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HTML化した人:lain. ★
【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part45
1 :アーヴィン・ランズ【アポロ】2015/05/30(土) 21:07:31.18 ID:/TpH1Uk30
ようこそ、厨二病隔離スレへ
このスレは周りから新たに能力をもらって
厨二力を爆発させ壮大な「バトル」を行うスレです

※ ここは能力による「戦闘」を主としたスレッドです ※
※ 過度なインフレや決定的な語句にもご注意ください ※
※ 貴方が絡んでいる相手も貴方と同じ人間です。 皆が主人公ということを忘れずに ※

● まずはしたらばの専用スレで能力をもらいましょう
● 能力は原則一人一つ。 奪ったりコピーする能力の場合はこの限りではない。
**スレを跨いでのキャラ・能力引き継ぎオーケイ
**殺害対象の能力を自身の能力と交換可能(任意)
**奪った能力は宝石として出現、取り込んだものが能力を得る(宝石の複製や持ち歩きは不可)

◇作ったキャラの安価を名前欄に書きましょう(例として>>66のキャラであるなら >>66 と名前欄に記入する)
◇能力は死亡により再取得。
◇能力の使用などに関しては空気を読んで調整する。
◇荒らしは黙ってスルー。

◎戦闘之スヽメ◎
会話文(例:からあげうめえ)
【行動(例:?ゆっくりと近づき、殴りかかった)】 ※「刺さった」とか確定させるとそれ以上広がらないので無し
こんな感じでやると分かりやすい。俗に言う「ロール」。 
ヒールを担当して場を盛り上げるのもよし、商人、鍛冶屋的な能力を懇願しほそぼそとサポートに回るのもよし。
複数人数で徒党を組み勢力を広げるもよし、正義のヒーローとして君臨するもよし。

次スレッドは>>900、出来ない場合は再安価
次スレッドを立てるまで>>950からは減速すること(重複回避)
また立てれなかった場合そのテンプレを貼るといいかもしれません

したらば
http://jbbs.shitaraba.net/internet/19660/

俺能wiki
http://wikiwiki.jp/nanasia777/?FrontPage

[俺能の世界]

それは、貴方達が今住んでいる世界とは全く別の世界だ

貴方達の住んでいる世界では架空の存在とされている『悪魔』『天使』などを筆頭に、様々な『化け物や精霊』つまり『人外』がそこら中に蔓延り生活している

勿論その世界には人間も生活しているが、その人間すらも貴方達が住んでいる世界とは全くの別物
それらは様々な『異能』……つまり『能力』を持っている。

その『能力』は先天性で生まれつき持っていた者や
能力を一つだけその身に宿した��宝石�≠�使用して能力を得た者
更にはその自身の種族に因んだ能力を所持する者など
様々な方法で能力を得た『能力者』がこの世界には蔓延っている。

しかし、この『能力者達』に共通している事がある…

それは…確かにこの世界にその能力者達は産まれ育って生活していて
その胸の奥には『能力を宿した宝石』が隠されていて、その能力者本人の��生�≠ェ感じられなくなった時、身体の外に出てくるという事だけ…
今日も何処かで…
『能力者』は『能力者』との戦闘を繰り広げている…

※前スレ
【俺能世界】俺が能力授けるからこの世界で戦え【新世界】Part44
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1420536485/
2 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[saga]:2015/06/03(水) 01:13:38.69 ID:Ch/H+xR30
前>>1000
//はい、その解釈で問題ありません。
//イメージとしては突き飛ばされる感じ。
//ダメージはないですが吹き飛ばされるんです多分。

チッ、邪魔くさいわねぇ。

風を操る能力というより、身体能力をあげる感じかしら?

今のもただのものすごいジャンプだし。

やぁってらんないわねぇ。なら、連射と洒落込もうかしらぁん!?

【この能力の制限は、吸引する穴は二つまでしか開けられないということ】

【非殺傷のエネルギー弾として扱うなら制限は一切ない】

【あの風を応用して避けられることを警戒し、何発も何発も打ち続ける】

【彼の持つ拳銃の腕は達人級】

【それを空中という身動きの取りづらい場所で狙われ続けたのではたまらないだろう】

【狙う的は頭。これ以上ちょこまかされないように脳みそをシェイクしてやるのが目的だ】

【あれだけ吹き飛ばされたエネルギー弾だ。頭に当たればまず間違いなく脳震盪を起こした上で鞭打ち、当たりどころが悪ければ首の骨がへし折れる】

こいつを避けられたならご褒美あげるわぁん・・

3 :首藤伊周【エアクラッシャー】[sage saga]:2015/06/03(水) 01:18:52.42 ID:Ch/H+xR30
>>1乙よぉん・
4 :羽ノ浦 紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/03(水) 01:40:43.86 ID:Ylil7Xdto
>>2
【無数の弾が襲いかかる。当たれば吹き飛ばされるのは確実だ。】

【しかし、一度受けて分かった。この弾にダメージはほぼ無い。それに、上手くぶつかれば逆にその衝撃を利用できるかもしれない。】

【頭を守りつつ己を狙う弾を踏みつける。高度を上げろ。今は夜。よほど夜目が利かないかぎりいずれ相手は俺を見失うと信じて。】

……いっそのこと、このまま逃げんのもありかも、なんてな。
5 :羽ノ浦 紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/03(水) 01:42:03.02 ID:Ylil7Xdto
>>1乙です
6 :首藤伊周【エアクラッシャー】[sage saga]:2015/06/03(水) 01:55:14.91 ID:Ch/H+xR30
>>4
おっかしいわねぇ。あたしメガネ必要かしら。

今あのボーイあたしのエネルギー弾踏み台にした?

モノホンの弾丸ほどでなくても、時速三百は硬いのよ?

【なんたる化け物。その動体視力、脚力、全てにおいて人にあらず】

【まるで漫画に出てくる超人がごときその身体能力】

【男はエネルギー弾を踏み台にし、どんどん高く登っていく】

【辺りは暗いため、もうその姿は見えない】

弱ったわねぇ。まさかあの高さから落ちても無傷って言うんじゃないわよねぇ?

【そうは言いつつ、彼は半ば確信していた】

【あの男にとって、この高さは許容範囲】

【命を脅かす要素は一切ないのだと】

【ならば、降ってくるまでおもてなしの用意をしなくてはなるまい】

それ、あそーれ

【彼は二度、エネルギー弾を発射した】

【するとどうしたことか。その二つのエネルギー弾はまるで見えない壁にぶつかったかのようにひしゃげ、次の瞬間には一つの大穴が生まれる】

【二つの穴が合わさり、一つの穴となったのだ】

【その吸引力も、二つの穴が吸い込もうとしているため二倍】

【しかしその脅威は、空から見た彼では判断できまい】

【近づいた瞬間、蟻地獄に吸い込まれるありの気分を味わうことになるだろう】
7 :羽ノ浦 紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/03(水) 02:15:04.54 ID:Ylil7Xdto
>>6
【しばらく空中で曲芸じみたことしつつ滑空しているとある変化が起きた】

弾が来なくなった?
……あれ、もしかしてわりとマジで逃げるチャンス?

【地上の様子は分からないが、またと無いチャンスであることは理解できる。考える必要などない。本能のままに動け。】

…………よし、ゴスロリオネエさんには悪いが今日はこの辺で失礼させてもらおう、うん

【相手がいるであろう方角とは反対側に向かって滑るようにこの場から離れてゆく】
【風は、いつまでも静かに流れていたーー】


//申し訳ありません、今回はこの辺で終わりにさせていただきます
//初ロールにお付き合いいただきありがとうございました!楽しかったです!
8 :首藤伊周【エアクラッシャー】[saga sage]:2015/06/03(水) 02:33:35.42 ID:Ch/H+xR30
>>7
さあいつでもきなさぁい。あたしがおもてなししてあ、げ、る(ハート)

【舌なめずりをして腰をくねくねとシェイクしながら男の次なる動きを待つ】

【5分、10分。まだ来ない】

【20分、30分、かなり高くに行っているらしい】

【40分、1時間。宇宙まで出てしまったのか】

そんなわけないじゃない! んもー、ここまで来てトンズラとかどんだけー!?

【そりゃ銃を乱発してくるゴスロリのおかまなんか願い下げだ】

【逃げられるなら逃げるのが人として正しいあり方と言えるだろう】

はーあ、ほんっとに残念だわぁ。

あの子の顔、バッテンに切ってひっぺがせば、さぞ綺麗な花になったでしょうに……

【おぞましい、発言が聞こえた】

あの緑の目は自然の象徴、それならテーマは植物とかがいいわよねぇ。

あ、そうだわ。ただ4枚に剥がすんじゃなくて、皮膚の下の肉も薄〜く切っていけば、バラっぽくなるんじゃない?

赤いバラの中に光る二つのエメラルド。

イヤ〜ン、想像しただけでベリービューティフォー!

【身の毛もよだつこの発言】

【緑目の彼は逃げる選択を選んで正解だっただろう】

【もしもこの男に負けていれば、そのおぞましい芸術とやらに変えられていただろうから】

楽しみだわぁ、またあの子に会えること。

ンフフフフフフフフ!

【孤高の芸術家首藤伊周。彼が孤高である所以は、そのセンスが人間というカテゴリから離れていることによる】

【夜道に吹く風はさっきの彼を思い出させるようで、このおぞましい悪魔はニタリと笑うのであった】

//ロールお疲れ様でした!
//また一緒にできる日を楽しみにしておきます!
9 :アルケミニー2015/06/03(水) 17:06:46.40 ID:xnOGjvO50
前>>995
久々声を掛けられた
だが、まさかこんな所で声を掛けられるとは思いもしなかった。
いや、こんな風体でいるのだから、話しかけられるのも無理はないのかもしれないが。
とにかく少女は、眠い目を擦り、垂れた首をもたげた。

「べつに、何もしてないけれど……」
「……あえて言うなら、散歩、かな」

無かった目的に、答えが少し吃った。
そして無理やり目的を付け、少女はそう答えた。
だが、こんな街で散歩をするなんて、それは不自然以外の何物でもないから、
たとえ少女がどう誤解されても、仕方のないことだ。
それよりも、
と切り出す。

「貴方こそ、なに?」
「まさか私を買おうって?」
「言っておくけど、私は非売品だから」

逆に言うと、男も誤解されておかしくはなかった。
ここは風俗街なのだから、それは当然のことだった。


//まことに申し訳ない……寝落ちてました……
//もしよろしければ今日でもロールをしましょう。
//無理でしたらなかったことにしてもらって大丈夫です。
10 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/03(水) 18:14:38.23 ID:ztL2TCFTO
【一本の木に目標を定め、軽く蹴る】

【すると、パラパラと木の葉が落ちてきた】

【彼はそれらに向かって、一寸の狂いなく素早く蹴りを浴びせ続ける】

【地面に降り立ったのは、粉々に砕けた葉っぱであった】

うむやはり僕の腕前いや足前は天下一品だ。
この一寸の狂いすらない正確無比な蹴りの連打。
これを必殺マシンガンキックと名付けようではないか。
こういった日々の練習は欠かせないものだ。
なぜならそう人気漫画のヒーローたちは大抵何かしらの修行をして強くなるもの。
であるならばいくら僕とはいえ修行の一つもしないで強くなろうというのはおこがましいものだと思うわけだ。
というわけで僕は今秘密の特訓を行い新しい必殺技を身につけたというわけだ!

【長々とした説明ご苦労様である】

【独り言をしたり技に名前をつけたり所々痛い部分がある彼は、たまにこうやって特訓をする】

【常に毎日ナンパをしているというわけではないのだ】

というわけで一皮向けた僕が子猫ちゃんたちに魅力を知ってもらうべく走り出すこととしようヒアウィーゴー!!

【常にではないだけなのだ】

【とにかく彼はナンパをするために街へと向かう】

【果たして彼が次に出会うのは一体誰になるのだろうか】
11 :天道司【フリーグライド】[sage saga]:2015/06/03(水) 20:01:57.63 ID:dfx7Bg1l0
>>1おつです
12 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage]:2015/06/03(水) 20:48:51.15 ID:tTRwsSjU0
>>9
【眠そうな目を擦り、自分に反応した少女】
【返ってきた答えは想像通りの物で】

散歩、ね
こんな場所で散歩して危険だとは思わなかったのか?

【恐らく目的は無く、本当にあえて言うのならそうというだけだろう】
【とはいえ、少女一人でよりにもよってここで散歩というのは不自然極まりない】
【実は他に目的が、とかそこから派生して誤解を生みそうな少女の言葉だが彼もそれは同じこと】
【自分からわざわざこんなことを言えば自分が少女に害を与える人間だと思われる可能性もあるわけで】

おっと、そこいらの奴と一緒にされちゃ困るな
だが、そうだな…
俺も強いて言うならってことになるけど、こんな場所で周りに不干渉を貫いてるような君が気になったから、かな

【ほとんど直感で声をかけたせいで、目的という目的が彼も咄嗟に思い浮かばなかった】
【彼は声をかけた理由を言うまでの間がまた誤解を生むかもしれないことにも気がついていない】


/いえいえ、お気になさらずに
/今からでもいいのであれば是非続けさせてもらいたいです
13 :アルケミニー2015/06/03(水) 21:30:45.87 ID:xnOGjvO50
>>12
「そう」
「下種な理由じゃないならなんでもいいんだけれど」

少女は男には一瞥も与えずに、
切り揃えられた爪を見ながら、そう語った。
恐らく男に対して、言うほどの興味はないのだろう。
だが別段、鬱陶しがるというわけでもなしに、

まぁ、
と俯く頭を軽くもたげる。

「私がモトめてもないのに、なんでここにいるのかっていうのはね、
結局、ただの暇つぶし」
「あわよくばなにか面白いことでもあればと思ってさ」
「もちろん、そーいう下種なことじゃなくて」

あんたが勘繰りしてるみたいな、深い意味はないから
なんて言って、にへらと小悪魔じみた微笑みを投げかけると、
欠伸をひとつ、街の光に消えた星を眺めていた。
14 :アルケミニー2015/06/03(水) 21:31:16.81 ID:xnOGjvO50
>>12
/ありがとうございます!よろしくお願いします
15 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage]:2015/06/03(水) 22:04:38.25 ID:tTRwsSjU0
>>13
そうかい

【話している時でもほとんどこちらを見ない辺り、やはり自分の事も周りと同じくどうでもいいのだろう】
【だが、それでいい】
【そういうところが気になったから声をかけたのだ】

へぇ、ちょっと意外
勝手にそういう考えは無いものだと思ってたよ

【偏見だったな、ごめん】
【と続けて言うと、少女と同じ夜空を―――特に月を見る】

そういう考えで君みたいな子供がいたらいよいよ世界の終わりだと思うよ

あれ、バレてたか
つっても俺はバカだから特に詳しく考えれてはなかったけどね

【笑いながら冗談めかして言うと、一つ大きな息を吐く】
【あの時も、確かこんな風な月だった】

君はさ、自分はどういう人間だー、とか自分の意味はなんだー、とか考えたことある?

【人に興味をほとんど持たない彼女は、彼と真逆にも思える】
【彼は常に"他の誰か"に興味を持ち、自分を知ろうとし続けてきたから】
【そんな彼だから少女に興味を抱いたのだろう】
16 :アルケミニー2015/06/03(水) 22:26:07.33 ID:xnOGjvO50
>>15
そうね、世界は腐り始めてる
もう既に、手遅れだったりして……

ぼそりと小さく呟いた。
一瞬だったが、呟いていたとき、
彼女の顔から、笑みはほとんどなかった。
あった笑みといえば、何処か自虐的なもの。
だが、少女はこの会話を暗くはしたくなかった。
なんとなく、この状況は居心地がよかったから。
別段それを、声にして言うほどでもないが。

「別に……ないかなぁ」
「意味なんて知って、メリットなんてないし、
私は刹那主義者だから、今がよければそれが最高」
「自分で言うのもなんだけど、
そういうナイーブなところは、まったくと言っていいほどないからね」

だから、彼女はいまここにいるのかもしれない。
刹那刹那、一瞬一瞬で関わる人間が違うから。
昨日の敵は、今日の他人、
そういう考え方なのだ、彼女は。

で、
と男の顔を見遣る。


あなたはそういうこと、考える?

ネオンライト、あやふやな月、藍色の抱擁
17 :【ネバギィバ】悪人[saga]:2015/06/03(水) 22:53:26.92 ID:zOBZpN7iO


勤労は尊し、財布は軽しだ。 祈れば金が降るんなら 天上にいる輩に頭を下げるのも悪かねぇな。

【薄気味の悪い男が一人、公園にて弱音を吐いている】
18 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage]:2015/06/03(水) 22:55:40.93 ID:tTRwsSjU0
>>16
…?

【少女が何かを呟いたのは分かったが、その内容までは分からなかった】
【その時横目で見た少女の顔が、どこか自虐的だった訳も】

なるほどね、そういう考え方もあるかぁ…

【刹那主義、人生全体の目的を探す自分とはやはり真逆】
【だが、真逆故に考えてもなかったことや、思い付きもしなかったことが分かる】
【少女の考えを素直に参考にして、またふと自分のことを考える】

お、やっと俺の方を向いたね。少しは興味を引けたかな?

んー…俺はね、最近まで自分が何か、何て馬鹿なこと考えてたやつでさ

【思い出すように言い始める】

そっちの方はなんとか分かったんだけど、意味の方はてんでだめだ
毎日のように考えて、街を歩いて、今みたいに誰かの考えを聞いて、それでも分かんない
そんな俺だから少女の考えは結構参考になった。刹那主義って考えは今まで持ってなかったよ

【ありがとね、と続けて言葉を止める】

【雨も降らず、雲にも覆われない静かな夜】
【彼の今の心は夜でありながら明るい白夜のようなあやふやな心】
【きっとこの少女は風のように気ままで何者にも囚われないのだろう、と思った】
19 :アルケミニー2015/06/03(水) 23:06:50.27 ID:xnOGjvO50
>>18
ま、感謝される筋合いなんてないけど
と冷めた感じに答えつつも、また微笑みを見せた。

あやふやな月は藍色のキャンパスにたゆたいながら、
パステルで塗り潰された肉欲というゴミを蔑む。
だが、隣にあるのは青い地球。
太陽が照らそうと、隕石が掠めようと、
地球は絶対にその美事な青さを失わない。
たとえ地球が、複雑な回路をしていても、同じことだ。
だから月は地球を廻るのかどうかは、分からないが。

沈黙の後に、少女は、
さて、
なんて切り出す。

「そろそろ私は帰るよ」
「もう夜だから、ずっと眠いし」

「あんたもそろそろ帰りなよ」
「考え過ぎるとハゲちゃうよ」

髪をいじり、嘲笑気味に、そう言って、
彼女は遠く、去って行く。


ーー青色の蛍光灯に、照らされたのは月だった。


20 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage]:2015/06/03(水) 23:32:33.75 ID:tTRwsSjU0
>>19
【来る日も来る日も同じ問題】
【されどその問題は難解極まり、幾度考えても解答はでない】
【いい加減諦めればいいものを、彼は馬鹿のように、いや実際馬鹿なので同じことを考え続ける】
【だが】

確かに君くらい歳でがこんな時間まで外にいるってのはキツいよね
じゃ、縁があったら、また会おう

【たまには、先を考えるのではなく少女のように"今"を楽しみ、気ままに生きるのもいいだろう】
【どうせまだ解らないのだ、このまま考え続けては少女の言う通りハゲてしまう】
【肩の荷が降りたような気分になる】
【少女に手を振って見送ると、少しいたずら心が浮かんでくる】
【両手につけた手袋を外すと少女にバレぬように静かに少女の進行方向の空に向けて粒子を放つ】


さて、少しくらいはあの子を笑わせることができたかな―――?


【それは、さながら花火のように、一ヶ所に集まった粒子が空で弾ける】
【空を彩るのは、何も雲や、太陽や、月だけじゃない】
【花火だってその一つになれる】
【あの少女の顔が驚愕や、笑みに染まるのを想像して、笑う】
【さっきまでの彼では出来なかった、心に余裕ができたからこそできたことだろう】
【礼といたずらを込めたこの場に不似合いな花火は、少女に多少なりとも変化を起こせるだろうか】


【彼は雲一つない月に向かって進む、少女は一体どこへ進むのだろうか】
【いや、風の進む方向など、分かるわけもないか―――】


/ありがとうございました!
/とても楽しかったです!
21 :アルケミニー2015/06/03(水) 23:43:50.03 ID:xnOGjvO50
>>20
突如空に咲いた一輪の花は、
真っ赤に染まり、そして消えた。

ネオンライト、淫臭、肉欲、喧騒、
そんなものよりも幾万倍透明で、
そんなものよりも幾万倍綺麗だった。
綺麗だな、なんて、素直に笑う。
その笑顔は、余りにもこの街に不似合いだった。

月が地球を再び廻る刻、
汚いものをかっさらうかの様な、
一陣の爽風が、街の足下を駆け抜けた



/こちらこそありがとうございました!
/こういう日常ロールは久々だったので、楽しめました!
22 :☆山田中六夢【必勝スマイル】(オリジンエスケープ[saga]:2015/06/04(木) 18:06:02.88 ID:Z4X7QPnH0
【茶色いショートカットにピンクのカチューシャ】

【腕のリストバンドは最近はやりのカラーである水色】

【そのままニコッと微笑めば、ショーウィンドウに映る自分がこれまた可愛らしく微笑む】

やーん、やっぱムムちゃんちょープリティー!

【普通ならばそれはただの痛々しい自画自賛だが、やってる本人がかなりの美少女であるのだから複雑なものだ】

【今回ソレが写した人物は、ただの女子高生であった】

【本来の彼女はこんな人前で自画自賛するような人間ではないが、ソレが感じ取った彼女の見たくない自分というのがこれだったのだ】

さーて、ムムちゃんお腹すいちゃったしー、クレープでも食べちゃおっかなー? キャハッ!

【ポケットに手を入れれば、そこには可愛らしいピンクの財布】

【この能力は対象の服装や装備に至るまでコピーするもの】

【ならば、お金をコピーできない理由はない】

【法律的にアウトではあるが、ソレはそもそも生物ですらないので対象外だ】

【いい店はないか辺りをキョロキョロと探す彼女】

【この先出会うのは美味しいクレープか、はたまた心を踏み荒らされる犠牲者か】
23 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕に鈍痛[age]:2015/06/04(木) 21:54:30.76 ID:kKF1oHGP0
【闇色の夜空、浮かぶは天明の月光】

【神聖なるその光は無人の森林を淡く照らし、純黒の木陰を映し出す】
【生え渡る木々の狭間、然しそこに佇むは闇よりも黒い漆黒。森林を包み込む尋常ならざる殺気は、その者が既に人間ではない事を証明】
【薄い月明が導き、人影の姿を鮮明に映し出す。殺意と狂気の塊、背に巨翼を携わえしその姿は正しく神話上に語られる"吸血鬼"の姿】
【妖しく、かつ不気味に森林に立つその人ならざる者は静かに、煌く鋭牙を晒し口元に三日月を描いて】


                 ―――…ああ、やはり人間は美しい……――


【吸血鬼故が抱く呟きを、夜空へと響かせた―――】
24 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/04(木) 22:13:15.15 ID:wHS1YcTQ0
>>23
【夜】
【その闇は、人間に理由のない恐怖を抱かせる】
【それはなぜか?】

【一匹のバケモノが森の中をなにかを目指して歩み続ける】
【最初は、ただ自然の中で睡眠をとろうと思っていたが、気配を感じたのだ】
【人間、ではないバケモノの気配を。が、ただのバケモノではなく、同族の―――つまり"鬼"の莫大な妖気を】

―――ほう、同族がいるかと思ってきてみれば

【妖気の元にいたのは、確かに鬼だった】
【しかし、ただの鬼ではない】
【莫大な妖気を持ち、殺意を振り撒き、巨翼を持つその姿は正に】
【吸血鬼】

貴様、吸血鬼か
日の本歩けぬはずの貴様らがこの国いるとは、なんの皮肉だ?

【鬼は、自分の種族に誇りがある】
【故に吸血"鬼"、自分達以外が"鬼"の名を語るのを嫌っていた】


【体が覚えているのだ、過去の、神代のバケモノ共の恐怖を】
【さぁ、今宵も魑魅魍魎が跋扈する―――】
25 :【ネバギィバ】悪人[saga]:2015/06/04(木) 22:24:12.22 ID:vtLj/QfAO
【午後 二十時二十分】
【静まり返る公園にて】

「よぉ、にゃんこう。 生きてるか? 」 ---ナァゴ
「ヒャハッ…不幸だな。 残念なことに俺も生きてるよ」---ンナァ?

【薄汚れたベンチにて この世に見捨てられた二人は 静かに語らう】
【その二人を見据えるは 天高くからざす月だけか】
26 :累乗付与[saga]:2015/06/04(木) 22:33:00.31 ID:g5ITwbbN0
ゆれる、ゆれる、夜がゆれる。
街路樹もゆれ、摩天楼だってゆれる。
扁平な車だって、まるで立っていられない。
だから、人は地面に這い蹲るのだ。
立つ術がないのだから。

神はいつだって底辺層に厳しい。
社畜は上司にいびられ土下座し、女子供は犯される。
上が下を見下すのは余りに当然のことだ、
しかしこれは、少しばかりやりすぎでは無いか。
平等を謳う団体も、結局全て金、金、金。
生命は流転する、無限のサイクルシステムなのだ。
いやはや、本当に悍ましいよ、何もかも。

そんな夜を見くびった少年は、
やはり、神によって底辺層に落とされた。
少年は悔いて、啼いて、そして嘆いた。
だから少年は、剣を手に取って世界を棄てた。


ーーそして時は足早に去り、


「バカみてーに頭を振って低い地位を保って、
それは本当に意味を為すのかね」

「否、為さない、
何故なら所詮、それは自己満足に終結するからだ」

ビルの灯りが一つ二つと消え始めた。
逆さ吊るしの海からは星たちが覗き始める。
立ち上る紫煙の下で、独りごちて煙草を蒸す男がいた。
男は二本の刀を腰に携え、用無しの吸殻を革靴で踏み躙る。
仕事帰りの疲れたサラリーマン達を横目に、
段々と眠くなり始めた摩天楼の隙間を掻い潜る。
27 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕に鈍痛[age]:2015/06/04(木) 22:35:58.21 ID:kKF1oHGP0
>>24
【感じる。只者ならぬ気配を、自身と同じ"怪物"の匂いを】
【膨大かつ強力な殺気を押しのけ、己の紅蓮の双眸に映りこんだのは同じく紅蓮の肉体。そして額に生えた一本の角】
【闇王と謳われし吸血鬼はやはり歓喜の笑み。嘗て自身に挑んだ一匹の鬼を見るかの如く、闇の王は口元にさらに深く三日月を刻み込む】


――ほう……その姿、貴様も"鬼"か……?


【問いかけるまでもない。闇王の感覚は既に、目前の者が純粋なる"鬼"だという真実に巡り辿り着いていた】
【だが……問う。貴様は自身と戦う"鬼"なのか、それとも同族を前に立ち去る"臆病者"なのか。暗にその答えを確認するかのように】
【例え相手が人間でなかろうが構わない、この渇きを潤してくれる強者が相手ならば、吸血鬼は喜んで挑戦を受けよう】
【空白のページに刻むのは血湧き肉躍る孤高の旋律。純白のそれは、何処までも赤い紅に塗りつぶされるのだ】


さっきの問いの答えだが……簡単な理由だ、私は"強者"との戦いを望むからだ
いや…単純な"強者"ではない!――私を打ち破る資格のある者だッ!!


【唸りのような低い言霊を響かせれば、王の翼は烈風を巻き起こしながら勢いよく開かれる。その姿は漆黒色の鳳凰と呼ぶべきか】
【然しその漂う邪気は並みの魑魅魍魎共では到底届かぬ世界に存在する証。紅蓮の鬼と同じく、彼の真の力は文字通り底知れぬ】
【悪夢の再来を思わせるバケモノを前に、果たして"鬼"はどのような選択を下すか――?】
28 :【ネバギィバ】悪人[saga]:2015/06/04(木) 22:44:43.59 ID:vtLj/QfAO
>>26

よぉ、アンタ 生きてるかい?

【その声は 夜道を行く彼の耳に届くだろうか】
【それは紛れもなく彼--今二本の刃を携えて夜道を行く男--に向けられた者である】
【もしも彼がその声に反応し、振り返ったのならば、其処には一人の男が立っている】

「よぉ、兄さん。 アンタは 生きてるか? 」

【視線があえば男は尚も言葉を吐くだろう】
【世を虚仮にしたような薄ら笑いを浮かべて】
【地に足を付けず生きてるかのような不安定な存在感で】
【然れど 妙に小綺麗なスーツを纏っている 奇怪な男が】
【彼に いや あなたに向けて 尚も問い続けるのだ】
【おまえはいま 生きているのかと】
29 :累乗付与2015/06/04(木) 22:56:41.80 ID:g5ITwbbN0
>>28
男は少し遅れて振り返った。
自分が声を掛けられたと思わなかったから。
そして数瞬のラグも無く問いが投げ掛けられる。

「無論だ、
俺はいま此処に存在していることを知っている」
「ゆえに俺は生きているということだ」

淡々と、だが回りくどく答えた、
奇妙な男を睨むでも、怪しむでもなく。
正直、問いの意味は殆ど解らなかったが、
別段知ったところで、俺が得をするわけでもない。
だから取り敢えず、男は淡々と答えたのだ。

しかし男は、なんとなく、
ところで、と切り出し、

お前はいま此処に生きているか?
と問い返した。

別段、意味なんてないが、
30 :【ネバギィバ】悪人[saga]:2015/06/04(木) 23:07:12.10 ID:vtLj/QfAO
>>29
「そうか アンタは今此処に居るんだな。地に足着けて生きてるか」
【にやけ面はもう一度、そうか、と呟き続けた】

そいつぁ、不幸だな

【次いで投げ返される第二の問い】
【それには面を食らったかのような顔をしながらも、一瞬可笑しげに笑ってこのように答えた】
--アンタに声が聞こえてるようだからな。
--残念なことに、嫌、哀しいかな 生きてるみたいだ。
--アンタが今証明してくれたよ。
【もう一度男は笑って】

「愚問ついでに、一つ聞きてえんだが
アンタァ 何で生きてんだい? 死ぬのがこええのか? それとも何かを成すためか?

先に言うが、オレは両方だ。 見たい世界があり、死ぬのもこええ
だが同じくらいに生きるのもこええし、耐え難い世界が在るんだがね」
31 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/04(木) 23:08:31.89 ID:wHS1YcTQ0
>>27
【同じ?同じといったかこのバケモノは】

ハッ、こいつは傑作だ、最高の洒落だ
…血を吸う程度の鬼が、この俺と同じと抜かすか

【鼻で笑い、吸血鬼を前にして余裕綽々で瓢箪の酒を飲む】
【一度首を鳴らすと瓢箪を放り投る】
【カカッ、と嘲りを込めた笑み、嘲笑を浮かべて吸血鬼を睨む】

ならばこそ、この俺と貴様が出会ったのは必然であったな
吸血鬼よ、日に弱く、水を越えれず、銀にすら弱い貴様らが鬼の名を語ることを俺は許さん
―――来い、人の畏怖、力の象徴である真の鬼が、貴様を滅ぼしてやる

【このバケモノとて歴戦の鬼、相手の力が分からぬほどの馬鹿ではない】
【故に、先とは違いこれから始まる戦いに期待を込めた笑み作る】

【あぁ、翼の開かれた姿は正に鳳凰。きっと、その力は見た目通りに凄まじいのだろう】
【だが、わざわざ力を誇示するようなその姿を彼は嫌う】
【周りに見せつけるような姿になんの意味があるのだ、そんなことをせずとも、勝手に畏怖され、恐怖の象徴となるのが鬼だ】
【静かに力を高ぶらせると、吸血鬼に向けて一気に駆け出し、その豪腕を振るう】


【ここに決闘は始まった】
【鬼退治でも吸血鬼殺しでもないこの物語にはヒーローがいない】
【摩訶不思議な団子と獣を従えた人間も、釘をもった神父もいない】
【悪と悪の対決、ヒーローがいない故に救いなどない】
【さぁ、そんなおぞましき物語はどう紡がれる―――】
32 :累乗付与2015/06/04(木) 23:27:15.51 ID:g5ITwbbN0
>>30
生きるのに不幸とは強ち間違ってはない、
なんて思ってしまうのは、一般論では非常識的だ。
だからこそ、男はいま目の前にいる奇妙な奴にシンパシーを感じた。

生きてるか? という問いに、
声で生きていると答えるのはなんて皮肉なことだろう。
死者に問うても、決して声で返ってはこないのに。
そんなありふれたことを考えていた。

勿論、奇妙な男は生きていると答えた。
当然過ぎる百点満点の答えだった。
なんなら花マルをあげたっていいくらいだ。
なんだか、いま俺は目の前の男が同族のように思えてきた。
ストックホルム・シンドロームというやつだろうか、
奇妙な男だけが、俺の仲間だと思ってしまっていた。

「どうだろうな、
死ぬのはもちろん怖いが、昔ほどじゃあない、
成すべきことなんてないが、強いて言うなら下剋上をしたい」

「そんな浮いた気持ちで生きているよ、俺は」
「昔は金持ちになるだとか、そういうのはあったがな」

「でも、まったく度し難いね、世界ってヤツは」
「どうしても俺の言う通りになってはくれない」

ザマァ見やがれって、見下してやりてぇんだが
と自虐染みに笑った。
33 :累乗付与2015/06/04(木) 23:33:32.65 ID:g5ITwbbN0
>>32
最後の自虐染みは自虐気味ですねはい
34 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕に鈍痛 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 回復中[age]:2015/06/04(木) 23:34:27.12 ID:kKF1oHGP0
>>31

――ククッ……フハハ…ハハハハハハハハッ!!


【絶大。王の名を掲げる吸血鬼を前にし然しそれを嘲笑う"鬼"。その勇姿は正しく鬼の象徴】
【対し吸血鬼はそれを、高笑いで返さん。そうだ、それでいい――私を相手するのならばその程度の覚悟がなくては】
【紅蓮の鬼とは異なる笑みを刻み、刃のように鋭い睨眼をただただ冷徹な瞳で見つめる。生物かどうかも疑わしい、乾いた瞳】


いやなに、貴様のような"鬼"と出逢うのは二度目でな……
やはり怪物は怪物を引き寄せるらしい……
しかし……――――


【「温い」、その言葉を放とうとして突如闇王の肉体が後方へと吹き飛んだ】
【数瞬遅れて続くは轟音、爆撃のような音は然しそれは"鬼"の拳と吸血鬼の衝突により生み出された歪な音色】
【鬼の一撃を受けた王は、2本、3本と木々を薙ぎ倒しながらやっと勢いを止める。漆黒の外套をズタボロに、地に横たわる姿は屍の如く】
【あまりにも呆気ない決着。化物同士の争いは鬼の完全勝利を描いた―――】
【――かに思えたが……】


――

―――

――――


                   
                      今のはいい攻撃だったぞ、"鬼"《オーガ》





【響く闇の木霊、そして刹那、森林の奥深くから風を置き去りに駆け抜ける"漆黒"】
【その漆黒の姿は最早確認するまでもなく――誇り高き"吸血鬼"《ヴァンパイア》の黒】
【明確な殺意を、歓喜を抱きながら駆けるソレは、鬼の顔面へと狂気の拳の軌道を描いた】
35 :【ネバギィバ】悪人[saga]:2015/06/04(木) 23:37:20.72 ID:vtLj/QfAO
>>32
「浮いた気持ちで生きてるか。 イイじゃァねぇか
地に足着けて生きるには この世は余りに不潔過ぎるものなぁ」

【男は累乗付与に対し同意の念を掲げて笑った】
【浮いた気持ちで生きるとは結構なことだ。愉快であると言わんばかりに】

「して、下克上とはどいつにだい?
アンタはオレと違って 『力』は『強そう』だがね
それでも潰せない 何かがあるのかい? 」

【男は尚も問いを続ける】
【それは 帰路に付く少年たちの交わすもののように 目を向けなければならぬ世界とはかけ離れた不毛なものである】
【然し男は楽しげに問いを続け、そしてまた一つ付け足した】

アンタ 名前はなんてんだ?
36 :累乗付与2015/06/04(木) 23:52:40.30 ID:g5ITwbbN0
そうだな、
と笑って見せた。
穴開きのビル達に摩天楼は彩られ、
なんと綺麗かと錯覚するが、
しかしそれは外見に過ぎず、
結局中身は下種色に染まっているのだ。
富裕層の道楽に、汚染されているから。

「世界のヒエラルキーにだよ、
俺はどうもツいてるみたいでね、喜ばしいことに産まれ落ちたのはスラムだった」
「彼処は楽しかったよ、毎日がクソみてぇに消えてった」

「だから、そんなクソはクソを見下してる上の奴らがどうも好きになれないのが道理だ」
「だが俺は違った、ヒエラルキーそのものが苛つく」
「格付けってモンが気にくわねぇ、
そいつは地位の高低と労働量が割にあってないしな」
「その癖幸福度はキッチリと比例しやがるときた」
「皮肉なモンだよな、まったく」

つーわけだ、
と自虐気味な笑みを浮かべたまま、
これは力じゃ潰せないだろ?
なんて言った。
ただ気分が悪いから、男は世界を憎む。
しかしそれだけで十分ではないか。
怨みつらみのワケなんてあやふやなものだから。

名前を問われて少し沈黙した。
そしていくつか間を置いてから、

なんとでも呼べばいい、
なんて投げやりに笑いながら返してやった。
37 :累乗付与2015/06/04(木) 23:53:09.86 ID:g5ITwbbN0
>>35宛てでい
38 :【ネバギィバ】悪人[saga]:2015/06/05(金) 00:10:50.97 ID:8VfMQQE7o
>>36

ヒャハッ…ヒャッハッハッッ!

アンタと同様にオレはツいてるようだな。
期待通りの答えが返って来たぜ
ならば呼ばせて貰おう アンタの名前は悪辣だ
弱き者、貴様の名前は悪辣なり、だ

【男は 言葉の節々に笑いを挟み しかし、相手を敬うように相手を虚仮にした】
【男の態度と言動は矛盾している。 弱きもの悪しきものと罵るような言葉を用いながらも】
【男は大層嬉しそうに 彼を尊敬するかのように満足気である】

オレの名はジャック。ジャック・O・ランタァンだ。
天国にも地獄にも逝けねえ、馬鹿な化け物と同じ名前さ。
ま、こっちも好きによんでくれ。

【ジャックは名を名乗ると 話を巻き戻すように 指先を軽く回して言葉を続けた】

ヒエラルキーは 力でどうとでも変えられるだろう?
上層に座す者が消えればイイ。オレたちゃそれで横並びだ。
だが、上層の輩にも家族がいる。人生がある。 そいつを崩すのは心が傷むか?

ヒャハッ! オレは 傷むぜ、ズキズキとな
だがオレは力も弱ければ意志も心も弱いんだ
他人の痛みに胸は痛めど、自分の痛みにゃ変えられねえ

だから、だからよ
弱っちいオレで申し訳ねえが、世界を変える気があるならいつでも呼んでくれや
オレァ、アンタみたいな 馬鹿みたいな生き方をする『弱者』は嫌いじゃァねえからよ

【ジャックは 悪辣と綽名を付けた男に背を向けて 一歩進む】

また会おうぜ悪辣
今度は酒でも呑もうや
それまで死ぬなよ 先立つ幸は赦さねえ

【ヒャハ とやはり気味悪く笑い 彼は歩きだす】
【好き勝手に問い 好き勝手に答え 好き勝手に去り行く】
【彼は何と傲慢な男であろうか 傲慢もまた弱さであるというのに】
39 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/05(金) 00:21:06.30 ID:6erY7guS0
>>34
【響く吸血鬼の高笑い】
【訝しげにそれを見て、何がおかしい、と問おうとしたところでその答えが分かる】
【そして、それは彼にとって聞き逃せないことで】

…俺以外の"鬼"だと?

【封印されていた自分以外に生き残りの鬼がいたとは】
【その鬼はどこにいる、その鬼と戦ったのか等訊きたいこともあったが、この戦いのなかでは些末なこと】
【目の前のバケモノ目掛けていつも通りの最高の一撃を叩きつけて―――】
【―――余りにも呆気なく決着がついた】

…よもや、この程度とはな
吸血鬼風情に期待していた自分を殺してやりたい

【多くの木を薙ぎ倒し、ようやく止まったそこで先程まであった威厳や風格など無くしてくたばる姿を見て怒りを通り越して呆れてしまう】
【物言わぬ骸となったバケモノに背を向けて歩き始める】
【この程度で"鬼"の名を語るろうとは―――】
【―――待て、仮にも鬼の名を語り、自分と同じバケモノである吸血鬼がこんなにも簡単にくたばるものか?】
【直後、その疑問を裏付けるように聞こえた声】
【咄嗟に振り返ったそこに待っていたのは―――】

やはり貴様ま……!!

【―――凶悪な笑みを浮かべ、拳を振るうバケモノ】
【鬼にそれを防ぐすべなどないし、あったとしても防がない】
【退かず、怖じけず、圧倒的な力を持つのが鬼。相手の攻撃を避けるなど恥なのだ】

【が、今回はそれを違えてでも避けるべきだった】
【―この拳、俺以上に!!】
【―――その拳は鬼を殴り飛ばし、大地に勢いよく叩きつけた】
【それでも勢いは収まりきらず、大地を転がり続けてようやく止まる】
【明らかに人を越えた一撃】
【自慢の牙は軒並みへし折れ、いつかの人間とは違い、単純な威力で脳が揺らされる】

【―――が、この鬼、それでも沈まず】


―――貴様こそな、吸血鬼


【おかしな方向に向いた首を無理矢理戻し、立って吸血鬼を見る】
【見た目だけでも余裕そうにしているが、ダメージは大きい】
【いくらなんでも侮りが過ぎた】
【攻撃に備えていなかったがゆえのダメージに内心で腹を立てる】
【だが】

だが、この程度ではこの俺を倒すことなど不可能よ!!

【だが、それでも敵に向かう】
【倒れるとしても前のめり、それはすべての鬼に共通すること】
【再び駆けると、次はその脇腹へと豪脚を放つ】
【技術も何もない、ただの力業なそれは、対応しようと思えばいくらでもできる】




/すいません、遅れました!
40 :累乗付与【悪辣】2015/06/05(金) 00:34:17.08 ID:/iG+wYuo0
>>38
悪辣
なるほどなとうなり、少し満足げに笑う。
悪と称されるのは嫌いじゃない。
きっと俺は公共の悪だろうから、強ち間違ってもいない。
それはダークヒーロー気取りのガキの感情か、
それは選択肢を間違えたクズの感情か、
分からないのは当然で、分からなくてもいいだろう。
きっとそれは男だけにしか分からないのだから。

「ジャックか、よろしくな弱虫さんよ」

嘲笑を交えて小馬鹿にしながら、
不敵に、しかし爽やかな笑みに変えた。

「痛まねぇさ、きっとな」
「だがそれはな、俺にとって未踏であるから、ただの虚栄でしかない」

「つまり、俺には下剋上なんて向かないんだろう」

俺も、
と言葉を続けようとしたが、
その時、被せてジャックがそう語ったので、
男はにやりと笑って、

そうだな、手を貸せよジャック
強い酒を飲みながら、
弱いなりに、世界をゆらそう

なんて、笑った。


死なねぇさ、とため息を吐く、
摩天楼に穴が空いた、夜中のこと。
満天の星空の下、ランタンの炎が灯る


/ありがとうございました!戦闘ロールのつもりで書き出したのですが、とても楽しかったです!
41 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕に鈍痛 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 回復中[age]:2015/06/05(金) 00:48:29.90 ID:oO0Elgkz0
>>39
【再度鳴り響く轟音、だがそれは先の鬼の一撃よりも二回り程膨大で強大。超人と人外の間に立ちはだかる越えられぬ壁の存在】
【ナイフよりも鋭い牙をへし折られ、凄まじい勢いで吹き飛び転がる紅蓮の鬼。先程の光景を更に大袈裟にリピート再生したかの如き状況】
【しかし一つ違う点を挙げるとすれば、その立場が真逆になっているという事】

【吸血鬼の不気味な笑みは未だに張り付いて、双眸の奥に宿るは"鬼"への期待。以前に自身を打ち破った鬼神へ寄せた感情の再現】
【鬼が問う事を辞めたその質問の応えは、共に死闘を繰り広げた闇王と鬼神にしか分かりえぬ事だった】
【そのはずなのに、絶対的な力を前に尚も向かい来る鬼は正しく―――嘗ての"鬼神"の再来】


素晴らしい……ッ!!
なんともタフな化物だ……まだ、まだ立ち上がってくれるとは――ッ!!!
やはり貴様は私となんら変わらない――ただの、化物だ……!!


【歓喜。吸血鬼の全身全霊の一撃を喰らい尚も立ち上がり駆ける鬼を恍惚の表情で見捉える】
【数瞬、風が吹いたかと思えば既に"鬼神"の脚が暴風を巻き起こし、闇王を沈めんと唸りを上げていた】
【単純な力の結晶は然し吸血鬼の笑顔を崩すには十分で、王は翼を打ち荒れ狂う暴風を飛翔することによって回避】
【そして飛翔の勢いをそのままに、鬼神の頭上から大気を切断するかのように手刀を振り下ろさん。然しその一撃は全身へのダメージ故か、先のものと比べると数段威力が落ちていた】


//いえいえ、お互い様です!
42 :破天童子【鬼憑き】全身にダメージ(中)頭部へのダメージ(大)牙全壊、軽い脳震盪中[sage saga]:2015/06/05(金) 01:12:32.60 ID:6erY7guS0
>>41
【翼による飛翔にて、その豪脚は空を切る】
【少なくとも腕力では負けている上に、翼の有無】
【明らかに不利な状況ではあるが―――それがどうした】
【鬼とそれ以外のものとでは差があるのだ、そのぐらいいいハンデというもの】

何を言うかと思えば、何を当然のことを言っている
どうやっても死なぬ、それがバケモノ!!

【大気を切り裂いて進む手刀】
【その威力は自らの体で体感済みだ】
【幾分か威力が下がっていようとまともに受けるわけにはいかない、いかないが】

【それがどうした】

【手刀に向けて迎撃に自らの拳をぶつけにいく】
【本来の威力であれば、多少は競り合えたかもしれないが、どうやっても負けるのは鬼】
【だが、今ならばどうだろう?】
【この鬼とて鉄を容易く曲げる腕力の持ち主、うまくいけばこの一撃は痛み分け程度に押さえ込めるはず】
43 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 徐々に回復中[age]:2015/06/05(金) 01:39:18.76 ID:oO0Elgkz0
>>42
死なぬだと――?
……違うな、[ピーーー]ないのだッ!!
己を殺せる者が現れぬ故に…[ピーーー]ないのだ――ッ!!


【降り注ぐ手刀、それは明確に鬼神の頭部を破壊せんと迫る。轟音を打ち鳴らしながら迫る手刀はどんな剣(つるぎ)よりも鋭く】
【だがその威力は不完全。底知れぬ吸血鬼の肉体にも確かにダメージは存在する。故に、故にだろう。鬼の迎撃をいなす事が出来なかったのは】

【一瞬の静寂を作り出し、響き渡るは拳と手刀の衝突音。木々を揺らすは圧倒的パワーの激突により巻き起こった衝撃波】
【張り付いていた不気味な笑みは驚愕に歪む。否、王の瞳に映るのはやはり絶対の歓喜の表れであった】
【破壊の権化と闇王の暴力。ギリギリと歪な音を響かせ拮抗を続けていたそれは、互いの腕が弾かれる結果となり終焉を迎えん】


――ッ…!!ハハハ……!!


【――バキリ、王の右腕から鳴るメロディは余りにも耳障りで、だが鬼神にとっては何よりも心地良い音色】
【然し当然、闇王にとってもそれは同じ。信じられぬ、といった疑問とやはりそうか、という納得の反発が煩わしい】
【空虚へと弾かれた王の右腕はやがてだらりと垂れ堕つ。当然だ、紅衣の少女の一撃によって傷つけられた右腕は今の一撃で完全に限界が訪れたのだ】
【だが――吸血鬼は尚も、嗤う】


ああ……楽しい…
楽しいぞ…"鬼神"《オーガ》ァァアアッ!!!


【木霊する叫び、同時に凄まじい勢いで槍の軌道を描く王の左の手刀。その一撃は一寸の狂いもなく鬼の胸を狙い】
【だがしかしその一撃の速度も先ほどと同じ。今の状態の鬼神と同程度のもの】
【然れど描かれる軌道は人間の限界レベル、油断を与えることは決して無い】
44 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 徐々に回復中[sage saga]:2015/06/05(金) 01:40:36.66 ID:oO0Elgkz0
>>42
死なぬだと――?
……違うな、死ねないのだッ!!
己を殺せる者が現れぬ故に…死ねないのだ――ッ!!


【降り注ぐ手刀、それは明確に鬼神の頭部を破壊せんと迫る。轟音を打ち鳴らしながら迫る手刀はどんな剣(つるぎ)よりも鋭く】
【だがその威力は不完全。底知れぬ吸血鬼の肉体にも確かにダメージは存在する。故に、故にだろう。鬼の迎撃をいなす事が出来なかったのは】

【一瞬の静寂を作り出し、響き渡るは拳と手刀の衝突音。木々を揺らすは圧倒的パワーの激突により巻き起こった衝撃波】
【張り付いていた不気味な笑みは驚愕に歪む。否、王の瞳に映るのはやはり絶対の歓喜の表れであった】
【破壊の権化と闇王の暴力。ギリギリと歪な音を響かせ拮抗を続けていたそれは、互いの腕が弾かれる結果となり終焉を迎えん】


――ッ…!!ハハハ……!!


【――バキリ、王の右腕から鳴るメロディは余りにも耳障りで、だが鬼神にとっては何よりも心地良い音色】
【然し当然、闇王にとってもそれは同じ。信じられぬ、といった疑問とやはりそうか、という納得の反発が煩わしい】
【空虚へと弾かれた王の右腕はやがてだらりと垂れ堕つ。当然だ、紅衣の少女の一撃によって傷つけられた右腕は今の一撃で完全に限界が訪れたのだ】
【だが――吸血鬼は尚も、嗤う】


ああ……楽しい…
楽しいぞ…"鬼神"《オーガ》ァァアアッ!!!


【木霊する叫び、同時に凄まじい勢いで槍の軌道を描く王の左の手刀。その一撃は一寸の狂いもなく鬼の胸を狙い】
【だがしかしその一撃の速度も先ほどと同じ。今の状態の鬼神と同程度のもの】
【然れど描かれる軌道は人間の限界レベル、油断を与えることは決して無い】


//こっちに変換で……
45 :破天童子【鬼憑き】全身にダメージ(中)頭部へのダメージ(大)牙全壊、左腕の欠損、左胸に傷[sage saga]:2015/06/05(金) 02:17:24.75 ID:6erY7guS0
>>44
…違うな、殺せるものがいればいいのなら、あの時でよかった
800年前のあの場所で、この首をくれてやってもよかった
だが、駄目だ。バケモノに殺されるなら、まだいい
人間ならばなおいい!だが、嘘をつき、騙し討ちをし、卑怯な手を使う矮小な人間なぞに殺されるのは―――

【轟音を立て、拳と手刀がぶつかり合う】
【切り裂かれ、押し込まれそうになる拳を突きだし通した結果訪れたのはお互いの腕の破壊】
【吸血鬼の腕はへし折れ、鬼の拳はすべての指の骨が折れて握れもしない】
【吸血鬼風情に拳を壊されるとは、という侮りはもうない】
【あるのは戦いへの歓喜だけである】

―――たとえ死んでも許容できぬ!!

【直後、再び襲い来るバケモノの手刀】
【避けるなどあり得ない、防ぐこともあり得ない】
【故に、鬼は完全に左腕を棄てた】
【拳の握れぬ左腕を凪ぎ払うように振るが、そんな状態で手刀を迎撃できるわけがない。易々と貫かれ、左腕が落ちる】
【この迎撃による吸血鬼へのダメージは皆無に等しいだろう】
【左腕を貫かれ、手刀が胸にぶつかるが腕で多少威力を落とせたのか、傷はついたが心臓までは貫かれなかった】
【手刀の勢いで後ろに強制的に動かされるが、先程のように無様に転がりはしない】
【吸血鬼と同じように嗤う】

あぁ楽しいなぁ吸血鬼!夜を統べし闇の王よ!!
だが、そろそろこの戦いも終幕だ

【無事な右腕を横に伸ばすとそれは徐々に巨大化していく】
【それは三倍程度まで巨大化したところで止まり、鬼は獰猛な笑みを作る】

この俺の一撃でなぁ!!

【吸血鬼が向かってくれば、それに対して】
【その場に留まればこちらから向かっていって放つだろう】
【天すら壊すといわれた鬼の真の力を】
【"夜"を破壊し、闇の王を終わらせんとする一撃を】
【その名も―――】


―――破天撃!!―――


【威力は、これ迄とは桁違いに高い】
【いかに吸血鬼といえど、全力を出さねば打ち負けるだろう】
46 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 左腕損失 肋骨骨折 全身にダメージ(極大) 徐々に回復中[sage saga]:2015/06/05(金) 02:52:13.97 ID:oO0Elgkz0
>>45
【無情。左腕の砕けた鬼神の胸へと吸い込まれるように向かう手刀。それは確実に鬼の今にも消えそうな命の灯火を完全に断つ筈であった】
【だが――一つ、一つだけ闇王の誤算が生じる。それは目前の鬼神が持つ"人間"によく似た"意地"。ちっぽけで強大なそれは、闇王の予想を確かに超越せし】
【空気を切り裂く手刀は確かに貫き落とした。最早使い物にならなくなった鬼神の左腕を】


―――なに…ッ!?


【絶句、先程の歓喜の入り交じぬ単純で明確な驚愕が王の顔を染め上げる。その一瞬、闇の王は理解した】
【ああ――やはり、この"鬼"は自分と同じだ――…自身の手刀の勢いを殺しきれず、然し吹き飛ばされぬよう耐え忍ぶ鬼を捉え覚える思考】
【そうだ、そうなのだ。やはり自分もこの鬼も、自分を打ち倒すべき者を求めている。本来化物として異常な性格は、こうして対峙せん】
【二匹が求める者は"人間"だ。それも畜生風情ではなく、心までも人間であるものなのだ】
【化物を倒すのはいつだって人間だ、人間でなくてはならない――しかし、この"鬼"は…そして嘗ての紅蓮の"鬼神"は――】

【―――どんな人間よりも、人間らしかったのかもしれない】


―――…フフ……フハハハハハハハハハッ!!!

いいだろう"鬼"《オーガ》ッ!!
貴様の最後の一撃、受け止めてやろう!!
さぁ来い…来いよ……!私に最高の一撃を見せてみろ――ッ!!!


【高らかな絶対宣言。闇王の言葉に呼応してか否か、鬼神の右腕は段々と巨大化。同時に、凄まじい闘気をその身に受ける】
【文字通り最高の一撃、鬼が繰り出さんとするその拳はただ存在するだけで森林全体を闘気で包み込んで】
【対し闇王は邪悪な笑顔を貼り付け、鬼の拳へと駆ける。両者の顔はただ、嗤っていた―――】


【天地神明。森林全土を飲み込まんと轟音を響かせ振るわれる鬼拳。王は対し恐れを抱かず、迎え撃つ】
【桁違いのパワーを持つ拳へ、叩き込まんと振るわれるは闇王の至高の拳。人外に届くほどの左の拳は鬼の拳と拮抗した】
47 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 徐々に回復中[sage saga]:2015/06/05(金) 02:53:22.63 ID:oO0Elgkz0
>>46
//途中送信です!!今続きを書きますのでお待ちを!!
48 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 徐々に回復中[sage saga]:2015/06/05(金) 03:06:17.87 ID:oO0Elgkz0
>>45
【無情。左腕の砕けた鬼神の胸へと吸い込まれるように向かう手刀。それは確実に鬼の今にも消えそうな命の灯火を完全に断つ筈であった】
【だが――一つ、一つだけ闇王の誤算が生じる。それは目前の鬼神が持つ"人間"によく似た"意地"。ちっぽけで強大なそれは、闇王の予想を確かに超越せし】
【空気を切り裂く手刀は確かに貫き落とした。最早使い物にならなくなった鬼神の左腕を】


―――なに…ッ!?


【絶句、先程の歓喜の入り交じぬ単純で明確な驚愕が王の顔を染め上げる。その一瞬、闇の王は理解した】
【ああ――やはり、この"鬼"は自分と同じだ――…自身の手刀の勢いを殺しきれず、然し吹き飛ばされぬよう耐え忍ぶ鬼を捉え覚える思考】
【そうだ、そうなのだ。やはり自分もこの鬼も、自分を打ち倒すべき者を求めている。本来化物として異常な性格は、こうして対峙せん】
【二匹が求める者は"人間"だ。それも畜生風情ではなく、心までも人間であるものなのだ】
【化物を倒すのはいつだって人間だ、人間でなくてはならない――しかし、この"鬼"は…そして嘗ての紅蓮の"鬼神"は――】

【―――どんな人間よりも、人間らしかったのかもしれない】


―――…フフ……フハハハハハハハハハッ!!!

いいだろう"鬼"《オーガ》ッ!!
貴様の最後の一撃、受け止めてやろう!!
さぁ来い…来いよ……!私に最高の一撃を見せてみろ――ッ!!!


【高らかな絶対宣言。闇王の言葉に呼応してか否か、鬼神の右腕は段々と巨大化。同時に、凄まじい闘気をその身に受ける】
【文字通り最高の一撃、鬼が繰り出さんとするその拳はただ存在するだけで森林全体を闘気で包み込んで】
【対し闇王は邪悪な笑顔を貼り付け、鬼の拳へと駆ける。両者の顔はただ、嗤っていた―――】


【天地神明。森林全土を飲み込まんと轟音を響かせ振るわれる鬼拳。王は対し恐れを抱かず、迎え撃つ】
【桁違いのパワーを持つ拳へ、叩き込まんと振るわれるは闇王の至高の拳。人外に届くほどの左の拳は鬼の拳と拮抗した】

【だが――その衝突は一瞬で決着する】

【瞬間、弾け飛ぶ王の腕。人外の力を以てしても鬼神の持つ"信念"には打ち勝つことは出来なかったのだ】
【然し王に後悔や無念は浮かばぬ。弾け飛ぶ左腕を、迫り来る鬼の拳を目前に一匹の"吸血鬼"は満足げな笑顔を浮かべ】
【刹那の刻。闇色の"夜"は破壊され、砕かれた闇の王は鬼の拳を身に受けボロ雑巾のごとく遥か後方へと吹き飛ぶ】
【何本ものの木々を薙ぎ倒し、地面を抉り、転がり、全身の至る部分を破壊しながら闇の王は遂に地に伏せん】

【今度こそ、二匹の化物が描いた死闘は決した――――】
【真紅の血肉に彩られ、汚れたインクで描かれた一ページ。正義も悪も存在しない物語は一先ずの終焉】
【鬼の名を掲げる二匹の衝突は、誰もが予期せぬ結末を迎えたのだ――】
49 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 徐々に回復中[sage saga]:2015/06/05(金) 03:13:54.00 ID:oO0Elgkz0
//ごめんなさい、眠気が尋常ではないので次のロールを返せるのは今日の夜頃になるかと思います……
//ひとまず、ロールありがとうございました!とても楽しめましたです!!
50 :破天童子【鬼憑き】全身にダメージ(中)頭部へのダメージ(大)牙全壊、左腕の欠損、左胸に傷 右手の五指破壊[sage saga]:2015/06/05(金) 03:40:09.60 ID:6erY7guS0
>>48
【全身全霊、死力を尽くした一撃に、吸血鬼はその人外の威力を誇る最強の拳をぶつける】
【瞬間、音だけで人を吹き飛ばすのではないかという爆音が鳴り響く】
【二体のバケモノの全力】
【それは、人間の入り込む余地のない究極の力のぶつかり合い】

―――っ!

【三倍に巨大化した拳でさえ、最強に一撃でさえ弾き返されそうになる】
【だが、負けられない。意地と信念が敗北を決して許さない】
【拳が押し込まれ、五指が砕ける】
【負けられない、負けてなるものか―――!】
【唯の意地と信念だけではここまで強く思えない、がこいつには負けたくないという思いが、決して退かせなかった】

【―――きっと、人はそれを同族嫌悪という】

【吸血鬼の拳を打ち破り、その本体を殴り飛ばす】
【最初の一撃と同じように―――いや、それ以上に吹き飛び、今度は起きて殴りかかってくることはなかった】
【そのタイミングで、朝日が上る】
【"夜"は壊れ、朝になる】

…認めよう
最後まで笑って拳を受けた貴様は、確かに"鬼"だった

【最後まで笑って倒されるのが鬼でバケモノ】
【この鬼はそういう考えがあった】
【故に、認めざるを得なかった】
【吸血鬼もまた、鬼の同族であると】

【瓢箪を拾い、酒を飲む】
【自前の杯を大地に置くと、そこに酒を注いでいく】

貴様も鬼だ
そして、俺をここまで追い詰めたんだ
無様に死んだら地獄で叩きのめしてやるからな

【聞こえるとは思っていない】
【それだけつげるとその場を離れ、休息のために深い眠りについた―――】


【正義も悪もない破綻した物語はここに終幕を得た】
【泥臭い殴り合い。華麗さも高貴さもない誰からも望まれぬ物語】
【そんな物語にタイトルをつけるならこうだろう】
【鬼と吸血鬼の―――否】

【―――鬼達の動乱―――】
【ここに、完結】


/こんな遅い時間までありがとうございました!
/とても楽しかったです!!
51 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/05(金) 03:56:27.87 ID:6erY7guS0
>>50
/ここの動乱を狂宴にしといてください
/最後の最後ですいません…
52 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/05(金) 03:57:50.99 ID:6erY7guS0
>>50
/動乱を狂宴に脳内変換してください
/最後の最後ですいません…
53 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 左腕損失 肋骨骨折 全身にダメージ(極大) 徐々に回復中 [sage saga]:2015/06/05(金) 16:53:12.85 ID:oO0Elgkz0
>>50
【――━━━静寂】
54 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 肋骨骨折 全身にダメージ(中) 徐々に回復中[sage saga]:2015/06/05(金) 17:25:35.93 ID:oO0Elgkz0
//もう途中送信多すぎ……
//続きを書くので、お待ちください!
55 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】 右腕骨折 左腕損失 肋骨骨折 全身にダメージ(極大) 徐々に回復中[sage saga]:2015/06/05(金) 20:21:32.11 ID:oO0Elgkz0
>>50
【――━━━静寂━━━――】


【化物と化物の死闘はやがて終焉へ。明確な勝敗を決し二匹の血濡れた物語は幕を閉じる】
【人ならざる者同士の、鬼故の正面衝突。決してそれは世界中に影響を巻き起こすような大層なものではないけれど】
【然し、だがしかし。人に憧情を抱き人に討たれる事を望む闇王の"なにか"を変えるには余りにも充分】
【墜つ王、立つ鬼。互いの種族は異なれど、うちに潜むそれは奇妙な程に共鳴せし】

【満身創痍の姿で沈む吸血鬼は動かない。山脈を破壊せんが如き鬼神の一撃はやはり王の肉体さえも容易く暴虐の彼方へと導いた】
【だが、それでも尚王の命は沈まぬ。太陽が沈もうとまた必ず姿を現すように、王は再び生命(いのち)の鼓動を響かせん】




                                  
                 ――ああ、聞こえているさ鬼神《オーガ》――
                       
                     ――こんな戦いを経て、何故死ぬ事など出来ようか――





【空を覆う闇を打ち払い、覗かせる瑠璃の太陽と共に木霊するそれは果たして幻聴か否か。誰にも届かぬ吸血鬼の言霊は夏風に乗り旋律を奏で】
【然しその言霊は誰にも届くこと在らず。否、あの鬼神には確りと伝わった。根拠のない確信が胸を支配】
【怪物を殺すのは人間、それは誰もが描いた理想郷―――しかし、真に怪物を倒す存在は果たして―――】


【さあさあと揺れる木々、舞い散る木の葉。寂しげな静寂を打ち破る鳥達の陽気なコーラス】
【木々の奥から次々と姿を現す小動物たちは何時ものように忙しなく動き始め】
【静かに世界を彩る瑠璃色が、杯の酒に反射した―――――】




//いえいえ、こちらこそ本当に楽しくさせていただきました!!
//改めてありがとうございました、最後の返信がおそくなってしまって申し訳ない……
//また機会があれば!
56 :羽ノ浦 紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/06(土) 02:38:37.88 ID:ECRPoTbfo
【見上げれば暗闇、しかし視線を落とせばそこは不夜城。眩しいほどに明るくきらめく繁華街】
【その片隅にだらしなく座り込んでる男が一人】
【それは先日、謎の人型生命体との邂逅を果たし、全力で逃げた羽ノ浦紅葉その人であった】

「…………しんどい。ちゃんと休んだのにまだしんどい。……もうマジおかま恐い。」

【声、そして全身から疲労の色が溢れ出ていた】
【いつもは適当ながらも結われている髪は風に揺れ、時折掛けられる誘いの声も適当にあしらうだけ】
【無理もない。ゴスロリマッチョなおかま(しかも超ハイテンション)という冒涜的な存在と出会ったことによるSANチェックはたとえ成功しても−1は確実だと思われる】
【あと、体力の限界ギリギリまで逃げ続けたのが主な原因か】

「……今回はなんとか逃げきれた。が、次は無い。見つかった瞬間にゲームオーバーなのは確定的に明らか」

【なんとかなるといいなぁ……と現実逃避ぎみに空を仰ぐ】
【とりあえず、この街で野宿は止めよう……と深く心に刻み込んで】 
57 :エゴリア[sage]:2015/06/06(土) 22:52:29.37 ID:FWtfqBel0
上にも下にもクズばかり、
達観している俺も所詮はクズだ。
腐ったこの猿社会の王はテメェのことしか顧みず、
国のことなんて知ったことじゃない。
つまりリセットされればいい、こんなゴミ箱は。

夕映えの路地裏で、
鋭い目付きの男は急足のスーツ姿に痰を飛ばす。
視界の端には虚空を怒鳴る老人と、
それを見て見ぬふりをする観光客達。
春を売る宿の宿主のババアは煙草を蒸し、
片耳のない招き猫が気怠げに鳴く。

遠くの広告塔の下に、
不気味に笑う金色のガキが足を向けて鎮座する。
そんな世界の底のような街を、
パステルカラーの自転車で横切ってゆく小学生。
皮肉にも、浮浪者の隣の風を切っていった。

ビン底の汚れを写実的に表した街で、
男がどれだけ痰を飛ばしても、しかし時は止まらない。
58 :女神像【ヴァルキュリア】[sage saga]:2015/06/08(月) 19:23:41.23 ID:Fuviz9wn0
【血と涙に塗られし古の戦場】
【静謐という容無き重圧が支配する聖域。いずれ来る来訪者を迎えるべく、その全ては不動のままに】
【住人は皆無。人も、獣も、蟲も――風さえも。故に変化など何一つない。それは時を道連れにして世界が死を迎えたみたいで】

【戦場の名は「旧市街地」。戦だけを許された女神像が、塔の如く立ち尽くすのみ】
59 :小湊亜樹【死神】[sage]:2015/06/08(月) 20:08:57.47 ID:ErP1jB960
>>58
【旧市街地】
【少年は、女神像の方へ歩いていた】
【真正面から向かうその姿は堂々とし、今では失われた戦士のような立ち振る舞いである】

そこの石っころさん
アンタが、噂の女神像かな?

【裏路地などにいる不良達から、恐ろしく強い石像があることを聞いていた】
【戦った馬鹿な人間は、帰ってこなかったという】
【小湊は、そんな馬鹿になってでも強者と戦いたいと思った】


アンタも退屈してるんでしょ?
だったら《死神》の能力を持つ俺が相手してあげるよ

【正直、恐怖が無いわけではない】
【能力を持っていたとしても、対人戦に強くても、今回の挑戦で死ぬ可能性がある】
【死を恐れない程、小湊は壊れてはいない】



《女神》にどれだけ俺が──俺の力が通用するか、試させてもらうよ

【大鎌を高く頭上に上げ、未だ動きを見せない女神像に、小湊は蛇の如く飛びかかった】
60 :ヴァルキュリア【ヴァルキュリア】[sage saga]:2015/06/08(月) 21:01:36.49 ID:Fuviz9wn0
>>59
【少年の質疑――応答せず】
【少年の宣言――返答せず】
【少年の動作――反応せず】

【女神の前へ訪れたのは遥かなる来訪者。姿は徒人、去れど纏う雰囲気は古強者のそれ】
【精神の奥底に眠る闘争心無しには決して届かない。明鏡止水の境地に踏み入って初めて――そんな覇気は大気を轟かせ、場を異世界へ創り変える】
【手に握り締めるは大鎌。禍々しき殺意の切っ先は大気を切り裂き、女神へ矛先を向ける】
【その様はまさに「死神」。他ならぬ、少年の存在そのものの証明】

【刹那、高々と得物を振り上げ少年が肉迫。女神の応答など待たず、女神を両断せんと鎌は迫る――】


――――……

【少年の一撃――停止】

【六つの腕、内二本に握られた戦斧の柄によって刃は喰い止められ寸前で静止】
【数瞬前までは動く気配すら見せなかった石像。その双眸は今や明瞭な殺意と共に少年を貫き、頭上には紋章の刻まれた光輪が太陽みたいに輝いている】
【息遣いから風へ靡く艶やかな髪まで。一つ一つが今では紛う事無き人間のそれ。静から動へ。無から有へ。死から生へ――】
【――お出ましだ、血の「女神」が】

【一撃を受け止めた女神。次なる行動は二本の手斧による薙ぐような斬撃】
【容赦や加減など其処には微塵も存在せず。「死神」と「女神」、「神」の名を冠する二つの存在は、古の戦場にて衝突した】

//大変お待たせしました……!よろしくお願いします!
61 :小湊亜樹【死神】[sage]:2015/06/08(月) 21:31:46.44 ID:ErP1jB960
>>60
【振り下ろした大鎌が、石像に届く前に突如として現れた腕に遮られ、後退せざるを得なくなる】

【一瞬にして静物から動物へと変わった石像】
【滑らかな動きも、揺らめく髪も、こちらを見据える瞳も、人間とたいして変わらない】
【その姿はまさに《女神》。噂は本当だったようだ】


(腕は六本、小さい斧は四本、両手斧が一本)
(冷静になれば対処できない数ではない……はず)

【強者と対峙する高翌揚感を無理矢理押さえつけ、相手を分析する】

【横からの斬撃。情も何もない、ただ[ピーーー]為だけの攻撃】
【小湊はそれを前方に跳ぶ事で回避する】
【そのまま突進しながら、こちらも横方向からの反撃】

【飛んで火にいる夏の虫】
【まさにこの自分の事を言っている】
【相手は手数も多い五本の斧。対してこちらは一本の大鎌】
【不利だと分かっていても、挑戦した】
【好奇心か?──分からない】
【とりあえず、自分よりも強く、勇ましく、美しい者と闘いたかった。少年はまだ、そう考えている】


//いえいえ、時間が経ってから絡みにいったのに、返信くださってありがとうございます!
こちらこそ、よろしくお願いします!
62 :ヴァルキュリア【ヴァルキュリア】[sage saga]:2015/06/08(月) 22:01:21.80 ID:Fuviz9wn0
>>61

【獰猛な斧刃。猛獣の牙の如く振るわれた二撃は、けれども少年の肉体を捉えるに至らず】
【未知数の恐怖を前にして「さらに接近」。奇想天外なその答えは存外に的確だったらしく、側面からの襲撃すら実現した】
【生命を刈る「死神」の名に相応しい大鎌の一撃が、独特な曲線を空間に描き一閃。これを女神は残った二本の斧を以て防御】
【大戦斧を抱える肩から生じた二本ならともかく、手斧を握った背からの腕では少年の力には及ばない。傷こそ負わなかったが負荷に耐え切れず体勢がややぐらついた】

【残光を描いて――体勢を崩し退いた一歩を取り戻すように。そんな凄みと共に女神が少年へ向き直る】
【同時に放つは二本腕に抱えた大戦斧による力いっぱいの一撃。曲線を描く死神の大鎌は違い、その軌道は凄烈なまでに直線的】
【まだ二手目だというのに圧倒的な破壊力。殺戮だけを追い求めることで完成した刃が、死神へ向かう】
63 :小湊亜樹【死神】[sage]:2015/06/08(月) 22:27:25.18 ID:ErP1jB960
>>62

(……軸が歪んだ!)

