◆0IsCO.9xtA<>saga<>2013/07/27(土) 22:44:56.87 ID:Cw7oJZif0<>やあ、よく来ましたね!ようこそ自由の世界、白紙の世界へ……
ここは作られたばかりの世界……これからこの世界を作るのは、貴方です。
この世界に来たいとお考えならば、私たちは歓迎しましょう。
この世界で戦うもよし、懇親を深めるもよし……しかし、以下に目を通してからの参加をお願い致しますね。
・このスレではキャラクターの能力に制限が設けられておりません。
・だからといって相手をないがしろにして良い訳ではありません。むしろより強い配慮が必要です。自由と自分勝手は別であるということを心にとめておきましょう。
・キャラクターを動かす際には相手がどのキャラを動かしているのか理解するためにも酉・コテハンをお薦めします。
・短文長文は問いません。楽しみ、楽しませることを第一としましょう。
・18禁に当たる、過激なエロ・グロ行為は禁止とします。
・イラスト等の盗用、著作権を侵害する行為は禁止です。
・確定ロール、無敵ロールなどのロールでのチート行為を行った場合は然るべき対処を行います。自己責任の下、絡まれなくなったり注意されても文句を言わずに訂正しましょう。
・PLに対しての誹謗中傷は避けましょう。
・荒らしが来ても絶対無視。反応するとつけあがります。
・版権キャラクターは不可。オリジナルキャラ限定。
・当スレは、個人が運営する非利益のコンテンツです。スレで起こったいかなるトラブルも不利益も、当スレは一切責任を負いません。
―――以上です。
では、この真っ白な世界を、どうかルールを守ってお楽しみください!
【避難所】:ttp://jbbs.livedoor.jp/internet/18172/
【Wiki】:ttp://www55.atwiki.jp/whiteworld/
※前スレ
【はじめの】ここだけ白紙世界【第一歩】 Part.2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1373810540/<>【盛夏酷暑の】ここだけ白紙世界【三歩目】
霙&ナイア ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/27(土) 23:11:34.52 ID:yEebEo4bo<> 前スレ>>997
【力強い言葉と共に、霙の涙を拭う少女】
【人を助けるのに、理由など要らない……自分の心のまま、ただそれだけで】
――あ……
【ああ、と霙は息を漏らす】
【ようやく分かった、やっと理解した――】
【自分がこの少女に、何よりも抱いていたもの…… 『羨み』】
【心のままに生きるその姿、建前や虚飾など要らない、その生き方】
【そんな彼女の優しさが、ただただ嬉しく……そして、悔しかった】
……あっ……あ、あり……っ……
【感謝を述べるという行為は、ここまで難しいことだったろうか?】
【安堵と羨望の入り混じった涙が、霙の頬を伝ってゆく】
【気付けば、少女は再び猫へと姿を変え……暮れなずむ街並みへと消えていった】
……………………
【後に残された霙は、無言で買い物袋を拾い上げ、夕陽に背を向けて歩き始める】
【エキスや『鞭』はすっかり霙の元へと還り、残るは猫の姿を取ったナイアのみとなった】
「…………あーあーあ。まーたメーワクな『友達』が増えちゃったわねぇ?
心に土足で踏み込んで、それで理解したつもりになって……つくづく、あーいう無神け――」
【突然、猫のナイアをひょいと拾い上げる霙】
【口を真一文字に結んで、ナイアをその腕に抱きかかえる】
「――え……」
……………………
「……………………」
【まるで何かを感じ取ったように、黙って霙の腕に収まるナイア】
【――そして、霙の心には……ある1つの“決意”が生まれていた】
【……自らの“闇”と、ナイアと……なんとしても、決着を付ける】
【そうしたら、あそこの神社に行こう。 ……その時初めて、あの少女に……素直に、礼を言える気がするから】
/絡み乙でした 2日間ありがとうね <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/27(土) 23:18:43.83 ID:Muwn999hO<> 前スレ>>1000
…剣道の心得も知っている。本職ではないがな。
【といっても自身がやる事はない。戦闘手段としては闇を使ってする事になる】
…君の力なら対応出来るだろう。
【何となく彼が強い事は分かっていた。影から手に入れた情報のせいだろうか、それとも彼からたまに感じる自身からだろうか】
…どうやら君の事を気に入ったようだ。俺がつけた名前が不満なら名前をつけてやってくれ。
【嬉しそうに頭の上で龍が吠えている。やはりイチゴパフェという名前は気に入ってなかったらしい】
…彼は弟思いだ。自身に対する怒りよりも弟に手をかけた事を怒るだろう。
…確かにそれでは風を引いてしまいそうだ。
【手をすっとあげると闇が現れまるで毛布のような形になり少女に被さるだろう】 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/27(土) 23:32:33.92 ID:yVI8AbQNo<> >>3
「へぇ、剣道も出来るのか」
「俺はそっちが本職かもな」
まぁ、こちらも戦闘には能力を使うのだが
能力が無くても一般人相手なら捌けるだろう
「俺の力か...一応、俺を倒すにはある場所を破壊しないと死なないからな」
「そこさえ無事なら幾らでも復活する」
「例え腹斬られてもな」
脳さえあれば能力の制御は可能だ
「俺を気にいるねぇ...俺が動物に好かれるのはあんまり経験無いな...」
「そうだな...名前...名前...経験無いんだよなぁ...」
「ヴァルガス...とか?」
適当
と言うか意味は知らない
何処かで聞いたような...
「あー...それは有るな」
「何か弟の事話したら...あれ?何かカゲロウとか叫んで炎出してたな」
『うにゅ...ぁ..』
気持ち良さそうに顔を埋める
「...はぁ...まぁ、良いか...」
「此奴連れて帰るの面倒臭いけど...」 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<>sage<>2013/07/27(土) 23:42:51.79 ID:teOyzQ4vo<> 【自販機の前に立つ女】
【まるで荒波の中から這い出てきたかのように濡れた身体、ボロボロの衣服】
【青白い肌は街灯に照らされ、より一層不気味さを引き立てる】
えーっと…これでいっか
【買ったのは「天然水」とか書かれている水】
【中身は割とその辺の水かも、なんてどうでもいい事を考えながら水を口にする】
はー…滲みるねぇ…
【ペットボトルが空っぽになると、それを放り捨て足早にその場を後にする】
【そして鼻歌を歌いながら】
【その姿は街中では悪い意味で目立っていた】
♪〜
<>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/27(土) 23:47:14.83 ID:03IOPvPlo<> 前スレ>>996>>999
【shutdownの音声と共に数式は空中へと飛び出した】
【“精神をサンプルデータとしてコピーする”という目的を果たした数式は、空中を泳いで異界との接点となりつつある青年の右腕へと還っていった】
【額の瞳は閉じ、貌から右腕を覆っていた数式はいつの間にか引いていた】
あ、ぐっ痛……
【不可抗力ではあるものの自身が種を撒いたようなものにも関わらず、安らかに眠っていたが、この負傷の中ではさすがに限界があった】
【眠る少女、動かない武道家と武道家を修理する憲士】
【痛みの中で目覚めた青年、鳴海は途切れた記憶から目の前の光景に至るまでの過程を導きだす】
【つまり、乗っ取られたのだと】
(可能性としては考えていたけど、まさか、会話が引き金になるとは……)
【自身の見通しの甘さに唇を噛み締める】
【今回は一応止まったとはいえ、下手をすれば『人の人生を。他者との積み重ねを握り潰していた』可能性だってある】
【人格を乗っ取られて暴走しました。など、言い訳にもなりはしない】
謝って済むようなことじゃないけど、三人に謝って。
救急車を呼んで――もしもし
【やるべき事。やらなければならない事。やりたい事】
【口に出して整理しながら脈打つように痛む左腕でスマホを取り出し、病院に連絡を取る】
あ――、まず
【起きたばかりだというのに最近体験した、力が抜けていく感覚に陥る】
【端的に言えば栄養(ネンリョウ)切れ】
【安全装置を外した身体が。周囲を停滞させるほどの処理能力行使した代償】
武道家さん、憲士さん、女……生さんすみませ……、した
【名前、聞いてなかったなぁ。と思考する寸前に、意識が落ちる】
【再び、長い眠りへと――】
【動かない武道家。ともすれば、死んでいるかもしれない彼を見て、冷静に思考出来ていた事実】
【自身が違うものへと変わっている事に、今は、まだ気づかない】
【《――侵食率が上昇しました》】
【《能力変化・機の条件を満たしました》】
/私もこれで〆
/長期化した原因みたいなものですが、長い期間お付き合いありがとうございました。
/お疲れさまでした! <>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/27(土) 23:54:03.45 ID:+CBRLqxAO<> >>5
Bonsoir Mademoiselle
【その少女の背後から仮面の男が声を掛ける
【薄汚れたYシャツの上から襤褸を外套の様に纏い口元には薄ら笑いが張り付いている
【そしてその姿は陽炎の様に透けて見えていた
【夜の宵闇をその体の背後に写し男は騙る
今晩和、可哀想な『御者座』の御嬢さん
【夜が始まる <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/27(土) 23:56:19.90 ID:Muwn999hO<> 前スレ>>999>>6
「予備パーツを持ってきていて良かった。少しの間の応急処置だが我慢してくれ」
【必死に直すチビロボは取り敢えずは胸の装甲を修理し終える。隠されたボタンを押して再起動させる】
…ん。
はっ!!あいつらは!?
【ようやく気がついた男は周りの状況を整理していた。恐らく男は地震の力に飲みこまれていた】
「二人とも命に別条はない。いまはゆっくりと眠っておきな。」
そうか、やっぱりダメだったか。もっと、強くならなきゃ…zzz
【男も眠る。その後は救急車に運ばれるが適切な処置ができずにそのまま退院したという】
/長い間乙でした!! <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/27(土) 23:57:57.37 ID:yVI8AbQNo<> >>5
『ま〜ったく...そんな飲み方じゃ目立ちますよ?』
「良いじゃん、バレないって」
『いやバレますよ...』
ペットボトルを上に持ち上げて、30cm程の高さから口に液体を落下させる
曲芸じみて居るが、不可解な事実が一つ
ペットボトルの中身が減らない
いや、減った分継ぎ足されている感じだ
水を入れる場所など無いのだが
「さて...」
ペットボトルの蓋を閉める
もう用済みなので、ゴミ箱にでもぶん投げようかと思った
すると、目の前に転がってきた一本のペットボトル
「ん?...誰のだ?」
『あの子じゃ無いですか?』
「んじゃ、代わりに入れますか...」
『言わないんですか?』
「面倒」
自分のペットボトルを、10m程先のゴミ箱の穴に向かって投げ、入れる
『何そのコントロール...』
「能力補正な」
「さて...二投目は...」
ペットボトルを持ち上げ、足早に歩く少女の前方に向かってぶん投げる
「注意も兼ねてな」
すると、ペットボトルは異常な曲線を描く
そのまま少女が歩き続ければ、少女の前50cmを通過し、ゴミ箱に放り込まれるだろう
普通ならありえない動きだが、能力の補正はそれをも可能にする <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 00:02:04.33 ID:1FaVP2nRO<> >>4
…あぁ、基本的な武道は齧っている。
【最も使えなければ教える以外に使い道などないのだが】
…それは恐ろしい能力だ。俺のとは別の禍々しささえ感じるぞ。
【防御力、攻撃翌力共に高い男の能力の弱点は本体を攻撃される事。闇の力に再生能力などないのだから】
…格好がいい名前だ。ヴォルガスよ。
【龍も喜んでいる。男の方に頬をすりつけ表情は笑っているようにも見える】
…陽炎。それは俺の前の名前だ。あのお方からの名前を今は名乗っている。この名前も捨てなければならない。
【ついでに思い出した前の名前は男に似ても似つかない名前だ】
…仲が良いんだな。帰るのならばヴォルガスを使うといい。君のいう事なら聞くだろう
【ヴォルガスが頭から離れ丁度二人分程乗れる位に大きくなった。首を降り乗れと言っているように見える】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 00:10:54.89 ID:cqYqYVLco<> >>7
【何か変な男が話しかけてきた】
【異様な雰囲気で接し方がよく分かんないのでとりあえず何か返しておく】
あっははどうもこんばんわー!…
どっかであったことありましたっけー…
【話しながらちょっと後ずさる】
>>9
【調子に乗って後ろ歩きしながらぴょこんとジャンプする】
【着地点はペットボトルの軌道を塞いでいたつまり…】
ぁぅはあっ?!
【ペットボトルがさくっと鳩尾にめり込む】
【そしてコントの様に前のめりになって倒れてしまった】
なななななんじゃこりゃあオイ?!!
【直撃した箇所を抑え叫ぶ】
<>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 00:14:57.60 ID:wljWgndco<> >>10
「ほう...凄いな」
「俺は剣道しか知らないからなぁ」
剣を持っていなければ、役に立たないが、自分はその場で作れる
「...一回半身を拳峰の炎に持っていかれて再生した」
「かなり熱かったぞ、あれは」
あの時は流石に気絶するかと思ったが
「まぁ、適当な思いつきって感じだがな」
くすぐったそうにするが、笑っている
「なるほど...つまりお前が居なければ俺は火傷しなかった、と」
そう言う事では無い
絶対に話題がおかしい
「てか、ボスに名前貰う前は何だったんだ?」
少し気になる
「あぁ、いや」
「一方的に依存されてる感じだな」
「此奴は嫌いでは無いが...」
「お、ありがと」
少女を抱きかかえ、龍に乗る
「バランス崩さないようにしないとな」
「今日はどうするか...適当に宿でも見つけておこう...」 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 00:18:48.43 ID:nf7blt4f0<> >>5
【街】
【この時間、人通りなど当然少なく。人にぶつかる心配などせず歩ける。そんな時間】
【現在請け負っている護衛の仕事もない今、暇なのだ。そんな暇を街中を歩く事に使っているわけだが】
【人通りなどほぼないような今、当たり前だがとても静かだ。聞こえるのは自分の足音。それだけだった】
【不意に。何かが鼓膜を震わせる。少し離れた場所からだが、聞こえる音からだいたいの位置を特定するのは難しくなく。なんとなしにそちらへと足を運んでいた】
【近づくにつれ、その音の正体を理解する。この何かは、鼻歌だ。何故こんな時間に街中で?そんな疑問も、もちろんあったがとりあえずはそちらに向かう】
【驚いた。ボロボロの服に濡れた身体。ボロボロの服に関しては自分も使い古した物を着ているからヘタなことは言えないが。驚き、鼻歌を歌う主を見て目を丸くして】
…アンタ、ぐしゃ濡れだが大丈夫か?
【普通はびしょ濡れという表現をするのだろうが、何故か表現がおかしい。しかしそこは気にしないで欲しい】
【ぐしゃ濡れボロボロな姿を見れば、たとえ知らぬ人だろうが心配する。だから、そう言葉をかけた】
<>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 00:22:13.32 ID:wljWgndco<> >>11
「命☆中」
ガッツポーズ
『いや当てちゃダメでしょ!」
取り敢えず、二人とも倒れている少女の方に歩く
二人は手を繋いでいるが、カップルでも兄妹でも無い
とある事情があるのだ
「いやー、ごめんごめん、事故っちゃった」
『事件ですよ...明らかに...』
「ペットボトルはちゃんと捨てろって警告だったんだけどねー、いやーコントロールミス」
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 00:26:12.09 ID:1FaVP2nRO<> >>12
…次に会った時にでも少し教えよう。君の役に立てればいいが。
【教える事の方が実際にやるより向いているかもしれないとふと思った】
…奴の「金色の業火」か。あれを耐えるとはやはり凄まじい能力だ。
…そうかもしれん。すまない。
【やはり申し訳なさそうだ。その方が前よりも何倍も良いのだが】
…親に全てを照らし、育む太陽の様になって欲しいと言われた。故に陽炎。
…名字は捨てた。俺が家族を殺した戒めにしたからな。
…それでも良い事だ。その子を大事にするといい。
…ヴォルガスなら何処へでも行ける。背中に手を当て行きたい所を念じれば伝わる。
【ちょんちょんと腕を伸ばしてこことヴォルガスがアピールしている】 <>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/28(日) 00:34:15.46 ID:zga+gfxAO<> >>11
君と出会うのはこれが始めてだ
だが君に興味があってね
【くつくつと『濁った/澄んだ』声で男は笑う <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 00:34:55.78 ID:cqYqYVLco<> >>13
お!へい、大丈夫でござい!
別に戦いが有って橋から突き落とされたとかそんなんじゃないんで!
全然オールおっけーッす!ぶい!V
【なんかそこそこなお兄さん、いやおっさんかもしれんがとにかくお兄さんが話しかけてきた】
【「YOU、服も髪も濡れてるよ?」とか言われ慣れているからいつもの様に返した】
【ていうかこけたのは気にしないんか…まあ都合上仕方ない】
>>14
おっほほぉう…ないす☆コントロールだね…ハハッ☆
【兄妹?アベック?もしや…誘拐?何かそういう感じの二人組が近づいてきた】
【ペットボトルを投げてきたのは彼らの様だ】
はぁぁぁ〜…痛い…
あれしき避けられんとは…私もまだまだ…
【涙を流しつつコテッと地面に身体を預ける】
【しかし今日は何だかやたらと話しかけられる気がする…】
【私って結構名が知れてるのかしらん♪】 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 00:35:20.18 ID:wljWgndco<> >>15
「まぁ、基本だけな」
「しかも、彼奴ら兄弟には遠く及ばないかもしれないが」
あの兄弟が化物なのだろう
「まぁ、モロに食らって再生したんだがな」
「右半身消し飛ばされたし」
「まぁ、あれのお陰で結構楽しかったがな」
「今度は肉弾戦だけで勝負してみよう」
「多分負けるだろうが...」
肉弾戦は分が悪いが、能力のブーストで何とかならないか
「なるほど...陽炎...いい名前なんだがな」
「名字を捨てる、か」
「俺のこの名前に、親も何も無いがな」
名付けの理由も知らない
出来れば聞きたい物だ
「はは...まぁ、俺が助けたから、最後まで面倒は見るけどな...」
「なるほど...んじゃ、ここから200mの所の飯屋でも行くか」
「上空まで送って欲しい」
「あとは飛び降りる」
手を背中に当てて、場所を念じる
大通りに面した、一つのビルの場所を <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 00:38:08.42 ID:1FaVP2nRO<>
どうりゃぁぁ!!!
【とある山奥。大地が軋む音と轟音が鳴り響く。そこは森林が少なく山の頂上の平野様になっている場所だ】
…ふんっ!
【一通り修行を終えた男は山の中を猛スピードで木々を渡りあっという間に山を下って行った】
あー、疲れた。取り敢えずアジトに戻るか
【タンクトップを着て街をかけていきひっそりとした裏路地につく】
…何だこの気の流れは。
【近くに強者がいる。男は脚を止め周りの気の流動をつかんでいた】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 00:44:01.13 ID:1FaVP2nRO<> >>18
…あいつらは血筋的に異常なだけだ。
【家族も恐らく武道家だったのだろう。素質は必要以上に持っていた】
…君も十分に化け物地味ているな。
…彼らに肉弾戦はきついだろう。特に拳峰以上の武道家を俺は見た事がない。
…名前を聞いていなかったな。教えてくれ
【何か一つ、せっかく知り合えたので名前位知りたかった】
…それ位なら大丈夫だろう。また会おう。
【龍は天高く飛び上がり目的の場所まで向かうだろう。人との出会いはやはり良いものだ】
/乙でした乙でした! <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 00:45:56.49 ID:wljWgndco<> >>17
「今までのピンポイントペットボトルゴミ捨て最高記録は320mだ」
能力補正で、全力でぶん投げた時の記録
ゴミ箱が近くに無かったので、その前にはベンチの隣にあったゴミ箱にぶん投げた時の記録
『避けられなくて当然ですよ...』
『大体あそこから曲射する方が無茶何ですよ!』
指を指したのは、少女が居る場所から9m程離れた場所
「いや、いいじゃん」
「本当はこの子の前方通してゴミ箱に入れる筈だったんだよね」
だが、位置関係的に普通なら無理だ
投げた位置からの、ゴミ箱と倒れている少女との角度の差は、45度
通常ならそんなカーブシュートはあり得ない
「再生してあげようか?そのお腹」 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 00:46:01.28 ID:Bsqqp2l0o<> >>19
悲鳴。絶叫。
路地の静寂を引き裂き夜を突き抜ける声が響き、すぐに止んで静けさを取り戻す。
男が少し進めば、血の海に沈む肉片と二つの頭部を持った剣士を発見できるだろう。
右手で柄を握った全長1mちょっとの大剣を肩に担ぎ、左手には2人分の頭の髪を掴んでいる。
「ふぅむ…どうも最近は温いな。」
血臭の漂う路地裏で、剣士はポツリとつぶやいた。
恐怖に固まったままの首の下、肉体だったものの手には革製のバッグと火薬式の銃器が握られている。
どうやら賞金首となった強盗らしい。
さて、男はこの光景をどう捉えるか… <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 00:50:32.09 ID:cqYqYVLco<> >>16
あーはいはい…ソウダッタノネ…
初めましてー
【なんか怪しい男】
【今日話しかけられた奴で一番胡散臭そう、というか不気味な男】
私に…興味…?
【この男…ナニ目的だ?!金かァ?!】
【いやちょっと私肌の色おかしいから研究目的とか…】
【毎日毎日怪しい薬品を投与されて…】
【まさか身体目当てか?!?暗い所にぶち込まれてゴニョゴニョ…】
【駄目だァーッ!!!イロイロとイカンぞぉこれはァァ!】
キ、コヒュきょ、興味とは、いったいどういったもんで…?!?
【顔色を次々と変えつつあらぬ妄想が脳内を駆け巡る】
【しかし割とまともな質問で返した】
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 00:53:07.64 ID:1FaVP2nRO<> >>22
…血生臭いな。
【血生臭いのは慣れていたがやはり気分が良いものではない】
あらら、こりゃ悲鳴も出るわな。
【血塗れの地面の所に大剣と生首二つを持った男が立っている。強い気の流れの正体はきっと彼だろう】
…バウンティハンターって奴か?俺にも賞金首とかかかってたりしてな。
【わははと笑いながらまさかまさかとその男に近づいていく】 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 00:53:19.54 ID:nf7blt4f0<> >>17
【思わず吹きそうになった。まさか、こんな元気な返事をもらえるとは思ってもいなかったからだ。しかしまあ、ぐしょ濡れだろうが元気なら良かった。そう思って安堵の笑みを浮かべて】
【…いや。元気なのは分かった。しかし、寒くはないのだろうか。最近は暑い。とはいえ、そんなに全身濡れていたらさすがに寒いのではないだろうか】
【というか。寒い云々以前に、だ。何故地面に転げているのか。いや、考えるより行動だ。少し屈み、右手を差し伸べて】
大丈夫と言っているが……本当に色々と大丈夫か? <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 01:00:05.29 ID:wljWgndco<> >>20
「まぁ...確かに...」
彼奴らが異常なのだ
「ま、能力様々だよ」
「てか、拳峰って最強武闘家じゃ無かったっけ」
「ま、今度調べよう」
「あぁ、名前か」
「如月...如月 博斗だ」
「まぁ、この街にいりゃまた会えそうだな」
「あぁ、また会おう」
「今度は食いもんでも食わせてやるよ」
「ヒャッホーウ」
『...ふぁ...あれ?』
今更起きた少女
『え...あ...さ、さようならー!』
//乙でした!
<>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 01:01:10.49 ID:cqYqYVLco<> >>21
【あぁこっちもいたのね、顔色大丈夫か私、いや元からアレだった】
すごいわね、なんかの選手?セパタクロウとか?
【言った後にセパタクロウって手使うっけとか思いながらヘラヘラ笑う】
あぁ、注意っていうかそういう目的だったのね、びっくりしたわもう
【少々ご立腹の様だ】
…ん?あっあーコレ?!
うわちょっと血が出てるし…まー大丈夫でしょうな
ご気遣いありがとうねー
【血が滲んでるのにヘラヘラ笑っている】
【馬鹿かと思われてるかもしれないが本人は気付いてないんだろう】
あーそういやお名前は?
私の腹抉ってった連中の名前覚えときたいしね♪
>>25
気にしないで〜よっとぉ!
【鳩尾から流血しつつ立ち上がる】
ふぅー…あんた優しいねーお名前は何ておっしゃる訳?
【この兄さん良い奴だな、住所と電話番号とメールアドレス後で聞いとこう】
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<><>2013/07/28(日) 01:04:50.05 ID:Bsqqp2l0o<> >>24
「……ほぅ?」
「とりあえず叩き切ってから考えてみようか?」
獰猛な笑みを浮かべながら、大剣を背中の鞘へと納刀して行く。
警戒解除の納刀ではなく、高速抜刀で不意を狙うための納刀だ。右手は柄に柔らかく触れたままである。
全開の殺気。身の内にある狂戦士の魂が、強者の存在を感じ、闘いを求めて暴れる。
今にも我を失いそうで、余裕がない。冷や汗が一筋、頬を伝った。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 01:08:24.46 ID:1FaVP2nRO<> >>28
この街は頭フルーツポンチな奴が多すぎるだろ。まーた怪我すんのか。
【ぽりぽりと頭をかきながら、後髪を結び直し気合を入れる】
…取り敢えずこいよ。小細工でも何でもいいからさ、お前みたいな奴はこういうのが一番効き目ありそうだから
【やる気になったその顔は純粋な武道家の顔と闘いを楽しみたいという狂人の顔をしている。】
【途轍もない殺気と覇気が男からは溢れている。目にはもう目の前の強者しか映っていない】 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 01:10:45.52 ID:wljWgndco<> >>27
「まぁ、あるだろ?」
「的が有れば物を投げたくなる性分なんだよ」
『それは無いと思いますよ...多分』
まるで子供のような理屈だ
まぁ、そういう物なのだろう
「そりゃあな」
『注意でもやり過ぎ...ですよね』
「そうか?」
『そうです』
コント見たいなノリだが、いつも通りだ
「あ、出血とか...弱w」
『何笑ってるんですか!』
ドスっと腹パン
そこまで痛くなさそうだが
『(...天然?)』
「良いよ、強制」
『え?ちょ...』
出会ったばかりの少女の腹に向かって、超高速で正拳突
当たっても、痛くは無いだろう
一瞬腹の部分の感覚が消滅し、次の瞬間には腹は元通りだろう
「連中って言うか俺が勝手にぶん投げただけだしな」
「何なら抉らずに焼いて上げても良いけど」
『なんで挑発するんですか...』
「俺は如月な」
「如月 博斗」 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 01:15:18.75 ID:Bsqqp2l0o<> >>29
ふつり。男の挑発で何かが吹っ切れたように、表情が変わる。
満足そうな笑み。男から溢れる闘志が、殺気が、心地いい。
「……おもしろし。」
生体強化系魔術を発動し、瞬間的に膨大な筋力を生み出して大地を蹴る。
アスファルトと血の海を砂浜のように踏み割りながら男との距離を一瞬で縮め、紅の飛沫の中を大剣が走る。
銀閃は真っ直ぐに男の首を狙っていた。愚直過ぎる抜刀術は、人外の怪力と速度とリーチの有利のみをもって行われ―――予測から回避などの対処は容易いだろう。 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 01:16:37.06 ID:nf7blt4f0<> >>27
【流血。流血までして、何処が大丈夫なのか】
【大丈夫だとか、気にしないでだとか】
【全然大丈夫そうには見えない】
【いや、確かに辛そうにしているわけではないのだが】
気にしないでと言われても無理だ
【相手の言葉にそう返す】
【目の前で流血なんてされていたら、気にするなと言われても無理な話だ】
護守。護守…千宏。……そんな姿でいられたら誰だって心配するだろう
【自分の名を確りと伝えて】
【優しいと言われて若干照れつつも、誰だって心配すると口にして】
【照れ隠しみたいなものだ】 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 01:21:10.30 ID:1FaVP2nRO<> >>31
(元の身体機能か、それとも強化か。まぁ何方でも良い。)
【ゆらりと構えるのは柔の構え。敵は恐らく人をも超える程の力を持っているだろう。割れた地面が物がっていた】
(取り敢えずはいつも通りだ。)
「空流動」
【空中の気を捉え、まずは相手の大剣を器用に刃のない部分を少し掴み、そのまま相手の脚を払おうとする】
【そして能力を使用し、空中の空気を下の向け放ちそれと同時に剣を流れに任せ下に否し相手を地面に叩きつけようとするだろう】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 01:29:50.91 ID:cqYqYVLco<> >>30
…ストレスでも溜まってんのかい?
【人に向かってじゃなくて物に向かって投げてくれればいいんだけどな】
【まあ人に当たったら面白い…とは思う】
しっかしびっくりしたぞー…
もうちょっと勢い強ければ腹にペットボトル突き刺さった変態になってたかもね
【ぼうっと夫婦漫才の様なものを眺めていたら正拳突きを食らった】
ウェっ?!
【そしたらお腹の傷が治っていたんだ…何が起こったのか分か(ry】
二回も三回もビビらせんなよぉ…
【思わずちょっと涙目になってしまった】
うん…名前覚えたぞ…
私はシオンだ。三文字だから分かりやすいだろー☆
【何を威張っているんだろうこの娘は】
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 01:31:39.40 ID:Bsqqp2l0o<> >>33
「……!!!」
高速抜刀された刃は、回避も防御もされずに男の指に捕まったまま動かなくなった。
驚愕の表情を浮かべながら、鋭く放たれた足払いに気づき跳躍して回避。
「…あんた、ただもんじゃねぇな…!」
直後に、突然体が重くなった。風に上から抑え込まれるような感覚に動揺しつつ着地。
地面に足をめり込ませつつ重圧に耐え、怪力を振るって掴んでいる男の体ごとビルの壁に大剣を叩きつけようとするだろう <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 01:38:48.84 ID:1FaVP2nRO<> >>35
ははっ、ビビったか?
【なんて少し余裕ぶっていたが実際はそうでもなかった。今の攻撃を防がれるとは、力だけではなく他の機能も強化されているようだ】
…もう隠す必要もねえか。よく聞けよ。
地獄から蘇った最強の武道家、掌 拳峰だ!よく覚えとけよ!
ってちょっ!
【大剣に叩きつけられ、腕で防御するがそれごと攻撃されて壁にめり込み破壊され建物の中に瓦礫と共に吹き飛ぶ】
お前も相当無茶するな。
【脚で器用に瓦礫を幾つか宙に蹴り上げそれを連打で殴り相手に放つ。それと共に大きく飛び上がり空中から相手の頭部目掛けて蹴りを放つだろう】 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 01:38:59.70 ID:wljWgndco<> >>34
「ストレスは溜まって無いが逆に何もなさ過ぎる」
「もうちょっと何か刺激は無いのか」
「あと、客観的に見てばあの時俺はお前を的として認識したんだろうな」
『客観的も何も貴方がやったんじゃ無いですか...』
完全に主観的意見だ
「試して見る?」
「ペットボトルなら200km/hぐらいで刺さらねぇかな」
「あ、ペットボトル壊れるか」
『当然ですよ、第一空気抵抗でグシャッて行きますよね』
こんな論争
「よし、治療終わりっと...」
『荒治療ですね...私の時見たいに普通に触れば良いじゃないですか...』
「だって反射的に避けられそうだったし」
「二回だろうと三回だろうとビビらせる」
『はぁ...本当、ごめんなさい...この人が...』
少女が青年の肩を引っ張り、自分と一緒に頭を下げさせる
「いや、それ威張れる事なのか?」
「まぁ、如月はあんま字を知らない人が居るが」
ツッコミを入れる
<>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 01:39:49.84 ID:cqYqYVLco<> >>32
あーうんあいつらのおかげで治った治った。もぅ大丈夫だゾ☆
【ニコッと笑い、反対側に居る二人組を親指で差す】
ふむふむぅ…千宏クンだな!貴様の名前…覚えたぞ…にししし
まったくー名前も顔も可愛いぃのぉ!しゃー!
【千宏にぐわーっと組み付こうとする】
【身長160くらいの女の子なら可愛いのが身長差が十センチも無いので危ない】
私はシオンだ。覚えやすい名前だろう!脳味噌の裏に書き留めておけぃ!
【握手を求めて手を差し出す】
【ちょっと頭が足りないようにもみえるが大真面目である】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 01:49:33.55 ID:cqYqYVLco<> >>37
酷い!
いたいけな女の子をもてあそぶなんて最低の下衆だなおまえー!
【語弊があるが馬鹿なので気にしないでいただきたい】
あーお嬢ちゃん大変っすねー変な上司を持って…
【女の子の方に話しかける】
【変なのは一体どっちなのか】
威張れる!
可愛い名前じゃないか〜分かんないかなぁ〜
【なんかくねくねし始めた】
【ちょっと気持ち悪い】
大体自分の名前に自信が持てない奴がいるか?!そう思わない?!
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 01:54:37.92 ID:Bsqqp2l0o<> >>36
「ははは、地獄の戦闘鬼というわけか。」
「覚えておこう。ちなみに、私の名前はベルという。」
粉塵を撒きあげながらビルに突っ込まされた拳峰に答えつつ、大剣を肩に担ぐ。
白煙の向う、霞む拳峰は瓦礫を幾つか蹴り上げて殴って飛ばしてくる。投げないあたりが斬新だ。
襲いくる瓦礫を各個斬撃で迎撃して行き、拳峰の跳躍を視線の端に捉える。
瓦礫の最後の一つのを袈裟懸けに切り伏せ、斬撃を一気に反転。
閃いた刃が空中に残る瓦礫を更に分割しつつ、男の蹴りを刃の腹で防いだ。
とある極東の剣士の技を真似た、超高速で刃を返す燕返しと呼ばれる剣技だ。
慣れない剣技に、人間とは思えないほどの蹴りの重みの負荷が加わって、脚や腕に鋭い痛みが走る。
苦痛すら楽しげに笑って堪えながら、男を押し返そうとするだろう。 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 01:56:22.39 ID:wljWgndco<> >>39
「例えどんな奴でも物質で構成されてれば的となりうる」
『余計にダメです!』
『(...天然?馬鹿?偽装?)」
どれなんだろうか
『べ...別に大変じゃ無いんですけどね...私が勝手にくっ付いて来てるだけなので...』
『あと、上司というか...恩人ですかね』
若干の困惑と、訂正
上下関係では無いのだ
まぁ、横でも無いのだが
言うならば、そもそも格が違う感じだ
「そ...そうなのか?」
少し引いた
と言うか、気持ち悪い
いや、気色悪い
こんな動きをする人間は始めて見た
「んー...俺は持てねぇわ」
「大体、これが俺の名前っていう確証も得られないしな」 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 02:00:43.96 ID:nf7blt4f0<> >>38
【名前が女の子みたいだとは言われ慣れているが】
【顔が可愛いなどと言われたのはまったくの初めてである】
【勢いよく組み付こうとされたが、避けたりすればその勢いで相手が転ぶ可能性もある】
【そんなわけで適度に相手の勢いを殺しつつ、抵抗はしないという高度な技をさらりとやってのける】
【過去にもこの技は何度も使った事があるので慣れたものだし難しくはなかったが】
【組み付かれたと思えば、名を名乗られ】
覚えやすかろうが覚えづらかろうが忘れないから安心しろ。よろしく頼む、シオン。…ああ、呼び捨てが嫌なら言ってくれ
【小さく笑んで、差し出された手を握ろうとこちらも手を差し出す】
【いわゆる、握手】
【相手は至って大真面目。ならば乗ってやらなければ】 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 02:07:52.48 ID:1FaVP2nRO<> >>40
それいいな、通り名みたいな感じでよ。
ベルね。チリンチリンつって?まぁいいや、あんたの名前覚えとくぜ。
【ちょっとふざけた余裕は戦闘への精神的不可を柔和しているようだ】
うおっと…!?
【空中に投げ飛ばされ一回転し着地する。凄まじい力だと感心する】
すげぇ怪力だな。あんな技は本でしか見た事ないぜ。立派な剣技だ、「燕返し」
【少し動揺しつつもパワー面では負けているかと少し残念そうだ】
んじゃ、よーい、ドンッ!!
【クラウチングスタートのような形を取り男は構え、そのままダッシュし懐に入ろうとする】
「真拳」
【男の能力の真骨頂。相手の体や衣服の気の流動を掴み相手の内部に衝撃を叩きつける防御無視の一撃だ】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 02:09:42.89 ID:cqYqYVLco<> >>41
もう的でも何でもいいや…
【めんどくさくなって諦めたらしい】
ふぁいふぁい、恩人ねー
てっきり上司と部下か、そうじゃなかったらカップルだと思ってたわ
ていうかカップルにしか見えないっつーか?じゃなかったら誘拐犯と人質とか?
【また勝手な妄想が膨らんでいる】
そうだぞー
名前ってのは人間にとってとーーーーっても大事なもんだ
【如月の発言を聞き一瞬だけ眉を寄せる】
そうか。
嫌なら別の名前名乗っちゃってもいいのよん?
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 02:16:32.64 ID:Bsqqp2l0o<> >>43
「そのわざとらしい余裕も消し去ってやろう。」
押し返した刃を再び肩の上に乗せ、治癒術式を発動―――しようとして止める。
拳峰はすでに四足獣の構えで地面を蹴っていた。対応して、こちらも脚を折って態勢を低くしつつ、大剣による突きを放つ。
最短距離で放たれた切っ先は、下から斜め上へと上がるような軌道を描く。
リーチは単純に考えて此方の方が二倍。ならば、拳士の間合いに近づけさせなければいい。 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 02:17:53.74 ID:cqYqYVLco<> >>42
【結構勢いよくいったはずだがあっさり受け止められてしまった】
【そのままきゅっと抱きつく】
【濡れるわ磯臭いわで服が不味いことになってしまうだろうが】
シオンくんでもシオンちゃんでもシオンたんでもなんでも良い!
顔と名前が一致すれば構いません!
むはははははは!!
【ぱっと手を離して今度は握手】
【服に続いて手も磯臭くなってしまいそうだが】 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 02:21:29.17 ID:wljWgndco<> >>44
「そ、俺の的になりたく無ければ触れない性質の体になれ」
「影とか空気とか」
無茶苦茶だ
『え...か、カップルって...』
『あ...』
うっかり青年に触れていた手を離す
少女はその場で足に力を入れられず、崩れ落ちる
「おいおい、何やってんだよ」
『ご...ごめんなさい』
青年が少女の手を引き立たせる
「てか、誘拐するにしても目的がねえよ」
「金も何も要らんわ」
変な妄想が破裂する前にツッコミ
「なんか、言ってることは良いのに言ってる人が違うだけでここまで心に浸みない物なのか」
「いや、今更名前を変えてもどうにもならん」
「と言うのと、名前が嫌いなんじゃ無い」
「名前が自分のものと思えないだけだ」 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 02:24:26.20 ID:1FaVP2nRO<> >>45
(やっぱり間合いじゃ勝てないよな。)
【拳が剣に当たる直前でバク転し後方に後退する】
しゃあなし。使うかな。
【腕から眩い光が放たれる。そこにあるのは黄金に輝く炎だ】
隅田川みたいなド派手な花火を見せてやるよ。
「焔拳・核散」
【掌をゆっくりと合わせると指先からは小さな炎の球体が相手に向かっていく。それは相手に近づいた瞬間に爆炎が炸裂するだろう】 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 02:26:24.12 ID:nf7blt4f0<> >>46
【愛用のコートが濡れてしまったが、事務所に行けばスーツがあるのでそこまで気にもしておらず】
【正直、スーツは似合う気がしないが。というか似合っているとは思えないが】
【しかしまあ、事務所にあるのはスーツのみなので仕方がないが】
ならば呼び捨てにさせてもらおうか。それが一番しっくりくる
【結局は呼び捨てという事に落ち着く】
【くん付けやちゃん付けは、性に合わないのだ】
【さん付けはするが、それ以外はほぼ呼び捨てなのだ】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 02:33:29.54 ID:cqYqYVLco<> >>47
無茶苦茶な奴だなぁ…
お?お嬢さん大丈夫かいな
あ?!もしかして私のせいスかぁ?
【もしかしたらなんか駄目だったのかなと思うとちょっと悪い気分になった】
えー?いいセン行ってると思ったんだけどなー
近頃物騒だから分かんないじゃぁん?
【妄想だけは相変わらず得意だ】
なんだとー!
人を馬鹿みたいに言いやがって!こんなろー!
【馬鹿みたいと言うか実際馬鹿である】
【その場で地団太を踏む】
ふーん、似合ってると思うけどね
なんか世間とズレてるところとかー?
【馬鹿にしてるんじゃないだろうかと思える台詞】
<>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 02:41:47.34 ID:cqYqYVLco<> >>49
HAHAHA、どんな呼び方でも可愛いからいいのだよ
【誇らしげに胸を張る】
じゃぁ千宏は何て呼んだ方が良い?呼び捨て?
ちひろくん?ちひろちゃん?ちひろたん?
うー…どれも似合うから困るのにゃぁ…
それともちーちゃんとかそういうンがお好み?
【勝手に想像を膨らませている】
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 02:42:16.57 ID:Bsqqp2l0o<> >>48
最短距離の攻撃も、見切られて急停止からのバク転で回避された。
その動体視力もさることながら、高速抜刀を素手で止める握力といい判断力といい脚力といい、さながら悪魔の身体能力だ。
「……ほぉ、焔すら従えるか。」
漏れるのは、感嘆の呟き。
絶望でも反骨でもなく、素直に感心していた。
ならば、と大剣を両手で握る。呼応して、大剣に嵌め込まれた透明な宝珠が輝きを放つ。
「しかし、私もここで燃される訳にはいかない―――よって、虚無に還れ。」
刃に込められた魔翌力は、宝珠によって異能へと干渉・妨害する一種の無効化能力へと変換される。
触れた部分のみの無効化で、更になんでも完全に消せるわけではないが。
ベルは、一歩踏み込んで大剣を縦に振るった。
炎の球体を剣先で引っかけるように狙うが、途中で爆発。
構わず爆炎ごと叩き切ろうとするが―――威力や、フェイントによっては攻撃をモロに受けて後ろへ吹き飛ぶだろう。
そうでなくとも、完全に無効化できず火炎の洗礼を受けるだろう。 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 02:45:54.39 ID:wljWgndco<> >>50
「ま、頑張れ」
実に無責任である
『あ...だ、大丈夫です...』
『私...如月さんに触ってないと立つことすら出来ないんですよ...』
下半身麻痺の症状
「いや、無いから」
「別に俺は捕まっても構わないけど利益が無いだろ」
本当、妄想力は異常では無いのか
「...いや...実質馬鹿だよな?」
単刀直入
遠慮なし
「如月って昔の暦で2月って意味だろ?」
「どこが世間ズレなんだよ」
全く理解できない思考だ <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 02:47:57.75 ID:1FaVP2nRO<> >>52
すげぇだろ?
【炸裂した爆炎。相手がどうなったか分からないが取り敢えずは追撃を仕掛けようと頭の中で考える】
(今なら此方の姿は見えにくいか。)
…よし、行くか。
【その場で走り跳躍して相手に目掛けて蹴りを放とうとする】
…ってね。
【だが蹴りの動作が直前で止まり急に着地する。そこから男は相手の腹部目掛けてブローを放とうとする。フェイントだ。】 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 02:52:01.56 ID:nf7blt4f0<> >>51
【どれも似合う…似合う…】
【その言葉を勝手に脳が反芻する】
【どれも似合う。なんとも言えないこの気持ち】
【これでも男なのである。ちひろちゃんだのちひろたんだの…】
【なんとも言えない気持ち】
…好きなように呼んでくれて構わないぞ
【なんとも言えないが、別にこれといって嫌だというわけでもない】
【それに、悪意があるわけでもない】
【だから、好きなように呼んでくれと】
【そう告げたのだ】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 03:02:35.03 ID:cqYqYVLco<> >>53
あーそうだったんだ…大変ねー二人ともー
こいつはやっぱり不思議パワーある人か!
【如月を指差す】
逮捕されたら彼女ちゃんが動けなくなっちゃうものねー
…はっ!まさか貴様がそうなるように仕組んだのではっ!!!
【また妄想が始まった様である】
b、バ、馬鹿?
あっははーまさかぁそんなわけないじゃなーい
【サラッと流した】
【認めたくないらしい】
その敢えて旧暦と言うあたりが斜に構えてるというか気取ってるというか!?
分からないかなーう〜ん…
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 03:03:08.20 ID:Bsqqp2l0o<> >>54
爆炎の一部を削り取りながらも衣服の端々を燃やされ、また皮膚も焼けただれた箇所が幾つも存在していた。
が、闘志は未だ衰えていない。
火炎が晴れた頃、男はほぼ距離を詰めて跳躍していた。
脚の伸びを確認。防御から反撃を試みようと大剣を掲げるが―――拳峰は直前で大地に脚をつき緊急停止。
流れるような動作で拳が振るわれるが、ベルも超反射で大剣を下げてガードを作っていた。
金属音。凄まじい衝撃に耐えられず、ベルの怪力でもってしても数歩下がらずにいられなかった。
手が痺れ、一瞬だが力が抜けてしまう。
それの隙を埋めるように、反撃の蹴りを放つ。
狙いは横腹で、筋力強化と鍛錬によって鍛え上げられたそれは威力とスピードこそかなりのものだが、格闘家にしてみればやはり読みやすいものなのだろう。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 03:11:06.41 ID:1FaVP2nRO<> >>57
(こいつ、身体能力で俺と張ってるか、同等以上はあるぞ。)
【フェイントを防がれたのは予想外だった。相手の力への興味が更に増していく】
よっし、こい!
【あえて腕でのガードを選んだ。一応気の流動を腕に集中させる。】
くっ…!!
【そのまま吹き飛ぶ。男の身体を吹き飛ばす程の蹴りは正に人外並みの威力を持っていた。腕がミシミシと音を立てるが受け身を取り着地する】
…こりゃ予想以上に強いな。よし、あれで行くか!
「我流道」
【自身の気の流動を激しく強く流動させ身体能力を強化する。これをせざるを得なくなる程の相手だという事だ】
いくぜ、
【先程よりも俊敏さとキレが増したフットワークは一瞬残像を残している】
「真拳」
【先程は惜しくも当てられなかった能力付きの打撃を相手に向けて放つ】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 03:15:01.23 ID:cqYqYVLco<> >>55
好きなように…ふふふ…
【なんか企んでる感じの表情】
【肌の青白さのせいで不気味にも見える】
…
…
…よし!じゃぁ「ちひろたん」でけってーい!
これからよろしくね!ちひろたん!
【ニコニコ笑っている。馬鹿っぽい】
だが気分で変えることがあるかもしれんなァ…キキキ
【言いながらまた悪っぽい表情に早変わりする】
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 09:36:34.21 ID:DRojgAwRO<> >>58
「私の蹴りを受けてきて、まだ動けるか。」
「すばらしい。最強の名は、誇張でもなんでもないようだな。」
拳峰と距離をとったことで、少しではあるが間が生まれる。
その一瞬に、ベルもまた強化術式を重ね掛けしていく。
恐らく、この十数秒後には疲労と負荷と負傷で動けなくなってしまうだろう。
「……それでも私は闘いに生きる。刹那に生きる。」
「私は血と闘いと剣の刹那でしか、生きられない。」
何かの呪文のように、自分に言い聞かせるように呟き、再び大剣を構え直す。
拳峰の接近は、残存を残すほどにまで速くなっていた。
突きすらも間に合わず、ギリギリで身体を半身にして直撃は回避。
脇腹を掠めつつ通過していくが、掠ったにしたは異常なダメージを感じる。どこかの臓器が破裂したらしく、口の端から血が溢れ出した。
「おぉぉぉぉおおおお!!!!!」
雄叫びを上げながら、強引に踏み込む。
アスファルトが割れる音ともに大剣の刃を下に向けてアッパーの軌道で振り抜く。
この攻撃に斬撃は存在しない。ただ単純な大質量を怪力で振るって、ベルなりの打撃を生み出そうとしているのだ。
大剣の腹が空気を受けるため、速度は斬撃よりも少し遅い。
強化された拳峰の反応と予測によっては、回避することも不可能ではないだろう。
/おはようございます!
/お返ししておきます! <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 10:29:35.05 ID:wljWgndco<> >>56
「不思議パワー?」
「あぁ、能力か」
「まぁ、そこまで便利な能力でも無いがな」
『そ、そんな訳無いじゃないですか!』
『如月さんは命の恩人ですし...下半身が動かなくても文句なんて言えませんよ...』
『私は...一度死んだ身ですし...』
また妄想が破裂する前に訂正
「.........現実逃避か」
「いや、寧ろ旧暦じゃ無くて新暦っつーのもどうなんだよ」
//寝落ちすいません
//そして次に返信できるのは夕方辺りかもです <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 10:34:21.91 ID:1FaVP2nRO<> >>60
はっ、俺以外の奴だったら片腕吹き飛んでるかもな。実際骨がなんか可笑しいしよ。
【吹き飛んだ衝撃で頭から血を流し、片手には力が入らない】
再び肉体強化か、化物みたいな気が更に強くなりやがった。
…難しい言葉は良く分からないが向かってくんならこの拳で受け止めてやる。
【男も力を溜める。片腕が金色の業火を圧縮させその色は黄金を帯びた白色に変わっていく】
この技は必殺技だ。お前に敬意を評して容赦無く使うぜ。
「業拳」
【急加速し気づけば相手の目の前に飛んでいた。振りかぶりそれは剣の攻撃と激突し閃光が生まれる】
【だがここで確信した。片腕をもっていかれると。片腕の骨から嫌な音が聞こえた】
【そのままなら拳からは爆発と爆炎が炸裂し男はその反動で距離を取るだろう】 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 10:59:50.95 ID:DRojgAwRO<> >>62
「……」
剣と拳が激突。炎との組み合わせの打撃によって爆発が生じ、凄まじい衝撃が伝わる。
全力の攻撃の反動で、腕と手が耐えられない。大剣を地面に突き刺して、身体を支える。
「…ふぅ…よき戦いであった。」
舞い散る炎に身体を焼かれながらも、笑みを浮かべて満足気な表情だ。
そして、魔術によって死なない最低限の治療をしつつ気を失うだろう。
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 11:14:30.32 ID:WdV6t9YiO<> >>63
完全に片腕がいかれたな。
【片腕が言う事を聞いていない。全く動かなかった。恐らく骨折しているのか】
まぁ、良い闘いだったな。
【寝転ぶ相手にトドメを刺すことはない。男は目の前の彼を気に入っていた】
…こういう奴が仲間ならな。
【男はサラサラと紙に何かを書いて気を失った男の拳に持たせる】
待ってみるかな、さーて病院だ。
【Knock Out Gang Starと書かれた紙の下に住所と電話番号が書いてある。恐らく男の組織と組織所属への勧誘だろう】
【相手がどう取ろうと自由だが男には仲間が必要だった】
/乙でした!激しい戦闘ロールたのしかったです! <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 11:50:37.78 ID:DRojgAwRO<> >>64
/絡みおつありでした!楽しかったー!
『おーい、生きてるかー?』
遠くから聞こえる警官の声。
意識が覚醒して行き、生きていることを確認。ある程度回復しているため立ち上がり、本格的な治療をはじめる。
手の中に違和感。何やら番号の書かれた紙があった。
「あぁ、生きている。大丈夫だ。」
魔術を行使しながら賞金首の身柄を警察に渡し、紙にある番号を眺める。
少し考えてから決めるとしよう。強敵に出会えるなら、何処かに定住するのも悪くないのかもしれない。
ベルは拳峰との戦いを噛み締めながら、男は路地裏をあとにした <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 13:45:51.82 ID:nf7blt4f0<> >>59
どうせ呼ぶならば同じ呼び方を続けてほしいのだが...
【悪っぽく笑うシオン】
【その姿に、なんとも言えぬ表情になってしまうが仕方がないだろう】
【ころころと呼び方が変わるというのは、なんというか...】
【言葉では表せないが、何ともいえない感じである】
まあそう呼びたいなら止めはしないが。好きなようにといったのは俺だしな
【一番良いのは呼び捨てだが】
【呼び方を強制するほど心の小さな人間になった覚えもない】
【結局、呼び方は相手の判断に委ねるというわけだ】 <>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/28(日) 14:50:09.85 ID:zga+gfxAO<> >>23
否、私が興味を抱くのは君の過去、その行く末
君は一体何を亡くし、何を見、何を悼んできたのか
君は一体何を喪い、何を訊き、何を悟るのか
この白紙世界を経て、『楽園』の扉を叩くのか、『奈落』へ墜ちて逝くのか
『白紙世界/Tera』に綴る『御者座/Auriga』の『物語/Roman』
『車輪』が廻れば『運命』は流転する
君は今、何処を目指しているのかね?
【詩歌を詠うように朗々と
【神話を語るように粛々と
【仮面の男は言葉を紡ぐ
/寝落ちすいませんでした <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 15:31:50.59 ID:cqYqYVLco<> >>61
ふぅーん、
でも怪我も治せるし凄いと思うぞっ!
死んだ……?
まーあんたらが訳ありカップルってのは何となく理解したよ
【本当に理解できているのか甚だ疑問である】
可愛い女の子に馬鹿って言うとかそっちの方がアレなんじゃないでぃすか〜?
【ホラー映画に出てきそうな姿のどこが可愛いというのだろうか】
う〜〜ん…確かに二月だとダサいっすね〜
//おkっす
<>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 15:57:22.55 ID:cqYqYVLco<> >>66
わかったよちひろたん!
【ちょいと困ってる感じかしら?】
【きっと私が可愛すぎるからだよね!フヒャヒャヒャ】
【ちょっと残念な思考である】
むふー…なんか弟が出来たみたいだなぁ…♪
【恋人でも兄でもなくて弟だと思ったらしい】
>>67
アンタ、何のつもりだ?
私に何が聞きたい?
【先程までの何処にでもいるような少女の瞳は何処かへ消え】
【代わりに何も映さない、暗く濁った瞳が男を見据える】
私が目指している場所…?
それ、は…
【何故か言葉を詰まらせる】
/気になさらずー <>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/28(日) 16:19:01.59 ID:zga+gfxAO<> >>69
私の名は『Abysion』、楽園を目指して奈落へと落ちた亡霊
私が探すのは『楽園』の扉
果たして君はその鍵となり得るのか
さぁ、何故君は御者の星の一団に加わったのかね? <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 16:25:15.22 ID:tPUich25O<> >>69
【弟が出来たみたい。シオンはそう言う】
【こちらからすれば、姉が出来たみたいには感じられなかった】
【姉と言われると、今も戦地を駆けているであろう自身の姉的存在を思い出す】
【その人はとてもしっかりしていて凛とした女性。シオンとは似ても似つかない】
【だが、まあ。好きにさせてやろうと思う。嫌われているよりはマシな事だ】
弟、か。そんなガラじゃないんだがな…
【とはいえ、弟というのはどうもガラじゃない】
【だから、そう呟いた】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 16:45:59.34 ID:cqYqYVLco<> >>70
さあね?
別に理由なんかないよ…
私には行くあてが無い、だからAurigaにいるだけさ
【ほぅっと溜息をつく】
>>71
私が妹で千宏がお兄ちゃんの方がしっくりくるかもしれんな!
【何か閃いたのだろう。ぽんと手を叩く】
お兄ちゃんって呼んであげても良いんだぞぉ?
にしししし…♪
【悪戯っ子みたいに笑う】
<>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/28(日) 16:54:36.58 ID:zga+gfxAO<> >>72
喪ったのならば取り戻して然るべきではないかね? <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 17:14:04.85 ID:tPUich25O<> >>72
【瞬間。思考が停止】
【世界が、止まった気がした】
【脳が、記憶を呼び起こす。記憶を拒絶しようとするが、脳は記憶の再生を…やめなかった】
【お兄ちゃん。記憶の中の「妹」が、自分を呼んだ】
【やめろ。思い出させるな。心がそう叫んでいた】
【数十秒間、完全に動きも呼吸も停止していたが、一度首を強く左右に振り記憶の再生を強制的に止める】
………すまないが、その呼び方だけは…やめてくれ。他の呼び方ならば何だって構わないから
【俯いたまま、そう告げる】
【言葉に、悲しみを滲ませてしまわないように努力をしたが上手くいったとは思えなかった】
【しかし感傷なんてらしくない】
【気持ちを切り替えようと、一息吐いた】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 17:29:45.96 ID:cqYqYVLco<> >>73
そう思うけどね…
無くしたものを取り返すのは難しいんだよ、それはアンタも分かるだろう?
【この男には常識が通らないかもしれない、そうも思った】
過去に縋っているだけじゃ先には進めなくてね…
【空を見上げる】
【もうほとんど思い出せないようなあの日の事を思い出す】
<>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/28(日) 17:34:37.07 ID:zga+gfxAO<> >>75
成る程、きっと君は『楽園』とも『奈落』とも無縁なのだろうね
私は亡霊だ、生前の妄執に囚われなければ自身を維持できない
もっともその妄執は忘却の涯に追いやってしまったがね <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 17:39:17.29 ID:cqYqYVLco<> >>74
【彼の挙動が変わるのが手に取るように分かった
【余計な事を言ってしまうのはいつもの事だ
【知らずの内に他人を気づける事は以前にも何度もあった
あー…何か、ごめんな
私のせい…だよね…
【自分にもかつてこんな優しい兄がいた】
【いたとおもう】
【脳裏によぎる記憶はどれもぼやけて確かでなかった】
<>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 17:45:57.03 ID:cqYqYVLco<> >>76
じゃあもうあんたは人間でも霊でもない
ただの形だけの存在、か…?
【自身の目の前に居るそれが人間でないと初めて気づいた】
【少し目を伏せて考える】
【自分も人のふりをした紛い物じゃないか―】
…人じゃないのは私も同じ、だったな
<>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 18:04:54.14 ID:tPUich25O<> >>77
気にしなくていいさ、シオンが悪い訳じゃない
【そう。別に、相手が悪い訳じゃない】
【相手は悪意があってわざと言った訳でもないのだ】
【非はないし、相手に怒りを感じている事もない】
【だから、小さく微笑んでそう口にする。笑顔が似合うガラでもないが、安心させたかった】
【だからといって微笑みが作り笑顔だったわけではなく。心からの笑みである事を忘れないでほしい】
本当に気にしなくていい。……笑ってくれ、そんな顔より笑顔の方が「らしい」ぞ。出会ってすぐの俺が言える事でもないがな
【流血していても、大丈夫だと笑っていた相手】
【笑顔で居る方が「らしい」と】
【少し照れ臭いが言葉にする】 <>
Abysion ◆pBv9U3YBZU<><>2013/07/28(日) 18:19:52.86 ID:zga+gfxAO<> >>78
左様、故に私は『Abysion』、『Abyss』と『Elysion』の狭間をさ迷う者
Mademoiselle、君にも心当たりがあるようだね <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 18:25:21.28 ID:cqYqYVLco<> >>79
そ、そうか
でも、大丈夫か?
【彼は自分に微笑んでくれた】
【それに笑顔の方が可愛いみたいな事を言ってくれた】
ははっ、臭い台詞言いやがって!
嬉しいぞこんにゃろ〜!!わははは!!
【千宏に組み付こうと飛びかかる】
【ただ純粋に嬉しかった】
【ここまで他人に心を許したのはいつぶりだろう】
<>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 18:38:56.08 ID:cqYqYVLco<> >>80
私も人ならざるモノ、っていうのかね
あのときの私はもういない…のかも
【少しうつむくがまた顔を上げる】
この青い肌もそういう理由があってだからねー
【自分の手のひらをまじまじと見つめる】
<>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 18:42:47.78 ID:tPUich25O<> >>81
大丈夫だ、何ともないから安心しろ
【シオンの問いかけに、はっきりとそう答えて】
【またも組みつこうとする相手】
【勢いが良すぎて危ないので、適度に勢いを相殺しつつ転ばぬように受け止めて】
嬉しいのは理解した。だけど組み付くなら勢いを弱めてくれ、危ないからな。下手をすれば転ぶぞ
【やはり勢いがよすぎて危ないのでしっかり諭す】
【しかしまあ、自分でも臭い言葉を口にしたと思う】
【正直かなり恥ずかしいが、事実自分がそう思ったのだ】
【たまにはそんな事を口にしても罰は当たらないだろう】
【嬉しいと言ってくれているし、よしとしよう】 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 18:45:08.44 ID:wljWgndco<> >>68
「まぁ...精神力が削られるのがな」
廃人になったりする
『はい...えっと...一度銃弾で脳貫かれてるんですよ...』
『って、だからカップルじゃ無いですって〜!』
みるみる赤面していく
「かわ...いい?」
疑問符を浮かべている
「...おぞましいの方が似合ってるぞ、きっと」
「まぁ、確かにな...確か、他にも神無月とか葉月とか師走とかあったな」
「最後のは名前には似合って無いが」
//度々すいません
//これからもう一度出かけるので10時頃になるかと <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 18:50:54.57 ID:cqYqYVLco<> >>83
あっはははは!千宏は凄いな!
私をちゃんと転ばずに受け止めてくれるんだからな!
【組み付きながら高笑いする】
【なんだか家族が出来たような気持ちだった】
そうだな、背も少ししか変わらんから怪我をしたら不味い…
今度からはなるべくソフトにいくぞっ!!
【危ないといわれてしまったがこういうのも良い】
【あんなことが無ければ自分にもこういう幸せが当たり前にあったのかもしれない】
<>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/28(日) 19:04:02.55 ID:zga+gfxAO<> >>82
さぁ、そうなれば私と長々話していてはいけないな、死に魅入られる前に君は君の路を往くと良い
君が何を亡くしたのかは判らぬが、願わくば『御者座』の星が定める運命に君が囚われぬよう <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 19:07:39.17 ID:tPUich25O<> >>85
受け止めなければ、シオンが転ぶだろう
【当然、とでも言うように】
【さらりとそう言う】
【それも確かにそうだ。受け止めずに避ければ、勢い余って転ぶだろう】
ああ、そうしてくれると助かる
【今度があるのか、と思ったがそれはさて置いて】
【今度はソフトに、との言葉にそう返す】
【出会って少ししか経っていないのにも関わらず、ここまで心を許し話せる】
【それが不思議でもあり、とても嬉しい事であった】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 19:09:50.03 ID:cqYqYVLco<> >>84
ほー、難しいんだなぁ
【うんうんと頷いている】
ふ〜ん(ニヤニヤ
それで、如月ちんはこんな可愛い彼女さん連れて一体何をしてる訳?
【さっきから気になっていた事だった】
【しかし可愛らしいのを連れているな、妹に貰いたいくらいだ】
おぞましいだとぉ〜?!それは言ってはならん事だぞ!?!
【ちょっと震えている】
【我慢ならんといった様子だ】
でもなんだかんだ言って如月クンが一番だべ?
シャープな感じっていうのかな?
/分かったぜ! <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 19:24:08.41 ID:cqYqYVLco<> >>86
おう、何だか分かんないけど忠告か?
覚えておくぞっ
【この男、悪い奴ではないのかもしれない】
【そう思った】
>>87
キャーチヒロクーン
さっきからカッコいいことばっかり言いやがって…
さてはお主、結構モテますな!?m9
【当たり前の台詞だがなんか聞いてるこっちが恥ずかしくなってきた】
あぁ、善処するゾ!
【にっこりと笑う
【ちょっと不気味ではあるが心からの笑顔だった】
>>お二人
落とし所が分からないのでそろそろ結着つけたいんですがよかとでしょうか?
<>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage<>2013/07/28(日) 19:26:06.41 ID:qvWJI+HNo<> 【裏通り】
燕尾服に身を包んだ青年は裏通りを大股に歩く。
歩き方はどこか歪で、怪我をしているようにも見えるが彼の表情はまったくの無表情で、苦痛は読み取れない。
今日の青年は香水の臭いだけ。
死臭も血の臭いもしない。 <>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage<>2013/07/28(日) 19:35:21.15 ID:2IMAnfkxo<> >>90
「おらおら、ガキどもッ! 騒ぐんじゃねーっての、うるせーよ黙れって! だーっ、並べつってんだろ!」
そんな、よく通る女の声が、路地の脇道から聞こえてくるだろう。
そして、きゃいきゃいと続く子どもたちの騒ぐ声。
うるさくは有るが、物騒ではない。こんな路地裏のスラムで、そんな光景はあまり見ることの出来ない現象だ。
もし、音の出処に足を向ければ、そこには一人の女と十人程の少年少女がたむろしているのが見える。
どうやら小規模な炊き出しのような事をしている様で、子どもたちに、野菜の切れ端と少しの肉の入ったスープを振舞っていた。
そのスープを振る舞うのは、一人のシスター。
ただし、普通のシスターと異なる点は、腰から下げた一対の長剣と、頭から伸びる一対の黄金の角だろう。
また、カソックの袖口や裾は擦り切れ、肘には布を当てており、みすぼらしい印象がかなり強い。
人ならざるものでは有るが、子どもたちはそんな事も気にしない様で。
女の作ったスープと、硬いパンを貪るように食べているのであった。
「わりーな、もうちょい良いもん食わせてやれりゃあ良いんだが、あたしも貧乏だからよ。
ま、食えねーよかマシだろ? 味わって食いな、んでもってついでにあたしに感謝して、大物になったらお礼しに来る事。OK?」
にしし、と子どもたちと同量のスープとパンを味わうようにゆっくり食べていく女。
柄も悪いし、人ではないし、みすぼらしいが、その表情は邪気の欠片もない顔であった。 <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 19:40:17.03 ID:s8JelQqDO<> 郊外の夜の公園には人影もまばらで、蒸し暑い空気が否が応にも夏を感じさせる。
小さな噴水が中央に配置された広場のベンチに、灯りに照らされキラキラと金色に光る少女が座っている。
金髪金眼の少女は脇におよそ一人では食べきれないような量のファーストフードの紙袋を置いて、黄金の杖を足元に捨て置き、ハンバーガーをパクついている。
「ゴールデンうまー・・・・・・やっぱりこの『食事』っていうは良いねー。面倒だけど」 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage<>2013/07/28(日) 19:42:06.19 ID:qvWJI+HNo<> >>91
裏通りという場所の性質上、青年は反射的に警戒しながらその声の方向へ向かう。
そこで見たのは、炊き出しの光景。
帯刀し、角の生えたシスターを見つめ、青年は目を丸くして立ち止まった。
立つのもしんどいのか、体を通りの建物に預けたままだ。
「……こんな場所で、珍しいことをするのですね」
温和な声で、青年は言う。
目だけは冷たく凍てついて、心得のあるものであれば彼が一般人でないことはわかるだろう。 <>
Abysion ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/28(日) 19:47:49.70 ID:zga+gfxAO<> >>89
もしも君が私に会いたいと思ったならば、宵闇を散歩してみると良い
亡霊は闇を行くものだ、尤も私だけが亡霊と言うわけでもないのだがね
Au revoir Mademoiselle 君の行く末が『楽園』であるように <>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage<>2013/07/28(日) 19:48:49.00 ID:2IMAnfkxo<> >>93
「珍しいからってやらねー理由にはなんねーよ。幸いちぃと余ってる、喰うかい?」
わずかばかりの野菜と肉の入ったスープを差し出す女。
シスターの瞳は、何処と無く暗い要素を含んだものだ。そう、路地裏や裏社会で良く見られるそれだ。
だが、その昏さと同居する様に、希望を信じる強い光も存在していた。それは、路地裏や裏社会では余り見られないものだ。
「ガキどもがビビッからとりあえず睨むのやめてくんね。
ほれ、こっち座りな。辛いんだろ、見りゃ分かる」
相手の目の冷たさを見て、睨むなと一言で片付けてみせる大雑把さ。
鈍感な訳でも、危機感が無いわけでもない。ただ、そういうものをそういうものとして理解して受け入れただけの事。
女はぽんぽん、と己の座る階段の隣を叩いて、座るように勧めるのだった。
子どもたちは紙皿に残ったスープの一滴すら舐めて綺麗にして、女の近くのゴミ袋に捨てていく。
お礼を言う子供の頭はくしゃくしゃと乱暴に撫でてやり、お礼を言わない子供の頭を軽く小突いて。
そうしながら、女もまたスープを平らげ、最後の堅パンを口に放り込んだ。
子供なら足りても女は10代の中盤から後半頃、しかも肉体が資本だろう剣士、到底足りたものではないだろう。 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 19:53:26.33 ID:cqYqYVLco<> >>94
またいつか会う時もあるかもしれないな
【ふふっ、と笑う。亡者といえど悪とは限らないということか】
ああ、さようなら
楽しかったぜー!
【去り際に手を振る】 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 19:54:15.76 ID:tPUich25O<> >>89
いやモテるも何も――ん、少し待て
【シオンの言葉に、また言葉を返そうとしたその時】
【ポケットにしまっていた携帯端末が震えた】
【少し待てと告げて携帯端末の画面を見ると護衛依頼のメッセージが】
…依頼が来た。すまないが、俺は行かなきゃならない
【画面に映る護衛対象の写真とメッセージ。それに一通り目を通して】
【そう、今から護衛対象の元へ向かわなければならない】
【携帯端末を再びポケットに押し込んで】
【もう少し話していたいとは思うが、依頼が来てしまったのだから仕方が無い】
/おkですよ! <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage<>2013/07/28(日) 19:54:44.40 ID:qvWJI+HNo<> >>95
「いえ、結構です。育ち盛りの彼らに与えてください。そして貴女も、私から見れば十分に育ち盛りに見えます」
表面だけで笑いながら、青年は言う。
そして、女性の言葉を受けて軽く目元を揉んでから微笑む。
先ほどよりは幾分マシだが、それでも本能的な冷たさは消えない。
「ふふ、失礼します」
促され、女性の隣に腰掛けた。
「警戒しないのですね。もしも私が悪人だったらどうするのです?」
距離は1メートルもないが、青年は悪戯っぽく笑う。
<>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage<>2013/07/28(日) 20:02:02.11 ID:2IMAnfkxo<> >>98
「……ん、そう言ってくれると助かる」
そう言って、軽く礼を言うと残りのスープを新たな皿によそう。
そして、影から見ていた子供にちょいちょいと手招きをすると、皿を渡して隣に座らせる。
少年は無言でスープとパンを貪り、数分も立たぬ内に食べきって皿をゴミ袋に捨てる。
無言のまま、会釈のように少しだけ頭を下げると少年は小走りで走り去っていった。
「うーっし、ガキども! 腹も多少は満たされただろーし、労働に精を出すこったな!
毎日真面目に生きてても神様が助けてくれるとは限らねぇ。
だけどな、毎日真面目に金稼いで、毎日しっかり貯めてきゃ何時か努力の芽は出るもんだ。
んでもって、その芽が出た時にこのスープの味とあたしを思い出して、飯か酒の一杯でも奢ってくれよな。
ツー訳で、さっさと行きな、ぼーずと嬢ちゃん共」
ぱん、と手を叩いて子どもたちにちょっとした説法のような身も蓋もない話をして。
子どもたちは、屑拾いや食事店の下働き、娼館のボーイなどをこなしに行くのであった。
一仕事終えた感有るため息を吐いて、静かになった路地を見回した。
「アンタは物騒なんだろうが、今は来ねーだろ。
来るってんならたたっ斬ってお説教コース。極悪人なら張っ倒してワンチャンあの世で懺悔コース。
そんだけの話さ、それ以上でも以下でもないね」
テディオールの問いかけには、女は単純な解答を返す。
瞳の昏さは少々強まったが、それも物騒な色は含んでいない。
単純に、そういう世界での経験則が生きているだけなのだろう。 <>
Abysion ◆pBv9U3YBZU<><>2013/07/28(日) 20:07:28.96 ID:zga+gfxAO<> >>96
かくて『運命』は動き出す、それは『星』が定めるのか、彼女が選び取るのか、亡者は黙して見つめるのみ
【彼女が去ってから亡霊は一人『濁った/澄んだ』声で語り出す
物語は水底の悲劇から彼女に何を与えるのか、見守るとしよう
【そして彼もまた宵闇に溶けていった <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<><>2013/07/28(日) 20:07:55.59 ID:DRojgAwRO<> >>92
「おいおい…なんだあれは…」
たまたま公園を通りかかった剣士が、大量のファストフードに囲まれた少女を発見した。
金髪の美しい少女と、俗物のファストフードが合間ってカオスな絵画に……なっていない。
「お前、それを一人で食べるのか?」
銀髪の剣士は、困惑の表情を作って喋りかけて見ることにした。
背には1m以上ある大剣を背負い、動きやすそうな民族衣装をまとっていた。
/遅れましたっ! <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage<>2013/07/28(日) 20:08:45.37 ID:qvWJI+HNo<> >>99
「以前は私も神を信じていたものです。しかし――。あぁ、失礼」
なにやら言葉を言いかけるが、青年はやめたようだ。
「私がその極悪人だとしたら?」
試すように、悪戯っぽい表情で青年は言う。
「あぁ、申し送れました。テディオール・ヴィスキュイエと申します」
少しでも裏の事情を知っていれば、彼の名を聞いたことがあるだろうか。
狂信者の異名を持つ、殺人鬼の名を。 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 20:09:10.92 ID:cqYqYVLco<> >>97
どーした?
【千宏の携帯の画面を覗き込む】
お前こういう仕事やってる訳かー…大変だな
【もうちょっと話ができるかと思っていたが】
【彼にとって大事な仕事】
【名残惜しいが引き留める訳にはいかないだろう】
…行ってこいよ!
また何処かで会えるさ、その時に…話をしようぜ
<>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage<>2013/07/28(日) 20:17:13.86 ID:2IMAnfkxo<> >>102
「――テディオール、ねえ」
相手の名乗りを受けて、女は半眼になって相手を見据える。
睨んでは居ないが、もとよりこの女の目つきは相当に悪い三白眼だ、睨まれていると思うかもしれない。
そして、警戒するでもなく、殺意を向けるでもなく、女は相手を見定めるような態度を取る。
「それがあたしの知ってる、悪人殺しの殺人鬼って奴だってんなら、ちょいとお説教が必要だろうよ」
出した結論は、斬り[ピーーー]のではなく、お説教。
何よりも先に、この女は暴力よりも対話を選択したがる主義を持つ。
暴力の虚しさを知り、そして時に暴力でしか解決できないこともあると知っているゆえに。
暴力以外で解決できるかもしれない時に、女は暴力を第一の選択肢には策定しない。
「問うぜ? お前さんは悪人ブチ殺してんのは、あたしも知ってる。
なぜとかそういうどうでも良い事は聞かねぇよ、どうせよくある不幸とよくある悲劇の産物だろーしよ。
――どんな悪人だとしても、あたしは殺した時に心が痛むよ。
[ピーーー]のがダメとは言わねぇ。ただ、その時にアンタの心に、何の動きもねぇってんなら、人が人の命を奪うことに何も感じねぇってんなら。
あたしはアンタを、テディオール・ヴィスキュイエをお説教しなきゃなんなくなる。これでもシスターだからな」
女は、人殺し自体を咎めることをしなかった、なぜとも問いかけなかった。
ただ問うたのは、人を[ピーーー]ことに何も思うことは無いのか、という事だ。
角つき異族、そしてシスター。到底まともな道のりでは今にはたどり着けなかっただろうシスターも、人を殺したことは有る。
悪人を殺したことなど、一度や二度ではない。数こそ相手に劣るだろうが、女は聖者であり殺人者だ。
だから、女は殺人鬼を前に激昂しない。ただ、淡々と相手の心と向かい合おうとするだけだ。 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/07/28(日) 20:23:12.10 ID:qvWJI+HNo<> >>104
にらんでいるように見える女性に、たまらず青年は薄く笑みを浮かべる。
彼は本能的に、自らを裁いてくれる存在を望んでいるのだ。
「いかにも、私は神の代理。神罰の代行。ありとあらゆる悪人をたたき伏せる暴力装置」
挑発するように、神の名をかたって青年は言った。
「悪人を殺して、誰が悲しむのですか?」
悪びれる様子もなく、青年は言う。
彼の倫理観は、子供が昆虫をいたぶって殺すのと何も変わってはいないのだ。
「もちろん、私は悔いなどありません。ただ――」
ぎょろりと、爬虫類のような瞳で青年は女性を見つめた。
「私のことを知った風に言うな。私のことをわかるのは私だけでいい」
濃厚な殺気を振りまきながら青年は言う。
過去を詮索されるのは嫌いらしい。 <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 20:23:57.86 ID:s8JelQqDO<> >>101
「ふぁい?・・・・・・んぐっ、んぐっ」
声をかけられた少女は、剣士の方に視線をやると、口中に残っていたモノを、ジュースで胃の腑におしながす。
けぷっ、と間抜けな音が夏の夜に小さく響いた。
「・・・・・・んー、ごほん。うん、そうだよー。クランはたくさん食べるんだ。
楽しいからね、嬉しいからね」
少し恥ずかしそうにしながら、少女は銀髪の剣士の問いに答える。
「・・・・・・欲しいの?やっぱりおっきい人は食いしん坊なの?」
小首を傾げながらも、少女はベンチから立ち上がると剣士に近づいて行く。黄金のチュニックが風に揺れた。
少女は剣士にハンバーガーの包み紙を差し出しながら、もう既に自分はもう1つに口をつけている。もぐもぐ。 <>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 20:34:12.03 ID:2IMAnfkxo<> >>105
「――神様の代行は、誰にも出来やしねーよ。
心の拠り所にすんのは悪くねー、どーしよーもねー時に最後に縋るのもまだ分かる。
だけどよ、てめーの神は、てめーの行動を正当化する為の道具に過ぎねーだろうよ」
神の加護を得たことが有る女だからこそ、神に頼る生き方も、神を言い訳にする生き方も大嫌いだった。
神に祈って、それだけで神様が救ってくれるなんて、ありえない。
信仰するだけで、神様が救ってくれるはずがない、手を差し伸べてくれるはずがない。
そして、己の行動の言い訳に他人を使うような、言うなれば虎の威を借る狐を、神が認めるとは思えない。
だから、女は加護を受けた身で、聖人だからこそ神に頼り、神を信じる生き方を否定する。
神様は自分を見てくれているという事だけを心の隅においておき。
あとは、お天道さまに恥じない生き方をしていれば、きっといつかは報われる。
神様を言い訳に、真面目に生きていないクソ野郎は、何時までもそのままだ。
それが、前刀六花の宗教観、人生観。
故に、相手が殺す理由よりも何よりも、相手のその言動は不快だった。
「あたしが哀しむ。んで、悪人が哀しむ。以上」
女は、悪人だろうとなんだろうと、命が失われることを悲しいと思う。
だから、己と悪人本人だけでも哀しむなら、それは辛いことだと定義する。
故に、殺しても何も思わない相手には、やはり説教が必要なのだろうと思った。
「……聞かねーよ、どーでもいいよ、あんたの過去なんて。
こんな路地やスラムや貧民窟になんて、幾らでも悲劇の主人公様がごろごろ転がってるもんだ。
大切なのは、そっから這い上がろうとするか、そこで腐って沈んでくか。それだけだ」
まだ、女は殺気を向けていない。
相手が動けば別だが、相手が動くまでは此方から動くつもりは毛頭もなかった。
なぜなら、まだ言葉が通じているのならば、言葉で相手を変えられれば、それが一番良いと思うからだ。 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/07/28(日) 20:41:43.62 ID:qvWJI+HNo<> >>107
「はは、おっしゃる通り。私の神はいつも私を肯定してくださる。不思議ですよねぇ、神はいないと分かっているはずなのに」
いつもの癖か、左手を女性に向けて言葉をつむぐ。
左手首には、先日の銃創がまだ残っている。
「はは、貴女に悲しんでいただけるとは悪人も幸せでしょう。しかし、世の中にはもっと凄惨な悪が存在するのです。口に出すのもはばかられるような悪が。死んでも誰も悲しまないような悪が」
左手を握り、青年は無表情に言う。
左手首には穴が開き、向こうの景色が見えるだろう。
「あぁ、貴女とはあと10年早く出会いたかった。病んで狂った私を救ってくれたのなら、私はここまで狂わなかったのかもしれない」
そこまで言って、青年は頭を振った。
「過去には、戻れませんね」
青年も、敵意はないようだ。
彼は、目の前で犯罪がおきなければ動かないような堅物だ。 <>
護守 千宏 ◆m6BZqpoxT6<><>2013/07/28(日) 20:44:55.30 ID:nf7blt4f0<> >>103
【相手の言う通り、護衛の仕事はそりゃもう大変だ】
【依頼が緊急のものなら、寝ていようがすぐに駆けつける必要がある】
【命を懸けて対象者を守らなければならないのも大変だが、それが仕事だ】
【何より、自分でし始めた仕事なのだ。全うせずにどうする】
…ああ、またな
【最後に微笑んで、走り出す】
【口にした言葉はさよならではなく】
【「またな」と、告げた】
【それにしても、依頼内容を見る限り今回はちょっと面倒な仕事だ】
【指定された場所まで走りながら、そんなふうに思っていた】
/ではこれで締め、ということで…乙です、長い間お付き合いいただきありがとうございました! <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 20:45:26.62 ID:DRojgAwRO<> >>106
「なるほど、食べることに快楽を感じるのか…」
少し言い方がアレだが、剣士の顔はいたって真面目だ。
差し出されたハンバーガーに逡巡し、しかし空腹に気がついて受け取ることにした。
「体の大きさで食欲が決まるのも確かだが、私は剣士だからな。」
「人一倍飯を喰らい、人一倍動かなければならぬ。」
すでに新たなハンバーガーを食べ始めた少女に苦笑しつつ、自分もそれを齧る。
美味い。思わず綻んで、飲み込んでから小さめな声でありがとうと言っておく。 <>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 20:53:46.86 ID:2IMAnfkxo<> >>108
「――あたしは娼婦だったんだ。角生えてるからって売られて、モノ扱いされてよ。
好事家の元を転々として、色々沢山見てきたよ。んで持って、騎士になってからも色々見てきた。
領民の血税を貪ってたジジイが居た、だがよ、そのジジイには孫がいてよ、孫の為に金を絞りつくしてた。単なる悪か?
20人犯して殺した強姦殺人鬼が居た、コイツは病気でやけになって暴れまわった。屑だが、誰でもそうなりうるだろう。単に悪か?
あたしの処女を姦通した糞みてーなおっさんも、あたしを売り飛ばした奴隷商人の糞野朗も、あたしゃ恨んでねーのさ。
皆、どっかこっかに理由がある。理由がなくて悪事をやるクソ野郎は確かにぶち殺さなきゃならねぇのは大同意だ。
だがな、世の中の大半の奴は、純粋悪なんかじゃねぇ。ただ、足を踏み外しちまっただけで、どうしようもなく足を踏み外しちまった奴らが居るだけだ。
だから、あたしは哀しむ。せめてあたしだけでも、そういう奴らの死を悼んでやりてーからな」
女は、己の出自を語る。売られ、身体をモノ扱いされ、初めてを金で奪われ、人権など無い生き方をしてきたと。
そして、その中で闇を這いずりながら見てきたものの総てを、女は恨んでないと堂々と言い放つ。
瞳に揺らぎはなく、人間の暗くて腐った所だけを見てきたからこそ、同時に泥濘の奥底に隠れる僅かな金を、彼女は見ることが出来た。
だから、女はそういう奴らのために祈る。誰にも祈られず、誰にも悲しまれないもののために、次は救いが有るように、祈るのだ。
「過去には戻れねーが、未来で変わる事はできるだろーよ。
えーっと、なんだっけか。……ウチのババアの持ってる漫画に書いてあったぜ? 諦めたらそこで試合終了、ってよ。
病んでも狂っても、あたしが手を差し伸べる。アンタが手を払っても、差し出した手を切りつけてもよ、諦めねーよ?
道を踏み外しちまったなら、戻れる限りならあたしは手引っ掴んで無理やりにでも引き戻してやる。それが、あたしが騎士やってる理由で、やりたいことだからな」
女は、敵意も無く、緊迫したこの状況で有ろうことか笑ってみせる。
狂って、終わったと思っているだろう相手に、女は躊躇いなく手を差し伸べるのである。 <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 21:00:48.34 ID:s8JelQqDO<> >>110
「どういたしまして。ふふー。おいしいよねー、おいしいもんねー」
既に先程の1つを消費したらしい少女は、口の端にパンくずをつけたまま嬉しそうに笑っている。
「なんだっけ。三大ヨッキュー?身体が必要な事は気持ち良いんだって。
クランの身体が欲しがってるのが、凄い不思議な気持ちがして、クランは食べるのが好きー」
少女は、まるで自分の身体が自分の物でないような、奇妙な物言いをする。ベンチに戻り、飲み物を持ってくると、それもそちらに差し出す。
「剣士?振るの?そんなおっきい剣」
心底不思議そうに少女は言う。なにせ自分の背丈の三分の二近い大剣である。 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/07/28(日) 21:03:31.33 ID:qvWJI+HNo<> >>111
「等しく、どうでも良い」
左手を握り締めると、銃創から血が滴る。
「重要なのは、悲しんでいる人間がいると言うことだ」
冷徹に、残酷ささえもたたえて青年は言う。
もはや笑みは溶け落ち、先ほどの凍てついた目が覗いていた。
「重要なのは、悲しんでいるものが確かにいるということだけだ」
「誰かが無念を晴らさなくてはならない。神はそれを晴らしてはくれなかった」
「だから『俺』がやらなくてはいけない。俺がやらなくては一体誰がやるんだ?」
そして青年は、自らの過去の一遍を語る。
「私も昔は人並みに恋をした。『彼女』は私の目の前で犯され、殺された」
「私に助けを求め、私の名を呼びながら死んでいった」
「ぼろ雑巾のように、ぼろ布のようになった彼女を見て、俺は誓ったんだ。『罰せねばならぬ』と。たとえアルマゲドンが起こっても、罰せねばならぬと」
「俺は許せなかった。これからも、そしてこれからも」
青年の心は既に壊れている。
だからこそ彼は彼女を理解できないし、彼女も青年を理解できないだろう。
「だめだ。私がここで妥協したら、私が今まで殺したものはただの肉になってしまう。ただの血袋になってしまう」
「私が罰したように、これからも罰さばならない」
「私も同じように、罰せられねばならない」
確固たる意思を秘め、青年は言う。
血の滴った左手が、燕尾服をぬらす。 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 21:07:38.77 ID:cqYqYVLco<> >>109
じゃーなー!!
【手を振って大きな声で叫ぶ】
【走り去る彼の背中を最後まで見ていた】
【またいつか会う時を信じて―】
/こちらこそありがとうございました
/乙です <>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 21:15:55.49 ID:2IMAnfkxo<> >>113
「それでもあたしは。救いてーよ」
女は、相手の言葉を、相手の過去を、相手の制御しきれない強い情動を感じ、その上で絞りだすように言葉を発した。
その顔は、怒りでも恐怖でもなく、哀しみ。静かに流るる二筋の涙は、誰のためのものか。
テディオールに対するものなのか、それとも彼女の事なのか。
どちらにしろ、今現在間違いなく、六花は悲しんでいた。
「あんたが人を殺すのは、止められねーって分かった、そしてあたしはアンタを殺せねえ
だから、あたしはアンタを今は見逃す。剣も抜かねーよ、アンタも戦わねーみてぇだしよ」
六花は、相手を捕まえられないし、殺せないと判断した。
だから、潔く見逃すと口にした。しかし、言葉はまだ続く。
「ただ、一つだけ言わせてもらう。アンタが殺そうとするような悪人であろうと、あたしは諦めねぇ、アンタが殺そうとしてもあたしは救おうとする。
だから、あたしの前でアンタが誰かを殺そうとするなら、その時は全力であんたの妨害をさせてもらう。」
相手が譲らない様に、此方も譲らないという意志を、毅然として表明したのだ。
今は衝突を避けたいし、戦いたくないからぶつからないようにする。
だが、それは同じ道を行くのではなく、永久に交じり合わない平行線を進むということ。
何時かは分かり合える時が来るのだろうかと、六花はその天文学的確率を強く望み、神に祈らず己に強い努力と意識を課すこととした。
「ヴィルベルク湖畔修道会聖騎士、前刀六花。
あたしは、修道女であって神様の代理人でもなんでもねぇよ。
だけどよ、あたしはシスターだ。だから、悩める人の懺悔くらいなら幾らでも聞くだけ聞いてやる。
――辛けりゃ最寄りの教会へ、泣きたきゃ最寄りの人外シスターへ。何時でもあたしは手を差し伸べるからよ」
そう言うと、女は鍋を大きなカバンに仕舞い込み、背負おうとする。
大量の調理器具や食材を、女は小柄な身体で総て運んできていたようだ。
物陰からは、不安げに子どもたちが此方を見ている。
「……」
ごそごそとカバンを漁ると、飴が出てきて。
それを子どもたちにちらつかせると、此方に駆けてくる子どもたち。
「……殺すのは確かに速いし、直接的解決だ。
だけどな、血と肉を積み上げて出来た良い世界なんて、あたしは真っ平御免だ。
コイツらの幸せを、そういうもののために置きたくねーんだ。……それだけだよ、言いたいのはな」
子どもたちの頭を撫で、肩に子供を担ぎながら小柄な人外聖騎士シスターは、小さい背中を丸めて歩き去っていくのだった。
引き摺るのは、多感な啜り泣きと、子供の不安げな瞳だけで。 <>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 21:18:20.09 ID:2IMAnfkxo<> />コイツらの幸せを、そういうもののために置きたくねーんだ。……それだけだよ、言いたいのはな」
/ミスです
/>コイツらの幸せを、そういうものの上に置きたくねーんだ。……それだけだよ、言いたいのはな」
/正しくはこうです、申し訳ない <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/07/28(日) 21:23:18.52 ID:qvWJI+HNo<> >>115
「私は救いたくない」
思想は平行線のまま。
彼は決して妥協をしない。
「人殺しは須らく、地獄に落ちるのです」
にこりと、青年は笑みを浮かべた。
温和な、少年のような笑みを。
「私も貴女を殺せない。はは、まるで鏡の裏と表のようだ」
くすくすと喉を鳴らして青年は笑う。
「やって見てください。期待しています」
温和に笑って、青年は言う。
子供たちの視線に気づいたのか、青年は再び目元をもんだ。
「世界はそういう風にできている。これまでも、そしてこれからも」
そして青年も、言葉をつぶやきながら踵を返した。
「願わくば私にありとあらゆる呪いが降りかかりますように」
「願わくば私にありとあらゆる苦痛が降りかかりますように」
「願わくば私にありとあらゆる悲しみがふりかかりますように」
あらん限りの呪詛の言葉を吐いて、青年は裏通りの闇に消えていった。
//お相手ありがとうございました!
<>
前刀六花 ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 21:24:39.98 ID:2IMAnfkxo<> >>117
「――それでも、泥の下の金を、暗闇の中の星を。あたしは信じるさ。
アンタに救いがありますように。――良い夜を」
そう言い残して、女は帰っていくのだった。
/おつでしたー! <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 21:31:01.84 ID:DRojgAwRO<> >>112
「そうか…ん、悪いな。」
少女の説明を微笑みを浮かべ聞き、脳内で少し推測する。
彼女はやけに自分を外側から観察しているようだが…と、ここで飲み物を渡され、礼を言っておく。
何かお返しをしたいが、あいにく金銭しか持ち合わせがない。それを渡すのは流石に大人として恥ずかしい。
「そういうことだ。」
少女の疑問を肯定しつつ、残りのハンバーガーを頬張ってドリンクで飲み込む。
それから大剣の柄へ手を伸ばし、高速抜刀。空気を裂く音とともに、全長1.35mの刃物が姿を表した。
ゆるやかに湾曲する刀身の根元には紅・黄・青・緑・無色の五つの宝珠が連なり、妖しい光を放つ。
さらにそれらの宝珠を囲い、切先に向かって伸びるように竜の刻印が刻まれていた。
右手でしっかりと柄を握り、全身が少女に見えるように掲げて見せる。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 21:42:30.42 ID:/yfFfYC2O<>
…。
【何となく街の近くの土手の芝生で寝ていた。客観的に見れば何でもない光景だがこれは本人が普通の人間ならの話しだ】
はぁ。
【大きな溜息をつく。先日の事で男の頭の中は一杯だった】
(俺のあの力、もしもあの人が止めてくれなかったら。)
【またあんな惨事を引き起こしていたのかと思うと胸が苦しくなり自分の弱さを痛感する】
…どうすりゃいいんだ。
【その目はいつもの様な活気には溢れておらず、何処か上の空の様な、そんな顔をしながらぼーっとサイボーグは寝そべっていた】
/暇な人居れば絡んでくだしあ <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 21:48:20.16 ID:s8JelQqDO<> >>119
「たくさん食べるともっと大きくなれるのかな?」
今すぐにでも大きくなるまいか、と少しワクワクしたような目で少女は剣士を見ていた。
しかし次の瞬間高速で抜き放たれる大剣。比喩ではなく、自身の背丈を抜きかねないその鋼の凶器を前にして、少女はぼうっと立ち尽くす。
「きれー・・・・・・」
それは芸術といってもいい、その大剣に対する物か、素早く抜き放つ剣士の所作への称賛か。あるいはその両方かもしれない。
しかし呆然としていたのはやはり数瞬の間だった。
「ゴールデンすげー!なにこれ!材質は?宝石に何か意味はあるの?この絵柄は何という生き物?」
まさに爆発するように少女から溢れる好奇の問いかけ。
「凄い綺麗な身体の使い方だけど、どうやって操作したの?練習?天然?
いいなぁ・・・・・・クランの身体もいいけどその身体もいいなぁ」
まるで玩具を欲しがる子供――実際子供といって差し支えないのだが――のように、少女は剣士の剣と身体を眺めている。 <>
無音 刃 ◆E5uS8Oejtc<><>2013/07/28(日) 21:55:15.67 ID:L6SQDFBL0<> >>120
路地裏からなり響く靴音
出てきたのは黒いコートを身に纏っている返り血に染まった少女であった
刀は紅くなっている為どう考えても何かやらかしたように見て取れるであろう
「…今日も大変だったな〜」
ボーッとした声が響いた
そんな中、土手の芝生から気配を感じた
寄ってみると男が一人
何か途方にくれているような表情を浮かべている
何かあったのであろう
「ははっはー、そこの男よ」
「悩みがあるなら話してごらんなさーい」
少女は男を上から見下ろしていた <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 22:00:21.35 ID:wljWgndco<> >>88
「使いこなすのに1年は掛かったぜ...」
まぁ、それに見合った価値はあるのだが
『え...ちょ...何をニヤニヤしてるんですか!』
『だだだだから彼女じゃぁ...プシュゥ』
何かが切れた
と言うか、処理能力が限界だ
「いや、こいつが散歩行きたいって言うから、俺がついて来てるの」
「こいつ俺と触れて無いと歩けないからさ」
能力アシストだ
まぁ、これで慣らすのに結構かかった物だが
「あぁ、ごめんごめん」
「どっちかっつーとホラー系だな」
「服が」
「まぁ...褒め言葉って事で受け取るよ」
「如月...確か語源があったはずだが...覚えてないわ」
//帰ってきました <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 22:02:46.03 ID:PEDmaIVtO<> >>122
うぉっ!!!
【思わずびっくりしてひっくり返ってしまった。色々とツッコミどころの満載な少女だ】
…今ナイーブなんだからあんま驚かせんなよ。
【容姿をまじまじと見ている。どう見ても一般人には程遠い少女。自分も人の事を言えた物では無いのだが】
あんたに相談して何か変わるのかよ。
【芝生に再び寝そべりそっぽを向いた。動揺とか色々な物を隠すため】 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 22:06:08.42 ID:DRojgAwRO<> >>121
「あぁ、適度な運動を混ぜて飯を食らえば、それなりには成長するはずだ。」
と、答えて抜刀を見せる。
呆然とした少女と賞賛に対しては、男は無表情であった…が
続いて放たれた連続の問いに、困ったように笑って見せた。
「これは我が故郷に伝わる大剣だ。材質は地の果てにある鉱山から採ったとも、錬成で生み出されたとも云われていて私も知らない。
これらの宝石は魔翌力の変換装置で、この模様は魔術制御のための刻印で何処かに生物の王として座すという竜を象ったものだ。」
「身体さばきと剣術は我が師匠と戦闘と鍛錬によって身につけた。それと魔術による強化も、だ。」
ここまで一気に回答してやる。
自分に恐怖心や敵対心や闘志ではなく、好奇を見せる少女が珍しくて、ついついいろいろと暴露してしまう。
少女の物言いに違和感を覚えながらも、少しかかんで大剣を差し出しつつ
「持ってみるか?」
と、問いかけた。 <>
無音 刃 ◆E5uS8Oejtc<><>2013/07/28(日) 22:06:38.53 ID:L6SQDFBL0<> >>124
「そうやって驚かないでよ〜」
「ただ何人か相手に回して半殺しにしただけなんだからさ〜」
服が血に染まっているのはそれが理由か…
「少しは変わるんじゃない?」
「ささ、何あったの?」
気がついたら右手に板チョコ
呑気過ぎる <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 22:11:48.38 ID:nfzGOUcTO<> >>126
その容姿で驚かない奴なんて居ないでしょ。…いやこの街には居るか。
【よくよく考えればイかれた奴らが多いこの街ならば半殺しは生易しい方かもしれないと思った】
(なんか最近半殺しで生易しいとか感覚にぶったな。)
【それも男が言えた物では無い話しだ】
…まぁいいか、どうせ減るもんじゃないしよ。
【座り直し話そうとしたら右手に板チョコを持っている。何と呑気な】
なんか調子狂うな。まぁいいか、悩みってのは能力の話しだ。
【この街居るのならば少なからず縁のある話だと思う。もしかしたらこの少女も能力者かもしれない】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 22:16:40.65 ID:cqYqYVLco<> >>123
あらら、大変だったのな〜
【自分も“力”を習熟させるのに長い時間を懸けたものだ】
散歩!?
