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HTML化した人:Kastanie
【異世界】ここだけ世界の境界線★5【歓迎】
1 :エル・ルミエル【煌々たる爆師】>>144 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/08/23(土) 22:57:44.19 ID:31YbgO4IO
【新世界へようこそ!】
ここは様々な世界が融合して出来た世界。ここの住人は親しみを込めてこの世界を『新世界』と呼んでいます。
この世界にはオーバーテクノロジーから魔術まで何でも存在します。超能力や宇宙艦隊もあれば大魔王の領地も、
獣人の集落や神の軍勢すら勢揃いの『なんでもあり』の世界。それが新世界なのです。
あなたはこの世界の新たな住人となり、先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります。

【ゲートについて】
この世界には『ゲート』と呼ばれている様々な世界同士を繋げる空間があります。
時にそれは魔界へ、時にそれは天界へ、時にそれはダンジョンへ、繋がっている先は様々です。
稀にそこから『厄災』なるものが流れ着き、それがこちら側の世界を荒らす事もしばしば……
その度に貴方達『能力者』はその能力を最大限に行使して『厄災』を元の場所へと送り返したり倒したり……
この世界の様々な事がこの『ゲート』を切っ掛けにして起こります。

【来訪者について】
この『新世界』はその性質上、別世界からの『来訪者』がやってくることもあります。
彼らの来る世界は様々な世界。時には人間や獣人。時には悪魔や妖怪。そして時には異星人すら『来訪者』として現れることすらあるのです。
『来訪者』はこの世界に来る過程で新たな『能力』を得る事も、そして自分が持っていた能力を引き続き使うことも出来ます。
しかしあまりにも強大な『能力』は『ゲート』の力によりその効力を失ってしまうこととなるでしょう。
次の『来訪者』はあなたかもしれません……

◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです。
◇オリキャラは勿論、様々ななりきりスレのキャラも参加する事が可能なスレです。
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます。
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう。
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です。
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう。

☆次スレッドは>>900、立てられない場合は>>950が立てること
☆次スレッドを立てるまで>>950からは減速推奨(重複を回避するため)

★避難所★
http://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/

★wiki★
http://www60.atwiki.jp/kyoukaisen/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1404657130/
2 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/08/25(月) 23:05:26.76 ID:LAX0FYyr0
>>1乙です
3 :澪【獣化】2014/08/26(火) 19:15:19.50 ID:lUeqvnFt0
その山は息が詰まるほど激しい風と雪に襲われていた。
とても歩など進められそうにない天候。むしろ人によっては命の危機すら感じられるかもしれない。
そんな中当て所なく彷徨えば、ぼんやりと明かりが見えるはずだ。そこにぽつんと佇むのは小さな山小屋。
避難場所を求めてか、そうでなければ気まぐれか。目的はそれぞれであろうが、きっと吹雪の中の迷い人はその扉に手をかけるだろう。

小屋の中は非常に簡素なものだ。
扉付近には室内の汚れを最小限に抑えるためか小さな靴箱。隅には寝具や保存食が入ってるらしき箱が積み重なっている。
外に比べればまだ暖かく感じるのは暖炉に既に火がついているからだろう。そしてその近くで膝を抱えている先客の姿も確認できるはずだ。

「…さむっ…」

普段着ている服は乾かしているのか暖炉の火の側。
代わりに小屋に備え付けられていた白の寝巻きに身を包んでいる。身の丈に合っていないのは男性用のものだからだろう。
獣耳は寒さからぺたんと伏せ、尾にもどこか力がない。
その少女は開かれた扉の音を聞けば、同じ境遇であろう闖入者に振り返りただ一言だけ告げた。

「…寒いから、早く閉めて…」
4 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/08/26(火) 20:28:14.88 ID:D8Nl13OS0
>>3
「────悪い」

ドアを開け放ったのはボロボロのアーマーを見に纏った青年。先客を見やると開口一番に謝り戸を閉めた。

どう見ても軍用であろうバトルアーマーには血のようにドス黒い深紅の光が所々に走り、アーマーの破損した箇所からは眩い光の粒子が煌きを上げて漏れ出している
アーマーの上に纏ったボロボロのローブを脱ぎ去ればヘルメットのロックを外して金具を取る。

ヘルメットをも脱げば覚えのある顔と匂い、それは間違い無くジョシュア・アーリントンのものだ
しかしその顔付きは昔のジョシュアとはまるで違う、少し痩せこけて彫りが深くなり、目付きは獲物を狙う鷹のように鋭い。
紅くぎらぎらとした輝きを放っていた双瞳は紺碧へとその色彩を変え、それと同時にアーマーの光も収まる。

「………まさか澪がここに居るなんてな…思ってもみなかったよ」
「狼は寒さに強いと思ってたが…俺の思い違いだったか…?」

冗談混じりににこりと微笑んでみればかつての面影も垣間見得はしたがそれも一瞬、笑みはとても淋しそうなものだった。
傷付き軋む戦闘服、装備はない。よく見ればジョシュアの額に微かに血が滲んでいた。
5 :澪【獣化】2014/08/26(火) 20:50:45.68 ID:lUeqvnFt0
>>4
「…私も、ジョシュアが来るとは思わなかった…」

入ってきた人物が知り合いだと分かれば、向けた視線を再び暖炉へと戻す。
孤独から解放された喜びからか、一度だけぱたんと尻尾を振った。

「…狼だって、寒いものは寒い…」

ジョシュアの冗談にむくれたように返せば、座ったままのっそりと少しだけ場所を移動する。
冷え切っているだろう身体を心配しているのか、空いた隣の場所を無言でとんとんと叩く。早く火に当たって暖まれ、とでも言いたいのだろう。

「…で、どうしたの…?それ…」

目を向けていなくてもはっきりと分かる血の匂い、軋む戦闘服の音。ジョシュアの様子を見れば何かあったのは一目瞭然。
ただ燃える炎から目を離さず問うのはボロボロの身体の事か、纏う雰囲気か、それとも両方か。
6 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/08/26(火) 21:08:55.94 ID:D8Nl13OS0
>>5

「近くで戦争があってな…巻き込まれてきたんだ」
「ある地域の領主とその領民との戦争だ…酷いもんだった…」

ボディスーツに組み込まれたアーマーを取り外しながら口を開くジョシュア。やがて上半身の装甲は全て取り外されラバーのボディスーツだけになる。
顎より上を除き全身を包む特殊ラバー製のスーツには不気味に溝が掘られ、微かにそこを通るエネルギーラインが浮かんでいた。

スーツのジッパーを胸まで降ろせばふぅと深く息を吐き少女を見る。
寒いと言った少女に対し「そっか」とだけ返し、軽くその頭を撫でた。

「お互いに兵士や能力者を雇って潰し合う…次第に戦火は広がってゆく。何人もの凄腕に命を狙われ…必死に戦い…気が付けば戦場には俺一人だった」
「敵も、味方も居ない…ただ死体の山と跡形も無くなった領主の館と村…、それで…そこに焼け焦げた人形が…」

いざなわれるままに隣へ座るとジョシュアはゆっくりと経緯を語る口を進めてゆく。
その戦争は熾烈極まるものであり、結局双方ともを滅ぼしてしまったのだという。それを語るジョシュアの口調は明るいものではなかった。
ただじっと燃え盛る炎を見つめるその目はどこか遠くを見るよう、この山を越えた先にある村をもこの炎が包み、全てを灰へと還したのだ。

「…澪、生命(いのち)って…何なんだろうな…」
7 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/26(火) 21:23:30.61 ID:9y/w0reD0
【近未来世界「ワンス」】
【先のカノッサ機関によるこの世界の中枢――人工島「ネオ」への襲撃】
【それは旧支配体制を崩壊させると共に、世界を混迷の時代へと陥れた】
【地方政権の分立、クーデターや政変の頻発―――】
【これはその中で、カノッサ機関が支配を確立し大手を振るとある都市での出来事である】

――――クソッ!!なんだってんだよ!?
この『カノッサ』とかいう奴ら!!

機関兵A「照合完了――奴は、『凶法滅刻<ホーラ・インサーナ>―15:97―』の能力者です」
機関兵B「レアケースだな……なんとしても捕えるぞ!」

【緑に光る機体のバイクを駆ける、同様の緑に包まれし全身甲冑の騎士】
【それを負うのは、同様に軍用バイクを駆ける数人の武装集団】
【その装備に描かれた紋章から、彼らがカノッサ機関の構成員だということがわかるだろう】
【この逃走劇に街は混乱の様相を呈し、攻撃によるものなのか一部瓦礫がみられる】

ぐっ……うわああああ!!

【刹那、機関の軍容バイクに備え付けられた小型ミサイルの爆撃が、緑の機体から騎士を吹き飛ばした】
【彼――イマヌエルは近くの建造物に激突し、壁にヒト型の窪みを付けてから瓦礫とともに地に倒れ伏した】

クソッ……まだ闘えるぜ……おらっ!!

【振り絞った気合とともに手に取ったのは、背中に取り付けられていたランス】
【このまま彼が機関員と交戦しようことは、言う迄もない】
8 :澪【獣化】[saga]:2014/08/26(火) 21:41:02.01 ID:lUeqvnFt0
>>6
軽く撫でられれば何も言わないまま擽ったそうに、しかし僅かに嬉しそうに獣耳がぴくぴくと動く。
隣に座ったジョシュアにそっと近づき、拒まれなければ冷え切った彼に温もりを与えんとその身を寄せるだろう。
語るジョシュアに対して澪は口を挟まず耳を傾ける。時折暖炉に薪をくべる以外は動かず、ただ無言で。
話が終わっても動かない。問われてもまだ動かない。金の瞳に炎がちろちろと燃えるだけ。

「…ジョシュアはさ…後悔、してるの…?」

ようやく声を出したかと思えば、答えにもなっていない問い。
しかしその目は真剣そのもので、入ってきて以来初めてジョシュアの顔をしっかりと見据えたまま続ける。

「…私は、そういう難しい事はあまり考えたことないけどさ…みんな、生命あるモノは生きるために頑張って生きてるんだと思う…」
「…だからさ、その戦争の結末も、みんなが一生懸命になって生きようとした結果なんじゃないかな…」
「…もし、ジョシュアがそれでも気になるならさ…」

それは貴方が優しいから。
そこまで言い終えると満足したのか、ジョシュアの反応を伺うように首を傾げる。
ぱちん、と火がはぜる音だけが山小屋に響いた。
9 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/08/26(火) 21:42:39.64 ID:ba0K8EQI0
>>7
「この世界……もしかして……いや、もしかしなくてもだ……」

間違いない。あの戦いがあった世界だ。
紫狼はずっと気になっていた。カノッサ機関が勝利したあの後、この世界がどうなってしまったのかを

「少し調べてみる……暇はねぇみたいだな!」

この世界の情報が欲しい。そう思った紫狼は、歩きだそうとする。その時目に入ったのは、カノッサの武装集団だ。

「マウ!追うぞ!!」

そう言うと、マウは翼の生えたライオンの姿へと変化する。そして、紫狼はそれに跨がり駆け出した。

「おい!てめぇら!能力者狩りか?寄ってたかって卑怯じゃねぇか!?」

マウの背中で紫狼が叫ぶ。
10 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/08/26(火) 21:43:05.50 ID:XlxZPoow0
>>7
かつてこの地で行われた決戦に於いて自身はその体の半分近くを喪失した
恐らく叶うならば二度と踏み入れたくなかった地ではあるが、しかし現実は非情である
来てしまった以上仕方ない、ただ次の転移を待っていたのだが

「……?」
「な、何事……!?」

轟音に慌てて駆け付けてみれば突撃槍を携える騎士と、それを囲む武装集団
さすがにこの状況下で無手でいられるはずもなく、左手でブレードを抜き放った
見たところ多勢に無勢で攻められているのは騎士の青年か
しかしどちらに着くべきか逡巡、微かにたじろぐ
11 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/26(火) 21:51:46.44 ID:9y/w0reD0
【軍用バイクの集団】
【彼らの冠する組織名――それは、物覚えの悪いイマヌエルの脳裏の片隅に残っていた】

へっ……どこかで聞いたことあるかと思えば……
『カノッサ』って俺の故郷にあったメガコーポか……!?

まぁいいさ……あいつらの窮屈な支配には俺もうんざりしてたところだしよ……
この現代を生きる"騎士"、イマヌエル・フォン・ランツェ卿に逆らうなら容赦しねぇぜ!!

【時代錯誤な称号と名前でそう名乗りを挙げると】
【バイクで突撃を図る一人の機関兵の機銃掃射をランスで防ぎ切り、その一振りで機体から叩き落とす】
【やがて他の機関兵も軍用バイクを降り、今にも歩兵戦の様相を呈さんとしてきた】

>>9
「なんだ小僧?――そのライオン……貴様も能力者だな!?」
「へへっ!今日は大漁になりそうじゃねえか……かかれ!!」

【そう叫び向かってくるのは、獲物を得たとばかりに勇む機関兵2人】
【いかにも機動力の高そうなライオンの姿をしたマウに対抗せんと、彼らはバイクを降りていない】
【機体に備え付けられた数発の機銃掃射が、一人と一匹を襲う】

>>10
「あそこにも誰かいます!武装しているようです!」
「何……様子を見に行くぞ!」

【その姿を察知した2人の機関兵が彼女に迫っていく】
【軍用バイクで目前まで接近した彼らは、降車してからレーザーブレードを抜き放って言い放った】

「貴様、何者だ?機関に刃向う能力者か!?」
12 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/08/26(火) 21:58:56.24 ID:XlxZPoow0
>>9
>>11
「紫狼様……?」
「……なるほど」

半人に取って状況判断の決め手になるにはそれだけで十分であった
即ち、顔見知りの相手が敵対していると言う事実
体の修復の件もありカノッサとは複雑な因果だが、今回は敵であるということか
問い掛けに返答はない、ただ声を掛けて来た機関員に向けて鋭く踏み込めばブレードで袈裟斬りにせんと一閃を光らせた
13 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/08/26(火) 22:08:28.52 ID:ba0K8EQI0
>>11
「俺は能力者じゃねぇよ。てめぇら機関員のせいで無能力者なんだよ!」

苛立った口調で言った後、機関員を睨み付ける。

「マウ!爪で防げ!」

紫狼の命令通り爪で銃弾を防いでいくマウ。紫狼を集中狙いされなかったのは、幸いだった。

「そう簡単に俺らを狩れると思うなよ!クソッタレの機関員ども!!」


>>12
「タェンティースか。調度良い、手を貸してくれ。」

強気に出たが紫狼とマウだけではカバーしきれない人数。協力はありがたいものだった。
14 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/08/26(火) 22:11:23.49 ID:D8Nl13OS0
>>8
「…後悔は…してるさ。でも戦う以外の選択肢は…俺には見つからなかったよ」
「『戦争は勝った方が正しい』…そんな理不尽を防ぐ為に均衡を保とうとすれば…"これ"だ。終わらない闘いは双方ともを滅ぼす」

ジョシュアだって一方の滅亡を以ってもたらされる平和など望んではいない。兵士とはいえ根本は人間なのだ。
それでもそれは理想論に過ぎない。不利な方に加担し戦力を均衡に近付ければ一方的に終わるはずだった闘いは泥沼化し…今回のような結果を生むことだってある。
横から顔を覗き込まれ少しだけたじろぐが、澪の言葉を聞き届ければ少し嬉しそうに頷き、澪へと心からの言葉を投げかける。

「"優しいから"…優しいから……か…」
「お前は気付いてないと思うけど…一番優しいのはお前だよ、…澪」

身を寄せることを拒みはしない。小さな山小屋の中訪れる沈黙。
二人を包む微かな温かみと薪のはぜる音。そして僅かな隙間風の音だけがこの空間を支配する。
サイズの合っていない服、隙間から吹き込む風は身に染みるだろう。ジョシュアはもう少しだけ、今度は自分から澪に身を寄せた
誰とも会わなかった3年間、絶望に浸りっきりになるにはあまりにも長い時間だ。
そのジョシュアを絶望の淵から引き上げてくれる、数少ない心安らぐ存在であるそんな彼女の耳元で囁くようにし、消えいるような声で問いを投げかけた。

「………なぁ、澪は…怖くないのか?その…"人間と友達になる"のって…」

傷付き、血の滲んだ身体。安寧の中、服越しに伝わる暖かさに心地良さを憶えジョシュアはほんの少しだけ目を細める。
刀によって浅く切られた肩、槍に刺し貫かれた腹の痛みが安寧を邪魔するのが腹立たしい事この上ないが
「このままここで死ぬんだろうか」そんな事を考えてみたりしながらふと頭に浮かんだ死についての疑問を澪に投げかけてみたのだ。
ただの気まぐれ、深い意図はない。

「…人間は長くは生きられない。折角仲良くなっても…すぐに別れなきゃいけないんだ…」
「俺は…俺はそれが……堪らなく、怖い…」

ジョシュアは既に人外の存在。人間という枠から完全に逸脱している。
グリードを体内に巣食わせ、徐々に同化してゆくことによってほぼ無限の寿命を得たジョシュア。
しかし悠久の時を過ごす澪やイムか達とは違いジョシュアはたかだか20近くの若者。悠久を生きるという行為は恐怖にも等しく
自らの震える身体を抱きしめるようにして押さえつけ、澪に聞こえないように小さく運命へと向けた罵詈雑言を吐き捨てる。
15 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/26(火) 22:20:43.95 ID:9y/w0reD0
>>12
「貴様!!応答し―――」

【言葉を紡ぎ終える暇もなく、その鋭い踏み込みと斬撃に一人の兵が崩れ落ちた】

「敵性行為確認――排除!!」

【斬撃を逃れたもう一人が、袈裟斬りの隙を狙わんとレーザーブレードでの突きを繰り出してきた】

>>13
「照合――……確かにデータベースにはこいつからは能力を奪ったとある」
「こちらも確認した――能力を持つのはあのライオンだ!」

【紫狼とマウに向かう機関兵は、メットの裏に浮かび上がる電子文字情報を読みつつ接近する】

「ふんっ!」

【先行した一人の兵はレーザーブレードを展開し、マウに正面から斬りかかってきた】
【その速度からして、反撃の暇を与えず通り越さんとする魂胆だろう】
【その兵の後ろからは、後発のもう一人の兵が接近する】

>>12-13
なんだ……能力者か!?
一緒に戦ってくれる奴らが居るってのか……―――ありがたいぜ!

俺は現代の騎士、イマヌエル・フォン・ランツェ卿だ!!
宜しく頼むぜー!!お二方よぉ!!

【そう砕けた口調の、如何にも若い男だとわかる声で叫ぶは、全身を緑の甲冑を覆った騎士らしき存在】
【もし彼の背中が見えたならば、『15:97』と書かれたデジタル時計じみた文字盤があることに気付くかもしれない】
16 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/08/26(火) 22:29:43.40 ID:XlxZPoow0
>>13
「……無論です」

短く肯定、頷いて返す
カノッサには体の修復の恩があるが、今回この世界のそれはまた別だ
ならば従うのは存知の相手のその言葉
これで共闘は何度目だろう、これもまた奇妙な縁だと戦闘の差中に於いて頬を緩ませた

>>15
「わたしはタェンティース、場合が場合ですので手短に失礼しますっ!」
「……!!」
「……せぇアっっ!!」

文字盤の存在に刹那気を取られ、しかし体は素早く最良を逃した次の一手を判断し動かす
じゅう、突き出した右の掌をレーザーブレードが焼いた
イムエト(マッドゴーレム)のそれは水分を失い、砂化
返しの刃、逆手に持ち変えての逆袈裟一閃
17 :澪【獣化】2014/08/26(火) 22:42:10.35 ID:lUeqvnFt0
>>14
「…私が優しいなら、どんな悪人だって優しくなっちゃうよ…」

冗談のつもりだろうか、それだけ言ってくすりと笑うと再び揺らめく炎へと目を戻す。
吹雪はますます激しくなり、ごうごうと風が吹き荒ぶ。
しかしそんなことお構いなしに、外界から隔てられた山小屋の中は別世界のように沈黙に閉ざされる。
そんな中、風の音にさえかき消されてしまいそうなジョシュアの声にぴくりと耳をそばだてる。
その問いの真意を理解すれば僅かに顔を顰めるもののそれも一瞬。

「…うん…怖いし、置いていかれるのはすごく悲しい…でもね…昔、約束したんだ…」
「…『人間と仲良くするのを、別れを恐れない』って…もうその人はいないんだけどね…」

代わりに見せるのは寂しそうな笑み。炎の奥に見るのは在りし日の思い出だろうか。
更に縮まる距離に、今度は澪からジョシュアの肩に寄っかかるように身を寄せる。視線は未だ暖炉に向いたまま。

「…もし、ジョシュアが人間と別れるのが怖いなら…」
「…私は、私だけは一緒にいてあげるから…」

それは既に身を引き裂くような孤独を経験した故だろうか。恐怖に身を震わすジョシュアへと手を差し伸べずにいられなかったのは。
18 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/08/26(火) 22:56:03.47 ID:ba0K8EQI0
>>15
「知ってんのか。ならそのデータベースとやらの情報、吐いてもらうぜ!てめぇらをぶっ飛ばし、今度こそ能力の在処を突き止めてやる!」

何故紫狼は自分が無能力であることを言ったのか。それは、彼らがそれを知っているかどうか確かめたかったからだ。機関内でもその情報を持っている場合と、持っていない場合があるのは紫狼も知っている。
そして、どうやら敵のデータベースには紫狼の情報もある様子だ。

「くそっ!マウ!一旦上空へ退避だ!!」

レーザーブレードを持つ相手に挟み撃ちされては勝てる可能性を失ってしまう。そう考え、上空へと飛び上がる。

(二人相手にすんのはやべぇな……一人だったらまだなんとかなるんだけど……)

包帯では防ぎきれないレーザーブレード。一人でも手を焼くというのに、二人相手など紫狼には無理だ。となると……

「俺は紫狼!名乗って早速で悪いが、援護を頼めねぇか!」

周囲に助けを求める他ないのだ。上空からイマヌエルの方へ話しかける。ちなみに距離が離れすぎてしまったため、文字盤はよく見えていない。


>>16
「タェンティースもできたら助けてくれ!俺はどうもレーザーブレードって奴とは相性が悪いみたいでよ。」

同じく空中から話しかける。以前の闘技場でもレーザーブレードには敗北をしていたし、本当に苦手なのだろう。
19 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/26(火) 23:04:19.90 ID:9y/w0reD0
>>16
「ぐわーっ!!」

【踏んできた場数の差か】
【対応が遅れ綺麗な斜めの傷を作った機関兵は、悲鳴と共に地に崩れ落ちた】
【タェンティースに立ちふさがった兵は2人とも斃れた】
【背後から増援が来る様子もない】
【今ならばイマヌエルや紫狼&マウに加勢することができる】

>>18
おう!任せとけ!
少人数相手に大人数で迫る騎士道知らずどもに制裁を下してやるぜ!!

【威勢よく応えると、先ほどマウに斬りかかった軍用バイクの兵を睨み付け】
【ランスの一振り――機体の速度もあり相対的に威力を増したそれは兵を吹き飛ばすには十分なもので】

な……もう一人だとっ!

【だが、後発のバイク兵が早くも迫ってきた】
【大振りの攻撃の後でイマヌエルはすぐに対応できそうもない―――どうするか】
20 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/26(火) 23:08:33.94 ID:9y/w0reD0
//っと、このままじゃタェンティースさんが加勢しにくいので、追加

>>16
【イマヌエルの周りには、未だ数人のレーザーブレードを展開した兵がいる】
【今イマヌエルの注意は紫狼&マウ近くの機関兵に向いており、彼には隙ができている】
【援護するとしたら、そこだろうか】
21 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage sagd]:2014/08/26(火) 23:13:47.14 ID:XlxZPoow0
>>18
「えぇ、お任せを」
「……わたしも相性がいいわけではありませんがね」

苦笑しつつ穿たれた右の損傷部分を振り落とす
そしてぐっと握り込めば応急的な修繕を完了させた

>>19-20
「……ランツェ卿!!」

ブレードの機関員が迫るその場面を見れば駆け出す
しかしやや距離が空いている
咄嗟右腕を振り抜きイムエトの一部を無数に飛散させて迫らせる
それはただの粘土であり、到底威力に期待出来るモノではない
しかし粘り張り付くそれは気を惹くには十分
そしてその微かな間さえあれば半人の並外れた身体能力は容易に運ぶ
体を己の距離へと、剣線の間合いへと
体積が減り一回り小さくなった右腕で月光を引き抜き二刀流、機関員に斬り掛かった
22 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/08/26(火) 23:16:01.72 ID:D8Nl13OS0
>>17

「………悪かったよ…」

獣人の澪とて人間と関わりが無かった訳ではない
兵士であるジョシュアほどでは無いにしろ辛い別れなどとうに経験しているだろうに、問いは余計な詮索だったとジョシュアは恥じた。

罪滅ぼし代わりに澪をまた軽く撫でると立ち上がり、暖炉の方へと歩いてゆく
暖炉の灰を掻き出して薪を焼べ、乱暴に毛布を引っ張り出すと澪の膝へと優しく掛けた。
そして再び隣に腰を降ろすとゆっくりと目を閉じ、硬い床と壁にもたれて澪の身体を受け入れる。

フラッシュバックするのは永い永い刻が流れた後、無数の墓標の前で立ち尽くすジョシュアのヴィジョン。
これまでそこに居るのはジョシュアただ一人だった。しかし今浮かんだそれはジョシュア一人ではない。静かに、自分の隣に寄り添う獣人の姿
同じく永劫を過ごすものとしてジョシュアと共に在ると、ただの口約束であってもその言葉だけでジョシュアは救われるような気がして

「っ……れ…ぃ………」
「ありが…とう…ありがとうなァ……」

ジョシュアは溢れる感情を堪えきれずに思わず泣き出してしまう。閉じたままの目からとめどなく涙は溢れた。
長い間孤独と絶望に曝されたジョシュアにとって永劫という時間はたった一人で過ごすには余りにも永く、
いずれ訪れる別れは更なる孤独と絶望をジョシュア与えるだろう。

──それでも

それでも隣で自分の肩にもたれるこの少女が、彼女が寄り添ってくれる限りジョシュアは独りではない。孤独ではないのだ。
独りでない限りジョシュアはどれだけ打ちのめされようとも決して折れる事などない。
今まで"人間として死にたい"と願い続けてきたジョシュアの、その願望の針が初めて"生きたい"へと触れた。
23 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/08/26(火) 23:25:28.58 ID:ba0K8EQI0
>>19
「悪ぃな!頼むぜ!現代の騎士!」

現代の騎士のフレーズが気になったのか、期待した表情でイマヌエルを見る。

「おお!凄いな!さすが騎士!」

騎士がなんだかよく分かったいないが、イマヌエルの強さはよく分かった。そんなイマヌエルにもう一人の機関員が迫るのを見る紫狼。

「させるか!!マウ!スフィンクス・モード解除!!そして……」

紫狼は空中を落下し始める。だが、ただ落下するだけではない。落下中に包帯を腕に何度もグルグルと巻き付け――

「ぶっ潰れな!!バンテージ・ギガ・フィスト!!」

出来上がったのは硬質化した巨大な包帯の拳。それを落下の勢いに任せ、バイク兵を押し潰さんとする。


>>21
「なに、相性の悪さなんて俺達が協力すれば問題じゃないだろ。」

彼女はこれまで紫狼と何度も力を合わせて来た。その中にも紫狼とマウだけではかなわないような相手もいたが、それを乗り越えてきたのだ。だから、きっと今回も大丈夫だと紫狼は思った。
24 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/26(火) 23:37:07.57 ID:9y/w0reD0
「観念しろ!『凶法滅刻―15時97分―』の能力者め!!」

はぁ?なんだよ……15時97分だぁ!?
ざけんじゃねぇぜ、俺の能力は『グリュナリッタァ』だっての!!
"緑の騎士"の名を冠する、正に俺の為にある力だ!!

【存在しない時刻――それは、大なり小なり秩序から外れた"異能者"という存在の証明であって】
【"緑の騎士"という、自称だが愛着のある能力名を誇りにする彼は、その本当の名を呼ばれることに明確に反抗する】
【緑の光をランスに宿したイマヌエルは、レーザーブレードを手にした機関兵数名と切り結び始めた】
【以下の通り、人員がタェンティースや紫狼&マウに向いたことで、数的不利はいくらか解消され、形成が有利になりつつあるようだ】

>>21
おっ、ちゃんと"卿"と呼ぶ辺り分かってんじゃねえか。
って、無駄口叩いてる暇はねえか―――!?

【光刃を煌かせ迫る兵達】
【騎士としては未熟なイマヌエルにも否応なく警戒を迫るそれは、しかし"彼女"により妨害された】
【イムエトによる牽制――間髪入れぬ斬撃】

「くっ……あの剣士を警戒しろ!」

【残りの兵の攻撃の目もタェンティースに突き刺さった】
【数としては一桁台だが、それでも数的有利を保ちつつ彼らが次々に光刃にて襲いかかることは云う迄もない】

>>23
「上からだと!?馬鹿なっ……うわああ!!」

【意表を突いた上空からの攻撃に対処する暇もなく】
【軍用バイクを駆っていた兵はその巨大な質量に乗っていた機体ごと粉砕された】

へぇ……あんたもやるじゃんかよ。

【イマヌエルは感心した目で一人と一匹を一瞥し】

【しかし能力狩りに血気に逸る機関員は決して休息の暇を与えてくれない】
【レーザーブレードで武装した兵が一人、また一人と】
【紫狼&マウに斬りかかってきた】
25 :澪【獣化】2014/08/26(火) 23:43:23.81 ID:lUeqvnFt0
>>22
「…別に…昔の話だから…」

ゆるりと頭を振って気にしていない素振り。
過去を背負いはしても引きずることは決してしたくない。それは永い時を生き、そしてこれからも生き続ける澪の矜恃にも等しいもの。
頭を撫でられればまた尻尾をぱたりと一度だけ振って喜びを表す。顔に出さないのは彼女の変なプライドからだろう。
突如立ち上がったジョシュアを訝しげに見るが、毛布をかけてもらえば小さくありがとう、と呟いてまたそれごと膝を抱えた。
やっぱり優しい、と思いながらも言えば否定されるのは目に見えていた。故に心の内にそっと留める。

「…どういたしまして…」

静かに体重を預け、浮かべるのは先程とは真逆の優しい微笑み。
自分よりも大きく力強く、けれど若くまだ未熟なジョシュア。
彼が滅多に見せないであろう美しい雫をただ見つめ、その頭をそっと撫でた。
26 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/08/26(火) 23:48:08.90 ID:XlxZPoow0
>>23
「……ふふっ、なんですかそれ……」

くすりと思わず笑みが零れる、戦闘中だと言うのに
しかしそれは紫狼の言葉を馬鹿にしたのではない、むしろ逆だ
真っ直ぐに向けられるそれに自身の内心を看破されたような気がして

>>24
(凶法滅刻……?)
(15時97分、あの時刻と同じ……)

機関員の声を、圧倒的な可聴範囲を持つ耳は聞き逃さない
その単語の意味するものまでは、理解に及びはしないが

「そのようです……ねっ!!」

軽口も無駄口も、一瞬の気の緩みも許されない
レーザーが残光を帯びて次々に迫り、月光を持って防ぎブレードをして斬り返す
イムエトの部分以外を焼かれれば顔を顰め喘ぎ、しかし引く事はしない
必殺の威力を保つ斬撃を防ぎ、そして同等以上のモノとして返し続けている
27 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/08/27(水) 00:04:08.66 ID:VHHz4uCd0
>>24
(15時97分?なんだぁ?こいつら時計も読めねぇのか?)

その意味が理解できず、時計が読めないと勘違いする。

「へへっ!まあな、俺とマウは最高のコンビだぜ!」

とか得意気になっている暇もなく。機関員達は次々に襲いかかってくる。急いで包帯を元に戻す。

「くそっ!それ使うのやめろよ!」

それとは勿論レーザーブレードのこと。そして、そんなこと言ってもやめてくれる筈がない。

(くっ……再び上空から……いや、二度も同じ手が通用するとは限らねぇ……それなら……使うのをやめさせれば……)

レーザーブレードを使うのをやめさせる方法。言葉では当然無理だ。ならば

「食らいな!バンテージ・ウィップ!」

腕を攻撃し、武器を落とさせる。紫狼が思い付いたのはそれだった。まずは、眼前の機関員の腕を目掛け包帯の鞭を振るう。


>>26
「だって、一人じゃかなわない相手でも力を合わせればって奴だ。俺は一人じゃなにもできねぇけど、マウと協力して戦えてる。そこにタェンティースやそこのイマヌエルが加われば、そりゃもうかなわない相手はそうそういないだろ?」

と言って笑みを返す。楽観的な言葉だが、油断している訳ではない。勝利を信じているのだ。

28 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/27(水) 00:14:40.04 ID:UwRfhSGT0
(こんなところで死ぬわけにはいかねぇ……!)
(俺はその程度の男じゃねぇ……!)
(俺は――――騎士として――――名を残す……否、あわよくば"伝説"に――!)

うおおおおお!!!

【そう幾度も心で言葉を紡ぎ、声で掛け声を上げる】
【振るわれるランスは只、自らの追い求めるもののため】

【そして――その最中】
【緑の光とともに独りでに駆けつけたイマヌエルの愛馬――もとい愛車の『エクスガオル』】
【それは彼と退治する機関員を跳ね飛ばし、悠々と主人の前で停止した】

こいつは……俺の想いに応えてくれたのか……?
これが……新しい力か……!?

【『凶法滅刻<ホーラ・インサーナ>』――それは進化の可能性を内包する力】
【常識や秩序に逆らってでも何かを成し遂げたい――そんな能力者の意志に反応、進化し、次なる力の胎動を生む】
【イマヌエルの意志に応じて自動で愛車が駆けつける――それが新たな彼の力だ】

>>26>>27
【イマヌエルの、想いを込めた斬撃(ランスなので正確には"打撃"だが)】
【タェンティースの、複数の兵と互角以上に切り結ぶ斬撃】
【紫狼&マウの、敵の腕を狙った正確な包帯の鞭】

【各々の奮戦が、敵の数を徐々にだが減らしていった】

―――こいつで最後だ!!おらぁぁ!!!

【鞭に打たれ武器を失った兵は、イマヌエルの渾身のとび蹴りに吹き飛ばされ、背後の瓦礫の一部と化した】

ふぅ……あらかた片づけたな。
ありがとよ、二人とも。騎士として改めて礼を云うぜ!!

【いつしか変身を解き、生身の姿に戻った"緑の騎士"】
【その姿は、緑のライダースジャケットにジーパン、逆立った短髪にところどころ緑のメッシュ】
【およそ騎士らしからぬ、不良としか言いようのない若者であった】

おっ………なんだ!?
あれって―――もしかして!?

【空間が"歪んだ"――そう形容するしかない光景】
【飴細工のように唐突に溶けだした景色は、その奥底に源の知れぬ光を湛えている】
【『越境者』ならば咀嚼に労を要せぬであろう、その事態は――】
【――『ゲート』の発生】

ハッハッハッー!!やったぜ!!
"あれ"を越えれば他の世界に逃げられるぜ!

さぁ、急ごうぜ二人とも!
いつ閉じるか分かったもんじゃねえ!

【云うと、新たな力により独りでに駆けつけてくれた自慢のバイク――『エクスガオル』に悠々と跨り】
【派手なエンジン音を鳴り響かせると、我先にと『ゲート』に向かって駆け抜けていった】
【ただ、別れの言葉を置いていって】

じゃあな!また会おうぜ!タェンティース!紫狼!

//これで〆にしたいと思います
//お付き合いありがとうございました!
29 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/08/27(水) 00:14:45.51 ID:uNb2e3dx0
>>25

寄り添う澪の身体をそっと抱き留め、倒れてしまわないようにその身体を支える為に、澪の腰へと静かに腕を廻した
澪が浮かべた優しい微笑みを見れば満足そうに頷きもう一度"ありがとう"と告げる
ただ抑えきれない涙をどうしようかと思案していれば突然顔に触れる澪の小さな手のひら。
ジョシュアの頭を撫でるそれをしばらく見開いた目で追い、それから呆然とした様子で澪を見た。
涙は青年の気付かぬうちに止まる。

「……なんだよ…なんなんだよ…なんでそんなに優しいんだよ…」
「…っ…澪らしくないぞ…くそ……なんで……俺…が…撫………」

珍しく澪に頭を撫でられて戸惑っている様子。しかし抵抗はせずなされるがまま。
横目でじっと澪を見つめていたが、やがて諦めたような笑みを浮かべると再び目を閉じる。
微笑み交じりにその耳を撫で返すも傷付いた身体の力は徐々に抜けてゆき…そしてかくん、項垂れると同時に澪を撫でたジョシュアの腕が落ちた。
それでも澪を抱き寄せる手は離さない。寒い雪山、互いを温める為に触れ合っても罰は当たらないだろうと。
密着する身体と同じように、よりいっそう心の距離も近付いた気がする。薄れゆく意識の中でジョシュアはかすかにそう思った。

「………すぅ…」

眠りに落ちると共にジョシュアの身体を柔らかな光が包み込む。
青年の傷付いた身体を癒し、その傷を塞ぐ…ジョシュアの忌避するグリードの力だ。
しかしこの光はジョシュアの生命そのもの。暖かく、大いなる生命の波動がしっかりと伝わるだろう
とくん、とくん、心臓が小さく脈打つような心地良い波動に包まれ、安らぎの中ジョシュアは深い深い眠りへと意識を投じていった。

//0時を回ったのでこのあたりで〆で。ありがとうございましたー
30 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/08/27(水) 00:25:18.37 ID:/nTBWrN70
>>27
「っ、ぅ、せ、戦闘に集中しましょう……っ!」

投げ掛けられるストレートな感情に思わず赤面、顔を逸らす
嬉しくないはずがない、だが気恥ずかしいのもまた事実である

>>27-28
「……あれは……? あれが……?」

咆哮、閃光、そして爆音
進化の現実を目の前にただ見惚れて呟いた
そして粗方の機関員が倒されれば二刀を納刀、乱れた呼吸を整える
案外ラフな騎士の中身に驚きはしたが、それよりやはり気になるのは謎の数字と能力そして言葉
凶法滅刻、果たしてそれが何を意味するのか半人には今は分からないが
それでも眼前で行われた異能の力の昇華との関連性を見出し始めていた

「あ、え、えぇ、お2人共……また……」

依って別れの挨拶としてはややそっけなくなってしまった
思考に邪魔され呟く程度になってしまった
身体中に走る裂傷と火傷の傷の痛みが鮮烈だ
次元の歪みに身を委ね、その中で未だ半人は思考の海に潜っていた
31 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/08/27(水) 00:41:38.91 ID:VHHz4uCdo
>>28
「ふぅ……弱点克服……とまではいかねぇけど、今回は上手く戦えたな。」

レーザーブレード装備相手によく頑張ったと自分を賞賛する紫狼。

「ま、イマヌエルの助けがあったからだな。サンキューな。さすが現代の騎士!」

(で、騎士ってなんだ?)

結局、騎士がなんなのか分からず終い。

「おっ、ゲートか?でも、俺はもう少しここに残るぜ。ああ、また会おうぜイマヌエル!今度は平和な世界で会って色々話がしたいな。」

そう言ってイマヌエルに大きく手を降る。

(そういえば、あいつのバイク自動で動いてたよな?でも、そんな能力じゃなさそうだったし……マウのスフィンクス・モードみたいに能力が変化したのか……いや待てよ、スフィンクス・モードは他の能力者の能力により目覚めた。でも、今回はそういった事はなかったし……)

そして、紫狼は微かな疑問を抱くことになった。


>>30
「タェンティースもまたな。」

タェンティースにも同じように手を降る紫狼。




「さてと、後はこいつらをふん捕まえて俺の能力の情報を……」

盗られた能力の情報を得るべく、倒れた機関員に近づくが……

「うおっ!?ゲートがこんなにでかく!?ちょっと待て!まだ何も……ああっ!!」

いつの間にかゲートが広がっていたようで、紫狼は機関員を捕らえることなくゲートへと飲み込まれたのであった。


/お疲れ様でしたー
32 :澪【獣化】2014/08/27(水) 00:46:35.96 ID:5zgMWjQR0
>>29
柔らかな雪のように白い髪の感触を楽しむように、そして隣に座る強くも弱くもある青年を慈しむようにただ撫でる。
清らかな涙は頬を伝い床へと落ちる。ぽたり、ぽたりと一定の間隔で刻む音は徐々にゆっくりになり、やがてまた静寂が訪れた。

「…うるさい…私の方が年上なんだから、甘えてもいいんだよ…?」

そう言いながらも撫で返されると気持ちよさそうに目を細める。それでもジョシュアを撫でる手は止めない。
不意にかくん、と力が抜けたジョシュアに驚くが、すぐに静かな寝息が耳に届く。安らかなその寝顔に澪もまたほっと安心して。
寒くてはいけないと先程かけてもらった毛布を二人で分け合うようにかけ直す。腰に廻っている手のひらから伝わる温もりがどこか心地良い。
二人寄り添い、澪もまた眩しく、未来を明るく照らすような生命力をその身で感じながら眠りへと落ちていった。

一部始終を見守っていた炎はその熱をもって二人を包みこむ。
荒れ狂っていた雪山は、いつの間にやらすっかりおとなしくなっていた。

//お疲れ様でした、ありがとうございましたー
33 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/08/27(水) 21:57:39.63 ID:h6Ws6bJ20
「……やれ、やれ、ですね……」

鬱蒼とした原始の森林地帯
巨大なシダ類が生い茂り、蒸し暑くて視界が悪い
右腕を地面に突っ込み引き抜けば即座に青白い光が走り
欠損したイムエト(マッドゴーレム)部分の修復を完了させた
なるほどデジタル再現に見えてこういった部分は現実と変わらない訳だ

仮想闘技場、変則サバイバルマッチ

たった今斬り伏せた能力者がデジタル解体されて行く様をぼんやりと見詰めている

34 :澪【獣化】[saga]:2014/08/27(水) 22:14:56.10 ID:5zgMWjQR0
>>33
随分と面倒くさいシステムだ、と澪は思う。
何人いるか、どこにいるのかも分からない未知の敵。この中で最後の一人になるまで殺し合えなど、いくら実際に死ぬわけではないといえ澪にとって好ましいものではなかった。
しかしだからと言って手を抜くのはもっと好かない。故にただ身を潜ませて機を伺っていた。

「…………」

獣が隠れるは大樹の上。生い茂る木々のせいで見晴らしは決してよくないが、自分の真下で何が起こっているかくらいは把握できる。
ふと、どさっと何かが倒れた音と小さな呟きが耳に入る。そっと下を覗けばそこには倒れ伏す能力者とその隣に佇む半人。

「…………」

敵を一人倒した事で油断しているのだろうか。そこまでは伺い知れなかったが、ただ今が好機とだけは思った。
だからだろう、極力音を立てないよう飛び降り、タェンティース目がけて蹴りをお見舞いしようとしたのは。
35 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/27(水) 22:14:58.71 ID:O4B7xqfbo
>>33

「WTF!こりゃすげえや。
 アツくて蒸すあの気色悪い感じまで再現されてら。
 まるでケツにポークビーンズを詰め込んだみてえだ。」

タェンティースの耳に飛び込んできたのは、リアルに再現された鳥の歌声でも
息を殺して自身の隙を伺う野生の大型獣の足音でもなく、まるで観光でもしているかのような
調子の、男の声だった。
36 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/08/27(水) 22:24:19.49 ID:h6Ws6bJ20
>>34-35
「……っ!?」
「えっ、きゃっ!?」

まるで呑気な調子の男の声にビクリと体を強張らせ振り向けば
視界一杯に飛び込んで来たのは澪の蹴り脚
咄嗟修復を完了したばかりの右腕でのガードを試みるがそれは剛性には乏しい
バヂンと泥と魔力の弾ける音と共に手首から先が四散し防御は貫かれる
僅かに勢いを減衰させたモノの澪の蹴りは半人の側頭部を捉え、3m程吹き飛ばした
受け身を取り湿った腐葉土を滑り態勢を立て直す

「……っ、2人、ですか……」

ニア・シューペリオリティは浅黒く、そして半人は純白
肌色の違いこそあれどほとんど同じ顔付きを持つ存在は眉間に皺を寄せて左手のブレードを構え直す
先ずは戦闘態勢を取らぬ方を
その考えを持ってしてチャーリーの方面へ一気に駆け、接近が叶えばブレードを袈裟斬りに振るうだろう
37 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/27(水) 22:38:18.83 ID:O4B7xqfbo
>>34 >>36

「ファック、アニメガール1号じゃねえか。一体――。」

チャーリーは木の上から飛び降り様に、
タェンティースに鋭い蹴りを見舞う澪の姿を偶然視界にとらえ、初めてこの場に
人がいる事を知覚した。

「W・T・F?」

しかし、何故澪がタェンティースに襲い掛かったのかわからない、
という風な表情を浮かべながら、高みの見物とばかりに様子を見ようと気に背を預けようとしていた
チャーリー。仮想闘技場の参加者にしては気が抜けすぎているが……それには訳があった。

チャーリーは当初、この闘技場に参加する気など全くなかった。
もといここが闘技場である事すら知らなかったのだ。バーチャルリアリティ体験システムなどという
客引きの宣伝文句に心惹かれ中に入ったはいいが、その風体と腰のホルスターにこれ見よがしに下げた
無骨な銃。

中の係員は、チャーリーを参加者と誤認して参戦者用のシステムに彼を誘導し、現在に至っている。

「ワッツ……ファァックッ!!!」

いきなり、自身に向けて駆けだしたタェンティースがブレードを振り上げた瞬間、
チャーリーは叫びながら、横っ飛び。泥の上を転がりながら寸でのところで袈裟斬りを躱す。

「クソ野郎!」

事情は呑み込めないままだが。チャーリーは腰のm1911をすばやく抜き放つと、
片腕で六に狙いもつけないまま、タェンティースに向け発砲した。
38 :澪【獣化】2014/08/27(水) 22:38:30.07 ID:5zgMWjQR0
>>35-36
「………っ!?」

まさかそれが泥で構成されているとは思わなかったのだろう。
防がれると思いきや簡単に弾け飛んだタェンティースの右腕に目を見開く。考える間もなく着地、吹き飛んだ半人とチャーリーを素早く交互に見れば小さく唸った。
しかし受け身を取って体勢を立て直したタェンティースの顔を見れば、その表情はさらに驚きに染まることとなる。
肌色こそ異なるもののそれは知り合いの顔とほぼ同一。敵を前に隙を晒すとは分かっていても体は数秒頭の言う事を聞かなかった。
幸いなのはタェンティースが澪でなくチャーリーに向かって駆け出したことだろうか。
おそらく半人と同じ考えか、それともまだ頭の整理がついていないのか。とにかく獣人は二人の攻防を身構えたまま見守るだろう。
39 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/08/27(水) 22:51:37.59 ID:h6Ws6bJ20
>>37
何とも因果なチャーリーの状況に気が付けるはずも、余裕もなく
ここにいる全ての能力者がもちろん状況を認識しているという大前提を疑う事すらない
係員の誘導間違いなんて当然予測出来るはずもなく……いきり立って襲い掛かる半人

「ぁぐっ!?」

袈裟斬りの態勢から途端、踊るように半歩身を引いた
イムエトの右肩を弾丸が貫き、泥の腕を根元から吹き飛ばしたのだ
神経はなく痛みもない、ただ衝撃にたたらを踏み続いてチャーリーを睥睨
離れた距離にありながら左脚を蹴り上げるようにして振るう
魔力を含んだ泥が勢い良く少量飛び散りチャーリーへと迫る
命中すれば威力は少ないもののへばり付き、動きをやや阻害してやがて剥がれ落ちるだろう

>>38
「……あァッ!」

右腕を失いしかしほとんど意にも介さぬ様子の半人
チャーリーへと魔力を含んだ泥を飛ばし、そのまま再度脚を振るえば澪に向けても同様
威力よりも動きの阻害の目的が大きい牽制の攻撃だ
40 :澪【獣化】[saga]:2014/08/27(水) 23:01:09.75 ID:5zgMWjQR0
>>38-39
真剣勝負において余計な事を考えるのは即ち無駄にしかならない。
鈍る思考は判断能力を低下させ、時には致命的なミスに繋がる。
そしてそれは、たった今戦場において心ここに在らずだった澪にも例外ではない。

「…っ…やばっ…」

迫る泥に脳は警鐘を鳴らすが、身体は咄嗟に動かない。
一身に受ければ衝撃とその阻害効果に体がふらつく。おかげで戦闘への集中力は戻っただろうが、好機であることは間違いないだろう。
41 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/27(水) 23:06:45.69 ID:O4B7xqfbo
>>38-39

――バサバサバサバサッ!!!

散弾のように蹴り飛ばされた泥は、空しくジャングルの植物の葉を穿った。
チャーリーはあの後素早く、茂みの中に逃れ姿を隠していたのだ。葉を掻き分け、
段差を降り、倒木の影に転がる様に隠れ……。

「ファック!ファックファックファック!!
 なんだ、あの……ファッキン・マザー・ファッカー・ビッチ!!!」

悪態をつきながら、周囲を見渡す。
チャーリーはチンピラだが、誰彼かまわず噛みつくような頭のネジがイカれたタイプではない。
いざという時に冷静に計算ができるからこそ、ここまで生き残ってこれたのだ。

――『能力者』、『魔法使い』。

そういった連中とコトを構えるのはまずい。
この僅かの異世界旅行の中で、すでにチャーリーはそうした確信を持っていた。
此処から逃げ出すか、最低でも正面から当たることは避ける。

チャーリーは考えを巡らせ始める。

42 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/08/27(水) 23:10:43.59 ID:h6Ws6bJ20
>>40
蹴り脚と逆を軸にくるり横一転、澪の隙を捉えれば一足に飛び掛かる
踏み抜いた地面はくっきりと脚型が残り、その鋭さを謳うだろう

「……てやァッ!!」

飛翔し、着地際に腐葉土の大地を抉る程の縦一閃
左腕に構えるブレードを思い切りに振り抜かんと

>>41
戦闘に対して既にスイッチが入っている半人
敵なのだ、つまりこの場に存在する己以外の存在は
そう言う意味で半人は間違いなくネジの吹き飛んでいる
最も元来が兵器、有る意味これが本質なのでもあるが
ともあれ現在、ブレードを構える凶人の意識は澪に向かっている様だ
43 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/27(水) 23:25:17.77 ID:O4B7xqfbo
>>40 >>42

追ってこないのは好都合だったが、
逃げるにしてもどうやらここは例の『バーチャルリアリティ』の世界らしい。
このまま走り続けたところで出口にたどり着ける、とは思えない。

ここは顔見知りであるアニメガール1号……もとい澪に話を聞くべきだろう、
と考えたチャーリーは様子をうかがいながら、迂回しつつ先ほどの場所を目指す。
少なくとも、澪であれば問答無用に襲われることはないはずだ。

「ファック、なんて日だ。
 バカはやるが望んでねえトラブルはごめんだぜ。」



44 :澪【獣化】[saga]:2014/08/27(水) 23:33:23.13 ID:5zgMWjQR0
>>42
眼前に煌めく白刃、躱さんと飛び退こうとしてもへばりつく泥がそうはさせない。
辛うじて咄嗟に数歩後退、ブレードが描く一閃は澪の右肩を深く抉った。

「……くぅっ……」

痛みに顔を顰めるが、動きを止めればそれこそとどめを刺されて終了。それだけはなんとしても避けたかった。

「…このっ…まだまだっ…!」

赤く瞬くは紅の双眼。斬りつけられた衝撃で泥は落ち痛み以外に澪の動きを鈍らせるものはない。
右足を軸に一回転、逆の足を勢いのまま振るう。
狙うはブレードを持つタェンティースの左腕。徒手空拳である澪にとって脅威ともいえるそれを叩き落とそうという算段だろう。
右肩の出血と痛みによってその威力は普段に比べ格段に落ちているだろうが。

>>43
最後まで生き残った者が勝者となるデスマッチ。そんなルールで容赦するほど澪は甘くない。
チャーリーの予想通りいきなり命を奪おうとはしないだろうが、加減しないのもまた事実。

そしてチャーリーが先の場所に戻れば、ぶつかり合う半人と獣人が目に入るだろう。
お互いがお互いに意識がいっている状況、介入の余地はいくらでもあるかもしれない。
45 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/08/27(水) 23:46:46.43 ID:h6Ws6bJ20
>>44
鋼質の物体が大地を叩くにしては大袈裟過ぎるノイズ
一閃は目的を果たせず、しかしダメージを与える事には成功したようだ
即座立ち上がり逆袈裟の振り上げの一陣を……狙うがそれは叶わない
先程泥を飛ばし体積がやや減少した左脚、これの駆動力の低下を考慮に入れていなかったのだ

「……なっ!? しまっ……!」
「ぐっ……!!」

半人の左腕はイムエトではない
有機と無機の融合体であり、それは軋む音を立ててひしゃげる
二の腕を直撃した一撃に自然顔と指は苦痛に歪み、半人はその得物を落とす

「……こ、っちだってぇッ!!」

ようやく立ち上がりながらの右の蹴り上げ
イムエトの脚での攻撃は先にあったように脆く本来向いてはいない
だが高速で叩きつけられる泥の塊
それは被弾部対して浸透するのではなく浅く面に弾ける一撃だ

>>43
どうやら全くのなんて日、完全にトラブルに巻き込まれる形となってしまったようだ
出口もなくまたここ以外にも能力者が……敵が潜んでいるかもしれない
先程の場所に戻れば澪と半人が最接近戦闘を繰り広げているのが目に入るだろう
少なくとも半人の意識は完全に澪に向いており、奇襲すら容易かも分からない
46 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/27(水) 23:57:58.53 ID:O4B7xqfbo
>>44-45

チャーリーは先ほどの場所が見渡せる茂みに静かに入ると、
しばらく二人の戦いを見守った。

(なるほど、あの女、不死身ってわけでもなさそうだ。
 おそらく、銃弾も効く。能力持ちだがパニックムービーの出鱈目なモンスターって
 わけじゃないみてえだ。)

攻撃を喰らえば苦悶の声をあげるし、ダメージで動きが鈍りもする。
ならば、銃弾を脳天にぶちこめば?おそらくは、だが死ぬだろう。

「クッキング・タイム、ベイビー。」

殺せる。だがそれは脳天に一撃を加えられればの話。
チャーリーは、確実に仕事を遂行できるときを茂みの中でゆっくりと待った。
そして……自身に対してやっとように、砂を蹴り飛ばしたその瞬間。

敵に集中し、軸足のみでたち、回避行動を容易に取れぬであろうその瞬間を狙って……。
ゆっくりと優しく、絞る様に引き金を引いた。
47 :澪【獣化】2014/08/28(木) 00:11:40.96 ID:q7xvbG+h0
>>45
澪の目論見通りといったところか、相手は蹴りによってブレードを取り落とす。
そのまま追撃に移ろうと左の拳を硬く握るがしかし、それは行動に移せなかった。
タェンティースが振り上げた右足は澪の左腕に直撃。
衝撃に左腕は大きく弾かれ、澪もまた勢いで数歩下がってしまう。
右腕はもはや上がらず、左腕も先の蹴りでじんじんと痺れる。みおには足技しか残っていなかったが、それでも諦めるつもりは毛頭なかった。
もう一度蹴りをお見舞いしてやろうと一歩踏み出し、そしてその動きはすぐに止まることとなる。

>>46
瞬間感じた刺すような殺気。背中を這うようなその悍ましい感覚に思わず半人へと踏み出そうとした一歩を止めてしまう。
音より速いであろうソレの存在に気づく事はないが、なんとも言えぬ嫌な予感と右肩を襲う鋭い痛みに、澪はただ身動きが取れなかった。
48 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/08/28(木) 00:19:57.71 ID:WTpz/cSA0
>>46-47
「ちっ……やるっ……!」
「え? ……ぁっ……」

半人の能力、本来それはただ単に高いヒトに比べて身体能力
圧倒的とまで言える程のそれを使い、数多の能力者と戦い生き延びて来たのだ
つい最近になってゴーレムの体……イムエトを手に入れたが基本的に変わらない

即ち、人外の力を持ってして捩じ伏せるのみ
澪に現在行っていたのも間違いなくそれだ
冷静に状況を見抜き、そして怪物ではないと判断したチャーリーの観察眼は極めて優れた結果を生み出す事になる

刹那青い双眼が自身を捉える銃口を見た
殺気を読み取ったのかそれともまた別の第六感か
それは分からないし、また判明したとしても意味のない事だ
次の瞬間半人の眉間に減り込んだオートマチック・コルト・ピストル弾が頭蓋を砕いて脳に達す
ガラスの瞳が破れて視界がブラックアウト、警報を鳴らす間もない
コンマ数秒の後、水っぽくナニカが弾ける音が響く
冗談みたいな衝撃に頭から大地に倒れ、両の脚が高々と天を示して上がり直ぐに落ちる
弾丸はとうに後頭部を抜け、粉々に破砕して散っていた
びくりと四肢を一度跳ねさせ、半人の体は1と0に解体されて消えた

//すみません、タェン脱落です……
//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
49 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/28(木) 00:46:07.50 ID:J/5qKCpWo
>>47-48

「ファックブルズアイ!
 ○○噛み切ってくたばれビッチ!」

タェンティースが倒れ解体されていく姿を見て、
死んだと判断したチャーリーは口笛を吹き、ガンプレイをしながらホルスターに
愛銃を納めた。

「ヘイ、ファッキンアニメガール、また会ったじゃねえか。
 いったいさっきの×××女は何なんだい?」

軽口をたたきながら、がさがさと澪の前に現れる……。
50 :澪【獣化】[saga]:2014/08/28(木) 01:01:21.42 ID:q7xvbG+h0
>>48-49
手を出す暇もなく過ぎ去った出来事。先程まで対峙していた半人はあっという間に分解され、一足先に現実世界へと戻っていく。
知り合いに瓜二つな姿が消えていくのは見るに忍びないが、それでも最後の一片が消え去るまでじっと見つめていた。
タェンティースは脱落したが、澪もまたジリ貧だった。抉られた右肩は治癒能力によって出血こそ止まってはいるものの、力は全く入らない。左腕も右ほどではないが同様だ。
ふらふらと数歩後退すれば、大木の幹に背を預けて一息つく。その顔には疲労と諦めが見られるだろう。

「…久しぶり…私も、あの人は知らない…」
「…でも、ここでは一応、全員が敵だから…」

自分も敵である。言外にそう告げ、体重を大木に預けたままずるずるとその場にしゃがみ込む。
口ではそう言うものの、澪からチャーリーに対する敵意は今の時点で既にほぼ存在していない。もはやこのデスマッチでの勝利を諦めているからだ。
今の状態の澪はチャーリーならば、おそらく反撃の恐れもなく命を奪えるだろう。
51 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 21:18:22.75 ID:CXqpBa3q0
【街中】
ビルが立ち並ぶ大都市の路地裏 表の綺麗さから少し遠ざかったこの場所は今 物々しい雰囲気に包まれていた
たくさんの人が カメラをもち ライトを操作し 何事かを熱心に打ち合わせている 何かの撮影であることは なんとなく理解できるだろう

その一団から少しだけ離れたところに どこかチープさ漂うヒーローのような緑の全身タイツ姿の男がいた
その足元には

―――ギィ!!
「笑うなよベティ 結構恥ずかしいんだぜこのスーツ」

巨大なサソリがいるあたり どうやらこの緑スーツはアキレスであるらしい
缶コーヒー片手に一団を見やり

「あの調子じゃ暫くかかるな・・・せっかく準備したのに・・・暇だなぁ」
誰か知り合いでも来ないかと コーヒーを一口飲んだ
52 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/08/28(木) 21:26:44.31 ID:RJ59cWul0
>>51
「ま、前……前が見えないってんですよぉっ……」

赤色の丸い物体がよたよたと歩く
正しくは2本の脚が生えているのだが、胴体部分に比べてそれは随分と頼りない
胴体と顔が一体化したような見た目であり、口は吸盤のようになっている
総括すれば顔の付いた大きな赤い丸がふらふらしていると言う絵面

「あひゃぁっ!?」

それはやがてアキレスの間近まで来ればゴロンと転がりジタバタと脚を藻掻かせる
バランス的にどうやら起き上がれないらしい
53 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 21:30:09.28 ID:CXqpBa3q0
>>52
「・・・・・・・・」
何か面白い物体が目の前で転がっている どうせ暇だし 少し遊んでみようかなぁと

「エイッ★」
球体を両手で転がしてみるテスト
54 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/28(木) 21:32:46.89 ID:J/5qKCpWo
>>50

「全員敵?アニメガールもか?冗談だろ?
 でなきゃ、お前にも脳天に弾丸をぶちこまなけりゃならなくなるぜ。」

一方でチャーリーは、澪の負傷のほどを静かに観察していた。
両腕にダメージ、疲労も溜まっているようだが能力者と正面から立ちあえる身体能力は、
チャーリーにとってなお、脅威。

ここで銃をホルスターから抜こうとするのは簡単だ、
しかしそれを相手がやらせてくれるのか?チャーリーは計算しながらそれとなく距離を離す。
ごく自然に、話しながら手持ち無沙汰にうろうろと歩いているという風に。
 
55 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/08/28(木) 21:37:39.94 ID:RJ59cWul0
>>53
「うぅ、は、反動を活かしてぇっ……」
「……うひゃぁっ!? な、なんですってんですかぁっ!?」

大玉転がしの玉のようによく転がる赤い物体
中からくぐもった悲鳴が響き、脚は虚しくバタバタと動いている
56 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 21:46:00.58 ID:CXqpBa3q0
>>54
「アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ★」
大笑いしながら 暫しゴロゴロと球体を転がすが 流石にかわいそうなのでこの辺にしておきましょう

「どっこいせっと なんだニア 随分とお似合いじゃないか」
そういって足で踏ん張って立てるように手助けをします

「しかしまぁ最近のご当地ヒーローってのは随分と予算があるんだな
 特殊メイクとは行かないまでも こんな着ぐるみまで用意されてるなんて」

そう 彼らは今ご当地ヒーローの撮影に借り出された臨時バイトなのだ
でもまさかこんな球体を被せられるとはお天道様でも思うめぇ
57 :澪【獣化】2014/08/28(木) 21:53:11.46 ID:q7xvbG+h0
>>54
「…冗談だったら、よかったんだけどね…」
「…私は、これじゃあもう勝てないだろうけど…」

顔に浮かべるは自嘲の笑み。右肩の傷が痛むのか顔色は悪く、息もまたやや荒い。
徐々に距離を離していくチャーリーに気がついてはいないらしく、背は大木の幹に預けたまま。
両腕はだらんと下げ、ただ静かに最期の時を待っているかのよう。とは言ってもここで迎えた死は現実世界での目覚めに繋がるだけなのだが。

「…貴方は、これからどうするの…?」

金の瞳をチャーリーへと向けて問う。
聞いてどうこうするというよりも、ただ彼にこのデスマッチで戦う意志があるか確認したいがための質問だ。
58 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/28(木) 21:55:19.57 ID:RJ59cWul0
>>56
「うぅ、め、目が回りましたってんですよぉっ……」

アキレスの補佐もありやっとこさ立ち上がるもやはりふらふら
街路樹にもたれ掛かるようにしてなんとか堪える

「……んんっ? あれぇっ、その声っ……」
「あぁ、もうっ……よいしょっ!」
「アキレスっ……ですよねぇっ?」

ずるりとした水っぽい音
中は結構な空洞になっているらしい、タイドメイカーを発生させて着ぐるみを調節
やっと覗き穴に視界を合わせる
そこから見えた緑色のヒーローめいた存在にはてと首を傾げるが、ベティの存在と声で誰であるかに気が付いた模様
因みにニアの役回りだが、御当地ヒーローと言うよりやられ役の怪人のような気がしてならない
59 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 22:07:18.28 ID:CXqpBa3q0
>>58
「うははははははwwwwww どうやら無事なようだなニアタン」
―――ギィ!!

緑のスーツな上に顔も隠れている男が挨拶し ベティが挨拶代わりとハサミを振り上げる

「その通り 俺はこの都市を守る存在で ニアタンはこの都市を制圧し ソレを足がかりに世界制服をたくらむ悪の組織の怪人だってさ
 コーヒー飲む? その格好でのめるかよく分からないけど」

そういって未開封の缶コーヒーを差し出す
60 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/28(木) 22:07:25.21 ID:J/5qKCpWo
>>57

「さあなあ、どうするもこうするも俺もこんなのに参加する気はなかったからな。
 一つ聞くが、どうすればここから出られるんだ?何か終了の条件があるんだろ?」

チャーリーは元々が知らずに参加した事もあり、さほど乗り気ではなかった。
彼自体は殺人も平気で行うチンピラだが、それ自体を好き好んで行うタイプの人間ではないのだろう。

「これで死ぬ以外出る方法がない、とかだったら訴訟を起こしてやる。」
61 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/28(木) 22:09:41.65 ID:SveCDeJ5o
>>58 >>59

ん〜〜……困ったわね、ここで本当にあってるのかしら
……あのぉ、申し訳ありませんがここは「サツエイゲンバ」と言う場所であっていますか?

【表通りから何やらメモ翌用紙に書かれている地図らしきものを片手に持った女性が歩いてきて二人に尋ねる】
【問い掛けからして何らかの用事があって撮影現場を訪ねてきているようだが】
【表通りを通って来て今しがた到着したにしては少々おかしな風体をしていた】
【それと言うのも女性の頭には髪の毛と同色、金色の体毛に覆われた狐の耳らしきものが立ち上がっており】
【背後では、恐らくは腰元から生えているだろうニ本の尻尾が揺れている】
【そんな特殊メイクにしては手がかかりすぎに見える物を身に付けていながら】
【服装は至って普通に街を歩いていそうな物であることが余計に違和感をかもし出している】
62 :澪【獣化】[saga]:2014/08/28(木) 22:16:10.62 ID:q7xvbG+h0
>>60
「…は…?」

思わず間抜けな声を出してきょとん、と呆けた顔でチャーリーを見てしまった。
確かに澪も望んで参加したわけではないが、ルールくらいは聞いている。
それはここで殺し合いをしている者達に共通することで、目の前の男もてっきりそうだと思っていたからだ。
まさかそこから説明しなければならないとは思っていなかったのか、痛みに顔を顰めながらもゆっくりと語り出す。

「…ここから出るには、死ぬか最後の一人になるだけしかない…」
「…さっきの人も、一足先に戻ってるはず…」

あまり長くは喋りたくないのか、そこまで言うとふうと息をつく。
僅かに体をズラして楽な体勢になろうとすれば、チャーリーの反応を待った。
63 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/08/28(木) 22:17:29.27 ID:RJ59cWul0
>>59
「お陰様でぇっ……」

項垂れ、ベティにも挨拶
転がされた原因に何と無く察しが付いたらしくむぅと短く唸った

「えぇー……ニア悪者ですかぁっ……」
「……まぁ、タイドメイカー見た上での採用でしたしぃっ……」

おかしいとは思ったんですけどねぇっ、と着ぐるみには触腕用の穴が空いているらしい
タコの怪人の脚の横からにょろりと1本、タイドメイカーが顔を覗かせた

「……あ、ありがとうですってんですっ、頂きますねぇっ」

それで器用にコーヒーを掴めば中へと取り込み、飲み始めた様子

>>61
「撮影ぇ……あってますってんですよぉっ」
「……おおっ……」

ふと振り向く赤いまん丸のタコの着ぐるみ
覗き穴から女性を覗けば思わずそのメイクの完成度に感嘆の吐息

「お前はぁっ……ヒーロー役っぽいってんですかねぇっ?」

更衣室は向こうにありますよぉ、と着ぐるみの顔をグイッと動かしてテントの方向を示した
64 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/28(木) 22:24:24.91 ID:J/5qKCpWo
>>62

「ファック、めんどくせえなあ。わかったわかった。」

死ぬか、最後の一人になるしかない。
それを聞いたチャーリーは、悪態をついたがすぐさま腰のホルスターに手をかけた。

「ま、悪く思わんでくれ。生憎自分を打つほど人格はできてねえんで。」

澪の言葉を聞いたチャーリーの判断は酷く素早く、冷徹だった。
寧ろ、警告している分だけ甘いともいえる程。

――パンッ!パンッ!

至近距離から2発。乾いた音が響き、弾丸が発射される。
その狙いは正確に澪の頭部へ。当たればもちろん、即死のコースだ。
65 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 22:26:37.42 ID:CXqpBa3q0
>>61
「うんそうだy・・・あれ ビャンコ?」
そういって顔を露出させれば そこにいたのは以前会ったことのあるアキレスの姿 確か飯を取られたことがあったはず

「なんていうか 特殊メイクいらずだな ビャンコも撮影対象か?」

確かにただ素のまま出ても絵になるでしょうね

>>63
「ドンマイ★ きっとニアタンをヒーローにしたい監督も出てくるって」
球体をポムポムとチョップする

「なんか今演出で監督と演出家で喧嘩中だってさ あと一時間は待機するんじゃない?
 どうせだったら球体脱いで待っててもいいと思うけど?」

だっていろいろと大変じゃないですか? 主に転がされたり転がされたり転がされたり
66 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/28(木) 22:38:59.12 ID:SveCDeJ5o
>>63
……あ、あら……本当? よかったわぁ

【目の前の巨大なタコらしき物体からの返答に一瞬面食らったものの】
【こちらの問い掛けに対して返事が肯定であったことで見るからにホッとしたようだ】
【その為もあってか、着ぐるみの中から向けられる視線と感情には気付かなかったようだ】

はぁ……? えっと、着替えはあちらですね?

【ヒーローと言う単語をイマイチ理解していない風ではあるが】
【ありがとう、と小さく会釈をしながら更衣室へと向かって歩くが】

>>64
……? ………あ〜……あぁ、えっと……アキ……レッスンさん、だったかしら?

【名前を呼ばれてから遠い記憶を手繰り寄せて辛うじて知人であったことは思い出したようだが】
【元より人の名前を覚えようとしない性質なこともあり、名前が明らかに間違っている】

撮影対象……そうね、損なようなことを言われたけれど……その格好からして、アナタや、そこのアレ……も?

【目の前のアキレスや先ほど話したタコらしきモノも自分と同じように撮影に参加するのだとして】
【自分も同じような、或いはもっとおかしな格好をさせられるのではと考え若干だが表情を曇らせる】
67 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/08/28(木) 22:46:11.62 ID:RJ59cWul0
>>65
「べっつにお給金貰えるならいいんですけどぉっ……」
「あぃたたっ!? や、やめて下さいってんですよぉっ」

明らかにぶー垂れた風な口調で渋々納得した様に呟く
チョップの衝撃によろけ、危なくコーヒーを溢しそうになった

「えぇっ、そうなんですかぁっ?」
「んじゃあっ、よいしょっと……ふぅっ」

タコの顎、ニアの股の部分の板を外してそのままタイドメイカーで着ぐるみを持ち上げる
スポッと、深紅のレオタード姿のニアがタコから脱皮して出て来る

「あーもぅ、汗かいちゃったってんですよぉっ……」

無論中は通気性が悪く、また運動量も増えるため非常に暑い
触腕でタコを隣に置けば、はたはたと手で風を起こして汗ばむ顔を扇いだ

>>66
「ふぅっ……いえいえっ、どう致しましてってんですよぉっ」

タコの着ぐるみを脱いで中から出て来たのは褐色の肌の少女
どうもその手の能力者である事を買われタコ役に抜擢されたらしい、首筋から1本タコともイカとも言えぬ触腕が生えていた
着ぐるみの中で蒸され、深紅のレオタード姿の四肢は薄っすらと汗ばんでいる

「……はぁ、いいなぁヒーロー……」

と、ポロリと本音が漏れた
68 :澪【獣化】[saga]:2014/08/28(木) 22:47:02.00 ID:q7xvbG+h0
>>64
「…いいよ…分かってたから…」

銃口を向けるチャーリー、対して澪が向けるは諦観の笑み。
然して放たれる弾丸。二発のそれは寸分違わず澪の頭部を撃ち抜く。無論それで生きていられる程頑丈でもなく、生きていられたとしても仮想闘技場は死んだものとして扱うだろう。
衝撃にびくん、と身体が跳ねるがそれっきり動かなくなる。しばらく待てば彼女もまた0と1に分解され、現実世界へと戻っていくのだろう。
苦しまずに済む頭部を選んだのもまたチャーリーの甘さだろうか、澪の顔に苦痛はなかった。


同時刻、別世界にて。
見渡す限りの草原、そこに聳え立つ一本の木。
その枝の上で、幹に寄りかかるように座っていた少女は閉じていた目を静かに開いた。

「…負けちゃったかぁ…」

そっと撃ち抜かれた場所であろう額へと手を当て、小さなため息。
仮想空間の中の出来事であったはずであろうに、右肩に痛みが走ったような気がした。

//これにて〆でしょうか、お疲れ様でした!
69 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 22:57:23.61 ID:CXqpBa3q0
>>66
「おういえ アキレスさんですよ んでコイツがサソリのベティ」
―――ギィ!!

足元にいた中型犬ぐらいの大きさのサソリがハサミを振り上げた

「そのとおり あぁコレを着るのがビャンコだったんだ」
そういって差し出されたのは アキレスのようにチープさ満点のスーツ
違うのは目が痛くなりそうな蛍光ピンクで 全身を覆う形なのに何故かミニスカと

何この・・・何?といった感じのスーツである

「向こうに更衣室代わりのトレーラーハウスがあるから 着替えてくるといいよ」
さぁ このウルトラ恥ずかしい全身タイツっぽいスーツを着込むんだ!!

>>67
「あらやだニアタンったら意外とセクスィーな衣装だったのね」
そんなレオタードニアの姿を見て口笛一つ 軽口一つ

「なんでも爆薬を何処に仕込んでどのタイミングで爆発させるかで 安全性と演出の間でせめぎあってるんだってさ」
なにやら不穏な言葉が出たような気がするが 大丈夫 気のせいです★

「報酬は給料と この都市で使える地域密着型の金権だってさ オススメは地元のB級グルメ 海鮮ラーメンだとよ
 撮影が終わったら食いに行くか?」
70 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/28(木) 23:00:57.87 ID:J/5qKCpWo
>>68

「ファック、イアン・ブレイディになった気分だぜ。
 ぞっとしねえな。」

一方、その場にしりもちをつくように倒れ01分解されていく澪の姿を見て、
チャーリーは地面に唾を吐き捨てる。運のいいことに、追ってチャーリーも0と1とに分解され、
この世界から消えた。

澪の言う、最後の一人はチャーリーであったのだ。

// おつかれさまなのよー
71 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/28(木) 23:10:44.97 ID:SveCDeJ5o
>>69
あ〜……改めまして、どうもこんにち……!あらまぁ、コレ本物だったの?
……ふふっ、どうもベティちゃん? こんにちは

【アキレスへの挨拶の途中だったが足元にいた巨大なサソリがハサミを振り上げるのを見て微笑む】
【少し屈み込むと、振り上げられているハサミの片方に指先を軽く触れさせながら挨拶をする】

……??? それ……を、着るの……? 何だか、聞いていたのと大分……

【と、それまで上機嫌そうと言える表情を浮かべていたビャンコの表情が目に見えて引き攣る】
【どうやら何らかの事前説明があった様だが、その際に聞かされていたコスチュームと違っているようだ】
【とは言え自信満々に渡されてしまっては異論を挟むこともビャンコには出来ず】
【明らかに渋々、といった様子ながら着替えを受け取る】

>>67
……! 驚いたわね……タコの中からタコ人間が出てきたわ

【着ぐるみの中から現れた少女の首筋に生えている触腕に視線を向けながら呟く】
【これまでに色々なタイプの獣人や亜人を見てきていたが、その中でも変わったタイプだな、などと思っている】

は、はぁ……何なら変わって貰いたいのだけれど……ねぇ

【何やら羨ましそうなニュアンスのため息を吐く少女に若干の気まずさを感じたのだろう】
【兎にも角にも準備を済ませようと更衣室へと入っていく】
72 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/28(木) 23:14:13.43 ID:RJ59cWul0
>>69
「んえっ? あ、こ、これですかぁっ?」
「あははっ、ニアの製造元で支給されてたバトルスーツでしてぇっ……」

指摘されれば気恥ずかしそうに、しかしやや物騒な単語
なるほど確かによくよく見れば型式番号などが無造作に刻印されていたりする

「……あのぉっ、それってせめぎ合う必要性なくないですかぁっ……?」

後者が優先されるような事があれば無論逃走重点
命あっての物種なのだ

「ラーメン! いいですねぇっ」

是非是非と涎を腕で拭き取った

>>71
「た、タコ人間ってっ……」

とは言ってみるものの否定出来るはずもなく苦笑
ずるりと水っぽい啜る音を立てて触腕を脊髄にしまった

「えぇー、本当ですかぁっ?」
「……でもぉっ、お前は触腕出せないですもんねぇっ……」

どうやらこの能力ありきの配役らしい
行ってらっしゃいと間延びした声で更衣室へ向かう女性を見送った
73 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 23:29:40.35 ID:CXqpBa3q0
>>71
「なんかスーツについては『予算の都合上』って素敵な言葉が飛び出てきてたよ」
アキレスも最初デザイナーから見せてもらった衣装はカッコイイと思っていましたが 実際に手に取ったらこんなチープ前回のコスチュームですもん しょうがないよね

「あぁそういえばもう一つあったんだっけ?」
そういって取り出したのは 露出の多い黒レザーの女王様的悪の幹部コスチューム

「・・・どっちがビャンコのコスチュームだ?」
といって首をかしげた


ベティのハサミは甲殻類特有の固いキチン製で 爪が当たるとコツコツと硬い音がした
黒い甲殻は太陽の光を浴びて 少し熱を持っているようだ

―――ギィ!!
ハサミに触れられたベティは 挨拶を返すべくもう一度ハサミを振り上げた
その姿はザリガニの威嚇を彷彿とさせるが 別段機嫌を損ねていませんのでご安心を

>>72
「バトルスーツか・・・・いいなぁカッコイイなぁバトルスーツ べジ○タみたい」
自分も青いスーツがよかったとグチを零す

「本来なら鬩ぎ合うこと無いんだけどね なんか芸術性がちょっと優位に立ってるんだよね」
時折流れてくる監督と演出家の怒号を聞くところによると 演出家の勢いが監督を徐々に押しているようにも思える

「あぁ 海老とかイカとかホタテとかが贅沢に乗った塩ラーメンだってさ ナントカグランプリにも出展したことがあるんだとよ」
とここでビャンコ相手に触手の話が出ていて 何かひらめいたような顔をする

「そういえばニアタン その触手ってさ 中ば水のようなものなんだろ? 食紅溶かせばカラフル触手になったりするんじゃね?」
そうすれば透明よりも迫力の触手が出来るのではと思うのですが どうでしょう?
74 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/28(木) 23:49:38.25 ID:RJ59cWul0
>>73
「すっごい頑丈なんですよぉっ、気持ちいいですしぃっ」

単なるゴム製に見えて肌触りも抜群、通気性にも優れた逸品だ
因みに無論肩パットは付いていない

「監督っ! が、頑張れぇっ……」

このままでは下手をすればタコ焼きになり兼ねない
届かぬ声で監督を応援するがそれは虚しく響く

「おぉー、いいですねぇっ……」

聞けば聞く程涎が止まらぬ様子
早くも待ち遠しいらしくウズウズとしていた

「え? あ、ど、どうなんでしょうっ?」
「試した事ないですけどぉっ……」

大気中の水分や埃、少量の蛋白質で構築されたモノ
勿論塗装? も可能だろう
その気になれば8本それぞれ別の色を付けたりも出来そうだ

75 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/28(木) 23:57:06.51 ID:CXqpBa3q0
>>74
「それじゃ早速 ベティ」
―――ギィ

ベティを呼び 背負ったアキレスのリュックから取り出したのはお馴染みスプレー缶

「この染料を触手の中で炸裂させれb」
といいかけたところで監督から召集命令が下る

「さってと? 爆破の危険性は一体どこまで跳ね上がったんだ?」
といってマスクをカブって撮影現場に向かうのであった

//〆
76 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/29(金) 00:02:19.58 ID:s2pMCpu9o
>>73
予算……どこの世界に行っても、その手の輩は……

【こめかみに手を当てながら深いため息を吐く】
【過去にもそういった輩のせいで痛い目にでもあったという所だろうか】

もう一つ? …・・・それなら、ひょっとして…………っ

【一瞬、僅かな希望に縋るように上げられた視線は再び沈み込むこととなる】
【先程の衣装と比較して色合いと尻尾の納まりについてはこちらがマシそうだが】
【露出の面においては此方が明らかに上で、酷さについてはトントンと言った所だろうか】

はぁ………なんにせよ、これも仕事だものねぇ……はぁ

【しばし、しゃがみ込んでベティの甲羅を手の平でなで続けていたが】
【意を決したのかコスチュームを抱えて更衣室へと入って行く】

>>72 >>73

……長いこと待たせてしまったわね……準備が済んだわよ?

【そういって表れたビャンコが着ていたのは敵の女幹部が着るものらしき黒のボンテージであった】
【背中で力なく揺れている尻尾から見ても本意では無さそうなのは見て取れるが】
【それでも此方を選んだのは、せめて尻尾が窮屈にならなさそうな方を選んだと言ったところだろう】
【胸の前で羞恥の為か腕を組んでいるせいで多少ながら胸が強調されてしまっているが】
【全体として体の肉付きは控えめである為に露出の多さの割には卑猥さは薄いかもしれない】
77 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/29(金) 00:05:05.26 ID:UsjdagQH0
>>75-76
「えっ、い、今やるんですかぁっ!?」
「っと……はぁ、2人共ぉ、お手柔らかにっ……」
「……っと、お、お願いしますねぇっ……?」

思い立ったが吉日な行動力、見習うべきかも分からない
しかしそれを止める監督からの招集
着替えを終えたビャンコを見れば、性別が同じだと言うのになんだろうこの差はと神に対し若干の理不尽を覚えないでもない
諦めたようにスポッとタコの怪人へと変身、タイドメイカーをうねらせて歩き出した
因みに撮影終了後、焦げ焦げになった着ぐるみが不法投機されていたとかなんとか

//お疲れ様でしたー
78 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/29(金) 00:16:42.50 ID:s2pMCpu9o
>>75 >>77

えぇ……さっさと済ませてしまいましょう

【ある種の諦め、或いはやけっぱちと言った様子で召集をかける監督の下へ】
【撮影の際にはまるで日頃の恨みや鬱憤をぶちまけるが如く】
【当初の予定に存在しないはずの巨大な牛人や人馬が表れ暴れ周り】
【映像の確認を行った監督達の頭を捻らせる事となった】

//乙です〜
79 :【シィナ・スメラギ】2014/08/29(金) 19:41:47.46 ID:7sTQys3DO
【近代都市世界、夕方、七時三十四分の御話】

今日も世界は醜いですねぇ…

【此処は街中、平凡な世界の詰まらない街中】
【カフェテリアから人々を眺める少女の呟き】
【呟く少女は修道服…露出が多いが然して華奢】
【退屈そうにぼやく彼女…足りないものは刺激】

コイツらは毎日毎日同じことばかり…飽きないんですかねぇ…
むむ…仕事仕事…つまりは商い…商いは飽きない…!?
これに気付いてしまうとは…ぼくってやっぱり天才ですねぇ♪

【街中にに吹く一陣の秋風…冷えたのはそのせい?】
80 :カルム・メルヴィル2014/08/29(金) 19:48:05.93 ID:NYeaQBHYo
>>79
「いや酷いです! 何が酷いってその冗談とその一人称とその格好は酷すぎます!!」

少女の後ろから底抜けに明るい、もしくは馬鹿っぽい声が急に指摘してきた。
そこにいたのはカルム・メルヴィルという少年。童顔と150とかいう身長のせいで年齢を間違いそうだが16歳だ。
ずびしっ! という効果音がつきそうな感じで少女のことを指差している。

「だいたいなんですかその独り言は、カフェテリアから眺めて醜いも何もないでしょ!」

と、今度は勝手にちょっと怒り始めた。
ぶんぶんぶんぶん指差したままその腕を振り回している。非常に周りに迷惑である。
81 :【シィナ・スメラギ】[saga]:2014/08/29(金) 20:04:05.56 ID:7sTQys3DO
>>80

【自己陶酔に浸っていれば後方から響く声】
【五月蝿いったらありゃしないな、振り替えるのも面倒臭いなと少女は思う】
【然してそのまま放置するわけにもいかず…緩慢な動作で振替れば其処には】

あぁ…やけにうるせぇと思ったら八月のハエでしたか…どおりでうるせぇはずです
八月蝿ってかいてうるせぇって読むのも納得な煩さですねぇ…あぁうるさい…

【少女は少年の姿を見て鼻で笑い、彼をハエ扱いする】
【それは少年の声とか振る舞いよりも…小ささ、とか、身長、とか、小柄さ、とかを指して馬鹿にしている風だ】
【然れど服装と一人称を指摘されると少し腹が立ったようで、僅かに頬を膨らませた後にプラスチック容器に注がれたアイスコーヒー(傍らガムシロップやコーヒーフレッシュのゴミが大量にある)を一気に飲み干して】

うっさいハエですねぇ! しねっ!


【大量の氷(お店がケチだからとてもたくさん)が入った容器を思い切り少年に投げつけるだろう】
82 :カルム・メルヴィル2014/08/29(金) 20:19:00.51 ID:NYeaQBHYo
>>81
「だいたいですね……」

と、まだまだ続ける気だったところにハエ扱い。これにはハエも激怒である。

「むきー! 誰がハエですか! うるさいのは認めますがハエはないでしょハエは!」
「そもそも虫じゃないです人魚です! ここが水場だったらあなた今頃、あいたっ!」

鼻で笑われた後もぎゃあぎゃあと色々続けたが容器+氷+怒りをぶつけられて、やっと一旦静かになる。
結構痛かったのか顔を覆ってうめき声をあげている……やっぱり静かじゃない。

「うおぉ……その手の早さ、僕の従妹を思い出します……病弱な男の子とか好きです?」

顔を覆うのをやめると涙目で睨みながらそんなことを言い出す。どうも従妹とやらは病弱好きらしい。
容器は鼻に当たったらしく見るからに赤くなっている。
83 :【シィナ・スメラギ】[saga]:2014/08/29(金) 20:30:47.76 ID:7sTQys3DO
>>82

ふんっ…てめぇが人魚だってんなら、もうちっときれいな声で鳴くことですねっ
今のぼくはクソガキの声をぴぃぴぃ聴かされてとっても不快ですからねぇ!

【静かになった少年(ハエ)に対してなおもゴミを投げつける少女】
【ミルクや甘い液体の入っていたそれが当たれば少年(ハエ)はベタベタの美味しそうなハエになってしまうかも】

はぁ!? ぼくが従姉妹ですってぇ? ぶじょくするのもほどほどにするですよっ
ぼくはてめぇみてぇなゴミと血なんて繋がってないですからですねぇ…!

それに、ぼくは美しいものが好きなんですよ!
強さもまた美しさですから、よえーやつなんてゴミでしか無いんですよぉ

【少女もまた結構なお喋りでペラペラと語り倒して】

まぁ…結局…誰が一番強くて美しいかって聞かれたらですねぇ?
このぼく シィナ・スメラギこそが一番なわけで…
結局、ぼくはぼくが一番大好きなわけなんですよねぇ…♪
あぁ…今日もぼくは美しいですぅ♪

【そして自らのほっぺたを撫でながらくねくね】
84 :カルム・メルヴィル2014/08/29(金) 20:44:23.13 ID:NYeaQBHYo
>>83
少年(ハエ)はミルクやら何やらのせいでむしろ虫から虫が好きそうな状態に。
髪はべったべた、服もべったべたでどっちも身体に張り付いて非常に気分が悪いのか、うげぇという顔をしている。
あま〜い匂いを漂ってるのか漂ってないのか、近くに飛んでいる蝶々が寄って……こなかった。

「人魚だからって声がきれいなわけないですよ、何言ってんですか」

真顔である。人魚であるカルムにとって自分含む人魚の声が奇麗、という価値観はないのであった。
そんな間に攻守交代とばかりに少女が喋り始め、
ふと気がつけば目の前の少女は自分のほっぺたに手を当ててくーねくね。
次第にカルムの表情は薄ら笑いから苦笑いに……要はドン引きである。

「僕も自分のクズっぷりは自覚してますが、あなたも相当やばいですね……ナルシスト全開じゃないですか」
「格好はまぁいいですけど、一人称変だしちょっと頭おかしいしナルシーだし……なんかいいとこないんですか!?」

また最初と同じようにずびしっ、と指をさす。完全にお前が言うな状態だ。
85 :【シィナ・スメラギ】[saga]:2014/08/29(金) 21:00:26.12 ID:7sTQys3DO
>>84
【一人称が可笑しいのは認めよう…力無き乙女のような言葉使いなどヘドが出るからだ】
【格好が可笑しいのも認めよう…この芸術が平凡な虫けらに理解出来るとは思えないから】
【価値観が可笑しいのも…まぁ、認めよう…自分こそが一番美しいのは事実だが…】
【然し…だが…それでも……】

いいことっ!? みてわかんねぇですか!? このぼくの! 愛らしさ! かわいさ! 美しさ!

この世に美しさよりも優れてることがありますか!? 無いですね!? だから! ぼくは! 美しい!

これはてめぇのような虫けらでも理解してしかるべしの常識ですよぉ! このゴミくずめぇ!

【少女はサッと立ち上がり、向けられた指に向けて思い切り椅子を降り下ろす】
【避けなければ多分折れる。多分痛い】

この世に醜いものは必要ねぇです…
美しい声を出せない人魚なんてゴミゴミゴミ…!
価値なしです…! しねっ! 醜いヤツは死ぬですっ!
86 :シュバルト【黒マントの男】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/29(金) 21:02:18.66 ID:BF/tj3KR0
【近代文明の世界――これはその中の、とある国の話】

【市民革命は貴族寡頭制を打破し、市民の自由と平等を声高に叫んだ】
【だがそれは実のところ、真に市民の自由を保障するものではなかった】
【少数ブルジョワによる、労働者たる民衆からの搾取――】
【結局のところ、革命の主体たる富裕層が新たな「貴族」として成り代わったに過ぎなかった】
【過酷な成金支配は、次なる革命の萌芽を既に生み出していた】

【―――"クーデター"】
【市民の期待を一身に背負った「英雄」たちは、亡命貴族や軍隊や警察の一部、報道機関などを抱き込み、現ブルジョワ政権に反旗を翻したのだ】

市民A「議会がなんだ!ボンボン共の言いなりなだけの議員どもが何をしてきたっていうんだ!」
市民B「そうだそうだ!こんな民主政治ならなくなったほうがマシだ!」
市民C「今俺達に必要なのは、本当に民心を理解してくれる"英雄"なんだよ!」

【だがクーデター計画は事前に体制側に察知され、万全の警戒態勢で反乱分子を迎え撃つ結果となった】
【議会議事堂前】
【殺到する民衆と、クーデター側と体制側の入り混じる軍隊と警察】
【そして―――民衆たちに襲いかかる一つの影が】

―――ヒトの愚民どもめ……目障りな。
『Scht rlyley』

【それは議事堂の正面に立つ、一人の男】
【全身を包み込む黒いマント】
【それに描かれた紋章は、裏社会に通じる者ならば知り得よう、カノッサ機関のもの】
【彼の右掌から伸びた無数の闇色の光線は、民衆の何人かを既に貫いた】
87 :カルム・メルヴィル2014/08/29(金) 21:13:05.59 ID:NYeaQBHYo
>>85
怒号と共に目の前に振り下ろされるのは美しさ(物理)
その強烈さの前にカルムの突き出された腕と指は屈するしかなかった。つまりクリーンヒットした。

「いっ――――――たぁ!!!!」

今度の痛さは氷の入った容器をぶつけられたときとは比べものにならないレベル。
ぶつかった手をもう片方の手で押さえるとその場にうずくまる。
さしものお喋りハエも今度という今度は完全に黙り、言葉にならない小さな呻きをたまにあげるだけであった。
そのうめき声に美しさなどあるはずもない。あってはならない。

「お前の価値観はどうなってるんですか!! お前のどこをどう見たらかわいいんだ!!」
「僕の従妹の、いっつも虫いじめるかキノコ栽培に勤しんでるやつの方がまだ可愛げがあるってもんですよ!!」

がーっ、と一気にまくしたてるカルム。そうでもしなければこの痛さから逃れられないのだ。
きっと彼と彼女はあまりの騒がしさに周囲の視線を一身、いや二身に浴びているに違いない。
店内からも、店外からも、あっちこっちから。
88 :【シィナ・スメラギ】[saga]:2014/08/29(金) 21:18:58.77 ID:7sTQys3DO
>>87

だまれ! ぼくはキノコがだいっきらいなんですよ! しいたけしね! おまえもしね! です!

【次いで喧騒に集まる観衆を見渡して】

みるです! みんなぼくの可愛さに目を奪われてますよ!?
おまえみたいに貧相な目ではわからないかもですがねぇ!
【*みんなもドン引きです】

ふんっ! もういいです!
ちなみに! ぼくの名前はシィナ・スメラギですから!
二度とこの名前を持つものの前に現れないことですね!
ていうかしねっ!

【そして最後に思い切り椅子を投げつけてプンプンと怒り帰ろうとする】
【中々のくずである。ちっとも可愛くない】
89 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/29(金) 21:25:28.67 ID:6hkw0iyo0
>>86
「え・・・ちょ・・・ま・・・」

なんか民衆側でもみくちゃにされてここまで流されてきたご存知アキレス君
なんか物騒なことを言ってる周りにもう今日火芯でどうにかなりそうです

「でも英雄に政が出来るんかね? ってオイオイなんだよ!!」
ボソリと考えてることを口にするが なんか飛び出してきた陰に民衆が殺される事案発生 きっとパニックが起こるでしょう

「ヤベェヤベェ ベティ!! くっついてろよ!!」
―――ギィ!!

リュックの上からかぶさってるベティに話しかけ この混乱をどうにか切り抜けようと とりあえず様子を見る
90 :風間紅【緋之壁】[saga]:2014/08/29(金) 21:30:17.16 ID:ALSwf2FM0
>>86
怒り狂う民衆、組織内でもさらに二つに分かれた軍部。
それらが入り混じって争えば混沌とした戦場になってしまうのは火を見るよりも明らか。
そしてその中には、クーデター側が雇った異端もまた存在していた。

「おーおー、随分と派手にやッてるじゃねェか」

戦場の中佇む和服の男もその一人。腰に差した日本刀は彼の得物であろう、あまりに時代に合わない姿は一際目を引く。
彼が積極的に動かないのには理由があった。
予想よりも乱戦と化しているこの議会議事堂前、もはや誰が敵で誰が味方かすら分かったものじゃない。
下手に動いてクーデター側の人間に危害を加えては報酬が減らされる可能性もある。仮にも傭兵である彼にとってそれは最も避けたいケースだ。
せめて明確に体制側だと分かる奴がいれば。そんな僅かな期待を込めて周囲を見渡せば、ぱたりぱたりと倒れていく民衆が目に入った。

「…はーん、あいつかァ」

下手人と思われるのは黒マントの男。議事堂前に堂々と立ち塞がるその姿を見れば、倒すべき者だというのは一目瞭然。
腰の愛刀を右手で抜きながらシュバルトへと一歩ずつ歩を進める。

「よォ、そんな奴ら相手にするより俺と遊ぼうぜェ」
91 :カルム・メルヴィル2014/08/29(金) 21:32:16.09 ID:NYeaQBHYo
>>88
「僕だってキノコ嫌いですよ! しいたけしねもお前もしねも同意しますよ!!」

本日二度目の涙目での睨みつけ。実は似た者同士……?

「みんな引いてんですよお前がうるさいからぁ!!」

※こいつもうるさいです。

「それはこっちの台詞ですこのナルシスト! カルム・メルヴィルって名前が見えたらその街から出て行くことですね!」
「――って、あぶなっ!」

もう一度指をさそうとしたところで椅子が飛んできたので、ぎりぎりのところで背中の剣でたたき落とす。
そう、こいつは剣を持っていた。描写漏れである。ごめんなさい。

結局カルムはシィナを追いかけなかったのだが、
おかげで彼女が暴れたことによる損害やら椅子代やらを押し付けられたのであった。

//乙でございます。なんか、罵り合戦になっちゃってすいませんでしたwww
92 :【シィナ・スメラギ】[saga]:2014/08/29(金) 21:36:15.74 ID:7sTQys3DO
>>91
/乙です! 初動にして素敵な人間関係(笑)を築けて楽しかったです! またよろしくお願いします!
93 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/08/29(金) 21:41:57.95 ID:3Rwq/ne3O
>>86
「人が集まってる、と思ったら……何かすごいことに…」

凄まじい闘争を繰り広げる民衆。恐らく死傷者も出ていることだろう。
そんな中に紛れ込むは1人の少女であった。

━━━気付けば後ろも人混みで埋め尽くされていた。抜け出すことは困難を極めるだろう。
そして背の低い彼女はかなり目立ちにくく、また何が起こっているのかと様子を伺うこともほぼできない。

「出れそうにないけど………これ、どうすれば……」

最前線で起こっていることは多分分かっていない。というか知らない方が良い……かもしれない。
94 :シュバルト【黒マントの男】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/29(金) 21:49:27.25 ID:BF/tj3KR0
>>89
【マントの男が見据えるは、彼にとっても見知った顔である】
【この時代の服装でない彼は、民衆の只中でも目立った】
【かつて衰退世界脱出の旅を共にした仲間】
【少なくとも今回味方になることはなさそうである――彼が民衆を弾圧するのに協力するとは思えないからである】
【残された選択肢は、敵対か――中立か】

あいつ……紛れ込んでいたか。
今回の任務は政府側の支援だが――"能力者狩り"も兼ねられるなら都合がいい。

【そして物騒なことを云うのは、無論シュバルトも例外ではなかった】

【もう少しで群衆を抜けられそうだ】
【群衆は体制側軍隊の放ったマスケットの銃撃で慌てふためき、その場にとどまっている】
【もし群衆の正面に出たのなら、既にマントを脱いだ黒い軍服姿のシュバルト(一見すると今の彼はその恰好のせいで機関員というよりは体制側の一将校に見える)や銃を向ける軍人たちが見えるだろう】

>>90
【西洋風のその国において、和服姿の風間は目立った】
【注意を凝らすまでもなくその姿を認めたシュバルトは、群衆から向き直り】

フン……この世界の人間ではなさそうだな。
畜群どもの云う"英雄"に雇われた傭兵か。

―――『Sevin sniverd』

【彼の獲物は、刀】
【ならば、と術を唱え召喚したのは、それと似たような――然し、刀よりも厚刃で黒い刀剣――サーベル】

【特に構えを取るわけでもないシュバルト】
【ただ、鋭く風間の全身を捉えるその赤黒い眼光に油断は見られない】

>>93
【シュバルトは、群衆の中にアキレスと違い背の低い深雪を見つけることはできなかった】
【ただ、前線からは慌てふためき恐慌する民衆の声が聞こえてくるだろう】
【議事堂方面から逃げ惑う民衆も目立ち始め】
【やがて前線が後退し、深雪にだんだん視界が開けてくるだろう】
95 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/29(金) 21:59:05.60 ID:6hkw0iyo0
>>94
「えぇいくそ!! 動いたらい動かなかったり・・・!! どっちか一方だけにしてくれよ!!」
そんな人の波を掻き分け

「だらっしゃ!! やっと出r」
やっと出て来れました にらみ合いの最前線

「・・・・・・・・・・・・」
なんか皆さん銃を構えていらっしゃいますし なんかシュバルトいますし 銃口こっち向いてますし

「・・・お呼びで無い お呼びで無いですか こりゃまた失礼しました★」
冷や汗をダラダラ流しつつ 極自然を装いながら その最前線を脱出しようと歩き出した
96 :風間紅【緋之壁】[saga]:2014/08/29(金) 22:09:03.91 ID:ALSwf2FM0
>>94
「ま、これも仕事なんでなァ、悪く思わねェでくれやァ」

軽口を叩きつつ、風間もまた鋭い目つきでシュバルトを観察する。
彼の得物らしきサーベルを見れば、久しぶりの片刃相手にどこか気分が高揚した。
右手のみで刀を構え、漆黒の瞳でただシュバルトを見据える。

「…それじゃ、遠慮なくいかせてもらうぜェ!」

特に構えを取っていないシュバルトに先手を譲られたと判断し、そのまま彼へと疾駆する。
接近が叶えば片腕で刀を振り上げる。シュバルトの胴体を狙うそれは風間にとって重さが存在しない。
片手で扱っているにしては重い刀、見た目以上の威力がシュバルトを襲うだろう。
97 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/08/29(金) 22:16:52.65 ID:3Rwq/ne3O
>>95
群衆の後退により視界が開ける。
……しかし、相対的に最前線が近づくことになるということだ。
最前線はまさに「混沌」の二文字。
体制側による弾圧で、民衆の死者が多数出ていると見られる。

━━━そのうち、少女の視界にシュバルトを含む軍服を着た者共が立ち並ぶ様子が入る。
同時に彼女の様子も、そちらから確認できるだろうか。

「そ…想定外にすごい……」
「………こんなにヒドいこと知ってたら来なかったのに」

そもそもは何か人が集まっていたから来たというから、とんだ災難であろう。
しかし、退路には無数の民衆。そうそう簡単には抜けられなさそう。

少女は特に武器は装備していない様に見える。
あえて特異な点を挙げると、背中まで伸びた黒髪の先端が赤く色付いている程度か。
98 :シュバルト【黒マントの男】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/29(金) 22:27:23.53 ID:BF/tj3KR0
>>95
―――あの男は『能力者』だ。
お前ら、構ってやれ。

【シュバルトの指示と共に飛び出すは、2人の軍人】
【だが彼らは、直ぐにもマスケット銃を背中に背負い込み、時代に合わぬマシンガンを取り出す】

「おい、そこの能力者!」
「少し俺達に付き合ってもらおうか?抵抗したり逃げたりしなければ傷は付けないぜ」

【ごく自然を装う男に、不自然な2人が声をかけてきた】
【御多分に漏れず、やはり飛び出すのは物騒なセリフであった】

>>96
……―――

【駆ける相手。彼と自身との距離を常に計りつつ――寸前で自身のサーベルを構え】

【ガキン!】
【振り上げられた重く鋭い斬撃は、然し同じく片手で横に構えられたシュバルトのサーベルに阻まれた】
【人間の、並みの剣士ならばまず受ければふらついて隙を晒しても不思議のない攻撃】
【だがたった一本の腕に支えられたサーベルで、いとも簡単にそれを受け止めた事実は、シュバルトが人間離れした腕力の持ち主であることを如実に物語っている】

(ほう……この重さ、少なくとも並みの剣士ではないか)
(加えてこの気配――やはり)

【目の前の相手が只の傭兵に非ざることを、悪魔的な第六感が自身に語りかける中】
【反撃への思案を既に済ませたシュバルトは、次なる詠唱を紡ぎだす】

『Sevin tookeir』

【呼び出すは、漆黒の電撃】
【サーベルから放たれるそれは、このまま鍔迫り合いを続ければ刀を通して風間に伝わるだろう】
【尤も、彼の刀が絶縁体のある特殊なものでなければの話だが】

>>97
あのガキ――フン、どうも今日は"かつての"仲間を見ることが多いな。
あいつも能力者だ……やれ

【衰退世界を脱した仲間――だがそれはかつての話。今となっては、最早"狩る"べき対象でしかない】
【アキレスに向かって行ったのと同様の、機関銃を構えた2人の兵士が深雪に向かっていく】

「おい!お前も能力者だな!」
「大人しくついてこい――逃げたり抵抗したりすれば撃つ」

【そして、非情な言葉をかけた】
99 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/29(金) 22:47:24.87 ID:6hkw0iyo0
>>98
「い・・・・いやぁそんなアハハハハハハハハ 俺なんてそんなアハハハハハハハ」
なおも冷や汗を垂らしながら 極めて引きつった笑顔であとずさる

「あれだ アレだろ酷いことするんだろアレ エロ同人みたいに〜なんてアハハハハハハ 面白くない? 結構自信あったんだけどアハハハハハハ」
なんていいながらもしっかりとデモンレッグを発動 効果が現れるまで あと三秒

「アハハハハハハハ 笑おうぜそんな物騒なモンしまってさアハハハハ・・・・サヨナラ!!」
青い霧が現れるのと同時に後ろを向いて思い切り駆け出す

「いや〜んクラウチングってか!?」
脱走開始!!
100 :風間紅【緋之壁】[saga]:2014/08/29(金) 22:53:00.32 ID:ALSwf2FM0
>>98
きん、と響く音は防がれた事を意味していた。
互いに片手、されどどちらも差異はあれど異能の力を持つ者。
一瞬の攻防、しかし相手もまた無能力者でない事を風間が察するには十分だった。
暫し鍔迫り合いのまま硬直状態、しかしそれはシュバルトの呪文によって揺らぐこととなる。

「……がッ……!?」

放たれた漆黒の電撃はシュバルトの目論見通り、刀を通して風間へと伝わる。
突然の痺れに目を見開くも、無理矢理に身体を動かし後方へと飛び退る。その動作の間もシュバルトから目を離すことはない。

「…チッ、やッぱてめェ、普通の人間じゃねェなァ」

小さく悪態をつきつつ、再び右手で構え直す。
距離こそ取ったものの身体の痺れは完全に取れたわけではない。故にただシュバルトの動向を伺った。
101 :シュバルト【黒マントの男】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/29(金) 23:05:33.90 ID:BF/tj3KR0
>>99
【無念――非情な機関員は笑いを知らなかった】

「ふざけたことを……うん?その霧が能力――」
「逃げたぞ!追え!!」

【アキレスが疾走を開始したのに少し遅れて、2人の機関兵が駆けだす】
【デモンレッグの恩恵を受けるアキレスの足は、速さでならいとも簡単に2人を出し抜けるだろう】
【――だが】

「喰らえ!!」

【背後から容赦なく襲いかかる、2丁分の機関銃の掃射】
【攻撃の元を絶つにはやはり――逃げずに戦うしかない】
【尤も、傷付くことも厭わないのなら俊足に任せてこのまま逃げ切るという選択肢もあるのだが―――】

>>100
当然だ……あのような「畜群」どもと一緒にされては困る。
恐れ、惑い、怒り、操られるしか能のない人間どもとは格が違う――

【黒い雷撃は未だシュバルトのサーベルに帯電していた】
【木の枝のようにバチバチと迸るそれは、大気を斬り裂くような鋭さと同時に、人間を憎み、見下す悪魔の冷酷な感情を表現するようだった】

【その刃を風間の方に向けると】

――そう、俺は悪魔の力――『マレフィキウム』の能力者だ。

【刃を飛び出した黒雷は一直線に、高速に風間を射抜かんと迸った】
102 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/29(金) 23:15:06.46 ID:6hkw0iyo0
>>101
「ヤベヤベヤベヤベ・・・・!!」

足の速さで負けずとも 流石に銃弾を追い越すようなトンでも性能を出せるわけではありません
なのでまずは大通りから曲がりくねったわき道に入り込む
途中一発の銃弾がアキレスの背中を捕らえるも

チュイン!!
―――ギィ!!

それは背中のベティに命中し 硬い甲殻は銃弾をそらしてしまった

「ナイスベティ とりあえず鉢合わせして銃撃されるのも厄介だからなぁ・・・ あぁもうヤダなぁ!! やるしかないのか」
そのまま路地を進むと思わせて デモンレッグの脚力で建物の間を三角とび建物上部に身を潜める

「チェンジアーム・・・腹を括れ 腹を括れ 腹を括れ・・・!!」
若干涙目になりながら息を潜める
103 :風間紅【緋之壁】[saga]:2014/08/29(金) 23:24:22.39 ID:ALSwf2FM0
>>101
「はん、ひでェ言われようだなァ」
「じゃあなんだァ、てめェは人間よりも格上だッてかァ?」

シュバルトの刺すような視線と周囲の空気が凍ったかと錯覚させるほどの冷たさ。
しかしそれを前にしてなお、風間はただ不敵に笑った。
迫る黒雷、しかし風間はその場から動こうとしない。

「だったら見せてやろうじゃねェか…人間の力ッてやつをよォ!」

叫ぶと同時に両者を隔てるように現れる緋色の魔法陣。それは風間の代わりに雷撃を受け、現れた時と同様に突然に消える。
その間、魔法陣が雷撃を相殺するのを確認するより早く駆け出す風間。無論向かう先はシュバルト。
肉薄すれば瞬時に愛刀を両手に持ち、重さを感じないそれを振り下ろす。
104 :シュバルト【黒の近代軍服の男】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/29(金) 23:34:29.93 ID:BF/tj3KR0
>>102
「弾かれたか……ちっ!!」
「あっちに行ったな……逃がすか!!」

【アキレスが逃げ込んだ路地に入る2人の兵士】
【彼らのマシンガンが火が吹くのは、彼らの視界が切り替わるのと同時】
【――が、肝心なアキレスの姿は見当たらず、弾丸は路地のずっと奥へと空を切った】

「くっ……どこに隠れたんだ……!?」

【まさか自分たちの真上に、狩るべき相手が隠れているなど思いもしないのだろう】
【奇襲には絶好のチャンスだ】

>>103
フン……それがお前の『力』か。
ならば来い……"人間"の限界というものを――――

【雷から風間を護った魔法陣と、すかさず駆けだす彼をその血のような赤黒い双眸で認め】
【絞り出すは、悪魔にしか使えない暗黒の魔力】
【紫のオーラという形で存在を示すそれは、次第にシュバルトの右手のサーベルに収束し】
【元の刃よりも長大な、魔力の刃を形成して威力とリーチを伸ばした】

――――思い知らせてやる

【既に目前に肉薄した風間の刀―――両手を使っていることから、威力も先ほどとは格が違うのだろう】
【その軌道上に向かって】
【相手の振り下ろす斬撃とかち合う、横薙ぎの巨大な斬撃をこちらも両手を以って振り抜いた】
105 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/29(金) 23:44:46.58 ID:6hkw0iyo0
>>104
「勝負は一瞬・・・しくじれば蜂の巣・・・・・・」
ガチガチとかみ合わぬ歯で下の兵士をにらむ 恐怖でひざが笑う と

――ーギィ
背中のベティがハサミで肩を叩く そのハサミを一度握り返すと

「いくぞ・・・・ッ!!」
意を決してダイブ 二人を腕で押し潰すように急降下落下する
106 :風間紅【緋之壁】[saga]:2014/08/29(金) 23:55:35.36 ID:ALSwf2FM0
>>104
白刃と紫刃、二つの刃がぶつからんと近づき合う直前、動いたのは白刃の方。
瞬間角度を変えたそれは、斬撃を刃でなく鎬で受け止めた…いや、受け流した。
横に薙ぐ斬撃に合わせるように刀を滑らせ威力を殺す。欠けた刀身がきらきらと舞うがそれは刃からでなく鎬の部分のもの。

「馬鹿正直に受け止めるわけねェだろう…がァ!」

横に刀を持っていかれるままにその場で一回転、勢いもそのままにシュバルトへと横の一閃。
107 :シュバルト【黒の近代軍服の男】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/30(土) 00:12:58.67 ID:9JtB8EUb0
>>105
「どこだ……!?」
「―――何!?……上k――ぐわあああ!!」

【紡がんとする言葉は然し、悲痛な悲鳴に上書きされた】
【2人は寸前でなんとかアキレスに気付くも、対処する暇など最早用意されておらず】
【呆気なくデモン・アームの餌食になって地に崩れ落ちた】

【ちなみに彼らはこの世界では標準的な歩兵の恰好をしているが、】
【持つマシンガンにはカノッサ機関の刻印――シュバルトのマントに描かれたのと同様のもの――が刻まれている】
【もしそれが見えたなら、この"能力者狩り"はこの国の軍人に化けた機関兵によるものだということがわかるだろう】

【アキレスの目前の脅威は消えた】
【脇道ならば、大通りを突き進む軍隊や警察の隊列に巻き込まれることはないし、後はこの騒乱をやり過ごすことは容易だ】

>>106
【長大な刃と、半人半魔の腕力を以てして敵を跳ね飛ばす】
【そのシュバルトの企みは、風間の技巧によって無に帰した】
【受け流され行き場を失った力は勢いよく虚空を彷徨い、そのまま長大な刃は地に突き刺さった】
【そして斬撃はシュバルトの腹部をその勢いのままに横に薙いだ】

ぐっ……―――成程、少しはやる……

【常人ならまず致命傷を負って不思議のない攻撃を負って尚、余裕は消えない】
【その生命力の高さもまた彼が悪魔に心を売った者であることを物語っている】
【人間を捨てたものに、苦しみなど戦いの邪魔でしかない】
【尤も、ダメージを負っているのは確かで、鋭い刀に斬り裂かれたその傷は深いものであることも事実なのだが】

【地面に突き刺さったままの、両手で握っていたサーベルの柄から左手だけを離すと、反撃として左拳による殴打を風間の腹部に放った】
108 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/30(土) 00:25:16.12 ID:3b5/Bhh80
>>107
「・・・・・・・・・・ッァぁぁぁぁああああああああああああ
 怖かったあああああああああああああああ!!!!!」

動かなくなった兵隊から腕を離すと とまっていたひざがまた笑い出し 震える声で泣き言再開

――――ギィ!!
「ありがとベティ ・・・こいつら死んでないよね?」
足先でツンツンと兵隊をつついて 起き上がらないことを確認 マシンガンの銃身をデモンアームの怪力で捻じ曲げ 無力化してから

「しかしコレ・・・アレだ 蟲の世界のカノッサとかって連中が使ってたマークだな イヴァンの同郷か?」
暫し捻じ曲がったマシンガンを手にマークをしげしげと見やるが

―――ギィ!!
「ん? あぁ 行こうか」

ポイとマシンガンを棄てて路地を進むのであった

//ではお先にノシ
109 :風間紅【緋之壁】[saga]:2014/08/30(土) 00:32:49.98 ID:XgNBXLar0
>>107
「おいおい、マジかよォ…」

驚くのは風間も同じ。確実に殺す気で放った一閃は確かに傷を負わせたが、それでも平然と立っていられるとは思えなかったのだ。
シュバルトの生命力に思わず舌打ちを漏らすが、襲い来る打撃にそんな余裕もすぐになくなる。
咄嗟に最小限の大きさの壁を展開、更に刀を滑り込ませるがそれも些細な抵抗に過ぎない。

「ぐゥ……クソがァ、てめェも口だけじゃねェみてェだなァ」

衝撃こそ多少は軽減できたものの、直撃した重い拳は少なからず風間にダメージを与えた。
それよりも風間にとって不味いのは刀のダメージ。先の受け流しで幾分か鎬の部分は毀れ、さらについさっき盾にしたおかげで大きな負担がかかってしまった。
伊達に長年使ってきたわけではない。このままでは長くは持たないだろうと判断すればそこからの行動は早かった。
じりじりとシュバルトから距離を置きつつ提案を投げかける。

「…よォ、そろそろお開きにしねェかァ?どうせ俺もてめェもこのままじゃ長く戦えねェだろォ」
110 :シュバルト【黒の近代軍服の男】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/08/30(土) 00:51:18.83 ID:9JtB8EUb0
>>109
(――病み上がりの身体を酷使することもあるまい)
(この前の傷を再び広げるわけには――)

【実際シュバルトは、以前の近未来世界の決戦で腹部に重傷を負っている】
【時が経った今でこそ傷は治りつつあるものの、流石のシュバルトもこれ以上の無理が身体に堪えることは云う迄もない】
【腹部から垂れ流される、緑と黒の入り混じったような色の不気味な血は、風間の刀にも付着していることだろう】

【肝心な騒乱の方はどうか】
【クーデター側と体制側――両者は一進一退の攻防を繰り広げ】
【このままクーデター側が議会を武力閉鎖するか――体制側が鎮圧し首謀者らを全員逮捕するか――戦局は予断を許さない】
【或いは、このまま戦闘が泥沼化し、国が内戦状態に陥ることも考えられる】

フン……今は互いに退くべき時のようだな。
どうやら一朝一夕のうちに終わる戦いではないらしい……

【意見を一致させたシュバルトは、黒い炎が燃え上がるようなエフェクトと共にその場から消えた】
【周囲に鳴り響くマスケットの銃声と、立ち込める火薬の白煙は、まだまだ止むことを知らない―――】

//ここらで〆ですね
//お疲れ様でしたー!
111 :風間紅【緋之壁】2014/08/30(土) 00:55:30.60 ID:XgNBXLar0
>>110
//ありがとうございました、お疲れ様でした!
112 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/30(土) 23:17:19.73 ID:Gy2n1TLwO
ふぁぁぅ……んっ……いけない、いけない……ボーッとしちゃったわね

【緑の木々と芝生が広がり離れた所からは子ども達の遊ぶ声が聞こえてくる】
【都会の只中に有りながらも喧騒から少し離れて落ち着くにはうってつけな静かな公園】
【その一画に置かれたベンチで背を伸ばして心地よい微睡みから抜け出す】

せっかく報酬を貰ったんだもの……移動させられる前にせいぜい楽しんでおかなきゃ、ね

【両手で頬を軽く叩くとベンチから腰を上げて公園の出口へと向かう】
【その様は先程までの微睡みが嘘の様に颯爽としており】
【身に付けた衣服はありふれた飾り気の無い物であるにも関わらず】
【ある種の人目を引きかねないものであったが】
【道ゆく人々が彼女を見て真っ先に思うことはただ一つ】
【あの頭の獣耳と尻尾は一体なんなんだ、であろう】
113 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/30(土) 23:30:00.16 ID:AjLr7Lc7o
>>112

「ヘイ、ヘイ、おまえだよ。お前。ちょっといいか。」

ふいにのどかな空気を破る様にやや早口のぶっきらぼうな声がビャンコに投げかけられた。
づかづかと近づいてくるのは身長180p超、頭をほとんどスキンヘッドに見える程度まで刈りそろえた
白人男性だった。日本風のこの世界において、彼も周りから浮いており子供などは彼に怖気づいて
ボールを投げだし親もとへ駆け出すありさまだった。

「おまえよ、アレだな?境界渡り、とか越境者とか……そういうヤツだろ。」

どこで気が付いたか……とは答えるべくもないだろう。
114 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/30(土) 23:41:38.78 ID:0+62Iuoho
>>113

……? えぇと……私に言っている、のかしら?

