40:04.35 ID:T8ZKxw5P0
>>689

【曇った顔。追憶に自らを苛ませ、苦しみを受け取ろうとする様な。】
【けれども其れを “見抜かれ”、責めることのない彼の言葉が届けば、】
【驚いた様な顔――― きっと彼ならば見抜けるその変化から――― 表情はまた次の其れに移ろって、】

……そう……少しだけ安心した。
必要なことがあったら何時でも言って?

私は、少なくとも貴方が無事でいてくれると嬉しいから―――

【―――「ありがとう」。そんな言葉自体はなくとも、彼の言葉に救われた様な、微笑う様に透る声が返答した。】

【浮かぶのは未だどこか翳りを含みながらも、混じり気のない信頼を含んだ小さな笑み。
 安堵と友好からなる仲間に対しての表情は、どこか空虚ながらも柔らかで】
【……少しでも、普段の気負いの拭い去れた瞬間なのだろう。安息めいた吐息は軽く、空気から “あの夜” の記憶の棘を消していった】

(………っ!?)

【そして―――― 「落ち着きがねぇな?」】
【また見抜かれて、かけられた言葉は意識を貫いた。

【一瞬か、数秒程度か。或いはそれ以上に続く沈黙のなか、橡色の双眸は複雑な色を移ろわせた。】
【―――― “頼って” 構わないのだろうか? 彼は、この生き方に  。】
【そんな逡巡の果てに口を開けば、少女は纏う雰囲気を変えて、】


……そうね……その通りよ。私は情報を捜してる。
幾つか目的はあるけれど、どれも譲れるものじゃない―――
………貴方を………頼っても構わないのかしら?

もしも何かを掴めるのなら、何であれ、終わりまで求めきってみせるから……ッ

【不安を踏み越える様に紡ぐ声。徐々に昂ぶる其れは、最後にはひどく必死にさえ聞こえるもので、】

【歴戦の傭兵であり、かの大神研究所とも深く関わりのある、他ならぬ彼ならば―――――】
【……或いは助けとなれるのかもしれない。或いは、決定的な情報すら齎してくれるのかもしれない。】
【藁をも掴む様な気持ちで、そして藁ならぬ彼に懸ける様に。ひどく真剣な双眸は、彼を、揺れる瞳に映していた】

【もしも彼が受け入れるのなら、“続き” を、彼女の求めるものについての言葉を、彼女は続けてゆくのだろう】
【現実がそうなるかは彼次第だが―――】

/続きますっ
706 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/04(木) 23:40:40.84 ID:T8ZKxw5P0
>>689

【ここから先は “もしも” の話。彼が彼女に応えるのなら、という事になる。】

ひとつは ��対・カノッサ機関�≠フための情報。
私達の共通の敵、六罪王レギン――――
そして同じく六罪王、コーネリアス・F・ラインハルトに対抗するため……

つまりは反撃に移るための情報だけれど、貴方は……持っているなら攻め込むでしょうね。だからこのことは今は良いわ。
私も……手掛りが見つかったらそうするでしょうから。

【クスリと共感めいて微笑って、その話題はここで打ち切ろうとする。今は、彼も情報を持ってはいないのだろう、と判断して。】
【六罪王に対する敵対――― 彼との共闘でもあり、彼の与り知らぬ面では、とある粛清者との盟約の完遂――― 】
【……十二分に明確な其れに続くのは、ひどく朧げな情報だった。】


二つ目は……特定の個人だけを狙ってる、組織か個人かも分からない “なにか”について。
断片的すぎるとは思うけれど……標的以外には手を出さず、それ以外の人たちには興味すら持たない―――
こういう特徴があるのは確かで、だから其れを頼りにして捜しているわ。

“亜人狩り” か、それ以外か―――……理由は分からないけれど、疑わしいもの全部の情報を集めてる。

【そこで漸く、少女は言葉を切った。】

(……薬に関しては、ここで話すべきことじゃないわね。)
(彼の片目が無くなったのは、今も、私のせいでもあるのだし―――)

【最後のひとつ――― “治療薬について” 彼女は彼に情報を求めなかった。彼が情報を得ていたのなら、既に傷も消えている筈だと判断してもいた。】

【それでもあまりに抱え込み過ぎているのだと、彼は判断するのだろうか。】
【或いはただその背中を押して、或いは助けを、或いは情報を齎すのだろうか、】
【何れにせよ、長く息を吐く少女の姿は、彼の言葉を、真剣な表情で、そうする以外を知らない様に、一心に待ち始めていて――――】

/遅すぎ&長すぎですみません……
707 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/04(木) 23:43:43.29 ID:I1SJQJhOo
>>701
【豪ーーーッ!!】

【鞭のような炎が、熱して金網を焼き切るーーーそう、少女ではない、金網だけを】
【炎が振り回された瞬間から、少女の姿は消えていた。いや、厳密には��消えた様に�′ゥえた】
【成る程早いーーー速さとは重さ、打撃のスピードがあればその威力は格段に上がる、鳩尾への一発はこのスピードあってのもの】

ーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ

【放たれた一撃は右肩にーーー直接的なダメージとはならない部分に】
【だからこそ、直接的なダメージにはならないからこそ、警戒を怠っているーーーッ!】
【回避も防御も、巨大な右腕があってはし切れないーーー男の歯が食いしばり、目が見開かれる】

な……めんじゃねぇぇェェエエエエエエエエ、!!!!!

【しかし次の瞬間、男は体を右側にズラすーーーつまり、攻撃の着弾点を自身の胸にくるように移動した】
【少女の打撃は肩より逸れ、心臓や肺という重要器官のある胸へ】
【バキバキと、肋骨が幾つか折れた音ーーー次いで、口から血反吐を吐きながらよろめき、後退する】

……が…はッ………!ーーーテメェ〜〜…!
いい加減!黙って!死にやがれェ!!

【こればかりは、効いた様子が明らかに見た目に出ているーーーおまけに、確かに吐いたのは血液だ】
【一体何処から何処までが��人間�≠ネのかーーーガチャリ、と右腕を開いて少女に向ける】
【回転も何もしていない義手、しかしただ向けるだけでは当然届かない、よってーーー】

【次の瞬間、義手が手首部分から分かれ、蒸気の力で一気に打ち出されたッ!】
【開いた爪はまるで蛇の顎様に、大きく開いて少女に掴みかかるッ!】
【更にッ!打ち出された手先と付け根は鎖で繋がっており、少女を掴んだ瞬間ーーー男は鎖を伸ばしたまま右腕を振るい体を反転ッ!振り返りながら背後の地面に少女を叩き付けようとするだろうッ!】
【重力加速と遠心力を付けた叩き付けは威力抜群ッ!しかしーーーッ!その義手の力は普段の握力を発揮していないッ!】
【少女の斬撃を素で受け止めた影響がある、掴まれたとしても無理矢理逃げれば叩き付けは回避出来るッ!】
708 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage saga]:2013/04/04(木) 23:54:18.33 ID:zWUvLbOAO
>>703

せっかくの準備もこのザマじゃあねえ?

【嘲る様に笑い、次の攻撃の為に長剣を身体の前に戻し】
【そこでまがわの攻撃の予兆を見る】

(まさか肉弾戦をしようっていうわけ!?)
(でも武器は見当たらないし)───っ!

【見た目から予想していなかった手刀を、咄嗟に短剣で受ける】
【そのまま手首が飛ぼうが知らんとばかりに刃で受けたが手刀はそのままやって来て】
【勢いを殺しきれずに左肩へとめり込む】

ぐっ───!!あんた、どんな腕してんのよ!

【左肩は痛むが決して短剣は放さず、至近にいる今こそ好機と、逆手に持ち換えた長剣で切り上げるッ!】
【まがわの左腰から右脇へと斜めに斬ろうとするように】
【そしてやはり、その軌跡には炎が!】
709 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/04(木) 23:55:48.16 ID:4uLk3bgSo
>>704

ええ、なべて言ってしまえばそうとも言えるかと
私が同じく救いを行使するカノッサの兄弟たちを手に掛けるのは、救いを求め苦しむ者がいなくなった時です
そしてそれが成されるのは、残念ながら。喜ばしくも。遠く先の事でしょう
……なので、御心配なさらず

【相手が死と明言するのを避けているのは察せられたか。こちらも敢えて、追って言いはしない】
【先程相手が言ったように、物騒な文を挟みつつのそれは、ひょっとして安心させようとしているのか】
【再び、革靴が歩みを進める】

【そして補足を入れるならば、ナタニエル・イサーク・カスティジャノスは決して狂人では無い】
【一片の迷いも狂いも無く、ただただ正気の上にそれを行使するという人間】
【もっともそれが狂気であるのだと他が認めるのならば、そう見えるものなのだろうと肯定するのだろうが】

機関内組織の呼び名でしたか。失礼、存じ上げませんでした
貴方が望んで所属しているのであれば、頼る事は特に悪しくはないのでは?
いえ、なぜだかその方々を拠り所にするのは、少々不本意そうなご様子でしたので

【再び歩きだした歩みはやはりゆっくりと、点滴に体を預ける相手の歩幅に合わせるように】
【さらさらと淀みなく言う様子は相手の返答を待ちつつも、そのまま会話の中に流れていきそうで】
【言いにくければそのまま、黙ってやり過ごせそうなくらいに】
710 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/05(金) 00:13:21.70 ID:FmqpDRj6o
>>707

!?

【その瞬間、少女は驚愕した。彼のしたこと――この拳を受ける位置を、肩から胸にずらしたことだ】
【普通の人間ならば、胸部こそ最も守らなければいけない重要な部分であるのに。爪の腕が、生命保持よりも大切なのだろうか】
【それはつまり、やはり彼がそうではないということを表す。血を吐き、骨があるべきところにあるあたり、サイボーグと同じような感覚なのだろうか】
【しかし、その詳細は未だ分からない。手探りで進むほかに、道はない】


くっ……あっ!!?


【避ける間もない。唯でさえ大きな爪が、バクリとその口を大きく開き、さらにさながらロボットアニメのそれのように迫ってくるのだから!】
【鷲掴みという言葉が一番的確で。歯を食いしばって脱出しようと試みる少女の視界の端に、そのまま体を反転させようとしている彼の姿があった】
【これから何が行われるか――――そんなもの明白だ。だからこそ……そのままじっとしているわけにはいかない!】


『―――Three Time Acceleration!!!―――』


っ―――――――― お ら あ あ あ あ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ っ ! ! ! ! 


【最初は拳、続いては自身の速度。そして今度は、腕から逃れるための、腕力の強化!!】
【3倍にされたそれをもってして、一気に腕を広げて脱出を試みる。―――どちらにしろ、投げられる途中の行動。脱出できたとしても受け身は完全には取れない】
【脱出に成功したならば強引に体を起こし、すぐに次の行動へ―――彼への攻撃に入る】

【狙うはその爪の腕。すでに傷ができているが、今度はさらに大きなダメージを与えようと、手のひらに風を集める―――それは、柄のないナイフ】
【言うなれば、少女の手がそのまま刃物になったと言える。その手刀で、一直線に腕へと突きを放つ!!】
【短くない、立ち上がってから攻撃を放つラグ。それを彼が有効に使えれば、完全に回避するのも不可能ではないが】
711 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/05(金) 00:18:01.04 ID:/rbWQpB/o
>>709


あ、そうなんですか……
それなら……安心して……安心はちょっと違うかも知れませんけど……ナタニエルさんを応援できますね……


【――なんて、ちょっとは心の余裕も出てきたか、彼女は口元に微笑を作る】
【ナタニエルが歩き出せば、付き従うように足を動かし始め、】


…………いえ、私を置いてくれて、頼ってくれる、あそこは居心地の良い場所です…………


【ぽつり、言葉を探すように、ゆっくりと、次の句は紡がれていく】


ですが……私は、いえ……人は……一人でも立てる力を、身につけなければなりません……
助け合うことは生きる上で不可欠とはいえ……必ず、己の力しか寄る辺がない瞬間も、訪れます……
だから私は……たった一人で荒野に立たされたときでも、枯れることのない強さを……
……頼れる人を頼るだけじゃない、そんな生き方も、学ばなければ、いけないと……思っているんです……


【呼吸を挟みながら、抑揚を付けながら、ひゆにしては力強さの籠もった弁は、粛々と流れ出でる】
【ぎゅっと、点滴スタンドを握り締めるそのか弱く白い手は、いつになく強めに】


…………世界から��病魔�≠�消し去り……私の手で……世界を……治すためにも…………


【……間違いなく、それが、ひゆの、信念】
【��病魔�≠ニいうのは、そのままの意味とも取れるだろうし、或いは何かの比喩なのか】

【――だが何であろうと、彼女の信念は、人類を救うという点ではナタニエルと似通っているかもしれないし、】
【一方で、その��過程・結果�≠ヘ、真逆であるのかもしれない】

【それゆえだろう】
【ひゆが、ナタニエルという人間を前に、親密になりたくもあり、あまり関わりたくないもないような、妙な距離感を保っているのは】
712 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 00:19:19.71 ID:8cE5Hum30
>>708

「あーーー! ムカつくなぁこのアマぁああああ!!」

【挑発にあっさりと乗るまがわ】
【そのまま刃へ向けて手刀が飛来する】
【柔肌が刃に刻まれるかと思われたその時】

【ガァン、と】
【金属同士が激しくぶつかり合う音が響く】

「ひゃはははは! どうした! 銃を壊しゃ終わりだと思ったか!?」

【そのまま追撃の貫手で攻めようと試みるが】
【炎を纏った長剣の斬撃を見止めると、バックステップで距離を置く】

「っ、と!」

【燃え上がる切り上げがまがわの胸を掠める】
【纏う熱で服から少し煙が上がる】

(ちっ・・・! この熱量、間違いねぇ宝玉だ。この魔力の炎は赤外線拡散でも防ぎきれねぇ)

(ならどうするか?)

【まがわの足は地面を抉るように捉えると】
【そのままゼリシュへ突っ込むように邁進する】

(振り抜いた今だろうがよぉおおおおっ!!)

【どうや長剣の大きな隙を埋める短剣は自分に効果が無い事を確認すると】
【まがわはニヤリとほほ笑んで、躊躇なくゼリシュヘ向けて当身を放つ】
713 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/05(金) 00:22:20.59 ID:elS7dHT7o
【深夜・とある無人駅のホームにて】

『ホ、ホー…… ホー……ケ… ホ、ケ……  ――ホー』

――ダメですね。��ホー�≠ナ終わってしまってはフクロウと何ら変わりませんよ。
アナタ方は��ホーホケキョ�≠ニ鳴かねば、人にも同種の雌にも振り向いてはもらえません
よろしいですか?理解出来ましたら��ホーホケk――――

『――ケキョ!ケキョケキョケキョ―!ホー…!ホー…!』

【それは夜鳴きの激しい若いホトトギスと、オールドタイプなメイドさんの組み合わせであった】
【メイドさん―――ホームに片隅に置いたトランクケースに腰を下ろす彼女は、些か小柄】

【そして文庫本へと丸眼鏡越しに視線を落としつつ、ホームの屋根に陣取るホトトギスへとケチをつけ】
【対する若鳥はといえば、まるで言葉を理解して反論するかのように下手な囀りを繰り返す】
【実際、春のホトトギスはそういうものでは有るのだが――夜、しかもこういった組み合わせは珍しく】

【また無人駅ながらも小さな電灯があって、それが両者を田舎の風景の中、照らし出し】
【既に終電を過ぎたその場所を、何か不思議な空間へと仕立てあげていて―――。】
714 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 00:28:57.32 ID:scytKk72o
>>705>>706

…必要な事があったら、ね……
ま、そうだなーーーそのうち、『俺を殺してくれ』なんて事を頼む羽目にならねぇようには願っとくか

【「ははっ」と自虐的に笑って言ったのは、いつもの他愛ないブラックジョークのつもりか、��二度目�≠フ可能性を諮詢しているのか】
【どちらにせよ、気にしていない悩んでいないーーー傍目から見ればそう見せる、単なる気怠い男といった雰囲気で】

【ーーー八攫を見抜いた隻眼が、そのまま沈黙を貫き、錯綜する少女を見詰める】
【『ああやはり』ーーー複雑な色を見せる両眼を見返せば、心の中で頷いた】

…情報ーーーねぇ

【一言呟き、考えに入るーーー情報なら、主人の得意分野なのではないか】
【何処から仕入れたか、自分の知りようのない情報をポンポンと出して来るーーーだったら、彼女に聞けばいい答えを出せるかもしれない】

……わかった、俺で良けりゃ聞いてやるぜ

【ーーーだが、聞かれたのは��俺�=[ーー自分自身だ、主人ではない】
【元より、世界からしては悪の者ーーーそんな奴から仕入れた情報を伝えて、八攫はいい顔をするか?】
【単なる気にしすぎ、思い込みかもしれないがーーーラッシュは、主人の強力を煽る事はない】

ーーー機関の情報か…そいつは俺も持ってねぇ…
その…コーネリアスとかいう奴も愚か、レギンの奴もーーー何もな
…そうだな、そいつ等に関しては個人じゃ難しいだろ、��団体�≠ネらまだ纏まった情報があるかもな
…UT…お前も、セリーナの事は知ってるだろ?そこを訪ねてみりゃまだ情報があるかもな
後は自警団か…お前が大会で戦った、中邑瑛月…あいつは確か自警団だった筈だ、そいつをあたってみてもいいかもしれねぇ

【まず一つーーー機関の情報だがーーー当然ながら、持ってない】
【持っているからとて自分から攻め込むなんて事は流石にしないのだがーーー所詮は後手に回る職業傭兵、早々と六罪王に関しての情報は無いようで】
【代わりに、自分よりは少しは情報を持っていそうな伝手をあたるーーーとはいえ、この辺りなら言われずとも…だが】

そして、亜人狩りーーーねぇ…

【��亜人狩り�=[ーーそれをする個人や組織、聞いた事は無い】
【亜人には差別等が未だ根強いとも聞くがーーーまさか、自ら狩りに赴くような組織はーーー】
【…亜人によるマフィアは知っているが、多分これは関係が無いと無視】

(あ、やばいーーー)

【『俺で良けりゃ聞いてやる』なんて言いながら、まともな情報が一つも無いーーー】
【こういう所で人間性が出るのかーーー普段から物を知ろうとしたり、自分から動かないからーーー】
【まるで役立たず…っ!頭空っぽ…っ!威勢だけの…っ!うどの大木…っ!】

《ーーー六罪王、レギンーーー元はカノッサ機関、奴自身が言っていたように水の国支部長代理だな》
《しかし…以前の戦いで消滅したとデータにあるーーーだが、姿を表したとなれば、偽者か、或いはそう言った術の類ーーーまたは、そもそもが人でないという事も考えられる》
《その他の情報だがーーーおっと、大きなお世話だったかな》

ーーー……

【一瞬、ほんの一瞬だーーーまるで流し素麺に混じった色付き麺みたいに、一瞬だけ異質を振りまいて去って行った】
【確かに今聞こえた、��大人を気取る少女�≠フような声ーーーそれは両者に聞き覚えがあるだろう】
【眼帯に搭載された通信機から流れ出した声は、正しく水をさして、巫山戯たように話を途中で切り上げ途切れてしまう】

【『こちらから頼まれずに教えてやるのはこれまでだ』、とでも言うつもりだろうか】
【それよりも、奴は何処まで、何故知っているのかーーー?】
【それは、主人の声がした瞬間から固まったラッシュにすらわからない】
715 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 00:44:19.87 ID:scytKk72o
>>710
【掴んだーーー!この瞬間、男は勝利を確信した】
【何故なら、この腕の腕力は凄まじく、逃げられた者はいないからーーー万全な状態なら】
【何故なら、鎖鉄球が如く落とされ、無事な人間なんていないからーーー成功したなら】

【ーーーミシ…と爪が悲鳴を上げたのに、男は気付かない】
【少女が身体を強化し、無理矢理逃れようとしているのに気付かない。完全に目線は着地点へ、既に攻撃を終えた気でいるから】

【握り込む爪の出力は出ず、内側から力を込める少女に、爪の内側を食い込ませながら必死の抵抗を計る、しかしーーーッ】
【次の瞬間、少女を掴む爪が無理矢理に開かれ、ジョイントのイかれた爪が力を無くすーーーすんでの所で、少女は開放されたッ!】

ーーーな……な、にィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?

【地面に着地した少女と、遅れてその前に腕の先端が落下するッ!】
【爪の使えない義手は最早巨大であるだけの重りに過ぎないッ!更に追い討ちをかけるように迫る攻撃ッ!】
【鎖を巻いて引き寄せるも既に遅いッ!風の刃が義手の先端を貫いたッ!】

……こ、ん、の……ガキャァァァァァァァぁぁぁ!!!

【傷口から貫かれ、完全にオシャカになってしまった義手の運用は諦めた、鎖はだらりと垂らして繋げたまま、男は少女へと駆けるッ!】
【血と肉片をビチャビチャ踏み荒らしながら、その左掌に燃やすのは小さな火ーーーいやッ!炎を凝縮させた、火球だッ!】
【その小さな火球を持つ左手を突き出し、少女に叩き付けようとするッ!火球が内包する火力は凄まじく、正に爆弾のような物ッ!それをぶつけようというのだッ!】
【しかしーーーッ!激昂している彼の動きは大振りだッ!少女ならば、脇をすり抜ける事は容易ーーーッ!】
716 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[saga sage]:2013/04/05(金) 00:45:01.61 ID:NnlZwfJAO
>>712
【肩にダメージを受けた左腕──使えないことはないがあまり頼りにならない】
【それは手刀を受けた時点でわかっていたこと】

【だから、左手はすぐに行動を開始した】

【だから、長剣を左手側に振り抜いた】

【だから───】

一気に決めるッ!!

【短剣を鞘に収めると同時、長剣を順手に握り直し】
【鞘ごと短剣を背中から抜いて、長剣と交叉させて接続】
【その形はやはり十字架のようで】

"リヒト・シュベーアト/フランメ"!!

【言葉に応じる様に十字架は光を増し、刃に刻まれた文字が紅く光を放ち、宝玉が魔力を溢れさせていって──】

【白い光が見る間に長剣を包み、尚も広がり、生じるは長大な光の剣!】
【そして紅い光が光剣を包めば、光剣は燃え盛る炎を纏う!!】

燃え尽きろォ───!!!

【叫び、迎え撃つように振り下ろす】
【握る右手に左手を添え、己の左肩の辺りから斜めに斬り下ろすように】

【光剣の切れ味は非常に鋭く、強化細胞と謂えど受ければ無事では済むまい】
【それに加えてこの炎、如何に防御に自信があっても受けることはお奨めできない】

【しかし、この技はゼリシュにとっての切り札】
【故にこの技を二度放つことは不可能──つまり無事に済ますことができればまがわにとって圧倒的有利となる】
717 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/05(金) 00:46:54.08 ID:+k0MdVNZo
>>711

そういう理由でしたか。己の行き先を定め、前に進む姿勢はとても素晴らしいと思いますよ
いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれである……と、言います
貴方の進む光を、見失われませんように

【“いのち”、とは。たった一人でも生き抜く力を指すのか、世界を治す目的を指すのか】
【あるいは、どちらもを指すのか。兎角それはきっと、正しき道を言うのだろう】
【山上の垂訓から引用された一文を説いて告げたのは励ましである。結局最後まで、男から少女へ牙を剥く事は無かった】

……さて、そろそろ森の入口に着きます
お気をつけて、誰かに見咎められぬように。貴方が小火を起こした犯人にされてしまったら、大変ですので
それでは、おやすみなさい

【気付けば森も深くから浅くへと行き進み、かすかに残る森の端たる木々の間からは街の明かりが覗く】
【郊外ではあるものの、交通機関へはひどく遠いという訳でも無い】
【それに此処に来た自体は相手の脚であるのだから、ここから先は迷う事も無いだろう】
【見送る表情は優しく柔らかく、最初から変わる様子もなく】
【ただ相手を見送ってその後踵を返して森の奥へと戻り、行う事は。先程相手に言った通りであるのは、本当のはなし】


/お疲れさまでしたー!
/ひゆゆちゃん超まぶしい……
718 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 00:58:36.82 ID:8cE5Hum30
>>716

「!?」

【まがわにとって予想外の事が起きた】
【長剣を振り抜いた隙が生じるかと思っていたが】
【予想以上に速い斬り返しに対応しきれなかった】

【故に】
【炎熱の刃はまがわの肩を容赦なく穿つ!】

「が、あああああああああ!!」

【その時、反射的にまがわは能力を発動する】
【赤外線拡散、つまり熱を周囲に急速に放出する技】

【通常の火器やレーザー位ならこれで防ぎきれるのだが】
【いかんせん魔力の焔では勝手が違う】

「ぐ、ぁっ!」

【後ろへ飛び退くまがわ】
【服が派手に焼け、肌も大きな火傷を負う】

【まがわは目にいっぱい涙を溜め、ギリギリと歯軋りをしながらゼリシュを指さし怒鳴る】


「死んだらどうする!!」


【あー、もー! とまがわは地団太を踏みながら背を向ける】

「もうやだ! チョー痛てーし! どーせ私はその欠片を奪うことは特に言われてねぇし! もう帰る!!」

【ゼリシュが追わなければ、まがわはそのまま夜闇の森へと消えるだろう】
719 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/05(金) 01:02:01.89 ID:/rbWQpB/o
>>717


ありがとうございます……
ナタニエルさんこそ……世界を��救う�¢Oに、足下を掬われませんよう……
どうか、地に足を着けて歩んでくださいね……
��灯台もと暗し�=\―なんて、カラスさんも、よく言っていましたし……


【――なんて、それはちょっとだけのお戯れ】
【彼女の誠の言葉は、優しく、ちょっとお茶目で、だがきっと、深々と突き刺さるほどの真理だ】


…………あ、はい、すみません、わざわざ…………
私が勝手に迷い込んだだけでしたのに……
ナタニエルさんも……お気を付けて……
また、お互い無事に、落ち着いて、お話ができたらなー……って、思います……


【ぺこり――別れの際は、やはりお辞儀】
【深々と頭を垂れる彼女の姿は、��櫻�≠轤オい、趣深さをも、感じさせよう】


……はい、では……おやすみなさいませー……


【かくして、彼女は去りゆく】
【ナタニエルとは、真逆の方角へ】

【ひょっとすれば、互いの進む道の暗示にも思えるその別離は、どこか寂しげな風に彩られ】


【  ―――― 「カー」  と、どこかで鳴いたのは、嗚呼、そうとも、��不凋葭�≠�見守る、導き手、だ】


/お疲れ様です! ありがとうございましたー!
720 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/05(金) 01:04:52.78 ID:FmqpDRj6o
>>715

【受け身が取れず、その時に石にでもぶつかったのであろうか、側頭部からは血が一筋、スーッと垂れていく】
【だが、それなどもうどうでもいい。せっかうのチャンスを、無駄にするわけにはいかない】
【そう、例え今までの蓄積したダメージで目に映る世界が鮮明ではなかったとしても。意識もはっきりしているとは言えなくなっていたとしても】

【―――この戦い、勝つ! 勝って、自分が何をしたかをわからせてやる!】

【刃が義手を貫く! その時点で、少女の視界は侵入した血で真っ赤となっている。そして、薄れる意識】
【彼が少女へと駆け、その手には爆散する火球を持っていたとしても、完全に回避するのは難しいだろうと、少女自身、わかっていた】
【ならば。刺し違えてでも彼を止めてやる!】

(一直線に――――――― 進 む っ す ! )」

【「馬鹿正直」とも「唯のバカ」とも呼ばれたことがある。それだけ純粋な少女には、それ以外の方法が見つからない】
【大振りな、まるで自分の拳を見ているかのような彼の動き。―――それは少女の脇腹に触れるか触れないかのラインで通過する。触れていたならば、起爆してもおかしくない】
【だが何方にしろ、少女は命よりも大事なこの拳をきつくきつきつく、ぎゅっと握り――――――】


黙って死ぬわけには―――――――   い   か   な   い   っ   す   !   !   !   !


『―――― F i v e   T i m e   A c c l e r a t i o n  ! ! !――――』 


【  豪  ッ  !  !  !  !  】
【5倍速の威力は、先の3倍速を受けた彼にならわかるはずだ。といっても実際に何倍になったのはわからないだろうから、直感的なもので】
【プロボクサーのものなど比較にもならない、ナックルをつけているからその威力は増大し、まともに受ければ、肋骨の骨折ぐらいでは済まないだろう】
【そんなパンチが、いま、まっすぐ彼の体に向かって、放たれる――――――――!!!】
721 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 01:20:06.20 ID:scytKk72o
>>720
【今度こそ勝ったーーーッ!】
【根拠は無い、しかしッ!こんな餓鬼に、こんなに弱った餓鬼に負ける筈が無いッ!】
【原初の炎で心臓を燃やし、肉体を鉄の機関に変えて、憎き相手を殺す為にーーーなのに、負けるーーー?有り得ない】
【有り得ない、有り得ない、有り得ない、有り得ないありえないありえないありえないありえないありえないありえないッ!!】

【攻撃が躱された、拳を握られた、示す物はカウンター攻撃ーーー】
【目で追えるような速さではない、何倍?さっきの二倍以上ーーーならば最初の何倍…いやッ!】
【骨が軋むーーーかと思えば、メキメキと音を立ててーーー強化骨格が、ゆがむーーー】

【悲鳴すらあげる暇は貰えない、巨大な砲弾をその身に受け、爆発したような】
【大凡パンチを受けたとは思えない吹き飛び方をして、それ程飛びもせずに、先程まで少女が背にしていた金網に、叩きつけられる】
【金網では済まない、勢いの付いた体は、自身の炎に焼き切られ、切れ目の入った金網を通り抜けてーーー向こうのコンクリート壁に貼り付けになる】

ーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ

【声に鳴らない声ーーー白眼を向いて、ヒビの入った壁に、十字貼り付けのようにへばり付いて】
【その内、壁の表面が崩れると共に体も崩れ落ち、前のめりに倒れた】
722 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[sage saga]:2013/04/05(金) 01:20:57.62 ID:NnlZwfJAO
>>718
【手刀を受けても決して放そうとしなかった短剣】
【あの短剣には身体強化の加護能力が宿っている】
【非力な少女が二剣を扱うことができるのもそのお陰、そして元々高かった身のこなしは更に高められている】
【そして、それこそが─バックステップで生じた一瞬の隙もあるが─この切り返しを可能としたのだ】

【そして完璧とはいかないまでもまがわに命中した攻撃】
【涙目になるその姿は、やはり年相応のそれなのか、とも思うが】

──マシンガンぶっぱなしたやつが言う事かしら

【呆れたような、しかし挑発するような口調でそう言って】
【まがわが動こうとして一瞬身構えるが向けられた背に少し安堵し】

じゃあ二度と来るんじゃないわよ、面倒だから
──ま、お陰でかなり感覚掴めたから今回は許してあげるけど

【森へと消えていく背中を見送れば、地面にへたり込む】

あーもう、いったいわね……

だけど、宝玉の力がこんなに思った通りに扱えるとは思わなかったわ
これで光の魔力を供給できればなぁ……

【こんな具合にぶつぶつ独り言を言って】
【暫くすると左肩を抑えながらどこかに帰って行ったそうな】
723 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西・北陸)[saga sage]:2013/04/05(金) 01:22:31.66 ID:NnlZwfJAO
>>722
/お疲れ様でしたー

/っていうのを書き忘れ(照り)
724 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 01:24:50.53 ID:8cE5Hum30
>>722-723
乙でしたー&ありがとうございました!
725 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/05(金) 01:34:54.13 ID:FmqpDRj6o
>>721

――――はぁ……はぁ……。


【少女は、立っていた。幸いだったのは、あの火球が爆発しなかったこと。喰らっていたならば服だけではなく、体にも大きな損傷を与えていただろうから】
【だが、向こうのコンクリートへと叩き付けられ、動かない彼を見ても、喜べない―――自分も、同じような状態だから】


……覚えておくっす……。私の名前はK(ケー)……。
D.R.U.G.S.の用心棒……あんたなんかには、負けないっす……!!


【彼には、それがもう聞こえていないかもしれない。しかし、少女は独白のようにゆっくりと続ける。吐く息は、今にも倒れそうで】
【きっぱりと、そう言い放った後。少女は大通りへと歩いていく。ボロボロの体を引きずり、その後少女がどこで倒れたかなど、少女含め一部の人間しか知らないだろう】

【死線。少女がこの戦いで、身に染みてわかったものだった】
【だが少女が歩みを止めるつもりはない。D.R.U.G.S.の用心棒、その職を全うするまでは―――――】


/ここらへんで〆ましょう!
/2日間の絡みお疲れ様でした、そしてありがとうございました!
/遅レスや持越しなど、本当に申し訳ありませんでした……!
726 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/05(金) 01:38:17.57 ID:keV5lMNz0
>>714

【謝意は話の腰を折る事無く、けれど口元で伝えられる。】
【そして聴き終わればまた口を開いて、】

……自分の脚で捜して来たけれど、それ以外の道も探るべきなのかしらね。
いずれ………ありがとう。それに気付けただけでも十分よ。

……それにもうひとつ考えている事があるの。
いずれ貴方にも話すかもしれないけど、今はまだ可能性が低すぎる “情報” の元―――

だから頭の片隅にでも置いていて。
貴方の言葉と同じ様に、いつか、役に立つ日が訪れる――――― ……いえ、訪れさせてみせる其れが、今の私には、私達にはある、と……。

【どこか穏やかにも見える表情。微笑の様で、修羅の其れにもどこか似て。】

【……“錆鉄の夜” の最終実験場に攻め込んだあの夜を、彼は憶えているだろうか?】
【今の彼女は独りで同様の方法を繰り返しているのだろうが、手に入った手掛かりはゼロではない、と―――】
【………けれどもほんの可能性に過ぎず、ゆえに今は明かせないのだと。未来への芽を起こり得る風雨から護ろうとする様に、そう、彼への返答としていった】

【そして話題は「亜人狩り」、或いは「未知の敵」の其れへと移り、】

……“亜人狩り” かどうか、今の私には分からないわ。
それでも……何か少しでも分かったら連絡を頂戴?
その正体が何であれ………私には、どうしても狩りつくさなきゃいけない相手だから―――

【亜人狩りに限らず、疑わしい組織や個人について調べている、と……】
【先に彼女はそう語っていた。其れを裏打ちする様なこの言葉、】

【其処には普段の冷静さとは真逆の激烈な感情―――― 憎悪にも等しい激情の漆黒を、彼は感じ取れるのかも知れず】
【その成否に関わらず、その直後には少女の橡色は普段の落ち着きを取り戻すのだろう】

(――――――――!、……―――――――)

【だが割り込んだ声はその表情を凍らせた。彼の協力また述べようとした謝意をかき消しながら、この現実が意識を塗り替える。】
【その末に静かに呼吸を整える様に、少女は、もう一度口を開いて、】


……ここまでの二つの事に関して……そして手足程度なら治せる、後遺症を残さない治療薬について。
貴女の知っている限りの事を話して―――― 聞こえているのでしょう、大神研究所 ≪所長≫?
………これ以上私からの、貴女に頼む言葉は必要かしら……!?

【『仲介者』としてのレギンを両断し、にも拘らずミーメとの決着の夜に再び見たあの姿への記憶、】
【其れが≪所長≫の齎した情報と一致した。ゆえに行動は斯く決定されたのだが――――】
【彼女の矜持とは総てを己が意志で、その無謬の刃を以て切り拓くこと。】

(……これで……良いのでしょう?)
(私は、もう誰も零す訳には行かない――――)
(…………次の犠牲者が出る前に、もう一度彼女が狙われる前に。すべて、終わらせるしか道はない――――――)

【“悪” を、血塗れの道を背負ってでも、“大切なもの” を二度と傷つけさせない―――――】
【……その生き方で現実を戦う。兇剣と成り果ててでも、求める真実をこの手に掴む。】
【だからこそ、それが彼女の覚悟だった。それが彼女の選んだ “道” だった。】

【直接対峙し、ラッシュの通信機越しに彼女の “矜持” を、“独り総てを背負う” 生き方を、幾度も聞いていたであろう所長―――】
【………彼女には、その意図も伝わるだろうか。少女は自らの誇りよりも、求めるべき “今” を、情報を得る事を重く見たのだと。】
727 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 01:47:54.73 ID:scytKk72o
>>725
【倒れた男は、なにも答えないーーーいや、その方が良かったと言えよう。起き上がらないだけ、まだマシだ】

【当然、少女の名乗りも反応せず、ここから彼女が離れるまで、身動き一つしないで】




【少女が其の場を去った後、数分もしない頃ーーー】
【そこに残ったのは、大量の血肉と戦いの爪痕、そしてーーー】
【赤い、真新しい足跡だった】

/お疲れ様でした
728 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 02:23:58.03 ID:scytKk72o
>>726
ーーーおい……

【かけた一言は、どちらの少女に対してかーーーいや、言わずとも、いかにも不機嫌そうな声色を聞けば明白だ】
【八攫が吟持を捨ててまで、この神様気取りの傍観者に情報を乞うーーーそれを、無視なんて形に終わらせたくはない】

《ーーー人に物を頼む時は大切な物があるだろう?》
プ リ ー ズ
《お願いしますがーーーと、言いたい所だが、まぁいい。また腕を貫かれてはたまらんからな?》

【まるで予想していたかのように、間髪入れずに再開する通信ーーーやはり、バカにしたような言い方】
【まるで答えていなかったのに、対峙した時の傷を持ち出したりと、性格の悪さは十分なまでに発揮して】

《だが、そうだなーーー私は六罪王の情報は今のしか知らないし、件の…��亜人狩り�≠ニ呼んでおくが、それらの情報は無いーーー��と、言う事にしておこう�=t
《ただ、手足を治す薬品の話には答えてやる、結論から言えば私が作れないこともない》
《傷がどの程度かにもよるがーーーそれこそ、トカゲの様に生やしたいというなら、この犬に魔海を走り回らせてやってもいい》
《個人的には、切断されているなら薬効で治すよりも、機械か生体培養した腕を外科手術で繋げた方が推奨だがーーー》

《ああ勿論安心はしていい、犬には実験を施すが、��客�≠ノはちゃんとした物を寄越してやるさ》

【ーーーああ、やはりこいつは、ふざけている】
【��事にしておこう�=[ーーまるで、わざと出す情報を渋っているような言い方だ】
【声だけでも嫌な笑みが頭に浮かぶーーーそれこそ、レギンに性質自体は近しい物があるのかもしれない】

【そして、一つだけハッキリと答えた質問だがーーー知っている所か、『自分が作れる』とまで自信満々に言い返す】
【治すべき傷の程を知らないようだがーーー話をそのまま聞くと、切断ですら治せる薬を作れると言う】
【果たしてそれは本当に天使の施しなのかーーー?無言で『やめとけ』と、ラッシュは首を振っているが】
729 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/05(金) 02:58:59.08 ID:2RuHT/rt0
>>728

【彼の静止には「やらせて」と拒むように瞳で訴えかけた。厭くまで冷静揺れず、けれど生き急ぐ様に真っ直ぐすぎた双眸。】
【そして不意の声は嘲りの響きと共に再開されて、】

(……っ、―――――――)

【握りしめた拳に力を籠めれば、繊手は憤りの現われの様に軋みをあげた。彼を、彼女を、他者(ひと)の命運を弄玩する者に対する灼熱の其れ。】
【だが其れを堪える様に固く結んだ口元は、やがて静かに言葉を紡ぎ始めて、】

幾つか訂正させてもらうわ。
……治すのは腕じゃなく眼、それも後遺症のない方法で、よ。
そして副作用や使った後のことを含めた、凡ての情報を完全に私に伝える事―――

………それで良いのなら、私からこれ以上の要求はないわ。
代価には……貴女は、何を求めるの?

【“客”。ならば、報酬は彼女に求められるのだろう、と。】
【一切の躊躇いなく―――― 或いはそう見えるほどにも決然と、少女は淀みなく言い切った】
【……たとえ悪魔が相手であろうと、少女には其れで構わなかった。悪意も、呪詛も受け止めてみせると己に刻んで “次” を求めた。】

【屈辱と不安に乱れかける呼吸を鋼の意志力で抑え込みながら、双眸はまっすぐに目的を見据え続けて、】
【少女は、“敵” であり、この夜だけは契約者となり得る存在の返答を待ち始めるのだろう】

【…………そして結末は想像の外に。御伽話ならば誰かの救済には到る物語は、如何なる事象へと導かれるのか―――】
730 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 03:28:56.38 ID:scytKk72o
>>729
《そう怒るなよ、私が情報を洗いざらいくれてやった所で、それじゃつまらんだろうに》
《雛鳥の様に空いた口に突っ込んでやるのも悪くはない、しかし私は獅子が死に物狂いで兎を狩るのを眺める方が好みでな》
《応援はしてやろう、精々気張れよ、己の為に》

【そこにいないのに、まるでこの場を見ているかのようーーー嫌味ったらしい応援と、意地悪極まりない好みを言えば】
【ラッシュの表情はみるみる内に不機嫌が溢れ、眉間にシワが寄る】

《ーーー後遺症の無い、か…随分と虫のいい話だ》
《まぁいい、再生薬と生体手術、好きな方を選ぶがいい》
《再生薬はその名の通り生体部位を再生させる夢のような薬品だーーーだが少し、再生には時間と痛みは伴うが。何、我慢出来ない程ではないさ》
《生体手術は簡単な移植手術ーーー本人の細胞から培養した部位を綺麗に移植するだけ。デメリットは…ほぼ無い、失敗確立はコンマにも満たん》
《ーーーどちらも、成功例なら貴様の目の前にいるだろう?こいつの体が頑丈なだけという事もあるが》

《まあ、その他の方法が欲しいなら出来るだけ答えてやろう…大神研究所は要望には答える》
《ああそうだ、代価だなーーーそうだなーーー》

【治すべき部位が変わったとしても、然程問題ではないとばかりに、二つの方法とそのデメリットを揚げて行く】
【どちらにせよ、胡散臭い事には変わりないが、言葉の示す��成功例�≠フ男はーーー『聞いてねぇぞ』とでも言いたげに、小さく舌打ちをした】
【当然、施しには代価があるーーーそれを決めるのはこの悪徳社長本人だ、機嫌次第でどうにでもなる】
【抑揚の無い声を嬉しそうに呟くと、僅かに溜めて、息を吸い込む音がする】

《��何もいらない�=t

《…冗談ではないぞ、代価はいらないという事だ》
《どうしても納得がいかないなら、そこの犬が迷惑をかけた詫びとでも取っておけ》

【そして告げられる、その代価ーーーいや、代価なんて存在すらしなかった】
【金も、力も、何もいらないーーーある意味、何よりも怖い、��無�≠フ代価】
【しかし、慈善や好意からの物ではないのは想像に難くない、何かを企んでいるか、それとも何かを望んでいるのかーーー】

【ただの個人にして混沌ーーーはい寄る音がずるずると。】
731 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/05(金) 04:07:31.59 ID:gyOsAwB20
>>730

……そんな期待はしていないわ。私は、自分の手で切り拓き続ける――――
………そして貴女の様な存在に、刻んだ刃(ありかた)の侮辱はさせない………!

【………ひとつひとつ彼女を刺激するために選ばれた様な言葉。其処への反応のなかで取り澄ました表情は、拒絶の意志の裏返しの様で】
【けれども感情は抑え込んだ。反論は最低限の言葉で済ませて、“必要なこと” へと強く、強く、意識を向けた。】

【その後のやりとりから得られた情報。】
【少なくとも「回復薬」を選んだのなら、何を埋め込まれることもなく、とある大切な誰かを治す事は出来て……】
【安堵の様な感覚があった。これで……少なくとも彼女の肉体面での傷は、跡を残す事もなく癒せるのだと。】
【………自分一人で賄えるのなら、その代価は何であれ構わないつもりだったが――――】

(――――……、……!?)


【答えはゼロ。代価も代償も存在しないと、あくまで気軽に告げる声が紡いだ。】
【少女は疑問を逡巡に載せ、やがて、到れた憶測を確かめる様に再び口を開いて、】

……一体……何を考えているの?
貴女に何の得があるのか、語る気があるのなら訊きたいわ――――

【意味が分からない。相手側の益が見出せない。何の利がある様にも思えず、さりとて善意を含む様でもなく―――】
【……まるで、単にこの状況すらも娯楽として楽しんでいる様な。】
【其処への、不愉快の三文字を貼り付けた様な固い表情は、声にも微かに顕われて、何も “届かない” 相手への嫌悪の情を静かに秘めながら、】

【…………其れでも裏が無さそうだと判断すれば、少女は 「再生薬」 を望む旨を告げるのだろう。】
【何も奪われず、何を課される事もなく。ひどく腑に落ちない感覚を覚えながらも、屈辱感とともに、自らのあらゆる感情を抑え込んで―――】
732 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 04:43:42.55 ID:scytKk72o
>>731
《ーーー不信か?不愉快か?不可解か?》
《結構、理解されるとは思っていないさ》

《はっはっは…ふぅーーーそうだな、得かーーー》
《損得で動こうと思う程、時間の無い人間じゃないよ、私は》
《服薬するだけで身体を再生する薬なんて物ーーー作った所で、それがどうした?暇潰しの一つをくれてやるのに礼等いるものか》
《戦車も、戦闘機も、戦艦も、薬も毒も剣も銃も機械兵も卵もーーー所詮一時の暇潰しに過ぎんよ》
《欲しいというならくれてやるさ、代わりにその戦車で人々を焼き尽くし、戦闘機で街を蹂躙し、戦艦で海を赤く染め、薬で兵を生き長らえさせ、毒で苦しませ、剣で切り裂き銃で撃ち抜き機械兵を行進させ卵で混沌を生み出せば、それでいい》

《ーーー私は暇なんだ、暇で暇で気が狂ってしまったんだよ》
《だが、貴様らの戦いは眺めていると心が踊る、倒すべき相手を切り伏せ、後続の敵を探す様は最高に愉快だ》
《だから、��戦え�=[ーー私の出す代価はそれだ》

《貴様等が戦う為なら、奮闘する為なら私はいくらでも手を貸そう。武器を、薬を、兵器を、戦場を、そして敵をーーー…何もかもを用意してやる》
《命を燃やしぶつけ合う様を私に見せろ、腕も脚も目も耳も、全てが消し飛ぶまで喰らい合え》
《私が滅ぶ、気の遠くなるその日までーーー闘争の本能を絶やすな…》

《ーーーはい、目的終わり》

【ーーー戦えーーーただ、それ一つ】
【利益なんてハナからいらないのだ、ただ肉体を治す薬で、戦いの駒が一つ出来るならそれでいい】
【彼女は暇だ、暇で暇で仕方が無い人間であったーーーしかし、人々の闘争を眺める時だけは、暇という苦痛も安らぐ】
【だから彼女は闘争の為には助力を惜しまない、或いは悪に力を、或いは正義に力を、また或いは自らが敵としてーーーそうして、世界に闘争を絶やすまいとしている】

【大神研究所の表向きの仕事は何であったかーーー?兵器や武器の商売や、傭兵派遣である】
【立場に囚われず、戦いの道具をばら撒くーーーしかも、必要とあらば火種を作るーーーそう考えれば、彼女の目的と合致する】
【愉快な戦いを眺める為に、戦いを愉快にする為に、情報をわざと教えないのも頷ける】

【自らが動く事は少ないーーーしかし、だからこそこいつは��悪�=A他ならぬ邪悪の塊である】

《ーーーさて、どうする��お客様�=Aこれ以上のサービス料金はございません》
《…ああ、ラッシューーー新鮮な材料が必要だ、動く準備はしておけよ》

ーーー…了解…

【ーーー一部始終を黙って聞いていたラッシュには、主人の異常を再確認すると共に、疑問も生じていた】
【腕や脚、目を再生するーーーそれが一人に対してだとしたら、一体何があったと言うのか?】
【件の��亜人狩り�≠ゥ、または別かーーーそれに、八攫がこんな奴に頼み込むというのも、疑問になる】
【どうしても治したい存在らしいーーーそこまで酷い状態なのであろうか、と】
733 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(空)[saga]:2013/04/05(金) 06:01:52.21 ID:HBYbTHQa0
>>732

【哂う言葉。何処までも気軽に冷静に、けれどひどく狂気を含む其れが、最後の一節まで脳裏に反響を続けて――――】
【刃を振り切る様に拒絶を選んだ。“敵” として、これまでとは異なる次元で声の主の存在を認識していた。】

今……漸く理解したわ。
貴女は本物の怪物だ。“力” として争いを生む事だけを望む、真に斬り滅するべき存在だ………!

貴女の求めるものこそが、私の否定しようとしてきた現実の容だ―――――

………何度、無様を晒したとしても。
二度と立ち直れないくらいにも、血とかたちを失くしてしまっても。

私は私の意志で戦う、誰に望まれたからでもなく、求めた世界を切り拓き続けて、貴女の様なものを否定し続ける……!

だからこれは私と貴女の一つの戦争、世界と世界の斬り壊しあう争いのかたち―――― ……敗けるつもりは毛頭ないわよ?
せいぜい覚悟を決めておくのね……貴女も、完全な不死身ではないのでしょうから。

【“誰も零さない” 世界を少女は望み、“人が人を戮し続ける” 世界をもう一方の少女は望む。】
【一人零せば軋む心を駆り立て、剣として揮い続ける意志を、嘲笑うが如きその悪意―――――――】

【………存在として相容れなかった。斬り滅するべき “力” であり、共存の在り得ない意志だと確信していた。】
【そこで≪所長≫への宣戦は終わりだ。戦いは続けど、今宵にはまた別の意味もあり……】
【少女は、其処で意識を彼へと向け直す。眼帯から彼の全体像へと、橡色の双眸は映す対象を変えて】

………また……貴方に頼ってしまう事になりそうね。
ごめんなさい、それしか……今は、今の私には言えない――――

【どこか力なく紡いだ言葉。感謝と、或る種の自責の感覚を滲ませながら。】
【片目を失くしたのは彼も同じなのに。治療法が手に入ったのなら/その後で考える事だと、少女は彼の片目を片づけたと言うのに、】
【彼は、否を想う事もなく歩み続けてくれるのだ、と、こころに染み渡る何かが確かにあって――――】
【……主人に望めば彼は傷を癒せるのかもしれなかったが、それとはまた別の話だった。少女は、自らにその形での逃げを許さなかった。】

【そして別れの言葉を交わし終えれば、自らの連絡先を彼に渡して、少女はその場を立ち去るのだろう】
【対カノッサ機関、対仮称 “亜人狩り” の謎の存在――― 一日たりとも休む事無く、戦いの道程を彼女は歩み続ける】

(…………未来は知らない。けれど戦いを生きると誓った道は、何処までも、私として貫いてみせる―――――)

【その先にある何処かの未来で、如何なる形で“彼ら”と再び相見えるのか、】
【今は未だ彼女には分からず、けれど、今ならぬ “その時” が、いつしか訪れる事だけは確かであり――――】

/この辺りでしょうか……超長時間に渡って&こんな遅くまで、本当にお疲れ様でしたっ!
/社長さんが格好良すぎて痺れました…w 遅レスが申し訳なかったですがこちらは凄く楽しかったです、ありがとうございましたー!
734 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/05(金) 09:46:12.62 ID:VPfYFCiu0
>>688
ふーッ、ふーッ
【彼女は息を整える】
【その表情は警戒―――ではなく、焦り、不安に見えた】

【そんな彼女を落ち着かせたものは、意外にも男の背後の『何か』であった】
(魔術師…?違う、聞いたことある……能力者、だったっけ)

どっちにしても人間じゃ無い
【彼女は自分にも聞こえない声で呟く きっとその言葉は誰にも届かない】

【彼女の顔から焦りが消える】
…この街では人外の力が当たり前、何でしょうか

【彼女は目を閉じる】

紹介が遅れました。私はベルテ
こういうモノです

【フードを取った彼女の頭には犬のような耳、皮膚には薄く褐色の毛が現れ、再び開かれた瞳は赤く染まっていた】

【それまで焦燥で息を荒げていたかと思えば】
【必死で隠していたのが嘘だったかのように異形の姿を晒してみせる】

【彼女は頑固なのか柔軟なのか】
【少なくとも強面の初対面の言う『無害』を信じるくらいには冷静だった】

…少し水が欲しくなりますがおいしいですね、これ ありがとうございます
【もし男を信じず、木の実も受け取らなかったならば命すら危うかったのだから】


……ところでそれは何ですか?
【ゲル状の何かを指差す】
物体ですか?概念ですか?何で喋れるんですか?腹話術ですか?
あとその木刀は市販の物ですか?やっぱり魔術的な何かだったりしますか?

【自分のペースで二三質問】
【冷静、という言葉は間違っていたかもしれない】

/昨日はありがとうございました
/本日もどうぞよろしくお願いします
735 :でんわー ◆VJv3z9l/d.2013/04/05(金) 15:01:39.40 ID:t89wsHix0
4月20日に高島トレイルします(笑)(爆)
詳しくはワタシのパー速に持ってる旅スレでo(^o^)o

【残雪】滋賀高島トレイル一気に歩く【あるかな】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1364907352/
736 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 18:32:14.32 ID:scytKk72o
>>733
《怪物とでも悪魔とでもーーー好きに呼ぶがいいさ》
《ーーー私はただ、戦いの芽に水と肥料をやっているだけだ、争いという原初の欲望は、潰える事はない》
《それを知っても尚否定したいと言うのなら上出来だよ、貴様のような存在こそが闘争には不可欠で、重要だ》

《否定し続けろ、私を、悪をーーーそれこそが私の望む事だ》

【宣戦布告にやはり嘲笑うような言葉を返す、どれだけ否定されようと、それこそが彼女の望む物だから】
【敵が一人二人増えた所で痛くも痒くも何ともない、やる事は結局変わらない】
【そこにいるのにいない存在は、世界すらをも映像作品が如く】

【そして、彼女が言葉を紡ぎ終えると、入れ替わる様に、会話の主流はラッシュへと移る】
【『それしか言えない』と謝罪されれば、「はっ」と笑って、首を振る】

…構いやしねぇよ、やる事ぁ何時もと変わんねぇ
ーーー誰だか知らねぇが、治してやりてぇんだろ?だったら手を抜く訳にゃいかねぇな

【薬の材料を集めるなんてよくある仕事内容だ、頼られるなんて、大した物じゃあない】
【それにーーーあんな奴に頼み込んでまで、必要なものらしい。ならば快く受けてやるのが道理という物だ】

ちょっくら御使いにいくだけだ、たいして苦労もしねぇさ

【ーーーそういった、嫌な予感のする台詞を吐けば、連絡先を受け取って】

【八攫がその場を去った後、残った��彼等�≠ヘーーー】

ーーー……

《一旦帰還だな、用意は周到にしていけよ》

…なぁ

《なんだ》

……ちゃんとした奴、用意しろよ?

《…私を誰だと思っている?ーーー当然だろう》

【ーーー暗闇で、犬と主人の会話は続く】
【信じ切れない飼い犬と、面白がる主人とで、何が起こるかは】

【 お 楽 し み 】

/最後の最後で寝落ち…申し訳ございません!
/お疲れ様でした
737 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/05(金) 20:37:21.05 ID:elS7dHT7o
【夜・とある無人駅のホームにて】

『ホ、ホー…… ホー……ケ… ホ、ケ……  ――ホー』

――ダメですね。��ホー�≠ナ終わってしまってはフクロウと何ら変わりませんよ。
アナタ方は��ホーホケキョ�≠ニ鳴かねば、人にも同種の雌にも振り向いてはもらえません
よろしいですか?理解出来ましたら��ホーホケk――――

『――ケキョ!ケキョケキョケキョ―!ホー…!ホー…!』

【それは夜鳴きの激しい若いホトトギスと、オールドタイプなメイドさんの組み合わせであった】
【メイドさん―――ホームに片隅に置いたトランクケースに腰を下ろす彼女は、些か小柄】

【そして文庫本へと丸眼鏡越しに視線を落としつつ、ホームの屋根に陣取るホトトギスへとケチをつけ】
【対する若鳥はといえば、まるで言葉を理解して反論するかのように下手な囀りを繰り返す】
【実際、春のホトトギスはそういうものでは有るのだが――夜、しかもこういった組み合わせは珍しく】

【また無人駅ながらも小さな電灯があって、それが両者を田舎の風景の中、照らし出し】
【何か不思議な空間へとなった其処に来るはずの電車は―――どうも、あと数時間は来る気配が無かった。】
738 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/05(金) 20:37:23.31 ID:oQOQjL7zo
>>734

まァー、"この世界"にゃ"能力者"が結構居れば"人外"もそこそこ居る……"俺の来た世界"よりゃア、人間はよっぽど多いがな

俺はバンチョー・スズキで、『俺様ハ"流溶(リュウト)"ダ』――――流溶は能力名でいうなら、"煤魚の海襲"だな
んゥー、――犬、いや……どっちかって言うと"狼"の方か? 俺ァ嫌いじゃあねェぜ、猫みてェに噛み付いてこねェからな
そォーだなァ、俺は無害だが他の奴がそうたァ限らねェ、初対面の奴にゃアさっきみてェに隠してた方が無難だろォーなァー
俺の知る限りじゃア、特に悪い扱いは受けてねェーっぽいが――まァ、"この世界"の事情はよく知らねェしよ

【相手の"異型"の姿を見ても、たいして動じる様子がなく――その態度は、まるで"どこか"で見慣れていたかのようである】

……そいつァ"ベッサリーム"っつゥー、まァこの世界じゃあ見ねェ種類の木の実だが……口に合ったみてェでなによりだ

あァ、こいつァ"俺の能力"だ――喋んのは、……そォーだなァ、色々事情があんだよ、色々なッ 『話シテタラ長クナルカラナ』
木刀はそんじょそこらにゃァー売ってねェ、"万年樹の遺品"みてェな物だからな――詳しい仕組みは知らねェ

【りぃん、と鈴の音がひとつ鳴れば――生成されるのは、"金属製のコップ"】
【能力と呼ばれたそのゲル状の何かは、そのコップに向けて"水"を吐き出しそれを満たす】

ついでに、俺の能力――相棒の能力の"一部"はこォーんなところだ、……時々"塩水"にすり替えられっけどよ、サバイバルに便利だぞ 『キヒャヒャ』

【彼は水の入ったコップを彼女に差し出す――先程彼女が"水が欲しくなる"と言っていた事を聞き逃していなかったようである】
【ただ、幾ら能力とは言え"口部"から吐き出された水というのは……少々、食欲を削ぐのだが】
【その水は、ほんのり磯の風味の持っていて――けれど、ただのミネラルウォーターのようだ】

/ただいま帰還いたしました、本日もよろしくお願いします!
739 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/05(金) 20:57:45.07 ID:fW/aVoLgo
【森林公園】
【爆弾低気圧を目前とし、空気が湿り雲行きが怪しく動きつつある空模様の夜、その下で】
【ぱらり、ぱらりと紙をめくる音をその場に鳴らしながら、ぶつぶつ呟く者がいた】


いちまぁ〜い……にまぁ〜い……さんまぁ〜い……よんまぁ〜い……ごまぁ〜い……
ろくまぁ〜い……ななまぁ〜い……はちまぁ〜い……きゅうまぁ〜い……

――――『一枚』足りねぇ〜〜……具体的に言うとアタシ個人の小遣い、3月も赤字だったッス

「また金を数えていたのかコマチ、仕事熱心だな」


【茶色の長い髪を左右でお団子状に丸め、もみあげを鎖骨の辺りまで伸ばした形の髪型】
【濁った鳶色の瞳にレンズがやや大きい丸型の眼鏡をかけ、首の所には赤に黒のチェック柄のマフラー】
【前の開いたダッフルコートの下から、灰色の生地に赤、黒、黄とややカラフルで大き目なボタンのシャツが覗き込んでいる】
【黒いスカートに、白地に黒の菱形のマークが縦に並んだソックスに茶色のローファーの少女】

【そのすぐ側で傘を差しているのは、全長2mほどの、全身を白と青の装甲で覆った金色のたてがみを靡かせ】
【右胸に"1"と刻印された六角形のプレートと、腰のベルト部分の場所にカノッサの逆五芒星のエンブレムを象った獅子の"怪人"だ】

【甘ったるいアニメ声やアンニュイな顔つきが似合う整った顔立ちが台無しなほどに、へらへらと気の抜けた面構えで少女は気だるそうに】


昇進後も引き続き『出納係』の仕事は継続ッスからねー、他の連中と違ってそうそう前線出れないんスよ
この組織一応十桁単位の金動かすくらいには規模デカいッスからね……まあ悪事やってるくらいだからそれくらいは容易く扱えるみたいッスけど

「組織の家計簿もいちいち記録して、そして自分の家計簿も1円の狂いなく記録する勤勉さは相変わらず敬意に値する」


【だったら態度で示せよ、とぼやきながらお団子髪の少女は顔から表情を消して自分の肩を親指で指すと】
【獅子の従者は従順な動きで肩を揉み始める、その後の少女は特に気にする様子もなく、眉一つ動かさずに札束を一枚一枚カウントし続けている】
740 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/05(金) 21:14:13.81 ID:VPfYFCiu0
>>738

へえ…
くすくす、まるでファンタジー小説を聞いているような気分です
【流溶、ベッサリーム、万年樹…彼女は知らない言葉の連続にクスクスと笑う】
【そこに馬鹿にした様子は無く、ただただ驚きと楽しみでつい笑みがこぼれてしまったという様子だ】

…いい目をしてますね
【少し嬉しそうに微笑む】
はい、私はあなたの言う通り、狼です
確かに節操なく噛み付くことはしませんが、狼だって人に噛み付きますよ?
【耳が消え、緑の瞳に戻った彼女は歯を見せて笑う】

【そして、男からコップを受け取り、ためらわず半分ほど中の水を飲む】
ふふ、ちゃんと普通の水ですね…ありがとうございます
いい耳もお持ちのようで…
【フフ、と冗談めかして笑う】

お話を聞けば、今まで私が魔…能力者に会わなかったことが不思議に思えてきますね
いい機会です、少し遊んでくれませんか?