散歩してて人にペットボトル投げるたあなんつう野郎だい…
【ちょっと呆れた】
【訴えてやろうかしら…】
まあいいわ、慣れてるし…
服がって…血はもういいだろー!
【シャツを引っ張って見る。さっきの血が付いている】
意味なんかあったのか。全然知らなかった
【馬鹿丸出しの発言】 <>
無音 刃 ◆E5uS8Oejtc<><>2013/07/28(日) 22:17:31.59 ID:L6SQDFBL0<> >>127
「ねえ、絶対今私の事イかれてるとか思ったでしょ!?」
「ねえ思ったでしょ!?」
明白なのに何故か聞く
色々と突っ込みどころがありすぎる
板チョコを二つに割ると男に差し出した
どうぞ…、と
「能力の話?」
「確かに誰でも通る道だよね〜」
「自身の能力に悩むのって」
「使い道…とかさ」
ふと自分の刀に視線を落とした
自分にとってはこの刀その物が能力である <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 22:23:48.37 ID:CStldaI1O<> >>129
うるさい奴だな、耳がキーンってなるわ。
【指を耳の穴に押さえて男に食いかかる少女の言葉から逃れる】
まぁ、イかれてんのは俺も一緒だ。
チョコか、久々に食うな。ありがとうよ。
【久々に食べるチョコ。たまには食べて見るもんだと味わいながら口の中で噛んでいる】
やっぱりお前も能力者か、この街は本当にどうなってんだろうな。
使い道が分かっててもな、思い通りにいかないんだよ。ただ強くなれば良いって言うのも違う気がするしさ、
【また顔は上の空になっていた。兄はこの技をどうやって使いこなしたのだろう】 <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 22:25:53.72 ID:s8JelQqDO<> >>125
「食べるだけじゃだめかー」
少女はすこしシュンとしたが、直ぐに立ち直り、笑顔になる
「はー・・・・・・ほー・・・・・・リュー?リュー・・・・・・」
返ってくる答えに、最早言葉が追い付かないという様な少女は、間抜けな声を上げて、ただ聞いている。
その視線はどこか此処ではない何処か、少女の想像の中の、竜の住まう地、地の底の鉱脈、或いは魔翌力溢れるエーテルの海を見詰めている様に、遠い。
「・・・・・・良いの?」
恐る恐るといった感じに、少女は剣士の持つ大剣の柄を両手で握る。
重い。添えられた剣士の手の中にあって、なお重い。しかし少女は、剣士の感じる違和感の通り、普通の範疇にはいないようだった。
(この肉体の総筋力、重心操作があれば持てる、はず、集中、集中、集中)
ぐっと少女が苦悶するように身を捩る。するとミシリ、と少女の内側から何か音が響いた。
恐らく、少女の手に触れれば剣士が手を離しても、持つことだけならば可能だろう力強さを感じとれるかもしれない。 <>
無音 刃 ◆E5uS8Oejtc<><>2013/07/28(日) 22:28:18.06 ID:L6SQDFBL0<> >>130
「そんな事言わないでよ」
「癖なんだからさ」
中々治しづらい物である
「別にいいんだよ、お礼なんて」
とは言いつつも内心は嬉しかったりする
まあ素直になれない訳だ
「この街は全体的に治安が悪いからね」
「犯罪とか可愛い方だよ」
「まあ、私から言えるのは…」
「ともかく頑張れ、ってとこかな」
あまりにも適当過ぎる
もちろん冗談だが <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 22:29:06.55 ID:Bsqqp2l0o<> >>131
「……ほぅ…」
少女の手に柄を握らせると、身を捩って全身で大剣を持とうとしているのが伝わる。
どうやら、持つだけならばできるようだ。剣士は少しずつ力を抜いて、愛刀を渡していく。
「これは、おどろいたな。どんなマジックを使っているのだ?」
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 22:34:10.90 ID:LFzGAsxhO<> >>132
その癖は直した方が良いな、うん。
【若干耳の中にキーンという音が残っている。耳をパカパカと掌で押さえつけたり離したりしている。】
素直じゃないのな。それも癖か?
【なんて少しいじってみたりもする。先程よりも気分が紛れている】
あぁ、大体は過激派能力者の仕業だな、特に最近幅を効かせてるのはアウリガとかいう組織だ。
まぁ、そんな奴らちょちょいのパーだけどな。
【掌を上に向け上空に弱めの衝撃波を放つ。別に意味はない】
'…ズコー
【いらっしゃい的なノリで思わずずっこけてしまった】
やっぱり話すんじゃなかったかな。痛え。 <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 22:35:41.69 ID:s8JelQqDO<> >>133
「クラン・・・・・・のっ、身体な、らっ!全部『持つ為』に使えば、いける!」
少女は純粋に、肉体のポテンシャルを完璧に把握していて、なおかつそれだけの為に肉体を操作するという、ある種の神業を知らず披露していた。
「あっ駄目もたない」
しかしそれを常に維持するのは無理な様で、すこしずつ、その力強さは喪われていく。 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 22:43:40.93 ID:Bsqqp2l0o<> >>135
「おっと。」
少女のギブアップの言葉に慌てて剣を支え、剣に魔翌力のを注ぎ込んでいく。
根元に配置された紅の宝珠が炎の輝きを放ち、少女に筋力強化の魔術を施していく。
「なるほど、うまく重心と筋肉を使っているというわけか…素晴らしい技術だな。」
うまくいけば、大剣を支えて上下させるほどの筋力が扱えるようになるだろう。
少女の身体操作があれば、もう少し上のことができるかもしれないが。
ベルは関心の言葉を漏らしながら、様子を見る <>
無音 刃 ◆E5uS8Oejtc<><>2013/07/28(日) 22:45:32.67 ID:L6SQDFBL0<> >>134
「治すの難しいよ!!」
相変わらず無駄に大きな声で続けた
いじられるのは慣れていない…
「く…癖だよ多分!」
いや、やっぱり素直ではないのだ
「言ったね!?」
「今言ったね!?」
「ちょちょいのパーって言ったよね!?」
絶対その言葉忘れないから!と続けた <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 22:55:01.01 ID:s8JelQqDO<> >>136
「うわ、うあぁ・・・・・・なんか、入ってくるぅ・・・・・・」
少女は肉体強化の術式に反応してか、ぶるりと身体を震わせる。効果の続く限りは、持ちこたえる事が出来そうだ。
「はぁ・・・はぁ・・・・・・クランの身体が、何か変だ。急に育った?」
少女は重いものを持った事で全身を薄く桜色に上気させて、身体能力の変化に戸惑っている。
そのせいか、持つことが精一杯で、剣をどうこうするまでは、処理が追い付かないようだ。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 22:58:05.27 ID:LFzGAsxhO<> >>137
…ダメだこりゃ。
【もうお手上げという顔だ。何となくジト目で少女を見ている】
何でも良いから難しい物を乗り越えると気持ち良いぞ。実体験な。
【数々の鍛錬が男をここまで強くした。だが今回は強くなるだけではダメらしい】
うっさいな!言ったよ言いました!!だから何だよ!!!
【眉間に少しシワがよった。負けじと大声で相手に言葉を】返す <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 23:00:56.44 ID:wljWgndco<> >>128
「そうだな」
「何回か廃人に成り掛けたものだが」
「いやぁ、なんつーか」
「ちゃんとゴミ箱に捨てなさいっていう警告だったんだが」
「お前が自らバカ見たいな後ろ歩き飛びしたから鳩尾にヒットしたんだよ」
寧ろこいつのあの行動は何だったんだろうか
「あぁ、ま、仕方ないって事で」
「服も作ってやろうか?」
「確かあったぞ」
「思い出せないが」 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 23:01:50.86 ID:Bsqqp2l0o<> >>138
「私の身体強化の魔術で、筋力を増大させた。」
「少しは楽になったろう?」
少女に起きた変化を説明しつつ、ベルは大剣から手を離した。
余裕をもって魔翌力を使ったので、10分ほどは全身が強化された状態になるだろう。
他人を強化することなど滅多にないためコントロールが難しいが、そこそこ上手くいったようだ。
翌日少女がもしかすると筋肉痛に苛まれるかもしれないが、まぁ、それは、しかたがない…うん。 <>
無音 刃 ◆E5uS8Oejtc<><>2013/07/28(日) 23:05:13.02 ID:L6SQDFBL0<> >>139
/すいません…
/急用が入ってしまいました
/何時帰って来れるかわからないので破棄…でよろしいですか? <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 23:07:14.17 ID:LFzGAsxhO<> >>142
構いませんよ。ぶっちゃけ凍結とかで後日でも構いません! <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 23:09:20.82 ID:s8JelQqDO<> >>141
「はぁ・・・・・・ふぅー・・・・・・ふぅ。よしわかったー」
どうやら変化量を把握したようで、ゆっくりとだがその切っ先を上下させる事に成功する。
「これが、あの宝石の、魔法・・・あと四つあるから、四倍強くなれ、るのー・・・・・・ぉ?」
疑問を口にしながらしかし、何度か上下運動を続ける内にその効果時間が切れたようで、バタンと倒れてしまう。
「ちかれたー・・・・・・疲れ、疲れ?ふふ、ふふふふ」
疲れた事の何が楽しいのかそれでも楽しげに少女は広場の石畳に突っ伏して笑っている。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/28(日) 23:13:35.61 ID:zga+gfxAO<> 【争いがあれば兵器があり
【兵器が有ればそれを造るメーカーがある
【メーカーが有ればその長も居るわけで
【兵器産業メーカー『火之迦具槌』、近年急速にその勢力を伸ばした極東の会社である
【真界武装を解析したある種の成果を保有するとも噂され格安にして高性能の兵器は各地で戦果と戦火と戦禍を産み出している
【裏ルートながらAurigaすら顧客に名を連ねている
【もっともその過程で『彼』は尋常ならぬ恨みを買い続けてきたが
【そんな彼が社長室で瞑目している
【紅いスーツの首元で、其よりさらに紅い宝石が怪しく光っていた <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 23:16:08.37 ID:cqYqYVLco<> >>140
はいじん…俳句を詠む人かしらん?
【ふざけている訳でなく本当に分かっていない】
ぐ…でも血が出るまですること無いだろ…
【相当痛かったのかお腹を押さえる】
服は良いわ、ちゃんと代えがあるもん!
【なぜか胸を張る】
そうかー…まあ私も調べてみるよー
//あしたもおしごとだからおわらせたいよぉ…
//次で結着付けたいんですが宜しいですか…?
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 23:19:25.82 ID:Bsqqp2l0o<> >>144
「いや、それぞれ役割が決まっていて、別々の効果に適応される。」
「よっと。」
効果時間切れを感知し、とっさに柄を握って大剣をキャッチする。
少女も倒れてしまったので、右肩に大剣を乗せるように安定させ、左手で少女の手を掴み引き起こそうとするだろう。
「どうした?」
「頭でも打ったのか?」
少し皮肉げに、馬鹿にしたような言い方で聞いてみる。
本心は、純粋に少女が笑っている理由が気になったのだった。 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 23:21:37.72 ID:2IMAnfkxo<> >>145
社長室に踏み入る一つの足音、一つの人影。
ほとんど気配を発さぬ異様な存在は、声を発する事で己の存在をここに示した。
「――元気な様で何よりだ。黄泉路狭霧」
そこに立っていたのは、黒い軍服、琥珀の瞳、栗色の髪の女だった。
異様なまでに冷徹な存在感、気配を漂わせる女の表情は無表情。
そこに居た女の顔を、狭霧は知っているだろう。
アンバー=ワールドアイズ。
世を騒がすテロリストであり、裏社会においては死んでも死なない女として知られた者。
黄泉路とつながりを持ったのは、Aurigaに所属してからであるのだが、元軍人、現テロリストとして時折こうして平気の買い付けに来ることがあった。
「……そろそろ動くぞ。貴様の望む戦争が、起こる」
失礼、と断ってから女は煙草を取り出し咥えて一本引きぬいて。
マッチを擦って火を付けると、クローブの独特の甘い匂いが漂いはじめた。 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 23:28:17.68 ID:wljWgndco<> >>146
「......そこまで行くとツッコミを入れる気にもならねぇ...」
「いや、当たらなければどうと言う事は(ry」
「あれ?持ってるのか」
「お前見たいな奴だから持ってないのかと思ったわ」
「調べても言う機会があるかな...」
『如月さん...私もう...眠...zzzzz』
睡眠突入
少女の限界だろうか
「んあ...そろそろ帰るかなぁ...」
//了解です!
//仕事頑張れb <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 23:30:39.31 ID:LFzGAsxhO<> 【これは今より少し前の事だ】
たまには魚介類も食いたいよな。
【少し離れた漁港。森の幸では物足りないと今日は釣りをしていた。】
【横では同じ様に小さなロボットが小さな竿を持って隣で釣りをしている】
「拳次全然連れてないね。下手?」
うるさい黙ってろポンコツめ。
【だがバケツの中身は一目瞭然。ロボットの方は大漁と言っていい程の調子の良さだが横にいるサイボーグ人間のバケツは未だに空のままだ】
…プルプル
「プークスクス。」
【悔しさで竿が揺れていた。今日もなんだが平和な日だ。本当にそうだと良いのだが】
<>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/28(日) 23:32:43.55 ID:s8JelQqDO<> 「そうなんだ。ねぇねぇ他にはどんな魔法があるの?」
ぐったりと寝転びつつも口調も態度も変えず、やはり好奇心のままに少女は剣士に問いかける
「あ、お兄さん酷いー。けど剣持たせてくれたから許してあげる」
剣士の皮肉ともとれる発言に少女は寝そべりながら上から目線の発言を返し、答えを続ける。
「ふふー、疲れる身体があるのは良いなって。食べれる身体があるのは良いなって。
クランにはそんなの無かったから。だから嬉しいの。だから笑うよ。」
うふふ、とまた笑い声が漏れた。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/28(日) 23:33:48.42 ID:zga+gfxAO<> >>148
……世界は歪みきった、半端な戦火、半端な戦禍、半端な戦果
やり残した故に禍根が残り、新たに悲劇を生む
傷口に膿を残したまま歪に再生するのだ……
【鍛えられた壮年の男に似つかわしくない『白くか細い右腕』で飾られた花を摘み取り、握り潰す
誰かが膿を出し切らねばならぬ、そうだろう『運命の輪』よ
【窓から底冷えするような眼で街を見下ろす
……お前自ら来たのだ、ただ兵器を買うだけではなかろう
取り敢えず座れ、茶ぐらいだそう <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/07/28(日) 23:39:31.20 ID:cqYqYVLco<> >>149
?
なんか変な事言ったか?
【まったく分かっていない様子】
当たったから問題なんだろー!!まったく!
【ちょっと怒ってしまった】
持ってるよ!私の事変人扱いするのやめてくれるかな…
【血が付いた所を両手で押さえる】
あー確かに…
まあ豆知識って言うか?
…お嬢ちゃん寝ちゃったかい
家に帰って布団で寝させてやりなー
ふぁ…私も眠くなってきたし、帰ろうかなー
じゃあな、如月クン
【手を振りながらその場を後にする】
//ありがとうb
//お先に失礼させてもらいます 乙ですた <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 23:39:39.63 ID:2IMAnfkxo<> >>152
「――やるならば徹底的に。道の邪魔たるモノは全て轢き潰すだけのこと。
汝平和を欲さば、戦への備えをせよ。戦わなければ、平和などありえん」
女の思想は、相手のそれとよく似通っている。
女の場合は、徹底的にやる目的が違うのだが、徹底的にという点では変わりはしない。
相手の右腕を見て、己の副官を思い出す。彼女の為の武器も見繕うべきだろう、と思った。
「ああ。茶はなんでも構わん、毒が入っていなければ味は求めてないからな」
椅子に座り、背筋を綺麗に伸ばしたまま、無愛想な言葉を吐き出す。
そして、茶が入るまでの間、無言で目を細め、窓から外を眺めていた。
思考しているのは、もしこの街が戦場になった場合に、どのようなルートを通るのが適性か。
戦闘機械のような思考の女は、こんな時でも徹底して目的の為に生きていた。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 23:44:56.34 ID:wljWgndco<> >>150
【これも今から遡る事30分前】
【宿の部屋で話す少女と、青年】
「うーん...何を食べようかなぁ...」
『偶には魚とかでも良いんじゃ無いか?』
「そうですねー...丁度、捕獲銃の試運転してこいとか何とかで、これ渡されましたし...」
【手に持っているのは、二丁のスナイパーライフルと、一丁のショットガン】
【ショットガンと、スナイパーライフルのうち一丁は、捕獲用の網銃】
【スナイパーライフルは、実銃だ】
【まぁ、レーザー銃にもなる様に色々頼んで自分で調整してあるが】
『それ対人兵器じゃ無いのか?』
「いきなり人に向ける訳には行かないでしょう...」
「あと、しっかり動く目標に対して命中させるのと、あらゆる場所での運用を目的としてますから」
『なるほど、じゃあ頼んだ』
『一応能力は掛けておくよ』
『3時間分な、一応』
【と言うわけで、今に至る】
【現在少女の所在地は、街から離れた漁港】
【取り敢えず、試し撃ちなのでここら辺で良いだろう】
「えーっと...対水中で...魚の群れに向けるから...スナイパーライフルで遠くを撃った方が良いよね...」
【うつ伏せになり、海の沿岸から70m程度の所に銃口を向ける】
【そこまで魚は居ないが、取りすぎも良くない】
「せーのっ...パァン」
【銃声とともに、銃弾と同様の速度で発射される網弾】
【水面に当たる直前に展開し、魚を中に閉じ込める】
「えーっと...引き寄せ...」
【その網は、キッチリと閉まり、沿岸に引き寄せられて行く】
【普通なら異常な光景だ】
【15歳の少女がスナイパーライフルを構えて撃って居るのだから】
【しかも手慣れた様子で】 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/28(日) 23:48:21.39 ID:wljWgndco<> >>153
「いや...その俳人じゃないって言いたかったんだ...分からないだろうがな」
「寧ろお前が当たりに行ったんだろ」
「変人扱いも何も俺には変人以外の何者でもないぞ、お前は」
「どっちかって言うと雑学だな」
「布団か...まぁ、家じゃなくて宿だな」
「じゃあな、シオンだっけか」
【少女を抱えて空中に飛んで行く】
//乙でした!
//仕事頑張ってください! <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/28(日) 23:48:27.39 ID:zga+gfxAO<> >>154
【同じポットで注いだ茶をテーブルに置きまず自分が口を付けて見せる
【その後リモコンの様なものを操作するとジジッと耳障りな音と共に何か小さな機械が堕ちてきた
済まないな、『虫』が入り込んでいたようだ……
さて、商談から始めるか? <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/28(日) 23:51:32.62 ID:LFzGAsxhO<> >>155
パァンッ!!!!
『「!!!?」』
【何事かと思った。チビロボの方は急いでバケツに隠れ男は折角念願の一匹目が釣れたというのに音のせいで逃がしてしまった】
…だぁぁれぇぇだぁぁぁあ?ピキピキ
「今の音は何だろうね。銃声にしか聞こえないけど。」
….あいつかぁぁぁ???
【ガシャガシャとと少女に向かって全速力で走るサイボーグの肩を掴むチビロボ。同様に異様な光景だ】
おまえのせいかー!!!
【少女を指差し、緩い感じの怒号をあげる。チビロボが隣で同じ様なポーズを取るがライフルが目に入る】
「ん、そのライフルは。」 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/28(日) 23:56:45.55 ID:Bsqqp2l0o<> >>151
「まぁ、あとはただのマジックみたいなものだな。」
「ほら。」
言いながら懐から小さな種を取り出して、左の手のひらに載せる。
右手に握った大剣を緩く一振りすると緑の宝玉が輝き、縦が急速に成長。
魔術で制御された種は、一瞬で茎と花に成った。
「お前は、なんだ……何者だ?」
男は違和感を辿って、問いを放つ。
まるで肉体があとからついてきたかのような言い草が、さすがに気にかかったのだった。 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/28(日) 23:58:14.56 ID:2IMAnfkxo<> >>157
「――気にするな。そうだな、商談から行かせてもらおうか。
と言っても、現行の装備の整備と、新装位なものなのだが……、追加で戦車を一台買いたい。
そして、砲弾なのだが――、これを用いて特注品を作って欲しい」
女は、機械をいつの間にか手元におさめており、テーブルにその機械を放る。
茶を一口すすった上で、女は今回買い求める装備をリストアップしていった。
ボディアーマー、及び突撃銃、小銃、対物火器。それらは全て、彼女が見立てた装備群だ。
そして、これまで個人向けの装備が大半であったアンバーが、新たな兵器を購入すると言う。
戦車だ。そして、主砲の砲弾を特注で作ってくれと注文し、1L程の大きなアルミの密閉容器を取り出し、カウンターに置く。
「……私の血液だ。これを弾頭に用いて砲弾を作ってくれ。一発辺りの混合量は50ml程で良い。
数は50発。足りなくなればまた依頼をするだろうが、今回余った分はそちらの兵器の研究開発に使用してかまわん。
私の肉体は国家機密の塊。悪い話ではないだろう?」
アンバーの能力についての秘密を、アンバーが語ることはない。
ある程度予測する事はできても、その本質は完全に見抜くことは困難だろう。
しかし、アンバーの血液を摂取した兵士達が強化されていることは間違いなく、うまく行かせれば戦略的に用いることが出来るようになるだろう。
その血液と引き換えに、大量生産の出来ぬ砲弾を特注で作ってもらう様に頼みに来たのである。 <>
如月「」&霜月『』 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 00:00:10.29 ID:VzH5ggLKo<> >>158
「うーんと...よし...これぐらいで良いかな...」
【網を引き上げ、中に入った20匹程の魚や貝等を見る】
「まぁ、良いかな」
「あとは射撃翌練習でもしてよーっと」
【今度は、実銃のスナイパーライフルを手に持つ】
「カチャッ...」
「...!?」
【一瞬体を痙攣させたように震わせ、スナイパーライフルを持っている手を落とす】
「だだだ誰!?」
【横を見てみれば、異常な光景が目の前に】
「へぇ!?なになになに!?」
【ライフルを地面に置いたまま、腰を抜かして地面に倒れる】 <>
アフロキング・ボンバー ◆MIE7pOO3u2<><>2013/07/29(月) 00:01:33.44 ID:+Ikp05uto<> >>157>>160
//アウリガメンバーを動かしたいのですが乱入できますか。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 00:06:01.86 ID:DefV/U4Mo<> >>161
お前のせいで俺がやっとの思いで釣り上げた今日の晩飯が何処かに行ったというのになんだお前のその大漁の魚は一匹くらい分けてくださいぃぃい!!!
【超絶早口で怒った様子から懇願に変わってしまった。ふと目頭が熱くなる】
【それを置いといて小さなロボットが少女の方にちょこちょこと歩いてくる】
「この銃は、ベースは飽くまでも普通のライフルだけど凄い改造がしてある。」
「これは誰が作ったのかな?申し遅れました。僕の名前は憲師。あそこにいる変なサイボーグが拳次っていうんだ。宜しくね」
【小さなロボットの方はえらく大人しく普通に挨拶している】 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 00:07:15.00 ID:juZGFIlTo<> >>162
/私はかまいませぬ <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/29(月) 00:07:58.40 ID:n/mFzn+DO<> >>159
「お?おー!ゴールデンすげー!変なの!変なの!」
ぱたぱたと足を上下させて、少女ははしゃいでいる。
「・・・・・・何なんだろうね?クランはクラン。エルドラドのクランだよ」
何者という問いが名前を指すならば、それは正しい答えなのだろう。
「それじゃあ、初めから身体を持つお兄さんは、一体何?」 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 00:08:19.30 ID:FV/6jE/AO<> >>160
塗布ではなく混合か、強度確保の問題もある
時間は貰う上に何時も通りに『定価の七割』と言う訳にも行かんが良いのか?
【細い腕で機械を操作し掛かる期間と経費を試算する
しかし、血とは不思議なものよ
娘の血はコイツを手なづけたが私の血はコイツに受け入れられていない
この腕で漸く扱える始末だ……半分は同じ筈なのに、な
【首飾りの宝石を弄りながら憂鬱そうにため息を吐く
すまん、少し愚痴ったな……詳しい納入時期は追って知らせよう <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 00:09:26.70 ID:FV/6jE/AO<> >>162
/何その名前wwwwwwかもーんwwwwww <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 00:14:58.95 ID:VzH5ggLKo<> >>163
「え!?え!?えっと...い...良いですよ?」
「ていうかサイボーグ!?」
【今更すぎる】
【網を差し出す】
「こ...これ...ろ、ロボット...?」
「え...えっと...このライフル?」
【実弾&レーザー銃を取り出す】
「え...えっと...研究部隊の人にちょっと頼んだだけだけど...」
「あ、研究部隊って言うのはブラックシールドの部隊です」
【取り敢えず解説と補足を入れておく】
「あ、はいよろしくお願いします」
「霜月 流(しもづき りゅう)です♪」
【軽く自己紹介をした所である事に気づく】
「あれ?拳次?」
「どっかで聞いた様な...」
【まぁ、如月がしょっちゅう彼女に彼の話をしていたのだ】
【それが少し記憶に残っているらしい】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 00:20:41.96 ID:DefV/U4Mo<> >>168
ありがどゔ。ほんどゔに…。
【晩飯が無くなるかと思っていた。三度の飯より飯が好きなのだ】
そうだよ、サイボーグ。カッコいいでしょ
【別に隠す必要は無かった。隠すつもりなら最初から見えない様にするし、それどころか少し自慢気だった】
「ブラックシールド。街の自衛団体か。高度な科学技術は持ってると聞いていたけどここまで凄いとは。」
「拳次もブラックシールドに入ってみたら?」
あ?何の話だ。
【風呂敷にもう魚を縛って今度は逃がすまいとしっかりと固定していた】
霜月さんね、宜しく!
そう、拳次。あれ知ってるのか?俺も有名になったもんだ。
【胸を張っている。男は良くも悪くも巷では少し足らず話題にあげられていたが彼女が博斗の知り合いだと知る由もないだろう】 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<><>2013/07/29(月) 00:20:57.93 ID:p1FJ1MaCo<> >>165
「…そうか」
「ならばしばらくその姿を楽しむといい。」
よくわからないが、よくわからないままでもいいのだろう。
クランが楽しそうなので、今はクランの体を満喫していただこう。
「私は、流浪の剣士だ。」
「それ以上も以下もない、闘いの中にしか存在意義を感じられない。」
男の目は、どこか遠くを見ているようなものとなった。
自分自身に言い聞かせようとする部分があるのかもしれない。
/ぐぬぬ…ちょっと眠気が強くなってきたので凍結か〆をお願いしたいっ…! <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 00:24:01.24 ID:juZGFIlTo<> >>166
「構わん。丁度臨時収入もあった所でな。前払いしておくぞ」
女は、アタッシュケースを手に持つと、テーブルにごとりと置く。
ケースを開けば、中には札束の山。そして、幾つかの非合法組織の情報を印刷した紙が有る。
どう使うかは自由であり、金だけでは手に入らない情報も多く有ったことだろう。
「――グノーシスギア。私の副官もまた、その奇怪な代物に選ばれた者。
この前戦った少女も、そうだったな。……不思議なものだな、その兵器は」
首飾りの宝石に、目線を向けて。
己の過去に思いを馳せ、右腕を少し抑えるように左手を伸ばす。
「ああ、そうだ。最近幹部になった。役職はチャリオット。
少しは羽振りも良くなりそうだ、部下が増えれば又買い付けに行く。
そうだな……、納入の時期にもよるが、納入時に追加注文をさせてもらおうか」
Aurigaの右腕、チャリオットの座についたと事も無げに語る女。
女にとって地位とは誇るものではなく、単に有用な道具でしか無いのである。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 00:28:17.92 ID:VzH5ggLKo<> >>169
「い...いえいえ...『あの人』からの頼ま事なのでもう一回撃って捕まえ無いと...」
【どれだけ飯が好きなのだろうか】
「へぇ...私も足を機械に出来るか研究部隊に頼んで見ましょうかね...いつまでも補助装置とあの人の補助じゃあ迷惑掛けちゃうし...」
「そう、私は警邏隊所属なの」
しかも隊長だったりする
「はい!よろしくお願いします!」
「いえ...確か...あの...如月さんが貴方の話をしてくれるんですよ...」
「死ぬかも思ったーって」
「あと、確か...お兄さん?の話も一緒に...」
「すっごい褒めてましたよー」
「また今度あったら決着付けたいなぁ、とか言ってましたし」 <>
アフロキング・ボンバー ◆MIE7pOO3u2<><>2013/07/29(月) 00:30:01.56 ID:+Ikp05uto<> 「邪魔するぜ・・・社長。」
火之迦具槌・・・極東に位置する兵器産業だ。
俺は此処の、社長室に少し用事があって来たわけだが・・・
>>160
「アンバーか。ボスの右腕が自ら・・・ご苦労じゃねぇか。」
社長室に居た女・・・アンバーはチャリオットの役職、ボスの右腕に位置する女だ。
どうやら商談の途中だったようだ。
まぁ、俺も仕事できたわけだが・・・
「物資は幾らでも運んでやるが、俺のトラックに入るようにしてくれよ。」
兵器の注文を聞いていると、妙な砲弾を注文してやがる。
俺も物資運搬の役に就いている以上、言われりゃ運んでやるが、多いと何往復もしないといけねぇ・・・
まぁ、今運ぶわけじゃないだろうが・・・
>>166
「急に押し寄せて悪いな・・・コイツが注文した兵器の納入日を教えてくれ。」
俺が用事があったのはアンバーが注文した兵器が出来上がる日だ。
受け取って運ぶのは俺だからな。
戦車は無理だが、他の銃やらボディアーマーなら俺のトラックで運べる。
その方が送料が安くつくからな・・・
【突然社長室に現われたこの男。】
【この男、髪はアフロヘアーで、身長が200cm近くある。】
【47代目アフロキング・ボンバーと名乗り、アウリガに所属する男である。】
【役職はカートに就き、物資運搬などをこなしている。】 <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/07/29(月) 00:31:13.59 ID:n/mFzn+DO<> >>170
「うん、楽しむよ。そのために此処(そと)に来たんだから」
少女は剣士の返事に言われるまでもない、という様に即答すると、にひひと笑った。
「ふふ、そっか。お兄さんは、『戦う人』なんだね。少なくとも今は」
少女は安らかな笑顔を剣士に向ける。
「いつか、もっと強くなったら、クランも、お兄さんと――・・・・・・」
言葉はそこで途切れる。過労により、睡魔に抗えなくなったのだろう。すやすやと寝息をたてている。
//それではこちらはこれで〆ということで
//長い間ありがとうございました。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 00:33:42.37 ID:FV/6jE/AO<> >>171
【紙に目を通すとそれらの組織をリストアップしてゆく
【そしてケース中の札束をいくつか抜き取り突き返した
釣り銭だ、次回以降の買付では色を着けておこう
【そのままリストに目を通しながら思考に入ってしまう <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 00:36:35.22 ID:FV/6jE/AO<> >>173
……砲弾と戦車以外は一週間で用意する、整備技師は明日にでも派遣しよう
【言いながらさらに札束を取り出す
送料分返金だ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 00:36:49.90 ID:DefV/U4Mo<> >>172
んん、魚を取るだけなら今すぐでも出来るな、ちょっと待ってろよ。
【水中にチャポンッと入ってしまった。見えるのは水中から出てくる泡のみ】
【するといきなり海面が盛り上がり小規模な爆発の様な物と同時に沢山の魚を抱えた男が出てくる】
漁港の人には許可とってるから大丈夫よん
【グーサインをしてチビロボが腹から網を取り出し魚を入れ少女の前に置く】
んで、ブラックシールドだっけ。街の自衛団体。こんな少女が所属してるとはね、
「高度な技術力の反面、今はまだ統制が取れてないらしい。」
そのライフルも組織の人が作ったんだよな。俺のこれも強化できるのかな。
【少し期待してみると共に心が揺らぐ】
あぁ、博斗とは決着つけないとな。俺の勝手な気持ちだけど、あいつを一番のライバルだと思ってるよ。
…まてよ、今何て言った?お兄さん?
【お兄さん、聞き間違いかもしれないし、自分の兄の話しでも無いと思った。死んだ兄の事をなぜ博斗が知っているのか】 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 00:39:01.50 ID:juZGFIlTo<> >>173>>175
「私は現場主義だ。兵士が命を預けるものなのだから、自分の目で見なくてはならん。
……そして、文句は聞いてやる。今回は量とサイズが大きめだからな、我慢してくれ」
女は、無表情で兵士の為に自分で全て確認しに来ている、と発言。
その上で、女は我慢して運べ、文句は聞くと宣った。
同組織の所属では有る為、平時の無愛想さよりはごくごく僅かに愛想は良い。
それでも無表情で仏頂面で、言葉が平坦なのは変わらないのだが。
「……いつも思うが、貴様の頭は邪魔ではないのか。明らかに戦場では目立つだろう」
ふと気になり、アフロキングの髪型について、そう問いかける。
基本的に実利を追求するアンバーにとって、その髪型は理解に苦しむのである。
「感謝する。今度私の副官をそちらに派遣する予定だ、グノーシスギアの使い手ゆえ、そちらの研究も捗るだろう。
ただ、交換条件としてその研究結果からの試作品を、我々に優先的に提供して欲しい。
それが出来るならば、副官をそちらの研究に協力させて良いのだが」
と、グノーシスギアの研究について、提案をした。 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/29(月) 00:41:16.38 ID:p1FJ1MaCo<> >>174
「あぁ、そうか…そういうことか。」
「待っているぞ。」
途切れてしまった少女の言葉に、少し楽しげな笑みを浮かべる。
大剣を背に収め、どうやら眠りに落ちてしまったらしい少女を両手で優しく抱え上げると、近くのベンチに寝かせておく。
が、このままだと流石に危険なので、羽織っていた外套をかけカモフラージュっぽくしておく。
「―――……私が果てる頼むぞ。」
最後にそう言い残すと、公園をあとにした。
/こちらこそからみおつありでしたー! <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 00:46:50.96 ID:VzH5ggLKo<> >>177
「...?」
暫くその場で眺める
「.....へ!?」
後ろに倒れ、尻餅を付く
「す...凄い...」
ポカンと口を開けたままだ
「え...えぇ...まぁ、一応自警団としてはそれなりに機能はしてるんですがね...」
「ライフルの構造自体も全く分かりませんがね...」
「へぇ...今度見てみたい物ですね...まぁ、余計な心配掛けそうですが...」
「へ?はい、確か拳峰って言いましたっけ」
「なんか炎で右半身消し飛ばされちゃった、とか笑いながら言ってましたよ?」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 00:52:05.53 ID:DefV/U4Mo<> >>180
拳…峰…。炎…。
「そんな、馬鹿な。」
【二人とも声が震えていた。そう、二人は兄が復活した事など知らなかった】
馬鹿な…。俺の兄は数年前に能力者によって殺されたんだ!!
だが…博斗がこんな嘘をつくわけない。
「どうやら、間違い無いみたいだね。」
兄貴が…生きてる…!!!!!
『「ぃやったぁぁぁぁあああ!!!!」』
【二人とも声を合わせて腕を組み喜んでいる。男の目からは涙すら流れている】
兄貴が…生きてるんだ。そうか、そうか!何でかは分からないが。取り敢えず生きてるんだ!
【はははと笑いながら目からは少し涙が出ている。その顔は凄く幸せそうだ】 <>
アフロキング・ボンバー ◆MIE7pOO3u2<><>2013/07/29(月) 00:52:54.87 ID:+Ikp05uto<> >>176
「悪いな、社長。兵器は俺様が責任を持って運ぶ。」
俺は札束を受け取り・・・
>>178
「言われりゃ運ぶさ。その為のカートだ。
あと、送料分返金だってよ。浮いた分で幹部達で飲みに行くかい?」
俺は社長から受け取った札束を渡し、喋りかける。
しかし、現場主義か。確かに、指示をする人間は現場を知る必要がある。
それに、アンバーは部隊長として指揮を取る人間だ。
アンバーは戦場に立つ者に相応しい奴だな。
「娘と同じ事を言ってるな・・・
俺様は48代目アフロキング・ボンバーだ。
アフロじゃねぇと、タダのボンバーになっちまうからな。
それに、このアフロも気に入ってるんだ。」
俺は問われた頭について答えを述べる。
まぁ、実利を追求してるアンバーには解らないだろうが、
格好良いからやってるって訳だ。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 00:58:09.22 ID:FV/6jE/AO<> >>178
……良いだろう、元々は私がコイツを扱うための研究だ
期待に応えられるかは解らんがな
【暫く考え承諾する、どう転んでも悪い話ではない
【彼等ならば有意義に成果を運用するだろう
>>182
組織の資金をそう扱うのは関心せんな
【首飾りに手が延びる <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 00:59:32.02 ID:VzH5ggLKo<> >>181
「まぁ、その時は自分で体作っちゃったりしてた様ですが...」
「...?」
「どうしたんですか?」
何故震え声なのだろうか
「え...殺され...あ、そう言えばそんな事も誰かが言ってた様な...」
「い...一体なんなのでしょう...」
「へ!?」
涙を流しながら腕を組み合う二人(?)を某然と眺める
<>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 01:01:31.53 ID:juZGFIlTo<> >>182>>183
「円滑な作戦行動の為、幹部陣で一度会合を開くべきとは考えている。
その手の音頭は、私よりも貴様に適正があるだろう。その金は預けた、セッティングは任せる」
受け取った札束を突き返しつつ、相手の発言に同意を返す女。
そして、自分の無愛想さは良く認識しているのか、人を集めるのは任せることにする。
基本的に、仏頂面でもコミュニケーションは取れないわけではないのだ。感情の起伏がないだけで。
「そうか、そういえば貴様には子供が居たのだな。
……大切にしておけ、これから先には大きな闘いがある。
せめて巻き込まれないように、警告だけでもしておくことだ」
子供などには時折優しい面も見せる女は、相手に向かってそんな柄でもないことを言う。
ゆらりと気配を残さずに立ち上がった女は、真っ直ぐに相手を見上げ、琥珀の瞳を細める。
「了承した。では、近日中にアンバー隊副官、シェル=フロウライトを派遣する。
実力は確かだが、少々口と態度と頭が悪い上に人間不信気味だ。そこの所は了承してもらいたいがな。
では、また後日。……日頃世話になっている、感謝している」
そう言い残すと、女は背を向けて歩き出す。
女の存在感は一歩歩くごとに薄くなっていき、気がついた頃には既に立ち去っているのであった。
/お二方ともお疲れ様でしたー! <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 01:04:29.40 ID:DefV/U4Mo<> >>184
いや、ごめんごめん。ちょっとはしゃぎすぎちゃった。
【涙を拭いたが、幸せそうな顔は変わらなかった。それ程までに男にとっては朗報だった】
いや、その拳峰っていうのは俺の兄貴でさ、数年前に死んでる筈なんだ。でも生きてたから嬉しくて。
「拳次、ブラックシールドに入れば色々な情報がもらえそうだね。拳峰さんの事も、それに君のサイボーグを強化できるかも」
うーーむ。。。
【ブラックシールドに入ろうか取り敢えず迷っている。利点も多いが組織に所属するなど初めてだからだ】 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 01:12:05.64 ID:VzH5ggLKo<> >>186
「ふふ...まぁ、幸せそうで何よりです...」
「殺され...ですか...」
「なんか私と被りますね...」
こちらは死んだ筈というか、死んだ直後に起こされた感じだ
「ブラックシールドは...確か如月さんも非正規でちょくちょく顔をだして協力しようかなぁ、とか言い出してました」
「でも、本来は私のような訓練された無能力者の集まりなんですが...」
<>
アフロキング・ボンバー ◆MIE7pOO3u2<><>2013/07/29(月) 01:12:54.86 ID:+Ikp05uto<> >>183
「おっと、すまねぇ・・・。だがな、社長・・・構成員のケアにも金は必要だぜ。」
俺は組織の金をいい加減に使おうとした事を詫びる。
社長の言う事も解るが、幹部達が集まって会議する席も必要だと考えている。
まぁ、飲みの席でやるのは間違ってるかもしれないがな・・・
>>185
「あぁ、何処かの酒場を借り切るから、それで良いだろう。
雰囲気は俺好みになるが、文句は無いだろ?」
アイツがそう言うのを人に任せるのは人を集めるのが苦手なのか・・・
俺はその金を責任を持ってあずかることにする。
「娘、ヴィヴィアンは16で自分のバイクを持って出て行ったさ。
もう21になったかな。連絡を取ってるが、自分の身ぐらい自分で守れるさ。」
俺はタバコを取り出しながら娘のことを話す。
火は点けてないが・・・
そしてアンバーを見送り・・・
「俺も仕事が出来た。幹部の集会の場所を探さないとな。
悪いな、社長。また頼むぜ。」
俺はそう言い残し、俺は社長室を後にする。
//落ちます。ありがとうございました。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 01:18:26.45 ID:DefV/U4Mo<> >>187
あ、何となく勘だけどさ。君のピンチを救ったのが博斗って感じか?
【何となく博斗ならそういう事をしそうだと予想したが恐らく外れてるだろう】
ん?俺のこの力は能力のせいじゃないぞ?この機械と日々の鍛錬のおかげだ。
「そう!僕が彼を作ったんだ。正式には助けたって感じだけどね。」
【えっへんと腰に手を当ててる。それを頭の上から少し男が撫でている】
こいつはこれでも戦闘科学の権威だからな、ブラックシールドにも何らかメリットはありそうだよな。
それに俺と博斗が組んだら何だろうとぶっ倒しちまいそうだな。
【博斗の実力は自分はよく知っているからこその信頼だ。】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 01:20:26.36 ID:FV/6jE/AO<> >>185
>>188
……そうか、必要ならばそれで良い
【首飾りから手を離し茶を飲む
……道中気を付けたまえ、君は目立つ、私たちの繋がりがわかっては不都合だろう
【そう言って二人を見送ると再び街を見下ろす
そうか……もうすぐか……
//お疲れ様でしたー <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 01:28:19.47 ID:VzH5ggLKo<> >>189
「あれ?勘って知らない事実をそんな的確に指摘できるの...?」
「まぁ、合ってます...」
「あ...サイボーグだったっけ...研究部隊に色々やられそうだけど...」
「ていうか...一人で作ったの?」
「...戦闘科学...研究部隊からすっごい待遇受けそうですが...」
「多分...如月さんはサポートとかしそうです」
「自分は多対一とサポートが能力を活かせるとか言ってましたから...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 01:36:06.06 ID:DefV/U4Mo<> >>191
いや、あいつならそんな事しそうだしさ。なんだかんだ言ってあいつなりの正義感とかがあるんでしょ。
【くくくと笑いながらあの時の戦いを思い出す。いつ思い出しても楽しい戦いだった】
「まぁ、ブラックシールドの評判は聞いてるし、悪い様にはされないだろうけど」
「そうだよ。助手は居ない。まぁベースがあったし其処まで苦労しなかったよ」
【それでも相当な科学力だ。作ったのはこのロボではなくモニターの向こう側にいる男だが】
あぁ、あいつの能力スゲぇからな。俺でも良くわかんないけど。
【詳細までは分からなくても戦ってみて分かった。あの能力の凄まじさを】
よし、いっちょ入るか。ブラックシールド <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 01:45:59.14 ID:VzH5ggLKo<> >>192
「なるほど...でも、アウリガ相手に何の準備もせずに特攻するって...無謀に近い事しますよね...」
「まぁ...少なくとも悪い所では無いですよ」
「じょ...助手無しで...ベースが有ったとして...」
異常な科学力だ
「確か...えっと...複雑だったなぁ...」
「質量とエネルギーの相互等価交換を行い、その際エネルギーを体内または周囲に減少無しで停滞させ、使用する事が出来る...そしてエネルギーは凡ゆるエネルギーとの互換性があり、組み合わせる事が出来る...更にエネルギーを質量に変換する時は、質量が一致すれば凡ゆる通常物質に変換が可能だ」
「確か如月さんの説明です」
「さっぱり理解出来ませんでした」
「現実離れし過ぎです」
「...か、軽いですね...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 01:52:30.77 ID:DefV/U4Mo<> >>193
そんなに強いのか?アウリガって奴らは。
【噂には聞いていたが、別に風評のせいで持ち上げられてると思っているのだろう】
そうか、お互いにメリットはありそうだ。
「そうかな、ただベースがあればパーツだってすぐに用意できるしそこから応用できたりして楽しいよ。」
…相変わらずよく分からないな。憲師なら分かるんじゃないか?
「まぁ、大凡だけど。いわゆる究極の変換能力だね。土台となる物さえあればそれを素材に何にでも変換できるってことじゃないかな。」
「それは物であれ、生命に類する物であれ対象内だろうね。」
兄貴がよく言ってたよ。気ままに行けば大体成功ってね。
んで、霜月さんみたいに役職とかあるのかな。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 02:05:34.07 ID:VzH5ggLKo<> >>194
「強さは...如月さんは本当は倒そうと思ったらしいんですが...」
「最終的に倒さずにスキを作って私を抱えて逃げましたね...」
「私が足で纏いだったのですが...」
「あと、残忍さも...その場に居合わせた私以外の数十人は...全員撃ち殺されました...」
「私も...一度頭を銃弾が貫通しているのですが...」
「そうですね...と言うか、戦力が大変な事になりそうです...」
「如月さんと拳次さんが二人で組んだら...どうなるんでしょう...」
「......そのベースは一体いつ作ったんですか...」
「...だからいきなり木を消して剣を作れるんですね...なるほど...」
「...脳まで...か...」
「気まま過ぎますね.....」
「役職...部隊は特殊戦闘部隊ですかね...多分」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 02:16:07.84 ID:DefV/U4Mo<> >>195
成る程な。まぁ気にしない事だ。あいつがその状況で逃げたって事はそれ位強い奴らって事か。
【博斗ならこの子を救出してそいつらを倒す事位訳無いと思ったがそれが出来なかったという事は相手がそれ程の力を持っているのだろうと思った】
まぁ残忍さとかも聞いてるよ。勿論悪い噂しかないけどね。
もしかしたらあいつも加入してたりしてな。
【あいつと言ってもアウリガに入ってそうな奴らは数人予想できた】
本来なら俺との戦いで死んでも可笑しく無かったんだけど、俺の能力とあいつの能力でもう全快してるっぽいな。
俺の能力は「羅無殺掌」(ノウバースト)
俺は生命の命を奪う事は出来ない。例えどんなに強い攻撃を与えてもね。さっきとった魚達も俺の攻撃では死ななかった。もう流石に干上がって死んでるけど。
ははっ!だから俺と博斗が組んだらアウリガなんてイチコロだよ。まぁあいつとも決着つけなくちゃいけないけどな。
「ベースは昔に作られた魔導具だよ。それを元に幾つか試作品を作って拳次に合った物を作り上げた。作ったのはもうかれこれ二年前かな?」
「そう考えなくちゃ、君を救った事を説明出来ないしね。」
いいね、特殊戦闘部隊か。ボスってのは居るのかい? <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 02:27:03.54 ID:VzH5ggLKo<> >>196
「如月さん...と言うか...あの相手は不気味と言うか...怖かったですね...」
「訳が分からなかったです...」
「残忍さ...ですか」
「あんなのが一杯居るなら、相当ですね...」
「...あいつ?」
「一体全体如月さんはどれだけ無茶するつもりなんでしょう...」
「ノウバースト...不可殺ですか...」
「魚は干上がって死んだんですか...てっきりあの時点で死んでたのかと...」
「寧ろ組んだら二人だけで行動しても十分ですよね...」
「ま...魔法具...二年前ですか...本当に得体の知れない科学力ですね...」
「...そんな精密に操作出来るんでしょうか...」
「...あ、そうだもう3時間経つから足の機械入れて置かないと...」
足に機械を取り付けてスイッチを入れる
「ボス...誰でしたっけ?」
「そういえば全く知りませんね...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 02:38:25.34 ID:DefV/U4Mo<> >>197
強いだけじゃないって事か。まぁ大丈夫だ!俺も博斗も負けないよ。
【自身に対する自信と博斗に対する信頼はそう簡単に破れる物ではない】
…陽炎って奴だ。闇の能力者。俺の師匠で兄を殺した?張本人だ。まぁ復讐とかはしないしもう一度正面から話したいんだ。
あいつは無茶しすぎだよ。まぁあの時はお互い無茶を通り越してたからな。戦った後とか全部消し飛んでたし。
まぁそれで済んだら良いんだけどな。あれ、組織に入るって事は俺も街の自衛をしなきゃいけないのか、まぁいいか。
【別に悪い気はしなかった。少なくても無闇に街を破壊するよりもずっと良い】
「うーん、物心ついた時からそういうのいじるの好きでね。能力とかじゃないよ!僕は少し頭が良いだけの一般人だし、拳次と博斗君みたいな化物じゃないからね。」
「あれは凄かったよ。その魔導具の所持者にもこの前会えたしさ。」
「ん。そういえば装置なんてあったんだ。ちょっと見てあげるよ。拳次の予備パーツがあるし。」
【ちょこちょことロボットが少女の足元に近づいて行く】
まぁボスにはしっかりと挨拶しないとな。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 02:48:00.21 ID:VzH5ggLKo<> >>198
「まぁ...私さえ居なければそりゃあもう倒れるまで戦闘しかね無い人ですから...」
「リミッターお願いしますね...」
「陽炎...へぇ...カゲ...えっ!?」
この前のあいつでは無いか
「...その人とも前会ったと思います...たしか」
「へぇ...消しとn...消し飛んだ!?」
「な...何やってたんですか...?」
「あぁ、そうですね...でも、そこまでキツい訳では...無いと思います、多分」
「......世の中って広いですね...魔導具って...」
「あ、これですか?」
「これは予備の脚部筋肉補助装置ですよ」
「まぁ、足を動かす感覚では使えないのですが...」
「と言うか、足を動かす指令を脳が発生させられないので、足を動かすのではなく機械を動かす感覚で使う必要が有るんです」
「...まぁ、悪い人は居ない...と思います」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 02:58:51.94 ID:DefV/U4Mo<> >>199
リミッター。俺も外すかもな。まぁ何とかなるでしょ!
【男も何となく似たようなタイプだった。ロボットの苦労が伺える】
へぇ!会ったのか…って会った!!?
【つい流してしまいそうになった。まさか奴とも会っているとは】
だ、大丈夫だったか?変な事されなかったか??
なんか、ヒートアップしちゃってて、本当に反省してるよ?街とかじゃないから安心してね。
まぁそこら辺の自警なら俺も良くやってるし何時もと変わんないか、
【自警と言っても修行という名の自警活動だが】
「まだまだ僕の知らない魔導具はたくさんあるよ。後はその技術を身につけたいと思ってる。」
「成る程、もう少し軽量化して頑丈にもできそうだな。起動時間もここを弄れば。」
【拳次用の予備パーツを分解して、少女の脚に少し改造しようとする。そのままにしていれば脚は軽量化され且つ耐久力や起動時間延長など様々な機能が追加される】
まぁ元が自警団だからな。ボスって事は俺の上司って事か。楽しみだ。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 03:05:19.40 ID:VzH5ggLKo<> >>200
「えぇ...誰も止められなくなっちゃう...」
もうこれはアウリガに協力して貰って抑えるしか無いかもしれない
まぁ、冗談だが
「いえ...別に何もされませんでしたね..私は寝ちゃってたんですが、如月さんは結構話してましたよ」
「...街じゃ無くても周囲が消し飛ぶ戦闘って...街だったらブラックシールド出動ですよ...」
「何か寧ろ広すぎるぐらいですね、世界って」
「...即興で改造出来るんですか...」
そのまま動かない
「ボスよりも強いんじゃあ...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 03:16:20.00 ID:DefV/U4Mo<> >>201
まぁそん時は逆にアウリガとかにとめてもらえばいんじゃない?ケタケタ
【笑いながら少女と同じことを思っていた。勿論男の方も冗談だ】
そうか、やっぱり博斗には色々聞かなきゃいけないことがあるな。兄貴のこともね。
まぁ今度は俺が止める側か。てかなんで霜月ちゃんはブラックシールドに?
【彼女にも其れなりの理由があるのだろう。ふと気になってしまった】
「そうだね。まだまだ僕も未熟さ。知らない事はたくさんあるし。」
【喋りながらも手を止める事はなかった。手つきは滑らかでとても安定している】
「まあね。構造は意外とシンプルで助かったよ。緊急用の圧縮信号機とか煙幕弾とかついでにつけておくかい?」
【自分の護身用に持っていた予備の緊急用の兵器だ。物自体はかなり圧縮されて居る為つけるのは容易い】
んー、それはちょっと嫌だけど、まぁ強さだけじゃ人の上には立てないさ。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 03:23:22.55 ID:VzH5ggLKo<> >>202
「お...同じ事考えてる...」
「アウリガじゃないと止められないってのも...」
「ていうか、人脈広いですよね、あの人」
「色々会ってるっぽいですし」
「そうですねー」
「わ...私は...その...」
「か...勝手な恩返し...ですかね」
「如月さんにお礼しようとしたんですが、『俺には良いから他の人を守ってやれ』とか言われたもので...」
若干寂しそうにする
「...喋りながら手を止めずに作業を続けられるんですね...」
「えっと...信号機は...機械の電磁波に干渉しないなら欲しいですね...」
「あと、信号弾は是非」
「...まぁ、そうですよね」
「私も、能力は上の中ぐらいですから」
「指揮の判断力でやってるので...」
まだ隊長であるとは言っていない
言ったつもりという奴だ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 03:34:50.15 ID:DefV/U4Mo<> >>203
まぁ、流石にそれは無いか。まぁ俺が止めるから安心しなよ。
【最も逆の場合もあるかもしれないが】
うーん、人に好かれんじゃないか?俺もあいつの事気に入ってるしさ。強さとか抜いてな?気持ちの良い奴だよ。
…成る程成る程。
霜月ちゃんは博斗の事が好きって事か!
【色恋沙汰なんて全く縁の無い男は普通に言ってしまう】
「うん。こんくらいは出来ないと戦闘科学の権威なんて名乗れないよ。」
「煙幕弾に色素と少しだけ爆薬をつけて導火線をつければと。即席の煙幕弾兼信号弾の出来上がりだ。一応予備で二つつけてある」
「信号機は僕の周波数と揃えてある。勿論君の装置に影響は及ぼさない。何かあったら自動で此方側に送信する様にしてある」
「そうすれば何かあった時は僕から拳次の方に伝えられるから何かあったら助けにもいける。まぁこれからは同じ組織だからね。」
「もう動かしても平気だよ。だいぶ軽くなったし装甲も拳銃程度なら跳ね返せるよ起動時間も元の三倍程跳ねあげた。」
【ふぅと一息ついて胸からガソリン入りペットボトルを出して燃料源に入れる】
俺に統率力なんてあんのかな。
【そこら辺も何とかなるだろとマイペースに考えていた】 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 03:40:09.27 ID:VzH5ggLKo<> >>204
「本当、一歩間違えたら大変なコンビですね...」
「何て言うか...私としては凄く掴みどころが無い人何ですが...本心が見えて来ないんですよね、あの人...」
「へ!?いやいやいや!そんなことは...」
完全に否定でき無いのが少女の性である
「...集中力保てるんですか?それで...」
「...す...凄い...一応分かる事には分かるんですが...それを実際に作るとなるとなぁ...」
「あ、ありがとうございます!」
そー、っと動かしてみる
「か...軽っ!?」
「まぁ...ある...んでしょうか...」
「如月さんはなさそうです」
「上司向きじゃ無いです」
「やろうと思えば出来そうですが...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 03:51:02.53 ID:DefV/U4Mo<> >>205
一歩間違えただけで大惨事だからなー、まぁ俺も博斗も流石にそんくらい分かってるよ!
…俺はそこを気に入ってんだよな。ああいうタイプの男は初めてだからさ、新鮮だし
【悪い奴じゃなければ大抵の人間と仲良くなれるのは男の優しさでもあり甘さという欠点でもあった】
青春だねー、あー羨ましい。女の人と付き合うなんて今まで考えてもなかったな。一心不乱にサイボーグの身体に慣れる事と鍛錬の繰り返しだったし。
「まぁそこまで大変な作業でもないしね。集中する時はずっと黙ってるしさ。」
「合金に強化カーボンを合成して作ったオリジナルの素材はバズーカ砲をも耐える耐久力だけどあくまで壊れない訳じゃないから気をつけてね。」
「水には強いから普通に海とか雨にも錆びないから一週間に一度は間接部分に油を刺してあげてね。」
「足首の裏についてある赤いボタンを押すと信号弾が発射されるよ。そしてその下の黄色のボタンが手動での緊急信号機のボタンだよ。何かヤバそうだったらそれを押してね、脚にはマイクもついてるから会話もできるし周波数さえ合わせれば博斗君がトランシーバーとか持ってれば通信もできる。」
「説明はそんな感じかな。追加で欲しい機能があればできる限り用意するよ。」
んー、てか俺が部隊長とかは分からないんだよな。まぁいいか。俺より強くない部隊長とかは認めない。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 04:01:22.86 ID:VzH5ggLKo<> >>206
「下手したら地区単位で消滅しそうですね...」
「そうですね...ただ...何というか...殻を被ってる様な...うーん...」
実際に本心を打ち明けた事は有るのだろうか
「せせせ青春って...」
ぽっしゅぅと音を立てて思考が停止した
「な...なるほど...」
「ちょ...合金に強化カーボン!?」
「なるほど...バズーカって...それ足に撃たれても爆風で上半身吹っ飛びそうですが...」
「関節部分ですね...はい」
「そ...そんな風になってるんですか...」
「あの人、トランシーバー程度なら店に展示してあったりするの複製しそう...」
「いえ、十分ですよ」
「元々歩けない私の筋肉補助装置ですから」
「.......それ早々居ない気がするんですが」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 10:12:12.22 ID:DefV/U4Mo<> >>207
…?殻を被る??どういう事だ??
【比喩だという事を分かっていない】
顔真っ赤っかの湯気ぼーぼーだな。図星って感じだ。
【ニヤニヤしながら少女を見る顔は少しウザい顔だ】
「うん。強化カーボンも自作なんだけどね。ほぼ拳次の装甲と同じ物を使っているからね。まぁバズーカ砲はあくまで例えだからそんくらい耐久力があるって事さ」
「ブラックシールドの人達ともそれがあれば連絡とかできるし楽でいいでしょ?」
「武器とかもつけられるんだけどな。」
俺より弱い奴に命預けるのは気が引けるんだよな。それか俺が認める様な奴じゃないと <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 13:54:09.08 ID:VzH5ggLKo<> >>208
「へ?殻を被るって言うのは...えっと...」
「本心とかを隠してる...みたいな...」
「そそそそんな訳...うぅぅ...」
少々ウザい
だがそれ以上に恥ずかしい
「強化カーボンを自作する技術...」
「な...なるほど...スナイパーライフルとか貫通しなさそうです...」
「確かに便利ですね...」
「いや、武器は私スナイパーライフル以外はそこまで扱えないので、大丈夫です」
まぁ、銃の扱いと精度だったら軍人並だが
「うーん...じゃあ、部隊に所属しないで遊撃隊とか...てか、如月さんになって貰うという手も無くは無いのですが...」
うーん...と唸る <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 14:14:26.65 ID:bfCah0H1O<> >>209
あぁ成る程ね。しょうがないと思うぜ。あいつ記憶無くしてるしさ。中々自分の事を曝け出せないんだよ。
【考えてみれば可哀想な奴だ。よくあそこまでまともになれたと褒めてやりたいくらいであった】
まぁいいじゃないか!あいつの事頼むぜ。家族の愛情とか知らずに育ったんだ。あいつなりにそういうのを求めてんじゃないか?
【自分は耐えられないと思った。】
「カーボン、つまり炭素繊維に僕はケプラーを合成させた。ケプラーは同じ重さの鋼鉄と加えても五倍程の強度があるし鋼鉄よりも軽量だ。」
「通常のものならそこら辺の武器ならへっちゃらだけど、能力者に破壊される可能性も十分に高いからね。」
「そうかな、護身用の高周波ナイフとかスタンガンなんかもあったんだけだ。」
あ、そうか。ポンッ
俺が隊長になれば良いんだよな。そうだ、俺よりその隊長が弱かったら俺を隊長にしてもらおう、うんそうしよう! <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 14:27:10.92 ID:VzH5ggLKo<> >>210
「うぅん...そうなんでしょうか...って記憶無くしてるんですか!?」
知らなかった
ただ単に言い忘れてただけなのか
それとも...
「あ...あああ愛情なんてわわわ私にそんな資格は....」
「け、ケプラー?」
どっかで聞いたが思い出せない
「能力者ですか...まぁ、如月さんみたいにやろうと思えば問答無用で物理防御消し飛ばしちゃう人も居ますし...気をつけます」
「格闘術はあんまり得意じゃ無いんですよね」
「CQCは簡単なのしか覚えてないし、第一下半身麻痺の体じゃ無理があるので..」
「え...た、隊長に!?」
「の...能力者...じゃ無かった」
「サイボーグが隊長っていうのも...いや私が言える事じゃ無いですが...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 14:48:09.25 ID:bfCah0H1O<> >>211
あれ、知らないのか?てっきり知ってるんだと思ってた。あいつ記憶が無いんだよ。
【スラッと言ってしまったがこれは言って良い事だったのだろうか】
愛情位注いであげればいいのにさ。好かれて気を悪くする奴なんていないっしょ?
【かくいう男はまだ女性に恋をしたことも無いし好かれた事も無かった】
「ケプラーっていうのは1960年に開発されたポリアミド系樹脂だよ。主に防弾チョッキとかはケプラーから作られてる」
まぁ何と無くだがあいつの能力の対策もしてあるっちゃしてあるぜ。
…基本の柔術位なら下半身麻痺でもできそうだけどね。
例えば…憲師!!
【チビロボが変形し身長2mを越すロボットに変形した。そのロボットが男に襲いかかろうとする】
ほいっ。
【軽く押しただけでロボットは吹き飛んだ。男は力をいれていない】
相手の重心が移動した瞬間に相手を押せば簡単に吹き飛ばせる。タイミングが合わないとダメだけど。
え、霜月ちゃん隊長なの…??
<>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 17:18:20.79 ID:VzH5ggLKo<> >>212
「え...ええぇぇええ...」
「そんな重大な事を...」
「もしかして本人にとってはそこまで重要な事柄では無いのでしょうか...
「い...いえ...その...た...助けて貰った身の私が...あの人に...愛情を注ぐ資格なんて...」
無いのだ
と思っている
「あぁ、なるほど...防弾チョッキの素材をカーボンに合成って...良く考えてますね」
「自分はあの人相手に一般兵器は通じるとは思えないんですよね...」
「まぁ、レーザーとかブラックシールドの武器とかは除いて」
ブラックシールドの武器は一般兵器に分類されるのだろうか
「いや...案外難しいんですよ」
「この装置じゃあ姿勢を保ち続ける事ができないので」
「.....へ!?」
なんだこれは
ロボットが巨大化した
変形だから質量は変わってなさそうだが十分怖い
「.......ええぇぇぇええええ!?」
あのロボットが男の軽い一押しで吹き飛んだ
「相手の重心移動まで観察するんですか...」
「........あ」
「...え...えっと...まぁ...一応...」
言ってしまった
別段困る訳では無いのだが <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 18:39:03.88 ID:bfCah0H1O<> >>213
あいつのあの性格考えてもみろよ、気にする様には見えない。なんか行き当たりばったりを楽しんでる感じじゃね?
【そこら辺は自分とよく似ている】
…?愛を注ぐのに資格がいるのか?好きならそれでいいじゃない。
【遠慮する事は無い、自分のやりたい様に気ままにと後から言った】
「うーん、今も改良中だけどね、科学に完璧は在らずって言うし。」
【気づけば腹から出した小さなパソコンで何かをいじっている。少女の脚にUSBが接続されている】
一般兵器はな!俺と博斗には通用しねえよ。ただ俺のこれは全然一般じゃない。世界でたった一つの特殊殲滅型超振動波。
大気を振動させそれを放ったり吸収したりするシステム。言ってしまえばこの大気全てが俺の武器だ。
【小刻みに揺れ始める装置。恐らく腕に装甲の中に入っているのだろう】
相手の全体を見な、そうすれば相手の動きが見える。動いたその瞬間に軽く押すだけだ。
す、すげぇぇぇ!!かっこいいな!!もしかしたら俺の上司になるのか!なんか新鮮だな!!
【彼女の事は十分に認めていたから上に立たれても対して嫌ではなかった】 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 19:56:38.39 ID:VzH5ggLKo<> >>214
「は...はぁ...確かに...逆に行き当たりばったりも程々にしてほしいぐらいです...」
少し心臓に悪い
「......えっと...私が好きになっても...また...足を引っ張っちゃう...っていうか...」
これ以上迷惑は掛けたくない
唯でさえ命を賭して救ってくれたのだから
「科学に完璧在らず...逆に何処までも進化しそうな...」
「...??」
一体何をしているのだろう
そのままジッとして見守る
「...軍隊の一個小隊とかすぐに倒しちゃいそうですね...」
「ていうか、撃たないで下さいよ!?」
「私生身だと戦闘力皆無ですから!」
一応軍人レベルではあるのだが
それでも怖い
と言うか逃げたい
「...反射神経の問題ですかね...」
「...わ、私は捜索警邏部隊ですから、特殊戦闘部隊では無いんですよ...」
「だから、そこを希望すればあるいは...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 20:08:01.71 ID:DefV/U4Mo<> >>215
「お互い苦労してるみたいだね。僕も戦闘力なんて皆無だからね。」
【パソコンをカタカタと叩きながら少し疲れた様な言葉を漏らしている】
なら強くなれば良いさ。その為なら俺らは全力でサポートしてやるよ、なぁ憲師!
「いつか僕のラボに来てくれればその脚も出来るだけ前みたいに動かせる様ようにしてあげるよ。」
「君の装置のバックアップとシステムのコピーをしてるんだ。僕のラボに情報を送信する為にね、それだけあればまた作れるから壊れても平気だよ。」
うん、この前はそんな感じの危ない奴と闘ったな、あいつは危ない。
流石にそんな事しないよ!!敵と味方の区別くらいつけられるからね!
【ないないと手を横に振っている】
んー、まぁ人を良く観察すればいいのさ。戦いの中でもね。
何か特殊戦闘部隊って怪しい奴らが居そうな名前だよな。
【人の事は言えない】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/29(月) 20:31:51.06 ID:FV/6jE/AO<> 【軍事産業とは兎に角恨みを買いやすい業種である
【Aurigaにまで兵器を提供してきた軍拡派急先鋒ともなれば尚更である
【そんな団体の社長がこんな時間に路地裏を歩き回るなど有り得ぬことだが、『彼』はたしかに其処に居た
【程よく鍛えられた大柄な体躯をもつ壮年の男が黒いシャツと紅いスーツを纏いスラムと化した裏通りを歩いている
……フン
【物乞いを睨付け路を開けさせると更に奥の闇へと進む <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 20:33:29.37 ID:VzH5ggLKo<> >>216
「ま...まぁ、貴方には科学力があるじゃないですか...」
自分は気づかれずに行動出来る程度だ
「い...いえ、私はスナイパーライフルで良いですよ...あとは...ショットガンかハンドガンも慣れないと...」
「は...はぁ......リスクが大きいからやって無いけど...一応自力で動かせるようにする方法も有るんですよね...」
「ば...バックアップですか...」
「早々壊れなさそうですが...」
「えぇ...そういう次元の戦闘になると大変ですよね...色々と」
「よ...良かった...怖いですよ...」
「なるほど...観察力ですか...」
「到底及びませんね...私では」
「あなたも...十分怪しいと思いますよ...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 20:42:46.29 ID:DefV/U4Mo<> >>218
「それを活かせる相棒がいなきゃ何の意味も無いんだ。それが拳次なんだ。」
【パソコンをしまうとUSBを抜いてその場で一息ついている様子だ】
なぁ、ブラックシールドに居るならよ、ハンドガンとかじゃなくてもうちょい光学兵器的なもの支給されないのか?
「拳次もメーサーガンとかつけてみる?」
俺にはこれがあるからそれで十分だ!
「常に最悪のケースを想定しておかなくちゃね、念には念だよ。」
「拳次、そろそろメンテナンスの時間だ。腕をこっちに渡してくれ。」
あいよー、そらっ!
【片腕を取りロボットに向けて渡す光景はなんだがシュールだ】
…それを言われちゃお終いだよな。まぁ俺は別にそういうんじゃないから!ただのサイボーグだしよ!平気平気。
【胸を槍で刺された様な感覚。図星だった】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/29(月) 20:53:49.46 ID:aiKTG+1yo<> 【町の一角、路地裏の前】
え〜っと、待ち合わせはここでしたっけ?
【スーツの上に白衣を羽織った黒髪の女性が、紙に描かれた簡易の地図とにらめっこしている姿があった】
【本来ならば殺伐。或は閑散としたその場所で、女性の周囲だけは明らかに空気が違っている】
【女性とすれ違う数少ない人々は一様に顔を赤らめ、或いは顔を背けて足早に去っていく】
【その空気に触れたことの無いものは、首を傾げるかもしれない】
【“確かに彼女が独特の雰囲気を持つであろう事は読み取れる。だが、それでもその反応は少々大袈裟ではないか――”】
【しかし、その範囲に入れば嫌が応にも理解できる】
【全てを赦し、包み込む母親のような――】【触れれば花開く雌のような――】
【そうとしか形容できない一種の領域のようなものを形成していた】
『ねぇそこのお姉さん。ちょっとそこの路地裏まで付き合ってくんない?』
【だからこそ、それらを汚してしまいたいと駆られるものもいる訳で】
【いつの間にか女性は数人の男に囲まれていた】
【手から鈍い光を放つのを見れば、何らかの能力者という事は簡単に見てとれる】
あー、駄目ですよ?
未来ある若者がこんなオバさんに構って刑務所送りとか笑えません。
【囲まれた女性はそんな男たちにころころ笑い】
あ。それはそれとして、地図の場所はここで合ってます?
【言葉こそです。ます。ではあるものの、少し……いや、かなり馴れ馴れしく地図の場所を訊ね出す】
【……本人が放つ雰囲気に、中身が伴っているかはまた別の話である】 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 20:57:00.38 ID:VzH5ggLKo<> >>219
「なるほど...確かに科学力の結晶みたいな感じですね...」
「あぁ、光学兵器というか、レーザー銃なら持ってますよ?」
「このスナイパーライフル...通常弾丸に加えてレーザー照射装置もついてます」
「乱反射光でも一瞬目に入っただけで失明するレベルなので、ちゃんと周波数を合わせたゴーグルを付けて撃たないと行けませんが...」
10000mWぐらいだっただろうか
「メーサーガン...」
「でも、衝撃波が使えない相手とかも居そうですしね...」
「例えば、真空の壁を作り出せる様な相手とか...」
「......何て言うか...」
シュールだ
腕が取れる時点で
「た...唯のサイボーグって...」
「...あ、そうだ」
「如月から頼まれた魚獲り出来てないなぁ...」
「折角だし練習も兼ねて実弾で仕留めよう...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 21:07:26.54 ID:DefV/U4Mo<> >>221
「彼を限界まで強化するこのが仕事みたいなもんだけどね。」
【今日も某国でのサミットをすっぽかして来た。どうせまた兵器の作成を依頼されるだけなのだから】
へぇー、ブラックシールドに入ったら俺もそんな感じのつけられるのかな、まぁどっちでもいいか。
「僕も是非ブラックシールドの科学力を拝見したいものだ。」
へへっ、俺には超振動波装置だけじゃない、日々の鍛錬と戦闘で積み重ねた格闘術がある!それにとっておきの隠し玉もあるしな。
「今はそれを使いこなす為の修行中なんだけどね。」
「うん、異常は無いね、」
サンキュー!!!
【片腕の整備が終わりまた腕をガチャリと装着させる】
お、ちょっと拝見しようかなと。
【その場に座り込み少女の様子を見ていた】 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 21:10:36.24 ID:juZGFIlTo<> >>220
「――、邪魔だ」
突如。女の周りに集っていた男たちの顔が青ざめ、怯え始める。
ぴりぴりとした存在感は、殺気も戦意も存在していないのに、ただ威圧してそこに有る。
そして、その威圧の波が駆け抜けた直後に、その威圧は嘘のように消えてしまう。
「そこの女に手を出すのは薦めない。貴様らの手には余るだろう」
威圧が消えた次の瞬間、暴漢と女の間にいつの間にかそれは居た。
強く意識しなければそこに居ることすら記憶に残らない、そんな不自然な存在。
ある意味で、存在を強く主張するこやぎと全くの対極といっても良い。
突然の出現に狼狽える不良を前に、女は真顔のまま言葉を紡ぐ。
「あと五月蝿い声で囀るな、頭が痛い。さっさと帰ると良い」
真顔のまま、喧嘩を売っているとしか思えない発言を女はしたのである。
当然、彼らの足りない頭では、それはメンチ切ってこっちと喧嘩したいという事で間違いない。
故に、不良は女に向かって詰め寄り、声を荒げる。
「はァん!? だったらテメーが俺の相手してくれよ、なァ!
よく見るとアンタも良い体してるしよォ、優しくするぜぇ!?」
「そーそー、やっちゃんマジプレイボーイなんだからYo! すげーぜ、マジすげーの!」
「……頭におがくずが詰まっている事は良く理解した」
頭の痛くなるような発言と、此方に凄みを聴かせる不良の態度に、僅かに嘆息。
ちらり、とこやぎに目線をずらし、後ろに引くように促すだろう。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/29(月) 21:12:30.05 ID:7z5Dhxk2o<> 【夕暮れの公園】
【ブランコに乗る少年と、彼を熱い視線で見つめる青年がいた】
【少年の方はギリシャ彫刻を思わせる整った顔立ちで、外見年齢は11〜13といったところ】
【青年の方は20代後半と思しき歳格好で、軍装と制帽を身に付けていた。その手には、鷲の頭の彫刻が付いたステッキを持っている】
どうしたガニー、もっともっと揺らしていいんだぞ!
何だったら私が押してあげようか? そうだな、ブンブン揺れた方が気持ちいいものな!
「いや……あの、中尉」
ブランコが終わったら次は砂場にしようか? いや、登り棒もあるし……おお、ジャングルジムもあるじゃあないか
どんどん遊んでいいんだぞ、ガニー。楽しそうな君の姿を、もっともっと見ていたい……
「うわ、目ぇ怖っ……」
【嬉々として少年に語りかける、中尉と呼ばれた男】
【対する少年――ガニーは、どうやらあまりブランコ遊びに乗り気ではないらしい】
【怪しい男と麗しい少年という、実に奇妙な組み合わせ】
【家族連れや子供のグループが多いなか、この2人は公園の中で妙に目立っていた】 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 21:21:00.43 ID:VzH5ggLKo<> >>222
「へ...へぇ...」
「限界までって...どうなるんでしょう...」
「寧ろもっと威力のある中距離戦闘用の武器でしょう...私は捜索警邏ですが、相手に姿を見せないで見つける事が結構多いので...」
正面から行ったら見つけたとして返り討ちに会う
「ま...まだ有るんですか...私も別のタイプの銃も作って貰おうかなぁ...出来れば曲射できる奴...」
「...よし、実弾曲射で...」
暗視スコープで水中を見る
「あれは...マグロ?珍しいなぁ...」
と言うか普通あり得ないかもしれない
「...あの位置だと...」
伏せて地面から4度程上に構える
「.......3...2...1...0」
パァンという銃声と共に弾丸が発射される
「....よし」
暫くすれば、マグロが沖に浮かんで来るだろう
<>
天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/07/29(月) 21:23:53.33 ID:PIVpIUuko<> >>224
「おやオヤ、微笑ましい親子でスネ」
怪しいものは怪しいものを呼び寄せる(失礼)。
ブランコに乗る少年とそれを見守る青年の前に突然現れたのは、
白いタキシードを着て微笑を装備した一人の男であった。
「げきげんヨウ。最近話題のiku-men(イクメン)でしょウカ?
感心でスガ、お子さんがいまいち乗り気でないのは私の気のせいでしょうカネ」
そしてその男は、そんなお節介をずけずけ口にする。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 21:27:37.13 ID:FV/6jE/AO<> >>220
>>223
//不良をコロコロしながら乱入良いですか? <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 21:27:54.71 ID:DefV/U4Mo<> >>225
勿論最強だ!兄と師匠を超えてな!!
【ついうっかり忘れがちだがその為に男はこの街に来たのだ】
…中距離攻撃か。ビームとか出してみたいよな、それか衝撃波の強化とか。
「その上で僕が強化すれば問題無いね。」
【二人でイェーイとハイタッチする。いつも通りの仲の良さだ】
お、試し撃ちか。
「あれは、クロマグロだね。本来ここの海域には居ないはずの回遊魚だけど。」
食ったらうまい奴か。
【するとプカプカと大きな魚が浮いて来た。というか普通よりも異常に大きい】
「水中の中を高速で動き回るターゲットを一発で仕留めるとは、お見事だね」
よし、いっちょとってくるか!!
【空中に飛び出しブースターを作動させ浮いている巨大なマグロを片手で持ち上げこっちに向かってくる】 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 21:28:03.24 ID:juZGFIlTo<> >>227
/私は構いませんよ <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/29(月) 21:36:25.55 ID:7z5Dhxk2o<> >>226
【突如目の前に現れた、白いタキシードの男性】
【妙なカタコト言葉で自分達に話しかける男性に、男――中尉は少々警戒しながら返答する】
ん? 何だね、君は……不審者か?
白昼堂々……いや、白昼と言う時間帯でも無いが、とにかく! 不用意にガニーの視界にだな――ん?
【男性の放った『イクメン』、『お子さん』というワードを聴き、少々ニヤけた表情を見せる中尉】
ほぅ……そうか、そう見えるか……いや、そう見えるよな! うむ!
聞いたかガニー! 私達、親子に見えるらしい! はっはっは……! そうかそうか……!
「は、はぁ……」
【ゴキゲンになる中尉とは対照的に、ガニーは何とも言えない表情を浮かべる】
……いやだが、誤解してもらっては困るな
私達は親子よりも深く、兄弟よりも熱く、そして恋人よりも美しい関係……
あぁ、むずがゆい……私達にぴったりの表現が見つからない!
この世のどんな詩人であろうと……あの『ゲーテ』ですらッ! 私達2人を言い表すことなど不可能なのだッ!
そうだろう、ガニー! 可愛いガニー!
「……うん、もうそれでいいです」
【呆れた表情で、ブランコを気だるく前後させるガニー】
【タキシードの男性に向かって、申し訳なさそうに言う】
「……すいません、その……こういう人なんです。
正直、親子ってわけでは……えっと、つまりその……何て言おうかな……」
【自分達の関係について、口ごもりながら答えようとするガニー】 <>
天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/07/29(月) 21:50:16.76 ID:PIVpIUuko<> >>230
「不審者だという自覚はないのでスガ、皆さん揃って私のことを不審者というので不審者なのかもしれませンネ」
諦めた、或いは開き直った、というような口調で男は返す。
警戒気味の中尉に対し、この男は好奇心に満ちた雰囲気である。
自分と少年の関係について熱く語る中尉の話にも、「なるほどなるホド」と頷き、
「ともかく二人は非常に特別なrelation(関係)なのでスネ。
愛とは素晴らしいものでスヨ、えエ実ニ」
と大げさな手振りまで交えて返す。
一方、申し訳なさそうに話しかけてくる少年には、
「私には計り知れませンガ、苦労していそうでスネ、少年。
もしや危ない関係ではないのでしょウネ?」
と、中尉に聞こえるか聞こえないかの声量で返す。
その声色はあまり心配しているようではなく、むしろ実に愉快そうだが……。 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/29(月) 21:51:00.08 ID:aiKTG+1yo<> >>223
あら、琥珀ちゃん……という事は、約束の場所はここで在ってたんですね
待ってましたよ、王子様
【突如現れた女性に、男たちに向ける笑顔とは質の違った笑顔を向ける】
【男たちに向けるものが困惑と嫌悪を内包するものであるとすれば、琥珀と呼んだ女性に向けるものは安堵と嫌悪】
【結局のところ大差はないのだが、】
【ちなみに琥珀というのは、アンバー=琥珀という至極単純な発想から勝手に女性が勝手に付けたあだ名だ】
ほらほら、抑えて抑えて
大体の羽虫(ニンゲン)っていうのは、雰囲気と外見が伴ってないと逃げないんだから――
【後ろに下がるように促されるが、「いやいや、ここは任せて」前に出る】
【位置的には、アンバーの隣あたりだろうか】
ほら、こんな――あ、ぐっ
【女性――こやぎは笑顔のまま脂汗を額に浮かべると、下腹部からメキメキと人体が破壊されるような嫌な音が響く】
(あ? これヤバくね? というか音グロくね?)
(この町ではよくあることだよ やっちゃん!)
【この時点で、男達は嫌な予感を覚えていた】
【しかし、行動を起こさなかった時点で、もう遅いとしか言いようがない】
ふぅにっ!
【下腹部が裂ける】
【服を突き破り、血液を撒き散らしながら、現れたのは巨大で強大な毛むくじゃらの狼の頭部】
【脅す目的で現れた魔狼の頭部は。空を裂き、瞬きの間に男をその巨大顎で喰らい潰した】
あら
ちょっと脅かすつもりでしたのに……
【詳しく調べなければ判別不能という惨状を作っておいて、変わらない】
【嫌悪と困惑――多少ニュアンスが違うものの、浮かべた笑顔だけは変わらない】
「」「」「」
【さて、男達だが現実離れした光景に言葉を失っていた】
【いったい何が起きたのかも、理解しきれてはいまい】
失敗しちゃったみたいですねー
プレイボーイと聞いて期待してたんですが……琥珀ちゃん、あとはよろしくね
【と言って、魔狼を戻しながらヒラヒラと手をふってその場へと座り込む】
【茫然自失な相手をどうするのかを、完全にアンバーに任せたつもりだ】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/29(月) 21:52:24.04 ID:aiKTG+1yo<> >>227
/乱入どうぞ
/でも、うん……ゴメンナサイ <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 22:00:02.23 ID:juZGFIlTo<> >>232
「……ちゃんづけで呼ばれる程可愛らしい覚えは欠片もないのだが」
無表情のまま、女は琥珀色の瞳でこやぎの嫌悪と安堵を真っ向から受け止める。
感情の色は無く、分厚い氷のような防壁の奥のそれは、色を見ることすら困難だろう。
この女は、そういう女だ。己の感情を表に出さず、ただ目的のために動くシステムの様な存在。
故に、やはり対極。感情を見せる者と、見せないものだから。
「相変わらず。貴様は悪趣味だ、こやぎ」
男を喰らい尽くす狼を見て、嘆息するアンバー。
腹部を突き破るそれを、直視できないわけではないし、見たところで観察し脅威かどうかを判定するだけ。
どちらにしろ、この女が底知れないのは元から知っている故、脅威としては最上位に置くこととしている。
故に、脅威度の判定は揺らがない。
「身の程を弁えず、牙を剥くのは人でも獣でもない――屑だ。塵芥だ。
屑は処分しなければならない。塵芥は排除しなければならない。
故に、死ね。次の生では良い生き方が出来るように祈ることだ」
いつの間にか両手に握られていたナイフ、ブレる女。
綺麗に捌かれ、骨と肉が分離した肉塊になって地面に広がる血の海。
そして、血の海の中で返り血一つ浴びずに立つ女。
「――ほう、伏兵か」
しかし、その直後様子を見に来た不良の仲間が数人、バットを振りかぶって此方に襲いかかっていた。
特段危機を感じては居ない。だがしかし、このまま対処しなければ殴られるのは間違いないだろう。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 22:01:51.61 ID:FV/6jE/AO<> >>223
>>232
【不良達の悲劇は終わらない
起きろ『アメノオハバリ』
【低く唸るような声と共に一本の黒刀が飛来し不良の一人の咽に突き刺さる
「え゛っ……?ぁあ゛」
喰らい尽くせ
【そのまま流動する黒い刃金に全身を喰い尽くされその身を新たな刃へと変えた不良
【やがて地面に落ちたそれを深紅の染みにまみれた黒い鎧の男が拾い上げる
よくもこの私の目の前で、そんな行為に及んでくれたものだ……
「」「」
【幽騎か悪鬼の如きその威容は完全に不良達の心をへし折った <>
黄泉路<><>2013/07/29(月) 22:03:07.86 ID:FV/6jE/AO<> >>235
//喰われたのはバット不良と言うことで <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/29(月) 22:05:03.39 ID:7z5Dhxk2o<> >>231
ほぅ、分かるかね
君はあれだ、怪しい奴だと思っていたが……中々理解が素早いじゃあないか
愛! 口に出すのは気が引ける、だがそれにも増して見せつけたい! そうだ、愛で無いなら何と言う!
君はなかなか文化的素質がある……不審者なのが非常に惜しいね
【すっかり上機嫌になった中尉】
【男性のガニーへの問い掛けも、まるで聞こえてはいないようだった】
「え――!? あ、危ないって……ち、違いますよっ!
そりゃ、必要ないのに毎日お風呂に一緒に入らされたり、別に怖くないのに添い寝して来たり、
撫でまわすようにこっちを見てきたり、やたら半ズボンを推してきたりしますけど……
……………………
……いや、うーん……でも……」
【透き通ったボーイソプラノで、男性の詮索に返答するガニー】
【同時に、中尉の今までの行動を鑑みて、『やっぱ危ないかな』と再認識する】
「それでも、まあ……その、えっと……こっ、怖い事、とかは……全然……別に……
だからその、まあ……多分……」
【気恥ずかしいのか、少しうつむいて答える】
【『多分、完全な犯罪者じゃあない』とは答えたかったのだろうが、かといって今一つ確信も出来ず】
【結局何とも曖昧な答えとなってしまう】 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 22:08:36.41 ID:VzH5ggLKo<> >>228
「兄...と師匠?」
「師匠も居るんですか...」
「中距離光学兵器...確かあったような...」
「...まぁ、強化なら許可は必要なさそうですが...」
大丈夫なのだろうか
「というか、やっぱり仲良いですよねー」
「クロマグロ...お刺身かなぁ...」
「一応、ランダムで動き回るターゲットに対する戦闘技術ですから...」
「対人でも、遠距離から首辺りに麻酔薬を刺す程度には技術を鍛えたいですね...」
「...へぇえええ!?」
そうやって持ってくるのか
網で引き上げようと思ったのだが <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 22:19:09.54 ID:DefV/U4Mo<> >>238
師匠はさっき言った陽炎って人だよ。あの人も昔は武道家だったんだ、今は知らないけどね。
【闇の能力者とななった彼が未だに武道を嗜んでいるのか謎である。とりあえず持ってきたマグロを置いた】
拳次ビーム!!!つってな。やばいかっこいいな。
「ぐうの音も出ないよ。」
【再びハイタッチ。本当に仲が良い】
まぁ幼稚園からの仲だしね。
「お、拳次!!またマグロがいるよ今度のも中々デカイ!!そうだ、例のアレを試してみようか。」
お、良いねぇ。俺も腹減ったしさ。
【チビロボが再び形を変えしてスコープに変形し男の片腕と合体する】
ターゲットロックオン。行くぜ。
「衝撃破・堕靇」
【放ったのは高威力の衝撃波だ。だがそれはただの物ではない。追尾型の衝撃波だ。マグロに当たり海面が軽く爆発しマグロが男の足元に吹っ飛んできて暴れている】
「バッチリだね。追尾システム。」
【ロボは元の姿に戻ると早速パソコンにレポートを書いている】
<>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 22:24:36.97 ID:VzH5ggLKo<> >>239
「へぇ...また今度.如月に聞いて見ましょう...」
「拳次ビーム...最大出力とか反射光で目が焼かれそうです...」
「幼稚園ですか...なるほど...」
自分はその頃の友達とか思い出せない
「マグロ...まだ居るの!?」
スコープで覗く
「本当だ...って、あれ!?」
海面の爆発で飛んで来たマグロから遠ざかる
尾ひれで叩かれたら普通に痛い
「...追尾型?」
「...誘導方法が気になる所ですが...」
あまり深くは聞かないでおこう、とも思った <>
天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/07/29(月) 22:33:02.54 ID:PIVpIUuko<> >>237
「実に幸せなlife(人生)を送っているのでスネ。
ソウ、お子さんさえいればそれだけで幸せというよウナ」
上機嫌な中尉の様子をそう言い表し、
「人生を歩んでいく上で不安などありまスカ? 最近は物騒な事件も多いようでスガ」
続けてそう問う男。
中尉が知っているかは分からないが、
一つの街が壊滅したり、もっと小規模な話では不良狩りが起きていたり、最近の世界は何かと危険である。
一方の少年の話にも、ウム、と頷きながら聞き耽る男。
はっきりとは言わない少年には、
「話を聞ク限リ、私の判断基準では『危ない』ような気がするのでスガ、
あなた自身が構わないと思っているのナラ、まあproblem(問題)のない関係なのでしョウ。
……本当に困っていることがあるなら相談は受け付けまスガ、それは大丈夫なんでスネ?」
相変わらず柔和な微笑みと共にそう言うのだった。
//すみません、事情で返レス遅くなりました <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 22:33:44.18 ID:DefV/U4Mo<> >>240
それは考えてなかったな。サングラスとか作るか?
「似合うかどうかは分からないけどね。」
【マグロをもち取り敢えず腹部を殴り大人しくさせる。能力上仮死状態だ】
取り敢えず捌いて行こうか。憲師!手ほどきお願いね。
「まずはここをこう切って…アーダコーダ」
「衝殺爪」
【腕を振動させ爪部分でマグロを裂いていく。上手い感じに裂く事が出来た】
「醤油ならあるからこれを使おう。わさびが欲しいね。」
頂きます…モグモグ
美味い!!やっぱ魚は美味いなー。霜月ちゃんも食べるかい?
【豪快に一口サイズに裂いていき姿盛りの様にしてある。】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/29(月) 22:42:47.14 ID:aiKTG+1yo<> >>234>>235
あら、表面だけでも可愛く取り繕えるようになっておいた方が便利ですよ?
たまに回される潜入任務の時とか……
……潜入任務と言えば、適当に飛ばしたあの子生きてるでしょうか?
【新任の部下に思いを馳せるが、それも一瞬】
【初任にしては不適切な気もするが、一応は出来ると踏んで飛ばしたのだ。問題はない】
そんな、ちょっと距離感が狂っただけでそれは酷いですよ
一応そちら方面にも対応してますけど、お腹限定で
【狼が収まり、さらけ出された下腹部には、しかし、十字の痕があるだけで出血の痕跡は衣服に付いたもの程度】
【その再生力は傍目からも尋常ではない事だけは、死ぬ寸前の男達にも理解できた】
【理解できたとして、次の刹那には意味のないものに変わっているのだが――】
……産んでおいた方が良かったかしら?
【伏兵。増援】
【言い方は変われど、先程の惨状を目にして尚襲い掛かる無謀とも言える行動】
【仲間を盲信し、強大な敵を前にしても素で自身から時間稼ぎに乗り出せる手駒は貴重だ】
(欲しい)
【実力不足は手足をすげ替えれば問題ない。従う意思がないなら「従いたくなるようにすればいい――」】
【熱を帯びた身体を疼かせて、バットとアンバーの間に入るように。その手足を潰せるように】
『G――』
【真界武装(我が子)を起動しようとして――】
――む。
【産み出す前に、伏兵はその身を刃へと生まれ変らせていた】
【一瞬笑顔に残念な色が入るが、黒刀を投擲した黒い鎧の男の姿を認めると花の咲くような笑顔となり】
【ただし、その花は毒々しく、相手を獲物と定めているかのような――】
社長さんじゃないですか、危ないところをありがとうございます!
えっ 琥珀ちゃん、今回の相手って社長さんでしたの?
【と、年甲斐もなく黄色い声をあげてアンバーへと詰め寄る】
【心の折れた不良達は既に。完全に。眼中にない】
【伏兵が散った今、もはや相手をする価値もない――】 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/29(月) 22:44:28.36 ID:7z5Dhxk2o<> >>241 /大丈夫です、お気になさらず
【物騒な事件――十中八九『能力者』の仕業だろう】
【その調査をすることも、中尉の任務の1つである ……はずなのだが】
うん? ……あぁ、そう言えば
【今思い出したように呟く中尉。彼の頭の中には、愛するガニーと共に楽しく平穏に暮らすことしか入っていないらしい】
何……その程度の能力者に、私達が後れをとるはずがない
なにより、この子との生活を乱されては堪らないからね……
【……ここで中尉は、1つ決定的なミスを犯した】
【親子に間違われて上機嫌になっていたせいか――つい、口を漏らしてしまったのである】
【能力者の話題など1つも出ていないのに、この口振り……『自分は能力者だ』と公言しているようなものだ】
「! ちょ、ちょっと……中尉!」
【さすがに看過できなかったのか、男性の気遣いに応えるのを一旦止め、中尉を諌めるガニー】
【ただでさえ、この街は好戦的な能力者も多いと聞く――能力者だと分かって、任務に支障が出るのを、ガニーは良しとしていなかった】
<>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 22:54:36.42 ID:juZGFIlTo<> >>235>>243
「お前のそれは、本当に優秀な奴しか育たんな。
間違っているとは言わんが、私にはとても出来ん」
こやぎの部隊が、一点特化の個人的技能に優れているとして、アンバーは平均的に高い実力を持ち、集団で強さを発揮する。
それはおそらく、軍人と研究者という全く違うパーソナリティを持つがゆえに生まれる個性なのだろう。
どちらにしろ、アンバーにはこやぎのやり方は真似できない。
己を慕い、己の意志に同調するモノに限るが、女は目的に反しない限りは配下を捨てる様な真似はしないのだ。
「――昨日ぶりか、狭霧。殴られた程度でどうとなる訳でもないのだが――感謝しておこう」
目の前で刀身となった不良にも、突き立った刃にも怯えることはない。
なぜならば、その力は、その武器は良く見知ったものであったから。
味方ではないし、仲間でもないが、利害関係は一致しており、強くは有るが敵ではなかったから。
「……単なる偶然だ。お前は取り繕うのが上手いが、もう少し眼の色を抑えるのを学ぶことだ。
その物欲しそうな目、分かるものには分かる故に、な」
こやぎの言葉には、アンバーは目を眇めてそんなふうに答えてみせる。
相手の目の毒を、認識しているという事を真っ向から言い放つ。
この女の本質は直線的で、そして極めて硬質。
能力の特性なのか、こやぎの魅了の力にもほとんど影響を受けていないように見えるだろう。
そして、女は死体を尻目に端末を弄り、ポケットに仕舞い込み。
「一応、Aurigaの幹部ではないものの、親交はあるからな。
慣れないのだが……、なんだ。これからコイツと酒を飲みに行くのだが、お前も来るか?」
と、狭霧に酒の席の誘いを掛けるアンバー。
このような遊び、緩さというものには、争いに比べて圧倒的に適性の無いアンバー。
何処と無くぎこちない誘いは、不自然そのものであった。 <>
天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/07/29(月) 23:07:09.75 ID:PIVpIUuko<> >>244
「フム」
男がまず言ったのはそれだけだった。
登場したとき以来の柔和だが仮面のような微笑みは、愉快そうな雰囲気がにじみ出たような微笑みに変わっていた。
だが、中尉が能力者だったとして、戦闘をおっぱじめる理由は男には無い。
少年が中尉の生み出したものであることにも、勿論気付いてはいない。
「自分の力に自信がおありなのでスネ。良いことでスヨ?