【唐突にかけられた声が自分に向けられていることをz周囲を見回した上で確認する】
【長身の白人男性、強面で声色からして見た目と内面の乖離は少なそうだ】

……! へぇ……だったら、どうなのかしら?

【そんな相手が自分を指して越境者と口にしたことで表情が僅かに冷たさを帯びる】
【取るに足らないチンピラなら兎も角、自分のことを越境者と知った上で接触して来ているのだ】
【或いは荒事になる可能性も……と考えたところでさり気なく足を半歩後ろにずらしながら問い掛ける】
115 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/30(土) 23:51:26.86 ID:AjLr7Lc7o
>>114

「やっぱりだ!越境者を探すには変人かコスプレ野郎を探せばいいわけだな。
 オイ、アンタ金持ってるか。金だよ。おっと待てよ。何も取って食おうとしてるわけじゃない。
 トレード、トレードだ、ワカルか?行ってる意味、ヘイ?ヘイ?」

常にまくしたてる様に話す妙にせわしない男は、
ビャンコが表情を微かに変えた事などから、自身が警戒されている事に気づき、
両手を前に出してまってくれだの、なんだのと警戒を説こうと腐心しだした。

襲うつもりならわざわざ声など掛けずに奇襲すればいいだけのこと、
この態度から見て、攻撃してくる心配はなさそうだ。

「トレード、トレードだ。な、ワカルか?俺はこの世界で使える金を持ってねえんだ。
 金の意味も分かるな?OK?だから、俺の持ってる別の世界の金をやる。だから、
 だからトレードだ。ヘイ。」
116 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/31(日) 00:10:48.56 ID:Oy62zrcso
>>115
…………そういう判断基準を持つのは勝手だけれど、本人に直接言うのは頂けないわね
それと、そんなに何度も言わなくても聞こえているから少し……

【口調から何から終始まくし立てる様子の男に対して明らかに表情が引きつっていく】
【しかも、そんな男が要求しているのが金品の交換という事だから尚更である】
【そんな事を見知らぬ人に頼むのならば相応の態度があるだろうと内心思いながら】

取り合えず、問答無用で奪いにかからなかった事については評価するわ
でもね? その条件での交換は私にとって特になることが殆どない、ってことは分かるかしら?

【態度が云々と言う話は心の内に秘め、理論的な方面で断りを口にする】
【別世界のお金をこの世界のお金と交換する、それは確かにお金同士の交換であることには違いない】
【だがそもそも、その二つの貨幣の価値の正確な違いなどこの場で分かる筈もなく】
【そもそも、その貨幣を使うことが出来る世界に自分が今後行くのかすらも不明なのだ】

困っているのは確かなのだろうけど、残念ながら私は見ず知らずの他人に優しくは無いの
……だから、もうちょっと優しそうな人を当たることね

【そう言うと男から視線を外して歩き始めようとする】
117 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/31(日) 00:26:42.47 ID:QMgTaKv3o
>>116

「メーン、まるで市場原理と合理性の権化だな。
俺だってバカじゃない。ああ、いや、少しバカだがまだ頭までヤクにやられちゃあいないな。
アンタの言う得っていうのが利益だとかを指さないなら別だがね。」

この男は自身の思ったことをすぐに口に出すタイプらしく、
けなしているのか褒めているのかよくわからない例えでビャンコを評し、
さらにはそのままビャンコに付きまとうように後ろを歩きながらまだまくしたててくる。

「ま、レートが不安だってんならよ。あんたが優しくなかろうと俺は初対面の人間には優しいからな。
 サービスだ。取引とは別にハッパか、純度はさほど高くねえが金のインゴッドをつけるぜ。
  ま、正当なビジネスだよこれは、ヤッピーどもは株や為替で儲けるだろうが。それと同じだ。
 ちょっぴりミクロではあるがな。」

背後できら、きら、と陽光が反射する。男が懐から取り出した、
やや造形の甘いインゴットに反射した光だ。男の言うことは嘘ではなさそうだが……。


118 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/31(日) 00:54:16.66 ID:Oy62zrcso
>>117

…………はぁ

【此方の突き放すような言動を丸で気にもせず堪えた様子もなく付いてくる男にため息を吐く】
【この調子で街まで付いて来られては流石に楽しく買い物、とはいかなさそうである】
【どうしたものかと考えつつ男の言葉を流し聞きしていたのだが】

初対面の人に優しい人は嫌がる女の背後を付いてきたりはしないと思うのだけれどね
……そうね、損得勘定の話を持ち出したらそう返して来るだろうってことは予想しておくべきだったわ

【先程の自分が拒否した理由から明確な”得”を意識させるように金塊を取り出した男に視線を向け立ち止まる】

さっきの損得勘定についての発言、取り消させてもらうわ……だからハッパだのその金塊だのは付けていただかなくて結構よ
そういう形で初対面の人間相手に優しい人には特に気をつけさせてもらっているから、ね
そもそも私もこの世界の貨幣はそれほど多くは持っていないから、その金塊と交換するんでも釣り合いそうもないから

だから……私が必要な分を差し引いた上で余った分をアナタに渡す、と言う形でならアナタに渡しても良い
その分の対価については……今後再びアナタと他の世界であった時に返してもらう……と言う形は如何かしら?
119 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/31(日) 01:05:48.00 ID:QMgTaKv3o
>>118

「レディーをエスコートするのは男の義務だろ。つまり俺はとびきりの紳士という訳さ。
 OK、俺もさして多く必要なわけじゃない。ただ無一文で知らん世界をうろつくのはあまりにも
 心細すぎるからな。」

商談は成立した。再びこの男と会うかどうかすら定かではないが、
チャーリーのほうはというと、おそらくまたこの目の前の女と再び会うだろうことを確信していた。
引かれあうとでも言えばいいのだろうか。

越境者は、越境者同士同じタイミングで同じ世界に飛ばされるケースが多いのではないか、
とチャーリーは考えていた。この短い期間の中で、たとえば澪をはじめとして同じ人物に合うケースがあまりにも多いためだ。

120 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/08/31(日) 01:23:24.12 ID:Oy62zrcso
>>119

これはタイヘンだわ、私の知ってるエスコートって単語とアナタの言っているエスコートという単語は違う意味なのかもしれないわ
その辺りの心情については分からないでもないわ……でもねぇ、そう思うなら少しは働くなり……

【そこまで言ってから目の前の男性の人相や風体を上から下までざっと目を通し】
【これまで自分に対して向けて来た言動を振り返った上で続く言葉を飲み込んだ】
【何を持ってどんな言葉を飲み込んだかは……言うまでもないだろう】

取り合えず、まずは私の必要なものを買い揃えないといけないから……その間アナタは…………出来るだけ静かにしていて頂戴

【異世界でこの男と再び出会うかどうか、それは今後の巡り合わせ次第といった所だろう】
【その時に果たして対価を支払うことがこの男に出来るのか、それも同様だ】
【だが、その再び出会う可能性が少しでもあることだけは間違いないのだ】
【ならば、どの様な形であっても伝手を作っておくことは悪くは無いだろう】
【そんな打算的な考えを頭の隅に追いやりながら、目前の課題として】
【この騒がしそうな男を連れながら如何に心穏やかに買い物を済ませようかという思考へと移行していくのであった】

//遅くなってきたので微妙なところですがこれにて〆で!
//乙でした!
121 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/08/31(日) 01:39:18.57 ID:QMgTaKv3o
>>120

「生憎、いつ他のところに飛ばされるかもわからないからな。
 オチオチ日雇いの仕事すらできねえ。ま、こうみえても俺は善良なシビリアンだよ。うん。
 人民の武装権はこれでもかってくらい行使してるがな!」

静かに、か。俺にぴったりの言葉だ。などと口の減らないチャーリー。
この後ひっきりなしにしゃべりまくるチャーリーの相手をしたビャンコは妙に気疲れしてしまったとか
していないとか……。

// おつー

122 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/31(日) 20:25:36.71 ID:NmUkLqxb0
突然だがBGMを一つ
https://www.youtube.com/watch?v=qVXck8lV570

【とある離島の民宿】

越境者たちはとある離島にたどり着いた 島の住人達はたまにあることだと特に驚くことは無く 
島に一軒だけある民宿に案内してくれた 越境者たちは数日の間 その離島の海で泳いだり 森の中で子供たちに混ざり虫取りをしたりと
過ぎ去りつつある夏を惜しむように休暇を取っていた

そして・・・夜

「いよっし バケツはこんなもんか」
―――ギィ!!

涼しくなった夜 鈴虫の合唱聞こえる民宿の縁側には 冷えたスイカやタライに浮かぶジュース そして大量の花火がセットされていた

「というわけで夏が終わりっぽいし 盛大に花火大会を執り行うこととなった みんな火傷しないよう 危ない行為は謹んで 楽しく花火いたしましょう」
一番危ない行為しそうな男が 参加者に注意勧告を行う
123 :澪【獣化】2014/08/31(日) 20:49:03.09 ID:cTLzSl0H0
>>122
「…はーい…」

縁側に腰掛け、アキレスの注意喚起に元気良く(?)返事する澪。
花火前の腹拵えのつもりか、すでにその手にはよく冷やされたスイカ。
球体だったはずのそれは半分ほどまで小さくなっていた。
皮ごと食しているが、本人はご満悦らしい。なお種はちゃんと出している。

「…っていうか、一番危ないの、アキレスだと思うんだけど…」

言いながらもスイカを食べる手は止まらない。
ペースを早めたかと思えばあっという間に丸ごと一個食べ終え、満足したのか大きく伸び。
腹拵えの量じゃないというツッコミはきっと華麗にスルーされるだろう。
124 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage]:2014/08/31(日) 20:49:33.60 ID:Oy62zrcso
>>122

へへっ、あたぼうよぉ!! 折角のイベントでケガなんぞしちまったら勿体ねぇかんなぁ!

【民宿の縁側で集まった越境者達に号令をかけるアキレスに威勢よく返事を返す男が一人】
【目が覚めるような空色の髪や瞳の色などからこの島の住民でないことは間違いないのだが】
【甚平を着崩しながらゲタを履いて腰からは蚊取り線香をぶら下げている】
【いっそ逆に浮いてしまいかねないほどに現地に馴染んだ格好をして夏の夜を満喫していると言う風である】

あ〜、ところで俺ってば「打ち上げ花火」ってのを見てみたいんだけどよぉ……これがソイツかい?
ヒッヒッヒ、打ち上げって言うからにゃぁ派手にぶちかますんだろうなぁ……

【そんな事を言ってニヤニヤしながら花火の袋をガサガサし始める】
【本人は普通に楽しんでいるだけだが楽しみすぎてはたから見れば少しアレな人の様でもある】
125 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/08/31(日) 20:52:15.70 ID:dIiRKPVeO
>>122
「……はなびってぇっ、えぇっとぉ……」

果たしてその正体が分からず困惑する、元々浅黒い肌が更に日焼けで色を良くしているニア
瓶のままの炭酸を手に取り周囲の参加者の様子をチラチラと盗み、
取り敢えず従って適当な花火を一本手に取った

「これでぇ、火を……点けるんですってんですかねぇ……」

鈴虫の鳴き声、風鈴の音色、半分に笑い雲に翳る月
夏の終わりの青い夜
126 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/08/31(日) 20:55:55.41 ID:BZMQ3F+6O
━━━━早いものである。今年の夏もおしまい、という。
    朝晩は多少涼しくなり、過ごしやすい気候となっていることだ。
    そんな中で今夏最後の楽しみが始めるのであった━━━━━

「え、まあねぇ……」

お前が言うな、と言わんばかりの顔をしている少女。
ちなみに彼女は、能力の影響で多少の熱では火傷しない。

「そういえば、スイカで思い出したけど……
 前にとんでもないスイカ買ったことあるよね、アキレス」

見た感じ数多く用意されている花火。
少女は手に持ったスイカをシャリシャリと食べている。今回は普通のサイズだ。
127 :ミスカ・リ・エリッタ【だいまほう】>>193[sage saga]:2014/08/31(日) 21:03:08.20 ID:HrPXyYyA0
>>122

夏も過ぎ去り夜風が冷たくなりつつある八月の終わり、少女は足首までを冷たい海水に浸し
ちゃぷちゃぷと響く波の音。肌を撫でる水の清涼な感覚、その心地良さに目を細める。

「冷たい……気持ちいいね、アキレス」

真っ白なワンピースは月明かりに輝き、ブライトオレンジの柔らかな髪は風に吹かれてひらりとなびく。
ワンピースを透過した月明かりが白い砂浜、その浅瀬に映し出す少女の肢体のシルエットは相変わらず線の細いもので
これでも初めて会った時から随分逞しく成長したものだが、それでもやはり少女の儚い印象は拭えない。

「…私、本物の海を見たのって初めてかもしれない…」

そう呟くミスカの傍、空き瓶の上に留まったジョナが嬉しそうに一声だけ鳴く
花火というものを知らない少女は何が始まるのかと目を輝かせながらアキレス達の方を振り返り、そして花火へと視線を流す
心地良い潮風に吹かれながら眺める花火は少女にとって一生ものの大切な思い出になるだろう。
128 :【レギン=ハースト】>>198【機人装甲】2014/08/31(日) 21:08:53.23 ID:Sw2+g39oo
>>122
「いやぁ、風情があるねぇ……」

瓶の酒をぐいっと喉に流し込んで花火が上がるのを待つレギン。
今回ばかりはさすがにアーマーを脱いでおり、鍛えられた上半身がそのまま露出している。
戦いの間の休息、たまにはこういった事も良い。

「早く上がんねーかなー…」

この男は花火というものを生まれてから一度も見たことがない。戦いばかりに明け暮れていてそれどころではなかった。
子供のように心を踊らせ、待ち望む。今宵は、良い酒の肴になりそうだ。
肌を撫でる穏やかな風、たまには思い出づくりも、悪くない。
129 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/31(日) 21:10:22.79 ID:NmUkLqxb0
>>123
「澪タンちょっとスイカ1玉はヤバイと思う」
そんな食い気満タン二重丸な澪に冷や汗タラリ 一体細身の何処に入ってるんですかねぇ(震え声)

「いやな? 流石にこの年になってロケット花火で戦争ごっこはしないよ」
昔はやっていたみたいですよ

「ほら澪タンも花火しようぜ」
そういって手持ち式の花火を一本 澪に差し出す

>>124
「分かってるねオッチャン 楽しんでいこう」
そんな馴染みすぎているウィントに同意するアキレス

「あぁ すんごいのがあったから確保しておいたよ」
そういって物置から出してきたのは・・・市販されているのだろうかと疑問に思うほどに巨大な打ち上げ花火 なんか筒の直径が30cmもある

「安かった!!」
サムズアップ

>>125
「なんだニアタン花火は初めてか」
―――ギィ!!

背中に蝋燭台を括りつけたベティがやってくる モチロン蝋燭には火が灯っている

「そうそう 先端に火をつけてだな・・・」
――――ギィ!! ギィ!!

花火に火がつくとベティは素早く退散 すると先端からシュワーっと綺麗な火花が飛び出す

>>126
「あぁ あれ美味しかったよね」
なんかずれた回答をするアキレス 早速両手に花火を持ってはしゃいでいるという図

キミの懸念は当たっているぞ!! よかったね

「帆村タンは花火やらないの?」
せっかくだからやりましょうよと誘ってみるテスト

>>127
「そうか? 海ってのはいいぞぉ!! なんてったってナン・・・心も体も開放的になるからなぁ」
危うくナンパといいかけて慌てて訂正する
そして花火大会が始める アキレスも両手で色とりどりに変化する花火を両手に持ってはしゃぐ

「いやっほ〜い!!」
夜の帳を明るく照らす花火 その一角だけはとても明るかった

「ミスカもやろうぜ〜★」
――ギィ!!
130 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/31(日) 21:17:03.01 ID:znx2Uw7H0
>>123
>>126
赤い果実(スイカ)を食べる2人をチラリ
初めて見るそれを美味しそうだなぁなんて思いながらも今は花火が手を占領している
後で貰おうと決心、相変わらず花火に火をつけるのがおっかなびっくり進まない

>>124
「打ち上げぇっ……?」
「ニアのこれとは、どうか違うんってんですかぁっ?」

妖し気な笑みを浮かべつつ袋を漁るウィントに声を掛ける
因みにニアが手にしているのは普通の手持ち花火である

>>127
「あれぇ……?」
「こっち来ないんですかぁー?」

ふと目線を潮騒に移せば波に戯れるミスカ
花火に参加を促すように声を掛ける

>>128
「……あれっ、何を飲んでるんですかぁっ?」

さて花火に着火と言ったタイミング
やや遠間にて自身のモノとは異なる瓶を煽る存在に気が付いて声を掛けた

>>129
「お……? おぉっ……?」
「……おぉーっ……!」

アキレスとベティに習いおどおどとようやく着火
弾ける色彩に感嘆の声
思わず見惚れる赤い瞳に反射しては消える色取り取りの火の花

「……きれーですってんですねぇっ」

思わず声が、気持ちが踊るのを禁じ得なかった
131 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/08/31(日) 21:21:06.01 ID:BZMQ3F+6O
>>129
「違う違う、そういう問題じゃなくて……」

何か食い違いがあるような。
こちらはどうしてああなった、と聞きたいのだろうが……。

そんな訳でアキレスから花火の誘いを受ける。

「……え、当然やるやる」

元からやる気であったが、今はスイカで手が塞がっている。
もう少しで食べ終われるだろうか。


「そんなので……痛い目にあっても知らないよ?」

花火両手にはしゃぎ回るアキレスに対し、軽く忠告しておく。
多分、耳に入ってないと思うが……。
132 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage]:2014/08/31(日) 21:29:08.18 ID:Oy62zrcso
>>129

おっちゃん? おいおい、よせやい! 俺ってばまだ22だぜぇ?
ったくおっちゃんとか……ちっとばかし俺のダンディズムが滲みすぎたってか?

【よせと言いつつもまんざらでもなさそうなウィント、この男どこまでもポジティブである】
【ちなみに目の前にいるノリの良い彼とは年が殆ど変わらないことは知るはずもない】

おぉ? おおぅ? ……はっは〜! こいつぁ良いや! 良い仕事するじゃねぇかファンキーボーイ!!

【アキレスが出してきた大玉の打ち上げ花火に高かったテンションが更に上昇】
【瞳の輝きで目の周りに星が散って見えるようだ】

ならばなおよし!!

【サムズアップを力強く返す、もはや気分はソウルメイトである】
133 :澪【獣化】2014/08/31(日) 21:31:52.42 ID:cTLzSl0H0
>>129
「…全く問題ない…」

アキレスの心配などどこ吹く風、なんとなくドヤ顔なのはきっと気のせいではない。
ベタつく両手を軽く水で洗い、差し出された花火を受け取る。

「…花火かぁ…久しぶりだな…」

火をつければ噴き出す火花。闇をぼんやりと照らすそれは金の瞳に映って光る。
最後にやったのは何時だったか。
思い出そうと記憶の糸を手繰るが、踏み入れたくない領域まで届きそうになったところでふと現実に戻る。
さっきまで元気良く飛び出していた火花がいつの間にか消えていたのに気づいたのだ。
次に行こうとバケツに突っ込み、辺りを見回せば目に入ったのはちょっとサイズがおかしい打ち上げ花火らしきもの。

「……いやいや…それはまずいでしょ…」

一応言ってみる。言ってはみるがきっとアキレスは聞かないのだろう。
諦めたように小さくため息をつき、また次の手持ち花火へと火をつけた。
134 :【レギン=ハースト】>>198【機人装甲】2014/08/31(日) 21:32:22.43 ID:Sw2+g39oo
>>130
「何って、そりゃ酒だよ酒。嬢ちゃんにはまだ早いと思うぜ?」

ふふん、と鼻を鳴らしながらもう一口。ところで、既に空き瓶がそこのテーブルに置いてあることに気づいているだろうか。
特に酔っている様子はなく、アルコールに強い事が伺える。
まだ早い、とは言ったものの、それはニアは何だか幼い印象があるのでそう言ったまでの事。

「そうだな、ちょっと飲んでみるか?キツイかもしんねえけど」

少々この酒は度が強い。それでも良いならと、ニアが承諾すればグラスに軽く酒を注ぐだろう。
135 :ミスカ・リ・エリッタ【だいまほう】>>1932014/08/31(日) 21:38:05.61 ID:HrPXyYyA0
>>129 >>130

「ナン……何……?」

じっとアキレスを横目で見つめるミスカ。じとりとした視線はアキレスの眉間を貫く
まぁいいけど、と何だか不機嫌なミスカはちゃぷちゃぷと波を掻き分け浅瀬から浜辺へと上がっていった。

「ふふふっ…!アキレス楽しそう…」
「綺麗だね…ジョナ…」

暫くは少し離れた所で膝を抱えて座り込み、花火を楽しむ一行を遠目で見ていたが

「ぁ…今行くね……っ」

こちらに笑いかけながら自分の名を呼ぶニアとアキレス。その二人にいざなわれるようにミスカは立ち上がりジョナを肩に乗せて歩を進めた。
宵の海辺、波打ち際から純白の砂浜、花火の閃光が舞い散るへと少女は歩み寄る。

アキレスに促されるままに花火のうちの一つを手に取り、それの先端にそっと火を付けた
途端に様々な色の火花が交互に噴き出し、驚いたミスカは小さく声を上げるが…それも一瞬、鮮やかな色彩にうっとりとした表情。
儚げな光景、急速に勢いを失ってゆくススキ花火。少女は消えてしまったそれをバケツに付けると立ち上がり、少しだけ悲しそうな顔をした。

「案外すぐ…消えちゃうんだね…」
136 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage]:2014/08/31(日) 21:41:44.09 ID:Oy62zrcso
>>130

あぁん? なんだ、お前さん花火は初体験かぁ?
そりゃあ、お前……打ち上げ花火ってぇのはなぁ〜……
  ド カ ン !! っとこう、腹に響くようなド派手なモンよ! へへっ!

【説明中に両手を素早く広げる動作をしながら大声でおどかすように話す】
【と言っても悪意からそうしたようでない事は子どもの様な笑顔から伝わるかもしれない】
【ただし、そんな事を言いつつもウィント本人も打ち上げ花火のことは伝聞情報でしか知らないのであった】
137 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/31(日) 21:45:54.16 ID:NmUkLqxb0
>>128
「ぃょぅトニー 肴なら今女将さんが持ってきてくれるそうだぞ」
やってきたのは 離島らしく海の幸が大目 中でもこの辺の特産らしいイカの一夜干しはなんとも美味そうだ

「よっしゃロケットいくぞ!!」
ちゃんと取り説どおり ジュースの瓶に花火を刺して添加

――――ピィィィィィィ・・・パァン・・・!!
甲高い音を立てて撃ちあがり 夜空に破裂音を残して消えるロケット花火

>>130
暫し火花を散らしていたが やがて火も小さくなり 消えていった
とても綺麗で 最後は少し儚い ソレが花火の醍醐味

「ついでだ 設置型も同時投入だ ベティ!!」
ー――ギィ!!

ニアから少し離れた場所で少し大型の花火をセットし ベティの蝋燭で点火
すると先ほどのものよりも大きな火柱が上がり バチバチと破裂する

「いえ〜いた〜まや〜」
やはり大きな花火はいいものだ この男も大はしゃぎである

>>131
「ん? ・・・あぁ すんごい紅かったな いや〜いいスイカだった」
ちゃんと説明しないと 帆村が意図する答えは出てこなそうである

なお ちゃんと説明したら
「知らん あったから買ってきた 俺は悪くヌェー」
という回答が返ってきます

「大丈夫大丈アツツツツ!!!」
花火を真上に掲げた瞬間 花火が肌に当たったらしい 自業自得である

「あ〜あ あつかった よし 次だ」
でも諦めず設置型の花火を取り出す辺り 死ななきゃ治らないだろう

>>132
「もっと褒めてくれてもいいのよ?」
とりあえずダンディ云々はスルーして いい仕事をしたと褒めてくれるウィントに調子に乗った一言

「大将!! いっちょド派手にぶちかましてやってください!!」
―――ギィ!!

蝋燭を背中に括りつけたベティがやってくる 一度点火すれば 大空に大輪の華を咲かせるでしょう

>>133
「さすが澪たん 食い放題に連れて行けば店長が泣いて土下座する女」
今まで何軒の食い放題店を相手にしてきたのでしょうか? ソレは兎も角として

「大丈夫 人体に直ちに影響は出ない」
政治家的発言

>>135
「ウフ★なんでもない」
射抜かれるような視線に冷や汗が吹き出る なんて恐ろしいんでしょう

「アレだ 花火の消え行く儚さってのもいいもんだ ソレは別として今度のはそう簡単に消えないぞ」
そういって設置型の花火に点火すれば 火柱と共に幾つもの星が瞬いた
138 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/08/31(日) 21:51:18.97 ID:znx2Uw7H0
>>134
「うっ……お、お酒ですかぁっ……」

年齢的に鑑みれば、ニアの肉体は兵器としてハタチ前後に設定され作成されている
ただ表情や仕草が幼稚であるため、それ以下に見えるわけだが
ついでに言えば飲酒自体経験がない訳ではない
とある世界を3年近く旅していた中、極限に近い環境で水分の補給を酒に頼った事もあるのだ
最もそれと得意かは別問題らしいが

「……じゃあっ、少しだけぇっ……」

それでも飲もうとするのは、あの状態と今ではまるで状況が異なるがためだ
つまり愉しむ為に飲むのは、生きる為だけに飲むのとまた違うのではないかと思う

>>135
「えぇとぉ、しょぎょーむっじょ、って奴ってんですねぇ……」
「まぁ、綺麗なモノほど儚いってやつってんですよぉっ」

何処かで仕入れた知識をひけらかすようにして胸を張る
途中花火を軽く振れば、火垂るの残光が宙に描かれて消えた

「ほらほらもう一本っ、まだまだありますってんですよぉっ」

>>136
「ど、どかん……!?」
「そ、そんなのもあるってんですかぁっ……」

じり、と半歩身を引いて警戒
地面に置かれる筒状のそれがなんだか威圧感すら放つように思えている
しかし興味がない訳では当然なく、打ち上がるのを今か今かと待ち侘びている

>>137
「……」
「設置型っ、へぇ……大砲みたいってんですねぇ?」
「おおっっ……!」

消え行く灯火に何を想ったのか、それは表情からは恐らくは読めない
だが次にアキレスが声を上げて夜空に迸る火柱に目を奪われた

「……たまやってっ、何ですかっ?」
139 :ミスカ・リ・エリッタ【だいまほう】>>1932014/08/31(日) 22:00:31.69 ID:HrPXyYyA0
>>137

「儚さこそが…いい…かぁ」
「私も…こういう生き方、してみたいな…」

儚さこそがいい。そう言うアキレスの傍ら、少女はぼそりと零す。
短くてもいい、一生懸命輝いて……精一杯今を生きたい。少女はただそれだけを望む。ただそれだけを。

「え?それって…きゃ!?」

今度はそう簡単には消えないと自信満々に言い放つアキレスの言葉の意味を汲み取る前に花火は点火され火を噴き出し
幾つもの光の柱が爆音と共に打ち上げられ、ミスカの真上に小さな天の川を形作る。
その光景に少女を目を見開き凄まじい眺めに圧倒されるだけ。口をついて出た小さな感嘆の言葉には少女の心境全てが集約されていた。

「……………凄い………」

>>138

「ぁ…ありがとう…」

そうして横から新しい花火を差し出すのは数年来の友人であるニア。彼女の纏う明るい雰囲気に私はいつも救われていたっけ、
そんな事を考えながら笑顔で花火を受け取れば流星を吹き上げ続ける設置式の花火から火を貰い、ミスカは新たな花火を楽しむ。

「綺麗なものほど儚い…それなら私は…儚いままでいい、かな…」

その口から小さく囁くようにして紡がれた言葉はミスカらしくない一言。
今まで散々弱い自分を嫌ってきたミスカであったが、この時だけは弱くてもいいかと思ってしまうのであった。
140 :澪【獣化】2014/08/31(日) 22:05:56.32 ID:cTLzSl0H0
>>137
「…なら、いいんだけどさ…」

半信半疑の眼差しでアキレスを見るがやがて諦めたように目を逸らす。
打ち上げられる大輪を眩しげに見つめ、遅れて届く爆音に思わず身を竦めた。
暫し色とりどりの火花を堪能し、ふと視線を落とせば目に入ったのは澪にとって思い出深いもの。

「…懐かしいな…これ…」

しゃがんで手に取ったのは線香花火。そのまま着火して小さな火の玉を静かに見守った。
141 :【レギン=ハースト】>>198【機人装甲】2014/08/31(日) 22:06:20.64 ID:Sw2+g39oo
>>137
「マジかよ、こりゃ最高だ!」

海の幸に目を輝かせ、そして放たれるロケット花火。
破裂音を残しながら、美麗な軌跡を描いて飛んで行く様子を酒を飲みながら眺める。

「ヒュー、こりゃ最高だ。お、美味いなこれ……」

テンション上げ上げで、今夜は過ごす事になりそうである。

>>138
「おう、飲め飲め!味が分かるなら美味いぜ、この酒は!」

グビグビとまた一本飲み干した。
それでも手は止まらず、また瓶を開ける。
142 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage]:2014/08/31(日) 22:09:00.82 ID:Oy62zrcso
>>137

ところがどっこい、そうはイカの金○ってな
へっ、そういうのはむやみやたらに繰り返すとありがたみが無くなっからな
ここは一つ、もう一働きぶちかまして貰ってからにするとしようぜ?

【期待してるぜ、と言葉にせずとも目が語りかけている】
【と思っているのはウィントばかりで普通に見る分にはただニヤついているだけである】
【だがそれでもアキレスには通じると本人は疑いもしていないのであった】
【近くのイスにドカリと腰掛けるとロウソクをくくりつけたベティが花火へと向かうのを固唾を呑んで見守る】

>>138

おうともよ! スゲェよなぁ〜! 聞いただけでケツが落ち着かなくなっちまうぜ

【一瞬だけ怯えたような反応をしつつもその奥に確たる好奇心の火が灯るのを見たのだろう】
【ニアのほど近くで花火が打ちあがるのを共に待っている】
143 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/08/31(日) 22:15:01.65 ID:BZMQ3F+6O
>>137
「あったから買ってきたって……」
「そもそもあのスイカ、いくらぐらいだったの?」

なんという衝動買い。これには呆れるしかない。
そんなこんなでスイカは片付いた。レッツ花火。

「ほら、だから言ったのに」

としようとした瞬間、予想通り飛び上がるアキレス。
そんなの常識的に分かるだろ、という顔。

「さて、そろそろやろうかな…?」

アキレスが花火を設置しはじめると、彼女も手持ち花火を手に取り、点火する。
シュワアア、と緑色の光を放ったかと思うと、それは赤く色を変える……。

「うわぁぁ……!」

そして上がる本日の目玉。轟音とともに咲く光の花は闇夜を照らす。
それは一瞬で散る儚さも持ち合わせるのだ。
144 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/31(日) 22:20:52.40 ID:NmUkLqxb0
>>128
「ぃょぅトニー 肴なら今女将さんが持ってきてくれるそうだぞ」
やってきたのは 離島らしく海の幸が大目 中でもこの辺の特産らしいイカの一夜干しはなんとも美味そうだ

「よっしゃロケットいくぞ!!」
ちゃんと取り説どおり ジュースの瓶に花火を刺して添加

――――ピィィィィィィ・・・パァン・・・!!
甲高い音を立てて撃ちあがり 夜空に破裂音を残して消えるロケット花火

>>130
暫し火花を散らしていたが やがて火も小さくなり 消えていった
とても綺麗で 最後は少し儚い ソレが花火の醍醐味

「ついでだ 設置型も同時投入だ ベティ!!」
ー――ギィ!!

ニアから少し離れた場所で少し大型の花火をセットし ベティの蝋燭で点火
すると先ほどのものよりも大きな火柱が上がり バチバチと破裂する

「いえ〜いた〜まや〜」
やはり大きな花火はいいものだ この男も大はしゃぎである

>>131
「ん? ・・・あぁ すんごい紅かったな いや〜いいスイカだった」
ちゃんと説明しないと 帆村が意図する答えは出てこなそうである

なお ちゃんと説明したら
「知らん あったから買ってきた 俺は悪くヌェー」
という回答が返ってきます

「大丈夫大丈アツツツツ!!!」
花火を真上に掲げた瞬間 花火が肌に当たったらしい 自業自得である

「あ〜あ あつかった よし 次だ」
でも諦めず設置型の花火を取り出す辺り 死ななきゃ治らないだろう

>>132
「もっと褒めてくれてもいいのよ?」
とりあえずダンディ云々はスルーして いい仕事をしたと褒めてくれるウィントに調子に乗った一言

「大将!! いっちょド派手にぶちかましてやってください!!」
―――ギィ!!

蝋燭を背中に括りつけたベティがやってくる 一度点火すれば 大空に大輪の華を咲かせるでしょう

>>133
「さすが澪たん 食い放題に連れて行けば店長が泣いて土下座する女」
今まで何軒の食い放題店を相手にしてきたのでしょうか? ソレは兎も角として

「大丈夫 人体に直ちに影響は出ない」
政治家的発言

>>135
「ウフ★なんでもない」
射抜かれるような視線に冷や汗が吹き出る なんて恐ろしいんでしょう

「アレだ 花火の消え行く儚さってのもいいもんだ ソレは別として今度のはそう簡単に消えないぞ」
そういって設置型の花火に点火すれば 火柱と共に幾つもの星が瞬いた
145 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/31(日) 22:26:28.56 ID:NmUkLqxb0
ハルの間違えた

>>138>>142及び全員
「ヘーイ ニアタン アレぐらいで驚いてちゃダメだぜ ニホンって国じゃアレの4倍も大きな花火があるそうだ 最も市販はされてないがな」
世界最大の花火は4尺玉で 直径120cm 重量420kgだそうです

「なんかよく分からないけど 花火が綺麗だったときに ソレを賞賛する固有名詞なんだってさ」
よく分かってないらしいが 多分間違ってない(キリッ

「それではベティ 一世一代の大仕事と参りましょうか!!」
―――ギィ?

ベティにはよく分からないが 点火しろというのはなんとなく分かったらしい
ハサミで導火線を掴んで 背中の蝋燭で点火

ー――ギィ!! ギィ!!
そして慌てて離脱 

シュボン!! ピィィィィィィィ・・・・・・
勢いよく飛び出した花火は 甲高い音と共に上空に飛び上がり  少し時間を置いて

ドン!! ババババババババババババババ・・・・!!

大きな花を咲かせ 続けてその周囲に小さな花火が炸裂する

「いえ〜い 最高だぜ!!」

>>139-140
「ミスカ〜 大丈夫だって 今この瞬間を思い切り楽しめば 自然とこんな生き方が出来るもんさ
 つまり考えるな!! 感じろ!! ッてやつさ」

そして極大の花火が舞ったあと 澪の線香花火が目に入った

「ミスカ 線香花火やろうぜ コレもまたいいんだよな〜こう・・・アレだ 兎に角いいもんだ」
そういってミスカに線香花火を差し出し 一緒にやろうと提案する

「澪タンも線香花火がすきなのか なんだろうな 物悲しいのにいいんだよなコレ」
146 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/31(日) 22:33:23.39 ID:znx2Uw7H0
>>139
「いいえってんですよぉっ」

最もニアのモノじゃありませんけど、と戯けて笑う
自身も新たに一本手に取れば着火、枝垂れる鮮烈な火花を散らせた

「……えぇっ、そうやって思うのっ、大切だと思いますってんですよぉっ」
「ニアはぁっ……うぅん……まぁ、ニアもそうはありたいですけどっ……」

ある種自己愛にも似た言葉が、恐らく初めてかもしれないミスカから小さく届いた
頷いて答え、そして自身は果たしてそうあれるのかと首を傾げて、火柱に照らされながら苦笑

>>141
「じゃぁっ……ありがとうってんですよぉっ……」
「……んっ、ま、まぁ、確かにっ……」

受け取り口にする澄んだ酒
強いアルコールに顔を顰めるがなるほど、あの世界で口にしたどの酒より美味しい
ただ苦手意識は拭えないのか、チビチビと口を湿らす程度に進めた

>>142
「火ぃ……着きましたってんですかぁっ……?」

ウズウズワクワクと言った具合
大輪の花が夜空に咲くのを待ち侘びて、目を輝かせている

>>145
「4倍ぃ!?」
「そ、それってもうっ、武器になるんじゃ……?」

実際設置型花火を手に持って振り回す人はどの位いるのだろう
ともあれ驚愕、目を丸くする

「なるほどぉっ、たまやですかぁっ」

たまやだかかぎや、どちらかが火事を起こして燃え尽きたとの噺もあるようだ

「……うひゃぁっ!?」
「お、おおっーー!!」
「凄いってんですねぇっ! たまやってんですよぉっ!」

なんだか使い方が異なるようではあるが、夜空に咲く華を見上げはしゃぐ
それは刹那に輝いて、そして消える
正に諸行無常の体現であり、一瞬の煌めきだ

「……線香花火っ……?」

なんですかそれ、と皆の様子を覗き込む
147 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage]:2014/08/31(日) 22:41:36.76 ID:Oy62zrcso
>>145

うおぉぉっ? いった……けど、ん?

【勢い良く飛び出して言った割りにか細く空気を切る音しか聞こえてこない】
【これが花火なのか? と思っていたのと違うと文句を言おうとした刹那、空で轟音と共に咲き誇る大輪の華】

うっおぉっ!? お……おぉぉぉぉぉぉおおおおっ!!! やりやがったなコン畜生がぁぁっ!!!

【驚きに目を白黒させていたのはホンの一瞬、次の瞬間にはイスを蹴飛ばし立ち上がると盛大に歓声を上げる】
【その時のウィントの顔には期待を超えた物を目の当たりにした事への興奮と喜びの感情があふれ出していた】

>>146

はっは〜〜!! 見たか!? 見たよなぁっ!! スッゲ〜〜なぁオイ!!
うおおおっ!! こうしちゃいらんねぇ!!
もっとだ! もっと派手なヤツ持ってこぉぉい!! はっはははははっ!!

【空を埋め尽くし、一瞬にして散っていった大輪の華を讃えるように】
【少年の笑みを輝かせるウィントはどこまでも底無しに楽しそうであった】
148 :【レギン=ハースト】>>198【機人装甲】2014/08/31(日) 22:45:56.91 ID:Sw2+g39oo
>>145
「フゥー!!!ビューティフォーだ!!」

満点の夜空に咲く大きな一輪の花。一度開花すれば、それは淡くも消え去っていく。
続けて、小さめの花火が次々に打ち上がる。星空がこの光景をさらに際立たせてくれた。
まさに最高、このイカに勝るとも劣らない、酒の肴である。

>>146
「おー、酒の味が分かるのか。もっと飲むか?」

酒の味が分かるニアに気分を良くしたのか、もっと飲むかと問いかけてみる。
承諾すれば、再びグラスに注ぐが……
何分アルコールが強いので、無理は禁物だ。
149 :ミスカ・リ・エリッタ【だいまほう】>>193[sage]:2014/08/31(日) 22:49:15.17 ID:HrPXyYyA0
>>145

「…うわぁ…っ…大っきい……」

一際大きな爆音と共に夜空に咲き誇るは星の華。その光景に目を輝かせるミスカであったが、暫くして不意に涙が込み上げてきたらしい
夜空を見上げ思い出すのは幼い頃の思い出。祖父に連れられこんな星空を見たっけ。溢れる想いの所為で泣き出してしまわないように少女は俯いて手元の花火を見つめる。

アキレスの言葉を聞き入れながらうんうんと頷く少女の姿はいつもより一回り小さくも見え
それでも少女は差し出された線香花火をぎゅっと握ると涙を拭いてにこりと微笑んだ。

「綺麗だね…すぐ消えちゃうけれど…私はこれが好き」

ぱちぱちと火花を立てる静かな線香花火。確かにこれは身の丈に合っていると親近感。
花火の中でも一際儚く、咲かせる華は一際に美しい。ニアの言葉は本当だったと心の中で呟く。

線香花火の灯も中盤に差し掛かった頃、少女は隣で屈み込むアキレスに少しだけ身を寄せる。
しかしその拍子でようやく形成された火の玉はじゅうと音を立てて砂浜へと落ちてしまった
ああしまったと少女は苦笑し、それでも満足そうに青年の線香花火を眺め続けるのであった。

//ここいらでお先に抜けまする。ロールありでした〜
150 :澪【獣化】2014/08/31(日) 22:49:59.29 ID:cTLzSl0H0
>>140>>145-146
どん、と響き渡る心の臓まで震わすような音と同時に咲き誇る大小さまざまな色とりどりの花。
顔を上げて闇へと溶けて消えてしまうそれを見届ける。数秒もしないうちに元の夜空になってしまったのがなんだか切ない。

「…ひゃあっ……よかった…怪我人が出なくて…」

突然の爆音に驚いてしまったからか、ぽとっと落ちてしまう火の玉。
どこか切なく儚いそれを見る金の瞳は少しだけ哀しげに揺れる。

「…ああ…みんなもやる…?」

新しいものにもう一度火をつけ、今度はすぐ落ちてしまわないようじっと線香花火が短くなってゆくのを見守る。
そういえば昔もこうやって息を詰めていたな、などと在りし日に想いを馳せて思い出したのは一つの遊び。

「…昔さ…これが一番長くついていた人が勝ち…っていう遊びをやってたんだよね…」

当時の遊び相手はもういない。けれども今ここには仲間がいる。
再び落ちてしまった火の玉を少しだけ見やり、顔を上げて提案する。

「…よかったら、やってみない…?」
151 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/08/31(日) 22:55:29.98 ID:NmUkLqxb0
>>146
「あぁ これさ」
そういって差し出したのは 花火の中でも一番小さい紐のようなもの

「コレに火をつけるとだな?」

小さな赤い火の玉が膨れると シパパパと小さな火花が散る

「思い切り大音量も悪くないんだけどよ この静かで儚い感じがまた・・・アレだ 風流ってヤツ?」

>>147-148
あそこまで派手なものはもう残ってないだろうが 設置型がまだ残っている
ウィントとレギンの目の前で輝く天の川が展開されるだろう

>>149
寄り添うミスカ その華奢な体が近づく
アキレスはちょっと顔を赤らめて頬を掻き

―――ギィ
ベティは2人の邪魔をせぬよう 点火活動に向かうのであった

//では自分もノシ お疲れ様でした
152 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/31(日) 23:01:51.52 ID:znx2Uw7H0
>>147
「すっごかったですねぇっ!」

こちらも興奮冷めやらぬと言った具合ではしゃぎ、同意して頷く
ただもっと派手なのをとの申し出にはさすがにと苦笑を浮かべる事にもなったが

>>148
「じゃ、じゃぁっ、もうちょっとだけぇっ……」

やや赤らんだ顔で気恥ずかしそうに笑み
半分以下になったグラスを差し出した

>>149
「……?」

ふ、と所作に哀を感じた気がするが真意を探るには至らず、至れず
ただ疑問と心配に眉を顰め、しかしアキレスに寄り添う様子に安堵
大丈夫かな、なんて思い2人から少しだけ距離を取る

//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ

>>150
「へぇっ……長く持たせるんですかぁっ?」
「じゃあっ、ニアもやってみるってんですっ」

線香花火を手に取り、息巻いて頷いた
果たして初めての線香花火である、無論虚しい結末になるのは当然の事

>>151
「ふむふむっ……あぁっ!?」

真似して点火するも落ち着きのない性格、すぐにポトリと火の玉は落ちる
むむぅと次の一本を手に取り再度点火
しかしこれもアキレスとミスカから少し離れるために動いた拍子に落ちる事となった

//ありがとうでしたっ、お疲れ様でした
153 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage]:2014/08/31(日) 23:09:41.43 ID:Oy62zrcso
>>151 >>152

おぉっと! ここら辺にまだまだワンサカ残ってるじゃねえか!!
こいつぁ良いや! まとめてやってやろうじゃねぇかよぉ!!

【設置型の花火を見つけると次々に火をつけては大きな声で騒がしく、楽しむと】

……くっくっく、出来たぜ……俺様印の大玉花火……こいつを使って……ふっふっふ

【盛大に騒いだ後、しばらく静かにしていたと思ったら会場の隅で景気づけにと残った花火の火薬を一まとめにして】
【手製の大玉花火を作ったから打ち上げると騒いだ挙句に魔法で無理やり打ち上げたそれで盛大な爆発が起きたとか起きなかったとか】

//それでは私もこの辺で〆という事で〜
154 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/08/31(日) 23:16:33.61 ID:znx2Uw7H0
>>153
「あははっ……すっごいですねぇっ……」

絶え間無く迸る火柱に見惚れ、自身は線香花火に着火
まるで真昼のような明るさ、目を細める視界に鮮烈なそれが美しい
やがて夏の終わりを告げる大爆発
月は朧に浮かび、夜に秋が目覚めた

//お疲れ様でしたっ

155 :澪【獣化】2014/08/31(日) 23:30:01.16 ID:cTLzSl0H0
>>152
落ち着きがないのか、すぐに寿命を終えてしまうニアの線香花火を見て浮かべる微笑。
遠い昔、一度だけやったこの遊びを再びする事になるとは思ってもいなかった。脳裏に焼きついていた光景と重なり、どこか懐かしかった。

「…じっとしてないと、すぐ落ちちゃうよ…」

悩むニアに助言。そういえば自分も同じ事を言われたんだっけと小さく苦笑した。
一瞬の煌めき、迎える終わり。その向こうに生の儚さを垣間見ながらまた新しい花火に火をつけた。

//自分もそろそろ落ちます、お疲れ様でしたー
156 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/08/31(日) 23:34:28.46 ID:znx2Uw7H0
>>155
「じっと、ですかぁっ……むむぅっ」

苦手なジャンルだなぁと唸り、しかし次の一本は最初よりは長持ちさせるのに成功
ただまぁ、澪や皆に並ぶにはまだまだ時間が掛かりそうだ
設置花火の鮮やかな炎色反応に照らされながら、苦心は続く
波の音が静かに響く、鈴虫が遠くで鳴いている

//お疲れ様でした、お休みなさいー
157 :澪【獣化】[saga]:2014/09/01(月) 18:38:23.24 ID:99Sie0PV0
眩暈がする程の血の香り。地に伏す彼らに口付けるは飢えた猛禽類。
そこは戦場跡。時折聞こえる呻き声が、まだ戦いからそれほど時間が経っていないことを示している。
兵士と思しき彼らの装備を見れば大きく二種類の人間に分けられる。
その数はほぼ同等、おそらく激しい戦いがこの場で繰り広げられたのだろう。
そんな荒れ果てた地に黒い影が一つ、その唇が紡ぐは悼みの唄。
人間には到底理解出来ないであろう、心臓から絞り出されるような獣の遠吠え。
しかし高低差しか存在していなくとも、確かに唄として機能していた。
山を越えて響き渡る遠吠えは、良くも悪くも様々なモノを引き寄せるのだろう。

例えばそれは、戦いで傷ついた兵士達。
例えばそれは、遅れてやってきた増援。
例えばそれは、漁夫の利を狙う第三者。
例えばそれは、偶然にも訪れた越境者。

無知な彼女はここで何が起きたのか、そしてその結末すらも分からない。
それでもフードをかぶった少女は死体の海で唄い続ける。
その光景はまるで殺伐とした場に似つかわしくなく、ひどく不自然なものに見えるかもしれない。
死に往く彼らを悼み慰める鎮魂歌は、風に乗ってどこまでも流れていく。頭上に広がる大空はただ青く透き通っていた。
158 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/09/01(月) 19:30:06.07 ID:twzjl4Xa0
>>157

──橙の光差す夕暮れの平原は幾多もの亡骸に覆われた鉄と肉が織り成すグレイブヤード
数多の生命が散り、奪われ、燃え尽きた戦場跡。一人佇む獣人の少女にとってそこは残酷過ぎた。

泣くことも嗤うことも慄くこともせず、ただただ鎮魂歌(レクイエム)を謳い続ける彼女のその足元、骸によって造られた屍の丘(ワールシュタット)の中に彼は居た。
見覚えのある近未来的なパーツ、ラバーのボディスーツに外付けされるガンメタリックの腕部装甲だ。
だたしそこにジョシュアの姿はなく、叩き潰されたようにズタズタになった装甲だけが無造作に転がっているのみ
よく見れば辺りにいくつものジョシュアの鎧のパーツが飛び散っている。砕けたヘルメットもだ。

「うぁあ゛ッ……けほ…げふっ…!」

それに気付けば間も無く足元の屍の丘が蠢き、兵士達の亡骸を押し退けるようにしてジョシュアが這い出てくる。
装甲は殆ど吹き飛びボディスーツも傷だらけ、全身に何本もの矢が突き刺さっている上にその腹部を一本の槍が貫いていた。
澪に気付くそぶりも見せずにジョシュアはよろよろと起き上がり血反吐を吐く。

「はぁ…はぁ……っ」

その右手に見覚えのある大きな漆黒の翼を握りながら──

159 :澪【獣化】2014/09/01(月) 19:53:52.35 ID:99Sie0PV0
>>158
どれほどの時が経っただろうか、時刻を示すものなどないここで時間の経過を表すのは、変わらず廻る太陽だけ。
噎せ返るほどの血の匂いが充満するここでは澪の鼻など役に立たない。例えすぐ近くに知り合いがいたとしても、目か耳でしかその存在を知覚できないだろう。
不意にぴたりと唄が止まる。今頼りになる視覚と聴覚、両方がそうさせた。
金の瞳に映るのは見覚えのある装甲。それを認めると同時に驚きから小さく目を見開いた。
獣の耳が捉えるのはナニかが蠢く音。それを認めると同時に足元から突然這い出てくる彼。

「……っ……ジョシュ、ア……?」

見るからに満身創痍であるジョシュアへと思わず声をかけ、そしてすぐに驚愕の表情へと変わる。
ジョシュアの手に握られた見覚えのあるそれを持つ人物を、澪はあの魔王以外に知らない。
まさか、と思いながらも頑なに否定するように小さく首を横に振り、ただ佇むしかできなかった。
160 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>2142014/09/01(月) 20:09:59.24 ID:twzjl4Xa0
>>159
「……澪…?どう、して…戦場(こんなところ)に…」

意識を取り戻し立ち上がったジョシュアはその名を呼ばれると振り返り、澪の姿を捉えると僅かに眉を顰める。
息も絶え絶え、いつ死んでもおかしくないような状態での再会はジョシュアにとって不本意であったらしく
少し考え込むように険しい顔付き、「ちょっと向こうを向いててくれ」と頼めば徐に肩の矢を掴みそれを力任せに引き抜き始めた。

「…っ…ぐ……ゥ…俺…が殺してる時の姿は…見られたくなかったけど……」

傷口から噴き出す鮮血。心なしかその勢いは弱い。血液の残りが少ないのだろう。
ふらつく足で倒れないように踏ん張りつつ腹の槍を押し込んで貫通させるとついに膝を突き、ジョシュアは澪に「もういいぞ」と。

「…この"翼"が…どうか、したのか……」

かつてあった少女と魔王の邂逅を知らない兵士。自らの手に握る大きな翼に反応を示した澪へと訝しげな顔を向けた。
その手に握られた漆黒の翼は徐々に金色の光へと分解されてゆく。ジョシュアが翼を右腕から吸収しようとしているのだ。
これだけ大きな"肉"を喰えば体力を回復させ傷を癒すことだって出来る。躊躇が微塵も見られないのはこの翼は"敵から剥ぎ取った戦利品"だからだ。
161 :澪【獣化】[saga]:2014/09/01(月) 20:34:42.76 ID:99Sie0PV0
>>160
「……偶然…ここに、辿り着いた…」

ジョシュアは、と聞き返そうとして口を噤む。
聞かずとも予想はできたし、きっと彼にとってこの問いに答えるのは不本意だろうと思ったからだ。
ジョシュアの頼みに小さく頷いて目を逸らす。視界いっぱいに入るのは倒れ伏した兵士達と彼らの肉を啄ばむ猛禽類だけ。
ただ無言で肉が擦れ合う音に知らず顔を顰め、視線を戻せば膝をついたジョシュアに慌てて駆け寄る。
その身を起こしてやろうと屈み込むが、分解され溶けて消えてしまいそうな漆黒の翼を見て体は意図せず動いていた。

「…ぁ……いやっ…!」

消え入りそうな声。気がつけば翼を吸収せんとするジョシュアの右腕を、思わず縋るように掴んでいた。
まだこれが魔王のものだと決まったわけではない。しかし何故だろう、頭の中ではこの翼は彼のものだと確信していたのは。
これが消えてしまえば、彼の命の灯火もまた消えてしまうような気がして。
肩を震わせる少女の目線はただ漆黒の翼に注がれていた。

「…ねえ…これ…どうしたの…?」
162 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/09/01(月) 20:57:37.96 ID:twzjl4Xa0
>>161
「………っ…何のつもりだ…澪…」

黒い翼を分解し吸収、そして体力を回復というあまりにも至極当然、そして残酷なプロセスを淡々とこなさんとするジョシュアの右腕。
その右腕へ振り絞った悲鳴にも似た叫びと共に澪は掴み掛かった。

ジョシュアは不意の衝撃によろめき、血液を失った右腕からは力が抜ける。したがって翼は重力にいざなわれ地上へと堕ちた。
例え今その力を失っていたとしてもジョシュアは先ほどまで極限状態下に在った一人も兵士だ
大凡普段親しいものへと向けるようなものではない目付き。明らかに"敵"を見る鷹のような眼で澪を睨み付けたがそれも一瞬。
いつもの優しさや大らかさなど微塵も感じられない戦場でのジョシュアは"普段通りのジョシュア"へと次第にシフトしてゆき、それに従いジョシュアも落ち着きを取り戻してゆく。

「…………」
「敵から切り落としてやったんだ…黒い翼に角を生やした…頬にタトゥーを入れたヤツだった…」

紡ぐ言の葉の声色は穏やか。つい先ほどまでの出来事をまるで昔を懐かしむかのように語る。
そして澪の疑念は今確信へと姿を変えた。双方の生死はともかくジョシュアと魔王はこの場で殺し合っていたのだ。つい先ほど、遅くとも澪がこの場へと足を運ぶその瞬間まで。

ひらりひらり、風に吹かれて漆黒の羽根が舞った。ジョシュアの一言一言と共に澪の心を蝕むのは、血のにおい。
163 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage]:2014/09/01(月) 21:22:35.12 ID:6OVrExTWo

【うっそうと木々が生い茂り、青々とした葉が溢れかえり森の中】
【シトシトと降り続く雨は高い密度で茂る葉が天井の役割を果たし降り注いでは来ない】
【雨が降っていることによって気温はさほどでもないが如何せん湿度が高すぎる】
【衣服は勿論のこと、頭の先から足の先までふやけてしまいそうなそんな中】
【雨が葉を打つ音に混じってムシの羽音の如くか細く、何処かくぐもった響きのある音がする】
【その音に耳を済ませれば何やら誰かが助けを求めている声のように聞こえるだろう】

だ……か……す……け〜………ぁぁん

【情けない鳴き声のようなそれは斜面の向こう、なにやら変わった形の草が生い茂っている方向から聞こえてくる】
164 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/01(月) 21:32:00.70 ID:n+3kx9P20
>>163
鼻の頭に水滴が落ちる
反射的に目を閉じ、身を強張らせた
右脚の靴はカポカポと水を湛え、何度廃水してもそれは変わらない

「切った張ったの世界よりいいですけどぉっ……」

これはこれでなかなかに辛いものがある
濃紺のワイシャツを脱ぎ捨ててしまいたい衝動に駆られる
チノはすっかり泥色に変わってしまいカーキの面積は少ない

「どっかっ、屋根があるようなぁっ……んんっ?」

そう都合良く建物なんてあるはずもなく、しかし変わりに聞こえるのは助けを求めるような声
はて気のせいかななんても思いつつ、体は自然声の聞こえる方向へと進む

「誰かっ、いるってんですかぁっ?」
165 :澪【獣化】[saga]:2014/09/01(月) 21:32:23.30 ID:99Sie0PV0
>>162
「……ぁ……ごめ……」

射抜くようなジョシュアの眼は、顔を伏せていても澪の体を刺し貫いた。
びくりと肩を震わせて掴んでいた手を離し、壊れ物を扱うように優しく地に堕ちた翼を拾い上げる。
愛おしそうにそっと抱き締めるがそれも一瞬、ジョシュアの語る事実に目の前が真っ暗になった気がした。

「…っ……そっか……」

得てして嫌な予感とは的中してしまうものである。どうか外れてほしいと願った澪の希望は脆くも儚く崩れ去った。
普段通りにしようとしても声が震える。心なしか身体までも震えているような気がして。
戦って勝って得たならばそれはジョシュアのもの。澪にだってそれは理解できたし、尊重すべきものだというのも分かっていた。
拾い上げた漆黒の翼をジョシュアへと手渡そうとする。しかし受け取ろうとしても澪はその手を離さないだろう。
問いの答え次第では、澪にとって手放したくないものになるかもしれないからだ。
伏せていた顔を上げ、真相を知ることを恐れながらもジョシュアに尋ねる。

「……あと、一つだけ、聞かせて……」
「…彼は……まだ、生きてるの…?」

ただ生死を問うだけにしてはあまりにも不自然な言葉。
先程からの澪の言動、そしてまるでジョシュアが殺し合った相手の生だけを知りたがるような問いは、ジョシュアが微かな疑念を抱くにはおそらく十分だろう。

今はただ、全てを塗り潰すような血の匂いが煩わしかった。
166 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage]:2014/09/01(月) 21:44:54.26 ID:6OVrExTWo
>>164

う……ぇぇ……れかぁぁ……けてぇぇっ……

【声はのする方向に茂っていたのは何をどうしたらこんな大きさと形になるのだと言いたくなるような植物】
【ウツボカヅラをネコほどの動物すら納まりそうなほどに巨大にした様な物であった】
【それらの群生地らしき茂みを進んでいくと泣き声のような声が段々とよく聞こえるようになってくる】

…だれk……!! 誰か、そこにいるですかぁっ!? たっ、たしゅ! たしゅけてくらしゃぁぁい!!

【と、不意に泣き声の主が近づいてくるニアの呼びかけに気付いたのだろう】
【よりいっそう声を張り上げて必死に助けを求め始める】
【だが声の主らしき人影は周囲には見えず、辺りには巨大なウツボカヅラがあるばかりである】
【だが声のする方向を辿って視線を巡らせれば風が吹いているでも無いのに】
【不自然に揺れているウツボカヅラが一つあることに気付くだろう】
167 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/09/01(月) 21:50:46.64 ID:n+3kx9P20
>>166
「あぁっ、もぉっ……邪魔ってんですよぉっ!」

伸び放題の蔓に義足を取られ歩き辛そうに
途中月光を抜き放ちそれらを刈り取りながらも突き進む
そして何やら、声の主へと辿り着けば

「……えぇっとぉっ、お前ぇっ、喋ってるってんですかぁっ……?」

まさかなぁとも思いながら尋ねてしまったのは
そのアテが外れれば声の主は今まさに捕食されそうになっている事になる
ウツボカズラの蓋の部分を摘み、開こうとしてみる
168 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage saga]:2014/09/01(月) 22:02:07.74 ID:twzjl4Xa0
>>165
「澪、お前まさか…」
「………っ…」

見るからに普通ではない澪の様子。
まさか、と脳裡に浮かんだ嫌な予感は見事に的中したようだ。澪と魔王は以前どこかで出逢っている。
澪の態度からしても彼に悪い印象を抱いて居るわけではないらしい。つまりジョシュアは澪の友人を傷付け…
下手をすれば彼を殺めたということになるのだ。

「……ヤツの胸を貫いた。生きてたとしても…直に死ぬだろう」
「……………とも言い切れないかもしれないな」

しかしジョシュアは無慈悲にもありのままの言葉、魔王と闘った当事者としての率直な感想を澪へと告げる
隠し通すのは無理だろうと踏んでの行動だ。包み隠して澪の信頼に背くくらいならば優しい嘘は要らない。
兵士としての悲しい性であったが…そこでジョシュアの言葉は止まった。

初めはただぽかんと何かを見つめるように。そしてやれやれといった表情で首を振り、呆れたような笑みを浮かべる。
振り返ればそこには大きめの岩。ジョシュアに駆け寄ったことにより見える岩の側面に描かれるのは乱雑に書き殴られた血文字。

『クソ生意気な"大罪"持ちのガキ、テメーはいつかブッ殺す』
169 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/01(月) 22:03:51.76 ID:6OVrExTWo
>>167

喋ってるぅ? 喋りますよぉ、そりゃぁぁぁ! こんな死に方いやですよぉぉぉっ!!

【問い掛ける言葉にまだ見ぬ声の主は半ばキレ気味な返答を見せる】
【どうやら声の主的には割りと切実にピンチな様子である】

あぁっ! あぁぁぁっ!! 親切そうなお方ぁっ! お願いっ、どうかおたしゅけおぉぉぉっ!!

【ウツボカヅラの蓋をピラリと捲ればそこには尻を下にして伸ばした足を抱え込むような姿勢で何かがはまり込んでいる】
【はまり込んでいるソレは緑がかった黄色い髪をした小さな小人、或いは妖精とでも形容すべき少女であった】
【何ともマヌケな体勢ではまり込んではいるが顔のすぐ下までが液体に浸かっており色んな意味で危うそうである】
170 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/01(月) 22:15:08.54 ID:n+3kx9P20
>>169
「……へぇっ、驚きましたねぇっ……」

妖精か、と目を丸くして驚愕
それは故郷の世界で一度だけお目に掛かり、そしてその時は対峙する事となった存在だ
ただまぁ今回はどうやら取り敢えず、奇襲を受ける事はまず無さそうである

「親切じゃっ、ないですけどぉっ……」
「このまま放って於いたら夢見が悪いですもんねぇっ……」

回れ右して歩き去ればどのような罵詈雑言を浴びるだろう
しかしそれを試す度胸も、そしてそこまでの冷酷さも今のニアには両方ともない

「引っ張って大丈夫ってんですかぁっ……?」

手で片方の足を摘めばそのまま持ち上げようと
そしてそれが叶わなければタイドメイカーの触腕を用いてそれを行うだろう
171 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/01(月) 22:25:54.76 ID:6OVrExTWo
>>170

はぅあぅあぅ、放っておくだなんてそんなこと言わないでくだしゃいよぉぉぉっ

【放っておく、と言う単語が出ただけで殊更に哀れを誘う声で縋るように哀願する】
【このようなうっそうとした森の中で再び誰かが通りがかる幸運があるとは思えない】
【そう考えればその必死な様も致し方なしと言ったところではあるが】

は、はいっ! おねがいしま……あ、あっ! でもっ、そ〜っと、そ〜っとでお願いでしゅ
そのぉっ、背中の羽根がお尻とコレに挟まってるですから……っ

【気持ち的には一刻も早く引っ張り出して欲しいところのようだが羽根が千切れるのは避けたいのだろう】
【注文をつけることでニアが去ってしまわないかと不安そうに顔色を伺いながら頼む】
172 :澪【獣化】[saga]:2014/09/01(月) 22:29:32.74 ID:99Sie0PV0
>>168
「……っ……そう、なんだ……ありがとう…」

返答を聞けば最も聞きたくない答えだったのか、少しだけ顔が歪む。
感謝の言葉は偽らず、正直に答えてくれたジョシュアへのもの。
涙はきっと出ないのだろう、遠い昔にもう枯れ果てたに違いないから。
けれどもどうしてだろうか、こんなにも泣きたい衝動に駆られるのは。
しかし続くジョシュアの言葉とその仕草に疑問を覚えたのか、つられるように背後へと振り返る。

「……どういうこと…?……っ……!」

目に入ったのは血文字の伝言。
それが示す事実へと瞬時に至れば、思わず言葉を詰まらせた。
安堵からか全身の力が抜ける。身体の震えはいつの間にか止まっていた。
哀しみに揺れていた瞳は明るく輝き、その顔はどこか綻んで。

「……よかった…生きててっ……」
173 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/01(月) 22:32:46.06 ID:n+3kx9P20
>>171
「で、ですからぁっ、そんな寝心地悪くなるようなことはしませんってんですよぉっ……」
「そぉっと……ですかぁっ?」
「むむぅっ、また難しい条件をっ……」
「そぉーっと、そぉーっと……そぉぉっとぉっ……」

自分自身、落ち着きのない性格だと自覚しているが故に唸る
何故か口に出しながらも一応は注文通り出来得る限りはソフトにしたつもりだ
因みにこれでダメならウツボカズラを月光で両断する強硬手段に出るだろう
174 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/01(月) 22:50:11.34 ID:6OVrExTWo
>>173

ホントですかぁ? ……うぅぅ、ありがとうごじゃいますぅぅ
そ……それじゃあ、よろしくお願いしま……〜〜〜〜っ

【此方の注文通りにそ〜っと引っ張ってくれてはいるが割としっかりとはまり込んでいるせいで中々引っ張り出せず】
【そのために力が加わっている足首や尻に痛みを感じているようではあるがソレを声を出さずに耐えている】
【するとゆっくりとだが身体が引っ張り出されていき数十秒ほど引っ張り続けると】

んぐぐぅぅ……〜〜〜〜〜っ……!? うっひゃぁぁっ!?
で……出れたぁぁ〜〜っ!! うぇぇぇっ!! こわかったよぉぉぉぅ

【何かの取っ掛かりを通り過ぎたのだろうかポン! と栓が抜けるような音を立てて身体が抜け出した】
【急激に抜け出た事と足を掴まれた状態で宙ぶらりんになったことで驚いて声を上げるが】
【無事に抜け出せたことで安心したのかまた泣き始めてしまう】
【だが痛みなどは無いようで背中にもカゲロウを彷彿とさせる薄い羽が液体に濡れつつも破れることなくパタついている】
175 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/01(月) 22:59:00.73 ID:n+3kx9P20
>>174
「あれぇっ? あ、案外しっかりハマってぇっ……」
「このっ、このっ! よ、よしっ!」

小気味良い音と共にすっぽ抜ける小柄な妖精
ようやっと全容を拝む事になったわけだがなるほどどう見ても妖精

「あぁっ、も、もうっ、煩いってんですよぉっ……」

ともあれ消化液? 塗れでは気分も悪いだろう
その体を適当に石にでも置くなりして、先の世界で購入したペットボトル入りの水を頭から被せて洗い流そうとする
雨のシャワーでもなんとかなりそうだが、仮に自分がその立場だとすればこうした方が有難いと判断した訳だ

「……お前っ、なぁんであんな所にいたってんですかぁっ?」

それが受け入れられようとられまいと、質問は決して変わらない
176 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/09/01(月) 22:59:07.09 ID:twzjl4Xa0
>>172
「………なんだよ、やけに嬉しそうだな…」
「…ま、別にいいけど…」

嬉しそうな澪の傍、やや不機嫌そうなジョシュア。
心なしか自分の無事よりも魔王の無事の方が喜ばれている気がする、と愚痴を溢すジョシュアであったが、実は彼も内心安堵していた。
間違っても澪の知り合い、或いは友人を殺めてしまうことは避けたかった。それゆえにあの書き殴られた書き置きを見てジョシュアは笑ったのだ。
鴉の鳴き声と兵士の呻き声に包まれていた戦場跡と今は虫の声が聞こえるのみ。月光のスポットを浴びて佇むは傷だらけの兵士と一人の少女。

「………静かだな…」
「……悪いけど澪、先に帰っててくれないか…?…"見られたくない"」

ジョシュアは澪にひとまずこの場から離れよう、自分は後から追うと伝える。
いつまでもこんな場所には居られない。今日は近くで宿を取るべきだとジョシュアは提案
もし拒んだのならばジョシュアは肩を借りて共に進むだろう。彼を置いて先に行ったのであれば、十数分後に追い掛けてきたジョシュアと無事に合流出来る筈だ。
ただしその身体には一切の傷は無く、そしてひたすらに血生臭い。

//それではこのあたりで落ちまする。お疲れ様でした〜
177 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/01(月) 23:10:50.13 ID:6OVrExTWo
>>175

がぼっ!? あぼぼぼぼっ! ……ぷひゃっ! お……お気遣いありがとでひゅ

【ペットボトルから流れ落ちる水流の水圧であっぷあっぷしつつもニアの意図は分かったのだろう】
【ひとしきり水が流れ落ちた後、手で残っていた液体のヌメリ気を払いながら礼を告げる】

……うぅぅ、聞いてくれるですか? それが……なんともヒドイ話なのですよぅ……
「えっきょーしゃ」さん達をお見送りしてたらいつの間にかここにいて
見知らぬところだから色々と探検してたでしゅが……一杯飛んだから疲れちゃって……
良いニオイのする葉っぱのおイスに座って休んでたら……縁が滑って中に……ひっく

【どうやら見知らぬ土地に舞い上がった挙句、一休み中にウツボカヅラの中にはまり込んだようだ】
【おかしな嵌り方をしたせいで脱出もままならず……といったところのようだ】
178 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/01(月) 23:19:33.31 ID:n+3kx9P20
>>177
「っとっとっ……適量が難しいですねぇっ……」

危なく溺れさせてしまうところだったかと苦笑
少しだけ余ったそれを飲み干しバックパックに仕舞った

「ふぅんっ……越境者を……」
「じゃあつまりぃ、お前も越境したって事ですかねぇっ?」
「で、まぁっ……今に至ると……」

成る程通りであのハマり方な訳だ
納得と言った具合に苦笑い、まぁ無事で良かったと頷いた
179 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/01(月) 23:31:24.63 ID:6OVrExTWo
>>178

あ〜……言われてみれば、そういうことになるですねぇ
ってことはぁ……ひょっとして、これは……冒険しほ〜だい、ってヤツでは? それってつまりつまり……

【ニアと話している内に落ち着いてきたのだろう、少し冷静に現状を認識し始める】
【そして何やらブツブツと呟き始めると段々と沈んでいた雰囲気が楽しげな物へと変わっていき】

冒険に出発して、探検して、ピンチになって、それを乗り越えた……ってことはっ!
これでワタシもいっぱしの冒険者になったってことですねっ! ヒャホ〜イ!

【顔を上げるとピンと伸ばした羽根を振るわせてニアの回りをクルクルと飛び回る】
【先ほどまでの弱々しさなど微塵も感じられないほどに楽しげである】
【どうやら元々はそんな調子の頭が軽い系なパーソナリティであるようだ】
【ピンチを乗り越えたのは自分の力で無いことは気付いてないのかどうなのか】
180 :澪【獣化】[saga]:2014/09/01(月) 23:34:12.17 ID:99Sie0PV0
>>176
「……だって…嬉しいものは、嬉しい…」
「…ジョシュアも、無事でよかった…」

無事、と言うには些か傷つき過ぎにも思われるが、命あっての物種だ。とにかく双方生きていたことにほっと一息。
知り合い同士で争うなど、きっと彼女にとってはある意味最も恐ろしい事なのだろう。
残された書き置きが示す未来からただ目を逸らし、戦場にはおよそ似つかわしくない微笑みを浮かべる。
天に浮かぶ月は、唯一生きている彼らを柔らかな光と共に見守っていた。

「…うん…分かった…」

見られたくないのなら見ない方がいいのだろう。深く問うことはせず素直に背を向けて歩き出す。
どうにかこうにか寝床を確保し、合流したジョシュアの身体の変化に気づいても自分から聞くことはしなかった。
きっとそれは、彼が見せたくないモノなのだと思ったから。

生者が去り死の闇に閉ざされた戦場跡。
残された彼らは黙したまま、ようやく深い眠りへと落ちていった。

//お疲れ様でした、ありがとうございましたー
181 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/09/01(月) 23:37:24.04 ID:n+3kx9P20
>>179
「まぁ……そうなりますねぇっ、冒険はし放題ですよぉっ……?」

つい最近3年程極限下の大冒険を体験して来たニアはやや苦笑めいて笑う
ともあれホームシックなどは今の所大丈夫かと安堵
外見上と言う訳ではないが、突如として他の世界に連れ去られてしまえば懐郷の念に駆られてもおかしくはない

「っとっとぉっ……め、目が回るってんですよぉっ」
「あー……因みにぃっ、ニアがいなきゃお前はあの葉っぱのお昼ご飯になってましたからねぇっ……?」

恩着せがましくのつもりはないが一応釘を刺す
余り万能感を持ってしまっては後々色々危険だろうとの考えだ
現に今さっき危なかったわけだし
182 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/01(月) 23:57:46.68 ID:6OVrExTWo
>>181

わ〜いっ! これで行きたい所に好きなだけ行けるですねっ!
うふっ、うふふふふっ! ユメが広がりまくりですぅ〜〜っ!!

【どうやらこの妖精、冒険に憬れるお年頃かつバカがつく程のポジティブ妖精なのだろう】
【辛い事や苦しい事への想像など微塵なく、ひたすらにバラ色の想像で満ち溢れているようだ】

あわわっ! ごめんなさいです! 楽しくなちゃって、つい〜
あぁっ! そうだったです! 救い主さんにちゃんとお礼も言って無かったです!!
先ほどはどうもでしたです!! 救い主さんはニアさんと言いますですか?
ワタシはミニオン! ミニオン=エフェメールといいますですっ
ホント〜〜にっ! 救い主さんのニアさんにはっ、かんしゃカンゲキあめアラレっ、なのですっ!!

【クルクルと飛び回っていたのを慌てたように空中で急ブレーキをかけると】
【ニアの目の前で表情をコロコロと変えながら手足をパタパタと忙しなく動かして感情を表現する】

このご恩はいっしょ〜忘れませぬですからねっ!!
ニアさんがお困りの時はっ、このミニオンっ! すぐに駆けつけてお力になるですっ! この剣にっ! かけてっ!!

【キッと表情を引き締めるとニアの手の指を両手でぎゅっと握り締め】
【そこからクルリと宙を舞って再び眼前へと戻ると腰に下げていたミニチュアの如き短剣を掲げて宣言する】
【表情や語調からその宣言における思いは紛れも無く本物なのだろうが】
【どの様なピンチになれば彼女が助けとなりうるのかは本人すらも実のところ考えてはいない】

//時間もアレなので今回はこの辺で〆ってことで
//お付き合いありがとう出した!!
183 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/02(火) 00:07:10.67 ID:eJvoGvPE0
>>182
「まぁっ……そ、そうですねぇっ……」

はてもしや拘留ないしはそれに近い扱いを受けていた過去でもあるのだろうかと勘繰ってしまうのは自身の体験故だ
兵器として産み出され、そうとしか生きられなかった追憶が陰る

「……ミニオン、ですかぁっ」
「そんなっ、そこまででもないですよぉっ、たまたま通り掛かっただけですしぃっ……」

謙遜するようなタチではないが、余りの持ち上げに照れ臭そうに頬を掻いた
指に触れる体温が暖かい、そして相変わらず落ち続けるそらに掲げられる短剣

「……分かりましたっ、そういう事でしたら頼りにさせてもらいますよぉっ?」
「……じゃあっ、先ず一緒にどこか休める場所探してくれませんっ……?」

そして取り敢えず、ニアは休息を求めた
広葉樹の森のその何処か
奇妙な2人組の珍道中が始まったらしいが、これはまた別のお話

//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
184 :【ナナーシャ】風を操るよ![saga]:2014/09/02(火) 00:11:14.05 ID:SjGxlQOnO
【廃墟の国】
【其処に一人の男がいた】
【傷んだ茶髪を後頭に纏めた柄の悪い男だ】
【男の他に人陰は無く ただ瓦礫のみが散乱していた】

この国に人間はいねぇ、ならこの国にはルールなんかもねぇはずだよな?
しかも、王も居なけりゃ官僚もいねぇ…んなら、俺が王様で俺がルールだ
【退屈そうな声に答えるものは居なかった】
【当然だ、この国には民も兵士も居ないのだから】
【この国には通りすがりの我が儘な王様しか居ないのだから】

つまんねぇな…あぁ、つまんねぇ…
【彼は自由を求めていた ゲートは彼を廃墟に導いた】
【自由な世界…規則の無い世界…法律の無い世界…此処は自由な世界】
【彼は自由という不自由に堪えきれず】
【廃墟の中、しくしくと泣いていた】
【惨めな男の無様な姿を ただぼんやりと雲だけが眺めていた】

185 :終焉を齎す者2014/09/02(火) 21:09:16.59 ID:she6FtIF0
境界線はオワコン
186 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>205[saga]:2014/09/02(火) 23:16:49.71 ID:lhOgO2rLo
【とある世界】

 雪、ここは雪に覆われている。
 地べたは踏みしめると軋むような音を立てて、やや耳障り。
 風は冷気を運び、否応無く、体温を奪い去らんと狙ってくる。
 夜の帳、闇と月のコントラストは美しくもあるが寒さをますます助長しているような気分にもさせる。

「幼少のころは雪というものにあこがれたものだ。私の故郷は暑いも寒いもなかったからな。
 しかし分別のつく年齢になると億劫にも思えるようになってしまった」

 油分を豊富に含んだ木の皮を丸め、焚き火に放り投げているのはイムカ・グリムナー。
 終焉の遠未来からの来訪者である。

【常のホロ・クロークではなく、実体のある厚手の防寒コートを着込んでいる】
 【手には折りたたみ式のコンパウンドクロスボウを構え、葉のついていない木々、そしてその奥の闇を見つめている】
187 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/03(水) 21:17:07.47 ID:W9FuQNaW0
怪しい
いや、確かにニアからしてみれば周囲が怪しいのだが客観的に見ればそれは否である
広く取られた土の歩道、踏み締められたそれはしっかりと硬い
木と紙の背の低い建築物が地平線の彼方までずらりと並び、それ等は全て人々の喧騒と活気に満ち溢れている
すれ違う全ての相手から向けられる好奇の視線が痛い
母親は幼い我が子を守るようにこそこそと離れて行く

「……今までの中でもぉっ、こりゃあっ……」

かなりの理不尽だなぁと苦笑
ほぼ全ての住民が着物に身を包む中、ワイシャツにチノ、更に帯剣のスタイルは目立ち過ぎる

世は正に江戸時代劇の様な世界
今にも秋雨が落ちてきそうなそらの下、やれやれと頬を掻いて取り敢えずアテもなく歩き出した
188 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/03(水) 21:38:47.27 ID:kvvf4Fqio
>>187

「おいコラ待ちやがれこんのおぉぉぉぉぉぉ!!」

【人波の更に向こう側から何やら怒号が響き渡る】
【声からして何かを追いかけているらしいその声は徐々に近づいてくる】
【と、人々の間を縫うようにしてボンヤリとして見える小さな何かがニアの方へと迫ってくる】

ひ、ひぃぃっ! ご、ごめんなさぁぁぁぃっ! もうしませんからぁぁっ!!

【何やら謝りながら近づいてくるソレは如何にも必死に逃げている様子である】
【声は聞こえても妖精の姿は周囲の人には見えていないのか不思議そうに辺りを見回している】
【先程の怒号の主は妖精の声を頼りにどんどん妖精の元へと近づいてきている】
【このままでは捕まると慌てている妖精は飛びながらワタワタと辺りを見回し】

あぅぅっ、あぅぅぅ……っ! アナタは、ニアしゃん!? お、おぉぉぉお願いです! 匿ってくらさいっ!!

【人ごみの中、周囲から浮いた格好をしていた事もあってか先日であったニアの存在に目を留める】
【アタフタしながら近くまで飛んでいくと必死に助けを求めて頼み込む】
【もし頼みを聞いてもらえたならニアの背後なり服の影なりに隠れさせてもらうだろう】
189 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/09/03(水) 21:45:33.82 ID:W9FuQNaW0
>>188
「……んんっ? この声はぁっ……」

はてと気が付いて首傾げ、そして浮かぶは最近見知った小さな妖精
それもまたもやなかなか切羽詰まった事情の様子、何があったのやらと振り返る

「え? か、匿うってぇっ……取り敢えずっ……!」

背負ったリュックを慌てて開いて中を指差す
先ず理由を知りたいのが本音ではあるが、その必死な態度に気圧された形となった様子

「お前ぇっ、何したんですかぁっ……?」

そしてミニオンが隠れ切れば小声で周囲にバレぬ様に問い掛ける
190 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/03(水) 21:45:46.64 ID:o/V4f+r30
>>187
【百万世界に転がり落ちる未知は計り知れない】
【常人がその寿命一つを費やしたところでその全てを総覧するには千里のうち一歩も踏み出せぬ程に】
【ここは――そう、形容するなら、日本という国の江戸時代のようなものと云うべきか】
【立ち並ぶ和風建築と着物姿の人々が異邦人の目につく】

は〜これまた変わった世界に来たもんだぜ
ここの建物全部木で出来てんのか!?それに見たことのない服がいっぱいだしよ。

ま、修練も大事だけど、面白いものを見物するのも悪かぁねえよな……

【通りを闊歩するは、緑メッシュの入った逆立てた黒の短髪、ライダースジャケット、ジーパンという容貌の青年】
【ちなみに彼は普段はバイクに乗っているのだが、目立ちすぎるため流石にどこかに置いてきたようだ】
【いざとなれば能力で呼び出すことができるし、盗難の心配もない】

【ただ、バイクを抜きにしても彼の不良じみた恰好は、ニアと同等かそれ以上に周囲の住民の目を惹くだろう】
191 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/09/03(水) 21:53:55.93 ID:W9FuQNaW0
>>190
「あ、あれぇっ……?」
「お前ぇっ、いつかのっ……」

あれは戦争の真っ只中の世界であったか
巻き込まれる形で迷い込んだニアをバイクで助けてくれた自称騎士の青年
その出で立ちは矢張りと言うべきか浮きまくっており、注目の的である

「おぉいっ、お前ぇっ!」
「お前も越境して来たんですねぇっ」

そういえばあの時の別れの後、彼は戦争を止めると言って戦場に向かったのだった
果たして無事でいてくれたのかと僅かに安堵、声を掛けた
192 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/03(水) 21:57:39.28 ID:kvvf4Fqio
>>189

あ、ありがとですっ

【口の開かれたリュックを指差されると礼を言うが早いかリュックの中へと頭から飛び込む】
【その直後に人波を掻き分けて声の主らしい強面の浪人らしき男が現れる】
【男は先程まで聞こえていた声が聞こえなくなったことで立ち止まり辺りを見回している】

そ、それはそのぉ……つい魔がさs
「……? おい、そこの女……何やら見かけぬ格好だな……」
「もしやとは、思うが……小さき人型の化生を見かけてなぞおらんよな……?」

【ニアからの質問にミニオンが答えかけたその時、件の男がニアへと近づいてくる】
【どうやら見慣れない出で立ちのニアを不審に思っているのか疑わしそうに尋ねてくる】
【リュックの中の妖精は当然のことながら必死に息を殺しており返事謎できようはずもない】

>>190

【リュックの中の妖精からは青年の事は見えるはずも無く存在には気付いていない】
【だが青年から見ればニアは強面の男に因縁をつけられているようにも見えるかもしれない】
193 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/03(水) 22:06:01.71 ID:o/V4f+r30
>>191>>192
【未知の衣服に身を包んだ群衆の中、見知った姿が目を惹く】
【そして何より、彼女――ニアは声をかけてきたのだから】

お?あんたいつかの戦場で会ったじゃねえか!
まぁなんだかんだで俺様はこの通りピンピンしてるってもんよ!

【右手で拳を作り自らの腹部を二回叩き】

って、誰だ、こいつ?揉め事か?
よければこの騎士、『イマヌエル・フォン・ランツェ』卿が力になってやるぜ!

【と、ニアにも、近づいてきた強面の男にも聞こえるように云い】
【なお、恐らく騎士など存在しないこの和風世界、"卿"の称号を冠するのは公家ぐらいなものだろうから、この世界の住人からしてみればイマヌエルの言は違和感の塊でしかないだろう】
【ちなみに、完全初遭遇なミニオンは別にしても、これが初めてニアに名を名乗った瞬間だったりする】
194 :【灰(クイ)】【翻弄 / 愚弄】[sage]:2014/09/03(水) 22:08:32.12 ID:fUdGKHjFo
群青色に染まる宵の空の下、不意に吹いた一陣の爽やかな風は路に落ちた枯れ葉を数枚浚うのみに消え行く
同様に風へ浚われた灰色の長髪を持つにこやかな男の膝下辺り、虚空へと舞った枯れ葉がぶつかり失速する
ひらひらと低空を落ちていく枯れ葉を踏み付けるとくしゃりと潰れる小気味良い音が街路へと響く秋の報せ

仕事でも終わったか疲労感漂う雑踏の中、不気味な程ににこやかな笑みを顔面に貼り付けて歩く黒衣纏う男
くるりと踵翻し方向を転換、横側に存在した血の香が充満するそんな路地へと迷い無く足を踏み込んでいく
又しても群青の中に吹いた風は先程と違う感覚を人々の五感へと伝え、何事も無かった様に闇の中へ消えた
195 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/03(水) 22:10:36.00 ID:8JIHBP2LO
>>192
「っと……に、ニアですかぁっ?」
「小さいぃ、ヒトぉ……?」

やや上擦った声で目線を泳がせながら答える
最もやや強面で更に帯刀までしている相手に対して警戒心を無くしている訳ではないが

「あぁ、そ、そう言えば向こうの方が騒がしかったようなぁっ……?」

何かあったんじゃないですかねぇと相変わらずの様子で続け、明後日の方向を指差した

>>193
「そうですかっ、よかったってんですよぉっ……」
「えっ、あ、あのぉっ……揉め事と言いますかぁ、誤解と言いますかぁ……」

ゴニョゴニョと苦笑、嘘をついて切り抜ける事が咄嗟に出来る程世間慣れしていない
取り敢えず場を平穏に済ませられるだろうかと不安がじんわりと湧き出して来ている様子
196 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/03(水) 22:19:49.63 ID:kvvf4Fqio
>>193 >>195

「ほう……向こうの方が騒がしかった、と?」

【目を泳がせながらも具体的な方向を掲示するニアを不審そうに見ている】
【だが不審ではあるものの糾弾するような証拠も無い為にそれ以上の質問はしていなかったが】

「何だぁ? 貴様もこの者の仲間か?」
「見慣れぬ者どもがこのような所で……いや、その様な事は関係ない」
「貴様にも尋ねておこう、この辺りで小さきヒト型の化生を一匹、見かけなんだか?」

【新たに現れ自らを卿などと形容する人物に不信感たっぷりといった顔をしながら尋ねる】
【事態の趨勢がどうなることやらと心配するあまりリュックの中の妖精は微かに震えだしている】
197 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/03(水) 22:25:50.66 ID:o/V4f+r30
>>195
フゥン、つまりよく分かんねえ状況ってわけか。
まぁなんとか切り抜けられるだろ。俺があの戦場から無事帰還したようによぉ……

【あの戦場――それは騎士物語の夢想と紛争の現実の差を思い知らされる苦い経験であった】
【そんなことを脳裏に反芻しつつニアと強面の男の会話の趨勢を眺める】

>>196
うーん、やっぱり"騎士"とは違うよな……いや、こっちの話だ

【浪人ととれる恰好の男の姿に一通りの視線を滑らせ】
【帯刀する獲物はやはり騎士の剣ではない――もっと異なる文化背景から生じた、より鋭く薄い刀剣】

ああ、仲間っていったらそうなるんだろうな。
ちっちぇえヒト型の?――見なかったぜ、全然。

【ミニオンの存在をまだ認知すらしていない彼はそう事実だけを告げる】
【人間嘘を付けば表情に出るなどと云うが、分かるものが見れば彼の表情は正に正直者のそれをしているのだろう】
198 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/03(水) 22:30:28.32 ID:W9FuQNaW0
>>196
「えぇえぇっ、きっと向こうですよぉっ……」

あははと冷汗を浮かべつつも笑い、背後に手を回しバックパック越しにミニオンをやんわりと撫でる
最も触り所に依っては擽っている風にもなってしまうかも分からないが
さてイマヌエルに向けられた矛先がどういう結果を生み出すのだろうとハラハラしつつ推移を見守っていた

>>197
……と、自身と異なり極めて平静な様子で切り抜けるイマヌエルに安堵の吐息
最もそれもそうだ、なんせ彼はミニオンを見ていないのだから
浪人の男がさぁどうするかと、視線をやんわりと移した
199 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/03(水) 22:37:25.37 ID:kvvf4Fqio
>>197 >>198

「ふん……そうか、なら良い」

【ニアの仲間ではあるようだがこちらに関してはニアと違って否定する際に不審さが見当たらない】
【そもそもの不振さについては気にならないとは言えないが、男は別段それを咎める様な立場ではない】

「それでは、もし万一お主らが化生を見つけたら教えてくれ」
「その時には礼もはずもうぞ……ではな」

【そう言うと浪人風の男は先ほどニアが指差した方向に向かって駆けていき、すぐに人ごみで見えなくなった】
【その間も微かにリュックを震わせていた妖精だったが、男の気配が完全に遠ざかったのを感じるとリュックの口から顔を覗かせる】

ふはぁぁぁ……た、たしゅかりましたぁ……ニアさん、ありがとうです

【明らかにホッとした様子であるが先ほどと同様に見え方がどこか薄ぼんやりとしている】
【そしてニアの傍らに立つイヌマエルに気付くとキョトンとした顔で誰コレ? 言った様子で見つめている】
200 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/03(水) 22:45:56.17 ID:o/V4f+r30
>>198>>199
お?行っちまったみたいだぜ。よかったじゃねえか。

【男の後ろ姿が遠ざかり、次第に群衆の最中に消えたのを見届け】

ああ、あんたはニアっていうんだな。改めて宜しく頼むぜ。

【妖精の言から目の前の少女の名を知り、ニアに向き合って告げる】

って――うおっ!?なんだこいつ!?人間みてぇだけどちっちゃいぞ!?
もしかしてこいつが――

【と、事情を知っているニアからすればこれ以上の言は咎めたくなるような口ぶりで言う】
【まだ周りに人はいる。誰かにばれればただ事では済まなくなるだろう】

【彼女のリュックの中から、小さい人型の生き物――事態の推測は容易であった】
201 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/03(水) 22:50:11.92 ID:W9FuQNaW0
>>199
「ふぅっ……行きましたねぇっ……」

額の汗を拭って大きな吐息
リュックから顔を覗かせたミニオンに目線を合わせればなんだか存在感が薄くなったような風に気が付く

「あれぇっ、ミニオンっ、なぁんか……」

ぼんやりしてません? なんて鼻先を人差し指で突こうとしてみる

>>200
「えぇっ、宜しくお願いしますねぇっ……イマヌエルっ」
「あっ、あぁっとぉっ!」

以前は名前を教えあう余裕すらなかったものだと苦笑
続きミニオンに気が付き声を上げようとするイマヌエルの口を左手で防がんと伸ばす
202 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/03(水) 23:00:11.33 ID:kvvf4Fqio
>>201

へっ? あ〜、これはワタシの得意な魔法で〜っ

【ニアからの指摘に小さな人差し指をピンと立てて少し得意げに説明しようとするが】

>>200

ひっ、ひえぇぇっ!? そんな大きな声をだしゃないでくださぁぁいっ!

【大きな声を出して仰天するイヌマエルにアワアワと手をバタつかせて慌てふためく】
【また周囲の人々も唯でさえ目立つ二人組みがいきなり叫びだしたことでヒソヒソと不審そうに話し始めている】
【流石に官吏の者が来るとは限らないが現状はあまり心地よいものではないのは確かだ】

あ、あのっ! できれば少〜しヒトのいない所にっ

【イヌマエルがこれ以上叫んだりしないようリュックに身体を引っ込めながら小さな声で二人に提案する】
203 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/03(水) 23:09:05.27 ID:o/V4f+r30
>>201
ンンン――ってどうしたんだよ!!?

あ、……そういうことか。あんたはそいつを匿おうとして……―――

【ニアに塞がれた口をモゴモゴと動かすと、続いて抗議の声】
【だが刹那小声になったと思ったら、事態を察したらしいことを云う】
【お世辞にも頭の良いとは云えぬイマヌエルだが、最低限空気を読む力はあったことが幸いか】

>>202
お、おう……悪かったな、ちっちぇえの。
事情は分かったよ。

【既にニアの制止を受けた後で、声は情報伝達には困らぬが、近くでないと聞こえないぐらいには小さくなっている】

――となると、裏路地とかになるのか?目立たないところっつうと。

【とありがちな提案をしてみてキョロキョロと辺りを見回す】
【街中という関係上、裏路地と呼べるものは探さずとも存在するようだが―――】
204 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/03(水) 23:15:32.86 ID:W9FuQNaW0
>>202
「へぇっ、魔法っ……」

なるほど妖精とはそう言うモノかと納得した様子
ただ途中途切られそして続く提案に頷いた

「……それもそうですねぇっ、ただでさえニア達目立ってますしぃっ……」

>>202-203
「イマヌエルもぉっ、それでいいですよねぇっ?」

半ば強制とも言える文体であり、事実ほとんどそうである
適当な喫茶店とでも思ったがそんなものは勿論ない
裏路地との進言に脇道に逸れ、更にその脇の水路の水車小屋を見付ければあれだと指を鳴らして潜り込むだろう

【そんなこんなで水車小屋内部】

カラカラと水車が水流に流れる音
隙間だらけの木張りの壁から染み込む光
木と水と、そして少しだけカビの匂いだ
面積は案外と広く、イマヌエルとニアが座って尚まだ余裕がある

「さてぇっ、先ずはミニオンっ、お前何したってんですかぁっ……?」

リュックを降ろせば早速詰問開始
じっとりとした赤い瞳を向けている
205 :【灰(クイ)】【翻弄 / 愚弄】[sage]:2014/09/03(水) 23:15:42.21 ID:fUdGKHjFo
>>194
/落ちます
206 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/03(水) 23:17:14.24 ID:W9FuQNaW0
>>205
//お疲れさまです、今度機会がありましたら絡みましょうっ
207 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/03(水) 23:28:00.70 ID:kvvf4Fqio
>>203 >>204

いえいえ〜、ワタシのせいなので気にしないでくださいな
そうですねぇ、できたら少し落ち着けるところのがいいですけど

【二人が提案に賛成らしいことで明らかにホッとした声色である】
【運んでもらう側の癖に注文を付ける辺り割とふてぶてしい妖精である】

>>204

ふぅ〜……いやぁ丁度いいところがあって良かったですねぇ〜

【確実に人目の無い場所に入ることができたことで安心したのかリュックから飛び出す】
【小屋の中にあった棚の上にチョコンと腰掛ける頃には魔法を解いたのかハッキリと見えるようになっている】

うぇっ? ……あ〜……う〜……話さないと、ダメ……です、よねぇ……?

【詰問口調で厳しい眼差しを向けてくるニアから目を逸らしながら】
【自分の指先同士を突き合わせて話したくなさそうにしている】
【その様子と先の逃げざまからして何やらやらかしたのであろう事は明白だ】
208 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/03(水) 23:34:36.06 ID:o/V4f+r30
>>204
おう、んじゃ行くぜ。

【方針は決し、一行は人気のない水車小屋へとこっそり邪魔した】

へぇ、やっぱり変わった世界には面白れぇものがいっぱいあるもんだな。
こいつで水が動いてんのか?"騎士"の時代でもそうだったのかねぇ……

【思えば色々な世界を巡ったが、未だ"騎士"の存在する世界にはたどり着いたことがない】
【それらしい雰囲気の、然し中世と呼ぶには進みすぎな世界には騎士でなく"騎兵"がいて、乱闘騒ぎを起こしたり】
【今回は騎士の代わりに"武士"が封建領主として世を治める世界に来たわけだが、やはり目当ての世界ではない】
【未だ見ぬ"中世"の世に思いを馳せ、カラカラというどこか小気味良い音を奏でる水車を眺めると】

>>207
へぇ、あんたはミニオンっていうんだな。
俺様はいずれ伝説に名を残す騎士となる男、イマヌエル・フォン・ランツェ卿だ。
宜しく頼むぜ!

【ニアの言葉から名を知ると、早速とばかりに自己紹介した】
【名乗り自体は先ほどもリュックの中に居た時も聞こえたかもしれず不要かもしれないが、そんなことはお構いなく、それが快感であるかのように名乗っている】
【成程、騎士に憧れるだけのことはある】

ああ、俺は騎士だ、心が広い。
だから誰にもいわねーから正直に話してみろって!

【そう自分からも催促してみる。首をつっこみたくなる性分で事情が気になるようだ】
209 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/03(水) 23:38:39.34 ID:W9FuQNaW0
>>207
「おおっ、見えるようになってますねぇっ……」
「そうですねぇっ、「なるべくなら」話して欲しいんですけどぉっ……?」

態とらしく強調してニコリと微笑みかける
危なく何やらトラブルに巻き込まれるところだったのだ、一応知る権利があるとの考えだろう
最も話さなければ役人に突き出すなんてそんな外道地味た真似をするつもりは一切ないが

>>208
「騎士、ですかぁっ……」

そう言えば闘士や戦士、武士などには出会って来たものの
騎士とのそれは現在イマヌエルただひとりである
騎士の存在するであろう文明レベルの世界に飛ばされた事もあったが、ダンジョンの中だったり世界樹の上だったり
なかなか上手くいかないなぁなんて苦笑しながら言葉を確認するように反芻

「水車はっ、どの文明でも通る道らしいですしぃっ……多分……?」
210 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/03(水) 23:58:34.51 ID:kvvf4Fqio
>>208

はいっ、ワタシはミニオンですよぅ
そちらはイヌマエルさんですかぁ、ご丁寧にどうもです
こちらこそヨロシクですよ〜

【リュックの中にいた時の名乗りについてはそれ所ではなかったからか聞いていなかったんだろう】
【ニアの知り合いらしいことからか元からなのか、警戒心は全く無くペコリと頭を下げる】

ほぇ? イヌマエルさんは「キシ」なんですかぁ?
むむむむっ……そう言われると「キシ」見習いとしては……うぬぬぅ

【騎士と言う単語を聞くと腰にぶら下げた短剣をチラリと見て指先でソッと撫でる】
【短剣は何やら騎士に縁の品で本人は騎士見習いのつもりなのだろう】
【内心の葛藤に顔を顰めさせながらもオズオズと顔を二人へと向ける】

>.209

…………実は、そのぉ……この世界に来てから何も食べて無くって
お腹が空いてフラフラし始めて……あのヒトのお家に入ったですよ
それで……戸棚に柔らかそうで美味しそうなお菓子があったから……それを……

【イヌマエルの言葉とニアに迷惑をかけた負い目からとつとつと話し始める】
【話の流れ的にどうやら不法侵入してお菓子を食べたという事のようだが】

……そこで食べたのがあまりにも美味しくって……次の日も同じ棚のお菓子を
………次の日は同じ棚にあった固くてしょっぱいお菓子も一緒に………
ダメだダメだとは思ったですよ? でももうちょっとだけって思ってつるつるしてるお菓子も
………ってな感じで5日くらいお世話になったですけど、さっき食べてたら見つかっちゃって……えへっ?

【どうやら顔に似合わず甘味好きだった浪人のオヤツを無断拝借していたという事のようだ】
【よくよく観察すると口の端には羊羹のカケラらしきものがくっついている】
【コツンと握り拳を頭にあててテヘッっといった具合に話し終えた様子からはあまり反省は窺えない】
211 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/04(木) 00:09:45.05 ID:rgbFTm4l0
>>209
へぇ、だとしたら俺のいた世界でも昔はこれだった、っつうことかなァ
ま……殆ど機械で用の済むようなところだったし、とっくに忘れ去られてるんだろうがな……

【ふと思い出すのは、イマヌエルの故郷サイバーパンク世界『スプロール』】
【そのレベルの文明ともなると、水車のような原始的な装置は最早過去の遺物以上の何物でもない】

>>210
お、騎士を知ってんのか!?
つーか、あんたも騎士!?クハー、仲間に逢えるとは感激だぜ!

【どことなく明るくない表情のミニオンとは対照的に】
【親友と呼ぶに相応しい者を見つけたような嬉しげな言葉で云うと】

っと、まずは懺悔を聞くのが先か。
うん、なになに……――――


―――はぁ、成程ねえ。
まぁ俺はよ、ちょっとぐらい菓子を取られたぐらいでそうカッカすることもねえと思うんだがな……
"騎士"――とはちょっと違うみてえだったが、誇りある者なら寛容の精神ぐらい持てってんだ。
現に"騎士"たる俺は、あんたのことは見逃すつもりだしよ。

【果たして騎士道に本当に寛容の精神が含まれているか否やはこの男にとって問題ではない】
【彼の云う"騎士道"とは所謂自分ルールの域を出ないのだから……】
212 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/04(木) 00:14:53.96 ID:idzboBbc0
>>210
「ははぁっ……つまりつまみ食いしてたと……?」

しかも5日間もの間ときた
空腹に負けるは仕方ないが、しかし何かまた別の手段はなかったのかと項垂れる
ただ、まぁ……

「……」

チラリ、改めてミニオンを見やる
衣服の微妙さはあるが自身ならばこの世界でも何とか誤魔化せるだろう
しかし妖精の出で立ちではそれも難しいか

「次はもっとぉっ、大人しそうなのを狙うといいですよぉっ……?」

依って助言となった、次いで出た言葉は

>>211
「機械で済む……かぁ」
「便利は便利ですけどぉ、こういうのもいいですよねぇっ」

味があって、とからから回る水車とその水音に耳を傾けている
ニアの故郷もそれなりに発達しており、最早水車などはほとんどない
だが情緒として感じれる事までは忘れてはいないようだ

>>210-211
//すみません、半端ですけどこれで落ちます…
//また宜しくお願いします、お疲れ様でした!
213 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 00:31:13.96 ID:PL0gjamYo
>>211

モチロンですとも! 里のお姉さん達から色んなお話を聞かせてもらったですからねっ!
この剣は里の大お姉さんが冒険の時に使ってた物ですからねぃ
だからワタシも「キシ」見習いくらいの者といっても間違いじゃないですよぅ

【ホルスターに収まった短剣に手を当てながら誇らしげに話す】
【イヌマエルも騎士への思いを持つ者という事で余計に誇らしげな様子である】

>>211 >>212

いや〜ハハハ……甘いものの誘惑には勝てなかったですよ〜

【呆れ顔のニアに少しだけ怒られやしないかとヒヤヒヤしているようだったが】
【まぁ仕方が無いといった風な口調で助言を送られイヌマエルも同様な意見らしいことを見て】

で……ですよねぇ! いくら大事なお菓子だったからってあんなに怒らないで良いですよねぇっ!
も〜ヒドイんですよ? 「ツクダニにしてくってやる〜」とか言って!
身体が大きいヒトなんだから心ももっと大きくあって欲しいですよねっ!

【怒られないと分かると途端に強気に浪人風の男の事を非難し始める】
【因みに食べられたお菓子の量はミニオンの体積と比べてみて】
【明らかにミニオンに入りきらなそうな程の量が無くなっていた事はミニオンと被害者の男しか知らない】

//おんもさん乙です!
//それではこちらもこれで〆ということで!
214 :イマヌエル・フォン・ランツェ【放浪の自称騎士】 ◆ZbOyylj7gQ[saga]:2014/09/04(木) 00:40:03.58 ID:rgbFTm4l0
>>212
まぁな、俺もあの世界には飽き飽きしてたことだしよ。
今はこうやって色んな物見て回って面白可笑しいことに巻き込まれて、それなりに楽しくやってるぜ。

【イマヌエルの場合は、巻き込まれるよりも首を突っ込むことのほうが多い――ということは兎も角】
【未熟な彼にとってまだまだ遠い本物の"騎士"への旅は、然し充実した表情を以って過ごされている】

>>213
おっ!すげえじゃねえか!
じゃあその大ねーちゃんってのも騎士だったのか。

【ミニオンの短剣に視線を寄せ云う】
【成程、騎士の獲物としては長剣やランスが思い浮かぶが、様々な世界には様々な騎士がいるということだろう】

まぁ俺もまだまだ騎士としての修練を積んで強くならなきゃならねえ。
お互い、一人前になれるように頑張ろうぜ!!

【その後も二人は嬉しげに耳を傾け、話し、水車小屋の中でのひと時は楽しい時間であったとさ】

//お二人とも乙です!
215 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(SSL)2014/09/04(木) 04:06:44.04 ID:R4v92q4D0
216 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 17:30:06.55 ID:SI8R7tW70
【この体に困る事はほとんどなかったが、だが世界を行き来するようになって不都合が生じるようになった】
【好奇の目を向けられるだけではなく、場所によっては捕獲されそうになったりまでするのだ】
【そういう場合、大抵猫の姿になってやり過ごすのだがそれが難しい世界だってある】
【そんな事を改めて考え、そしてふぅと落ち着いた吐息を漏らす事の出来るここは幸福だろう】
【鎧に身を包んだ冒険者が闊歩し、亜人達が人々に紛れる事が日常だ】
【白紙の部分の方が多い地図の彼方此方には危険な古代遺跡やダンジョンの入り口を示す記号が描かれている】
【いわゆる王道的ファンタジー、そんな世界の喫茶店】
【凡ゆる世界において、コーヒーは美味しいものだ】
【パラパラと疎らな客入り、薄暗い木造りの店内、豆を挽く心地よい音】

……どれだけ振りだ、落ち着く……

【ひとときの幸せいっぱいにカップを傾け、琥珀の液体を一口】
217 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 17:30:16.67 ID:SI8R7tW70
【この体に困る事はほとんどなかったが、だが世界を行き来するようになって不都合が生じるようになった】
【好奇の目を向けられるだけではなく、場所によっては捕獲されそうになったりまでするのだ】
【そういう場合、大抵猫の姿になってやり過ごすのだがそれが難しい世界だってある】
【そんな事を改めて考え、そしてふぅと落ち着いた吐息を漏らす事の出来るここは幸福だろう】
【鎧に身を包んだ冒険者が闊歩し、亜人達が人々に紛れる事が日常だ】
【白紙の部分の方が多い地図の彼方此方には危険な古代遺跡やダンジョンの入り口を示す記号が描かれている】
【いわゆる王道的ファンタジー、そんな世界の喫茶店】
【凡ゆる世界において、コーヒーは美味しいものだ】
【パラパラと疎らな客入り、薄暗い木造りの店内、豆を挽く心地よい音】

……どれだけ振りだ、落ち着く……

【ひとときの幸せいっぱいにカップを傾け、琥珀の液体を一口】
218 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 17:50:45.27 ID:PL0gjamYo
>>217

ふぁ〜……何だかここはヒトが一杯いるですねぇ〜
コレだけいると避けて飛ぶのもメンドイです……どこか静かなとこは〜っ

【新たにやってきた世界は何やら様々な姿、格好の人々で溢れる世界のようだ】
【コレまで訪れた世界との違いに数時間ほど目を輝かせて飛び回っていたのだが】
【流石に飛び回り続けて疲れたのか一休みできるところを探し始める】

ん〜……? あっちから古〜い木の良いニオイがするですねぇ〜

【そう言って向かう先にはヒトの数もまばらかつ思ったとおりの古い木で作られた店があった】
【店から人が出てきたのをチャンスに、これ幸いと店内へと滑り込む】
【店内の落ち着いた雰囲気にワクワクしながら飛んでいたが】
【客の一人がコーヒーに角砂糖を入れているのに目を留めると何やら閃いた顔でテーブルへと降りていき】

……おぉぉ〜〜っ! こんなにたくさんお砂糖がぁぁ……っ
うふ、うふふふっ、いただいちゃいますよ〜ぅ

【そういって備え付けられている角砂糖をポリポリとかじり始める】
【これは単なる偶然だったが妖精が降りたテーブルはイリーのすぐ側であり】
【妖精は目を凝らさないと薄ボンヤリとしか見えないため或いは角砂糖が独りでに消えているように見えるかもしれない】
219 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage saga]:2014/09/04(木) 18:01:23.18 ID:SI8R7tW70
>>218
……?
……? ……!?

【漂う香りに落ち着き、普段は嫌悪感しか覚えない紫煙すら気にならない】
【コーヒーとシガレット、これでクラシックジャズでも流れていれば更に最高なのだが】
【それだとしても最近訪れた世界の中でも上等だ、そうとまで思わせる程の居心地の良さを感じていた】
【しかしふと何かを感じ、視線だけを側のテーブルに何と無く移せば思わず二度見三度見】
【角砂糖がふよふよと、しかも端っこがドンドン欠けて行くではないか】

……???

【瞳にぼんやりと青白い焔を宿し見詰める】
【ある程度の魔力的な現象を看破する力を持つ動禅の魔法だが、果たして】
220 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 18:14:32.39 ID:PL0gjamYo
>>219

んぅぅぅ〜〜〜っ! あま〜〜いっ! 疲れた身体に染み渡る〜〜ぅ

【目を凝らしてよくよく見れば砂糖を両手で持って齧る小さな人型が】
【身長は20cmも無いほどで背中に薄い羽根を持つそれは如何にも”妖精”といった姿だ】

……はぁ〜〜〜……ひあわせ〜…………っ イソイソ

【妖精は自分が凝視されているなどと露ほども考えていないのだろう】
【角砂糖を一つ丸々齧り終えて幸せそうにウットリと中空を見つめていたかと思うと】
【再び容器のフタを開けて今度は角砂糖を片手に一つずつ持って目を輝かせながら交互に齧り始める】
221 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage saga]:2014/09/04(木) 18:22:42.05 ID:SI8R7tW70
>>220

へぇ……
……じゃなくて……こらっ、ここは食べ放題の店じゃないぞ?

【流石に妖精を見たのは初めてだ、思わず小声で感嘆】
【どうやら気付かれていないのかその所作は自然な物で何やら愛らしいとすら思える】
【瞳の焔を四散させ、纏っていた魔力を止める】
【しかし次々に砂糖を齧るその光景に眉を顰めれ手を伸ばした】
【シュガーポットを取り上げ、更に可能ならば両手に持った角砂糖をも没収しようとしているようだ】
222 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 18:37:44.83 ID:PL0gjamYo
>>221

〜〜〜〜♪ っんふ!? もがぁぁっ!! んふ〜! んふふ〜〜〜っ!!

【砂糖を齧ることに無我夢中となっていたからだろう】
【砂糖の容器が取り上げられた事でようやく目の前の猫人の存在に気付いたようだが】
【その猫人が砂糖の容器を持っていっただけでなく自分の持っている二つの砂糖に手をかけた事で】
【もはや自分が見られて事などは思考から吹き飛び必死で二つの砂糖を奪われまいと抵抗する】
【力の差は歴然だったがそれでも尚、抵抗を続けていたが角砂糖がその様な力比べに堪えられるはずもなく】

ふんむむむ〜〜〜〜うひゃぁっ!? ……あ……あぁぁぁぁ……

【妖精の握りこんでいた部分を境にして角砂糖が崩れて大部分を猫人に持っていかれる】
【持っていかれてしまった砂糖を絶望の眼差しで見送る、だが握りこんでいる分の砂糖はしっかりと握ったままである】
223 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 18:50:13.93 ID:SI8R7tW70
>>222
っと……あ、案外……

【思っていたより激しく抵抗に砕けた砂糖、指に付いた分をペロリと舐めとる】
【絶望的な表情に気が付いてはいるし、やや気まずくもあるがしかし考えても見れば自身のした事は正しいはずだ】

……えぇと、貴方……さっきも言ったがこれは勝手に食べて良い物じゃないぞ?

【コーヒーを飲む人に対するサービスなのだから】
【無闇矢鱈に食べられては多分困るだろう、店側として】
【ただ、何というか妖精の浮かべる余りの虚脱的な表情に正義感からの行動も揺らいではいるが】
224 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 19:04:36.68 ID:PL0gjamYo
>>223

あぁぁぁぁ………っ! 〜〜〜〜〜っ!!

【失われた砂糖に意気消沈としかけるが、まだ手の内に残っている砂糖の存在を思い出すと】
【コレだけは奪われまいと言う様に口を両手に近づけると残さず舐め取る】

……むぅぅぅ〜〜〜っ! だからって取ることないじゃないですかぁっ!! お〜ぼ〜お〜ぼ〜〜っ!!

【両手をすっかり舐め終えるとキッと目線を上げてイリーを睨みつけつつ立ち上がる】
【その両目には薄っすらと涙が浮かんでおり若干ヒステリックな声を上げながら地団太を踏んでいる】
225 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 19:10:03.57 ID:SI8R7tW70
>>224
うっ……で、でもだなぁ……
……って、こ、こら、騒ぐなっての……!

【小さな体で目一杯抗議されればやはり勿論焦る】
【テーブルをげしげしと踏み付ける音と声に、周囲への配慮を考え慌てて中断させようと宥めた】

っ……ほ、ほら、一個だけやるから……

【これで終いにしとけよ、と自分の卓にセットされていたポットから角砂糖を取り出して結局差し出す】
【結果として愛らしい悪戯者に屈する形となってしまった様だ】
226 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 19:22:18.63 ID:PL0gjamYo
>>225

お〜ぼ〜お〜ぼ〜お〜b……っ! ………むんっ!!

【慌てるイリーを他所に横暴と連呼しながら地団太を続ける】
【自分の行為が自分の首を絞める結果を招きかねないことすら頭に無いようだったが】
【目の前に差し出された角砂糖にピタリと動きを止める】
【そして何やらジリジリと隙を窺うように間を取った後、奪い去るようにイリーの手から角砂糖をひったくる】

ハグハグハグッ! ……っ……アグアグアグア……っ……

【ひったくった砂糖を両腕でかかえこむようにするとテーブルの反対の端までテコテコ駆けて行き】
【砂糖を抱え込んだままイリーに背を向け、時折チラチラとイリーに視線を向けつつ角砂糖を齧りだす】
【妖精と言うよりも野良の小動物的な動きであり、見るからに警戒心全開と言ったところだ】
227 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 19:31:37.53 ID:SI8R7tW70
>>226
あっ……
……むぅ……ふふっ

【正に小動物的な行動も、なんだか身長や仕草もあり可愛らしく見える】
【引ったくられて一瞬感じた憤慨などあっという間にどこへやら、思わず微笑みすら漏れてしまった】

あー……満足したか?
そう警戒するなよ、私はイリー
謝るからさ、仲直りしようじゃないか

【この通りだ、と軽くぺこりと頭を下げる】
【警戒心を感じ取ったのか、それ以上の行動は今のところしない様子】
228 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 19:48:17.57 ID:PL0gjamYo
>>227

ムグムグムグ……っ? ……〜〜〜〜っ

【角砂糖を齧りつつ振り返った拍子にイリーが何やら笑っているのに気付き一瞬キョトンとするが】
【何やら微笑ましいものを見るような笑みを浮かべているのを見て何とも言えない感情が湧き上がる】
【その結果、沸きあがった感情をぶつけるように砂糖をすごい勢いで齧りつくす】

……ふぅ……………ミニオンですぅ

【名残惜しそうに手に付いた砂糖を舐めきるとイリーの方へと向き直って座る】
【どうやらイリーへの警戒自体は解いている様だが頬を膨らませながらそっぽを向いている】
【仲直りの提案に対しては、肯定もしないものの先ほど妥協を見せた事と合わせて拒否もしていない】
【言うなればケンカをした子どもが意地になっている様なものである】
229 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 20:00:01.02 ID:SI8R7tW70
>>228
ミニオンさん、ね……なるほど
ま、よろしくな?

【嫌われたものだなぁと苦笑、まぁ仕方ないか】
【ウェイターに声を掛け、ご機嫌取りのつもりか甘味を注文】
【少しして運ばれて来たのはショコラケーキ、コーヒーと相性のいい甘さたっぷりのものだ】

……ほら、お詫びだよ、良ければ食べるといい

【ケーキの乗った皿をミニオンの方へずいっと差し出した】
230 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 20:13:01.71 ID:PL0gjamYo
>>229

…………ふ〜んだ

【よろしく、と仲直りを求める言葉にもそっぽを向いたままワザとらしい呟きで返す】
【縮尺こそ小さいが容姿はそこまで子どもという訳ではないのだが】
【精神年齢は見た目よりも大幅に下回っていると見て間違い無さそうだ】

…………? なんですかぁ? ご機嫌取りのつもりかm………!? ……!?!!?

【イリーが何やら注文した時からウェイターが何かを運んでくる間もずっとそんな調子だったが】
【自分に対して何かを注文したらしいことで精々イヤミったらしく言ってやろうと思いつつ目を開けたが】
【目の前に置いてある巨大な(ミニオン視点で)そして可愛らしい出来栄えのモノに目を奪われ】
【差し出されたそれの後光を放つかのような美味しそうなオーラ(実際に後光が差して見えている)に】
【激しい衝撃と共に目の前の光景が夢や幻では無いかと確かめるように色んな角度から眺め回している】
231 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 20:16:52.49 ID:SI8R7tW70
>>230
【多分、幼く見える部分にやられて甘さが出ているのだろう】
【庇護欲を刺激されているというか、もしくはまた別の感覚か】

……なんだ? 食べないのか?
なら私が食べてしまうが……

【ともあれこれは嫌味っぽい笑みを浮かべて】
【そして皿に手を伸ばし、そのまま取り上げようとした】
【勿論悪戯心からの行動であり、実際に取り上げるなんて事はしないのだが】
232 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 20:31:58.69 ID:PL0gjamYo
>>231

は……はわわわわわ……あわわわわわ?

【驚きのあまり言語中枢が(妖精にも有るのか不明だが)混乱したのか】
【驚愕の表情のままに口の端から僅かにヨダレを垂らしてケーキとイリーを見比べている】
【その様子は幼児退行を通り越していっそ動物レベルにまで至ってそうである】

た、食べっ!? たべっ、食べ〜〜〜〜っ!!
も、貰った! ワタシのっ!! 全部〜〜〜っ!!

【そんな状態の妖精にイリーのイタズラ心を察することができよう筈も無く】
【先程の角砂糖の件を思い出して必死の形相で手をバタつかせながらケーキと手の間に割って入る】
【たどたどしい口調のまま、しかし激しく感情を露にケーキを死守しようとする】
【そしてケーキの傍らにおいてある鉄製の槍らしきもの(フォーク)を見つけると】
【それを手にとって構えようとするが明らかにヨタ付いており危なっかしい】
233 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 20:39:39.42 ID:SI8R7tW70
>>232
ははは……
っと、だ、大丈夫か……?
良ければ切ってやるけど……

【想像以上の反応に楽し気に笑い、コーヒーを啜る】
【そしてよたつく様子に不安になって声を掛けた】
【提案に肯定をされればケーキで適当な大きさに切るが】
【果たして先程の件もあるし信頼を得れるだろうかは分からない】
234 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 20:52:20.13 ID:PL0gjamYo
>>233

!! 自分でやる! 自分で食べるのっ!!
ワタシのだから! さっきくれるって言った!! 取ったら怒るからっ!!