【彼女は男の手に提がった買い物袋を少し気にしたが、模擬戦をもちかける】
【『遊ぶ』という表現だが戦闘狂というわけではなく、彼女の知る『遊び』がそういうものであるということなのだろう】

/当然ですが受ける、受けないはご自由にお願いします
/また、今日も長居はできないので模擬線をすることになれば再び日をまたぐことになるかと思います
741 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/05(金) 21:39:08.89 ID:oQOQjL7zo
>>740

狼は、猫と違ってやたら魚に寄って集んねェ分良いよ
……ったく、あいつらときたら人が釣りしてっとわらわら寄って来やがる

【狼が特別良いというよりは、――猫を邪険にしている、そんなようにも感じられるが】
【あまり表情が苛立っていないところを見れば、実のところはどちらも好き……なのだろう】

……あァ、お前、"相棒"に塩混ぜらんねくて良かったな
まッ、ほんの少し入ってるだけなら、むしろ美味しいんだがよ

【礼を言われたことに対して、素直にそれを喜ぶ意を示そうとはせず】
【しかし、軽くそっぽを向きつつそういう彼は、内心照れている――の、かもしれない】

悪の毒牙でも伸びなきゃ、普段から能力を見せびらかす奴なんていねェからな
気付かなかっただけで案外会ってたかもしれねェーぜ

……"遊ぶ"か 『良イゼ良イゼ、俺様ノ"パワー"ヲ沢山見セテヤル』

すまねェな、相手してやりてェのは山々だが――ちィっと"生もの"……肉を買っていてよ
最近ようやく暖かくなって来たっつゥー事もあって、痛むと困んだ

【肉――最初に買い物袋の中身を見た時に、半額シールの貼られた牛肉がちらりと見えていたかもしれない】
【そう言えば、最近は新たな生命が芽吹き、穏やかで暖かな陽気になっていて――細菌活動も例外ではなく】

まッ、今度会った時に相手してやっからよ、それで勘弁してくれやァ

そォーだな――俺はここに"居候"してっからよ、来たら"相手する"他に飯くれェは出してやっぜ

【ひゅっ、と風切り音が聞こえれば――そちらに飛来するのは、何か薄い物】
【それは――"UNITEDTRIGGER"という組織の名前と、その拠点の住所等が書かれた名刺サイズの紙だった】

/すみません、明日はイベントに参加したいので模擬戦はまたの機会にお願いします!
742 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/04/05(金) 22:05:20.58 ID:Ue0/qkEq0
【路地裏の一部は変な匂いで溢れていた】
【といっても血腥さとは無関係の独特な匂いだ。続いて断続的に響くプシューという空気を咲く音】
【同時に重なるカシャカシャと液体とはまた異なるような何かを振る音に引かれてその場所を探し当てられれば、】
【そこには壁一面に満開の有様で多種多様な幻想の花が、まるで生きているような瑞々しさで咲き誇っていた】
【もちろん、本物ではない。地面に散らばる何本ものカラースプレーの亡骸が存在を主張しているのだから。】
【では、これを描いたのは?】

……あー。赤、赤、あか……。

【ビニール袋に雑にぶち込まれた新品のカラースプレー、その中から該当する色を探そうとする黒瞳の影があった】
【黒いパーカー、色褪せたジーンズ。ちらと覗くベルトからアクセサリーにしては不気味な銀製のミートハンマーが夜闇に光った】
【髪は肩より少し伸びた紅蓮。細い髪が中性的な顔の肌を焼き尽くすように撫でながら揺れている】
【袋を物色し終えたのか、満足そうに該当のスプレーを見やる双眸は冷ややかなアイスブルーが次に壁を捉えていた】
743 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/05(金) 22:07:26.07 ID:VPfYFCiu0
>>741

魚釣りですか…
【彼女は吹き出してしまう】
【ついさっきまで様々な聞き慣れない単語を聞かせてくれた男が急に魚釣りや生ものといった生活観のある話をしたためだ】

…狼にとって自分より小さな動物はみんな餌です
猫に特別な感想を抱けるのは羨ましいことです……
【彼女は少し俯く まるで本当に糧にしたことがあるかのように】

そうです、か…それは残念です
お肉は少しでも時間がたったら不味くなっちゃいますからね 足止めしてしまい、すみません

【そこまで言って、彼女は飛んできた紙を手に取り、書かれている文字を読み】
【難しい顔をする】

う、うに…うに、天丼…こほん

【諦めたのかコホン、と咳払いをしてフードを被り、平静を装う】

では、いつか機会があればそちらへうかがいます
お手間をとらせました また会いましょう…

【サッと後ろへ身体を向け、颯爽と歩いていくつもりが】
【そこで自分が疲れていたことを身をもって思い出した】
【しかし、自分の耳に嫌な顔をしなかった初めての人物にこれ以上面倒はかけまいと、よたよたと歩いていく】

/了解です
/二日間ありがとうございました!


744 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/05(金) 22:17:29.76 ID:oQOQjL7zo
>>743

あァ、字か……まッ、そいつを見せりゃ多分辿り着くだろ

【魚介類に馴染みが深い彼、一瞬うに天丼でも食べたいのかと変なことを考えてしまったが】
【彼女が紙を見て難しそうな顔をしているのを見れば、何やら納得したような呟きを漏らす】
       ワル
――お前が悪じゃあなきゃ、あそこは受け入れてくれるさ
また会ったらちゃアんと相手してやっからな

【そう言いつつ彼女を見送れば、彼は再び帰路に着くのだが――】
【流石、自他公認の方向音痴の持ち主……と言ったところだろうか、ギリギリ肉が痛む前に帰れる程の時間で帰ることが出来た】


しっかし、……
……あいつ、大丈夫なのか? もう数個くれェ木の実渡しとくべきだったか……?

【――表面上にはあまり親切心などを出そうとしない彼だが】
【どうしても隠し切れない部分は、先程のような行動として現れてしまうのだ】


【この世界で起こる出来事は、きっと彼女に何かしらの変化を齎してくれるだろう】

/お疲れ様でしたー
745 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/05(金) 22:26:26.84 ID:efQtChZR0
>>739

「はぁい、どーもご機嫌麗しゅう、コマチ様。生物工学部門および能力者開発部門、真室川野槌。研究の報告に参りましたー」

【コツコツコツと】
【軽快な足音を響かせ】
【猫を撫でるような生暖かい声でその場へ現れる中年の女性】

【スーツの上に白衣を纏ったその姿はいかにも研究者然としていた】

【現れた女性、真室川野槌】
【深夜アニメもビックリな低予算で凄まじい開発成果を上げるが】
【いまいち性能が悪かったりそもそも実用性に乏しかったりで、未だにノーナンバーを彷徨っている事で有名な研究者である】

「あ、こちら餞別の羊羹です。櫻の国の老舗の品ですよー」

【ニコニコと笑いながら獅子頭の怪人に紙袋を指す出す】
【どこか人を食ったような笑顔だ】

「結果から申し上げますとー、"真理の雛鳥計画"は第一サンプル以降、一切成功せずコスト面からも続行は困難と判断し計画は断念。
 "PEワクチン計画"は技術流出の危険性と実用性の低さから計画は中断。
 そして最終プランである"PEウイルス計画"で、ようやく報告するに足るサンプルの生成に成功し、持参して来た次第です。あ、こちら全プランの報告書」

【そう言うと野槌は幾枚ものA4紙がフォルダリングされたファイルを差し出す】

「さて、お時間頂けますか? サンプルも試験場も用意してますが」
746 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/05(金) 22:27:26.89 ID:3kh/jVpco
>>742

【――、かつ、かつ、と、路地をミリタリーブーツが叩く音】
【伸びる影が長いのは、電灯の角度ばかりのせいではないだろう…、…相当の、『長身』の人物が】
【音と影の方向からして、その��花�≠ヨと、近寄っているのは明白だった】


(…、…何の匂いだ、コレ。 ――音からするに、スプレーか?)
(どっかのガキが落書き中、か。 ―、―とっ捕まえて、おうちにでも返してやるか。)
(上手く行きゃあ、謝礼か何か、ふんだくれ …… 、 )



 ――、 何だこら。



【ミディアム・バイオレットに黒のラインが縦に奔るシャツ、上から茶のファーコートを羽織った男だ】
【背まで伸びた黒髪は後頭部で纏め上げられており、其の結び目には��菊花の簪�≠ェ差されていて】
【光沢を持つ灰色のスラックス――左腰には黒鞘の刀、右腰にはフリントロック式の銃を差している】


【呆れたように呟いたのは――、『ガキでは無かった』事ではなく】
【壁に描かれた絵の、「凝っている」――彼には、その程度しか感想を抱けない――事からか】
747 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/04/05(金) 22:49:21.56 ID:WfuOQnQ70
>>746

【近寄る音にも気配にも反応しなかった痩身が、その声にだけ惹かれたように振り返った】
【そして、おそらくは予想外の人間だったのだろう。ブシュ、と、聞くに耐えない変な音が手元から響く】
【その結果、壁への落書きにしては結構な緻密さを持って描かれていた花畑に血飛沫のような斑が散ったが、】
【まぁ――それを描いていた当人には、何も関係ないようで。】

久しぶりだなぁ、お前。
えーっと?なんだっけ?ちょっと待て、思い出すから。

【わりとポンコツになったからさ――】
【そんな、当人以外は意味不明な言葉を呟いた赤毛がひらりと靡いて】
【記憶している『以前』よりもはるかに豪勢になった武装を眺めれば、ニコニコと満面の笑みでその手を翳すだろう】

【……もちろん、手はスプレー缶を離してなどいない】
【指もスイッチを握り込んだまま、遠慮なしとばかりに近距離噴射させやがるのはなんの恨みか】
【因みに顔面から食らったところでこのスプレーはカ・トンナ社製、ダイジヨーブ印。人体にも安全設計である。】
748 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/05(金) 23:06:28.23 ID:3kh/jVpco
>>747

【――、前述した通り、残念ながら彼には、『芸術趣味』は無い】
【故に。 血飛沫のような斑が散った事よりも、次に意識が向くのは『人物』――】
【『知る人物』だと思考のステップが進めば、一層に、呆れた感情は眼へと集約されて】


…、…残念だな。 俺にとって、知り合いがトチ狂う事ほど悲しい事は無い。
そういう事で――、この悲しみを癒す為に、『魔法の水』を飲みに行って来る。
俺は今日、何も見なかったから、その何だか危なそうな『儀式』に巻き込むのだけは止め――ッ!?


【 ――、無駄に真面目くさった表情に、 赤 、一閃 】



……、テメッ、 本気で頭、 ――ッ!!



【…、…恐らくは暫く、男は顔面を両手で押さえ、呪詛の言葉を吐き続けるだろう】
【出会い頭は痩躯の優勢勝ちである。 ――、その内、真っ赤に染まった彼の顔が、月の下に晒される筈だ】
【表情に関しては、言うまでもない、と云った所だろうか】
749 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/04/05(金) 23:26:50.49 ID:O//bI1ZC0
>>748

【阿鼻叫喚、地獄絵図も笑い出す赤い現状もなんのその】
【顔面をトマトのように塗りたくられた被害者に対して、響くのは押さえ込んだ喉奥での笑い声】
【やがて数十秒で終了した一色のジェット噴射を終えたあと、雑にころんとソレを投げ捨ててれば】
【にやにやともにこにこともつかない笑顔が、あの日とそっくりそのまま変わらぬ形で、】
【声、体型、顔、そのどれもが男女はっきりと区別できないまま謝罪放置で喋り出した】

なぁ、まだあの名前使ってるのか?
もしそうならお前も義理堅いってかなんていうか、アレだよな。
あーあ。いまさらだけどポチとでも言っておけばよかった。

【言いながらポイッとこれまた雑に投げ渡されるのは乾いたタオルだ】
【まだ塗料も乾いてないため、今なら拭くだけで被害もそこそこ免れるはずだ】
【罪悪感ゼロの張本人は新たなスプレー缶(紺)を雑に手にしながら、反応を窺うように笑っていて】
750 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/05(金) 23:43:40.41 ID:3kh/jVpco
>>749

【唸り声と共にタオルを受け取ると、――乱雑に顔の塗料を拭き取る】
【どうやらまだ、手遅れでは無かったらしい。…、…拭き取り終わった彼の顔は、まだ見れる物だ】
【……まぁ、まだ見れる、というだけで、輪郭部には所々、残っていたりもするのだが】


…、…やっぱ俺の事、忘れてるみてぇだな。
俺が義理堅く情に厚いなんて事、世間で知らねぇのはお前だけだこのアホ。


【――、三白眼を新たなスプレー缶に向けつつ、タオルを投げ返すと】
【若干腰を落として、今度は喰らわん、とばかりに臨戦態勢…、…よくみれば、双眸の色が紅く染まりつつ有る】
【……『能力』までもを使う準備をしているのは、逆に、何だか滑稽だ】


――、大体、それを言うならお前こそアレだっつ―の。
何だその絵。 創作意欲を押さえられねぇ、画壇に挑まんとする若者かよ。 食いっぱぐれて死ぬぜ。


【何とか、負けじと言い返すが――、駄目だ、��名前�≠フ件には勝てない】
【ネーミングセンスを嘲笑おうにも、自分に返って来る。 …、…何の勝負なのかは、よく分からないのだが】
751 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage saga]:2013/04/06(土) 00:01:14.96 ID:txtlp1o20
>>750

【天狗の面を皮膚に張り付けたような赤が取れていくのを若干惜しく見詰めながらも】
【まぁいいやとばかり、瞬いた瞬間に転がる色は先程とは全く異なる彩を宿している】
【この人物を知る人間ならばそれだけで特定が可能だろう――ひとつに囚われぬその双眸は】
【今はしてやったりとばかり、細められながらシェイクするスプレーと警戒体制の彼を視界に納めていて】
【ちらと己の視線は腰の調理用器具にしてはどこか恐ろしいアクセサリーに向かうものの】
【まぁいいやと言わんばかりの投げっぷりで再び壁に向き合えば、花畑の上、空に当たる部分を塗りはじめた】

なんだよ、つまり本当にまだ使ってるのか。それこそ正気を疑うな。
コレ?コレはただの落書きに決まってる。殺人に比べたら可愛い犯罪だろ?

【名前の件で否定がこなかったところをみると、そういうことかと分析したらしい頭は】
【先程彼が言ってたことと似たような言葉を相手に返しつつ、少しばかり苦い声で返す】
【騙されるようにして持っていかれた名前だ。それほど恥ずかしい並びではないにせよ、】
【中途半端な作品をぶらさげて道を歩かれているように感じるのかもしれない。】

【ついで、ただの落書きにはそんな言葉を返し。】
【足元のスプレー缶の袋を蹴り飛ばして散らせば、彼を誘う】
【「どうせ塗りつぶすんだ。へのへのもへじでも書いてけよ」――と。】
752 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/06(土) 00:19:14.59 ID:u1dW3YGso
>>751

【――、足元に来たスプレー缶を、手元に蹴り上げ、右手で掴む】
【空中に軽く散布。 …、…色々言ってる割には何かを描く積りらしく、鼠色に染まった刹那の月を見遣って】


あんなトコで初対面のヤツから、酒を貰う奴よりはマシだ。使うの止めて欲しけりゃ、返せ。
――あの時のより、��美味い�%zじゃねぇと止めねーけどな。


【草原の上、月の下。 ……、��※※※�≠ナ居た時、最後に飲んだ酒は、此処数年で一番美味かった】
【まぁ、詰まりは――当面、使い続ける意思に揺らぎは無いらしい 】
【わざわざ、そんな言い回しをしたのは。 嫌味の意味も若干、含んでいるのかも知れないが】



…、…まぁ、そんなに減らず口叩けるなら『ポンコツ』には成って無さそうだな。


【――自分も負けないほど減らず口を叩いた癖に、そう、最後に付け足すと】
【痩躯が塗った、空の一角。 …、…青の上から、鼠色を淡く、重ねていく。曰く、「晴ればっかなのは疲れる」とか】
753 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sagesaga]:2013/04/06(土) 00:35:45.86 ID:om+0IWrU0
>>752

【その言葉に暫し思案するように止まった手が、何かを思い出そうと指で缶を弾く】
【ひとつの可能性にぶつかったのだろう。今はブルーグレーと変わった瞳を瞬かせ】
【けれどこの札を今切るべきかと数秒の思考は、やがてまぁいいかと止まった】
【この男に関して、根掘り葉掘り穿くりかえして聞いてみたいのは以前の名前と簪のことだが】
【うん、やっぱり今はいいと思うのだ。】

  【――自分の与えた名前になる前の彼の最期を看取ったのが、己だという妄想は。】

【まぁ多分、そんな酒は見つからないだろう】
【やれやれと大仰に竦めてみた肩越しにちらと落書きに混ざった横顔を見遣ればにやりと笑い】

残念、なってるんだなコレが。
ちょっと物覚えが悪くなった。思い出すのにも時間がかかる。

【年かね、とは見た目二十歳そこそこにしか見えぬ痩身の言葉だ】
【薄曇りに変わっていく花畑に対して何か思うこともないのか、次に拾い上げた色彩を確認もしないまま】
【花畑に向けて噴出すれば、あ、とひとつ声をあげた。けばけばしいまでの蛍光グリーン】
【まぁしかたないなと切り替えも早く、花畑に対して伸びていく線はまるで罰点のようだった】
754 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/06(土) 00:53:19.68 ID:u1dW3YGso
>>753


【 ――、お互い、相手の『中』にまで踏み込もうとはしない】
【 ツァーリ・F・カーディナルの言葉は、��※※※�≠ワで、侵食する物では無く】
【 神鷹空人の言葉は、その『痩躯』の瞳も、年齢も、性別すらも問い掛ける物では無い】

【そんな二人が、並んで黙々と絵でもない絵を描いているのは――、絵にもならない、とも、なるとも。…… 『曇っている』、か。】


 …、…別に良いんじゃね―の。 普通、そんなもんだろ。


【――、何とも無しにそう言ったのは、別に、慰めでも何でも無い】
【普通、そういう物だ。 知り合いの顔覚えてるだけマシだろ、と、やる気の無い様子で続けて】
【「あ」、と、声を上げたのは痩躯と同時。 …、…間抜けに思えたのか、苦笑いを浮かべて】


――、あー、酒飲みてぇ。


【新たなスプレー缶を足元から拾い上げ――蛍光グリーンに付け足すのは、茶とか色々】
【意外と画才自体は有るらしく、何時の間にか、��樹に絡まる蔦�≠フ様に、緑は絵に組み込まれる】
【…、…上手いは上手いのだが、絵が全体的にトロピカルに成って来た。 台無しだ】
755 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sagesaga]:2013/04/06(土) 01:06:55.26 ID:FD+IioIT0
>>754

【普通と言われてあげた顔は、僅かな驚愕を孕んでいた】
【けれどそれも数秒後にはとろりとした雪解けのように解けてしまい、どこか上機嫌に笑う】
【本当にポンコツになったのかはともかく、彼の言葉がこちらの琴線を弾いたのは確かだった】

……お前さ、アル中だったりするの?

【まぁ、記憶の中でも酒の印象の強い相手には妥当な疑問だろうか】
【そんなことを尋ねながらどこかおもしろおかしくなってきた絵に対してけらけらと笑えば】
【まぁ上出来だとばかり、放り捨てられたスプレー缶を広い集めて袋に突っ込む】

……あ。
お前、共犯だからな。わかってるだろ?

【なんて、どうせ参加してもしなくても言っていただろう言葉をつぶやいて悪戯っぽくわらって】
756 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/06(土) 01:26:33.02 ID:u1dW3YGso
>>755

【……上機嫌になった様にも見える痩躯に、奇異な物でも見るような横目の視線】
【やっぱり、ポンコツになったのかも知れない。 そう、思い直して――若干、壁から距離を取り】


いや。 アル中って程でも無いさ――、基本、酔わねーし。
相手酔ってんの見たり、酔ったフリして絡むのは好きだけどな。…、…何だこら。


【――不完全な完成を遂げた絵を見て、先刻と同じ一言】
【自分でやった癖して結局、お気に召さないらしい。 近くのスプレー缶を、同様に袋へ突っ込んで】
【共犯だ、との言葉には、「お互い、片っぽ捕まっても、もう片方売るのはナシな。」、と。 守る気も守るだろうという予測も無い提案】


――、まぁ、真面目な話、こんなんで捕まんのもアホらしいな。
朝まで拘留で飲めねぇのも癪だし、そろそろ行くか…、… ツァーリ、お前も来るか?


【――、どうやら、今から一杯、繰り出す積もりのようで】
【痩躯が来なくても、独りで行くのだろうが。 …、…わざわざ誘ったのは、何故だろうか】
【友人だから、とか。 そんな甘ちょろい純真さは持ち合わせていないが――、残滓位は、 】
757 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sagesaga]:2013/04/06(土) 01:47:11.43 ID:in4PfilK0
>>756

【もともと他人の目とか美味しいの?を地でいくタイプだ】
【怪訝そうな視線もなんのその。楽しければそれでいいのだと酔ったように笑っている】
【楽しければ――初対面の人間の酒だって飲むし、場の流れで名前だって考えてしまうのだ】

あー、あれか。ザルってやつ。
酔ったふりして、ってのは、随分。悪趣味だな。

【でも、楽しそうだと続けるのは愉快犯の横顔で。】
【不服そうな相手の評価には首を傾げていた。これはまぁこれでという思いが強いらしい】
【描き直しのきかない一期一会の絵に対して結ばれた不可侵条約に笑えば】
【こんなもので捕まっても、という彼と全く同じ主張でそれを守るのだろう】

【誘われれば――目を見開くのも束の間の話】
【楽しければなんだっていいのだから、その解答など予想できてるはずで】

あの時くらい美味い酒を頼むよ、空人。

【内面などどうでもいいが、面白いから彼は好きだ】
【単純明快なシステムでこの上なく実行の難しい注文を弾き出した頭は、ゴミ箱の上にスプレー缶の袋を詰み】
【店の選択も何もかもを彼に任せて面白半分の楽しさが誘うまま、飲みに繰り出すのだろう――】


/と、区切りがいいのでこの辺で失礼します。
/久々に絡めて楽しかったです!でも名前は変えていいのよ!
/お疲れ様でした、ありがとうございましたー!
758 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/06(土) 01:51:50.86 ID:u1dW3YGso
>>757
/綺麗に〆て貰ったので此処までで!お疲れ様でした!
759 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga !red_res]:2013/04/06(土) 19:55:34.00 ID:e7Yjl/+Wo
【――遡ること、数時間前】 【 於 ��櫻の国機密治安維持機関�=w枯れ彼岸』 】


【同機関へ、数日前に提供された��襲撃情報�=\―今日は、その襲撃当日ということもあり、枯れ彼岸内部は緊張状態に包まれていた】

「ううむ……しかし襲撃とは……杞憂であって欲しいものですが……」

【巨大な枯れ木――この冴えない孤島の象徴たる『枯れ彼岸の樹』を前に、溜息を漏らすのは、一人の男】
【��櫻の国自警団・周防海支部隊長�=w小野小太郎』である】

【本来ならば管轄外のこの地に、わざわざ彼が出向いたのも、国が召集を掛けたからだ】
【彼が指揮を執った≪周防海湾海戦≫――どうも国は、その功績を高く評価したらしい】
【小太郎自身は「有志のおかげ」だと主張してはいるのだが……体面を気にする国としては、やはり「自警団の活躍」としておきたいのだろう】

 ――そうは言っても、やっぱりあたしの情報に間違いはないと思うのよね。
 平穏無事なんて幻想はキッパリスッパリあきらめて、戦う覚悟を決めておくのが良いと思うわよー。

【小太郎の隣――どこか余裕を感じさせる佇まいの女性が語りかけた】

「……いえ、常日頃より戦う覚悟は出来ています。ただやはり……争いなど、起こらないに越したことはありませんから……」

 ふーん、けど、人間なんて、争うことで��進化�≠オてきた生物よ? あんまり躍起になって平和だ治安だと騒いでも、疲れるばっかだと思うけどにゃー。

「なるほど……一理ありますが……それでも、それがしが疲れるだけで、世の人々が平和に暮らせるならば――それが、それがしの本望です」

 ふへー、こりゃ小太郎君が、お国に気に入られるわけだ。ま、そうね、悔いのない人生ならば、どんな生き方だっていいさね。
 誰が何と言おうと、��その世界�≠ナ��その生き方�≠オか出来ない人種だって、いることだし。

【サァ――と吹き抜けるのは、緊張感をほぐすような、心地の良い風】
【だがしかし、��嵐の前の静けさ�≠ニは、まさしくこういうものを言うのかも知れず――】

『隊長! 本部がお呼びです!』『本日の作戦・計画について最終確認があるそうです!』『隊長ばっかり女の人と話してないで、急いで来てください!』

【と、駆け付けた小太郎の部下達が次々に用件を口走っていく】
【にわかに騒がしくなった空気に、小太郎は少しはにかみ、】

「すみませんが、行かねばならぬようです。では、それがしはこれにて失礼します。有事となった際は――マキナ殿も、どうかお気を付けて」

【小太郎は、会釈をすれば、足早にその場を去っていく】
【その背をぼんやり見つめる女性――マキナは、ふう、と大きく息を吐き】



 ――――��二年間�=c…気紛れカラスちゃんのおかげで随分と窮屈だったけど、やーっと気楽になれそう
 じゃあね、小野の小太郎君……��気を付ける�≠フは、むしろアナタだよ――――み、た、い、な?

 ……クク……フフフフ……待ってなさいね、あたしの恋い焦がれる……ファッキンクソ喰らえな��ザ・ワールド�≠ソゃん――?



【――そうして不敵な笑みと共に踵を返す彼女は、天に掲げるように、ピッ――と、右手の中指を立てていた】
【そう、それはまるで、��世界に見せつける�≠ゥの如く――】

________________________________________


【――そして、��現在�=z

【驚くべき事に、突如として『枯れ彼岸』は、全域にわたって��システムダウン�≠�起こしていた】
【予備電源により電気自体は賄えているものの、あらゆる電子系統や迎撃機構などが、完全にストップしてしまったのだ】

【 「まあ、二年もいれば、セキュリティの穴なんていくらでもってなわけで」 ―― ��彼女�≠ヘ、その手に、��黒いカードキー�≠�翻させていた 】


/Continued...>>
760 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga !蒼_res]:2013/04/06(土) 19:56:37.36 ID:e7Yjl/+Wo
【カギは、露を払う爪だ】
【カギは、閉ざされた扉を開ける錠だ】
【眼前が遮られたとき、人は、己のカギを使って、活路を切り開く】

【これは、物語のカギを握る者達が、カギでカギを手繰る闘い】



>> The 1st PILOT is ...


            ≪ 枯れ彼岸騒乱 ≫ ―――― �� Fast Claws ��

________________________________________

        〔襲撃側〕 カエルレウム・ナーウィス vs 枯れ彼岸警備軍 〔防衛側〕
________________________________________

【さよならは突然に】
【一人のスパイが招いた混乱は、襲撃者達の侵入をあっさりと許してしまった】

【ゆえに混沌を望む者達は、各々の目指す地点へと流れ込む】
【ゆえに秩序を望む者達は、各々の護るべき場を固める】

【……さあ、騒乱の始まりだ】


...>> CLAWS.�T 〔 中央アトリウム >> ��枯れ彼岸�¢O 〕

     マーシャル・T・ロウ & ユウト vs 真室川まがわ & マキナ・ギシ・カンケル


...>> CLAWS.�U 〔 変電所 >> 制御室 〕

     ロザリー・ウィッチ & 小野小太郎 vs ミストラル


...>> CLAWS.�V 〔 情報科学棟 >> 情報集積端末室 〕

     幸徳井佳乃 vs 吟醸 & ウェル子


...>> CLAWS.�W 〔 警備軍詰め所 >> 渡り廊下 〕

     ベルテ・クローロ vs 不破雷道


...>> CLAWS.�X 〔 総合物流棟 >> 貨物倉庫 〕

     エリザベス・カーライル vs 『??』 & 千日紅ひゆ


________________________________________




       【 ��先立つカギの爪�=\―立ちはだかる障害など、引き裂いてしまえ 】



________________________________________


/イベント開始です。投下文担当の方は、投下を開始してください。
/全参加者の皆様、本日はよろしくお願いします。
761 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/06(土) 19:59:00.73 ID:/46/uj+Go
【空中渡り廊下】
【その中間地点に座る影】

【それは黄色のTシャツ、青いジーンズ】
【緑の髪、緑の目で、緑のコートを着た少女】
【見た目だけで判断すると年齢は13か14ほどか】

えー、「これから向かってくる襲撃者の持つ『悪性カードキー』をあっちのカードリーダーに通させないように、
カードを破壊するなり奪うなり、襲撃者を倒すなりして阻止せよ。」って聞いたけど…

【きょろきょろと辺りを見回す】
【風がこおおっと音を立てる】

まさか一人ぼっちとは……

【一つくしゃみをして呟く】
こんなどこの犬の骨か分からないヤツに重大っぽい作戦を手伝わせてくれるのもおかしな話だよね…
これで向こうが百人くらいで来たらどうしたらいいんだろ

【橋から下を覗く】
【飛び降りて逃げることも考えたが、無理そうだ】
…まさに犬死に、って笑えないよ

さて、そろそろ来るのかな…一人でありますように

/CLAWS.�W防衛側 ベルテ・クローロです
/10時頃までの参加ですが初めてのイベント戦、楽しませていただきます!
762 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/06(土) 20:00:08.99 ID:g9CsW17Yo
【櫻の国の咎送島、そこに居を成す��枯れ彼岸�≠フ一施設――――】


            【 総合物流棟・貨物倉庫 】
 

【無数のコンテナが並ぶそこは、当然ながら足下の地面は舗装され】
【また天井も高く、空気はなんとなく希薄というか、薄ら寒い――此度の戦場は此処だ】

【――だが、戦場だから戦士が出てくるわけではない。時として、場違いな者も紛れ込む】
【今、鉄箱の迷路を巡回しているのは小柄な女性で、彼女はロングスカートに、エプロンをかけ】
【腰元と後頭部に大きなリボンを作りながら、似合わぬ編上げブーツを履き、足音を鳴らしている】


……少々、汚れが目立ちますね。��ハウスキーパー�≠ニしては掃除も仕事のうち
3日ほどあれば見違える程度には出来そうですが……、…………生憎そうも行かない様子。

��枯れ彼岸�=\――お雇い頂いたのは良いですが、賊の皆様に狙われるとは困りました
本来、メイドの仕事は家事全般……誰しも忍者のように強いというのは幻想です
けれども……家を保全し守ることもまた、仕事の1つ。侵入者様の気ままにさせるわけには、行き兼ねますね―――。


【そう、メイド――彼女は紛うことなき、メイドだった。髪も瞳も紺色で、服もモノトーン調だから――】
【まあ多少なり、地味ではある。しかしカラフルなコンテナの揃う此処では、むしろ悪目立ちしているのだが】

【彼女はおもむろに、その手に大剣の柄を取った。といっても、巨大な鉄塊がその先に在るわけではない】
【あるのは刃の部分、剣の輪郭だけ。芯となるはずの刀身、腹のような箇所はすっぽりと抜け落ちているそれは】
【刃だけが黄銅に輝いていて、可変式なのか��カシャン!�≠ニ鳴らして長さを90cmほどにまで伸長】

【きっと彼女専用の武器なのだろう。サイズだけは大剣ながら、重さは小柄な彼女でも持ち上げられる特別仕様というわけだ】
【それを両手で持ちながら、ふと��何か�≠�―��誰か�≠セろうか―感じ取って、顔をあげ】
【ポーカーフェイスの彼女が居るのはカードリーダーのある壁の近く。コンテナに囲まれつつ、静寂に耳を傾けて――――。】

/こちらエリザベス・カーライルでございます。本日は宜しくお願いいたしますっ!
763 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/06(土) 20:01:28.30 ID:pLIkSokgo
〔 中央アトリウム >> ��枯れ彼岸�¢O 〕
【―――万が一が起きた。どうやら枯れ彼岸の全主要システムがダウンしたらしく、襲撃者の仕組んだ策なのは明白】
【枯れ彼岸の人間達の慌てふためく様とは異なり、「……やっぱりか」と苦笑いで息を吐く男が此処に居て】

流石にそれなりの策を持って来ているとは思ったが……まさかシステムダウンさせられるとはなァ
―――正直、此処で戦闘ってのは避けたかったがしゃーねぇ
一面芝、芝、芝ってことで……十八番の跳弾封じられたワケですが―――さーて、どうしようかねぇ

【白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルな格好に身を包んだ彼は、唯の老いぼれ大木へと成り下がった其れに寄りかかりながら】
【右手で被ったソフト帽の鍔を軽く上げ、左手で首にペンダントとしてぶら下げた砂色の玉を撫でて意味深な笑みを浮かべた】
【その玉から発せされる特殊な魔力を感じ取れたなら、其れが異質なモノ―――更に勘が良ければ「宝玉」であると解るだろうか】

絶対死守、だな…… 確か数多の犯罪者を収容してるんだろ? 乗っ取られたら一巻の終り……アイツ等の言う「混沌」だ
枯れ彼岸を潰されるってことは櫻の国が潰されんのと変わんねえ……しかも、んなことが起きたら本場の団子が喰えなくなっちまうしよォ

【寄りかかるのを止め、数歩前へと歩き出し―――柔らかい芝を両足で確りと踏みしめた】
【肌に感じるは、此処へと迫り来る悪意。其れと同時に、心に灯るは正義の炎。悪を憎み、護ることに誇りを抱く熱き魂】
【柔らかい芝のフィールドでは、彼の実力を100%出しきることは出来ない。しかし此処で萎縮するのならば、正義は語れない】

【―――��Flame&Flost�#ュ動。右手に蒼の、左手に紅の拳銃が具現化し力強くそのグリップが握られた】
【首からぶら下がった「幽幻の宝玉」は砂色に輝いて、不気味な魔力を匂わせる。男の紺碧の双眸に鋭い光が灯れば―――】

マーシャル・T・ロウ……スタンバイオーケー。この俺の前でやすやすと悪事は働かさせやしないぜッッ!!
あと、『ユウト』っていったな―――アンタも気ィ張れよォッ、俺達結構重大なモン背負ってっからなぁッ!!

【先程の呑気な雰囲気が一変し、ピリピリとした闘気を身に纏い吼える】
【自分と同様に警備についた人物に一瞥を投げつつ、ロウは襲撃に備えて両瞳を光らせて辺りを見回した】

/ロウ中身です! ユウトの方、まがわの方、主催者様よろしくお願いします!
764 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/06(土) 20:03:17.14 ID:JU+GPeo3o
【『枯れ彼岸』情報科学棟――――情報集積端末室】

【コンピューターで埋め尽くされた無機質な部屋の中に、小さな影があった】
【背丈は平均的だが、白い肌とうっすら紅に染まった頬、長い睫毛が特徴的な少女だ】
【やや長めの前髪、顎までで揃えられたもみ上げ、胸までの長さの後ろ髪と、そのすべてが一直線に切り揃えられた髪型。その艶めく黒髪は、よく見ると日焼けで少しだけ赤紫色をしている】
【黒いブレザーにチェック柄のプリーツスカート、赤いネクタイという学生服に身を包んだその姿は、この部屋には少々場違いにも映るだろうか】

………………。

【どこか"神聖さ"すら滲ませる凛とした立ち姿で、コンピューターの前に設置された椅子に座って、静かに目を閉じている彼女】
【"カエルレウム・ナーウィス"――――この『枯れ彼岸』を襲撃せんとするその組織との二度目の対峙を前にして、その表情は厳しい】

【故郷である櫻の国を守らんとして参加した前回の戦いで、結局敵の自作自演の駒として踊らされ、あまつさえその敵に命まで救われて】
【晒した醜態は、彼女の心中にずっと針となって突き刺さったままだった】
【彼女がここに立つのは、その針を引き抜くため。溜まりに溜まった複雑な感情を晴らすために――――】
【国や正義を後ろ盾にした大義名分ではなく、ただ個人的な私情を引っ提げて、自分自身の意志で、自分自身のために…………彼女は今、ここにいる】

…………じきに、来るかしらね。

【やがて彼女は、迎撃システムのダウンを聞きつけると、すっと立ち上がって】
【近くに立て掛けてあった自らの獲物――――六尺ほどの薙刀を拾い上げると、中央の通路を上っていく】
【やがて室内最奥のメインコンピュータの前に立つと、艶めく黒髪を翻して、堂々と仁王立ちの体勢を取るだろう】

【入り口を見据える澄んだ黒色の瞳に、携えるは光を照り返す美麗な薙刀。和を感じさせる雅な美貌は、凛と引き締められて】
【彼女の纏う"神聖"な雰囲気はその威容を増し、神の御前に立つが如き"威厳"が、空間を支配していく――――】
【もはや一つの神域と化したその部屋の門扉を破る"不届き者"は、果たしていかなる者なのだろうか】

/こちらは幸徳井佳乃です
/吟醸様、主催者のウェル子様、よろしくお願いします!
765 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 20:05:15.93 ID:+ZI07z08o
【ーーーCLAWS.�Vーーー】

【枯れ彼岸内部、情報集積室】

「…弟よ、首尾はどうだ?」
『応よ兄者!上々だ!』

【施設内の広い空間に響く声ーーー落ち着いた声と、激しい声の二つだ】
【どうやら、ここを担当するカードキーを持つ��敵�≠ヘ二人一組のようで】

「それは重畳…ここから我等の復讐は始まるのだからな」

【落ち着いた声の主は、緑色の甲冑の様な、パワードスーツに身を包む】
【一本角の獅子を模した頭、刃のように鋭い脚、胸に輝くは緑色のマギタイト】

『おうよ兄者ぁ!我等を利用した奴と、我等を見捨てたこの国に、大嵐を巻き起こそうぞ!!』

【激しい声の主は、黄色く大柄なパワードスーツに身を包む】
【二本角の獅子の様な頭、巨大な両腕、胸に輝き火花を弾けさせているのは、黄色いマギタイトだ】

「…我等兄弟、疾風怒濤の嵐となりて」
『あ、櫻の花を、ばったばったと薙ぎ倒す!』
「手始め枯木、その後は生木ーーー」
『桜吹雪を、吹かせてみせよう!』

『ーーーしかし、兄者よ』
「なんだ、弟よ」
『この部屋は邪魔な物が多くて歩きにくいな』
「うむ…しかしいざとなれば吹き飛ばせばよかろう、下から上なら兎も角、我等は上ーーー雪崩を起こしてしまえばいい」

【名乗り口上のような掛け合いを二人で交わしながら、緑の方が手に持つはカードキーーーーそう、彼等こそが狙うべき敵である】
【しかし、彼等が動き出そうとした瞬間、何者かが侵入して来たようでーーー】

【ーーー��カラン�≠ニいう、軽い音に、彼等は振り向く】

『…兄者ぁ!来たぞ来たぞ、邪魔者が!!』
「…うむ、我等の華麗な返り咲き、千客万来歓迎するが、邪魔をするなら容赦は出来ぬ」

『「我等兄弟!枯れ彼岸にて、再びこの世に生まれ出る!!」』



【ーーーさて、佳乃が訪れるのは、それより少し後の事だ】
【目の前に広がる光景に、どんな感想を抱くだろうかーーー?】

【所々焼け焦げ、コンピュータや机が散らばり、削れ、抉れーーー既に戦いが始まっていて、既に終わっていた】
【どれだけ激しい戦いがあったのだろうかーーーしかして、��全て�≠ェ終わった後ではないらしく】

【階段の下段に転げ落ち、重なり合って倒れる緑と黄色ーーーその上、通路の中心に腰掛け、佳乃に体の左側を向けている水色】
【水色の着流し、白いマフラー、一つに結った白髪で、左眼に前髪を被せた、男と思しきその風貌】
【左腕には納刀した刀を抱き、右手には奪い取ったらしいカードキーを持って、眺めたり弄んだりしている】
【彼の様子を見るに、カードキーはまだ使用されてはいないようでーーー佳乃にはまだ気付いているようにも見えない】

【また、辺りにはぷぅんと、酒の匂いが漂っていたーーー】

/襲撃側、吟醸です。よろしくお願いします
766 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 20:05:18.87 ID:e7Yjl/+Wo
>>761

――――��御意�<Bィイイイーーーーッ!!!

【余りに唐突に、しかし力強く轟くのは、一人の男の声】


治安維持機関の掌握!! まことに御意!!
拙者、この身に代えても、その命、成し遂げましょうぞォォオオーーーッ!!!


【バタンッ!!】
【荒々しく、詰め所の戸をぶちあけて、渡り廊下に姿を現すのは、声の主】

【――それは、黒系統の甲冑を全身に着込み、口元を面頬で覆い、赤いマントを羽織った大男だ】
【しかし頭に被る海賊風の髑髏マーク入り三角帽子が、その鎧武者的調和を乱しているのは否めない】
【そして左胸に白く厳かな字体で刻まれているのは、「68」なる数字だ】


……ふん、見るに貴殿が、ここの守護者……というわけでござるな――
よかろう……もしも我が前に立ちはだかるのなら……容赦はしませんぞッ!!!


【――――怒号一発】
【男は、まさに��最後の警告�≠ニ言わんばかりに叫んだ】
【まだ襲いかかってくるようなことはないようだが……】

【……聞いてもいないのに、自身が襲撃者だとバラしたこの男を、あなたは当然止めねばならぬのだろう】

【 闘いの火ぶたを切るのは、キミだ 】


/不破雷道です、よろしくお願いします!
767 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 20:08:13.96 ID:+ZI07z08o
>>765
/うっへぁ、投下順番間違えてた、これは無しでお願いします
768 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/06(土) 20:09:52.63 ID:yO5YTHT7o
>>7630

【ロウのすぐ近くに居る――サメのヒレの様なツノのあるボサボサとした説明しにくい黒髪に、金色の眼の20代半ばの男、ユウト】
【ハーフ顔で優しげな目付きをしていて、左頬には猫と思われる引っかき傷の痕がある】
【服装は、ほんのり青いタンクトップに、紺色のジーパン(ストレッチタイプ)】
【両手足には指が出るタイプのグレーのグローブ的なものがはめられており】
【紐タイプの無難な黒ベースの運動靴を履いており、頭部と両腕には赤色の鉢巻が巻かれていた】

……う、うん、……頑張、るよッ

【偶然この辺り通りかかった時、魔導要塞の件もあってかこの件を頼まれて――断ることなど出来ず】
【しかし、ロウに返ってくる言葉は、どこか自信がなく弱々しいものだった】

跳弾……? だったらこの姿が良いかな……

【彼の左腕から出現する"分身"――頭部は握り拳を一回り大きくした程度で、下半身は蛇のようなのそれ】
【それがPC状に変化すれば、画面からポッドが現れ――それを押しこめば光に包まれる】
【そして体積4立方メートル前後はあろうかという大きなスライムとなる……が、これが目的ではない、もう一度彼が光に包まれれば】

【彼は、透き通ったエメラルドグリーン色の結晶で構成された身体で、150cm程の人型となる】
【金色の眼を持ち、全身には薄水色で淡く光る分身のような模様が有って】
【心臓部には、金色のコアの様なモノがうっすらと見える】
【頭部と両上腕には元々装備していた鉢巻、両手の部分にはグローブのような模様や溝がある】

(宝玉の気配……)

【まるで宝玉の化身のようなその姿、しかしその気配で思い出されるモノは――】
769 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/06(土) 20:11:11.43 ID:yO5YTHT7o
>>768
/安価ミス直し忘れた! 勿論>>763宛です
/途中抜けということでご迷惑をお掛けしますが、皆様よろしくお願い致します
770 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 20:11:19.79 ID:mFcifOmM0
>>762

…………容易い、守りだ…………
「……全部、止まって、なにもない……」
<……フッ、フッフッ……>

【コンテナが並び、さながら迷路の様相を呈している倉庫の中に、複数の足音が響き渡る】
【スタスタと――――カードリーダーを臨める立ち位置まで至ると、その足音は動きを止める】
【そこに居たのは、黒いローブに身を包んだ3人の人影】
【警備システムの混乱に乗じて、この場に足を踏み入れた――――間違いなく、今宵の襲撃者の一味だろう】

「……今日は、無理しちゃ、いけないの……?」
うん……任務の遂行よりも、まずは実戦の空気に慣れる事……2人とも、そこはしっかりと気をつけててね……?
<……キッキッキッ……!>

【3つのローブを着こんだ影は、奇妙な剣を携えるメイドを前にして、落ち着いて確認事項を口頭でやり取りする】
【なにやら、戦いに対して意気を感じさせない様な、緩い会話にも見えるかもしれないが】
【3人のその手には、しっかりと――――作戦の要であるカードキーが、握り締められていて】

……死にたくなければ、そこを退け
地獄から命乞いをされても、我々の耳には届かない……

【3人の中央に陣取る1人が、浅く一歩踏み込んで、メイドへと警告を発する】
【その声音は、感情を感じさせない――――むしろ、感情を抑え込んでいる様な、抑揚の無いものだ】
【しかし、わずかに腰を落として姿勢を低くしている3人は、既に戦闘態勢と言った所で】
【戦意がないとも、及び腰とも違うのだろう。むしろ、踏み出すきっかけを待っているようで――――】

/『??』中身です。今日はよろしくお願いしますー!
771 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/06(土) 20:13:11.29 ID:/46/uj+Go
>>766

ほへあっ、ほんとに来た!
…ちょっと温度差感じちゃうな
【彼女は驚きで声が裏返ったが、予期された襲撃であったため冷静に戦闘体勢に入る】

何にせよ、一対一ってことなのかな?
【彼女の瞳は赤く染まり、頭には狼の耳が生える】

今日は遊びじゃないんだよね……どうか誰も死なないように
【呟いて走り出し、真っ直ぐに男に向かって距離をつめる】

私はベルテ、よろしくどうぞ!
【少しかがんで、両の掌で腹の中心を狙う】
772 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 20:18:00.48 ID:e7Yjl/+Wo
>>762>>770

…………あまり、私はこういう強行的な真似に向いていないのですが…………

【ぽつり、鈴が染み渡るような声が、ほこりっぽい空気を僅かに潤わすように響き、】

……ええと、あ、あのメイドさんが……防衛側の人で……
こちらの……ローブの人たちが……私のお仲間……みたいですね……

【ざ、と>>770の横へ、入り口からゆっくり歩いてきたのは、ほんのり鶯色の和服を身に纏い、軽くウェーブのかかった黒い長髪の、身長は160弱くらいと思しき少女だ】
【何より目立つのは、彼女の『両眼』を覆う、目隠しの包帯だろうか】
【或いは、傍らの、高さ2メートルはある「点滴スタンド」だろうか】
【デジタル的な「74」という数字を印された点滴パックから出る点滴チューブは、彼女の左腕に繋がっているようだ】


……えと、私は……『千日紅ひゆ』……と申します……
一応……機関のナンバーズで……その……すみませんが……任務なので……


【――スッ、と彼女は、袖より、何かを取り出し、】


……もしもお邪魔するようでしたら……ちょっと、お互い、覚悟しないといけませんね……?


【ぴらぴらと左手に持って振る��黒�≠ヘ――そう、間違いなく��悪性カードキー�=z
【……さて、穏健にしながら不穏なる、少女は、これからいかにして立ち回るつもりだろうか――?】
773 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 20:18:50.12 ID:aQ/JjtT3o

【枯れ彼岸────変電所 : 制御室】


【太陽光・太陽熱・波力・風力等、咎送島各所に設置された発電所より送られる電力を一手に引き受ける変電施設の、文字通り「制御室」】
【誰の趣味なのか、剥き出しのダクトやパイプ、変圧器(機械の大きな箱的なブツ)や計器類などが所狭しとひしめきあっており、一見すると何かの工場のような様相ですらある】
【ダクトやパイプを壊せば蒸気が吹き出るだろうし、変圧器や計器類、それに繋がるコード等を壊せば、漏電の可能性は高い。総じて、危険物満載なステージと言えよう】

【カードリーダーは、制御室入り口からもっとも離れた位置、制御室最奥の壁に取り付けられた制御盤と一体化する形で設置されている。】


【そして、その入口付近。一人の女性が緊張した面持ちで座っていた椅子から飛び上がるように立ち上がった】

【左目を黒い眼帯が覆い、同じ色をした黒い右眼の目つきは鋭い三白眼のつり目】
【艶やかな黒髪の三つ編みを宝石の付いた左肩から前に流し、腰にはカードホルダーを巻き】
【パンツスーツを着こなし、赤い裏地に端がギザギザしている漆黒のマントを羽織った女性】

【念のためとはいえ、襲撃に備えた防衛依頼。覚悟は出来てはいたが、発生した��システムダウン�≠ノ対して】
【この制御室はあまりにも重要な場所ではないかと緊張が走った】

(ほ、本当に来たの─────)

【戦いの経験が無い訳ではないが。所謂、��悪�≠ニ対峙し、自分の力で戦う事はコレが初めてとなる】
【嫌な汗が彼女から垂れ落ち、手がやや振るえているのを自分で感じ取っていた──】

(私の戦いの師匠は、��リロード・ザ・マジシャン(お兄ちゃん)�=c…。だから……)

【深呼吸をし、自分の緊張を取り除く、��儀式�≠�行う】

──よし、お兄さんみたいにやってみよう。

【ベルトに付けられたカードホルダを取り外し右腕に装着し直す】
【足は肩幅。右手は左目の眼帯を掴み。左手はホルダーに添える】
【鋭い右眼は目の前の敵を捉えたまま。交差した両腕を解き放つ様に─────】

【眼帯を取り外すと同時に添えられた左手はホルダーより1枚のカードを��引きぬいた(ドロー)�≠オた】
【眼帯を放り出し、左手に持ったカードは��泉の精霊�≠ェ描かれた眼帯の中身を隠す様に正面に構えられる】

…………�� 召喚 �=B

≪──── OPEN CARD : SUMMON �� RULER �=@────≫

【中央に描かれた青い宝玉の紋章が大気中の水分を取り込んでいき。──バシュッ。と弾けて消えて往く】
【それによって露わになった眼帯の下には義眼。その色は────底知れぬ深海を連想する様な深い蒼】

【蒼く薄い霧が彼女の周囲を囲んでいき。人に近い形に形成されていく。長い髪にフリルの付いた衣装】
【下半身はぼやけた様になっており形成されない。陰鬱な表情な霧の精霊が顕現した】

【精霊召喚。魔力の制御を司る ≪ ��哀�≠フアクア・ルーラー ≫】
【──が、しかし。水分が足りない様でかなりぼんやりした存在である、メソメソを泣き事を言い出した】


≪「……水辺で呼んで欲しかったですぅ。……コレじゃ地縛霊ぇ」≫

──ご、ごめんね。今日は私の後ろでサポートして貰うつもりで呼んだから。機械もあるしね。

【主人がそう言うと、精霊はため息を吐きつつ、指をクルクルと回し出すとホルダーから】
【4枚のカードがはじき出され、ロザリーの右腕に対して衛星の様に回しだし】

【いつでも戦える状態をキープする事で、一人と一体は襲撃者の出現に対して警戒する】
774 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 20:23:22.26 ID:UfIhjW7l0
>>763>>768

【モグモグと五平餅を食べている長髪の少女が現れる】
【服装は上はタンクトップの上にやや袖のダボついているTシャツ、下は黒いタイツの上に半ズボンだ】

(んー、どうしたもんか。大ごとになって来たけど私はヒルコの包帯貰いに来ただけだしなー)

(まーここはテキトーかつちゃっちゃと終わらして・・・)

【クルクルと手元で黒いカードキーを弄びながら芝生を踏んでアトリウムへと現れる】

「あー」

【カードリーダーの前に陣取る2人を認めるとやれやれという風に肩をすくめた】

「さて。どっかで見た顔と、どっかで見たような気がする顔の2人か。どーしたもんかねー」

【パチンとカードキーを手に収めると、ニタリと口端を吊り上げ鋭い犬歯を覗かせる】

「まーここは・・・テメーからだ!」

【少女の足が地面を抉ると人間離れした跳躍で、一気にロウの間近へと急接近する】
【振り上げた足が風を切り、ロウの腹へ降りかかる!】


/真室川まがわです
 ロウさん、ユウトさん、主催者様、今日はよろしくお願いします!
775 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 20:25:24.44 ID:e7Yjl/+Wo
>>771


――拙者、戦場にて出会った敵とあらば、女子供とて容赦はせぬ


【男は、静かに、しかし重みのある声を響かせ、ぎょろりと、その視線を相手に向ける】


…………ゆえに、


【眼前の少女に変異が置き、そしてこちらに向かってくるのを見るや、右手をぐわっと開き、】



――――『不破雷道(フワライドウ)』ッ!!! 推して参るゥゥウウーーーーッ!!!!



【言葉と共に、雷道の右手が一瞬輝き、光が収まるころには、なんと一丁の「銃剣付き火縄銃」が握られていた!】


ぬゥんッ!!


【まずはベルテの掌底攻撃を、冷静に両腕でガード】
【雷道の腕にびりびりと衝撃が走るも、それはまだ致命打には程遠い】


――喰らえィッ!


【そして彼は、相手が接近したのを良いことに、右脚で前蹴りを放つだろう】
【捻りのない、真っ直ぐで正直な反撃だが、威力自体は決して侮れない】
【ベルテの胴を狙ったこの蹴りを、もしまともに食らえば、相応の重さ・痛みを受けることになってしまうだろう】
776 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/06(土) 20:28:49.54 ID:g9CsW17Yo
>>770>>772

【��リィィィィ――ン�=@ なんて、金属が共鳴するような音がして】
【その直後、メイドが奇怪な大剣を舗装された地面へと易々突き刺し、それから――】

―――いらっしゃいませお客様方。私エリザベス・カーライルと申します
職は見ての通りメイド、ただし事務所を仲介しないフリーでして。

さて、本日の雇い主様は『枯れ彼岸』……故に、この地の守護も私でございます
既にお給金も頂いた以上、お客様の―――いえ失礼、賊の皆様に従う理由も義理もございません。
ですからご提案は耳にも入りません上、私もプロですから命乞いなども致しません。

ご理解頂けましたらどうぞ、お命を落とす前にお帰り下さいませ悪賊方。
このエリザベス・カーライル、1億でも積まれなければ動くつもりは一切御座いませんので―――。

【スカートの端を持って、頭を下げ。言葉を紡ぐのはその状態で、だった】
【慇懃無礼というのはこれだろう。数の上では1と4という圧倒的不利に際してもそれは変わらず】
【むしろ言葉を裏付けるように大剣を掴めば、共鳴音を響かせながら刀身を背後へ振りかぶり――】

【より高い共鳴の音と共に、風を切り裂いて――自らの前方、何もない位置を振りぬいた】
【――さて。何もない、というのは目に見えるか否かというだけの話なのは、説明が居るか】
【今このメイドが行ったのは、所謂��衝撃波を飛ばす�≠ニいう行為。大剣から、全ての敵へ向かって放ったのだ】

【一体どういう原理でそれを行えたのかはわからないし、目視は些か難しいものの】
【姿を露わにしない相手も、少女も。ある程度闘いというものを知っていれば、或いは勘が優れているのなら――】
【この衝撃波を感知して回避することは可能だろうし、防御だって不可能な威力では無い】
【あくまで衝撃――食らっても肌が避ける事は無い。ただ、数メートルはふっとばされる事は覚悟しておくべきだったが。】
777 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 20:32:16.08 ID:e7Yjl/+Wo
>>773


…………あなたが、我々に手を貸してくれる勇士のお一人ですか


【女性の後ろから、ふと声がかかるだろう】
【渋く、どこか頼りがいを感じさせる、年季の入った声だ】


……それがしは、『小野小太郎』……櫻の国自警団の、とある支部隊長です
このような事態になるとは……まっこと申し訳ない……


【彼は、白髪交じりの黒髪をオールバックに纏め、白の鉢巻と、左眼には眼帯、浅葱色の羽織という装いの中肉中背の男だ】
【背丈は170cmくらいで、年齢は三十路前という印象の彼は、右手に全長3メートルもの大薙刀を持ち、肩に担いでいた】


私は無能力者……腕に覚えはあっても、敵が能力者であれば、力不足は必然……!
能力を使えない分は、身体で補いますが、あなたの力を多分にお貸しいただくことになるでしょう
すみませぬが……今宵は、ちと、色々と覚悟せねばならないかもしれませんな


【どこか申し訳なさを滲ませた言葉は、やはり、自身の警備が破られた事への後悔だろう】
【グッと強く薙刀を握り締める小太郎の顔は、差し迫った色合いを見せていた】


さて……侵入者よ……この小太郎がいる限り、無事では返しませんぞ……!!


【そして、その視線は、力強く入り口へ】
【きっと来るだろう、襲撃者への警戒心を、これでもかと放っていた】
778 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/06(土) 20:38:03.16 ID:/46/uj+Go
>>775

はあぁ!
【腕に伝わる衝撃、しかしそれに構ってはいられない】
【迫る蹴りを避けることはできないと判断した彼女は地面を蹴り、跳ぶ】
【それは跳ぶというよりも、足が浮くといった高さだったが】
【身体が空中にある状態で蹴りを手で受ける】

くぁ・・・ッ!
【先程よりも強い衝撃が彼女を襲う】
【しかし、蹴りの勢いを空中に[ピーーー]ことで痛みを抑え、さらに力を利用して5メートルほど後方に飛んだ】

やみくもに突っ込んだのは失策かな…痛いだけだったね
とにかく色々試してみよう!
【彼女は小さく吼えるとみるみる姿をかえ、不破雷道ほどの大きさの狼になる】

【そのままゆっくりと、火縄銃を見据えながら彼に向かって歩いていく】
(どこかに隙はある…はず)

/>>771で入れるの忘れてました よろしくおねがいします!
779 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 20:38:17.91 ID:e7Yjl/+Wo
>>763>>768>>774



――――アーッハッハッハ!!!



【喜色を存分に含んだ、或いは聞く者を不快にさせるかもしれない笑い声は、アトリウムの入り口から】


いやー、こんなにうまくいくなんてさー、ちょろいもんだよねー、世界なんて


【見れば、クリーム色の作業用つなぎ服に身を包み、頭にサンバイザーを被って、】
【右目に片眼鏡を装備した茶髪ポニーテールで身長170cm弱くらいの女性が、笑い声の発生源だと、わかるだろう】


さってさって、あたしは、『マキナ・ギシ・カンケル』
今日、この施設を大混乱に陥れた、犯人様だよーん
どう? たいしたもんでしょ? このまま、システムの掌握も、させていただこっかなーってね
これ、わざわざあたしがつくったってわけよー


【つかつかと、前に出ながら、くるりと右手で翻すのは、黒いカードキー――��悪性カードキー�≠セ】


これを、そこの樹についてるリーダーに通せば、あたしたちの勝ちってわけ
正義のヒーロー君たち、止めてみなさいよね? ちょっとは楽しませてくれなきゃ…………


【ちらり、マキナは、既に攻撃に移ったまがわを横目で見やり】


…………お姉さん、怒っちゃうぞー、なんつってね!


【――まがわが気付くかわからぬが、そんな戯れ言を言いながら、彼女はまがわへ手を振っていた】
【味方であることの主張と、恐らくは、ただの「悪のり」】


【極めて掴み所のないこのマキナは、今はまだ歩くのみで、特に攻撃行動に移る様子がないが――?】
780 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/06(土) 20:38:53.49 ID:oWnRdqKZ0
>>773>>777

……防衛システムがダウンしている御蔭で此処まで消耗せずに来ることが出来たが……流石に此処は警備が厳しいか……
その上二対一と来ている――――少々割の合わない依頼だったなこいつは……こんなことなら防衛側に参加するべきだったか

【既に2名の防衛隊が警備に就いている制御室の入口――――変電施設の側から大きな人影がゆっくりと歩み寄ってくる】
【火影のようにゆらめきながら歩み寄るその影は、制御室から漏れ出た光によって像を結ぶ】

【平凡な黒髪の短髪に、これまた平凡な黒い目――――それだけならば特徴の無い20代前半と見られる青年】
【しかし灰色の防寒服に茶色の防寒ズボン、無数のベルトの付いた黒い耐寒靴というこの国の気候にそぐわない姿】
【そして左腰に差した細身のサーベルと右腕に装着した異様な機械篭手は彼を奇妙と形容するに相応しいだろう】

【正直に入口の扉から制御室に侵入した青年は、丁寧にその扉を閉める】
【不退の覚悟の表れか――――それとも別の理由があるのか】

最初に言っておこう……俺は無駄な戦闘と流血が好きではない……何故ならこれらは同時に時間と労力の無駄だからだ

【青年の言葉の証拠と言うべきか――彼はこの『枯れ彼岸』に侵入してからこの制御室に入るまで一度も戦闘行為を行ってはいない】
【しかし、隠密行動を取った理由は彼の性格だけではない――能力の特性によるものでもある】

……で、あるからして……ここは俺が悪性カードキーをカードリーダーに通すことを見逃しては貰えないだろうか……?