さぞお子さんもあなたのことを心強いと思うことでしョウ」
男は挑発したり何かをけしかけたりはしなかったし、詮索もしなかった。
中尉を称えた後、平時の通りの自己紹介と勧誘を行う。
「私の名前は天塚エンジと言いマス。
正義の味方をmanagement(マネジメント)するとイウ、少し不思議な職業をやっておりマス。
そのたメニ今、私は熱心に英雄候補を勧誘している途中なのでスネ。
悪から我が子を守るたメニ、自らが悪を狩りニ赴ク……そういう考エハ、あなたにはありまスカ?」 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 23:09:11.12 ID:VzH5ggLKo<> >>242
「サングラスと言うか...あれですね、遮光レンズ...」
「それも波長に合った...」
「あ、死ん...じゃなくて気絶?」
死なないのだった
確か
「.......え、あ...はい!」
「そういえば...如月さんの分も持って帰らないとなぁ...」
「ていうか、如月に必要なんでしょうか?」
「そこら辺のものから魚なんでできちゃいそうですが...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 23:14:40.76 ID:DefV/U4Mo<> >>247
「光学兵器か、今まで考えたこともなかったな。ブラックシールドの人達に教えてもらおう。」
サングラスじゃダメなのか。
【何となくイメージとは違ってしまったがまぁどうにかなるだろうと簡単に終わらせた】
やっぱ焼くのもいいよな。修行の成果を見せる時だな。
…ふんっ。
【掌には金色の炎が溢れている。それを使いマグロの炙りを作っていた】
「言ってしまえば地面を変換して魚とかも作れるわけだから、やっぱり新鮮な物が食べたいんじゃないかな?」
なる程ねー、というか持って帰れるのか?結構重たいと思うぞ。
【男には何とも感じないが普通の人が持っていくとなると少し骨かもしれない】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/29(月) 23:17:08.54 ID:FV/6jE/AO<> >>243
>>245
【熱の隠ったこやぎの視線を、冷えきった視線で以て反す
気味の悪い女だ
【それが感想のすべてだった
【自らが亡くしたものをこの女は使い捨てる、その価値観の相違が不気味だった
……先に例の、現地点での成果を渡しに来た『片鱗(フラグメント』と名付けている
【そう言うと鎧を解き、懐から黒い流体金属の入った小瓶を取り出す
『片鱗試作型(プロトフラグメント/タケミカヅチ』
運用は先程の『アメノオハバリ』と変わらぬ、肉を喰らって増える
酒か……最悪の気分も少しは晴れよう
うむ、同席させて貰おう <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/29(月) 23:18:10.51 ID:IEJ+XVcYO<> とある廃ビルの屋上
建設途中で放置されたコンクリ剥き出しの建物は、侵入禁止としつこく書かれた囲いで包囲されている。
ただ、機材搬入口の鍵は何かに押しつぶされたように粉砕され、もはや施錠の意味をなしていない。
「……やはり、人間体での術式は厄介であるな…」
屋上には女が立っていた。
奇怪な構造の民族衣装を纏い、濡れたような暗い色の髪を白い五指が撫でる。
身体の背面からは、漆黒の翼と同じ色の尻尾が生えていた。鱗で覆われたそれらの隙間から、赤い光が覗いている。
刹那、轟音。
前へ掲げられた右手から歪みが生まれ、前方に放たれていた。
全身から放つ熱によって歪んで見える女の目の前で、安置されていたドラム缶が潰され、千切られ、溶かされていく。
少し不満気な表情を浮かべつつ、翼と尻尾を畳んでいく。
二つの異形の証は、細い身体に吸い込まれるように消えて行った。
/なんでもぼちう。
<>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/29(月) 23:24:16.12 ID:7z5Dhxk2o<> >>246
……いや、私の力なんかじゃあないさ
……だろう、ガニー
「……中尉。いくらなんでも、それ以上は」
【男性の言葉に、中尉は意味ありげに微笑む】
【逆にガニーは、少々焦った表情を浮かべた】
…………何?
【男性の自己紹介を聴いて、怪訝そうな顔になる中尉】
(……正義の味方? 英雄? ……何を言ってるんだ、この男は……
少しは『出来る奴』かとも思ったが……何のことは無い、やはりただのメルヒェンイカレ野郎か……)
……悪を狩る? 自ら? ……っはははは……
いやいや……何だ、君はアレだな……
…………実に阿呆らしい
【少々嘲りを含んだ笑顔で、タキシードの男性に言い放つ中尉】
【その隣では、「失礼じゃないのか」とでも言いたげな目で中尉を一瞥するガニーの姿】
悪? 悪だと? ……私に言わせてもらえばね、私に関わらない限り、この世に『悪』など存在しない
どこかの街で誰かが死んだ? 隣の家で知人が死んだ? ――何のことは無い、それが私達の『平穏な生活』に、何の影響も無いのなら
その行いがどんなに残虐であれ、非道であれ……私にとってはどうでもいいことだ ……実に、実にどうでもいい
…………私達の生活に、邪魔が入らない限りはな
…………勿論、麗しい少年が殺されたというなら、少しは心が痛むがね……まあ、それだけだ その程度だよ
いちいち正義だの悪だのを掲げて生きるのは……健康に悪い
私はね、この子がいればそれでいいんだ ……この子と……まぁ、他にもうちょっと可愛い子がいてもいいのだが
…………それに、凡百の悪党などに、『私達』が負けるはずは無いしね
【手に持ったステッキを軽く握りしめながら、男性に向かって返答する】
<>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 23:25:01.25 ID:VzH5ggLKo<> >>248
「まぁ...何か技術自体は難しくない、とか言ってましたよ」
「出力効率上げるのに苦労してるとか」
「.......え?」
なぜ掌に炎があるのだろう
出力がガスバーナーどころではない
「なるほど...確かに、それはあるかも...」
自分でも泥が元の食料は食べたくない
「うーん...上半身は大丈夫です...いっつもスナイパーライフルとか携行して走り回ってるので」
「機械が壊れなければ、ですね」 <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/29(月) 23:29:14.98 ID:IEJ+XVcYO<> >>250
/名前ミスとかワロエナイ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/29(月) 23:33:12.00 ID:DefV/U4Mo<> >>252
「なら僕の専門職だね。僕もブラックシールドに興味が湧いてきたよ。」
ん、あぁこれ?隠し玉。今はまだ完璧に制御できてない力だから修行中なんだよね。
【掌を閉じれば炎は消滅する。ここまででも結構気苦労してしまう】
まぁ、旨ければそれでいいんじゃない?
「君はそういうの気にしないタイプだもんね。」
「なら心配ないか。何かあっても駆けつけられるしね。」
まぁ博斗とブラックシールドに宜しくな!
今日からブラックシールドの特殊戦闘部隊に入ったってね! <>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<><>2013/07/29(月) 23:35:04.99 ID:XQOSLQy3o<> >>250
―――何か物音がした。
人間の興味心というのは恐ろしく、たったそれだけのことでも反応してしまう。
ことこの女子高生に至っては、そういった物が顕著に現れていた。
「うっわー……派手にやってるわね、あの女の人……」
廃ビル屋上、屋内と屋外を仕切るドアから屋外の様子を伺う一人の人影が有った。
人影は金髪をポニーテールに結い、どこかの高校のカッターシャツを着る女子高生であった。
ただ、手には厚手の手袋、腰には何やらジャラジャラと装飾品の付いたベルトが巻かれているのだが……。
それはともかく、この少女は屋上にて女性が何やら『歪み』を手から発し、ドラム缶をコレでもかというほどに壊していくさまをまじまじと見ていた。
それでも十分異常なのだが、もっと異常なのはその女性がまるで『龍』のようであったからだろう。
漆黒の翼と尻尾。すっと女性の体内へと消えていったそれは、能力を行使するための媒体なのか、それとも本当に。
「……凄かったけど……わ、私どうしようかしら。このまま帰っちゃおうかし……キャァッ!?」
少女は不幸な体質であった。
女性に見つかると大変なことになりそうなので静かに帰ろうと画策していたのだが、その際後ろから強い衝撃に見舞われる。
その正体は、何故か屋内を吹き渡る強風によって勢い良く運動したドアであった。つまる所、ドアが急に閉まろうとしたのだ。
ドアと強風に押されて少女は屋上へと―――女性も簡単に少女を見つけられる位置へと、倒れこむことになる。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 23:38:23.24 ID:VzH5ggLKo<> >>254
「なるほど...今度強化依頼しましょうかね...」
「隠し玉 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 23:38:47.94 ID:VzH5ggLKo<> >>256
//途中送信 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/29(月) 23:41:34.50 ID:VzH5ggLKo<> >>254
「なるほど...今度強化依頼しましょうかね...」
「隠し玉ですか...炎を出す...って言うか金色...?」
「美味しければ...ですか...如月さんはどうなんでしょう...」
そういえばいつもの食事は能力の産物なのだろうか
結構美味しかった
「あ...はい、一応言っておきます...ブラックシールドは入隊(?)申請出すんでしたっけ、確か」 <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/29(月) 23:43:50.35 ID:qNX9L3H3O<> >>255
天へと舞ったドラム缶の破片が床へ落ちる頃、後方で派手な物音がした。
黒髪を揺らしながらをゆらりとした動作で振り返ると、そこには制服らしき服装の少女がいた。
「…大丈夫かえ?」
悪意は感じられないので、敵意や殺意を向ける必要はないだろう。
謎の不運で倒れてしまった少女に微笑みつつ、ゆっくりとした発音で問いかけた。
熱の放射による蜃気楼は既に収まっており、屋上はちょうどいい温度の風が心地よい。
怪我があれば、簡単に治療してやるかと近づいて行く。
女の瞳は夜にも関わらずハッキリと紅く、どこか爬虫類のような形状をしていた。 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/29(月) 23:46:42.99 ID:aiKTG+1yo<> >>245>>249
私こそ琥珀ちゃんみたいな真似は出来ません
そも、私が出来ると踏んで科したものぐらい出来ない子にはあまり興味も持てませんし
【潰れないものだけが伸び、それ以外は容赦なく使い潰す。】
【適応できたものだけを育む姿勢は、正に“太陽に連なるもの(フェートン)”と言ったところか】
それに、Aurigaに入る前もバケモ――息子の世話を放り出して放蕩していた身ですし、ね?
【“バケモノ”――心の底からの嫌悪と畏怖を込めて呼びかけた所で、息子と言い直す】
社長さん正面から酷い!
せめてオブラートに包んで、気持ち悪い、死ね。とぐらい言ってくれれば悦びますのに――
あ、ここは一人でも産んで『見て、あなたの子よ』とでもいっておいた方が良いですかね?
【返される冷たい視線にも逞しく笑いながら冗談で返す】
【社長が何故自身に冷たいのかは理解はしているつもりだ】
【――そんなもの、多少なりとも調べれば想像はつく】
【だからこそ、熱い視線を送る】
【かつて、対峙した神々にそうしてきたように――】
ええ、考えておきます
この胸糞悪い力に頼りきりというのも癪にさわりますし……というか、そこまで酷いものですかね?
【子を使い潰す事には抵抗がない癖に、微妙に気にしていたのか、少し凹んでいる】
【この力はある意味呪いとも言えるので当然ともいえるかもしれないが――】
でも、ふふっ 琥珀ちゃんも女の子だったと
――大丈夫、オバさんはサポートに徹しますからね。たぶん
【誘う口元に手をやって隠してはいるが、にやけている事は簡単に判る】
【それが冗談なのか本気なのかは、抱いている感情が曖昧過ぎて】 <>
天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/07/29(月) 23:51:05.07 ID:PIVpIUuko<> >>251
「そうでスネ、先程の話しぶりからして私の勧誘には応じてくれないと思っていましタヨ」
嘲ったような調子の中尉にも、男は別に怒ったりはしなかった。
ただ、少し目を見開くと同時に魔法を発動させる――
「――でスガ、」
突然、男の姿が滑った。
男と中尉の間に引き寄せあう力でも働いたかのように、男は中尉と鼻をぶつけ合いそうな距離にまで密着していた。
「『平穏な生活』が壊されてからでは遅いのでスヨ?
あなたがた親子に降りかかる火の粉が『凡百の悪党』であるという保証もありまセン。
お節介は承知ノ上デ……愛が深いのは結構でスガ、どうか盲目にならぬヨウ」
中尉をおだてていたときと比べて明らかに真面目な雰囲気でのたまった男は、直後に再び魔法を発動。
今度は二人の間に反発力でも生まれたかのように、男は後退し中尉からスルスルと遠ざかり始めた。 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/29(月) 23:54:49.33 ID:juZGFIlTo<> >>249>>260
「――フラグメント。感謝する、狭霧。
さて、どう使ったものか、運用法が思いつき次第、そちらに提案する」
女は、受け取った小瓶を前に、考えこみ始めた。
使い道は様々に考えられる。
例えば弾丸の中に収め、体内で増殖させる事で致死力を上げたり。
例えば己の能力で汚染し、異界の殻で抑えこむことで武装として用いたり。
まずは、血肉を食わせて量を確保する事が良いだろうと判断する。
「処分には丁度良いな」
片鱗の収まった小瓶の蓋を開け、足元の死体の群れに振りかける。
死体は増殖していく黒い液体に飲み込まれ、只の黒いスライム状の物体となっていく。
数分後、路地裏に有った総ての死体は、黒い液体へと変貌していた。
その内小瓶に収まる分を小瓶に戻し、部下に連絡をして残りを回収するように命ずる。
「ならば近くのバーに行くぞ。客の入りは悪いが、酒の味は悪くない。
そしてこやぎ。お前のその飄々とした態度が私は苦手だ。
そも、私の様な生き物がその手の物事に適している筈が無いだろう。
女らしいことをやる悪党はお前で十分だ、私の分担ではない」
店へと歩みを進めつつ、こやぎの茶化しに対しては僅かに眉を眇める。
顔の造作はそれ程悪くもないし、スレンダー気味ではあるがプロポーションも悪くない。
しかしながら、アンバーに取ってそれらは戦術的、戦略的な餌として以上の価値は持ち得ないものだ。
だが胸元を見せて隙が出来るような相手ならばそもそもアンバーの相手にすらなりやしない。
故に、アンバーに取って己の女性的部分は無価値なものでしか無いのである。
そうこうしているうちに数分歩けば、うらぶれた路地裏のバーにたどり着く。
アンバーは無言で戸を開け、中に入る。
店内を見回してみれば、落ち着いた内装でここら辺の雰囲気にはそぐわないと思える。
居る客層も騒ぐチンピラなどではなく、しかし何処と無く凄みのある面子揃い。
無言でカウンターに向かい、アンバーは初老のバーテンダーに会釈をして。
「アブサン・ストロング。クラシックスタイルで」
と、注文をした。
他の二人も隙な酒を注文すれば良いだろう。 <>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<><>2013/07/29(月) 23:58:16.28 ID:XQOSLQy3o<> >>259
廃ビルの屋上。風通しは良いがそれゆえに砂などの細かいゴミも沢山吹き込んでくるのであって、
そんな所に倒れ込めばどうなるか、答えは明白であった。
「イタタ……なんで一人でにドアが……不幸だわ……」
前のめりに倒れこんだ少女は自らの不運を嘆きつつ即座にドアを睨みつける。
だが勿論ドアが返答をよこすはずもない。ハァ、と溜息を漏らしながら首を戻す。
と、其処には先程の女性が居た。……そうだ、この女性を見ていてドアに押されたのだ。
ドラム缶を粉々にする程の能力の持ち主。悪心を持っていれば殺されそうなものだが、その声は意外と、柔らかなものだった。
「……え、えぇ、大丈夫よ。ちょっと転んじゃっただけだし」
と、片手で女性を制しながら立ち上がり、シャツやスカートを軽く叩いて砂を落とした。
女性に答えを返した際に見た、女性の瞳。アレは以前、テレビで見たことが有った。蛇―――まるで、爬虫類のような、紅い紅い瞳。
やはり、本当に龍だったりするのか。
………女性が少女の治療を思って少女に近づき、体を観察したのなら、彼女が履くタイツの膝付近が少し破れていることに気がつくだろうか。
勿論それは倒れこんだ際に付いたものであるのだが―――そのタイツの下に、怪我はない。……いや、『皮膚がない』。
少女は気づいていないようだが、破れたタイツの下には白銀に煌めく、まるで金属のようなモノが露出していた。 <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/30(火) 00:09:06.23 ID:eYy6i4hco<> >>263
「そう……ん?」
「それの脚は、義足なるものかえ?」
爬虫類の瞳を細くしながら、その焦点は少女の破れたタイツの奥に向けられていた。
月光を返して輝く、白銀の金属。重い金属での義足というものはなかなか聞かないが、1人知り合いに心当たりがあった。
彼は能力者であったが、目の前の少女もそうなのだろうか。
「我の知り合いに1人、四肢を鋼に置き換えて闘う者があったが…」
「汝もそれの類かえ?」
気になるので、率直に聞いてみることにした。
<>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/30(火) 00:12:01.05 ID:cKH8opf4o<> >>261
!
「っ!?」
【突如、磁石のように引き合う男性と中尉】
【中尉は少し眉をひそめるだけだが、それを見ていたガニーは臨戦態勢に入ろうとする】
【しかし――】
ガニー!
「!」
【ガニーを諌め、拳を収めさせる中尉】
【戦闘の意思が無いのを感じ取った――のではない。単に、ガニーを直接闘わせるのに抵抗があったのである】
【中尉の中では、少年とは愛でるものであって……決して、傷つくやもしれぬ戦いに投じさせるべき存在ではないのだ】
……中々面白いことができるじゃあないか
…………君も『悪党』の1人かね? 取るに足らない、有象無象の……
【男性の魔法で、再びスルスルと引き離される中尉】
【頬に一筋の汗を浮かべながら、それでも高慢に語りかける】
『壊されてから』? ……おかしなことを言うね
私達の生活が『立て直せない』なんて、本気でそう思っているのか?
原因は取り除く、障害は排除する……そうしてまた、私達は日常に戻る
……そのための『力』だ ……この惑星の『事象』をはるかに超越する、『宇宙そのもの』、その力……
「ちゅ、中尉……!」
……ああ、ガニー……私の可愛いガニー。お願いだから、私の目の前で拳を振るわないでおくれ
愛するガニーよ、君は無敵だ……しかし、君のその美貌は無敵ではない
君の姿が『壊れる』よりは、君に『隠れて』いてほしい……
…………天をも貫く、『朝霧』と成って
【ステッキを構える中尉】
【目の前で、得体の知れない『能力』を行使した男性に、強い警戒心を抱いているようだった】
【男性が何かアクションを起こしたとすれば、すぐさま戦闘を開始するだろう】
/すまん、もう12時過ぎたので今日はこのへんで……
/凍結していただけると嬉しいんだけど、アレだったら破棄していただいても <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/30(火) 00:17:09.25 ID:ikVZOaVAO<> >>260
>>262
【『見て、あなたの』
【こやぎが其処まで言った所で狭霧の様子が一変する
今すぐその口を閉じろ毒婦!
【先程現れたときのような濃厚な殺気と共に其だけを言い放った
【瞬間、不良を処理していたフラグメントが一斉に沸騰するような反応を示す
……済まない
【そう言って眼を反らすと店までの間無言を通した
【そして店に着く
……『ロレーヌ』のワインはあるか、あぁそれで良い <>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<><>2013/07/30(火) 00:22:41.95 ID:+jdgGiupo<> >>264
「え? あ、タ、タイツ破れてる!」
女性のその指摘に、視線を自分の足へと落としてみれば其処には破れたタイツと其処から露出する義足。
ちょっと擦った感覚があったが、まさかタイツが破ける自体になろうとは。少女も予想外だったようで。
少女は度重なる不幸にもう一度大きくため息を吐いてみせると、えぇ、と首を軽く縦に動かした。
「そうよ。サイボーグってやつ。……私もこの前サイボーグの男の人に会ったのよ……もしかして同じ人かもしれないわね」
答えながら手に填められていた厚手の手袋を取れば、其処からは脚のものと同じ、鈍色の義手が姿を表した。
関節もしっかりと少女の意志で動いているようで。その様は動かない普通の義肢ではなく、普通の四肢のように機能する「機械」の腕であった。
この前、公園で出会ったサイボーグの男性。
もしかしてこの女性とも知り合いなのかと思ったが、此処で初めて、あの男性の名前を聞いてないことに気がついたのだった。
「……じゃあ、こちらからも質問。貴女、何なの? 見てたわよ、彼処に有ったドラム缶が爆散した所」
女性が率直に聞いてきてくれたので、こちらも返しで尋ねることにした。
指を指す先はドラム缶が元あった場所。それが塵と化しているのだから、よほど強いんだな、そう思って。 <>
天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/07/30(火) 00:37:26.15 ID:lkvEU4gqo<> >>265
「いイエ」
有象無象の悪党なのか、という問いに男はあっさりと否定の言葉を返す。
「あなたが星や宇宙に愛されているというのナラ、……マア、別にいいでしョウ。
少年、私は君とも君のお父さんとも喧嘩をする気はないのでスガ、
残念ながらお互いの正義は相容れないようでスネ。悪かったのは私でしョウ」
右手を胸に当て、申し訳なかったというように少年に頭を下げる男。
そして頭を上げると今度は中尉に向き直り、
「自分のjustice(正義)に対する考え方こそが正しいと力で示したいのであレバ、お手合わせも受け付けまスヨ。
どうしマス?」
と問いかける。
//「あっ、そろそろ約束の0時だな」と思ってこのレスで〆るつもりだったりしてました
//了解です、凍結しましょう <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/30(火) 00:40:25.68 ID:eYy6i4hco<> >>267
「ほぉ、やはり人族は機械技術がおおいに普及しているようだ…」
「確か名は、拳次といったかの…あれは強きよき男であった」
左手の人差し指と親指で顎をさすり、夜空の向こうを眺めながら思考し、しみじみと答えた。
なんとなく少女との繋がりができたような気がして嬉しい。微笑みに嬉しさの成分が加わった。
「そこから見られていたか…なら、これも見ていたろう?」
言いつつ、背と尻のあたりから竜の一部分を権限させる。
太く長い尻尾と、紅い輝きを放つ翼―――加えてさらに、微笑む口にナイフのような牙が並んでいた。
「見ての通り、我は竜なる種族だ。」
「今は彼の者との約束を果たすために人間の姿で生活している。」
そう語る女は、どこか誇らしげだ。
威圧のようなものは一切ないが、溢れ出る魔翌力が無意識のうちに変換されて熱を生み、翼が仄かにぼけている <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 00:41:31.52 ID:LwmgooqDo<> >>262>>266
ふふ、先程の失言はこちらの不徳とする所です
謝罪すべきなのはこちらの方ですわ
【狭霧から放たれる濃厚な殺気。それをぶつけられ、しかし、心地よさそうに目を細め、口許を歪める】
申し訳ございません
【結局のところ、この女は――】
あら残念。適性で言うなら確実にあると思いますけど……
そちらの方が『良い』と言う紳士淑女の皆様もいらっしゃるようですし、ここは退きましょう
【欠片も残念そうには聴こえない口調で、先導するアンバーに付いていく】
【手描きの地図に目を落とさない辺り、地図が読めない。或は読むのに時間が掛かるタイプのようだ】
……カンパリのレモン割、ロングスタイルでお願いします
【客や店員を瞬間的に記憶し、そのままカウンターについて注文】
【頭の中と気配で周囲と照らし合わせて――】
中々良い店ね、琥珀ちゃん、社長さん
【満面の笑みの内にあるのは嫌悪。そして、感謝】
【嫌悪は彼女の中に根差したものであり、彼女が孕む事の出来る万象へと向けられたものだ】
【それを差し引いて意味するところは……】
/零時を大分過ぎたので眠らなければ……
/凍結にします? <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 00:46:29.46 ID:NrRY7Uy9o<> >>266>>270
/私も大分眠いので、凍結になると有難いのですよう <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/30(火) 00:53:57.99 ID:ikVZOaVAO<> >>270
>>271
//私も構いません <>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<><>2013/07/30(火) 00:55:47.58 ID:+jdgGiupo<> >>269
「……かく言う私も驚いたものよ。どうやらコレは魔術と機械のハイブリッドらしいけどね」
(……アイツ……そういう名前なのかしら)
能力こそあれど、空飛ぶ車とかそういうものは、少女の中では夢物語でしか無かった。
自分の意志で自由に動かせる義肢……同じく空想の世界のものでしか無かったそれを突然手に入れた少女。
今でこそ自分がサイボーグであることに抵抗は無いが、当時は大層驚いたようで。
……まぁ、そんな当時の状況など、飄々とした今の少女からは感じ取ることは出来ないだろう。
次に女性が口に出した「拳次」という人名。確かめるには、再び彼に会うしか方法はないようだ。
「……まさか本当に竜だったとは……驚いたわ」
微笑む彼女とは似合わない、尻尾、翼、そして牙。発する熱も相まって、威圧感こそ無いがそれ相応の衝撃を感じた少女。
サイボーグに、竜という空想だと思われていた生物。珍しいモノと最近良く会うなと、自分の事は棚に上げてそう感じる。
「約束? っていうか、彼の者って誰よ?」
彼女には、人間界に居るのは何か理由があるはずだ、と少女は推測する。
竜という種族はとても高貴だから、彼女が誇るのもまぁ無理は無いだろう。だからこそ、そんな彼女は何故こんな下界にいるのだろうか。
軽く腕を組み、彼女の竜たる部位をまじまじと見つめながら少女はそう尋ねた。 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 00:56:03.93 ID:LwmgooqDo<> >>271>>272
/では凍結という事で
/今日はありがとうございました
/また明日? よろしくお願いします <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<><>2013/07/30(火) 01:10:37.08 ID:eYy6i4hco<> >>273
「なるほど、考えたな…我は機械にはまったく知識がないが…」
「よく組み合わせられたものだ」
少女の説明を聞き、納得したようにうんうんの頷く。
滑らかに五指が動く様は、肉体となんら違いがないように見えるが、魔術を組み合わせているなら納得できるような気がした。
人間が編み出したその技術にはかんしんするばかりだが。
「それは我の口からは言えない。」
「我は、人族を災厄から守るためにやってきた。その災厄は、我も知らぬが…近々やってくるらしい。」
「しかし、やはり人族の身体は疲れるな」
謎めいた笑みを浮かべつつ、ふー…っと気の抜けたため息をついた。
人間への変化はそれなりに維持するのが大変で、一部だけでも顕現させているのが楽なのだ。
女はんーっと伸びをして、欠伸をした。
<>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<><>2013/07/30(火) 01:23:37.46 ID:+jdgGiupo<> >>275
「全くね。私もなんでこんな自由に指が動いてるのか不思議だもの」
適当に指を動かしながら、またもため息を吐く少女。
この少女も、「機械と魔術なら仕方ない」と言ったスタンスで強引に納得しているようだった。
元々細かいことを気にしないタチだというのは言動から想像できるかもしれないが、全く以てその通りである。
「……災厄、ね……。
私もちょっとは戦えるけど、その時になったら、貴女も戦ってよね? その為に来たんでしょ?」
少女の直感は、よく当たる。敏感すぎて、それが異能として機能しているほどだ。
彼女の言いぶりに、少女はちょっとした寒気を覚えた。それが災厄の前触れなのか、それはわからないが。
少女の返答は、もしもその災厄が来たならば、自分も戦おうという意思表示でも有った。
そして、災厄から人類を守るためにきたという彼女に、フフと笑いながら、そう釘を差したのだった。
「竜でも馴れないことすると疲れるのねー……あ、そういえば貴女、名前は有るの?
私、ミレーヌって言うの。 砂鳥(スナドリ) ミレーヌ」
竜という種族も、意外と万能ではないらしい。新たな発見に小さな感動を覚えつつ、少女の興味は別の場所に移った。
彼女の名前。それはこの前、サイボーグの彼の名前を聞き漏らしたというちょっとした後悔から生まれたものでも有った。
良かったら、教えて欲しいわ。普段は淡々としている割に人懐こそうな微笑みと共に、少女はそう尋ねる。
<>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/30(火) 01:24:35.52 ID:eYy6i4hco<> >>276
/とうけつおねがいしていいですか…? <>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<>sage<>2013/07/30(火) 01:35:38.64 ID:+jdgGiupo<> >>277
/わかりましたー。それではおやすみなさいませー。 <>
カルテット ◆inq7iw3K3V1p<>sage<>2013/07/30(火) 06:22:01.94 ID:ccF8SFZZo<> //本日したらば使えません!念のため貼っておきます!
http://blog.livedoor.jp/bbsnews/archives/54550025.html <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 09:23:19.32 ID:7TyCBl19o<> >>258
そう、掌一族に代々伝わる感情の炎。それが金色の業火だ。
【まだ扱えきれていないが】
うーん、気にしてないんじゃない??あいつと俺って似てる所あるしさ!
申請??それって何か紙とか書くのかい?
「組織に入るんだから印鑑とかと必要かもね。」
【一通りは持っているが】 <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/30(火) 09:29:18.94 ID:eYy6i4hco<> >>276
/おはようございます。凍結ありがとうございます!
/お返ししておきます
「当然だ。それが我の目的で、彼の者の望み。」
「しかし、最後に災厄を治めるのは汝ら人族だ。我はあくまでも、助っ人だと思っておくれ。」
やはり彼女も戦えるタイプの人間らしい。
少し頼もしく思いつつ、屋上の端まで歩いて行って跳躍。
重力の操作でゆるりとらっかしつつ、手すりに座った。
「我ら竜族も万能ではない。特に我は、どちらかといえば破滅が専門であるからな。」
「我の名はレイリンという。よろしくミレーヌ。」
女は手すりの上に座ったまま、右手を差し出す。握手の意思表示だ。
手を取れば優しく握り返して、確かめるように数回振るだろう。
「して、汝の能力は何になる?」
「拳次と同じような感じなのかえ?」
それから、気になったことを聞いておくことにした。
<>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<>sage<>2013/07/30(火) 10:58:12.37 ID:+jdgGiupo<> >>281
「ふーん……。なんか竜っていうか、天使みたい。人を助けてくれるけど、あまり深く関わらない、みたいな」
強力な力を持っていながらも、あくまで人の世で起きた出来事を治めるのは人間だと。
そんな姿が、まるで神の使いに見えたから。我ながら小っ恥ずかしい事言ってるなと感じつつ、少女ははにかんで応える。
重力操作でもしたのか、ふわりと手すりに座る彼女、レイリンにまた感心して嘆息する。
「破滅」……レイリンは専門というが、その能力が先ほどのドラム缶粉々なのだとしたら、人間界においては非常に強力なのではないだろうか。
よろしくと返して、差し出された右手を左手で取る。そんな間にも、少女は少しだけ、レイリンの力について考察をしていたのだった。
「そうね……もしレイリンが会ったヤツと私の会ったヤツが同じ人間なら。私は彼みたいな、パワー特攻タイプじゃないわ」
その代わりに……と言って取り出したのは、腰の幅広のベルトについていた2つの装飾品。よく見ればそれらは、フラッシュメモリ型をしている。
そしてそれらを躊躇なく右手の甲にある挿入口へと差し込めば、たちまち電子音声が鳴り出した。
―――F I R E ! !
―――C O V E R ! !
―――F L A M E A U R A ! !
途端、彼女の右手は何処からか現れた炎によって覆われ、ボウボウと燃え盛る。出現した業火を、少女が熱がる様子はない。
それどころか、少し誇らしげだ。先ほどのレイリンのように。コレが自分の能力だと、言わんばかりに。
「カートリッジを付け替えることで、様々な属性や効果を発揮できる。それが私の義肢、『ヴォルガス』よ」
/おはようございました(過去形)
/今日は夜までしたらばが使えないようで……。暇です(迫真) <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<><>2013/07/30(火) 11:18:27.24 ID:KjHcBqgfO<> >>282
「天使、か…ふふ、悪くない。」
少女の例えが面白く嬉しかったようで、ご機嫌な笑みを浮かべて見せる。
ならば今度は輪っかでも作ってみようかなと考えながら少女の手を離した。
次に少女は、腰から何やら小さな延べ棒のようなものを取り出し、右手の甲に突き刺した。
フラッシュメモリなるものをレイリンは知らないが、それが何かをもたらすものだとは予想がつく。
「おぉ、すごいな」
「これが魔術と機械との融合か…多様の魔術をいちいち習得しなくとも、その延べ棒を挿せば簡易なものなら扱える…と。」
「他には?」
着火した少女にの右腕を目を丸くしながら観察し、感想を漏らした。
少女の説明からするに、他にもいろいろ種類があるのだろう。
もっと見たい、と紅い瞳を興味の色に輝かせながら、さらに要求する。
/らしいですねー…
/まぁよろしくお願いしますですよ! <>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<>sage<>2013/07/30(火) 11:36:41.11 ID:+jdgGiupo<> >>283
満面の笑みを浮かべるレイリンに、例えが良かったのかな、なんて自画自賛してみる少女。
もしかしたら人の例えが上手いのかも、なんて喜んでも見るのだが、それはともかく。
「延べ棒……いかにも古風って感じね。ま、良いけど……」
正直、神獣と表現しても良い竜の種族の一人にフラッシュメモリやらカートリッジやら横文字が分かるほうがちょっと怖い感じもする。
だから表現の仕方などどうでもよくて。催促されたものだから、それに応じてやろうと差されていた二つのカートリッジを取り外し、新たに二つ、取り出した。
勿論燃え盛る炎の中に突っ込んだ左手は焦げさえも許さず、炎は瞬く間に消え去る。
―――S T O R M ! !
―――S H O O T ! !
―――A I R S T R A I G H T ! !
新たに取り出したカートリッジを挿入すれば、またそんな電子音声が聞こえた。
先ほどの「FLAME AURA」のような目立った変化は現れないが、 目を凝らせば、少女の右手の周りに風が逆巻いていることが分かるだろうか。
そして目の前を殴るモーションを取れば、その逆巻く風は拳型の半透明な物質となり、近くにあったドラム缶へと突っ込んでいく。
風で出来た拳はドラム缶へと衝突し、土手っ腹に大きな凹みを作りながら手すりまでドラム缶をぶっ飛ばして掻き消える。
「とまぁ―――結構何にでも対応できるの。どう? 『災厄』の時に役に立てそうかしら?」
興味の紅色に染まったレイリンの瞳に問いかけるように、殴るモーションを解いた少女は軽く首を傾げた。 <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<><>2013/07/30(火) 12:08:35.25 ID:KjHcBqgfO<> >>284
新たに取り出された二つのメモリが、燃え盛る炎の拳に叩き込まれた。
同時に炎はかき消え、大気が拳の周りで渦を巻いているのを確認できた。
機械より放たれる不気味な声はよくわからないが、先ほどと発音が違うことよりなんとなく内容を確認していることを察した。
そして、少女が拳を前へ突き出した。
誇りやゴミを吹き飛ばしながら前進する暴風の塊がドラム缶にぶち当たり消滅。ドラム缶は後方へ大きく吹き飛ばされた。
女は一部始終を見て、満足そうな表情となる。
「…今度は暴風ということか……なるほど器用で、頼もしいな」
「どんな状況で巻き込まれるかは汝…ミレーヌのような多様なチカラはありがたい。」
ちょっぴり自慢気な少女にうんうんと頷き、手すりから飛び降りて近づいて行く。
そのまま接近できたなら、ぽんと頭の上に手を置いて、
「その時は、たのむぞ?」
笑顔でそう言ったのだった。 <>
ミレーヌ ◆cwieUoEfjM<>sage<>2013/07/30(火) 12:31:03.99 ID:+jdgGiupo<> >>285
「でしょう? 頼もしいかは別としてね」
レイリンの言葉に、一層上機嫌になる少女。
付け加えた一言は、この世界には、まだ強力な能力を持つものが居ると軽く自虐しながらの言葉だ。
自分より強い者が居れば、その者に頼らざるを得なくなる。当然、そちらの方が頼もしいに決まってる。
「フフ、竜のレイリンに言われちゃ逆らえないわね。逆らう気なんてサラサラ無いけど」
頭に手を置かれた少女は、強気な笑みでレイリンを見据える。
災厄が起こった時、戦えるならば……いや、自分が見劣りするほどに敵が強くても。
その時は戦ってやろうじゃないか。精一杯戦って、災厄とやらに抵抗してやろう。青い瞳には、そんな意志が見え隠れしていた。
「―――あ、そろそろ帰らなきゃ……じゃあね、レイリン。また何処かで会いましょう」
やがて、門限ギリギリだということに気づいた少女は手の甲に刺したままだったカートリッジを抜き、腰のベルトへと収納。
慌てた様子で体をドアの方へ向け、一度振り返って軽く手を振ると立て掛けてあったバッグを手にとってドアを恨みがましく壊すくらいの勢いで開けて屋上から去っていくだろう。
また一人、少女には知り合いが増えた。
それは『災厄』から人類を守る救世の者であり、心優しい竜だった。
/こんなもんで〆でしょうかねー
/絡み乙でした! 楽しかったです、ありがとうございました! <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/30(火) 12:36:06.86 ID:EY1xE2zPo<> >>280
「感情...不安定要素を含んでそうですね...」
感情制御は物事の確実性を欠く
「...そうなんですかね?私に出してくれる時は...どうなんでしょう」
「ふむぅ...保護者名とかは無いですよね...子供じゃ無いし...」
よく覚えていない
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 12:55:13.26 ID:WpR8DcSjO<> >>287
そう、だから隠し玉であり諸刃の剣でもあるんだ。今はまだ繊細なコントロールはできてないんだ。
【もう一度掌に出現させる。まだ繊細に動かすことが出来る範囲はこのくらいの様だ】
あぁー、確かに気を使って買ってきてたりしてね!それならそれで霜月ちゃんにとっては嬉しいんじゃない?
【またニヤニヤしている】
保護者なんて兄貴くらいしかいないしな。親父はあれだし母ちゃんも居ないし。
そんじゃブラックシールドの本部ってどこにあるのよ。霜月ちゃんの紹介状があれば入れそうだし! <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 13:09:00.84 ID:NrRY7Uy9o<> /* http://www3.atchs.jp/whiteworld/
避難所の避難所どーぞ*/ <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/30(火) 13:10:46.59 ID:EY1xE2zPo<> >>288
「なるほど...怖いですね...諸刃の剣がこっちに向かってきたりしたら...」
耐熱装甲など携行していない
「ふぇ...な、何を言ってるんですか!からかうのは辞めて...くだ...さぃ」
何故か最後が小さくなる
嬉しいのか、何なのか
「うーん...そう言えば如月さんって兄弟とか...居なさそうですね...」
「あー、そう言えば何処でしょうね」
ど忘れ
そもそも紹介状で入れるのだろうか <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 13:37:59.86 ID:WpR8DcSjO<> >>290
あぁ、それが一番怖いんだ。この前その力が暴走して平野を消し飛ばしちまった。
あの時は憲師も居たし人も居なかったから良かったものの。
「…。」
だから今はそんな事を起こさない為の修行中なんだ!
【さっきのも修行の一環だ】
やっぱり顔赤いね。はー、羨ましい。こんなかわい子ちゃんに好かれたいもんだ。
「拳次は外見がねー…」
なんだ俺がブサイクだっていうのか!!
「いやサイボーグって意味で。」
あいつは何か一人っ子って感じがするんだよな。
って知らないのかよ。まぁいいや自力で見つけ出せば良いだけだ! <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/30(火) 13:47:41.99 ID:EY1xE2zPo<> >>291
「...えぇえ...街でやらないで下さいよ?私達死にますよ?」
「耐熱装甲常備してる部隊でもない限り...」
もしくは、化け物級の能力者とか
「え...あ...か、可愛いなんて...えっと...その...」
どうすれば良いのだろう
恋愛経験皆無の彼女が答えを見つけられる筈も無く
「うみゅ...如月さん...確かに...」
「兄弟居たらその人に同情しそうです...」
きっと居たら如月に振り回されっぱなしだろう
「はぁ...まぁ、頑張って下さい」
「私時々忘れちゃうんですよね...仕事の内容とか技術とかは覚えられるのに...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 13:52:37.52 ID:WpR8DcSjO<> >>292
今は実戦で使う為の修行中なんだけどね、博斗との闘いの中で覚醒したんだ。
【あの時はもう少し楽に操作できた筈なんだが】
「うん可愛いね。」
博斗もすみに置けないよな。やっぱ武道家っていうのが古臭くてネックなのかな。
【着てる道着も随分ボロボロになってしまった。兄貴からもらったものだからあまり捨てたくはないのだが】
居たとしても、あいつは記憶がないから分からないんだよな。
けっこうド天然なんだな。まぁいいや。魚も食えたし。俺は本部を探しに行こうかな <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/30(火) 14:01:14.44 ID:EY1xE2zPo<> >>293
「如月さん...そんな危険因子を覚醒させちゃったんですか...」
二人を放置してたらどんどん危険度が増して行くのでは無いだろうか
「だ、だから...私...」
「ぶ...武道家も...格好いいと...思います」
古臭いと言うか、伝統というか
「あぁ...そういえば記憶戻った時の話はしませんね...何があったんでしょう...」
「て...天然って...あ、そうですね...私も如月さんにマグロ運ばないと...」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 14:11:31.82 ID:WpR8DcSjO<> >>294
ははっ!全くだ。俺がアウリガじゃなくて良かったな。まぁそんな組織に入るつもりも無いけどな。
…いや、本当に良い子だわ、博斗の奴も幸せ者だよな。
【格好いいなんて言われた事も無かった?やはりそう言われると嬉しい】
んじゃ博斗に宜しく言っといてくれよ!
これからは宜しくな!隊長さんよ!
「ではまたね!霜月さん!」
【そういうと空に飛び立ちあっという間に居なくなってしまった】
/何回も寝落ちしてしまって申し訳ない。乙でした!! <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 14:12:46.63 ID:NrRY7Uy9o<> >>266>>270
狭霧の頼んだ『ロレーヌ』と、カンパリレモンのロングスタイルは即座に出てきた。
そして、アンバーはと言えば、テーブルの上に仰々しい仕掛けが乗っかっていた。
グラスの上を通すように置かれたスプーンに角砂糖を一つ置く。
グラスの中には綺麗なエメラルドグリーンのアブサンが注がれている。
手元のマッチを擦り、アブサンを垂らした角砂糖に火を付けると、独特の甘く薬草臭い香りが漂い始める。
「……」
そして、給水器で水を一滴一滴角砂糖に垂らしていく。
次第に水がアブサンに混ざっていき、エメラルドグリーンは徐々に白濁色に染まり始める。
数分後、残った砂糖をアブサンに落とし、スプーンで崩して一口含み。
「……ん」
ごくごくわずかだが、表情が満足気な表情となっていた。
アブサンの英名は、アブセンス。意味は、不在。
本質を掴ませず、死んでも生き残る不可思議な蜃気楼には、ふさわしい酒と言えたかもしれない。
「私の行きつけだ。少なくとも、ここに連れてきても良いと思う程度では、有るということだ」
寡黙な言葉は、しかしながら相手に対する、信頼でも仁愛でも親愛でもなく、信用を表していた。
どこまでも義務的な女では有るが、二人のことはそれなりには信用している様だった。
こやぎの嫌悪についてはいつものことであると理解している故、その感謝だけを受け取っておくこととした。 <>
霜月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/30(火) 14:17:44.53 ID:EY1xE2zPo<> >>295
「そうですね...二人ともアウリガだったら手に負えないですよ...本当」
「し...幸せ...なのかな...」
「あ、はい!」
「よろしくお願いします!」
敬語は抜けない
「では、さようならー...って、えぇ!?」
何時の間にか消滅していた
そして、後々少女がマグロを運んでいたと噂されるのは、当然かもしれない
//こちらこそ度々すいませんでした!乙乙です! <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/30(火) 14:48:09.94 ID:ikVZOaVAO<> >>270
>>296
【狭霧も『ロレーヌ』を口に含みその味わいと共に何かを深く飲み込む
……信用か、成る程君にそうまで言って貰えるならば、私自身の冥利に尽きると言ったものだ
【ワインの紅と首飾りの紅が店内の明かりに透けて矢張紅いスーツに複雑な深紅の陰影を造る
【明かりが揺れる度にゆったりと移ろうそれのように、彼の心も幾分か落ち着いていた
【そして暫くこやぎとアンバーの様子を見ていて
お前達は足して割れば丁度良いのかもな
【ふと思ったことをボソリと呟く
<>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 15:28:56.31 ID:LwmgooqDo<> >>296
【アンバーが選んだカクテル彼女に相応しいとも言える名を冠していた。】
【それが意図したものなのか、違うのかはさておいて】
【対する彼女。自称オバさんがカンパリレモンのロングスタイルを選んだ理由とは――】
【“すっぱい”から】
【……味覚含め、常時妊婦状態。根も脳筋寄りなので、そこは目を瞑ってあげて欲しい】
一瞬耳か脳が腐っちゃったのかと心配したんですが
……ええ。ここは素直に喜びましょう
【自身のグラスに口を付け、アンバーの言を聞いて、固まる】
【信用に足る事をしてきたかは怪しい部分があるが故の反応だが、潔く意味を理解した】
【少なくともアンバーが自身をある程度理解している、と理解した】
いえいえ。琥珀ちゃんと合体なんて美味……じゃなく、そんな事なったら大変ですよ
対象を冷徹に観察し、滅ぼすのに手段を選ばない。
その癖、目的が八つ当たりの大量殺神犯なんて凶悪なのになっちゃいますから、ね?
【服の破れた部分から下腹部の十字傷を撫でて、そう笑う】
【それが何処まで本当なのかは、二人にある程度の情報があれば判るだろう】
ところでアンバーちゃん
信用ついでに組織に入ってからずっと聞きたかった事があるんですけど、聞いても良いですかね?
【狭霧から視線をアンバーへと移し、呼び方を“琥珀”から“アンバー”へと切り替える】
【こやぎが相手を渾名で呼ばない時。それは機嫌が悪い場合か、或いは真剣な話の場合なのだが、今回は後者と言える】
……お酒が不味くなりそうな話になるでしょうし、別に今でなくとも構いませんが
【こやぎが聴くのを躊躇っている理由は、言葉通りこの場に相応しくない質問というのがある】
【――要するに、こやぎはアンバーの過去に触れようとしていた】
【これを拒絶するもよし。答えるのもよし】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 15:30:21.81 ID:LwmgooqDo<> >>299
/ギャー安価タリナイ
/>>299は>>296と>>298宛です <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 15:44:47.59 ID:NrRY7Uy9o<> >>298>>299
「世話になっている。そして、これからも世話になる予定故。
こうして友誼を深めるのもそう悪くはないだろう」
マッチをカウンターに置き、ぽん、とマッチ箱を叩くアンバー。
バーテンダーは無言で奥から葉巻を持ってきて、吸口をカットしてアンバーに差し出す。
無言で会釈をするとアンバーは葉巻を口に咥え、火をつけた。
「――お前との合体は断りたいところだな。
それに、貴様は嫌うだろう。それに、私の在り方は他者と交わるにはそぐわない物だ。
……まあ、物騒なのは間違いないだろうがな。確実に最悪だ」
アンバーはアブサンを含みながら、冷静にこやぎの意を汲んだ発言をする。
こやぎが人との接触を好まないのは観察から理解しており、極力アンバーはこやぎに触れないように務めてきた。
ある意味では、この女の表に出ない人間性の現れのような行動なのかもしれない。
「……聞かれてから判断する。まずは聞け、そこからだ」
こやぎが己の呼び方を変えたことを理解し、アンバーは目を僅かに細める。
葉巻の紫煙を吐き出し、白く濁ったアブサンを含み、嚥下。
ニガヨモギの味と、葉巻のスモーク臭。そのどちらも癖が有り、無機質な女に僅かなりとも人間性を与えていた。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/30(火) 16:10:33.40 ID:ikVZOaVAO<> >>299
>>301
短所同士の掛け合わせと言う考え方か
あまり生産的な考えではないがそう言う思考もあるか
【笑ってグラスを仰ぐ
【ふと空気が変わったのを感じた
……席を外すか? <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 16:36:39.65 ID:LwmgooqDo<> >>301
あら、そうでもありませんよ?
ここ一番の時は“コーチ”さん辺りにお世話になってますし。
――まあ、本音を言わせてもらうとスッゴい嫌ですけど。
確かに効率は良いですけど、常時殖えてるのにどんな拷問ですか。
私の中はホイホイじゃないんですよ。
【笑みを崩さないままグラスを置き、何を思い出したのか一瞬目が死んだ】
【こやぎから見て人もアレもある意味では“同じ”だが、それでも群を抜いて嫌な事があったようだ】
ほら、組織目標として“世界をリセットして〜”って大仰なのがあるじゃないですか。
アンバーさんがそれに向かって日夜邁進しているのは、仮眠室で昼夜寝てる私にも判りますけど。
結局のところ、アンバーさんの個人的な目標って何なんですか?
その願いがどういう経緯で生まれたか、というのも聴きたいですね。とても――
【さらりと自分の仕事を殆ど部下に投げている事を暴露して、しかし、その眼差しは真剣そのもの】
【拒否すればさらりと退くだろう】
>>302
困ったことに短所であり、長所でもあるんですよね
【実際、人を観察する力や冷静な判断力は長所と言える】
いいえ、駄目です。オバさん命令です。
特に狭霧さんには聴いてもらわないと――
(とは言っても、これが勘違いだと意味ないんですよね)
【しかし、オバさんだった】
【そう。まるでお見合いを薦める近所のオバちゃんのような――】
それに、私、毒婦と言われたこと、まだ覚えてますよ?
【自業自得ではあるが、かなり気にしていたらしく笑顔が一瞬ひきつった】
【場合によっては後で切り札の一枚や二枚は切る――笑顔の奥から、そんなを空気を漂わせ始めている】 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 17:02:19.05 ID:NrRY7Uy9o<> >>302>>303
「――いや、構わん。特段知られたとて問題がある物事でもないからな」
気を利かせる狭霧に対して、アンバーは配慮は要らないとする。
そして、アンバーは煙をふかし、宙に輪っかを浮かばせて、数秒沈黙。
「どこから話したものか。……まあ、目的は単純に、私が居ても良い場所を作る、それだけのことだ。
強いものが弱いものを守る歪んだ常識とルールを破壊し、強者は生き残り、弱者は淘汰される世界。
――それを、私は望む。すべての生命が、平等で有る事が出来る世界を、な」
アンバーの望む世界は、文字通りの弱肉強食。
強者のみが生き残り、弱者が淘汰されていく、全世界レベルでの蠱毒といって良いこの世の地獄。
明らかに頭がおかしいが、アンバーは叫ぶでもなく、ただ淡々と、大真面目にそんな目的を語っていく。
そして、その願いの出自を問われて、苦笑する。
アブサンを含みながら、本質を見せぬ女が、その本質の一端を開帳した。
「国の為に優生学を駆使して作られたデザイナーベイビーでな、私は。
例えば、グノーシスギアの適合者、例えば強力な能力者、武人。それらの遺伝子を掛けあわせ続け、遺伝子に加工を施して作られた。
テロリストのジークフリート=ライヒナーム、そして後進の天才として生み出されたメレフ=キドゥーシュ。名前は聞いたことが有るだろうが。
奴らも又、私と同門の禁忌から生まれた、数少ない成功例だな」
特段隠すことでもない故に、女は己の出自とそれに連なるものについて語っていく。
どうせ知られたとしても自己に纏わる情報の殆どはジークフリートと共に消滅させている。
これを元に情報を集めたとしても、アンバー達の情報は、テロリスト以降しか無く、メレフの情報も研究者以降しか存在していない。
もしそれ以前の情報が出てきたとしても、それは間違いなくフェイクと言えるだろう。
「……ずっと国のために生きて生まれて殺して終わらせてきた、ずっと、ずっとな。
ただ、ある日ずっと信じてきたお国のための行動が、どういうものか理解しただけだ。
私の肉体の強化には、国民の命が犠牲にされていた。私の力の残滓は、子どもたちに植え付けられ子どもたちを数百人殺していた。
私が守りたかったものは、国民で、子どもたちで、未来だったのに、だ。
そして、私達はいつしかテロリストに祭り上げられ、気がつけば守ろうとした者達総てに裏切られていた」
女は、ある日唐突にテロリストにされ、国の統制の為の敵とされた経験がある。
ずっと国の暗部として戦い続けてきた女は、その時国のためにしてきた行いの帰結を理解したのだ。
「だから、もう私は誰かを守らない。誰かの為に力を振るわない、私は私のために戦う、力を振るう。
なぜ、弱いもののために力を振るわなければならないのか。私は、強者による強者の世界を望む。
弱いものに排斥されぬ、強者のための世界を、な。その世界で私が死ぬならば、私が弱かっただけのこと。
私は、私を裏切った総てに、私が守りたかった総てに――勝利するのだ」
誰かの為に力を振るっても、何も報われない、裏切られるだけ。
だから、誰かの為には戦わない。弱いものはそのまま死ね、強いものは自力で生き抜け。
それが、アンバーの望み。絶対強者ではないアンバーは何時かその世界で死ぬのかもしれない。
だが、誰かに裏切られるくらいならば、絶対の孤独、蠱毒の修羅道の方が望ましかった。 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/07/30(火) 17:04:21.36 ID:M5w6bpBF0<> めれふんには関わるな
飽きたらお前らとの関係なんて捨てて他のスレに行く
キャラ同士の関係を深めるな 設定を共有するな 気付いた時にはもう遅い <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/30(火) 17:57:15.90 ID:ikVZOaVAO<> >>303
>>304
【その態度が毒婦を思わせるのだ
【感じはしても流石に口を挟まない
……ッ
【ふと『自らの』右腕に痛みを感じた
【幻肢痛ではない……腕は既に其処にある
【それでも其処には亡い腕が悼みに疼いた
裏切り仇討ちは戦争の華、とは良く言ったものだ
あれも自らだけを守っていればこうは為らなかったろう
そんなことを何度繰り返したか、さっぱりやり尽くさない限り終わりはない
為さねば成らぬのだ
【紅色金剛の首飾りが妖しく光る
【悼みの蒼が混ざった『シ』の光
【気が付けば左拳を血が出るほど握り締めている
【誤魔化すようにもう一度『ロレーヌ』を飲み込んだ <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 19:15:44.53 ID:LwmgooqDo<> >>304>>306
それがアンバーちゃんの望む世界ね
“弱肉強食”――いえ、正確には自身が納得して死ねる世界ですか
それはそれはシンプルな世界ですね
【否定はしない】【否定したところで、既に彼女は止まらない。それに止めようとするのはよっぽどのお人好しぐらいだ】
【肯定もしない】【組織に組みした時点で同じ穴のムジナ。自身の願いに“弱肉強食”の理を挟む余地はない】
【アンバーは彼らを『弱者』というが、アンバーを切り捨てる強かさをもっていただけ】
【それは力の種類が違っただけだ】
【それに――いや、この場ではやめておこう】
……本当、琥珀ちゃんも大変だったみたいですね
戦争って怖いわ
【言ってしまえばあとは止まれない。飲みに来たというのに、さらに重苦しくするのは本意ではない】
【結局の所、抱いた願いに貴賤はなく。それらは等しく、それ以上の力で踏み潰されるしかないのだ】
それには同意します
各々の目的を成さなければ、ね
しかしまあ、お二人は色々気が合いますよねぇ
いえ、最初から合うとは思っていましたが――ええ、これは同士という感じでしょうか?
【嫌悪。哀しみ。憎悪。憤り】
【抱く感情を無色の笑顔で多い隠し、グラスに口を付け、液体と共に出かかけていた感情を一気に飲み下した】 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 19:28:49.07 ID:NrRY7Uy9o<> >>306>>307
「――怖いが、それ故に挑まなければならないものでもある。
私も、狭霧も。戦を求めているという点では、同類かも知れんな」
狭霧とは、思想の面でも、経験の面でも比較的意識が合う。
だからアンバーは、狭霧の事はある程度以上には信用しているのだ。
そして、こやぎだが――底知れない、それがアンバーの結論。
だが、それで構わないとも思う。そういった存在に挑んでいくのも、アンバーの望む世界の一つの帰結だから。
「……だが、同類ではあっても仲間ではない、同士でもない。
私は、こやぎの為にも、狭霧の為にも戦わない。
ただ、利害が一致する場合にのみ、私は私の為に力を振るう。それだけだ」
仲間はいらない、仲間ではない。
アンバーは、強くそう言い張って己の心の殻に閉じこもる。
アンバーの能力は強力だが、その半面精神に大きい間隙を孕むものでもある。
この頑なさと、多数の部下を率い、部下を殺さぬ為に兵器を買い付けるその事故矛盾。
当人は気がついていてもそれを認めようとは決してしない。それを認められる強さを殻の奥は持っていないからだ。
「話は以上。飲むぞ」
話をすっぱりとうちきると、女はシェリー酒を頼む。
クラシックな酒であるシェリー酒を、女はちびちびとついばむように飲んでいく。
弱いわけではないが、ただ量を飲むのは趣味ではなかった。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/30(火) 20:00:23.07 ID:ikVZOaVAO<> >>307
>>308
我々は同じであって違うものだ
【既に『ロレーヌ』を呑みきった男は一人呟く
全てが終わった後で、我々は不毛の荒野で対峙するのだろう
だからこのままの距離で良い
尤も、私が生きてその荒野に立っていたならばだが
【新たにボトルが運ばれてくる、『ロレーヌ』
……だが、お前が守りたいと思ったものがあるなら話くらい聞いてやろう <>
レイリン ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/07/30(火) 20:03:40.68 ID:Y1QJFc2HO<> >>286
/遅れてしまって申し訳ないっ…
/からみおつありでした! <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 20:22:40.65 ID:LwmgooqDo<> >>308>>309
(そういう所が、似ているんですよ)
【思っていても口には出さないが、すくなくともこれ以上なく表情に出ていた】
その不毛の大地には、少なくとも私は居ないでしょうね
【カンパリレモンに沈んでいたレモンをかじり、遠い目で時計を見やる】
【体感的には先程来たばかりだが、随分長い時間バーで過ごしていたようだ】
……琥珀ちゃん
今更だけれど、潰れたら本部までお願いね
【不吉なことを呟いて、すぐの事。】
【カンパリレモンをボトル注文し、次々と開けていく。】
【几帳面なのか、沈んだレモンも残さず食べて】 <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 20:35:34.44 ID:NrRY7Uy9o<> >>309>>311
「……任せろ」
無言で一言、アンバーはそう呟いて。
その後は、黙々と酒を飲みながら、狭霧やこやぎとぽつぽつと話していくことだろう。
/流れ的にそろそろ〆る砲口にしますかー <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/07/30(火) 20:41:45.68 ID:t53yHKwmo<> >>268
【自らの正義を示したいと言うなら、戦闘も甘んじて受けよう――男性はそう提案する】
…………
【ちらり、と背後を見遣る中尉】
【冷ややかな目で自分を見るガニーの姿が映る】
【戦闘の意思の無い相手に襲いかかるのか――彼の視線がそう告げていた】
……いいや、止めておこう
君に『その気』が無いのなら、こちらが君を襲う『理由』も無い
【ステッキを握る手から力を抜き、臨戦態勢を解く中尉】
【それを見て、ほっと胸を撫で下ろすガニー】
「もう、中尉……」
ああ、ガニー! 誤解しないでおくれ! 見ていたろう、今の!
私はね、誰かれ構わず喧嘩を売るようなチンピラとは違うんだ! 本当だとも、あぁ!
【一気に情けない声となり、ガニーに平謝りする中尉】
【どうやら、自分の信念云々よりはまず、ガニーに嫌われないようにとの判断だったようだ】
…………さて、もうこんな時間だ。ガニー、そろそろ帰ろうか……
……ああ、そうだ
【公園を出ようとした所で、男性の方を振り返る】
……君にだけ名乗られたままでは不公平だからな
……バルド・バードランド。文化と芸術、そして少年を何よりも愛する男だ。覚えておきたまえ
…………そして……いいかね、そしてくれぐれも、私達の『邪魔』はしないように
「あ、ちょっと、中尉! ……あーっと……えっと、天塚さん、でしたよね?
……ありがとうございました。色々心配してくれて……
僕、ガニーっていいます。『ガニュメデス』の“ガニー”。……それじゃあ、また。お元気で」
【公園を去っていく中尉とガニー】
【彼らの『優雅で平穏な生活』は、ひとまずは無事に過ぎようとしていた】
/絡みありがとうございました 凍結しといて早速〆ちゃって申し訳ない
<>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/30(火) 20:51:02.03 ID:ikVZOaVAO<> >>311
>>312
子守りならば馴れたものだぞ
【こじかに対してそれは皮肉なのか
【それとも本気なのか
【顔色から伺おうにも彼は
……?はて、こんなに飲んだ覚えはないが
【酔っていた
/いいですよー <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/07/30(火) 21:14:09.22 ID:LwmgooqDo<> >>312>>314
【結局。こやぎが開けたボトルは三十本】
【その間、席を立つことは一度もなく。その身体のいったいどこに入っているのか】
わらひもこもりぐらいれきましゅー
しんぐるれもれきるのー
ありぇ?られがころもやっへぇ?
【呂律の回らない舌でアンバーや狭霧に絡みながら、何がおかしいのかけらけら笑って】
【そうして、限界が訪れたのは三十一本目を開けた頃】
それれねー にゃるみがいひゃひょきね―――
【なんの前触れもなく、カウンターに沈んだ】
【聴こえるのは規則正しい寝息だけ】
【こうして潰れたこやぎは、アンバーに連れられて――】
【翌日。顔を真っ青にしたり、赤くして悶えている姿が見られたそうな】
/把握しました
/私はこんな漢字で〆させて頂きます
/お二方、二日間お付き合いありがとうございました <>
アンバー=ワールドアイズ ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/30(火) 21:16:31.86 ID:NrRY7Uy9o<> >>314>>315
「……常識的な飲み方をしないから」
一言、苦言のようにそう呟いて、アンバーは肩に迷いなくこやぎを担ぎあげて。
くるりと振り返り狭霧に向かい口を開き。
「互いのどちらかの目的が達せられるまでは。
私はお前と友誼を結んでいても良いと思う。また、いつか」
そう言い残すと、アンバーは無表情のまま軍用ジープにこやぎを乗せて帰っていったのだった。
/お二方ともお疲れ様でしたー!たのしかったのですよう! <>
天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/07/30(火) 21:25:59.28 ID:lkvEU4gqo<> >>313
「そうでスネ、あなたがそうであるよウニ、私も無駄な戦いは好みまセン。
もっトモ、私とあなたでは何が『無駄』かは違うでしょうガネ」
相対はひとまず崩れ、エンジは幾分にこやかな笑みを見せた。
「バードランドさんにガニー君でスネ? いいでしョウ、記憶にstore(蓄え)させていただきマス。
今後何も起きなけレバ、ソウ、助けることはあれど邪魔などは致しませンヨ?
それデハ、ごきげんヨウ」
【自分の大いなる夢が果たされたとき、彼らの平穏は未だ維持されているだろうか】。
去りゆくバードランドとガニーを見送ったエンジは、少しの想像ののち、ポケットから写真を取り出す。
次の瞬間、エンジの姿はもうそこには無かった。
//ありがとうございました! <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/30(火) 21:31:51.60 ID:ikVZOaVAO<> >>315
>>316
【二人が去った酒場で狭霧はまだ葡萄酒を仰っていた
……友誼、か
私にとってお前達はむしろ……
【其処までを呟いて頭を振る
いや、違うな……結局代わりなど亡い
私はこの路を紫する迄歩むより他無いのだ
【帰りがけにボトルを何本か買い取り外に出る
【宵闇に冷えた風が酔いの熱を程よく醒ましていった
//有難うございましたー <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/30(火) 22:14:00.36 ID:GIQ6fcHEo<> 路地裏に阿鼻叫喚が響き渡る。
声の主は、怪しげな黒服に身を包んだ男達だった。
各々は銃やナイフといった強力な凶器を手にしており、しかしその顔は恐怖と絶望に染まっていた。
その元凶はとある青年。
黒のコートに身を包み、その右手には身の丈程のサイズがある大剣を握りしめて。
鉄塊の如きソレを、しかし片腕だけで軽々と扱い、黒服の男達を次々と切り倒していく。
数人で襲い掛かろうとしても、一瞬で全員が切り伏せられ、
拳銃を使おうとも、銃弾を切り捨てるという、常識離れした芸当によって容易く回避される。
「……―――喧嘩を売る相手を間違えたな」
それが、黒服の男が聞いた、最後の言葉だった――――――……
――――――――――――――――――
――――――――――――
「……これで、粗方片付いたところか」
大剣にこびり付いた血糊を、大きく一振りして払い取る。
背中の鞘へと戻しながら、青年は周囲の光景を今一度確認する。
そこには、青年の手によって葬られた、黒服の男達が十数名、無造作に転がっているだけだった。
「……お前らがなんの組織に所属していたかは知らんが……喧嘩を売るなら、もっと相手を選ぶことだな」
そう言い捨て、凄惨な光景を背に、踵を返す。
人の少ない路地裏を、再び青年は歩き出した。
/日付が変わるまで、絡み街です <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 22:20:37.48 ID:7TyCBl19o<> >>319
…。
【漆黒色に染まった男が目にしたのは正に血塗れの地獄絵図だった。流れる血。空に染まった武器】
…命を断つか。
【いつからそこに居たのだろう。気付けば男は彼の目の前に居たのだ】
…何故、命を刈り取る?
【男が言いたかったのはやり過ぎだ、と警告している様にも見える。ただただ不気味な雰囲気を纏っていた】
…悲しき目よ。
【彼の姿を見て過去の自分を思い出してしまうのが苦痛だった】
<>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/30(火) 22:30:18.21 ID:GIQ6fcHEo<> >>320
「……何時からそこに立っていたのかは知らんが、当事者でない貴様にソレを言われる筋合いは無いな」
突如として現れた男に、剣士は臆する事無く対峙する。
「悲しき目」と評された、深淵を湛える藍の瞳で、ともすれば憐れみともとれる視線を向けて。
「……言っておくが、先に手を出したのも、先に凶器に手にしたのもこいつらだ。
些細な喧嘩で済むはずだったモノを、殺しの舞台へと書き換えたのも、な」
黒のコートを靡かせながら、嘲るように言い捨てる。
「明確な殺意を向けてくる奴を、切り捨てて何が悪い?」 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 22:43:20.35 ID:7TyCBl19o<> >>321
…それは命を狩る理由にはならない。
【己とはまた別の禍々しさをも感じる。命を平気で奪える者、過去の自分はそうだったが今はもう違う】
…話しても無駄な者が居るのは分かっている。この街はそんな奴らで溢れている。
【アウリガ、ギャング、どれも街の平和を常に脅かしている。男はそれが自分共々嫌でしょうがない】
…それでは負の連鎖は止まらない。貴様も何れ何かに殺される。
…そしてこの俺も負の連鎖の中に何れ飲まれていく。この闇の様に。
【影が広がり男の体には闇が纏われている】
…やはり平穏などこの世には無い。
<>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/30(火) 22:55:43.20 ID:GIQ6fcHEo<> >>322
「奇遇だな。俺もたった今、あんたと話をしても無駄だと気付いた処だ」
くだらないと、吐き捨てながら、青年は背中の大剣へと手を伸ばす。
途轍もない重量の塊を片手で引き抜き、そのまま切っ先を眼前の男へと突き付ける。
「目障りだ。負の連鎖がなんだか知らないが、俺は誰にも殺されない
敵は全て切り倒す。例え、誰で有ろうとな」
男の纏う闇を見ても、不遜な態度は相も変わらず。
しかし決して無謀などではなく、確かな実力と経験値によって裏付けされた態度だった。
「……一つ聞く。あんたは俺の敵か?」 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 23:00:19.49 ID:7TyCBl19o<> >>323
…知らぬ事は罪だ。世界は広い。その自負心は時に強き信念にもなるが、時に滑稽にも見えてしまうぞ。
【少し感心する程だった。彼のその自身は確かな実力を持つ事を示している】
…貴様が命を奪い続けるのならば。
…俺は貴様の敵だ。
【静かに、その言葉だけを吐くと闇が溢れ出し殺気が放たれている。だが命を狩る事は無い。友との約束の為だ】 <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/30(火) 23:17:02.78 ID:GIQ6fcHEo<> >>324
「滑稽に見られようと構わないな。生憎おれは、剣を振るう事しか知らない身なんでな」
青年には、記憶というものが殆ど残されていなかった。
記憶喪失―――そんな彼が縋ったのは、僅かに残る記憶の残滓と、己の魂に刻み込まれた闘争本能だった。
強く在ることが、己が己で在ることの証明。故に剣を握る。
そして、その障害となるものは、何者であろうと切り捨てる。
「……―――そうかい」
男の回答を聞いて、剣士がとった行動は実にシンプルだった。
唐突に剣を上げ、振り下ろす。ただそれだけ。
たったそれだけの動作が、音速を越える速度で実行させる。
耳が潰れんばかりの爆音が鳴り響き、刹那、莫大な衝撃波が青年向けて放たれる。
ただの剣圧―――この技を説明するとすれば、その一言で事足りる。
「“天剣・神風”」
業の名を口にする。もっとも、青年に届いたかどうかは分からないが。
衝撃の第一波が、躊躇いなく青年へと迫りゆく。
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 23:23:11.14 ID:7TyCBl19o<> >>325
…まるで獣だな。弱肉強食の中で生きる血に飢えた獣だ。
【大剣が男の身体を引き裂こうと斬りかかる。それは闇により防御されていた。先程溢れでた闇だ】
…その速さは厄介だ。
【男は自身の能力を発動させ相手の大剣の重力の負荷を上げようとする。すぐに退けなければその能力が適応されるだろう】
…殺しはしない。
【男が狙ったのは青年の足元。二つの闇から作り出された悍ましい手が脚を握り潰さんと襲いかかる】 <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/30(火) 23:44:18.19 ID:GIQ6fcHEo<> >>326
放った衝撃は、青年の纏う闇に受け止められ、
更に二撃目を放とうと大剣を振り上げた処で、違和感に気付く。
「……重い?」
元より刀の範疇を超えた、莫大な重量を秘めた大剣。
それが、何時にも増して重い。青年の能力によって齎された現象だと直ぐに感づき、
「……―――で、それが如何した?」
この程度の重量の変化など、関係ないとでも言わんばかりに、
先程と全く変わらぬ速度で大剣を振り下ろし、脚元目掛けて伸びる二つの闇の腕を叩き潰す。
大剣の破壊は止まらない。地面を抉り取りながら、路地ごと吹き飛ばしかねない勢いで横薙ぎに振るわれ、
路地を挟み込む二つの建物の側面を、簡単に抉り取る。
崩落を始めた二つの建物は、瓦礫を生み出しながら青年へと降り注ぐ。
タイムリミットは数秒―――何らかの手を打たねば、青年の立つ場所は、膨大な瓦礫の山に呑み込まれるだろう。
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/30(火) 23:50:39.40 ID:7TyCBl19o<> >>327
…怪力か。それも途方と無い程の。
【まるで蟻を潰す様に簡単に自身の力を打ち破った彼を見て何を思うでもなく。ただ次の一手を考える】
…瓦礫か!
【狙いがようやく理解できたが、少しばかり遅く瓦礫が幾つか男を襲う。頭部、肩の部分から出血するが、その刹那、男の周りだけ瓦礫が浮いている】
…無重力。
【そしてそれを闇が退かし無重力を解いた。男の周り以外は瓦礫の山とかしていた】
…飲まれろ。
【瓦礫の下には既に闇が広がっていた。それらは四方八方から相手を押し潰さんと襲いかかってくる】 <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/31(水) 00:11:08.46 ID:tJin4IKlo<> >>328
反応に遅れた。湧き上がる闇を一瞥し、忌ま忌ましげに舌打ちをして、
――――――闇に、呑み込まれる。
視界が黒一色に染まり、膨大な力の奔流に肉体が悲鳴を上げる。
闇に食い潰される、危機的な状況に追い込まれ―――
「……“剛剣・阿修羅”」
刹那、剣士の四方を取り囲んでいた闇が、冗談のように霧散さた。
その理由は至極単純、剣士が放った回転斬によって全て消し飛んだ、ただそれだけだ。
最早並の異能では太刀打ち出来ない程の、身体能力と剣技。
それこそが、この剣士の全てであり、奥義でもある。
「……―――さて、と。そろそろ終わらせるぞ」
大剣を軽がると構え、青年へと突き付け、
―――消失した。否、違う。
常人の動体視力でら追い切れない程の速度で移動したのだ。
宛かも、姿が消えたかのような錯覚を生み出す程の速度で、だ。
青年の背後へと回り、剣を真っ直ぐに振り下ろす。
斬撃の威力、速度は言わずもがな。青年が防御、回避、或いは反撃、どの手を選ぶのかは定かではないが、
……決して、近距離で斬撃を受け止める事だけは勧めない。
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/31(水) 00:18:05.32 ID:mRe7vDJfo<> >>329
…ダメか。
【闇による不意打ちすらも難なく否される。だが次の一手を考える】
…速いな、目で追えそうにはない。
【身体能力など本人自身の力は飽くまで常人より少し優れている程度だ。その速さを目で追う事は不可能だ】
…防御。
【刹那斬りかかる剣を男は回避する事は出来ない。防御にかかるがそれをも突破されてしまう】
…くっ、。
【闇により威力こそ軽減されたが肩には剣が刺さっており血が吹き出している。激痛に耐え、男は仕掛ける】
…心臓は外す。
【闇が剣を覆い始める。恐らく動きを封じる為だ。そして自身の周りの重力を倍にする。男は最後に闇の刃を作り出し相手に相手に斬りかかる】 <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/31(水) 00:53:56.56 ID:tJin4IKlo<> >>330
「受け止めるしか無いか、残念だったよ」
放った突きは闇によって構築された防壁を簡単に突破し、
柄越しに、肉を貫く手応えを感じ取る。
まだ、青年は足掻こうとしているようだが、最早如何でも良い。
このまま青年の肩に突き刺さった大剣を捻り、斜めに切り落とす。それで終わりだ。
一切の慈悲も与えず、大剣に力を加えようとした、その時、
この期に及んでの、青年の呟いた「心臓は外す」という台詞が、剣士の行動に歯止めを掛ける。
「……くだらねえ、この状況でまだ不殺に拘るか」
青年の言葉を聞き、剣士は一体何を思ったのか、
闇に呑まれつつある大剣を、青年の身体から強引に引き抜くと、
重力をものともせず、迫りくる闇の刃も全て切り払った後、青年を藍色の瞳でじっと見つめる。
そこに浮かぶ感情は、呆れか、それとも哀れみか。
「……どうやら、お前は俺の敵じゃあねえらしいな。本当の意味での殺意を持たねえ奴を切り倒すなんざ、それこそ馬鹿馬鹿しい」
そう一方的に言い捨てると、大剣を背中の鞘へと戻し、踵を返す。
その場から立ち去ろうとする剣士。呼び止めるのも、見送るのも、或いは不意打ちを仕掛けるのも、青年の自由だ。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/31(水) 00:58:24.87 ID:mRe7vDJfo<> >>331
…そうか、ならば君を信じよう。建物も減った事だしな。
【一瞬だが男の殺意が本物と化した。彼になら遠慮はいらないだろうと思ったのだ】
…黒龍。滅化
【闇から作り出された龍は巨大化していく。全長は10mはあるだろうか】
…喰らえ。
【途轍もない質量と重力の塊だ。正に目の前の男を殺さんと襲いかかる】 <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/31(水) 01:20:17.02 ID:tJin4IKlo<> >>322
「……―――なんだ、やれば出来るじゃねえ」
先程までとは比べ物にならない程の、途轍もない殺気を背中に受けて、
ニヤリと嬉しそうに笑いながら、振り向かないまま再び大剣に手を掛ける。
迫りくる膨大な力を秘めた黒龍。先程までの剣技を持ってしても、凌ぎ切れるどうか分からぬ程の質量。
それを分かっていながら、剣士は笑ったのだ―――此れこそ、戦いの醍醐味だと。
大剣が鞘から引き抜かれ、同時に振り向いて、黒龍と対峙する。
恐怖など、微塵にも感じない。ただあるのは、全力を見せてくれた青年への感謝へと、
類稀な強敵に対峙した時に感じる、説明しようの無い昂揚感。
眼前まで黒龍が迫っているというのに、悠然と剣を両手で構え直す。
全ては、己が持つ最高の一撃の為、黒龍を真正面から切り捨てる為に。
「――――――――――――――――――“剣王”」
音も、衝撃も、何も無かった。
“王”の名を冠する、至高の斬撃が、黒龍目掛けて振り下ろされる。
剣士が、黒滝に打ち勝てるのか如何かは分からない。
ただ一つだけ言えることは……斬撃のもたらす余波によって、路地裏全域が引き裂かれるであろうという事だけだ。
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/31(水) 01:26:54.00 ID:mRe7vDJfo<> >>333
…気持ちが良い物ではない。だが俺にも曲げられぬ信念がある、友との堅い約束もある。貴様には消えてもらう。
星は我が友
夜は我が下僕
【周囲の闇が男の影と混ざり合い、それを闇の龍へ放出する。闇の龍はその巨体を更に巨大化させていく】
…我、闇を闇を制し悪を切り裂くする者な
り
…行け。
【更に質量と重力を増した闇の龍は相手の斬撃を打ち破ろうと牙を向ける】 <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/31(水) 02:00:51.43 ID:tJin4IKlo<> >>334
莫大な質量と重力を宿した黒龍と、万象すら断ち切る王の斬撃。
その二つが衝突し、その衝撃の余波だけで、地上にクレーター跡の窪みが構築される。
必殺と必殺の鬩ぎ合い、
大剣の刃が零れ、黒龍の表層にいくつもの斬痕が走る。
しかし、質量が大き過ぎる。力任せではこの黒龍を断ち切れない。
――――――尤も、力任せでは、の話だが。
「――――――らぁっっ!!!」
鍔弾きの要領で、黒龍との間に僅かな隙間を設ける。
一瞬の隙だったが、それさえあれば十分だった。
「“剣王・刹”」
振り下ろしの斬撃から連続する、二本目の奥義。
その本質は居合。ピンポイントに集約された力を、ほんの僅かなタイミングで全て開放することで放たれる、神速の太刀筋。
黒龍が剣士を叩きつける、その直前、
何処までも研ぎ澄まされた斬撃が、黒龍を両断した。
無論、あくまで切断しただけ、だ。
黒龍の残骸は剣士へと降り注ぎ、しかし先の一撃に全力を込めた剣士に、その全てを凌ぎ切れるだけの力は残されておらず、
結果、全身を使って質量弾と化した残骸を受け止める羽目になる。
「――ぐぉっっ!!?」
地面へと勢い良く叩きつけられ、呻き声をあげながらも、大剣を何とか握り締める剣士。
直撃を受けても死なない辺りは、流石化け物といった処か。
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/31(水) 02:07:48.96 ID:mRe7vDJfo<> …ヴォルガスよ。戻れ。
【すると真っ二つに切り裂かれた龍は再び一つに戻り男の元へ戻っていく】
…何とか剣を握れるか。
【だが男の方も重傷だった。傷口は闇で塞ぎ血は止めたが肉体へのダメージは相当な物だった】
…続けるか?獣よ。
【掌を相手に向ける。黒く禍々しいオーラが集結しつつある。男の真下の瓦礫が潰れているのをみると、それは恐らく重力の塊だろう】
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/31(水) 02:07:59.75 ID:mRe7vDJfo<> >>335宛てです <>
無月 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/07/31(水) 02:23:54.37 ID:tJin4IKlo<> >>336
「……これ以上続けても、お互いの為にならねえだろうよ」
大剣を地面に突き立て、杖代わりにして立ち上がる。
足取りが若干覚束ないものの、特に目立った外傷があるという訳でも無い。
戦意をギラギラと宿した、肉食動物を思わせる瞳で、重力の塊を翳す青年を睨み付けるが、
「その技を打ち破れるか如何か、本当は試してみたい処だが……今日は止めた」
そう言い捨てると、憑き物が落ちたかのように、剣士から殺気が抜け落ちる。
たん、と足音を響かせると、件の高速移動を用いて、拳を構える青年の背後へと一瞬で回り込み、
「取り敢えず、あんたの勝ちってことで。じゃあな能力者」
気の抜けた別れの言葉をかけると、路地裏の奥へと歩き去る。
負けを認めたということは……リベンジを仕掛けるということに違いないが。
とりあえず、完全に崩壊した路地裏に、ようやく平穏が訪れたのだった。
/〆、ということでよろしいでしょうか、
絡みありがとうございました、乙です!
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/07/31(水) 02:29:50.70 ID:mRe7vDJfo<> >>338
…そうか。
【闇が引いていく。男も思わず膝をつけてしまう。龍が現れ心配そうに男を宥める】
…待て、俺が言いたいのは…。
【既にいなくなっていた。勝利という言葉を貰ったが路地裏は崩壊していた。ここが無人で良かったと安堵する】
…くそっ。
【またもや破壊をしてしまった。止められなかった。男の中には勝利を喜ぶ自分はいない。本当に敗北したのは己かもしれない】
…行くぞ、ヴォルガス。
【一人と一匹は闇の中に溶けていく。何処へ行くかは誰も知らない】
/遅くまで乙でした! <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/31(水) 19:24:59.59 ID:QKZAmwGAO<> 【街外れの墓所
【碑銘の亡い墓に寄りかかって一人の男が虚ろに星を見上げている
【黒いシャツと紅いスーツから除く右腕は、鍛えられた壮年の男に似つかわしくない白く細い腕
【その手に花束を抱えたまま、何をするでもなくただ星を見上げていた <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/07/31(水) 19:59:53.31 ID:Sgqb2NFm0<> 「おかあさーん」
【帰宅ラッシュを迎えた駅前、あたりにはスーツを着た人があふれている】
【そんな中、泣きながら母親の名前を叫ぶ帽子をかぶった少年がいた。どうやら、迷子のようだ】
【顔も目も真っ赤で、声も枯れかけている】
【少年を見た大人たちは、皆顔を曇らせるが、それだけですぐに通り過ぎていく】
「お、おかあさーん」
【この叫びは永遠に届かないんじゃないかと思われた時、少年の近くに近寄る男がいた】
【目の前に立つと、膝を曲げて少年に視線を合わせた】
こら、泣くな。男の子だろう
【義手の右手を少年の頭に乗せ、優しい声で言った】
【冷たいはずの義手は、なぜか温かげだった】
お母さんにみっともない姿見せたくないだろ?
【自分を呼ぶ声を聴いた少年は、ゆっくり顔を上げた】
【そこには、大好きな母親がいた】
ほら、行け
【男が右手を離すと同時に、少年は大好きな人のもとへ走って行った】
/モブはいくら襲ってもらってもかまいませよ、むしろやりやすいですwwww <>
シェル=フロウライト ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/31(水) 20:07:29.22 ID:MC2AXhTfo<> >>341
「――はん、茶番だねえ」
少年が走り去って、男が満足気になった次の瞬間、荒みきったそんな声が響くだろう。
後ろを振り向けば、そこには少女が一人。
ピンク色の髪に、赤色の瞳。顔立ちは比較的幼く、どちらかと言うと子供っぽい。
背丈も小さく、体格も細身であるためどう見ても年齢は10代前半にしか見えないだろう。
服装はノースリーブのパーカーに、デニム地のホットパンツ、ヒールのサンダルという涼しげなもの。
何処にでも居る只の少女かと思うが、体に刻まれた幾つかの傷と、首から下げられた赤い石のペンダントが異様な気配を持っている。
犬歯をむき出しにするような獰猛な笑顔を浮かべて、少女は一歩ずつ相手に近づいていく。
「アンタ、ブラックシールドの人間だろ? ――これ見りゃ、あたしが何者か分かると思うんだけどね?」
少女は、意味ありげに笑いながら、腰から下げられた小さなエンブレムを指し示す。
そのエンブレムの形状は、歯車と車輪、どちらとも取れるデザインのエンブレム。
アンバーの隊として、テロリストの旗印として用いられているエンブレムだ。
少女の意味ありげな笑い、そして相手をブラックシールドの所属と知っている事。
それらから、この状況がどういう状況かを理解する事はそう難しくない筈だ。 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/07/31(水) 20:18:40.23 ID:YuhMk79Zo<>
(これで五件目だ…。)
【銀色の長髪、中肉中背のがっしりした体格の男であり、腰回りに赤いベルトを巻いた黒いマントをまとっていて、ブラックシールドの暗殺部隊の一員でもある。】
【いりくんだ路地裏の中にあるポツンとした広場、そこには上記の男と、地にひれ伏す血まみれの男。結構無惨なしに様である。】
(こいつも指名手配中の男……一体誰が……。)
【しゃがみこんで死体を調べている。】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/07/31(水) 20:23:14.24 ID:Sgqb2NFm0<> >>342
【男は、振り向いたりなどしなかった】
【周囲に蔓延している空気と、その神経を逆なでする声だけで全てを理解した】
【そして、無言のまま義手のボタンを押した】
【男の全身に、一瞬で黒い機械的な鎧のようなものが身に纏われた】
【頭部には、ガラスのように見える素材で出来た赤い十字架の形をしたものがはめられいる。口部は、昆虫の口のような形をしていて銀色だ】
【腰には、丸い発光装置が付いた黄金のベルトが巻かれている】
【変身が終了すると同時に、義手の通常加速ボタンを押した】
【すると、いつのまにか男は振り向いていた】
【そのまま、少女に向け右腕を放つ。溢れだす激情を抑え込みながら】
【加速と肉体強化をしているので、その拳はかなりのものだ】
【まぁ、歴戦の戦士だと十分対応できるが…】 <>
シェル=フロウライト ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/31(水) 20:33:17.70 ID:MC2AXhTfo<> >>344
「おいおい――問答無用か――痛ったァ!」
義手によって問答無用で振りぬかれた拳は、有ろうことか背後の少女を捉え数m吹き飛ばしていた。
地面を無様に転がり、血反吐を吐きながら震える少女。
「……うげ……ぇ、ご……っ」
胃液と血の入り交じる液体を吐き捨てながら、恨みがましい瞳で少女は相手を見据えた。
ふらふらと立ち上がりながら、シェルは胸元のペンダントを強く握り締める。
上等だ、と言わんばかりの不敵な笑みは――痛みに慣れた人の顔だった。
「上等過ぎるぜ、出会い頭にガキに鉄拳とかいい趣味してんな、あァ!?
いいぜ、そんなに殺して欲しいなら、やってやらァ――起きな、串刺公の魔杭[Vlood Tepes]ッ!!」
手元に握るペンダントから、赤黒い光が漏れだし周囲を染め上げていく。
光の中では、ぐちぐちと何か水音が響き、少女のうめき声が響き渡る。
苦痛を堪えるような悶える音の直後、光が発生地点に収束する。
「――変身すんのはてめぇだけじゃねーって事だ!」
そこに居たのは、燕尾服にマントを着た少女だった。
ただし、腕と足には重厚な手甲と具足が身につけられており、物々しい気配はコスプレなんかではない事の証明となる。
溢れる血の香りが当たりを満たし、少女は天に向って右腕を突き上げて。
「正義の味方にゃ出来ねー戦い方だぜ!?」
天に向って、少女の手甲が展開し、赤色の砲弾のようなものが発射された。
それらは空中で炸裂し、あたりに散弾となって襲いかかっていく。
その無数の紅の針の行き先は、守が護るべきもの。先ほどの少年たちにもその針は無差別に迫っていく。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/07/31(水) 20:51:20.94 ID:ulJdORh20<> >>345
【確かに男、守は激情により一瞬我を忘れていた】
【が、市民の安全を疎かにしたりはしない。守がこんな無茶をできたのは、市民を守る備えがあったからだ】
【人々に向かう散弾を遮るように、透明な何かが展開された】
【散弾とそれがぶつかり合う音が一瞬したが、散弾が消えたことで音は消えた】
【周囲には、市民のほかに特殊な装置を持った者が何人もいた】
【つまりは、こういうことだ。守達は、少女がここに来るのを分かっていたのだ】
【市民による喧騒が広がる中、ホイッスルの音が響いた。他の隊員が市民を誘導しているのだ】
…正義の味方なんかじゃねーよ、最低でもお前らと関わるときは
【いくら備えがあったからと言って、もしかしたら犠牲者が出たかもしれない】
【まぁ、こうでもしなければアウリガのメンバーと戦えないというのも現実だが】
俺は、恨みを持ってお前らと戦うんだからな!
【背中と足裏から炎が噴き出し、体が浮く。そのまま、飛行しながら少女へ向かった】
【今度は、左拳から始まる連続攻撃を加える気だ】
【炎の噴射による勢いのおかげで先ほどより威力は先ほどより増すだろう。おまけに、加速も継続している】
<>
シェル=フロウライト ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/31(水) 20:56:45.55 ID:MC2AXhTfo<> >>346
「――はン、近づかせねーってのッ! 串刺し祭りだゴミクズどもがァ!!」
マントをはためかせて空に舞う少女は、大地に向けて両腕を翳す。
腕部の装甲が展開し、次々と接近していく相手に向かって弾丸を撃ち放つ、否弾丸ではない――杭だ。
触れれば、掠れば。肉に即座に侵食し、離れて行く時に引きちぎっていく凶悪な殺戮道具。
これが、シェルが只の少女でない存在でいられる理由、グノーシスギア、串刺公の魔杭の力だ。
そして、少女は相手の接近に合わせるように、マントから力を吹き出させながら後ろに翔んでいく。
そのまま引き撃ちで相手を牽制しながら、状況を変えるべき機を伺おうとする。
(……アンバーは言ってた、こういう時こそ冷静にって。
だから、もっと相手を観察しないと。弱点が何処にあるのか、って)
目を細めながら、相手の動きの隙や、癖を頑張って観察していく。
と言っても、まだアンバーやジークフリート程には練達していない技術だ。
見極めにはまだ暫く掛かるだろう。ようするに、そこまでは少女は引くしか無い。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/07/31(水) 21:16:54.47 ID:ulJdORh20<> >>347
くっ!
【放たれた杭を苦労しながらも次々とかわしていく。が、何度もかすっているので戦闘用スーツの各部分の装甲の一部が剥がれている】
【それを気にせず、少女のもとに向かいさらに空中を進む。少女も移動しているので、中々追いつけないが】
【加速をしていても杭のせいで無駄な動きをすることになりあまり進むことができない、このままではきりがない】
【そう判断した守は、瞬間加速のボタンを押した。同時に、少女の目の前に向けて通常加速時より早く移動した】
【勢いをつけたまま少女に対し先ほど使おうとした連続攻撃を放つ気のようだ】
【が、隙が多い。速度は通常加速と比べてもかなり早いが直線にしか進めないし、使用後は数秒ボタンの力を使うことができなくなる】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/31(水) 21:24:57.09 ID:QKZAmwGAO<> 【墓参りを終え男は宵闇の中帰路に着く
【人通りの少ない路地を悠然と闊歩する
【……しかし彼はその職業柄兎に角敵が多い
【このような路地を通れば二度に一度は襲われた
「うわぁぁぁぁぁぁぁッ!」
【その日も物陰から少年が一人短剣を手に飛び出してくる <>
シェル=フロウライト ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/31(水) 21:27:15.67 ID:MC2AXhTfo<> >>348
「だー、ちょこまか避けやがってよ! 気に食わねぇ、気に食わねぇ、気に食わねぇ……ッ!
さっさと串刺しになってガキどもの夏休みの自由研究みたいになっちまえや糞が!」
決定打とならない己の攻撃と、相手の回避に苛立ちを隠せないシェル。
声を荒げながらも、その杭の連打と乱打はよりその速度と密度を増していった。
そして、変わらない状況に苛立っていたシェルは、唐突の相手の加速に相好を崩す。
「――っは、ここで引くと? 馬鹿だろそりゃ」
普通なら引く、普通なら避ける。そうだろう、まともならばそうする。怪我をしたくないからだ。
だがしかし、シェルは己の体を傷つけることに何ら抵抗感を感じていない。
なぜなら、怪我をすればしただけ血が流れ、流れた血の分自分は綺麗な体でいられるから。
血が抜ければ、アンバーの血を輸血してもらえる。そう思うと、むしろ負傷は願ったり叶ったりと言うもの。
大切なのは、無意味な怪我と死ぬことだけは回避する事だけ。
故に。
「堕ちろ――――ッ!」
背のマントがエネルギー体へと変貌し、赤黒い光を纏って少女も又加速する。
相手と同じく、隙が大きく直線的な爆発的加速。
そう、相手が隙の大きい大技で攻めるならばと、此方もその隙に大技で合わせる事を選択したのである。
「ブラッド・ヴラドッ!!」
両の手を引いた状態からの、引くことも防御も考慮しない両手突き。
狙いは顔面と腹部であり、命中した瞬間に棘の杭が装甲からは射出される。
相手の拳と同じく、必殺級の威力を持つ一撃である。 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/07/31(水) 21:40:35.55 ID:fljTWw+2o<> >>349
その男と少年との間。空間に割り込むように、黒い影が蠢き立つ。
闇よりも尚深い、まるで積もり積もった怨嗟を感じさせるような魔翌力の中から、それは現れた。
遥か数十年前に亡んだ国の軍装を身に纏い、略帽を被り、左腕にはその国旗の腕章を携えた。
片手に火のついていない葉巻を挟んだ、軍人風の出で立ちの男は、未だ闇の中へと溶ける右足を一歩、前へと踏み出すと。
「おっと、何なんだなんだなんだぁ!」
目前に飛び込んできた少年に反射的に、長い足を勢いよく蹴り出した。
さて。突然的突発的、まるで飛び跳ねた先に蛙がいたような、そんな状況で繰り出された蹴撃。
短剣という存在を知覚する前に、力加減や配慮なぞを一切切り捨てられた非常に鋭いそれが少年を襲う事だろう。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/07/31(水) 21:55:26.58 ID:Z8LrsJ6q0<> >>350
【瞬間加速使用後は、確かに他のボタンを使用できない】
【が、瞬間加速使用中は他のボタンを使用できるということだ】
【守は、相手が攻撃を放とうとした瞬間、通常加速ボタンを押した】
【これで瞬間加速よりは、動きが遅くなったが、自由に動くことができる】
【少女の杭による大技をかすりながらも躱し、相手の背後に回る】
【そして、炎の噴射を利用した右腕による裏拳を頭部に向け放った】 <>
シェル=フロウライト ◆Melef7S.Sw<>sage saga<>2013/07/31(水) 22:02:02.74 ID:MC2AXhTfo<> >>352
「――はん、そう来るッ!」
己の攻撃を回避し、背後に回る相手。
だが、背後に回ったからといって、容易く攻撃が当たるかといえばそうではない。
なにせ、相手と遜色ない速度で加速しながらの攻撃だ、その速度を落とさなければ、相手との距離は広がっていくばかり。
後頭部を掠りながらも、少女は空にむかって舞い上がっていく。
そして、マントのエネルギーの噴射を止めて、眼下の相手を見下ろした。
(……まだエネルギーには余裕がある。あと何合かは行けるレベルだ。
だが……今日は、しゃーねーな)
思考を巡らせた少女は、マントを広げてより強くエネルギーを収束させて。
先ほどの数倍の速度で天に翔んでいくと、そのまま消えていってしまった。
最後の置き土産とばかりに、少女は空から杭を数発降り注がせて。
「フアッキュー糞が! 悪いが今日はおさらばだ、用事が有ったもんでな!」
夜闇に紛れる黒の装束は、高速で去っていけば直ぐに視認できなくなるだろう。
捨て台詞とともに、アウリガの少女は消えていく。
/申し訳ないっ、急用が入っちまったもんで落ちさせてもらうのです!
/又今度宜しくお願いしますねー! お疲れ様です、ほんとごめんなさいッ! <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>saga<>2013/07/31(水) 22:08:04.17 ID:QKZAmwGAO<> >>351
「うぐっ……くそ、殺してやる……殺して……」
【苦悶と呪詛を吐か続ける少年
【漸く振り向いて少年を睨み付ける
……
【無言で睨み付けただけで少年の覇気が萎えて行く
【それを感じとると
……半端者め
【それっきり興味を失った
【そしてもう一人の男に向き直る
それで、お前は何をしに出てきた <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/07/31(水) 22:09:59.97 ID:FUTENG9T0<> >>353
ちっ!
【攻撃が当たらなかったことに対し、舌打ちをするが、ただ虚しいだけだ】
【逃げて行った少女を負ってもいいのだが、戦闘用スーツが戦いでだいぶ傷ついている。あきらめたほうが、無難だ】
【落ちてくる杭を人のいないところに落とすため、殴って軌道をずらしながら、去って行った少女のことを思い出していた】
【守は、相手がアウリガでもない限り女を殴ることはない。だから、冷静になった今感傷的になっているのだ】
【脳裏に、誘拐された妹が一瞬思い浮かんだ】
/ありがとうございました!短時間で長文が来るので驚きました!
/また、いつかよろしくお願いします! <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/07/31(水) 22:31:58.80 ID:fljTWw+2o<> >>354
さて、足に短剣が突き刺さる事も無く、襲撃を迎えた蹴撃は彼をひっ捕らえた。
苦悶と呪詛を吐いていたのも束の間、その男のちょっとして威圧で、少年のやる気は目に見えて萎んでいく。
その姿にちょっとした落胆の溜息をつくと、男は青い双眸で、彼の瞳を覗き込むと。
「ダメだダメだダメだぁクソガキ。もっとこうさぁ、やるならもっとこう、なんつーかなぁ。
殺して殺して殺して殺して、肉の一片までも血の滴一片までも喰い尽くす勢いがないと。
こわーいお兄ちゃんやこわーいおじいちゃんは殺せねぇぞ、ベイビー。」
ダメダメ全然ダメと、首を横に振りながら、ハンス・バイエルはゆっくりともう一人の彼へと向き直る。
指に挟んでいた葉巻を口に咥えて、上から下までその男の姿を確かめる様に眺めてみる。
そして何処か納得したような、合点したような表情を浮かべれば、彼の問いに、緊張感無く答える。
「どーしたもこーしたも何したも、俺は煙草吸いに来ただけだよ、たーばーこ。
会社で吸うとナー、こわーい中尉や少尉に臭い!って怒られるんだ、俺上官なのにな。
あんたこそ、『死の商人』が護衛も付けずにこんなところでお散歩かい?