【イリーからの提案は即答でもって拒否する】
【食べて良いと言われたからには余すところ無く頂くつもりなのだろう】
【威嚇するようにひとしきりフォークをブンブン振り回すと】
【フォークをすぐ取れる位置に置くと両手を使って端から一心不乱に食べ始める】
【食べ進むごとに表情からは険が抜け落ちていき、半ばを食べる頃には表情は蕩けきっているのであった】

//すみません、しばし飯落ちなので次の返信は遅くなります
//なのでここで〆か後で継続のどちらかでお願いしますです
235 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 20:58:36.68 ID:SI8R7tW70
>>234
そ、そうか……それはすまない……

【慌てて伸ばそうとしていた手を引っ込めて再度コーヒーを一口】
【結局手で食べ始めたミニオンに苦笑、しかしそれは徐々に和やかに変わる】
【やはりなんというか、可愛らしい一挙一動に癒されているようだ】

……ふふっ、美味しい?

【カップの中身が半分を切るくらい、聞くまでもない様子でもあるが尋ねてみる】

//分かりました、宜しければお待ちさせて頂きますー
236 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/04(木) 21:42:47.44 ID:oxE/wnRn0
【無人の世界】
その世界は突如人類が消え失せた世界 そしてここはビルの立ち並ぶ摩天楼
だが人の管理が無くなってからは ビルは朽ち アスファルトからは雑草が伸び 通りには乗り捨てられた車と瓦礫が落っこちていた

辛うじて無人制御の原子力発電が生きており 電気は通っているものの そこはまるで死の世界

だが今はその場所も少し装いが異なっていた

無人の街に鳴り響く軽快な音楽 辺りの壁の殆どは鮮やかなグラフィティが施され 駆け抜ける人影1つ

頭にはオフロード式のヘルメット 身に纏うのはプロテクター付きのライダースジャケット 腰・膝にも仰々しいパットを取り付け 手にも分厚い合成革のグローブを嵌め 通りを駆け抜け 瓦礫を飛び越え 車のボンネットの上を滑る

彼こそご存知流浪のアーティスト アキレス この世界は 誰もいないことをイイコトに 彼のトレーニングエリアと化していた

「しまっ・・・・げっは!!」
瓦礫を華麗に飛び越えたはいいものの 着地に失敗 道路に転がる ヘルメットを脱ぎ 荒い息をつきながら地面に大の字となった
237 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 21:43:25.54 ID:PL0gjamYo
>>235

ハグハグッ、モガッ……おいふぃか、ふぇふっへ? んぐっ、おいしいったらないでしゅよぉぉう!!

【既に半分以上を平らげていると言うのにペースは全くといって良いほど落ちる気配は無く】
【ケーキの纏うオーラ(妖精主観)をそのまま纏ったかの如く輝きを放っている(こちらは本当に)】
【そして先程の警戒や敵愾心のような物の全てが理性と共に溶け出したかのごとく表情が蕩けている】
【イリーからの問いに答える際にも手と顔中をケーキ塗れにしているが気にした様子は全く無い】

//戻りましたですよ〜
238 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 21:54:07.54 ID:SI8R7tW70
>>237
は、はは……それはよかった……

【苦笑を浮かべるしかない位の食べっぷりである】
【キラキラと輝いてすら見える気がするその仕草をただ見詰めていたが、流石に汚れ放題なのもあれかとお絞りを無言でミニオンに寄せた】
【ついでにウェイターに水を貰い差し出しておく】
【そして取り敢えず嫌の取れたのを見計らい、声を掛けた】

あー……ミニオンさん?
貴方は……その、この世界に元々居た住人?

【なかなか急な切り出しではあるが、一応この世界を見た限り妖精の存在は初見だ】
【可能性としては案外半々くらいかなと考えてはいる】
239 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 21:54:34.18 ID:SI8R7tW70
>>237
//お帰りなさいませ〜
240 :澪【獣化】2014/09/04(木) 22:01:57.99 ID:2J78Gge50
>>236
人類が存在しない世界は越境者にとって、行きたくない世界の中でも上位に食い込む部類だろう。
しかし人類が存在せず、文明の利器のみがその場に残されていたらどうだろうか。
なんてぼんやりと考えながら一人瓦礫の山に腰掛ける少女、その瞳にはトレーニングに勤しむアキレスの姿。
あちこちを駆ける彼を暫し珍しい物を見るように眺めていたが、突如地べたに寝そべるアキレスを見ればのっそりと立ち上がり側へと歩き出した。

「…なんか、痛そうだったんだけど…大丈夫…?」
241 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 22:04:23.34 ID:PL0gjamYo
>>238

ふは〜〜っ……おいしかったぁ〜〜〜……

【数分後、ミニオンを上回る体積だったであろうケーキの全てがミニオンによって食べつくされたのであった】
【見た目の上では特に変化が見て取れない辺り、妖精という存在が生物の範疇に含まれるのか甚だ疑問だ】
【そこから更に数分ほどは完食後の余韻に浸っていた妖精であったが】
【手と顔についていたケーキの残りの粗方を舐めとってから側にあったお絞りにゴシゴシと半ば体ごと擦り付ける】

んふ〜っ? ワタシでしゅか〜? ちがいましゅよ〜ぅ?
ワタシはここじゃない世界、妖精世界の妖精郷です〜ぅ

【唐突とも言える話題展開だったが妖精は特に気にした様子も無く答えを返す】
【その答えから、この妖精が別世界から訪れた越境者であることは明らかだろう】
242 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/04(木) 22:12:56.64 ID:oxE/wnRn0
>>240
――――ギィ!!
「あれ? 澪タンいたの?」

リュックを背負ったベティがアキレスに近づき 同じく現れた澪に挨拶するべくハサミを振り上げた

「フゥ・・・あぁ大丈夫 慣れてるから しかしあっちぃなぁ」
そういってライダースジャケットを脱ぎ タンクトップ一枚になれば 体のあちこちに出来ている痣の数々

「トレーニングに怪我は付き物さ こんなのを気にしてたらフリーランは出来ないよ」
ベティのリュックから冷えた缶ジュースを取り出して蓋を開ける

「ここは俺に取って最高の場所さ 電気は生きてるし 生ものは軒並み全滅だけど ジュースや缶詰とかは生きてるし
 誰に邪魔されること無く腕を磨ける 食い物が全滅したら他の街に流れればいいし 最高さ」
そして1つの自販機を指差して

「のどが渇いたらそこに一杯あるよ ちょっと蹴飛ばしてやれば幾らでも出てくる」
243 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 22:14:38.23 ID:SI8R7tW70
>>241
な、何よりだよ……

【すっかり皿だけになったケーキ、相変わらず浮かぶのは苦笑のみ】
【まぁ甘味が好きなら仕方ないと謎の納得、無理矢理現実を肯定してみる】
【自分が同じ事をすれば数日は掛かる上に増量は確定だろうと思わなくもないが】

……!
そうか、妖精世界……ふむ
私も同じ立場でな、どうにも越境者ってやつらしい……

【割と呑気な様子に返された答え、どうやら大正解らしい】
【こっちもどうだ? とコーヒーカップを傾けて勧めてみる】
244 :【メリーヌ・ノーヴェンバー】と一匹の犬[sage]:2014/09/04(木) 22:24:28.16 ID:vkxmzEJ1O
【廃墟の国】
【そこに一人の少年と一匹の狼がいた】
【少年は白いふわふわとした髪を靡かせる羊のような人間で狼は黒くてごわごわとした毛並みの強そうな獣であった】

なんもいない 何もいないよルシエド… この国には王や国民がいないのかい?

『良いことではないかメリーヌ。 王も国民も居ないのであれば メリーヌ 貴様が王になれるぞ』

…イヤだよルシエド…僕は王よりも兵士がいい。

【一人と一匹の言葉を虚しく廃墟に染み渡る】
【あぁ、この静粛を誰か 打ち破るものは現れないのか】
245 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 22:26:40.69 ID:PL0gjamYo
>>243

ほぇ〜? そちらさんもえっきょーしゃさんでしたかぁ〜
それはまた〜……どうもどうも〜

【自らも越境者であるという告白を受けても妖精の理性は未だ抜け出たままである】
【どうやらしばらくはこのままの状態が続きそうであったが】

ふあ^? いいんでしゅか〜? それでは遠慮なくいただき………
っ!!? ぶひゃぁぁっ!!? ぺっ! ぺぺっ!! にゃ、にゃじごれぇぇ……に、にぎゃいぃぃぃ……

【差し出されたコーヒーカップの端からコーヒーを啜った次の瞬間、妖精の周囲で時間が止まったかのような間が空き】
【直後に垂直に飛び上がったかと思うと背中からテーブルに落っこちてコーヒーを吐き出しながら転げまわる
【恐らくはコーヒーの苦さが大の苦手だったのだろう、反動で理性もようやく戻ってきたようである】
246 :澪【獣化】2014/09/04(木) 22:30:03.57 ID:2J78Gge50
>>242
「…うん…結構前から…」

最初こそ誰もいないビル街に驚いたが、建物や道路の劣化具合からここがどんな世界なのか推測するのは難しくない。
そんな中駆け回る人影があれば目立つことこの上ない。

「…ふーん…」

ジャケットで見えなかったいくつかの青痣が露になれば、努力の証であろうそれをしげしげと見つめる。
すぐに治らない人間は不便だな、なんて思いながらつついてみたりして。

「…私はここ、初めてだけど…こんな世界もあるんだね…知らなかった…」
「…アキレスは、ここ、よく来るの…?」

まるで勝手知ったる我が家のように語るアキレスに問うのは純然たる疑問。
ビル街というのが澪にとっては少々気に食わないが、確かに誰もいない、食料は十分となれば過ごしやすい世界ではあるのかもしれない。
喉が渇いているわけではないのか、自販機にはちらりと一度視線を向けるだけ。
247 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 22:35:21.06 ID:SI8R7tW70
>>245
あぁ、ここは割と元々いた世界に近くてな……

【落ち着けるよ、と微笑んで見せる】
【明後日に飛んだ理性にもまぁ、可愛げがあるなぁと言ったところか】

……ん?
……うわぁっ!?
だ、大丈夫かっ!? ほ、ほら、これ……

【しかし急にのたうちまわるその様子に驚愕の声】
【慌てて水のグラスを差し出した】
【周囲の疎らな客たちもなんだなんだと俄かにざわめき始めている】
248 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 22:42:56.20 ID:PL0gjamYo
>>247

うぅぅぅ……ゆ、油断した所でこんな物を飲ませるなんてぇ……っ
オニ! アクマ! ポンポコピー! これでも喰らえぇっ!!

【水のコップに顔ごと突っ込むようにして水を飲んだ後】
【ようやく落ち着いたようだが、やはり騙されたと思い込んでいるようだ】
【ワナワナと身体を震わせると再び怒りモードに入ったのか小学生のような罵詈雑言を吐き出し】
【不意に両手を合わせて構えると何かを打ち出すような動きをして手の平をイリーに向ける】
【するとパチンコ玉サイズの氷の塊、小さな雹が数個、イリーの顔目掛けて殺到する】
249 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/04(木) 22:46:20.50 ID:oxE/wnRn0
>>246
「ふふん どうよ男の勲章ってちょ・・・澪タンイタイイタイちょ やめ・・・」
治りきってない痣をつつかれて逃げるアキレスの図

――――ギィ!!
ベティもなにをするだぁーと言わんばかりにハサミを振り上げた

「やだ・・・澪タンサドっ気ツユダク・・・・え? あぁ 周りを見てみれば一目瞭然ってやつ?」
辺りの壁という壁には彼1人が描いたグラフィティで埋められ 更にグラフィティを新しいグラフィティで埋めた結果 極彩色で目が痛くなりそうだ

「人がいない世界は俺もココが始めてだけど 蟲に人が追いやられた世界もあるし 珍しくないのかもね
 然しこの世界は何が合ったんだろうね? 別に暗がりに人っぽいクリーチャーがいるわけでもないし 本当に人だけが忽然と姿を消したような」

そういっていると通りをガゼルの群れが通り過ぎる きっと何処かの動物園から逃げ出してきたのだろう

「動物はたくさんいる 人だけがいない あぁ肉食動物もいるからそこだけは注意してな? 俺はセーフハウスはそういう防御を固めているけど 野宿するなら教われないように」
250 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 22:49:25.25 ID:SI8R7tW70
>>248
あ、い、いや……すまない、そこまで苦手だとは……
……あだっ!?

【流石に動揺、謝罪も本心からのそれだ】
【だがどうにも収まりは付かない様子、なんともアレな単語でまくし立てられ更に狼狽】
【それもあって続いて発射された氷塊を躱す事は叶わず】
【カココンっ! と小気味良い音を立てておでこに全弾命中、大きく仰け反りあわや椅子ごとひっくり返りそうになった】

あ、痛たたたっ……な、なんだ今の……?

【赤くなったおでこを摩りながら目を白黒させる】
251 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 22:58:41.84 ID:PL0gjamYo
>>250

ふふ〜〜んだっ! 思いしったですかっ!
小さいからって馬鹿にしたら痛い目を見るんですからねぇっ!!
これに懲りたらもう今みたいなことはしないことですねっ!
じゃないと……もっとも〜〜っとたくさんお見舞いしちゃうんですからねぇっ!!

【目を白黒させるイリーに、ここぞとばかりにふんぞり返って見せる】
【そんなことをしている内に妖精の手の平から放たれていた輝きが消えていく】
【どうやら今のも先程の透明化と同様にこの妖精の用いる魔法の一つだったようだ】
252 :澪【獣化】[sage]:2014/09/04(木) 23:03:21.62 ID:2J78Gge50
>>249
「…面白そうだったから…つい…」

金の瞳が悪戯っぽく輝いていますがきっとそれは気のせいです。
痛そうなアキレスに満足したのか追撃をするつもりはない様子。

「…ふーん…なんか、家みたいだね…」

落ち着ける場所があるのはいいものだ、と辺りを見回して大きく頷く。
なお自分はどこかに定住するつもりはない模様。

「…ああ…でも、あそこは原因がはっきりしてたし…」
「…なんでだろうね…建物も綺麗に残ってるし…」

言われてみれば不思議なものである。老朽具合を見れば人間が消えてから少なからず時間は経っているようだが。
少し考えてみるが思いつくはずもなく思考を放棄する。代わりに頭を占めたのは今日の飯。
通り過ぎる餌の群れにぴくりと体が反応するが、どうにか襲いかかるのは思いとどまる。

「…縄張り争いなら、負けないから…」
253 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 23:04:28.53 ID:SI8R7tW70
>>251
あ、あぁ……その、悪かったよ
だけどこれも普通の飲み物でな……?

【流石にもうひとつケーキをと言うのもミニオンの食欲の観点から考えて憚られているのだろう】
【ただ謝り頭を下げて、しかし一応補足しておくのはコーヒーに対する認識】
【先程差し出したカップの中身を一口飲んで、決して毒物やその類更には騙そうとしたのではないと告げる】
【輝きの霧散して行く様を見ながらも、誤解を解こうとしている様子】
254 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 23:13:36.34 ID:PL0gjamYo
>>253

……あんなに苦いのが……普通の飲み物?
そんなことって…………ヒトってお口がおバカなんですかぁ……?

【目の前で差し出した本人が自分が飲んだのと同じ物を口にしているのを見て困惑の表情を浮かべる】
【飲んだ後も平然としていることからも嘘を言っているのでは無さそうとは分かったようだが】
【代わりにヒトの持つ味覚に対して若干だが不信感を覚えてしまったようであった】
255 :【メリーヌ・ノーヴェンバー】と一匹の犬[sage]:2014/09/04(木) 23:14:27.94 ID:vkxmzEJ1O
>>249 >>252
【一人と一匹は当てもなく廃墟をさまよっていた】
【その最中に獣の群れを見つけ遠方から追いつこうと駆けていたのだが】

見てよルシエドッ! 人間だッ!

【獣をおっていれば獲物ではないが人間を見つけることが叶った】
【羊のような人間は銃を携えながら、狼は牙を向けながら人間達に歩み寄る】

やぁやぁ、お姉さんお兄さん。
こんな廃墟の国でデート中…?

【人間は軽口を叩き、獣は女の方を睨み付けていた】
【この余りにも無礼な来訪者に二人はどんな対応を見せてくれるのだろうか】
256 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/04(木) 23:20:58.68 ID:oxE/wnRn0
>>252
「うう・・・澪タンに苛められた・・・」
シクシクと腕を目に当てて泣き真似をする

「家・・・・に一番近いかな? ここが といっても食い物と水がある限りだがね
 もっとも こんな人っ気の無い場所で枯れた生活を送る積りはないさ だってどんな凄い技をやっても 素晴らしいグラフィティを描いても
 ソレを評価してくれるオーディエンスがいなけりゃ始まらない だから俺はこの世界で技を磨き 別世界でソレを見せるんだ」

さて ガゼルの群れに反応した澪を見て そろそろ飯の支度をすべきだと判断する

「あぁ澪タン この近くに缶詰とかを扱ってるアジアンマーケットがあるんだけど 一緒に来る?」
と提案してみる

>>255
などと言っていると 向こうからやってきた見知らぬ少年と狼
なんか銃を構えてらっしゃいますが

「あぁその通り熱烈ラブラブチュッチュしてたところs・・・あぁウソウソ冗談冗談 だからそんな物騒なブツはしまってくれるとありがたいなぁなんて思ったりアハハハハハハハハ」
銃なんて構えられたら怖いに決まってるじゃないですか 及び腰になりながらまくし立てる
257 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 23:23:47.53 ID:SI8R7tW70
>>254
い、いや、慣れると案外苦味だけじゃなくてだな……

【甘味だとか香りがあるんだと力説】
【一応好む物を誤解されたままと言うのは何となく嫌な様だ】
【とはいえ味覚が根本で合わないのならばミニオンの感想も致し方ない】

……こほん
まぁ、その……こういうのを好むヒトもいるってことだよ

【やがて態とらしく咳払い】
【周囲の好奇の視線もだいぶ落ち着いて来たタイミング】
【かなりの長居になってしまった、ウェイターを呼んで会計を済ます】
【因みに金銭は事前に入手していたらしい】

さて、私はそろそろ行くが……
ミニオンさんはどうする?

258 :澪【獣化】2014/09/04(木) 23:34:09.28 ID:2J78Gge50
>>255-256
「…缶詰じゃなくても、食べ物なら何か獲ってくるけど…」

自給自足がデフォルトの澪らしい思考回路。
言いつつもアキレスの提案に頷いて了承の意を示すが、そこでふとこちらに向かってくる足音を捉える。
視線を向ければこちらに近づいてくる一人と一匹。
軽口を叩きながらもあからさまに警戒している彼らを澪もまた油断なく見据える。

「…でーと…?…よく分からないけど…違うと思うよ…」

金の瞳はこちらを睨みつけてくる獣を一瞬だけ捉え、すぐに少年の方へと向く。
突如現れた彼らに警戒こそしているが、敵意は抱いていないようだ。
259 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/04(木) 23:38:11.80 ID:PL0gjamYo
>>257

そもそも、あんなに苦い物を慣れるまで飲み続けるのが辛過ぎですよぉ……
……つまり、イリーはそういうのを好む変わり者の一人ということですねぃ

【他に幾らでも美味しい物があると言うのにわざわざ苦くて不味い物(陽性的に)を食べる】
【その思考回路その物が妖精からしてみれば理解の外にある事柄のようだ】
【最終的にはイリー自体が変わり者なのだと言う認識で落ち着いてしまったようだ】

ん〜? あぁ、そういえばここは食べ物屋さんとやらなのでしたねぃ……む〜
…………! それでは、先程の苦いのを飲ませたお詫びの印として……
この辺りで食べられる美味しい物について歩いて回るのですよっ!

【腕を組んで考え込むこと数秒、何事かを閃くと背中の羽根を広げてイリーの目の前へ】
【そして出た答えと言えば、先程のケーキを食べつくしたにも関わらずまたしても食べ物関連の事柄のようだ】
【そして断られることなど考えてすらいないかのようイリーの頭の周りをクルリと飛ぶと肩の上に座ろうとする】

//時間も遅くなってきましたし、次で〆って感じですかね?
260 :【メリーヌ・ノーヴェンバー】と一匹の犬[sage]:2014/09/04(木) 23:43:21.90 ID:vkxmzEJ1O
>>256
羨ましいなぁ…僕は見ての通り犬の散歩中さ

『吠えるなよメリーヌ…銃を収めろ』

【朗らかな笑みを浮かべながらも銃を下げない少年】
【然し狼に叱られるとしょんぼりしたような表情で銃を下げ腰に納める】

ごめんねお兄さん。 僕の名前はメリーヌ、この犬の名前がルシエド、久しぶりに動くものを見たから興奮しちゃって…
本当にごめんね?

【と、メリーヌと名乗った少年は申し訳なさそうに頭を垂れてみせる】
【狼は自身は牙を剥いたことを謝るつもりは無いようで、メリーヌを叱ったくせにそっぽを向いていた】

>>258
みたいだねぇ…、やっぱりこんな所じゃムードもにもないか
お兄さんにも言ったけど、僕の名前はメリーヌ。旅人さ。

お姉さん達も同じだと信じて聞きたいんだけど…

ここから抜け出すためのゲートとか見なかったかな?

こんな獲物も強い人も居ない世界は、僕の望むところじゃないから早く出たいんだけど…

【メリーヌは少し挑発を織り混ぜるように 強い人 等と発言したが…】
【こんな浅はかな挑発を飛ばすようでは メリーヌがただの小物にしか写らないかもしれない】
261 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 E.刀.錫杖[sage]:2014/09/04(木) 23:45:32.61 ID:SI8R7tW70
>>259
ま、まぁ……そう、な……

【変わり者の認識も仕方ないかと苦笑】
【自分自身考えてみれば確かに、今となっては常飲しているが最初は苦いとだけの印象だったものだ】
【ともあれまぁ誤解は何とか解けたかと安堵、支払いを終えて席を立つ】

え?
あ、あぁ……それは構わないが……

【まだ食べるの? と疑問の言葉は飲み込んで、肩に座るのを受け入れる】
【店を後にすればすっかり夕陽は落ちて夜、冷えた風が強い】
【何が食べたいかとリクエストを聞くなりなんなり、美味しい晩御飯にあり着く為に店を探し始めるだろう】

//ですね、これで落ちでお願いします
//長々とお付き合いありがとうございました、またお願いしますー
262 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/04(木) 23:56:47.95 ID:oxE/wnRn0
>>258>>260
「さっすが澪タン野生児なんだから〜 でも俺は缶詰がいいかなぁなんて」
ガゼルの肉って美味しいか分かりませんし ソレだったら味の予想がつく缶詰の方が精神的に安心できる

そして銃を構える男には
「いやぁ銃を構えながら散歩とは中々赴きがあるかなぁなんてアハハハハハハハハハ
 と とりあえず銃を下ろして欲しいかなぁなんてアハハハハハハハハハハ」

なおも乾いた笑いを浮かべていたが 男が銃を下ろしたので一安心

「俺はアキレス 流浪のアーティストだ 動くものならさっきガゼルの群れが通ったけど・・・
 悪いけど俺は強くないから辺に挑まないでね お願いプリーズ」
なんか澪に挑発しているようなので 澪の背中に隠れましょう

「え なにバトルジャンキー? この辺の建物壊さないでね フリーランできないと別の街に流れないといけなくなるから困るんだよね
 ゲートは今のところ開いてないけど この世界は結構 境界が不安定だから一週間もしないうちに別の世界とつながるんじゃないかなぁ」

澪の背に隠れながら予想を立てる

「とりあえず俺らこれから食料の調達に行くんだけど お前もくるか? 同じ境遇だし ここは助け合いの一手でDO?」
263 :澪【獣化】2014/09/05(金) 00:07:21.00 ID:dSnPXO5T0
>>260>>262
「…私は、澪…よろしく…」
「……え…彼…犬、じゃないよね…?」

彼、とはルシエドのことだろう。
何かしら感じるところがあったのか、少年の紹介に覚えた疑問をぶつける。澪にとっては特に深い意図があるわけではないのだろうが。
背中に隠れるアキレスを呆れたように見やるがそのあたりはもう諦めたようで、仕方ないといった様子でメリーヌへと向き直る。

「…この世界については、私よりアキレスの方が詳しいから…」
「…強い人がいるかは分からないけど…獲物はたくさんいるよ…?さっきの群れとか…」

おそらくメリーヌの挑発は澪に伝わっていない。なにを勘違いしたのか、獲物を食料とイコールで結びつけている。
なんだかズレた返答はもしかすればおちょくっているようにも聞こえるかもしれないが。
264 :【メリーヌ・ノーヴェンバー】と一匹の犬[sage]:2014/09/05(金) 00:13:22.00 ID:dQpW/fmBO
>>262
【乾いた笑みを浮かべながらも自己紹介をしてくれたアキレス】
【そのまま澪の後ろに隠れてしまったが、お構いなしとばかりにメリーヌは手を差出して握手をもとめた】

僕も旅をして結構たつけど、間近でアーティストを見るのは初めてだよ。
やっぱり闘いで魅せたりもしては…くれないんだね…そうか…
ともあれよろしくねアキレス!

【メリーヌはアキレスが弱い&ゲートは一週間ほど開かないとの情報】
【前者は信憑性に欠けるが後者はきっと本当なのだろう】
【メリーヌは首を項垂れたまま哀しそうな顔をするも】

え、いいの!? 貴重な食料なんだから奪い合ったりとかしないの!?
ぜひおつきあいしたいよ! ありがたいなぁ…

【次に餌の話を聞き付ければ、またしても笑みを浮かべてニコニコと誘いにのった】

>>263
よろしくね、澪。
でもほら、逃げるだけの獲物なんてつまらないでしょ?

【野生に生きるために獲物を狩る澪と闘争を悦びとして獲物を追うメリーヌでは価値観の相違があるようで】
【メリーヌは強くなければ獲物足り得ぬと語ろうとするのだが…それを遮るように横の犬が語りだす】

『当然だ。 私のような高貴に満ちた犬がいて成るものか』
『私は魔狼ルシエド、誇り高き狼よ』

あ、ちなみにルシエドは女の子だから彼女だよ?

【それを茶化すようにメリーヌの横槍】
265 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/05(金) 00:25:39.38 ID:p119dEE90
>>263-264
「戦い? あぁムリムリ 痛いの嫌いだもん」
澪の背から手を伸ばして握手を返す

「理由は分からないけど ここの住人は食料をたくさん残して消えたし 電気も生きてるから特に問題ないんだよね
 それに越境者には優しくすることにしてるんだ そうすればこっちが困ってるときに助けてくれる人も出てくるだろ?」

取りえず澪の背から離れると

「それじゃ行こうか よかったらセーフハウスにも来てくれていい 散らかってるけど 寝床には困らないから」
と言って2人を先導するように歩き出した


//ではノシ
266 :澪【獣化】2014/09/05(金) 00:33:51.46 ID:dSnPXO5T0
>>264-265
「…逃げないなら、それは獲物じゃない…敵だよ…」

そもそも戦闘に悦びを見出すか見出さないかの違いは大きい。
生きるために戦うのか、闘うために生きるのか。異なる考えは水と油のように交わる事は決してないのだろう。
価値観が合わないと気づいたのかこの話はお終い、と小さく首を振った。

「…ああ…ごめん……そっか…狼、か…」

自分の非礼を詫び、小さくひとりごちる。
目を細め何かを懐かしむかのようにしばらくルシエドを見つめるが、アキレスが歩き出せば置いていかれないよう澪もまたその背についていく。

「…とにかく…お腹が空いた…」

//それでは自分もこれで、お疲れ様でしたー
267 :【メリーヌ・ノーヴェンバー】と一匹の犬[sage]:2014/09/05(金) 00:37:36.50 ID:dQpW/fmBO
>>265

危なっかしいのに襲われたら僕の名前を呼んでよアキレス
一目散に駆けつけるからさ、僕も痛いのには弱いけど足だけは速いんだ

【アキレスの手を握りしめて軽く降ると】
【そのままアキレスについていこうとする】

>>266
敵だからこそ獲物じゃない…逃げるだけならそれは的さ
【だから、逃げることしかしないガゼル達よりも此方を選んで歩み寄ったのだけど】

『否、非があるのはこの人擬きよ…分かれば良いのだ』

【そうして二人ももくもくとあとに続く】

/お二方ありがとうございました
268 :【コードネーム《アルファ》】>>253【特殊型兵装】2014/09/05(金) 20:29:24.43 ID:RySJJTNdo
【仮想闘技場】

「つ、強すぎる………」

倒れ伏す、一人の男。バーチャルの肉体は粒子となって分解されていく。それはつまりその男の敗北を示していた。
立っていたのは、黒を基調に赤のラインが入っているスーツで全身を包んだ男。その手には、黒い剣がしっかりと握られていて。
分解されていく相手を見下ろす。感謝も闘志も嘲りも侮蔑も一切感じられない、ただ無感情な目で、見下ろす。

「…………………」

これで、4人抜き。
そう、この男は無傷の状態で既に4人もの相手を蹴散らしている。
しかも、それが今まで一度も出場していない無名の無名なのだから、突然の新星に観客は今まで以上に盛り上がっている。

「………………」

さあ、次なる挑戦者は誰か。
一言も発さず、まるで機械のように無表情。剣を右手に携え、ただ待つ。
何も映さぬ双眸に映る者は、現れるだろうか。
269 :【きゅうけつき】>>2512014/09/05(金) 20:52:51.89 ID:ecL8haNf0
>>268
うわ!うるせー!!

【感情の見えない双眸にうつったのは小さい子供だろう】
【突如として耳に入る観客の盛大な声に驚きつつも、きゅうけつきの赤い瞳は目の前の対戦相手をしっかり捉えている】

…ぅよう!おまえが私の相手か!
かるく一分ぐらいで叩きのめしてやるから覚悟するのだ!うはははっ!

【両手でマントを摘まんでバッサバサ揺らしながら傍らにいる一匹のコウモリと一緒に対戦相手へ挑発】
【両者の距離はそれなりに離れていて、どちらかが歩みを進めなければ十分な攻撃は与えられないだろう】
【期待の新生の前に現れたこのきゅうけつきももちろん無名。無名同士の闘いに観客たちはいつもとは違う盛り上がりを見せる】
270 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/05(金) 21:30:01.75 ID:9oryDEUyO
【魔物の森】
【光すら差さない森の中、数多の異形が蠢く世界】
【その森の奥深くに一人の男と大きな蛇が倒れていた】
【男の方は目付きが悪く如何にもチンピラといった風貌で全身から血と汗を流しながら呻き声を上げていて】
【対する蛇の方は全身から毒液のような何かを垂れ流しながら、ポックリとお亡くなりになっていた】


くそが…俺はここで死ぬのか…
そんな ツマんねぇオチのために…俺はここまで旅をしてたってのかよッ!


【男と蛇の周りには 毒を警戒しているのか魔物さえ寄り付かない】
【絶対絶命のこの状況…悪意ある越境者に目をつけられれば、男の命は容易く奪われてしまうが、果たして】
271 :【コードネーム《アルファ》】>>253【特殊型兵装】2014/09/05(金) 21:33:21.15 ID:RySJJTNdo
>>269
「……………」

現れたのは、小さな子供。
彼女は元気よく、男、つまりアルファに向かって宣戦布告。挑発じみた言動に、アルファは眉をピクリとも動かす事はなく。
互いに無名同士、会場は大いに盛り上がっている事だろう。

「……………」

一歩、足を進める。剣を携えて、もう一歩。また、一歩。
ゆっくり、ゆっくりとエンジンを吹かすように一歩づつ歩み寄る。

「…………………!」

刹那、疾走。
一気にエンジンが始動したかのようにかけ出す。きゅうけつき目掛けて、真っ直ぐに。
冷たい殺意の波動を余すことなく剥き出しにしながら、その剣は横に一閃されきゅうけつきの胴体を狙うだろう。
272 :【妖精世界】 ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/05(金) 21:37:03.65 ID:pExlOt3do

【どこかの世界から境界を越えて訪れた先、そこは何やら辺り一面が靄に覆われた原っぱであった】
【周囲には小さめの岩が転がり少し丈の長い草が生えているなど、特に何の変哲も無い原っぱである】
【自分達の息遣いや草の揺れる微かな音以外には何も聞こえないそこに、何処からか声のような物が聞こえてくる】

「キャッキャッ……アハハハハッ……ウフフフフッ……」

【聞こえてきた声は、子ども達が遊んでいるような楽しげな声であり恐らくはどれも少女の物のようだ】
【他に頼りになる物も無い故に人里がある可能性を信じてその声を目指して歩き始めれば】
【白い靄の中からスウッと草木の中にポッカリとトンネルのような穴が開いているのが見えた】

【そのトンネル、大人が少し背を屈めて通れるくらいの高さの物であったが】
【人の出入りが有るのか穴の形はしっかりとしているのが分かるだろう】
【意を決してそのトンネルの中を進んでいくと先ほどから聞こえる声は徐々に大きさを増していき】
【トンネルの出口らしき物が見えてくるとトンネルの中でも満ちていた靄が少しずつ晴れていき】

アハハハハッ! やったな〜! このぉ〜〜〜っ!!

【トンネルを出た先には超巨大な草の茂みの中に作られた村の様な景色が広がっていた】
【そして出口から十数mほど離れたところに流れていた小川の中では数人の少女が遊んでいた】
【しかし、その少女達は背中にそれぞれ色や形が異なった羽根のような物を生やしている】
【そして遊んでいた少女達の内の一人がふとトンネルを出てきた者の存在に気付いて近づいてくる】

あれ? ……あれれ!? その格好、もしかして……違う世界のヒト達!?

【何やら興奮した様子で宙を浮遊するように飛んでくる少女】
【背中に羽根がある以外はそれほど普通の人間と違わなくも見えるが果たして……?】
273 :【きゅうけつき】>>2512014/09/05(金) 21:54:25.03 ID:ecL8haNf0
>>271
っ、うぶぁっ!!

【男が一歩一歩と歩み寄って来る度、きゅうけつきの体勢は戦闘準備のそれに変わっていく】
【予想以上に速い男の疾走に驚愕したきゅうけつきはその場にしゃがみ込んだ】
【一閃の太刀筋はきゅうけつきの頭の上を通過して空を切る】

…あぶないなぁっ!!…ぅおりゃぁっ!

【少し肝を冷やしたが、すぐさま攻撃へ切り替える】
【しゃがみ込んだ体勢から跳ね上がるように身体を起こし、同時に男の顎へ拳を叩き込もうと振り上げる】
274 :鬼仮面(仮面のカノッサ機関員)[sage]:2014/09/05(金) 21:58:48.03 ID:Av2V6m4zO
>>270
「お見事。君がこの大蛇を倒したんだろう?流石、凶法滅刻の能力を持っているだけあるね。」

拍手の音が森に鳴り響く。木陰から姿を現したのは、鬼を模した仮面を着けた和服の少年。その仮面には、カノッサ機関の紋章が描かれている。

「この前の闘技場での戦いも見事だったよ。そして僕じゃ、とても勝ち目が無いと悟ったよ。」

どうやら、イマヌエルとの戦いの最中、少年は観客席へいたらしい。そして、そこでナナーシャが凶法滅刻の能力者だと分かったのだろう。

「ただ、勝ち目が無いってのは、君が全快の場合の話さ。今なら……行ける筈だ!神将・寅!」

少年は懐から寅と書かれた札を取りだし、投げつける。すると、その札は虎の姿へ変わり飛びかかって行く。
275 :【コードネーム《アルファ》】>>253【特殊型兵装】2014/09/05(金) 22:06:41.06 ID:RySJJTNdo
>>273
一閃はしゃがみ込まれ、躱された。その結果、アルファに隙が生まれる。
そこを付かれ、顎に拳を叩き込まれて顔を上に持ち上げられる。
ゆっくりと顔を戻し、首をコキコキと鳴らしてみる。相変わらずの、無表情。

「……………………」

次は、斬り上げと同時に跳躍。当たるにせよ外れるにせよ、アルファの身体は上空へと浮かぶ事となり。
そして、空中で彼の剣に変化が起きる。
ガチャガチャ機械音を立てながら、剣の形が崩れていく。代わりに、斧の形を成しながら。

変形にはまだ時間がかかる。着地と同時に完了するだろう。
それまでは攻撃もできないし、空中から落下している状態なので何か仕掛ける事は充分に可能だ。
276 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/05(金) 22:15:32.52 ID:9oryDEUyO
>>274
【毒に魘されている最中、不意に人間の声が頭に響き失われかけていた意識を覚醒させる】
【声の主を目で追えば視界に入るのは和服姿の少年、そして悪名高きカノッサの紋章(あかしであった)】

(凶法滅刻…!? こいつは 俺の能力についてなにかしってやがるのか!? )
(それなら俺がイヌマエルと戦った時に力が増した理由も、それから元に戻ったわけも知ってるってわけか…! )

【少年の言葉に耳を傾け、頭を回転させることができても身体は思うようには動かない】 【それでも少年に聞きたいことはやまほどあるのだ…逃がす訳にはいかないし、当然、ここで死ぬわけにもいかない…】


なめんじゃぁねぇぞ…俺様はなぁ…こんな 糞溜めじャ…終われねぇんだよォッ!!

【故に男は決死の反撃を試みるッ! 瞬時に肉体を風と化して起き上がり、然れど立てばそのまま生身の肉体へと変化を戻し】
【ズタボロの肉体に鞭を打ち 気流操作の応用で無理やりに肉体を稼働させる!】
【そして虎に対する男の反応は回避ではなく、反撃ッ!】
【風を使い強制的に身体を動かし、暴風を纏った右腕で虎にカウンターを決めようとしてみせたっ!】

【だが、いくら痩せ我慢をしようとナナーシャは満身創痍の身である】
【カウンターを、浴びせたところで結局は虎に与えたダメージよりも大きなダメージを受ける可能性が高いが、果たして】
277 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/09/05(金) 22:18:51.13 ID:sleuo80VO
>>272
「まぁっ、そうなりますかねぇっ……」

どうやらここの住人は、少なくともこの相手は境界線での多次元世界についてなんらかの知識を持ち得ているらしい
ならば頷く他はあるまい、現実としてその通りなのだから
羽根持ちの少女に対して赤眼を細めて肯定
褐色の肌を包む衣はゆったりとしたポンチョ、下にはワイシャツとチノを纏っている

「……因みにっ、ここは……どういう所だってんですかぁっ?」

濃い緑、流れる小川、浮かぶ雲
超自然的な光景に思わず見惚れながらも尋ねてみた
278 :【きゅうけつき】>>2512014/09/05(金) 22:27:04.61 ID:ecL8haNf0
>>275
…うぎゃぁっ!!!

【生じた隙を利用して攻撃を命中させた。すぐさま追撃を加えようと再び拳を構えると、そこへ一筋の斬撃】
【腹部に伝わる激痛。それを抑え込む頃に男は跳躍し、武器の造形を変え攻撃の準備を完了させんとしている】

ぐぅぅっ……!!

【空中の男をきゅうけつきの赤い瞳が睨みつけると、きゅうけつきの肩に乗っているコウモリが甲高い鳴き声を上げた】
【武器の変形が終わり、着地する前に男の視界はきゅうけつきの指示を受けた無数のコウモリに覆われ、攻撃を阻害されるだろう】
【その間きゅうけつきは体勢を整えようと距離を取る】
279 :鬼仮面(仮面のカノッサ機関員)[sage]:2014/09/05(金) 22:32:32.87 ID:Av2V6m4zO
>>276
カウンターは見事に成功。虎は大きなダメージを負うが、虎の腕もナナーシャへと届くことだろう。

「……いつまで持つかな?降参するなら今のうちだよ。まぁ、降参したところで死ぬのが少し遅くなるだけだと思うけどね。」

満身創痍の相手。だからだろうか、少年は油断している。仮面の下の表情は、余裕の笑みを浮かべているに違いない。

「さあ、どうする?……機関の研究所で散々弄くられて死ぬかい?それとも?」

倒れている神将・寅を札に戻し、次の札を取り出す。次の札は巳と書かれている。鬼仮面はその札を地に放つと、蛇と化しナナーシャへと近づく。横たわっている大蛇と比べると随分小さいが、立派な毒蛇だ。
280 :【妖精世界】 ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/05(金) 22:40:47.84 ID:pExlOt3do
>>277

やっぱり! 羽根もないし、他の所の妖精が来るって話も聞いてない……し?
……あれ? 前にどこかで……あっ!? もしかして……ニアさん!!
うわぁ〜! 覚えてるです? ワタシですよ〜! ミニオンですよぅ!!

【肯定の答えに顔を輝かせる少女だったが、ふいに目の前の女性の顔をジッと凝視する】
【しばし考え込んだかと思うと突然、大きな声を張り上げて驚いた顔で名前を呼び】
【そして恐らくはうっそうとした森で彼女が助けたであろう小さな妖精の名前を自らだと告げる】
【言われてみれば目の前の少女はニアがであった妖精と大きさ以外がずべてよく似ている】

うわ〜〜っ! まさかここに帰ってきている間にまた会えるだなんて
大きさが違うから分からなかったですよ〜……ふふっ、その様子だとここに来るのは始めてですよね?
……ふふふっ、ようこそいらっしゃいました! ここは「妖精世界」の片田舎にある妖精郷ですよぅっ!

【再会の喜びに飛び跳ねんばかりに喜ぶミニオンだったが、ニアからの質問にニヨリと笑う】
【そして両手を広げて目の前に広がる光景を差して「妖精郷」であると告げる】
【そこからは妖精の住処らしき小屋のような物や空を自由に飛びまわる妖精達の姿も見えるだろう】
281 :【コードネーム《アルファ》】>>253【特殊型兵装】2014/09/05(金) 22:41:17.61 ID:RySJJTNdo
>>278
攻撃は当たったらしい。
そのまま着地しようとするが、直前に視界が覆われる。

「…………!」

無数のコウモリに視界が遮られたらしく、そのまま着地。
変形し終えた斧を振り回して、コウモリを振り払おうとする。

その間に相手は距離を取ったようだ。それに追いすがる事はできないが。

さて、視界が開けた先、きゅうけつきは何を仕掛けているのだろうか。
282 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/05(金) 22:49:23.83 ID:KV/PDAVK0
>>280
「んんっ? ミニオンっ?」
「……嘘だぁっ、似てはいますけどぉっ、ミニオンはもっとちまっこかったってんですよぉっ……?」
「……いやっ、でもぉっ……本当に似てますねぇっ……?」

それこそ食虫植物に捕まってしまう程に
流石にそれを口に出す事はしなかったがやはり大きさの違いは疑いを生む
しかしじっと見詰めてみればみるほどそっくりな顔立ち、はてもしかしてと首を傾げた

「へぇっ、ここぉっ、ミニオンの故郷なんだってんですかぁっ?」
「……えっ? あれ? と、言う事はぁっ……?」

話の流れから大凡を察し、そして同時に気が付く
ミニオンが大きくなったのではないのではないか、その事実に
取り敢えず幻想的な光景に逃避しようとするも、果たしてそれは上手く行く事はなかった
283 :【きゅうけつき】>>2512014/09/05(金) 22:56:01.23 ID:ecL8haNf0
>>281
【振り払われたコウモリはきゅうけつきの元へ返り、男の視界は回復する】

っうりゃあ!!

【きゅうけつきは闘技場の地面を抉るように拳をぶつけた】
【その行動を見据えているであろう男の方へ、削れた床の破片が飛んでゆくだろう】
【一方のきゅうけつきは腹部の痛みによってバランスを崩し、身体を倒してしまっている。】
284 :【妖精世界】 ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/05(金) 23:00:50.23 ID:pExlOt3do
>>282

いやぁ〜、その節はどうも〜ですよぅ
あははっ! 今はワタシよりちょっと大きいくらいしか違わないですもんねぇ?

【自分がミニオンだと言う言葉をなかなか信じられないのかジロジロと見つめてくるニアに】
【しかし不快という事は無くむしろ、その反応を楽しんでいるかのようににこやかに笑う】

はいっ! ワタシも昨日くらいに何週間ぶりか位で帰ってきた所だったんですよぅ
……ん〜? えっ……と、どうかしたですかぁ? ニアさん?

【世界の越境をくり返す中で再びこの世界を訪れられたのだろう】
【元々この世界が他の世界の越境者も訪れる世界の一つだった故の幸運だろう】
【そしてさぞや驚いているだろうと想像していたニアの反応が薄いことで上目遣いに顔を覗き込む】
285 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/05(金) 23:06:13.54 ID:9oryDEUyO
>>279
【拳に重い手応えを感じる…暴風を纏い此方から一撃を見舞っているというのにナナーシャの腕は軋み悲鳴を挙げた】
【認めたくはないが流石悪名高きカノッサ機関の一員と言ったところか…札を投げるだけの動作でこれ程の獣を呼び出すとは】
【仮に自身が満身創痍でなくとも 苦戦を強いられるだろう相手…仮に全快でも勝てるかが分からない相手…そんなものにこの傷で挑むのは……】

ガァァァァァッ! ゥアアァァァァアッ!

【次いで虎からの一撃…腕を伸ばしたことでがらあきの右半身に容赦なく叩き込まれるその獣爪…ナナーシャの右腕は事切れたようにだらりと垂れて、身体にも傷を刻まれる】
【ナナーシャは血を吐き倒れそうになりながらも、どうにか棒切れの如き両足と風の力を頼りに体制を維持ッ! 】
【新たに忌々しい蛇を召喚する少年の方を睨み付け 確りと捕らえ離さない】

研究所…? 弄くられる…? しんじまう…?

フッざけんじゃぁねェッ!
テメェら雑魚の群れにッ! 俺様が止められるかッてんだ!

(つっても、この状況はマジでヤベェ…)
(彼奴は全快の俺と同等かそれ以上…今の俺に敵う相手じゃねえだろ…)
(凶法滅刻がなんだか知らねぇが…こいつが前見てぇにならねぇと… 俺は自由になりゃしねぇッ!)
【圧倒的な強敵と死の驚異を目の前にナナーシャは強く願う…自分を縛る枷…死…強敵…全てを破壊し、自由になりたいと】
【その願いに応えるように 【凶法滅刻】は進化するッ! 】


(きたぜっ…イヌマエルとやったときのみなぎりを感じる…! )
(それでもヤツに届くとは思えねぇが…! それでも俺は彼奴をぶっ壊して先に進むッ! 俺は自由をてにいれてやるッ! )

行くぜ、クソガキ…俺ァ今から…!

――ーーー嵐になるぜっ! 止めてみなァッ!!


【刹那ッ! ナナーシャはかけるッ! 漆黒の暴風を全身に纏いッ! 嵐のようにッ! 】
【ナナーシャは新たに風に物理的エネルギーを付加する力をてにいれた】
【その力を全身に纏い、暴風のように 嵐のように肉離を狙うッ!】
【左腕の拳を硬め、蛇に狙いを定めて、思い切り拳を振り抜き、そのまま少年のほうまで駆け抜け、叩きつけようとッ!】

【然し、ナナーシャはいくら新しい力に目覚めようと最早満身創痍をも越えた状態! 力任せ本能任せの行動は余りにも単調ッ!】
【カノッサ機関に属す少年の指揮能力(動かしかたは定かではないが)をもってすれば蛇はナナーシャの攻撃を容易く回避し反撃を入れることも可能だろう】
【そしてその場合、最後の力を振り絞ったナナーシャの意識は焼ききれ生殺与奪は少年の思うがままになるはずだ!】
286 :【妖精世界】 ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/05(金) 23:06:18.58 ID:pExlOt3do
>>282

>>284
//しまった……キャラの身長の設定を見間違えてました
//縮小状態のニアさんとミニオンだとミニオンのが僅かに大きいかもです
//なので小さいといっているところは「殆ど変わらない」に脳内変換ヨロシクです
287 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/05(金) 23:09:24.05 ID:KV/PDAVK0
>>284
「い、いいえぇっ、どう致しましてってんですよぉっ」
「いやぁっ、そのぉっ……もしかしてぇっ、ニア……縮んでますっ?」

何方かと言えばそれに対する反応で手一杯なのだ、風景よりも
覗き込まれた顔は眉間に皺を寄せた如何にもな困り顔
幾つもの世界を越境しては来たが、背が小さくなるのは初体験
まぁ仕方のない反応かもしれない
自身の手脚や衣服、腰に帯びた月光などを確認しているようだ
288 :【コードネーム《アルファ》】>>253【特殊型兵装】2014/09/05(金) 23:11:30.65 ID:RySJJTNdo
>>283
閉じた視界が開かれる。そこには、距離を取った少女が地面を抉るようにして拳を振るっている姿が視えた。
割れた破片が此方へと飛んでくる。かなり、大きい。

「……………!」

斧を縦に振るい、それを斬り裂こうとする。
破片に斧が達し、そのまま破片を斬り裂く―――――

「……………!?」

――――事はなく、そのまま大きく後方へと吹き飛ばされる。
質量が大きすぎたため、押し負けたのであった。

派手に吹き飛び、全身を打ち付けて大きく壁に叩きつけられ、地面に倒れ伏す。
何とか、ヨロヨロと立ち上がってはみるが……明らかに、虫の息の状態。
それでも尚、アルファは表情が変わらないが。
289 :【妖精世界】 ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/05(金) 23:21:59.91 ID:pExlOt3do
>>287

へっ? ……あ〜〜っ、そっかぁ始めてだったら知らないですよねぇ
うんうん、ニアさんの思ったので正解ですっ!
えっきょーしゃさんがここにくると何でかワタシ達と同じ大きさになっちゃうみたいなんですよねぇ〜

【身の回りの品を確認すれば、衣服も持ち物も今までと変わらない大きさ、重さであるように感じられるだろう】
【それは詰まる所、ニアと同様に持ち物の大きさも小さくなっていることである】
【しかしあまりにも感覚が変わらないために目の前の妖精の存在がなければ】
【自分が本当に小さくなっているのだとは、とても信じられないかもしれない】
290 :【きゅうけつき】>>2512014/09/05(金) 23:27:25.99 ID:ecL8haNf0
>>288
……ふっふっふ……超強いだろ私っ………げほっげほっ……

【地面に倒れ伏したまま、男が吹き飛ばされる様を見ていたきゅうけつき】
【したり顔を浮かべて立ち上がり、コウモリを連れてゆっくりと男へ歩み寄って行く。表情からは分からないが男が弱っているのは確かだ】
【きゅうけつきは腰に手を当ててウヘウヘと男に語りかける。この余裕は、勝利を確信したのだろう】

うぉっしゃぁっ!これでとどめだーぃ!!!

【そう叫んだきゅうけつきは、虫の息の男の顔面へとどめの拳を叩き込むため至近距離まで近づくだろう】
【余裕という名の油断を持ったきゅうけつきは攻撃の隙を突かれてしまう事など考えもしていない】
291 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋)[sage]:2014/09/05(金) 23:27:46.77 ID:Av2V6m4zO
>>285
「なっ!?まだそんなに動けたというのか!?いや、そんな筈は無い!だって、奴は寅の攻撃も避けれなかったし……まさかーー」

恐れていた凶法滅刻の進化。それが今、目の前で起こったのだ。

「くっ!!神将・巳!逃げっ……」

進化の可能性も頭に入れておくべきだった。油断していた少年はそう考えた。蛇に逃げるよう指示を出そうとするが、間に合わなかった。蛇は殴られると、ぐったりと地に伏せ、元の札へと戻ってしまう。

「ま、まずい……神将・辰!奴の攻撃を受け止めるんだ!」

懐に手をいれ、新たな札を取り出す。切り札となる辰と書かれた札だ。その札を眼前へ放つと、巨大な龍が姿を現す。攻撃・耐久共に鬼仮面の持つ式神では最高の能力を持つそれがナナーシャの攻撃を受け止めようと構えるが――

「な……辰が……そんな馬鹿な!?」

進化したナナーシャの能力は凄まじく、龍は殴り飛ばされてしまう。
そして、龍は後ろに居た鬼仮面の方まで飛ばされ――

「うわあああああ!!」

激突。叫び声と共に吹き飛び、その場に倒れた。そして、龍はその攻撃に耐えきれず元の札へと戻った。
292 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/05(金) 23:30:50.02 ID:KV/PDAVK0
>>289
「そっ、そういう事ですかぁっ……」
「うーんっ、ちゃんと戻れるってんですかねぇっ……?」

まぁ不便な所もなく実感も薄いがしかしどうにもむず痒いような微妙な感覚
取り敢えず月光が無事である事に安堵、柄尻をそのまま軽く撫でる

「……まぁっ、それを今気にしても仕方ないですねぇっ……」
「折角ですしぃっ、ミニオンの住んでる所とか、案内して欲しいってんですよぉっ」

それさえ大丈夫ならば後はどうとでもなると言った考えか、呑気なものだ
改めて風景に目をやり、ほぅと感嘆の息を漏らした
293 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/05(金) 23:35:47.07 ID:9oryDEUyO
>>291
【進化したナナーシャの一撃は巨大な竜さえも飛ばしてしまった】
【正に嵐のような一撃…全てを破壊しナナーシャに自由をもたらす圧倒的な力…】
【だが、そんなものは火事場の馬鹿力に過ぎず…やはり全力以上の物を出せば相応の対価は求められるもので…】

ハハッ…一発、入れてやったぜぇ…

俺ァ、嵐だ…嵐は誰にも……とめ、られ…ェ…

【ナナーシャの意識はやはり そこで途切れてしまった】
【吹き飛ばした少年に止めを刺すことが敵わずダメージの量で言えば此方が圧倒的に、上】
【ナナーシャはまたしても敗者となった】

【敗者の生殺与奪は勝者が握ってしかるべきものだ】
【ナナーシャはやはり無防備、意識を失った今では能力の進化も糞もない。 果たして少年はどうでるだろうか】
294 :【コードネーム《アルファ》】>>253【特殊型兵装】2014/09/05(金) 23:42:11.99 ID:RySJJTNdo
>>290
歩み寄られる。距離が縮んでいく。
勝利を確信したきゅうけつきは、高々と叫びながら止めの一撃を放たんとしている。

「………………ま、ダ」

低く、無機質で小さい声でアルファはつぶやく。きゅうけつきに聞こえているかどうかは分からない。しかし、今この時、漸く初めてアルファは喋った。
まだ終わらない、そう言って斧を強く握りしめる。

「―――――αΔΖΗλ」

およそ人間の言語ではない言葉を唱えれば、黒いスーツの赤いラインが輝きだす。
そこには大きく「α」と描かれており、血のように脈動していた。

「………SYSTEM COMPLETED」
「――――――――READY」

リミッターを解除、斧の柄の部分から、大きなブースターの噴射口が現れる。
刹那、起動。

とんでもない勢いで迫るアルファは、きゅうけつきの脇腹目掛けて斧を横薙ぎに振ろうとするだろう。
295 :【妖精世界】 ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/05(金) 23:42:52.41 ID:pExlOt3do
>>292

んうっ? 戻る? あ〜それならしばらくは無理ですよ〜ぅ
この世界にいる間は妖精郷の外に出てもサイズは戻らないみたいでして〜
だから不用意に出てヒトに見つかったりすると大変だからオススメしないですよぅ

【不安から出た質問に対して返された答えは酷く無情なものであった】
【そして暗にこの妖精郷の外には妖精サイズではない人間がいることが示唆されている】
【もはや絶望に包まれても仕方が無いような話であった、が】

……あっ、でも前に来たえっきょーしゃさんはここから違う世界に行ったら戻ってたって言ってたですよ?

【ふと思い出したかのように最重要ともいえる情報をポロリと告げる】
【悪気は無いのだろうが、それ故に張っ倒したくなるような笑顔にも見えるだろう】

あっ! 道案内ですか? 良いですよ〜ぅ!
といっても、ココは田舎だからそ〜んな楽しい所は無いですけどね〜っ

【大した物は無いと言いつつもこの景色を気に入って案内を求められたのが嬉しいのだろう】
【その場で宙をクルクルと回ってから案内の為なのか笑顔で手を差し出してくる】
【妖精の足元を見れば少し宙に浮いており或いは空を飛びながら案内するつもりなのかもしれない】
296 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/05(金) 23:56:23.57 ID:KV/PDAVK0
>>295
「んげっ!? そ、そうなんですかぁっ!?」
「こっ、こんな鳥に攫われそうな大きさで過ごすってんですかぁっ……」

かくんと項垂れ、しかし続く言葉を聞けば顔を上げる
その表情は何方かと言えば安堵が大きく、即座に手が出るという事は取り敢えずなさそうだ

「なぁんだっ、びっくりしましたってんですよぉっ……」
「ならぁっ、また何処かに行くまでここにお世話になればいいって事ですねぇっ」

ミニオンの背の高さを手で測ってみる
大体以前の時の10倍程度になっているだろうか、だとしたら自身の寸法もそれに等しく15cm弱
自慢のタイドメイカーも1m程にまでしか伸ばせないという事になる

「ええっ、折角の機会なんですしねぇっ」
「田舎っていうかぁっ、自然が沢山あっていい所だってんですよぉっ」

差し出された手を掴めば、右脚の義足をかつかつと鳴らし追従
宙に浮かぶ事があれば最初はおずおずとしかし徐々にテンション高く受け入れるだろう
生態兵器として産み出され割と波乱万丈な生を過ごして来た中で、安寧の機会に恵まれる事は案外少ない
しかしそれを享受する術までを、忘れている訳ではないのだ

//すみません、半端ではありますが〆でお願いします
//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
297 :鬼仮面(仮面のカノッサ機関員)[sage]:2014/09/05(金) 23:57:24.07 ID:Av2V6m4zO
>>293
「気を失った……か……」

倒れたまま少年は呟く。立ち上がり、捕縛といきたいところだが、神将・辰に激突し骨が幾らか折れたらしく、立ち上がることが困難なようだ。拘束が出来る神将・巳もやられてしまったため、ナナーシャを捕まえる事が出来ない。

「しかし……まさか、凶法滅刻の進化……これ程のものとは……」

(もし、この進化が他の能力にも出来れば……雛子や他の自らの能力に苦しむ子供達を救うことが出来るかもしれない……)

凶法滅刻に恐ろしさを感じながらも、そんな考えが脳裏に浮かんだ。研究が進めば、他の能力を進化させる方法が見つかる可能性もゼロではないと。

「だからこそ、研究所に連れていきたかったんだけどね……まぁ、いい。次は捕らえてみせるよ、凶法滅刻の能力者。」

口元から血を流し、ふらふらと立ち上がると出現したゲートに飲み込まれて、この世界から消えていった。

/ここで〆ます。絡みありがとうございました!
298 :【きゅうけつき】>>2512014/09/05(金) 23:57:42.07 ID:ecL8haNf0
>>294
っ!!…ぅうぎゃっ!!

【感覚で危険を察知したきゅうけつきはトドメの一撃を寸前で止める】
【自分の周りに飛び続けるコウモリ達に逃げるよう指示を与えて、きゅうけつき自身も脱兎の如く走り出して距離を取ろうとするが一瞬遅く】
【男が振るった斧はきゅうけつきの脇腹を捉えて切り裂いた】

…くっそぅ……油断…した………ぐぅ……

【激痛に動けなくなり戦闘不能となったきゅうけつきの身体が仮装空間から消え去り、コウモリも追うように消えた】
299 :【コードネーム《アルファ》】>>253【特殊型兵装】2014/09/06(土) 00:05:34.24 ID:M2/XPuLNo
>>298
「……………」

リミッターを解除した一撃は、見事にきゅうけつきの脇腹を裂き、そして仮想空間から消し去る事に成功した。
しかし、今の状態で扱うにはあまりにも負荷が重すぎた。所々から火花が散っており、左腕が爆発して吹き飛んだ。

「負荷限界……突破……」

無機質な、最早音声のような声で自分の状況を述べていく。
膝から崩れ落ち、ドサリと倒れ伏して。

「…………機能、停止………」

そうして、アルファの身体も消えていく。この仮想空間からの、退場だ。

5人抜き、アルファの記録はそこで途絶えた。

/では、これで〆で…ありがとうございました!
300 :【妖精世界】 ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/06(土) 00:06:09.98 ID:PxJppE8Io
>>296

あははっ! そう言ってくれると嬉しいですよ〜
それじゃあ、空中散歩に……しゅっぱ〜〜つ!

【ニアの答えに気分を良くしたのか、更に笑顔を増しながら宙へ羽ばたく】
【お互いの両腕の二の腕の辺りをしっかりと握り合う形で高度を上げていく】
【久方ぶりの来訪者、それもこの場所を気に入ってくれたらしいその姿に】
【二人の周りに様々な羽根を持った妖精達が近寄って来ては挨拶をしていく】
【その後も羽根が疲れるギリギリまで空中散歩を楽しむのであった】

//いえいえ、お付き合いありがとうございましたです!
301 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/06(土) 00:08:12.64 ID:xlseJsdDO
>>297
(なんで俺の周りはつえーやつばっか現れんだ…)
(まさかとは思うが…俺がよえーのか…?)

【ナナーシャは地面に這いつくばりながら、そんなことを考えて半日を過ごしたそうな】

/絡みありがとうございましたー!
302 :【きゅうけつき】>>2512014/09/06(土) 00:10:12.53 ID:jGmX6PVZ0
>>299
/ありがとうございましたっ!
303 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/06(土) 17:32:30.64 ID:r+aygfx4O
【魔物の森】
【ここは数多の異形が彷徨う悪魔の森だ】
【その森の拓けたところに 一人の男がいた】
【全身に包帯を巻きつけ如何にも満身創痍といった風貌の男だ】
【彼は焚き火の前に座り込み 何か、怪しげな動物の肉を串にさして焼いていた】

くそ…いつになったらゲートが開きやがるんだ…


【肉を焼く包帯男が誰に言うでもなく悪態をつく】
【彼が言うゲートとは 不意に現れては周囲のものを異世界に飛ばす未知の存在だ】
【この男もゲートに飛ばされこんな魔界に飛ばされわけだが】
【同じようにゲートが現れなければこの世界からも出られないので、嫌々こんな野宿をしているというわけだ】
304 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/06(土) 18:20:53.81 ID:njHyDek60
>>303
【時同じく居合わせるのは少女】
【イヤなほど薄暗い雰囲気を漂わせた深い森林の世界である。先日、世界から世界を渡ったのだが】
【その先が、ここだった】

くく、漆黒の波動が満ち満ちておるな
よい! よい空気ッ! 我の邪を煮えたぎらせる心地よい雰囲気よ!

【気流を操り空中散歩……ただし声が大きいため誰かいれば気付かれそうなものですが】
【先に見つけたのはどうやら、少女の方のようだ】

かかか! 何をぼーっとしておる。旨そうな肉の臭いがするかと思うたがいやはや

【すこーし上の空から、ちょうど見おろす形で、少女はその人に声を掛ける】
【包帯の男を真っ直ぐ見据え、事情などはどこ吹く風といいたげに、失礼極まりないぞんざいな態度で以て】

男。それを一つくれぬか?

【肉を求めた】
305 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/06(土) 18:41:19.92 ID:r+aygfx4O
>>304

あ゛ァ゛? おい クソガキ、俺様を見下すんじゃねぇ…

【上から見下す少女を下から見上げる男】
【包帯の間から彼女を覗く目付きはヤンキー、チンピラと同等のソレ、小物な雰囲気を醸し出している】

しかしまァ、よくきたな…俺を見下すのはきにくわねぇが、肉くらいならわけてやるよ

(俺様を襲いやがった毒蛇をさばいてみたはいいが…)
(毒が無いか危なっかしかったんだよなァ、こいつで毒味してやるぜ…)

【そして男は肉を持ち少女に向けて僅かに跳躍】
【少女の上辺りまで飛翔し、肉を渡そうとする】
【そう この男、偶然にも少女と同じ風使いであったのだ】


【ちなみに毒蛇の肉は恐らく無害であるはずだ。 根拠は無いが】
306 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/06(土) 19:14:27.83 ID:njHyDek60
>>305
【どう言うわけか男はミイラのように全身を包帯で巻いていた】
【隙間から覗くその双眸は、荒っぽい性格を表すが如く小物感漂う】

ぬっ、クソガキとは心外ぞ
我は愚風の御子、四風神流という立派な英名がある。貴様にガキと呼ばれる筋合いは持ち合わせておらん

【顔半分を手で隠し、バッとポーズを決めながら】
【生意気な事を口にする神流。相手からしたらそれはそれは不快だろう】
【特にそんな性格をしている男なら、なおのことであるはずであろうか?】

うむ。礼を言うぞ
実は腹が減ったわけではないが我の底無しの大釜がそれを求めてな
こいつが暴れ出すと我でも止めることは不可能なのよッ!

ぬ? 貴様、何故浮いている

【ようするに、「腹が減っていた」と言っているのだが、少し素直になれないみたいで】
【飛翔した男を不思議そうに一瞥した後、肉を受け取りながら問う】
【毒蛇とはいざ知らず、それをぱくりと租借した】

ほうなかなかいけるぞ
旨いな
307 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/06(土) 19:29:53.83 ID:r+aygfx4O
>>306
ハッ…! てめぇが名乗るんなら俺様も名乗らせて貰おうか!
ついでに俺様が飛んでるワケも教えてやるよッ!

俺様の名はナナーシャッ! 嵐を呼ぶ男ナナーシャ様だッ!
俺は風を呼び風となり嵐を巻き起こす男…愚風の御子だかなんだか知らねぇがなぁ?
俺様の嵐の前じャァ、微風とかわんねえってわけよっ!

【と名乗りを上げてジジャーンと言う擬音を口で発し、少女に対抗するべく右手を顔に翳すが…】

グァァッ! 腕が…ァッ!

【男は昨晩別の能力者と命懸けの戦闘をした時に右腕が千切れる程の傷をおっていた】
【迂闊に右腕を動かしたことで男は悲鳴を上げて地べたに落ちていく…】

ぐはっ…うめぇのか…みたところ毒もねぇ…
俺様もイタダクゼ…おめぇみたいに…腹が減ってる訳じゃねえんだがな…

【そしてそのまま、地べたで肉を食べることにしたようだ】
308 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/06(土) 19:57:18.94 ID:njHyDek60
>>307
【その名はナナーシャ。風を操る青年ナナーシャ……らしい】
【なるほどならば筋が通る。浮いているのはそう言う力があるからなのかと】
【神流的には少し、気に食わない点でもあったし、その後の決め台詞にはむっと唸ったのだが】

無礼であるぞナナーシャッ!
貴様の風が我が漆黒なる破壊の豪風に勝ると? 笑止ッ! 笑わせるでない!
素直に劣ると認めたらどうだ。英霊でない人間の貴様はしょせん、一つ下なのだとなッ!!
……おい、落ちるなし。せっかく乗ってきたのに

【対抗とばかりに腕を掲げた瞬間、苦痛に顔を染め制御を失ったのか落下していくナナーシャ】
【それまで格好いいポーズをしながらバリバリ決めていた神流はと言うと、突如の事態に素に戻ってしばし真顔になっていた】
【それに気づいたのか泡を食って神流も降り立ち、すぐさま気を取り直してナナーシャの真横に立つ】

おい貴様。少し情報が欲しい
それを食いながらでも構わんから質問に答えてはくれぬだろうか?
何分我は道を見失ってしもうてな、宛てなくさまよっていた処なのだ。イヤだとは言わせぬぞ

【強引ではあるが、真横に座り込みそんな事をいう。勿論断っても大丈夫だ】
309 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/06(土) 20:06:02.26 ID:r+aygfx4O
>>308

うるせぇ…俺は落ちたんじゃねぇ…肉を喰うために降りたんだ…洞察力がねぇなぁ、バカが…!

【しかめっ面で肉を食みつつ言い訳をするナナーシャ】
【あれはどうみても落下…制御ミスである】

あ? 質問だ? てめぇ肉喰った挙げ句に俺様から情報まで取ろうってのか?
生意気なクソガキだな…気に食わねぇ

【と言いつつもナナーシャの頬は僅かに緩み】

神流、とかいったなぁ、同じ風使いのよしみだ
俺様が全快になったら俺様と闘え、それを認めるならなんでも答えてやるよ

【とふてぶてしく告げる】
310 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/06(土) 20:29:16.77 ID:njHyDek60
>>309
【問いただす中、取り合えずバカにされたみたいだ】
【気に食わない、そう言われるとやっぱり否定された感じがする。だからイヤ。言い返してやろうかと、口を開いたその瞬間】
【微かに緩む頬をみた】

ふん。良かろう
その勝負受けてたとうではないか。ならば早く完治し、我に情報を与えよ
そのとき貴様には、我が至高の奥技、暴君の連なりし虚無虚空の暴風圏域(サビセルディメイションオーバーダーラ)をみせてやる

【独特の使い回しで解りにくいが、神流はいつかくる決闘の挑戦に応じたようである】
【……序でに、何かもの凄そうな技の名を口にしながら】

してナナーシャ。この邪気の満ちた暗黒の深林はなんだ
我が肉体は此処に歓喜しておるようなのだが、このままでは暴走してしまう

【暴走とは多分、寂しくて寂しくて泣き出す的な意味が込められているのだろう】
【ナナーシャにとってはなんのこっちゃ、なのだろうだけれど】
311 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/06(土) 20:52:36.34 ID:r+aygfx4O
>>310
その言葉、忘れんじゃねぇぞ?
俺様が本気をだせばなぁ、てめぇの奥義なんてわけじゃねえんだ
ま…今でも倒せるけどな、神流程度のクソガキならよぉ?
(チッ…イカした技を持ってやがるッ! 俺も名乗りたいが…何もねぇ…次回までに考えるしかねぇな…)
【と胸を張るが男の戦率は二戦二敗…恐らく全快時に少女と戦っても敗北すること請け合いだ】

んで、ここが何処かっつう質問だが…
俺はここを魔物の森と呼んでるぜ
おまえが見たかは知らねぇが、ここには化け物どもがうじゃうじゃいやがる

序でに昨日はカノッサ機関のメンバーまで現れやがったんだ
しかもゲートは開きそうにねぇ

まぁ、俺様にかかりゃァ 此所にいる雑魚共なんざ目じゃねぇが…?
お前が暴走して森が消し飛ぶってのは御免被るところだが…?

だから、その、あれだなァ?
テメェーを監視してやってもいいぜ?

【詰まる話が此処で一人で居ると怪我とか魔物とか能力者とかヤバイんで手を組んでくださいお願いしますというわけだ】
【それをナナーシャは悉く上から目線で語り倒した】
312 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/06(土) 23:18:30.80 ID:njHyDek60
>>311
ふん、侮るでないわ
我は嘘などつかん。貴様こそ忘れるなよ? ナナーシャ

【顕現武装があれば、こんな風使い一人や二人は圧勝なんだよ】
【自信あり気にポーズを決めた神流から、そんな事を言っているような気がする】
【人ならざる英霊、神流からしてもみれば、そう疑う事はないだろう。本来人の形ですらない魂だったのだから】

魔物の森……なかなかいい響きではある
カノッサ機関? なんだその、響き悪い機関は

【神流は常識を知らない】
【2の質問はカノッサ機関について、である】

かかかっ! 貴様冗談抜かすでないぞ
だがまあ、良かろう。監視できるならば、やるがよいわ

【すっくと立ち上がり、バッと格好いいポーズを決める】
【それと共に告がれた言葉は、「監視してせいぜい私が泣かないようにしなさいよね」という事である】
【勝ち気な性格でどうしても本音を吐けない。神流にしてみれば頑張っていったつもりだ】 /大変遅れました! すみません!
313 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/06(土) 23:39:17.48 ID:r+aygfx4O
>>312
魔物の森もカノッサ機関もクソみてぇなもんだよ…オレァ どっちとも関わりたか…っておまえカノッサ機関も知らねえのか?

機関っつうのは 昔から世界を騒がせてる悪党どもだよ
暇潰しにテロってみせたり テメェーみたいなイカれ野郎取っ捕まえてバラして研究してみたりする悪人組織さ

ま、関わらねぇが吉ってヤツだ

【得意気に関わるなと言うナナーシャ…然しその目は闘志に燃えている】
【神流も勘が良ければ気付くだろう カノッサ機関とは危険だが、されどそれゆえに面白い組織であると 】

ハッ! てめぇみてぇな小娘一匹、この俺様が見逃すわけねぇだろうが?

イヤ、わりぃ、ちっこすぎて見逃すかもしれねぇわ。 そんときゃ自分でクビでも切り落とすんだな。 俺に迷惑かけんじゃぁねぇぞ

【悪態をツキながらも何処か楽しそうに語るナナーシャは】
【とりあえずこの魔界で方を並べることになった少女に手(左)を差し出し、握手を求めた】
314 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/07(日) 00:08:56.14 ID:/YpBPReg0
>>313
【闘志をメラメラと瞳に灯し、関わるなと得意気になるナナーシャ】
【だがみれば解る。ナナーシャは基から関わりを避ける柔な男じゃない事など】
【そんな男が語るカノッサ機関という組織は、神流の闇に燃える漆黒の意志を燃えたぎらせるに十二分すぎる魅力を持っているのだ】

くっくっく。我を分解する事は神に逆らうと同じこと。哀れな阿呆どもよの
我が屈すると思うてか。貴様との契約もあるのだ。そう簡単に死にはせんぞ?

【そう言って唇を三日月型に歪める】
【指と指の隙間から覗く双眸が、ぎらっと輝いた……気がした】

こ、小娘じゃねーしっ
これでも17だしっ! 馬鹿にすんなし。いーっだ!!

……は。ナナーシャ。貴様が我の前に立つと前がみえんからな
迷惑見逃す言う前に、女に対する礼儀も知らんのか? 哀れよの、いや、哀れよの

【素が出た事を隠すかの如く、顔を赤らめ反論を】
【差し伸ばされた掌をがっしと掴み、縦にブンブンと振りながら、慌てて口調を整える】
315 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/07(日) 00:32:20.54 ID:vD9wZRVkO
>>314
ハッハッ…強気だなぁ? 流石は愚風の御子ってところか?
だがな、アイツらはマジで強いぜ、勿論、俺ほどじゃぁねぇが…

だから神流…俺との誓いを守るまで、死ぬんじゃねぇぞ?



ハッ、17ったら立派なレディーだよなぁ? 何でおまえそんなチンチクリンなんだぁ?
いや、哀れだわ マジで、マジで哀れだわ!
哀れすぎんよばーか!

【手をブンブン振られるナナーシャも何だかんだで楽しそうに対応してみせる】
【大蛇に襲われるわ満身創意の中でカノッサ機関員に襲われるわの試練が続いた中で漸くてにいれた安息といったところか】

つーことで俺は寝るぜ神流
ゲートの出現ばっかりはどんな実力者でも運任せだからな
おまえも黙って寝て待つ方が得策だ…いくら強くても旅人に自然は優しくねぇ

んじゃぁな


【然しその安息に何処まで甘えるのがナナーシャという男だ】
【十七歳の彼女をほっぽって一人眠りに付こうとする…】
【監視とはなんだったのか…といった感じだが、これから二人はうまくやれるのだろうか?】

/すみません、そろそろね落ちが怖いのでここらで締めようかとオモイマス! 楽しかったです! ありがとうございました!
316 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/07(日) 00:55:22.34 ID:/YpBPReg0
>>315
だから言っておろうに
我は死なぬ。[シルフ=ベルセルク]は死を知らぬからな

【契約果たすその時まで、愚風の御子、風の狂戦士は死なない】
【それはナナーシャと交わした、誓いであるのだから】

ぐぬぬっ。甘く視ておれ
その口二度と開かぬよう、我が正してくれようぞ

【振る手を離し、鋭く見返す……その時の表情は、にこやかで】
【知らぬうちに神流という存在は、ナナーシャの心に余裕を与えたらしかった】
【魔物の森と呼ばれる深林での小さき出会いと小さき誓いは、いつ頃果たされるのだろうか】

うむ。ではなナナーシャ
しっかと休み、来るべき決戦の日に備えておけ
我はもう暫し辺りを見張る。また後でな



【ーーーその後。なんだかんだあったものの、二人はゲートに遭遇し、再会を契約したそうだ】
【それぞれの紡ぐ物語の成れの果てとは。それがあかされる日は、まだ先の話なのだろう】

/こちらも楽しかったです! またよろしくおねがいします!
/ありがとうございました!
317 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 19:00:34.42 ID:JVdBH1w/o
かぁ〜〜〜っ!! アッチ〜なおい! こんな所でヤレってのかよ!?

【境界線を超える中で辿り着いたココは仮想闘技場と呼ばれる空間である】
【以前にも訪れたことがあったがそのときは何が何やらと混乱ばかりだった青年だが】
【その後、何度か訪れる内にこの場所のシステムについても理解してきたつもりであった】
【しかし、眼下には赤々と輝く大地の血液とでも形容すべき溶岩が流れる光景が広がり】
【流石にその圧倒的なまでの存在感と熱量には色々な意味で汗が噴出してくる】

……取り敢えず他のヤツはいねぇみたいだが……さて、どんなヤツが来るのやら

【辺りを見回すも人影が無いのを確認すると少しでも暑さがマシな所を求めて歩き出す】
【暑さから全身には倦怠感のようなものが発されているが】
【そんな状態でも両の眼だけは、まだ見ぬ対戦者の気配を求め獣の如き鈍い輝きを放っている】
318 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面.火鼠の皮衣.乱山嵐.七節[sage]:2014/09/07(日) 19:09:25.17 ID:ERnlBM7b0
>>317
……

【少し歩いたその先で腕を組み不機嫌そうにしている細身の鼠の獣人】
【乳白色の体毛、細長く硬質な桃色の尾、そして身に纏う様々な装具】
【恐らく待ち望んでいた対戦相手に違いないだろう、戦闘者の出で立ちだ】
【発見されればほぼ同時、赤い瞳でウィントを捉えるだろう】

……お前か
暑いし……早めに終わらせる

【言い終えるや否や小刀を抜き放ち駆け出し、良くない足場をなんのその素早く距離を詰める】
【接敵が叶えば横薙ぎに振るうだろう、そして遠心力を付随した尾羽風車の追撃を唸らせる】
319 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 19:27:34.05 ID:JVdBH1w/o
>>318

ん? へぇ〜、こりゃまた暑苦しい感じのが来たもんだなぁ

【現れたのは全身に何やら見慣れない武器のような物を身に付けたネズミの獣人】
【そしてあちらもこの場所については理解しているのだろう、勢い良く駆け寄ってくる】

へへっ! 近接戦タイプか!? 良いねぇ! 戦いはやっぱそうでなくっちゃなぁ!!

【相手の駆ける速度からして、恐らくは自分と同じスピードと手数重視のタイプ】
【ならばと振りぬく刃から距離を取るべく後方に向けて勢い良く地面を蹴る】

!? う、おぉっ!!? っとっと! あっぶな!

【刀の間合いからは完全に抜け出たという確信の虚を突くように現れた追撃】
【済んでで身体を仰け反らせてかわすが変則的なその攻撃はわき腹を掠めていった】
【身に付けていたジャケットの下、タンクトップに薄っすらと血が滲む】
【何とか転びはしなかった物の、細かな石の転がる足場ゆえに体勢は万全とは言えない】
【体勢を立て直すべく更に後方に飛び退るが、やはり距離を開けられるほどの勢いは無い】
320 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面.火鼠の皮衣.乱山嵐.七節[sage]:2014/09/07(日) 19:37:56.30 ID:ERnlBM7b0
>>319
余計なお世話……

【こういう時ばかりは人間の体毛の少なさが羨ましくとすら思いえる】
【周囲でごぽごぽと飢えたような音を立ててマグマのあぶくが爆ぜていた】
【岩肌を容易に駆ける事が出来るのは尾によるバランスの補正ゆえ】

……チッ!
……そらっ!

【斬撃と尾羽風車、二つの攻撃は回避された】
【振り抜いたまま反転、更にもう反転する頃には刀と逆の手に折り畳まれた七節を腰のベルトから引き抜く】
【それは瞬時に長めの棍となり、ウィントの後退を狙って打突攻撃を繰り出した】
321 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 19:58:52.94 ID:JVdBH1w/o
>>320

こんにゃろ、味なマネを……! ぐっ!?

【獣人ゆえの身体的特徴を使った奇襲攻撃、完全に出足を挫かれた所に更なる追撃】
【どれだけ武器を仕込んでやがると毒づきたくなるが、そんな余裕は一切無い】
【こちらは既に足が地面から離れてしまった、故に回避は出来ない、ならば】

ぬ……がぁぁ!!
……へ、へっへっへ……突かれたのが槍だったらヤバかったな

【相手の狙いが直線的かつなぎ払いでなかった事が功を奏した】
【こちらへ放たれた追撃の棍の先端を両手で受け止め】
【紺の勢いを殺さず寧ろその勢いに乗る形で吹き飛ばされるように距離を取る】
【此方が既に後方に飛んでいた状況だったからこそ受け切れたのだろう】
【出なければ受け止めた両腕は完全に砕かれていたかもしれない】

まずは、これで仕切り直しだ……そんで、まぁ……もうお前に手番は回さねぇ!!

【言いながら両腰に下げられていたホルスターから双剣を抜き放ち走り出す】
【だが先の一撃を受け止めたことで両手の握力は極端に下がっている】
【少しの間を稼がねばまともに振りぬくことも出来ないだろう】
【故にウィントの疾走は直線ではなく曲線、ムガの死角を取ろうと回り込むように駆ける】
322 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面.火鼠の皮衣.乱山嵐.七節[sage]:2014/09/07(日) 20:11:04.41 ID:ERnlBM7b0
>>321
……へぇ

【黒覆面の下、口元をニヤリと吊り上げる】
【右手に小刀、左手に棍、尻尾に尾羽風車】
【あの姿勢からまさか七節を受け切るとは】
【出来る。 その感覚が戦場において心を揺さぶり躍らせる】

やってみろよ……
……!?

【素早さの勝負を挑むつもりかとヤマアラシを構え直す】
【かつてより幾つもの戦いを潜り抜け、その度に自身を圧倒出来る程の機動力を持つ相手に出会う事はついになかった】
【だからこそだ、慢心とも言える自信を持っていたのは】
【そしてそれが打ち砕かれ、ウィントを見逃し慌てて索敵に態勢を移行させるのにはやや時間が必要だった】
323 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 20:45:33.99 ID:JVdBH1w/o
>>322

はっはっはっはっはぁっ!! こいつぁさっきのお返しだ!

【目の前の獣人が自分の想像を上回って見せたことへの意趣返し】
【今度はその速さを持ってしてムガの想像を上回って見せる】
【しかし双剣を握る両手はまだ先程のダメージから回復していない】
【だが何も此方の武器とて手の内にある二振りの刃だけではない】

派手にぶっ飛びやがれ! ”暴風っ!!”


【疾走するその身体が新たなる暴風によってその勢いを更に増す】
【そして踏み込んだ勢いのままムガを背後目掛けて全力のとび蹴りを放つ】
【これもまた、先程のムガの棍による一撃への更なる意趣返しなのだろう】
【直線的な軌道のそれは、しかし圧倒的な速さでもって放たれた矢の如くムガに迫る】
324 :澪【獣化】[sage]:2014/09/07(日) 20:49:50.41 ID:U4cnODOc0
見渡す限りの深緑、その中にぽつんと在るは透き通るような群青の湖。
その岸辺には森の動物たちが恵みを求めて集い、喉を潤し身を清める。
そして全身がずぶ濡れの少女もまた、その岸辺へと辿り着いていた。大量の水を吸った服からはぽたぽたと雫が落ちる。

「…はぁ…やっと着いた…」

腰を越すほどの焦茶の髪を絞ってぽつりと呟く少女。普段かぶっているフードはさすがに鬱陶しいのか今は取っている。
実は彼女、ついさっきこの世界へとやってきた越境者。運悪くこの湖の中央へと転送されてしまい、どうにか泳いで陸地に辿り着いたところなのだ。
もしも誰かが湖の近くにいれば派手に起こった水飛沫を目にしていただろうし、ひょっとすればそこから泳ぐ人影も見えたかもしれない。
濡れた身体を震わせ小さくくしゃみ。木々のざわめきはどこか心地よかった。
325 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面.火鼠の皮衣.乱山嵐.七節[sage]:2014/09/07(日) 21:00:10.79 ID:ERnlBM7b0
>>323
……っ!? がっ!
……やばっ……! ぐっっ……!

【背中を強かに蹴り付けられれば細身の体は軽々と飛ばされる】
【激しい鈍痛、目の前に広がる灼熱の赤】
【岩場を越えてマグマ地帯まで吹き飛ばされていたのだ】
【咄嗟に空中で腰を捻り横転、軌道を僅かにズラす】
【何とか岩に打ち付けられるだけで済んだ、焼き尽くされる事はなく】

いってぇ……なぁっ!

【アクロバットに受身、呪詛を唱えながら再度駆け寄る】
【途中棍の先端に小刀を装着し薙刀とすれば射程距離を伸ばす】
【刺突気味に振るい、最終到達点から更に横に薙ぐだろう】
326 :【きゅうけつき】>>2512014/09/07(日) 21:09:26.71 ID:OE5CYrv20
>>324
うぉあっ、びっくりした!!ネッシーかとおもった!

【少女の近くの木の影からちょろっと幼女が出てくる】
【森の探検隊をしていたところ、湖の方で大きな水飛沫の音を聞いて期待半分に来てみたのだ】

湖の中にネッシーとかいた!?見ただろおまえ!

【マントを揺らして少女の元へ駆け足】
【赤い瞳の中に光る、好奇心という煌めきを少女に向けて唐突に高圧的にたずねた】
327 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 21:23:03.76 ID:JVdBH1w/o
>>325

はっは〜〜っ!! 良く飛んだなぁネズ公!
そのままドボンしなかったのはナイスだ、そんなんで終わっちゃ……ツマンネェからなぁ!

【赤々と燃え滾る溶岩の流れるマグマ地帯、その中に飛ばされつつも冷静に軌道をずらした】
【そのファインプレーを敵ながら天晴れと讃えながら自らもマグマ地帯へと駆ける】

おぉっ!? ははっ! また新手たぁ面白ぇ! そう来なくっちゃなぁ!!

【獣の如きしなやかさで受身を取り向かってくる鼠人、その見た目は流石に伊達じゃない】
【先程の紺に小刀を装着してからの再びの刺突、リーチが伸び速度も乗っている】
【更にはこちらも相手に向かって駆けている分、相対的な速度も威力も跳ね上がっているはずだ】

だが言ったろ! お前ぇの番は! 来ねぇ! ってなぁぁっ!!”暴風!”

【互いに衝突しかねないままに駆けていた軌道を斜め方向に捻じ曲げる】
【極端な前傾姿勢による重心の低下と斜め方向への加速により薙刀はウィントの背中の上方を掠める】
【方向を変えたことで離れ行くムガの身体へと、左腕に構えた刃を向ける】
【交差の瞬間にムガのわき腹に向けて振るわれるが握りの甘さにより速度とキレが無く】
【かわされるか、わき腹を裂いたとしても然したる威力にはならず浅く切り裂くだけとなろう】
328 :澪【獣化】2014/09/07(日) 21:27:53.26 ID:U4cnODOc0
>>326
「……えっと…ねっしー、ってなに……?」

人がいると思わなかったのか、驚きに少しだけ金色の目を見開いて幼女を一瞥。
髪の水分をある程度減らしていけば次は上着を絞りながら問いかける。
そもそもネッシーがなんたるかを知らない澪、どんな返答が返ってきてもおそらく納得してしまうだろう。

「……一応、魚はいるみたいだったよ…釣りでもすれば、ご飯はどうにかなりそう…」

駆け寄ってくる幼女の問いにはなんだかズレた返答。
どうやらきゅうけつきが期待する返答をどこか勘違いしているらしい。食料の確保しか頭にないのだろうか。
獣耳をぴろぴろと震わせて水気を飛ばし、きゅうけつきの赤く煌めく瞳をじっと見据える。

「…ところで…貴女、誰…?」

深い森の中、そんな場所に小さな女の子が一人でいるなんて普通に考えればおかしなこと。
迷子かなにかかと見当をつけて尋ねるが、おそらく自分も人の事を言えない風体なのは気づいていない。
329 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/07(日) 21:29:01.88 ID:J/B/I4MiO
>>324
澄んだ湖面は、陽の光を反射しキラキラと輝く。
ここはあらゆる生きる者の憩いの場。平和な時がのんびりと流れる━━━━━

━━━━━その時、大きな音と共に突然立ち上る水柱。
そして水しぶきが鎮まると、付近を泳ぐ何か……。

「び、びっくりした……」

たまたま、その湖に足を浸していた少女。付近には彼女のものと思わしき靴などが置かれている。
多少ビックリした様子で、その泳ぐ何かを目で追う。どうやら岸に向けて泳いでいるように見える……。

「って、澪……!?」

やがて岸に辿り着いた様子の何者か。……その正体は予想外であった。

━━━━何処かで見たことがある顔。そちらも越境者だったのだ。

少女はまず、その水浸しの姿を見て、何があったのかと口を開くことだろう。
330 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面.火鼠の皮衣.乱山嵐.七節[sage]:2014/09/07(日) 21:38:00.50 ID:ERnlBM7b0
>>327
……ぐっ、……よ、よく喋るサルだなぁっ!

【互いの錯綜、あとからやって来る熱い痛み】
【咄嗟に尾羽風車を振るうが既にそこに相手の姿はない】
【振り向けば既に駆け抜けたずっと後だ、速度が違う】

チッ……
……舐めるなよ、この野郎

【左手に光癇癪と煙玉を一つずつ取る】
【駆け寄り三度接近、ある程度の中距離で両方を地面に向けて投げ付けた】
【閃光、そして濃煙】
【撹乱だ、その目的はもちろん】
【そして煙の向こう、先程までウィントがいた位置に向けて薙刀を突き出した】
331 :澪【獣化】2014/09/07(日) 21:38:10.00 ID:U4cnODOc0
>>329
「…あ…深雪…」

辿り着いた岸辺で見たもう一つの人影。
何度か顔を合わせたことがある深雪を見れば、澪もまた予想外だったのか僅かに目を見開いた。

「…飛ばされたと思ったら、あそこにいて…」

言いながら指差すのは先程水飛沫が上がった場所。そこからは想像に難くないだろう、澪もそこからを語ろうとはしない。
岸から改めて見てその遠さに呆れたのか小さくため息をつく。泳げてよかったと澪が心から思った瞬間だった。

「…おかげで、びしょ濡れだよ…」

いくら服を絞ろうとも濡れた身体がどうにかなるわけではない。
控えめにくしゃみをすれば、困ったように苦笑した。
332 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/07(日) 21:51:27.58 ID:J/B/I4MiO
>>331
「あそこから泳いで来たの……!?」
「………やっぱり澪って何かすごい」

見たところ、先程の水柱が発生した場所からここはかなり離れている。
常人ならば力尽きてそのまま……ということにもなりかねない。
さすがの彼女も多少驚いているようで。

「実はボクもこの森に飛ばされて来て……迷ってたらこの湖に着いたの……」
「……とりあえず、火起こしといた方がいいかな」

ここは森の中である、木の枝の何本かは転がっていることだ。
そちらが躊躇わないとそれを拾い集め、その能力を用いて火を起こす。
333 :【きゅうけつき】>>2512014/09/07(日) 21:52:22.70 ID:OE5CYrv20
>>328
ネッシーはすごいドラゴンなのだ!!
火とか水とか吐くんだって!

【どこで得たのか、ネッシーの間違った知識を自信満々に語る】
【もしも澪が誰かにネッシーについて説明するとなれば間違った知識が伝言ゲーム的に広まっていくのだろう】

え"ぇー、魚嫌いっ!! 血が不味いもん!

【澪のズレた回答に突っ込むことなく話題もずれていく】
【獣耳がピロピロ動けばきゅうけつきは物珍しそうにそっちへ視線を移した。好奇心の矛先が変わったようだ】

…私はきゅうけつき!……そういうおまえは誰だ!

【珍しい獣耳を生やした少女が湖から上がってくるのも中々変わっているが、少女自身そういうことは考えないようだ】
【大雑把な自己紹介をして、思い返したように尋ね返す】
334 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 22:02:53.54 ID:JVdBH1w/o
>>330

悪ぃなぁ! こちとらネズ公とは頭の回転が違うんでねぇ!!

【切り込みは浅かった、だが着実に一撃を加えられた】
【そして確信する、早さにおいては此方が相手より長じていると】
【そして自身が勝っているという確信を得たためにムガの接近に応えるように此方も接近し】

はっはぁっ! オラもう一丁……っ!? ぬぐっ……閃光に、煙幕だぁっ!?

【絶妙のタイミングで放たれたムガの一手に見事なまでに嵌ってしまった】
【閃光によって姿を見失った上に煙幕で周囲を囲まれてはマグマのすぐ側のここでは迂闊に動けない】
【自身の風魔法も周囲の煙幕を吹き飛ばすような使い方は出来ず、攻撃されてからの回避は不可能】
【思考する間にもムガの攻撃が放たれかねない、攻撃を避けるならば……】

……っ、だあぁぁっ!! ”暴風!!”

【選んだ道は上方、その場での垂直方向へのジャンプであった】
【大地を蹴る瞬間に発動させた魔法によって踏み切りの弱さをカバー】
【しかし回避としては充分であろう2m程の跳躍に成功する、が】
【思考による行動の遅延ゆえだろう、ムガの放った薙刀の突きは飛び上がる最中でウィントの片足を捉えていた】
【2mの跳躍の頂点で自らの足に奔る痛みに顔を歪める】
【また2mの跳躍と片足のダメージの為に空中での動作は不可能、着地までは完全な無防備となるだろう】
335 :澪【獣化】2014/09/07(日) 22:11:49.06 ID:U4cnODOc0
>>332
「…うん…そうだけど…」
「…何かって、なに…?」

なにかおかしな事でも言ったか、と言わんばかりに首を傾げる。
きっと自覚がないのだろう、そんなにすごいかなとひとりごちながらも服を絞る手は止めない。

「…よかったね…私と同じ場所じゃなくて…」
「…ありがと…助かる…」

嫌味ではなく本心。あんな目に遭うのはもう自分だけで十分だ。
深雪が起こした火に短くお礼を告げ、温かなそれに当たってその熱を享受する。

>>333
「…すごい…強そうだね…」

自信たっぷりに言うきゅうけつきを澪が疑うはずもなく、感心するように二、三度頷く。
きっとそのうち誰かが二人の間違った知識を訂正してくれるだろう。いつか。

「…私も、魚よりは肉の方が好きだけど…」
「…焼くと、なかなかいけるよ…」

興味深そうにこちらを見つめる赤い瞳に居心地が悪そうに思わず目を背ける。深雪が起こした火が金の瞳にちろちろと映った。
どうせなら何匹が獲ってくればよかったと小さく呟いて向き直り。

「…私は澪…よろしく…」
「…きゅうけつき…え…吸血鬼…?それ、本当の名前…?」

どうやら吸血鬼の知識はあったらしく、幼女の名乗った名前を反芻して思わず聞き返す。
336 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面.火鼠の皮衣.乱山嵐.七節[sage]:2014/09/07(日) 22:14:30.75 ID:ERnlBM7b0
>>334
……っ!?
(やった……? いや、浅い……!?)
(ならっ……!)

【薙刀から伝わる感触に大凡のダメージを推察、致命にはなり得ないだろう】
【ならばと煙幕の中、二度三度突きを繰り出すが命中はしない】
【当然だ、煙に巻かれて見えないウィントは頭上にいるのだから】

ちっ……何処へ……っ
……♪〜

【覆面を左手で下ろす】
【露わになる口元、鼠人という種族にあるべき前歯がない】
【無論本来の姿を知らねばそれには気が付けないであろうが】
【甲高い耳鳴りのような音が突然響く】
【相手の姿が見えないのならば見えなくても構わない技を使うしかない】
【それは近接距離にいる相手の聴覚を刺激し脳を揺さぶる霧笛と呼ばれる技術だ】
【平衡感覚や聴力に対してダメージを与える事が可能なのだが、疲労と傷の痛みに呼吸が乱れている今は万全ではない】
【効果の程は分からないが、それでも頼る事をしなければならないのだ】
【霧笛の響く中、煙幕は熱風に攫われ晴れて行く】
337 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/07(日) 22:26:47.99 ID:J/B/I4MiO
>>335
「いや……何でもない」

まあとにかく、言葉で形容し難い凄さを感じたようだ。

「ボクだったら、間違いなく助からなかっただろうね……」

さすがにあの距離を泳げる気がしない。彼女にとっては不幸中の幸いだ。
澪が無事溺れずに済んでよかった、と思っていると。

「それにしても……しばらく、ここから出られそうに無いねぇ」

湖の上に昇る太陽を見上げながら言う。
ここは深い森の中だ。そう簡単には出られそうにないだろうと。

炎はパチパチと火花を立てながら燃える。
食糧は魚がいるというので、これでこんがり焼けるであろう。
338 :【きゅうけつき】>>2512014/09/07(日) 22:34:13.60 ID:OE5CYrv20
>>335>>337
肉は好き!レバーがいい!!

【背けた澪の視線を追って行けば、そこには暖かそうな炎と一人の女性が】
【本能のレベルで苦手な炎を見たきゅうけつきは露骨に苦い顔をする】

ん、澪!澪!…覚えといてやるっ!
ホントっていうか名前忘れたのだ!

【ニヤッと八重歯を見せて笑い、偉そうに聞いた名前を反芻】
【名前の記憶だけ無いことを完全に割り切っているようで思い出す素振りも見せずにはっきりそう言う】

【澪ともう一人の女性は炎の近くにいて、きゅうけつきだけ妙に炎から離れている】
【女性が焼いている魚から香ばしく美味しそうな匂いが漂ってきて、空腹状態のきゅうけつきは腹を鳴らしながら少しずつ二人に近づいていく】
339 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 22:40:05.73 ID:JVdBH1w/o
>>336

(くっそ! まじぃ……よりによって足に貰っちまった!)

【跳躍も頂点を過ぎて既に下降に入っている、地面に着くのには2秒とかからないだろう】
【先程の一撃の後、素早い連撃の放たれたらしき風切り音が聞こえた】
【だがその後は再び攻撃の手が止まってしまっている、故にあの獣人の正確な位置は分からない】
【このまま着地をすればその物音を聞きつけた獣人の攻撃をかわす術はない】
【それらの思考を無限とも一瞬とも思えた着地までの間に行うウィントだったが】

!!? っが……っなん……!!

【着地の寸前に響いた甲高く耳障りな音、それがウィントの思考を吹き飛ばしかける】
【だが、飛びかける意識を意思によって必死に繋ぎとめ一つの仮定に辿り付く】
【この音の正体が何であれ、この場において攻撃性の音を出すであろう者は、ただ一人】

……〜〜〜〜〜〜〜っ! "疾っ風ぅぅぅぅっ!!!"

【可能性はあくまで可能性、だがその可能性を逃せば先に道は無い】
【思考するよりも疾く、全身に風を纏い、傷ついた足から血が迸るのも構わずに踏み込み】
【大地を蹴り飛ばすと同時に圧縮した風を開放する、噴出す血潮がマグマに照らされて赤く舞う】
【一陣の赤色の風となったウィントが吹き散る煙幕の中から一直線に飛び出してくる】
【その軌道は霧笛の効果でムガに一直線とは行かなかったが、凄まじい速度と×字に構えられた両の刃】
【直撃せずとも、その疾走に巻き込まれれば風に舞う木の葉の如く吹き飛ばされかねないだろう】
340 :【きゅうけつき】>>2512014/09/07(日) 22:44:44.77 ID:OE5CYrv20
>>338
/下の二行はとりけしでお願いします
341 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面.火鼠の皮衣.乱山嵐.七節[sage]:2014/09/07(日) 22:50:40.35 ID:ERnlBM7b0
>>339
〜〜……
(燻し出せるか、それとも……)

【霧笛の技術は高度なものだが弱点も多い】
【平静を保つ事と更に高い集中力を要するのだ、そして何より】
【自分には効果がない、つまり成否の判断が咄嗟に行えない事に尽きる】
【今回の場合特に、それが有り有りと露呈した結果となった】
【一定以上の効果を発揮していると過程し続けていた霧笛】
【それが知らせてしまう事に繋がった、己の位置を】
【もちろんただ突っ立っているだけではない、戦闘態勢を取っている】
【だが霧笛に集中しているため、咄嗟の反撃も防御もどうしてもワンテンポ遅れる】
【更に煙の中から突進してくるウィントの圧倒的な速度がそれを助長した】

……っ!?!?

【ぐるぐるぐるぐる、視界が目まぐるしく巡る】
【続き全身を焼く冗談みたいな熱量、それは一瞬で命を奪う】
【自身が錐揉み状に跳ね飛ばされ、そしてマグマの海に落ちて焼かれた事を】

……うわぁっ!?
……あ〜〜〜……くそっ……!

【現実世界に引き戻されたムガが気が付く事は決してなかった】

//ありがとうございました、これで落ちさせて下さい
//また宜しくお願いします、お疲れ様でしたー
342 :澪【獣化】2014/09/07(日) 22:51:20.03 ID:U4cnODOc0
>>337
「……案外、なるようになるよ……」

何やら心配されていたらしい、安心させようと口をついて出た言葉が届くかどうかは分からない。

「…まあ…このまま野宿だろうね…」
「…夜になる前に、別の世界に行きたいけど…」

さんさんと森を明るく照らす太陽は翳る事を知らず頭上で輝く。日没まではまだまだのようだ。
しかし夜になればもちろん今より遥かに危険となる。
澪は慣れているとはいえ、おそらく深雪はそうでないだろう。
彼女を心配してか、いつ開くか分からないゲートの出現を切に願った。

>>338
「…レバーかぁ…おいしいよね…生の方が好き…」

炎に対しあからさまに嫌悪を示す彼女に訝しげな顔を向けるが、その理由に思い至ったのか火元から少し離れて座り込む。
そのまま妙に離れたきゅうけつきを見上げ、おいで、と言わんばかりに隣を手でぽんぽんと叩いた。

「…そっか…ありがと…」
「…ふーん…それって、不便じゃない…?」

高圧的な態度を気にした様子もなく、律儀にお礼を述べる。
きゅうけつきにつられたように澪も小さく笑うが、続いた言葉に怪訝そうな顔で赤い瞳を見つめた。
343 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/07(日) 23:03:09.95 ID:J/B/I4MiO
>>342
「……そうねぇ」
「ゲートが来るまで、無事生きてられればいいけど……」

問題に次ぐ問題。そもそもここがどういう世界かも知らない。
もしかしたら獰猛な怪物が潜んでいるかもしれない……
━━━━そんな不穏な心配が彼女の頭をよぎる。

いくら境界線を渡ってるとはいえ、夜の森を過ごした事はほとんどない少女。
日没までにどうにかなれば良いのだが…………

今は時間的に言えば真昼だろうか。相変わらず太陽は湖に照りつけ、眩しく煌めく。
344 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/07(日) 23:03:28.70 ID:JVdBH1w/o
>>341

……〜〜〜〜っ……いってぇぇぇっ!! はぁっ、はぁっ……!

【最後の突進は完全に直感頼りの捨て身の一撃】
【行き先に相手がいるかも、その先にマグマがあるかも考えない無謀な行動】
【結果的に衝突の感覚から対戦相手たる獣人は跳ね飛ばしたようだが】

くぅぅ〜〜〜……頭から岩に突っ込むとか……あ〜……鼻折れてっかもなコレ

【向かう先にあったのはマグマではなく岩であったことは幸運なのかはたまた不運なのか】
【空間に響く勝利のファンファーレも今は遠く、全身の痛みに包まれ】
【しかし拮抗した戦いの後の形容しがたい余韻を味わいながら自らもまた消えていく】

//お疲れ様でした!
//こちらこそまたよろしくお願いします!!
345 :【きゅうけつき】>>2512014/09/07(日) 23:08:31.18 ID:OE5CYrv20
>>342
おぉうっ、分かってるな澪は!やっぱりレバーは生だな!……

【これを機に炎を克服しようかと頭の片隅で考えたがやはりあの熱く燃え盛る姿を見るとそんな考えは一気に吹き飛ばされる】
【ふと澪の方を見ると炎から少しだけ距離を置いて、ぽんぽん隣を叩いている】
【きゅうけつきは少しニコニコしながら澪の隣へ行って、ストンと座り込んだ】

んー、不便とかは考えたことないぞっ
…名前あったら便利なのか?

【澪の怪訝そうな顔に、変わらず笑顔を見せて答える。そして普通なら考えもしないような事を首を傾げて純粋に澪に聞いた】
346 :澪【獣化】[saga]:2014/09/07(日) 23:23:21.10 ID:U4cnODOc0
>>343
「…大丈夫だよ…私がいるもん…」

不安そうな深雪を励まそうとする言葉は自信に溢れてはいるが、受け取り方によっては虚言とも取れる。
少しでも安心させようと、座り込んだまま深雪へと優しく微笑んだ。

「…ご飯は、私が肉でも魚でも獲ってこれるし…」

食料も心配するな、と言いたいのだろうか。
澪は森での生活に関して並の人間よりは詳しいと自負している。
永い時を一人自然と共に過ごしてきた彼女にとって、見知らぬ森で一晩過ごすなど慣れたものだ。

「…だから、心配しなくても大丈夫だよ…」

>>344
「…腑は生、肉は焼いたのがおいしい…」

笑顔で隣に座り込んだきゅうけつきに笑いかけ少しだけ側に寄る。
炎から少し離れた分、隣に座る彼女の温もりを少しだけ分けてもらおうと。

「…便利…っていうか…分かりづらいっていうか…」
「…もし、貴女とは別の吸血鬼がここにいたとして…きゅうけつきって呼んでもどっちか分からなくなっちゃうでしょ…?」

拙い説明。自分でも理解し難い説明だと自覚はしているのか、相手の反応を伺うように恐る恐るきゅうけつきの顔を覗き込む。
347 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/07(日) 23:39:03.21 ID:J/B/I4MiO
>>346
「……なら安心だけど……」

このまま一生ここでの生活になるかもしれない、と何処か穏やかでいられない様子。
いろいろと心強い澪がいる限り食糧には困らないだろうが……。


「……そういえば、ずっとさっきから裸足なんだよねぇ」

丁度澪が水柱を立てた時……彼女は足を水に浸していたのだ。
それに今更気づき、揃えて置かれていた靴を取りに行く。
348 :【きゅうけつき】>>2512014/09/07(日) 23:41:22.47 ID:OE5CYrv20
>>346
焼いたのは食べたことないっ!…焼く炎が怖いわけじゃないぞ!

【側に寄る澪に特に気にかけずそのままくっついて、小さい身体ながら温もりを澪へあげる】
【相手のまつ毛が見えるくらい近くに寄っている二人にはぽわぽわした暖かい空気が流れたような気がする】

……はー……………なるほどー…………
…確かにそうだっ!二人いたらわかんなくなる!
でも澪は二人いないもんね!わかりやすい!

【澪からの説明を受けて暫くの間、虚空を見上げて少ない思考力を総動員して理解しようと頑張る】
【結果、理解できたようで、嬉しそうに見開いた赤い瞳を顔を覗き込む澪に向けた】
349 :澪【獣化】2014/09/08(月) 00:02:32.47 ID:DqpjSlkL0
>>347
「…考えるだけじゃ、何も変わらないし…」

深雪の懸念を澪が推し量れるはずもなく、言葉はただ滑るだけ。
靴を取りに行く深雪の背を見送りながら、自分もそういえば裸足であることに気がつくがそれも今更。
むしろ靴を履く人間を不思議に思い一人首を傾げるが、その真意を汲み取るのは難しいだろう。

>>348
「…そっか…じゃあ、後で焼いてあげようか…?」

その口振りや先程の様子から彼女が苦手とするものがなんとなく分かってきたらしい。
きっと生まれてこの方食べたことがないのだろう。せっかくの機会なのだ、焼肉を振舞おうかと提案。
隣に寄り添う小さなきゅうけつきがどこか愛おしい。可愛らしい彼女の頭につい手が伸びる。
拒絶されなければその黒髪を優しく撫でようとするだろう。

「……うん…そうだね…私は、私だから…」

数秒の間、伝わらなかったかと一瞬冷や汗をかくが嬉しそうにこちらを見るきゅうけつきにほっとする。
見開かれた赤い瞳に思わず澪も顔が綻んだ。


太陽が真上から照らす昼下がり。温かな炎を囲むのは越境者の少女たち。
夜の帳が下りるまでまだまだ時間はある。楽し気な声は水面を揺らし遠くへ運ばれた。

//それでは日を跨いだのでこの辺りでー
//ありがとうございました、お疲れ様でしたー
350 :【きゅうけつき】>>2512014/09/08(月) 00:18:30.98 ID:WOSI3Zp70
>>349
おぉ!ホントか!?やったー!すげー楽しみだ!

【澪の名案に赤い瞳は輝いて歓喜に小さい両手を振り上げる】
【自分の髪を撫でられると、子ども扱いするなー!とちょっと憤慨するが、悪い気はしなかったようでそのあとは大人しく撫でられ続けるだろう】

【初めての焼肉を食べた後もワイワイ楽しげに会話して、きゅうけつきは何だかよく分からない温もりを得たのであった】

/絡みありがとうございました、お疲れ様です
351 :【灰(クイ)】【翻弄 / 愚弄】[sage]:2014/09/08(月) 18:14:53.01 ID:6pF9rTbho
群青色に染まり掛けた夜を烏の鳴き声と羽撃きが裂く
傾き掛けた茜色の空半分、群青の夜半分といった感じで人々を何処か幻想的な気分にさせたのは言わずとも
頬を優しく撫でた風一陣、落ち葉を攫って空気に消え行けばまた、ひゅうと吹いた風は微かな温度を帯びておりシルク生地の如く無上な程肌触りが心地良かった
次から次へと、ひゅうひゅうと吹いて止まないこの風は暫くの間収まりそうにもなくて、温かみを帯びているものの道行く雑踏の殆どを両手を衣服のポケットへと仕舞わせて、そしてそれをその風の対策を取らせた
雑踏と同様、新月の宵闇に見紛う黒衣を全身に纏いてそのポケットへ手を突っ込む男の足はやや速い。別段取り急ぐ用も無いが吹き荒ぶ風が余りにも鬱陶しかったので、男は早く風の当たらないところへと避難しようと普段よりも速度を上げていたが不意に足止め考え始めて、暫時その状態を維持してやっと上げた顔面には薄笑いが張り付いていた

「薄暗い、とても不気味でいてそして愉快な場所だ」

天を穿く摩天楼、夜に輝く摩天楼、その間隙に位置するのは薄闇に覆われた不気味そのものが漂い充満する若干に狭い路地。誰もが征くのを拒むそこは明るみと喧騒に嫌というほど満ち溢れた周囲と目と鼻の先というのを忘れさせる程の空虚さと退廃的な空気をやや高い湿り気に交じらせそして薄闇を修飾するかの如くに不気味さを更に更に増加させていく。まるでそこは鋭利なハサミで綺麗に、いや乱雑に切り離されたところだとも思えた
そこへの嘲笑を時折混じらせて言の葉を紡ぐ男の足はゆっくり然し止まる事は決して無かった。時折何かの崩れ去る音がその狭い場所に響き渡りまた陰鬱な空気の中虚しく愉快に消えていった。愉快に歪に二分された夜空に響いていた音が急に止まる。又も訪れた静寂
来る筈のない獲物を薄闇の中からジッと待つ。吹きさらしの風に延々と当たっているよりもうんと楽で愉快なので男がそれを止めるのは恐らく幾らか待って飽きがきた頃となるだろう。ここ自体元より人の疎い場所故に人が来るか来ないかそれは殆ど賭けなんかに近い

「―――――……さぁて」

夜を意味する群青色、夕を意味する茜色の空ふたつが交錯して混じり合う、いや混じり合うというよりも群青の空が茜色の空を時間を過ぎ行く伴って侵しているといったほうが正しいのかもしれないが
そんな今宵、薄闇煌いた混濁する限り無く灰の黒い眼
352 :【灰(クイ)】【翻弄 / 愚弄】[sage]:2014/09/08(月) 18:17:00.31 ID:6pF9rTbho
>>351
/最後から二行目の【空を時間を過ぎ行く伴って】というとこをなんか順番おかしいので【空を過ぎ行く時間を伴って】に直し
353 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/08(月) 20:39:55.66 ID:gNtMLBKXO
【とある世界の草原】
【そこに一つの屋台がありました】
【その移動屋台の中に居るのは、中年の男と、目付きの鋭いチンピラの様な男です】

月見…か。 どこの世界の誰が考えたのかは知らねぇが悪くねぇ…
月を眺めながら呑む酒も悪くねぇじゃねえか

「ヘヘッ、良いでしょう御客さん? 」
「ご所望なら団子なんかも出しますぜ? 」


【どうやら店主は能力者の様で 何も無いところからポンポンと料理を出していきます】
【巷では有名らしいその屋台、今夜の御客さんは他にも現れるのでしょうか】
354 :アメリア@ちんちくりんNPCだーくえるふ[sage ]:2014/09/08(月) 20:48:48.86 ID:MHRdwMg4O
>>353
「無慈悲な夜の女王ともいったりするけど、
 この世界の月もなかなかのものね」

いつの間にかそこにいて、いつの間にかお酒を嗜むダークエルフが一匹。
美人さんと言い張るには、あと数年は掛かりそうだけども、
そもそもエルフ耳持ちが数年で劇的に変わるかといわれると、ノーコメント。

「まずは、一献。美しい月と出会いに」

小さなガラスの器を差し出し、一期一会に乾杯しませんか?と。
蒼い酒器の中の気泡は炭酸の泡。
発泡性の冷酒ですね。
355 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/08(月) 20:58:30.07 ID:gNtMLBKXO
>>354

あ…? クソガキが酒を呑むたぁ、世も末だな。

【男が横を見れば酒を呑む一人の少女】
【男は気配に気付けなかったことを誤魔化すように悪態を尽きつつも】
【酒と月に酔っているのか 人相の悪い顔の頬を僅かに緩ませて杯を重ねる】

俺様の名はナナーシャ、旅人だ
嬢ちゃん アンタはなにもんだ? 折角の美しい出会いなんだから 聞かしてくんねぇか?

【】
356 :澪【獣化】[saga]:2014/09/08(月) 20:59:36.98 ID:DqpjSlkL0
木々は色とりどりの葉に身を包み、地面には道標のように木の実が点々と落ちている。
もはや秋だと示すそれらはしかし、全てが今の澪にとってただ煩わしかった。
ゆっくりと、かつ確実に進めていた歩はいつしか止まり力なく木にもたれかかる。
その背には二本の線、よく見れば鋭利な何かに深く抉られたものだと分かるだろう。

「…さすがに……まずいかな…」

額に浮かぶ汗を拭い、荒い息を整えて小さく呟く。時折顔に浮かぶのは苦悶の表情。
漂う血の薫りは本当に微かなもの、されど飢えた獣にはそれで十分。
僅かな匂いを頼りに深手を負った彼女を追うなど、おそらくあれにとっては児戯に等しい。
きっと背中の傷を負わせたあれは今も執拗に澪を追っているに違いない、ただ人の肉の甘美な味を求めて。
冬ごもり前の彼らは食欲旺盛だとよく聞くが、人の味を覚えているとなると尚更たちが悪い。何よりも人間を優先して襲うからだ。
まだ近くにあれの気配は感じられないが、澪まで辿り着くのも時間の問題。思うように動かない身体に思わず歯噛みする。
一度は退けられたがもはや次はないと思った方がいいだろう。おそらく今の状態では満足に戦えやしないだろうから。

「……まいったな……」

立つ気力もほとんどないのか、ずるずると木に体重を預けたまま座り込む。鳥たちの美しい歌声はどこか憎らしい。
がさり、どこかの茂みが音を立てた気がした。
357 :アメリア@ちんちくりんNPCだーくえるふ[sage ]:2014/09/08(月) 21:09:21.52 ID:MHRdwMg4O
>>355
「世の中には、外見がこのまま数百年単位で生きる連中もいるのよ。
 これでもしっかり成人してるから安心なさいな」

そもそもこいつの気配は人とはちょっと違うのです。
実体ですらあやふやなので察知は意外と難しいのかも。
耳ぴこぴこっ。

「そうねぇ。境界を渡る旅人ってとこかしら。
 まぁ、月が2つあるのを見たり、緑の月を見たり
 そもそも月の上だったり、いろいろ歩いてきてるわね」

でも人生経験だとあなたには勝てないかも

「あなたも月にはいろいろ思う処がある人?」
358 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/08(月) 21:09:59.36 ID:GTT5/E7IO
>>356
「……こう逆に何もないと、返って不安になるってんですよねぇっ」

と、大きめな独り言を鳥や小動物、そして木々のざわめきに混ざらせる
越境先でトラブルに巻き込まれるなりむしろ越境先そのモノがトラブルの塊だったり
最近ロクでもない事ばかりな気がして、こうまでのんびりしていればむしろ落ち着かない
恐らく澪に対する襲撃者にはとっくにその存在を感知されているだろう無警戒さ
木の葉の重なる地をザクザクと踏み締め或は義足で押し固め歩く

「……んんっ?」
「あれぇっ、澪じゃないってんですかぁっ」
「どうかしたんですかぁっ?」

と、月光で邪魔な背の低い木の枝を払えばそこに腰掛けるは見知った姿
やや脚を早めて近寄るのは極めて自然だろう
ただそこに警戒の文字は相変わらずない
359 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage]:2014/09/08(月) 21:22:54.86 ID:gNtMLBKXO
>>357
ハッ、世界は広いってヤツだわな…

とんだ鯖読み女に会っちまってビックリだよ。

【改めて少女の姿を眺めながら 自らの杯を傾けて一口】

俺は緑の月なんて見たことねぇし、二個の月の上をけんけん渡りしたこともねぇ

旅を始めたのも最近だ
俺はこう見えてスラム街の出だからな

旅をするまでは虹色のメタンガス越しにしか月を見たことが無かったのさ
月なんてツマンねぇもん 見ようとも思わなかったがな

【そうして酒を一口】
【珍しく自棄に饒舌なのは酒が廻っているからだろうか】


なぁ、嬢ちゃん
これはどーでもいい話だからよぉ、適当に答えてくれてかまわねんだが…
アンタは 何で旅なんかしてんだ? そんでこれからどこにいく?