【突如黙過を嘆願する青年の表情は一見、真剣にそれを提案しているかのようであった】
【しかし、左右に動く黒目と既に戦闘態勢の構えに入ったその体は嘆願に対する答えを知っているかのようで】

(二対一……単純に考えれば此方が不利……俺の能力も多少は対複数に対応してはいるが、能力者であれば殆ど意味はない
 しかし俺の任務はあくまで『悪性カードキーをカードリーダーに通すこと』……戦闘の勝利ではない!!
 カードリーダーに辿り着くまで足止めが出来ればそれでいい――――俺の能力ならば十分に可能!!)

【そのまま2人からの返事を待つかのように沈黙を保つ青年――――だが最早返事などはどうでも良い】
【いかにして足止めをするか――――脳の領域の全てを総動員してその答えに辿り着こうとする】

(障害物は剥き出しのダクトやパイプ、変圧器や計器類か……使えるな。向こうも利用してくるだろうが
 変電施設のパイプを流れているのは恐らく蒸気――――こいつを利用させて貰おう。ならばモードは…)

【――――答えは出たのであろう、一転して表情には戦意が映り、2人の姿を見据える】
【そして2人の返事が出ようとするかしないかの間に――――】

――――いや、やはり先ほどの嘆願は取り消すとしよう……元々聞いてくれるとも思っては居ない
退いてもらえないのであれば押し通るのみ――――!!

【素早く側に存在していた変圧器の影に隠れ、相手からの攻撃に備える――――しばしの時間稼ぎである】
【同時にその目は側にあるむき出しのパイプに向いていた――――】

/早い?ストックです!そしてもう残ってません!よろしくお願いします!
781 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 20:40:14.46 ID:mFcifOmM0
>>772

「……お姉さん、一体、誰……?」
っ……仲間……?
<…………!?>

【横合いから、静かに入り込んできた気配に、3人は訝しげな反応を見せる】
【とは言え、流石に敵の前だ。チラリと視線を飛ばす程度の事しかしなかったが】

ナンバーズ……確かに、我々の仲間……
我々も、今回のハッキングに同行します……――――ですが……?
「……具合悪いなら、休んでなきゃ、ダメだよ……?」
<…………>

【少女――――ひゆの名乗りを受けて、確かに味方だと頷く3人。この面々も、機関には縁のある存在らしい】
【だが、同時に気にしているのは、彼女の携えている『点滴スタンド』――――あるいは、戦場に立つ事すら難しい身体なのではないかと問いかける】



>>776

……守護だろうがプロだろうが関係ない。我々に刃向かう事は……許さない……!
「……こいつ、殺して、良いの?」
良いよ…………好きなだけ、殺しても……!
「……!」
<――――ハハハハハァ!!>

【メイド――――エリザベスの名乗りを受けて、3人はそれまで抑え込んでいた様な、無感情な仮面を脱ぎ棄てる。そのローブと共に】
【身を覆っていたローブが外された事で、3人の体格や容姿が、明らかになった】

【ブロンド色のさらさらした髪を短く切り揃え、炭団の様に濁った灰色の瞳をした】
【首筋に、逆五芒星の刻印を刻みつけている、身長130cm前後の少年と】

【艶のある黒髪を肩ほどに垂らして、茜色の瞳を鈍く輝かせた、東洋系と分かる顔立ちに特徴がある】
【左手に、逆五芒星のプリントがされたハンドグローブをはめている、身長150cm前後の少女と】

【短いボブカットの赤髪に、奇妙な笑みに近い表情を見せる、ぎらついた紅色の瞳をした】
【右の頬に、逆五芒星の刻印が刻みつけられている、身長160cm前後の少女】

【それぞれに、身の丈に合わせて設えられたと思しき、ハードレザーとソフトレザーを組み合わせた黒いスーツで全身を覆っている】

【五芒星が示す通り、その所属はカノッサ機関――――しかも、それぞれがまだ成人していない事を感じさせるような、幼い刺客だ】

――――≪No.6≫グラトン=ブルーガー=ウルバヌス傘下『ネバーランド』……! 行くぞ!

【先ほどから一団の先陣を切っていた東洋系の少女が、声高に自分たちの素性を名乗り出る】
【その名乗りに対して向けられたのは――――奇妙な剣による衝撃波】

「うわぁッ!?」
<ヒャハハアアアァァァァ!!>
ッ、先行し過ぎだクロス・ザ・ルビコン!!

【衝撃波は、少年を弾き飛ばし、残った2人の少女には避けられる。だが、それに乗じて赤髪の少女が一気にエリザベスへと飛びかかる】
【その手に、いつの間にか1本の剣を握り締めて――――ステップの勢いのまま、突き出した】
【東洋系の少女は、その両者の中間に立って、状況の把握に専念する】

/すみません、始まったばかりですが風呂です
782 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 20:44:18.00 ID:e7Yjl/+Wo
>>778


……小娘ェ、勝つつもりがあるならば、憶すでないぞ!
信ずる道を��御意�≠ニしッ! ただただ猛進してこそッ!! 世界は己に微笑むのだからなァァアーーー!!


【咆哮】
【しかし雷道は、ベルテの動向を、きっちりと観察している】


これはどうだッ!


【――バンッ!】
【乾いた破裂音と共に、右手の火縄銃から、鉛玉が発射される!】
【銃口の向いている先は、ベルテの胸部――つまり、鉛玉が向かう先も、そこだ】

【牽制とばかりに放たれたこの一発、上手くいなせば、チャンスに代えられるか】
【ベルテは知っているかどうか――そう、火縄銃というのは、一発しか、弾が込められていない武器だ】
783 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 20:47:46.31 ID:+ZI07z08o
>>764
『ぬぅん…兄者ぁ!ここが目的地だな!?』
「うむ、そうだ」

【情報集積端末に向かう通路を歩く、二つの足音ーーー人影】
【一つは軽く、落ち着いた声ーーー緑の以下略】
【もう一つは重く、荒々しい声ーーー黄色の以下略】

「我等兄弟(ry」
『あ、櫻の花を(ry』

【もう面倒なので噛ませの口上はカットとしてーーー】
【扉を目の前にした二人の背後、カランコロンと下駄の足音】

『ーーーむぅっ!?兄者!後ろから誰か来ておるぞ!?』
「…我等兄弟、我等以外の味方は無し、さすれば敵であろうもの」
『うむ!ならばどうする兄者!?』
「…決まっておろうーーー」

『「先に潰してやろうぞ!!」』


【ーーー室内、佳乃から見て扉の向こう】
【扉一枚挟んで向こう側、通路で嵐が起きたかのような音がしたーーー】

【ーーー音が止み、静寂が殊更に強くなる】
【ぎぃ、と扉を開かれれば、先になるのは下駄の音】

【足音鳴らす下駄履きで、纏う衣は古くからの櫻の衣装】
【水色の着流し、白いマフラー、一つに結った白髪ーーー前髪で左眼を覆った男だ】
【左手にはぶらぶらとーーー納刀した刀を持ち、眠たそうな目は、右手に持ったカードキーをしげしげと眺めている】

【大凡敵意や殺意、悪意の見えないーーーしかし、酒臭い匂いを見に纏う青年が、ぶらりぶらぶら侵入してくる】
【口にゲソのスルメを咥えたその様子ーーー不届き者といえば、不届き者には見えるが】

ーーー悲しいネェ

人しれず、華を咲かせて幾数年、誰が為じゃなく、命を燃やしーーー
役目無く、命を華と散らせて、これで漸く眠れるとーーー
そうした所に腑をくり抜かれ、機械を入れられ、��彼岸�≠セなんて不名誉な名前をつけられちまったーーー

【目線は手元のカードキーに、ふらふらゆらゆら、佳乃の方向へのったりと歩きながら、独り言の様に言葉を紡ぐ】
【間延びした、眠くなるようなウィスパーボイス。ニタニタ笑顔を口元に】

…『役立ってる』なんざ、人の勝手さ、そう言うオイラも枯木の心なんざ読めんが
一思いに、殺してやるのが情けだと、思いやしねぇかい?

【ーーーそう言った呟きを終えて、カードキーを人差し指の先に、カードキーの縁を頂点に器用にくるくる回しながら、ゆったりと隻眼を佳乃に向ける】

/お待たせしました、吟醸です。よろしくお願いします
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/06(土) 20:49:42.97 ID:pLIkSokgo
>>768、>>774、>>779

【気弱な返事を見せる男に対し、ロウは少し口角を上げながら快活な声を飛ばす】

おいおいッ、頑張るだけじゃ駄目なんだ―――『絶対に護ってみせる』って言い切るんだよッ
内心そうは思ってなくてもだ、声に出せば……って、なんだよく解んねぇがスゲェ能力持ってんじゃねーかよ

【彼の言動に一抹の不安を覚えそうになるも、彼の能力を見ればその不安は霧散して】
【「何となくだが、勝てる気がする」という裏取りも何も無い自信が心に湧きそうになった不安の変わりを埋めた】
【―――まぁ、変に悲観するよりかは適当ながらも自信を抱くほうがマシと言うのが男の信条なのだ】

―――っと、敵さんのお出まし……って呑気な嬢ちゃんだなァオイ。
……ま、此処に現れるってこと、んで怪しいカードキー持ち歩いてるってことが俺等の倒す相手って証明だ―――っとオ!?

【確りと両目で捉えていた筈の彼女の姿が、一瞬にして消え去る。―――まるで瞬間移動でも使ったかのような速さで、距離を埋めてきたのだ】
【驚嘆しながらも、後ろに飛びながらガードを固める。―――闇雲に銃弾を放つわけにもいかない。狙われた箇所への両腕でのガードは確かに間に合ったのだが】

―――ッッ〜〜〜っ重すぎんだろィ……!!

【ガードしたにも関わらず、その威力は骨にまで染みて。そして彼の身体が後方に吹き飛び、地面に落ちた】
【床が柔らかい芝だからこそ、地面に落ちたことでのダメージは無いが―――これがコンクリートなら、両肩を打ち付けて銃を握れなくなる、なんて最悪のケースもある】
【……なんにせよ、相手の身体能力は化け物であるということは理解した。直ぐ様立ち上がって、深く息を吐く】

……敵さん2人目かよ。くっそ、コイツだけでも厄介っつーのによォって溜息吐きたい所だが―――アンタが犯人かい
丁寧に自己紹介あんがとよ、俺はマーシャル・T・ロウ。落ちぶれたガンマンってね……あ、付け加えると―――アンタをブタ箱にぶち込む男だよ!

【化け物並みのスペックを持つ少女に加え、新たな敵が眼前に現れる。―――しかも、犯人。「システムの掌握」なんて物騒な言葉を聞けば、此方も注意せざるを得ない】
【しかしながらまずは驚異的な少女の―――足。機動力を削ぐことが勝利の近道と信じ、右の紅い拳銃から一発弾丸を放った。―――これは通常の弾丸であり、仕掛けはない】
【彼女の右太もも目掛けての一撃、確かに通常の弾丸だが其れでも銃は強い。高速で空を裂く弾丸を完璧に見極められる人物は、どれほど少ないことか】

……正義の味方を馬鹿にしちゃあ―――お兄さん、怒っちゃうぞってなぁッ!!

【左の蒼い拳銃からも銃弾を放つ。此方の狙いは悠々と歩く犯人の左足へと、低い弾道の銃弾が襲い掛かる……が、此方も通常の弾丸、種も仕掛けもない】
【どちらに放ったのも、様子見に近い一撃―――しかし銃弾は言わずとも強力。さて、襲撃者の対応はいかに―――!?】
785 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 20:55:34.14 ID:e7Yjl/+Wo
>>781

あ……いえ……まあ……「これ」はこういうものだということで……ひとつ……

【ぺこぺことお辞儀しながら、なんだか申し訳なさそうに説明するひゆ】
【「これ」とはもちろん、点滴スタンド等の、病人セット一式のことだ】
【詳細は分からないが、なんにせよ、とりあえずは「そういうもの」であり、ひゆはこれが「普通」ということのようだ】

【さて、ひゆは、眼前の��守護者�≠ヨと向き直ると、】

>>776

…………っ…………

【力むように口をつぐみ、ぎゅっと点滴スタンドを握った】
【するとその刹那、ひゆの着物の袖口より、計5本の��点滴チューブ�≠ェ触手の如くうごめき、出でた】

【チューブはしゅるしゅると、意志を持っているかの如く、互いに互いを絡ませ合い、粗い��壁�≠�形成する】
【そして、ぶおんっと、衝撃波を弾くようにチューブの束は振るわれ、チューブはその衝撃で粉みじんにはじけ飛びながらも、ひゆへのダメージは、ゼロに終わった】


…………怖い……お相手さんですね……ちょっと……頭を使って……いきましょうか…………


【かくしてひゆは、ゆっくりと、コンテナの後ろへ身を隠す】
【――――これは、パートナーが派手に戦っている間に、コンテナからコンテナの影へと移動し、相手を翻弄する作戦か】
786 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/06(土) 20:56:12.99 ID:/46/uj+Go
>>782
【彼女の視力は常人を凌駕するものがある】
【それははるか遠くの獲物を見逃さないため】
【幼少時代からの暮らしで身についたそれを彼女はよく思っていなかったが…】

ふーッ!
【彼女は不破雷道の指先を見ていた】
【とっさに横に跳ぶことでかろうじて銃弾を避けることができた!】
(こんなラッキーに次は無い…だったら!)

【それをはずみに、思い切り地面を蹴り、一気に彼に向かって走る】

(信ずる道を!御意に!!)
【敵なのに良いことを言う、一瞬笑みがこぼれる】

…臆するなああああああ!!
【彼女は彼に左右から襲いかかる】

【左右から】

【今まさに不破雷道の頭を、首を狙って跳ぶものは、二匹の狼であった】
787 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/06(土) 20:59:16.57 ID:yO5YTHT7o
>>774,779,784

うん……、"善処"するよ、護りたい……からさ
これは"元々居る生き物"を基に変身しているだけだしね……あ、……結晶、壁にするにはちょっと脆いかも……遅いか……

【きっと前の彼なら"絶対に護ってみせる"とも言ったのだろうが――】
【そして変身してからふと思う、結晶の強度がそこまで高いわけではないことを】
【――そんなことは、眼の前に現れた二人の人物によって忘れてしまったのだが】

君は……

【その内の一人、彼には見覚えが――あり"過ぎた"】
【一つ……否、"二つ"の宝玉の欠片の譲渡交渉を行った相手でもあり、彼女と関わりの深いだろう者に結局はそれを奪われてしまったのだから】
【ただでさえ周りを拒絶してしまいがちな今の彼、あまり会いたくはなかったのには違いない】

……大丈夫、"纏衣"は多分、……出さなかったから
取られたのは、僕が"弱かった"だけ……そう、僕が…………――"返して欲しい"なんて言っても、……駄目だよね

【前にも増して酷く"自虐的"になっている彼――雰囲気まで何だか"陰鬱"である】

そして、君がこの騒ぎを起こした張本人……だね
……"こんな僕"だけどここの護りを頼まれたんだ、君達にそのキーは……通させないよッ、通させ……

【"……られなければ、良いなあ"――】 【……さて、相方は"銃"を使う、となれば自分が前衛になったほうが良いか】
【まずは、自分やロウの正面から5m程離れた場所に飛ばされる"2つの結晶片"――】 【右斜め前と左斜め前、それぞれ1つずつ】
【それが地面に命中すれば、30cm程の水晶の群れの塊にへと変わる】 【根からむしり取って売ればそこそこな値になりそうな雰囲気で……】
【……今は何も起こらないが、魔翌力やそれに準ずるものを与えれば"水"が幾らか噴き出すだろう――それのコントロールに関しては、与えた者の腕次第】
【コントロールが悪ければただ苔の栄養になるだけだろうし、逆にそれが良ければ"レーザー"や"刃"等になりうる】

【次に、マキナに対して飛ばすのは、"結晶の破片"……5cm程で尖ったそれを一つ――半ば牽制のようなものだ】
【狙いは"右腕"――キーに対しての"間接的な攻撃"とも言えるだろうか】 【距離や速度などを考えれば、対策は容易――当たっても切れるか刺さるかするだけ】
【最後に、右腕に"結晶の刃"を生やせば――まがわに接近して、それを彼から見て右上から左下にかける軌道で振り下ろす】

【結晶や接近の速度に対する銃弾の速度、そして最初に幾つかの行動をしている事を考えれば――どちらの攻撃も、ロウの攻撃の後に来るだろうか】

【"結晶の刃"に刀程の切れ味や強度はないが、"常人"に対しての攻撃には十分だ、……"常人"に対してなら】 【"尖った結晶の破片"もである】
788 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/06(土) 21:02:44.98 ID:yO5YTHT7o
>>787
/ちょっと確定気味なので【彼から見て右上から〜振り下ろす】の最後に"だろう"を補完してください
789 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 21:03:39.81 ID:e7Yjl/+Wo
>>764>>783

…………さて、と

【「カー」なんて、鳥の鳴き声は、もう聞き飽きただろうか】
【それとも、時間帯にそぐわないカラスは、やはり新鮮だろうか】


…………これはこれは、役者もおそろいで、どうにも盛り上がる宵と、なりそうですねえ…………


【いつからそこにいたのか】【いつからすべてをみていたのか】
【カラスは自然にそこにあり、しかし不自然なまでに、絶望をまき散らす】


――――いやはや、『こんばんは』――――


【部屋の入り口付近の壁に、もたれかかるように佇立するは、白を基調としたセーラー服と紺色のスカートに身を包んだ、身長160cm程度の少女だ】
【その表情に感動はなく、縁無し眼鏡の奥に湛えられた碧眼は深海のように深く、暗く、かつ冷たい】
【また服装に合わせるように被っているのは、長い青色リボンの巻かれた、白い水兵帽】
【そして真っ直ぐ伸びる彼女の長髪は黄金色に煌めきながら、寂しげに虚空に揺れていた】


…………わたくしは『ウェル子』…………��カノッサ機関麾下遊撃軍�<Jエルレウム・ナーウィスの、��水先案内人�≠ナす…………


【す、と体重を移動させ、自身の脚で、すらりと直立姿勢へ】
【かくしてぺこりとお辞儀する姿は、嫌みなまでに、恭しい】


…………理由はどうあれ、眼前の貴方様は��敵�≠ナ…………


【――静かに、手をさしのべるように、佳乃へ右手を伸ばし、】


…………そちらの貴方様は、��味方�≠ナある…………と


【――静かに、手をさしのべるように、吟醸へ、左手を伸ばし、】



…………まずは��見�=c…といったところでしょうか…………
わたくしには、特に焦る理由も、ないものでして、ね……
ま、お二方、��わたくし�≠ェ��手引き�≠オ今宵の��騒乱�=c…是非、お楽しみください――――


【…………「カー」と、どこから現れたのか、一羽のカラスが、ウェル子の頭上を、飛び回っていた】
790 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 21:04:30.88 ID:aQ/JjtT3o
>>777

【≪アクア・ルーラー≫には周囲の警戒をさせていたのだが】
【ロザリー本人が警戒していたのは正面の入り口からの襲撃】

【緊張していた状態で後ろから声をかけられ、ひゃっ!という気の抜けた叫びをしてしまった


あ、こ、こちらこそっ!経験不足な若輩者ですが、よ、より、ヨロしくおねがいしますっ!


【何か偉いっぽい人に勇士だなんて言われて腰を低くしてペコペコとお辞儀をする】
【見たところ前衛タイプである彼に対して、一歩引いて後ろに立ち】
【その大薙刀を担ぐ姿に対して、「頼りにしてますっ」と声を掛けて少しばかり安心するも──】


>>780


【────来た。本当に来た。襲撃者。だが、嫌な汗はもう一度流れる事は無かった】
【彼の懇願に対して、「何をふざけた事を──」と言おうとする前に男は動いたッ!】


──っ!


【キィン。と1枚のカードが光りだす。動き出して敵を迎撃するために魔術を放とうとする、が】

【敵は設備の裏に隠れ、このままでは攻撃出来ない。防衛側の弱みである】
【だが、その弱点は既に予測済み。ロザリーは意外にも冷静な表情で】
【真っすぐに、設備ごと撃ちぬかんと言わんばかりに右手を構える】


ルーラー。SPREADをお願いします、数は──5!

≪「…………5、そこまで増やすと��能力�≠ヘ消えますので」≫


【ロザリーの正面に薄い水の膜が発生。≪ OPEN CARD ≫。──再びその音声が流れ、】
【��カード�≠フ内の1枚が弾ければ彼女の周囲に出現するのは1刃の鋼鉄の剣。それが水の幕を通過していけば】

【1刃の鋼鉄の剣は5つに分裂する。サイズは全て同じ。その内の3刃が彼女の周囲に滞空し】
【2刃が、出現した勢い、そのままに真っすぐ放たれる。このままでは設備を破壊してしまう、──が】


≪「…………私を呼んで正解だったみたいですね」≫


【水の精霊≪ ��哀�≠フアクア・ルーラー ≫がタクトを振るう様に指を振れば】
【放たれた2刃の剣の軌道はグルリと変圧器を迂回してミストラルに襲いかかる!】
【──その能力は魔力の制御!勢いは落ちるが、ロザリーの魔力で顕現された物質に限れば念動力の様に操る事だって出来る】

791 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/06(土) 21:10:05.63 ID:C/3tQCQio
【水の国――ギルド連盟所有の高層ビル】

【最上階の1フロアを占有する住居はかつての住まいのような悪趣味さこそ無いのだが、】
【その広さと部屋数ゆえの掃除の大変さは切っても切り離せないもので、任せるには心苦しい程】
【勿論、共に住まう彼女が良ければではあるのだが、一応として用立てされたのは一人のお仕着せの少年だった】

「……あ、こんにちは! 僕はジョアン・アーネストです。 セシルさんが不在の間、此処の管理をしていました。
 すぐ下の階にいますし、何か御用があれば内線から繋がりますので、いつでも遠慮なく呼んで下さいねっ☆」

【――特筆すべきでも無い小さな幕間である。軽く自分の額を小突くぺかっ☆という挨拶もまあ、気にしなくていい】
【ビルの出入りの際にもし、このプラチナブロンドの少年と出逢えば、そんな会話が有るかも知れなかった】


【さて。 娘の負傷に負けず劣らず、いろんな箇所を怪我して帰ってくるのはいつも通りとも言えてしまうか】
【とにもかくにも、紅茶色の髪の男――セシルは、風の国での一戦を終えて、宴に長居することもなく住処へと戻った】

【(手土産もあったのだが、そのまま渡すよりは。)】
【いろいろと無い頭を総動員して考えた結果、帰宅した手には何も持っていなかった】

……ただいま。 起きているかい、鈴音

【戦闘の痕を多大に残した酷い姿ではあるのだが、まずは何よりも先に娘へと声を掛ける】
【いつも通りに微笑んではいても隠し切れないのは魔力消耗と――酸で焼かれたような怪我、か】
792 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 21:11:01.39 ID:e7Yjl/+Wo
>>786


――――その意気やよしッ!!


【武人・不破雷道もまた、戦の愉悦に微笑をこぼす】

【――だが次に見たのは、なんと、��二手に分かれた�¢且閧フ姿で――】


…………何とッ!!


【クッ、と喉を鳴らし、雷道は、火縄銃を、右へ振るう】
【銃剣で、右から来る狼を、切り裂こうという魂胆で】


【だが、予想外の展開に、苦し紛れのその攻撃は、左への対処を行っていない】
【それゆえ――咄嗟に左腕を盾として頭の横へ出すものの、それは有効な防御策とは言えないだろう】
【左の狼が鋭く次の一手を繰り出したならば――明確なダメージとなりうる可能性は、高い】
793 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/06(土) 21:11:58.36 ID:g9CsW17Yo
>>781

成る程。噂に聞くナンバーズの皆様、その直属の部下でいらっしゃいましたか。
でしたら境遇は私と近いものがある―――それ故に、気になる点も数多く

……些か教育がなっていないのではないでしょうか、違いますか?
相手、つまり私(わたくし)の持つ剣は形も奇怪、衝撃波を飛ばす原理も分からない
その上に��異音�≠ワで発しているというのに……疑念も抱かず、突進とは―――

【真っ直ぐに剣を突き出す赤髪の少女、それに対してエリザベスは大剣を逆手に持ち】
【その刃先を地面へ向けた状態で―――ここで大剣の形状を思い出していただきたい】

【そう、この剣には『腹』がない。つまり中央は空洞で――エリザベスは、突き出された剣をそこで受けた】
【相手の剣そのものは止められない。しかし刃の間に突き込まれれば、僅かに大剣を捻ることで】
【それ以上の刺突を制限、そこでエリザベスは高い共鳴音を響かせて―――能力を発現する】

私の能力は『振動を引き起こす』というもの……この形状でそれを起こすと、音叉宜しく共鳴するのでございます
そして、その振動は手を通し、物体を媒介してまた別の物へも伝播していく特徴を持つ……
……高周波の微細動というのは時として、玉鋼ですら��砕く�≠アとがあるのですよ。

【『さて貴方様のそれは――』と言いながら、受け止めた剣へと一秒間に数十回という小さな振動を送り込む】
【仮に剣が粗製――さして名刀でも無いのなら、下手に引き抜こうとした時点で、折れてしまうかもしれず】

>>785

……あぁ、お待ちくださいませお嬢様。お逃げになられては困ります
私は現在この地の守護でございますから、賊に入られただ逃げられましたでは面目が立たないのですよ。
ですからどうぞ、お隠れになどならず―――お顔をお見せ下さいませ、お嬢様。

【大剣の機構を利用した防御をしつつ、エリザベスはひゆの行動を見逃すことはなかった】
【故に――赤髪の少女が突き出した剣の先でエプロンを裂かれつつ、大剣を振り上げ、相手を振り払い】
【仮に相手が怯もうがそうでなかろうが、大剣を両手に構えて跳躍――】

皆様方は��振動剣�≠ニいうものをご存知でしょうか。
昨今は高周波ブレードなどとも呼ばれるそうですが……その切れ味の前にはコンテナのごとき、粘土と同じでございます

【――ひゆの隠れたコンテナを、正面から真っ二つに斬り裂いた】
【もちろん、コンテナは本物だ。中に積荷もあるというのに、それごとメイドは両断してしまったのである】

【目的は、あのか弱そうな少女を隠れさせまいという事だが――】
【もしもひゆが既に移動済みであれば、エリザベスの目論見は失敗。隙を晒すだろうし】
【そうでなくとも、この行動でグラトン配下の三人組には付け入るタイミングを与えてしまっている】

【さて、このメイド――いや、大剣も含めてだが、侮れない。ポーカーフェイスは伊達ではないか】
【戦い慣れた動きとまでは言わないが、その一挙一投足は『例え隙があっても』侮ることを良しとはしないだろう。】
794 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 21:13:22.44 ID:UfIhjW7l0
>>784

「ひゃはは! こんな女の子に吹っ飛ばされるなんて貧弱だな、おっさん!」

【ストン、と地面に着地する少女】
【左手には黒いカードキーが握られている】


>>794

「あん?」

【そこへ新たに表れた女性】
【口上からしてどうやら自分の仲間らしいが】
【それを見た少女の感想は・・・】


「うわぁ・・・、すっごく馬鹿っぽい」


【ゲンナリとしたジト目でその様子を眺めていた】

>>784

【そしてロウの放った銃弾は少女の足に直撃するが・・・】

「あ?」

【ガアン! と】
【銃声と同時に金属と金属が激しくぶつかり合う音がアトリウムに響く】
【少女の足のタイツは着弾箇所は破けているが・・・その下の肌には傷一つない!】

「ヒヒヒ! なにかしたかよ!?」

>>787

「やーだね♪ その通り返さねぇよ。つーか無理。宝玉の欠片は今は私より偉い人が持ってるし」

【そしてユウトの水晶の刃が振り降ろされる】
【やはり硬い物と硬い物がぶつかり合ったような音が響くが】
【水晶の刃は少女の肌を傷つけることは敵わない!】

「この私! 真室川まがわの強化細胞はなぁ! チェーンソーですら傷一つつかねぇんだよぉ!!」

【このまがわという少女も十分バカっぽい】
【だがその強さは本物の様で】


【強化細胞】

【ダイラタンシー現象を細胞に組み込んだ悪魔の発明】
【重機並みのパワーと物理攻撃に対しては合金並みの強度を誇る!】

【そのまままがわはユウトの顔面めがけて手刀を放つ】
【小柄な体躯ながらも、ロウを一撃で吹き飛ばしたそのパワー】
【想像に難くない】
795 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 21:17:28.73 ID:e7Yjl/+Wo
>>790>>780


――――賊に、言葉は不要ッ!! 参ります!!


【小太郎、駆ける!】

【ロザリーの剣が放たれたのとほぼ同時、彼は、襲撃者へ向かって走り出していた】
【ごちゃごちゃした室内では最大の速度は出せないが、着実に彼は、襲撃者との距離を縮めていき――】


――――まずは、こっちです!!


【――ダッ、と強く床を踏み、��側方�≠ヨ跳躍】
【一見馬鹿正直に直進してくると見せかけての、横移動だ!】


――――ハァッ!


【大薙刀を担いでいるとは思えぬ機敏さで、彼は着地すれば、】
【ミストラルの斜め右側方より、薙刀を振りかぶりつつ、薙刀の射程内へ入ろうと、駆け寄ってくるだろう――】


【ロザリーの剣と、迫り来る小太郎】
【その各々へ、どう対処するか――腕の見せ所だろう】
796 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/06(土) 21:19:22.68 ID:JU+GPeo3o
>>783

…………あなたのそのくだらない戯れ言で、ここを殺せば――――もっと沢山のモノが死ぬ。
それがわかっていて、あなたはここにいるのかしら。

【入り口の奥からした暴音に眉根をひそめて、佳乃は入り口を睨みつけ】
【そうして現るは、流浪者じみた出で立ちの奇妙な闖入者。佳乃はそれに投げつけるように言葉を放る】
【その視線はまず、いかにも適当そうに見える雰囲気を咎めて。それから、左手の刀を注視する】
【文字通り、この戦闘の"カギ"である黒いカードキーには一瞥をくれただけで、別段気にした様子もない】
【元より、機械の類は得意ではないのだ。それよりも、自身と同じ"和"を思わせるその武器に、彼女は興味と警戒を覚えたようで】


>>789

あぁ――――久しぶりね、ウェル子。
この間は、世話になったわ。

【その言葉は、ほとんど皮肉のようなものだ。彼女を見据える瞳の色も、前とは様変わりしている】
【セーラー服姿の頭上を舞うカラスの黒は、ただ彼女に苦々しい思いを蘇らせるのみ】
【飄々とした"水先案内人"を、佳乃は無駄とわかっていて睨みつける。何も変わりはしないのに】
【その力強い視線に乗るのは、彼女の運ぶ絶望ではない…………ただ怒りと、本人にも形容しがたい何かしらの思いの塊だった】


>>ALL

…………あなた達が、どういう理由でここにいるかは知らないけれど。
ここにこの私がいて、あなた達がその前に立ちふさがるのなら――――覚えておくことね。

【そうして佳乃は目を伏せ、そんな吐き捨てるような言葉を口にすると、一度言葉を切って】
【薙刀の切っ先が、月のように弧を描く。下段から上段、上段から横構えへ、ゆっくりと空間を切り裂き】
【腕を引いて半身に、上体を少し伏せたような体勢になった後、ぴたり、と止まる】
【その様子はまるで、獣が獲物へと駆け出す、数瞬前のよう――――】

幸徳井佳乃…………この私の名前を。
――――さぁ、まずはあなたの名前、聞かせて貰いましょうか!

【最後に自身の名を、誇りと共に告げて】
【刹那、佳乃は地面を蹴る――――黒色の弾丸となって、中央の通路を真っ向から突き進む!】
【もしそのまま接近出来たなら、男(>>783)の右肩を狙い、薙刀による"突き"が見舞われるだろう】
【一発の威力よりも次の一手を意識した、小振りの一撃。小手調べの一撃だ】
【ウェル子ではなく男を狙ったのは、一度力の一端を見ているウェル子よりも、未知の相手の戦力を確認したかったからだろう】
797 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/06(土) 21:22:35.73 ID:/46/uj+Go
>>792

【右の彼女は不破雷道の剣を避けようと身体を反らす】
【剣が彼女に当たるか当たらないか分かる前に】

らあぁぁァァァァッ!!!
【左の彼女は不破雷道の腕に前足をかけ】

【思い切り頭を、彼の頭に向けて振り下ろす】
(甲冑があろうと、少しでも・・・揺れろ!!)

/頭突きが成功すれば、右の狼に剣は当たりません
798 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 21:25:46.07 ID:e7Yjl/+Wo
>>784>>787>>794


――――いやさぁ…………あたしって、あんたたちみたいに、武力優れる勇将じゃないのよね


【なんて、吐き捨てるように言いながら、軽薄な笑みを浮かべるマキナは、おもむろに��パチンッ�=\―――】

【――――と、指を鳴らした】



――――だーかーらー、おいでェ!!



【言葉が終わるが早いか、ガッシャァーンッ!!――と、派手な音を立てて、��上方�≠謔閨A落下する巨大な影】
【そこら中へばらまかれるガラス片は、間違いなく、アトリウムの天井が破られた証拠で――】


――可愛い可愛い、��Big−C�≠ソゃーん!!!


【ズゥゥ――ン――――と、ユウトの放った結晶を軽く弾き飛ばし、地響きを鳴らすのは、マキナの眼前に着地した、謎の��巨体�=z


【その正体は、全高2メートルはあろうかという「機械の蟹」――いや、「蟹型のロボット」だ】
【この蟹ロボットのボディは、塗装のされていない金属そのままの鈍い灰色】
【眼の部分は赤く発光していてまさに機械仕掛け、と言った雰囲気】
【蟹の特徴たるハサミ、そして脚、計10本は、どれも極めて細く、不気味なまでに、長い】
【すなわちそれは、タカアシガニという蟹を、そのまま巨大化させたような姿であった】



…………悪いけどー、戦闘はこの子に任せて、あたしはゆうゆうと、任務達成しちゃうわよー?



【プシュー、と関節から蒸気を噴く、蟹】

【多目的半自律式蟹型魔械兵器『Big−C』――――ここに、降臨――――ッ!!】
799 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 21:28:18.63 ID:mFcifOmM0
>>785

……そうですか。可能な限りのサポートはしますが……気をつけて……
「……お姉さん、死んだら、終わりだよ……?」
<…………>

【よくは分からないが、それがひゆにとってのナチュラルなスタイルなのだろうと解釈し、とりあえず捨て置く3人】
【意識の片隅には置いておきながらも、自分たちもそれぞれの対処で手いっぱいな状況である――――言葉ほどのサポートは、期待できないだろうか】



>>793

……だから言ったのに……先行のしすぎだ!
<……あぁぁぁああああああッッ!!>

【突き出した剣を、大剣の空洞部分で受け止められた赤髪の少女――――クロス・ザ・ルビコンは、苛立ちのままに喚き声を上げて、剣を引き抜く】
【剣は、ぐにゃりと折れ曲がり――――否、突如として刃の角度が変わっていた】
【――――この剣は、ただの剣ではなかった。機械操作で、刃を鎌の様に歪曲させる事の出来る刀身を持っていたのだ】
【そうして、角度を変える事で振動の伝達をずらし、致命的なダメージが剣に入る事を、防いだのだろう】
【そのまま、振り払われて】

「……クロス・ザ・ルビコン、大丈夫?」
<ウゥッ……!>
……口様はアレだけど、奴の言葉は合ってる……何度もこんな馬鹿は繰り返さないでね、クロス・ザ・ルビコン……

【吹き飛ばされたクロス・ザ・ルビコンを、体勢を立て直した少年が受け止め、それに東洋系の少女が冷ややかな視線を向ける】
【――――始めの言葉通り、まだ彼等は実戦に慣れていないのだろう】

……しょうがない、私が行く……! ジ・エンブリオンは機を見て援護……クロス・ザ・ルビコンもレンジに入るまで無理しないで、待機……!
「……分かった、気をつけて、シュバルツガイスト……!」

【一隊のリーダーと思しき、もっとも言葉数が多く、現状をしっかり把握している少女――――シュバルツガイストが、残った2人に指示を飛ばす】
【それを受けて、クロス・ザ・ルビコンと、少年――――ジ・エンブリオンは、静かに後ろへと下がった】

――――所詮、近距離だけの戦士……!

【コンテナへと向かったエリザベスの背後から、シュバルツガイストは何かを飛ばす】
【肩から放たれたそれは、野球ボール程度の2発の光弾――――中低音と共に放たれたそれは、真っすぐにエリザベスの背中へと飛来して】
【音に反応できれば回避も可能だろうが、かなりエネルギーを詰められているようで、被弾した時のダメージは小さくないだろう】

/戻りましたー
800 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 21:34:01.91 ID:e7Yjl/+Wo
>>797

【ガッ!! と、鈍く響き渡る音は、間違いなく頭突きが成功した証左】


――――ぐ、ぬう…………!!


【果たして、彼女の思惑通り、雷道の身体は、揺れ動いた】
【それゆえに、軌道がぶれた銃剣は、中空を切り裂くのみで、手応えはなく】


…………おの、れ…………!!


【ぐらり、雷道はたたらを踏むように、一歩後ろに下がった】


…………だがッ――――!!


【――それでも彼の戦意は衰えず】
【張り付いてきた狼を振り払うべく、両腕を大袈裟なまでに、大きく、振るう】
【雷道の腕にしがみついたままならば、大きく吹き飛ばされることにもなりうるだろう】
【また、しがみつきを解除しても、下手に側にいれば、腕による打撃を喰らってしまう恐れもあるか】

【とは言っても、やはりこれも苦肉の策】
【ベルテが的確な対処を行えば、そのまま畳み掛けることも可能かもしれず――】
801 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/06(土) 21:34:48.15 ID:pLIkSokgo
>>787、>>794、>>798

【ユウトが前へと動き、ロウは必然的に後衛となる。銃撃を得意とするスタイルな以上、コレが自然な形となるだろう】
【―――そして不安要素として残るのは、自身の右足首。……短く話せば怪我持ちであり、コレのせいで彼の機動力は大きく削がれているのだ】
【……地面が柔らかい芝の為負担は少なく、いつもよりは走れるが、それでも少女の脚力には到底及ばない。この差を埋めるのは、技術と能力しかないが―――】

―――っっ、まじかよッッ!? 俺の知ってる「女の子」ってのは大の男ふっ飛ばしたり銃弾弾いたりしないんですがねェ……ッ!!

【―――どうやらパワーとスピードだけではなく、頑丈さまで備えている様で。強大すぎるスペックの前に、苦笑いを浮かべるしか無かった】
【弾いた音からして、彼女の身体は金属……だと推測する。―――もし推測が正しいなら、突破する方法は厳しいが無くはない。しかしながら―――】
【その突破方法も、可能かは微妙なライン。そのアイデアを実践するのはまだ早い、そう認識し今はフォローに回る】

……傷つけられずとも、こっちで十分だやんちゃな嬢ちゃんよぉッ!!

【現在彼女が狙うは前衛の彼。自分をガードごとふっとばす威力だ、もし直撃すれば骨が持っていかれてもおかしくない】
【右の紅い銃から弾丸を放てば、狙いは今まさに振り下ろされんとする手刀】
【ダメージは与えられずとも、手刀の軌道を反らすぐらいはと右から角度をつけて弾丸が放たれる】

【そして左の蒼い銃が向くは―――異形のロボット。デザインを見るに蟹だが、細い足が多く生えた其れはいかにも奇妙だ】
【しかしやはり巨体、蟹をモチーフにしたようであることから、余り機動力は無いのではないかと思案する。関節から出る蒸気を目にすれば―――】

ッ―――!! 見逃さねぇぜッ……!?

【「ここだッ!」と言う威勢の良い掛け声とともに、弾丸が低い弾道で放たれる。先程とは違った、蒼く輝く弾丸―――当たった周りを凍らせる、氷結弾を放つ】
【狙いはこうだ。―――狙いの関節部を氷で固めて動きを止めよう、あわよくば蒸気が出る行き場を失ってショートとかしないかなぁ、というものだ】
802 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/06(土) 21:41:01.96 ID:/46/uj+Go
>>800

はぐッ…
【反動で彼女も頭に衝撃を負う】
【同時に剣を逃れた右の彼女が消える しかし】

(大丈夫、大丈夫…!!何も考えるな!!進め!!)

【彼女は振り落とされる前に不破雷道の腕から足を離す】
【しかし、向かってくるその腕を避けようとはせず】

ガアァオゥッ!!

【叫びと共に今までよりも大きな狼へ形を変え】
【彼の腕に噛み付こうとする】

【もし成功すれば、逆に力ずくで彼を振り回すこともできるだろう】
803 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 21:44:20.60 ID:e7Yjl/+Wo
>>793>>799


…………わわっ…………!


【バサッと、熱したバターかよと言いたくなるほど、容易に切れた、コンテナ】
【これにはひゆも驚きを隠せず、口元には動揺が滲んでいた】
【エリザベスの想定通りか、ひゆは頼りのコンテナを失い、その姿を見せてしまった】


…………うわー……す、すごいですね…………
け、けど…………!!


【――ひゆは、見てくれ通り、��素早い行動�≠�苦手とする】
【それゆえにコンテナが斬られたからと、別のコンテナへダッシュするような真似も出来ず、】


――��千日紅流呪術�=c………


【覚悟を決めたか、攻勢に出た】
【再び袖口より伸び出る、二本のチューブ】
【それらは、不可思議にもエリザベスへ向かってにゅるにゅるとのびていき――――】


…………《紫電縛り》…………!!


【エリザベスの両腕へ各一本ずつ、ムチの如く、たたきつけようとしてくるだろう】
【このチューブには、なんと電撃が纏われており、肌に喰らえばスタンガンのようなショックを受ける羽目になる】

【しかしチューブの耐久性は、特殊なこともなく、剣で切るのも容易い】
【パートナー達と並行しての攻撃は厄介だろうが、その実、対処さえ間違わなければ、甘い攻撃とすら、断じれるかもしれない】
804 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/06(土) 21:48:29.77 ID:yO5YTHT7o
>>794,798,801

ッ……硬いッ、――……そうだよね、無理だよね、……

【確かに刃は彼女を捉えた、しかしその彼女の防御力は――こちらの刃が壊れかねない程だった】

【バキィン――エメラルドグリーンの水晶に手刀が当たれば、それが辺りに散る】
【……そしてそこに残されたのは、デュラハンとかそういうのではなく】
【どうやら今砕いた結晶は、咄嗟に出した身代わりのようだ】 【砕け散った水晶の性質は、先程生やしたそれと変わらないが……?】

【――どうやら、身代わりに攻撃を受けさせ水晶を散らしつつ、自身はバックステップによって回避をしたようだ】
【しかし状況は悪い、マキナに対して飛ばした結晶を弾いた蟹――結晶は地面に落ちて……こちらも物理攻撃は分が悪いか、ならば】


――"アクア・レーザー"ッ!


【一点への集中攻撃はどうだろうか――細い水のレーザーは今発せられたッ!】
【始端――結晶の群生からそれぞれ一本ずつ、弾かれた結晶から一本、そして先程砕かれた身代わりから三本】

【それぞれの狙い――結晶の群生は"蟹"の脚部、正面の左右かつ根本付近のそれにそれぞれ一本ずつ――】
【それは他の結晶のものよりやや太く、どちらかと言うとレーザーではなく"凄く勢いの良い家庭用ホースの水"である】
【また、"水"という性質上――もしかすれば、残された水やしぶき等にも氷結弾の影響が及ぶかもしれない】
【弾かれた水晶の狙う先は、蟹の頭部――の、右眼だ、太さは水鉄砲程度】
【そして、身代わりから発せられるレーザーはまがわ狙い】 【二本は腹部、一本は右腕】 【太さは、やや太い水鉄砲程度】

【レーザーと言っても、見切れないような速さではなく、また、発射前には"予兆"――水が染み出すというそれがある】
【そして、レーザーを発射した結晶は魔翌力を失い、それを受けても水を出さなくなる】
【――もっとも、群生の方や身代わりの方には、まだ出すものも残されているが】

【この攻撃がどうなるか、それに関係なくかれの姿が変化しそして――ほんのり緑っぽいくすんだ黄色の身体をした1m程の蛙となる】
【変身前に装備していた鉢巻3つとグローブ的なものの面影はあり、分身のような存在にあった模様の面影も見え、それは蛍光紫色だ】
【腹部には白と緑の縞模様があり、手足には緑色の棘のような物が見える】
805 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 21:50:23.45 ID:jHuoT17K0
>>791

【風や鳥の歌い踊る舞台を支えるかのように聳えるその高さは、下手に見下ろそうものなら足の竦みそうなもの】
【常は地を這い精々が木に登る程度のいきものの末裔は、それでいてその高さに怯んだことがない】
【それどころか楽しげにしていたりして――瞳を煌かせたりなんかしたなら、高所恐怖症などとは無縁もいいところ】
【――まあ、こんなこと、雑談の端っこにもならないような、余談なのだけれど】

【プラチナブロンドの彼に対して、彼女はきっとあまりいい顔をしない】
【ずっと二人“だけ”で居たいと願いながら、それで居て明確ないやだと言わないし言えないのは性格由来のもの】
【父の意向から外れてしまうことを、その結果に棄てられてしまうようなことを恐れたなら、けれど彼を手放しで受け入れることも出来なくて、】

【――ちょっとした嫌がらせは、或いは、嫌がらせになんて見えないのだろうか】
【(だって、彼にされるより先にお掃除を頑張るとか、その程度なのだから。――いまは)】

【露骨に嫌っている素振りは見せないくせ、ぼんやりと曖昧な距離は、まるで、そう、喧嘩して拗ねた子どもの作るもの、だ】


【 目覚めたら誰も居なかった寝室は、いつもいつだって、背中に氷を落とされたような感じがして、好きじゃない】
【棄てられたんじゃないかと、このまま帰って来ないんじゃないかと、いやな考えは時間の経つごとに強く刷り込まれていく】
【そんなわけがないと思うのに、信じたいのに、どこか疑ってしまうから。自分のことがもっと嫌いになって――】

【――だから。彼が真っ先に認めるのは、ろくに明かりもつけない部屋、体育座りで縮こまったその姿、だろうか】
【少し前だったら泣いていただろう現状に対して、成長と取るか無理をしていると取るかはひとにも因るのだろうか】
【かけられた声にぴくと肩が跳ねる、両の耳をぎゅっと塞いでいた手をそっと外したなら、顔を上げて、】

あ――……、

【真っ白な素肌に咲かせるように湛えるのは安堵の色合い、零した声の解けるような吐息だって、そう】

【解いて伸ばした足、立ち上がるなら、揺れるのは黒布の裾】
【腰の辺りをリボンで絞ったワンピースと、長い靴下。向かおうとするのは当然ながら、彼の元】
【近づけたなら、ぎゅっと抱きつこうとして――そうでなくても、掛ける声は、見上げる視線は、】

おかえりなさい

【何にも変わらないから】

――……怪我、したの、

【自分だったらきっと意識すら保てないような魔力の消耗も、じぐじぐ肌を犯すのだろう傷も気付いて、ただ、】
【そんな傷でも自分のところへ戻って来てくれたこと、そんな傷を見せても大丈夫だと思ってくれたのだろうこと、嬉しくて】
【(ただ、欲張りを、我侭を言うなら。その傷をつけたのが、自分でありたかった、なんて)】
806 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/06(土) 21:50:54.13 ID:oWnRdqKZ0
>>790>>795
【嘆願のポーズを取る間、青年――――ミストラルは2人の戦力分析も行っていた】
【一方は精霊使い――見ての通り遠距離タイプであろう、簡単には近づけさせてはくれない】
【もう一方は薙刀使い――ステレオタイプの近距離専門だろう、正面からの戦いには注意するべきか】

【今、彼にとって脅威となるのは間違いなく女性の精霊使い――――ロザリーの方だ】
【例え設備の裏に隠れたとしても、直ぐに遠距離攻撃で此方を捕らえてくると確信していた】

【男性の薙刀使い――――小太郎は脅威であるとは認識しては居なかった】
【ミストラルには近距離タイプの相手への対策の手が無数に存在していたからである】

【とはいえ、2人一気に攻めてこられては流石の彼も太刀打ちは出来ない】
【彼がこれから実行する策は2人を分断しつつ、2人を同時に攻撃するための策】
【そのための布石は既に最初から打っていた――――】



同時攻撃を行ってくることは予想済み――――とはいえ不味いことは不味いな

【目前に迫り来る小太郎とロザリーの剣――――当然、前者の攻撃の威力の方が高い】
【と言うことは回避の優先順位もそれに同じ】

【ミストラルは変圧器の近く、向かってくる小太郎から反対側に存在していたパイプの方向へと飛びのく――――】
【――――無論、ロザリーの剣を完全に回避することは叶わない】

――――ッ!!

【ミストラルの左右の脇腹を2本の剣が掠めて飛んでゆき、微かな血が流れ出る】
【覚悟していたものであるし、大したダメージではないが――――うめき声を漏らさずには居られなかった】

正直油断していたよ――――即席の防衛隊にしては随分と上手く連携を取ってくる
だが俺はスロースターターでな……まだまだこの程度では終わらん!!
今日の所は『熱く』行かせて貰うとしよう……オルタレイション!!

【ミストラルがそう吼えた瞬間、その肌は紅潮してゆき、顔からは湯気のようなものが立ち込め始める】
【この変化が示すのは体温の急上昇――――人間の細胞やタンパク質が耐えうる温度を既に超えている】
【ミストラルの能力は体温を変化させるだけではない――――同時に肉体を温度変化に耐えられるように変質させているのだ】
【そして現在の体温は約120℃、水の沸点を軽く超えているが限界はまだまだこんなものではない】

先ずは一手!!

【背後のパイプ―――彼の策を成功させるために不可欠な存在―――に拳の一撃を加え、破損させる】
【パイプが破損すれば当然、そこから大量の水蒸気が噴出する――――しかしそれは彼の肉体を傷つけることはない】
【寧ろ『熱の鎧』となって小太郎の接近を阻み、同時に姿を隠す霧となって2人の目から彼の存在を消し去る】

そして――――ファイア・ボール!!

【青年の右手に装着された機械篭手が青年の声に答えるかのように淡い紅色の光を放つ】
【やがて光は人差し指の先へと収束し、拳大の大きさの火球へと変貌を遂げる――――そしてこの火球はロザリーに向けて放たれたかに思えた】
【だが本当の狙いは彼女ではない――――彼女の前方にあるパイプである】
807 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 21:51:06.19 ID:e7Yjl/+Wo
>>802


…………ふッ…………!!


【歯を食いしばり、気合いを入れ直すように気炎を吐き、しかして彼は��しめた�≠ニでも思ったのだろう】
【噛みつこうとしてきている相手を見て、それでもなお、��腕をベルテへ振るった�=z

【その思考は単純】
【たかが小娘に、力勝負で負けるはずがない、と彼は考えていた】
【噛み付きも、甲冑の前では大したものではない、と確信していた】

【――――が、その判断は、極めて短絡的であると気付くには、時既に遅く】


…………ムッ…………なッ…………お、オォッ…………!?


【すなわち、想定外】
【雷道は、少女の力に負け、自由に腕を動かせないではないか】
【だがガッチリと噛まれた腕は、解放することも出来ず――】

【――――好機】
【ベルテにとって、まさしく好機だ】

【この腕力勝負を制した今、一気に戦の流れを持って行けるか――!】
808 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 21:57:22.19 ID:+ZI07z08o
>>789
ーーーおーおー、さっきは鬼二匹ときて、今度は女子が二人たぁ、いい場所だ
…所で、さっき味方と言ってたがーーー

【まず、中に入って観察し、そこにいる人数を確かめてから、皮肉めいた感想を漏らす】
【それから、何やら知らんが��味方�≠ニか言っていた少女(ウェル子)に顔を向けーーーカードキーを見せる】

…こいつはどうやって使うもんなんだい?さっきぶっ倒した奴が見せびらかして来たが…
…そもそもなんだいこりゃあ?下足札…じゃあねぇよなぁ?

【ーーーなんという事か、彼はどうやら、カードキーが何なのかよくわかっていないらしい】
【いや、それよりもーーー話によれば、しっかりと受け取ったようでもなくて】
【つまり、彼は明白な意思や考えの無く現れ、乱入して来たイレギュラー】

>>796
…勇ましいネェ…最近の女子はみんなこうなのかい?
くっくっく…嬢ちゃん…武器振り回すのは勝手だがよ、オイラの前でそいつぁいかんぜ

【凛とした声、佳乃の咎めに、応えずともにニタリと笑顔を向けて】
【守る為に佳乃は戦う、壊す為にウェル子はいるーーーなら、彼は?】
【『死なすのが情け』なんてのはその場の狂言、詩を謳うような口滑りに他ならない】

【ーーー別に、理由や目的は無い、ただ匂いに��惹かれた�≠セけだ】

…��女は斬らん�≠ネんて言う程、腑抜けちゃあいねぇぜ、オイラはよ
それにーーー

【ゆったり、のったりーーーマイペースは、佳乃が構えに入っても崩れない】
【ウェル子にカードキーを見せたまま、構えとは程遠い半身を佳乃に見せていて】
【しかしそれでも待つ訳が無く、獣のように佳乃が飛び出す】

【ーーー次の瞬間、彼が持っていたカードキーは、空中高くをくるくると舞っていて】
【佳乃の薙刀の先端は、まるで肩叩きの手を防ぐかのように、納刀した刀の柄で伏せがれていた】
【刀を持つは左手一本ーーー相手は少女といえど、それを片腕で防ぐとは】

…お前の方が、さっきのよりゃ歯応えがありそうだ

【薙刀を抑えながら、半開きの目が佳乃を見て】
【ニヤリと嗤うと、次の瞬間彼は後ろへ飛びすさるーーー丁度落ちて来たカードキーを、パシッと右手でキャッチして】

あぁ、名前か、忘れていた
吟醸ってモンだ、ま、そんじゃあ……

ーーーいざ、参る

【キャッチしたカードキーを、とりあえず右手を空ける為、懐にしまい、漸く構える】
【その構えは、なんて事無いよくある居合抜きの構えーーー納刀した刀を左手に、右手はその柄に、腰は僅かに落とす】
【吟醸と名乗ったその男ーーー戦う気はあるらしい、なのに、殺意や睨み、油断は全く無く】
【まるで遊ぶように、ニヤニヤと口角を上げていた】
809 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/06(土) 21:59:01.39 ID:g9CsW17Yo
>>799

【相手の剣は折れなかった――が、シュバルツガイストというらしい少女が――】
【赤髪の少女、クロス・ザ・ルビコンを退かせた。それを把握しつつ、コンテナを両断】
【直後、何かの飛来する音を感じ取って、振り向きざまに高周波で震える黄銅の刃を振るい、光弾の1つを切り落とす】

【ただ、もう一発はどうにも出来なかった。光弾の片割れはエリザベスの腹部へ命中し】
【これには流石に、表情が歪む。一瞬だったが、確実にダメージが入り―――】

く、ッ……貴方様がリーダーでしょうか、流石に『見えて』いらっしゃる。
確かに私は近距離だけの戦士でございます。―――けれども、��コチラ�≠ヘ違う

その名を��M.M.M.M.S.�=\―��M4S�≠ニでも言いましょうか。
私が三億と飛んで650万を積んだ傑作でございますが……そう、コチラは違います
機械でございまして、柄や刃にはいくつかのカラクリが仕込まれております。

……ですので、私でも遠距離のカバーは可能なのですよ、シュバルツ様――。

【��カシャン!�=\―M4Sの刃、その切っ先が左右に割れて、真に音叉のような形状へと変化】
【更に刃の根本、柄の部分で小さな機械音、そして―――��銃口�≠ノも思える、黒い穴が開き】
【さながらそれは超電磁砲か。僅かに電気が迸ると、シュバルツガイストへ向かってソレは打ち出された】

【ソレとは、三角形の鉄塊。小さいながらも肉体に食い込む形状で、撃ちだされた速度は凄まじく】
【狙いは相手の腹部であって―――それは偶然か、メイドが先に一撃をもらった場所でもあった。】

>>803

【シュバルツガイストへ鉄弾を放ったそのままの勢いで、エリザベスは大剣を振り回す】
【幸いにして、切っ先を失いつつも刃を保持するこのM4Sは電撃のチューブを切り裂いて】
【故にダメージこそ無く―――再度、超電磁砲に鉄弾を装填する音が倉庫に響き】

……ひゆ様はご病人でしょうか。いえ、そう仮定させて頂きますが
でしたら貴方様は、私め以上に戦場へは向かない方……弱点が多すぎるのでは無いかと思います

また本来でしたら、これから行う事は本来私の仕事とは正反対の事案であり
多少なりとも心が痛まないでもないですが、クライアントが違いますので致し方無しとお思い下さいませ。
些か残酷でしょうか。いえとにかく、どうぞ下手にお動きになられませんよう―――。

【打ち出す鉄弾、その狙いはひゆ自身ではなく――彼女を支える、点滴スタンドであった】
【そこから下がる点滴の袋ごと打ちぬいて、否応なくひゆを戦場からリタイアさせようというのだろう】

【確かに、やり口は残酷かもしれない。しかし、動きさえしなければひゆは絶対に鉄弾によるとばっちり��は�°�わないで済む】
【最も、スタンドを飛ばされたら変わらないだろうし――そもそも、的が小さい。上手くすれば鉄弾を避ける事も出来るはずだ】
【またこの際、エリザベスはやはりシュバルツガイストたちに注目することができなくなるため、隙が出来る】
【多数対個人というのはどうしてもそうなりがちだ。加えて腹部に貰った一撃が重いのか、メイドは先から一歩も歩いてはいなくて。】
810 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/06(土) 22:02:48.25 ID:/46/uj+Go
>>807

ゴオオオォォォォォッッッ!!!
【今や不破雷道を上回る大きさの彼女の脚はしっかりと地面を踏みしめて、彼の腕に噛み付いたまま彼女は首を振る】

(意識が持っていかれそう…ッ!でも違う、違う!私の目的、殺し合いじゃ、ない!!!)

【彼女は精一杯の力で彼を振り回そうとする】
【彼女は精一杯の心で彼を傷つけまいとする】

(わあああァァァァッ!!)
【彼女は彼を投げないように】
【彼女は彼に負けないように】

【彼を思いっきり、コンクリート柵にぶつけるために首を回した】
【これが彼女の体力の、最後の一欠片】
【彼女にできる、最後の攻撃】
811 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 22:05:21.57 ID:UfIhjW7l0
>>801

「あ!?」

【横から放たれた弾丸が手刀の軌道を大きくズラす】
【暴虐的な破壊力を秘めたそれは、僅かに軌道をずらした】
【結果として、ユウトの頭を直撃することなく。身代りを潰す程度に終わる】

「ヒャハハハハ! そもそもなぁ、女の子に負ける奴は大の男とは言わねぇよ。


 た だ の ヘ タ レ だ !!」


>>804

「ーーー!! ってーなぁああああ!!」

【ユウトの放った水の刃はまがわの胴と腕へ直撃するが】
【その攻撃はまがわの顔を歪める程度に終わる】

【超高速の水の刃は金属やダイアモンドすら切断する】
【いかに強化細胞と言えど、ウォーターカッターが直撃すればただでは済まなかったろう】


【しかし、それはあくまで然るべき環境で然るべき機械を用いた場合の話】


【それこそ宝玉の力があったのなら別だったろうが】
【普通の人体だったら十分に破壊できただろうが】

【強化細胞の前ではせいぜい「痛い」程度だ】

>>798>>801>>804

「おらぁ!!」

【まがわはユウトへ足刀を放つ】
【攻撃が命中しようがしまいが、まがわはバックステップでユウトから距離を置き】
【Big-Cの元へと退避する】

「おいポンコツ! 私にばっか戦わせてないでなんかやってみろ!!」
812 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/06(土) 22:09:16.06 ID:C/3tQCQio
>>805

【意外と手抜きであったりする少年、嫌がらせなんて気付かなくて、手放しにラッキーだと思う程度】
【――尤も、感情の機知に関しては何処ぞのイカれた父親よりは数倍上、気遣いも確かなもので】
【自分が入り込むことが無粋であると理解するのも早く、呼ばれない限りは本当に姿を見せないのだった】

【真っ暗な部屋。 体育座りの姿を見止めて浮かべたのは困ったような曖昧なもの】
【それでも抱きついてきてくれるならば思考はそこで途切れる。 強く抱き締め返して、その温度を確かめて】

【(そして、途切れてしまえば何を考えていたかは、もう思い出せない)】

嗚呼別に、大した事は無いよ。 ちょっと鯨の目を潰して来て……ね
まさか焼かれるとは思わなくて、鈴音以外にこうされるのは、好きじゃないな

【恥ずかしげもなく直球にそんな事を囁いて、くつくつ笑う顔だけ見れば本当に何も変わらない】
【だが汚れた体でそうしているのは嫌なものもあったのだろう、「着替えてくるから」と、そっと腕を外す】
【そのまま浴室へ向かおうとして、ぴたと足を止めて。 奇跡的に思い出せたことがひとつ】

……ペットとか、此処に入れても良いかい
少し大きいトカゲと、カエルなのだけれど……嗚呼、苦手なら外に置くから

【余り女子の好むものでは無いか、と。 その辺りは気が付いているようで、掛ける言葉は柔らかい】
【前より少し、微笑むようになった。 あの他人行儀な敬語に無表情だった姿が嘘のよう】
813 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 22:12:17.15 ID:mFcifOmM0
>>803

……っ、そうか……あのチューブ……立派な『手足』なんだ……!
「……あれが、お姉さんの、能力……」
<…………>

【あっさりとひゆへの接近を許してしまった一行だったが、対処の仕方を見て、得心が言った様子を見せる】
【素早い動きは出来ない代わりに、ああした柔軟な動きが可能だと言う事は、確かに戦場で生き残る手段になり得る】
【ならば、動き回らせないで、こちらは機動戦に徹するのが上策か――――】



>>809

【――――ガキィッ、と、放った金属片が着弾した音が響く】
【だが、それにしてはおかしいだろう。人間の肉を穿ったのならば、こんな音が響くはずはない。骨と考えるにしても――――】
【そう――――着弾したのは、人体ではなかったのだ】

――――見誤ったのはお前だ……その武器も、発想も……『グラトンじいちゃん』は、既に通り過ぎた道……!!