ちょっと不用心だぜ、こーいう輩も一杯いるし、いや、それを視野に入れてか?若造(ボーイ)。」
白髪の壮年の彼を、外見からしてみれば高々三十にも行かない若造は、知ったような口調で。
然し乍ら、彼をボーイと言い捨てた。そうしてそれもさる事乍ら。彼の立場を知っていながら。
彼はまた安物のオイルライターを取り出して、葉巻へと火を付ける。
大きく吸い込んだ煙を吐き出すと、立ち昇る煙が夜空へと消えていくのを追い掛ける様に、夜空を見上げる。 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/31(水) 22:36:37.16 ID:BEnUioxMo<> >>354>>356
こんな路地にも、人は居る
例えば、何処かの馬鹿や
例えば、剣術の達人や
上空15m程の位置に3m程の裂け目ーー空間の裂け目が出現すれば
その先の暗黒から飛び出すのは、ローブを深く被った170cm弱の男
その手には、漆黒の刀身の刀
「おっと...道を外れたか...」
そのまま自然落下を始めるが、動揺することなく、腰に下げた別の刀身に持ち替え、上に突き出す
そして、その後
刀に引っ張られる様に空中で留まる男
「...ん」
下を見れば、軍服の男と少年...そしてもう一人の男
その様子から思う事
「....鬱陶しい」 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/07/31(水) 22:54:03.64 ID:QKZAmwGAO<> >>356
>>357
墓参りに護衛を引き連れるほど無粋ではなくてね
【簡潔に言うとそのまま背を向け立ち去ろうとし
……む?
【ふと上空に気配を感じ見上げる <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/07/31(水) 23:06:16.13 ID:fljTWw+2o<> >>358
「連れねぇなボーイ。老人の話は流してもいいからとりあえず聞いとくもんだぜ。」
上を見上げていた彼の視線が、背を向けた彼へと向けられた。
不満気にそう言う彼は、きっと見えていないだろうことも構うことなく、人差し指を立てた。
「ところであのコウモリみてぇなのはあんたの知り合いかな?」
>>357
見上げた彼の上空には、空中に留まった男の姿。
紫煙と怨嗟の影を燻らせ乍ら、その彼の呟きを耳ざとく聞きつけて、彼へと声のトーンは変えず。
「そんな人に鬱陶しいなんて言うもんじゃねぇぜボーイ。
ましてや相手が老い先短いお爺ちゃんなら殊更言葉遣いには気を付けねぇと、ショックでポックリ逝っちまう。」
ヘラヘラと笑いながら、葉巻を指に携えてトントン、と先に溜まった灰を落とした。 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/07/31(水) 23:18:30.56 ID:BEnUioxMo<> >>358>>359
「ほう...気づくか」
今現在自分は地上9m程
まぁ、野生の勘とかそういう類なのさろう二人とも気づいた
人並み以上の聴覚があれば、相手の話し声なら聞こえる
「俺の専門は精神ショックじゃねえぞ、兄ちゃん」
「俺の専門は...物理ショックだ」
もう片方の手で、通常の真剣を逆手に持つ
そして、軽く落とす...が
自然落下にはあるまじき瞬間的な加速で、地面に落下する
その刀身は漆黒
重さは、100kg以上だ
<>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/07/31(水) 23:51:48.24 ID:QKZAmwGAO<> >>359
>>360
ちいッ!
【とっさに飛び退き刃から逃れる
【そのまま上空を見据えるとハンドガンを数発放った
貴様、どこの誰だ <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/08/01(木) 00:05:20.64 ID:H3bWjkMfo<> >>360
長年の勘という物がある。人間は誰しも、何らかの感覚を身に着けて成長していくものだ。
それは年数を重ねるごとに磨き続けられ。それが何十年にも重なったものは、最早『記録』としての価値すらある。
口に咥えた葉巻を指に挟むと、後方へ、ニ、三歩、下がり、紫煙が燻る、短くなったそれを放り投げる。
それは、偶然の手に拾われたか、はたまた彼が剣を落とし、刹那の加速の後に地面へと突き刺さる事を予見したか。
それとも、彼が何十年もの歳月の中で培った『勘』か。
その葉巻は、その漆黒の刀剣の刃先で、火種を切り落とされ。そしてそのまま、転々と地面を転がった。
「ビンゴ。」
パチンと指を鳴らして、子供みたいに嬉しそうな笑みを浮かべて、これまた嬉しそうな声で言った。
緊張感も警戒心も表には出さず。然しその双眸の奥は、ゆっくりと彼の姿を見定め様と動いている。
「おいおい、幾らなんだって初対面の人間にそりゃあねぇよ。
武器を振るう時は考えるもんだぜ、でなけりゃ折角の闘争が安っぽくなっちまう。
その辺で粋がってる若造共の喧嘩と変わりはしない、戦争にも闘争にもならん喧嘩になっちまう。」
>>361
「って、だから喧嘩っぱや過ぎんだよ!これだから若造共は!!」
攻撃とは、敵を揺さぶる最も分かり易い手段で、誰にでも分かるような殺意の表し方だ。
それが銃撃ともなれば、「お前を殺そうとしている」と分かり易く叫び散らす音と光。
危機感と敵意と殺意を周囲に撒き散らす、戦争に最適な武器なんだな、とつくづく思う。
面倒臭そうに顔を歪めると、腰の納めていたカービン銃を一丁、右手に握り締めた。
彼自身に戦闘の意思は無いが、もしも火の粉が身にかかるならば、払い除けねば焼き尽くされるのみ。 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/01(木) 00:16:01.33 ID:1ipriqvro<> >>361
刃は地に深く突き刺さる
刀身は1m30cm程度だが、その刀は黒く空間を裂きつつ、3m程の地下まで届いた
「ハンドガンだと、遅い」
右手に通常の真剣ーー日本刀ーーを持ち、空中で弾丸を両断していく
「俺はどっかの破壊者...いや、こう言えば良いか」
「アウリガ所属のキャラバンだ」
>>362
「勘で避ける...か」
「経験則とは、恐ろしい物だな」
深々と地面に刺さった刀に、目をくれる事も無く
「俺がやりたいのは、戦争でも闘争でも...ましてや喧嘩なんかでもねぇ」
「一方的な『破壊行動』だよ」
フッと左手で掲げていた刀が消滅する
それと同時に、体の落下を始める
9mの高さで、本来なら骨折でもするのだろう
だが、着地直前にもう一度刀を持ち、否、作り出し、減速して着地する <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/01(木) 00:34:58.17 ID:evi6pZ+AO<> >>362
>>363
この手の連中に牽制しようとすれば銃撃は当たり前だろう
【事もなさげに言いながら銃を懐にしまい降りてきた男に向き直る
それで、キャラバンが何の用だ、『チャリオット』に頼まれたこともまだ片付いてないのだが
【銃をしまったのは決して不戦の意思ではない
【紅色金剛の首飾りが闘志に呼応するように輝いている
【怪しい動きがあればいつでも動ける構えだ <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/08/01(木) 00:54:28.37 ID:H3bWjkMfo<> >>363>>364
「しかしなぁ『死の商人』。だから、相手は選んだ方がいい。やっぱなぁ、些か不用心じゃねぇの?」
戦闘狂と呼ばれる存在だって、この世界では珍しくない、敵意が向けられれば、それが即座に引き金になり兼ねない。
もしかしたら彼がそうかもしれない。そうだったら面倒臭いだろうに。そう思うのは年を取ったからか、と一人思う。
目の前に着地した彼を見据える。
そこいらのチンピラとは少しばかし質が違う、年季が重なりに重なった、研ぎ澄まされた視線による威圧。
彼等は歴戦の猛者であろう。この威圧に怯んでいる様では、『幹部』や、『死の商人』何ぞはやれはしないだろう。
だがそれでも、対話の手段としては上等と、『キャラバン』をじっと見据え続け。
「軍では鬱陶しい上官や気に入らねぇ同僚がいる。無論、戦争中にやっちまおうと考える輩もいる。
でもな、大抵の人間がそれをやらない。否、やれない。
何故か?『怖い』からだ。仲間が死ぬのが、戦力が一人でも多く減るのが怖いんだ。
――――― 剣を収めろ、『キャラバン』。俺達が削り合っても得はねぇぞ。」
全身から溢れ出る、怨嗟が形になったような、色を以ってのたうち回るような魔翌力の塊を身に纏い。
男に倣う様に、彼もまた抜き出したカービン銃を腰のホルスターに納める。
そうした後。また気の抜けた、緊張感の無い声で、愚痴を垂れ流すような、そんな声で。
「それにしても、あーあ。やっぱ俺の名前って知られてねーかね、まあ新任だからナー。
『ヤークト』とでも言えば分かるかな?アウリガ前線戦闘幹部、ハンス・バイエルだ。以後よろしクー。」
ひらひらと右手を、挨拶代わりのつもりか何かだろうか、揺らめかせながら。
二人に向かって、そう言った。 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/01(木) 01:04:02.65 ID:1ipriqvro<> >>364
「ほう...チャリオットと言う事は...アンバーだっけか」
「一体何を頼まれたかは知らねえが、俺に関係あるか、つったら無さそうだな」
「俺は何も頼みに来た訳じゃねえよ」
「適当に亜空を放浪してたらここに着いただけの話だ」
>>365
「俺の場合は、逆だな」
「寧ろ『失いたい』とも言える」
「自軍を含めて戦力を失いたい」
「無論、敵も味方も関係無く相打ち壊滅が理想だが」
「まぁ、それを引き起こすにも、肉体が無ければ元も子もないな」
クルッと刀を指で前方で回転させ、消滅させる
「なるほど...ヤークトか...」
「さっきも言ったが、キャラバンの...名前はまだだったな神無月だ」 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/01(木) 01:30:46.35 ID:evi6pZ+AO<> >>365
>>366
【『キャラバン』を見返し、先日会った『フェートン』を思い返し、思わずため息を吐く
Aurigaと言うのは爆弾庫か何かか?
【やがて構えを解くと自らも名乗る
『火之迦具槌』社長の黄泉路 狭霧だ <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/08/01(木) 01:52:31.44 ID:H3bWjkMfo<> >>366
「なるほど、なるほど。お手本の様な、Aurigaの兵士としては最上級な思想だな。
破滅的で壊滅的で自滅的で自己中心的だ、いや清々しい程の絶滅主義だ。
だが、時と場所を弁えろよ。でなければ、『御者』の手綱がテメェをくびり[ピーーー]ぞ。」
そう言うのは嫌いでは無い。そう言う分かり易いのは、嫌いでは無い。だが、嫌いではないだけだ。
もしもそれが『馬車』の運行を妨げる物ならば。その『部品』ごと叩き壊して見せるだろう。
それは彼もよく分かっている事だろう。そう言う人間の集まりだ、『御者』は。
世界の手綱を取らんとする人間達が、まともな思考をしている訳が無い。
それは一種の集合意識だ。そしてそれを阻害する物は、何であろうと誰であろうと白紙に還す。
「やるなら"後"にしやがれ。その時には、幾らでも、満足するまで、日が暮れて没して。
三千世界を幾度も幾度も繰り返して、全部全部芥になるまで喰い尽くしてしまえばいい。」
まるで小さな子供を諭すような、息子へと言い聞かせる様な、そんな口調で彼へとそう語り掛けた。
やがて狭霧と名乗った彼の言葉を聞くと、聞き捨てならんとばかりに、しかし緊張感の無い口調で。
ヘラヘラと笑いながら、歴戦の兵士としての面影も浮かべずに、彼へと異論を投げ掛ける。
「おいおい、言っておくが旦那。Aurigaは爆弾何て生易しい物じゃねぇ。
言っちまえば世界に大して作動する消しゴムだ。通った後は、塵すら残さず白紙に戻す。
絢爛豪華に取り繕った世界を、壮麗壮大に広がる世界を全部殺して真っ平にしてしまう。
そんな物だ、なぁ、『キャラバン』?」
、『キャラバン』へと同意を、そう軽々しく投げ掛けた。
言ってしまえば、これはハンス・バイエルの持論だ。独断と偏見で語られている物だ、が。
少なくとも、今までの、数十年に渡る経験則と、『前線戦闘幹部』と言う役職から見て、そう語っている。
それ程までに箍の外れた『馬車』が集っている。それ程までに膨大なのだ、『御者』は。 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/01(木) 14:23:31.03 ID:1ipriqvro<> >>367>>368
「爆弾庫は爆弾庫でも、全部核爆弾だろうな」
もしかしたらそれ以上かも知れない
一般人の虐殺など容易くこなせる輩がワラワラいる
しかも、警察機関に捕まる事なく
警察どころか軍隊でも無理じゃ無いのか
「ほう、俺をか」
「無論、全滅壊滅消滅主義の俺には歓迎だが、都合は悪いな」
「体消されりゃ主義もクソもねぇ」
「まぁ、消されなければ良いだけの話だが、その保証もない、か」
恐ろしい物だ
まぁ、それでこそアウリガで、それでこそ「御者」なのだが
「そうだな、まぁ消しゴムどころか何もかも関係無く消滅させる辺り、対消滅に近い物がある」
自分は核爆弾とも思えて仕方ないが
下手に操作すれば原点ーー0ーーどころかマイナスまで行くのでは無いかとも思う <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/01(木) 16:27:42.34 ID:evi6pZ+AO<> >>368
>>369
消ゴム掛けの後で墨汁をブチ撒きかねんな
……尤も私はお前達の取引相手でしかない以上止める義理もないのだが
【そしてここで思い出したように刺客の少年を見る
「う……わ」
……貴様が関わろうとしたのはこういう世界だ
もし本気で私の命が取りたいなら、鬼に成って果ててから来ると良い
【そう言って少年の首根っこを掴むとゴミ捨て場に投げ飛ばす
<>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/08/01(木) 18:05:37.30 ID:H3bWjkMfo<> >>369>>370
黄泉路 狭霧。彼の言葉に、ハンス・バイエルは首を振った。
彼は『馬車』のパーツの一つだ。集合意識めいた絶滅主義の中にいるパーツの一つだ。歯車の一つだ。
だが。彼は、ハンス・バイエルは、世界を白紙に戻すだけが目的では無い。
今はまだ、辛うじて噛み合っているだけのギアの一つ。世界を白紙に戻した後に、彼が求めるのは。
「いいや違うね、消しゴム掛けの後には、真っ白な地平に、真っ平な世界には。
俺達が万年筆で『逆鉤十字』を描く。白紙の世界、立っているのは俺達黒衣の軍勢だ。
最後に其処に立っているのは、虐殺と戮殺の後に立っているのは、俺達武装親衛隊だ。」
亡国の再生。数十年間前の敗走の時より、燃え盛り、そして研ぎ澄まされ続けた祖国への渇望。
数十年前の高級中隊指揮官より、Auriga前線戦闘幹部まで。銃床を背負い、脳漿を散らして磨き続けた殺意は。
その矛先を、槍先を白紙への還元と睨み付け、息苦しいまでにハンス・バイエルの中で渦巻いている。
「つーことでこれから宜しく頼むぜ、旦那。俺は『ヤークト』だ、きっとあんたの手を借りる事もあるだろうさ。
装甲師団、航空艦隊何かの編成にはブツが足りてねぇ。MBT(主力戦車)に航空機、小銃すらまだ足りねぇ。
MBTは二百は欲しいな、オートバイ部隊や装甲兵員輸送車も欲しい。
なぁに、金ならJew(ユダヤ)共から奪い尽くしたモンが幾らでもある!ああ、戦争だ、戦火だ!
久方振りの大火の予感だ、久方振りに愛しい我が戦友、愛しい俺達の恋人が、こちらに這い寄ってくる。
うねりを上げて泣き叫びながら、俺達の腕の中にやってくる!嗚呼楽しみで仕方ねぇ!ワクワクしないか?
なぁ、黄泉路 狭霧!なぁ、神無月!なぁ、そこに横たわる少年!」
まるで無邪気に笑い子供の様。遊具を前に待ちきれないと叫ぶ童の様に、ハンス・バイエルは興奮した口調で言った。
漸く姿が見えてきた。敗残兵から、世界全てを脅かす死の軍勢の指揮官にまで、這い上がってきた。
湧き上がる衝動が、迸る衝動が抑えられないとばかりに。少年の様に彼はその心を昂らせる。
「『キャラバン』、きっとお前も満足できる闘争になるぞ、きっとお前も満足できる虐殺になる。
死んだり死なれたりするんだ。気が付いたときには皆ご破算、全部全部真っ平だ。
くくく、嗚呼いいぞ。何て都合がいい。全部全部台無しにしてやるぞ。右も左も上も下もな。」
其の手の中に世界を握り潰す姿を幻視して、楽しい夢でも見た子供の様に、彼は笑う。 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/01(木) 18:40:45.38 ID:1ipriqvro<> >>370>>371
「それも、洗っても取れねぇ様な墨汁をだが、まぁ黒じゃあ無く真っ白真っさらな世界だろうが」
拭っても取れない白い墨汁で染め上げる
「戦争か..,まぁ、第一次、第二次世界大戦レベルじゃあ物たりねえ」
「もっと恐ろしい戦争をな」
こちらが望むのは破壊
破壊者、破壊力、破壊行動、破壊活動
その先に有るのは破滅
「そうだ、俺も満足出来る」
「破壊と破滅で世界が真っ白になる」
「そして終着点で満足出来るならばもう未練も何にもねぇ」
「終着点は...全破壊からの全創造」
「完全な世界の作り替え...!」
あの時の恨みは忘れない
この世の摂理を完全消滅させる
そしてその先の世界で満足出来れば
それは自分の終着点でもある <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/01(木) 18:56:14.70 ID:evi6pZ+AO<> >>371
>>372
この世界の白紙撤回は元より私の望みでもある
良いだろうお前達が望むならばその為の即物的な力は私が用立てようではないか
【そもそもがAurigaとはそう言った間柄だ
【求められたならば誰にでも力を売り付ける
【国家であれ、黒い盾であれ、御者であれ、いずれ自分にその矛先が向かうとしても
【ただほんの少し贔屓している客
【ただそれだけだ
<>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/08/01(木) 19:25:41.70 ID:H3bWjkMfo<> >>372
「第二次世界大戦、懐かしい名前を出すじゃないか。あの時俺達は敗北を味わった。
アカ共に『逆鉤十字』を引き摺り倒され、燃やされ、陵辱されて倒壊した。
今度は俺達がそれをやる番だ。世界と言う国旗を真っ白に塗り潰して消し炭にしてやる。
俺達が通った後には何も残らない何も残さない!!死の行軍だ、それはひたひたと足音を立てる死の軍勢だ!
壊せ壊せ、『キャラバン』。好きなように湧き上がるそれを発散すればいい、少年(ボーイ)。」
あの時の記憶が鮮明に蘇る。自分を踏みつける軍靴、撃ち殺される戦友、撃ち抜かれる自分。
嗚呼懐かしい。遥か昔にあった戦争、それが近い未来より、ゆっくりと顔をのぞかせている。
満願成就はもうすぐだ、嗚呼胸が高まって仕方ない。
今でも思い出すあの懐かしい銃声。今でも思い出すあの懐かしい剣戟。今でも思い出すあの懐かしい軍靴の音。
>>373
「ならば俺は、御前にAuriga前線戦闘幹部として依頼しよう。
主力戦車二百両戦闘機二百機爆撃機五十機兵員輸送車八十両攻撃ヘリ五十機軍用オートバイ三百。
小銃五百丁短機関銃三百丁軽機関銃八十丁自動拳銃八百丁対戦車擲弾発射器五十丁。
これだけの物を調達して頂きたい。金は払おう、湯水の如く払おう。底無しに払う。
俺は戦争の為になら、勝つ為になら糸目をつけねぇぞ。金さえあれば飛ぶ鳥も落ちるのだから。
了承してくれるな、『死の商人』。了承してくれるな、『力の販売員』?」
汚れた金の数々が、ハンス・バイエルには、この敗残兵の中隊にはある。
それこそ戦中から戦後まで、延々と掻き集め続けた、虐殺と略奪の中で蓄え続けた金、金、金。
金は力に直結した、何て便利なのだろう。何て素晴らしい、この日の為に殺し続けた甲斐があった。
戦争の産声を上げよう。戦火の種火を買うのに、ハンス・バイエルは、金を惜しむような人間では無い。
/申し訳ない、夕飯を食べに行くので次遅れます! <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/01(木) 21:30:57.96 ID:QZENqdOWo<> うぐッ!?
【不意に脳髄に衝撃が走り、意識が現実へと引き戻される】
【ふとした拍子に意識が底無しの深淵へと飛ばされる――そう表現すると笑われるかもしれない】
【だが、最近になって黒髪の青年、鳴海が稀にだが実際に体験する現象だった】
【そして、その現象に見舞われた時。決まって自身が居た場所から移動している】
ここは……あの公園、かな
【未だに馴れない様子で辺りを観察し、自身の居る場所を把握】
【隅の方ではあるものの武道家のテントが小さく見えているため、例の公園に間違いない】
【痕跡はないが先日、自身が暴走して迷惑を掛けたのは記憶に新しい】
『断言してやろう。貴様が貴様である限り己が欲望を満たすため、必ず欲する時が来る』
……契約、か
【深淵でのやり取りを思い出して、右手を外灯の光に翳す】
【これまで白かった肌は、やや浅黒く変色していた――】
【仮に公園に入ってくる所から鳴海をずっと見ていたのなら】
【光の無い目で公園の隅まで行き、棒立ちでぶつぶつ呟やいている鳴海の姿を目撃している筈だ】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/01(木) 21:43:28.73 ID:K1ux6snjO<> >>375
「だーかーら!!絶対これは付けておいた方が良いんだって!!」
だーかーら!!俺に麻酔弾なんていらないの!!チャカとか俺に合わないから!!
【テント内ではロボとサイボーグが大討論中だ。原因は新機能の追加の事だ】
「お前はすぐに暴れ回るしその時様にも持っておいた方がいい!!」
やだやだやだ!!絶対やだ!!お前の頼みでも絶対やだ!!!飯の支度するわ!!
【デカイ声をあげて外にクーラーボックスを片手に出てくる。それを置き火を起こした直後に気配を感じだ】
お、お前は!!えーっと、名前を聞いてなかったな。
取り敢えずこの前は大丈夫だったか?飯でも食ってけよ!
【肩を軽くポンと叩き何も気にしていない様な表情で青年に話しかけた】 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/01(木) 21:58:59.17 ID:1ipriqvro<> >>373
「そうだな...ま、俺個人で世話になることは余りなさそうだが、お前を頼って不利に働く事は無さそうだ」
「俺としては、近接戦闘に特化してるから、牽制替わりに銃が欲しい所だ」
>>374
「ほう...第二次世界大戦からか」
「なるほど、自分を老人と表現するだけはある」
「あれが何十年何百年前の話かは忘れたが」
「壊すだけ壊す...と言うよりは、『壊すだけ』じゃ満足しねえ」
「『消滅』させねぇとな、何もかも」
「対消滅の如く、この世を跡形もなく」
「もしくは、この空間から消滅させて、二度と帰れないようにしちまうのも良いかもな、この刃で」
亜空間に引きずり込む
自分のような空間接触が可能な能力を持って居なければ、自力での脱出は不可能
二度と出られない <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/01(木) 22:02:50.73 ID:QZENqdOWo<> >>376
【テントから聴こえてくる大声に『スタンガンならどうだろう』と、つい思考が脱線してしまう】
(先日の件、武道家さんに謝りに行こうか。……でも何も持たずに行くのも、何かのついでみたいで嫌だ――)
――のあう?!
【思考の最中。声をかけられ肩を叩かれて、驚きながら振り返ると武道家さん――掌拳次がいた】
先日はご迷惑を掛け、本当にすいませんでした!
あ、僕は杜柱鳴海(とばしら なるみ)です
【意識外の攻撃に半ば反射的に頭を下げ、自身の名前を名乗っていなかった事に気付いて付け足す】
【そうして火の光とクーラーボックスが視界に入り、先日の拳次の行動からごはん辺りに誘われたのだろうと判断】
お邪魔でないなら是非、御願いします!
【戦闘の度に病院のお世話になっているため、財布の中身は絶賛真冬だったのだ】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/01(木) 22:10:44.67 ID:K1ux6snjO<> >>378
うぉっ!?びっくりした!!俺肝っ玉小さいからびっくりした!!
【以外とお化け屋敷とかは大嫌いだったりする。よく兄にからかわれていたものだ】
いや!全然大丈夫!それに俺の方こそ悪かったな、怪我しなかったか。
【男の力の暴走は間一髪で防げた物の一歩間違えれば再起不能の重体にしていたかもしれない】
鳴海くんか!宜しくな!俺の名前は言ったっけな??
「ねぇ拳次。麻酔弾はやめてスタンガンなんてどうかな??あれ、この前の人だ。」
よし、憲師!テントからいすをもってきてくれ!今日は客人が居るから!
【ロボットがせっせと椅子を三つ器用に焚き火前に持ってくる。】
この前海に行った時にドでかいマグロを捕まえたからさ、喰おうぜ!
【フレンドリーな男は椅子を用意して鉄串に刺身を刺し火で炙りながら少年の前に更に盛られた刺身とご飯とワサビと醤油を置いた】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/01(木) 22:30:31.19 ID:evi6pZ+AO<> >>374
随分と多いな、納期は最低でも一月半後になるぞ
>>377
……一挺ぐらいなら直ぐに用意しよう……ッ!?
【とっさに飛び退き亜空間の展開から逃れる <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/01(木) 22:38:03.67 ID:QZENqdOWo<> >>379
よろしくお願いします!
……あれ。名前、言ってませんでしたっけ?
【首を捻るが暴走の影響か記憶が多少混濁しており、凄まじい迷惑を掛けたぐらいしか思い出せそうにない】
【先日の出来事を記録したノートを見れば解るかもしれないが、生憎ノートは家にある】
憲師さん、こんばんわ
この間はすいませんでした
【テントから出てきたロボにも頭を下げる】
【そして、夕食】
これを、捕ってきた……?
ついこの間で、どこまで遠征してきたんですか。
【マグロの串焼き。マグロの刺身。マグロの――】
【目の前はマグロ料理尽くし。決してにしていた訳ではないが、食生活の水準は定住している自身より良いのではないだろうか】
いただきます
【手を合わせ、刺身からいただく】
【久しぶりのオカラ、もやし以外の食べ物。食べない理由はない】
……。
【涙。涙。無言の涙。久しぶりの肉に、涙が止まらない】
『貴様が――』
……ありがとうございます
食事の場で悪いんですが、お願いしたい事があるんです
【不意に脳裏に過った言葉に、食べながらも思考を切り替える】
食べてからで良いので、一度僕と戦って貰えませんか?
【違和感なく馴染んだ。と感じてしまう右腕の違和感】
【自身と融け始めた得たいの知れない存在を見極めるためにも、一度試してみなければならない――】
【まだまだ付き合いの浅い二人には解らないかもしれないが、そう思考している時点で以前とは明らかに違っている】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/01(木) 22:46:22.37 ID:K1ux6snjO<> >>381
まぁいいか。教えとくよ。
俺の名前は掌 拳次(しょう けんじ)だ!
【サイボーグの片腕を伸ばし握手を求める。】
「大丈夫大丈夫!ああいうのはこいつで慣れてるからさ!気にしてないよ!」
【お構いなくとロボは燃料を補充しながら椅子に座っている】
いやー!近くの漁港でデカイマグロが現れてさ、とってきた。
【料理をパクパクと食べながら話を続けている】
え、おい、どうした?何泣いてんだよ。もしかして飯食ってなかったか??
…良いぜ。食後に身体を動かしたいしな。この広さだし、周りも誰も居ないから平気だろ!!
【自分用の飯をすぐに食べ準備運動を始めている。男はこの前のリベンジと言わんばかりに闘志を燃やしていた】 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>sage<>2013/08/01(木) 23:02:10.51 ID:H3bWjkMfo<> >>377
「今の若い人間にとって、俺達の存在など毛の先程にも満たない無価値な物だろうさ。
だが俺達は此処にいる。世界が俺達を暗闇の中へと追いやろうと、俺達はここで生きている。
もう一度俺達へと振り向いてもらうぞ、世界。そしてその時が真のカタストロフィの時だ。」
それはもう世界にとって色あせた過去の国。教科書で習うだけで、見向きもされないような過去。
しかし彼等にとっては違う。彼等にとってそれは未だ戦う意味だ、それを取り戻すまで、彼等は戦い続ける。
拳は未だ固く握りしめられている。振り下ろす先は世界だ。満身の力を籠めて、叩き落とす。
「くくく、そいつは恐ろしい。恐ろしいないや恐ろしい。
異国の地で死にゆく事は本当に、それはそれは悔しいもんだが、そんなところで死ぬなんて真っ平御免だろうな。
ああ、俺が大得意なのが『転移』で良かったよ。本当によかった。」
ハンス・バイエルから流れ出る、数十年の怨嗟が形を成した様な黒い魔翌力の塊。
黒衣の軍勢を幻視する様な邪で重苦しい悪意の塊。怨念の塊。
彼の魔翌力の媒介。武装親衛隊の亡霊もまた、再度の戦の、今まさに上がらんとする狼煙に打ち震えている様に見えた。
>>380
「多い?否。断じて否だ。俺達は世界を空白に戻そうとしているんだ、むしろこれでは足りんくらいだ。
いい。いいさ。一月半?上等上等。俺達は六十年待った。一月程度、今更待つ内にも入らねぇ。
で、取引は成立だな?ならば見せてやる。きっと見せてやる、絶対に見せてやる。
あんた達の会社の其の兵器が世界を木端微塵に粉砕する様を。阿鼻叫喚すら残さない白紙世界を。」
交渉は成立。世界を白紙に戻す力は、ゆっくりと『御者』の手綱へと収束している。
後はもう、堰を切れば濁流は流れ出す。全部全部呑み込んで、平らに喰らい尽くす濁流が流れ出る。 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/01(木) 23:10:49.87 ID:1ipriqvro<> >>380
「本来亜空間に吸引すると言う事は起こり得ないが、別の技と組み合わせる事で亜空間に重力を持たせる事が出来る」
「更に言えば、裂き方を変えれば色々出来るが」
「今のは、裂け目に対する0.2Gの重力発生」
「最大3Gだっけかな」
直ぐにその引力も、空間の裂け目も消滅する
「あと、銃だったな」
「一応基礎体力もあるから...そうだな、デザートイーグル.50AEか、M500カスタム.500S&W辺りが欲しい」
能力者には無力だろうが、簡単な牽制と、対一般人なら十分だ
>>383
「なるほどな...確かに、若人にとってはただの記録で、知識で、どうでも良いのだろう」
「だが、俺はそれを『実体験』で教えてやる」
「破滅への争いをな」
ーー争いーー生半可な喧嘩や戦闘では無く、世界の命運を賭けた闘争
滅ぼすか、滅ぼされるか、それとも相打ちか
「今まで亜空間に引きずり込まれた馬鹿どもは発狂してたぜ、『ここは何処だ助けてくれ』とか無駄に足掻いてな」
「無論、助けは来ないし、助けないし、助からない」
「まぁ、恐ろしいのはお互い様って所か」
「俺は転移は出来ないが、亜空間を介して地形は無視出来る」
「重力も空気抵抗も存在しない、すぐに目的地に行ける、先程の空中転移のようにな」
「まぁ、そんな空間断絶は、能力の一部だが」
「それだと、空中に出ても空中留まる事は出来ねえ」 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/01(木) 23:18:58.32 ID:evi6pZ+AO<> >>383
>>384
恐ろしい奴等だ、真界武装さえまるで玩具に見えてくる
……兎も角注文は承った、領収証の類いは追って送付しよう <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/01(木) 23:21:44.78 ID:QZENqdOWo<> >>382
いえ、ぐすっ
……入院費で生活が苦しくて
【マグロの味を噛み締めて、答える】
はい、僕も負けませんよ!
【暴走した先日の戦闘。実を言うと能力の使用方自体は、暴走していない時と変わらない】
【本人の戦闘経験が加算されていなかった分、普段の方が強い】
【とは言えあの以上な学習能力を考えれば、暴走時も馬鹿にはできないのだが……悲しかな】
【長期戦でこそ光る学習能力は、短期決戦しか望めない先日の力とはマッチしない】
(戦う、そうだ。戦うんだ)
(馴染んだ。という感覚にも答えが出るはず――)
【夕食を終え。戦闘しやすそうな開けた場所に出て、自身から持ち掛けた戦いに違和感を覚えつつも右腕の袖を捲る】
順番が逆にな気がしますが、終わってから一つ相談に乗ってください
【右腕からいつもとは違う薄緑に輝く無数の記号が溢れ――それらは腕を離れ、天へと爆散した】
……えっ
【一瞬唖然となるが、散っていった記号は再び腕へと戻っていき――書き換える】
【右腕から首筋にかけて、全く別の存在へと書き換えられていく】
【そうして、体に沿うようにして黒く。所々、赤い筋の入った装甲が現れる】
【最低限必要な部位をだけを抜き出してきたようなそれは、ともすれば未完成といった印象すら受ける】
いや。本当、どういう事だよ
【そんな能力の異常変異に、本人は全く付いていけていない】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/01(木) 23:28:08.45 ID:K1ux6snjO<> >>386
金なら別にやるけどさ。俺結構持ってるし。
【修行の一貫として幾つもの闇の格闘技大会に出場し優勝してきた賞金が有り余っていて使い道が無いのだ】
さて…と。
【腰の帯を締め直し気合を入れる。目は真っ直ぐに相手を見つめ、その眼光はまるで獣の様な鋭さを持っている】
…?まぁいいか。相談にも乗るから安心しとけ。
【相手の行動に少し戸惑いながらも相手の様子を観察している】
(様子見だ。)
【男は正面から飛び出して行く。ブースターでの急加速後、相手にサイボーグの拳で連打を狙う。狙いは相手の腹部】 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>saga<>2013/08/01(木) 23:54:18.71 ID:H3bWjkMfo<> >>384
「演者はここに立っているんだ。幕は六十年前から開いている。
ならば後は振り向かせるだけだ。最高の劇を見せてやろう、拍手喝采も白く塗り潰してやる。」
世界廃滅の劇を。終わった頃には四方八方、真っ白に染まる様な最高の喜劇を。
役者はこれ以上無い物がそろっている。舞台は世界だ、踊り狂うには申し分のない檀上じゃないか。
ならば全て終わるまで。何もかも消して真っ平になるまで、踊り狂って見せよう。
「へぇ、便利な力だ。だが俺もなかなか楽しいぜ、やろうと思えばいろーんな事が出来る。
例えばお前の出来ない空中散歩何かも出来る。場所さえ選べばなかなか絶景だぜ?」
ハンス・バイエルの纏う黒い魔力が、まるで掲げられた炎の様に、闇に揺らめいては消えていく。
一つ一つが彼等の怨嗟。一つ一つが彼等の無念であり、彼等の悲願なのだ。
まるで口を開けて咆哮するケモノの様に。まるで生き血を求める吸血鬼の様に、それは夜闇に踊る。
>>385
「グノーシスギア、ああ、うちの博士が喜びそうな題材だな。
しかし一人や二人のサンプルじゃすぐに掻っ捌いちまうのが仕方ねぇ。
頼んだぜ、旦那。その数の兵器と『御者』共の手さえあれば、世界をひっくり返すなんぞ造作もねぇ。」
そして『御者』の手綱が縊り殺す。神々すらも泣き喚き、逃げ惑うようなラグナロク。
それに足る力が今この手に集結しようとしている。
素晴らしいじゃないか。つい最近まで、ただの敗残兵共の中隊指揮官だったハンス・バイエルが。
世界を砕くに足る力を得ようとしている。ああ、何て素晴らしい、それは何て面白い神の悪戯だろうか。
ハンス・バイエルの背後。彼の放出する黒い魔力と同型の物を身に纏う者が、其処に現れた。
緑のロングコートを着た黒い髪の男。腰に二丁の古めかしい拳銃を納めて、彼等を見据えている。
そしてそれは数刻の間を開けた後、ハンス・バイエルへと語り掛けた。
「大尉。お迎えに上がりました。」
「お節介だな、ラインハルト。んじゃ、行くとするかね。」
ハンス・バイエルがそう言えば、全身を蠢く怨嗟の如き魔力が包み込み始めていく。
既にそれに溶けだした右腕を掲げる。それは亡国の敬礼、未だ禁忌とすら言われる程の爪痕を遺した国の敬礼。
「じゃあな御二方。世界を白紙に戻すその時まで――――― Sieg Heil!」
そうしてハンス・バイエルは暗い闇の中へと溶け出した。夜闇の中、亡国の残党、亡霊の残り香も消え失せて。
火種の切り落とされた葉巻が、風に揺られて転々と、アスファルトに揺らめいた。
/てことでお先に落ちます!御二方、ありがとうございましたー! <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/02(金) 00:02:13.53 ID:d8axvQtmo<> >>387
【――光が、見えた】
【ブースターから放たれる蒼光を引いて加速する姿は、夜の闇も手伝ってまるで流星ようだ】
くっ 持ち掛けたのはこっちだ
やるだけやってみるさ
【速度と力を両立した攻撃を受け止めるように、装甲に覆われた右腕を構えて――瞬間。装甲の肘から碧く輝く粒子が噴出】
?! そういう事か
【噴出した粒子が鳴海の纏わりつき、同時に鳴海の動きが変わる】
【迎撃の姿勢へ――放たれる一打目を右腕の装甲で受け止め】
【二打目は胴体に受けて痛みと吐き気に顔をしかめつつ、相手の腹部へと右足で蹴りを放つ】
【相変わらず素人丸出しの蹴りだが、その蹴りの威力は以前のものよりも低いものの、素人のそれではない】 <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 00:10:38.24 ID:F170MeZko<> >>385
「ほう...真界武装か...話は聞くが、まだ使い手と会った事は無いな」
「頼むぜ、あと、弾丸は最低2000発」
「可能なら、4000発程度...そうだな、銃は二丁で頼む」
「亜空間は容量無限だからな」
亜空間に入れて置けば、幾らでも入る
携行するのは、500発から1000発程度で良いだろう
>>388
「拍手喝采をも真っ白に、か」
「人類史上最高の喜劇だ」
そう、何も残らない
その劇が終わった頃には、観客も、役者も、舞台も、物語(ストーリー)も、何もかもが消え去る
「空中散歩か...俺の場合は、空中浮翌遊だからな、歩く感触は得られないし、若干不便だ」
恐ろしくも、周囲に亡者がうろついている様だ
目の前の男の、力か、否か
「.......ん」
「ほう、その敬礼か...ーーSieg HeilーーHeil Hitlerーー第二次世界大戦の亡国の敬礼...」
//お疲れ様です! <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/02(金) 00:17:38.23 ID:wDfTv9aAO<> >>388
>>390
意外な人物が適合しているものだ、良く探してみろ
【そして去っていく亡霊の一団を見送る
……さて、注文が終わったならばそろそろ行かせて貰おう
聞いての通り暫く忙しくなりそうなのでな <>
神無月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 00:24:09.81 ID:F170MeZko<> >>391
「なるほど...今度は真界武装探しでもすっかな」
「はは...戦車200戦闘機200...あとはもう覚えてねぇよ...」
「んじゃ、俺も物語の序章の下準備に入らないとな」
「デザートイーグルか、M500カスタム...待ってるぞ」
「さて...」
一本の漆黒の刀を取り出し、正面を垂直に斬る
3m程の空間の裂け目を作り出し、その中に足を踏み入れる
「また会うだろうな、See You Next Time In The White World」
適当に別れを言い、亜空間に飛び込んで行く
//ロールお疲れ様でした! <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 01:38:25.34 ID:F170MeZko<> 大通りでも、路地裏でもない、遊歩道
「あ〜ぁ...暇だな」
こんな夜更けに自分は何をやっているのだろうか
遊歩道は、左右に5m合計10m程
広い、かなり広い
「......公園..か、少し寄ろう」
右方向にあった公園に、足を踏み入れる
それなりの広さがあるここなら、適当に暴れても大丈夫じゃ無いのか
ベンチに荒く座り、手に出現させた飲み物を飲む
<>
マリアン ◆3gKoscajYQ<><>2013/08/02(金) 01:56:38.89 ID:sHB3BG1co<> >>393
人間は一日を24時間と定義し、昼間に行動、夜に休息というスケジュールで行動する。
人間だけではなく、夜行性動物などの例外を除けば大抵の生物が人間と同じ様に、夜は寝て休むものだ。
「…………」
例外は夜行性動物だけではない。
人間の中には、”普通”に溶け込めなかった者達が、夜行性動物の真似事のように夜に行動する。
公園の端には鉄柱の上に丸い時計を乗せた、公園にならよくあるオブジェクト。
その近くで、2人の若い男が1人の女の子を追い詰めていた。
追い詰められている様に見える少女は、夜闇の中でも目立つ銀色の髪。
今にも光り出しそうなエメラルドの瞳をまっすぐと2人の男へと向けていた。
少女は、その低めの身長の割りには大きいい胸の中心辺りから下をバッサリと斬ったような服装をしており露出度が高い。
若い男の眼を引くには十分である。
「…………遊ぶ?」
少女は少し小さめの声で男たちへと話しかける。
もし、公園内に居るものがこちらへ注意を向けていたなら、この声が聞こえただろうか。
聞こえずとも、唇の動きで分かる者も居るかもしれない。
……危険だ。
何が、誰が危険なのか。
それは、この状況で誰も手を差し伸べなかった場合直ぐ分かるだろう。 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 02:12:41.79 ID:F170MeZko<> >>394
自分は何故こんな時間帯に活動しているか
その答えは簡単だ
ただ単に昼寝をした所為で寝れないのだ
普通なら、それでもこの時間帯には寝つけるのだろう
それでも、無理に寝るよりは、どうせ予定も何も存在しないなら、眠くなった時に寝てば良いと思った
という訳で、本来公園には自分しか居ない
筈だったのだが
よく目を凝らして見れば、案外人は居るのだ
此方とは反対方向の端
そこに存在する、3つの人影
そのうち一つは、暗闇にも関わらず簡単に認識できる、銀髪
白髪の自分に似てるとも思ったが、やはり白と銀では違うものだ
「...........寒くねぇのかな」
第一感想は、それ
あんなに露出度の高い服を来ていれば、普通に考えて、場合によっては夏でも若干肌寒かったり、別の類の不快感を覚える事も免れない
まぁ、逆に注目を集めようとしているのなら話は別なのだが
「........あ...そ...ぶ」
「遊ぶ、か」
正直言って、何の関わりもなくやり過ごしたいのだが
これで自分が助けなかったと訴えられても困るものだ
完全なる自己中心的思考
この後少女がどうなろうとそこまで問題では無い
殺されない限り、は
そんな思考が頭の中を回転している中、男二人と少女一人の元へ向かう
容姿で言えば、上の中辺り
少し白目の肌を、街灯が照らす
「こんな夜遅くに何をやってるんだい?お兄さん達?」
挑発気味で、軽く嘲笑しながら話しかける
一般人二人相手なら能力など使わなくとも拘束出来るだろう <>
マリアン ◆3gKoscajYQ<><>2013/08/02(金) 02:25:14.05 ID:sHB3BG1co<> >>395
「ねぇ、いいじゃんよー」
2人の男は軽薄な笑みを浮かべながら少女に語りかける。
対する少女は、怖がる素振りも嫌がる素振りも見せずに男2人を下から見上げて挑発的な笑みで返す。
「良いよ、マリアンと遊ぼっ……」
”か”まで言う直前に予期せぬ乱入者。
この時間帯に人がいるという事自体珍しい上、この厄介事に首を突っ込むとはなかなかの偶然。
マリアンが言葉の最後を口にするのは、乱入者の方を向きながらだった。
「……」
一瞬何かを考えた後、マリアンは乱入した男を上目づかいに見ながら、ニヤッと口を歪めた。
「なんだお前? 引っ込んでろよ」
もう少しで成功しそうなナンパを邪魔され、どうやら男は機嫌を損ねたらしい。
男の片方が、一歩前へ出て行き乱入した男の方をつかもうと手を伸ばした。
反撃されることなどまるで考えていない素人の掴みかかりだ。
<>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 02:35:04.95 ID:F170MeZko<> >>396
「はぁ...全く...お前らの遊ぶと、この女の子の『遊ぶ』じゃあ、定義が違うんじゃ無いのか?」
これは、少女が能力などを持っていない、単純なゲームなどの遊びだと思っているが故の発言
まぁ、時間帯が時間帯なのだが
しかも、少女がニヤニヤしている時点で、微妙に気味が悪い
「あーあー、こんな時間帯に女の子をナンパねぇ」
「通報してないだけ有難いと思えよ...全く...」
そしてここから異常な速度でのマシンガントーク
「あー、ダメダメそんな風に無警戒に相手に掴みかかるもんじゃあ無いよ。第一この街は化物みたいな奴がウジャウジャ居るんだ、それなのにそんな風に掴んでたら一瞬で背後に回り込まれたり腕を斬り落とされたりしてTHE☆ENDだ。ついでに言えば、俺は本気を出せば警察なんて余裕で相手に出来るけど君達一般人だし手加減してあげるからね」
その言葉の間に、男の手を自分から掴み、足のアキレス腱の辺りを狙って蹴りを放つ
能力で若干のブーストをかけたその蹴りは、普通に命中すれば空中で半回転し地面に頭を打ち付ける
これなら、格闘家辺りなら出来そうな技だ <>
マリアン ◆3gKoscajYQ<><>2013/08/02(金) 02:54:44.97 ID:sHB3BG1co<> >>397
「なにゴチャゴチャ言って……っ!!」
そこから先はもう知覚できていない。
高々不良を気取った一般人が反応できる蹴りではなかったのだ。
気持ちのいいくらいに綺麗に回った男は頭を地面に打ち付けて数回痙攣した後に静かになった。
「おっ……おい! てめえ何やって……!」
お友達をやられたもう一人は激情し、走りだそうと一歩前進した。
……が、その直後に男が見たのは少女が履いていた靴の甲だった。
バキッ……
と、通常聞こえてはならない音と主に、男は後方へと飛んだ。
受け身は取らない……否、取れなかった。
意識のない者が受け身を取れる訳がない。
その男が、一瞬で逃亡という選択肢を取ったのであれば、もしかしたら別の結果になっていたのかもしれないが、
素人に相手の力量を測って逃亡を選択しろと言うのは無理な話。
振り上げた足を下ろし、残る最後の男……謎の乱入者の方へを視線を向ける。
最早先ほどの男など、はじめから居なかったかのようにマリアンの興味は目の前の男へと向いていた。
「その2人よりも面白そう……ねえ、お兄ちゃん……私と遊ぼっか」
それは、余りにも純粋な殺意。
怒り、恨み、妬み……それら負の感情を一切含まない透明な殺意。
新しいオモチャを見つけたかのように微笑んだマリアンの瞳は大きく広がり、その公園全体を異様な雰囲気に包んだ。
「ね……いいよね……っ!」
突如、乱入した男の背後に一つの光玉が出現する。
野球ボール程度の大きさの光玉は一瞬でその姿を小さな槍と化した。
ペットボトル程度の大きさの光の槍……見方によっては針。
マリアンは動かない……
手さえも動かさず、相手の背後に武器を出現させたのだ。
マリアンがニヤッと笑ったその瞬間、男の背後に作った光の槍は男の背中へ向かって放たれた。 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 03:08:15.32 ID:F170MeZko<> >>398
「CREAN☆HIT、っと」
異常な快感を覚えた後、もう一人の声に反応
顔を回して視線を合わせた時
「..........え?」
少女の蹴りで後方に吹っ飛ぶ男の姿が目に映った
「...なーんか嫌な音がしたが...」
絶対鼻の骨折れてる
もしかしたら頭蓋骨やられたんじゃ無いだろうな
「...男一人の骨折って、平然としてる少女は、始めて見るかな」
そして、先程のように発せられた「遊ぶ」の言葉
だが、捉えられる意味は全く違う
完全にダメな方向の「遊び」だった
しかも、殺気を持ってる辺りサイボーグのあいつと戦った時とも違う
「はぁ...何で俺って巻き込まれた体質なんだ?」
「で、どうする気だ?お前武器も何にも持ってないだろ?まさか仲間が居るとも...?」
ニヤッと笑った少女
その笑みの理由はすぐに理解出来ない
だが、コンマ数秒
その答えは、自身の背後にあった
「...まさか...ッ!」
そのまさかだった
相手は能力者
一般人相手とは訳が違う
背後から放たれた一本の針...いや、槍
能力者の攻撃である以上、通常以上の警戒が必要だ
両足に体重を乗せて、重心を後ろに傾けつつ跳躍
能力による跳躍時のブーストで、おおよそ地上から2m前後のバク宙をする
これで避けられなければ、もう一度空中で跳ぶしかない
今までとは違い、完全に異能者であることを相手にバラしてしまう <>
マリアン ◆3gKoscajYQ<><>2013/08/02(金) 03:24:09.59 ID:sHB3BG1co<> >>399
一般的に、放たれた矢が止まる時は目標に当たった時か、何にも当たらずに勢いがなくなった時である。
バク宙で避けられた光の槍は、その物理法則に従うならマリアンの腹を貫くのだが……
マリアンの露出したお腹に到達する直前、ブレーキでもあるかのようにピタッと静止する。
「やっぱり……あのまま2人と遊ぶよりも面白くなっった」
楽しそうに笑うその顔は、あくまでも純粋なもので凶悪な殺人犯が快楽殺人を行なっている際の笑いとは異なるものだった。
自分と同じ、何かの能力を持つ者。
あの回避を目の前にし、それを悟ったマリアンは、ようやく手を動かす。
マリアンの周りに新たに出現した光玉は3つ。
最初に出したものと含めて合計4つの光玉がマリアンの周りを一周した後……
「行って!」
マリアンはバックステップを一度踏み、少し距離を取る。
同時に4つ光玉は、螺旋の軌道を描きながら男へ向かっていく。
徐々に光玉同士の距離が広がっていき、ある時その軌道が直線的なものになって一直線に男へ向かっていった。
いつの間にかその形はやじりのような形に変形し、先ほどの攻撃と同じく突き刺すタイプの攻撃を行う。
<>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 03:35:48.86 ID:F170MeZko<> >>400
「おいおい...物理法則もクソもあったもんじゃあねえな...」
恐らく、相手の能力は操作系統
更に、その物体を0から作り出す事が出来る
「そうかいそうかい...俺は面白いどころか恐ろしいよ...全く...」
完全に苦笑い
こんな少女は見たことがない
狂気に満ちたような、だが純粋な笑顔
殺人を、遊戯だと感じているのか
「...1、2、3、4...」
「4つ同時...」
バク宙から着地すると同時に次の行動に移る
バク宙の勢いをそのまま、もう一度後ろに跳躍
今度は、人外的な跳躍
最高到達地点6m
マンションの二階の天井当たり
「...シッ」
そのまま、糸で四方八方から吊られているかのように、静止
空中で落下することなく、ピタリと止まっている
「......本当、恐ろしいな...」
手を前にかざす
すると、そこに熱を持った光の球が出来る
「...よっと」
そこから、少女に対して投げる
本当は、熱だけの球の作れるが、光を出しているのは優しさか、癖か
その球の熱は200度程 <>
マリアン ◆3gKoscajYQ<><>2013/08/02(金) 04:00:05.06 ID:sHB3BG1co<> >>401
「ぴょんぴょん跳ねまわるのがお兄ちゃんの能力なの……?」
4つの光玉が突き刺したのは、男の肉ではなく空だった。
別方向からの4つの攻撃を、ひとつの動作で難なく避けられては、有利は取りづらい。
外したとはいえ、未だ消えたわけではない4つの光玉。
それらを再度男へと向かわせようと意識を上へと向けた途端に見えたもの……
「……!?」
その光の玉は、自分が使用する光玉とは全く異なる性質を持っていることは、見た時点で把握できた。
男の能力が、身体強化系だと思っていたマリアンはてっきり近接攻撃を仕掛けてくるものとばかり思っていたため、虚を付かれ驚いた表情を浮かべる。
しかしながら、いつまでも突っ立っているだけのバカではない。
マリアンは、とっさに右へと転がり攻撃を回避するが、光の玉が地面へと着弾すると同時に熱気を感じた為、その能力が多岐にわたる使用法があると、本能的に感じる。
「目が覚めてからなんかつまらない人ばっかりだったけど、お兄ちゃんは面白いことしてくれるから好きだよ。……だから」
マリアンは立膝を付いたまま、弓を射るポーズを取る。
当然、弓矢など持っていなかったが、弓を持つポーズを取る左手から光が広がっていきすぐさま光の弓へ姿を変える。
同様に、右手にも光が収束していき、その手には光の矢。
「……だから、殺してあげるね」
放つ弓は、小細工なしの一直線に男へと向かっていく。
その弓の速度は先程までの攻撃よりも早い。
同時に、先ほど外した4つの光玉を弧を描くようにして男へと飛ばす。
相手の意識を少しでも分散しようとする試み。
回避しようとしても、どちらかが当たるかもしれないという意識を少しでも相手に与えることが出来れば命中率は上がる。
こういう小細工を、マリアンは誰に習ったわけでもなく感覚的に行なっていた。 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/02(金) 04:15:42.58 ID:F170MeZko<> >>402
「いいや、そうでも無いんだぜ?」
後方に飛んで行った光球を横目に、相手を見る
「へぇ...避けるか」
少女の身体能力で避けられるとは、ちょっと手加減してしまったか
まぁ、何方にせよ、殺される訳には行かない
「そりゃあ、俺が始めての『能力者』だからだろう」
「この街には他にも幾らでも能力者は居る」
今度は何だ
少し見ていれば、こちらに向けられている光の弓矢
「同時多方向攻撃...避けるのは面倒だけど...」
「前方に弓、後方に4つの球...」
「消滅エネルギー...エネルギー収束体」
次にその手に握られているのは、強い光を放つ光の球
だが、その実態は先程とは大きく異なる
「爆散!」
上に手を掲げ、光を握り潰す
すると、手の部分の肉が弾け飛び、同時に放射される強大なエネルギー
その熱量は3000度、光量は太陽とほぼ同等、更にーー
球を中心に発生した衝撃波は、物体が音速を突破した時の、数倍にも及ぶ
本来自分はタダでは済まないが
それを放つと同時に地面に急速に落下し、着地
右腕の肘から先が消滅しているが、それを意に介する事も無く
ただ、何故か血管から血が一滴も溢れていない
「ふぃー...大技、だな」
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/02(金) 04:16:09.10 ID:KZfw8WLVO<> >>389
一発目を防がれたか。
【二打目でダメージを与えた物の一打目を防がれたのは以外だったようだ】
くっ、
【腹部への蹴りを受け後退する男。少しぐらついている】
前よりも低いが、それでも中々良い蹴りだな、波の武道家よりも良い蹴りだぜ。
【飛び上がり仕掛ける。空中で回転しそのまま相手の腹部に回し蹴りを仕掛ける】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/02(金) 16:52:32.21 ID:d8axvQtmo<> >>404
ごウっ!
【腹に突き刺さった一撃は鳴海の胃袋と痛覚にダメージを与えるが、粒子の恩恵か痣が出来た程度】
【そう、貫通はしていない】
【痛みに呼吸は詰まり、一瞬膝が笑うが――そんなものは普段から慣れすぎている】
こっちはブースト、ズルしてるようなものです
格闘家と一緒にすると怒られますよ!
【これなら戦闘は続行可能――】
(X粒子。――崩壊因子)
(まるで最初から知っていたかのように、知識が湧いてくる)
【正確には装甲の内側から引き出されているかのような錯覚を陥るが。あえて今は無視】
【肘から噴出する碧の粒子は、鳴海の腕に沿うように歪曲した部厚い刃を形成】
【試合という形式のため、刃引きはされているが。それでも鳴海の身長(約165cm)ほどもある鉄塊のようなものである事には変わりない】
食後にお腹って、そんなに吐かせたい、んですか?!
【執拗――とは言っても二度目だが――に腹部を狙う拳次につい叫びながら、刃を盾に回し蹴りを受け止めようるが、地力が違う】
【肉体と一体化しているものの、有機と無機では固さも性質も違いすぎる】
【無機の刃から衝撃がダイレクトに骨に。皮膚の内側伝わり、血管が一部破裂】
【一瞬、後ずさり掛け――】
(退いたら確実に、このまま釘付けになる)
【右肩口の赤い筋から碧の粒子を噴出すると同時に、強化されている肉体で大地を蹴る】
【拳次には劣るものの。その爆発的な加速は擬似的なブースターそのもの】
たまには、空中戦に付き合ってもらおうか――!
【その勢いのまま刃を振るい、受け止めた足ごと拳次を弾き飛ばそうとする】
【弾き飛ばせたのなら、粒子の放出量を上げてさらに加速】
【追撃に刃による突き、斬りへ、空中での二連撃を入れようとするだろう】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/02(金) 18:51:53.06 ID:yzsgGA+hO<> >>405
いやいや、そこら辺の奴らよりも良いもん持ってるぜ鳴海!
【闘いを楽しそうに。まるで狂気に呑まれたかの様に楽しんでいる】
お前も中々何でもありだな、一人そういう強い奴を知ってるぜ。
【不意に出てくる好敵手の顔。だが今はそんな事を考えるのは持ったいない。ただ目の前の相手に敬意を注ぐ】
同じ箇所狙うのは闘いの基本だ!
うぉっと!!
【弾き飛ばされるが綺麗に回転し地面に足をつける。】
良いねー。空中戦。対策はバッチリだ!!
【ブースターの出力を上げ砂埃を上げながら飛び出して行く】
…!あっぶねぇな。いや当たってるか。
【突きを躱すと今度は斬りかかってくる。斜めに斬られ肩からは出血するが腹は装甲のお陰で無傷だ】
「衝撃破・弾葬」
【振動波機能を起動させ、両手には大気を圧縮した塊がオーラ状の球体に変貌していく。両手をパッと離せば全方位に衝撃波の弾丸が拡散して襲いかかる。地面に当たり下は土煙で見えにくくなっている】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/02(金) 21:13:11.10 ID:d8axvQtmo<> >>406
【かわされた斬撃から体勢をととのえるため、方向転換し――戦いに浮かされたように笑う拳次が視界に入る】
【“戦いを楽しむ”という感覚。それは先日まで鳴海には理解できない感情だった】
【勿論。そういう人もいるという事自体は理解はしていたが、それでも自身には縁のない感情だと切り捨てていた】
(ああ。これは、)
【だが罪悪感さえ除けば、これはスポーツに近いのではないだろうか】
【――殺し合いや戦争ともなれば、また別の話なのだろうが】
どんな力を持つ誰かは知りませんが、僕は殆ど手札を出し尽くしましたよ!
そうなのか……って考えてる場合じゃない
【全方位に放たれた衝撃波の弾丸に、刃による防御を考えるが、衝撃を体内へと受け入れるのは避けたい】
【かといって刃の大きさも考えれば、総てを避け切るのも難しい。ならば――、】
【土埃の舞う地面へと重力を味方に付けて落下】
【自身へと命中するであろう衝撃波はX粒子を噴出を利用して軽減及び逸らしつつ】
ぐ――っ
【しかし、軽減しても尚威力を持つ弾丸は、容赦なく腕や背中を穿っていく】
【内出血分の血液も出ているのか出血は傷の割に激しいが、それを代償として土煙の中へと入り込み】
【そして、鳴海からの攻撃のない二秒間が訪れる】
……
【土煙の中と言えど、X粒子は碧に輝く以上目立つので、直ぐに場所は把握できる】
【そこで良く見れば粒子の噴出を抑え、滞空するに留めているのがわかるだろう】
【まるで、粒子を節約するように】 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/02(金) 22:00:59.63 ID:SFitEgivo<> 【墓地】
酒瓶を片手に、青年は目の前の墓石を見つめていた。
顔はすでに赤く、相当量のアルコールを摂取しているのが夜目にも見て取れるだろうか。
「……やらなくてはならないんだ、たとえ『君』が悲しんでも」
そして、青年は自嘲気味に笑って酒瓶を煽る。
「はは、死人に意思はない。『君』はここにはいない。死んだら意識はなく、意思もなく。ただのゴミになる」
自分に言い聞かせるように、青年は言った。
そして、強い決意を秘めた声色で、さらに青年は言葉を続ける。
「俺はやってやるさ。君を汚した者たちは既に死に、俺はただの狂った人殺しに過ぎないのかも知れない」
「だが、俺は正気に戻るには罪を犯しすぎた。はは、狂いきれてしまったらどんなに幸せだろうか」
悲しげに笑って、青年は再び酒瓶に口をつけ、墓石にもたれるように体重を預けた。
//絡み待ちと自己満足かねてロールおいて行きますね <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/02(金) 22:22:50.68 ID:yzsgGA+hO<> >>407
そうか!?この前みたいな凄い奴を隠してんじゃないのかよ!!
【もう何も見えてはいない。餌を与えられた獣になっていた】
【目の前の物を喰らい尽くすが如く男は自らの欲望に忠実だった】
…姿を消したか。攻撃は効いたか?効いてなかったらやだな。
【探していると砂埃の中に光が見えた。だが何かアクションが起きるわけでも無かった】
(エネルギーを溜めているのか?だとすれば途轍もない攻撃を取るのか、)
だったらそれに答えようかな。
「限界等破」
【胸の装甲に手を当てるとスパークが走り両腕が細かく振動している。大気を圧縮して溜めているのだ。周りが歪んでいる様にも見える】
【まるで何かを溜めている様な、不気味な静かさを男は纏っていた】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/02(金) 22:25:03.53 ID:wDfTv9aAO<> >>408
そんな飲み方をすると悪酔いするぞ
【其処に一人の男が声を掛けた
【黒いシャツに紅いスーツ、その左手には白い花束
【墓参りに来たであろう白髪壮年の男が其処に居た
【それ以上話しかけず自らも碑銘の亡い墓に寄りかかって空を見上げる
【右の袖口から鍛えられた体躯に似つかわしくない白く細い腕が覗いていた <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/02(金) 22:27:24.00 ID:SFitEgivo<> >>410
「構いませんよ。悪酔いはしても死にはしませんから」
墓石に抱きつくような格好の青年は、顔を上げて男を見つめた。
「今は、何も考えたくないんです」 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/02(金) 22:43:19.84 ID:wDfTv9aAO<> >>411
考えなければ悼みも痛みも感じないから、か?
【そう言うと懐から一本の赤ワインを取り出す
【ラベルに記された名は『ロレーヌ』
くれてやる、いたみを和らげる
個人的には逸品だと思っている酒だ
【そしてまた目をそらすと今度は墓の手入れに入る
折角来たのだ、呆けてないで少し手入れをしてやったらどうだ? <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/02(金) 22:50:09.97 ID:SFitEgivo<> >>412
「えぇ。その通りです。過去もなく、未来もない存在になれればよかった。白痴のようになれれば、それでよかった」
青年は笑う。
「ありがとうございます。吐くのも勿体無いので、今度頂きます」
この局面であっても、青年は警戒を怠らない。
癖のような、習慣のようなものだ。
「……その必要はありません。この墓は私が執着をしているだけです。『彼女』にとっても、私に付きまとわれるよりは忘れられるほうが、ずっと良いはずです」
名残惜しげに墓石から離れると、青年はふらふらしながら立ち上がる。
墓石に刻まれた名は読み取れないが、ひどく汚れていた。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/02(金) 23:03:23.51 ID:wDfTv9aAO<> >>413
ならば尚更手入れをして行け
勝手に押し掛けてきて、手入れの一つも無し
それでは尚更『彼女』も救われまい
【淡々と作業を進めながら青年に語る
【やがて手入れが済んだのか華を手向け瞑目する <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/02(金) 23:06:29.41 ID:d8axvQtmo<> >>409
【土煙が消えると目蓋を閉じた鳴海の姿が――脇腹や背から血を流し、服を赤黒く染めた姿があった】
“粒子集束。魔導因子解放――”
【腕の装甲が。刃が。噴出する粒子が、流れ出る血のように赤黒く変色していく】
【同時に。刃に亀裂が走った】
【右腕を緩慢な動きで、拳次向かって構え――】【それはまるで空間に動きを阻害されているような――】
【閉じていた目蓋が開き、あらゆる場所を同時に見ているような、虹色玉虫色に輝く瞳が露になる】
……。
【声で。次いで明らかに試合で向ける規模ではない攻撃の動作で、拳次の変化に気付いた】
【先程例えたスポーツに似た感覚ではなく、明らかに引きずり出して喰らおうとする獣のような異常性】
【先日の自身が何かした結果なのか。先天的なものなのか】
【どちらにせよこちらが総て出し尽くしても止まりそうにない――と、言うのは理解できた】
【故に。一度、意識を刈り取るしかない】
――行くよ
【圧縮された粒子が背から渦巻くように噴出。純粋な速さにより発生した暴風を伴った超加速】
【刃が何かを引っ掻いているかのような音と紅光を、空間に刻みながら拳次へと迫る】
【ほぼ零距離射程という関係で、接近までに一手許してしまうが――】
【歪んでいるように見える空間を。豹変した拳次を前にして、その眼に恐れはない】 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/02(金) 23:07:07.79 ID:SFitEgivo<> >>414
「……そう、ですね」
赤い顔のまま、青年は墓石に向き直る。
名前の刻まれているであろう場所を軽く撫で、刻まれた名をつぶやいた。
「――――」
ぼそぼそというつぶやきのため、名前までは聞き取れないはずだ。
それでも青年は、その名前の場所をなぞっていた。
//すいません、休養が入ったので落ちます。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/02(金) 23:11:39.04 ID:wDfTv9aAO<> >>416
では私は去る、既にやることは終えたのでな
……機会があればまた会おう
【そして男は去って行く
【ふとそのポケットから一枚の名刺が落ちた
【『火之迦具槌』社長
【黄泉路 狭霧
//お疲れ様でしたー <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/02(金) 23:14:41.23 ID:yzsgGA+hO<> >>415
それがお前の必殺技か…。
【ビリビリと威圧感さえ感じるそれは並々ならぬ攻撃だという事は予測できた】
【ならば此方も相応の敬意を払わなければならない】
本気でいくぞ。
【両腕を広げ空中で回転する。大気が渦を巻き男の両拳に集まっている】
【目の前に襲いかかる粒子の塊、見ているだけで高翌揚が止められなかった】
俺は、ブラックシールドとしての誇りでもなく、一人の戦士として、お前に敬意を払う。
行くぜ…。
「衝撃破・閃斫」!!!!
【両拳を前に突き出す。すると限界まで圧縮された大気を解放し振動させ巨大な衝撃波を超連続で相手に放つ。空中で多数の衝撃波は交わり、巨大な光線の様な形となり粒子の塊と激突させる。】
【粒子と衝撃波のぶつかり合いで公園は軽い砂嵐さえ起きていた。閃光が飛び交い激しい技と技のぶつかり合いを続ける】
<>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/08/02(金) 23:55:05.40 ID:yzsgGA+hO<> >>415
眠けが凄いので凍結でも宜しいですか?明日と同じ時間帯になりそうです。 <>
マリアン ◆3gKoscajYQ<><>2013/08/02(金) 23:59:23.20 ID:sHB3BG1co<> >>403
相手は空中……そして多方向からの同時攻撃。
逃れることは出来ないとマリアンは確信していた……が、
「さっきと同じ攻撃……? そんなんじゃ……」
いや違う。
先ほどと同系統の攻撃だと一瞬考えたが、感じるものが先ほどのものとは明らかに異なっていた。
一瞬……一瞬でも先ほどと同じ攻撃だと判断したのたのが致命的だった。
ハッと目を大きく広げた時にはすでに完全に防御や回避をするには遅すぎた。
マリアンの防御技は、光玉3つ以上で面の頂点を作り、そこに結界を貼るものだが、一般的なシールドと異なり、
光玉を出す→面の結界を作る
という2つの工程が必要になるため、とっさの時に出しづらいとい欠点がある。
現在出している光玉は、相手へ向かって飛ばしている最中だったので、光玉は作るしか無い。
「―――っ!!」
だが、出さないという選択肢はない。
遅れてでも、何かしらの防御策を講じなければこの一撃は命にかかわる決定打になりうるものだと感じていたのだ。
マリアンはすぐさま3つの光玉を出現させ、目の前に三角形の頂点となるように配置。
そこに三角形の結界が生まれるのだが……
「ぐっぅ!!」
結界が生まれたのは、衝撃波が発生した一瞬後。
マリアンを襲う衝撃波と熱波は、わずか一瞬ではあるがマリアンに直撃する。
後方へと吹き飛ばされるマリアンは、転がりつつも、何とか意識を保ち男の方へと目を向ける。
が、その姿は満身創痍。
衝撃波を直接食らったことと、吹き飛ばされた時に地面に打ち付けられたことによって体の至る所にできる打撲傷。
熱波による火傷……
未だ立ち上がることができず、エメラルドの瞳で相手を睨みつけることが精一杯。
かろうじて、結界を張っていた光玉を消すこと無く、自信の周りに停滞させているが、先ほど攻撃に使っていた光玉と光弓は消え去ってしまっていた。
//遅くなってしまい申し訳ありません。 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 00:02:56.53 ID:Fg0k+Txeo<> >>419
/すみません、弟の強襲により時間がかかってしまいまして……
/凍結でお願いします
<>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/03(土) 00:16:44.61 ID:MSy5Ll810<> >>420
「はぁ...全く、右腕吹っ飛んじまったじゃねえか...まぁ、結果オーライ、右腕はさっさと『作っちまおう』」
肘から先がない右腕を前方に突き出す
すると、根元から少しずつ、腕と同じ物が出来あがっていく
このタイプの再生は、結構精神力を食う
一年間掛けて鍛え上げた精神力なら、腕を焼かれても平然としていられるが、この技は繊細かつ集中力を要求する
顔をしかめ、一回大きくため息をつく
「さて...まだやるかい?お嬢さん」
苦笑しながら、立ち上がることができていない少女に近づく
いつでも能力を発動できるが、光の球は通常物質とは性質が同じとは断定できない
つまり、避けるのは容易いが、防ぐ事は出来るかどうか、と言った所
本来は中距離、遠距離を保ち続けるのが最も安全なのだが
それでも、少女に歩み寄る
戦意は今のところ消滅はしているが、攻撃をしてくるなら強制的な抑制を躊躇はしない
//大丈夫です
//こちらこそ遅れて申し訳ない <>
マリアン ◆3gKoscajYQ<><>2013/08/03(土) 00:44:02.62 ID:nLarif6/o<> >>422
(再生……!? あんなものをリスク無しで打てるっていうの? 魔族の私でもそんなこと出来ないのに……)
その再生に精神力を使用しようが、何かしらリスクがあろうがこの状況ではリスク無しに見える。
完全に劣勢……いや、この状況から覆すのは不可能と思えるほどの状況。
「……な……い……」
震える手を支えにしながらなんとか膝をついて上体を起き上がらせる。
その瞳は何かを諦めた者の眼ではない。
しかしながら、この状況を打開する策が思いつくほどマリアンは策士ではない。
ただただ、気ままに感覚的に戦っていたマリアンは、よくあるチャンスに強いがピンチに弱いタイプだった。
「……面白くないっ!! どうして私の思う通りにならないのっ!!」
癇癪を起こしてもどうになかる物でもないが、内面がただの子供であるマリアンは精神的に自制が効かない。
今まで一方的に狩るだけのゲームだったはずが、気づけば狩られる側。
歯ぎしりのするほど強く噛んだ口の中からは、わずかに血がでて唇から下へと伝っていく。
だが、思い出せ……過去にこんな状況は一度足りとも無かったか……?
記憶のほとんどを失った脳内を必死になって探してみるも、明確なビジョンは浮かんでこない……
―――どうした? もう終わりか……? ―――
ふと、頭に響く声。
遡ること数百年前、似たようなことがあった…………気がする。
――こういう時はな…… ――
ビジョンは浮かんでこない……が……
が、しかし……
一歩、また一歩と男はマリアンへと近寄ってくる……
死……? 近寄ってくるのは男ではない……死だ。
「……そうだよね、まだ……ゲームは終わってないよね」
男が更に一歩を踏みしめたその瞬間、マリアンの眼に力が宿った。
「……来てっ!!」
突如現れるは、10個の光玉。
出現した時点ですでに男の前後左右、そして上に展開していて完全に包囲していた。
マリアンが光玉を作れる範囲は自分の周りから10m。
相手が自分から近ければ、相手を包囲した状態で光玉を作ることが可能だった。
そして光玉はマリアンの脳波によって動く。
つまり、手も足も動かずとも脳さえあれば攻撃が可能なのだ。
「もう死んじゃってよ!」
光玉の出現からコンマ数秒後、それらは槍の形となり一斉に男を襲う。
先ほどはバク宙で回避されたが、今度は上にも配置済みだ。 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/03(土) 01:05:45.54 ID:MSy5Ll810<> >>423
「面白くない...か」
「俺は面白さを求めてる訳でもないんだが...とりあえず今はお前に付き合おう」
「そして、思い通りになったら、遊びでも勝負でもない」
「ただの出来レースだ」
既に相手との距離は7m程
この距離なら安全圏だろう...
その認識は、能力者と対峙するには、甘すぎた
自身の射程は、実質無限大
直線的な物なら、月でも太陽でも届く
だが、自身が認識できないため、先ほどのような爆弾型は使えない
座標が合わないからだ
それでも、50mは普通に届く
つまり...7m
それは余りにも近かった
「...ッ」
突如前後左右そして上空に出現する光の球
絶体絶命、絶対包囲という訳か
だが...
「お嬢さん、立体的な空間では...」
前後左右上「下」
「下が足りない」
既に槍は目前まで迫っている
だが、恐怖は感じない
というか、この男に恐怖の概念はない
決して、「我慢」している訳ではない
根本的に「感じない」のだ
たとえどんな状況でも
足を数mm浮かせ、地面にもう一度接触させる
すると、下方10m
マンホール程の大きさの穴が開いた
いや、正確には、その部分が「消滅」した
そこに、自然落下ではなく、数百キロという速度で落ち、着地、上を見る
真上にあった光の槍に、再生した右手を向け、意識を集中させる
「消滅エネルギー...熱70運動制御30」
瞬間、右腕から上方に、膨大な熱が発せられる
先ほどとは比にならない
太陽をも思わせる、最大温度6000度
周囲の土はマグマのようになり、その中から飛び出す青年
精神的にかなり消耗した
吐息が荒く、目が若干虚ろ
だが、まだ戦える
今の技は、先ほどとは違い攻撃形の技
つまり、一歩間違えば自身は焼け落ちる
そのため、より正確な操作を要求され、精神力は先ほどの倍ほど消耗する
「はぁ...はぁ...本当...キッツ...」
<>
マリアン ◆3gKoscajYQ<>saga<>2013/08/03(土) 01:34:37.33 ID:nLarif6/o<> >>424
数百年前、マリアンには時間があった。
人間には及びもつかないような寿命を持って生まれたマリアンは、その長い時間何をするかを考えた。
その結果、ひとまず楽しいことだけをして過ごそう……そうしてマリアンは、楽しいことで時間を過ごすという生活を始めたのだった。
それは、やがて封印され記憶を失ってもなお、マリアンの行動指針になり現在に至る。
それがこのザマ。
楽しいことだと思って始めたこのゲームで、自分は窮地に陥っている。
相手を包囲した光玉による攻撃は、死角など無いはずだった。
いや、現に無かったのだ。
それを、相手の男は死角を作るという行動でこの攻撃を回避した……
正直全く予想していない展開……だが、
(これは……チャンスッ)
地面深くへと落ちていった男の出した攻撃は、光の槍を消すには十分過ぎるものであった。
男が地下から上がってきた時には、光の槍はどこを探しても無いだろう。
そして……そして、男が地上から公園を見渡せば先程までマリアンが居た場所には誰もいない。
その場所から離れた公園の出入り口、そこにマリアンはもたれかかりながら男の方を見ているだろう。
「今日は帰るね! 前に誰かに言われたきがするんだ……”いいか、こういう時はな……逃げるが勝ち”ってね」
体のダメージを感じさせない元気な声で、離れた男に向かって叫ぶ。
私は逃げるぞ……と
男が地中へ言ったことにより、一時的だが完全に男の視界からマリアンが消えた。
これが……チャンス。
「私はマリアンっていうの。また遊ぼうね、お兄ちゃん。今度はちゃんと殺すからっ」
そこまで言ったマリアンは、身を翻し公園から一歩外へ。
光玉で三角形の結界、光壁を横向きに作り出しそこへ乗ると、マリアンが走るスピードよりも速いスピードでその場から離れていくだろう。
簡易的な、三角形の魔法の絨毯に乗って……
夜間に行動する生物は夜行性動物だけではない。
それは、人間でもなければ一般的な動物でもない。
通常の生物の時間から切り離された、全くことなる生活リズムを持つ、魔族という種族。
//明日も予定があるので、この辺りでマリアンを逃してあげてください。
//久々かつ、このスレでの初ロールに付き合ってくださってありがとうございました。
//またお願いします。 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/03(土) 01:56:41.57 ID:MSy5Ll810<> >>425
勢い良く飛び出した先にあるのは溶けた地面と、何もない空間
正確には、空気などが満たされているが、それは「何もない」と数えることにする
逃げ場が無ければ、逃げ場を作る
この方法は、一見窮地に陥った状況でも行える、最後の一手
だが、逃げ場を作るのは、容易ではない
現に自分も廃人寸前である
だが、よくよく探せば何かがあるものだ
公園の出入り口
こちらに話しかける彼女の声だけは、異常に良く聞こえた
「逃げるが勝ち...ことわざだっけか」
「言い訳がましく聞こえるが、案外間違っちゃいねえんだよなぁ」
「取りあえず、俺は死ななかったから目標は達成できた」
「また今度...もう嫌なんだが...」
軽く苦笑し、マリアンと名乗った少女に話す
「俺は如月...また今度があったら、その時は全力で抑える、殺さない程度に、殺されない程度に...」
言い終わる前に、力が抜け、前方に倒れる
空中に浮いていたので、倒れた先はギリギリ先ほどの熱線の範囲外
ドサッという音と共に地面に打ち付けられる
「あーあ...今日はここで寝ちまおうかなぁ...」
徐々に意識が遠のき、30秒も経たないうちに眠ってしまった
後々、事情徴収...というか質問責めにあったが、それはまた別の話だ
深さ10mの穴に、溶けた地面
そしてその近くで倒れている青年と、別の所で倒れている男2人
あまり、夜更かしはするものでは無い
常識から取り残された自分
それでも、やはり普通の人間どおりに、生活のリズムを刻んで生きたいものだ
無理な話かもしれないのだが、それでも努力はして見るものだ
//夜遅くまで有難う御座いました
//自分も明日(今日)は予定があるのでこれで〆ます
//お疲れ様でした
<>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 16:50:39.13 ID:Fg0k+Txeo<> >>418
【暗褐色の粒子と閃光の衝撃波がぶつかり合い、一方的に散らされ、或いは相殺した粒子が辺りに散布】
【そうして新たな衝撃波がぶつかり――】
【繰り返し。繰り返して、辺りに粒子混じりの砂嵐が吹く】
【大気が。公園が震える応酬は。しかし、あくまで本命の攻撃の――或いは超加速の副産物でしかない】
【閃光が束ねられ極光へと変化】
【極光は舞い散る粒子を抉り、高速で飛行する鳴海へと降り注ぐ】
【それは明らかに耐えられる一撃ではなく、かと言って避けられる大きさでもない】
ぶち抜く!
【故に、貫く】
【軋みをあげる巨刃を極光へと振り上げ――激突】
【身体が悲鳴をあげ、刃に至っては次の瞬間には砕けてしまいそうだ】
【だが、一瞬。ほんの一瞬だけ、確かに衝撃波そのものの動きが止まった】
“集束粒子――”
【極めて短い射程。そして、使えば飛行はともかく、戦闘は困難になるだろう】
【だが。そもそもこの極光を抜かなければ、拳次へと攻撃を加えることすら出来ない――!】
“――解、放!”
【同時に巨刃が、硝子のように砕け散る】
【砕け散った破片は、衝撃波にさらに細かく砕かれて……】
【しかし、衝撃波中央を貫く紅影があった】
【影の右拳には、ほぼ球体と言っていいほど細かな面をもつ結晶体が付いていた】
【それは刃の中身も新たに精製される粒子も含めて、一点に凝縮し集中した未知の高エネルギー物質】
【結晶体に守られない部分――ほぼ全身、傷付いていない箇所はなく。良く見れば、腕を上げているだけで意識すら手放している】
【結晶体も数秒以下で崩れきるのか、既に形をなくしかけていて】
【背から放たれる切れ切れの粒子を推進力に、拳次へと粒子を纏い、拳からのタックルを試みる】
【その破壊力は、純粋な速度と欠片だけ残っている結晶体の後押しにより少しだけブーストされている】
【この拳が当たっても外れても、意識のない鳴海は緩やかに落下していくだろう】 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/08/03(土) 19:00:03.73 ID:O5Wwyy51O<> >>427
これだ…!!俺が望んでいたのは!!
【純粋な力と力のぶつかり合い。闘争心の鬩ぎ合い、この瞬間こそ、武道家たる男の至福の喜び】
ううぅぅおおおぉぉ…!!!!
【衝撃波を限界まで連続で出し続ける。機械部分からは更にスパークが走っている】
仕留めた…!!!?。
【撃破したと思ったその瞬間、男に襲いかかる鳴海。だが表情は笑っている。全てを受け止める】
ごぁっ!!!
【タックルが当たり男も落下していく。ガシャリと音を立て鳴海の方を向くともう意識は無かった】
『立て!!!!俺の体!!!』
【金色の炎が男を包み、腕で体を押し上げ決死の力で立ち上がった】
ハァ…ハァ…。起きろ、鳴海。
【ヨロヨロとした歩行で倒れている鳴海の背中を叩く。】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 19:33:48.44 ID:Fg0k+Txeo<> >>428
【意識の喪失から鳴海の制御を離れて背からじょじょに粒子を吐き出せなくなり、地上へと落下】
【落下の衝撃自体は大したことはないものの、全身の負傷からそれだけで左腕がおかしな方向へと向いていた】
【右腕は欠片ほどの刃が残ってはいるが、結晶体で防いでいた影響か装甲に傷はない】
かふっ――あぐ、……あ?
【背中を叩かれて全身を襲う激痛に意識を取り戻し、咳き込めば口内を切ったのか血を吐き出した】
【ここは何処なのか。何故負傷しているのか。負傷とは何なのか。公園に舞う赤と碧の粒は何なのか。この右腕は。鳴海とは誰なのか――】
【混濁する記憶と共に様々な疑問が浮上するが、しかし、見て解決する事柄すらも自身が持っている筈の答えと結び付かない】
(“起きろ”とは……どういう意味なんだ?)
【何もかもが繋がらない中】
【右腕を地に突き立て、尋常ではない痛みを訴える両足へ力を込めてふらつきながらも立ち上がる】
【拳次の言葉を理解していたという訳ではなく、結局のところ“立たなければいけない気がした”から】
きん……いろ……?
【拳次を見、縺れる舌を動かして辛うじて発音したのは炎の色】
【目映く、見るものを惹き付ける黄金の炎――】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/03(土) 19:46:44.58 ID:O5Wwyy51O<> >>429
は…?金色?
【自身の様子を確認する。男を纏う金色の炎を男は自覚していなかった。知らない間に発動させていた感情の炎】
うっ…!!
【少し息苦しくなり、男が体を揺らすと炎は金色の花弁の様に宙に舞い消え去る】
ハァハァ…やっぱりダメか。
【少し悔しい気もするが今はそれよりも鳴海の安否が心配だった】
おい、大丈夫か?取り敢えず応急処置くらいはしてやるからよ。
「持ってきたよ拳次!!」
じっとしてろよ、
【鳴海の怪我を消毒し包帯で治療を試みようとする】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 20:11:56.08 ID:Fg0k+Txeo<> >>430
【繋がらない。繋がらない。繋がらない】
【言葉の意味も。目の前の男達がとっている行動も。何もかも意味が繋がらない】
……?
【動く意味も解らない――なので、鳴海が動くことも抵抗することもなく応急手当ては終了するだろう】
まだ少し混乱してますが、身体の方は大丈夫そうです
手当て、ありがとうございます
【数分経過すれば混濁していた意識が少しづつ晴れ、会話ができるまでに回復する】
【前能力の運用上。激しく自壊していく肉体を動かしていたため、痛み自体には耐性が出来ていた】
また、拳次さんに御迷惑をお掛けして……憲師さんもすみません
【右腕は装甲のままだが、これは内部構造が破損していた場合。元に戻した時にグロいことになるのではないか、と想像してしまったためだ】
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/03(土) 20:35:23.30 ID:O5Wwyy51O<> >>431
なにボケッとしてやがんだよ。本当に大丈夫か?少し熱くなっちまった。悪かった。
【手当をしつつ相手に詫びる。男の理性は半分程吹き飛んでいた】
よし!これで今は大丈夫だ!だけどちゃんと病院行けよ。そこそこ重傷だからさ。
【すっかり理性を取り戻した男は鳴海に笑顔で話しかける】
いやいや!楽しかったぜ!!お前があそこまでやるとはな!俺なんて必殺技を出しちまったしよ。
「良い戦闘データが取れたよ。」
【わははと笑う様子は先程までの狂人とは思えない程おおらかだ】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 21:21:02.01 ID:Fg0k+Txeo<> >>432
ははは、XENO粒子による副作用がここまで強烈とは思いませんでした
……今後は使用場面を考えて使わないとですね
【一応は試合の体裁取ってたから良かったけど、もし試合じゃなかったら的も良いところだ】
【以前は肉体。現在は精神】
【何らかの代償を払わなければ、力は行使させないという意思表示なのか】
(それに――)
【気になるのは“XENO粒子”という名前】
【多元宇宙の構造の一つ。“未知”の概念を内包する宇宙が確か『XENOverse』と言ったような】
【自身と同化しつつあるものの正体に直結しているとは思えないが、これがヒントになれば――】
僕も拳次さんと彼処までやれるとは思ってませんでしたよ
拳次さんの理性が蒸発しかけるのも予想外でしたし……
【戦闘時。闘争本能全開だった拳次を思いだし、笑顔を浮かべている今の拳次に軽い違和感を覚える】
あ、そうだ
【話している最中、ふと相談したい事と増えた疑問を思い出す】
えー、試合前にあった相談――というより疑問なんですけど
……拳次さんと憲師さんが救われたと思える瞬間って、どんな時なんですか?
【三角巾のようにした包帯と添え木に包まれた左腕を、自身で程度を確かめるように右手で撫でる】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/03(土) 21:28:22.96 ID:O5Wwyy51O<> >>433
何粒子…??まぁいいか、取り敢えず凄い事は知ってるよ。
【難しい事はよく分からない拳次だがその力の凄まじさは身を持って知った】
【ロボットはテントに戻り戦闘データの解析をしていた】
何言ってんだよ。俺とお前に差なんてないさ。正直ビビったぜ。
【柔軟体操をしているがサイボーグの男に意味はあるのだろうか】
「僕は自分の研究が活かせた時かな。」
救われたね、そうだな。日常的に言えば闘い終わった後かな、あと食料確保出来た時!
後は、兄貴が生きてた事かな。
【この街に言われている兄、昔の頼もしい兄の背中を思い出していた】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 21:45:09.66 ID:Fg0k+Txeo<> >>434
研究の成果に今の瞬間、食糧確保にお兄さんの生存ですか
【参考にするには少々特殊な二人だが、それでも二人には“戦闘”が必要なことは理解できた】
(でも、なんでお金が余ってるに食糧を店で買わないんだろう?)
(……修行の一貫、という奴なんだろうか)
【修行の一貫。から老師の修行もにた感じなんだろうか、と思考を脱線させかけて】
……って、お兄さんが生きてたって本当ですか?!
【一大事だ。何せ、死んだ筈の人間が言い方は悪いが、湧いて出たのだから】
【この人の兄が生きているのだから、行方も生死すら不明の母が生きているかもしれない】
【この情報は鳴海にとって、ある意味希望だ】
それでそれで、今のお兄さんはどんな感じだったんです?
【玉虫色に輝く瞳をさらに輝かせて、拳次に問う】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/03(土) 22:16:30.43 ID:O5Wwyy51O<> >>435
まぁ買えば良いんだけどやっぱそれも修行の一つの様なもんだからな。
【頭をぽりぽりとかきながら何気なさそうに言っている。】
あぁ、俺もこの前聞いたばかりだ。本当に驚いたよ。
なんで生き返ったのか、まだ本人にも会えてないしよく分からないんだよな、
今はこの街をウロウロしてるんじゃないかな?ギャングになったとかどうとか。
【別にギャングになったからと言ってどうにかするという訳でもないのだが】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 22:45:56.84 ID:Fg0k+Txeo<> >>436
まだ会えてなかったんですか……ギャングに……
【ギャングと聞いて少し厳しい表情になる】
【普通ギャング、と聞いて良い印象を抱くものは少ない】
【鳴海もまた、その一人だった】
【ただ、その表情は普通の人が抱く“恐怖”ではなく、“悲哀”の感情だったが】
拳次さん――って、もうこんな時間
【公園の時計に視線を向ければ、そろそろ遅い時間帯だ】
【公園の便利さに感心する】
【なんせ飲み水があり。時間が把握できる。火と住処を何とかすれば、生活には不自由しないのでないか】
【――実際。目の前にそれを体現する人物がいるのだが、今さらになって実感した】
えっと、今日は御飯から何まで色々ありがとうございました
僕はそろそろおいとまさせていただきます
【そう言って頭を下げると公園の出入り口に向かおうとして、ふと用事を思い出す】
憲師さん
また今度傷が癒えたら、この右腕の事見てもらえませんか?
【そう言ってテントの前で立ち止まり、変化したままの右腕を軽く上げる】
【何事も無ければ、鳴海はこのまま去っていくだろう】
【病院とは正反対の――自宅に、だが】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/03(土) 22:50:22.34 ID:O5Wwyy51O<> >>437
まぁ、曲がった事は嫌いな人だから大丈夫だとは思うんだけどね。
【昔から悪い事には一切手を汚してはこなかった。ギャングになったのも訳があったのかもしれない】
ん、もうこんな時間か。後で公園の掃除でもしておくか、
いやいや、こっちこそありがとな!良い闘いだったぜ!
「勿論だよ!!パーツならいつでも持ってるから好きな時においでよ!!」
あ、そうだ言い忘れてた。
またやろうぜ!
【グーサインを突き出して鳴海の別れを告げる。また一人強敵が増えた】
/長い間楽しいロールありがとうございました!
<>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage saga<>2013/08/03(土) 23:16:09.61 ID:Fg0k+Txeo<> >>438
【今までの闘いとは、火の粉を払うためであったり、暴走したためであったり――少なくとも能動的なものではなかった】
【否。忌避すらしていただろう】
【鳴海は精神のみを重視してはいるが、痛みで。暴力で。傷付くのは肉体だけではない】
【暴力は精神を抉る】
【奮うものと奮われるものによって程度は異なるが――】
【だからこそ拷問というものが存在するし、歪み(能力)というものが現れる事すらある】
【だが、こんな爽やかな気分になれるのなら……】
(――戦うことも悪くはない、かな)
【公園の入り口へと歩を進めながら、拳を宙に突きだして、二人の言葉を無言で肯定する】
【身体中を包む違和感を無視して。】
【或いは無意識に違和感を受け入れたからこそ、病院ではなく自宅へと向かうのであった】
/こちらこそ絡み、付き合ってくれてありがとうございます
/長期間お疲れ様でした <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(山形県)<>sage<>2013/08/04(日) 00:06:52.77 ID:WLhlyH/Qo<> 面倒な仕事の割に少ない報酬……失敗した
【裏路地を茶封筒片手に歩く少女】
【ぼやく言葉と裏腹に封筒はそれなりの厚みがあった】
何故この街の警察はあんなに弱いのかわからない
私の様なモノが雑魚の能力者を相手にする必要が何処にある
【そうは言うもののほんの少し微笑んでいるようにも見える】
【元々表情は豊かな方ではないため変化は分かりづらいのだが】
まぁいいか…これでしばらくは安泰
美味しいものでも食べて帰ろうか
【少女はスタスタと大通りへ向かって歩いていった】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 00:07:45.79 ID:WLhlyH/Qo<> >>440名前欄忘れ <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 00:16:16.43 ID:ahawt2cpo<> >>440
「本当...暇だ」
思い出して居たのは、以前戦ったサイボーグの男
あの時の戦いは、とても痺れる楽しい物だった
今の自分は、何というか、ストレスを発散したいのだ
何も考えず、戦いたい
こんな時間で大通りに居るのは、まぁ対戦相手を求めているのだ
一般人なら普通の肉弾戦
あり得ないだろうが、能力者なら能力勝負を
だが、時間帯のせいであまり人は居ない
仕方ないので、刀を手に持つ
そして、一回素振りをする
人外的な早さで振り下ろしたが、ここである事に気づく
「......あ」
向こう側に少女が居た
というか、すぐ10m程先
見られたのだろうか...いや、それは無い...と信じたい <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 00:29:34.84 ID:WLhlyH/Qo<> >>442
さて、この場合はどうしたものか
【視界に映ったのは帯刀した青年】
【それだけならばこの街では特に目立ったものではないが】
素振りとはいえ抜刀、自分に気づいてではない様子だし
一般人がいないとはいえ抜刀とは…軽い注意くらいはするべきだな
【少女は青年に迷いない足取りで近づけば】
貴様、こんな夜更けに素振りとは感心しないな
街を荒らすのなら何処か別のところでやってはくれないか?
【明らかに見当違いな注意をした】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 00:33:26.88 ID:ahawt2cpo<> >>443
見られてた
全部見られたらしい
「ま...街を荒らす?」
「何故そうなる...てかお前誰だよ」
腰の鞘刀を収める
「一度も『この刀』で人を斬った事は無いが」
次の瞬間...というか、喋っている間に刀は消滅する <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 00:43:15.91 ID:WLhlyH/Qo<> >>444
街中で武器を振り回していれば双認識されてもおかしくはないと思うが?
【そして話している間にも消え去った青年の刀を見れば】
(物質転送系の能力者か?いや純粋に特定武器を召喚するのか?)
(もしくは能力自体を利用した武装生成能力か……?)
【淡々と青年の能力を分析する】
【が、敵対心が青年に無いことを把握すれば】
と、自己紹介がまだだったか。私はフィア・ブラドル職業は俗に言う何でも屋だ
【軽く一礼すると自己紹介をした】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 00:48:09.00 ID:ahawt2cpo<> >>445
「た...確かにそうだよなぁ...」
苦笑いしつつ、相手を見る
外見的には、一般人の少女
だが、刀を持った自分に話し掛ける辺り、余程の怖いもの知らずか、能力者か、ブラックシールドだろう
「何でも屋か...あぁ、俺は如月 博斗だ、適当にフラフラ旅をしたりしてる」
荷物は無いに等しいが <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 00:55:56.48 ID:WLhlyH/Qo<> >>446
(如月博斗……どこかで聞いたような…)
【思い当たり思考を巡らせる】
(ああ…そういえば前に蹴った依頼が如月博斗の捕獲だったか)
旅に出ることもあると聞いて蹴ったが…受けておけば金になったか
【ぼそりと呟き青年から目を逸らす】
(まあいい、蹴った依頼など気にかけてもしょうがないか)
【少女はもう一度青年の目を見るが呟きは聞こえてしまっただろうか】 <>
【名前】ヒロ 【性別】男 【操作魔法・光】 E:十字架<><>2013/08/04(日) 01:00:04.95 ID:ahawt2cpo<> >>447
「......受けておけば、ね」
何故か、いや必然的に聞こえた
運動エネルギーを用いて自身の耳元で反響、増幅させたからだ
普段は索敵用だが、こういうのも便利だ
「まぁ、受けた所でその任務は達成できたのかな?」
そんな疑問だ
全力で逃げれな余裕でマッハを越せる
まぁ、精神的に長くは持たないが <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 01:10:28.27 ID:WLhlyH/Qo<> >>448
聞こえていたのか、回答は「知らない」もしくは「わからない」だな
【自分の能力は所詮人類の英知止まり】
【真っ向勝負で神の奇跡とも言うべき能力に勝てるわけなどない】
私は少々…いや、大多数は卑怯という戦術で任務をする
こうやって顔が割れたあとでは意味はないけどね
【手に持っていた茶封筒をパーカーの裏に押し込む】
【そして茶封筒の代わりに手に持っていたのは一丁の拳銃】
何なら……試してみるか?
【少女の碧眼だった瞳は真紅に染まる】
【どこまで本気なのだろうか、その口角は少し上がっていた】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 01:13:59.73 ID:ahawt2cpo<> >>449
「まぁ、確かにそうだ」
「やって見ない限りはな」
まぁ、そこまで全力で相手してまた事情聴取を受けるのはゴメンだが
「卑怯か...まぁ、要は勝てば良いんだけどな、基本」
戦闘とはそういう物だ
「試す...か」
「まぁ、別に試しても良いぜ、その拳銃でも、何でも使って」
<>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 01:20:56.87 ID:WLhlyH/Qo<> >>450
それじゃ、遠慮なく
【左手をパーカーに入れ、取り出したものを放り投げる】
どう対応されるか見ものね
【放り投げたのはスモークグレネード】
(確かあの辺のはず)
【辺りは白い煙で覆われていくのと同時に】
【青年の立っていた位置へ発砲した】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 01:24:55.07 ID:ahawt2cpo<> >>451
「ほう、いきなりか」
スモークグレネードが爆発するまで、青年は何もしない
そして、肝心の銃が発射された時も、それを避けようとはしなかった
だが、銃弾は青年に命中する事なく、横に飛翔していく
軌道を修正した
横からのエネルギーを与える事で、頬スレスレを通過させたのだ
ミスショットや、避けたのだとも見て取れる
「おいおい、精度悪りぃな、その銃」
<>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 01:34:04.76 ID:WLhlyH/Qo<> >>452
………っ!?