【どうでもいい。 そう口にした男の目は…言葉とは裏腹、真剣な眼差しをしていた】
360 :澪【獣化】[saga]:2014/09/08(月) 21:30:11.21 ID:DqpjSlkL0
>>358
「……ニアっ……!?…なんで、こんなところに…」

こちらへと近づくニアを見る澪の顔は明るいものではない。それどころかその表情はますます沈んでいく。
危機的状況における頼れる仲間なのは間違いない。しかし裏を返せば、共にあれの犠牲者となってしまう可能性があることも示すのだ。
ニアの姿を認めるや否や辺りを警戒するように見回し、未だ彼女以外の変化は見られないことを確かめる。
警戒心など見られないニアと対照的に澪の顔は険しい。

「…とにかく、ここから離れた方が…」

言いかけ、ふと止まる言葉。
金の瞳は恐怖に見開かれる。視線はニアの顔、その少し上に向いていた。
その眼に映るのは、自分を襲ったものと同じモノ。
足音を消して背後から忍び寄るあれの姿だった。

「……後ろっ……!」

叫びに呼応して振り向けば彼女の瞳にも映るだろう。
およそ2mを越す茶色の巨躯。振り上げられた前足。
後ろ足で立ち上がるは巨大な熊。澪と同じようにニアの背中もまた抉らんと、鋭い鉤爪を振り下ろす姿が。
361 :アメリア@ちんちくりんNPCだーくえるふ[sage ]:2014/09/08(月) 21:32:44.18 ID:MHRdwMg4O
>>359
チーズちくわの磯辺揚げうまうま。
海苔とチーズってどうしてこんなに合うんだろうね。

「竜や妖精だとかだと、もっと長生きしてるのもいるかもね」

そういうのもそのうち会うでしょう。
その時は食われないことをいのる。

「生まれはこっちもそんなに自慢できるもんでもないし。
 ただ、空気は綺麗だったから、これくらいしか娯楽がなかったわね。
 高みから見下ろす様がムカついたりしたものだわ」

ある程度お酒が進んだの確認したら注ぐ側にまわりましょう。
ちんちくりんとはいえ、一応性別♀なわけだし。

「おなじ質問、貴方にも聞きたい処ね。
 あたしのほうは、そう……。
 とりあえず親に一発いれてやりたいのと、忘れてしまった大切な誰かを探すために。
 行き着く先は見つけてから考えるわ」

目線はあわせず苦笑気味。
でも明確に嘘でないことは伝わる感じに。

「さ、今度は貴方の番よ? ミスタ・ダンディ」
362 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/09/08(月) 21:38:02.15 ID:GTT5/E7IO
>>360
「ええっ? どうしたってんでっ……」
「……後ろっ……?」

呑気に歩み寄る最中、流石に澪の尋常ではない様子に気が付きふと立ち止まる
自身を遥かに越える視線、振り返ればそこには茶色の体毛の壁

「……ひゃぁぁっ!?」
「ぅぐっっ……!?」

咄嗟繰り出すは1本のタイドメイカー
通常、ヒトが迫る異物に対して反射的に腕で対応するようにニアは触腕でそれを行える
まるで列ねた鋭利なナイフだ、その爪撃は
くぐもった声が喉から漏れる、背を引き裂かれ数歩たたらを踏む
それでもタイドメイカーをスライスされた分マシだ、それが無ければ即死であったろう

「……んなぁにするってんですかってんですのぉっ!!」

背の痛みを無理矢理意識の端に追いやり咆哮
再度タイドメイカーを、ヒトの胴体程もある触腕を生み出し横薙ぎに殴打を狙った
363 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/08(月) 21:48:16.37 ID:gNtMLBKXO
>>361
竜や妖精ねぇ…そういう輩は厄介そうだが
何年生きようが死ぬときは呆気ねぇもんさな

【言葉に合わせて思い更ける】
【先日命からがら撃退した巨大な蛇も数百年と生きてきたのだろうか】
【だとしたら 何と呆気ない死にざまだ…二の舞には成りたくないな、と】

ん、サンキュー 嬢ちゃん
しかしあれだな、見た目はクソガキだが流石は旅人
処世術に抜かりなしってわけだ

【やはり素直ではない悪態を吐きながらも嬉しそうに尺を受ける男】

親に一発、ねぇ…
もっと聞きたいところだが、俺の番か

俺は自由になるために旅をするのさ
旅をしてるから自由なんだといってもいいがな
生まれてこのかた クソみてぇな兄貴とクソみてぇな生き方をしてたからな

だから行き着く先もありゃしねぇ
家族や帰るべき場所なんてのは足枷でしかねぇんだ
そんなもんが出来たら俺は 自由な風じゃいられねぇからな

【だが…と男は付け足し】

おまえの話を聞いてな、目標を増やすことにしたぜ

ふざけた兄貴を見つけ出してぶっ殺すことさ

どうだ? 中々イカシテんだろ?
364 :澪【獣化】[saga]:2014/09/08(月) 21:54:34.01 ID:DqpjSlkL0
>>362
前足を振り下ろした勢いで四つ足をつける大熊。注視すれば分かるだろうか、その両爪と口元に黒く変色して固まったなにかがこびりついているのが。
初撃を防がれるとは思っていなかったのか、自身を襲う殴打を右前足にまともに受けバランスを崩す。
しかし転倒させることは成らず、彼にとって獲物となるはずである攻撃の主をじろりと睨みつけた。

『ガァァアアァァアァァァァアァ!!』

耳を劈く咆哮。どうやら今の一撃で熊の標的はニアへと変わったらしい。
木の根元で力なく座り込む弱った獲物には目もくれず、ただ視力が弱いはずの瞳をニアへ向け一直線に突進。
抵抗がなければ見た目の大きさからは想像出来ない素早さで肉薄、ニアの身体をその巨躯で突き飛ばすだろう。
365 :アメリア@ちんちくりんNPCだーくえるふ[sage ]:2014/09/08(月) 21:58:22.05 ID:MHRdwMg4O
>>363
「もうちょっといろいろ大きかったら
 追加サービスも捗ったんでしょうけどね。
 見ての通りだから」

特殊な趣味の人たちは歓喜しそうな感じの造形でした。
もともとゲームの案内NPCだったので、ある程度ターゲット層に近い外見年齢なのです。
その範囲で、趣味に走った3D技術者がいたのです。
そいつが特殊な趣味だったかは……ノーコメント。

「なるほど。ソレはイカした目標だわ。
 そうよね。好きの反対は無関心だもの。
 殺意であっても興味がある相手がいるのはいいことね」

記憶の中でファミリーを愛するギャングスターが笑った気がしました。
アウトローにもいろいろいるのね。

「境界の果てで、誰とも知れず消える結末も人によっては望む最後なのかしら。
 それともいっそ、不死者を目指すのかしら?」
366 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/08(月) 22:04:11.98 ID:LdmC2yCE0
>>364
「硬っ……!? 重っ……!!」
「……ぐえっ!!」

筋肉の塊だ、丸太の様なその足は
叩いたはずのタイドメイカーが破裂してしまいそうな強固さと、圧倒的な揺るがなさを誇る
ならばと更に触腕を増やし追撃を行おうとするがそれは阻まれる
突撃の一撃に依って弾け飛んで、数mを飛翔し受け身も取れず落下し2回バウンド
すぐに起き上がる事が出来ない、故に見届ける事も出来ない
衝突の瞬間に突き出した月光、その刀身が果たして熊に届いたのかどうかは

「けほっ、けほっ……うぇぇっ……」

腕と触腕を支えに上半身を起こし、噎せて胃の内容物を吐き出しそして熊を睥睨
367 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/08(月) 22:12:17.12 ID:gNtMLBKXO
>>365
【好きの反対は無関心】
【その言葉がチクリと胸を刺す】

復讐予定のカノッサに、ぶっ飛ばす予定のイヌマエル…決闘を誓った神流に…ぶっ殺して沈めるクソ兄貴…

ハッ、俺は色々関心を持ちすぎたみたいだな
自由な風が聞いて呆れるぜ

【気付けば旅の中で少しずつ顔見知りも増えた者だと笑う】
【その全てに向けて敵意と殺意を抱いているのがせめてもの救いか】


笑わせんなよ、終わりの無い生も、迫り来る死も
どっちも俺を束縛(しば)るじゃねえか

俺は何にも縛られねぇ…自由な風は気儘に吹くんだ
俺はそれ以外、何も望みはしねぇよ

【永遠に生きるのも御免だが、ひっそりと死に絶えるのも御断り】
【目指すべき場所も終わりを迎える時も持たずして 風は自由に吹き続けるのだと 男は得意げに語ってみせる】

そういやぁ、アンタの名前を聞いてねぇな
俺はさっきも名乗ったが ナナーシャ ってんだ

アンタの名前も 聞かしちゃくんねえか?
368 :アメリア@ちんちくりんNPCだーくえるふ[sage ]:2014/09/08(月) 22:21:17.35 ID:MHRdwMg4O
>>367
「関心を持つのだって自由民の選択よ。
 貴方が自由の結果として、しがらみを作ったなら
 それは祝福されるべきものだわ」

冒険者としての生き方を叩きこまれた身としては
その結論<コタエ>は決して間違っていないと信じている。
ただ、その生き方については目をぱちくり。

「そう、ね。どっちも縛られていることには違いない、か。
 ……となりと、あたしもこの身体に縛った相手は
 殴り倒す対象に含めなきゃだめかしら……」

長く生き過ぎたとは思っていないけども、死が終わりにならないのは考えものなのです。

「アメリアよ。よろしく、ナナーシャ。
 復讐趣味同士、お互いの復讐が上手く行きますように」

握手、する?
369 :澪【獣化】2014/09/08(月) 22:23:23.73 ID:DqpjSlkL0
>>366
「…ニアっ…!お願いだから、逃げて…!」

派手に吹っ飛んだニアに届くは澪の叫び声。その顔は出血のせいかどこか青白い。
援護したくとも力が抜けた身体はもはや動かない。何も出来ない事実に澪はただ歯噛みする。
もしニアが澪を置いて逃げればあの飢えた獣は追わないだろう。その先の結末は容易に想像できるが、それでも叫ばずにはいられなかった。

『グガァァアアァァア!!ガァァァアアァ!』

ニアの華奢な身体を突き飛ばし再び咆哮。しかし先のものとはまた違う理由からくるもの。
せめてものとニアが突き立てた月光、それは意図していなかっただろうが確かに熊に届いていた。
恐るべき強運と言うべきか、潰したのは右の眼球。小さな目が覗いていたそこは無残なものとなっていた。
痛みからか不意に狭まった視界に驚いたのか、とにかく今の熊に他者に構う余裕は見受けられない。
後ろ足で立ち上がり、怒りに任せてただ両の前足をやたらめったらに振り回す。近づけばその威力は驚異だがニアの姿も目に入ってないだろう今、好機であるのもまた事実。
370 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/08(月) 22:28:07.42 ID:gNtMLBKXO
>>368
【自由の結果に出来たしがらみ それは祝福されるべきものである】
【その一言が男の胸に刻まれた】

…上手いこと言うじゃねえか…そう考えると、いや、シガラミも悪くねぇかもな
そうだ…俺は自由であることに縛られちゃならねぇ
当たり前だよ そりゃそうだ

【ブツブツと呟く男…割りとキモい】

殴り倒すときには呼んでくれ
俺も全力でサポートするからよ

お前とのシガラミがあっても構わねぇだろ? なぁ、アメリアさんよぉ?

【そうして男は握手を求めて手を差し出して】


371 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/08(月) 22:35:23.29 ID:LdmC2yCE0
>>369
「逃げるのもいいですけどぉっ……」
「澪も一緒じゃないとダメだってんですよぉっ……?」

口の周りの吐瀉物を袖で拭い去り不敵に笑う
表情と態度は違う、立ち上がれる事はなくぺたり尻餅を着く形で座り込んだ
否、これでいい

「……このぉっ、よぉっくもやってくれたってんだよなぁっ……?」

ずるり、ずるり、ずるり
6の触腕を次々に発生させ、内3本で体を浮かせ支える
そして残りの3本を蛇の鎌首の如くに擡げれば、それぞれ熊の頭上左右から唸らせた
瞳を奪えたのは重畳だ、この隙を逃す訳にはいかない
372 :アメリア@ちんちくりんNPCだーくえるふ[sage ]:2014/09/08(月) 22:41:15.12 ID:MHRdwMg4O
>>370
掌をぐっと握ってフッと笑おう。

「縁はどんどんどんどん増えていくもの。
 どこかで重荷になるようなら、ばっさり切り落としてもらって結構よ」

しがらみを結ぶのは大いに結構。
此方は、万単位で繋いだ縁がいまさら増えたところで問題はない。
ましてや、ひとのつながりを喜ぶような魂となっているのだから。

「そうね、タイミングが合えば呼んでもいい。
 約定を作ったところで、また月でも見ましょうか?」

空っぽの杯に、追加の一杯。
お米のお酒は強くて甘くて辛い。

「新たな門出に、輝ける一杯」
373 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/08(月) 22:49:11.46 ID:gNtMLBKXO
>>372
ハッハッハッ…あたりめぇだろ
ザックリ切るさ、俺は自由なんだからな

自由にも不自由にも縛られやしねぇさ

【言葉一つで世界が変わってさえ見える】
【月を見上げても 色も個数も変わりはしないが やはり先程とは何か違う】
【アメリアの言葉が突発性のゲートのように ナナーシャの世界を変えて見せたのだから】

新たな門出と 輝かしき門(ゲート)の女神に乾杯だ
【つまる話が、そう…】
【ゲートの女神に完敗】
【お後が宜しいようで】

/ここらへんで〆ですかね! 楽しかったです! ありがとうございました!

374 :アメリア@ちんちくりんNPCだーくえるふ[sage ]:2014/09/08(月) 22:54:49.09 ID:MHRdwMg4O
>>373
「明快で楽しい結論ね。
 あとはそうね、ゲートの女神様が迎えをよこすまで、
 飲み明かすとしましょうか」

かんぱーい
敗北リストにお酒が追加されそうです。

//
ありがとうございました!
いいわぁ、こういうの
375 :澪【獣化】[saga]:2014/09/08(月) 22:56:18.42 ID:DqpjSlkL0
>>371
「…っ……なんで……」

わからない、どうして彼女がそんなにも庇ってくれるのか。
わからない、どうして彼女はそうまでして立ち向かうのか。
守ることは多々あっても他者に守られるなど考えたこともなかった澪は、ただ戸惑いながらも一人と一匹の戦いを見守るしかできなかった。

『ガァァアァァアッ!?』

三方から迫る触腕、そのうち横からの二本はめちゃくちゃに振り回される鉤爪に阻まれ殴打することは叶わない。
しかし頭上から振り下ろされるそれは熊の意識より完全に外にあった。
かくして重力に引かれるままに打ち下ろされた打撃は熊の脳天を捉え激しく揺さぶる。
突如失った世界の半分、次いで自らを襲うかつて経験したこともない頭部の衝撃。
さしもの人喰い熊も耐え切れなかったのかふっと力が抜けたように両前足を地につける。
先の攻撃で頭が冷えたのか、一つしかない眼球でニアを見据え、ゆっくりと距離を縮めていく。
その足取りはどこか覚束なく動きも緩慢。しかし最後の足掻きのつもりかゆっくりと右の前足を振り上げた。
376 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/09/08(月) 23:11:27.25 ID:LdmC2yCE0
>>375
「理由がいるってんですかぁっ?」

振り返るニアの左の瞳が仄かな青い光を宿す
ナノマシンの集合体である眼球、マウトフトゥーロの輝きだ
視線はそのまま澪に向いたまま、熊の前足が唸りを上げる

「決まってんでしょってんですよぉっ……」
「……澪はぁっ、」

突き出す形で1本の打突、狙いは振り上げられた前足の軸……ヒトで言えば肩か

「仲間でぇっ、お友達でぇっ」

残りの2本も従い攻撃に振るった
編み込んで重さを増加させ、再度頭上から打ち下ろす一撃

「……大切な存在だってんですからってんですよぉっ!!」

体が浮いた
それは支えの触腕の力ではない
振るう攻撃の余りの勢いに、脚変わりのタイドメイカー全てが刹那浮き上がったのだ
そしてすぐに着地、茶色の襲撃者を睨む
377 :澪【獣化】[saga]:2014/09/08(月) 23:28:42.66 ID:DqpjSlkL0
>>376
『ガァッ…!!』

せめて最後に、そんな熊の想いは儚く散る。
肩を穿たれ弾かれる前足。バランスを崩して倒れこむ前に再び脳天を襲った、先のものよりも強力な打ち下ろし。
すでにかなりのダメージが蓄積されている状態。そのままどうと地に倒れ、そして動くことはなくなった。
弱々しく胸が上下しているのが見受けられるが、止めを刺すかはニア次第だ。

「……大切な、存在…か……」

小さく反芻。その言葉に胸の内がなんだかぽかぽかするような、そんな気がして小さく微笑む。
地に倒れ伏す熊、戦闘不能になっただろうそれを見れば僅かな憐憫と大きな安堵から大きく息を吐いた。

「……っ…ありがとう…助かった……」

命の恩人であるニアへと感謝を述べ、片手を木についてゆっくりと立ち上がる。痛みに顔を顰めるが、それよりも早くここから離れたいという思いが澪を動かす。
澪がもたれていた木の皮にはべっとりと赤黒い血が付着していた。
378 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/08(月) 23:39:13.28 ID:LdmC2yCE0
>>377
「……いいえぇっ、大丈夫だってんですかぁっ……?」

伏せる熊の頭部に月光を突き立てる
それは明らかに自然な所作、迷いなくいのちを奪えるモノの行動
迷いは死なのだ、戦闘に於いて
ましてやこちらは手負い、滴る血の匂いで追跡され襲われれば今度はどうなるか分からない
兵器然とした思考の全てが抜け切っている訳では、ニアは未だない

「血っ……?」
「ち、ちょっとぉっ!? すっごい怪我してるじゃないってんですかぁっ!」
「ともかくっ、何処か休めるとこにっ……!」

自身も傷を背負ってはいるが澪程の出血はない
慌てて月光をしまいタイドメイカーで歩み寄った
特に抵抗がなければそのまま触腕を使い澪を持ち上げ、
3本の脚変わりのそれを使い森林を脱するべくないしは安全な場所を求め駆けるだろう
因みに熊を手厚く葬ると言う事であればそれに渋々従うはずだ
379 :澪【獣化】[saga]:2014/09/09(火) 00:01:11.74 ID:cuW0s8uB0
>>378
人喰い熊は一瞬にして物言わぬ屍へ。
静かに、そして呆気ない最期を迎えた彼のたった一つの瞳は何も映さずただ濁る。
狂った森のハンターだったモノに澪は軽く目を瞑って安らかな眠りを祈った。

「…これくらい、そのうち治るから大丈夫…」
「…ニアこそ……ひゃあっ…!?」

急に持ち上げられ思わず飛び出す素っ頓狂な声。
驚きこそするがロクに動かない身体で出来る抵抗などたかが知れている。
そのままおとなしく運ばれてるうちに、深い深い眠りへと落ちていった。

森林の中を駆ければそうしないうちに開けた小さな村へと辿り着くだろう。
そこの住人たちは最初こそニアの触腕に驚くものの熊を倒したこと、そして二人の怪我を知れば村を上げて歓迎、手厚く看護してくれるはずだ。
この村こそ人喰い熊が初めて人の肉の味を覚え、最も餌を貪っていた場所なのだから。

森に伏す孤独な熊の亡骸、それは自然に還りまた別の生物の糧となる。
巡る生命、人を喰らう獣もまたそのサイクルへと戻っていった。

//それではこの辺りで〆でしょうか
//お付き合いありがとうございました、お疲れ様でしたー!
380 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 00:06:32.19 ID:XtD5+J6m0
>>379
「そのうちじゃなくっ、今のうちだってんですよっ」

早めに治せるモノは治しておかないといけない
いつまで安全にいられるか、いつまた襲撃を受けるか
そんな事は分からないのだ、誰にも
揺ら揺ら揺ら揺ら、なるべく振動を与えぬように駆けるタイドメイカーは揺り籠の如くに揺れる
そして村に辿り着けばほぅと安堵の吐息、看護を受け入れる事になった

やがて夕暮れに染まる村
森から強い熊風が吹き付ける

//こちらこそありがとうございました、お疲れさまでしたっ
381 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/09(火) 18:17:55.41 ID:qtsAtdHvO
【とある世界の森林地帯】
【魔物も動物も何も居ない平和な森のなかに】
【目付きの鋭いチンピラのような男が一人】

ハッ! オラッ! くたばれっ!


【延々と拳や脚を振り回していた】
【男は一人で修行をしていた】
【然し、もしも森のなかにやってくる人間がいれば彼は 暴漢かなにかと間違われて争いになるかもひれない】
382 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】2014/09/09(火) 18:33:09.77 ID:30W+K+7I0
>>381
【修行をしている男のすぐ側の茂みがガサガサと揺れる】
【其処から姿を現したのは、一羽の駝鳥とその背に跨っている少女】
【駝鳥の上から、少女は男に向けて問いかける】

……お前、こんなところで何をしてるんだっ?

【今の所は少女に戦うつもりは微塵も無いが、男の行動次第では戦闘に突入するだろう】
//飯落ちです…
383 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/09(火) 18:42:55.14 ID:qtsAtdHvO
>>382

【修行の最中…他者の気配を感じる】
【振り返れば見えるのは少女、と駝鳥(?)の姿】

てめぇこそ 怪しげなもんに乗って何してやがるッ!?
【男は四肢に風を纏わせ腰を低く構え】
【少女から目を離さずに言葉を続ける】

旅人か? それとも盗賊か?

道に迷った一般人って訳じゃァねェ世なぁ?



384 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 18:46:44.38 ID:5YnvJYf7o

【ここは境界線世界の中でも文明レベルが平均的で超常の存在の影も薄い世界】
【また、この街に関して言えば争いごともそれ程なく、あっても些細な物ばかり】
【道行く人々も活気があり通りを行く人の多さからもそれなりに栄えていると言えるだろう】
【そんな通りの賑わいから少し離れた場所に一軒の喫茶店がある】
【落ち着いた店構えで外観からは穏やかな一時が過ごせそうであることが窺える】
【その予感に誘われて店の扉を開くとそこには外観通りのシックな調度品の置かれた喫茶店が広がっている……が】

いらっしゃいませ〜、何名様ですか? おタバコなどお吸いになりますか?

【出てきたのはこの店の制服なのだろうか、華美な装飾の無いメイド服を来た店員が営業スマイルで問い掛ける】
【それ自体は不思議とまでは言えないのだが、おかしい部分があるとすれば店員に狐耳と尻尾が生えていることであろう】
385 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】2014/09/09(火) 18:59:29.17 ID:arqV754p0
>>383

怪しげって…失礼な奴だな、こいつは駝鳥のクアルガだよ

「ちょ、痛いな…やめてくれよ、シーファ」

【そう言ってその頭をバシバシと叩く】
【すると駝鳥が人語を流暢に喋りました】
【なんとこの駝鳥、人語を話すことが出来るのです】

うーん…私は旅人っ!全世界を周るのが夢なんだ!

【四肢に風を纏わせた男、少女はぎらぎらと抜身のナイフのような光を宿した目で睨み付け】
【駝鳥から飛び降りてファイティングポーズを取りました】
【さて、男はどう動くのでしょうか?】
386 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 19:02:09.05 ID:qU9Ws5/r0
>>384
故郷の世界によく似ている、この世界は
何処か懐かしさを感じながら閑散とした通りを歩けばふと目に入るのは喫茶店
コーヒーは愛飲と言う訳ではないし、タバコをやる訳でもない
だがそれでも惹かれるのは空気感に誘われているからであろう、脚は自然と動く
入店、ドアベルがカランと数度鳴る
出迎えるは何故かメイド服、しかも以前ヒーローショーで共演したキツネの女性

「あれぇっ、まぁたバイトだってんですかぁっ?」
「えぇとぉっ、ひとりで、タバコもその他も吸いませんよぉっ」

右脚の義足が床を叩いた
387 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/09(火) 19:12:38.49 ID:qtsAtdHvO
>>385
しゃ、喋ったァッ!?

ふざけんじゃねぇぞ、クソガキッ!
喋る駝鳥なんて怪しいことこの上ねぇじゃねえか!

【すると少女は喋る駝鳥(?)から飛び降りファイティングポーズ】
【両者向き合い臨戦状態となったこの場面】
【如何にもチンピラといった風貌の男が食い付かない筈もなく】

嬢ちゃん、やんのか?
世界を見るっつー 夢が、ここで終わっちまうかも 知れねぇなァ!

【言葉を吐いて刹那…男の足元が爆ぜる】
【脚に纏わせていた風を瞬間的に収縮、発散させ擬似的な爆風を起こしたのだ】
【男はその反動で加速。 少女の額を狙い掌を翳し、勢いのままに体勢を崩しに掛かる】
【この試みが成功すれば少女は背面から倒れ込むことになるだろう】

【然し、少女の反射神経、運動能力、或いは直感が男の思惑を上回れば容易く回避は成功し男は手痛い隙を見せることとなるだろう】
388 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 19:13:55.87 ID:5YnvJYf7o
>>386

……? えぇっと……! もしかして、タコの着ぐるみの?

【予想外の応えに少し考えた後、記憶の中で目の前の人物とあった時の事を思い出す】
【別世界で出会ったはずの彼女とここで出会うとはと少し驚いたようだが】

……っ、それでは……此方へどうぞ
ただいまメニューをお持ちしますので、少々お待ちを

【そう言ってニアを席に案内すると店のカウンターの方にいったん戻る】
【そこで何やらマスターらしき人物と話すと水とメニューを持って戻ってくる】

……まさかこんな所で顔見知りに会うと思わなかったわ……はい、どうぞ

【テーブルに水の入ったコップとメニューを置くと営業口調を崩して話しかける】
389 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 19:16:51.26 ID:HCBfl3pSO
>>384
……邪魔する

【平和な街の、落ち着いた雰囲気の喫茶店】
【その扉を開き、黒い服を着た青年は中に入る】
【青年を出迎えてくれたのは、狐の耳と尻尾を生やしたメイド服の女】

……一人だ、煙草は吸わん

【明らかに人間ではない女性に、青年はぶっきらぼうに答える】
390 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 19:24:35.67 ID:qU9Ws5/r0
>>388
「……ニアだってんですよぉ、ニア・シューペリオリティ」

タコの着ぐるみ
確かにそうだが今となっては勘弁して欲しいものである
苦笑混じりに自己紹介、そういえばあの時は互いに名前を知らずにいたのだった

「そりゃあお互い様ってんですよぉっ」
「なんっていうかぁ、お前っ、変な格好するのが好きだったり?」

卓に通されればメニューを開きそしてビャンコの出で立ちに目を向ける
この前もなんだか凄い衣装を着ていたし、とくすりと笑った

>>389
先客の中に混じる、浅黒い肌と赤眼の少女
ワイシャツとチノ、衣服だけで見ればこの世界の住人として何ら不自然はないが
ただ腰に帯びた剣とそれと右脚の膝から下の義足だけが妙な異物感を放っている

「っと、なぁんか凄いのが来ましたってんですねぇっ……?」

ニアとしてはビャンコに語り掛けているつもりだが、案外声が大きく出てしまった
割と静かな店内の空気もそれを助長している
果たして青年にこの声が届いていたとしても何ら不自然はない
391 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】2014/09/09(火) 19:40:14.62 ID:hNtHCKog0
>>387

っ…

【脚に纏わせていた風を収縮、発散させて起きる擬似的な爆風】
【これは厄介…と思って少女は舌打ちをします】
【すると男がその反動で加速して此方に来るではありませんか。危ない危ない】
【少女は横に飛んで何とか回避】
【男は隙を見せましたが、それを突くことは致しません】

うわあっ!……危ないなぁ!

【少女は後方へと下がり、男から距離を取りました】
【すると少女の体が変化を始めました】
【頭部、胴体はびっしりと白い羽毛に覆われ、両手の爪が12cmに伸びました】
【脚には見た目の変化は無いようですが、甘く見てはいけません】

ふっふーん!見せてやるっ私の力っ!

【半鳥となった少女は40kmというスピードで、男に向かって駆け出します】
【そして肉薄が叶えば、男の首元目掛けて右足で蹴りを放つことでしょう】
【40kmというスピードを出せる脚力、それでの蹴りを首に受けなんてしたら…恐ろしい】
【しかしこれを回避されれば、少女は隙だらけになってしまいます】







392 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 19:41:38.43 ID:5YnvJYf7o
>>390
そう……ビャンコ・ファッチャ、呼ぶならビャンコでお願い

【名乗られてから自分も名乗っていなかった事に気付き名乗り返す】
【ニアの苦笑に釣られたのか、僅かに口元を笑みに歪める】

趣味という事では無いのだけど……払いがソコソコ良いから、ね
こんな服を着て給仕をして、少し笑ってればお金が入るのだから……楽な物よ

【あくまでも仕事の報酬を目当てにその格好をしているのだろう】
【自分のメイド服の裾を摘みながら無感情に話す】
【ちなみに完全に接客のみの担当であり本来するべき仕事の半分は回されていないのは本人は知らない】

>>389

(あら……この時間帯に人が来るなんて珍しいわね……)
……コホン

【再びの来客に気付くと素の自分から接客用の自分に切り替えるべく】
【小さく咳払いをした後、営業スマイルを浮かべつつ入り口へ向かう】

いらっしゃいませ〜、それではお好きな席にどうぞ〜
………?

【初見の客だと大抵は視線なり意識なりが耳や尻尾に向かう物だが】
【全く気にした様子が見られないことが少し思考に引っかかった物の】
【単に表情や動きに思考が現れないだけかとも思い気にせず案内する】
【店内はそれほど広くは無いが、この後に予約でも入っているのか】
【店の入り口近くの席か店の奥の席のどちらかしか空いていない】
【店の奥の方の席の近くには先客であるニアが座っているのが見えるだろう】
393 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 19:55:49.81 ID:qU9Ws5/r0
>>392
「ビャンコってんですねぇ、改めて宜しくってんですよぉっ」
「ふぅんっ……いいなぁっ、お得なモンじゃないってんですかぁっ……」

答えを聞けば唇を尖らせ改めてビャンコの頭頂部の耳から足先までをじっと見てみる
先日のショーの時、性別が同じなのに扱いが随分と違ったのは偶然ではないだろう
身に纏う空気感と言うかオーラと言うか、体格や成長の差と言うか
早い話色物扱いされる事が多いニアとしては微妙に複雑な心境な訳である

「あー、っと……ブレンドとぉ、ショコラケーキお願いしますってんですっ」
「ミルクとお砂糖もお願いしますねぇっ」

まぁなんにせよ、取り敢えず注文
394 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 19:58:58.34 ID:HCBfl3pSO
>>390
あん?

【店に入るなり聞こえてきた声】
【どう考えても自分のことであろうその言葉を発した者を目で追えば、そこには店員とは別の女】
【帯剣し義足を付けている、元の世界では間違いなく異常に分類される格好の女性に対し、】

(……あんなんも居んのな)

【青年の感想はそれだけである】
【とりあえず先ほどの言葉の内容を思い出す】

(……俺の何処が凄いんだか)

【軽く自分の体を眺める】
【全体的に黒い格好だが普通の範疇……の筈だ】
【ただ、腰に刃の無い剣を付けているのだが……もしかしてこれだろうか?】

>>392
……ああ、了解した
【店員狐の指示に答え、少し体を眺めたりしながらも店内を見回す】
【……どうやら空いている席は手前と奥側の二つだけのようだ】

(……ま、何処でもいいか)

【青年はそう結論付け、奥の席へと進む】
395 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 20:07:12.89 ID:qU9Ws5/r0
>>394
「……っと……」

やばっ、と声を漏らしそして取り敢えずぺこりと頭を下げる
どうやら先の呟きが聞こえてしまっていたらしい、目線が合った
その後ニアは普通を装っていたが、割と近くの席に座る黒い青年
チラリと再度視線を送り改めてその出で立ちを見る
腰に存在するはこの世界の住民としては不釣合いな存在

「……お前ぇっ、越境者だったりぃ……?」

それに気が付けばおずおずと声を掛けてみる
396 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 20:21:02.55 ID:5YnvJYf7o
>>393

えぇ、どうも……そうね、まぁ……この辺りだと私みたいなのがいないせいかしらね
こんなに目立つ物があっても、シラをきり通せば意外と平気なものよね

【これが魔法世界なら獣人が給仕なんてお断りと言われる事の方が多いだろう】
【そんな事を言っているが、場合によってはその手の需要のある店も】
【この世界には存在することを本人はいまいち理解していないようだ】

……? あぁ、注文ね? ……ブレンドとショコラケーキ、ですね?
畏まりました、少々お待ち下さいっ

【注文を聞くと再び営業モードに入って注文を確認するとマスターへと伝えに行く】
【その帰りには店内のもう一人の客へのメニューやお冷を運んでいる】

>>394

どうぞ、ご注文がお決まりになりましたらお呼び下さい

【ニアの近くに座った青年に水とメニューを渡す】
【その際に腰に下げている剣の柄らしい物に目をやる】

(……? 柄だけ? 変装にしても少し……)

【時たま訪れる格好だけが異世界の人間のような人にも見えるが、雰囲気が少し異なっているように思える】
【それ故に、青年のことを意識を集中させながら目を向けて青年が魔力などの超常の気配を纏っていないか探る】
397 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 20:32:54.56 ID:qU9Ws5/r0
>>396
「シラ、ってぇ……」
「……どんな風にしてるのかが、ちょぉっと気になりますねぇっ……?」

耳と尻尾に対してどう誤魔化しているのだろう
苦い笑いと共に湧き出た疑問は自然なモノである

「はぁいっ、お願いしますってんですよぉっ」
「……あ、あとそんな堅苦しくなくっていいのにってんですってのぉっ」

接客モードに入るビャンコに対して
どうも矢張り知った顔に、考えように依っては他人行儀に接されるのは苦手らしい
歩いて行くその背を、というか尻尾を眺めながらコーヒーを待つ
398 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 20:33:53.95 ID:HCBfl3pSO
>>396
はい、ありがとうございます。

【店員狐から水とメニューを受け取り、普段は余り使わない敬語で礼を述べる】
【そして席に座り、メニューを眺め、そこで感じる視線】
【方向からしてさっきの店員だろうか。どうも物色されている気がする】

(……ま、別にいいがな。)

【青年は気にせずメニューを読む】
【特に知られて困るものもなし。もしも何か言われてもそれはその時だ】

>>395
(……さて、どうすっかな)

【あらためて、渡されたメニューを眺める……と、横から声が掛かる】
【そちらを向けば、居るのは先ほどの女性客】

越境者、ね……。俺みたいなのはそう呼ぶのな

【とりあえず青年は質問にそう返す】
【答えとしては少しずれているが、意図は伝わるだろう】
399 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 20:40:31.46 ID:qU9Ws5/r0
>>398
「あっ、やっぱりってんですかぁっ?」

返答に対して予測が当たっていたとパッと明るくなる表情
ある種、楽観的とも言える様相が容易に見て取れるだろう

「……因みにぃ、その言い方ですと、越境したのは最近なんですかぁ?」

400 :関魔恭太郎【闇の魔術師】[sage]:2014/09/09(火) 20:43:14.96 ID:HCBfl3pSO
/*一旦食事落ちです。気にせず進めて構いませんのでー*/
401 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 20:52:06.65 ID:5YnvJYf7o
>>398

ん〜……微妙なところね

【超常の気配を探るが、確信にたるほどの気配を感じ取ることは出来なかった】
【しかし、こちらからの視線に気付いた用でもあり、その上で気にしていない風でもある】

……まぁ、態度からして害は無さそうだし……

【取り敢えず、どんな客であれトラブルさえ起さなければそれで良い】
【そう考えると観察を打ち切り店の奥で自分を呼ぶマスターの元へと向かう】

>>397

お待たせしました、ブレンドとショコラケーキです

【店の奥から出てくると先程注文したメニューをニアの前に静かに置く】
【小さな店の割りにメニューには力を入れているのか、ケーキは既製品とは違うようであり】
【コーヒーもテーブルに置かれる直前から良い香りが漂ってくるだろう】

どうやってシラをきってるか……? そうねぇ……場合にもよるけれど
何を言ってるのか分からない、って顔をしてニッコリ笑っておけば大抵何とかなるものよ?

【ニアの要望があったからか、注文を出し終えた後は一瞬で素の口調に戻る】
【最低限、仕事のときだけは営業モードでそれ以外は素の口調で話す、という事なのだろう】

【シラのきり方については、シラをきると言って良いのか微妙なレベルの代物であるが】
【恐らくは本当に殆どの状況をその方法で乗り切ってきたのだろう】
402 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 21:03:37.52 ID:qU9Ws5/r0
>>401
「おおっ、美味しそうだってんですよぉっ」

運ばれて来たカップと小皿に思わず声が漏れる
恐らく手作りであろうケーキ、そして香り高い琥珀色のコーヒー
早速一口ストレートで味わって、そして悪いとは思いつつも砂糖とミルクを入れた

「……それってぇ、誤魔化すって言いますかねぇっ……?」

だいぶ強引なやり方に苦笑、コーヒーの砂糖とミルクを混ぜ終えればケーキを一口
濃厚な、そして大量生産には無いしっとりと詰まった食感
実に美味しい
チョコレートの後味を残したまま、アイボリーに染まったコーヒーを啜った
403 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 21:20:41.78 ID:5YnvJYf7o
>>402

えぇ、味に関しては保障するわ……昨日は3つは食べた物ね

【自分が作った訳でも無いのにやけに自信ありそうな調子で断言する】
【食べたといっても買った訳ではなく閉店後に廃棄予定の物を半ば強引に分けて貰っただけなのだが】

現に誤魔化せているのだから、そうなんでしょう?
……ところでアナタ、甘党だったりするのかしら

【苦笑するニアに僅かにふてぶてしい口調で返す、あくまでも本人は誤魔化しきれているつもりなのだろう】
【そして砂糖とミルクを混ぜたコーヒーをケーキと美味しそうに味わう姿を見てポツリと尋ねる】
404 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 21:27:07.41 ID:qU9Ws5/r0
>>403
「3つはっ……ま、まぁ美味しいですけどぉっ……」

流石に食べ過ぎだろう
若干引き攣った様子で口の端を上げている

「……案外っ、そんなモノなんですかねぇっ……?」
「んぇっ? えっ、えぇっ、まぁ……好きですよぉっ」

結構見た目に依らず大胆な性格なのかもしれないなぁなんて思いつつ
ともあれ一応は納得してみる
続く問い掛けには気恥ずかしそうに肯定
食べ合わせ的に看破される事は予想出来たが、矢張りどうも大人の雰囲気を持つ相手から言われればむず痒い
実際子供地味てはいるがそれでも背伸びをしておきたいのも、また事実なのだ
405 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 21:27:15.17 ID:HCBfl3pSO
>>399
【何が嬉しいのか、明るい顔になる女】
【青年は表情は変えず、内心少し面倒臭そうだと思いながら水に口をつける】

……ああ、数日前にな

【次いだ質問に、青年はそれだけ答える】
【聞かれたこと以外は余り答えない。青年はそういう人間だ】

>>401
ちょいと、店員さん。

【ひとまず注文が決まったので店員狐に声を掛ける】
【注文は緑茶とサンドイッチ。店員が来ればそう告げるだろう】
406 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 21:31:39.26 ID:qU9Ws5/r0
>>405
「数日前っ」
「じゃあっ、ニアの方が先輩だってんですねぇっ」

何か分からない事があったら頼るんですよ、と偉そうに胸を張る
一応年単位での越境を行ってはいるが知識としてはほぼないも当然であり、
例え質問があったとしても答えられる事はほぼないのであろうが
407 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/09(火) 21:40:23.71 ID:MukfNuX1O
>>391

ハッ! 喋る駝鳥の次は戦う鳥さんてか!

(あの鋭利な爪が武器って訳か…見え見えだぜ鳥さんよォ!
能ある鷹は爪を隠すんだぜッ! )

【隙を衝かれず体勢をギリギリ建て直した男】
【然してその意識を向けるのは『爪』の一点のみ】
【少女の不自然な速さに疑問を持つことは無く…】

爪が武器なら肩を潰すぜェ!

【肉薄…殺気が混じる刹那】
【男は来るはずの爪の軌道に合わせ手刀を振るう】
【然れど、それよりも速く…そして圧倒的な破壊力を持って迫る予想外の矛…それは…】

(脚ッ!? 爪じゃねぇ!? 避けれるか…? 否ッ! 死ッ!)

【まさかの、脚ッ! 首元に迫る刃の如きそれは…当たれば間違いなく 首を食い千切られる】
【故にナナーシャの取った行動は防御!】
【左腕を風により加速させ、首を守るッ!】


ガァァァァァッ!

【次いで被弾…腕はひしゃげ、体は吹き飛び後方の大木に叩きつけられたっ! 】
【チンピラ男…は頭を打ったのか動く気配がない】
【戦場でのその隙は圧倒的に命取り】
【今ならば少女は 男を容易く殺せる】
【強者のみに与えられる生殺与奪の権利は今、少女が握っていた】
408 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 21:41:05.61 ID:HCBfl3pSO
>>406
………そうか。

【先輩だとか言って胸を張る女】
【それを見て青年は思う。こいつからはアホの匂いがすると】

…………うん、まぁ、宜しく頼む

【適当に流す青年。心の中で"頼ることはまず無いがな"と付け足すのも忘れない】
409 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 21:46:29.25 ID:5YnvJYf7o
>>404

でしょう? まぁ、他のケーキも同じくらい美味しかったから……
またここに来る機会があれば頼んでみると良いわよ?

【引きつった笑みを浮かべるニアを少し不思議そうに見てから他の物もさり気なく勧める】

そうだったの……それならウインナーコーヒーなんかもオススメね
ウインナーと言っても肉詰めが入ってる訳じゃないから安心して良いわ
それと、こっちのゼリーなんかも後味がサッパリしていて良いわ、それと……

【恥かしげに肯定するのを見て、薄く微笑むとメニューを捲って話し始める】
【前のめりになりながらメニューを捲る姿は先ほどまでよりも明らかに楽しげである】
【実のところビャンコ自身が大の甘党であるためなのだが】

>>405

……っ! ……はい、ただいまお持ちします……少々お待ちを

【と、先ほど自分が案内した青年から声をかけられてハッと我に帰ったように姿勢を正す】
【再び営業モードの口調で返答し店の奥へ向かうがその時の表情はどこか恥かしげであった】
410 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 21:51:41.72 ID:t/oMTBAwO
>>408
「えぇっ、いつでもどうぞってんですよぉっ」
「あ、そうだ、ニア・シューペリオリティ」
「お前はぁっ?」

自己紹介だろう名前を名乗る
そして甘くなったコーヒーカップに口を付けてから首を傾げた

>>409
「そうなんですかぁっ……」
「ホテルも近くに取りましたしぃっ、明日また来てみようかなぁっ……」

それだけ美味しかったのだろう、結構乗り気である

「ウインナー……あーっと……クリーム? でしたっけ?」
「ゼリー! へぇぇ……色々あるんですねぇっ……」

と、勧めて来る品揃えでそこでとある事実に気が付いた
甘党だ彼女は、しかも相当な
むむむとメニューを見て唸り、ゼリーくらいなら食べれるかなぁなんて考えている
411 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 22:02:08.46 ID:HCBfl3pSO
>>409-410
【注文を受け恥ずかしそうにしながら店の奥に消える店員を見送り、再び客の女に向き直る】

シューペリオリティさんね、はいはい。俺は関魔恭太郎だ

【女の自己紹介を受け、青年も名前を名乗る】
412 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 22:10:41.15 ID:5YnvJYf7o
>>410
あら、そうなの? それなら明日もこの位の時間に来るといいわ
昼頃や夕方は割りと来客が多くて混んでしまうから

【乗り気な様子のニアにさり気なく空いている時間帯を教えるビャンコ】
【今でこそ店内に殆ど人影は無いが、幾つかのテーブルには予約席と書いた札が置かれており】
【ランチの時間は元より、夕方になれば来客も多くことのほか繁盛しているようだ】

えぇ、色々あるわ……どれもケーキと同じで味は保障するから幾らでも頼みなさい

【此方の言葉にメニューを見て唸り出すニアを見つめる瞳には】
【先ほどの様子と比べてみてもどこか懐かしい物を見るような優しげな光がさしていた】
【その後、もう一人の青年に呼ばれて注文を受けると自分の頬に片手を触れさせながら】
【どこか恥かしさのような物を感じているような雰囲気で店の奥へと入っていく】

>>411 >>410

……お待たせしました、グリーンティーとサンドイッチ……?

【注文の品を持って戻ってくる頃には元通りの営業モードとなっていたが】
【親しげな雰囲気で(ニアが)互いに自己紹介をしている二人を怪訝な表情で見ている】
413 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/09/09(火) 22:16:39.72 ID:t/oMTBAwO
>>411
「セキマ……キョータロー」
「へぇぇ、不思議な響きの名前ですねぇっ」

鸚鵡返しに呟いて転がし、ふむふむと唸る

「で、えぇとぉっ、キョータロー? はぁ、異能持ちだってんですかぁっ?」

異能、即ち能力、或いは魔術
その類を持つ事が、越境者は非常に多い
数多くの出会いを通じて到達した、一つの共通点でもある

>>412
「ふむふむっ、なるほどぉっ……あたり目だったってんですねぇこの時間っ」

閑散と、というより落ち着いた
シックな店内を表す言葉はまさにそれだ
そしてそれをニアは気に入っていた
賑やかなのも悪くはなさそうだが、それでも今の空気感の方がいい

「んじゃあっ……えっとぉ、コーヒーゼリー頼んでみようなぁっ……?」
「……んっ? あぁ、キョータロー? も越境者みたいだってんでっ、お話ししてたんですよぉっ」

営業モードのビャンコに、越境者同士で話し……と言うよりニアが一方的に話し掛けながら
因みに言い回し的に遠回しにではあるがビャンコも越境者であると告げているようなものである
414 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 22:26:26.11 ID:HCBfl3pSO
>>412
おう、あんがとさん

【運ばれて着た緑茶とサンドイッチを受け取り、】

と、そうだ。香辛料どこだい?

【思い出したように店員に尋ねる】

>>413
ああ、俺は魔術師だ

【異能者であるかの質問に、やはり一言で返す青年】
415 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 22:36:52.37 ID:5YnvJYf7o
>>413

へぇ……そうなの、何だかアナタと会う時は他の越境者とも会いやすいみたいねぇ

【以前に会った時にももう一人の越境者がすぐ側にいた】
【何か自分達の間にはそういった類の縁でもあるという事なのだろうか】

>>414

どういた……香辛料? それなら……塩と胡椒ならそこに
他の物なら何が欲しいか教えていただければ

【メニューにある他の軽食、スパゲッティーなどの場合はタバスコなども持ってくるようだったが】
【サンドイッチと緑茶の注文だった為に持ってきていなかったのだろう】
【一応はテーブルに常備してあるポットを指差しつつ尋ねる】
416 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 22:40:58.24 ID:t/oMTBAwO
>>414
「魔術師ですかぁっ、へぇっ……」

何人かの魔法使いには出会っているモノの、しかしニアの故郷の世界ではレアであった力だ
その印象が未だ抜け切らず、珍しそうにジロジロと割と無遠慮に眺める

>>415
「あははっ、言えてますねぇ」
「結構頻繁に会いますしぃっ……」

幾多もの世界の、そしてまた幾多もの国や街それ以外に同時に越境をする
冷静に考えれば奇跡のような可能性だ
しかしそれを当然の事のように思えるのは、恐らく何らかの法則を無意識下に感じ取っているからであろう
越境者同士の奇妙な縁だ
417 :関魔恭太郎【闇の魔術師】2014/09/09(火) 22:50:02.57 ID:HCBfl3pSO
>>415
あー…、とりあえず、辛いやつで頼む。
俺は辛党なんだ

【どういった、という問いにそう答える】
【軽食したい気分だったからとはいえサンドイッチ頼んだのは失敗だっただろうかと思いながら】

>>416
……なんだ。なにがそんなに気になるんだ

【ジロジロと見てくる女に辟易しながら聞く】
【視線はあまり気にしない主義だが、至近距離で見つめられるとさすがに気になる】
418 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 23:02:43.06 ID:qU9Ws5/r0
>>417
「えっ? い、いいえぇそのぉっ……」
「魔術師? ってのをっ、あんまり見慣れてないものでしてぇっ……」

不躾な行動だったと内情反省
苦々しく笑いを浮かべ、嘘で誤魔化す事はしない

419 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 23:06:50.93 ID:5YnvJYf7o
>>416

まぁ、アナタみたいなヒトなら……そんな縁も悪くは無いわね

【一回一回が奇跡のようなその邂逅をくり返すという不思議な縁】
【ヒト付き合いの苦手な自分にそんな相手は殆ど願い下げと思えたが】
【この日は何故か、それも良いかもなどと考える自分の事が不思議と嫌ではなかった】

>>417

辛いの、ね……畏まりました、とびっきり辛いのをお持ちします

【辛いやつ、と聞いた時に口の端に浮かんだのは、僅かだが邪な笑みであった】
【そう言って店の奥に入っていくと、一本のビンを持って程なくして戻ってきた】

お待たせ致しました……とびっきりの物をお持ちしました

【そう言ってテーブルに置いたビンにはその辛さを分かりやすく表現したとでも言うのだろうか】
【燃え盛る赤い炎の中にドクロが描かれた過激な包装がされているソース】
【その名もズバリ「ウルトラデスソース」中に入っている液体も包装の赤に負けない程に赤い】

//余談ですがこのウルトラデスソースは実在するのでググって見ても良いかもです
420 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 23:10:40.98 ID:qU9Ws5/r0
>>419
「えっ、そ、そうですかぁっ?」
「……あ、あははっ、嬉しいですねぇっ……」

思わぬタイミングで聞かされた余りにも嬉しいその言葉
咄嗟にいい返事が浮かばずただ照れ隠しに笑う事しか出来なかったのを、後になって悔やむ

「あー……な、なんですかぁ、そのすっごいソースぅ……?」

誤魔化すようにして話題を無理矢理切り替えて、件の真っ赤な瓶に視線を向けた
421 :関魔恭太郎【闇の魔術師】[sage]:2014/09/09(火) 23:16:30.37 ID:M137LXcmo
>>418
……はぁ。まあ、何もねえなら別にいいけどよ

【頭を掻きながら答える青年】
【その表情は本当にどうでも良さそうな感じだ】

>>419
おう、頼むな

【そう再び店の奥に消える店員に声をかける】
【そして直ぐに店員が戻ってくる】
【店員が持っている兎に角真っ赤なビンを見て、青年は、】

ん、悪いな

【慌てた様子は全く見せず、ビンを受け取った】
422 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 23:24:30.96 ID:5YnvJYf7o
>>420

実際、こうも頻繁に違う世界に飛ばされると甘味を味わう余裕が無いから
それぞれの行った世界の情報を交換すればより効率的な甘味の探求がっ

【恥かしがりつつ喜ぶニアとは裏腹になにやらブツブツとまくし立てている】
【自分の気持の奥底の部分については無自覚なのだろう】
【ニアが聞いたらがっくり来そうなことを一人で熱心に語っている】

……? あぁ、これ……? と〜〜〜〜〜〜〜っても、辛いナニカ……ね

【ニアからの質問に目に邪な輝きを宿してビャンコもビンに視線を向ける】
【心なしか視線を向けつつもそのビンからできるだけ距離を置こうとしているのが分かるかもしれない】

>>421

……それと、当店ではソレを使った食べ物に関しては返品も食べ残しも不可ですのでご了承を

【と、喫茶店が言うにはあまりにも唐突な宣言をするビャンコだったが】
【明らかに一歩以上テーブルから離れた位置まで離れており】
【その様子はどう見ても避難と表現できる状態であった】
423 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/09/09(火) 23:32:21.84 ID:qU9Ws5/r0
>>421
「……どんな魔法っ、使えるってんですかぁっ……?」

好奇心からは逃れられぬようでウズウズと尋ねてみる
最も多くの能力者に取って迂闊にそれを知られる事はタブーである
もし答えがなかったとしても、そういう事だと納得はするが

>>422
「かんっ……えっ? 甘味ぃっ……」
「……むうぅっ……」

バッチリ耳に届いていたらしい、頬を膨らませ唸る
しかしまぁ何とも、もっと超然的な人物に思えていたが親しみ易い所を知った気がする
それで良しとするか、と脱力感は苦笑いに変わった

「と、と〜〜……〜〜っても辛いっ、ですかぁっ……?」
「ってっ、ビャンコぉっ……?」

いつの間にやら避難体勢に入っているようだ
自身もそうした方がいいのかなぁなんて考えてはいるが未だ行動には移していない
424 :関魔恭太郎【闇の魔術師】[sage]:2014/09/09(火) 23:37:16.82 ID:M137LXcmo
>>422
へいへい、了解っす

【店員の言葉に適当に答え】
【店員が不自然に離れていくのも気にせず】
【ビンの蓋を開け、真っ赤な液体を決して少ないとはいえない量サンドイッチにかける】

【そのサンドイッチを、まるで何もかかってないかのように平然と手に取り、】
【焦りなどは全く見えない表情で、サンドイッチを口に運び、】

………………んむっ

【噛み切った。果たして青年の運命は!!】

…………確かに辛いな。ま、食えないほどじゃないがな

【平然と食っていた】

>>423
……ああ、俺が使えるのは闇魔術だ

【しかも平然と質問に答えていた】
425 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/09(火) 23:45:30.03 ID:5YnvJYf7o
>>423

えぇ……一口舐めればこの世の無情を知ることが出来る……そんな辛さよ
ふふっ……だいじょうぶ、なにも きけんな ものじゃ ない、わ?
べ、べつに……なめたりし、ければ……だいじょうぶ……こわくなんか ない……よ?

【自身が避難体制に入っているのを見て不安そうにしているニアを安心させようとしているのだろうか】
【しかし、口調が何処と無く普段よりもたどたどしく若干だが子ども染みた物になっている気がする】

>>424

………………………確信したわ、ワタシはアナタとは絶対に分かり合えないわね

【ドバドバと液体を振り掛けていく青年に顔色を青ざめさせていたが】
【それを平然と食べ始める姿を見てドン引きの表情で決然と言い放つ】
【元々が辛味に弱いビャンコにははなから関係のないことではあったが】
【件のソース、タバスコの辛さの586倍という代物である】
【そういった意味ではビャンコの確信に満ちたセリフはある方面に関しては正しかったであろう】
426 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/09(火) 23:48:53.80 ID:qU9Ws5/r0
>>424
「へぇっ、闇魔法……」
「……闇魔法……?」

納得したように頷くが、そもそもそれが何なのかを理解していない

>>425
「そ、そこまでですかぁっ……」
「……んっ? ビャンコも食べた事があるってんですかぁっ?」

口調の変化に何事かと思えば、しかし知っているという事はそう言う事なのだろう
辛いモノは苦手ではないが好みでもない
現に今だって瓶から漂う匂いだけで噎せそうになっているのだから
427 :関魔恭太郎【闇の魔術師】[sage]:2014/09/09(火) 23:56:10.08 ID:M137LXcmo
>>425
売ってるってことは好きな奴が居るってこったろうに

【赤いサンドイッチを咀嚼しながらいう青年】
【その”好き”には前に”物”という文字がつきそうだと思うがまあいいか】

俺の居た世界じゃ闇属性の人間は変な奴が多いってのがあるからその関係かね

【付け加えて説明する青年】

>>426
まあ、分かんねえならいい

【理解していない女に対し、さらなる説明をする気はない】
428 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 00:07:09.59 ID:qGHsp6wro
>>426

…………………キカナイデ

【よっぽど当時のことがトラウマになっているのだろう】
【両手で顔を覆っているビャンコの頭の上では狐耳までがヘタリと萎れている】

>>427

えぇ、そうなのかもね……その事実が信じられないってだけよ

【もはや店員としての言葉遣いすらも思考から吹っ飛んでいるのだろう】
【未知なる存在に出会ったかの如き態度である、自分で持って来たくせに酷い話だ】

へぇ……まさか、こんな形で自分の魔法属性が闇じゃないって事を確信するとは思わなかったわ

【話の流れからすれば唐突とも言える闇属性という単語に関しても特に変な顔をするでもなく】
【自分が闇属性に生まれなくて良かったとばかりにため息を吐き出すばかりである】
【そしてサラッと自らも魔法と言う単語を用いたことからビャンコも魔法を用いることが分かるだろう】
429 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/10(水) 00:12:17.65 ID:q0nH0EK10
>>427
「……むぅ?」

結局終始、首を傾げる結果となった

>>428
「えっ、えぇっとぉっ……」
「……あははっ、は、はいっ……」

果たしてどのような事があったのだろう
当人がここまでになってしまうのだ、もちろん気にならない訳はない
ただそれを問い詰めるなんて残酷な事をするのは、ニアにはさすがに憚られた


//これで落ちます、ありがとうございました
//お疲れ様でした、お休みなさいませー
430 :関魔恭太郎【闇の魔術師】[sage]:2014/09/10(水) 00:22:36.98 ID:9kmT5jKJo
>>428
……あくまでうちの世界の話だからな?
異世界の、それも狐人間に適用できるかは知らん。

【なんとなく念を入れておく。妙な偏見を持たれると面倒だ】
431 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 00:29:44.08 ID:qGHsp6wro
>>429

//遅くまでお付き合い乙でした!
//お休みなさいませ〜

>>430

そう……取り敢えず、アナタのいた世界には行きたくないわね

【偏見を取り除こうという目論見はまた新たなる偏見を生み出した気がしないでもない】
【辛党と甘党、両者の間には埋める事のできない溝があるのだと】
【新たなる認識を深く刻み込むビャンコであった】

//自分もこの辺りで〆にします
//初めての絡みでしたが、お疲れ様でした
//またの機会がありましたらその時はヨロシクです!
432 :関魔恭太郎【闇の魔術師】[sage]:2014/09/10(水) 00:34:31.44 ID:9kmT5jKJo
>>431
【説明が足りなかったか、別の誤解を生んだらしい】
【だがもういい。これ以上の説明は面倒だ】
【そう青年は諦めると、サンドイッチを食べ進めた】

/*ありがとうございました! こちらこそよろしくです!*/
433 :澪【獣化】2014/09/10(水) 20:19:35.08 ID:p1uvXDL80
降り積もった雪は日光を反射し銀色に輝き、立ち昇る白い吐息は青空へと吸いこまれて消えていく。
ぽつぽつと生えている葉の落ちた木々以外、視界は白で埋め尽くされている雪原。
時折木の枝に積もった雪が自重に耐えきれず、どさどさっと前触れもなく落ちる。根元の小さな雪の山はきっとそのせいだろう。
そんな沈黙が支配する銀世界、響くのは雪を踏みしめる音と息遣いだけ。
否、もう一つ。くぐもった小さな声、しかし静けさに包まれたこの場で捉えるには容易。
微かなその音を辿れば、それほど遠くない場所にある人間の身の丈ほどの雪だまりに辿り着くだろう。
そしてその中から聞こえる少女の声も聞き取れるはずだ。

「…誰かー…助けてー…」
434 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 20:35:53.74 ID:qGHsp6wro
>>433

う〜……ここはまた随分と寒いわねぇ……っ
この服じゃあ防寒性はアレだし……ここは獣化で……?

【世界間移動をした先は久し振りの雪景色真っ只中であった】
【先日までいた世界が夏の終わりといった風情だった為に衣服はとても薄手である】
【そのため手っ取り早く防寒が可能な獣化を行おうと身構えるも、どこからか声が聞こえてくる】

今のはヒトの声……よね? ……行ってみるとしますか、ね

【聞き間違え出なければ人間、しかも助けを求めるものだったように思える】
【もし声の主が現地民でここが喋る狐に対しての対応が厳しいものである可能性が頭をよぎり】
【寒さに震えつつもまだ交渉の可能性が高いであろう人型の姿のまま声のする方向へ向かう】

……この辺り、かしら……誰か〜? 誰か、いるのかしら〜っ?

【雪が山のようになっている辺りまで歩いて近づくと大きな声で呼びかける】
435 :澪【獣化】2014/09/10(水) 20:48:27.08 ID:p1uvXDL80
>>434
「………ぷはっ………!」

呼びかけた声に呼応するかのように、目の前の雪だまりの一部が弾け飛ぶ。
勢いできらきらと舞う雪の結晶が一時の幻想を魅せるがすぐに白い大地へと還っていく。
姿を現したのはビャンコにも見覚えがあるだろう少女。といっても胸より下は未だ雪の中に埋れているのだが。

「……誰かと思ったら、ビャンコか…久しぶり…」

挨拶しながらもどうにか抜け出そうともがいているが功を奏することはない。
太陽の熱でやや溶けた雪が再び固まり、もはや氷に近くなっているからだろう。終いには諦めたようでおとなしくなった。

「…あのさ…助けてくれない…?」
436 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 21:06:28.23 ID:qGHsp6wro
>>435

……! ……誰かと思えばって、それはこちらのセリフよぉ
一体全体、何をどうしたらそんな面白おかしい状態になるの?

【雪の塊の中から頭だけをヒョコリと出しているというある種マヌケな光景】
【しかもその中にいるのが自分の顔見知りであったことに驚きとも呆れともつかない表情を浮かべる】

助ける、ね……良いわ、ただ少しだけ……待ってなさい……っ!

【そう言って目を瞑りジッと何やら集中を始めるとビャンコの身体のラインがグニャリと歪み】
【見る見る内に肉体がニンゲンの物からケモノの物へと変化していく】
【そして数秒後にはそこには立派な体格と毛並みを持つ一匹の狐となっていた】

……待たせたわね、それじゃあ彫るわよ

【そう言うと狐はトコトコと澪の埋まる雪の塊の元へと近づくと前足を使って慣れた動きで雪を彫っていく】
【数十秒後には固い氷の層を爪で砕きながら澪の上半身程はすっかり掘り起こしてしまうだろう】
437 :澪【獣化】2014/09/10(水) 21:23:32.43 ID:p1uvXDL80
>>436
「……いきなり、上から雪の塊が降ってきて……」

ビャンコの呆れたような表情を意に介さず、むしろ何故か堂々と事情を説明。
どうやら木の枝に積もっていた雪が重みに耐えかねて落下した際、運悪くその真下にいたらしい。
最初こそ軽いパニック状態だったがとにかく落ち着いて助けを求めたところ、すぐにビャンコが駆けつけたというわけだ。

「…うん…お願い…」

ヒトからケモノへと変わっていくビャンコを頭だけというなんともシュールな状態でまじまじと見る澪。
自分以外のものが獣へと変貌する姿が珍しいのか、変化を終えれば感嘆したように小さく息をついた。
掘り起こされている最中に自分だけ何もしないのもいかがなものかと思案、徐々に体に力を込めて内側からも層を破っていく。
しばらくして上半身がようやく現れれば、少し離れるようビャンコに頼む。

「…後は、自分でどうにかなるから…」

言われた通りにビャンコが距離をとれば、雪を蹴り上げるようにして氷の壁を破壊、晴れて自由の身となるだろう。
438 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 21:34:39.35 ID:qGHsp6wro
>>437

いきなり雪の塊が、ねぇ

【であれば仕方が無いと言えば仕方が無いか】
【むしろ落ちてきたのがツララなどで無かった分、幸運だったかもとも言える】

……っ……ん? あら、そう? それじゃあ

【離れていてという言葉に従い雪の塊から数歩分の距離をとるが】
【予想以上に澪が豪快に雪の塊を吹き飛ばしたため小さな塊が降り注いでくる】

……〜〜〜っ……ふぅ、その分だと元気そうで何よりだわ

【全身に降りかかった雪のカケラをブルブルとふるい落とし】
【ヤレヤレといった調子で語りかけながら狐の姿のまま歩み寄る】
439 :セレナ@竜娘メイド2014/09/10(水) 21:46:46.65 ID:bj4lzgK1o
【どこかの鄙びた田舎町、郊外の停留所にて】

(変温動物……って訳でも無いのですけど、こう寒いのは堪えますね……うぅ)

ぽつぽつと降り続く雨の中、少女が一人ベンチに掛けて、バスが来るのを待っている。
長い黒髪と身につけたエプロンドレスは、しっとりと濡れている。道中で降られてしまったらしい。

「バス、来ませんねえ……」

体育座りよろしく身体を竦めて縮こまり、小さく肩を震わして、もう見るからに寒そうな様子の少女。
所在なさげに周囲を見回して、小さく溜息混じりに呟いた。
こうして夜のバス亭に一人ぼっちだと、なんだか永遠にバスが来ないような気さえしてきて不安になる。誰か話し相手でもいれば、気も紛れるのだが。
440 :澪【獣化】2014/09/10(水) 21:52:07.55 ID:p1uvXDL80
>>438
「…助かった…ありがと…」

服についたままの細かいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいを払い落とす。溶けた雪で体が少し濡れるがまだ我慢できる程度だと放っておくことにする。
どちらかといえば今も白銀の地に直接触れている素足の方が問題にも見えるが、本人は至って気にしていないようだ。

「……本当に、狐なんだね……」

とことこと歩み寄ってくるビャンコに少し屈んで目線を合わせた。
自身と同じく獣と化す能力を持つ彼女に興味があるのか、その体に触れようとそっと手を伸ばす。
特に抵抗されなければおそるおそる柔らかな毛皮を撫でるだろう。
441 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/10(水) 21:59:52.40 ID:Ul+1jso2O
>>439
田舎ということもあってか、バスの本数は極端に少ない。
せいぜい、1時間に1便あるか無いか程度だろう。

そして冬はまだまだ先であるにも関わらず、降り注ぐ雨によって気温は極端に低い。
震えるのも無理はない……かもしれない。

「……遅いなぁ」

いつまで経っても来ないバスに待ちぼうけて、小さく欠伸をかく少女。その顔は少し眠そう。

錆びが目立つ時刻表を見るに、次のバスまでかなり時間がある模様。
尤も、それを解するには時計の存在が不可欠ではあるが。
442 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 22:00:08.73 ID:qGHsp6wro
>>440

いいわ、こういう時はお互い様……と言うのが相場でしょう?

【雪を払い落とす澪に狐の頭を少し傾げさせて当然の如くそう言う】
【冒険者家業が長かった為にこういった状況には慣れっこなのだろう】

えぇ、……まぁ正確には狐じゃなくて妖狐っていうらしいのだけれど、ね

【目の前で変化をした割には反応が薄い澪の様子に】
【そう言えばこの少女も似たような系統の能力者だったかと納得する】
【撫でられる事には抵抗しないが、目を半目にしており嬉しそうではない】
【だが特にしつこく撫でて来なければ気にしないだろう】
443 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/10(水) 22:04:42.59 ID:iZxd3ftko
>>439

と、夜闇と降りしきる雨の中を蠢くものがセレナの視界にちらと映る。

……バスではない。人影だ。100m程先から、このバス停へ向け駆けてくる。
点在する街頭の光は弱く、人相までは分からないが走り方は明らかに男のそれであり、
徐々に、距離が詰まるにしたがってただの男、というよりはスポーツマンか格闘家じみた、
体格の良い白人男性であることがわかるはずだ。

「ファック、今すぐバーに飛び込みたい気分だってのに。
 この辺にゃ軽く腹に入れられる店すらねえ。」

肩で息をしながら、バス停に駆け込んだ男は開口一番悪態をつくと、
時刻表にもたれかかるように腕を預け……パキ、とそれが乾いた音をたてて軋むと、
バツが悪そうに、ベンチに腰を預けた。

たしかに話し相手がいれば、気が紛れたかもしれない。
しかし、その願いに応えるかのように現れた男は明らかに堅気ではない、
独特の雰囲気を纏っていた……。
444 :澪【獣化】2014/09/10(水) 22:19:35.75 ID:p1uvXDL80
>>442
「…そっか…それもそうだね…」

誰かが何かに手を貸せば、それは巡り巡ってその人へと形を変えて還っていく。きっと今の救出劇もその発端か道中になるのだろう。
そう思うとなんだか可笑しくて、首を傾げるビャンコに同意を示して小さく微笑んだ。

「……ふーん…?らしい、なの…?」

自分のことだというのにどこか他人事のように語るビャンコに感じた違和感、思わずどういうことかと聞き返してしまった。
少しの間だけ柔らかな毛の感触を楽しみ、よいしょ、と立ち上がる。日の光を反射して銀色に輝く雪に金の瞳が細められた。
445 :セレナ@竜娘メイド2014/09/10(水) 22:28:35.16 ID:bj4lzgK1o
>>441>>442

「っくしゅん! ……し、失礼しました!」

あまりの寒さに耐え切れずくしゃみを一つすると、少女は恥ずかしそうな顔で周囲を見回した。
走ってくるチャーリーに気付くと、座りやすいように深雪の方に詰めて席を空ける。それから両方にぺこりと会釈。

「こんばんは。こんな鄙びたところですから、やっぱり店じまいも早いのですねえ」

特に物怖じする様子もなく男に挨拶すると、「よろしければ皆さん、食べます?」と、抱えたバスケットを開けて中身を取り出す。
ラップに包まった皿に盛られた、大量のお団子だ。

「お月見の予定だったのですけど、その、急に……えーっと、なんと言ったら良いやら。気が付いたらここに居まして、ですね」
446 :セレナ@竜娘メイド[sage]:2014/09/10(水) 22:30:11.40 ID:bj4lzgK1o
>>445
/安価ミスです。正しくは>>441>>443
447 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 22:31:18.76 ID:qGHsp6wro
>>444

えぇ……あ〜、随分昔に自分で色々調べた時期があって、ね
その時にそういうモノがいるって分かった訳だけど
ワタシ以外でその妖狐っていうのに会った事が無いからホントの所は良く分からないのよ

【詰まる所は自らのルーツについては伝聞情報でしか知らないという事のようだ】
【とは言え、その事を疑っていたり或いは違うモノで有る可能性などは考えていないのだが】
【流石にその辺りの込み合った話に触れるのは無意識に避けたという事のようだ】

所で……アナタ、この辺りの事は詳しかったりはしないかしら?
この姿だと寒さは防げるけれど、食事は出来ればヒトの物を食べたいのよね

【寒さに対しては毛皮によってほぼ問題ないレベルではあるものの】
【食事については狐の姿でも必要であるのは変わらないようだ】
【それ故、澪がこの辺りの人里についての情報を持っていることを期待しているようだ】
448 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/10(水) 22:46:55.95 ID:iZxd3ftko
>>441

「次のバスまで1時間30分かよ。
 ファッキン・トータリー・ブルシット・イェー。」

走り込んできた男は腕時計を確かめつつ、やや傾いた時刻表を確かめて
ベンチに腰を下ろす。この男は確か、以前にも別世界の居酒屋のような場所で
食事をしていた男だ。

……越境者かもしれない。

>>445

「まったくだ。どうやらこの辺のやつらは企業努力と金の儲け方ってヤツをしらねえらしい。
 生産性の権化であるこの俺からとっちゃ信じられん事だぜ。それとも金儲けがきらいなのかもな。」

男はセレナに声を掛けられると、
静かな田舎の夜に響き渡るような大きく通る声でしゃべり始めた。
やや馴れ馴れしく、機関銃のように話し続けるこの男は、その強面の見た目と反して、
話好きらしい。

「W・T・F?こりゃチャイニーズ・フルーツボウルなんかに入ってるヤツか?
 ダウンタウンのホットスタンドなんかで3ドルで売ってるのを見たことがある。
 しかしありがてえぜ。ちょいとくれよ。」

セレナの食べます?の言葉の次の瞬間には、
既に腕がバスケットにつっこまれて、2,3の団子が掠め取られていた。
449 :澪【獣化】2014/09/10(水) 22:47:23.93 ID:p1uvXDL80
>>447
「…へぇ…そうなんだ…」
「…妖狐、かぁ…確か私の世界にもいたよ…会ったことはないけど…」

この世に生を受けた瞬間から人狼と定められ、そう生きてきた澪にとってビャンコのような考えは珍しいものだったのだろう。
どこか納得したように二三度頷き、すっと目を細める。その瞳に映るのは過ぎし日の残光だろうか。

「…この辺…?んっと…人が多いのはあっちの方…」
「…私は、近くの小さな洞窟を寝床にしてる…」

指差す方向に視線を向ければ少しなだらかな坂になっているのが分かるだろう。
そちらへと歩き出す澪について登っていけば辿り着くのは小高い丘の頂上。
そこから見下ろせばそう遠くないところに人工建築物が並んでいるのが目に入るはずだ。
450 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/10(水) 22:47:26.41 ID:Ul+1jso2O
>>443>>445
「ん……こんばんは」

隣の声かけに対し、軽く会釈をするように。

「……お月見?そういえばそうだったけど……この天気じゃねぇ」
「それじゃあ、遠慮なく……」

そう言うと、皿に乗った団子を1つ手に取り、口へと運ぶ。
空模様は先述の通りの雨。月など到底見えるはずもない。
バスどころか、車すら滅多に目の前を通らないだろう……。
451 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 22:59:50.73 ID:qGHsp6wro
>>449

あら、そうなの? ……それなら、いつかアナタの故郷の世界に行ったら

【ホンモノに会えるかもしれないわね、と言葉だけで言えば会うことを望んでいる風だが】
【その時の口調や表情からはその事への関心はそれほど高く無さそうなのが感じられるかもしれない】
【自らの出自についての葛藤などは遠い日に既に置いてきているのだろう】

あっちの方、ね……助かったわ、なら……?
アナタはそっちの洞窟に……どうして?

【その質問には人里があるのに何故わざわざ洞窟で寝起きしているのか、というモノであり】
【その問いは澪を、そして自身をヒトの側のモノとして意識した上での物である】
【その考えはビャンコの意外な物を見るような表情からある程度は読み取れるだろう】
452 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】2014/09/10(水) 23:07:07.38 ID:hxIkyUHBO
>>407

……ふんっ、……つまらない奴だなっ

【左腕を風で加速させ、首を守った男】
【首を守ることには成功したが、後方の大木に叩きつけられた様だ】

…行くよ、クアルガっ!

【気を失っている男を[ピーーー]ことは、容易であったが少女はそれをしない】
【クアルガの背に跨り、男に背を向けて森の奥へと消えていった】

//これで締めですかね?ありがとうございました
453 :澪【獣化】2014/09/10(水) 23:15:47.67 ID:p1uvXDL80
>>451
「…ロクな場所じゃなかったけどね…」

あまり興味がなさそうなビャンコに小さく苦笑。
澪にとって住みやすい世界ではなかったのか、そこに混ざるのは僅かな嫌悪。
しかしそれも一瞬、もう過ぎたことだと一人首を横に振る。

「…ああいう建物は、落ち着かない…洞窟の方が居心地がいい…」
「…それに…人が多いところは好きじゃないから…」

意外そうにこちらを見るビャンコに対し居心地悪そうに目を逸らして肩を竦める。
近い存在だと思っていたビャンコとの根本的な違いを直視させられたような気がして、金の瞳がどこか寂しそうに細められる。
ひゅうと吹いたつむじ風が細かい雪を巻き上げて舞った。
454 :セレナ@竜娘メイド[sage]:2014/09/10(水) 23:32:00.09 ID:bj4lzgK1o
>>448
「まあ、店を開けていようにも物を売る相手がいないのでは……ですから
 ここではこれが一番効率的なやりかたなのかもしれませんね。私たちみたいな余所者にとっては、ちょっと不便ですが」

チャーリーの言葉にこくこくと頷きつつ、彼女もまた、皿から団子をとってつまんだ。
団子はそこそこ腹もちする。空きっ腹にはありがたい一品だらが、無味だ。具もない。

「そうですね。米粉を水で練って茹でたのです。しかし、あんまり食べてると飽きますね、これ。
 自分で作っておいて何ですが、もう少し肉っ気が欲しいです。……こんな田舎だし、その辺、美味しそうな鹿とか兎とか歩いてないかなあ」

作った当人もその辺りは不満に思っているのか、何やら物騒な言葉をぽつりと漏らす。
見た目に似合わず、随分と野趣溢れる食生活を送っているらしい。

>>450
「ほんと、月なんてちっとも見えないんですから。ご主人様に言われて張り切った甲斐がありません。
 よりにもよってこんな時に、雨だなんて……はぁ。」

辺りを見回してもこれといって何も見当たらず、しょんぼりと項垂れる少女。
ため息をつき、深雪の言葉に応じつつ、また一つ団子を口に運ぶ。

「……あれ?」

しばらくすると、何かあったのだろうか、彼女は道路の向こうを見つめてそわそわとしはじめた。
/すみません、お待たせしました…!
455 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 23:32:26.85 ID:qGHsp6wro
>>453

……ふぅん、そうなのね

【澪の表情に一瞬だけ差した影に何か感じるものがあったのだろう】
【少しの間の後に洩れた呟きはその感じ取った何かに触れる事を避けるような】
【しかし無関心とは違う、どこか温もりを持ったモノであった】

へぇ……アナタはどちらかと言うと野生派な方なのねぇ
……ちなみに、場所は知っているみたいだけれど足を踏み入れたりはしたのかしら?

【自身の身の回りにいる獣人にそっち方面の獣人が少なかったこともあってか】
【単純に山で過ごすのを好むというだけでも意外な顔をしただろう】
【しかし居心地悪そうに目を逸らす仕草や寂しそうに色にくすませた瞳を見て大体の事情を察したのだろう】
【そのこと自体には触れずに、遠くに見える人里の方へと目を向けながらポツリと尋ねる】
456 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/10(水) 23:46:04.53 ID:Ul+1jso2O
>>448
男が言うには、予想以上に待たなければいけないという。

「1時間半ねぇ……その間どうしよう」

どうやら、ひたすら待つしかないらしい。寝て待つという考えも心の片隅に……。

「……そういえば、何処かで会わなかった?」

何となく、見覚えがあるような無いような顔。多少記憶が曖昧ではあるが……。

>>454
味はなくとも腹の足しにはなるのか、いくらか口へと放り込んでいく。
曰く、砂糖か何かが欲しいところという。

「本当、せっかくなのにねぇ……」

お月見も台無しである。
ただただつまらなさそうな時が流れていく……

「……?」

突然、そわそわし始めるセレナ。何があったのかと様子をうかがう。
457 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/10(水) 23:48:44.25 ID:iZxd3ftko
>>450 

「なあ、ところでTUKIMIってなんだよ。
 あたらしいファッションブランドか?それとも×××の治療薬の名前か?
 どっちにしろ俺には縁がねえ。」

アメリカ出身のチャーリは月見と言われても分からないらしく、
その単語を口にした深雪にワッツ?を連呼しながら声をかけてきた。

チャーリーの仕草はせわしなく、チンピラというよりは大きな子供を目にしているかのようだ。

>>454

「ならオンライン・トレードだ。どこにだってチャンスは転がってる物だぜ。
 それを見つけるのが企業努力だ。チャンスはモノにする前に、まず見つけなきゃあならねえ。
 経営者の目だ。経営者の目を持つんだ。あとは後ろにも目をつけろ。カラテのブラックベルトみてえにだ。」

よくわからない例えでまくしたてながら、2個、3個と餅を口に運ぶ。
食感が斬新に感じたのが、『アジアン・ライスピザだ』などと叫びながらもさもさと口を動かしてるので
それなりに気に入ったのだろう。

「肉?アー、お嬢ちゃんもハンティングをするのか?
 45フィート先のノウサギやエルクをパレットライフルで撃ち抜いてよ、
 その肉でパイを作るんだ。これがうまいのなんの――。」

そこまで言いかけたところで、セレナの異変に気づき視線の先に目をやる。

458 :澪【獣化】2014/09/10(水) 23:48:47.69 ID:p1uvXDL80
>>455
深く踏み入らず、しかし冷たく突き放しもしないビャンコの言葉に少し意外そうに目を見開くが、すぐに安心したような笑みに変わる。
自分でもどんな反応が欲しかったのか分からない、けれどビャンコのそれに少なからず救われたのは間違いないだろう。
冷たい空気の中降り注ぐ日光が今はより温かく感じられた。

「……よく言われる……」
「…まぁ…たまに…売ったり、買ったり…」

拠点にするのと利用するのではまた意味合いが異なる。
寝食こそ避けているものの、物品の売買のためによく訪れてはいるらしい。
ふと、人里を目指すだろうビャンコへと顔を向ける。そう言えば、と何か思い立ったように首を傾げて問うた。

「…あのさ…ビャンコ…そのままで行くの…?」

指すのは現在の狐の姿。
今の状態で街に行けば確実に上等な獲物として追い回されることとなるだろう。
459 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/10(水) 23:59:18.20 ID:qGHsp6wro
>>458

よく言われる、ね? ……それは良いことね

【何が良いのかとは明言しない、だがその時のビャンコの口調には皮肉の影は無く】
【むしろどこか安心したかのような響きを伴っていた】

そう、それなら入った途端に追い回されるって事は無さそうね

【そんな想定する上ではかなり勘弁願いたいような状況でない事を素直に喜んでいる】
【少なくとも見た目の上で全く何もなく今までを過ごしてきた訳ではないのは確かなのだろう】

ん? あぁ……さっき見たでしょうけど服が碌なモノじゃないから……そうなるわね
と言っても里に入る前にヒトの姿になっておくから心配要らないわよ?

【流石に誰かの晩御飯のおかずや防寒具の一部になる気はないわ、と言って可笑しそうに笑う】
460 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 00:16:11.74 ID:7m2KQPs7O
>>452
はい! ありがとうございました!
本当に遅れてすみませんでした!
461 :セレナ@竜娘メイド[sage]:2014/09/11(木) 00:16:49.11 ID:uOqGThWCo
>>456

「餡か黄粉か、あればよかったんですが……月見団子はプレーンなものじゃないといけない、と知り合いが力説していたもので」

深雪へと少し申し訳なさそうに言い訳しつつ、少女はひたすらにお団子を噛みつづける。
味の向こう側というか、なんというか。こうしていると無味の団子から、次第に仄かな甘みを感じられるようになってくるのだ。
消化酵素様様である。

「えーっと、ほら。あれです、あれ!あれ、バスじゃありませんか?」

>>457

「ハングリー精神ですね! きっとお爺ちゃんお婆ちゃんはそういうの分からないと思うので、若い人に頑張って欲しいものです。
 ……えっ、カラテ? カラテと経営ってなんの関係が……よくわかりませんが、物騒なのは良くないですよ!」

対して少女。チャーリーの言っている事をいまいち理解できていないのか、ズレた相槌を打ちながら団子をかじる。

「ええ、故郷ではよく狩りをしていました。こう、高い所から獲物を探すんです。それで見えたらがーっと急降下して……」

「うん、やっぱりそうです!バスに間違いありません!」

>>456>>457
彼女が指し示す方向には、ぽつりと小さな明かりが見える。みたところ、車のヘッドライトのようだ。
少しずつ近付いてくるそれは、どうやらお目当てのバスのようだった。けれども、何かおかしい。
時刻表には、次のバスが来るのは一時間半も後だとあった。田舎のバスとはいえ、幾ら何でも時間がズレすぎている。

注意深く観察していれば、行き先表示が出ていない事にも気付けるだろう。
乗客はおろか運転手さえも一様に俯いており、表情は定かでない。

「よかった、これで一安心です……」

だがそんな事はお構いなしに、少女はベンチからゆっくりと立ち上がった。このまま放っておけば、間違いなくバスに乗り込むだろう。

462 :澪【獣化】2014/09/11(木) 00:21:11.34 ID:UWKfbgfN0
>>459
「…そう、かな…?…ならいいけど…」

そもそも野生児だとかなんとか言われているが、澪にとってはそれが普通。故に何故そう言われるのかも理解していない。
ビャンコの安堵が伝わるその言葉に不思議そうに首を傾げるが、悪い意味ではなさそうだと悟ると視線を建物の群れへと戻す。

「…まぁ…私はいつも見せないようにしてるから…」

晒していればどうなるかは分からない、と喜びを露わにするビャンコを嗜める。
それもビャンコを心配するが故の言葉だが、いつも堂々と自身の耳と尾を主張している彼女には余計な世話だったかとそれ以上厳しく言うことはない。

「…そう言えば…薄着だったよね…」
「…なら、よかった…」

笑うビャンコにつられるように澪もまた可笑しそうに目を細める。
気がつけば陽は地平線へと近づき、白銀の雪原を朱く染めていく。見下ろす街にもぽつぽつと人工の光が灯り、色鮮やかに輝き出す。

「…もうすぐ、夜だね…私もそろそろ戻らないと…」

どこか名残惜しそうにぽつりと呟く。落ちる斜陽は時間が過ぎるのを否応なしに示す。
完全に暗くなり月明かりだけが頼りになる前に街に辿り着いた方がいいだろう。
そうビャンコへ告げ、自分は反対の方向へと足を進めていこうとする。拠点である洞窟へと戻るためだ。

「…それじゃあ、またね…」

一度だけ振り返り別れの挨拶。その横顔は夕陽に赤く照らされていた。

//日も跨ぎましたしそろそろ〆させていただきます
//お付き合いありがとうございました、またよろしくお願いしますっ
463 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/11(木) 00:29:21.68 ID:fHeroWrdO
>>457
「月見……簡単に言えば、1年に1回満月の日に━━━━」

説明が少し長くなりそうなので割愛。

「……まあ、ファッションブランドでも何でもないのよね」

>>461
「うんまあ、お腹も膨れるからいいけど……」

気づけば団子の数も減ってきていることだ。


「ってちょっと……流石に……怪しすぎでしょ、このバス……」

時間的にもおかしいし、どう考えても普通じゃないバス。
これはヤバいのではないかと思い、セレナを引き止めようと。
464 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/11(木) 00:44:51.84 ID:tiIVzcaso
>>461

「バカ、よくカラテのブラックベルトが言うだろ。
 ドントシンク、フィール!ってヤツだぜ。ナショナル・サイエンス&ヒストリーチャンネルで
 そういってるカラテマンを実際に見たことがあるから確かだ。」

それにアジアの映画でもそんな感じの事をよくいうだろ、と付け加えて。

>>463

「へえ、よくわからん風習だこったが、
 アレだな、ワビサビとかゼン・マインドとかそんなんだ。」

最後にさらに餅を一口。
おそらく、彼は善やわびさびをひとかけらも理解していない。
花瓶に思いっきり大量の花を挿して生け花とか言うタイプの人種だ。

>>461 >>463

「W・T・F!まるで2006年のワールドシリーズみてえじゃねえか――。」

バスに対して、おそらく『やたら雰囲気が暗い』という意味であろう
例えを投げかけた瞬間だった。チャーリーの姿が、まるで掻き消えるように空間に溶けて、
消えてしまったではないか。

彼は、この瞬間に『世界転移』、『境界渡り』してしまったらしい。

// ごめんなさいー。そろそろ寝ないといけないのでちょっとキリが悪いですが落ちますー
465 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage saga]:2014/09/11(木) 00:57:03.60 ID:iQzMJaxmo
>>462

見せない、ね……勿体無いのねぇ

【ヒトと違う部分を晒す事による不利益を理解していない訳ではない】
【だが、その不利益と秤にかけても勝る何かを矜持としているのだろう】
【故に澪を見つめる瞳にあるのはひとえに残念だという思いである】

そうね……暗くなると里に入れなくなるかもだし、ワタシも急がないと

【人里から離れるように歩みを進めていく澪の背中を、言葉とは裏腹に見送り続ける】
【澪を見つめる瞳には幾許かの迷いのようなものが浮かんでいたが】

……! ……えぇ、また……必ず

【夕焼けに照らされる少女の顔に再会を誓う】
【伝えられなかった言葉をまた会うその時には伝えることができるよう祈りながら】

//遅くまでお付き合いありがとうございました
//またの機会にはヨロシクです!
466 :セレナ@竜娘メイド[sage]:2014/09/11(木) 01:19:44.72 ID:uOqGThWCo
>>464
「なるほど、そう言えばご主人様が見てたカンフー映画でそんなような台詞を聞いた気がします!
……えっ?ワールド……なんですか?ちょっと待ってください、どういう意味ですかそれ。もう、気になるじゃないですかー!」

意外にもカンフー映画の視聴経験があったらしい少女は、結局彼が何を言っているのか、半分もわからないまま
転移してゆくチャーリーを見送る段になって、ようやく彼が自分と同じ越界者であることに気付いたのであった。
/お疲れ様でしたー!

>>463
「えっ、そんなに怪しいですか?あれ。まあよくよく考えてみると、確かにどう見ても私たちの行きたい路線とは逆方向……
 っていうかぶっちゃけ山行きっぽいですし……回送ですかね? ありがとうございます、助かりました!」

少女は深雪の注意を受けてバスを二三度ちらちらと見やると、小首を傾げてしばし思案。
やがて自分がこのバスに乗るべきでないと思い直したのか、一言深雪に礼を言って再びベンチに腰掛けた。
この時、深雪がバスにわずかでも視線を向けていたのなら、バスの乗客と運転手の顔が、全くの無表情のままそちらを見つめているのに気付いただろう。

「もうそろそろお団子もなくなっちゃいますねえ……いよいよお肉が欲しくなってきました。
 贅沢は言いません。熊とか狸とかは臭みが強いんで嫌いなんですが、この際狩れるなら何でも良いです。
 なんなら生でいっちゃっても大丈夫なくらいお腹空いてますよ、今の私。どこかに美味しそうな動物、いないかなあ」

しかし何も知らない少女がまたそんな事をつぶやき出した瞬間、その顔は一斉に明後日の方を向いた。
バスは何やら急にエンジンを吹かして、一目散に走り出す。よくよく見ると、車体後部のバンパーからは尻尾のようなものが生えていた。
467 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 16:59:36.40 ID:7m2KQPs7O
【荒野】
【砂嵐が吹き荒れる道を 一人の男が歩んでいた】
【スーツを着崩した目付きの悪い茶髪の男だ】

俺は弱くねェ…俺が弱い筈がねェ…
次だ…次に俺が敵と決めたヤツは絶対にブッ飛ばす。 俺の力を証明してやる。

【男は歩む】
【何も無い荒野には砂嵐と男の殺意のみが渦巻いていた】
468 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/11(木) 17:14:46.86 ID:P4kYRSIR0
>>467
【荒れた大地。野原で荒野】
【濁った砂が吹き上がり、視界を阻害するこの時期は旅などに向く天候ではない】
【そしここの世界軸に於いてもそれは言えるらしい。研磨の如く荒い砂が勢いよく】
【神流はその道を歩いていた。方角も解らない悪天候の中を、だ】

今宵も砂と地に紛れて休むのか……?
笑止ッ! その様な失態を我が犯す事などなかろう?

【気流を操るシルフ=ベルセルク。その力で以て己の視界にかかる砂嵐を納めながら】
【高らかにそう大声をあげて歩みを早めた】


【ーーーどのくらいたったのだろうか】
【視界の先に見えた、人物を】
【数先日。顔を会わせたその人を、みつけた!】

ほう。貴様こんな処にいたか、ナナーシャ

【殺意渦巻く男の前方】
【対面する形で現れる少女に、どんな反応を見せるのだろう】
469 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 17:36:56.19 ID:7m2KQPs7O
>>468
【ナナーシャは歩みながら今までの戦闘を振り返っていた】
【旅の出始め 一番目に相対した強者 イヌマエル…御互いに全力以上の力を出し会うも力負けで敗北】
【次に闘ったのはカノッサ機関員の少年 化け物との戦闘で手負いだったとは言え敗北…命があるのが奇跡とも言えるほど】
【そして先日の戦闘…駝鳥を駆る少女…此など一撃の蹴りにて葬られた】

俺は…弱く、ねぇ……

【そして歩みを進めていけば 突如視界がはれわたり】
【次いで暴風に身を圧される】
【その風を自身の風を用いて相殺し、改めて目に入るのは】

神流か 久しぶりじゃねぇか

【神流…自身と同じ力を持った風使いの少女】
【嘗て一戦交えることの誓いを建て 数日を共に過ごした仲だ】
【故にナナーシャは彼女の力量を少しばかり把握している】
【そして今を以てなお、断言出来るのだ。 彼女は強者であると】
【ならば自身の力を図るには善し…同系統能力の強者である彼女を負かせば自身の力は証明される】

んじゃぁ、よ…――戦(や)ろうぜ?

【再会の挨拶も無く…ナナーシャは構えた】
【四肢に暴風を纏わせ、破壊力、速度を底上げし肉弾戦を行う】
【それが彼の戦闘スタイル…先の一言と構えを見れば神流も戦に乗るだろうと踏んだのだ】

俺が敗けたら、この先にある店でテキサスバーガー奢ってやるよ

だから黙って 付き合えやッ!

【その一言を皮切りにナナーシャは拳を二回振り回す】
【その動作にて放たれるのは一対の鎌鼬】 【砂嵐を十字状に切り裂きながら神流の元へと走る】
【ナナーシャは その鎌鼬を目眩ましとして 影に隠れ 同じく神流へと駆け出していた】
470 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/11(木) 17:55:14.53 ID:P4kYRSIR0
>>469
【共に過ごした数日間。改めて思い返せば、それは生まれて初めての、理解者とも取れようか】
【一度も顕現武装を見せた事はなかったな。瞳があった瞬間そんな事を考えた】

契約の時よの。くく、良かろう
貴様は我が鎧、神風愚風(シルフ=ベルセルク)で遊んでやろうぞ

【足を開脚右手を天に左で顔を隠して、一言】

神風愚風(シルフ=ベルセルク)ッ!

【その名に呼応し風が収束。神流の身を覆っていけば、霧散】
【そこにいたのは右手左足に六角形の拘束具をつけ、薄汚れた囚人服に酷似した武装を纏った英霊】
【繰り出された鎌鼬は風を十字に絶ち進む。それを一瞥すれば、飛翔して射程から逃れた】
【そんな事をするものだから、必然的に距離は空き】

その言葉忘れるなよ?
そして我に逆らう事に後悔を抱かせてやろうぞ!

【そこから、気流を槍の様に集め、飛ばす】
【矢の如く地にめがけ、ナナーシャ諸とも貫かんと意図して】
471 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 18:23:19.53 ID:7m2KQPs7O
>>470
【鎌鼬…転じて自身の肉薄…それは決して叶うことは無かった】
【変貌する神流の姿、ナナーシャの記憶に無い未知の力】
【恐らく、神流の本気であろうその姿はどう見ても、囚人服と拘束具を想起させ、普通の者ならば手を抜いているのかと思うかもしれない】
【然してナナーシャは感じていた。本来ならば拘束具、囚人服等とは反極に位置する筈のソレを】
【圧倒的な格と神々しさを 変貌した神流から感じ、同時に恐怖を覚えた】
(飛翔ッ!? 肉薄は無理ッ! 風化して追撃か? ふざけんな槍を避けれっかよ! ぶっ潰すしかねぇッ! )
【然れど無情にも放たれた神槍はナナーシャに向かいて迫る…今の自信とは圧倒的に格の違う一撃】
【当たれば死ぬ…打ち負けても死ぬ。 地力の差は拭えない…そう 何らかの進化をしなければ】

(神流…テメェには見せたことが無かったな
俺の全力をも凌駕する力! 風を越えた 嵐の力をよォ!)

―――【凶法滅刻】 level2ッ!

嵐になるぜッ! 覚悟しなァ!

【使用者の意志と成長により進化する凶法滅刻の力は 本来ならば風のみを操るナナーシャの力を変貌させる】
【新たなる力の属性は “嵐” ナナーシャが操る風に破壊のエネルギーを付加し破壊力を上げる技】
【ナナーシャは破壊の嵐をまといて、風の槍を全力で殴り抜き、相殺しようと試みる】
【そしてもしも相殺が叶ったのなら、神流に対して破壊の嵐を収束させた ”槍”の如き一撃を放とうとするはずだ】
【然し放つことが叶ったとしても、見よう見まねのその一撃は発案者である神流にとっては一笑に附して然るべきものであれば】
【容易く回避或いは破壊し、反撃を食らわせることも可能であるはずだ】
【そうなればナナーシャは隙だらけであり、神流は反撃として大技を喰らわせる余裕が十二分にあるはずである】
472 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/11(木) 18:43:59.34 ID:P4kYRSIR0
>>471
【気流とは同じ、若しくはそれ以上の気流で相殺する事が出来るもの】
【小さな波が大きな波に飲まれるかの如く、大きな波が大きな波と打ち消し合うかの如く】
【気流が凝縮した風の槍は、ナナーシャの全力を越えた超越の力、嵐によって霧散する】
【と同時。暴君の一閃と見間違える程の破壊を秘めた“風の槍”が】
【ナナーシャから撃たれる】

かかか。さすがよの
我が烈風超過掻槍(ファルシン・ランツェ)を防いだか
してそれは真似事か? 笑止! 紛い物が勝ると思うてか!

【右手に握られるペンデュラムに酷似した武器を無差別に振るい】
【“空気に溝を作って”その威力を殺すと降下する。これにより対象は見失われ、当たる事はない】

隙が明きすぎぞ?
ほれ、遊んでやる

【降下と同時に気流を集め、烈風として放つ】
【単純に“吹き飛ばす”事しか出来ないその行為でナナーシャの戦意を奮い立たせようとしているのだ】
【直撃しても傷を負うことは決してない。強めに飛ばされるだけの、風圧の一撃】
473 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 19:20:27.57 ID:7m2KQPs7O
>>472
【ナナーシャの嵐による一撃は神槍をも砕いて見せた。 然し、それはある種当然の事なのかもしれない】
【彼の破壊した槍は主である神流から離れ威力は減衰していたはず…対してナナーシャは全力を持ってして至近距離から破壊し、更に余波を受け隙を産んでいる】
【真に格の差が露見するのはやはり、此方も同等の一撃を見舞った時であるはずだ】
【故に彼は崩れた体制から神流の方を向き、視界に捉えるが…】

(クソが… 風への理解が段違いだぜッ……)

【瞳に写るは 気流を巧みに操り自身の一撃を容易く無力化する彼女の姿】
【成る程、地力云々の前からして最早、熟練度が違うと言う訳か】
【神流はナナーシャ以上に風の扱いを心得ている。意識的に操るというよりも手足を動かすように扱っているのだろうか】
【そんな彼女の反撃に隙だらけの体が強張る…殺られる…そう本能が叫びを上げるも彼は神流から目を離さずにその時を待った】
【然し、次いで自身を襲う一撃は神槍のように鋭いモノでなく…彼女の纏う拘束具のように重厚な力強さを感じさせるモノでも無かった】
【それは単純な烈風…隙だらけの体を殴り付け、後方へと吹き飛ばし、着地の衝撃で僅かにダメージを受ける】

テメェ…舐めんじゃねェぜ神流ッ!
その可愛い面に泣きべそ描かしてやんよォッ!!

【その行為、言葉にナナーシャは激昂し、本当の全力を解放する事を決意した】
【彼の本来の能力は風を操ること、嵐を操る事ではない。自分自身が自由の象徴――風となることが彼の本来の力】
【然れど格上相手では手痛い反撃を喰らうこと、性能が安定しないこと、本来の肉体に戻れない危険性を伴う事から彼は戦闘中にこの力を使うことを恐怖し、自身にセーブを掛けていた】
【しかし、今の神流が相手ならばそれを使うことさえ厭わ無い…全力を出させた上で叩き潰す…その気概が彼の恐怖心をも凌駕する】


全力の上の更に上ッ! ブっ潰して、ブッ飛ばすッ!

――派手に荒れるぜ、止めてみなッ!


【ナナーシャは自身を変貌させその肉体に破壊の力を付与させたのだ。即ち今の彼正に嵐の化身】
【嵐となった彼は飛翔…廃絶の色を帯びた暴嵐が人形を成して神流へと駆ける】
【次いでもしも肉薄が叶えば、自身の右腕を槍と化し、神流を貫こうとする…】
【然れどその狙いは急所から外れていて、故に僅かにでも軌道をずらせばそもそもが神流に被弾しない可能性さえある】
【更に言えば、気流を操る神流を前にして自身を嵐とすることがそもそもの過ち、人形の嵐は容易く破壊される可能性もあるだろう】
474 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/11(木) 20:25:42.29 ID:P4kYRSIR0
>>473
ほう? 愉快! 実に愉快ぞナナーシャァ!!
やっと本気か。やっと全力か。では我も応えねばな!

【自由の象徴、風。スパイスに破壊をちょいちょいと】
【自らを大災害に匹敵する暴風に変容させたナナーシャを、歓喜極まりないと言っている様な視線で以て認識】
【気流になったらしい。神流の感覚がそれを伝え、相手を逆に操作出来る手段を得た事も】
【だがしない。だって楽しいのだから】

肝を据えてやろうぞ
我が奥技で以てな! 絶技ッ! 暴君の連なりし虚無虚空の暴風圏域(サビセルディメイションオーバーダーラ)ッ!!

【それは正に暴君の行進】
【大型台風もかくやと言うほどの気流は矢の如く駆け抜け】
【視界の先を、抉り取る】
【発動同時、左胸辺りから感覚が無くなった。ナナーシャの攻撃が届いたのだ】
【真っ赤な華を咲かせながら、神流は絶技を撃ち放つ。それはセーブが効いていてナナーシャを死なす程の力はなかったが】
【直撃したというのであれば、戦闘を続けられる馬力は無いに等しい】
【攻撃を受けた事に精神は乱れ、武装の絶対さや気流の驚異さは格段に落ち、風は止む】
【当然回避される確率が高い。攻撃の余波で射程はズレたから】
475 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 21:05:16.72 ID:7m2KQPs7O
>>474

【神槍と相反する黒き槍 魔槍の如き自身の一撃が神流を貫く】
【赤い花が囚人服を彩るも刹那…】
【暴君が現れた。 先の一撃でさえ命からがらに相殺したと言うのに】
【何だこれは 馬鹿げている。これほどの一撃を人は能力とは言わない それは天災だ】
【ふざけるな天災とは神が起こすものでは無いか。為れば眼前にて猛威を震う彼女は最早地力に置いて】

ハッ! 神業級って訳かよッ!

だが…神如きじゃ俺は縛れねぇッ! 俺はナナーシャ…自由の風よォっ!

【直撃すれば再起不能だ。ナナーシャの本能は避けろと叫ぶ】
【然し、ナナーシャは神流という神に対し、真っ向から食らい付いて見せた】
【風を 嵐を 遥かに越えた 災害の権化たる神槍を自らの左腕を黒の魔槍として穿とうとした】
【 打ち負かすのは不可能でも、狙いを外せば王手は取れるのだから…】


――――………ッッ!?

【結果として、その考えは無謀…】
【神槍と魔槍が重なりあった刹那にナナーシャは驚愕した】
【彼女は恐らく自身の一撃を喰らったことから万全の一撃では無いはず】
【それなのに、この威力…この強さ】
【魔槍は容易く神の下に葬られ僅かに威力の減衰したそれがナナーシャを貫く】
【最早、反撃は不可能…戦闘の維持も出来はしない】
【廃絶の嵐は 英霊の風の下に破れたのだ】

また、敗けたのかよ…

【幾度目かの敗北…悔しげな言葉…然れど口振りとは裏腹にナナーシャの表情は何処か清々しささえあり】
【フラフラとした足取りで少女に歩み寄れば】


参ったぜ、神流…飯奢るからよォ…行こうぜ?

【何処か不器用で少し凶悪な人相の笑みを浮かべながら手を差し出した】

476 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】わゆ2014/09/11(木) 21:38:23.73 ID:n1249qmKO
……何も見えないよぉ…クアルガ…離れないでね

「…ああ、勿論だ…私も何も見えないのだがな」

【深い闇が支配する世界、その中をおっかなびっくりといった様子で進んで行く、一人の少女と一羽の駝鳥】
【一人と一匹は、鳥目で暗所では視力が殆ど働かなく】
【そんな視力では、必然的に目前に迫っている樹にも気付くことが出来ず】
【頭をゴツンとぶつけ、体勢を崩して尻餅を着く】

痛いっ…クアルガっ?

「こ、ここだが…このまま歩くのは危険だな」

【聴覚は普通の人間と比べると低いがそれでもよろよろと歩いて少女はクアルガの背に手を置くと溜息を吐いた】
【自分たちが苦手とする暗所に越境してしまうなんて運が無いな…と思いながら】

そうだね…少し叫ぼうかな
こんな所に人が居るとは思えないけど…


【こんな所に人が居て、その人が自分の叫び声が届く可能性は、限りなく低いが】

誰か居ませんかーっ!!居たら助けてくださーいっ!!

【その僅かな可能性に賭けて、森に助けを求める叫び声を木霊させた】
477 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/09/11(木) 22:25:12.62 ID:SfAi5l4z0
>>476
常闇の森の中、赤外線モードの彩りの少ない世界に映し出された異様な影を見ていた
それは暗闇に於いて余程不慣れなのか歩みが怪しく、すぐ傍の背の低い人影も同じに思える
周囲には幾つかの生命反応、果たして狩るモノであろうか

「……っ、っと……」

どうしたものか
確かに助けるべきではあろうが、しかし万が一戦闘にでもなった場合を想定
さてはて逡巡は刹那の一時、響き渡る声は大きく毒気を抜かれた

「……あの、あなた……あなた方?」
「何をなさっているのですか?」

助けを求めている
聞けば分かることを問い直す間抜けさを後になって悔やむ
因みに自身は近場の村に厄介になっている身で、この森の深くに群生する薬草を採りに来ている所だ
478 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/11(木) 22:25:53.39 ID:P4kYRSIR0
>>475
【その手を握り、起きあがろうとした】
【しかし脱力したので、また座り込む。結果はーーー危うい処での勝利】
【ナナーシャはきっと自分が“また負けた”と思っているだろうが神流は違った】
【どんな些細な出来事であれ、己を刺し貫いたのはナナーシャの一撃なのだ。英霊を貫く等とは普通は無理に近い】
【故に本当の意味で負けたのは、神流なのである】

ナナーシャ。あんたってほんとに無茶しがちね
……まあ、今回は参ったわ。私の負け
でも、ちゃんと奢りなさいよね

【神風と邪風。両者勝るとも劣らない好敵者】
【無謀な突さえしなければそんな傷は負わなかったろうに。と神流は思案していた】
【毎度自分の馬鹿力には驚かされっぱなし。そしてそれに耐え歩くナナーシャにも驚かされっぱなしである】
【思わず素に戻っていたが、気づくための思考が追いついていなかった。間抜け極まり無い】

ねえ。立てないんだけどさ
肩……貸してくんないかな? 左胸がスースーする……

【そう言って傷の深さを思い知る】
【奢って貰ったらナナーシャと、傷の手当にいかないと】
【そんな思案をしながら】
479 :【ナナーシャ】風を操る能力者2014/09/11(木) 22:46:50.85 ID:FYsYpLjI0
>>478
【神流は負けたのは自身だと素直(口調)に言い放ち、ナナーシャは鼻を鳴らす】

こんだけ俺の事を伸していて負けってことはねぇだろうがよ

それじゃァ俺は弱いやつに痛めつけられたってことになるからな
おまえの勝ちだ、これだけは譲ってやれねぇな

あと無茶なのはおまえの強さだよ、もっと言うなら口調もだわな

【口先では悪態を吐きながらも素直に肩を貸すナナーシャは】
【少女を担ぎながら口にします】

なぁ、神流よ
おまえ見た目はちんちくりんだが英霊云々つってたよな?

その、あれだ、俺のこと、で...弟子にしてくんねぇか?

【強くなるには格上に尋ねるのが一番】
【ナナーシャ君素直に言えました】

/話長引かせてしまいましたが、お忙しければ切っても大丈夫であります!
480 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】わゆ2014/09/11(木) 22:51:44.67 ID:pV3qSu1t0
>>477

…………ふぇっ?

【少しだけ間をあけて声に反応し、声の主の方向へと、駝鳥と共に歩み寄る】
【今の状態でその姿を視認することは叶わず、聴覚でもはっきりとは距離を掴めない】
【唯一分かったのは、女性だということのみ】
【フラフラと覚束ない足取り、タェンティースがその位置から動かないのなら、衝突は免れないか】

やった…人だあっ!あの…私達、何も見えなくて……助けてください!!

【ポロポロと少女から溢れる涙、それは人に出逢えた安堵から】
【ゲートに飲み込まれ、放り出されると何も見えない状態】
【それがどれだけの恐怖か、言葉では言い表せまい】

481 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/11(木) 23:02:28.95 ID:SfAi5l4z0
>>480
半歩身を引いて衝突を避ける
それに依って少女が倒れるような事があれば無論支えるくらいはするだろうが

「……なるほど、大体お察ししました」

この森に踏み入る旅人にしては光がないなんて迂闊だ、しかし迷子になるだなんてそうとしか思えない
だとしたら、望まぬ内にここにやって来た旅人……つまりは越境者ではないか?
そう当たりを付けておく事にした
余談ではあるが、見慣れぬ巨鳥の存在もその推察を助長している

「とはいえ私は光源を所持していません……」
「……困ったな」

顎を右の指で支えて唸る
一度村に戻り松明を持ってくる事も考えたが、
夜目の効かないそれも子供を置いてけぼりにしていく訳にはいかない

「あー……あなた、お名前は?」
「わたしはタェンティースと申します」

取り敢えず、と言う訳ではないが名乗る
同時に頭を下げてしまうのは癖だ、見えていないのだから意味のない行動だとしても
犬科の遠吠えが遥かに響いた
482 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/11(木) 23:02:37.73 ID:P4kYRSIR0
>>479
くちょー……?

【……それを聴いた瞬間、ハッと肩を揺らす】

か、かかか! な、なな何を言うかっ!
我は何時もこんな調子ぞ? さっきのは……忘れるが良い!

【神流だって一応女子で、今は人】
【恐ろしく動揺しながら慌てふためき訂正しようとするが、今回ばかりは遅かったか?】
【そこまで言った後、はぅーと息を漏らす】

わかったわかった。あんたがそこまで言うなら私の勝ちにしとく
だからその……なに……この事(口調)は誰にも口外しないでよね
口外したらあんたの友達とかみーんな纏めて吹き飛ばしてやるんだから

【肩を貸して貰って、歩み出す二人の影】
【広い荒野を横断しながら、ナナーシャの声音が届いた】

弟子……弟子ね
英霊だって事を信じてくれて、私を一人の一般人と視て特別扱いしないなら、いいよ……?

【今までのナナーシャからは想像もつかない素直さに、瞳を見開きながら】
【逡巡の間を開けて返した返答は、たったシンプルな二つの条件】
【歩きながら、静かにナナーシャの反応を待つ】

/そちらの迷惑じゃなければ続けさせて貰っていいですか?
483 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 23:15:35.77 ID:7m2KQPs7O
>>482
【コロコロ変わる口調にナナーシャは口角を緩めた】
【如何にも普通の少女(厨二病は差し置いて)然とした娘によもやあれほどの力があるとは】
【何とも末恐ろしいことだ】

命令なんざ無くても言わねぇよ、俺は自由の風だからな
友達も仲間も家族も、なんにもいねぇ、安心しとけ

【幾ら英霊、災害級の風と言えど無いものは吹き飛ばせない】
【シガラミを作る事を避けてきたナナーシャには敵は居れど友は居なかった】
【然しそれを得意げに言う彼も何処かズレている気がする】


あの強さで普通の能力者っつったら俺の顔がねェ…信じてやるよ。
それに普段のテメェはチンチクリンのクソガキだ、特別扱いなんてしてやんねーよ

【ぶっきらぼうに言っては見せるが、その表情は真っ赤である】
【自由だ最強だと騒いで来た彼にとって、弱さを認め師弟という関係を結ぶのは物凄く恥ずかしいことだから】
【言ってしまえば素の口調がバレた少女に勝るとも劣らない位の恥ずかしい思いをしていた】

だから、まぁ、よろしく頼むぜ…
飯は奢ってやるからよ…、師匠さん

【最後に小さく 舌打ちを添えて】

/ぜひおねがいしたいです!


484 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】わゆ2014/09/11(木) 23:34:06.13 ID:hTsco/pc0
>>481

うわあっ…!!

【タェンティースが身を引いたことで、少女は体勢を崩して倒れそうになる】
【それでタェンティースに支えられれば、「ありがとうございますっ!」と心からのお礼を述べ、体勢を立て直すことだろう】

よかったぁ…!

「ふぅ、なんとか助かりそうだな…」

【タェンティースが推察していることなど知らずに胸を撫で下ろす少女と、何気無く人語を発する駝鳥】
【駝鳥が人語を話すなど普通ではない、この駝鳥はタェンティースを驚かせるだろうか】

じゃ、じゃあ…手!手を繋いでくださいっ!

【光源が無いことに悩むタェンティースに対し、少女は右手を差し出してそう言った】
【左手はクアルガの背に置かれている】

名前……シーファです!!

「…俺はクアルガだ、よろしくな」

…タェンティースさん!覚えました!

【頭を下げたことには気付ける筈は無いが、少女は嬉しそうに口元を綻ばせた】

ひっ…何今の…?

【犬科の遠吠え、少女は身を強張らせて縮こまる】
【視界が無い今、獣に襲われては自分は一溜まりもない】
【不安気に肩を震わせタェンティースの耳に届くか届かないか小さな声で




485 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】わゆ2014/09/11(木) 23:35:03.46 ID:hTsco/pc0
>>481

うわあっ…!!

【タェンティースが身を引いたことで、少女は体勢を崩して倒れそうになる】
【それでタェンティースに支えられれば、「ありがとうございますっ!」と心からのお礼を述べ、体勢を立て直すことだろう】

よかったぁ…!

「ふぅ、なんとか助かりそうだな…」

【タェンティースが推察していることなど知らずに胸を撫で下ろす少女と、何気無く人語を発する駝鳥】
【駝鳥が人語を話すなど普通ではない、この駝鳥はタェンティースを驚かせるだろうか】

じゃ、じゃあ…手!手を繋いでくださいっ!

【光源が無いことに悩むタェンティースに対し、少女は右手を差し出してそう言った】
【左手はクアルガの背に置かれている】

名前……シーファです!!

「…俺はクアルガだ、よろしくな」

…タェンティースさん!覚えました!

【頭を下げたことには気付ける筈は無いが、少女は嬉しそうに口元を綻ばせた】

ひっ…何今の…?

【犬科の遠吠え、身を強張らせて縮こまる】
【視界が無い今、獣に襲われては自分は一溜まりもない】
【不安気に肩を震わせ、タェンティースの耳に届くか届かないか。小さな声でそう呟いた】




486 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】2014/09/11(木) 23:36:05.06 ID:CbJuZEJB0
>>484
/こっちは無かったことに…iPhoneの調子が悪くて…
487 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/11(木) 23:40:18.90 ID:P4kYRSIR0
>>483
【風。誰も触れず干渉も出来ない限りなく自由に近い自然の力】
【ナナーシャがそんな風が加護を与えた自由の申し子なのだったら、納得いく返答である】

へぇ。じゃあ私がそんなあなたの友達第一号ってわけね?
なーんかくすぐったいなぁ……。私もそう言うのいないからさ

【得意気に語る事ではない気がするが、触れずにおく】
【立場に差はあれ多少似た共通点を持っていたから故に、なんとなく】

チンチクリンじゃねーし、あんたの方がよっぽどチンチクリンだしっ
……でもまあアリガトね。信じてくれてさ

【熟れたトマトの様に真っ赤な顔がこの角度から確認出来る】
【そんなに素直になるのが恥ずかしかったのかそれともまた別の経緯があったのか。神流には何一つ解らない】
【ただその恥ずかしさが、自分と勝らず劣らない程度の度合いである事に至っては図らずも理解できたのだが】

……はは。OK、こちらこそよろしくね、ナナーシャ
うん。やっぱりくすぐったいな。師匠だなんて……はっずかしい

【舌打ちを聞き流しながら一人そんなことを言う】
【痛みより今は、楽しさの方が勝っている事は、言うまでもない】

で。あとどのくらい先よ
488 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/11(木) 23:44:35.71 ID:SfAi5l4z0
>>485
「……いいえ、ご無事ですか?」

ふわりと倒れそうになる少女を受け止め、そしてゆっくりと直立へ戻す
恭しくあるが嫌味を纏わぬ所作で行われた一連の流れは素早い

「……んっ?」
「……あー、シーファ様……と……?」
「く、クアルガ、様……?」

成否を確かめるように、おずおずと駝鳥を覗き込みながら名前を鸚鵡返し
越境の中で喋る動物には出会っているが、それでもその度に似たような反応をしてしまう
即ち驚愕だ

「手、ですか……?」
「……では、失礼します」

微かに動揺、しかし一言断りを入れてシーファの手首を右手で握る
半人(タェンティース)の体の一部はイムエト(粘土質のゴーレム)である
右腕の全てがそれにあたり、見てくれはヒトと変わらないが触れれば矢張りひんやりと冷たいはずだ

「……距離は離れています、問題はないでしょう……」

遠吠えの距離に安全を告げる
果たしてそれが事実なのか、それとも方弁であったのかは今はまだ分からないが
489 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/11(木) 23:56:15.96 ID:7m2KQPs7O
>>487
【今まではシガラミと称して切り捨てて来た繋がりが師弟、友人と二つも同時に出来てしまったようだ】
【然し何故だろうか、不思議と不快では無い。むしろ今までずっと求めていた物をてにいれたような】

ま、ソコはお互い様ってわけだな。
俺は欲しいと思ったことなんざねぇがな!

【風属性はぼっちが多いのだろうか】

恥ずかしがんじゃねぇ…俺なんてどうみてもガキな奴に師匠だぞ…
って、俺のどこがチンチクリンなんだよ!? いってみろっ!

【先日の邂逅から続き、神流との掛け合いを何だかんだで楽しんでいるナナーシャは】
【やはり、良い師匠と友人を同時にてにいれたのかもしれない】

/ではここらへんで…! ありがとうございました! 楽しかったです!
490 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】2014/09/12(金) 00:05:24.23 ID:pAin9nKW0
>>488

……ひゃっ、冷たっ……

【手首に奔る冷たい感覚、思わず口に出してしまう】
【人肌がこんなに冷たい筈は無い、人じゃ無い…と思案したが、心の中に留め置く】

……あの、近くに村とかはありますかっ?

【ゲートに飲み込まれ、此処を訪れることになった少女はそう問い掛ける】
【森で野宿…ということになっても少女は受け入れるが、村の方が快適だし安全だ】

そう…ですかっ…

【とは言え、警戒心を拭い去ることは出来ない】
【襲われない様祈りながら、早くここを出ましょうっ!とタェンティースに言葉を向けた】



491 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/12(金) 00:10:59.64 ID:b5H9/rxA0
>>489
うん。そだね
そんな事いって実は日頃から求めてたんじゃないの?