【たった一撃。それは小湊にほんの少しの間の希望を与えた】

【しかしそれもつかの間の夢。体勢を整えた女神はこちらへ向き直ると両手斧を力強く振り下ろす】
【鎌だと身が細く受けきれない。足場は老朽化し不安定、いつでも反撃出来る体勢のまま逃げる事は不可能】
【考えた少年は、斬撃を飛ばす事で斧を受け流そうとする】

【最初ほぼ互角に見えた。だが時間が経つにつれ、斬撃のみ──力を加えられないこちら側が劣勢になる】

【迫り来る刃。斬撃は吹き飛ばされ、今まで溜めていた力を一気に放出するかのように斧はこちらへと向かう】

……こんな物で死んだら、《死神》も悲しむな

【さすがにこれを安安と受け入れる程素直には育っていない】
【攻防では負けた少年は、何かを悟ったかのように一瞬口元を歪ますと、横へと転がって逃げる】
【瞬間、自分がいた場所の床材が吹き飛んだ】

(あの場所に俺がいたら……)

【そう考えて、背筋がスーッと冷たくなる】
【想像を越した破壊力。《女神》の力はこれ程か】


【近距離では手数の多い相手が有利だった】
【では、中距離なら……?】

【小湊は女神の腕目掛けて斬撃を二本飛ばす】
【《飛ぶ斬撃》、これが能力の真髄であるが、はたして女神の反応は──?】
64 :ヴァルキュリア【ヴァルキュリア】 副腕一本喪失 E:大戦斧[sage saga]:2015/06/08(月) 23:42:08.60 ID:Fuviz9wn0
>>63
【死神は大斬撃を回避、通過した斧刃は石造りの大地をも噛み砕いてみせた】
【戦慄する死神を差し置き女神の顔は未だ虚無のままに。冗談のような怪力を披露しつつも死神を喰らわんとするその手を止めようとはしない】
【そうして地を蹴り疾走せんとした、まさにその時。突如飛来するは形を有する衝撃――即ち、この一振りによって生じた斬撃そのもの】
【さながら鎌鼬のように、さらにもう一撃。二本の刃は神話に登場する「オルトロス」の牙の如し】
【流石に女神も之には対応が遅れた。咄嗟に四つの手斧をひらめかせ、斬撃を弾き飛ばさんとするも――】


――――……

【――死神の牙は、女神の副腕を一つ。嘲笑うように攫っていった】
【「斬り飛ばされた」というよりは、「切り落とされた」という表現がよく似合う。ニュートンへ万有引力を知らせたリンゴのように、あっけなく腕の一つは地に落ちた】
【それを受けて女神は――】

――――

【――あろうことか、残った三本の手斧を投擲】
【手斧は各々が旋風のように回転しつつ死神へ向かって飛行、死神という目標めがけ直進する。一方女神自身は大戦斧を掲げ突進】
【飛来する手斧にばかり気を取られていては女神の接近を許し、再びあの剛閃が迫る】
【然し何よりも驚異なのはその胆力。人とは違い多数存在する内の一つとはいえ、腕を斬り落とされ尚衰えぬ殺気。果たして死神は乗り越えることが出来るか】

//真に勝手なのですが今日は返信できそうにないです……
//都合が悪いようなら切って頂いても構いません
65 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[sage saga]:2015/06/09(火) 02:27:19.80 ID:X30OKAFE0
午前二時二十七分。この時間では神であっても眠っていることだろうよ。

【人も獣も寝静まる真夜中。一人の男が路地裏を歩く】

私もこの能力に覚醒したときは驚いた。聞く話によれば、能力は一人一つだそうだからな。

何がどうしてイレギュラーが起きたのか、それは私にもわからん。

だが、一つだけ確かなことがある。この力は、私にとって実に有用だということだ。

【くつくつと、彼は笑う。その表情からは、真意が掴みとれない】

この世ありとあらゆることは、白と黒が混ざり合って出来ている。

白だけでは、世界は成り立たないのだ。

ゆえに、私が……いや、私たちがなるんだ。黒にな。

未だまだ見ぬ諸君。

悪の華を持つ諸君。

私は君たちを歓迎する。

少なくとも君たちが悪である限り、私はその活動を支援しよう。

ヴィランギルド『フィオリ・デル・マーレ』の結成だ!

【風が吹き、雷が轟く。季節外れの嵐は、彼を責め立てるかのようで、祝福するかのようで】

諸君、この世界に悪の華を咲かせようではないか。

【その黒い笑みは、彼が悪であることの明確な証であった】
66 :小湊亜樹【死神】[sage]:2015/06/09(火) 06:44:48.55 ID:Ilclwgvt0
>>64
【落ちた。女神の細くしなやかな腕がひとつ】
【中距離ならば、接近を許さなければ勝機はあるかもしれない】

【そう考える小湊の瞳に飛び込んでくるのは、旋回しながら自分を喰らわんとする手斧】
【一つ目、鎌の側面を斧に添わせ、弾き飛ばす】
【二つ目、刀を返すように、刃と柄の交点をぶつける】
【三つ目、──】

【その時、強い破壊力を見せた両手斧を振り上げ、今にも叩き切らんとする女神の姿が目に入る】
【これを対処すると、両手斧の餌食になるのではないか?】
【自分には、不十分な状態であの巨大な斧に対抗する力はあるのか?】


……くそっ!

【──小湊は両手斧のみを見据え、大鎌を自身の右下に構える】
【飛んできた手斧が、自身の左肩に深々と刺さる】
【流石は女神の投げた斧。敵を捉えてもなお衰えない力に押し倒されそうになる】


【大鎌の柄を強く握り締め、斧が振り下ろされると同時に鎌を振り上げた】
【それが斧の刃に当たるか、柄に当たるか、女神の腕に当たるかは考える余裕は無かった】
【ただ、お互いのこの攻撃が終われば、自分は両腕を失うだろうとは察していた】


/遅れてすみません!
最後までやりたいので、ゆっくりになっても待ちます!
67 :【魔王】ぶかぶかマントの女[sage saga]:2015/06/09(火) 14:06:48.13 ID:y7AaYRwkO
雨っす
でも考えようによってはラスボスにぴったりなお天気っすね
そんな訳でラスボス戦いかがっすかー?

【降りしきる雨粒が街の鈍色を濃く濃く染め行く中】
【ラスボス戦売り〼と書かれた看板を掲げて歩く少女】
68 :【魔王】ぶかぶかマントの女[sage saga]:2015/06/09(火) 15:13:37.29 ID:y7AaYRwkO
/落ちます
69 :ヴァルキュリア【ヴァルキュリア】 副腕一本喪失 E:大戦斧[sage saga]:2015/06/09(火) 16:14:33.00 ID:fUTOGMZK0
>>66

【振るわれた死神の刃は女神の戦斧へ喰らい付き、そのまま互いに拮抗。神器が主の生命を、意地をかけてぶつかり合えば祝福の鐘めいた金属音が響き渡る】
【瞬間、得物越しに二体の表情が交錯した。左肩の傷で顔には焦燥と覚悟の滲む死神、反し女神の顔は腕を一本失いながらも背筋の凍るような空白】
【神話とは異なる姿で、異なる力で、異なる世界で衝突する神々。互いに紅の飛沫を散らして死合うその光景は「神々の黄昏」】

【大戦斧へ篭める力を緩めぬまま、刹那、女神の背より生じた空手が動く】
【何故か?――当事者である死神ならば容易に察せられるはず。それは��死神の肩に刺さった手斧を引き抜くため�≠ノ他ならない】
【膂力が互角である以上、大鎌は戦斧との拮抗で身動きが取れぬと踏んだらしい。かといって手斧の回収を許せば女神の凶刃が待っている】
【死神が握る大鎌の真髄が「斬撃の飛行」ならば、六つの腕を有する女神の真髄は「一度に起こせる行動の数」にある。「剛」を兼ね備えた「量」によって、女神は獲物を屠るのだ】

//大変お待たせしました……!
//改めてよろしくお願いします!
70 :小湊亜樹 【死神】[sage]:2015/06/09(火) 19:44:55.98 ID:Ilclwgvt0
>>69

【鋭い金属音を発しながら、斧と鎌、二つの武器が火花を散らす】
【今はほぼ互角のように思える。しかし、この石像には“疲労”というものはあるのか?】
【先程も腕を一本捉えたが、それによるダメージは見受けられない】

(もしこのまま───いや、考えちゃいけない)

【重要なのは、左肩の痛みを堪えたまま、自身の体力と気力がどこまで持つか、である】
【既に女神との戦いでは無くなっている。自分との戦いだ】


【力を入れ直す小湊の目に、伸びてくる女神の腕が飛び込む】
【狙いはすぐに推測された。肩に突き刺さっている手斧だろう】
【これを取らせると、一気に血液が飛び出、失血してしまう】


……アンタが投げ捨てたモンなんだから、今更良いように使われてたまるかっつーの!

【このまま攻防を続けていては意味が無い】
【小湊は咄嗟の判断で、大鎌の力を抜き、両手斧との競り合いから外れながら、身をくるりと翻す】
【その勢いのまま、女神の体幹を切りつけんと大鎌を振った】


【同時に、斧が刺さっているままの左肩から血が少し吹き出る】
【どうやら、力を加え過ぎて血圧が上がってしまったようだ】

(……これ以上、左腕は使えないだろうな)

【すなわち、それは怪力を持つ女神に対して不利であること───片腕しか使えない自身の死を表す】


/すみません、今帰宅しました!
こちらこそよろしくお願いします!
71 :ヴァルキュリア【ヴァルキュリア】 腕一本喪失 副腕一本喪失[sage saga]:2015/06/09(火) 20:38:57.24 ID:fUTOGMZK0
>>70

【死神が身を躱せば斧刃は再び地を穿つ。鉄槌の如く大地を砕くその様は刃物というより最早鈍器】
【去れどその重量は時として弱点ともなる。死神の身体、大鎌という支えを失い投げ出された斧は地を粉砕すると同時に主である女神のバランスすらも奪い去り】
【結果大きく体勢を崩したところへ、間髪入れず飛び込む死の刃。鮮やかな軌跡を描くそれから逃れんと、女神はその身を躍らせて――――】

【ぞぶり。敢えて表現するならば、そんな音だった気がする】
【幸運――もっとも死神にとっては不運だろうが――にも、女神は生きていた。能力とは無関係の腕――即ち、本来の左腕を犠牲としながら】
【逆を言えば、体勢を崩した直後の一撃を��腕一本だけで済ませた�=Bこの女神はどこまでも常識を外れている】
【が、その状況は大きく変化。死神が両腕揃わねば満足に大鎌を振るえぬというのならば、それは女神も同じこと。増してや、彼女の大戦斧は並外れた怪力を誇る二本の腕を以ってようやく扱えるような代物なのだ】
【即ち、死神とは違い女神はほぼ完全に得物を失った。手斧は先ほど全て投擲に使用、丸腰となった彼女に反し死神の手には未だ大鎌】
【誰の目にもどちらの勝利かは明らか――そう、凡人ならば結論付けるのだろう】

――――

【否。女神は白旗を上げず】
【手斧を拾いに向かったのか?……否。ならばまだ隠された能力が?……断じて否】
【これはもっと簡単な話。武器ならばまだ残っているではないか、右肩に一つ、背に三つ】
【――――即ち、己が拳。血に塗れ、得物を失おうとも女神は屈服を良しとせず】
【フッ……と軽く息を漏らして放たれた、懐へ飛び込みつつの鋭い殴打。依然その瞳に宿るは純粋な殺意】
【何がこれほどまでに女神を突き動かすのか?痛みを、疲労を――敗北を忘れ獲物を追う、その執念の源は果たして】
【答えを覆い隠すように、塗りつぶすかのように。頭上の光輪は燦然と輝く】
72 :小湊亜樹 【死神】[sage]:2015/06/09(火) 21:44:20.06 ID:Ilclwgvt0
>>71

な、んで……

【既に足元がふらつくほど満身創痍な少年の腹に、容赦ない殴打】
【数瞬後、せり上がってくる赤い液体が己の意志に反して口から吐き出される】
【両手斧を扱う程の腕力を持つ女神の拳は、小湊の骨を砕き、内臓を潰すだけでは飽き足らず、地面に強く叩きつける】
【朦朧とする意識の中で、小湊は考えた】
【あの石像の動力源は何なのか】


【両手斧を避け、大鎌を振った後、確かに手応えはあった】
【しかし、女神の体幹には一歩届かず。腕によって遮られた】
【それで終わり。小湊はそう考えていた】
【斧を振るう腕が無くなれば、女神の戦意は失われるだろうと】

【実際、女神はそこまで甘くはなかった】
【現に今、こうして何の武器も無い状態で戦っている】
【相方を失ってなお後退しないその姿は、まさに戦士】
【諦めず、前進し続けたであろう女戦士、ジャンヌ・ダルクと重なる】

【何が彼女をここまで動かしているのか】


【ふと、指先に何か硬いものが当たる】
【長い間共に戦ってきた大鎌】
【神でも、戦士でもない、一人の弱い少年はその柄を握り締める】

───ここまできて、諦めて、たまるか……ッ

【少年が立ち上がる理由、それは“弱い自分に負けたくない”から】

【いつか、目の前から消えた少女が言っていた】
【弱いならば能力に飲まれ、自分の力で戦うことが出来なくなる、と】

【柄を握るのには、自分の力がいる】
【立ち上がるのには、自分の力がいる】

【少年は今、自力で戦おうとしているのだ】


【右腕で短く持った大鎌を見やり、視線を女神へと戻す】
【片腕であっても、鎌を振るうことは出来る】
【それほど重量が必要な武器ではない。これが女神との違いだろう】

【深く息を吐き、心を落ち着かせると、小湊は斬撃を時間差で二つ飛ばす】
73 :ヴァルキュリア【ヴァルキュリア】 腕一本喪失 副腕一本喪失 片脚喪失、歩行不可[sage saga]:2015/06/09(火) 22:27:40.76 ID:fUTOGMZK0
>>72
【朦朧とする意識を奮い立たせ、立ち上がる死神を目して女神は再び戦の構えを取る】
【見れば、女神は絶え間なく鮮血が零すのみならずその顔面は既に蒼白。震え一つ起こさずとも、眼光が依然猛禽のそれであろうとも、些かならずダメージを負っていることは確からしく】
【その事実が、死神の無意識に零した質疑をさらに強調。何故――これほどまでの傷を負って、彼女は如何して戦える】
【答えは不明瞭なままに。死の迫るその肉体とは反して光輪はより輝きを加速させて】

【女神の疾走と同刻、放たれたのは二つの斬撃。接近を止めることなくくぐり抜けんとするが、二つ目の斬撃を受けて片脚を失う】
【太腿より先をバターの如く切り落とされ、華奢な肉体は勢い良く転倒。血を散らしつつも地へ身体を幾度となく打ち付け――死神の数メートル手前にまで来て、ようやく停止した】
【すぐさま立ち上がらんとする女神であったが、脚を無くしたことを理解していなかったらしく数瞬後には無様に転倒。ようやく凍て付いた女神の顔が驚愕に染まった】

……――――――





…………――――――――……

【女神が取った行動。それは爆発するような叫喚】
【声無き女神が初めて発した「声」。それは威嚇のための咆哮というより、悲哀を叩き付ける慟哭のようで】
【命乞いの類ではない。悲哀、屈辱、無念、苦悶、孤独……死神――否、少年にだけ届く憂の声】

【次の刹那、残った手足を使い女神は獣の如く跳躍。そのまま全体重を掛けた殴打を放つ】
【隙など欠片も考慮していない、正真正銘最後の攻撃。終焉を求めて、光輪は赤熱する鉄のように強く輝いていた】
74 :小湊亜樹 【死神】[sage]:2015/06/09(火) 22:55:58.53 ID:Ilclwgvt0
>>73
【自らの斬撃が女神の脚を切り落とすのを見届けると、がくりと腰から力が抜けた】
【痛みも既に限界を超え、疲労からくる全身のだるさも未だかつて体験したことがない程】

【地を這い、こちらへと向かってくる女神をじっと見据える】
【もう、こちらから何かをしようという気力は失せてしまった】

【突如、鼓膜を裂くほどの咆哮。女神から発される音を聞いたのは初めてだ】
【ぼんやりとその音を聞きながら、小湊はその姿を誰かと重ね合わせる】

【あぁ、分かった。幼い頃の自分だ】
【負けを認めようとせず、ただひたすら勝ちに向かっていっていたあの頃】
【今考えれば、一番純粋で輝いていたかもしれない幼少期を遠くに眺める】

【飛び上がり、こちらへ落下してくる女神を、どこか安らかな気持ちで迎える】
【今まで必死に頑張ってきたことは無駄ではない。そう思いたかった】
【未練が無いといえば嘘ではあるが、これも運命なのだろう。変えようがない】


……ありがと、アンタが最後の相手で、楽しかったよ

【聞こえないだろうと思いつつ、自分にも言い聞かせるように呟く】
【これで覚悟は出来た。あとはほんの少し待つだけだ】


(───俺の人生、短かったけど、その分濃厚だったな)

【ふっと笑うと、その姿は一瞬にして消えた】


【女神の足元で堂々と咲く、一輪の赤い花】
【その胸元からは、漆黒にも光り、紅にも光る石がいつの間にか、転がり落ちていた】



────小湊亜樹、死亡


/こちらはこれで〆ということで……
二日間ありがとうございました!予測不可能な流ればかりで、とても参考になりましたし、何より楽しかったです!
ロールありがとうございました!
75 :ヴァルキュリア【ヴァルキュリア】[sage saga]:2015/06/10(水) 00:08:25.96 ID:atEcjYwt0
>>74
【静寂の支配する世界。草も、獣も、風さえも、全てが等しく沈黙】
【死闘の末死神を屠った女神。腕を失い脚を失い、それでも標的を殺して――気がつけば、独りぼっち】

【少年の停止を目にして、突如湧き上がる衝動と共に女神の眼から雫が零れ落ちた】
【悲哀と共に流したそれは果たして誰へ向けられたものか。もし少年が生きていれば、その答えを知っていたかもしれない】

――――

【一度流しだせば止まらなくなり、気がつけば沈黙を破り声を上げて嗚咽。その様は先刻とまるで別人、己が罪に耐え切れなくなった少女のそれにすら酷似】
【豹変した女神は時の経過を忘れ慟哭する。赦しを乞うように、けれど何かを訴えるように。目にするものはいなかったけれど、どうしてかその姿には彼女の「リアル」を暗示する何かがあった】
【数奇なる運命、神々の遭逢は旧市街地に新たな神話を刻み、如何なる事象よりも確かに「生命」を語りき】

【驟雨の来訪が戦の終焉を告げる。降り注ぐ億千の雨粒の中天を仰ぎ、女神は自らの罪を数えた】
【彼女の本質。それは戦場にて忘れ去られた戦士達の無念。自らを忘れた者への怨嗟のため、自らの存在の証明のため。これまで、何人の兵を殺めたのか】
【罪深き女神はこれより地獄へ堕ちる。けれど、得体の知れぬ安心感も女神は感じていた】
【これより罪を重ねずに済むから。何より――――「自分達」の存在を、一人の少年は認めてくれたから】
【だから最後の最後、地獄へ向かう寸前になって彼女は笑うことが出来た。それは女神が内に秘める無数の魂の救済をも意味していて――】


【――――怒りを以って刃を振るい、血と罪に溺れた哀れな女神】
【その最期は、誇り高き戦士であり一人の人間でもあった、死神の骸と共に】

//一々遅レスで大変申し訳ございませんでした……
//お互い武器能力での戦闘はあまり経験したことがなかったので新鮮で楽しかったです!
//ありがとうございました!機会があればまたよろしくお願いします〜!
76 :舞【クラフペーパー】[sage]:2015/06/10(水) 01:34:49.01 ID:Wed2zcrJo
【草木も眠る丑三つ時――】
【そんな時間に似つかわしくない着物姿の少女がとあるオフィスの一角にいた】



今宵も地上はいまだ眠らず……
働き者であることは昔も今も美点の一つではあるが、それも限度があろうて

【深夜を過ぎてなお消えぬ窓の外の明かりを眺めつつ、少女の物言いは呆れとほんの少しの優しさを含んでいて】

のう?ぬしらもそうは思わんか?

【少女が声を掛けた先には悲しいかな残業中であろうサラリーマンの集団がパソコンと格闘中で】
【その傍らには書類の山】

……まったくどいつもこいつも……少しは心に余裕を持たぬか余裕を

【少女がこぼしたため息と共にばさりばさりと書類が、コピー紙が、メモ翌用紙が】
【ありとあらゆる種類の紙がオフィスの空を舞う】
【あとに響くは驚愕と悲哀と絶望の叫び声】

【にやり、と意地悪く満足げに笑いながら少女はオフィスを後にする】

【彼女は紙舞――それは紙をばらまく不思議な妖怪】
【風もないのに、部屋を閉めきっているのに、なのに急に紙がぶわぁと舞い飛んだら――それはきっと妖怪の仕業、なのかもしれない】
77 :アクセラレーション・マシンタイプ[saga]:2015/06/10(水) 23:01:22.30 ID:KgrtIdA70
純粋に、ただ純粋に
戰のみを求めるが、己れの生き様ゆえ、
半人半機、神が如き力を得た者。
名はない、あるのは貪欲な殺意のみ。
雑多な感情はとうの昔に棄ててきた。

赤熱した瞳孔を開いた、丑の刻の戦場。
月が放つ寂光と、半人半機と天を吹く天つ風。
ただ純粋に、寇を待つ。
78 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/11(木) 19:44:20.17 ID:gexCbEyM0
【リュックを背負った黒い影が、街の通りを往く】
【深く被ったフードの内から覗くは良からぬことを企む悪魔の如き不適な笑み。「胡散臭い」という意味で、その笑顔はあまりに恐ろしく】
【何より目を引くのは彼の掲げる一本の旗。墨痕鮮やかに「戦争売ります」と、物騒極まりない一文が記されていた】
79 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/06/13(土) 19:10:30.53 ID:IgfEIdSM0
【人気のない廃工場にて、すみれ色の浴衣を着た少女は団子を頬張っていた】

【軽い運動の後には甘いものに限る。それが彼女の人生哲学だ】

【わずかに火照った体に、団子の甘さが染み渡る】

ふう、やっぱり団子にはあんこを乗せるにかぎるなぁ。

お兄さんもそう思わへん?

【問いかけた相手は、それに答えない】

【それはそうだ。どこの世界に首だけになって会話をする生き物がいるものか】

情けへんなぁ。大勢で寄ってたかってうち囲んだくせに、じぶんらそれでも男なん?

【ずらりと並ぶ10の首。それら一つ一つが眠たげな惚けた顔をしている】

はーあ、しょーもないなぁ。

【先ほどまで食べていた団子の串をダーツのように投げれば、並ぶ頭の一つに突き刺さる】

強い人、おらんかなー。

【彼女は気だるげに出口にてくてくと歩いていく】

【もしも誰かがこの場に迷い込めば、この状況を見て何を思うだろうか】
80 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage]:2015/06/13(土) 19:12:07.20 ID:BH81vsce0
【路地裏】
【そこは、いつでも薄暗く治安の悪い場所】
【昼夜問わず不良共が騒いでいるはずだが、今は物音一つしない───】


Yes, I killed everything accurately.
〈えぇ、きちんと始末いたしましたわ〉


【───この場所に似つかわしくない声を除いて】


【むせ返るような血の臭い】
【地面を染め尽くす血だまりの中に立つのは、長い金髪を風に靡かせる少女】
【その細い体躯からは遠い存在であるはずの、赤い液体の滴る大剣を軽々と背負っている】


Did this monkeys think they could kill me perfectly by the ability of its degree?
No matter how many monkeys gather, it's eternal in a monkey───Oh, I'm sorry.
〈全く、このサル共はあの程度の能力如きでワタクシを殺せるとでも思っていらしたのかしら?
サルは何匹群れたとしても、サルには変わりありませんもの───あら、失礼いたしましたわ〉

Anyway that's abnormal, please tell "This sample is irresponsive again, and the person strong in that doesn't exist so for the time being.
〈とにかく、“今回のサンプルは手応えも無く、異常な程強い者は今のところ存在しない”、とお伝えくださいませ〉

───Yes, I know. But I can't imagine me being killed by a local ape.
〈───えぇ、分かってますわ。でも、ワタクシがこの土地のサルに殺されるなんて想像できませんもの〉

───Don't worry. I don't die yet.
〈───安心なさってくださいませ。ワタクシはまだ死にませんわ〉


【少女は耳に当てていたスマートフォンの光を消し、スカートのポケットに入れた】


少しくらい、骨のあるサルもいていい筈ですわ
いつになったらワタクシを楽しませてくださるサルは現れるのかしら?


【路地裏から大通りへ】
【闇の世界から光の世界へと、美しき獣は足を踏み出した】
81 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/06/13(土) 19:55:37.44 ID:IgfEIdSM0
>>80
【その少女は美しかった】

【あまりにも直接的でかけらも文学的でないその表現だが、その一言が誰よりも似合う少女であった】

【転がる死体に囲まれて、血に濡れた彼女は気だるげにその美しい金髪をかき上げる】

【その仕草ひとつひとつすら、ただただ美しいとしか言えなかった】

おばんどす〜。

【そんな絵画的な美しい光景に見惚れた空は、深く何かを考えることもなく大通りに出ようとする彼女に話しかける】

【体が火照るのがわかる。目の前の少女は、間違い無く、強者だ】

【だが、ここでなりふり構わず刀を振るうのは野蛮極まりない】

今日は綺麗な月やねぇ。赤い花もぎょうさん咲いて、ええ景色やと思わん?

【まるで花を愛でる乙女のように、にこやかに話しかけた】
82 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage]:2015/06/13(土) 20:15:46.71 ID:BH81vsce0
>>81

黄色人種が気安く話しかけないでくださる?

【突如として現れた少女に、間髪入れずして言葉を放つ】

ワタクシ、日本という国も日本人という民族も大嫌いですの
こんな極東の島でうじゃうじゃと繁殖して………自分たちは不快に思わないのかしら?

ですので、ワタクシはこの月を綺麗とは思いませんわ
それに、サルの体内から出た血液を“花”などと詩的に表現しないでくださる?

【日本人かと聞き間違える程流暢な日本語で述べる】
【透き通るような金髪を持つ少女は、罪人を見るような冷たい目で空を目視する】
83 :水無月空【霊刀御霊】[saga]:2015/06/13(土) 20:37:12.22 ID:IgfEIdSM0
>>82
【紡ぎ出される言葉の剣戟】

【それらを受けた空は、うつむきながら肩をフルフルと震わせる】

【それは怒りか、それとも悲しみか】

【いいや、違う】

あぁ、ええわぁ……あんたはそう人やと思うとったんや……

【その顔に浮かぶのは愉悦。狂気の微笑み】

あんたにとってうちらは豚にも劣る畜生なんやろうなぁ。

そんなあんたがその畜生に殺される時、どんな顔するんやろぉなぁ?

【すらりと刀を抜く。もう待ちきれないと言わんばかりに】

あぁ、言い忘れとったわ。『ふぃおり・でる・まーれ』所属、水無月空(みなづきうつろ)。

言え言われてゆうただけやから、覚えて帰らんでええで?

【彼女を止めるものはもうなにもない】

【そのまま袈裟斬りにしようとばかりに、かけていく】
84 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/13(土) 21:27:49.05 ID:meNW1yFv0
【時間は残酷に過ぎて行く】
【数秒前に笑った人間が殺害され、遊ぶ子供は事故で死ぬ】
【いつなんどきでも誰かがすぐ隣で死んでもおかしくないこの世界】
【そんな世界の中で笑う人間は、本当に正常と言えるのか】

―――ま、答えは断言できる、だがな

【いつ死ぬか分からないからこそ今を楽しみ、いつ死ぬか分からないからこそ誰かの隣でどこかの誰かと一緒に笑うのだ】
【煙草を吸いながら、昔考えたそんな疑問を思い出す】
【人間、せいぜい百年の命】
【先を考える余裕などない、誰でも今で手一杯だ】
【吸い終わった煙草を放り投げると、少し先の路地裏へと消えていく】
【―――煙草がまだ空を舞っている時には男は既に消えていた】
85 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage]:2015/06/13(土) 21:30:49.34 ID:BH81vsce0
>>83

なんですの?マゾヒストだなんて、益々気味が悪いですわ

【罪人を見る目から一転、ゴミを見る目に変わる】

安心なさい、あなたは豚ではなく蟻以下であり、畜生はどこまで行こうと底辺ですわ


名前はありがたく覚えませんわ
ただ、アナタの所属………“Fiore del mare”かしら?こちらは記憶させていただきますわ
これでまた、仕事が増えそうですわね

【仕事が増えるという事は戦闘の機会が増えるということ】
【金髪青眼の獣は、新しい獲物を見つけた時のように牙を剥き出し微笑する】


ただ、黄色人といえども名を明かされてこちらは明かさないというのは、自身の剣士道から逸れますわね

ワタクシはシャーロット・マクグラス
いずれこの極東の能力者を排除する者ですわ

【背中の大剣を引き出し、刀に対抗するように斜めに振り下ろす】
【自身の身長程もある大剣。重量を推測するのは容易いだろう】
86 :水無月空【霊刀御霊】[saga]:2015/06/13(土) 21:55:24.75 ID:IgfEIdSM0
>>85
【押しつぶさんとばかりに迫り来る大剣】

【これを日本刀で受け止めようなど愚の骨頂】

【せいぜいが軍人程度の筋力しかない彼女にとって、そんなもの自殺行為以外の何者でもない】

【だがここで後ずされば、だらだらと抗戦が続くのみ】

【そんなつまらないことをするために刀を握ったんじゃない】

【彼女が望むは、血で血を洗う熱戦】

そーれ。

【彼女は、相手の顔に血糊を蹴り飛ばした】

【この角度のままなら、おそらく顔にかかり目潰しとなろう】

【そしてもう一つ彼女は行動した】

【信じられないことに、大剣を受けようとしている】

【だが、そのまま受け止めるわけではない】

【体制、構え、角度、それら全てを駆使し、大剣の破壊力を受け流すことに専念する】

【相手の力を利用する、柔の剣だ】

【血糊を食らおうが避けようが、ただの振り下ろしであるのなら十分受け流せると確信した上での行動である】

【大剣をいなした後は、そのまま刀は命を奪うために振るわれるだろう】

//なんということでしょう。悪の華をイタリア語にしてFiori del Maleなのに。
//leはレじゃなくてリじゃん……
//これじゃ悪の華じゃなくて花の海だよ! スッゲーメルヘンだよ!
//というわけで、そこらへん脳内補正お願いします……
87 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage]:2015/06/13(土) 22:25:00.62 ID:BH81vsce0
>>86

汚らしいサルの体液を振りかけないでくださる?

【素早く頭を低く下げることで飛び散る血液を回避する】

【最初の一撃で何かを起こすつもりも無かった少女の大剣は、空の流すままに下降し不良の死骸へと圧力をかける】

【その大剣を勢い良く持ち上げ、反対側の壁へと向かわせる】
【丁度伸びてきた空の刀を壁と大剣で挟み込み、折るようにして】


/すみません、多分こちらの綴りミスです!
勝手に変えてしまうような事になってすみませんでした!
88 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage]:2015/06/13(土) 22:26:39.79 ID:BH81vsce0
>>87
/最後の【折るようにして】→【折ろうとして】でお願いします
89 :水無月空【霊刀御霊】[saga]:2015/06/13(土) 22:58:42.57 ID:IgfEIdSM0
>>87
【相手の刀を狙った攻撃】

【こればかりは受け流すのは難しいと判断し、口惜しく思いながらも数歩下がることで回避することにする】

やっぱ強いなぁ、シャーロットさんは。

うち、体が火照って火照ってしゃあないわぁ。

せやから、そろそろうちのとっておき、見せますわ

【その言葉がハッタリでないことは、急に紅く輝きだした刀を見ればわかることだろう】

【霊刀御霊。主人の魂とつながることによりその姿を変える摩訶不思議な刀である】

【心が澄んだものが持てば凄まじいまでの切れ味を持ち、心が淀んだものが持てば、あらゆるものを叩き潰す力を持つ】

【だが、彼女が持つのはまるで鮮血を吸い込んだかのように紅く輝くあらゆるものを切り裂く刀だ】

【そう、彼女の心には一点の淀みもない】

【あるのは純粋な、強者と戦いたいという戦闘本能】

【それゆえに、彼女の刀は美しさを持つのだ】

【その怪しい紅い美しさを】

受けてみはります? うちの秘剣。

【戦闘再開と言わんばかりに、彼女は再び相手に接近】

行きますえー。じげんざーん。

【受け止められるともさがられるとも考えていないような迷いのない一閃】

【受けられてもいいのだ。鋼鉄程度なら真っ二つなのだから】

【下がられていいのだ。代わりに『空間を切る』のだから】

//うーむ、よくわからぬ……。これだからグーグル先生はあてにならんのだ……
//とにかくやっぱこれまで通りにフィオリ・デル・マーレで進めていきます。
90 :アクセラレーション・マシンタイプ[saga]:2015/06/13(土) 23:16:43.34 ID:+O8TmE410
己れが武器は、このかひななり。
えものは要らぬ、信用すべきは己のみ。
神が如き躯を己れは連ね、赫く赫く赤熱する。
弱きを唾棄し、闇に染まらず、赤赤と存在する。
己れこそ、修羅を司る機神なり。
91 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage]:2015/06/13(土) 23:35:34.44 ID:BH81vsce0
>>89

だから、サルは身の程をわきまえな───ッ!?

【空が刀を振り下ろすと同時に突如として鳴り響いた轟音】
【慌てて大剣を身の方に寄せるが、それが何だったかは今、体の外にある肘の先が物語っている】
【ブラウスがその部分だけ切り取られ、細い腕が一部露になっている】


この───

【“たかが極東人に攻撃をかすめさせられた”】
【獣を憤怒させる理由はそれだけで十分だったが、スマートフォンのバイブレーションがそれを遮った】
【どうやら電話のバイブレーションらしい】

………はい、何の用かしら?

………今すぐ戻れってなんですの?
こちらは今、新しいサンプルを見つけて───


………分かりましたわ、すぐに戻りますわ


【今度は乱暴にポケットに入れると、苦虫をかみつぶしたような顔で空を睨みつけ、何も言わずに立ち去っていった】


/すみません、明日早くてもう寝ないといけないのと、しばらくロールが出来ないので切らせていただきます。
短い間でしたが、ありがとうございました!
92 :舞【クラフペーパー】[sage]:2015/06/13(土) 23:36:34.09 ID:CX+kax0Xo
【夜の街に乾いた音が響く】
【それはいわゆる銃声などという物騒なモノの比喩表現などではなく、単に女が男に平手打ちをしただけであり、特別珍しい光景では無かった。】
【――最低、と呟き女は足早にこの場から去る】
【残された男はただ呆然と立ち尽くす――左頬には燃えるように赤い、それは見事な紅葉が】



【なんとなく男女のそんな場面を野良猫と共に眺めていた少女は思う】

【いつの時代も痴話喧嘩と言うものはさして変わらぬものよの、と】

【猫は興味無さげに大きなあくびを一つ】
93 :水無月空【霊刀御霊】[saga]:2015/06/13(土) 23:51:21.88 ID:IgfEIdSM0
>>91
【水を差されたとはまさにこのこと】

【せっかく火照っていた体も冷めてしまった】

【はぁと溜め息を一つ付き、こちらに睨みを利かせながら去っていく彼女を見送ってやる】

【命と命の凌ぎ合いこそが戦いの醍醐味だ。撤退に入った相手を狙うほどつまらないことはない】

【冷めた目をしながら、彼女は懐からおはぎを取り出し、頬張る】

【荒んだ心をアンコの甘みが癒してくれる】

はーあ、帰って寝よ。

【指についたあんこをぺろりと舐め、彼女は帰路に着いた】

【果たして明日は誰と戦うか。それは誰にも、わからないことであった】
//お疲れ様でした。
//中途半端な形で終わってしまったのは残念ですが、またいつか一緒にロールできるのを心待ちにしています。
//おつきあいいただきありがとうございました!
94 :首藤伊周【エアクラムシャー】[saga]:2015/06/14(日) 19:00:23.91 ID:yuUBVlNg0
【六月。ジメジメとして、蒸し暑くて、人を不快にさせる季節】

【だが、その光景は時として美しくもある】

【木々からこぼれる木漏れ日、輝く雨粒と紫陽花のコントラスト】

【まさしく、芸術】

【そして、こんな季節だからこそ芸術を勤しむ男が一人】

うーん、マーベラス! こんな美しい芸術を作り上げちゃうなんて、自分で自分の才能が怖いわん!

【なんと醜悪な光景か】

【それは木の枝から逆さ吊りにされた血まみれの男たちだった】

【木漏れ日は男を照らし、まるで赤い花のようにも見えるが、これを褒め称える人間はいまい】

んもーあそこに入って正解だったわん。素材も器具もよりどりみどり。

やっぱり芸術家やるなら一人くらい出資者がいないとやってられないのよねぇ。

【この醜悪な博覧会、それを打ち壊すものは果たして現れるのか】
95 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/14(日) 19:27:03.13 ID:yW96Em7z0
>>94
【時間とは常に一定の速度で進み、決して速くも遅くもならない】
【だから、彼にそれを阻止することはできなかった】
【怒りをたぎらせた男が一人、煙草をくわえて木々の中から男の前にやって来る】

…この国は、平和だと聴いてたが

【季節に似合わぬ朱のロングコートに同じく紅の髪】
【胸元に垂れるのは十字架の首飾り】
【そんな男が、黄金の瞳でこの惨事を芸術だ等と述べる男を睨み付ける】

すまねぇ、俺がもっと早くここについてりゃ絶対にこんなことさせなかったのに
仇は討つから、せめて楽に眠ってくれ

【彼がこの季節よりも不愉快な男の前に立った時、逆さ吊りの男達は地面に落ちており、その内の一人は彼の腕の中にいた】
【空間操作か、無色透明の遠距離攻撃か、はたまた―――時間の操作か】
【兎に角、何らかの方法でそれをなしたのだ】
【それも―――男達の落下音からするとほぼ同時に全員を解放して】

…覚悟して答えろよ、オッサン
これをやったのは、お前か?

【腕の中の男の目を伏せ、地面に寝かせる】
【そして、問う】
【怒りの炎を瞳の奥に燃やし、圧倒的な威圧感を持って】
96 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/14(日) 19:49:08.64 ID:O7bR8eiFo
>>94-95
【紅葉がこの場に居合わせたのはただの偶然だった】
【なんとなく今日は知らない道を歩いてみようと思っただけなのに】
【路地裏を抜けたらそこは地獄だった――】

【ああ、神よ。貴方は俺が嫌いなのですか――と心の底から問いたい】
【目の前には二度と会いたくなかったゴスロリマッチョのオネエさんと見ず知らずの赤い青年】
【……気付かれる前にそっとその場を立ち去ろうとしたのに】
【足元にある空き缶を蹴飛ばしてしまったのは、ある意味当然の結果である】

【俺は確信した。神など信じるだけ無駄である、と】
97 :首藤伊周【エアクラッシャー】[saga]:2015/06/14(日) 19:59:20.61 ID:yuUBVlNg0
>>95>>96
イェークセレントッッッ!!

【自分が作り上げた芸術も、目の前の男が告げた問いも今は関係ない】

【この現状、この光景、これだけが彼の頭を支配する】

すんばらしいわぁ、こんな上質な素材が二人も!

そ、し、てっ! 会いたかったわ〜ん『紅葉ちゃ〜ん!!』

【いつものごとく、彼は息を吐くかのように拳銃を抜き、エネルギー弾を二発放つ】

【一人につき一発だ。もしたあらなければ、直前で解放し穴を開ける。それだけのこと】

【これこそが赤い彼への返事となるだろう】

あぁそうそう、言い忘れてたわん。

フィオリ・デル・マーレ所属、孤高の芸術家首藤伊周よん。

アァタたちにはあたしの芸術となる栄誉をあげるわね! ンフフフフ!!
98 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/14(日) 20:23:32.35 ID:yW96Em7z0
>>96>>97
この場から去ろうとした辺りこいつの仲間って訳じゃないな
通りすがりなら今すぐ逃げろ、俺は守りながら戦うのは苦手だ

【顔は向けずに紅葉に告げる】

…聞いたことのある名前だな
イタリア語ってことは俺と同郷の奴がトップか…?

【目の前の男が言った組織の名にはどこかで聞き覚えがあった】
【地元の言葉なのだからある意味当然なのだが、そんな名前の悪党の集団があると前に牢屋に入れた奴から聞いたことがある】

そうか、じゃあてめぇにはブタ箱にぶちこまれる栄誉をくれてやる

【敵であることは確定した、もう待つ必要はない】
【拳銃を抜いた時点その用途は分かる。撃たれる直前に横に走って弾丸を大きく避けると、彼は叫ぶ】
【自分の矜持であり、能力を表したその言葉を―――】


《eterno sfida!!(永遠への挑戦)》

【―――時間の加速が始まる】
【彼の中で徐々に全てが遅くなり、彼だけの時間を動き出す】
99 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/14(日) 20:45:07.59 ID:O7bR8eiFo
>>97-98
俺は、会いたくなかったよっ!!

【やけくそに叫びながら風を纏わせたその足でエネルギー弾に当たりにいく】


赤い兄ちゃん……俺だって出来ることならとっとと逃げたいけどね!?
この状況でハイそうですかって逃がしてもらえるわけないじゃん!?

とりあえず兄ちゃんの邪魔はしないから!

【と伝えつつ、自分と青年を狙うエネルギー弾二つをどうにかしようと攻撃する】
【空間に穴を開けられるのだけは阻止しなければ、己だけでなく青年の命も危険にさらされてしまう】


【はたして、今回は無事に逃げることが出来るのだろうか――】




100 :首藤伊周【エアクラッシャー】[saga]:2015/06/14(日) 20:56:22.22 ID:yuUBVlNg0
>>98>>99
【飛び交うエネルギー弾をどうにかしようとする紅葉だが、それはうまくいかないだろう】

【紅葉とダンテには間がある。さらに言うなら、一発食らえば吹き飛ばされる力を秘めているのが特徴だ】

【攻撃という手段で防ごうとするなら、自分一人が吹き飛ばされることになるだろう】

【そして、赤い彼。その口から詠唱らしきものがつむがれたのを、伊周は聞き逃さなかった】

そーれ、弾けなさーい!

【とたん、エアクラッシャーの第二の能力が発動】

【エネルギー弾が空間に穴を開ける】

【すぐにでも彼は思い知るだろう。その力が自分を殺すためのものではないと】

【処刑を待つ囚人がごとく、縛り付けるための十字架であることを】

//一応確認しますが、紅葉さんはまだエアクラッシャーの第二の能力を知らないはずです。
//見る前に空に跳んで逃げましたから。
101 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/14(日) 21:05:57.48 ID:O7bR8eiFo
>>100
//はい、紅葉は第二の能力の事は知りません
//そして立ち位置やらなにやら把握してなさすぎる自分エ……
102 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/14(日) 21:20:43.69 ID:yW96Em7z0
>>99>>100
ひとつ質問だ、てめぇらのトップは誰だ?

【刹那の時が過ぎれば過ぎるほど、彼の時間は加速する】
【彼は今、人間にとっての一秒が、1.5秒程度に感じ、その時間の中で動いている】
【一先ずどう攻撃するかを考えようと走っている途中、感じた】
【先ほど撃たれたエネルギー弾に体が引き寄せられそうになっているのを】

そういう能力か!!

【徐々に引き寄せられそうになるが、時間の加速もありより長く速く抵抗できることと、弾丸と距離をとれていたことが幸いし、すぐに吸引範囲から逃れる】
【そして彼はいつ弾丸が来てもいいように、一度木の裏に身を隠す】

どういう原理か知らないが、その弾を弾けさせたらそこに引き寄せられるようだな

【能力の確認と、時間稼ぎを兼ねて言う】
【この時の彼の感覚、一秒が二秒程度に、つまり倍の時間を感じて動けるようになっている】
103 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/14(日) 21:59:21.03 ID:O7bR8eiFo
>>100>>102
【己に向かう弾は攻撃を加えたことによって無効化出来た】
【が、その代償として大きく後方へ吹き飛ばされる】
【その最中、炸裂するもう一つのエネルギー弾】

【前回は見ることのなかった能力】
【なにもない空間に空けられた大きな穴】

【大きく、後方へ吹き飛ばされているはずだった】
【しかし、どうしたことだろう】
【あの穴が出来たその瞬間、吹き飛ぶ力が弱まり、まるで何事もなかったかのように着地できた】

は……?ちょ、なんだよあの穴
……えーと、もしかしなくても近付いたらアウト系?

【えー……そんなのありかよ、と思っている合間にもごく僅かな力とはいえ、少しずつ近付いていく体】
【このままではまずい、何とかしなければ】
【しかし、どうすれば】

【ふと、目についたのは空き缶】
【先ほどつまづいた物だろうか―――そんなことはどうでもいい】
【今はなんにでもすがりたい気持ちだった】


【紅葉は大きく息を吸うと、勢いよく――空き缶を蹴り飛ばす】
【狙いは、あのオネエさん――首藤伊周以外あり得なかった】
104 :首藤伊周【エアクラッシャー】[saga]:2015/06/14(日) 22:15:55.48 ID:yuUBVlNg0
>>102>>103
うちのボス? サルヴァトーレ・ルチアーノって言うナイスミドルよん。

あんないい男にうちに来ないかなんて言われたら、ついていくしかないわよねぇ。

んで、あたしの能力ね。よくわかったじゃない。

この能力はエアクラッシャー。読んで字のごとく空気を壊す能力なわけ。

だから紅葉ちゃんは弾かれた空気で吹き飛んだのね。

そして、あなたが引き寄せられたのは空気が吹き飛ばされて真空になったから。

津波は流れていくときより戻る時の方が怖いの理論ね。

【もちろんこんなのはデタラメだ】

【エアクラッシャーの能力、それは空間か非生物に穴を開けること】

【この穴がブラックホールのように物を引き付けるのであって、決してエネルギー弾そのものに吸引力があるわけではない】

【だが、勘違いしているのならそれっぽい理屈をつけてやるだけのこと】

【それで勘違いを深めてくれれば万々歳だ】

さーて、そんな空気を壊す弾丸な訳だしぃ? まともに食らえばどうなるかはわかるわよねぇ? 例えば、頭になんか食らえば勢いで首がへし折れるかも。ンフフ!

【そう言って、今度はエネルギー弾を雨あられと連射する】

【この能力の制限は開けられる穴は二つまでであってエネルギー弾を打てる数そのものに制限はないのだから】

【これで彼はしばらく木の裏に釘付けだろう】

【そして、このエネルギー弾が彼の隠れる木そのものに着弾した時こそ最後】

【穴を開けるという特性上、非生物にぶつかったのなら穴は貫通する】

【貫通しないのならそんなもの穴ではなく凹んだだけだ】

【そうなれば裏にいる彼はどうなるか。説明するまでもないだろう】

【そこまで考えた上で連射していると、こちらに何かが飛来する】

【銃を持たない手で防いで見れば、それはただの空き缶】

【軽い空き缶がどれだけ勢いよく飛んでこようと、多少痣になる程度には痛いだけ。それだけだ。なんてことはない】

あーら、紅葉ちゃんそんなに待ちきれないのかしらん?

ダメよぉ〜こういうのは順番なんだから。赤いあのボーイの後で、じっくりと遊んであ、げ、るっ!

【そして、バチンとウインクを一つ】

【SAN値チェックをどうぞ】
105 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ[sage saga]:2015/06/14(日) 22:44:57.10 ID:yW96Em7z0
>>103>>104
説明どうもありがとう
わざわざ能力を説明する自惚れ、能力の割にはあんまり強くなさそうだ

【相手の説明すべてを鵜呑みにする気はない】
【が、それでも全てが嘘と言うわけでもないはず】
【少なくとも少年がまともに受けても大丈夫な辺り、言っているほど弾丸事態の威力は高くないはず】
【仮に当たったとしてもそれだけで死ぬ、ということはなさそうだ】
【相手の能力が大まかに売った場所に相手を"吸い込む"力と単純な物理威力の能力と考える】

銃は一つ、一度に撃てる弾は当然一つ
能力も大体わかった
ブタ箱に入りたくなきゃせいぜい踏ん張れよ悪党、速くしねぇとお前は俺を倒せなくなるぞ

【何発も着弾すればいずれ木は折れるだろうし、弾けさせられれば動けなくなる】
【一発目の時点で彼は行動を開始し、走る】
【が、予想外に一発目の時点で弾丸が木を貫通し、そこに"穴"が空く】

クソッ、空間以外にも穴が空けれんのか…!

【大量に撃たれていた弾丸の一発が、抵抗している彼に当たる】
【バンッ、と大きな破裂音と共に彼は吹き飛ばされる】
【だが、好都合なことにそれで弾かれたことによって穴から離れ、その間に再び移動を開始する】

ダメージは受けたが、力についてはより分かった
十分だ、俺の体もそろそろ頃合いだしな

【木の影から身を出し、再び男の前に立つ】
【本来ならば無謀だが今の彼にとってはそうではない】
【果たして悪党は捉えきれるだろうか―――通常の人間の一秒を2.5秒と認識し、その世界の中を動き回り、さらに加速し続ける】
【円を書くように走り、悪党に通常の時間内では高速で近づいていく】
【近距離まで接近すれば一度顔面を殴り、直後また距離を取るだろう】
106 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/14(日) 23:20:16.11 ID:O7bR8eiFo
>>104-105
【おぞましいものを見た】
【多少吐き気を感じるが、吐くのは全てが終わってからと強く誓う】


【そして、自分が吐き気と戦っているうちに何やら動きがあったようだ】

【離れた所にいる自分に出来ることはなんだろうか】
【下手に近付いて赤い青年の邪魔にはなりたくない、ならばとりあえず足元の石でもなんでも蹴り続けようか】

【青年に当たってくれるなよ、と祈りながら手当たり次第にその辺の小石やら空き缶を蹴飛ばしていく】
【少しずつ、首藤の死角に回り込みながら】
107 :首藤伊周【エアクラッシャー】[saga]:2015/06/14(日) 23:34:35.73 ID:FxgFkcunO
>>105>>106
ふーん、なかなか速いわねぇ。加速系の能力かしらん?

【しかし、それは一般人の2.5倍のスピードだ】

【日本人の平均は早くて百メートル約13秒。それはつまり時速約27.69キロということ】

【これを2.5倍にするなら、時速約69キロ。ライオンより10キロほど早い計算となる】

【だが、赤い彼は気づいていない。この男、先ほどから銃撃ばかりしているが身体能力もかなりのものなのだ】

【その拳は、世界を狙えるほどに鋭さと破壊力を秘める】

(その程度の速さなら十分目で追えるのよねぇ。カウンターのパンチ喰らってもらおうかしらん!)

【接近するダンテを殴れるよう構えを取った、まさにその時】

あだぁっ!?

【破れかぶれに蹴り飛ばされた空き缶が伊周の顔に命中! 】

【大したダメージはないからと無視していたことが祟ってしまった】

【そのせいで構えが乱れてしまい、このまま拳が当たったとしてもダメージは半減だ】

【いや、もしかすれば避けられることもあり得る】
108 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ[sage saga]:2015/06/14(日) 23:52:27.27 ID:yW96Em7z0
>>106>>107
加速、ね
そう思うんならそうなんだろうよ、お前の中ではな

【確かに今の自分を狙える男の身体能力は高いのだろう】
【だが、遅すぎる】
【どれだけ強くても、速くても、一秒の間に進む速度には限界がある】
【彼はその限界値が上昇し続け、通常の時間内の動くものは全てが遅く見える】
【つまり、今の彼には単純に考えてもその拳の速度が通常の約3/1程度の速度で迫るスローな拳にしか見えていない】

お前は強いし速いんだろう、でも俺を殴りたきゃもっと速くするべきだったな

【エネルギーの弾を避ける彼に、それよりも遅いものは当たらない】
【体制を崩したこともあり、さらに避けやすくなった拳を瞬時に腰を落として避けると、体制を崩しがら空きな顎に向けてアッパーカットを放つ】
【時間がさらに長くなり、加速度的に体感時間が速くなる】
【現在の彼の体感時間、人間の3.3倍】
109 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 00:13:18.68 ID:erHRJW2/o
>>107-108
っしゃ!

【ひたすら適当に蹴り続けていた】
【その内の一発が当たったのは、首藤の注意が疎かになっていたからこそ】
【それでも、当たったことは素直に嬉しいし、何より青年のアッパーカットがそれはそれは見事だった】
【だから、思わず喜びの声が出てしまうのは仕方の無いことで】

【思わず青年に駆け寄りたくなったが、そこをグッとこらえてそーっと様子を伺うだけに留める】



【もし、首藤にまだ戦う意思があった場合、今度は遠慮なくこの場から逃げ出すために】




110 :首藤伊周【エアクラッシャー】[saga]:2015/06/15(月) 00:32:03.50 ID:o+dltPTq0
>>108>>109
【顎にまっすぐ伸びるアッパーカット】

【体勢が崩れている上にこのスピード、避けられるわけがない。防げるわけがない】

【だが、腕も足も動かなくとも、指をピクリと動かすくらいなら問題ない】

【伊周は崩れた大勢そのままでトリガーを引いた】

【当然エネルギー弾は地面に命中。いくらスピードが三分の一となるとはいえ、エネルギー弾のスピードも拳やライオン程度のやわなものではない】

【本物の弾丸で時速720キロなのだ。このエネルギー弾も半分の360キロは硬い】

【それを三分の一にしても120キロだ】

【ほんの数センチしかない距離を飛ぶわけだから、並の人間が反応できるはずがない】

【だが、その拳を避けられないことに違いはない】

【ダンテのアッパーカットが、顎に突き刺さる】

フグゥッ!

【異様なくぐもった声を出し、吹き飛んだ】

【これで終わったかに見えた戦闘、だが】

フグッ、フグウウウ……今のは、痛かったわよ……

痛かったぞこのド腐れがァ!!

【立ち上がりこそしないものの、なんと意識を失っていない】

【これはトップクラスのアスリート並に鍛え抜かれた伊周の肉体、そしていくらスピードがのっているとはいえ一般人としての戦闘センスでしかないダンテの実力の差である】

【あとほんの数秒、それさえあれば彼は立ち上がり、動けないダンテに残虐の限りを尽くすだろう】

【だが、もしもエネルギー弾の穴を避けられたのならば、この勝負はこれで幕閉めだ】
111 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 肋骨にヒビ[sage saga]:2015/06/15(月) 00:55:55.13 ID:zHZZBpW80
>>109>>110
この状況で―――!!

【信じられないことに、悪党は殴られながらにして銃撃をしてきた】
【当然、いくらなんでも避けられず弾け飛ぶ】
【しかし、こちらのアッパーも決まった】
【並の相手ならこれで詰みだが―――】

…話し方が崩れてんぜ、おっさん

【怒りの炎を燃やしながら、こちらを睨み付ける相手】
【だが、怒りならこちらの方が大きい】
【見知らぬ人間を何人もいたぶり殺した者が、僅かにその痛みを返された程度で何を怒る】
【相手以上に怒りを燃やしながら、立ち上がる】
【調子近距離からの銃撃、確かに多少威力は上がるだろうが、一度受けても問題ないのは実証ずみ】
【長く感じることで立ち上がるまでの僅かな休息は取れることと、能力の性質上並の人間よりも頑強にならざるを得なかった肉体が、それを成した】

紅葉とか言ったか?速く逃げろよ
あとは俺がやる

【時間が加速し続ける】
【彼は歩いてるだけだと言うのに、並の人間が全力で走っているような速度で立ち上がろうとする悪党に近づく】

お前は逃がさねぇがな
お前のしたことを一生悔いながら、刑務所の中で死刑を待って震えて暮らせ…!!

【彼は目の前にたった時点で本気で行動を始める】
【悪党の思い切りサッカーボールの様に蹴ろうとし、成功すれば転がる相手の首を最低でも気絶する程度に踏みつけるだろう】
【加速を続ける彼の現在の体感時間、実に人間の―――】

                【―――6倍―――】
112 :首藤伊周【エアクラッシャー】顎にヒビ[sage]:2015/06/15(月) 01:01:16.22 ID:RNJfVrAIO
>>111
//えっと、これ本人に当たった感じですか?
//地面狙ったんで、本人には当たらず地面にな縫い付けられるイメージだったんですが……
113 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ [sage saga]:2015/06/15(月) 01:06:45.12 ID:zHZZBpW80
>>112
/あ、すいません
/完全に見落としです、今すぐ直すので少々お待ちを
114 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 01:17:37.58 ID:erHRJW2/o
>>110-111
【―――一瞬、何が起きたのか分からなかった】
【アッパーカットを受けた首藤は意識を失わず、カウンターの銃撃によって青年に少なからずダメージを与えた】

【しかし、それでも】
【青年のスピードは変わらず――いや、ますます加速していった、という方が正しいだろうか】

【自分は常人より優れた動体視力を持っている。風を纏うことによって、よりその力は強くなることも理解している】
【だが、その超人的な動体視力をもってしても、青年の動きを追うことはもう難しかった】

【その速さは、既に人を超えていた―――】

【首藤に戦う意思が残っていたら、逃げるつもりだった】
【青年も、逃げろと言ってくれた】
【―――だが、紅葉は目の前の光景から目が離せなかった】


【この戦いの結末を、見届けたい】
【ただ、ひたすらにそう思う】
115 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 01:21:46.71 ID:erHRJW2/o
>>112-113
//まずい、見逃してました
//ダンテさんの修正の後、自分も修正します
116 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ [sage saga]:2015/06/15(月) 01:26:17.58 ID:zHZZBpW80
>>109>>110
…そうきたか

【悪党を殴り飛ばした後、彼は急激に体が重くなるのを感じた】
【下を見れば大地に穴が空き、それが自分を縫い付けているのだと分かる】
【だが、問題はない】
【今ので本体が倒れたのだから、この穴も消えるはずだ】
【そう思っていた彼の考えは、直ぐに覆されることになる】

まだ意識がありやがる
悪党ってのはどいつもこいつも諦めが悪い

【軽口を叩きながら、憎悪のこもる目でこちらを睨む悪党を見る】
【もうすぐ起き上がり、動けない自分に向かって来るだろう】
【だが、怒っているのは彼も同じ】
【見知らぬ人間を何人もいたぶり殺した者が、僅かにその痛みを返された程度で何を怒る】
【全力で抵抗を始める、少しでもその場から離れようと】
【仮に相手が数秒で起きてきても今の自分なら三倍、いや、その四倍の時間をかけて抵抗できる】

こいよ、カマ野郎
二度と出てこれない地獄の底に叩き落としてやるよ…!

【まずい、相手が立ち上がった】
【今の自分はまだ半歩後ろに下がっただけ】
【自分の認識ではゆっくりとだが徐々に向かってくる悪党、なんとか一歩足を下げる】
【さらに近づいてきた、全力でもう一歩だけ足を下げる】
【だが、それだけだ】
【動くこともままならぬまま、穴から二歩下がったそこで踏ん張り続ける男】
【けれど、なぜだろう】
【その瞳に、絶望と諦めが一切ないのは】

お前のスローパンチなんぞまた楽に避けて、カウンターぶちこんでやるから、来るならこいよクズ野郎!!

【挑発するように叫ぶが、それは相手から見れば口だけの強がりに見えるだろう】
【だが、彼には策があった。たとえ、自分もボロボロになったとしても悪党を倒して刑務所に入れる策が】
【現在の彼の体感時間、通常の六倍】
117 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 01:48:34.72 ID:erHRJW2/o
>>110>>116
【―――一瞬、何が起きたのか分からなかった】
【アッパーカットを受けた首藤は意識を失わず、カウンターの銃撃によって作られた穴により、青年はその場に縫い付けられた】

【しかし、それでも】
【青年のスピードは変わらず――いや、ますます加速しているのだろう】

【地面に出来た全てを吸い込む穴、それがなければ―――超人的な動体視力を持ってしても、追えないほどに】


【首藤に戦う意思が残っていたら、逃げるつもりだった】
【青年も、逃げろと最初に言っていたではないか】
【―――だが、本当にそれで良いのか?】

【今、自分がこうして無傷でいるのも】
【今、逃げようと思えばきっと逃げられるのも、全て、青年がいたからで】

【青年のお陰で、自分は――――】


【今、自分は奴の死角にいる】

【体が勝手に動き出す】
【首藤だってもうギリギリの筈だ】
【一撃翌与えられれば、それで終わる】

【風を強く感じる】
【滑空と穴の吸引力、二つを利用して普段以上のスピードで首藤に近付く】

【―――渾身の回し蹴りを、奴にお見舞いしてやるために】
118 :首藤伊周【エアクラッシャー】顎にヒビ[saga]:2015/06/15(月) 01:55:18.61 ID:o+dltPTq0
>>116>>117
【なるほど、ようやくわかった】

【相手の能力は加速じゃない】

【もしそうであるのなら、あの吸引を踏みとどまれるわけがないのだから】

【あの力は、おそらく時間の操作】

【さらに言うなら、時間の流れを操っているのだろう】

【だからこちらの攻撃にもあそこまで余裕を持っていたし、この吸引もまるで何分の一にも抑えたかのようにその場に踏みとどまっているのだろう】

掃除機に吸い込まれるのを耐えるごきぶりみたいねぇ。

醜い、すっごく醜いワァァァ!!

あぁたみたいな醜い生き物、あたしの芸術にはふさわしくない!

スクラップのほうがまだ美しいと思えるくらい、徹底的にぶちのめしてやるわっ!

【そう言って、もう一発エネルギー弾を放つ】

【それは地面に空いた穴の真上で弾け、もう一つの穴を作り上げた】

【つまり、吸引力は単純に二倍】

【これも時間の流れを十数倍に変えてしまえば耐えるのだろうが、そんなことは問題ではない】

【ダンテ一人が耐えられても、周りにあるものはそうもいかないからだ】

【例えば、彼の後ろにある石や木々。それらはきっと、その強力な吸引力に打ち勝てない】

【踏ん張る彼の後ろから、ダンプカーや機関銃のように傷つけることだろう】

【さらに伊周本人は穴の影響を受けない】

【脳を揺らされてスペックこそ落ちているが、そんなもの踏ん張るダンテを見ているうちにだいぶ和らいだ】

【気をつけていれば背後からくる石や木々くらい十分避けられる】

【だが、彼は知らない。自分がこれ以上になく大きなピンチに立たされていることに】

【頭に血が上りきっている今、風を使う青年のことなど完全に忘れていた】
119 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中)[sage saga]:2015/06/15(月) 02:11:29.71 ID:zHZZBpW80
>>117>>118
いいこと教えてやろうか?
お前の姿は既にスクラップよりも醜いぜ
お前自身が自分の芸術にふさわしくないってこったな、笑わせてくれるぜ

【ゲラゲラ、と踏ん張ったままの状態で馬鹿にして笑う】
【いい場所だ、よく近づいてきてくれた】
【そんなとき、さらにもうひとつの穴が空き、彼をより強い力で吸い込んでくる】
【地面の近くの穴に吸い込まれて、石が足に凄まじい勢いでぶつかってくる】

…選択を謝ったな
お前は今自分からより強い力で倒されることを望んだんだぜ、スクラップ

【攻撃しようとする青年の姿は捉えている、故に青年に目で合図する】
【蹴りの威力を抑えろ、と】
【あの速度と、石を蹴っていたときの脚力からすると、最悪相手が死ぬ】
【気絶程度で十分だ、こいつを殺しては罪の清算をさせられない】

じゃあな、スクラップ
次に目覚める場所は、刑務所の中だ

【彼の現在の体感時間は約9倍】
【そんな彼が、全力で悪党へと駆ける】
【その腹を殴り抜けて、今度こそ気絶させるために】
【穴が二つも空き、吸引力は凄まじい】
【そこに向けて単純に考えても9倍の速度で、いや穴二つ分の吸引力を考えるとさらに早い速度で走り、その勢いで腹を殴られて、はたして意識を保っていられるだろうか】
120 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中)[sage saga]:2015/06/15(月) 02:23:15.38 ID:zHZZBpW80
/すいません、眠気が限界なので落ちます
121 :首藤伊周【エアクラッシャー】顎にヒビ[sage]:2015/06/15(月) 02:30:43.87 ID:o+dltPTq0
>>119
//無粋ですが突っ込ませていただきます。
//なぜ6倍でギリギリ踏みとどまってたのに9倍になったら二倍の吸引力の穴に吸いつけられずにそれを飛び抜いて攻撃できたのでしょうか。
//足に中程度のダメージがありながら、なぜ全力で走れたのでしょうか。
//木々はどうなったのでしょうか。
//眠さで少し頭がぼやけているので、支離滅裂な質問していたら本当にすみません
122 :首藤伊周[sage]:2015/06/15(月) 02:34:24.78 ID:o+dltPTq0
//やっぱり木々はそのままで問題ありません。よくよく考えたらどれだけ吸引力があるんだよって話ですし。
//つまんないミスすみません……
123 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 02:38:59.95 ID:erHRJW2/o
>>118-119
【またひとつ、穴が開いた】
【吸い込む力が強くなる】

【それは、必然的に紅葉が近付くスピードも上がるということ】

【距離が縮まる、首藤の背中は隙だらけだ】

【あと少し、もう少し】
【外せない一撃のために前を見据え―――青年と目が合った】
【その金色の瞳は"[ピーーー]な"と言っているように感じた】


【こくり、と頷く】
【殺したら、奴と同じじゃないか】


【それだけは、絶対にお断りだ】


【スピードに乗って高くあげられた足は、勢いよく振り抜かれた――】

【ヒットの瞬間に風が止む】
【風がなければ紅葉の身体能力は超人から軍人程度にまで落ちる】
【それでも、常人以上の脚力であるのは確かであり――更に紅葉の靴は安全靴なので重くて固い】

【殺せはしないが、脳を揺らすには十分すぎるほどの威力だった】
124 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 02:44:21.41 ID:erHRJW2/o
>>123
//こっちに訂正で


【またひとつ、穴が開いた】
【吸い込む力が強くなる】

【それは、必然的に紅葉が近付くスピードも上がるということ】

【距離が縮まる、首藤の背中は隙だらけだ】

【あと少し、もう少し】
【外せない一撃のために前を見据え―――青年と目が合った】
【その金色の瞳は"死なない程度にな"と言っているように感じた】


【こくり、と頷く】
【死なせたら、奴と何も変わらない】


【それだけは、絶対にお断りだ】


【スピードに乗って高くあげられた足は、勢いよく振り抜かれた――】

【ヒットの瞬間に風が止む】
【風がなければ紅葉の身体能力は超人から軍人程度にまで落ちる】
【それでも、常人以上の脚力であるのは確かであり――更に紅葉の靴は安全靴なので重くて固い】

【殺せはしないが、脳を揺らすには十分すぎるほどの威力だった】
125 :首藤伊周[sage]:2015/06/15(月) 03:17:01.95 ID:o+dltPTq0
//すみません、今日のところは落ちさせていただきます……
//続きは明日書かせていただきます。
126 :【ザ・ペイン】[sage]:2015/06/15(月) 16:02:12.01 ID:UYY+g/Xko
【気が付けばどうやら気を失っていたらしい】
【つい先程まで夜だったと言うのに、路地裏に差し込む明るい陽の光が、彼女の間違いを裏付けるかのようだ】
【見たところ十代後半、着ている学生服から考えて高校生であることは間違いないだろう】

・・・・・・・・っ!

【怠そうに上体を起こして辺りを見渡せば、身体中がズキズキと痛むのもあってるぐると不鮮明であった意識が徐々に冴え渡ってきた】
【暗くてよく見えなかった彼女の体も、徐々に路地裏を侵食して行く日差しによって、隠されていたその全貌が明らかになる】
【血こそ流れていないものの、体には痛々しい無数の痣がいくつもあり、容赦のない非常に強い暴力を受けたのは誰から見ても明らかだった】
【なのに彼女は、"笑っていた"】
【大の大人ですらこれほどまでに全身に広がった痣から連想させられる痛みには、容易く耐えられるものでもないだろう】
【では何故?見た目にはただの女子高生である彼女が、こんな仕打ちを受けてまで笑っていられる理由は?】



【それは彼女が"普通"ではないから】



【詳しく言えば、特殊な彼女の生い立ちからくる根本的な価値観の違いといったところだろうか】
【力による征服、即ち暴力】
【手を繋ぎ、キスをして、愛を語り合う、それが普通の人間からした愛の形】
【だが彼女は違う。征服したい、征服されたい、完膚なきまでに力で押さえ付けられ、残された傷痕を、愛の証として彼女は愛でるのだ】

えへ・・・また、愛されちゃった

【心底嬉しそうに傷だらけの腕をさすれば、その一連の動作から生じた痛みに、恍惚な表情を浮かべる】
【しかしいくらそんな彼女であれど、こんな路地裏で誇りにまみれて座っているのも気に入らない】
【異常性癖者であると共に、一人の女の子でもあるのだ】

はあ・・・はあ・・・

【痛みを受け止めているとはいえ、体が危険な状態であることはかわりない、心臓の鼓動が早く、息も荒くなってきた】
【だがそれでも彼女は愛を求めるのだ、このままではいつ死んでもおかしくない、しかしそれでも、愛への渇望は止むことはない】
【のそりと体を動かし立ち上がれば、重い足取りでその場から去っていくのだろう】
【その華奢な体に、沢山の傷と、痛みと、そして】


【愛を抱き締めながら】
127 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中)[sage saga]:2015/06/15(月) 20:01:43.19 ID:zHZZBpW80
>>121
/別に飛び越えていません、アッパーで倒れたらほぼその場に倒れるでしょうし、殴られる時に地面に撃っている以上立ち上がる場所と穴の場所がほぼ同じだと思いました
/全力で走るといっても穴までの距離は二歩ですし、仮に勢いで一歩だけ穴を越えれたとしても三歩ですから骨折のような怪我また違いますが、石が地面とその少し上の穴に向かっているということは当たるのは靴か、靴を貫通して当たるぐらいですから一瞬なら出来るかなと思いました
128 :首藤伊周【エアクラッシャー】アゴにヒビ[saga]:2015/06/15(月) 20:38:45.23 ID:o+dltPTq0
>>119>>124>>127

//なるほど、確かにそうなりますし、そうなればこういう形になるのも道理です。
//つまらない事聞いて本当すみませんでした……

【二つめの穴を穿ってすぐに、踏ん張っていた赤い彼が動き出す】

【勝った!】

【その一言が頭に浮かんだ】

【だが、それはただのぬか喜び】

【踏ん張りが利かずに吸い込まれたのではない】

【むしろその逆。自分を吸い込もうとする勢いに、あえて乗りかかったのだ!】

【一歩、首藤の顔が笑みに歪む】

【二歩、それが疑問による怪訝な顔となる】

【三歩、これから起ころうとすることに、驚愕する】

ウゴォウッ!!

【ダンテの拳が腹部にめり込んだ】

【その勢いは殺すことできず、体がくの字に曲がる】

【だが、吸引はまだ止まらない】

【それは鍛えられた肉体ゆえか、執念か】

【どちらにしても、首藤はまだ倒れていない】

【再び穴の吸引に引きづり込まれそうになるダンテに、ニヤリと冷や汗を流しながら笑う】

【これで勝ち。そう確信し拳を振り抜こうとした、まさにその瞬間だった】

【自分の足が地面から離れた】

【自分があの穴に吸い込まれるはずがない。あの穴に吸い込まれそうなものが自分の近くにないことも確認していた】

【ならば、なぜ自分は飛んでいるのか】

【なぜ、頭に激痛があるのか】

【その答えは、すぐにわかることになる】

【蹴りを振り抜いた形で止まる、紅葉を見ることで】

ちく……しょう……

【憎々しげにその言葉を吐き出し、それを最後に視界がブラックアウトする】

【それと同時に、彼らを苦しめ続けた穴もふさがり、吸引が止まった】

【ダンテと紅葉。二人の勝利である】
129 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中)[sage saga]:2015/06/15(月) 21:18:41.79 ID:zHZZBpW80
>>124>>128
…しぶとさが自慢か?
ま、これに耐えたところで無駄だけどな

【一瞬穴を越えはしたものの、直ぐに吸い込まれていく】
【全力の一撃を受けて尚笑う悪党】
【確かにまずい状況だっただろう―――彼一人なら】

てめぇの仲間もボスも全員まとめて刑務所に叩き込んでやる
せいぜい自分達のしたことを悔いながら一生を刑務所の中で過ごすんだな

【彼しか敵がいないと思った事が、悪党の敗因】
【油断していたところに勢いよく紅葉の蹴りが決まり、今度こそ悪党は動かなくなる】
【同時に穴も消え、彼は悪党へと歩き出す】

紅葉、だったな
ありがとよ、助かった
とはいえ、危険だからあんまりこういう奴には関わるなよ
こいつみたいな悪党になったら俺は容赦なくお前をぶっ倒すぜ

【気絶した悪党を担ぎ上げようとする】
【そうすれば、その後警察まで悪党を連れていき、牢獄へと入れるだろう】
130 :アクセラレーション・マシンタイプ[saga]:2015/06/15(月) 21:25:32.86 ID:NjDp8s+y0
世の古傷に鎮座して、静謐に寇を待つは、
奈落のごとく心に修羅を秘めた、機神。
131 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 22:16:57.77 ID:erHRJW2/o
>>128-129
【首藤が倒れていく】
【自分を見る奴の顔はとても醜く歪んでいて】

【やっと、終わるのだと思った】

【穴が閉じていく】

【この戦いが、ようやく―――】


【終わった、と思った次の瞬間】
【力が抜け、どさり、と地面に座り込んでしまった】

は、はは……やっと、終わったぁ……

【我ながら情けない声が出た、と思う】

あー……これで、安心してぐっすり眠れる……

【野宿も出来る……と、どこかずれている喜びも呟いて】

【一息ついて、青年に声をかける】

……赤い兄ちゃん、ありがとな。俺一人じゃきっと詰んでた
多分、あの人らと同じように奴の"芸術作品"とやらにされてたんだろうな

【ちらり、と犠牲者の方を見る】

……それに、もう二度とこんなのとは関わりたくはないし、人の道だって外れるつもりもない
兄ちゃんと敵対したくないしなー

【軽口を叩きつつ、よっこいしょと立ち上がり青年の手伝いをするために駆け寄っていく】
【とりあえず、あの銃はボッシュートだなとか思いつつ】
132 :首藤伊周【エアクラッシャー】顎にヒビ[sage]:2015/06/15(月) 22:21:29.67 ID:o+dltPTq0
>>129>>131
//気絶中であるため飛ばしてください。
//ふと気になったんですけど、銃取られたらとった方はどうなるんですかね?
//やっぱ次のロールから拳銃が使えるようになるのだろうか……
133 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中)[sage saga]:2015/06/15(月) 22:27:36.76 ID:zHZZBpW80
>132
/そういうのは無しだと思うので、僕は刑務所に届けたときに棄てたとかそんな感じにしようと思ってます
134 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 22:29:57.82 ID:erHRJW2/o
>>133
//それでいいと思います
135 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中) [sage saga]:2015/06/15(月) 22:46:09.74 ID:zHZZBpW80
>>128>129
礼を言われるような事はしてない
ただ、許せない奴をぶっ倒しただけだ

【気絶した男を担ぎ上げ、歩き始める】

そうしろ
俺もお前と敵対するのはできれば避けたい

【時間の加速をここで解除する】
【一気に感じる時間が長くなったことで酔ったときのような気持ち悪さを感じる】
【ダメージもあり、一人で運ぶのは辛いので「すまない」とだけ言って紅葉の助けを借りる】

にしても面倒な能力だったな
当たったときのダメージこそ少ないが、吸引の力が鬱陶しくて仕方なかった

【これは危険だ、と言って握られていた銃を木々の奥へと投げ捨てる】
【しばらくして警察署に到着し、危険物を他にも持っていないかと探ってみると服の中にナイフが隠れていた】

まだ武器を隠し持ってたか
…お前にゃ必要ないかもしれんが護身用程度に貰っとくか?