【視界が遮られるとは言え】
【銃器に異常があったとしても】
(命中弾を送り込んだはず……!)
【嫌な予感がする、だが確信になるまでは行動を止めてはいけない】
みたいね、なら…これはどう?
【拳銃を放り投げ、次に取り出したのは軽機関銃】
【大体で照準し後は乱射】
【点でダメなら面で制圧する】
(これでダメなら……確信になる)
【銃弾に能力が干渉しているならばこれも命中弾はない】
【そして銃器は実質無効にされるのと同義だ】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 01:38:38.89 ID:ahawt2cpo<> >>453
「本当、銃の整備はちゃんと、な」
次々と送り込まれる弾丸
「何発かな、まぁ良いか」
全ての弾丸は、何の音も発生させないだろう
何故か、それは彼が手に持ったビニール袋にある
中には、発射された弾丸が全て、押し込められている
「いる?」
袋の口を縛って、相手に投げる
<>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 01:48:42.21 ID:WLhlyH/Qo<> >>454
いらないよ
【苦笑して軽機関銃と共にビニール袋を放り投げる】
全く、本当に厄介な能力者だ
でもおかげで確信は出来た、自分は勝ちには持ち込めない
【銃弾を止める、そんな芸当ができる限られている】
力のベクトルに関連する能力、それなら銃器なんて意味なんてなくなる
【体制を低くし、両手にナイフを持ち近戦の構えを取る】
今度はそっちの番、とはいえ自分の攻撃は当たらないんだろうしね
どういう条件でどう干渉できるかは非常に興味深い
【得意武器の銃器を潰されてなお、闘志は消えていなかった】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 01:53:35.72 ID:ahawt2cpo<> >>455
「まぁ、力のベクトルに近いな」
「勝ちに持ち込めない、か」
だが、勝ちに持ち込めないだけで、相打ちとかはあり得る
「ナイフか...んじゃあ、俺も接近でやるか...」
相対する相手に集中する
そして、一気に飛びかかる
速度は人が生身で出せるものではない
右足を引き、一気に水平に蹴る
避けなければ、両手のナイフを吹っ飛ばす事ぐらい出来るのでは無いだろうか <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 02:01:41.51 ID:WLhlyH/Qo<> >>456
速い……!
【予測以上の速さに咄嗟に後方へ飛び退く】
(三次元軌道ができればどれほど楽か……)
【地面に接地するや即座に青年へ突貫】
【狙いは手足、命を奪う目的ではない上何よりも】
一撃が小さくても、回数を重ねれば問題ない
【すれ違いに切り裂く軌道で青年を狙う】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 02:12:07.00 ID:ahawt2cpo<> >>457
「避けれるのか」
若干驚愕しつつも、グルッと一回転
相手を正面に捉え、攻撃を、前方宙返りで躱す
宙返りなのは、勢いを殺して居ない事と、気分のせいだ
最高到達点は3m50cm程
そして、空中から相手にナイフを投げる
<>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 02:19:00.50 ID:WLhlyH/Qo<> >>458
ちっ……
【躱されたの一瞬遅れ自分も反転】
【見上げた場所にいるのは青年と自分に飛来するナイフ】
(さすがに無理ね……)
ぐっ…うう……
【頭を庇うが、ナイフは腕に脚に突き刺さる】
【思わず膝をつくが、人間であれば流れるはずの血が一滴もも流れていない】
やっぱり、勝ちには持ち込めないか…
依頼なんて受けずに正解だったよ
【膝をついたまま青年を見る】
【その瞳は既に碧眼へと戻っていた】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 02:23:51.15 ID:ahawt2cpo<> >>459
「....っと」
地面に着地
「お前、貧血か?」
まぁ、貧血どころでは無いのだが
血が存在しない生物なのか、それとも...
「まぁ、そうなのかもな」
「あと、これ以上厄介事を増やしたくもない」
「この前なんか地面溶かしたお陰で事情聴取食らったし...本当、別に良いじゃねえか」
そして、少女に近づく
「あぁ、そうだ」
「体治して置こうか?」 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 02:30:32.61 ID:WLhlyH/Qo<> >>460
いや、ただ単に血など流れてないだけだ
【痛みに少し顔をしかめるがナイフを引き抜く】
【傷口から微かに覗くのは金属の体】
全くだ、自分の無力さも痛感していい気分だよ
【当てつけのように青年へ言う】
この程度なら寝れば治る、心配は無用だ
それと、このナイフは一応返しておく。消すなら消すで無駄かもしれんがな
【自分から引き抜いたナイフを差し出した】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 02:36:58.35 ID:ahawt2cpo<> >>461
「そうか、だが痛覚はあるんだな」
そして見えたのは金属の体
つまり、目の前の少女はサイボーグかロボットという事になる
「ははは...なるほど」
「今度からはレーザー銃辺りを持ってくると良いぞ」
「寝れば治るか...再生能力か?」
「あぁ、邪魔だし消しておこう」
ナイフを手に取ると、ナイフが全て「消滅」する <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 02:45:22.21 ID:WLhlyH/Qo<> >>462
面倒だと思うだろう?ヒトに限りなく近づけるためらしいよ
はた迷惑な話だ、私を造ったやつは頭が湧いている
【淡々と製作者へと毒を吐き呆れ顔をする】
既存かメモリーにない武器は転送できないんでな、しばらくは勝てそうにないさ
【くるりと踵を返し青年に手を振って】
そろそろ戻ろうか、体も休めないといけない
それじゃあな、次会うときは敵じゃないと思いたいよ
(本当に気になる能力だ…だが、今夜知れたことだけでも十分か)
(何かに応用はききそうにないがな…)
【そのまま夜の帳へと少女は消えていった】 <>
如月 ◆eMrllmlJ0A<><>2013/08/04(日) 02:51:39.50 ID:ahawt2cpo<> >>463
「なるほどね...確かに、痛覚の再現は賛否両論って所だ」
痛覚が無ければ、危険を回避するという判断力が鈍る
当たっても痛くないからだ
「既存か、メモリーにない武器ねぇ...まぁ、また今度レーザー銃をメモリーに入れてきたら教えてくれよ」
レーザーはどう防いだ物か
「そうか、じゃあまた今度な」
「次会う時に敵だったら、今度は広い公園でやりたいな」
「周囲の被害を考えて」
転送...転送...自分は高速で移動は出来ても転送は出来ない
まぁ、自分で作ってしまったり、複製してしまったりするのだが
「さて...俺は...」
大通りを歩き始めた
それにしても、俺に対する依頼主は何処のどいつだったのだろうか
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/08/04(日) 10:33:19.77 ID:Fb0wWFx0O<> 中央に噴水のある公園。
夏の日差しが眩しい時間帯に、上半身裸の男が鉄棒と向かい合っていた。
左手を開閉しながら、右手に1.3mほどもある大剣を握り締める。
直後、両膝をバネして跳躍。
鉄棒の高さまで2m近く跳び上がり、身を捻って頭を下にしながら鉄棒の上を通り過ぎようとして、途中で静止。
左手のみで鉄棒を掴んで、男の体と大剣を強制的に空中に停止させていた。
筋肉と金属の塊の重量を左手一本のみで支える鉄棒は折れてしまいそうなまでに歪んで、それでもなんとか耐え切っていた。
「……」
汗一つかいていない無表情な男は、その状態のまま腕立て伏せをはじめる。
上半身に浮かび上がる筋肉は人間として極限まで鍛えられ、それでいてどこか繊細さをもっていた。
<>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/08/04(日) 10:51:20.11 ID:Jq3M5eQDO<> >>465
「ひーのーふーのみー・・・・・・おー?」
年齢に比して過分な札束を数えながら、金髪金眼の少女が歩いてくる。
黄金の少女は背格好よりも明らかに大きい外套を、地面に摺らないように身体に巻き付けている。
少女は鍛練をしている外套の主を見付けると、小走りで近付いて話しかけてきた。
「こんにちは、この間のお兄さん。朝から訓練?訓練なの?」
少女はなにそれゴールデンすげーと剣士の無茶苦茶な鍛練風景を称賛している。
<>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/08/04(日) 11:03:31.88 ID:Fb0wWFx0O<> >>466
「……この間の少女か。」
「そういうことだ。日曜日は首狩業もしない。」
顔色一つ変えずに体を上下させつつ、金髪少女の方を向く。
体に巻きつけられた長外套は、確か自分が彼女にかけたものだ。
ついでに自分でも滅多に触れないような札束を持っていた。
「その金は、どうした。身でも売ったのか?」
とりあえず、気になったので聞いておく。 <>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/08/04(日) 11:20:50.87 ID:Jq3M5eQDO<> >>467
「そーだよ。クランだよー。この前はありがとう!
コレ、返すね?・・・・・・クビカリギョー?何それ?」
身体に巻き付けている外套を身体から取り外し、少女は剣士の隣の鉄棒に掛けると、自分もその鉄棒によじ登り、腰かける。
どうにも少女は色々と無知らしく、首狩が何を指すのか、わからなかったらしい。
「売る?この身体は今はクランのだよ?あげないよ?」
身売りに関しても同様なようで、検討違いな答えを返す。
「これはね、クランの『おうごん』と交換にもらうの。
これが無いとご飯食べれないんだよ?変だよね」
黄金。少女にとっては有り余っているソレを何者かに売り払って得たモノらしい。
少女にとっては黄金も札束も価値がよくわからないらしいが。 <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/08/04(日) 11:29:41.63 ID:Fb0wWFx0O<> >>468
「首狩業は…要は悪人を生死不問で捕まえるってことだ。」
「身売りはしてないなら知らなくてよし。」
クランの疑問に答えつつ、右手の大剣を上空に投げ上げ、身体を支える手を右腕に変更。降ってきた大剣を左手でキャッチする。
再び腕立て伏せを初めながら、クランの金銭入手法について少し思考した。
「もしかしなくても、能力者か?」
何となく検討がつく。
『おうごん』が男の知る黄金であれば、年端もいかぬ少女が容易に手にいれられるものではない。
<>
クラン ◆/HEuzqGT8.<>sage<>2013/08/04(日) 11:43:02.79 ID:Jq3M5eQDO<> >>469
「へー、それがクビカリ?首を、刈るでクビカリなのかー」
ほへー、と簡単な説明を受けつつしかし身売りに関しては分からなかったのでちょっと不満らしい。
「ま、いいや身売りはアウ・・・・・・なんだっけ、あの人たちにきこうって、おー!カッコイイ!」
剣士の鍛練を眺めながら、能力の下りについての問いに、一拍おいて答える。言葉ではなく、能力でもって。
ゴトン、と少女の手元、何もない場所から、少女の拳程の黄金の塊――正確には黄金ではないのだが――が、地面に落下した。
ゴト、ゴトと断続的に少女は黄金を産み出し続けている。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 19:48:25.76 ID:pSH9xdyYO<>
【割れる窓ガラス。響く悲鳴。無数の銃音。発生場所は街の大型銀行での集団強盗】
ウィーン
【そんな空気を知りもせず読みもせず、男と無数の黒服の男達はズカズカと銀行の窓口に向かって行く】
あ〜?またこのパターンか…。しょうがねえな。お前らは下がっとけ。
【黒服達が後ろに移動する。髪を結び直し威圧感のある男は周りに殺気を放った】
【怯える強盗達の銃は細かく震え男が動き出した後数秒後に全員腹を抱え蹲る】
お仕置きとしてそれぞれ肋骨三本な。
【正に神業の様な動きで強盗達を征伐すれば男は窓口に向かい、アタッシュケースの中に金を入れる】
どうもありがとうございました。
【礼をしてアタッシュケースを黒服に持たせる。まるで此方がギャングのようだ】 <>
ジレニア=アジレ=レジ=アレクシア<>sage<>2013/08/04(日) 20:14:35.42 ID:Jq3M5eQDO<> >>471
そんな銀行に慌てて、バールを担いだ女性が入り口からやってくる。
薄手のタンクトップにジーンズの、サイドポニーの女性は、殺気を放ち、黒服を従える男と倒れ伏す銀行強盗を見比べる。
「なーんだなんだぁ!?なに負けてんのお前ら?」
そしてそのまま黒服達が反応出来ないほど自然に、そして無造作に男に近付いて行くと
「なに俺様の下僕壊してんだコラァ!」
ゼロ距離でメンチビームをカマスのであった
※女性です <>
夢華望美 ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 20:27:24.36 ID:ae3P9tYYO<> >>471>>472
「煩いし邪魔」
しかしそのメンチビームを物ともせず、二人の間へと割り込む者が一人。
黒髪ショートカットに同じく黒の瞳、紺色の学生服に身を包んだ、ごく普通の学生といった風貌の少女だ。
バールを担いだ女を全く臆せずに押し退け、ついでにギャング紛いの男性を睨み付けながら。
「喧嘩なら他所でやれよカス野郎共、邪魔だ迷惑だ○すぞクソが」
口か悪いってレベルを通り越して、最早暴言だった。
一方的に吐き捨てると、そのまま何事も無かったかのように、
平然とその場を通り過ぎようと歩き出す。
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 20:31:55.64 ID:pSH9xdyYO<> >>472
>>473
お前ら帰って金庫に金入れとけ。二万ずつ取っていいからよ。
【黒服達が一気に銀行から去る。そして男だけがその場に残る】
…あ?
【二人に対して先程のギャングよりも強烈な覇気を放つ。どうやらご機嫌斜めだ】
お前がこの屑共の親玉か、ちょい表に出ろよ、お前の部下のせいで銀行パニックだからよ。
そんでそこの生意気な学生。お前もだ。気に入らねえから表に出な。
お前ら二人とも中々強烈な気の力持ってるな、能力者か?それとも能力者じゃないのにこの強さか。
【二人を見て気の流動を探る。常人を通り越した強い気の流れ。男は少し興味を持った】 <>
ジレニア(ry<>sage<>2013/08/04(日) 20:45:51.12 ID:Jq3M5eQDO<> >>473
「そ、れ、が・・・・・・人様に聞く口かぁ!?あァ!?」
自分の事は棚上げして、学生服に気炎を吐く女性。
そしてそのまま少女の肩を掴もうと手を伸ばす
>>474
「なぁんだぁ?お前自分はクズより上等なつもりかよ?」
ギャハ、と楽しそうに、獰猛に笑う。
「いーいぜいいぜぇ!喧嘩だ喧嘩!あと生意気なガキもついでにDす!」
あ、お前らは勝手に捕まってろ。という台詞と共に機嫌良さげに――或いは悪そうに――歩いて行こうとする。
下僕達は哀れに呻いた。 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 20:52:24.76 ID:WLhlyH/Qo<> また騒がしくなってきた…どうして夜になると活動が活発になるのかしら?
【夜の街の喧騒に溶け込むように少女は歩く】
全く、まるで煩い蟲のよう。少しは静かにしてもらいたいものね
【視界の端では些細な喧嘩や銀行強盗まで起きている】
【だがそれすらこの街では日常茶飯事】
正義をかざすほどこの街において馬鹿馬鹿しいものはないわ
【するすると人ごみをすり抜け前へ前へ】
【どこへ往くのか目的もなく歩いていく】 <>
夢華望美(3) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 20:56:34.64 ID:ae3P9tYYO<> スキル確定:「トイ・P・ドールズ」
能力説明:トイプードルを召喚する。可愛い。
残り2レス
>>474>>475
不安定だった異能の力が、一時的にだが一つの能力へと昇華される。
その能力とは「トイ・P・ドールズ」。
その秘めたる効果とは――――――
「分かった分かった、だから一先ず仔犬でも愛でて落ち着け」
劣化の如き怒りを露わにし、掴みかかろうとしてきた女性へと。
服の変わりに、可愛らしい仔犬を掴ませる。
そう、「トイ・P・ドールズ」とはトイプードルを召喚するだけの能力だっっっ!!!
「……あん、私はこの程度の能力者だが?文句あっかこの野郎」
そして、不機嫌そうな表情のまま、少女は男性を相も変わらず睨み付ける。
しかしその頭には、先程のとは別のトイプードルが両前足を垂らして乗っかっている為、凄みが全く感じられない。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 21:03:06.70 ID:pSH9xdyYO<> >>475
あぁ、ゴチャゴチャうるさい女共だ。
【頭をガシガシとかきながらゆっくりとゆっくりと構える。】
とりあえずは頭を下げて黙っとけ。
【ゆっくり上に腕を上げる。気のせいか、辺りの風が強くなっていく】
「空流動」
【腕を下げると、猛烈の風が下に向けて吹き付ける。そのままならばこの風の影響を受けるだろう】
(取り敢えずは様子見だ) <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 21:03:59.94 ID:pSH9xdyYO<> >>478は>>475、>>477宛てです。 <>
ジ(ry<>sage<>2013/08/04(日) 21:08:47.31 ID:Jq3M5eQDO<> >>477
「あぁん!?あ、あぁん・・・・・・マジ?いいの?」
モフ、と掴んだ瞬間顔が弛む。そのままプードルを抱き寄せ撫でり撫でり。
そのまま先程までとは全く違うほっこりとした笑顔を見せる
「・・・・・・な、なんだよ!これくらいで許されると・・・・・・思ってんのかぁ?」
犬を脅えさせまいと、語気を弱めてメンチビーム。
>>478
瞬間、ダンと地面を蹴る音。嫌な予感に合わせて、学生服の少女を巻き込む方向に飛び退き、自身は範囲から何とか外れる。
「てめえワンコ巻き込むじゃねぇか!死なすぞ!」
なお下僕は巻き込まれて更に苦しそうにしている模様。 <>
夢華望美(2) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 21:19:59.37 ID:ae3P9tYYO<> >>478>>480
「あんまり恐がらせるなよー。そいつら臆病だから」
可愛いは正義。数ある異能の中でも「ある意味」最強と名高いこの能力。
トイプードルを抱えてほっこりする女性に、そう注意しながら。
「……―――っ!」
不意打ちの一撃に対応できたのは、路地裏で培った感のおかげか。或いはただの偶然か。
更にトイプードルを複数体召喚、服の一部をそれぞれ噛ませ、跳躍させる。
女性と同じように後方に飛び退くと同時、直前まで立っていた場所を烈風が押しつぶす。
「危ねえだろうが、こいつら(トイプードル)が怪我したらどうしやがる!?」
怒るポイントは、やはりそこだった。
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 21:32:16.31 ID:pSH9xdyYO<> >>480>>481
あ?銀行強盗の親玉が何犬に情なんてかけてやがんだよ。都合のいい女だ。
【取り敢えずは能力を解除する。辺りの暴風が消し飛んだ】
能力者相手に犬に情なんてかけてたら命は幾つあっても足りないんだよ。
【タッタッとステップを踏んでいる。拳を前に出しボクシングの構え】
…んじゃいくぜ。
【そこから急加速し、二人の周りを高速でフットワークを踏む。いつ襲いかかっても可笑しくはない】
とぅっ!!
【狙ったのは銀行強盗の親玉と思われる女性だ。相手の顔面めがけ殴りかかろうとするが直前でストップし高速回転し女性目掛けて回し蹴りを放つ】 <>
(ry<>sage<>2013/08/04(日) 21:44:25.13 ID:Jq3M5eQDO<> >>481
「お、おう・・・・・・よし良い子にしてろよー」
そっとプードルを地面に置くと少女を睨み付ける。
「んな能力で良く啖呵切ったもんだ・・・・・・取り敢えずお前は後だ」
そしてキッと向かってくる男に向かい進んで行く。
>>482
「それとこれとは別だゴラッ!」
(って速ェーなおい!?)
しかし反応出来ないわけではない。恐らくは顔面に向かい放たれるであろう拳に合わせて、バールを振るいカウンターを狙いにいき
「ガぁ!?」
しかし回し蹴りには反応仕切れず、打点をずらしつつも食らってしまう。
バール自体は命中する範疇で振るわれている。 <>
夢華望美(1) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 21:55:26.69 ID:ae3P9tYYO<> >>482>>483
「実際にあんた、トイプードルに夢中になってただろうが」
女性に睨み付けられながらも、涼しい顔で受け流し。
目の前に意識を向ければ、そこにはファイティングポーズを取り肉弾戦へと移行した男性。
男性の狙いは自分ではなく、バールを構えた女性。
繰り広げられる激しい応酬を眺めながら、ささっと数歩下がると。
「……お、そろそろか」
ポツリと呟き、空を仰いだ。
【「スキルランダム」発動】
【次レスより、このレスのコンマに対応した能力へと変化】
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 22:04:21.97 ID:pSH9xdyYO<> >>483
へっ、まぁ粋の良さは褒めてやるよ。
【回し蹴りが女性を刺し男目掛けてバールが襲いかかる。それを腕でガードする。当然痛くない】
いってぇ、やっぱりガードするもんじゃねえよな、能力使ってる訳じゃないのによ。
【わけがなかった。ヒリヒリと腕を振りながら次の女性に狙いを定める】
>>484
何呑気に空を仰いでんだよ。次はお前だ!
【そして学生風の女性の方を向きまたもや急加速し襲いかかる】
…そろそろ?何の話だよ!!
(一応保険はかけておくか、)
「固流動」
【振るう腕に気の流れを集中し防御力をあげる。もしかしたら別の何かを仕掛けてくるのかもしれない】
【男はそのまま相手の横腹目掛けてブローを放とうとする】 <>
三下<>sage<>2013/08/04(日) 22:13:27.57 ID:Jq3M5eQDO<> >>484
「俺様の唯一の弱点をたまたまついたくらいでいきがんじゃねぇ・・・・・・」
あーいてぇと首を振りながら少女に悪態をつく。どうにも他にも色々弱そうだが
そのまま蹴られた部位に手を当てると何やら呟く。
するとぼうっと、癒しの光が部位を包んで行く。
「んだぁ?今度はチワワでも出す気か?コーギーでもいいぜ?」
>>485
「俺様を無視すんじゃねぇっつー・・・・・・の!」
ユラリと苦しげに姿勢を改めて、急加速して別のターゲットに向かう男にバールを思い切りぶん投げた。
バールは凄まじい勢いで男に向かい飛んで行く。
「一回受けたよなぁ!そいつは特注品よ!一度受けた奴を死ぬまで追い続ける(筈)!てめえはもう終わりなんだよヒャーハッハッハッ!!!」 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/04(日) 22:24:50.04 ID:amNyuf7AO<> >>476
【……ドンッと肩がぶつかる
【ぶつかったのは壮年の男、黒いシャツと紅いスーツ
【首飾りの紅い色をした巨大な金剛石が目を惹く
……失敬
【ぶつかった男は冷たい瞳で彼女を見下すと再び人混みに紛れようとし <>
夢華望美(3) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 22:29:31.83 ID:ae3P9tYYO<> スキル確定:「最果ての幻想曲」
能力説明:回避、カウンター攻撃に超特化。
>>485>>486
「コーギーも欲しかったか?悪いがトイプードルだけで我慢してくれ」
女性の問い掛けに軽い調子で答えながら、彼女が抱えていた仔犬以外を全て引っ込める。
呼吸を整え、迫り来る男性を睨み付けながら、その時がくるのをじっと待つ。
「……よっしゃ、アタリだ」
異能が、変わる。己の中の不安定な力が歪み、別の性質へと変化する。
本日二つ目のスキル、名を「最果ての幻想曲」。
身体強化、感覚の鋭利化等、能力の細かな詳細を全て説明するのも馬鹿らしいので、簡潔に効果を言うと……。
「余裕」
そう一言だけ告げると、
男性の放ったブローを、片足を下げ、姿勢を横に逸らすことであっさりと回避し、
すぐさま左腕を曲げ、捻りを加え全身を回転。男性の顔面目掛けて裏拳を放つ―――。
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 22:35:47.00 ID:pSH9xdyYO<> >>486
ゴチャゴチャ、うるせぇ!!!
【もう終わりだの叫んでいる女性の声を聞き振り返ると男の方にバールが飛んでくる。それを片腕で掴む】
…本当に追ってくんのかな。
【だとしたら面白い。男は銀行強盗の親玉の方にバールを投げ返した。】
>>488
なにっ?
【顔面に裏拳を喰らう。だが足を軽く内股にし体制を崩すことはなかったが、鼻からは鼻血が出ている】
…余裕。
【痛いがこんな物を気にしていられない。鼻を抑え鼻血を手につけ女子校生風の女に手に滴る血をかけようとする】
カウンターで俺とやるとは、お前何の能力だ?
【相手の裏拳を打ってきた腕を上に振り上げ、足を払おうとすれば顎部分を持とうおし、もし足払いで浮いたならばそのまま脳天を地面に叩きつけようとする】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 22:37:00.61 ID:WLhlyH/Qo<> >>487
他人にぶつかっておいてその態度?
急ぎというのなら無闇に止めはしないけど……
【人ごみへと紛れようとした男へ声をかける】
貴方、血の匂いがする。それも特に匂いが濃い
何人殺したの?総計ではすごい人数になるんでしょうけど
【淡々と率直な所見を告げ】
どこかで見た気はするけど……野放しにすると危険なたぐいの人物よね
大人しく捕まってくれるかしら?少しは金になるんでしょうし
【少女の碧い双眸が男に真っ直ぐ向けられた】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/08/04(日) 22:43:31.72 ID:amNyuf7AO<> >>490
兵器産業に携わる身だからな
死人で国が出来るだろうよ
【適当なことを言って向き直る
【風が吹き袖口がめくれる、覗いて見えるのは鍛えられた体躯の通りの左腕と、それに似つかわしくない細く白い右腕
金が欲しいならくれてやっても構わん
治安が守りたいならば躊躇しないことだ
【相も変わらず目は深淵のように冷たい、だがさらにその奥では彼女の中に何かを探すような視線が混ざる
<>
三下<>sage<>2013/08/04(日) 22:47:11.82 ID:Jq3M5eQDO<> >>488
「なんだクソガキ、やるじゃねーか!でもその犬は置いとけ危ないから」
女は、ふらつき悪態をつきながらも犬を心配している。
>>489
「ゲヒャッヒャッヒャッ!ムダよ無駄無駄ぁ!
なんつったってそいつはその道のプロが端正込めて造らせた世界に一本しかない特注ひゴファ!?」
一直線にバールは持ち主目掛け飛んでいき「そのまま女の腹部に叩きつけられた」
平たく言って詐欺られたのだろう女は凄い情けない。
そしてそのまましめやかに爆発四散。周囲に衝撃波と負け台詞を撒き散らし、女は姿を消した。
―――あんの野郎騙しやがって覚えてやがれーーーー・・・・・・・・・!!!―――
//すまぬおちねば <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 22:54:08.15 ID:WLhlyH/Qo<> >>491
兵器、ね……
【思い当たる節があるのか少女は一瞬目を逸らす】
【そして視界に入ったのは体躯とアンバランスな右腕】
【端的に言えばそれは女性の腕のようで】
(狙うは右腕、あの腕なら少なくとも反撃まではされないはず)
【碧眼が真紅に染まり、いつの間にかその両手には大型拳銃が握られる】
なら、遠慮なく行かせてもらうわ
【流れるような動作で照準を合わせ】
【男の右腕めがけ大口径の弾丸を叩き込もうとした】 <>
夢華望美(2) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 23:05:05.30 ID:ae3P9tYYO<> >>489>>492
女性が爆散した。以下にも小物っぽい捨て台詞と共に。
いやコレで死んだとは到底考えられのだが、一応心の中で黙祷しておこう。
さらば名も知らぬ女性よ、アンタのことはもしかしたら忘れないかもしれない。南無。
「……―――っと!」
左腕に衝撃、そのまま上へと弾かれる。
男性が放ったのは足払い。上体が揺れたこの姿勢では、脚への攻撃を回避するのは不可能。
しかし、それはあくまで“一般的”な話。今の少女の異能ならば。
「私の能力か?―――教えるかよバーカ」
男性が極近距離にいるにも関わらず、跳躍。
空中で両脚を屈め、放たれた足払いを回避する。
更に連続して男性に蹴りを撃ち込み、仮にそれが防がれようともその反動で後方へと飛び退くだろう。
『攻撃の回避とカウンター攻撃』。
現在、その二点において少女に勝る者はこの世に存在しない。
/乙でした! <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/04(日) 23:05:49.93 ID:amNyuf7AO<> >>493
私の
【瞬間、弾けたように男は動いた
【身体を捻り射線から逃れ、崩れた体勢が傾く勢いを利用して加速
【距離を詰めると左手で少女の顔面をつかみ足払いで地面に叩きつけようとする
私の 右腕に 触れるな
【激昂
【其処に先程までの余裕も何かを探す視線も無い <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 23:11:05.01 ID:pSH9xdyYO<> >>494
…ちっ、少し大人気なく行くか。
「我流道」
【蹴りを難なく防ぐ。その瞬間、残像すら見える程の高速移動を開始する】
「焔拳・拡散」
【金色の炎が腕を纏い、それを女性目掛けて振るえば無数の火花が飛んでくるだろう。それは女性に近づいた瞬間、爆炎と爆発を炸裂させる】
んじゃ、もういっちょ行くかな。
「真拳」
【そしてその爆発後に男は爆発と爆炎を切り裂き女性目掛けて飛び蹴りをしようとするが、空中で急降下し、フェイント付きのアッパーを仕掛けようとする】
【この攻撃は当たれば相手の外部と内部、何方にもダメージを与えるだろう】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/04(日) 23:14:39.82 ID:WLhlyH/Qo<> >>495
あっ…………が…ぁっ………
【頭から地面に叩きつけられ思わず呻き声が漏れる】
【だが、少女にとってはただどこまでも痛いだけ、それ以上でも以下でもない】
それ……は、保証………しかねる……わ
【手に持っていた大型拳銃は掻き消え、代わりに握られているのは短刀】
【それを男の脇腹めがけて突き刺そうとした】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/04(日) 23:22:17.86 ID:amNyuf7AO<> >>497
此処は目立つ
【そう言うとナイフが脇腹を傷付けるより早く彼女を路地裏に放り込む様に投げ飛ばす
これでお互い存分にやれるだろう
【首飾りの宝石が次第に光を増し始めていた <>
夢華望美(1) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 23:32:44.52 ID:ae3P9tYYO<> >>496
「……くそ、テメエの方こそ何だよ」
忌々しげに吐き捨てる少女へと迫り来るのは、煌めく金色の火花。
アレに触れてはならぬと警鐘を鳴らす本能に従い、後方へと全力で飛び退き。
瞬間、炎が炸裂し、辺り一帯を熱と衝撃が包み込む。
爆煙の中、腕に火傷を幾つか負いながらも、すぐさま姿勢を立て直す。
紅蓮と黄金色に支配された視界、敵が何か仕掛けてくるとするならば、今をおいて他に無い。
「――――――甘えんだよっ!!」
炎を突っ切り現れた男性に、すぐさま反応、
飛び蹴りからの、アッパー。不意打ちとして申し分無い一撃だが。
「……わざわざ予備動作のデカい飛び蹴りをフェイントに使うなんざ、避けて下さいって言ってるようなもんだろうが!!」
その技の全てを、見切る。
上体を逸らし、アッパーもすんでの処で回避。
そのまま後方へと飛び退き、間合いを仕切り直す。
「……くそ……野郎がっ」
最早、少女の瞳に余裕の色は無く、追い詰められているのが傍目にも分かるようになっていた。
「最果ての幻想曲」は間もなく消失する。これ以上彼に対抗出来るか、正直怪しかった。
【「スキルランダム」発動】
【次レスより、このレスのコンマに対応した能力へと変化】
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/04(日) 23:38:00.58 ID:pSH9xdyYO<> >>499
…身体能力も飛躍的に上がってるな。状況に応じて変化する感じか?
まぁ俺の能力位なら教えてやるよ。
俺の能力は「真拳」(マコトノコブシ)
気の流動を操る。
【そして再び拳を握り、周りを先程よりも高速でフットワークを踏んでいる】
それだけだ!!
【ダンッと踏み込み、相手の近くまで来たのなら拳での連打を仕掛けようとする】
<>
夢華望美(3) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/04(日) 23:56:42.89 ID:ae3P9tYYO<> スキル確定:「アンチロック」
能力説明:鍵と能力効果を解除する。触れた物にのみ有効。
>>500
「無効化能力……キツイな、てか無理だ」
仮に男性の能力を解除したとしても、身体のポテンシャルの差だけはどうしようもない。
喧嘩慣れした程度の一般人と武術の達人、能力抜きにしても何方に軍杯が上がるかは明らかだ。
「あー、折角だし一応俺の“今”の能力も言ってく。「アンチロック」って言って、鍵とか能力効果とか外す能力だ」
まあ、能力さえ封じ込めれば、致命傷にならないだろう。
半分諦めが浮かんだ表情で、戦意も殆ど喪失した様子で、それでもファインディングポーズを構えると。
「敵に頼むのもなんだが……病院送りだけは勘弁な?」
連打の姿勢をとる男性に対し、躊躇うことなく突っ込み、拳を放つ。
触れれば能力が解除される、ただそれだけ。
ただの無能力のパンチとなんら変わりないそれは、男性にとって見切ることなど容易い筈。それを承知の上で挑んだ訳なのだから。
それは、どうせなら拳を交えて敗北したいという、少女の細やかな意地だった。
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/05(月) 00:03:44.23 ID:uDxNJgQgO<> >>501
【連打の最中、急に動きが止まる。男は体の異変に気づいていた】
…可笑しい。
【腕を振るう。だが先程までのスピードも力もない】
「我流道」…何っ。
【身体能力を強化しても動きは同じだ。男の能力は封じられていたのだ】
やるじゃないか、お嬢さん。生まれて初めて初めてだぜ、俺の能力が破られたのは。ぐおっ!
【あえて拳を受け、ふらつく。やはり能力は使えずに素のままの状態で攻撃を受けることになった】
やめだ。あんたの能力は状況に応じて変化する能力、だがどう変化するかは本人では制御できないって感じだな?
もうチワワを出したりさっきまでの身体能力も無い…そういう事か。
【いててと拳の当たった所を摩りながら血を拭いている】
<>
夢華望美(2) ◆7K7F0vWM.2<>sage<>2013/08/05(月) 00:17:05.36 ID:5+HWUhwWo<> >>502
「あー、ネタばらしするけど能力名「スキルランダム」。効果はあんたの推測通り」
ふらふらと姿勢を保ちながら、服を整えながら簡単に説明する。
「スキルランダム」、定期的に能力そのものがランダムに入れ替わる、謎の多いスキル。
その中にはトイプードルを召喚するといった、訳の分からない能力もある為、使い勝手が本当に悪い。
「……ああもう、厄日だな今日は。もう帰る、二度と俺の目の前に現れるな」
一方的に捲し立てると、すぐに踵を返して歩き出す。
(主に男性の放った灼熱の所為で)荒れ果てた銀行前の通り、次第に人集りが形成され、警察も現れ始める頃、
慣れ親しんだ道を進むように、人混みの中へと少女は消えていった。
/ロールありがとうございました。乙です <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/05(月) 00:22:57.61 ID:uDxNJgQgO<> >>503
スキルランダム、文字通りの能力って事か。
【その場に座りこむ、男も相当疲れていた】
トイプードルはまぁ、可愛かったな。
俺はもうちょいお前の事が知りたいな。
他の能力も見て見たいしよ。
まぁ、この街なら嫌でもまた会う事にはなるだろうぜ。
【腕を振りながら男もその場を後にした】
/お疲れ様でした! <>
ベル ◆hn0dmD2xJ2<>sage<>2013/08/05(月) 21:28:45.38 ID:/IDEHjnxO<> >>470
「……ほう」
少女の手から生み出される金塊を、ぴったりと動きを止めて逆さまのまま眺める。
そしてそれらを手にとって確かめるべく、くるりと回って鉄棒から降り、大剣を納刀しつつ金塊を拾い上げた。
金の鑑定などできやしないが、外見は完全に金のそれだ。なるほどこれを売れば、生活には一生困らないだろう。
「たしかにこれを売れば簡単に生活が成立するな…」
「いくらでも出せるのか。」
次々と生み出されるそれらを眺めつつ、少女に問いかけた。
/遅れてしまって申し訳ないです…お返ししておきます <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 20:43:35.37 ID:aw1nXKzHo<> 【酒場】
「……ジンライムを」
バーテンダーの静止を振り切って、青年はアルコールのオーダーを行う。
自棄酒とも取られかねない呑み方だが、青年にとってはこれが日常のようなものなのだ。
「(このまま、脳卒中なりなんなりで死んでしまえればどんなにか楽なのだろう)」
遠慮がちに差し出されたグラスを一息で飲み干して、青年は頬杖をついて自嘲気味な笑みを浮かべた。
「……まぁ、俺みたいな奴がそんな簡単に死ねるはずもないか」
ぼそぼそと、青年はつぶやく
//絡み待ちです。ご自由にどうぞ <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 21:18:17.23 ID:bRTefl5pO<> >>506
…ジントニック。
【チリンと酒場のドアが開く音。それと共に大きな違和感が酒場に広がる。現れたのは漆黒色に染まった男だ】
【カウンターに座り、身動き一つもせずただ黙って注文を待っていた】
…ありがとう。
【礼を言うとチビチビとお酒を飲み始めた。少しだけ近くにいる青年が気になる】
…悩んでいるのか?
【いきなりその言葉だけを青年に投げかけた。何故こうしたのか自分にも分からないが気付けば言葉を投げていた】
<>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 21:22:54.26 ID:aw1nXKzHo<> >>507
強者の雰囲気に、本能的な笑みが浮かぶ。
しかしそれを必死に押し殺し、ともすれば泣きそうにも見える笑みを浮かべて、青年は応える。
「人並みには、悩んでいますよ。この世に悩みのない人間がいるでしょうか?」
好青年のような風貌の彼は、焦点の定まらない瞳でそう言った。
どこか皮肉げで、何か一物抱えたような答えだ。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 21:25:46.79 ID:bRTefl5pO<> >>508
…そうだな。悩みも感情の一つ。
【酒を飲み干すと、もう一杯と酒を注文する。】
…私にも悩みがある。だがたった一人だけ悩みを吹き飛ばしてしまいそうな人間を知っているよ。
【懐かしそうにある人物を思い浮かべる】
…随分飲んでるようだな。 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 21:30:20.25 ID:aw1nXKzHo<> >>509
「こうやって酔っていれば、考えないで済みますから」
何がおかしいのか、肩を揺らして青年は笑う。
「えぇ。久しぶりに呑みすぎました。しかし、どうと言うことはありません」
傍目から見ても泥酔だと言うことは分かるが、青年は大丈夫だと言ってのける。
既に動作は怠慢で、万が一攻撃を受けたら造作もなく死んでしまうほどだ。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 21:37:24.08 ID:bRTefl5pO<> >>510
…悩みから逃れる為に酒を飲んでいるのか
【男には理解できなかった。理解してはいけないと言う方が正しいか。】
…酒は良い物だ。無知な故この前酒という物を知った。
…自分の為に悩んでいるのか、それとも他人の為に悩んでいるのか。
…君はどっちだ?
【愚問かもしれないが、青年の事をもっと知りたかった】 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 21:40:09.58 ID:aw1nXKzHo<> >>511
「私は――」
流暢に言葉をつむぎ、青年はそこで悩む。
一体自分は、誰のために生きていたのか。誰のために生きてきたのか。
そして青年は笑みを浮かべた。
彼にとっては、ひどく簡単な問いだったようだ。
「私は、私自身のために」
するりと答えを述べて、笑う。
「死人に意思はなく、死んでしまえばただの肉の塊に、ゴミになる」
ぼそぼそと青年はつぶやいた。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 21:45:13.51 ID:bRTefl5pO<> >>512
…死人に意思は無い。その通りだが悲しい現実だ。俺はそれを止めたい。
…過去の過ちを少しでも償う為にも…。
【チビチビと酒を飲み男も同じ様に答えるが男は笑ってはいなかった】
…家族は?
【自分には無い物、自身から手放してしまった掛け替えのない存在】
【彼の様子を察すると少し不安になった】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 21:45:38.06 ID:bRTefl5pO<> ふぉぉぉ今更名前ミスを気付いた!! <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 21:47:00.79 ID:aw1nXKzHo<> >>513
「死ねばゴミになる。ゴミにならなくてはいけない」
どこか自分に言い聞かせるように、青年は言った。
ゆがんだ焦点ではなく、まっすぐに相手を見つめて。
「……死にました。私が幼いころに。はは、両親もゴミになった」
どこか悲しげに青年は笑う。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 21:52:52.68 ID:bRTefl5pO<> >>515
…何故そう思う?俺には分からない。
【確かにゴミだ。死んだ人間はただの肉となり腐る。だが男にはそれを理解出来なかった】
…親が居ない悲しみか、俺も居ない。自分から手放してしまった。
【優しくも厳しい父と息子思いの母親。何故手放してしまったのか】
…君は笑っているが、どこか悲しさを感じる。 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 21:58:24.10 ID:aw1nXKzHo<> >>516
「だって、もしもゴミ以外の……俗な言い方をすれば『幽霊』になるのだとしたら、私が生きているのがおかしいからです」
狂気を秘めて、青年は言う。
「あぁ、申しおくれました。テディオール・ヴィスキュイエと申します」
裏の世界では有名な、犯罪者殺しの名前を青年は名乗った。
「私に殺された幾百の魂が私を呪わないのが、おかしいからですよ」
「そう見えますか?」
青年は笑みを溶けおとして、口元を吊り上げた。
それはまるで、温和な笑み。
「これでどうでしょうか?」
その笑みは、目だけが笑っていない。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 22:02:50.29 ID:bRTefl5pO<> >>517
…君があのテディオールか。裏の世界では有名な男だ。勿論悪い意味だがな。
【アウリガに居た時は何回かその名前が耳に入った。犯罪者殺しの男】
…俺の名前は、壊 幻楼。いや、私の名前は陽炎だ。さっきの名前は忘れてくれ。
【男も裏ではそこそこ有名だったが、容姿を知る物はほんの一握りだ】
…フフッ、犯罪者殺しか。ならば俺も殺されてしまいそうだ。
…すまない、俺は目が見えないんだ。だが君の声を聞いて何と無くそんな気がしたんだ。 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 22:07:55.36 ID:aw1nXKzHo<> >>518
「私の名をご存知とは恐悦至極。そして私も貴方の名を良く存知上げております」
先ほどの酔っていた男とは違う。
既に臨戦態勢で、すぐにでも殺し合いができる様子だ。
もちろん彼は乗り気ではないだろうが、仕掛けられたのなら彼は始めるだろう。
「あぁ、盲目でした」
引き裂けたように青年の顔に笑みが浮かぶ。
彼は今、大きなアドバンテージを確保したのだから。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 22:11:12.07 ID:bRTefl5pO<> >>519
…あぁ、目が見えないのは不便な物だ。私はもう一度、光を見たい。
【闇に呑まれた男。一切の光を奪われた目は黒く染まっている。】
…そして見なくても君の殺気は伝わってくる。
…それよりも私の名前を知っているのは少し意外だったな。
【普段人に見られない男は自分の事を知っているというこの男を不思議がっていた】
<>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 22:14:59.32 ID:aw1nXKzHo<> >>520
「この世に光なんてありはしませんよ。あるのは灰色と、黒の二色だけです」
抽象的な答えを口にして、青年は自嘲気味に笑う。
「私は、黒ですが」
「私が消し飛ばした有象無象がつぶやいたので、気になって調べたんですよ」
「楽な仕事ではありませんでしたが、こうやって身のためになった」
彼の情報力は、基本的に自らが殺す最中に拷問して聞きだしたものだ。
そこらの悪党よりも、ずっとあくどい事をしているのだ。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 22:19:57.78 ID:bRTefl5pO<> >>521
…本当にそうなら私は世界の全てをもう一度見てみたい。
…もう叶わないがな。
【酒を飲むと、哀愁と不気味さを醸し出していた】
…拷問か、犯罪者殺しと聞いていたから少し意外だな。
…君はやはりえげつない。
【男もいつでも戦える様にしていた。最もこの場では暴れるつもりはない。店に迷惑がかかってしまう】 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 22:22:38.10 ID:aw1nXKzHo<> >>522
「……見ないほうが良い。世界に見るべき箇所などもはやありません」
悲しげに、男は言う。
「いや、はじめから世界に見るべき箇所などなかったのかもしれない」
「いたぶって殺すのは本当に憎い者だけですよ。他の者は殺してはいません」
殺しては、という部分を強調して、青年は言う。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 22:26:36.74 ID:bRTefl5pO<> >>523
…例え後悔しても、私は知りたいのだ。世界を。全てを。
【青年とは雰囲気は似ているが考え方は正反対なのかもしれない】
…そうか、なら
…私の事は殺さなくて良いのか?
【犯罪者殺し。それを語るのであれば男がこの場で殺される理由は十二分だ】
【その時は自分の身と他の物を守るだけだ】 <>
テディオール ◆CUe8gHwvDY<>sage saga<>2013/08/06(火) 22:30:56.63 ID:aw1nXKzHo<> >>524
「私は見たくなかった。世界の姿を」
青年と彼の考えは、どうやら正反対だ。
「私の目の前で誰かを傷つけるのならば、私は『神罰の代行』として貴方を誅しますよ」
穏やかに、青年は言った。
「それまで私は、誰に対しても中立です。私は目の前でことが起こらなければ行動できない、哀れな神罰の代行なのですから」
そして青年は、ふらふらとした足取りで酒場を後にする。
//すいません、眠気がひどいので落ちます。お相手ありがとうございました。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/06(火) 22:36:03.97 ID:bRTefl5pO<> >>525
…そうか、血は無駄に流す物では無い。
【密かに纏っていた闇を元に戻す。どうやらこの場は収まったようだ】
…[ピーーー]事が神罰の代行ならば
…私は神と闘うまでだ。
【男もそれと同時に消えていった。金だけを残して】
/お疲れ様でしたー! <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/07(水) 20:23:34.93 ID:V1ImvhhIO<>
…任務完了しましたよ。
【裏路地にて、先程から轟音が鳴り響いていた。そこには柄の悪い男たちが複数人倒れており、その横にはメタリックに輝く男が携帯で連絡をとっていた】
お前ら、これにこりたらもう悪い事するなよ??
【そんな事を言っている間に警察がやってきて柄の悪い男達を連行して行った】
ノルマ達成か、楽勝だな。
【呑気に鼻歌を交えながら裏路地のパトロールを続ける。暗闇の中でも男の銀色の手足は輝いていた】
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/07(水) 20:23:51.02 ID:V1ImvhhIO<> 絡み待ちです。 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/07(水) 20:40:29.73 ID:mAEkj5m7o<> >>527
call…クライアント?取引現場近くに能力者が現れたわ
ええ、できることなら直ぐに引いて。時間稼ぎくらいしか私にはできないから
【男のいる場所から二つ先の路地】
【暗がりに紛れ込むように黒衣の少女は依頼者へ連絡をする】
本当、私ってつくづく運が無いわね…
先手が取れればいいけれど、そう上手くはいかないわよね
【ナイフを逆手に構え男が通り過ぎるのを待つ】
【背後を見せた瞬間に飛び出そうという考えだ】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/07(水) 21:55:51.41 ID:V1ImvhhIO<> >>529
ん、何か聞こえるな?
【物音がしたが、どうせ虫だろうと高を括っていた】
俺は無敵のブラックシールドー。
【呑気な歌を歌いながら自分の事を狙う者の存在には気づいていない】
帰ったらメンテしなくちゃな。
【隙だらけだ】 <>
ラグザ ◆tZO2fM/g3s<>saga<>2013/08/07(水) 22:10:58.62 ID:wzOTFyi30<> 【夜風の折、Auriga基地屋上の隅】
【月光に淡く照らされた其処に、明確な人型の陰翳が刻まれていた】
【影を伸ばすは、空色の厚手のローブに全身を包んだ"誰か"】
【銅色の後髪が胸の高さまで流れ、雪色に染まる顔面は中性的な笑みを浮かべる】
――――――――
――フフ………今宵も、好い夜ですね。
【大気に練られた微風が一陣、袖や長髪を僅かに揺らす】
【夜の帳が日輪を遮り既に数刻、尚余りある熱気を和らげる其れは言う迄もなく甘美なものであった】
【様々な意図を孕んだ者達の集う『組織』の中で、この者だけは、純粋に「自然」を愉しんでいた――――】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/07(水) 22:23:42.65 ID:7o2H5UzEo<> >>531
「うむ、理由など分からないが、夜とは美しく心地の良いものである」
サラサラと砂の擦れるような音が屋上にしばし響いたかと思うと、
ラグザの背後十数メートルに現れたのは黒い粒子を固めて作ったような人型の『何か』だった。
「世間一般では闇の者や悪の者――つまり我々のようなもののための時間などとも言われているようだが。
我らがAurigaの首領は、真の正義を成し遂げんとする信念のお方だというのに」
目が無いにも関わらず、それはラグザのほうへ方向違えずゆっくりと進み、
口が無いにも関わらず、それは穴の底から聞こえるような声でゆっくりと語る。
Auriga幹部・ローチの権化となった粒子の像である。 <>
ラグザ ◆tZO2fM/g3s<>saga<>2013/08/07(水) 22:44:03.77 ID:wzOTFyi30<> >>532
【静寂な夜に響く、何かの音】
【夜風の音ではない、虫の囀りでもない、「其れは何なのか」と、視線が背後に引き寄せられる】
【身体ごと振り向いたラグザの目前に佇んでいたのは、黒い『何か』】
【「人影か?」と勘ぐるが如何やら其れが黒い実体であるらしいと察する】
フフ………何かを愉しむために、理由など必要ないでしょう。
あなたも、この好き折に誘われ出でた、旅人の一人ですか……?
【微風が両者の間を取り持ち、高くも低くもない中性的な声が流れていく】
【この好き夜の愉しみを他者と共有できるのなら、願ってもない事】
【その場が人工物の上であることを思わせぬ自然へ誘うように、「先駆者」は語りかける】
"悪"――"正義"――人間とは、妙な価値観に囚われるものですね。
尤も、『ここ<Auriga>』にいるのが人間だけであるとは限らないようでもありますが。 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/07(水) 23:06:50.97 ID:7o2H5UzEo<> >>533
「同意する。楽しいからする、楽しいから楽しむのだからな。
子供の無邪気な砂遊びと同じである」
武器の運送や中規模の人員移動はアフロの男の仕事だ。
ハンスはローチの力を借りずとも自分で武器兵器を転送できる。
侵略行為を行えという命令も最近は無く、精々偵察をする程度。
謎の古代生物・ローチは幹部にも関わらず無職気味であり、好奇心をもてあまし気味である。
「まあ、まさしく『人間でない』私には、人の価値観など到底窺い知れないことであるのかもな……。
この夜に微笑むお前にも私は不思議なものを感じるが、お前は人なのだろうか?
いや、その前に……Auriga内での所属など、あるのかな。
無知ゆえ失礼なことを問うが、悪いな」
そのもてあます好奇心は、ラグザに向けて発散されつつあるようだ。
黒い粒子の像に表情など無いが、なんとなく興味津々っぷりの滲んだ声色である。 <>
ラグザ ◆tZO2fM/g3s<>saga<>2013/08/07(水) 23:36:25.91 ID:wzOTFyi30<> >>534
フフ……其れは何よりですね。
貴方とは如何やら気が合いそうだ…………――――
【軽い嗤い声と共に、仲間を見つけたとばかりに愉快げに微笑を洩らし】
【そう、愉しいからする、愉しいから愉しむ―――】
【『正義』だの『悪』だの世の中では頻りに叫ばれているが、『愉しむこと』は『悪』ではないと、確信を持って云える―――】
【雪色の肌が夜風に触れ、儚げな月光に照らしだされる―――】
【瞑想のように、だが心地よさげに、母に抱かれるように目を閉じたまま自然に溶け込むその表情は、】
【人間らしい情緒を表現していながら、浮世離れした『何か』を見るものに印象付ける―――】
ええ……やはり貴方もでしたか。
そして……私も……―――
【穏やかな表情を保ったまま、次第に眼を見開き】
【新緑と同じ色を宿した瞳を、瞼の間から覗かせる】
ただ、「人間でなければ何か?」――と訊かれれば、如何とも答えられませんがね。
寧ろ――私は、あらゆる"区別"を超えて自由で在りたい……と願っていますから。
私が果たして構成員であるか否かと、疑われるのも無理からぬことでしょう。
【其処に「人間」が在るのではない、「悪魔」が在るのでもない。「天使」が在るのでもない】
【区別とは、そもそも理性的存在たる人間の所産である】
【だが、雄大なる自然の前では人間の所業は只々、矮小なものでしかないと云う、ラグザの考え――】
【其処に存在するのは『ラグザ』―――ただ其れだけの話である】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/08(木) 00:05:06.63 ID:9y0Rti6Lo<> >>535
「うむ。私は私以外の生物とはなかなか分かり合えないからな、
誰かの意見に肯けるのは素晴らしいことである」
感慨深げな雰囲気のある声でローチは話す。
この生命体も、ラグザ同様どこか楽しそうである。
「先程の価値観の話もそうなのだろうが、人間とは非常に縛られた生命体なのだろうか。
本能のままに自在に生きることは出来ないのだろうか……
――まあ、人間というのは奇妙で面白い種族ではあると思う」
そしてローチの興味はなお膨らむ、だがしかし。
「意見こそ合えど、お前の本質を見抜くことなど、戦にしか能の無い私では無理だからな。
好奇心は完全には満たされなかったが、答えないのならばこちらからもそれ以上は問わないでおこう」
残念そうな雰囲気を僅かに含ませつつもローチは引き下がる。
そして代わりに次のような問いを投げた。
「だが、せっかく我々は少し分かり合えたのだし、名前くらいは教えていただきたいものだな。
……そういえば、お前は私がどういうものか知っているだろうか。
因みに我が名はローチという」
Aurigaの幹部格が制定され任命されたと知らせる回覧。
Aurigaの各種情報網にも掲示されたそれを見たものならば、
ローチというものがどういうものかは知らずとも、名前は覚えているかもしれない。 <>
ラグザ ◆tZO2fM/g3s<>saga<>2013/08/08(木) 00:35:48.19 ID:9p+l50ZR0<> >>536
『正義』――『悪』――忌々しい区別ですよ。
私はそんなものを必要としない。
私はただ、母なる自然に身を委ねられれば其れでいいのです。
【辛辣な言葉を吐き棄てながらも、表情は変わらず】
【思えば、多用な価値観があるからこそ、其の角逐に流され人は争い、疲れ果ててきたのだ】
【男でも女でもなく、人間でも人外でもない。区別のない其の姿は、正にラグザの願いを象徴するものである】
"戦い"……確かに、其れも世の中の現実の一つですね。
争いは人の性であり、悲しいかな、私も其れを逃れることはできないのです。
『ここ<Auriga>』の末席に私が加わっているのも、其れ故の結果でしょう……
【儚げな視線を夜空の虚空に移し、漏らすように呟く】
【屋上より見下ろされる広大な地平――その中に、どれだけの人間が存在し、どれほどの人間が争っているのか――】
【戦火の種火が燃え上がるのは近い――否、『Auriga』に所属する者は寧ろ種火を自分から起こしにいく立場ではあるが】
ええ……そうですね。
私の名はラグザ――しがない一構成員が、幹部の貴方と交友を結べたこと……喜ばしく思いますよ。
【視線をローチに戻し、浮かべた表情はやはり穏やかなものであった】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/08(木) 04:19:23.33 ID:9y0Rti6Lo<> >>537
「争わずして理想を叶えることなど、できないのだろうからな。
人に限らず、どんな生物でもそれはそうなのだろうと思う。
神にでもなれば、その限りではない……かも知れないがな」
顔の無い首を曲げ、夜空を仰ぎ見る。
……世界を破壊し、自分たちの思うように制御できるようにすることは、
Aurigaの偉大なる首領が神になることである、とも言い換えられるのかも知れない。
そしてまたラグザへ向き直り、ラグザの名乗りを聞く。
「ラグザか、分かった。記憶にしっかりと留めておく。
まあ、私など象徴の幹部よ……いや、置き物と言ったほうが正しいか。
ともかく、またいずれ、こんな夜に会えるとよいな」
そう言い残したローチの姿はサラサラと砂のように分解し、
夜の穏やかな風に乗って散っていった。
//寝落ちやらかした……スミマセンorz
//絡みありがとうございました <>
ラグザ ◆tZO2fM/g3s<>saga<>2013/08/08(木) 08:16:52.18 ID:9p+l50ZR0<> >>538
ええ……そうですね。
本能的に、生きるために争わねばならないのは何も人間だけではない。
花を渡り歩く蝶でさえ、ともすれば明日の生命すら危ういというもの。
生きる者は皆、争っているのかもしれない……―――
【瞳を閉じ、やはり変わらぬ穏やかな表情のまま、夜風を――自然を全身で感じ取り】
【揺れる銅色の長髪、ローブの裾・袖―――】
【夜の闇の中では姿は見えない、だが今も何処かに居る生命の息吹に思いを馳せているのかもしれない】
【だが、大自然の中で死を迎える命というのは、儚げだが、遺恨の残らぬ、どこか美しいものにさえ思える】
この世の源流こそが"神"――"神"が流れに溺れぬ道理が在るのも、また当然のことですね……
【向き直り、眼を再び見開いて】
ええ……それでは。
我が友ローチよ……次に会うのがこの好き折か、はたまた戦場の最中か分かりませんが――愉しみに待っています。
2の月――『ブリュメール』よ、其の力以って、我が身を闇の下へ……
【第2の元素、『闇』を発動】
【夜の闇より尚深い暗黒がラグザの体を包み、其れが晴れた時には姿は何処かへと消え入っていた】
//いえいえ、こちらも遅レスばっかで申し訳ありません……
//ともあれ、ありがとうございました! <>
桐生 鉄山 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/08(木) 22:07:42.89 ID:p+uA4bXno<> 大通り。人と人が交錯する地点。もう自国も遅いため、昼と比べても人の姿はまばらである。
から、ころ、から、ころ、と、そこにどこかくぐもった、耳に心地よい音が響いていた。
ゆえあってこの地に、それは必然か偶然か定かではないが。――――――――――――彼女はたどり着いたのだ。
「……ふむ、見知ったことのない場所に来たようだな。いやはや、こういう時にこそ、目が見えないことが悔やまれる。」
――――――――――――盲目。
盲目の、女。まだそこまで年をとっていない。二十代前半と思しき若者の両目は、ひたと閉じられ、新世界でも開く気配はない。
この世界にしては珍しい、和装だ。草臥れてボロボロの黒の着流しの上から緋色の上衣を羽織っており、紺色の帯を閉めている。
荷物は腰に巻きつけた巾着袋と、そして前方を確認するために使っている一本の杖のみであった。
「さて、どうしたものか。穏便に宿でも探すか…」
「それとも…――――――――」
最後の言葉は、夜風に流されて消えてしまう。
そんは、「ただの盲人」は、杖で地面を叩きながらゆっくりゆっくりと歩き始めた。
//新参者ですが絡み待ちしてみます!
//日常ロール→返信速度重視の短文、戦闘ロール→長文 にしようと思ってます。
//もちろん、戦闘でも短文がよかったり日常でも長文がよかったりしたら遠慮なくご指摘ください。できるだけ対応します!
//では、どなたか絡んでくださる方よろしくお願いします! <>
桐生 鉄山 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/08(木) 23:04:38.69 ID:p+uA4bXno<> >>540
も少し募集してます! <>
◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/08(木) 23:25:01.33 ID:0KhU6LJDo<> >>541
凄く絡みにいきたいけど、あいにく明日朝早い
もう夜遅いしこのまま誰にも絡まれなければ、良ければ明日の昼でも夜でも… <>
桐生 鉄山 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/08(木) 23:31:33.85 ID:p+uA4bXno<> >>542
/あ、いいですね!
/もし絡まれなかったらその時は是非是非… <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 19:18:44.87 ID:aX98KXAz0<> 夕暮れの路地裏にて。
一人の青年が歩いている。
少し疲れたようにため息をつく青年に、悲劇が起きた。
『全てを灰に、《フレア》』
「…!氷壁!」
三つの一抱えほどもある火球が、恐ろしい速度で飛来する。
青年は瞬時の判断力で、大きな氷の壁を作り出した。
その氷の壁は一つ目の火球で溶け。
二つ目の火球で砕かれ。
三つ目の火球は青年に直撃した。
「ぐ、ああああ!」
あまりの痛みに叫ぶ青年の前に現れたのは、灰色のローブをきた少年。
その少年は冷めた目で苦しむ青年を見下ろす。
「ぐ…!お、お前は…」
『お前が誰だかはしらねぇけど、俺のために死んでくれ』
「な!そ、そんなの…!」
『あーもううるせぇ、じゃあな』
そういうと少年は、杖を振り上げた。
/オールトは少年のほうです
/青年は、簡単に言うとmobです <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 19:42:38.72 ID:DkHnQojY0<> >>544
【杖を振り上げようとした少年の頭上に突如人影が現れた】
【黒い機械的なボディー、右腕だけが銀色だ】
【頭部には、十字架の形をした赤いガラスのようなものがはめられていて、口部は昆虫のような鋭いもので銀色だ】
【背中と足裏のブースターから炎を噴射し、空中に浮かんでいる】
(遅かったか!)
【心中でそう思いながら、青年と少年の間にめがけ降下した】
【着地すると、杖を振り上げる少年から青年を守るように両手を広げ立ち塞がった】
ブラックシールドだ、もうこんなことはやめろ! <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/09(金) 19:44:48.24 ID:3vDQSb2to<> 大通り。人と人が交錯する地点。もう自国も遅いため、昼と比べても人の姿はまばらである。
から、ころ、から、ころ、と、そこにどこかくぐもった、耳に心地よい音が響いていた。
ゆえあってこの地に、それは必然か偶然か定かではないが。――――――――――――彼女はたどり着いたのだ。
「……ふむ、見知ったことのない場所に来たようだな。いやはや、こういう時にこそ、目が見えないことが悔やまれる。」
――――――――――――盲目。
盲目の、女。まだそこまで年をとっていない。二十代前半と思しき若者の両目は、ひたと閉じられ、新世界でも開く気配はない。
この世界にしては珍しい、和装だ。草臥れてボロボロの黒の着流しの上から緋色の上衣を羽織っており、紺色の帯を閉めている。
荷物は腰に巻きつけた巾着袋と、そして前方を確認するために使っている一本の杖のみであった。
「さて、どうしたものか。穏便に宿でも探すか…」
「それとも…――――――――」
最後の言葉は、夜風に流されて消えてしまう。
そんは、「ただの盲人」は、杖で地面を叩きながらゆっくりゆっくりと歩き始めた。
//使い回しですが絡み募集!
//日常ロール→返信速度重視の短文、戦闘ロール→長文 にしようと思ってます。 <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/09(金) 19:48:48.01 ID:c4lTTQUko<> >>546
街中を歩く和装の女性の背後、気配を消し近付いて来る小柄な人影が一つ。
足音はもちろん、匂い、呼吸すら極限まで殺したハンターのそれである。
女性の一挙手一投足をつぶさに観察し、時を待つ。
…いや、隙が出来るのを待っているわけではない。
「ここぞ」という、その一瞬…機を待っている。論理的な説明はないが、その道の者には通ずる感覚。
「………………………」
そして、機は訪れる。
距離にしておよそ10m、その影は右手を静かに女性へと向け、人差し指だけをそっと横に動かした
次の瞬間、鋭い斬撃が女性の首を襲うだろう。
普通なら、全くの死角からの斬撃を躱す手も受け止める手も無く首がとぶ。
そう、普通なら。
/キャラ投下スレの>>232です。どうぞよろしく
//ホントにすまない、キャラ投下スレに誤爆してた恥ずかしい <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 19:52:47.54 ID:aX98KXAz0<> >>545
「あぁ?何だよお前は」
いきなり目の前に現れた機械の人間を見て、少年は顔をしかめた。
「ブラックシールド?聞いたことねえよ」
「生憎、俺は正義の味方(笑)には興味ないんでね」
青年に向けていた杖を、目の前の邪魔をする者に構え直す。
「お前が誰であろうと俺の意思を邪魔する奴は…」
「潰す」
杖の先端に小さな炎が宿る。
その炎は少年の周りを囲むように現れ続け、二十個ほど発生したところで止まった。
「なあ、そういうわけだからどいてくれない?」
そう言った途端、小さな炎がすべて大きな火球に成長した。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 20:08:49.41 ID:DkHnQojY0<> >>548
そういう訳にはいかない
【通常加速ボタンを押す、腰に巻かれたベルトの発光装置の光の色が赤から黄に代わる】
【腰を落とし、膝を曲げる。戦闘態勢に入ったのだ】
【いつのまにか、後ろの男は逃げ出していた】
俺にはこの街を守るという意思がある、お前の意思に負けるわけにはいかない!
【少年にめがけ、走り出す。通常加速と肉体強化の効果で、速度はそうとうのものだ】
【このまま、少年の目の前に行くことができれば、腕をとり拘束する気のようだ】
<>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/09(金) 20:11:14.89 ID:3vDQSb2to<> >>547
盲目の女は特に気に留める様子もなく歩き続けていた。一歩一歩、その速度は常人のそれよりも遅い。
自分の背後にいる「誰か」には気がついた様子はなかった。「誰か」が一片でも存在感や覇気を放っていたら、おそらく結果は変わってきただろうか。
呼吸の音すら限界以上まで消しているその振る舞いが、巧妙であったということだろう。
しかしふと――――――――――――彼女は足を止めた。
唐突であった。一陣の夜風が吹き、白髪と緋色の上衣を揺らし、それが終わった瞬間のことだった。偶然か、なにかに反応したのかは定かではない。
「……っ」
こちらへと向かう斬撃。急所を狙うその一刀に、結論からいうと女は反応した。後わずかでも対応が遅れると、赤い血飛沫とともに首から上が宙を待っていただろう。それほど刹那のことである。
武装していたわけではない。鎧や鎖帷子を着込んでいたわけでもない。しかし、斬撃を防ぐ隠れた手段を、女は持ち合わせていた。
――――――――――――杖に仕込んだ、刃。
所謂『仕込み刀』。杖を3分の1ほど「抜刀」し、刃で盲人は斬撃を弾く。振り返り、刀を抜き去るまで1秒にも満たなかった。
盲目の女はその姿勢のまま、佇むかのように動かない。
機能を失った両目を薄く開け、「何か」を研ぎ澄ますようにジッと杖を握っていた。
//あばば、気がつかなくてすみません!
//よろしくお願いします! <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 20:15:53.21 ID:aX98KXAz0<> >>549
「あーあ、逃げちゃったか」
イライラした口調でそう言う。
そして、目の前の男が迫ってくるのを見て、ニヤリと笑った。
「でもさぁ、お前も異能者なんだよね?」
「じゃあお前を殺せば解決じゃん!やっほ、俺頭いいー!」
おどけてそう言うと、周りにまとっていた全ての炎を目の前の相手にぶつけた。
「ついでに…流星のごとく、《クイックモーション》」
そう言った途端、彼は路地裏の何処かに逃げ出した。
/飯落ちします <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/09(金) 20:26:02.11 ID:c4lTTQUko<> >>550
「…なるほど、一筋縄ではいかないと」
存在を知られてしまった今、もはや気配を隠す理由も無い。
暗がりの中から一人の少女が姿を表した。
黒のスラックスに白のシャツ、浅黒い肌に白銀の髪。右手の人差し指からは、とても細い「糸」が伸びているのが見える。いや、女性には見えていないだろう。
…並の手練れではない。彼女の目を見て少女はそう判断する。
突然の背後からの襲撃に瞬時に抜刀し、正確に斬撃を弾く芸当など盲目で無くてもそうそう出来ることではない。
「不意打ち、失礼した」
「どうやら貴女は…そう、サムライと呼ばれる者なのか」
かつて、極東の剣士がそう呼ばれていた事を少女は思い出した。
女性のサムライがいるとは知らなかったが… <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 20:29:55.40 ID:DkHnQojY0<> >>551
ちっ!
【大量の炎が当たる直前、瞬間加速のボタンを押した】
【発光装置が、緑色に光る】
【すると、通常加速時より素早い動きになり、右側に移動した】
【が、いくつか炎が当たってしまった】
ぐっ!
【そのまま、後ろに吹き飛ばされ、地面に転がった】
【が、スーツの性能と受け身をとったおかげか、どうやら肉体にダメージはあまりないらしい】
【正し、スーツは炎によるダメージを受けていたが…】
ふっ!
【腕を使わずに、足だけで立ち上がると、周囲を見渡した】
どこに行った…
【そう呟くと、周囲の探索を始めた】
/了解しました、自分も後でシャワー浴びます <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/09(金) 20:42:26.03 ID:3vDQSb2to<> >>552
「……」
存在感を肌で感じと、女はそっと仕込み刀をしまう。
カチリ、と先端で地面を打つと、現れた人物の方に目を向けた。
声で相手が「女性」ということは分かる。年齢おそらく十代前半くらいであろうか。
「侍? さあ、どうであろうか。この通り、ただの盲だ。」
「自衛くらいはできるがね。今のはあんたがやったのかい?」 <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 21:00:08.85 ID:aX98KXAz0<> >>553
「(んー、ダメージ受けてない感じか?)」
少年は、とある建物の影に隠れていた。
「(でも見つかってないみたいだし、攻撃してやろう)」
「火炎の連鎖、《フレアドライブ》」
少年の手から、大量の火球が、周囲を捜索している男に飛来する。
「流星の如く、《クイックモーション》」
そして再び逃げ出す。
自分の位置情報を知られないようにだろう。 <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/09(金) 21:00:23.36 ID:OS5If4Rto<> >>554
「ああ、その通りだよ」
少女は微笑んでそう告げ、女性の方へと歩を進める。
距離にして5mほどまで近付くと、右手を降って指先から糸を伸ばし、女性の頭上ギリギリを通過して背後の電柱を切断した。
「切断性を持つこの糸が私の武器。」
「まあ、こんな事話してもしょうがないけど」
死にゆく人には、という言葉を省略して言う
「さて、さっきの攻撃でわかっていると思うけど、私には貴女を殺害する意思がある」
「戦うも逃げるも命乞いをするのも自由だけれど、最後に待つは死」
そして再び少女は右の人差し指から糸を生成する
ゆらゆらと揺らめくそれには、武器特有の血の匂いはしない
<>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 21:13:11.00 ID:iveqnTRy0<> >>555
くっ!?
【突然の攻撃に対応できなかった守は、火球をいくつもくらってしまった】
つっ!
【火球に苦しみながらも、瞬間加速ボタンを押す】
【同時に、高速で動き出し火球を回避した】
はぁはぁ…
【思わず、地面に座り込む。スーツと加速があるとはいえ、守は肉体的にはただの人間だ】
【当然、攻撃をくらって苦しくないはずがない。幸いなことに、肉体への直接的なダメージはスーツのおかげであまりないが】
【スーツは、頑丈にできてるとはいえ、だいぶ損傷している】
うっ
【それでも、守は立ち上がった】
【ブラックシールドの隊員として、頼りがいのある兄として、一人の男として】
勝負は、これからだ…!
【通常加速ボタンを押し、ふたたび走り出した】
/回線の調子が悪いので遅れます、すいません…
シャワー浴びてきます <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 21:21:59.69 ID:aX98KXAz0<> >>557
「(まだ立ち上がるのか、面倒だー!)」
いらいらがつのり、心の中で叫ぶ。
内心では歯噛みしている。
フレアドライブは、言うなれば必殺技のようなものだ。
くらったものは大体倒れるはずだったのに。
「(クイックモーションは使えない、足への影響が強い)」
「(と、なれば…)」
「すべてを灰に、《フレア》」
建物の影から出て、火球を投げた。 <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/09(金) 21:39:56.87 ID:3vDQSb2to<> >>556
双方の距離が縮む。この段階でようやく彼女は相手の姿を察知した。盲目の脳裏に、ぼんやりと姿が浮かび上がる。
褐色の肌に、自分のそれよりも鮮やかな白髪。やはり、自分の予想通り若い女性。
不可解…いや、予想外なのは、指から垂れる細長い―――――――――――――――――
と、そこまで女が思考したときであった。痛烈に感じる危機。反射的に彼女は首を竦める。背後の「何か」が、鋭利な音とともに崩れ去った。
その余波に上衣を揺らしながら、女はの先端に利き手を置く。多くの剣士とは違う、左利きだ。
「…ほほう、「糸」か。鋭く束ねれば鋼でも断つと言うが、なるほど…」
ようやく、合点が言ったというように頷く女。盲目の剣気を計りながら、相手の指の先に註釈する。
明確な殺意の意志を聞いてもなお、女は無表情であった。
「ふむ、ここいらはどうも治安が悪いようだな。噂では路地裏で人を切り刻む事件が多発していると言うが…」
「…まあ、真偽は良かろう。」
「辻斬りと能力者…斬り合うもまた一興。」
再び、女は仕込み刀に手も欠ける。盲剣の「気」が周囲に散り、練り上げられた。
<>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/09(金) 21:43:49.93 ID:6Ft06SZPo<> >>559
すみません、次けっこう遅れそうです <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/09(金) 21:58:04.80 ID:3vDQSb2to<> >>560
//了解しましたー <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/09(金) 22:17:05.52 ID:6Ft06SZPo<> >>559
「ああ、たぶんそれは私だ」
手をヒラヒラと降り、あっさりと犯行を認める少女。
この世界で能力者を縛るのは法律でも警察でもない
別に無差別に襲っているわけでもないが…目的を話す必要もなかろう。
「………」
女性から放たれた気は、少女にさらなる警戒を与えるのに充分だった。
元より油断は無かった。しかし、少女は一度縮めた距離を再び離す
そもそも、少女の間合いはおそらく盲目よりも大きく広い。
わざわざ相手の間合いに入ってやる必要も無かったのである。
そして、仕掛ける。
伸ばした右手を左下へ切り裂くように振る。盲目を袈裟斬りにしようと一閃。
弧を描いて糸が迫る。
<>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 22:21:41.38 ID:cRhuTDiS0<> >>558
そこか!
【少年が物陰から出てきたのを見た守は、そこに向かって全力で走り出す】
【そして、向かってくる火球を躱すと、瞬間加速ボタンを押した】
そらっ!
【まっすぐにしか進めないがかなり速い、少年に向かって進む】
倍返しだ!
【少年の目の前に着くと、強く握りしめた拳を放った】
【右手は顔面に、左手は腹に向けて。空手の山突きという技だ】
【まっすぐにしか進めないので、躱すことは本来なら難しくない】
【だが、近距離なのと加速の力の影響で難しくなっている】
【生身の人間相手なので、威力は加減しているが、それでもかなりのものだ】
/すいません、遅くなりました… <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/09(金) 22:26:02.55 ID:3vDQSb2to<> >>562
//すみませぬ!少し早いですが今日は落ちます。
//凍結か、〆をお願いします! <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/09(金) 22:37:06.35 ID:6Ft06SZPo<> >>564
じゃあ、凍結で。
そちらの都合で無かった事にしても、また明日明後日に返してくれてもどうぞ。 <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 22:41:16.90 ID:aX98KXAz0<> >>563
「(よけられた!)」
よけられたのをみて物陰から出たことを悔やむ。
だが、そのまま突進してくるのをみて、再び笑みを浮かべる。
「…反撃せよ、《ブーストブレイク》」
そう言って、顔を手で庇う。
その手に炎が宿った。
その手は、すべての衝撃を跳ね返す。
「…!がっ…!」
だが、少年は、目の前の男の左腕を見ていなかった。
右手の拳は、衝撃波によって、相手に倍の威力で跳ね返すことに成功。
しかし、左の拳は回避できず、腹にめり込んだ。
そのまま、少年は吹っ飛び、倒れる。
どうやら起き上がれないようだ。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 22:58:48.49 ID:baXU9dLn0<> >>566
ぐわっ!
【右腕の拳が相手の手に当たった瞬間、自分に対し跳ね返ってきた】
【そのせいで、体が吹き飛ばされ、地面に転がった。まともに、受け身をとることもできなかった】
【体中が痺れ、まともに動くことができない】
くっ…
【仰向けの体勢で、重く感じる右腕をなんとか上げると、通常加速ボタンを押した】
【回復の速度を加速させるためだ。まぁ、立ち上がることができるくらいにしか回復しないだろうが】
あいつは…?
【右腕を地面に落とすと、激痛に耐えながら、上半身を少し上げる】
【どうやら、少年も倒れているらしい】 <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 23:06:02.80 ID:aX98KXAz0<> >>567
「…ぐ」
意識が一瞬闇に落ちかける。
「(あーこれはやばい…ちっ、失敗か…)」
「でもまだ終わらんよ!恐怖に怯えるがいいさ!」
そう叫んだあと、少年は倒れた。
どうやら気絶してしまったらしい。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 23:13:12.69 ID:baXU9dLn0<> >>568
【数分後、立ち上がれるまで回復した守は、変身を解除し、ふらつきながらも少年の目の前に移動した】
とりあえず、この杖は取り上げておくか…
【杖をその辺に投げ捨てると、ポケットから取り出した手錠を少年にはめようとした】 <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 23:19:22.46 ID:aX98KXAz0<> >>569
「…むぅ……?」
少年は、目を開け、目の前の男を凝視した。
自分に手錠をかけようとしている人物をみて、少年は飛び退く。
「!え?え?どういうこと?あなたは?」
混乱しながらそう言って、腹部の痛みにふらつく。
「いつつ…どういうこと?」
「えーっと…治癒せよ、《ヒール》」
そういうが早いか、腹の傷が再生する。
痛みがなくなり、正常な判断ができるようになった脳で考える。
「これは、もしや…あれか…」
そう言って、少年は頭を抑えた。
その少年の様子は、さっきまでの荒々しい感じとは似ても似つかない。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 23:31:36.40 ID:cRhuTDiS0<> >>570
ん?
【頭を抱えている少年に、違和感を覚えながらも、守は職務を真っ当することにした】
あー、下手に動くなよ。ほら
【周囲に、サイレンの音が響いている。しかも、かなり近い】
反抗したとなったら、また罪重くなるし
【その言葉から察するに、このサイレンはみんな大嫌いなあの白黒の車から発しているということだ】
俺達は、拘束することはできないからな。引き渡すことになってるんだよ。それにさ…
【周囲に、黒服を着たゴーグルをつけた者たちが現れた。手には、ライフルが握られている】
こっちの増援も来たし <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 23:39:47.35 ID:aX98KXAz0<> >>571
「はあ…罪、ですか」
完全とは言えないが、事情は把握したらしく、少年はため息をつく。
と、その少年の近くに、青い光が発生した。
「青赤熊?…はい」
『…………』
「え、あ、まじ?」
『…………』
「わ、分かった。おとなしくしとく」
どうやら誰かと青い光を介して話しているらしい。
「でも、この状況は…やばい気が…」
黒服の人達をみて、そうつぶやく。
それを青い光は拾ったらしく、再び少年の耳に言葉が飛び込んできた。
『…………』
「い、いやそれは!」
青い光が消えた。
「まじか…」
少年はただ頭を抱えた。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 23:45:34.95 ID:iveqnTRy0<> >>572
?
【突然現れた青い光、少年に銃を向けようとする隊員達を守は手で制する】
【どうやら、誰かと通信しているらしい】
(止めたほうがいい気もするけど…)
【だが、こちらのほうが圧倒的に有利だ】
【ブラックシールドと警察により周辺は包囲されているからだ】
【青い光が消えると、守は少年に向けこう言った】
…取り調べの時のカツ丼は有料だからな <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/09(金) 23:49:50.53 ID:aX98KXAz0<> >>573
「あー、そうなんですか」
痛そうに頭を抑え、少年は適当に答える。
「あのー、これは逃げた方がいいかも、しれないですよ?」
それだけ言う。
だが、遅かった。
一人の黒服の女が、少年の前に現れる。
『やあ、ブラックシールドか、ご機嫌よう』
そういって、その女はニッコリ笑った。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/09(金) 23:55:14.42 ID:nZOPcisi0<> >>574
【変身ボタンを押すのに、ためらいはなかった】
【むしろ、押さずにはいられなかった】
【でないと、きっと守は押しつぶされていた。形容しがたい何かに】
…何者だ
【変身したが、まだ先ほどのダメージが残っている】
【おそらく、まともに戦うことはできないだろ】
【他の隊員たちは、皆ライフルを女に向けている。が、全員目に恐怖が宿っていた】 <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/10(土) 00:00:17.95 ID:lRAMgNz/0<> >>575
『っつーわけで一つ聞くが』
その黒服の女はあくまで笑みを消さずに聞く。
『お前ら、この子になんか手ぇ出したか?』
「いやその!な、何もやられてないから!」
『本当か?』
少年の必死の弁解に、女はあくまで笑みを(ry
『なあ、どうなんだ?ブラックシールド』
女の右手に、白い光が宿った。 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/10(土) 00:04:32.34 ID:FL6Us4uO0<> >>576
【佐藤守は、正直者だ。いや、正確にいうと馬鹿だ】
【なので…】
出したよ、治安維持のためにな
【これほど恐ろしい相手なのに、体がぼろぼろなのに、隊員がみんなビビッているのに、真実を言ってしまった】 <>
オールト ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/10(土) 00:13:05.08 ID:lRAMgNz/0<> >>577
「あ…(何こいつバカなの?死ぬの?いや死ぬよこれ)」
『………』
女は笑みを崩さない。
その隣では少年が青い顔をしているのだが。
『そうか、それだけ聞ければ十分だ』
「いや、いやいやいや!ちょっと待って!」
少年が必死で止めようとするのを、女は不思議そうに見つめる。
『何をいっている?可愛い私の息子を攻撃されたんだ』
「い、いやそれは!」
『吹き飛べ、火迦具土 駟強』
「え、えーっと!全てを灰に、《フレア》!」
女の目の前に凄まじい大きさの火球が発生し、ブラックシールドの面々に飛ぶ。
それと同時に、少年の放った火球がほんの少し、巨大な火球の軌道を変えた。
そして、火球は爆発する。
煙が収まった時、もう二人は逃げてしまっているだろう。
/落ちます、逮捕はされたくないので八咫烏を活用しました(強引)
/お疲れ様でした <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/10(土) 00:19:02.04 ID:FL6Us4uO0<> >>578
ぐわっ!
【少年の攻撃により多少軌道がずれたといえ、大型の火球はすさまじかった】
【守をはじめとする隊員たちは、みな吹き飛ばされてしまった】
『くそっ!どこ行った!』
【煙により、周辺が全く見えない。隊員の声だけが、響いていた】
【そして、煙が明けた後、少年と女の姿はどこにもなかった】
…何者だったんだ?
【謎だけを残して、事件は終わりを迎えた】
【ちなみにその後、逃げた氷使いの男は捕まったそうだ】
/ありがとうございました!返信が遅くてすみませんでした… <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 01:47:37.17 ID:0ryK4f+AO<> 161 名前:【剣鬼】身体能力高、怪力、剣術超一流 E:超硬度の大剣 ◆dA/IAnjlnQ [] 投稿日:13/08/08(木) 20:10:27 ID:X/Q57AqB
>>160
しねしねしねしねしねしね <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 01:48:48.68 ID:0ryK4f+AO<> すいません
友達に貸したら勝手に書き込まれました
スレ汚しすいませんでした <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 21:43:57.61 ID:AvZzfp/nO<> 【ブラックシールド。基本的には街の自衛集団だ。たまに過激派能力者との闘いや、その鎮圧なども任されている】
【その集団の特殊戦闘部隊の部隊長である男は今日も過激派能力者の鎮圧を任されている】
もうちょい鍛えてから出直すんだな。
警察さん?身柄は拘束しちゃったからさっさと取りにきてくれよ。
【警察が駆けつけ過激派能力者の身柄を拘束し、男はその場を後にする】
最近激しい闘いが出来なくて物足りないけど街が平和ならそれで良いよなー。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 22:13:55.76 ID:yZoGPXDAO<> >>582
平和……か、この薄い板硝子の上を歩むような現状が
或いは硝子細工の城に囲われたような危うい現状が
【すれ違った男の一人が呟く
【黒いシャツと紅いスーツの壮年の男だ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 22:23:26.75 ID:AvZzfp/nO<> >>583
ん?
【振り返るとそこには一人の派手なスーツ姿の男性が居た。何かを言ったように聞こえたが】
俺難しい事はよくわかんないわ、
所であんたは何者だ?
【この男の事を自分は何も知らない。だがその存在感だけは他の物とは一線を超える雰囲気を纏って居た】
見た所只者じゃなさそうだけどな。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 22:29:56.32 ID:yZoGPXDAO<> >>584
……いや、只の経営者だ
【左手で差し出した名刺には『火之迦具槌』社長 黄泉路 狭霧と書かれている
【右手は隠すようにしているが目が良ければ左腕と異なる白く細い腕であることに気づくはずだ
【首元には大きな紅色金剛の首飾りが光っている
さて、独り言のつもりだったが私はそんなに君の興味を引いたかね? <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 22:34:22.33 ID:AvZzfp/nO<> >>585
経営者、一般人か?ご丁寧にどうも。
【男も自身の名刺を差し出す。一応持っているようだ。そこには自衛団体ブラックシールド特殊戦闘部隊部隊長、掌 拳次と書いてある。長い。】
…やっぱり只者には見えないな。
【少しにやりとするが直ぐに表情を戻す】
そりゃぁそうさ。あんたの雰囲気がお気に入りだ。
どうしても一般人には見えないんだよな、能力者か?あんた。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 22:39:43.64 ID:yZoGPXDAO<> >>586
何かと恨まれやすい業界でね、自衛のために武器が扱える程度だ
【そして名刺を一瞥する
……自警団か、本気で秩序を守りたいなら躊躇しないことだ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 22:43:17.47 ID:AvZzfp/nO<> >>587
ほう、俺らにも恨まれやすい感じの危ない会社とかじゃないよな?
【一応自衛団体に所属している為、そこら辺はしっかりと聞いておかないと上にどやされてしまう】
躊躇なんてしてたらブラックシールドの隊長は務まらないさ。
あんたが危ない奴で今ここで倒さなきゃいけなくなってもな。
【やはり少し笑っている。実は少し闘いたいと思っていた】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 22:49:10.81 ID:yZoGPXDAO<> >>588
『火之迦具槌』、兵器産業の大手だ
君等が望むならば、装備を売っても良いが?
【因みに、この会社は商売相手の勢力を問わない、敵対しあう二国間の双方に同時に大量の兵器を売り渡したこともあった <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 22:52:18.53 ID:AvZzfp/nO<> >>589
兵器産業か、だから恨まれやすいとか言ってたんだな。じゃあ別にあんたを取り締まる理由は無いな。
【少し残念そうな顔だが少し男の会社に興味が湧いた】
俺も兵器を身につけてるようなもんだけどな。
【両腕を軽く見せる。メタリックに輝くその腕は人の物では無い】
まぁその兵器って言うのには少しばかり興味があるな <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 22:58:19.17 ID:yZoGPXDAO<> >>590
刀剣、防具に小銃から重火器、救命ボートから駆逐艦、戦車にサテライト果てはABC兵器まで
後半は君等には無縁だったな
【更には真界武装さえ研究し利用していると噂されている <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 23:02:35.26 ID:AvZzfp/nO<> >>591
戦車に駆逐艦まで持ってるのか。所であんたはそういう今身につけているのか??
【特にそんな物は見当たらないが少し期待して質問してみた】
まぁな、俺らの組織も結構高度な技術力持ってるし、兵器も困ってない。
うちの組織の兵器開発組は相当だぜ。特に俺のこれを作った奴はな。
【今この場には居ないのが少し残念だ。居れば物凄く食いつきたくなる話題だろう】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 23:07:44.80 ID:yZoGPXDAO<> >>592
【問い掛けに呼応するように宝石が輝きを放った様に見える
【それを無視して懐から取り出したのは何挺かの拳銃
最近物騒でな、此くらいは備えている <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 23:16:33.43 ID:AvZzfp/nO<> >>593
ただの拳銃…って訳じゃないよな?
【何と無くそんな気がした。】
俺は初めから身につけてるけどな。
【男の片腕が起動音を上げて振動している。掌の中には大気を圧縮し振動させたエネルギー体が現れる】
俺のこれは大気を吸収しそれを振動させて放つ。いわゆる衝撃波だ。 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 23:20:02.02 ID:yZoGPXDAO<> >>594
いや、ただの拳銃だ
【そう言って拳銃を懐に仕舞い込む
ふむ、しかし君は余程私の手の内が見たいと見える
【宝石の輝きが更に増す
……一つ約束して貰おうか、後悔しないと <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 23:22:52.30 ID:AvZzfp/nO<> >>595
なんだよただの拳銃か。
【少しがっかりしたような表情だ】
ははっ、バレたか。やっぱり俺は隠すの下手くそだ。
【どうやら自分の気持ちを察してくれたようだ】
後悔する位ならこんなにあんたと話はしないさ。
【宝石の輝きを見ながら、期待に胸を膨らませている】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 23:32:39.98 ID:yZoGPXDAO<> >>596
ならば良いだろう
【他人のように白く細い右腕で宝石を掴む
『アメノオハバリ』
【瞬間、紅い閃光が辺りを包んだ
【輝きが消え、男が居た場所には鎧姿が一人
【鎧は黒く、紅い色で血痕にも似た染み状の紋様が広がっている
【そして手には黒い刀
【鎧が動く
【黒刀が投擲され拳次の脇をすり抜け、野良猫に突き刺さる
【猫は苦悶の悲鳴を挙げるより早く刀を構成される液状金属に食い尽くされてしまう
【そして猫の体積分だけ大きさを増した刀がその場に残される
……これが私の手の内だ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 23:38:03.08 ID:AvZzfp/nO<> >>597
…へぇ。
【不適な笑いが止まらなかった。流石と言わんばかりにその様子を見ている】
罪も無い子猫をいきなり虐殺とは、自衛団体ブラックシールドとしては見逃せないよな。
やってやるよ。俺の手の内も闘いの中で存分に見せてやるよ。
【子猫の事などただの表向きな事情だが漢は心の中では目の前の強敵と闘いたいとウズウズしていた】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/10(土) 23:49:49.14 ID:yZoGPXDAO<> >>598
後悔するなと言ったぞ
【刀を拾い上げ懐から拳銃を取り出す
死んでもそれは変わらぬが良いな?
【左手に銃、右手に刀を構え向き直る <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/10(土) 23:56:22.39 ID:AvZzfp/nO<> >>599
後悔なんてしてないさ。その質問をあんたにそのまま返してやろうか?
【構える。武道家らしい構えだ。ニヤリと笑うその顔には男の闘争心が宿っていた】
死ぬのはどっちか、やってみなければ分からないさ。久しぶりだな。
決闘はよ。
「衝撃破・地蓮魔」!!!
【両腕の振動波システムを起動させ両方の掌を地面に叩きつけると、地割れとともに地面を走る二対の衝撃波が相手に向かって放たれた】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 00:09:19.47 ID:rc88TZVAO<> >>600
【衝撃波を鎧姿でありながら跳んで避ける
【空中で銃を放ち牽制するとそのまま拳次の脇に着地、剣を振りかぶる <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 19:25:48.37 ID:B5eAS6GXO<> >>601
ちっ、躱されたか。
【再び両腕に大気を取り込んで行く。だが空中からの銃撃がそれの邪魔をしていた】
あぶねーな。
【両腕で頭を隠す。銃弾は弾け飛び男は無傷だった。そして剣による追撃】
っ…!!
【剣は男の胴体を切り裂こうと襲いかかるがギリギリで回避を試みる】
【だが完璧な回避は不可能だった。相手の剣は胸の装甲に傷をつけていたのだ】
この距離でどう防ぐ…?
【相手とは至近距離だった。男はすぐさま両腕で大気を振動させ凝縮し二つの大気の塊を一つにする】
「衝撃破・染滅」
【大気の塊を解き放つと全方位に強力な衝撃波が放たれるだろう。】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 19:46:22.35 ID:rc88TZVAO<> >>602
チッ
【舌打ちするとバックステップで距離を取り地割れの裂け目に刀を突き立てる
【テコの原理で岩盤を捲り挙げると即席の盾として衝撃波をやり過ごそうとする <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 20:00:33.32 ID:B5eAS6GXO<> >>603
中々楽しませてくれるじゃないの。
【衝撃波を防ごうとしている男を見てまた一層笑みが増した】
んじゃがっつり攻めさせてもらおうか!
【その場からブースターを作動させ急加速し男の前に立つが勿論盾があるがそのまま殴りかかろうとする】
「衝拳破」
【盾に向かって殴ろうとする。狙いは殴った時に放つ衝撃波で相手を盾ごと吹き飛ばすつもりだろう】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 20:17:18.66 ID:rc88TZVAO<> >>604
【岩盤は盾であると同時に目隠しだ
【相手が技を宣言するならその声を聞けば相手が見えなくても動き出せる
【盾の岩盤を飛び越えるように跳べば眼下には拳次の姿が
【その姿に刃の切っ先を合わせ重力のままに貫こうと降下する <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 20:24:36.44 ID:B5eAS6GXO<> >>605
…大した身体能力だな。
【悠々と自分の技を見切り攻撃をしかけてくる相手に少し敬意すらも感じていた】
だがこれなら。
【そのまま剣を両腕で掴む。生身では不可能な技だが男の腕は特殊合金で作られたサイボーグだ】
そらよっ!!!
【そのまま怪力に任せ男は剣ごと相手を投げ飛ばそうとする】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 20:35:29.25 ID:rc88TZVAO<> >>606
何か忘れていないか?
【得物が刀のみなら距離を開けば良いだろう
【だが狭霧は銃も扱う
【投げ飛ばされた先で銃を構え牽制の弾丸を放ちながら距離を詰める <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 20:39:24.98 ID:B5eAS6GXO<> >>607
あ?何の事だ。
【相手の武器は何も刀だけではない。その事を忘れていたのは致命的なミスと言えるだろう】
ぐぅぉっ!
【また構えるが肩に銃弾が突き刺さる。血が滲み溢れ出ている】
痛いが…やっぱり闘いはこうでないとな!!
「衝撃破・針蓮壮」
【放ったのは貫通性のある多数の小型衝撃波だ。距離を詰めてくるならそれを利用するまでだ】
<>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>saga <>2013/08/11(日) 20:50:02.32 ID:rc88TZVAO<> >>608
【真界武装と言えど衝撃波を全ては殺せない
【受けきれない衝撃が神経を揺さぶり、骨を軋ませ、筋を断つ
【が、怯まない
【その猛進は止まらない、盲進は停まらない
【その動きは最低限人間が生きるための反射を切り捨てた理性の極みであり、闘争本能に任せた本能の極みである
【そして自らのダメージを無視してそれ以上の打撃を与えるべく銃弾に合わせて刀をつき出す <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<>saga <>2013/08/11(日) 20:50:50.18 ID:rc88TZVAO<> >>608
【真界武装と言えど衝撃波を全ては殺せない
【受けきれない衝撃が神経を揺さぶり、骨を軋ませ、筋を断つ
【が、怯まない
【その猛進は止まらない、盲進は停まらない
【その動きは最低限人間が生きるための反射を切り捨てた理性の極みであり、闘争本能に任せた本能の極みである
【そして自らのダメージを無視してそれ以上の打撃を与えるべく銃弾に合わせて刀をつき出す
喰い契れ『アメノオハバリ』! <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 21:24:20.98 ID:B5eAS6GXO<> >>610
…天晴れだわ。敬意を評すぜ。
「限界等破」
【胸の装甲に触れリミッターを外す。男の身体機能と機械部分の性能を上げる】
…衝撃破…。
【腹の所に刃が刺さり、頬に銃弾が掠る。男もまた痛みを忘れる程の闘いの狂気に飲み込まれていた】
「閃斫」
【大気を極限まで吸収し放つ高威力の衝撃波の超連射だ。無数の衝撃波は繋がり合い一つの光線のような形状となり相手を襲う男の必殺技とも言える技だ】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 21:34:50.09 ID:rc88TZVAO<> >>611
【腹に突き刺さった刃が拳次の肉を喰い肥大する
【そして次の斬撃を放とうともう一度刃を引き抜いたところで
【右半身が光に飲まれた
【もし、『アメノオハバリ』に肉を喰わせなければ、或いは猫を喰わせなければ
【紙一重避けられたかもしれない
【だが男はその紙一重の裏を行ってしまった
【光が晴れる
【右半身の鎧は消し飛び刀は束しか残っていない
【スーツとシャツの袖は肩口まで破れ、二の腕から切り嗣いだような腕が外気に晒される
【鍛えられた壮年の男に似つかわしくない白くか細い右腕が
……っ!