【にやりと口角を上げながら、何となく強がりに聞こえたその発言に煽りを入れた】
【性格も性格故に、些細な事でしょうもない言い合いに発展するのは仕方のない事でもあるのだけれど、神流からすればこの言い合いは何よりも新鮮そのものである】

【一呼吸於いて発言を聞き終わると、先の口調は何処へやら】
【高圧的な、そして神流の尤も特徴的な口調で以て言い返す】

ガキだガキだと騒がしい奴だ。貴様が師匠だと言ったのだ、案ずるでない
我は貴様の考えているよりも高度で遙かな知能を持っているのだからな
くくく。知れた事を聴きおるわ。先ず全体的によの。顔を洗って出直してくると良い

【意地悪に、しかし楽しげに笑ってみせる神流】
【これからは師匠として、そしてナナーシャの友として、大変な毎日になりそうな予感が脳裏をよぎった】

/ありがとうございました! 私も楽しませて貰いました!
492 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/09/12(金) 00:15:55.07 ID:62/KMgld0
>>490
「……失礼」

反面、左腕は関節等が半機械化されただけの温かな有機体である
しかしそれに変える事をしなかったのは腰に帯びたブレードの柄を握っているからだ
もし奇襲を受けた際の為の事を考えない程呑気な正確ではないらしい

「えぇ、このペースですと……そうですね、一時間も掛からぬ内には到着するでしょう」

頷いて返し、急かされればしかしそれでもシーファ達のペースになるべく併せて進む
やがてしばらく歩けば遠くに灯りが見えてくる
常闇の世界の中の集落、暖色の光が暖かい
どうやら半人は数日間ここに世話になっているらしく、話を通せば1人と1羽は村人達に受け入れられるだろう

藍色の帳、変わる事のないそら模様
望月も、星屑も、この世界に於いてそこには一切が存在していない

//すみませんがこれで〆させて下さい
//ありがとうございました、お疲れ様でしたー
493 :【シーファ&クアルガ】>>256->>258【鳥の因子】2014/09/12(金) 15:08:55.14 ID:1gVcihG3O
>>492
//ありがとうございました!!
494 :澪【獣化】2014/09/12(金) 20:33:16.79 ID:pMnlAsn60
ぱったりと人が消えた建物。幾分か荒れ果てている様子を見れば長年放置されているのが窺える。
蛍光灯はぼんやりと光って埃っぽい廊下を仄暗く照らし、より一層陰鬱なものへとさせていた。
長い通路の両側に並ぶ鉄格子と仕切られた小さな部屋から、この建物の用途を想像するのは難しくないだろう。
其処は刑務所、咎人が最後に流れ着く場所。
特に大罪を犯した者だけが収容されていたそこは十数年前に人権の尊重を理由に機能を停止し、ただ設備だけが寂しく残されていた。
そんな中足音をコンクリートの廊下に響かせながら進めば、照明を反射してきらりと光る何かが落ちているのが見えるはずだ。
次いでもう一つ、鉄格子の向こうから必死に伸ばされている手も。

「…あとちょっと、なのに…」

一人呟く少女は檻の中。よく見れば鍵の束だと分かるそれに鉄格子の間から伸ばす手は届きそうで届かない。
無論彼女は罪に問われたわけでも自ら閉じ込められたわけでもない。たまたま世界間を移動した際、運悪く檻の中へと飛ばされたのだ。
虚しく空を掴む手を鉄格子の向こうへ引っ込め、諦めたように背を壁につける少女のため息は無機質な灰の通路に深く長く響いた。
495 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面(口元)[sage]:2014/09/12(金) 20:45:11.24 ID:5vZmd6ROO
>>494
……?

【そんな鍵束はひょいと、人ならざる者の手に取られて浮いた】
【口元を覆面で覆った鼠人だ、拾い上げたのは】
【なんのなしにそれを見詰めれば何かを思い付いたように小さく頷く】

よし、これで……ん?
……何やらかしたんだ? お前……

【そして鉄格子の奥の人影に気が付けば声を掛けてみる】
【じゃらり、態とらしく鍵束を鳴らしながら】
496 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 20:51:16.13 ID:5IhDu633O
>>494
何処に飛ばされるか分からないから、境界線は怖い。
今回は放置され、古びた刑務所のようだ。

そして少女も、そこに居たようだ……。

「はぁ……どうやったら出れるのここ……」

少女の力ない声が静寂に響く。
熱線でぶっとばそうにしても、そんな気力は彼女に残されていない。
普段は赤みがかった黒髪も、赤い部分を失っている。ただ孤独感と空腹が彼女を襲う。

錆び付いた鉄の格子。思いっきり掴んで引っ張り、外そうとするも、鉄臭い匂いが掌につくのみ。
彼女は丁度、澪の2つ右隣の部屋にいるようだ……

姿は見えないが、彼女の声で分かる……かもしれない。
497 :澪【獣化】2014/09/12(金) 21:00:13.33 ID:pMnlAsn60
>>495
不意に持ち上げられた鍵束、じゃらりと金属が擦れ合う音が反響する。
呼応して壁に預けていた背を浮かせて檻の外へと目をやれば、喉から手が出るほど欲しいそれを手に取っている鼠人。

「…ムガ…?…あ…ちょっと、それ…」

まさか知り合いがいるとは思わなかったのか金の瞳が丸くなる。
しかし先程まで床に落ちていた鍵束がムガの手にあるのに気づくと、途端に何かを訴えるかのような目に。

「…何もやってないよ…いきなりここに飛ばされた…」
「…出来れば、それで出してくれると助かる…」

指を指すのはやはりというかじゃらじゃらと喧しい音を立てる鍵束。
ご丁寧に鍵の一つ一つに番号がついているため目当ての檻に合う物を探すのは容易いだろうが、助けるかとなればまた別の話だ。

>>496
静寂に包まれたコンクリートの廊下では小さな物音もよく響く。
深雪の声も例外ではないが澪は現在自分のことでいっぱいいっぱい。
どうやら気づく余裕はなかったようだが、果たしてもう一人の鼠人はどうだろうか。
498 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面(口元)[sage]:2014/09/12(金) 21:04:09.63 ID:5vZmd6ROO
>>496-497
【ぴくりと動く大きな耳】
【どうやら二人目の存在も感知したらしい】

そりゃ、なんとも難儀だね
……そんなのがもう一人、もしくは一匹いるみたいだ

【ガチャリ、澪の牢獄の鍵穴に同じ番号の鍵を差し込めば解錠】
【存外呆気ない脱出となっただろう】

……で、そっちのお前は何したって?

【その場から動かず、声だけで2つ右の牢屋の誰かに語り掛けた】
499 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 21:13:27.20 ID:5IhDu633O
>>497
「うぅ……こんな所で死ぬなんて……」

生憎、いつも持っているはずの食べ物を切らしていた様子。
少しずつ、絶望の心が彼女を襲う中━━━━━

「……?その声は……澪?」

話し声のようなものが少女の耳に入る。しかも、聞き覚えのある声。
本人かは定かではないが、確かめる為に声を出してみる。
500 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 21:20:27.09 ID:5IhDu633O
>>498
「え……?もう一人……?」

こちらに気付いた様子のムガの声を聞いて。
格子の隙間から覗いてみるが、姿を見ることができるだろうか。

「……何もしてない、目が覚めたらここに……」

どうやら彼女も、澪と同じ目に遭ったという。
その束の中にあるかないかは別にして、入り口のロックを外すには、それに対応する鍵が必要だ。
501 :澪【獣化】2014/09/12(金) 21:26:37.69 ID:pMnlAsn60
>>498-499
「…へ…ぁ…ありがとう…」

存外あっさりと開けてもらえたことに拍子抜けしたのか、恐る恐る檻の外へ。
初めて目の当たりにする無機質な廊下の右と左を交互に向いて辺りの様子を確認すれば、ここでようやく深雪の呼びかけに気がついたらしい。

「…その声…深雪…?…深雪も、ここに飛ばされたの…?」

自分達以外に人の気配が感じられないこの建物、おそらく深雪も自身と同じ境遇だろうと。
声のする方へと歩いていけば檻の中にいるだろう深雪を心配そうに覗き込む。
502 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面(口元)[sage]:2014/09/12(金) 21:36:35.90 ID:5vZmd6ROO
>>500-501
そっちも越境か……

【どうやら自分は歩き回れる分だけまだマシな立場にいたらしい】
【澪の知り合い、つまりは知り合いの知り合いと言うのなら開けない理由も特にない】
【鍵束をしばし見詰めて番号を探し、深雪の牢獄を解錠】
【二足で歩く、すらりとした四肢を持つ白い鼠の獣人が深雪の視界に入るだろう】

……さて、二人ともちっさい檻から出れた所でさ……

【相変わらず鍵束と睨めっこしながら続ける】
【どうやら周囲の牢屋の鍵全てがこの鍵束にあるらしい】
【だが、逆を言えばそれだけだ】

……このでっかい檻からの脱出方法、考えてよ

【覆面の下、口角を苦笑で吊り上げる】
【フロアの先には強固な鉄格子、斬鉄で斬り裂くにも不可能だったらしい】
【詰まる所、このフロア全体が結局牢屋になっているようなものか】
【そしてその鍵は、この鍵束にはない】
503 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 21:48:07.41 ID:5IhDu633O
>>501-502
「うん……やっぱり澪も?」

「えっと、何というかありがとう……」

やはり、声の正体は澪だった。
やがてムガの手によって鍵が開かれ、彼女も自由となった━━━━━ように思われた。

しかし一難去ってまた一難。今度の壁はフロアの先にある格子。
明らかに部屋を仕切るそれよりははるかに頑丈である。
最大の武器である熱線を使えない今、彼女にできることはあるのか。
504 :澪【獣化】2014/09/12(金) 21:55:06.08 ID:pMnlAsn60
>>502-503
「…えっと…結局、まだここから出られないってこと…?」

狭っ苦しい檻から出て安心したのも束の間。
ムガの話を聞けば未だこの陰鬱な建物からの脱出は可能ではないことを知り、愕然と肩を落とす。
じじじ、と音を立ててぼんやりと照らす蛍光灯はそんな彼らを嘲笑しているよう。
しかしだからといってここで立ち尽くしていても事態が好転するわけではない。

「…とにかく、動いてみないと…」

何かしら行動を起こさなければ始まらない。努力なくして得られる自由など存在しないのだから。
とりあえずはと澪が向かうのはフロアを仕切っている鉄格子。鍵穴など開ける手がかりになるようなものを探す。
505 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面(口元)[sage]:2014/09/12(金) 22:02:44.33 ID:5vZmd6ROO
>>503-504
どーいたしまして
……ま、そういうこったね

【深雪と澪と二人に答えてやれやれと首を振った】
【窓ははめ殺し、しかも顔が通らぬ程に小さい】
【フロアを閉ざす鉄格子には鍵穴があるにはあるが肝心の鍵がない】
【無論先程手に入れた鍵束を試してみても役立たずだ】

……どうしたもんかねぇ、全く……このォッ!
ぁ、ぅうぅー……

【溜息ひとつ、項垂れながら鉄格子に近付いて全力で蹴る】
【轟音が響くもビクともしない】
【一方ムガは蹴り足を抑えて蹲る事になるのは自然な道理であった】
506 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 22:37:34.33 ID:5IhDu633O
>>504-505
「えぇっと、ボクは帆村深雪。あなたは……?」

と、こんな所ではあるがムガに軽く自己紹介を。
応じるか否かはそちら次第。

「どこかに抜け穴とかあればいいけど、まさかこんな場所にあるわけ……」

ここは刑務所である。そんな抜け穴あってたまるかと。
……まさか無いだろうとは思うが、澪について行くように何かを探しに行く。

文字通り鍵になるものがあれば良いが……。

507 :澪【獣化】[sage]:2014/09/12(金) 22:39:17.90 ID:pMnlAsn60
>>505-506
「…うーん…まいったね…」

響いた轟音、ムガに返ることとなった痛みがまるで自分にも伝わったかのように顔を顰める。
鍵穴があるなら対になる鍵も必ず存在するはず。
それが鉄格子の此方側にあるとは限らないのだが、生憎澪はそこまで頭が回らない。

「…とにかく、鍵を探してみようか…」

遺憾ながらも出口となるだろう鉄格子から一度背を向け深部へと歩き出す。
先のようにその辺に落ちているだなんて幸運が二度も起こるとは考え難い。
よって澪が目指すのはこのフロアにおける管理室。そのような場所ならこの建物全体の鍵を保管していてもおかしくないという考えからだ。
508 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面(口元)[sage]:2014/09/12(金) 22:44:37.33 ID:vhSvYYXN0
>>506
……ムガ

【蹲り足を抑えたまま、赤い瞳の視線だけを深雪に向けて答える】

>>506-507
そうした方がいいね……かったいよあれ……

【ひょこひょこと右足を引き摺って澪に追従】
【骨が折れた訳ではないが結構痛いらしく、時折立ち止まる】
【ふるふると振るう様子から、痺れているらしい】
【管制室は割と直ぐ、扉も先程の鍵束で開きそうだ】
509 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 22:51:58.03 ID:5IhDu633O
>>507-508
「管理室ね……そこに都合よくあればいいけど……」

足を引きずるムガ。正面突破はまず不可能だと見た。
……寂れた監獄とはかなり不気味な雰囲気を放つものだ。何かが出てきそう。

などという間に管理室が見つかったようだ。
鍵が開かれると、中の捜索を始めるだろう。
510 :澪【獣化】2014/09/12(金) 23:01:31.96 ID:pMnlAsn60
>>508-509
痛めたのか蹴り足を庇って歩くムガに合わせてゆっくりと進み、そう時間もかけず目当ての部屋へと辿り着く一行。
ムガの持つ鍵束から対応するものを見つけて差し込み、くるりと回せばかちりと解錠を示す小さな金属音が鳴る。
澪が先陣を切って扉を開く。その中はやはりというべきか無人。
既に人が訪れなくなってから長い時が経っているのだ、当然といえば当然だろう。
うっすらと積もる埃、足を踏み入れれば舞い上がって粘膜を刺激する。

「…ここが一番、ありそうなんだけど…」

時の経過を示す埃以外を見れば、そこはまるでつい先程まで誰かがいたようにさえ思えるほど整頓されている。
おそらく几帳面な人間がいたのか、はたまたただ物が少なかっただけか。今となっては知る術はないが探索しやすいにこしたことはない。
一縷の望みに縋り、目ぼしい場所をとにかく漁り始めた。
511 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面(口元)[sage]:2014/09/12(金) 23:09:14.03 ID:vhSvYYXN0
>>509-510
……んげっ

【踏み入ればほわりと舞い上がる埃】
【建物全体が埃っぽかったがこの部屋は特に酷い】
【体毛に絡み、ダニなんかの原因になるそれを綺麗好きな鼠人達は嫌う】
【その中でもムガは顕著だ、入るのを躊躇いすらしてしまった】

……ありそう?

【すえた黴の臭い、覆面で口元を覆っている事に感謝だ】
【適当に本棚などを漁ってみるが見当たらない】

【ごと】

【投げ捨てた本の中の一冊、明らかに奇妙な音を立てて落ちる物があった】
【ムガはそれに気が付いていないのか、本棚の下部の引き出しなどを探している】
512 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 23:15:40.40 ID:5IhDu633O
>>511
「……けほけほっ」

動くたびに舞い上がる埃。そしてカビ臭い部屋。
長時間居れば堪えることだろう。
少しでも舞う量を減らすために努力はしているが。

「そっちはありそう……?」

と、手分けして探す他の2人に聞いてみる。
こちらには多分ないという。

それにしても整然とした部屋だ。今まで人の侵入が無かったためか。
513 :澪【獣化】2014/09/12(金) 23:22:02.84 ID:pMnlAsn60
>>511-512
鍵を探す三人を照らすのは消耗した蛍光灯と時折画面が切り替わるモニターの光だけ。
ムガほど潔癖というわけではないが、澪もやはり舞い上がる埃を好むわけではないらしい。
げほげほと咳き込みながら戸棚の中などを漁るがやはり目当ての物は見つからず。
他の二人の様子を窺おうとして顔を上げ、常人を遥かに上回る聴力がその音を捉えた。

「…あれ…?ちょっと待って…」

ぽいぽいと放り投げられる本の落下音、その中に混じっていた異音に敏感に反応する。
無造作に落ちていた本のうちの一冊、他と何かしらが違うと思われるそれを拾い上げぱらぱらと捲る。
長らく放置されていたそれからもやはり埃が舞い上がり、照明によって白く輝いた。
514 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術 E.黒覆面(口元)[sage]:2014/09/12(金) 23:30:40.37 ID:vhSvYYXN0
>>512-513
なさそー……
……んっ?

【深雪の問い掛けに語尾を伸ばしつつ答える】
【どうやらこう言った作業は苦手らしい、早くも辟易しはじめている模様】
【最も生死に直結するため、手を緩める事はしていないが】
【続き澪が拾い上げた本】
【それは背表紙が二重底になっており、中にマスターキーが隠されている物だ】
【巧妙に細工が施され隠匿されていたが、年数の経過はそれを部品ごとの劣化の差と言う結果で露呈させている】
【発見に到るは容易であろう】

//すみません、このレスで私は落ちます…
//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
515 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/12(金) 23:38:18.93 ID:5IhDu633O
>>513
「……何かあったの?」

澪が何かを見つけた様で、出来るだけ埃を立てないようにそちらへ向かう。
それでも舞い上がる程に積もっているが。

モニターの画面も埃を被り、所々劣化している。
照明も不規則に点滅し、何処か気味が悪い。


516 :澪【獣化】2014/09/12(金) 23:53:41.97 ID:pMnlAsn60
>>514-515
一気に吐き出すように長い間溜め込んでいた埃を撒き散らす古い本に苦戦しながらも一通り捲る。
黄ばんだ紙と紙の間には何も見つからなかったが、ぱたんと閉じてからようやく違和感の正体に気づく。

「…あれ…これって…」

おそらくここまで劣化していなければ見ただけでは分からなかったであろう綻び。
紐解くように力任せに背表紙を破けば姿を現すのは探し求めていたモノ。

「…もしかして、これ…?」

それから三人でしばらく探し回るが他に管理室の中にそれらしいものは見つけられず。
まさかと思いながらも問題の鉄格子まで戻って試せば呆気なく開き、斯くして刑務所という名の巨大な檻からの脱出は漸く可能なものとなった。
幸い一行が迷い込んでいたのは最も上層、出口に近いフロア。迷うことなく太陽の待つ地上へと辿り着けるだろう。

「…やっと、出れた…」

暗く陰鬱な檻から暖かな日の光の下へと足を踏み出す。
彼らの脱出劇の一部始終を見ていたのはもはやその役目を果たすこともないだろうと思われていた監視カメラだけだった。

//それでは日もそろそろ変わりますし〆にしましょうか
//ありがとうございました、お疲れ様でしたー
517 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 16:48:02.35 ID:n2wMhsvT0
【荒廃した大地に埋まる車。硝子が割れ、無機的な鉄骨が所々飛び出した都市】
【そこは長きに渡り、人が捨て放った悲劇の世界】
【荒れた都市の中で、歩く青年が一人いた】

……始めてみる場所だ。誰もいない場所
何処かに使えそうな物、残っていればいいんだけど

【青年は上の空で、肩がけにした銃の背を撫でた】
【無骨に黒く煌めくそれの名は、PDW。サブマシンガンである】
【本能から警戒をし、何時でもその銃口を向けられるようにしながら、砂に埋もれた交差点を進む】
518 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 16:59:41.46 ID:t+PPnweuO
>>517

見てよルシエド…人間だ。 久しぶりに見たな

『見えるぞメリーヌ。 この世界に来て初の人間だ』

【そんな男の元へ歩み寄る一人の少年と一匹の狼】
【少年は癖のある白髪が特徴的で一見無害なその容姿は羊に良く似ていた】
【隣に居る狼は艶のある黒い毛並みを自慢気に揺らして歩いていた】

こんにちは。お兄さん 何してるの?
519 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 17:08:10.58 ID:n2wMhsvT0
>>517
【歩く……歩く、歩く。歩き始めて、既に数分】
【一人と一匹が視界に映り込んだ】
【白い少年と、黒い狼とを】

ん? 嗚呼、少し食料とかそんなやつを探していてね
君たちは此処の子?

【それが近づくものだから、瞬間的に銃口を向けてしまったが、無害にしか見えぬ】
【やがて青年はスッと銃を下ろし、問いかけに応える】
【間発いれずに問いながら】
520 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 17:17:42.25 ID:t+PPnweuO
>>519
【銃口を向けられた瞬間…メリーヌは刹那の笑みを浮かべた】
【開戦の号砲が鳴り響けば彼は直ぐ様銃を抜き弾を避け彼に銃口を向けていただろう】
【然し彼は銃を下げた。故にメリーヌも若干の名残惜しさを感じながらも質問に答える】

そんなわけないでしょ! こんなとこに住めるわけないじゃんさ!

僕は旅人。名前はメリーヌ。 この狼はルシエドね。

【答えながらも歩み寄るメリーヌは手を差し出して握手を求めた】
【狼は何も言わずに男を見つめていたが、牙を剥くことはしなかった】

そんなことよりさぁ…お兄さん、銃を抜くのがとっても速かったねぇ…♪
やっぱり 慣れてるの? とーーーっても 強かったりするのかな?

【次いでメリーヌが質問を返す】
【それは初めて銃を見た少年のように無垢な笑みを浮かべながら】
521 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 17:36:43.04 ID:n2wMhsvT0
>>520
そうなのか……? ショックだ……
ん、メリーヌにルシエドか。いい名前だな
俺は、俺はーーーっと思い出した。ルーヴァー・BG(ブレイグランド)・デイだ

【手を差し出された……握れという事なのだろうか】
【その行為に一体何の意味が隠されているのか解らないけれど、ルーヴァーは一応握り返す】
【牙を剥かない狼と、このメリーヌとか言う小年は、少しばかり不気味に思えた】
【それは、記憶を無くしたこの青年の本能からか】

これか? ……解んない
何故俺がこれを持っていて、何故俺がこういう身なりをしてるのかさえも、解んないんだ
だからその質問に応えられないな。すまん

【無垢な笑みを浮かべる少年にそうとだけ返す】
【ただし証言とその容姿は矛盾していて、腰にはマガジンを納めたホルスターが左右に取り付けられている】
【そしてその風格は、幾ら記憶を無くしていても隠せない、歴戦の戦士のそれを漂わせていた】

あ、気になる?
触る?

【何一つ理解できていないルーヴァーは、メリーヌにPDWを触らせようとして】
522 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 17:48:17.84 ID:t+PPnweuO
>>521
【握り返された手を元気に振り回すメリーヌ】
【然し名前を聞いてしかめっ面をするメリーヌ】
なが…長いよ…るーるーるー……?
ルーニィでいいよね? ルーお兄さんでルーニィ…いいね。
【珍妙な渾名を付ければ満足げに頷いて言葉を続ける】

へー、記憶喪失ってやつ?
自分が強いのか弱いのかも分からないなんて危なっかしい人だなぁ…

(銃使い…さっきの身のこなし…この気迫…
強い…ね、絶対に。 でも、だからこそ、やりあうなら全力が良いな…)

【言葉とは裏腹…メリーヌは胸中で男に全力を発揮させて戦闘を行う算段を思案していて】
【それをするにはつまり 記憶を取り戻させればいいわけで】

うん。気になる。 じゅう。

【それを受け取れば メリーヌはその場で大きく跳躍し】


くらえっ! 記憶取り戻すショォック!


【銃の船底で 頭を思い切り殴り付けようとした】
523 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 18:07:42.24 ID:n2wMhsvT0
>>522
【名前なんて飾り飾り。今のルーヴァーにはそうとしか認識出来ていなかったよう】
【故に珍妙なあだ名をつけられても、首を傾げるのみである。しかし、すぐに思いとどまり】

ルしか当ってないじゃないか
まあ、良いけどもさ

【メリーヌの算段には気づいていない】
【ただ記憶喪失と言われたので、「そうなのかな?」とだけ返す】
【今はそれだけで良い】
【でも……】

みぎィっ!?

【銃の船底で殴られたりすると、暫く意識は飛んじまう】

くあっ……

【どさっと、仰向けに倒れこんでしまった】
524 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 18:21:11.11 ID:t+PPnweuO
>>523
【殴り付け倒れたルーヴァーを眺めながらメリーヌは呟く】

いいじゃん、ルーニィ…
かっこいいのに…

【少し不貞腐れたように口にして】
【次いで自らも屈み込みルーヴァーの顔をのぞきこんで】

記憶なおったー? もどったかーい?

【コンコンと頭を叩きながら呼び掛けようとする】

525 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 18:34:26.10 ID:n2wMhsvT0
>>524
【視界が真っ黒に染まった。何も見えない暗黒空間】
【そこに人が現れた。そう、自分によく似た灰白色の男性だ。よく見なくても、自分だった】

「目ぇ覚ませよ。ルーヴァー」

【……俺?】

「可能性だ。お前の無くした記憶を、取り戻す可能性」
「お前も気付いているだろ? さあさ、目ぇ覚ませよ。誰かが呼んでるぞ」

【あ、おい待て! 何者だ! おいッ!!】
【……そして、目を開けた】

ぅ、ぅうー……ん?
やあメリーヌ。殴らないでくれよ。本当に

【目を覚ましたのはそれから数分後の事であった】
【頭を叩いてくるメリーヌの手を押さえ、起き上がりながらそう紡ぐ】
526 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 18:50:58.89 ID:t+PPnweuO
>>525
おきてーるーにぃーおきてーよぉー

るーにぃーるーにぃーにぃーん

【その数分間の間…メリーヌはずぅっとルーヴァーの頭をボンボンと叩いて待っていた】
【手厚い看護も無ければ心配している様子もない】
【然し、それでも飽きずにポンポンと頭を叩いていたのだから、誉められて当然…とメリーヌは思っていた】

起こそうとして叩いてあげてたんだよ?
お礼をいってよ、お礼を!

それでさ、なにか思い出せたの!?

必殺の奥義とかさ、眠った力を目覚めさせる禁断の呪文とかさ!?

【起き上がったルーヴァーを再び押し倒すような勢いでメリーヌは一方的に質問を投げつけた】
527 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 19:15:43.21 ID:n2wMhsvT0
>>526
いやさ、普通叩きっぱなしはないだろ?
普通の間は看病とかするのが常識。解るか?

【不満気に褒めてと言われたが、意義を唱えた】
【完全とは言わないが、“常識的な範疇内の知識”は思い出したようである】
【次々と乗せられる問いに気圧気味になりながらも、立ち上がった】

いや、なーんにも思い出せない
それこそ前の記憶や、以前の異能までも。けど、一つ解ったこともあるんだ 

俺は、以前は剣士だった
それも神速に近い速さを誇る、“強い戦士”

【真顔でそう言う】
【落としたPDWを拾い上げながら、歩き出す】
528 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 19:29:01.95 ID:t+PPnweuO
>>527

【銃を持っているのに剣士】
【それも強くて 神速の 戦士】
【メリーヌは男の言葉、矛盾や疑問を口にすることは無かった】
【ただ、男が銃を拾い上げて歩みだした瞬間に】

『…結局、か……』

【狼は溜め息を吐き】【メリーヌは剣を構え】
【漆黒の刃が男を狙い滑り出していた】

【その速さは『神速』には叶わぬ】【然れど『時を圧縮』したかのような加速から放たれたソレは】
【神速…為らば容易く避けられるはずだ】
【然し、それは避けられずとも男の僅か手前で停止する筈だが】
529 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 19:49:32.09 ID:n2wMhsvT0
>>528
まあ、剣を握ったときだけだけど
さあ、行く……ーーー、ッ

【圧倒的速さ。圧倒的な裁き】
【今の、“剣を握っていない、銃を握ったルーヴァでは”反応は出来ても、対抗は不可能に近い】
【ただその軌道を、僅かに逸らし刺さらない様にする事なら許容範囲だ】

ーーーッ

【迫ってきたその刃の切っ先に、コンバットナイフの切っ先を触れさせる事で、逸らす】
【小さな武器では質量的に敵わないから、この程度の事しかできないでいるのだ】
【だが、それをした後の反応は、本能からくる行動。銃口を、メリーヌの頭部に向けた】

メリーヌ?
君は……何を、しようとしたのかな
530 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 20:05:03.84 ID:t+PPnweuO
>>529
【メリーヌの能力…時間加速を発動しての剣捌きは、メリーヌ本人の剣術を差し置いても】
【並の実力者に避けられる物ではない】
【況してやソレが至近距離から放たれた一閃であるなら尚更である】
【だが、ルーヴァーはそれをナイフ一つで正確に逸らして見せたのだ】

ふふ…強い…すっごくつよいね……

【空を穿つ剣、自らを狙う銃】
【その状況の最中でメリーヌは恍惚とした笑みを浮かべていた】

ルーニィの強さを見たかったんだ
とっても強い…君が業物の剣を振るえば、きっとそれは恐ろしいことになるね
僕はそれが とてもとても恐ろしい…♪

【不意に空を穿つ剣は中心を境に分離】
【メリーヌの手元から滑り落ちればそれは二丁の銃となり】
【メリーヌは時間加速を発動し、滑り込むようにそれを拾い上げ】
【地面に仰向けに転がる】

ねぇ、ルーニィ…? 僕と一緒に剣を探そう
ルーニィに相応しい最強の剣だ

そしてルーニィの記憶も探そう

それもきっと ルーニィの為の剣になるよ

ねぇ、ルーニィ 僕も連れていってよ

【メリーヌは仰向けのままに語る】
【然しそれはルーヴァーを穿とうとした他人の言葉】
【その申し入れを無視し立ち去るも良し、言葉を無視して撃ち抜くも良し】
【その両方にメリーヌは決して抵抗を見せないはずだ】


531 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 20:34:14.62 ID:n2wMhsvT0
>>530
【剣、そう剣だ。それは不可視の、何人足りとも触るに足りない剣】
【何かが頭に引っかかる。俺はそれを、知っているのか?】
【頭が痛い。記憶の映像にモザイクがかかった様に鮮明に思い出す事も不可能だ。意識が飛びそうになる】
【だが、収まった】

俺の……強さ
恐ろしい、力……

【何時しか仰向けに転がって、語り掛けてくるメリーヌ】
【この引っかかりも、少年の剣を本能で弾いた時から始まった。なら一緒に行けば本当に……】
【焦った思考に浸透していくメリーヌの声は、まるで洗脳呪文】

俺の、剣。俺の、記憶……
俺は、俺はーーーッ。欲している? それを?

【死人の様なか細い声音でブツブツと】
【そしてメリーヌを一瞥し、縋る様な求める様な、そんな勢いで以て】

一緒に、行こうか

【そう言うのだった】
532 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 20:45:40.32 ID:t+PPnweuO
>>531
やったねぇ♪

【半ば撃ち抜かれることも覚悟していたメリーヌ】
【余程の損傷でなければ再生は可能だが、戦闘を好み傷みと殺生に関心の無いメリーヌとしては反撃の意思もない故に撃たれ無いことはやはり、嬉しい】

ならおんぶしてよっ、ついてってあげるからさぁ!

【そして起き上がり様に軽快なジャンプ】
【ルーヴァーの不調などお構いなしと背中に(メリーヌの構成物質は金属故に相応の重みを伴って)飛び乗ろうとする】
【神速の剣士ならば大丈夫…多分大丈夫】

さぁ、るーにぃーじゃんじゃんいこー!

【メリーヌはとても楽しそうに声を上げた】
533 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][弾薬数50発。マガジン数5本][saga]:2014/09/13(土) 21:43:23.80 ID:n2wMhsvT0
>>532
【背中に走る、痛みとも取れる重み】
【予想外の衝撃に膝が笑う。しかし男。そこはぐっと耐えて、再び歩を進めていく】
【意識は半分朧気に、空気はどろりと粘着性を帯びたように重かった】

メリーヌと行けば俺は記憶を取り戻せるんだよな
君と行けば、俺は剣を掴めるんだよな?
……まあ、今聞いても仕方のねぇ事だよな。行こうか

【別段気にはしていない】
【同行者がいる方が、自分探しの旅は運びよく進むだろうから】
【何処か憂鬱だ。何故だろう。何かを欲して欲して、得たい衝動に駆られそうだ】

なあ、メリーヌはどこからきたんだ?

【忘れよう。記憶を取り戻す日まで】
【剣を握るその日まで。この欲求は忘れよう】
【荒廃した都市を、歩くのみ】

/これくらいで〆、ですかね
/遅くなりました絡みありがとうございました!
534 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/13(土) 21:51:01.46 ID:t+PPnweuO
>>533
任せてよ、ルーニィが全力を出せるその日まで僕は全力で助けるからさ

【もしもその日が来ればメリーヌは同じく牙を剥く】
【メリーヌは闘争の為に生きているのだから】

僕が来た国はねぇ…人間と魔属がどんぱちやってた世界さ
とっくに滅びちゃったけどねぇ

【故に過去など どうでもよいのだ】

/はい! ありがとーございましたあ!
535 :きゅうけつき >>251【きゅうけつきパワー】2014/09/14(日) 19:51:14.86 ID:eDYtaQSO0
【広葉樹が鬱蒼と茂る森林。その一部だけ誰かが通ったように酷く荒らされている】
【めちゃくちゃになった樹達を辿った先には、味のある木造の大きな教会__】

うははははー!しんりゃく完了だっー!!

【ベキベキに壊れた長椅子や祭壇、ステンドグラスの残骸が散乱する教会の中で元気しているきゅうけつき】
【何やら達成感と満足感に満ち満ちているきゅうけつきは、引きちぎって真っ二つにした十字架のオブジェを上機嫌にブンブン振り回す】

この調子でやれば世界しんりゃくなんて楽勝だなー!よゆうよゆう!

【調子に乗ったきゅうけつき。早くも次にしんりゃくするものを考えたりして、ワクワクが止まらない】
【いつもは静かな森林に無邪気で高らかな笑い声が響いた】
536 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/14(日) 21:30:51.06 ID:KhVaHtJi0
【ゴダードの世界図書館】
底は図書館が1つの世界となっているイマイチよく分からない場所
なんか見たこともナイ本がおいてあったり ヤカン頭の鎧が飛んでいたり なんか売店があったりと それなりに賑わっている様子
なお ここにいる人間は皆越境者らしいですよ?

「おっほほ なんかスゲェと頃に出たぞベティ」
―――ギィ

そんな場所に現れたのは流浪のアーティストのアキレスと巨大サソリのベティ
娯楽文学の欄でなにやら熱心に雑誌を読んでいる
537 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/14(日) 21:42:08.31 ID:cR9Weqlh0
>>536
「あのぉっ、もーちょぉっとでいいんでスピード出ませんってんですかねぇ?」
「……あっはいっ、ダメですってんですかぁっ……」

ふよふよと空飛ぶやかんに跨り、最初はウキウキしかし徐々に焦れったくなって来たのか不満をぶつけているはニア
どうやら迷子になったところを保護され、絶賛移動中らしい

「これじゃどれだけかかるって話だってんですよぉっ……あれっ?」
「アキレス、ベティ、やっほーってんですよぉっ」

むぅと唇を尖らせ意味もなく周囲をぐるり一望
と、何処かで見た人影と見間違える事のないサソリを発見
突然やかんから飛び降りれば着地
それなりの高さがあったにも拘らず無事なのは途中壁にタイドメイカーで張り付き勢いを減らしたためだ
一方やかんは突如バランスを崩しふらけ、ようやく持ち直した時には本棚に衝突していた
538 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/14(日) 21:55:00.48 ID:UEdKjqEbo
>>536 >>537
お……おぉぉ〜〜〜っ!? なんだかスッゴイ所に出たですよぉっ!

【境界線を抜けると、そこは本と人とよく分からない物に溢れた不思議な所であった】
【空を飛ぶヤカン頭の鎧や様々な売店などに目を奪われつつも】
【辿り着いた先で見つけた冒険物の物語が納められている本棚に特に目を輝かせる】

こここ……こんなにたくさんお話がっ!? わわわわ……ど、どれから読んだら
……よっし、まずはこ……っ!! ぬぐぐぐ……中々、抜けな……いっ!?

【背表紙に書かれたタイトルに目を引かれ一冊の本を取り出そうとするも】
【自分の身の丈とそれほど変わらない大きさの本を引き抜くのに手こずり】
【必死に引き抜こうとした拍子に周りの本を巻き込みながら本が飛び出し】

うっひゃぁぁぁあああぁぁあああっ!!?

【本棚のかなり高い位置から数冊の本に巻き込まれながら落下する】
【本が落下するであろう位置はちょうど二人のすぐ側であろう】
539 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/14(日) 21:59:51.35 ID:KhVaHtJi0
>>537
ガンと本棚にぶつかり ばさばさと本が落ちれば ソレをせっせと拾って元に戻すヤカンがいたが ソレはどうでもいい話

「あれ? ニアタンやっほ〜」
―――ギィ

上からかけられた声に 本を後ろで二隠して挨拶 ベティもハサミを振り上げて挨拶した
なんで本を後ろ手に隠すかって? そんなモン雑誌が女性に見せられないタイプだからに決まってるじゃないですか(ニッコリ

「ニアタンったら何時のマに飛行技能てにいれt あぁ ヤカンに乗っていたのか
 それで何処に行くつもりだったんだ?」

などと質問しつつ こっそりと雑誌を棚に戻そうとする

>>538
が そこに響いてきたのは なにやら重そうな物体が落下する音

「な・・・なんだぁ!?」
――ーギィ!!

アキレスが辺りを見回し ベティは何事かとハサミを振り上げる

とりあえず雑誌を棚に戻し やってきてみれば

「・・・なんだ 本が落下しただけか」
その本の山にまさか人がいるとは思わず 踵を返そうとしている!!
540 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/14(日) 22:04:47.60 ID:cR9Weqlh0
>>539
「えぇっ、快適? な浮翌遊体験でしたってんですよぉっ」

苦笑を混じえて答えるそれはやかんに対する皮肉的なモノだ
近寄りながらも向こうに散乱している本を片付けるやかんたちに一瞬目をやり笑いを堪えた

「いえぇっ、なぁんかエントランスまで送ってくれるってぇっ……」
「アキレスは、何を読んでたんですかぁっ?」

戻した、或いは戻そうとしている本を覗きこもうとしてみる

>>538
「……んっ? きゃひゃぁっ!?」

頭上から聞こえる叫び声
ふと上を向けば落下してくる数冊の本
そしてその中に混じる妖精の姿
しかし余りに唐突の事で咄嗟の行動は取れず、ただ頭を抱えて身を守る結果となった

541 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/14(日) 22:09:44.39 ID:UEdKjqEbo
>>539 >>540

【落下した数冊の割と分厚い本の下敷きになり押し潰されたのだろう】
【本が落ちる度にぎゃぁ、うぎっ、ごはっ、などと苦しそうな鈍い悲鳴が上がる】
【本が一通り落下し終わるとしばらく周囲を沈黙が包み込んだが】

……うぅぅぅぅ……くる、しぃぃぃ……押し妖精になっちゃうですよぅぅ……

【しばらくすると、本の山の中から小さな声で苦しそうなうめき声が聞こえてくる】
【そして本の山の中で小さな何かがもがいているのだろうか】
【本の下から押し上げるようにして本の山が小刻みに揺れる】
542 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/14(日) 22:20:26.22 ID:KhVaHtJi0
>>540
「ソレはよかった 俺? ただの大衆雑誌さ」
そういってさりげなく本棚に雑誌を押し込めようとするが ニアの目にはなにやらセクシーな美女がセクシーなポーズをしている表紙が見えただろう

「んでさ なんか本の隙間から声が聞こえるんだけど・・・これ不味くない?」

>>541
てなわけでなにやら声が聞こえるので本の山を崩しましょう

「おーい 傷は浅いぞ〜 寝るな〜 寝たら死ぬぞ〜」
何かいろいろと混ざってる応援をしながら本をどかしていく

「つぅかこんだけの本でつぶされるなんてドンダケミニマムサイズだよ」
さて どかしたら押し妖精も解除されるでしょうか?
543 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/14(日) 22:25:11.38 ID:VAsrTFJL0
>>542
「……? ……むむぅ?」
「あ、た、確かにっ……」

何やら表紙が見えたがそれは一瞬だ
誤魔化す訳ではないだろうが、本の下敷きになっているであろう存在の指摘に注意が移行した


>>541
「あ、あのぉっ、大丈夫ですかぁっ!?」

アキレスと共に本の山を崩し始める
どうやら声の主にある程度想像が着いているらしい
途中途中名前を呼んだりして声を掛けるだろう
544 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/14(日) 22:36:49.42 ID:UEdKjqEbo
>>542 >>543

あぅぅ〜……もうダメですぅぅ……
かくなる上はこのまま本の妖精になってしまうしかぁ〜〜……

【うめき声は早くも悲嘆にくれるような調子に変わり始めているが】
【仮に本の間で押し潰され続けても本の妖精にはなれないだろう】
【何にせよ助けが来ていることに気が付いていないようだったが】

はぁぁ……こんな事になるなら、もっと美味しい物をたくさん食べ……はりゃ?

【自分にかかっていた重さが無くなっている事に気付いて目を開ける】
【そして目の前にあるのが本の表紙ではないことに気付くと驚きながらも立ち上がる】

ももっ、もしかしてアナタ方がワタシをお助けしてくださりっ!?
あぁぁっ、命の恩人さんですぅっ!! ありがとごじゃま……はうあっ!?
よく見たら、ニアさんじゃないですかっ!? あぁっ、まさかまた助けていただくなん……
ひぃっ!? デカイ虫さんっっ!!? わわわわわワタシは美味しくないですよぉぅ!!

【自分を助けてくれた二人にペコペコと頭を下げて御礼をする体調16cm程の妖精】
【そして自分を助けてくれた一人が顔見知りかつ命の恩人であったニアであったことに表情を明るくし】
【もう一人の人影の傍らにいた巨大な(ミニオン視点で)サソリに表情を急転直下の勢いで青ざめさせる】
545 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/14(日) 22:47:51.94 ID:KhVaHtJi0
>>543-544
とりあえずいかがわしい本を読んでいることには気付かなかったようだ
ほっと胸をなでおろしつつ救出活動再開

出てきたのは小人?であった 言葉の端に出てくるのを効けば妖精とか

「あぁ 然し妖精なんて始めてみたよ 俺はアキレス そしてコイツはベティ ヨロシクな」
さて ベティといえば この間イムカやら帆村やらに苛められたこともあり こちらを恐れているようならば

――――ギィ♪

これ見よがしにハサミを振り上げ ついでにハサミをカチカチと鳴らして威嚇のようなものをして妖精を驚かそうとしている 声が楽しそうなのは気のせいではないだろう

「あれ? ニアタンこいつと知り合い?」
ベティがハサミを振り上げていることにはさしたる興味を示さず アキレスはニアに妖精のことを効こうとする
546 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/14(日) 22:50:57.89 ID:VAsrTFJL0
>>544-545
「んんっ? あっ、やっぱりミニオンでしたかぁっ」
「……大丈夫だったんですかぁっ?」

脱出を果たした小さな妖精
矢張り予想の通りの相手であった
なんだかんだ二転三転するその表情、結構元気そうだなと苦笑

「えぇっ、前になんかお花に食べられそうになってたのを見付けた事がありましてっ……」

そしてアキレスに対して返答
本についてはスッカリ頭から抜け落ちているようだ
547 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/14(日) 23:02:33.09 ID:UEdKjqEbo
>>545

あわわわわ……はっ! えとっ、これはご丁寧にっ!
ワタシはミニオンと申しますしがない妖精ですハイっ
それでそのぉっ、そこのベティさんとかのムシさんをアッチに……ひぃっ!?

【ベティに目が行っていたがアキレスに名乗られると慌てて名乗り返す】
【なお、その間も視線は時折チラチラとベティに向かっており】
【襲われる前に少し遠ざけて貰えないかと頼もうとした所でベティの威嚇行動】
【明らかに表情は怯えており腰は引けて目には薄っすらと涙が浮かんでいる】

>>546

だ、だだだだいじょうぶ、でし……よ? で、でも、あぅ、ぅぅぅ……
ぅ……うぁぁぁんっ!! ニアしゃんたすけてくだしゃぁぁぁいっ!!

【助けてもらったお礼とニアからの問いに安心させられるような答えを返そうとするも】
【目の前の巨大サソリの禍々しいまでのオーラ(ミニオン視点)に酷く怯え】
【今しがた助けられたばかりだという事も忘れて一直線にニアの元に飛んでいく】
【特にニアが嫌がらなければベティから隠れるようにニアの頭の後ろに回って顔を覗かせるだろう】
548 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/14(日) 23:17:20.36 ID:VAsrTFJL0
>>547
「えっ? あ、あぁっ……」
「別に大丈夫ですよぉっ、食べられはしませんってぇっ……」

自身の後頭部にすっかり隠れるその姿を途中まで追いつつ苦笑
というかそもそもここまで浮かび上がればベティからは決して届かないだろう
まぁ当初自分もそれなりに苦手意識がなくはなかった
増してや体格差を考えれば分からない訳では決してない

549 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/14(日) 23:17:24.47 ID:KhVaHtJi0
>>546
「花に?」
少し視線を上に向けて考えてみる 妖精とはいえ人を食っちまう植物なんて

「なにそれ怖い」
まさか食虫植物だなんて考えが及ばず軽く引く

―――ギィ♪

そしてベティは妖精に恐れられたことが嬉しいらしく 体を揺らして喜んでいた なんといういじめっ子

>>547
―――ギィギィ♪
威嚇で恐れられたなんて 自分も成長したんだなぁと喜んでいるベティだが

「これ 苛めるんじゃない」
アキレスのゲンコツが甲殻に落っこちてくる コツンと音が立ち

―――ギィ!!
何をするだぁーといわんばかりにハサミを振り上げるベティ

「スマンなミリオンとやら コイツにはちゃんと言って聞かせるからあまり恐れないでやって頂戴
 これ つまらないものだガお詫びの品」

そういってリュックからお菓子を取り出して差し出す
つ【スニッカ○ズ】
550 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/14(日) 23:21:53.91 ID:VAsrTFJL0
>>549
「えぇ、花にっ」
「あとはっ、ニアを連れて空中散歩してくれましたってんですよっ」

前提として、ニアが妖精の国に行って背が縮んだという事が抜けている
つまりはまたもや説明不足である

「ベティ、いじめちゃダメだってんですよぉっ……?」

めっ、と人差し指を立てて中腰
赤い瞳で見詰めて口を尖らせた
551 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/14(日) 23:33:43.29 ID:UEdKjqEbo
>>548

うぅぅぅぅ……ホントですかぁ?
そう言われて油断してる所を頭からムシャムシャされないですかぁ……?

【後頭部に隠れ、若干べそをかきながら尋ねる】
【単なる虫であっても対比の問題でかなりの大きさに感じられるのだ】
【それが普通の人間からも大きいと認識されるベティにはかなりの恐怖を感じたようだ】

>>549

ひぃぃっ! まだコッチ見てますでしゅよぅ!? 完全にワタシを殺る気満々で……!!?

【尚も愉しげに威嚇をくり返すベティに怯え続けるミニオンであったが】
【そのベティに何のことは無く拳骨を入れてみせるアキレスに驚愕の表情を浮かべる】
【その表情には他にも憬れや僅かばかりの畏怖も含まれていたが】

……ぁ、うへっ? お詫び……はぁ……? 何ですか? これ……っとっと!

【お詫びといって何かを差し出してくるアキレスに、ニアの後からオズオズと出てくると】
【ベティの方を気にしつつも差し出された物を両手で抱えるようにして受け取る】
【思ったより重かったのか少しヨタつくも、渡された物が何なのか不思議そうに包装を見つめている】


552 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/14(日) 23:48:20.90 ID:KhVaHtJi0
>>550
「・・・・・・・・・・・・?????」
眉間に皺を寄せながら考える

ニアが? このちびっ子に? 摑まって空中散歩?

頭の中で 妖精に摑まったニアが空を飛んでいる姿が浮かぶ

「・・・ものすごい妖精なんだねぇ」
どこか生返事な返答をする 説明不足からなる非常なすれ違い

―――ギィ!!
そしてベティは叱られたことに不満を申すかのようにハサミを振り上げていたが

―――・・・ギィ
じっと見つめるニアの目に根負けし ハサミを下げた
きっと人間なら口を尖らせながら了承したところだろう

>>551
「大丈夫だって もうニアタンがお説教してるから」
確かに今ベティはニアに叱られている最中だ 少なくても今は問題ないだろう

「あぁ その表面を破って中を食べるんだ」
そういって包装を破ると 水飴で固めたナッツの上にピーナッツ入りのキャラメルを乗せ 全体をチョコレートで包んだカロリータップリなお菓子がこんにちは
ミニオンの鼻に強烈な甘い香りが漂ってくるだろう

「カロリーが高くてね 保存もそこそこ利くから重宝してるんだ お詫びとして食べていいよ」
ただ 妖精の大きさからいって全部食べたらカロリー過多に鳴らないだろうか?
553 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/14(日) 23:54:52.07 ID:VAsrTFJL0
>>551
「本当ですよぉっ……」
「というかぁっ、そもそもミニオンって美味しいんですかねぇっ……?」

以前の出会いの際も(花にだが)食べられそうになっていたなぁと思い出す
果たして妖精は美味しいのだろうか?
まぁそうは言ってもヒトの形をしたモノを食べる気には、やはりなる訳はないが

>>552
恐らくミニオンの凄い魔法で浮翌遊している絵面であろう
なんともファンシーな光景だ
現実としては小さくなったニアが抱え上げられていたのだが

「えぇっ、とっても楽しかったんですよぉっ」

アキレスも機会があればお願いしてみればいい、とまで付け足す

「……よしよしっ、いい子だってんですっ」

渋々承知、と言った具合のベティ
反面笑みを浮かべてその甲羅を撫でようと手を伸ばすニア
全くの無防備
つまりはそう、反撃のチャンスでもある
554 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/15(月) 00:08:29.96 ID:1L5yngmBo
>>553

……っ!?

【まさかニアさんまでワタシを……!? と言うかのように表情を引きつらせて見ている】

い、い……イノチの恩人さんでもっ……食べるのはご勘弁くだしゃいですぅぅ

【命の恩人ゆえに、力になれることなら何とでもと覚悟してはいたが】
【それでも食べられるという事は無理だと涙ながらに謝罪する】
【そもそもそういうつもりの質問ではないのだが】
【何かと色々な生き物に食べられかける事があったためかそっちに思考が行ってしまったようだ】

>>552

お、おぉぉ……ニアさんも……やっぱり

【アキレスだけでなくニアもベティを恐れる様子が無いことに】
【冒険者のヒト達はスゴイ、等と微妙にズレた事を考えるミニオンであった】

ほ、ほうほう……と言うとこの中には食べも……のぉぉぉぉっ!!!

【抱えていたソレの包装を破ってもらった瞬間、目の前で拡がる暴力的なまでの甘味の香り】
【その余りの衝撃に目を白黒させながら叫び声を上げる】

あわわわわわっ……ここここんなにおいひそうなモノを頂いて、いっいいいいいいのでひょうか?

【目を見開き目の前のお菓子を凝視しているが既にその口の端からはヨダレが垂れ始めている】
【遠慮がちなセリフを言ってはいるが直ぐにでも齧り付きたそうなのは火を見るよりも明らかだ】
555 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/15(月) 00:21:36.98 ID:Q3Ggw3lq0
>>553
アキレスの頭の中にあるのは魔術ではなく その背にある羽を一生懸命パタパタさせるミニオンと ソレに摑まる通常サイズのニアという超絶パワープレイであった

「・・・・・・・・・・・・・・・・」
暫し首をかしげていたが

「・・・いや 俺はいいや」
なんか落ちたら痛そうなので遠慮するアキレスであった

そしてベティの甲殻に手を置くニア 何を期待していたかは知らないが

―――ギィ♪
いい子ちゃんのベティに威嚇はあっても 反撃などという悪い子思考は持ち合わせてなかった おとなしく撫でられるベティである

>>554
「あぁ 全部食っていいぞ」
ニッコリ笑って了承 その甘味は君のものだ!!

「たくさん買ってあるからね 一本ぐらいどうって事ないさ」
そういってもう一本同じのを取り出して包みを破り かじりつく

「モグモグ・・・うん 後で歯を磨かないと虫歯は必須だろうな まぁコレでベティの一件は水に流してくれや」
556 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/15(月) 00:26:13.03 ID:vVvO+Tjo0
>>554
「あっ、い、いえっ、あのぉっ……」
「……食べませんからねぇっ……?」

何やら誤解を生んでしまったかと苦笑
正直このタイミングで振る話題ではなかった、ニア自身の自業自得だろう
それにほら、と前置いてタイドメイカーの細身の触腕を1本発生させる

「非常食はぁっ、ニアはコレがありますしっ……」

味は二の次三の次、万一空腹に襲われた場合コレを齧ればいいのだ
味と言う趣向的な面での話ではあったのだろうが、無理矢理でも納得させるための方便として笑いかける

>>555
「ええっ? そうですかぁっ……?」

意外そうにキョトンとしながら
アキレスなら喜んで飛びついてくる話題だろうなぁと思っていたらしい
最も大前提が随分と曲解の形で伝わってしまっている事に、犯人自身が気がついていない

「……んっ、いーこいーこっ」

美味しいネタを逃した気がしないでもないがともあれ撫で始める
指先に伝わる甲殻、当初こそ微妙に思っていたが今となっては心地よくすらある
割と不自然な程長い間撫で続けるだろう

//すみません、お先に落ちます
//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
557 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/15(月) 00:45:12.11 ID:1L5yngmBo
>>555

ほ……ほぁぁぁっ!! ホントですぅっ!? いっただっきま〜〜〜っす!!

【アキレスが言い終わるか良い終わらないかといったタイミングで猛然とした勢いで食べ始める】
【その顔は終始満面の笑みを讃えており、しかも一口齧るごとにその輝きは強まっていく】

ハグハグハグッ! ンムグムグッ・・・…! ふぁぁ〜〜〜……おいしぃぃ……!
……? ムシ……バ? 変な名前のムシさんですねぇ?

【うっとりとした顔を浮かべるミニオンの腕の中には既に1/3以下になったお菓子が】
【小さな体の何処にソレほどまでの容量と速さがあったのかとツッコミたくなる程だ】
【そしてアキレスの発した虫歯という単語については全く知らないといった様子で】
【横にいるベティといい、ひょっとしてトンデモない虫好きなのかなぁなどと】
【ある意味で失礼な事を考えているミニオンであった】

>>556

そ、そうですかっ? ……よかったぁ……
うぇっ? は、はぁ……ソレを……へ、へぇ〜……

【食べる意思は無いという言葉に心底ホッとした顔を浮かべるが】
【続く言葉と行動に思わず顔を引きつらせる】
【自分の体から生えているものを食べるって、ナニソレコワイといった思考の流れだろう】
【ニアさんって変わってる……いや、それとも冒険者はこれが普通なのかも、などと】
【しばらくヒトを見るときのミニオンの目に若干の疑念が篭ったのはまた別の話】

//お疲れ様でした!
//それでしたらそろそろ此方も〆ですかね
558 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/15(月) 00:52:05.61 ID:Q3Ggw3lq0
>>557
「え あぁいや・・・ウン ソウダネー」
そんなこんなで 図書館での一幕は終わりを告げた

//オツカレー ノシ
559 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/15(月) 15:18:18.12 ID:Q3Ggw3lq0
【ファンタジーなとある地方】

コンラッド伯爵は名君である
民のことをよく思い 常に民が豊かに鳴ることを考えて政治を取り仕切っている

あるとき酷い蝗害があったときなど 真っ先に倉庫を開け放ち 民に麦を分け与え 共に飢えを凌ぎきった功績もある

その婦人もよく出来た人で 決して驕らず 夫を立てた

そんなコンラッド夫妻は仲もよく 領地も評判のおしどり夫婦という評価を受けていた

【そんな地方の宿屋】
一行はやんごとなき身分の方からの以来ということで この宿屋に集められた そしてやってきたのは ほかならぬコンラッド伯爵自身であった

コンラッド「実はもう直ぐ妻の誕生日でな」
やや小男で 頭頂部の薄いコンラッド伯爵は不安そうな顔で切り出す

コンラッド「とある地方でしか取れない宝石を手に入れて名 それを妻のプレゼントにしようと思ったのだ
      だが最近 森のサルが光物に興味を持ってな」
ハァとため息一つ

コンラッド「ワシの部屋に忍び込み そのディープブラッド・・・あぁその宝石を持って言ってしまったのじゃ
      あぁ・・・あれが無ければ妻にどんなg・・・ゲフンゲフン 誕生日を祝ってやれぬ どうか取り戻して欲しいのじゃ」
560 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][実弾50発,マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/15(月) 15:31:07.29 ID:7SriSN1o0
>>559
【招集されて連れてこられたのは一つの宿屋】
【ファンタジーな世界では、こんな事もあるのかなと言われるがままにそこにはいった】
【現れたのは、コンラッド伯爵。この地方ではとても有名なお方らしい。小男は集めた理由を語り、頼みを述べて】

【それを聞いていた者の中には、ルーヴァーも偶然居合わせた】
【ルーヴァーの性格が幸いしてか、話を聞いた後の対応は早い】

ーーー解りました
必ず取り返してご覧入れましょう。森の場所をお教え願いたい

【一歩前に踏みだし】
【軽く会釈してからそれを言う】
561 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/15(月) 15:43:43.10 ID:Q3Ggw3lq0
>>560
コンラッド「うむ 大儀である 場所は・・・」
と護衛が地図を取り出し ある一点を指差す

コンラッド「あのサルはこの周辺を根城にしているようだ ああそれとやむを得ぬ場合を除いてサル共を[ピーーー]必要は無いぞ
      ちょっと怖がらせてやれば人里に姿を現すことはすまい 無益な折衝はナイに越したことは無いのだ」

―――場面転換 森の中

指定された場所は鬱蒼と茂っているかと思いきや 適度に人の手がくわえられ 葉の隙間から木漏れ日が地面に当たり
視界も適度に開けている そして

サル「キキッ」
さる「キー」
猿「キッキッ」

あたりには領主の言っていたサルが群れでいた 何やらそのうちの1匹がキラリと光る何かを持っているような・・・?
562 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][実弾49発,マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/15(月) 15:56:28.34 ID:7SriSN1o0
>>561
【ザッザッザッ。地に落ちた枯れ葉を踏みならす音】
【小石や砂をスニーカーの裏で擦る様な音が猿たちの鼓膜を震わせたか】

【ここは森の中。一度人が手を加えたのだろう。木々の間から陽が差し、視界は良好オールグリーン】
【甲高い猿の鳴き声をBGMに、ルーヴァーは銃口を天に向けた】

話によると殺さなくてもよかったんだよな……
この一発で宝石落としてくれたらいいんだが、な

【伯爵の言葉を思い返し、当たらぬように、より響くように考え出した答え】
【それが真上撃ち】

ッ!

【パンッ!!】
【PDW特有の射撃音が鋭く広がっていく】
【突然の銃声。猿たちはどういった反応を示すのか】
563 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/15(月) 16:02:23.22 ID:Q3Ggw3lq0
>>562
大きな破裂音はサルたちにとって未知のもの そりゃもう泡を食ったように慌てふためき逃げていく
そして例のサルもまた持っていたものを放り投げて逃げ出す・・・が

近寄ってみて 拾い上げたそれはただの銀貨だった
まだ遠くには行ってないだろう 追いかける必用がある

【判定 踏破性:森を駆ける技能に劣っているのなら サルを見失ってしまう危険性がある】
564 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][実弾49発,マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/15(月) 16:11:45.07 ID:7SriSN1o0
>>563
【銃声から数瞬。破裂音は猿をおびえさせることをクリアー】
【とばされた光るものを左手で握り直せば、それはありふれた銀貨のみ。宝石の姿は、無い】

追いつけるか?
やってみっきゃないな

【原点は剣士である以上。ある程度の身体技能には自信があった】
【それに今回は視界が明けている。こんなチャンスは滅多にないだろう】
【身を低く屈め、駆け出す。銃士のルーヴァーでは過去の力は引き出せない、故に】
【その動きは洗練されていない軍人の様な、50M走で例えるなら、完走にかかる時間は六秒中程度の】
【全速力でそれくらいだ。追いつけれるのだろうか】
565 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/15(月) 16:22:19.23 ID:Q3Ggw3lq0
>>564
ルーヴァーの走力はサルに追いつくことは適わずとも どうにか追いすがることは出来た
移動を続けるサルたちを追いかけるルーヴァー すると一匹のサル 先ほど銀貨を持っていたサルが群れから離れて 木の上で何かをしているのが見受けられる 

よく見れば 口の頬袋にせっせと何かを入れているようである
566 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][実弾49発,マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/15(月) 16:32:35.18 ID:7SriSN1o0
>>565
【体力が続いてくれているのが不幸中の幸いか】
【早い、やはり猿は早かった。何とか追うことで精一杯である】

【駆ける中、網膜に写り込む別行動に走った猿】
【それは木の高い処で、何かを口内に貯えており】
【必然的に視線を集めてしまう。ルーヴァーは走るのを緩めると、猿の足が触れている木の表面をねらうべく】
【ドットサイトを覗き込み、引き金を引いた】
【猿の足に銃弾を当てるのは不味いので、木の表面スレスレを射撃する、が】
【動きながらの射撃である。若干ズレてしまえば、猿どころではなくなってしまうのだろう】

【成功を願うばかりだが、結果はーーー?】
567 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/15(月) 16:42:01.23 ID:Q3Ggw3lq0
>>566
ルーヴァーの正確な狙いは木の枝を捉えた すると枝がバキバキと音を立てて俺 上にいたサル諸共地面に落下した
目をまわしたサルは暫く起きないだろう パンパンに膨れ上がった頬袋から中身を引きずり出してみると 出てくる出てくる宝石やら指輪やら金貨銀貨などなど・・・その中に吸い込まれそうなほど深い赤のルビーも見付かった コレを持ち帰れば依頼完了となるだろう

―――場面転換 領主の館前

宝石を持ち帰ったルーヴァーをコンラッド伯爵は非常に喜んだ そしてルーヴァーに以来両を支払うだろう

//では簡単な仕事と鳴りましたがコレにてノシ お疲れ様でした
568 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][実弾49発,マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/15(月) 16:51:49.22 ID:7SriSN1o0
>>567
【走りながらの射撃なんて映画さながらである】
【ともあれその射撃性能は、いったいどこで身につけたのかさえ覚えていない知識。それで以て的確な一弾は、枝と猿両方を地に落とした】
【猿も木から“落とされる”。そんな言葉が似合う完了の風景であった】

【場所は変わってここは、領主の館、その前】
【深紅の宝石を無事渡せば、依頼主であるコンラッド伯爵はたいそう喜びになられた】
【そしてお礼にと、少しばかりの依頼料が支給された。旅人の身であるルーヴァーにしてみれば、ありがたい】
【深く一礼すれば、ルーヴァーはこの町を後にするのだった】


/おつきあいありがとうございました!
/お疲れさまでしたー
569 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 19:04:09.56 ID:rYWoFXjKO
【廃墟の国】
【廃れ寂れたビルの街】
【その街道を一つの影が歩んでいた】

るーにぃー どこいったー

【ソレは白く柔らかな癖っ毛が特徴的な少年だ】
【少年は手持ち無沙汰に二丁の拳銃を両手でクルクルと回し 何かを探していた】
570 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/15(月) 19:20:01.32 ID:Jr4xrc7m0
>>569
なぁ…何探してんだっ?

【廃墟の国、廃れ寂れたビル街を歩く一つの影】
【その前に上半身はサラシ、下半身は獣の皮を巻いただけの少女と二匹の銀狼が立ちはだかり、道を塞ぐ】

っと…んなことはどうでもいいやっ!
あたしと…殺ろうぜ?

【屈伸をしながら言葉を紡ぐ少女、少女の中では最早闘うことは決定している様子】
【だが逃げるも自由、それに応じるも自由だ】
【少年はどんな反応を見せるのだろうか】


571 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 19:29:32.04 ID:rYWoFXjKO
>>570

何って…えぇ…っと、獲物かな?
【不意に現れた少女に少年は空かさず銃を向けて答える】
【探しているのは標的…基、旅の仲間である人物】

ふふ…いいね、好きだよそういうのっ!

殺ろうか…今すぐにッ!

【次いで向けた二丁拳銃から二発ずつ計四発の弾丸が放たれる】
【少年の能力により強化され、触れた物と対消滅を起こす魔弾だ】
【もしも当たれば貫通こそしないが、被弾箇所は抉られ消滅するだろう】
572 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/15(月) 19:35:58.63 ID:OzoFWe680
>>571

…てめえらは手ぇ出すなよ、こいつは…あたし一人で[ピーーー]っ!!

【自分の後方にいる狼に、振り向かずに声だけで命令を下す】
【一対一
573 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/15(月) 19:54:49.47 ID:zz8qR0/KO
>>572
すみません!
574 :【楼】>>271【銀狼狩猟】[saga]:2014/09/15(月) 20:02:53.98 ID:zz8qR0/KO
>>571

…てめえらは手ぇ出すなよ、こいつは…あたし一人で殺るっ!!

【自分の後方にいる狼に、振り向かずに声だけで命令を下す】
【一対一(サシ)の闘い、それこそが少女の望むもの】

はっ…いいじゃねぇかっ!!愉しめそうだなぁぁっ!!

【少女が手を地に付け、獣の様な体勢を取る。《四脚之構》だ】
【少女に獣の様に素早く駆ける力を与えてくれる】
【そして少女の高速回転を始め、地面を削り始める】
【徐々に勢いを増しながら、上空へと向かう少女】
【してある程度の高さに達すると、下降旋回】
【もし当たれば、唯では済まされない】
【しかしその高速回転故、視覚は封じられており、嗅覚で位置を判断している為】
【何らかの方法で匂いを消せば、少女には少年の位置を捉えることは不可能になる】

575 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/15(月) 20:08:25.15 ID:jNW3996f0
>>574
…てめえらは手ぇ出すなよ、こいつは…あたし一人で[ピーーー]っ!!

【自分の後方にいる狼に、振り向かずに声だけで命令を下す】
【一対一(サシ)の闘い、それこそが少女の望むもの】

はっ…いいじゃねぇかっ!!愉しめそうだなぁぁっ!!

【少女が手を地に付け、獣の様な体勢を取る。《四脚之構》だ】
【少女に獣の様に素早く駆ける力を与えてくれる】
【そして少女の高速回転を始め、地面を削り始める】
【徐々に勢いを増しながら、上空へと向かう少女】
【この動きで銃弾を躱した、銃弾は後方へと行き、ビルの壁を抉った】
【してある程度の高さに達すると、下降旋回】
【もし当たれば、唯では済まされない】
【しかしその高速回転故、視覚は封じられており、嗅覚で位置を判断している為】
【何らかの方法で匂いを消せば、少女には少年の位置を捉えることは不可能になる】

回避描写を入れ忘れてたので訂正します!
576 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 20:08:26.24 ID:rYWoFXjKO
>>574

【旋回し此方を狙う少女】
【然しメリーヌはソレを避けない】
【高速で迫る彼女の肉薄を待ち、それを】

僕の方が、速いっ!

【避ける】
【これこそがメリーヌの能力…時の加速】
【相手の身体能力がどれほど優れていようと時間軸の違うメリーヌにとっては見極め避けることは容易い】
【其処へ少女が地を穿ち減衰すると算段を建てて】

しねぇっ!

【少女目掛けて 無数の弾丸を放つ!】
577 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/15(月) 20:08:34.08 ID:zz8qR0/KO
>>574
…てめえらは手ぇ出すなよ、こいつは…あたし一人で[ピーーー]っ!!

【自分の後方にいる狼に、振り向かずに声だけで命令を下す】
【一対一(サシ)の闘い、それこそが少女の望むもの】

はっ…いいじゃねぇかっ!!愉しめそうだなぁぁっ!!

【少女が手を地に付け、獣の様な体勢を取る。《四脚之構》だ】
【少女に獣の様に素早く駆ける力を与えてくれる】
【そして少女の高速回転を始め、地面を削り始める】
【徐々に勢いを増しながら、上空へと向かう少女】
【この動きで銃弾を躱した、銃弾は後方へと行き、ビルの壁を抉った】
【してある程度の高さに達すると、下降旋回】
【もし当たれば、唯では済まされない】
【しかしその高速回転故、視覚は封じられており、嗅覚で位置を判断している為】
【何らかの方法で匂いを消せば、少女には少年の位置を捉えることは不可能になる】

回避描写を入れ忘れてたので訂正します!
578 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/15(月) 20:09:25.41 ID:zz8qR0/KO
>>577
ああ…これは無かったことに…本当すみません!
579 :【楼】>>271【銀狼狩猟】右腕欠損2014/09/15(月) 20:30:24.35 ID:zz8qR0/KO
>>576

【人では無く、地を穿つ感覚】
【躱されたか…と思い回転を解くと、視界に無数の弾丸が映る】

ちぃぃぃっ!!

【全てを躱すのは不可能か、他の部位にあたるのを防ぐために右腕を突き出しながら横に飛び退く】

がぁああああっ!!!いっでええっ!!

【前弾命中は避けたものの、突き出した右腕は、銃弾を受けて消滅】

…てめぇ…てめえぇっ!!ぜってぇ許さねぇかんなぁぁぁっ!

【右腕を喪っては、《四脚之構》を取ることは出来ない】
【二本足で少年に向かって駆け出す】
【肉薄が叶えば、ラリアットを当てようと腕を振るうだろう】
580 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 21:23:18.92 ID:rYWoFXjKO
>>579

…はぁっ!? 撃ったじゃん! 当たったじゃん!?

なんで…なんで…!?

【腕を食い千切る欲望の弾丸】
【然し彼女は止まらない…】
【メリーヌは腕を落とされて尚も迫り来る強敵を見て】
【狂気を感じ、狂喜に震え…】

ハッハッハッ! いいっ! すっごくっいいッ!!

【強烈な打撃を受け止め…後方に吹き飛ぶ】
【故に彼女が肉薄しラリアットを決めて尚も前進を止めることが無ければ】
【メリーヌに更なる追撃を与えることも可能である】

/お待たせしました!

581 :【楼】>>271【銀狼狩猟】右腕欠損2014/09/15(月) 21:55:01.89 ID:XPPMEVr40
>>580

舐めんじゃねぇよ!!

【人では無く、野生の中で狼として生きることを選んだ少女】
【理性よりも、闘争本能で動く】
【少女は闘いにおいて、一番厄介なタイプかもしれない】
【闘いに快楽を感じる、闘いの中でしか生きられない】
【平穏なんて―――クソ喰らえ】
【少女は―――強者と闘うことを、その強さを打ち砕くを至上の喜びとしている】

ああ、いいよなぁぁっ!さいっこうに楽しいぜぇぇぇっ!

はっ…!まだまだあっっ!!終わりだと思うなよぉぉっ!!

【ラリアットを受け、後方に吹き飛ばされた少年】
【少女が、前進を止めることはない】
【して再び肉薄が叶えば、今度は大きく頭を振りかぶって、頭突きを繰り出そうとするだろう】
582 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 22:08:09.50 ID:rYWoFXjKO
>>581
【メリーヌもまた飛ばされる最中】
【圧縮し加速した時の中で悦びを感じていた】
【彼の本質も彼女と同じ…飽くなき闘争への欲求は強者との交わりの中でこそ 昂り 弾ける】
【きっと彼女は追撃を仕掛けてくるだろう】
【そう思えば心が躍り 『剣』を握る腕にも力が入る】


【メリーヌの能力は時の加速…周囲の時間軸とは別の時間軸を用いて行動する能力】
【そしてメリーヌの武装は二丁の拳銃と…それを変形させ現れる一振りの剣! 】

【彼女は未だ見ていないはずだ メリーヌの隠し玉を】
【故にメリーヌは着地するよりも速く迫る彼女を加速した時の中で視認し】

―――― 一閃ッ! くたばれぇっ!

【迫り来る頭突きに対し 黒き剣を穿とうとするッ! 】
【メリーヌの剣は重く切れ味が悪い…然し、先程の弾丸同様に触れたものを削ぎ落とす程度の吸収力は有していた】
【直撃すればダメージは免れないだろう…】

【だが、今のメリーヌは足場なき空中にて突きを放っているため無茶な体制での一撃だ】
【もしかすると 避けることも可能かもしれない】
583 :【楼】>>271【銀狼狩猟】右腕欠損2014/09/15(月) 22:32:14.43 ID:VLe/oKHz0
>>582

【時の加速…それが少年の能力、に対して少女は己が身一つで闘うことを基本にした能力】
【少年の武装である拳銃が、一振りの剣に変化する】
【これは予想外だった―――このままでは、頭部が削ぎ落とされる】

…ぐぅあぁあああっ!!

【強引に体を捻って、剣の軌道から頭部を逸らすが――――それは、少女の脇腹を削ぎ落とした】
【最早動く力はない…けれど動く必要もない】
【少女の体が、前のめりに倒れようと―――そしてその先にいるのは少年】
【少年が動かなければ、少女は少年に受け止められることになる】
【そうなれば少女は力を振り絞り―――首筋に咬みついて、その肉を千切らんとする】
【ただ力を振り絞ったとはいえ、傷の影響で相応に弱まっている。致命傷にはならない筈だ】

咬み千切ってや……る

584 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 22:48:42.54 ID:rYWoFXjKO
>>583
【少女の脇腹を穿ち前のめりに倒れ込む彼女】
【中々の強者…十二分に楽しめたとメリーヌは思う】
【だが、最早倒れた相手に興味は無い】
【自分に凭れ掛かる少女の首を跳ねれば全ては片付く】
【自分が望むのは闘争…虐殺では無い故に 彼女への興味は―――】

――――がっ!?

【否…彼女の闘争は今を持って尚…終わってなどいなかった! 】
【腕を失い 肉を失い 体力も 肉体も 限界を迎えているはずなのに…彼女の誇りは『狼の牙』は失われてはいなかった】
【牙は 液体金属で構成されたメリーヌの肉体に深々と突き刺さる】

あぁ…君は何て強いんだろう…
そんなキミの腕を落とした僕は、何て罪深いんだろうか…

思えばキミは 後ろの二匹を控えさせてたね
つまりキミの本気は…こんなモノじゃない

【言葉と同時…メリーヌは剣を天に掲げて】
【一閃の光の如くに 素早く 正確に振り下ろした】



【次いで転がる メリーヌの右腕】
【彼はソレを満足気に見つめて】


良かったら使ってよ。
僕からのプレゼント。
少し脆いけど、軽くて使いやすいはずだよ?

【それは 機械生命である自身の右腕を義手として使えという提案】
585 :【楼】>>271【銀狼狩猟】右腕欠損2014/09/15(月) 23:10:55.87 ID:cV4NN1EiO
>>584
【口中に広がる液体金属の味、それを噛み締めながら、少女は横に倒れこむ】
【まだ闘志は潰えていないが、体の方が限界を迎えた】

……くそがぁ……黙れよ、あたしは負けたんだっ!!殺せ!

あたしを―――殺せよ。

【敗者である自分、野生の世界に生きる少女の弱肉強食という考え】
【弱き者は狩られ、強き者はその肉を喰らって生きる。それが自然の摂理】
【野生の世界での負けは―――死を意味している】

おい、……何してっ!!

【剣を素早く振り下ろし、右腕を切り落とした少年】
【そして、それを自分に義手として使えという提案】

んなもん―――いらねぇんだよ!!
そんなもんには頼りたくねぇっっ!

【人間としての精神を捨て、文明から離れて生きることで少女は強くなれた】
【そんな自分が、文明の利器に頼るだなんて――プライドが許さない】
586 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 23:19:52.84 ID:rYWoFXjKO
>>585

いーやぁだぁ!

君が全力を見て 君の本気を捻り潰すまで、僕は君を殺してあーげないっ

第一本気も出さないで負けってなんなのさ?
後ろの二匹は飾りなの? ねぇ?

ちょっとでてきてルシエド、この分からず屋に君を見せるから

【ぺらべらと語るメリーヌ】
【その胸中は彼女の全力を出させた上で倒したいというシンプルな欲求に染まっていて】 【彼女の背後にいた狼を見据えて自身も ナニカに声をかける】

『とっとと殺せば良いモノを…』

【呼び掛けに応じるようにして現れたのは一匹の狼だ】
【ソレは拳銃に憑依しメリーヌに力を与えていたのだから】

僕らと君で二対一…それでもわかんないってんならさぁ
いっぺん頭を、冷やしなよっ!

【然し、言うだけ言ってやはりメリーヌは無駄と悟り】
【残った左腕で、彼女を思い切り殴り飛ばし、立ち去ろうとする】
587 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 23:20:30.91 ID:rYWoFXjKO
>>586
【確定みたいになったので修正】
【殴り飛ばそうとし、成功したのなら立ち去るだろう】
【でおねがいします】
588 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/15(月) 23:25:30.01 ID:1L5yngmBo

【白い砂浜、青い水平線、そして天に向かって聳えるように伸びる入道雲】
【人々の営みから遠く離れ、辺りに響くは砂浜を打つ潮騒の音ばかり】
【日差しは夏の盛りの厳しさを薄れさせ心地よい温もりを与えている】
【と、そんな穏やかな風景の中で一点だけ違和感を放っている物がある】

……っ! 〜〜〜〜〜っ!! 〜〜〜〜〜〜〜っ!!!

【砂浜に一つだけ、何処からか漂着したらしきビンが転がっているが】
【その中に小さな生き物が、しかも目の錯覚でなければヒト型の何かが入っている】
【ビンの中のソレは必死の形相でビンを両腕で叩いているのだが】
【ソレにビンを割るほどの力が無いのだろう、ビンに鈍い音を立てるに留まっている】

〜〜〜〜〜〜……! 〜〜〜……〜〜っ………〜〜……

【そしてビンにはコルクの栓がしてあるため、当然の帰結として中の空気は少なくなり】
【だんだんと中の生き物の動きが鈍くなり、グッタリし始めている】
【恐らく、そのまま放置していれば酸欠かビンに差し込む日差しの熱で動かなくなってしまうだろう】
589 :エル・ルミエル【煌々たる爆師】>>144 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/15(月) 23:42:55.09 ID:iqm+Dj6kO
>>588
見渡せばどこまでも続く砂浜は陽に照らされ白く輝く。
海は蒼く染まり、入道雲の白と合わさり美しいコントラストを生み出す。

夏も終わった、初秋の浜辺。何処か哀愁が漂うのは気のせいか。

「……はぁ、本当に誰も居ないのね」

周囲に他の人影は見当たらないようだ。少女は1人で波打ち際を歩いていた。
所々に海藻などが打ち上げられているが、その中に1つ、特異なものがあった。

「……何これ?ヤドカリでも入ってるの?」

ビンの中で動き回る何か。少女はそれを見つけると近づき、拾い上げることだ。
590 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/15(月) 23:46:06.26 ID:cV4NN1EiO
>>586
てめえぇっ…うぜえぇえっ!

こいつらは―――飾りなんかじゃねぇ!あたしの仲間だっ!
…あぁっ?

【ぺらぺらと語るメリーヌに対し、少女は吠える】
【地面に伏せながら吠えるその姿は、負け犬の遠吠えという言葉がぴったしか】
【少年が何かに声をかけると、姿を現した一匹の狼】
【少女の背後の2匹はそれに反応し、グルルと唸り敵意を剥き出しにするが】
【少女が睨むと静かになって、すごすごと身を引いた】

げえっ…っでぇええっ!

【少年に殴り飛ばされ、ゴロゴロと転がる】
【そうしてやがて止まり、メリーヌの方に視線を向けると、立ち去って行く姿が視界に入る】

そうかよ…次会った時は必ずぶっ飛ばしてやっかんなぁぁっ!!覚えとけよくそ野郎がぁ!!

【そうメリーヌに届くかは分からないが叫び、ゲートが出現する迄ずっと横になっていたそうな】
【結局、少女は義手を付ける事ことになるのだが――それはまた、少し先のお話】



/これで締め…ですね。ありがとうございました!
591 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/15(月) 23:52:12.17 ID:rYWoFXjKO
>>590
飾りじゃねぇなら使えよバァーーーッカ!

本気出せッ! 手抜きの相手に負けるほど僕は弱くないっ! バァーーーッカ! バァッカ! ばーーーーーーーーーかっ!


ていうか次も僕の勝ちだし! 僕らの力を舐めんなよっ!

こなばーか!

【去り際に見せる語彙の無さ】
【どちらかといえば、こちらのほうが負け犬臭い】
【然しメリーヌは嬉々として立ち去ります】

品の無いおこちゃまめ…でも強かったなぁ…
あの子にゾンネにるーにぃに…ふひひ…僕もまだまだ死ねないなぁ…

/はい! お疲れ様でした!
592 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/15(月) 23:53:57.77 ID:1L5yngmBo
>>589

……? ……っ! ……〜〜〜っ……!

【ビンを拾って中のモノを観察したのなら、それが背中に虫の羽のようなものを持った】
【ヒト型の少女……端的に言えば物語に出てくる妖精のような外見をしている事に気付くだろう】
【ビンの中で力なくうなだれグッタリとしていたソレはビンの外の誰かがビンを持ち上げたのに気付くと】
【弱弱しくも必死な仕草でビンの口に詰まっているコルクを指差し始める】
【仕草からして恐らくはコルクを外してくれと言っているようだ】
593 :エル・ルミエル【煌々たる爆師】>>144 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 00:01:04.09 ID:TOLVriIJO
>>592
「……」
「よ、妖精……?」

ビンの中身はヤドカリ……ではなく人間の姿をしたもの。
しかし明らかにサイズが小さい。常人の10/1程だろうか。

そして背中には虫のそれのような羽。これを見た万人が口を揃えて妖精だというような姿だ。

「……開けてって?」

何を言っているのかはガラス越しには分からないが、身振り手振りで大体のことは分かったのか。
仕方ないなぁ、というような顔をしつつ、ビンにはめられたコルクの栓を手で抜こうとする。
594 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/16(火) 00:13:56.10 ID:G50IWh09o
>>593

【何が言いたいのか理解してもらえたようで目に見えてホッとした顔を浮かべる妖精】
【そして少女がコルクを外してくれるのを今か今かと待ち遠しそうに見つめ】
【コルクがキュポンと軽い音を立てて外れるのを見るとビンの中でしゃがみ込み】
【そのまま勢いをつけてビンの口から外に向かって頭から飛び出ようとする】

ぷっはぁっ! やっと出れ……あ、ありゃ?

【だが勢いが足りなかったのか何かが引っかかっているのか】
【腰の辺りがビンの口に閊えてそれ以上進まなくなってしまったようだ】

……あ〜……あのぉ、お手数ですが……引っ張ってもらっても良い、です?

【そして一頻り抜け出そうと抵抗した後、おずおずと少女の方を見ると】
【とても申し訳無さそうな表情で両手を少女に向けて伸ばしてくる】
595 :エル・ルミエル【煌々たる爆師】>>144 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 00:34:00.29 ID:TOLVriIJO
>>594
「……ハァ」

世話が焼けるなぁ、と小さく溜息をつく。
そして掴まれと言わんばかりに、ビンの中に指を数本突っ込む。
ついでに出やすくする為、ビンの向きを横にして。

「……それで、何があったの?」

まさか自らビンに入り、蓋を閉めたとは考え難い。
何者かに閉じ込められたのだろうかと思っているのであろう。
596 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/16(火) 00:48:19.50 ID:G50IWh09o
>>595

〜〜〜〜〜〜っ……うわっと!?
は……はぁぁ〜〜……た、助かりましたですありがとですよぅ

【指に掴まって引っ張られること数秒ほど、ようやくビンの中から脱出した】
【先ほどまでの暑さと空気の少なさで流石にバテているのか少しグッタリしている】

い、いやぁ〜……寝てたらいつの間にか掴まってたみたいでして
起きたらビンの中で……必死に暴れたら川に落ちてそのまま海に流されて……って感じで

【情報が断片的ではあるが、どうやら人間に掴まった後何だかんだで漂流することとなり】
【ようやく砂浜に漂着した所で脱出しようとして力尽きたといったところのようだ】
597 :エル・ルミエル【煌々たる爆師】>>144 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 00:59:00.54 ID:TOLVriIJO
>>596
「やっぱり……怪我はない?」

やはり人間に捕まったのか。ともかく生きていて何よりだ。
……ただ、かなり体力を消耗している様子。このまま放す訳にもいかないだろう。

「……しかし、バカな人間もいるものねぇ」
「で、名前とかはあるの?」

やがてビンから出ることに成功したようだ。
妖精を掌に乗せると、入っていたビンをその辺に置いておく。

そしてふと思った質問を1つ、投げかけてみる。
598 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/16(火) 01:10:20.71 ID:G50IWh09o
>>597

あ〜ケガは無いですっ、ご心配いらないですよ〜っ

【そう言うと少女の掌の上で片腕をグルグルと回す仕草をしてみせる】
【まだ表情に疲労の色は見えるが、外の空気を吸ったことで良くなってきたようだ】

ん〜、まぁ「妖精は高値で売れるぜ〜」らしいですからねぇ
いつもは見えないようになってるですけど……いやぁ〜油断してたですよぅ

【どうやらこの世界では妖精は一部の人間の間で高値で取引されているようだ】
【自分の事の筈なのに若干人事のような口調なのは未だにその事を実感していないからかもしれない】

ほへっ? 名前……あ〜〜! 失礼しましたです! 恩人さんに名乗るのが遅れましたっ
ワタシはミニオンっ! しがない妖精ですっ! 恩人さんのお名前は何ていうですかっ?
またお会いした時には是非ともお助けせねばっ! ですからねっ!!

【名前について尋ねられて慌てた様子で名乗りを上げる】
【背中では小刻みに羽がパタパタと動き上目遣いの笑顔で問い掛け返す】
599 :エル・ルミエル【煌々たる爆師】>>144 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 01:25:31.17 ID:TOLVriIJO
>>598
「まあ……ならいいけど無茶は禁物よ」

一見元気そうではあるが、顔だけ明らかに疲れ切っている。
あまりに無理すると後々悪くなるだろうと。

「……薬か何かにでもなるの?どこかでそんな話聞いたけど」

妖精は高く売れるらしいと。
多分、妖精は妖精でも、もっと植物に近い姿をしたものを指しているのだろうが。

「あ、私はエル・ルミエル、とりあえずよろしく……とだけ」

同じような質問を返される。次いつ会えるか分からないが、とりあえず覚えといてという具合。
そしてやたらとハイテンションに見えるミニオンに少し困惑しているのか。
600 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/09/16(火) 01:38:41.24 ID:G50IWh09o
>>599

お薬? ん〜……どうなんでしょうかねぇ……
お姉さん達もその辺りは詳しく教えてくれませんでしたしぃ〜……
ワタシも、まだお薬にはされたことは無いので分からないですっ

【そもそも薬にされたことがあるのにここにいたとしたらそれは一体どういう事なのだろうか】
【能天気なだけのように見えていたかもしれないが、根本的にこの妖精はアレなようである】

エルさん、ですねっ! ハイ! こちらこそヨロシ……んっ?
わわっ!? もう違う世界に飛ばされちゃうですか!? エ、エルさんまたd

【自己紹介を済ませた所で、まるでそのタイミングを見計らったかのように】
【妖精の体が薄っすらと透け始め、慌てて声をかけようとしたのも虚しく】
【数秒の内に妖精の姿は少女の掌の上から消え失せてしまっていたのであった】

//最後強引になってしまいましたが、これで〆で!
//遅くまでお付き合いありがとうございました!
601 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/09/16(火) 18:08:23.23 ID:o/SRNqrHO
果てない戦乱が続く世界
当然のように巻き込まれ、そして傭兵として駆り出されている半人の姿がそこにはあった
左手にブレード、右手に月光
それぞれを構え駆け抜け、目の前の敵を殺す
ここでは凡ゆる事柄は単純であり、それは即ち弱肉強食
やがて夕刻、小康状態に静まる戦場
半人は未だ警戒を解かず、二刀を携えたまま土塊の大地を歩いていた
602 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/16(火) 18:49:17.62 ID:VZ6ec8Lk0
>>601

【戦乱の世界、それこそが少女の生きる世界】
【闘いが生き甲斐である少女は、視界に捉えたもの全てを狩る】
【そんな少女が視界に入ったのは、ニ刀を携える半人】

はっ……殺ろうぜ、なあッ!!

てめぇらは手ェだすなよ…こいつとは…サシでやるっ!!

【戦場に居るのだ―――交わす言葉は此れだけで良い】
【背後の銀狼に声だけで命令を下し、半人を睨み、口角を吊り上げて嗤う】
【湧き上がる闘争本能に身を委ね、少女は《四脚之構》を取る】
【少女に狼の様に素早く駆ける力を与えてくれる構えだ】
【その構えのまま動かず、半人の出方を疑う】


603 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/09/16(火) 19:00:18.07 ID:9pGOhtIx0
>>602
「……」

ちらり睥睨、青銀の瞳でその呼び掛けに応じればブレードを構え直す
夕陽が二人の、そして後方に構える二匹の間延びした影を大地に焼き付けるだろう

(……あれは、異能? それとも……)

初めて見る構えだ
果たして武芸者か、能力者か
しかしそんな事はどうでもいい
武芸の達人は能力者と然程変わらぬ脅威であるし、そしてそうならば対応はいつだって同じ
即ちヒトを越した身体能力に依って駆け寄り踏み込み、そして左手のブレードを袈裟斬りに振るう
様子見や牽制を考えぬ、兵器然とした一閃を煌めかせんと
604 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/16(火) 19:15:46.69 ID:VZ6ec8Lk0
>>603

…くっ、いいねぇえ!!…あたしを愉しませろよなぁああっ!!

【相手は刀持ち…此方が圧倒的に不利か……。…否】
【少女の体が其の場で回転を始める、徐々に勢いを増し、其れは上空へと飛翔】
【刀は宙を斬る結果に終わるだろう、少女は、其の頃には空に居るのだから】
【半人の身体能力は人を超えているようだが―――其れは此方もだ】
【して、ある程度の高さに達すると下降旋回】
【並外れた嗅覚で半人に狙いを定め、その体を穿たんとする】
605 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/09/16(火) 19:22:52.32 ID:9pGOhtIx0
>>604
「なっ……!?」
「……くっ!?」

斬り掛かる直前、奇妙に回転する相手を見た
だが構わない、力で捩じ伏せるのみ
必殺の勢いで振るうブレードはしかし、虚しく空振りに終わる
咄嗟上空を睨めば彗星が如き速度で迫る影
慌てて右手に月光を構え、刀身を盾に構えた
甲高い衝突音
細身の、しかし機械化とイムエト(マッドゴーレム)化された90kgを超える体が吹き飛ぶ
少しの距離を横に転がり、態勢を立て直す

「……チィッ!!」

低い姿勢で構え、両脚のイムエトをバネに一気に飛翔
距離を詰めて左のブレードで刺突せんと迫った
606 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/16(火) 19:41:54.23 ID:VZ6ec8Lk0
>>605

どうしたよおぉぉっ!!んなもんかあああっ!?

【半人を吹き飛ばすことには成功したが、…此れ以上回転を続けると眼振で行動に支障をきたすと判断し解除】
【そして迫り来る半人、其の狙いは刺突か】
【回転した直後、回避は叶わず。半人の一撃は少女の左肩を正確に貫いた】

いっでええっ!!くそぉぉっ…やるじゃねぇかよぉぉっ!!

【肩に走る激痛、だが表情は苦悶では無く闘いに快楽を感じるような、狂気に満ちた表情だ】
【ブレードは肩を貫いたまま、半人を突き放そうと前蹴りを放つ】
607 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/16(火) 19:49:11.24 ID:9pGOhtIx0
>>606
「……んぐぇっ!?」

通常、ダメージを受ければ生物は怯むモノだ
そして僅かにでもそれが起これば動きに硬直が生まれ、致命的な隙を晒す
半人が狙っていたのは正にそれだ
肩を貫いた一閃、このまま叩き伏せる
だがそれは容易に破綻した
怯む事なく腹部を襲う蹴り一発
数歩後ろにたたらを踏んで後退、ブレードは引き抜かれる事になる

「うぅっ……!」

剣戟の射程外、牽制にと右腕を振るう
腕を構築するイムエトが飛散、泥の弾丸として迫った
威力は低いがへばり付き、もしそれが顔に命中すればそれなりに妨害効果を発揮するだろう
608 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/16(火) 20:09:47.40 ID:SBafZiCM0
>>607
ぢぃぃっ!
【肩を引き抜かれた時にも、激痛が少女に襲い掛かる】
【少女が怯まなかったのは――なんてことは無い、唯の根性だ】
【半人の狙いは、少女の根性によって阻止された》

はぁああおおっ!!まだまだこれからだぜえぇっ!

【半人を剣戟の射程外まで突き飛ばすことに成功、即座に追撃に掛かろう駆け出す】
【…が、泥の弾丸が顔にへばり付いて、少女の動きを妨害】

…んぎゃっ!なんだこりゃあああっ!!

【右腕…義手を前に突き出してがむしゃらに振り回しながら、左手で泥を取ろうとする】
【接近し、ブレードを振るおうと半人は動くのかもしれないが――がむしゃらに振り回される右腕を躱すのは、容易では無い筈】

609 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/09/16(火) 20:17:46.75 ID:9pGOhtIx0
>>608
「……っ、あゔっ!?」

視界を覆えば半人が行おうとしたのは再度の攻撃だ
しかしそれは鈍音と共に中断される
義手が側頭部を捉え、地面に打ち付けた音だ

「くっ……っ!」

慌てて行うは脚払い
ブレードを振るうには態勢がうまくない、ならば体術に頼る他なし
ただ万一目論見通りにダウンを、或いはしばしの時間を奪えたとしても
軽い脳震盪に依って即座の追撃は不可能であるが
そしてそれは、楼がもし脚払いに耐えたとしたら反面絶好の好機に恵まれると言う事である
610 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/16(火) 20:34:55.37 ID:Neh9VYRD0
>>609

しゃあ!!ざまあみやがれええっ!

【まだ泥は取れないが、義手が何かに当たった様で、それが半人だと声で悟る】
【半人が今どのような行動をしようとしているか。視ることが出来ない少女は、足払いを受けて呆気なくダウン】

…んげえぇっ!

【これは致命的…殺られると思ったが、追撃は来ず】
【どうなっているかは分からないが、其の場で高速回転】
【それによって、視界を覆っていた泥は剥がれる】
【して天高く飛翔、回転の勢いは増し行く】
【先刻と同じように下降旋回、やはり半人の姿をしっかりと捉えている】
【だが、半人が脳震盪から復帰するだけの時間は十分にある筈だ】



611 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/16(火) 20:45:46.71 ID:9pGOhtIx0
>>610
目下、恐らく頭を軽く振りながらよろけ立ち上がる半人が見えるだろう
なんとかではあるが復帰、そして敵の姿を求める
だがそれでは一手遅い、そしてその一手は戦況を左右する程に致命的なモノだ

「……?」
「……(まさか?)しまっ……!?」

気が付けば咄嗟、防御に構える右腕
しかし先に構築するイムエトの一部を飛ばしている
防ぎ切るには圧倒的に質量が足りない

「……っっ!?!?」

結果、イムエトの右腕は吹き飛ばされて散る
更に肩から胸に掛けてが巻き込まれて飛散、衝撃に仰向けに倒れた
612 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/16(火) 21:11:18.08 ID:rg61xoXK0
>>611

……っらあああああっ!勝ったぜぇっ!!

【回転を受け、仰向けに倒れる半人。右腕を、咄嗟に防御に構えたようだが、防ぎ切るには至らなかった】
【少女はそれを見て勝利を確信し、叫ぶ】

はっ…愉しめたぜ…、じゃあな…

【一頻り叫んだ後、半人に背を向け、獲物を求めて歩み始める。二匹の狼とともに】

てめぇら…行くぞっ!まだまだ狩り足りねえかんなぁああっ!

//此れで締め…ですかね?ありがとうございましたっ!!









613 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/16(火) 21:18:39.63 ID:9pGOhtIx0
>>612
「まっ……、っ……」

軋む上半身を持ち上げようとするも、上手く行く事は決してない
上半身のイムエトの大部分を失い、リンクされた思考ユニットが生存重点にセーフモードを起動させたのだ
視界にノイズが混じる、耳鳴りが煩い
しばし倒れたまま、やがて越境の光に包まれれば
粒子の集合体となって、そして消えた

//ありがとうございました、お疲れさまでしたー
614 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/09/16(火) 21:32:55.16 ID:SaTboai0O
とある現代風世界のとある街の路地裏。そこに頭と腕に包帯を巻いた少年紫狼は居た。その傍らには包帯を全身に巻いた猫が一匹。

「……はぁ、この世界で使える金は無しか……」

どうやら、この世界で使用可能な通貨を持っておらず、宿泊施設に泊まれなかったらしい。

「しょうがねぇから、今日はこの辺で寝るしかねぇか……」

だが、この辺りは治安もあまりよく無さそうだ。どこか少しでも安全そうな場所を探し、一人と一匹は路地裏を歩く。
615 :モグラ[sage]:2014/09/16(火) 21:45:35.49 ID:uCyyjrC+o
>>614

――パシッ、パシッ。

と、不意に紫狼に向けて二度。
スマートフォン内蔵のカメラのものとおもわれるフラッシュが光った。

「おっ、写真写りイイじゃないの〜。
 ホストイケるで、ホスト。もったいないわぁ。」

この周辺の住人の生活レベルでは到底持ちえない文明の利器を持つその人物は、
ピンクと白のツートンのアロハシャツを身にまとったやや小柄な風采あがらぬ男だった。
男は、軽口をたたきながら端末を操作すると、おもむろにどこかへと連絡を取る……。

「ああ〜、班長?いはりましたわ。ドンッピシャ。
 ええ、ええ、そりゃもう。確認済みですし。一応、男前に写真取れてますから。
 それ送りますんで……。」

明らかに紫狼の写真を撮っていたこの男。
その後は紫狼を無視するように、話を続けているが捨て置いて良い物だろうか?
616 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/16(火) 21:52:39.18 ID:rnurwfc60
【境界と境界の空間的世界間移動。少女は『ゲート』をそうとっている】
【さてさてここは近代的な都市。少女神流がいる場所は、広く開けた芝生公園だ】
【街灯が照らすその公園では秋を知らせる虫が鳴き、優しい夜風が頬を撫でる】

【ーーーそこで】


かかか! 今宵の月は満月! ルナティクなパワーが我が肉体を満たしていくぞ!


【思春期をこじらせてしまったと思われる神流が、馬鹿騒ぎをしていた】
【とても大きな声である。下手すれば三軒先の家にまで響きそうな】

しかし、最近はめっきりと我は人とあわぬな
まあ、そのようなこともあるか
617 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/09/16(火) 21:59:41.90 ID:SaTboai0O
>>615
「あ?アンタ、今何した?それにポストだぁ?俺は全身赤く塗って突っ立ってるのなんてゴメンだぜ。」

スマートフォンやらカメラやらは、紫狼にとっていまいち理解できない物。それ故に、何をされたのか分かっていない。ついでにホストも分からない。

「おい、だからアンタ何をしたんだよ。返答しだいじゃただじゃ済ませねぇぞ!」

自身を無視するような態度に苛立ち、もう一度何をしたのか尋ねる紫狼。肩の上のマウも同じく不機嫌そうな様子だ。
618 :【シーファ&クアルガ】>>256-258【鳥の因子】2014/09/16(火) 22:04:04.32 ID:sA8LIXff0
>>616

んーっ…すっごいなぁーーっ!!ここっ!なあ、クアルガっ!

「ああ、そうだな。興味深い」

【近代的な都市、目を加賀屋が背歩く少女と駝鳥】
【森の中で暮らしていた少女には、この光景はかなり新鮮に映る】
619 :【シーファ&クアルガ】>>256-258【鳥の因子】2014/09/16(火) 22:07:19.58 ID:OC1pa1L1O
>>618
ミスりましたすみません!iPhoneの調子がよろしくないんです!
620 :帆村深雪【灼熱極地】 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 22:13:55.58 ID:R7eZru1FO
━━━━━初秋の朝晩は涼しい今日この頃。

静寂に虫の合唱が聞こえる深夜の公園。
辺りは闇に包まれ、街灯の明かりだけが光を放つ。

「何かやってるのかなぁ……」

そこから少し離れた場所を散歩する少女。
神流の叫び声に反応したのか、公園の方へと足を進める。

ひょっとしたら、公園の入り口付近にいる彼女と目が合ってしまう……かもしれない。
621 :【シーファ&クアルガ】>>256-258【鳥の因子】2014/09/16(火) 22:14:07.19 ID:OC1pa1L1O
>>616

んーっ…すっごいなぁーーっ!!ここっ!なあ、クアルガっ!

「ああ、そうだな。興味深い」

【近代的な都市、目を輝かせながら歩く、少女と駝鳥】
【森の中で暮らしていた少女には、この光景はかなり新鮮に映るのだ】
【―――とそんな少女と駝鳥の耳に、大きな声が届くと、少女はビクッと肩を震わせその方向に顔を向けた】

…何、今の声っ?気になるなーっ!クアルガっ!

「ああ、俺も気になる。…行くか」

【少女はクアルガの背に跨り、公園へ向かう】
【そして公園に無事到着、馬鹿騒ぎをして居る神流に声を掛けた】

…なぁー、叫んでたの…お前かっ?
622 :モグラ[sage]:2014/09/16(火) 22:17:20.36 ID:uCyyjrC+o
>>617

「まぁ、待ってくれやアンちゃん。
 92%……100……パンパカパーン、送信完了やね。
 データベースと照合した結果も間違いあらへんなー。」

ここで男は口の中に入れていたガムを吐き捨て、
ニカ、と笑みを浮かべながら初めて紫狼へと視線を向けた。

一見、親しみやすそうな人当たりのいい笑顔であったが、
そのつぶれたように細い瞳の奥に宿る光は寒々しく、冷たい。

「あぁ、キミ紫狼クンやろ?ボク、モグラいいます。
 カノッサ機関言うたら、もうワカるよね。ここにボクが来たわけ。」

男が次の瞬間、音もなく取り出したのは刃渡り15p程のナイフ――。
黒革の手袋の中でひゅんひゅんと音を立てて回転し、右手からへ左手へ。
そこで、一旦刃先をつまんで再び構え……。

「今から君、このナイフでグサーやるからね。
 まあ、トりはせえ辺から。」

西部劇のガンマンの、ガンプレイのようにそれをくるくると回転させながら……。
事もなげに、まるで散歩するかのように脱力してゆっくりと紫狼へと歩み始めた。


623 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/16(火) 22:27:21.41 ID:rnurwfc60
>>620
【近所さんおかまいなし、だって騒がずにはいられない!】
【そんな軽い調子で大きな声をあげていた矢先】
【月をバックになにやら格好いい決めポーズを決めた……瞬間】

むっ……
ほう? 我の神聖なる常夜の儀式に介入しにきたのか?

【公園入り口、つまり神流の視線の先】
【深雪と瞳があいました。クックと喉を鳴らし、よく通る声音でそんな言葉を投げる】

>>621
【っと、そこへ】
【タイミングをあわせたように声をかけられた】
【久しぶりの人に瞳を爛々と輝かせ、声の主に反論してやる】

我の儀式に“叫び”は不要ッ!
叫んでいたのじゃない。天界に届くよう、わざと声を張ったのよッ!!

【まあ、要するに叫んでいました】
【未だポーズを続けながら、言い返した言葉はそんな意味である】
624 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/09/16(火) 22:28:42.64 ID:SaTboai0O
>>622
「カノッサ機関!?てめぇ、そういうことかよ!」

ここでやっと自身が何をされたのか理解した紫狼。即座に戦闘体勢へと入る。

「させるかよ!」

(幸い動きはゆっくりだ!奴の攻撃が来る前に――)

相手の動きがゆっくりだったため、先手を打とうと右手の包帯を槍状に硬質化。それを相手に向け、走り出す。

「食らえっ!バンテージ・スピア!!」

直線的な単純な攻撃。故に避けられやすいのがこの技だ。
625 :帆村深雪【灼熱極地】 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 22:39:45.14 ID:CHLNyWSgO
>>623
ふと公園の中を覗いた瞬間、神流と目が合う。
言葉を放つ少女。……しかし少なくとも、こじらせている人にしか分からないと思われる内容。

「…しんせいなる……何て?」

そちらの発言がイマイチ理解出来ていないのか、きょとんとした顔で声を投げかける。
そして数歩ほど、ポーズを決める神流へ近づいていく。
626 :【シーファ&クアルガ】>>256-258【鳥の因子】2014/09/16(火) 22:45:08.43 ID:OC1pa1L1O
>>20
【どうやらもう一人、叫び声に反応して公園を訪れた人物が居たようで】
【しかしチラ見だけで、話しかけはしない】
【今少女と駝鳥の気持ちは、神流の方に向いているから】

>>621

へえー、…儀式ねぇ…
な、それ…私もできるのかっ?

「はあ…」

【神流の言葉を間に受け、同じポーズを取る少女】
【それを駝鳥は少し呆れた様子で見つめ、軽く溜息をつく】
【駝鳥は言葉の真の意味に気付いているが、楽しそうな少女の雰囲気に水を差したくないらしく、何も言いません】
627 :モグラ[sage]:2014/09/16(火) 22:48:25.34 ID:uCyyjrC+o
>>624

――ヒュボッ

「ハハ、元気いっぱいやね。」

伸ばされた包帯は笑みを浮かべながらかがむ様にして身をすくめた男を捉える事ができず、空を切る。

元はカノッサの実験体であった紫狼、そしてマウ。
当然、カノッサのデータベースにはその研究データも残されており、
モグラは包帯による攻撃の間合いをある程度予期していたのだ。

しかし、予見していたとはいえあの戦いに臨むとは思えぬ体勢から、
これほど素早い回避動作を行えるものか……?

その答えは、一見スローかつリラックスしたその所作自体にある。

一見、構えのない自然体に見えるが、その実、
徹底した脱力を旨とする、ロシアで軍隊向けの格闘術、護身術として
採用されている武術、『システマ』の構えそのものであり男は無防備に見えて抜かりなく攻撃に身構えていた。

「……グサー、やないね。ズバッ、かな。」

かがんだ姿勢から、ばねのように突進。並の人間の速度ではない。
そのまま、至近距離まで一挙に距離を詰めると背中まで大きく振りかぶって右手に持った
ナイフを横に薙いだ。早いが……モーションは大きい、回避も、ガードもできよう。

628 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/16(火) 22:56:34.94 ID:rnurwfc60
>>625
神聖なる常夜の儀式!
それは太古から英人が力を蝕む暗黒の儀式ぞッ!

【ポーズを解く気配はない、が。歩み寄ってくる深雪の顔はしっかと瞳に納め】
【なんてと問われたが故に、高らかに語る】
【神聖と言いながら暗黒の儀式と説明する様は正に滑稽ではあったが】
【その矛盾。どうやら神流は気づいていない】

>>626
【月をバックに隣を取るシーファ】
【二人揃って同じポージングとは、なかなか見られない光景で間違いはない】
【私もできるかと問われれば、神流は唇の端をニッとさせて】

かかか! 我と儀式を共にするか!
しかしな、無理であるぞ。果たしたければ我の下部になる契約を交わさなければならないからなッ!

【なーんて宣言しているが、こう見えても一人弟子がいる】
【それに下部にならなくても、結果としてなにも意味がないことは変わらない事実だ】
【神流は少しオーバーな奴なので、大げさに言っただけである】
629 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/09/16(火) 23:00:07.27 ID:SaTboai0O
>>627
「なっ!?避けただと!?んな馬鹿な……」

避けられた!?と思っている間に敵の攻撃は迫っていた。

「うおっ!早えっ!!」

咄嗟にバックステップで攻撃を回避する。だが、次の動作に入る余裕は無く、距離もあまり離れていない。モグラのあまりの早さに紫狼は追い付いていないのだ。
630 :モグラ[sage]:2014/09/16(火) 23:12:35.18 ID:uCyyjrC+o
>>629

「ケェーッ、こんなん逃がすなんぞどこの支部や。
 トンだ評判倒れやないか。」

歪な笑みを浮かべる男――。
次の瞬間だった。左の手袋が内部から光ったかと思えば、
その革を吹き飛ばし、握りこぶし程度の大きさの光弾が飛び出したのだ。

バックステップの最中、機動を変更できない一瞬の隙を突いた射撃攻撃だ。

この男の手にマウントされた内蔵式小型エネルギーガンはおおよそ9o拳銃と同等の威力を持つ。
小口径ながら、この至近距離で貰えば当たり所によっては致命傷足り得るだろう。
631 :帆村深雪【灼熱極地】 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 23:13:19.51 ID:CHLNyWSgO
>>628
「……たいこからえいじんが?」
「えっと……つまりどういう事?」

頭の上にクエスチョンマークが浮かんでいるような様子。
彼女にはまだ早かった……?年齢的にはほぼドンピシャなのだが。


「……って、増えてる?」

気付けば隣には同じポーズを取るシーファ。
自分も一緒にしようか……という心情は流石に思い浮かばなかった。
632 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/09/16(火) 23:25:01.89 ID:SaTboai0O
>>630
「くっ!マズイ!!」

迫り来る光弾。だが、今の紫狼には避ける事が出来ない。もはやこれまでかと思われたが――

『フーッ!!』

紫狼の肩からマウが跳び跳ね、硬質化した包帯の爪で光弾を弾く。
そのまま着地し、『自分が相手だ』と言うように鳴く。

「マウ!」

紫狼とマウ、お互いがカバー出来ない範囲をカバーしあう。一人と一匹の強さはここにあった。
だが、弱点もここにある。マウから離れた紫狼は無能力状態。マウと紫狼のデータを持つモグラも、当然この弱点を把握しているだろう。
633 :【シーファ&クアルガ】>>256-258【鳥の因子】2014/09/16(火) 23:27:22.88 ID:1RVQyUJo0
>>628
するするうっ!共にするっ!
えーっ……
うーんっ!下部になる契約かあ…わかった!交わすっ!

【少女は契約を交わすと宣言する。特に深いことは考えておらず、ノリで発言しているだけである】
【神流が、大げさに言っただけで無くとも言葉通りに受け取るだろう】
【基本的に人を疑うことはしないのがこの少女だ】

634 :モグラ[sage]:2014/09/16(火) 23:34:41.98 ID:uCyyjrC+o
>>632

「ハジキと同等のモン防ぐってのは聞いてたけど自信なくすわぁ〜。
 一応、これ結構めんどい装備なんやで。」

男はニタニタと笑みを浮かべながら、その場でナイフをくるくると回転させながら
値踏みするような視線を紫狼と自身の間に割って立つ、一匹の猫へと向ける。

(……殺しちゃならんからなぁ。難儀やでホンマ。
 でもまあ、ムダに仲間意識もっとるみたいやから利用させてもらいますわ。)

「まぁ、オリコウな子猫チャンだこと。ウチのおかんが飼ってたネコなんぞ
 飯食うてねるだけやったのになあ。うらやましいこって。」

独特の口調の軽口。
同時に、例の左腕を……いや、両腕を『紫狼』に向け……。

「オリコウさんなら分かるやろ。
 自分があのアンちゃん守らんと死ぬってな。キバって護りや。」

光弾の連射が始まった。それも、無防備な紫狼に向けて。
これではマウは紫狼の防御に力を裂かざるを得ない。そして連射しながらも、
ゆっくりとマウへと歩み寄る男……。

635 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/16(火) 23:34:52.64 ID:rnurwfc60
>>631
【太古から英人が、が、太鼓から英人がに聞こえてしまった】
【ともあれ、深雪にとって神流の発言は正に未知の領域。理解しきれないと言う表情でいた】
【その様子に神流としてはあまり興味はない。興味はあるのだが、何故この女は解らんのだという疑問の方が勝っていた】

それはだな、まあ昔から偉い人が行ってきた伝統行事みたいなものだな
とは言ってもそれは臨界から我のような英霊を呼び寄せるものであって、英霊である我が行う必要は微塵もないのだが、な

【説明にとそう言うが、正直深雪が納得できる内容かは解らなかった】

>>633
【感謝感激雨霰。神流は、喜んだ】
【まさか乗ってくるとは。まさか同士(思いこみ)が出来るとは】
【ナナーシャに対する感情とはまた違ったモノが、神流を刺激させスイッチを押した】

で、では先ず我の前に座るがよい。とにかく座るがよいっ!
我が地脈の底から授かりし漆黒の血印を施してやろう

【とても焦って話し、興奮は冷めぬ】
【例えるなら顔から蒸気が吹き出しているような異常な興奮状態である】
【心なしか。強い風が吹き出したようにも感じる】
636 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/09/16(火) 23:49:53.38 ID:SaTboai0O
>>634
『ッ!?』

主人のピンチに有翼のライオンの姿、スフィンクス・モードへと変化するマウ。紫狼の前に立ち、守ろうとする。
両腕の包帯の爪を使いできる限り光弾を弾いていくが、数が多く捌ききれない。光弾はマウの翼を貫き、身体を傷つける。

「マウっ!!駄目だ!これ以上はお前の体がもたない!はやく、スフィンクス・モードを解除しろ!」

的が小さくなれば光弾もあまり当たらない。そもそも、光弾は紫狼を狙っている。マウが光弾から逃れるには、スフィンクス・モードを解除するしかない。
だが、マウは決してスフィンクス・モードを解除することはなかった。そんなマウが傷付いて行くのを見ていられなかった紫狼は――

「マウっ!!」

マウの前へと飛び出した。当然無数の光弾は紫狼を打ち、身体をまるでポストのように血で赤く染め上げる。

「ぐあああっ!!」

そして、ぐったりと自身の血溜まりに倒れた。
637 :帆村深雪【灼熱極地】 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/16(火) 23:51:02.09 ID:CHLNyWSgO
>>635
「……そんな伝統行事、本当にあるの……?」

2割は理解出来たようだが、残りの8割は未知の世界。
思考の食い違いもあり、到底納得できるはずもない。

……そもそも、一部の単語は意味すら知らないと思われる。臨界とか英霊とか。
無論、そんなことそちらにとっては関係ないだろうが。
638 :モグラ[sage]:2014/09/17(水) 00:03:26.98 ID:MRr6i1lzo
>>636

「ハハ〜ッ、泣かせるやないの。
 ボクも鬼やないからね。浪花節には弱いんや。
 人間、義理人情なくしたらそら畜生ですから。」

(アホやなー、ネコ庇うて死にさらしおった。
 ま、回収班と医療班の出番やね。ここァ。)

しかし、言葉とは裏腹に男は嘲笑めいた両掌からの射撃を止めはしない。
スフィンクス・モードなる変化には驚いたが……光弾によるダメージが通る以上、あとは
現在の状態を維持しつつ、チクチクと削るのみ。

「アー、回収チーム?回収チーム聞こえる?
 班長?ああどうも、モグラですー。トりました。あ、ええまだ一応生きてます。
 ほっといたらアレかもしれないんで、回収頼んますわ。至急。」

紫狼は無数の弾丸を受けたが、幸い即死に至るような場所に命中してはいない。
男は、内蔵されたインカムを通し『あえて』マウに聞こえる様に回収を呼びかける。
これは、恐らく人語を解するマウに紫狼の生存を教えるためだ。

なまじ紫狼は生きている分、マウはこの場を離れるわけにはいかなくなった。
強固な絆が……この場合マウを縛った。紫狼を捨てて逃げない限り、もしくはなんらかの
逆転の一手を打たぬ限り……このまま嬲りものにされ、力尽きたところを『回収』されてしまう。

そうなれば、あの悲惨な日々に逆戻りだ。
639 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/17(水) 00:17:51.64 ID:JHkWHj6H0
>>637
【そう言えば、臨界武装を見せたのも英霊たらしめる力を見せたのも一人しかいなかった】
【それに自分のキャラからして戯言や妄言と捉えられて可笑しくはない】
【とは言え口から紡がれた疑問は行事の有無であるので、そこまで気は回らなかった】

うむ。あるぞ
この世界軸にはどうやらないようだが、我が行った数多の世界軸ではあったな

【故に、神流は記憶をかい摘んで説明する】
【境界の隣の世界では存在していた儀式のことを。自分の知る範疇で】

/先に返信しときますねー
640 :紫狼(包帯男)&マウ(包帯猫)[sage]:2014/09/17(水) 00:32:17.25 ID:IP5Z1/cVO
>>638
『グウゥ……』

力尽き、気を失った紫狼。背中に乗せ、飛んで逃げることも翼を貫かれた今は出来ない。どっちみち、今のマウの体力では紫狼を背に乗せることすら不可能だろう。

『…………』

マウのダメージも多く、辛そうに倒れた紫狼を見つめる。見捨てて逃げることは出来なくもないが、マウにとって紫狼は大切な相棒だ。
そんなマウの脳裏に蘇るのは、機関の研究所での地獄のような日々。妙な薬を打たれたり、同じように連れて来られた能力持ちの動物と戦わされたり、最後は瀕死になりボロ雑巾のように牢獄へと投げ捨てられた。もうあんな思いはしたくない。

『グ……』

マウに良からぬ考えが浮かぶ。紫狼を――相棒を見捨てて逃げることだ。

『グウウオオ!!』

そんな考えを振り払うように吠えるマウ。その声で気絶していた紫狼が目を覚ます。だからといって、状況は変わらない。紫狼はとうてい動ける状況ではないのだから。

「う……マウ……逃げろ……お前だけでも……」

『グゥ……』

目覚めた紫狼は、マウに逃げるように指示する。そんな選択は出来ないと首を横に降るマウ。

「馬鹿野郎……いいから早く逃げろ……!俺は平気だから……な?」

『………ガゥ……』

紫狼の涙ながらの訴えにマウはついにその選択をしてしまう。
――紫狼を見捨てて逃げるという選択を

『…………』

背を向け、走り出すマウ。流石ライオンといったところか、ダメージの割にかなりの早さで走っていく。やがて、その姿は見えなくなるだろう。
641 :モグラ[sage]:2014/09/17(水) 00:42:08.85 ID:MRr6i1lzo
>>640

「あ〜らら。」

男は、遁走するマウを追いはしなかった。
例の意地の悪い笑みを浮かべ、ただ楽しむ様に見送るだけだ。

「薄情なモンやねぇ、ま、お涙頂戴の三問芝居はそのヘンにしてくれや。
 これから涙はナンボでもながせますんで。」

……紫狼を見下ろす位置まで近づいていた男は、
ヘラヘラと無責任に笑いながら紫狼を嘲り……その頭に唾を吐いた。

「……ホッ!」

そのまま、脳天へ向けてまるで空手家が演武で見せる瓦割のような、
綺麗なフォームで拳を振り下ろす。紫狼の意識をトバすつもりなのだ。受ければ、
一瞬の痛みと、その後の春眠のような心地よい無意識の後……地獄の日々が始まるはずだ。

642 :紫狼(包帯男)[sage]:2014/09/17(水) 01:04:37.72 ID:IP5Z1/cVO
>>641
「がはっ……!!」

脳天に来る衝撃。紫狼は少量の血を吐き、気を失った。

「…………」

このまま機関に捕らえられるだろう。――あの時のように
目を覚ました時、再び地獄を目にするだろう。
だが、彼は既に無能力者。そんな彼を機関が捕らえたのは、恐らくカノッサ機関にとって危険な存在と認識されたからだ。人工島ネオでの戦いで、彼は他の兵士の協力もあってだが機関員シュバルトに小さくない怪我を負わせている。恐らく、この出来事が紫狼をカノッサ機関にとって危険な存在であると認識させたのだろう。
この事から、考えられる結果は処刑。もしくは、人質や人体実験などに利用されることだろう。どんな結果であれ、地獄を見ることには変わりはないが……
643 :【シーファ&クアルガ】>>256-258【鳥の因子】2014/09/17(水) 06:11:35.06 ID:q1EI+zKL0
>>635
んー、座ればいいのかっ!
地脈の底から…おーっ、かっこいいなーっ!…早くしてくれよ!