【悪党を警察に渡した後、外で紅葉にナイフを見せる】
【受け取らなければそのまま彼が持っているだろう】
136 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 22:57:12.81 ID:erHRJW2/o
>>135
ナイフか、ひとつあると便利そうだけどなー……

【ナイフを見つめつつ少し考える】

でもなー、ただでさえしょっちゅう未成年に間違われて補導されかけるしなぁ……俺

【これでも俺27よ?四捨五入で三十路よ?ねえ、俺ってそんなに童顔?とダンテに捲し立てる】
137 :首藤伊周[sage]:2015/06/15(月) 22:59:55.31 ID:o+dltPTq0
//同じく飛ばしてください。
//このまま警察にしょっぴかれるまで気絶しております。
138 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中) [sage saga]:2015/06/15(月) 23:08:34.89 ID:zHZZBpW80
>>136
まぁ貰わねぇんなら俺が貰っとくけど
つっても、こんなもん持つぐらいなら野球のボールでも持った方が俺は強いから微妙なんだが

【どちらかといえば、接近戦のナイフよりも投げてぶつけれるボールの方が強い】
【本来ならそうでもないのかもしれないが、彼の能力の制約上接近戦は危険なのだ】

ま、じっくり考えろよ
…ん?

【紅葉の言った言葉に固まる】
【27?……27!?】

え!?お前俺より年上なの!?
嘘だろ!?

【非常に驚いた反応をする辺り、彼がどう思っていたのかが分かるだろう】
139 :【ザ・ペイン】[sage]:2015/06/15(月) 23:26:14.92 ID:UYY+g/Xko
ちょっと失礼
生成系等で代えが効くものならともなく、そうでない能力者からの武器の奪取は不味くないですか?
140 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 23:27:33.99 ID:erHRJW2/o
>>138
【ダンテの尋常じゃない驚きように全てを察した】

あー……これは確実に10代に間違われてたリアクションですわー……

【やっぱりなー……とガックリと肩を落とす】


【しばしの静寂】


……そうだ、そのナイフ。兄ちゃんが持ってていいよ
俺が持ってたらきっとお巡りさんに怒られるからねー

【自虐ネタを交えつつへらりと笑って伝える】
【どうやら、この短時間に何か色々と諦めて、そして開き直った様だ】
141 :首藤伊周[sage]:2015/06/15(月) 23:35:14.79 ID:o+dltPTq0
>>139
//奪取できない、というルールもありませんし問題ないかと。
//そもそも初期装備というくくりですから、なんだかの条件が揃えば使える武器が手に入るのも道理。
//リアリティも出ていいんじゃないかなと思います。
//ただし、二人ともナイフの技術はないんで使うとしても扱い素人レベルということにしてもらいますが。
142 :ダンテ【カミカゼ】左腕の骨にヒビ 足にダメージ(中) [sage saga]:2015/06/15(月) 23:43:46.94 ID:zHZZBpW80
>>140>>128

え、あ、その
…すまん

【かなり失礼な事を言ったと気づき、若干気まずくなりながら謝る】


お、おう
俺が言えた事でもないが、元気だせよ
じゃあな

【ちょっと気まずさを残しながらも、その場を去る】
【そろそろあの悪党は目が覚めて、警察と対面している頃だろうか】
【知っている限りの全ての罪は報告している、よくて無期懲役と言ったところだろうか】
【そして、悪党の言っていた組織の事を考えながら、歩いていった】


/二日間もの間ロールありがとうございました!
143 :羽ノ浦紅葉【シルピエーデ】[sage]:2015/06/15(月) 23:57:54.37 ID:erHRJW2/o
>>142
あはは、こっちこそ何かごめんなー兄ちゃん

【気まずい空気を感じるが如何せん自分ではどうにも出来ない】
【なので敢えて空気は読まない。このままうやむやにして終わらせてしまえ】

じゃあなー、縁があったらまた会えるだろ
そんときは一緒に酒でも飲もうぜー

【ひらひらと手を振って見送る】



【――あ!そういや、兄ちゃんの名前聞いてねぇ!!と気付いたのは心穏やかに眠りにつこうとした直前の事だったとかそうじゃないとか】


//二日間お疲れ様でした!!
144 :【ザ・ペイン】[sage]:2015/06/16(火) 00:03:10.01 ID:z2QIVc80o
>>141
一応分かってるとは思うけどここは能力を使ってる戦うスレなの、環境やらなんやら利用して武器を取り返しても良いけどそれが出来ない人や設定のキャラもいるの
武器系能力者から武器を奪うってことは能力を取り上げるって事なんだよね、あなたは良くても私はそう言う人とロールしたいとは思わないかな
だから武器を奪ったり、相手のロールを妨げる事は極力避けて欲しいんだ リアリティとかの問題どころの話じゃ無くなるの
でも、これは取られた側に言っても仕方ないことだから、頭の片隅には入れておいて欲しいかな
145 :【ザ・ペイン】[sage]:2015/06/16(火) 00:15:38.99 ID:z2QIVc80o
ダンテさん、私が>>144に書いた事をよく読んで、これからまた同じ事を繰り返さないようにしてください
ですが首藤さんはこれで納得しているようですし、これ以上は部外者の私からは何も言いません
楽しくロールしているところに水を差してしまい申し訳ありませんでした
146 :首藤伊周[saga]:2015/06/16(火) 00:18:51.11 ID:OH2heWVh0
>>142>>143
【ここはとある牢獄】

【そこにあるのは、聖人かのように十字架にはりつけられた首藤だ】

【もちろん、現在の日本では死刑囚といえどもそんな非人道的な行いはできない】

【人体の中身を垂れ流しながらともなれば、それはなおさらだ】

【そんな様子を、冷ややかに見る女が一人】

芸術家というのは理解できないものですね。

それとも、私が無知なのでしょうか?

【誰かにとうわけでもなく、彼女は作品となった首藤を眺めながら呟く】

【それは間違いなく本人の願望】

【彼女はそんなヴィランの活動を支援しただけのこと】

【警察がどうしたというのか。金をいくらかつかませれば、なんとでもなる】

【そうでなくとも、警察の上部はほぼ掌握済みだ】

【やろうと思えば、首藤を釈放させることだってできただろう】

【それをしなかったのは、本人の意思だったから】

ふう、やはりわかりませんね。まあ、だからこそヴィランなのですが。

【彼女は何かを思うわけでもなく、警察署を後にする】

まあいいです。どうせすぐに新しいヴィランが生まれますからね。

【その顔には一切の感情がなく、本当にどうでも良かったようだ】

【後日、この事件は裏の人間の間だけに広まることだろう】

【獄中で行われた博覧会】

【それはひっそりと、警察の人間とそこから漏れた一部の情報だけのもの】

【孤高の芸術家最後の作品。世間に広まることなくひっそりと焼却】

2日間のロールお疲れ様でした
147 :さかな[sage]:2015/06/16(火) 00:26:12.30 ID:OH2heWVh0
>>145
//えー、終わったことにとやかく言うのはあれですが、一応雑談スレでナイフとってもいいんじゃない? みたいな会話をした上でのあのロールです。
//もちろん、その会話の言い出しっぺは私です。
//銃のことも、取られたら相手は使えるのかなっていう前振りありでのことです。
//なので、あまりせめてあげないでくださいな。
148 :ダンテ【カミカゼ】 [sage saga]:2015/06/16(火) 00:33:54.62 ID:0WJml7k10
>>145
/言い訳をする気はないです
/本当に申し訳ありませんでした
149 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/16(火) 19:46:14.39 ID:OH2heWVh0
【ブルーシートに包み込み、紐で縛れば完成だ】

【全くもって面倒臭い。なんでこんな面倒臭いことしてるんだっけ?】

【 ああ、そうだ。人を殺したからだ】

【バレたらもっと面倒くさいし、やるしかないんだよねぇ】

【よっこいしょとブルーシートに包まれた生ゴミを肩に担ぎ、いつもの裏山に行こうと進みだす】

【まったく、誰かに見つからなけりゃいいんだけどねぇ】

【見つかったら、まぁたゴミが増えてしまうよ】
150 :シュヴァルツィア・ノア【勇者】[sage saga]:2015/06/16(火) 23:01:24.40 ID:N2XvvPbM0
この時期は嫌でも冷える時期、梅雨というのは苦手だ。
しっとりした空気が肌に張り付く時のあのジメジメ感が我慢ならないのである。
それはそうだ、彼女の容姿は一目みただけで暑苦しそうなのだから。しかし以外にも着てみればそうでもない。
もう、外には誰もいない。街のネオンと道をポツポツ照らす街灯が陰気臭さを駆り立てる。
ブーツの靴底がアスファルトを叩き放出される足音は残響する。この人気のない時間帯ではそれは不気味だ。

その双眸は何を見て、何を写しているのかわからずも、その臭いが感じさせる夜の剣帝の存在。
彼女は未だ見ぬ狂闘者を探し求めてその歩みを進める。罪人を探し求めて歩みを進める。
ふととある街灯の真下で止まった。にゃあと可愛らしい声が耳に響く。それは捨てネコだった。
その猫をダンボールから抱き抱えれば、彼女はしばし凝視して……擬音。
さらに、擬音。擬音、なにかをへし折ったような硬い乾いた擬音、それがどれだけ酷い光景なのかは想像に難くないだろう。
ネコとは許容できない思わず目を背けたくなる物体を足元に落とし、わずかに返った血液を拭い、黒い勇者はその進撃を再開する。
151 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/17(水) 17:36:00.79 ID:BfnyV00AO
【移動型のラーメン屋台】
【中に居るのは一人の男】
【中に居るのは半裸の男】
【貴方の入店待ってます】
152 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/17(水) 19:22:05.87 ID:DdkcP6Ni0
>>151
へい大将! ラーメンを一つ頼む!

いや、こんな少し暑いくらいの日に食べるラーメンというのも乙なものだな。

普段はなかなかこういうラーメンの屋台というのは見かけないが、これは僕がいわゆる現代っ子であるがゆえなのか。

というより、この街のグルメスポットはあらかた総なめしている僕としてはこの新しいラーメンの屋台というものに感動を隠しきれないわけだ。

ところで大将、いつ頃からここで屋台を?

【この間わずか五秒】

【マシンガンのごとく次々に言葉の弾丸を乱れ打ちする彼は、なかなかに個性的な姿をしていた】

【うにのようなツンツンとした金髪頭に、赤いサングラスと青いスーツ】

【そうお目にかかれるものではない】

【さて、そんな奇抜でおしゃべりな彼に、どんなリアクションを取るのか】
153 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/17(水) 19:36:07.57 ID:BfnyV00AO
>>152
「ヘイ、塩ラーメン一丁ッ! 」

【ウニのような頭をしたスーツの男(略してウニオ)に対して店員は即座にラーメンを差し出した】
【言葉はいらない。まずは喰え。注文から僅か五秒で差し出されたこの伸びきったインスタント麺を食らうがいい】
【店主の目は真剣そのもので眼前の男に語りかけていた】

「御客さん まずは喰ってくだせぇや
俺が端正込めて煮込んだ塩ラーメン…この伸びようといったら、もう喰えたもんじゃねーってんですよ
だからね、店を出して他人に出そうと思ったわけです。ついさっきね。 だから開店もさっきだよ」

【店主は嬉々とした表情で、座り込むウニオを眺めていた】
154 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/17(水) 19:47:57.64 ID:DdkcP6Ni0
>>153
うむ、こいつはいっぱい食わされたなラーメンだけに!

わざわざ屋台まで作るとは手が込んでいる。そういう遊び心、僕は嫌いじゃないぞ。

ズビズバ、うむ、全くもって食べれたものじゃない不味さだ!

【そうは言いつつ、結局平らげてしまうのだから変に真面目なところがある】

いや、なかなか面白い奴だな君は。よくこういうことをしているのかね?

【別段怒るわけでもなく、雑談を振ってみる】
155 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/17(水) 20:05:41.08 ID:BfnyV00AO
>>154
【こうも美味しそうに食べてくれるとこちらも愉快である】
【自分としてはもう一杯とたべさせてやりたいところだが、生憎…麺は残り一つ】
【男の声に耳を傾けることなく、グツグツとにたった鍋に麺を入れ粉末を注ぐ】
【其処で初めて、思い出したかのようにウニオへ視線を向けて一笑】

「いやはや、食べ物を無駄にするのは俺の信義に反する故に、無駄にするくらいなら他人に迷惑を掛けてやろうと思った所存。
俺は他人に迷惑を掛けるのが好きだけどね、面倒事は嫌いだから普段はこんな手の込んだことはしなぁよ」

【そうして 新たに作り上げた拉麺を自らのどんぶりに注げば、満たされたそれを景気よく卓に叩き付けて語りかける】

「まぁ、此処であったのも何かのえんだ。俺がこいつを旨そうに喰うとこでもみてってくれよ」

【さあさあいただきますと男は箸を割って口を付けようとする。何とも挑発的で心底愉快そうな振る舞いである】
156 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/17(水) 20:16:25.54 ID:DdkcP6Ni0
>>155
その何かを楽しむために向ける努力、なかなか愉快な人物とみた。

かくいう僕もまた、自分の楽しみを優先して生きている類の人間でね。

ちょっとしたびっくり能力を使って女の子を口説こうとしているわけだが、これがなかなかうまくいかない。

そういう意味では君は僕以上というわけだ。なんせこうやって君の手のひらで踊る人間がここにいるわけだからな!

【なかなかうまくいかないのはその長く早口なしゃべりだろうが、そのことに本人は気づいていないらしい】

しかし、食べ物を無駄にしたくないという考えは好感的だが、こういうやり方は良くないな。

僕でなければおそらくそのラーメンも誰の口に入ることもなく捨てられていただろうからな。

まさか君も客の残したラーメンを食べるつもりではあるまい。

【おそらくベストな湯で時間であろうラーメンをうまそうにすする男に向け、問いかける】
157 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/17(水) 20:22:46.00 ID:BfnyV00AO
>>156
「下らない話をしてくれるなよ野暮め
現に貴様は拉麺を食べた。そして俺は旨い拉麺を食べた。
この世界には結果のみが残る。たらればなどどうでもいいわずるるるるるるー」

「しかしなんだ 貴様はモテたいのにモテないのか。不憫であるなあ」
158 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/17(水) 20:35:00.01 ID:DdkcP6Ni0
>>157
確かにその通りではあるが、後先考えないと後々痛い目にあうぞ?

そういう刹那的な結果論で考える生き方も嫌いではないが、命あっての物種だしな!

【これは純粋な親切からの警告である】

【この街は世界中のどんな場所よりもスリルにあふれ、危険が転がるように多くある】

【ゆえに、少しくらいは慎重さを持たなければ命がいくつあっても足りない】

それにしても店主、僕の気持ちをわかってくれるか!

いや、僕もそれなりに努力はしているんだ。

休日はグルメスポットやレジャースポットなんかのデートコースの下調べをし、暇があれば雑誌を読んでどんなもてテクニックがあるのかを調べ、そしてナンパを行うわけだが、どうにも成功した試しがなくてな。

皆が皆なぜか苦笑いをして去っていくというわけだよ。

何かいい手段はないものかね?
159 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/17(水) 20:43:56.88 ID:jeAhl5gIo
>>158
「それは貴様、あれだろう。貴様のモテない理由は一つであるよ。
礼儀がなっとらんのだ貴様は。ここまで会話を成していて何故一向に名乗らない?
俺は既に拉麺さえ食べ終えまだかまだかと待ち惚けだ。」

【ふぅ…男はわざとらしく溜め息を吐いてみせ】

「そしてあれだ。モテたいのであれば軟派に生きるな。硬派に生きよ。だが、おっと勘違いしてくれるなよ。
俺は かわゆきおなごに声を掛けるなとは言ってないからな」

【ここで男はニヤリと微笑みカウンターから乗り出して、ウニオの顔をのぞきこめば】

「よくみればよき面構え。
貴様、正義の味方として生きれば良かろう。
何時の時代も清き豪傑はモテるというものよ。
貴様もいったとおり、このまちは物騒であるがゆえに、尚更な?」
160 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/17(水) 20:56:32.76 ID:DdkcP6Ni0
>>159
ふははは! いや、まさにその通りだ。

ここはラーメンの屋台じゃあない。ただ二人の人間が語り合う場所。

なら、黙々とラーメンをすすってさよならなんて礼儀知らずもいいところだ。

僕の名前は高見沢英雄。高いところから見える沢の英雄と書いて高見沢英雄だ。よく覚えておいてくれ!

それにしても、正義の味方か。僕とて困った人を助けるくらいの正義感は持っているんだがね、うまくいかないのが現状さ。

今の今まで僕は男性を助けてばかりだよ。

おっと勘違いしないでもらいたいが、僕にそっちのけはない。

ただ、どうにも女性に縁がないらしい。

このまま硬派を貫き続けたら、それこそ男と結婚しかねない。

いや、自分で言ってゾッとしたぞ。

女性のピンチを願うわけではないが、世の中うまくいかないものだな。

【やれやれといった風に、ため息を一つ】

そうだ、君の名前を教えてくれ。このまま僕一人がなのって喋り倒したのでは、いつまでたっても君の名前を聞くタイミングがないからな!
161 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/17(水) 21:02:53.61 ID:jeAhl5gIo
>>160
「なれば英雄は男に対し人徳があるのだろう?
話は簡単じゃぁないか。その仲間達を集めて正義の組織なりなんなりを作れば良かろうよ。
活動が広がれば貴様も文字通りの"英雄"になる日が来るであろうよ」

【要は正義組織を作ればモテるんじゃん?という話】

「ふはは。仕方あるまい俺も名乗ろうか。
俺の名前は蛟神楽…ミズチカグラである。 好きに呼ぶが良い高見の英雄よ」

「はてさて、俺は拉麺も食べ終えたことだ。
この、屋台を引き摺って 次に行こうとしようかな」
162 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/17(水) 21:20:18.04 ID:DdkcP6Ni0
>>161
……いや、僕は組織というのはあんまり好きじゃなくてね。

引っ張ったり引っ張られたりというのは、僕には向いていないらしい。

そういうのは、別の人間に任せるとしよう。

蛟神楽か。君の名前はしかと覚えた。

困った時はいつでも呼んでくれ。組織なんて大それたものは作れなくとも、友人の頼みくらいならいくらでも聞こうじゃないか。

それでは、また会おう神楽青年!

【そう言って、彼は駆け出す。その速さは人を超え、その道は人の届かぬ空の道】

【振り返らず走る彼の背中は、どこか哀愁を漂わせていた】

//では、これでしめさせていただきます。
//こういう会話だけのロールってのは初めてでしたが、とても楽しむことができました。
//おつきあいいただき、ありがとうござました
163 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/17(水) 21:26:47.69 ID:jeAhl5gIo
>>162
「あぁ、組織など作らずとも、貴様が正義として生きるならばまた会うであろう。
よくいきるがよい 英雄よ」

【斯くして蛟も立ち去って行く】

/ありがとうございました! タノシカッタデスー
164 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/18(木) 18:10:33.76 ID:lT/6MSuiO
……〜〜〜♪

【河川敷きの一角に 玲瓏な笛の音を響かせて】
【純喫茶 悪の花 始めようと思います】
【此処は河川敷きの移動屋台】
【中に居るのは一人の男。笛を吹くのも一人の男】
【お立ち寄りなよ 喫茶店】

165 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage saga]:2015/06/18(木) 20:50:57.64 ID:rHxESJ3C0
>>164
こんばんは

【笛の音を聞いて来てみればそこには最近では珍しい移動屋台】
【そこで晩飯を食うのもいいだろうと立ち寄った】

こういうとこ来るの初めてなんけど、どんなものが食べれるんだ?

【彼の見た目は紅の髪に鋭い目付き】
【さらに右手に残る大きな火傷の跡と両手につけている白い革手袋のせいでややもすると堅気の人間じゃないようにも見える】
【その見た目のせいで相手を脅えさせることもままあるが、この店員はどうだろうか】
166 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/18(木) 21:08:44.68 ID:FQ9M35jKo
>>165
【笛を吹いていれば、ふと何者かが現れたことに気づく】
【刮目すれば、これはおやおや 堅気の人間では無さそうだと一瞬笑みを見せる】

「どういうものも何も、此処は喫茶店で在るがゆえにな。
これ以外の 一体何を出せと言うのであるか」

【然れどそんなこと関係無いと言わんばかりの飄々とした態度で】
【店主はコンビニで購入したサンドイッチと缶の珈琲を力強く台に叩き付けた】

「此処は純喫茶であるがゆえに、サンドイッチと珈琲以外を出すきはないぞ。」

【なればせめて手作りを…そんな突っ込みがあって当然のこの、対応】
【さて 堅気男はどうでるか】
167 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage saga]:2015/06/18(木) 21:19:14.89 ID:rHxESJ3C0
>>166
…冗談だよな?

【台の上に置かれたのは明らかにコンビニやスーパーで買ったようなもの】
【これが冗談ならば、面白い冗談だ】

仮にこれが本気だったとして、いくらでこれを売るつもりだ?

【声の震えからイラついていることが分かるだろう
【片手に着けていた手袋を外し、台の上のものを俯いて見ている】
168 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/18(木) 21:27:08.63 ID:FQ9M35jKo
>>167
「冗談ではない。俺という男は冗談が嫌いな男である。
値段はぴったり八百円であるぞ。」

【怒りに震える男を横目に此は愉快と言わんばかりの満足げな表情だ】
【にやにやと笑みを浮かべながら、カウンターの奥では自身もサンドイッチのふうをきり食事に勤しもうとしている】

「ほら、出されたものは喰え。 食事は遺さないのが男の美徳であるぞ。
それでは 俺もいただこう。いただきます。」

【ほぉら、旨いぞ?男が サンドイッチを食みながら、そう付け足して笑って見せた】
169 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/18(木) 21:27:43.22 ID:sxwV/dUAO
【空き地】

【草むらをかき分けて何かを探す男がいる】

【黒いスーツにオールバック。極めつけはサングラス】

【どう見ても“カタギ”の人間ではない】

【何を探しているのだろう。良からぬ妄想が周囲に更なる不安と恐怖を煽り、彼がこの作業を始めてから早数十分】

【普段、子供たちが遊んでいるであろうこの場所も異様な光景に犬一匹近寄れずにいた】

「食べられる、食べられない、食べられる、食べられない」

【この強面が先程から探すもの。それは「食べられる雑草」】

【ヒットマン稼業は冬の時代。宿無し男は食うに困り泣く泣く“こんなこと”をしているのである】

「これは……食える」

【しかし慣れた手付きだ。食べられる雑草は、拾ったビニール袋をパンパンに膨らませる】

【誰が救えるのだろうか、この男を】

【一休み、汗を拭い空を見上げた。天井は既に暗く、星がぶら下がる】
170 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage saga]:2015/06/18(木) 21:38:54.79 ID:rHxESJ3C0
>>168
…まぁ、いいさ
食いもんは粗末にしちゃ駄目だってのはよく知ってるしな
いただきます

【大きく溜め息をついて、出されたものを食い始める】
【子供の頃の経験から食い物は残さぬようにしているということと、最近心に余裕を持て始めたからかいちいち怒るのが馬鹿らしくなった】
【こんな日もあるか、と食事を続ける】
【もっとも流石にそのまま食べる気はせず、自分でもこんなことに使うことを馬鹿らしく思いつつも能力を使ってコーヒーを温めサンドイッチを軽く焼いている】

…なんていうか、あんたよくこの店で生活続けてられるな
なんでこれで潰れないんだよ

【なんか秘訣でもあるのか?とコーヒーを飲んでから続けて】
171 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/18(木) 21:47:48.66 ID:FQ9M35jKo
>>170
「はっはっは。馬鹿を言え、こんなふざけた店で生活が出来るならば世の中は移動屋台に溢れているよ。
なに俺はさっきコンビニに立ち寄りその値段に絶望しただけの男さ。
だから自分と貴様の分を買いのこのこ来た貴様に俺の分まで払わせている次第。」

【実に合理的であるなぁ、と感慨深そうに頷いて】

「俺の本業は何でも屋みたいなものさ。
端金と一時の食い扶持の為に多少の悪さを働けば、不思議なほどに金が入るのよ。
移動屋台はてんでみえないのに、悪事が絶えないのはそういうことであろうなぁ。」

【▼ 店主は 羨まさそうにホットサンドを見ている】
172 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage saga]:2015/06/18(木) 21:59:12.76 ID:rHxESJ3C0
>>171
おまっ……お前…
なんか、もうすごいよ
お前ほど正直なやつは人生の中で始めてみたよ

【始めてな事が今日は連続であったよ、嫌な意味で、と怒ったような呆れたような溜め息をつく】

成る程ね
本業はそっちでこれは趣味か副業みたいなものってことか
あんたはその何でも屋にやりがいとか、生き甲斐とかは感じてるのか

【▼男は 見て見ぬふりを 使った !】
173 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/18(木) 22:09:09.40 ID:FQ9M35jKo
>>172
「では記念にサインでも書いてやろうか?
この俺、蛟神楽の名は何時か世界に響くこと請け合いであるぞ?
おっとこんな詰まらぬことで名乗ってしまったわ。
折角だから貴様も名乗れ、そら名乗るがいい」

【ホットサンドに想いを馳せながら冷えた玉子サンドを甘い珈琲で流し込む】
【それをごくりと飲み下せば満足そうに顔を上げて】

「生きることの本質は生の維持と力への意思だと聞いたことがある。
俺はそういった意味では満たされているよ。
悪事には後ろめたさも感じるが、俺の生を謳歌するためならその責任も気負わず飲み下そう。
俺は自由に生き破壊と再生の境目で笑うことに十二分な悦を覚えることの出来る人間であるからな」
174 :☆黒づくめの女【ネゴシエイト】(オリジンエスケープ)[saga]:2015/06/18(木) 22:20:03.68 ID:NoWmID69O
>>169
猪山、という方はこの公園にいらっしゃいますか?

【食べられるであろう草が狩り尽くされた公園に、一人の女が現れる】

【黒いスーツをみにまとい、ベリーショートに整えられた髪もまた黒】

【黒づくしの女だ】

【しかしそれは不思議なことに、まるで全く別の映像に切り替わるがごとく、なんの前触れもなく急に現れた】

もう一度聞きます。猪山という方はこの公園にいらっしゃいますか?
175 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage saga]:2015/06/18(木) 22:24:31.12 ID:rHxESJ3C0
>>173
未来の有名人とこんなとこで会えるなんて光栄だよ
俺か?俺はアーヴィン・ランズ
大それた事を仕出かすことも、恐らく世界に名を馳せる事もない、基本どこにでもいる普通の人間だよ

【口の中のサンドイッチをコーヒーで流し込む】
【焼いたから、というのもあるだろうがコンビニの食い物も中々どうして悪くない】

…いいね、あんた
なんていうか、自分の生きる"意味"みたいなものが分かってるって感じる
自分がどういうものかも自分なりに理解してるみたいだし

【自分の欲する物を全て持っている男】
【なんだかんだでここに来た意味はあったようだ】

これは俺の好奇心からの質問なんだが
そういうものをどうやって理解し、見つけたんだ?

【自分と違うタイプの人間であっても少なくとも参考にはなる】
【事実今まで関わった人間からは大なり小なり影響を受けた】
【この男からはどんなものが得れるだろうか】
176 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/18(木) 22:34:17.78 ID:FQ9M35jKo
>>175
「はて 可笑しなことを言うなアーヴィン・ランズよ。
貴様は確かに俺と比べれば大逸れたことも世界に名を馳せることも出来ないだろうが然し
俺という男でさえアーヴィン・ランズを名乗る赤髪の強面とサンドウィッチを食したのはハジメテデアル。」

【だから、と息を吸うように付け足して】

「何処にでも居るなど詰まらん謙遜は止せよ。
貴様も俺も所詮は此所にしか居ない。此所にしか居れないがゆえに此所にいる以上は全て平等なのだよ、本質的にはな。」

「だから肝心なのは 誰が 何処で どのようにことをなすのかではなく、何を成すのかが全てなのだ。
己の感ずるがままに生きよ。 気の向くままに ヤりたいことをヤればいい。
無論、そのために負った責任の重さは、決して忘れるなよ?」

【おっと 話が逸れたな。と店主は言い珈琲を一口啜れば】

「俺はただ望むがままに生きているだけである。
貴様も俺のようになりたいなら、地に足を付けずに生きるがよい。夢を見て、空を眺めながらふわふわと生きよ。
報われるかどうかはしらんが、いやはや、刹那的には楽しく生きられているぞ」
177 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/18(木) 22:37:49.32 ID:sxwV/dUAO
>>174
「ああ?」

【公園に響く女の声】

【彼――「猪山」が振り向くと数秒前には居なかったはずの人影が】

【奇妙な出来事だ。だが決して驚くことはない】

【“この手”の人間には慣れている。「異能の者」と嘗て彼が所属していた“組”でも呼ばれる程、能力者は裏の世界にとってポピュラーな存在だった】

【自分の名を知る者と言ったらそれ程多くない。知っている者は少なくともカタギの者ではない】

【となると、仕事の依頼か。または“組”の者か。いずれにしても期待してしまう】

「いる。俺が猪山だが……なんだ?」

【声の主の顔に覚えはない。女にはどうにも弱く敵と分かるまでは構える気にもなれない】
178 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[sage saga]:2015/06/18(木) 22:43:23.25 ID:RT44i5dH0
【雨、雨、雨――空一面を覆うは灰色に濁った曇天】
179 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[sage saga]:2015/06/18(木) 22:44:08.21 ID:RT44i5dH0
>>178
/途中送信です…
180 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[sage saga]:2015/06/18(木) 22:47:40.44 ID:RT44i5dH0
【雨、雨、雨――空一面を覆うは灰色に濁った曇天】

【降り注ぐ雨粒はどこか華凛な軌道を残し、ざあざあと地へ身を打ち付ける】
【そんな霧雨の中、傘も刺さずに街路を歩くは車椅子に乗った人形のような少女】
【氷のような無表情からはなにも感じられない、それは人間にあるハズのなにかさえも】
【然しその人形はどこか俯いて、雨での視界の悪さも重なって前方への注意はほぼ向いていない】
【このままでは、前から来た誰かと衝突してしまう可能性も否めない】
181 :黒づくめの女【ネゴシエイト】(オリジンエスケープ)[saga]:2015/06/18(木) 22:52:32.30 ID:NoWmID69O
>>177
その前にまずは自己紹介を。

私、フィオリ・デル・マーレという組織、正確に言うならギルドなのですが。そこに所属するものの、代理です。以後、お見知り置きを。

【彼女は首に巻かれたチョーカーを指でなぞりながら、そういった】

あと、そう気張られては会話の支障になるので言いますが、私に敵意はありません。

少なくとも、あなたから手を出さないのなら害を与えるつもりもありません。

なんせ、今回は依頼に来たのですから。

【淡々と、表情一つ変えることなく彼女は言った】
182 :アーヴィン・ランズ【アポロ】[sage saga]:2015/06/18(木) 23:00:29.03 ID:rHxESJ3C0
>>176
…ここに来て良かったよ
最初は酷い店だ、なんて思ったし、今でも思っちゃいるが
あんたと会えたってだけで十分な気がするよ

【コーヒーを飲み干して1000円を台の上に置く】

ご馳走さま
釣り入らないからとっといて
あと、あんたには意味がわかんねぇと思うが、ありがとな
蛟神楽、あんたならきっと本当に世界に名を馳せるだろうな、俺が保証するよ

【暖簾をくぐり、宛てもなく河川敷を歩いていく】
【しばらく歩いたところで立ち止まり、大きく溜め息をつく】

あの少女に言われて、難しく考えるのは止めたはずだったんだがな
やっぱ俺は馬鹿だ

【このまんまじゃあの時言われた通りにハゲちまうな、と大地に寝転んで空を見上げる】

【紅の少女と戦い、自分を知った】
【風のように気ままな少女と話し、はりつめていた心に余裕を持った】
【そして、自分で言っていたようにまるで空を漂う雲のような男と話し―――】
【―――自由を知った】

そうだなぁ、取り敢えず先の事はおいおい考えるか
ケセラセラって言うしな

【今まで正反対だと思っていた刹那的な生き方をするのも悪くは無いかもしれない】
【そんなことを思いながら一つ欠伸をして、眠りについていった】


/ありがとうございました!
/楽しかったです!
183 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/18(木) 23:05:39.67 ID:6OIGZarjO
>>182
あぁ、約束しよう。約束であるぞアーヴィン・ランズよ。
貴様も世界に一人の英雄として名を残すがよい。待っているぞ。

こちらこそ、ありがとうよ。
余った二百円程で新たな商売もできようというものだ。ふはは。誠に愉快なり。

【アーヴィン・ランズを見送れば】

さて…明日はこの二百円をどう使おうか。
明日もまた、自由に生きたいものよなぁ。

【一人寂しげにごちるのであった】

/ありがとうございましたあ! こちらこそ楽しかったですー!
184 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/18(木) 23:14:06.55 ID:sxwV/dUAO
>>181
「フィオリ……知らんな」

【「フィオリ・デル・マーレ」、初めて聞く組織名だ。ギルドと言うからには何かの団体なのだろうが】

【ともかく敵意がないと聞き安心した。猪山は殺し屋故、それなりに追われる理由もある。彼女が報復に来た線も考えたがそれはここで消える】

【「依頼」、待っていたその単語に自然と口角が上がった】

【まともな飯にありつけそうだ、と考えたところでハッと我に帰る。あまり呆けた顔を見せれば依頼人にナメられる、これは経験から得たものである】

「依頼、か。内容にもよるが……聞こう……『フィオリ・デル・マーレ』とは何なのか聞いた後にな」

【依頼人と仕事人は常に対等の関係である、これが彼のやり方だ。まずは質疑応答から】
185 :黒ずくめの女【ネゴシエイト】(オリジンエスケープ)[saga]:2015/06/18(木) 23:24:37.44 ID:lEexKZ7u0
>>184
なんなのか、ですか。漠然とした質問ですね。

我々の組織を簡単に説明するのなら、ヴィランの支援を行う組織です。

金銭的、または情報的な支援。場合によってはこちらで医療施設を用意することもあります。

死んでさえいなければ命はつなぎとめます。

なんにしても、我々で叶えられる支援であるのなら、意に添えるよう努力いたします。

意図に添えていなければご質問ください。

【ここまで、淡々と説明する。そこにはやはり、感情の色がない】

以上の説明で納得いただけたなら、こちらを受け取ってください。

【そう言って、彼女はあるものを男に放り投げる】

前金です。相場がわからないのでとりあえず百万円ほど包ませていただきました。

当然、依頼を受けていただけるのならさらなる報酬を用意いたします。

【まるで缶飲料でも渡すかのように、それは何の気負いもなく猪山に渡された】

これを見た上で、彼はどのような答えを出すのか。
186 :オピス・キマイラ【アニマライド】(形態:蛇型)[saga]:2015/06/18(木) 23:35:01.81 ID:W1NZZygg0
>>180
【雑音と静寂に包まれた灰色の世界】
【冷たい雨が打ち付ける、視界の悪い道を進む一匹の“蛇”】
【目の前からは車椅子に乗った人間が向って来る】

(何だ此奴は…?この雨の中傘も持たない人間がいるとは…)

【老人か、怪我をした人間か】
【もしくはどちらでもない、人間ですらないものか】
【どちらにせよ、目の前の障害物を無視して通る訳にはいかない】
【とは言っても相手は車椅子だ】
【いきなり襲うのは無しにして、まずは声をかけてみることにする】
【するりと車椅子の手すりの辺りまで登り、】

おい、人間。
貴様の事については一切何も知らないが、一切興味も無いが、1つだけ問う。
こんな所で何をしている?
“普通の”人間ならまず出歩かないし、仮に出歩くとしても傘という物を持っているはずだ。
その車に乗って傘が使えないのであれば尚更、こんな所で何をしているのだ?

【淡々と、はっきりとした口調でそう言い放った】
【話しかける、それが正しい判断だったのかは分からないが】
187 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[sage saga]:2015/06/18(木) 23:48:32.50 ID:RT44i5dH0
>>186
【するり、視界の端で何かが動くのを僅かに捉えれば、蒼色の視線が静かに移動する】
【動く小さな影を追えば手摺の方へ、然しその影はよく見れば蛇そのもの】
【ひっ、と悲鳴を上げそうになるがその驚きは次の瞬間に更なる驚愕により塗りつぶされる】

『えっ!?な…はっ!?』

【漏れるノイズ混じりの少女の悲鳴。しかしそれに反して彼女の顔はどこまでも無表情】
【彼女が驚くのも無理はない、突然手すりに登ってきた蛇があろう事か言葉を発したのだから】
【しかしそこは幼くとも科学者。すぐに瞳に落ち着きを取り戻し、冷静に言葉を発する】


『……私は貴方に俄然興味が湧いたのだけれど……肉体変化系の能力者かしらね?
 まぁ質問には答えなきゃね………私ね、"雨"が好きなの』


【蛇のような並外れた落ち着きはないが、淡々とした口調でそう告げる】
【雨が好き――一見その言葉だけでは意図が掴めないような気がするが、蛇は理解できるだろうか】
188 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/18(木) 23:52:44.87 ID:sxwV/dUAO
>>185
「ヴィラン、か」

【片眉をピクリと動かす】

【端的に自分が悪役と呼ばれるのはあまり気持ちのいいものではない。彼なりに信念を持ちこの仕事をやってきたからだ】

【だからといってこれを否定することはない。ヤクザな世界に身を置く自分はとうに普通の人間ではないことを重々承知している為である】

【それに表情のない“この女”に何か言ったところでどうにもならないことぐらい分かっていたからでもある】

「なるほどな。犯罪者支援組織、といったところか……ん? これは――」

【自分なりに結論出した矢先、何かが目の前に落とされた】

「前金!」

【封を開けその場で数える。無作法ではあるが久しぶりの大金。身体が勝手に動き出してしまうのだ】

【しかし、まだだ。金額だけで「乗った」とは言わない。此方が命を懸けてやる仕事である以上、依頼内容がどんなものか知らぬ内、契約を成立させるつもりはない】

【金以上にこの仕事、命が資本なのである】

「前金、確かに確認した。犯罪者支援組織が殺し屋に仕事を斡旋……面白ぇ。だが、こっちがOKを出すのは依頼内容を聞いてからだ」
189 :☆黒ずくめの女【ネゴシエイト】(オリジンエスケープ)[saga]:2015/06/19(金) 00:10:15.98 ID:tHbaYo1g0
>>188
すぐに乗ってもらえるの思ったのですがね。

プライドがあるのは結構ですが、もしかすれば依頼は決裂することになるかもしれません。

【喜ぶわけでも落胆するわけでもなく、やはり彼女は淡々という】

とりあえず、まずはこれを見てください。

【そう言って、彼女は何枚かの紙の束を猪山に渡す】

【それを確認すれば、そこには人物のものと思わしき名前と、その人物の外見的特徴が文字で書かれていることがわかるだろう】

そこに書かれている人物はすべて能力者です。

彼ら、もしくは彼女らを殺せば一人につき百万円お支払いします。

ただし名前の横にマークが描かれている人物はターゲットでないので殺しても報酬はありません。

【よくよく見れば、サルヴァトーレ・ルチアーノ、水無月空、土谷雅治、蛟神楽という名前の横に目のついた黒い花のようなマークが付いていることが分かるだろう】

何かご質問は?

【こんな恐ろしいことを言う彼女だが、やはり表情は変わらない】

//ここに書かれているのは、キャラクター登録スレ、もしくはwikiに登録されているキャラの名前と特徴です。
190 :オピス・キマイラ【アニマライド】(形態:蛇型)[saga]:2015/06/19(金) 00:29:36.87 ID:ega9tSUU0
>>187
【少女は答える、「雨が好き」だと】
【しかし、蛇には理解し難かった】

雨が好きなのは理解できた。
が、この状況ではどうにも理解できんな。
雨もとい水を好む連中は知っているが、そのような体で雨に打たれ続ける奴は異常でしかない。

【尾で車椅子をなぞりながら続ける】

こんな事をするのは「心が病んでいる奴」「自分に酔っている奴」
もしくは「この雨を能力で引き起こした張本人」位だ。
貴様の場合はさしずめ「雨を能力で引き起こした張本人」というところであろう。違うか?ククク…

【と、蛇はキメ顔でそう言った】
【確信は無いが、この雨に慣れすぎている事からそう予測した】
【まあ、魔界で見てきたものを基準としてる訳だが】

それと貴様からの質問だったな。
「肉体変化の力」というところまでは正解だが、貴様の思っている「能力者」とは少し違うかもしれん。
私は人間ではないし、この蛇の体は私の基本形態だ。
人間の喉と舌を真似れば人間の言葉を話すことも容易い。
なに、この程度別に珍しいものでも無かろう?

【これも魔界出の蛇の基準だ】
【異常だらけのこの状況、蛇はそれを“普通”だと思っている】
【蛇が喋る事も、表情一つ変えず言葉を発する人間さえも】
191 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/19(金) 00:33:17.88 ID:jhPHXcUAO
>>189
「どれどれ……」

【女に渡された紙を見、うんうんと唸る】

【かなりの情報量。一度にこの量の標的の提示をされたのは初めてだ】

「この書類はこっちで預かる。覚えておきたいからな。で、一人百万……」

【悪くない】

「乗った」

【サングラスの奥に隠された瞳がギラリと光った】

「質問……と言えば、そうだな……依頼人の名前くらいは聞いておきたい。組織全体の意志ってんなら別だが」
192 :☆黒ずくめの女【ネゴシエイト】(オリジンエスケープ)[saga]:2015/06/19(金) 00:40:52.37 ID:tHbaYo1g0
>>191
おや、乗っていただけるのですか。

交渉成立ですね。

そして、依頼人ですか。私に命じたのはオリジナルですが、おそらくは組織の長、サルヴァトーレ・ルチアーノの意志でしょう。

……さて、他に質問はございませんか?

でしたら、私はこれで失礼しようかと思います。

ああ、そうそう。もしもあなたが望むなら、フィオリ・デル・マーレに入団しませんか?

入っていただけるなら、先ほど説明した団員への支援をさせていただきますが。
193 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[sage saga]:2015/06/19(金) 00:46:56.57 ID:U8MWVGkn0
>>190
【キメ顔で言葉を紡ぎ続ける蛇とは対を成すように、少女の顔はやはり無表情】
【まるでサイボークとも捉えられても可笑しくないそんな彼女にも、感情という生物に課せられた条件は存在していて】
【蛇の言葉を聞き一瞬押し黙ったかと思えば、また再び氷の弾丸のような言葉が刻まれる】


『……そうね、確かに私は異常…。
 もとい、蛇さんの言うどれかに当てはめるとしたら「自分に酔っているやつ」でしょうね』

『どちらにせよ、私が能力でこの雨を起こした訳ではないわよ?
 私が起こしたら…――』


【それは"雨"ではなく"災害"だから――と、洩れかけた言葉を呑む】
【思考を落ち着かせるように頭をブンブンと振れば、何故自分は蛇なんかと話をしているのか。自虐的な疑問が頭をよぎるも、気にしない】
【そう、自分は今能力者と話をしているのだ――無理矢理な理論でその場を凌げば視線は再び蛇へ】


『……へぇー?じゃあつまり、人間以外の動物…君の場合蛇が肉体変化の能力を持っているっていう事?
 ますます興味深いわね……君、私のペットにならない?』


【無理な願い出しと知っていても、少女は無表情で、しかし瞳に奥にはからかいの意を乗せてノイズ混じりの音を発す】
【しかし、彼女の好奇心は途絶えない。動物が能力を持っているなど少女の中では一種の革命のようなものなのだ】
【蛇とは異なり膨大な興味と好奇心を、そして悪戯心を抱えながら蛇の頭を撫でようと手を伸ばす】
194 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/19(金) 00:58:46.15 ID:jhPHXcUAO
>>192
「サルヴァトーレ・ルチアーノ……それが俺の依頼人か」

【書類にも書かれている「殺さなくても良いマーク」を付けられた男の名】

【マークには「フィオリ・デル・マーレ」の構成員である、という共通項があると推理できる】

【これだけの情報量を集めることができるのだ。思っている以上に巨大な組織であることが分かる】

「この依頼の間は組織に所属しておこう。何かと都合が良いからな」

「それと最後に……『同業者』が知りたい。この書類のマークが付いた奴らがそうなんだろう?」
195 :☆黒ずくめの女【ネゴシエイト】(オリジンエスケープ)[saga]:2015/06/19(金) 01:10:05.85 ID:tHbaYo1g0
>>194
ありがとうございます。

ただし、裏切りだけはやめてください。

あなたを粛清しなければならなくなるので。

そして、同業者か、ですか?

善と相反する、という点では間違いなくそうでしょう。

ただ、蛟神楽という人物は少々異端ですね。

参加資格こそ満たしていますが、私としてもヴィランと呼んでいいのかどうか判断がつきません。

【やはり顔に変化はないが、心なしか声に疲労がこもっているようにも感じる】
196 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/19(金) 01:25:32.03 ID:jhPHXcUAO
>>195
【裏切り御法度は基本。統制を敷く為、組織としてそれなりに体をなしてる証拠か】

【“粛清”とは懐かしい響きだ】

「あぁ、分かっている」

【空返事をした。最後に判断を下すのは自分だと猪山は考えている。ここは譲れない】

「なるほど、面白い奴らがいるんだな。退屈しなさそうでいい」

「好きにやらさせてもらうぜ」
197 :☆黒ずくめの女【ネゴシエイト】(オリジンエスケープ)[saga]:2015/06/19(金) 01:38:14.30 ID:tHbaYo1g0
>>196
あなたが善と相反する存在であり続けてくれることを願います。

ああ、それと言い忘れていました。

そこにソレという資料が混ざっていませんか?

それ、私なので殺しても報酬は出ません。

人間以前に生物ですらないのでメンバーには含まれていませんが、そこはご了承ください。

まあ、立場上この姿以外で会うことはないでしょうがね。

では、私はこれで失礼させていただきます。

【そう言って、彼女は、いや、小鳥となったソレは空を飛んでいく】

【悪の華は、こうして数を増やしていくのであった】

【サルヴァトーレルチアーノ、彼がなにを思って悪の支援などということを行うのか、それはまだ、誰も知らない】

//ロールお疲れ様でした。
//猪山さんは正式にメンバーとなります。
//詳しい組織に参加することの特典は、wikiをご参照下さい
//ロールへのお付き合い、そして組織への参加ありがとうございました。
198 :【ブラックパウダー】猪山[saga]:2015/06/19(金) 02:08:35.65 ID:jhPHXcUAO
>>197
【小鳥となって夜空に消える“ソレ”】

【その姿が見えなくなると猪山は再び前金を確認し始めた】

「やっとまともな飯が食えるな……それと、風呂」

【しつこい程確かめると、雑草袋を片手に街へと向かい歩き出す】

【空を再び見上げれば、その色は以前より少し明るく見えた】

【気のせいかもしれない】

//ありがとうございました。よろしくお願いします
199 :【魔王】ぶかぶかマントの女[saga]:2015/06/19(金) 12:23:37.53 ID:fLHM5KtpO
最近はジメジメしてて、おにぎりが梅干以外だとすぐダメになっちゃうっすね
そんな訳でラスボス戦いかがっすかー?

【降りしきる雨粒が街の鈍色を濃く濃く染め行く中】
【ラスボス戦売り〼と書かれた傘をさしながらおにぎりを頬張りつつ歩く少女】
200 :オピス・キマイラ【アニマライド】(形態:蛇型)2015/06/19(金) 12:51:11.31 ID:ega9tSUU0
>>193
【「私が起こしたら…――」】
【途中で言葉を飲んだものの、少女は確かにそう言った】

成程…やはり能力者だったか。
この雨が貴様の能力でないとしても、天候操作…いや、それ以上の事ができるようだな。
いやはや、人間というものは見た目で判断し難いものだ。

【一人で納得するように頷く】
【先程の予想をガッツリ外しておきながら、気にしている様子は全く無い】
【それはこの蛇が、口調、容姿に似合わず、実はかなり抜けているのが証明されたであろう瞬間だった】
【そしてまた、少女からの質問が飛んでくる】

私は蛇が基本形態なのであり、蛇が真の姿ではないのだ。
説明するのは難しいのだが、元の姿になることはできん。
つまり、今の私は不定形なのだ。
形は有るが決まった姿が無い、そんな存在だ。

【曖昧な答えを返す】
【蛇は仮の姿、能力で作られた姿なのだと】

そんな不定形で、しかも主人より年上のペットなんぞ貴様に扱える訳が無かろう。
私を使い魔(ペット)にしたいならば、高度な召喚術と契約術式が必要になるからな。
貴様程度の魂ではそれもできまい、諦めることだな。

【人間界に存在しないものを、さも当たり前かの様に淡々と話していく】
【「一切興味が無い」などと言っていた蛇は一体どこに行ったのだろうか】
【雨の中、表情を変えずに蛇に話しかける車椅子の少女と、その少女に撫でられながらおかしな事を話す蛇】
【その光景は恐らく、この街にある何よりも異様な光景だったことであろう】
201 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/19(金) 14:55:58.19 ID:8z2rmDLVO
>>199
ふむ。ラスボス戦とな。
貴様、一体何を売っているのだ?

【通りすがりの男が一言】
202 :【魔王】ぶかぶかマントの女[saga]:2015/06/19(金) 15:24:54.12 ID:fLHM5KtpO
>>201
ん?
そりゃあもちろん、ラスボス戦っす!
一回五百円でラスボス戦闘体験、如何っすか?

【声に振り向き、雨で湿度を含んだ流銀の前髪が揺れた】
【見習いっすけどね、と付け足して笑う】
203 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/19(金) 16:11:45.60 ID:8z2rmDLVO
>>202
ほお…五百円とは手頃なり。
丁度此処に 先程自販機巡りにて得られた硬貨があるわ。

【手には鈍く輝く硬貨が一つ】
【それを魔王に弾いて寄越し】

では掛かってこいラスボスよ。
倒した暁には仲間(パーティ)に加わってもらおうぞ。

【空中から突如顕現した聖槍を構え、穂先を魔王に向けて見せた】
204 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/19(金) 16:11:57.33 ID:8z2rmDLVO
>>202
遅れてすみません!
205 :【魔王】ぶかぶかマントの女[saga]:2015/06/19(金) 16:25:13.40 ID:fLHM5KtpO
>>203-204
やったぁ、毎度ありっす

【ほぼノールックで、飛来する硬貨をキャッチ、がま口に仕舞って一礼】

パーティ?それは別料金っすね

【さしていた傘を閉じ、傍のガードレールに立て掛ける】
【雨に曝されて髪がぺたりと額に張り付いた】

じゃ、早速…

…ぃよぃしょッ!!

【刹那、少女のその姿は忽然と消え去る】
【正しくはそうではない】
【消滅と見まごう初速での近接を狙い、そのまま勢いを乗せた肘鉄一閃を相対者へ放たんと唸らせたのだ】
206 :【蛟神楽】 2015/06/19(金) 16:33:48.97 ID:dzj9LWI50
「ほう。現代のRPG文化に抗う姿勢や良し。
 別料金とやらも払って見せよう。」

【言葉が届く弾指の間、瞬間移動能力なのかと勘繰るほどに素早い魔王に肉薄を許してしまう】
【然し、対峙する男、蛟神楽とて掃いて捨てるほどいる脆弱な男ではない】
【軍人が如きに鍛えられた身体と達人域まで練り上げた槍術を揮いて少女の肘鉄を迎え撃つ】
【蛟神楽の反応が追い付けば、少女の肘鉄と聖愴の穂先が衝突し、彼女はダメージを受けるだろう】
【逆に反応が間に合わなければ神楽は遥か後方に弾き飛ばされるはずだ】
【さて、結果はどうでるか?】
207 :【蛟神楽】 2015/06/19(金) 16:34:02.75 ID:dbXrop0v0
「ほう。現代のRPG文化に抗う姿勢や良し。
 別料金とやらも払って見せよう。」

【言葉が届く弾指の間、瞬間移動能力なのかと勘繰るほどに素早い魔王に肉薄を許してしまう】
【然し、対峙する男、蛟神楽とて掃いて捨てるほどいる脆弱な男ではない】
【軍人が如きに鍛えられた身体と達人域まで練り上げた槍術を揮いて少女の肘鉄を迎え撃つ】
【蛟神楽の反応が追い付けば、少女の肘鉄と聖愴の穂先が衝突し、彼女はダメージを受けるだろう】
【逆に反応が間に合わなければ神楽は遥か後方に弾き飛ばされるはずだ】
【さて、結果はどうでるか?】
208 :【魔王】ぶかぶかマントの女[saga]:2015/06/19(金) 16:46:16.68 ID:fLHM5KtpO
>>206
っと!?
あいたた、むむぅっ…やるっすね

【少し彼我が離れた距離】
【着地する少女、肘はほんのりと紅く、それは鮮血にはあらず】
【肘先の刃が触れ合うより微かの前に、ほんのちょっぴり軌道を変化させその穂先の腹を弾き自身は引いたのだ】
【それでも能力材質の合金との激突が痛くないはずもなく】
【腕をぷらぷらと軽く泳がせて様子を確認、再度低い姿勢での接近を試みる】

アフターサービスの交渉は、終わってからっすよ!
…ラスボス・伏門頂肘!!

【再度の肘鉄、しかし続くは異なる挙動】
【肘の命中の是非に問わず間髪入れず、その拳はカチ上げる軌道で跳ねる】
【そのまま顔面付近狙いの裏拳へと繋ぐ、コンビネーション技だ】
209 ::【蛟神楽】 2015/06/19(金) 17:06:42.11 ID:dbXrop0v0
>>208
(この女、動作の一つ一つが異常に重く、そして速い。
 化け物か何かで無いならば恐らくは能力であるが、此処は化け物、怪物の類であると判断したほうが賢明であろうな)

【降り注ぐ雨のように続く連撃、一発目の肘鉄は、芸が無い、と一言呟き後方に下がることで回避】
【然し、蛟神楽はここで油断をした。少女が身体能力便りの単調な攻撃しか出来ないと勘ぐったのだ】
【もしも単調な攻撃の嵐が続くのであれば幾ら化け物じみた機動力を有していようと、槍の技術で往なせると】

───……ッ!?

【だが、それは甘かった。少女の策略により顔面に魔王が如き破壊力を有した裏拳が迫る】
【これは予想外、やられたなと、蛟神楽はすぐさま少女の裏拳と頭部の狭間に左腕を滑らせるが然し、圧倒的な身体能力の差は完壁な防御を許さず】
【半端な防御姿勢を取ったまま蛟神楽は後方に弾き飛ばされた】

「見事であるぞ少女よ。その齢にして良くぞ其処まで練り上げた。
貴様こそは正に一騎当千の兵足り得る存在。意地でも此処で叩き潰して持ち帰ってくれよう」

【蛟神楽はゆらりと立ち上がると 全身を弛緩させ、だらりと槍を握る両腕を下し少女を睨む】
【もしも、このまま少女は此方に肉薄すれば蛟神楽はすぐさま能力を発動し、その全身から強烈な閃光を発し、少女の目を潰しに掛かるだろう】
【そして、それの成功、失敗にかかわらず追撃として大きく横なぎの一撃を放つはずだ】
210 :【魔王】ぶかぶかマントの女[saga]:2015/06/19(金) 17:21:52.28 ID:fLHM5KtpO
>>209
お褒めに預かり光栄っす
でもラスボスを仲間にして連れ帰るのは難しいっすよ

【叩き付けた拳をそのままに、それ越しで男を見据える】
【その格好のまま輪郭はボヤけ、雨粒の跳濁を残してやがて失せる】

ラスボス、寸が…うぐっっ!?

【そして踏み込み、手刀刺突を放たんとした矢先であった、その純白の帳は】
【染まる視界、咄嗟の事態に攻撃の手を止める事は叶わない】
【その結果の行方を知るより前に、少女の体は横に吹き飛んで転がる】

っ…、ひ、光るんっすね…?

【刃に捉えられた訳ではなく、柄に当てられたのは両者の間合いに関係していた】
【少女の戦闘距離は男のそれより近く、そしてそれが彼女の命を救ったのだ】
【しぱしぱと目を瞬かせて確認、重心を後ろ気味に構える】
211 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/19(金) 17:40:50.34 ID:jdVAo7ftO
>>210
「生け捕りは殺害よりも難しいと言うからな、果ててくれるなラスボスよ。」

【少女は刃ではなく柄に当たったようだが、それでも問題はない】
【この槍は穿つ斬るに特化したものではない。槍が宿す冒涜的な破壊力…それこそがこの槍の真髄なのだから】

「では始めよう。 追撃を。 もう一度言おう 果ててくれるな? 『ラスボス』よ」

【蛟神楽は槍を胸の前に正して構え天を仰ぐ】
【雨粒が顔面に滴り、傷に染み入るが、それも彼女に与えられたモノだと思えば苦ではなかった】
【そうか、強者との邂逅に心が踊っているのか、と蛟神楽は一人呟き 同時に溜め息を吐いた】
【それにに合わせて 雨天を照らす 光が天上に溢れだす】
【光は分裂と収束を繰り返し 熱量と光量を増長させながら、蛇のように蠢いていた】


「栄光なる第五元素の祝福を

ーーーー『 崩天・蛟』 」

有象無象の万象よ 悦びのうちに亡ぶがいい」

【蠢く光はやがて収束し、指向性をもった圧倒的熱量として少女に放たれるだろう】
【それを浴びれば、死なずともただでは済むまい】
【然し、蛟神楽もそれを放つために相応の隙を見せている】
【魔王が蛟神楽を無力化するが疾いか、或いは光が地上に墜ちるが疾いか】
【決着は 速さの戦いになりそうだ】
212 :【魔王】ぶかぶかマントの女[saga]:2015/06/19(金) 17:57:39.69 ID:fLHM5KtpO
>>211
ラスボス生け捕りってまた、新しい感じっすね

【言葉面のみを見れば戯けた様な、だが少女にしてみれば大真面目な状況は続く】
【それが彼女の性格なのだ、生き方なのだ、常に道化地味た笑顔を】

…反撃するっす、追撃をただで喰らう程、ラスボスは甘くないっすからね

【だが大きく息を吐き出した、事今に於いては、極めて本心の表情が表に走る】
【怜悧さや冷酷さとは無縁な、直情的かつストイックな面】
【互いに競い合い高め合う様に、技量と技量の研磨で昇華されて行くこの心地】
【その感覚を彼女は、この上なく好んだ】

ら、す、ぼ、す…!!

【今だって、そう】
【前髪に滴る水滴を払い除け、腰を落とす】
【片拳を、光漏れ出る空に掲げ】
【逆手を、雨粒落つ大地に捧ぐ】

…山崩雲掴震撃靠ォォォォォッッッ!!!

【たった一の踏み込みで一気に、彼我の合間に存在する空間を殺し】
【そして肩一点に集中させた轟然たる破壊力を、ほぼ0距離から衝突させんと機動】
【そのモーションから少し遅れ、】
【先に払い落とした水滴がようやく地に到達、そして光の本流が少女の体を吹き飛ばし、受け身を取る事も許さずに地面を転がした】
213 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/19(金) 17:58:09.39 ID:9LN+Z/9Z0
【雨の中、表通りへ配置された異物。通りの隅で行商人が屋台を出すみたいに、一人の男が絨毯を広げて鎮座する】
【男は絨毯のド真ん中で傘を差しつつあぐらをかき、沈黙を守りながらもニコニコと通りを観察】
【隣へ立てかけられた看板には美麗な筆文字で「戦争売ります」と記されていた】
214 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/19(金) 18:11:41.01 ID:jdVAo7ftO
>>212
【魔法の発動僅差…魔王の一撃が蛟神楽の全身を駆け巡る】
【圧倒的、余りにも圧倒的な破壊力】
【人の身一つにして聖槍にさえ勝ると劣らないその一撃は正に『魔王』】
【構えを取り避けることなくその渾身の一撃を受けた蛟神楽は、持ち前の身体で耐えて見せようともしたが、然し、敵わずたおれこんだ】
【魔王を光の奔流が弾いたのはその後だ。結果から見て蛟神楽の敗北は決定している】

「ふは、ふははは…その化け物染みた一撃…もはや愉快であるな。
口から生まれた男の渾名に反するわけにはいかず、絶えず口だけは達者だが…」

【やられたわ、全身ピタリと動かんな、と男は笑い】

「してラスボスよ。貴様…えりくさー等は用意しとらんのか…? ラスボス戦では必須であろうよ」

【一つからかうように聞いて見せる】
215 :【魔王】ぶかぶかマントの女[saga]:2015/06/19(金) 18:21:22.31 ID:fLHM5KtpO
>>214
【気が付けば、鈍色の空を眺めていた】

【放射線状に降り注ぐ雨が熱くなった体を冷やしてくれる様だ】
【仰向けの格好のまま、声に何とか首を動かす、それだけで渾身の作業】
【そして片頬を釣り上げた左右非対称の表情で応じる】

ら、ラスボスが、回復アイテムなんて、使う訳、ないっすよ…
…と、も、ともかく、お買上げ、ありがとうございます…
またの御利用、お待ちしてますっす…

【大きく咳き込んで溜息】
【しばしそのまま雨曝し、やがて這う様にして去って行くだろう】
【強者との邂逅で、また果たせた成長の実感を全身の痛みと共に噛み締めながら】

/ロールありがとうございました、お疲れ様でした
216 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/19(金) 18:30:43.20 ID:jdVAo7ftO
>>215
「むむ…一理ある。 道中で使わずとっておくべきであったと言うことか…抜かったなぁ…」

【蛟神楽は暫し、そのまま空を仰ぎながら、雨に打たれていた】
【今後の課題が見える、良き戦であったと余韻に浸りながら】

/ありがとうございましたー!
217 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/19(金) 18:46:37.87 ID:nr5uWOUv0
>>213
戦争売ります、とは穏やかじゃねぇな

【傘をさし、雨の中を歩いていた男が足を止め、絨毯の上に座る男の前に立つ】
【宗教系の何かか、ホームレスか、頭のイカれた男か、あるいは―――】
【何にせよ、見過ごそうとは思えなかった】

ほとんど平和なこの街で、一体何を売ろうって言うんだ?

【戦争、とまで銘打っているのだ。間違いなく危険なもの】
【が、男がなにかを持っている様子はない】
【それが気になり、訊く】
218 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/19(金) 19:11:08.47 ID:9LN+Z/9Z0
>>217

見ての通りでござんす、旦那

【ポーカーフェイスを崩さぬままにこやかに】

「商売」でございます
それもあっしが取り扱っておりますのは見ての通り戦争。それ以外の何物でもありゃしやせん

【商人(あきんど)に相応しい調子で、恭しく返答】
【続けざまに飛来した、――聞きようによっては非難めいた意味すら孕んだ――男の言葉を受け、黒い商人はこう返した】

そう、平和。この町は実に平和でございます
��だからこそ�≠ネのです。このような澱んだ、腐った世界では生きて行けぬ者も世には存在するのであります。

【ひょっとすると旦那自身、「そういう人種」じゃあありませんかい?……などと続けて】

故にあっしは戦争――言わば「刺激」をお売りするのです
あっしは勤めを果たし、客人は自らの鼓動を再確認し生を謳歌する――これを、「商売」と言わずなんといいます?
219 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/19(金) 19:29:17.21 ID:nr5uWOUv0
>>218
…答えになってないな
なにも持たずどうやって戦争を売る?話術やらなんやらで洗脳でもして勝手に殺し合いをさせるってことか?

【見ての通り、といってもそこにあるのは看板と傘のみ】
【戦争を売るなどという大それた事は出来そうにない】
【仮に男が能力者で、自分が他人を殺すことが戦争だとしてもそれは戦争ではなくただの殺戮だ】
【無論、そうだとしてもそれをさせる気は微塵もないが】

確かにそういうやつもいるんだろう
だが、それはそいつの方がおかしいんだろうよ

【いつぞやの男のように、確かにそういう人間もいる】
【が、ならばその生き方をしなければいい】

…生きるか死ぬかの危機ってことか?
そいつら同士がやるなら勝手にすればいいが、別の誰かがそいつらに巻き込まれたときの事は考えてんのか?
220 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[sage saga]:2015/06/19(金) 19:34:22.77 ID:U8MWVGkn0
>>200
【一人、先の失言など無かったかのように納得したように頷く蛇を見て呆れたように溜息一つ】
【どうやらこの蛇は神話の水蛇ヒドラと違いどこか抜けている。最も、姿を変える能力の場合脳の質量が継がれるかも危ういが】
【どちらにせよ、人形の少女は快く思っていないようで】


『…意地悪なこと言わないでよ』


【と、少しむくれたように一言】
【無表情で怒りを顕にする姿の可笑しさたるや、まるで動かぬ劇でも見ているような】
【然して次に自身の質問の返答。己の真の姿がわからない、蛇らしく鋭い眼光で告げる内容はやはり興味のそそられる】
【弾丸のように続く蛇の言葉を軽く聞き流し、それでいて確りと内容を抑えながら一人考えこむ】
【軈て先の蛇のように一人、納得したように肯けば流星の如き可憐な言葉を紡いだ】


『不定形…契約術式……益々興味が沸いてくるわ……
 私は科学者であり魔術師でもある、それ故に科学的な思考もオカルト的な思考も取り入れてるの。
 だからでしょうね、普通は理解し難い貴方の言葉もすんなりと呑み込めるわ』

『……まぁ、本気であなたをペットにできるなんて考えてないわよ。
 貴方、さっきから思ってたけど……この世界の住人じゃないわね?』


【まるで何処ぞのお喋り蛇を意識したように、アルヴィスはどこか口調を弾ませながらそう言う】
【無表情ゆえ蛇のようなドヤ顔は出来ないので、代わりにビシッと効果音が流れそうな程に綺麗に蛇を指差し】
【流れる沈黙はいい意味でか、悪い意味でか。異様な二人に流れる時間は不思議と永く感じた】


//遅れてすいません!
221 :戦争商人【商人】 コスト4/5 E:ハンドガン(2)[sage saga 足元に鉄製の剣]:2015/06/19(金) 19:58:52.49 ID:9LN+Z/9Z0
>>219
おっと、それはそれは失礼いたしやした
……いンやァ、実のところを言えばあっしが売れるものは「戦争」なんて大それたものじゃあないんでやんす

【苦笑を浮かべ、照れくさそうに頭をかく。仮にも「戦争の商人」と名乗る者として、その態度は危機感に欠けるようにも見受けられ】

ご存知の通り、戦争を行うにはブツが「三つ」必要でございます
一つは「敵意」
二つは「人員」
そして三つ目は……

【「これ」でござんす、と】
【突如として虚空より姿を現すのは一本の剣。何の変哲もない鉄製のそれは重力に従い地へ墜ちれば、からんと金属音を響かせた】
【突拍子もなく発生した現象、正体は商人の奇術か、それとも】

「武器」、これが戦争を起こすに至って必要な最後のブツ。
あっしが売れるのは残念ながら��これだけ�=B「戦争」と称するにゃとても届きゃしやせん

【トホホ、と大袈裟に嘆息。然し男からすれば、だいたいの察しがついたはずだ、彼が如何にして「戦争」を売るのか】
【落ち込むように俯けば、頭上から降来する男の言霊。危険な、その思想を咎めるように】

構いやしませんよ、戦争に犠牲は付き物でやんしょう
それでも、犠牲が嫌ってぇなら……

【再び虚空よりの来訪者。長方形を二つ重ねたような来訪者は雨と共に大地へ産み落とされ】
【大地へ到着するより先に商人は来訪者をその手に掌握、矛先を天へ向けた後、引き金を引いて――】

こうすれば、いいんです

【乾いた火薬の音。初めて耳にする、けれどもよく知っているその異音を耳にして往来は混乱に包まれ】
【我先にと逃げ惑う人々を尻目に狼煙の如く煙を漂わせる来訪者。その来訪者の名を、人々は「拳銃」と呼んだ】

さて、何時までも玉虫色に染まってないでそろそろハッキリさせてもらいやしょうか、旦那。
��買う�≠�で?��買わない�≠�で?

【狐みたいだった細い目をちょっぴり見開いて、「商人」は尋ねた】
222 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/19(金) 20:19:29.13 ID:nr5uWOUv0
>>221
…武器生成、もしくは召喚の能力者

【突如として現れた一本の剣】
【なるほど、武器を売り、それを使って戦わせることで"戦争"を起こすということか】

銃に剣、武器であれば何であれ取り出せるとみた
つまりお前は武器商人か

【剣に続いて新たに虚空から取り出された銃】
【それが発砲されたことにより往来は一気に喧騒に包まれる】
【こんな場所でよくやる、と続けて】

………

【長い沈黙】
【五分以上もそれが続いた後、彼はついに口を開く】

―――買った
打撃力を上げる物を貰いたい

【武器を売ること事態は悪くない】
【問題なのはその使用者なのだ】
【この商人の元で武器を買う奴は恐らくいずれ戦うことになる相手】
【ならば少しでも実力差が縮まっている方がいいと判断した】
223 :戦争商人【商人】 コスト4/5 E:ハンドガン(2)[sage saga 足元に鉄製の剣,]:2015/06/19(金) 20:32:26.69 ID:9LN+Z/9Z0
毎度

【転瞬、再び姿を顕現させるのは一対の手甲】
【金属によって構成されたそれ。形も質感も、間違いなく本物と相違なく】
【指に嵌めれば相応の攻撃力が得られるだろう、得物としては十二分な代物。しかし】

……と、言いたいところでやすが
旦那、生憎あっしは「武器の売買」はしてねえ

【望みを聞き、武器の召喚まで行っておいて何を、と思うやもしれぬが】
【視線を鎚から商人へ滑らせればその銃口は男の額へ。もっとも、まだ撃つような気配は感じられない】
【同時に察するはずだ。彼が売るもの。その正体を】
【沈黙に塗りつぶされた世界、言葉を紡ぐのが許されるのはただ二人。男と商人だけ】

言ったはずですぜ、あっしが売るのは「戦争」。武器を取るのはあっしでござんす……

もう一度聞きやすぜ
��買う�≠�で?��買わない�≠�で?

【二度目の質疑。男が首を縦に振ったなら、間髪入れずその銃口からは弾丸が放たれるはずだ】
224 :戦争商人【商人】 コスト4/5 E:ハンドガン(2)[sage saga 足元に鉄製の剣と手甲]:2015/06/19(金) 20:35:06.32 ID:9LN+Z/9Z0
// >>223は以下に修正で……

>>222

毎度

【転瞬、再び姿を顕現させるのは一対の手甲】
【金属によって構成されたそれ。形も質感も、間違いなく本物と相違なく】
【指に嵌めれば相応の攻撃力が得られるだろう、小さくとも得物としては十二分な代物。しかし】

……と、言いたいところでやすが
旦那、生憎あっしは「武器の売買」はしてねえ

【望みを聞き、武器の召喚まで行っておいて何を、と思うやもしれぬが】
【視線を手甲から商人へ滑らせれば、手にする銃口は男の額へ。もっとも、まだ撃つような気配は感じられない】
【察せられるはずだ。彼が売るもの。その正体を】
【沈黙に塗りつぶされた世界、言葉を紡ぐのが許されるのはただ二人。男と商人だけ】

言ったはずですぜ、あっしが売るのは「戦争」。武器を取るのはあっしでござんす……

もう一度聞きやすぜ
��買う�≠�で?��買わない�≠�で?