【シュバルツガイストは右足を上げて、金属片を足で受け止めていた。スーツが破れて露出するその足は――――鋼鉄製】
【――――シュバルツガイストは、サイボーグだったのだ。そして、金属パーツの多い部分は、当然とも言うべきなのか、生身よりも硬い】
【金属片が打ちこまれ、多少ぎこちなくその足を下ろすが、少なくとも直撃よりは小さいダメージだろう】

<…………!!>

【後ろで待機していたクロス・ザ・ルビコンは、左手に何か別の機械を取り出す】
【一見、何かのグリップだけに見えるそれだが、握り締めた指でボタンを操作すると――――黒い何かがグリップから飛び出し、硬い棒状に成形される】
【特殊な武器――――これが、シュバルツガイストの言う『武器の発想』――――特殊な武器で武装を固めた戦士と言う事か】

「…………僕、お前、ぶち殺す…………!」

【そして、背後に控えていたジ・エンブリオンは『いきなり』と言うべき程に、その態度を豹変させて、エリザベスを睨みつける】
【両腕を構えると、その両腕が半液状に溶けて、その腕をしならせると、鞭のようにしてエリザベスへと振るい、叩きつけようとする】
【��M4S�≠フ振動切断の事は、理解したうえでなのか、あるいは頭に血がのぼったのか】
【ともあれ、大上段から見舞う様に、ジ・エンブリオンの伸びた腕が迫る――――】
814 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 22:12:21.25 ID:e7Yjl/+Wo
>>796

…………ああ、一応、覚えていますよ…………
周防海での海戦で…………ええ、迎撃軍に参加していらっしゃったお嬢様――――

何をそんなに面白くなさそうなお顔を為されているのかわかりませんが……
……わたくしなぞに気を取られて、足下を掬われぬよう、お気をつけくださいね?

【ふふ、と空気を吐き出すだけの、微笑とすら呼べるか怪しい、極薄の微笑】
【無感動なウェル子の視線は、ついーっと、佳乃から、吟醸へ推移し、】


>>808

…………ああ、そのカードキーでしたら、あそこ…………
あの鎮座ましますコンピュータ様のカードリーダーへ通せば、この施設の復旧システムを破壊することが出来る……という寸法でして

と、言いますか、これはまた、イレギュラーな方がいらっしゃったものですね
……いえいえ、実によい傾向です……絶望とは、そういった混沌より、生み出されていくのですから――

【笑うでもなく、睨むでもなく、実に事務的に、ウェル子は説明をこなす】
【まさしく案内人、と形容するが相応しいまでに】


>>796>>808

…………一応、カードキー、わたくしも持たされているんです

【ふと、ウェル子がスカートのポケットから取り出すは、まさしく��悪性カードキー�=z
【きらりと光る黒は、どこまでも禍々しく】


…………んー、2対1で、任務達成というのも、悪くはありませんが…………


【火花を散らし始めた他二名を瞳に収めると、彼女は、カードキーを、宙へ投げた】


…………わたくしの目指すところは、そんな、甘い領域では、ないわけです


【すると、カードキーを、カラスが、宙でくわえたではないか】
【そのままコンピュータにでも行くのか、と思いきや、そうでもないらしく】
【カラスは、なんと、ウェル子の足下へと、着地した】


………………さあ、始めましょう、��絶望の水先案内�≠�


【どこまでも余裕を崩さないウェル子】
【彼女は、カツッ――と、一歩、まずは一歩、着実に、佳乃と吟醸が戦う場へと、身を近づけ始めた】
815 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 22:21:13.53 ID:e7Yjl/+Wo
>>810

――――ぐ、ウヌウウウウッ――――!!!

【振り回されまいと、踏ん張る雷道だが、もはやそんなことに意味はなく】
【完全に主導権を奪われた彼は、相手のなすがままに、振るわれてしまうのだ】


―――――――ウォォオオオオォォオオオオッッ!!!!


【そして、ガッシャァンッ!!――――と、崩れゆく、コンクリート柵!】
【ベルテの狙い通り、雷道は、柵にたたきつけられた】

………………

【沈黙する雷道】
【遂に、勝負は決したか――――と思われたその時、】


…………ぐッ…………!!


【――――なんと、雷道は、ゆっくりと、立ち上がろうと…………】



………………拙者は……まだ………………




           あ


【  ふわっ  】


【雷道の脚は、��宙�≠�、踏んでいた】


【立ち上がる際のよろめきで、彼は、なんということか、��足を踏み外してしまった�=\―――!】



…………ば、莫迦なァァアアアーーーーーーッッ………………!!!



【遠ざかっていく、絶叫】
【嗚呼……あわれにも雷道は、落下――――】

【いや、しかし、ベルテは、彼が落下するしないに関わらず、勝利をもぎ取っていた】
【――そのことは、誇るべきであり、賞賛されてしかるべきだ】

【そもそも、きっとこれだけ頑丈な雷道のことだ】
【まさか死んでは、いまい】

【…………と、もしもベルテの耳がよければ、地上からの「チクショウ……!」といううめき声が証明したことだろう】


【 CLAWS.�W 〔 警備軍詰め所 >> 渡り廊下 〕 】
【 ベルテ・クローロ vs 不破雷道 ………… 勝者:ベルテ・クローロ】


/ジャスト22時だ!(?) お疲れ様でした! ありがとうございます!
816 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 22:25:57.27 ID:aQ/JjtT3o
>>795 >>806



≪「ま、見えない位置ですしね……」≫

【攻撃を避けられたことに対して言い訳じみた事を言い】
【既によるパイプの破壊。それによって水蒸気が襲いかかるのは誰にだって明白な事で】
【「何をやっているの」と目を向くロザリーに対して、蒸気を受けたミストラルは悲鳴さえ上げず】

【それは、能力によるものだという事は明白】

【「……能力者」ボソリとロザリーは呟いた。無論彼女とて能力者である】
【しかし、いかんせん戦闘経験が少ない。対人ではなく、「対能力者」のだ】
【能力によって常軌を逸した行動を取る彼らの行動に対して緊張が走らざるを得ないのだ】

【彼女は手にしたカードによって様々な事が出来る。だが、それ故に一寸先になにが起るか分からない対能力者において】
【経験不足故、間違いが許されないカードの選択というものに戸惑わざるを得ない。そんな主人に対し、アクアはそっと語りかける】

≪「……貴女のお兄様より異常な相手なんて、そうそう居ないですから。もっと気楽に行きましょう。……��哀�≠フ私にこんなの言わせないで下さい」≫

……そうだね。────それに。

【そこは肯定して良い所なのかは微妙だが。元気づけられた彼女】

��貴女�≠煖ュくなってる事だしね。

【��水蒸気�≠ノよって強化されるのはッ!ミストラルだけではない!≪ ��哀�≠フアクア・ルーラー ≫もまた、この状況変化によって強化が施される】
【先程は大気中の僅かな水分によって顕現していた彼女だったが。発生した大量の水蒸気を吸い上げ。かなりくっきりとした姿に変わり果てており──】

【水分によって体を構成するアクアはあらゆる��音�≠�自らの体に波紋として取り込む事でキャッチする事が出来るのだ!】


≪「……」≫

視えた────魔力分解!��サウザンド・パニッシャー�=I!


【再びアクアが水の膜を精製。ロザリーが周囲に纏わせていた鋼鉄の剣を二つを投げ入れると】
【それらは無数の光の刃となって解き放たれる。その方向はファイア・ボールと言い放ったミストラルの方向!】

【この魔力によって形成される光の剣。機械に対して突き刺さる事はない。距離は既に図っている】
【──機械設備に接触するギリギリで。完全に分解され、消失する様に計算されている!】
【威力はそこそこ。だが、数が多い!】

【無数の光の刃はファイア・ボールにもいくつか接触する。が、接触分は尽く消し飛ばされしまう!】
【一つの魔法を分解して精製された光の刃と一つの技であるファイア・ボールで質が違いすぎるのだ】

【威力は低減されるだろうが、ファイア・ボールはパイプに激突!──ギリギリ水蒸気は溢れないが】
【あと少しの衝撃。或いは自らの圧力で決壊しそうになっている】

817 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/06(土) 22:26:40.84 ID:/46/uj+Go
>>815

はあ・・・ッ、はあ・・・ッ!
【彼女はヒトの姿に戻る】

【疲労で崩れ落ちそうになったその時】
【目の前で姿を消す不破雷道を見て】

うっ、うわあああ!!
【思わず走って崩れた柵から下を覗く】

(殺し、ちゃった・・・!?)
【彼女をあらゆる最悪の想像がよぎったが、それは耳に入ってきた彼の声が打ち消した】

ああ!よかった、生き・・・て・・・

【緊張の糸の切れた彼女は、そのまま後ろに倒れ 眠りについた】

/ありがとうございました!!楽しかったです!!
818 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 22:27:05.90 ID:e7Yjl/+Wo
>>801>>804>>811

【ガシャン!! 蟹のハサミが動く】
【それは、目へのアクア・レーザーを遮り、被弾を防ぐ】
【ハサミ自体は相当頑丈なようで、いくらかへこみはするものの、目立ったダメージがない】

【一方で、ロウの弾丸は、蟹の関節部――脚の付け根あたりにヒット】
【パキパキと凍結し、ギシッ、と、蟹の動きが、やや鈍るようなそぶり】
【しかし、どうも漏電などはしていないらしく】


「――《蟹光線γ》――」


【響く機械音声は、無論、蟹のもの】
【その珍妙な攻撃名と共に、蟹の両目が光り、なんと名前そのままの��レーザー�≠ェ発射される!】

【両目から照射されている計2本のレーザーは、まず地面を焦がし、そこから徐々に、対象へと推移していく】
【一本はロウへ、一本はユウトへ――それぞれ足下からそのまま真っ直ぐ縦一文字に、頭へッ!!】
【もしも喰らってしまうと、まさしく火傷を負うような熱と痛みが、レーザー通過部分に残されることになる】


っていうか、あんた、自己紹介くらいしなさいよね! 呼びようがないじゃない!
あたしはさっきも言ったけど、『マキナ・ギシ・カンケル』よ!


【マキナは、退避してきたまがわを見るや、そんなことを言い出す】
【どうも緊張感がないが、まあ、こういう人物というのは、往々にして存在するものだ】
819 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 22:29:54.66 ID:jHuoT17K0
>>812

【ぎゅっと抱きしめてくれる暖かさの距離に、さっきまで何にそんなに怯えていたのかが分からなくなる】
【今となってはこんなにも馬鹿馬鹿しかったと思えるのに、また繰り返すことになるのだから滑稽だ】
【顔を埋める胸元の黒衣が何かに侵されていようと気にしないのは、ちょっとした傷なんてどうでもいい体質の果て】

【彼に修理のための原材料を貰うようになってから、傷の類を今までよりもずっと疎まなくなったとは、やはり余談】

くじら? ……海に居る、くじら?
……、じゃあ、あとでいっぱい、するから、

【抱きついたまま見上げる視線、聞かされた単語には僅か、驚きが混ざって瞳が丸くなる】
【ぱちくり瞬いたなら、ほんの少しだけ考えるように細めて――まあ、納得はしたらしい。そっかくじらか、なんて】
【溺れないでねなんて掛けようとした声が、ふと止まる。囁かれたなら、くすぐったいように細めた瞳は、先ほどとは違う色】
【体重を預けるようについと背伸びしたなら、お返しみたいに囁いてみる、鈴の音色の声】
【途切れた言葉の先に続くのが何かなんて、きっと、ばれているから】

【大人しく放した腕、手持ち無沙汰にスカートの裾を握りしめて、背中を見送ろうとして、】

……――だいすき。

【きっと振り返ったのだろう彼に向けるもの。ぬいぐるみを買ってもらったときみたいな、そんな笑顔】
【爬虫類? 両生類? 大好きです。――後者に対しては食欲だとか絡んでそうだけれど、ないと思いたい】
【それはつまりいいよと言う返答と取っていいだろう、部屋から出たなら、ぎしりとベッドに腰掛けて】
【ふらふらと足を揺らす上機嫌さで、ベッドの傍――棚からなり、救急箱でも取り出すのだろうか、ちょんと膝に乗せて】

【なんにもないなら。そんな状態で大人しく待っている――退屈めいて髪でも弄っているかもしれないけれど】
820 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/06(土) 22:30:23.11 ID:JU+GPeo3o
>>808

吟醸…………ふざけた男ね、まったく――――。

【ガキィン! と甲高い音が舞い飛び、佳乃は突き終えた薙刀を素早く引き寄せ、距離を置く】
【口では余裕ぶったことを言っていても、左腕一本で、それも細い刀の柄で突きを防ぎきるその手腕に、内心では驚愕を隠しきれない様子で】
【頬に伝う脂汗は、その曲芸に対する焦りであると同時、優れた武人と戦える喜びでもあった】

(居合いの構え――――なら)

【ともすれば櫻の国の進退が掛かっているとも言えるこの場所で、楽しむように笑う吟醸に不気味さを感じつつも】
【吟醸を注視し、その構えを脳内で冷静に分析。彼女は次の一手を思考し】

…………その緩んだ顔、いつまで続けられるかしらね…………!

【そんな端正な顔立ちには似つかわしくない言葉と同時――――佳乃の体から、純白の"力"が吹き出す!】
【"神気"と呼ばれるそれは、『邪』を滅する聖なる力。彼女の纏う"神聖"な雰囲気の、根元たるものだ】
【それは薙刀を這い回って、刀身にまとわりつく。金剛石の散りばめられた刃が、白色を跳ね返して荘厳に煌めき】

白刃龍紋流・壱の太刀――――『一矢』!

【奥義の名を叫んで、佳乃が薙刀を横一閃に振るえば――――その軌道に沿って、"神気の刃"が飛翔する!】
【横に50センチほどの長さを持つそれは、吟醸の左脚付近を狙って高速で飛んでいく】
【直撃すれば、薙刀で深く切り裂かれたのと同程度の傷を負うことになるだろう】
【あえて遠距離攻撃を選んだのは、"受け"の構えを取った敵に迂闊に近づくのを警戒したからか】

【――――ところで。彼女の扱う"神気"は、単純な物理的ダメージに加え、相手によって二種類の追加効果を発揮する性質を持つ】
【妖怪や悪魔、ゾンビなどの『種族として邪の属性を持つ者』に対しては"浄化"、それ以外の『生物』には"治癒"の効果が発動するのだ】
【"浄化"の場合、斬撃による怪我に加え、激痛を伴う『火傷のような追加ダメージ』がその部位を襲い】
【"治癒"の場合、斬撃による怪我の程度自体は変わらないが、その怪我による痛みが戦闘終了まで軽減されることとなる……】

【つまりは、吟醸が『人間』であるか否かによって、佳乃が放ったこの攻撃の威力は大きく変化するということだ】
【吟醸が特に妖魔の血を引いたりしていなければ、この攻撃によって受けた傷は"治癒"効果によって痛みが軽減され】
【また、今後"神気"を使った攻撃を受けた際も、"治癒"の力によって同じように痛みが軽減されるだろう】


>>814

(…………ふん)

【気にしていたのは自分だけ、相手は自分のことなどまるで意識してはいない】
【どこか予想通りで、しかしそれでも釈然としない思いを覚えつつも、佳乃はウェル子から視線を外し、吟醸との戦いに集中しようとするが】
【投げられたカードキーと、それをくわえて地面に着地したカラスの姿に、思わずもう一度振り返った】

…………絶望、ですって…………?
あなたのやることは…………まるで意味が分からないわ。
この前、私を助けたときといい――――。

【…………佳乃のウェル子に対する妙な執着の原因は、まさしくそれで】
【こうして佳乃が再び立ちふさがろうとすることぐらいわかっていた筈なのに――――何故あのとき自分を助けたのか?】
【それがずっと、引っかかっていた。目の前の"水先案内人"が、何をどこへと"案内"しようとしているのか】
【"善"か"悪"か――――そんな単純なものさしで物事を見てきた彼女には、それが全く理解できないでいた】
821 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 22:35:42.02 ID:aQ/JjtT3o
>>816
//描写忘れがありました!光の刃はナイフくらいの大きさになっております!
822 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 22:43:51.16 ID:e7Yjl/+Wo
>>809>>813


…………あはっ……ちょっと……それは……私を見くびりすぎですよー…………?


【ひゆは、くすり、と、不敵にも口の端を、吊り上げた】

【だがどういうことか、言葉の割に、ひゆはこれといったアクションをおこさず】
【結果的に、いともたやすく、点滴パックは、弾け飛んだ】

【ひゆは、その、点滴液を、いくらか被り――――】


…………��千日紅流呪術�=\―――


【どくん、と、脈打つ、鼓動】
【――魔力に聡ければ察することも出来るか、急激な、ひゆの��魔力増大�=\―――】




――――――《白色死縛陣(ハクショクシバクジン)》――――――



【瞬間、ひゆが懐より、投げ出したのは、白い……��包帯�=z
【白く薄く、宙を彩るそれは、いくらか自由落下した後、】


【――――突如として、縦横無尽に、倉庫内を、��飛び回り始める�=z


…………騙したようでごめんなさい…………この点滴液…………私の……


【倉庫内を彩る白の向こう側、ゆらり、とひゆは点滴スタンドにすがり――】


…………��魔力そのもの�≠ネんですよ


【――――包帯が、エリザベスへまとわりつこうとしてくるのが、見えるだろう】
【エリザベスを挟み込むように、左右から真っ直ぐ、包帯は迫る】
【耐久性は通常の包帯通りだが、もちろん、手で破れるようなものでもない】
【もしもうまくいなせなかった場合は、包帯が腕にきつくからみつき、自由の束縛と、締め付けを行ってくるだろう】
823 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/06(土) 22:46:37.40 ID:pLIkSokgo
>>804、>>811、>>818

ゴリラも泣いて逃げ出す腕力持ってるヤツに力で叶うワケねーだろーが……!!
ったく、んな下品な笑い方する奴が「女の子」だぁ? せめて「女」、いや「♀」って言い方じゃねーとしっくり来ねぇんだよ……!

【銃弾も効かない、水の刃も通さない……強靭すぎる肉体を抱く彼女が、「女の子」とは思えない】
【彼女からは挑発的な言葉が飛んだが、むしろ彼女に力比べで勝てる男性がこの世に何人いるのだろうか。……彼女に言わせればほとんどの男がヘタレになるのだろう】
【―――そして遂に蟹が此方に攻撃を仕掛けてくる。ユウトの放ったレーザーを鋏で防ぎ、防いだ部分の目から、此方もレーザーを放つ】

―――ッッ、こっちもレーザーか……!! 

【右に避けようと地面を蹴るが―――不安要素が、顔を出す】

……ッ!! ―――っあぁぁッ!! 

【痛めている右脚が、土を蹴り飛ばす瞬間に痺れて一瞬身体が固まった。この僅かな時間が、戦闘では命取りになる】
【そしてこの怪我が回避を遅らせ、彼の左脛をレーザーが焼き削ることになった。鋭い痛みが、彼の顔を歪ませ精神をすり減らす】
【転倒は避けたが、今でも低い機動力が更に失われたのは痛い―――怒りとともに、直ぐ様反撃せんと両銃を蟹に向けて吼えた】

―――っざけんな甲殻類の分際でよぉぉッ!! これでも……喰らいやがれェッ!!

【ドン、ドン。 先に右から銃弾を放ち、遅れて左から放つ。狙いは胴体だが―――本当の狙いは1発目を蟹の鋏で「ガード」させること】
【―――先程鋏で眼を守ったことから、やはり眼は重要な箇所なのだろう。本命は2発目、この弾で瞳を潰さんとする】

……弾丸憑依��Icarus�=I! 伸び上がれぇぇぇッ!!

【2発目も軌道から見て1発目と変わらず狙いは胴体―――に見えるが、突然軌道が急上昇し弾速が増す。変化した軌道の先には「右眼」があった】
824 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 22:49:11.04 ID:e7Yjl/+Wo
>>806>>816


――むむ……だがッ……!


【蒸気により、小太郎の突進は中断される】
【蒸気に突っ込むほど、彼も向こう見ずではないようで】


…………それがしは縦横無尽ですよ!!


【一方の通路がふさがれたなら、他の方向から】
【すかさず身を翻した小太郎は、蒸気を迂回し、ミストラルの真横へ移動しようと画策】
【タタタ、と駆ける音が、室内に小さく響き、】


――――――ッ!!


【こちらも出来るだけ、存在を察知されぬようにと、無言での接近】
【再び、今度はミストラルから見て右、真横から、小太郎が寄ってくる――!】
825 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)[sage]:2013/04/06(土) 22:50:26.74 ID:yO5YTHT7o
>>811,818,823

【蛙に変身したユウト――勿論、攻撃方法も"結晶と水"からがらりと変わる】
【まず、残されていた結晶を幾らか喰らい、そして飲み込む】 【淡く光る腹部――それは彼の"力"となる】
【足刀を回避しようと、その場で跳躍するが――機動力を犠牲とするこの行為が命取りとなり、完全な回避は出来なかった】
【赤い苔というのも中々趣があって――詳しい描写は省くが、その出血量は酷く、戦闘の続行にも支障をきたすレベルだった】

(こ……このままじゃ……ッ…………なんだよ……なんで僕には…………力が………………ッ)


――"ハードシップ・ボール"ッ!


【――そして、吐き出すのは"朱色の液体"の球だ】 【個数は二つ】
【まがわと蟹、それぞれ順に一個ずつ吐かれたそれ――大きさは、ドッジボール程度だろうか】
【狙いは、――まがわは胴体、蟹は頭部】 【ダメージからか、狙いは甘いが……――?】

【勿論、この液体が"ただの液体"なわけはない】 【もしそうだとしたら、例え常人相手でもろくなダメージにはならないからだ】
【さて、その液体の正体は――"酸"、そして辛味を感じる"刺激物"の混合物ッ!】
【酸は"斬る"とも"貫く"とも違う、そしてそれに対する耐性も"物理攻撃"とはわけが違う】
【また、含まれる"刺激物"――機械にはともかく、痛覚を持つものならばそれを刺激するだろう――"傷口に塩"を塗るように】

【もっとも、肉も骨も残さず全部溶かすッ! ――なんて、そこまで強力ではなく】
【ただ、少なくとも"常人"の皮膚を焼け爛れさせる――それより少し強いレベルなだけ】
【ついでに、苔や地面が傷んで修復が面倒になるとか、地面に落ちた酸が苔を痛め終わるまでの少しの間残るとか……そういう余計な効果もついている】
【余計な効果といえば――内部に傷を負ったユウト自身にも、少なからずのダメージを与えるというそれもあって】

【攻撃という自分の行動が、また攻撃の回避を遅らせてしまった――】
【蛙の身体を寸断するレーザーは、更なる追い打ちをかけることとなった】
【焼け爛れる身体、崩れ落ちる彼】 【――蛙の肉というのは、鶏肉と似たような部分があるらしい】
【この、焼けた蛙は……少々生の部分があるものの、きっと食べてもまずくはないだろう】 【ちょっと酸っぱくて辛いだけであって……】


【――入り口の反対側から何かが近づいてくる】

「ったく、ようやく辿り着いてみればまさかあのガキとドンパチやってっとは……しかも何死にかけてんだよ」
「そこのガンマンよォ、なんかうるせェこいつらボコりてェのは山々なんだが――まずは死なれっと困っから"馬鹿野郎"優先だ、間に合ったらまた来てやんよ」
「……とりあえずこいつァ地下に閉じ込めてみっけどよ、多分抜け出すだろォーな、――んじゃ、ユウトさんは"回収"してくぜ」

【地面を迸る、ヒレ】 【ちらりと見える、真っ赤なゲル状の何か】 【そして、まがわには聞き覚えのある声でもある、それ】
【伸びるそのゲル状の物体、それはユウトを捕らえて――全身を"優しく"包み込む】
【その後、マキナや蟹を避けつつ入口の方へ向けて再び迸れば、――やがてはその姿を消してしまった】

【……そして、結局戻ってこない謎の赤い物体は……残念ながらロウの助太刀にはならなかった】

【持ち主のいなくなった"結晶"や酸は、未だにこの場に残り続ける】
【それらは誰の利益にも成り得るし、誰かの不利益にも成り得る】
【君達はそれらを破壊しても良いし、利用しても良い】 【あるいはテイクアウトをするも良いだろう】

/すみませんがここで抜けます、皆様お疲れ様でしたー
826 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 22:51:13.69 ID:+ZI07z08o
>>814
ーーー成る程、そいつぁ…なんだ、技術の進歩はすげぇなぁ
つまり、あの嬢ちゃんはそれをさせたくない訳かい?

【構えを取りながら、ウェル子の説明を、まるで浦島太郎じみた言葉を漏らし、頷く】
【偶然も偶然ーーー彼がカードキーを手にしていなければ、立場はまた違ったかもしれないのに】

…そんじゃあ、おちおち渡す訳にゃあいかねぇな

【立場なんてどちらでもいい、ただ��戦い�≠�求めるこの男、火種があるならそれでよくて】

>>820

まぁまぁ、そう怖い顔すんなって
女は笑顔が一番だぜ?

【ーーーつまり、この男、戦えるのならそれでいい、生粋の戦闘狂とも言える存在である】
【ニヤニヤと笑えるのは余裕からではない、好きなスポーツや得意分野で遊ぶみたいに、ただそれが好きで好きでたまらないからこそ】

【また、彼の構えは居合抜きーーーつまりは待ちの体制だ】
【カウンターに特化したその構え、ないなら兎も角、あるならば、遠距離攻撃するに越した事はない】
【ーーー普通なら】

【佳乃が斬撃を打ち出した刹那ーーーそう、本当に瞬きすら出来ないような刹那の瞬間だ】

【��カカカカカカカカカカッッ�=[ーー!】

【まるでタイプライターか、機関銃かーーーそうかと聞き紛うばかりに細かく、素早い��足音�≠ェ響く】
【そう、足音だ。彼の履いた下駄が、床を叩く音が、素早く細かく鳴り響く】
【つまりそれは、それ程までに素早く動いたという事であって】

【左脚に切り傷ーーー膝より少し上だが、まだ浅いーーーを受けながらも、躊躇い無く吟醸は佳乃に突っ込んできた】
【階段を登るとは思えない早さで、その間合の縁に僅かにでも佳乃が入れば、その瞬間】
【神速ーーーとも言えないが、素早い居合抜きが横一閃、佳乃の腹を狙って閃く】
【だがしかし、わざとか否か、それは浅いーーー刀の切先で撫でるみたいに、動かずとも、刻まれるのは擦り傷程度】

【吟醸が刀を抜いた瞬間、漂う酒の匂いは一層に強くなる】
【その実、刀の刀身は酒に濡れていたーーー否、刀身自体から酒が滴っている】
【当然、斬られれば酒気は体に入り込む。毒より甘美で、毒より危険な代物がーーー】
827 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/06(土) 22:53:39.57 ID:g9CsW17Yo
>>813

【鉄弾の辿り着く先――明らかに人ではないその足を、エリザベスの紺の瞳が捉える】
【そこから導き出されるのは『面倒な』という呟きでしかなく】
【逆に言えば、怒りも絶望もそこには無かった。視線はやがて特殊な武器と、少年に向かい】

サイボーグ、ともなればさぞ物事を記憶し学習するのは得意なのでしょう。
そして私は先程��M4S�≠フステータスをほぼ全てお告げしたハズ……

(……いえ、むしろ罠なのかもしれませんが、今の状況では致し方なし)
(先ほど頂いた一撃が些か重いのも確かです。回避は少々、出来かねる)
(ともなれば正面突破の一念あるのみとして―――少年と云えど、手加減は致しませんよ)

【――不意に、M4Sの柄から先が回転を始める。徐々に速度を増していけば――】
【やがてそれは小さな黄銅の槍のように変化して、反面、高速回転する殺人的刃とも成り】
【ただ回転する何処かに触れるだけで肉を細切れにするような勢いで、ソレは振るわれた】

【形としては少年、ジ・エンブリオンの大上段からの攻撃を受け止め、或いは振り払うように】
【実際は打ち払い、腕ごとミンチにしたって構わない――なんて、思いが在って】
【また一方では、『動けない』から『攻撃に振り切る』しかないという考えも、見て取れなくはない、か】

>>822

【見ての通り、という言い方もおかしいが―――エリザベスは、一歩たりとも動けない】
【加えて大剣を高速回転させるという動作は、如何に剣そのものが軽かろうが負担が大きく】
【―――つまり、無防備なのだ。メイドはまた、点滴スタンドを倒せば終わりだろうと思っていたのか】

……あぁ成る程、これは確かに私の誤算でございました。お見事です、ひゆ様。

【��ギュッ!�≠ニいう音が、高速によって火花すら散らすM4Sの音量に混じって響き】
【直後、エリザベスの動きが止まる。それもそのはず、手足の自由を奪われたのである】

【動かせるのは、精々手首から先と頭部くらいな物か――大剣を取り落としこそしなかったが、ひどく絶望的な状況で】
【また同時にこれは最大の隙でもある。然程体力が高いわけでもないらしいメイドは、既に窮地】
【ひゆは勿論の事、三人のサイボーグに取っても同様――この一瞬に限り、どんな攻撃も完全な防御や回避は成し得ない】


【――――もっとも、メイド自身に気を取られ。舗装された地表で微細な石塊が跳ねることに気付けなければ】
【或いは、その一瞬が最後とも成りかねない事だけは――まあ一応、記しておくが。】
828 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 23:02:37.18 ID:e7Yjl/+Wo
>>820>>826

…………まあ、要するに、ですよ
争いを求める御仁がいらっしゃれば、世の秩序を重んじる御仁もいらっしゃる
世の中とは総じて分裂しているものでして……

【答えになっているのかいないのか】
【どこかぼんやりとして掴み所のない台詞を吐き、ウェル子は、一旦、足を止めた】


…………ハンデなんて、カラスの餌にもならないものは、消してしまいましょう


【――その言葉を合図にしたかのように、「カー」とカラスが鳴くと】
【パキンッ!! ―――― なんと、カラスは、くわえていた、カードキーを、クチバシでへし折ってしまった】


…………これで、この場でカギを握るのは、吟醸様……たった一名様となったわけです
どうです? これで、「負けたときの言い訳」が減りましたね、『幸徳井佳乃』……様?


【――なんて、小首を傾げてみせるウェル子は、彼女と彼の斬り合いに手を出すでもなく】
【だが、絡み付くような、言葉の触手を、じりじりと、這い寄らせていく】


【ふわり――と、今度はウェル子の身体から「黒い羽根」が、数枚、湧き出て、舞った】
829 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 23:03:16.86 ID:UfIhjW7l0
>>818

「ああん! 敵の居る前で高らかに名乗るなんてアホのやることだろ! 真室川まがわだ!」

【ちなみにこのクソガキもさっき敵の前で高らかに名乗りを上げていた】


【結論=まがわはアホ】


>>823

「あんだとコラァ!! 誰が♀だ! どっからどう見ても可愛い美少女だろうが!!」

【ここまで傲慢さが親に似るとは・・・】
【ロウの挑発にあっさりと乗るまがわ】
【ムキーと頭から湯気を出して食って掛かろうとするが】

「ん? なんだアイツ・・・足抱えて。まさか」

【しばし足を抱えていたロウの様子を見て】
【まがわはキャッキャと笑いだす】

「ヒャーハハハ! もしかして足が悪いのか! お笑いだなぁ、動けないガンマンなんてよぉ!!」

>>825

「そんな攻撃当たるわきゃねぇえええええだろぉおおおおおお!!」

【サッと横へ飛びのき、酸の球体を回避するまがわ】
【・・・その背後の蟹のことなどお構い無しの様だ】

「ッ! テメーは!!」

【突如現れた乱入者】
【未知の自体に身構えるが・・・】

「・・・って帰るんかい!?」

【拍子抜けしたようにガクッとした】

/ユウトさんお疲れ様でしたー
830 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/06(土) 23:05:51.10 ID:C/3tQCQio
>>819

【色よい返答が貰えたのなら行動は早く、それはある意味、忘れてしまう前にと自覚しているからか】
【内線を繋いだ先、いつか彼女に挨拶をした少年の声が零れて、二言三言交わせば通話は途切れ】
【少しの後に、がらがらと何かを引っ張ってくる音が聞こえて、部屋の呼び鈴が鳴る】
【同時に外部確認用のモニターに映るのは、物腰穏やかなタキシード姿の老人であった】

「……コウノで御座います。 コモン様とマロン様をお連れ致しましたよ」

【恐らく老人は知己であるのだろうが、余り二人の空間に踏み込まれるのを厭うのはセシルとて同じで】
【モニターを凝視して、それから僅かだけ扉を開いて――自分から呼んでおいて、早く帰れオーラが凄い】
【老人もそれを知っていて、彼女の事も聞き及んでいるのか帽子を上げてにこやかに微笑みかけるのみに止め】
【大きな籠を一つ降ろし、その用件だけ成せばまた会釈して戻っていくのだった】

【籠を開けば、まず飛び出るのは体長2m程の黒いトカゲ。額には真っ赤な宝石が埋められていて】
【爬虫類の赤い目がぱちくり、暫くの間不思議そうに少女を眺めて、ぱちと瞬き】
【もう一匹のカエルは手のひらサイズではあるが、風船のようにまんまるに膨らんだ体であって】
【周囲に浮かべた幾つかのシャボン玉と共に、呑気な様子で空中にふわりふわりと漂う】

このトカゲがコモン。 サラマンダーの亜種で、たまに火やら煙を吹くけれど基本は大人しい
こっちのカエルがマロン。 ヴォジャノーイの亜種で、水を与えるとその分だけ大きくなるから気を付けて

【「一緒に待ってて」と言い残して、行き掛けに彼女の頭を一つ撫でれば、彼はそのまま浴室に向かう】
【軽くシャワーを浴びてから出て来る姿は泡の香りを付随させて、髪を纏めた浴衣姿であった】

(……何処かにガウンがあったような気がしたけれど、まあ良いか)

【いつもならばバスローブであったりするのだけれど、珍しい気紛れは無意識化に季節でも意識したのか】
【救急箱はすぐに見つかるだろう。怪我の多い親子の二人暮らし、それなり以上の物は揃っている】
【ベッドの隣に腰掛けてその箱に気がつけば、「背中なんだ」等と言って、そのまま上をはだけようとするのだが――。】
831 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 23:08:35.81 ID:mFcifOmM0
>>822

……危ない事を……!
「……調子、悪いのは、演技……?」
いや……あまり動き回れないのは事実だと思う……!

【点滴液を吹き飛ばされながら、更なる一手を打つひゆに、毒気を抜かれた様な表情を見せるジ・エンブリオンと、対照的に顔を顰めるシュバルツガイスト】
【エリザベスの気を引きつけるにしても、あまり攻勢の勢いを引き寄せ過ぎては不味い――――そう判断した故である】
【足にもらった金属片のダメージを気にしながらも、シュバルツガイストは、この状況での最善手を模索しに掛かる】



>>827

――――残念。サイボーグは、私1人だけ…………あっちはそんな『常識的』な存在なんかじゃ――――
「――――うぅああああッッ……!」

【たす、と、ゆっくり右足を地面に踏み締めながら、シュバルツガイストはチラリと後方を見やる】
【腕を振り回したジ・エンブリオンの、苦悶の叫びが聞こえてくる。やはり、その腕は��M4S�≠ノ薙ぎ払われていたのだが】
【それを、シュバルツガイストはさして危険視していなかった。むしろ、予測の範疇とも言いたげな表情で】

【――――薙ぎ払われた両腕は、簡単に引きちぎれて、地面に投げ出される】
【パシャリと跳ねながら砕ける半液状の腕は――――黒い粉末の様なものに分解されていき、やがて消え去った】

「……うぅう、ぐぅぅぅぅ……ッ!」

【同時に、切り払われたジ・エンブリオンの断面が、ブクブクと蠕動し、徐々に盛り上がっていく】
【青白い半液状の腕が、少しづつ生えてきていた――――恐らく、ジ・エンブリオンはその特殊な細胞を、肉体としてコントロールできるのだろう】
【ただし、形成の速度はそれほど早くない。やはり切り取られる事は、ダメージとして蓄積されるのだろう】
【――――恐らく、その一撃は本当にジ・エンブリオンの逸りから来た一撃だったのかもしれない】

<――――ウォオオオアアアアアアッッ!!>

【そして、最初の一撃以来ずっと控えていたクロス・ザ・ルビコンは、包帯に拘束されるエリザベスを見やると、今度こそ好機と、打って出た】
【振るうは、再び右腕の『蟷螂剣』――――既に刀身にダメージが入っているが、次の一撃ぐらいは問題ないと考えたのかもしれない】
【狙いは、��M4S�≠�保持しているエリザベスの腕――――��M4S�≠ウえ叩き落としてしまえば、もうエリザベスに手は無いと踏んだのかもしれない】
【足にダメージを貰ったシュバルツガイストに、腕の形成に時間が掛かっているジ・エンブリオンの事もあり、自分が行くしかないと考えたのだろう】
832 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/06(土) 23:13:13.85 ID:oWnRdqKZ0
>>816>>824
【彼女達が水蒸気への対応を行っている間にも、ミストラルの体温は徐々に上昇し続ける――――水蒸気の熱をも利用して】
【当然体温が高くなれば成るほど繰り出す技の威力も大きくなり、また技を繰り出す際の溜めの時間も短くなっていく】
【とはいえ利点ばかりではない――――常識を超えた体温は肉体への負担となっていき、オーバーヒートのリスクも存在するのだ】

【そしてもう一つ――――爬虫類などの冷温動物は日を浴びることによって体温が上昇し、動きが活発になる】
【それと同じ要領で、体温が上がるたびに少しずつではあるが身体能力が向上していくのだ】
【これが彼がスロースターターである所以――――時間が経てば経つほど強くなっていく】
【――――もっとも、今回は短期決戦を挑む策を弄しているのだが】


水蒸気の向こうで見えないのは此方も同じ……というわけではない
こういう場合多くの者は音で気配を察知するが――――俺は熱で気配を感知する!!

【肌で熱を感じ取り、無数の光の刃が迫るのと真横から小太郎が迫ってくるのを感知する】
【それに対応するために、右腕のアンカーショットを水蒸気の外、変圧器に向けて発射する】
【変圧器の上部に命中したアンカーはその場に固定され、伸縮することによりミストラルを変圧器の上へと移動させようとする】
【小太郎の攻撃は捌いたが再び迫るはロザリーの創り出した無数の光の刃――――避けきれるはずも無い】

ツ!!――――グハッ!!貴様……!!

【放たれた光の刃は腹部と左腕に突き刺さり、ミストラルは呻き声を上げる――――ダメージは大きい】
【血が流れ出るが、彼は未だ策を手に握っている――――焦りはしていなかった】

もう少しだ…もう少しで依頼は遂行できる…!!
往くぞ――――五指爆炎弾!!

【青年の右手の機械篭手が紅色の光を放ち、右手の指先に熱量が収束していく】
【やがて五本の指先それぞれに拳大の大きさの火球が形成されていき、そしてそれは轟音と共に放たれる】
【狙いはこの制御室に存在する全てのパイプとダクト、破壊されれば大量の水蒸気が密室である室内に充満する!!】
【加えて先ほどから高い体温となっている彼の体から大量の熱が放出され、室内を暖めている】
【もしも破壊が成功すれば――――彼以外の者を徐々に蒸し焼きしていく!!】

死にたくないのであれば……この部屋を脱出するんだな……!!
833 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 23:17:17.07 ID:e7Yjl/+Wo
>>823>>825>>829


アホはどっちよ! 結局名乗ってるじゃない! アホー!


【……こちらもこちらで成人とは思えない発言だが、まあ、それはおいておいて、】


……ふん! あたしのBig−Cちゃんがそんな酸や銃弾如きでどうにかなると――――


【酸を被り、ジュウ、と頭部から煙を上げる蟹】
【どうも少し溶けているようだが、だからといって致命傷というわけでもなく、】
【ある程度の余裕を持って、蟹は、ロウの「1発目」を「ガード」した】

【――そう、してしまった】

【このままもう一回レーザーでも放とうかというその刹那、「2発目」の軌道は予想の外へと変化した】
【これは、蟹も、マキナも、全く想像していなかったようで、ロウの狙い通り、蟹の右目が、弾丸で抉られた】


――――って、そんな!! な、なんてことすんのよ!!
お返しよ!! 復讐よ!! 逆襲するのよ!!!


「――《大蟹玉》――」


【ボンッと、蟹の背中がハッチの如く開いたかと思えば、間もなくそこから放り出されるのは、��成人の頭�£�度の、一つの「玉」】
【――ロウの足下辺りに向かって飛んでくるこれは、接触で起爆する「爆弾」である】
【威力は、ある程度の風圧と熱を与えるくらいのもので、致死性まではない】
【だがキチンと距離を取らねば、爆風に巻き込まれてしまうだろう】

【脚に��爆弾�≠�抱えるロウにとっては、極めていやらしい攻撃かもしれないが――】
【接触で起爆するため、銃で撃ち抜いたりすれば、空中で爆発四散させてしまうことも可能である】

【……さて、右目からバチバチと電光を散らし、また、酸で頭から煙を出し、脚の付け根には氷、と地味ながら、確実に、蟹の体力は、奪われている――】


/ユウトの方、お疲れ様です! ありがとうございました!
834 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 23:25:33.32 ID:e7Yjl/+Wo
>>827>>831

…………けほっ…………!

【――と、調子良さそうな風を見せていたひゆだが、途端に咳き込む】
【どうも、これは演技でも何でもなく、普通に苦しそうだが――――】


…………うっ…………はぁ……大丈夫……もう少し…………


【――どうだろう、若干、エリザベスを縛る包帯が、緩んだ】
【完全解除ではないが、気合いを入れれば動ける程度には、だ】


…………カードキーを…………


【ふらり、とひゆが、移動を開始する】
【彼女自身は、エリザベスを��縛った�≠ニ思っている】
【パートナー達の奮戦も、実を結ぶだろうと、勝手に信じている】

【ゆえに、今こそが任務達成の好機と見て、倉庫の奥へと、エリザベスを避けるように動き始めたのだが――さて】
835 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/06(土) 23:25:42.10 ID:JU+GPeo3o
>>826

…………なっ!? 速ッ――――!

【佳乃の『一矢』が撃ち出された刹那――――攻撃を仕掛けた側である筈の佳乃の方が、圧倒される】
【居合いの構えのまま距離を詰めるだけならともかく、その驚異的なスピード!】
【それに不意を打たれ、佳乃の反応は一瞬遅れる。あえなく、その刃は浅めの軌道で振り抜かれ】

………………ッ!!

【…………そして、止まる。佳乃の薙刀が、それを受け止めていた】
【吟醸の居合いのスピードに合わせてみせた、訳ではない。彼女は確かに不意を付かれていたのだから】
【佳乃自身は確実に反応できなかったのに、その体だけが"勝手に反応していた"かのような動き…………】
【意識の介在しない動作、それはすなわち"反射"】
【彼女にはどうやら、意識せずとも体だけを最速で動かせる"超人的な反射神経"がある――――】
【もっとも、吟醸が刀を"浅い軌道"で振るっていたのには気づけず、回避ではなく防御を選んだようだが】

ッ――――!

【吟醸の刀から立ち上る酒の匂いに、何か不審なものこそ感じつつも、彼女は怯むことはなかった】
【刀を受けた強い衝撃を痛みとして感じながら、お返しとばかりに攻勢に転じ】
【佳乃は吟醸の酒気漂う刀を弾き、薙刀を振り上げて斬撃を見舞おうとして…………】


>>828

【…………横合いから浴びせられたウェル子の声に、その手を一瞬、止める】
【挑発――――それは佳乃の専売特許だ。相手を煽って実力を引き出し、より高いレベルの勝負を望む、彼女にとってはそんな行為】
【しかし、ウェル子から佳乃へのそれは、どうにもそれとは違って】

【「負けたときの言い訳」? 例え負けたとしても、私はそんなことはしない――――とか】
【そもそも二対一だろうが三対一だろうが私は勝てたのに、余計なことを――――とか】
【…………一般に憤怒と言われる感情の迸りが、ウェル子の言葉によって佳乃にもたらされる】

――――言ってくれるわね!

【そうして、彼女の中の高いプライドに、火がついてしまった】
【刹那――――佳乃は強く地面を蹴ると、吟醸との勝負を一時中断し、ウェル子へと突進していくだろう!】
【接近に成功すれば、右肩から左斜めに振り下ろす袈裟切りを放とうとする】
【今回は"神気"の絡まない攻撃のため、痛みが軽減されたりといった追加効果のない、単純な斬撃だ】
【それ故に、当たった際のダメージも大きいか――――】

(>>826)
【…………そして当然、この行為によって、吟醸からは完全に背を向ける形となった】
【佳乃は激情任せで後先考えずにウェル子に突撃したのか、それとも背後の吟醸に対して何か対策をした上で飛び出したのかは、まだわからないが】
【なんにせよ、吟醸に隙を晒したことに変わりはない】
836 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/06(土) 23:27:13.39 ID:pLIkSokgo
>>825、>>829、>>833

ユ……―――ユウトォォォッ!!!

【レーザーが蛙の身体を裂く。その光景を紺碧の双眸が捉えれば、自然と口が開き叫んでいた】
【―――その叫びの余韻が完全に消える前に現れたのは、奇妙な赤の物体】

はっ……!? て、テメェは一体何者だオイ! っ、コラ質問に答えやがれってんだ……!! あっ……!!

【―――……ユウトを連れて行ってしまった。と言う事で1対2となり大ピンチ……である】
【正直接近戦はユウトに任せようとする算段であった。元々怪我で緩慢な動きしかできず、しかもガンマンなので接近戦は専門外】
【銃弾が効かず機動力の高いまがわは彼からすればかなり苦手とする相手なのに―――それに加えて、蟹のロボットまで相手をしなくてはならない】

【更にこのフィールドでは十八番の跳弾戦法は使えず、今は左脛を焼き切られており、気を抜けば倒れてしまいそうなほどである。更に加えて―――】

……へっ、足が悪くともガンマンは出来るってことを見せてやるよ。 「動けないガンマンは使えねぇ」だ? んな常識……!!
―――俺がぶち抜いてみせるぜ……!! オラかかって来いよ自称美少女ォッ! 俺がホントに美少女かどうか判断してやらぁッ!!

【足が悪いことが、相手にバレてしまった。悪条件が重なり、ロウの額を流れるは冷や汗。―――しかしチャンスは直ぐに訪れることは、目に見えていた】
【通常ガンマンは相手との距離が近づくほど不利に立たされるのだが―――ロウが狙う機は真室川が此方に接近した時】
【銃弾を通さない鋼のような、いや其れを軽く凌駕する皮膚を打ち破る策は、そこでしか使えない】

【―――相手は1人じゃない。蟹の右眼を奪ったのは大きいが、勿論蟹も反撃に出る。次は目ではなく、背中から玉が飛び出してきた】
【脛の痛みが思考を妨げようとするため、出来るだけ深く思案することは避けたい。その思いから自然と身体がシンプルな結論を求め動いていた】
【……条件反射で左の銃で爆弾を撃ち抜いていたのだ―――爆発四散!】

……っぐ、おら蟹野郎……茹でて食ってやんよ……!!

【脛に奔る高熱と痛みは、体力と精神をじわりじわりと燃やし続けていた】

/ユウトの方お疲れ様でしたー!
837 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 23:41:37.94 ID:UfIhjW7l0
>>833

「アホって言う方がアホなんだよアホーッ!!」

【ギャースカギャースカとマキナと言い争いをするまがわ】
【悪のカノッサとは思えない程平和である】

>>836

「自称じゃねぇよ! 公認で美少女だコラー!!」

【ロウの挑発に顔を真っ赤にし】
【グ、と。まがわの足が地面を捉える】

「ほー、それじゃあ強がれねぇようにその腕もへし折ってやるよ!」

【芝生の地面を抉る様にまがわは跳躍し】
【再び一気にロウとの距離を詰める】

【放たれる右手の手刀】
【狙いは青い拳銃を持つ左腕!】
838 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/06(土) 23:42:42.00 ID:g9CsW17Yo
>>831>>834

【クロス・ザ・ルビコンの振るった剣の一撃が、エリザベスの腕に傷を付けた】
【それは肉を断って、一部は骨にまで達し――尚一層のこと、メイドの顔は苦悶に歪む】
【当然、M4Sも回転を続けながらも落ちていって、舗装された大地をえぐり取り】

―――それでも尚、私は絶望いたしませんよ悪賊の皆様。
成る程確かに窮地ではあるのでしょう。サイボーグに、生物兵器のような方
加えて両腕を拘束され、傷を負った訳ですから……無理もない

ですがむしろ私めは感謝して居るのですよ、皆様の意識の高さに、です。
私とM4Sは十分に時間を稼ぎ、そして各々方を��戦闘に惹きつける�≠アとが出来た―――

【��ぐゎらり�=\――地面が大きな周期で��振動�≠キる。ドン、ドン、ドン、と――】
【さながら鐘を撞くかのように響くその音の発生源は、周囲に積累したコンテナ群だった】
【エリザベスは最初にこう言った。『振動は物体を媒介してまた別の物へも伝播していく』、と】

【やがてその周期は短くなる。同時にコンテナは大きく揺れ始め、倉庫全体が振動し】
【はらはらと天井の鉄骨から埃が落ちて―――崩壊なんて云うのは、その程度の前兆しか与えてくれない】
【そう、それはまさに崩壊だった。振動を倉庫全体に共鳴させる時間は、恐ろしく長かったが】
【全てを揺らせばどうなるか。舗装された路面は形を保てずひび割れて、積み上げられたコンテナもまた揺らぎ】

―――改めて感謝致します。M4S一本ではアナタ様方の全員を切り払うのは困難でした
けれども、私の身へと注意を集めることが出来たお陰で……付け入る事ができる。

さあ皆様方、どうぞ頭上にはご注意下さいませ。
咄嗟に思考を切り替えて、天災から逃れる蟻の如く這い回りになるのが宜しいかと思いますよ
……さもなければ潰されてしまうかもしれませんので、あしからず。

【��ゴッ―!�=@共鳴する波長が完全に合ったその瞬間、倉庫内の様々なものが降り注ぐ】
【コンテナ、鉄骨、埃、或いは積荷――それは『ネバーランド』も、ひゆも、そしてエリザベスすらも】
【とにかく全てを巻き込んで、全ての行動を阻害することとなるだろう】

【―――更に言うなら、コンテナに潰されなどしたら誰だってそうそう無事では済まないはずで】
【赤茶けた埃の煙幕の中、一体誰がどうなったか―――1分もせず、視界は晴れて――――。】
839 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 23:44:25.86 ID:jHuoT17K0
>>830

【腰掛けたベッドのスプリング、きしきし鳴らして。スプーンで抉り取ったようなまぁるい血色は、彼の指や唇に注がれる】
【膝に乗せた救急箱の上をぺたぺた叩く指先は木の実を啄ばむ小鳥の嘴にも似て、本当にかすかな音を鳴らすだけ】

【そうしてしばし。呼ばれた老いた男性には、年上だと言うに愛想のよさのひとつすら見せないのだから困ったものだ】
【じっと見据える瞳は冷たくない変わりに暖かさもなく――ひと見知りをするみたいに、それでも一応の会釈だけ返した】
【――そもそも初対面で抱きついてくるような子なのだから、ひと見知りなんてするはずがないのに】
【それでいて彼と一緒に居るときはそんな素振りばっかり繰り返す――甘えている、のだろうか。よく分からないけれど】

……――、

【なにこれかわいい。第一の感想はそんなもので、そしてそれは表情からありありと見て取れる】
【膝から即座に降ろされた救急箱はどこか悲しげにベッドに取り残されて、近寄りたい足取りは、それでもゆっくり】
【怖がらせないよう、嫌われないよう、それを第一に考えたならきっとこんな挙動をするだろう、そんな風】
【近寄れたなら、傍でそっと膝ついて――先に手を伸ばしてみるのは、コモンのほうだ】

【触れるよりも、大丈夫、何もしない、ということをアピールするような手は宙で止まる】
【犬猫に匂いを嗅がせるような仕草。触れそうなら、額の赤さに触れぬように頭を撫でてみる、だろうか】

はぁい、

【一緒に待っててとか、言われずともである。撫でられたことで余計に上機嫌めいた高い声がその背中を見送って、】
【そんな頃には宙でぷかぷか浮かぶマロンの方へと手を伸ばしてみたりしている、お忙しいこと】


【――元来動物は好きな性質である。蛇とか素手で持てるし蛙とか捕まえられるし、なんら問題なんてないから】
【彼らさえ受け入れてくれたなら、彼の戻ってくる頃には少しぐらいなら仲良くもなれるのだろうか?】

【(拒絶されたなら、しょんぼりベッドに腰掛けていたりするのだけれど、余談)】

【浴衣だ、なんて思う思考が端で過ぎるけれど、言葉にはならないまま】
【舞い戻ったベッド、真ん中の辺りに布団やらをふわふわさせながら移動して、陣取るのはその真後ろ】
【肌蹴させた浴衣から見える素肌、散々咬み付いたりした今、そんなに特殊な反応もないはず、恐らくは】
【かちゃんと木箱を開ける音がしたなら、傷のない部位にぺったん触れてみようとするのは、少しだけ冷たい左の掌】

……いたい?

【尋ねてみる声音は微かなものでも、視界の外から届いたなら少しだけ大きいような錯覚】
【傷口へとそっと口寄せてみても何をするわけでもない、ちらと覗いた赤い舌の存在なんて、きっと気取られることもない】
【吐息がそっと赤い肉を撫でたなら、何にもなかったように離される顔、首を傾げた気配がする】

【そこからはごく普通。傷の処置はそこまで上手というわけでもないけれど、いつもみたい、とても丁寧に成される】
【なるだけ傷に触れないようにするのには、けれど限界があって――それでも気を使ったなら、かかる時間はちょっぴり長いか】
840 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/06(土) 23:51:02.08 ID:+ZI07z08o
>>828>>835

【一閃ーーーッ】

【刀身を濡らす酒が、キラキラと光を反射させて、それは人を斬る物だというのに、美しく】
【だがしかし、それが振り切られる事はなかった】

…ほう

【吐いた嘆息は、純粋な賞賛。自分に絶対の自信があった訳ではなかったがーーー��よくぞ防いだ�≠ニ】
【攻撃を防いだなら、次にやるのは反撃であろうーーー何故なら自分もそうするから、佳乃が何をするかわかった】
【ここでーーー予期してはいなかったがーーー間合ギリギリで攻撃したのが活きる】

【刀を弾かれようにも、浅い為にその前に刀を引くのは容易で、逆に振り上げた隙をーーー】

ーーーおや

【ーーー佳乃の腕が止まる、一瞬の事を一時の事のように、吟醸はそれを見逃さない】
【とはいえ、やる事は攻撃ではなく、寧ろ��攻撃を中断し、刀を納める�≠ナあったが】

【すっかりリラックスした立ち姿に、挑発を受けて標的を、目線を、��見るべき相手�≠�変えた佳乃を眺め】
【右手を顎に、呆れたような、嘲笑うような、または変わらないーーーニタニタ笑いを浮かべて】

【カラン、という足音ーーー今のとは全く違う、ゆったりとした足音】
【階段をゆったり登るーーー最早、佳乃は視界に入れない吟醸の姿がそこにあった】

ーーーなぁ、ウェル子ちゃん…だっけ?
この��かぁどきぃ�≠ニやら、あそこに通せばいいんだっけ?

【右手の人差し指と中指に挟んだカードキーを見せながら、飲み屋に向かうような軽い足取り】
【動きに覇気がないのは最初からーーーしかし、彼は戦いを望んでいた筈だ】
【というか、カードキー云々はどうでも良さそうだった筈ーーーしかし、このチャンスにそれを狙うのは、何か考えがあっての事か】
841 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/06(土) 23:51:30.05 ID:e7Yjl/+Wo
>>836>>837


ハッハーン、強がってみたって、もうお仲間は一人撤退、残ったあんただって、満身創痍じゃない!
もう勝ったも同然ね! 真室川ちゃん、ヤッチマイナー!!


【マキナは、ロウへ向かっていったまがわを見て、やいのやいのと、騒ぎ立てる】
【とても楽しそうであるが、こんなのが今回の騒動の原因なのだから、世界というのも憎たらしいか】


さーって、なんつって応援して遊んでる場合じゃないわよねー
悪いけど、真室川ちゃんが頑張ってる間に、サクッと、仕事を終わらせちゃうわよん


【――くるん、と弄ぶように右手に持つのは、黒のカードキー】
【蟹へ「前進」を命じるように、彼女は前へ向かってびしっと指差すと――】



【  バキンッ!!  】


――――――――へ?


【ズシャァ! ――と、蟹は、突如バランスを崩し、倒れ込んでしまった】

【……よく見れば、ロウが撃ち込んだ��氷結弾�=\―その被弾箇所の脚が、「取れている」】
【どうやら、氷で関節が脆くなった結果、急に動き出したことで、接続部が割れてしまったらしい】
【結果、右側の脚を一本、失ってしまった蟹は、バランスを崩し、転倒してしまったのだ――】


………………ああ! もう!! こうなったらあたし自身が――――!


【蟹を盾に進むのを諦めたらしいマキナは、無防備な姿で、ダッと、��枯れ彼岸の樹�≠ヨ向かって、走り出した――!!】
842 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/06(土) 23:54:07.34 ID:aQ/JjtT3o
>>832

【──防ぎきれるはずが無かった。音で感知する以上、どうしても後手に回らざるを得ない】
【音を感知したアクアがロザリーに伝え。ロザリーがカードを行使する。────遅すぎる】

【最後に残った鋼鉄の刃を放ち火炎弾の内、一つは相殺出来た。しかし──】
【残りの4つはどうだろうか?小太郎はいくつか処理出来ただろうか】
【しかし、人間である彼も処理できて、1,2個のはず──】
【ミストラルが放つ熱を含めても状況はそう変わらないだろう】


(そうか、この人、最初から私達を直接、相手するつもりが無かったんだ……)
(私達を閉めだして一人で悠々と目的を達成って訳。カードキーって言ってたよね、あの、奥の端末かな……)

≪「…………大丈夫ですか」≫


【大量の水蒸気が呼吸を乱していた。身体能力が常人並みの彼女ではこの場所で息は続かないだろう──】
【アクアが彼女の周囲の水蒸気を吸い取り、自身の体で熱から身を守ってくれてはいるものの限りなく水蒸気は出てくる】
【蒸し焼きになるのは、おそらく。遅いか早いかの問題でしかない】

【蒸気によって、彼女の姿を見据える者は居ない。ミストラルならギリギリ耐えている事を含め】
【一箇所。温度の低い場所があるため、ロザリーの位置を把握する事は出来るかもしれない】


≪(私が調整できるのは、魔法と自身の体温くらい……)「もう無理でしょう。諦めて逃げましょう」≫

…………。こんな時にポジティブな事は言ってくれないか。

≪「……私は哀しみの感情ですから」≫

(あの人、直接戦闘しない��覚悟�≠ナ来てた。だから攻撃も全部捌き切らなかったはず……)
(いくらダメージを受けても、この状況を作り出せたら、勝ち、だものね……)


【環境の変化に耐え切れず、膝を付いてしまう。もはや考える暇も無い】
【後、数分だろうか。数秒だろうか。ミストラルの世界がやってくる】
【絶望の状況。だが、ロザリーは笑って見せた】


──こういうの、��楽しくなってきた�≠チて言うらしいね。

≪「!?」≫


【ペロリ。と舌を舐めずる。アクアは、ソレに対して、能力訓練の際、酷いぐらいに自分を痛めつけてくれた】
【────彼女の、兄の姿を見た。ロザリーは声を張り上げ。共闘する仲間に対して呼びかける】

>>824


小太郎さん!聞こえますか!大丈夫ですかっ!……辛いなら出て下さい!……私は。
大丈夫です、能力者だから────まだ、戦えますからっ。

…………それに。多分。……もっと、酷いことになる、かもしれませんので。


【≪≪≪──── OPEN CARD ────≫≫≫】
【全てを多い隠さんとする水蒸気の世界で、今日何度かになる、無数の音声が、反響するかのように解き放たれた】

843 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 00:00:04.62 ID:VBv0wqJ6o
>>835>>840


…………困りましたね、あれほど、��足下にはご注意を�≠ニ――――


【――ウェル子の手元で、パァ、と瞬く、黒き閃光】
【ウェル子の視線は、確実に、佳乃を捉えており、】


――――申し上げたはずですが


【ズバッと、佳乃は「肉を切った」感触を味わうだろう】
【だが、そこに血飛沫はなく、ウェル子も涼しい顔をしてそこにいる】

【――変わりに舞ったのは、何枚もの、黒い羽根】
【佳乃が、余所見でもしていなければ、きっと事の顛末は把握できただろう】

【斬撃の瞬間に「カラス」が生み出され、ウェル子の盾になった……と】


そして、お返しです


【カラスを盾にしつつ、軽くバックステップを踏んでいたウェル子】
【彼女は、右手でつまんだ一枚の黒羽根を、佳乃へ「投げる」だろう】

【その後、びゅうと吹きすさぶウェル子の��魔力の疾風�≠フ後押しを受け、羽根は、佳乃の右肩へ迫るはずだ】
【この「羽根」は、ウェル子の能力の産物であり、性質は刃物に似ている】
【先端は刺さるし、羽毛はよく切れる】
【まさしく「ナイフの投擲」と同種の攻撃が、今、牽制として、向かったのだ】



――ああ、それから吟醸様、「仰るとおり」です


【ついで、とでも言わんばかりにさらっとした補足】
【その通り、カードキーは、階段状のこの部屋の最上段――メインコンピュータ付属のカードリーダーへ通せば、任務達成となる】
844 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 00:02:39.95 ID:hr6auS8x0
>>834

「……あれ、やっぱり、不味いんじゃ……!?」
……思った通り……言ってしまえば安定供給が断たれたって事だから……!