【神流を見て、目を輝かせる少女】
【ビシッ!と綺麗に正座をします】
【焦る神流、興奮して居るようで】
【少女のテンションも上がる上がる】
【とそんな時、強い風が吹き出す】
【たまらず目を細め、両手で風を遮る】

んんっ…?なんだっ!凄い風だなっ!

//寝落ちしてしまいました!
//すみません!



644 :澪【獣化】[saga]:2014/09/17(水) 18:26:56.06 ID:pSpLEscg0
周囲をぐるりと見回せば固い土の壁は見上げるほどまでに続き、円柱状の空間は息詰まるような閉塞感を澪に与える。
足元に目をやれば乾燥しきった地面とそこに転がる無数の白骨。向けられる髑髏の虚ろな瞳は澪に言いようのない怖気を覚えさせる。
出口たる上を見上げればぽっかりと浮かぶ丸い青空。距離感は掴み難いが少なくとも跳んで手が届く程浅いわけではないらしい。
ふう、と息をついて立ち尽くす。長くいたいとは到底思えない場所だがしかし、今の澪にここから脱する手段はないらしい。

「…誰かー…」

其処は井戸の底。人々の記憶からいつしか消え、寂れた村に残された忘れ物。
長らく放置されていたせいか湛えていただろう清らかな水はとうに枯れ、棄てられた死体は最早風化し朽ち果てている。
少女の助けを求める声はただ虚しく住人のいない村に響き渡るだけ。
645 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 19:58:19.02 ID:F6G7BM+t0
暫し井戸の中で過ごしていた澪 すると頭上からパラパラとゴミが降って来る 上を見上げれば

――ギィ?
巨大なサソリが井戸の中を見下ろしていた もしかしなくても見覚えがあるだろう ベティである

―――・・・ギィ!!
そしてベティはいつもの様にハサミを振り上げて澪に挨拶をした
646 :澪【獣化】2014/09/17(水) 20:09:42.71 ID:pSpLEscg0
>>645
「………?」

小石やら塵やらが降ってきたのに気づいたのだろう、訝しげに頭上を見上げれば目に入ったのは馴染みのあるサソリ。
丸い青空が眩しいのか目を細め、澪もまた軽く手を上げて挨拶を返す。

「…ベティがいるってことは…アキレスもいるんだよね…?」
「…できたら、呼んでもらえる…?」

果たしてどこまで通じるものか、推し量ることは難しいが言うだけなら損はない。
ベティへとかける言葉は円柱の空間に反響して次第に消えていった。
647 :四風 神流(よしかぜ かんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/17(水) 20:18:02.68 ID:JHkWHj6H0
>>643
【正座するその様を眺め、にっこり頬を綻ばせ】
【シーファの眼前にしゃがみ込めば、その頭を優しく、されど力強くワシャワシャと撫でた】

よろしい。では我の暗黒の洗練を与えようぞ!

【神流のいう契約とは案外すぐにてみじかに済まされた。頭を撫でる、そんなワンアクションでだ】
【序で興奮も収まりを見せ、暴風に達しそうになっていた気流は静まった。またも穏やかな風のみが、その場に流れる】
【終わりと同時、立ち上がってまたもポーズをバシッと決めれば、神流は不適に唇を歪ませ、言葉を発したのだった】

今宵我は君と契約を結んだッ。何時如何なる時でも我は貴様を助ける義務がある。主としてな!
我は愚風の御子! 四風神流ッ! 貴様の名を我に言えッ!!


/取りあえず日を跨いだことが原因で状況がつかめなくなりました。こんな感じで〆ですかね?
/ありがとうございましたー。おつかれさまです
648 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 20:18:16.44 ID:F6G7BM+t0
>>646
―――――・・・・・・。

暫し無言でハサミをカチカチ鳴らしていたが 井戸から下がって澪の視界から消える と思ったら直ぐにまた現れて

―――ギィ!!
ハサミで持っていた何かを井戸の中に落とす 落ちてきたのもは?

【スニッカ○ズ】

――――ギィ!! 
食べろ とでも言いたげにハサミを振り上げた

【ざんねん アキレスを呼ぶ=お腹がすいたであると勘違いしているようだ】

「ベティ? どこいった〜?」
そんな井戸の中の澪にアキレスの声が聞こえてくる
649 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/17(水) 20:25:00.35 ID:nlmqhutho
や〜れやれ、ここも廃墟かよ……か〜っ! しけてやがんなぁ……ったくよぉ

【時折吹く風が巻き上げる砂埃の他に動く物の無い廃墟群】
【その中を青年が一人、悪態を吐きながら歩いている】

この分じゃ食料に関しちゃ期待できねぇな……食えそうなモンでもいりゃ良いんだが

【立ち並ぶ建物を縫うようにを歩き、目に付いた扉を片っ端からぶち抜いて来たようだが】
【目的である食料は無く、わかったのはここがかつて住居が立ち並ぶ居住地だったことと】
【人の出入りが既にかなり長い期間なかったであろう事がハッキリとするばかりである】


しっかし、えらく建物が多いな……何処まで続いてるんだっての

【そういうと軽く屈みこんだ後、魔法による補助を用いて数mほど飛び上がり廃墟の屋根に登る】
【どうやら目算で数km程は現在と同様の廃墟が続いているのが見える】
【その事に軽くため息を吐きながら辺りを見回し、せめて何か興味を引くような物が無いか目を凝らす】

//現代風世界(廃墟)です
//郊外の住宅地が廃墟になっているイメージでお願いします
650 :澪【獣化】2014/09/17(水) 20:28:11.46 ID:pSpLEscg0
>>648
「…ああ…うん…ありがとう…」

落ちてきたものを手を伸ばして受け取るが、それは嬉しいんだか悲しいんだかよく分からなくなる代物。
思わず苦笑を漏らすがベティなりに考えてくれたのだ、せっかくだからと早速開封して頂くことにする。
齧りながらさてどうしようかと思案していればベティを探しているらしいアキレスの声が届く。

「…アキレスー…こっちー…」

付近に人がいると分かったからか、先程までより少し声を張り上げてみる。
ベティも頭上にいるのだ、間違ってはいないと開き直って。
651 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 20:34:13.71 ID:F6G7BM+t0
>>650
―――ギィ!!
アキレスの声にベティもハサミを振り上げて澪の視界から消えた

「あぁここにいたかベティ 水源を探してくれていたのk」
とここでなにやら声が聞こえるので 井戸の中をのぞいてみると

「・・・Uh〜きっとくる〜きっとく〜る〜♪」
そこにいたのは澪ちゃんでした ナニコレ貞子?

「って歌ってる場合じゃなかった 澪タン大丈夫〜?」
とりあえず井戸の深さを確認 見尾ちゃんはどの程度 深い場所にいるのやら
652 :澪【獣化】2014/09/17(水) 20:49:22.46 ID:pSpLEscg0
>>651
「……やあ……」

顔を覗かせたアキレスにもベティと同じように片手を上げて挨拶、片手には未だにスニッ○ーズが。
仮にも非常事態だというのにもぐもぐと咀嚼している以外は普段通りである。

「…大丈夫だけど…出られない…」

見下ろせば底までは凡そ10m程度だろうか、壁面は水を湛えていた名残か削れており登るのは困難だ。
両の手をちょうど広げられるくらいのそこは助走をつけるのも難しい。

「…何か、縄みたいのない…?」

言われた通りにするもしないもアキレスの自由だが、もし探そうとするなら目当ての物はすぐに見つかるだろう。
井戸の壁面、その外側近くにもともと使われていたのだろう長い縄が落ちているはず。ご丁寧に片方の端にある釣瓶もそのままだ。
653 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 20:50:04.68 ID:t8ttEujd0
>>649

ははあっ…匂うぜ。人がいるなあああっ!!

【廃墟郡の中、歩く二匹の狼と、接近して来る少女が青年の目には映るだろうか】
【少女は自慢の嗅覚で、青年の存在を察知している】
【因みに、少女の手には白兎が一匹握られている。それは少女の飯の予定だ】
【それも少女がある程度まで接近すれば、見えてくる筈】

…屋根の上のてめえええっ!!あたしと闘いなああっ!!

【してある程度の距離まで近付くと、すうっと大きく息を吸い込み、青年に向けて叫ぶ】
【かなりの声量だ。それは確実に青年の耳に届くことだろう】

654 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 20:54:02.73 ID:F6G7BM+t0
>>652
「・・・どっからス○ッカーズを?」
―――ギィ!!

「お前か・・・」
とりあえず近くに落ちていた縄を回収 ちょっと引っ張ってみるが

「大丈夫かなコレ 腐ってて途中で切れましたとかじゃシャレにならないけど・・・」
物は試しという言葉もある 釣瓶のついた縄を井戸の中に放り投げた

大丈夫 縄を全部中に放り込んだとかってギャグはかましてませんゆえ
655 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/17(水) 21:07:32.07 ID:nlmqhutho
>>653

……おぉ? なんじゃありゃ、ここの住人って訳じゃなさそうだが
横を走ってるのは、犬か狼か……ケモノ使いの類か?

【風に乗って響いてきた声の主らしき少女がこちらに向かって来ているのを見つける】
【傍らに狼らしき獣が二匹併走していることからその手の輩だろうと辺りをつける】
【何にせよようやく遭遇した人間だと屋根から下りて声をかけようとするが】

んお? ……こらまたぶっそうなガキんちょだなぁ、オイ
バカ言ってんじゃねぇよ……っていつもなら言う所だが……そうだな
……よし、戦ってやっても良いぜ嬢ちゃん……ただし!
俺が勝ったらそのウサギを頂くぜ、それでも良いってならヤルが……どうする?

【初対面でいきなりの申し出にポカンとした表情を見せるが】
【この廃墟どころかこの世界の住人かも疑わしい少女の出で立ちと】
【少女が持っているウサギを交互に視線を巡らせ数秒ほど考えた後、そう申し出る】
【戦闘を目的とした戦闘は青年の望む物ではないが、戦利品が有るなら話は別という事のようだ】
656 :澪【獣化】2014/09/17(水) 21:11:58.89 ID:pSpLEscg0
>>654
放り投げた縄は端が底に届き小さな塒を巻く。釣瓶はぶち当たった衝撃でバラバラになったが、頭に激突しなかっただけよかっただろう。
スニ○カーズを咥えたまま包みをポケットに突っ込んで縄を数回引っ張る。どうやらすぐに切れてしまうほど弱ってはいないらしい。

「……ちゃんと持っててよ…」

縄が途中で切れるなんて事故はないだろうが、アキレスが手を離せば話は別。
故に念押しをするがそれがむしろフラグになっていることには気づいていない。
縄を両手で掴んだまま壁面に足をかけ、その高い身体能力を生かして登って行く。ある程度の凹凸はあるため裸足の澪ならば滑ることなく地上へと向かうだろう。
何事もなければそのまま晴れて青空の下へと顔を出し、両の足を日光に温められた地表につける。
657 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 21:27:30.60 ID:F6G7BM+t0
>>656
「あぁ大丈夫」
ニッコリと澪に微笑む

「全力で手伝ってやるから★」
何故か腕から青い霧が生まれる ギリとロープを掴む手に力が入る

「そ〜・・・・・・っれ!!!!」
澪がロープを使って昇り始めた瞬間 デモンアームの比類なきパワーを用いて 澪を一本釣りしようとします
さぁ どれだけ飛ぶかな?
658 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 21:27:56.41 ID:0nolxfkp0
>>655

クッ…そうこなくっちゃなあああっ!!
ああ、いいぜええっ!…てめえが勝ったらなんだってくれてやんよぉおっ!!

【内に滾る闘争本能。それを剥き出しにし、少女は吠える】
【闘いこそが生き甲斐、闘いの中でしか少女は生きられない】

…てめえらぁあっ!ぜってえ手ェ出すんじゃねえぞ!

…しゃらああっ!行くぜええっ!!

【狼二匹に命令を下し、《四脚之構》を取る】
【少女に狼のように駆ける力を与えてくれる構えだ】
【して、青年に向かって一直線に駆ける】
【肉薄が叶えば、青年の脇腹に打撃を与えようと、左腕を勢い良く振るうだろう】
659 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 21:31:00.97 ID:0nolxfkp0
>>658
//兎はそこらへんに置いたってことでお願いしますん!
660 :澪【獣化】2014/09/17(水) 21:43:57.20 ID:pSpLEscg0
>>657
なんだかアキレスの笑みから黒い何かがちらちらと覗いているが澪がそれに気づく様子もなく。
完全に安心しきっていざ登ろうと登ろうとすれば、急にぐいっと体が引き上げられる。
垂らされた一本の縄は宛ら救いを求める者への蜘蛛の糸。
しかしそれが思いっきり引っ張り上げてくるなど、現世で非道の限りを尽くした極悪人でも予想はできないだろう。
もちろんそれは澪も例外ではなく、少女の体は簡単に釣り上げられることとなる。

「……ひゃあっ……!?」

素っ頓狂な声をあげながらも両の手は縄をしっかりと掴んで離さない。
勢いよく井戸から飛び出した体は晴れ渡る空に高く舞い上がった。
661 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/17(水) 21:52:06.69 ID:nlmqhutho
>>658

おぉう、こいつぁまた暑苦しいなぁ……そういうの、嫌いじゃないぜ?

【闘争心をむき出しに吼える少女の姿に思わず笑みを浮かべる】
【その気迫から見た目が奇抜なばかりの少女ではない事を感じ取った故だろう】

……おっ? あんだ、そっちのワンころ共は来ねぇのか? それじゃあそっちは何を……っ!!

【後の二匹の狼が戦闘に不参加らしいことをいぶかしみ眉をひそめさせる】
【見る限りは丸腰のようだが、或いは魔法による遠隔タイプかと想像を巡らせるが】
【叫びと共に獣のような姿勢となった少女の駆ける速度に目を見開き驚愕する】
【まさしく獣の如きその動きを前にウィントが取った行動は】

はっはぁっ!! ”暴っ風!!”

【その場で身を捻ると、反動をつけて右に回転しながら左足で回し蹴りを放つ】
【少女が振るった左腕を迎え撃つように放ったソレには風魔法による加速が加わっており】
【回し蹴りとしてはかなりの速さだが、その分かわされれば体勢の維持は困難だろう】
662 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 21:52:38.86 ID:F6G7BM+t0
>>660
「はーいオーラーイ」
澪の体重が軽いのもあって天高く?放り上げられた様子 うん満足★

落下点に先回り そのまま澪をお姫様ダッコでキャッチしようとする

「大丈夫澪たん ちょっと魔がさしたようでさ★」
なんとも誠意の篭ってない心配をする
663 :澪【獣化】2014/09/17(水) 22:08:48.18 ID:pSpLEscg0
>>662
「…ちょ…まっ……うぁっ……」

長い影を落として宙を舞うことしばらく。
視界に広がる青い空に心を奪われるがそれも一瞬、落下の恐怖にぎゅっと目を瞑るが身を襲う衝撃は思いのほか弱い。
おそるおそる目を開けてみれば、それはもうすっぽりと待ち構えていたアキレスの腕に収まったらしく。
状況を把握してほっと息をつくがなんとも心が篭っていないアキレスの言葉になんとなくは察したらしく。

「…嘘だ…怖かったんだから…」

少しむっとした口調、本当に怖かったようで睨みつける瞳もどこか力がない。
664 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 22:15:41.26 ID:0nolxfkp0
>>661

くっ!…ぎぃいぃっっ!
…やんじゃねぇかよおぉっ!!

【左腕は、青年の放った回し蹴りに当たり、少女は押し負けて地面を転がる】
【足の力の方が、腕の力に比べ遥かに強い。それに風魔法の力が加わっているとなれば尚更のこと】
【上半身はサラシ一枚、下半身は獣の皮を巻いただけの少女は各所に擦り傷を負うことになる】

…これならどうだああっ!

【して体勢を立て直す少女、その体がグルグルと高速回転を始める】
【徐々に勢いを増す回転、触れれば危険なのは明らかだ】
【回転したまま天高く飛翔、ある程度の高さに達すると下降旋回】
【この状態では視覚はほぼ失われるが、少女は並外れた嗅覚で、青年に当たりをつける】
【しかし躱せば少女は地を抉ることになるし、連続した回転は眼振を引き起こし、後の行動に支障をきたすので、解除せざるを得なくなる】
【その姿は隙だらけ。強烈な一撃を叩き込むことが確実に可能だろう】
665 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 22:22:32.39 ID:F6G7BM+t0
>>663
「ウフッ はんせいしてま〜っす★」
またもや心の篭ってない謝罪をする そして澪を地面に下ろすと

「しっかし・・・なんだってあんな狭い場所にいたんだ? 中に美味しいご馳走でもおいてあったか?」
と 今度はちゃんと心配してあげました そしてくちかけた建物の1つを指差し

「とりあえず少し休んだほうがいいか?」
せっかくなのでやねのあるところで一息入れましょうと提案する
666 :澪【獣化】2014/09/17(水) 22:36:02.11 ID:pSpLEscg0
>>665
「…別に、いいけど…助かったし…」

まだ根に持っているのか少しむすっとしたまま。
地面に降ろされ、足の裏に直接伝わる日光に温められた大地の温もりに一人安堵する。
そしておそらくは居合わせれば誰もが抱くだろう疑問に答えようとするが、目を逸らしてもごもごと口ごもりどこか居心地が悪そうに。

「…飛ばされたと思ったら…あそこにいた…」

つまるところ、世界を渡った先があの狭っ苦しい井戸だったというわけだ。
おそらく越境者でもなかなか遭遇しないだろう不幸な出来事、飛ばされた直後のことを思い出したのか小さくため息。
アキレスの提案に無言で頷けば既に住人の消えた建物へと向かうだろう。
667 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/17(水) 22:36:56.91 ID:nlmqhutho
>>664

〜〜〜っ! かぁ〜〜っ! ちっこいクセしてとんでもねぇなぁオイ!
野生児丸出しな格好は伊達じゃねぇってかぁ!?

【回し蹴りの威力は元より、体格差から言ってそうそう打ち負けることは無いだろうと思っていた】
【だが少女を吹き飛ばした左足は想像以上の衝撃に鈍い痛みを放っている】
【元より近接格闘を主目的に鍛えている訳ではないのだから当然と言えば当然だ】

さぁ〜って、次はどうす……おいおい、ありゃあ

【なんの冗談だ? と高速回転して宙を奔る少女を前に呟く】
【先程の一撃は大降りの一撃だったが為にタイミングをギリギリ合わせて打ち合ったのだ
【それが連続で飛んでくるとなれば裁ききれるはずが無く受けきることも不可能、だが】

こうしたら……どうだぁぁっ!”突風!”

【上昇から下降に転じたタイミングで走り出すと少女の下を潜り抜けるのを狙って走り出す】
【潜り抜ければ少女がかなりの軌道修正が出来ない限りは追撃が出来ないだろうと予想しての賭けだ】
【しかし逆に少女の下降速度が潜り抜ける速度を上回っていればまともに攻撃を受けることとなるだろう】


668 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/17(水) 22:38:09.20 ID:JHkWHj6H0
【此処は天に浮く島々に都市が栄えた天空都市】
【広く大きな巨大岩に種族が移り住み、しまいにこのような発展を迎えた世界である】
【その都市の中心地区にルーヴァーはいた】

……手に馴染む感覚が違う。これも、これもだ

【なにやら細長の金属を握っては置き握っては置きを繰り返しており】
【それを売っている店側の人間も苦笑している】
【同行人をどこかで見失ってから早数日がたとうとしていたが、己が剣をさがし続けているのだ】

メリーヌ。選んでくれるのかな
見失ったけども
669 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/17(水) 22:46:19.21 ID:YnDcHgoWO
>>668
どな どな どぉなー ひつじをのーせーてぇー

どなどな どぉなー こいぬがゆーくーよぉ

【一方その頃のメリーヌは大量の剣を積んだ台車(その荷台に剣と共に)乗り込みルーヴァーを探していた】
【台車を引いているのはメリーヌの愛犬…魔狼のルシエドである】

るーにぃどこかなぁ…どなどなぁ…

【ガタガタと響く音…何処か外した歌声がルーヴァーの元に近付いてくるだろう】
670 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 22:47:39.98 ID:F6G7BM+t0
>>666
「なんつか澪たんって 悪運が強いんだろうね」
いっつもとんでもない所に飛んでいるのに なんでか他の越境者のおかげで大事に至っていないというか
然し未だ膨れっ面の澪ちゃん

―――ギィ!!
ベティも非難がましく鳴きますので澪の頭をポンポン撫でようとします

「わ〜るかったって ホラ スニッカー○もう一本あげるから」
ともう一本差し出す

そして二人はこの朽ちた集落で一番デカイ建物に入る そこには囲炉裏がありましたので

「ベティ 薪を拾ってきて頂戴」
あとヤカンを五徳にかける

「今お茶入れてやるからな」
671 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/17(水) 22:56:39.81 ID:JHkWHj6H0
>>669
【ガタガタガタと振動音。同時にチャキチャキと鳴る金属音】
【街の人はその聞き慣れぬ音に反射的に道をどけ、その台車は着実に未だ唸るルーヴァーに近づいていた】
【一方商人たちは一足早い入荷と勘違いしているみたいで、台車の行く先を凝視している。そんなこんなしている内にルーヴァーの耳にもやがて届き】
【しまいには店側が肩を叩いてその存在を知らせにきた】

なんですか? へ、入荷?
わかりました……ではまたあとで

【速やかに立ち去ろうと、肩にかけた銃を但し歩きだした矢先】
【外した歌声が聞こえた。それも、ルーヴァーの知る人物の声】

メリーヌ……?

【反射的にそちらを向き、そんな言葉を口から紡ぐ】
672 :澪【獣化】2014/09/17(水) 23:01:30.33 ID:pSpLEscg0
>>670
「…みんな、いい人だから…助けてくれる…」

一度でも面識ある人はみんないい人に分類されるらしい、そのお陰で今もこうしていられるのだろうが。
頭を撫でられれば拗ねたような顔が若干綻び、さらに○ニッカーズを差し出されれば機嫌はすっかり治ったようで。
二本目のそれをもぐもぐと咀嚼しながら到着した建物、ある程度は寛げるらしいそこで一先ず羽を伸ばす。

「…火、起こせるの…?」

ライターでもあればいいのだろうが、生憎澪は持ち合わせていない。
動き回るアキレスとベティをぼんやり眺めながら一人首を傾げた。
673 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 23:01:47.09 ID:8owPEWfM0
>>667

っ…があああっ!!

【青年の賭けは見事成功。少女の回転は青年には当たらず、軌道修正も出来ず、地を抉る結果に終わった】
【そして回転は解かれ、少女は青年の目の前で多大な隙を晒すことに】
【今なら、青年は一撃を入れることが可能である】
【しかし少女は見かけによらずタフなので、ダウンさせたいのならかなり強烈なのを、御見舞いしてやる必要があるだろう】
674 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/17(水) 23:05:14.96 ID:YnDcHgoWO
>>671
【――――♪】
【街中を進み歌い声を惜し気無く披露するメリーヌ】
【ノリノリで首を振り回しだした辺りで不意にルーヴァーの声が聞こえる】

おぉ、るーにぃ! みてみて! ありったけの剣持ってきたよー!
変な洞窟とか商人旅団とか襲撃してきた!

【メリーヌはニコニコと笑いながら手頃な蛇腹剣を振り回す】
【その姿は獲物を捕まえ、飼い主に自慢しようとするペットのようだ】
675 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/17(水) 23:22:29.50 ID:JHkWHj6H0
>>674
【メリーヌの乗った台車に積まれた剣、剣、これまた剣】
【剣の山と言い表せれそうなくらいの数である】
【ルーヴァーはメリーヌの元に駆け寄ると、その内の一つを手に取った】
【ーーーダガー。短剣を】

これだけの量、お前どうやって……、へっ?
それってお前後々恨み買って襲われたりしないだろうな?

【自慢気に語るメリーヌを半眼で視ながらそう言えば】
【手に持っていたダガーを放った】
676 :アキレス&ベティ>178と>215</b> ◆Eh1RmY6AGm13<b>[sage]:2014/09/17(水) 23:23:02.08 ID:F6G7BM+t0
ts
677 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/17(水) 23:23:15.14 ID:nlmqhutho
>>673

っしゃぁぁ!! ”暴風!” からのぉぉぉっ!!

【間一髪、破壊の竜巻の権限の様な一撃を潜り抜ける】
【背後で豪快に地面が抉られるのを感じながら魔法による急制動と方向転換を敢行】
【起点とした右足が軋むのも無視して少女の方へと向き直る】

おっらぁぁぁぁっ!!!

【そして腰元に下げたホルスターから抜き放った双剣の片割れを右手に構え】
【突進の勢いのままに回転を解いた少女の首筋を目掛けて振りぬく、かに見えたが】

”暴風っ!!!”

【首筋に刃が触れる寸前、再びの魔法の行使によって吹き荒れた風により】
【刃が首筋に触れた状態でピタリと全身の動きが静止する】

………コイツで勝負あり……ってのはどうだ? 嬢ちゃん

【首筋に触れた刃を微動だにさせぬまま、口元だけを笑みに歪めて問い掛ける】
678 :アキレス&ベティ>178と>215</b> ◆Eh1RmY6AGm13<b>[sage]:2014/09/17(水) 23:26:08.99 ID:F6G7BM+t0
>>672
そうこうしているうちにベティが薪を持ってきてくれました
甲殻を撫でて薪を受け取ると 囲炉裏にぶち込み うち1つの薪をナイフで削って木っ端を作る

「あれ? 澪タンライター持ってないの? 一個持ってるといろいろと捗るよ
 オイルライターがベストだけど 安いのを持ってるといいさ」

といってライターで火起こし しばし後 ティーパック製紅茶が出来上がるでしょう
679 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/17(水) 23:27:07.68 ID:JHkWHj6H0
>>675
【だがーを放った】



【ダガーを放り投げた】に変更してください。すみません!
680 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 23:29:59.03 ID:8owPEWfM0
>>677

ちっ…くそがあああっ!!!

【くはな
681 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/17(水) 23:31:18.91 ID:YnDcHgoWO
>>675

んん…怨みはたくさん買ってると思うけど、別にいんじゃない?
自警団とか来たら御の字でしょ!

ほらっ! こうやって! 武器を奪えば!

【蛇腹剣を放り投げて シャドウボクシングを見せるメリーヌ】
【得意気にしゅっしゅっと口にするが、ルーヴァーにとっては迷惑極まりない行為といったところか…? 】

ほらほら…このしょーてる? なんて武器はどうかな?

ぐにゃーって曲がっててカッコ良くない!?

あー、でもこのソードブレイカーとかいうのもかっこいいかも? ぎざぎざ?

【然し彼は一切の反省を見せずに剣についていたタグを音読しニコニコと笑っていた】
682 :澪【獣化】2014/09/17(水) 23:39:06.76 ID:pSpLEscg0
>>678
「…火打石の方が好き…」
「…今はないけど、いつもは火種も持ち歩いてるし…」

ごそごそとポケットからとりだしたのは火打石と火打金。越境者になる前からの愛用品だそうだ。
ライターの存在は世界線を移動するようになってから初めて知ったのだが、便利なそれがどこか気に食わないらしく自分で使う気にはなれないんだとか。
まるで最新技術を嫌う年寄りのような考えだが、本人に至って自覚はない。
囲炉裏の側に座り込んで地下で冷えた体を温めようと熱を享受。
疲れを癒してくれるだろう紅茶の出来上がりを今か今かと待っている。
683 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 23:42:51.63 ID:rgUHCawl0
>>677

ちっ…てめえくそがあああっ!!!
……あたしの負けかよぉぉっ!

【首筋に触れたナイフ、これでは動くことは叶わない】
【青年に唾を吐きかける勢いで叫び、その後敗北を認める】
【口元を笑みに歪める青年に苛立ちを募らせながらも、約束は守る。】

…チィっ…兎でもなんでも持って行きやがれ。んでとっとと消えろ!
……次はぜってえぶっ潰すかんなあっ!!あたしのこと、覚えとけよなぁっ!



684 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/17(水) 23:42:56.06 ID:JHkWHj6H0
>>681
【なんだかやっぱりメリーヌという奴は根本的な価値観が違うというか……闘争を好む性格というか……】
【まあこんな少年を着いてくるよういったのは、他ならぬルーヴァーであり、責任は自分にある】
【肉弾戦で奪ってきたのだろうか、シャドウボクシングはなかなかだった】

ショーテルは感だが使ったことなぇな
ソードブレイカーは格好いいけど人を倒すものじゃなくて名の通り剣を破壊する剣だな
……あれ、何でこんな知識がわくんだ? 知らないはずなのに

【ニコニコ笑むメリーヌを背景に、知り得るはずない知識に疑問】
【視たこともない聞いたこともない武器の用途が何故解ったのかを悩んでいた】

いや、なんだかコレだッ! って剣が見つからないな

【取りあえずは後回し。今は武器を漁るのみ】
685 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/17(水) 23:46:39.50 ID:rgUHCawl0
>>680
うわあああ!これはミスです!本当すみません!
686 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/17(水) 23:54:58.24 ID:F6G7BM+t0
>>682
「まぁ・・・別にいいけどよ」
婆臭い・・・と言ったら怒るでしょうか?

紅茶の入ったカップにハチミツを適量入れて澪に手渡す

「場合によっちゃここで一泊だな」
廃村なんてホラーでしかありませんが 澪が一緒なら恐怖もやわらぎそうです
なんというか いろいろと動じないあたりとか

//ではこの辺でノシ お疲れ様でした
687 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/17(水) 23:58:05.66 ID:nlmqhutho
>>683

……ぷはぁ〜〜っ……あ゙〜っぶねぇあぶねぇ!
はっはっは! いや〜嬢ちゃんちっこいクセにすっげぇパワーだな!
さっきはマジで背筋がゾワってなったぜ!

【少女が敗北を認めるのを見ると笑みの奥で留まらせていた息を盛大に吐き出す】
【そして剣をホルスターに戻しながら笑顔で戦闘中の一瞬について語る】
【その笑みは嘲りなどではなく純粋な賞賛と驚きによる笑みであった】

おう! 戦利品だからな、ウサギは頂くぜ! だが……そうだな、よっと

【先ほど少女が放り投げたウサギを拾うと先程の攻防のなかで砕けた瓦礫に腰掛ける】

……ここで会ったのも何かの縁だ、そこのイヌっころ達も一緒にコイツを肴に旅バナといかねぇか?
っと、その前に……俺ぁウィント・ワーゲン、「戦場を駆ける青き風」って呼ぶヤツもいる!

【こっち来て座れよとばかりに近くの手頃な大きさの瓦礫の方へ手招きする】
【敵意どころか警戒心も皆無なのか、自己紹介で自称の通り名を誇らしげに語る姿は歳不相応に無邪気である】
688 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/17(水) 23:59:00.33 ID:YnDcHgoWO
>>684
んー…やっぱり商人とか洞窟の盗賊が持ってるようなのは駄目かなぁ…?

【荷台に積まれているのは所詮、多売用に大量生産された武器達】
【勿論、多少は高価な業物等も混じっては居るが…】
【良く言えば癖の無い…悪く言えば個性や特徴の無い品が殆んどだ】

ゴミは幾ら集めてもゴミだしねぇ…

【両手で頭の左右を抑えて、何かを思い出すかのようにウンウンと唸り】
【次いで何かを思い出したようにハッと顔を上げて】

そういえば! 僕の産まれた世界だったら良い武器がたくさんあるかも?
戦争大好きな世界だったから僕見たいな兵器も沢山造られてるはずだし

スゴいのがたくさんあるはず!

……まぁ、問題は僕の世界がとっくに滅んでることなんだよねぇ……

僕みたいに意識のある兵器達が都合良く越境してくれてたりしたら助かるんだけどさぁ

【明るい顔をして直ぐにしょんぼりと顔を下げてしまう】
【武器達が越境する。 そんなことはあるはずがないか、と肩を落とすが】

【ルーヴァーは武器を探す旅の過程で、越境する武器達の名前や情報を聞いたことがあるかもしれない】
【もしも情報を仕入れているか、或いは武器達が越境するという荒唐無稽の話に信憑性を感じるのならば】
【メリーヌとルーヴァーの当て無き旅に光明が差すかも知れない】
689 :澪【獣化】2014/09/18(木) 00:03:57.92 ID:2qD5FuEh0
>>686
外見はともかく実年齢はお婆さんなんてものじゃないのだ、多少考えが古臭くても仕方ないだろう。
小さくお礼を述べて紅茶を受け取りそっと一口。芯から温まるような気がしてほうと一息ついた。

「…そうだね…まあ…屋根があるだけいいよ…」

如何にも何かが出そうな状況なわけだが、なんだかんだで無事にこの場を去ることになるのだろう。
アキレスの懸念もどこ吹く風、どうかしたのかと首を傾げてまた一口紅茶を啜る。
青く澄み渡っていた空はいつの間にか朱に染まり、カァとどこかで烏が鳴いた。

//お疲れ様でした、ありがとうございましたー
690 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/18(木) 00:12:34.37 ID:QdFSL5nM0
>>688
【この世界の武器は一通り触り、そして振るってみていたが、目的の剣は姿を表さず】
【かといってメリーヌのかき集めてきた武器にもそれはない】
【うんうんと頭を下げるメリーヌを余所に、ルーヴァーは悩んでいた。すると】

メリーヌお前、そんな世界からきたのか
お前がいるんだ。そう言う類の物が一つ二つあるんじゃない?

【ルーヴァーの出身は白紙的可能性世界】
【無限の可能性を秘めた白紙の世界である。メリーヌの言葉を聞いた瞬間からそれを肯定したのは】
【やはり記憶にない自分の性格からなのか。鼻で笑わず、信じた】
【そこでビジョンがわく。ある一つのビジョンである】
【黄金に輝く光を纏い、目に見えない何かを“握り”戦う一人の戦士の姿。それはもはや物質ですらない、不可視の剣を握った青年が】
【物質変化能力の応用かなにかでそれを握る姿が、唐突に浮かび上がったのだ】

探しにいくのも、手だと思うが
691 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/18(木) 00:27:10.57 ID:LH5O0XGaO
>>690
前にも言ったけど、僕の世界は人間と魔族の戦争が絶えない世界だったからねぇ

鋼鉄の体に水銀の体液…底の無い魔力を持つ魔族達を倒すために人間も必死だったみただよ?

【自分の出身世界について説明をしている最中】
【メリーヌの様な存在が他にも居る可能性を示唆され】

あぁ…そういえば人間側が必死になりすぎて暴走した兵器も沢山いたみたい
僕みたいな【境界兵器】が暴走したら、移動する災厄みたいなモノだからね

もしも、そいつらが越境してるならさ、そこらへんでダンジョンだとか言われてる所の主がソイツらだったりするかも?
692 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手[saga]:2014/09/18(木) 00:32:18.44 ID:e/L4m2Dl0
>>687

…うるせぇな、あたしは負けたんだ。てめえくだらねぇ…

【賞賛…それは少女の苛立ちを増加させるだけ、故に怒り顔で呟く】
【少女の頭の中にあるのは、「食う、寝る、闘う」のみである】
【それ以外なんて考えたことは無いし、闘いが一番に愉しい】
【文明生活、人間の生温い生活は少女には合わない。野生の生活が合っている】

あぁ…好きにしやがれ…

【自分が捕まえた獲物を取られるのは悔しいが、それが約束。兎はまた捕まえればいい】
【少女はそこらへんに適当に胡座をかいて座る】

ああっ?てめえ何生温いこと言ってんだよ!
…名前なんざ興味ねぇ!ぶっ殺すぞ!

【青年の敵意やら警戒心が感じられない姿を見て、怒りを露わにする】
【少女は闘い以外で人には興味を持たない、というか上の三つ…「食う、寝る、闘う」以外に興味を持ったことはない】
693 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/18(木) 00:40:11.16 ID:QdFSL5nM0
>>691
【そうだった。彼は、少年は、メリーヌという男はそう言う奴だ。そう言う世界出身だった】
【境界兵器。その聞きなれないフレーズに興味をかきたたせられながら、恐怖も感じた】
【それは対魔族兵器であり、破壊力や強さも桁が違う代物であると察したからである】

ならメリーヌ、体制を整えておこう
次に会う日はそのダンジョンとか言われる場所に共に行こう

俺一つ思い出したんだ
捜し求める剣は、不可視の剣だってな

【そこでPDWを構え、弾装チェックを済ます】
【ダンジョンに行こう。提案して】
694 :【メリーヌ】&【ルシエド】[sage saga]:2014/09/18(木) 00:46:58.03 ID:LH5O0XGaO
>>693

不可視の剣……?
それって、さ…、

見つけらんなくない?

【だって見えないし】

まぁ、いいや
僕はルーニィに、ついていくだけだよ!

おやすみルーニィ! 僕は明日も走り回ってダンジョン探すよ!

【だから、誉めてね? と暗に迫り】
【メリーヌは宿へと帰還するだろう】
【当ての無い旅と利害の一致から産まれた協力関係が終わりを告げる日は近いのかもしれない】


/絡みありがとうございました! 今回も楽しかったです!
695 :ウィント・ワーゲン 【風と共に去りぬ】 >>187[sage saga]:2014/09/18(木) 00:53:18.79 ID:fN/JPw4bo
>>692

お〜お〜、ホンットに血の気の多いヤツだなぁオイ
まっ、そういうストイックなのも俺的にはアリアリだけどな

【胡坐をかいて座りながらも怒り心頭といった様子で食って掛かる少女に飄々とした態度で返す】
【荒くれ者ばかりの傭兵集団の中で過ごした青年にとっては少女の猛々しさには好感を感じるようだ】

それにしても、名前には興味ねぇ……か……そいつぁいただけねぇなぁ〜?
いや、ぶっちゃけると俺もそこまでよそ様の名前何ざ興味ねぇってのはあるんだが
嬢ちゃん、お前さんさっき「あたしのこと、覚えとけよ」って言ったろ?
覚えてろ、って言うからには覚えていてもらえるように名乗るくらいはしても良いんじゃねぇの? ん?

【そして続く言葉を発する青年のニヤニヤ笑いは悪意が無いもののとても意地悪な笑みであり】
【明らかなに年下の少女相手にかなりの大人気なさを発揮している】

それに! 嬢ちゃんは俺に負けてるんだからな〜ぁ?
負けたヤツは勝ったヤツのいう事を聞く……そうだろぉ?

【手にしたウサギの解体を話しながらも始めているが、その時の表情は正真正銘の外道のソレだ】
【言動から戦いに対して一種の誇りを持っていることを感じ取った上で言っているのが明らかだ】
【青年の中では既に少女との晩餐は決定事項のようだ、本当に大人気ない】

//遅くなったのでこれでこちらは〆にしようかと
//食事については無視して去る、諦めて食事に付き合う、どっちでも構わんです
696 :ルーヴァー・BG・デイ[C=B(チェンジ=バレット)][残弾49発.実弾マガジン5個ERマガジン3個][saga]:2014/09/18(木) 01:08:29.66 ID:QdFSL5nM0
>>694
……すまん。記憶がまだないんだ
何故俺がそれを持っていて、何故俺がその存在を認知できたのか

【それは単純だが、最も真実に近い記憶】
【見えない物をみれる可能性。触れれない物体に触れる可能性。可能性は永久に無限】
【メリーヌは着いてきてくれる。頼もしい同行者であるが、それは何時しか終わるもの】
【終わると同時に、荒廃都市で見せた驚異をまた見せられる可能性も否めないことではない】

見つけたら一緒にな
おやすみ、メリーヌ

【嗚呼、褒めてやるさ】
【君という掛け替えない存在に、君という掛け替えない仲間に】
【ーーーーー君という、最高の強者へと、必ず】

/いえいえこちらこそ!
/遅くまでありがとうございました! おつかれさまですー
697 :【楼】>>271【銀狼狩猟】E:義手2014/09/18(木) 01:21:47.54 ID:SFZKWfDM0
>>695

んぐっ…!…てめえうぜえぇなあっ!

【食って掛かる勢いで叫ぶ。意地悪な笑みを浮かべる青年。ぶん殴ってやりたいがそれは少女のポリシーに反する】

っ……楼だ。わすれんじゃねえぞ!

【確かに青年の言うとおりだ。少女は渋々といった様子で名を名乗る】

うるせえ、そこまでの指図は受けねぇよ!

【ウサギの解体を行う青年を平喘と見つめ、怒鳴る様にそう言い放つ】
【因みに少女なら解体なんてせず、そのまま生で喰らう】
【して空腹を悟られる前に、二匹の狼と共に、すごすごとその場から立ち去った】

//ロールありがとうございましたーーっ!
698 :【楼】>>271【銀狼狩猟】[sage]:2014/09/18(木) 22:20:41.81 ID:rRqKxMle0
【とある森の中】
【鳥たちの囀りが朝を告げる】

……んんっ…朝かあっ…てめえら起きろっ!!

【それで一人の少女が目を覚まし、その少女に二匹の狼が起こされる】

【起きたらまずは飯、少女はお腹に手をあてがい何度かさする】
【そうしていると違和感、闘いで失った筈の右腕が復帰しているではないか】

…おぁっ?腕が…治ってんぞ!

【して辺りを見回すと、ある少年から貰った義手がそこらへんの地面に転がっており】
【少女は不思議そうに首を傾げる】

わっかんねぇなーっ!…まっ、いいか…

てめえらあっ!飯を探すぞぉ!

【分からないことは仕方が無い、そう割り切って獲物を探すことにする】

……っと、みぃつけたっ!


【暫く森をウロチョロ、そうしていると兎の群れを見つけて】
【一人と二匹は大喜びで、狩りを始める】
【そうして更に暫く経過、少女達の前には大量の兎】

…うんまそだーっ!

【目を輝かせながら、少女達は兎を貪り喰らう(勿論生です)】
【はてさて、この光景を目にした者は一体どんな感情を抱くのでしょうか?】




699 :モグラ[sage]:2014/09/18(木) 22:34:59.02 ID:vIyxrTtdo
>>698

――ベチャッ!

と、少女が獲物に口をつけた時だった。
ふいに、泥を踏むような水気を含んだ足音が、その鋭敏な聴覚に飛び込んだ。
音の質感から推察するに対象は熊や雄鹿、あるいは化け物の類の大型獣に近いウェイトを持っているようだが、
歩き方は明らかに人間。すさまじい巨漢が、こちらに近づいている……?

「あいたァ、折角静かに近づこ思たのにヘタこいたわァ。」

へらへらと締まりのない、間の抜けた声。
足音と同じ方向。おそらく15m程度の距離。

両手をポケットに突っ込んだ、派手な服装な男がそこに笑みを浮かべて立っていた。
700 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/18(木) 23:00:01.25 ID:FzHwvO7/0
>>699

んんっ…なんだああっ!?

【兎から口を外し、更なる獲物かと思い、足音の方向へと顔を向ける】
【その口元は血塗れ…、正に獣だ】
【して目に入るのは、派手な服装の青年】
【ふぅー…と深く息を漏らし、一気に兎を飲み込んで立ち上がる】

ククッ…あたしと殺りあ…、んの前に…てめえ、これがなんだか知らねぇかあっ?

【普段なら直ぐに殺ろうぜ!というところだが今日の少女は違った。】
【サラシを外し、胸を露わにして見せる。右の胸にある文字盤】
【それはあり得ない時刻『88時93分』を記している】
【数日前に現れたこの文字盤、《凶法滅刻》保有者の証らしいが…少女には何が何だか理解出来ずにいる】
【男なら何か知っているんじゃ無いか…と、期待を寄せて問い掛けたのだ】


701 :モグラ[sage]:2014/09/18(木) 23:20:20.14 ID:vIyxrTtdo
>>700

「あァ、班長?次もおりましたわ。へぇ。ちょっと苦労しましたけどいまから回収します。
 へぇ、へぇ、そりゃどうもエラいこって。ハハ、ええじゃあそろそろ。」

男は楼の言葉に全く耳を貸さないばかりか、
耳に平たい板のような物……街等に住む人間がよく持っている『すまーとふぉん』なる
機械でどこかの誰かに報告をしているようだった。

――ピッ

「フゥ〜、あ、ゴメンゴメン、お兄さん聞いてへんかったわァ。」

ニタニタと笑みを浮かべる男は、
ぼりぼりと小汚い短髪をわざとらしく掻いて見せて。

「『能力』持ちとは聞いてたけど、それも発言してたんなら都合ええね。
 次の査定、こらちょいと期待できるかもなァ。」

問いに答えているのかいないのか分からないが……。
そのままゆっくりと、無造作に距離を詰め始める。
702 :【楼】>>271【銀狼狩猟】[saga]:2014/09/18(木) 23:44:28.25 ID:DcQDeVxm0
>>701

……てめえ、なに独り言言ってやがんだよっ!

【全く此方の言葉に耳を貸さない男、それだけでは無く耳に平たい物を当てて喋り始めた】
【『すまーとふぉん』など、野生に生きる少女が知っている筈が無く、(少女から見て)意味不明な男の行動に苛立ちを募らせる】

…ああああっ!?聞いてねぇだとぉぉっ…!てめええ、ぶっ殺すっ!!

【少女の苛立ちが爆発、《四脚之構》を取り、狼の如き速度で男へと駆ける】
【して肉薄が叶えば、脇腹に打撃を入れようと怒りに任せて腕を振るうだろう】


703 :モグラ[sage]:2014/09/18(木) 23:54:14.20 ID:vIyxrTtdo
>>702

「シィッ!!」

(ハヤいね。身体能力も十分、いや……十二分やな。サキとられたわ。)

楼はまさに野生そのものの身体能力を活かし一瞬にして男の懐に肉薄。
感心したような表情を浮かべたのもつかの間、男は歯を食いしばりその隙間から息を押し出すような
独特の呼吸と共に、右膝、右肘で腕を挟みつぶすように受けの態勢をとる。

いや、受けというよりは相殺の形に近いか。

男の狙いは、拳を止める事ではなく、少女の肘関節の破壊にあった。
拳や手首なら自身の胴を打たせずに止めることも可能だろうが、肘を狙うには当然、
程度引き込む必要があるため、胴へのダメージを喰らわざるを得ない。
704 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/19(金) 00:14:09.41 ID:TzlrdNVf0
>>703

…ぐがああっ!!

【男の右膝、右肘に腕を挟み込まれ、肘関節は容易く破壊される】
【苦しげに息を吐き出すが、少女は止まらず。逆の腕を振るい、男の腹部に肘を減り込ませんとす】
【少女は戦闘時は大体興奮しており、アドレナリンの大量分泌によって痛みが緩和されている】
【しかも今は怒りで我を忘れている状態、痛みはほとんど感じていない】
705 :モグラ[sage]:2014/09/19(金) 00:23:50.47 ID:wwR/bM3Lo
>>704

(一本!お次は……。)

関節の破壊と同時に拳を胴に受ける。
しかし、受け、そして関節破壊によって威力は十分に減じられており
大したダメージはない。

「オゴッ!!」

(アターッ……こらアカンで、この子ようやるわ。
 完全にカッカきとる。)

しかしながら、返す刀の左拳が男の胴を捉える。
右腕を破壊されながらの反撃を男は予想していなかったのだ。
さすがに2発目が刺さるまでには防御態勢をとるものの、攻守は交代。

少女の攻撃が面白い様に、男に吸い込まれていく。
706 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/19(金) 00:34:41.32 ID:rkziCfXg0
>>705

…しゃああああっ!!

【男の胴に一撃を入れて直ぐ、少女は大きく飛び退く】
【飛び退いた先、その体が高速回転を始める】
【回転は勢いを増し、空へと飛翔する】
【だが、この回転。男には体勢を立て直すに十分な時間を与えることになるだろう】
【ある程度の高さまで達すると、下降旋回。男の位置に嗅覚で当たりをつけ、真っ直ぐにそこへと向かう】
【当たれば、ただではすまされないだろう】

…だあらぁああっ!!


707 :ミスカ・リ・エリッタ【だいまほう】>>193[sage]:2014/09/19(金) 21:23:21.03 ID:VFYEldhh0
──魔法世界エリュシオン、魔書の都市グリモア──

エリュシオンに存在する五大陸のうち、中央に位置する大陸、セントラ。
その北部に存在する水晶の森に囲まれた都市、"グリモア"は古来より魔道書の編纂が盛んに行われてきた地だ。
規模こそ大帝都エリシウムに及ばないもののエリシウムを支える魔導の多くはこの地を発祥としている

そんな魔書都市の中、雲を貫き街の中央にそびえ立つ巨大な七色の水晶にアリの巣状にして造られた百貨店
ミスカが今立っているのは百貨店の魔導書コーナー。高さ100m程の円筒状のホールに所狭しと並べられた本はまるで本で造られた大樹の幹の中のよう
小さな階段を登った第二階層、両手いっぱいに荷物を抱えてミスカはよたよたと本棚の前で足踏み

「うーん……えっと…」

胸いっぱいに抱えた荷物の隙間から覗き込むようにして魔導書を吟味する少女が不便なのは自明の理。
山盛りの日用品、新品のローブ、布からはみ出た樫の木の杖。何故こんなに物を持っているのか、降ろせばいいのではないかと誰もが思うかもしれない
だがしかし彼女は敢えて荷物を降ろさないのではない。降ろせないのだ。ひとたび荷物を降ろせば二度と持ち上げることは出来ないだろう。

「あっ……ぁ、っとと…っ……!」

時たまふらつくその姿はやけに危なっかしい。暫くふらふらゆらゆらと揺れながら魔導書コーナーを散策していたが、とうとう限界を迎えたらしい。
不意に少女は足をもつれさせ続くのはびたんと叩きつけられる音。抱えていた荷物は派手に宙を舞った。

708 :アキレス&ベティ</b> ◇Lad0HbZVndK6<b>[sage]:2014/09/19(金) 21:35:14.57 ID:wRi6Ca1+0
>>707
そんな宙を舞った荷物は地に落ちて山を作る

なんか見覚えのあるタトゥーが彫られた腕が荷物から生えているが気にしてはいけない

「・・・・・・ゥ・・・・・・・・ッ・・・・・・!!」
何か声が聞こえてきた気がするが気にしてはいけない

―――ギィ!!
なんか見覚えのあるサソリがハサミを振り上げているが気にしてはいけない
709 :澪【獣化】2014/09/19(金) 21:42:42.33 ID:gemklxxg0
>>707
宙を舞った荷物はあちこちに散らばり、本当にこれが両の手に収まっていたのかと小一時間問い詰めたくなるほどの量が散乱する。
ミスカのいる位置から最も離れているだろう品物を拾い上げたのは一人の少女。
用途も分からないそれを暫し眺めるがやだてその目は派手にすっ転んだだろうミスカを心配そうに見るものへと変わっていく。

「…すごい音がしたけど…大丈夫…?」

他所の世界でも滅多に見られない珍しいこの建物の構造、初めて目にするそれに好奇心を擽られるのはきっと澪だけではないはずだ。
探検気分で気の向くままにぶらついていれば目に入ったのは今にも転びそうな危なっかしい華奢な少女。
よく見れば見覚えのあるその姿に危機感を覚えたのか、急いで向かうが生憎ミスカが転倒するには間に合わず。

「…随分、いっぱい買うんだね…」

それでせめてものと、片手を差し出してミスカの身を起こしてやろうと。
止められなければそのまま散らばった荷物を回収するのも手伝うだろう。
710 :ミスカ・リ・エリッタ【だいまほう】>>193[sage]:2014/09/19(金) 21:55:15.59 ID:VFYEldhh0
>>709
「ぃ……ったた…」

やってしまったと少女は溜息、やがて徐に半身を起こすと帽子を被り直して乱れた髪を整える
荷物を拾おうと立ち上がろうとするも目の前に差し出された手、見上げれば見憶えのある顔がそこにあった。

「ありがとう…澪。…恥ずかしいところ…見せちゃったね……あはは…はぁ…」

差し出された手をさも当たり前であるかのように少女は握り起き上がる。その顔はほんの少しだけ紅潮していた
世界の境界線を跨ぐ者たちにとって突然の邂逅は珍しいものではない。初めは戸惑うこともあったものの、もう何年も境界を渡ってきたミスカの対応は慣れたものだ。

「あ、ごめん…私も…」

照れ笑いするミスカを他所に荷物をせっせと拾い集め始めた澪。それを見たミスカは慌てて散乱した荷物を拾い集め用と荷物の山へと駆け寄ったが…

>>708

「えっ…ぁっ……あの…だ、大丈っ…」
「……!…ベティ……?」

そこにあったのは山盛りの日用品から突き出す手。どこか見憶えのある刺青に不安を憶えつつもミスカはその手に近付き…そっと触れてみた
………生きてる。そう確信し安心したその矢先、足元でハサミを振り上げるベティの姿。ミスカはそれを見て全てを察した。

「………あっ…!?アキレスっ!?アキレスっ!!」

大慌てで荷物を掻き分けアキレスを救助(?)。何度も何度も謝りながらその名を呼び掛ける。
711 :帆村深雪【灼熱極地】 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/19(金) 21:59:56.73 ID:bUqiOyGGO
>>707
珍しい建物の構造は魔法世界ならではだろう。
七色に輝くクリスタルの中に並ぶ無数の本。なんとも言えない不思議な光景だ。
そんな見るものを驚かせるような巨大な本屋に少女は居たのだ。

「……!……びっくりした……」

突然後方で鳴り響く大きな音。
ふと見ると、辺りに散乱した数え切れない程大量の荷物。
それは少女1人が持つにはあまりにも重すぎたようだ。
かなり派手に転んだようで、その荷は四方八方へ散っている。

「えっと……大丈夫?」

そんな「爆心地」に倒れ伏せるは彼女の顔見知り……なのだが、顔が見えないのか少女は気づいていない。
少女は真っ先に、無数の荷を掻き分けてミスカを起こしに行くであろう。
712 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/21(日) 21:43:50.40 ID:KpP1JaMP0
【フォールンニャンパイア】
空には子供のラクガキのような月が昇っている
ここは広い広い原っぱ つまりこの世界の主戦場

辺りには黒猫と白猫と茶虎がにゃあにゃあと熾烈な威嚇合戦を行っている
そして越境者は不運なことに この仁義鳴き主戦場のど真ん中に転移してしまったのだ

「えっと・・・これどうしよう?」
なにやら白猫と茶虎に囲まれにゃあにゃあと威嚇を受けているのは流浪のアーティストアキレスと 相棒の巨大サソリ ベティ

困っているアキレスを庇うかのように ベティがハサミを振り上げて猫たちに威嚇を仕掛けている

にゃあにゃあギィギィと 何がどう勝敗を分けるのか分からない中 アキレスはただ突っ立っていることしか出来なかった
713 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/21(日) 22:03:07.57 ID:Iv1TlyRRO
>>712
「ね、猫がいっぱい……」

天に昇るは、まるで子供のラクガキのような月。辺りに響き渡るニャアニャアという声。
そして周りを見れば毛を逆立て威嚇する無数の猫。何処を見渡しても、猫、猫、猫……。
数え切れないほどの猫が地平線の彼方を埋め尽くす。

━━━━━その鳴き声合戦に混ざる、何処かで聞き覚えのある「ギィ」という音。
ふと見ると、見覚えのある人影が。

「あれ?アキレスもこんなところに……」

声がした方を向くと、そこにはアキレスと同じように呆然と立ち尽くす少女が目に入るだろう。
この熾烈な戦場のど真ん中。一体どうすれば良いのか……。
714 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/21(日) 22:12:57.97 ID:KpP1JaMP0
>>713
救いなのは猫たちの威嚇の声が

『マーーーーーーーーーオ』でもなければ
『フンギャロジョバババ』でもない

にゃあにゃあであることだろう これによってその戦場はどことなくゆるい雰囲気が漂っているということだ

「あ・・・あれ 帆村タンもこっちに来ていたのか」
なんとなくベティに守られているようにも見えるアキレスが帆村に挨拶する

「とりあえず俺は黒猫の有名人と知り合いでさ それなもんだから白猫・茶虎連合に目を付けられてこうなってるんだ
 帆村タンもこの戦場を抜けて黒猫の陣地まで逃げないか? これじゃどうにもならないよ」

「この戦場じゃ威嚇だけが武器らしいからさ えと・・・こうすればいいのさ!!」
そういうと足を肩幅に 両手を斜め上に広げると

「フギャー!!」
大声を出す それを見た白猫が一瞬びびる

「さぁ帆村タンもご一緒に!!」
無茶振りktkr
715 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2014/09/21(日) 22:19:48.96 ID:PGLQeokfo
【吾輩は犬である】

「もぐもぐもぐ」

 とある世界の森林。雨上がりで緑の香りが一層強くなっている。
 そんな中でドングリをモグモグとかじっている一匹の柴犬あり。

「うむ、美味」

 犬がドングリ?というちょいとアレなのは置いておいて、
 とにもかくにも舌を出しながらご満悦な表情の柴犬であったが――

「……拙者、本来は狼だったのでは?」

 と、なんだか野生は野生でも方向性がおかしくなっている自分のアンデンティティに少し疑問が沸く柴犬。
 変化が長すぎたのか、歳を経すぎたのか、野生が薄らいでいる危機感がフツフツを湧いてくる。

(…これは拙い。同朋の名誉の回復のためにも牙を錆付かせるわけにはいかん)

 さて?どうしたものか?

【設定スレの仮想闘技場を使うか、はたまた、この森林に乱入してなし崩し戦闘っぽい雰囲気にするのかお好きにー】
716 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/21(日) 22:30:15.45 ID:Iv1TlyRRO
>>714
「そうだけど、どうすればいいのこれ……」

よくよく見ると、猫たちは色同士で固まり合っている。
片方は白と茶虎の2色、もう片方は黒……。他の毛色の猫は居ないのだろうか?
お互い、いつまでもニャアニャアニャアニャアと騒いでいたのだった。

流石に、ここに突っ立っているだけでは埒が明かない。
そう思ったのか、アキレスが口を開いた。
黒猫の友達がいると。それもかなりの有名人と。

「……それ、本当?」

それを聞いて、少し疑わしそうな口調で。
いい加減、アキレスの発言にいろんな意味で信用を持てなくなってきたようだ。
嘘か真かは別として。

「え、嫌にきまってるでしょ……!」

大声を出すアキレスにビビる白猫達。要するにやつらに向けて威嚇しろ、とのこと。
当然といえば当然だが、きっぱりと拒否。
717 :【楼】>>271【銀狼狩猟】2014/09/21(日) 22:35:23.89 ID:/P6PUAwy0
>>715

【雨上がりの緑の香り、その中に混じった柴犬の匂いを、少女と2匹の銀狼は感じ取った】

…くくっ…、んだぁ?くそちぃせえ犬っころだな…ま、腹の足しにはなるか…

【ドングリを齧る柴犬の前に姿を現し、少女はそう言い放つ。】
【少女の体から血の匂い、口周りには血がベッタリと付着している】
【少女の血では無い、少女に喰らわれた兎の血だ】
【兎だけでは腹は満たされなかったらしく、獲物を探して森を彷徨っていると柴犬の匂いに気付いた…というわけだ】

……てめぇ、喰わせて貰うぜ!!

【少女の口から繰り出される危険な言葉。柴犬は、どのような反応を示すのだろうか】
718 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/21(日) 22:44:42.12 ID:KpP1JaMP0
>>716
さてどうなんでしょうね?
詳しいことは分かりませんが とりあえず見える範囲では黒と白と茶だけのようです

「アキレスです・・・最近帆村タンが酷いとです アキレスです・・・アキレスです・・・アキレスです・・・」

そして帆村の心無い一言でいじけてしまったアキレス君 大声中断の巻
ベティも多勢に無勢 一生懸命威嚇をしていますが 破られるのも時間の問題 万事休すか? 

とそのとき

黒猫1「何をやってるにゃ!! ここは地獄の一丁目にゃ!!」
黒猫2「白猫ども!! この俺が相手になってやるにゃ!!」
黒猫3「若造 先に逃げるにゃ!! お互い生きて帰ったら一杯奢れ・・・にゃ!!」

三匹の黒猫が帆村とアキレスたちを庇うかのように割り込んで 白猫たちににゃあにゃあと威嚇を始める

「あいつら・・・いこう帆村タン こっちだ!!」
この場は黒猫三人衆に任せて移動を開始する
719 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2014/09/21(日) 22:44:47.73 ID:PGLQeokfo
>>717

(……むう、いかんな。本当に鈍っていたようだ)

 血の匂いを感じてはいたが、それを無関係と断じているうちに狩人が危険域に入り、
 そして、自分を食料にせんとしていると理解した。やはり随分と鈍っている。

【が、悪くはない。とも思った。こういう状況に身をおけば、この老骨にも気が入るというものだと】

(さて…)

 本来、人語を解するウルリックであったがここはあえて言葉を紡がなかった。
 コミュニケーションを試みて相手の戦意を萎えさせては本末転倒である。

「ワンワン!!」

 威嚇の吠え声を少女と二匹の狼に向けて叫ぶ。
 まあ、標準的な体躯の犬の吠え声だ。一般人やいくつかの獣なら驚くだろうが。

【逃げはせず吠え付いてきた柴犬である。前脚を広げ、いつでも飛びかかれる姿勢。戦闘態勢である】
 【同時に無謀かつ滑稽にも映るかもしれない。狩人と狼2匹を相手。通常なら戦力差は測るのも馬鹿馬鹿しいほどだ】
720 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/21(日) 22:53:51.97 ID:Iv1TlyRRO
>>718
「え、え、そんないじける程でも……」

彼女が放った言葉で威勢を失ってしまったアキレス。
さすがにここまで落ち込むとは思わなかったのか……?

すると2人+1匹の前に現れる黒猫3匹。
自分たちに割り込むと、白猫たちにニャアニャアと威嚇するではないか。

「……うん、今しかない」

今がチャンスであろう。アキレスについて行くように、この場を逃れようと。
721 :楼【銀狼狩猟】[saga]:2014/09/21(日) 23:00:55.28 ID:fl9rX4Gf0
>>719

くっ、くくっ…はっ…、弱っちい声だなぁ…おい!

【厳しい野生の中。闘いを悦として、殆どの時間を闘って生きている少女には】
【柴犬の叫びは、滑稽に聞こえただけであった】

…ああっ…?てめぇ…殺るってのかあ?

【戦闘態勢を取る柴犬。少女はその様子を見て口角を吊り上げ、嗤う】

…てめぇらああっ!手ェ出すんじゃねぇぞ!

【後方の狼に声だけで命令を下し、素早く駆け出す】
【そしてそのまま肉薄が叶えば、柴犬の頭部を右脚で蹴り飛ばすだろう】
722 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2014/09/21(日) 23:10:22.64 ID:PGLQeokfo
>>721

(単純であるな。ゆえに好ましくもある)

 故郷の同胞達を思い出す。権力機構の外にあり蛮性あふるる価値観で行動していた戦士達を。
 接近する楼を前に回避行動を見せない柴犬。

「ワンワンッ!!」

 吠え声をあげながらも、ギリギリまで微動だにしない。
 そして放たれるキック!通常の柴犬が受ければ内臓に重大なダメージを受けるであろう。

【ガッ!と楼の脚にも伝わったであろう衝撃――が、軽すぎると察知できるであろう】

「ワンッ!!」

 柴犬は衝突した楼の脚を基点に前脚を動かして跳躍。
 彼女の顔の瞬時に近くまで飛び跳ねたのだ。

【これは柔ではなく力技の類だ。蹴りの威力衝撃を逸らして利用するには膂力が必要なはずであるから】

「ワン――ガアアアアアアアアアアアアッ!!」

 ここで柴犬らしからぬウォークライを放つウルリック。
 大気が震えるほどの太古の獣の咆哮だ。これは戦意を高めるためであることもあるが、
 攻撃の瞬間に擬態を解いた――すなわち狩人に対する礼儀である。

【楼の頚動脈を狙って極小さな、しかし鋭い爪が跳躍のすれ違いざまに放たれる。
 この不意打ちに反応できずこれで死せば…つまりはその程度であろう。野生の世界に生きる価値なし】
723 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/21(日) 23:11:17.09 ID:KpP1JaMP0
>>720
「ふーんだ 帆村タンの意地悪〜」
何時ぞやのベティのようにいじけてしまったようだ 暫くして何か美味しいモノでも奢ってあげてください

そして移動を開始する2人であったがソレを阻止せんと茶猫部隊が迫ってくる その数 10以上は確実にいる
あわや戦闘かと思ったそのとき 黒き老猫が現れたかと思うと その一団ににゃあにゃあと威嚇する すると茶猫たちは尻尾を巻いて逃げ出すではないか

ビリー「ふん まだ戦場は早すぎたようだな 若造」
アキレス「ビ・・・ビリーさん!!」

アキレスがその老猫の名を呼ぶ すると辺りの猫たちが騒然となる

猫A「ビ・・・ビリーさんにゃ!! ビリーさんが戦場に戻ってきたにゃ!!」
猫B「アレがビリー・・・百猫脅しのビリー・・・にゃ」
猫C「勝てるわけ無いにゃ!! 逃げるにゃ!!」

ビリー「フン こっちにゃ さっさと来るにゃ」
そういって老猫は駆け出す

アキレス「よかった アレがこの世界の有名人 ビリーさん さっき言った黒猫ってのはビリーさんのことね」
そういって移動再開 程なくして黒猫陣地にたどり着くだろう
724 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/21(日) 23:24:39.59 ID:Iv1TlyRRO
>>723
「追っかけて来たけど……!」

撤退する2人+1匹に多数の茶虎が迫る。
再び威嚇しなければ……とした瞬間、1匹の黒猫が。
すると、彼を見た猫達がみな逃げて行くではないか。

「えっと……本当だったの、ごめんね……」

ビリーと名乗る老猫。この世界ではかなりの有名人……いや、有名猫という。
少女は疑わしく思っていたものの、アキレスの言葉は本当だった。
いつか、何かを奢ってくれるだろう…………覚えていたら。

そんな訳で黒猫の陣地に到着することだ。
725 :楼【銀狼狩猟】2014/09/21(日) 23:33:15.68 ID:fl9rX4Gf0
>>722

…くっ

【足元に伝わる衝撃は軽く…、それを察知した時には顔の近くに柴犬】

はっ…、はあああっ!!たまんねぇなあああっ!!

【ウルリックにも劣らぬ叫び声を、少女は上げる】
【戦闘を悦とする少女の、闘争心が加速する】
【自身の頸動脈を狙うウルリック…、少女はそれを回避する為に後方へと飛んだ】
【ただ飛んだだけではない、その身体が高速回転を始めているのだ】
【そしてその先にある木々全てを抉りながら、少女は飛翔】

…らあああっ!!

【ある程度の高さに達すると、下降旋回。嗅覚でウルリックの位置を見抜き、一直線に向かう】
【木を抉るのをウルリックが見ていれば、この回転が凄まじい威力だと分かる筈、受ければただでは済まされない】



726 :【モナ・カルロッタ=ベルルッティ】【凶法滅刻 99時49分 究極し窮極す、奇怪な毀壊】[sage]:2014/09/21(日) 23:45:02.29 ID:UW6Ppja0o
時の流れが遅い、名も無き世界、もし名を付けるならばどんな名前が似合うだろう、そんな事をふと考える
茜色の夕空が闇の深淵へ徐々に呑み込まれてゆく。それはいつもと同じ代わり映えしない至って普通の景色
紫、藍、水色、青系統の色に全身を包む女性が薄ら笑みを顔面に貼り付けて歩く。それも至って普通の光景
何とも代わり映えしない、実にありきたりで実につまらない、退屈極まる光景が今日もこの世界には広がる
ただひとつ、とある路地裏から血腥い臭いが充満することを除いては、至ってありきたり且ついつも通りだ

上述、青系統に身を包む女、そいつにも路地裏中に満つ血腥く噎せ返る思いの、そんな臭いが付着していた
それに気付いた人間はどんな表情するのか、実に誠に見物であり面白き事は賭けてもいいほど間違い無しだ
そんな期待を裏切らず、臭気に噎せて顔を青褪めさせる人間が続出、皆女の近辺を通ったのは言わずもがな
薄ら笑みが更に歪む、心なしか漏れ出た笑い声さえ刹那の間隙聞こえた気がしたがそれは気のせいだろうか
踵を返して横を向く、闇空を仰いで最大に笑みを歪ませてまた眼前を見た。その一連の動作は余りに不気味
鼻歌を口ずさみながら軽快に、前方位置する小路へ入り込んでゆく不気味な笑み貼り付けた青系統着込む女
大通りでは人間の嗚咽が多発、近辺路地裏では嗚咽促す気持ちの悪い臭い、そして不気味に笑む女は小路へ
727 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2014/09/21(日) 23:50:57.10 ID:PGLQeokfo
>>725

(なるほど、面白い!)

 高速回転して迫る楼。ならばここは本性を露にせねばなるまい。

「グルルルルルル…ッ!!」

 弾丸と化し落下する少女を睨む柴犬の毛が逆立つ。
 周囲に放電現象が発生し、柴犬の影がどんどん撓み、膨らみ、大きくなる。
 その眼が黄金に染まり、そして――

「ウウウゥウウオオオオオオオーーーーーーーーーンッ!!」

 再びのウォークライ!そして稲光が走った瞬間!
 そこに現れたるは巨大なる体躯の雷狼!遥かなる遠未来の極寒惑星における守護生物!

【雷狼と化したウルリックは正面から楼の回転攻撃を受け止める】

 分厚い鉄線を幾重にも巻いたかのような剛毛はもはや装甲。
 そして、その内に詰まった強靭な筋骨。

【高速回転のぶちかましを、剛毛を弾き飛ばされ、皮を幾程か削り取られ、鮮血を迸らせながらも耐えきる!】

「ガァッ!!」

 1トンを優に越す質量を持つ雷狼はそのままに地面に前脚を叩きつける。
 これは楼を直接狙ったものではないし、その必要性もまったくない。

【両の脚が地面に叩きつけられた瞬間!雷鳴と比喩すべき轟音と衝撃波が周囲に撒き散らされる!!
 通常の叩きつけでは到底ありえないほどの規模!そう、力のみの一撃ではない。
 ウルリックは獣にしてサイカーなのだ!】

【爆音と衝撃が撒き散らされ、危機が大きく弓なりとなる】
 【衝撃波もそうだがより脅威なのはむしろ轟音である。とてつもない音のパルスが周囲に撒き散らされるのだ】
728 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/21(日) 23:51:12.29 ID:KpP1JaMP0
>>724
ビリー「越境者の娘か 戦場は初めてのようだな 死にたくなければ離れるな・・・ニャ」
そんな帆村に渋いバリトンの声で語りかける老猫ビリー

アキレス「まぁ? 俺の言うことは? 信用できないらしいし? 別に気にしてないし?」
完全に拗ねている 奢る奢らない以前に少し時間をおいたほうがいいらしい

そんなこんなで黒猫陣地にたどり着くことが出来ただろう

//〆
729 :楼【銀狼狩猟】2014/09/22(月) 00:26:40.45 ID:NJGart1nO
>>727

【高速回転に、見事耐え切ったウルリック】
【そして、それ以上は高速回転を維持不能に、高速回転は解かれる】
【暫の間、高速回転は使用できない】


【そうして前脚を地に叩きつけた、ウルリック】
【それから撒き散らされる轟音と衝撃波は凄まじく、少女の聴覚を刺激し、その小柄な身体を吹き飛ばす】
【地面に左腕から叩きつけられる。左肩を右手で抑えつつ立ち上がる】

くっ、がっ………やべええ!…おもしれぇぇっっ!

【ガンガンと響いた爆音、それは少女に不快感を齎した】
【表情は苦悶、それでウルリックを見据える】
【少女の口から発される声、其れと共に右手の指がくいくいと動かされた】

……来いよ、まだまだこれからだぜ…なあぁっ!!

730 :澪【獣化】2014/09/22(月) 16:41:39.81 ID:Mpuixf9A0
月のない夜、下界に光を与えるのは星屑がもたらす僅かな反射光とガス灯の明かりのみ。
それすらもほとんど存在しない、冷たい闇に包まれている場所があった。
街の外れに位置する共同墓地、生者が忌避し死者が永く静かな眠りにつく場所。
日の光が差す昼間でも気温が2、3度下がっているような錯覚を抱かせるそこは、日が沈めばより一層空気を寒々しいものへと変える。
管理は杜撰らしい、将来ここで安らかに眠るだろう者たちを収めるための木棺がところどころに放置されているのがまた訪れる者の恐怖心を煽る。
闇と静寂に包まれた空間、しかしそれは突如響く異音によって破られることになる。

「………うぁっ………!?」

間抜けな声とごん、と何かがぶつかったような音。その源は空であるはずの木棺の一つ。
それを特定するのはおそらく容易であるはずだ。痛みに呻く小さな声がしばらく響いているだろうから。
731 :鈴虫>273 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/22(月) 17:27:58.95 ID:78IUWbw80
>>730
ざんばら髪を結いもせず
肩に担いだ漆の杖
紺の着流し身に纏い
名も無き墓地を行く男

さてさて この世界の調査を終えて 調査員の方は早速本部に返っちまいました
自分も本来ならば帰らなきゃならねぇ身分ではあるものの どうにも変えるにゃ惜しい夜は 散歩するに限ります

風の行くまま気の向くまま 足を運べば墓地につき 手の一つもあわせたほうがいいものかと思えば 響く声は何処から?

「・・・・・・・・・これか」
どうやらこの世に未練を残したやからがいるようで どうにか出ようと頑張ってやがる なら自分が出来ることといやぁ

「どっこいせ」
その棺桶に腰をかけて 中身が出ないようにするだけでゴザイマス
732 :澪【獣化】2014/09/22(月) 17:41:12.10 ID:Mpuixf9A0
>>731
腰かけた木棺、その中から響く呻き声は外界からの声によってようやく止む。
どうやらこの墓地を訪れた酔狂な者の存在に気付いたらしい。
と言っても運悪く閉ざされた棺桶に飛ばされた少女は未だ外の状況など把握していないのだが。

「…誰か、いるの…?」

棺の中から聞こえる少女の声などまるでどこぞの怪談噺にでもありそうなのだが、生憎それは生者のもの。
まさか自分が亡者と勘違いされているなど思ってもいない少女はただ近くにいるらしき人物に声をかける。

「…あのさ…これ、開けてくれると嬉しいんだけど…」

聞こえるだろうか、こんこんと軽く木棺の蓋を叩いている音が。
闇に閉じ込められた少女はよもやそれに腰かけてられているなど考えつくはずもなく、ひたすらに助けを求めるだけだった。
733 :鈴虫>273 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/22(月) 17:49:09.23 ID:78IUWbw80
>>732
「さぁてね 亡者を出すほどお人よしじゃあないが 生憎念仏は一つも覚えちゃいないんだ」
澪の入った棺桶に尻を載せたまま 中の声に言う

「なら俺に出来ることはこうやって亡者を出さねぇよう・・・」
とここで言葉を富め フムと考え込む

「亡者を切るってのも 面白そうだ」
ニヤリと笑うと 担いだ杖を下ろし ズラリと抜けば煌く刀身が現れる

「動くんじゃねぇぞ 着るんなら顔を拝みてぇ」
そういって蓋の間に刀身を差し込み てこの原理で蓋をこじ開けようとする
734 :澪【獣化】2014/09/22(月) 18:04:19.13 ID:Mpuixf9A0
>>733
「……は……?いやいや…私死んでないよ…?」

相変わらず自分の状況はまったく理解できていないが、どうやら勘違いされているらしいことは把握できたようで。
抗議の声を上げるがその後に続いた物騒な言葉に尚更混乱するばかり。
言い返そうと闇の中で口を開くが動くな、という鈴虫の言葉にそれも押し留められた。
蓋はそれほど力を入れなくともこじ開けられるだろう、そうすればようやく中にいた少女とご対面だ。

「…えっと…ありがとう…?」

戸惑いがちに礼を述べる少女は木棺の中で仰向けに横たわり、豊かな焦茶の髪が窮屈そうに広がっている。
星屑の僅かな明かりに照らされた瞳は金に輝き、その頭頂部には二つの獣耳。
額だけが赤く染まっているが、先程の異音と合わせて考えれば何があったのか想像に難くないだろう。
ただしそれは、鈴虫が目の前の彼女が越境者だと知っていればの話なのだが。
735 :鈴虫>273 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/22(月) 18:12:38.78 ID:78IUWbw80
>>734
蓋をこじ開けると 中から出てきたのは獣耳の少女
それを見るや眉をしかめる

「なんだテメェ越境者か」
この世界には調査の護衛としてやってきたのだ 断片的なデータを耳にしただけだガ この世界には頭頂部に耳を生やした人間は確認されていない

「なんだチクショウ 今は越境者を無闇に殺生すんなとのお達しだからな 運がよかったな女」
チッチッと長楊枝を上下に動かしながら言う

「・・・・・・ヤりがいのありそうな女だったんだがな 飢えのお達しじゃしょうがねぇ」
そして澪の身体能力も看破したらしい その目つきに狂と喜が混じる
736 :澪【獣化】2014/09/22(月) 18:32:10.39 ID:Mpuixf9A0
>>735
ようやく闇に包まれた空間から解放され、ほっと一息をつきながら身を起こす。
ここでやっと周りを見回して周囲の状況を把握するが、なんとも言えない重っ苦しい空気に僅かに萎縮。
顔を合わせていきなり変な顔をされたわけだが少女に別段気にする様子はない。
それよりも気になったのは鈴虫の言葉、越境者という言葉から一つの推論に辿り着くのもおかしくない。

「…もしかして…貴方も…?」

首を傾げながら問うがほとんど確信に近いのだ、確認と言ってもいいだろう。
答えを待たず上下する楊枝を忙しなく目で追っていたが、鈴虫の目つきに見え隠れする狂喜の色に怯えるようにフードをかぶってしまう。
なるべく目を合わせないよう顔を逸らせば目に入るのは亡者の寝床。また随分と辺鄙な場所に来てしまったものだと小さくため息をついた。

「…ああ、そうだ…私は澪…貴方は…?」

そういえば、と向き直った顔には未だ僅かな怯え。しかしそれよりも目の前の男は恩人なのだ。
ならば礼を欠くわけにもいくまい。自分から名乗れば相手の名乗りを待つだろう。
737 :鈴虫>273 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/09/22(月) 18:47:11.76 ID:78IUWbw80
>>736
「そうだ カノッサの鈴虫ってんだ ヨロシクしなくていいぜ? どうせ次に会う時は敵同士だ」

少なくても目の前の少女がカノッサの従者であるようには見えない
となると 本来は捕獲ないし殺害しなければならない能力者ということになる

「もう少し壁を越えるときに注意しな 棺桶ごと刀の錆にしてもよかったんだがな それじゃツマラン ヤりあうのなら一方的でないほうが楽しいんでな」
そういって杖を担ぎ 顎に手を当てる

「さて・・・そろそろ行け 俺の気が変わって テメェを切りたくなるまえにな」
738 :澪【獣化】2014/09/22(月) 19:00:11.75 ID:Mpuixf9A0
>>737
「…鈴虫…うん…よろしく…」

そもそもカノッサ機関がなんたるかすらほとんど識らない少女、おそらく彼の言っている意味を理解していないのだろう。
何れ訪れるだろう再会、それは敵同士である可能性の方が高いのだがしかし澪はそこに気付けるほど聡くなかった。

「…私だって、好きであんなところに飛ばされたわけじゃ…」

これまでにも何度か越境直後に危機に陥ることはあったわけだが、そのほとんどが不可抗力。
どうしようもないよとほんの少しだけ唇を尖らせ拗ねる姿は闇に紛れてやや朧。

「……ん…そうする…それじゃあ…」

またね、と別れの言葉を告げて墓地の出口へ向けて歩き出す。
時折名残惜しそうに振り返るが、やがてその背中は暗闇へと消えてとうとう見えなくなっていった。
739 :澪【獣化】2014/09/22(月) 19:00:52.87 ID:Mpuixf9A0
//やべえ途中で送信しちまった
//これにて〆でよろしいでせうか
740 :サイファー・シャイターン >>229【憤怒のサタン】[sage]:2014/09/22(月) 22:30:50.77 ID:K/57lvKM0
『ウオオオオオオ!!!!!!』

湧き上がる歓声、充満するのは血と汗と錆の臭い。
余りにも悪い意味で浮世離れしたこの場所はとある世界の地下闘技場。
様々な場所から集まった戦士達が名誉と報酬を掛けて戦う場所だ。

『殺せ!殺せ!殺せ!』

リングを覆う金網、たった一つの鉄扉を除きそこから出る道は無い。上下左右全ての退路を塞がれ、身体ひとつで殴り合う。
ただそれだけの行為。野蛮だと鼻で笑われるだろうか、しかしもしこの行為が無意義でくだらないものだとすれば
どうして説明できようか、貴族や政界の重鎮、有名財閥の当主達が揃いも揃ってこの場所へと足繁く通っているというその事実を。

リングに立つは大男と黒い羽根を生やした魔王。無論観衆は彼が魔王であることは悟れぬが。
暫くは拮抗した試合であったがどれだけ打たれても一向に疲労の気配を見せぬ魔王に対して相手の大男は徐々に体力を失い
魔王による一瞬の隙を突いた一撃にて大男は失神。顔面を掴まれリングへとしこたま叩きつけられたのだ。

「はっはァ!次ィ!!」

ダークホースの登場にどよめく会場を他所に前座は終わりだと余裕を見せる魔王。
その魔王の前に現れるのは次なる挑戦者。この闘技場は飛び入り勝ち抜き式だ。勝利すれば戦い続ける事が出来るし、また抜ける事も出来る。
つまりは闘いに飽きない限り、勝ち続けている限りは無限に闘いを続ける事が出来る。
そして現在までのチャンプとなっていた大男を倒した魔王が今度はチャンプとなり挑戦者を待つ。
魔王の第二戦目、返り血のこびり付いた鉄扉を開け姿を見せるのは──

741 :鳳凰(ファンケラー)【鳳凰ノ裁キ】gt;gt;281[sage]:2014/09/23(火) 01:29:11.28 ID:lbG80qi/0
             ━━━クレヴォルンの山、山頂付近━━━


太陽の眩光が差し掛かる山頂。足場も悪く空気も薄いその場所には血に飢えた魔獣も、野生動物すらも姿を現さない。
決して手触りのよくないザラザラとした岩肌、不格好なそれを覆い尽くす深緑色の草々、大自然の産物。
特に変わったところなど無い平凡な山。あえて言うのならばその場から見渡せる景色がとても絶景だという事ぐらいだ。
だがわざわざ自身の命を危険に晒してまで見たいとは思わない、それが一般の人々の感想であろう。

確かにその通りである。登山の趣味でも持っていなければこんな寂れた山などは誰も訪れはしない。
だが――もしも、このクレヴォルンの山に潜む"絶景"以外の"なにか"が人々の心を動かしているのならば
本来名前など存在しなかったこの山に『クレヴォルン』という名が名付けられたのも、年間の異常な登山者数も
全て……頷く事が出来るだろう。

『クレヴォルン』――…意味はとある異国の言葉で"鳳凰"、"神に仕えし鳥"。
即ちこの山の名は鳳凰の山。無骨な山にしては余りにも立派すぎるその名の由来は極めて単純。
太古から語り継がれし伝説上の神鳥、『鳳凰』が姿を現す。そうこの地方では古くから言い伝えられてきたのだ。

たかが言い伝え、鳳凰など存在しない。そう嘲笑う者は一人としていない。
何故ならば――興味本位でこの山を登った者はほぼ全て、"不慮の事故"で死亡しているのだから。


「―――クルルルルルァァ―――!!」


巻き起こる龍の如き暴風、虚空を響き渡るは貫く波長。
七つの色彩を持つ神鳥は一陣の風と化し大空を翔ける、向風を弾き飛ばし行きゆく先は言わずもがな、クレヴォルン山頂。
四色の輝きを放つ双翼、バサバサと翼を打つごとに空気を斬り裂くかのような透き通った音色が響き渡った。

やがて暫しの間音色が続き、鳳凰が輝翼を下ろせばその場は静寂に包まれ、彼の澄んだ鋭爪が岩肌を踏みしめる。
太陽が放つ眩光、鮮やかな神鳥を照らし出すその光はまるで鳳凰を迎え入れるかのように優しく包み込んだ。


「――…………」


天さえも味方する『鳳凰』ファンケラー。彼は今日も静かに待ち続ける
自身に"死"の概念を与えてくれる者を、神に挑む愚者を、勇敢なる戦士達を―――
742 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2014/09/23(火) 07:51:53.06 ID:KcSShT3Go
>>727

「………」

 強大なる雷狼と化したウルリックは少女の若い挑発に意を解さず、
 彼女に本来付き従うべき二匹の銀狼をその金色の瞳で睨んだ。

「どうする?」

 言葉少なく告げられた台詞。視線。威圧。そこに全てが込められている。
 狩人(ハンター)とは人と動物が正に一心同体となって獲物を追い詰める生き方と考える。
 にもかかわらず、いつまで“片手落ち”が如き状態で闘争を行うのか?

「そのまま静観を決め込むつもりならば、それは拙者に対する最大の侮辱と見なす!」
743 :澪【獣化】2014/09/23(火) 11:47:24.48 ID:vco2lDTt0
新たに生まれ変わった朝日が地平線から顔を出し、目覚めの時を告げるべく石造りの街を照らす。
近代都市、まだ夜が明けて間もないにも関わらず既に活動を始めんと動き出す人々は少なくない。
そして石畳の上を足早に歩く彼らの憩いの場である噴水広場、そのベンチの一つに横たわっている少女にも等しく朝は訪れる。

「……んぅ……ふわぁ……」

柔らかな日の光に照らされて目が覚めたのか、のっそりと身を起こして小さく欠伸。
フードはその意味をなしておらず焦茶の髪はだらりと垂れてベンチに広がり、頭部の獣耳は時折眠た気にぴくぴく動く。
寝惚け眼をこすりながら周囲を見回し何がおかしいのか訝しげに首を傾げているが、未だ頭が働いていないのかその様子はどこか危なっかしい。
足には何も履いておらず、傍から見ればその姿は家なき子そのもの。
しかしおそらく本人は気づいていないのだろう、ただ寝起きの顔で辺りをなんともなしに眺めるだけ。
道行く人々の好奇の目にも気づく様子は見せず。
744 :ヨブ・バロウズ【扇動者】>>165[saga]:2014/09/23(火) 12:05:33.43 ID:KcSShT3Go
【そんな様子をふと見たのは山高帽にスーツというザ・紳士な服装をした一人の男】

 男、という表現が最も似つかわしいだろう。
 青年と呼ぶには歳経ており、壮年と呼ぶには若すぎる。そのような容貌である。

【しかしてその正体は邪悪なるカノッサ機関において近年、影響力を拡大し続けている油断ならぬ能力者である!】

「………」

 そんな男は何とも奇異の目線が注がれているらしい獣少女のほうを見やって、
 おもむろに道に転がっていたフタの空いた缶詰…所謂、ゴミを手袋に包んだ指で取ると、

「ふむ…」

 スタスタスタ。カロン。

 と、澪のすぐ前の地面にそっと置いた。何が狙いだろうか?

【数分後】

「おお哀れな少女だ」
「獣憑きかね。可哀想に」

 奇異の目は憐憫に取って代わって空いた缶詰の容器にコインが幾度か落とされていく。

【まさに鬼畜の所業!邪悪なのだから仕方ない!】
745 :ヨブ・バロウズ【扇動者】>>165[saga]:2014/09/23(火) 12:06:32.13 ID:KcSShT3Go
//コインを落としていくのは道行く一般ピープルであると注釈
746 :澪【獣化】2014/09/23(火) 12:19:29.54 ID:vco2lDTt0
>>744
「………?」

不意に目の前の地面に置かれた缶詰。その意図を推し量ることも叶わず、男と缶詰を交互に見てただ訝しげに首を傾げるばかり。
しかしそれ以降干渉しようというつもりはないらしい、ならばこちらも気にすることはないだろうかとぼんやり思いながら惚けていること数分。

「……おお……」

何もせずともただ座っているだけで落とされていくコイン、しばしそれを見つめて感嘆の吐息を漏らす。
ここでようやく寝起きの頭がはっきりしてきたのか、何故こうなっているのかやっと考え始める。
今の自分のどこに憐憫の情を抱かせる要素があるのだろうか、そしてその答えはすぐに出ることになる。

「……あっ……やば……」

小さく呟き慌ててフードをかぶり直す。
今更奇異な獣耳を隠したところで大衆の視線が変わることはないだろうに、生憎そこまで少女の思考は及ばないのだった。
747 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/23(火) 14:09:26.81 ID:iniBJC3qO
>>746
「……なぁるほどぉっ、澪は普段そうやって稼いでたってんですかぁっ……」

羨ましいですねぇと笑い、すっかり大漁となった元空き缶をちらり
コツコツと義足を鳴らし歩み寄り隣に腰掛ける

「まぁっ、野宿日和ではありますしねぇっ……」

果物の絵の描かれた缶ジュースをひとつ、手渡そうと差し出した
748 :澪【獣化】2014/09/23(火) 14:23:01.57 ID:vco2lDTt0
>>747
「…ああ…ニア…」

道行く人はもう興味を失ったのか、ベンチに残されたのは少女とコインでいっぱいになった缶詰だけ。
隣に座るニアの場所を作ろうと少しだけ端に寄った。

「…いや…いつもじゃないから…っていうか、こんな稼ぎ方初めてだよ…」

勘違いされているらしい、ぶんぶんと首を横に振って否定。
本当は見ず知らずの男性が勝手に置いた空き缶にこれまた勝手に群衆が恵んでいたわけだが、この場合過程など関係ないのだろう。
山盛りの缶詰とどう見ても家なき子にしか見えない少女、それが今ここにある結果なのだから。

「…別に、ここで寝てたわけじゃないよ…目を覚ましたら飛ばされてた…」

お礼を述べて缶ジュースを受け取り早速開封。果物の甘い香りが鼻腔を擽った。
749 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/09/23(火) 14:31:23.18 ID:lA/mT3pf0
>>748
「あれぇっ、そうだったんですかぁっ?」
「……まぁ、稼ぐにしたってあんな小銭ばっかりじゃぁっ……」

嵩張って仕方ないかと苦笑
確かに缶の中身はずっしりしており、しかし恐らく高額紙幣は少なくも見える
最も寝転がっているだけで稼げる手段としてはなかなか羨ましくもあるが

「なぁんだっ、寝てる合間にってんですかぁっ」
「……困りますよねぇそういうのぉっ、ニアもこの前おんなじような目に合いましてぇっ……」

越えるにしてももう少しタイミングを考えてほしいと自身の分のジュースを飲みながらの無茶な愚痴
越境に慣れて来たが為やや新鮮味が薄れ日常と化した立場の見方である
750 :澪【獣化】[saga]:2014/09/23(火) 14:43:20.78 ID:vco2lDTt0
>>749
「…お金がなくたって、死ぬわけじゃないし…」
「…どうしようね、これ…」

食べ物は自分で探す、野宿は当たり前の澪にとってどうやらお金に対するありがたみは薄いらしく。
山盛りといってもその殆どがおそらくこの世界で最低価値であろう硬貨。持ち歩くのもどこか恥ずかしいそれを前に困ったように肩を竦めるだけだった。

「…ニアもあるんだ…?よかった、私だけじゃなくて…」
「…本当だよね…棺桶の中とか、牢屋の中とか…勘弁してほしいよ…」

越境のタイミングもそうだが、越境先の場所を選ぶ手段を澪は持たない。
今更言ってもどうにもならないのだろうが、それでも同じ越境者であるニアなら共感してくれるだろうとついつい愚痴がついて出る。
口に含んだジュース、広がる果実の味は仄甘く。
751 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/23(火) 14:54:13.11 ID:lA/mT3pf0
>>750
「まぁっ、ニアもこれがありますしぃっ……」
「うーんっ、折角の善意なんですし頂いとけばいいんじゃないですっ?」

確かにと同意しながら細身のタイドメイカーを1本生やして見せる
味に対する贅沢を言わない限り、食料に対する心配は殆どない
腕を組んで首を傾げ、そしてやはりお金はある意味最も簡単にそして同時に最大に示すことの出来る善意だ
無下にする事もないだろうと結論

「えっ? あ、いや、さすがにそこまではないですけどぉっ……」
「ただまぁっ、ご飯中とかお風呂の時とかだと困りますねぇっ……」

苦笑そして否定、棺桶だの檻だのは幾ら何でも運が悪過ぎるだろう
ただ、どちらかといえばタイミングの問題ではあるが矢張り根本思う所は同じだ
甘味の中、ミックスされたグレープフルーツのほろ苦さが微かに感じられた
752 :澪【獣化】2014/09/23(火) 15:08:24.70 ID:vco2lDTt0
>>751
「…ああ、うん…それもいいけど、やっぱり新鮮な肉が一番…」
「…それもそっかぁ…」

確かにニアはいざという時の非常食を持ち合わせている。
いいな、と羨ましげに見るがやはり食するのならば好きなものがいい。触腕を見る目はどこか複雑そう。
地面に置いていた缶詰をコインが零れ落ちないようそっと拾い上げてベンチの上に。
しばらくそれを眺めるものの、結局この使い道をどうしようかと思案することになる。

「…そっか…私だけかぁ…」
「…タイミングで困る事はあまりないな…寝てる時は危ないから止めてほしいけど…」

そう、運が悪い。ただそれだけなのだ。
しかしなんだかんだ他の越境者のお陰で未だ大事に至っていないあたりその辺りの悪運も持ち合わせているようだが。
越境のタイミングや到着先が指定できる人が羨ましい、とひとりごちて小さく苦笑。
舌先に感じる仄かな苦味は二人の悩みのようにいつまでも残る。
753 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/09/23(火) 15:19:31.52 ID:lA/mT3pf0
>>752
「お肉っ、いいですねぇ……これは味気ないのが欠点だってんですよぉっ……」
「ええっ、それだけあれば新しい服くらい買えるんじゃないですっ?」

ずるりと水音、触腕を仕舞う
今はとりあえず空腹な訳ではないし、そしてそうだとしてももう少し美味しいものが食べたい
なんだかんだそれなりにありそうなお布施
使い道を考えて唸る

「なるほどぉっ……」
「澪は場所でぇ、ニアはタイミングって感じですかねぇっ……」
「寝てる時に海の中とかぁっ、考えるだけで嫌ですねぇっ……」

割と気楽に享受している越境者の立場だが、色々と問題は付き物だ
くいっとジュースを飲み干せば甘い香りの溜息ひとつ
754 :澪【獣化】2014/09/23(火) 15:29:08.37 ID:vco2lDTt0
>>753
「…私、それ食べた事ないからなんとも言えないけど…おいしいの…?」
「…服…?…うーん…でも、今のだってまだ着られるし…」

味気ない、というのが気になったのか最もそれを食しているだろうニアに問うのは味の感想。
やっぱり蛸みたいな味なのかな、などと想像を膨らませるがその期待が盛大に裏切られるなどとは思いもよらず。
今のところは目立った解れがあるわけでもない黒のパーカー、替えるのがもったいないのかあまり乗り気ではないよう。
何か美味しいものでも買えるだろうかと一枚、二枚ととりあえず累計金額を数えることにする。

「…逆だったら…いや、それはそれで嫌だな…」
「…まさか、そんなに運が悪い人はさすがにいないと思うよ…」

隣の芝生は青いとよく言うが、どうやらこの場合そうでもないらしい。タイミングに困るのもそれはそれで嫌だなぁと小さく苦笑。
これも越境者ならではの悩み、語り合える相手がいるという事実になんだか嬉しくなって。
飲み干し空になった空き缶はカランと乾いた音を立てた。
755 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/23(火) 15:39:30.67 ID:lA/mT3pf0
>>754
「……興味あるんでしたら、食べてみますっ……?」
「まだって……でもっ、何着かあってもいいんじゃっ……?」

再度また生やす事になったタイドメイカー
ヒトの手首程の太さのそれは齧れば非常に美味しくない
埃まみれのミズクラゲ、といった具合か
ナノマシンの活動により栄養価はそれなりではあるが
服に関して互いの認識にややずれがある事に気が付いていない
世界に依って買い換えるなりして着替えているニアにしてみれば首を傾げる結果なのだ
因みに今はワイシャツにチノという無難なモノだが
果たして幾らあるのかを見守っている

「……青くないですねぇっ、隣の芝も……」
「あはは……あー……や、やめましょう、なぁんか微妙に何処かで旗が揺れたような気がするってんですよっ……」

全くである、互いに苦労しているのだから
そして続く話題に笑いながら頷こうとした矢先
なんだかフラグ的な物が立ったような気がして鳥肌、首を横に振った
756 :澪【獣化】2014/09/23(火) 15:58:35.11 ID:vco2lDTt0
>>755
「…いいの…?じゃあ、一口だけ…いただきます…」
「…何着も持ってたら、邪魔じゃない…?」

おそるおそる齧りつけば、なんとも言えない苦い顔。
もっちゃもっちゃと咀嚼、どうにか飲み込むがもうお腹いっぱい、とばかりに小さく首を横に振った。
これに関しては澪が少々女の子らしくないというのもあるだろう。
なにせ少し汚れればその辺で水洗い、着れなくなってようやく買い換えるのだから。

「…どっちも、変な色の芝生だね…」
「…うん…私もそんな気がする…この話はやめようか…」

どうやら同じ物を感じたらしい、やや青ざめた顔で目を泳がせる。
もう遅い、という幻聴が聞こえたような気もするがそんなはずがないと振り払うように大きく首を横に振った。
気分を変えようと黙々と硬貨を並べ、ようやく計算が終了。どうやら見た目を裏切らない程度の額はあったらしい。

「…ここで話してるのもなんだし…どこか、お店に入らない…?これもあるし…」

まだ太陽も頂点に達していない朝、風は肌寒く直接当たる日光が地表を温めるにはまだ時間がかかるらしい。
外で話すのもなんだとニアを喫茶店に誘う澪の瞳は光に当たって金に輝く。支払いはもちろん名も知らぬ人々の恵みから。

//そろそーろ時間なので〆に向けてもいいでせうか?
757 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/23(火) 16:12:51.87 ID:lA/mT3pf0
>>756
「……いい評判は貰ってないってんですねぇっ、皆さんからぁっ……」
「えぇっ……でもぉっ、いつも同じのだと飽きちゃいません……?」

あははと笑って脊髄に仕舞う
むしろこれを気に入られるなんて事があった場合驚きだ
ニアは衣服に関しては(見た目の)年相応な見解では有るらしい

「あー……お互い、浮き輪とか水着とか、買っときますぅ……?」
「あっ、いいですねぇっ……甘いの飲んだらしょっぱいもの食べたくなっちゃいましたってんですよぉっ」

備えあればというやつだろう、そしてそれは恐らく無駄にはならないはずだ
そして澪の提案に頷いて金色を見詰める朱
越境者達の悩みの……憂鬱の影を、その縁は緩やかに照らし払って行く

//わかりました、それではこれで〆な感じで
//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
758 :澪【獣化】2014/09/23(火) 16:33:18.83 ID:vco2lDTt0
>>757
「…これは…いい評価をもらうのは、なかなか難しいと思うよ…」
「…うーん…いつも同じの方が安心できるし…」

大分オブラートに包んではいるがやはり澪も他の越境者達と同意見らしい。
いつかこれを気に入る者が現れたら一目見てみたいものだと零す。
もし澪が服に対して一般の見解を持ち合わせていたとしても、きっとフードがついているものを選ぶのだろう。
そうでもないと頭部を覆い隠すことはできないから。

「…それ、持ち歩くの大変じゃない…?」
「…ん…じゃあ行こうか…」

常に浮き輪を装備している姿でも想像したのか、数瞬思案顔になってないないと首を振った。
ニアの同意を得られれば徐に立ち上がって歩き出す。手に持った缶詰からコインが零れないよう慎重に。
行き先は未定、しかしどこに行っても越境者同士、女同士の話題の種は尽きる事を知らず。

//ありがとうございました、またよろしくお願いしますっ
759 :楼【銀狼狩猟】2014/09/23(火) 17:39:37.82 ID:oOU0ak4+O
>>742

……くははっ、どうするもこうするもあるかよ…てめえは、あたし一人で潰す!

【雷狼の威圧的な視線に、えお
760 :楼【銀狼狩猟】2014/09/23(火) 17:39:53.58 ID:oOU0ak4+O
わー!すみません!
761 :楼【銀狼狩猟】2014/09/23(火) 17:58:39.63 ID:oOU0ak4+O
>>742

……くははっ、どうするもこうするもあるかよ…てめえは、あたし一人で潰す!

【雷狼の威圧的な視線に臆することなく、力強く言葉を返す】
【楼は銀狼に手を出すなと命令を下した。其れを覆すのは恥になる…一度口にした言葉を覆す位なら命を捨てる】
【片手落ちがなんだ?もう片方の腕がある、両腕落ちたからなんだ?まだ脚がある】
【四肢が落ちたとしてもまだ口がある。意地でも喰らいつく。意地を捨てたら、生きてる意味は無いだろう】
【銀狼は動かず、ただ二人の闘争を見続ける】

侮辱だぁ?…くだらねえぇなああ!てめえのことなんざ知ったこっちゃねえよ!

…とっとと来やがれ!クソ犬!

【楼の脚が深く地面に突き刺さる、此れで雷狼の攻撃を回避することは叶わなくなった】
【何処を狙う?胸部か?頭部か?何処でもいい。何処に当たろうと、楼は雷狼の一撃に全身全霊で耐えるつもりなのだから】
762 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/23(火) 19:36:14.18 ID:dJjZmkb1O
【男が一人、湖の畔に佇んでいた】
【男は傷んだ茶髪にスーツを着込んでいて】
【手足の節々に包帯を巻いていた】

神流…何処行っちまったんだよ馬鹿野郎が。

【口に出した名は己が師匠の名】
【旅の最中にはぐれた身内を案じて、小さく呟いた】
763 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風]左足損失。全身火傷[saga]:2014/09/23(火) 20:35:07.61 ID:AZ83EjUw0
>>762
【そこは湖と称される場所】
【そこは人を結ぶ場所】
【そこは水と地を綯い交ぜにする場所。生命の始まり水が溜まった、いわゆる大きな水溜まりである】
【ナナーシャの視界に映るだろうか? 湖の土真ん中、そこから少し上空に、黒い蟠りが発生したことに】

【突発性境界移動現象と誰かが言っていた『ゲート』が口を開く】
【その中から吐き出された人物は、ミルクティー色の髪を風に遊ばせていた。否正しく言うなら遊ばせていたのでなく、遊ばれていた】

……

【その双眸は開いておらず、眠っているとさえ思わせる。だが湖面に反射する光がその人物の肌を照らした瞬間】
【あまたの傷が晒されたのだった。とうてい自然では起こり得ないやけ爛れた肌だった】
764 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/23(火) 20:50:18.96 ID:3YTCqrjmO
>>763
【ぼんやりと湖…大量の水を眺めていると】
【やはり先日の死闘が想い起こされる】
【包帯に隠れた傷が鈍く痛む】
【その痛みに顔をしかめて溜め息を吐けば…】

ん…ありゃ、ゲートか……?
突然化け物が現れるなんて勘弁だぜ…?

【不意に現れるゲート】
【其処から堕ちる 一つの影】
【刹那、無意識のままに飛翔するナナーシャ】
【風よりも嵐よりも迅く吹き抜け 彼女を受け止める】
【何故彼女は傷だらけなのだろうか】
【一体何が英霊を此処まで痛めたつけられるというのか】
【数多の疑問が浮かび消えていき 思考を掻き乱す】

【それでも 溢れ出した言葉は】

赦さねぇ…赦さねぇぞ……

てめぇ、を傷付けた奴もッ! てめぇがここで死ぬこともッ!
絶対に赦さねぇッ! 起きろ神流ッ!

死ぬんじゃねぇよ…! 死なないでくれ……!


【ナナーシャは神流を担いだままに着地すれば】
【自信が使用していた包帯やその予備を使い、乱雑に然れど全力で応急処置に掛かるだろう】
【てんで素人…そして不器用なナナーシャだが…まぁ、頑張るはずである】
765 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/23(火) 21:22:38.64 ID:RPwpHGxnO
【境界線世界に数多存在するファンタジー世界の何れか】
【中世風の街並みに商いに勤しむ人々の喧騒が溢れ返る場所】
【様々な商品が並ぶ此処は、城壁に囲まれた都市の市場のようだ】

………………

【その市場の片隅、その辺りで一際かぐわしい香りを放っている店の前】
【無言のままひたすらにケースの中に陳列されている商品を見つめている女が一人】
【その眼差しからはある種の真剣さに満ちており】
【その女性の頭の狐耳や背後で揺れる尻尾も合わせて人目を引いている】
【彼女の放つ気迫の為に他の客が店に近づくのを躊躇っており】
【店主も脂汗を垂らして困惑顔をしつつも声を掛けあぐねている有り様だ】
766 :イリー 黒猫 動禅魔導[sage]:2014/09/23(火) 21:30:15.09 ID:UXtSefDzO
>>765
【こんな世界だ、猫が歩いていた所でなんら不思議も違和感もない】
【これは事実重要な事で、世界によっては物珍しさから捕獲されそうになったり酷ければ駆除されそうになったり】
【ともあれここでその心配はない、生まれ育った世界に似た雰囲気を楽しんでいたところ】

……うん? あれ……?

【見憶えのある女性、間違え様もない耳と尻尾】
【恥ずかしながらも思わず小走りになるのを禁じ得ない】
【しかし声を掛けようとした矢先に横顔のその真剣さに気が付き憚られた】
【一体何を見ているのだろう? 陳列棚に目をやってみる】
767 :帆村深雪【灼熱極地】gt;gt;220</b> ◇rF8einrntM<b>[sage saga]:2014/09/23(火) 21:42:17.21 ID:Y45jbAOeO
>>766
「……すごい人ねぇ」

人々で賑わう城壁都市の市場。
売ってない物は無い、と言わんばかりに立ち並ぶ無数の店。
その店の一つ一つが違う雰囲気を放っていた。

「ん……何この匂い……」

その中でも特に目立つ匂いを放つ店。少女はそちらへ足を進める。
そして彼女が見たのは、ショーケースに張り付く狐の耳と尻尾が目立つ女性だった。
768 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/23(火) 21:45:21.10 ID:RPwpHGxnO
>>766 >>767

…………うぅん……どうしたものかしら

【すぐ近くまで歩いて来た黒猫や少女の存在にも気付く様子はなく】
【凄まじく真剣な顔で、しかしよく聞けば小声で何やらブツブツと呟いている】
【ビャンコの見つめる先には様々な色合いを輝かせる焼き菓子が並んでいる】

こっちの赤いの……でもでも、こっちの紫のも……っ

【凄まじい気迫を撒き散らす彼女の悩みの元は】
【目の前の菓子の内からどれを選ぶのか、といった事のようだ】
769 :イリー 黒猫 動禅魔導[sage]:2014/09/23(火) 21:53:13.51 ID:auCfv2qC0
>>767-768
【何を真剣にと思ったがその目線の先にある物に苦笑】
【だがまぁ本人からしてみれば集中して余りある問題なのだろう】

……私はそっちの、緑色のが綺麗に見えるなぁ

【ひょいっ、とビャンコの肩に飛び乗ろうと跳躍】
【深雪からすれば喋る黒猫が狐耳の女性に飛び乗ろうとしている絵か】
770 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/23(火) 22:02:09.51 ID:Y45jbAOeO
>>768-769
陳列棚から離れようとしない狐耳と尾の女性に飛び乗る黒猫。
棚の中には一体何があるのか。

「うぅん……この白いの美味しそう」

少女もそれを見ると、なるほど何故彼女らが離れないかがよく分かる。
色とりどりのお菓子が敷き詰められたように並んでいるのだ。
どれもこれも美味しそうなものばかりだ。迷うのも無理はないだろう。

「でもこの茶色いのも……」

そして少女も、1人と1匹の隣でどれにしようかと選び始めたのだ……。
771 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風]左足損失。全身火傷[saga]:2014/09/23(火) 22:02:19.56 ID:AZ83EjUw0
>>764
【弱った身体は少しきつく抱きしめただけで折れてしまうのではないか、そんな事を思わせるほどにぐったりしていた】
【それは当然のことだろう。神流の身体には言い知れない負荷が重圧にかかっているのだから】
【暗黒気流の姿は見受けられない事から今の神流は神流で間違いないだろう。カンナではない】
【誰かに呼ばれた気がする。身体が暖かい。何処かで感じた覚えのある感覚が、深淵に沈められた意識を覚醒させていく】
【何度か呼ばれたところで、神流は光を目にした】
【今まで闇にいたためか、いつもより眩しく見える光と、一人の光。それは希望とか言う奴なのかもしれない】

……な、…………ナー……し、ゃぁ……?

【気づけば身体は白い。白いわけではなかったが、一目だけだと真っ白に見えた】
【しかしピントが合うにつれと視界はクリアーになっていき、それが包帯であることに気づく】
【序で視線を上に向ければそこに、よく見知った理解者がいた】
【その者の名はナナーシャ。自由と、強さの、象徴だった】
772 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/23(火) 22:19:46.16 ID:RPwpHGxnO
>>769 >>770

……っ!? い……イリーny……っ……
こんにちは、イリーちゃん……こんな所で会うなんて奇遇ね?

【黒猫が肩に乗っても気にした様子は無かったビャンコだったが】
【その黒猫が友人のイリーの声を放った瞬間に驚きのあまり耳と尾の毛が逆立つ】
【慌てて呼び名を間違えそうになるが何とか落ち着いてるよう取り繕うが】

……! そ、それは……確かにその緑のも深みのある緑が宝石みたいでステキよ? けど……
えっ!? あ……あぁ……そうよ? 白いのは雪みたいにきめ細かなパウダーがきっと口の中で優しく溶けていきそうだし
茶色いのだって、噛んだ瞬間にバターの香りを振りまきながら音を立てて崩れて……でも、あぁ……あぁぁぁ……全部は……買え……な、い……っ

【一人と一匹の提案に対して肩を震わせながら肯定するが】
【どうやらそれら全て本当なら食べたい所だったようだが】
【生憎と路銀の都合によって全部は買えないと悩んでいたようだ】
【両手で顔を覆うビャンコの前、菓子の前に貼られた値札は見た目相応に割高である】
773 :イリー 黒猫 動禅魔導[sage]:2014/09/23(火) 22:25:42.38 ID:auCfv2qC0
>>772
>>770
悪いな、脅かしてしまったか?

【意地悪そうに微笑みながらビャンコの顔を覗き込む黒猫】
【奇遇な再会に、久し振りと二又の尻尾を揺らした】

あー……
その、なんだ……分からなくはないが……
あ、じゃあ三人(?)でそれぞれ買って少しずつ分け合うってのはどうだ?
……なぁ、そっちの貴女も

【正直味に興味がない訳ではないが、そこまで悩むかと言われれば微妙なところ】
【シェアする事を思い付き、深雪を巻き込む形とはなるが提案してみる】
774 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/23(火) 22:35:46.53 ID:3YTCqrjmO
>>771
【必死に呼び掛けを続けていると彼女が瞼を開いた】
【其を見て、ナナーシャの瞳からは 何時振りとも知れぬ一筋のナニカが伝い落ちて】

…馬鹿野郎ッ…!! テメェ…英霊がそんな、そんな力のはいんねぇ声だすんじゃぁねぇッ……!

神流…、俺は帰ってきたんだぞ…!
神だかなんだか知らねぇが…一発ぶちかまして帰ってきたぞッ!

テメェも早く、帰ってこいッ!


【そうだ。目の前に居る彼女は英雄だ】
【窮地に際して希望の風を運ぶ英霊】
【我が友にして師…掛け換えの無い相棒】
【此処で朽ちる筈はない…彼女を此処で失うなんて、そんな枷は認めない】

【瞼を開き此方を見つめる彼女にすがりつくように、ナナーシャは彼女の頬へ手を滑らせ】
【宝石か花を愛でるように頬を撫でようとふるだろう】
775 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/23(火) 22:44:09.76 ID:Y45jbAOeO
>>772-773
「って、意外と高いのね……」

よくよく見ると、この菓子は結構値が張るようだ。
そんなに幾つも買えるものでもない。

「え……っ」
「……べ、別にいいけど?」

そして隣の黒猫が、出しあって3人で分けようという。
少し戸惑うも、反対する要素が見当たらないのでとりあえず賛同することに。
776 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/09/23(火) 22:51:35.40 ID:WvEe84IS0
ここは衰退世界の南米、とある密林。
巨大昆蟲の徘徊するその世界へと偶然辿り着いたジョシュア達一行は今まさに最大の危機に直面していた。

「…うん、まぁ樹に実がなってるのは分かるよ」

巨大な樹木の上、直径数mもある太い枝葉の上でロープを引き樹上キャンプを設営して夜を凌ぐジョシュア達
その足許、はるか真下の地面に群がるのは巨大なアリだ。その巨体ゆえか樹には登って来はしないが。
そんな中、負傷し右腕に包帯を巻いたジョシュアはどこか赤ら顔、不機嫌顔で独りぼやき続ける。

「………」

食料や水は三日分はある。ジョシュアは消費エネルギーが莫大な為十分な備蓄とは言えないが
3日もあればこの局面を打開できるだろうか、ともあれここに存在するほぼ無尽蔵の森の恩恵を使い切ることなど到底不可能だろう。
などと言いつつ近くに生えていた果実をもぎ取り口へと運んだジョシュアを悲劇が襲ったらしい

「なんで爆発すんの?」

熟れていた味は自らが発酵したガスで爆発四散、酒に弱いジョシュアはそれをモロに浴びて酔いどれ状態だ。
時折ひっくと肩を跳ねさせながら水をくっと仰ぐ姿はまさに酔っ払い。こんな状態では移動は不可能だろうと一行は今夜ここに留まる羽目となったのだ。
777 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/23(火) 22:53:12.12 ID:RPwpHGxnO
>>773
べ……別に驚いたりなんかしてる訳が無いじゃないの

【問い掛けを否定しつつも目線は明後日の方角を彷徨っている】
【久方ぶりの再開を喜ぶ気持ちはありつつも、何故このタイミングでといった所のようだ】

はぁぁ……こんなことなら新しい服なんて買わなければ……
……っ! そん……な……ほん、とうに……良いの? 冗談とかじゃ無いわよね?

【手持ちの路銀の少なさは服を買ったが為の物であるようだ】
【ビャンコの着ている服は確かに薄汚れており、新しい服を買うのは止むなしだろうが】
【そして黒猫の提案を聞くと先程の真剣な眼差しを黒猫に向け】
【肩の上の黒猫に顔をくっつけそうな迄に近づけていたが】

>>775 >>773
……!! ホントウに……アナタも良いのね……っ!? 良いのよねっ!!? ありがとっ!
それじゃ……それじゃあっ! オジさん! コレとコレ、あとソッチのとアレ! あとあとっ! コッチのもお願いっ!!

【もう一人の明らかに自分よりも年下な少女の言葉に満面の笑みを浮かべ】
【一人と一匹に感謝を告げると凄まじく幸せそうなオーラを溢れさせながら】
【店主にショーウィンドウの中を一々指差しながら注文する】
【どうやら当初悩んでいた物に加えて両者に提案された物も買うつもりのようである】
778 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風]左足損失。全身火傷[saga]:2014/09/23(火) 22:54:44.43 ID:AZ83EjUw0
>>774
【一括とも、励ましとも、心配とも取れるナナーシャの言葉】
【その言葉を飾るにふさわしき、始めてみるナナーシャの涙を一瞥した瞬間。電気が駆け抜けたように急速に意識が覚醒していった】
【それは全てを絶望に塗りつぶすアノ黒雷の様なものじゃなくって、絆の雷と形容できそうな暖かい物だった】

ふ、ふ……ふ。そ……うね、らしく……な、い

【英霊……未知数の可能性を秘めた思念体たちのこと】
【神流も、そんな物の一つだった。しかし英霊にも相性がある。自然の定めに逆らえなかった】
【大気が完全に絶縁体であったなら、こんな酷い有り様になることは、なかったのだ】
【ナナーシャの涙は、神流の頬を濡らし、ナナーシャ自身も縋るように頬を撫でてきて】
【意外そうに見開かれた神流の双眸は、微笑みを形作った】

じ、ぁあ……わた、しが帰って……来るまで、お、かえ、りは……おあづけ

【弱々しく手を動かし、頬にふれるナナーシャの手にぴたりと重ね】
【また、微笑んだ】
779 :イリー 黒猫 動禅魔導[sage]:2014/09/23(火) 22:59:35.69 ID:auCfv2qC0
>>777
ふふっ、そうだな……悪い

【強がって見せているような、恥ずかしがっているようなその仕草】
【どこか懐かしく感じて、遠き日々を想う】

えっ!? あ、あぁ、手持ちはそこまでではないが……

【随分と近いその顔にたじろぎ、天鵞絨の毛並みの下は赤面しているかも分からない】
【ともあれ何処からかがま口のお財布を取り出せば中身を確認している】

>>775
>>777
よしよし、すまないな巻き添えにしてしまって

【突然の申し出に頷いてくれる深雪に感謝を告げて軽く頭を下げる】

……っておい、そ、そんなに買うの……?