【二度目の質疑。男が首を縦に振ったなら、間髪入れずその銃口からは弾丸が放たれるはずだ】
225 :ダンテ【カミカゼ】[sage saga]:2015/06/19(金) 20:52:34.37 ID:nr5uWOUv0
>>224
……

【武器となり得るものを前にして、手に取らない】
【本当にいいのか?】
【そんな自問をしていると、頭に銃が突きつけられる】

―――あぁ、なるほどな
俺としたことが見あやまってたようだなぁ

【銃を前にしているにも関わらず、小さく笑う】
【一度男を睨むと、言う】

お前は"悪"だ
武器を売って生計たててる商人じゃねぇ
世界に新たな戦いと波乱を求めて武器を売る悪だ

【見過ごすわけには、いかねぇよな】

エテルノ・スフィーダ

【腕を天高くあげて握りしめると、彼の挑戦が始まる】
【今を永遠にしようという、無謀な挑戦が】
【速度を上げ始めた彼は、まず商人の手に持っている銃を落とそうと手を殴ろうとする】
【現在の体感時間、1.2倍】
226 :戦争商人【商人】 コスト4/5 E:ハンドガン(1)[sage saga 足元に鉄製の剣と手甲]:2015/06/19(金) 21:12:38.22 ID:9LN+Z/9Z0
>>225

人聞きの悪い。あっしはただ――

【返答するより先に飛来する拳撃、然しその一撃は取り立てて速いわけでもなく。「おォっと!」なんて暢気な声と共に銃を握る手は後方へ】
【男の一撃は空を切り、商人はそのまま身を翻し後退、夜の帳めいたローブの裾がばさばさと音を立て、商人の身体を隠した】

――お買い上げ頂いたと解釈していいんですかい?
ならいきなり殴りかかるのは止していただきたいもんだ。あっしは肝が小さいんでさァ

【再び咲き乱れるは甲高い発砲音。おまけに発射の直前まで黒衣の裾がその姿を覆い隠した故、男からはそのタイミングの予想は難しい】
【然し商人も急所へ狙いを定めるには至らず。あくまでその照準は大まかなもの、ちょっとした幸運が味方すれば動かずとも狙いは逸れるであろうが、果たして】
227 :ダンテ【カミカゼ】左腕使用不能[sage saga]:2015/06/19(金) 21:32:18.00 ID:nr5uWOUv0
>>226
さすがに避けるか

【男が拳を避けた直後、その姿は黒い外套に包まれる】
【追撃をかけようと駆け出した所で、また新たに銃声が響く】

―――!
だが、まだだ!

【急所にこそ当たらなかったが弾丸は左肩を貫いていった】
【接近戦が主体の彼からすれば戦力は半減どころではないが、まだ諦めない】
【悪と戦うことを決めた時から、とうに死ぬ覚悟までできている】

…何を言っている?
ハナから俺に売る気は無かったものだと思っていたが
俺を油断させようって魂胆か?

【一度動きを止めて、訊く】
【時間を取ってくれるのはありがたい、その分こっちは多少なりとも強くなれるのだから】
【彼の現在の体感時間、通常の2倍】
228 :戦争商人【商人】 コスト4/5 E:ハンドガン(1) E:短剣[sage saga 足元に鉄製の剣と手甲]:2015/06/19(金) 21:50:16.20 ID:9LN+Z/9Z0
>>227

ええ、武器は売りやせん
売るのはあくまで「あっしとあんたの」戦争でございます

【戦を売る商人はこの期に及び、未だポーカーフェイスを崩さず】
【弾丸は偶然にも左肩を撃ち抜き、結果として敵の戦力を大きく殺ぐことに成功した】

ところで、あっしの「これ」を見て大して驚かないたァ……
やっぱり旦那も能力者なんで?どんな能力なんです?

【未だ、その能力が露呈するほど男の肉体は加速していない。男は商人の能力を察することが出来たが、商人からすれば未だ男は未知の存在】
【商魂逞しい商人とて「商売」で死ぬのは御免蒙る。可能なら早々に相手の能力を判別してしまいたいものだが】

……来ないならこちらから参りやしょう…………
……かッ!

【次いで懐より短剣を取り出し男へ肉迫、逆袈裟に一閃をかける】
【男の思惑を察したか、単に痺れを切らしたか。対する男の行動は如何に】
229 :ダンテ【カミカゼ】左腕使用不能[sage saga]:2015/06/19(金) 22:00:45.71 ID:nr5uWOUv0
>>228
さぁて、どんな能力だろうな?

【相手の能力は最初の推察通りと見て間違いない】
【そして、さっきの動きから考えると相手と自分に身体能力の差はない】
【左腕をやられたが、時間さえ稼げれば十分に勝算はある】

負傷してるからってナメんなよ
ただ突っ込んできただけのやつに俺が殺られるかよ

【スピード関連の事では既に相手を上回っている】
【短剣を見切り、敢えてギリギリで避けて加速を誤魔化すと、顔面に向けてカウンターの拳を放つ】
【現在の体感時間、通常の2.5倍】
230 :戦争商人【商人】 コスト4/5 E:ハンドガン(0) E:短剣 [顔打撲【小】][sage saga 足元に鉄製の剣と手甲]:2015/06/19(金) 22:17:43.82 ID:9LN+Z/9Z0
>>229

……げ――うごッ

【男の反撃をまともに受け、後方へ殴り倒される商人】
【ひっくり返った蛙の如き間抜けな姿勢で地へ倒れると同時、衝撃で手放してしまった短剣は男の足元へ転がり落ちた】

あつつつ……やっぱし武器術の鍛錬って重要なんでしょうか……
あっしとしちゃあ面倒なんでやりたくないんですが

【雨で塞ぎ込んだ天を仰ぎ一人ごちる。今ので口を切ったか、商人の口からは一筋の血が流れ落ちて】
【――不意に跳ね起き拳銃を発砲。男目掛けて、弾丸は刹那の間を駆ける】
231 :ダンテ【カミカゼ】左腕使用不能[sage saga]:2015/06/19(金) 22:33:47.88 ID:nr5uWOUv0
>>230
当然だ
慣れない武器を使ってもむしろ弱くなる

【男が倒れたと同時に足元に短剣が転がってくる】
【いくらでも武器を生成できる以上無駄だと知りつつも、一応それを踏みつけて壊しておく】

そう何度もくらうかよ!!

【彼の能力は刹那の時間を引き伸ばす】
【起き上がり、発砲するまでの行程は加速した時間の中で十分に見えている】
【銃口の向きさえ分かれば、避けるのは難しくない】
【横に走り、弾を避けると跳ね起きた男を蹴り飛ばしに行く】

その力なら俺と真っ向から戦うべきじゃなかったな

【そのままであれば、丁度顔面に蹴りが飛ぶだろう】
【現在の体感時間、通常の3倍】
232 :戦争商人【商人】 コスト2/5 E:大盾 E:短剣 [顔打撲【小】][sage saga 足元に鉄製の剣と手甲]:2015/06/19(金) 23:11:46.83 ID:9LN+Z/9Z0
>>231

弾丸すら避けますかい……!

【銃口の向きと、構えたタイミング、それさえ把握できれば銃弾の回避も決して難しい話ではない】
【とはいえ、咄嗟にそれを行えるのは余程の強者、あるいは能力を行使しなければ不可能。両者が理由だということに、商人はいつになれば気付けるだろうか】
【間髪入れず飛来するのはボールを蹴り飛ばすような蹴撃。風を切るようにして繰り出されたそれが鼻先を掠めるも、横へ転がるように辛うじて躱す】

危ねぇ危ねぇ
冷や汗かかせないでくだせぇ旦那!

【減らず口を叩きつつもくるりと舞踏を踏むように回転、男めがけて放るのは二つの投擲物】
【一つは弾倉が空となった拳銃。もう一つは奇妙な球体】
【しかしその正体、男の能力を持ってすれば宙を舞う間にも判別は容易だろう】

パイナップルのプレゼントだ、旦那

【商人が何処からともなく盾を取り出し構えると同時、球体は轟音と共に炸裂――球体の正体は手榴弾。並の人間にはおろか能力者にとっても脅威となり得る威力を持つ代物であるが、男には届くか】
【そして男は気付くか――盾へ身を隠す寸前、商人の指に嵌められていた安全ピンが一つではなく、「二つ」だったことに】

//遅れてすいません!
233 :ダンテ【カミカゼ】左腕使用不能[sage saga]:2015/06/19(金) 23:31:12.38 ID:nr5uWOUv0
>>232
今度はグレネードかよ…!

【蹴りは辛くも避けられ、体制を立て直して男を見ればこちらに飛来するグレネードと銃】
【男は既に盾を出して爆発に備えている以上当然だが攻撃よりも回避を優先するべきだろう】
【急いで駆け出すも、気づいたのが遅かったせいで遠くまで行けず、背中に複数の破片が突き刺さる】

打撃ってだけじゃやっぱ決定力がたんねぇか
グレネードまで出来るならその内近代兵器をポンポン撃ってきそうだし、これしかねぇか

【男と数mの距離を持った状態で動きを通常の時間内でも常人程度に見えるように走り続ける】
【このまま感じる時間をあと数秒もあげれば常人の身体能力の男と接近戦に持ち込めば勝てると考えた】

どんどん攻撃してこいよ
隙があればお前を速攻で倒てやるから

【合間を見てさっき壊した短剣の破片を拾い、牽制程度に投げつけるだろう】
【徐々に体感時間の上昇速度が上がっていく】
【現在の体感時間、通常の3.8倍】
234 :ダンテ【カミカゼ】左腕使用不能[sage saga]:2015/06/19(金) 23:34:46.38 ID:nr5uWOUv0
>>232
/明日早いのでそろそろ落ちます
/切っていただいても構いません
235 :戦争商人【商人】 コスト2/5 E:大盾 E:短剣 [顔打撲【小】][sage saga 足元に鉄製の剣と手甲]:2015/06/20(土) 01:33:53.76 ID:Jac9gIoc0
>>234

ううむ、惜しい……

【炸裂した手榴弾も彼の「速度」には敵わず、幾多の破片の内一部が背へ突き刺さるのみ】
【盾の裏より様子を伺う商人はあくまで能天気に。然し彼の挑発めいた台詞は流石に頭に来たらしく】

かっち〜〜ん……
言ってくれるじゃあないですか旦那
御代を払えないような挽肉になってもらいやしょうかねェ!

【挑発を受けてか、商人は距離を置きながらも対峙。直後に短剣の破片が飛来するも――あろうことか、それは商人の翳した掌へ吸い込まれるように停止】
【男にとっては不可思議なる光景だろう。何故?……それは彼のもう一つの能力、「相手の手に渡った武器を自らの手元へ引き戻す」ことによる】
【原型を留めぬまでに砕かれようが、自らが召喚した武器であるという事実は変わらない。つまりこの短剣の欠片は、男が投げたわけではなく商人が自ら引き戻したに過ぎず】

成る程、敵の武器まで利用するたぁ良い心掛けだ
然し旦那……あっしには悪手でやしたね?

【ニィ、と蛇の如き笑みを浮かべ、懐より再び手榴弾を投擲。先刻の手榴弾と同時にピンを抜いておいたものである】
【だが今度の手榴弾は通常のものではなく――地へ落ちると同時に発煙。所謂「発煙手榴弾」というものだ】
【男の視界を塞ぐ煙幕、続けざまに商人は手榴弾を取り出し、煙幕の中目掛けて放り投げんとするが――】
【――突如として、商人の黒衣の中鳴動する物体。音だけ聞いても携帯電話のそれであることは容易に察せられ】
【商人自身予想外だったらしく、ぽかんと口を開けたまま数拍置いてから着信に応答】

……はい、もしもし
……はい…………はい……

……ゲッ!?うお、そうでやした!
はい!はい、はい!申し訳ありやせん!すぐ向かいますので……はい!
し、失礼しやす!

【相当重要なことを忘れていたのか、顔面蒼白となって通話を終了。慌しい様子で、煙幕の中の男へ一方的に告げた】

旦那、今回のところはこれで御開きとさせてくだせぇ
御代は頂きませんので……では、失礼しやす!

【一礼しつつ早口に言い切ってしまうと、黒衣はためかせ嵐の如く去っていった】

//ぬー、では〆させてください
//ロールありがとうございました、申し訳ありません!
236 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/20(土) 17:03:46.87 ID:zPcuouq90
【俺が道を歩いていると、急に悲鳴が上がった】

【周りから聞こえる声の内容から察するに、どうも通り魔が出たらしい】

【怖いねぇ。おちおち散歩もできやしない。まあ、やったの俺だけど】

【死体の処理は面倒臭いけど、これなら楽でいいや】

【そう考えて実行して、殺した数今ので……あ、数えるのめんどくさいわ。多分十人ちょい越えたくらい】

【メンドクセーなーと思いながら、人気のない方へ歩いていく】

【たまーになんだけど、いちゃうんだよねぇ。正義感なんてつまらないもん持ってるやつ】

【そういうのほっとくと後が面倒臭いから、こうやっておびき寄せるわけ】

【ついてこない奴は警察にでも届けるんだろうけどさ、そんな無意味なんだよねぇ】

【だって、警察はもううちに手出しできないんだし】

【いや、ほんと怖いよねぇ。裏の世界って】

【さて、ついてきたやつはいるかな? できたらそうであって欲しくないけど】
237 :【蛟神楽】
軽薄な男
[saga]:2015/06/20(土) 19:47:44.90 ID:e22JLIS5O
必殺技が、欲しいところであるな。

【公園に座り込む男】【危うげな独り言】
238 :ダンテ【カミカゼ】左腕使用不能[sage saga]:2015/06/20(土) 20:46:56.03 ID:YTfVh7120
>>235
煙幕か
武器が通じないのには驚いたが、今度はお前の方が悪手だぞ

【男の使っていた武器では傷つけることは叶わないらしい】
【若干驚いたものの、特に期待はしていなかったので構わない】
【直後に上がる煙幕だが、好都合だ。確かに相手が何をしているかわからないが、相手もそれは同じなのだから】
【あの男は短時間でそう遠くに動けないだろうし、先程まで男がいた方向に全力で駆け出す】
【数mの距離など、今の自分ならば本来の時間で一秒もかからない、男が何をしようがその瞬間に倒そうと駆け出したところで―――】

逃げる気か!!

【響く男の声と足音】
【瞬時に煙幕から抜け出して探すが、もう遅い】

…この俺が取り逃がすとはな
チクショウ

【数分間辺りを駆け回った後で捜索を諦め、能力を解除する】
【一先ずはこの怪我を直さねば、と病院まで歩いていった】


/ありがとうございました
239 :チャーミャ【クラーケン】2015/06/20(土) 22:04:57.92 ID:zc1vldR+0
【夕日に照らされた公園、白髪を束ねた赤と黒のオッドアイの少女が木の枝で地面にカリカリと絵を描いていた。身長は140cmと小柄】
【絵を見つめる瞳は真剣そのもの。少女は絵を描くことに集中している為、近くに人が来ても気付かない……だが声を掛けられれば流石にその方向に視線を向けるぐらいの反応はするだろう】
240 :【メリーヌ】羊のような少年【ソー】[saga]:2015/06/20(土) 22:49:03.35 ID:i5AL0JKzO
【夜道とは大変危険なものである】
【夜道には暴漢が現れるのである】
【暴漢とはつまり悪人なのである】

「悪人死すべし。慈悲は無し!
といっても夜まで時間はあるしなぁ…不審者出ないかな。」

【堂々たる面持ちで道を行くは【司法機関 R.I.P】の隊員が一人】
【災厄の羊、改めメリーヌ・ヒツジィヌである】
【彼はその二つ名に恥じることなくふっさふっさとした暑苦しき格好で街を闊歩する】
【梅雨時なのに暑苦しきことが罪であれば、彼は即座に罪人となってしまうほどに、彼はもっさもっさと暑苦しかった】
【然し、彼は残念なことに罪人ではない。むしろその逆で態々夜道になるまでまつきで悪人を探すという正義感に満ち溢れた人間なのだ】

>>239

「あれ、こんな時間になぁにしてるの? 」

【おまわりさんだよー、と 絵を描く少女の顔を覗きこむは真っ白な少年】
【ふっさふっさとした格好が鬱陶しい、羊のような少年であった】
241 :エゴリア2015/06/20(土) 23:13:33.07 ID:swFitxQG0
点々と街灯は連なり、
若気た奴らが光の下を這いずり回る
人間の錯覚を見た、そんな街で

「男は男、そうだろ?」
「女は女、そうだろ?」
「分かんねェか? ……分かる訳ねェか」

内股でへたり込む男の前で、
妙なニヤけ顏で持論を垂れる男がいた
集まった内股の野次達は怯えながら、
口の前に軽く握った拳を当て悲愴感漂う顔をしていた

勝手な持論を垂れたあと数分間を置き、
秒針と分針だけが進む時は過ぎてしまった
全く、気味悪りィ街。だなんて痰を吐き捨て、
男は、街灯の光が届かない闇へ消えていった

内股の狭心症と、風呂敷の上に雑多に置かれた言葉、
灯の下消えた、幾許かの時
242 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/20(土) 23:35:28.86 ID:zPcuouq90
>>241
そこのおっさん、いや、お兄さん?

なんかくらいからよくわかんないや。どこの誰さんよ、こんな時間にこんな場所で。

【背中にギターケース、手には明かりにでも使おうと思って持ってきたライトが一つ】

【えぇえぇ、どこにでもいる平和的な好青年の土谷さんですよ】

なんつーか、なんだろな。もしかしてヤバい人?

やめてよ? 俺そういう面倒ごと苦手なんだから。

【バンダナを軽くいじりながら、手にあるライトをいじる】

【明かりがついてないこと、そして形がよーく見るとどうにも変なこと】

【そこに気づかれないなら、ちょっとはやりやすいんだけどねぇ】
243 :エゴリア2015/06/20(土) 23:49:47.56 ID:swFitxQG0
>>242
「俺は俺さ、俺以外に何がある?」
「ヤバイかヤバくねェかを決めんのは、テメェ次第だ」

ライトの寂光が照り返して生憎と顔が見えない
目を凝らして見ても、輪郭を大まかに捉えるのが限界

「寧ろ、俺が聞きてェぐらいだ」
「お前は誰だ? あ、それと一つ、
ライトをしっかり付けてくんねェかな」
「まだ目が慣れてねェんでな」

光の殆ど無い夜、それは
新月のこと、曖昧に邂逅
244 : 土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/21(日) 00:12:08.95 ID:+DwDA/9S0
>>243
いや俺は俺って、そりゃその通りだろうけどさ。

変な人だなあんたは。まあ、別にいいけど。

んで、ライトだっけ? ああはいはい。つけりゃいいんでしょ。こうかい?

【そう言って俺は、やっこさんの顔に向けてスイッチを押してやった】

【とたん出てくるのは、まあ言うまでもなく光な訳だ】

【明るさのレベルは、たしか226ルーメンだったかな?】

【人の目を潰すっていうレーザー光線が250ルーメンだから、まともに食らったんじゃ当分は光が見えないだろうよ】

【んで、俺はこのライトを振りかざしながら走っていくってわけ】

【長さは大体30センチくらいの鈍器だよ】

【ライトは鈍器じゃない? またまたご冗談を】

【こいつはマグライトっていうれっきとした警察の警棒だぜ?】

【今は禁止されてるが、ちゃんと活躍したって歴史がある】

【だからこいつで頭ぶん殴ってやれば、それをカチ割れるのは当然ってわけ】

【武器として使う前提の造りなわけだからね】

【でもまあ、もしもスイッチを押すなんてちょっとした動作にすら反応できる人なら、めんどくさいな】

【光を外したってのもあるけど、それ以上に手練れすぎる】
245 :エゴリア2015/06/21(日) 00:37:32.53 ID:cp+xyG0K0
>>244
目映く発光したライトは容赦なく男の視界を一時的に遮った
しかし音までは消せないだろう、ましてやこんな静かな夜道でなんて

「視覚を潰しにかかるくらいなら跫くらいは消しとけよ」
「勉強になったな、世界は広いぜ?」
「ーー尤も、」

聞こえてはねェだろうがな
男は既に奔り出していた、時の中を
秒針も分針も止まった、男だけが生きる時を
世界ってのは幾つもあるもので、男はその一つの王たる者
人の子にして時を司る、神が如く人間
神にしては、木偶の棒な奴になってしまうが

もう世界は覚醒しようとする刹那ほど前
光という道標をくれた男の僅か数十糎ほど後方

「起きろよ、世界はもう朝だぜ」

なんて声がした
246 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/21(日) 00:45:59.68 ID:+DwDA/9S0
>>245
【あっれぇ? 瞬間移動か?】

【声の聞こえた方向に、反射的にライトをふるいながら考えたことがそれだ】

【一瞬すぎて頭が追いつかないが、少なくとも速さとかそういうもんじゃない】

【本当に瞬きする時間すらなかったぞ】

【だが、光が当たったことだけは確かだ。これだけは確信できる】

【今相手の目は潰れてるんだ。1分2分でどうこうなるもんじゃない】

【このライトだって、当たる可能性は十分にある】
247 :エゴリア2015/06/21(日) 01:19:45.99 ID:cp+xyG0K0
>>246
何か風を切る音と、
視界の端を迸る煌々とした光
あぁ成る程、あのライトかと察したが
生憎と反射神経が優れている訳でもなく
二つの動作の並行などという器用なことは出来ず
どうすべきか、二者択一

「ライトごときで俺は殺れねェ」

導出した、攻撃こそ最大の防御である
すると男は一瞬の動作の内に筋骨隆々の腕を振り被り、
そして腰を捻ると光がすぐそこまで来ているのに気付いた

「ッッ!!!」

左の肩に減り込むライト
全身に痛いほど伝う硬質な素材感
歯を食いしばったが少しばかり体勢を崩した
だが知ったことか、ただそれだけではないか
目の前に敵はいる、目は見えなくとも何とかなる

闇を割く拳が刹那の時を駆け抜ける
亜音速にさえ匹敵するかのようなその速度に以って、
乱雑に狙う、万砕
248 :エゴリア2015/06/21(日) 01:20:20.48 ID:cp+xyG0K0
>>246
/かなり遅れました…申し訳ない
249 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/21(日) 01:35:16.19 ID:+DwDA/9S0
>>247
アビブッ!

【ライトのめり込んだ感触を感じて間もなく、今度は自分に拳がめり込む感触を味わうことになった】

【てか重っ! 体鍛えすぎだよゴリラかよ!】

【まあ、いいや。この勢いを利用して、後ろに下がるから】

いつつ、おっさん少しは手加減してくれよ。

素人のパンチじゃないぜそれ? 骨がおかしくなりそうだ。

【そんな雑談を交えながら、俺は次の行動に移す】

【まあ、次の行動なんて大それたこと言ってるけど、やるのはただ今着ているTシャツを脱ぐだけ】

【そして、その後に身体中に巻きつけられたナイフを何本かとって相手に投げつけるだけだ】

【俺の能力は近接武器をプロ並みに扱うこと】

【棒だろうが刀だろうが槍だろうが、それが近接武器ならそいつを扱うプロになれる。そんな能力だ】

【そこに数の制限はない。ただ好きな武器を装備していいってだけの話】

【まあ、こんなゴリラと違う一般人の俺は、持てる数にも限りがあるんだけどね】

【できたら、このギターケースにある切り札を使う前に終わりにしたいもんだ】

【というわけで、音で反応されちゃ困る俺は音もなくナイフを何本かプレゼントしてやった】

【狙いは、頭、胸、腹、足、この4か所】

【聞こえず見えずじゃ、瞬間移動するタイミングもないっしょ?】
//明日休みだしなんの問題もないですぜ
250 :エゴリア2015/06/21(日) 02:04:53.10 ID:cp+xyG0K0
>>249
拳撃を浴びせたが、目はまだ万全ではない
不明瞭な敵地に飛び込むのは明らかに阿呆のする事
ならば今は、出来るだけ遠くへ回り視覚の回復が最優先
そう思考していた時、眼前で閃くひとひらの刃
流石に解った、それが何であるという事を

「ぅオッ!」

躯が後方へ傾倒、咄嗟に腕で上半部を払う
左の腕には三本のナイフが立ち、深紅の血液を伝わせる
己が唾棄する武器の撃を受けたことに、苛立ちを覚えた
舌打ちを一つ、そのままナイフを抜き簒奪
暈しの入った世界に向けて曖昧な狙いで三本全て乱雑に擲つ

「一つ言っとくぜ」
「俺はまだオッサンなんて呼ばれる年齢じゃねェ」
「覚えとけクソガキ」

そうやって無駄なことに憤りながら、
右中指を立てれば、時はジオラマの如く止まる
明瞭になり始める視界、浮くナイフ、
そしてふと足下を見れば、血溜まりが出来ていた
そういえば先程からよくぐらつく、なるほどこれの所為か
そうやって太腿に刺さった刃を無理矢理に抜くと

「この時間内に逃げるって道はもう断たれた」
「だが、この明瞭な世界で、俺にナイフを持たせるな」

混ぜるなキケン、って奴だ
擲たれ時と空間を進撃し始めるひとひらのナイフ
力総てが載せられたようなそれは、
真っ直ぐ、ただ真っ直ぐに、
だが障壁もなく、男の心の臓を狙う

足と腕が酷く痛む、最悪だと、
時の暁天に、顰めた眉
そして、照る日
251 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/21(日) 02:23:02.38 ID:+DwDA/9S0
>>250
おっさんはおっさんじゃね? 若くてピチピチの俺にとっちゃ十分だよ。

【さあて、んじゃそろそろ次の手に出ますかね】

【足にナイフが刺さったんじゃ、普通なら動けない】

【まあ、あのゴリラみたいなおっさんじゃ無理して走ってくるかもしれないけど、それでも機動力は十分削れる】

【多分、一般人よりは遅くなるんじゃね?】

【そう思って、俺はベルト代わりに巻いてる鞭に手を出したんだ】

【ああ、まさにその瞬間。文字通り瞬きの間だよ】

【目の前にナイフ構えたおっさんがいるんだ】

(ナイフ、鞭、防ぐには弱い)

(マグライト、取り出して振り下ろすなんて動作はまどろっこしい)

(蹴り、可能性あり!)

【喋る時間があるのなら、俺はおっさんにこう聞いてやっただろうよ】

【おっさんはサンジっていかしたコック知ってるかってな】

【鉄板仕込みの安全靴だ。つまり、足につけるメリケンサックってわけね】

【相手の足は潰れてる。目こそそろそろ戻るだろうが、それでもこの靴を履いて蹴りのプロになった俺なら勝負はどっこいどっこい】

【半々の確率でナイフを握る手を蹴り飛ばせるだろうよ】

【どうなるかはまあ、神のみぞ知るってことで】
252 :エゴリア2015/06/21(日) 02:31:13.06 ID:cp+xyG0K0
>>251
時とは関係せず、因果律は狂奏する
弧を描く足はナイフを持つ男の手を払った
ナイフは乾いた金属音を立てて地に転がり
男は多量な出血によって倒れ込む
やがて朦朧とした意識は飛びーー

暗転


/すみませんナイフ既に4本ほど投げ返してました……
/ですがもうそろそろ眠たいので落ちさせていただきます
/かなりいきなりですがこちらの死亡ということで締めさせてください
/お疲れ様でした
253 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/21(日) 02:48:19.04 ID:+DwDA/9S0
>>252
神様サンクスー……

【距離もあって目がはっきりしないあのナイフは避けれた】

【でも急に目の前に出てきたナイフ構えるおっさんには、びびったわぁ……】

でもま、今回は俺の勝ちっつーことで。

【久々に死ぬかと思ったなんて面倒な目にあったけど、生きてりゃそれでいいや】

【そんなこと考えて、帰ろうとしたわけですわ】

【そんときだよ、おっさんの横に転がる宝石見つけたのは】

【瞬間移動よりこの武器を扱う能力の方が俺に合うから無視しようとしたんだけど、なんでだろうな】

【無性にその宝石がうまそうに見えたんだわ】

【まるで、俺の中の宝石が腹を空かせてるみたいに、それがうまそうに見えた】

【なら、食うしかないっしょ】

【そう思ってそいつを口に放り込み、バリバリと噛み砕く】

……うん、味のない飴玉噛み砕いたみたいだ。

【アホなことしてるなーって自分のしたことに自分で落ち込んでたわけだけど、ここで変なことが起きた】

【体にさ、力が湧いてくるんだよ】

【なんとなくだけど、さっきのおっさんと同じくらいの強さになれたと思う】

【これもしかして、この能力の裏技なんじゃね?】

【こいつはマジで嬉しい誤算だわ】

【これなら、切り札のことも十全に扱えるってもんだ】

【棚ぼたなラッキーに喜んで、俺は今度こそ帰ることにする】

【おっさんの死体はまあ、組織の人にでも頼むかね】
//ロールお疲れ様でした!
//そして、ナイフに対する動きを書くのを忘れてましたすみません……
//こんな夜中までお付き合いいただき、感謝です!
254 :チャーミャ【クラーケン】2015/06/21(日) 08:13:47.96 ID:71oX+6jc0
>>240

あ、えと、お絵描き…お絵描きしてるの

【ビクッとして顔を覗き込んでくる少年を見つめる、視線を合わせないのは緊張しているからだろうか】

ん…おまわりさんって、なに?

【少女はおまわりさんが何か分からない様子、首を傾げて少年に頭に浮かんだ疑問を投げ掛けた】
//ごめんなさい…寝てしまってました。
255 :【メリーヌ】羊のような少年【ソー】[saga]:2015/06/21(日) 15:18:46.56 ID:KCnwUGluO
>>254
「むむ…お絵描き…女の子がこんな時間にお絵描きとは頂けないね。
君、おうちはどこなのさ? 」

【何て口では宣いつつも今描かれているものを興味深そうに注視】

「おまわりさんはねぇ、怪しい人や悪い人をやっつけて君みたいなよわっちいものを助ける正義の味方さ。
そして 君みたいな不審なガキをおうちにかえすのもお仕事のうち」

【言葉を吐きながら、少女の絵の横に毛玉のような犬を描き、これが犬のおまわりさん、と一言呟いた】

|遅れてすみません(;´д`)
256 :チャーミャ【クラーケン】2015/06/21(日) 17:41:00.37 ID:71oX+6jc0
>>255

…ん、あそこが私のおうち。あそこでわたしは暮らしてる。

【そう言って少女は広大な海を指で示した。明らかにおかしな言動だが、少女は至って真面目に語っている】
【少女が描いていたのは車のようだ。お世辞にも上手とは言えないが頑張って描いたということはひしひしと伝わってくる】

おまわりさん、正義の味方…なんだかカッコいいね。
え、私をおうちにかえす?やだ、まだお絵描きしてたい…!

【ふるふると首を振って拒絶。それほどに絵を描いて居たいのか男を見つめる瞳は涙で少し潤んでいた。】
257 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 17:44:45.98 ID:iz/ZbWpt0
っしゃあ!これで三人目確保!!

【人気のない橋の下の河原でナイフを持った男が倒れていた】
【その前でガッツポーズをしているのは胸に太陽のバッチを着けた青年】

しっかし、言うほど大した奴はいねーな
危険だってのは情報科の間違いか?

【額の汗を拭うと地面に手をついて座る】
【かなり動き回っていたので休憩をとっているのだ】
【武器をもって気絶する男と、その前で座る男】
【それは喧嘩の後にも見える】
258 :【メリーヌ】羊のような少年【ソー】[saga]:2015/06/21(日) 17:49:57.13 ID:UIibbHq5O
>>256
「へぇ、海にすんでるの。それは風邪に気を付けないとだねぇ。
それで まだ海には帰りたくないのかぁ」

【これは訳ありだな、とメリーヌは考える】
【しかし、自分は首を飛ばすためだけに正義の味方をしているわけだから、少女を保護する義理は無い】
【メリーヌは車の横に、涙を流す猫を書き出した。それは犬と猫で車を挟み込むように】

「僕が犬のおまわりさん。君は迷子の子猫ちゃん。
僕としては君を危険な目にあわせるまえにおうちに返したいんだけど、君、おうちかえれるの?」

【それは少女が海に帰還した後にどうするのかという質問】
【お節介が過ぎるであろうが、当のメリーヌはそんなこと何も考えていない】
【やりたいように手前がってな正義を貫く、それがメリーヌという男だった】
259 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 17:54:49.63 ID:UIibbHq5O
>>257
【一陣の風と共に 男が一つ現れた】
【男はワイシャツとジーンズというラフな格好をしながらもその片手には黄金の槍という物騒な物を携えていた】

「俺の名は蛟神楽。貴様、見るに手練れのようであるな。
どうだ 此処で会ったも何かの縁。一つ手合わせ願いたい。」

【男はそれだけを吐き捨て 槍を構えた】
260 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 18:09:16.94 ID:iz/ZbWpt0
>>259
…物騒なもん持ってるな

【突風に思わず目を瞑り、開けばそこには新たな男がいた】
【槍を持ち、手合わせ挑んで来るなど普通ではない】
【敵、そう判断して立ち上がる】

見たとこ槍使いみたいだが
奇遇だな、実は俺もそうなんだよ

【何も手にしていない男が手を伸ばすと、両腕が二の腕の辺りから氷り出し、最後には槍の形となる】
【腕の関節の部分は氷らず、その部分を上からやや薄い氷がカバーしている】

正義の味方、相良亮治
行くぜ!

【男の前まで近づけば、殴るように氷の槍と化した腕をつき出す】
261 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 18:16:44.29 ID:oHEDXnVNO
>>260
「ほぉ、奇抜な槍よな、故に得るものも多そうだ。
こちらも改めて名乗らせて貰おう。
世界を覆う悪華が一人、蛟神楽だ」

【殴るように突き出された腕】
【然し、蛟神楽は其に対し避けることも受けることもしなかった 】
【彼が取った行為は一つ。暴力には暴力に返す破壊の応酬だ】
【蛟神楽は黄金の槍を氷槍に対し大きく振りかぶる】
【其は森羅万象尽くを破壊するとまで言われた威力を有した一撃だ】
【氷槍とぶつかり合い相殺したならば、そのまま距離を離すために相良目掛けて蹴りを入れるだろう】

262 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 18:33:15.13 ID:iz/ZbWpt0
>>261
世界を覆う悪華?
―――!そうか、お前アレのメンバーか!
フィオリなんとかってのの!

【いつかぶつかるであろう組織として名前だけは聞いたことがあった】
【まさかこの街での能力者との初戦の相手がそれとは】
【いつも以上に力を込め槍を振るうが、相手の槍とぶつかり、その部位が砕ける】
【それに驚いた直後に蹴りが飛び、再びお互いに距離が開いたところで膝をつく】

ただの槍じゃないってことか
いいぜ、やってやろうじゃねぇか!

【身体能力は互角で武器は同じ、違いは戦い方のみ】
【すぐに立ち上がると氷の槍を再構築し、氷結範囲を広げていく】
【足の方から氷って行っているが、このままにしておけばやがて全身を氷の鎧が包むことになる】
263 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 18:52:50.04 ID:oHEDXnVNO
>>262
「そうだアレだ。横文字は好かんゆえに俺も覚えていない」

【開かれた彼我の距離】
【その隙を見逃す神楽ではない】
【一歩踏み込み 横薙ぎの一撃】
【然し、それは余りにも単調】
【回避は容易であろう…だが】

「すまんな。槍だけではないのだ」

【ソコで振り抜かれた槍から放たれる光線】
【それは確かな熱量をもって相良を撃ち抜こうとしていた】
264 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 19:08:41.69 ID:iz/ZbWpt0
>>263
それについては同意だぜ!

【やはり見逃してはくれないか、膝まで氷ついたところで攻められ、動く】
【繰り出されたのは槍で横凪ぎという単純な一撃】
【後ろに下がって楽に回避するが、直後に光線が襲う】

は、破壊力だけの槍じゃないってことか

【片手の槍で光線を防いだが、槍が溶けた上に腕が焼けてしまう】
【こちらとて負けていられるか、と再び残った槍を大きく動かして腹目掛けて突き出す】
【だが、これだけでは終わらない】
【わざわざ大きく動かして避けやすくした槍を避けた直後には氷によって幾分か強化された蹴りが蛟神楽を襲う】
265 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 19:25:31.72 ID:oHEDXnVNO
>>264
「ハッ…槍で防ぐとは機転を利かせたな」

【大降りな槍を囮に放った光線は氷によって防がれた】
【此処で連射でも出来れば巧いこと万事は進んだのだが】
【当然、そうもいかない】
【寧ろその手応えに対し充実さえ感じた】
【ヤってくれる。良き相手だ、と】

「然し、反撃は疎かだな。槍を振り抜いた直後でもかわせるぞ」

【振り抜いた槍を支点に僅かに跳躍】
【その槍の一撃を回避した上で体制を建て直そうとした刹那】
【迫る健脚…避けられない】
【氷を纏った一撃に吐き気を催すほどの痛手だ】

「カハッ…意趣返しといったところか…。
己が技に嵌められるとは、面白きよな」

【着地し、僅かにうずくまった体制】
【そこから槍の持ち手を大きく下げて、リーチを伸ばし、槍本来の破壊力に任せ全力で振り抜く】
【外せば隙も大きいが、その分、外すまいとい意気込みも気迫に迫るものがある】
266 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 19:44:39.11 ID:iz/ZbWpt0
>>265
お返しだ!!

【思い切り足を振り抜き、避けた男の体を蹴り飛ばす】
【直ぐ様氷の槍を再構築しようとしたところに迫るややリーチの伸びた槍】
【斬られると思ったが、その直後に氷の槍を放つつもりだった】
【が、予想を裏切り斬られることは無かった、代わりに圧倒的な破壊力を浴びせられたことにより内臓が損傷し弾き飛ばされる】

まさか、完全に槍としての機能を失ってるとは思ってなかった
斬るんじゃなくて破壊に極振りの槍なんか聞いたことねぇぞ

【吐血しながらもなんとか立ち上がり、再び鎧を構築していく】
【ここまでダメージを負った以上、速めに倒さなければ殺られるのは自分だ、と急いで鎧を作る】
【もうじき鎧が胴体にまで到達する】

まだまだ、俺は負けねぇぞ!
267 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 19:56:15.51 ID:oHEDXnVNO
>>266
「万物を貫けず…然し打ち砕く。
これぞ矛盾の極地よな。最早槍と呼ぶのさえ惜しき我が相方よ。」

【極った。同時に互いに一瞬の休息が訪れた】
【向こうは全身に鎧を展開していた】
【面白い。全力を出せ。心中の獣が強者との邂逅に悦びの咆哮を上げた】
【此方も体制を建て直し、槍に総ての魔力を込める】
【刹那、聖槍が光を帯び、同時に周囲を焦がすほどの熱量を発する】

(これぞ聖槍の神髄よ。 破壊力を魔力に変換し、圧倒的な属性を与える。
先は槍と呼ぶことさえ可笑しいと言ったが、此は『太陽』の名こそ相応しい。
受け止めて見せよ 万象を照らす唯我の重みを)

【蛟神楽は其を袈裟斬りの如く振り抜いた】 【其は破壊力の一切を喪い、ただ溶かし斬ることにのみ特化した 黄金の輝き】
【果たして 彼の異能は その一撃を凌ぎ 蛟神楽は仕留めるに足るだろうか】

268 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 20:18:47.61 ID:iz/ZbWpt0
>>267
…わざわざ待ってくれてありがとよ

【足から胴体、胴体から頭へと鎧が構築されていき、完全に全身を覆った】
【相手を見てみれば、向こうも準備万端らしい】
【先の一撃を遥かに越える輝きが槍を包んでいる】

どうやら、これがお互いに最後の一撃ってとこか
お前に応えて俺も最強の一撃をみせてやらぁ!!

【片腕の槍が倍以上に巨大化する】
【袈裟斬りを片腕の槍で防ぐが、触れたと同時に氷が蒸発し、腕が焼き斬れる】
【そのまま槍が肩から体を斬り裂こうと迫り、肩の鎧とぶつかる】

まだだ!!まだ終わってない!!
正義の味方は、最後まで諦めねぇもんだ!!

【鎧を溶かしながら槍が進むなか、対抗して巨大化した槍を相手に突き出す】
【文字通り死ぬ気で倒そうとしているのだ、例え相討つことになろうとも】
269 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 20:42:43.94 ID:9/LGzx4qO
>>268
【煌めく刃が堅牢なる零度の鎧に噛み付いた】
【仕留められる程度の手応えを確かに感じた】
【然し、相良がその程度で終わる相手ではないという恐怖が全身を駆け抜けた】
【相良という男はこの状況にして未だに自分を食らう気でいる】
【自分の喉元を噛み千切れば良し、租借し飲み下す必要さえなく ただ己を仕留めようとする気概】
【それは蛟神楽に取っては恐怖であり、良き警告であった】

「最早、貴様という男を相手取って油断はせぬぞ、相良。正義の使徒よ。
貴様が此処で果てようともその名、俺が後世にまで語り継ごう。
天下の大悪党、蛟神楽に一矢報いた英霊としてなァッ! 」

【この期に及んで迫り来る槍】
【蛟神楽は其に対し、刃と対になる然し刃と同様の間合いを有する柄の部分を当てることで軌道を反らすことで直撃を回避しようと試みる】
【然し、それは同時に攻撃の手が緩んだことを現すが、果たして…】


270 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 20:57:02.99 ID:iz/ZbWpt0
>>269
お前に語り継がれるまでもねぇ
どうせなら自分でやってやんよ!

【勢いよく柄がぶつけられることにより、軌道が反れていく】
【しかし、同時に攻撃の手も緩んだ】
【この期を逃すまいと、さらに一歩踏み出し、自分から黄金の槍を胸に突き刺す】

俺の命で巨悪を討てるってんなら
この命、くれてやる!!

【体全体で無理矢理に軌道を戻し、突き出す】
【少なくともこの一撃を撃った後に、彼の命はない】
【つまり、正真正銘最後の一撃だ】
271 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 21:24:45.85 ID:PbCujvMgO
>>270
「貴様…! 何故其ほどまでに死に急ぐッ!?」

【蛟が槍を回避した後に相良は自身に槍を突き刺した】
【逃げ道を絶たれたということか…蛟は冷や汗をかいた】
【次いで迫る氷槍、無理な体制から放たれたそれだが、受ける蛟も同様に崩れた体制】
【今更、避けるは至難の技…いや、不可能…】
【だが、醜く足掻いてこそが悪党…正義が何処までも正義を貫くように悪党は何処までも悪党らしく、こずるく 惨めにいきながらえるまで】

「ーーーーハァッ!」

【槍を両手から手放しての後方跳躍】
【迫り来る槍の直撃を少しでも免れるために】
【追うようにして氷の槍が蛟を貫き、次いで槍を手放したことによる倦怠感が蛟を襲う】
【この激戦の果て、最早蛟は抗うこと敵わなくなり、地べたにたおれこんだ】
272 :相良亮治【ルブラゼル】[sage saga]:2015/06/21(日) 21:40:06.92 ID:iz/ZbWpt0
>>271
俺の中の正義の味方は、絶対に逃げないんだよ
どんなに危険でも、仮に死ぬことになったとしても

【ニィ、と笑った後に槍を振り抜いた体制のまま地面に倒れる】
【ボヤける視界の端で、蛟神楽が倒れるのを見た】
【良かった、少なくとも無駄死ににはならなさそうだ】

…俺は、正義の味方に…なれた…かな…

【自分でも気づかぬうちに呟いて、ゆっくりと目を閉じていく】
【体の氷は剥がれ、地面に落ちて砕け散る】
【死に顔は虚ろだったが少しだけ、笑っていたように見えた】


/ありがとうございました!
273 :【蛟神楽】[saga]:2015/06/21(日) 21:45:24.67 ID:MYpqqw+mo
>>272
「俺は、此処で果てるのか…。
悪華が一人、蛟神楽…、俺は歴史に、名を…… 」

【大悪党 正義の前に果てる】

【悪華は此処に一つ ちりはてた】

/ありがとうございましたあ!
274 :【『異端の者』】>>582【鎧彩色】[saga 鎧:平常]:2015/06/22(月) 00:26:14.88 ID:Adp/LPiK0
【人を二種類に分けるとすれば、何があるだろうか】
【一つ、分かりやすい例がある。力在りし『強者』と、力無く蹂躪され行く『弱者』】
【この街で語るとすれば、それは恐らく能力を指す】

此処か……。噂通り、長閑な場所だな。

【だが、物を枠に当て嵌めることの如何に困難な事か。大抵の場合は『枠外』に食み出る者も現れる】
【今宵街へと至りし者は、人の言う例外__否、『異端』なる者】
【力を持ちし『強者』であったが故に『弱者』以上にその利権を蹂躪された者】
【虚ろな双眸は光を喪い、変える服すら用意されなかった者】

侘び寂びも良いが、少し寂し過ぎやしないかねえ……?

【夜ならば当然の事、そう考える者もいるだろう】
【確かにそれも的を射たこと、しかし原因は別にある】
【薄汚れた襤褸に包まれた男は、歴戦の戦士が纏うソレを放っているのだ】
【『弱者』のみならず、『強者』冴えも戸惑い、怯え、震える覇気。それこそが静寂の所以】
【『異端の者』は大通りを闊歩せん。己の存在を求めんと、己の価値を求めんと___】
275 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》[sage saga]:2015/06/22(月) 19:46:36.17 ID:lwrp7y400
【鳥や蟲共の声が絶えず残響する広大な森。漂う気配は宛ら魔境】
【どこまで歩めど変化のない木の迷路を少女は彷徨う。やせ細った身体で、けれども散歩するような気楽さで】
【森林には適さぬであろう革のサンダルを軽やかに履きこなし、悠々と歩む姿はまるで妖(あやかし)。幽鬼の如く痩せ細った蒼白い肉が彼女の異質さをより強調する】

……そういえば、もう夏至だったか

【つ、と。一筋の汗が頬をなぞったのを認め、誰に語るでもなく一人ごちる】
【ふと天を仰げば、藍色の空へもう月が昇っていた。一本の枝が月と重なり、何か恐ろしい魔物の腕みたいに見えた】
276 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/22(月) 20:03:17.56 ID:j1pAIa5Q0
>>275
【森の中、眠っていた"モノ"が人の気配に気づき目を覚ました】
【それは、一切迷わずに人間の方へと進んでいく】
【夜の闇の中を昼に散歩するかのような気安さで】

―――ほう

【"それ"は深紅の身体を持ち】

こんな場所に一人で来るんだから予想はついていたが―――

【"それ"は一角の角を額に生やした、正真正銘の―――】

―――ただ人間では、無さそうだな

【―――妖にして、バケモノ】
【古代の恐怖と力の象徴である"それ"の名は】

               【"鬼"】

277 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕損失[sage saga]:2015/06/22(月) 20:22:40.04 ID:lwrp7y400
>>276
【一角、紅の身体__そして覇気】
【明確に人としての域を踏み出した姿、太古より人々を畏怖させ蹂躙してきたその妖の名は��鬼�=B闇と力の権化】
【視界を覆わんばかりの巨躯をして相手を見下ろす鬼。恐怖の化身を目の当たりにして尚少女は不動。眼差しは揺らがず、永久凍土さえをも思わせる鋭さを持って対峙者を見据える】

鬼か。目にするのは随分久しい
妖の王が、私に一体何用だ

【凛とした、何千年も生きたような、不思議な声をした少女は問う】
【紅衣の賢者、紅顔の化物。今宵深緑の中で交差せし二つの紅は、果たしてどのような物語を紡ぐのか】
278 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損[sage saga]:2015/06/22(月) 20:41:07.66 ID:j1pAIa5Q0
>>277
…目にするのは久しい、か
夜の王も言っていたが、やはり俺以外にも生き残っている鬼はいるようだな

【人間であるはずなのに、人間ではないような】
【無数の時を生きてきたバケモノと同じような雰囲気を発する少女】
【やはりただの人間ではない、口の端を吊り上げて残っている右手に持った瓢箪の中の酒を煽る】

いやなに、人間がこんなところに来るのは珍しくてな
どんな奴かと確認しに来たのよ

【バケモノの左腕は二の腕の半ばから両断され、乱雑に布が巻かれている】
【バケモノの方は一切気にする様子はないが、激戦の後の傷であることは一目瞭然だ】

―――だが、まぁ

人間とバケモノが出会ってすることなぞ、決まっておるわなァ

【戦意剥き出しの、鬼に相応しい笑みを浮かべると持っていた瓢箪を投げ捨てる】
【今にも襲いかかりそうなこのバケモノに、少女はいったいどんな反応を見せるだろうか】
279 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕損失[sage saga]:2015/06/22(月) 21:16:25.19 ID:lwrp7y400
>>278

……夜の、王

【復唱。記憶を蘇らせるように】
【億千の時を越えし怪物は少女と同じく左腕を損失。勇敢なる者の凶刃に討たれたか?それとも__】

……フン、変わらんな
暇さえあれば酒を煽り、人間を見れば居ても立っても居られない
貴様ら程醜い生き物は二つと居るまい。然し____

【苛烈に、然し愉快げに】
【憎悪や怒りはない。ただ、長らく無沙汰であった旧友と顔を合わせたように。ノスタルジックな佇まいで】

__私は、そんな貴様らが嫌いじゃない

【鬼の瓢箪が地を打つと同刻。月明かりを受けた少女の影より新たな来訪者が降臨】
【影を依り代として現世へ顕現する人型。鬼と比肩し得る程の体躯を誇るそれは少女と同様に左腕を持たず】
【のっぺりとした幻のような、然し確かに実在する「第三者」。夜空が孕む闇と狂気の元に、影の巨人今此処に推参】
【巨人は顕現するや否や鬼へと爆走、放つは異様に発達した右手による爪撃。巨大な一撃は切り裂くというより薙ぎ払うかのように】

//遅くなりました、すいません
280 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損[sage saga]:2015/06/22(月) 21:27:17.11 ID:j1pAIa5Q0
>>279
カカッ、随分と言ってくれるな

【威勢のいい人間を前に思わずこぼれた笑み】
【そしてその笑みは、次の言葉でより深まることになる】

―――よかろう人間!
久しく忘れられた鬼退治の物語、これより開幕といこうではないか!!

【巨大な影のバケモノの一撃に対し、鬼はその爪を腕ごと払う、というより思い切り殴って軌道を反らそうとする】
【それに成功すれば、間髪入れずに超人的な脚力からの前蹴りを放ち、バケモノとの距離を開くだろう】

甘いな
バケモノで俺を殺りたければ、夜を越える闇を連れてこい!!

281 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕損失 右腕打撲【中】[sage saga]:2015/06/22(月) 21:54:05.77 ID:lwrp7y400
>>280
【鬼の剛拳と影の爪が衝突、表現し難い怪音を共にして巨人の爪は鬼の頭一つ上段を払う】
【本体と受けた傷を共有する巨人、主たる少女は腕への刺激に僅か顔を顰める。尤も、様子から見ると然程重傷ではないらしい】
【続けて鬼は距離を放つべく弾丸の如き前蹴り。大木さえもを蹴倒すのではないかと直感させる剛脚であったが、二度続けて鬼の勝手を許すほど少女も甘くはない】
【影の巨人は即座に背後へ飛び退くことで前蹴りを回避、距離を取らんとした鬼の思惑を嘲笑うかの如くに】

闇より生じた鬼が夜を超えた気でいるのか?
笑止千万とはこのことだ

【百戦錬磨の鬼といえど前蹴りによって生じた隙は補えぬと踏んだか。間髪入れず巨人は鎌の一閃めいた逆回し蹴りを放つ】
【鬼のそれにこそ劣るやもしれぬが影の巨人とて相応の怪力を誇る。命中すればただ痛いでは済まされぬだろう】
282 :モルドワールド2015/06/22(月) 21:58:35.56 ID:8xE4Ybmu0
緑色の夜
草木は枝垂れ葉を落とし始め、
嘶く虫は声を枯らして手脚を落とす
それらは一様に、緑色の苔を身に蔓延らせていた
黴だ、それは湿気が生じる厄介なもの
放っておくと手がつけられなくなる
そんな、黴た草原の中心部に

「嘶け嘶け、悲痛に嘶け」
「良い匂いで、良い音だ」
「ここは当たり、最高だ」

背の低い少年が、ただ一人
黴た頬を吊り上げて不敵に笑っている
鏖だ!なんて叫ぶと粉塵が舞った、すると

緑は藍を喰んでゆく、黴はもはや月をも喰む
283 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 腹部に打撲(中)[sage saga]:2015/06/22(月) 22:10:10.02 ID:j1pAIa5Q0
>>281
【前蹴りを怪物は余裕を持って回避】
【剛脚が空を切ったその隙に、巨人からの強靭な回し蹴り】
【腕で防げばいくらかダメージを軽減できるかもしれなかったが、しない】
【防御も回避もしない、それがこのバケモノの矜持だった】

逆に訊くが、未だに俺達鬼が夜を越えていないとでも?
それこそ笑止千万よ

【前蹴りの隙に攻撃を受けて体制を崩す】
【しかし、倒れるのに逆らわず、むしろ自ら倒れていき、逆立ちのように地面に手をつくとたった一本の腕で全身を支え、あろうことか思い切り地面を押して飛び上がる】
【そこから地に足をつけようと体を捻り、その最中で巨人の顔面に蹴りが向かうだろう】
284 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《曇天》左腕損失 右腕打撲【中】 顔面打撲【中】[sage saga]:2015/06/22(月) 22:37:38.04 ID:lwrp7y400
>>283

【巨人の一撃は見事鬼に命中、鈍い打撃の音が鳴ると同時少女の思考を僅かばかりの驚愕が支配】
【____避けぬのか____】
【あらゆる一撃を全て受け入れ、尚勝つ。それが鬼の矜持か、鬼は回避も防御も取ることはなく、ただまともに「喰らう」のみ】
【戦闘者としては重過ぎる覚悟、然し人外の肉体にはそれを成せるだけの力がある。故に畏怖の対象となったのだ。鬼という魔物は】

【直後に放たれしは逆立ちめいた姿勢から放たれる奇怪な蹴り。無理に表現するならカポエイラという武術が近いかもしれない】
【それは狂いなく巨人の顔を捉え、脳を直接振動させる膨大な刺激を少女にも。そこには意識が飛ばんばかりの痛みと吐き気を感じて】

____夜を超える、か
なんとも愚かだ。風車を巨人と見立てて突っ込んでいくような大莫迦だ。然し____

【突如として紺の空は灰の雲へ包まれる。訪れた曇天を合図として影の巨人は風に喰らわれるかの如く消失】
【然しそれは少女の敗北を示すものでは決して無く。それどころか逆。今宵演じられる≪鬼退治の物語≫は、これから始まる__】

余興が長くなったこと、心より詫びよう。妖の王よ
____��断て��

【何処からともなく凪いだ一迅の風が刃を形成。間に立つ木々を斬り倒し、森の悲鳴と共に鬼へと向かう】
285 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 腹部に打撲(中) 腕に切傷(小)[sage saga]:2015/06/22(月) 23:04:45.81 ID:j1pAIa5Q0
>>284
【地面に着地し、影の巨人と再び対峙する】
【さて、次はどう攻めるか―――直後、急速に夜の闇を淡く月が照らしていた空が曇天に変わる】
【自然現象ではあり得ない事態】
【ならば、これも現代の陰陽術―――能力の一つかと警戒を強めれば、最初から存在しなかったかのように巨人が影に還る】

おう!大馬鹿よ!
覚えておけ、鬼はそんな馬鹿の集まりだ!

【木々を薙ぎ倒し、迫る疾風の刃】
【バケモノは、それを前にして―――】

なんだ?鎌鼬か?
お前の力はバケモノを操るものか?

【真上からの手刀で、一転に集められた風が暴風となって消える】
【風は凪げば消えるだろう―――そんな気安さで消し去った】

おお、今ののお陰で良い武器ができた

【凄まじい腕力で断たれた木を片手で持ち上げると、それを少女に向けて投げつける】
【一歩づつ、少女に近づきながら】
286 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《曇天》左腕損失 右腕打撲【中】 顔面打撲【中】[sage saga]:2015/06/22(月) 23:44:26.80 ID:lwrp7y400
>>285
__ククク、クハハハハハ______!

【呆然。人を超えた鬼の前には烈刃すら蜃気楼の如し】
【去れど次に起こるのは恐怖ではなく愉快。目前の鬼が起こした冗談のような現象が、竹を割ったような鬼の心が、おかしくて仕方ない】
【成程、莫迦だ。然し、何と気持ちの良い莫迦だろう。妖の身で有りながら有頂天へ昇るような、そんな大莫迦】

化物の使役?笑わせるな、私の従えるものが��たかだか怪物止まりなわけがないだろう��

��風よ、我を護れ、巻け、喰らえ、喰らえ��

【投擲された樹木は、濁流に流される丸太みたいにこちらへ勢いよく迫ってくる。然しこの程度で打つ手が無くなる程度ならば、端から彼の誘いに応じたりはしない】
【掌を翳し謳えば、再び巻き起こるは嵐の如き暴風。少女を中心として渦巻く旋風は、暴力的な質量を持った樹さえをも巻き上げ散らしてしまう】
【攻撃を防御した後に、次いで少女は風を指先へ圧縮。鬼の言動にタガが外れたように凶悪な笑みを浮かべ、少女は唱える】

��刳り貫け��

【薙ぎ払うように。指先より迸るは烈風の刃、それは風を一本の直線状へ圧縮したもの。細くとも先刻までのものより遥か鋭く物体を切り裂き、貫き穿つ】
【標的を両断せんと振るわれる刃へ鬼はどう応えるのか。崩壊しゆく樹海、煙と地へ伏す樹々を背景として、二つの紅は衝突を続ける。その顔へ、至上の笑みを刻みながら】

//眠気がやばいので落ちます……
//切っていただいても構いません
287 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 腹部に打撲(中) 腕に切傷(小)[sage saga]:2015/06/22(月) 23:53:52.83 ID:j1pAIa5Q0
>>286
それは良かった
格下のバケモノと戦っても面白くないからな

【投擲した木は刃と化した嵐によって粉微塵に裂かれて消える】
【そうだ、そうでなくては】





288 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 腹部に打撲(中) 腕に切傷(小) 貫通傷 (中)[sage saga]:2015/06/23(火) 00:13:37.67 ID:RcylxRSw0
>>286
それは良かった
格下のバケモノと戦っても面白くないからな

【投擲した木は刃と化した嵐によって粉微塵に裂かれて消える】
【そうだ、そうでなくてはおもしろくない】
【笑みをより凶悪なものにして一歩づつ紅の少女に近づいていく】

…鬼の肉体を貫くとは、やるな
だが、いささか弾が小さすぎるぞ

【腹部を突風が貫く。風ごときに肉体を貫かれたという事実に驚愕するも、こらえきれなくなったかのように高笑いを上げるのみ】
【直後、少女に向けて一気に駆ける】
【木を投げつけても意味がないのなら、この拳で粉砕するのみ】
【少女がバケモノの接近を許してしまえば、直後には拳が少女の腹を狙う】

どうした人間、この程度では到底鬼退治などできんぞ!!



/途中送信すいません
/続けさせていただきます
289 :【夜徒】和服姿の男[saga]:2015/06/23(火) 19:49:18.19 ID:KnrjeNWTO
【静まり返る住宅街】
【道行く者たちの笑い声が良く響く】

「ふむ。とても争いの絶えぬ街とは思えぬな。
一つ騒ぎの一つでも起きぬことか」

【其処の一角 一つの公園 ベンチにて】
【和服を纏った男の一言】
【さてそれに耳を傾ける藻のなど居るのだろうか】
290 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《曇天》左腕損失 右腕打撲【中】 顔面打撲【中】 鬼の接近による焦燥感[sage saga]:2015/06/23(火) 20:33:28.10 ID:w//2QRAY0

>>288
【穴は小さくとも腹を打ち抜くことに成功。余裕綽綽といった振る舞いを見せるも、風に撃たれたという事実へ僅か鬼の眼差しが揺れたのを少女は見逃さない】
【然し同時に鬼の狂笑が真であることも実感する。化物を名乗るだけのことはある、人を蹂躙し、人に討たれることが慶びか】
【怪物として吼え猛り、試すように鬼は少女へ笑う。対し少女もまたこれへ壮絶な笑みで応じる。二つの決定的に異なる紅色は、やはりよく似ている】

……来るか_____ッ!

【直後、鬼は細い少女の身体へ痛撃を叩き込まんと疾走。その気迫は一歩を蹴り出す度大地が鳴動し、森そのものが畏怖するような錯覚を与える】
【冗談ではない。樹を投げ飛ばすような馬鹿力、殴られればどうなるか分かったものではない】
【ただ危険というだけに留まらず命の危険さえ生じる脅威に対し、少女は数瞬思考を重ねた】
【何せ彼女の能力は出力の代償に融通が利かない。他の風操能力者(エアロキネシス)達は自らに風を纏い大空を舞うと聞くが__生憎魔力制御の出来ぬ自分に、そんな器用な芸当は不可能】
【故に数瞬の熟考。この場を凌ぐ打開策を求め____そして導き出す。自らの能力、周囲の環境、鬼の能力……実現し得る】
【答えを導き出したなら、後はあくまで不動のまま読み上げるのみ。冷たく、去れど沸騰するみたいに熱く】

��風よ、我を護れ。__堕ちよ��

【転瞬、再び少女を中心にして風はカーテンを形成】
【しかしこの防壁は先刻のものとは決定的に相違。即ち先のものが「上昇」気流だったのに反しこちらは「下降」気流】
【「ダウンバースト」と呼ばれる現象が存在する。下降気流が地上へ激突し、四方八方へ暴風を撒き散らす災害。この魔術は小規模なりにその再現】
【必然、吹き荒れるは並の人間では立っていられぬほどの疾風。鬼ほどの兵とて、果たしてこの大旋風をまともに受けて前進を止めずにいられるものだろうか】
【強みはもう一つある。この風、程度は凄まじくとも純然たる突風ゆえ鎌鼬などの直接的な被害は皆無。だが__二次的な被害はそうともいかず】
【豪風が吹くと同時、先ほど切り倒した丸太や樹木が鬼の下へ飛来した。その数三つ__その内ひとつは、偶然にも鬼より角を奪い去らんとする軌道】
【少女からすれば完全に偶然の産物であったが、鬼にとって角とは名実共に力の象徴。彼としてはむざむざへし折られるわけにもいかないといったところであろう】
【旋風の抱擁を受けた鬼の行動、少女の放った魔術の成否は果たして】

//大変遅くなりました!
//続行ありがとうございます、改めましてよろしくお願いします!
291 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 牙半壊 角にヒビ 腹部に打撲(大) 腕に切傷(小) 貫通傷 (中)[sage saga]:2015/06/23(火) 21:16:29.04 ID:RcylxRSw0
>>290
【突如、少女を目前としたところでバケモノの動きが停止する】
【いや、正確には少しずつ動いてはいるのだが台風を一点に集中させたような暴風に動きを阻害されているのだ】
【更にそこに大木が凄まじい勢いで飛んでくる】
【腹部と肩に同時にぶつかり、さすがのバケモノも一歩のけぞる】
【さらに追い討ちを駆けるように一本の大木が顔面を狙う】
【しかし、やはりバケモノは避けも防ぎもしない】
【バケモノのとった行動は―――】

まだ、足りない

【―――凶悪な牙を除かせる口によって、噛み砕くという信じられないことをやってのけた】
【二度は出来ぬ手だが、今凌げれば良い】
【未だ消えぬ凶悪な笑みのまま一度少女を見ると拳を握る】
【当然少女に拳が届く距離ではない】
【ならば、どうするか】
【転瞬、バケモノの拳が倍ほどにも巨大化し、足を屈めて思い切り地面を殴り付けると直後局地的な地震のような揺れが発生する】
【当然その揺れは一瞬の出来事】
【だが、少あわよくば女が体制を崩し、風もその間はおさまるのではなかろうか】

攻撃せねば俺は止まらぬし、倒せんぞ

【風が消えようが消えまいが、ジリジリとバケモノは近づいていくだろう。風がなければ瞬時にでも】
【近づけてしまえば技術もなにもない、力のみの一撃を放ちにやって来る】

292 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 牙半壊 角にヒビ 腹部に打撲(大) 腕に切傷(小) 貫通傷 (中)[sage saga]:2015/06/23(火) 21:16:52.88 ID:RcylxRSw0
>>290
【突如、少女を目前としたところでバケモノの動きが停止する】
【いや、正確には少しずつ動いてはいるのだが台風を一点に集中させたような暴風に動きを阻害されているのだ】
【更にそこに大木が凄まじい勢いで飛んでくる】
【腹部と肩に同時にぶつかり、さすがのバケモノも一歩のけぞる】
【さらに追い討ちを駆けるように一本の大木が顔面を狙う】
【しかし、やはりバケモノは避けも防ぎもしない】
【バケモノのとった行動は―――】

まだ、足りない

【―――凶悪な牙を除かせる口によって、噛み砕くという信じられないことをやってのけた】
【二度は出来ぬ手だが、今凌げれば良い】
【未だ消えぬ凶悪な笑みのまま一度少女を見ると拳を握る】
【当然少女に拳が届く距離ではない】
【ならば、どうするか】
【転瞬、バケモノの拳が倍ほどにも巨大化し、足を屈めて思い切り地面を殴り付けると直後局地的な地震のような揺れが発生する】
【当然その揺れは一瞬の出来事】
【だが、少あわよくば女が体制を崩し、風もその間はおさまるのではなかろうか】

攻撃せねば俺は止まらぬし、倒せんぞ

【風が消えようが消えまいが、ジリジリとバケモノは近づいていくだろう。風がなければ瞬時にでも】
【近づけてしまえば技術もなにもない、力のみの一撃を放ちにやって来る】

293 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《雷雨→晴れ》左腕損失 全身打撲【極大】 意識不明[sage saga]:2015/06/23(火) 22:20:41.09 ID:w//2QRAY0
>>292

【全く、化物とは恐ろしい。その力は何時だって、こちらの予想を上回る】
【樹木の嵐は確かな傷を残し目前の怪物を牽制、然し結局はそれまで。満身創痍の化物は未だ前身を止めず】
【次の瞬間放たれる朱い拳撃はあろうことか大地へと。異様に肥大した剛拳が奏でる音色は地響きのそれ】
【予想だにしていなかった__いや、予測出来るわけもない突飛な一撃に意を突かれ、ほんの数瞬。須臾程の時間ではあるが____疾風は沈黙】
【しまった、と口走るも時既に遅し。鬼は闇夜へ残像を描き獲物へ肉薄、その様は正しく獲物を喰らわんとする虎のように】
【フ……と嘆息。自分の程度で化物退治とは図に乗りすぎたか、なんて自虐的に。然し彼女はタダでは死ねぬ】
【否、正確に言うならば……生きるために、それ以上に目前の鬼のためにも、誇りと命を賭け一か八かの博打をせねばならない】
【その決意を眼光へ宿せば鬼はきっと異変に気付く。__ぽつり。一度耳へ響いたその音は次々に数を増し次第に聴覚を支配。雨だ】
【然しただの雨ではない。天を仰げば雲は漆黒に染まり、何か不吉を示すような様子さえ見せるであろう。その解答は少女から】

____分けか、敗けかだな。
感服だ、鬼よ

【鬼の剛拳が少女を捕らえると同時、視界はホワイトアウト。その因子は単純、「落雷」である】
【そう、現在の天候はただの雨天ではない。天の怒号と共に三千世界を奔る稲光____現在の天候は『雨天』】
【肉体へ甚大な被害を齎す一撃を受けて少女が取った「反撃」。それは魔術によって肉体へ電流を纏うこと】
【一撃を受けた勢いに任せ、その肉体が天へ舞うまでの刹那。ただ指一本、鬼の肉体へ触れるだけで構わない】
【それさえ適えば、鬼の肉体を崩壊させる__最低でも気絶程度は免れぬ超高圧電流を流すことができる】
【もがくように動かした両の手。呼吸さえ忘れたその小さな反撃の後少女は風に吹かれた襤褸屑のように天へ】
【最早意識はない。どこか満足げな笑みを零す口元から、内臓へのダメージを示すような吐血が線を引くのみ】
【そして然る後に墜落。どん、と、建物の三階から身投げでもしたみたいに呆気無く少女は沈んだ】
【十秒足らずの雷雨は終わりを告げ、暗雲はあっという間に四散】
【先刻の驟雨を忘れたように藍の穹はライトグレーの雲を点々と漂わせる。天をも従えた魔神の雷光は、鬼へ届いたのだろうか】
294 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《雷雨→晴れ》左腕損失 全身打撲【極大】 意識不明[sage saga]:2015/06/23(火) 22:23:27.46 ID:w//2QRAY0
>>293
【全く、化物とは恐ろしい。その力は何時だって、こちらの予想を上回る】
【樹木の嵐は確かな傷を残し目前の怪物を牽制、然し結局はそれまで。満身創痍の化物は未だ前身を止めず】
【次の瞬間放たれる朱い拳撃はあろうことか大地へと。異様に肥大した剛拳が奏でる音色は地響きのそれ】
【予想だにしていなかった__いや、予測出来るわけもない突飛な一撃に意を突かれ、ほんの数瞬。須臾程の時間ではあるが____疾風は沈黙】
【しまった、と口走るも時既に遅し。鬼は闇夜へ残像を描き獲物へ肉薄、その様は正しく獲物を喰らわんとする虎のように】
【フ……と嘆息。自分の程度で化物退治とは図に乗りすぎたか、なんて自虐的に。然し彼女はタダでは死ねぬ】
【否、正確に言うならば……生きるために、それ以上に目前の鬼のためにも、誇りと命を賭け一か八かの博打をせねばならない】
【その決意を眼光へ宿せば鬼はきっと異変に気付く。__ぽつり。一度耳へ響いたその音は次々に数を増し次第に聴覚を支配。雨だ】
【然しただの雨ではない。天を仰げば雲は漆黒に染まり、何か不吉を示すような様子さえ見せるであろう。その解答は少女から】

____分けか、敗けかだな。
感服だ、鬼よ

【鬼の剛拳が少女を捕らえると同時、視界はホワイトアウト。その因子は単純、「落雷」である】
【そう、現在の天候はただの雨天ではない。天の怒号と共に三千世界を奔る稲光____現在の天候は『雷雨』】
【肉体へ甚大な被害を齎す一撃を受けて少女が取った「反撃」。それは魔術によって肉体へ電流を纏うこと】
【一撃を受けた勢いに任せ、その肉体が天へ舞うまでの刹那。ただ指一本、鬼の肉体へ触れるだけで構わない】
【それさえ適えば、鬼の肉体を崩壊させる__最低でも気絶程度は免れぬ超高圧電流を流すことができる】
【もがくように動かした両の手。呼吸さえ忘れたその小さな反撃の後少女は風に吹かれた襤褸屑のように天へ】
【最早意識はない。どこか満足げな笑みを零す口元から、内臓へのダメージを示すような吐血が線を引くのみ】
【そして然る後に墜落。どん、と、建物の三階から身投げでもしたみたいに呆気無く少女は沈んだ】
【十秒足らずの雷雨は終わりを告げ、暗雲はあっという間に四散。ようやく遅れて、彼方より落雷の轟音が到着した】
【先刻の驟雨を忘れたように藍の穹はライトグレーの雲を点々と漂わせる。天をも従えた魔神の雷光は、鬼へ届いたのだろうか】

//こっちに修正で、すいません!
295 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/23(火) 22:55:43.01 ID:RcylxRSw0
>>293
【曇天の空から雨が降り出す。空は暗雲に覆われ、月明かりすら届かぬ真の闇が辺りを支配する】
【闇の覇者。妖の王。鬼】
【バケモノ共が生きる、本来の世界が現代のこの世に舞い戻る】
【地獄が踊り、獣が笑う。化け物らしいとバケモノと化け物のような人間は、終にその真価を互いに見せ合う世界を得た】

良い闇だ、これこそが俺の世界
いや、俺たちの世界よなぁ人間!!

【光の世界に背を向けられたバケモノは、光の世界に生きる人間を嫌う】
【だから戦うし、自分達バケモノと対になる眩い光のような人間に倒されることを望むのだ】
【さぁ、この俺に人の光を見せてみよ、魅せてみよ!】
【万感の思いを込めて、闇の拳を振り抜く―――直前、少女の身体に破壊的な光が落ちる】
【まるで、光の象徴である天使か神の矢のように落ちたそれは、少女の身体を金色に照らす】

はっ、はははははっ!!
雷(イカズチ)をその身に纏うか!天の破壊の象徴をその身に纏うか!!
偶然かと思いきや、俺とお前の出会いは必然だったようだな!
万物を拳で砕き、天を破壊するとまで謂われた俺と天の破壊である雷!!
どちらが上か、決めようではないか!!

【天を支配した黄金の魔神と天を破壊するバケモノ】
【バケモノが拳を振り抜いた後、少女の手が身体に触れて―――】
【―――天が、バケモノの身体に墜ちた】

                 【―――雷が、天が、バケモノの身体を駆け巡る―――】

はは、は
素晴らしい、素晴らしいぞ人間
お前は、確かに俺を討ち取った―――

【角が、砕ける】
【ガクリ、と膝をつきその場に崩れ落ちる】
【人間の姿に戻り、着物を来た男になっているそれは、一度でも攻撃すれば即座に命を落とす】
296 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/23(火) 22:56:07.69 ID:RcylxRSw0
>>293
【曇天の空から雨が降り出す。空は暗雲に覆われ、月明かりすら届かぬ真の闇が辺りを支配する】
【闇の覇者。妖の王。鬼】
【バケモノ共が生きる、本来の世界が現代のこの世に舞い戻る】
【地獄が踊り、獣が笑う。化け物らしいとバケモノと化け物のような人間は、終にその真価を互いに見せ合う世界を得た】

良い闇だ、これこそが俺の世界
いや、俺たちの世界よなぁ人間!!