【ひゆのコンディションが良くない事を見てとり、顰め面を振って危機感を募らせるシュバルツガイスト】
【言ってしまえば、ナンバーズである彼女は、彼女ら『ネバーランド』の上司に当たるのだ。直属ではないとはいえ】
【それを、こんな形で放置してしまうのは流石に宜しくない】



>>838

<――――ッハハハハハァァァハハハハ!!>
終わりだな、エリザベス・カーライル……これでお前の負けは――――――――ッ!?
「……壊れる、みんな、壊れる……!!」

【腕を抉り込んだクロス・ザ・ルビコンの狂笑が響く。そこに、勝ち誇ったシュバルツガイストの声が乗るが、ジ・エンブリオンの声が制止を掛ける】
【戦場そのものを崩壊させる、エリザベスのウルトラC――――こうなっては、「攻撃は最大の防御」などとうそぶいている場合ではない】
【否――――むしろ、エリザベスの側から見れば、正にその言葉通りの展開なのだろうか?】

――――――――こんなものでえぇぇぇぇぇぇぇッッ!!

【咄嗟に頭上を向いたシュバルツガイストは、様々な射撃兵装を展開し、頭上から降り注ぐものへ、出鱈目な射撃を敢行する】
【阿鼻叫喚のその空間の中で、一体どのような兵装が展開されたのかは分からないが、ともあれ、弾き飛ばし、打ち壊し――――】

「――――くぁああああああああッッ!!」

【ジ・エンブリオンは咄嗟に、再生しかけの両腕を頭上へと向ける。瞬間、その青白い腕が、赤く熱を放ち――――】
【次の瞬間、赤い火柱がジ・エンブリオンを包むように燃えあがる。生物の作り出せるエネルギーは、実は相当な熱量を誇っている】
【それを、細胞操作で一気に放出すれば――――身を削りながらもこれだけの熱を発生させる事が出来るのだ】

<アハハハハハハハ!! ヒャァハハハハハハハ!!>

【そして、クロス・ザ・ルビコンは――――気がふれているとしか思えない、テンションの高い狂笑を上げながら、ステップで回避を敢行する】
【まるで、その姿はスリルを楽しむ様で。しかし、当然それだけで回避し切れるものではない】
【右手の『蟷螂剣』を、いつの間にか投げ出して、取り出したのは大型の自動拳銃。それを、致命的と思われるポイントで、次々に発射する】
【合計4発の放たれた銃弾は――――降り注ぐ鉄骨やコンテナを、一部、あるいは丸ごと全部溶解させてしまう】
【それも、彼女の使用する特殊武器の一つ――――痕跡の消去や地形の破壊に用いる銃だが、今回は身を守るために使用された格好だ】

【そして、喧騒は終わりを迎えて、再び静寂が戻ってくる】

…………ぐ、っ……おのれ、こんな馬鹿げた、事を…………!

【シュバルツガイストの身体は、既にボロボロだった。ところどころから、透明度の高い、水の様な液体を、流血させる様に身体から流して】
【恐らく、逝かれてしまったのだろう。右腕をだらりと垂らしたまま、歯を食いしばって――――それでも立っていた】

「……苦しい……増殖が……追いつかない……」

【生えていたはずの両腕を、肩口まで失ってジ・エンブリオンは立っていた】
【小刻みに震える口元に、顔からべっとりと脂汗を流している姿は――――相当な負担がその身に掛かった事を思わせる】

<…………、アゥ…………?>

【そこに、クロス・ザ・ルビコンの、気の抜けた声が響く】
【空になった銃をも放り捨て、左手の黒い棒だけを持った状態で、きょとんとした表情のまま立っていた】
【いくつかかすり傷があるだけで――――戦闘不能に近い他の2人と比べ、軽傷であるらしい事を窺わせる】
【理性をあまり感じさせない、人間離れした挙動が、幸いした格好だ】

【――――だが、ともあれ3人部隊の内の2人が戦闘不能。大きな痛手を負ったと言って良いだろう】
845 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 00:04:11.03 ID:Ojhy0AoMo
>>837、>>841

……―――ッッ!
(突っ込んできた……! 使っちまえば残り弾数が左右ともに1発……リロードしないと持たない)
(いや、リロードの隙は与えてくれない……此処で決めなきゃやばいんだよッッ!!)

―――『赤青三連銃撃(フレイムフロストトリプルクイック)』ッッ!!

【指の筋肉を酷使し、右左右と高速にトリガーを引く―――1発目は灼熱弾、命中すれば彼女の腹部に高熱の弾丸が襲い掛かり、可能なら腹部を燃やすだろう】
【2発目も同等の腹部だが今度は氷結弾、命中すれば灼熱弾で熱くなった腹部周りを凍らせ、一気に冷やすだろう】
【急激な温度変化により、金属を脆くさせる―――コレが彼女の鉄壁の防御を破る策。そして最後に3発目。―――これは通常の弾丸】
【脆くなったであろう腹部を一気に撃ち抜く一撃―――!! ……だが、コレは全弾が確り同じ腹部に命中しなければ意味が無い】

【一発でも腹部から外れれば、回避されれば、そしてこの戦法が無意味なら……無駄に3発消費したと同じになり、勝機は絶望的になると言える】


【そして―――此方の全神経を集中、といきたい所だがそうはいかない。ズシャァ、という音に反応して視線を移せば、倒れこむ蟹の姿】
【そしてカードキーを持って走り出すマキナ……!! ―――コレだけは絶対に止めなければならない。 痺れる指と脛に耐えながらも、渾身の力で右のトリガーを引いた】
【弾数は少ない―――となれば、ピンポイントで狙うしか無い。弾丸が空を裂いて、彼女の握るカードキーに襲いかかった】

―――それだけは俺の目が見逃さねぇよッッ!!
846 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 00:05:42.37 ID:Y5PaZFEjo
>>839

【伸ばされた手には怯えることも噛み付くこともなく、くんくんと律儀に鈴音の匂いを覚える】
【その指先をぺろと一舐めしてみたりする位には、人懐こい。 体も800℃だなんて事もなく、ほんのり温かい程度】
【撫でられれば気持ちよさそうに瞳を細めて、ずっと撫でていたなら、くうくう眠りだしそうな程】

【マロンの方は、つついたりしても反応は鈍く、コモンに比べ感情は読み取り難いが】
【それは基本的にのんびり気ままであるためで、ちゃんと鈴音を受け入れているのは確かであった】

【そうして、彼らが早くも懐いているのを微笑ましげに見遣り、セシルは背を相手に預ける】
【肌蹴た背は元から傷の多いもので、他にも、もし、彼女が付けた傷があるならば残ったままだ】
【普段であるなら邪魔な紅茶の長い髪も綺麗に纏め上げられていて、手当て自体はやりやすいだろう】

――……、少し

【傷をなぞるのがざらとした感触であるなら、やはり相手には見えない部分で耐えるよう眉が顰められた】
【その後から普通に始まる手当てを甘受しながら、物足りないような感覚を覚えてみたり、他いろいろ】
【例えば浴衣を選んだ意味とか――自分のことですら、よくよく考えてみないと分からなくなったのは何時からか】

……そう言えば、桜の季節。 散る前に、一緒に見に行きたいのだけれど

【「どうする?」なんて、後ろにいる相手を視線の合わない程度に振り返って、口許が綻んだ】
847 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 00:08:05.26 ID:VBv0wqJ6o
>>832>>842


…………どうやら、男を、見せねばならないようですね――――!!


【走る小太郎の顔に、迷いはなかった】
【上がる温度、吹き出す汗にも構うことなく、】
【ニヤリと、覚悟を決めた風な微笑は、まさしく��兵(つわもの)�≠フ如く――】


…………ハッ!!


【ガッと、小太郎は、薙刀を、支えにして――そう、それはさながら「棒高跳び」のように、】


うおおおおおおおお!!!


【――――��跳んだ�=z


必殺のォオ!! 捨て身タックルゥウウーーーッ!!


【――薙刀を放し、そのまま彼は、変圧器上のミストラルへと飛びかかる】
【捨て身の特攻――勢いを付けた体当たりで、ミストラルを怯ませ、あわよくば、落下させるべく、だ】


…………それがしのことは構わず――――悪を討つのですッ!!!


【小太郎……無能力者のあがきは、果たして功を奏すのだろうか――】
848 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/07(日) 00:12:06.61 ID:Bs736ri20
>>841>>845

「が、ああああああ!!」

【冷気と熱の波状攻撃】
【結論から言うと・・・】


「〜〜〜〜〜ッ!! あああああああああああああああああああああ!!」


【その攻撃はまがわに"通った"】
【厳密にはまがわの身体は金属ではない】
【不意打ちと言えど、熱も冷気も単体ならば能力の使用によって幾らでも手は打てた】


【だが・・・その交互の連撃となると話が違う】


「が、ぐぅ!! て、テメェえええええ!」

【まがわは腹部を抱えてその場に蹲る】
【変調を起こした腹部の強化細胞が疼いていた】
849 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[sage]:2013/04/07(日) 00:12:16.62 ID:lc9zuMfYo
【鍾乳洞】

【流れ落ちるように音を立てて振り続く雨は、事実上の閉鎖戸となって】
【洞から出ようとする者をせき止めて外に在る者を招き寄せる】
【時折近くで雷の轟く音が聞こえるのは、気の弱いものには恐怖心を招くやも】

……参ったナ、今日はここで朝まデ待つか
野宿自体は珍しくモないけど、チョット寝るには寒ソうだな……

【入口よりやや奥まったところでしっとりとした石壁に背を預けるのは】
【一目見て砂漠の生まれだろうと分かるほど民族色の濃い異装をした、長身の青年】

【黒い髪はツーブロックのベリーショート、目は金色のどんぐり眼】
【色黒で口が大きく、目鼻立ちのしっかりした彫りの深い顔をして】
【服装はややくすんだ赤のベストと裾を絞ったゆったりとしたズボン】
【大きな濃い灰色のポンチョを黄色のショールで斜めにしぼっている】
【各所には濃い緑の布製・石製のアクセサリーがちりばめられ、派手な装いだ】

あンまり大っぴらに聞き出しテも、取り返されに来らレたら困るし
誰か読み取れる人が居レばいいんだケドな……

【誰も見てはいないからと、背負った麻袋から取り出すのはいくらかの紙束】
【なんらかの建造物の内部について書かれているらしき資料は、コモンとは異なる言語――恐らくは魔界の言語か――で書かれ】
【その上あまりに緻密に書かれたその詳細は、一見しただけではようよう分からない】
【広げて見ても図の部分をせいぜい触りだけ分かるくらいの、あまりに高度な代物】
【鍵の掛かった宝箱のようなそれに、困ったように溜息が洩れた】
850 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/07(日) 00:17:16.15 ID:oEUIpgcCo
>>840

…………来なさい!

【結論から言えば。もし吟醸が背後からの佳乃に攻撃することを選んでいれば、佳乃に受け止める術はなかった。完全に、頭に血が上ってのことだ】
【しかしながら、『敵がカードキーを通す』ことに対する対策ならば――――この部屋に配属されたとき、既に講じてあった】
【佳乃の掛け声と同時、並んだコンピュータの陰から、真っ白な"生物"が飛び出す!】

「――――――!!」

【声もなく吼えるそれは、何もかもが白い"狼"だ】
【光り輝くその姿は、先程の佳乃の攻撃を思い返せば、"神気"で作られたものだとわかるだろうか】
【白刃龍紋流・陸の太刀――――『六花』。いわゆる"式神"を作る奥義で作られたそれは】
【素早く身を翻して吟醸に飛びかかり、吟醸の指ごとカードキーを噛み砕こうとするだろう!】
【ただこの狼の式神、素早さや攻撃翌力はあるが、それほど耐久力はない。その刀で強く斬れば、一撃で消し去れる】


>>843

…………ちっ!!

【手応えはあったが…………彼女の視界に移るのはウェル子ではなく、真っ黒な羽根と墜ちるカラス】
【憎々しげな視線を隠すこともなくウェル子にぶつけると、佳乃は先程吟醸相手にも見せた"反射"によって羽を弾く】

【…………彼女が大きく舌打ちしたのは、攻撃を防がれたことだけではなく、今になって頭が冷えたからだ】
【佳乃の最重要目的は、メインコンピュータを守ること――――】

【カラスや羽根を使ったつかみ所のない戦法を取るウェル子を倒すには、確実に時間が掛かる】
【であれば優先すべきは、どう考えてもカードキーを持つ吟醸の方だ。それは彼女にも理解できる】
【だが、それは…………】

…………ッ!!

【ぎり、と薙刀の柄を強く握ると、このままウェル子と戦いたい自分を必死で押さえ】
【最後に目の前の"水先案内人"を強く睨むと、くるりと身を翻して、佳乃は吟醸の方へ走る――――そうせざるを得ない】
【そう、これではハンデを無くすと言ってカードキーを破壊した、ウェル子の思惑通りにも思えて】
【まるで彼女の掌の上で踊らされているような感覚が、佳乃にはとてつもなく屈辱的だった】

【…………特にウェル子からの妨害がなければ、佳乃はすぐに吟醸の方へ駆けつけるだろう】

/すみません、風呂入ってきます
851 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 00:22:10.48 ID:VBv0wqJ6o
>>838>>844

【シュバルツガイスト達の推察は、概ね正解だ】
【一時的なブーストがかかったとはいえ、ひゆの魔力の供給源は、あれで、終わり】
【すなわち、後は戦いが長引けば長引くほど、不利に違いなく――】


………………えっ………………


【――――呆けている場合ではない】
【……恐るべき、スケール】
【小手先を好むひゆでは、到底為し得ぬ、エリザベスの策が、炸裂した】
【揺れて揺れて、全てを揺るがす、その振動を、ひゆは、――目に覆いが無ければ、きっと全開に見開いて目の当たりにしたことだろう】



【――展開されている包帯と、袖からのチューブは、彼女を護らんと乱舞したはずだ】
【弾き、遮り、己の命を繋ぐために、医療道具は振るわれたのだろう】


……………………


【しかし、どうだろう】
【視界が晴れる頃には、横たわるひゆと、傍らに倒れた点滴スタンド、それから、散り散りになった包帯やチューブが見えるはずだ】
【どうやら、潰されて圧死――なんて結末にこそならなかったものの、】
【飛来する諸々を喰らい、貧弱な彼女は、立っていられなくなった、という顛末のようだ】


………………


【だが、伏したままの彼女の右手は、諦めることを拒むように、ぐっと。右手を、伸ばす】
【……起き上がることはない】
【それでも、まだ、��千日紅ひゆ�≠ニいう戦場の徒花は、まだ折れてはいないようで――――】


【彼女は、緩慢に、しかし確かに、点滴スタンドを、握った】
852 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 00:30:40.29 ID:VBv0wqJ6o
>>845>>848


――――チッ、真室川ちゃん、何やって――――!!


【――マキナは、ロウの攻撃を覚悟していた】
【そりゃあ、無防備な姿で飛び出せば、撃ってくるだろうと、ある程度の予測を立てていた】

【……が、それは、「自分の身体」を撃ってくるだろうとの予測だった】
【��命中しやすく効果的な�¢ォか腕か……その辺りを狙ってくるだろうと、マキナは、考えていた】

【現実は、違う】

【ロウは……あのガンマンは、敢えて、��狙いにくくも決定的�≠ネ一撃に、賭けた――!】
【マキナは、自身でも言っていたが、��勇将�≠ナはない】
【もしも彼女が、肉体派ならば、話は違ったかもしれないが、少なくとも現実の彼女に、��銃弾を見切る�#\力は無く、】



【――――――パキィン――――――】



【マキナの持つカードキーの中央部に、綺麗な穴が、空いた】
853 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 00:33:47.90 ID:PjikQfe+o
>>844

【さて、一発逆転とは行かないまでも形勢を覆すことには成功したか】
【なんてことを、エリザベス・カーライルは考えてつつ、埃の中に立っていた】
【傷を負った両手にはM4S―――恐らく機構の一種なのだろう、柄からワイヤーが伸びていて】
【それが両腕に巻き付くことによって、半ば強制的に��持たされている�≠謔、なものだったが】

【そんなエリザベスの周囲には、綺麗な切り口を覗かせて両断されたコンテナがいくつか在って】
【メイド自身も髪の合間から血を流しては居たが、決して動けないわけではないらしく】

……本来でしたら、雇い主様の持ち物を斬り裂いたり
ましてやどのような状況であっても崩壊させるようなことなど致しません。

ですので、ここはあなた方が悪いのだと��枯れ彼岸�≠ノはお伝え致します
そしてもう一つ。私は物事には対価を求めるタイプでございます。
労働には金銭を、そして負った傷には追わせる傷を―――失礼、避けないで下さいませ。

【タンっ、と1つ跳んでクロス・ザ・ルビコンへ接近を計れば、大剣を振りかぶり】
【もはや振動すらしていないものの。十分な切れ味を誇る刃で放心する少女を斬ろうと試みて】

>>851

【クロス・ザ・ルビコンへの一撃がどうなろうと、また1つ跳躍して、彼女は距離を取り】
【紺色の静かな色合いを、倒れつつも尚立ち上がろうという意志を見せるひゆへと向けて】

さて、ひゆ様。先頃申し上げた通り、私の仕事は本来荒事ではございません。
この度もそれは同じ。皆様を排除するのではなく、この血を守護するのがお仕事です
ですので、余程でなければこれ以上M4Sを振るうこと無く場を収めることも不可ではない

……ご理解頂けますでしょうか。皆様もお仕事でございましょう
けれどもここはお引き下さいませ。そうすれば私、追撃や殺人を犯さずに清く正しく居りましょう。

【腹部の鈍痛は、引いた。故に足は動く。腕は傷こそ負ったが、剣は振るえる】
【ダメージという一面で見るのなら、確かにエリザベス・カーライルは最も優位に立っていた】
【その優位をチラつかせながら、メイドはひゆへ――いや、『ネバーランド』の3名へも撤退を呼びかけた】

【相手が引くのなら、自分はそれを咎めはしない。むしろ、追わずに此処に居続けよう】
【そういった旨のことを言ったのである。聞き流すか、苦渋を飲むかは自由だが――M4Sの黄銅は、きらりと鈍く光っていて。】
854 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 00:36:04.45 ID:ufd2M2la0
>>846

【ぺろりと舐められた指先の温かさとか、撫でた鱗のさりさりした触感とか、】
【ぷにぷにぺたぺたした肌の冷たさとか、破ってしまいそうな皮膚の柔らかさとか、】
【最初は恐々だったそれも、すぐに慣れていく。きっとこれからだって、こんな風にしていくのだろう】
【蛇の末裔だからとかそんなわけでもなく、個人の嗜好として。彼の心配は、杞憂だったと言える】


【じっと傷口に意識を寄せたなら、自然に黙り込んでしまうような集中もまたいつも通りのもの】
【それは日常の肌色から覗き込んでは誘うような非常識の赤色を舌先で指先で抉りたくなる衝動を堪えるためでもあって、】
【赤色が自分の行為でなく刻まれたものであるならそれは尚更。総て上書きしてやりたくなるのは、咬んだ唇で寸で止められる】
【そんなこんなで数分間。ぱたんと閉じた木箱の鳴き声を合図に緩い声が終わりを告げるのだろう、箱を元に戻す気配】

お花見、

【声を掛けられたそんな頃合、もすもすと戻ったのは元の位置で、尋ね返したなら指先は彼の方へとそっと伸びる】
【既にその手で肌蹴させた布地を戻そうとしているならば手伝うように、そうでなくとも、やはり手伝うよな手つきは変わらない】
【断るようなら無理強いしないけれど。触れそうなぐらいの距離感は、変わらないか】

……行きたい、行きたいっ!

【そうして嬉しそうに弾んだ声音と、笑ったようなその気配。そもそも拒絶する理由なんてないのだから】
【ぱたぱたと布団を足で叩くような音がする――というより、実際叩いている。ベッドを通じた柔らかな刺激は伝わるのだろうか】

【桜というものは元より好いていたし、怪我をしていた関係でしばらく外に出ていなかったこともある】
【それに、お父さんと出かけられるなら。どんな場所だろうと、とってもとっても嬉しくて――だから、】

ねえ、どこ行くの?

【そんな風に尋ねるなら、少しばかり性急にも見える。うきうきした声音、鈴を跳ねさせたみたいに、よく響いた】
855 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 00:38:29.06 ID:Ojhy0AoMo
>>848、>>852

(通った……!! リロードするかッ、いや此処で守りに入るなッッ……今やるべきはッ!!)

【右手の銃を消したのは、消すことでリロードになるからだ。しかし代わりにに一定時間銃を出せなくなる】
【左の銃は、蹲ったまがわに向けられた―――】

やるべきは―――テメェをぶち抜くことッッ!! 今からテメェにぶっぱなすのは弾丸憑依��Fat man�=I! 
俺の死んだ爺ちゃんが100kgを超える巨漢でさ、今は俺の守護霊なんだが……その爺ちゃんをこの最後の一発に篭める
弾丸憑依は、霊の特徴を銃弾に反映させる能力―――つ、ま、り……だ! この弾丸は重さ100kg越え!! 
オマエのことだし死ぬことはまず無いが、コレを喰らってピンピンしてるとはいかねぇだろ―――!!

―――コレが「幽幻の宝玉」と俺のコラボレーションだッッ!! 喰らえ弾丸憑依��Fat man�<bッ!!

【銃声が響いた瞬間、発動する『弾丸憑依』。銃弾の重さが増し、破壊力も其れに伴い増す。流石に至近距離でのこの弾丸、彼女の肌でもダメージは通るだろう】
【―――蹲った彼女が姿勢を上げて腹部が晒されれば腹部に、晒されなければ蹲った背中、丁度腹の裏にあたる部分に超重量の弾丸が襲い掛かる】

【……マキナの方は、恐らくだがもう心配する必要がない―――だろう】
【弾丸コントロールだけは、誰にも負けない自信がある。ミリ単位で大きなズレが発生する跳弾を実戦に活かす彼に不安要素があれば、彼女の動く速度が変わることくらいだった】
【―――変にコケるとかそんなことがない限り、当たる。そう確信しており―――結果も想定通り。ターゲットに見事命中、ということだ】

―――女性を傷つけず、場を制する……どうよ、スマートだろ?

【……つまりまがわを女性とみていないという証拠にもなる台詞を、安堵の息の後に堂々と言い切った】
856 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 00:45:15.98 ID:DJjJA2iMo
>>843>>850
ーーーあーあーあー…いけねぇや、本当にいけネェ

二兎を追えば一兎も取れねぇ…それっぽっち、知っておくのが常識だぜ?佳乃ちゃんよぉ

【視界の端から飛び出す白ーーー声無き咆哮を持つ、白き獣】
【光輝く式神の狼が飛び出てくるーーー飛び出て、すぐさま右手を狙う】
【油断塗れのその右手、噛み砕くには力はいらない。油断していたならの話だ】

【ーーー飛び掛かる狼を、切り裂く刃ーーー何の不思議もない、吟醸がその刀の居合抜きで、狼を迎撃しただけの事】
【当然の事だが、素早くカードキーを手放して刀を掴むなんて芸当は出来ないーーーカードキーは変わらず、��指に挟んだままで�=z
【刀の柄を持つーーーいや、��咥える�≠フは、吟醸の口。手ではなく、口を使っての居合抜き、しかしその早さも威力も、何ら劣る所は無い】

…あっちにこっちに、落ち着きのねぇ…よくそれで啖呵が切れるもんだーーー

【斬った狼を尻目に、刀を鞘に押し込みながら、既に背後に位置する佳乃に、背中を向けたまま語る】
【その足は進んでいるが、やたらと遅くーーーその声は、最初と変わらないようだが、僅かに不機嫌が浮かんでいて】

佳乃ちゃん、お前は戦いに来たのかい?殺しに来たのかい?それとも喧嘩しに来たのか?
まさか、守る為たぁ言わねぇよな?こんなに守れていねぇんだからさ

オイラは戦いに来たんだぜ?折角お膳立てもあるっつぅのに、無視されちゃあ興が冷めちまうってもんよ
…ああそうだ、なんならそこのウェル子ちゃんとオイラが戦おうかネェ、そっちの方が楽しそうだ
佳乃ちゃんは黙って見てるだけでいいぜ、今見るべき奴も決められねぇ奴にうろちょろされちゃあ、危なくてたまらねぇってもんだ

【歩く速度はゆったり、ゆっくりーーー急がなくとも、追い付けるようなその早さ】
【しかし、その気になれば急げるのも事実ーーー先程の、接近のスピードを使えなくもないのだ】
【なのに、わざわざゆっくりと、言葉を紡ぎながら、挑発にも似た言い方をするのは何故だろうか】

【ーーー先程も言ったが、吟醸という男に、ウェル子が望んだ意志は無い。カードキーなんて本当にどうでもいい、ただ戦いたいだけだ】
【ただ戦いたいだけなのに、途中で相手が標的を変え、剰えあんな物で対応をするなんて。ともすれば、それが気に入らないのか】
【二対一の戦場でそんな物言いはただの我儘だーーー】

【しかし、彼は背中でこう語る】
【怒りに任せ、相手を見失う奴は眼中に無いーーーと】
【あの瞬間、カードキーを持っていたのは吟醸一人、ならば重視して狙うべきはどっちであったかーーー】

【ピタリと吟醸の歩みは止まった、しかし振り返らず】
【背後からの攻撃をするには、これまでとないチャンスだがーーー?】
857 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 00:46:25.86 ID:7sMh2qWu0
>>842>>847
【チェックメイト――――練っていた策が見事に成功したミストラルの表情はそう言っているようだった】
【後は常人である2人は体力の限界になるまで少しだけ粘ればそれでいい――――それからは彼だけの領域】
【一見、相手の逆転の策は尽きたかに見えたが――――彼は油断をしてはいなかった】

甘いな!!お前達の行動は今も手に取るように分かる――――周囲との温度の差で!!

【変圧器の上の自分に向かって突進してくる小太郎の姿は既に��見えて�≠「た】
【体温の上昇と共に向上していく身体能力と反射神経にとってその動作は緩慢とも取れる】
【だが変圧器の面積と突進の角度から、回避の為には地面に降りる必要があった】

最早完全にこの部屋は俺が支配している――――!!

【小太郎の攻撃を回避する為に変圧器から飛び降りる――――無能力者の刃は届かなかった】
【そして既にロザリーが水蒸気に中てられて膝をついていることも彼の予想済み――――】

しかし今しがたの攻撃には驚かされた……!!まさか触れただけで文字通り火傷する体温の俺に突っ込んでくるなんて……!!
その蛮勇には賞賛を送るとしよう……だがここでお前は再起不能だ、これ以上動くと生命に関わる

【小太郎に対して賞賛の言葉を送りながら、ゆっくりとロザリーに向かって歩み寄る】
【もう反撃するほどの余裕が無いと見たか、それとも――――】

そしてそこの精霊使い!!水の精霊を連れているようだが……
まさかこれから何か呪文を発動しようというのではないだろうな?
温度を下げようというのならやめておいたほうがいい――――無駄だ。この熱量の前では

【ロザリーが未だ勝利を諦めていないことを悟ったか、諭すように声を懸ける】
【しかし同時に、水の精霊だからこその逆転の策があるのではないかと模索を続ける】

(仮にあの方法であれば――――だが自爆の可能性がある!!)
858 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 00:47:12.34 ID:hr6auS8x0
>>851>>853

<――――フォアアアアアアアッッ!!>

【更に振るわれる一撃――――呆けていたクロス・ザ・ルビコンだったが、しかしその一撃には鋭く反応する】
【更に、左手のグリップをボタン操作すると――――硬い棒状に成形されていた黒い何かは、鞭のように細長く、その場に展開される】
【その材質の正体は、特殊な繊維の束だったのだ。そこに特定パターンの電気刺激を加える事によって、自在な形状と強度を使える――――】
【そうして、鞭状に展開したそれで、手近な残骸を巻きつけると、そこへと身体を引っ張りながら跳躍する】
【横への跳躍によって、斬撃を回避した格好だ。もっとも、避けきれずに左のふくらはぎに切り傷を負ってしまったが】

…………交換条件と、言う事か…………

【苦々しげに、シュバルツガイストが呟く。現状を、やはりリーダー格としてしっかりと把握していた】
【彼我の戦力差は、大して開いてはいない。むしろ、数の優位を上手く活かせば、このまま押し切ってしまう事も可能だろう】
【だが、ひゆの状態はお世辞にも良くない。ここで彼女を切り捨てる形で戦線を維持すれば、彼女はこのまま斬撃の元に命を絶たれる事になる】
【それをやってしまえば、自分たち――――ひいては上にいる『グラトン』の立場も、悪くなろう】
【致命的なダメージを負っているひゆは、現状の『ネバーランド』にとっての、泣き所となっていたのだ】

――――任務遂行より、ナンバーズの保護を優先する…………クロス・ザ・ルビコン、ひゆ様を介抱しろ。私も行く……
「……こんな奴の、言いなりになって、良いの……?」
私たちだけなら、このまま突貫するよ……でも、今はダメ。聞き分けなさい、ジ・エンブリオン
<…………>

【武器を格納しながら、シュバルツガイストは、エリザベスの足元に倒れるひゆの元へと歩み寄る】
【同時に、やはり手の中の鞭を解除して、足を引きずりながら、クロス・ザ・ルビコンもシュバルツガイストの言葉に従い、側へと歩いて行く】
【納得がいかない様子のジ・エンブリオンだったが、結局シュバルツガイストの言葉に従い、殿として状況保持に回った】



【そうして、満身創痍の機関の4人は、とりあえず一名は取り留めたまま、場を撤退する事になる】
【しかし、任務は失敗に終わる――――だが、『ネバーランド』からすれば、テストを兼ねた初の実戦と言う事である】
【戦場で命を落とす事が無かっただけ、彼等にとっては収穫と言えるのかもしれない】

/乙でした。ありがとうございましたー!
859 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/07(日) 00:49:57.89 ID:Bs736ri20
>>852>>855

「が、ぁっ!!」

【重い霊魂の籠った弾丸がまがわの背を撃ち抜く】
【ジワリ、と。服に血が滲んだ】

「ーーーっ! あーーもう!! クッソがぁあああやってらんねーーー!!」

【痛みに涙目になったまがわが跳ね上がる様に立ち上がると】
【バックステップでロウから距離を取る】

【肩で息しながらズビシとロウを指さしてがなる様に叫ぶ】

「テメー覚えてろ! いつか絶対へし折るッ! 街歩くときは覚悟しとけやぁあああ!!」

【そのまま壁に指を突き刺し】
【大穴の空いた天井から、逃げ出そうと試みる】
860 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 00:53:56.56 ID:Y5PaZFEjo
>>854

【手当てが終わり、浴衣を着なおそうとして残る痛みに顔を顰める】
【上げた腕も一度そこで止まるのだが、手伝ってくれるならば有難うと告げて、矢張り微笑むのだろう】
【それから、白地に黒い彼岸花が大きく描かれた浴衣の襟元を整え、紫の帯をもう一度締め直す】

【(男物の浴衣なんて備え付けて無かったような気がした。ならば買ったのか、或いは借りてきたのか)】
【(後者だとして、あの日あの場所、運命が一度ズタズタに割かれた世界で一度だけ会った男には、辿り着かないか)】

何処、か……矢張り櫻の国が一番綺麗なのかな、だとすればひとつ、知っている場所はあるけれども
もし鈴音が知っている場所や行きたい所があるのなら、私は其処が良いな

【言い出しては見たものの、場所については考えていなかったのか、少し悩むような間がある】
【思いついた場所に関して僅か口篭ると、きっと自分よりは詳しいだろう相手に任せたいというように視線が流れた】

……あと、行くなら鈴音も。 浴衣を着て欲しい
そのままでも可愛らしいから構わないけれど、一度は見たいと思っていてね

【思いつく限り彼女の浴衣姿というのは見たことがなく、年甲斐もなく弾んだ声は暖色で緩く掠れた】
【既に視線は衣装室の方へと向いている。 放った言葉の気恥ずかしさにも気が向いていない程】
【前述したのは男物の浴衣の場合であって、女性物ならば幾らか数もあるだろうが――。】
861 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 00:58:09.92 ID:VBv0wqJ6o
>>850>>856


吟醸様は、中々心得ておられるようで……��世界の理�≠ニいうものを――


【さて、今度は吟醸へ向かった佳乃を、ウェル子は見送る】
【眼鏡の奥底に湛えられた瞳は、やや細められて、】


…………貪欲なのは結構ですが、全てを手に入れるには、摘み食いではいけません
全てを平らげるというのは、すなわち、��執着�≠キることです


【――何が、言いたい】


……結局、��何故戦うのか�≠�、漠然としか抱かぬから、中途半端になってしまうのでしょう
正義……悪……そんな��枠�≠ネど、捨ててしまべきです

命を賭けましょう、抉り抉られる覚悟を持ちましょう……『殺す』――と、言えるようになりましょう
戦うならば……眼前の相手に、己の全てを捧げなければ……それは、��戦い�≠ナはなく、タダの��戯れ�≠ネのです


……わたくしは別に、吟醸様と抉り合うことも、拒否は致しませんよ
吟醸様は……その辺りを、理解為されているご様子ですし……


【ちらり、ウェル子は吟醸を見やる】
【ウェル子の望むのは、任務達成と……それから��絶望�=z


【こうして、吟醸に理解を示せば、或いは、佳乃は、絶望に打ちひしがれるかもしれない】
【一方で、吟醸という戦闘狂もまた、扱いようによっては別の絶望をもたらすか……】


【ウェル子――この少女は、��味方�≠ニか��敵�≠ネどというくくりを投げ捨てて、この場にいる――――】
862 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 01:03:35.28 ID:VBv0wqJ6o
>>853>>858


………………ごめん…………なさい…………


【ひゆのこぼす謝罪は、どこか悔しそうで、泣き出しそうで】
【己の未熟さを、ただただ噛み締める結果に、彼女は、少しばかり、絶望した】

【結局、ひゆは、シュバルツガイスト達に救出され、これ以上は為す術もなく撤退することになる】

【……或いは、枯れ彼岸の物流拠点に、相当なダメージを与えたことで、いくらか報われることもあるかもしれないが】
【��主目標�≠ノ関しては、未達成として、彼女たちは、去りゆく】


【だが、覚えておくと良い】


【≪No.74≫……��不凋葭�=z
【それは、決して枯れることのない、葭(あし)だ】



【CLAWS.�X 〔 総合物流棟 >> 貨物倉庫 〕】

【 エリザベス・カーライル vs 『ネバーランド』 & 千日紅ひゆ …… 勝者:エリザベス・カーライル 】



/お疲れ様です! ありがとうございました!
863 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 01:08:02.30 ID:VBv0wqJ6o
>>855>>859


…………やって、くれたわね


【滲むのは、苛立ちと、怒気】
【自身の大事な��発明品�≠�立て続けに破壊されたマキナは、遂に、そのおちゃらけた仮面を脱ぎ捨てた】



――――��カノッサ機関麾下遊撃軍�=wカエルレウム・ナーウィス』のォッ!!!

至高にして最高の技師、この『マキナ・ギシ・カンケル』の!! 発明品を、貶める奴はぁァーーーッ!!!!



【ぐわっ――と、マキナの身体からほとばしるのは、魔力である】
【魔力に疎い者には理解しようもないが、今、彼女は、自身の魔力を、威圧するように、放出し、】


………………って、あ、ちょ、真室川ちゃん!! に、逃げるの!?


【逃走を試みるまがわを認めるや、その威圧感もすぐさま消え去ってしまった】


ぐ……ぐぬぬ……!! ちっくしょーめ!! この始末、覚えてなさいよ!!!
それにハッキングには失敗したけど、今回の騒動の爪痕は、生々しく残り続けるのよ!! へーんだ!!


【―――― マキナ、逃走!!】
【彼女は、すたこらとアトリウムの出口に向かって、走り出した!】
864 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 01:19:05.58 ID:vic8LFKio
>>847>>857


【≪──── OPEN CARD ────≫その音と共に、】

【取り出されるのは、風の魔杖。ハリケーン。棒状の杖に宝石の付いたシンプルなデザイン】
【ロザリーが風の魔杖を握りしめれば。宝石から魔力によって精製された��四本の羽�≠ェ出現】
【風車の様にカラカラと回り始める。──この杖の能力は��増幅�≠ナある】

≪(…………私に出来るのは、これが最後です。無理でしょうけど。)≫

【仲間であるアクア・ルーラーをも吸い上げる。彼女は最後に、制御の力をコントロールではなく】
【回転速度に対して働かせる。それによって吸収効率が向上し、回転速度はさらに上昇していき。】
【さらには、力を溜めすぎたせいで風の魔杖自体にもヒビが入り始めた。完全な暴走状態である】

【ミストラルはロザリーを守る何かが無くなったのを感じ取るだろうか。アクア・ルーラーが消えて】
【ロザリーの周囲の温度は他と同じになりつつある。しかし。ミストラルが魔力を感知する力があるのなら】
【凄まじい勢いで上昇する、魔力を感じ取れるだろう。少なくとも、容易に近づく気には成れない程の】

【この風車で風や水を吸い上げ、魔力変換を行う状況によっては便利な杖なのだが】
【ロザリーが��覚悟�≠�決めるまで、使わなかった理由がある。それは────】

(小太郎さん、ありがとう……私に、チャンスをくれて……)

【──��調整�≠ェ一切、出来ないからである!ただひたすらに受け止め。回り続け、魔力を増幅し続ける��自然災害�≠フ様なもの】
【吹き出す水蒸気の風と水分であふれるこの環境は。風の魔杖を活かすには絶好の状況それ故に、暴走の危険があった】
【機器を破壊してしまう恐れがあった。だが、その枷は……好き放題破壊活動をしてくれた��ミストラル�≠ェ破壊してしまった!】

……貴方はいくつか勘違いをしている。

【ロザリーはとても立てる状況ではなく、上に居る相手に狙いなど付けられる余裕などとてもじゃないが無かった】
【しかし、小太郎の特攻は、ミストラルを上から下ろす理由を作り。最後の博打を撃つためのチャンスを与えてくれた!】

……温度を下げる必要なんて、無い。

【長々と喋る余裕が無い彼女は「貴方を倒せば。ここに留まる理由など無いのだから。」と、続ける事は無く】
【風の魔杖を振るえば、突風が巻き起こり。彼女の周囲の水蒸気が吹き飛んでいく。一瞬だが、景色が──晴れ】


そして、私は、精霊使いじゃなくて────── 五行を操る、能力者ですッッ!!


【風の魔杖を、ミストラルに向けて、力の限り、投げつけた!風の魔杖は自らの力によって粉々に砕け散り】


────≪ エアロ・ランス ≫ッ!!


【それによって解き放たれるのは増幅され、蓄積された魔力と風の力!それらが絡み合い槍の形となり】
【周囲の器具などお構いなしに蹴散らしながら襲い掛かる!ミストラルが創りだした��状況�≠�力に変換────そのまま、彼に返した!】

865 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 01:20:10.63 ID:Ojhy0AoMo
>>859、>>863

うおっ、まだアクロバティックな動き出来るほど元気あんのかよ……!!
どんだけ丈夫なんだよコイツは……

【普通の人間に放てば間違いなく致命傷の一撃も、彼女にすればとても痛い一撃】
【正直彼女のタフさには驚きを隠せない―――覚えてろ、と言われたがもう相手にしたくないほどの厄介な相手だろうが】

―――……いいぜ、だが街は俺のホームグラウンド、今よりも間違いなく強いぜ?

【―――顔だけは余裕綽々を保って言葉を飛ばす。街なら、硬い床なら跳弾が使える為、戦術が今より広がるのは間違いない】
【しかし銃弾が効かないまがわが相手な以上、相性は最悪でありやはり次は勝てるかどうかは―――少し不安だ】

……カノッサなんとかかんとか軍? 長ったらしくてよく解んねえが……兎に角カノッサなんだろ!?
―――じゃ、俺が潰す……!! そっちが長ったらしい自己紹介なら、コッチもさせてもらうぜ―――

元『青義同盟』リーダー、今はフリーのガンマン……そしてテメェ等が欲しがってる宝玉……『幽幻の宝玉』を持つ男
―――マーシャル・T・ロウとはこの俺のことだッッ!!

【―――名乗りを終えたと同時に、右手の銃が具現化可能となる】
【直ぐ様具現化して逃げるマキナの左足を狙うが間に合うかは―――……やや厳しいラインだ】
866 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 01:20:56.52 ID:PjikQfe+o
>>858>>862

物分かりの良いリーダーをお持ちのようで、助かります。
やぶさかではないにしろ、私の仕事は殺しが主では有りませんものですから

では……カノッサ機関 ≪No.6≫グラトン=ブルーガー=ウルバヌス傘下『ネバーランド』
シュバルツガイスト様、ジ・エンブリオン様、クロス・ザ・ルビコン様の皆々様
並びに同機関 ≪No.74≫千日紅ひゆ様―――どうぞ、お気をつけてお帰り下さいませ。

【撤退を選択した相手――特にシュバルツガイストに対しては、ある程度思うところがあるのか】
【これ以降の嘘や奇襲は無いだろうと判断したエリザベスは、大剣を下ろして変形させ】
【柄ばかり大きな小剣サイズにすると、それを手にしたままこの場を後にする面々へと頭を下げた】
【髪を伝って血が落ちていくが、どうでもよい。少なくともこれで、仕事は終わりなのだから】

【と、なれば――ガラクタが転がる倉庫を歩き、カードリーダーの前で立ち止まり】
【ちょうどそこに落ちていた鉄骨に腰掛けて、大剣のワイヤーを解除、くたりと両腕を投げ出して】

……ふぅ。久々の荒事で、少々どころではなく疲れたと言わざるを得ませんね。
それも人では無い者が最低でも二人、加えてナンバーズとは……予想外でした
お陰で倉庫は全壊ですが、あの方々に転嫁するとして―――

【『お給金は弾んで頂きます』――ーそう呟くと同時に、エリザベスは身体を壁に預け】
【気絶するように、眠りに落ちた。自らの身体を第一に治そうとする辺り、まるで機械のようで】
【翌日の朝にはきっと、『彼岸包帯』で各所を補いつつも本土へ帰還する彼女の姿が在り】

【――また、いずれ出会う事が在るにせよ。メイドと言う存在は、決して=正義などではなく】
【或いは歩みを合わせて――そんな可能性が、世界の何処で微量に存在していることも、忘れてはならないだろう。】

/お二人ともお疲れ様でした&ありがとうございましたー!
867 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 01:21:39.31 ID:ufd2M2la0
>>860

【――知らない匂いが、する、気がした】
【直した襟元が擦れて零す香の立ち上がる刹那に、ふと浮かんだそんな違和感】
【けれど追いかけようとしなかったのはなんてことない、お花見のことに気を取られていたから】
【ぱちくり瞬くのは彼からは見えないだろうから、きっと気付かれぬまま――】

……櫻。どこでもいいよ、どこでもいいの。
お父さんの知ってるところがいい、知りたい――。

【そんな意識も長続きしない。どうでもいいことと処理されたなら、意識はすぐに逸れてしまう】
【元来血の源流があるとは言っても、まともに行ったことなんてないなら、それでも少しは行ってみたい】
【だからと言うわけでもないけれど――あっさりとそこでいいなんて言いだすなら、彼の視線の意図など図りかねるみたい】
【――それでも、まるで綺麗に咲きそうな桜の場所を知らないわけでもない。上手く誤魔化したなら、行き先を摩り替えることだって、きっと簡単なはず】

――ゆかた、

【ぽつとなぞった言葉、久方ぶりだなんて、彼の知らないところの話】
【寒くないかなと考えるのはほんの一瞬。近頃の暖かさならば大丈夫だろうと結論付けた】
【――ちょんと座りこむ彼の隣、立ち上がるためのワンクッション。立ち上がったなら、揺らした髪の甘い香りを置いて】

…………待ってて

【彼よりも高くなった視線が、ひどく愛おしいように降りて。薄ら、頬が赤い気がした】

【そんな風に言い置いて、衣装室のほうへと足を向けるのだろうか】
【きっとまだ足元に居るんだろうコモンはそっと避けて、ぷわぷわ浮いているんだろうマロンもまた避けて、】
【何にもないならその姿は部屋の中に消えて。少しばかり、待つことになるのだろうか――】
868 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/07(日) 01:27:39.85 ID:oEUIpgcCo
>>856

…………ふん、随分偉そうな口を叩いてくれるわね…………。
二対一の戦闘は十分想定していたもの、あなたを止める手段ぐらいまだあるわよ。

【口を使っての居合いなんていう離れ業には、佳乃だって対応できたかどうか――――】
【ましてただの式神に、対応できるわけがない。狼はあっけなく切り裂かれ、霧散する】
【だが、佳乃の言うとおり。彼女があんな"狼"を仕掛けたのは、多対一の状況になったときに自分の手の回らない所をカバーするため】
【先程こそ平静さを失ったが、ここに来たときにはどうやら十分に冷静だったらしい】
【最重要の使命を守るために、講じるべき"最善"は行われている、ということだろう】

【…………しかし、その口調が少し言い訳じみているのは、吟醸の言い分が間違いなく正論だったからだ】
【目先の感情に捕らわれて暴走してしまう"幼さ"のようなものは、確かに彼女の大きな欠点】
【態度には出さないが、吟醸の言葉を浴びて、佳乃は先程の特攻を失態だと思い直し】

【そして、何より。吟醸ほどではないにせよ、戦闘を楽しむような"武人"としての一面を、佳乃は持っている】
【だから、吟醸ほどの使い手を前にして戦わず背中を向けるなど――――実に、もったいないことだと。佳乃は、吟醸の言葉でそれを思い出した】

まあ、いいでしょう…………そこまで言うからには、とことん相手をして貰うわよ。
…………そんなものが眼中に入らないくらい、ね。

【佳乃は階段を駆け上ると、あえて背中から吟醸を襲うことはせず、一度道から外れ――――】
【コンピュータの机を飛び移って段差を登ると、再び通路に戻って、吟醸の前に立ち塞がろうとするだろう】
【薙刀を構え、カードキーをちらりと見やるその眼には、もう激情はない。ただ、少し楽しそうに】
【――――あるいは、戦いを主とする吟醸の論理に、共感するところがあったのかもしれなかった】

【相対する両者の間に、距離はそれほどない。吟醸の脚なら、一瞬で切りかかれる距離だ】


>>861

…………あなたの言葉に乗るのも、あなたを理解しようとするのも、もうやめるわ。
疲れるだけだもの。

【絶望に潤んだウェル子の言葉に、佳乃は冷静に、そして諦めたような表情で、そう告げて】
【もう眼中にないとでも言いたげに、吟醸へと視線を移す】
【先程までとは打って変わったその態度は、ほとんど敵であるはずの吟醸に正されたようなものだ】
【敵も味方も、善も悪も、今この場所ではひどく曖昧で。それらを滲ませるのは、やはりこの"水先案内人"――――】

【さて…………佳乃は今、吟醸との戦いに集中することを選んだが、しかし】
【先程彼女が吟醸に話していた"多対一用の手"とやらは、まだこの場に残っている】
【それを踏まえて目を凝らせば、部屋にあるコンピュータや机のあちこちに、和紙の"符"が張り付いているのに気づくだろうか】

【本人は努めてウェル子など気にしていないような素振りをしているが、それも半分は見栄】
【佳乃はまだ、ウェル子を警戒している――――不審な動きがあれば、それらの罠が発動するかもしれない】
869 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 01:28:38.61 ID:VBv0wqJ6o
>>857>>864


…………う、ぐ…………!


【室温は、もはや暴力的】
【小太郎は、いよいよもって、限界に近付きつつあった】


……………………


【……小太郎は、ふらふらと、倒れそうになりながら、ロザリーの元へ向かう】
【攻撃する術を失った彼に出来るのは、勇士を、守り、見届けること】

【――逃走などと言う選択肢は、はじめから、ありはしない】


………………もしもの……ときは………………


【だがそれでも、命を失うくらいならば逃げた方がいいとは、彼も理解している】
【……もっとも、それにしても、優先されるべきは、ロザリーだ】
【仮にロザリーが窮地に陥ったならば、自身が最後の力を振り絞ってでも、外へ担ぎ出す】

【ただそのために、この男は、まだ、動く】


【――――能力者同士の戦いは、果たして、いかなる決着を見せるのだろうか――――】
870 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 01:34:40.76 ID:Bs736ri20
>>863>>865

【壁に指を突き刺し、天井の梁を掴みながらヤモリの様に壁を登り】
【Big-Cの登場した大穴に足をかけてジッとロウの方を見つめるまがわ】
【どうやら長い口上の後にロウはマキナを撃つようだが】

「・・・なーんかこのまま帰るのもシャクだなー」

【スッとまがわが取り出したのは】
【散り際にユウトが残した水晶の欠片!】

「最後の攻撃・・・ドーン!!」

【大人の握り拳ほどあるそれをロウへ目がけて投げつける】
【タイミング的にはロウがマキナを射撃する少し前】

【どうなるか】

「さーて、包帯貰ってとっとと帰るか」

【クルリと一回転して飛び出すと】
【まがわは櫻の国の空の下へ消えた】


/自分はここで離脱します!
 お疲れ様でした&ありがとうございました!
871 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 01:41:53.75 ID:Y5PaZFEjo
>>867

『――あん? 何や、勝手に人の領域踏み込むの止めや……って、こら何漁っとんねんド阿呆
 浴衣? ……嗚呼もう勝手に持っていけ、そんでさっさと帰れ、ボケ。 願わくば死ね』

【彼と「誰か」とのそんなやり取りが少し前にあったとか、無かったとか。閑話休題】

【あの場所。泣き叫ぶ女(ししょう)がまだいるのなら、あの厄介な神職がいるのなら、好ましくはない】
【それに何より、相手のことを知りたいと希求するのは鈴音と同じで、そんな意図をそのままに伝えるのだろう】

……待ってるよ

【視線を受けて視線で返せずとも、その頬まで辿れればどんな色が浮かんでいるのかは容易に解る】
【彼女の方に首を向け、二匹もなんだなんだとばかりに興味を持って、扉の外で顔を見合わせたりし】
【一方で、衣装室に向かうその背を見送って、扉が閉まってから、長躯がぼすりとベッドに沈んだ】

――…………

【時間の長さを気にすることはない。寧ろ、静かな時の中で考える沢山の事には足らないだろう間だ】
【ぐちゃぐちゃの思考は何を辿っていたかも思い出せない、一刹那ごとに変わる内容に自分でついて行けなくなる】
【額に手を当てつつそうして暫し天井を見つめていたのだが、微かな物音を拾えば、扉が開く前に起き上がった】
【相手が見るのは変わらない、腰掛けたままで待つ彼であって。 一人と二匹の目が、現れる相手の姿を切望していた】
872 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 01:42:53.70 ID:DJjJA2iMo
>>861
くっくっく、言うネェ…ウェル子ちゃん、オイラは俄然アンタに興味が湧いた
酒は呑んでも呑まれるな、戦は全てを飲み干してこそ…ってな

命(タマ)掛けた斬り合いは最高だよ…正義も悪もねぇ、殺るか殺られるかだ
分かってる!わかってるネェ、ウェル子ちゃん!

【立ち止まり、背中を向けたままーーーウェル子に対しては、チラリと眼を向け、楽しそうな声色を返す】
【結局の所彼は戦いに酔った酔っ払いーーー佳乃の思いもウェル子の望みもどちらも無い、それこそ彼女らの��手段�≠ェ吟醸の��目的�≠セ】
【命の取り合いは素晴らしいと、頷きながら嬉々として語るその男は、確かに異端者である】

…あ、そうかい?そんじゃあまあーーー

【『拒否は致しません』ーーーウェル子の肯定とも取れる言葉を聞けば、嬉しそうに】
【この男もまた、��敵�∞�味方�∞�正義�∞�悪�≠ニいった枠に、収まるような輩では無くーーー】

>>868

ーーーいいや、順番ならこっちが先かい
成る程、眼中に入らないくらい、ネェ…

【目の前に降り立った佳乃に顔を向けると、眼を細め、佳乃の眼を見詰める】
【迷いは無いかーーーこの様子なら、再びウェル子に向かって行く事は無いかもしれないが。��まだ浅い�≠ニ見た】

…お望み通り、先に相手��してやるよ��

【告げた言葉は、仕方なさそうな挑発の込められた物、先程のように怒りに呑まれたりはしないか、確かめる気か】
【そしてようやく、構え直ーーー】

ーーーあぁ忘れてた、こいつはもういらねぇな

【ーーー唐突に、吟醸はそれを謀る】
【柄を握るのに邪魔な物をーーー右手に持ったカードキーを、ひょいと佳乃に向けて放り投げた】
【本当に、ただ唐突にーーー人間、どうしても反射神経という物がある、意図せぬタイミングでの意図せぬ接近があれば、何らかの反応をしてしまうのだ】
【先程反射によって斬撃を躱した佳乃だ、このカードキーにはどんな反応を示すかーーー?】

【何、どうしたって結果は二つに一つだ】
【下から上へ、吟醸が放った居合抜きは空中のカードキーを真っ二つに切り裂くーーーその巻き添えに、佳乃も加わるか否かだけ】


【ーーー「戦う相手を決めたんだろ?」】
【ーーー「だったら、そいつぁもういらねぇよな?」】
873 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 01:44:18.85 ID:VBv0wqJ6o
>>870>>865


『マーシャル・T・ロウ』……ああ、2年前くらいに、暴れたときも、名前聞いた気がするわね
へえ、随分と……成長したじゃない


【憎たらしい、余裕の笑み】
【上から目線とは、まさしくこういうものをいうのだろう】


――――ああ、そ・れ・と…………


【ロウが、弾丸を放ったのと同時、マキナが、パチンッ、と指を鳴らし――――】




【――――――Big−Cが、プシューと、再び大量の蒸気を放出したかと思えば、】




【   次の瞬間、��自爆�≠オた  】



【爆発は、ロウの弾丸をどうやらマキナへ届く前に飲み込んでしまったようで、】
【轟音、爆炎、黒煙――――自爆の影響は、ロウやマキナに被害を与えることこそなかったが、燎原と化していく】


これが悪役ってモンよ!! ……っていうか、持って帰って分析されちゃ困るからね!!

――――ハーッハッハッハッハ!!!


【負け惜しみ甚だしい笑い声を響かせながら、炎の向こうのマキナは、姿を消していった】


【 CLAWS.�T 〔 中央アトリウム >> ��枯れ彼岸�¢O 〕 】
【 マーシャル・T・ロウ & ユウト vs 真室川まがわ & マキナ・ギシ・カンケル …… 勝者:マーシャル・T・ロウ & ユウト 】


/ではこれにて! お疲れ様です、ありがとうございました!
874 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 01:50:32.82 ID:aaHMhMUt0
【枝の間を縫って、月の明かりが差し込む幻想的な森の中】
【木々に飛び散った紅の液体は、更なる非日常を生むだろうか】
【――――獣達の死骸。その中心に佇むのは、一人の少女の姿】
【これだけの量の血で染められているというのに、少女の纏う白いドレスには一滴の飛沫も無くて】


「悪い子、だから、もう、悪い事、しちゃ、駄目」

【掌に居るのは、小さなリス】
【哀れにも自らの命に危機が迫っている事が分からないのだろうか――――】
【頬袋に詰めた木の実を頬の上から撫でてみたり、毛繕いをしたりと残り僅かな命を暢気に過ごしていて】
【――――グシャリ】


「これで、此処の、悪い子、達、居なく、なった?」

【指の隙間から溢れ出るのは血みどろの肉と砕かれた木の実】
【一際強く握ればボトボトと落ちていって、初めて少女の足を赤く染めて行くのだろう】
【――――髪も、服も、肌も真っ白な少女】
【そんな中、瞳だけが爛々と紅く耀き】
【さて――――この場を訪れた者はこの惨状に何を思うか】
875 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 01:51:54.48 ID:VBv0wqJ6o
>>868>>872


……へえ、なるほど、多少はご理解いただけたようで……何よりです


【言いながら、ウェル子はクイッと、眼鏡をあげる仕草を見せる】
【佳乃が、吟醸へ、改めて向き合ったという事実は、見捨てられない】
【足下を掬われずに、キチッと地を踏みしめることは……実に価値あることだから、だ】

【取るに足らぬ人間なんて要らない】
【ウェル子は、きっと、この正直な、幸徳井佳乃という人間と、吟醸という人間を――】


――――どうも、嫌いになれません……ね


【……なんて、評してみたりするのだ】


…………あら、もったいない


【けれど、吟醸がカードキーを切って捨てた事に関しては、ちょっとだけ不満そうに】


さて、では、いい加減、終わらせましょうか
……いえいえ、わたくしは、手を出しませんよ? そんな無粋なことは致しません……が、


【――――ひゅう、とウェル子の足下に、一陣の風が踊り、】


――過度な装飾品など、粋な戦場には不要では、ありませんか?


【刹那、「黒い羽根」を大量に含んだ風が、室内に吹き荒れた】
【だが風は、佳乃と吟醸へは影響を及ぼさず……その矛先は��符�≠ナあった】

【��符�≠ノいかなる効力があるか、ウェル子は存じていない】
【だが、この『刃物』のような風で刻んでしまえば、無力化できる可能性が高い――と見ての行動だ】
876 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 01:55:29.34 ID:7sMh2qWu0
>>864>>869
【ロザリーの取り出した風の魔杖――――その回転による熱量の変化にミストラルは気が付いた】
【同時に、彼の右腕に装着された機械篭手が危険を知らしめるかのように強く緑色に発光する】
【炎と氷を繋ぎ止めるために組み込まれた風のマギタイトが漏れ出した魔翌力を吸収し発光したのだ】

(これは水の力ではない……!!風の力によるもの!!
 あの女……!!やはり気付いていたか!!)

【そう、彼が生み出した熱も水蒸気も風に飛ばされてしまえば無力となる】
【とはいえ多少の風ではこの密室状態ならば意味を成さない】
【しかし竜巻程度になると話は別となる――――!!】

【阻止するためには遠すぎる――――彼に残された手段は防御のみ】
【側にある変圧器に隠れて難を逃れようとするも――――其れは最早盾としての役目を果たしはしなかった】
【変圧器の破壊により多少勢いを落としたエアロ・ランスではあるがその威力は十分――――】

グハァ!!――――グッ!!

【防御体制を取るもミストラルにエアロ・ランスが直撃し、派手に吹き飛ばされる】
【肋骨の一つや二つは折れたであろうその衝撃に、なす術もなく崩れ落ちる】

…………

【しかし!エアロ・ランスの勢いが落ちていたか!?それとも彼の持つ高い体温が覚醒を促したのか!?】
【大ダメージを負いながらもミストラルは無言でよろよろと立ち上がり、ロザリーを睨み付ける】
【だが――――】

…………あの状況からここまでやるとはな……流石は能力者か、少し見縊っていたようだ……
だが惜しかったな……俺はまだ戦える……アドレナリンの分泌により痛みも感じていない……
しかしこれ以上は文字通り命を懸ける戦いとなる……依頼とはいえこれ以上は御免だ
今回は……俺の負けにしておくとするか……

【そしてロザリー達に背を向け、入り口から逃走を始める】
【その前に一旦立ち止まり、振り返って2人に声を懸ける】

また合おう……今度は敵に回したくはないものだ

【そう捨て台詞を吐いてミストラルは夜の闇に紛れて消えていった】

/ロザリーの人、主催者様、お疲れ様でした!!そしてありがとうございました!!
877 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 01:57:07.87 ID:Ojhy0AoMo
>>870、>>873

【彼女が囃し立てた様に、ロウは足が悪い。そして其れはガンマンには致命的に思える……確かにそうかも知れないのだが】
【脚よりも大事なモノが、ガンマンには多く問われるというのがロウの信条だ。銃の腕は勿論、広い視野にそして――詰将棋の如く戦術を組み立てていく、頭脳】
【其れさえ持ちあわせれば、機動力などカバー出来る。あったことに越したことはないが、無くてもガンマンは成り立つ……そう信じている】

【まがわが放ったイタチの最後っ屁も、広い視野には見えている。直ぐ様銃口を上げて弾丸を放てば―――】

―――折角ユウトが残した其れを、壊すわけにはいかねーな
……弾丸憑依��Slap�=I! ……死んだ母親の手だよ

【弾丸から腕が飛び出して、ユウトの残した欠片を手で掴み取った。弾丸自体はまがわに向かうが、どうやら彼女は逃げたようで―――】
【既に姿を此処から消していた。流石に追ってもこの脚力じゃ無理であり、そもそも脚が治ったとしても無理だ】
【そして、上から目線の彼女には―――】

……案外、そうかもな。 ―――この2年間失うものも大きかったが……得るものは多くあったからな―――ってファッ!?