【再び距離を取る <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 21:39:29.86 ID:B5eAS6GXO<> >>612
…やっぱりキツイな。
【両腕の冷却装置が強制的に作動させる。少しの間はクールダウンをさせなければならない程の攻撃だった】
傷口もデカイが、相手もボロボロか。
【小声でボヤく様に言葉を言えば無理やり構える】
まだやるかい? <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 21:43:55.86 ID:rc88TZVAO<> >>613
いや、手仕舞だ
こんな場所で使い捨ての札を切るのも馬鹿馬鹿しい
【両手を挙げお手上げのポーズを取る <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 21:47:05.33 ID:B5eAS6GXO<> >>614
そうか、それなら良かった。
【ドカンと座り込む。無理やり構えていたが両腕はまだ使用出来ない。】
あんたの武器スゲぇな。何かを斬るとデカくなるのか?
おれのこいつも中々だったろ?
【和かに笑いながら自身の重い両腕を見せている。】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 21:51:14.89 ID:rc88TZVAO<> >>615
肉を喰わせれば際限無く肥大する
【それは悪夢のような性能
【その刃を構成する液状金属を取り出せればそれは即効性の致死毒となるだろう
……ふむ、中々に堅かったな <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 21:54:34.57 ID:B5eAS6GXO<> >>616
凄い刀だな。でも大きくなりすぎると流石に重すぎて扱えないんじゃないか?
【純粋な質問だ。それ相応に肥大化した刀を使うのは随分と苦労するだろうに】
だろ?戦闘科学の結晶だ。まだ一人にしか破られた事がない。
取り敢えずは本部に報告しなくて良いよな。あんた別に悪人でもないしよ。 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>saga<>2013/08/11(日) 22:02:31.11 ID:Z6JY2FuQo<> 「おい、おいこら!止めろ!止めろっつってんだろこら!」
【唸りを上げて無限軌道が地面を抉り、鋼鉄の虎が蹂躙する。】
【車上で両手にカービン銃を握り、辺りに弾丸をばら撒いているのは黒衣の軍装を纏う銀髪の男。】
【胸元に輝くのは鉄十字、期待に刻まれるのは黒十字、戦火が照らし出すのは右腕の『逆鉤十字』。】
【抵抗する警察組織、レジスタンス等々、武器を握った彼等を軍装の人間が蹂躙する。】
【停止した戦車から飛び降りると、左右の民兵を両手のカービン銃で滅茶苦茶に撃ち殺す。】
「はーい、皆さまー!ここはアウリガ戦闘大隊傘下ハンス・バイエル中隊が制圧しましたぁー!
死にたい奴は死んじまえ、逃げたい奴も死んじまえ、戦いたい奴もみーんな死んじまえ!!」
【虎の横を疾走するサイドカーを携えた自動二輪車へと飛び乗って、戦火を疾駆する。】
【街の曲がり角を曲がれば、死屍累々が倒れ込む、死骸が山となって積まれた裏通りへと辿り着く。】
【銃の弾倉を交換し、オーバーコートに身を包んだ男に、彼、ハンス・バイエルは実に楽しそうに話し出す。】
「いやー勝ち戦だ勝ち戦。なぁラインハルト!?七十年前の敗走とは比べ物になんねーな!
馬鹿みたいに手ごたえの無い奴等だ、本当に大丈夫かこの世界はよぉ?」
【そう語り掛けた操縦手の男が、突如としてその自動二輪を急停止させる。】
【何かを悟った様に、周囲に警戒の視線を向ける男。ハンス・バイエルはサイドカーより足を下ろす。】
【両手に握った小銃の引き金に指をかけて、右手の銃を肩にとんとん、と当てて。】
「――――――― んー、ラインハルト。まだ誰かいるな。」
【彼もまた、薄ら笑いを張り付けたままに、何処かにいる誰かに向けた、警戒の色を濃く、辺りを睨む。】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 22:07:12.26 ID:rc88TZVAO<> >>617
実際、紙一重避け損ねた
【鎧が完全に消える、紅いスーツの所々に黒く染みが出来ている
さて、悪くないか……どうだか
果たして何をもって正しいと考えているのか……是非問い質したいな <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 22:14:45.18 ID:B5eAS6GXO<> >>619
ん?あぁ、別に深い意味は無いよ。
【基本悪人ですら好む時もある男の基準は実に曖昧だ】
あんたみたいな闘いに熱くなれる奴は嫌いじゃない。
俺が悪人ではないって思えば悪人じゃないんだよ。おれにとってはだけどな!
<>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/11(日) 22:15:40.00 ID:ZTd/kLwio<> >>618
call、クライアント?目標を視認可能範囲内に補足
………了解、最低でも撤退まで追いこめと。私にそんな無理を言いますか
【黒衣の少女が一人】
【ビルの上から一人の男を見つめながら交信する】
所詮私の能力は能力であって能力ではない。人類の英知を超えることはできません
なので、能力者相手には部が悪いということだけお伝えします
【と、突如目標が移動を停止する】
【自分が存在していることがバレた】
【位置まで特定はされていないが、完全な不意打ちは不可能と思っていい】
……私の存在がバレました、クライアント
以上で通信を終了。依頼を開始します
【ビルより音もなく地上へ着地すれば】
ええ、ここに一人。一般人の少女がいるわ
【薄く微笑みながら男達の前に姿を現した】 <>
黄泉路 狭霧 ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/11(日) 22:27:56.02 ID:rc88TZVAO<> >>620
成る程、実に曖昧で自分本意で適格な判断だ
【ニヤリと笑って背を向ける
さて、私は去ろう
次会うときも良好な関係で居たいものだ
【もし拳次が彼の名を調べたならば様々な噂を耳にするだろう
【例えばAurigaとのつながりとか
//締めですかね <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/11(日) 22:32:56.52 ID:B5eAS6GXO<> >>622
だろ?俺は自分の事を何より信頼してるからさ。
【返す様に闘い始めてから闘い終わるまでずっと笑っていた】
あぁ!またやろうぜ、そん時は今の百倍は強くなってるからよ!狭霧も強くなれよ。
【手を振って相手が見えなくなるまで見送った。男もその場から静かに立ち去った】
/乙でしたー! <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>saga<>2013/08/11(日) 22:38:28.11 ID:Z6JY2FuQo<> >>621
「……おや。」
【彼女は、上から現れた。自動二輪車に跨っていた男が、それを足蹴に、ハンス・バイエルの側へと立ち。】
【そして彼は、ハンス・バイエルは、現れた彼女に向かって仰々しく、右手を身体に添え、頭を下げた。】
【薄ら笑いを浮かべた彼の双眸は、既に歴戦の軍人の、射抜くような敵意へと染まっていた。】
「こんばんわ、Fraulein(御嬢さん)。いやいや、上から現れるなんて、君は天使か、はたまた悪魔か。
全く、航空歩兵小隊は何をやってるんだ。こんなに見目麗しいFrauleinを見逃すなんて。」
【両手に握った銃の引き金は、指先一つ、彼が曲げるだけで弾丸を吐き出さんと言う状態に保たれている。】
【そして彼はお道化た口調で、今にも前へと踏み出さんという様な口調で、傍らの男へと。】
【堰を切るぞ、とでも言う様に語り掛け。】
「さて、ラインハルト少尉。こんなに可愛らしい御嬢さんを、どうしてあげようか。
其の手を取って、御家に帰るまでエスコートするのが紳士の役目だと思うが―――――」
『――――――――――是非に及ばず。』
【しかし動いたのは、彼では無く。】
【腰元の拳銃を、全長30cm程、古めかしい自動拳銃――――ボーチャードピストルを、オーバーコートの男が突き出した。】
【銃声は三発。マズルフラッシュが屍と、彼等と、彼女を照らし。弾丸が彼女を明確に屠らんと突き進む。】
「くくっ。そうだな、エスコート先はあの世が良い。」 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/11(日) 23:02:03.55 ID:ZTd/kLwio<> >>624
【三つの銀光と金属が弾かれる甲高い音が鳴り響く】
紳士が聞いて呆れるわ、エスコートはもっと優しくするものではなくて?
【少女の手には大型のナイフ】
【男と同じく碧眼だった瞳は今は真紅に染まっている】
まあいいわ、敵だものね。初めからそんなことは期待してはいないわ
【少女はナイフを宙へと放り投げる、そしてそれが掻き消えるとほぼ同時】
【少女の両手には小型の短機関銃MAC11が握られふたりの男へと銃口が向けられる】
天使と悪魔……貴方達はどちらがお好みだったかしら?
【問いながら少女は引き金を引く】
【大きい反動を片手で制御した上で的確に弾幕を形成】
【文字通り幕とでも言うように弾丸が男達へ襲い掛かる】 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>saga<>2013/08/11(日) 23:28:08.21 ID:Z6JY2FuQo<> >>625
【自動拳銃が吐き出した参の弾丸は、銀の閃光にその須らくを弾き落とされる。】
【オーバーコートの男の目が、僅かに顰められると、軍靴が血だまりを弾き、その姿を掻き消した。】
【否。彼は黒色の魔力――――まるで積み重なった怨嗟の如き魔力を閃光の様に、残影の様に残しながら。】
【彼女の両手に握られた短機関銃の掃射、無数の弾丸を次々に叩き落とした。】
【正に弾幕と呼ぶに相応しいそれらを、正確に落とし終えれば、男は再度、姿を現した。】
【見せつける様に、革の手袋に包まれた右手を開けば、バラバラと落ちる、幾つかの凶弾。】
【ハンス・バイエルは、その向こう側からその光景を、否。彼女をじっくりと観察していた。】
【そして気付く。彼女の違和感に、生を歩む人間としての違和感と不自然を彼は睨む付けた。】
「Johannes-Anker Reinhard少尉!ご苦労、相変わらず随分な御手前だ。
さて、フロイライン。君は異能力者かな?否、それとも――――いや、それでも構わない。
少尉が無礼を働いて悪かったな。済まなかった。だが、俺は今の姿を見て確信したよ。」
【そして彼は確信した。幼子の姿をしていようと分かる、七十年の闘争が彼に語り掛けてくれる。】
【彼女は人では無い。寧ろ、『ティーゲル』や『パンテル』、『マウス』に近い様な―――――。】
【腰に右手に握ったカービン銃を納めて、ゆっくりと、歩む一歩一歩の度に、黒い魔力を噴き出して。】
「君は強い。それはそれは強い。どうだ、俺達アウリガに、否!下らないクライアント何か棄ててしまって。
髑髏の紋章を掲げる黒衣と死の軍勢へ、七十年の戦線を超えて今返り咲かんとする――――
――――― 「逆鉤十字」武装親衛隊に来ないかな?」
【彼の背後で揺らめいた魔力。彼が行使する魔力が、まるで黒衣の軍勢が蠢いているように幻視する様。】
【闇を背負い、まるで無数の怨嗟を背負う様。そうして彼は、甘言を呈する悪魔の如く。右手を差し出した。】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/11(日) 23:48:42.89 ID:ZTd/kLwio<> >>626
【全ての弾丸を叩き落とされても少女は驚いた顔もせずMAC11をかき消す】
無礼と思うのなら初めからやらなければいいのではなくて?
それに、異能ならどれほど良かったかしら…私は”厳密には”能力者ではないし
【あっさりと完全な能力者ではない認める少女】
【そして自分に語りかける声と手を見て少女は言い放つ】
強い?笑わせないで、私は弱いわ。所詮人類の英知の塊だもの
能力という神の軌跡と同義のものには勝てる見込みなんてほとんどないわ
【自虐に満ちた本心をぶちまけて少女は男を見つめ】
私は便利屋で人助けが日課なの
それに、私は殺しは好きではないわ。嫌いでもないけれど
故に答えはNO、貴方達の軍門にはくだらないわ
【男の手を払いのけ後ろへと距離をとり】
この回答なら、貴方達はどうするかしらね?
【初めにあった時のように再び薄く微笑んだ】 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>saga<>2013/08/12(月) 00:10:28.89 ID:hRAFyfv0o<> >>627
「全く。女の子に手を退けられるなんて、そんなに俺には魅力が無いかな?」
【払い除けられた右手を、何度か払って、実に残念そうな声色と共に、彼女へと視線を戻した。】
【彼は手を取らなかった。自虐的に、最早泣き叫んでいる様に彼へとその心中をぶち撒けて、その手を退けた。】
「それではフロイライン。交渉は決裂してしまったな。私達の手は振り払われてしまった。
糸の先と先は結ばれることなく断ち切られてしまった。
ならばラインハルト、手を出すなよ。後始末は当事者たちの間で行わないとな。」
【すっ、と右手を軽く上げると、オーバーコートは、残影を残しながら、後方へと下がる。】
【背後に蠢いていた無数の怨嗟が、視覚化された黒い魔力が彼の傍らへとゆっくりと集合を始める。】
【現れるのは、Maschinengewehr 151。20mmの弾を吐き出す大口径の機関砲。】
「所詮英知の塊か。そう言う意味では我々も最早変わらない物なのだが、きっと分かり合えると思ったのだが。
然しそうなら仕方ない。そう選ぶならしかたない。俺はお前を見送る事しかできない。
それでは、Auf Wiedersehen!良い夢を見ろよ、フロイライン。」
【掲げた右手の指を鳴らせば、機関砲が魔力を噴き出し、轟音と共に彼女へ向けて、弾丸を吐き出した。】
【本来航空機に搭載し、航空機に対して使用する様な大口径砲は、威力こそ確かに絶大ではある、が。】
【それは一秒と経たずして、全ての弾丸を撃ち尽くしてしまうだろう。弾幕を維持する力は全く、無い。】
【本来ならばそれで十分。人間の形すら奪い去って、ただの赤いシミへと還してしまうような威力を持つ、が。】
【彼女の反射神経を見れば。銃弾を落とすような能力を見れば、これで勝ったと言い切れた物では無い。】
【納めた半自動小銃を再度、右手に握る。両手に握ったそれらの引き金に指を乗せて、鉄の嵐の跡に目を細める。】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/12(月) 00:41:28.18 ID:+NL94wWno<> >>628
……っく!
【少女が自分の周囲に転送したのは無数の大剣】
【人の造った物しか使えない以上、咄嗟に転送できた強度のある武器はこれだった】
【とはいえ対大型兵器の弾丸に剣など勝てるわけないのだが】
はあぁああっ!!!!!
【一秒にも満たない時間の中】
【弾丸を弾き、刃が折れ、次の剣へと手を伸ばす】
【火花と銀光が一瞬少女の姿を隠れさせる】
………っは……はぁ………はぁ……
【それが止んだとき、残ったのは無数の折れた大剣と】
【右腕に左の腹部と右目が吹き飛び、体のあちこちから金属素体を覗かせた少女だけ】
ま、まだ………私は…動け、るわ…………
【機械であるが痛覚を持つ少女は痛みに震えながら折れた大剣を握り締め】
【戦意の薄れない瞳で男を睨みつける】 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>saga<>2013/08/12(月) 01:03:01.98 ID:hRAFyfv0o<> >>629
「満身創痍じゃないか、いや否、満身創痍でいられたか、デウス・エクス・マーキナー。」
【それは一瞬の出来事だ。彼女はあの一瞬の間に、その無数の折れた大剣を駆使し、圧倒的な暴力に抗った。】
【あの一撃が必殺ともいえる暴力に、真正面から抗って生き延びた。やはり彼女は強いのだろう。】
【右眼を潰されて、今尚大剣を握り締めて、睨み付ける彼女の元へ。】
「まだ動けるか、痛くないか、やはり機械だからか、いや、震えているじゃないか。
けれど、人間の真似事か?その気持ちは何処から来る物だ?フロイライン、お前に組み込まれたプログラムかな?」
【背後で蠢く魔力が、マウザー砲を掻き消して何処か遠くへ連れて行く。】
【軍靴を鳴らして、彼女の下へと歩み寄る。彼女の前に辿り着けば、右手のカービン銃を突き出した。】
「先に独白した心中。それがただただ電気信号が織り成すだけの計算結果だとしたら。
それはそれは悲しい物だと俺は思うんだが、君はどう思う?
なぁ、電気仕掛けの御姫様。なぁ、機械仕掛けの御嬢さん?」
【そうして彼は彼女の顔を上げさせんと、突き出したカービン銃の銃身を彼女の顎の下へと入れんとした。】
【抵抗さえなければ思惑通り、少女の顔が上げられて、そして遺った左の瞳を、碧眼の双眸が覗き込む。】
「だから俺はこの疑問を解消する為に、今ここでお前を解体しようと思う。」
【幼子の姿をした彼女に相応しく、幼子に諭すような口調で。彼女へとそう宣告した。】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/12(月) 01:26:05.63 ID:dWJe+IMMo<> >>630
ぐ……
【抵抗できず顔を上げられる】
私は……私は…
【自分の記憶も殆ど無く】
【人に限りなく近い機械の少女は男を見る】
………たとえ、この……躯が、この心が………
機械、仕掛けで……電気仕掛け…だとして、も………
人の、真似事………だと……しても………
【答えながら現在地の座標を計算する】
【転送、転送、転送】
【今すぐ呼び出せる中で最大の火力を、戦力を】
悲しくなんて、ない……辛、くなんて……ない……
誰かが、そう………言ってくれた………はずだから
【削除されかかった微かな記録にすがりついて】
【少女は一つの編隊を転送する】
だから……壊される、わけには……いかない………
【微かに響く飛行音】
【空を覆い始めるは無数の無人航空機、UAVの群れ】
逝くとしても………道連れよ………!
【無人機の群れが男達へと少女へと向け急降下し始めた】 <>
ハンス・バイエル ◆sHFOqrvn3g<>saga<>2013/08/12(月) 02:10:38.81 ID:hRAFyfv0o<> >>631
「そうか。何処かの誰かがそう言ってくれたか。悲しくないか、辛くないか。
そうか、だが俺はお前を解体する。お前を構成する電子回路を弄繰り回して、如何にかしてしまおうと思う。」
【彼女の独白に、彼は分かった様にそう答えて、まるで理解する気も無いと、銃口を顎に当てる。】
【此処で引き金を引いてしまえば彼女の機能は停止するだろう。殺す、とでも言うのだろうか。】
【ゆっくりと、引き金にかけた指に力を入れる。後、後数コンマ力を入れていれば、彼女の頭を吹き飛ばしていただろう、が。】
『―――――大尉!!』
「な、にッ――――――――――!!!」
【オーバーコートの男、ラインハルトと呼ばれた男の言葉に、彼は、ハンス・バイエルは上を見上げた。】
【空を埋め尽くし始めた無人機の数々。既にこの街での戦闘は終了していたも同然、航空戦力は既に帰還した。】
【然しAurigaが、ハンス・バイエル中隊が、それらの接近に気付かない事等がある筈がない。】
【と、なれば。異能。大規模な転送の異能による、UAVの召喚―――――!!】
「航空歩兵部隊!!何をしている!!!UAVだ!落とせ!仕事だぞ戦争屋共!!」
≪め、メッサーシュミット隊只今発進しました!!到着には、一分は!!≫
「おせぇ、おせえんだよ!鈍間共!!テメェら等々ボケやがったか、あぁ!?」
【耳元のインカムへと叫ぶ。帰ってくるのは、間に合わないと同意義の返答。】
【苛立ちの儘にインカムを取り外して握り潰すと、破片を放り捨てる。】
【彼の心境に呼応する様に、彼を取り巻いていた怨嗟の魔力が、死兵達の怨霊がより色濃く、色濃く収束していく。】
『大尉、オートバイは。』
「駄目だ、んなもんじゃ爆撃に巻き込まれてまるごとおじゃんだ。
―――――クソが!こんな事でこいつを使う事になるたぁなぁ!!」
【収束した魔力が拡散し、広範囲に彼の、ハンス・バイエルの背後を覆い包むように広がってゆく。】
【主砲口径122mm。副砲口径75mm。全長約10m。車体長約9m。】
【特殊車両番号Sd.Kfz 205。VIII号戦車。地上最大を誇る最強の鼠『マウス』を、彼はこの場に呼び寄せた。】
【彼女を睨み付けたまま地面を蹴り、その超重戦車の車体へと飛び乗る。】
【それに習い、オーバーコートの男もまた、車体に飛び移った後、その内部へと身体を乗り入れる。】
「―――――――――― 今回は喰わされたぜ、フロイライン。
じゃあなデウス・エクス・マーキナー。哀れな電算盤のフロイライン。次はジャンクだ。」
【地を揺らすエンジン音。自らもまたキューポラの中へと半身を沈めると、超重戦車が動き出す。】
【死体を地面ごと砕きながら、記録にあったような鈍重な動きとは一線を画すような軽快な動きで、その場から退避を開始した。】
【いずれ此処も、焼野原だ。】
/夜遅くまで絡み、ありがとうございましたー! <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/12(月) 16:41:24.72 ID:EoDoS7fqo<> >>632
【急降下するUAVを眺めながら少女は思う】
(私は……私はなぜ造られたんだろう……?)
(無数の兵器を転送できる、それを考えれば戦争のために作られたのはわかる)
(でも、なんで人型なの?なんで思考回路が、痛覚が備わっているの?)
(どうしてこんなに「人」に近い存在なの………?)
【敵が去っってもUAVは止まらない】
【ただただ淡々と命ぜられたままに自爆特攻を続けていく】
【爆風が少女を紙のように吹き飛ばす】
(ああ……やっぱり勝つことはできなかった)
(でも、退けることはできる……能力者にはその程度)
(ふふっ、でも……気分は悪くないわ)
【去っていった男達に向けて】
【届くはずのない言葉を少女は呟く】
次があっても、ジャンクにだけは………ならないわ
【瓦礫の中機械仕掛けの少女は暫しの休眠をとることにした】
/こちらこそありがとうございました!楽しかったです! <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 09:47:52.54 ID:nQCe554M0<> とある夜中の広場にて。
一人の黒いスーツに身を包んだ女が、ベンチに座って考え事をしていた。
「(ブラックシールドに狙われるようなことをしたのかあいつ)」
「(冤罪かねぇ、嫌な記憶を思い出してしまうな)」
「(まあ、いい。私が守る)」
「(早く会いたいよ…サテライト)」
『おい、そこのお前!』
「…ん?」
目の前を見ると、黒服の男達に囲まれていた。
「なんだお前ら」
『覚えていないのか!?』
「生憎ながら」
その言葉に逆上した男の一人が、大降りの棍棒を振り上げた。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 10:05:51.74 ID:IhVEHFOzo<> 【どことなく蒸し暑い、夏の夜】
【広場前の歩道を、20代後半と思しき男と、11〜13歳ほどの少年が並んで歩いていた】
【男の方は軍装に身を包み、少し苦しそうにステッキをついている】
【少年の方は半袖半ズボンに白いベストという出で立ちで、その容貌はギリシャ彫刻のように整っていた】
うっ……ぷぁ……
「す、すみません中尉……焼肉、中尉も初めてだったんですね……」
い、いや……ガニー、君が食べたいと言うんならッ……いや、だが……流石にあの量は……
うぬッ……おぅぅっ
「あー! ちょっ、待っ……と、トイレ! ここの広場にトイレありますから! そこで! ね!?」
うぐぉぉぁ……おのれ……もう二度と焼肉などッ……! んぐぉっ!
「……? あれ……!?」
【広場に通りかかった2人は、黒いスーツの女性が黒服の男達に囲まれている光景を目にした】
【しかも、黒服の1人が棍棒を手に取り、今まさに女性に襲いかかろうとしているではないか】
「――! な……っ!!」
【自らの身体を一瞬で『ミスト』と化し、女性や黒服がいる場所の上空へ回り込むガニー】
【ミストは瞬時に大気と結合し、小規模の『雷雲』を生み出した】
「お姉さん、伏せてっ!」
【女性にそう呼びかけ、ガニーは微小サイズの雷を棍棒目がけて落とそうとする】
【彼の中に存在する正義感は、一対多で襲われそうになっている女性の状況を見過ごせなかったのだ】
!? おい……ガニー! どこだガニー!? どうしたんだガニー! 私を1人にしないでくれ、ガニィィィィィィィ!!!
【一方、中尉と呼ばれた男の方は、側にいたガニーが突如消失したことによって、軽いパニックに陥っていた】
<>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 10:06:21.97 ID:IhVEHFOzo<> >>634
【どことなく蒸し暑い、夏の夜】
【広場前の歩道を、20代後半と思しき男と、11〜13歳ほどの少年が並んで歩いていた】
【男の方は軍装に身を包み、少し苦しそうにステッキをついている】
【少年の方は半袖半ズボンに白いベストという出で立ちで、その容貌はギリシャ彫刻のように整っていた】
うっ……ぷぁ……
「す、すみません中尉……焼肉、中尉も初めてだったんですね……」
い、いや……ガニー、君が食べたいと言うんならッ……いや、だが……流石にあの量は……
うぬッ……おぅぅっ
「あー! ちょっ、待っ……と、トイレ! ここの広場にトイレありますから! そこで! ね!?」
うぐぉぉぁ……おのれ……もう二度と焼肉などッ……! んぐぉっ!
「……? あれ……!?」
【広場に通りかかった2人は、黒いスーツの女性が黒服の男達に囲まれている光景を目にした】
【しかも、黒服の1人が棍棒を手に取り、今まさに女性に襲いかかろうとしているではないか】
「――! な……っ!!」
【自らの身体を一瞬で『ミスト』と化し、女性や黒服がいる場所の上空へ回り込むガニー】
【ミストは瞬時に大気と結合し、小規模の『雷雲』を生み出した】
「お姉さん、伏せてっ!」
【女性にそう呼びかけ、ガニーは微小サイズの雷を棍棒目がけて落とそうとする】
【彼の中に存在する正義感は、一対多で襲われそうになっている女性の状況を見過ごせなかったのだ】
!? おい……ガニー! どこだガニー!? どうしたんだガニー! 私を1人にしないでくれ、ガニィィィィィィィ!!!
【一方、中尉と呼ばれた男の方は、側にいたガニーが突如消失したことによって、軽いパニックに陥っていた】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 10:18:01.24 ID:nQCe554M0<> >>636
「建御雷神 貮強」
気絶させればいいかと思い、右手から弱い電撃を放つ。
しかし、そのタイミングがまずかった。
『お姉さん、伏せてっ!』
「え」
何者かによって発生した雷と、八咫烏の放った電撃が同時に棍棒に直撃した。
二つの電撃を受けた男は倒れ、二、三度痙攣して動かなくなった。
「…力加減を誤ったか?いやそれはない」
『おい……ガニー!どこだガニー!?』
「…ガニー?そういえば私以外にも電撃を打ったやつがいるが…」
「ここら辺にはいないのか?」
「…とりあえず、暗いと何もわからん、天照大神 貮強」
八咫烏がそういうとあたりを白色の柔らかな光が包んだ。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 10:27:58.28 ID:IhVEHFOzo<> >>637
『っ!?』
【女性の指から放たれた電撃】
【ガニーの放った雷と相乗したそれは、ものの見事に黒服の棍棒へと命中した】
『(今の……まさか、この人も……!)』
……ガニー……何だ、何があったんだ?
何だっていきなり『ミスト』を……
【ステッキを突きながら、よたよたと広場へ入ってくる中尉】
【自分の許可も無くいきなり戦闘態勢に入ったガニーに対して、かなり戸惑っているようだ】
『あ、中尉……すみません、この女の人が、さっき――』
【ガニーがそこまで言いかけた、その瞬間】
【天地開闢の暁光を思わせるような、眩い光が広場を包む】
『えっ――!?』
っ! これは……
【まるで昼間のように明るくなった広場】
【ステッキを突いた中尉の姿と、彼の周りに漂う『霧』のような何かが、文字通り白日の元に曝される】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 10:37:04.51 ID:nQCe554M0<> >>638
「…ふむ」
目の前の光景をみて、八咫烏は考える。
目の前には杖をついている20歳前後の男性、そして霧。
「(こいつがガニーとかいうやつか?いやちょっと待て)」
「(目の前の男は明らかに声変わりの終わった男性)」
「(しかし、前の声は声変わりはしていなかった)」
「(…ミスト、とか言っていたな)」
「要するに、この霧がガニーとかいう子供なのか?」
考えた末に、八咫烏は目の前の男に尋ねる。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 10:48:52.83 ID:IhVEHFOzo<> >>639
【黒いスーツ姿の女性の追及】
【それに対し、中尉は心底不快そうな顔をして返答する】
……何だね、君は
自分から名乗りもしないで、私の可愛い可愛いガニーを呼び捨てかね?
人に物を尋ねるんだ……それなりの礼儀と忠節という奴があるだろう
……全く、これだから女という生物は……
『ちょ、ちょっと……中尉!』
【『ミスト』はしだいに一ヶ所に凝集し、1人の少年の姿をとる】
! お、おいガニー! 何をやっている! そりゃあ、君の麗しい肢体を眼に収められるのは嬉しいが……
だからと言ってね、こんな正体不明の女に、君の姿を曝すことなど……!
「(こうでもしなきゃ、話が全然進まないでしょ……)」
「あ、えーと……それで、お姉さんは? 大丈夫ですか?
何だか、結構危ない感じでしたけど……」
【自分達の正体に関する質問は受け流し、女性について聞き出そうとする】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 11:04:46.33 ID:nQCe554M0<> >>640
「…確かに礼儀が足りなかったな、失礼」
「しかしね、私も混乱しているんだよ」
「殺す気のなかった相手を殺してしまったしね」
そういって小さくため息をつく。
そんな八咫烏の目の前に、一人の少年が現れる。
「君がその、可愛い可愛いガニー(笑)かね」
見る人がみれば冷笑とも取れる愛想笑いをしながらそう聞く。
「私は大丈夫だ、あれぐらいならね」
そう言って、周りで怯えきっている黒服達を見回す。
「私を知っているなら私の怖さも覚えていれば良かったのになぁ」
『ひ、ひぃ!や、やめろ、命だけは…』
「殺しはしないよ、建御雷神 参強」
黒服達に一斉に電撃が走る。
黒服達はいとも簡単に倒れ伏した。
「さて、邪魔者もいなくなったところで…」
「自己紹介といこうか、私は八咫烏。君たちは?」
そう言って、八咫烏はにっこり笑った。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 11:16:06.24 ID:IhVEHFOzo<> >>641
「む……」
…………
【女性の口ぶりと表情に多少の侮蔑を感じつつ、自己紹介をしようとする2人】
「……はい、僕がガニーです。それで、この人が……」
…………
【ガニーに促されるも、中尉はぶすっとした表情を崩さず、なかなか口を開こうとしない】
「……中尉」
…………ああ。分かった、分かったよ。……正直気乗りしないが……名乗られた以上、私も礼儀は尽くさねばな。
……バルド・バードランド。……これで十分だろう
【そう言いながら、女性の背後で敗走する黒服達を見つめる中尉】
【先程の電撃といい、光といい……目の前にいるこの女性は、どう考えても一般人ではない】
……さて、ガニー。長居は無用だ、そろそろ帰って風呂に……
「――あの、ところで……さっきの黒い人たちは?」
【広場を去ろうとする中尉とは対照的に、女性の身を案じて、出過ぎたこととは思いつつも質問を投げかけるガニー】
【中尉の目が「あーもーこの子はー」とでも言わんばかりに垂れ下がる】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 11:25:11.57 ID:nQCe554M0<> >>642
「(何でこの大人はこんなに大人気ないのかなぁ)」
少年に促されるまで名乗ろうとしなかった男を見て、八咫烏はイラッとする。
そもそも、八咫烏は身体的特徴による差別は最も恥ずべき行為だと思っている。
だから、初めに『これだから女は…』などと抜かした男を好きになれるわけがないのだ。
「ガニー君と、バルド・バードランドね、覚えておこう」
意図的に男の方の名前を呼び捨てにする。
こういう面では八咫烏も大人気ないのだが。
「さあ?昔何かあったんだろうな」
黒服達について聞かれ、正直に知らない事を言う。
その声と顔に、個人情報を深く聞かれた事への不快感はない。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 11:43:05.02 ID:IhVEHFOzo<> >>643
「は、はぁ……」
…………
【今一つ要領を得ない答えに、どことなく不安げな顔を浮かべるガニー】
【対して中尉は、自分だけ呼び捨てにされたことに少々の不快感を覚えつつも……】
【ガニーがいる手前、奥歯を噛んで不快感を押し殺している】
……もういいだろう、ガニー……さぁ
「えっ、いや……でも……」
さっきの雷や光を見ただろう? ……まぁ、私達の足元にも及ばないだろうが……能力者だよ、この女は
こういう良く分からん手合いには、関わらないのが一番だ……さ、早く帰ってサフランの風呂に――うぐっ!
【突然、口と腹を抑えてよろめく中尉】
「! えっ……あれ、ちょっと……! ったくもう、収まってたと思ったのに!」
……ぐぉぉ……か……カルビが……喉、喉まで……うぐぉぉぁぁ……
【先程まで収まっていた吐き気と腹痛が、突然また中尉に襲いかかる】
「あ、あの……えっと、八咫烏さん、でしたよね? すみません……この広場、トイレは……」
【中尉の背中をさすりながら、女性にトイレの場所を尋ねるガニー】
【この場でリバースし、主人の名誉が傷つくことだけは、何としても避けねばならない……そう考えての行動である】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 11:51:27.12 ID:nQCe554M0<> >>644
「へえ、ガニー君はともかく、バルド何とかも能力者なのか」
少し驚いたようなそぶりを見せる。
「戦って見たいなぁ」
そう言って少し笑う。
その手に一瞬白い光が宿る…が。
目の前の男が苦しみ出したことによって、戦闘意欲は消えた。
「いったいどうしたんだ」
「あれか、食べ過ぎか」
挙動によってそう判断する。
腹を思いっきり蹴り飛ばしたいという衝動に一瞬かられるが、自制でそれを抑える。
「この広場にトイレは無い、不便だよなまったく」
「そして私に下痢を治す力は無い」
八咫烏は心配そうな顔で、ある意味死刑宣告を彼らに下した。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 12:11:13.19 ID:IhVEHFOzo<> >>645
き……貴様……なんたる侮蔑、うどぅぐぉ――!
「ああもう、ちょっと! 喋っちゃ駄目です中尉ってば!」
【「バルド何とか」という呼称に抗議しようとする中尉だが、こみ上げる吐しゃ物に遮られる】
…………!!?
「え――!」
【スーツの女性が言い放った、「この広場にトイレは無い」という死刑宣告】
【中尉とガニーの顔面が、真夏の空よりも青白く変色する】
――!! ―――!?! 〜〜〜〜―――!!
「わーっ、わーっ! ちょっ、中尉、あっ、うわ、待って待って――! ああもうっ!!」
【瞬間、ガニーの身体が再びミストと化し……広場全体を『霧』となって覆う】
【一寸先も見えないほどの、まるで雲のような深い濃霧】
【さらに、どこからか小雨が降り注ぐ音が鳴り響き、周囲の音を全て掻き消した】
【そうして、一瞬にも感じられる数分が経過した後――広場に拡散したミストは収束し、再びガニーの姿となる】
「…………ふぅ……」
……………………
【そこには、1つ大きな仕事をやり遂げたような、晴れ晴れとした顔のガニーと】
【体調はすっかり整ったものの、代わりに何か大切な物を失ってしまったのか――手で顔を覆ってうつむいている中尉の姿があった】
【『朝のミスト』の力……気象操作により、まず霧と小雨で中尉を隠ぺい】
【次に、小規模の竜巻によって地面に穴を開け、そこに吐しゃ物を吐かせる】
【吐しゃ物を冷凍して匂いを封じ込めた後、再び竜巻を起こして穴を塞ぐ】
【能力をフルに使った、完璧(なはず)なゲロ隠しであった】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 12:22:27.00 ID:nQCe554M0<> >>646
「…これはやばい…っと」
真っ青になった二人の顔を見て流石に焦る八咫烏。
しかし、解決策を探し出そうとする思考は霧に遮られた。
「霧?…あー、あれか、ガニー君の能力か」
「風で吹き飛ばしたりは…しない方がいいか」
男の切羽詰まった様子を思い出し、挙げかけた腕を下ろす。
流石に他人の吐瀉物を見たいとは思わない。
「しかし、ガニー君の能力は少し見たいなぁ」
小雨の音が満ちる空間で、八咫烏は佇む。
そして霧が晴れた。
「…ガニー君、お疲れ様」
顔を覆っている男の方を極力見ないようにしながら、八咫烏はそういう。
八咫烏に観察力は無い。
どうやって吐瀉物を覆い隠したのかはわかっていないだろう。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 12:32:37.43 ID:IhVEHFOzo<> >>647
…………
「あ、はい……どうも……」
【女性の労いに、苦笑いしながら答えるガニー】
【対して中尉の方はと言えば、黙ったまま水に濡れた口元をハンカチで拭き取っている】
【吐しゃ物隠蔽のついでに、ガニーの降らせた雨によって口を洗っていたのであった】
…………ガニー
「……はい」
……その、何だ、霧の中で休んだら……大分、調子が良くなったよ……
ありがとう……いや……うむ
「え、ええ……」
【意地でも『自分が吐いた』とは公言しようとしない中尉】
【目の前の女性を睨みつけるその視線は、「余計な事言ったらタダじゃあおかん」とでも言いたげに鈍く光っている】
<>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 12:41:17.62 ID:nQCe554M0<> >>648
八咫烏は鈍感だ。
男が自分に向ける視線に乗せられた殺意を気にせず、話しかけた。
「…下痢って言うのは吐けば楽になるケースが多いな」
「だからな、その…誰にでもあることだ、うん」
必死に優しそうな笑みを作りながら、睨みつけている男にそう言う。
「ガニー君は大変だな、何と言うか…うん」
これ以上喋るのは危険だと感じ、八咫烏は喋るのを辞めた。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 12:58:44.08 ID:IhVEHFOzo<> >>649
……そっ――
【おそらく、女性なりの気遣いだったのだろう】
【誰にでもあるさ、という慰めと、慈母のごとき穏やかな笑み】
【だが、中尉はそれを受けて――】
……その見下した目を止めろォ―――ッ!! このアマがァァァ――――ッ!!
【泣いちゃった】
ガニィィィィィ―――ッ!!
「は、はいっ!?」
『戦闘』だ……早く『隠れて』くれッ! 私の失態をある事無い事吹聴される前にッ!
この女を叩きのめして口を塞ぐッ!
「は――はい?」
『穏やかな生活』を守るためには……いいかッ! 誰にも馬鹿にされることの無い『穏やかな生活』のためにはッ!
私の失態を知る者などッ! 誰1人いてはいけないんだッ!! 畜生ォ―――!
【プライドを傷つけられた怒りから、手に持つステッキを震わせながら叫ぶ中尉】
【傍らのガニーはその様子を、呆れた表情で眺めている】
「……あの、すみません。……ちょっと、疲れちゃったみたいで。何というか――」
吐いてない! 吐いてなんていないんだからなッ! よりにもよってガニーの前でッ!!
私は純度100%のカッコいい大人だッ! ゲロもウンコも人前でしない、教養溢れる紳士文化人! ホントだぞ畜生!
【闘う気満々の中尉とは対照的に、ガニーには全くもって戦意が無い】
【このまま女性が何も仕掛けなければ、彼女に別れと謝罪を告げ、中尉をなだめながら帰路に着くことだろう】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 13:09:31.63 ID:nQCe554M0<> >>650
「な、泣いた!?」
いきなり大声を出して涙を流し始めた男をみて、困惑する。
「せ、戦闘って…やる気ならやるが…」
「何というか、多分本気は出せないな」
いきなりの発狂に戸惑いながらも、闘いを受けることは否定しない。
二人の能力を見たいという気持ちが八咫烏にはあった。
「ガニー君は…やる気ではないんだよな?」
「あれだ、私を襲うことでバル何とかさんの気持ちが落ち着くなら」
「来い、久しぶりに私も能力を使いたいしな」
選択を相手に任せながらも戦う気満々の八咫烏。
その両手は白く淡く輝いていて、能力を使う準備は出来ているように見える。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 13:23:37.07 ID:IhVEHFOzo<> >>651
【女性と中尉を交互に眺めながら、ガニーは考える】
【霧状思念体である自分は、宿主である中尉の精神が昂ることによって増殖し、能力を発揮する存在である】
【現在、中尉の精神はかつてないほどに昂っている……というか、錯乱しているが】
【もし、戦闘によって能力を開放したならば、中尉の心に溜まった物も共に発散され、冷静さを取り戻してくれるかもしれない】
【女性と戦う気は無いが、中尉の気が済む程度に、ぬるく能力を使う事にしよう――】
「……すみません。少しだけ『僕』を使えば……中尉も、落ち着いてくれると思いますから……
大丈夫です、絶対に当てませんから、だから――」
ガニィィィィィィッ!!
「……あー、はい。分かりましたよ……でもですね中尉、落ち着いたらちゃんと謝って下さいよ?」
【そう言って、ガニーの身体は三度ミストとなって、広場の上空に拡散してゆく】
【同時に、突如として小規模な雷雲が上空に発生し、ゴロゴロと低い唸りを上げ始めた】
さぁガニー……共に誅伐と行こう!
あの不遜な女を消し炭に変え……我らの平穏を取り戻すのだッ!
【ステッキを気障にクルクルと回し、ビシッと女性の方へ向ける中尉】
【同時に、ステッキの指示によってある程度指向性を持った雷が、女性の元へと走ってゆく】
【ギリギリの所で当たらないよう、見えなくなったガニーが細工しているものの……全体的な指令権は中尉にあるようだった】 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 13:27:36.92 ID:IhVEHFOzo<> >>651
/すまん少し遅れるかも <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 13:34:38.91 ID:nQCe554M0<> >>652
「えーっと、確か攻撃方法は雷、ならば」
ステッキを回してこちらに大げさに向けようとする男をみて、八咫烏は呆れる。
「どうやって攻撃するかを教えてくれているようなものじゃないか…」
「八岐大蛇 参強」
八咫烏を包むように水の壁が現れる。
その水の壁から小さな水の管が現れ、男を突き刺さんと動く。
水の壁に電撃が直撃し、水の管に電撃が走った。
もし、水の管を対処できていなければ、男は自分のはなった雷によって感電しているだろう。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 13:56:10.17 ID:IhVEHFOzo<> フン…
【迫りくる水の管を鼻で笑って、中尉は再びステッキを振る】
【次の瞬間、水流周辺に集積したミストが一気に氷点下の吹雪を生み出し、迫りくる水をたちまち氷漬けにした】
何だ……他愛ない!
【吹雪はそのまま、水流を辿って女性へと向かってゆく】
【絶対零度とまでは行かないものの、直撃すれば霜焼け程度では済まないだろう】
〜〜〜♪
【愉快そうにステッキを振りながら、鼻歌を歌い出す中尉】
【自分達が負けるとは微塵も考えていない、自身と慢心に溢れた笑顔であった】
「(……すみません、お姉さん……)」
【ミストそのものと成ったガニーは、心の中で小さく謝罪する】
【主人のためとは言え……“もしも”のことがあっては堪らない】
【支配権はステッキの方が上であるものの、何とか女性を傷付けないよう、威力や方向を操作する】 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 13:56:35.41 ID:IhVEHFOzo<> >>654
フン…
【迫りくる水の管を鼻で笑って、中尉は再びステッキを振る】
【次の瞬間、水流周辺に集積したミストが一気に氷点下の吹雪を生み出し、迫りくる水をたちまち氷漬けにした】
何だ……他愛ない!
【吹雪はそのまま、水流を辿って女性へと向かってゆく】
【絶対零度とまでは行かないものの、直撃すれば霜焼け程度では済まないだろう】
〜〜〜♪
【愉快そうにステッキを振りながら、鼻歌を歌い出す中尉】
【自分達が負けるとは微塵も考えていない、自身と慢心に溢れた笑顔であった】
「(……すみません、お姉さん……)」
【ミストそのものと成ったガニーは、心の中で小さく謝罪する】
【主人のためとは言え……“もしも”のことがあっては堪らない】
【支配権はステッキの方が上であるものの、何とか女性を傷付けないよう、威力や方向を操作する】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 14:05:31.99 ID:nQCe554M0<> >>656
「火迦具土 参強」
右手から熱を発生させて、氷を蒸発させる。
ついでに火の壁を作り出し、吹雪を消した。
「面白い、遊びではすまないなぁ」
本当に楽しそうに笑い、再び右手を突き出した。
「火迦具土 貮強乱打」
小さな火の玉が右手から溢れ出す。
その数は一瞬で100を超え、八咫烏と男を囲んだ。
「防げるよな?集結」
その言葉は口から出た途端、すべての火の玉が男に飛来した。
まともに受ければ全身火傷は免れない危険な攻撃を、男はどう対処するのだろう。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 14:17:36.35 ID:IhVEHFOzo<> >>657
【迫りくる無数の火球】
【しかし、その光景にも中尉は全く動じることなく、傲岸不遜に言い放つ】
……見世物小屋の出身か? 随分とまあ芸達者じゃあないか
……だが、まぁ……
【ステッキを自分の周囲に回し、ミストを集中させる】
【瞬間、中尉を囲むようにスコールのような豪雨が降り注ぎ、雨の隔壁を形成した】
【火球は全て雨に飲み込まれ、大量の水蒸気を発生させながら消滅する】
……私達には負けるがね
【ステッキを一振りし、雷を伴う巨大な竜巻を呼び出す中尉】
【竜巻は電撃をデラタメに放出しながら、ゆっくりと女性に向かってゆく】
「(自然現象の支配――いや、あの人のは召喚かな)」
「(……何にせよ……迎撃戦に徹するしか……)」
【竜巻をゆっくりと動かしながら、ガニーは心の中で思案する】
【女性を傷付けることも、中尉を傷付けられることも避けねばならない……ガニーにとっては少々厄介な戦局だった】
<>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 14:29:29.42 ID:nQCe554M0<> >>658
「ふーん、こんなことも出来るのか」
「しかし、圧倒的に早さが足りない。韋駄天憑」
竜巻が八咫烏を飲み込む瞬間、八咫烏は消えた。
正確には走っただけなのだが、能力により常人には捉えられない早さとなっている。
「解除」
一秒にも満たないその時間の間に、八咫烏は空中に飛び上がっていた。
「それだけ大きな口を叩くならそう簡単には死なないだろう?」
「建御雷神 駟強!」
そう言って、空中からまっすぐに男を指差す。
その右手から凄まじい大きさの雷が、まっすぐに男に落ちた。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 14:59:07.42 ID:IhVEHFOzo<> >>659
ん……?
【目にも止まらぬ速さで空中に跳び上がっていた女性】
【その右手には、今まさに放たれんとしている巨大な雷柱】
ご苦労なことだ……よくもまあセカセカと
……せわしなく動き回るなど、2流3流のすることだよ
【その場から一歩も動かず、優雅にステッキを振るう中尉】
【黒々とした雷雲が瞬く間に発生し、中尉をドーム状に覆う】
天(ゼウス)の愛姓、ガニュメデス――
いかなる雷も、いかなる炎も……その身その肌、焦がせまい
【雷柱はまっすぐに雷雲ドームへと直撃する】
【しかし、ドームの中に巻き起こっていた雷を媒介として、その膨大なエネルギーは全て地面へと流されてしまった】
【ゆっくりとドームが掻き消え、中尉が再び外へ出る】
……いい加減、黙って口を塞がせて欲しいね
【ステッキを振り、女性の周囲に再び竜巻を起こそうとする】
【今度は小規模のものを4つほど……速さと鋭さを兼ね備えた竜巻で、女性を切り刻もうとする】
『(……いい加減、落ち着いてくれないかなぁ……そうだ、適当に中尉の方を――いや、でもなぁ……)』
【始めよりは大分落ち着きを取り戻したものの、まだまだ戦闘を止めそうにない中尉】
【そんな彼を見ながら、ガニーは実力行使による戦闘終了も止むをえないと思案し始める】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 15:09:02.03 ID:nQCe554M0<> >>660
「…摩利支天」
竜巻をみて、八咫烏はそう唱える。
その途端、八咫烏は短時間ではあるが陽炎となった。
全ての竜巻は、八咫烏を通り抜け、そのまま消えた。
「いい加減にしてほしいなぁ、伊邪那美でも使うか?」
「いやそれはないな、まあ似たような攻撃でもするか」
ふっと少し息を吐いて、八咫烏は両腕を上げた。
「天津甕星 䋖強、火迦具土 䋖強」
巨大な氷の球が出現し、男に落ちる。
それと同時に巨大な火の玉も出現し、氷を追うように落ちた。
そして、爆発。
巨大な氷に炎がぶつかった時、凄まじい威力の水蒸気爆発が起こり、あたりを白く染めた。 <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 15:29:45.53 ID:IhVEHFOzo<> >>661
む――
『! ちゅ、中尉っ!』
【迫りくる水蒸気爆発】
【本能的に『危険だ』と判断したガニーは、中尉がステッキを振る前に、全てのミストを中尉の正面に集中させる】
パキッ… パキッ… パキパキパキッ…
【爆発を防ぐため、全ミストを『冷気』へと変換させる】
【極限まで凝集したミストによる冷気は……小規模ながらも、瞬時に『絶対零度の壁』を生み出した】
【超低温の前では全てが静止する――たとえ爆炎だろうと、烈風だろうと】
【当然、全て防ぎきれるわけではないが……それでも、ダメージを大幅に軽減することはできた】
ぐっ……!
【多少の手傷を負いながらも、中尉はいまだ戦闘続行の意思を示している】
【だが、ガニーはそれを見かねて――】
『……中尉。もう落ち付いたでしょう? ……これ以上は――』
…………
【戦闘終了を促すものの、中尉は苦虫を噛み潰したような顔のまま、女性を睨み続けている】
【しかし、再びステッキを振って攻撃を仕掛けようとはしていなかった】
【疲弊しているのは確かであるし、このまま戦い続ければ、さらに手酷い負傷を負う事になるかもしれない】
【それを嫌と言うほど実感した上での様子見であった】
/そろそろ締めやすか? <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 15:41:05.96 ID:nQCe554M0<> >>662
「…ふう…」
水蒸気爆発は、八咫烏も巻き込んでいた。
しかし、八咫烏自身に傷はない。
八咫烏が本当に危機に陥った時、使う手段は二つ。
一つは摩利支天、もう一つは天岩戸
今回使ったのは天岩戸、すべての攻撃を無効にする最大の防御。
ただし、摩利支天も天岩戸も、連続では使えない。
つまり、今決定的な一撃を加えられれば負けてしまうだろう。
「少し、ムキになってしまったな」
「なあ、もう辞めないか?」
だから、ここで無理やりにでも終わらせる。
既に相手が疲弊している事を考えての発言だが、返事はどうだろうか。
/そうしましょうか… <>
バードランド&ガニー ◆u.1F.g0z82<>sage<>2013/08/13(火) 16:05:48.77 ID:IhVEHFOzo<> >>663
はぁ……はぁ……こ、降参か……は、ハハハハハ……
そう…言って…誰が……す、なお……に……! おぅっ……
【息も絶え絶えになりながら、なお減らず口を叩く中尉】
【スタミナや耐久力が無いのにも関わらず、全力で能力を行使したツケが回ってきたのである】
「ちゅ、中尉っ」
【よろける中尉を、慌てて実体化して支えるガニー】
はぁ……い……いいだろう……そろそろ……丁度、家に……帰る時間、だからな……
今日の所は……見逃してやる……
だ、だがな……いいか……もし、私に関する…妙な噂が立ち始めたのなら……ッ!
その時はッ! 全力でお前を葬りに行くからなッ……!! 覚悟しておけッ!
「……ごめんなさい。ご迷惑をおかけして……今度、また改めてお詫びを……」
ガニーッ!
「はーいはい。……それじゃあ、その……また、お元気で」
【よろよろと立ち去ってゆく中尉に付き従い、ガニーもまた広場を後にする】
「……大丈夫ですって……その、別に軽蔑しては……」
本当か? 本当だな……?
「気にしてませんよ、たかが吐いたぐらいで……あっ」
ああぁぁぁあぁぁ…………
【奇妙な二人組は、何とも情けない掛け合いを繰り広げながら、ボロボロになった広場を去っていった】
/ロール乙でした <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/13(火) 16:14:27.61 ID:nQCe554M0<> >>664
「最後まで大人気ない奴だ」
自分のことを棚にあげてそう言い、小さくため息をつく。
ため息をついた後、少し疑問を覚えた。
「(そういえば、中尉ってどういうことなんだろうな)」
「(軍みたいな集まり、あったかな…?)」
『ちょっと、お前!』
「え?」
『え?じゃない!広場を粉々にしやがって…』
「…あ」
周囲を見回す。
目に入ったのは瓦礫。
「…韋駄天憑」
八咫烏は全力で逃げることにした。
/お疲れ様でした、ありがとうございました。 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/13(火) 19:50:49.72 ID:Yb4ZTzRDO<>
【最近夜になると奇妙な噂が立つと言われている。空に巨大な黒色の龍が現れるという物だが、大抵の人は都市伝説位にしか捉えていない】
…ヴォルガス。降りよう。
【今日もその黒色の龍の背中に座る黒尽くめに銀色の細長いサングラスをかけた男が街の闇の中に溶けていく】
キャーーータスケテーー
【暴走車が街の中央で暴れている様だ。一人の人間にぶつかりそうになる直前でその車は何者かに止められてしまう】
…ふっ。
【車のエンジン部分が男の影と繋がる立体的に飛び出した闇の腕が破壊した。車は黒煙を上げ止まっている】
…気を付けろ。
【それだけ言うと男は足元にいる小さな蜥蜴の様な生き物を連れてその場を歩き出した。彼の名は壊 幻楼。元アウリガに所属していたが今は脱退し単独で街の自衛活動をしている】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/13(火) 20:28:34.65 ID:D1ZR8p+So<> >>666
ふふふ
小耳には挟んでましたが、本当に抜けちゃったんですね
【男の進行方向から手を叩く音が響く】
【音の源――自販機の影へと眼を向ければ、スーツに白衣といった服装の女性が建物に体を預けている姿が見えるだろう】
【何が面白いのか目尻に涙と笑みを浮かべて、しかし、それも独特の男女問わず誘う乙女のような雰囲気から装飾以上の効果はない】
やっほー
最後にあったのは昇格以前ですか……久しぶりですね、壊くん
【男にふらふらと軽く手を振っているが、その瞳に友好的な色はない】
【反対に攻撃的な色もなく、強いて言うのなら餌を前にした獣ような。欲望が渦巻いていた】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/13(火) 20:39:43.75 ID:Yb4ZTzRDO<> >>667
…聞いた事のある声だ。
【影を伸ばしその声の正体の影に触れる。男は懐かしさと共にかつての自分を思い出した】
…貴様か、杜柱。
【元男の同胞。つまりアウリガに所属している者だ。】
…昇格したのか、相変わらず笑顔が耐えないと見える。
…彼の方の命令で俺を消しにきたか?元アウリガが街を徘徊しては厄介だろう。
…俺も今はアウリガを敵と見なしている。
【組織では誰よりもボスの事を崇拝していた男のこの変わり様は過去に何かがあった様にも思える】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/13(火) 21:00:45.06 ID:D1ZR8p+So<> >>668
ん……、誰かも判らないのにいきなり触れるのはどうなんでしょうね
新しい職場でセクハラで訴えられても知りませんよ?
【影に身体を触れられて、一瞬だけ色付いた吐息を漏らす】
【次の瞬間には『殖えた』という感覚に不快感を覚えるが、笑みは変わらず】
……あら?
【予想とは違った反応に、目を軽く見開く】
何があったかは知りませんが、貴方にも漸く自分が出来たんですね
そうです。そうです。言うこと聞くだけの傀儡なんて、ペットか操り人形としてぐらいしか需要がありませんからねー
――誕生おめでとう、貴方は漸く人間だ。
【嘲るような笑みを浮かべながら、再び手を叩く】
【その笑みとは裏腹に。拍手には心からの祝福が込められていた】
それで、任務でしたっけ?
違います。『そんなもの』、生き延びるのに特化した部下をぶつけて『失敗しました、ごめんなさい』で済ませますよ
……ですが。私が見付けたのはたまたまですが、たまには貢献しても良いかもしれませんね?
【最初からそうするつもりだったのか白々しく、自販機の影から男の正面へと出れば】
【女性の顔には余裕があり、上空の空間が歪み始める――】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/13(火) 21:10:34.98 ID:Yb4ZTzRDO<> >>669
…相変わらずだ。イカれている。
【何かを悟った様にも見える。足元にいる闇の龍が牙を立て女性を睨んでいる】
…誕生日か、そんな物は考えたことがなかったな。
…だがプレゼントが欲しい物だ。例えば、
…この街の有害人物を一人消す。というのはどうだろうか?
【闇が男の足元に集まり、地獄から這う様に闇の中から無数の黒い腕が現れている】
<>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/13(火) 21:33:29.19 ID:D1ZR8p+So<> >>670
この街に有害な人を一人消す
――壊くんは、本当に欲張りさんですね
ですが困りました。
これでも私は部下を愛してますから、可能性を与えずに消すなんてとてもとても……
【男が自身の事を言っているのを理解した上で思案するように自身の唇を押さえる】
そうですねー
【自身を睨む龍と無数の影の腕を見て、下腹部を撫でる】
この子も一応は半分は人間ですし、負けに大負けして、二人分サービスしましょうか
【すると上空の空間の歪みから、六本のジュース缶が男の頭上目掛けて吐き出される】
ぶどう、オレンジ、コーラにサイダーどれが好きです?
【高所からの落下のためラグはあるものの、重量は赤子一人分。アスファルトに罅を入れる程度の破壊力はある】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/13(火) 21:42:55.00 ID:Yb4ZTzRDO<> >>671
…本当にそうか?
【同胞だった為か彼女の事は少しからず知っていた。アウリガにいる者はどいつもこいつも本当に分からない】
…好きなジュース?ジュースではなく食べ物なら。
【男に襲いかかる上空からの缶ジュースは男の周りの腕が全て受け止めていた】
…イチゴパフェだな。
【闇の腕が缶を握りつぶし中のジュースが溢れ飛び出す。そして男の周りに現れている闇の腕六本がお返しとばかりに彼女を抉ろうと襲いかかる】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/13(火) 22:19:08.53 ID:D1ZR8p+So<> >>672
私は愛しているのですが、昨今は鞭に潰れる人ばかりで――
ええ、部下だけでなく貴方達も憎悪(アイ)していますですよ?
【そう言った途端に缶は闇の腕に握りされ、死に行く赤子のような『悲鳴を』あげる】
【溢れだした中身は、確かにジュースもあるだろう。しかし、その中身には一個の人間の“中身”が詰まっていた】
あらあら、私と缶ジュースの子を躊躇なく……酷い事をしますね
それにプレゼントがまだ欲しい、と
【自身を抉ろうとする六本の腕に若干目を細め、同時に脂汗が額から吹き出る】
【女性の表情は出産の激痛を堪え、それでも顔歪ませる妊婦のそれ】
【影の腕が自身に触れんとした時。しかし、妊婦には有り得ない、逆に自身の腹を差し出す】
あ――ぐ、ふッ
似合いませんよ、イチゴパフェ
【影は女性の腹をぶち抜いて――ぶち抜いた中から凄まじい勢いで這い出した巨大な腕が、影の腕を散らす】
【その腕には無数のトゲの如き鱗に覆われており、鋼のような爪。大きさも合間って明らかに人間の腕ではない】
【言うなればドラゴン】
【成龍ほどの大きさのものではないが、母体から這い出ようと腕は辺りを無差別に引っ掻き回そうとする】
【アスファルトは爪に裂かれ、自販機は腕にぶつかって潰された】
【腕が暴れまわるその範囲には勿論男もおり――、無垢なる幻想の暴意は】
あ、はっ……元気です、ね
出ることなんて許しませんが
【腕を出したのは異種返しのつもりなのだろうが、明らかに生えた腕に振り回されている】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/13(火) 22:27:41.82 ID:Yb4ZTzRDO<> >>673
…くっ。
【たかが缶を握りつぶしただけなのにこの胸糞悪い感じは何だろう。まるで人を握りつぶした様な】
…来るか。
【身構えた男に襲いかかる謎の生物の腕。だがその時男の前に足元にいた龍が若干巨大化し男を守る。だがその一撃に耐えられずそのまま吹き飛ぶ】
…ヴォルガス!!
…友を傷つけた痛み、その腕に返してやろう。
【男が腕を振るえば彼女の居る所の重力が増していく。だが腕を振るった動作を見れば対処はできるはずだ】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/13(火) 23:02:27.19 ID:D1ZR8p+So<> >>674
友? 肉盾の間違いではないのですか?
【彼女は胎をぶちぬいて現れた腕を振るうのではなく、腕に振り回されている】
【故に。腹の腕が降り下ろされれば上空へ跳ねあげられ、振り上げられれば地面へと叩き付けられる】
【海外にあるボールに振り回される縫いぐるみの玩具のような状態に。しかし、的確に受け身を取り、次に腕が振るわれる場所を誘導している】
【それはつまり、ある程度は移動できると言うことで――】
【男の腕が振るわれた途端。培われた経験則から、腕に自身の身体を跳ね上げさせる】
貴方は相変わらず地属性混じりのよう――で?
【女性自身は重力から逃れたものの、腕は重力の影響を受けて潰れながらもズルリと少し外に這い出る】
――ッッッッ!
【それで負担が来るのは母体たる女性。腹をさらに裂かれる激痛に漏れる声を噛み殺し、腰を捻りながら外界と胎内の接続を切断】
【腹から這い出た龍の腕は根本から切断され、潰れた腕は遠心力のままに男とドラゴンへと飛んでいく】
確かに今…れましたが、噂ほどMじゃないんです――よっ!
【激痛に自身の噂を突拍子もなく思い出したのか、叫んでいた】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/14(水) 06:49:36.65 ID:hF+ZQ4AhO<> >>675
…俺の友を盾呼ばわりとは、貴様もそれに振り回されている様だな。
【龍はまだ出てきておらず、女性の奇行をただ感じ取っていた】
…くっ!
【闇でガードするもそれを押し切られ謎の腕に襲われ吹き飛び血反吐を吐いた】
…やってくれるな。だが俺は負けない。
【体制を立て直し相手の方に掌を向ける。そこから放たれたのは黒い重力波だ。当たれば地面に叩きつけられるだろう】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/14(水) 20:17:52.17 ID:AtKm9GDSo<> >>676
子供に振り回されるのも親の役目……というか、ですね
素の状態で竜を制する程、人間辞めてませんって
【言いつつその間にも下腹部は再生していく。放っておけば、腹部の大穴は出血を除いて完全回復するだろう】
【外傷という点では、女性にはあまり無く。あっても打ち身】
【外見から判断するに血を吐いた男の方が大きいか――が】
【しかし、脂汗以外は表に出していないものの激痛による精神疲労の色が濃い】
【人は普通に赤子を産むだけでも生死の境をさ迷い、命を落とす事すらある】
【その何倍もの大きさのものが暴れていたのだが、この程度で済んでいる事が異常だった】
――まっず
【黒い重力波を目にして思わず声が漏れる】
【しかし、自身は空中。足場を産むのも間に合わず、成す術なく叩き落とされ――】
【大地が揺れ、アスファルトに軽い隕石が落ちたような極々小規模のクレーターが刻まれた】
あ、ははは、は
いったぁ……これ確実に折れてますよ
【クレーターの中心には座り込んで膝をさする女性がおり、辺りには影と人間のパーツが四散している】
貴方との子をクッションにして居なければ死んでましたね、ええ。質量自在の影は便利です
ほら、ママを殺そうとしたあの人がパパですよー
【辛うじて原型を保っている目玉の付いた影を拾い上げ、男を目玉の視界入るように持ち上げた】
【当然。目玉は既に事切れており、動く気配はない】
(しかし、次喰らったらチョーカーぶっ壊れますね。そろそろ手札を切る頃合いでしょうか)
【急激な重力変化に負荷のかかった重力制御装置(チョーカー)から、負荷が掛かった機械特有の不気味な音が響いていた】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/14(水) 20:30:29.73 ID:hF+ZQ4AhO<> >>677
…やはり貴様はイかれている。
【悪寒すらも感じていた。相手の攻撃は強力というよりも何処か精神を蝕んでいく様な感じだ】
…奥の手か。
…ならば俺もだ。
【闇の流動が激しくなる。吹き飛んだ黒い龍が再び男の前に闇の龍が帰ってくる】
…行くぞ。ヴォルガス。
星は我が友
闇は我が下僕
「闇龍」
【闇が龍を包み込む。その闇を吸収し男は闇の龍の背中に入り巨大な黒龍が完成した。獰猛そうなその目つきは相手を喰い殺さんとばかりに睨んでいる】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/14(水) 21:07:35.22 ID:AtKm9GDSo<> >>678
それは貴方の方じゃないですかね?
やられてる私もそうですけど、先程から以前の殺意を感じません
【流動する闇を尻目に、胎内へと意識を向ける】
【胎内に無数に存在する生命の鼓動から、禍々しくも神々しい二つの魂に意識の手を伸ばし】
真界武装――接続
Gnosisgear――access
【反応を帰した方を握り、引き抜く】
【その拍子に周囲の魂を串刺して喰らわせながら――】
起動 ―― 無垢式“聖槍”
ON ――“Lanse_of_Longinus”
【治りかけていた腹を削岩機のようにぶち抜いて流血と共に現れたのは、刃の長い赤錆た長槍】
【それは神の仔の血を浴びたが故に祝福され、しかし、神の仔が人類の罪業を引き受けたが故に呪われた禍々しき神槍】
おはようございます、ロンギヌスさん
『……死に絶えろマスター』
【長槍を握った途端にチョーカーを除いた服が消失し、黒い襤褸布を全身に纏う】
【意識せずとも全身から神のような神聖な魔翌力と、悪魔の如き悪性を帯びた魔翌力の風が吹きすさぶ】
さて。壊くん、ヴォルガスちゃんに初見サービスです
先制は譲りますので、撃ち込んじゃってください
【射殺さんばかりのドラゴンの視線に微笑みを返し、折れた両足で立ち上がる】
【しかし、その存在規模――気配は、明らかに人間が持っていていいものではない】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/14(水) 21:15:35.80 ID:hF+ZQ4AhO<> >>679
…無駄に命を奪いたくはない。例えお前の様な者でもな。
【龍が咆哮を上げる。まるで月を叩き潰すかの様に力強い雄叫び】
…それが奥の手か。
【見る事は出来ないが気配だけでそれが途轍も無く強力で強大な何かだということが分かった】
…先手だけで終わりにしよう。
【再び咆哮と共に巨大な口を上げる。すると口の中から漆黒色の球体が作り出されていた。龍はそれを相手に目掛けて放つ。それは巨大な重力の塊だった】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/14(水) 21:51:03.99 ID:AtKm9GDSo<> >>680
……本当に変わりましたね
夢から覚めたという感じでしょうか
予感はあったんですけどねーっと
いえいえ。奥の奥は女の秘密ですので、起きてる間は見せられませんよ
【龍の咆哮に微笑みながら『奥の奥が見たければ、理性を跳ばしてみろ』と、言外にそう言い放って】
ぷっ――あは、あはははは
無駄に[ピーーー]気ないとか嘘じゃないですかーえっげつねぇ
【女性に迫る漆黒の重力球は、チョーカーの相性以前の驚異】
【触れた時点で潰され、圧縮されてしまう重獄。しかし、それを前に避ける気配はなく】
それで、
【長槍が白銀の輝きを帯び、右手一本で振り上げ。ただ、長槍を添えるように球体に触れる】
【触れた球体はそこから一ミリも進まず、かといって長槍が重力に巻き込まれる様子はない】
“フェートン”舐めてるんです?
【長槍を軽く引き。自身ごと回転する勢いで殴り付け、重力球を龍へと叩き返す】
【同時に駆け出し、黒と白銀の残像を空間刻む――】
【それだけで衝撃波が出るほどの速度ではないが、ただ、口調とは裏腹に明らかに遊んでいる気配がある】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/15(木) 16:59:36.63 ID:UXW8vPhYO<> >>681
…加減位なら可能だ。死なない程度にな。
【闇の龍と同化する男は悠々とその光景を眺めていた】
…なに。ヴォルガス。
【龍が自身の放った球体を跳ね返され、それを口を開けて飲み込んだ】
…あの重力の塊を…準備する必要がある。
…それまで頼むぞ。ヴォルガス。
【男が闇の中に溶けていく。目の前には巨大な龍のみとなった。それは移動している女性目掛けて巨大な尻尾を振るった】
<>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/15(木) 19:22:05.37 ID:3AqWoVyjo<> 【そこら辺の海辺】
【砂浜に置かれた機械をいじくる一人の少女】
【赤い野球帽から溢れる空色の髪は三つ編みにされていて、顔を動かす度にツインテールがふさふさ揺れている】
【照りつける日差しの中、滴る汗を水色のジャケットの袖でぬぐいながら彼女は考える】
「―――もっと涼しいとこで作業すればよかった…」
【今更かい】
【もう二時間以上作業しているというのに、近くに置いてある2Lポカリがもうすぐ底を突きそうだというのに、今更場所が暑すぎる事に気づいたのか】
【あの光り輝く海にダイブして全てを忘れてスベスベマンジュウガニでも探して遊んでから帰りたい衝動にかられる―――って、いかんいかん。仮にも今精密機械を整備しているんだ】
【もう少しで完成する。それまでの辛抱だ―――】
【…とこんな具合に、汗だくになりながら少女は機械をいじる】
【機械は全体的に黒い箱の様なもので、素人目には何であるのかも分からないが――】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/15(木) 20:03:35.83 ID:04UVDTFBo<> >>682
そうやって時間を稼ぐわけですね
ほら。やっぱり盾、壁じゃないですか
【闇に溶けていく男へと“本来、触れられないものに干渉する長槍”をぶちこもうと過る】
【――だが。それをそう簡単に許す程、彼は甘くない】
【人の大きさとは比べるのが馬鹿らしくなるほどに大質量の尾が、暴風すらともなって彼女へと迫る】
【残像を刻んでビルの壁面へと跳び。三角跳びの要領で壁を『蹴り崩し』ながらも、さらに高く跳躍】
さて――、それは兎も角。こんな市街地で派手に動いて良いんですか?
【迫る尾へと槍を突き立て、飛び乗ろうとし――】
【飛び乗れたのならば、さらに加速して龍の頭部を目指して疾走をはじめる】
【目的は当然、聖槍で頭部をぶち抜く事】
【その槍は神聖と罪業で編まれた、神殺しの幻想。簡単に言えば光に闇が備わり最強に――という奴だが、それが龍に通用するのか】
【通用しないのなら尾に弾かれ、それでも受身を取るだろう】
【通用しすぎて尾が吹き飛んだ場合は、勿論、乗れずに落下する事になる】
【さらに加えるならば、折れたままの骨を強化された筋肉で無理矢理酷使している訳であり、顔の裏には相当の負荷を押し隠している】
【つまり、この手は失敗しても不思議ではない――】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/15(木) 20:13:43.69 ID:UXW8vPhYO<> >>684
…時間を稼ぐ?違う。
【龍の頭部を槍が突き刺す。龍はそれと同時に大きく動きだし、身体がどんどんと小さくなっていく】
…よく見てみろ。周りの物は俺の闇で壊れてはいない。そしてその心配も無くなる。
【尾まで槍が貫通し、龍は少しずつ崩れかけていく】
…俺は友と一つになる。
【小さくなっていく龍。崩れていく闇は龍の中央に集まっていく。それは徐々に人型の物へと変化していく】
「闇化」
【そこには男の本体が立っていた。だが容姿が以前とは明らかに違う。まるで龍と一つになった様な姿をしている】 <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/15(木) 20:38:42.24 ID:qIbES9Ww0<> >>683
【夏の海とはロマンである】
【美少女の水着姿を合法的に満喫する機会で有ったり、有り余る青春エネルギーをぶつけるチャンスだったり】
【まぁ、そんな所で機械の整備をする者は珍しいだろう】
【そして】
「〜〜〜♪」
【原付で砂浜を疾走する者は、もっと珍しい筈だ】
【海とは反対側の方向、地平線の彼方からバイクで現れた何者かは】
【機械を整備している少女に近づいてくるだろう】
【そして、ある程度の距離まで近づいたらバイクをとめ】
【ヘルメットを外し、特徴の無い童顔を晒して少女に近づいていく】
/いきなり置くてすいません、宜しくお願いします <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/15(木) 20:53:56.43 ID:04UVDTFBo<> >>685
まあ、壊しされるとこちらが不利なんですけ――どっ?!
【身体を伝おうとした所で龍が崩れ。小さくなっていく事を理解し、自らの意思で地面へと飛び降りる】
やー 友との融合ですか
そこまで利用し放題だと、もう、道具辺りにしか見えませんね
【着地と同時に視線をやれば、龍人と形容できる姿と化した男の姿があった】
(ああは言いましたが、足を鑑みるにアレも視野に入れた方が良いかもしれませんね)
【単純に考えるならば龍と男の力に+αと言った所だが――、人型に凝縮された分、力の密度が違う】
【改めて。と言うよりも、始めて槍を両手で構えて】
見かけ倒しでない所、見せてくれますか……ねッ!
【大地が爆ぜ、声が置き去られる】
【それは単純に脚力がもたらした破壊と爆発的な加速】
【そこから放たれる一撃は非常にシンプルでいて、最も無駄の少ない現時点最速の突き】
【その速度も破壊力へと加算され、普通の人間ならばそれだけで挽き肉に変えられる――】
【“それが普通の人間ならば”の話だが】 <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/15(木) 21:02:23.51 ID:3AqWoVyjo<> >>686
「・・ふう…完成した…!(確信)」
【原付が到着したと同時に、例の少女がヤバイ笑みを浮かべながら機械を見つめている】
「ついにできたぞ…!『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』が…!」
【そんなしょーもないことの為に2時間近く費やしてたんですか】
【しかもそれ貨幣損傷等取締法に引っかからないんですか】
【と…声を大にしてツッコミたい所だが、彼女はさも何かをやり遂げた様などや顔を海に向けている】
「さーて、さっそくこの『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』を試したいところだが、生憎お金を家に忘れちゃった…」
【致命的すぎるミスである】
【それすら気づかなかったのであろうか…】
「しかたない…こんな事もあろうかと持ってきたダウジングマシン(鉄棒)で何処かに落ちている10円玉を探すと…ん?」
【誰かがこっちに近づいてくる】
【学ランの少年…何か用でもあるのだろうか?】
【まあ丁度いい、お兄ちゃんに10円でも貸して貰おうか】
【―――帰ってくる保証はないが】
「おー!丁度良いところに来たねワトソン君!」
【初対面の相手に向かって、まるで助手でも見つけたかの様な快活な声で伊集院を呼んだ】
「悪いけどさー?10円貸してくんねー!?」
【だから初対面の相手に対して金せびるとかどんだけ図々しいんだお前】
中:こちらこそ遅れました <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/15(木) 21:18:02.06 ID:UXW8vPhYO<> >>687
…俺は友と痛みさえ共にする。
【同化したということは、今まで龍に受けたダメージが男に伝わる事が無かったが、同化した今では両方同じ量、つまり二倍の痛みとダメージを受ける】
…!!
【襲いかかる迅速とも言うべき相手の攻撃。だが男から放たれる闇がそれを防御し受け止めるが、当然痛みも男に伝わり再び血を吐いている。】
…共に行こう。星の友よ。ヴォルガスよ。
【痛みに耐えながら男の腕が黒く輝く。その瞬間。闇が光線の様な形をして放たれる】
【その正体は巨大な質量の塊と重力が合わさった物。受ければ途轍もない重力と質量に軽く押し潰されるかもしれない】 <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/15(木) 21:25:43.39 ID:qIbES9Ww0<> >>688
【ねぇ君、それ、何――――?】
【青年がそんな事を聞く為に口を開こうとした時】
【それより早く、少女から話しかけてきた】
【ただし。内容は、金銭の催促ッ】
「じ… 十円を渡せば… 十円を差し出せば…
ほ…… ほんとに… ぼくに「うまい棒」…は… 与えられるのか?」
【謎テンションに謎テンションで対抗すべく練り上げられた謎テンション】
【そもそもなんでうまい棒の事を知っているのか。多分耳が良いから聞こえていたのだろう】
【怯えた様子の青年。陥落するまではあと少しに見える】 <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/15(木) 21:43:44.91 ID:3AqWoVyjo<> >>690
「いや…まあいいんだけど!?(チラッ)君が10円渡すっていうならこのエレガントな機械のブリリアントな部分を見せてあげてもよかったんだけどなー(チラッチラッ)くれないっていうならいいわー(チラッ(ry」
【台詞が棒だぞ!顔に(さっさと寄越せ)って書いてあるぞ!】
「うん…?うまい棒…?ああ、そうだけど…。―――なんでこの兄ちゃん私の計画を知っているんだ…?まあいい(小声)」
【説明の手間が省けるだけだ(ゲス顔)】
「ええ、約束しますとも。君の10円玉と引き替えのギブアンドテイクってヤツだよ。…100円玉でもいいよ?」
【100円入れたらうまい棒が10本出てくるだけだけどな…】
「まあそう出し渋らなくてもええやろ10円の一枚や二枚くらい…。…こちとらあっちーんだからはやく寄越しなさい!」
【カツアゲ並の態度のデカさだ!明君ブン殴って構わんぞ!】 <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/15(木) 21:54:29.93 ID:qIbES9Ww0<> >>691
「 だ が 断 る 」
【注:これが言いたいが為に色々やってました】
「俺は、見ず知らずの人間の為に使う金など、びた一文たりとも持って無いわ!」
【この言葉を聞くに、青年は金にがめついらしい】
【なんらかの策を施さねば、青年を陥落させるのは難しい様だ】
「はーっはっはっは!」
【態度のデカさはお互い様の様であった】
【このままでは、砂浜をバックにした世の中で一番しょーもない喧嘩が始まってしまう】 <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/15(木) 22:15:09.06 ID:3AqWoVyjo<> >>692
「ナニッ!」
(クッソー腹立つわーめっちゃ腹立つわーレバ刺しにして雑魚(おさかな)の餌にしてやりたいわーこれだから守銭奴は…)
【お客さん鏡持ってませんかー?】
「えー、譲ってくれないなら私もそれ相応の手段に出るよ?いいの?」
【喧嘩(?)を買った少女】
【争いは同レベルの者同士でしか発生しない!(迫真)】
「ていうかさー、そもそもお兄ちゃんは何しに来たの?ここに着いて早々わたしに向かって来たけど何か用?まー何か手伝ってあげられる事があるなら手伝ってあげてもいいけどー?(有料)」
【いきなり話題変えたなオイ】
【何処からか陥落の手口でも掴もうとしているのか】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/15(木) 22:23:10.25 ID:04UVDTFBo<> >>689
【最速の刺突が闇に受け止められ、素の笑みが溢れ、目が語る】
【そうでなくては面白くない。星と踊れ。足りないのならば身を削れ。――■■■らしく、星も一切悉くを呑み込もう】
【止められ、しかし、加速は止めず】
【槍を手放して刺突を受け止めた闇へと跳び、足場のように蹴って距離を取ろうとするが――】
【蹴りつけた左足から破裂する音が響いた】
【ついに、足に限界が来た】
く――っ?!
【折れた骨が付いていかず、肉を引き裂いて体外へと露出】
【痛みを噛み殺しながら。離れながらも片手で槍を回収し、放たれた闇の閃光を先程のように打ち返そう振るう】
【しかし、空中で堪えられる訳もなく……弾丸のように撥ね飛ばされ】
【コンクリートを砕いて、ビル内へと叩き込まれる】
【空中であったからこそ、弾丸のように撥ね飛ばされる程度で済んだというべきか】
【少なくとも、槍が無ければ対応できなかっただろう】
【左足は本格的に使い物にならず、肉体も内外問わず襤褸襤褸】
しかし、ふふ――やはり火遊びは火傷してこそ、ですね
少しジャレついたつもりがこれですよ
【慢心から至った満身創痍な自身の様に苦笑して――けふ、と血液を吐き捨てる】
【流血から多少昂っていた思考と身体が冷えて、頭の隅にあった札を切る事を決意した】
【同時に、殺気が消える】
【ビルの外から中の様子は粉塵で見えづらくなっている】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/15(木) 22:27:26.66 ID:UXW8vPhYO<> >>694
…どこに行った。
【男は少しだけ蹲ると背中から巨大な翼が生えてくる。文字通り先程の龍の翼そのものだ】
…ビルの中か、
【翼を羽ばたかせ、空中に飛び出る。自身を無重力にしてある為空中ではある程度の機動力を得ている】
…あれを壊す訳にはいかない。
【殺気が消えた事に少し不思議がりながらも臨戦体制はまだ解いていない】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/15(木) 22:30:30.12 ID:1ZopkAgRo<> はむ…んごご…
【海岸に作られた防波堤の上に座る少女】
【フルーツオレ片手にバナナを頬張っている】
うまうま…
【バナナを食べ終わりその皮を投げ捨てる】
誰か滑って転ぶかなー…それはそれで面白いかも…
【独り言を呟きつつバナナをもう一本取り出して皮を剥き食べ始める】
うまうま…もぐ…おいふぃ…
さすがにバナナだけじゃお腹すいちゃうよねぇ…ふひひ…
【さらには蜜柑を取り出して食べ始めた】
<>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<><>2013/08/15(木) 22:40:42.44 ID:mjdXSHilo<> >>696
「げっ!!」
私は愛用バイクで防波堤を走っている途中だった。
その先だ。私の目の前にバナナの皮が・・・あの女の子が捨てたんだろう・・・
私は避けられず、そのバナナの皮を踏み、バイクを滑らせて転倒させる。
バイクを海に落とす事は無かったけど・・・
「やってくれたわね!!名乗りなさい!!」
私は立ち上がり、魔導杖を持って構える。
怪我は無いとは言え、屈辱的だ。
私は怒りに剥き出しにして少女に声をかける。 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/15(木) 22:53:07.42 ID:1ZopkAgRo<> >>697
おわぁあ?!?
【少女の目の前でバイクが派手にクラッシュ】
【びっくりした少女は思わずフルーツオレを盛大に噴き出してしまった】
へ?
【バイクに乗ってた女の子が自分に向かって杖を向けてきた】
【何で杖なんか持ってるんだろう、足腰が弱いのかな】
【相手が激おこぷんぷん丸なのは大体分かった】
【しかし少女はこういう時どういう顔をすればよいのか理解していなかった】
【そこで場を和ませるべく渾身のギャグを繰り出したのだった】
Sorry, 聞こえないな…
耳にバナナが入っててな!!!(ドン!!!)
【決まった!】
【耳にバナナをブッ刺した少女はそう思っていた】
【しかしこのタイミングでのこの発言は煽り文句としか取れないだろう―】 <>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/15(木) 23:02:14.86 ID:mjdXSHilo<> >>698
「面白いコト言うじゃない・・・」
この女、まさか耳にバナナを刺している・・・
挑発的としか思えない・・・
私は魔導杖を彼女に向け・・・
「マジックショット!!」
私は魔導杖に魔力を込め、それを弾として杖の先から射出する。
魔力の弾は彼女の頭に向かって、真直ぐ向かっていく。
これほどの侮辱を受けたんだ。何もせずに帰るわけには行かない!! <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/15(木) 23:11:03.86 ID:04UVDTFBo<> >>695
“注ぎたまえ主よ”
“恵みとあわれみを 天が開くため祈る 聖霊の御業を”
【音が響く】
【その音は透き通り、街へと染み込むように祈りを紡ぐ】
“主のみたまよ触れたまえ”
“わが心に主の教会に雨を降らせ、リバイバルを来たらせたまえ、この地の上に”
【その音は聖母の如き慈愛に溢れ】
“受ける価値なきわれら 御前に進み祈る”
【同時に畜生の如き欲望をも垂れ流す】
“あぁ、われらが善性と悪性をもって――”
“栄光の御業 見させたまえ”
【美と醜が入り交じる祝詞が紡ぎ終えた時、それは起きた】
【前触れもなく濃密な錆の臭い溢れだし、音もなく彼女がいたビルが消し飛ぶ】
【消し飛んだビルの中心には、輪郭がたなびく黒い四足の獣が立っていた】
【脇腹から腰へと赤錆た槍が貫通しており、足元には千切りとったばかりの骨が落ちている】
……その翼、素敵です。むしりたいぐらいに羨ましいです。
【足を引きずる獣は男を見上げ、恋する乙女のように。或は親の仇を前にした子のような声で囀ずる】
【それだけで周囲の建物に亀裂が走り、押し潰されていく】
【まるで、その存在を許すぐらいなら自壊した方がマシだとでも言うように】
【実際、空を飛ぶ彼に対して物理的な効果があるわけではない。だが、その重圧だけは本物だ】
先に言っておきましょう。これから私は逃げます。
私も遊びにかまけて、目標の達成前に命を散らすほど愚かではありません。
ですから――、
【四肢に力を込め始めた獣を中心に大気が悲鳴をあげ、大地がひび割れていく】
この一撃で終わらせましょう。
【蹂躙される準備は良いか、化け物と呼ばれた獣――彼女は問い掛ける】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/15(木) 23:11:51.25 ID:1ZopkAgRo<> >>699
ひぃ?!?!
【とっさにしゃがんで攻撃を回避する】
【さっきのギャグは全く通用しなかったらしい】
お、落ち着いて!
フェイク、じゃないジョークだよぉ!!
【バナナを耳からひっこ抜き投げ捨てる】
バイクの修理費は出します!だからどうか、どうかご勘弁を!
【見事な九十度のお辞儀をし誠意の気持ちを見せ謝罪する】
【これで攻撃は止む、と少女は思いこんでいた】 <>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/15(木) 23:23:10.47 ID:mjdXSHilo<> >>701
「あれぐらいで壊れるほど、私のバイクは脆く無いわ。」
無論、バイクに大きな損傷は無い。
確かにとんでもない挑発を受けたが、相手も謝っている。
「面白い物を見せてもらったわ。私はヴィヴィアン・・・ヴィヴィアン・ホッブス。
貴方の名前を聞かせて?」
私は名前を名乗り、相手の名前を聞く。
だけど、私はその魔導杖の先を彼女に向けている。
未だ信用するわけにはいかない。
【ホッブスと言えば、アウリガでカートの役職に就く男、48代目アフロキング・ボンバーの本名、ケニー・ホッブスと名字だが・・・】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/15(木) 23:37:37.03 ID:1ZopkAgRo<> >>702
ソ、ソウデスカ
【九十度を保ちつつ顔だけを上げて返事する】
へ…わ、私はシオンで御座います
え、どうして名前聞くの?
もしかしてお持ち帰り?キマシタワー的な展開ですか??
【そこまで言ったが改めて考えるとそれは違うみたいだ】
あ、もしかして許していただいてる感じですか…?
【一瞬体勢を元に戻そうとしたが杖を向けられているのが分かると九十度に戻った】 <>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/15(木) 23:46:28.11 ID:mjdXSHilo<> >>703
「えぇ、許してあげるわ。でも、次に似たような真似をしてみなさい?
次は轢き殺してあげるわ。」
私はバイクの元へ行き、そのバイクを起こす。
そしてそのバイクに跨り・・・
「・・・・・・・・・・・」
上を向き、緑色の霧を口から吹き出す。
魔力を霧状にしたものだ・・・
「耳にバナナ・・・ヤバイ・・・ヤバイってあれ・・・」
シオンのギャグが頭から離れない・・・
私はそれに笑い堪えながらも、バイクで爆音を鳴らしながら走り去っていく。
//風呂落ち。 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/16(金) 00:03:15.08 ID:5UrHVy8+o<> >>704
あ、ありがとうございますぅ!
お名前、よーく覚えておきますね
【ぺこりとお辞儀してヴィヴィアンを見送る】
さて、そろそろ帰ろうかな
あのヒトが『カート』の娘、なのかなー?
…ま、わたしには関係ないけど
【周囲に拡がった緑色の霧を見る】
…この霧、危なそうだなぁ
ちょっと肌がピリピリしてきた…かも
とりあえずとっとと退散ー!ちゃお!!
【少女は不気味な魚人の様な姿に変貌すると、海に飛び込み消えた】
//日付変わったし落ちます失礼 楽しかったれす乙
<>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/16(金) 06:37:30.57 ID:UaE81Pdv0<> >>693
「どうぞどうぞ。命が惜しく無けりゃ好きにすればいいよ」
【人を煽るようなその言い方は、語尾に(笑)が付きそうな感じであった】
「いや、なんか面白そうな事をやってるから近づいてみただけだよ
よって、君に用は無いし、君に手伝ってもらう事など無い!」
【某漫画で有れば ドンッ という効果音がつくであろう】
【そんな、無駄に気合いをこめた言い方で】
【青年は、遠まわしに十円を渡す事を拒否した】
【まぁ、そもそも財布、無いんですけどね】
/返しておきますッ <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/16(金) 19:42:39.88 ID:yg+KUibdO<> >>700
…それが本気か。ならば。
【空中に留まる男。その両手を合わせ合掌し、それを少しずつ離していけば小さな黒い球体が現れた】
…此方も相応の手段を選ばなければならない。
【それは質量を超圧縮した塊。今はまだ中で渦巻いているだけにすぎない】
…お前が周りの物を破壊してくれて幸運だった。皮肉だがな。
【それを相手に目掛けて放つ。それは女性に近づけばその瞬間質量は一気に解放されまるで黒い太陽を思わせる巨大な黒色の球体に変化していく】
…死なない程度だ。 <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/16(金) 21:23:47.24 ID:C+4+gKu10<> >>706
【それを聞いた少女】
【両手を組んでパキポキしながら】
「おーそうかそうかよーく分かったわ。ベリーウェルダンがお好みなんだね」
【ダメだ会話になってねえ】
【某漫画であればゴゴゴゴゴという効果音が(ry】
(…しかし、この兄ちゃん、中々得体が知れんなあ…)
【ホントにドンパチやる気はない】
【多分、こういう強情界ケチ門吝綱捻くれ目頭でっかち科偏屈属奇人種は暴力で屈する生物ではなさそうだし】
【第一、わたし暴力反対だし】
「…仕方あるまい。砂浜から適当にダウジングで探すわ。」
【ウォール・アキラを突破するのを諦めたらしく、取り出したのは鉄のダウジング棒】
「『月刊ムー』についてきたんだ☆」
【購読してるのか…】
「四本持ってるから兄ちゃんも一緒に探すんだよ、ほらほら!」
【二冊買ったのか…?】
【明に無理やりダウジング棒を持たせると、彼女はニヤニヤしながら小銭探しに取りかかった】
「兄ちゃんが見つけたらうまい棒あげるよ。チロルチョコでもいいんだけどねー。なんてったって『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』だからね!…あ、ヤドカリ見つけた!」
【もうほっとけ】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/16(金) 22:49:46.99 ID:9PnstKBjo<> >>707
ええ。怪我的に一歩が限度ですけどね
【人も半魔も半神も。無数の魂と渇望の渦は槍に貪られ、無尽蔵の魔翌力となって人型へと凝縮される】
空中に止まったのはナイス判断です。
ちょうど良い方角ですね。
【獣は空中に留まった男へ血液混じりの言葉を吐けば、同時に黒い球体が放たれる】
【女性へと近付くと爆発的膨張し、あまりにも膨大で。圧倒的な質量が溢れだす】
【それはさしずめ黒い太陽】
【熱の代わりに膨大な質量で押し潰し、或は絶大な重力で星をも呑み、最終的には広大な宇宙をも圧縮してしまう暗黒星】
一戦目で決着というのも興醒め……いえ、言い訳ですね。
遊び過ぎた。錆び付かせ過ぎた私のミスです。
本っ当。あと一歩が限界ですし、完敗ですよ。
……ですが、満身創痍とはいえ死なない程度の加減をするのは如何なものかと
【しかし、ここに来て獣に殺気はなく。自嘲じみた笑みと、脇腹から紅い血を溢す】
【まるで、これは驚異足り得ないとでも言うように多弁に語る。が、その声は実像よりも遥かに遅れていて――】
【化け物とは、怪物とは何か――。】
【神話より存在するそれは、人を。時として神々をも有象無象と呑み込み、蹂躙するものを指す。】
【人間の型に嵌めるのならば『突出した能力ないし技術を持つもの』と『理不尽とも言える身体能力で粉砕するもの』】
【前者は言わずもがな。後者は分かりやすく出鱈目だ】
【――力を流すのならば、流しきれない規模の力で踏み潰す。】
【――未来を予知するのならば、反応できない速度で握り潰す。】
【――破壊を前にしたのならば、それ以上の力でブチ抜く。】
【シンプルでいて。それだけに分かりやすい怪物】
はてさて、それでは――
【黒き太陽が女性に触れる刹那。獣の姿が消えた。】
【良く良く観察すれば太陽には、人が通れる程の穴が開き、遥か遠方の建物にも、同じものが穿たれているのが見える筈だ。】
【どうという事はない】
【宣言通り。単に『一歩踏み出した』、獣状態の彼女は後者の怪物だったというだけで――】
【思い出したように大地に極大のクレーターが刻まれ、衝撃波が辺り一体に襲い掛かる】
【その衝撃波は一帯の瓦礫を粉微塵に変え。獣が通った大地が裂け、地殻を天へとめくり上げる】
【それはまるで、地上から天へと降り注ぐ流星群のように】
【しかし、男は空中。衝撃波も、地から降る流星も、多少は軽減される】
【流星に至っては、間に小石があるとはいえ十分に隙間を縫えるレベルだ】
【そして、轟音に紛れて獣の声が聞こえてくる筈だ】
次があるならもっと強く、もっと激しく
“お互いに全力を出せる場所で”やりましょうね
【――と。まるで男にはまだまだ上がある事を。或はまだ延びる事を確信しているかのように――】
【この場に姿は彼女の無いが、太陽をぶち抜いた分と槍がもたらした力相応の負担がある筈だ】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/16(金) 23:38:54.94 ID:ZLfLRYFAO<> 「ちょっと奥さん聞いた?」
「首の無い死体ですって、物騒よねー」
「やーねぇ、またアウリガの仕業?」
「それがアウリガは被害者の方なんですって!」
【ある者が平和と称する日常
【その中に於いては凄惨な事件も好奇の種でしかない
【だが、その裏では確かに闇の物語が綴られている
【何処かの路地裏
【織り合わさった首の無い亡骸の山
【その上に喪服の女が腰掛けている
【右腕は亡く、その面貌の上半分は骸骨を模した仮面に覆われている
【僅に除く口許と、仮面の眼窩から覗く薄氷色の眼が微笑みの表情を作っていた <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/17(土) 06:29:08.15 ID:Mj6ab8Zr0<> >>708
「へぇ、ダウジングか……ダウジングねぇ……ふっ(笑)」
【ついに語尾に(笑)がついた】
【一応現実主義者の青年は、そういった類の物は信じない】
【なので、ダウジング棒を渡されたものの、使う様子はてんで無い】
「(しっかし月刊ムーってなんだ……マンガしか読まないから分かんねぇ)」
【内心でそんな事を考えながら、青年は】
【少女にばれないように、抜き足差し足忍び足で、機械の方へと歩いて行く】
【ある程度まで近付けたなら、十円を入れる穴を探すだろう】
【少女にばれないように、だが】
/雑談の方にも書いておきましたが、昨日は所用で返せませんでした
/申し訳ないです <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/17(土) 19:47:29.70 ID:KgbzLeloO<> >>709
…お前らの様に命を奪うのは馬鹿らしくてな。
【飛び交う流星群と衝撃波、衝撃波に打たれ空中で少し吹き飛ぶが流星群は己に絡みつく闇が防御してくれた】
(…あの技を破ったか。)
【打ち抜かれた太陽は小さくなりやがて消滅していく。男も空中から地上に降り元の姿に戻り龍が男から離れていく】
…お前はこのままアウリガに居続けるのか?