【光の世界に背を向けられたバケモノは、光の世界に生きる人間を嫌う】
【だから戦うし、自分達バケモノと対になる眩い光のような人間に倒されることを望むのだ】
【さぁ、この俺に人の光を見せてみよ、魅せてみよ!】
【万感の思いを込めて、闇の拳を振り抜く―――直前、少女の身体に破壊的な光が落ちる】
【まるで、光の象徴である天使か神の矢のように落ちたそれは、少女の身体を金色に照らす】

はっ、はははははっ!!
雷(イカズチ)をその身に纏うか!天の破壊の象徴をその身に纏うか!!
偶然かと思いきや、俺とお前の出会いは必然だったようだな!
万物を拳で砕き、天を破壊するとまで謂われた俺と天の破壊である雷!!
どちらが上か、決めようではないか!!

【天を支配した黄金の魔神と天を破壊するバケモノ】
【バケモノが拳を振り抜いた後、少女の手が身体に触れて―――】
【―――天が、バケモノの身体に墜ちた】

                 【―――雷が、天が、バケモノの身体を駆け巡る―――】

はは、は
素晴らしい、素晴らしいぞ人間
お前は、確かに俺を討ち取った―――

【角が、砕ける】
【ガクリ、と膝をつきその場に崩れ落ちる】
【人間の姿に戻り、着物を来た男になっているそれは、一度でも攻撃すれば即座に命を落とす】
297 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/24(水) 00:24:31.12 ID:0lCYSj020
/落ちます
298 :モルドワールド2015/06/24(水) 12:07:47.31 ID:zeRnh2v00
曇穹が墜え始め、湿度を孕む雨風が荒ぶ
頬を射るようなそれは、梅雨期の権化とも言える
この時期の雨と風は須らく街の人々から嫌悪されている
なぜなら濫立する街路樹と鐵筋コンクリートの塊が荒ぶ雨風と世界の漣に揺れて、きっといつか斃れてしまうだろうから
人々はそんな未来を恐怖しながら、一日一日をこれまでと一様に、喧騒しく過ごし続けている
暗黒期だ、いまこの時代はまさに、暗黒期なのである、まさに、曇天の空に覆われているのである
だから覆さなければいけない、この鈍色の覆いを
そんな世に暁天が訪れる、腐蝕を齎さん人の子が生まれ落ちてしまったのだから
神はいつこの子を赦してしまったのか、それはまこと愚行である、神の権力を持ってしても度し難い愚行である

「ジメジメしていて、緑色が良く映える」
「ジメジメしていて、緑色が良く生える」
「良い季節だろうか、皆浮かない顔だけど」
「良い季節だろうね、僕はとても笑えるから」

まことに、まことに度し難い
頬に黴を生やした少年は、まるで若気た格好で嗤う
喧しく過ぎる時代を尻目に、にやけながらただ一人で
痩せこけた子供を嗤い、会社勤めの彼奴を嗤う
あの娘にフられた彼奴を嗤い、枷を掛けられた奴らを嗤う
ザマミロと口角を上げて、心の奥で口角泡を飛ばしながらそう宣う
僕は僕が今全てだから、なんて言って、わざわざ嗤う
世界を後目に、ただただ嗤うだけ

なぜこうも非道い子を産んでしまったのか、親も神も群衆もただ怨むばかり
怨んでも死にやせず、殺そうとしても争われ殺されるから、結局この人の子は殺れない
非人道どころか人道にすら立たない人の子だから
きっと腐蝕を促進させるだけ

精液と空腹と軽挙が踊る十七歳の梅雨
風に吹かれて、頬の黴を靡かせた
299 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕損失 全身打撲【極大】 意識朦朧[sage saga]:2015/06/24(水) 16:18:11.79 ID:tDS2JUrs0

>>296

【________】
【それが示すのは正しく静寂。天をも屈服させて尚鬼と賢者の戦に決着は付かず】
【屍の如く横たわる二つの紅は寝息すら聞こえてくるようで。……逝ってしまった、のだろうか】

【__ぼんやりと、朧げに眼を覚ます。視界の端に淡い光を放つ月が見えた。未だ日は昇っておらぬか、それ程長い間気を失っていたわけではないらしく】
【痛む身体を無理に起こせば、直後コホコホと激しく咳き込み再び吐血。鬼の与えた一撃は華奢な肉体に良く響いた。何故死なずに済んだかは彼女自身よく解らぬ程に】
【ただ強いて言うならば__純粋に、もっと生きてみたかったのかもしれない。この昏く醜い、けれども素晴らしい世界で】

__危うく死ぬところだったぞ、大莫迦者

【終戦を告げるように虚ろな、けれども優しい瞳をして呟く】
【直後、彼女の傍らに出現するは今宵の戦において『始まり』を担った漆黒の巨人。少女の負傷を反映しどこか歪さを増したそれは、然し少女の命を受け確かに現世へ再臨】
【巨人にも戦闘時の苛烈さはなく、散歩でもするように悠々と歩行。やがて『ある物』を手にとり、崩れ落ちた��青年�≠フ傍らへソレを供える__鬼が交戦時に投げ捨てた、瓢箪だった】
【主である少女の、杯があれば一杯くらい酌をしてやっても良かったのだがな、なんて軽口を添えて】

【おもむろに少女は弾指。それを合図として影は主の身体を音もなく抱え、双眸より紅き残光を奔らせ森林の外へと疾走】
【鬼と衝突した��夜�≠フ権化。猛然と駆けるそれへ恐れを成すかの如く森はざわざわと唸る。影と少女は見る見る内に遠ざかり、いずれ樹海よりその姿を消失】
【隻腕の影に抱擁された少女が朦朧とする意識の中で見つめていたのは、横たわったままに依然動こうとしない��青年�≠フ姿。遥か彼方まで離れて、容が見えなくなるまで、ずっと】


__それでは御機嫌よう。妖の王よ
同じ大莫迦同士、また逢おうじゃないか


【再開を、心より願って】

//最後の最後で寝落ち……すいません
//ロールありがとうございました、楽しかったです!

300 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 全身火傷 全身にダメージ(極大)[sage saga]:2015/06/24(水) 21:46:05.98 ID:0lCYSj020
>299
【死んだように眠る男、その身体の上には鳥まで止まり、呼吸をしているかどうかすら危うい】
【死んだように、ではなくこの時バケモノは実際に死んでいたのだ。隣で倒れた瓢箪からの水が身体を濡らすまでは】
【ゴホッ、と小さな咳の音が聞こえた後、止まっていた鳥が全て飛び立っていく】
【声を出そうとして、出ない。起き上がろうとして、起き上がれない】
【それに気づいたバケモノ―――いや、今は人間と変わらないが―――はわずかに動く腕で瓢箪を掴むとそれを持つことすら億劫になりながらもなんとか口元に運ぶ】
【普段いくら呑んでもなくならぬ、無限のような酒は僅かづつしか出ない。まるで、今のバケモノの生命力と直結しているかのように】
【数口呑むと、全身に激痛を感じながらも起き上がる】

…は、生き延びてしまったようだな

【辺りを軽く見回しても、あの黄金の魔神の姿はない】
【見逃されたか、或いはなにか別の理由があるのか。それは定かではないが、生き延びたという事実は変わらない】
【それに、仮に理由があったとしても、敗北者が勝者の決めたことに意見などできはしないのだ】

この首を、くれてやるに値した奴だったんだがな

【珍しく溜め息を吐くと、また一度酒を呑む】
【バケモノでなく、従うだけの兵でなく、卑怯な手も使わず真っ向から挑んできた真の"人間"】
【ここで死んでも悔いは無かった、いや―――ここでこそ、死にたかった】
【数百年前のあの日に死に損ねてからようやく見つけた人間】
【あんな人間が、あとどれ程居てくれるだろうか―――】

…日の出も近い、闇は退散といこう

【さすがにここまでボロボロの状態で浄化の力を持つ朝日を浴びればただではすまない】
【拾った命を粗末にすれば、あの黄金に失礼だ】
【夜は終わった、闇の時間は終わったのだ】
【ゆっくりと立ち上がり、また森の奥へと消えていく】


【語り手のいない物語】
【昔々のお話にもなれないこの物語はここでひっそりと、それでいて二人に大きな影響を与えて終わりとなった】
【鬼退治としての二人の出会いと別れのお話は、ここで巻く引きとなります】
【ですが、ご安心ください。このお話は"序章"に過ぎないのかもしれぬのです】
【語り手のいないお話は、誰も知らぬからこそいくらでも続きが描かれる】
【故に、このお話の題目は終わらぬ可能性を込めてこうさせていただきます】


                    【紅の出会い】  
                     【―完―】
301 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[sage saga]:2015/06/24(水) 22:01:27.30 ID:uo8xBTmP0
//>>200
//>>220への返信がないようなので絡みは切らせてもらいます。
//ロールありがとうございました、ごめんなさい。
302 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/24(水) 22:20:10.44 ID:0lCYSj020
>>299
/遅れましたがロールありがとうございました!
/楽しかったです
303 :荒魂【ネクスト】[sage saga]:2015/06/24(水) 23:44:56.51 ID:tDS2JUrs0
//ソロールデス

【天へ翳す掌は月を掴み取らんが如く】
【その所作に意味は無い。強いて言うなら勝利を思い描きただ一握りの勇気を奮い立たせる――そんな、小さな動作】
【勝利する上で重要なものは怪力を有することでも、世界を支配するような掟破りの異能を持つことにも非ず。ただほんの少し、その拳に意志が宿ればいい】
【だから、「鬼」ほどの兵でも自らの敗北を疑わぬ日はない。事実、以前の死合いでは驕りを突かれ青年の覚悟に下された】

【戦の本質とは】
【近頃「鬼」は物思いに耽る。一般として戦闘とは自らの欲望を実現するための強行手段である。その過程に心を躍らせる「鬼」のような人物は少数派(マイノリティ)であることは疑うべくもない】
【それでも「鬼」は思う。戦とは利潤を確保する手段に留まらずもっと根本的なもの。即ち、「己」の伝達。「在る」ことを相手へ伝えるその行為こそが戦の本質なのではないか】
【ならば、生を、己を知るため拳を振るう自分は――存外に��真髄�≠ヨ近付いているのか?】

【ぼうっと伸ばした右手には、夢すら現(うつつ)へ返すあの力はもう宿っていない。今宵彼が心ノ臓へ宿すはまた別の異能】
【指の合間から覗く小さな月を握り潰して、深呼吸を一つ。仁王を思わせるいかめしい顔のままに、赤熱する身体より「鬼」は言霊を発す】
【願いを、期待を籠めて。己が未来を暗示するかのように】


――――また見ぬ強者よ、我に最上の時間を与えよ――――
304 :【アソートグロウ】赤スーツの男。[saga]:2015/06/25(木) 18:46:11.82 ID:2vF6rV25O

【スーツを纏う男が歩いている】
305 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/25(木) 19:19:01.76 ID:Wiztij970
【街外れ】

宵闇の空を紅く染める炎。一軒の木造住宅が巨大な火柱に包まれていた。
周囲には必死に消化活動をする消防士たち。その様を他人事に楽しむ野次馬たち。
光に群がる夏の虫のように、集う人々は心の何処かで火に対して安息を感じているのだろう。
それはヒトの習性、本能から来る行動なのかもしれない。

「……」

そんな野次馬たちの中、少々場違いな存在がひとつ。
黒く長い髪は結わえられることもなく、野暮ったい黒縁メガネをかけたセーラー服の少女。
気温は既に初夏を告げているというのにその首元には暑苦しくマフラーが巻かれている。
そして特に目を引くのはその表情だ。紅を映す瞳には明らかな興奮の色、口元は間抜けげにぽかんと、何処と無く緩んでいた。
306 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/25(木) 19:24:13.91 ID:fTy5oXFM0
【ざあざあと、歌うように雨。そんな中でも傘を差して、彼の者は律儀に大通りへ通う】
【雨水を被った道路が街頭を反射して輝く。湿気と合間って大海原めいた光景を展開する通りで、「生」の商人はただ来客を待つ】
307 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/25(木) 22:36:46.52 ID:Ss1LnRS60
【男が一人、橋の下で座っている】
【目の前には墓のように積み上げられた石と、その前に供え物のように置かれた酒と饅頭があった】
【ここは、彼の仲間が死んだ場所】
【正式な墓は別にあるが、死ぬことになった場所で祈ってやろうと思ったのだ】

馬鹿だ馬鹿だとは思ってたが、まさか相討って死ぬなんてなぁ
本当に馬鹿だよ、大馬鹿だ

【缶ビールを飲んで、話しかけるように言う】
【例え届かぬと分かっていても、言わずにいられなかった】

…お前の正義、俺達は見ていた
俺も俺なりの正義を見せるから、しっかり見とけよ馬鹿野郎

【それだけもう一つの墓に向けて言うと、その場から立ち去り、夜の街を一人歩き始める】
【道中で悪を見つければ、彼はきっとどれだけ絶望的であろうが、最後まで戦うだろう】
【そんな彼と出会う者は、いるだろうか】
308 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/25(木) 22:54:44.86 ID:Wiztij970
>>307
男が街を歩く中、ふと暗がりに目を向ければ路地裏にセーラー服姿の少女が見えるだろう。
しゃがみ込んで何をしているかと思えばぼんやりと揺れる赤い光。
最近この街では放火を原因とした火事が頻発しているらしいが果たして。
309 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/25(木) 23:03:31.34 ID:Ss1LnRS60
>>308
【一通り街を見回れば宿に行こうと思い、歩き続ける】
【その道中でふと路地裏を見れば、しゃがみこんでいる少女の姿が】

何でこんなとこにいるんだ?
最近この街には放火魔がいるらしいし、危ないから早く帰った方がいい

【先だって得ていた情報で、危険人物がいるのは分かっている】
【そこから純粋に心配し、少女に声をかけた】
310 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/25(木) 23:12:27.87 ID:Wiztij970
>>309
「……!」

何かに熱心であった為か男の気配には全く気付いていなかった様子。声を掛けられた瞬間大袈裟に身体を跳ねさせた。
少女が飛び退いたことによって男の目にも見える筈だ。彼女がしゃがみ込んでいた場所、その足元に燻る炎が。
炎は今正しく住宅に燃え移った所か、この状態であれば土を掛けるなりの簡単な処置で鎮火出来るだろうが放っておけば瞬く間に全てを呑み込んでしまうだろう。

「あっ……! あの、こっここここ……これはですねっ!?」

見るからに慌てふためく少女。サイズの合っていない野暮ったい黒縁メガネがズレている事も気に出来ず髪をわしゃわしゃと弄り始めた。
そしてじりじりと後退り。放火の現行犯である、それを見られる事が何を意味するのかくらいは理解できているらしい。

311 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/25(木) 23:22:34.89 ID:Ss1LnRS60
>>310
…ッ!話はあとにしといてやる!!

【少女が跳ね起き、何事かと思って見れば住居に燃えうつろうとする火】
【まだ火は小さかったので、直ぐに火を踏みつけ、着ていたコートを被せて火を消す】
【慌てて後退りする少女だが、逃がすわけにはいかない】

…お前が放火魔ってことでいいんだよな
今なら自首すれば許してやるが、どうする?

【男の両手には、いつのまにか拳銃が握られている】
【怒りの炎を目に灯して少女を睨むが、少女はどうするか】
312 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/25(木) 23:33:33.92 ID:Wiztij970
>>311
「ひっ……ひぃぃっ!? て、てっぽう!? 警察!?」

男の手に握られた拳銃を見るや明らかに青ざめる顔。条件反射的に両手を上げて撃たないでとアピール。
少女の膝は小刻みに震えており、やっていた事は別として反応自体は年相応といったところだ。

「じ、自首ですかぁ!? どうか勘弁して下さいぃぃぃ!!」
「明日から学校の試験なんですっ! こんな事バレたら退学になっちゃいますぅぅぅ!!」

ハンズアップしていた手を合掌すれば涙目に男に頼み込む。どうか見逃してくれ、と。
男が拳銃を持っていることで警察組織の人間だと思っているようだ。というかそうであったのなら見逃して貰える訳はないのだが。
何度もぺこぺこと頭を下げながら、少女の足元はじりじりと動いているのに気付くだろうか。
隙を見つけ逃走を図ろうとしているらしい。何とも浅はかである。
313 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/25(木) 23:44:44.24 ID:Ss1LnRS60
>>312
…まぁいいか

【実際には警察では無いのだが、それで相手に危機感を与えられるならそれでいい】
【そもそもただの犯罪者に機関の名前を言っても分かるわけも無し】

アホが、自分がなにやろうとしたか、なにやって来たかわかった上で言ってるのか?
甘ったれんなよ小娘

【少女の行動は火に油を注ぐのみ】
【逃げようとする少女の足元を撃ち抜く】

これが最後だ
自主をしろ

【言うと同時に拳銃を少女の方に向けて】
314 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/25(木) 23:59:52.03 ID:Wiztij970
>>313
「きゃあっ!?」
「え……えへへ……! 自首なんてする訳ないじゃないですか!」
「捕まったら……もう、燃やせませんし……!」

足元で弾けた銃弾に悲鳴を上げるも、この男からは逃げられない事を悟ったのか引きつりながらも笑ってみせる。
合掌していた手のひらを下に向けて地面と水平にすれば、そこからぼたぼたと赤熱した液体が流れ落ちた。
周囲の温度が明らかに上がり、皮膚から汗が噴き出し始める。どろどろと流動するモノ、紛れもなく溶岩である。

「お、おじさんこそ……! 逃げた方が、いいんじゃないですか……?」
「この建物と、一緒に……! 燃やしちゃいますよ……?」

地面に落ち流れる溶岩は緩やかな速度で男の足元へと迫ってゆく。もしそれに触れてしまえば、説明の必要は無いだろう。
先程まで震えていた少女の瞳から怯えの色は消え、段々と興奮のそれに染まっていった。
315 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/26(金) 00:09:12.60 ID:KPKYH8BY0
>>314
…救いようがないなお前

【自首をしないというのは100歩譲っていいとしても、その理由が"もう燃やせないから"】
【完全に悪だと判断し、引き金にかけた手に力を込めていく】

能力者か、まぁ驚くほどのことでもないな
俺を燃やすなら燃やせよ、だがその時には少なくともお前は道連れになってるだろうよ

【夜の路地裏を照らす溶岩の光。これで相手が何をしているかがよく見える】
【数歩後ろに下がりながら、腹と足に向けて一発づつ弾を撃ち込む】
【本物の銃弾が当たれば、当然ただではすまない】
316 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/26(金) 00:25:16.71 ID:Eh9BHSbP0
>>315
「救ってほしいなんて……だ、誰にも頼んでませんし!」

男の拳銃が火を吹いた刹那、少女の掌から流れ落ちていた溶岩は突如として壁を形成するようにせり上がり、そして急激に温度を低下、漆黒の壁となり弾丸を弾く。
どうやらただ手から溶岩を出せる力という訳では無いらしい。まるで少女の意思がそのまま伝わったかの如き動きを見せたのだ。
当然防ぐだけで終わる訳も無い、少女は既に覚悟を決めたのだ。自身の淀んだ欲望に他者を犠牲にする覚悟を。

「……証拠は残しませんよ。骨まで焼き尽くしますから……!」
「お葬式できなくて……ご、ごめんなさい!」

壁となり少女を守った硬化した溶岩が再び赤熱を帯びる。流動化したそれは重力に従い地面に流れるものと思われたその瞬間。
溶岩はまるで意思を持ったように男に襲い掛かる。太い鞭のようにしなる溶岩流は触れるもの全てを焼き尽くす焦熱の触手だ。
317 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/26(金) 00:38:33.33 ID:KPKYH8BY0
>>316
操作もできる、か

【弾丸を硬化した溶岩で防いだ少女】
【今のを防げた以上普通に撃てば隙を見つけないと当たらない可能性が高い】
【どうするかと思案している時に、灼熱の鞭が襲いかかる】
【溶岩である以上当たるのは避けねばならないと、一先ず横に動いて避ける】

んじゃ、これならどうだ

【鞭を避ける最中、彼は少女とは全く違う方向に弾を撃つ】
【しかし、直後に二つの弾丸が横と背後から少女の腕と足を狙うだろう】
【彼の能力ではない、達人とまで言われた技術がなした正確無比に相手を狙う跳弾だ】
318 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/26(金) 01:01:47.57 ID:KPKYH8BY0
>>316
/眠気がヤバイので落ちます、すいません
/きっていただいても構いません
319 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/26(金) 01:09:08.04 ID:Eh9BHSbP0
>>317
「どこ狙ってるんですか? え、えへへ……私を、恐れてるんですきゃっ!!?」

少女から見れば見当はずれな場所に着弾した銃弾、男が恐れから手元を狂わせたのだと思うも束の間。
壁面に弾かれた弾丸は男の狙い通り少女の腕と足に命中。想像を絶する傷口の痛みと熱さにその場に蹲った。
この狭い路地裏、跳弾を狙った男の策は見事に功を奏した結果だ。戦闘における経験の差が如実に現れているのだろう。

「いっ……、いったぁぁぁ………! し、死ぬ! 死んじゃうぅぅ!!」
「酷いですぅ……! ぜっ、絶対に……許さないっ……!!」
「[ピーーー]っ……! て、てめぇ絶対にぶっ殺してやる……! 塵ひとつこの世に残さねーぞ、このヤロウ……!」

少女は剥き出しの殺意と憎しみを瞳に宿らせて男を睨みつけ、口調はまるで別人のように汚い言葉を連ねはじめた。
そして蹲ったまま、立ち上がる事もせずに再び手のひらから溶岩を溢れさせる。止めどなく溢れ出るそれは少女自身触れぬように、しかし路地裏を埋め尽くさんとする勢いだ。
限られた空間である路地裏は男にとっても有利に働いたが、それはこの少女にとっても同じ事。否、男からすればもっと悲惨な状況であろうか。

「……消えろっ! 私の目の前からっ……!」

地面壁面更には少女の頭上の空間、思うままに操作された溶岩は路地裏を灼熱の世界へと変えてゆく。
其処から男に襲い掛かるは溶岩津波。もっともこの狭い空間で行われる規模の攻撃に津波とは大仰であるが、それでも尚恐るべき殺傷力を持つ。
絶えず溶岩が噴き出す活火山。その一帯に生息できる生物など未だ確認されていないのだから。
320 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/26(金) 01:15:25.54 ID:Eh9BHSbP0
>>318
溶岩津波が引いた後、そこに男の姿はなかった。
呑み込まれ焼き尽くされたのか、この路地裏から脱出したのかはわからない。
しかし少女の手に手応えが感じられなかった事から恐らくは前者だろうか。どちらにせよ少女にとっての危機は去ったという事だ。
結局この後病院へ行けば即入院と言い渡され、翌日からの試験は欠席せざるを得なかったらしい。

/レス遅くなって申し訳ないです
/これにて切らせて頂きます。ありがとうございました
321 :【ヨーガン】地味そーな女学生2015/06/26(金) 01:17:25.87 ID:Eh9BHSbP0
>>320
/おっとしまった…

しかし少女の手に手応えが感じられなかった事から恐らくは前者だろうか。→後者だろうか、ですね。

しつれーしました
322 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/26(金) 18:21:46.45 ID:KPKYH8BY0
>>319>>320
【流石に上下左右から溶岩が襲って来ては下がるしかない】
【これに捕まってしまえば、その時点で終わりなのだ】
【死んでも倒す気はあれど、ただ死ぬだけになる気はないのだ】
【路地裏を一度抜け、溶岩の津波をやり過ごしてから再び路地裏に入ると、すでに少女の姿は無かった】

…さっき能力を使っておくべきだったか

【取り逃がしたことによる屈辱と後悔が襲うが、もう遅い】
【悔しげに舌打ちをすると、銃をしまってその場から立ち去っていった】



/ありがとうございました
323 :エレクトリッカー2015/06/26(金) 21:31:16.41 ID:2hEmYObZ0
雨夜、街頭
五月蠅い雨音に慟哭する稲妻
幾許かが空ろを貫く最中、迸る紅色
紆余曲折した紅き奔流は黒く軌跡を残した
焦げた臭気を放つ軌跡を辿れば壁に当たる
人、である

「(でんき溜めほーだいだ!雷雨さいこー!)」

声も上げずに両手を天へ振りかざす、少女
漠然と天を仰げば稲妻は刹那その少女を狙撃
寸分違わず、そして回避の術など毛頭無く、螺旋状に墜えた光色の雷撃は少女を脳天から串刺す
数秒雨音だけが静寂を支配したのちのこと
払われた硝煙、降雨だけが立ち尽くす少女を刺す
ということは、つまり、

「いやぁ、ほんとうに良いねぇ〜!天国極まるっ!」

生存、確かに脳天から縦に身体を貫かれしかし平然とこの場この時間に生きて、生を全うしている
それどころか顔面の筋肉を須らく吊り上げて満面の笑みを浮かべていた、まことに信じられない
そんな常軌を逸した少女は、雨風に打たれながら、そして稲妻に貫かれながら、しかし平然と、笑みに顔面を攣らせて歩く
324 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/27(土) 18:58:15.58 ID:pIiaOyUM0
【彼は美味しいと評判のたい焼き屋で買ったたい焼きを食べながら街を歩いている】
【たい焼き片手に欠伸をしながら呑気に街を歩く姿からは、まるで戦える者には見えない】
【だが、実際は正義の味方として悪人と戦っているというのだから呆れたものである。子供が見れば夢を壊しかねない】

いや、平和ってのはいいもんだね
悪党がいないってだけでこんなにも俺が楽だ

【だらだらと歩いて、たまにたい焼きをかじる】
【だが、今はそんな彼でも危険を察知すれば、直ぐにそれを排除しようと雰囲気を変えるだろう】
【事実―――】

…こんな時まで出てくるのは止めて欲しいな
ま、警察もいるし少し手助けするってところで十分かな

【―――複数のパトカーが車を追っているのを見て、だらしなかった雰囲気が一気に戦闘者のそれへと変わる】
【残っていたたい焼きを一口で呑み込むと、コートの中から拳銃を取りだし、即座に犯罪者の物であろう車に発砲する】
【銃に備わっていた消音加工と車の走行音のおかげで周りに発砲音は聞こえなかったようだ】
【車がパンクしたのを見て直ぐに銃を仕舞い、まただらだらとした雰囲気で歩き出す】
【或いはわずかな時間だったとはいえ銃を取り出していたのを目撃していた者がいるかもしれない】
325 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/27(土) 20:53:06.27 ID:8bskSsncO
【路地裏はいつも血の臭いに満たされていて】
【その香りを嗅ぐたびに僕は痛感する。この街に正義は無い】
【街に蔓延るのはヘドのでるような悪党達とそれを殺して悦に入る偽善者どもだ】
【偽善者達は法という名前のついた二元論的幻想を掲げてまた街を血に染める】

「永遠にその繰り返し。斯くして街はまわりゆく。だね。
ま、僕は人の首を跳ねられればそれでいいんだけど。」

【僕もまた偽りの正義に酔いしれる一匹の子羊】
【胸に煌めく【司法機関RIP】の証、これさえあれば僕は首を跳ねても赦される】
【僕は路地裏で血にまみれながら想う。司法機関様様だと】
326 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/27(土) 21:07:24.52 ID:pIiaOyUM0
>>325
【先日のこともあり、見回りに路地裏に入って、唖然】
【そこには、返り血にまみれた男とその前で死んでいる人間がいたのだから】

…お前が、やったのか?

【驚愕に包まれたのも一瞬】
【直ぐに正気を取り戻すと、警戒しながら男に訊く】
【ちょうど聞こえてきた発言からしてもほぼ間違いないだろうが、念のため】
327 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/27(土) 21:36:29.53 ID:8bskSsncO
>>326
【暇潰しに公園でブランコでも漕ごうかと思った矢先】
【僕のチャーミングな耳が聞き覚えのない騒音に犯される】
【少しムッとしながら頭のなかで言葉を整理し、相手を一瞥してみた】

「そう。これは僕が殺った。そしてこれは僕の手柄だ。」

【ポケットに入れていた手配書を右手で広げて、左手でその薄汚い頭蓋を持ち上げて】
【ほらごらん、と鼻唄を奏でるように僕は胸を張ってその二つを並べて見せた】

「連続殺人犯、兼、連続強姦麿のおじさんだよー。
いい趣味してるでしょ? ホント。 」

【これで満足か。内心吐き捨て、僕はおもむろに頭蓋を男に投げつけた】
328 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/27(土) 21:58:09.44 ID:pIiaOyUM0
>>327
【手配書を見て、確かにその男がそうだと知る】
【投げつけられた頭蓋を避けずに、その勢いと重さで数歩後ろに下がる】
【その直後にグチャリ、と嫌な音をたてて頭蓋が落ちる】

…お前は悪党とはいえ、死人をこんな風に扱うのか
そのバッチ、確か暴走した能力者止めるための組織の奴だよな
仮にも正義の組織の一員が、これをするのか

【記憶の中から政府と関わりのある組織のことを思い出す】
【少なくとも、さっきの発言とあわせてこれは彼の考える正義とはまるで違うものだった】

殺すのは最悪仕方ないだろうさ、説得しても聞く耳持たないのがほとんどだ
でもお前快楽で殺してるだろ。普通こういう場面見られて胸張ったりしないんだよ
ましてや死体を投げるなんざあり得ない

【落ちつこうと、一度大きく息を吐いて、男を睨む】

確かにこいつらも悪だろうが、お前も大差ねぇほどの、いやそれ以上の悪だ

【コートの中から二丁の拳銃を取りだし、構える】
【月明かりわ反射して、腰のバッチが光る】

一つ訊こうか、お前にとっての正義はなんだ?
329 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/27(土) 22:13:34.89 ID:8bskSsncO
>>328
【通りすがりの輩が難しいことをたらたらと】
【若干の苛立ちを覚え出したあたりでこれ見よがしに奴の腰にあるバッジが光る】
【なるほど こいつもまた正義の味方気取りか 】

「僕の正義は強いて言うならみんなが安心して眠れる世界。
<れすといんぴーす> 僕の組織の行動理念さ。
僕はただ人が殺せればいい。でもただ人を殺すだけなら僕は紛れもない悪だ。
だから組織の後ろ楯をもって堂々と悪人を殺す。市民の平和のために。

あぁ、それと死体の話。人間なんて死ねばものでしょ?
悪人の死体は汚物でそれ以外の死体は「綺麗なモノ」だ。
正義の味方なら 死人より生きてるヒトに目を向けるべきだとおもうよ? 」

【僕の額を狙う二挺の穴を見つめながら僕は語る】
【僕の世界に正義なんて必要無いし、存在しない】
【僕は僕の欲望と僕が惚れ込んだ信念のためだけに動くんだ】

「それで、君は個人の独善的価値観で僕に銃を向けるわけだけど、君の正義っていったいなに? 」

【僕は銃口から目を逸らさない】
【然し、迎撃体制も取りはしない】
【面倒ごとを起こさないで、とっとと公園のブランコで浮遊感を楽しみたいからだ】
330 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/27(土) 22:35:10.99 ID:pIiaOyUM0
>>329
そうかよ
お前みたいな奴が入れる時点でろくな組織じゃねぇな

【男の行動に正義は一切なく、そこにあるのは悪意と殺意のみ】
【正義の味方ではなく、ただの殺人鬼】

…お前それでも人間かよ

【死体を完全に"モノ"としか思っていないらしい】
【悪人とはいえ死体を汚物というなど、人間的な感情が欠けているとしか思えなかった】

あぁ、独善的だよ。大衆的な正義なんてないからな、うちの機関の連中も基本正義はバラバラだ
俺の信じる正義は、少なくともお前みたいに好き好んで人を殺しはしないし、傷つけもしない
だが、どうしようもない奴は絶対に許さないし、悪を見逃しはしないものだ

【暗に逃がさない、と告げている】
【この場から去ろうとすればすぐに後ろから銃弾が向かう】

おっと、言い忘れた。これは多分うちの機関で全員共通のことだが
正義は決して諦めないもの、だ
331 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/27(土) 22:44:03.95 ID:vTW0bZ+Ho
>>330
「むー…<RIP>のことを悪く言われるとムカッとくるなぁ?
おにいさんは僕に向かって発砲したわけでもなし、手配書に載ってるわけでもなし、今は手を出さないけどさぁ? 」

【つまり 一発でも撃てば僕はその突き出した両腕を切り落とせるわけだけど】

「信じる正義がバラバラなら僕のこれもまた正義でしょう?
僕は正義なんてもの掲げてないけど、悪人が死ねばそのぶん市民が安心して眠れるんだから。
それが僕らの組織の正義、そしておにいさんの中の悪。

だけどさぁ、自分の好き嫌いで人を殺すなんて、法っていう理性を元に殺しをやってる僕よりも愚鈍で質の悪い手前勝手な悪だよねぇ」

「結局、君も好き好んで僕をやろうとしてるんでしょ? 僕は今、殺しよりもブランコで遊びたい気分なんだけど、なぁ」
332 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/27(土) 23:07:48.25 ID:pIiaOyUM0
>>331
殺人鬼にもそんな感情があるんだな
てっきり俺を殺しに向かってくるものかと思ったぜ

【まぁその場合、一発で頭をぶち抜くわけだが】

阿呆、悪を正義と言い張ったところで悪は悪だ
お前は人を殺して暴れるテロリストも正義だと言っているようなものだ

法という理性を元に?少なくとも快楽で人を殺している奴は法に引っ掛かる筈だがな
まぁ、仮にそれが組織の権限で許されているとすれば、お前の組織は悪しかいないってことだが

好きで人を殺すって考えが出てくる時点でお前は終わってるんだよ
俺も悪だというのは否定しない。どんな理由があれ人を殺すのは悪だからな
だが、悪をそのまま放っておくのはそれ以上の悪だ

【そこで一度言葉を切って】

もう問答はいいだろう
結局、俺にとってお前は悪で、お前にとって俺は悪だって話だ
お互いに目の前の悪党をやっつけて、お仕舞いにしようぜ

【遂に、男の頭に向けて弾丸が撃たれる】
【仮に弾丸を避ける、防ぐ等され、近づいてくればそこに向けてさらに二発の弾丸を撃つだろう】
333 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/27(土) 23:21:12.51 ID:vTW0bZ+Ho
>>332
「くだらない。 君は僕よりも馬鹿だね。」

【先程から眺めてた銃口からとうとう弾丸が放たれた】
【けれどもそんな弾丸は文字通り爪弾き】
【僕の能力、【ソー】で硬化し伸びた爪は弾丸なんて容易く切り裂く】
【そして初撃をいなせば、次いで三メートルに伸ばした両腕の爪を思い切り振り抜く】
【訓練で磨きあげた近接戦闘の能力は銃使いに負ける気がしない】
【銃口を狙って降った十の刃は三メートルの間合いを持って弾丸諸とも相手を切り裂くだろう】
334 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/06/27(土) 23:29:03.58 ID:ZmxxzqCY0
型通りの正義と赤いマントを翻す悪が拮抗しあうこの世の中
名もなき男は、一人激昂せずとも静かに赤熱しながら、目蓋を落とし静謐と夜風に身を任せた
335 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/27(土) 23:31:52.03 ID:pIiaOyUM0
>>333
当たり前だろ、バカじゃないと正義の味方になんてなろうと思うかよ

【あの鋭い爪が男の能力ということだろう】
【弾丸の前に出して無傷ということは爪で弾を切り裂いたか】
【振られた爪を数歩後ろに下がることによって回避する】

身体能力は高いが、この距離で弾丸に反応できるかな?

【そこから二発の弾丸を頭と腕に向かって撃つ】
【が、あまりこの弾には期待していない】
【二発撃った直後、即座に銃口を反らし、男とは全く違う方向に向かって更に二発撃つ】
【跳弾によって起動の変わった弾が、男の両肩を狙う】
336 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/27(土) 23:43:10.14 ID:vTW0bZ+Ho
「簡単さ。現に僕は腕を振っただけだからね」

【爪を解除することなく次いで放たれた二発の弾を横に逸れて回避】
【この狭い路地裏で、会話ができるほどの距離で僕に喧嘩を売ることが間違いなのだ】

【そして二発を避けた流れで駆ける】
【奴は検討外れの所に弾丸を撃ってるけど、何をしてるのかな? 】

「ぐあっ!? 」

【しかし、次の瞬間に意図は分かった】
【僕の肩を弾丸が撃ち抜いたからだ】
【けど、違うなぁ…確かに痛いけどこれで僕を無力化したつもりだろうか】
【身体能力で勝る僕が全力で駆けながら肩を撃たれて、彼我の距離はすぐ近く】
【そのなかで僕は瞬時に能力を解除して、全ての指を彼に向けた】

「−−黒爪乱弾ッ!」

【次いで瞬間的に伸びる十本の刃、僕の爪は腕を無力化されたくらいじゃとまらない】
【僕は十の刃を突き出し尚も男に向かって駆けている】
【最悪なのは頭と心臓への被弾。僕の胴体視力なら銃口と頭が対角線状にならないよう気を配るくらい容易いことだ】
337 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/27(土) 23:54:26.38 ID:D677iDXf0
>>334
男の頬を撫ぜる夜風。気温のせいか決して爽やかで無いそれはひとつの臭いを運ぶ。
モノの灼ける独特の臭い。男がこの街をそれなりに知っているのなら思い当たることがあるだろう。
最近巷を賑わす放火魔の噂だ。尋常ならざる火力で建造物を燃やし尽くすというのが共通の手口。
決まって焼け跡からは黒く硬化した溶岩が見つかっていることから話題性に欠かないのだろう。
男が流れる風を辿り鼻をつく臭いの元へと辿り着けば、そこにあったのはセーラー服の少女の姿。その幼く純朴にみえる姿はとても放火の犯人と結び付くものではない。
強いて異常性をあげるのであればこの様な夜更けに学生が、程度のものである。
338 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/27(土) 23:58:14.37 ID:pIiaOyUM0
>>336
良い感じに調子に乗ってくれて結構

【狙い通りの成果を得られる】
【肩を撃てば必然的に腕に甚大なダメージを与えることが出来る】
【再び弾丸を撃とうとして、まだ腕を伸ばしていられる相手に驚く】

肩うたれて腕がまだ伸びてるとはな
だが、複雑に動かせないだろ

【このままいけば自分は刺されるだろうが、敢えて動きを止める】
【そして、再び二発の弾を撃てば、あり得ない軌道で男の頭と足を狙う】
【能力の影響で多少弾の速度は遅くなるが、それでもこの距離で、銃弾】
【当たるのは相手の爪が自分に刺さるよりも速い】
【防がれても、その時は爪の軌道が変わった隙にさらに一発撃ち込むのみだ】
【動かなかった結果刺されて死ぬことになっても、悪を倒せるのなら安いもの】
339 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/28(日) 00:05:20.41 ID:SHVcNS8xo
>>338
【成る程、複雑怪奇な軌道を描く弾丸、これが男の能力かと僕は考える】
【然し、問題は頭と心臓を撃たれること】
【僕は右手の爪のみで顔を覆う(片手の指を動かすなど、緩やかな弾道のそれと比べれば速いものだね)】
【硬化した爪はやはり頭部狙いの弾丸を一つ弾くが】

「脚がっ…」

【脚…これは予想外、どこまでも無力化を狙うか】
【それでもたおれこむ勢いで三メートル間合いの爪で穿とうとする】
【腕はだらりと伸び動く気がシナイガ手首を動かし指の切っ先を合わせれば、なぜか動かない奴の心臓と頭を貫くことは出来るだろう】
340 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/28(日) 00:19:39.60 ID:F5i3ldlU0
>>339
やっぱ悪党は執念深いもんだな…!

【足を撃たれて、倒れこみながらも尚命を狙う】
【黙って死を受け入れる気は無いが、どうあがいたって避けれはしない】

だが、言ったろ諦めないってな

【彼は見逃していなかった。能力を使って操った弾丸は、裂かれるのではなく"弾かれた"のだ】
【一抹の望みをかけて、弾丸を操り爪を弾こうとする】
【頭への爪は上え反らして顔を切り裂く程度に変えようとし、心臓への爪は脇腹に突き刺さるように変えようとしている】



341 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/06/28(日) 00:21:23.49 ID:II2CdHAh0
>>337
風は灼かれ、焦げ臭く匂う
鼻をくすぐったその臭気に男は眉を顰め、開眼
共に噂を乗せた風を辿ればセーラー服の少女、思わず目を丸くして二度三度と見返してしまった
灼けた臭いはここでキツくなっている、どういことだろうーー背景を見れば自ずと理解した、炎が一帯を包もうとしていることに
まだ大事には至っていないものの放っておけばじきに火の手は街を覆うだろう、正直男は特段気にかけることもないが
面白そうだ、ただその一心が生まれた

「気分はどうだ?」

赤熱した体躯を揺らし、背後から問いかけた
342 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/06/28(日) 00:21:55.09 ID:II2CdHAh0
>>337
かなり遅くなって申し訳ないです…
343 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/28(日) 00:22:06.80 ID:SHVcNS8xo
>>340
【弾かれた左手の爪】
【然し、右手の爪は弾丸を弾いた以上使い道がない】
【たおれこんだ状態から能力を解除して改めて男を狙い伸ばした】
344 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/28(日) 00:33:13.70 ID:F5i3ldlU0
>>343
【脇腹に爪が突き刺さり、内蔵を損傷したのか吐血する】
【更にそのまま相手が倒れた為、脇腹の肉が削ぎ落とされる】
【激痛と、更には足元で伸びた爪が刺さったせいで彼も倒れこむ】

…最悪でも道ずれ、だぜ

【倒れこみながら、男の胴体に向けて二発の弾を撃つ】
【四肢のほぼすべてを負傷し、自分に向けて爪を伸ばしているこの状況でなら、いかに身体能力が高かろうと防げないとふんでいるが、果たして】
345 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/28(日) 00:33:56.52 ID:oCcwBZ+s0
>>341-342
「えぇ、最高ってヤツですよはい……って違っ……!?」
「ここここれは決して私がやった訳ではっ! だ、だから通報とかは……!」

背後から声を掛けられ条件反射か馬鹿正直に感想を述べてしまうが、途端我に帰り慌しく取り繕う。
勢いよく振り向いて見せた表情は明らかに動揺が現れており顔色が良くなく、そしてへつらう様な笑みはどこか引きつっている。
大袈裟に両の腕をぶんぶんと振り回し潔白を強調。完全に無駄な足掻きであるが、男の特異な体躯に反応も出来ぬほど混乱しているのだ。

/いえいえー
346 :【メリーヌ】羊のような少年。【ソー】[saga]:2015/06/28(日) 00:36:48.37 ID:SHVcNS8xo
>>344
【逃げ切れるかと思ったがそうはいかなかったようだ】
【撃ち抜かれて自らのしをさっした】

【メリーヌヒツジイヌ】死亡

/お疲れさまでした
347 :ギルバート【バレコン】[sage saga]:2015/06/28(日) 00:45:20.15 ID:F5i3ldlU0
>>346
【倒れ、銃弾を受けた相手を見て一度笑うも、動かなくなる】
【相手が死亡したのか能力が解除され、爪が消えて刺さっていた場所と、肉が削げたところからの大量出血が止まらない】
【このまま死ぬのだろう、そう思ったが不思議と怖くは無かった】
【先に死んだ仲間と同じように自分の中の正義を貫いて死ぬなら、それでいい】
【ゆっくりと目を閉じ、やがて呼吸の音すら聞こえなくなりついには、死んだ】
【苦痛に歪んだ顔ではなく、少し満足した様子だった】


/ありがとうございました
348 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/06/28(日) 00:49:22.55 ID:II2CdHAh0
>>345
「そうか、それは良い、快感とは良いものだ」

少女が馬鹿正直に放ち掛けた言葉を拾い上げそして同感、それには幾許かの笑みと幾許かの圧迫感が載せられていた
事態把握、焦燥、必死な弁解、そのどれもの黒目が純潔な白目の中で泳ぎ回り己の純潔のために泳ぎ回っている
その後、男は特段少女を糾弾しなかったものの、何故だろうか男は不審な沈黙を置いて数秒後に口を開いた

「お前は悪事を働いたと思っているか?」
「俺はお前のことを悪くは言わないが、これを口外しないかどうかの保証はない」

つまり、
俺が言いたいのはひとつ、なんて言ってにやけ顏でまたしばらくの間、沈黙を置き始める

「ーー力尽くの口止めを欲している!」

笑い声が交わる絶叫は、炎に呑まれて消失
349 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/06/28(日) 00:52:13.14 ID:II2CdHAh0
>>345
「そうか、それは良い、快感とは良いものだ」

少女が馬鹿正直に放ち掛けた言葉を拾い上げそして同感、それには幾許かの笑みと幾許かの圧迫感が載せられていた
事態把握、焦燥、必死な弁解、その一切の黒目が純潔な白目の中で己の純潔のために泳ぎ回っている
その後、男は特段少女を糾弾しなかったものの、何故だろうか男は不審な沈黙を置いて数秒後に口を開いた

「お前は悪事を働いたと思っているか?」
「俺はお前のことを悪くは言わないが、これを口外しないかどうかの保証はない」

つまり、
俺が言いたいのはひとつ、なんて言ってにやけ顏でまたしばらくの間、沈黙を置き始める

「ーー力尽くの口止めを欲している!」

少女の混乱を除け者にした笑い声が交わる絶叫は、幅を増す炎に呑まれて消失

/すこししゅーせー
350 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/28(日) 00:59:41.57 ID:oCcwBZ+s0
>>348
「そうですね……悪い事してることは理解してますよ」
「でも止められないんですよ……! この、燃え盛るように込み上げる衝動とか、火を見たいっていう気持ち……!!」
「誰に何を言われようと止めるつもりはないんです。だから……、あなたか"それ"を約束してくれないのであればっ……! の、望むところですっ!!」

瞬間、男に向かい手のひらを掲げればそこから照射される溶岩の奔流。
放射熱戦の如くそれは漂う臭いも、彼我の空間に存在する空気すらも焼き尽くしながら男へと襲い掛かる!
351 :【ヨーガン】地味そーな女学生[sage]:2015/06/28(日) 01:34:23.85 ID:oCcwBZ+s0
/すみませんらちょと限界かもなのです
/明日返せるかわかりませんので切って頂いてもかまいませんのー
352 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/06/28(日) 04:34:34.15 ID:xueeVQR20
【朧月の道標に導かれて、一つの"紅"が駆ける】
【純闇に軌道を描く"紅"の正体は二輪車。一般的にバイクと呼ばれる乗り物】
【そしてそれに跨るのは"黒"。いや、正式に言えば黒色の外套に身を包む少女。ヘルメットに隠れ切れていない蘇芳の髪がそっと靡く】
【鬱蒼とした林道を、まるで関係ないというように奔る二輪車と少女の存在を、しかし新世界は大いに歓迎した】


――――
―――
―


【やがて数kmの道程を越えれば、来訪者が辿り着いたのは廃れた港。視界いっぱいに広がるのは蒼々とした海】
【二輪車が鳴らしていた控えめなエンジン音はそこで途切れる。同時のタイミングで夜風が少女の髪を撫で、優しげに過ぎ去った】
【"黒"の少女はサドルバッグに座らせていた体を浮かし、地に足を着ける。コツンと、ブーツが石を刻む音が響く】
【潮の香りが鼻腔を擽る。少女が枷となっていたヘルメットを外せば、紅色がふわりと舞い、凛と澄んだ少女の表情が顕となった】
【宝石のような翡翠の瞳に映るのは水面に浮かび上がる月影。少女はどこか遠くを眺めるような、呆然とした顔で】


――きれいだなぁ……


【そう、呟いた】

【もし、この世に"違う選択"があるとしたら、もし別の可能性があったとしたのならば】
【この物語はそんなもしもの物語――『ルーシー・グラディウス』という英雄が描く正史には残されぬストーリー】
【誰に定められた訳でもない。運命を握る神なぞも虚無。只一人の英雄の子が憧れた、"もしも"のお話し】
【真っ白のページには遂に、彩を携えた筆がなぞられた―――】
353 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/06/28(日) 09:59:31.62 ID:II2CdHAh0
>>351
/寝落ち本当に申し訳ない…私も今日予定が詰まってるので本当に本当に申し訳ないですが絡みを切らせていただきます
/ありがとうございました
354 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage]:2015/06/28(日) 09:59:37.11 ID:2i8YFdlO0
【街を出た先、遠くにある森の中】
【金髪の少女は漫然と歩いていた】

【なぜ能力者もいないような森林を歩いているのか、ちゃんと理由はあった】
【少女は疲れたのだ】
【街中の空気、人間関係】
【能力者を[ピーーー]こと、自身の能力、また、日本を嫌うことすらも】


【やはり自然はいい。汚れきった心を浄化してくれているようだ】
【樹木の作り出す冷たい空気を纏っていると、英国の家のことを思い出す】

【広い敷地は植物で埋め尽くされており、季節の花や果物が沢山生っていた】
【その中を、大好きな兄と一緒に探検して──】


【ふいに、草の揺れる音がする】
【咄嗟に背負っている大剣の柄を掴み、音の方に体を向ける】

(能力者かしら?油断しましたわ……)
(街にのみ集まると思っていましたのに……)

そこにいるなら早くいらっしゃいなさい
無駄な時間を作っても利などありませんわよ

【先程より大きな音】
【そこに存在するものは、少女の眼前へと足を踏み出した】

【──小さな、毛むくじゃらな足を】


【全貌を見てみると、自分が恐れていたものではなく、ただの子犬だった】
【小さく、丸々とした焦げ茶色の子犬は少女に近づき、脚に体を擦り付ける】

(……ワタシは、こんな愛らしいものにビクビクしていたのかしら?)

【先程までの自分が可笑しく思え、クスリと笑う】

【剣から手を離し、地面に座り込んで子犬を撫でようと手を伸ばす】

(そういえば……人間の臭いが付いた動物は、仲間外れにされてしまうのではなかったかしら?)

(それに……ワタシの手は汚れてますわ)

【白く、綺麗に手入れされた手をじっと見つめる】
【自分のこの手は、多くの能力者の命を奪ってきた】
【撫でるための手じゃない。傷つけるための手だ】


【少女が悲しく笑うと、別の犬のひと吠え】
【母犬が探しに来たらしい。子犬は素早くそちらの方へ駆けていった】

【一時の接触。それは少女に悲しいことを思い起こさせた】


【まだしばらく街には帰りたくない。そう思った少女は森のさらに奥へと歩みを進める】
355 :荒魂【ネクスト】[sage saga]:2015/06/28(日) 12:19:45.18 ID:o8EGo1Gf0
【街の外れにある洞穴】
【黄泉めいた深淵は一切の物音を許さず、露が一滴、地へ堕つる音すら空間に残響。忌々しき異音へ】
【絶対的な静穏の中、双眸より朱き閃光奔らせ立ち尽くすは紅の影。右も左も分からぬ漆黒の中で黙想を捧げる姿は求道者のそれ】
【「人ならざる者」と証明せんが如く紅き身体も今は闇に塗り潰され、その存在を示すものは朱い糸を引く眼光のみ。圧倒的な深淵は生命の本質、ただ「在る」という事実を浮き彫りにせんが如くに】

【人の寄り付かぬ……否、存在すら忘却の彼方へ追いやられた辺境の岩窟】
【戦を求むる「鬼」がそのような地へ理由なく来訪する道理も無し。ただ待ち続ける。自らに比肩し得る、強者がやって来るのを】
356 :舞【クラフペーパー】[sage]:2015/06/28(日) 14:59:34.30 ID:aYrSj9jYo
【ジメジメとした梅雨の季節、つかの間の晴天】
【この期を逃すまいと干された洗濯物は、夏至も過ぎ、より強く感じる太陽の光によってすぐに乾くことだろう】

【しかし、日差しが強いと言うことはそれに比例して気温も上がると言うことで】


……あつい

【とある木陰に佇む一人の少女】
【額には"氷"と書かれた紙】
【早く日が落ちぬかのぅ……と力なく呟いていた】
357 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/28(日) 15:21:09.20 ID:plbVEZP00
>>356
そこの着物が似合う子猫ちゃん。もしよければ、このよく冷えたあんみつなんていかがかな?

【まるで風のように現れたこの男の名前は高見沢英雄。いつものごとくナンパを始めようと言うのだ】

いやそれにしても美しい。その美しい着物のこともあって小野小町が現代にタイムスリップしてきたかと思ったよ。

そしてそんな平安の大美人に声をかける僕はさながら光源氏といったところかな。

まあ僕の魅力は光源氏のそれですら通り越してしまうがね!

あ、スプーンとフォークがあるけどどっちで食べたいかな?

【まずはジャブにと言葉を並べ、ちょっとした優しさを振りまく英雄】

【ジャブというには少ししつこい気もするが】
358 :舞【クラフペーパー】[sage]:2015/06/28(日) 16:04:23.00 ID:aYrSj9jYo
>>357
……なんじゃ、おぬしは

【突然現れた派手な男に声をかけられた】
【しかも、何故か手にはあんみつ……わざわざ買ってきたのだろうか?】
【胡散臭い、が、差し出されたあんみつはあまりにも魅力的で】

……ふむ、ならば匙をもらおうか

【少し位なら付き合ってやるか、と思ってしまったのは暑さのせいにしよう】
359 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/28(日) 16:15:00.19 ID:plbVEZP00
>>358
ああ匙かなるほど。そっちの言い方のほうがよかったかな。

はい、どうぞ。

しかしあれだな、いざこうやって面と向かって女性と話をするとなるとなかなか話題が思いつかないものだ。

今まではなぜか一言目にはサヨナラだったからな!

そうだなまずは、ふむ、よし自己紹介から始めよう出はないか!

これからあんみつを食べようとする我々が名前も知らずに黙々と匙をカップと口に行ったり来たりではあまりにもシュールで寂しい光景だと僕は思うわけだ。

というわけで、ここは互いのことを知って円滑な会話を楽しみながら美味しくあんみつをいただくと、これが一番理想的なあんみつタイムだと思うわけだ。

というわけで僕から語らせてもらおう。

僕の名前は高見沢英雄。高いところから見る沢の英雄と書いて高見沢英雄だ。

趣味は美味しいグルメスポットと楽しいレジャースポットを見つけること、そして風になることかな。

いや、風になるというのは比喩表現であって、要はスピードを楽しむ人間というわけなんだよ。

この能力に目覚める前はバイクに乗ってこれを楽しんでいたわけだが、今となっては自分の足でそれをするのがなかなか楽しいというわけだ。

おっとすまない、さっきから僕ばかりがしゃべっているね。

さあ、君の自己紹介を聞かせてもらえないだろうか。

あ、そのあんみつの味どうだい?

【ここまでくれば、なぜ彼が女子たちから煙たがられていたか分かることだろう】
360 :舞【クラフペーパー】[sage]:2015/06/28(日) 16:44:32.91 ID:aYrSj9jYo
>>359
うむ、有り難くいただこう
【手渡されたあんみつに微笑みを返して】

【とりあえず、如何わしい事をされそうになったら大声で助けを求めればいいか、なんて思いながら】



【しばし、あんみつを食べながら男の話に耳を傾けていた】
【……なんと言うか、よくしゃべる男だ】
【あんみつに釣られた事を少し後悔しそうになるが、まぁいい】
【少なくとも悪意は無いことは分かったし、たまにはこういった時間も悪くはない】

【そんなことを考えていたら、男――高見沢がこちらを見ていた】

ふむ、自己紹介……こういったことは不慣れ故に何を話せば良いのか分からぬな……

わらわの名は舞という。字は……舞茸の舞じゃな、うむ。

趣味は……あえて言うなら折り紙、かの

【何処からか取り出した小さい折り紙を鮮やかな手つきで折っていく】
【出来上がったのはまるで写真のような出来映えの鶴】

これは、あんみつの礼におぬしにやろう……まぁ、不要であれば捨ててくれて構わぬ

【高見沢の膝の上にちょこん、と鶴を乗せて】
361 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/28(日) 17:04:44.92 ID:plbVEZP00
>>754
ふむ、舞さんというのか。

名前からしてなんとも美しくて雅な名前じゃあないか。

まさしく、君にぴったりな名前だ!

【よくもまあそんなにもペラペラと思い浮かぶものだ】

ほほう、折り紙が得意なのか!

いや、僕は見た目の通りあまり繊細なことには向いてなくてね。そういうことができる人は素直にすごいと思うよ。

僕も昔折り鶴に挑戦してみたことがあったが、なぜか紙の団子になってしまってね。いや、勿体無いことをした。

おや、僕に折り鶴をプレゼントしてくれるのかい?

これは嬉しい! 家宝にしよう!

おお、うまいじゃない……本当にうまいなこれは……

【彼にしては珍しく、素に戻ってしまう】

【折り鶴といえば想像の通り、実際は鶴なのか白鳥なのかあひるなのか。それが鶴だと言われなければわからないような出来栄えだ】

【それが折り鶴というものだとわかっているからこそ、鶴なのだとわかるのだ】

【だが、彼女のくれた折り紙は全くの別物】

【まるで写真から飛び出したかのように本物そっくり】

【器用にも裏と表の面を駆使して羽根の模様まで表現されている】

【この域にまで達すれば、もはや趣味ではなく芸術作品とすら言えるだろう】

その、なんだ。本当に貰ってもいいのかい?

【女性のナンパに使うために買ったあんみつもそれなりにいい値段がしたが、はっきりいってこの折り鶴はそんなものとは釣り合いにもならない】

【づけづけとつっこむ彼がここまでおとなしくなるのだから、芸術の力は恐ろしい】
362 :舞【クラフペーパー】[sage]:2015/06/28(日) 17:36:16.84 ID:aYrSj9jYo
>>361
なに、遠慮することはない
これくらい幾らでも作れる、気にせぬともよい

あんみつも美味じゃったしの

【傍らには既に空になった器が鎮座しているのがその証拠】
【満足げに頷いて、おもむろに立ち上がる】

さて、わらわはそろそろ暇をもらおうか
中々有意義な時間であったぞ、英雄
また縁があれば今度は別の物を折ってやろう

では、またの

【ふわりと振袖を翻し、微笑みと共に少女は立ち去っていく】
【後に残されたのは、空の器とその下に敷かれた"氷"と書かれた一枚の紙だけ】


//申し訳ありませんがここで終わらせていただきます
//ロールありがとうございました!
363 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/06/28(日) 17:53:33.59 ID:plbVEZP00
>>362
ふむ、ではこの折り鶴は大切にさせてもらう。

【いくらでも折れるとは言われても、女性からの贈り物を無下にするような趣味は持っていない】

また会おう舞さん。今度はオススメの食事処にご招待しよう。

【立ち去っていく彼女を見送り、器を片付けるかと触ってみると、妙に冷たい】

【よく冷えたものを自慢の脚に任せて届けたわけだが、それにしてもまるでついさっき冷蔵庫から出したかのように冷えているのはおかしい】

【どういうことかと思い、器の下を見てみると、そこには氷の一文字が書かれた神が貼られていた】

【なるほど、彼女も能力者であったらしい】

ならば、次に会う時は少しお手合わせ願おうかな、舞さん。

【この街の流儀は能力による戦闘】

【彼も例外にもれず、その流儀を嗜む男であった】

//ロールお疲れ様でした。
//おつきあいいただき、ありがとうございました!
364 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/28(日) 18:09:23.68 ID:plbVEZP00
んー、んっんっんー、んんんんーっと

【全くもって面倒クセェ。ほんと、面倒臭い趣味を持っちゃったもんだよ】

【人を殺すことは別に楽しくないし、だからと言って相手が憎たらしいとか、気に入らないとか、そういうのがあるわけじゃない】

【理由はないけど、強いて言うならなんとなくだな。殺せればそれでいいし、殺せなければもっと面倒臭い】

【なんとなくの気まぐれでも、やらなけりゃ心がもやもやするんだよ】

【食後歯に挟まった肉のかけらみたいに、気になって仕方がない】

【そんな気持ちで生きていくのは面倒臭いから、俺は今日も人殺しするわけね】

んー、まあこんなもんか。いや、便利だね強い体ってのは。

穴掘っても前ほど疲れやしない。まあ、面倒臭いことに変わりないけどな。

【2メートルほど深く穴を掘ったわけだけど、これ使って何するかは、分かり切ってるよね?】

【この穴の中にブルーシートで包まれた生ゴミ入れて、それでおしまい】

【全然簡単じゃねえよ? 4.50キロくらいあるわけだし、これを人に見つからないような山奥に捨てなきゃだめなわけだし】

【それに加えてこんな深い穴掘らなきゃだめだからねぇ。いや、ホント俺お疲れ様】

さーて、さっさと埋めて帰りますかねぇ。

【それとも、こっちに気付いたっぽい人を、サクッと殺しちゃおうかな?】
365 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/28(日) 19:18:58.74 ID:F5i3ldlU0
>>364
【山奥で感じる人の気配】
【なにか大きなものを持ち、穴を掘っているようだ】
【あの黄金のような人間であればいいが―――酒を煽り、一本の角を持つ紅の鬼は人間の気配のする方へ向かう】

殺した人間を埋めている、といったところか?

【今まで似たようなことをする人間も何人かいたので、すぐに感づく】
【男の存在に気づいたのは"人"ではなく"鬼"】
【男はバケモノを前に、どんな反応を見せるのか】
366 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/28(日) 19:36:50.83 ID:ZE1F+QuKO
>>365
おーいそこのおっちゃん。そこでなにして……ん……の……?

【え、鬼? いや、え、鬼!】

【思わずパニクった俺を笑いたい奴は笑え。でもな、普通に考えてみろよ。鬼だぜ鬼。見たらそりゃパニクるわ】

【そういや今この街にいる能力者の中に鬼がいるなんて資料あったけど、あれ比喩じゃなかったのな……】

【てかさ、これは普通に考えてかなりやばい】

【だってさ、人と鬼だぜ? 普通に考えて、俺力負けするだろ?】

【いや、あの筋肉が見掛け倒しならまだ勝ち目あるだろうけど、こりゃ流石に格上すぎるわ】

【ここは、穏便に行きますかねぇ】

あ、ああ。見つかったらちょっと面倒くさいからさ、殺した人間埋めにきたわけ。

【確か資料の内容だと、二匹いる鬼はどちらも卑怯とか命乞いとかが嫌いでそういうことすると容赦がなくなる、とか書いてたはず】

【だから、あえてここは正直に人を殺しましたと答えておこう】

【まさか人殺しを咎める鬼なんて、いないよな? ……いないよね?】
367 :破天童子【鬼憑き】[sage saga]:2015/06/28(日) 19:55:54.21 ID:F5i3ldlU0
>>366
ふむ、やはりか

【どうでもよさげに相づちをうち、瓢箪の酒をまた呑む】
【人を殺すことを咎める気はない】
【戦(いくさ)はこの世の華。その結果誰かが死ぬのは当たり前なのだ】

それにしても、俺を前にしてその程度の反応とは豪胆な奴だ
前に会ったお前のようなやつは腰を抜かしたのだが

【闇の王や、黄金の人間は例外のようなもの】
【多少驚いたとはいえ直ぐに冷静さを取り戻した辺り、そこいらの人間ではないようだ】

まぁ、そんなことはどうでもいいか
まさかとは思うが、汝はバケモノと人間が出合って仲良しこよしで終わるとは思うまいな?

【ニィ、と笑って持っていた瓢箪を地面に置く】
【そして、男を睨めば、ゆっくりと男に向けて歩を進める】

汝はあの黄金のように、鬼を退治するに足る人間か―――?
368 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/28(日) 20:08:57.67 ID:ZE1F+QuKO
>>367
は、ははは、やめとけやめとけ。おりゃあ生き汚い人間だからどんな卑怯な手使うかわかったもんじゃないぜ?

【そんな軽口叩きながら、俺は一歩また一歩と後ずさる。突然っちゃ当然だけど、穴に向かって下がるなんて馬鹿な真似はしない】

【とにかく近距離に持ってかれたらアウトだ。中距離、もしくは遠距離を保ちながら戦う、これしかない】

【あいにく、今日は切り札の代わりにあの生ゴミ持ってきちったからなぁ。近距離はマジでやばいわけ】

【もしもの時に備えて、ズボンに突っ込んでるあるものに手を伸ばす】

【できたらこれを使う前に帰ってもらえりゃいいんだけどな。だって面倒臭いどころの騒ぎじゃないし】
369 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損[sage saga]:2015/06/28(日) 20:19:01.36 ID:F5i3ldlU0
>>368
自分から言うとは、正直なものではないか
だが、実際にそんなことをするつもりならそれなりに覚悟してからやるんだな

【卑怯な事と、嘘は好まない】
【仮にやられても、それごと叩き潰す気はあるが、その時バケモノはあらゆる面での容赦を捨てるだろう】

そっちから来ぬなら、俺から行かせて貰うが

【男が攻撃の兆しを見せなければ、バケモノは疾風の如く大地を駆け、男に殴りかかるだろう】
370 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/28(日) 20:27:52.17 ID:ZE1F+QuKO
>>369
はぁ、だから嫌なんだよな脳筋って。

【ま、聞いてくれるとは思っちゃいなかったがね】

【これで俺はあのおっさん殺すしか生きる道がなくなったわけだ】

【めんどくせぇなんてレベルじゃねえが、やるっきゃねえわな】

【まずは少しでも戦力ダウンさせようと、俺はさっきから手を伸ばしてた武器、マグライトを取り出した】

【アメリカの特殊警棒として活躍したこいつは、数十年水に浸してても壊れない頑丈さと、226ルーメンという目を潰しかねないほどの強力な明かりが特徴だ】

【参考までに、目を潰すレベルのレーザーは250ルーメンね】

【こいつを食らったのなら、相手は数分は目が見えなくなるはずだ】

【しかも、能力でこいつの扱いがプロ級になってる俺は狙いも抜きの速度もまさに達人】

【気分はイーストウッドってところだ】
371 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損[sage saga]:2015/06/28(日) 20:39:44.19 ID:F5i3ldlU0
>>370
懐中電灯、とか言うものだったか?
ただ光るだけのもので何を―――

【ふざけているのならこちらから行くか、と考えた直後、異常に眩い光が発せられる】
【バケモノとしての通常の人間よりは耐性があったが、それでも数分はまともな視界を得られないだろう】
【こんな効果があったのか、と驚きつつも直ぐに記憶の中の男の位置に向けて駆け出す】

確かに驚いた、が視界を塞いだだけで俺を倒せると思ったら大間違いだぞ!

【男がいた位置に向けて、拳を振るう】
【だが、今は目が見えていない以上、動き出されれば正確に狙うことはできない】
372 :蒼衣の青年【ハイドラ】[age]:2015/06/28(日) 22:17:05.47 ID:xueeVQR20
【草原、鶯に彩られる種々の一本一本全てが生命の象徴】
【何者にも邪魔されぬ緑のステージの中央、月光のスポットライトを浴びた一つの蒼い影が佇まん】
【儚き月の光の先、朧げながらも映し出される影の表情は虚無。蒼炎に燃ゆる双眸は"何も見ていない"】
【懸命に生きる緑と対を成すかのような蒼い影。それは生者への冒涜か、神が生んだ出来損ないか】
【わからない、全てがわからない――蒼色の影、否青年は一人ぽつんと遊び疲れた小童の如く、顔を俯かせる】
【それを見た者が抱くのは果たして生の感じられぬ失敗作への未知なる恐怖か、はたまた青年から感じ取れる異質な"オーラ"への興味か】
373 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/28(日) 22:42:04.87 ID:o8EGo1Gf0
>>372

【絨毯の如き翠。天から柔らかな光を受けて沈黙と共に立つ蒼い影】
【宛ら月の子供のように。闇の中で朧に立ち尽くした彼の者より放たれるは怪異を暗示する妖気】
【ただ停止。風が靡くのみで長く硬直を続けた世界は、思うままに伸びきった雑草をかき分け踏みつける「足音」を迎え、ようやく変化を遂げる】

__へぇ、客脚が遠退いちまったもんで、一つ気分転換に散歩でも……そう思ったんだがね

【来訪者。闇に紛れ顔色の伺えぬ「蒼」に反し、その顔は狐が如き黒い笑みを貼り付け】
【ぶらぶらと、足取りが示す事実は妖気を察した兵の風格か、それともただ訳も解らず死地へ赴く凡夫の愚行か】
【影と数メートル、といった距離。深淵を身に纏うもう一つの影は、やはりニコニコと笑みを崩さず、気楽に、恭しく____こう問うた】


__そこでお暇なさってるご様子の旦那

《戦争》お一つ、如何です?
374 :蒼衣の青年【ハイドラ】[age]:2015/06/28(日) 22:59:51.21 ID:xueeVQR20
>>373
【黒。常闇に紛れんばかりの暗黒が不意に、鶯を覆う】
【生物的本能が囁いた。"なにかがくる"と、同時に響く地を踏みしめる生物の音。鼻腔を擽る人間の匂い】
【蒼色の影は漆黒の来訪者を迎えるかのように、ぶらりと、酷く緩急な動作でその"生物"の方向を辿る】
【青年が見たのは"闇"。元の光源が月光のみという事も重なり、闇に紛れる来訪者の顔は酷く黒いように思えた】

……《戦争》――?

…なんだ、それは
おまえの売り物の名か


【何処までも、何も知らぬ子供のような、然し浮かべる表情は全てを悟りし境地に達するが如き虚無】
【闇も、生命も、穹も映さぬ青筋は決して動くことなく、職人に装飾された硝子玉のようなそれはジッと深淵の影を見つめていた】
375 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/28(日) 23:23:33.07 ID:o8EGo1Gf0
>>374

ええ。《戦争》でございます
あっしと、あんたで、誇りを____。互いに賭けて、衝突する
腐った日常に刺激を。素敵な商売でやんしょう?

【《戦争》の名を冠すには聊か小規模ではありますがね、と、何処か無念気に付け加え】
【それでも刺激的に牙を覗かせ囁く悪魔めいた笑顔は、青年に負けじと「違和感」を醸し出す。それは黒衣の男が暗に孕む「何か」を訴えかけるようで】

【底の知れぬ青年の双眸が、奇怪な商人を突く。それを受けて、闇を纏う商人は】

ああ、ひょっとして値段の心配をしていらっしゃるんで?
大丈夫でさァ、御代は顧客の自由でござんす。《戦争》を終えた後で、気分のままに好きなだけ払ってくれりゃあ構いません
逆に満足いかなかったってェなら、御代は一銭も頂きません。尤も__

【聞いてもいない商売の仕組み(システム)を語り出したかと思えば、不意にその声は停止】
【その後再起動まで数拍おいた商人の声は、先刻のものより格段意地悪さを増していた。まるで、この世の全てを嘲笑わんが如き皮肉を込めて】

旦那の場合、「誇り」や「刺激」なんてなまっちょろいモノより、もっとエゲツないものを扱う商売の方が好きそうだ
例えば____そう、「生命」とか

【何気ない、然し探りを入れるようなその言霊。張り詰めた大気の中を、何も知らぬ風は平然と吹き抜けるばかり】
376 :蒼衣の青年【ハイドラ】[age]:2015/06/28(日) 23:47:36.57 ID:xueeVQR20
>>375
【闇を纏いし商人が悪魔のような笑顔を浮かべて、だが対峙する青は何処までも虚ろな瞳で】
【青と黒、笑顔と無表情、人間と人外。全てが真逆の二対は内に秘めるものさえも、正反対であった】
【商人がベラベラと、悠長に話す言葉を聞いているのかいないのかわからない表情、つまり先程から"全く動かない"表情で流せば】
【青年の眉が僅かに、ほんの数mm。それこそ髪の毛一本分程の動きが生じる。それは商人から放たれる不快な"なにか"が原因か】


……おまえの言っていることは、よくわからない。
誇りとか、生命とかも……わからない。
でも、おまえからは『死』の匂いがする――


【張り詰めた空気、響く常闇の言霊を打ち破るかの如く、青年の何も感じられない声色が言霊となり商人へと紡がれる】
【当然ながら、商人が暗に包んだ皮肉とやらには気づかない。否、気付けなかった。それよりももっと、異質なものが肌を過ったのだ】
【死の匂い――青年が称したそれは果たして比喩か直訳か、意地の悪い笑みを浮かべた商人が放つ邪悪なそれは、青年の顔を歪めん】
【常人ならばこの場で命乞いという残された選択肢を選んでも不思議ではない状況。それ程までに、草原を流るる邪気は膨大】


つまり、戦いをするのか?
俺とおまえは、今から戦うのか?