【その発言を受け入れるかのような言葉を含み笑いで放ったが、其れを遮る形で爆音が鳴った】
【―――眼前を覆い尽くす熱風。やむなく顔を背けて爆風が消えるのを待てば、やはり既に彼女の姿は無かった】

……ったく、悪役らしい尻尾の巻き方しやがってよォ―――って……うっぐ―――!!

【余り動かなかったが、流石に立っているのも辛抱ならない。―――力なく尻餅をついて、深い溜息を吐いた】

/御二人ともありがとうございましたー! ユウトの方もありがとうございました!
878 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 02:12:54.44 ID:ufd2M2la0
>>871

【――ぱたんと閉じた扉の向こう側。彼女から見たらこちら側だけれど】
【鏡に映してみた頬の赤さに瞳が丸くなる。気付いてしまったなら、かぁと余計に赤らむばかり】
【意識すればするほどに止まらないなら、指先が鏡をそっと撫でて――緩い指紋の跡を残して、背中を向けた】

【きっといくつかあるのだろう物を手繰る最中、ふわふわと紡ぐ思考はどこか浮付いたよう】
【一度目はそっと伏せて、二度目は言葉で、伝えられた気持ちを何となく理解したなら、】
【着替えが終わったなら誘う先はこちらが決めたほうがいいのだろうか――なんて、ゆるゆると】

【そうだとしたらどこがいいんだろう。取り上げた一つを身体に合わせてみて、まぁいいかと緩やかな決定】
【ただの公園なんかじゃつまらない、ひとのたくさん居る場所なんてつまらない、腰元のリボンを解いて、脱いで、落とす】
【いろいろ思い浮かぶ場所に斜線を引いていく。だったら、最後に残るのはあそこだろうか、なんて】

【――ああ、でも、場所、覚えてるかな】
【決定付けたゆえに止まりかけていた思考が再び揺れるのと、最後の微調整が終わるのが同じ頃合】
【確認がてら立った鏡の前、髪をそっと一つに纏めて、結い上げて――ちりんと、鈴の音ひとつ】
【鏡の前で繰り返す確認作業。納得行くまで数分ばかり――そうしてやっと、外に出たなら】

【ちょんと床を踏む足先、ちいさな歩幅は、それでも転んでしまいそうな危うさを持たなくて】
【変じゃないか不安で確認していたらゲシュタルト崩壊を引き起こした結果、いいのか悪いのか良く分からなくなった不安さ】
【おなかの前でそっと繋いだ両手、少しだけ長めの袖がふぅわり揺れて――】

……だいじょうぶ、かな、……、

【――黒に程近い紫色の生地を飾る薄桜色。布の上を散って飾る桜花模様を金糸がしつこくない程度で飾って】
【後ろで蝶々の形に結った帯が尾っぽみたいに揺れて――】
【長たらしい髪は難しいことなんてひとつもなく、ただ結い上げただけのポニーテール】
【桜色で飾るリボン、結いつけられた鈴がりりりと鳴いて、そっと自己主張】

【後ろ手に扉を閉めて。視線に晒されること、恥ずかしがるみたいに。ほんのちょっぴり、俯いた】
879 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/07(日) 02:18:47.03 ID:oEUIpgcCo
>>872

…………その減らず口が、いつまで続くか見物ね。

【吟醸の試すような挑発に――――佳乃は当然のように乗っかって】
【柳眉をつり上げ、減らず口に減らず口を返すその仕草は、まるで子供のよう。人の性格は、一朝一夕で変わるものでもない】
【…………しかし、かといって先程ウェル子にしたように怒りにまかせて飛びかかるようなこともしなかった】
【口調と裏腹に、ただ冷静に吟醸の様子を観察する、その瞳…………吟醸にとっては、及第点と言ったところだろうか】

【そして――――】

…………なっ!?

【唐突に、あまりにも不躾に、ゴミを放るように投げつけられる、この戦闘の"カギ"】
【驚愕と同時に、体が勝手に動く。カードが空中に放られたその瞬間に、最速の"反射"が薙刀を振るわせ】
【――――そうして、カードは吟醸の一閃と佳乃の一閃によって無惨にも引き裂かれることとなった】
【そして畢竟、カードを中心としてぶつかり合う両者の刃――――甲高い金属音が、弾け飛ぶ】

(――――――、…………。)

【カードの破壊という最大の目的がいきなり目の前に現れたせいで驚き、"反射"が少し鈍ったか】
【この一合、佳乃の太刀筋より吟醸の居合いの方が上回り、弾かれたのは佳乃の薙刀のほう】
【その衝撃は、佳乃の手首から腕へと決して無視できない痛みを伝達する】

【だが――――そんなものは、佳乃の中からは一瞬で消し飛んだ】
【『目的が達成された』――――『心残りがなくなった』。そのことが、佳乃の頭の中を席巻する、刹那】

――――肆の太刀、『四散』ッ!!

【最終目標が達成された今、彼女に迷う理由なんてものはもうない――――あとはただ存分に、戦うのみ!】
【そうして一切の曇りなく振り抜かれる薙刀は、その刀身に"神気"がまとわりつかせ、吟醸の胸部を狙って突き入れられるだろう】
【そして――――それが当たるかどうかに関わらず、奥義『四散』の効果により、まとわりついた"神気"が爆発する!】

【発生した"神気"の爆発は、本物の爆発と違って爆熱こそないものの、発生する衝撃波と爆音は本物と変わりない】
【範囲は小爆発程度な上、神気の治癒効果によって多少痛みは軽減されるが、それを差し引いても威力は十分――――】
【ここまで佳乃が見せた中で、間違いなく最大の攻撃であるそれは、届くか否か】

>>875

【本来なら、ウェル子が動いた時点で"符"のいくつかが作動してもおかしくはなかったのだが】
【カードが破壊されたことで既に目的が達成され、佳乃の意識は完全に吟醸の方へ向いている】
【故にウェル子の羽根は、いとも簡単に符を無力化していくだろう】
【多少は取りこぼしもあるかもしれないが、当の佳乃があの調子では、もう発動することもないか】
880 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 02:19:40.93 ID:vic8LFKio
>>876


【水蒸気が晴れた部屋で逃走を始めるミストラルに対して。安堵の表情を浮かべた】
【何とか、��追い払えた�=Bそう、��追い払った�≠フだ。倒せた訳じゃない。お互い、目標も目的も】
【勝負にかける理由も違う。故に、彼は逃走を選んだ。ただ、それだけである。もしも、全く同じ理由で】
【ロザリーとミストラルという男と1:1で戦う事があったなら──────。そこは、彼と同じ気持である】

(助かったの、かな…………。何とか、やれたみたい…………)
フフ、��お兄ちゃん�≠ノ、少しは。近づけたかな……。

【ロザリーの放った≪エアロ・ランス≫によって水蒸気は晴れたとはいえ、まだパイプから溢れ出すのは止まった訳ではない】
【あの強大な一撃を放った影響で彼女自体も後方に吹き飛ばされており、壁に背中を預け、うまく身動きが取れなかった──】

【そして、目の前の惨状を見た。見事に、色々とぶっ壊してしまった。】
【変圧器に至っては完全にぶっ壊れている。自分の力ながらうへぇと絶句した】
【いや、正確に言えば、状況のヤバさそのものを破壊力に込めた訳だが、】
【絶体絶命とは言え、ミストラルによる被害より酷くなっているのではないか】

>>869

いやぁ、その、あはは……。ごめんなさい……。やり過ぎちゃいました!

【明るく笑ってごまかす様に、言葉を投げかけるのは、コチラに向かってくる小太郎だった】
【彼が、ロザリーを引っ張って出口に運び出してくれるならば、】
【大人しく肩を借りて共に脱出する事だろう】

//お疲れ様した!
881 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 02:24:08.38 ID:VBv0wqJ6o
>>876>>880


…………は、ははは…………いや、ありがとうございます…………


【持てる気力を振り絞り、小太郎は出来る限りの笑みを贈ってみせた】
【それが、この勇士に対する、最大の礼儀であろう、と】


……��カノッサ機関麾下遊撃軍�=wカエルレウム・ナーウィス』……
これほどの騒動を引き起こせるとは……一体その根はどれほど……

……いえ、今はそれよりも――


【かくして小太郎は、ロザリーに肩を貸し、】


――――お互い、休養を取ることですね


【覚束ない足取りながらも、ちゃんと、ロザリーを、医務室へ、送り届けたという――】


/はい、ではこちらの戦闘もこれにて! ありがとうございました!
882 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 02:33:55.87 ID:DJjJA2iMo
>>875>>879
【斬ったーーーいや、防がれたーーー否、弾いたーーーッ!】
【不意を突いた一閃は、僅かに早く、僅かに遅いーーーッ!】

【素早く刀を納刀し、佳乃が薙刀を振るう一瞬の隙をーーー】

(ーーー…いや…)

【ーーー最早、戦う理由は壊してしまったか】
【ならばこれ以上は泥試合、若しくは殺し合いに変わるだけ】
【泥試合は元より、殺し合いはーーー彼女相手には、まだ早い】

【ーーーならば、この��戦い�=z

ーーーこれにてお開き…てネェ

【納めた刀を胸の前へ、鞘の腹で薙刀の先端を防ぐ。刹那弾ける、神気の光】
【踏ん張るには階段の幅が足りず、吹き飛ぶ吟醸の体は、数段下に落ちて、ゴロゴロそのまま転がってーーー】
【閉まった扉に、ごすんと背中を受け止められれば、くたりと動かず座ったままで】

【ーーーだとすれば、吟醸が立ち上がらない今、この場はウェル子次第か】
883 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga]:2013/04/07(日) 02:48:15.71 ID:VBv0wqJ6o
>>879>>882


…………これでよし、と


【ひゅう、と次第に弱まっていく風は、彼と彼女の死合を、いくらか寂寥に染めるのだろう】

【しかし意外にも、どうやらその血染めの物語も、早々に決着と相成ったようで】


……あら、吟醸様も、またまた憎いことをなさりますね


【カードキー破壊に続き、今度はそう来たか、とウェル子の内心はそんな具合】
【……で、あるならば、もちろん、ウェル子としてももはや、ここに居座る意味はなく、】


…………どうやら、今宵は、佳乃様の判定勝ち……と申したところでしょうか


【あっさりと、ウェル子は踵を返す】


……佳乃様……最後にもう一度、申しておきますよ……��灯台もと暗し�=c…とね
……吟醸様……わたくしに興味を持っていただけたなら……いずれ、抉り合いましょう

次……いえ、次などをわたくしは望める立場ではないのですが…………ああ……そうですね、『さようなら』――――


【「次があったら」なんて過程の言葉を、彼女は吐けない】
【未来を望むことは、きっと、いけないことなんだ】
【絶望に染まったカラスは、ただ、色鮮やかな蝶を羨むように、暗闇を飛ぶ】


…………いえ、悪くはなかったですよ、収穫はありました
貴方様方の存在というのは…………ええ、まったくもって…………


【なんて、またもや漠然とした台詞を紡ぎながら、彼女は去っていくだろう】
【……一羽のカラスを、その傍らに、引き連れて】

【己の存在を、誰かに認めさせたなら、それは僥倖】
【……ある、水先案内人が、ひっそりと独白した、台詞だ】


【 CLAWS.�V 〔 情報科学棟 >> 情報集積端末室 〕 】
【 幸徳井佳乃 vs 吟醸 & ウェル子 ……  勝者:幸徳井佳乃 】


/こんなところでしょうか! お疲れ様です、ありがとうございました!!
884 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(中部地方)[sage]:2013/04/07(日) 03:14:48.28 ID:oEUIpgcCo
>>882 >>883

【確かな手応え――――突きは防がれたが、『四散』の爆発は確かに吟醸を捉えて】
【だがこれで終わるはずがない、吟醸の腕ならこの程度、防ぎ、凌いで、神速の居合いが邀撃を返してくる筈――――】
【"反射"を全開に、佳乃は降り注ぐ吟醸の刃を受け止めんと、鞘に収まる刀を見つめるが】
【…………彼女の期待とは裏腹に、吟醸の体は簡単に入り口まで吹き飛んでいって】

…………ちょっと、あれだけ私を挑発しておいて…………。
あなた、釣った魚に餌をやらないタイプね…………。

【それで倒したと思えるほど、彼女もバカではない。あえて受けられたことぐらい、わかった】
【確かに最終目標の達せられた今、ここで吟醸と戦う理由はない。客観的に見て時間の無駄ではあったが】
【例え無駄でも、ただ純粋に戦いを楽しまんとしていた彼女にとっては、あまりにも早く呆気ない幕引きだった】
【吟醸に付けられた闘志の炎は行き場を失って瞳の中で燻り、それは不機嫌という形で顔の浮かぶ…………】
【…………それは端から見ると、まるで母親にお菓子をお預けされた子供のように、ふてくされた顔だった】

…………これの何が『勝ち』なのよ、偉そうに。
あなたに関わるとろくな事が無いってことだけは、よくわかったわ…………。

【そうしてこの場を閉めたウェル子にも、八つ当たり気味に言葉をぶつけ】
【忠告じみたウェル子の言葉を受けて、佳乃はその背中が見えなくなるまで、彼女に視線を突き刺し続けるのだろう】

【「――――あなたなんかに礼を言おうか迷っていたなんて、私の人生最大の時間の無駄だったわ」と】
【命の恩人であり、しかし敵であるウェル子に、お礼を言うべきなのか否か。そんな小さな事で迷っていた自分に、羞恥と呆れ、そして幾ばくかの"絶望"を抱く】
【そうしてウェル子の存在は多分、佳乃の中で消えない存在として刻まれたのだろう】
【彼女が果たして何をしたかったのか、これからどこへ向かうのか…………黒い羽根は、何も語ってはくれなくて】


…………吟醸。その名前、しっかり覚えたわよ。
次会ったときは…………今日溜まった鬱憤の分、きっちり精算させて貰うから。

【そして佳乃は、最後にじろりと吟醸を見やって、そんな事を口にする】
【ついでに、「…………行くなら早く行った方がいいわよ。じきに自警団が来るわ」なんて、お節介な言葉も付け加える】
【それは闘う相手が捕まってしまうのが嫌だったのか、それとも…………少しは、彼に対する友誼じみたものも、もしかしたらあったのか】

【とにかく――――復旧システムは、佳乃と吟醸いう敵対する二名の闘志によって、結果的に守られた】
【この二人が次にいつ相まみえることになるのか、なんて、そんなことは】
【この国の命運ともそれを狙う組織とも何ら関係のない、くだらない私情に過ぎないのだった】

/お疲れさまでしたー!
885 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 03:20:41.25 ID:DJjJA2iMo
>>883>>884

【ウェル子も、佳乃もいなくなり、残されたのは吟醸一人】
【ゆらりと顔を上げれば、くいと刀の鍔に口付け、滴る酒を一口飲んだ】

…さてーーー

【今迄ぐったりしていたのが嘘みたいに、ふらりと吟醸は立ち上がり、下駄をカラコロ鳴らして歩き出す】
【ウェル子の声も、佳乃の声も、その耳にしっかりと聞いていた】
【どちらにせよ、次会う時はーーー】

ーーーくっくっく、楽しみだネェ…

【ーーー酔っ払いの狂言師、次に向かうはどの戦場か】

/お疲れ様でした!
886 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)[saga !蒼_res]:2013/04/07(日) 03:28:03.46 ID:VBv0wqJ6o
【 ��――――�=@】


『えー、結局、一個もカードキー通せなかったのー? 真心込めて作ったのにー。腹立つー』

「いやいや、上々だと僕は思うよ。……得るべき情報は、ちゃんと、回収できたんだろ?」

『それはそうだけどー……っていうか、あんたはどうだったのよ』

「周防海で荒覇吐水軍の漁船から返して貰ったアレなら、キチンと機能したね。
 つまりおしなべて、今回の騒動における��最低限�≠ヘクリアできてるって訳だ。そもそも、お金で雇った人たちに、多くを望む方が酷ってもんだ」

『へいへい、元傭兵様は、よくわかってらっしゃいますねーっと』

 ……ま、よろしいではありませんか。ナーウィスの者は、全て無事。不破様はともかくとして、ひゆ様ですら軽傷です。
 この程度の被害で、枯れ彼岸にあれほどのダメージを与えたのですから、それは喜ばしいことです。

『あたしのBig−Cちゃんが��一体�°]牲になったのよ! 喪に服しなさい! 喪に!!』

「何にしても、今回はまだ足がかりに過ぎない。世界が本格的に��碧�≠ノ染まるのは……そう、これからさ」

________________________________________


...>> CLAWS.�T 〔 中央アトリウム >> ��枯れ彼岸�¢O 〕

     マーシャル・T・ロウ & ユウト vs 真室川まがわ & マキナ・ギシ・カンケル …… 勝者:マーシャル・T・ロウ & ユウト


...>> CLAWS.�U 〔 変電所 >> 制御室 〕

     ロザリー・ウィッチ & 小野小太郎 vs ミストラル …… 勝者:ロザリー・ウィッチ & 小野小太郎


...>> CLAWS.�V 〔 情報科学棟 >> 情報集積端末室 〕

     幸徳井佳乃 vs 吟醸 & ウェル子 …… 勝者:幸徳井佳乃


...>> CLAWS.�W 〔 警備軍詰め所 >> 渡り廊下 〕

     ベルテ・クローロ vs 不破雷道 …… 勝者:ベルテ・クローロ


...>> CLAWS.�X 〔 総合物流棟 >> 貨物倉庫 〕

     エリザベス・カーライル vs 『ネバーランド』 & 千日紅ひゆ …… 勝者:エリザベス・カーライル

________________________________________


【争いの爪痕は深い】
【戦闘の舞台となった各重要設備は、どれもこれも多大な損害を被ってしまった】
【結果、『枯れ彼岸』は、しばらくの間、稼働率を大きく下げることになってしまうのだが、】

【――襲撃者達による、復旧システムの妨害は、遂に僅かたりとも成功することはなかった】
【それも全て、警備軍に与した勇士達の奮戦のたまものである】
【システムの息の根が止まらずに済んだだけでも、実に天晴れな戦果と言って良いだろう】

【……さて、或いは一部の者達の記憶に残ったであろう、『カエルレウム・ナーウィス』……】
【世界と、忍び寄る��船の碧�≠ヘ、今後、いかように混ざり合っていくのだろうか――】


/これでイベントの全行程を終了とします。おつきあい、誠にありがとうございました。
887 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 10:58:56.60 ID:Y5PaZFEjo
>>878

――、可愛い

【暈すこともなく直球で言葉が零れたのは仕方のない事で、それだけ目の前に在る姿は綺麗だった】
【俯いてしまうのが勿体無くて、そっとそちらに寄れば、紫色に塗られた指先がつっと鈴音の頬を撫でるのだろう】
【「似合ってるよ」。 櫻の人間だしそれ以前に彼女なのだから当然のことではあるのだけれど、改めてそう囁いた】

【―― ―― ――!】

【……そんな空気に無遠慮に入り込んだのは、けたたましい呼び鈴の音】
【訪ねてきた人間は先程の紳士ともあの少年とも確実に違うと、】
【既に外で何かしら用件を叫び始めているオペラ歌手めいた青年らしき声で、そう解るだろうか】
【相手の唇に伸ばしかけていた指先がぴたと止まって、呪力を帯びた目はそのまま呪われろとばかりに扉の先を睨み付けた】

…………少しだけ。 待っていて

【ぽんぽんと頭を撫でたなら足早に扉へ、外の相手から彼女が見えないように立つのは矢張り独占欲なのか】
【ふわふわとマロンもそちらに飛んでいったが、追う必要は無いだろう】
【コモンの方はといえば彼女の足許で裾を引っ張ったりしていて、外の騒ぎより嗅ぎ慣れない服を弄る方に興味が向いていた】

【わずかに僅かに開けただけの扉。】
【それでも下手をすれば呼び鈴より五月蝿い声が響くのだから、どうしようもない】

「僕のセレクトした再来年の春までの流行予測統計から弾きだした洗練されたスタイリッシュな羽織のサンプルを――
 ――おおッ!! どうしたんだいその姿はッ!! まるで僕の思いを予測していたかのようだッっ!!」

どうもこんにちは。 ありがとう御座いました。 では。

「ああんクールッ!! 僕との会話を三言で済ますのは君くらいだよッ!!
 ところで僕はまだ娘さんにご挨拶をしていないのだけどもッ!! 麗しきお嬢は今中にいるのかな……ノオオオォーーーン!!」

【叫び声の辺りで水を吐く音がした。きっとマロンだろうが、騒がしい青年には効果覿面であったらしい】
【「二度と来ないよッ!!」という叫びと演技性の酷い涙声と足音が、嵐のように廊下を駆けて行った】
【それから素知らぬ顔で戻ってくるセシルは、一応の礼儀か渡された濃紺の羽織をつっかけているのだった】

…………お待たせ。 あれはもう此処には立ち寄らないだろうから、気にしないで良いよ
それよりも、何処に行こうか。 場所のイメージが付くなら、此処から其処まで飛べる

【そう言って差し出す手。 転移の用を成す為にも、まずは繋ごう、と言うことか】
【(取ったならば実際は繋ぐどころか腕を絡めるまではするのだけれど、とは余談)】
888 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 11:58:08.48 ID:ufd2M2la0
>>887

……ほんとう?

【ちょっぴり不安だったこと、褒めてもらえたなら安堵したようにはにかむ吐息】
【頬を紫色が撫でたなら、くすぐったいような、恥ずかしいような。頭上でちりりと鳴く鈴に似た音で笑うのだろう】
【こちらが伸ばす爪先を彩るのは素の肌色で、布地に引っ掛ける程度で触れようとするのは胴の辺り】

【そうして少し寄せた身体、見上げた視線は首の辺りを捉えて、言葉を紡ごうとして――】

……――、

【部屋の中を劈いていくような呼び鈴と、聞きなれぬ声。むーっと拗ねた色合いが扉を見つめ(睨み)、】
【邪魔されたと抱いた不満は、頭を撫でられようと余って残るぐらい――じとぉと向けた視線には呪いに近い色が渦巻く】
【――引かれる裾に気付いたなら、ひらふわ揺らして遊ばれることで、不満さをシャットダウン】
【たとえ自分を指すのだろう言葉が放たれていても、素知らぬ顔――かわいそうな来客様である。返事のひとつすらしやしない】

【そうして彼が戻ってきたなら。さも何もなかったかのようにもう一度寄って、やり直すみたいにふと笑う】
【おかえりなさいと言葉にしなくても表情と態度で分かるような、濃紺の羽織に対してはちょっと瞳を丸くしたようだけれど】
【差し出される手は特に悩むようなわけもなく、そうっと触れたなら、指を絡ませるみたいにして繋ぐのだろう。腕のことも拒まない】

ちいさい頃に、ね。お母さんと一緒に行ったの
とっておきの場所だから秘密だよって――……でも、いいよね、

【繋いだ手に絡められた腕、もう一方の手でつぅとなぞるよに触れて。預けるにも軽い体重を寄せて、眼を閉じる】
【記憶の向こうがわで想起するにはほんの少し時間がかかるけれど、待ちわびるほどの間でもない】
【(ああそういえば魔力量は大丈夫なのだろうかとか。そっと思考が過ぎるけれど、どうなのだろう)】


【雑草と言い捨てるには惜しいぐらいに萌えて咲き誇る草たちの絨毯に色めく桜色の残滓】
【どこまでも続くような色とりどりの地面は、それでいて騒ぎ立てることもなく、しんと土色を飾る】
【見上げたならどちらが上か下かに分からなくなるような天蓋で煌く星色と舞い上がって踊る桜色の欠片】
【その向こう側では天が笑むみたいな三日月がそっと月光の帳を落として、ひとの世を遠く引き剥がすような錯覚】

【――どれぐらいの時間を過ごしたのだろう、地面に突き刺さるみたいな幹は古ぼけて、それでも生きている】
【空に伸ばした枝先に精一杯抱き留めた桜色、月光を受けたなら艶めいて、総てがこの木のために誂えた舞台のよう】
【柔らかに吹いた草の向こう側、地面の下にごつり感じさせる根の気配――それを包み込むみたいに、花弁が地面を覆っていく】
【見上げたなら、月明かりに映えた花弁の白さと、取り残された軸の紅と、透けるような若葉色とが夜空を隠すように拡がって】

【ひとの気配なんてあるわけがない。誰かが訪れた形跡もないなら、ひとの目なんてきっと、気にしなくっていい】
【花弁を悪戯に弄ぶような風が、ひゅるりと一度吹き抜けて――音すらも遠く聞こえるような、そんな場所である】
889 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/07(日) 12:02:45.04 ID:ejqwGf/4o
【街中──広場】

【ふわり。風が吹く】
【今日の風は、随分と強い風だった】
【それでも寒いと感じないのは──季節が変わりつつ有ることを、示しているからか】

【からん。ころん】
【風に煽られて、空き缶が石畳の上を転がっていった】
【からん。ころん】
【乾いた音を立てて転がる空き缶。その行き着く先は、広場のベンチ】
【──そのベンチに座る、「誰か」の足元だった】

……、…………さん

【から、から。その「誰か」が、缶を足で踏んで転がす】
【そっと呟いたのは、名前なのだろうか】
【女の声で紡がれた、その名前は──ひどく、愛しそうなもの】
【──から。から。缶は脚に捉えられたまま、地面を這っていた】

……ノエル、さん。
──ノエルさん、ノエルさん、ノエルさん、ノエルさん、ノエル、さん

…………また、会える、かなぁ

【から、から、から、から、から】
【足元の缶が、風よりも強く石畳に押し付けられる】
【ぎち、ぎちと素材が悲鳴を上げているのにも関わらず】
【フード付きのローブで身体を覆った──恐らくは、「彼女」は】
【ただ誰かの名前を呼びながら、からからと、缶を弄び続けていた】

【フードの中から、ちらちらと薄い金髪が覗く】
【小さな唇から漏れだす名前には、愛情以外のものは込められていない】
【──いない、のに】

【ぎちり】
【缶が、苦しげに呻く】
890 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 12:31:15.30 ID:Y5PaZFEjo
>>888

【記憶想起が鮮明になるにつれ黄緑の燐光が舞い上がり、足許からふわりと彼の地へ誘う】
【分け与えたものと同質の魔力。相手には一切の負担を掛けず、微笑む顔を見る限り不安要素も無い】
【距離があるのならば少なくはないだろう魔力消費も全部素知らぬ顔で担うのだから、怖いものだ】

【(今までは縛られていたという。そんなとある呪いが解かれたのは、死を一度体に刻み込んだ時)】
【(それまでならば使い捨てのように魔道具を割って魔力を供給していたのだが、もうそんな必要も無くなった)】
【(壊れ具合に反比例して増した力は子供が凶器を手にするような物、手綱がなければ何をするかさえ予測不能)】

【――それでも、辿り着いた世界にほうと吐いた息は、まだ真っ当な人間らしさを保っているのであった】

……綺麗な、美しい、或いは儚い……?
…………嗚呼駄目だ、言葉ではどうにも足りない

【陳腐な言葉を並べる必要も無く、それ以前に花を花と意識して見ること自体が久方振りだった】
【今の自分が見る景色は大抵が鈴音以外はぼやけたようにしか映らず、実際本当にぼやけているのかも知れない】
【秘密を共有してくれる事。彼女をまたひとつ知ること。綻ぶ口許が示す感情なんて分かりきっている】

【だが、その一方で誰か別の大切な人達を忘失していくような気がした】
【散りゆく花と同じである。 木という本質だけを残して、脳内を飾っていたものがどんどん剥がれていく感覚】
【ただし――此処に記述したこと全て、彼自身には自覚が無い。故に悲しむこともないのだ】

【水面下での崩壊は相手にだけ影響を与えないまま彼を壊していく。】
【誰の所為かなんて把握するのも放棄して、今この場で重要であるのは、繋いだ手をきゅっと柔らかく強める事】
891 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 13:14:22.78 ID:ufd2M2la0
>>890

【世界の理に逆らって躍る黄緑色を見つめて、同じものが自分を模っていると思えば、しあわせに蕩けてしまいそう】
【繋いだ手の絡めた指先がもっともっと甘えるみたいにその指先を撫でて――ぎりぎりを繰るのだろう行為は結局彼だけで行われた】

【死んだままに朽ちていく身体はその都度魔力で補修されて、今となっては生身など喪ったに等しい】
【それでいてここまで人間のふりをし続けられること、彼女の司る異能が魔力から性質すら真似て物を作り出せるから】
【(ただし、人間を真似て身体を作ることに精一杯で他のことにはろくに使えない、その実は無能力者とよく似ていた)】
【だからこそたくさんの魔力を必要とする――ひとがいくら呼吸しようと満足しないのと同じよう、求めて止まない】
【――それでも、最近になって。ようやく能力の一端を別のことに回すぐらいの余裕を手に入れたというのは余談である】

 【――嗅ぎ慣れた自室の空気から一転、世界を満たす香りが変わる】

【風に波紋を作る草の緑を踏んだなら、さくりぱきり、かすかな音色】
【その音色も、見上げた花の色も、無限に広がる草色も、何もかも同じ――隣に居るひとだけが、違う】
【押入れの整理をしていたらかつての友人の写真を見つけたときのよう、ふわり嬉しいような、つんと寂しいような、不思議な気持ち】
【かつては両親と、現在は愛するひとと――吹き抜けた風に撓る枝が、まるで歓迎するよに腕を広げたように見えた】

……――――、

【ふわぁと見惚れていた吐息、彼の漏らした言葉に少し遅れて気付いて見上げたなら、】
【自分の好きな場所、母の好きだった場所、認めてくれたと、ひどく嬉しそうに笑うのだろう】

お母さんも、お父さんと、たくさん来たって

【まるで真似するみたいだなんて、ほんのり差す頬の赤らみ、ふわふわ綻ぶ思考の端は、彼の崩壊すら辿れない】
【或いは、同じような速度で自分を毀していくから気付けないのだろうか。繋ぐ手の暖かさを、二度と手放したくなくて】
【食べちゃいたいぐらいに愛してる。彼女の場合、冗談で済まないのだから恐ろしい】

【くいくい手を引いて誘うのは、もっと近くに行きたいとそんなこと】
【柔らかすぎず固すぎず、適度に引き締まった地面を草ごと踏み抜いて、足に負担など掛からない柔らかさが心地いい】
【それでも油断してると隆起した根に足を取られたりするかもしれないけれど――どちらも、座るにしてもちょうど良さそうに思えた】
892 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 13:39:14.92 ID:Y5PaZFEjo
>>891

……なら何時か私達の子供も、愛しい人を此処に連れて来るのだろうね?

【思ったのは何気ないそんな事、何世代もそれが続くのかも知れないという喩えであるのだが】
【言葉にしたなら別の意味すら持ち得る。言った当人は分かっているのかいないのか、】
【呑気なことに舞う花弁を片手で捕まえて。向けるのがどれだけ愛おしげな視線でも、ただ合わせる事だけが叶わない】

【――近寄る程に、花開くいのちの色が壊れそうに触れ難く、眼前に舞う】
【似合わないような気がした。桜の中に居ることも、刺すら丸くなる平穏の中に居ることも】
【同時に、許されないような気もした。いつか奪った命はこんな馬鹿みたいな自分を許すのだろうか】

【そして、今こうある事に、誰の許可も要らないだろう、と結論付いた】

…………綺麗だね

【繰り返す言葉はそれしか無いのかとさえ思えるけれど、この世界の中でそれ以上に言葉なんて並べられない】
【腰掛けるならその前に、と其処に敷くのは濃紺の羽織。豪奢の過ぎない彩りはきっと若草の絨毯に良く馴染む】
【ぴたりと側に寄り添って、もし言葉が途切れた間があるのなら――花弁の中、小さな吐息が聞こえた気がした】
893 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 14:12:54.72 ID:ufd2M2la0
>>892

【ひどく心地の良い風が波の繰り返すさまに似て、何度も何度も訪れては去っていく】
【その都度に花と戯れ花弁を躍らせるなら、やはりここに居る風は悪戯好きだ】
【――ひらりとポニーテールの毛先が揺らされる、鈴がまたひとつ鳴いた】

……え、ぁ?

【舞い散る花弁の一つが瞳にタックルをかまそうとするものだから。細めた瞳は、少しだけ言葉の理解を遅らせる】
【繋いでいないほうの手で摘んで退かした一片を風に流して、指先がそっと前髪を重なる瞳から退かす】
【そうしてからやっと零した吐息に似た言葉、ぱちくり瞬いたなら、ひっそりと頬が赤らんでいく――なんて】

【――そっと俯いたなら、薄紅色は長めの前髪の向こうに隠されて。身長差を考慮したなら、覗くことは難しい、だろうか】
【当然しゃがんだりしたら窺える表情――恥ずかしいような、嬉しいような、怯えるみたいな、曖昧な】

【(それはこの先もずっと一緒だと捉えていいのだろうか。あのひとみたいに嘯いてるんじゃないだろうか)】
【伏せた瞳が巡らせる逡巡、やがて左手で馬鹿げた思考を投げ捨てるみたいに解き放つのはポニーテールを結わえた髪飾り】
【好き勝手に躍る毛先が月光を受けて虹色に艶めく、(あんなひととは違う)と思い込んで、またひとつ、何かを棄てたなら】

……――ずっと、所有物(もの)でいて、いさせて。

【抱きついた腕と肩越しに紡ぐのは、解釈によっては別の意味にも取れるような言の葉】
【互いが互いの首輪の鎖を握るような関係を永久に願って、普通の女の子みたいに笑うのは、やっぱりどこかおかしくて】

うん、

【――あの時と同じように綺麗に咲いていてくれたことも、いま隣に居てくれることも、全部が嬉しさの一欠けら】
【いいのかななんて迷いつつもそのうちに腰を下ろしたなら、腕だけでは飽き足らず胴まで抱きしめようとするのだから、なんというか】
【拒まないなら胸の辺りに頭、なんてことになるのだろうか。いっそのこと膝の上に乗せてしまえという感じもあるけれど】

【――そんな感じだから、吐息になんて気付けない。誰かが居るかもという思考なんて、最初から排除してあるのだから】
894 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 14:47:40.97 ID:Y5PaZFEjo
>>893

【散っているのが美しいのに、いずれ尽きてしまうなら、凍りついて散らなければ良いとも思う】
【さんざめく桜の雨の中で腰掛けたまま、抱き締めようとするなら此方からも伸ばす腕が受け入れる】
【結わえ損ねた紅茶色の髪が一束零れて、きっとその胸中の頭近くで描く軌跡は柔らかく散る花にも似ていた】

勿論。 私はその為だけに生きているから、……?

【気付いた何かに頸を傾げ、満天の星空 / 花弁の天蓋を仰げば、薄紅色に輝く小さな光】

【――吐息。別にこの地に根ざしたものでもない、花の香が色濃い此処に今しがた誘われてきたような存在だ】
【妖精、精霊、そんな類であるそれを正しく呼称するならば「邪霊花神」――仰々しいが、要するに悪戯妖精】
【きゃらきゃら笑う声が聞こえた。薄紅色が花弁のひとつと交じり合って一層強く輝いて、それから何かが掌中へ落ちる】

…………嗚呼

【光る一片の花を見詰めて何かに辿り着けば、その手の上に黄緑色で顕現するのは、枯れてしまった草冠】
【四つ葉で編まれたそれ。彼女が覚えているならば、その枯れ草色からでも辿れるなら、きっと“それ”だ】
【花弁はそれと融合するようにして混じり、枯色に鮮やかな緑を蘇らせて、更に幾片もの薄紅色を付随させた】

【それを持ってそっと手を伸ばす先、彼女の頭に、桜を纏うその花冠を載せようと】
【生命力を強めるその輪は、所持しているだけでお守りのようにその効果を保ち続けるのだろう】
【貰ったものを返す形が嫌ならばそうはしない。ただ、あの空白の時間の中でも、手放さないでいたことは間違いない】

【余談。腕に嵌めていた櫻風の腕輪、その表面で生きているように揺らぐ花弁に、本物の桜が重なって滲んでいく】
【誰かを重ねて、とある技師にそう依頼したデザイン。曖昧な記憶はその時描いた別の人の虚像をすり替えて揺らいだ】
895 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 15:27:36.51 ID:ufd2M2la0
>>894

【ぎゅっと抱きしめた腕は、もしかしたら傷に触れることもあるのだろうか、その細腕に悪意なんてないけれど】
【指を重ねたって足りないぐらいに繰り返した戯れが作ってきた傷の記憶が、ひとつひとつの傷の重さを薄れさせていく】
【一応痛がるような素振りをしたならそっと力を緩めたりはする――が。あまり期待できるよなレベルでもない】

【一房零れた紅茶色、頬を滑る感覚がくすぐったくって、齧ってしまいたい】
【そうしたならどんな顔をするのかが気になって、悪戯めいてあけられた口。結局、何もしないで閉じられる】

……誰にもあげないから、誰にもわたさないで
わたしだけのものでいいの、お父さんだけのものがいい

【持ち上げた視線は、それでいてしっかりとずらされたまま。見やるのは、彼の首筋だ】
【何度だって歯を立てた先、ぽつぽつと紡ぐ吐息すらも掛かりそうなこの距離、】
【そうっと両腕を解いて首元へと伸ばしてみる。締め上げるためでなく、抱きしめるために】
【それはきっと蛇が獲物を捕まえる様に似ていて。そのまま受け入れたなら、首筋にそっと落とそうとするのは口付けよりも甘ったるい歯の感覚】
【緩く痕が残るかどうか程度。それ本体も、付属する酸も、どちらも痛みになりえないなら、ただのお遊びでしかない】

【事実、優しげに頭に乗せられた感覚に、その意識は逸れて。不思議がって向けてみた指先に、草の冷たさが触れる】
【さらりと掠れる葉の音色、見ていないからその正体こそ察しかねても、大体ならば理解したらしい】
【ぱちくり瞬いて首を傾げかけて――揺らいだ気配に、途中で止める】

【世界に向けていなかった意識は最後までからかうような妖精の声音を無視し続けた】
【結果、さも当然のように視線は彼にだけ向けられる。「くれるの?」なんて、甘たるい声がささめいて】

――絞めて、いいよ、

【妖精の零したものよりもずっとかすかな笑い声。手首で鳴る髪止めの鈴と混ざりこんだなら、曖昧に暈けて】
【草冠に対してのお礼みたいに囁いてみる――誤差で済むぐらいに首を傾げたなら、それでも長い髪がさらりと揺れた】
896 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 15:42:29.33 ID:Y5PaZFEjo
>>895

【背を締めたなら眉を顰める程度には痛むのだが、それでも甘受出来てしまえる辺りが終わっている】
【首筋だって拒む筈も無く受け入れれば微かに笑うのだからもう手遅れで、歯車は日々外れ毀れていく】
【(何よりも薄ら寒いのは、自分から望んでそうしていると言う事。彼女の手中といっても良い存在は最早どうとでもしてしまえる)】

――…………嗚呼、分かっているよ

【嬉しそうに笑う顔と伸ばす手、向かう先が頸であるのだから――かつての二人とは、きっと、似ても似つかないだろうか】

/この辺りでしょうか、二日間ありがとう御座いましたー!
897 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 16:31:12.49 ID:ufd2M2la0
>>896

【――触れた体温の暖かさに、バターみたいに身体が蕩けていくような錯覚、ぐるぐるするから、ぎゅっと目を閉じて】
【目蓋の暗がりの向こう側に、かつてのことがちらりと浮かんだ気がした。両親と、前の子と、桜の木と】

【最後にここに来たのは、別の名を名乗っていた頃。八つになる歳の、春だった】
【まだまだちいさい身体のちいさい両手を繋いでもらって、今よりもずっと短い髪を風に揺らして、この花を、一緒に】
【そこからたったの数ヶ月で両親が死ぬだなんて知らなかったし、思いすらしなかった。自分の誕生日に死ぬだなんて】

【(まして、その四年後の誕生日が自分の命日になるとも思ってなかった)】

……――愛してる

【ゆっくりと開けた眼がその笑顔を捉えて、こちらが浮かべるものも同じ色合いなら、投げる匙も見当たらない】
【手折れそうなのにそうもいかない白肌の首には既にいくつもの首輪めいた痣、指先がついとその腕に触れてみて】

【六月二十四日。前の子の生まれた日、両親の死んだ日、前の子の死んだ日、鈴音の生まれた日】
【(さらに辿れば母親の誕生日もその日だし、あの神社に居た白い少女の誕生日もその日なのだから)】
【何もかもが白蛇の願いを叶えるために並べられている。仕組まれた血統、しあわせになりたいと願うのは、きっとみんな同じ】

【(だから、きっと、その意向から逃げ出した彼女は、赦されない)】

【気道と血管が押し潰されて、かすかな呻き声。腕を辿った指先が彼の首に触れようとするのも、この頃か】
【真似するみたいに篭めてみる力。それでも、どちらかが堕ちるなら、まずこちらだろう】
【息の出来ない苦しさに歪む表情が笑っているように見えたなんて、きっと誰かの気のせいだから】

【逸らされた背中、傾いた頭、黒髪を滑り落ちた草冠が、ばさりと鳴いた】

/おつかれさまでした!
898 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 18:23:53.13 ID:dOT66SFNo
【水の国・大型ショッピングモール内】

……ですから、��大変失礼致しました�≠ニ何度も申し上げたはずですが
「あーそーだねぇ。でもよぉ、ごめんなさいで済むなら自警団は要らねぇんだよなぁ」
『もっと誠意ってモノを見せてもらわねェとなァァ……?』

【――なんていう、本来は路地裏で見られる光景がそこで繰り広げられていた】
【数名のガラの悪い若者に取り囲まれ、退路を壁に遮られているのは一人のメイド】

【ポーカーフェイスで対応する彼女は古ぼけたトランクケース、それから商品の入ったビニール袋を持っていて】
【服装に関しては、何故だかエプロンが足りない以外は完璧なまでのロングスカートタイプのメイド服】
【腰元と後頭部に大きなリボンが在るのが特徴的だが、可愛らしいというより事務的な印象が強いだろうか】

『あっそーだ!どうせならこの後オレたち飯なんだけどさぁ、キミご奉仕してくれなぁい?』
「あー、それがいいわ。いや別にキョーセーしようってんじゃないんだけどよぉ……」
「こっちとしちゃぁぶつかられてるわけだし、相応のお詫びってもんが欲しいんだよなー!』

…………、……お金と肉体が目当ての下賎な輩には、様を付けるまでもありませんかね。

【だれにも聞こえない程度の小さな声で呟く彼女。尚も、逃げ道は存在しておらず】
【場所が場所だけに人は多いのだが、みな若者たちに関わるのが嫌なのか、咎める者も残念ながら、居ない】
【小さなメイドは無表情で――だが面倒そうに。その紺色の瞳を、周囲へと向けてみるのだが―――?】
899 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2013/04/07(日) 18:53:31.07 ID:q4K6dCxQo
>>898
/この後8時半くらいから10時までしかいられませんが、絡んでもよろしいでしょうか?
900 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 18:53:57.77 ID:g2NzpSzBo
>>898

【――、ざわ、と。 周囲の人から、声が漏れる】
【歩いていた者は足を止め、その人物に『道を開け』――、続いて、玲瓏たる声が聞こえた】


「…、…娘一人、手を引いて共に逃げる程度の『覚悟』も持てん者ばかり、か。
 全く以って、情け無い。 ――、まぁ、だが、其れも構わんだろう。」


【黒を基調とした士官服に重ねるは、“射抜く”が如き『金狼』の刺繍が施された紅の短外套】
【怜悧な印象を与える碧の双眸より視線を上げれば、煌く髪質の良い銀髪が存在している】
【左腰には銀の拳銃、右腰には黄金の指揮棒――左目を眼帯で覆った、三十路手前の男だ】


「……其処の。 侘びなら私が払ってやろうか。 ――、犯罪者に与えられるのは、鉄槌のみだが。」


【「経費節減も厳しくてな」――、そう、冷笑を浮かべつつ、手に持った買い物袋を揺らして】
【一見して「軍人」と分かる彼――、それだけでも、威圧感を与えるだろうか】
901 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/07(日) 18:57:11.31 ID:q4K6dCxQo
/>>899は取り消します
902 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 18:57:38.82 ID:dOT66SFNo
>>899>>900
/ど、どうしましょう……?
/一応コチラとしては時間の件も大丈夫ですし、三人で、でもいいのですが……
903 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 18:58:42.53 ID:dOT66SFNo
/リロードすべきだった…
/では>>899>>901の方には申し訳ないですが、また今度ということで
904 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 19:11:34.54 ID:dOT66SFNo
>>900

【紺色の瞳が捉えたのは、些かショッピングとはかけ離れた――そう、軍人の彼】
【流石にポーカーフェイスながら視線は動かず、自然と若者たちもそれに引かれ】
【やがて声まで掛けられれば、『マズい』という言葉を彼らは見事に表情で表して】

『……あ、あぁいや、結構ッス!別にほら、ぶつかったのは俺らも悪いしッ!』
「お、おぉそうだ!悪かったなメイドのねーちゃん!……ねっ、これでいいっしょ!?」

……逃げました、か。強気を恐れ弱気を挫くとはまさにこの事ですね
全くもって迷惑な方々でした……、…………軍人様、お礼を言わせて下さいませ。

【拳銃、眼帯、軍服姿―――芯の無い若者が恐れて退散するには、外見だけで十分すぎた】
【彼らが蜘蛛の子を散らすように消えてしまうと、残るのはひどく小柄なメイドだけ】
【身長は150cm少々か。それでも大人びて見えるのはきっと、服装と表情によるものが大きいのだろう】

【ともあれ、難は去ったと見える。故にメイドは軍人の彼へと向き直って、背を伸ばしたまま確りと頭を下げた】
【その折にトランクケースのメイド側、影に成っている場所でキラリと黄銅の光りが見えるはずだ】
【彼がそれに気付いて注視するなら、それが刃物の煌めきであると確認できるだろう。】
905 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 19:25:23.75 ID:g2NzpSzBo
>>904

【――、右目で去り行く若者達を見送ると、溜息もつかずに視線を戻す】
【周囲の人々は、囁き声で話しつつも、そのばを離れ。 …、…次第に、人の流れは正常に戻った】


「…、…職務の一環だ。 礼を言うまでの事では無い。
尤も――『この様な場』で、血を流すのは遠慮して頂きたい物だがな。」


【「子供が見ている」――と、口角を片方だけ釣り上げて、一言】
【瞳が一瞬捉えた、��煌めき�≠フ事を言っているのだろう。 …、…それだけ言って、踵を返すと】
【では、と。 別れを告げつつ、軽く周囲を見回して ――、 人の流れの一角で、視線を止める】
【……、��連れ�≠ゥ、��待ち人�≠セろうか。 軽く右手を挙げて、その人物に示し―― 】



……、いや、ロロケルムさん。
家族連れも居るので、こんな所でそういう格好は ――、って。


【――自分で適当に切ったらしいのが見える黒髪は、首元を隠すほどの長さで垂らされており】
【これからの季節には少し厚手な、フード付きのコートを羽織った青年】


【現れた彼は――、メイドにとって、見覚えの有る人物かも知れない】
【…、…少なくとも、青年の方は見覚えが有るらしく。 少し、驚いた様子を浮かべて見せていた】
906 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 19:42:05.43 ID:dOT66SFNo
>>905

ご心配は無用です。私の武装は、些か『おっぱらう』という行為には向きません
つまるところ、生命の危機を感じなければ使用致しませんので。
ですから貴方様のお仕事を増やすような事もございませんから……

……ええ、では。どうぞお気をつけて……、……――――?

【出立する主人を見送るように頭を下げたまま、やがて軍人が離れるまで待とうと――】
【――した、というのが正しいのだろう。ふと目を開いた時、覚えのある顔が見えた】
【それ故に、まあ失礼でないにせよ――メイドは頭を上げて、また一礼】
【挨拶を表すそれをみれば、メイドが青年を覚えているのだと理解するのは難しくないだろうし】

さて……お久しぶりですね、森島様。先日はお世話になりました
お陰様で2日ほど余裕を持った生活が送れまして、大変助かりました。ありがとうございます
……それで、お二人はどのような御関係でしょう。��恋人�≠ゥ、或いは―――

【『同僚、ですとか―』――僅かに歩み寄りつつそう尋ねる理由は、憶測の域を出ないから】
【以前、食事を馳走になった際は��経費�≠ニ口にしていた彼が軍人と共に居るのだから、不思議なことではないだろう】
【その一つ前に放った言葉が何故��友達�≠ニいうようなものでなかったのかは、相当に不思議であったが。】
907 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 19:54:31.85 ID:g2NzpSzBo
>>906

【『同僚』はまだしも、『恋人』――、と言うのは、何か、気味が悪かったらしく】
【軍人は、仏頂面を強め。 森島の方は、困ったように苦笑いを浮かべる――】


「――、知り合いか、森島君。」

えぇ。 …、…��ATLAS�≠フ件で少し、お世話になった人です。


【ふむ、と、軍人は小さく声を出し――、顎に手を当て、何かを考えるような仕草】
【横目でそれを捉えつつ、森島は一歩、エリザベスに近付いて、軽く礼を返し】


いや、同僚でも無くて……、『使われてる』、って表現が正しいんですかね。
僕は軍人じゃないんですが、��ロロケルム�≠ウんから偶に仕事を請け負って、報酬を貰ってるんです。


――、それより…、…『2日』、ですか?


【ロロケルム、と云うのは、軍人の名前だろうか――、まぁ、二人は仲が悪い訳でもないのだろう】
【それより、森島はエリザベスの言葉のほうが気になったようで】
【…、…若干、言葉足らずだが、「そんなに余裕が無い生活なのか」といったような問を、投げかけた】


/すいません、ご飯頂いて来ますー
908 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 20:11:51.77 ID:dOT66SFNo
>>907

成る程、そういった関係でございましたか。詮索の無礼をお許しくださいませ
なにぶん見知った方との再開というのが中々無い身の上なものですから。

あぁ、申し遅れましたが私、エリザベス・カーライルと申します、ロロケルム様
職業は見ての通りフリーのメイド。家事全般から、オプション次第で何でもこなす――
……、……まあ、そんな者でございますのでどうぞ、お見知りおきの程を。

【ぺこり。何度目かになる綺麗なお辞儀をしてから、二人を見遣る】
【青年と軍人――珍しい組み合わせだが、特別青年の言葉を疑うような理由もなく】

はい、2日ほど。最近はメイド業も中々上手くいかないものですから。
その上で私、ちょっとした債務を抱えている為に貯蓄なども有りません。
ですので不本意ながら、時折自警団の依頼などを受けることもありまして……先日も、『枯れ彼岸』に―――。

【青年の問いかけにもスラリと答える。要約すれば、借金があって金は無い、と】
【ちなみに、��枯れ彼岸�≠ヘ先日櫻の国の出来事としてニュースにもなったのだが】
【それを知っているかは二人次第だし――もし知っているなら、彼女がそこそこ以上に腕が立つことも理解できるだろう。】

/了解致しましたー、こちらも食事を取ってきますねっ
909 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 20:18:28.31 ID:Ojhy0AoMo
【公園】

……ひょんなことから手に入れたは良いものの。
―――……正直俺が持って良いブツじゃねーよなぁ、コイツは……

【曇った顔つきで言葉を漏らすのは、白シャツ×灰色のジレ×ジーンズのシンプルな格好に身を包んだ男】
【青のソフト帽が特徴的な彼はベンチに座りながら、身に着けているペンダントを紺碧の双眸で凝視していた】
【銀の籠に砂色の光る玉を閉じ込めたデザインのペンダントだが―――其処から匂うは、怪しげな魔力】

【その玉から発せされる特殊な魔力を感じ取れたなら、其れが異質なモノ―――更に勘が良ければ「宝玉」であると解るだろうか】

まぁ、お陰で戦略は広がったし……「奴等」をおびき寄せることも出来るから良いんだが
コイツのポテンシャルを引き出そうにも、お世辞にも俺ぁ魔力を多く持ってるとか言えねぇからな……出来るのは、コレとかくらいしか

【うーん、と小さく呻れば、右手から銃を具現化させる。―――所謂能力なのだが、コレは元々男が持っているモノだ】
【肝心なのは、その次―――。銃口を右こめかみに当てれば、まるで自殺でもするかのようにトリガーを引いて―――!!】
【―――……無音である。 銃声はしなかったのだが―――銃弾は彼の左こめかみを突き抜けて真っ直ぐと飛んでいき、途中で消滅した】

【洞察力に優れていれば、この弾丸が「実態がない幻」であると言うことが解るかも知れない。そしてコレが、宝玉により男が出来るコトの一つだった】
【もしかすれば―――今の不思議な光景が、もしくは宝玉の魔力の気配が人々の興味を引く……ということも、あるかも知れない】
910 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/07(日) 20:29:26.60 ID:qqOvjtfao
>>909

【きっと貴方が右のこめかみに銃口を当てたままであったのなら】
【不意に近づいてくる、華奢な足音の音律を、辿れるかもしれない】
【不安定な砂糖の上、ゆっくりと濡れた彩りを伸ばすような】

【そんな、とても淡く可憐な足音の響きを】


…………!!

ダメ……なの……そういうの、とっても……危ない、の


【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【ゴシック調の紅いミニシルクハットと同じくゴシック調の白いブラウス、首元には紅のリボンタイ】
【紅いチェックのミニスカートの上から黒いコルセットで細いウェストを締め上げ】
【編み上げブーツに黒いニーソックスの雪のように儚い印象の少女が近づいて】

【とん、と貴方を右横から強くおそうとして、可能ならば、その手に握っていた銃を取り上げようとするだろう】
【そうしたなら、どこか心配そうで、それでいてどこか、怒ったような表情で】
【濡れる瞳の色合いを深く貴方へと伸ばして、見つめているのだろう】

【きっと彼女は、貴方が自殺でもするのだと勘違いしているのだろう】
【不安げなマリンブルーがさやかな色合いを傾かせたならずっと】
【遠くまでのびる、残照のような傾きを響かせていた】

911 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 20:39:39.88 ID:FfJC5zvso
【ある酒場―――窓際の風通しのいい6番テーブル】

【テーブルに灰皿とビール瓶と共に辞書と何かのコピー】
【そしてそのプリントに熱心に書き込んでいる男の姿が居た】

【やたらと背が高く、青白いほほコケたサングラスの男】
【サングラスで黒のスーツ、黒のネクタイを着た、ブーツのヤツ】
【ギャンブルと音楽と酒と煙草で出来たサングラス野郎 等々】
【この辺りの酒場じゃどこもかしこも常連になっているこの男 それもそのはず】

【日に2件は飲み歩いてあちこちでギャンブルに負け】
【ジュークボックスのある店ではレコードを持ち込んで勝手に交換し】
【たまにジャズバーでベースを弾いて投げ銭をハットでキャッチしたりなどなどしているらしい】

【イカツイ見た目で寡黙なもんで、誰も話しかけるまではないが アイツはよう分からんが陽気だと】
【それこそ常連のオヤジ共ではたまに話題に上がるくらいにはなっている】

【そんな陽気な酔っぱらいは今日は筆を取っているてんだから また、噂が立ちそうだ】
【サングラスをかけたまま既にビールは軽く2パイントはあけている様子だが いつもどおりだ】

【しかし、混雑時に1人で4人がけテーブルを占拠するのは良くないな 相席を断る権限はこの男には無い】
912 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 20:47:40.87 ID:g2NzpSzBo
>>908

【――、債務を抱えている、など、此れと言って珍しくも無い話だが】
【森島自身、身辺でそういった人物は居ない為、驚いたのだろう…、…しどろもどろ、し始め】


…、…えーっと、――その、何か、ごめんなさい。
でも、エリザベスさんは、踏み倒そうとしないだけ偉「 ――、ほう。��枯れ彼岸�=B 」


【過剰に気を使った森島の言葉に、被せる様に。 ロロケルムが、言葉を挟む】
【……、彼も一歩、前に出て、森島と並び。 口元には、冷笑――素の笑みなのだが――を、浮かべ】


「申し遅れた、カーライル君。――私は国軍中佐、��ロロケルム・ランガスター�≠セ。」


「…、…『枯れ彼岸』の話は、断片的ながら耳にしている。
其処に居た、と言う事は――、君には、一定以上の��戦闘能力�≠ェ有ると考えて、相違無いだろうか。
そして、フリーのメイド。家事全般からこなせる、と。 …… ならば、だ。」


……いや、ちょっと。 ロロケルムさん――。


「――君の其れ等の能力を考慮した上で、頼みたい仕事が有る。」


【……若干、強張った森島の静止を意にも介さず、ロロケルムはそう言い切る】
【「何、大して危険が伴う仕事ではない。」と、彼は続けると――、右目を、若干細めて】
【脇の森島はと言えば、何とも『煮え切らない』と云った表情を、浮かべ続けていた】


/すいません、お待たせしましたご飯了解ですー
913 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/07(日) 20:47:49.10 ID:q4K6dCxQo
>>911
隣、いいですか?長居をするつもりはありませんが…

【男に話しかける影】
【それは黄色のTシャツ、青いジーンズ】
【緑の髪、緑の目で、緑のコートを着た少女】
【見た目だけで判断すると年齢は13か14ほどか】

お酒を飲んでみたくなったのですが、他に空いている席が無くて…
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 20:52:50.67 ID:Ojhy0AoMo
>>910

―――ん、ダメって……? ……ああ、そういうことね
……心配してくれるのかい、お嬢ちゃん? 優しいんだな……でも俺はもう良いんだ

【いきなりの否定の言葉に、一瞬何を言っているのかが解らなかったが―――自分の体勢を客観的に見れば、直ぐにその言葉の理由は解った】
【しばしの沈黙の後に発した言葉は、力なく暗い。―――背骨を丸めて寂しげに笑みを浮かべる其れは、まさに絶望した顔つき……なのだが、コレは勿論の事演技】
【いきなりこんな重苦しい感じになっては余計にバレやすいかもしれないが、純粋そうな彼女なら信じこむかもしれない、との悪知恵】

ああ、何をするんだ……!

【彼女が男の銃を奪う。すんなりと銃を取られたため自殺は決行されなかった―――と思うだろうが】
【彼女が取り上げたはずの銃は、何故か手の中から消えているだろう。何故ならその銃は彼の能力、消すのも自由自在であり、そして―――】

―――じゃ、こっちでやーろうっと!

【打って変わって陽気なトーンになったと思えば、反対の手に赤色の銃が握られ、左こめかみにつきつけられている】
【そしてトリガーを同時に引けば―――彼の頭が撃ち抜かれて死亡……とはならない。銃声も無く、弾丸は彼の頭をすり抜けて―――】
【……右こめかみから飛び出すだろう。そうすれば、自然と彼の右側にいる彼女にも―――いや、身長差から恐らくヒットすることはないが】

【右こめかみを飛び出した弾は真っ直ぐ空を裂いて、そしていきなり銃弾が空中で消滅した。―――と同時に男が口を開く】

じゃーん、銃弾は幻でしたー! なので死にませーん! ……ってビックリしたかい?

【ある意味、純情な彼女の心を弄ぶ酷い行為だ。 悪戯心が擽られての行動だが、彼女はどういった反応を見せるのか……?】
915 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/07(日) 21:01:18.20 ID:qqOvjtfao
>>914

【貴方を見上げる瞳の色と、そこに刻まれる繊細なタッチの濃淡】
【大きなマリンブルーの瞳に光をこぼして、それをふわふわと灯させたなら】
【長い睫毛がふわりと染みこむ、貴方の言葉を聞いて、よりいっそう深く】


……っ!!ゃ……死んじゃうの、だめ……!!


