◆BY7ZsiiPQ6<><>2013/08/30(金) 02:07:27.42 ID:WUIO3vd6o<>書き溜めとかはない<>俺の脳内世界の設定を徐ろに書き綴っていくスレ 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2013/08/30(金) 02:27:02.09 ID:JCS63EEzo<> ふむ <> ◆BY7ZsiiPQ6<><>2013/08/30(金) 02:35:28.25 ID:WUIO3vd6o<> ◆基本的な世界設定
 
 この世界が生まれるずっと、ずっと昔の話、あるひとつの存在が、戯れに枯れた大地に一粒の種を植えた。
 この世界が生まれるずっと、ずっと昔の話、あるひとつの存在が、興味本位で一粒の種に一滴の水を与えた。
 この世界が生まれるずっと、ずっと昔の話、あるひとつの存在が、なんともなしに一本の苗に一筋の光を授けた。
 そして、長い、途方も無い永い年月をかけて、一本の苗は一本の巨大な樹になった。
 
 やがて、大地に種を植えた存在が、種に水を与えた存在が、苗に光を授けた存在が消えた頃、樹は合計で九つの大きな果実を実らせた。
 果実は、樹から時間と、空間と、そして魂を吸い上げて、自らの内側に貯めこんでいった。
 これが、"世界の始まり"である。
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◆BY7ZsiiPQ6<><>2013/08/30(金) 02:52:40.60 ID:WUIO3vd6o<> ◆世界樹
 
 九つの世界をつなぐ存在。七色の葉を持つ大樹のかたちをしている。
 その枝には合計で九つの果実が生っており、果実の中にはそれぞれ一つずつ、合計で九つの世界が内包されている。
 果実は樹からその限られた時間と、空間と、魂(=樹の養分)を吸い上げているため、樹はゆっくりと腐り、いつかは倒れる運命にある。
 
 九つの果実はその限られた樹の養分を、奪いあいながら吸い合っている。
 だが、約三百年前、九つある果実の内の一つが腐り、ついに地面に落ちてしまった。
 地面に落ちた果実と、その中にあった世界は地面に浸透して、その魂は他の世界の養分となり、時間と空間だけが樹の根っこにこびりついたまま、吸収されることなく、腐った世界として残り続けている。
 
 樹が腐り落ちるまでの年月はそう遠くなく、ただでさえその寿命は、あと五千年も保たないのだという。
 そんな中、最近になって一つの世界にとても大きな異変が起こり、その波紋が他の世界を揺らそうとしている。
 かつてない規模の戦争と闘争が、樹の寿命を縮めていく……。
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◆BY7ZsiiPQ6<><>2013/08/30(金) 03:18:25.43 ID:WUIO3vd6o<> ◆中央界ミズガルズ
 
 三番目に創られた世界。世界樹の中心に実った果実であり、一番最後に地に落ちる果実でもある。
 物語の中心となるべき世界で、<中央の世界>と呼ばれている。
 
 元々は荒れ果てた不毛の大地であったが、ある日<神界アスガルズ>より一本の虹が現れ、橋となって二つの国を繋いだ。
 やがて、<神界アスガルズ>から一人の神族がこの地にやってくると、自分が住む世界とこの荒れ果てた世界との違いに驚き、この地を哀れに思って、草木と、海と、空と、そして動物たちを与えた。
 そして最後に、<神界アスガルズ>の土によって人形を創り、そこにこの世界に意味なくただよっていた無数の魂を注ぎ込むことによって、自分の姿に限りなく似た分身を作り上げ、この世界を護る者として知恵を与えた。
 こうして、<人間>が生まれた。
 
 それから、どれだけの時間が経ったのかは定かではないが、<人間>はその知恵によって、動物を従え、草木を育て、そして生きる事を覚えた。
 分からないことは<神界アスガルズ>に住まう神族に聞き、しかし自分たちで探求する努力も怠らず、世界の中でその数をふやしていった。
 その時代は、後に<神魔戦争>と呼ばれる大きな争いが起こるまで続いた、永い、永い平和の時代であった。 <>
◆BY7ZsiiPQ6<><>2013/08/30(金) 03:18:43.41 ID:WUIO3vd6o<> ちょっと休憩 <> 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)<><>2013/08/30(金) 09:57:11.71 ID:MNTGDGryo<> じょ…徐ろ <>