【然し、青年の反応は違った】
【相変わらず何も込められぬ双眸は段々と色味を増し、慈愛も邪気も感じられなかった青年の肉体からは有り余るほどの殺気】
【だが青年の表情(かお)は何処までも、何処までも虚無――まるでそれはそう、道端の石塊を何気なく見やるような、そんな表情】
【商人とはまた異なる不気味さを秘めた青年は――静かに、風と草が奏でる協奏曲を耳に留めた】
377 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/29(月) 00:16:23.73 ID:tzd5JsJp0
>>376

旦那さえ良ければ、ね

【何もかもが「無」のままに不動を保つ青年に対し、商人は笑う。耳まで口が裂けているのでは、と錯覚させる程、強烈に笑って見せた】
【先刻のように「狐」と喩えるにはあまりに獰猛に嗤う商人も又、月光を受けてやや蒼く染まる】
【彼の言霊が示すものは即ち死合い。文字通り「自身との戦闘を売る」という酔狂な行為こそが彼の商い】
【勿体振った商人の言い回し、元来であれば帳となってその意味を覆い隠してしまう筈であった__が】
【そうはならない。そうはならなかった。常軌を逸した聞き手、邪悪に微笑む語り手。悪魔の囁いた意味として届きえぬ言葉を、青年の耳と本能はしかと理解してみせた】
【そうして、互いにしか伝わることのない周波数で世界を感じる彼らを、俗人はこう罵る。「狂人どもめ」、と】

訊きましょう旦那
��買う�≠�で?��買わない�≠�で?

【尋ねる。合いも変わらず何処へ向けられたか知れぬ皮肉を乗せて】
【表面上は売買の交渉を意味するその台詞、然しこの場においての意味は最早決まり切っている】
【��闘争か、逃走か�=z
【そして��殺すか、殺されるか�=z
【そしてその先に__��生か、死か�=z

【死神の如く嗤う商人の問い、虚無を司る青年の答えは】
378 :戦争商人【商人】[sage saga]:2015/06/29(月) 00:19:03.73 ID:tzd5JsJp0
>>377
>>青年の耳と本能はしかと理解してみせた
を
>>青年の耳で理解出来ずとも本能で理解してみせた

に補完お願いしますー
すいません
379 :蒼衣の青年【ハイドラ】[age]:2015/06/29(月) 00:35:17.71 ID:ISiYPbUV0
>>377
【笑う、笑う、笑う――邪悪に埋もれた暗黒を示す商人の笑顔は、何処までも黒かった】
【月光が導いたのは二対の来訪者。然しその来訪者は異質、その異質な存在を、新世界は平等に受け入れん】
【黒と青の織り成すグラデーションは狂気の筆の源。虚無も、邪気も、暗黒も、蒼炎も、全て引っ括めた"戦争"】
【戦いに身を馳せ、戦いを生き甲斐とした血染めの人生を刻んできた青年は本能で悟る。コイツの"匂い"を止めなければと】
【二対の狂人の双眸は暗闇のフィルターに彩られながら、対象を映す。そして暫しの静寂は、青年の返答(こたえ)により滅裂】


…俺は子供の頃から、"戦う"事で自分の道を切り開いてきた。
だから今回も多分、そうなんだと思う。

――おまえの商品、買った


【提示される二択の選択肢は、最早選択肢の役割を果たしていない。言うなればそれは二択と名を打つ一択】
【戦闘狂と戦闘狂が出会ったのならば発展する物語は決まって一つ、手元に置かれたのは血の真紅と殺気の黒の絵の具だけ】
【"生"か"死"か、そんな足枷に囚われる気など青年には毛頭ない――ただ、自分の道を切り開く】
【膨大な殺気をそのままに、虚無の青年は己のトップギアを解放し死神商へと疾走する】
380 :戦争商人【商人】E:短剣[sage saga]:2015/06/29(月) 01:00:49.26 ID:tzd5JsJp0
>>379
【応答、青年の応えは最早思考さえ不要な必然の下に】
【枷より放たれた獅子の如き疾走、月明かりは混沌の中に身を落とし戦のみを糧とする狂人達さえも祝福する。真に、この世界は狂っている】
【虚無と殺意渦巻く客人を商人は暗黒と共に歓迎。商人は呟く。細い目を僅か見開き、死刑宣告のように】


______��毎度あり��


【それは果たして、何時、何処より顕現したのか。来る青年へ腕を振るう商人の手には一振りの短剣が逆手に握られて】
【必然、刃は三日月を描き一閃。虚空の彼方より来訪した一筋の武器は、然し暗器として隠し持たれていた素振りはない】
【そう、有り得ぬのだ。青年の視界に触れぬような短い時の隙間、涅槃寂静程の隙をも見せず__��無い�≠烽フが、次に時を刻む頃には��在った�≠ネんて事実】

【ともかく一閃。商人が如何にして武器を取り出したかはこの際どうでも良い。現在一等重要なのは、この凶刃へ対し青年がどう動くか】
【何せ青年は未だ虚無の中である。唯人であれば「虚を突いた」と確信できる状況であろうが、相手がこの青年ともなれば、不意打ち程度では成否など想像も付かぬ__】
【さぁ、二人の演者は運命の理を外れ闇の中で遭逢。舞台が、幕を上げる】

//すいません、落ちます……
//一応明日は十六時頃から返信できますが、都合の悪いようなら切ってください
381 :蒼衣の青年【ハイドラ】 胸元に裂傷(回復中)[age]:2015/06/29(月) 01:25:07.44 ID:ISiYPbUV0
>>380
【疾走。感情が欠落した蒼き獅子は己の本能に身を馳せて大地を踏み鳴らし、双眸は何も映さぬまま腕を振り上げる】
【我武者羅に、猪突猛進に突き進むその姿は素人丸出し。当然ながら、死神商の動きはそれよりも速く、鋭く、精密で――】


――がっ…ァ……!


【一閃。そう呼応するには余りに邪悪な凶刃が、否狂刃の三日月は獅子の胸元に紅蓮の華を咲かせた】
【時間にして刹那。一体何が起こったのか理解することさえも許されぬまま、青年の双眸は虚ろに、パクパクと開く口からはごぼっと醜い音を立て血泡】
【まるでその場所、その時間だけスローになったかのように、酷く緩急な動きで蒼の来訪者はがくりと膝から崩れ落ちる】
【死人のように俯かされた顔は月光により僅かに映し出された――――そう、一切"変わらない"その表情(かお)が】


【一瞬に決されたかに思われた"戦争"。然し、しかしだ――死神商ならば気が付くであろうか】
【崩れ落ちた青年の胸元、先まで滝のごとく溢れ出ていた紅華は時間が停止したかのように止まり、裂傷口からシュゥゥ…と音を立て煙が巻き上がるのが】
【異質、明らかな異質。だが繰り広げられる光景は現実。死を垣間見た獅子は今、まるで"何事もなかったかのように"ゆらりと立ち上がった】
【「そろそろか――」背筋が凍る程冷徹な言葉を残して】



//了解です!では続けさせてもらいますね
//こっちも返信は遅くなりそうです……!
382 :土谷雅治【自身加乗】[sage saga]:2015/06/29(月) 03:17:35.08 ID:R35p2XoT0
>>371
【くるってわかってるのに、じっと立ち止まってるわけないっての】

【内心ほくそ笑みながら、俺はなるべく音を立てないようにして横にそれる】

【そして少しして、俺がいた場所に振るわれる勢いのある拳】

【いや、目をつぶってまっすぐ走るのも大概だけど、ピッタリ俺のいた位置に殴りかかるって、こいつやばくね?】

【どうにも俺より戦闘慣れしてるらしい鬼のおっさんに、内心冷や汗ダラダラだ】

【でも、目が見えない今のうちにやることやっとかないとな】

【俺は鬼のおっさんの周りを、ぐるぐると走り出した】

【目的はもちろん、俺がどこにいるか悟られないためね】

おいおいおっさん、どうやら目が見えねえらしいな。

つか、これくらいで卑怯とか言わないでくれよ?

例えば、目が見えないところからナイフを投げたりとかさ!

【そう言って俺は、相手にナイフを投げつける】

【狙いは足を中心だ】

【まずは機動力を下げるのが鉄則っしょ】

【目も見えずまともに動けない。そうやってじわじわと戦力を削って行くのが俺のスタイルなわけ】

【な? 卑怯だろ?】
383 :戦争商人【商人】[動揺【小】]E:短剣[sage saga]:2015/06/29(月) 19:00:38.69 ID:tzd5JsJp0
>>381
【斬。いとも容易く】
【意地悪く口を裂いた死神商の顔へ点々と紅色。目前で咲き誇る血(あか)い華を、商人は静かに視界へ留めん】
【地へ膝を着かんと崩れ落ちる青年へ、死神は囁く。やはり恭しく皮肉めいた、然し先よりやや毒のある、侮蔑の響きさえをも孕ませて】

__お疲れ様で御座いました。旦那
あっしとの《戦争》ば如何で____

【ありましたか、と締め括られるはずだったその定型分、遮るは異音と異景】
【咲き乱れた筈の深紅は既に停止、代わりに噴出すは熱した鉄へ水を注いだが如き奇怪なる煙と怪音】
【獅子は一向に倒れない。何時までも膝を付いたままで、未だ地へ伏そうとはしない。脆く、けれど無比に不気味な光景】
【何が起こっている。自らが先刻演じて見せたような怪奇が__今、青年の手で再び演じられているとでもいうのか】

【奇跡から祝福を受け、蒼き影は再起。ビデオの巻き戻しでも行うようにすんなりと、気楽に】
【夢か現か。否、現である。この場は紛う事無き現。世の理を断った混沌の住人により紡がれる、紛う事無き悪夢(うつつ)である____】

ッ__!
……そう、来なくっちゃあね、だァーん……那ッ!

【驚愕。去れどその手を休める事は決してせず、逆手であった短剣を順手へ持ち替えた後にまた一閃。刃へ付着した、夥しい紅を振り解くように】
【先ほどは咄嗟に放った一撃故狙いが定まらなかった。然し次の段は喉笛を掻き斬るべくしかと狙いを定める】
【二度目の狂刃。だが死神商は拭えない。青年の意味深長な言霊を。そして青年の肉体、その正体への疑問を】

//大変遅くなりました、改めてよろしくお願いします!
384 :蒼衣の青年【ハイドラ】 『ハイドラ』覚醒[age]:2015/06/29(月) 19:27:29.03 ID:ISiYPbUV0
>>383
【再起不能の青は蘇り、黒はまたも一閃】
【月夜の下、舞踊を刻むかのように戦争を繰り広げる両者の瞳は果たして、何色か】
【達人の一撃が如く吸い込まれるかのように喉元へ迫る商人の狂刃。然しそれを青年は何処までも無機質な双眸で一瞥し、後方へ一転】
【憐れ、対象の失った刃は宙を切り裂き風を起こした。黒色の髪を風に揺らし、距離を取り終えた青年は一人胸に手を当て呟いた】


――…少し、"痛い"な。


【常軌を逸した発現。狂気なんて生温いものではない、もっと"ヤバイ"何かを携えた青年はちらりと機械のように死神商へ視線を】
【すると途端、青年から漂い始めるのは"殺気"とはまた違った、異質ななにか――そう、例えるのならば"妖気"】
【通常の人間では、否能力者ですら容易に発することなど出来ぬそれを浴びた商人は果たして――だが無論、これで終わるわけがない】

【胸元から立ち昇る正体不明の煙、それは完全に完治した事を知らせるかのようにスゥっと空気に溶け込む】
【そして同時に、青年の体に異変が起こったのだ。彼の肉体が異常成長の如く肥大化し、皮膚からは碧翠の鱗がバリバリと音を立て浮き出始めて】
【頓て10m程を超えたあたりで青年の肥大化は止み、代わりに肉体の形状が変貌――しなやかな手足は消失し、それは一本の長い長い芯の如く】
【耳を劈くような耳障りな鳴き声が何処からか発せられたかと思えば、遂に青年の内に秘める"チカラ"が覚醒】



                          

                           ――――SYHAAAAAAAAA――――!!!





【月光の下。鶯の草原にて神話の大蛇『ハイドラ』が――新世界へと蘇った】




//こちらこそよろしくお願いします!
//次の返信は遅れるかもしれません…
385 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中) 視界弊害(大)[sage saga]:2015/06/29(月) 19:27:48.09 ID:sAGbZSWw0
>>382
…外したか

【振り切った拳は空を切る。場所を間違ったのか、相手が動いたのかは分からないが恐らくは後者だろう】
【戦闘において、相手の位置が分からないというのは致命的。常に後手に回らざるを得ないのだから】
【だが、このバケモノは、そんな不利な状況にあってもその表情は歪んだ笑みを保ったままである】
【―これだから戦いは面白い】

別に言わぬさ、状況と武器を活かしているだけだからな
だが、まさか俺が黙って受けるのみとは思っておらんよなァ?

【ピタリと動くことを止め、目を閉じて集中し、耳を済ます。目が見えぬのなら、相手の一挙一動で生じた気配から位置を察するまで】
【―周りを駆ける音がする。ヒュンッ、と小さな風切り音がしたかと思えば足に何かが突き刺さる】
【その足はもう動かない、とは言わないまでも機動力を削がれたのは確実。しかし、バケモノの精神力の強靭さたるや、痛みの最中でも集中を止めない】
【そして、数秒の後、遂に―――動く】

―――そこか

【感じた気配を元に足に刺さった何かを引き抜いて、その場所に投げつける】
【所詮は目が見えていないものの投擲と侮るなかれ、狙いは目が見えているのかと思うほどに正確】
【閉じていた目を開けばぼんやりとではあるが周りの把握が出来る。この分ならもう少しで回復するはず】
【そして、その時こそこのバケモノの本領が発揮されることになる】
386 :戦争商人【商人】[動揺【小】]E:長剣[sage saga 短剣を投擲]:2015/06/29(月) 20:26:14.02 ID:tzd5JsJp0
>>384

【獲物を捕らえる事無く空間を引き裂いた刃。一度(ひとたび)距離を離し発せられるは、��狂気�≠ニ称することすら許されぬ極上の��危険�=z
【異質を具現したかのような台詞がトリガーとなったか、戦場を包むは邪気とはまた異なる怪異。根本的にヒトと違った��何か�≠ェ発するそれが、死神商の肌を焼く】
【直感。何かが、来る】

【胸元の紅は不死の煙めいて天へ消滅。それが決定的な合図となった】
【瞬間、蒼き影は変貌。メキメキ、バリバリと、敢えて喩えるならば「大木を引き千切るような」怪音の後に影は歪に肥大化】
【大きく、より大きく。暴食の具現めいた巨大化が止む頃、その全長は十メートルにまで達していた】
【醜悪、「化物」と称するに値するシルエット。面影等認められようもない。けれど、その姿を商人は、なんと称すべきか知っていた】
【鱗に包まれた、荒縄のように長い体躯。生命力の象徴でありながら神にさえ呪われた、世で最も罪深い生き物____】


____宛ら、あっしはヘラクレスってところですかィ?


【生命の象徴にして虚無を司る大蛇(オロチ)、ハイドラ】
【再臨せし怪物を前にし、頬を一滴の汗が伝うも混沌の死神商はやはり笑みを崩さぬまま】
【当然予想外。けれど何故か、こうなることを自分は識っていた。頭では知らなくとも、本能が悟っていた。商人の問いを、大蛇自身が魂で解したように】

ええ、解ってるともさ旦那
安心してくだせぇ。あっしゃ尻尾巻いて逃げたりはしねえさ
ただ__

【刹那、死神商は手にした短剣を投擲。紅に染められた刃は、幾度となく円を描き大蛇へと飛来__即ち、ナイフスロウイングを短剣で行ったのだ】
【然し、ナイフスロウイングとはただ投げるだけでは話にならない。ナイフは真っ直ぐ直線を描いて飛ぶのではなく、くるくると回転するのだから】
【回転するナイフが相手に到達する時、刃から衝突するよう投げること。一投毎にそんな緻密な計算が、大前提としてナイフスロウイングには求められる】
【故に、ナイフスロウイングとは実戦で用いるには現実味を欠く。動く的に対してそんなことが出来るのは、ナイフや短剣といった武器の��癖�≠�隅々まで知り尽くした者だけ。死神商は、そんな技術も知識も持ち合わせていない】
【そう、この一投は問題でない。変に動かぬ限りは柄から衝突し、戦刃としての役割を果たすことなく地へと堕ちるだろう。回避も防御も必要ない】
【__問題は、商人が短剣を投擲したその手】

【一振りの長剣。射程は一メートル程で、��クレイモア�≠ニ呼ばれる類のものによく似ている】
【再びなのだ。死神の手には、新たなる得物が握られて】


____ファイトマネーは、はずんでくだせぇよ?____


【如何にして来訪したか知れぬ鉄(くろがね)、宣誓するかのように大蛇へ矛先を向けて。死神商は、そんな事をのたまった】
387 :蒼衣の青年【ハイドラ】 『ハイドラ』覚醒[age]:2015/06/29(月) 21:19:43.59 ID:ISiYPbUV0
>>386
【ビュンッ、鋭い風切り音と共に投擲される一筋の円。月の朧光を反射する紅の刃は然し、化物を打ち倒すにはあまりに頼りない】
【くるくると円を描き遂に刃は怪物へ到達。だが大蛇の鋼鉄の如き鱗に阻まれて短剣はガギィンッと音を立て地に墜つ】
【直後直感。異常に発達せし本能のお陰か否か世に呪われし大蛇は死神商から発せられる"なにか"を察す】
【短剣を放ったはずの漆黒の右手、可笑しな事にそこに握られていたのは先の短剣では在らず、1m程の剣身を持つ両刃の長剣】
【そうか、先程から感じていた違和感はこれか。大蛇に潜む蒼の影は一人死神商に対し「初めて」興味を抱いた】

【頓て告げられる死神商の宣誓、言葉は通じなくとも不思議と二体の来訪者は、もっと内なるもので繋がっている】
【其は狂気か、魂か、信念か。邪悪色に染められたそれは大蛇の行動により開幕】


GUAAAAAAAAAAAA!!


【猛々しい咆哮一閃。凄まじい速度で碧翠の大蛇は地を這い、圧倒的な絶望を持って商人の首を捕らんと大口を開ける】
【名刀の如き牙で食い千切るかと思いきやそれはフェイク――大蛇の口内は徐々に紅蓮の霧が生成され、尋常ではない高熱が発生】
【刹那、獰猛な喉奥から吐き出されるは橙に煌く超高熱の火炎液。掠れば良くて火傷、直撃すれば発火する勢いを兼ね備える神罰】
【それが何らかの方法で対処されたのならば大蛇は続け様に圧倒的質量を持つ尾での一閃。だがもしも商人が火炎液を対処し切れなかった際は大蛇は後退】
【先の青年とは全く違う、本能に従いし野生の動き。着実に獲物を狩る為に流れるように繰り出される行為は芸術の一端をも感じられる】
388 :戦争商人【商人】[動揺【小】]E:長剣[sage saga 地面に短剣、大盾]:2015/06/29(月) 22:04:04.71 ID:tzd5JsJp0
>>387

疾いッ……!

【巨躯からは想像もつかぬ敏捷性、地を這い、うねり、ただ標的を貪らんとするその様は悪夢】
【覗く牙、大顎を開かせ口腔を大気へ晒し、充分に接近。食らい付きに来るか?然しその直線的な動作には余裕が生じる__そう、思考するも束の間】
【事実として放たれたのは咬撃に非ず灼熱。それは直接的な一撃とは違い必然的に分散。元より受け止めるつもりはなく身を躱すつもりであったが、予定より広まった攻撃範囲に危うく対処が遅れそうになる】

ッ____うおおッ!

【背筋に冷たいものが走るのを感じつつも、身を捩りつつ側面へ飛び退く。僅か液体の掠った右肩から、肉の焼け爛れる特有の痛みを感じた】
【初撃にして息も絶え絶えになりつつの回避であったが、化物の方はそう待ってはくれぬ。寧ろその結果を兼ねてより予見していたかの如く、第二撃が飛ぶ】
【即ち、尾撃。大木をもへし折るではないか、そう感じさせる凶悪な大打撃が、大気を唸らせて此方へ】

……そうは行きますかってェの!

【声に応じるかの如く、虚空より顕現するは一つの大盾。その巨大さたるや、死神商を覆い隠さんばかり】
【長剣(クレイモア)をぶっきら棒に地へ突き刺しそのまま大盾を支えるよう構えれば、一呼吸置いた後に痛撃が大盾を叩いた。喩えるならば、巨人が横薙ぎに鎚を振るったかのような、そんな殴打】
【完全に衝撃を殺しきれるはずもなく、支えた両腕は数瞬の間感覚が消し飛ぶ。それにしても腕は折れていないらしい。奇跡としか言いようがない】
【さて、ここまで二撃。神罰が如き二撃。然しその事実は示す。大蛇の「一手」が終了した、という事実を】

ォォオらッ!!

【先刻地へ刺した長剣を地より引き抜き、自らへ一撃を放った大蛇の尻尾へ斬りかかる。背後で支えを失った大盾が地に伏す音を聞いた】
【その速度は大蛇の一閃程に在らずとも充分に鋭い。然し真に脅威なのは、その威力に見合わぬ斬撃の速度】
【商人は然程力があるわけではない。それでもある程度の敏捷性を確保出来るのは、このクレイモア__敏捷性を確保するため、大剣でありながらその刀身を細身とした異例の刃__という剣の特性である】
389 :戦争商人【商人】[動揺【小】]E:長剣[sage saga 地面に短剣、大盾]:2015/06/29(月) 22:06:52.52 ID:tzd5JsJp0
>>388
【その一閃は大蛇のもの程に在らずとも充分に鋭い。然し真に脅威なのは、その威力に見合わぬ斬撃の速度】
に修正お願いします
390 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/29(月) 22:26:54.11 ID:x/6aXTwoO
>>385
あらら、今度は足までダメになっちまったな!

【目も使えず足も使えず、頼りの腕は片方のみ】

【あとはじっくりと時間をかけて殺すだけ】

【狩と同じ要領なわけね】

【そういう甘い考えのせいかね、いや、あれはそんなの関係なしにどうしようもなかった】

【鬼がよ、ナイフ引っこ抜いて投げてきたんだ】

【まっすぐ、こっちに向かって】

【そこでとっさに急所を庇った俺に拍手を送りたいね】

【おかげで左腕が犠牲になっただけで済んだ】

いっ、づぁッ……!

【左腕に走る焼けるような痛み。今までに感じたこともない初体験だ】

【こんなもの、一生味わいたくはなかったがね】

お、おいおい、お前本当は目ぇ戻ってるんじゃねえか?

【そう思えるくらい、奴の動きは正確無比。つまり、目を潰したくらいで安心してたのは、大きな慢心だったわけだ】

【まったく、ふざけたスペックだよ。俺も殺していけば、ああなれるのかねぇ】

【まあ、未来の話ししたところで仕方ねえ。大切なのは、今生き残れるか、それだけだ】

【奴の目が見えない間に、俺は用意をすませる】

【少しでも身軽になれるよう、身体中に巻きつけたナイフホルダーを全て外す】

【右手にはさっきのマグライト。長さはだいたい三十から四十センチ】

【そして左手には、別の警棒】

【スイッチを押せばばちばちとスパークする、スタンロッドだ】

【力の入らない腕にはぴったりな武器ってわけ】

おら、見えるか? 聞こえるか? これが人間様の作り出した雷を操る力だ。

鬼だか雷様だか知らねえがよ、腕一本取ったくらいでいい気になってたら痛い目みるぜ?

【両腕をだらりと脱力させ、いつ相手が襲いかかってきても対処できるようにする】

【少なくとも足は削った。反応できないようなスピードで突っ込んでくることはねぇ】

ラストマッチだ鬼野郎。目が見えてからかかってきな。

【言葉の通り、俺は相手がまともに突っ込んでくるまでは構えたまま待つつもりだ】
//こんなに遅くなってしまい本当にすみませんでした……
391 :蒼衣の青年【ハイドラ】尾に中裂傷(回復中) 『ハイドラ』覚醒[age]:2015/06/29(月) 22:43:54.97 ID:ISiYPbUV0
>>388
【己の尾から通ずる衝撃、有り余る手応え。然し人間を打ったにしては余りに手応えが"ありすぎる"】
【頓て自身の尾が捉えたのは商人ではなく、鉄の如き硬質な塊だと気付くのに一呼吸。商人の奇っ怪な能力と瞬間的な判断能力に大蛇は僅かに猶予が生ずる】
【商人の動きを察知した大蛇が尾を引き戻すよりも俄然速く、死神商の質量と速度の乗せられた斬撃が飛来】

KISYAAAAAAAAAAAAA――!!!

【抜刀。達人の放つ居合に近い鎌鼬は大蛇の尾を鱗ごと切り裂いた。然し、商人の元の身体能力故かそれは切断にまでは至らず抉り切ったと云う表現が正しい】
【予想外の痛手に大蛇は素早く後方へと体を這い寄せ、威嚇するかのように低く重厚な唸りを響かせん】
【何が起こったのか、それを理解するよりも早く大蛇が取った行動は"後退"。そう、本能のままに動く大蛇は思考よりも己を信ずる】
【痛み分け――というには互いの傷の違いが大きいか。現に商人が意を決して放ち刻んだ尾の裂傷痕からは煙が立ち上がり、緩やかに傷が塞がりつつある】
【再生能力。ハイドラという能力の強みの中の一つであるそれは、決して越えるに容易い障壁では非ず。態勢を立て直した大蛇は次に、再度商人へ猛進】
【草々を掻き分け、ただならぬ速度で駆け巡るそれは然し先のように大顎を開く素振りは見せず。そう、それは正真正銘己の巨体を生かした『突進』】
【ただの突進と侮るなかれ、10mという巨躯とスピードが乗せられたそれは、暴走車を思わせる】
392 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中)[sage saga]:2015/06/29(月) 23:27:54.42 ID:sAGbZSWw0
>>390
【気配のした方向から苦痛に悶える声が聞こえてくるということは、投げつけた何かが相手に刺さったのだろう】
【未だボヤける視界の中でそこを見れば、男の身体から何かが外れた音がする。聞こえてきたそれなりに重そうな落下音からして、身軽になろうとしたのだろうか】
【悪い視界、欠けた左腕、削がれた機動力、武器の有無】
【―良いだろう、人とバケモノはこれでようやく対等、そしてその有利さを真正面から叩き潰すのがバケモノ也】
【多少身軽になった身体で次はどんな攻撃を繰り出して来るのか、そう考えていたバケモノにとって次の一言は意外なものであった】
【―視界を直してからかかってこい、という男の一言は】

成る程、成る程
雷を手中に納めた、と
強力な武器を持っているから、俺が視界を戻そうが勝てるだろうと

【何がおかしいのか、ケタケタと笑いながら話す。しかしその笑みに楽しさは全く無さそうで】
【一度雷をその身に宿した黄金相手に敗北した】
【事実として強力な武器なのだろうが、だからといって】
【人間に戦いで譲られて、頭にこない鬼はいない】


―――余り頭に乗るなよ小僧
そんなちんけな雷で我を殺れると本気で思っておるのか


【鬼の顔から笑みが消え、代わりに怒りが埋め尽くす】
【右手の指を一本づつゆっくりと折り曲げ、拳をつくる。きっと見間違いではないだろう】
【指を一本折る事に、腕が大きくなっていったのは―――】

小僧、もう楽に死ねるとは思うなよ

【三倍程にまで巨大化した右腕。その威力は単純に一撃の威力を三倍にした程度では足りない】
【ゆっくりと無傷な足で一歩踏み出し―――爆音と共に男の目の前まで一気に移動する】
【大地を駆けた―――のではない、地面を蹴り抜き、それだけで一度も地面に着かずに男の元に辿り着いたのだ】
【そして、男に向けて、勢いを全て乗せた"前蹴り"を繰り出す。もし腕に気を取られてしまっていれば、反応は困難だろう】


/こちらこそ遅れてしまってすいません!
393 :戦争商人【商人】[動揺【小】右肩に火傷【小】疲労【中】]E:戦鎚[sage saga 地面に短剣、大盾、長剣]:2015/06/29(月) 23:29:04.14 ID:tzd5JsJp0
>>391
【人のそれと比較して遥か醜悪な悲鳴。鱗は然程の強度があるわけでは無いらしく、叩き込んだ一太刀は両断まで至らずとも充分に深く入った】
【結構、ならば倒しようはある。悪夢より出でしこの化物へ、自らの能力で充分に対抗し得る】
【然し化物が次に取った行動は反撃に非ず後退。叩けば退く、まさに獣の法則】
【だとすれば少々厄介である。本能に基くとは動きが単調であるという証明だけではなく、策で敵を討たんとする人のそれよりもずっと道理に適っているということ】
【仮に単調であるとしても、その所作は生を捥ぎ取るため人間(ヒト)の兵よりもずっと洗練されている。パターンを掴んだとしてもそれに対応し得るかどうか】
【……そして、何より気がかりなのは再生能力。傷を癒さんの立ち上る靄は真に不死の煙めいている。倒さねばならない。敵の傷が完全に癒えるよりも早く】

【思案する商人へ、大蛇がまた一手】
【直後、一直線に猛突。蒸気機関車か何かのように、叢を掻き分け大地が捲れるのではと思われるほど激しく】
【先刻よりも遥か恐ろしく、且つ強力。先刻のように盾を以て防御したならば、痛みを感じる猶予もなく肉塊となってしまうのではないだろうか】

____ぞォォオらッ!!

【長剣を取り落とし転瞬、その手へ次に握られるは二メートル弱にも及ぶ鉄槌(ウォーハンマー)】
【顕現すると同時、商人の力で振るうにはやや無理の生じるそれを、しかし歯を食い縛り力任せに振るう。初動は緩慢に、然し急激に加速して】
【ついに円を描き、振るわれるは鉄塊による猛打。狙いは当然目前へ迫る狂気。勢いがあるといえど生物。正面からかち合うのではなく、側面からの打撃を以って応戦すればカウンターと成り、暴走の停止に至るのではないかと】
【だが常人の身で放つには聊か重過ぎる一撃、成否に関わらず膨大な隙が生じるであろう。失敗すれば____結末は言うまでもない】
394 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/29(月) 23:43:09.55 ID:R35p2XoT0
>>392
【嘘だろ?】

【一瞬、本当に一瞬だ。足を削ったからそこまで早くはないだろうって考えのせいでもあるだろうが、それでもこのスピードはやばい】

【焦り、死の危険。そんな色々な生命を脅かすこの状況に、心臓ばくばくだよ】

【だがよ、ここで我を忘れたんじゃな殺人鬼失格だ】

【心を、無理やりに沈める】

【でかい腕がなんだ。たかだか丸太が突っ込んでくるだけだ】

【予想以上のスピードがなんだ。来るまでの時間が省けただけだ】

【心を落ち着け、俺がしたのは、にっこりと笑ってやることだ】

【『両手の武器を真上に放り上げながらな』】

【ああ、ありえないな。今から死ぬかもしれないのに、こんな切羽詰まった命の取り合いなのに、いきなり笑って武器を捨てたんじゃ、降参とか諦めとかそれ以前に、意味不明だ】

【そんな風に意味不明だと思ったなら、俺の勝ちだ】

【俺はそのまま、足を振り上げる】

【足のメリケンサック、鉄板入りの安全靴でな】

【狙いは相手の顎だ】

【金的を狙ってやるのも悪かないが、痛みに耐えて攻撃してくる可能性もある】

【だが、顎はそうはいかねぇ。蹴られりゃどんな頑丈な生物だって、卒倒間違いなしよ】

【奇しくも相手もまた蹴りを入れてきたが、はてさて、どうなるかねぇ】

【相手が顎に注意をするような戦いを積んだってなら、部はかなり悪いがな】
395 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中)[sage saga]:2015/06/29(月) 23:58:59.59 ID:sAGbZSWw0
>>394
/いくらなんでも鉄板入りの安全靴は武器に入らないと思いますが
396 :土谷雅治[sage]:2015/06/30(火) 00:04:12.37 ID:erqg4cqg0
>>395
ダメですか?
チェーンソーとかフォークとか本来の使い道とは違っても武器として扱えるならそれは武器、と思って使ったのですが……
そういうのでもやっぱりダメであるならお返事ください。
ちょっと書き直します。
397 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中)[sage saga]:2015/06/30(火) 00:17:03.83 ID:b07dRMd10
>>396
/チェーンソーとかみたいに完全に武器として使えるものならわかるんですけど、僕は現存の武器かあるいは武器として使えるものだと思ってるので
/安全靴ってどちらかと言えば防具ですよね?仮にそれを武器にしたとすればその武器の達人=蹴り技の達人ってことになりますし
/説明するのが下手で上手く言えないんですけど違うんじゃないかな、と思います
398 :土谷雅治[sage]:2015/06/30(火) 00:22:39.06 ID:erqg4cqg0
>>397
//武器というより防具、確かにそうかもですね……
//蹴りの達人というのは、まさしくそのつもりで書いていました。
//足のメリケンサックなら、蹴り方が上手くなるという理屈で。
//どちらにしても、メリケンサックと違って防具としての側面が強いですし、安全靴は武器ではないですね……
//余計な手間とらせてしまいすみませんでした。
//ちょっと書き直してきます。
399 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2015/06/30(火) 00:26:11.02 ID:L/BMfI9g0
>>396
横槍失礼、あまり本スレに意見は投下したくないのですが少し思ったことがあったのでひとつふたつ
つまり破天童子さんがおっしゃりたい意味としては、武器という括りの中に世間一般で認識されているものだけが、能力の対象になるのでは、ということだと思います
その通り安全靴は防具です、つまり武器とは言いがたく、万一それが可能となると極論電柱だってそういう使い方は出来るから装備できるわけです、まぁそれはまずありえないでしょうが
なので、拡大解釈が過ぎているのではということですかね

あと、これ以上の議論はしたらばへゴーです
私も人のことを言えませんがねw
400 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2015/06/30(火) 00:28:10.81 ID:L/BMfI9g0
oh‼︎議論終わっていた
本当に失礼しました…
401 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/30(火) 00:35:01.51 ID:erqg4cqg0
>>392
【嘘だろ?】

【一瞬、本当に一瞬だ。足を削ったからそこまで早くはないだろうって考えのせいでもあるだろうが、それでもこのスピードはやばい】

【焦り、死の危険。そんな色々な生命を脅かすこの状況に、心臓ばくばくだよ】

【だがよ、ここで我を忘れたんじゃな殺人鬼失格だ】

【心を、無理やりに沈める】

【でかい腕がなんだ。たかだか丸太が突っ込んでくるだけだ】

【予想以上のスピードがなんだ。来るまでの時間が省けただけだ】

【心を落ち着け、俺がしたのは、にっこりと笑ってやることだ】

【『左手のスタンロッドを真上に放り上げながらな』】

【ああ、ありえないな。今から死ぬかもしれないのに、こんな切羽詰まった命の取り合いなのに、いきなり笑って武器を捨てたんじゃ、降参とか諦めとかそれ以前に、意味不明だ】

【そんな風に意味不明だと思ったなら、俺の勝ちだ】

【俺はそのまま、もう一度マグライトを照らしてやる】

【笑ってスタンロッドを捨てたのは、まさにこのため】

【この行動の意味を考えさせて、マグライトへの警戒を薄れさせるためだ】

【てか、そもそも満足に使えない左手であんな肉体お化けに当てられるかっての】

【つまり、あれは囮だったってわけね】

【そして俺は、マグライトが喰らったかどうか関係なく、前に踏み出す】

【とりあえず本当に見えなくなっていても、なんとなくの場所で狙うなんてこともするからな。実際には斜め前にだ】

【このままこのマグライトで横殴りにしてやれりゃ昏倒も狙えるんだがね】

//両手の武器をのところを左手のスタンロッドに変更し、その後から多々改変しました。
//>>399さんも、ご意見ありがとうございました。
//今度からこういった問題が起きた場合は、したらばのほうでさせていただきます。
402 :蒼衣の青年【ハイドラ】頭部側面に打撃(中) 平衡感覚の狂い 尾に小裂傷(回復中) 『ハイドラ』覚醒[age]:2015/06/30(火) 00:51:08.50 ID:x+F9SsXV0
>>393
【猪突猛進。その諺はまるで大蛇の為に存在するのではないか、そんな錯覚さえも覚える程に彼の者の猛突の激しさたるや正しく神話の如き】
【ならばその怪物へ対峙する者は愚者か?勇者か?――否、断じて否。この戦争に全てを救う"勇者"も愚行に気づかぬ"愚者"も居らず】
【存在するのは死を香り立たせし商人と虚無を貫く大蛇のみ。然して土煙を上げ駆ける化物を迎えるは当然――死神商】
【ブォンと、風を切るには余りに重厚過ぎる歪音が響けば、次に響いたのはまるで硬質な金属同士が衝突し合ったかのような、耳障りな音響】


――GUUUUU…!!?


【痛撃。結果、商人が力任せに振り回した鉄槌は偶然か必然か、迫り来る猛獣の頭部を直撃。思わぬ反撃に大蛇は動きを止める】
【大蛇とて歴とした生物。隕石を思わせる鉄塊がその身に、それも弱点である頭部を狙われたのならば無論ダメージも相応】
【然し、然しそれまで――生命活動を停止させるには程遠く、寧ろ痛撃を喰らった大蛇は怒り狂い先よりも更に獰猛へ】
【本来熊やライオン等野生に生きる強者は手痛い一撃を喰らったのならば、一度後退し敵の隙を伺い必殺を狙う場合が多数】
【だが怒り狂う大蛇は違う。己の安全よりも、目前の敵の"匂い"を止める事を最優先へと変更する】


KISYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!


【頭部から血流の華を咲し、焦点の定まらぬ眼光のままお返しとばかりに鉄槌を振るい隙を見せた商人へと向けて大木の如き尾での一薙】
【猛獣でさえも一撃で仕留めん勢いの尾撃は鉄槌とは違う、一瞬の緩慢も見せず吸い込まれるように死神商へ迫る】



//大変遅れてしまい申し訳ありません!
403 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中)[sage saga]:2015/06/30(火) 01:00:30.40 ID:b07dRMd10
>>401
【唐突に笑って何をするかと思えば、片手の武器を自ら投げた男。勝負を捨てたか、とも思ったがそんな顔はしていない】
【再びこちらに向けられた懐中電灯。二度も同じ手はくわない、こちらに向けられた直後に真上を向き、光の目潰しから逃れる】
【光をつける男だっていきなり眩い光を見れば、僅かな時間は目を閉じるはず。それが終わるのと頭を下げて男を捉えるのはほぼ同時だろう】
【下を向けば回避しようとしているのか斜め前に足を踏み出す男。間に合うか、と蹴りを放つが惜しくもその剛脚は服を掠めるだけ】
【即座に止まって攻撃使用とするが、片足が万全ではない影響で直ぐには勢いを殺せず数歩分はその場から遠ざかる】

小細工をせねばまともに戦うことすらできぬのか?
呆れ果てるな、本気の鬼に正面から挑んだ事だけは評価してやろうと思っていたが、我の勘違いか

【振り返り、挑発するように男に言う】
【男との距離はせいぜい数m。もしまた光での目潰し等の攻撃をしようとすれば、その瞬間にバケモノが頭を全力で殴り抜けるだろう】

最後のチャンスをくれてやる
楽に死にたければ、正面から挑め
苦しんで死にたいなら、逃げ回るなり小細工をするなり好きにするがいいさ

【先のような突撃はしない。男に一歩づつ近づく】
【動かなければ、男に向けて巨大化した右腕で殴りかかる】
404 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中)[sage saga]:2015/06/30(火) 01:04:47.68 ID:b07dRMd10
>>401
/このままだと途中で寝落ちしてしまいそうなので、落ちます
/ダメでしたら切っていただいて構いません
405 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[saga]:2015/06/30(火) 01:21:15.61 ID:erqg4cqg0
>>403
【こいつきれてるくせに冷静でやんの】

【マジでこれは予想外。普通切れてて意識逸らされてで反応できるかね】

【しかしまあ、どうしようもねえな】

【もしも俺のいたあたりで立ち止まってくれるなら、放り投げたスタンロッドがあいつに当たるはずだったんだが、位置的にありゃ無理だ】

【そう考えて少しして、俺がいた場所に放り投げたスタンロッドが落ちる】

まいったねぇこりゃ。だがよ、小細工バカにされる筋合いはねぇぜ?

人間の武器は拳じゃねぇ。刀や拳銃でもねぇ。このおつむだ。

足りないもんを補うためにおつむ使って、越えられなかった壁を越えていくわけ。

今の俺の場合、肉体のスペックで勝てない俺はそれを補うために小細工使ってたわけね。

だがまあ、ご覧の通りネタ切れだ。頼みの綱のマグライトとスタンロッドのコンボを防がれたんじゃ、おつむじゃ足りなかったわけだ。

つうわけで。

【そう言って、俺はマグライトを放り捨て、ベルト代わりに巻きつけていたムチを取り出す】

【九尾の猫って呼ばれてる、少し変わったムチなんだが、まあ有刺鉄線みたいにトゲトゲだってことを理解してくれりゃそれで問題ない】

小細工は抜きだ。だが、か弱い人間がお前さんの拳が届く範囲から戦うと思うなよ?

それこそアンフェアってもんだ。

この二メートルのリーチをかいくぐればお前の勝ち、それを許さずお前を殺せれば俺の勝ち。

シンプルでいいだろ?

【二,三べん威嚇するように地面を打ち鳴らしてやり、今度こそラストマッチの開始だ】

【少しでも致命傷を狙うため、狙うは相手の顔面、それを縦に打ちつけるように振るう】

【根元の方を掴むんならそう難しくはない】

【だが、引いて先端を掴む、なんてことしてくれてもいいぜ?】

【鞭が出す乾いた音はソニックブームだ。音速を素手で掴める生物なんざいるわけねえからな】

【だが、スピードは根元に近づくにつれてどんどんと落ちていく】

【】
406 :土谷雅治【自身加乗】[sage]:2015/06/30(火) 01:25:03.59 ID:erqg4cqg0
//最後の空白かっこは無視してください、私のミスです。
//あと、落ちる話了解です。
//またせていただきますので、お好きなタイミングでどうぞ。
//ただ、明日は5時から10時までバイトがあるので、お返事できるのは10時以降になりそうです……
407 :【魔王】ぶかぶかマントの女[sage]:2015/06/30(火) 13:03:40.87 ID:XTL6BtipO
ラスボスー、ラスボス戦如何っすかー
今なら勝てば肩たたき券キャンペーンっすよー

【梅雨の晴れ間の碧天下】
【入道雲は遠間、ラスボス戦売り〼と書かれた看板を背負った少女は歩く】
408 :戦争商人【商人】[右肩に火傷【小】疲労【中】全身打撲【中】目眩【小】]E:閃光手榴弾[sage saga 手榴弾を投擲、地面に短剣、大盾×2、長剣、戦鎚]:2015/06/30(火) 14:38:24.01 ID:CjYr+1q50
>>402

【大きな一撃には大きな隙が生じる。戦の理に導かれ、大木めいた一閃は商人の鉄槌を更に上回る質量と力を以って迫る】
【隙を晒した商人に回避の選択肢は無し、大蛇の一撃を被らざるを得ない。だが防御の術が皆無かと問われれば否。受ける寸前に尾撃と自身の間へ、二枚目の大盾を召喚し滑り込ませることに成功】


____がッ…………!!


【尤も、防御に成功したからと言って先刻のように無傷とはいかなかった】
【当然である。地力は元よりその一撃は大蛇の怒りと負傷によって破壊力を増大。おまけに今回の姿勢は盾を生成したといえども無防備】
【衝撃は到底殺しきれず、商人の身体は盾と二手に分かれ突き飛ばされた。回転する視界の中で、置き去りにしてきた鉄槌と大蛇の尾撃を��跡�≠ニしてその身に刻んだ大盾を見た】
【地との衝突。石ころのように転がり、全身を地へと打ちつけて停止。背を強く打ったか、暫しの間呼吸すらままならず】
【一歩間違えていれば骨は微塵に砕け、問答無用に絶命していたであろう剛閃。鉄を陥没させ、物の怪さえをも沈める痛撃をもらって尚__目を回し、呼吸を忘れながらも死神商は生存】


ガッ!ガフッ!コホッ…………!

……ぐ、危ねえ危ねえ
流石、慈悲の欠片もねぇ馬鹿力だ。化け蛇の旦那

【怪物退治に似つかわしくない細い両腕で身を抱え、咳き込みつつも立つ。その顔は苦悶に歪みながらも依然チェシャ猫めいた笑顔を描き】
【腹の中で思考する。この化物を討つに値する要素は何か__尾の傷とて既に塞がりかけている。やはり急所であろう頭部の破壊か?】
【……考えていても始まらぬか。それに、予め打ち立てた策に沿い行動するのは自分の柄ではない】

策士、策に溺れる……ってね
さァて旦那!こいつは如何でござんしょうか!

【先の一撃が響いている。回避、防御のためにもあまり体力を酷使するわけにはいかぬ。ここは近接戦闘を極力避け、隙の生じにくい近代兵器での戦闘を行うのが利口か】
【空元気を振りまき両腕を広げれば、両掌へ手品の如く出現する不吉な球体__手榴弾。その内一つの安全ピンを引き抜いて大蛇へ投擲】
【この手榴弾は破片ではなく爆炎を主体として攻撃を行う旧式のもの。現代戦場で使用される代物と比較すれば見劣りするが、一生物への使用ならば十二分な威力。半端な対処では血き花弁が乱れ咲く】
409 :戦争商人【商人】☆×4[右肩に火傷【小】疲労【中】全身打撲【中】目眩【小】]E:閃光手榴弾[sage saga 手榴弾を投擲、地面に短剣、大盾×2、長剣、戦鎚]:2015/06/30(火) 15:00:47.29 ID:CjYr+1q50
>>408
//次の返信遅れるかもです、すいません!
410 :蒼衣の青年【ハイドラ】頭部側面に打撃(中)、火傷(中) 『ハイドラ』覚醒[age]:2015/06/30(火) 18:53:25.40 ID:x+F9SsXV0
>>408
【まただ、己の尾から伝わる衝撃は生物のそれではなく、硬質な金属を全力で打ったかのような違和感】
【防がれた――そう理解した大蛇を襲うは不完全な攻撃に終わった事への苛立ちと怒り。先程から死神商は怪物との戦いに"慣れている"】
【己がどのような行動を起こしても、どのような攻撃を与えても、決定的にはならない。まるで其刻其刻に適切な対処を下すかのように】
【然し無論、怒りに身を任せし大蛇は死神商の"強み"になど気が付かない。感情の昂ぶりに己を失くしたか】
【対峙する"匂い"を消すため、大蛇は再度立ち上がる漆黒へ疾走。今度は仕留める、そう言わんばかりの眼光は鈍く光を描き】
【しかし、大蛇の目には映らなかった。死神商が握る悪魔の宣誓に―――】


                                ――ドォォン!!――


【刹那、大蛇が見たのは己を襲う爆炎。耳を劈く強力な轟音】
【コンマの差で遅れて大蛇の顔面へ襲いかかるは言い表せぬ激痛と高熱。まるで、自分が何かに焼かれているような】
【咲き乱れる紅蓮の華は大蛇の傷跡の証。現代火器には至らずとも必殺の火力を持つ爆弾は、大蛇の命をも奪い―――】



――GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!



【――取れなかった】

【爆炎に身を包み、顔面の至る所が焼け爛れながら然し大蛇は尚も死へ反逆する】
【手榴弾の煙幕を打ち払い、飛び出す大蛇の鋭牙――今度こそ、その刃の行き先は商人の首を狙って】
【だがその一撃は先程と比べて明らかに遅い。爆発によるダメージのものか、然しその一撃は必殺の威力を持って襲いかかる】



//こちらも返信は遅れそうです…ごめんなさい
411 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中)[sage saga]:2015/06/30(火) 19:46:31.42 ID:b07dRMd10
>>405
ほざけ、頭を使った戦い等というくだらん言い訳は聞きたくない。卑怯というのは賢いという事ではない、女々しいだけだ
そして、さっきのやり取りで分かった。お前は武器を扱いこなしているのかと思ったが、間違いだった。
お前が武器を使うんじゃない、武器がお前を使っているんだ

【バケモノの顔に笑みはない。むしろつまらなそうに冷めきっている】
【この状況で使う武器が、鞭】
【鬼がこの武器を見たことがあるのは、牛や馬を狩る時のみ。自分をまだ舐めているのか、と僅かに怒りも浮かんだが、直ぐに消えた】
【―一撃で、叩き潰す】

…生憎だが、今の我は遊びにつきあってやるほど優しくはないんだよ

【腕を頭上にもって行き、迫る鞭を掴もうとする】
【鞭が音速に達するのは振るいきった後のほんの一瞬のみ。それまでの軌道のみなら常人にだって見きれぬことはない】
【顔面狙いという分かりやすい軌道なら、尚更】
【そして掴んだなら鞭ごと男を思い切りこちらに引き寄せ、正に鬼の一撃と呼ぶに相応しい最強の一撃を放つ】
【片腕とはいえ、三倍にまで巨大化した今の鬼の腕力に抵抗するのは難しいだろう】
412 :戦争商人【商人】☆×3[右腕欠損、疲労【中】全身打撲【中】焦燥感]E:拳銃(1)[sage saga 地面に短剣、大盾×2、長剣、戦鎚、閃光手榴弾]:2015/06/30(火) 20:31:33.38 ID:CjYr+1q50
>>410

ビンゴォ!こいつァ効いたでござんしょう……

【効果抜群。流石の怪物といえども人へ放てば必殺に足るる一撃、超常とはいえあくまでも「獣」である以上、これが痛手に成り得ぬ筈は無い】
【爆風と焔に紛れ迸る紅、底無しの怪物もこの猛攻を受けて衰弱している事は明白であった】
【____が】

……な

【喜ぶのも束の間、硝煙を跳ね飛ばし猛突するは爆炎に焼かれた筈の��化物�=Bその身体は豪炎に灼かれ、動きにもやや陰りが見られる】
【然し大蛇の再臨はあまりに唐突且つ素早かった。何せ、商人はもう殆ど蛇に余力は残されておらぬと高を括っていたから】
【爆炎を浴びて死には至らずともほぼ虫の息となるであろう大蛇。その視界を閃光手榴弾で潰し、何か強力な武器によって止め……脳内に即興で綴った舞台の台本は敢え無く粉砕】
【目前に迫るは牙。��毒牙�≠ネどという生易しいものではない。まともにかかれば言うまでもなく死に直結する】
【盾で防御するか?否、大盾で防ぐには尾撃が既に精一杯だというのに、どうしてあの大顎を防ぐことなど出来よう】
【銃でも召喚して体内へ直接一撃を打ち込むか?否、銃弾を撃ち込むには照準を定めなければならない。引き金を引くより遥か早く牙が到着する】
【____回避しかない】


___あ、がッ……!


【苦悶。痛む身体で、それも町の戦士と比較しても別段優れているわけでもない体力で、もう一度横へ跳ねてみせる】
【それは早かった。故に今、死神商は死なず現世へ留まっている。然しある意味で遅かった。故に今、死神商は己の右腕を失った】
【慢心と無為なる思考によって、本来避けることが出来た筈の一撃を商人はその身へ。痛みよりも精神的な衝撃が脳裏を支配】
【噴出す血、飛びそうになる思考、不味い。早急に決着を着けねば、取り返しの付かないことに__】

やって……くれるじゃ、ねえですかッ!

【自我を呼び戻すように咆哮。然しその顔には先刻までの笑顔は最早貼りついておらず、代わりに刻まれしは焦りこそすれど思考を止めぬ、歴戦の兵だけが成せる独自の焦燥】
【安全ピンを抜く腕が無くなった以上、用意していた閃光手榴弾は使えない。かといって持ったままでも仕方がないので、フェイクとして投擲してしまう】
【少しでも大蛇の気が逸れてくれることを願い、続けて虚空より呼び出すは一丁の拳銃。間髪入れず嵐の如く荒れ狂う大蛇へと照準を合わせて二度発砲】
【然し片手で、それも焦燥を添えて発砲した弾丸。粗雑な狙撃が描く軌道は、急所は愚か大蛇そのものを貫くかさえ怪しい】
413 :土谷雅治【自身加乗】[saga]:2015/06/30(火) 22:15:57.73 ID:1yOVLyjhO
>>411
【俺の放ったムチを見たあいつは、まるでつまらないものを見るかのように、冷めきった顔で避けて見せた】

【そんなものは、ただの人間でも避け切れるとでも言いたげに】

【いや、ふざけるなよと俺は心の中でぼやく】

【剣や槍じゃないんだ。しなるムチはどういう軌道か予測不可能なのが売りなんだ】

【今から顔に打ちますよとでも言わない限り、どこに来るかなんてわかってたまるか】

【そうでなけりゃこんな100回打たないと殺せない凶器を持ち歩くかよ】

【それを、あいつはさも当然のように避けて見せた。どこに来るかわかっていて、どうよければいいのかわかっていたかのように】

【俺はあいつのことを筋肉お化けと思ってたが、どうやら違ったらしい。動体視力まで化け物級とは、こりゃどうしようもねえわ】

【自分でも驚くくらいあっさりと死ぬのを受け入れた、その時だよ】

【あいつ、なんつった?】

【武器がお前を使ってる? 遊びに付き合ってられるほど暇じゃない?】

【おいおい、こりゃあれか? もしかして俺、貶されてる?】

【まあそりゃそうだわな。あいつから見りゃ俺の武器の扱いはまだまだで、遊びにすら見えたのかもな】

【うん、そりゃしゃあねぇわ。しゃあねえよな】

正々堂々とは言わなくても、命はって戦った相手にかける言葉がそれか?

お前は戦った相手をけなしてから殺すんだな。

大した戦士だよ。

【ありゃ? 俺何言ってんだ? あいつの言ってることは別に間違ってないだろうに】

【ここまで来て俺気づいたんだわ。顔が嫌悪と侮蔑に染まってること、心がすげえイライラすること】

【ああ、なるほど。どうやら俺はそれなりにマジでやり合ってたらしい】

【殺しがどうとか、生き残ることがどうとか、そんなの関係なしに】

【よくよく考えりゃそりゃそうだ。ムチ使うにしてもわざわざマグライト捨てる必要ないもん】

【ムチ一本とはいえ、俺はマジであいつとやりあうつもりだったんだ】

【それを遊びだの武器に使われてるだの言われりゃ、そりゃ腹も立つわな】

【ま、散々悪さしてきた悪党には、ぴったりな最期かもな】

//おつきあいいただきありがとうございました!
//そして、なんども待たせてしまいすみませんでした……
414 :破天童子【鬼憑き】左腕欠損 片足に刺傷(中)[sage saga]:2015/06/30(火) 22:46:10.44 ID:b07dRMd10
>>413
【拳が男の身体に触れ、そのまま殴り抜ける。男の体は地面を転がり止まって、もう動かない】
【拳に残った相手を砕く感覚が薄れていくなか、ふと相手の最後の言葉を思い出した】

俺が戦士?笑わせるなよ、俺はただのバケモノだぞ
人を殺して食らうバケモノが、戦士であるわけがないだろう

【鬼の体が突如として変化を始める。先のような変化ではなく、角が消え、人間の姿へと変わった】
【傷ついた足を引きづって歩き、置いておいた瓢箪を拾い上げる】
【一度酒を呑み、男の死体へと近づいて、しゃがむ】

死に際にあんなことを言う暇があるのなら、俺の喉元に噛みついてくればよかったのだ
そうすれば、少なくとも冥土の土産に酒程度ならくれてやったというのに

【あるいは殴る等の気概を見せれば、少なくとも有象無象とは違う己が殺されるに足る"人間"だと認めることができたというのに】
【鬼は立ち上がり、その場を去っていく】
【きっと、数日後にはこの男の顔さえ忘れている。バケモノが殺した有象無象の人間を一々覚えておくことは、ないのだから】



/ありがとうございましたー
415 :蒼衣の青年【ハイドラ】頭部側面に打撃(中)、火傷(中) 牙破壊 『ハイドラ』覚醒[age]:2015/06/30(火) 22:49:13.80 ID:x+F9SsXV0
>>412
【喰らった――否、喰った】
【決して軽くはない一撃を貰いながらも、我武者羅に放った咬撃はどうやら直撃ではないが右腕を奪う事には成功し】
【噴水の如く噴き出す鮮血は紛れも無く商人のもの。返り血をその身に受ける大蛇の双眸は何処か薄らと笑みを浮かべているよう】
【最早その瞳に青年のような虚無は存在しない。野生に生きる獣の、狩る側のものであった】

【然し大蛇は余韻に浸る事なく、商人が咆哮一つ投擲する黒色の楕円形を捉える。またあの爆弾か!そう判断を下す大蛇の行動は早い】
【閃光手榴弾の仕組みを知らないが故に、飛来する物体へ全力の尾での一撃。大木を薙ぎ倒す質量に衝突した手榴弾は遥か彼方へと弾かれて】
【危機はなくなった、ならば次に向かうは商人の首――瞬間、静寂の草原にパァンっと無機質な軽音が二つ残響】


――GYAAAAAAAAAAAAAA!!!


【バキリ、発砲音に続いて響くのは余りに無骨で醜い歪音】
【死神商が放った二発の銃弾、初撃は虚しくも宙を切るだけに終わるも、二発目は偶然にも大蛇の牙へ吸い込まれていた】
【高速で猛進せし鉛弾は本来大蛇の鱗を砕くことさえも難しい、然し、剥き出しの牙という弱点ならばどうか】
【答えは当然"破壊"。牙と銃弾の衝突により火花を散らしながら、決死の反撃を受けた大蛇はもんどり打って悶え込む】
【それは生物であるから故に見せる決して覆せぬ隙―――狩人は今、弓を捨てた】



//大変遅くなってしまい申し訳ありません
416 :皆皆鏖【戦兵】[saga]:2015/06/30(火) 22:57:59.56 ID:L/BMfI9g0
【氾濫する宗教家共が、ドグマを好き勝手宣うような、悟りも隣人愛も善悪二元論も忘却の彼方へと追いやられた世の中で、果たして人々は、何に救いを見いだすか】
【あらゆるものに没頭する者が頻出し、中でもついには、二次元へと現実から逃げ出す者もいた】
【だが、そういった「逃げ」の行為を行った者たちは皆、甘えであると蔑まれてしまうから、そうできず鬱憤だらけになる者も多かった】
【いまや世界は負の土塊である、負は嫌に連鎖して、決して潰えることはない、そうして世界にヘイトが溜め込まれ、いつかは戦となって暴発するのである】


【そしてその暴発の一端の一端を担った男が、いままさに、緋く染め上げられた過去をぶら下げながら闇が須らく支配する夜の街頭を闊歩していた】
【遠間にネオンは輝きを増しながら、少しばかり朧げな雲をたゆたわせる藍空より幾千幾億の星を簒奪、北極星すらも蹂躙された】
【だがここは、本当によく星が望める場所だ、幾つかの星は星座を形成し、遠くの銀河すら肉眼で拝めそうなもののような気がしてくる】
【ロマンチック、という言葉があまりに合う、そんなドラマめいた場所だったがしかし、今ここで相交わった、星空と傭兵などはまさに天と地ほどあまりにも似つかわしくないもの同士であった】


ーー…。


【例えば、傭兵は満天の星空を仰いで、いつかあれをこの胸に抱きしめたいと思うだろうか】
【是非を問われればまず非と答えられるだろう、少なくとも傭兵の沈黙の中に、そういったような詩的な感情はまったくもって含有されない】
【あるのはただ、野心だけである、裏からは「都落ち」などと揶揄されながらも、私利私欲のため欲しいものを欲する、その強固な野心】
【忸怩なんてしない、これは彼の生き様であるから、生き様の否定とはナンセンス極まる、理解もせずに否定とは行えないのだ、政治でもなににしても】
【だから彼は、こんな星空の下でただ、立ち尽くし、ただ、求める、ただの戦と、ただの満足感、それだけを】


【総天然色の空と、薄汚れた迷彩の感情、紅く枝垂れる戦闘意欲は、野草を凪ぐ夜風に掻き立てられた】



417 :戦争商人【商人】[右腕欠損、失血により意識朦朧、疲労【大】全身打撲【中】]E:拳銃(1)E:短剣[sage saga 地面に短剣、大盾×2、長剣、戦鎚、閃光手榴弾]:2015/06/30(火) 23:49:20.81 ID:CjYr+1q50
>>415
【的中。破れかぶれと放った弾丸は思わぬ成果を挙げ】
【必殺の刃を取り落とした大蛇は長大な体躯をうねらせ慟哭。生物の域をあくまでも超えることは叶わなかった大蛇、報いとして晒すは膨大な隙】
【同時に生ずる一握りの希望。生還の可能性____確実に、敵は衰弱している!】

ッはァァァァア!!

【隙を認めると同時、鬨の声と共に死神商は悶え込む化物へと急接近。大蛇へ大打撃を与えうる��ある閃き�≠ノ導かれ、満身創痍の肉体は疾走する】
【顕現するは一振りの短剣、この《戦争》における初撃を紡いだ刃と鏡写しのように同じもの。逆手持ちされた狂刃は再三大蛇へ振るわれん】
【これがうまく決まらねば商人は一先ず後退するであろう__十メートルの体躯を持つ大蛇相手にその行為が果たしてどれ程意味を成すかは分からぬが。ともかく後退】
【然し刃を突き立てることに成功したのであれば。死神商は突き刺さった短剣を化物の身体へ置き去りに、��ある得物�≠�召喚するはずだ】
【即ち__スタンガン。元来殺人用の武器に非ず護身用のそれは、人が相手であればともかくこの怪物相手にどれ程の効果があるものか。きっと、あまり期待は出来ぬだろう】

【そう、��体表に流した場合は�=z
【もしもこのスタンガンを顕現させることとなれば、その標的は大蛇ではない。大蛇の肉体へ突き刺さった��短剣に対して�≠ナある。____商人が生み出した短剣の刃は、鉄で出来ているから】
【身体の芯より発せられた高圧電流、血流を遡り内からその身を焦がす一手が大蛇を襲うこととなるが……果たして】

//こちらこそ大変遅くなりましたぁぁすいません!
418 :蒼衣の青年【ハイドラ】頭部側面に打撃(中)、火傷(中) 意識朦朧 牙破壊 『ハイドラ』覚醒[age]:2015/07/01(水) 00:34:44.70 ID:ozCx6tSY0
>>417
【一筋の漆黒。未だ悶え呻く大蛇は本来対処など造作もない死神の接近を許した】
【弱点を突かれた犠牲は大きい、死神の咆哮一吠。一閃を紡がれる狂刃はズブリと鱗の狭間を突き抜け大蛇の肉体に刺突】
【然しその一撃自体は大した傷にはならない。直様刺突跡には煙が立ち昇り傷を癒していくであろう】
【そう、頭部以外への傷は再生能力により云える。そのはずだ、だがそれは傷を癒すだけで刺さった短剣をどうにか出来る訳も非ず】
【体内に届く鋭刃。死神が考えうる作戦を実行するには余りに好展開―――】

――GUUUUUUUUU……AA……A…!!

【怪物が態勢を立て直さんと動く刹那、体内を駆け巡る高圧電流。内から肉体を焦がされる嫌な感触】
【ビリビリと駆けるそれは確実に大蛇の体力を削り減らし、焦点の定まらぬ瞳と大口から吐き出される血反吐が何よりの証】
【通常、体表に流される場合でも電気ショックにより小型の肉食動物ならば意識を失う、至らずとも感覚を狂わす程の電流】
【それを体内に流されたとあらば生体電流が狂い、如何に大蛇とて大ダメージは必須―――】




                               ――KISYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!





【――そう、あくまで"大ダメージ"なのだ】
【死神商は理解出来ないであろう。ハイドラという邪神が持つ火炎液、それに加えた"麻痺液"の存在を】
【ハイドラの体内に形成される麻痺液を作り出すための"麻痺器官"――体内で生成されるそれは即ち、大蛇が麻痺に対し大きな耐性を持つことを示す】
【ならば必然、大蛇は電流に身を焦がされるもそれによる活動の停止には至らず。大蛇は未だ「動くことをやめない」】
【最後の足掻きとばかりに咆哮一つ。商人へ向けて大きく開かれた腔内では高熱の火炎液が形成されつつあった】
【数瞬の後、大蛇の最後の攻撃が血反吐とともに吐き出される。橙色に煌く毒液の結果は果たして――】
419 :戦争商人[死亡][sage saga 【商人】の宝石]:2015/07/01(水) 01:21:42.93 ID:ht04c0kf0
>>418

____いやあ、参った

【止まらぬ怪物、満身創痍になり果てながらも、その身を駆けるは漆黒の殺意】
【高圧電流を確かに流した。巨躯が、目前で跳ねるのを確かに見たはずだった__理由は解らぬ。何故、この化物は動き続けていられる?】
【死神商は知らぬ。知る由もない。大蛇がその身へ秘めたもう一つの切り札を。まさか、このような形で発揮するとは怪物自身思っていなかったであろう切り札を】
【絶望は動く。動く__動き続ける。その口腔を核融合炉へと変貌させ、血反吐と共に灼熱を垂れて】
【その熱気は膨大。この身体では到底動けそうにはない__運命は非情にも必定】
【____然し、然しながらである。商人はこの期に及びその顔へ再び笑みを灯す。森羅万象をせせら笑う、謎めいた笑みで】
【勝機を持つわけではない。これが、死神商という男の有り方。あくまで邪悪に、あくまで気楽に。その矜持は最期であっても曲げることはなく】

参った、参った
どういうこった、旦那。全く以って馬鹿げてる
今、これから殺されるってのにあっしは____

【怖くないんだ】
【商人自身驚いていた。人とは、こうも安らかに死ねるものかと。こうも後腐れなく、こうも心残りなく死ねるものかと】
【この最期を、脳裏で死神商はこう評する。「良い、良かった」と。最後の戦いで英雄の真似事が出来るとは、冥土の土産に持っていく思い出話としては極上】
【それ以上に、今目前で灼熱を振りかざす怪物を生んだ��青年�≠フ存在あってこその安らかな死とも考える。彼は、自身とよく似ていた。どこか違うようで、然し何かが決定的に似ていた__そんな気がする】
【通じ合うものがあり、その上での《戦争》。故に、商人は嗤って地獄へ逝ける。最期の最後に向けられた笑みは果たして何者へ向けられたものか】


__それでは、大変お疲れ様でございました。あっしとの《戦争》は如何でありましたか?
御客様にとって有意義な一時となれたなら、それは何よりでございます


____然し旦那。あんた、≪蛇神(ハイドラ)≫を名乗るには____


【首がちと少なすぎやしねえかい】
【言霊を焼き尽くす紅蓮の液体に遮られ、現世にて発せられるはずであったその一言は黄泉送りに】
【マグマが天より降来したかと錯覚させる光景、沈黙のままに倒れ込んだ商人は発火の手順を辿った後、とうとう動かなくなった】
【消し炭と化した亡骸の心臓部、あれだけの熱を浴びて何事も無かったかのように、未だ消失せず容を保つ異物が一つ】

【商人の宝石。常闇より刳り貫いたようなそれは、星を散りばめた闇の穹を美麗に映し込み】
【その輝きは何よりも妖しく、美しい____大蛇の、青年の眼には。この漆黒の宝石の中に一体何が見えるだろう】



//大変長い間お疲れ様でございました!ロールありでした!
//こういうでっかい能力と戦うのは初めてでした、いつもとは違う独特な感じで楽しかったです!
//またよろしくお願いします!
420 :蒼衣の青年【ハイドラ】頭部側面に打撃(中)、火傷(中) 牙破壊 『ハイドラ』覚醒 圧倒的な恐怖感[age 頭数『仁』]:2015/07/01(水) 02:10:32.89 ID:ozCx6tSY0
>>419
【業火――意識の薄れゆく大蛇の双眸に"映った"のは、死神商が浮かべる何時も通りの笑顔】
【迸る灼熱を身に受けながら、確実な"死"を目前にしながら満足気に嗤う事が出来るのは何故か?感情が欠落した大蛇、否青年には到底理解できまい】
【蛇神を名乗る者は一人悟る。自分はこの戦いに「負けた」のだと――余りに邪悪で気楽な笑みを浮かべられる商人に、自分は「負けた」のだと】
【不思議と屈辱は湧かない、然し身を迸るは恐怖。焔に身を焼かれ二度と動かなくなったただ一つの死体に対し、大蛇は畏れを抱いた】
【怖い、理解できないという事が怖い。何故自分が負けを認めてしまったのか、何故自分が恐怖を抱いているのか。わからない、怖い、怖い、怖い】
【終わらない畏怖の輪廻。コロンと鶯色の上に転がる常闇の輝きを視た瞬間、大蛇の中で決定的な何かが切れた】


―――SYAAAAAAAAAAAAAAAAAA―――!!!!


【瑠璃の夜空よりも暗く、星よりも煌く宝石を大蛇はナニカに駆られるようにバクリと丸呑み。全身に新たなる力が沸いてくるのを感じる】
【グチュグチュと、グロテスクな怪音を響かせ生成されしもう一つの大蛇の頭。其は傷つき、爛れ、破壊された頭とは違い一つの掠り傷すら存在しない】
【だが大蛇はその力を実感するよりも、本能で抱いた恐怖が体を動かした】

【劈く咆哮。迎える夜明け。昇り始める黄金の導きを浴びて、大蛇はまるで商人の死体から逃げるように大地を疾走】
【感情の欠落した青年が覚えた初めての感情、それは残酷にも"恐怖"――】
【初めての恐怖。伴う戸惑い。伝説を生きた大蛇は心身共に、満身創痍――皮肉にも、運命の女神が見せた微笑みは邪に染まっていた】
【恐怖に駆られ疾走する大蛇は止まらない。頓てその巨躯が消え失せた頃、一筋の柔らかな風が草原の消炭を運ぶ】



//こちらこそロールありがとうございました!お疲れ様でした!
//私もこういう人外でのロールは初めてですが、死闘を繰り広げられた感があってとても楽しかったです!
//また機会があれば!
421 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】2015/07/03(金) 17:31:45.39 ID:9s475cAco
【和】
【夕闇に沈みゆく時間帯の街にまさにその一文字を体現する女一人】
【風は鳴きながらに彼女の和装を揺らす】
【金色の髪も、揺れる】

【カツ、カツ、カツ】
【下駄は静寂に包まれた川辺のコンクリートを鳴らす】

【規則正しく鳴っていた下駄の鳴き声は止む】
【さされていた和傘は閉じられる】
【露になった蒼き瞳が空を映す】
【曰く、】

――今日は、夕焼けは見れないのですね
422 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga]:2015/07/03(金) 21:55:43.68 ID:dh238rzP0
>>421

あら、赤いものがお好きなら夕焼けで無くても見れますわよ?
例えば───血、とかね

【全近代の日本の衣服に身を包み、対照的な金髪蒼眼を持つ女性の背後に現れた少女】
【少女もまた、金髪を持つ者だった】
【手に持つのは自身と同じ背丈程の大剣。その先からは赤い液体が滴っていた】


まぁ、ただの風流な人間かもしれませんわね

【少女は妖艶な笑みを浮かべ───】


時に、能力者狩りは嗜みませんこと?
423 :エレクトリッカー2015/07/03(金) 22:00:57.05 ID:xiRxorAn0
【天ねく摩天楼に、足下を夜風が揺すれば、暗夜奔流迸る】
424 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】2015/07/03(金) 22:10:08.04 ID:9s475cAc0
>>422
【気配がする】
【次の瞬間には声が届いていた】
【これは男のではない、狂気をはらんだ女の声】

いえ、私には日課があるのです
ここで夕焼けを見届けるという、日課が

【落ち着いた、凛とした声】
【適度な冷たさをまとったそれは和装の女―ステラのもの】

決して赤いもの――ましては人の血液などは好みません

【和傘を近くに置く、】
【振り向き相対する、】
【そして、蒼き瞳は氷のような冷たき眼差しを笑う少女に注ぎ―】

いえ、狩りなどという下劣の嗜みなどは好みません
―強き者との果し合いならば、嗜んでいますが
425 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga]:2015/07/03(金) 22:36:34.17 ID:dh238rzP0
>>424

あら、それは残念ですわね
折角共闘を楽しめるかと期待していましたのに……

【上から届いた指令にはこう書いてあった】
【“街に謎の女が現れた”“その女に接近し、必要であればサンプルを採取せよ”】
【恐らくこの女性で合っているだろう】
【黄色くない肌、欧州人のように見えて和装を整えている】
【少女にとっての善と悪、正反対である二つを兼ね備えた彼女は謎そのものだった】

でも、何も問題はありませんわ
こうして無事、出会えた事が喜ばしいことなのですから


【少女は2mほどの所まで近づき、重厚な大剣を横に振った】
426 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】2015/07/03(金) 22:49:31.04 ID:9s475cAco
>>425
共闘という言葉は強き者を複数人で倒すときに用いるはずです
この場合、適当ではないと思うのですが…

【静かに大剣の女を観察する】
【金髪、おそらく日本人ではない。】
【血液、おそらく剣で人間を[ピーーー]。】
【接近、おそらく友好的ではない―】

私にとってはそうでは…

【言葉は途切れ、女の肢体が数m下がる】
【手には刀『疾風』の鞘】
【鞘で横凪ぎの一撃を防いでその勢いを借りて下がったのだ】

ないので自衛をさせてもらいます
[ピーーー]つもりはないですが、ご注意を

【そして居合の構え】
【刹那、横凪ぎの居合は放たれる】
【間合いは5m、刀では届かぬはずの距離を超えたそれは長いだけでなく、疾】
427 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県)[saga]:2015/07/03(金) 22:51:07.38 ID:9s475cAco
>>426
//ピー→殺す 疾→疾い です…
428 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga]:2015/07/03(金) 23:11:11.56 ID:dh238rzP0
>>426

へぇ、刀持ちの能力者……

【ステラが手を当てた箇所へと目を向ける】
【この距離で刀という近接武器ならば、何か仕掛けか能力があるのだろう】
【脚力強化?幻覚でも見せるのかしら?それともワタクシと同じ……】
【何れにせよ、興奮させてくれるには違いないだろう】

自衛結構、寧ろありがたいですわ
どうぞ、楽しみましょう?夕暮れの出会いを





(……疾いッ!)