【手のひらから消える銃、彼女の目がまんまるに揺れたなら】
【視線がその先を濡らす、貴方の手に、再び銃が出現して】
【息を呑んだ、華奢な首筋が、月光に傾いてその色を歪める】

【声にならなかった、銃弾が消えて、やがて――――――】
【まぶたをぱちくり、貴方の種明かしの言葉、目の前でそれが翳されたなら】
【少しだけ、きょとん、とその表情を、貴方へと向けて……】


……わ……わぁ……っ……
そういうの……そういうの……!!ひどいの……っ……
ソニアね、ソニア……とっても、びっくりして……お兄ちゃん……死んじゃうの、思ったの……っ


【もしもこれが、普通の少女であったなら、怒って貴方へとつっかかるのだろう】
【けれども彼女は、とても大きなマリンブルーの瞳に一つ雫を落として】
【くしゃっとその小さな表情を揺らして、ぱっと両手で覆って】

【細くしなやかな指先から覗く、瞳の残照――――泣いているのだと、気づけるだろうか】
【本当に心配していたから、良かったって安堵と、貴方に対する、ちょっとの怒りと】
【それが全部混じって、彼女の華奢な肩が貴方のすぐそばで震えた】
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 21:17:22.23 ID:dOT66SFNo
>>912

いえ、どうぞお気になさらず。自分で望んで抱えたものですので
それに踏み倒そうにも、継続しメンテナンスが必要な品ですから、どうにも……

枯れ彼岸のこと、それから私自身の戦闘能力に関しては何とも。
自らを客観的に評するのは苦手なものでして。ただ、先日お相手したのは四名です

――カノッサ機関 ≪No.6≫グラトン=ブルーガー=ウルバヌス傘下『ネバーランド』
シュバルツガイスト様、ジ・エンブリオン様、クロス・ザ・ルビコン様の皆々様
加えて、同機関 ≪No.74≫千日紅ひゆ様―――以上の皆様ですね。

【聞いたままを暗記し、暗誦する。そういった口調で、相手の名と所属を伝え】
【予想よりも相手の階級などが高いことに(一応)驚いたのだろう】
【少しばかり目を見開きながら、ふと「これだけは」というようにロロケルムへ向かって――】

……それと一応申し上げておくのなら、私は所謂便利屋ではございません。
何事でもとは言いましたが、それはメイドとして雇われた上でのオプションです
子守、教育、或いは夜伽や殺人であっても、それらは家事のオマケ……

以上のことをご理解の上でしたら、何事であってもお受け致しましょう。
……まあ、或いは自警団などと同様の��クエスト�≠ニいう事でしたらその限りでは有りませんが

【―――と、一言。それ以上何を思うでもなく、両手で荷物を持ちながら相手の言葉を待って。】

/お帰りなさいませっ、そしてただいまなのです。おまたせしちゃって申し訳ない
917 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 21:22:31.68 ID:Ojhy0AoMo
>>915

【きょとん、とした彼女の表情を見て此方は悪戯な笑顔を浮かべて、「してやったり」と思うのだが】
【……それも今だけである。きょとんとした其れが泣き顔に変わり顔を覆ったならば―――】

―――えっ、え……マジ……マジかっ!? なんで!? 泣くほどのことじゃ……ああ、ご、ごめんマジで! 
大丈夫、大丈夫だってお兄ちゃん死なない、絶対死なないから! だからほら、泣くなってさっきのは幻! 
幽幻の宝玉ってので生み出した幻だから! ―――ホントごめんなさい許してくださいなんでもシますからァーッ、いや何でもはしないけど……!

【―――激しすぎる、狼狽。慌てふためきながら、先程の行為を酷く後悔した彼である】
【早口で言葉を並べてなんとか彼女の震えを止めようとするだろうが、むしろ此方が震えたいくらいであった】
【早口に混じった「幽幻の宝玉」というのは、ペンダントにした砂色の玉のことであり―――其処から怪しげな魔力が漏れている】
【男の話によると、つまり男はこの魔力を借りて先程の行為を起こしたのだった】

まぁ……っていう訳で、もうこんな自殺に見えるようなことはしません
ちょっと力を試そうとしただけなんだが……やり方が悪かったな、素直にふっつうに撃てば良いんだよな、んな感じで

【左の銃で、公園の木に向かって弾丸を放った。―――先程と同様に、銃声は全くしない。弾丸だけが静かに空を裂き、木に当たった―――】
【……かと思えば、木の中に入ってしまった。……先ほど彼が言ったように、今放ったのは幻の弾丸なのだ】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/07(日) 21:29:59.38 ID:qqOvjtfao
>>917

【くしゃくしゃってフリフリの袖口で涙を拭ったなら、貴方へと視線を向ける】
【いっぱいに潤いを残した瞳は、まだ少し涙が残っていて、キラキラと輝いていて】
【涙色のタトゥーを目元に刻んだかのよう、白塗りの頬が明星のように揺れる】


……ホントだったら、許さない……の
いっぱい、いっぱい怒る……けど……

無事だったの、お兄ちゃん―――それだけで、満足だから……
だからね、もう……こういうの、やめて欲しいの

嘘でも、危ないこと……ダメなの


【一歩だけ踏み出したなら貴方との距離がすぐそこにまで近づいて】
【背伸びしても届かないから、貴方の肩に顔を寄せるような位置であろうか】
【長い長いプラチナブロンドが貴方へと傾いて、彼女の横顔を彩る】

【まぶたが重なる、少しだけ眠たそうな色合いを映しながらも】
【ただまっすぐに尋ねるマリンブルーが、貴方を心配している、との意味合いを含んだ言葉を紡いで】
【首筋の赤いリボンタイに触れる思い出の破片だけをぎゅっと握りしめた】


でも……珍しいの……まほろしの、銃弾……
ねぇ、お兄ちゃん……そのほーぎょくって……どこかで、拾った……の?


【じぃと彼女は貴方の手元を眺めるのだろう、その銃弾がとても珍しそうで】
【両手で握るバイオリンケースがひらひらとその重さを主張したなら】
【よいしょともう一度持ち上げて、両手でしっかりと確かめるように握る】

【小首を傾げたなら、小動物のような表情に僅かな興味が映る】
【言葉は拙くて、言葉はたどたどしいけど、それでも精一杯小さな指先がたどった証だから】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/07(日) 21:32:05.35 ID:q4K6dCxQo
/>>911
/すみません 時間の都合で>>913は取り消します
920 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 21:32:26.76 ID:FfJC5zvso
>>913

……ん?ああ、ゴメン 勝手に座って

【くわえタバコの男は煙を吹かしながら腕を伸ばして】
【テーブルに散らばった空き瓶や紙の束などを自分のスペースに寄せて】
【大体の所、半分ほどまで圧縮させる】

【底まで片付けた後は男はまた、ペラペラと束のプリントをめくりながら】
【それらにメモやら付箋やら多量の書き込みなどを行なっている】

【何か沢山ゼロのついた数字が格子状の表に並んでいる紙が見えるが】
【それらと何か関係があるんだろうか 時たまビールを急なペースで飲んでいる 飲んだくれてはいない】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 21:33:41.31 ID:FfJC5zvso
>>919
/oops!遅れてスイマセン そして20秒ほど見ていれば…!
/またどこかで機会があれば是非おねがいしますね すいませんでした…
922 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2013/04/07(日) 21:34:28.16 ID:q4K6dCxQo
/>>921 いえいえこちらこそすみません!
/いつかまたよろしくお願いします
923 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 21:34:38.42 ID:aaHMhMUt0
【櫻の国。城下町――――だった場所】
【嘗て妖達に攻め落とされて、その時から今まで忌み嫌われた其処】
【人間が訪れる事が珍しくなったのは何時の時からか。妖達が飽きて住まなくなったのは何時の日からか】
【そんな中、今宵珍しく一つの存在があって】


「――――人の勝手で作られて、拙(ぼく)達妖怪に壊された此処ですか
人間はおめおめと逃げ出して取り返そうともしなかった……何とも可笑しな話です」

【背に漆黒の大きな翼を生やした少年の姿。その手に持つのは六尺棒】
【身を包むのは山伏の纏う其れで、腰に提げているのは一振りの刀。それと天狗の面】
【――――妖の中の烏天狗と呼ばれる種族だろうか。言われなければ少女にも思える、そんな中性的な姿】


「……所詮、人間はそんなものでしたね
そして、そんな人が増えすぎた。だからこそ選別の時を迎えなければならない……でしたっけ、テラス嬢
拙もその考えには賛成しますよ。余り、戦いは得意では無いですけどね……」

【誤魔化すかのようにエヘヘと一度笑えば、視線は夜空へと】
【大小様々な妖気が集うけれど、その烏天狗の放つ妖気は一際異質で】
【――――きっと、近くを通りかかったならば直ぐにでも知覚できる程】
【果たして、先に見つけるのはこの少年か、或いは通りかかった人物か……】






【住民も寝静まった小さな街での事】
【ベンチに腰を掛けて夜空を見上げるのは、二振りの刀を腰に提げた少女の姿】
【時折眠たげに欠伸をすれば、視線を辺りへと巡らせて】


「うーむ……まさか宿の主人まで寝ているとは予想外じゃったの
とは言えど、幸いにして今日は暖かいからの。このまま野宿をするのも悪くは無い……かや」

【月に照らし出される銀の髪】
【鋭い耀きを放つ其れは、きっと遠くからでもよく目立つはずで】
【――――一際大きな欠伸。間抜けな声が辺りへと響いたであろう】


「まあ、野宿するにせよ適当に宿を見つけ出すにせよ……じゃ
今宵は何時もより多くの星々が見える故、もう少し眺めてから行こうかの」

【うっすらと涙の溜まった眼を擦れば、再び夜空へと視線を変えて】
【――――漂うのは人外の雰囲気。例え鈍感であったとしても、ハッキリと分かる程で】
【そんな人物が一人空を見上げているのは何処か不審……だろうか】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 21:34:58.64 ID:g2NzpSzBo
>>916

【エリザベスが暗唱してゆく名前――、ロロケルムは満足そうに、聞き続ける】
【…、…��千日紅ひゆ�≠フ時点で、森島が眉を顰めたのは、気のせいでは無いだろう】
【夜伽や殺人、と云う所で、それは何とも言えない物に変わるのだが ……ロロケルムは、軽く、首肯だけをして】


「――、結構。 寧ろ、十分過ぎる程だろう。」


「……君が飽くまでも、��メイド�≠ナあると言う事は分かっている。
“軍人”が『戦場』にその本分を求める事と、違いは有れど隔たりは有るまい。」


【独特な喩えを展開しつつ――、ロロケルムは、懐へと手を遣る】
【取り出したのは、��鍵�=B …、…それを森島に放り投げると、自らの腕時計に目を遣り】


「――、頼みたいのは、一軒家の家事。
及び、その家に住む少女一人の世話と…、…万一の場合に備えた、身辺警護だ。
勤務日時はそちらで決めて貰って結構。 その他の日時は私の部下に担当させる。」


「…、…悪いがこの後、会議が入っていてな。 後の事と、案内は森島君にして貰ってくれ。」


【以上だ、と、ロロケルムは会話を終了すると――、何も質問が無ければ、踵を返し】
【森島に二言、三言囁くと、その場を去って行くだろう】
925 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 21:43:30.97 ID:FfJC5zvso
/>>911はまだ居りますので どなたか宜しければ……
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 21:50:25.13 ID:dOT66SFNo
>>924

―――かしこまりました、ロロケルム様。お任せ下さいませ。

【ただ、その一言を返すのみで契約は成立した。何とフットワークの軽いことか】
【しかしその裏には一言で表すだけの自信があって――或いは、ロロケルムなら】
【それこそ軍人ならば、闘いに多くの言葉が要らないようなものだ、と理解出来るだろう】

【やがて彼が居なくなれば、特別表情や態度を変えること無く青年へと近付いて】

さて、案内して頂けますでしょうか森島様。また、良ければその��少女�≠フ事も。
私もフリーである以上、プロです。とはいっても情報が無ければ手持ち無沙汰にならざるを得ない

……あぁ、そういえばお給金の話を忘れていましたが――――。

【『まあ、いいでしょう』なんて無責任に言えば、後は青年の言葉や歩みに従うだけ】
【ただ、道中足を動かしながら荷物のビニール袋から真新しいエプロンを取り出して】
【それをメイド服の上からしっかりと着ることだけは、青年が止めようが話そうが行うのだが。】
927 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 21:50:29.01 ID:Ojhy0AoMo
>>918

……はい、善処します

【被った青のソフト帽を外して左側に置けば、茶色の短髪が露わになり揺れる。そして頭を下げながら、反省の言葉を呟いた】
【なんというか―――罪悪感で胸が痛い。激しい戦闘で負う傷とは違った痛みだが、ヘタすればこちらの方が痛いかもしれないと思うほどだった】

―――まぁ、珍しいと言えばそうだわな。 ……一応牽制とかトリックプレイには使えるけど、そんなに便利って訳でもないぜ?
あ、こういった場所での射撃の練習にならスゲー便利だけどな!音消せるし、五月蝿くもねぇからさ

……で、コレを可能にしたのがこの宝玉。 嬢ちゃんが言う通りの拾い物でさ
��ATLAS�≠チてあのレナールに出現した塔で拾った……あ、知らないならそれでいいんだけど

【レナールといえば、黒い霧が出現し―――そして滅びた風の国の交易都市だ。そこに突如巨大な逆さの塔が出現したという話は、テレビや新聞でも聞くが】
【……彼女がその話を知っているかは、どうだろうか。何人かの能力者達がその塔に侵入して全員帰還したらしいが、彼もそのメンバーの独りだったのだ】

嬢ちゃんはアレかぃ?バイオリンのお稽古の帰り……とか? 

【揺れるバイオリンケースに紺碧の目が止まったらしく、訪ねてみる。バイオリンを引いている姿がよく似合いそうだな、と彼女の姿を見て男は思った】
928 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 21:59:50.29 ID:Y5PaZFEjo
>>911

【塒にしていた地下道で自警団とのドンパチ騒ぎが始まってしまったのが、丁度一時間前になる】
【今回は抜き打ちでお越しになった所為で隠すべきカネだのブツだのが間に合わなかった連中も多く】
【そんな中では珍しく何も持たず、比較的真っ当に見えていたこの男が、実は一番の厄介者だったのだから笑えない】
【「あいつなんかアカだぞ」――何処ぞの浮浪者が言い訳代わりに指さしてきやがったのが未だに腹立たしい】

【さて彼の居る窓際ならきっと見えるだろう、路地の方から革靴で掛けてくる一人の男】
【周囲をやけに気にして、ふといい場所を見つけたとばかり店に駆け込んでくる】
【――尤も、見た目からしてらしくもないお勉強(?)に夢中であるなら、話は別か】

【軽快にドアが開かれて、混雑の中を縫うようによれた黒服姿が進んでいく】
【6番テーブルの空きを指さしで店員が教えて、片手で軽く礼をすれば、座るのは其処だ】

あー散々だ……明日だと踏んでいたのに……
……ん、あんた……ロッソか?

【癖のある黒髪、鋭い灰色の目。右頬には牛の生首が乗った皿の刺青がある男】
【相手に間違いがないのならば、以前飲んだ男である。確か悦那と名乗っていたか】
929 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/07(日) 22:01:32.34 ID:qqOvjtfao
>>927

【��ATLAS�≠ニの言葉――――聞き覚えはなかったが、なんとなくその名前は知っていた】
【テレビや新聞で取り沙汰されるほどだ、少し考えて、小さくこくりと頷きで返して】
【どちらかと言えば彼女の興味は��ATLAS�≠ナはなくその��宝玉�≠ノ傾いていた】


でも……ソニアは、そういうのじゃなくて……普通の銃の方が、好きだよ
銃は、どう使っても……何かを傷つけちゃう……から

……だからね、だから……うんと……なんて……いえば……いいのかな……ぇっと……


【少し悩んだような色合いを見せたなら、長く細いしなやかな眉が、その尾尻を傾ける】
【言葉からも伺えるように、どこか拙い言葉遣いは彼女が言葉に慣れていないという印象を与えるだろうか】
【だからこそ、うん、と言葉を濁した、なんと言えば良いかわからなかったから】

【でもきっと、彼女が銃というものに特別な感情を抱いていることはわかるだろう】
【それと同時に、宝玉という存在にも、小さくはあるが確かな興味を示していることも】
【ぷしゅーっと音が漏れた、頭の上から煙がふきでて、彼女の頭がぱんくしたみたいに】

【分かんない、や……なんて少し恥ずかしそうに、貴方へと言葉を返した】


……お稽古って……言い方、やなの……子供っぽいの……すっごく
うん、そんなところ……かな……お兄ちゃんは、そのほーぎょく、使う、練習してた、の?


【彼女の白い華奢な頬が濡れる、白百合のような無垢な素肌が】
【わずかに膨らんで、彼女がじとーっとそのマリンブルーの傾きを揺らして】
【ちょっとだけ不服だから、子供みたいに扱われるの、あんまり好きじゃないのだから】

【見た感じは小学生に見えるぐらいに、とても小柄な身長がひらひらと見えて】
【触れてしまったら崩れそうなぐらいに華奢な両肩は、バイオリンケースより薄いような肉付きで】
【彼女の儚い存在感の意味合いを如実に伝えるのだろう】
930 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 22:02:08.83 ID:hr6auS8x0
【――――時は絶えず流れ続け、その流れの中に人間たちは生きている】
【そして、その『物語』もまた、同じ時の中で紡がれてゆく物である――――】



【――――水の国 住宅街】

…………飛び込みで悪いけど、これだけ……何も言わず、受け取ってくれ
あぁ、寄付って奴だよ……名前を名乗る気は無い。では…………

【黒いコートをしっかりと着込み、魔術師である事を如実に表す黒のハットを被った】
【手には、頭部に青い石が嵌めこまれて先端を鋭く尖らされている、細い金属製の杖を握り締めている】
【漆黒のボブカットと、幼さを残しながらも憂いを帯びた様な瞳をした、身長160cm前後の中性的な青年が】
【とある建物の玄関口で、女性と何やら話しこみ、封筒の様なものを手渡すと、足早に退散する】
【――――建物の看板を良く見ると、そこが孤児院である事が分かるかもしれない。そして、相当にさびれている事も】

……あんな状況の場所は、いくらでもあるのだろうな…………

【足を止める事無く夜道を進みながらも、チラリと視線を背後へと飛ばす青年】
【――――眠っている子供たちは、良い夢を見ているとも思えない。そんな孤児院だった】



【――――所変わって、『UNITED TRIGGER』酒場前】

……………………

【ラベンダー色の肩ほどまで伸びた髪で、赤と青のどこか虚ろなオッドアイを持ち】
【白いワンピースの上から、明らかに身の丈に合っていないボロボロのコートを着込んだ、10歳くらいの少女が】
【硬い表情で酒場を臨みながら、入口より少し離れた箇所に立ち尽くしていた】

【その身からは、尋常ならざる量の魔力が感じ取れるかもしれない】

……………………

【じっと酒場を見据えるその瞳は、虚ろな中にもどこか歪な力が籠っていて】
【挑みかかる様な視線にも見えるその表情は、幼い外見やボロボロの服装も相まって、何とも言えない雰囲気を醸し出しているだろう】



【――――同じ時間に、異なる場所で時を過ごしている2人の戦士】
【果たして彼らのうち、どちらの『物語』に変化が訪れるのだろうか?】
931 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 22:05:16.28 ID:DJjJA2iMo
>>923
───妖、化物、狐狸悪霊…いやはやよくぞ集まったもんだ…
つっても、そりゃぁもう昔の事か…今じゃあ妖すら中々いねぇ
…人たぁまた違う楽しさもあんのにネェ

【───妖気に惹かれた変わり者、何かから逃げる悪人、空気を求める妖怪───そのどれでもない、一人の男】
【カランコロンと下駄鳴らし、殺風景を眺めながら、一人呟き歩いて来る】
【角や羽なんかの無い、ただの人間───ではあるが、ただでは済まない何かがある】

なぁ、そこの別嬪さんよぉ
人を喰いたくてたまらない奴ぁ知らねぇかい?
ここに、おあつらえ向きな食い物がいると伝えてくれりゃあしねぇかな?

【そんな��人間�≠ヘ、ふらりと散歩しているかのように、この地が何か知っているようなのに】
【ニタニタとした笑顔と、ぷぅんと酒の匂いを纏いながら、少年に声をかけた】

【水色の着流し、下駄履き、白髪のポニーテール、前髪で左眼を隠した青年である】
【首に白いマフラーを巻き、腰には帯刀、眠そうな半開きの目で口にはゲソの干物を咥えている】
932 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 22:09:01.07 ID:g2NzpSzBo
>>926

【――、囁きには矢張り、『煮え切らない』様な表情を返したものの】
【何を、かは不明ではあるが、『納得』はしたらしく。 …、…鍵を懐に入れて、歩き出す】


――、取り敢えず。 道すがら話しますから、質問はその後にしてください。


【そして――十分ほどの道程で、話された事情を纏めれば、以下のように成る】
【質問を放とうとしても恐らくは、後で、となるだろうか。 ―― 曰く 】


 【「…、…『女の子』の名前は、��森島 初�≠ナす。」】
 【「少し前――、『機関』から、ロロケルムさんの部隊と能力者が、身柄を確保しました。」】
 【「感情面が、少し希薄です。……、機関で、『兵器』みたいな扱いをされてたみたいで。」】


【――、何とも。 突込みどころの多い話である】
【だが、森島が煮え切らない表情をしていた理由は、何となく、��事情がある�£�度には分かるだろうか】
【加えて何故、施設等に送らず、『一軒家』で生活させているのか――、疑問を挙げれば、キリが無い、か】



――、と。 …、…此処です。


【――そして、辿り着いたのは、住宅街の一軒家】
【庭やガレージも存在し、家屋も2階建てだが、敷地は広く、広々とした印象を与える】
【総じて、「普通の住み易そうな家」、と云った様な印象を与えるだろう―― 】
933 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 22:16:19.16 ID:FfJC5zvso
>>928
【男は面も挙げずに目の前の書類の束と原稿用紙に格闘している】
【どうもお勉強ではないようで安心した だがまあ、ミスマッチなのは確かである】
【楽器と拳銃を握る手で三色ボールペンも巧みに扱うとは…】

…そっちの名前で呼ぶんは仕事仲間のヤツらと
チャイナマフィアの嬢ちゃんと…………

【ボールペンをテーブルに投げるくわえていた煙草を摘んで、煙を吐き出す】
【煙草をくわえなおして、持っていた紙の端を指先でパチンと弾く】

アンタくらいだよ英雄(ヒーロー)、これでもハンターが狙ってる身なんでな…
まあ、それなりにシークレットで頼むよ

【紙をテーブルに軽く投げて 面を上げる】
【古臭いサングラスをかけた男はいつもの通りニィっと笑う】

今日は何だ?また、密偵か?強盗でもやりたくなった?
まあー…なんだ、別になんだっていい 

【そう言ってまたビールを飲む男】
934 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県)2013/04/07(日) 22:22:15.60 ID:HSiFz4l+0
>>930

【足早に去る青年の眼前に、曲がり角からいきなり男が現れる】
【癖のある黒髪と鼻の上の傷が特徴な容姿に】
【カウボーイハットにガンベルトとホルスターに入ったリボルバー】
【投げ縄を肩にかけ、チャップスをジーンズの上にはき滑車をつけている】
【まるで西部劇のカウボーイのような格好だ】

【男は急いで青年を避けようとするが足がもつれ――そのまま地面に転倒してしまう】
【その際、ギブスと包帯で覆われた左腕を下敷きにしてしまう】

うぐおおおおお、い、ぃだああああああ。

【うめき声を上げるカウボーイ】
【彼は少年の物語に変化を与えるキャラクターたるか?――】
935 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 22:24:00.09 ID:aaHMhMUt0
>>931
「別嬪さんって……それ、お歯黒にでも言ってあげなよ
拙は格好いいと言われるのは嬉しいけど、可愛いって言われるのはあんまり嬉しくないんだ」

【苦笑を浮かべながら振り返る様。言われなければ、男とは気づけまい】
【青年に呆れた様――――と言うよりも、自分の様に呆れた様にかぶりを振れば大きく溜息を吐いて】
【きっと、一度や二度では無いのであろう。そんな風にからかわれる事が】


「まぁ……妖を余り見掛けなくなったのは同感だけどね
訳の分からない正義を掲げて妖怪退治。山を切り開いて妖怪退治
人間様のご都合に振り回されてるんだからしょうが無いよ」

【ポン、と六尺棒を肩に掛ければポツポツと言葉を紡いで】
【独白――――と言うよりも皮肉。人間に対して余り良い感情を抱いていないのは確かであろう】
【元より山に住まう種族。だからこそ、そんな感情を抱くものか】
【あはは……何て適当に笑って誤魔化せば、続いた言葉に興味深そうに表情を変えて】


「君には適当なおつまみの方が合いそうな気がするけどー……良いっか
拙には分からないなぁ。人間を殺したい妖は沢山知ってるけど、態々食べよう何て知りあいは居ないよ、今の所
ねえ、人間。態々食べられに来た訳じゃ無いんだろう?
お酒でも消えない匂い、プンプンするもん。暴力の匂い。それも、めんどくさそうな」

【バサリ――――一度翼をはためかせれば辺りに散る数枚の羽】
【無邪気な笑みなれど、其れは妖怪。外見にそぐわず、長い時を経た妖怪】
【浮かんだ笑みに含まれた意味は――――果たして】
936 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 22:24:10.36 ID:dOT66SFNo
>>932

【道すがら――その言葉に頷いて、コツコツと整った足音を鳴らしながらついて行く】
【小柄故に歩幅も狭く、よく鳴るそれは改めて見れば似合わぬ編み上げのブーツであって】
【そのすり減り具合などからしても、余程路銀を切り詰めて行動しているらしいことなどが伺える】

【ただ、旅人などと違うのは彼女があくまでもメイドであり、それ以上の何者でもないということか】
【故に少女が青年と同じ名字であることや、機関がどうというような話題に首を突っ込む好奇心も持たない】
【――機関に関しては、時と金次第ではクライアントに成り得るから、というのもあったりはするのだが――】

(ふむ……少女一人に関する家としては随分大きいですが、まあそれは良いとして)
(元は機関の方であるとするのなら、難しいのは防犯でしょうか――。)

……ちなみに、初お嬢様はお幾つなのでしょう?

【家に到着すると、視線をキョロキョロ。探すのはカメラやセンサーの類である】
【��そういう家�≠ネのであれば――警護も預かった身としては、それを把握せねばならないし】
【そんな事をしながらも投げかける質問も、何かと大事なコトでもあって―――。】
937 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 22:26:11.43 ID:Ojhy0AoMo
>>929

【言葉を濁しながら銃という武器への想いを述べた彼女に、男は顎に右手をおいて少し考えこむ動作を取ってから】
【左手に握られた銃をくるりと回して、言葉を零した】

……銃ってのは、手加減の出来ない武器だよな。 剣とかなら、峰打ちとか遅く振ったりとかで加減ができる
でも銃は……どれだけ遅く慎重にトリガーを引いても、銃弾は俺等の都合なんざ聞いてくれねぇ、いっつも同じ速度で飛んでいっちまう

案外普通の銃よりも、傷つけない銃弾……幻の銃弾を撃てるようになったコイツの方が優しいんじゃねーかな?
威嚇発砲とか、コイツで放てば間違って傷つけてしまうってこともゼロになるし。

―――俺は出来るだけ人は傷つけない、そして不殺……<Nonkilling>の精神をポリシーとしてるんだ
よく此処らへんでトレーニングしてるんだが、たまーに模擬戦とか持ち込まれるんだわ。でも、一回も受けたことはないね
……だって傷つけたくないし、その前に痛いのは大嫌いだ

【握られた真紅の拳銃を見つめて語り終われば、銃を消して彼女に紺碧の視線を向ける】
【一度取ったソフト帽を開いた左手で取って、再度深く被り直せばまた口を開いて―――】

トレーニングってのも、バイオリンっぽくないかなーって思うけどな? バイオリンとかピアノには「お稽古」って言葉の方が似合うよ、子供とか関係なく
うん、俺は―――まぁ、「トレーニング」だな! 来るべき時のためにトレーニングは欠かさない! カノッサは気を抜いた時にやって来るモンだ

【膨らんだ頬を見て少し微笑めば、彼女の質問に対し小さく頷いた。話によればトレーニングはカノッサと闘う為らしいが……】
938 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 22:28:02.81 ID:Y5PaZFEjo
>>933

【新しいイカサマの勉強かとでも野次ろうとして、】
【それなりに真面目に格闘している様を見れば言葉も引っ込んだ】
【通りかかる店員を捕まえてバドワイザーを1瓶注文、無けりゃこいつと同じのを、と言い添える】

嗚呼そうだったか……悪役(ヴィラン)は苦労するな、お互いだが
…………今はちょいと訳有りで、もうUTでもヒーローでも無いのさ

【ニヤと笑み返す気力も無いらしい、良い年をして沈んだ顔をしているとそれなりに重いものがある】
【まして死人の顔色なんだから余計に重たい――自殺なんかされたら大変だ、残念ながらコレ以上は死ねない】

強盗ねえ……反社会的でスリリングではあるんだが、俺の義には反するな
それに飯食わない分カネには困らなくてな、欲も無いし。 我ながらお釈迦様みたいなもんだな

【苦笑い。 気力は無くともあれだけ走ってきて息が切れないのは流石、ゾンビだ】
939 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 22:29:25.40 ID:hr6auS8x0
>>934

はぁ――――――――ッ!?

【ため息とともに、再び前を向いて歩を進めていた青年だったが、横合いから何かが飛び出してきたのに反応し、すっと背後に身を引く】
【そこに倒れ込んできた男の姿を見やると、訝しげに表情を歪めて】

…………何をやっているんだ、君は……?

【どこか、情けない悲鳴――――少なくとも青年はそう受け取った――――を上げる男を見下ろしながら、渋面のままに青年は問う】
【突然現われた男が転倒し、悶絶している――――この一連の出来事に、どうもついて行けてないらしい】

……怪我人がこんな所でバタバタと…………

【じっとその姿を観察し、どうやら負傷していた腕を巻き込んだらしいと言う事は理解できた】
【しかし、男がどういう人間なのかも分からず――――あまり他人に心を開くタイプでもない青年は、男の反応を待ちながらも、それ以上のリアクションを見せなかった】
940 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/07(日) 22:38:14.38 ID:qqOvjtfao
>>937

【一つ雫が胸元に溢れる音がしたのなら】
【それはきっと、心の水面に微かな波紋が広がる音で】
【さざなみが消えていく波間へと届く、小さな音律の果てでもあった】

【思わず言葉を飲み込んでしまうぐらいに、マリンブルーの表層に貴方がいっぱいに広がるみたいに】
【その雫の後先すらも、誰も気づかないままに】
【じぃと彼女の瞳が、貴方に吸い付けられたのを、感じることができるだろう】


……ソニアもね、そう思うよ……お兄ちゃんが、正しいって……
それと、とっても優しいね……お兄ちゃんの言葉、すっごく温かい……から……

ソニアも、そうだよ……絶対に、誰かを、傷つけるの……ゃなの……
でも、ソニア、弱くて、臆病……誰かを傷つけたくないのに、誰かが、傷つくの……

……お兄ちゃんみたいに、強く……なれたら、いいのかな……


【雪原にいっぱいに広がる彼女の思いの果て、月光が深くそれを照らしだす】
【眩しそうに貴方を見上げたなら、その陰に隠れるように彼女は視線を崩す】
【マリンブルーが消える果ての無い海が、漣の中へと消えていく】

【バイオリンを握る両手、姫袖から溢れる白磁の指先が消えるように満ちる】
【わずかに力がこもったなら、華奢な肩がこわばるかのようで、そのことは傍から見てても伝わるだろう】
【プラチナブランドに隠れる、その横顔が、少しだけ泣きそうで】


……そうなんだ……お稽古……そういうの、似合うの……
じゃあお兄ちゃんは、お稽古、しないの?何か……別の、おけーこ……


【少しだけ感嘆するような声が漏れたなら、うんと小さく頷いて】
【かみのうえに、ちょこんとのったシルクハットが、ひらひらと揺れて】
【柔らかそうなマシュマロのようなほっぺたが、ふわふわと笑の色を刻み込む】

【微笑は薄片のよう、薄い膜の中にいくつもの淡な表情を浮かべて】
【やがて疑問の色に凝固したなら、1つだけ貴方に差し出した】
【小首をかしげたその仕草の残り香が、いつまでも響き渡るように】

941 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 22:46:46.69 ID:g2NzpSzBo
>>936

【問いかけに対し、――懐から、端末を取り出して】
【軽快な操作で、三次元モニターを起動させ、『データ』に目を通すと…、…直ぐに、しまい】


メディカル・チェックを受けたみたいですが――その時のデータでは、17歳です。
健康面に、問題は無かった様ですね。 …、…外傷も、特には有りません。


【――、少女、と言ってはいるが、年頃にしては女子高生位の様だ】
【扉の前まで森島は近付くと、…、…鍵をよく見れば、『電子ロック式』で、電波によって解錠をする形式だ】
【玄関にはカメラが付いており、一応、��普通の防犯�£�度には、セキリュティも伴っているらしい】
【逆に言えば――、飽くまでも、『一般的』な手立てでしか無い、のではあるが】



【 ―― 】



【入ってください、とエリザベスが促され、森島の後を着いて行ったなら――】
【通されるのは、一つの部屋。 …、…広々とした、『寝室』。 窓際には、一つのベッド】
【―― 、窓は大きく、昼間ならば、うららかな春の日差しが差し込むのが、目に見えるようで】



 『…、… 誰、ですか――?』



【その、ベッドの上 ――、パジャマの様な、入院着のような、ゆったりとした服を纏い】
【ショートの黒い髪に、黒い、無感情な双眸。 …、…そんな少女が、絹糸の様に細い声で、尋ねて】


…、…。


【――、何故か、森島が答えを放つ事は無かった】
942 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県)2013/04/07(日) 22:47:39.17 ID:HSiFz4l+0
>>939

【ちょっと冷たいようにも感じられる青年の反応】
【でも、まぁいきなり飛び出してきたカウボーイが自業自得で苦しむさまを見れば当然と言える】
【しかも危ない最近の治安を考えれば、無視して走り去ることも間違いではない】

【――しかし】

て、てめー、おい!けが人が転んだら普通はよぉ「大丈夫ですか?」とか「痛くないですか?」だろーがっ!

【勢いよく男は立ち上がると青年に詰め寄ってまくしたてる】
【その表情は痛みでゆがみ、頭に血が上って顔が真っ赤になっている】

なぁ、そうだろ、お嬢さ…失礼、青年よ。
いいか、けが人とレディと老人と子供はいたわるもので合ってだな…。

【その口調はだんだん説教臭くなっていく】
【自分で転んだくせに迷惑な男だ】
【しかも一瞬、相手の性別を間違いかける、最低だ】

――それにしても曲がり角で男にぶつかりかけるたぁどういう事だ神よ。
パンを咥えてなくてよかったよかったものの…なけなしの寄付金を教会のお布施にでも回せってことかねー。
943 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 22:50:54.84 ID:DJjJA2iMo
>>935
くっくっく、そいつぁ失礼、つい煽てちまった
野郎の可愛いのが好みでネェ…最近は中々いねぇもんでよぉ

【呆れた様子の少年に、そう言って返すは青年、どうやら相手が男であるとは見抜いているようで───】
【───続ける言葉が冗談か否かにもよるが、違う意味で危ない人物かもしれない】

妖怪なんざ、人からすりゃあ退治されて当然ってもんよ
昔っからそうさ、どんな話も、妖怪が出りゃあ悪さばかり、それを退治してめでたしめでたし
誰がいつから言い出したかわかんねぇ、オイラが初めて聞いた話もそんな話さ

【彼が語るはあくまで客観的に見た話、人にとって妖怪は退治されるもの、そこに理由や意味や相手の気持ちはどうでもいい───人間にとっては】
【不適にニタニタ笑う青年は、空を見上げてぼんやり語る】
【人が人をそう語るのは、自嘲か自虐にも思われるだろうか───】

あら、そうかい…そんじゃあ殺したい奴でもいいや、いや、そいつの方がいい
腹ん中で暴れるよりゃあ、やっぱり殺り合う方が楽しいわなぁ
…お前はそうは思わねぇかい?烏天狗よぉ

【黒い羽が散らばる───カチャリ、刀の鍔が鞘と鳴る】
【無邪気な笑みに、向けるは何かを含むような嫌らしい笑み】
【少年よりはやはり若いか、それとも否か。どちらにせよ、簡単には食えなさそうな男は、静かに見つめ返す】
944 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 22:52:05.60 ID:FfJC5zvso
>>938

【男の持っているものは何処かの企業の金の出入り】
【そしてそれの告発文章的な何やらかんやららしい】
【新聞に載せる記事に何か書いていたんだろうか 器用なもんだ】

悪役(ヒール)も上手くやりゃあ共存共栄…ヒーローよりも喜ばれるってもんだ
ああ、そう…まーいい、正義なんてクソッタレだ 後出しジャンケンで勝った気でいるんだから
……まあ、一度死んでりゃヒーローなのは変わらん

【プリントや原稿用紙を一つの山にしてテーブルの隅に寄せて放置】
【対して大事そうでもないところがこの男らしい 大事だったらこんなところで広げないが】

銀行ってのは偉いもんでしこたま盗っても3日もあれば元通りさ
挙句に警備もアップグレードさせて俺専門のトラッカーまで用意するのさ

……まあ、欲もないのは俺も一緒だな 準備と賄賂でほとんど残らん
おまけにアンタと違って義もイデオロギも無いから…酒しか残らん

【身銭を切ってまで強盗するほどプロというかなんというか】
【煙草を灰を灰皿の上で指先で叩いて、にやけたように笑う】
945 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 22:58:34.15 ID:hr6auS8x0
>>942

――――それだけ元気なのに、何を確認しろと言うんだい?

【詰め寄ってくる男に、いささか上半身を引き気味にしながら、青年は言葉を返す】
【上手い事を言ったつもりなのだろうか――――対応に困っていた様子から考えて、あるいは『素』の言葉なのかもしれない】

はぁ……全く、仕方がない…………
――――スー(水)・ログ(浸食)・ラー(心)・ルー(レベル1)……『リラクゼーション』

【心底面倒そうにため息を吐くと、青年は左手の杖を男へとかざして、謎の単語の羅列を口にする】
【すると――――深い青色の光が男の左腕へと照射され、痛みが引いて行くだろう。少なくとも、下敷きにする前程度には、痛みが引くはずである】
【同時に、もし効きが良ければ、多少なりとも男のテンションも落ち着いたものになるかもしれない】
【――――もっとも、痛みが引くだけであって、傷が実際に癒えている訳ではないのだが】

……これ以上の施しは、するつもりは無いよ…………これ以上は、魔力の無駄遣いだ…………

【術を行使し終えると、青年はさっさと杖を引き戻してしまう】
【魔術を行使するには、魔力が必要になる――――青年も、男の転倒を『不注意』と見ている以上、それ以上気を使うつもりが無かったのだろう】

――――行いがどうの、業がどうのと言う事は、手前には分からないが…………
君が正しいと思った事をすればいいだけの話じゃないのか? ……徳を積みたいのなら、それもアリだろうね…………

【先ほどの自分の行いを、男は知らないだろうと踏んで、その事を触れずに青年はそう口にする】
【報いは必ず正しく現われるとは限らないし、そこに意味を見出すかどうかはその人間次第である】
【なら、男がその行為に意味を見出すかどうか、それが重要だろうと青年は答える】
946 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 23:04:26.35 ID:Ojhy0AoMo
>>940

【男の紺碧の双眸が彼女のマリンブルーの両瞳にかち合えば、此方も自然とその瞳に吸い込まれるようで】
【―――濁りの無い済んだ瞳は、何とも特徴的だと感じる。 一言で述べるなら、「優しい瞳」だった】
【その瞳を持つ彼女が彼のことを、「優しい」と言うのだが―――】

……いやいやいや、さっき嬢ちゃんを泣かせたのは誰だよ? 
―――女の子を泣かせるヤツは最低だって良く言うんだ。俺は唯の阿呆でお騒がせ者のガンマンさ……って何でまた泣きそうなんだよ

そんでさ、俺は決して強くねぇよ。自分を弱いとは言わねぇが、強いとは言えない。
傷つく傷つけない傷つけたくないって問題に、向き合うことに疲れただけさ。俺は決して強くない……心も、実際もだよ……ほら、コレ解るか?

【首を小さく横に振って、彼女の言葉を否定する。優しくない、そして強くもないと】
【強くない―――その証明として、彼は足を組むようにして右足首を左太ももの上に置いた。足首には、包帯が巻かれており】
【其れを慣れた手つきで解けば見えたのは……一本の線だった。丁度アキレス腱のところに奔る一本の線。これは手術跡で―――】

……アキレス腱切っちまってよ、もう満足に走れないんだわ。
―――ガンマンにとっての足、つまり機動力の大事さは解るかい? ……簡単にいえば、今の俺は近づかれた時相手を離す手段がほぼ無いってこと
別に脚がなくてもやっていける……と俺は信じているが、世間的に見れば「走れないガンマン」はガンマンじゃない……失格ってことさ。
こんな俺が強いなんて、どんな自信家でも流石に言えねーわ……コレでも俺、結構自信家なんだぜ?

【表情に影が曇れば、自嘲的な笑いと共にこの傷について語り出す。終われば直ぐに、包帯の白で怪我を隠そうとする】
【其れだけ、この傷を恨めしく思っている、ということが伝わるだろうか。―――そして暗い表情を無理やり掻き消せば、話題を移して】

……―――んー、稽古ってのは恐らく俺はしないな……ま、正直オレもあんなこと言っといてだが、トレーニングと稽古の差なんて曖昧だし
でも、嬢ちゃんの……あ、えっと、ソニアちゃんでいいのか? そうだ俺も名前言わなきゃな……

―――俺はマーシャル・T・ロウって言うんだ。ま、落ちぶれながらもガンマンしぶとくやってるよ

【話の途中で、彼女の名前を確認する。そして自分も、と軽い自己紹介を済ませた】
947 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 23:07:31.39 ID:dOT66SFNo
>>941

ふむ、17歳ですか……多感な時期ですし、感情が希薄とはいえ難しい頃ですね
とはいえ、人間は身体さえ健康であればあとは如何様にでもなるモノ。
私は私なりの対応で接することとさせて頂きますよ、��京�@l―――。

【やや、呼び方が変わった。家の防犯システムは把握したのか、後に従う】
【少なくとも、暴漢程度の脅威に関しては心配する必要はないらしい】

【――なんて、思いながらも辿り着くのは依頼の対象となる少女のもと】
【黒の髪、そして瞳と――確かに感情が希薄らしい事は伺える】
【とはいえ自ら声を上げる程度であれば、コミュニケーションには全く問題無さそうで】

【むしろ気になるのは、青年か。答えを返さない彼へと紺色の瞳を、ほんの一瞬ばかり向け】
【なにかしら悟ったのだろう、それきり視線を向けるようなこともなく、少女へと目を戻し】

……私(わたくし)は新しいメイドでございますよ、エリザベス・カーライルと申します。
呼び方はエリーでも、カーラでも。ただし名に関係のないあだ名は不可でございます

仕事としては、貴方様の身の回りの世話を。つまり、家事はお任せ下さいませ
また食事や買い物などでも希望があれば『伝えて』頂ければこなしましょう
それでは、私はこれからコチラの方に案内をして頂きますので――失礼します、初お嬢様。

【あくまで青年を案内だという体で話を進め、ほんの僅かな自己紹介を済ませてしまい】
【もし少女が何かを言うのでもなければ、青年に屋内の設備を案内してほしい、と声をかけるだろう。】
948 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 23:08:11.50 ID:Y5PaZFEjo
>>944

【視線が辿ったのは一度だけであるのだが、大体の中身は即座に把握した】
【速読は行でなく塊で見るというが、紙一枚全体で見るような輩はそうもいないか】
【紙面上の数字の入り繰りは実感が無い割に、収支が合わないとなれば大騒ぎになるのが恐ろしい物だ】

……相変わらず派手に地味にやってるのか? 景気良いなら、奢って欲しかったが
何だってそこまでして拘るかね……なんて、俺が言えたことでも無いのか?

【強盗しておいて手許に幾許も残らないというのは驚いたようで、】
【普通に考えて尊敬するべきではないのだが、逆に感心させられるのは仕方のない事だろう】

【自分を取り巻く状況は此処数日で酷く変わったが、相手はどうやら変わらないらしい】
【そう感じれば安堵でもしたのか漸く薄い笑みが浮かんで、】
【バドワイザーの瓶を掴むと微かに赤い燐光が覗き、何の仕掛けか勝手に蓋がポンと転げ落ちた】

…………しかし、一番痛いのは住処だな
その辺だと特高ならぬ自警団様のお縄に掛かるし、面倒だ

【思えば相手も真っ当な身でない、その辺はどうしているのかなんてふと気になった】
949 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/07(日) 23:11:32.71 ID:aaHMhMUt0
>>943
「え……お兄さん、変態……?
拙、どうせデートしたりするなら美人な人の方が良いんだけど
あっ、人間妖怪関係無く、ね」

【ジトーとした視線。そのまま数歩下がれば、うぇ〜なんて舌を出して】
【けれども……この少年も中々の軟派者なのだろうか】
【デート。なんて言葉が出る辺り、まだまだ健全な子供であろうが】


「酷い言い様だなぁ……だから、泣いた赤鬼みたいな妖怪が出てきちゃうんだよ
拙等の中にだって歩み寄ろうとしているのが居るのに、お兄さん達は話も聞かないで悪者だー悪者だーだもん
昔も今も変わらないお話。手を伸ばしたって振り払うし、それどころか恩を仇で返してくるし
――――そろそろ、妖の怖さを思い出しても良い頃合いなんじゃないかな」

【隠されること無い不服の声。唇を尖らせれば、如何に人間が勝手かと批難して】
【語り継がれるお話は、人間の勝利。けれども、敗れた者のお話が語り継がれないのは必然】
【長い長い歴史の中、人間が勝った話と負けた話――――どちらの方が多いのであろう】


「拙は別に良いかな、どっちでも
今はまだ人を殺したい程憎いわけじゃ無いからね
山を追われて、住処も無くなってブラブラとはしてるけど――――ついちょっと前だって女の子からおにぎり貰ったし
でも、降り掛かってくる火の粉は別な話。お兄さんが殺る気で来るなら、拙だってそれ相応に返すさ」

【六尺棒の握りが強くなったのは迎撃の証。けれども、自ら仕掛ける事は無く】
【屈託の無い笑顔。余程の自信でもあるのか――――定かでは無いが】
【傾げる小首は挑発と取るか、それは男の思考に委ねられる事】
950 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(愛知県)[sage saga]:2013/04/07(日) 23:18:25.28 ID:Hh5H4LNVo
【夜の帳にすっぽりと包まれた公園、ベンチの傍に背の高い木があった。】
【春真っ盛りの今に見合う、青々とした葉を茂らして、ゆったりと揺れるその枝の一部。】
【人一人程度の重さならば容易に耐えられる程度に丈夫なそれの上に、一つの小柄な人影があった。】


  ――――――――腹、減ったな。


【粗暴な喋り方に似合わない高い声で、そう言った。】
【その少女は身に余る枯れ草色の軍装に着られて、これまた身に余る長大な小銃を肩掛けベルトで携行し】
【彼女の頭には非常に大きいサイズの合わないヘルメットが、少女の頭を深く包み込んで、目元を隠す。】
【それの中央にはよく見れば五芒星が模られており、その中央には黒い穴が空いて、そこから一束の髪が飛び出していた。】
【その髪や、ヘルメットに押さえつけられ、その下から顔を出すそれは、総じてくすんだ黒い色をしていた。】
【腰には軍装を押さえつけるベルトに、黒い鞘に納められた銃剣や、銃弾が詰め込まれたポーチが携えられ】
【その小さな身体を動かすたびに、ポーチから金属同士がぶつかり合う音が足音の様に響いた。】

【――――――――そんな姿をした少女の職業は、無論、軍人……では無く。】
【追い剥ぎ、である。まるで、何処かの落ち武者、敗残兵の様だが――――――――――】


  早く誰か通らねぇかな、いい加減腹と背が―――わっ、と、とと、わぁぁ!?


【木の上に立っていたそれは、強く吹いた暖かい風に身体を崩して、其処から足を踏み外し】

【ドンッ!】

【其の身体はうつ伏せにベンチの上に叩き付けられ、その拍子にポーチの中の銃弾が、其処らへと散らばり】
【そして少女は力なく、ベンチの上からズルリと、仰向けに地面へと死体の様に落ちる。】


  ………い、痛ぇ……。


【目に涙を溜めて、叩き付けられた衝撃で息も絶え絶えではあるが、そう声を絞り出した。】
【どうやら、大したダメージでは無かったようだ――――――それでも、衝撃で全身の力が抜けて】
【暫しの間。銃弾の散らばる公園で、仰向けに寝転がって、小柄な彼女呆けた様に空を仰いでいた。】
951 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県)2013/04/07(日) 23:18:41.37 ID:HSiFz4l+0
>>945

(?!――能力!否!あの杖は…魔法か?)
【青年の行動を分析――最初の格好を見て気づくべきだが】

おお!こいつはすげぇ!まるで治った見た…いっ!

【痛みが引き血の気も引いた男は感心して勢い良く腕を振るう】
【当然新しい痛みが生まれ地面にうずくまる】
【何とも情けない姿】

まぁ、難しい話はわからんが、ありがとうよ。
怒鳴っちまって悪かったな。

【立ち上がると男は礼を言う】
【腕を振るった痛みは下敷きにした時より幾分かましだったのか】
【青年の魔術がよっぽど効きやすい体質だったのか、さっきの様な痛みに歪んだ表情ではない】

ついでと言っちゃ、何だが道案内を頼まれてくれないか?
礼はさっきの魔術込みでたんまりするから。

【と、いきなり頼みごとを始める男】
【面の皮が厚い上に神経まで図太いようだ】

ここら辺に寂れた孤児院が在る筈なんだけどよー。




952 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/07(日) 23:19:52.05 ID:qqOvjtfao
>>946

【貴方の言葉にクスリと頬をほころばせた、けれども、その色合いは長くは続かなくて】
【さらけ出された、貴方の��弱さ�=\―――――貴方の抱える、ある種の弱み】
【少し迷った、なんて言葉をかければ良いか、すぐには浮かばなくて】

【やがて、少しだけ間をおいて、拙い言葉が溢れ出す】


……ソニアは、そう思わないの……確かに走ること、とっても大切……
でもね、ガンマンに大切なのって……きっと、そういうものじゃない、の……


【ふわり、一陣駆け抜ける風が、二人の間を通り抜けたなら】
【柔肌に交わす接吻のような夜風の、冷たさをその肌で感じられるのだろう】
【彼女の両手が揺れた、しっかりと握っていたバイオリンケースを空中へと放り投げて】

【重力に引かれて、落下するバイオリンケース――――――彼女の目の前を通って、手元まで落ちたなら】
【彼女の両手が一瞬揺れた、バイオリンケースに触れたなら、その瞬間にまた新たな風が吹く】
【風が止まったならそこには、彼女の身長ほどもある大きな狙撃銃が、握られているのだろう】

【バイオリンケースに込められていた��狙撃銃�=\――それを彼女は一瞬にして組み立てて見せた】
【両手で抱きしめるように抱えたなら、その先の貴方へと視線を向けて】


……ガンマンにとって、大切なもの――――それはね、きっと……銃の怖さを、知ること
それと……自分のこと、とっても良く、知ること……

お兄ちゃんは知ってるの、だから、人を傷つけないって、言ったの……

お兄ちゃんは、強くないかもしれないけど……
お兄ちゃんならきっと、大切なもの……護れると思うの――――


【だから、大丈夫――――言葉の後に、そっと添えられる微笑みの形】
【雪が指先に溶ける、最後の刹那、その温度だけがかすかに感じられる瞬間】
【網膜の裏に、いつまでも輝き続ける不凋花のような笑みが貴方へと伸びて】

【彼女はまた、地面に落ちたバイオリンケースを拾い上げて、狙撃銃を片付けるだろう】
【彼女がガンマンである、ということ……そのことを貴方に知って欲しかったから、こんなことをして】
【片付け終わったならまた、バイオリンケースを両手で握って】


ソニア、ソニア=エカチェリーナ=ドラグノフ……
よろしくね……ロウ―――――


【言葉をそっと、重ねてみせた】
953 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/07(日) 23:28:44.47 ID:g2NzpSzBo
>>947

【――、それまで、窓の外へと向けていた視線を、二人へと向けると】
【少し、無理したかの様に、口角を上げ。 ……��初�≠ヘ、会釈をすると――】


『…、…宜しく、お願いします。』


【『喜色の伴わない笑み』、と併さって。 その言葉は酷く、「最小限」の、『表層的』な物に聞こえる】
【――実際、心を開いていない…、…否、開こうとしていない、と云った印象を受けるかも知れない】
【…、…少女の印象は全体的に弱々しく、再び目線を戻した窓と合わさって、病人の様な雰囲気を纏っていた】


【――、エリザベスの言葉に促されるように、森島は、少女から双眸を離して】
【彼が先導するように、部屋から退出し…、… 屋内の案内を始める】


台所は、こっちで―― 一応、設備はそれなりに整っています。
もう少し、プロ仕様のが欲しかったら、リビングの電話で外線の『五番』に繋いでください。
ロロケルムさんの部署に繋がります。 他の事で用事が有る場合も、どうぞ。


【――、その後、一階及び、二階の各部屋を軽く案内してゆくだろう】
【電気、ガスは当然ながら通っており、風呂も有る。 ガレージの車も、必要に応じて使っていいらしい】
【掛かった諸費用は、定期的に訪ねて来る、『華蔵院フィスカ』という女性に請求すればいい、との事だった】


…、…こんな所、ですかね。


【「他に何か、有りませんか。」――そう、軽く笑みを浮かべて、森島は問い掛ける】
【彼は近くに宿が有るらしく、何も無ければそろそろ帰る、との事だった】
954 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 23:29:43.08 ID:hr6auS8x0
>>951

っ、ちょっと待て、それは治った訳では――――――――っっ…………――――――――っ

【いきなり能動的に動き回る男に、少し慌てた様子で注意を飛ばそうとする青年だったが】
【結局腕を痛めてうずくまる男に、もはや呆れて声も出ないと言った様子の青年】
【右手で思わず頭を抱えるその姿は、何故か青年にピッタリとマッチしている様に感じられた】

……まぁ、よくは分からないが…………そんな怪我をしているなら、身体を厭う事だね……
でなきゃ、治りも遅くなる……身体を持て余したい訳じゃ、無いんだろ?

【怪我人である男が、こうして夜道を1人で歩き回っているだけでも、十分に危険なのだ】
【それを自覚させようとしてか、青年は身体に気をつけろと口にする】
【――――実際、先ほどの転倒だけで、その傷の状態は微妙な状態になっているはずである】

…………もう夜も遅い…………知らぬ場所なら案内のしようもないんだが…………?

【道案内を、と請われて、いささか面倒そうな表情を見せる青年】
【本来的に、あまり人づきあいの良いタイプではないのだろう。ましてや、大した事では無いとはいえ、ファーストコンタクトが『厄介事』になった今回の場合は――――】

【――――だが、問いかけられた場所には、青年はすぐに答える事が出来る】
【つい先ほど、心当たりの場所に足を向けていたばかりなのだから】

寂れた孤児院…………?
――――そこの事じゃないのか?

【くるりと後ろを振り返ると、左手の杖で道の先を指し示す青年】
【向かう先には、200mほど先に、青年が先ほど立ち寄っていた、寂れた孤児院があった】
【――――自分が先ほどまでそこにいた事は、話す事もないと判断してか、男に対しては伏せて】
955 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 23:32:38.06 ID:FfJC5zvso
>>948

ギャンブルで懐を寒くするぐらいはあるぜ、…勤務時間にしては割に合わんね
まあ、これしかやったことないからな…才能なくても、今更ペンキ塗りはできねえよ

まあ、どこもかしこも悪い奴ばっかだよ、市場は出来上がってんだ 軌道に乗れば左うちわさ

【短くなった煙草を灰皿に押し付ける もう既に幾つもの吸殻が溜まっている】
【灰をかき分けるようにそれに吸殻を押し付ける】
【ビジネスライクを超えて投機家や社長のような考え方の動き方だ】

まあな、今の御時世、トラッカーも賞金稼ぎも上手になったもんで
定住どころか書類にサインで一発でバレる…まあ、普通の手配犯ならな

俺は、元々イレギュラーなタイプだからさ…ブルジョアジに一徹を食らわせる
プロレターリアの味方ってんでまあ、その辺はメディアに上手くやってもらってるよ
…俺が情報を流す、メディアは美化して、市民は味方してくれる、そしたら次の仕事が出来る

【男はニヤリと笑う 挙句に政治家のようなやり口もやっているのか相当、手広い】

世の中、エンタテイメントさ…おれはそれを提供するピエロってもんさ
956 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/07(日) 23:40:24.52 ID:DJjJA2iMo
>>949
男色もまた人の性よ、ちゃんと女も好きだぜ?
女だけより、男も女もいける方が得じゃあねぇか
人間だけより妖怪もしかり…て、ネェ

【引かれているのを知ってか知らずか、うっとりした口ぶりで語る、性癖のなんたるか】
【まぁ、選り好みしないと言えば聞こえはいいのかもしれない───それにしては雑食すぎだが】

…歩み寄る妖怪がいんなら、オイラは喜んで仲良くなるさ、オイラはな
だが、大体の人っつーのは脆いもんだ…簡単に壊れちまうから、出来るだけよく知る物以外に触りたくねぇのさ
───怖さなんざ、この上無く知ってんのよ、だから退治なんて事すんのさ
怖くて怖くてたまんねぇから、勝った事だけ語んのよ

【所詮、彼一人が、少年の思う人間と違おうと、全体的な人間の考えは早々と変わらない】
【それを弁えているから、否定はしない、頷いて、人が弱いからこその拒絶だと語る】
【歴史の中でどちらが勝とうと───話の中でどちらが勝とうと───彼には関係の無い話だ】
【どちらからも逸脱した、一人の修羅に、自分以外の勝ち負けはどうでもいい】

…よせやぃ、殺る気だなんて、物騒じゃあねぇか───

【『降り掛かる火の粉は別』───そうやって語る少年に、首振り笑って、「物騒だ」と笑返せば】
【きっとこの青年も似た考えだろうと、そんな風に思えるかもしれない。自らは手を出さない、誘い受けの精神───】

【───違う】

───殺る気はねぇさ、殺る気はな

【今の今まで、のらりくらりと笑っていた───間延びした声で、のんべんだらりと話していた───そんなのがまるで、嘘みたいに】
【刹那の次には、左手は鞘に、右手は柄に、ぐっと体を前に出していて、刀は既に鞘を滑っている】
【居合抜き───不意打ち、だけじゃなく、構えも全体の動きも素早い───ッ!】

【少年から見て右から左、切り上げ斜めに、だが浅く、動かずとも皮一枚を裂くように、切先で狙っている───ッ!】
【そして、刀が抜かれると友に強くなる酒の匂い───よく見ると、その刀身は濡れている】
【酒だ、刀身そのものから湧き出る酒が、常に刃を濡らしていたッ!】
957 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/07(日) 23:46:29.10 ID:Y5PaZFEjo
>>955

……報道は、味方でいてくれるうちは有難いんだがな
真面目くさった面して三流ゴシップにも劣る事実をお茶の間の信心深い市民連中に植え付けるのもあいつらだ
それを鵜呑みにするような、何に傾ける情熱もない無知な市民連中がいけないってのもあるが……

財閥だろうが、確固たる信念で動いているならそういう金を持つだけの価値がある。 俺はそう思う
大体にして市民連中ってのは、無感動、無感覚、無神経。これがいけない。心燃やす何かが無いんだ
だから得られるものも少ない。無目的に生きるってのは、ただ口だけ開けて雨水飲んで生きるのと大差無いだろ

【ちょっと深入りすればすぐお固い話になるのは左翼のお決まり、聞き流すのが上等か】
【……だがまあ、自覚はあったようで。一寸といって此方も煙草を吹かせば、冷静になるだけの間は生まれた】

…………娯楽性で生きるってのは、まあ賛成だ。 道化師だってセンスがあるからやれるのさ
ロ……あー……アンタは、そういう何かを持ってんだろうな。 それこそ何もない俺から見れば、ヒーローだ

【名前をどう読んだものか口ごもりながらも、今度こそ歪曲しない回答をして酒を口に運ぶ】
【煙草と一緒だと酔いが早くなる。 いつさっきのような事を口走るか、その点では不安要素か】
958 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/07(日) 23:48:40.06 ID:Ojhy0AoMo
>>952

【バイオリンケースが宙を舞う。自然と紺碧の瞳が上へと向き、口が開く―――】
【落下する其れに合わせて眼を動かせば、彼女の手元には「武器」が握られていた】

……なるほどね。なーんだ、「トレーニング」じゃんよ
―――銃の怖さを知ること……確かに大事だ。ソニアちゃんも、ガンマン……なんだな

大切なモノを護れると言ったよな……でもな、護るために必要な物は「単純な強さ」……カノッサを止めるには、傷つけなくちゃいけない。撃たなけりゃならない。
銃の正確さ。広い視野。詰将棋のように戦闘を組み立て、柔軟に状況に対応する頭脳。……時には、冷酷さも必要になる。

【微笑む彼女に対し、ロウの表情は鋭い。……低く、冷静に言葉を続けながら、両手の銃を具現化すれば】
【ドンドン、と左右から1発ずつ地面に撃ち抜く。両方共小石に跳ね返れば、跳弾が起こり―――2発の銃弾同士が、衝突して金属音を散らす】
【寸分狂わないコントロールが織り成す技。コレがロウの真骨頂であり、代名詞となる技―――跳弾】

……あとは足が治れば、だな。……ジャンクちゃんって機械?が一応脚を治せる方法があるってんだが、まだ準備できてないらしいし

【銃弾の軌跡を見届けて小さく呟いたのは、独り言。呟いた後に少し考え込めば、彼女が片付け終えて名を紡ぐ】

……ん、何か聞いたことのあるような。 ……大会決勝ってガンマン対決だったって聞くが、もしや

【―――何かに気がついた様子。紺碧の双眸が、彼女の顔に再度向けられた】
959 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県)2013/04/07(日) 23:49:08.53 ID:HSiFz4l+0
>>954

え!ホントだ案外すぐ近くにあったなー。

【青年の杖の先を男の眼が追い、孤児院をその瞳に写す】

なるほど、いや、ありがとうよ。
今日はもう諦めようかと思ってたんだが――ッ!?