【と、火の点いたような勢いで注文を始めるビャンコに思わず苦笑】
【まぁその表情を見れば止める事など出来るはずもないが】
780 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/23(火) 23:06:29.04 ID:3YTCqrjmO
>>778

【驚いたように…意外そうに見開かれた神流の目】
【その表情が少し小生意気に映り、今すぐにでも撫でている頬をむにむにも引っ張ってやりたくなる】
【自分だって予想だにしていなかった。柵を拒み自由を求めてきた自分が他人の為に涙を流すなど】

【然し神流の表情は優しい笑みに変わり、撫でていた右手に彼女の手が添えられて】
【神流が消えてしまう不安を融かすような暖かさが伝わってきた】


ハッ…そうかよ……遅くなんじゃねぇぞ…クソガキ……

帰ったら…そうさな…ファミレスにでも、連れてってやるからよ

だから、早く聞かせてくれよ…言わせてくれ…

【──おかえりと 】
781 :ギル【神の癒し】【神の鉄槌】[sage]:2014/09/23(火) 23:13:07.94 ID:8PpUq7cp0
>>776
「おや?たしか教会で神への祈りを捧げていたはずなんですが…」

密林に似合わない神父服を着ている男
祈りの体制をやめ、不思議そうに辺りを見回す

「そういえば、どこかで唐突に異世界に飛ばされることがある、という話を聞いたことがありますね」
「半信半疑だったんですがまさか本当にあるとは…」

驚いたように呟き、立ち上がる
そして服についた砂を払うと歩き出す

「まぁここにいても仕方がありませんし進んでみますか」
「教会に変える方法が見つかるといいんですが」

宛もなく密林をさまよっていると小さな破裂音のような音が聞こえる
人でもいるのかとそこに向かうと巨大な木の上で酔っぱらっているような男を見つける

「なにやら酔っぱらいのように見えますが…まぁなにか知っているかもしれませんし話しかけてみましょうか」
「すいません、そこの方ここがどこか教えていただけないでしょうかー!」
782 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/23(火) 23:13:49.91 ID:Y45jbAOeO
>>777>>779
「いや……むしろボクも何個か欲し……」
「って買いすぎなの……!!」

承諾した瞬間、次々と店主に注文を入れるビャンコ。
流石に止めようとするが、半ば暴走気味の彼女には届かないと思う。

金がないという訳ではないが、合計額の3/1が財布から消えることになる。
一気に懐が寒くなることだ……。
783 :澪【獣化】2014/09/23(火) 23:14:02.66 ID:vco2lDTt0
>>776
「…世界には、そんな樹もあるってことだよ…」

そんなジョシュアから顔を逸らす少女。時折肩が跳ね上がるのはきっと堪えきれない可笑しさから。
それでも顔には出さないように努めてはいるが直視して我慢できる自信はない。故に少女の目線は真下をうじゃうじゃと這う蟻に向いていた。

「…まあ…どうせもうこんな時間なんだし、ちょうどいい…のかな…?」

頭上に輝くのはどの世界でも変わらない柔らかな月。
いずれにせよ早いうちに夜営の準備を始められたのだ、気にする事はないと澪なりの励ましを送るがやはりその顔は他所を向いたまま。
いきなり広がった酒の匂いに最初はなにかと思ったが、その真相を知ればこみ上げてくるのは笑いばかり。
さすがにジョシュアが可哀想だと必死に抑えるがやはり直視する気にはなれなかった。
運良くその場を離れていた澪に被害こそ及ばなかったが二次災害が起こるなどとおそらく知る由もない。
酒に負けるなど、彼女は経験したこともないのだから。
784 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(和歌山県)2014/09/23(火) 23:19:39.47 ID:AZ83EjUw0
>>780
【ーーー暖かい】
【完全に覚醒した意識とはいえどやはり人の形をし、今は生物カテゴリーに組み込まれている神流は、記憶の曖昧さと視界に映る景色の解像度の粗さに】
【何故か心を和ませた。人間らしくなればなるほど少しずつ弱くなる己は、甘い】
【弟子とか、他人とか自分とか、一切合切分け隔てなく、どうしようもないほどに】



【ーーー甘い】



【でも不思議と、嫌だとは思わなかった】
【寧ろ心を踊らせた。神流の願いはたった一つ、『普通の少女でありたいこと』。こんな願いに一歩また近づいている気がして】

……や、くそく…………必ず、まも、る……から……さ……

見捨て、ないでね……

【ナナーシャの頬に触れようとしながら、そう言った】
【そして神流の容態は良くはない。病院か何かが、必要である】
785 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/23(火) 23:22:13.76 ID:AZ83EjUw0
>>784
名前欄、忘れました
786 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/23(火) 23:28:17.39 ID:3YTCqrjmO
>>784

見棄てる訳ねぇだろ…

俺は仲間を見捨てねェ……

【そして今更ながらに気付く】
【自分が施したのは所詮応急手当】
【英雄たる彼女に効果があるのかは分からないが、病院に運ばなければなるまい】

【ナナーシャは彼女の膝と頭に手を通し】
【俗に言うお姫様云々のような体制を取り神流に微弱の風を纏わせた】

嵐よりも迅くッ! ……微風よりも繊細にッ!

英雄の弟子に 出来ないわけがねぇっ!

【次いでナナーシャは加速】
【総てを薙ぎ倒す嵐の如くに速く】
【然し、神流を包む微風は繊細に】
【彼女への負担を最低限にし、最大限の速度で病院に向かえば】

急患だッ! 急げ無能! こいつに何かあったらこの建物ごとぶち壊すからな!?

【窓を叩き割り、強引に院内を入り込み…医者たちに彼女を託すだろう】

787 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/23(火) 23:30:06.98 ID:RPwpHGxnO
>>779 >>782

んふっ、んふふふっ、んふふふふ〜〜っ♪

【慌ただしく注文の品をケースから出して行く店主を楽しさによって頬を紅潮させながら見守る】
【嬉しさのあまり普段の物静かな印象は城壁の彼方へと吹き飛んでしまったのだろう】
【笑い声とも鼻歌とも取れるような声がダダ漏れになっていることに気付いていない】

……っ、ぁぁぁぁぁぁ……良い香り……あっ、お代をっ

【しっかりとした作りの紙箱に収められて行く焼き菓子をウットリと見つめていたが】
【ふとお代を払わねばいけないコトを思い出したのか財布を懐から取り出すと】
【口を開いたソレを逆さまにして中身を振るい出すようにしてトレイの上に並べる】
【見た所財布の中身はそれでスッカラカンのようである】

……ふふっ、もうすぐ……もうすぐっ……くふふふっ

【財布の中身を全て出し終え恐らくは全財産を出したにも関わらず】
【そのことを気にした風も無くとても幸せそうである】
788 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>2142014/09/23(火) 23:32:07.41 ID:WvEe84IS0
>>781
「……聞こえてるぞ、誰ぁれが酔っ払いだってぇ……?」

地獄耳のジョシュアは神父の独り言を漏らさずキャッチ、じとりとした視線を神父へと投げかけた。
しかしそのナリはどう見ても酔っ払い。
普通の酔っ払いと違う点と言えば首を覗いた全身を軍用パワードスーツで覆い、小脇にヘルメットを抱えていることだろうか

「俺ぁ酔ってませンよ、ちょーっと酒を浴びちまっただけです…」

酔っ払い程自分は酔っていないと弁明するものだ。ジョシュアもその例外に及ばず…
あぐらをかいたままぶんぶんと首を振るいながら神父の独り言を否定した。

「ここは…ドコなんでしょォね、俺達も飛ばされてきたばかりで…よく分からないんです」

此処はどこかと聞かれれば言い淀む。ジョシュア達も詳しい情報は手に入れられていないのだ。
この世界に飛ばされてまだ数日。どのような集落も見かけてはいない。
唯一見つけた"人"といえば、このテントを"提供"してくれた行き倒れのキャラバン隊だけか。

>>783

「………れぃ……お前…なんでそんな面白い顔してるんだ…?」

そしてこちらはいきなりの失言。笑いを堪えている澪の顔はジョシュアには変顔か何かにでも写ったのだろう。
もしも澪が今までジョシュアと酒を酌み交わしたことがあったのならばジョシュアの酒の弱さも知っていた筈だが…

「…お前まさか……」

じぃっと澪の顔を覗き込むジョシュア。その瞳は怪訝そうな色を浮かべている。
悟られたか、しかしジョシュアが澪が何を堪えているのかを知ることはなかった。

「……………お腹痛いのか?」

そして兵士は急に不安顔に。おろおろと澪のことを非常に心配し始めた
今目の前で泣きそうな顔をしながら少女の顔を覗き込むこの兵士は決して獣人の少女を笑わせようとしているわけでは無い。
ただジョシュアの余りにも唐突で不自然な行動を前に澪はどこまで耐えることが出来るか。
789 :イリー 黒猫 動禅魔導[sage saga]:2014/09/23(火) 23:37:40.69 ID:auCfv2qC0
>>782
何個かってレベルじゃないよなぁ……

【相変わらずビャンコの肩に乗ったまま苦笑する黒猫】
【金額を考えてヒヤヒヤしているのは同じだ】

>>787
……ふふっ

【飛んだ出費であり、同じく財布は寂しい事に】
【ただ、まぁ、なんというか】
【良しとしよう、このビャンコの満面の笑みを見る事が出来たのだから】
【暫くは節制しないと、と内心で苦笑】
【だがそれとは真逆に、表情は緩んでいた】

>>782
>>787
【と、このまま黒猫、場所を変えるのであればそれに従い着いて行く】
【お菓子に舌鼓を打つ事になるとしたら勿論従ってしかし遠慮がちに食べる事だろう】
【猫の身では人間と同じ物を食べる事は難しいが故だ】
【ともあれ恐らく、持ち金を使い果たしたにしては心が軽い】
【決して金銭では買う事の出来ない満ち足りた時間を過ごす事になれば、それは重畳である】

//ごめんなさい、これで落ちます
//ありがとうございました、お疲れ様でしたー
790 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/23(火) 23:49:50.13 ID:AZ83EjUw0
>>786
【風、若しくは気流は、自分であり友】
【風の英霊である神流は、風を感じると完全に安心しきった】
【お姫様抱っことは全ての女性が一度は体験したい体制だと聞いたことがある。さして気にする風はないけれど、されて悪い気はしないらしい】
【そしてシチュエーションは違えど神流もまた、そのお姫様抱っこをされていた】
【刹那。大好きな風を駆け抜ける爽快的感覚を身体が覚えると、意識は途絶えた】

【小さな、吐息をはきながら】

【病院がわからすればいきなりガラスを突き破られたのだから恐ろしさに身を竦ませていた】
【しかし神流が急患だと知った彼らは、迅速に処置を施す準備を始めた】

【それから約5時間後】
【神流は個室で、約二ヶ月の間大人しくするはめになったようだ】
【退院の際に先に合う人は、決まっているらしい】


/雑ですけどここらで〆ですか?
/絡みありがとうございました!楽しかったです!
791 :ギル【神の癒し】【神の鉄槌】[sage]:2014/09/23(火) 23:52:53.17 ID:8PpUq7cp0
>>788
「おっと、聞こえていましたか」

あまり大きな声で言ったつもりはなかったのだが
どうやた彼はよほど耳がいいようだ

「そう、ですか」

どうやら彼もここがどこか分からないらしい
まぁそれならそれでなるようになるだろう
一先ず彼らのもとへ向かおうと巨大樹に近づく
その大きさゆえか足場となる場所も多く、ジョシュア達の元へ行くのにそう苦労はしなかった

(格好からして軍人ですかね)

パワードスーツをみてそうあたりをつける
しかし軍人が見知らぬ土地で酔っぱらっていていいのだろうか
そんなことを考えつつもここに泊まらせてもらおうと話しかける

>>783
「一人で見知らぬ土地にいるのはすこし心細いので、今晩ここに止めてもらってもいいでしょうか?」

少女相手におろおろしているジョシュアを見て
人はやはり見た目によらないのだなと少々失礼なことを考えてクスリと小さく笑う
792 :【ナナーシャ】風を操る能力者[sage saga]:2014/09/23(火) 23:56:19.34 ID:3YTCqrjmO
>>790

【神流を送り届けた後のナナーシャ】

ハァ!? 弁償!? 治療費!?

ふざけんじゃねぇ! おまえらがドアを開けとかねえから悪いんだろうが!?

金…? あるわきゃねぇだろ!!

【※5ヶ月間バイトすることになりました】

/ありがとうございました! 楽しかったです!
793 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/23(火) 23:57:37.79 ID:Y45jbAOeO
>>787>>789
「はぁ……せっかく貯めたのに……」

こんなに買うつもりは無かったのに、と代金を出す。
彼女にとってこの負担は少なくないだろう。

「結構響きそうね……」

……それにしてもビャンコは幸せそうである。全財産を使い果たしたにもかかわらず。
さて、焼き菓子の入った箱を持ったビャンコ。今すぐ食べるのだろうか。


794 :澪【獣化】2014/09/24(水) 00:00:42.80 ID:NsI5d3nF0
>>788>>791
「…いや…面白いのはジョシュアの……なんでもない…」

言えない。ここで言ってしまえば彼の何かが崩壊してしまうような気がしたから。
必死に笑いを堪えている顔は確かに非常に愉快なものになっているだろう。それでも一線は越えていなかった。
こっちを見るなと言いたげに態とらしく目を逸らすがきっと酔っ払いにそんな小さなサインは伝わらない。
顔を覗き込まれてしまえば視線の逃げ場はなくなってしまう。どうしたものかと頭をフル回転させるが続くジョシュアの言葉にそんな余裕もなくなり。

「……っ……大丈夫…大丈夫だから……」

だからこっちを見るなと懇願。本人からしてはそれ以上何かされればいよいよ堪え切れない故なのだが、きっとそれも歪んで伝わるのだろう。
もはやこれまでか、と思うも束の間、蟲の蔓延る下界からやってきたのはか細い希望。

「…うん…この世界は危ないし…」

勝手におろおろしているジョシュアから逃げるようにして登ってきたギルへと駆け寄れば、その頼みに即答。
今はとにかくこの状況を打破するきっかけが欲しかったのだ、例えそれがどんなに小さなものでも。
少女の顔はどこかほっとしたように、しかしやはり笑いを堪えているか少し歪。
795 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/24(水) 00:04:35.64 ID:zVnbLlGQO
>>789 >>793

オジさんありがとっ……よっし、ケーキもこの通り手に入ったコトだし
近くに宿をとってあるから、そこでお茶でも飲みながら食べましょっ♪

【店の前に居座っていた客がようやく離れたコトで】
【心底ホッとした笑みを浮かべる店主に上機嫌に礼を告げると紙箱を受け取る】
【自分以外の三者がそれぞれに複雑な心境を持っているなどと気づきもせず】
【足取りも軽やかに一人と一匹を連れて宿に向かい歩き始めようとするが】

……! そう言えば、ソッチのアナタは名前もまだちゃんと聞いてなかったわね?
私はビャンコ、ソッチの黒猫ちゃんは友達のイリーにゃん

【アナタのお名前は? と小首を傾げながら上機嫌に問いかける】
【上機嫌のあまり、黒猫に対しての呼び名が幼い頃のソレに戻っているのにも気付いていない】
【少女が名乗り返せばその名前を楽し気に繰り返しながら宿に向かい】
【自ら淹れた紅茶とともに談笑を交えながらケーキに舌鼓を打つことだろう】

//イリーさん乙でした!
//此方もそろそろ〆ようかと思います
//深雪さんも遅くまでお付き合いありがとうございました!
796 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/24(水) 00:24:36.07 ID:AaetfAfgO
>>795
響くと言ってもビャンコほど深刻ではないだろう。
しかし支払額の絶対量はどうだろうか……。

「まあ……美味しければいいんだけどね」
「……あ、遅くなったけどボクは深雪、よろしく」

そんなこんなで宿に向かう2人と1匹。
金が必要になればおそらく彼女が払う羽目になるだろう。

//了解、お疲れ様でした!
797 :鳳凰(ファンケラー)【鳳凰ノ裁キ】>>281[sage]:2014/09/24(水) 01:14:21.39 ID:cowjlvpp0
魔法世界の北方大陸、凶暴な魔物が巣食うだだっ広い草原。
クレヴォルン山頂での"狩り"を終えた鳳凰は次なる強者を求めこの地へと翼を羽ばたかせた。

「……クルルルル…」

無音、静寂の草原に鳳凰の低い唸りが響く。
それに釣られてか数瞬の後にワラワラと鳳凰の元へと群がるのは凶暴な容姿のオーク共。
知恵を代償に並外れた怪力と武器を手にした下級魔物。無知なる彼らは自身達を"狩る側"と信じて疑わないだろう。
だが次の瞬間、彼らはその考えが間違っていた事を身をもって知る事となる。

「…クルルルァァァァァ!!!」

轟音。鳳凰が怒りの形相を浮かべ輝翼を広げたかと思うと瞬間、紅の熱気が翠の草原を包み込む。
頑強な肌を焼き肉を焦がす異常な気体、今になって目の前の獲物の異常性を理解した愚かなるオーク達。
だが遅すぎた、なにもかもが。

逃げることも応戦する事も出来ず、呆気に取られた表情を浮かべ鳳凰の熱気に包まれ悶える愚者達。
十を超えていた魔物の集団は最後まで自分達が狩る側の者だと信じて疑わず、静かにその命を散らせていった。

「……………」

飢えた魔物達が消え去り再度静寂を取り戻す草原。
弱者が滅び強者が生きる弱肉強食の摂理、たった今この場で繰り広げられたのはそのほんの一部に過ぎない。
狩りを終えた強者は再び刻を待つ、神を[ピーーー]存在が現れる瞬間を。
798 :ゾンネ・シュヴァルツェア【ダットサン】E.希喰2014/09/24(水) 02:07:42.76 ID:CAQI2aTX0
>>797
【オーク達を一掃した鳳凰、しかしそこから少し離れた場所では仲間の仇の隙を伺う群れの二陣が少しづつその距離を縮めていく】
【だがそのオーク達と鳳凰、彼らが相見えることはなかった。弱肉強食の強者、第三のプレデターがそこにいたのだ】
【突如轟く雷鳴に草原は蒼白に染まる。地響きが草木を揺らし、閃光が景色を奪う。やがてあるべき姿を取り戻した草原には焼け焦げたオーク達の屍とそれを漁る少女がひとり】

……あるいはと思ったけどやっぱりダメねぇ。
本当がらくたばっかりじゃなぁい……。

【オークの屍を漁るはフードを目深に被った黒ずくめの少女。どうやら金目のものを期待したらしいがそれは見事に当てが外れたようで】
【溜息をつきながら顔を上げ周囲を見渡せば、自身のモノとは違った焼け方をしたオークの屍が目に入る】
【無数に横たわるそれを追って視線を動かして行けば、辿り着いた先には輝く巨鳥の神々しき姿】

……おっきな鳥ねぇ。
あれがやったのかしらぁ?

【物珍しいものをみたと、少しばかりの関心を示すが、オーク以上に金品は期待できぬと思えばやがてその興味は薄れてゆく】
【多少の警戒はしながらも、少女は巨鳥が仕留めたオークの屍も漁るつもりらしく、すたすたと歩みを進めその距離を狭めていく】
799 :鳳凰(ファンケラー)【鳳凰ノ裁キ】gt;gt;281[sage saga]:2014/09/24(水) 02:40:14.42 ID:cowjlvpp0
>>798
…………!

【一瞬、自身が知覚するよりも速く草原が蒼白に染め上がり、閃光が駆け抜ける】
【先程一掃した愚者共とは段違いの異常性、そしてただ一人の人間のものとは思えぬオーラ】
【期待、恐怖、歓喜、焦燥。様々な感情を抱きこの惨状を引き起こした原因であろう漆黒の少女へと巨大な瞳を向ける】
【鮮やかな血の如き紅の双眸、思考の読めぬ無機質な瞳。不気味とも取れるそれはただ静かに、オークの屍を漁る少女を捉えていた】

………クルルァ…

【様々な色彩に彩られ、絢爛な雰囲気を醸し出す神鳥】
【彼は見極めていた。この者が神に無謀なる闘いを挑む愚者なのか、はたまた勇敢なる勇者なのか】
【巨鳥は一切の動きを見せない、漆黒に身を包む少女が一体自分に対しどのような存在なのか、それを判断し終えるまで】

【"愉しい"それがゾンネという存在を見捉えた巨鳥に浮かんだ最初の感情であった】
【少女がどのような過去を歩み、どのような道を進んでこの鳳凰の目の前に立つのかなど理解できない】
【わかっているのは先程起きた雷鳴。あれを引き起こしたのは目の前の黒づくめの少女だという事のみ】
【否、十分過ぎる。鳳凰という存在に興味を湧かせるにはあまりにも足りている、それどころかお釣りが返ってくるだろう】

【しかし今は動く時ではない、ゾンネがオークの屍を漁り終えた時。その時が鳳凰の動くときなのだ】
800 :ゾンネ・シュヴァルツェア【ダットサン】E.希喰2014/09/24(水) 03:14:42.35 ID:CAQI2aTX0
>>799
【巨鳥に斃されたと思われるオークの屍を漁るもやはり金目のものは出てきそうにない。半ば諦めながらも最後の一体まで探り尽くすが】
【その間どうしても気になることがある。それは巨鳥よりの視線だ。フードを被っている故人間にしか見えない筈だがそれ程珍しいのだろうか】
【はたまたここがあの巨鳥の縄張りだとしてそこに立ち入った人間を警戒し、面白くない感情を抱いているのだろうか。どちらにせよじっと見られるというのはゾンネにとっても面白くない】

……なによぉ、何か文句でもある訳ぇ?
あんまり目障りだと焼き鳥にするわよぉ……しっしっ!

【とても言葉が通じる相手とは思えない故に、独り言に近い感覚で紡がれた言の葉。ご丁寧にもしっしっには手振りのジェスチャー付きである】
【一目見て普通の鳥でないことは明らかだが、当然こちらの意図も言葉も通じるなどとは思わず黙々と金品を求めて死体を漁る】
【やがてそれは最後の一体に、一応の希望を持って弄れば、出てきたものは光を反射し綺麗に輝く小さな丸い玉であった】

やっ……!!
………ビー玉じゃなぁい。
所詮はオークねぇ、はぁ……無駄な時間過ごしちゃったわぁ。
鳥………ビー玉いるぅ?

【何故そんな事を言ったのかはわからない。強いて言えば野良猫に手持ちの食べ物を餌として与えてしまうような、特に理由も無く行われる行為】
【ゾンネがオークの屍を全て物色し終えた後、巨鳥が未だこちらを見ていれば手に入れたビー玉をひょいと放り投げようとするだろう】
【巨鳥の感情など露知らず、彼の持つ力なども意には介さず、ゾンネは今の所巨鳥を野生動物としてしか見ていない】


801 :鳳凰(ファンケラー)【鳳凰ノ裁キ】[sage]:2014/09/24(水) 03:44:32.40 ID:cowjlvpp0
>>800
【神鳥を前にし一切の迷いも怯えも見せず独り言葉を呟く少女。その姿は鳳凰の瞳にどのように映っているのだろうか】
【感情を掴めないルビーのような紅瞳はその問に答えない、巨鳥の無機質な双眸には漆黒の少女が映り込むのみ】
【やがて最後の物色を終えたのだろうか、少女はくるりと此方を向き直り輝く"なにか"を投げようとしてるのが確認出来た】
【今のところこの少女に戦いの意志はない。ならば鳳凰も無理に争うつもりなどない、闘いは両者が戦意を持っていなければ成立しないのだ】

クルルルル………ルァァ!

【やがて少女の手から放物線を描き向かい来るビー玉、空中を進むその輝きへ嘴を開けば驚くほど素早い動作で口中へ入れごくりと呑み込む】
【通常種の鳥類よりも発達した反射神経、視覚。ビー玉という未知なる物体へ発揮されたそれらは驚異であり脅威】
【もしゾンネが通常の感覚を持っているのならば、今一瞬の動きだけでただの巨大な鳥という訳ではないという事を思い知らされるだろう】
【それ程に研ぎ澄まされた精密な動きだった。それこそ先程ゾンネが焼き殺したオーク達よりも数段上の存在であることが】

………クルルル……

【ゾンネの顔を見つめるのはやはり感情が映らない無機質な双眸】
【ただの野生動物にしては余りにも不気味なそれは、変わらずゾンネを観察するかのように見つめている】
802 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/09/24(水) 20:13:28.87 ID:BMOL9uJK0
>>791
「生憎人間じゃないんでね…」

この身体を"悪魔"に侵されてる。ジョシュアはそう付け加えてまたボトルの水を仰いだ。
視覚や聴覚を鋭敏にさせる投薬や網膜反転手術、神経末端を人工素材へ置換、骨への炭素移植、甲状腺インプラント
それらが施された彼の身体はもはや生身のものとは言えない。
さらに彼の血の中に、身体中に巣食っているものが彼をさらに人間から遠のかせている。"グリード"と呼ばれる小型のナノマシン群だ
悪魔と形容されたそれはジョシュアの肉体を変質させ、人間の枠を超えさせようとしていた
ただ今目の前で酔い潰れている若い兵士にその面影は見られないが。

「……ひっく、断る理由はないぜ、くつろいでってくれ」
「ただ…ここの果実には触るなよ。俺みたいになりたくなきゃな」

スーツは全身を覆う防弾ラバーのスーツに装甲をはめ込むタイプのシンプルなものだ
ともかくジョシュアは快く男を迎え入れ、もてなす準備を始めようと腰を上げた。
もしジョシュアの促されるままに周りを見れば幾つもの熟れた果実、そして仄かに甘い腐乱臭が漂ってくる筈だ。
酔った兵士、そして先程の破裂音。どうしてこうなったのか、大方の経緯は想像に難くない。

「…まぁでっかいテントに二人きりってのは少し寂しいし…アンタが来てくれるのは有難…」
「あっ…オイ今笑ったなぁ!?笑ったろ!?」

そして澪を覗き込んでいた矢先、クスリと笑った男に反応。恥ずかしそうに顔を紅くして声を上げていたが…

>>794
「…あっ…………」

その隙を突いて澪は逃走。ジョシュアは独りその場に残されることとなった。

「なんだよ…もういいし…どーせ俺なんて…」

あっという間にたった一人、面倒臭がられた酔っ払いはつまらなさそうに腕組み
落ち込んだ様子で踵を返し、しょぼくれた背中を見せながらテントの影へと姿を消していった。
しばらくジョシュアを放置していればカチリと小さな音、続いてガスの臭いが澪の敏感な嗅覚を刺激するだろう
もしジョシュアの様子を伺おうとテントの脇を覗き込んだのならば向こうの2人の為に夕食の支度をしているジョシュアの背が映る筈だ。

「風呂が恋しいな…ふかふかのベッドで眠りたい…」

もし覗かなければ覗かなかったでテント越しになにやら愚痴のようなものが聞こえてくる。
ぶつぶつ愚痴を溢しながらもその手際は確かだ。実はジョシュア、以前従軍していた軍隊では糧食を担当していた。
兵士らしくない意外な一面を知る者はもう少ない。生きているものに限ればそれを知っているのはたった一人。
803 :嶋【DRIVER】>>284 【油圧ショベル(グラップル)】[sage]:2014/09/24(水) 20:41:15.46 ID:2hexSjfsO
20時09分、指定されたブツはしっかり届けたぜ

【夜の工事現場、本来なら人などいるはずがない場所から男の声と重い機械音が聞こえる】

報酬はちゃんと振り込んどけよ、あとこいつらの処理もな

【重機に乗った男が携帯電話越しに誰かと話している】
【辺りに散らかった人間の死体を重機の巨大なアームで掴んでは積み上げ、掴んでは積み上げをくり返す】
【血の匂いと鉄の匂いが混ざった強烈な悪臭が漂う】

しっかし酷いなこりゃ、俺がどんな人間かを知ってて追っかけ回すなんてなぁ…

【肉の山を完成させ、血塗れのアームを止めて重機から降りる】

よし終わり。あとは処分しておいてくれよ!

【通話終了、ツナギのポケットから別の携帯電話を取り出す】

『任務完了、油圧ショベルからバイクに変更』

【次の瞬間、巨大は油圧ショベルが消え、そこにはスポーツタイプのバイクが現れた】

さーて、一杯飲んで帰るかな〜

【甲高いエキゾーストノートを響かせながら工事現場を後にする】
804 :ギル【神の癒し】【神の鉄槌】[sage]:2014/09/24(水) 21:20:40.20 ID:sfygx2mM0
>>794>>802
「おお、ありがとうございます」

了承と同時にこちらに駆け寄ってきた少女
その顔を見るとなにやら笑いをこらえているかのように少し歪んでいる
それを自分を見て笑ったのかと勘違いをし、なにかおかしな所があっただろうかと自分の服を見る

「ああ、すいません」
「その、こう言っては何なのですが見た目から想像した性格と違ったので、つい」

恥ずかしそうにしているのがまた意外でついつい笑ってしまう
すると、テントの中に入っていったのでさすがに失礼だったなと追いかける
すると、恐らく自分達ようの食事を作っている姿がある
とても優しい人なのだな、と先程までの自分を恥じる


「悪魔…ですか?」

職業柄、悪魔と言う言葉はよく聞く
何度か悪魔にとりつかれた人から悪魔を祓ったこともあるが彼からは憑かれているような感覚がしない
自身の能力の比喩だろうかと考えつつも自分が気づけないほど高位の悪魔なのかもしれないとも思う

「見ての通り私は神父なのですが、悪魔を祓うのならお手伝いしますよ?」
「もちろん、ここに泊めてもらう身ですから料金は結構です」

実際は祓うことのできないものなのだがそれを知らないギルは十字架を握りしめ集中しようとしている

805 :澪【獣化】2014/09/24(水) 21:42:27.25 ID:NsI5d3nF0
>>802
「…ふふっ……ああもう駄目…限界…」

ジョシュアから距離を置くことでようやく堪えていたものは解き放たれる。
大声で笑うことはさすがに憚られたものの、口に手を当てて肩を震わせているあたり余程溜め込んでいたらしい。
暫しそのまま発散していたが鼻腔を擽るガス特有の臭気にふと顔を上げる。その源は影となっているテントから。
酔っ払いが何をするつもりだとそっと覗き込めば窺えるのは今夜の食事の用意。
それを見たことで巨大な樹木の上にて思い出したように響いたのは澪の腹の音。

「…お腹すいた…」

食べ物の匂いを嗅げば食欲を唆られるのは自然の理。ある程度笑ったことですっきりしたのかその表情はいつものもの。
強いて言うならば、慣れた手つきで進めていくジョシュアを見る眼差しが期待に満ちたものであるということくらいか。

>>804
共にテントへと向かう男性、その身に纏う衣服はいつか見たことがあるような聖職者然としたもの。
そういう職業なのだろうかと興味深そうにギルを見るがそれは彼自身の言葉によって確信に変わることとなる。
合点がいったかのように誰とも知れず小さく頷いた少女がかぶるのは黒のフード、ランプの光に煌くのは金の双眸。

「…ああそうだ…私は澪…」
「…で、そっちのよっぱら…じゃないや、男の人がジョシュア…」

ふと思い出したように名乗るのは自分達の名。一晩かそれ以上を共にするのだ、互いの名前も分からないのでは不便なんてものではない。
貴方は?と首を傾げて問う少女、零れた焦茶の髪がさらさらと揺れた。
806 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/24(水) 21:52:58.82 ID:zVnbLlGQO
【月の無い夜、星明かりだけが空を照らすそんな空の下】
【しかし高い壁に囲まれたその都市の内側は人々の灯した明かりによって真昼の様だ】
【その中でも一際、喧騒に満ち溢れているソコには】
【純粋な人間だけで無く獣人やエルフの様な亜人など多様なモノ達が机を並べている】

……この依頼……それともコッチに?

【そして店の奥、住人から冒険者に対して為される依頼書が張り出されたそのスペースにビャンコはいた】
【近くで依頼を眺める者達も狐の耳と尻尾を持った彼女の容姿を気にした様子も無い】
【しばらく依頼書を眺めていたが、やがてその内の一枚の控えを取ると溜め息を尽きながら近くの席に座る】
807 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/09/24(水) 21:54:40.70 ID:BMOL9uJK0
>>804 >>805

「…見られちゃったか、アンタの宗教には"蟲を喰っちゃいけない"なんて教えは無いよな?」

テントの脇を覗けばそこにはガスコンロで何やら赤黒い液体を煮込むジョシュアの姿が。
上部にある通気口を開け換気もバッチリ、覗き込んだ神父の姿に気付けば鍋の中のどろりとしたものを椀に掬って立ち上がり、テントの外に立つ神父へと差し出した。

「そう、"悪魔"…まぁ厳密に言えば違うが…アンタに分かりやすく言えばそうなる」

悪魔祓いの為祈ろうと十字架を握った神父にジョシュアは語り掛けながら手を翳して制止、
右手で樹の幹を掬うようにすればジョシュアの手に触れた部分はたちまち淡い光の粒へと分解され、一片の木片となる。
左手でそれを持ち上げ右手で撫でるようにして削り形を整えてゆけば瞬く間に木の匙が出来上がった
ジョシュアはそれを神父へと差し出し、「これが悪魔の力だ」と微笑んでみせる

「澪、だから俺は酔ってない…たらっ…!た、ただあの果汁を全身に浴びただけだ…!」

もはや酒だけが回り肝心の呂律と頭が回っていない。いや彼にとっては世界そのものも回っているようだ。
よたよたと覚束ない足取り、何度か枝から落下しそうになりながらテントの中へと戻ってゆく。
地上まで30m程、もし落下すれば命は無いだろう。例え助かったとしても次の瞬間には蟲のエサだ。
再びテントから出て来たジョシュアの手には先程と同じ椀に入った赤黒い液体。澪にそれを差し出すと先程と同じようにしてジョシュアは匙を作り手渡す。

「…特製のシチューだ、冷める前に食べてくれ。最後のガスを使い切っちまった…」

ガスはあれで最後らしい、結果的に二人前しか作れなかったようだ。ジョシュアは大柄で消費カロリーも段違いな方だがいざとなれば手当たり次第でそこらの植物をカロリー変換すればいい。

鼻を近付ければ食欲をそそるワインの芳醇な香り。
どうやら水にワインと小麦粉を加え、芋やニンニク、何かの肉らしきものを煮込んだシチューのようだった。
ただ、ジョシュアの言葉からすればその肉は恐らく…

更に不幸なことはテントの中でジョシュアの発した言葉が澪へと届いていないという事だ。
808 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/24(水) 22:01:23.31 ID:yidsPKOe0
>>806
人工物に囲まれ、トリミングされたそらが居心地悪そうに暗やむ
様々な人種、生物、雑多な存在
それらがひしめき合うこの街に於いても、少なくとも今の半人は人目を引く存在であった

からん

店の入り口のベルが奏でる乾いた音色
静寂一瞬、思い出したような喧騒
刹那向けられた数多の視線の先、
右腕と両脚が所々土色に変色し穢れ塗れの顔で入店する半人の姿があった

「……み、……み、ずを、下さいませ、んか……?」

抑揚のない機械音声
それだけを発するとどさり、力尽きて倒れ伏せた
809 :ギル【神の癒し】【神の鉄槌】[sage]:2014/09/24(水) 22:12:18.28 ID:sfygx2mM0
>>805>>807
「ええ、ありません」
「ありがたく頂きます」

嬉しそうに微笑むとカップ椀を受けとる
中を見ると今まで見たことがないような物がかなり入っている
どんな味がするのか少し楽しみだ

「ッ!…なるほど」

ジョシュア触れた部分が光になって削り取られ匙となった
能力の比喩だったのかと思うがどうも引っ掛かる
数多の能力者のいるこの世界で他の能力者の存在を知らないとは思えない
そして何より自分の能力とも他の能力者とも少し異質に感じるのだ
そこまで考えて、詮索することでもないだろうと思考を止める

「ジョシュアさんと澪さんですね」
「私はギルと言います」

自己紹介を済ませるとテントの外に座る
二人の話を聞いて中のよい二人だなと思いながら食べ始める
810 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/24(水) 22:27:08.15 ID:zVnbLlGQO
>>808

……? アレは……

【誰かが入店した際の一瞬の静寂、その直ぐ後の何かが倒れる音】
【最初の静寂の際には目を向けてもいなかったビャンコだったが、その物音に目を向ける】
【そして入り口で体の所々に土を付けている様な人影を目にして顔を顰める】

行き倒れかしら……やれやれね…………?

【見るからに弱りきった様子の人影にも特に気にした様子も無く視線を戻そうとするが】
【その身体にこの世界に似つかわしくない機械の部品らしきパーツが有るのに目を止める】

(……となると……もしかしなくても、そういうコトよねぇ)

【その世界に相応しく無い出で立ちや装備のモノと言えばまず間違いなく越境者】
【あの様子では何かのトラブルに巻き込まれたらしいコトは明らか】
【このまま放置すれば店外に放り出されるか身包み剥がされるか、或いは両方】

………………ふぅ……渡る世間は……って言うのよね、確か……

【客の一部が倒れる人影をチラチラと物色する様な目で見始めているのを横目に】
【小さく息をつくと席を立ってタェンティースの元へ】
【小声で肩を貸すから立ちなさいと声をかけると損傷の少なそうな方の腕を取って立ち上がるだろう】
811 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2014/09/24(水) 22:32:32.15 ID:c3uOmbxpo
>>761

「…強情な。それもまたよかろう」

 口角を僅かに吊り上げ、剣呑な牙を覗かせるウルリック。
 さて、どうしたものか?サイキックで屠るのは些か礼に失すると考える。
 両足を踏みしめた狩人に対し、それは無粋極まり戦士の道に背く行為であろう。

【ここはシンプルにいく。単純なほど堅牢で強いのは自明ゆえに】

 前脚を僅かに落とし、後ろ脚を伸ばす。
 飛び込む姿勢。そう、体躯を活かしたぶちかましの姿勢だ。
 小兵相手に部位を狙う?小細工を労す?論外もいいところだ。真っ向勝負あるのみである!

【巨大な体躯が大地に力を溜める。ウルリックの体当たりは遥か遠未来にあっても雑兵を粉微塵にし、
 敵戦車を吹き飛ばし、巨大騎兵とも真っ向から挑み続けてきた。これは誇りだ】

「グルルルルルル…ッ」

 野生に充ちた金色の眼が少女を捉える。そして――

「ガァッ!!」

 短くも重爆の如きウォークライと共に一気にその力を開放。
 巨大なる体躯によるぶちかまし。ウルリックの姿はもはや輪郭すら曖昧な、
 色つきの風と見紛うばかりの速度と、貫徹重砲の如きパワーに充ちて楼に一気に襲い掛かった!!
812 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/24(水) 22:37:11.08 ID:yidsPKOe0
>>810
「……おそれ、いりま……す……」

消え入りそうな声で四肢の中で唯一無事な左腕を動かしビャンコに掴まる
が、有機体を機械と粘土で強化した半人の体は華奢な見掛けに依らず90kgを越えている
自身の土色の脚でもなんとか支えようとはしているが、それでも半分以上の重量がのし掛かるだろう
肌や髪色、アイカラーに差異こそあれど顔付き自体はニアに瓜二つである
ともあれそれも、土や血やオイルに塗れてはいるが
813 :澪【獣化】2014/09/24(水) 22:40:59.48 ID:NsI5d3nF0
>>807
「…そっか…とてもそうは見えないんだけど…」

見ている方も心臓に悪い千鳥足でふらふらと歩くジョシュア、その危なっかしい様子にハラハラしながらも見守る。
巨木の枝から落ちかける度にその身体を引き止めようと構えるがその必要もないらしいことにほっと安堵。
手渡された椀、満たされている赤黒い液体の匂いはしっかりと確認しておく。酔っ払いが作ったもの、何が入っているか予想などできないのだ。
しかし馨しい葡萄酒の香りが真っ先に鼻を擽りそれも杞憂に終わることとなる。正体不明の肉を追求することもなく。

「…じゃあ…いただきます…」

同じく受け取った木匙で掬って一口。なんの因果かそれは例の肉。
暫し噛み締めて味わうがその表情に変化は見られない。無言のままさらにもう一口。
そのまま手を止めることなくぺろりと平らげ満足したように一息。どうやら材料はともかく味は気に入ったらしい。

「…ごちそうさまでした…おいしかったよ…」

>>809
「…ギル、かぁ…よろしくね…」

こんな夜の森に突然現れたのだ、おそらく目の前の彼も越境者なのだろうと断定。
ならばこれからの付き合いも少なからずあるはずだ。越境者同士は引かれ合うとよく言われているのだから。

「…ギルはさ…神父ってことは、やっぱり悪いモノは嫌いなの…?」

問うは小さな疑問。聖職者という職業、やはり悪しきモノを憎むのだろうかという先入観は強いもので。
ならば人ならざる者である自分はどう思われるのだろうか。口をついて出たのはきっとそんな細やかな好奇心から。
といっても今の澪はフードをかぶっており見たところは普通の人間。
もしもギルに視覚以外のなんらかの要素で澪が人狼ということが把握できるというなら別なのだが。
814 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/24(水) 22:53:16.91 ID:zVnbLlGQO
>>812
……まぁ、困った時はお互い様……っていうしねぇ?

【普段であれば同じ越境者であっても関わらず放置していた可能性が高いが】
【つい先日に知り合いどころか見ず知らずだった越境者の助けになったばかりであり】
【そのことが今回の彼女にしては珍しい行動の要因になっているのは間違いない】

さっ、こんな所に居ないで席にいど……ゔっ……!?

【と、タェンティースの肩の下に自らの肩を差し入れて立ち上がろうとするも】
【その余りの重さの為にピクリとも動くコトができず思わず唸り声をあげる】

ちょっ……まっ……お、も……い……っ!
んぐ……す、少し待って、仕切り直すから、そ〜っと降ろすわよ?

【このままでは自分も潰されかね無いと慌てて声を掛ける】
【そっとタェンティースを降ろすと少し待ってなさいと言いながら自分の懐に手を入れ探り始める】
815 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/24(水) 23:00:33.49 ID:sFKXHQ820
>>814
「……申し……訳、ありま、せん……」

機械的な音声の中、何処と無く感情のようなモノが混じる
一応女性型、思う所もあるのだろう
最も実際重量級なのだから致し方ないのだが

「待機、命令……承諾し、ました、待ちます……」

再び俯せに床に伏す
首と、それと瞳だけが少しだけ動いてビャンコの仕草を見詰めていた
果たして何をするのだろう
取り敢えず言葉に甘え、そのままにしている
816 :ジョシュア・アーリントン【暴食のベルゼブブ】>>214[sage]:2014/09/24(水) 23:05:44.74 ID:BMOL9uJK0
>>809

「そんな顔するなよ、能力者を見るのは初めてか…?」
「ま、俺は能力者じゃあ無いんだけど…なっと…」

手当たり次第に三つ四つ、適当な木の実をもぎ取ってジョシュアはギルと澪の隣へと座る
三人で木の実を囲むようにして並べびシチューを啜る。分量の所為でジョシュアはシチューを口に出来ずに居るが。

そしてギルの自己紹介を聞けば黙って頷き、宜しくと嬉しそうに"右腕を差し出し"握手を求めた
もしジョシュアの右腕を握ったとしてもギルがジョシュアの"悪魔"に喰われることはないのだが。

「…成る程…宜しくな、ギル」

「酒が欲しけりゃさっきの果実をそっと割れば…ほら、いいのが呑めるぜ…」

天然の酒、ジョシュアの持って来た果実がそれだ。ジョシュアは腰に差した近未来的なデザインの漆黒の直刀を抜いた。
きぃんと響く小さな音は高速振動する刃から発せられるもの。切れ味を増したそれの刃を果実へすっと押し込めば
ブレードは果実をいとも簡単に両断し、その断面から透明な果汁を溢れさせた。

>>813

「気に入ってくれてよかった。野菜はあったもん適当に詰めただけだけど…肉は栄養価が高いのを選んでみたよ」

シチューを最後の一滴まで食べ終えて満足げな澪、たくさん用意出来なくてごめんなとジョシュアは澪に謝る。
育ち盛りの彼女にはまだまだこんなものでは足りないはずだ。しかし手持ちの食料ではこれ以上の食事は作れない。
最低限まで倹約してあと3日持てば良い方だ。それに頼みの綱のガスももう切れてしまった。
そしてそんな切羽詰まった現状を他所に得意げなジョシュアは自らのメニューについて余計な情報を語り始めるのだった…

「セミとカマキリと…あと芋虫」

告げられた内容物は澪にとってかなり衝撃的なものだったかもしれない。なんとあのシチューは今までジョシュアが狩って来た巨大昆虫をふんだんに使ったものだった。
塩味の強い肉はセミの背の肉、コリコリとした食感の筋はカマキリの脚、ミルクの代わりに芋虫を摩り下ろしたもの。

「お腹減ったなぁ…明日また何か狩って来なきゃ…」

そんなショッキングな告白をした当の本人は枝の上に横になり微睡みの中へと落ちようとしている
折角張ったテントもこれでは何の意味も成さない。
817 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/24(水) 23:16:58.75 ID:zVnbLlGQO
>>815

えぇっと〜……ん、あったわ……お待たせしたわね
先に断っておくけれど、少し繊細さに欠けても悪く思わないでよ、ねっ!

【何やら懐から取り出した紙切れに向かってブツブツと呟くと】
【タェンティースの倒れている後ろ、店の扉の外に目掛けて紙を投げる】
【すると店の外で何やらドスンと重い物が落ちた様な物音が響き】
【一瞬遅れて入口から木の幹の様な太さの黒々とした腕が一本伸びてきてタェンティースをむんずと掴む】

〜〜〜っ……悪いけど、店の中に連れてくのは無理そうだから表で待ってて
水が欲しかったのよね? すぐ……あ〜、ちょっと待っててくれれば持っていくから

【少し申し訳なさそうな顔で告げるビャンコの言葉が終わるのを待っていたのか】
【タェンティースを掴んでいた腕が店の外へとゆっくり引かれて行き】
【そこには木の幹の様な腕に見合った大きさの、牛人が立っていた】
【牛人は最大限に力を加減しながらタェンティースを店の前の地面に降ろすとその側に無言で立つ】
【そのまま一分ほどすると店の中からグラスとピッチャーを持ったビャンコが現れ】
【やけにノロノロとした身動きながら、並々と水を入れたグラスを差し出すだろう】

818 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/09/24(水) 23:28:55.41 ID:sFKXHQ820
>>817
「え、ぇ? えぇ、この、際です……」

見なりなんて構っていられるはずもない
更に言うなら助けて貰うのに文句の出ようはずもない

「……? ……ひゃっ!? あ、え……?」

何の音だと疑問に感じた次の瞬間には、軽々と野太い腕に持ち上げられて宙にいた
そして腕が引き寄せられて首だけで振り向けばそこには巨大な牛の人

「あ、あの……どう、も……?」

テディベアの様に壁にもたれて座れば、恐れ入りますと頭を下げてみる
反応があるかは分からないが、一応礼儀としての所作だ

「……ぁ、た、助かります……」

やがてビャンコからグラスを受け取れば即座に煽り喉を鳴らして飲み干し
そして次にピッチャーそのままを要求するだろう
受け入れられて手渡されれば、土色の右腕と両脚にジャバジャバと水を掛ける奇行に走る
これはイムエト(マッドゴーレム)である部位に一定の水分を与えている行為なのだが
ハタから見ればどうかしているのかと思われても不思議ではない
ただ、その水を掛けた後の一時
コアユニットから魔力が供給され各所に行き渡るのが、魔法関係の力があれば視えるかもしれない
819 :ギル【神の癒し】【神の鉄槌】[sage]:2014/09/24(水) 23:37:34.99 ID:sfygx2mM0
>>816
「こちらこそよろしくお願いしますよ、ジョシュア」

シチューを食べ終え、よこに椀を置く
そしてジョシュアから差し出された手をこちらも微笑みながら握る
先程までのやりとりでジョシュアが優しいのは分かっているのであまり心配はしていない
とはいえ、万が一の事を考えて能力を使っているせいで手が淡く光っている

「おお、よさそうですね」
「最近酒などをのむ機会がありませんでしたし、飲んでみましょうか」

自分の近くにある果実を手に取り慎重に割っていく
多少形は歪になったがなんとか割ることに成功する
そしてそれを口元へと持っていきすこしづつ飲んでいく

「自然に囲まれながら酒を飲むというのもいいですね」

酒を飲みながら一息つく

>>813

「ええ、嫌いです」
「構成の余地がある人間や魔獣の類いならまだいいですが、能力を過信した人間や、遊びで人を刈る人外など虫酸が走ります」
「なにより罪深いのは、我が神を侮辱するものですがね」

澪の問いを聞いた瞬間に表情を変える
最後の言葉を言うときはまさに狂信者と言う他ないような雰囲気になる
820 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/24(水) 23:45:06.43 ID:zVnbLlGQO
>>817

…………

【会釈するタェンティースに対して牛人はただその様子を見つめるばかりであり】
【その瞳も人形の様でもあり、牧場の近くをうろつく人影を見つめる牛の様でもあった】

遅くなったわね……この子を出してる時は早く動けないのよ

【どうやらノロノロ動きは牛人を呼び出した際の仕様のような物のようだ】
【しかし、此方の事を気にした風も無く水を飲んだかと思えば】
【土に塗れていると思っていた腕に水をかけ始め】
【その際に薄く燐光を放って見えたコトによって何がしかの魔翌力が働いていると気付く】

へぇ……何だか変わった風体だとは思ったけど、想像以上なのね

【機械かと思えば魔翌力を用いた器官も有するタェンティースを興味深そうに見つめる】
821 :澪【獣化】2014/09/24(水) 23:54:17.57 ID:NsI5d3nF0
>>816
「…食べ物があるだけいいし…気にしなくていいよ…」

申し訳なさそうなジョシュアに対しそんなことはないと小さく頭を振る。
澪とギルにだけ夕食を振舞い自身は木の実だけで済ませようとしているジョシュアへの罪悪感、というよりは空腹を満たせれば満足といったところか。
そもそも彼女を本当に満腹にさせるならばそれはもう様々な物理法則を無視する程の量が必要となる。
本人もそれを理解しているからこそあえてそれ以上を求めることはしない。
そして徐に晩餐の詳細を語り出すジョシュア。左程興味がある風ではなさそうだが耳を傾け、その内容に驚愕するでも愕然とするでもなくただ思案顔に。

「…ふーん……そうだったんだ …」
「…火を通した虫は初めてだったけど…意外とおいしいんだね…」

自分が食べていた物に対する衝撃よりも意外な事実への驚きの方が大きかったらしく。
まるで火を通していない虫は食べた事があるかのような口ぶりだが、その真相は聞かれても答えることはないだろう。
ガスがないなら生で食べればいいじゃない、とでも言わんばかりだが果たしてどこまで本気なのかは本人のみが知る。

「…あ…ちょっと…そんなところで寝たら危ないって…」

いくら地表より安全とはいえここは木の枝の上。下手をすればいつ落ちるかも分からない状況なのだ。
寝ている間に寝返りを打ったらうっかり落下、なんてことにもなりかねない。
さすがにそれはよくないと立ち上がり眠りへと誘われようとしているジョシュアの両足をむんずと掴もうと。
抵抗がなければそのままテントの中へと引きずっていくだろう。

>>819
「……そっか……」

典型的な聖職者、いや、それよりも狂信者にも近しいギルの表情と雰囲気。それを映した金の瞳は僅かな萎縮と居心地の悪さに揺れた。
しかしよく考えれば自分は彼の言うような像には当てはまっていないようにも思える。そう信じたいだけなのかもしれないが、それでも安堵したようにほっと肩を撫で下ろした。

「……ああもう…仕方ないな……」

そこで不意に立ち上がる澪、向かうのは木の枝に寝転がるジョシュアの元。
拒否されなければ上述の通り少女らしからぬ力でテントへと引きずっていく姿が見られるはずだ。
822 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/09/24(水) 23:56:16.82 ID:sFKXHQ820
>>820
「……っ、」

牛人のゴツゴツしい巨躯
しかし先の慎重な動作といい自身のモノと交差する眼といい
恐らく命令で動く半自立型タイプの能力なのであろうが何処かギャップを感じて思わずくすりと笑いそうになるのを堪える

「ありがとうございました、本当に助かりました……」
「あ……そういう、事ですか……」
「異能の制約……と、言った所なのですね」

水浴びを終えてふぅと一息
座りながらにして恭しく、しかし嫌味を与えぬ所作で一礼
ようやくその声にも人間味が、色彩が宿った
どうやら水分不足に依るイムエトの崩壊を強引に繋ぎとめる事に様々なメモリを傾けていたらしい
言語を司る分も最低限を残し回されていたようだが、イムエトが潤った今となってはその必要もない

「えぇ……まぁ……」
「色々あって、半分がヒトであとは機械とゴーレム……」

中途半端なモノです、と水の補給のおかげで余裕が生まれて来たのか苦笑してみせた
823 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/09/25(木) 00:17:19.09 ID:WQB3k8jpO
>>822

まぁ見た所アナタも越境者、でしょ? それならお互い様ってところだから

【気にするコトは無いと肩をすくめながら軽い調子で告げる】

そうね……色々と頼りにはなるのだけど、あまり分業には向いてないのよね

【とはいえ、その要因の全てが牛人の方にある訳でも無いのだが】
【その辺りのコトにまだ触れるコトは無いだろうと語らない】

取り敢えずは人心地着いたみたいで何よりだわ
……へぇ……色々とごちゃ混ぜなのねぇ? 私もその辺りヒトのコトを言えないけれど
アナタの言う様子だと、中身以外に関してはその子達と少し近い物を感じるわね

【取り敢えず先ほどに比べて格段に調子が良くなった様子に表情を僅かに和らげる】
【そしてその身体の成り立ちを聞くと側に控える牛人を見つめる】
【"達"と言った辺り、目の前の牛人以外にも似たようなモノがいると言うコトなのだろう】

……こんな所で会ったのも何かの縁ね、私はビャンコ……アナタは?

【成り立ちについては恐らく全くと言って良いほど異なる二人だったが】
【その中で見出した共通点に興味を惹かれたのか名乗り、名を尋ねる】
【そのまま暫し談笑し、タェンティースが動けるようになれば宿にとった部屋に来て休まないかと提案するだろう】

//返信遅くなりすみません
//時間も遅くなって来たのでこれで〆ます
//最後が強引でしたが、絡み乙でした!
824 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage sagd]:2014/09/25(木) 00:30:10.09 ID:MCGkDa+t0
>>823
「はい……あなたも?」

そう尋ね返すのは、この世界に於いてビャンコの風貌が余りに馴染んでいるが故だ
最も牛人を使役する能力を持つ時点で、少なくとも一般人ではないだろうとあたりを付けてはいたが

「なるほど、そのようですね」

牛人と、そして次にビャンコへと目をやる
果たしてやはりスローな動きをしているのだろうか?
ともあれ先の動きを思い出し、言葉に頷いた

「お陰様で、なんとか……」
「……?」
「ふむ……確かに、そうかも……」

だからなのだろうか、半人半狐の女性と更に無言無表情無感情のはずのその使役獣に対して
どこか親近感のような感覚を抱いているのは
かつて兵器として扱われてた過去が、影響しているのかも半人自身にも分からないではいたが
同時にそれを出会ったばかりの初対面で口に出すことも、決してまた無い

「わたしは、タェンティース……」
「そうお呼び下さい、ビャンコ様」

ただ、しかし名乗りながら微笑む事が出来たのは
その奇妙な共通点が成せる技であったのだろう
やがて何とか、もしかしたらやはり牛人に支えられて
ビャンコの申し出にありがたく頷き、宿へと向かうだろう

宝石箱を返したような星々の明かりが藍色の帳に散らばり
人々の灯火はしかし、潰える事無く眠らない街を照らし続けていた

//いえいえ、とんでもないですありがとうございました
//お疲れ様でした、また宜しくお願いしますっ
825 :ギル【神の癒し】【神の鉄槌】[sage]:2014/09/25(木) 00:54:49.25 ID:NlF7IzfP0
>>816>>821
「…それにしてもこれからどうなるんでしょうか」

一先ず今晩は凌げたが帰り方が分からなければどうしようもない
先の事を考えて多少憂鬱になる

「今から先のことを考えても仕方ありませんね」

なるようになるだろうと多少楽観的に考え、先のことを考えないようにする
そして酒を一気にに飲み干し果実を捨てる

「…おや?」

一足先に眠らせてもらおうとテントに向かおうとすると違和感を感じる
なにかと思い足を見てみるとすこしづつ透けていっている
恐らくまた世界を移動することになるのだろう

「ジョシュアさん、澪さんどうやら私は一足先にここからいなくなるようです」
「あなた方に神のご加護があらんことを」

十字架を握りジョシュアと澪のほうを向いて祈ると完全にその姿が消える
いずれ機会があればまたジョシュア達と出会いたいと思いながらこの世界から完全に姿を消した

/すいません眠気がやばいので落ちます
/明日ロールできそうのないのでこれで〆させてください
/ロールありがとうございました
826 :ゾンネ・シュヴァルツェア【ダットサン】E.希喰2014/09/26(金) 01:52:29.15 ID:xi9/mdPaO
>>801
【ゾンネの放ったビー玉ば光を反射し様々な色を映しながら宙を進み、描かれた放物線は鳳凰の元で突如消失する】
【放られたビー玉は地に落下するでもなく、巨鳥にこつんと当たるでもなく消えたのだ。彼の胃袋の中へと】
【空中のビー玉をその嘴に一瞬で捉え、何の躊躇いも無く飲み込んだその一連の所作。流石野生と片付けるには明らかに逸脱したその運動能力にゾンネは目を見張る】
【しかしゾンネが真に驚きを見せたのはそこではなかった。何の衒いも無く異物であるビー玉を飲み込んでしまったこと、それを見て赤い瞳を丸くさせた】

ソレ……ビー玉よぉ……。
やっぱりお馬鹿さんねぇ……お腹壊したって私は別に悪くないんだからぁ。

【呆れたように呟くと溜息ひとつ。果たして鳥がビー玉を飲み込んで腹を壊すのかはわからないが、とりあえず自分に責任が無いことを強調しておく】
【どうなろうとも飲み込んだお前が悪いと、言葉の通じぬ異種相手にはまるで無意味な弁明であるが、エルフという種族故か動物にそれ程嫌悪感は持っていないようで人間相手よりも自ずから饒舌である】
【もしここで出会ったのが人間であれば無意味に辛辣な言葉を浴びせたであろう。同胞のダークエルフであったのなら有無を言わせず雷撃が飛んだはずである】
【しかし敵意や嫌悪は抱いておらずともこのゾンネの性格上見下している事は事実。天上天下唯我独尊を地でいく歪んだ性格の持ち主なのだ。相手が絶大な力を持った鳳凰であったとしてもそれが変わることはない】

……なぁに? なに見てるのよぉ……。
もうお前の餌になりそうなものなんて何にも持ってないわぁ。
お腹減ってるのはこっちだっていうのに……卑しい鳥ねぇ、本当に焼き鳥にしてやろうかしらぁ……まったく。

【尚もゾンネを観察するように見つめる巨鳥の無機な瞳。流石のダークエルフでも初めて見た鳥の感情などはその瞳から読み取れる筈も無く】
【明るく友好的なエルフであれば意思の疎通を図るのだろうが、そこはゾンネこの人である。距離を縮めようなどと微塵も思わずただただイライラを募らせる】
【ぎろり睨み付けながら憎まれ口を叩き舌を打つ。もしそれでも巨鳥の態度が変わらないのであれば脅かして追い払ってやろうと紫電を一筋、何もない空間に散らすだろう】

/すごい待たせてしまぅて本当に申し訳ないです…
827 :楼【銀狼狩猟】2014/09/26(金) 16:51:38.99 ID:UHyR7mOJO
>>811

くははっ……!あたしはな、この生き方しか出来ねぇんだよッ!

【闘争の中、命の削り合い。それが一番生を実感出来る。平和ボケした生活なんて真っ平御免】
【死に場所も…此処、闘争の場と決めている】

…いいじゃねぇかあッ!!!愉しくてたまらねぇえ!

【ウルリックが、風の如き速度で、凄まじいパワーで迫り来る】
【それを真っ向から受け止める楼。骨が砕ける嫌な音が、痛みが体に奔る】

ぐっ…があああっ!

【そして宙へ、楼の身体はあっさりと吹き飛ばされる】
【後は落ちるのみ…、この怪我でこの高さから地面に叩きつけられれば死は確実】

……はっ

【死ぬことなど恐れるに足らず。こんな闘いだけの生き方をしているのだ】
【そんな覚悟…とっくに出来てる】
【もう一度回転。この状態では数回程度しか出来ない。ウルリックには当てれない】【だが、それで十分】
【高速回転は、空中でのある程度自由な移動を可能にする】
【楼は……、ウルリックが突進を止めるであろう位置に嗅覚でおおよその当たりをつけ、左肘を下に向けながら其処へ移動して、落下した】
828 :鳳凰(ファンケラー)【鳳凰ノ裁キ】[sage saga]:2014/09/26(金) 19:09:00.03 ID:9xLcD3Vp0
>>826
【相も変わらず憎まれ口を叩き、然れど敵意という敵意は抱かず自身と対峙する黒衣の少女】
【鳳凰が望むものはただ一つ、"死"の概念。神をも殺す戦士との出逢い、そして生命の終焉なのだ】
【孤独の意志を持つゾンネとはまた違ったベクトルの歪みが渦巻く性格の持ち主、その者が少女を目の前に抱く思いとは】
【感情を見せぬ朱瞳には陽光が反射する。野生動物が持つ、否、生物が持つものだとはにわかに信じ難い無機質な双眸は変わらず微塵も揺れ動かない】

……クルァァ!?

【と、その時。草原に蒼白い一筋の閃光が駆け抜けたかと思うとそれは一瞬にして鳳凰の前を通り、何も残すことなく消滅していった】
【一般的なスタンガンの電撃よりもずっと強力な閃光、しかしそれは鳳凰に直撃する事はなく虚無の空間でバチバチと音を鳴らすのみ。ゾンネの放った紫電が直撃したと言う訳でも無いのに鳳凰は身を低くし、酷く怯えた様子でズリズリと後ずさる】
【先程の無機質な瞳はどこへやら、彼の持つ無機な紅の瞳は蒼色に染め上げられ焦点も定まらず、膨大な"恐怖"を感じている様子だった】
【他の魔物とはまた違った雰囲気、どこか神々しささえ感じられたそれは今や微塵も感じられずに、目の前の異質な『来訪者』へとブルブルと震え怯えるその姿はまるで狩りを知らぬ小鳥の如き弱々しさ】 

……クル…ルルゥ……

【一瞬の間に起こった巨鳥の大きな変貌、それにゾンネが如何なる反応を示そうとも蒼瞳の鳳凰は巨大な身を縮こませ無意味な威嚇を向ける】
【オークの集団を一掃し、草原に轟く雷鳴にも怯むことなく少女と対峙し続けてきた勇猛さは最早皆無と呼ぶに相応しい。時折低い唸りをゾンネに向けるがその声色は今にも消え入りそうなほどに小さく弱々しい】
【結果を見ればゾンネは巨鳥を追い払うという目的を達成することは出来なかった。しかし彼女の苛立ちの原因となっていた無機な瞳には途轍もない恐怖が映っているという事は一目瞭然であろう】
【それはある意味では、ゾンネが望んでいた以上の結果が生まれたといっても過言ではない】


/いえいえ!此方こそ返すのが遅くなってしまい申し訳ありまっせん!
/引き続きロールお願いします!
829 :2014/09/26(金) 22:23:36.50 ID:UHyR7mOJO
…みんな滅んじゃえばいいんだ…こんな風にッ!!

【ぐしゃ、ぐしゃ、何かを潰すような音が響く路地裏】
【此処は、ビルが立ち並ぶ大都市の路地裏】
【こういった場所では、暴力沙汰が日常茶飯事だ】
【そして今行われているのもその一つ】
【ボロボロの布切れ身に纏って、双眸を包帯で覆っている長い白髪の少女が】
【双眸が包帯で覆われているのに、見えているかの様に正確に動く。魔翌力をばら撒いて、周囲の様子をある程度把握しているのだ】
【ナニカを、狂った様に何度も何度も背中に生えた背中で握り、地面に叩きつけている】
【よくよく見ればそれは男性だったもの。其の頭部は潰れに潰れて、原型を留めていない】
【この少女の暴力は、少々行き過ぎているようだ】
【怨む、世界を。怨む、生物を。皆滅ぼして、自分も死んでやる】
【そんな負の感情をありったけに込めて、男性だったものを地面にぶつけ続ける】

ぎゃあっ!

【と、そんな少女の背中に石がぶつかる。誰かが何気無しに投げたものだろう】
【それを、少女の凡ゆる不幸を引き寄せる体質が呼び寄せて、背中に命中した】

許さないッ!なんで私がッ!こんな体にッ!産まれたんだよッ!

【怨む、自分の出生を。怨む、自分を産むだけ産んで、見放した親を】
【少女の負の感情は留まりを見せず、膨らむばかり。その負の感情を晴らすかの様に、先程よりも力を込めて男性だったものを振り回しては、地面に叩きつける。其の行為を延々と繰り返していた】
830 :【悪辣】霧と重力を操る能力[sage saga]:2014/09/26(金) 22:33:36.43 ID:xtssplkeO

【荒野に佇む一つの町】
【其処は人口こそ少ないが 荒野を行く旅人達の憩いの場として 名を広く知られている】
【そんな町に一人の能力者が訪れたのは、つい先の話で】
【そんな町が 男の能力によって無造作に破壊されているのが今の現状である】

ギャハッ! ツマンネェ! ツマンな過ぎてストレスだぜこりゃぁよォ!?

こんな小悪党が暴れてンのに 正義のヒーローはまだ現れねぇのか?
ツマンネェにも程があんだろっ! ギャハハッ

【男は まるで『押し潰された』かのように崩落した家屋に腰を掛けて 一人 血の海をながめながら笑う】
831 :澪【獣化】2014/09/26(金) 22:48:32.47 ID:254rRITr0
>>830
つい先程まで旅人達に憩いと休息を与えていた小さな町。
少女がそこを訪れたのは噂を聞きつけてか、はたまた意図しないものだったのか。
おそらく前者だったのだろう、お世辞にも町とはもはや呼べない場所をただ彷徨うばかり。
鼻腔を擽るのは新しい血の香り、それはこの町を襲った悲劇からまだそれ程経っていないことを示していて。
警戒したまま町の奥へと進めば風に乗って届いたのは男の声。その嗤い声はどこか不快で耳に障るもの。
内容を理解すれば察するのは難くない。何がこの町を変えてしまったのかを。

「…貴方が、これをやったの…?」

男にも見えるだろう、血の海の中裸足で歩を進める少女の姿が。
問いかける少女の表情はその奥の心境を覆い隠し、フードの奥の瞳は金に煌く。
ある程度の距離を置いて立ち止まり、分かりきっているだろう返答を待つ少女は男の目にどう映るのだろうか。
832 :【悪辣】霧と重力を操る能力[sage saga]:2014/09/26(金) 23:09:52.79 ID:xtssplkeO
>>831

【斯く言う男は 彼女が眼前に現れるまでの間、鼻歌を鳴らしながら英雄の登場を待ち詫びていた】
【小悪党が町を滅ぼしたのだから、必ず英雄は現れる。男にとって正義面した英雄共を殺すのは何よりの快感、町の破壊や雑魚の虐殺も棄てがたいが、やはりそれは英雄を殺すときの比ではない】
【今回もーーどうやら例に漏れることなくーー英雄は現れたようだ。定型文の如き言葉を吐く人間に男は笑みを持って答える】

ギャハッ 待ってたぜ、正義の英雄《ヒーロー》
謳い文句も上々だ、なら俺様も返させてもらうぜ?

───俺が殺した。 だから何だと言うのだ?

ギャハッ! ギャハハッ…俺様ってば最高にカッケェなぁ? オイ?

【男はこの村に訪れた少女が愚かとは言わない。高尚な精神だと嘲笑うことも無い。 男は正義を愛している。彼等を破壊する時こそ 自分自身が悪であると深く染み渡るように自覚が出来るからだ】
【小悪党である男にとっては その瞬間が最高の快感…絶頂すら覚える至福の時…故に英雄よ滅びるが良い 我が悪徳に散る華となれ】
【男は心の中でそう呟けば彼女を見据えて、刹那に、駆ける】

くたばれェ! ギャハァッ!

【然し其は常人の疾走…鍛えられた肉体と言えど、放たれるのは典型的なテレフォンパンチ】
【とても町を破壊するほどの威力があるとは思えない…そう、少女も感じるのではないだろうか。其は男が油断している、或いは舐めた行動を取っていると言う発想に繋がるかもしれない】
【其ほどまでに男の行動は単調で脆弱過ぎる一撃であったのだ】
833 :澪【獣化】2014/09/26(金) 23:29:36.95 ID:254rRITr0
>>832
「……そっか……」

男の返答はまるでありふれた台本のように予想を裏切らず少女の心を刺す。
やはり、と思いながらも金の瞳はただ地に伏す彼らを見やって哀しげに揺れた。
その応酬は宛ら正義と悪の邂逅の如く、血の海に侵された空虚な町に響く。其を空から見守るのは新鮮な肉を嗅ぎつけた猛禽類。
不幸、この町を襲った悲劇を言葉で表すのならきっとこの一言に尽きるのだろう。悪党と英雄の陳腐な物語の舞台として選ばれてしまったのだから。
だから少女はこの場から去りも逃れもしない。その行為はきっとここで散った生命への冒涜に等しいから。

「…だったら、私が貴方を倒さないといけないんだよね…」

其れは正義感からの敵意か、それとも罪もない彼らの仇討ちか。何れにせよ少女に迫る男から背を向けるつもりは毛頭なかった。
大きく振りかぶった腕、如何に外見が少女であろうとも戦い慣れている彼女にとって対応は難しくなく。
やや身体をずらしてその軌跡から外れ、少女もまた男の頬を穿つように拳を振り抜いた。
その鋭さはとても少女のものとは思えない力強さ、油断していると思しき男に容赦無く襲いかかる。
834 :【悪辣】霧と重力を操る能力[sage saga]:2014/09/26(金) 23:54:42.37 ID:xtssplkeO
>>833
【そうだ英雄は悪党を倒さねば成らない。 虐殺の起きた町に駆け付けて、二度と悲劇が起こらないように 災厄の種子を廃絶せねば成らない】
【悪党もまた同じこと。 悲劇を望み 悪辣こそを至高の至福として生きるのであれば やはり、英雄の一人や二人…強いては百人…滅ぼすに越したことはない】
【無論…男はその順序が逆転し、英雄を滅ぼす為に悪徳を積むと行った奇行を働いているが、それはどうでも良いことだ】
【然し、為ればそんな行動指針を持つ男が、英雄と対峙して手を抜くことが有り得ようか? 答えは否だ。断じて否である】

──グヘッ…いってぇ……

【悪党の拳は容易く回避され反面、英雄の拳は深く男の顔面を殴り抜く。其は男を後方へと弾き飛ばし背中からの着地という追加ダメージを与えるには充分すぎるほどの破壊力を有していた】
【背中から直に着地し、衝撃を受けると同時、男は内蔵にダメージを受けて軽くえずく。 成る程…今宵の英雄は中々やるようだ】
【然し、こうも一方的にヤられれば 此方とて、そう『ストレス』が溜まるではないか】
【男は不敵に笑むと、その全身から 闇の様に暗く然れど漆黒拠りも煌めく色、強いていうのなら 『夜色』とでも形容されるような霧を全身から放つ】
【男が溜め込んだストレスの分だけ顕現する破壊の力…総てを歪ませ破壊する。男が最強と信じて疑わない力、夜色の霧。 その本質は重力場の発生と隷属】

良いもんもってンじゃねえの
おかげで此方も良い感じに溜まったぜ?

【ナニガ…とは言わない】
【相手の攻撃が此方の能力の発動条件、そして強化条件である】
【それを匂わせる情報を敢えて漏らすことで揺すりをかけようとしているのだ】

ギャハ、俺も本気でいくぜ

【次いで男の加速…重力場を身に纏っている男は先程よりも圧倒的な加速を以て駆け】
【腕に重力を這わせた状態で少女を殴り抜こうとする】
【速さ 破壊力 正確さ… 何れを抜いても先程とは比べ物に成らないほど凶悪だ】
835 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2014/09/27(土) 00:05:41.09 ID:o348VYo1o
>>872

「自らを既定するには若すぎるな小娘」

 突進し、楼を吹き散らせながら先程の彼女の言を反芻する。
 “そうしか生きられない人種”というのは確かに存在する。それは知っている。
 が、何とも言えぬ感情が湧いてくるのを禁じえない。長く生きすぎたか。とも思う。

【ズァァァァァッ!!と土を真っ直ぐに焦げさせながら急停止するウルリック】

 彼とて情報よりの途絶えぬ意志。体毛に感じる風の動き。
 そしてなによりも闘志の匂いが狩人の健在を知らせていた。

【避ける…こともおそらくは出来た。それでこの小娘は地面に激突死。だが、それはこの場において言語道断である】
 【相手は銀狼を使う事無く闘争を挑んだ。ならばここは全てを受けきるのが戦士の道。受けきった上で叩き潰す】
【己に強いる己の不文律。戦士の道。敵にすらそれを強く。避けない自らを推し通す。傲慢ともいえる自負心である】

 ドッ!!と高高度からの肘鉄を受けるウルリック。背中に強い衝撃。いくらかの痛みも伴う。
 だが、悲しいかな回転の不足と重量の不足。体躯の差。攻撃力として通じるものとはなり得ないが道理。
 剛毛は着地衝撃を吸収し、楼はさほどの衝撃を受けずに落下を完了させることになるであろう。

「…拙者の突進を耐え切るとはな。どういう筋骨をしている」

 ブルブルと身体を震わせて少女を振るい落とそうとする。
836 :澪【獣化】[saga]:2014/09/27(土) 00:22:53.30 ID:XvTGr22U0
>>834
呆気ない。この町を変える程の力を有するはずであろうに、あまりにも。それが今の応酬で少女が知らず首を傾げた理由。
簡単に殴り抜かれ吹き飛ばされた男に対して抱く小さな疑念は瞬く間に確信へと変えられていくこととなる。
少なからずダメージを負ったであろう男の全身から溢れ出す悪を体現したかのような煌く黒。
その幻想的ながらも悍ましい霧に相対しても少女に恐れは見られない。むしろどこか納得したような面持ちで。
なるほどやはり彼もまた異能を持つ者。そう考えればこの町の惨状にも合点がいくというものだ。

「…だったら…私も応えないといけないよね…」

煌く瞳は金から赤へ。其が示すは人狼たる少女が自身の能力を解放した証。異能には異能、其れが少女の結論。
此れは正義と悪、各々の矜恃のぶつかり合いでなければならないのだから。
加速、肉薄、迫る拳。立て続けに起こる男の行動にしかし少女はその場から動かない。

「……っ……このっ……!」

振り抜かれた拳は少女の両腕に阻まれることとなる。
その威力に負けて吹き飛ぶことなく、少女の身体は未だ男の眼前に在った。
僅か踏鞴を踏み顔に覗く苦痛の面持ち。しかしそこで止まることなく少女もまた動き出す。
繰り出すは男の脇腹目掛けた蹴り。その狙いは正確、威力もそれなりではある。されど少女もまた高威力をパンチを受け止めた直後。
蹴りを放った少女の身体は体勢の不安定さから揺らぎを見せるだろう。
837 :【悪辣】霧と重力を操る能力[sage saga]:2014/09/27(土) 00:47:44.18 ID:DZWNMQjHO
>>836
【悪党は戦闘の開始から同時、一度たりとも油断や手加減などはしていない。能力の性質上、初手で全力を出すことは出来ないが然し、己が肉体の練度と言う点ではアレが全力だった】
【そして今、拳が止められている状況…これもまた当然の如くに全霊の一撃であった。重力を纏わせた一撃…常人に防げるモノではない。頬を伝う冷や汗が地に落ちるよりも早く男の頭は回転した】
【恐らく少女の能力は肉体の強化…為れば純粋な強化系ではない男の一撃が防がれたのは頷ける。ではその仮定が正しいとして、次はなにがくる? 腕は抑えた 頭突きや当て身を放つほどの余裕は恐らくない 為らば必然的に脚を使った一撃…或いは未知の能力か器官による反撃】
【この場合、未知の云々を仮定すれば対応は出来ない。故に男は瞬時に霧を全身に纏わせることで重力による湾曲を用いた防御、そして吹き飛びへの対策に備える、と】

ふ…ぐッ!

【やはり、叩き込まれる鋭い蹴り…】
【がら空きのボディに刺さる一撃は、やはり、強化系なのか鋭く重い…重力場による歪みの鎧が無ければ吹き飛ばされ、骨の数本でも折られただろうが】
【幸いにも 吹き飛ばされることは無かった。 骨は確実に、折れて 口からは血が溢れ出しているが、耐えられない程ではない】

っ……捕まえ、たァ?

【為れば還そう。この痛み、この傷…この【重圧《ストレス》】】
【今の少女は脚を上げ腕を塞がれた状態…新たな器官や操作系、放出系統の能力がなければ隙ができたということになるのだろう】
【寧ろ生らなければ困る。態々深刻なダメージを追ってまでこの場に居座った意味がなくなってしまうのだから…それはつまり読み負けを意味するのだから】

んじゃ、このダメージ…そっくり還すぜ

喰らいな 【超重圧力《プレッシャーズハイ》】

【斯くして男は新たなストレス──それも血ヘドを吐き、骨が折れるほどの思いをした飛びきりの──を霧に変える】
【其は一瞬で男の体から伸び、一つの触手の様な形状となれば、そのまま男からみてガラ空きである少女に叩きつけられる】
【空間が歪むほどの重圧を伴うその霧は正に破壊の奔流…直撃すれば地面に叩きつけられ、衝撃を浴びて、全身の骨を砕かれること請け合いだろう】
【まぁ、それも、少女が常人程度の身体能力しかない 『普通』の人間であれば、の話だが】
838 :澪【獣化】[saga]:2014/09/27(土) 01:20:09.34 ID:XvTGr22U0
>>837
「……くぅっ……」

防がれた蹴りは不安定な体勢ながらも少女なりに全力で放ったもの。顔を歪めるのは素足に帰った反動と自身のガラ空きといってもいい状態に対する後悔の念か。
読み切られた、と思った時には既に遅い。闘争に於いて流れる時間は待ってはくれないのだから。
男を吹き飛ばし仕切り直さんと振り上げた片足はその役目を成すこと叶わず、自身を守るための両腕は塞がったまま。
予期はしていた、これから襲い来るであろう相手の反撃とその苦痛に。
覚悟はしていた、この身体は攻撃を受ければ簡単に吹き飛ぶだろうと。
しかしそれが想像を遥かに超えるものだということまでは少女には読み切れなかった。

「ゔぁっ……!!」

叩きつけられた触手、其れは少女の土手っ腹に吸い込まれるように。然して華奢な少女の身体は勢いのまま後ろへと。
数m程宙を舞い、地に叩きつけられて尚ゴロゴロと数回転。破壊の権化が与えた衝撃は確かに少女へと大きなダメージをもたらすこととなった。
地に伏す彼女のフードは既に意味を為さず、二つの獣耳が豊かな焦茶の髪を掻き分けてその存在を主張している。
其が表すのは一つの事実。悪党は気付くだろうか、相対する英雄は人ならざるモノであると。

「……っぅ……げほっ……」

常人なら最早死を迎えてもおかしくない。されど彼女は未だ朽ちてはいなかった。
両の手をついて起き上がらんとする動きは緩慢。それでも少女は未だ動いていた。
赤の双眸に灯る意志は今なお焰の如く燃え上がりやや離れた距離の男を見据える。
ゆっくりと、しかし確実に身体を起こす少女。吐き出した朱は血の海に消え往く。
男が動かなければ満身創痍の少女は立ち上がり小さな獣の唸り声を発するだろう。
839 :【悪辣】霧と重力を操る能力[sage saga]:2014/09/27(土) 08:26:25.73 ID:DZWNMQjHO
>>838
【圧縮された重力場、破壊の奔流は英雄を呑み込み、彼女を中空へと舞わせる。 その光景を認めることで、読み切った…と男は確信する。彼女の能力は身体強化であると断じたのだ 】
【然し男とて追撃を与えることは敵わなかった。流れを読み、能力を把握したとはいえ…彼女の実力が計算を凌駕する。強烈な蹴りが後を引き、追撃に廻ることが敵わなかったのだ】
【次いで彼女が地に落ちるのを視認…やはり男は動けずに呼吸を整えている。 すると、不意に彼女の纏っていたローブが肌蹴ていて…其処から可愛らしい一対の獣耳がその愛らしいなりを見せる】

【詰まり其が表していることは 彼女が人成らざるモノであるということ。 もしも先程の身体能力が強化によるものではなく獣人特有のモノであるとすれば…】
【彼女には未だ隠された鬼札(ジョーカー)ざ隠された可能性も在るのではないか…。その想像と尚も立ち上がる英雄たる彼女の闘志に恐れを成して男は小さく身震いをした】

ギャハ、お互い様に満身創痍…ってやつか

【尚も男は動かず 呼吸を整えつつ 彼女に対する恐怖…即ち精神的重圧を己の内で高めていた】
【其処から弾指の間…彼女は立ち上がり唸り声を上げる。其は正に獣のモノだった】
【然し何故だろう。本来ならば彼女の行為は獣と同様の…詰まりは野性的で品の無い行為に思えるのだが】
【何故に彼女の姿はあんなにも気高く あんなにも美しい… あぁ、為ればこそ 故に今すぐ 壊したい】

閑話休題…さあ、悲劇に戻ろうか

【刹那とは言え 男は英雄に見惚れていた】
【然し其は彼女を侮辱する行為…油断に他ならないのだから】
【故に男は心を引き締め英雄の殺戮、惨殺、
破壊を求める】
【直ぐ様霧を練り上げ、やはり全身に纏うがが】
【先程の攻撃が余りにも綺麗に『決まってしまった』為に男のストレス発散発散され、霧の量は格段に減っていた】
【此では先程の様なパフォーマンスは出来ない…為らば奇をてらうしかあるまい】

───ハアッ!

【掛け声と同時。男は跳躍…身に纏う重力場に反重力を発生させ飛翔】
【そのまま重力を元に戻し狙う、上空からの飛びげり】
【其は先程よりも格段に遅く弱いが、突然の飛翔で彼女の動揺を誘うことが出来れば、其は有効打になりえると男は判断したのだ】
840 :澪【獣化】[saga]:2014/09/27(土) 10:19:34.23 ID:nh2a1nD3O
>>839
全身を襲う痛みは少女の身体を蝕み普段通りの動きを許してはくれない。それでも彼女は尚も立ち上がる。
男の巡らせる思考、嗟嘆の視線を察する余裕など少女には既に存在しない。それでも彼女は男を睨みつく。
もはやなんの為に戦っているのかなど忘却の彼方へ。今はただ獣の衝動と闘争本能に突き動かされるだけ。
しかし少女は動かない。傷ついた身体にはもう自分から敵へと向かう気力などないに等しく、故に待った。
どの方向から、どんな攻撃であろうと構わない。相手が吹き飛ばされた自分に追撃しようと接近するのを。

「……もう、次で終わらせる……」

呟いた声は掠れて小さく、風が浚うことすら叶わず溶けて消えた。その言葉の意図はただ少女のみが識る。
男の掛け声は少女への死の宣告、上空に飛翔する悪党にしかし英雄は地に留まって赤の双眸を向けるのみ。
否、彼女の身体が不意にぐらりと揺れた。前方へと倒れこむように、けれどもその瞳に諦観の念は見えず。
もちろん少女は勝利も、そして生も諦めてなどいない。両の手が地につかんとする刹那、それは起こった。
二つ足の人間は四つ足の獣へ、その変化は一瞬。少女の獣耳から推測出来るだろう、その動物の何たるか。
獣化、人狼たる少女が完全な狼と化す最後の切り札。発動後の大きな短所から諸刃の剣とも呼べるものだ。
上空から襲い来る男を見上げ、獣もまた彼へと跳躍。痛みはある、ただそれを奥へと封じ込めているだけ。
迫る飛び蹴りを身を捩って回避、次いで狙うは男の脇腹。鋭い爪、ないしは牙を持ってして切り裂かんと。

時間にして見れば一瞬だろう、けれども当の本人達にとって永劫の交わりとも思えるような空中での交錯。
互いの位置を入れ替えるようにして行われた其れ、少女の最後の足掻きが成されようと結末は変わらない。
男が着地し振り返れば目に入るだろう、いつの間にか人の姿へ戻った少女がその場に倒れ伏しているのが。
先のダメージは大きすぎた、少女が獣の姿を保つ時間を大幅に削り取る程に。故に今の抵抗が少女の限界。
人へと戻った少女の身体が求めるのは自己治癒のための休息。その欲求は深い眠りという形で現れるのだ。
これこそが一時とはいえ人の形を捨てる代償。斯くして英雄は悪党を前にして無様に地を這うこととなり。
されど生の終わりは未だ迎えていない。注視すれば分かるだろう、少女の胸が僅かに上下していることが。
次いで微かに響く寝息、生を象徴するには十分なもの。然して英雄の生殺与奪権は悪党の手に委ねられた。
841 :【悪辣】霧と重力を操る能力[sage saga]:2014/09/27(土) 10:52:25.15 ID:DZWNMQjHO
>>840
【飛来する悪意を穿つように其は跳躍した】
【其は獣だった。最早少女の姿では無かった】
【そうか、それが御前か…それが御前の全力か】
【永劫にすら感じる交わりの中、男は胸中で少女に語り掛ける】

【宙空にて身を捩り一撃を避ける機動…】 【次いで放たれる一閃の如き爪】
【余りにも鋭く 余りにも重く 余りにも強い】 【小悪党等、容易くねじ伏せられて然るべき一撃だ】

───ギャハ…こいつぁ、ヤベェなマジによ…

【時に換算すれば刹那の後】
【互いの永遠は終わりを告げた】
【傍らには地に伏せて眠る少女】
【傍らには地に伏せて荒ぶる悪】
【よもや悪党は動けまい…呼吸をするのが限界だ】

ストレスは溜まってる。御前をぶち殺すことは出来るんだ
だが、俺は殺さねぇ。此処でストレスを発散しちまえば、俺様が逃げられなくなるからだ。
逃げなきゃ俺は此処で死ぬ。 其は御免だ。だから逃げる。だから殺さねぇ

【故に慈悲など掛けた訳ではない】
【男はそう吐き捨てると 【超重圧力《プレッシャーズハイ》】を発動し、霧を翼のように広げ跳躍した】

ギャハ、英雄よ、貴様の勝ちだ
だが 次はない。 次は必ず御前を殺す。

【斯くして悪党は敗走し、英雄の勝利にて物語は終わりを告げた】
【だが、また別の場所で 悪党は悪意を撒くのだろう。 其の時、彼女は現れるのだろうか】
【悪党は心待にしている。 獣の如くに美しく鋭い彼女の魂を 粉々に破壊する時を】
/ありがとうございました! お疲れさまでした!
842 :澪【獣化】[saga]:2014/09/27(土) 11:43:59.60 ID:nh2a1nD3O
>>841
どれ程の時が経っただろうか、ほんの数刻だったかもしれないし或いは半日以上そのままだったかもしれない。
ゆっくりと覚醒する意識、緩慢な動きで身を起こす少女を照らすのは地平線の向こうへと落ちゆく真っ赤な夕日。
瞬間悟る。男は去り、冷たい死が横たわる町に残されたのは自分一人だと。
気がつけばどこから嗅ぎつけたのか、飢えた猛禽類が悲劇の産物にあやかろうと地に伏す屍肉を啄ばみ耳に障る音を奏でる。
そんな中黒の衣服を纏って立ち上がる少女は宛ら死神の如く、されどこの惨劇を齎した張本人には非ず。

「……ごめんね……」

呟く言葉は何者にも届かない。それでいいのだ、訳も分からずその生を終えた彼らへと向けたものなのだから。
男が残した言葉は少女の耳には残らず、しかしきっと予期する事は双方同じなのだろう。
悪と正義が彩る陳腐な台本、いつか再び彼が悪役としてその舞台に上がるというならば自分もまた英雄という配役を割り当てられるのだろうと。
何れ訪れるであろうその時を定めるは運命という脚本家、何者にも左右されない絶対的なストーリーテラー。
やがてやってくる夜の闇に微睡む死の町、其処に男のあの霧を垣間見た気がして小さく身震いした。

//こちらこそありがとうございました、楽しかったです!
//またよろしくお願いします、お疲れ様てましたー
843 :【悪辣】重力を操る能力者[sage saga]:2014/09/28(日) 19:09:03.40 ID:IHlC/5WcO
【荒野の道中に一人の男が立っていた】
【傍らに潰され砕けた馬車と 商人の物と思わしき亡骸】
【そして馬車から零れ落ちた 宝石類が 散乱していた】

ギャハ…馬車をブッ壊したのはミスだったな
折角の御宝が運べねえや

【其の有り様を見ながら 男は呟き 一人笑う】


/21時から22時の間居なくなりますがよろしければお願いします。
844 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/28(日) 22:26:21.81 ID:rwwr+/hUo

「ケッ、ひどい映画だったぜ。
 監督はケツの穴にフレンチフライを詰めたまま撮影したに違いねえ。
 エイゼンシュタインとかその辺をもっと見るべきだ。」

とある世界、古びた映画館の中から大あくびをしながら歩み出るガラの悪い男が一人。
彼は上映中につまんでいたであろう、ポップコーンのカップをぐしゃりと握り潰すと
近くのゴミ箱向けてそれを投げ捨てた。

――カラン!

「ヘル・イェー!ファッキンブルズアイ!」

それがうまいこと、ゴミ箱に入っただけで大げさに喜びを表すあたり、
あまり頭がよさそうには見えない。

845 :澪【獣化】2014/09/28(日) 22:37:58.81 ID:gOyWcpnh0
>>844
見事ゴミ箱へと放り込まれたカップはからんと乾いた音を人通りの多い路中に響かせる。
そう、人はそれなりに多い。しかしまるで見えない結界でも張られているかのように彼らは一様にガラの悪い男に近寄ろうとはしない。
原因はやはりというかその風体。近くを通り過ぎようとする人々は心なしか足早。
そしてフードを被った少女もまたその一人。周りの空気を敏感に察したのか同じようにチャーリーの横を通り過ぎようとして。

「……あれ…?…えっと……」

何度か異なる世界で顔を合わせたことがある男。その姿を認めればふと足が止まり。
しかし名前が出てこない。そもそもお互い名乗ってもいない。
故にどう声をかければいいかも分からず、ただチャーリーの顔を見上げるだけ。
846 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/28(日) 22:48:04.54 ID:rwwr+/hUo
>>845

自身に人が寄り付かないのはいつもの事。
その点チャーリーは小慣れているが、自身を見上げる者がいる事に気づき、
視線を落とす。

「WTF?アニメガールじゃねえか。ヘイ。
 脳天かち割って以来だが、元気か?あー、あれだ。
 ファッキン・ウォーキング・リビングデッドとかじゃねえよな。ハン?」

そこにいた澪の姿を見るなり、目を大きく開いて
子供のような笑みを浮かべるチャーリー。いい意味でも悪い意味でも子供っぽくて
落ち着きのない男だ。
847 :澪【獣化】2014/09/28(日) 22:58:48.34 ID:gOyWcpnh0
>>846
「……?…うん…あの時はちょっと痛かったけど…」

大きく見開かれた瞳を見返すは金の眼。横文字は苦手なのか軽く首を傾げるが言いたい事は伝わったらしく。
自分も聞き返そうとするが相手のどこか落ち着きのない仕草にそんな必要もなさそうだと小さく嘆息。

「…そういえば…まだ名前、聞いてなかったよね…」
「…私は澪…貴方は…?」

幾度も出会ってはいるというのにまだ互いの名前も知らないという可笑しな事実に苦笑。
やっと落ち着いて自己紹介ができそうだとほっと一息ついて見せた。
848 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/28(日) 23:10:46.95 ID:rwwr+/hUo
>>847

「そうか?やっぱりそいつは悪いことをしたな。
 メーン、俺はクズかもしれんがアレだ、『行動化』してる時以外は
 人は殺さねえと決めてるんだ。悪いことをしたらお詫びが必要だ、だろ?」

だからとっておけ、と澪の手に押し付けられるのは
大きなヌガーやタフィー、原色に近い緑色のガムといったお菓子類の類だった。

「アー、アー、もう名乗ったと思ったがまだだったか?
 俺はチャーリー。チャーリー・マクフライ。他にもリトルC、ランニング・バック、
 マッスル・モンスター、バックハンド・ブロウ、いろいろ名前がある。隙に読んでいいぜ。
 アニメガール。」

澪、と名前を名乗ったにもかかわらず結局チャーリーはアニメガールと呼称するのを
改める気はないようだった。落ち着いた口調で話す澪と対照的なこの男と居ると、
一体どちらが年上なのか時折わからなくなる感覚に襲われそうだ。
849 :澪【獣化】2014/09/28(日) 23:25:07.40 ID:gOyWcpnh0
>>848
「…へ…?…いや…別に、実際に死んだ訳じゃないんだし…」

唐突に押し付けられた数々の菓子類に目を白黒、申し訳ないとでも思っているのかどこか遠慮がち。
しかし言葉とは裏腹に受け取ったそれらを手放そうとはしない。目を輝かせているあたりやはり嬉しいのだろう。
気にしなくていいのに、とひとりごちながらも大事そうにもらった物を抱える姿は少女らしい年相応のもの。

「……えっと……」
「…じゃあ、チャーリー…改めてよろしく…」
「…っていうか…私はアニメガールじゃないってば…」

羅列される幾つかの名前に悩む素振り。なんと呼ぶか決めかねているのだろう、暫くそのままだったが結局彼が最初に名乗ったものを採用することにしたらしい。
こちらも名乗ったに関わらず未だ呼び名を改めないチャーリーに僅か唇を尖らせるが、言ってもどうせ直さないのだろうと諦めかけていて。
因みに道行く人々は見るからにミスマッチな二人組に奇異の目を向けているわけだが、少女がその視線に気づくことはなく。
850 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/28(日) 23:32:52.98 ID:rwwr+/hUo
>>849

「ライフ・イズ・ビューティフル!それなら実際に死んでないことに感謝だ。
 感謝と言えば感謝祭のターキーは好きか?ポテトは?デビルド・エッグとかクロックムッシュとかは?」

感謝、から感謝祭に飛び、そこから飯に話題に。
なんとも脈絡がない……。

「何故だ?アニメガールっぽい見た目をしてるぜ。
 だからアニメガールだ。それともニンジャのほうがいいか?サムライが好みか?」

矢継ぎ早に言葉が続くうちに、どんどんトンチキな方向へ
向かうのがこの男と話す際に一番疲れるポイントであり、正に澪はそれに陥っている。



851 :澪【獣化】2014/09/28(日) 23:44:48.70 ID:gOyWcpnh0
>>850
「……あー…えっと…よく分からないけど…食べ物はなんでも好きだよ…?」

目まぐるしく変わっていく話題、お世辞にも話すペースが早いとは言えない澪はついていくのに精一杯。
しかし自分からそれを言い出すことも出来ず、ただチャーリーの問いに気圧されるままに答えるだけ。

「…いや…私にはちゃんと澪って名前が…」
「……うん…もうそれでいいや……」

どこまでもその呼び名を貫くつもりらしい男にちゃんと名前で呼ぶよう頼もうとするがはっきり言葉にすることは叶わず。
次々と挙げられる他の候補になんだか今の方がマシに思えてきたのか、結果それを許容することになってしまうのだった。
ころころと変わる話の方向性。さすがに澪も疲れを感じたのか思わず漏れた小さなため息、それは雑踏の中に紛れて消えた。
852 :チャーリー"リトルC"マクフライ[sage]:2014/09/29(月) 00:03:39.39 ID:4s18KIdzo
>>851

「ファック!?なんでも?オメー、あのサルミアッキとかナット―とか、
 シュールストレミングとかもいけるのか?ヘイ、ヘイ、マジで?なあ。ヘイ。
 セミの揚げ物とかをアジア野郎がやってる屋台でみたがあんなのもか?」

今度は話が相当飛躍している……。
この分では次に会った時に、人間生ゴミ処理機だとかそんなあだ名をつけられかねない!

「オウ、ヘイ、どこにいくんだよ。
 せっかくここから俺の必殺のジョークが、アー、くそ、どこかいっていまった。
 まあいいや……。」

雑踏の中に紛れる澪に追いすがり、しつこく話を続けようとするチャーリーだったが、
小柄な澪を見つけることができず、結局近くのバーガーショップへと向かうのであった。

// おつー
853 :澪【獣化】2014/09/29(月) 19:41:03.50 ID:2h+RQjdq0
なだらかな坂、両の脇を飾るのは色とりどりの木の葉たち。
うららかな秋の日差しが降り注ぐ中、時折荷馬車を御する商人らがすれ違いざまに挨拶を交わす。
そんな山道で響く音は登る者、下る者、そして佇んでいる者にも等しく届くはずだ。
ゴロゴロと鳴る音は坂の上から、まるで何かが転がり落ちるかのように。
否、転がっていた。ふと目をやれば見えるだろう、猛烈な勢いで坂道を転がり落ちる樽が。
さらに耳を澄ませば聞こえるかもしれない、響く低音に混じる小さな呼び声が。

「…だぁぁぁれぇぇかぁぁぁ…」

やけに間延びして聞こえるなんだか危機感のないそれは少女のもの、明らかに回転している樽の中から発せられている。
その光景を目にした者が浮かべる表情は様々だろう。驚きか焦りか、はたまた呆れか。
いずれであろうとその視線を受け止めてもなおそれは止まることを知らない。
このままいけばものすごい速さで通り過ぎるか、あるいは衝突するか。しかしその遥か手前、路面に突き出た石があれば話は別。
猛烈な勢いで突起にぶつかった樽は勢いよく青空の下へと飛び出すこととなり、その影を黄土色の道に落とす。
着地点は幸か不幸か一連の流れを眺めていたであろう者。受け止めるか避けるか、その判断は彼、もしくは彼女へと委ねられる。
854 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/29(月) 20:51:00.36 ID:2y7b2QaSO
>>853
ふぅと一息、適当な切り株に腰掛けて水筒をあおる
秋めいた心地とは言え矢張り、義足での山路は堪えるモノだ
吹き抜ける風に金木犀の香りがふわり漂った

「んんっ?」

……と、風が運ぶモノが花の香りだけではないのに気が付く
声である、とても記憶にある相手の
はてと首を傾げた次の瞬間、太陽が消えた
正しくは宙を舞う樽に陽射しが遮られたのだが、異論はあるまい

「んへぁっ!? ひ、ひぇぇっ!!」

素っ頓狂な声と情けない悲鳴
そして6本のタイドメイカーを生やし全てで樽を受け止めんと突き出す
剣豪であれば月光での一太刀で両断せんとの判断が出来たのだろうが、生憎とそうはいかなかったらしい
855 :澪【獣化】2014/09/29(月) 21:06:52.67 ID:2h+RQjdq0
>>854
べちゃり、水気を多分に含む音とともにひたすら坂を下っていた樽はようやくその運動を止める。
触腕に受け止められたそれは相応に重い。例えるならばそう、ちょうど人一人分程度の。
というより中から聞こえてくる呻き声でその正体は簡単に把握できるだろうが。

「……もしかして……ニア……?」

先の声で中にいる何者かも外部にいる人物に気付いたらしい、木の板に遮られているせいでくぐもっている声は紛れもなく獣人の少女のもの。
次いで内部から聞こえてくるぺちぺちと何かを叩く音は、言葉にこそ出さないがきっとその意図を察してくれるだろうという望みとともに。
尚その願いを聞き届けようとするならば、開口部はすぐに見つかり開け放つこともまた容易だろう。
856 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/29(月) 21:13:27.84 ID:2y7b2QaSO
>>855
「……ほっ……」
「あーっとぉっ、もしかしなくてもっ、澪っ……?」

安堵の息とずるりずるり、触腕のノイズ
中にヒトが入っている事を再認識してなるべくソフトにゆっくりと樽を地面に置いた
そして樽の口に手を当てて引っ張り上げれば、何事もなければ無事に開くはずだ
そうなればタイドメイカーを仕舞ってから樽の中を覗き込みながら尋ねる

「お前ぇっ……なぁにしてるってんですかぁっ……?」
857 :澪【獣化】2014/09/29(月) 21:26:31.17 ID:2h+RQjdq0
>>856
樽の中を覗きこめばそこにいるのは膝を抱えて縮こまっている少女。長く回転していたせいか豊かな髪は乱れてぼさぼさ。
ようやく浴びる日の光に目を細めながらのそのそと顔を出すが樽から露わになるのはそこだけ。
手を樽の淵にかけて語る様はどこか不機嫌そうで。

「……いや…それが、この中に飛ばされて……」
「…びっくりして、少し動いたら…すごく回った…」
「……なんか…目が回って、気持ち悪い……」

坂に安置されている樽ならばそれなりに不安定。さらに加えて急に増える自重、重心の移動となれば釣り合っていた力が偏るのも道理。
結果狭っ苦しい樽の中で只管胃の中を揺さぶられるという苦行を強いられたというわけだ。
858 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/29(月) 21:36:11.35 ID:2y7b2QaSO
>>857
「……この中にっ? ピンポイントでっ……?」

以前の話の、正に聞きしに勝る奇妙な越境である
ボサボサの髪の下のやや面白くなさそうな顔に向けては苦笑以外の表情を向ける事が出来なかった

「あー……なんっていうかぁっ、ま、まぁ、無事だったんですしぃっ……」
「……黒髭危機一髪ってゲームがっ、ありましたねぇっ……」

そのままタイドメイカーを1本生やし、なんなら引っ張り上げようかと提案
ふとそのままの姿の澪を見詰めて、ポツリと呟いた
859 :澪【獣化】2014/09/29(月) 21:45:48.87 ID:2h+RQjdq0
>>858
「…うん…本当、こんなのばっかりで嫌になっちゃうよ…」

ニアの苦笑に対して澪は自身の運の悪さに小さく嘆息。
出来るならば誰か代わってほしいという呟きはきっと心の底から漏れたもの。
梳く余裕もないのかそれとも気にしていないのか、鬱陶しそうに顔にかかる髪は乱暴に払うだけ。

「…まあ…まだちょっとぐるぐるするけど…」
「……?…なに、それ…?」

ニアの提案には即座にありがたく受け入れるだろう。もはや樽から這い出る気力もないのだ。
ぽつりと漏れ出た呟きは耳慣れない単語だったのか、ただ首を傾げて聞き返す。
860 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ2014/09/29(月) 21:51:52.16 ID:2y7b2QaSO
>>859
ならばと捕まるように指示
ひょいと軽々澪の体を引っ張り出せばゆっくりと山道、先程まで自身が腰掛けていた切り株に下ろすだろう

「……なんでしょうねぇっ、神様は理不尽だってんですよぉっ……」
「えっ? あっ、えぇとぉっ……」
「樽に剣を刺してぇ、中の人がぴょーん! て飛び出す遊び……?」

鏡と櫛を背負っていたバックパックから取り出せば手渡そうと差し出す
そして澪に聞き返されれば少ない語彙での精一杯の、しかし随分と捻れ曲がった説明である
861 :澪【獣化】2014/09/29(月) 22:05:18.68 ID:2h+RQjdq0
>>860
差し出された触腕にしがみついて狭い空間から引き摺り出されれば、ようやく狭い闇から解放されたと長い安堵の息を吐き出して切り株の上に座り込む。

「…本当だよ…私なんていじめたって、何も面白くないのに…」

次いで差し出された櫛と鏡はやんわりと断って受け取ろうとはしない。
どうやらあまり自身の見た目は気にならないらしく、身なりを整えようというつもりはないらしい。

「…え…それ…中に入ってる人、死んじゃうんじゃ…?」

どうにか理解しようと数秒、頭にどんな図が浮かんだのか窺い知ることは出来ないがおそらく字面だけそのまま受け取ったのだろう。
すごく物騒な遊びなんだなと金の瞳を丸く見開いて驚いて見せた。
862 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/09/29(月) 22:13:23.69 ID:2y7b2QaSO
>>861
「……まっ、抗うだけ抗ってやるのがいいってんですよぉっ」

例えそれが神の意志だとしてもだ
櫛をくるくると回転させながら微笑みかける
そして座る澪の背後に回り込めばその乱れた髪を解かそうとするだろう

「いえいえっ、それが全然大丈夫なんですよぉっ」
「笑顔のままでこう……すっごい高くにジャンプするってんですっ」

オモチャの話である、とその大前提を説明すればいいだけなのだがそれが抜けている
最もよくよく考えてみればオモチャにしても割と物騒ではあるが
863 :澪【獣化】2014/09/29(月) 22:24:46.48 ID:2h+RQjdq0
>>862
「…うん…そうだよね…」

今は確かに運がないかもしれない。けれどもそれが永劫に続くとは限らないのだ。ならばきっと運気が上に向くこともきっとあるはず。
ニアの微笑みに励まされた様な気がして、澪もまた小さく笑いかけた。
後ろに立って髪を梳こうとするニアに抵抗はしない。
背後に立つニアからは見えないかもしれないが櫛を通せば心地よさそうに目を細めた。

「…刺されてるのに…笑顔…?…中に入る人って、すごいんだね…」
「…その遊び…楽しいの…?」

実際にやると考えるとなんとも残酷な遊びだ。笑顔の男性をひたすら剣で貫いているのだから。
そしてまさかそれがオモチャだと思ってもいない澪にとって黒髭危機一髪と物騒な遊戯が等号で結びつけられるのはおかしくないだろう。
そんな遊びのどこが楽しいのだろうと首を捻るばかり。
864 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/29(月) 22:34:59.10 ID:2y7b2QaSO
>>863
「ええっ、誰かに用意されたレールの上だけじゃ……つまらないですからねぇっ」

生きる、という事は
澪の背後、何処か彼方遠くを……過去を懐かしむ瞳で見詰めながら微笑む
そのまま栗色の髪を櫛で撫でていた

「長い髪っ、いいですよねぇっ……」

ニアも伸ばしたいなぁと独りごち
首元までの灰色の髪は、生体兵器に於いて不要要素な為に成長が非常に遅い

「ですねぇっ……痛くないんですかねぇっ?」
「でもほら、名前がやっぱりっ……危機一髪ですからねぇっ……」

つまりは危機一髪なのだろう
因みに楽しいかとの問いには肯定
以前「ぱぱ」なる人物と一緒に遊んでなかなかスリリングで楽しかったと告げる
865 :澪【獣化】2014/09/29(月) 22:51:03.45 ID:2h+RQjdq0
>>864
ここでないいつかを瞳に映すニアを見上げるようにして、澪もまた小さくそうだね、と呟く。
それが報われるかどうか不明瞭でも、運命を紡げない自分達にはただ抗い自らの望む道を探し出さなければならないのだから。
ぼさぼさだった髪の蟠りは少しずつ解けていき、やがて普段の指通りを取り戻していく。

「…ニアも、伸ばしたら…?似合うと思うけど…」

そんなニアの事情など露も知らず。無知は罪というべきか、その瞳はただ純然たる疑問に澄み。

「…そりゃあ…痛いと思うよ…人間なんだし…」
「…えっ…楽しいの…!?」

髪の毛一本分、というより刺されているなら既に完全に危機に瀕しているような気もするがそこは遊戯ならではだろうか。
肯定の答えは衝撃だったのか、思わず背後で髪を梳いているだろうニアへと振り返り正気かと凝視。
さらにその視線はまさかニアがそんな悪い人だとは思わなかった、と言わんばかりの非難するようなものへと。
866 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/29(月) 23:00:28.77 ID:2y7b2QaSO
>>865
「……まっ、笑っていられればそれでいいってんですよぉっ」

一転、昼下がりの陽射しに照らされた太陽の笑みを浮かべた
暗中模索の連続だ、その中でいずれは光明を掴み取らんとしなければ
そしてそうした時、笑顔でいられるように
澪の髪を最後に撫でようと手を伸ばし、櫛をしまった

「……んーっ、ま、まぁっ、邪魔になっちゃいますしぃっ……」

半分本音、半分虚言
確かにそうだ、髪を伸ばせば首筋から発生させるタイドメイカーに絡みそれはもう酷いことになるだろう

「へっ? 人間っ?」
「……えっ!? だ、だって、そのためにやるものですしっ……」

ようやく話の食い違いに気が付く取っ掛かりを見つけ、
しかし向けられる非難の視線に慌てた
そしてふと思い至る、大前提で誤解を招いていたのだと

「あっ……そのっ、黒髭危機一髪ってっ……」
「……ごめんなさいっ、オモチャの話だってんですよぉっ……」

867 :澪【獣化】2014/09/29(月) 23:13:29.72 ID:2h+RQjdq0
>>866
頭上に浮かぶ恒星と眩しい笑み。まるで太陽が二つあるみたいだとぼんやり思いながらニアの言葉に小さく頷く。
その奥に隠された意図までは読み取れない。けれど撫でられて気持ち良さそうに目を細め、浮かべる笑顔は宛ら月のように柔らかく。

「…そっか…ニアのあれ、首の後ろからだもんね…」

思い返せばよく生やしている彼女の触腕は首の後ろから。確かに行動の支障になりそうだと納得する。
しかしそれでももったいない、と呟くあたり諦めきれないようだが。

「…へ…おもちゃ…?」
「…なんだ…なら早く言ってよ…びっくりした…」

言葉一つでなんとも大きなすれ違いを生み出してしまうものか。
ならば刺し貫かれて高く飛び出す本物の人間など最初からいなかったのだと心からの安堵の一息。
同時に目の前の彼女がそんな光景を見て楽しめる人間ではなかった事に胸を撫で下ろした。
向ける視線は恨みがましく、けれど少し冗談めいていて。
868 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/29(月) 23:23:41.82 ID:2y7b2QaSO
>>867
「そうなんですよぉっ、だからニアはこの位が1番だってんですっ」

あははと笑いながら答える所作は自然だ
最後に一撫でした澪の髪に名残惜しそうにしながら離れ、笑う月を正面から見た

「ごめんなさいってんですっ……ふふっ、通りで色々おかしいって訳ですねぇっ」

ともあれ誤解は解けたようで何よりだ
責めるような、しかしそれだけではない目線に軽く頭を下げて苦笑

「……んっ……そうだっ、お腹空いてたの忘れてましたっ……」
「あの街に向かう途中だったんですけどぉ……よければ澪もどうですかぁっ?」

と、いきなり自己主張を始める腹の虫
お腹を抑えながら照れ笑い、山路の向こうに見えるそれなりの街を指差した
どうやらニアも越境してきたばかり、拠点の確保という事だろう
肯定されれば2人で、もし別れる事になれば惜しみながらも再会を誓いそれぞれの道を行くはずだ

金木犀の香りを、緑色の風が運んでは稲穂を揺らした

//これで落ちます、ありがとうございましたっ
869 :澪【獣化】2014/09/29(月) 23:39:02.02 ID:2h+RQjdq0
>>868
「…ふーん…?」

笑うという人間なら殆どが習得している動作。そこに何を見たのかどこか納得がいかないように、けれど追及することもなく。
澪もまた離れていく指を名残惜しそうに見送り、逆さまだった太陽はいつも通りの角度に戻る。

「…ね…なにかおかしいと思ったよ……」

最初こそ非難するような顔を作っていたが次第にこみ上げてくる笑いに負けたのかつられるように笑みが零れた。
不意にぐう、と鳴ったニアの腹の音。それに呼応するかのようにまた澪の腹の虫も暴れ出し。
照れ臭そうに笑う彼女とは対照に澪はなぜか堂々としていて。

「…うん、一緒に行こうか…私も、お腹すいたし…」

街を目指し並んで歩く山路、さあっと吹いた風は赤く染まった木の葉を浚って巻き上げる。
燦々と輝く日輪は路を往く二人を包み込むように優しく照らしていた。

//ありがとうございました、お疲れ様でしたー
870 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/30(火) 21:49:13.37 ID:0Jg0k0qlO
「……はぁ」

蒸し蒸しとした熱帯雨林。
見上げるような木が聳え立ち、その枝葉の隙間から天高く昇った陽の光が降り注ぐ。

ここは生命のゆりかごだ。
名も知らぬ煌びやかな鳥が飛び交い、何かが潜んでいるのかガサガサと草むらが揺れる。
さて、そんな楽園にも等しい場所ではあるが━━━━━

「もういや……手が痛いの……」

涙目で、木の枝からぶら下がる蔦へと必死に掴まる少女の姿がある。
時折ミシミシと音を立てるその蔦も太くはなく、少々心許ない。

何故彼女はこんな状況なのか。その原因は……



『グゥ……グルルルル…………』

……何とも立派な竜が、彼女の真下を寝床にしているからだ。
とても少女1人では太刀打ちできそうにないシロモノである。

無論下手に飛び降りたり、助けを求めようと大声を出すと、竜を起こしかねない。
だからといってずっと掴まり続ける程体力がある訳でもない。
どうすることもできない、まさに絶体絶命の大ピンチである……
871 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風][E.義足][saga]:2014/09/30(火) 22:08:14.84 ID:plXNztDF0
>>870
肌を気持ち悪く撫でる湿気に身を震わせた
鬱蒼と生い茂る森林に沼地、しまいにはマングローブ。次の舞台は言わずもなが

「熱帯雨林とはの。参った、暑苦しいぞ」

そう、この特有の気流は間違うはずない湿気。ここは熱帯雨林だ
とぼとぼと歩き続けていったいどの程度の時間が過ぎたろうか
視界の先には眠りにつく伝記にでも出そうな龍……と、今にも折れそうな鳶に捕まる少女が

「斯様な位置で何をブランコを楽しんでおるのだ。そこな女よ」

はてどう言った状況なのか
まあ取りあえず神流が選び取った応えは理由を問うことだった
どこか困っているように映ったことだし
872 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/09/30(火) 22:09:27.81 ID:cLKBACpa0
>>870
「……っ……」

息を殺し、その少し遠間を通り過ぎようとするニア
越境した矢先、飛んでもないモノと出会してしまった
身の丈を超えて余りある、小山の如き竜
出来ることなら近くを歩くのも憚られるのだが、しかし余所を通るにはやや植物が密集し過ぎている
そんな訳で一歩、また一歩とソロソロと義足と左脚を動かしていたのだが

「……?」
「……あれっ、ヒトぉっ……?」

ふと気が付いたのは竜の頭上
宙吊りになるその存在だ
何をしているのだと慌ててしかし声を出すのには慎重
ボディランゲージで存在をアピールしつつ、尋ねようとしてみた
873 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/30(火) 22:26:50.45 ID:0Jg0k0qlO
>>871
「あ……遊んでるわけじゃないの……!」

自身の危機的な状況をブランコ遊びだと見なす神流。
少女が少しでも動くと蔦がブラブラと、不安定に揺れる様はブランコにも見えなくはないが。
竜を起こさない程度の小声で否定する。

>>872
「え……ニア?」

神流とは別の方向から聞こえる声。
ふと顔だけ向けるとそこには見覚えのある姿。
しかしその僅かな動きだけで蔦は再び揺れるのだった。

……竜は大きい。身体を丸めて寝ている為正確な大きさは分からないが、10mは軽く超えている。
その姿はファンタジーに登場するワイバーンそのものだ。

>>ALL
「━━━ということで、助けて……」

そういう訳で力ない声で2人に助けを求める少女。
まあ当然と言えば当然だが、単に蔦を切るだけだと、少女はこのまま竜に向かってダイブすることになる。
874 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/30(火) 22:34:14.18 ID:cLKBACpa0
>>871
>>873
「あっ……」

ボディランゲージでなんとかしようとしていたが、静かに話すくらいなら案外なんとかなるようだ
こほんと態とらしく咳払いひとつ、姿勢を直立に戻す

「……なるほどっ、状況は分かりましたってんですっ」

どうしたものかと唸り声
飛び降りたところをタイドメイカーでキャッチ、というのが自身にでき得る唯一の策か

「……そっちのお前っ、どうにか出来ますってんですかぁっ?」

ずるり、野太い触腕を脊髄の辺りから4本生やして自身は胡座をかいてその場に座る
3本の触腕を脚変わりに体を浮かせ、1本で深雪を救出せんとずいっと伸ばすだろう
875 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風][E.義足][saga]:2014/09/30(火) 22:43:31.42 ID:plXNztDF0
>>873 >>874
「そう騒ぐでないぞ。しかし、ふむ……」

当然だと言えばそれだけなのだがやはり遊んでいるわけじゃないようだ
しかしまあ神流にとって龍だの少女などとはどうでもよい些細なものである
ただこういう状況は神流のあの心を擽るのに時間をかけさすことはない。あっと言う間に導火線に火が点る

「かかか! よかろう、我が来たからには安心するがよい!」

ニッと笑む。ただそれだけの動作
だがその健気な声音は、人を安心させるには十分だ

「くく、ああ出来るぞ。貴様はなにが出来る?」

声のする方へ顔を向け、そうと応える
そして逆にニアにはなにが出来るのかと問うた
無礼な態度で……だ

「かの龍は我に任せるがよい。起きろのろま」

取りあえずこのじゃまな龍をどかそうか
そう思案した神流は、無謀にも小石を龍に投げつけてみることにした
876 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/30(火) 22:58:40.81 ID:0Jg0k0qlO
>>874
「正直……すごく怖い……」

少しでも手足を滑らせるとこのまま竜へと真っ逆さま。
恐る恐るニアの伸ばす触腕にしがみつき……

「っと……ありがとうねニア」

何とか無事に、竜を起こすことなく地面に降り立つ……のだが……

>>875

『グゥ…………グウッ?』

その頃神流が投げた石ころが竜の頭に命中。同時に目を開く竜。
眠りが浅かったのか、それとも当たり所の問題か……
……そういうのは別として、とにかく竜を起こしてしまったのだ!

『━━━━━━ゴバァァァアアアアアアアッッッッ!!!!!』

眠りを邪魔された竜は機嫌があまりよろしくない様子。
その鋭い眼で神流を捉えると、鼓膜を揺さぶるような大音量の咆哮を放つ!!