【自身を庇うように、凪いだ刀を斜め上へと流すように剣を当てる】


ウフフ、全く、関われば関わるほど面白いものですわね、能力者って


アナタが“速さ”ならば、ワタクシは───

【大剣を高く頭上へと掲げ、】

───“重さ”、といった所ですわね

【勢い良く振り下ろす】
【しかしその大剣をよく見ると、どうやら伸びているようである】
【優に間合いの距離はある】

(さぁ、どう対処して頂けるのかしら?)

【楽しさ、緊張感、様々なものを含んだ笑みが自然と溢れた】
429 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[sage]:2015/07/03(金) 23:24:29.63 ID:9s475cAco
>>428
…ステラ

【キン】
【弾かれた刀の長さはいつの間にかもとに戻っている】
【あの居合は幻覚だったと思わせるように】
【刀は鞘に納められる】
【小さな金属音を残して】

ステラ・フォン・オーベルン…

【蒼き瞳は掲げられた大剣を捉え、一歩も引かずに相対する】
【そして鞘に納められている刀を両の手で構え】

速さ、いいですね…疾き士、ですね

【だが、それだけでないですよ。】
【これは鞘と大剣の衝突に掻き消された言葉】
【ステラはこともあろうことかその一撃を真っ向から受け止め、力技で弾こうとしていた】
【速さだけでない彼女は相変わらずの真剣な顔もちを保っていた】
430 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[saga sage]:2015/07/03(金) 23:37:48.60 ID:dh238rzP0
>>429

それがあなたの名かしら?
……綺麗な音の名前ですこと

【受け止められた大剣はスルスルと縮みながら元の長さへと変わる】

果たして、速さだけで重さは補いきれるのかしら?
逆もまた然り、ですけれど……


【少女は数歩ほど飛び出すと、次の攻撃へと動きへと移る】
【4m程に伸ばした大剣を乱暴に、しかし急所は狙える高さで横方向に振り回した】


【攻撃を終えた剣は、また先程のように元の長さへと戻る】
431 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/03(金) 23:52:28.41 ID:9s475cAc0
>>430
あなたは?名乗り返すのが礼儀と学びましたが…

【大剣の長さが戻ると姿勢を低くする】
【このままではキリがない、確実に一撃を加えられる間合いに入れればいい】
【そうせねば、殺られる】

速さ…だけじゃないなら別ですよ

【だが、遅い】
【間合いを詰められて一撃が放たれてしまう】
【斬られる】
【だが】

貰いますよ

【金の髪が舞い、風に流されただけだった】
【姿勢をさらに低くし、矢のように駆けていたのだ】
【間合いは2m程度のところで疾風は鞘から解放された】
【速く、早く、疾い一撃は3mもの距離を制圧する長さ】
【獲った、とステラは確信して表情は少し崩れた】
432 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga]:2015/07/04(土) 00:12:11.52 ID:IJP183rC0
>>431

【一瞬。ほんの一瞬の出来事だった】
【目の前からステラが消えた】
【かと思えば肉薄とも取れる致命的な距離へと一気に攻めいられ、】

───ッ、名乗らせるつもりなのでしたら、その時間くらい与えては如何です?

【掌の拠り所を一度だけ無くし、腕も引いて地面へと倒れ込む】
【目の前を刀が通り過ぎ、短く切れた艶やかな髪が宙を舞う】

こんな速度で、舌を噛まない方がおかしいと思いますわよ?

【緩んだ顔の筋肉を見逃さず、大剣を逆手に持つ】

喜ぶのは敵の首を見てから……ですわ

【刃が内側、乃ちステラの方へ向かうように、剣を手前へと力一杯引いた】

//すみません、眠気に勝てそうにありません
都合がよろしければ、明日の夕頃からよろしくお願いします
悪ければ、切っていただいて構いません
433 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/04(土) 00:22:53.28 ID:HELclC8c0
>>432
な……

【彼女は劣っていない】
【技能と能力は最上級】
【だが】
【慢心には勝てない】

っ……やってくれましたね

【飛び退き、距離を取る】
【一瞬後、その軌跡に紅き斑点】
【出所は左脇腹の亀裂】

【されど刀は三度鞘に帰る】
【鈍い動きで構える】
【必殺の居合の構えを、とる】

ならば必殺を、します

【苦痛で顔は歪む】
【が、それとは関係なく居合は、3mほどの居合は放たれる】
【しかし、その剣先は痛みでぶれて美しさなどなかった】
434 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/04(土) 00:24:32.91 ID:HELclC8c0
>>432
//大丈夫なので待ってますね お疲れ様です
おやすみなさい 明日もよろしくです!
435 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 00:56:39.35 ID:titdxsQ/0
―――…ふぅ………

【淡い露草の湖畔。木々に限らず様々な自然が生え渡るそこはある者が見れば理想郷と答え、またある者が見れば芸術と謳う】
【小鳥の囀りがハーモニーを刻む中、ザッと草を鳴らし幻想へ踏み入れるは紅蓮の髪を揺らす剣士。漆黒の外套が異端を奏でる】
【その異端の少女は凛とした足取りで湖に近づき、ゆっくりと透き通った水を掬い口に含む。少女の頬に柔らかな笑が刻まれた】
【然し如何せんこの湖畔は人通りが少ない。来たる来客といえば迷い人か好奇心旺盛な能力者か、はたまた強者を望む戦闘者】
【もしこの場に第二の"客"が現れたとしたらそれは何者か?然してその者は少女を見てどう行動を起こすか?】
【それは恐らく、神の選択次第―――】
436 :ヘイヴ・ランジスト【シャープセンス】[sage saga]:2015/07/04(土) 01:16:12.42 ID:qDWjYSxL0
>>435
【風や鳥の囀りが静かな音を響かせ、見るものの心を癒し、聞くものの心を落ち着かせる湖畔】
【そこにカツン、というその場に合わぬ不協和音が響けば新たな人間が現れる】
【身体中に傷跡を残し、特に頭の弾痕の傷ははっきりと残る。そして盲目なのだろうか―――レティクルの刺繍が入った布で目を覆い、杖をついている】

…おや、先客がいたか

【湖畔の少し前で立ち止まる。不思議なことに目が見えていないにも関わらず彼は正確に女性の方を見ている】
【彼のその姿はひょっとすると女性に不信感や警戒心を抱かせてしまうかもしれない】

ここに座らせてもらってもいいかな?

【女性の隣まで行き、座ろうとする】
【拒絶すれば彼がそこに座ることはない】
437 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 01:32:25.67 ID:titdxsQ/0
>>436
…わっ!?
あ……えと、はい!勿論!

【突然の男性の登場。然して重なったその来客の肉体に刻まれた傷跡や弾痕に素っ頓狂な声を上げ狼狽えるも、直ぐににこりと微笑み】
【男性の要求に無駄に元気に答えれば、崩していた姿勢を戻しサッと三角座りの体制へと直す】
【流れる湖の水流を尻目に、少女はチラリと視線を隣へ。見たところ盲目のようだが、たった1人で此処までたどり着いたのか】
【脳を過る疑問の数々に頓て耐えられなくなったのか、少し申し訳なさ気に眉を下げながら、隣座る男性へ問いかけ一つ】

あの、失礼ですが……貴方は盲目なのですか?

【全身の傷跡の事よりも、ルーシーを動かしたのは男性の双眸にあてがわれたレティクルの刺繍入りの布、そして地を突く杖】
【傍から見れば盲目の男性だが、それにしては様々な疑問が残る。ならば直接聞いてみよう、そんな少女のド直球な思いが体を突き動かした】
【だがそれだけではない、少女が、否剣士としての性が捉えた男性の"歴戦の風格"――ほんの少しだけ垣間見たそれが、真に少女を刺激したのかもしれない】
438 :ヘイヴ・ランジスト【シャープセンス】[sage saga]:2015/07/04(土) 02:01:58.95 ID:qDWjYSxL0
>>437
ありがとう
一人でいたところにすまないな

【微笑んで礼を言うと、杖を置いて横に座る。一息吐くと湖畔の水を掬い口元に運ぶ】
【美味しくて、綺麗な水だ。心を安らていると、いきなり自分が来て驚いているのか女性が自分を気にしている気配を感じとる】
【邪魔をしてしまっただろうか、そんな風に思案していると女性からの質問が】

あぁ、これのことかい?
これは…盲目というよりは見えすぎる、かな

【盲目なのではない、むしろその逆なのだ】
【彼の口ではこれ以上上手く説明することができず、そこで口を止める】
【数秒の後、今度は彼からの質問が】

君は、よくこういう所に来るのかい?

【気配だけを感じとる彼だが、この女性の気配はそんじょそこらの人間には無いもの】
【どこにでもいる少女のような気配を持ちつつも、その奥には戦闘者としての気配も感じる】
【そんな少女が少し気になった】
439 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 02:18:31.26 ID:titdxsQ/0
>>438
【男性と同じように、腰に差した長剣を草の上に置けばぼうっと隣で湖畔の水を掬う男性の姿を眺める】
【容姿は戦闘者のそれなのに、不思議と背景の自然が溶け込むように重なっている――そんな不思議な光景を眺めていると、男性からの応答】

見えすぎる?というと……

…あ、ええ! 私、こういう自然が多い場所が好きなんです……
貴方は……ふふっ、同じみたいですね!

【盲目ではない、言うなれば"見えすぎる"――余りに不可解な返事に少女の頭上にはハテナマークが浮かび答えを紡ごうと探る】
【然し彼女が返事を紡ぎ出すよりも先に彼からの質問。別の意図が孕まれるそれにだが少女は気づかず、陽気に言葉を返した】
【言霊に併せ浮かべる笑顔は正しく年相応の少女のそれ、紛れもない、演技でもない表情】
【だが彼女も男性と同じく歴とした戦闘者だと云う事は彼女が持つ長剣《叢雲》の煌きが言葉不要に示すであろう】
440 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 02:19:52.41 ID:titdxsQ/0
>>438
//すいません!眠気がすごいので返事は昼頃になりそうです……
//それでもよろしければまたお願いします!都合が悪いのならば無かったことにしてください!
441 :ヘイヴ・ランジスト【シャープセンス】[sage saga]:2015/07/04(土) 02:53:45.96 ID:qDWjYSxL0
>>439
何て言えばいいかな、これ
視力がいいというのか、なんというか
ごめん、これ以上は私自身上手く説明できないんだ

【正確にはあらゆる意味での視力が良い、だが】
【何らかの方法でそれを見せたところでこれは伝わるものでもなく、彼にとって言葉で説明できるものでもなかった】

そうだね、私もこういうところは好きだ
こうしているだけで、心が安らぐ

【響く元気な少女の声】
【戦闘者としての気配と、反射音から判断すればこれは…剣、だろうか】
【を、持っている少女とは思えない程の快活ぶり】
【こんな人間には会ったことがない、この湖畔もそうだが、この少女とはなしていても心が安らいだ】

それは…剣、かな?
君は何処かで剣術を習っているのかい?





/では待たせていただきます!
442 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 13:42:35.01 ID:titdxsQ/0
>>441
…上手く説明できない、ですか……
だったら、無理に説明しなくても大丈夫ですよ!

【言葉で説明できない理由が存在するのか、男性は困ったようにしどろもどろに言葉を紡いでいく】
【そんな可笑しな光景に思わずクスリと笑みが溢れる。同時に、翡翠の双眸はレティクルの刺繍が刻まれた男性の布を視た】
【説明したくないのか出来ないのかは分からないが、無理に聞く気もない。自分にだって説明できないような事情はあるのだから】
【と、次に紡がれるは男性からの質問。少女の顔は驚き一瞬、然し次には喜色の色を浮かべていた】

あ、よくわかりましたね!
そうですよ!! …というよりも、自分なりの剣術を身に付けていると言った方が的確ですけどね……

【地に置いた剣の柄を握り、大切そうに抱えながら男性の問いに応答。無論、剣に宿る"チカラ"は伏せて】
【煌く陽光が黒金の鞘を反射する。少女が抱える剣は一本の華のように可憐ながら、大樹の如き力強さも垣間見える】
【視力がなくとも"チカラ"の持ち主である男なら気づくかもしれない。彼女の剣から放たれる異質な違和感に】


//大変遅くなってしまい申し訳ありません!
443 :シュヴァルツィア・ノア【勇者】[saga sage]:2015/07/04(土) 14:26:55.88 ID:zbAlXFul0
闇が空を覆い、天を星が鮮やかに彩る澄んだ夜。
瞼を上げれば薄暗い空間に自身の足が見て取れる。視線を上部にやれば、散乱した瓦礫が視界を満たした。
背を預けていた瓦礫から立ち上がり、濁った瞳で前方、小動物のいる方めがけ一瞥、ただそれだけだというのに小動物は一匹残らず逃げ去っていく。
女が目を覚まして数分、ごく短い時の中、確実に不穏な雰囲気がこの空間一体を汚染し圧迫していっていた。
無機質な目を空へやる。そこに映る何もかも、外から聞こえる賑やかな談笑も、全てが全て不愉快に感じる。
嗚呼、どうしてこう生物というのは、生ある者たちは、ここまでして残酷で醜いのだろう。密かに掠めたそんな思考を、自身さえ殺すような殺気で振り払う。

「この協会も数十年前に起きた暴動で破壊された、その爪跡は人の記憶に残らずとも、こうやって僅かな形を保って主張している」
「嗚呼、愚かな。なんて醜い……救済に値するものではない、故に誰かが制裁を下さないといけなくなる……」

独り言は木霊した。周りの木々が不穏に揺らぐ。
女がそこに立つだけで、空間が拒絶しているようなそんな不思議でならない感覚。
言葉を発しただけで、空間が軋む、そんな可笑しな感覚は、知らぬ間に辺りを支配していっていた。
一陣の風が女の不均等な髪で遊び流れ去る。なにかが起きるかもしれない、そんな確信めいた予感がした。
444 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga arms:細剣]:2015/07/04(土) 18:38:10.95 ID:IJP183rC0
>>433

必殺、と言うからにはワタクシの心臓を捉えていただかないと困りますわよ?

【少女は来る攻撃へと備える】
【本人がそう言っているのだから期待しよう。今まで以上の最高の刀を】

【ほんの一瞬、視界の一部が揺らいだ】
【彼女の言った必殺の一太刀、それは恐ろしいほど疾くて】
【先程のように剣で受けるには遅すぎると判断した少女が取った行動】

【片方の手で刀を握り、受け止めた】
【剣で鍛え上げられた細い腕の硬い筋肉が隆起する】
【左手からは、肉が切れるような、焼けるような音が聞こえそうなほどの激痛】

【衝撃が止んだ時、その手から流れる赤い液体がポタポタと玉を作っていた】

……フフッ、アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!
“必殺”が掌一つ、グジャグジャにするだけなんて、馬鹿にするのも大概にしてくださる?
あなたはもう少し、能力のある者だと思っていたばかりに……幻滅しましたわ

【女性を嘲笑し、揶揄し、卑しむ少女】

あなたの血、しっかりと頂きましたわ

【血塗られた大剣が妖しく輝き、その姿を変える】

必殺とは、相手を仕留めるための物
こういう物を言うのですわ!!

【少女が持つそれはレイピア】
【“重さ”から同じ土俵である“速さ”へ】
【形を変え、戦闘スタイルを変え、挑戦状を叩きつけた】

【地を蹴り、僅か二歩を数えると、少女は細剣をステラの胸元へと突き出した】


/遅れてすみません、お待たせしました!
445 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage saga]:2015/07/04(土) 19:09:13.48 ID:8KfTJg6Q0
>>444
//横から失礼しますが、【居合会心】の居合い斬りを生身で、それも片手で受け止めるというのは流石に無理がないでしょうか
446 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga]:2015/07/04(土) 19:19:48.12 ID:IJP183rC0
>>445
/確かにそうでした、御指摘ありがとうございます
>>444は書き直させていただきます
447 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga ]:2015/07/04(土) 19:56:12.09 ID:IJP183rC0
>>433
必殺、と言うからにはワタクシの心臓を捉えていただかないと困りますわよ?

【少女は来る攻撃へと備える】
【本人がそう言っているのだから期待しよう。今まで以上の最高の刀を】

【ほんの一瞬、視界の一部が揺らいだ】
【彼女の言った必殺の一太刀、それは恐ろしいほど疾くて】

【先程のように大剣を用い、居合を回避しようと剣を持ち上げる】
【しかし、重量が自慢の剣で間に合う筈も無く───】

ウッ、アァッ!

【───必殺の一太刀は少女の腹に深々と突き刺さった】
【手元がぶれていたのが救いだったか、急所は外れた】

くっ、狙い……外してますわよ?
これでも、必殺……と、言えますの……?

【少女が言葉にしたのは、精一杯の強がり】

【刺さった刀を握り、後退して刀身を抜く】
【刀が無くなった瞬間、穴の空いた箇所から血がボタボタと流れ落ち、違和感が胸をせり上がる】
【少女は赤いそれを吐き出すと、】

アナタの血……しっかりと頂きましたわ

【血塗られた大剣が妖しく輝き、その姿を変える】

アナタが必殺と言ったならば……ワタクシもそれに答える必要がありますわね

【少女が持つそれはレイピア】
【“重さ”から同じ土俵である“速さ”へ】
【形を変え、戦闘スタイルを変え、挑戦状を叩きつけた】

【痛みを堪えて地を蹴り、僅か二歩を数えると、少女は細剣をステラの胸元へと突き出した】
448 :ヘイヴ・ランジスト【シャープセンス】[sage saga]:2015/07/04(土) 20:08:41.57 ID:qDWjYSxL0
>>442
ごめんね

…そっか
自己流だなんて凄いね

【自分なりの剣術を編み出すのは並大抵の努力ではできないだろう】
【元々その才能があったのか、過去にそれを作らざるを得ない状況になったのか、或いはその両方か】
【そして少女の剣から感じる懐かしい気配。過去に感じ続けたこの気配は、恐らく自分の超感覚のような何かのチカラ】
【少女から感じた強さの原因の一つはこれだろう】

…君には、何か大切なものとか人っている?
それか大っ嫌いな敵とか

【懐かしい気配に久しぶりにふと過去を思い出す】
【気づけば外面はもちろんとして内面すら似つかぬ過去の自分を少女に重ねていて、自分に嫌気がさす】




/こちらこそ遅くなってしまって本当にすいません!
449 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[sage]:2015/07/04(土) 20:29:31.99 ID:HELclC8co
>>447
…ですが、これで対等です

【まるで鏡写しだ】
【長さが変わる大剣と刀】
【金髪】
【腹の赤】
【しかし、】

そんな軽い獲物にいきなり切り替えて…扱いきれると思いましたか?

【あいては形まで変わる獲物の所持者らしい】
【それがどうしたと言わんばかりに左手は腰の鞘を逆手に掴む】
【そして、留め具を壊しながら、腰からさらなる赤を放出させながら、レイピアを上に弾かんと振り上げられる】
【一瞬遅れて右手の『疾風』は少女の腹を再度裂かんと横凪ぎに振るわれる】
【激しい動きの代償として口からは血が流れ、言葉も零れる】

私は速さだけではないですよ?

/遅れて
450 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[sage]:2015/07/04(土) 20:30:22.03 ID:HELclC8co
>>449
/すみません!が抜けました…ごめんなさい…
451 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 20:52:50.71 ID:titdxsQ/0
>>448
えへへ……でも、まだまだ未熟者です。

【我流の剣術。大戦士の子孫故の才能と彼女自身の生真面目な性格が合わさり誕生した剣術】
【型から剣の振り方、実戦での動きや剣自体の特徴や癖も1から考慮し創りだす事は並みの人間では出来ない】
【カタリと、少女の腕に抱えられた剣鞘が風に揺れる。それは剣自身も己の実力を示しているかのように】
【剣は言葉を持たぬ、故に、何を思うかわからない。その剣を理解(わか)る事が出来るのは他ならぬ持ち主一人のみであろう】

え…?
…うーん、大っ嫌いな敵というのは居ませんが…大切な人は居ます。

昔住んでいた街に、私と初めて友達になってくれた人や、誰に対しても分け隔てなく接してくれた子達が居て……
あれからどうしてるのかなぁ……皆…

【男性に似たような、懐かし気な表情(かお)を浮かべ雲一つ無い大空を見上げる。燦々と輝く太陽が少女の紅蓮を艶やかに映した】
【懐古に浸る男性とはかなり異なる過去を、経緯を歩んできた。その筈なのに、こうして二人何処か懐かし気な雰囲気を醸す】
【偶然というには些か出来すぎた展開は、きっと物語の道標】
452 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 20:54:02.59 ID:titdxsQ/0
>>448
//次の返信は遅れます!ごめんなさい!
453 :シャーロット・マクグラス【魔剣】[sage saga]:2015/07/04(土) 21:04:26.95 ID:IJP183rC0
>>449
【再び焼けるような痛み】
【苦痛に顔を歪めるがその物体から声というものは発せられず】
【また、瞳にも永遠に光は灯らない】


【彼女の腹は、綺麗に断ち切られていた】

【細い脚は力を無くし、地面へ】
【真白なブラウスを真紅に染めながら、上体も地へと臥す】
【細剣は再び大剣へと姿を戻し、音を立てて倒れた】


【動かぬ筈の骸】
【その口が、僅かに動いた気がした】




I never permit the Japanese ability person who killed a family perfectly───

【───一族を皆殺しにした極東の能力者を決して許さない】



【シャーロット・マクグラス、死亡】

/待っていただき、ありがとうございました!
こちらはこれで〆で……
ロールありがとうございました、楽しかったです!
454 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/04(土) 21:32:48.99 ID:HELclC8co
>>453
…………

【袴に覆われた膝もまた地についた】
【だが、それだけ】
【こちらは赤が白き和装を侵食しているのにも関わらず蒼き瞳は静かな光を宿したまま】

【キン】
【血を掃われた疾風は鞘で休み、穏やかな風が戻る】

…未練を抱いたまま死したのですか

  願わくば、あなたに平穏訪れんことを

【空っぽとなった刀士は下駄を数回啼かせて、地に伏した】

/こちらこそ、ありがとうございました!
初めてで不安でしたがお互い楽しめたようでよかったです!
こちらもこれで〆ます!
455 :ヘイヴ・ランジスト【シャープセンス】[sage saga]:2015/07/04(土) 21:47:13.54 ID:qDWjYSxL0
>>451
いいなぁ、そういうの
きっと皆会いたがってるんじゃないかな

……わかってると思うけど、大切にしなよ。そういう友達や、仲間は

【男の横顔はどこか悲しげで、それを誤魔化すように湖畔に投げられた礫が水を切る】
【日向にいる少女と、日陰にいる男。楽しげに過去を思う少女と、悲しげに過去を思う男】
【二人はどこか似ていて、しかし決して交わらぬ程に遠い】
【あるいは、そんな二人だからこそここで出会ったのかもしれない】

…さて、そろそろ私は行くよ
ただ、最後に君の名前を教えてもらってもいいかな?

【杖ついて立ち上がり、目を覆う布に手で外す】
【布が外れたそこからは、瞳の奥に深い悲しみと後悔の色を残した黄金の双眼が現れ少女の目を見る】
【その人間特有の気配を覚え、姿を覚え、魂の色を覚えればその人間のことは決して忘れない】
【目を見せることは彼が信頼できる相手にとる行動であり、名を知る相手にする彼にとっての礼儀としての行動でもあった】
456 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[saga sage]:2015/07/04(土) 23:07:34.50 ID:kP0yR5fv0
【恭介はするべき事を終わらせた】
【音楽の仕事に就き、ある人に会ってきたのだ】
【有名な人らしいのだが。恭介にはどこが良かったのか分からなかった】

駄目だ、最近心に響かねえ...

【何故響かないのだろう。彼は意識した】
【自分の心に、何が足りないのか理解しようと】
【でも、彼には解けなかった。この感覚を、普通であるという疑問を】
【心が動かないことが、こんなにもどかしいとは】

あぁもう、考えるのやめよ

【頭の中を一度リセットし、椅子に掛けた袋からおにぎりを取り出す】
【たくさんの中から選ばれたのは、昆布】
【彼もまた、いつでも有りすぎて響くことのないおにぎりだった】
【いつもの味を頬張る。少し感傷的になりながら】
457 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/04(土) 23:33:59.74 ID:titdxsQ/0
>>455
……勿論、わかってます。

大切にして、大切にされて……そして、人は育つ
そう教わったんです……過去の記憶に……

【フッと、何処か寂しげな微笑みを浮かべれば、少女の瞳はどこか遠くを見るように切なくて】
【楽しげな記憶と同時に、少女の脳裏を過るは二度と出会えない"友達"の顔――意志と使命を託した、一人の剣士の姿】
【バシャンっという礫の水切り音。感傷に浸っていた少女はその音にハッと我に返り、隣の男の横顔を一瞥】
【男性の横顔は、どこか悲しげな一面を孕んでいて、何か言葉を掛けようと口を開くが浮かぶ言葉は皆無】
【数瞬後、男性が杖をついて立ち上がるまでの時間。湖畔は静寂が帯びた】

……!!

【男性の言葉と共に外される瞳の布。続き顕になったのはあまりに輝きの鈍い、黄金に彩られる双眸】
【――…なんて悲しい目をしているんだろう】
【少女を見つめる双眸の色は深い悲しみと、言い表せぬ後悔に塗りつぶされていて、それだけで言葉不要に彼が"そういう"人間なのだと謳う程】
【たった一枚の布の下に広がる自分とは別の世界――額を伝う汗を拭い取り、直ぐに凛と表情を構えた】


ルーシー…ルーシー・アルベルトです!


【湖畔を木霊するのは何時もと変わらない、何も変わらない少女の元気な自己紹介】
【彼女と云う人間を知る者ならば苦笑いを浮かべて決まってこういう、「いつものルーシーだ」と】
【全く異なる過去を、経緯を持つ二人。鋼鉄の鎖の呪縛をも解き放ってしまう程に眩くて、優しい笑顔――】

【旅人は笑う。未来へ進むために】
【歴戦の戦士は未来を生きる彼女の在り方を見て、果たして――】



//遅くなって申し訳ありません!
458 :ヘイヴ・ランジスト【シャープセンス】[sage saga]:2015/07/05(日) 00:13:24.15 ID:6jSyhmea0
>>457
…分かってるなら、いい

【この少女にも仲間を失った経験があるのだろうか】
【快活な少女の瞳が一瞬悲しみの色に染まる】
【―あぁ、この少女ならきっと大丈夫だ。失う悲しみを知っているこの少女なら、自分のようにはならない】

ルーシー・アルベルトか
私は、ヘイヴ。ヘイヴ・ランジスト

…ルーシーお前は失うな、なにもかも
私のようにだけは、決してならないでくれ

【少女の眩い笑顔は、彼の心の扉を叩く】
【あぁ、だが悲しいかな。少女の力強いノックでさえも、心の扉は開かれない】
【彼は未だに攻め続ける。他の誰かでなく、自分が生き残ってしまったことを】
【彼は苦悩し続ける。せめて自分だけでも他の皆の分まで生きるという思いと、自分も死ぬべきだという思いの狭間で】

…いつかまたこうして話せる日が来ることを願っているよ、ルーシー

【目を再び布で覆う。目の端で光っていたのはただの汗か、それとも―――】
【杖をついて歩き出せば、直ぐに森の中へと消えていく】


【過去で立ち止まった戦士は、今日も新たな一歩を踏み出せぬまま】
【彼の悲しみが終わる日は果たしてくるのだろうか―――】



/遅くなってすいません!
/ロールありがとうございました!楽しかったです!!
459 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age E.【長剣】]:2015/07/05(日) 00:42:43.85 ID:4EyIVE8f0
>>458
ヘイヴ…さん……
…とても、素敵な名前ですね!

……え?う、失うって一体――

【男性の、ヘイヴの心の奥底に鎮座する鋼鉄よりも硬く、鉛よりも重い扉に響く少女のノック】
【然し扉の奥に居る"答え"は出てこない――誰よりも深く刻まれたヘイヴの苦悩は、余りに膨大】
【死と生の輪廻の狭間に座る男は果たして、ルーシーという剣士との会釈で一体何を得たか】
【それは恐らくへイヴ自身でさえも理解できないであろう。一期一会とは常に、残酷であった】

は、はい!私も、また……

【また――その言葉の先が紡がれない】
【それは少女がへイヴの瞳の端の"輝き"を見たから。ルーシーにその"輝き"の意味は理解できない、理解できないはずなのに】
【何故だろうか――目の前が霞んで、よく見えないのは。頬に一筋の涙が伝うのは】
【理解不能な涙、だけどそれよりも、それよりも……言葉の続きを発さなくては、今ここで、伝えなければ】
【震える喉を必死に振り絞り、言葉を紡ごうと、何時ものような笑顔を浮かべて、未来を生きる剣士は過去に囚われる戦士へと】


――また会いましょう……ヘイヴさん!!


【静寂が包む夕暮れの湖畔に、一陣の言霊が吹き荒ぶ】
【運命を託されて、過去の呪縛を解き未来を生きる事を選択した少女】
【己の過去に囚われ、未だ尚未来への一歩を踏み出せぬ歴戦の戦士】
【全てが全て正反対の男女が繋ぐストーリーは一先ずの閉幕を迎える】
【しかし二人の物語は未だはじめの一歩を進んだばかり――故に、最後の一歩の道など誰も想像できないのだ】



//ロールありがとうございました!お疲れ様でした!
//久しぶりのほのぼのロール楽しかったです!!
460 :【ホトコル】[sage]:2015/07/05(日) 15:50:11.37 ID:jLen1m8WO

【能力者の巣食う街?はいつも混沌としている】
【所構わず血が流れ女が犯され童が泣き叫ぶ】
【しかし、ことこの男に関してはその混沌に悦びを覚えていた】

「婦女暴行罪…及び公務執行妨害だ。
刑務所の医療班とは仲良くすることだね」

【黒髪をオールバックに纏め、白いおでこをてかてかとみせつける男】
【夏だというのに黒のロングコートを涼しげな顔で着こなすこの男】
【街の犯罪者ならばみな避けて通ると噂される【皇帝氷烏】…皇帝ペンギンのスメラギである】

「今日も御仕事完遂しました。 公園でかきごおりでも食べようかな」

【犯罪者達に無類の嫌われようを誇るこの男…平然と公園に赴くが、そのがら空きな背中を付け狙うものは現れるか…?】
461 :シュヴァルツィア・ノア【勇者】[saga sage]:2015/07/05(日) 17:09:58.69 ID:OmRczpCM0
>>460
黒いブーツをアスファルトに落とす、その際に残響するコツッという無機質な音を小耳に挟んで、女はそこを歩んでいた。
そうだ、その場所はちょうど公園の付近。その言い知れぬ不穏な空気から逃げるように人々は、はたまた動物たちは去っていった。
彷徨うことでなにかをみつけようとしているだけで、なにかを成し遂げたいがために歩んでいるわけではない。刺激的な出会いもなにも求めてはいやしない。
だが、少し気を引かれることもあるにはある。それが今日この時だったりする。

「……ッ」

誰かの肩に触れた、そのまま反射的に体は押され倒れてしまう。
倒れた方はこちらだが、……一応の謝礼はしておかなくてはならないかも知れないと思った。
だからこそゆっくりと腰を上げて、その衝突した相手に向き直ったのである。

「すまないな、前を見ていなかったようだ」

眼前に向き合った、視界に映るその風貌は。
黒髪をオールバックに纏めた、黒ロングコートの男性だった。

/よければお願いしまーす
462 :【ホトコル】[saga]:2015/07/05(日) 17:39:31.99 ID:CgCjiLA/O
>>461

【職務を終えて気が抜けていたのだろうか。あるいは平穏な道中にて日頃の緊張が緩んでしまったか】
【というのも、気の向くままに公園を歩んでいたところ不意に肩に重みが掛かった。こちらがよろめくほとではなかったが、相手は地面にたおれこんでしまったようだ】

「おや…申し訳ない。 お怪我はありませんか? 」

【起き上がるのに手を差し出そうとするも、相手が女性であると悟り手を戻し、謝る彼女に謝罪を返した】
【公務員たるもの市民の好感度は下げるべきではないのだ。常に天に見られている気でいなければならない】

(この風貌…怪しい、な。 確信があるわけではない。 勘としか言いようがないけれど。
いや、勘だけで市民を疑うものではないか)

【勇者に向ける懐疑の目…彼女は察するだろうか】
463 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/07/05(日) 17:54:26.72 ID:ABrHxaCF0
【おにぎりにはたくさんの種類がある】
【店にある全ての種類を買おうがそれは全てでない】
【ただしいおにぎりは存在しない。例え白米だけであろうとも】

ああ、具が無いのもいいが。味っ気のない事......

【おにぎりは十人十色】
【例え彼が店から一種類ずつ買ったおにぎりであろうとも同じでない】
【人も、そういう方に見れば同じではないのだろう】
【ただ、同じレッテルがあるだけで】

【いつもの公園でおにぎりを食べる】
【袋にあるその豊富な種類は、この街に似ているかもしれない】
464 :シュヴァルツィア・ノア[saga sage]:2015/07/05(日) 18:02:06.75 ID:OmRczpCM0
>>462
「怪我? そんなものはない」

こちらを見やる双眸、その奥底に揺らぐ疑惑の色が目に映る。
その瞳の中に映る自分の姿が、如何な空気を身に纏っているのかを伝えてくる。
嗚呼、そうか。こいつは"気付きつつあるのか"と、常人では先ず察することも難しいであろう感情の色を読む。
さすればと女が見せる感情は男性を見る視線にも含まれ、それは悍ましくドス黒い殺意という形を持ちて周辺に放出された。

「お前は私をみて、どう思い、どう感じる」

どこまで勘付いたのか、それを確かめるための問い。
その声は、その殺意は、空間さえ怯えさせているかの様な、そんな気さえ覚えさせる。
ここまでくればどうしても逃れるすべは断たれただろう。とはいえ解答次第では、最悪の瞬間は逃れそうではあるのだが。
465 :【ホトコル】[saga]:2015/07/05(日) 18:12:25.62 ID:CgCjiLA/O
>>464
【彼女の唇から溢れた空気の振動は男を震え上がらせ魂と肉体が解離するかのごとき錯覚を覚えた】
【ただの一言…ただの一声であるというのに…自分は何を怯えているのだろうか、と男は額に手を当てて溜め息を吐く】

「正直にいうと私は公務員だ。 警察官、みたいなものだね。
その前提でいうなら、私にとって貴女は犯罪者がもつ特有の冷徹さ、怪しげな香りをもっているように感じ、見える」

【言葉を吐くと同時に両手で肩を抱きながら視線を逸らし】

「けれども、もしもそうだとしたら、私は君を捕らえることは出来ないだろう…とも思うよ。
熱心な正義感は持ち合わせていないから、出来れば死にたくないなぁ、とも」
466 :シュヴァルツィア・ノア【勇者】[saga sage]:2015/07/05(日) 18:46:57.10 ID:OmRczpCM0
>>465
「そうか、ならば……」

そこまで言って男性の表情、そして体が強張ったように見えた。
男性の職務、そしてケイサツという言葉がどういう意味を持ったものなのかは残念だかわからない。ましてやわかる必要もない。
重要なのはどこまで知られたか、どこまで踏み込んでくるのか、関わらないようにするのか、しないのか……ということだけなのだ。
死にたくない、冷徹、その単語から連想する範囲としては、男性の知った範囲は極短いようであるということは理解できる。

「つまり、お前は私から血の匂いを感じ取った……そういうことで間違いはないな?」

その空気が途切れることはなかった。
だが、少しは軽くなった気さえするだろう。
逸らした視線の先はなにをみているのか、どんな色をしているのかは、残念ながらわからない。
それでも少しは殺気を霧散させた。

「死にたくない、か。つまりは、関わりたくは、ないと」
467 :【ホトコル】[saga]:2015/07/05(日) 19:02:40.22 ID:CgCjiLA/O
>>466

「そう血のにおい。 人間の、と付け足してもいい。
君が風呂に入ろうとも身を清めようとも分かるものには分かる…そんな臭いがした」

【男自身…提言したとおりの熱心な正義漢ではない。しかし、職業柄、点数稼ぎのために犯罪者を見つけ出す力には秀でている】
【それは対象が正義か悪かを測るものではない。その手が犯罪に染まっているか否かを見極めればそれでいい】
【相手が聖人であろうと、弱者のために何かを盗んだのなら捕まえる。それが、自分の手におえるモノならば】

「関わりたくはないね。私は上に登り詰めるまで死ぬ気はない。
君が大層な悪人で、私の命と引き換えに君を殺しても出来て二階級特進だ。
それならば君以外の雑魚を何匹も刈ったほくが格段に増し。
私はそう判断するよ」

【登り詰めるためならば 恥も外聞も気にしない】
【それが男のスメラギ・ミカドの誇りであった】
468 :シュヴァルツィア・ノア【勇者】[saga sage]:2015/07/05(日) 19:49:18.98 ID:OmRczpCM0
>>467
「全てにおいて、生物は平等だ。
上に立つ者はなく、必要なものではない。」

女の雰囲気が少し変わる。しかしそれは良い兆しではなく、最悪の方へと傾いて。
上、と聞いた瞬間から殺気から憎悪も含まれているような。

「神がいたとしても、生きているならばそれは頂点にはいない」
「いたとしても、頂点であったとしてもそれは近郊を砕く大きな害悪だ。故にそんなものは必要などない」

一言一言に含まれる声の重圧、次第に増すドス黒い殺気による空気の圧迫。
実際に圧迫はされてはいないが、そう錯覚させる凄みがあり、いてもたってもいられなくなるどうしようもない絶望を放出する。
女が唯一忌み嫌うもの、それはなんだろう。もしかすれば、頂点だとか不公平なものが全般的に駄目なのかも知れない。
しかしそれは残念ながら矛盾していることについては、女自身気づいていないのだろう。

「そんな思考は捨ててしまえ。そんな価値観は壊れてしまえ」
「格上などいらない。そんなもの、くだらない。そんなものは……"この私が破壊する"」

その眼は、殺意の塊。その声は、残忍な意思。
男性の解答に対応する女の考え方は、あまりにも叶わぬ世界への叛逆。
かつて勇者と謳われた女だからこそ、世界の黒を見てきた彼女だからこそ抱いた、思想だ。

「お前は、いや、お前もやはり、"醜い生物だったか"」

女はそう言いながら、右手を振り抜き拳を握る。
そして硬く握った拳を、男性の腹に目掛けて撃ち放つ。
これは、怒りの鉄槌である。殺意はあれど殺す気で振った拳ではない。
469 :【ホトコル】[saga]:2015/07/05(日) 20:14:22.03 ID:CgCjiLA/O
>>468
「ふ…平等な物か。 野性動物のなかでさえ種としての強弱はハッキリと別れている
人間だって変わらんさ、強い人間、弱い人間、それらは決して平等ではない。

弱きは裁かれ強きは弱者をくらい力を溜めてより強靭に…。
それが世界だ。 それが人類だ。

だからこそ私は頂点を目指す…それまでは絶対、しなッ……ガ……」

【思想の違い…堕ちた勇者と現役の公務員では理想も願望も違うだろう】
【しかし、薄汚れた信条を掲げ、貪欲に権力を欲しても、自らの主義と誇りを崩させはしない】
【それは勇者もおなじなのだろう。 だからこそ、腕力の強弱で雌雄は決したのだ】
【舌先三寸や詭弁では最早互いの意志は変わらない原初にして最も純粋な勝負でなければ】

【男とて不意打ちを喰らったわけではない】
【互いの言葉が吐かれた瞬間に身構え能力を発動する気でいたのだ】
【しかし、それよりも速く勇者の一撃は男の意識を刈り取り、地に伏させた】

「き、さ、ま……」

【乱れた呼吸ではそれ以上の言葉がつなげられない】
【ただ地面をのたうちながら無様に勇者を見上げることしか叶わなかった】
470 :シュヴァルツィア・ノア【勇者】[saga sage]:2015/07/05(日) 20:39:51.54 ID:OmRczpCM0
>>469
「そんなことは理解のうちだ、だからこそこの私がそんな低層願念を打ち砕く」
「理解者なんていらない。理解は求めていない。最後の最後まで1人の勝手な願望ならば、それで構わない」

女にとってただの拳であったとしても、その威力は驚異となりえるもの。
不意を突かず、相手の能力の発動さえ許さず殴り抜けること自体、驚異に他ならないものだ。
英雄として、勇者として成せるその力場の法則は並大抵のものでは干渉さえ許さないものだろう。

「哀れだ、救済の必要など微塵もない。己の醜さを痛感し、その痛みを自身の罪として受け入れるがいい」
「お前は運がいい。私に"盾"をださせていたなら、それはお前の終焉だ。避けては通れない必然の死、その襲来だった」

のたうち回る男性の元に屈み、その表情を覗き込む。
無機質な視線が男性を捉え、手を伸ばせば顎を掴もうと指を動かした。

「救済を求める者よ。魂を捧げる覚悟があるなら、この私の手を取れ」
「上と下の重圧に囚われない平等な世界を、私と共に築く気は無いか?」

それは、勧誘……なのか。
それとも、救いの手を差し伸べ間ているのか、それはわからない。
わかるのは、男性に対する問いの言葉のみである。
471 :【ホトコル】[saga]:2015/07/05(日) 20:56:50.43 ID:CgCjiLA/O
>>470
【理性は激痛に喰らわれた−−誇りを翳して打ち砕かれ、天を求めたが地に落とされた】
【次いで激痛を醒ますような冷たい何かが顎をなぜた】
【死神に心臓を握られたかのような感触…己が到達する絶対零度の領域よりも尚冷たきその瞳】

【死神は問を投げた】【階級を崩そうと】
【それは最高の形だ】【それは男の理想だ】

「だ、め、だ…。 私は、てんを、めざ、す」

【しかし、それは幻想である】
【男は幻想に魂を売りはしない。言うなればそれは誇りだ】
【社会とは人間とは歪んでいると憎みながらもその檻の中で足掻くことこそが男の生き方であった】

「は…ハァ…」

【だが勇者の掲げる世界も見たくはある】
【ゆえに男は懐をまさぐり勇者に一枚の紙を差し出した】

『手配書…ジャック・O・ランタァン』

【その薄汚れた紙には一人の男と名前が刻まれていた】

「き、さ、ま…とお、なじ」

【−−だ。 そう吐き捨てた後に男は意識を失うだろう】
【その男を殺すも生かすも勇者次第である】
472 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/05(日) 21:27:27.17 ID:48QqxOMXo
【行ける】
【傷はもう問題ない】
【今宵は月が見える】

【それが病院脱走の原因だった】
【復讐者を殺して地に伏したステラは病院で目を覚ました】
【傷には処置の痕、赤かった和装は元の白に取り換えられていた】
【養生せねばならないとわかっていた】
【が、空が綺麗な星をうつしているのを見ていたらここにいたのだ】

…月が、綺麗ですね

【ここは草原】
【穏やかな風が金髪と和装と草木を揺らす安らかなところ】
【女刀士ステラが一人月を眺めている場所である】
473 :シュヴァルツィア・ノア【勇者】[saga sage]:2015/07/05(日) 21:49:40.16 ID:OmRczpCM0
>>471
「理解の出来ない者よ、お前は私の世界に必要では無い存在だ」
「だが、この私を見過ごせ無いのなら、この私が許せ無いのなら、私を置い、私に刃を向けるチャンスはある」

手を離し、すっくと立ち上がる。
銀の不均等な髪が、風に弄ばれ揺らいだ。
光景を映し出す双眸には、なにもない。空白の色、色彩のみがそこにある。
女は言った、ならばお前は最上を目指せと。そして最上となったなら、お前の世界の必然さを私の世界に証明しろと。
仇を返す機会をやろう。私が許せないならば、一矢報いる機会をやろうとそう言った。

「この紙……この紙の人物に、会えと?」

そう問いかけるも、男性の意識はすでにここにはない様子。
興味のないものを殺しても、得られる物はなにもない。故に殺しはしない。同時にチャンスを与えるつもりもあったのだ、このまま見放すつもりでいた。
だが、手配書の名前が妙に引っかかる。後に出会えるのか、はたまたそれは過ぎた可能性なのかは、全く見当もつかなかった。

「分かり合えないのは残念だ、お前には興味ない」
「いずれ私が打倒すべき存在となっていたのなら、その時はなにかの縁だろう。その時がくれば、今度はお前の世界から、"壊してやる"」

紙をコートのポケットに突っ込み、女はその場を後にする。
もしかしたら何かが起きるかもしれない、そんな確信めいた予感が彼女の脳裏を過ぎった。


/遅い返信ですみません(・・;)
/楽しかったです! ありがとうございました!
474 :【ホトコル】[saga]:2015/07/05(日) 22:10:42.01 ID:63tJ4UIQO
>>473
ありがとうございました!
スマホの調子が最悪なのでこれで締めさせていただきます

僕も楽しかったですありがとうございましたあ! またお願いします!
475 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/06(月) 01:23:30.46 ID:fFqP1fP80
【力とは一体何だろう】

ハァ……ハァ…――!

【鬱蒼と茂る雑木林を駆ける一陣の蒼。焦燥さを隠そうともせずまるでなにかから逃げるかのように青年は奔る】
【倒木に足を縺らせながら、体勢を崩し転んでは立ち上がり疾走。怖い、怖い。一陣の風は心の奥底から抱く想いにヴェルザンディの救いは非ず】
【畏怖の衝動に突き動かされた肉体は青年の精神と離別するかの如く、壊れたブリキ人形のような虚ろな表情は虚無を見つめて】
【生気を一切感じぬ壊れた人形はただ本能に従い足を動かす。青年を止める一つの"キッカケ"が無い限り―――】
476 :【雪兎】厚着の忍者ガール。[saga]:2015/07/06(月) 18:27:56.53 ID:J4aMmlOyO

【−−−夏、大気は摂氏三十度の灼熱をふるって人々を苦しめる】

【この街−−つまり能力者や異形、人外が凌ぎを削るこの悪夢のごとき街−−にさえ天照は慈悲深く熱線を注ぐのだ】
【最悪の事態だ。街を歩む一般人達はそう悲観するに違いない。それは気温の問題で寝付きが悪いだとか、試験終わりの夏期講習に集中できないだとかいう稚拙な理由ではないのだ】
【街人の悲観する光景は−−そう頭の湯だった狂人が無差別に人間を殺してまわり真夏の怒りに身を任せた異形どもが力の誇示と云わんばかりに人類の叡智である文化的建造物(それはビルや家屋ともいわれる)を破壊して回り、愛すべき街を惨劇の赤色に塗ったくるさまである】
【それは最悪だ。それはまごうことなき悪夢に違いないのだ。 そうこの街には救いが必要である。悪漢を打ち倒す正義の味方が……人々の頭を冷やす一陣の涼風が………】

「呼ばれて飛びでてじゃじゃじゃじゃーッスっ!
金と正義と甘いもの! 義理や人情じゃ動かねぇ! 正義の忍者、【雪兎】ッ!

−−−−この街にばばっと参上っス! 」

【世界の中心で愛を叫ぶ少女…もとい路上のど真ん中で奇声をあげる少女】
【冒涜的なほどに暑苦しい白のダッフルコートに身を包み、この炎天下では愛らしさの欠片も感じられない桃色の柔毛】
【自信満々に煌々と輝く赤目が特徴的なこの少女】
【彼女はなにものであるか…それは暑さに頭の湯だった狂人でもなければ力を誇示するために暴れまわる人外でもない(狂人であると言われれば否定は出来ないが)】

【彼女こそは泣くも黙らず知る人も居ない、新進気鋭の新米(ルーキー)忍者、雪兎である】
【夏場にほどよいひんやりかんと資本主義制度の正義を振り撒く愛玩(ぷりてぃー)忍者である】
【彼女のまわりはひんやり(精神的にでなく物理的に)している】
477 :百瀬 颯斗【空隙の魔導師】[sage]:2015/07/06(月) 21:52:13.28 ID:5CYMpHzE0
【今から一ヶ月程前の事】
【とある国のとある街で紛争が起こっていた】

【家屋は焼け、辺りは能力者の咆哮と市民の悲鳴が響いている】

【そんな街の中心に一人の男が現れた】
【黒いTシャツにロングコートを翻し、身長の半分はあろうかという細く長い脚にはジーンズ】
【字は「空隙の魔導師」】
【名は百瀬颯斗(モモセ ハヤト)】


おーおー、今回のも派手にヤってるねぇ

それじゃ……ショータイムといきますか

【百瀬がニヤリと口元を歪め、自らの頭上でパチンと指を鳴らすと、足元が妖しく輝き、魔法陣が展開される】

【色は「白」、元素は「空」】
【熱い戦場とは真反対、冷たく冷やされた空気が魔法陣の外へと押し出され、戦火の下をかけ巡った】

/ソロールですー
478 :【雪兎】厚着の忍者ガール。[saga]:2015/07/06(月) 23:01:09.10 ID:QIXFgRKto

【−−−夏、大気は摂氏三十度の灼熱をふるって人々を苦しめる】

【この街−−つまり能力者や異形、人外が凌ぎを削るこの悪夢のごとき街−−にさえ天照は慈悲深く熱線を注ぐのだ】
【最悪の事態だ。街を歩む一般人達はそう悲観するに違いない。それは気温の問題で寝付きが悪いだとか、試験終わりの夏期講習に集中できないだとかいう稚拙な理由ではないのだ】
【街人の悲観する光景は−−そう頭の湯だった狂人が無差別に人間を殺してまわり真夏の怒りに身を任せた異形どもが力の誇示と云わんばかりに人類の叡智である文化的建造物(それはビルや家屋ともいわれる)を破壊して回り、愛すべき街を惨劇の赤色に塗ったくるさまである】
【それは最悪だ。それはまごうことなき悪夢に違いないのだ。 そうこの街には救いが必要である。悪漢を打ち倒す正義の味方が……人々の頭を冷やす一陣の涼風が………】

「呼ばれて飛びでてじゃじゃじゃじゃーッスっ!
金と正義と甘いもの! 義理や人情じゃ動かねぇ! 正義の忍者、【雪兎】ッ!

−−−−この街にばばっと参上っス! 」

【世界の中心で愛を叫ぶ少女…もとい路上のど真ん中で奇声をあげる少女】
【冒涜的なほどに暑苦しい白のダッフルコートに身を包み、この炎天下では愛らしさの欠片も感じられない桃色の柔毛】
【自信満々に煌々と輝く赤目が特徴的なこの少女】
【彼女はなにものであるか…それは暑さに頭の湯だった狂人でもなければ力を誇示するために暴れまわる人外でもない(狂人であると言われれば否定は出来ないが)】

【彼女こそは泣くも黙らず知る人も居ない、新進気鋭の新米(ルーキー)忍者、雪兎である】
【夏場にほどよいひんやりかんと資本主義制度の正義を振り撒く愛玩(ぷりてぃー)忍者である】
【彼女のまわりはひんやり(精神的にでなく物理的に)している】

もーいっかい
479 :【無限刀】袴姿の女2015/07/06(月) 23:21:08.38 ID:BhxbxqD30
>>478
「騒がしいわ」

路上を通りがかれば何やら騒がしい。と言っても人がどよめきざわついているのではない。
ひとりの少女が喚き散らしているのだ。そしてそこに通りがかった女がぼそりと呟いた。

「何がそれ程楽しいのかしら。正義なんて軽々しく口にするものではないというのに」

見ればそこには桃と藍色に美しく染められた袴姿の若い女。
盲目であるのかその双眸は閉じられ、真っ直ぐに切り揃えられた前髪から瞳は覗かない。
木製の杖で地面を突きながら不敵な笑みを浮かべながら少女へと声をかけた。
480 :【雪兎】厚着の忍者ガール。[saga]:2015/07/06(月) 23:29:47.04 ID:QIXFgRKto
>>479
【雪兎は目を閉じて己が演説の余韻に浸っていた…完璧な余りにも完璧な演説】
【きっと視聴者(オーディエンス)は自分に釘付けだ】
【さぁ、瞼を開けよう。 忍者の魅力に骨を抜かれた男共を嘲笑おう】

「おっとぉ〜〜〜? これは盲目のおねィさん? もしかしてアタシにご用ですかぁ? 依頼ですかぁ? おんぶしてあげましょうかぁ? 」

【目を開けたさきにいたのはおそらく盲目と思われる女性であった】
【盲目…杖突き…と自分よりも弱そうな彼女に悪態をつかれた雪兎は輩のごとく顎の角度をつんと上に向けて女性に絡んでいく】
481 :【無限刀】袴姿の女[sage]:2015/07/06(月) 23:43:40.90 ID:BhxbxqD30
>>480
「いいえ、用なんて無いわ。貴女がどんな人なのかも私にはわからないもの」

挑発的に捲し立てられても瞳は閉じられたままに涼しい顔だ。
それどころかクスリと、その口元が緩んだようにも見える。

「いい性格ね貴女。私の容姿故かしら? 自分より弱そうな相手を見下すのは楽しいこと?」

まるで動と静。しかし袴姿の女も冷ややかながら明らかに挑発的な態度である。
しかし今のところ何かをする気配は無い。その場に杖を突き、少女の啖呵を聞き流すのみ。
唯一変わったところは杖を両手に持っているということか。果たして最初から杖は2本突かれていたか。
482 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age]:2015/07/07(火) 00:24:48.48 ID:LEcSrOyt0
【とある街中の中央広場。犯罪が滅多に起こらぬ平和の街と謳われる其処も当然ながら歪んだ思考を持つ者は少なからず存在して】
【人は皆楽な道を進み得をしようと工夫をする。こんな場所にもその"工夫"を間違えてしまったものが一人――】


『――はぁ、最近は物盗りが多くなったものね……悲しいわ』


【白銀の車椅子に腰掛け、信じられぬ物を見たような畏怖の表情で気絶する男性を見下ろす。粗末な身なりと腰に掲げられたナイフから見て物盗りのようだ】
【その物盗りの被害者は他ならぬ車椅子の少女。然し傍から見ればそれはまさに被害者と加害者の形成が逆転している可笑しな光景】
【幸いこの街は少し過剰な"正当防衛"が認められている――この程度では警察組織との面倒な会釈も適当な相槌程度で済む】

【面倒事は好きではない、それも自分が被害を被る側ならば】
【艶やかな黄金の糸を一陣の風が運ぶ。事態が大きくなる前に立ち去ろうとする少女に訪れるのは平穏か、それとも更なる"事態"か――】
483 :【雪兎】厚着の忍者ガール。[saga]:2015/07/07(火) 08:34:47.30 ID:CguAKE5KO
>>481
「むっきーー!? 冷静なあてくしあぴーるが鼻につく女ッスね!? アンタぜったいにもてないッスね! 友達もいないぼっちッスね!? 」

【瞼を瞑り冷静な彼女に対してだんだんと地団駄を踏む下品な雪兎】
【しかし、彼女の怒りの根源は盲目の女性以外に耳を傾けてくれた人間がいなかったことにたいするやるせなさからきているためこれは完全な八つ当たり】

【八つ当たり盲目の人間に喧嘩を売るとは正義の味方は何時でも手前勝手である】

「あん…? アンタ二本も持ってたッスかそれ?
割り箸ッスか? もしかしてデカイ割り箸ッスか!? ぷぷー」

【されど流石は忍者といったところか】
【兎のように赤いその目は彼女の手元にある違和感を確かにとらえたようだ】
【まぁ、デカイ割り箸と呼んでる以上、警戒こそすれそれが何なのかまるで理解できていないようだが】

/ねおちしました…本当すみません…
484 :エレクトリッカー【着物の女】2015/07/07(火) 21:12:58.65 ID:/0I2OCqe0
朝は足早に過ぎ去り、陽が脳天に登る昼頃のこと
わたくしはというと道行く数多の雑踏の中で眉を顰めて息苦しくしておりました
扇子を持って扇ごうにも、窮屈でしたからそんな隙ひとつなくて、汗ばむ背に衣を湿らせながら何度か「暑い」と極小さな声で独りごちており、
やっとのことでわたくしは開けた場所へ出られましたが、どうにも今日は猛暑のようでありましたから、苛烈な温度に身は刺されたままでありました
そんな夏の象徴を浴びていると、まるでお天道様がわたくしを、いなこの御国を玩弄しているかのようにも思えてきてしまうのです
溜息をついて、わたくしは天を仰げば、たとえば入道雲が目に入り、「夏か」なんて当然であることをしづかに流るる蒸した空気に囁きかけておりましたが、
風が熱を浚う頃、しかし秋は未だ来ず、わたくしは、ただ、ただ、辛辣な温度に愚痴を繰り返すばかりなのでありました
485 :【無限刀】袴姿の女[sage]:2015/07/07(火) 23:32:32.38 ID:OiE/Q7ER0
>>483
「友人に恋人……そのような目に見えるモノ、閉じた私には必要ないもの。
私の心眼には、そんなモノは映らない」

踏まれた地団駄、自身を馬鹿にした言の葉。それらに対しても女は変わらず冷静、そして冷笑。
否定しないあたりもてないぼっちというのは図星のようだが、自らそれを拒むかのような口ぶりだ。
しかし決して負け惜しみに紡いだ言ではない。冷ややかながらも滲み出る女の雰囲気がそれを物語る。
刹那、響くのはキンッという金属音。まるで鍔鳴りのような無機な音、それは何処から響いたのか。

「視えて? この割り箸が何をするものなのか。
私にはしっかりと視えるわ。貴女の柔肌、そしてその下の肉」

果たして少女には視えたろうか。達人の域に達している女の抜刀から納刀までの動きが。
少女が割り箸と揶揄したものは命断つ白刃。杖に見えるよう巧妙に偽装をされた、仕込み杖という暗器。
何かを斬った訳ではない。二本の内の一振りを抜いて納めただけだ。
しかしそれは女なりの警告でもある。これ以上があるならば心眼に捉えしモノを斬ると。
少女が視えていたのなら、その意味を捉えることもできよう。

/いえいえー
486 :【雪兎】厚着の忍者ガール。[saga]:2015/07/08(水) 10:18:50.86 ID:2xvGi6vCO
>>485
【−−−哀しいかな…自ら忍を名乗る少女はしかし、その実は心眼などに頼らずとも目にうつるとおりに普通の少女でしかない】
【こと身体能力に関してはそれが如実に表れてしまうのだ−−常人ほどにしか見えぬ目、丸太さえ持ち上げられない華奢な腕、身軽さを活かしてどうにか修羅場を駆け抜けるのがやっとな脚と体力】

【それらの全てをもってしても、いや、それら全てしか持たざるために、雪兎には眼前の女が何をしたのかは理解できなかった】

【しかし、持たざる者が今まで幾多の戦場をいきのこりの忍を名乗り続けてこれたのには相応のわけがある】

(やややややべぇっすわ…なにがやべぇのかやかんないくらいやべぇっす…
能力持ち以外にてんで才能のないアタシですが、勘だけは冴えてるッス…今、何か確実に死にかけたっす…)

【それは持たざるがゆえに培われた弱者の勘】
【命の危機に瀕した時にのみに輝いて見える活の道】
【小動物が密林を荒野を生きるために磨いてきた最期の抵抗である】


「へっへーっ、逃げるが勝ちっす! 覚えてろい! 」

「−−−脱兎の歩法ッ!」

【冴え渡る臨死の勘に身を任せ、雪兎は踵を返した】
【その刹那、彼女の足元には氷の橋が架かり、雪兎はそれを用いて逃げ去ろうとしている】
【残念なほどにがらあきな背中を彼女に向けながら】
487 :皆皆鏖2015/07/08(水) 20:23:19.57 ID:Tt9PFUKf0
夜が落ちてくる
刻一刻と闇は深まり、人々に不安感を記憶に挿む
闇、闇、闇。黒、黒、黒。塗り潰された新月の下で、
機関銃片手に落とされた影から眼に血と殺気を滾らせた男は、

皆んな皆んな皆殺しだ

なんて、嗤った
488 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/09(木) 19:36:11.75 ID:JKmhST2f0
身に染みて思う。この世界に正義なんかありゃしないと____


暦は文月へ飛び込み、夏特有の生暖かい空気の充満する路地裏にて
象牙色のかかった白衣を身に纏い、処刑人は今宵もまた、新たに一人へ引導を渡す
生暖かい血が外套を紅く染め、咎人は額から、鼻から、口から、滝の如く血を流して地へ伏す。マネキンを使用した、前衛芸術みたいな光景だった
死因は頭部の強打。ただ打ったのではない、路地裏の壁へと「叩き付けられた」のだ
何度も、何度も、何度も。凶悪な殺意を以て幾度となく打ち付けられた事実を、壁に残った「跡」は証明する

先刻此処で何が起きたか、最早語るまでもない。理解出来ないというのなら、それは極端に平和呆けした者か、あるいは余程の愚鈍なのだろう
死の齎す異質な空気の中で、処刑人は徐に天を仰ぎ__自らへ誓うように


��____悪は、罰さねばならない____��


防毒面の下で機械変換された声は、けれども人(ナマ)の声よりもずっと強かに。天をも貫くような響きを讃えたその言霊を、夜風は静かに運ぶ
489 :【女神の泉】[saga]:2015/07/09(木) 21:23:21.81 ID:nFCn0gCpO
【街の片隅。そこに震える子犬がいた】

【他の犬にいじめられたか、はたまた心ない人間に暴力されたか】

【いずれにせよ、その子犬には痛々しいほどの傷が刻み込まれている】

【おそらく、そう長くはない】

【それを見つめる女性がいた】

【夜空の星をかき集めたかのようにきらびやかな金髪】

【二つ並んだ青い目の輝きは、どんな宝石だって霞ませるだろう】

【そしてその身に付けるもの。白い布を巻きつけるかのように身にまとい、その姿はまさしく女神そのもの】

【彼女は子犬にそっと近づくと、きらびやかなガラスの瓶を取り出し、その中身を子犬の口に流し込む】

【するとどうしたことか。子犬の傷はみるみるうちにふさがり、元気にかけて行ったではないか】

【なんとも不思議な秘薬を持つ彼女】

【そんな光景を見たものは、果たしてどのような行動にでるだろうか】
490 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/09(木) 22:16:04.34 ID:kA8DLBZ90
【髪型はオールバック、身体には傷痕が多く、ボタンを全て開けた学ランを着た不良と言われれば一発で納得しそうな見た目をした男】
【そんな彼が街の裏路地の一角で煙草を吸っていると、後ろから不穏な影が近づく。バットにナイフ、凶器を持った複数の男達である。】
【実は彼、そんな見た目でも正義の味方と呼ばれるような機関、しかもその幹部に位置する男であり、ほうぼうから腐る程の恨みをかっている】
【彼が煙草を吸い終えたその瞬間、後ろからバットで殴りかかられる。殺れる、男達がそう思った次の瞬間、バットが彼の手によって受け止められていた】

武器もって後ろから複数でたぁ、随分と根性がねぇ奴等だな
それでも男かてめぇら

【バットを掴む彼の手が一瞬輝き、直後にバット自体が輝き出す。訳のわからぬ事態に男が面食らっている隙に、彼は男の腹部を蹴り飛ばし、男の仲間がいる方まで後退させる】
【そして、他の男達が彼に襲いかかろうとした刹那には彼等の意識は飛んでいた。自分でも気づくことのないままに】
【なぜか?】

次はもっと強い奴と数揃えてこい
また後ろからなんて女々しい真似しやがったらそん時は容赦しねぇからな

【蹴り飛ばされた男、その男が持っていた輝き出したバットが爆発し、手榴弾のように破片が回りの男達に突き刺さったのだ】
【奇跡的に爆風に巻き込まれず、破片も僅かしか刺さらなかった男にそう告げると、一目散に逃げ出していく】
【彼にとっていつも通りの夜が、今日もまた過ぎて行く】

久々に酒でも飲むか

【その場で新たに煙草を吸い始めた彼。状況と彼の風貌、そしてもし爆発音を聞かれていればこの状況を見たものにあらぬ誤解をれそうだが―――】
491 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[saga sage]:2015/07/10(金) 16:38:43.47 ID:KRJYUIbQ0
【彼には楽しみが無かった】
【昔から武術ばかりで、今もやりたいと思った仕事を続けている】
【だが、そこに欲望が無かった。目先の欲だけで終わった】

【心に残る思い出はあの戦いの日々と、音楽だけ】
【死んだ兄も戦いに身を投じていたのだろう】
【そこに、何か残ったかどうかだけで】

俺には夢がない。でも兄貴には、夢があった
幸せそうな夢が、俺には出来ない夢を追いかけてた
そもそも俺は、なんで悩んでるんだ...?