【恐らく抜ける事などないだろう。だがこれ以上アウリガを強大な物にはしたく無かった】 <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/17(土) 21:28:17.70 ID:F6O8viBS0<> >>711
「…兄ちゃん、今ダウジング棒のこと笑った?…あ、打ち上げられたくらげさん発見」
【実は地の文でもダウジング棒の胡散臭さについてツッコもうとちょっと考えたりしたんだけど】
【よく考えてみれば魔術とかある時代にさあ!ダウジング棒ごときに突っ込んじゃうなんて野暮だよねーHAHAHA☆…と思ってやめました】
【それを(笑)かー。そこに突っ込んじゃうかー明君(ロールで威圧)】
「まー、こういうものも信じてみることから始めてみるべきじゃないかな?…お、打ち上げられたフグの死体発見。兄ちゃん食べるー?」
【お前もお前で真面目に探す気あんのか】
【そしてやたらめったら生物を見つけてしまうのはダウジングのおかげなのか違うのか…?】
「って、あーっ、ちょいちょい!兄ちゃん何わたしの『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』に悪戯しようとしてくれてるねん!?」
【それって何弁なんだ…】
【明の方へ振り向いた時に気づいたらしいが、だいぶ距離があるのでまだいけるぞ!】
【あと機械じゃねえからな!『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごい(ryだからな!】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/17(土) 21:37:48.53 ID:iGpoGz34o<> >>712
そうですか。
とても同じ側に立ってた人とは思えませんね。
いえ、まだまだ程遠いようですが
【荒れた大地に降り立つ男に、女性が居ないにも関わらず声が降る】
【何かを噛み殺しているかのように呼吸が荒いが、返事があるという事は生きているという事だろう】
ええ、勿論。
【男の質問に簡潔に一言返す】
【一見おどけるような声だが、そこには揺るぎ無い意思が宿る】
貴方が何を抱いていたのかは知りませんが――私にも私なりの目的があって入りましたからね。
目の離せない危うい子も居る事ですし、早々アウリガから離れる訳にも行かないんですよ。
【自身の意思を確認するように、口に出して。】
【耳を澄ませれば彼女の声に細波のような雑音がはいっているのが解る】
それに、貴方のように『踏み潰してきたものを無価値に貶める』ような強さもありませんしね。
平行線ですよ、どうあがいても。
【それは心の底からの言葉】
【少なくとも、女性から見た男はそのように見えていた】
<>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/17(土) 21:46:33.35 ID:KgbzLeloO<> >>714
…昔の話だ。
【何処からともなく聞こえてくる声。やはり生きている様だ。死んだとも思っていなかったが】
…そうだな。
【やはり何処か悲しい顔だ。分かってはいたが無駄だったようだ】
…過去の罪は消えない。だが償う事は出来る。俺はこれからもこの街を守っていく。
…アウリガを抜けて初めて分かった。壊す事よりも作る事の方が苦労する。
…俺は俺の道を歩む。例え今この瞬間に殺されたとしてもだ。
【男の罪は一生消えないだろう。せめて戒めとしてこの罪を抱えて懸命に生きる事を男は願っていた】 <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/17(土) 22:31:38.31 ID:iGpoGz34o<> >>715
“作ることは難しい”知っていますよ。知っていました。
そんな事は数年前に。
【だからこそ、私は――】
【自嘲するように何度か反芻すると、続きは言葉にせず深く息を吐く】
貴方は貴方の道を行けば良い。
それは誰も止めませんし、阻みません。
組織からの追っ手がいたとしても、遺族から復讐されたとしても。
それは貴方の意思による選択により引き寄せた結果であり、報いです。
この街を守るという選択をするのなら、それだけは頭に入れておきなさい。
【母が説教をするような。聞きようによっては宗教の教えのようにも聞こえるだろう】
私は私の道を行きます。
この道だけは。この業だけは誰にも背負わせられませんので――。
【それだけを言うと声が途切れる】
【波の音は聞こえているので、用があれば声は届くだろう】
【声がなければ波の音も切れ、完全に別れる事となる】 <>
壊 幻楼 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/17(土) 22:43:11.94 ID:KgbzLeloO<> >>716
…あぁ。
【彼女の声が一瞬、自身の母親さえも思い出させた。何故だろう】
…お互いの道が交わる時、また闘いが生まれる。
…闘いの道など選びたくはないがな。
【見れば辺りは闘いによって破壊されていた。これを許したのは男自身だ】
…また会おう。
【そして男は龍の背中に乗り闇の夜に消えて行った】
/乙でした!何回も遮断してしまい申し訳ない <>
杜柱こやぎ ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/17(土) 23:37:17.53 ID:iGpoGz34o<> >>717
道が交われば闘う事になる、と解っていながらまた会おうですか。
――まったく、度し難いですね。
【一方。獣は他国の沖合いに浮かんでいた】
【――否、その姿は既に獣ではなく。女性のもの】
自力で何とかなりそうですが、生臭いのが難点ですねぇ
【負担がほぼ無い無数の小魚の群れを浮き代わりに、空間の亀裂へと向かう彼女に両の足が無かった】
【足も。血液も。ストックを、自分と自分を掛け合わせた子を使えば済む話】
【血液に至っては専念しなければならないが、胎内から搾取可能であるため死は免れてはいるが――】
私も思った以上に鈍ってましたね
スイッチも入っちゃいましたし
【音もなく流血する下腹部の十字傷の痕を無意識に撫でて、嘆息する】
まあ、一応は任務も小目的も成功。
これがどう影響するか。後はあの人次第ですか……
【闇の男とノイズ混じりの嘲笑を思い出しながら】
【獣の一歩から槍の刺突でいれた空間の亀裂へと、魚の群れと共に身を消していた】
/乙です。いえ、こちらも色々申し訳ありませんでした <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/18(日) 17:40:11.03 ID:NgQ/LzyAO<> >>710
待機中 <>
◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/18(日) 21:06:38.47 ID:gS/+YNZmo<> >>719
//今からでもOKですか? <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/18(日) 21:41:54.01 ID:NgQ/LzyAO<> >>720
//今気がついたぁぁぁぁ
//オッケーですよぉぉぉぉぉ! <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/18(日) 22:07:30.19 ID:gS/+YNZmo<> >>721
「……なんで俺がパトロールなんかしなきゃいけねえんだよ」
苛立った空気を漂わせながら一人の男が路地裏を歩く。
彼の上司・天塚エンジの指示によって、最近殺人鬼が出るというこの街をパトロールさせられているのだ。
「にしても、確かに嫌な予感はプンプンしてやがる」
人殺しがこのあたりに潜んでいるかなど分からない。
だが、それが魔法なのか魔術なのか能力なのかこそ分からないものの、
奇蹟の残り香のような気配を男は感じていた。
そして一つの角を曲がったとき――
「――お前か、殺人鬼はっ?」
男は亡骸の上に座る女に遂に遭遇する。
問いへの返答を待たず、男は右腰のなまくらな剣を一振り抜刀し、正面で構えた。
//よろしくです!したらばいつまで落ちてんでしょ <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/18(日) 22:19:07.68 ID:NgQ/LzyAO<> >>722
「……?」
【亡骸の頂に座った女がそちらを向く
【胸の中で大きな紅色金剛の首飾りが小さく揺れた
「あなたは、だぁれ?」
【その声は情景にそぐわぬ程に澄んでおり、何処かあどけなさすら残しており
【その声に惹かれるように、周囲に人魂がポツポツと浮かび始めた <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/18(日) 22:28:30.13 ID:gS/+YNZmo<> >>723
「俺は……」
(なんて答えりゃいいんだろうな)
エンジの部下たる彼は英雄候補であり正義の味方である。
だが、そう名乗るのはなんとなく嫌だった。
「……そうだな、悪人を始末する狩人とでも名乗っておくぜ。
事情は知らないが、最近この街で殺人を繰り返してるのがお前なら……俺はお前を倒さなきゃならねえ」
別の言い方で自分を定義した男は、浮かび上がってくる人魂に警戒しながら刀を振りかぶった体勢に移る。
因みに「悪人を始末する」などとのたまってはいるが、
鬼のような小さな瞳をしたこの男の人相のほうがよっぽど悪人である。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/18(日) 22:42:30.73 ID:NgQ/LzyAO<> >>724
「おんなじ」
【左腕でレイジを指差してから続けて自らを指差す
「私もおんなじ」
「悪い人やっつけると誉められるの」
【そう発言したあとで何かを考え込み子首をかしげる
「……?あれ、誰が誉めてくれたんだっけ?」
「わたし「『イザ・ベル』」あなたは?」
【女の名乗りに別の声が重なり女の名前を塗り潰してしまう
【代わりにあてがわれた名は『イザ・ベル』 それが何を意味するかまでは判らない <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/18(日) 22:57:39.52 ID:gS/+YNZmo<> >>725
「……おんなじ?
じゃあ、お前が座ってる死体は全部悪人か何かだってのか?」
振りかぶった剣を腰のホルダーに挿し直し、拍子抜けしたような表情を採る男。
「それなら争う理由は……今のところ無いか、いきなり剣を向けて悪かったな。
褒められるって、お前も上司だかなんだかの指示でこれをやったのか?」
(自分の言葉に首を傾げてるあたり、まともな答えは帰ってこねぇかな……)
と思いつつも男は女にそう問うた。
「……イザ・ベルか。覚えておくぜ。
俺は鬼怒川澪示、キヌガワ・レイジだ。よろしくな」 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/18(日) 23:15:42.18 ID:NgQ/LzyAO<> >>726
「上司……?わからない」
「あれ、なんで悪い人ってわかったんだっけ?」
【先程から様子がおかしい
【解っている筈の事が解っていない
【明らかに記憶の混濁が見て取れる <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/18(日) 23:21:31.40 ID:gS/+YNZmo<> >>727
「おいおい、大丈夫か。
記憶障害か? それとも単に疲れてボーッとしてるとかか?」
レイジは妙な様子のイザ・ベルに困惑顔で近づき、
「なんだったら病院にでも……いや、それは無理だな」
病院で休ませてもらうことを提案しかけたが、すぐに取り下げる。
イザ・ベルが殺しているのが本当に全て悪人だったとしても、
彼女が殺人犯であることは間違いなさそうなのだから、公共施設に連れて行くのは危険だと思ったのだ。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/18(日) 23:27:41.49 ID:NgQ/LzyAO<> >>728
「病院……?あれ、何で私生きてir」
【瞬間、女の身体が電気を流されたように跳ねる
【身体が暫く幽霊のように透き通ったかと思えば再び元に戻り
【そして
「……?あなた、誰?」
【数瞬前の記憶すら喪う <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/18(日) 23:42:44.22 ID:gS/+YNZmo<> >>729
「ぐ。何が起きてんのかさっぱりだな……。
俺の手に負えるのかよ、これ」
常日頃から短気なレイジは困惑を通り越して少しずつ怒りが湧き上がり始めていた。
だが、まだ顔を歪めてブチ切れるほどではない。
「イザ・ベル、俺はお前の味k……お前の仲間だろ」
そして自分のことを忘れているらしいイザ・ベルにハッタリをかますと、
「気分が優れないみたいだな、家まで送ってやろうか?」
と言いながら手を差し伸べる。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/18(日) 23:59:07.50 ID:NgQ/LzyAO<> >>730
【『仲間だろ』その一言に人魂達がざわめき出す
「嘘つきだ」 「咎人だ」 「首を刈れ」 「我等のように」
「復讐は罪が故に」 「粛々と受け入れたまえ」
「「「「「さぁ我らが死の姫君、亡霊の『イザ・ベル』よ!」」」」」
「ぁぁぁぁぁあああああア゙ッ!」
【女が呻く、息づかいは荒く見えるが、その実吸う息も吐息もなく
【その胸の奥の鼓動の音も絶えた亡霊
【胸の宝石を握りしめ、絞り出すようにその名を呟く
「『ベル・リアル』」
【亡者が荒れ狂い暴風となって吹き荒れる
【その中心で喪服の女は黒のゴシックドレスに着替え処刑鎌を携えていた
【ドレスの所々に染み付いた紅い染みが血を思わせる <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 00:08:28.65 ID:2Y26T43ao<> >>731
「くそ、簡単にゃ解決しねぇな」
差し伸べていた手を下げて素早く後退し、再び右腰のなまくらを右手に掴み抜刀する。
「エンジを呼ぶべきか……いや、まだだな。
俺の力だけで、どうにか……」
そしてテニスのラケットでも持っているかのようにテークバックを取り、臨戦態勢へ移行した。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 00:16:09.44 ID:MbPeu8kAO<> >>732
「刈らないと、早く刈り取らないと」
【イザ・ベルの手の中で鎌が手品のように二本に増える
【それを人魂のひとつに投げ渡すと人魂がかつての姿を取り戻し、それを手にする
【赤色金剛を模した仮面の亡霊が鎌を振りかぶりレイジに肉薄する <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 00:29:16.29 ID:2Y26T43ao<> >>733
「死んだやつを操ってんのか……?
おおよそ正義には見えねぇ能力だな」
右腕の筋肉のリミッタを解除するレイジ。
テニスのラケットを振るように右腕を振り、亡霊の腹目掛けて勢いよく剣を投擲する。
ぐるぐる回転しながら飛んでいく剣は刃こぼれだらけではあるものの、
切っ先には当然殺傷能力があり、またそれ以外の部位にも金槌で殴打するような重い打撃を与える力がある。
「とりあえずリーチ外に……」
剣を投擲してすぐ、レイジは左腰に手をやって次の抜刀の準備をする。
そしてその体勢のまま更に後ずさりし、鎌がギリギリ届くか届かないかの距離を取った。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 00:43:11.58 ID:MbPeu8kAO<> >>734
「ぐ、ギィッ!」
【刃を受けた箇所から霧散して逝く亡霊
【最期の力を振り絞って鎌をレイジに投げ付ける
【さらにレイジの背後には別の人魂が迫っていた
【そして、イザ・ベル本人に眼を向ければまた別の亡霊に鎌を渡しているのが見えるだろう <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 00:54:18.90 ID:2Y26T43ao<> >>735
「意外と脆いのか……って、やべぇ!」
腕力のリミッタは長くは解放できない。
左腰から別のなまくらな剣を居合い抜きして飛来する鎌をどうにか受け流したが、
強い衝撃を受けて右腕に痺れが走る。
「くそっ、生み出せるのは一人じゃねぇんだな。
まあ、よくあることか……」
後ろに何かがいることは、彼の勘でどことなく察知していた。
素早く振り返ってそれが次の亡霊であることを確認すると、
亡霊が戦闘態勢に入る前に倒してやろうと亡霊へ向けて間合いを自ら詰めに掛かった。
//明日仕事なので一旦中断させてもらってよいでしょうか?
//多分明日は定時で家に帰れるので続きが出来るはずです…… <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 01:02:18.77 ID:MbPeu8kAO<> >>736
【鎌をキャッチした亡霊と鎌を渡された亡霊がレイジを挟撃しようと動き出す
【接近された亡霊は後ろに退がり、それを追ってもう一体の亡者が鎌を構えて駆ける
//はいはい、では一旦おやすみなさいです <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/19(月) 13:03:33.42 ID:GdHp3q0h0<> >>713
「それをさばく免許が無いから遠慮しとくよ、食ったらぜってー死にそう」
【しかも結構苦しみながら】
【どうでもいいが、ダウジング棒を持っていてもこちらは何も見つけていない。やる気の差だろうか】
「大丈夫だ!『1円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』に進化させてやっから!」
【あきらかな失敗フラグを立てた青年】
【「ビッグになって帰ってくるぜ」――そう言って出て行く奴らが、基本的に小物化して帰ってくるのと同じく】
【「10円(以下略」が100円になり、等価交換にならない機械に改造される恐れがッ】
「おじーちゃん式ナナメ四五度からの打撃による――――機械進化法!! 」
【ゴンガンドンバンガンギンドンガングジャ!!!!!! と。】
【直後に、原始的な暴力の音が連続し――――かけている】
【少女が駆けこんで青年を突き飛ばすなりすれば、この事態は避けられる】
【そうでない場合、このマシーンがどうなるかは誰にもわからない】
/大分遅くなってすいません、ひとまず返しておきます
/雑談の方に理由とかを書いておくのでそちらを見ていただきたいです
/重ね重ね申し訳ありません <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 20:13:11.72 ID:2Y26T43ao<> >>737
後ろから別の亡霊が近寄ってくる気配を感じる。
厳密に言えば、亡霊ではなく亡霊が持っている鎌の気配だが……。
「案の定、挟み撃ちにしてきやがる……。
闇雲に倒していくだけじゃ埒が明かねぇな、多分」
右腕に持った剣を前方の亡霊に向けて構えながら、体を半分後ろへ翻すレイジ。
空いた左手を右腰にやって次のなまくら剣を抜くと、
リミッタを外さないままの通常の腕力でそのまま投擲した。
「というわけで……大怪我するなよ!」
投擲された剣は駆け寄ってくる亡霊の上を越えるように放物線を描いていく。
標的は勿論イザ・ベルだ。
ただし、切っ先以外に殺傷能力がないのは先程と同じであり、
そのうえ腕力を解放せずに投げているので打撃によるダメージも小さくなっている。
そして、剣を投擲した左手はすぐにまた右腰に戻ってくる。
次の剣――今度は切れ味の鋭い、よく手入れされた剣だ――を引き抜くために。
//ただいま帰りました <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/19(月) 20:13:44.75 ID:1NReU6a/o<> >>562
「ほー…それはそれは…」
まさか本人が目の前に居るとは思っていなかったのだろう。女は意外そうな声を上げた。
一連の事件は、あくまでも風評として聞いたものだ。彼女としてはそれ以上でも以下でもなく、当然、真偽を確かめるにはいたらない。
だが、相手がこうしてその事実を肯定することで、噂は真実となった。
彼女は、大義名分として正義を振りかざすつもりは無い。自分は流浪の、それこそこの場に来たばかりの一介の剣士。存在としてはその程度だと思っていた。
全体流れに絡んでいない以上、相手を成敗するつもりも警察機関に引き渡すつもりもなく。その観点から言えば、別段背を向けてしまっても構わないだろう。
では、なぜか。
それは単純だった――――――――――――――彼女は「剣士」だからである。
不屈の闘志を持つ剣士は、突如として振った試練に自ずと身を投じ
そして
そして、ついには―――――――――――――――――
彼女は「構えた」。盲人の、否、「盲目の剣士」の構えは奇妙だった。多くの流派に存在する五行ではない。
分類するなら、八相であろうか。ただし、それよりもさらに深く、長く―――――――
「一応、名乗ろうか。」
まるで、「太刀を担ぐ」かのような構え。
「…桐生 鉄山」
流 星
女の刀が動いた。
担いだ刀をそのまま斜め下へ、糸の接近に会わせて袈裟に振り下ろす。一瞬の白光が煌めいたときにはもう、切っ先が地面に向けられているほど。
極限の脱力によって生まれる緩急。動作中一切ぶれない太刀筋。相手のように強力な能力は持たないが、盲人には「剣術」と言う武器があった。
それこそ、「流星」のごとき超高速の斬撃が――――――――――
練り上げた剣技で、その場で迫り来る糸を一刀両断しようとするだろう。さらに、よく見れば右足を下げていることもわかるかもしれない。
/解凍します。遅くなってすみません!
<>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 20:32:15.76 ID:MbPeu8kAO<> 【飛んできた刃は、虚空より現れた二本の鎌、二体の亡霊に阻まれる
【これで亡霊は四体、各々が鎌を掲げレイジに詰め寄る
「我等の姫は亡霊の姫」 「用があると言うのであれば」
「まずは潔く死んで」 「出直してくれたまえ」
【無数の人魂がケタケタと嗤い声をあげる
【その死霊の渦の中で、イザ・ベルは自らの記憶の糸を手繰り寄せようと必死に思考する <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 20:49:38.81 ID:2Y26T43ao<> >>741
「くっそ、隙無しかよ……つーか、何人出せるんだ!?」
四対一……厳密に言えばイザ・ベルも含めて五対一だ。
腕力だけが売りのレイジ『単騎』では、非常にまずい展開である。
「フルパワーで薙ぎ払うしか……ねぇなっ、ここは!
やれるだけのことはやる!」
両腕の腕力を解放するレイジ。
まずは後ろにいる亡霊の鎌を持つ手目掛けて、右腕に構えていたなまくらの剣を新幹線の如き勢いで投擲する。
すぐに視線をイザ・ベル側に戻すと、右腰に据えていた左手でよく切れる真剣を居合い抜き、
自分から一番近い位置に居る亡霊の首を切り飛ばそうと鋭く振るう。
「俺は死なねぇ……その女を止めるまでは、正義を打ち立てるまではっ、絶対に」
剣を投擲して空いた右腕を更に右腰にやり、次の剣を引き抜く。
なまくらとまでは言わないものの、近くで見れば刃こぼれの見受けられる、少しくたびれた剣だ。
そしてそれを引き抜いた勢いのままに槍のように放り投げるレイジ。
標的は、新たに生み出されたうちの向かって右側の亡霊の首だ。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 21:08:13.28 ID:MbPeu8kAO<> >>742
【瞬く間に二体の亡霊が霧散し、反射的にもう一体の亡霊が首を守る
【尋常ならざる勢いで打ち出されたそれは暫く鎌の刀身に阻まれてはいたが、軈て耳障りな金属音と共に亡霊の咽を切り裂いた
「ほう、『真界』を貫いたか」
【その現象に生き残っていた亡霊、全く以てこの表現は割に合わないのだが、兎に角彼が感心する
「いやお見事、だがこの『真界』、我等の姫と深く繋がっていてな」
【見ればイザ・ベルが失われた右腕を抱えるようにして踞っている
「さてどうするヒーロー君?」
【相方の亡霊が残した鎌と二刀流の鎌でレイジに駆け寄る亡霊 <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 21:27:50.96 ID:2Y26T43ao<> >>743
「『真界』?なんだそりゃあ……」
そんなもん知るか、とでも言いたげな、憤怒に満ちた鬼のような面構えを残った亡霊へ向けるレイジ。
が、そこで苦しんでいる様子のイザ・ベルに気付き、
「あの鎌に衝撃を与えると、イザ・ベルにダメージが及ぶ……のか?」
脳味噌が沸き立っている男の精一杯の推測だ。
レイジには、イザ・ベルが苦しんでいる理由がそこにあるとしか思えなかった。
「なら……お前ら死人だけ掻っ捌けばいいんだろうがっ、多分な!」
レイジの腕力には再びリミッタが掛かっている。
その上、右腕は強い痛みと痺れに早くも支配されており、かなり力が落ちている。
だが、どうにか筋肉を振り絞るしか勝つ術はない。
右手で右腰からそこそこくたびれた真剣を引き抜く――これで右腰の剣は全て使い切った――と、
亡霊が左手に持つ鎌を防ぐために脇腹の辺りに構えて待機させた。
更に、駆け寄ってくる亡霊に向かって二・三歩踏み出すと、
左手にまだ掴んでいる切れ味鋭い真剣を後ろへ引き、テニスのラケットを振るように亡霊の右脇腹目掛けて振り抜く。
ただし、左腕にも疲れが多少あるので、勢いはあまりない。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 21:38:04.05 ID:MbPeu8kAO<> >>744
【振られた左の刃を右手に持った鎌の柄で斜め上方に受け流す
「疲れているようだなヒーロー、君に彼女は救えなさそうだ」
【左腕で鎌を振るう
【狙いは首だ、首を刈りに刃が赤黒く煌めく <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/19(月) 21:40:37.69 ID:GjU3gwAX0<> >>738
「いやーちょいちょいいいい!!私の汗水垂らした二時間の結晶がー!つーか兄ちゃん、10円を出し惜しむ癖に10円玉探しに協力しないとか、金銭感覚がムジュンしてるんですよおおおおお!!」
【そこはどうでもいいだろ】
「っは…?進化?今SHIN化つった?」
【え…!?しかもなんで殴ってんの?】
【わたくし理解不能なんですけど…】
「まさかアレは…!?機械進化法!?」
【理解出来たのか雷電!?】
「機械進化法は見た目なんかはトキの10割コンとほとんど変わらねぇが
あえて理論を捨てた分、改造力(物理)と爆発力(物理)をかなり増加させて機械の調子が悪くなった時バンッと叩いて何故か治るミラクル的なアレを目的とした玄人好みのあつかいにくすぎる技術…!
使いこなせねぇと私の『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』がメカボンビー以下の鉄クズみたいなもんになるってのに 何であの兄ちゃんは?」
【何故彼女はその技術について理解を示しているんだ】
【止めなくてもいいのか、暑さで頭でもやられちゃったのか】 <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 21:52:23.35 ID:2Y26T43ao<> >>745
レイジの上司たる天塚エンジならば、疲れていたとしてもハッタリの連打で隠し通してしまうのだろう。
だが、そんな余裕は実質ただの一般人であるレイジにあるはずもない。
能力者と戦うときは常に必死だ。
「うるせぇ! まだ終わっちゃ……」
真剣による斬撃を退けられた勢いで体勢をかがめ、首を狙う鎌を避けようとするレイジ。
その手助けとして、右手に持った剣で鎌の軌道を逸らそうとしたが――
「――がっ!」
疲れている右腕では、受け止め切ることが出来なかった。
首こそ守られたものの、鋭い鎌は剣を弾き、その流れでレイジの右腕に食い込んだ。
右腕は肘の辺りでスッパリと刈り取られた。
切り飛ばされた右腕が地面に落ちると同時に、断面から鮮血がダラダラと垂れ流され始めた。
レイジは絶句し、右ひざ立ちに崩れ落ちた。 <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/19(月) 21:55:15.42 ID:+XPoZS/do<> >>740
糸による一閃が女性に迫り、少女の目は女性がとる奇妙な構えを捉えた。
奇妙、とは言っても少女は剣術の構えに明るくない。
そもそもこの世界の剣士というのは、独自の流派を持っている事が多い。
その構えが異質である事など、全く意に介さない。
そして糸が女性の身体を両断せんとする…その瞬間。
レコードの針が磨りガラスを削るような、金属と金属をこすり合わせるような大きく不快な音が一瞬響いた。
糸を、刀が弾いたのである。
超重量、超高硬度を持つ糸は刀では切れず…大剣と打ち合ったような衝撃を相手に与えるだろう。
その瞬間、女性と少女の間にダイヤモンドダストのような煌めきが浮翌遊する。
削られ、少女の手から離れ質量を失った糸クズが舞っているのである。
(…久しい。)
この煌めきは、と少女は意識の隅で思う。
今までに屠った相手の中には、糸を削れる者すら少なかった。
(…右足?)
微妙な違和感を少女は感じるものの、それが意味する事は理解できない。
そう、少女は剣術の構えに明るくない。
/おかえりなさいです <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/19(月) 21:56:15.00 ID:GdHp3q0h0<> >>746
「でやぁぁぁっ!!」
【メコメコに殴られる『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』】
【明らかに故障しつつあるような音を出している】
【しかも、至る所から蒸気の様な物が……】
「とどめじゃーッッッ!!!」
【今とどめって、とどめって言ったよこいつ】
【最後に一発、全力の右拳を叩き込まれた『10円玉(ry』】
【さて、この『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』はどうなったのか】
【このレスのコンマ一ケタの末尾にでも任せてみよう】
【奇数 10円→100円になっちゃう】
【偶数 うまい棒じゃなくてファミチキが出て来る様になる】
【0 10円→1円になる】
【ゾロ目 大★爆★発】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 22:02:18.43 ID:MbPeu8kAO<> >>747
「ふむ、終わったな」
【亡霊が鎌を振り上げ、そのまま制止する
「……ッ!?何故だ姫君よ、咎人の首だぞ!」
【どうやらイザ・ベルが止めているらしい
「貴女にはこれしかないのだ『ベリアル/悪魔』の道が『ベル/貴女』の『リアル/現実』!」
【だが彼女は
「その人、悪くない……」 <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 22:09:17.35 ID:2Y26T43ao<> >>750
「なんだ……?」
九割方は、死を覚悟していた。
だが、亡霊は止めを刺してこない……いや、刺せないようだ。
「自分の中での……葛藤か、何かか」
分からない。
ともかく、反撃するなら今がチャンスのようだが、まだ剣を持ったままの左腕に力が入ってくれない。
レイジは上手く腕力が解放できずにいた。
それ以前に、軽く立ちくらみがして立ち上がるのにも一苦労だ。
かなり危ない足取りで、どうにか再び二本の脚で立ち直す。 <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/19(月) 22:17:46.20 ID:1NReU6a/o<> >>748
「……っ」
(「流星」で斬れぬか…)
ギリギリギリギリ、という嫌な音が桐生の耳に響いた。反射的に顔をしかめ、それから「糸が切れなかった」ことに気付く。
彼女は刹那の中で、一瞬思考した。糸が切れなかった、ということはつまり、まだそこの鋭利な切れ味が「残って」いるということだ。
彼女は両断することで糸を無力化しようとした。慌てて屈むも、おそらく間に合わない。その予想通り、右肩に鋭い痛みを感じる。
幻想的とも言える粉塵のきらめきの中に、女の鮮血が待った。とはいえ、わずかでも糸を削っていたことと、屈んだため、直撃ではなかったことが幸いであろう。
それでも、ダメージを追ったことには変わりない。
相手がわずかに自分の右足に関して疑問を感じていることを、桐生は見取った。さらに足を下げ、屈んだまま言葉を紡ぐ。
互いの距離は空いている。少女の間合い、桐生の間合いの外。剣士に取って絶望的とも言えるその状況だが、彼女には「策」があった。
「……お前さん、そうやって何人殺してきたんだい? それと…」
「――――――――――「縮地」ってもんを知っているかい。」
たん、と盲人は軽く地を蹴る。足を動かす音と、切っ先が僅かに地面を擦れる音が耳に届くだろう。
そして、その音を相手が確かに聞いたのなら、その瞬間――――――――――――
「…射程範囲だよ。」
なんの妨害も無いならば、「目の前に」彼女は現れるだろう。(妨害があったなら、その限りではない。) <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 22:30:00.66 ID:MbPeu8kAO<> >>751
「〜ッ!……」
【亡霊が鎌ごと霧散して消失する
【あれだけ居た人魂さえ影も形も失せていた
【彼女の鎌もなくなり、服も最初の喪服に戻っている
「……ご免なさい」
【レイジの傍に寄り眼を伏せて謝る <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/19(月) 22:34:53.36 ID:GjU3gwAX0<> >>749
「あっ…(察し)」
【BGM:ボディーガード】
【お前…何故あの機械に火薬を装填した…?】
【それとも化学反応を起こしてスパーク()的な爆発なのか…!?】
「そ…そんなッ…!『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』…!私の『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』ーーーーーッッッッッ!!!!」
【今更なんだが、それフルネームで言う意味あるのか】
【汗水垂らした努力の結晶ーーーー】
【ソレが今、涙となって爆風と共に砂浜の染みとなる】
「く…くそっ…!偶数なら…!偶数なら世紀の発明だったのに…!!」
【確かに10円つっこんでファミチキ出てきたら凄い発明だったね】
【多分アルフレッドノーベルと同レベルに語り継がれてたよ】
【ノーベル賞がいとまきひとで賞か伊集院明賞になってたよ(芥川龍之介賞風に)】
「…はー…。私の作業時間って一体なんだったんだろう…」
【目が!目が死んでる!】
【まあ無理もない】
【砂漠のような猛暑の中、目前に広がるサファイアの如く輝きを放つ海に飛び込まんという衝動を抑え続けていたのだ…】
「…兄ちゃん…。」
【明の肩を叩き】
【ちょい身長高めの彼を見上げて呟いた】
「泳ごう…。」
【目が!目が死んでる!】
【もうアレじゃん、妖怪絵図とかで語り継がれる舟幽霊そのものじゃん!】
「あはは…海きれー…。一緒にカツオノエボシでも探そっか…。」
【見つけてどーすんだこの人目が怖い】 <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 22:43:36.08 ID:2Y26T43ao<> >>753
どうにか平穏は取り戻されたようだ。
そしてイザ・ベルの行動に対し、いやいやと手を振るレイジ。
「いや……気にするな。
調子の悪そうなお前をどうにかするために、ハッタリかまして解決しようとした俺の自爆だぜ」
鎌を持った亡霊がわらわら襲ってくるなど、レイジにとっては全くもって予想外だった。
「それよりお前だ、気分は悪くないか?
家があるのか分からないが、俺『たち』が送ったりしなくても一人でどうにか大丈夫か?」
肘から先が失われた右腕を痛そうに左手でかばいながら、そうレイジは問う。
だが、自分の右腕が遠くの地面に放置されたままなことよりも、イザ・ベルの体調のほうをより心配しているようだ。 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 22:46:43.50 ID:MbPeu8kAO<> >>755
【レイジの問い掛けに静かに首を振る
「私を助けようとしちゃダメ」
「もう、死んじゃったから」
【いつの間にか彼女の体は透き通り、向こう側の景色が見えている <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/19(月) 22:49:04.28 ID:+XPoZS/do<>
>>752
「流石に、これでは決まり手にほど遠いみたいだね」
多くの相手を一撃、もしくはその追撃で仕留めてきた彼女にとって、「戦う」ことができる相手。
内心にふつふつとわき上がる知らぬ感情。高翌揚感。
削れて血に濡れた糸を消失させ、新たに糸を生成する。…今度は二本。右の人差し指と中指からだ。
そして、女性の問いに対して
「…さあ?」
「あいにく、私は数に弱い。特に悔恨も無い。」
続いて、
「シュクチ?」
まるで知らない言語のようなアクセントで少女は呟く。
と同時。
彼女の耳は、確かに女性が発した言葉を聞いた。決して彼女自身の身体能力や五感が他に比べて劣っているわけではなく、高速の糸を操る反射速度や動体視力はもはや常人の域を軽く越えている。
それでも、反応が遅れる。それだけ女性の縮地が持つ速度は現実離れしていた。
少女は思考する間もなく、続いて放たれるであろう斬撃に備えて防御姿勢をとる。
身を縮め、右手から伸びた糸を左手で掴み、張る。とっさに左手の人差し指と中指からも糸を生成し、それを右手で掴み、張る。
計四本の糸でガードを試みる。 <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/19(月) 22:58:34.45 ID:1NReU6a/o<> >>757
すみません!
次遅れます。ちょっと戻れるかどうか不安定なので、不都合なら切ってくださっても構いませんので… <>
鬼怒川レイジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 23:00:29.08 ID:2Y26T43ao<> >>756
「死んでる……のか。そっち側、なのか……」
死んだ者を蘇らせることなどレイジには出来ない。
蘇らせる術自体、彼には知る由も無い。
だが。
「お前が悪を憎む、正義の味方なら。
お前が、いつか再び人間として蘇りたいって思うなら。
俺の上司に……相談、して、みてく……れよな。
そうすりゃ、お前の望みも、叶――」
ふらりと倒れそうになりながら、コートからポケットティッシュを一つ取り出すレイジ。
そしてそれをイザ・ベルの前へ投げると、遂に地面へぶっ倒れてしまった。
このティッシュは最近そこら中で無差別に配られているので、
ポイ捨てされたティッシュを見たことがあるならば、イザ・ベルにとっては初見の文言ではなくなるが……
ともかく、ティッシュの裏面の広告欄には次のようなことが書かれていた。
【宇宙をも救済する英雄、求む!】
【――“世界を観る者”天塚縁児(アマツカエンジ)】
【お問い合わせは:***-****-****】 <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/19(月) 23:04:18.55 ID:+XPoZS/do<> >>758
了解。ちょいこっちも体力的にキツくて、明日以降にして貰ってもいいかな
<>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/19(月) 23:05:25.59 ID:1NReU6a/o<> >>760
了解です!
では明日また… <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/19(月) 23:09:55.44 ID:MbPeu8kAO<> >>759
「きっと私も咎人だから……」
【そして仮面の女はレイジに背を向けた
「さようなら、もう行かなくちゃ」
【そして亡霊の姫は虚空に溶けるように消えてしまった
//乙です <>
鬼怒川レイジ&天塚エンジ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/19(月) 23:22:00.77 ID:2Y26T43ao<> >>762
「……そうか」
出血が止まらず意識が遠ざかり始めたレイジは、それだけしか呟けなかった。
イザ・ベルの存在がこの場所から消えたことは何となく気配で感じ取ったが、何も出来なかった。
「もっと、強くならないと……」
『ソウ、まだまだ実力不足でスネ、レイジ君ハ。でスガ、今日はもうsleep(寝る)しましョウ』
去っていったイザ・ベルの代わりに、いつの間にか純白のタキシードの男が路地裏に出現していた。
タキシードの男が微笑みながらポケットに手を入れ、彼自身とレイジの2人が写った写真を取り出した瞬間、
倒れたレイジ・地面に落ちた右腕・タキシードの男の三者は忽然と姿を消してしまった。
//お疲れ様です、どうもありがとうございました! <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/08/20(火) 00:58:25.93 ID:Vv5i2wqAO<> おいwww真双がwiki更新してるぞwww <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<>sage<>2013/08/20(火) 00:59:34.00 ID:Vv5i2wqAO<> すみません、>>764は友達が勝手に書き込みました
忘れてください
嘘なので <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/20(火) 06:56:39.45 ID:PocWy+J10<> >>754
「(まずいッッ、こいつの目はヤンデレ(デレ抜き)になっちまってる……!!)」
【原因が自分にあると分かっているのだろうか】
【爆風を近距離でモロに受けた伊集院だったが、それ以上の恐怖を前にかたまっていた】
【愛車(スーパーカブ)まで少し距離が有る。逃げられない】
「お、落ちつこう? こんな所で上目づかいして『泳ごう…。』とか言ってもそこに萌え要素は感じられないよ!?」
【必死に延命を図る姿は滑稽の一言】
【自らの拳が巻き起した爆発に巻き込まれ、伊集院の命は海の藻屑となりかけている…】
【蛇に睨まれた蛙。恐怖のあまり逃げられない青年であった】
【そんな二人を見守る『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』】 <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/20(火) 16:07:13.00 ID:d57bRvRpo<> >>757
「ふふ、なんの罪悪感も抱かないか。面白いじゃないか」
たん、と着地してから桐生は再び担いだ。街灯をの光がまっすぐな刀身を照らし、反射している。
どうやら、相手は特に身体能力の面に置いて、低いと言うことは無いらしい。防御態勢を取られたことは、彼女に取って誤算である。
女の目の前には闇が広がっていた。わずかに開けられた双眸には光が宿らず、生の気配を感じられない。全盲の前には、ただ、闇があった。
先ほどから、しかし彼女は相手の位置をきちんと補足している。盲目であるにも関わらず、こうして対象を補足していた。
「剣気」というものを、桐生は持っている。多くの剣士、いや、そうでなくても戦闘を行う際には人間は不思議な「気」のようなものを持ち合わせているのだが、
彼女のそれは通常の剣気とは違っていた。
感覚器官になるほど強化した剣気。「無明」は――――――――相手の糸をの位置を捉えていた。
暗闇の中にぼんやりと浮かび上がる、四本の線。その位置を彼女は正確に補足した。
同時に、なるほど手強いなと思う。おそらくは能力であるあの糸、超硬度である故に、防御にも攻撃にも幅広く応用できるようだ。
「…お前さんに少々興味が出てきた、少し話を聞かせてもらおう。まずは、」
「……――――――そこだ。」
ひゅ、と乾いた音が響き、桐生の声が響いた。
二度目の流星。糸と平行に放たれた斬撃は――――――――――切っ先が隙間を縫い、少女の右肩の「筋」を狙う。
桐生は知っていた。人体の「急所」を。「ダメージ」は高くないが、「影響」は大きい部位。
針の眼を縫うようなその精密な斬撃は、直撃しても軽い切り傷程度だ。しかし―――――――――「直撃すれば」極めて右腕を動かしにくくなってしまうだろう。
/返しておきます!
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 19:07:34.51 ID:eTFk1ydOO<>
ボケー…。
【公園のブランコに座りゆらゆらと揺らしながらボーッとしている男。普通なら良く見れる光景だがそれは普通の人間ならばの話しだ】
ボケー…。
【だがこの男の手脚は銀色に輝く機会となっている。やはり普通の光景ではない】
「拳次ー。ご飯の支度はしないのかい?」
おーう。今やるよー。
【奥のテントから小さなロボットが顔を覗かせる。それと同時に焚き火に火をつけその火をまたボケーっと眺めていた】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 19:58:50.29 ID:l9svaVCi0<> >>768
「…少し考えてみよう」
八咫烏は公園の近くで少し混乱していた。
「…今、私は見知らぬ道にいる」
「帰り方を知らない…OK、迷ったね」
苦笑いをして少しため息をつく。
「(迷子って、何歳だ私は…)」
「ふう…ん?」
そして彼女は、ブランコに座っている人間(?)を見た。
「…(サイボーグ?ああ、そういえば)」
思い出すのは息子の話。
サイボーグの男に迷惑をかけたと。
なら、今するべき行動は一つ。
「やあ、こんにちは」
「息子の無礼をお許し頂きたい」
そう言った。
ただ、八咫烏の脳内で話がつながっていたとしても。
目の前の男には、黒服の女がいきなり誤ってきたようにしか見えないだろう。
/遅れましたすいません…よろしくお願いします。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 20:05:01.29 ID:eTFk1ydOO<> >>769
ん、こんにちわ。
【誰かに話しかけられた。何時もなら少しテンションが上がるが今日は少し違った】
(やっぱり強くなるだけじゃ駄目なんだよな。兄貴は今何処にいるのか。)
【焚き火の前に置いてある魚をただ炙りながら男は上の空になっていた】
…息子?何の話しですかい?
あれ、貴方と会うのは初めてですよね。
【何処となく誰かに似ているとは思っていたが中々頭に出てこない】
取り敢えず飯でも食います?
【隣りにもう一つ折り畳み式のベンチを作り目の前にお茶を出した】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 20:10:39.66 ID:l9svaVCi0<> >>770
「…覚えていないか?オールトと言う子なんだが」
「まあ、息子の記憶違いかもしれないね」
そう言って一人で納得する。
「ああ、初対面だ」
「息子から少し話を聞いていてね、衝動的に話しかけていた」
「お茶は…結構なのだが…頂こう」
そう言って静かにベンチに座り、お茶を静かに啜った。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 20:15:11.51 ID:eTFk1ydOO<> >>771
オールト…。オールト君か!いやー、懐かしいな。
【随分前の話しだったがこの街で出会った者の事を忘れる事は無かった】
いやいや、記憶違いでも何でもないですよ。迷惑なんてかけられて無いですけどね。
飯食わせてあげようと思ったらどっかに行っちまっただけですよ。
【懐かしさに笑みすらも覚える。彼もまた普通の人間ではないのかもしれない】
コーヒーとかの方が良かったっすか?
【男は片手に2Lのコーラを持ちそれを豪快に飲んでいた】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 20:24:38.24 ID:l9svaVCi0<> >>772
「覚えていたか」
「ふむ、結構真剣に迷惑かけたか悩んでいたみたいだが…」
「どうやら思い違いだったようだな」
そう言って少し笑みを浮かべる。
「ああ、お茶でいいよ、むしろありがたいくらいだ」
コーラを一気に飲む目の前の男に少し驚きながら、八咫烏はお茶を啜る。
炭酸を好まない八咫烏にとって、目の前の男はある種異質の存在なのかもしれない。
「まあ、あの子の言動から見ると別に何もなかったみたいだが…」
「一応聞いておく、君はあの子に手を出したかい?」
そう聞いた一瞬だけ。
八咫烏が纏う気配が冷える。
もし、もしもここで「手を出した」などといえば、八咫烏は容赦無く目の前の男に攻撃を加えるだろう。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 20:33:29.86 ID:eTFk1ydOO<> >>773
いやいや、こちらこそ晩飯食わせられなくて残念でしたよ。熊の丸焼きうまかったんだけどな。
【また山にでも行って狩に行こうと思った。そしたら今度こそ食わせてやりたい】
そりゃ良かった。
【焼いた魚を器用に食べながらコーラを飲んでいた。合うのだろうか】
…えぇ、何もありませんでしたよ。
【相手の冷たい闘気が男に一瞬触れ、少しだけ口角が上がる】
何かあったら俺の事を[ピーーー]勢いで襲いかかりそうでしたね。
…やっぱりこの街は面白い。
【ボケーっとしていた雰囲気は無くなり、その代わり目の前の女性に興味が湧いてきてしまった】
<>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 20:40:40.40 ID:l9svaVCi0<> >>774
「夕ご飯を振舞おうとしていたのか…」
「疑ってすまなかった」
そう言って頭を下げる。
自分の息子に施しをしようと思っていた相手を、あろうことか疑っていたのだ。
かなりの罪悪感があった。
「…(…雰囲気が変わったな)」
頭をさげながら、それだけ考える。
ほんの少し、口元が歪んだ。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 20:46:20.41 ID:eTFk1ydOO<> >>775
えっ!?頭とか下げないで下さいよ!全く気にしてないですから!
【いきなり頭を下げられて焦る。そこまでされるとは思っていなかった】
疑う事なんて当たり前ですよ!いきなりこんな男を信じるなんて無理な話ですから。
【そんな事気にしていなかった。この人はきっと良い母親なのだろう】
こっちこそいらない事を考えちまった。此方こそ申し訳ない。
【ほんの少しだけ闘いたいと思ってしまったが今はそれを少し航海している】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 20:53:34.61 ID:l9svaVCi0<> >>776
「……」
無言で頭をあげる。
目の前の男は焦ったような顔をしていた。
「…気にしていないなら良かった」
そう言って、自分の中でのこの男の評価を上方修正する。
「(なんといい子だ!息子に欲しいくらいだよ!)」
「いらないこと?どうしたんだ?」
ニコニコしながらそう問う。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 20:58:05.16 ID:eTFk1ydOO<> >>777
そういうのはこの身体になった時から慣れっこですよ。
【男も笑って見せるが昔はそれが辛かった時期もある。その頃と比べると少しは成長したのかと実感した】
いや、自分この形でも格闘家をやってましてね。貴方の闘気を感じて少しワクワクしただけですよ。
癖みたいな物ですから気にしないで下さい。
【誤魔化す様に再びコーラを口に含み魚を食べている】
(やっぱり俺はどうかしてるな。) <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 21:02:12.28 ID:l9svaVCi0<> >>778
「君はサイボーグという奴なのか?見るのは始めてだな」
外見の話が少し出たのでここぞとばかりに聞く。
「闘気を感じるって…何にもやってないのだが」
困惑したような声を出す。
確かに(手を出したっていったら殺す)と何百回も思ってはいるが、闘気お出している覚えはなかった。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 21:07:55.83 ID:eTFk1ydOO<> >>779
えぇ、昔に手脚を無くしましてね。それ以来ずっとこれをつけてますよ。
【見せるように腕と脚を構える。新品のような輝きの中には傷もたくさんあった】
まぁ他の人には少し白い目で見られますけどね。気にしてませんけど。
【一々そんな事を気にしていたらやっていられないのだ】
…なんていうか、冷たい何かを感じたんですよ。
もしも俺がオールト君に手を出したと言っていたら、貴方は俺の事を殺しに来たでしょうね。
まぁ親なら当然の反応ですよ。全く悪い事ではないですしね。
【自分の息子にここまでの愛情を注いでいるのだ。きっと仲が良いのだろう】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 21:14:38.97 ID:l9svaVCi0<> >>780
「手足を無くした…それは…」
ほんの少しだけ息を飲み、だが笑顔を崩さない。
彼女は憐れまない、蔑むこともない。
なぜなら他人の事だから。
「当たり前だ、家族なのだからな」
そう言って少しドヤ顔を決める。
そのドヤ顔は、他人をイラっとさせかねないが… <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 21:18:26.63 ID:eTFk1ydOO<> >>781
…手脚を無くして気付きますけど、こんな事いつでも起こりうる自体なんですよね。
自分はこうならないだろうと大多数の人間は思っている。日常なんていきなり消え去ってしまいましたよ。
【男が手脚を無くした理由は自分にあるのだが、それを言う事はない】
…良い事ですわ。オールト君が羨ましい。
【親の愛情なんて久しく受けてない。たまには顔を見せに行こうと思ったが親父に会うのは嫌だった】
【そんな他愛もないことを頭の中で考えていた】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 21:24:59.87 ID:l9svaVCi0<> >>782
「いつでも起こりうる…身につまされるよ」
しみじみとそう言う。自重はしないが。
「息子を愛するのは当然だろう?自分で産んだんだから」
「…(でも羨ましいということは、そういうことなのか?)」
ドヤ顔でそう言って、ふと考える。
訳ありなのかと一瞬考えるが、やめる。
「(私が口に出すことでもないしな)」
そう思っていた八咫烏の隣に、赤い光が灯った。
「むっ…赤赤熊…」
『………………』
「ああ、ああ、そうだ」
『………………』
「ああ、自分が情けないよ…というわけで、迎えに来てくれ」
『………………』
「いいじゃないか、なっ?」
一見独り言に見えるが、どうやら赤い光を通して誰かと話をしているらしい。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 21:32:20.10 ID:eTFk1ydOO<> >>783
まぁそんなのに一々ビクついていたら生きていく事なんて出来ませんしね!俺はそれをも跳ね返す程強く生きるつもりです。
【負の感情に押し潰されて生きていくのはごめんだった】
良い母親ですね。強くて優しい。
…最近の携帯も進化したなー。
【光を携帯電話だと思っている。意外と天然】
もしかして迷子ですか??
【何と無く会話を聞いてて思ってしまった】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 21:37:15.88 ID:l9svaVCi0<> >>784
「あ、携帯電話じゃないぞ?」
『………………』
「あー、いや、こっちの話」
男の天然ボケに一応ツッコミをいれてから会話を続ける。
そして、迷子であることを当てられて会話をすぐさま中止した。
「分かっていたのか?いやあ恥ずかしいな」
『………………』
「こっちの話だ」
『………………』
顔を赤らめながらそう聞く。
会話の相手は、「目の前に他人がいるのに使うなよ…」と呆れているわけだが。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 21:41:16.04 ID:eTFk1ydOO<> >>785
え、じゃあなんだろうな。あ、能力か。
【冷静に判断してしまう自分が少し怖かった】
まぁ何と無くですけどね。
道ならこの公園を出て真っ直ぐ右に行けば駅に出ますよ。
【駅さえ見つかれば道には迷わないだろう。交番も有るし】
(この道一本なのに迷子か…。) <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/20(火) 21:42:00.73 ID:WEBX/2nWo<> >>767
「な、に」
…張った糸で斬撃を防げるとはそもそも考えていなかった。
先ほどの剣速を思い出せば、どの方向からどの角度で斬撃がくるのかは予測できない。
賭けのつもり、糸の範囲にかすれば上出来といったつもりだった。
まさか。糸の隙間を縫って斬撃が来る。
(…いや、この剣筋は、ミスだ)
そんな事を思考したのは、少女が両手首をそれぞれ逆方向へひねり、刀を糸ではさみこんで止めた後の事だ。
すでに刀は肩の―女性の狙いである「筋」を切り裂き―しかし振り抜かれてはいない。
少女はその剣筋から、肩を落とす事が女性の狙いであると判断していた。
防御は結果的に成功したと判断し、そう思考したのである。
実際にはかすり傷のみ…しかし、なぜか右腕に痛み以上の強い違和感を感じる。
その違和感に右手から伸びる糸を消して刀を開放する瞬間、左腕を振り上げて極近距離からの牽制を放つ。
女性の両肩を下からV字に切り上げる形になる。それが肉を切り裂くも避けられるも、少女は同時に背後へ跳躍して再び距離をとるだろう。 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 21:49:22.79 ID:l9svaVCi0<> >>786
「お、よく分かったな」
少し感心したような表情になる。
『………………』
「ん?ああ、ここは…」
そこで八咫烏は衝撃の事実に気づく。
「…(…ここがどこか分からない…!!!)」
それは、ある意味終焉を意味していた。
帰り方が分からない。迎えに来てもらえない。
完全に詰み。
しかし、それを目の前の男が変えた。
「なに?まっすぐ行けば駅?」
「…助かった!!ありがとう!」
感極まったような表情で頭を下げる。
八咫烏の目線では、男はまさに救世主だった。
そんな八咫烏の隣で。
赤い光は暇を持て余したかのように消えて行った。 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 21:53:56.32 ID:eTFk1ydOO<> >>788
もうこの街に来て能力者なんて腐る程見て来ましたからね。何と無く予想はしてましたけど。
【幾多の能力者との出会いと闘いはこれからも続くだろう。今日のような日もまた続き続ける】
いえいえ、お力になれたなら何よりですよ。
あ、オールト君に宜しく言っておいてください。
【恐らくもう別れの時間だろう。立ち上がり女性を見送ろうとしていた】 <>
八咫烏 ◆A28bc/lPhOmh<>saga<>2013/08/20(火) 21:57:55.64 ID:l9svaVCi0<> >>789
「もちろんだ!ありがとうな!」
そう言って、八咫烏は走り出した。
…左に。
きっと、止める暇も無かっただろう…
…30分後…
道に迷った八咫烏は、再びオールトに泣きつくのだった。
/ここら辺でお開きで。ありがとうございました! <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/20(火) 21:58:06.18 ID:d57bRvRpo<> >>787
「断ったね…これでだいぶ楽になる筈」
切っ先が僅かに肩をえぐった。それだけで充分。糸に対する対抗手段としては、十分すぎた。
同時に、刀が微動だにしない。なるほど、縫い止められるが如くガッチリと止められている。
どう出るか…桐生は盲目の中、集中した。右腕は註釈しなくていい。警戒すべきは左腕、すなわち自身の右半身。刀を振った体勢のまま、数瞬。
少女は後方に飛ぶのを感じた。真後ろに下がるために体重を踵にのせるのを、盲人は「感じる」。
逃がしてなるものか、と刀が自由になった瞬間その刀身を翻す。しかし、追撃は敵わない。地面と平行に置いた刀身に大きな衝撃が走った。
火花が散る。糸が桐生を弾いたのだ。相手が体勢を立て直した後、此方も再び仕込み刀を担ぎ、鋭く問いかけた。
「…まだやるかね」
互いの手のうちは、その実力も含め分かった。極めて拮抗している。
ダメージにおいてもだ。被弾は此方の方が大きいが、腕を狩ったと言う事実は有利に働く。
「なるほど、その能力、末恐ろしいねえ。こっちの世界には、お前さんみたいのがたくさんいるのかい?」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/20(火) 22:01:23.48 ID:eTFk1ydOO<> >>790
えぇ、ではまた会いましょう!
【手を振るといきなり左にダッシュしていた。止めようと思ったがもう既に姿は見えなくなっていた】
…大丈夫だろう。
見た目はちょい怖かったけど優しい人だったな、さーて寝るか!
【身体を伸ばし男はテントの中に入っていった】
/お疲れ様でしたー!! <>
名無しの少女 ◆jFQ4DgCvho<><>2013/08/20(火) 22:41:49.78 ID:WEBX/2nWo<> >>791
「…いや、やめておくよ。」
そろそろ時間だから、と少女は笑顔で続けて。
筋が断たれた右腕は、すでに肩からだらりと垂れているだけだ。
しかし…奇妙な事に、動かないはずのその腕が徐々に上がっていく。
まあ謎はすぐに解ける。左手の指がまるで傀儡使いのように動き、服の下で右腕を吊って操作しているのである。
「さすがにね、左腕一本で一分以内に貴方を狩るのは厳しそう。」
…つまり、時間制限が無ければまだ戦える、狩れると少女は言っている。
使う機会の無かった糸の性能があるのも事実だが、女性がまだ全ての技を出してはいない事も事実。
現に、この糸による身体操作は戦いの中で見せなかった技術である。
この場は引き…再び狩る機会を待つと言うのだ。
「そうだね、確かに…能力者と呼ばれる者達は多い。ただ、それが『私みたいなの』かと言われれば、それは違う。」
「この世界では皆がオリジナル、それぞれが異質で非凡。そうで無ければ生き残れないとだけ言っておくよ」
そして、少女は右手を顔の高さまで吊り、左の糸を解く。
腕が垂れ下がると同時に、右手の五指から伸びた指が建物を切り裂き、地面を切り裂いた。
すでに攻撃の意思は無いが、激しい音、土ぼこりが巻きあがるだろう。
それにまぎれて少女は隣のビルの高い所に左手から糸を伸ばし、飛び上がる。
「ああ、相対して名乗るのを忘れたけど…そもそも名乗るべき名は無い。」
「…そこは少し貴方が羨ましい」
そう言葉を残し、少女は夜の暗闇に消えた。
//ここいらで〆ましょうかね、あ、もちろん追跡も可ですけど <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/21(水) 18:03:50.28 ID:RxGVm8bQo<> >>793
「…それがいい。このまま続けていてもお互いのためにならぬな。」
す、と桐生に纏われていた殺気が収束していく。相手が右腕を動かしているのと同時に彼女の剣気も薄まった。
足で周りを探り、鞘を探す。跳ね上げて仕込み刀を納刀すると、盲目の剣士はただの盲人に戻った。
「なるほどな…」
少しだけ、この世界の理が分かったような気がする。無論、本当に少しだけだ。
轟音が響くが、そこに攻撃の意志がないことは見て取れた。散る砂埃と風に髪を揺らしながら、彼女も踵を返す。
最後に何か言ったようだが、その言葉は音にかき消されて聞こえない。盲目の剣士は、ゆっくりとその場を去った。
/最後の最後で遅れてすみません! お疲れさまでした! <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 21:11:09.03 ID:q7zz7JgzO<>
【飛び交う銃声。響く悲鳴。街は暴力団と警察の銃撃戦でほぼパニック状態に陥っていた。】
【激しい抗争などの事件を取り締まるのは警察だけではない。この街にはブラックシールドと呼ばれる自警組織も存在した】
派手にやってるなー、警察さん。ブラックシールド特殊戦闘部隊が到着したぞ。まぁ俺一人だけどな。
【その中に飛び込んでいく銀色の手脚を纏う男。それは次から次へと暴力団を蹴散らしていく。飛び交う銃撃を機械装甲で纏われた手脚で弾き、衝撃波を放てば暴力団は吹き飛ぶ。鎮圧に掛かった時間は三分弱。あっという間の出来事だった】
ノルマ完了だな。後は警察さん宜しくな。
【手を振れば警察が敬礼をして彼の背中を見つめている】
腹減ったし山でも行って熊でも狩ってくるかな
【男は慌ただしい街の中を歩いていく】 <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/23(金) 21:23:16.94 ID:sIm2jWFho<> >>795
フッフッフ……見つけたぜ
突如として降り注ぐ言葉、それは街の喧騒をまるで意にも介さず、別の周波数で作られた音のように拳次の下へと届くだろう。
人ごみが壁として隔てた向こう側にその言葉を発したであろう人物がいた
何故ならばその男は周りの人間などに目もくれず、真っ直ぐに拳次を見つめていたからだ
「ブラックシールドの人間だな、今日の俺は割りとついてる
俺の名前はジャクソン・アレキサンダー・レヴィ、何れアウリガに於いてハンサムキャブと呼ばれる男だ!」
そう言いながらオールバックに整えられた金髪を掻き揚げる男は、白いスーツの胸元に赤いハンカチという浮きまくりの気障ったらしい服装を纏い
これまた気障ったらしく口元を歪めていた
拳次の返事も待たず高く上げた右手をパチンと鳴らすと、ジャクソンを中心に円が広がって周囲を包み込む。
するとどうだろうか、周りを歩いていた人間が、動いていた車が消えてゆく―――――ただ、拳次とジャクソンを残して
「リングを移動する必要もねぇ、俺はハンサムだからな……そういうまどろっこしい事はしないとルールで決めているんだ」
どうやらこの男、やるつもりらしい <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 21:29:33.73 ID:q7zz7JgzO<> >>796
ん、なんだ?
【腹が減ったからさっさと飯を食いたいと思っていたのだがどうやらそうはならないらしい】
…人や車が消えた?ウザい程たくさん居たはずだが。一体誰の仕業だ。
【構える。だが最早この場所にいるのは自分ともう一人しかいない】
なんて言ったけどお前以外誰も居なくなった訳だしお前の仕業だろうな。
アウリガとか言ってたな。余計な仕事を増やすなよ。
【その男を前にし構える。どうも男と相手を囲む円が気になる】
俺は今から晩飯を食いにいく予定だったんだからな、さっさと片付けさせてもらうぞ <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/23(金) 21:35:33.54 ID:sIm2jWFho<> >>797
「まぁ待てよ、俺の法の結界の中ではルール決めが必要になる、それがこのハンサムな俺の能力だ」
自らの頬に手を当て、ドヤ顔とも憂い顔とも取れない表情をしてみせた後、まるで品定めするかのように拳次の姿を見る
嘗め回すという表現が当てはまるほど下から上へ、上から下へと視線を動かしてもう一度口を開いた。
「そうだな、お互いに拳で『直接』殴ったものが爆発するってルールはどうだ
火力はパンチの威力と比例する……これなら申し分無いだろう?」
ジャクソンが提示したルールは比較的シンプルなルール、説明のしようが他に無いほどに。
だがあえて徒手空拳をベースにしたルールを提示したということは、拳次が何を持って戦うのかを見抜いたという事になる
「俺はお互いにフェアなルールしか決めないって自分ルールで定めてるんだ
これでいいならかかって来な、駄目だったら見逃してやるよ!」
鼻で笑いながら如何にもな悪態をつく、しかしこのルールはジャクソンが語るように拳次も同様の恩恵を受けられることになるはずだ
この男が言う自らのルールに従っただけなのか、それとも何か策があるのか…… <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 21:44:13.43 ID:q7zz7JgzO<> >>798
ルール?面倒くせえハンサムだな。折角の男前が台無しになっちまうぞ。
【アウリガと聞いたからどんな凶暴な男かと思ったらどうやらそうでも無いらしい】
殴った物が爆発するね。フェアかどうかは知らねえけど後悔すんなよ?
【拳を突き出し、脚部分が熱を帯び部分的に炎を上げる】
殴る事は得意中の得意だからな!
【飛び出すとそのまま相手目掛けて殴ると思いきや相手に少し近づいた所で地面を殴る。すると地面は爆発し煙を上げている】
「衝撃破・號」
【煙で視界を悪くしてからの衝撃波。煙を消し飛ばしながら相手に迫っていく】
<>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/23(金) 21:55:04.19 ID:sIm2jWFho<> >>799
相手の踏み込みに対して身構えた瞬間、拳次が行った視界の封印
「なッ、野郎姑息な使い方しやがって!!」
ルールを定めたはずのジャクソンが予想外の行動に思わず非難の声を上げた瞬間、黒煙に穴が開くのを見た
拳次が放った衝撃波が彼を打ち抜いたのだ
命中した一撃がジャクソンの足を浮かせ――――ない、真正面から一撃を受けて尚男は踏み込んできた。
耐えんとする為に踏み付けられた大地には皹が入り、彼の靴跡が減り込まれる
そしてジャクソンの表情は苦悶の物とは正反対の、頬を揺り上げ歯を見せた笑顔だった
「いいねぇ!!」
拳次へと迫るジャクソンは力強い踏み込みで大地を蹴り潰し
血管だけでなく筋肉の形状が浮き上がるほどに握り締められた拳を振り上げ、拳次の上から撃ち落して来た
「上から殴るに限るぜぇッ……!!」
この男の馬鹿力は先ほどの踏み込みで理解したはずだ。
定められたルールではパンチの威力=爆発力となる、つまりあの馬鹿力で殴りつけられれば―――― <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 22:20:18.86 ID:q7zz7JgzO<> >>800
姑息でも何でも闘いは勝たなくちゃ意味がねえ。卑怯者でも勝った奴が英雄だ!
【衝撃波は相手を確実に捉えた。それは確かだが堪えてない様にも見える。これも能力による物だろうか】
意外に頑丈だな。そこそこ力込めたんだぜ?
【相手が取った行動は単純明快。上空から拳で自分を撃ち抜くつもりだ。それも威力は中々の物】
身体能力も高いか。どれ、正面からぶつかってやるかな!
「衝拳破」
【襲いかかる拳に拳で対応しようとする。それは同時に自分を巻き込む程の大爆発をも意味するだろう。だが男の攻撃はただの突きでは無かった】
【超振動波機能を作動させての攻撃は一度の攻撃で何発もの衝撃を与える。当たれば男も爆発と相手の力により吹き飛ばされるだろうが彼はどう対処するのだろうか】 <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/23(金) 22:34:54.55 ID:sIm2jWFho<> >>801
「甘えぇぇ!」
撃ち下ろす右拳に相打つ様に放たれる拳次の拳、その瞬間にジャクソンはさらに体が倒れこむ程に下ろす
腰と胸、そして背中の筋肉をフルに使いさらに拳速を上げさせたのだ。
超振動するその鉄拳が筋肉で作られた鉄拳とぶつかり合い軋みをあげるや否や、定められたルールによりジャクソンの拳が爆発によって弾かれ吹き飛ばされる。
それだけではない、超振動によって白いスーツと肌の一部が剥がされバラバラと飛び散る
だが衝撃を受け一瞬で後方へと伸びきってしまった右腕を他所に、ジャクソンの体はは大地に張り付いていた
「ヘッ、甘えって言ったろう……?」
体を倒れこむほどに下げたのはただ単純に威力を上げる為だけではない、見ればその左手の五指が地面に爪あとを立てているではないか。
馬鹿力に物を言わせて地面に掴んだのだ、それは恵まれた身体能力に物を言わせていると捉える事も出来るだろう
だが逆を言えば、ジャクソンは自身のその長所を活かしていると言えなくもない
もっとも彼が魔術師であることを考えれば、魔術を活かせと思われても仕方がないところであるが
地面を掴む左腕を軸に体を回転させる。
それは伸びきった拳による攻撃ではない、腕よりも余程射程の長い左足を用いた下段の回し蹴り
このルールでは拳が重要視される――― そう思わせてしまう、だが現実蹴りであれなんであれ使用が禁止された訳ではない
つまりこのルールを提示した段階で視界の外に消えてしまった、視覚からの一撃であった <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 22:44:04.78 ID:q7zz7JgzO<> >>802
くっ…!!
【同時に男も大きく吹き飛ぶが地面に回転しながら着地する】
片腕は暫く冷却しなきゃな、
【片腕がアラートを上げている。少しの間使用は出来ない】
ぐぉっ!
【回し蹴りを食らうが下段を狙われたのは幸いだった。両脚も機械の男にダメージこそ無い物の再び大きく飛ばされる】
甘い甘いうるさい奴だ。何処ぞの宇宙の帝王の兄貴分かよ。
「衝撃破・地蓮魔」
【空中で体制を変え片腕で着地するとそこから地面を走る二つの衝撃波が地煙を上げながら相手を挟む様に襲いかかる】
甘くねえぞ?
【衝撃波の反動と同時に大きく上空に飛び相手の脳天に空中でブースターを使用し回転しながら回し蹴りを放とうとする】 <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/23(金) 23:01:41.92 ID:sIm2jWFho<> >>803
「あぁ?半分メカなんだから宇宙の帝王の兄貴はお前の方がはまり役じゃねぇかよ」
突っ込みに対して突っ込みを返しながら自らの足と右腕を引き戻し、身を屈めた獣のごとき体制になる
大地を駆ける衝撃波に対して、ジャクソンが取った行動はシンプルだった
地面を右腕で力いっぱい殴り付ける―――――これだけだ
そもそも衝撃波は地面を伝ってきているのだ、その前提である地面を吹っ飛ばして相殺してしまえばいい。
叩き付けられた拳によって大地に亀裂が走り、そこから砕けたアスファルトが宙に舞う
ジャクソンの目論見通りに2つの衝撃波は消えた……が
「ひぶっ!!!?」
地面を見ていたジャクソンにとって、拳次の空中回し蹴りは完全に視界の外だった
見事に彼の頭を蹴り飛ばして、頭を中心としてまるで時計の様に縦回転しながら吹っ飛ばされる。
だが地面に叩き付けられる瞬間に足と腕を伸ばし、滑る様に受身を取って見せた
「野郎俺のハンサムフェイスを……!!」
唾を吐くと、赤色になった唾液が地面へと叩き付けられる
口元をビリビリになった右袖で拭いながら、ジャクソンは大地を蹴り付けた
身を低く屈めた最初から全速力、それは瞬時に拳次との距離をつめる
そして―――体ごと振り抜いて右足を拳次の頭左側面へ向ける、上段回し蹴り
まさにやられた事をやり返すと相応しい攻撃である <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 23:11:53.98 ID:q7zz7JgzO<> >>804
俺はメタルよりも最終形態が好きだけどな!!
【見事に粉砕された二つの衝撃波と見事に相手を撃ち抜いた回し蹴り。だがそれでも相手は止まらなかった】
タフだな、手加減したつもりは無かったぞ?
【着地し構え直す。次の一手を考える為思考を巡らせている】
!!ちっ!!
【相手は急加速し男の間合いに入ってくる。お返しと言わんばかりの回し蹴りを位吹き飛ぶも血を流しながら受け身を取る】
あ〜。一瞬脳が揺れた。お前も相当無茶するな…。
しょうがねえな。最終形態になってやるよ
「限界等破」
【胸の走行に手を当てると男の機械部分に赤く光るラインが走る。男の機械部分の機能と身体能力を高める技だ。気付けば片腕も正常に戻っていた】
こいよ。まだこっからだ。 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)<><>2013/08/23(金) 23:13:05.59 ID:UYpGK0BV0<> 藤枝 将也
085-0054
北海道 釧路市暁町3−4藤枝MS2F右2 <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/23(金) 23:19:36.96 ID:XZHmlz5/o<> >>766
「もそもそさー、最初からこのプロジェクトが終わったらこの海でさっさと泳ごうと思ってたんだよねー」
【プロジェクトと言えば大げさだが、その決意が見事に死亡フラグになったな】
【どうやら下着代わりに水色のビキニ水泳着を着用していたらしく、明の目の前で恥ずかしげもなく上着を脱ぎ脱ぎする】
【お望みの女の子の水着姿かもしれないが、ムード的にあまり嬉しくないのは何故だ…】
【乱暴に上着を砂浜に脱ぎ捨てると、既に水に浸かったのではないかと見まがう程に彼女の肌を汗が伝っている】
【胸は着やせするタイプだったらしく、幼い身体ながらも若干色気があるが…】
「ホラ、兄ちゃんもさ。もう終わった事だし気にしてないからさ−。こんな暑い日に折角海に居るんですから―――」
【サンダルも脱ぎ捨て、足に纏わり付いた砂を波で洗い流した刹那】
【静かな海面が一気にその風貌を変え、巨大な『腕』となった】
【ごめん色気ないわ怖いよこの人】
「は?制服だから泳げないって?いーじゃんいーじゃん、今日からお兄ちゃんはわたしのオモチャ決定ですから(死んだ魚のまなこ)」
【気にしてないとかいいつつめっちゃ気にしてるやん】
【本性を現した溟渤の手が飛沫を上げながら明に迫る】
【上から来るぞッ!気をつけろォォォ!(コンバット越前風に)】 <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/23(金) 23:26:06.67 ID:sIm2jWFho<> >>805
「それ……トッキントッキンしてるからだろ、俺はつるっとしたフォームも悪くないと思ってるぞ」
体をひねる事で無理やりに速度を打ち消して停止すると、頭を軽く振って息を整える
「チッ、人の事言える立場じゃねぇだろ……もっとも俺はまだまだ元気だぜ?」
傷ついた右腕を回しながらほくそ笑むと力をこめる。
すると腕に出来た無数の傷から一瞬だけ血が噴出し、スーツが弾けん程に右腕の筋肉が隆起する
力が込められた事によってたまっていた血が噴出し、そして絞められ圧迫止血に近い作用を引き起こしたのだろう。
それを力の入れ加減だけでするとなると、尋常ではない筋肉が必要になる
「俺も取って置きを使ってやる……魔術師だからな」
構える彼の右拳を端に包むように球体が張り付く、その内側に何層も仕切りのような壁を内蔵した球
おそらくは彼が使った結界の応用版なのだろう、手に鉄球が張り付いたような不恰好さがあるが……果たして
「……来い!」
短く、だが確かにそう呟いた <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 23:32:39.01 ID:q7zz7JgzO<> >>808
…行くぜ。
【トントンとその場で軽いステップを踏んでいる。その構えはボクシングを思わせるかの様な動きだ】
よーいっ。
【それと同時に男は静止する。時を止める様に流れを止める様に数秒間ピタリとも動かなくなり】
どんっ!
【先程よりも速くなっている事はこの動きを見れば嫌でも分かるだろう。攻撃方法は単純明快だ。高速で近づいて腹をただ殴るだけだった。銀色の拳が相手に襲いかかる】 <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/23(金) 23:45:48.88 ID:sIm2jWFho<> >>809
「ハッ――――!!」
目を見開いて笑う、その表情は正しくこの闘争を楽しんでいる故の物だ
神速で迫る拳次に対し、迎え撃つ様にジャクソンは右腕を振りぬいた
同時に張り付いていたはずの球体はまるで空間に固定されたかのように動きを止める
するとどうだろうか、ジャクソンの拳はフィルターの様に重なった1枚1枚の結界を殴り壊す事になる
1枚、2枚、3枚4枚5枚6枚7枚8枚9枚10枚―――――――
――――このルールはシンプルだ、殴った威力と同じ威力の爆発が追加される
28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39―――――
――――しからば、仮に一度に大量のものを殴り壊して、その威力を押しとどめる事が出来れば
62 63 64 65 66 67 68 69 70 71――――
72
拳次の一撃が腹部へと放たれると同時に、最後の1枚を破壊された球体が崩壊する
その内部で押し込められていたエネルギーが拘束を解かれ、世界へと解放される
――――それは正しく、その分だけ倍増する事に等しい
「吹き……ッとべやああぁぁぁッ!!」 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/23(金) 23:58:43.05 ID:q7zz7JgzO<> >>810
【炸裂する拳。そして同時に大爆発を起こす。これを起こしたのは自分では無い。相手の攻撃だ】
…ま。
【空中へと吹き飛ぶ男。耐熱性を持つ機械部分は平気な物の軽く意識を失う程の爆発で空中へと投げ出された。絶対絶命かと思われた時】
「まだだ!!!!!」
【空が一瞬黄金色に染まる。その中心にいたのは拳次だった。金色の業火に包まれた拳次は空中で構える。もうそこには拳次ほ理性はほぼ無くなっていた】
【あるのは闘争本能のみ。】
【空中で回転し黄金色の火の粉が舞い男の両腕には振動した大気の塊が食うを歪める様に金色の業火と交わり両手を合わせ一つの大気の塊にする】
「衝撃破・金華閃」
【空中。つまり相手の上空から放たれたのは金色の衝撃波。それは超連続で放たれ空中で一つの衝撃波へと変貌し、さながら金色の衝撃波の光線の様になり相手の上空から襲いかかる】
【正に満身創痍の一撃だ】 <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/24(土) 00:11:25.22 ID:wlC4hTgMo<> >>811
空から堕ちてくるは黄金の輝き、衝撃は集まり線となり
多い尽くすそれは、放たれた巨大な黄金の拳と称するに相応しい
ジャクソンは踏み込むと同時に、襲い来る輝きに対して左腕を打ち当てる
アスファルトが余波だけで捲れ上がり、欠片が天上へと上り、光が影すらも見せないほど照らしつくす
それは刹那の均衡を感じさせた瞬間、閃光が叩き潰すように大地を飲み込んで何もかもを包み込んだ
当然、そこにいたジャクソンはその中に消える
ま……悪くは無いか
大地が見え始めた頃、倒れこんでいる白いスーツの男だけが残されていた
気づけば、円に包まれた世界が少しずつ小さくなってきている
それによって元々の世界の音が帰ってきつつあるのが分かるだろう、戦いは終わったのだ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/24(土) 00:18:00.87 ID:KtDZub3hO<> >>812
「ハァァァアアア。」
【地面にヒビを入る程の勢いで空から着地した男の金色の炎は、徐々に黒く染まろうとしていた。だがその瞬間炎は消え男の両腕が煙を上げている】
…。
【膝をつき力なく座り込み目を閉じている男。そして目を開ける。男は何が起きたのか覚えていなかった】
何、何であいつが倒れてんだ?そんでもって円も少しずつ無くなっていく。
おい、一体何があった。俺は何をしたんだ
【自我を取り戻した男は未だ何が起きたのか把握できていなかった】 <>
◆lDGLB6aiGpwN<>sage<>2013/08/24(土) 00:32:20.64 ID:wlC4hTgMo<> >>813
「――――――」
「ぁ―――――あ、痛かった!!!」
倒れていたはずの白いスーツの男が突如として立ち上がる
金色の炎に飲まれたからか、スーツはところどころに穴が開いていた
「チッ……一張羅がボロボロじゃねぇか」
ビッと拳次を指差した後、男は指をパチンと鳴らすと円が一瞬にして収束される。
「覚えてろよ!……覚えてないみたいだけどな!!」
―――
―――――
―――――――
大地に走って居た亀裂も、焦がしていた炎もそこには無い。
そして何事も無く目まぐるしいほどの人間が周囲を歩いている、車が信号待ちをしている
戦いの爪痕が、名残が全て夢であったかのように
そしてスーツの男は居ない、この戦いが真実であったかどうかは傷ついた拳次の体だけが記憶しているのだ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/24(土) 00:36:24.90 ID:KtDZub3hO<> >>814
だから何の事だよ!説明しろ!
【彼はこの場から消え去ろうとしていた。必至で止めようとするが彼は何処かに消えていき闘いの痕跡は消えていく】
【自身に刻まれた痕跡だけを残して】
…どういう事だ。まぁいいか。
まだまだ未熟ってことだな。取り敢えず飯食って修行だ。
【男はその場を立ち去る。その身体に刻まれた傷と共に】
/お疲れ様でした! <>
伊集院 明 ◆0j1ku5iqlj9v<>saga<>2013/08/24(土) 06:24:52.72 ID:miY0IMdI0<> >>807
「……(何一つとして嬉しく無いな、この状況)」
【迫り来る巨大な『腕』を睨みつけた後、大きなため息をつく】
【「どうしてこうなった――」と言わんばかりの表情だが】
【状況的に言えば溜め息をつきたいのはむしろ少女の方であろう】
「――――さて、テッレポーテーションっと」
【海の水を怒りで練り上げた『腕』から逃れるべく】
【重力の向きを変え、愛車(カブ)の方に高速で吹っ飛んでいく青年】
【愛車のある位置までついたなら、能力を解除し】
【愛車にまたがって逃走を図るだろう】
【全ては『腕』と『少女の怒り』から逃れるためである】 <>
いとまきひとで ◆4zWA/GOBoU<>sage<>2013/08/24(土) 14:00:41.97 ID:IvLAv4tz0<> >>816
(う…!?意外と素早い…!)
【変哲もない青年に見えたが、割とやるな…!】
【しかし、それはそれでおもろいらしく、不吉な表情が変わらない】
【まるで活きのいい魚をいたぶるかの様に…】
【焼けたような熱さの砂浜に掌を着けると、逃走中の明から見て2時の方向から6m級の巨大な『砂の脚』が飛び出した】
「いいか…!これから兄ちゃんの愛車(カブ)か兄ちゃん自身の肋骨辺りを破壊するが、それは『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』が蹴りを入れたと思え…!」
【『10円玉をうまい棒に変えてしまうすっごいマシーン(チロルチョコでも可)』が蹴りできる訳ないだろ】
【そんなツッコミも虚しく砂の脚の足払いが愛車(カブ)と明に迫り、砂嵐が吹き荒れる】
【この調子だと制服はクリーニング必須だな】 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/24(土) 21:23:27.98 ID:ks67ScyXO<>
おい、さっさと吐けよ。
【路地裏に一人の男と倒れている男。倒れている方は血を流しながらヒビの入った壁に寄りかかり男はその男の顔の真横に脚を置いていた】
お前が路地裏狩りとか何とかやってるからあいつらの事を知ってると思ったんだがな。
【その鋭い眼光に倒れている男は震えながら知らないと言っていた】
ちっ、次俺の庭で下らない事してたら全身の骨叩き割るからな。
【舌打ちをし路地裏を再び歩き始めた。獣の様な眼光と束ねた髪を揺らしながら歩いている男には尋常ではない程の気迫すら感じる】
【男は今ある組織を追っていた】 <>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/24(土) 21:34:27.19 ID:h268HL08o<> >>818
「あれは・・・?」
路地裏・・・バイクに乗らずに徒歩で私は此処を訪れる。
そこで見つけた一人の男・・・
「拳児・・・?」
路地裏で倒れこんだ男に対して、暴言を吐いているこの男・・・
拷問をしていたようだけど・・・私の知っている男に似ている・・・
「人違いね・・・貴方何者?」
私の知っている男とは別人だ・・・
拳児があの様な真似をするとは思えない・・・ <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/24(土) 21:34:31.64 ID:xzNW34zzo<> 【市街地から大きく離れた場所】
【辺りは田んぼが広がり、蛙の大合唱が聞こえる】
【田んぼの畦道に、少女が一人立っている】
【なにやら辺りを見回しては手にしたノートに書き記していく】
【田んぼに1人とは少し不自然な光景だ】
………
【腕に隠れて見えにくいが彼女がきている作業着には“Auriga”の文字が刻まれていた】
……ふぅ
干からびちゃうよ、まったく
【息をつくと近くの場所に腰掛け、水を飲みだす】
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/24(土) 21:39:10.47 ID:ks67ScyXO<> >>819
…拳次?
【どんなに小さな声でもその言葉だけははっきりと聞こえる。何故ならそれは男にとってかけがえのない物】
何者…って言われてもな。ギャング兼武道家って所か?
それよりも気になるのはだ、姉ちゃん。
あんた今「拳次」と言ったな?
俺の弟を知ってるのか?
【鬼気迫る雰囲気で目の前の女性を見つめる。睨んでいるわけでは無いが雰囲気的にそう見えるかもしれない。敵意も無ければ殺意も無かった】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/24(土) 21:54:57.31 ID:3n1dJ/OY0<> >>820
(ふー、だいぶ遠くまで来たな)
【畦道を走りながら、佐藤守は達成感を感じていた】
【休日を利用して、街から遠く離れたここまでジョギングをしてきたようだ】
【服装は、白い二本線が入った青いジャージ。背中には、大きなリュックが背負ってある】
【ほとんど息を切らしてないのが、彼が普段から鍛えていることを証明している】
(さーて、そろそろ休憩するか)
【周囲を見回し、休憩できそうな場所を探す】
【すると、地面に腰かけている少女が目に入った】
(こんな場所で何してるんだろ?)
【気になり、思わず見つめてしまう】
【そして、気づいてしまった。少女が来ている作業服に書いてあるAurigaの文字に】
…ちょっと君
【同時に、声をかけてしまう】
【顔には、市民に向ける笑顔が浮かべられている】
まさか、Aurigaだったりしないよね?
【返答次第では、この笑顔が一瞬で崩れるだろう】
<>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/24(土) 21:57:37.23 ID:h268HL08o<> >>821
「えぇ、知ってるわ・・・」
拳次・・・その男とは一度戦ったことがある・・・
あの男・・・あの男は私に・・・
「私に戦いを挑んで見せたわ・・・引き分けたけどね・・・」
この人は拳次を弟と言っている・・・
確か、拳次は有名な格闘家の弟だった筈だ・・・
そうか・・・この人が・・・
「有名な格闘家の弟を名乗る男・・・掌 拳次・・・そう、貴方が・・・」
道理で似てるはずだ・・・
私を睨んでるけど、敵意も殺意も感じられない・・・
だけど・・・
「申し遅れたわ・・・私はヴィヴィアン・ホッブス・・・」
私の父もある意味有名な格闘家だ・・・
30年前、私の父であるケニー・ホッブスは一度だけ格闘家大会に挑んだ事があるらしい。
その戦いの内容は、一回戦を正々堂々と戦い、勝利した。
だが、審判が試合終了を宣言した後も私の父は攻撃を止めなかったらしい。
更にはセコンドが隠し持っていたナックルダスターを受け取り、それで相手を殴り殺した。
挙句の果てには止めに入った審判や大会関係者を血祭りに上げた。
当然、私の父は反則。大会の出場権を永久的に剥奪された。
その試合内容は格闘技の世界に衝撃を与えた。
映像も残っていて、彼も格闘家の道を志すならその伝説は知っている筈だ。
「敢えて言うわ・・・私はケニー・ホッブス・・・アウリガのカートである、48代目アフロキング・ボンバーの娘よ。」
アフロキング・ボンバー・・・父が勝手に名乗ってる名前だから彼がその名前を知ってるかどうかは解らない・・・
だけど、ケニー・ホッブスの名前は知っている筈だ。
それに、父はアウリガで役職を持った男・・・その娘を名乗れば、どう言う反応を見せるだろうか・・・
これは、この男に対する挑発行為だ。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/24(土) 22:13:26.06 ID:ks67ScyXO<> >>823
拳次と闘ったのか!あいつも張り切ってるな!あはは!
【弟の話しはいつ聞いても悪い気はしない。居場所さえ分かればすぐにでも会いにいきたいのだが】
そう、俺が掌 拳峰。死んだけど何故か生き返ったせいで色々大変だったよ。
ケニー・ホッブス…。勿論知ってるぜ、今アウリガに居るのは知らなかったけどな。
まさか娘が居たとはな。あいつが出場した大会には俺も居た。周りの人間全てが奴を軽蔑していたよ。
俺以外はな。
【懐かしくも思える。俺はあの時初めて他の人間に恐怖した。彼は正しく前と悪を抜きに考えて本物だった】
<>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/24(土) 22:14:06.88 ID:xzNW34zzo<> >>822
【男の子が話しかけてきた】
【先程から目に見えてはいたが話しかけなかった】
【大体こっちは仕事中。絶対に漏らしてはいけない機密を隠してもいる】
ん?
急に変な質問するねーキミ、びっくりしたじゃん
【というか何故こんな質問をしてきたんだろう】
【もし通報するとして警察やブラックシールドの様な治安組織がこんな所までくるのは時間がかかるはずだ】
【まあ質問には正しく答えておいた方が良いだろう】
【人生正直に言った方が良い事もある】
…ま、あたくしは確かにAurigaの者でござんすよー
知ってる?結構ブラックなんだよねぇ此処… <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/24(土) 22:33:48.29 ID:3n1dJ/OY0<> >>825
【佐藤守は、シスコンである。本人は否定するが、まぎれもないシスコンだ】
【そのせいか、年下の少女に甘い。なので、同僚によく馬鹿にされる】
【だが、相手がAurigaならば話は別だ。彼は、一瞬にして鬼になる】
…やっぱりか
【背中に背負ってあったリュックを投げ捨てる、接触した部分の地面が大きくへこむ。どうやら、かなりの重量らしい】
【顔からは、先ほどの笑顔が消え、無表情だ】
俺は、ブラックシールドの隊員だ
…あとはわかるな?
【すでに、彼は戦闘態勢に入っている】
【が、以前のようにいきなり殴りかかったりはしない】
【どうやら、あの時感情的な行動をとったことを反省しているらしい】
選択肢をやる、おとなしく降参するか、戦うかのどちらを選べ
<>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/24(土) 22:34:14.59 ID:h268HL08o<> >>824
「私は格闘家では無いけど、あなたの事は知っているわ・・・」
あれは30年前の話だ・・・コイツ、何歳なんだろう・・・
そう言えば、拳次は兄貴の仇を探しているって言ってたっけ・・・
一度死んだと言う話・・・信じても良いだろう・・・
だけど、私の挑発には乗ってこなかった。
正義感に溢れる男の兄貴なら、もしかしたらと思ったけど・・・
「有名な格闘家・・・貴方に勝てば、私も有名になれるかしら・・・」
挑発に乗らないなら次に取るべき手段は一つ。
私は戦う構えを見せる。
拳次に勝てなかった私が、その兄である拳峰に勝てるかは解らない。
だけど、私は知りたかった。その有名になるほどの実力を持った男の実力を・・・ <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/24(土) 22:44:28.88 ID:ks67ScyXO<> >>827
可愛子ちゃんに知ってて貰えるとは光栄だな。
【最初に見た時の雰囲気は消えていた。兼次と知り合いという時点で彼女を敵とは見定めていない】
あぁ、めちゃくちゃ有名になるぜ。これまでたくさんの奴等が俺に挑んできた。
俺を倒せば表沙汰でも裏の世界でも一躍有名人になれるさ。
【正直自分の弟と闘い引き分けたこの女性に興味が溢れていた】
まぁそんな事はどうでもいいさ。今は闘いに集中したい。
さぁ、やろうか?
【構える。その構えは何処と無く拳次と似ているが彼を取り巻く覇気は拳次のそれをも凌いでいた】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/24(土) 22:50:38.22 ID:xzNW34zzo<> >>826
へぇ……
【彼はブラックシールド隊員らしい】
【こんなところまでやってくるとは…一体何処から嗅ぎつけてきたのか】
【自分を拘束してナニ、いや何をするつもりなのか】
【脳内を妄想が駆け巡る………】
…キミに従う気は全く無い
…上に報告書を提出したいんだよ私はァ!
【先ほどの書類を取り出してみせる】
期限は昨日まででね、特別に今日まで間に合わせてくれたんだから早くしないと…
【いつも通りマイペースに話しだす】
【彼がどんな反応をしようとお構いなしといった様子だ】
だからさ、今日の所はこの辺にして頂戴。な?
<>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/24(土) 22:57:55.27 ID:h268HL08o<> >>828
「・・・・・・・・・・」
構えは拳次に似てる。
あの時に見た格闘術はこの男が教えたものだろう・・・
その覇気は拳次よりも更に上だ。
私も、格闘技の心得を持つ者の娘だ。
私は格闘家では無いけど、その覇気ぐらいは感じ取れる。
だったら私は構えを崩さず・・・拳を握り・・・
「・・・・・・・・・!!」
私は左の拳を使い、彼の胸部を狙う。
基本である突き技だ。攻撃的な手段じゃない。
格闘家は先ず、拳と拳をぶつけると言う。
先ずはその挨拶の姿勢を見せるとしよう・・・
【その構えこそは基本に忠実だが、彼女は急に喋らなくなり、口を開かなくなっている。】
【まるで何かを口に含んでいるような・・・】 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<>sage<>2013/08/24(土) 23:03:14.38 ID:ks67ScyXO<> >>830
…良い構えだ。しっかりとした強い構え。
【自身の覇気に触れながらも臆する事無く向かってきた相手にまずは尊敬した】
そして攻撃も良い攻撃だ、迷いがない。
【掌を突き出し相手の拳を受け止めようとするがギリギリの距離で掌は拳に当たっていない。そして半歩横に移動する】
【そのまま流れる様に、まるで相手の拳を誘導する様に掌を動かし最後は脚を軽く払おうとする】
【それが決まれば相手は体制を崩し地面に膝をつけ転ばそうとするだろう】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/24(土) 23:11:52.52 ID:3n1dJ/OY0<> >>829
その心配はいらねーよ、だって
【口調が砕け、口元がかすかに緩む】
【右腕を自分の顔の前に掲げる】
今日から、檻の中で暮らすことになるんだからな!
【叫ぶと同時に、左手の人差し指で右手の変身ボタンを押す】
【赤い光が守を包み込む】
変身!
【体に、戦闘用スーツが身に着けられていく。最後に、腰に発光装置の付いた黄金のベルトが巻きつけられた】
【真っ黒なボディ、頭部にはめ込められた目の代わりになる赤い十字架、それらが異彩を放っている】
<>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/24(土) 23:13:55.37 ID:h268HL08o<> >>831
「・・・・・・・・・・・!!」
彼は脚払いで返してきた・・・
私の攻撃も当たらなかった。
私はその攻撃に膝を付くも、膝を曲げて上半身を彼に向け、右手でその身体を支え・・・
「・・・・・・・・・・・!!」
口から緑色の霧を吹く。
魔力を霧状に変えた物だ。
狙いは顔面。この緑色は物に付着し、私以外の生物が触れば、その場所に激痛が走る。
人によって個人差があるから、彼に効果があるかは解らないけど・・・ <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/24(土) 23:27:12.61 ID:xzNW34zzo<> >>832
何ィ!?!
【『変身!』とかやられたらもう勢いに乗るしかないっ!】
【たとえ怪人役でも構わない、心が叫んでいるッ!!!】
ふん、誰に向かって言っているのだ…?
貴様の命もここまでよ!!!
シャァーッッ!!!
【ちょっと決めポーズをとりつつ変身する】
【ぬらぬら光る体表の鱗、大きな鰭、尖った歯、濁った瞳…】
【19世紀のSF小説、いや東●特撮の怪人…とにかくまさに半魚人としか言えない姿へと変貌した】
<>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/24(土) 23:43:36.62 ID:3n1dJ/OY0<> >>834
それがお前の変身か…、かっこいいじゃねえか
【半漁人のようなものに変身した少女を見て、仮面の中で守は笑う】
【いつのまにか、Auriga相手だというのに緊張感が抜けてきていた】
【むしろ、楽しくなってきているようだ】
【それは、きっと彼女の持つ特性のためなのだろう】
【まっ、捕まえるという考えは変わらないみたいだが】
いくぜ、ラ○ダーパンチ!
【通常加速ボタンを押しながら、ノリノリでそう言い、突っ込んでいく】
【もしかして、Auriga相手ってことを忘れてるんじゃないだろうか…】
【しかも、少女の前につくと思いっきり前蹴り放ったし…】
【ちなみに、通常加速と肉体強化の影響で速度と威力が増している】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/24(土) 23:50:16.69 ID:xzNW34zzo<> >>835
ライドしてないのにライ○ーパンチなんて!うそーん!
ゴフッ!!!!
【思いっきり腹パンされ後ろに吹き飛ぶ】
【勢いでそのまま田んぼにダイブ】
…
…ふっ
その程度で私を倒せるとでも?
【泥の中から立ち上がり高笑いする】
さあ、こちらから行くぞ!
ハァアァァアァーーー!!!!
【猛烈なジャンプで飛びかかる】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/25(日) 00:04:52.80 ID:9XA+CWp00<> >>836
ぐわっ!
【猛烈なジャンプの衝撃により、思わず地面に転がる】
【すぐに、手をつかずに立ち上がる】
やってくれたじゃねえか!いくぜ!
【左の人差し指で瞬間加速ボタンを押すと、そのまま少女に向かってまた突っ込んでいく】
パ○ーアーム!
【念のため言うが、この義手は形や機能が変わったりしないので、ただのパンチである】
【実は、ラ○ダーマンを義手つながりでリスペクトしているようである】
【まぁ、威力は通常加速の数倍だが、一直線にしか進めないし、攻撃後に隙ができる】 <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/25(日) 00:27:06.08 ID:hjhPThtpo<> >>837
え?!カ○ットアームとかじゃないの?!ただの加速パンチ!?
しかし私とて同じ攻撃を受けるほど愚kゴハァッ!!!
【ドヤ顔で笑ってたら吹き飛ばされてしまった】
【田んぼに叩きつけられる。飛沫と泥が激しく飛び散る】
ぅう…
【泥にまみれながら立ち上がる】
くそっ!
うらぁああ!!!鰭カッター!
【腕を大きく振る。鋭く尖った鰭から斬撃が放たれる】
あああ!!農家の皆さん申し訳ありません!!!!
【大きく育った稲を、電柱をもたやすく切り裂き、彼に向かって飛んでいく】
<>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/25(日) 00:47:57.49 ID:9XA+CWp00<> >>838
ぐおっ!
【瞬間加速使用直後なので、躱せずに、斬撃を腹部に直接くらってしまう】
【体が吹き飛ばされ、また地面に転がる。そのまま、腹部を見ると大きな傷が入っていた】
【体にまでは、斬撃は届かなかったが、おかげで戦闘用スーツがかなり損傷してしまった】
【性能も、さきほどより下がり、痛覚も悲鳴を上げている】
まだまだ!
【それでも、守はあきらめない。…というか、完全に意地になっている】
【背中のブースターの噴射で立ち上がると、そのまま浮き上がり飛行しながら少女に向かって進んでいく】
【もちろん、通常加速ボタンも押している】
【そして、途中でいいものが目に入った】
…使える
【そう呟くと、斬撃により切断された電柱に近づき持ち上げる】
【そのまま、両手で持ちながら右肩に担ぐ】
くらえ!ソー○ベント!
【ある程度、距離をとった状態で電柱を振りかぶる】
【少女に向かって、叩きつける気だ】
【戦わなければ生き残れない!】
/すいません、凍結していいですか?
眠気が… <>
シオン(紫苑) ◆HYSWExFg7U<><>2013/08/25(日) 01:04:29.50 ID:hjhPThtpo<> >>839
はぁ…はァッ…っしゃぁ!
【攻撃が当たったのでガッツポーズ】
【しかしその顔には疲労が見て取れた。半魚人なので分かりにくいが】
【その後、表情は安堵から驚愕に変わった】
そ…
それのどこが剣なんだあああああああああああああああああ!!!!!!!
受け止めてやろうじゃねえか…!!
【体を低くし、蹴りを繰り出す為構えを取る】
はァーー………
…
……
ノ \ ッ ! ! ! ! !
【そして振り下ろされる寸前回し蹴りを放つ】
はぁッ…痛…
【足には血が滲んでいたが、攻撃をすんでの所で受け止める】
【変身体のため強化されているが、はたして砕くことができただろうか】
//了解
明日辺りまたやりましょう!
<>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/25(日) 04:10:59.29 ID:MB1IeallO<> >>833
毒霧…!!
【それはさながら一昔前のプロレスラーをも思い出させる】
くっ、…!!!
【両腕をクロスさせ何とか顔面への直撃は回避した。だが両腕にまるで電撃の様な激痛が走る】
ふぅ…やるなぁヴィヴィアンちゃん。
「真拳」
【その場から常人離れしたすてっぷで相手に近づき先程のお返しと言わんばかりに腹部へと拳を走らせる】
【その攻撃は気の流れを掴み相手の外部だけでは無く内部にも衝撃を走らせる攻撃だ】 <>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/25(日) 05:50:08.97 ID:2RYNfBXso<> >>841
「うっ・・・!!」
仕返し代わりに飛んで来たのは拳・・・
避けられない・・・私は腹部へのパンチを見事に受ける。
左手が空いてたけど、その手でガードするのは得策じゃないだろう・・・
格闘家のパンチを素人の腕で受ければ、その腕は使い物にならなくなる。
利き手を使う事はできない・・・
それに、相手が相手だ・・・私は敢えてノーガードで受ける事にした。
「ゲホッ・・・」
タダの痛みじゃない・・・
パンチが私の腹の中に入ってくるような・・・
「女相手でも手加減無しって感じね・・・だけど、何時までその拳が使えるかしらね・・・」
彼は私の吹いた霧を避けずに腕で受けた。見たところ、彼の腕に痛みが走っているようだ。
それが何時まで続くかは個人差があるから私も解らないけど、腕に痛みを感じれば拳は鈍る筈。
さっきは本気でぶつけて来たけど・・・流石に何時までも続かないはず・・・
私は間合いを取る為に後ろへ、拳が届かない位置へと下がる。
「フフッ・・・もっと味わう?」
私は両手で、その掌で自分の頬を擦り付ける。
私の頬は緑色の液体がついている筈だ。
当然、これが私の身体についても問題は無い。
これは口からだけでは無く、手足からも毒液を搾り出す事が出来ると言うアピールだ。
この行動には、これ以上近づけばもう一度、毒を浴びせると意味も込めている。
これは威嚇だ。威嚇程度で下がる相手では無いと思うけど、警戒はしてくる筈・・・!!