「え、え……!起こしたの誰なの……!?」

流石の少女も大いに慌てている。
さっきまで彼女を恐怖に陥れていたものが目覚めたのだから。
877 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/30(火) 23:02:54.91 ID:MgUdwGDrO
>>875
「ニアは一応っ、これで助けようかとっ……」
「って、なぁにしてるってんですかぁっ!?」

態度に関しては別段気にする仕草は見せない
自分も似たようなモノなのだ、誰に対してだって
だが次の神流の行動にはツッコミを入れずにはいられない
巨竜をわざわざ起こすだなんて
ニアにしてみれば静電気にすら気を配る火薬庫の中、煙草を吸って歩くも同義
タイドメイカーの触腕と、それに支えられる体がびくりと揺れた

>>876
「ひえぇっ……!」
「と、ともかくっ、に、逃げなきゃっ……!」

深雪が無事に着地したのを見届ければ慌てて竜へと向き直る
しかしそれは対峙するためではなく、視線から逃走経路を探るべくの所作だ

「……!!」

だが次の瞬間の咆哮、脚が竦み背筋が粟立つ
撤退を取ることすら赦されぬ怒気を前に、咄嗟の行動を出来ずにいた
878 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風][E.義足][saga]:2014/09/30(火) 23:15:17.18 ID:plXNztDF0
>>876
「かかかかっ! 怒りに狂うか愚か者ッ!」

その疑問はすぐに解かれるはずだ。龍が目を覚まし吠えた直前に
なにより神流の発言によって

「音ならシャットアウト出来るのでな、気流は便利よの。して図体がでかいデカ物には我を討つことは敵うまい!」

犯人は神流で間違いない
しかし神流の表情は勝ち気に満ち満ちている。どうやら純粋に勝つ自信を持っているらしい

「何ってか? 今から大狩猟大会でも行おうかとな!」
「……ぬ。間違った選択をしてしまったか?」

悪気はない。欠片もない
ただ少女を助けるために、倒そうと思案しただけなのだ
結果はこの通りなのだけれども

「安心するがよい。あれなら逃げろ。ここは荒れる」

神流の身体に風が収束していく、そしてそれは囚人の装いを形作り霧散
何の比喩もなし。神流は本気で争おうとしているのだ
879 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/30(火) 23:38:58.94 ID:0Jg0k0qlO
>>877
「……そうねぇ」
「これは……かなりヤバそうだし……」

不幸中の幸いか、竜は視線を神流に向けており、深雪とニアには気づいていない。
逃げるなら気づかれるまでだ。

一目散に去るか、こっそり逃げるか、それともまだ此処に居座るか。
判断はニアに任せる。余程のことでもない限り、少女は肯定するだろう。

>>878
「……ちゃんと後始末はしてよね」

自分で蒔いた種は自分で刈れと。
犯人であろう神流に竜の相手をしてもらうように頼む。

『━━━ゴォォォッッ!!』

その大きな口から、草木を焼き払う爆炎を吐き出す竜。
弾道は直線的なので回避は難しくないだろう。

2足歩行で全身鱗や甲殻に覆われ、口からは炎を吹き、背中の立派と長い尻尾。伝承通りの飛竜である。
炎、ということは神流にとっては相性的に有利かもしれない。
複雑な空中での機動戦に耐えられれば、の話であるが。
880 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/09/30(火) 23:44:30.72 ID:OtlRNv0o0
>>878-879
「……、……あ、あぁっ、もうっ!」
「深雪っ、逃げますよぉっ!」

圧倒的巨躯を前にニアの取った次の行動は逃走
深雪に手を伸ばし、もしそれが掴まれるようならば連れてタイドメイカーで木々の合間を縫うようにして駆けるだろう
途中一度だけ振り返り、酔狂な武芸者の幸運を祈るが果たして

//ごめんなさい、眠気が限界なので落ちます…
//ありがとうございました、お先に失礼しますー
881 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/09/30(火) 23:45:22.91 ID:0Jg0k0qlO
//「背中の立派と長い尻尾」→「背中の立派な翼と長い尻尾」です
882 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/09/30(火) 23:50:50.29 ID:plXNztDF0
>>879
相対するは灼熱の焔。その図体は伝記に登場する飛竜そのものである
しかし空中戦と炎なら、神風愚風(シルフ=ベルセルク)でも十分だ
さあ沈め。我が気流で

「甘いの。貫く者(ファーム・ローナハシュ)ッ!」

神流の取るべき手段は、回避でも退避でもない
一陣の気流の矢は炎さえ吹き飛ばし、龍の腹部を貫かんと差し迫った
そうそれは至極単純な理論。攻撃は最大の防御なり

>>880
「さらばだ。また会う日があるかもな!」

神流は密かにニアの触腕に興味を抱く
だから一度よく調べておきたいと思った次第だ

/おつかれさまですー!
883 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/10/01(水) 00:01:59.97 ID:s7mr2efkO
>>880>>882
『━━━━グォォオアアーーッッ!!』

全身に散りばめられた鱗は非常に頑丈。……しかし腹部はそれが多少薄い。
呻き声を上げて怯む竜。鱗の隙間からは血が滲む。

『━━━━━グワァァァアアアアアアアアーーーーーッッ!!!!!!』

しかしこれが逆に怒りを買ったようで……怒り狂うが如く、口から火球を複数に噴き出す。

その後に巨体を利用した突進を繰り出す。踏み潰されればひとたまりもないことだ。


「うん……とりあえず逃げ……」

下手に相手をして死ぬよりは賢明な判断だと少女は考える。
尤も、討ち取ればその貴重な素材は高値で取引されるだろうが。

「って……ちょっと待って……!」

気づけばその場を一目散に離れるニア。
少女も全速力で後をつけるように逃亡。

神流と飛竜だけが、森の一角に残ったのだった。

//この辺りで〆ということにさせて頂きます
//竜との描写についてはご自由に、お疲れ様でした!
884 :四風 神流(よしかぜかんな)[臨界顕現武装-神風愚風][saga]:2014/10/01(水) 00:17:34.50 ID:Ta+GJ62b0
>>883
「見苦しいわ。いいか? 貴様に我を倒す実力はないッ!」

火球に、重圧な突進
しかし神流はそれでも余裕な笑みを消すなんて真似をすることはなかった
次の攻撃手段は大変恐ろしい、天災に匹敵する奥技中の奥技
どんな者でもそれが直撃すれば、もはや堅さや強さなど関係がない
圧倒的暴君の行進なのだ

「暴君の連なりし虚無虚空の暴風圏域(サビセルディメイションオーバーダーラ)ァッ!!」

瞬間大気が悲鳴を上げる。そして大気は泣き叫ぶ
熱帯雨林の一角は、何があったのかと疑問を抱かせるに十二分なほどの酷な惨状に、焦土と化した
当然その一体に生物の概念は皆無となった。ここにまた風の悪魔の伝承が生まれるのだろう

/お疲れさまでしたー!
885 :楼【銀狼狩猟】2014/10/02(木) 13:51:55.16 ID:3zx7OMbJO
>>835

ぐあああっ!

【ウルリックの背中に肘鉄を当てた。其れだけでも全身に激痛が奔る】
【肘鉄はウルリックの強靭な肉体には大したダメージを与えられなかった。肘鉄を繰り出した楼の方が受けた痛みは大きい。四肢の骨は確実に砕けていた】
【剛毛が衝撃を吸収し、落下の衝撃は殆どなく。ブルブルと体を震わせたウルリックの動きのまま振るい落とされる】

がっ…!はっ…生ぬりぃ生活をしてる人間共とはちげぇんだよッ!舐めんじゃねぇ!

【野生の中常に死と隣合わせ。そんな中で生きれば身体は自然と頑強になっていく】

ク…ハハハハハッ!次は必ずぶっつぶしてやっかんなァ!覚えとけよくそ犬ッ!

…ハハハハハッ!

【大の字で地に伏せる楼、最早立つことも出来ない】
【だが闘志は尽きず―――森には何時迄も嗤い声が響いていた】

遅れてすみません……
886 :峯【遍く不幸の権化】[saga]:2014/10/02(木) 20:13:04.63 ID:Q0rTsy8R0
【ぐしゃっ、ぐしゃっ、何かが地に叩きつけられるような音が響く】
【此処は樹海、凶暴な野生生物が巣食う危険な場所だ】

あは…はは…みんな、みんな壊れちゃえ!

【其の音を奏でているのは双眸を包帯で覆い隠して布一枚を身に纏いし生傷だらけの少女と、力尽きた熊だった】
【力尽きた熊を背中から生えた奇妙な腕で熊の巨躯を持ち上げ、何度も何度も何度も狂った様に叩きつけている。熊の頭部は最早原型を留めていない】

あは………ッ、また一つ壊したよ……後何個壊せばいいのかなぁ…?


【ああ怨めしい、世界が。ああ怨めしい、生物が…ああ怨めしい…総て壊してやりたい】
【怨み・憎悪・様々な負の感情が籠められた狂嗤は森の中全体を包み込むかの様に―――木霊していた】

あは…ははは…!……あはははははは!………

887 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/10/02(木) 20:33:26.85 ID:vCy3iiZX0
>>886
「……な、なぁんだってんですかぁあれっ……」

その光景を見たニアは戦慄した
壊れた人格と、破壊衝動に塗れた存在なら今迄何度も出会って来た
だがそうだと言って慣れるモノでは決してないし、何より目の前の少女はその中でも指折りの捻れを持つように思える
故に、この出会い自体をなかった事にして直様立ち去ろうと判断したのは自然
だがミステイクがひとつ

ぱきん

枯れ枝を踏み抜き、小さからぬノイズを響かせてしまった点だ

(や、やっばぁっ……)

道理、全身が粟立ち所作は止まる
ぎこちない動作で振り向けば、少女へと引き攣った視線を向けた
888 :峯【遍く不幸の権化】2014/10/02(木) 20:55:42.62 ID:Q0rTsy8R0
>>887

…?……あは…はっ…

【ぱきん、不幸にも枯れ枝を踏み抜いてしまい、峯に存在を気付かれてしまった】
【次いで峯の身体から周囲に広がる紫色の霧……視力の無い峯が周囲の状況を把握する為に魔翌力をばら撒いている】
【攻撃性は無いが―――少女を中心に霧が広がる光景は、ニアの眼には不気味に映るだろうか】

あはっ…あなたも私に壊されに来てくれたの……?
こいつ(熊)みたいに壊してあげるっ!…あはははははっ!


【引き攣った視線を此方に向けるニアに向かって.先程まで地面に叩きつけられていた熊の巨躯が――――勢い良く投げられた】


889 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/10/02(木) 21:07:29.09 ID:vCy3iiZX0
>>888
「……っ!?」

咄嗟、紫霧が煙れば半歩身を引いて警戒態勢
兵器然とした反応であり、その中に脚を踏み入れる事を逡巡した結果だ
故にそれは、次の行動への追い風となった

即ち、

「……じっ、じょーだんじゃないってんですってのぉっ!!」

脊椎よりヒトの胴体ほどもある太さの触腕……タイドメイカーを1本生やす事、戦闘態勢へのシフト
投げ付けられた異物から横に飛び退いて逃れる
腐葉土に巨体が沈む音がした、右脚の義足が踏み抜く音がした

「……やってみろってぇっ!!」

気圧されぬように吼え、そして触腕を振るう
木々に邪魔され横薙ぎは不可能だ、ならば縦打撃
上から押し潰す軌道で、叩きつけんと狙う
890 :峯【遍く不幸の権化】2014/10/02(木) 21:27:22.52 ID:bD+7osAP0
>>889

あは……やるねぇ…壊しがいがあるよぉ……

【熊は避けられた、ああ…それでいい。この程度で散るような存在は壊してもつまらい】【抗って、抗って、その果てに散る命……それが愉快だ。最高級の…】

……あはっ

【縦起動で迫り来る触腕、然し二本の腕が峯を叩きつけるのを阻んだ―――かに思えた】
【突如、何処からとも無く飛来した石が峯の脇腹にめり込んでいた】

がっ…?おえっ……!

【その痛みに寄って腕の力が緩み―――触腕は峯の右腕を叩いた。痛々しい音が、悲鳴が響く。峯の右腕は潰れた】

……うぎゃあああああっ!!


【だがこの程度の痛みは慣れっこだ。少々怯んだが一本の腕がニアを殴り抜けんと、もう一本は触腕に蛇の様に絡みつかんとする】


891 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/10/02(木) 21:37:52.95 ID:vCy3iiZX0
>>890
「……えぇっ!?」

突然何処か虚空より舞い飛んだとすら思える礫
それに依って助けられた形になるが、しかしその実は真逆だ
一体何事だと目を丸くする内に回避不能な位置にまで迫っていた拳

「まずっ……うぐぇっ!?」

腹を強かに打ち抜かれ、触腕を掴まれた事で吹き飛ぶ事も叶わない
タイドメイカーを軸にぐるりと宙を舞えば、だが吐血混じりに歯軋り
ぶちん、太いゴムが千切れるようなノイズ
絡め取られたタイドメイカーを切り離し、そして遠心力で遠間へと飛んでいくニアの体

「……っ、、……やっ、やぁってんじゃないってんですかぁっ……!」

受け身を取ることは出来ない、ただ柔らかい大地が幸いした
腹部を抑えつつ睥睨、胡座をかくようにその場に座る

「謝ったってっ、遅いですからねぇっ……?」

6本のタイドメイカーを同時に生やし、内の3本を脚代わりとして体を地上3m程の宙に浮かせる
残りの3本は蛇の鎌首の如くに擡げさせ、これらは攻撃用だ

「……こンのぉぉっ!!」

再度咆哮、急接近を行いつつ2本のタイドメイカーを斜め上から打突攻撃として唸らせた
892 :峯【遍く不幸の権化】2014/10/02(木) 21:56:37.15 ID:bD+7osAP0
>>891

あはっ…はっあ………《怨孕》

【ダラリ、峯の口からとめどなく流るる真紅の液体。次いで紫霧と腕が消え―――代わりに峯の左腕に漆黒の円盤が握られていた】
【其れと額に開いた第三の眼―――《魔眼》】

あはぁ…長くは持たない。手早く壊してあげる!

【漆黒の円盤が二本の触腕を切り裂く軌道を描いて投げられ――――その後に続いて
指先から一発の弾丸の形状をした怨みがニアに向けて放たれた】
893 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/10/02(木) 22:09:57.89 ID:vCy3iiZX0
>>892
「なっ……!?」

ニアはその相手の能力を、自身と似た……近接攻撃能力だと当たりを付けていた
つまりその転換は全くの意表を突く形であり警戒の及ばぬ所
打突で繰り出した触腕は斬撃に落とされ、しかし即座に消え失せる事はない
斬り落とされたからといえど、勢いと質量までもが瞬時に消失する道理は何処にもないのだ

「っ……!!」

残った1本を咄嗟、庇う形で盾にするが弾丸は容易にそれを貫いてニアを撃ち抜いた
宙で大きく仰け反り、体が揺らぐ
しかし落ちる事はなかった、左側頭部を抉り取られながらも気を失う事或は致死に至る事はなかった
使い物にならなくなったタイドメイカー達3本をパージして新たな3本を発生
体力の低下が顕著だ、先程までより細く短くなっている

「……い、痛ぁぁっ……!」
「このぉっ……!!」

左目に血が入り、睥睨を阻害する
しかしそれでも右目のみで睨み、そして触腕をしならせて荒い呼吸の中に意識を保ち続けていた
894 :澪【獣化】[saga]:2014/10/02(木) 22:18:29.60 ID:jqUrIlf90
赤、黄、橙。暖色系の色に身を包む木々が知らせるのは深まる秋。点々と落ちている木の実はまるでなにかの道標。
その間を縫うように走り抜ける複数の影がさあっと葉を揺らす。驚いた小動物達が手にしていた餌を放り投げ慌てて木の上へと逃げた。
駆ける影は追うモノ達と追われるモノ。息を潜めて見守るのは歌う事も忘れた鳥たち。
森の中の逃走劇。しかしそれは影の進行方向が切り立った崖にぶち当たることで終わりを告げる。
影を囲うは野犬の群れ。飢えた彼らは弱った獲物をその双眸に捉え、追い詰めた喜びに身を震わせる。
囲まれるは一人の少女。背後には岩壁、手には守るべき小さな生命を抱えて恐れる素振りも見せず凛と立つ。
抱えられるのは子狼。自身を狙う狂喜に満ちた視線を受けてただ追い詰められた恐怖に身を震わせる。

「……大丈夫…大丈夫だから……」

呟いた言葉は腕の中で震える同胞を励まそうとしたものか、それとも自分自身に向けたものだろうか。
安心させようと鼻面を舐めてやるが依然として伝わる震えは止まらない。それほどに獲物の恐怖は大きいのだ。
野犬に襲われていた一匹の子狼、そこに澪が通りかかったのが必然だったのならば今ここで窮地に立たされているのもまた定められていたのかもしれない。
子狼を助けた際に食らいつかれた右腕は力が入らずだらんと垂れたまま。更に小さな生命を守ろうとするならばそれは無謀にも等しい行為。
しかし少女が諦めることは断じてあり得ない。それでも現実は非常、自身に襲いかからんと飛びかかる野犬にただ目を閉じて腕の中の小さな同胞を庇うしかできなかった。
895 :峯【遍く不幸の権化】2014/10/02(木) 22:24:47.92 ID:MJtOSSkM0
>>893

けほっ……がふあっ……!

【斬られても勢いの止まらぬ触腕、峯の身体を吹き飛ばし、木に打ち付けさせた】
【もう―――動けない。けど動けなくていい。峯の体を漆黒の障壁が包み込む。触腕なら数回打ち付ければ破壊出来るが】
【意識が揺らいで来る、この状態を保てるのは後数分】

あぐっ……あは…っ……《ソード》


【左腕を包み込ん でいた障壁が剣の形へと形状変化を起こす。其れはニアの体を貫く為―――投げられた】
896 :モグラ[sage]:2014/10/02(木) 22:31:01.79 ID:3rDNj9JNo
>>894

――バシュバシュバシュッ!

軽く水しぶきが弾けるような、そんな炸裂音と同時に
澪を追い詰めた野犬に対して、おおよそ野球のボール大の青白い光の弾丸が
2つ、3つと襲い掛かる。

「あれまあ、こりゃあ仕事しやすそうやね。」

その光弾が飛来した方向からはくしゃくしゃの小汚い髪と、
一見人の良さそうな笑みをうかべた細い目の男――モグラなる人物が、
がさがさと足首程度の高さまで積もった落ち葉を乱暴に蹴り飛ばしながら、
獣道をまるでハイキングでもする様子で降り下って来るところだった。

「しかし、この子がねえ。」

スマートフォンを取り出し、澪に向けことわりもなく写真を写す。
897 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/02(木) 22:32:14.49 ID:vKNVus1l0
>>894
―――ことの始まりは数分前

「栗のおいしい季節がやってきて♪」
―――ギィ!!

イガを靴で踏んで中身の栗を取り出すのは流浪のアーティストと ハサミで器用に栗を取り出す巨大サソリのベティ
中にはデカイ栗がこんにちはとなれば 嫌でもテンションは上がります

「栗をおいしく食べたくなr・・・?」
そこに聞こえてきた 複数の存在が落ち葉を踏みしめる音 一瞬の内に通り過ぎたのは

「・・・・今の 澪タン?」
―――ギィ!! ギィ!!

呆気にとられていると ベティが栗拾いを中断してアキレスの背中にのぼり 急かすように鳴く

「・・・あぁ そうだな やばそうだ いくっきゃねぇか!! デモンレッグ!!」
青い霧を足に宿し 落ち葉を蹴り上げ駆け抜ける

――――そして 崖の程近く
見えてきた なにやら澪は片手に何かを持ち もう片手はダラリと重力に身を任せている様子 そして今まさに飛び掛ってくる犬に対抗する意志もない様子 ならば

「ラ○ダーきりもみ回転キーック!!!!」
大きく跳躍 野犬の横手から現れ 野犬の横っ腹を狙った飛び蹴りを放つ
898 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage saga]:2014/10/02(木) 22:38:30.22 ID:vCy3iiZX0
>>895
腹部と側頭部がヒリヒリと熱い、出血が邪魔だ
掠れ行く風景に何処か懐古を想うのは何故だろう
生と死の狭間、極めて単純にして残酷な根本原理の中で生きて来た記憶に起因するモノなのかもしれない
だがそんな事はどうでもいい
ニアに取って今最も大切なのは、目の前に迫る剣を払い除けそして難敵を打ち砕き最後に生き残る事なのだから

「……っ、さ、三昧ぃっ!!」

編み込む、細く萎びかけた3本のタイドメイカーを
三つ編みに結い、束ね、そして振るう
だが矢張りそれは斬撃に対して抵抗は持たない
結果としては剣の軌跡を僅かに逸らす事にしか終わらない
自身の体に剣が突き刺さるのを感じる、急所は逃れたようだがダメージとしては余りにも大きい

「ぁ、……ぅ……」

どさり、熊の亡骸の隣、麻袋を落とした音
脚の代わりにニアの体を支え続けていたタイドメイカーは遂にその力を失ったように沈む
やがてピクリとその体が動き、両腕で体を起こそうとしているが生憎となかなか上手くは行かないようだ
残された3本のタイドメイカー、ズルズルと水音を立てる
899 :澪【獣化】2014/10/02(木) 22:51:14.38 ID:jqUrIlf90
>>896-897
獲物へと飛びかかる野犬を襲う数発の光弾と飛び蹴り、その同時攻撃は見事少女を救うこととなり。
情けなくキャン、と鳴いて吹き飛ばされた野犬は距離を置きながらも未だ諦める様子は見せない。
それは他の犬も同じこと。せっかく追い詰めた獲物を逃してなるものかとその輪を崩そうとはしない。

「っ……あれ……?アキレス、と…えっと…?」

そして救われた少女はというと。いつまで経っても訪れない痛みに恐る恐る目を開けて現状を認識、驚きに見開いた金の瞳は徐々に安堵へと。
カメラを向けられれば抱えていた子狼で顔を隠す。映るのは未だ恐怖に震える子狼のお腹だろう。
しかしまだ窮地を脱するに至ったわけではない。野犬の群れは手負いの少女よりも乱入してきた二人の危険度を重視したのだろう、頭を下げて唸る対象はいつの間にか切り替わり。
飢えた獣はそれぞれ二匹ずつ、まずは両の腕から使い物にならなくしてやろうと二人に飛びかかる。
900 :峯【遍く不幸の権化】2014/10/02(木) 22:52:41.53 ID:5FVbXOIg0
>>898

あ…はははっ…やっ…た…ぁっ、壊せるよぉっ…

【ニアは倒れた、両腕で体を起こそうとしているが上手くは行かない様だ】
【三本のタイドメイカーが水音を立てるがニアを壊することしか考えていない峯は気にしない】
【峯を覆っていた障壁は消え、左掌に怨みがゆっくりと集まり、球体を作る】
【この球体は―――いわば衝撃弾だ。完成には時間が掛かるが…完成すれば容赦無くニアに向けて飛ばされる】
【そして其の行動を最後に、峯の意識は途絶する】

けほ……っ
901 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13["sage"]:2014/10/02(木) 23:08:27.42 ID:vKNVus1l0
>>899
「ぃょぅ澪タン アキレス様が助けにやってきたぜ!!」
そういって澪にサムズアップを見せるも やはり恐怖は隠せておらず 不敵な笑みはヒクヒクと引きつっている

そしてもう一人現れた謎の人物 恐らく越境者なんでしょう
いろいろと質問なり自己紹介なりしたいところですが ワンちゃんたちが迫ってきているので後にしましょう

「ベティ 1匹頼む」
―――ギィ!!

相棒に話しかければ 背中の巨大サソリが降りてくる
そしてこちらに2匹迫ってくれば

―――ギィ!!
鎌首擡げる針つきの尻尾と大きなハサミで野犬の1匹に向けて威嚇を初め

「k・・・こんにゃろ!!」
アキレスは青い霧を纏った足でフロントキック:前蹴りで野犬の顔面を蹴り飛ばそうとする
902 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[sage]:2014/10/02(木) 23:08:49.41 ID:vCy3iiZX0
>>900
「……っっ!!」

倒れたままの姿勢、迫り来る絶対の終焉を前にして想うのは何だろう
走馬燈なのかもしれないし、若しくは果たせなかった様々な事柄に対する悔恨なのかもしれない
それを知るのに果たして何れだけの意味があるのだろうか、それは分からないし必然だ
この状況下、醜く生にしがみ付くヒトならざるヒトが取った行動を誰が咎める事が出来よう?
刹那の前にタイドメイカーは辿り着いた、巨大な熊の亡骸の元へ
残された力を振り絞り持ち上げ、肉塊の盾として球体へ向ける

破裂音、否爆発音

原始の衝動に駆られた動物達は逃げ惑い、鳥はざわめく
熊風が吹き荒れ、鈍色の雲を纏い嵐がやって来た
豪雨に打たれ伏せるニアの輪郭は霞み、ぼんやりとただそこにあった

//これで落ちます、お付き合いありがとうございましたっ
903 :モグラ[sage]:2014/10/02(木) 23:12:53.39 ID:3rDNj9JNo
>>897

(おっ、アレもたしか回収対象のひとりやね、
 こらええわ。この前のとあわせて査定アップ確実やな。)

>>899

この男の当初の目的は澪を救うためではなく、
澪の捕獲にあり、野犬を撃ったのも回収に邪魔だったからに他ならないのだが、
どうやらほかの犬どもの注意がこちらに向いてしまったらしい。

(アチャ〜、しんど。犬コロ相手か。
 どうもこのまえのカシコイ猫チャンといい動物に好かれとるんかね。最近。)

男は飛びかかる野犬をほとんど無視するかのように首をかしげるようにして、肩を慣らすだけで……。
その隙を逃さず、野犬は男の右手に喰らいついた。

「どや、うまいかイ。」

しかし男は全く動じず、例の笑みを崩さない。
それもそのはず。全身の6割以上を機械化しているこの男。その改造範囲は皮膚にも及んでおり、
犬の牙などでは玩具のナイフも同然。文字通り歯が立たないのだ。

そして……噛みついた、ということは生物のもっともモロいぶぶんである頭が
動かずに自分に差し出されているにも等しく……。

「そら、人さんの腕おいしおいししてたらさぁ、首もはねられますわな。」

次の瞬間、犬の頭部目がけて手刀が振り下ろされる。
ちいさな体に重機並のパワーを秘めたこの男が、ただで手足を振るうだけでも恐ろしいというのに
それが急所目がけて、正確な武術の技術をもって突き入れられればその結果は想像に難くない。
904 :峯【遍く不幸の権化】2014/10/02(木) 23:13:31.80 ID:5FVbXOIg0
>>902
ありがとうございましたんー
905 :澪【獣化】[saga]:2014/10/02(木) 23:34:38.15 ID:jqUrIlf90
>>901
硬い甲羅を持つサソリは彼らにとってかつて見たこともない生き物。
得体の知れないそれの威嚇に一匹は思惑通りと言うべきか未知の脅威であるベティに行く手を防がれ、窺うように低い唸り声をあげるのみ。
そしてもう一匹は首尾よくアキレスへと襲いかからんとするもそれはただの猪突猛進。
前蹴りは顔面へとクリーンヒット、自身の勢いもあってか大きく後方へと吹き飛ばされる。

「……ありがと……でも、無理しないでね…?」

笑みの向こうの恐怖を垣間見たのだろうか、後方に下がる澪が向けるのは安堵から心配するものへと。
満足に戦えない自分が情けない。何もできない無力感に小さく歯噛みした。

>>903
突き立てた牙は通らない。いつもならば人間の皮膚など容易く噛みちぎるはずの噛みつきは功を奏することなく。
もちろん野犬にとって無防備に弱点を晒している自覚などさらさらない。故に男の手刀には最期まで気付かなかった。
喉から絞り出すような音、目を見開いて地に落ちる野犬の瞳は既に光を映さなかった。

>>901>>903
さて、第一陣を食い止めたところで終わりはしない。
ベティに釘付けにされていた野犬はじりじりと後ろに下がり包囲網へと戻っていく。
彼らは徐々に思考を蝕まれていた。自分達が相手にしているのは狩られるモノではなく狩るモノなのではないかと。
しかし今さら止められない。自分達が強者でないなどあってはならないことなのだ。
それを顕示するかのように飢えた獣は再び襲いかかる。敵を屠らんと、獲物を喰らわんと。
二人に迫るはそれぞれ中央からの体当たり、そして両脇から足に噛みつかんと。しかしその動きは単調なものである。
906 :モグラ[sage]:2014/10/02(木) 23:51:12.00 ID:3rDNj9JNo
>>905

「ほれッ、散れッ!散れッ!当たると痛いでェ。」

――バシッ、バシュッ!

モグラが掌を掲げると、次の瞬間、さほど強くはないが青白いフラッシュと共に
例の光弾が彼の掌から飛び出し、野犬たちの群れの中に飛び込んだ。ぱっと着弾点に
落ち葉が舞う……モグラ本人は、後は適当な脅しで逃げ散ると踏んでいた。

しかし、結果は逆で獣たちは追いつめられ暴発したかのように見えた。

「アホンダラ。」

至極めんどくさそうに、足を振り抜く。
最早技でもなんでもなく、サッカーボールを蹴るような動きだ。
907 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13["sage"]:2014/10/02(木) 23:55:29.00 ID:vKNVus1l0
>>905
「あ アハハハハハハハハ誰が無理してるってそんなアハハハハハハハまだまだ余裕っすよあはははははははははは・・・・・」
そういって明らかに引きつった顔で乾いた笑みを浮かべる 気を張ってなければs膝が笑い 一目散に逃げ出すだろう

だが自分は助けに来たのだ ならば格好の悪いマネは出来ない それが虚栄心であったとしても プライドが許さない

「んだコノヤロ来いやクソが!! デモンアーム!!」
自らに喝を入れ 足の霧を腕に移動させる そして来る野犬の突進 だが自分にばかり気をやるのは間違いであった

たとえ生後5年程度の赤子で いつもアキレスについて周り 喰い 遊んでばっかりであっても
その根底にあるのは 巨大昆虫が跋扈し 過酷な砂漠で食うか食われるかの砂漠を生きた巨大昆虫であり 捕食者である
それが巨大サソリ ベティなのだ

―――ギィ!!
こちらを標的にしていないことをイイコトに アキレスの足へと突進する野犬の1匹の横っ腹を強襲 鋭い針を野犬の腹に突きう立てようとする

そしてアキレスは

「んだらぁぁぁぁあああ!!!!」
真正面から飛びつく野犬の頭上から 青い霧を伴った拳を振り下ろす
比類なき腕力を実現する青い霧が その一撃に威力を上乗せするだろう
908 :澪【獣化】2014/10/03(金) 00:15:24.41 ID:2UzXBr3L0
>>906
もはや周りなど見えていない突進、単調な蹴りといえども当たらないはずもなく。
少しの間宙を舞い地に倒れた野犬、すぐさま起き上がるも既にその足は覚束ない。
その様に気圧されたのだろう、当初の勢いはどこにいったのか囲む野犬の群れの唸り声はやや弱々しいものへと。

>>907
突如脇腹を襲う鋭い痛み、ただ目の前の標的のみを視界に入れていた野犬にとってそれは予測し得ない事態。
あまりにもガラ空きだった胴に与えられた刺激は野犬の不意を打つには十分だった。
斯くして一匹は痛みと驚きによってその場を大きく飛び退き、アキレスへと自慢の牙を突き立てることは叶わず。
そして真正面から拳を振り下ろされた野犬、こちらも空中で急な反撃に対応できる程俊敏ではない。
およそ人間の腕力を通り越した一撃は野犬の頭へと吸い込まれ、その意識を簡単に刈り取るものとなる。
どうと地に落ちた身体、その胸の動きは今にも消え入りそうなほど弱々しく。

>>906-907
いよいよもってその瞳に揺らぎを見せる野犬の群れ。獲物とそのためのリスク、天秤はゆらゆらと揺れ始めて久しく。
そしてその均等はモグラの光弾によって容易く一方へと傾く。夜目が効く動物というのは光に敏感、彼らもまたその例に漏れず。
目に刺さる眩い光、それを目にしてからの彼らの行動は早かった。一匹が背を向ければそれにつられてまた一匹。
蜘蛛の子を散らすようにその場から去る姿は先程の威勢のよさなどもはや見受けられない。
やがて黒い影が全て去りゆくのにそれほど時間はかからないだろう。

「……助かった……?」

呟く少女は身体を岩壁に預け、その手には未だ小さな子狼。二対の金の瞳は安堵に揺れた。
909 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/03(金) 00:29:18.84 ID:A4Wj8g8f0
>>908
―――ギィ!!
ベティがどうだといわんばかりに 誇らしげにハサミを振り上げ

「へ・・・へへへへへ・・・楽勝・・・!!」
荒い息をつきながらも拳を突き上げた
そして澪の元に歩み寄ると

「コイコラわんこ アキレス様が助けてやったんだ感謝せぇよ?」
と 子狼の背中なり腹なりを指でくすぐろうとする
910 :モグラ[sage]:2014/10/03(金) 00:36:48.15 ID:PoI29mLgo
>>908-909

「ま、こんなもんでしょ。」

逃げ行く群れに対しては、それ以上にアクションを起こすことはなく。
顔に笑みを張り付け、緩やかに曲げた細い瞳を澪たちに向ける。

「いやあ危なかったやんね。大事にならんでよかったわ、まったく。」

馴れ馴れしく、親しげな態度を装って。
この時、モグラは澪とアキレス――衰退世界を踏破し、脱出した異能者たちの
メンバーとしてカノッサ機関の捕獲対象としてマークされた者たちにゆっくりと忍び寄る。

(一緒におるいう事は、他にも例の脱出組といっしょにおるかもしれんね。
 もうちょいおよがしてみよかな……。)

安心した様子の澪の手に、あくまで馴れ馴れしい様子で手をかける……。
その拍子に、発信機を衣服に仕込むために。
911 :澪【獣化】2014/10/03(金) 00:52:36.18 ID:2UzXBr3L0
>>909
「…大丈夫…?怪我とか、してない…?」

見てるだけしか出来なかった歯痒さからか、真っ先に口をついて出たのはそんな言葉。
ベティもお疲れ、と声をかけてやる。本当なら撫でてやりたいところなのだがあいにく今は手が塞がっている。

「…む…この子、犬じゃないよ…」

子狼もそれなりに感謝しているのか、擽られることに抵抗はしない。嬉しそうに目を細めて身を捩らせた。

>>910
「…ありがと…助かった…」

もう一人、窮地を救ってくれた見知らぬ男。まるで張り付けたような笑みに僅か違和感が首をもたげる。
しかしそれはまだ些細な疑念。礼こそ述べるもののどこかよそよそしさを感じさせるのは自然その違和感が外に出ているから。
手をかけられれば本能的にぴくり、と身体が反応するが躱しも振り払いもしない。
獣じみた直感よりも自分を助けてくれたモグラへの信頼が上回った結果だ。

>>909-910
「…あっ…ちょっと…?」

不意に暴れ出す小さな狼、片手が使えない澪の腕の中から飛び出すと一直線に駆け出す。
その先にいたのは一匹の狼。家族なのだろうか、互いの無事を確かめ合うように身体を舐め合って再会を喜ぶ。
暫しそうしていたがひょい、と子供を咥えた狼は一行に金の瞳を向ける。言葉は伝わらないかもしれない、しかしその意図を読み取ることは難しくないだろう。
彼なりの感謝の意、それを伝えれば踵を返して駆けていく。子狼の吠え声が後に木霊した。
912 :モグラ[sage]:2014/10/03(金) 01:06:15.17 ID:PoI29mLgo
>>911

襟に発信機を滑り込ませると、すぐに手を離し。

「あーらら、いぬさん行ってもうたね。
 ま、こんな森の奥でうろつかんこってすわ。」

自身も踵を返し、その場から立ち去る。
覚えやすい風貌であることは自負しているが、それでもできるだけ印象に残らぬように。
怪しまれぬ程度に足早に。

// おつー。
913 :澪【獣化】[sage]:2014/10/03(金) 20:46:15.15 ID:2UzXBr3L0
満天の星が空を支配し、切り取って貼り付けたかのように明るい満月が闇夜を優しく照らす。
人工の光に阻害されることなく届くそれは遥か過去からの贈り物。あの星々はもう存在していないのか、未だ煌々と輝いているのか窺い知ることは難しい。
昼間楽し気に歌う鳥たちは既に眠りについているがしかし、夜の森に静寂は訪れない。
代わって響き渡るのは獣たちの遠吠え。声高らかに吠える彼らの会話は人間には到底理解できない音。
どこかくぐもった吠え声は幾重にも絡み合いその出処を闇の内に覆い隠す。
耳を澄ませば分かるだろう。その中に一つだけ、まるで自分の居場所を顕示するかのように響くものがあると。
その音を辿れば、そこにあるのは岩肌を剥き出しにした小高い丘。
その丘を登れば、そこにいるのは一人佇み天へとただ吠える少女。

不意に獣たちの唄が止まる。それは会話の終了の知らせ。夜も更けてようやく森は沈黙に包まれる。
少女も満足したように黙してその場に腰を下ろす。金の瞳が映すのは赤々と燃える焚き火。
鬱蒼とした森が見下ろせる地点、逆に言えば森から少し見上げればすぐに眩く輝く焔が目に入るであろう位置。
地に光る星は遠くにいる夜の森に彷徨える人の目にも届く。そしてそれは即ちそこに人がいるという証。
一人座り込んで星の海を仰ぐ少女、虚ろな月明かりがそこだけをまるでスポットライトのように柔らかく照らしていた。
914 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/10/03(金) 21:43:01.35 ID:pFO2AYhnO
大海原へ沈もうとする真っ赤な夕陽。
その光を受け、燃えるように輝く真っ白な砂浜。

ここは無人島。海岸線の砂浜以外は南国風の森に覆われている。

「……もう3日ねぇ」

殆ど焚き火だけの簡素なキャンプを作り、その唯一の灯りを囲む少女。
1日中海岸線を見つめても、船や飛行機が通る気配すらない。

来もしないだろう助けか、それともゲートかを待って、かれこれ3日である。
幸い食糧は大きなヤシの実があるが、その硬い殻に少々難儀する。

「……?」

その時、ガサガサと森の方から不穏な音が……
915 :【P.K.P】ペチェネグ[sage]:2014/10/03(金) 22:12:55.74 ID:KjNecq1bO
>>914
「――はぁ、あり得ないわ」

そんな夕焼けの砂浜。この場にそぐわないゴシックロリータファッションの少女は一人離れて木陰へと逃げ込んでいた。
暑い暑いと文句を垂れつつ胸元を開けてぱたぱたと手で仰ぐ。この暑苦しい服から着替えようにも替えが無いのだから仕方がない。
玉のような汗をその純白の髪に伝わせながら少女は恨めしげな視線で天を仰いだ。

「どうしてこの私が可笑しいくらい暑い場所で見知らぬ誰かとこんな不潔な生活を送らなきゃいけない訳…?」
「ベッドが恋しい…シャワーも浴びたいわ。潮臭くて敵わない…」

食料も、寝床も、風呂もない。口をついて出るのは文句ばかり。建設的な意見は何一つない。
境界線を渡るのは初めての少女は戸惑うばかりで何も出来ないでいるのだ。
仮に経験者が先導してくれるのならまだしも現実は非情である。いつでもどこでもインストラクターが着いて回る訳ではないのだから。

「何よ、そんな顔して…」

少女は背後から迫る何かの存在には気付かない。ただただこちらを向いた帆村の様子を伺うだけだ。
916 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/10/03(金) 22:46:42.58 ID:pFO2AYhnO
>>915
ここには何もない。文明の賜物である電化製品もない。
それどころか、人間が生活を営んだ痕跡すらない。

「んん……何かいるかも」

相変わらず聞こえ続ける草木の揺れる音。何かが確実に居る……。
そちらは気づいていない様子だが、それに気づかせようと。

━━━━━

やがて日もすっかり沈み、暗黒が辺りを包み始めた頃……それは姿を現した。

メリメリと音を立てて倒れるヤシの木。
その実を有り余る力で粉砕し、貪り食う━━━━━巨大な甲殻類の姿。
焦茶色の甲羅は非常に硬く、並大抵の攻撃では跳ね返されるだろう。

「あれって……カニ……!?」

簡単に言えば、でかいヤシガニだが……その大きさが尋常ではない。
少なくとも5mは超え、まるで戦車のようだ!

やがて、木の実を食べ終わると2人へ身体を向け、のしのしとこちらに接近する……

「なにこれ……すごい…………っ!?」

そして2人に接近すれば、これまた巨大な鋏で彼女らを捕獲しようと!
動きは鈍重だが、危険なことに変わりはない。
木の幹をも砕く一撃必殺のパワー。腕か足ぐらいなら容易く真っ二つにされるだろう!
917 :【P.K.P】ペチェネグ[sage]:2014/10/03(金) 22:59:39.11 ID:KjNecq1bO
>>916
「見たこともない生き物………私、嫌いよ。こういう気持ち悪いの…」

木々を割って薙ぎ倒しながら猛進するヤシガニの、そのぎしぎしと軋む甲羅の音に少女は顔を顰める。
明らかに不快そうな表情を浮かべながらりょうめにかかった前髪を払えばそれはふわりと風になびいた。
それと同時か、少女の指先になにかきらりと光るものが顔を覗かせたのは。

「…やだ、近づかないで欲しいわ」

接近してくる蟹を一瞥しそう吐き捨てる。驚愕する帆村とは対照的にその瞳は冷ややかなものだった。
ひらりと身を翻し鋏を回避。両手胸の前で交差させれば辺りへ半透明の糸のようなものが張り巡らされる。
それは彼女の超能力によって創り出されたので念糸だ。やや紫を帯びた妖しい光を放ちながらそれは蟹を待ち構えていた――
918 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/10/03(金) 23:23:31.40 ID:pFO2AYhnO
>>917
「はぁ、硬い……」

少女も熱球をいくらか放って応戦するも、鎧のような甲殻に弾き返されてしまう。
そんな弱っちい火力では焼きガニにできないぞ、という具合。

「ボクもこういうの……あまり好きじゃないの」

確かに、見方によれば気持ち悪い。大きければ細かいところまで見えて尚更だ。
特に顔の周りなど、この類が嫌いな人が見れば卒倒しかねないような風貌。

仮に逃げようにしてもここは小さな島。いずれ此奴と遭遇することになるのは確実。

これで大人しければ問題にならないのだが……性格もかなり攻撃的。
カニは少女の出した糸を気にすることもなく、両鋏を振り上げ容赦なく襲いかかる!
919 :澪【獣化】[sage]:2014/10/03(金) 23:39:21.54 ID:2UzXBr3L0
//落ちます
920 :【P.K.P】ペチェネグ[sage]:2014/10/04(土) 21:40:10.42 ID:YDI7Bap8O
>>918
「残念だけど私の力じゃ貴方の甲羅は砕けない。……だから…」

ハサミを振り上げ迫り来る巨大な蟹を目の前にしても少女は微動だにしない
指先の糸を操り繰ることだけに集中し蟹の行く手に立ち塞がるのみ。そんな少女の傍を複数の火球が駆け、甲羅に弾き飛ばされた。

「――こうする」

それと同時、交差させた手を思い切り引き、大きく開いた少女。きりきりと甲高く鋭い音が響き、そして続くノイズは何かが軋む音
ばさばさと葉をしならせ蟹の行く手を阻むように倒れてきたものはヤシの木だ。正面だけではない。少女の糸に切断され四方八方。蟹の逃げ道を塞ぐように木々は倒れてゆく
堅牢な甲羅に弾き飛ばされた火球はヤシの木に命中しその葉を燃え上がらせた。しかしそれだけでは終わらない。業火は倒れた他のヤシに次々と燃え移っていった

「チェック。悪い子は蒸し焼きになりなさい……私、蟹って食べたこと無いのだけれど」

ただ木を倒してもまた蹴散らされ容易に少女は殺されてしまうだろう。しかし蟹の苦手とする高温ならどうだろう
熱を逃がし辛い甲羅を纏う甲殻類ならばひとたび熱を加えてしまばこちらのもの。このまま何もしなければ彼を待つものは蒸し焼き地獄
921 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13["sage"]:2014/10/05(日) 15:25:23.17 ID:vT+EEaTJ0
【荒野 朝】
草木乏しく 岩が乱立する荒野に朝が訪れる
焚き火跡の近くのツェルト(簡易テント)がゴソゴソとゆれ

「ふ・・・・ぁぁぁぁああぁぁぁあああ・・・・おはよう・・・」
―――ギィ!!

中から出てきたのは流浪のアーティストと 相棒の巨大サソリのベティ

「ベティ 薪探してきて よろしく」
そういって相棒にお使いを頼むと朝食の用意をする
922 :澪【獣化】2014/10/05(日) 15:38:18.48 ID:v8jye0p60
>>921
「………おはよ………」

アキレスが朝食の支度を始めてしばらく。また別のテントからずるずると這い出るのは一人の少女。
未だ目が覚めきってはいないのか、寝ぼけ眼を擦りながら朝の挨拶をする様はどこか不機嫌そう。
フードもしておらず寝起きでぼさぼさな焦茶の髪に煩わしそうに頭を振った。

「……お腹、すいた……」

食べ物の匂いに触発されたのだろう、ついで口をついて出るのはそんな言葉。
それにあわせて腹の音が小さく鳴った。
923 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/05(日) 15:46:22.01 ID:vT+EEaTJ0
>>922
ベティがその背中に一杯の薪を背負ってやってきた
ソレを使いライターで着火 赤々と火が灯る

「おはよう澪タン 頭凄いぞ」
ボンバヘッしてる澪に挨拶をする

「朝食はまだ出来てませーん 暫くお待ちください」
そういって焚き火にフライパンをかざして暖めると ベーコンを投入する

【アキレスの精神攻撃が炸裂 ハラペコには堪らないベーコンの匂いを嗅いで空腹に悶えるがいい!!】
924 :澪【獣化】2014/10/05(日) 15:57:01.10 ID:v8jye0p60
>>923
「………んー………」

気の抜けた返答、緩慢な動きで手で髪を梳こうとするが面倒になったのかそれも数回の動作で諦める。
朝食はまだできていないなら仕方がない。ならば大人しく邪魔にならないよう待っていようと座り込んで膝に顎を乗せ、眠そうな目でアキレスを見つめ。

「………まだ………?」

肉の焼ける匂いとは得てして殺人的なもので、空腹の身となれば尚更である。
出来上がりを待つ呼び声はおよそ十秒に一回、それほどまでに待ちきれないのだろう。
さらにしばらく時間が経てばいよいよ我慢ならないとばかりにべちべちと乾燥した大地を叩いて催促し始める。
925 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/05(日) 16:07:38.37 ID:vT+EEaTJ0
>>924
「まだ」
十秒後

「ま〜だ」
十秒後

「ん〜・・・まだ」
十秒後

「もうちょっと・・・かな〜?」
ジュウジュウと溶けた油を纏いながら焼けるベーコンに釘付けの澪の反応を楽しむかのように 曖昧な返事を始める
コレ絶対楽しんでいます

「土煙がご飯中に入るから叩くのやめなさい 俺はホコリ交じりのご飯は食べたくないのだ」
そういってベーコンの油の中に卵を割りいれてベーコンエッグとする

なお 卵というものは 海外では数ヶ月保存のきく代物なのです 生食をする日本だけが特別なのです

「早く飯にしたいならパンを焼いて お茶を淹れておいてよ 澪タンもお手伝いなさい?」
926 :澪【獣化】2014/10/05(日) 16:18:33.78 ID:v8jye0p60
>>925
「……むぅ……」

注意されれば大人しく手を止めるが急かすような目つきは変わらない。
そこに曖昧な返事しかしないアキレスへの若干の苛立ちが混ざっているかもしれないがきっとそれは気のせいだ。
卵がフライパンに落とされ焼ける音が耳に届き一層腹の虫が暴れるがぐっと堪える。

「……ぅ……分かった……」

確かに人にやらせておいて自分は見ているだけというのはなんだか悪い気がしないでもない。
最初こそ心底嫌そうな顔をしたが飯のためと言い聞かせ、のそのそと立ち上がって朝食作りのお手伝い。
なお自炊自体は慣れたもので、誤ってダークマターを生成などという事故は起こらない。
927 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13["sage"]:2014/10/05(日) 16:27:52.18 ID:vT+EEaTJ0
>>926
『宇宙の果てからキミの元にお届けする大迷惑ゲリララジオ放送・・・ワイ・2・レディオォォォォォォォ!!!!』

アキレスの携帯ラジオから流れる放送を聴きながら澪がパンを焼いてトーストを作り お茶を入れる
とりあえず暗黒物質製造マシーンでなかったことは僥倖であるといえる

そしてもう少しの地
「よしできたぞ〜」

献立はベーコンエッグ(卵は一人3つ)とトースト そして温かい紅茶である
やはり寒くなってきた今日この頃 紅茶はありがたい代物である

「さぁ おまちかねの飯ですよお嬢様」
そういって金属製のお皿を澪に手渡す
928 :澪【獣化】2014/10/05(日) 16:37:46.69 ID:v8jye0p60
>>927
寝起きとはいえそれなりに体を動かせば徐々に頭は覚醒していくもので。
出来上がった頃には寝ぼけ眼はどこへやら、待ちわびた朝食に獣耳はぴんと立ち、金の瞳は心なしか輝いて。
髪の毛は相も変わらずぼさぼさのままだが、本人はあまり気にしていないようである。

「……いただきますっ……」

如何に空腹でも食前の挨拶は忘れない。アキレスから皿を受け取って早口で唱えれば、待ってましたとばかりにくらいつく。
女の子にしては少々はしたない食べ方だがそこはご愛嬌。今はただ胃の中になにかを入れたかった。
だだっ広い荒野、朝にしてはやたらとテンションの高いラジオが響き渡った。
929 :アキレス&ベティ>178と>215 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/05(日) 16:53:08.56 ID:vT+EEaTJ0
>>928
目玉焼きを一個分とベーコンを少し 地面に降ろしてベティのご飯とし 自分も

「いただきます」
そういって食事を開始した ベーコンの塩と油が効いた目玉焼きはそれだけでも味がついて美味
パンにバターを塗り ベーコンエッグを乗せてかじりつけば 体にエネルギーが漲る

「さて・・・今日は人里まで降りないと 流石に食料が厳しいなぁ」

『それじゃ 今日のニュースの時間だ シュリジアで起こったクーデターの一件だが・・・』
ラジオの声を聞きながら 昇る太陽を見て今日の予定を考慮するアキレスであったとさ

―――ギィ♪
ベティはベーコンエッグに舌鼓していた

//ではそろそろノシ
930 :澪【獣化】2014/10/05(日) 17:12:08.27 ID:v8jye0p60
>>929
「……食料がないなら、獲ればいいんだよ……」

あっという間に胃袋に収め一息、アキレスの呟きを聞き漏らさず返す言葉は何故か自信満々。
しかしそもそもが荒れ果てた地。僅かな草木こそあれど、動物といえば少ない餌でどうにか生き延びている鼠などの腹の足しにもならなさそうなものばかり。
そこに気づいているのかいないのか、おそらく後者なのだろう。結果なんだかんだで安全な場所と食料のため人里を求めて彷徨うこととなる。
薪を放ればぱっと火の粉が舞い散る。どこか遠く、他所の世界の事情など露も知らず。日は変わらず天へと昇り乾燥した大地を照らした。

//ありがとうございましたー
931 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/10/05(日) 22:08:13.41 ID:ettjHfdJO
【緑に覆われた、なだらかな起伏がどこ迄も延々と続く草原】
【晴天であればさぞや寝心地の良さそうな物であったが】
【生憎と空は今にも落ちて来そうな程に重く淀んだ雲が広がっている】

……っ、あぁもう……しつこいっ!

【そしてそんな草原を駆けるのは狐の耳と尻尾を持った女性を背に乗せ】
【両腕と頭部が機械に覆われた、奇っ怪な容姿の人馬、そして】

「はははぁ! 連れネェこと言うなよぉ!!」

「大人しく俺らとお茶しようぜぇ! げははははっ!!」

【数頭の馬影とそれに跨ってビャンコを追いかける数人の男達であった】
【憎々しげに馬上で振り返るビャンコに下品な笑い声を向けると】
【それぞれがビャンコと距離をとったまま手に持った弓矢を構える】
【どの様な経緯があったかは不明だが、明らかな害意がある男達に追われている様である】
932 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/05(日) 22:23:28.32 ID:IcEcqEl/0
>>931
「……てぇやぁっ!!」

突如、それなりの速度で駆ける馬達を追い抜きそしてその瞬間1人の馬上の男に斬りかかる人影
斬撃が成功したかしないかはともかく、ビャンコの駆る人馬に並走しながら無表情に尋ねる

「ご無事ですか、ビャンコ様」
「アレらは……斬ってしまって構いませんか?」

両腕にそれぞれブレードを構え、鈍色のそらの下高速で駆けている
933 :チャーリー・リトルC・マクフライ[sage]:2014/10/05(日) 22:26:42.38 ID:THFG37XLo
>>931

ビャンコたちの行く手に一つの影があった。
恐らくこの世界の衣服とは違うであろう、化学繊維でつくられたジャケットとカーゴパンツ。
色素の抜けた白い肌を持つ大柄な男……以前、どこぞやの世界で『トレード』を持ちかけてきた
あの騒がしい男だ。

「ファック、どこまで行っても草と馬か牛のクソだらけだ。
 もう何度この"ブルシット"を踏みつければ気が済むんだ?」

この世界に飛ばされ当てもなく彷徨っていた男は、
追われるビャンコを見つけると、なんだこりゃ?とでも言いたげに眉をあげ戦いを予想した。
934 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/10/05(日) 22:42:03.49 ID:ettjHfdJO
>>932
「ぎぃやあああぁぁぁぁぁっ!? 痛ぇ! 痛ぇぇぇっ!?」

【凄まじい速度であっという間に馬達を追い抜く人影に男達が気付いた時には既に手遅れ】
【タェンティースの斬撃は馬上の男の一人の腕を深々と切り裂いていた】

……! 貴女は……っ、えぇお願い手加減は無用よ

【自らが跨る人馬と並走する人物が誰であるか気付くと驚きの表情を浮かべる】
【目に見えて顔色が悪いのは追われている為だけだろうか】
【申し出に対して薄い笑みと共に肯定の意を返す】

>>933
……っ? こんな所に何で……ちょっと! そこ、どきなさぁぁいっ!!

【タェンティースに返事をした後、進行方向に目を向けて再び驚愕】
【誰もいないと思っていた草原に第三者の影が、このままだと巻き込んでしまう】
【人影が以前の知り合いだとは露知らず、逃げるよう叫ぶ】
935 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/05(日) 22:50:32.74 ID:IcEcqEl/0
>>934
「畏まりました」

小さく頷き速度を落とす
自然、追う形の男達の馬との距離が縮まって行った
そのまま馬上の男の太腿目掛け斜め上に突き出す刺突
万一回避されたとしても、馬に対して突き刺さる軌道だ

>>933
「……!?」

ちらり一目、アレはと瞳孔が広まる
以前闘技場にて対峙した男だ、ぞわりと額が痛む幻覚
ともあれ過去は過去、果たして今も敵対するのかは分からない
取り敢えず走り抜けるまま、様子を見ている
936 :チャーリー・リトルC・マクフライ[sage]:2014/10/05(日) 22:57:05.46 ID:THFG37XLo
>>932 >>934

馬上の、自身の見間違いでなければ以前通貨を交換した……コスプレ女が、
明らかにまともな様子ではなさそうな男たちに追われている。以前、話をし、買い物に付き合った
限りでは自身から好んでトラブルを起こすタイプではなかったはずだ。

となれば、あの後ろの男らが原因とみて違いない。
それになんというか、あの男たちからは自身と同じ雰囲気がするのだ。

一瞬でホルスターから愛銃を取り出し、男の一人に狙いを定める。
と――。

「ファック、ニンジャか!?」

何処からか現れた女が、その男にとびかかるや一撃を喰らわせたのだ。
とっさに狙いを別の男に変更、いや……別の男の乗る『馬』へと切り替え立て続けに4度
引き金を引いた。
937 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/10/05(日) 23:14:30.68 ID:ettjHfdJO
>>935
「な、なんだコイツ!?」
「オレが知るかよぉっ! 構わずヤッちま……がぁぁぁっ!??」

【速度を緩めて男達へと迫って来たタェンティースに腰に差した剣を抜き放つが】
【それで斬りかかるよりも早くタェンティースの剣閃が閃き男の太腿を貫く】
【体勢を崩した男は派手に叫びながら馬から転げ落ちていった】

「っのヤロウ! クッソがぁぁぁっ!!」

【仲間がやられたのを目にして逆上したのだろう】
【近くを並走していた男の一人が長剣を振りかぶり馬上から斬りかかるが】

>>936
「っばはぁぁ!? っひ、ふぎゃぁぁぁっ!」

【男は振りかぶった剣を振り抜くコトは無く、突如飛来した銃弾がその身を数度、音を立てて穿つ】

「な、なんっ!? 新手だぁっ!? 〜〜っ、引け引けぇぇっ! 野郎ズラかるぞぉっ!!」

【更なる新手からの攻撃を受けて男達の間に動揺が拡がるのを敏感に感じ取ったのだろう】
【男達の内の一人、恐らくは集団のリーダーらしき男が叫ぶと】
【男達は草原を散り散りバラバラに逃げ去って行く】

>>all
……っ、どうにかこうにか……やり過ごし、た……わね

【男達が引いて行くのを見ると人馬の歩みを止めて一息つく】
938 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/05(日) 23:22:07.44 ID:IcEcqEl/0
>>936-937
「……っとっと……」

男達が逃走を始め、ビャンコが人馬の速度を落とす
半人もそれに従い停止しようとするも、慣性はその体をつんのめさせて数歩たたらを踏ませた

「……大丈夫でしたか、ビャンコ様」
「それと……あなた」
「……今回は助かりました」

そんな間の抜けた所作を咳払いひとつで誤魔化そうとしつつもビャンコへと向き直る
続けてチャーリーを上目遣いに睨むようにしながら、今回「は」に力を入れつつ軽く頭を下げた
賊を斬り、刺突したブレードを振るえば血が草原に飛び散る
939 :チャーリー・リトルC・マクフライ[sage]:2014/10/05(日) 23:29:55.95 ID:THFG37XLo
>>937−938

「カスター将軍も俺がいりゃあリトルビッグホーンで命を落とすことはなかったろうよ!
 幼いころからウェスタンも、マカロニウェスタンもこれでもかと見てきた俺は
 ほとんどガンマンになるために生まれてきたような男だぜ。」

ひゅんひゅんと風を切る程の高速ガンプレイを決め、
ホルダーに愛銃を戻し。

「で、なんだ今のクソは?ヘイ、アー、コスプレガールとだ、
 えーあんたはそうだな、サイバーニンジャガール。クノイチとかいうんだろ!シュシュシュだ!」

忍者が手裏剣を放つ真似をするチャーリー。
タェンティースの抱く感情に全く気付いていないのか、子供のように無邪気な様子だ。

940 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>154[sage]:2014/10/05(日) 23:40:25.51 ID:ettjHfdJO
>>938
……えぇ、お陰様で助かったわ……ありが、と
ついでに……その「様」って付けて呼ぶのを止めてくれない?
そんなふうに呼ばれるの、性に合わないのよねぇ

【礼の言葉を言うべく人馬の背中から降りるが、その動きは明らかに拙く】
【人馬から降りて話す間も人馬の体に半ば寄り掛かる様にして立っている】

>>939
……? 何処の誰かと思ったら、喧しいわね……
悪いけど少し声を落としてくれないかしら……アナタはたしか

【前に何処かの世界で声を掛けてきた、ヤケに騒がしい越境者の男だったか】
【人馬に手を掛けて寄り掛かりながら頭に手を当てて煩そうに顔を顰める】
【曇天の下であることを差し引いても何やら顔色が悪い様だ】
941 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/05(日) 23:46:12.55 ID:IcEcqEl/0
>>939
「サイバー……あ、あの、わたしはニンジャなんかではございません」
「……タェンティースと申します」

どうやら全く敵意が、と言うかむしろ以前の事を気にしてすらいない様子のチャーリーに毒気を抜かれる
これではまるで蟠りに固執している自分が子供ではないかと思わせられた
ともあれ恭しく、しかし嫌味っぽさのない一礼と共に再度頭を下げる

>>940
「いえ、以前の恩に比べればこの程度……」
「……これは、その……まぁ、性格でして……どうかご容赦を」

と、苦笑交じりに受け答えるがその直後にビャンコの様子に気が付いた
大丈夫ですか、と眉を顰める

「……何処か、お具合でも?」

まさか先程の賊の連中に毒でも貰ったのだろうか
心配そうに近寄り、体温を調べようと額に左の掌を当てようと腕を伸ばす
942 :チャーリー・リトルC・マクフライ[sage]:2014/10/06(月) 00:05:05.56 ID:hh2duBEho
>>940

「名前を名乗ってなかったか?チャーリー。チャーリー・マクフライ。
 アー、あれだ。こう、言葉の違いでよ。発音しにくいとかだったらリトルCとか、
 ランニングバック、マッスルモンスター、バックハンドブロウ……好きに呼べ。
 前に無理やり名前で呼ばせようとして酷いことになった。」

声を落とせ、と言っているのにぎゃあぎゃあと騒ぎ立てる。
悪気はないのだろうが、少々どころではなくうっとおしい。

「ヘイ、ところでやたらと顔色が悪いじゃねえか。
 シェファーズパイを2kg食った翌日のジョージ叔父にそっくりだ。
 それかウチの隠れ家の前に立ってた薬の宣伝看板のオッサンみてえな顔色だ。」

ここでようやく顔色が悪いことに気づき、気遣うような態度をみせるがやはりこの調子だった。

>>941

「タェン、てぃ……?あー、あれか?じゃあカンフー・ガール?
 どこの言葉だ?」

結局今度はカンフーガールなるあだ名をつけられてしまった。
そして一例につられて映画とかでよくある、両手を合わせながらのお辞儀をかえしてしまう
チャーリーであった。
943 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/06(月) 00:14:45.80 ID:HcDy8Njq0
>>942
「……徒手空拳は余り好みません」
「何処の言葉……? いえ、その……名前、です、わたしの」

どうやら目の前の男性、見た目に依らず思ったより話しやすい性格のようだがそれ以上になかなか話を聞いてくれない
なんだか頭痛のし始めた気のする額を抑えながら苦笑
944 :ビャンコ・ファッチャ 【気孤の理】>>1542014/10/06(月) 00:17:10.68 ID:ZDERTS0+O
>>941
ふふっ……その心持ちは素敵だけれど、旅をするなら貴女はもう少し図々しさを持った方が良さそうね
そ……まぁ、それが貴女の欲する所なら……口を挟む余地はない、か

【恐らくは主張を曲げることが無いであろう様子に薄く笑みを浮かべる】

あぁ、ちょっとね……かすり傷なんだ、けど……少し、体が痺れてきて

【そう言うと二の腕に刻まれた一筋の傷、恐らくは矢にしびれ薬が塗られていたのだろう】
【顔色の悪さは薬による不調故の物の様だ】

>>942
……あ〜……そう、そう……分かったわ、好きに呼ばせてもらう、から……
少しの間、静かにしていてはもらえないかしら?

【騒がしくまくし立てる男に頭を押さえながら手を向けて提案する】
【そうして話している間も徐々に顔色は青白くなって来ており】

>>all
……っ……申し訳ない、けど……少しの間、辺りのことをお願……い

【いよいよもって麻痺毒が全身に回ったのだろう、よろめき膝を付く】
【顔見知りに出会ったことで気が緩んだのだろう】
【傍らに立っていた人馬も体の端から消えていく】

//すみません、微妙な所ですがコレで〆ます
//お二人とも乙でした!
945 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/06(月) 00:24:38.64 ID:HcDy8Njq0
>>944
「図々しさ、ですか……?」

反芻しながらわしゃわしゃと右手で側頭部を掻いた

「……覚えておきます」

薄笑みに対して仏頂面、何も不機嫌なわけではない
ただ図星を当てられた子供のような、複雑な心境なのだ
自意識としてそれを持ち得ない程、達観したものの見方が出来ている訳では決してなかった

「痺れ……毒っ!?」
「……畏まりました、ごゆっくりお休み下さい」

崩れ落ちるその体を支えようとしながら、逃がしてしまった賊の顔を一人ひとりハッキリと思い出す
これは思考ユニットに焼き付いた録画映像であり、間違えようはずがない

「……残らずあの場で八つ裂きにしておくべきでしたね……」

物騒な呟きは果たして、耳に届いていただろうか

//お疲れ様でしたっ
//すみません、私もこれで落ちます
//ありがとうございました、お休みなさいー
946 :チャーリー・リトルC・マクフライ[sage]:2014/10/06(月) 00:33:10.18 ID:hh2duBEho
>>943-944

「まあいいや、お前はこれからサイバー・カンフー・ガールな。C・K・G!
 ところでなにか、このコスプレ女は知ってるが、おまえもこいつと親しいのか?」

などと親指でぶしつけにビャンコを指した……ところで、ビャンコが膝をつく。

「ヘイ、毒だと?さっきのやつらか?
 ファック、効くかどうかは分からんが一応薬なら持ち歩くことにしてる。
 ヘイ、CKG手伝え。こいつの傷口の手当てをするんだ。」

と、カーゴパンツのポケットの一つから、食べかけのクッキーやゴミと一緒に、
いくつかの薬をぼろぼろと出した。市販の傷薬のような物から包帯、かなり進んだ技術を持つ
世界軸の抗ウィルス剤のようなものまで種類は広い。

この男は一見頭は悪そうに見えるが一応様々な世界を旅することを考え、
こうした物を備えていたようだ。

この中に手当に使える物が一つくらいあるかもしれない……。
初対面の二人による、てんやわんやの処置が始まるのであった。

// こんなかんじで〆かな?
947 :澪【獣化】2014/10/06(月) 19:28:42.92 ID:lw6125dM0
「……っとと……」

大地と大地を渡す橋、その上をおそるおそる歩いているのは一人の少女。
頭上には蒼く澄んだ空、照りつける日差しはもう秋だというのに僅かに暑いと思わせる。
眼下に広がるは光をほぼ遮ってしまう白い霧、遥か下にあるだろう緑と茶がぼんやりと。
木と縄だけで作られた架け橋は既に老朽化が進み一歩進む毎にぎしぎしと嫌な音を立てる。
下の様子がはっきり見えないのは少女にとって幸運だろう、そうでなければあまりの高さに途中で足が竦んでいたかもしれないから。
腐りかけた木の板を踏み抜かないようゆっくりと、全てを繋ぐ縄が切れてしまわないよう極力静かに歩を進めていく少女の表情はやや硬く。

「……あと、ちょっと……」

いつものように歩いていれば半分の時間で辿り着けたであろう、待ちわびていた向こう側はようやく手の届きそうな距離に。
あと数歩、しかしそれが悠久に感じる。駆け出したくなる衝動を必死に堪えてまた一歩を踏み出した時、とうとう限界が訪れた。
背後から聞こえるぶちぶちっと何かが切れていく音は橋の中央辺りから、振り返らずともその正体を察するのは難くなく。
顔の色はさっと青空のように、慌てて残りの距離を一気に飛ぼうにも間に合わず足元は崩れ。

「……うわっ……!?」

重力に引かれるままに遥か下の大地へと誘われる身体をその場に留める術など少女は持たず。
落ち行く直前、思わず伸ばした手は掴む者を僅かに期待して。
948 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage]:2014/10/06(月) 20:05:38.32 ID:ZDERTS0+O
>>163

ん〜ふふ〜ふふ〜〜っ♪ 気持ち良い〜!

【鬱蒼と木々が生い茂る森を遥か眼下に、声も高らかにご機嫌なミニオン】
【自分で飛ぶことができるとは言え、普段であればこれ程の高空まで来ることは無い】
【だが今回は普段とは違い自らの羽根では無く、中々の大きさの猛禽の背に乗っている】
【故に疲れもしなければ他の鳥に狙われることもないのだ】

んふふ〜っ! よ〜ぅしっ! このまま森の向こうまでひとっ飛……ありゃ?

【と、鷹に更なる加速を要求しようとした妖精の視界に、木々の切れ目にある橋が目に入る】
【そしてその今にも壊れそうな橋を渡る人影と、その後方で橋の綱が裂け始めるのに気付き】

……!!? あ、あぶな〜〜〜いっ!!

【咄嗟に鷹を人影の方向へと急降下させるも、ミニオンが辿り着く直前に橋は断たれ】
【橋の上の人影も橋の下へと吸い込まれる様に落ちていこうとしていた】

〜〜〜〜っ! そっこだぁぁぁっ!! っ! うにゅあぁぁ〜〜〜っ!!

【その人影に半ば突っ込む様な勢いで接近すると鷹の鋭い双爪が澪のパーカーの襟元を掴む】
【それに続いて鷹の背中から飛び出したミニオンもまた鷹と同じ様にパーカーの襟元にしがみ付き】
【必死の形相で気合の叫びを上げながら羽根をバタつかせるが】
【如何せん一羽と一妖精の羽ばたきでは人一人を飛ばす程の力は当然ながら無く】
【しかし、ホンの僅かだが確かに落下の勢いを削ぐことだけは叶ったのであった】
949 :澪【獣化】2014/10/06(月) 20:27:45.50 ID:lw6125dM0
>>948
伸ばした手は空を掴み身体はただ遥か下の大地に誘われるのみ。
自由落下につれて遠ざかる空と近づいていく地面を予期し、いよいよもって死を覚悟して目を閉じた。
ばさり、暗闇に閉ざされた視界で捉えた鳥の羽ばたきが心なしか急接近しているような気がして。
そこに混ざる悲鳴に近い叫びにお迎えが来たのかな、などとぼんやり考えるが刹那襲った衝撃に一気に引き戻されることになり。
襟元を掴まれたことにより重力に引っ張られ蛙が潰れたような声が漏れた。

「……っ…え……?な、なに……?」

生憎自身を必死にしがみつく妖精と鳥の姿を澪が確認することは叶わないが、何かが頑張ってくれていることは把握したらしい。
それでも澪に出来る事など高が知れている。下手に暴れて彼らの負担にならないよう恐怖を押し[ピーーー]だけ。
幸いだったのは真下がちょうど森だったことだろう。日の光を覆い隠さんと生い茂る枝が所狭しと伸びているのだから。
然して人狼と妖精と鳥は縺れるように枝葉へと突っ込み、ばきぼきと枝をへし折って衝撃を殺しつつ大地と激突することになる。
僅かに、されどこの場において大きなものとなった妖精と鳥の奮闘は確かに澪の助けとなっただろう。
少女はしばし痛みに唸っていたが、大きな外傷は見受けられないのだから。
950 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/06(月) 20:40:14.72 ID:vQCD2Qj4o
>>949

う……うぅぅぅぅ……

【妖精と鷹の必死の健闘も虚しく人影を落下から救うことは叶わなかったが】
【下に拡がっていた森の木々のお陰で辛うじて全員が助かったようであった】
【だが、木に突っ込んだ衝撃やそこまでの必死の頑張り故にだろう】
【澪が地面に激突した拍子に鷹と共に投げ出されたことで目を回している】
【痛みに呻く澪が辺りを見回せば近くで茂っている草の上で目を回す鷹と】
【その鷹よりも一回りほど小さな体躯の見るからに妖精といった存在が倒れているだろう】
951 :澪【獣化】2014/10/06(月) 20:56:33.57 ID:lw6125dM0
>>950
「……つぅ…いったい……」

ゆっくりと身体を起こし五体満足であるのを確認。九死に一生を得たと安堵して漏れるのは長い吐息。
それも束の間、先程微小なものといえど助けてくれた存在を探そうと立ち上がる。
しかし見回してもそれらしい影は見受けられない。気のせいだったのだろうかと首を捻るがしかし足元の呻き声にあれは現実だったのだと確信。
慌てて寄って見ればそこにいたのは目を回す鷹と見たこともないほど小さい人間のようなもの。

「……えっと…だ、大丈夫……?」

見たところ大きな怪我はないらしい、それでも小さな身体が目を回しているというのはやはり心配するところがあるのか。
無事の確認、同時に傷つけてしまわないようそっと拾い上げ、自分の手のひらに乗せてやろうとする。
952 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/06(月) 21:15:00.78 ID:vQCD2Qj4o
>>951

ぁぅぅぅ……? ……はわっ!?

【目を回したまま澪に拾い上げられ手の平の上にされるがまま横たわるが】
【しばらくすると漸く着地の際の衝撃から覚めてきたのか薄っすらと目を開け】
【目の前に心配そうに此方を見つめているらしい人の顔があることに驚き声を上げる】

あわわわわっ!? ななな何ゆえワタシはニンゲンさんの手の上にっ!?
え〜〜っと、たしかワタシは……あ、そっか落ちそうになったニンゲンさんを……っ!

【そして動転のあまり自分がどうしてそこにいるのかが頭からすっぽ抜けたようだったが】
【両手の指でこめかみをクリクリとこね回している内に思い出したのかハッと顔を上げる】

アナタ!落っこちてたニンゲンさんですっ!? お、おケガはダイジョブでしたですかぁっ!?

【そして自分を覗き込んでいた澪を指差すと打って変わって澪のケガの心配をしだし】
【ソッと伸ばした小さい腕で覗き込む澪の顔に触れようとするだろう】
953 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/06(月) 21:16:50.76 ID:HcDy8Njq0
「……全く!」

辟易、感情を露骨に言葉に乗せながらブレードを一閃
永遠の初夏が続き生命と活力、そして平穏に溢れる世界
そこに於いて安寧に身を委ねていた半人を襲ったのは同じく越境の者達
カノッサの機関員である事が、彼等の身を包む強化外骨格から見て取れる
相当に技術の発達した世界の機関員なのだろう
近接にはレーザーブレード、遠距離からはエネルギーガンの閃光が半人を襲う
それでも、単体の戦闘であればヒトを越した戦闘力を誇る半人の敵には在らず
ただ数が多い、徐々に押され始め全身の傷と火傷は増えて行った
草原、輝く小川、地平線の向こうにはなだらかな山々の影
鮮烈な青のそらには、ぼんやりと雲が漂っていた
954 :ロイ・ゴールドマン>136 ◆Eh1RmY6AGm13["sage"]:2014/10/06(月) 21:30:10.40 ID:nrEQBnco0
>>953
「俺なんかやらかしたかなぁ・・・?」

そんなタェンティースの隣でぼやくのはハルバートを構えた中年男 
以前とある世界でタェンティースと切った張ったしたというのに 
この世界では肩を並べて共通の敵と戦っている

「というかこいつらナニモンだよ こんな素晴らしい世界でドンパチするなんて・・・好きだねぇ・・・!!」
なおもぼやきつつ 機関員の胸を穂先で貫く

「そうは思わないかねおぜうさん?」
こちらも汗まみれ帰り血まみれ 光学兵器で火傷まみれの傷まみれな酷い状態なのに その言葉は何処かノンビリしたような 間延びしたような語り口調であった
955 :澪【獣化】2014/10/06(月) 21:32:11.85 ID:lw6125dM0
>>952
「……よかった……」

しばらく力なく横たわる妖精を心配そうに覗き込むのは金の瞳。
やがて目を覚まし驚愕の声を上げて百面相を始める彼女に元気そうでよかったとほっと肩を撫で下ろす。
何やら悩んでいる様子のミニオンを暖かく見守っていたが、いつの間にやら自分も心配されていることになんだか立場が分からないやと小さく苦笑。

「……私は大丈夫だよ…助けてくれたんでしょ……?」

ありがとう、と微笑む澪、焦茶の髪が零れてさらりと揺れる。触れようとする腕を拒むなどしない。
ニンゲン、と言われれば僅か複雑そうな顔になるが極力小さな妖精には見せまいと努め。

「……そうだ…私は澪…貴女は……?」

兎にも角にもようやく落ち着いたのだ、まずは自己紹介からと。
言葉を紡ぎながらミニオンを手のひらに乗せたまま向かうのは未だ目を回しているだろう恩人のもう片方。
こちらも命に別条はないようだが、念のためとしゃがみこんで鷹の様子を窺おうとする。
956 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/06(月) 21:41:33.25 ID:HcDy8Njq0
>>954
「同感です、襲うならもっとこう……」

それに相応しい世界があるだろうと腐る
ハルバートとブレード
機関員からすれば骨董品にも等しい武器で抗う2人
そしてそれに屠られる機関員
形勢の天秤はゆっくりと傾き始め、やがて小さな切っ掛けからガクンと揺らぐ
即ち撤退だ
機関員は一糸乱れぬタイミングで反転、散り散りに逃走を始める

「カノッサの機関員……」
「……なんでしょうね、イタズラに手駒を減らすだけに思えましたが……」

跡に残されたのはその亡骸
川はせせらぎ小鳥が唄い、死臭だけが強烈な違和感を放つ
半人はそれを嫌い、首に巻いた黒いスカーフで鼻までを覆った
957 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/06(月) 21:47:36.37 ID:vQCD2Qj4o
>>955

ホントですっ? ……ふぃ〜、良かったぁ〜ですよぅ

【大丈夫という一言を聞いて安心したのかホッと息をつく】
【自分の言葉によって僅かに複雑そうな表情を浮かべたのには気付かなかったようだが】

おっとと! これは失礼しましたです! ワタシはミニオンと言いますです!
ニンゲンさんはレイさんって言うですかっ! どうもヨロシク……?
あれぇ……レイさん、なんだかちょっとニンゲンさんにしては雰囲気が……?

【名乗られたことで慌てて名乗り返すが、改めて澪を見つめ返すと不思議そうに首を傾げ】
【どういった感覚による物なのか普通の人間と澪との間に違う雰囲気を感じ取ったようだったが】
【澪が自分と共に落下した鷹の近くへと向かっているのに気がつくと口を大きく開けて驚愕の表情を浮かべると】

う、うわぁぁぁっ!! タカさんっ!? しっかりするですよ〜っ!?

【澪の手の平の上から飛び立つと鷹の傍らへ一直線に飛んでいく】
【鷹は未だに目を回したままだが、見た所軽度ながら片方の羽を痛めているようであった】
958 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/10/06(月) 21:55:28.12 ID:xT2kR6XTO
>>920
糸に繋がれた木々が根の千切れるような音を立てて倒れ、カニの進路を阻む。
それでもカニは倒木を乗り越えようと足を進めるが……その時。

甲羅に跳ね返された熱球がヤシの葉に命中。葉っぱに引火する。
それでは少し火力が足りなかったが━━━━

「……そうだ」

それに発想を得たようで、少女は倒れた木に向けて熱線を放つ。
極度の高熱により発火点に達し、炎上するヤシの木。

やがて周囲の木に燃え移り、逃げ場をなくすカニ。
熱に苦しみもがく奴を待つのは灼熱地獄である。


━━━━━しばらくして、火も収まる。
辺りは真っ暗になり、星と月が空を照らす頃。
カニは真っ赤に変色してその場に沈黙していたのだった。

「しかし……中々ひどいことしたものねぇ」

もし食べようにしても問題が2つある。
1つ目は、どうやってこの硬い殻をぶち破るか。
もう1つは、仮にこじ開けられたとしても外側は焼けているものの、内部が生焼けかもしれないことだ。
なお味はそこまで上等とは言えない。
959 :ロイ・ゴールドマン>136 ◆Eh1RmY6AGm13[saga]:2014/10/06(月) 21:56:32.37 ID:nrEQBnco0
>>956
「あ〜それには同感だ」
なんでこう清々しい場所で死臭を嗅がなきゃならないのでしょう

さて とりあえず戦闘は終わりました
ですがこのような死体を放っておけばよくない病が蔓延しそう

「だけど人間って塩分含んでるから肥料にゃ向かないんだよね」
仕方ありません 辺りを探して 乾燥した枯れ木を発見 適度な大きさに切りそろえて格子状に並べ そこに死体を乗せて

「イッツァ ファイアー!!」
火をつければ 燃え上がる炎 死体を焼いてなきゃキャンプファイアーとしても活用できるのですが

「何はともあれ名誉ある死だ 火に投じて葬ってやらにゃバチが当たるってもんよ」
そういってどっこいせと座り込んだ
960 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/06(月) 22:04:39.73 ID:HcDy8Njq0
>>959
「……そうなんですか、知らなかった……」

亡骸イコール肥料の方程式しか知らぬ半人に取っては新鮮な知識だ
ぱちぱちとハゼ音、熱風が吹き橙の光に照らされる

「名誉、ですか……何にせよさすがに、これで食料を焼く気は起きません……」
「……んしょっ」

同じく、やや離れた位置に腰掛けた

「……カノッサに襲われるのは、今まで余りありませんでした」
「ロイ様は、度々?」

戦闘なら幾度ともなくあった相手だが、奇襲を受けたのは初めてだ
チラリと視線を向けて尋ねてみる
961 :澪【獣化】2014/10/06(月) 22:05:56.38 ID:lw6125dM0
>>957
「……うん…よろしく、ミニオン……」
「…そう…?…気のせいじゃない…?」

人ならざるモノは大抵がそれぞれ独特の感覚を持ち、やはりこの小さな妖精も例には漏れないらしい。
濁したことに特に大きな意味はない、強いて言うなら目の前の彼女を少し弄ってやろうと思ったから。
見つめ返された金の瞳は悪戯っぽい光を湛えて細められた。
そして未だ目を回している恩人の様子を窺えば、そっと壊れ物を扱うように触れてその状態を確認。

「……怪我、してる……?」
「……ねえ、ミニオン…なんかこう…そんな感じの魔法、使えたりする…」

言葉が出てこなかったのかなんとも要領の得ない言い方ではあるが、つまるところ回復魔法、もしくはそれに準ずるものが使えるか聞きたいらしい。
妖精ならば何かしら魔法も使えるのだろう、そんな安直な先入観。問いながらも澪の視線はきょろきょろと周囲に茂る草木へと。
962 :【P.K.P】ペチェネグ[sage]:2014/10/06(月) 22:10:54.06 ID:VayFoBWeO
>>958
「――こんな分厚い鎧を着込んでいたのだもの、熱を加えれば……お終いよ」

呆気なくも迅速に勝負は決した。得意げにそう言い放ち微笑みを浮かべる少女は少しだけ小さな胸を張って
隣の名も知らぬ少女にどうだ凄いだろうと言わんばかりの表情。決して褒め讃えられている訳ではないのに。

太陽は水平線に沈み、木の燃え残りを寄せ集めて作った小さな焚き火が放つ灯だけが辺りを照らす。
少女の周りを漂うように囲っている細い念糸がきらり、一瞬だけ妖しげな輝きを放った――

「…それにしても…本当に気持ち悪い生き物ね、どうして蒼かったのにこんなに真っ赤に染まるのかしら…?」

その場に膝を抱えて座り込み、落ちていた木の棒で甲羅をこつこつとつつく少女
膝にうずめた顔、その表情はあまり明るいものではなかった。じとりとした眼で焼けた蟹を一瞥、眉を顰めて目を逸らす
ペチェネグは蟹という生き物を食べたことも、実物を見たこともない。たとえ美味であると言われたとしても決して口にしようとは言わないだろう。
963 :ロイ・ゴールドマン>136 ◆Eh1RmY6AGm13["sage"]:2014/10/06(月) 22:17:06.19 ID:nrEQBnco0
>>960
「血にも肉にも塩分がタップリだからな 使うなら塩抜きしてからじゃないと」
なんか凄く猟奇的な内容になっているのはご愛嬌?

「そうだ ナニを思って戦地に赴いたかは知らないが 死んじまった以上は仏よ 敬ってやらにゃ
 いろいろと燃えてるからね マシュマロ焼いたら変な味がつきそうだ」

そして思い出したかのように 荷物からタオルを2つ取り出し 近くの小川でぬらすと

「ほれ 火傷でも冷やしな」
濡れタオルを一つ タェンティースに投げて渡した

「うんまぁ たまにね ちょっと前に巨大昆虫が闊歩する世界に閉じ込められてね そこから脱出した面子を追いかけて捕まえて回ってるらしい
 アキレスも追い掛け回されてたまらないとグチってたよ」

一体ナニがそこまでカノッサの興味を引いたのやら 自分には見当もつきません

「こいつらの考えていることはよく分からん ただ 襲ってくるようならば こいつらは俺の敵だ」
964 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/06(月) 22:28:15.74 ID:vQCD2Qj4o
>>961

……こっちの羽を少し……ごめんねぇ……っ
う……一応、使えるですけど……あんまり自信は……

【咄嗟の事で思考が回らなかったとはいえ自分の指揮で傷を負わせてしまった事を悔やんでいる様だ】
【痛めているであろう箇所に直接触れないように気をつけながら翼をなでる】
【回復魔法については澪の予想通り使うことが出来るようだが、その腕の程は微妙らしい】

……このケガを良くするには、少し時間がかかりそうです
あの……もし宜しければ、ですけど……

【鷹を治すまでの間一緒にいてくれないか、と申し訳無さそうな上目遣いで申し出る】
965 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage]:2014/10/06(月) 22:28:37.68 ID:HcDy8Njq0
>>963
「血抜き……水に漬ける訳ですか?」
「……[ピーーー]ば仏……ゴッド?」

人差し指に顎を乗せて唸り、やや遠くで燃える炎を見詰める
仏とは即ち神だ、ならば[ピーーー]ばヒトは神へと昇華されるのだろうか
いやそれとは何か違う概念な気がする
半人の、ヒトに近しい知識と思考を持つ思考ユニットですら今だそれを解明する事は出来ずにいた

「わぷっ……!? あ、ありがとう……ございます」

そんなこんなでタオルを思いっきり受け取り損して顔面に被り一礼

「へぇ……」
「……アキレス様もですか、ふむ……」
「敵、そうですよね、彼等は敵……」

矢張り分からない、カノッサの考えは
かの機関に依って修復調整を施された半人は全身が粟立つような感覚に微かに震えた

966 :ロイ・ゴールドマン>136 ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/06(月) 22:40:13.62 ID:nrEQBnco0
>>965
「そういうこと まぁそんなことしないで普通の肥料使ったほうが楽だよ うん」
冷たい濡れタオルを光学兵器で焼けた肌に当てれば 痛そうに顔を顰める

「ゴッドともまた違うんだよなぁ なんていうかその・・・言葉が難しくてなんとも言えん」
頭の中で言葉を捜して 結局いいのが見付からずに説明を断念した

そしてタェンティースの 自分に言い聞かせるような独り言には興味を示し

「・・・どうした? カノッサとやらとはなにか因縁めいたご関係?」
と質問してみる
967 :澪【獣化】2014/10/06(月) 22:41:57.25 ID:lw6125dM0
>>964
「……そっか……」
「……落ちた私も悪い…大きな怪我じゃないんだし、そんなに気にしないで……」

ミニオンの返答に愕然とするでもなく、むしろ言葉こそ素っ気ないもののそこにはどこか安堵が含まれていて。
責任を感じているらしい、優しく翼を撫でる妖精に慰め、というよりは本心からの言葉をかけつつ澪もまた鷹の頭を掻くように撫でてやる。

「…もちろん…そのつもりだよ…?」
「…だって、二人とも私の恩人だもん…」

彼女らの奮闘がどこまで澪の命を左右していたのか、今となっては知るところではない。
それでもその勇気ある行為は敬意と謝意を持つべきもの、放っておくなど言語道断。
申し訳なさそうなミニオンの目を見つめ返すのは当然、と言いたげな金の瞳。
968 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/10/06(月) 22:44:58.06 ID:xT2kR6XTO
>>962
勝負は一瞬でついた。しかもあまりになんとも言えない終わり方である。

さっきの地味な色が嘘のように、鮮やかな真っ赤になった甲殻。
このことを知らないペチェにとっては不思議この上ない現象だろう。
そして変色した甲羅は相変わらず、あまりに硬い。少女の攻撃が弾かれたことも納得がいく程に。

「分からない……でもエビも焼いたら赤くなるけど……」

足の1本1本が、彼女らの胴ほどはあるこのバケモノ。
もし初めてみる甲殻類がこれならば、変な誤解を招きかねないだろう……。

「カニは美味しいけど……これは流石にまずそうね……」

エイリアンのような、気味悪い顔つきを改めて見て、言葉を漏らす。
その見た目もあって、少女もとても食べる気にはなれないようだ。
……仮に食したとしても、その不味さに悶絶したことだが。

「あ……そういえば、今いうのも何かアレだけど……」
「……名前は何て言うの?」

……そういえばたまたま居合わせた彼女に名前を聞いていなかった。思い出したかのように質問を。
969 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage ]:2014/10/06(月) 22:50:08.70 ID:HcDy8Njq0
>>966
「……まぁ、肥沃な土が欲しいのならばそうするべきでしょうね」

イムエトの体を手に入れてからと言うもの、補充可能な土を探す機会と手間が増えた
半人の手に渡されたタオルは、その水分を右手に吸収されて早くも乾燥しつつあった

「えぇ、その……なんていうか、概念的な事柄である事は理解出来ます」

ロイに向けて微笑み、小さく頷く

「あー……えぇ、まぁ……」
「わたしは、戦闘用の兵器でして……以前、カノッサに調整を行って貰った事があります」

子供がイタズラを白状するような、言い辛そうな様子で目を逸らした
970 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/06(月) 22:54:28.82 ID:vQCD2Qj4o
>>967

……そう、ですね……もっと酷いケガじゃなくってマシだったって言えなくもないですね

【気にするなとの澪の言葉に頷くも、完全に納得したと言う様子では無い】

……! ありがとです! レイしゃん! ……って、命の恩人っ!?
しょ、しょんなご大層なモノじゃなっ! そのっ、結局ダメダメでしたですしっ!

【こちらの提案を快諾してくれた上に命の恩人とまで言われ慌てふためく】
【と言うのも普段からヒトに助けられてばかりであるため、そんな事を言われる日が来ると思ってなかったのだろう】
【恥かしさからか、両手を頬に当てて真っ赤になった顔をブンブンと左右に振っている】
971 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/06(月) 23:04:06.85 ID:nrEQBnco0
>>969
「まぁな ここを畑にすれば質のいい野菜がとれるだろうだがなぁ・・・」
少し頭を捻って

「何でか カノッサが農家やってるイメージが湧かないんだよなぁ」
ロイの頭の中:カノッサのマークを背負った麦藁帽子たちがせっせと鍬を振っている
そして収穫した野菜をせっせとカノッサマークの出荷箱に詰めて配送してイク そんな図

「あぁそうなの まぁでもその辺はホラ 気のもちようというかなんと言うか」
カノッサの手を借りていたという事実もあっさり受け流して納得してみせる

「タェンティースが敵だと思えば敵だし 敵じゃないといえば敵じゃない タェンティースがどう考えているか分からないが その気持ちがタェンティースの答えと成るわけだ ・・・っと」
そろそろ火の勢いが弱まってきました 仲の死体は綺麗に骨と灰になったようです

「こうなれば塩気は殆どないし 土に埋めても問題ないだろうさ そろそろ火を消しておくか?」
972 :澪【獣化】2014/10/06(月) 23:07:11.31 ID:lw6125dM0
>>970
「…それにほら、ちゃんと治るんだし…」
「…なんだっけ…終わりよければ、すべてよし…?…って言うし…」

なぜにか疑問形だが間違って伝えていないだけいいとしよう。
未だ浮かない表情のミニオンに澪もまた心が晴れないのか、不安そうに覗き込むばかり。
けれどそれも真っ赤になって慌てる小さな妖精を見て小さな笑みへと。

「……そんなことないよ…二人が引っ張ってくれなかったら、どうなってたか分からなかったし…」

ありのまま思った事を伝えただけなのだが、この妖精の反応のなんとも可愛らしいことか。
澪もいつもいろんな人に助けられてきたわけだが、こんなに小さなモノに助けられるのは初めて。
ミニオンの恥ずかしさも露知らず、わたわたと頭を振る彼女に柔らかく微笑んだ。
973 :【P.K.P】ペチェネグ[sage]:2014/10/06(月) 23:14:44.64 ID:VayFoBWeO
>>968

「海老はよく食べてたけど…こんなサイズの海老も居るのかしらね」
「……嫌ね、それ」

少女の話から連想したのは巨大な海老が襲いかかってくるヴィジョン。
普段食べている存在であるだけにその光景は中々来るものがあるらしく、少女はほんの少し青ざめる。

「人に名前を尋ねる時はまず自分から名乗るものって…習わなかったのかしら?…まぁいいわ」
「――『義兄弟(ペチェネグ)』。…特別にペチェで…いいわ…」

そして唐突に問われる己の名。
3日間という(少女にとっては)長い時間を二人で過ごしたこの、名も知らぬ少女になら名前を教えてもいいか、などと考える。
だが親睦を深めようと口を開けどまず口を突いて出るのは無愛想。
されどこれは彼女なりの精一杯の挨拶であり、社交辞令なのだ。

恥ずかしそうに両手を腰辺りで絡ませながら俯くけばさらりと溢れた長い前髪が両目を覆う
そして少女は雪のような純白の肌を林檎のように、仄かに紅く染め上げながらそう答えた。

//それではこの辺で締めましょうか。ありがとうございました
974 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/10/06(月) 23:15:22.42 ID:HcDy8Njq0
>>971
「そうですね」
「とは言っても、この世界ならば何処でも当てはまりそうですが……」

唇の両端を微かに吊り上げて目を細め、周囲をぐるり見渡す
広大な緑の大地、所々に花々の色彩が散りばめられて美しい

「あはは……どっちかと言えば合成食料の製造が似合いますねなんとなく……」

半人に取ってカノッサのイメージは、最初に知った未来的なそれだ
数多の世界に跨る事を知りながらも、イマイチアナログな存在とは結び付かない
カノッサマークの缶詰なんかなら予想し易いって事である

「わたしの答え……?」
「うーん、それってつまり、それぞれに答えがあるって事でしょうか?」

問い掛けて起きながらもほぼほぼ納得したのか成る程と小さく唸りながら腕を組む
それぞれに考えとそして答えがある
だからこそぶつかり合う事もあるし、その後でこうやって肩を並べる事もあるのだ

「……そうですね、そうしましょう」
「死ねばホトケ、か……」

物理的に考えれば死ねば肉と骨
今は骨と灰塵か
だのにそれを何処か崇めるように丁重に扱い、埋葬する
ヒトの習わしの奥深さに、矛盾に、不合理さに
それを知る度に複雑怪奇な気持ちを覚え、しかし従う事に疑問を抱く事はない
975 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/06(月) 23:24:53.79 ID:vQCD2Qj4o
>>972

あう……そ、そうでしゅか……そう言われるとなんだか、こう……

【慌てふためくミニオンに更なる一言を微笑みながら伝える澪】
【澪の顔を上目遣いにチラチラと見ていたミニオンだったが】
【自分がニンゲンを助けたのだという自覚がフツフツと湧き上がる事で顔がニヤケるのを止められず】

あ、あはははっ! や、やだなぁ〜ヘンな顔になっちゃうですよぅ
う、うふふふっ……里の皆に話したら何て言うかなぁ〜っ?

【ニヤつく顔を両手で挟み込むがやはりニヤケ顔は治らず】
【頭の中で考えていることがそのまま漏れ出す始末である】

えへへ〜……はっ!? い、いけないいけない! こんな事してる場合じゃなかったですよ〜ぅ!
タカさん、待ってるですよ〜! ワタシが、アナタもっ! きっと治してあげるですからねぇ〜いっ!

【しばしニヤケっぱなしだったが、ハッと我に帰ると鷹の方へと向き直り両腕を翳す】
【そして気合をいれると何やら呪文らしき言葉を呟き鷹の翼に手を当てる】
【するとこの森の木々の緑とは異なる、春に芽吹く新芽の如き新緑の光が仄かに灯る】
【その光は辺りを照らすほどの光量では無いが、澪の体に擦り傷などがあれば】
【その痛みが少しずつ引いていき、時間が経つごとにゆっくりと癒えていくだろう】
976 :ロイかぶり ◆Eh1RmY6AGm13[sage]:2014/10/06(月) 23:30:07.23 ID:nrEQBnco0
>>974
「そうなのかい? すまんなぁ俺はイムカタンの言葉を借りれば ローテクな世界の生まれだから」

ポリポリと頭を掻く いまだにこの男には 無機質なコンベアで運ばれ 人の手触れぬ食い物が量産されていく姿というのが想像し難いのだ
それに缶詰など この男の世界ではやっと軍が採用し始めたぐらいの最先端技術 モチロン内側にコーティングなど施されていないため 食い物は金気臭くてとても美味しいとはいえない

「そうだね この世界には真実ってのが星の数より多いんだ そしてその真実はちょっとの出来事で簡単に形を変えてしまうほど不定形でおぼろげなものなんだ」

「カノッサの連中だって 俺に襲い掛かってくる限りは 俺の敵だが 何かの拍子に味方になったって不思議じゃない
 それにタェンティースとも アレは仕事だと割り切ってるから 俺はお前さんにはヘイト(嫌悪感)を持ち合わせてない」

さて 水をかけて火を鎮めると 荷物からスコップを取り出して穴を掘り 焚き火の炭と 灰と砕いた骨をその中に埋め 土を被せれば埋葬終了

「さらば戦士よ 遥か高きあの世へは霊峰グングリット山脈を目印に昇っていけ」
そして彼の故郷で使われる手向けの言葉を一つ述べ

「さて・・・コレからどうすっかね?」
この世界では戦ってばかりで予定を立ててなかったことを 今更ながら思い出したのであった

//そろそろ〆とさせてください お疲れ様で死tが
977 :帆村深雪【灼熱極地】>>220 ◆rF8einrntM[sage saga]:2014/10/06(月) 23:35:44.42 ID:xT2kR6XTO
>>973
「嫌ね……そんなエビとか」

少し苦笑したような表情を浮かべる。
でかいカニも嫌だが、でかいエビもなかなか堪えるものだ。
それにしても、カニやらエビやらを最初に食べた人は何者なのか、などと考える少女だった。

「あれ……そうなの?」
「っていうのは、良いとして……ボクは帆村深雪。呼び方は任せるよ……?」

何か少し難癖をつけられたような気がするが、とりあえず自己紹介で返す。
余程変な呼び方ではない限り、まあ納得することだ。

「で……どうしようかこれ……」

しかしここで新たな問題が。この巨大なカニをどう処理すればよいのか、ということだ。
このままこれを放っておけば、腐臭に悩まされることは明らか。
多分、拠点を別の場所に移すことにでもなる。

……というのはさておき、無人島での生活はまだしばらく続きそうである。
//了解です、お疲れ様でしたー
978 :澪【獣化】2014/10/06(月) 23:39:55.57 ID:lw6125dM0
>>975
唐突ににやけながら澪には凡そ把握できない独り言を口走るミニオンにやや驚いたように目を見開き、そんなに変な事を言ったかと束の間の思案。
どうやら自分の言葉がミニオンを喜ばせていることにあまり自覚がないらしい、金の瞳はどこか訝しげ。

「……えっと……頑張って……」

しかし鷹の方へと向き直り先程までの様子と一転、何やら集中しているらしき姿にありふれた激励の言葉をかけるしかできず。
邪魔してはいけないだろうと癒す妖精と癒される鷹をただ黙して見つめているだけ。
しかし先程落下した際に木の枝やらなんやらで傷ついた肌が自身の自己治癒力とは別の力で癒えていくのを感じ取れば、ほうと知れず感嘆の吐息を漏らした。
979 :タェンティース・イムエト【対異能戦闘用人型兵器】【ドレス・イムエト】E.ブレード.月光[sage saga]:2014/10/06(月) 23:42:43.93 ID:HcDy8Njq0
>>976
「イムカ……イムカ様?」
「そうでしたか……あ、いえ、謝る必要は……」

ございません、と慌てて掌を見せながら首を横に振る
出て来た名前を鸚鵡返しに反芻したのは、それが矢張り共通の知り合いであったが故だろう

「真実の多さ、不定形な変異性、敵と味方、正義と悪……」
「ヒトの考えは難し過ぎです、困りますね……」

あははと小さく苦笑、ケロイドの頬を指の腹で撫でた

「わたしもです、今のあなたは敵では到底ございません」

「……それは、詩?」
「ふむ……」

何処か厳かな雰囲気の葬送の言の葉に神妙に目を瞑り頭を下げる
死ねばホトケ、ならばホトケに対して礼を尽くすのは何も不自然なことではない

「そうですねぇ……」
「先ずは人里でも探します?」
「暖かなシャワー、浴びたいですし」

返り血で穢れた自身の体を改めて見て苦笑
果たして存在するのだろうか村を探す提案
楽園の世界
柔らかな陽射しで天土を照らす太陽が沈む事は、何時迄も決してない

//お付き合いありがとうでした、お疲れ様でしたー
980 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/06(月) 23:56:03.17 ID:vQCD2Qj4o
>>978

【澪からの激励の言葉にも視線で返礼するのみで済ませ治癒を続ける】
【両腕に灯った輝きは時に明るく、時に暗くといった具合に明滅しており】
【光が強い程に治癒が進むようであることから、やはりこの魔法の腕は今一なのだろう】
【だがそれでも決して途切れさせることの無いまま十数分が過ぎた頃】
【新緑の輝きを収め、小さな手の平でそっと羽を撫で付ける】

……ふぅ〜〜……これでもう大丈夫……きっと、多分、だいたい

【額の汗を拭う様な仕草をした後、治療を終えたらしいことを呟くが酷く怪しげである】
【そして一息ついた後、立ち上がって鷹の背後に回ると鷹の背の羽の中に手を潜り込ませ】
【エイ! と気合を入れ、その中にあった何かを勢いよく引き抜いた】
【するとずっと目を回していた鷹がバチリと目を見開くとバサバサと羽ばたき始め】
【一声高い鳴き声を上げると木々の葉の間を抜けて飛び去っていってしまった】

……タカさん、ありがとですよ〜! お元気で〜っ

【飛び去る鷹に届けと何やら小さな剣のようなモノを手に手を振り続ける妖精であった】

//微妙なところではありますが、この辺りで〆とさせて頂きます
//お付き合いありがとうございましたです
981 :おんも[sage]:2014/10/07(火) 00:02:07.66 ID:LkeHFPY80
//次スレ立て乙です、誘導貼っておきます
【異世界】ここだけ世界の境界線★6【歓迎】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1412606056/
982 :澪【獣化】2014/10/07(火) 00:17:09.18 ID:AzfAL4jq0
>>980
黙々と治癒を続けるミニオンに澪もまた口を閉ざして見守る。
まるで永劫にも感じられる時間、ようやく収まった淡い緑に終わったことを悟って一安心とばかりにふうと一息。

「……お疲れ様……」

少々自信がなさそうに見受けられるが彼女だってやれるだけの事をやったのだ、ならば自分に出来るのは力を尽くした彼女を労うこと。
不意に鷹の背後に回り込むミニオン、終わったはずでないのかと首を捻りつつも見ていれば鷹の身体から引き抜かれたらしい小さな何かを手にしていて。
しかし驚きとともに零れそうだった疑問は急に意識を取り戻し翼を震わせて羽ばたく鷹に遮られ。

「……え…?……えっと…ありがとうねー……」

ミニオンに倣うようにして小さく手を振り、木々の間を通り抜け晴れ渡る大空に飛び立つ鷹を見送るのであった。

//ありがとうございました、お疲れ様でしたー
983 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 14:38:32.96 ID:FIuUUfxtO
若干の灰色の混ざる低い青空、所々に小汚い雲
大気中の汚染物質や光化学スモッグが変色させるそれらは天を目指す摩天楼に貫かれているようだ
スプロールの昼下がり、貪婪の街は夜の目覚めの時を静かに待っている

「発展してそうな世界で助かりますけど……」

自身の所属組織、カノッサの存在とその在り方を確認したい
ただ、シュリジアから越境を果たしたばかりの女はサイドテールに指を通す
この未来的世界に於いて、近代の軍服めいたフォーマルな出で立ちは悪目立ちし過ぎてしまう
先ずは服を適当に調達しないとだ
やれやれと寂れた路地を歩き出し、早起きなヨタモノやギャング達のとてもねったりとした目線に警戒を続けている
984 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 15:02:40.79 ID:6+povgM6o
>>983

【文字通り点まで届かんと聳え立つ摩天楼の数々、その隙間を縫うように細々と拡がる道路の更にはずれ】
【昼下がりのまどろみに沈む街を夜中のギラつくネオンとは異なった、どこか柔らかな輝きが舞い降りる】

ほぁ〜……何だかココは随分と不思議なところですねぃ

【人気の無いことを良いことに、姿を隠すこともなく道の真ん中で辺りを見回しながらフワフワと宙を舞う】
【割と色々な世界に行ったつもりであったが、ここまで鉄に満ち溢れた場所に来るのは初めてだ】
【見たこともない色々なナニカに溢れる街並みは彼女の溢れんばかりの好奇心を大いにくすぐっている】

……! あの細い道……何だか冒険の気配がっ!
……うふふふっ、騎士たるもの目の前の冒険には挑まなければ! ですよねぃっ!

【目に付いたのは道でありながら何処か洞窟を思わせる暗さのはびこる一本の路地】
【明らかに危険地帯特有の空気を冒険の気配と勘違いしたまま元気よく飛び込むミニオン】
【普段なら欠かさず用いる姿消しの魔法を忘れたまま飛ぶ姿は】
【特別な能力を持たないモノ達にも見えており、その異質な存在を晒す事となるだろう】
985 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 15:14:42.58 ID:+W0WYrmF0
>>984
(やだなぁ……これ、絶対襲われるパターンじゃない……?)

足速に歩きながらも内心で想定する事態は、恐らく間違っては決していない
それを裏付けるかのようにヨタモノ達の足音も自身と実に似た旋律を奏でているのだから
ガンベルトに装着した愛銃のグリップを右手で軽く握る

(……ん?)
「……!?」

そして背後を警戒しつつチラリと睥睨、ふよふよと飛来する妖精を目撃して驚いて固まる
それはギャラエを尾行るヨタモノ達も同じであり、ドラッグの巻き起こす幻覚と見分けが付かずにただ仲間内でざわめいていた
恐らく場に存在する全ての目線を一点に集めているであろう、その妖精のこの世界に於いての余りな異質さは
986 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 15:28:21.94 ID:6+povgM6o
>>985

ほぁ〜……何だか、今にもナニカ出てきそうな雰囲気ですねぃ……

【姿を消していない所為か、はたまたこの世界が魔法的存在の薄い世界だからか】
【薄暗い路地を進む妖精は周囲の闇から浮くように仄かな輝きを纏っている用でもある】
【その姿は如何にも幻想、幻覚の類に見えるものではあるが如何せんハッキリと見えすぎる】

おわっとと……なぁんだ、何かと思ったらニンゲンさんですかぁ……ビックリしたですねぃ
それにしても、何だか表の道よりニンゲンさんが多いような……

【ひょっとして此処はニンゲンさんの住処か何かなのだろうかなどとおかしな思考を巡らす妖精だったが】
【フと自分が目の前を通り過ぎたニンゲンや道の先にいるニンゲンから視線を向けられていることに気付き】
【道の真ん中で固まったまま明らかに自分を凝視している女性の顔の近くへと到った所で動きを止め】

……えっとぉ〜……ひょっとして……見えてる……ですっ?

【笑顔を僅か焦りに染めながら小首を傾げてコソコソと尋ねる】
987 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 15:40:00.19 ID:+W0WYrmF0
>>986
「……そりゃもう、バッチリと……」

ナニカ出てきそうなとは言うが此方にしてみれば今まさに目の前で首を傾げるその存在こそが出て来たナニカである
相変わらず同じ姿勢で固まったまま、首だけを小さく縦に頷いた

『へ、へへへっ……』

そこへ響く湿っぽい粘着質な下卑地味た笑い声
蛍光カラーのモヒカンヘアーにトゲトゲパンク、全身の至る所にピアスを刺した如何にもな風貌のヨタモノ達がゾロゾロと姿を現す
質の悪い人造合成麻薬は彼等の判断力を著しく奪い、目の前の女とそして幻覚であるのかどうかすら分からない妖精を捕縛するために体を運ばせたのだ
その数は5人、ギャラエが銃を抜き放ち銃口と眼光を向けているが怯む様子すら見せない

「……あっちゃあ……完全イッちゃってますねあれ……」
「妖精さん? 飛べるんなら高く飛んだ方がいいですよ?」

忠言、それとほぼ同時
ヨタモノ達から投擲された鉄パイプが、ミニオンとギャラエにそれぞれ回転しつつ特有の回転音を唸らせながらに迫る
988 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 15:54:27.41 ID:6+povgM6o
>>987

……あちゃぁ〜……そう言えば魔法を使うの忘れてたですよぅ

【これはしまったと言うように両手で頭を抱える妖精だったが】
【ここまでハッキリと見られてしまっては今更誤魔化しようも無いと開き直る方向へ思考が及んだが】

あ……あれぇ〜?  何だかあのニンゲンさん達からイヤ〜な感じがするですけどぉ……
〜〜〜〜〜っ! ひっ、ひゃぁぁぁ〜〜〜っ!!? はぎゃっ!? ……はへぇ〜〜……

【明らかに害意を持った淀んだ眼差しを此方へと注ぐ人影に及び腰になりながら傍らの女性に目で問い掛け】
【高く飛べ、という言葉を告げられると同時、勢いよく回転しながら飛来する鉄パイプから逃れるように飛ぶ】
【が、ろくに前方確認もせずに飛んだため、路地に張出していたネオン看板に正面から激突する】
【全身を勢いよく強打した為、マヌケな声を上げながらヒラヒラと路地の端へと墜落する】
989 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 16:05:43.36 ID:+W0WYrmF0
>>988
「……嘘でしょ……?」

あまりにも余りにもな妖精の行動の顛末に漏れた声
ぢぢぢ、ネオンライトのコロナ放電音が低く響いた
右の掌で鉄パイプを受け、何事もないかの様にキャッチ
返す刃で投擲、鈍音と共に頭蓋骨を陥没させたヨタモノが1人崩れ落ちる
素早く銃を右手に持ち直してバースト射撃、威嚇効果を狙ったが矢張りタカが外れている相手には効果が薄い
覚束ない足取りで迫るヨタモノ達から反転、背を向け駆け出し逃走
途中一応、墜落した妖精を拾い上げようと手を伸ばした
990 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 16:15:34.11 ID:6+povgM6o
>>989

……ふひぇ〜〜……

【不幸中の幸いか、妖精の落下地点には遺棄されていたゴミの山であり】
【そもそもの体重の軽さもあり軽微の衝撃で済んだようである】
【落下による外傷は無く、しかし未だに目を回している】
【故に先程の女性のヨタモノへの鮮やかな対応も見てはおらず】
【逃げる道すがらむんずと拾い上げられた後も手の中で四肢をブラつかせていた】
991 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 16:24:21.69 ID:+W0WYrmF0
>>990
「……はぁ、はぁ……もう、なんなんですかこの子……」

数発の牽制射撃のサウンドが響き、やがて必死の逃走劇は幕を閉じた
喧嘩慣れしているとはいえ不摂生を重ねたドラッグ&ジャンク漬けのヨタモノ達に、実戦経験で磨かれた逃走術を持つ相手を追跡する力はなかったと言える
スプロールの都市部に於いて、まだ平静を保つ地区
勝組・サラリマン達の高層オフィスの建ち並ぶ地帯へと逃げ延びる事に成功したのだ

「……ちょっと、ほら、起きて下さーい?」

ビルの裏手、駐車場の手摺に腰掛け一休み
左手の人差し指の腹で軽く、妖精の頬を突ついて呼び掛けてみる
992 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 16:36:04.31 ID:6+povgM6o
>>991

……はうぅぅ……

【度重なる銃声や逃走時の揺れなどを経ても尚、目を回し続けていた妖精】
【アレだけの騒ぎの中で目を覚まさないのは一週回って図太い神経と言えなくも無い】
【しかし逃走劇も終わり、ある程度の静けさの中で自らへの呼び掛けと顔に触れる指先の感触に】
【小さな呻き声を上げると投げ出されていた細い腕が寝起きの猫がするような動きで顔を擦り始め】

んんぅ……はれ? ここは……???

【寝起きのようなまどろみかけの表情で見上げる】
【それなりの勢いで看板に衝突した名残なのか】
【僅かに鼻の頭が赤くなっているだろうが、外傷らしいものはそれだけだ】
993 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 16:45:22.93 ID:+W0WYrmF0
>>992
「……ここは? じゃないですよ……」

はぁと溜息、気が付いたのを確認すれば妖精を自身の隣に座らせるように手を離す
喉が渇いたなぁと周囲を見るが、自販機はとうの昔に破壊されて久しい
仕方なく我慢の道を選ぶ他なし

「えーと、越境者……ですよね貴女?」
「ここって多分、見た感じ通りの世界ですから……危険ですよ?」

そんな呑気だと、と警告
しかし本人自身、何故こんな世話焼きめいた事をしているのかが疑問であり憮然とした様子ではある
多分本能的に庇護欲が刺激されているのだろうが、それに気が付ける程客観的視点を持ち得る事はない
鼻の頭の変色を指差すように、ビシッと人差し指を向けた
994 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 17:04:55.32 ID:6+povgM6o
>>993

へっ? あっ、えっとそれじゃあ……ワタシは誰、です?

【元より特に意味を持った呟きでは無かったのだが、否定的なニャアンスで言われたと取ったのか】
【何故か記憶喪失のときのテンプレートのようなことを口走る、因みに記憶障害については皆無である】
【手を離されれば一瞬バランスを取るように手を広げるがしっかりと足をつけてからは立ったまま女性を見上げる】

ほえっ!? 越境者をご存知で? ……という事は、アナタもですかっ!
見た感じ通り……と言うのは、つまり……冒険が一杯! ってことですねっ!

【問い掛ける言葉の中の越境者という単語に女性もまた越境者であると思い至る】
【そのことで若干興奮気味になったからか、先程の一幕も忘れて腕をグッと力強く握り締め的外れな答えを告げる】
【また鼻の頭を指差されれば不思議そうな顔をした後手の甲で軽く擦ってみせる】
【擦ったせいで余計に赤みが増している事にも気付かず笑顔でこれでどう? というように首を傾げる】
995 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 17:16:01.29 ID:+W0WYrmF0
>>994
「それを知りたいのはこちらですっての……」

はぁと頭を抱えれば、薄茶色のサイドテールが揺れた
最も受け答えもハッキリしており、ある種ボケる余裕すらあるような故の対応ではあるが

「まぁ、そうですよ……」
「最も、まだその呼称には慣れませんけど……」

越境者と呼ばれるようになる以前から外因性世界間移動を繰り返していた身としては、どうもまだ馴染みが薄い
頬を軽く掻きながら頷いて見せる

「……冒険がいっぱい、つまり危険がいっぱいって事ですっ」

無邪気な笑顔のおでこに向けて軽くデコピンを放ちつつの苦言
流石に傷口に塩を塗るような真似は憚られたのか、当たったとしても撫でる程度の威力のモノではあるが
996 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 17:38:07.12 ID:6+povgM6o
>>995

あっ、それもそうでしたですねぃ……コホン、ワタシはミニオンというですよっ?

【言われてからそう言えばまだ名乗っていなかったなと思い至った妖精】
【口元に手を当てて軽く咳払いすると何故か胸を張りながら名乗る】
【色々と突っ込みどころ満載だが本人は特に何も考えていないだけである】

そうなのですかぁっ! 良かったぁ〜、こういう世界は初めて来たですがっ
越境者のニンゲンさんが一緒ならダイジョブそうですねぃ

【女性の内心の思いを知らず、勝手に安心したように一息つく】
【冒険云々を言いながらも、完全に馴染みのない世界に一人と言うのは心細くはあったようだ】


はうあっ!? あぅぅ……危険、です? しかも、いっぱい……!
ま、まさか……妖精を瓶詰めにして売るニンゲンさん達がここにも……っ!

【デコピンをされて軽く頭を後に振られ、片手で擦ってはいるが飽くまでも小突かれたという範疇内のようだ】
【しかし危険が一杯という言葉はミニオンの中のあるイメージに直結したのか割と物騒な事柄が飛び出す】
【事実、先ほどまでの無邪気さからうって変わって顔色が青ざめている】
997 :ギャラエ【くるりリデレクト】[sage]:2014/10/07(火) 17:49:59.00 ID:+W0WYrmF0
>>996
「……ミニオン? あぁ、お名前ですね」
「私は……ギャラエです」

自信満々な自己紹介とは異なりこちらは目を逸らしつつの所作である
やや挙動不審な点があるが、これは癖のようなモノだ

「一緒っ……あの、別に私は貴女と一緒に行動するなんて決めた覚えは……」
「……別にまぁ、構いませんけどね……?」

何ともくるくる回るその仕草や表情に毒気を抜かれているのだろう
否定しかけた言葉を飲み込み直視出来ないまま小さく頷く

「……瓶詰めなんかで済めばいいですけど」
「それが嫌なら、少しの間離れないようにしましょうね?」

結局、もし妖精が行動を共にすると言うのなら押し切られる形と相成るだろう
カノッサ探しはまた後日、先に安全な拠点を確保するのが先決となってしまったようだ
内心苦笑、たまには悪くないかと納得
ビジネスホテルでも探しますか、なんて言いながら立ち上がる
いつの間にか空には血のような夕陽
スプロールの夜の目覚めは、もうすぐにやって来る

//すみません、これで一度〆させて下さい
//お付き合いありがとうでした、お疲れ様ですっ
998 :ミニオン=エフェメール 【マジー・フェリック】 E:短剣 >>249[sage saga]:2014/10/07(火) 18:15:31.38 ID:6+povgM6o
>>997

ニンゲンさんはギャラエさん、っていうですねっ! ヨロシクですっ!

【挙動不審な様子について、そもそも気になっていない様である】
【お互いに名乗りあったことが嬉しいのかペコリとその場で頭を下げる】

やったっ! 一人旅も良いですがっ、やっぱり誰かと一緒も楽しいですよねぃ

【勢いのままに同行が成立したことを素直に喜ぶ妖精】
【打算の無い素直な笑みではあるが、それ故の性質の悪さは本人だけが無自覚である】

あわわわわっ……そ、そうですねぇ……べ、別に怖くなんかないですけどっ
ちょっと、その……お互いの安全のためっ! お互いの安全のためですもんねっ!

【明らかにビビリ顔のままそんな強がりを言いつつも、安全のためと言って】
【ギャラエの服の襟元に近づき、その端っこを握りながら飛んで同行するだろう】

//了解しました
//絡みありがとうございました!
999 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2014/10/07(火) 22:12:08.38 ID:AzfAL4jq0
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1000 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします2014/10/07(火) 22:12:26.44 ID:AzfAL4jq0
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貴音「月食……?」 @ 2014/10/07(火) 21:00:14.16 ID:JVb+S1zw0
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