【青年に礼を言う男】
【その表情が腕に走った痛みで曇る】
【青年の考え通り、彼の腕は微妙な状態になっているようだ】

――いやぁ、いいことなしの最近だったが孤児院見つかってよかったぜ。
ろころで、おたく名前は?質問しといて先に自己紹介するが俺はポール=ベイクドバットってもんだ。

いちおう恩人の名前を知っときたいんだ。
よかったら教えてくれねぇか。

【しかしすぐにフレンドリーな笑顔と言葉でごまかす】

一応、礼もしたいんだが、どうすりゃいいかね?
あいにく、魔術師さんが喜びそうなものをもってなくてね。
汚い金で良ければ寄付金とは別にポケットマネーからいくらか出せるが…。

【青年が孤児院に居たのをきずいた様子はない】

【それにしてもさっきのセリフ――汚い金、明らかに失言だ】



960 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/07(日) 23:52:10.95 ID:dOT66SFNo
>>953

【スッと伸ばした背筋のまま、頭を下げる。完璧であるが故に、機械的なその動き】
【最初からそうではあったが―――だからこそ、初のぎこちなさや言葉にも何かを抱える事はない】
【青年のように黙ってしまうこともなければ、精神科医のように話しかけることも無い、そんな存在だ】

【ほんの短い邂逅であっても、それは少女にも理解できるはずで】
【恐らく、翌朝以降にもその態度は変わらない。だから、��道具�≠ニして見てくれればいい――】

(……そんな所までは、伝わりそうもないですが。心傷の特効薬は時間でしかない)
(ならば、メイドとしてはその時間を如何に快適なものに出来るかが全て、でしょうね。)

ご丁寧な案内をありがとうございます。一度見た分では、何とかなりそうです
それと、京様。これはお仕事とはまた別ですが、��お任せ下さいませ�=B
何をとは申しません。また責任も取りませんが、私はこれでもプロですので―――

―――夜も遅くなりましたね。では、どうぞお気をつけて。

【それだけ言うと、メイドは静かに口を閉じて佇んだ。意外に物をハッキリと言わないタイプらしい】
【といっても、それもメイドだからこそか――深くは関わらない、という訳だ】
【しかしそこには彼女の小さなプライドもある。これまた、エリザベスというのは面倒な人種だ】

【――とにかく、伝えることを終えてしまえば、彼女は青年を見送るだけ。これはどうあっても、変わらない。】
961 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/08(月) 00:00:12.15 ID:ag+foXrXo
>>958

【貴方の持つ��跳弾�=\――彼女の��狙撃�≠竏スいは、クイックドローのような技術】
【それらは能力では補いきれない技術であり、それ故に多量の訓練を要するもの】
【だからこそ彼女は驚いた、貴方のその技術の見事さに……どれだけの鍛錬をしたのか伺えたから】

【息を飲んで、ぱちぱちと、バイオリンケースを一旦地面において拍手を送るのだろう】
【響く拍手の音はとても綺麗な、音律で、彼女の送る強い高いエールのようでもあって】
【再びバイオリンケースを両手で握ったなら、ソプラノボイスが微かに濡れる】


……大丈夫だよ、ロウならきっと……みんな、みんな手に入れられる、から……
だからね、またどこかで会えたら……もっといろんなこと、教えて欲しいの

ソニアはね、まだ、まだ……知らないこと、いっぱいだから
たくさん、たくさん教えてほしいな……


【わずかに空を見上げるその横顔がふわりと、切り取られる絵画のように】
【鈴のような可憐な音色の声が、その残響をくすぐったそうに震わせたなら】
【やがて消え去る灯火の前の、僅かな残照に見えた】

【よいしょと握るバイオリンケース、深く落ちた夜の色が強く歪む】
【ふわぁとあくびの音が漏れたなら、ごしごしと片手で目をこする】
【見た目相応の年齢だったとしたら、そろそろ寝る時間なのだろう】


……それじゃ……ソニア……そろそろ帰って……お寝む、するの……
バイバイ、ロウ――――また、会おうね……


【小さく手を振って、まぶたを薄くその頬の色に溶かして、貴方へとサヨナラの笑みをかけて】
【くるりと背中を向けたなら、短いチェックのスカートから溢れる、ふわふわの細く長い尻尾の色】
【貴方ならきっと分かるだろう、大会の商品であった、その尻尾の正体が】

【とても小柄な背中は、少しでも強く触れたなら崩れてしまいそうなガラス片みたいに】
【それでも強く生きていこうとする彼女の、小さな矜持が、少しだけ輝いたなら】
【貴方にも少しは、分かってもらえるのかもしれない――――――】


/この辺りでしょうかーお疲れ様でした!
962 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 00:01:01.98 ID:xCvrKh1R0
>>959

…………まぁ、まずはその腕を治す事から始めた方が良いだろう…………
1日に何度も、そうやって痛めるよりは、よっぽど建設的だろう……?

【いい加減、青年の方も呆れて来ているらしい。もう一々男の痛がる様子に取り合う事もせず】
【ただ、客観的な事実を述べるにとどめていた――――この男、普段からこうして深みにはまっているのでは、と、そんな事が頭をかすめたようだ】

――――興味ついでに聞くが…………あの孤児院に何の用なんだい?

【ふと、青年は男へとそう問いかける】
【孤児院に用があると言う事は、それなりの理由があるのだろうと考えた】
【話しにくい事情があるなら、それでも構わないと思っていたのだが――――やはり、先ほど顔を出した手前、気にはなるようだ】

…………手前の名前?
――――アルク。アルク=ワードナールだ…………

【男――――ポールの名乗りを受けて、名を名乗り返す青年――――アルク】
【実に端的な名乗りだったが、自身が魔術師である事などは、既に相手に知れ渡っている事だ】
【そこに付け加えるべき事も、無かったのかもしれない】

――――必要ないさ。手間を掛けた訳でもない……それに魔力など、放っておけばまた身体に戻ってくる…………
金も、必要な分くらいは持っている……気を使う必要など無い…………

【道案内に関しては、アルクの言う通り、片手間ですらなくすぐに済んだ事であり】
【また、魔力に関しては実質的に元手を使った訳でもなく、身に残っている余裕を出したに過ぎない】
【また、消耗した分は何が無くとも時間さえ経てば回復するから、それほど取り立てて礼を言われるほどではないと口にした】
【――――なら、もう少ししっかりした治療を施しても良かった様な気もするが、人づきあいの良くなさそうなアルクの事だ】
【そこは、単純に面倒臭がったのだろう】
【――――金の出所に関する、きな臭い発言には、あからさまな無視を決め込んだ格好だ】
【もっとも、それ相応に警戒心が働いてか、金に関してはハッキリと「要らない」と口にしている】
963 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 00:01:35.04 ID:kBE2aCtY0
>>956
「いやー……無理無理無理。だって拙、美人な人と手を繋ぎたいって思っても格好いい人と手を繋ぎたいとは思わないもん
やっぱり人間って不思議だねー……何百年経っても理解出来そうにないや」

【カラカラと笑うのは、きっとこの場に合わない事】
【時間が止まり、静寂が支配していたこの場所で笑い声なんて、余りにも異質】
【――――それが子供の物となれば、尚更に】


「其処が人間の弱さだよね。自分たちだって全部同じじゃないのに、そんな所から目を逸らして上辺だけ仲よく暮らしてるんだから
知らない物に触れなきゃ知らないままなのに、それでも理解しようとしないなんて
お兄さんは違うみたいだけどね……。あ、拙にお触りは禁止だよ?其処まで理解しようとはしなくて良いから」

【きっと、この少年には理解出来ない事。人間の性なんて】
【理解しようとしても出来ないのが種族の壁。対峙する者とされる者の絶対的な違い】
【冗談めかすようにすれば顔を赤らめて自らの衣服の襟元を握りしめ「めっ」なんて気取って見せるけれど――――】

【動くのは、腕では無くて足。刃に乗せようとするのは下駄の歯】
【体重では不利。故に刃にのし掛かるようにして、動きを止めさせようとするのだろう】
【青年のその電光石火に対応したのは勿論の事、其れを足で止めようというのだから――――その実力を知れるであろうか】
【これより先は無事止める事が出来ればの話で】


「拙もお酒は好きだけど、傷口から飲ませられたらたまったものじゃないね
……里見八犬伝、だっけ。水が湧く刀が出てくるの。まるでアレみたいな刀だね、お兄さんの物は
ふふっ、それでも刃に付いた血をお酒で流すなら面白い話だけどさ
生憎、拙は犬じゃ無いし球も持って無いけど――――」

【一際強く踏み込めば――――六尺棒】
【距離が近い故に振るうことは出来ない。一度身を引けば深く構えて――――繰り出されるのは高速の突き】
【狙うはその機動を削ぐための肩。“殺る気”が無いのは同じ事なのだろう】
【僅かではあるが一度身を引いたその隙――――青年程の腕を持って居れば、何らかの対処だって可能であろう】
964 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2013/04/08(月) 00:07:18.77 ID:v1/f9Chyo
>>960


――、えぇ。 お願いしますね。


【彼女の言葉に、そう返し――、手にしていた鍵を、エリザベスに渡すと】
【森島は、苦笑に似た笑みを浮かべて。 …、…軽く、会釈をし、家から立ち去るだろう】

【足取りは、早く。 ――まるで、何かに追われでもするかの様な姿は、窓からよく見えた筈だ】




【 ―― 】



【――、翌朝以降、初は特段、日常生活においてエリザベスに苦労を掛ける事は無いだろう】
【食事が出来れば、部屋から出て来て食べる。 何かを尋ねたならば、少ない口数で応える】
【風呂も一人で入るし…、…それ以外の時間は、眠るか、本を読むか、外を眺めるかして、暮らしているだろう】


【――だが、彼女は感情を明確に表す事は無い】
【加えて、家から出る事も無く…、…それでいて、それが、当然であるかのように】



  『 ―― …、…。 』



【 ―― まるで、��生きている人形�≠フ様な ―― 】



/それではこの辺りで!お疲れ様でした!
965 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 00:12:33.35 ID:YNG/Iy/So
>>957

さっきも言ったろ、俺にはイデオロギが無いんだよ
世の中どーだとか、こーだとか市民だとかミシンだとか知らん
金をぶんどるなら一箇所にまとまってる方が楽だってだけだ

俺の明日がくるなら、後は知らねえな 向こうから勝手にやってくる 雨水がウィスキーならそれでいいぜ?

【頭は悪くないはずだが政治どころか自分の将来も興味ないみたいで】
【成るように成れといった 何となく銀行強盗ってのも世の中にはあるらしい】

【ビールを一気に飲み干して空にすると、そそくさと次のバーボンを注文して】
【氷とグラスと角瓶を纏めてどんどことテーブルに載せる】
【さっきの一言でウィスキーが飲みたくなったらしい】

1回、玉乗りしちまったら居りれないんだよ、客が飽きないようトリックも入れてやらなきゃならん
それができなくなったら、終わりだよ終わり 俺は上手に火の輪をクグッてやる それが仕事だからさ

【ガチャガチャさせながらグラスにウィスキーを注いで、ほぼストレートで飲んだ後、またつぐ】
【そして、煙草をジャケットのポケットから取り出してジッポで火をつける】
【煙が明るい店内に散る】
966 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(新潟県)[sage saga]:2013/04/08(月) 00:18:24.05 ID:PIWo0xkto
>>961

―――そうなら、いいんだがな……
俺が教えなくたって、ソニアちゃんはいろんなモノを吸収していくさ。
でもな、知りすぎればきっとその綺麗な瞳が汚れちまうかもしれねぇ。 ……難しいもんだな、オイ

【両手の銃をくるりと回して消滅させれば、彼女のソプラノボイスで発せられた言葉に小さく微笑んだ】
【彼女の仕草に気付いて辺りを見回せばすっかり暗くなっており、不意に吹いた夜風に身体を震わせる】

お、そうだな……子供は―――じゃなかった、レディはもうすぐ寝る時間だ。夜更かしはお肌の大敵……だっけ?
じゃ、また何時か……正直な所、ソニアちゃんが銃を構える姿は見たくはないから―――合うなら、またこんな感じで

【子供っぽく扱われるのを嫌がるようなので、直ぐに言い直した。そして此方も手を振ってさよならのシグナルに答える】
【―――こんな女の子が、人を撃つシーンは見たくない。もしかして戦場で合うかもしれないが……そういった出会いは避けたいものだ、と思う彼で】

……小さいなぁ。―――あれで大会準優勝なんだろ? 何が弱いだ、激強じゃねーかよ……ったく、頑張れよ

【去りゆく小さな背中を見て、なんだか不安になった。銃という武器に向き合う彼女が―――心・身体共に傷つけられることのないように、月に願った】
【小さい体で強く生を駆ける彼女に、少しだけ勇気を貰った気がした】

/ありがとうございましたー!
967 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(埼玉県)[sage]:2013/04/08(月) 00:22:58.14 ID:k5+Mb6rvo
>>964

【朝昼晩、食事は自室ではなく食堂で。衛生面も自らこなし、人間的活動もする】
【それを出来る限り完璧に支えるのがエリザベスというメイドだったが】
【一応は、警護もしている。とはいえ襲撃などは無く、深夜に少女が家を抜け出すこともない】

【あるのは、何処か生活感というものの欠如した日々――勿論、それにメイドが飽きることは無く】
【少女に深入りするような質問はしなかったし、何かを確かめるようなこともしなかった】

 【といっても、少なくともエリザベスはメイド。人であって、内心では疑念も抱いた】
 【少女の境遇、その行動、彼女を取り巻く環境と人の態度――思うだけで、行動はしないが】
 【まった暇になってしまう時間、掃除や読書をしながらふとそんな事を考えることが無い、と言えば嘘になるだろう】


【そうしてある日、初めて此処を訪れて青年を見送ったように、窓から夜空を眺めれば】

……、…………―――さて、お給金はいくら請求しましょうか。

【なんて、機械的に呟いて。あくまで彼女は、どこまでもメイドとして働くのだった】
【それから後日、ロロケルムのデスクなりに一枚の請求書が届くだろうが――】
【彼女の申し出た賃金は��パーフェクトな仕事の俸給として�=\―1日に四万という、凄まじい価格であったとか。】

/はいです、お疲れ様でしたー!
968 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 00:25:57.02 ID:lpP+qS27o
>>965

んー……そうか。 突き詰めて考えてみると楽しいぜ?
まあ人それぞれだし押し付けはしないが……って、相変わらずペース早いな

【左方向に傾倒してそれで楽しいと思う人間は普通いないのだが、】
【この男の場合には仕方がないことか。突然立ち上がって唾を飛ばしながら演説しないだけマシだろう】

【そして、角瓶を見ているとハイボールが飲みたくなるのだって仕方のない現象だ】
【ストレートで飲むような格好の良い真似はしないというか、絶対に悪酔いコースなので賢明に避けた】

プロの意地って奴か? その辺の拘りは、雑多に居る連中とは一味違って良いな
人死にを巻き起こしながらよりか、金まき散らしながらのパレードの方が市民連中も喜ぶだろうよ

…………そういや、ロッソが駄目なら何て呼べば良いんだ。 グラサンか?

【一本吸えば其処で終わる煙草を灰皿に押し付けて、尋ねたのはそんな事】
969 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県)2013/04/08(月) 00:32:30.55 ID:p6M7o2mO0
>>962

怪我については心配ご無用よ。
なんたって、これくらいの怪我なら慣れてるからな!

【まったくもって意味不明】
【慣れてるからといってなんなのだろうか?】
【しかし、本人は自慢げな顔で胸を張っている】
【深みにはまってるというよりは突っ込んでそのまま抜けなくなっているような印象だ】

理由か――多分��還元�≠セな。
金は天下の回りもの。悪銭は身に着かないといった感じか。

【理由きかれた途端じゃっかん声のトーンが落ちる】

アルクよ。こないだの夜の国のテロリスト討伐 知ってるかい?
討伐し終わった後にカノッサどもが攻め込んできたやつだ。
一応関係者でな、あれで結構な額を貰ったんだよ。

でもよぉ、なんか使う気になんなくてよ。
まぁ貯金する気にもなれなかったからな。
つけの支払いと――余ったやつはいろんなとこに寄付してんだよ。

【話しながら、その時を思い出しているのだろう】
【男の顔に影が差す】

でも結構な額っつっても、数配ると少額した寄付できねーな。
欲張らずに、どっかにまとめて全部渡しときゃよかった。
中途半端このうえねぇ。

それにあれ以来、変な気分だ。
戦ったテロリストが変な奴だったせいだ。
最後に自分犠牲にしてこっち助けるやつなんて初めて見たぜ。
ああ、あとカノッサの屑ども。特にレギンってやろう。
あいつらには縄目をつけなきゃ気がすまねぇ。

【次第にポールの言葉に力が入り、目に見えて興奮してくる】
【――と、また腕に痛みが走り言葉が途切れる】

悪かったアルク。
理由を話すつもりが愚痴になっちまった。
意味わかんねーよな。俺も全然、自分で何言おうとしてるのかわかんねーや。

【大きなため息をひとつつくとアルクに謝り釈明をする】
【腕の痛みで、頭に上りかけた血も降りたらしい】

本当に礼はいいのかアルク?
俺はそろそろ孤児院に行くぜ?

/レスが遅くてすみません…
970 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 00:35:42.35 ID:2Z5+ZkOKo
>>963
【刀が止められる、止めたのは鎧でも剣でもなく、脚だ】
【『俺の剣を足蹴にしやがって』なんて怒る程自信もないが、『やっぱり』なんて思う程手を抜いた訳でもなかった】
【故に、「ほう」と漏らして感嘆すれば、ニタリと笑みを口に浮かべて】

…そう簡単に触らせちゃあくれねぇってか

【しかし、未だ冗談を笑って言える余裕はあるらしい】
【刀の切先で狙ったのが功を奏する、刀を引き寄せるのにそれ程手間取りはせず、刀を鞘に押し込めば───】

折角の血だ、流しちまうのは勿体無ェよ
強者の血が混じった酒は、勝利の美酒にゃあ格別なんだぜ?

【納刀した瞬間、少年が身を引く姿を見る】
【その手に持つは六尺棒、動きを見ればわかる、狙いは肩、攻撃は突き───ならば、と彼は、更に身を深く、低く───ッ!】
【身を沈め込み、体制を低くし突きを躱す───そうしながら、納刀したままの刀を帯から抜いて、左手に持ち───】

【躱した瞬間、半開きの隻眼が下から少年を見上げて笑う、覗き込むようなその笑顔。青年は更に体制を低くし───】
【左手に持った刀の鐺と、右手とを地面に突き、それを支えに体を浮かせ、寝そべる様に右足を前に伸ばす】
【低い体制から、少年の左足を前から蹴りつけ、足元を掬おうと謀ったのだ】
971 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 00:48:57.49 ID:xCvrKh1R0
>>969

(……やっぱりね…………)

【慣れている――――その言葉は、半ばアルクの予想通りだった】
【どうも、この手の人物には――――アルクの経験に照らし合わせてみれば――――そう言う手合いが多い】
【そして、自分の身体も顧みないで、浅慮と言うほかない無茶を重ねるのも、慣れた事なのだろう】

(あいつといい……もう少し落ち着いた振る舞いは、出来ないのかな……性格から変われなんて、言わないから……)

【――――ふと、自分の知り合いがその姿にダブって見えて】

――――へぇ、還元…………

【それまでの単細胞を思わせる挙動からは――――どうも、アルクの中でポールの印象は、大分粗雑な人物と言う事で固まりつつあるあるようだが】
【ともかく、それまでの言葉からは想像できないポールの比喩に、アルクは興味を抱いたようだった】

……なるほど、戦場に立って報酬を受けたと言う事か……

【そうした形で混乱を鎮圧する事が、この世界では珍しくない――――『汚い金』と言う言葉は、そこから来ているのかとアルクは得心がいった】
【もっとも――――それを『汚い』かどうか、感じ方は人それぞれだろう。少なくともアルクは、それを『汚い』とは思わなかった】

……平等を考えれば、結局はそうなるさ…………それは仕方がないよ…………

【世界には、全ての人間を包容しうるだけの容量は無い――――それは既に、歴史が証明している事だ】
【その歪みから、人の世界には不幸が蔓延っている――――アルクの認識はそこにあった】
【故に、その事については仕方がないと口にして】

――――何かを成す人間って言うのは、心に強い原動力を持っている……言い換えれば、信念と言うのかな…………
君には変に見えたそいつも、そいつの中では……納得された、貫徹した意志があったのだと思うよ……

【敵を庇って死ぬテロリスト――――アルクには、それが理解できない物とは思えなかった】
【力を以って世界に働きかけると言う事は――――その人物なりの主張が確かにあったはずだ】
【その激情を秘めていると言う事は――――その思いを、包み隠さずに、素直に表現できると言う事で】
【最後の顛末も、その表れに過ぎなかったのだろうと、そうアルクは解釈したようだった】

…………そう言う事を、理解や納得をするには、時間が掛かる…………気にする必要は無いよ……
いずれ、自分の中で、ある程度答えは纏まるだろうから……

【むしろ、ポールの本心を覗いた事は、アルクにとっても『悪くない』事だったようで】
【相変わらずの澄ました表情ながら、ささやかな助言めいた言葉を掛けた】

あぁ、構わない……それよりも、手前はもう宿へと戻る…………
おやすみ、ポール…………その寄付が、少しでも現状を変える事を、祈っている…………

【謝礼に関しては、あっけらかんとスルーして、アルクは再び歩き始める】
【――――彼自身の真意は、最後まで口にしないままに――――】

(――――何も知らずに死ぬ事は、確かに不幸だ…………だけど、この絶望の世界を生きていく事は、本当に幸せなのか…………?
それを決めるのも、孤児たち自身だが…………その支えを作る事、それを出来ないなら…………手前やポールのやる事も、結局…………)

/キリが良いのでこの辺で。乙でしたー!
972 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 01:00:08.32 ID:kBE2aCtY0
>>970
「悪いけど、拙は同性愛者じゃないしね
――――嫌だなぁ。もう勝手に勝ちを決めつけちゃって
自分の血が混じったお酒だって、きっと美味しいから飲んでみてもいいんじゃないかな?」

【構えるその瞬間に足の支えが無くなった事を悟って】
【次に来るのは躱しか、反撃か――――?】
【それを冷静に考えるよりも速く自身の身体が動き、砕かんと突きを見舞うが――――】
【ある筈の衝撃。それが無ければ、目では無く体感で避けられたことを理解した】


「えへへ、どうせそうやって顔を見てくれるなら――――うわっ?!」

【必然的に生じる戻す動作。その隙を狙われれば避ける事も出来ず】
【軽口を叩こうとしても、視界が急に下れば其れも叶わなくて】
【――――乾いた音が告げるのは、少年が片手で地面を叩いた証左】
【衝撃を地面へと逃がせば、バネの様にその身体のしなりを利用して―――ー】


「うっひゃ〜……ビックリするなぁ、もう
これじゃあ並の妖怪が人間に退治されちゃう訳だ
――――戦いはそんな好きじゃないけどさ。中々面白いね、お兄さん」

【跳ね起き。それに混ざるのは足技】
【――――然れど、それはフェイント。元より当てる気などない故、自ら当たりに行くような真似さえしなければ先ず大丈夫であろう】


「けど、時間も近いし……このままだとお兄さんも何か追ってきそうだから、ちょっと座ってて貰うよ
――――元々殺す気は無いから、安心してよ」

【再び二本足で立ち上がれば、少年の六尺棒に集う――――妖気とも何ともにつかない存在】
【神通力――――妖怪や霊に用いる其れであるが、少年の扱う物は更に高まった物であろう】
【人間相手であれば触れても折れる様な事は無い――――が、“気”をごっそりと奪われることか。それこそ、足腰に力が入らなくなる程度には】
【一度無邪気に笑えば、横腹に向けて振るわれて】
【当たっても、痛みこそ無い。けれど――――?】
973 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(広島県)2013/04/08(月) 01:16:01.55 ID:p6M7o2mO0
>>971

おお!じゃあな!

【去りゆく背中に別れのあいさつ】
【なんとなく��またな�≠ネどと言えず、かといって他に浮かぶ言葉もなく】
【結局平々凡々な別れ文句を口に出す】

(信念か…)

【ポールは賞金稼ぎだ】
【賞金稼ぎに信念などいらない腕っ節があればいい】
【そんな風に教えられ、生きてきた】
【だからこそ、あの夜の出来事が深く心に残った】

【テロ――恐怖を語源とした行動】
【テロリストと対峙したことは、あの夜以外にもある】
【しかし全員、最後にはポールの命を巻き込んだ自爆をこころむ】
【だが、あの男、暴帝は】

(この問いとは長い付き合いになりそうだ)
(まぁ、せいぜい上手くやっていくさ…答えに出会えるまではな)

【ポールもアルクに背を向け孤児院に向かう】

(偽善でも…信念は持てる…だろうか?)
(持てば、こんなくそったれ多世界でも幸せなのだろうか?)

/乙デイしたー
974 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 01:18:23.29 ID:YNG/Iy/So
>>968

いや、いい…ゴメンだ アンタを見てると、追われなくなるどころか
相手のメンバーが代わるだけで今より酷くなりそうだよ  

【わざとスカしたように笑って、グラスを手に取る】
【男はまた飲み干してウィスキーを減らすが 特に酔った様子もなく】
【ただ、熱気と思考の加速度と眠気を感じるぐらいである】

意地?じゃなくて維持だよ 気ままな銀行強盗なんてもんも
案外、ご機嫌取りっつーか閉塞的なもんだよあーあ、就職してえな全く
チャイナマフィアの嬢ちゃんところに行けば良かったかもなあ…

【冗談交じりに笑いながら椅子の背もたれにダラっと垂れて背を伸ばしてみたり】
【非常に楽しそうに苦労している様子だ】

他所じゃ、ヒライで通ってるよ ヒライ アキタケ 桜の国とかその辺りっぽい名前だろ?
俺がそっちの血が混じってるかは知らないけどさ……似合わんだろ?

【似合わないのがまた楽しそうだ】
975 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 01:21:26.44 ID:2Z5+ZkOKo
>>972
【少年への足払いは、半ば成功、半ば失敗───完全に転ばせる事は出来なかったが、追撃は回避出来た】
【だが、そこに追撃を入れる隙はこちらにも無い、さすれば素早く身を引いて、飛び退いて】
【足技のフェイントは届かず効かず、構え直せば仕切り直しと】

くっくっく、そうかい?オイラは斬り合いも好きだがネェ
───烏天狗よぉ、どうせならもっと、天狗らしい事してみてくんねぇかい?
これじゃあ人とやるのと変わりやしねぇ、それじゃどちらもつまらんだろ?

【口出す言葉は挑発か願望か、相手が人ならざる物なら、遠慮せずにその力を振るってくれと彼は言う】
【人と同じ戦い方なら、もう何千とやって来た───ここに来たのは、人ではない戦い方を欲したが為】

【頼みが通じたか、勘違いか───少年の六尺棒に集う力を、面白そうに見遣って笑う】

【天狗の力かそれ以外か───どちらにせよ、��面白い�≠ニ、それを見て】
【振るわれたそれに、納刀した刀で受ける、縦向き両手で、脚を踏ん張り───耐え切った】
【いや、耐え切った所ではない、攻撃はそれ程重くは無いし、火や水が湧き出るでもない】

【───ただ、それが意味する物は何か、すぐにわかっていた】

───天狗の、神通力って奴かぃ…

【いつの間にか、刀を立てて杖にして、汗も疲れも顔には無いが、効いた様子は確かにあって───】
976 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 01:42:40.88 ID:kBE2aCtY0
>>975
「芭蕉扇は今は無いし、お爺ちゃんの力を借りる殺し合いでも無いからね
まるで人間同士の諍いみたいだけど、我慢してよ」

【――――再び肩に乗せる様は、追撃を表さない証であろう】
【天狗の面を取り外して遊べば、コレが祖父だなんて言うが……さて、実に奇妙な事】
【一二回自身の漆黒の翼を撫でつければ、大切そうに其れを仕舞って】


「怪力、神通力――――拙にも天狗として色々受け継がれているみたいだけど、中でも神通力だけは一族の中で飛び抜けてたんだってさ
だから山を治める事も出来ていた……んだけど、その山はお兄さん達が全部崩しちゃってね
あーあ、温泉とかも色々作ったのに、全部奪われちゃって
お兄さんもその時から拙と仲よくしてくれれば、色々な場所教えてあげたのに」

【結構良かったんだけどな―……その言葉は真かおふざけかは不明だが】
【青年の直ぐ目の前までいけば、にっこりと微笑んで見せて】
【恨んでいないと言えば嘘になるが、目の前の青年に危害を加えても何も起きない事は理解して居る――――】
【だから、自分の満足を満たす行為。その手を掴んで自分の頭へと乗せれば、撫でさせる様に動かすのだろう】
【恐らくは外見相応の歳――――か否か、本人に問わなければ分からない事であるが、人懐っこいことに変わりは無いのか】


「で、お兄さんに勝ったから褒めて貰う。何てね
勝った何て言える結果じゃ無いけどさ
お兄さんが美人さんだったらこのまま送り届けたりデートでも取り付けるんだろうけど……」

【男だし、ねぇ?からかう様に言ってしまえば、そのまま下がって】
【――――開かれた翼。きっと後一言二言交わせばそのまま飛び去っていくのであろう】
977 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 02:00:34.20 ID:2Z5+ZkOKo
>>976
…く、くっくっく───あぁ…そうかい…そいつぁ残念だ…
若い内にもっと色んな所に行っておくんだった───

【「もっと早く、山が崩される前に会っておきたかった」───なんて、見た目相応でもない事を言えば】
【少年の頭を撫で、満足そうに息を吐く】
【残念だ、色々と───こんなに愉快な奴なのに、こんなに可愛らしい奴なのに】

くっく、オイラはそれでも構わねぇんだが…なぁ

【そんな風に冗談───かと言えば微妙だが───を言えば、開いた翼を隻眼に見て】
【「次はこうはいかねぇぞ」なんて笑えば、少年は飛び立つのだろう───】


【───少年が飛び立った後で、そこに残った青年一人】
【いつまでも、足腰が立たないからと黙っていれば、それこそ妖怪に食われちまう】

…───

【気の使い方を、少し心得ていれば、気が抜けた時に補給くらいも出来なくもない】
【とはいえ、応急手当てにしかならないが───��年の功�≠ニでも言う、知恵だ】

…さて、いくかネェ

【カランコロンと下駄の音───妖の街を歩く人間は、ともすれば妖より───】

/お疲れ様でした
978 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 02:16:20.83 ID:kBE2aCtY0
>>977
「そうだねぇー……もう少し早ければ、女の人が温泉入ってる所とか見れたかもしれないのに
あ、お金は多分取らなかったんじゃないかな?
みんなに内緒にしてくれれば、ね?」

【もし会っていたらのお伽噺。撫でられれば擽ったそうに笑って】
【――――まあ、覗かれた方からすればたまったものでは無いのだけど】


「次――――そうだね。次に会ったときはもっと天狗らしく闘ってあげるよ
でも、直ぐに負けちゃわないでよ?そしたら拙だって詰まらないし
……お兄さんが輪廻転生してお酒臭くなくて、女の人に生まれ変わったら考えておくよ」

【最後の最後まで悪戯めいた笑みは隠すこと無く】
【飛翔する速さはかなりのもので、走るのは疎か追いつく物は早々見当たらないであろうか】
【軌道に散るのは黒い羽根達。点々と続く其れだって、何れ風に飛ばされて見えなくなってしまう】




「時間――――か
ちょっとずつ、ゆっくり始めていこうかな……」

【――――明け方。とある場所で地鳴りの様な音が長く響いたという】
【その音に誘われて集った妖怪達の数は不明だけれど……】
【人間からすれば吉兆では無い事は確かな筈で――――】
/お疲れ様でありましたー!
979 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 19:48:23.76 ID:lpP+qS27o
【櫻の国――歓楽街】

【小舟の行き交う川を挟んで並び立つ木造の店の軒先には】
【華やかな赤提灯が幾つも吊るされていて、石畳の街道は賑やかなもの】

【川沿いには桃の木、その下には粗製ながらも味のある木机が置かれ】
【和服姿の人々が語らい、酒を酌み交わし、料理に舌づつみを打っていた】
【それゆえに、一人でいる姿は悪目立ちしやすいもので】

…………嗚呼、騒がし

【4人席を占めて一人盃を傾ける若い男は、誰へとはなしにそう呟く】

【肩口で切り揃えた白髪には、青藍の燐光をさらさら零す漆黒色の彼岸花を挿し】
【切れ長かつやや吊った葡萄色の目は辺りを睥睨していて、恰好は黒を基調とした書生姿】

【――がたん、と近くの机が揺れる音がした】
【見遣ればすっかり出来上がった男が二人、何やら喧嘩話にでもなったようで】

【それは途端に胸元を掴む、頭突きをしいの乱闘に発展し、】
【見かねた店員が恐る恐る仲裁に入るも、矢張りというか返り討ちに合って床に転がってしまう】

【見るからに面倒だと関わり合いを避ける人々の群れに、今の段階ではこの男も属していたのだった】
980 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(京都府)[sage saga]:2013/04/08(月) 19:48:25.82 ID:n0Zi3tY50
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1365417994/
/次スレです
981 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/08(月) 20:09:35.68 ID:C9Atqwumo
>>979

【桜色の友禅が飛び交う店内の景色は】
【まるでスチームパンクの描く郷愁に満ちた世界のようであって】
【浪漫の中に住み続ける人並みの、止まった時間を堂々巡りさせるかのように】

【楼蘭が刻まれ、纐纈模様の懸想が世界にセピア調のアクセントを加えて】
【ざわめく店内の、着物を纏う人々の争いの中に】
【一つ異端の雫が零れ落ちるかのように】


……だーめ、なの……そういうの、お外で、やるの……
それにね、痛いの……誰も、嬉しくない、よ……


【硝子瓶の中、透き通ったシャボン玉のような鈴を響かせたかのような音色】
【ソプラノボイスは、ピアノの白鍵の高い高い位置を、ゆっくりと奏でたかのような形で】
【店内が静まり返るほどに、その音律は気高く、大きくはなくとも、はっきりとしたものであった】

【仄かに金色の混じったプラチナブロンドの長い髪、大きなマリンブルーの瞳】
【透き通るような素肌に女性としてはやや小柄で華奢な体躯、それでいて膨らんだ大きな胸】
【ゴシック調の紅いミニシルクハットと同じくゴシック調の白いブラウス、首元には紅のリボンタイ】
【紅いチェックのミニスカートの上から黒いコルセットで細いウェストを締め上げ】
【編み上げブーツに黒いニーソックスの雪のように儚い印象の少女】

【銀の十字架のロザリオを首につけて、その先端は膨らんだ胸元に乗って】
【スカートの下から伸びて、ふりふりと揺れるのは猫を模したやや長めの尻尾】
【両手で握るのは大きな大きなバイオリンケース、両手を伸ばしてふらふらと揺れた】

【諍いを始める男たちの間、その小さな顔を覗かせるように彼女は近づくのだろう】
【だめ、ともう一度強く言って、2つの顔を見上げる、淡くはかないマリンブルー】
【今は止まっている、けれども……先ほどの様子から考えて、収まったまま、というのは考えにくい】

【もし争いが再開されたなら、仲裁する彼女は、先ほどの店員と同じ運命をたどるのだろう】
982 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 20:24:29.45 ID:lpP+qS27o
>>981

……ソニア?

【何時かより大人びた格好は、それだけで別人のようにも見える】
【男とは如何せん疎く、その辺りの区別が良く付かないものだ】
【確かに列車テロで見えた筈の相手に疑問符がつくのも、ならば仕方が無いのか】

【一方の声を掛けられた二人は丁度、川沿いで近くで握り拳を振り回している所だった】
【だが、酩酊の最中でも流石に嫋やかな少女が止めに入れば僅かなりとも正気は戻る】
【男達は赤っ面で妙に顔を見合わせていた――のだが、転がっていた店員の執念の一撃】

【起き上がりかけの低い体勢から思い切りの体当たり、吹っ飛ぶ体、それは突撃した方も同じ】
【間髪入れず、穏やかであった水面が水飛沫を上げて騒いだ。結論を言えば、三人共に落下である】

【――勿論、近くにいるのだから少女だって巻き込まれかねないのだが】

…………

【足音もなく近付いた、あの時の言葉で表すならば「変な方」の書生姿】
【伸ばした手は子猫を持つそれと似たように、少女の襟元を乱暴に捉えて引こうとする事で】
【巻き込まれるのを間一髪で止めようとするのだが――間に合うだろうか】
983 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/08(月) 20:32:42.03 ID:C9Atqwumo
>>982

【濁流に飲み込まれたなら、後はもう食べられるだけなのだから】
【指先が沈んだならもう、拾い上げる術なんてないって思えるぐらいに―――】
【酔った彼らには彼女の言葉なんて通じず、取っ組み合いの喧嘩が再開されそうになって】

【思わず彼女は口を噤む、瞬間店員が体当たりしてきて……】
【あっ――――なんて言葉がはちゃめちゃに黒鍵を叩いたなら】


にゃっ……ぁ……


【摘み上げられる彼女の襟元、押しつぶしたような声が漏れたなら、音律だけが静かに響いて】
【小柄な彼女はとても軽くて、襟を強く握ったなら、ぶらんとブーツに包まれた小さな足がふわふわと揺れて】
【プラチナブランドの穂先が貴方の指筋を軽くなぞるのだろうか】

【髪が傾く、貴方の方向へとマリンブルーが思いを馳せたなら】
【じぃ、と貴方を見つめて、何度かまぶたをパチクリと逡巡させるのだろう】
【小さな唇が、それでいて可愛らしいリップの形が、あっなんて声を響かせる】


わっ……お久しぶり……なの……
ありがとう……助かったの、水で濡れるの、少し……苦手

でもね……ソニアね、こねこさんじゃ……ないから……おろして、ほしいの……


【そこに映る��変な方�≠フ貴方―――それでも貴方の姿ははっきりと覚えていたようで】
【頬の色が綻んだ、クリーム色がわずかに姿を見せたなら、純白の素肌はとても彩り豊かに強くきらめく】
【静かな微笑みの色がそこに刻まれたなら、嬉しそうな少女の姿が貴方にも確認できるだろう】

【けれども今の彼女は、首輪を摘まれた子猫みたいに、それは彼女もわかっているようで】
【小さな顔がすこし擽ったそうで、瞼がかすかにマリンブルーを歪ませて、頬に僅かな紅潮を浮かばせたなら】
【下ろしてください、なんて言葉を貴方へと差し出した】
984 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 20:44:14.62 ID:GHiKsRtM0
【路地裏――不法ごみの投棄された空き地】
【家具、家電、古びたお人形にお洋服、何だったのかすら分からない様なもの、詰みあがる色合いは多種多様】
【たくさんの思い出を抱き留めた小山がぎしゃり鳴いて、不安定な身体の一部をころりと取り落とす】
【刃みたいな三日月の青い帳がしんと降りたなら、たった今その天辺に立ち上がったひとかげをひとつ、照らし出した】

…………、

【天蓋を覆う夜空色よりも暗いような髪は膝ぐらいまで降りて、細身のシルエットを曖昧に暈して揺れる】
【瞳に掛かる長さの前髪越し、煌いて覗くのはスプーンで抉ったみたいに丸く血色を湛えた双眸】
【赤と黒を基調にしたワンピース、蝶々みたいにたくさんあしらったリボン飾りが羽ばたくみたいにゆぅらり揺れて】
【指先まで隠すような姫袖の向こう側、細い指先が余った髪束を撫でては落とす、手慰み染みて繰り返す】
【長い靴下ですっぱり足元を隠したなら、それでも足りないみたいにロングブーツの厚めの底がごんと足場を叩いた】

……一番上ー。

【――子どもが小山に突き刺した棒切れめいて突き立つクローゼット、細身の少女の現在位置はそこ】
【電子レンジだったらしいぽんこつを足場によじ登ったその上で、零したのは鈴の音みたいな金属質の声音】
【ふわふわ笑う上機嫌、足元で古びたクローゼットがぎしと鳴いて不満を示した】

【この場所に蓋をするみたいな緑色のフェンスは数多の手段で突破され、最早ごみの一員と成り果てている】
【一応立ち入り禁止と記された札が下がっていたりしたのだけれど――】
985 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 20:57:20.23 ID:lpP+qS27o
>>983

【上げた声まで猫みたいであるし、よくよく見れば尻尾があるのだから、流石の彼も頸を傾げた】
【記憶が正しければあの時は。それでも男――月彗は、努めて冷静を保ちながら適当にその手をはらと離した】

【下ろしはする。けれど其処にそれ以上の何かは付随しない】
【身軽であるのだから着地に難は無いのかも知れないが、それにしても粗野な扱いは目に付く】
【あの時だって最後には酷い裏切りをしていたのだから、とは、未遂で終わった以上己の頸を締めるだけだが】

…………ええなぁ。 暇そうで
何が嬉しいんやかは知らんけれど……で、何時からこんなんあったんやろか

【さっき迄暇そうにしていたご身分で言うのだから、面白くもある】
【相手の状態に関わらず伸ばす手、目的はその揺れる尻尾であった】
【掴めたならば横暴に引っぱってみたりしようとするのだろうとは、薄ら笑いの表情からもある程度読み取れた】
986 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/08(月) 21:18:17.34 ID:C9Atqwumo
>>985

【少々手荒なのであろう、彼女という存在はある種硝子張りの箱の中】
【無垢なままに育てられた令嬢と言っても良いぐらいの、儚いものであったのだから】
【多分きっと、彼女と初対面で出会う人々は、彼女という存在をどこか遠巻きに、ある種丁寧すぎるほどに触れる】

【だからこそ、貴方のどこか粗野で、どこか自然な接し方は】
【乱暴と捉えられるかもしれないけど――――それ以上に、彼女にとっては必要なものなのかもしれない】
【けれども当の本人は、そういうことを汲み取れるほど大人でなくて……】


っ……!!……むぅ……ひどい、の……もう少し、ゆっくり下ろすの、普通、なの
月彗ね、そういうのね……よくなーっ!ぁー……わっ!!


【地面にびたんとおしりから着地する、短いスカートの丈が揺れて彼女の小さなおしりの下に濡れる】
【零れる吐息、白さのすっかり薄まった彼女の芳香が形を持ったなら、ぴんとまっすぐ尻尾が伸びて】
【足をくしゃっと曲げて地面へと座り込んだなら、ニーソックスから零れる太ももがその肉感的な白さを薄める】

【脂肪の殆ど無い雪白の強く彩られる素肌と、その奥の一杯の彼女という存在感の欠片】
【痛い、なんて言ってお尻をすりすりと撫でようとした刹那、貴方のいたずらが顔を出して】
【彼女にしては珍しい、大声―――ただでさえ聞き取りやすい透き通る声色は、周囲の注目を集めるのに、十分で】

【少し強く引っ張ったなら、ぷちって嫌な音がして、取れるのがわかるだろうか】
987 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 21:34:48.30 ID:lpP+qS27o
>>986

【この男は、花を花として扱う術を知らない】
【目の前の存在がこれだけ嫋やかであろうともそれは変わらないし、】
【一応薄く笑ってはいても、それは嘲笑以外の何物でも無いのだった】

……餓鬼か、そッち

【溜息一つ、そのまま何の気なしにぐいと引っ張るものに、妙な音と嫌な感触を覚えた】
【だがつまらない事に一瞬とて驚いた顔はしてくれず、薄ら笑いが再び無表情に戻る程度】

あれ……嗚呼、そういう事か。 衣装付きってだけで悦ぶ阿呆も多いからな
一回幾ら取れるやろうな? 本番無しでも良い値になるか、こんな小道具無しでも変わらんやろし

【以前は無かったもの。 そして容易く千切れた事。贋物だろうと思えば言葉は静かなもの】
【例え其処から推測したとしてそういう方向の考えには普通向かわないだろうが、】
【残念ながら眼前の男はそういう腐れ外道でしかなく、手に持ったままのそれをただ愉快げに弄っていた】
988 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 21:37:34.75 ID:xCvrKh1R0
【夜の国 路地裏】

「……僕たち、怒られちゃったね、グラトンおじいちゃんに……」
大丈夫……あの時は、負けても仕方がないって、じいちゃんも言ってたし……
でも……確かに、負けた事そのものは、あまり良い事じゃないよ……
<…………>

【黒いローブで全身を覆った3つの人影が、人目の届かない暗がりにしゃがみ込んで、ひそひそと会話を交わしている】
【暗い空間に黒い服装――――溶け込んだその光景を見つけるのは、中々容易ならない事ではあるかもしれない】
【壁際で、何らかの室外機を囲っている金網が、風に煽られてどこかから飛んできた枝を受け止めて、カシャンと音を立てる】

私たちは、示さなきゃいけないんだから……
ブラックハートみたいな失敗作なんかじゃない、ちゃんと戦えるんだって事を……
「……僕たち、最後には、勝てる……」
<…………!>

【――――その金網から、妙に粘ついた液体が滴り、ピチャピチャと滴下する】
【よくよく見れば、そこに陣取っている一行のローブも、奇妙に湿っていて】
【生ゴミなどの悪臭に混じって、鼻につく鉄の臭いが、その場に立ちこめていた】
989 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 21:37:56.68 ID:QgtgrhjI0
>>984

「・・・おや?」

【寒気がするほど暗い夜闇の奥から、降り積もったジャンクを踏み鳴らし青年が現れる】
【青年にまず目に付くのは腰まで届く青い長髪だ】
【それを茶色の布でポニーテールにし、さらにそれを赤黄青の三色の布で三叉に分けて結わえている】
【上半身には黒字に白い斑模様のあるTシャツ、下はジーンズという簡易な格好だが】
【全身は血で滲んだ包帯でグルグル巻きにされていた】

【青年は切り立った山頂の様なクローゼットに立つ者にニッコリと笑いかけた】

「こんばんは」
990 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/08(月) 21:41:18.87 ID:C9Atqwumo
>>987

【たとえそこに可憐な花があったとしても愛でるだけではきっと、その先の美しさは感じられない】
【だからこそ花盗人は許され、手折る事すらも時には認められるのだから】
【貴方の薄い笑いが、月光に歪まされて、隠微な陰影のコントラストを描き出した】


……月彗、何言ってるのか……分からないけど……
人のもの、とるのダメ……ソニア、それぐらいはわかるの……っ
だから、返す……のっ!


【くるっと貴方へと向き直って、彼女の身が小さく揺れた】
【バイオリンケースを地面において立ち上がったなら両手を伸ばして貴方の手の尻尾を取ろうとするのだろう】
【背伸びする爪先の音、スラリと伸びた華奢な体つきのラインは肌に吸い付くようなゴシック調のブラウスに染められて】

【コルセットが締め上げる細い腰は、陶器のように危ういバランスの上に成り立っていて】
【ひらひらと赤いリボンタイが呼吸するように揺れたなら、ブラウスの小さな姫袖から指先が零れ落ちる】
【えい、えいって背伸びをして、貴方の手のそれを、必死に取り返そうとするだろう】

【見下げたならそこには細く長い眉毛に飾り立てられた大きなマリンブルーが貴方へと染められていて】
【どこか必死に、どこか恥ずかしそうに、僅かな紅潮を薄く伸ばす白い頬の色がただ冷たく】
【横から差し込む月光の形すらも、誰にも辿られないままに】
991 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 21:55:26.01 ID:lpP+qS27o
>>990

【彼女が背伸びをしてやっと触れられそうな瞬間に、尻尾は月彗の手に引かれ宙に躍る】
【ギリギリのところで返さない悪趣味なそれは、そんな悪戯だけなら可愛いものだが、それだけではない】
【一歩、また一歩と後退する体は路地裏の方へと自然に下がっていく。 餌で獲物を引くように、狡猾に】

ほぅら、もう少し――胸ばっか膨らましてないで、背ェ伸ばしや?
そうしたら届かんものでもない、そら、あと一寸……ほんの一寸や、大事な尻尾なんやろ?

【言葉は何処までも余裕じみていて、実際その動きは、頑張れば取り返せない程のものでもなかった】
【誘い込まれる前に、取り返してしまうべきだ、例えこの男の狙いに気が付かないとしても】

【――夢中でい過ぎればきっと、口を開けて待つ暗闇には気付けない】
【もし路地に入ってしまったなら。 灯りの下に引き返すにはやや遠い位置で、やっと尻尾は離される】
992 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 21:56:18.71 ID:GHiKsRtM0
>>989

【しんしんと積もり行く青色のカーテンの向こう側、風に揺らされた黒髪が艶めいて居場所を教えるかのよう】
【一緒に揺れたスカートの裾、悪戯めいて持ち上げられる暗がりの中にぎゅっと詰め込んだパニエが覗く】
【ちょっとした挙動ですら痛いと鳴くかのようなクローゼットの軋む音がぎぃぎぃ響いて、見下ろす瞳はやがて来訪者を捉えるのだろう】

……、

【――まん丸の眼窩にはめ込んだ瞳は硝子球みたいに煌いて、まるでお人形さんのよう、ぱちくり瞬く】
【口元にそっと当てた右手、姫袖の奥にはくるくる包帯を巻いた細腕が見えて、ただ、怪我人にしてはらしくない】
【よぅく見れば首筋にも包帯が巻かれていたりして――彼のものと比べたなら、ずっとずっと、おふざけみたい】

ごきげんよう?

【小山と言えど、所詮はひとが積み上げたもの。小旗みたいなクローゼットの上ですら、ひと三人分もないぐらい】
【それでも百六十センチの体躯、つんと立ったならそれなりの高さ――見下ろしたなら、同じみたいに笑ってみせる】

わたしに用事? 違うよね、ごみでも漁りに来たの?

【首を傾げたなら、我先にと流れて揺れる黒髪が涼やかな鳴き声をあげて、鈴色の声を飾り立てるよう】
【口元の手は頬へと動き、愛想いいみたいに笑った口元の横、つぅと指先が頬を撫でている】
【そうして紡ぐ言葉は、自分に用事だなんて赦さないとでも言うかのような色を含んでいて。ちらりと警戒が窺えた】
993 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/08(月) 22:02:42.18 ID:C9Atqwumo
>>991

【夜空をひらひらと飛ぶ、光の色をはらんだ蝶、羽ばたくたびに美しい鱗粉が彼女の目の前を揺れる】
【それを追いかけるのに理由はいらなかった、わっ、ぁっなんて小さな声を漏らしながら、貴方に惹かれて行く】
【バイオリンケースをおいたまま、貴方の手繰る通り、路地裏の中に誘い込まれるのだろう】


んっ……っ……!!つかまえ……たぁ……!!


【離された尻尾、それを両手でキャッチしたなら、思わずぐっと前のめりになって】
【そしてそのまま勢いをたもったまま、地面へと前からダイブするのだろう】
【流石にその辺りは反射神経は良い様子、思わず先に地面に手を着いて】

【膝を曲げて地面へとつけて、そのままぺたんと、再び地面に座り込んだなら】
【両手で捕まえた尻尾を、良かった、と言いたげに胸で抱きしめて、立ち上がる】
【スカートの中に片手を突っ込んで、よいしょと尻尾をつけたなら、そのまま元の彼女へと戻って】


……ねぇ、月彗……どーして、こういう意地悪……するの?
ソニアね……とっても、悲しいよ……あんまり、いたずら……好きじゃない、の
わかってる、の……月彗


【貴方の後方で尻尾をつけたなら、くるりと振り返るのだろう】
【マリンブルーがじとーっと貴方を見つめる、大きな瞳が、その色合いを強く響かせる】
【プラチナブロンドの飾り立てる薄い頬の色だけが、ただひたすらに真っ白で】

【腰を両手にあて、仁王立ち―――と呼ぶには少々身長が足りないか】
【頬がわずかに膨らんで、それはどこか、戯曲のように鮮やかな仕草でもあって】
【細い眉のおしりが傾いたなら、貴方へと問う思いのような心の色】
994 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 22:12:02.70 ID:QgtgrhjI0
>>992

【警戒の色を見せる彼女に対して】
【青年はカラカラと笑いながら矢継ぎ早に言葉の羅列を吐き出す】

「あはっ! 申し訳ありません! 僕の様なゴミにも満たぬカスがアナタの様な人に話しかけてしまって!
 そうですね、特にアナタに会いに来たわけではありません。あ、いいえ? 別にアナタの事を軽んじるわけではないですよ。
 ただ僕の様な薄汚い者がアナタの様な方と関わりを持つのも烏滸がましいという意味でして!
 えーと、はい。ここに来た理由は散歩です。長い間治療の為にジッとしていたのでそろそろ身体を動かしたいという心算でして!
 でも深夜と言えど僕の様な物が出歩いたら町の方に迷惑ですよね。それでゴミはゴミらしくゴミ捨て場を出歩こうと思った次第です」

【あー、それと、と】
【青年は言葉を続ける】

「アナタこそなぜこちらに? ここは一応立ち入り禁止のはずでしたが・・・。
 思うに僕などと違ってアナタの様な人は温かい場所で過ごすべきだと思うのですが」
995 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2013/04/08(月) 22:19:13.95 ID:YNG/Iy/So

【何処かの街の外れの山の高台 或いは展望台】

【とある街から少し、車を走らせて、少し階段を登っていけばある高台】
【山か丘かそんな所に作ってあるものだから景色はいい】
【とはいえ峠の車道沿いにある広場みたいな取ってつけたような場所なもんで】
【観光ポイントでも無いし、どうして作ったんだか存在も謎になる…ほどでもない】
【今は風変わりなやつが気まぐれで来るぐらいで、特に深夜じゃ誰もいない】

【街の明かりは煌めいているが、相対的に空の星は全くだ】
【時代の進歩からか夜の明かりも天と地で入れ替わってしまったんだろうか】
【夜空に濃淡であらわされた厚い雲の影を見ながら 風変わりはそこで煙草を吸っていた】

【足元にアタッシェケースを置き くわえ煙草の先が光る】
【古臭い黒いサングラス、細身のスーツ、よれたシャツ、黒いネクタイ】
【バイクできたんでアルコールは珍しく入っていない】

【右手にはリボルバ拳銃を持って、シリンダを手のひらでグルっと回す】
【ジキジキと回って、止まる 撃鉄を起こす】
【銃に刻まれた紋様が朱く淡く  こめかみに銃口をつける 引き金を………】

……何も怖くねえや、だから死ねない

【力を込めてもセーフティがあるようにトリガは動かない】
【こめかみから離して、適当な空に向かって放つ】

【銃声が二発 誰もいない夜に響いた】
996 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 22:19:42.83 ID:lpP+qS27o
>>993

【喧騒の声から然程離れた訳では無いが、それでも薄暗く人の気配のない場所は穏やかならない】
【ごくごく自然に忽然と消えた二人、酔いどれた客達が気付いてくれる筈もなく、残されたケースだけが目印か】
【それすら咲き誇る桃の木の下に置かれているとしたならば、粋な忘れ物程度、景観に紛れて薄らいでしまう】

…………シたいから、ではあかんのやろか?

【青藍色。霧のように湧き上がれば、突如として地中からソニアを狙うのは刺々しいイバラの鞭】
【壁に突き飛ばしつつその可憐な体を傷付けようと一閃、暴力的な軌跡は掠ったとしてその服を裂くのだろう】

【――慈悲が、欠片なりともあれば良い】
【そうでなくてもせめてあの日のように、凶行を遂げる気が萎えたように】
【けれどあの時よりお誂え向きに昏い場所、そして深い嗜虐の色は、一切の消しようもなく淀み切っていたのだった】
997 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 22:20:37.18 ID:kBE2aCtY0

【人々の喧噪が遠く聞こえる路地裏――――】
【其処に在るのは蹲って呻く数人の者達と冷たい表情で見下ろす一人の少女の姿】
【紅の髪に紅のドレス。肌以外全て朱に染まった少女であって――――】


「……別に殺しはしないわよ。今日は
逃げたければさっさと逃げれば良いし、あなた達の言うボスにでも泣きつきたいなら勝手にそうすば良いじゃない
たった一人。それもこんな小さな女にやられた何て恥ずかしい事を言えるならだけど」

【鼻で笑えば、未だ反抗的な視線を送る男の存在に気付いて】
【――――バキリ。其れは鼻の軟骨が折れた音か、或いは頬骨が砕けた音か】
【いずれにしても、男の顔の何処かが壊れてしまった事に違いは無く】


「ばっかじゃないの?弱いのに、力も無いのにそうやって虚勢ばっかり張っちゃって
だから必要以上に痛めつけられるのよバ〜カ」

【きっと、その音は存外響いたはず】
【更には呻き声。冷たく言い放たれる言葉は路地裏にはよく通る物で】
【さて――――此処を通る者は一体何を思うだろうか】






【森の中に存在する廃れた教会】
【何時もはアリアが響いている其処だが、今日ばかりはただ無音が支配していて】
【もし、興味を抱いて中へと入ったのならば、丁度割れたステンドグラスが映るだろうか】


「おや――――えっと……宿をお探しの方……でしょうか?」

【不意に投げかけられるであろう声は、よく澄んでいて】
【闇の中――――正確には、照明すら無い奥から現れたのは、一人の修道女】
【争い事でもあったのか、腹部にはうっすらと血に染まった包帯が巻かれていた】
【闇に目が慣れていないのか、明るい黄色の瞳を細くして来訪者の姿を伺おうとしている事が分かるだろうか】
 

「すみませんが、今部屋の方は埋まってしまっていて……
礼拝堂の方でも宜しければ、お貸しは出来るのですが……」

【―――ー生憎、月の位置の事もあってか、その姿はハッキリとは見えず】
【相手の人相が分からずとも問うのは、女性の性格を示しているだろうか】
【ただ休憩場所を求めたとしても、探索に来ただけだとしても、拒む事は無いであろう】
【或いは、何らかの害意を抱いて訪れたならば、先手を取ることも容易で】
998 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga sage]:2013/04/08(月) 22:23:33.74 ID:lpP+qS27o
>>996
/またやってしまった……【壁に突き飛ばそうとしつつ〜】と補完お願いします
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2013/04/08(月) 22:26:48.67 ID:C9Atqwumo
>>996

【風が乱れた、凪のように穏やかな水面から震える漣のように】
【一陣の風が彼女の目の前を吹き抜けたなら、茨が地面を切り裂き出現する】
【息を呑む、ブーツの爪先が地面を叩いて、彼女の身がひらりと後方へと飛んだ】

【路地裏の行き止まりの壁に華奢な背中が触れたなら、彼女の右袖を茨が通り過ぎていくだろう】
【先端はきっとコンクリートの壁を叩いて、茨の欠片が切り裂かれた布の僅かな片をその先端に載せた】
【ブラウスの袖が破れ、顕になる華奢な素肌が、ただ悲しいぐらいに白かった】


……月彗、悪戯……じゃ、すまない……の……
ソニアね、そんなに……賢くない……から……なんで、月彗が、こんなこと……するの、分からない、の

……ソニア、そんな……悪い子、だった……かな……


【とくん、と驚きが胸を支配する、小さな胸いっぱいに心臓の鼓動が響いて】
【それを気づかれないように、左手が思わず、彼女の小さな胸を抑えて】
【震える手のひらの鼓動も知られないように、ぎゅうとその手のひらを握りしめて】

【じぃと貴方を見つめるマリンブルーが、震えるようであった、取り残された子猫のように】
【華奢で可憐で、儚い彼女の身体は彼女の横顔は、少しでも力を入れたら壊れてしまいそうな砂上の花】
【純白は少しの汚れもはっきりと示して、そこに落ちた色合いの残響すらも、届かないままで】
1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage saga]:2013/04/08(月) 22:30:17.03 ID:GHiKsRtM0
>>994

【ひゅうるり吹き抜けていく暖かい春風、小山のどこかでからり転がる音がする】
【こんなにも脆いものをよくもまあ登ったものだ――なんて、どこまでも余談にしかならないことだけれど】

……そう、お散歩なの。

【ずらずらと並べ立てられる言葉たち、きっと聞いていたのだろうけれど、思考のうちで大半が切り捨てられる】
【結局脳内に残ったことなんてごく僅か、それでも一応要点は残したようで、ぽつとなぞってみる声が夜に掠れた】
【長い前髪の向こう側、僅かに下がった眉がちらと覗いたなら、困ったような色合い――ほんの少し、窺えるのだろうか】
【そうでなくたって、ぱちぱちと繰り返す瞬きもおんなじ色を灯している。ちらと視線が一度横に逸れて、】

毀れてたもの、あんなのただの板切れと何が違うの? 
……それとも地主さんかな、だったらヤだな――。

【視線の先で捉えるもの。斜めってぶら下がったままふらふら揺れる、件の立ち入り禁止と記された木切れ】
【風でからころ鳴るのを何となく聞きながら視線は彼へと戻れて、また傾げた首、ざらと髪が揺れる】
【そんな眼がつと伏せられたなら、値踏みするみたいにじぃと下から上へ一度眺め、「違うよね?」なんて風な表情】

お散歩してたの、たまにおもしろいものがあるからこういうところは好き。
この子たちがどんなところから来たのか考えるの、大事にされてたのか、要らない子だったのか、……気になるでしょ?

【クローゼットの上、ふらりと身体を揺らすだけでも軋む音色が喧しいのに、しゃがみ込むのはまるで無音】
【下の不安定さも分かっているはずなのにとぉんと跳んだなら、ばらばらに分かれた髪束はメドゥーサのよう】
【彼が何もしないなら、当然の時間経過の後にがっしょんなんてけたたましく足元をわめかせて着地する、はずだ】
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