私だって、格闘家の本気の拳に耐えられないからね・・・
だから敢えて手の内を見せ、正面から拳を打つと言う手段を封じる方法を取った。
当然、確実にそれが成功するわけじゃない。相手が全く恐れず、正面から戦いを挑んでくるかもしれない。
それに、確実に私に対する必勝法を直ぐに見つけるかもしれない。
戦いに置いての判断ミスは時に致命的になる。それは相手も同じだ。どんな奴でも例外は無い。
この行動は賭けの様なものだ。 <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/25(日) 15:09:50.83 ID:/iHhFN6bO<> >>842
聴くだろう?俺の拳は。女だから手加減する程俺はぬるくないしお前をなめてもいない。
【両腕に走る謎の激痛。それにのたうち回る事こそしなかったが腕は少しだけ震えていた】
ちっ、厄介な技だ。その様子だとまだまだ出てきそうだな。
それはハッタリか?それとも本当か?
【男はまた構える。ニヤリと笑い揺さぶりをかける】
まぁどっちでも一緒だ。毒ならこういうのには弱いだろう?
【男の両腕が激しく輝き金色の業火が現れる。それはこの街で拳次が見せた銀色の炎とよく似ている】
「焔拳・閃」
【金色の業火が片腕に集まり圧縮し金色と白色が混ざったかのような高熱を帯びた塊へと変わり、それを勢いよく前に突き出すとそれは高熱の熱線と化し広がり地面を焦がしながら彼女に迫って行く】 <>
ヴィヴィアン ◆MIE7pOO3u2<>saga<>2013/08/25(日) 22:43:07.83 ID:2RYNfBXso<> >>843
「しまった・・・!!」
拳峰が出したのは金色の炎・・・!!
痛めた腕に負担をかけない技を選んできたか・・・!!
あれは拳次が見せた銀色の炎と似ている。
私とした事が、明らかな作戦ミス・・・あの技が来るのは予想できた筈だ…!!
「これが・・・天才・・・」
私は拳峰が放った熱戦を見事に浴び、その場に膝を付く。
身体中が痛い・・・かなりのダメージだ・・・これ以上受ければ本当にヤバイ・・・!!
だけど・・・だけど・・・!!
「このまま、やられる私じゃ…無い!!」
私は全身の魔力を搾り出し、全ての魔力を掌に込める。
掌は拳峰に向けている。私はその魔力を一つの弾として抽出し・・・
「一転集中!!」
その弾を飛ばす!!
狙いは敢えて拳峰の右腕!!
これまで、彼へのダメージは腕にしか与えられていない・・・
違う場所を狙っても、大きなダメージを与える事は難しいかも・・・
だったら…一度与えた腕に当てて、更にダメージを…
最早これは勝ちに行く手段じゃない・・・
だけど、最後の悪あがきとして、せめて彼の腕に・・・!!
「思い…知ったわ…」
全身の・・・あるだけの魔力を搾り出した私は、此処で倒れこむ。
やっぱり、天才と呼ばれてた格闘家に勝負を挑むのは無理があったわね・・・
レベルが違いすぎた・・・
//とりあえず終了でお願いします。 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 00:37:12.39 ID:R44BLAmyo<> 【夜の路地裏】
珍しく夢を見ないと思ったら……あー、またか。
【危ない人が徘徊しているイメージが染み着いたこの街の死角にて青年は眼を覚ました】
【夢遊病のように寝言を呟きながら徘徊していたようで、衣服は藍色の寝間着】
【――靴は履いているものの、汚れから察するに長い間徘徊していたようだ】
【自身の状態からそう判断した青年は、辺りを見回し、改めて問題に気付いた】
ここは何処だ?
【まずは文明の光が密集する場所を探す事にして、僅かに未知の感情を抱き、不気味な印象を受ける暗がりへと歩き出す】
【進む方向は完全に勘頼りだ】
<>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/26(月) 00:51:58.97 ID:Tm8duuGAO<> >>845
【その路地裏の奥で、闇がわだかまっていた
【闇の正体はドクロを模した仮面が顔の上部を隠した女
【その身に纏った黒い喪服は右腕の袖に中身が亡く、風にはためいている
【胸元の紅色金剛の首飾りの明かりに照らされた仮面の眼窩の奥で薄氷色の瞳が少年を見る
「だれですか?」
【周囲の闇とは対照的なほど透き通った声が響く <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 01:14:38.10 ID:R44BLAmyo<> >>846
【闇はそれだけで不気味だ】
【例えそれが有り得ないと断言できる事であっても、嫌な想像を掻き立てられてしまう】
【例えば――】
動く骸骨と……か…?
【そう思考した所でドクロ面を被った女性を目撃し、硬直する】
【反射で右腕を起動しなかったのは、おそらく思考から消し飛んでいたからだろう】
【吸い込まれそうな薄氷色の瞳を、絶えず色彩を変える極彩色の瞳で凝視する】
【透き通った声を受けて十秒】
【『綺麗な目だな』とか『呪い殺されぅ!』やらとわめく思考回路を沈めるのに手一杯で――】
こちらは通りすがりの迷子です
えー、貴女はどちら様でしょうか?
【絞り出した言葉はオブラートにも包まないただの事実と、無意識に一つの問いを投げた】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/26(月) 01:20:27.47 ID:Tm8duuGAO<> >>847
「私は「『イザ・ベル』」……迷っているの?私もなの」
【女の名乗りに異なる声が重なりその名を別の者に変えてしまう
【その声に辺りを見回せば夥しい数の人魂が見えるだろう <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 01:36:23.90 ID:R44BLAmyo<> >>848
貴女も迷子なんですか
参ったなぁ。これじゃあ、どっちに行けば家なのか解らない
【女性の言葉に被さって発される声に他に誰かいるのだろうか、と周囲を見回そうとした】
ところでその『イザ・ベル』って――
【その時】
【突如現れた夥しい量の人魂に、全身の毛が総毛立った】
――
【名前を聞き返そうと開いた口からは声が出ず、ぱくぱくと陸に打ち上げられた魚のように開閉を繰り返すばかりで】
【得体のしれない存在に現在進行形で喰われている癖に、それはもう、物凄くビビっていた】
【或いは、浸食されているからこそ。第六感にて、本物だと嗅ぎ分けてしまったからかもしれない】
こ、ここ……これは何で御座いますか?
【震えを堪えて、右手でゆっくりと人魂を指差す。足が地面に張り付いたように動かない】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/26(月) 01:44:36.20 ID:Tm8duuGAO<> >>849
「私と同じ人たち、皆迷っているの」
【人魂の明かりに照らされれば
【『イザ・ベル』の体が透き通り、向こうの景色が見える
【人魂たちは鳴海の回りをグルグルと飛び回り何かを値踏みしているようにみえる <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 02:15:09.73 ID:R44BLAmyo<> >>850
同じって、まさかそんな。
そんな足のある幽霊なわけ――
【彼女の身体が透き通ったその先が見えた。見えてしまった】
【透き通った先。地面のアスファルトに、照らされた先にも広がる闇】
ははは……もしかして、現世を迷ってる普段透明系な人ですます?
お盆はとっくに過ぎてますよ
【乾いた口から出るのは、震える声。】
【無意識に後退りかけた時。】
【不意に。広がる闇に、血のように赤い三つの炎と裂け目のような口が浮かぶのを幻視した】
【その炎は瞳のように、『イザ・ベル』ごしに此方を――青年と人魂達を見据えると不快気に。愉快気に。】
【そして、嘲るような笑みを浮かべて――】
あ――、なっ?!
【呼応するように右腕が黒い光に包まれる。】
【その光は様々な色が混じり合った末に生まれ出る混沌。】
【神性すら帯びるそれは、聖なる存在であり。同時に邪悪な存在が発するものでもあった】
【“矛盾”――それこそが、私だ。】
【そう言わんばかりの光が収まれば、現れるのは無骨な装甲に覆われた機械の腕】
いったい何が?
【突然の事態に困惑しながらも自身の右腕を見下ろす】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/26(月) 02:28:47.07 ID:Tm8duuGAO<> >>851
【音すらたてて一斉に人魂達が逃げ惑う
「悪性だ」 「悪神だ」 「けがわらしい」
「関わるべきではない」
「姫」 「姫」 「姫」 「姫」 「姫」
「「「「「逃げるべきです我らが姫よ!」」」」」
【そんな人魂達には目もくれず、鳴海に近寄り遺された左腕で異形の右腕に触れる
「つらい?」
【薄氷が極彩を見上げている <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 02:54:58.37 ID:R44BLAmyo<> >>852
……。
【人魂達が口々に叫ぶその言葉は、種類こそ違うものの投げられた言葉に似通っていて――】
【痛みがなかった。とは言わない】
【しかし、それは彼にとっては蚊に刺された程度の痛みだった】
【――だというのに、今日はその言葉が嫌に心に突き刺さる】
【先程から抱いている未知の感情が前兆だったとでもいうのか。かつてない程に、感情が荒れている】
……今、気が付いた。
辛い。うん。きっと、辛かった。
【薄氷を極彩の瞳で受け止めて、ゆっくり言葉を選んで吐き出す】
【右腕の内部で、何かが高速で回転するような低い音を起てる】
けれどそれは、
【薄氷の瞳の向こう側に見ているのは、かつて『視てしまった。タチの悪い理想郷』――】
……足を止める理由にはならない。
【――目指す所がある、と返答して】
貴女は……いや、君達こそ怖くないのか? 辛くはないのか?
【目の前の女性や人魂達は――同じく迷っている。そう、言っていた】
【迷い続ける事が辛くないのか】
【果てが見えない事に怖くないのか、と問い掛ける】
【恐怖心が痛みで麻痺している今だからこそ、恐らく思考出来ている】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/26(月) 03:05:35.77 ID:Tm8duuGAO<> >>853
「この人達の事はわからないけど、私は大丈夫」
【そう言って首飾りに手を添える
「私ね、お父様を探してるの」
「きっと私より辛い道を歩いてるから、『もういいよ』って言ってあげなきゃ」
【女の言葉に人魂達が口々に不満を言う
「否、貴女は『イザ・ベル」 「父などいない」 「貴女に在るのは『ベリアル/悪魔』へ至る道」
「それだけが『貴女/ベル』の『現実/リアル』!」
//寝落ちます <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 04:08:48.08 ID:R44BLAmyo<> >>8854
……お父、様?
【何だ。それは】
【僕ニソンナヒトイタッケ――?】
【心臓が激しく脈打ち、まるで自身の存在の根底を否定されているかのような不安が滴となり額に滲む】
【しかし、それは数瞬の事で。不安は『何か』と共に削り取られたかのように消えてしまった】
父親に『もういいよ』か。
どんな人か。せめて名前が解れば、手伝う事も出来るんだけど――
【彼女は優しい。そして恐らく、彼女が抱く霊格という奴も高い】
【だからこそ、幽霊となっ『果た■■そう■■』】
――ッ
【思考を遮るように『向こう側』から、脳裏に響く嘲笑に顔をしかめる】
【しかし、違うのなら何故彼女は父親を探して迷っている事に説明が――いや、待て】
――何故、彼女は父親を見付けられていない?
【彼女が手を添える首飾り。人魂の順に視線を移動させ。】
どうしてそこまで、彼女をベリアル――悪魔にさせたがるんだ。
彼女が父親に会うのが、そんなに不都合なのか?
【右腕から低い音が響き。緑色に輝く粒子が少量だが、右腕に刻まれた筋から漏れ出している】
/了解
/これは気が向いたときにでも返してあげてくらさい <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 04:13:00.22 ID:R44BLAmyo<> /安価ミス
/>>855は>>854宛です
/>>8854とか遠過ぎィ! <>
掌 拳峰 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 06:40:56.65 ID:txuC4QdpO<> >>844
おい、まだ生きてるか?
【腕の激痛も徐々に引いてきた。それよりも相手はモロに今の一撃をくらった】
あれを耐えるとはやっぱりやるな姉ちゃん。
【更に追撃を加えようとするが相手はもう満身創痍だった。】
成る程、鼬の最後っ屁って奴か。いいだろう。正面から俺の拳で受け止めてやる
【襲いかかる強力な魔翌力の塊。男は金色の業火を纏った右腕で受け止める。】
強えな。
【大爆発が起こり魔翌力の塊は相殺されるがただ相殺された訳ではなかった】
ちっ、ボロボロだ。
【魔翌力の塊とのぶつかり合いで右腕が焼き焦げていた】
じゃあな、拳次に宜しく言っておいてくれよ。
【彼女が倒れたのを見ると男は背を向け歩き出した。その顔は何処か満足そうだ】
/お疲れ様でした <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/26(月) 09:30:57.88 ID:Tm8duuGAO<> >>855
【カラカラと人魂達が嗤う
「我等は贄」 「その為に死んだ」 「咎人の御霊」
「為らば成って果てて頂かねばならぬ」
「そうでなければ」 「甲斐がない」
「「「「「真界武装『ベル・リアル』我ら亡霊を統べる悪魔」」」」」
「「「「「彼女こそ『イザ・ベル』我ら亡霊の姫君!」」」」」
【それは身勝手な言い分
【自らがそう死んだのだからお前もそうしろと
//次のレスはいつになるかわかりませんが一旦返します <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 15:00:41.89 ID:R44BLAmyo<> >>858
【真界武装。グノーシスギア】
【通常の手段では傷すら付けられない、能力や意思すら宿る事がある摩可不思議な武装。】
【魂がどうたら言い出したので古本屋の店主の蘊蓄は聞き流していたが――、】
(自らを。彼女を悪魔――真界武装にするための贄と称した)
不完全な真界武装?
いや、自己や使い手を製造する真界武装なのか――?
【亡霊達の言葉に。未だ見ぬ真界武装に対して得体の知れないものを感じ、無意識にぽつりと呟いて】
先も言ったように、僕には目指すべき場所がある。
そして、彼女にも。だから駄目だ。
【一歩だけ後退り、瞳を閉じて自己暗示の要領で精神を切り替える。】
それに――。
輪廻転生があるかは知らないけれど、このままだと君達はきっと何処にも行けなくなる。
【漏れ出していた粒子の量は増えて、ぼんやりと刃の薄い輪郭をつくり揺らめいている】
【それは言外に見えた物騒な意思に対する威嚇の意味もあるが。】
【仮に戦ったとして。迷っているだけの人魂達をどうするべきなのか、と揺らいでいる】
/私も同じ状態ですが、返しておきます <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 20:11:37.78 ID:B/CNgKCJO<>
「お、今日はエイが釣れたね。」
…プルプル
【浜にあるテトラポットに男一人と小さなロボットが一人?悠長に釣りを楽しんでいた】
「エイヒレなんてよく美味しいって聞くよね。あれ?まだ釣れてないの」
…プルプルプル
【二つあるバケツ。一つには山程の魚が盛られておりもう一つは海水のみが入っていた】
…おっ!?おっおっ!??
【針が重くなる。遂に大物を引き当てたと思い思いっきり竿を振る。釣れたのは海に沈んでいた自動車だった】
「これは凄い大物だね(笑)」
…プルプルプルプル
【男の竿は悔しさで震えていた】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 21:13:17.17 ID:SO1u6afmo<> >>860
(ここは……・ドコ……?)
(………私は、ドコニイル……?)
【暗い海中を漂う少女】
メモリ デリート
(わからない……記録が……削除されていく……)
【虚ろな視界で目の前に垂れ下がる一本の糸を見る】
(ワカラナイ……けど)
(何もしないよりは………イイ、ハズ……)
【そして少女は力強く釣り糸を握り締めた】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 21:13:27.90 ID:SO1u6afmo<> >>860
(ここは……・ドコ……?)
(………私は、ドコニイル……?)
【暗い海中を漂う少女】
メモリ デリート
(わからない……記録が……削除されていく……)
【虚ろな視界で目の前に垂れ下がる一本の糸を見る】
(ワカラナイ……けど)
(何もしないよりは………イイ、ハズ……)
【そして少女は力強く釣り糸を握り締めた】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 21:19:41.34 ID:B/CNgKCJO<> >>861
何で釣りってこんなにつまんねえかな。
「そう?僕は楽しいけど。」ヒョイッ
【ロボットがホイホイ魚を釣っているのを見ると舌打ちをして竿を握り続ける】
山で熊を狩に行こうかな。
「拳次!竿が引いてるよ!!」
おっ!きたきた!今度もデカイぞ!そーれっ!!
【力強く竿を振ると今度は何故か人間が釣れた。目が点になっている】
…これ何だと思う?人魚?それにしては尾っぽがねえな。おい、嬢ちゃん。起きろ。
【取り敢えずその場に寝かして声をかけてみる。反応があるかどうか】
<>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/26(月) 21:22:59.98 ID:Tm8duuGAO<> >>859
「逝けずとも結構」 「我等の逝き先はどのみち辺獄」
「なればこの手で」 「辺獄の主を造るも又一興」
【薄い刃の形が切っ掛けとなり、女の様相が切り替わる
【薄氷の瞳は胸元の宝飾と同じ色に染まり口許には張り付いたような微笑みが
「復讐は」 「罪が故に」
「咎人の首を狩り」 「業を重ね」 「『ベル・リアル』へと至る」
「それが我らの姫『イザ・ベル』」
【つまり『イザ・ベル』は『ベル・リアル』に『成り掛かった』魂なのだ
【生前に重ねた業ゆえに成り掛かり、その性格ゆえに成りきれない
【それを亡霊達が『後押し』している
「コール『ベル・リアル」
【かくて喪服は血濡れのドレスへ
【その左手に鎌を携えた死神が降臨する <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 21:40:37.18 ID:SO1u6afmo<> >>863
う………あぁ………?
【重いまぶたを開けると目の前には男の顔】
っ……!
【咄嗟に跳ね起き距離を取る】
誰だ、お前は……所属は……部隊名は……?
【ここまで聞いてから頭を降る】
いや、違う……この記録じゃない…
ダメだ、メモリが……記録が……
【片手で頭を抑え男に向き直り】
すまない、私はフィア、フィア・ブラドルと言う
助けてもらったこと感謝する
【そう言って一礼した】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 21:44:07.79 ID:B/CNgKCJO<> >>865
え、ブラックシールド特殊戦闘部隊部隊長だけど。
【そんな事を聞いてくるから咄嗟に答えてしまった。もしかしたら同胞かもしれない】
…??メモリ??
あぁ、大丈夫だけどよ。嬢ちゃんこそ大丈夫か?何かパニクってる様にも見えるけど。
「常人じゃないね。」
だよな。
【目の前の少女に驚きながらも背中をさすっている】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 21:57:47.31 ID:SO1u6afmo<> >>866
ブラックシールド……前に聞いたことはあるな
何だったか……ああ、依頼概要で敵として書いてあったか……?
【背中をさすられながらぼそぼそと記憶を確認する】
いや、大丈夫……とは言えないな
無理をしすげたせいか、それとも仕込まれたワームのせいか……
ハハ……馬鹿らしい、バカラシイ…所詮ワタシなど…
【突如すっと立ち上がれば少女は唐突に言う】
ありがとう、気は楽ニナった……
【焦点の合わない瞳が男を見据える】
【虚ろな瞳は蒼から紅に染まり】
が、私を見ラレた以上情報ヒトク義務がアル
【少女の手に大型拳銃が転送される】
だから、死ネ
【男に銃口を向け言い放った】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 22:02:50.21 ID:B/CNgKCJO<> >>867
…おいおい、行儀がなってない奴だな。
【何かと話しが進んでいると思えばいきなり大きな拳銃が彼女の前に現れる】
うおっと!!
【硬い物と硬い物がぶつかる音がする。両腕をクロスさせ攻撃を防いでいた。何故銃弾を腕で防げたのか。彼はサイボーグだったからだ】
危ない奴だな。まぁいいか、恩を仇で返すとは。
俺が礼儀を教えてやるよ。
「衝撃破・斑」
【小手調べの普通の衝撃波を放つ。威力と速さ共に普通レベルだ】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 22:18:27.99 ID:SO1u6afmo<> >>868
【少女は避けるそぶりすら見せずまともに衝撃波を喰らう】
っ……
【だが大したダメージとうけた様子も無く空中で一回転】
【着地と同時に拳銃を放り捨てる】
拳銃効果ナシ、着弾音から対象は装甲を所持しているものと仮定
重装狙撃銃及びHEAT弾を使用する
【拳銃が地に落ちるかというところで掻き消え】
【少女の手にはAMR、バレットXM109が転送され片手で男へと照準する】
ファイア
発射……
【轟音が立て続けに5回】
【装甲車すら貫通するHEAT弾が男へと襲い掛かる】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 22:22:34.95 ID:B/CNgKCJO<> >>869
そんなにダメージも受けてねえか。
「分析が終わった。彼女は人間ではない。アンドロイドの様な物だ」
まぁ厄介なのには変わりねえか!!
【空中に飛び出し相手の攻撃を回避するもまともに受けていれば深傷は免れなかっただろう】
「あんな危険兵器をこんな所で…」
取り敢えずはぶっ飛ばせばいいんだろ!?
【そのまま急降下し彼女の正面に着地する。彼女の鳩尾に怪力に任せたブローを放とうとする】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 22:32:43.16 ID:SO1u6afmo<> >>870
リロード……っ…!
【発砲直後リロードを行おうとするが目の前には男の姿】
近接戦闘へ移行、迎撃…
【バレットを持ち替えて男の拳をずらそうとする】
げふっ……
【が、怪力に押され鳩尾こそ免れるが脇腹に重い一撃をもらう】
【だがその反動をバレットに乗せ男めがけて振り抜いた】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 22:40:21.49 ID:B/CNgKCJO<> >>871
やっぱり肉を打った感触じゃねえな。
【当てた拳は肉が叩かれる鈍い音では無く機械がぶつかる音が響き渡る】
やっべっ!!
【回避は不可能と判断しガードするもそれをも突破されそのまま吹き飛び壁に激突する】
やるじゃないかお嬢さん。手加減なんてしてらんねえな!
【掌を合わせ合掌する。それをゆっくりと開いていけば男の手の中にある大気が震え圧縮されていく】
「衝撃破・染滅」
【それは解放され全方位に放たれる衝撃波となり彼女に襲いかかろうとする】
<>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 22:42:33.06 ID:R44BLAmyo<> >>864
……っ!
【瞳が変貌わると共に彼女自身が放つ雰囲気の変化を敏感に感じ取り、淡く揺らめいていた刃の輪郭がハッキリと像を成す】
【肘から腕に沿うように現れた分厚いそれは、160cm前後の長さと比例した太さを持つ歪曲刃】
僕もあまり頭の良い方じゃないから、正確に君達の状態を理解できたかは解らない。
けど――、だからと言って人が罪を犯すのを促すのは間違っている。
それぐらいは解るよ。
【降臨した死神から精神的な重圧を受け、右腕ごと刃を構える】
【精神が折れないように。鍍金が剥がれないように、粒子を溢れ、体に纏い――】
(今は、明らかに危ない彼女の鎮静化が先か。)
(とはいえ、幽霊相手に物理攻撃が通用するのか――なんにせよ、試すしかない)
【対峙する死神の鎌と比較して極端に歪曲したその大刃は、その質量と力を持って速やかに対象の頭部を跳ね命を断つ断頭台】
【だが、しかし、質量が意味をなさない相手に対してはただの鉄塊に等しい】
兎に角。彼女のたったひとつの願いを、邪魔するんじゃない――っ!
【不安を吹っ切るように地面を蹴り、刃を峰から横凪ぎ叩き付けようとする】
【狙うは死神の処刑鎌】
【処刑鎌を強引に弾ければ、次の一撃は効果の有無を試すため人魂へと向かうだろう】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/08/26(月) 22:56:31.95 ID:Tm8duuGAO<> 【ふわり、と彼女が鎌を振るうとその束が人魂の一つに当たる
【瞬間、鎌が増えた
【人魂がみるみる巨大化変形し人の姿をとる、首から上に頭はなく、代わりに乗るのは巨大な赤色金剛
【現れた亡霊は構えた鎌で湾曲刀を受け止め、その隙に『イザ・ベル』が肉薄する <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 23:02:52.81 ID:SO1u6afmo<> >>872
回避不能と判断、防御へ
【バレットを投げ捨てジュラルミンの大盾を転送】
【全力でそれを地面へと突き刺し低く構える】
う……っぐ……!
【だがその程度で防ぎきれる訳もなく】
【再び少女は宙を舞い、壁へと叩きつけられる】
(目の前が、チカチカする……気持ち悪い)
現状、”勝利”は不可能と判断……
禁止兵装の使用を提案……判断……不可、不可、不可
上層部との連絡網遮断、或いは上層部の壊滅と判断
【少女は淡々と意味不明な言葉を並べていく】
(あれ……なんで私兵器使用の承認を……?)
不可、不可、不可、不可……
上層部との連絡不能により、独断により禁止兵装の使用を許可する
【これまでとは違う大型の転送回路が開きはじめる】
【次元を超え、時を越え、過去に存在した自分たちの時代の兵器を転送せんとする】
(そもそも私………なんで戦ってるの…………?)
【思考と行動が一致しない】
【思考は困惑しつつ体は淡々と】
【ただ、目の前の男を倒すためだけに動き続ける】
転送完了まで371sec…
【少女はフラフラと立ち上がり拳打の構えをとり、男の行動に備えた】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 23:08:03.22 ID:B/CNgKCJO<> >>875
おい、何をゴソゴソとぼやいてんだ?
【どうやら優勢らしいが油断は良くない。だが何故か彼女からは闘気が感じられないのが気に入らなかった】
そんでもってお前、やる気あるのか?お前からは何にも感じない。アンドロイドだからとかじゃなくてな。
お前は何で俺と戦ってんだ?
【何かを仕掛けてくる。直感的にそれが分かり男はあえて攻めなかった。恐らく今までよりも強大な何かが来る】
<>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/26(月) 23:29:42.79 ID:R44BLAmyo<> >>874
な、大きく――っ?!
【元人魂に受け止められた打撃に、驚愕の声を上げる】
【同時に。なるほど、だから亡霊達を統べる悪魔か――と、どこか納得していた】
【この人魂の群れは一人一人が死神の手足であり、独立した戦力】
【路地裏という狭い空間では数に限りがあるだろうが、それでも驚異には違いない】
“我等はレギオン”か
……昔の人は上手く言ったものだよ
【そう思考しながらも身体は『イザ・ベル』へ対して、半ば脊髄反射の域で行動を起こす。】
【大刃を受け止められた状態から強引に、背後へと跳ぶ。】
【それは肉薄する『イザ・ベル』にとって在ってないような。しかし、刃を退くのには十分な距離。】
【右腕に走る複数の黒い筋から、何かを引っ掻くような重低音が響く――】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 23:29:45.38 ID:SO1u6afmo<> >>876
ヴァンガード……
(わたしは………ナンノタメ……)
【少女は問う、自分自身に】
マルチプル……
(何をしたいの……?)
【意味を、理由を】
ブレイド……
(理由なんて、ない……)
【そこに何もないとするならば】
転送……
(なら、戦う必要性だって……)
【無数の大剣と小剣、短剣で構成された巨大な剣がその場へ現れる】
【事も無げにそれをつかみ取るが少女は叫びを上げる】
くっ……違う、違う……私は戦いなんて…嫌だ……
誰も死なせたくない、殺したくない、兵器の癖ににへいきのくせにヘイクノクセニィ!
【少女は頭を押さえてその場へとうずくまってしまう】
私は……私は…………
【少女は男へと手をのばす】
【すがるためか、それとも何かを掴み取るためか】
戦いなんて…………! <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/26(月) 23:39:33.67 ID:B/CNgKCJO<> >>878
なら闘うな。
【その手を強く握りしめ男はその信念に満ち溢れた瞳で少女を強く見ていた】
闘いには意味が無ければならない。
強くなる為。守る為。復讐の為。平和の為。己の野望の為。勝つ為。
そこに正義か悪かなんて無い!!闘う奴等は皆己の願いの為に戦う!!
だが意味のない闘いこそが最大の悪だ。
意味もなく身体を傷つけ意味もなく相手を傷つける。俺はそれが許せない!!
だからやめろ!!闘いたくないのならそれで良いんだ。
俺は、そんなお前に勝つ事も闘う事も出来やしない!!
【力強く叫んだ。男の叫びは辺り一帯に響き渡った】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/26(月) 23:52:14.87 ID:SO1u6afmo<> >>879
そう……意味なんてなかったんだ……
何も、全部、無駄なこと……
【自嘲気味に笑って少女は言う】
でも、私は兵器だから……壊れかけのジャンクだけど
だから、それには応じられない、私は戦い続けるしかない
【そこで一度言葉を切って】
きっとこの言葉も、出会いも、私のメモリからは消えるから……
【大剣を消し去り少女は男へ背を向ける】
ごめんなさい、本当に迷惑をかけた……
さようなら、二度と会わない方がお互いの身のためね
【そう言い残して少女はその場を立ち去ろうとした】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 00:00:22.30 ID:BlLlfdoWO<> >>880
俺だって兵器だ。兵器だから何だ!!それを理由に逃げ続けるのか!!
お前が本当に闘わなくちゃいけないのは他にいるんじゃないのか!?
【必死の説得もどうやら通じそうにない。彼女はこの場から離れようとしていた】
名前を教えろ!!
俺の名前は掌 拳次(てのひら けんじ)。
何度だって会ってやる!!その度に俺がお前を止めてやる!!
【彼女の背中に言葉を投げかけた。届きもしない虚空に向かって】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/27(火) 00:08:31.15 ID:c4ROzQMfo<> >>881
フィア、フィア・ブラドル
それに、私の敵……そんなの、『数千年』も前に死んだよ
【男の声に答えながらも歩みは止めない】
【だが、ふと足を止めて振り返れば】
でも、ちょっと嬉しかったよ……
だけど……次にあっても、きっと覚えてないから
きっと今よりも壊れてるから……
だから、さようなら
【ほんの少しの心を込めて少女は男に別れを告げた】
/遅くまでありがとうございました
/振り回してしまって申し訳ありません、でも楽しかったです
/それでは、またの機会に! <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 00:13:54.28 ID:BlLlfdoWO<> >>882
フィア・ブラドル!俺は忘れない!!お前の事を。
【息を切らしながら必死で去っていく彼女に叫ぶ】
会うたびに思い出させてやる!だから俺は
お前を壊させはしない!!
お前は兵器なんかじゃ無い!!お前は!
【言葉を言い終わる前に彼女の姿は消えていた】
またな、フィア・ブラドル。
【悔しそうな、悲しそうな顔をして男はその場からゆっくりと立ち去った】
/乙でした!いやはや楽しかった! <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/27(火) 03:57:49.29 ID:ZP2VHU4AO<> >>877
「うん、邪魔ねその腕」
【退避する鳴海に亡霊が追いすがり、その刀に鎌を『引っ掻ける』
「……叩き落とす」
【うまく動きを制限できれば、其処に『イザ・ベル』が右腕目掛け鎌を降り下ろすだろう <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 10:40:02.74 ID:BlLlfdoWO<>
…くそっ。
【汗だくになりながら、山の奥で轟音と共に身体を酷使していた】
【銀色の手脚を震わせ大木を揺らし、道着は破れていた】
俺が…!!もっと強ければ!!
【空中に飛び出し激しい炎を脚から噴射し大空で舞う様に技を繰り出す】
もっと強ければ!!変えられた!!
俺がまだまだ未熟だから…!!!
「衝撃破・閃斫」!!!
【大空に連続の衝撃波を連ねた光線を放つ。上空の雲が一気に消え去り太陽がその姿を露わにする】
【同時に山の奥に着陸し男は息を切らしていた。その目は何かを欲する目だ】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/27(火) 10:49:33.57 ID:8RJJHo0Co<> >>885
うるせーと思ってきてみたら…
【その場に現れた、黒ずくめの男。ブラックシールド暗殺部隊の一員である。】
【山の奥でありながら、その轟音は下界にも響いていたようで。】
…、事情はあるんだろうが、町まで丸聞こえだぞ。
【何か思い詰めた表情に、思わず注意ができなかった。】
【つまるところ、山から不審な物音が聞こえたので確認にきたというところである。】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 10:54:27.72 ID:BlLlfdoWO<> >>886
…ハァハァ。
【男もブラックシールドの特殊戦闘部隊の部隊長の職についている男だが今はそんな肩書きをも忘れていた】
悪い。うるさくしちまった様だ。
【胸に手を当て制御装置を作動させる。聞こえていた機械音は消え、辺りは一気に静かになった】
ん?あんた何処かで会ったな?
【お互い今は認識出来ていなくても同じ組織に入っている同胞。何処かで見覚えがあるのは不思議では無い】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/27(火) 11:09:11.22 ID:8RJJHo0Co<> >>887
…、……、
【よく見ればこちらにも記憶の傍らに男の姿がある。】
【同胞――記憶を探れば、同じ自警団の建物を何度かすれ違った。】
【否、それ以上に相手は部隊長で部署は違えど一隊員としては上司格にあたり。】
(まずったな…)…、暗殺部隊隊員のゼクスですよ、掌 拳次さん。
【連想ゲームのように思い出してきた。】
で、何を思い詰めてる表情をしてるんです? <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 11:20:06.99 ID:BlLlfdoWO<> >>888
ゼクス君か。部署は違くても君の評判は聞いてるよ。
【一応俺は上司のような物だ。そんな立場に立った事は無いからどうも慣れない】
…俺達が強ければ。
【ボソッと一言呟いた。拳を硬く握りしめ】
俺は守れなかったんだ。情けない話だがな。特殊戦闘部隊の隊長が聞いて呆れる。
街の治安は守れても短な物を守れないというのは皮肉な物だ。
【その場に座り街を眺めている。ただ遠い目で】
<>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/27(火) 11:32:17.19 ID:8RJJHo0Co<> >>889
……、
【しかしそれでも、強くあろうとする彼にゼクスは共感しようとはしなかった。】
【彼は守るための部隊ではなく、暗[ピーーー]るための部隊である。】
【弱くても、卑怯でも、姑息でも、ターゲットを速やかに暗[ピーーー]る――それが彼の仕事だ。】
【そのために、善悪感情やら、何かを守る気概やらは持たないようにしていた。】
――……いい隊長さんですね。次は守れますよ、多分、わかんないッスけど
【だが、それは本心から出た言葉だった。励ましでもなんでもない、】
【上に"なろうとする"ものは得てして功績を重視したがる。上に"なる"ものとしての心構えに、彼は共感したかった。】
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 11:40:51.00 ID:BlLlfdoWO<> >>890
…フッ。
【暗殺部隊は良い評判を聞かない。組織の中でも能力者を怨み復讐する為の目的で組織に加入した者が多いと聞く】
君は他の奴等とは違う様だな。暗殺部隊は組織の中でもはぐれ物が多いと聞いたが。
だからこそ聞きたい。
君は何故暗殺部隊に入った?
【それは間違っているなどと問いただすつもりは無いが彼が何を持ってこの職についたのか聞きたかった】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/27(火) 11:59:55.33 ID:8RJJHo0Co<> >>891
……、
【理由をつけて、正当化するつもりはない。】
【間違ってない、と言われればそれを容易く否定できる自信はある】
【しかし、彼には目的ならあった。】
そうですね…。殺したい奴がいるんです。そいつを[ピーーー]ためですかね。名前は知りませんが――、俺が自分の手でこの世のすべての苦しみを味わわせてやりたい奴が……
【――所謂復讐のため】
<>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 12:09:40.32 ID:BlLlfdoWO<> >>892
復讐か。
【それを下らないと貶す事は男にはできない。それを実行しこんな身体になってしまったからだ】
人は必ず何かと闘っている。俺みたいな武道家じゃない。この街にいるサラリーマンや一般人なども例外では無い。
家族を持っていればそれを守る為に社会と毎日闘っている。
人は常に自分の為に大切な物の為に闘っている。家族の為に、友の為に、恋人の為に、自分の信念の為に。
復讐も立派な闘いだ。意味のない闘いをこの世界では悪と呼ぶ。
だから俺は君を応援する。何かの為に闘っているだけで格好が良いもんだ
【二カッと笑いゼクスに振り向く。意外な反応かもしれない】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/27(火) 12:24:32.92 ID:8RJJHo0Co<> >>893
……
【自分より実力もあり、立場が上の人間にみとめられれば、少し心が綻ぶ。】
【しかし、単なる復讐者でしかない彼にとってその心情は受け入れ難いものだった。】
【小さく笑う。まるで自分を嘲笑うかのように。】
俺はもう行きます。他の依頼が残っているんで…。また、会いましょう。
【彼はそういうとその場から去っていった。】
/すいません、これからバイトなんで落ちます!
/また絡んでくれるとうらしいです!! <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/27(火) 12:27:27.90 ID:BlLlfdoWO<> >>894
あぁ、俺も今本部から通信が入ってきてな。街の過激派組織の鎮圧を任された。
お互い大変だな、頑張れよ。
【そして大空へと炎を巻き上げ飛び立つ。少しだけ気が紛れた】
/お疲れした!! <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/27(火) 17:56:17.19 ID:ImzvX3yOo<> >>884
……っ!
【右腕から生産される粒子――XENO粒子を纏うことによる身体強化が付いていない影響か】
【追いすがる亡霊を視認はするものの、その動きに肉体が付いてこない】
【肘から生えるという特殊な形状をしているが故か。鎌の形状と故か、刃はいとも簡単に引っ掛かけられる】
ガ――あッ?!
【身体が僅かながら宙に浮いている状態で引っ掛けられた事で空中で体勢を崩し、顎から地面へと叩き付けられる】
【うつ伏せに倒れた状態の相手に、追撃を加えない敵はいない】
【その事を理解しているが故に、衝撃と痛みに明滅する思考の中。即座に体勢を建て直そうとして】
【響く金属音は鎌に引っ掛けられた刃の音。紛れて鼓膜を震わせる風切り音は死神の刃】
【感知した時には既に鎌の刃は右腕へ降り下ろされており――】
【しかし、分厚い装甲故に、食い込んではいるものの切り落とすには至らない】
ありがとう。右腕に来てくれて――
【刹那。食い込んだ刃の根本が炸裂する】
【腕内に蓄積されていた粒子が刃の開けた亀裂から爆発的に噴出し、碧の粒子が周囲を覆う】
【粒子は濃霧のように視界を遮ると同時に粒子を纏った青年は――】
【彼女が炸裂から退避していれば、右腕の刃を振るい、力付くでアスファルトを引き裂いて拘束から離脱】
【立ち上がりながら、自身を拘束した亡霊を胴から肩口まで断たんと刃を振るうだろう】
【退避していなければ形成していた刃を分離しつつ、全身のバネを使って跳ねるように立ち上がり】
【その勢いのまま背後に跳んで、体勢を建て直そうと試みる】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/27(火) 21:30:57.43 ID:ZP2VHU4AO<> >>896
「ああ、根元を狙うべきだったかしら?」
【噴出する粒子から逃れるようにして『イザ・ベル』が飛び退く
【硬質なものが硬質なものを切り裂く音の直後
「がっ!?」
【粒子の向こうで亡霊が切り伏せられたのを感じた
【ゆっくりと鎌を振り、新たに二体の亡霊に実体を与え、身構える <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/27(火) 21:33:32.24 ID:38P9Tu2Uo<> 【公園】
…しっ
ダンッ
【白銀のウルフカットに白のシャツ、】
【その上に黒の上着、黒のズボンという格好の男性がなにかの拳法の型打ちを行っている。】
【知る人が見れば、それが八極拳ということが分かるだろう。】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/27(火) 21:41:37.69 ID:38P9Tu2Uo<> 【公園】
…しっ
ダンッ
【白銀のウルフカットに黒の道着という男性がなにかの拳法の型打ちを行っている。】
【知る人が見れば、それが八極拳ということが分かるだろう。】
/すみません、>>898じゃなくてこっちで絡み待ちっす <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<><>2013/08/27(火) 21:52:06.94 ID:38P9Tu2Uo<> >>899
すみません、さらに不備があったので取り消しっす <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/27(火) 21:56:07.14 ID:38P9Tu2Uo<> 【公園】
…しっ
ダンッ
【藍色の長髪、緋色の上衣を羽織った少女がなにかの拳法の型打ちをしている。】
【年齢はおそらく十八、十九。よくみると右目の下に大きな刀傷がある。】
【知る人が見れば、型打ちが八極拳ということが分かるだろう。】
/たびたびすみません、これで確定したので絡み待ちです。 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/27(火) 22:01:00.65 ID:akg6YRvQo<> >>901
サラサラサラサラ、と砂の擦れるような微かな音が公園の周囲に満ちる。
次の瞬間、型打ちをする少女の後方から、人型をした真っ黒な何かが公園の中へ入ってきた。
「ふむ。拠点のひとつとして申し分ないな。視察に来て正解だったろうか」
独り言にしては大きめの声量でそうのたまった黒い人型は、続けて少女へ次のように声を掛ける。
「もし。鍛錬をしているところ悪いが、君はこの街の住民かね」
人型から発せられる声には、深い穴の底から聞こえてくるかのような響きがあった。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/27(火) 22:04:08.07 ID:38P9Tu2Uo<> >>902
…ん?
(拠点…?)
【振り返る】
いいや、こちらも最近きたところだ
って、なんだこりゃ。…影?
【相手の容姿(?)が予想外だったのだろう。】
【黒い人影を見て訝しげに首を傾けた。】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/27(火) 22:15:32.09 ID:akg6YRvQo<> >>903
「む、やはり光の無い暗がりにはそうそう出るものではないな」
こちらを見ながら首をかしげる様子を見てそう言う人型。
顔が無いので表情も無いが、やれやれ、という感じをどことなく含んだ声色である。
「住民というわけではないのだな。
ならば詳しいことは別に調べよう……。
質問ばかりで悪いが、君は悪業を行う者を見ると許せなくなる性質かね?」
そして再び問いを投げかけた。 <>
桐生 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/27(火) 22:20:36.72 ID:38P9Tu2Uo<> >>904
異世界人ってやつになるのかね…気がついたらこの世界にいた
まあ、詳しくは知らん
【案外適当】
悪行?
【相手は表情は無いが感情はありそうだ】
【さて、一体なんなのかなと思いつつ】
さあ、許せなくはないな。自分に降り掛かるのならともかく、赤の他人なら知らん
そいつが強かったりすりゃ例外だがな
【と返答】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/27(火) 22:23:29.26 ID:38P9Tu2Uo<> >>905
名前ミス!! <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/27(火) 22:35:22.59 ID:akg6YRvQo<> >>905
「異世界人……ふむ、なるほどな。
イレギュラーになりうるかな、ふ、ふ、ふ」
機械音声のようなぎこちない調子で人型は笑う。
すると再びサラサラと砂の音がして、人型の後方から更に2体の人型が公園へ入ってきた。
2体の人型は、長さ1.5m程度で先が鋭利な黒い棒をそれぞれ一本ずつ携えている。
「君はここの住民でないどころがこの次元の民ですらないとのことだが、
それでも参考までにパワーレベルは見ておくべきかな。
……『自分に降り掛かるなら』というのなら、振り掛けて差し上げようか」
後ろの人型の一つが、少女へ向かって走り出す。なかなか速い。
その途中で、黒い棒を少女の腹辺りを狙って槍のように投げつけてくる。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/27(火) 22:40:47.62 ID:38P9Tu2Uo<> >>907
…おお…見事というか不思議というか
【さらに現れる人影。】
【目を細めて少女は感嘆した。】
…パワーレベル? ようわからんが…
…零勁
【バシッ】
【右手の甲で槍を弾く。右腕全体がほんのわずかに痺れた】
【そのまま、近づく人影にタイミングを合わせて左足で一歩踏み込もうとする】
…やるなら… <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/27(火) 22:43:06.74 ID:ImzvX3yOo<> >>897
【もうもうと立ち込める粒子の中、確かな手応えと共に亡霊を断ち斬った】
【無我夢中の反撃で一体は撃破したが、向こうは無傷。そして亡霊達のストックは数えるのも馬鹿らしい】
【頭部の赤水晶が霊核という奴なのだろうと推測。実体を失ったのも一時的なだけの可能性もある】
根本は勘弁願いたい。最近は不安定でね。
何がスイッチになって暴走するか解った物じゃないんだ。
【対する自身は粒子による強化と右腕の損傷】
【損傷は粒子を溜める部分が破壊されたために効率は悪いものの、粒子を固めれば装甲の再生は可能】
【ただし、再生中は攻撃や防御に粒子を回すのが不可能】
【つまり、贔屓目で見て五分五分の仕切り直し……と言いたいが、粒子による強化はリミット付きの時限爆弾だ。】
【爆発するのは脳――飛び交う電気信号が錯綜し、結果的に行動不能に陥ってしまう。】
(攻撃を仕掛けてこないのを見ると、霧の中で視界が効かないのは同じ……)
【粒子の中。強化された足で路地裏を構成する壁へと跳び、三角跳びの勢いで霧の上空へと跳躍】
(だが、今は夜。向こうの戦力たる人魂を、そのまま目印に出来るはず!)
【上空から目印の人魂の群れを見つけると、落下しながら反対側の壁を蹴り。】
……そこだッ!
【速度を付けて中心へと一際輝く右腕の刃を、断頭台の刃の如く降り下ろす。】
【アスファルトを裂いた破壊力に速度がプラスされており、破壊力は飛躍的に増している】
【だが、しかし、人魂のおおよその位置からここだろうと降り下ろしただけなので、外れる可能性が高い】
【粒子の霧は、時間と共に風に流れて薄まっていくだろう】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/27(火) 22:53:01.41 ID:akg6YRvQo<> >>908
「では、簡単にだがお手合わせ願えるかね?」
普通は喧嘩を売る前に言うべき台詞だが、ともかく人型はそう問う。
その間に、少女へ向けて駆けていた人型が少女の真ん前に到達する。
弾かれた黒い棒は地面に突き刺さったが、それを拾おうとする雰囲気は無い。
人型は片足立ちになってクルリと半回転すると、浮かせた足を少女のほうへ踏み込みながら更に半回転し、
そして少女の胸元目掛けて勢いよく裏拳を繰り出した。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/27(火) 23:03:49.03 ID:38P9Tu2Uo<> >>910
…あァ、そういうことなら
【ダンッ!!!】
【震脚。地面に足型状のヒビが走り、コンクリの地面が踏み抜かれた】
【震脚の勢いで大きく屈み、裏拳をかすらせる。掠らせながら…】
…受けて立つ…!!
裡
門
頂
肘
【中段左肘打ち】
【直撃すれば吹き飛び、悶絶することになるだろう】
【運が悪ければ気絶してしまうかもしれない】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/27(火) 23:16:38.65 ID:akg6YRvQo<> >>911
裏拳がジャストミートせず、体勢の傾く人型。
そしてそこに、人型を吹き飛ばさんと肘打ちが飛んでくる――
「さて、どんな反応をするかな」
――人型は肘打ちを胴体で受け、そして『吹き飛んだ』。
『吹き飛ばされた』のではなく、『吹き飛んだ』のだ。
人型の胴体の一部が大きく抉られ、砕け散って黒い粒子となり辺りへ激しく飛び散る。
だが人型は倒れず、痛みも感じていない様子で左の拳を握り締め、
傾いた体勢のままで少女のアゴ目掛けてアッパーを繰り出してきた。
それと時を同じくして、もう一体の人型が黒い棒を投擲した。
少女の居る方向へ棒は飛んでいくが、その弾道はかなり高く、すぐには落ちてきそうにない。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/27(火) 23:20:29.75 ID:38P9Tu2Uo<> >>912
…っ
(…掠当たりか? ダメージは…)
【首をかしげてアッパーを避ける。】
【アッパーを放って伸び切った手を左手でつかもうとする。】
【槍には気がつかない。】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/08/27(火) 23:29:37.52 ID:ZP2VHU4AO<> >>909
【人魂の中心に居たのは一体の亡霊だった
【落ちてくる彼に気づくとそちらに鎌を向ける
【向いているのは刃の外側とはいえどこの速度、当り処によっては痛いじゃ済まされない
【『イザ・ベル』ともう一体の亡霊も既にそちらに気づいている <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/27(火) 23:35:32.39 ID:akg6YRvQo<> >>913
「む、2体に絞ればやはりしっかり耐えられるな。
だが少し勢い余っているか」
最初に現れた人型の呟く声が響いてくる。
少女と対峙する人型の腕は、掴もうとしてくる腕を避けきれず捕らえられてしまった。
抉れた胴体からはパラパラと黒い粒子が零れ落ち続けているが、
やはりお構い無しといった感じで今度は右の拳を握り締め、少女の脳天へ拳骨を食らわせようとする。
その頃、高い放物線を描く槍がようやく重力に従い降下してきた。
少女がそこから動かなければ右肩辺りに刺さりそうなルートを飛来している。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/27(火) 23:41:25.95 ID:38P9Tu2Uo<> >>915
…ごちゃごちゃうるせえぞ、まずはこいつからか
【ダンッ】
【その場で踏み込み。踏み込みながら…】
…
獅
子
抱
月
【引き込みながら背中でのタックルを放つ】
【直撃すれば吹き飛び悶絶することになるだろう】
【運が悪ければ気絶してしまうかもしれない】
【「拳骨ごと」吹き飛ばす一撃だ】
【一方槍は少女の右肩に飛来し…】
【ガンッ】
【という硬い音とともに直撃。わずかに血が舞う】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/27(火) 23:44:07.56 ID:ImzvX3yOo<> >>914
【右腕の損傷がなければ兎も角】
【空中から降り下ろす体勢は変えられない】
ぐっ――なら!
【出来ることといえば大刃の軌道を鎌の刃へと変更し、全力で鎌ごと叩き潰すことのみ――。】
【叩き潰せたのなら即座に体勢を建て直して、敵の攻撃に備えるだろう】
【叩き潰せなければ。潰れるまで斬撃を加えるのみ、だ】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/27(火) 23:56:23.62 ID:akg6YRvQo<> >>916
「独り言だ、気にするな」
妙に真剣な調子の人型の声がまた遠くから飛んでくる。
そして襲い掛かってくるのは、並みの人間なら気絶すらさせうるほどの強力なタックル。
人型はダメージを減らすために身体を翻しに掛かったが、しかし無駄だった。
最初の肘打ちで胴体の抉れていた人型は、少々衝撃を軽減できたくらいでは意味が無く、
上半身と下半身に綺麗に分離されて地面に落ち沈黙した。
断末魔もなしに活動を停止した人型は、すぐに全身がサラサラと崩れ黒い粒子の山となってしまった。
「なかなかやるな。タイマンでは無理である、では」
と、ここで2体の黒い人型が少女のほうへ体勢を低くしながら駆け始めた。
外観では見分けが付かないが、一方が最初に公園に現れた人型で、もう一方が黒い棒を投擲し手ぶらになった人型である。
駆ける2体の人型は途中で二手に分かれると、少女を左右から挟み撃ちにするように接近してゆく。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 00:02:14.17 ID:HRs/PchLo<> >>918
ふううううう
【残心、息吹】
くそお、二体同時か
【八極拳は1vs1を基盤とした武術である】
【複数戦闘には極めて脆いという致命的な弱点を持ち合わせていた】
【だがそれでも、少女のやることは変わらない】
まあいい、お前らまとめてかかってこい
…
一
撃
だ
【その場で構える】
【公園内に圧倒的な闘気が満ちる!】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/28(水) 00:14:50.50 ID:CAyuO9Dfo<> >>919
2体の人型はシンクロしているかのように、少女を中心とした点対称で全く同じ動きをしている。
一方が少女に向かって右足を踏み出せば、もう一方も同じタイミングで右足を踏み出しているのだ。
「よい覇気……いや、闘気と呼ぶべきかな。
こちらも全力で肉弾させてもらうぞ」
そんな台詞が少女から見て右に居る人型から飛んでくる。
それと同時に、2体の人型のサイズがそれぞれ僅かに縮んだ
――まるで体内の空気を抜き、強く押し固められたかのように。
そして拳が届く範囲まで接近すると、2体の人型は両足を踏んばってブレーキを掛け、
鈍器のような硬さと重さを持った右の拳を同時に鋭く突き出してきた。
狙いだが、一方は少女の右肩辺りを、もう一方は左肩辺りを目掛けている。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 00:21:29.70 ID:HRs/PchLo<> >>920
【「縮んだ」ことには気がつけない】
【だが、「何かが変わった」ことは感じる】
…の、前にお前ら一体なんなのか知りたいな
ち…人間相手じゃないからなかなか手に負えんぜ…
闖 歩
【自分から見て左にいる人影の右斜めに踏み込むことで両打撃を回避】
【踏み込んだ勢いを生かし人影の懐へ……】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/28(水) 00:33:48.20 ID:CAyuO9Dfo<> >>921
2体の人型は、実は自分の意志ではなく遠くに居る『本体』の制御によって動いている。
巧みに攻撃を回避されれば、普通はバランスを崩してしまうところだが、
2体とも腰から上が少し傾いだだけで倒れそうな様子は無い。
「上手く避けるものだな。
さあ、何をしてくる。さあ、何をさせてもらおうか」
顔が無くとも、向かって右に居る人型からは好奇心に満ちた雰囲気が明らかに湧き出ていた。
そして、人型のシンクロしたような動きが途切れる。
懐に入られた左側の人型は身体を少しかがめながら、
次に来るであろう攻撃を受けるために両腕を縦にするように身体の前にやった。
一方右側の人型は、拳を避けられた勢いで強く体をひねり、
大きくテークバックを取った状態から鋭く左の拳を打ち出した。
やはり鈍器のような硬さであり、狙いは少女の脇腹辺りに向いている。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 00:43:49.29 ID:HRs/PchLo<> >>922
ほーお、受けるか
いい度胸だ、動くなよ、そのままだぜ
【少女は獰猛に笑い、嗤う】
【反応は早かった】
【現在、右側の人影が体を捻っている状況】
【踏み込みながら…】
…っ!!
猛
虎
硬
爬
山
【中段右掌打】
【直撃すれば吹き飛び、悶絶することになるだろう】
【運が悪ければ気絶してしまうかもしれない】
【「受けごと」吹き飛ばそうとする】
【そして】
【この直後、右側の人影の拳】
【回避は間に合わない、攻撃することも不可能】
ぐっ…
【少女は空いた左手を素早く人影の拳に合わせ】
…ぬぅ…!
【直撃の瞬間に大きく振り、力を分散させ威力を軽減させる】
【「纏」という技術だ】
【左腕全体に大きな痺れ、さらに打撃を受けたことにより脇腹の損傷(軽)】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/28(水) 00:59:33.00 ID:CAyuO9Dfo<> >>923
強烈な一打を受けた左側の人型は、今度は砕け散ることは無かった。
だが、少女の狙い通りに人型は後ろへ倒されてしまった。
人型は勢いのままに後転して立ち上がり、すぐに攻撃態勢を取ろうとするが、しかし腕の動きがどうもギクシャクしている。
よく見れば分かるが、攻撃をまともに受け止めた両腕にはそれぞれ何本ものヒビが走っていた。
ともかく、こちらの人型はすぐには再攻撃できない。
「よいな。先程『異世界人』と名乗っていたが、お前こそ本当に異世界『人』か?
どちらにしてもかなりの鍛錬を積んだものと見えるな」
感心しきった口調の声が響く。
しかし、左側と違って右側の人型の攻撃はまだ緩まない。
素早く膝を曲げてしゃがみ込むと、勢いよく飛び上がって両足を揃え、少女の腹辺りを目掛けて重い飛び蹴りを繰り出した。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 01:06:14.96 ID:HRs/PchLo<> >>924
【少女の「打」を受けた人型は全身に妙な衝撃が残っているだろう】
【手足の感覚が薄く、動かすのも困難なはずだ】
…見ての通りだ、どっからどう見ても人…うおっ!!
【身を翻し回避】
【咄嗟だったため攻撃に意向できない】 <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/28(水) 01:21:01.77 ID:CAyuO9Dfo<> >>925
「ふむ、上手く動いてくれんな。仕方が無いか」
左側の人型の両腕が崩壊し、黒い粒子となって散った。
だが、最初に沈黙した人型とは違い、まだ全身は崩壊していない。
だからと言って、もうこちらの人型には何も出来そうにはないが……。
一方の飛び蹴りを繰り出した人型。
回避されたものの、そのまま両足を高く掲げて両手で地面に着地し、逆立ちの態勢となった。
普通の人間ではそうそう出来ない挙動をしている。
そしてそのまま両肘を曲げ屈伸してジャンプ、後方へ半回転して再び両足でしっかり立ち直すと、
ソフトボールのピッチャーのように右の拳を脇腹へ引き付け、勢いを貯めてから少女の胴体の真ん中目掛けて撃ち出した。 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 01:31:25.31 ID:HRs/PchLo<> >>926
ち…
(…身体能力じゃ、上行かれるか。やれやれ…)
(…だが、一体は仕留めたぜ、後はこいつと…)
!?
【体を捌いて回避】
【が】
【脇腹の損傷によりわずかに挙動が遅れた】
【胴体への攻撃は右腰に当たる、内臓と骨の損傷(中)、吐血(微弱)】
【ドンッ】
【それでもーーーーーー少女は踏み込んだ】
【踏み込みながら…】
…終わりだ
伏
虎
【右掌打振り下ろし】
【直撃すれば「地面に向かって」吹き飛び悶絶することになるだろう】
【運が悪ければ気絶してしまうかもしれない】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/08/28(水) 01:36:54.21 ID:jpqKe3aAO<> >>917
【亡霊が構えた鎌からミシリと音がする
「うあっ!」
【瞬間、『イザ・ベル』が苦痛に呻き、身体を抱えて蹲る
【亡霊は霧散し人魂に戻り『イザ・ベル』の周囲を漂うばかりだ <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/28(水) 01:41:23.95 ID:CAyuO9Dfo<> >>927
いくら無茶な挙動が出来ても、反射神経はそれほどでもないらしい。
直撃コースこそ微妙に免れたため全身に衝撃は回らなかったが、
左の二の腕が打撃によってぶった切られ、やはり黒い粒子となり散った。
「大したものだ、まったく。
私によって牽かれ来た『死』でも、お前のようなものがこの街に精鋭として揃っているならば難しいかも知れぬな」
後ろへ片足飛びで数度ジャンプし、少女から距離を取りながら、
人型はまたしても強く感心したようにそう言う。
左腕が残っていれば拍手でもしそうな調子だ。
「今日はここまでだろう。記念だ、名前を聞いてもよいかな?」 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 01:45:03.61 ID:HRs/PchLo<> >>929
【残心、息吹】
【残った「氣」を練りながら相手を見据える】
…大河原
…ただの八極拳士だ
【彼が本体(?)であろうか】
【油断なく見つめながら聞いた】
…終わりか?
…その言葉そっくり返すぜ
…で、こっちの質問に答えてもらってねェな。お前は一体なんだ?何者だ? <>
ローチ ◆ANGeL/wh9w<>saga<>2013/08/28(水) 01:58:27.64 ID:CAyuO9Dfo<> >>930
「大河原か、忘れずに覚えておこう」
健在な人型がそう言うと同時に、両腕を失った人型が今になって粒子の山と化してゆく。
「我らアウリガ・我が座は“コーチ”。
我が名は元々無名だったが、今は『ローチ』などと人に呼ばれるので自分でもそう名乗っている」
アウリガと言えば、この世界を一旦破滅させ自分たちの好きなように創り変えようとしている狂気の組織であるが、
異世界からやってきた大河原がそれを知っているかは微妙である。
「自分でも自分のことは簡潔には説明できないが、
この世界が生まれた頃より生き続ける生命体である、とだけ説明しておこうか……。
お前がこの世界に居続けるならば、いずれ私の本当の姿を見る日も来るだろう。
では、またいずれ」
大河原に背を向けて右手を挙げ、ひらひらと振ったかと思うと、
人型は強い風を受けたようにその姿を崩し、黒い粒子の群れと化してどこかへ消えていった。
公園に散らばっていたほかの黒い粒子も、いつの間にか全て消え失せていた。
//レス遅くてすみませんでした……どうもありがとうございました! <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 02:01:58.58 ID:HRs/PchLo<> >>931
(…アウリガ…?)
…消えた
(…やれやれ、なんだったんだ)
(…相当な手練れだった。そしてあの形、異形…)
(…まさか)
【少女もまた歩き去る】
…まさか、な
/乙でしたー! <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/28(水) 02:07:25.89 ID:vAqvsF9mo<> >>928
……そうか
【鎌と接触し、『イザ・ベル』の声が響く。】
【霧散した亡霊をすり抜け。降り下ろした勢いのまま一転二転と転がり、爆撃めいた斬撃の勢いを[ピーーー]】
真界武装に成り掛けているという事は、あの鎌も彼女の魂なんだ……
【止まる頃には青年は道の端におり、粒子もボヤけ気味に影が見える程度に薄れていた】
【そのボヤけ気味のシルエットからでも、彼女が踞っている事は理解できる】
(目を覚ます――いや、元の状態に戻すにはどうすればいい。)
【右腕に受けた衝撃が内臓に響いており、喉から鉄錆の臭いがする】
【時間制限があるというのに、攻めあぐねている】
君はお父様とやらに会って、伝えたいことがあった筈なんだ。
この状態でそれを伝えて、納得して止めると思うか?
【そうして彼が取った選択は、彼女本人に呼び掛ける】
【体勢を建て直し刃を出してはいるが、出来るだけ刺激しないよう、一歩一歩近付いていく】
/明日五時起きなので寝落ちますのです
/申し訳ない <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/28(水) 13:26:24.88 ID:jpqKe3aAO<> >>933
「私はっ…」
【『イザ・ベル』の瞳が薄氷と紅玉の色で明滅する
【鎌を杖代わりにふらつきながら立ち上がる
【だがそれはダメージばかりが原因ではない
【呼び掛けと闘争が生来の自己と武具と化しつつある自己を混濁させる
【頭を抱え、よろめいた拍子に壁にぶつかり、ふと何かが割れる音が響く <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 17:05:04.10 ID:HRs/PchLo<> 【公園】
…しっ
ダンッ
【藍色の長髪、緋色の上衣を羽織った少女がなにかの拳法の型打ちをしている。】
【年齢はおそらく十八、十九。よくみると右目の下に大きな刀傷がある。】
【知る人が見れば、型打ちが八極拳ということが分かるだろう。】
/絡み街でふ <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 17:17:37.11 ID:+1e6/GgHo<> >>935
やるなぁ…。
【銀の長髪、中肉中背のがっしりした黒ずくめの男が姿を現す】
【女性の型打ちに関心を示した様子で近くまで来れば適当に石ころを拾い――】
【――指で女性へ向かって弾いてみる】
【それだけでも、成人男性の全力投球の威力はあるだろう】
<>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 17:20:35.99 ID:HRs/PchLo<> >>936
ガンッ
【直撃】
【…が、硬氣功で大幅にダメージ軽減、ほぼ無傷】
【普通とは違う硬質な音が響いたはずだ】
…なんだ?
【振り返る】
【相手と目が合うだろう】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 17:23:31.63 ID:+1e6/GgHo<> >>937
――ますますやるなぁ……。
【何かしら対応をすると思い込んでいた。その対応の仕方を見ようと思ったが、対応すら必要としないクンフーにますます感心し。】
いやなに、面白いことをやってるなと思ってね。
【その鋭い目付きに物怖じすることなく、女性にさらに近づいてみせ】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 17:25:41.98 ID:HRs/PchLo<> >>938
…面白いか?
【型打ちをやめ】
…別に大したこっちゃない、仕事みたいなもんだ
(…他にやることもないしな)
【昨日この街にやってきた少女】
【異世界の人間である】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 17:29:40.99 ID:+1e6/GgHo<> >>939
仕事、ねぇ…。相当戦いがお好きと見える。
【微笑みながら一応拾っておいたもうひとつの石ころを握りつぶし。】
俺もこう見えて戦う仕事についてる。
そこで提案なんだが少し手合わせしてみないか?
【正確には戦う仕事ではなく、暗殺をする仕事。ここでは一応伏せておき。】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 17:34:01.42 ID:HRs/PchLo<> >>940
…へぇ、お前もなのか
【暗殺ほど物騒ではないが】
【こっちの仕事模擬戦・死合に関わらず戦って路銀を稼ぐ】
【いわゆる「ストリートファイター」というやつである】
…いいぞ、売られた喧嘩は買うさ
【そういうと少し離れ、右足を引き両腕をだらりと下げて腰を落とし構える】
【直後、ジワリとした圧力が相手を襲うだろう】
【女の放つ威圧である】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 17:39:00.22 ID:+1e6/GgHo<> >>941
【真っ黒い革のグローブを両手にはめて】
(いいね、楽しくなりそうだ……。)
【辺りを包む威圧感に思わず武者震い。口角があがって】
【ゆっくりと腰下ろし地に手をつけると、前方へ地面をえぐるようにして飛ばし――】
【飛ばしたのはつぶてではなく砂ぼこり、視界を悪くしたといったところか】
【どん、という地を蹴る音が女性に聞こえるだろう】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 17:43:35.71 ID:HRs/PchLo<> >>942
/すみません、次1時間ばかし遅れそうです
/不都合でしたら切ってくださって構いませんので!申し訳ございませんorz <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 17:44:39.93 ID:+1e6/GgHo<> >>943
/待ちます! <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/28(水) 18:35:34.92 ID:vAqvsF9mo<> >>934
そんな状態の奴に言われて、止まる奴なんていない。
それが近しい相手なら尚更。
君の父が、君が原因で厳しい道を行っているというのなら。
そんな風に暴走している君を見たら、むしろ更に厳しい道に進もうとするんじゃないのか?
――人魂の囁きに捕らわれず、しっかり自己を保て。
全てはそこから、お父さんを解き放つんだろ?!
【粒子でボヤけてはっきりとは見えないが、効果が合ったようで――】
【よく見失いかける自身の事を棚上げして、一気に言葉を畳み掛ける。】
? ……何の音だ?
【何かが割れる音に軽く目を見開き、足を止める】
【なるべく自然体で。しかし、何があっても対処できるよう、いつでも動けるようにして――】
【大気に漂う粒子が薄くなっていく】
【現在は殆ど視界妨害の役目を果たしていない】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/28(水) 19:00:14.42 ID:HRs/PchLo<> >>942
…っ
【わずかに目を細める】
(…さっきの石をぶっ潰したのといい)
(…腕力じゃ上行かれるか…さて、どうする…)
【不動】
【相手の「氣」を図り位置を捕捉しようとする】
/お待たせしましたー! <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 19:16:53.89 ID:+1e6/GgHo<> >>946
【男の身体能力はアスリート並み。しかしその握力とリストの力は常人のそれを遥かに上回る。】
【砂煙は起こした。おそらく注意は全方向に及んでいるはずだと考える。】
【後は簡単だ。単純に前方へ歩み、女性の肢体のどれかをつかめばいい。】
……っ捕まえた。
【少女の右手に、手が伸びてくるだろう。】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 19:17:10.73 ID:+1e6/GgHo<> /おかえりなさい! <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 19:20:19.26 ID:HRs/PchLo<> >>947
【相手は驚くことになるかもしれない】
…こっちの台詞だ
【「目が合った」のだから】
【右手で相手の伸びくる手を弾こうとし、バランスを崩させようとしながら】
【左足で踏み込もうとする】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 19:30:58.14 ID:+1e6/GgHo<> >>949
やるなぁ……ッ
【バランスを崩され、体が揺らぎながら】
【弾かれた腕で"砂ぼこり"を"掴み"、まるでカーテンを閉めるように引っ張った。】
【踏み込んだ少女の前方に、再度砂ぼこりがまきこんでくる。】
【無駄な目眩ましだ。】
<>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 19:35:01.35 ID:HRs/PchLo<> >>950
…っ
【目くらましを無視、直撃】
【砂埃が目に入るが構わず踏み込む】
【地面に足型状のヒビをが走った。踏み込みながら…】
…
裡
門
頂
肘
【中段左肘打ち】
【直撃すれば吹き飛び悶絶することになるだろう】
【運が悪ければ気絶してしまうかもしれない】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 19:39:41.07 ID:+1e6/GgHo<> >>951
――〜〜ッッ!!
【直撃。】
【悶絶しつつぶっ飛び――。】
かはッ――、だめだ、降参。降参。
【――砂ぼこりが消えたあと、軽く表情を青くしながら腹をおさえ、手を横にふり】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 19:41:57.56 ID:HRs/PchLo<> >>952
…当てたな、どれ…
【目が霞むため相手を見ることができない】
【耳だけでそちらの声を聞き】
…落ちなかったか、やるな
【と良いつつ目をこする】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 19:43:54.61 ID:+1e6/GgHo<> >>953
もうヤれないぞ俺は。
――にしても強いなぁ。自警団に入らないかい?
【苦笑顔に浮かべつつ、ちゃっかりスカウトをして】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 19:44:55.35 ID:HRs/PchLo<> >>954
…自警団?
【聞き覚えの無い言葉に首を傾げる】
…なんだそりゃ <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 19:47:13.93 ID:+1e6/GgHo<> >>955
……知らないのか? ……あーと、警察みたいなもんだけど…、正式名称はブラックシールドっつってだな…、
【相手が異世界人とは知らずに頭ぽりぽりとかきながら説明して】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 19:50:46.58 ID:HRs/PchLo<> >>956
…知らんな。言ってなかったがこっちゃこの世界の人間じゃない
…そっちの常識は通用せん
【ようやく異世界の物であることを明かす】
【相手の説明を聞いて】
…なるほどな、で、オレはどうすりゃいいんだ
…わりいが、八極拳くらいしかまともにできるのが無いぞ
【と注釈】
【そこいらの少女とは少々違う模様】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 19:57:56.12 ID:+1e6/GgHo<> >>957
異世界人か…最近聞いてなかったけど…、
【とりあえず納得。疑いはしない。】
大丈夫だよ、強ければなんでもいい。
部署は…、
捜索警邏部隊、緊急対応部隊、特殊戦闘部隊、整備部隊、研究部隊、諜報部隊、護衛部隊、医療部隊、暗殺部隊
俺と同じ暗殺部隊でもいいし、戦闘部隊でもいい。
飛び入りだから宿舎で一旦俺の部屋使ってもらうけど…っつかお前は女の子だったな…、
【ひとまずはどんな部署があるか説明して、ううむと悩み】
<>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 20:01:56.55 ID:HRs/PchLo<> >>958
…いろいろあるんだな
【うーむと考え】
…一番強い奴と闘えそうなのはどこの部署だ
…そこに入る
【即答】
…見ての通りだ、わるいか? <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 20:05:01.50 ID:+1e6/GgHo<> >>959
んー、んじゃ特殊戦闘部隊かな。
【軽く考え込んですぐ答えをだし】
悪くはないが…、俺の部屋でしばらく寝泊まりできるか?
【気まずそうに訪ねて】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 20:08:30.57 ID:HRs/PchLo<> >>960
…別に構わん、というか泊まらんぞ
【えっ】
…もう少しこの世界のことを「知りたい」んでね
【そばに放りだいていたナップサップを引っ掴む】
…しばらく、適当に放浪してみるつもりだ <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 20:12:19.94 ID:+1e6/GgHo<> >>961
…そうか。んじゃ席はあけとくよ。
一応俺の連絡先だ。
【ピッ、と連絡先かいた名刺を渡して】
困ったら連絡するといい、金の面でもなんでもな。
【そう付け加えて】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 20:15:32.18 ID:HRs/PchLo<> >>962
…んー…
【片目で名刺を見】
【ナップサックの中に放り込む】
…分かった
…そういや、こっちの名前を言ってなかったな、大河原だ
【と、今更ながら自己紹介】
…さてと、もうしばらく型うちでもするか
…そっちはどうする?
【屈伸】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/28(水) 20:19:04.26 ID:+1e6/GgHo<> >>963
大河原ちゃんね…、俺はゼクス。よろしく。
【同じように自己紹介を仕返して】
俺はちょっと動けそうにねえからな… 、
君の型打ちでも見てるよ、いないもんとして扱ってくれ。
【といってしばらく少女の型打ちを見ていたそうな…】
/お疲れさまでした! <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 20:20:52.59 ID:HRs/PchLo<> >>964
…そうかい、そんじゃ始めるかな
ダンッ
【型打ち再開】
/乙でしたー!
/ついでにこのまま次の絡みもぼしゅー <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/28(水) 20:42:02.46 ID:HRs/PchLo<> 【公園】
…しっ
(…自警団か、これからどうするかな)
ダンッ
【藍色の長髪、緋色の上衣を羽織った少女がなにかの拳法の型打ちをしている。】
【年齢はおそらく十八、十九。よくみると右目の下に大きな刀傷がある。】
【知る人が見れば、型打ちが八極拳ということが分かるだろう。】
/絡み街でふ <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/28(水) 20:55:22.95 ID:38miz8B8O<>
【某所にあるブラックシールドの支部の一つ。そこは主に特殊戦闘部隊の養成などを行う場所でもある】
【兵器の操作。試作などいわゆる隊員達の攻撃面をサポートする施設となっている為特殊戦闘部隊以外の者達も使う事は少なくは無い】
【しかし最近新しく作られた施設がありそこの監督をしているのが現特殊戦闘部隊部隊長を務めている男】
【その施設はまるで武道場の様な一風変わった施設となっており定期的に隊員達の基礎能力を高める為の訓練を行っていた】
そこ、重心が移動してねえ。そんなんで相手を突いたって蟻も倒せねえぞ。
そこ!捻りが甘い。怯えるな。その一瞬を相手に突かれる。
いいか、闘う時は相手全体を見るんだ。迫る拳を恐るな。恐れて尚立ち向かえ。
【複数人と模範試合をしながらも複数の隊員達の指導を行っていた。】
よし、休憩だ。水分補給とストレッチを忘れるなよ。
【そういうと武道場の真ん中にドカンと座る手脚が機械のサイボーグ。掌 拳次だ】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/28(水) 21:21:04.50 ID:jJzYHVaQ0<> >>967
ここが新しくできた施設か…
【ここに始めてきた佐藤守は、そう呟くと感嘆の声を上げた】
【いつものジャージ姿ではなく、白い胴着を着ている。腰には、黒帯が巻かれている】
よくできてるな、おっ
【一通り見まわした後、一人の人物に目線が向かった】
【彼は、何人もの隊員達と同時に模範試合をしながら、指導もしている】
さすが、特殊戦闘部隊隊長ってところか…
【戦士には、二種類いる。強者を見ると嫌悪を示す者と、歓喜し敬意を示す者だ】
【守は、後者に当たる。そして、すぐに戦いたいと思ってしまう】
【そのせいで、両腕が震えていた。武者震いというやつだ】
【握り拳を作ることで、それを抑える】
そろそろ、いいかな
【休憩に入ったところで、彼に近づく】
休憩中失礼します、緊急対応部隊所属佐藤守です。今日はご指導のほう宜しくお願いします!
【目の前に立つと、敬礼をしながらそう言った。もちろん、最大限の敬意を払いながら】 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<><>2013/08/28(水) 21:26:12.27 ID:HRs/PchLo<> >>966
誰か絡んでクレメンス <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/28(水) 21:28:55.16 ID:38miz8B8O<> >>968
それにしても本当にお前ら兵器にばっか頼って戦闘してきたんだな。
たったの三時間でばてちまうとは、俺が入って正解だったかな。
【見れば隊員の殆どが息を切らしていた。汗塗れになりタオルで拭い水分を補給している。頭からは湯気も出ていた】
【そんな中この男だけは汗すらもかいていなかった。彼等のペースに合わせた訓練にしても三時間はぬる過ぎた】
ん、緊急対応部隊か。宜しく、佐藤君。
俺は特殊戦闘部隊部隊長の掌 拳次だ。
まぁそう硬くならないで、闘いにおいてそれは無駄な緊張にもなる。
指導ねぇ、因みに武道経験は?
【何と無くだが彼が相当の力を持っている事は気付いていた。それに気づけたのは長年の勘を研ぎ澄まさせた男だから可能にした直感という物だろう】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/28(水) 21:52:25.47 ID:jIDwDEse0<> >>970
ブラックシールド式の体術の訓練を受けただけです、後は実戦で覚えただけです
【休めの体勢をとりながら、どこか申し訳なさそうに言った】
【今では、鍛えられた肉体と技術を持つ守だが、三年前までは帰宅部だった】
【なので、他の昔から鍛えてきた者と比べると、経験などで劣っている】
【それが、負い目になっているのだ】
【まぁ、度重なる実戦と努力のおかげか、今ではかなりの強者となっているが】
なので、もっと技術を高めたいんです
【熱意のこもった目で、隊長を見つめる】
【強く握られた義手の右手から、かすかな金属音が発せられる】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/28(水) 21:58:19.55 ID:38miz8B8O<> >>971
あー、あれな。俺がこの前、前の型から俺が作った奴に変えた奴か。
【どうやらそれも男が作った独自の体術のようだ。】
技術…。成る程ね。取り敢えずは君の実力を見て見たい。
【発言をした後立ち上がり構える。一歩も揺るがず揺るがせずを心情にした柔術の構え。武術を嗜む者なら構えを見ただけでその技量が分かるというが】
君の熱意が気に入った。好きな様に打ってきなさい。
【先手を譲るという事だろう。道場内にも緊張感が走っている】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/28(水) 22:21:42.95 ID:jIDwDEse0<> >>972
はい!
【隊長の申し出に対して、そう返事をすると、構えをとる】
【腰を落とし、つま先立ちになる。両腕は、顎の前に挙げている】
【ボクシングの基本的なスタイルだ】
いきます!
【叫ぶと同時に、ステップをとり始める。重さを感じさせず、とても軽やかだ】
【そのまま、近づく】
(隙のない構えだ…)
【隊長の構えは、完成された見事なものだ。戦う気をなくすほどに】
【それでも、守は立ち向かう。一人の戦士として】
スッ!
【一気に距離を詰め、左のジャブを放つ。…かのような動作をした】
【だが、これはフェイントだ。本命は、右足によるローキックだ】
【既に、微かに足が浮いている】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/29(木) 00:43:54.17 ID:WAoYKpjAO<> >>945
「うっああああ、私はっ」
【粒子が晴れて現れたのは全身にひび割れを負った『イザベル』の姿
【ふらふらとよろめきながら出鱈目に鎌を振るう
「ちがう、わたしは『■■』「カット」
「探しているのは『お父「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「本当の私は「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 『那「カット」 「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「カット」美』 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
「カット」 「カット」 「カット」 「カット」 「カット」
【人魂達が思考と対話を遮断するように騒ぎ立てる
【その喧騒に導かれるように、出鱈目に振るわれた鎌が、再び右腕に、今度はその根本へ振るわれる <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/29(木) 02:11:21.70 ID:wLFJjF3uo<> >>974
……五月蝿い。
【騒ぎ立てて彼女の声遮る人魂達に、明確に視線を向け、低い声で唸る。】
魔導因子起動――“境界崩壊因子”活性。
ZENO粒子干渉域殻外展開。
【同時に碧色の刃が赤黒く、まだ微量に漂っている因子も呼応するように染まっていく】
今は、僕と彼女が話しているんだ。『イザ・ベル』じゃなくてね。
それにこちらもこの状況に。君達に。
いい加減我慢の限界が来ているんだ。
【異界にて生まれ出でた、万物の境界を崩壊させる禁断の魔導因子】
【刃へと浸透した因子は弱いながらも、万物に干渉する刃と化し――】
だから、外野は少し黙っていろ。
【滅茶苦茶に振るわれる鎌が右腕の根本へと向かうのもあえて無視して、大刃を振るう】
【右腕から離れた大気中の赤黒い粒子を砂利粒のように固め、そのまま弾丸のように放つ】
【それらは全て人魂へと向けて放たれ――しかし、前述した通り、実体のない魂に対しての威力は微弱なものだ】
【まともに受けても激痛が走るだけで、消えることはまずないだろう】
ぐ――くッ!
【そうして大刃を振るった後の隙だらけの右腕に、振るわれた鎌は吸い込まれるように――首筋に近い肩口へと突き刺さる】
【機械と肉の境目に血が溢れ、火花が飛沫く】
【溢れ出した血液の赤に混じって碧の粉が星屑のように煌めき、血中に粒子が投与されているのが解る】
【一撃で断たれなかったのは境目とはいえ、刃がやや装甲に接していたのもあるがその大部分は強化する粒子のお陰だ】
【強化された耐久と筋肉が刃を左右から挟み込み、その勢いを軽減させた】
イザ・ベルも、ちゃんと亡霊に使われてるんじゃない。
【突き刺さった刃を出血も構わず生身の左手で握り、彼女を見据えて話しかける】
【人魂達はベリアルに至る。ベル・リアル『現実』と、真界武装の側面に対して意味を付けて呼んでいた】
【ならば、それを扱う『イザ・ベル』と人魂達が名付けたのにも理由があるのだろう】
【ベルがベル・イアルを指すのならばそのイザが指すのは、恐らく彼女の名前の断片】
ゲほッ――そして、君はさっさとその側面を掌中に収めろ。
【突き刺さったやが、どこか内蔵を傷付けたのか風鳴りのような音と共に吐血し】
元が自分なんだ。
………制御、出来ない道理があるかよ。
なあ、イザ那美!
【相手にも自身にも言い聞かせるようにその名を叫べば、左手から力がふっと抜け――】
【騒ぐ人魂の中から洩れ聴こえた那美を組み合わるのならば、少なくとも彼の中ではこれ以外はありえない】
【ただし、きちんと出揃っているのなら、だが――】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<>sage<>2013/08/29(木) 13:04:16.98 ID:WAoYKpjAO<> >>975
【人魂達が口々に怨嗟を喚き散らしながら消えて行く
【後に残されたのはヒビだらけの『イザ・ベル』
【その姿を末端から崩壊させ、徐々に元の実体を持たない半透明の体に戻って行く
「……お父様は神話が好きな人でした」
【そして、その口から彼女の過去が漏れ始めた
「『那美』と言う名もあなたが言う通り『イザナミ』が由来と聞いています」
「貴方は『ヒノカグツチ』を生んだ『イザナミ』がどうなったか知っていますか?」 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/29(木) 15:47:57.89 ID:x7K1Dj9OO<> 【公園】
…しっ
(…自警団か、これからどうするかな)
ダンッ
【藍色の長髪、緋色の上衣を羽織った少女がなにかの拳法の型打ちをしている。】
【年齢はおそらく十八、十九。よくみると右目の下に大きな刀傷がある。】
【知る人が見れば、型打ちが八極拳ということが分かるだろう。】
/絡み街でふ <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/29(木) 17:09:54.42 ID:l+fvBeIEo<> >>976
……ッ
【人魂達が。遮っていた声が消え、半透明へと戻っていく彼女――那美の声が、漸くクリアに聞こえ始める】
たしか、火の神だったヒノカグツチを産んだイザナミはヒノカグツチの炎で大火傷を負う。
そして、その火傷が元で死んでしまった筈――う、く
【口から溢した血の跡を拭わず、気が抜けたのかその場に膝を付く】
【戻っていく最中だったので、鎌の刃が齎す痛みに呻く】 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<><>2013/08/29(木) 17:27:32.72 ID:tKMEXwrko<> >>977
取り消し! <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/29(木) 18:00:34.69 ID:tKMEXwrko<> >>977
/もういっぺんこれで募集。スレ汚しすみません
誰か絡んでクレメンス <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/29(木) 18:33:17.70 ID:WAoYKpjAO<> >>978
「その後『イザナギ』の黄泉降りの失敗を経て『イザナミ』は『黄泉津大神』となり根の国の『ヨモツイクサ』『ヨモツシコメ』を率いるようになる」
【それはさながら今の『イザ・ベル』に似た在り方
「こうなったのは一つの必然、今までの私がその必然を乱していたのかもしれない」 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/29(木) 19:22:33.05 ID:RPIHO8yuo<> >>981
【『イザ・ベル』が亡霊を率いるその様は、正に没後のイザナミ。黄泉津大神に似ている】
【しかし、『似ている』で留まっているのは、亡霊達に促されていた。使われていたという印象が青年にあるせいか】
【完全に真界武装に変化していたのならば、また、話は違ったのかもしれないが――】
その必然を否定してでもお父さんに伝えたかったんだね。
【真界武装と化してもそのままの自我を保てるのなら、伝えられる可能性はある】
【しかし、それで彼女の父を解放できるのかは疑問が残る】
【案外吹っ切れるのかもしれないが、彼にはその考えに至るまでの人生経験――というよりも対人経験がない】
これからどうするつもりなんだ?
伝える。に関しては、協力できるならするつもりではあるけれど……
【今は安定しているのだろう、と肩口を押さえながら問う】 <>
イザ・ベル ◆awHRzQ0C/g<><>2013/08/29(木) 21:11:28.08 ID:WAoYKpjAO<> >>982
「気持ちだけもらうわね、貴方から私の名前が出たってそれこそ信頼されないわ」
【そう言ってくるりと背を向ける
「さようなら、ごめんなさい、貴方は『イザ・ベル』の私だけ覚えていれば良いわ」
【その姿が徐々に薄くなる <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/29(木) 21:18:25.08 ID:nRwAHZeZo<> はぁ……はぁ……………
【フラフラとおぼつかない足取りの少女が往く】
メモリが消える……自我が……私が……
【辛そうな表情でブツブツと呟く】
エピソードデータ:削除率63%……兵装データ:復元率76%……
昨日は何をしていた……?思い出せない……わからない……
【不安は募る、だが自分ではどうしようもない】
怖い……消える……助け………
【悲痛な声は自分にさえ届かない】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/29(木) 21:50:38.44 ID:trcQFwCnO<> >>973
うん、良い構えだ。
【ボクシングの様なスタイルだ。自分が編み出した物ではあるが彼が意識しているかは分からないが少し違っていた】
身のこなしも軽い。足音も小さく無駄な力が入っていない
【だが男は動かなかった。それに動揺する素振りも見せずただ相手の動きを捉えていた】
だが、虚を付くならば殺意をも消せ。闘いには我慢も必要だ。
【気付いていたのか、左のジャブには反応せずローキックに対して反応していた。その蹴りをギリギリで躱し脚でチョンとその脚を蹴ろうとする。体制を崩すのが目的だ】
【そして体制が崩れたならば相手の顎に手を当て下段の蹴りを放ち相手を浮かせその顎をしっかりと持ち背中から相手を地面に叩きつけようとするだろう】 <>
ゼクス ◆lnWmmDoCR.<>sage<>2013/08/29(木) 21:59:24.17 ID:G0tITxP8o<>
(目標の取引先に成り済まし、今夜ここで会うことになっているんだか…、)
【それなりににぎわう酒場にて銀髪黒ずくめの男がカウンター席で酒をのんでいる】
【目標というのは、暗殺対象という意味だ】
【そいつのことをただただ待つ】 <>
杜柱鳴海 ◆k8sF6Rl/UE<>sage<>2013/08/29(木) 22:13:58.21 ID:l+fvBeIEo<> >>983
……忘れないよ。
どちらにせよ『イザ・ベル』だけを覚えている、なんて器用な真似はできない。
【姿が薄れていく彼女にそう呟いて、右腕の大刃をへし折り――】
それじゃあ、また――
【身体に纏っていた粒子が薄れ、そのまま地面に倒れる】
【暫く。具体的にはあと、十数分はそのままだ】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/29(木) 22:15:30.61 ID:MDyTglNp0<> >>985
くっ…!
【ローキックは、ギリギリのところで躱された。さらに、無防備な状態の右足を軽く蹴られる】
【軽い一撃だったが、体勢を崩すのが目的のものとしては十分だった】
ぐわっ!
【隊長の思惑通り、体勢は崩れようとした。が、左足を踏ん張ることでそれを回避しようとする】
【前のめりになりかけた体を必死に立て直し、再びステップを踏むことで距離をとる】
(危ないところだった…)
【あのまま、体勢が崩れていたら、おそらく一気に技を決められただろう】
【冷や汗をかきながら、気を引き締める。次は、同じ手に引っかかるわけにはいかない】
ハッ!
【掛け声を発すると同時に、ステップを踏みながら再び隊長に近づく】
【そして、ある程度距離を詰めた瞬間、守は消えた】
…!
【いや、本当に消えたわけではない。ステップをするように見せかけて、ジャンプをして、空中に移動したのだ】
【そのまま、隊長の頭部に向けて空中から回転蹴りを放った】
【派手で、意表を突くことができる技だが、隙も多い】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/29(木) 22:24:54.88 ID:JYScXO9FO<> >>988
…やっぱり君には武道のセンスがある様だ。ピリピリと伝わる緊張感と闘志。他の奴等に爪の垢でも煎じて飲ませたい所だ。
【技其の物を避けるのならば分かるが技の途中で脱出する事は至難の技。彼の技術力とセンスに惹かれつつある】
なにっ…。
【突然消えた。そう思える程完璧なフェイントだった。自分の助言通り彼は殺意をも消してフェイントを敢行した】
ぐぉっ!!
【頭部に強い衝撃を受ける。延髄を刺激され一瞬脳が揺れ体制を崩す】
だが、空中はまずかったな。
【空中にいる彼を突きを放とうとするがそれは突きではなく相手の顔面を直接掴もうとする。直前で突きの軌道を変えた一種のフェイントの様な物】
【もう片方の腕で相手の関節を捉え掴もうとする。そして頭部を地面に叩きつけようとするのと同時に落下した衝撃で相手の関節を痛めようとする技だ】 <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(チベット自治区)<>sage<>2013/08/29(木) 22:35:15.15 ID:tKMEXwrko<> >>984
/まだいますか? <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/29(木) 22:35:38.64 ID:nRwAHZeZo<> >>990
/うい <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/29(木) 22:38:42.48 ID:tKMEXwrko<> >>984
【藍色の長髪、緋色の上衣を羽織った少女とすれ違うだろう】
【年齢はおそらく十八、十九。よくみると右目の下に大きな刀傷がある】
…?
…おい、そこの
…大丈夫か?
【相手の呟きが聞こえたのか、振り返り声を投げかけた】
/よろしければお願いします! <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/29(木) 22:39:36.75 ID:MDyTglNp0<> >>989
【回転蹴りを放ったばかりで隙ができていた守は、隊長の攻撃に対応することができなかった】
【顔面を鷲掴みにされ、間接も掴まれ、そのまま地面に叩きつけられる】
ぐわっ!
【頭を叩きつけられたせいか、視界が歪んで見える。地面が畳ではなく、コンクリートだったらこの程度では済まなかっただろう】
【そして、間接が激しく痛む。むしろ、熱いという表現のほうが似合うかもしれない】
…参りました
【意識が薄れているが、それは口にすることができた】
【完璧な敗北だった】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/29(木) 22:44:52.90 ID:nRwAHZeZo<> >>992
何……何か用……?
【片目を押さえながら振り返る少女】
【その目は蒼と紅に点滅し】
こんなジャンク品に何の用……?
いや、逃げるなら今のうち……現状私は何をするかわからない……
だから何処へなりともいなくなれ……いや、いなくなってくれ……
【回答にはなっていない。むしろ一方的に、忌々しげに吐き捨てた】 <>
掌 拳次 ◆LUMFQ0Vuok<><>2013/08/29(木) 22:46:24.93 ID:8ile8peCO<> >>993
十分だ。君は俺の思っていた以上に技術力。洞察力。センスに長けている。武道家をやらせたい位だ
【いててと頭を摩りながら一礼してその場に正座をする】
君に必要なのは更なる実践経験だ。実戦こそ最大の訓練とも言える。
そして気になるのは君のその腕だ。俺のこれと似ているな。
【冷たい銀色の機械。手脚ともにそれを纏っていた男にとっては彼にある程度の親近感すら覚える】
君のそれにも何か特別な力があるのか?
【男が掌を広げる。すると激しい機械音と共に男を中心に軽い衝撃波が放たれる。勿論殺傷力などない】
<>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<><>2013/08/29(木) 22:48:38.14 ID:tKMEXwrko<> >>994
…あー?
(…ジャンク品…?)
【瞳を見て首を傾げ】
…別に、用は無いがな
…メモリだの、消えるだの言ってたからな、声かけただけだ
…なにをするか分からない?
【その言葉がさらに気にかかり】
【無言で説明を求める】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/29(木) 22:55:50.16 ID:nRwAHZeZo<> >>996
そうか、それは……心配、いや迷惑をかけたな…
だが…………言われるより、行動じゃなければわからん奴か……
【言うやいなや拳銃を転送し目の前の少女に銃口を突きつける】
こういうことだ……いつ人殺しを始めてもおかしくはない……
【そして銃を投げ捨てる、それは地面に落ちる寸前にどこかへと掻き消えた】
わかったら逃げろ……所詮は兵器、人の心を持つのがおかしいのさ……
【自嘲、自虐、本心はどこかへと】
【淡々と自分のことについて吐き捨てるよう語り続けた】 <>
大河原 ◆g6Auu4hmueTX<>sage<>2013/08/29(木) 23:02:31.18 ID:tKMEXwrko<> >>997
【無言】
…ああ、言う通りだ。よく言われる
【自嘲、自虐】
【相手の言葉を聞いて少女は踵を返し…】
…おい
【否】
【少女は「構えた」】
…言いたいことは分かったが、こっちからも一つ
…お前、気に入らん
…
来
い
【直後、ジワリとした圧力が相手を襲うだろう】
【女の放つ威圧である】
【それとは別に、少女の瞳にはもう一つ、別の感情が見え隠れしていた】 <>
佐藤 守 ◆zYSTXAtBqk<><>2013/08/29(木) 23:09:24.84 ID:MDyTglNp0<> >>995
いえ、自分の場合義手自体には力がないんです
【朦朧とした意識のまま、手をついて立ち上がった守は、自身の義手について語り始めた】
【ふらふらしているように見えるのは、きっと気のせいではないだろう】
この義手は、あくまで自分の持っている能力を引き出しているだけ…、いやちょっと違うな
【途中から、独り言のように呟くと、隊長の存在を忘れたかのように、顎に手をやりながら考え始めた】
【どうやら、自分自身でも能力と義手のことをよくは理解してないらしい】
えーと、これは研究部隊の奴が言ってたことなんですけど、この義手は等式みたいなものらしいです。自分でもよく分かってないんですけど、この能力は本当はもっと巨大なもので、その一部を組み合わせて『加速』の能力をこの義手は発動しているらしいです
【考えがまとまったらしく、隊長にそう説明するが、どこか言葉が自分のものになっていないような印象を受ける】
【そのまま、解説を続ける】
なので、自分の本当の能力は『加速』じゃないみたいです。まぁ、と言っても義手がないと能力が使えないんで、実感はないですけど
【そう言い、苦笑した】 <>
フィア・ブラドル ◆jnVXyq7weY<>sage<>2013/08/29(木) 23:13:05.53 ID:nRwAHZeZo<> >>998
そうか………
【自分を包む嫌な空気】
【過去に何度も何度も何度も何度も】
【嫌というほど感じてきた空気】
お前もそうか……気に入らないか……壊しに来るか……
【戦いの、戦場の空気】
【少女の瞳が紅に染まる】
格闘型か……後悔はしないな?
【転送するはバレットXM109】
【装填された弾薬は貫通性に優れるHEAT弾】
【それを片手で軽々と振り回し照準をつける】
生憎、効率しか求められないものでな……!
【轟音と共に五発の弾丸が少女めがけ放たれた】 <>
1001<><>Over 1000 Thread<>
,.――――-、
ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 【呪いのパーマン Ver2.0】
| | (・)。(・); このスレッドは1000を超えました。|
| |@_,.--、_,> このレスを見たら10秒以内に次スレを建てないと死にます。
ヽヽ___ノ 次スレを10秒以内に建てても死にます。
パー速@VIPService
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/
ローカルルール変更に伴い、1000到達の報告が不要になりました。
<>
最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>エレン「ジャンをアヘ顔ダブルピースさせたい」アルミン「」 @ 2013/08/29(木) 22:50:07.68 ID:/c3qQOxx0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377784207/
他人と行動がシンクロして @ 2013/08/29(木) 22:47:50.61 ID:OKQmTigT0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1377784070/
カレン「先生は、私を見てくれマスか?」 @ 2013/08/29(木) 22:46:08.02 ID:liud+aw70
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伊織「もうあんたなんて大嫌いよ!」 @ 2013/08/29(木) 22:43:01.28 ID:Y0W+NS/50
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おまいらカードゲー作ろうぜ 避難所 @ 2013/08/29(木) 22:39:22.22 ID:fvYQ6jVyo
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架空のJK作って出会い厨釣ろうずwwwwwwwin千葉 避難所 @ 2013/08/29(木) 22:39:07.97 ID:5c4jbdb7O
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架空のJK作って出会い厨釣ろうずwwwwwwwin千葉 @ 2013/08/29(木) 22:38:38.68 ID:lcYNNYXIo
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小鳥「真ちゃんのプレゼント」 @ 2013/08/29(木) 22:26:08.49 ID:lbkh5ygIo
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