【悩みは尽きない。考えれば永遠に思いつく】
【その中で、夢の追いかけ方を公園にいる子供達を見ながら考える】
【彼らが、夢を持ち続けられる理由を......】
492 :【女神の泉】[saga]:2015/07/10(金) 19:11:41.51 ID:fjzAXXULO
【ベンチに座り綾鷹を飲んでふうと一息】

【某所公園のベンチにて、女神一時の休息】

【しかしそのカジュアルな服から見て、女神らしさはかけらも残ってなかったりする】
493 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/12(日) 18:11:35.03 ID:oQhd1dYN0
黄昏色の町を影が行く。紅い眼を光らせて、象牙色の影が
ドブと電光と、悪徳に満ちた肥溜め同然の市街地。生ゴミの臭い以上に、何かもっと恐ろしいにおい__否、気配というべきか__が鼻を突く
腐敗した町から発せられる特有のにおい。彼の者は識(し)っている。此処も、「あの町」と同じだ。何も変わりはしない
結局は、どこまで行っても同じなのだ。この世界は例外なく「悪意」という闇に満ちている

「どいつもこいつも同じ色だ、この町も芯まで腐り切っている
 誰か、己(おれ)以外にまともな奴はいないのか?」

人気のない路地裏にて独白。もうじき、夜が降(く)る
494 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age]:2015/07/12(日) 20:39:11.05 ID:71SGsbRF0
>>493
//今から絡んでも大丈夫ですか?
495 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/12(日) 20:47:47.50 ID:oQhd1dYN0
>>494
//自分は大丈夫ですよー
496 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age]:2015/07/12(日) 20:48:57.09 ID:71SGsbRF0
>>495
//では絡まさせていただきます!
497 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age]:2015/07/12(日) 21:02:18.72 ID:71SGsbRF0
>>493
『――こんばんは、貴方も観光?……には見えないわね』

橙の夕焼が落ち、暗闇の降る市街。その中でも一層人を寄せ付けぬ"闇"を放つのは路地の裏。
そんな中、象牙色の鈍い煌きの他に一つ、眩いばかりに艶やかな金色も混じりうる。
文明が落ち廃り切った腐敗の市街地には余りにも似合わない、外道や護摩の灰に塗れる中に異色の煌きを宿す蒼の双眸。
白銀の車椅子を引き"観光"と名を打つ散歩の道中、ノイズ混じりの音声を放つ正体の少女はどこまでも、無の表情だった。
498 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/12(日) 21:34:30.58 ID:oQhd1dYN0
>>497

ひび割れた石材を思わせる、汚れた外套。ピクリと反応を示した後に数拍おいてそれは反転する
色のない声と顔をした少女と対峙する影。防毒面という無機質な「顔」は、少女とまた違った形で「無」を演出する。「『有』を『無』で塗り潰した」とでも形容すべきか__
白金色の車椅子に腰掛けた色のない遭遇者。象牙色は何処までも無機質なままに

��____己に、何か用か��

にべもなく、突っぱねるように問う。奇しくも彼の者の発する音は、少女と同じくナマの声ではなかった
「造られた」少女の声に対し放たれた「機械変換された問い」、文字通りそのままの意でありながらも僅かな含みがあるそれ

何故こんな場所を歩いている?ここで何をしている?……お前は何者だ?
町に巣食う闇を憎悪する象牙、紅いレンズの下で未だ澱んだ正義を信ずるそれは、このような少女にも心を許せないでいる
この町の素顔故に__そして何よりも、自らの犯した業故に

//遅くなりました、よろしくおねがいしますー!
499 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age E.【高性能車椅子】 【思考言語化装置】]:2015/07/12(日) 22:03:00.25 ID:71SGsbRF0
>>498
動揺。問いかけを行った少女が真っ先に覚えた感情は、その二文字だった。
路地裏に踏み入れた瞬間から理解(わか)っていた事だが、目の前に対峙する象牙色に彩る影は余りにも人間味がない。
分厚いコートやガスマスクから垣間見れるは己よりも薄く白い人肌。路地裏に響くは己よりも機械的な音声。
まるでそれは――そう、謂わば『「有」るものを「無」いものへ変えた』ような。境遇や環境がそうさせてしまったかのように。

ごくり、表情を失った人形は不意に、本能で生唾を呑み込んだ。
自分と似ているだとか、仲間意識は一切感じられない。寧ろ真逆で対立すべき存在なのだと感じる。
だがそれでも凍てついた表情には表れない、否表せない。当然だ、少女の表情(それ)は彼の者と違い「無」いものなのだから。


『……いえね、私はこの街に来るのは初めてなのよ。
 偶々見つけたから立ち寄った街だからね……出来れば、宿を教えて欲しいんだけど…
 ここらへんにオススメの宿屋とかってあるかしら?
 そうべ、出来れば車椅子を見ても嫌な顔しないところとか――』


ノイズ混じりの機械音、それに混じり彼の者に投げかけられるは年相応な澄んだ少女の声。
歪みきった"闇"を前に、白雪のような頬には一筋の冷や汗が伝った。

//こちらこそ!よろしくお願いします!
500 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/12(日) 22:45:42.65 ID:oQhd1dYN0
>>499

��ホテルなら一つ知っている。この通りを真っ直ぐ抜ければ直ぐに見つかるだろう��
��……さぁな、従業員の対応までは知らない��

自らが知っているだけの情報を、必要最低限だけ教える
それは無視や無知より遥か異質なもの。まるきり応えない方がずっと人間らしかっただろうに
顔を無くした少女の造られた声に対し、作られた顔を持ち歪められた声を発するそれは、けれどもシンパシーなど感じようもない
彼の者は、他の存在と棲む世界がそもそも別なのだ。咎にも義にも染まらぬ灰色は、別の色と混じりようもなく孤高のままに道を歩む

____それでも、目前の少女とは何か別の点において似通っている、と
それはイデオロギーでも人種でも種族でもなく、もっと本質的なもの。即ち、「同じか」「異なっているか」
少女の纏う、自らとはまた異なる「異質」。少女の直感と同じように象牙色の思考もまた、少女を異端だと告げていた

��……脚が悪いのか?「この町に初めて来た」ってなら一つ教えてやる��
��此処は「吹き溜まり」だ。お前のような人間がうろつけば餌同然だぞ��
501 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age E.【高性能車椅子】 【思考言語化装置】]:2015/07/12(日) 23:08:13.76 ID:71SGsbRF0
>>500
『へぇ、結構近くにあったのね……
 ありがと、ホテルマンの対応は我慢するしかないかな』


必要最低限の情報だけを淡々と、事務的に語るガスマスクの影。
もう少し人間らしくするつもりはないのか、とってもブーメランな思考は音声には出さず肩を竦めて
この短いやり取りの中、アルヴィスは思い知らされる。この者と自分はまるで生きる世界そのものが違うのだと。
ただ容姿や対応が異端なだけではない、それに見合う"なにか"を背負って彷徨う徘徊者なのだと。

と、不意にガスマスクを被る奇妙な相手方から質問が届いた。


『あら、心配してくれてるの?
 意外に優しいのね……大丈夫よ、餌は餌でも私は"毒"を持った餌だから。
 捕食者が一口でも噛みついたらその時は、相手の方を心配したほうがいいかもね』


意外な質問に内心少し驚きを含めながらも、あくまで悠長な口調で、せめてもの"人間らしさ"を披露するかのように語る。
意味深な意を含んだそれを果たして彼はどう捉えるか。年端も行かぬ少女がここまで自信を持てる"毒"とは?
少女に匹敵する頭脳を持った彼ならば、その真意を把握するのは容易いであろう。
502 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》強い懐疑心[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/12(日) 23:49:37.54 ID:oQhd1dYN0
>>501

顔を「失った」少女は、奇妙にも顔を「塗りつぶした」彼の者と比較し幾分かは人間らしく
だからこそ、「人間らしい」彼女の口元から紡がれた言霊を聞き逃ししなかった

____「毒」?この年端も行かぬ、増してや車椅子に乗ったようなこの少女が__「毒」といったか?
違和感、眼見開きそれを感じ取るは異常者。常人であれば到底たどり着かぬひとつの可能性を、狂気の中で重ねられた経験はいともたやすく導き出す
例え十にも満たぬ童子であっても、それは有り得ぬ話ではない。殊にこの町では

��……まさか、御前も__��

____能力者か、と
途中で途絶え永遠に発せられることのない言霊は、去れどその全貌が容易に察せられるであろう
必然、無機質だったはずの「声」に僅かならず混じるは驚嘆。同時に警戒する。少女の力の「矛先」を
異能とは即ち力であり、人並み外れた力とは即ち無法のライセンスと成り得る。__事実、彼の者が手にかけた「闇」の中にも多くの「異端者」がいたから
それは表に出さずとも無言の圧力となって周囲を圧迫する。一歩間違えば臨戦態勢とすら取れる気迫、問いただすは少女の「善悪」という本質
声にならぬ尋問。少女の異質なる雰囲気と「毒」の所以とは果たして
503 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age E.【高性能車椅子】 【思考言語化装置】]:2015/07/13(月) 00:17:33.39 ID:9nDmrqdq0
『ええ、お前「も」……ということはやっぱり、貴方もなのね?
 正解……私は能力者よ、それもとびっきり危険な猛毒の』


一切のブレ無く吐き出されていたガスマスク越しの声は僅かに驚愕に震え、見て分かる程の警戒の色が濃くなる。
やはり――人形は心で僅かに口角を三日月に形取り、少しばかり人間らしさをみせたガスマスクの者に対し嬉しさがこみ上げてきた。
だがそんな喜びの欠片は砂のようにサラサラと風に流されて、何時しか流れ出る"戦闘者"の気迫に思わず頬には一滴の冷や汗が。
ノイズ混じりの音声も、マスク越しの機械音も通らない静寂の尋問。たまらず先にスタートダッシュを切ったのは少女。


『何を警戒しているのか分からないけど、こんな場所で能力ぶっぱなそうなんて考えはないから安心しなさい。
 まぁこれだけで信用してくれるとは思えないし……一応明かしておくと、私の能力は"災害"を生み出す能力。
 危険すぎて使う気もないし、そうでないにしろわざわざこんな不利な場所を選んで使用する程バカじゃないわ』


やれやれと、相変わらず表情は無に染めたまま首を振り、降参とばかりに両手を挙げジッと象牙色のガスマスクを見捉える。
口には出さぬ尋問、それを理解してか否か少女はそう言った。結果的に言えば"今の"彼女は「善」
尤も、それが彼にとっての「善」なのか「悪」なのかは、少女自身には到底理解などできないが。
504 :皆皆鏖2015/07/13(月) 00:45:10.69 ID:mHfTB3Dy0
 夜に酔ひ、狂々くる〃、生生を流転する眼球。
 風喰み森羅を万象を、腐蝕させる緑青めいた黴。
 狂な御貌を歪ませて、華美に黴を蔓延らせる。
 畢竟に少年は苔生して、不均等の顔面で嗤う。
505 :モルドワールド2015/07/13(月) 00:45:41.19 ID:mHfTB3Dy0
 夜に酔ひ、狂々くる〃、生生を流転する眼球。
 風喰み森羅を万象を、腐蝕させる緑青めいた黴。
 狂な御貌を歪ませて、華美に黴を蔓延らせる。
 畢竟に少年は苔生して、不均等の顔面で嗤う。
506 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/13(月) 01:03:08.84 ID:Hkn3x+Dm0
>>503

結果として少女の白状によって崩れ落ちた沈黙、能力を明かした上に「危害は加えない」という宣言によって
笑わせるな。そんな口先だけの言葉、誰が信用出来よう__と、声を荒げるのは簡単だ。然し彼の者の答えといえば

��……そうか。なら、良い��

たったそれだけで、先刻までの危機を孕んだ空気が嘘のように。尤も、二人の醸し出す異質な雰囲気に依然変化はないのだが
急速に弛緩する空気、要因となったのは自らの能力まで晒した彼女の言葉。彼の者はそれを十二分に信用に足るものだと判断したらしい
そこに難しい根拠はない。強いて言うならば、これまでの経験から導き出された「勘」

空気が静まれば、続けて彼の者もまた答えてみせる。両の手を挙げおどけて見せる、少女の質疑に

��そうだ、己もまた普通の人間とは違う。尤も、御前の能力が「災害を起こす猛毒」だというならば��
��己の能力はもっとちっぽけなものだろう……それでも、「野犬」を追い払うには充分なものだが��

一本調子に、けれども何処か凄みを持った無機質な声。そこに謙遜の意などはなく、端的に自らの能力を示しているように見える
口ぶりから察するに、善なる少女とは異なり彼の者の能力は小規模なものであるらしい。だが、締めの一言は彼の者にある程度の実戦経験があること、加えてその能力が戦闘に有効であることを暗示

____敵意のない相手へ自身の能力を示すだなんて、いつぶりだろうか
言の葉を紡ぐ傍ら、不意にそんなことを想った
507 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age E.【高性能車椅子】 【思考言語化装置】]:2015/07/13(月) 01:20:10.45 ID:9nDmrqdq0
>>506
急速に緩む緊張と警戒の空気。これに驚愕したのは少女の方だった。
正直言って信じてもらえる保証はなかった、所詮は口先だけ約束、破るのはいとも容易いという事はこの者も知っているはず。
かといって信頼を得ようと能力を実際に披露するともなればそれは逆効果。強大な力を見せつければその分危険性を認知されるということ。
思わずぽかんと口を開ける彼女は知り得ないだろう、目の前の男が己の「勘」のみで判断を下すという余りに無謀な行為に出ていた事を。


『……野犬、ね。
 でも戦い様によっては野犬どころか地獄の番犬「ケルベロス」だって倒してしまう……違う?
 私ね、貴方が警戒した瞬間に感じたのよ……"負ける"ってね。
 毒を持った花は素手で触れば危険だけれど……その前に鋏で摘み取られたらそこでおしまいなのよ』


明かされる能力……といっても極端に纏められた「ちっぽけ」という言葉でだが、彼の者の言葉から察するに小規模で故に戦闘特化のものだろう。
一通り彼の怪しさ満点の容姿を観察しても、武器らしきものは見当たらない。小規模…というからには炎やら風やらの派手なものとは異なるだろう。
武器に応じた能力でも、魔法系の能力でもない、それでいて戦闘特化。考えられるのは肉体強化や召喚系だが
と、少女は軽く頭を左右に振り己の心を制止する。まただ、一度気になった事を深く考え込んでしまう厄介な癖。
しかし、もう一つ気になっている事がある。これだけは、これだけは聞かなくてはならない。


『ところで貴方……その能力は、天性のもの?
 それとも後天性のもの?』
508 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/13(月) 02:01:35.84 ID:Hkn3x+Dm0
>>507

表情のない空虚な、しかし何処か面食らったような顔。内心「自分が弁解したんだろう」と思わなくもないが、この光景が想定出来たが故の信用でもあった
__こうして驚いている彼女の反応(リアクション)。そこに敵意や、悪意は無いことが予想出来たから


��……そうだな。尤も、己の能力は「戦法」よりも「状況」が深く影響するものだが��
��ちっぽけな分、小回りが利くとも自負している��

彼の者がその身に宿すチカラの本質を推察するような少女の言葉。象牙色の敵意は敗北を覚悟させる程に鋭かったらしく
それ故だろうか、あの滲み出すような圧力は少女の好奇心を擽ったらしく、深く、深く思案。けれど真実には至らない
比較的近いものとすれば「身体能力の強化」であるが、それも厳密に言えば違う。きっと、彼の者が少女の前で実演して見せるその瞬間まで答えには届かないだろう
大まかな括りで結論付けるに、その能力はあまりにも特異過ぎる____尤も、彼の者は自身の能力について少女が考え込んでいるとは夢にも思っていないのだが

さて、少女にとってはここからが本題。理由は知り得ぬ、けれど確かに、身の入った響きを含む台詞
一拍置いて、また機械により変換された虚無の音が少女へ届く。その答えは少女の望んだものだっただろうか

��開花するのは遅かったが、能力の発現に際して特別なことをした覚えはない��
��恐らく先天性のものだろう。が、それを知って何になる��

//すすすすいません、落ちますー……
//不都合なら切って頂いても構いません
509 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age E.【高性能車椅子】 【思考言語化装置】]:2015/07/13(月) 02:37:36.39 ID:9nDmrqdq0
>>508
象牙色に身を包む彼の返答、その返答は相変わらず機械的で、無機質で無感情なものだったがアルヴィスの心を満足させるには十分。
そう、やはり確定した――小回りが利き、規模が小さく周囲の状況が深く影響するとなればそれは恐らく肉体強化系、若しくはそれに準じた道が深い。
少女は勝手に彼の能力を断定し、一度は中断した能力の考察の結果に心の中で満足げに笑った。
無論、その断定は間違っているのだが……常人より数段優れた回転力を持つ頭脳も、真なる結論へはたどり着く事は不可能。
然し浮かれている暇はない、二度目の質問、それにひと呼吸置いて耳に届くは紛れもない機械音(こたえ)


『…成程、ね……突然の質問に答えてくれてありがとう。
 …………いえ、ちょっと気になっただけよ……』


返って来た彼の答えに、深く頷きながら淡々と礼を告げる。
それは少女が望んでいた答えなのか否か、ふぅっと緊張の糸を無理矢理断ったように溜息一つ。
そう、"天性"――恐らく武器系を除く大半の能力者がこれに位置するであろうジャンル。生まれ持っての能力者としての素質。
一般的な能力者は知らずの間に発現していたか、危機的状況に陥った際に覚醒した前例が多い。

ならば、自分はどうか?――無能力者として生まれ育ち、多大な犠牲を払い"後天性"の能力を「造り出した」自分はどうか?
明らかに、異例だ。それこそ何時ぞやの少年が抱いた想いのように、神へ反逆すると同様。
ならば少女は反逆者か――そう問われたのならば、本人はこう答えるだろう。


―――Yes、と―――


『じゃあそろそろ月も真上に昇るし、私は行くわね?
 ホテルの道、教えてくれてありがとう』



//了解です!
//では待たせていただきます…といっても、あと1レスで終わってしまいますが
510 :ALIVE【環境利用闘法】《路地裏》[sage saga [空の酒瓶が複数入ったカゴ ゴミの入った袋]]:2015/07/13(月) 14:41:45.85 ID:Hkn3x+Dm0
>>509

意味深長な少女の問い。彼女がこの返答に満足したのかは分からない
そう、彼の者が知る由も無い。少女の内へ宿る力が造られたもの、創造主たる神への冒涜である、なんて事実

__然し、いつの間にか歯車は噛み合っていた。彼の者と少女、一対の存在が似て非なるモノである所以
「叛逆」。能力者である、ただただ「他と異なっている」という枠に収まることなく、同じ「叛逆者」であるという点において二人は酷似
けれどその対象は決定的に違う。片や、澱み腐った安寧たる「偽りの正義」へ。片や、人智及ばぬ神域たる「世の理」へ
だから違う。限りなく相似していながら、何処までも違い続ける。常軌に異を唱え抗い続ける「叛逆者」であるが故に

��己も未だやることがある、あまり悠長に構えている暇はない��
��精々、ホテルを吹き飛ばさんようにな��

少女の言葉を受けて、そんなことを言った。相も変わらず一本調子な声色もあって、ジョークにしてはセンスが悪い
けれど、少女との会話で少しだけ思い出した気がする。彼の者が「人間」だったころの感覚、対等な立場で正常な会話を取るという感覚を

別れの刻が来た。無を携えし二人の叛逆者は、互いの名も知らぬままにそれぞれの進路を定め歩き出す
道無き道、向かう先が栄光か暗黒か、それは当の本人でさえも分からない

____それでも、歩き続けるのだろう。彼らが自らの手で、叛逆を紡ぎ続ける限り

//お待たせしました……!すいませんでした!
//こちらはこれにて〆で、ありがとうございました!楽しくロールさせていただきました!
511 :アルヴィス・オールブライト【旧支配者】[age E.【高性能車椅子】 【思考言語化装置】]:2015/07/13(月) 16:29:06.61 ID:9nDmrqdq0
>>510
相変わらず微塵も動かない、整ったような澱んだような声色は機械に作られた偽りの音声。
だが少女はそんな事には最早慣れてしまったようで、寧ろ「レディに対してその言い草はなんだ」と言うようにムッと唇をへの字に曲げる。
然し同時に、少女には懐かしい感覚が過り渡る。何時ぶりだろうか、こんなやり取りをしたのは――
一見すると人間らしさ等微塵も感じさせぬ両者の対面。飛び交う機械音のキャッチボール。
それでも――人間らしさを貫く事ができた少女は、満足すぎた。


『はいはい、善処するわよ
 それじゃあね……親切な不審者さん』


ジョークにしては陰湿な、然れどその声色には年相応の無邪気さも兼ね備えた矛盾の言霊。
胸の内でクスリと微笑めば、だが少女は一人虚無の表情に曇を宿す。
己の力で能力を所持するのは、多大な犠牲を払い得た力とは、こんなにも虚しくちっぽけなものだったのか。
少女が彼の者に抱いた感情は果たして黒いものか、白いものか。それを察する事は難しい。

叛逆を決意した少女が車椅子を進める最中、一度だけ振り返る。然しそこにはもう象牙色の影は居らず。
名も知らない、過去も知らない、況してや他人という領域を超えない二人の対峙、それは意外にも少女へ少なからず影響を及ぼしたようで
無機質な音色を奏で、道を歩むアルヴィスはきっと気が付かない――

                       
                  ―――無意識の内に、動くはずのない頬が緩んでいた事なんて―――



//いえいえぇ!こちらこそ遅れてしまって申し訳ない!
//こちらもこれにて〆となります!ありがとうございました!楽しかったです!






512 :ジャンヌ=メリュジーヌ・コレット【ドラゴンスケイル】[sage saga]:2015/07/17(金) 19:46:20.98 ID:qZm9CYut0
【逢魔刻の樹海を巨影が往く。その双眸へ深紫を湛えて】
【背には一対の翼、仙骨より発達するように顕現した__然し無残にも半ばでブッツリと途絶えた__尾】
【そして、西洋の伝説に登場する「飛龍」へ酷似した頭部。それは巨影が、人間のような矮小なる存在とは一線を画すことを示していて】
【異質な、去れど美麗なる黄金。その姿は痛々しく��欠けた�#�と相まって「十三夜の月」を彷彿とさせる。満月や十六夜月には届かない、欠けた、けれど美しい月】

【刻は夕。太陽は地平線に呑まれ、今宵もまた長い長い夜が始まる】
【やがて天には月読が昇り、柔らかな光を用いて闇を照らすであろう。ある者には導(しるべ)となり、またある者には狂気を招く邪悪な光として】
【____今宵、天へ月が昇るよりも早く。樹海には「もう一つの月」が昇る】
513 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 01:08:54.10 ID:oUPYTHLl0
【未だ錆鉄の香りの残る古戦場。亡者の邪念漂うそこへ訪れたのは一つの「異端」なる青年】
【顔面にはおどろおどろしい火傷跡が刻まれて、虚ろな蒼の双眸には眩いばかりに主張する月光が差し込む】
【まるで糸の切れた人形のように、がくりと膝を落とす青年には不気味さと同時に言いようのない"興味"が渦巻く】
【そう、それはまるで動物園で今まで見たことのない生き物を見たときの衝撃のような、そんな違和感と好奇心を見る者の目に焼き付けて】
【硝子玉のように無機質な双眸はやがて瞼に隠され、青年は静かに地に伏せた】
【一見すると死んでいるようにも見えるが、真意は果たして?】
514 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 12:23:41.73 ID:oUPYTHLl0
>>513
//これで夜の6時までロール待ちします
515 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 15:35:11.85 ID:8mn2guRz0
>>513
生きているかね?

【黒の男が、そこにいた】

死んでいるのならそれはそれで構わないが、私としては君に生きていてもらったほうが都合がいい。

なにせ、私は君に興味を持ったのだからな。

ああ、だからと言って私の興味を満たすためだけによみがえれ、なんて理不尽は言わない。

【つかみどころのないその男は、近くに転がる岩に腰掛け、観察するような目で彼を眺める】

死んでいるのに何度も問いかけるのはあまりにも滑稽だ。

なので、これを最後の問いかけにしよう。

君は、生きているかね?

【この怪しげな男に対する、彼の反応はいかに】
516 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 15:42:45.17 ID:oUPYTHLl0
>>515
……生きて、いる…?
…わからない、俺には俺が、生きているのかも『わからない』。

【突如、戦場に現れる一陣の黒。倒れ伏す蒼は何とも曖昧な返答を飛ばして】
【ごろんと、うつ伏せの状態から体を転がし仰向けの状態へと姿勢を変える】
【死体にしてはイキイキと、然し生者にしては余りに生を感じられぬ青年】
【自身が生者なのか死者なのか、それさえもわからないと答える青年に黒の男は果たして】
517 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 15:59:22.19 ID:8mn2guRz0
>>516
随分と愉快なことを言うじゃないか。

死体は喋らないし動かない。子供だってわかるこの世の真理だ。

それとも、今まで感じてきた生きているということに対するアイデンティティーでも失ったかね?

【どこか見透かしたかのような目で、黒の男は問う】

どうだ、もし良かったら聞かせてはくれないか。

なぜ、君が今生きているかどうかもわからないのかをね。

私が思うに、その顔の火傷になにか理由があるとは思うんだが。

【ニヒルな笑みを浮かべるその顔は、やはり真意を伺えない】
518 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 16:11:56.52 ID:oUPYTHLl0
>>517
……俺は、昔から自分が生きているのか分からなかった。
周りの人間とちがって、力があるからと言われて閉じ込められた。

【男と同じように――否、全く違う。例え何者であろうと感情を見る事のできない虚無の双眸】
【真意を伺えぬ彼の笑みのように、青年が浮かべる感情や心は一切の暗闇に包まれていて】
【無表情のからくり人形から感情を読み取ることなど出来ようか?……否、絶対に否】

俺はものごころついた時から父上や母上、そして皆から恐れられていたんだ。
だから俺は、もしかしたら人間として生きていないのかもしれない。

【淡々と、まるで感情の篭らぬ機械のように拙い言葉で語る青年。過去を背負う彼に、悲観の色は全く見られない】
【感情の欠落した、といえば正しいだろうか。とはいえ目の前の男性がそんなことを知る由など無く】
【ここに存在するのは心を持たぬブリキ、そう、神がブリキの心を入れ忘れたように青年も"忘れられた"のだ】
519 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 16:31:57.98 ID:8mn2guRz0
>>518
なるほど、なかなかに悲惨で、悲劇的な人生だったようだ。

だから、人間として生きてこなかった自分はそもそも生きているのかすらわからないと。つまりはそういうことか。

【納得したかのように、頷いて見せる】

【男の顔には、周りの人間とは違う力という言葉に反応する様子はない】

【つまり、それが日常である世界に生きている証といえるだろう】

だが、それだけの悲劇を語るにしては、やけに淡々としゃべるじゃないか。

まさかとは思うが、そんな人生に満足していた、というわけではあるまいね?

あるいは、そのピクリとも動かない表情のように、心の動かし方を忘れたか。

【再び、黒の男はあの見透かすような目を向けた】
520 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 16:39:42.55 ID:oUPYTHLl0
>>519
……わからない。
もしかしたら、俺はその生き方に満足していたのかもしれないし
最初から、心なんてなかったのかもしれない。

【男の見透かすような目は、然し青年の虚無の双眸を見透かすには届かない】
【そう、わからないのだ。青年自身も、そしてそれは青年を造り出した神自身にも】
【生まれながらにして他人と接触する事が許されなかった青年、当然ながらそれによって生まれる感情さえも欠落】
【故に、今の青年に"感情"を求めるのはあまりに酷であろう――彼は、心を入れ忘れられたブリキ人形なのだから】

おまえは、俺と話をしてどうしたいんだ?

【不意に、青年の方から質問が挙がる】
【彼は戦い以外での生き方を知らない――故に、今回もそうなのだと】
【世界を知らぬ青年の質問は、男に届くか】
521 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 16:58:01.69 ID:8mn2guRz0
>>520

自分でもわからないか。

まさしく虚無と言える存在なわけだ。

【その顔に青年をあざけろうとする色は見えない】

【ただただ、その数奇な運命に聞き入っていた、というのが正しい表現か】

ーーーおまえは、俺と話をしてどうしたいんだ?ーーー

【不意に、青年から問いをかける】

【敵意や殺気とは、少し違う】

【だが、どこか危うげな空気を醸し出していた】

ふむ、どうしたいか、か。そんなものは考えてもいなかったな。

強いて言うのなら、君と少しばかり話をしてみたかったと言ったところか。

出会い頭にも言ったが、私は君に興味を持ってね。

君がどんな人物で、どんな理由で興味をもたせてくれるのか、それを知りたいと思った、ただそれだけのことさ。

ゆえに、君に敵意がないのなら、こちらも危害を加えないさ。

【飄々と語るその様子は、やはりつかみどころがない】

だが、君と話していてますます気に入った。

君は、実に面白い人間だよ。

私が求めていた人材といっても、過言ではない。

【その言葉は、まさに空気】

【色も匂いもない存在感すら危ういもの】

【だがそれと同時に、何よりも自然に生物に染み入る猛毒】

【悪意を感じさせず、どこか安心してしまうかのような、そんな声】

どうだ、虚無の青年よ。

もし君が望んでくれるなら、この手をとってはくれないか?

私は、いや、私たちは、君という存在を歓迎しよう。

【差し出された右手は、彼の目にどう写るのか】
522 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 17:28:08.19 ID:oUPYTHLl0
>>521
人材…?

【殺気とも敵意とも違う、透明な言葉を投げかける漆黒の男】
【並の人間ならばそれだけでも心を許してしまうような、危なげな雰囲気を然し青年は本能で危機を感じ取る】
【悪意は感じない、むしろ安息をも覚える声。しかしなにか、何かが"違う"―――】
【青年が本能に覚えたのは"違和感"だ、言葉は敵意のないそれだというのに雰囲気はまるで王者のような風格】
【青年は不思議とその感覚に呑まれようとして―――逆らった】

おまえがいう歓迎というのは、俺には分からない。
俺はおまえを知らない、だからこの手はとらない

【パチン、差し出された手を煩わしげに叩き先程とは違う、"狩りに生きる者"の鋭い眼光を男性へと飛ばした】
【感情の欠落した青年、汚点でしかなかったそれは今この場において最大限の助力を発揮】
【"安心"という感情に呑まれる事がない青年は、ただ本能のままに男と対峙した】
523 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 17:46:02.20 ID:8mn2guRz0
>>522
そうか、それは残念だ。非常に、心の底から。

【おどけたように両手を上にあげて見せるその姿は、あまり残念そうには見えない】

君は、悪をなんだと考える?

【不意に口にしたのは、そんな意図の読み取れない質問】

私はね、悪とは正義の反対だと考える。まさしく、その通りの意味だ。

【そう言ってくつくつと笑う姿は、捉え方によってはバカにしているとも取られるかもしれない】

だがね、反対ということはすなわち、どちらか片方存在するだけでは、どちらも存在できない、問いことなんだよ。

コインの裏と表が文字通り表裏一体なのと同じ原理さ。

だが、この街にはその悪がまるでいない。

私たちを除けば、正義のほうが圧倒的に多いんだ。

【ここで、黒の男は言葉を溜めた。あたりの空気がしんと静まる】

ゆえに私は、悪を作ることにした。

悪を作り、悪を集め、悪がより行動しやすいように、環境を作った。

【その言葉に、今までのつかみどころのない雰囲気は存在しない】

【正真正銘の真意。一件狂人とも見えるふざけた発言を、まともな精神を持つ理知的な人間の表情で語る】

【この発言の本当の意味を知ることができる人間は、おそらく存在しない】

私がぴったりだと言ったのはね、君なら間違いなく素晴らしいヴィランになれると思ったからだ。

己の欲望を満たせば、虚無は自然と塞がっていく。

欲望に従うことこそ悪であり、だがそれと同時に最も自由になるということだ。

君は、自由になりたくはないかね?

周りの人間とは違うからと縛り付けられ、今ですらその鎖に絡め取られ、心の自由を失っている。

私はね、君に自由に生きて欲しい、ただそれだけなんだよ。

【透き通った空気は途端、どす黒い瘴気へと姿を変えた】

【近づくものを絡め取ろうとする、一つの生き物のような悪】

【しかしその言葉は、まるで蜜のように甘く、魅力的】

【これを良しとするか拒絶するかは、青年の価値観によって変わってくるだろう】

【すなわち、黒の男が言う『自由』を求めるかどうかで】
524 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 18:03:22.20 ID:oUPYTHLl0
>>523
【正義、悪、環境、自由。黒の男が紡ぐ言葉の全ては当然ながら、青年の元には届かない】
【狂人のようで常人のような、そんな矛盾の欠片を醸しながら一人言葉を進めていく男に青年は以前の死神商人を思い出す】
【然し、彼の者に抱いたような"恐怖"は今回は湧かない、強いて言えば青年の心を埋め尽くすのは目の前の男が危険だという事か】
【自由に生きて欲しい。そう口にする男は何か重要な事を陰にしているようで――青年は断固として表情を変えず、身構える】

【突如肉体を覆うどす黒い瘴気、蛇のように体中に纏わりつくその煩わしさと言ったら、青年でさえも僅かに顔を歪ませるほど】
【"感情"を持った常人ならばあっと言う間に呑み込まれるであろうそれを、然しサイボーグと何ら変わりのない青年は耐えてみせる】
【一種の洗脳効果も期待できるであろうその蜜のようで漆黒の言葉、青年はそれを己の価値観のみで貫いた】


それがお前の言う自由なら、俺は自由なんていらない……
俺が思う自由とは、周りの人間のように人間らしく生きる事だ。


【凛と澄んだような、然し狩人の双眸を以て青年はきっぱりと答える】
【提案の拒絶――恐らく通常では考えられぬ事を、青年ははっきりとやってのけた】
【代わりに青年が放つのは尋常ではない敵意と警戒、今までそうしてきたように、彼は誰かの謳うものではなく己の"自由"を掲げる】
525 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 18:15:30.11 ID:nkvs6XplO
>>524
己の生きたいように生きることこそ、最も人間らしいと思うんだがね。

【そう言って、彼はやれやれといった風になっ首を振る】

【どす黒い瘴気にも感じ取れた空気は、驚くほどあっさりと消え去った】

まあいいさ。それが君の選択なら、わざわざ強要する必要もない。

それに、無理やり従わせるには、君は少し我が強い。

……それに、目的そのものは果たしたしな。

【最後の一言は、誰にも聞こえないほどにぼそりとつぶやかれた】

さあ、どうするね青年。

私はさっきも言ったように君が危害を加えない限り、こちらから危害を加えるつもりはない。

だが、その途方も無い敵意だ。納めるにはそれ相応の相手が必要ではないかね?

【こきり、こきりと、黒い男は首を鳴らす】

さあ選びたまえ。このままここであったことを忘れこの場を立ち去るか、それとも意思に従いそれを開放するか。

【その笑みには、途方も無い危険と狂気を感じさせる何かがあった】
526 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 18:30:39.81 ID:oUPYTHLl0
>>525
【選択の強要、漆黒の男から迫られる選択肢の回答に、青年は言葉ではなく行為で示した】
【男が笑に顔を歪ませるように、青年は突如として地に付けがくりと死体のように微塵も動かなくなる】
【然しその時間は一瞬で、突然青年の肉体に変化が訪れた。バリバリと大木を引き裂くような歪音と共に皮膚に浮き出る翠色の鱗】
【人の形を保っていた肉体は徐々に姿を変えていき、それはまるで一本の太い芯のような形に、美術品とも思わせる翠の煌きを秘めながら】
【無表情を貫いていた顔面は歪み、犬歯は刀剣のような鋭牙へ、双眸は殺意に塗れた眼光へ、そして何より奇っ怪な事に首が二つに"増えた"のだ】
【止まらない急激な肉体の変貌、一種の猟奇ショーを見るかのような、狂気さえも惜しみなく醸す】


『――KISYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA――!!!』


【軈て変貌を遂げ、戦場に降臨したのは翠の鱗と10mを超える巨躯、二つの頭に四つの瞳を持つ蛇神、『ハイドラ』】
【神話の再臨を囁くかのような異常な光景を前に、同じく"龍"の力を秘めた男性は果たして】
527 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 18:41:10.10 ID:nkvs6XplO
>>526
なるほど、それが君の能力ということか。

【目の前で繰り広げられた非現実的な光景に、男は欠片たりとも驚かない】

【強いて言うなら、自分と同じ変身する能力であることに対して感慨を持つのみ】

さて、まずは小手調だ。これだけで終わり、なんてやめてくれよ?

ーーー『冥王の腕(めいおうのかいな)』ーーー

【突き出された男の右腕から出てきたものは、なんとも奇妙なものであった】

【その見た目を例えるなら、丸太のように太い黒き腕】

【それがまるで、炎のように揺らめきながらまっすぐに敵を掴まんと突き進む】

【その様はまさに、生きた人間を奈落に引きずりこまんとする冥王の腕だ】
528 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 18:51:35.00 ID:oUPYTHLl0
>>527
【呟き一つ、同時に男性から繰り出される丸太の如き太く、影のような漆黒の腕。陽炎の如く揺らめくそれは死を宣告するかのように】
【然し大蛇がその宣告を受けるには早すぎる――巨躯に似つかわしくない程のスピードでその腕を回避すれば、颯の如く男の元へと疾走】


SYAA――!!!!


【反撃とばかりに振るわれたのは男性の炎のような派手さは非ず、然し質量と破壊力は規格外の尾撃――世界樹をもへし折る破壊への途】
【小手調べを行う程の理性は無い、したところで生物にとってはマイナスでしかない。自然を生きる大蛇は目前の"獲物"を破る為ただ進む】
【音速にも達するのではないかと錯覚する程の一撃を前に、冥王は?】


//飯落ちです、都合が悪かったら切ってくださって構いません
529 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 19:09:49.16 ID:nkvs6XplO
>>528
ほう、思ったより速いな。

だが、君はひとつ勘違いをしている。

『生き物の腕は、二本だ』

【ニヤリと笑い、彼が行ったことは炎の伸びる右手に左手を添えたこと】

------邪悪の樹------

【ただそれだけで、丸太は大木に変化した】

【まるで枝が生い茂るように、黒い棘が生えてきたのだ】

【蛇の王の行方を阻むように集う黒炎の枯れ枝】

【立ち止まるのも突き進むのも、あまりいい手とは言えないだろう】

//飯落ち了解です。
//もちろん待たせてもらいます。
530 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷跡[age]:2015/07/18(土) 19:37:50.79 ID:oUPYTHLl0
>>529
//尾撃の行方を阻むように黒い炎が現れた、という解釈でよろしいでしょうか?
//また、そうでなくとも尾撃へのリアクションを書いてくれると助かります
531 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/18(土) 19:55:16.00 ID:nkvs6XplO
>>530
//その通りです。
//分かりづらい書き方をしてしまってすみません……
//ちょっと書き直しました。
//書き換えた点は、尻尾の攻撃を見てもまだ余裕を持ったような態度をとること
//そして迫り来る尻尾に対して空間に縫い付けるように数多の棘を生やした、という描写です。



ほう、思ったより速いな。

【追尾する漆黒の腕をくぐり抜け、どんな大木すらへし折ろうとする尾を見ても、男にはまだ緊張の色は見えない】

だが、君はひとつ勘違いをしている。

『生き物の腕は、二本だ』

【ニヤリと笑い、彼が行ったことは炎の伸びる右手に左手を添えたこと】

------邪悪の樹------

【ただそれだけで、丸太は大木に変化した】

【まるで枝が生い茂るように、黒い棘が生えてきたのだ】

【行く手を拒むかのように集う数多の黒き枯れ枝】

【このまま振り抜いてしまったのでは、その棘が身を貫くことになるだろう】
532 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷痕 尾に無数の刺傷(再生中) 『ハイドラ』覚醒[age 頭数『仁』]:2015/07/18(土) 20:06:26.44 ID:oUPYTHLl0
>>531
//了解です、ありがとうございます


【突如、尾撃の行方先に縫うように出現する黒い枯葉。否、それは棘と形容した方が正しいか】
【並のナイフよりも鋭い切れ味を持つであろうそれらの集合体、以下に蛇王といえどダメージは避けられないであろう】
【だが、ここで尾撃を止める程大蛇は理知的ではない――否、そうでなくとも蛇王は他の"もう一つ"の特性を持っている】
【通常の生物では考えられない、あったとしてもそれは禁忌に触れてしまうであろう特性――それが、異常な再生能力】


――GUOOOOOOOOOOOOOOO!!!!


【無数の棘が尾に突き刺さるのもそのままに、咆哮を上げながら然し尾の勢いは衰えず】
【鮮血溢れる尾には無数の傷跡が、然し直様その傷は異常な細胞の活性とともに傷口が緩やかに再生し、未知の煙が天へ昇る】
【振り抜かれる尾撃、轟音とともに大気を切り裂き突き進むそれは、生半可な対処では致命傷は避けられぬであろう】
533 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/18(土) 20:22:27.90 ID:6WpYjEeV0
【路地裏の隅で、一人の青年が武器を持った複数の男に囲まれていた】
【見れば既に何度か殴る蹴るなどの暴行を受けたのか服は薄汚れ、顔にはアザができている】
【恐怖に怯えた目で青年は絶望していた。偶然にも殺人現場を目撃した結果こうなったのだ、とすれば事実を知っている自分は当然―――】
【ただの不良ならばどれだけよかったことか、生きることを諦めかけたその時、彼等に声が投げ掛けられる】

一人に多人数を、無手に対して武器を

【コツ、コツと一歩づつ男達に近づいていく彼。パッと見はただの不良な彼だが、身体に残る多くの傷と眼光の鋭さが不良ごときではない事を分からせる】
【それに気づいた男達は、というよりも路地裏前にいたはずの見張りを無視してきている時点で青年から彼の方に意識を向け、明らかな警戒を見せる】
【そんな男達に対して彼は、数歩前で立ち止まり、こう言った】

そんな無法を道理としてるお前らなら、無法にそれ以上の力で返されてもまさか文句は言わねぇよな小悪党ども

【男達が攻撃しなければ、と思った時には既に彼は動いていた。それも男達の一人を殴り飛ばすという形で】
【無論即座に彼を倒さんと動き出した男達ではあるが、数秒後には全員が地に沈んでいた】
【一先ず青年を逃げさせると、警察に連絡してその場から離れようと動き始める】

…なんかちげぇんだよな
これも結局俺が気にくわなかっただけって言っちまえば終わりだしよ

【タバコを吸いながら、路地裏の出口まで歩いていく】
【その道中に考えるのは、正義について】
【他の仲間は皆自分のなかに確固たる「正義」の思いがあるが、自分にはない。気にくわなければ正義であっても自分は勝負を挑むだろう】
【不意に立ち止まり空に浮かぶ月を眺める】
【―本当に俺が正義を名乗っていいのかね、そんな事を思ったが、止めだ、と考えを煙に巻くように空に煙を吐き出した】
534 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】左腕骨折、黒龍に変化[saga]:2015/07/18(土) 20:34:34.56 ID:nkvs6XplO
>>532
ぬうっ!

【漆黒の棘が突き刺さろうと行く手を拒もうと、構わずに尾を振り抜く蛇の王】

【おまけに、目でわかるスピードで傷が回復していっている】

【さすがにこれは予想外だったが、男は冷静に判断】

【身体能力でこれを避け切ることや防ぎきることは不可能と判断し、腕から伝うように体をコーティング。さらに左腕を軌道上に配置し、致命傷だけは避けた】

【もっとも、大きく吹き飛ばされ、左腕にはヒビが入ってしまったが】

なるほど、やるじゃないか。

いや、侮っていたわけではない。だが、ここまでの力と速さを兼ね揃えているとは思いもしなかった。

【立ち上がりながら、男はそう評価した】

実に素晴らしい能力だ。私の黒炎の硬さと速さ、そして身体能力じゃ勝とうにもかてない。

ゆえに、本気を出すとしよう。

【男が乱雑にマフラーを脱ぎ捨てれば、首元には上向きに張り付いた黒い鱗が張り付いていた】

この能力は少々加減が効かない。

なので、うっかり死んでくれないと助かる。

【そう言って、男は鱗を撫でる。すると、どうしたことか】

【腕が、足が、顔が、背中が、身体中のあらゆる部位が蠢き、膨張しだした】

【それらはやがて黒く染まり、鱗がそれを覆い、もはやそれは、人間ではない】

【二本の足、巨大な爪のついた手、しなやかな尻尾にコウモリのような翼、その全長は、8メートルにも達する】

【その姿はまさしく、黒龍のそれだ】

さあ、それでは続きと行こうか。

【凶悪な黒龍の姿となってもその喋り方は相変わらずであり、それはすなわち、知能が残っていることを意味していた】

【宣言の直後、黒龍は走り出す】

【その巨体からは想像がつかないほどのスピードで】

【少なくとも、先ほどの蛇の王の素早さに匹敵、あるいはそれ以上か】

【その巨大な腕で薙ぎ払わんと迫る】

【当たれば当然、致命傷は避けられない】
535 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷痕 尾に無数の刺傷(再生中) 『ハイドラ』覚醒[age 頭数『仁』]:2015/07/18(土) 20:51:37.04 ID:oUPYTHLl0
>>534
【突如、己の能力と同じように漆黒の龍の姿へと変貌を遂げる男。その姿に以前の面影はない、変わらないのはその知識だけか】
【直後、黒龍は風の疾さで疾走。先程の自分に迫る速度で駆けるそれは正しく神話に語られる黒龍の如き】
【然してその疾風は自身に迫ったかと思えば、その巨大な腕を薙ぎ払う。成程、質量も速度も申し分ない。大蛇は静かに敵を評価する】
【恐らくその攻撃は顔面以外に直撃しても致命傷は避けられない――言い換えれば絶対に避ければならぬ一撃】

【剛速で迫るそれを大蛇は肉体を地に伏せることで回避、頭上を通過する豪風は空間を切り裂いた】
【一撃を回避した大蛇の二つの頭部は起き上がり、一つは肉体の神経を狂わせ麻痺させる麻痺液を、一つは凄まじい勢いの噛撃を】
【一つから二つに増えた大蛇の顔、それはつまり攻撃のバリエーションが増えたということで敵を翻弄させるには最適の狩人の猛撃】
【一度に二度繰り出される蛇神の攻撃は、一撃一撃が着実に命を奪わんと迫る】

//次の返信遅れるかもしれません…ごめんなさい
536 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】左腕骨折、黒龍に変化2015/07/18(土) 21:11:26.76 ID:nkvs6XplO
>>535
【俊敏にも黒龍の一撃を伏せることにより避けて見せた蛇の王】

【しかし蛇の王の動きはそれだけにとどまらない】

【伏せていた頭を持ち上げて、その口から何やら液体を吐き出した】

【蛇が吐き出すことから、恐らくは毒液の類か】

【そしてそれと並行して、噛みつかんと迫る牙】

【ならばと黒龍は、ふうと一息】

【そのただの一息だけで、口から先ほどの冥王の腕に匹敵するほどの黒炎が噴き出し、毒液をかき消さんと迫る】

【しかもこのコースは、蛇の王にもあたりかねない】

//遅れるの了解です。
537 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷痕 顔面火傷(中) ダメージ(中) 『ハイドラ』覚醒[age 頭数『仁』]:2015/07/18(土) 21:29:34.70 ID:oUPYTHLl0
>>536
【直撃――突如噴出した質量を持った黒炎は麻痺液と共に一つの頭部を焼き、炎を纏う頭は悶えるように呻き声を一つ】
【炎自体の温度もそうだが何より黒炎自体が持つ質量。まるで鉛玉がぶつかったかのような衝撃に僅かに怯みの動作を見せる】
【だが不幸中の幸いというべきか、直撃したのは"麻痺液を放った頭"だけ――もう一つの頭は、激痛を走らせながらも牙は納めず】
【並行して繰り出される鋭牙、獲物を確実に仕留めるために振るわれるそれは意地か根性か、確りと黒龍の首筋を狙っていた】

――SYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!
538 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】左腕骨折、首に軽傷、黒龍に変化[saga]:2015/07/18(土) 21:53:50.12 ID:nkvs6XplO
>>537
GAAAAAAAAAAA!!!

【首に走る激痛に、思わず悲鳴をあげる黒龍】

【だが、それでも彼には鱗がある。俊敏さを出すために硬さに問題はあるが、少なくとも弾丸を使ってやっと貫通する硬さ。牙を突き立てた程度では、致命傷には至らない】

【ひるみながらも、黒龍は黒炎の重さと熱さによって苦しんでいる蛇の王の本体に向かって腕を振り下ろす】

【あの俊敏な動きを可能にするほどの俊敏さだ。少しでも噛みつきをやめることに躊躇を持って仕舞えば、避けきれずこのまま叩き潰されて絶命するだろう】
539 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷痕 顔面火傷(中) ダメージ(中) 『ハイドラ』覚醒[age 頭数『仁』]:2015/07/18(土) 22:12:00.08 ID:oUPYTHLl0
>>538
――……ッ!!

【当たった――牙から伝わる手応えは、例え浅くともダメージの入った証。そのまま抉り噛み千切ろうとするも黒炎の熱と激痛が許さない】
【その上に、ぶぉんという大気を切り裂く轟音とともに振り下ろされる黒龍の大木のような豪腕。如何に蛇神といえど後退を余儀なくされる】
【間一髪、後退したことにより直撃は避けたがそれにより生まれた真空により大蛇の頬が切り裂かれた。伝る一滴の紅は涙のよう】
【一進一退の死闘、互の実力はほぼ――互角】

……SYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!

【振り下ろされた腕、大蛇は耳を劈く咆哮一閃。黒龍の豪腕に体を巻き付けようと迫る】
【大蛇は知っている、最初の尾撃により黒龍の右腕が折れていることを、故にさらに両腕をへし折り使い物にならなくさせる作戦】
【蛇とは本来、牙や液ではなく肉体を獲物に巻きつけ骨や内蔵を潰す事を戦術とする生き物――そしてそれは、大蛇とて同じ】
540 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷痕 顔面火傷(中) ダメージ(中) 『ハイドラ』覚醒[age 頭数『仁』]:2015/07/18(土) 22:22:37.87 ID:oUPYTHLl0
>>539
//折れてるのは右腕じゃなく左でしたね…すいません
541 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】左腕骨折、首に軽傷、黒龍に変化[saga]:2015/07/18(土) 22:34:03.71 ID:nkvs6XplO
>>539
//念のために明言しておきますが、左腕のヒビですよー。

【腕による一撃を避けるために首から離れた蛇の王】

【首に痛みこそ残るが、先頭に支障はなさそうだ】

【しかし、向こうも黙ってな見ていてはくれない】

【再びあの俊敏な動きでこちらに迫り来ていた】

【軌道からして、どうやら巻きつくことが目的らしい】

【なるほど、それは確かに、蛇らしい攻撃だ】

【巻きつき押しつぶし丸呑みにする。おそらくはそれが目的か】

【だが、それが諸刃の剣であることを蛇の王は理解しているだろうか】

【巻きつくために飛びかかるということは、すなわち腹や首を晒すということに他ならない】

【迎え撃つように、黒龍はもう一度腕を振るう】

【俊敏性はおよそ互角。爪を避けてさらに巻きつこうと迫るのは、少々難題といえるだろう】
542 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷痕 顔面火傷(中) 内蔵、腹部にダメージ(大)『ハイドラ』覚醒[age 頭数『仁』]:2015/07/18(土) 23:08:50.56 ID:oUPYTHLl0
>>541
【そう、黒龍の謂う通りこの作戦は"諸刃の剣"――危険を晒す代わりに、その剣は重症を与える】
【狩りに生きる者として、その行為がどの位危険なことなのかは承知の上、故に相手の攻撃も予想済み――】
【ぶぉん、振るわれる豪腕。壮大な風切り音に似つかわしい強大な一撃は如何に大蛇とて致命傷は避けられない、それが頭部以外の一撃であろうとも】
【否――言い換えれば、"致命傷"で済むのだ。命が尽きぬ限り、蛇の王は動き続ける】


GOAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA―――!!!


【炸裂、腹部から全身に伝わる衝撃と激痛は尋常ではなく、モロに喰らった為内蔵はほぼ潰れかけ吐血が赤を彩る】
【紛う事無く致命傷――だが、未だ蛇神に宿る命の灯火は明かりを放ち、まるで最後の抵抗だとばかりにシュルシュルと巻き付かんと】
【その動作は酷く鈍く、素早さは見られないが、腕を振るった直後の黒龍は果たして対処できるか?】
543 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】左腕骨折、首に軽傷、黒龍に変化[saga]:2015/07/18(土) 23:29:20.12 ID:nkvs6XplO
>>542
【本来ならこの一手で終わりになると思っていたのだ】

【当然、それでもなお巻きついてくるなど考えてもいなかったため、避けられるはずもなかった】

【しかし、かなりの大ダメージが入ったことは確実だ】

【内臓は潰れ、骨は折れ、それでもなお巻きつこうと言うのなら、それだけで自分の命をすり減らす】

【加えて、そんな重傷ならば痛みや骨によって威力が下がることも必死。即骨をへし折られるというほどのダメージはない】

【だが、それでも先ほどから激痛を与え続けるこの力強い締め付けは、間違いなく腕を折ることだろう】

【そうなる前に、黒龍は翼を広げ、空を飛ぶ】

【離すならそれで良し。もし離さないなら、空中で大車輪がごとくぐるぐると回り続ける】

【そうなれば、どれだけ力強く締め付けようとも、己の血で滑り落ちてしまうだろう】
544 :蒼衣の青年【ハイドラ】顔面に火傷痕 顔面火傷(中) 内蔵、腹部にダメージ(大)(再生中) 意識朦朧 『ハイドラ』覚醒[age 頭数『仁』]:2015/07/19(日) 00:01:27.50 ID:Yo3KWZwZ0
>>543
【ふわりと、大蛇は己がに掛かる風圧と黒龍が広げる両翼により現在此処が空中なのだと悟る】
【ギリリと黒龍の腕を締め付ける肉体、然し限界も近く、本来なら一瞬で砕けるはずの腕骨も苦戦を強いられる】
【そして黒龍も何の抵抗もなく腕を折らせてくれる訳もなく、その場で大車輪の如く凄まじ勢いで回転】
【成程、振り落とすつもりか――朦朧とする意識の中、大蛇は静かにその事を悟りより強く、力を込める】

【さて、ここで問題なのが黒龍の云う通り大蛇の"血"――どれだけキツく縛り上げようとも、この血液が潤滑液となり滑り落ちる事必須】
【だが一つ、この土壇場で発揮するのが大蛇が持つもう一つの"切り札"――そう、それこそが"再生能力"】
【大蛇の再生能力は緩やかではあるが、止血の効果程度は持つ。流れ落ちた血液も煙を上げ蒸散していくのが分かるだろう】
【では即ち、大蛇の"処刑"を妨げるものは居ない。もし、仮に翼を広げる前に大蛇自身に直接攻撃をしていれば結果は変わっていたのかもしれないが――】

【薄れゆく意識の中大蛇は一つの"感情"を胸に秘めた、そう、それこそが人間が、生物が持つ一つの"希望"という感情】
【黒龍の腕を締め上げる中、彼のガラス玉のような瞳に映ったのはいったい――】


//遅れましたすいません!
545 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/19(日) 00:22:41.47 ID:8fToU0kJ0
>>544
//う、うーん、さすがに血液の蒸発は無理があるかと……
//でも、止血が済んだなら絡みつくことも可能と判断し、続行します。

【ある程度の回復は予測していたが、止血に専念するなんて使い方もできたとは】

【予想外の展開ではあるが、まだ焦るには早い】

【空は自分のフィールド。地を這う蛇では、覆しようのない利点だ】

【逃げ場のない蛇の王に、黒龍は左腕を向ける】

【その手に光るは、五本の大剣がごとき剛爪】

【それを、自分の腕すら傷つけるほどに力強く振り下ろす】

【気力を振り絞り腕をへし折ったとしても、体を6つに引き裂かれたのではひとたまりもあるまい】

【仮にそこまでのダメージを与えられなかったとしても、もはやしがみつくほどの力も残らないだろう】
546 :蒼衣の青年【ハイドラ】[age 頭数『仁』]:2015/07/19(日) 00:39:33.52 ID:Yo3KWZwZ0
>>545
//前回の戦闘ロールで、再生能力とは血液も蒸散する事だという事を囁くロールを行っていました
//しかしそれでは納得はいってもらえないと思うので、次からは気をつけます
//それと、こういうのもなんですが……既に右腕を折ろうと巻き付いた状態から2ロールを跨いで尚既に折れた左腕で攻撃し、10mの巨体に巻き付かれたまま飛行できるのは少し無茶があるかと思います


【ざくり、後一歩で黒龍の腕をへし折ろうというところでその身に降り注ぐ大剣の如き剛爪。咲き乱れる鮮血の嵐】
【致命傷を喰らっていた大蛇にそのダメージは大きく、最早右腕に巻きつく力も無い。当然であろう、再生能力があろうともダメージは再生できないのだ】
【最期に黒龍の腕をへし折れたのかどうかは定かではない、しかし、大蛇が最後に浮かべていたのは心なしか安らかな顔で】
【戦いの中見出したのは以前決闘した死神商に抱いた恐怖、そしてそれを覆すほどの希望。誇り高き大蛇は、たった今死んだ】

【10mの巨体が地に落ちる音は、途轍もなく大きく。戦場中を響き渡るズシンとした重みのある低音】
【命の灯火が消えた大蛇はもう動かない。軈てその肉体が光の粒子となり消えていくと、傍に転がったのは濁り切った白とも灰ともつかぬ宝石】
【夜明けの太陽を反射するそれは、まるで二つ分の輝きがあるかのように光を放つ――】
547 :サルヴァトーレ・ルチアーノ【カラミット】[saga]:2015/07/19(日) 01:01:51.83 ID:8fToU0kJ0
>>546
//腕については前のレスで折れておくべきでしたね……。本当にすみませんでした……
//左腕に関しては、あくまでヒビなので痛みをこらえて振るえば、十分殺傷能力を持つと判断して書きました。
//10メートルの巨体を持ち上げたというのは、これはやり過ぎてしまいました。
//10メートルですもんね、調べてみたら同じサイズの蛇で250キロもありました。こんなの持ち上げながら自由に飛べません……
//本当にすみませんでした。なんなら、生野ロールをなかったことにして、お好きなタイミングまで戦闘を巻き戻してもらっても構いません。

【いつこちらが死んでもおかしくないほどの死闘。だが彼は、なんとか生き抜いてみせた】

【だが、彼の両腕は力なく垂れ下がる】

【先の蛇の王の攻撃により右腕が。そしてその命を断つためにふるった左手は、その切りつけた勢いによって折れてしまった】

【だが、それでも黒龍は生き抜いた】

【だが、その顔はどこか浮かなく、後悔があるようにも見える】

【彼は翼を羽ばたかせ、自らのアジトへ帰る】

【傷は、当分癒えそうにない】
548 :蒼衣の青年【ハイドラ】[age 頭数『仁』]:2015/07/19(日) 01:08:11.08 ID:Yo3KWZwZ0
>>547
//>>534の名前欄に「左腕骨折」と記入してあったのでてっきり折れていたのかと思っていました……すいません
//いえいえ、最後に少し言いたかっただけなので大丈夫ですよ!
//なにはともあれロールありがとうございました、怪物同士の死闘楽しかったです
549 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】[age 頭数『仁』]:2015/07/19(日) 18:52:48.24 ID:Yo3KWZwZ0
【夕闇に包まれる大広場、シンボルとなる大理石で造られた噴水は只々無機質で透明な湧水が流れ】
【唯一闇を淡く彩るは一筋の月影。聖なる光が導くは善か悪か、誰にも答えられぬ問は虚しく木霊する】

【ザッ――大地を踏み締める音、飛び立つ赤眼の鴉。月光の導きに応え訪れたのは"闇"であった】
【狂気に塗り潰された餓狼の双眸に三日月を描く口、人間という格好の獲物を求め彷徨い来る漆黒の名はアーカード】
【殺気と形容するには生温い、膨大なそれが漂う戦場へ訪れた闇の王は静かに待つ。己を打倒せし存在を―――】
550 :ヴリコラカス・アルカード【ディオド】[age 頭数『仁』]:2015/07/19(日) 22:59:02.98 ID:Yo3KWZwZ0
>>549
//まだまだ受付中ですー
551 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/20(月) 12:55:59.32 ID:iJj+UuA+0
【廃墟と化した街の一角。その中心にある数mはあろうかという巨大な瓦礫の上には何かの影が一つ】
【何をするでもなく、その影は雲に覆われて陰った空を一人見上げる。つまらなそうに、退屈そうに】
【影の正体は一人の男。傷痕多く、髪を書き上げ、学ランを羽織る不良姿の男】
【しかして、その男ただの不良ごときで収まる器にあらず。見るものを怖じけさせる、獣のような、それも百獣を統べる者のような鋭い眼光からもそれが伺える】

【ふと見下げた地面には荒れた大地が見える。廃墟にしても荒れすぎているその大地はこの男が先程作り出したもの】
【その時にいたなも知らぬどこかの誰かたちは既に逃げ出したらしい。つまらなさそうに溜め息を吐いてまた空を見る】
【―どいつもこいつも、性根が腐った奴ばかりなのか、ここは―――欠伸を一つして、その肩に鴉が止まる】
【彼が離れようと下を向いたとき、そこには何が存在するのだろうか】
552 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】[age]:2015/07/20(月) 13:10:35.27 ID:1OH5NFaq0
>>551
【荒れ果てた大地、廃墟というにも余りにボロボロな其処は謂わば地獄絵図という表現が正しいかも知れない】
【ふと、来訪者の少女シャーロットは疑問に思う。以前ここに来た時は、こんなにも荒れ果てていただろうか】
【それ以前にここは不良やら狼藉者の巣窟の筈――ここまで人気のないのは流石に可笑しい】
【はて、と首を傾げながら散策を進めているとその原因は呆気なく見つかった。空を眺めている学ラン姿の男性、にしては学生には見えないが】
【並の人間ならば彼をただの不良と片付けてしまうかもしれない。だが、戦闘者である者ならば彼が"タダモノ"ではない事は容易に察せる】
【そしてそれは、金色の来訪者も同じ】


…貴方、そうそこの貴方!!
その佇まいからして、ただの不良ではありませんわね?
前振りは必要ありません、わたくしと勝負なさい!!


【意識するよりも早く、シャーロットはビシィッと男性へ向かい指を差し、高らかにそう宣言していた】
【その宣言に反応し男が声の主の方向へ目を配れば、そこに居るのは陽光を反射する金の縦ロールに、鴉のような朱色の瞳をした少女が一人】
【一見するとただの高飛車なお嬢様に見えるが、この状況を見ても逃げも隠れもしない辺り肝が据わっているか、余程の馬鹿なのだろう】
553 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/20(月) 13:42:51.81 ID:iJj+UuA+0
【声が聞こえて、直ぐ様そちらを見る。勝負、勝負と言ったか!】
【声の先にいたのは金髪を縦ロールにしたいかにもお嬢様というような少女。先の言葉遣いや、その容姿からも育ちの良さが伺える】
【しかし、そんな少女がたった一人でこんなところに来るわけがない。見た目で判断するな、の良い例ということだろう】
【仮にそうじゃなかったとして、それがなんだというのか】
【正々堂々と正面から勝負を挑まれているというのに断ってしまえば―――】

―――男が廃るってもんだよなぁ!

【声と同時、瓦礫の上から飛び降り体制を崩すことなく地面に着地。鴉は飛び去り辺りに漆黒の羽を降らす】
【ニィ、と好戦的な、しかしどこか嬉しそうな笑みを浮かべて少女を見る】

さて、一応聞いとくが俺との喧嘩ってことで良いんだよな?
それ以外のもんで挑まれても俺は何にもも出来ねぇぜ

【ククッと笑いを押し殺して、からかうように言う】
【そんな男に少女はどう動くのか】



/すいません遅れました!
554 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】[age]:2015/07/20(月) 13:56:29.23 ID:1OH5NFaq0
>>553
フッフッフ…当っ然ですわ!
ルールは無しの真剣勝負!!拳と拳のぶつかり合いですのっ!!

【からかうような口調で意味のない問い掛けを行う男性へ対し、自信満々に胸を張り高らかに布告】
【一見すると無謀な挑戦のようにも見えるが本人は至って真面目、大真面目】
【むしろ期待通りの返事が貰えて上機嫌のようで、顔はもう満面の笑顔というかとにかく歓喜に満ち溢れている様子】


わたくしの名はシャーロット=マリナ・シエル・リメンバー・ニエルマン……
闘士同士の決闘の前に、名を名乗らないほどわたくしも愚かではありませんわ!


【ズシンと、何処かの拳法のような構えを取りながらお嬢様な格闘者は自身の名を名乗る】
【これが彼女の戦闘スタイル。名を名乗り相手に自分を覚えさせ、自分という存在を刻む。それがシャーロット流のやり方】
【男性と相対するかのようににやりと、何処か悪戯じみた笑顔を向ければ、静かに男の反応を期待する】
555 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/20(月) 14:16:12.05 ID:iJj+UuA+0
>>554
結構!その言葉を待っていた!

【相手の笑みと同じように彼もまた笑みが深まる】
【少女の方に数歩近づき、止まる】
【名乗られたからには、返さぬわけにはいくまい。久方ぶりのこの状況に彼の歓喜は最高潮に達する】

シャーロット、ね。オッケー覚えた!
だからてめぇも覚えとけ、桐生流っつー俺の名前を!

【少女は拳法のような構えを取るが、彼はバシン、と音をたてて拳を片手で包むのみ】
【拳法を足しなんでいる少女なら、彼が正真正銘武術に関しては素人だと分かるだろう】

んじゃぁ早速始めようか!俺達の喧嘩を!!

【一気に駆け出すと、少女に向けて真正面からの前蹴りを繰り出す】
【なんの能力もないそれは、大した威力のない普通の蹴りだ】
556 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】[age]:2015/07/20(月) 14:31:54.40 ID:1OH5NFaq0
>>555
【届く男性の返答。桐生流という男からの正真正銘の名乗り】
【対し少女は満足気に深く頷き、自然と構えに力が込み上げる。武術大会の決勝戦以来の緊張感だ】

ええ!このシャーロット、しっかり貴方の名を刻みましたわ!!
では桐生さん……いざ尋常に、勝負っ!!

【決闘開始の合図は無い、しかしシャロと桐生が動き出すのはほぼ同時であった】
【ヤクザキック気味の前蹴りを放つ桐生、対しシャロは真っ直ぐに疾走し、蹴りを見捉えひらりと横へ回転し舞う様に回避】
【そしてその回転の勢いを殺さずに、回避中に形取った"掌底"を蹴りを放った直後の桐生の横顎へ向けて振るった】

……もらいましたっ!!

【そう宣言する彼女も勿論、能力は使用していない。単純に言えば身体能力と技術の違いか】
【確信気味に振るわれた掌底はやはり、鋭さを以て桐生へと襲いか
557 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】[age]:2015/07/20(月) 14:37:58.34 ID:1OH5NFaq0
>>556
//あれ……最後の行は【確信気味に振るわれた掌底はやはり、鋭さを以て桐生へと襲いかかる】です!
558 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/20(月) 14:52:01.48 ID:iJj+UuA+0
>>556
【蹴りは容易く避けられる。武術経験の有無もあるだろうが一番は身体能力の違いか】
【避けられた、それは特に驚くに値しないこと。自分の蹴り程度なら不意打ちなどの例外を除いて大概の奴が対応は出来るだろう】
【つまり、避けられて、防がれて、反撃されることを織り込み済みで蹴りを繰り出したのだ】


残念だが、もらわれてねぇよ!!


【掌低が繰り出されると同時、低く屈んで前蹴りで浮いていた足を地面につける】
【一瞬の重心移動の後前蹴りと逆の足が浮けばシャーロットの背中を目掛けて廻し蹴りが繰り出される】
【低く屈む事によって掌低を顎から放し、回転の動きによって勢いを殺したにも関わらず尚頭に殴られたような衝撃を感じるのは少女の技術と力の賜物だろう】

今度は俺が言おうか、もらった!!

【蹴りに成功すれば追撃で後ろ頭を殴ろうとするだろう】
559 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】[age]:2015/07/20(月) 15:01:06.95 ID:1OH5NFaq0
>>558
【フック気味の掌底流し、しかしそれは桐生の予期せぬ動きにより顎という急所を外れこめかみ部へ】
【それに驚く間も無く、まるで流れるような動作で振るわれる車輪のような廻し蹴り。当然避けられる筈もなく背中に鈍い衝撃が走った】

……ぐっ…!
…まだ、まだですわっ!!

【常人のそれとはいえ男性の脚力に顔を歪めるも大きなダメージではない、無論桐生の追撃をそうそう許すはずもなく】
【背後を確認せず、勢いの載せた回転裏拳を迫る桐生の頭部へ放つ。攻撃と同時に向き合う、空手の基本技となる技術】
【とはいえ咄嗟に放った形の拳、速度と鋭さは健全だが威力は精々追撃を阻害する程度だろう】
560 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/20(月) 15:27:55.83 ID:iJj+UuA+0
>>559
【確かな手応えを足に感じ、蹴りが決まった事を確信する。大なり小なりダメージは入ったはず、ならばこの期を逃す手はない】
【ダンッ、と勢いよく足を地につけて無防備な頭に拳を振るう。ただの拳法家が相手ならこれを当てることも出来ただろうが、生憎シャーロットはそうではなかった】
【蹴られたばかりだというのに、自分の動きを直ぐに察し、反撃の裏拳を放ってきた。威力は無かったものの額に当たり一瞬視界が消えたことに反応し、後ろに飛び退いて数歩分の距離を取る】
【正々堂々の精神に、並を軽く越える力と技術。心技体の全てが揃った相手に僅かな驚きと、更なる戦闘意欲が沸き起こる】

今のだけで判断すれば、殴り合いじゃ互角ってとこか?

【シャーロットが体制を整え終わるまで待ち、その場から動かずに話し始める】
【互角とは言うが、直ぐに身体能力差で覆されることもあり得る以上一概にそうとは言えないだろう】

…なぁお前"能力"を持ってたりしないか?

【そして問う。今以上の戦いを始めるかを】
【この相手に対してただの殴り合いで終わらせるには惜しいと思ったのだ】
【無論、持っていなければこのままの状態で戦いを続けるだろうが】




561 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】[age]:2015/07/20(月) 15:42:13.17 ID:1OH5NFaq0
>>560
【直撃、とまではいかないが牽制に振るわれた裏拳は無事役目を果たしたようで、追撃を喰らう前に桐生を後退させる】
【油断はしていなかった、だが最初に振るわれた蹴りを見て多少認識を誤っていたようだ】
【咄嗟に自身の攻撃に反応できる反射神経、申し分ない脚力。そして自身と同等かそれ以上の根性】
【ただの一介の対戦相手にしておくには勿体無い相手だと一人思う。と、男性から再度質問が紡がれた】


……その口振り、桐生さんもそのようですわね…
ええ持っていますわ!それもこのファイトに打って付けの!!


【少し自慢気な笑顔を見せて、拳法の構えから一変。その構えは俊敏さとフットワークを重視するボクシングの型に】
【世間知らずなシャーロットでも桐生の問の真意は伺える、ゆえに、彼の問いには言葉ではなく行動でYESと応答した】
【桐生がよく目を凝らせば気がつくだろうか、シャロの構えた両拳に半透明な螺旋を描く鎌鼬が纏われていることに】


さぁ……第二ラウンド、開始ですわよっ!!
562 :桐生 流【輝爆装置】[sage saga]:2015/07/20(月) 15:58:35.70 ID:iJj+UuA+0
>>561
【シャーロットからの嬉しい返答と同時、構えが変わる。ボクシングのような構えに】
【そしてその拳をよく見ればハッキリとは見えなかったが半透明の"何か"に覆われていることが分かる】
【つまり、シャーロットは威力向上型、あるいは属性付加型の能力の可能性が高いだろうことが推測出来た】

てめぇも能力を出したんだ、俺も出さなきゃなァ!!

【一度両の拳を開いたかと思えば直ぐに力強く握りしめる。彼の場合は注視するまでもない】
【その拳が輝きだし、光を纏う】
【同じような精神性に、拳に何かを纏うという同じような能力の二人が出会い戦っているのは本当に偶然なのか】


さぁ、第二ラウンドを始めようぜ!


【シャーロットと同時に言うと、再び駆け出し今度は顔面に向けて拳を振るう】
【もしその拳を受ければ、防げば、そこには拳の光が移ることになる】
563 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】拳に斬撃属性[age]:2015/07/20(月) 16:10:48.03 ID:1OH5NFaq0
>>562
……まあ!
桐生さんもわたくしと同系統の能力なのですか?
これは、今日貴方と拳を交じり合える事に神に感謝しないといけませんわねっ!!

【桐生の拳に纏われる眩いばかりの輝き、人工的なただ明るい光ではなく、太陽の如く自然で美麗な光】
【思わず見蕩れてしまいそうなそれから目を覚ますように、パチンと己の両頬を軽く叩き闘魂注入】
【然してまた直ぐにボクシングの構えを取り、疾走する桐生の動きを紅き双眸が捉えた】

――ダッキング!
からの踏み込み、かち割りアッパーカット!!

【顔面に向けて振るわれる鋭い拳を、素早く頭を屈ませ直撃を回避。からの流れるような動作で一歩踏み込み、顎へ向けてアッパーを振るう】
【相手の能力が未知数な上ブロックは極力避けなければならない、故にシャロが取った行動は賭けに等しかった】
【アッパーが直撃、あるいは掠りでもすればダメージは必須だが避けられたとなれば隙が生じる、それを見込んでの殴打】
【もしもその拳に触れれば、まるで鋭い刃に斬られたかのような鋭い痛みが顎に伝わるだろう】

564 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】拳に斬撃属性[age]:2015/07/20(月) 16:11:06.72 ID:1OH5NFaq0
>>562
……まあ!
桐生さんもわたくしと同系統の能力なのですか?
これは、今日貴方と拳を交じり合える事に神に感謝しないといけませんわねっ!!

【桐生の拳に纏われる眩いばかりの輝き、人工的なただ明るい光ではなく、太陽の如く自然で美麗な光】
【思わず見蕩れてしまいそうなそれから目を覚ますように、パチンと己の両頬を軽く叩き闘魂注入】
【然してまた直ぐにボクシングの構えを取り、疾走する桐生の動きを紅き双眸が捉えた】

――ダッキング!
からの踏み込み、かち割りアッパーカット!!

【顔面に向けて振るわれる鋭い拳を、素早く頭を屈ませ直撃を回避。からの流れるような動作で一歩踏み込み、顎へ向けてアッパーを振るう】
【相手の能力が未知数な上ブロックは極力避けなければならない、故にシャロが取った行動は賭けに等しかった】
【アッパーが直撃、あるいは掠りでもすればダメージは必須だが避けられたとなれば隙が生じる、それを見込んでの殴打】
【もしもその拳に触れれば、まるで鋭い刃に斬られたかのような鋭い痛みが顎に伝わるだろう】

565 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】拳に斬撃属性[age]:2015/07/20(月) 16:11:31.15 ID:1OH5NFaq0
//連投すいません……
566 :桐生 流【輝爆装置】頭部に切り傷(中) 出血(小)[sage saga]:2015/07/20(月) 16:35:03.26 ID:iJj+UuA+0
>>563
【今回も拳は避けられる。そして直後に訪れるアッパー】
【いくつか避けられた上での反撃方法は考えていたが、こうなるとそれらは意味をなさない】
【なんとか頭を捻って避けるが頬からこめかみにまで拳が掠る。するとどうだろう、拳が掠った部分が鋭利な刃物に切り裂かれたような傷を負っている】
【鋭い痛みと場所が頭部だった為に多くの血が流れるが、彼はその場から引かない】
【連撃をくらう可能性があるにも関わらず引かなかったのは彼が無謀だから、ではない。この期を逃すわけにいかなかったから引けなかったのだ】

…ッ!どういうことかはわかんねぇが、取り敢えずてめぇの拳は刃になってる見てぇだな。しかも打撃力を残して
次は俺の力を見せてやるよ!

【ここで引いてしまえば出血もあり、じり貧になる可能性がある。つまりここでダメージを負わせなければ敗北する可能性が上がるのだ】
【残っている片手でシャーロットの腹に目掛けて押し飛ばすように掌低を繰り出す。掌低自体に大した威力はないが、当たった場所には光が移る】
【もし掌低が当たれば一歩後ろに下がったと同時、シャーロットの腹部で光が爆発するだろう】
【彼自身咄嗟の攻撃だったので爆発に少女を吹き飛ばすといった大き威力はないが、それでもダメージはあるはず】
567 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中) 拳に斬撃属性付与 [age]:2015/07/20(月) 16:52:36.22 ID:1OH5NFaq0
>>566
な……っ!?

【手応えあり――完全とまではいかないが、無視できないダメージを与える事は出来た】
【然しシャロが抱いたのは達成感ではなく驚愕。こめかみを切り裂かれながらも引かぬ桐生に戦慄を覚える】
【マズイ――心ではそう思うも体は咄嗟には反応してくれず、桐生の放った掌底は輝きの残光を描きシャロの腹部へ】
【あくまで押し飛ばす形だったためダメージは少ない、反撃は可能。再び構えを取った直後、腹部に宿る輝きが異変を生じ――爆発】

――がはっ!!?
ぐ、げほっ…!……き、起爆…!?

【突然腹部に走る衝撃と高熱。あの光に仕組みがあるとは予想していたが、まさか起爆性のものだとは】
【耐えられない程ではないにしても、素直に掌底を食らってしまった自身の愚かさに悔しささえ湧き上がる。ギリリと歯を食縛る音が聞こえた】
【腹部を押さえながらも、まだ戦闘不能には陥らない。息を荒げながら、顔を歪ませながらも鋭い双眸は桐生を真っ直ぐに捉える】
【再び彼女が構えたのは今までのボクシングの型とは異なる、後ろ足にも重心を加えた構え。人はそれをムエタイと呼ぶ】
568 :桐生 流【輝爆装置】頭部に切り傷(中) 出血(中の手前)[sage saga]:2015/07/20(月) 17:09:34.46 ID:iJj+UuA+0
>>567
おうよ、お前が刃なら俺は爆弾だよ
これで痛み分けってとこだな

【目に入りそうになった血を拭い、不敵な笑みを浮かべる】
【相手の能力を考えると、時間をかけるわけには行かない。一気に攻めなければ】
【駆け出すと同時、血の着いた手をシャーロットに向けて振り、僅かに光を纏った血を飛ばす】
【それらはシャーロットの手前で目眩ましのように爆発し、その隙に彼は攻撃をする気だ】

悪いが時間をかける余裕がなさそうなんで一気に型つけさせてもらうぜ

【彼は駆ける道中に自らの足に光を纏う手で触れる。当然光は移動し、徐々に足先の方へ移動していく】
【そして始めと同じように前蹴りを繰り出した時には丁度光が足先に来ていた。つまりこの蹴りにも拳と同じような効果が現れる】
569 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中) 拳に斬撃属性付与 [age]:2015/07/20(月) 17:22:37.37 ID:1OH5NFaq0
>>568
……っ…この程度っ!!

【爆発、飛び交う血飛沫は微かな光を纏いシャロの目の前で爆発四散する】
【威力自体はほぼ皆無だがそれにより生じる閃光は彼女の視界を奪うには十分過ぎる、咄嗟に瞳を瞑るも時既に遅し】
【一時的に視界が封じられ、怯みを見せる。然し、封じられた視界の中シャロは桐生の次の行動を推測した】
【疾走し大地を踏みしめる音。そして桐生の言動……咄嗟にシャロは迫り来る桐生の未知の攻撃を避けようと、バックステップ――ではなくその場で跳躍】

――はぁぁぁあああああっ!!

【ムエタイスタイルから一変、彼女が繰り出すのはテコンドー。空中に跳躍したため桐生の前蹴りは空振り、シャロの視界は復活】
【決めるは必殺の蹴撃。空中で身を捻り放つ回し蹴りは地上でのものと比べても速度も威力も上回る】
【空中で繰り出した決死の一撃の行方は果たして】
570 :桐生 流【輝爆装置】頭部に切り傷(中) 出血(大の手前) 頭部へのダメージ(大)[sage saga]:2015/07/20(月) 17:56:53.40 ID:iJj+UuA+0
>>569
―――跳躍!?

【後ろに下がって避けられたなら良かった、追撃が出来るから。ただ反撃されただけならば良かった一撃で倒されなければ反撃が可能だから】
【しかし相手が空中となるとそうもいかない。しかるべき対処をすれば反撃も可能だが、状況が状況だ】
【防ぐこともままならず、まともに蹴りを受ける。前蹴りを放っていたこともあり踏ん張りは効かず、地面を転がる】
【蹴りによって出血が上がり、かなりの血が流れ出た。打撃によるダメージも大きい】
【だがしかし、この男、一撃まともに受けただけで倒れるほど柔な男ではない―――!】

…効いたぜ、てめえの一撃
だが、俺を倒すにゃあ足りねぇな!!

【その眼光に些かの衰えもなく、力強く立ち上がる】
【打撃のダメージもあるが、血を流し過ぎた。そろそろ限界に近い】

考えてみりゃ、俺は爆発のを受けてねぇってのも不公平だよなぁ?

【意味深なことを呟き、彼はもう片方の足にも光を流し両足を光で覆う】
【そしてまた馬鹿正直に正面からシャーロットに向けて駆けていく。途中までは、先と同じだったがそこからが違う】
【彼が少女にある程度近づいた時、爆発音と共にその速度が一気に上がる】
【なにが起きたのかは彼の煙が上がり、火傷を負った片足を見れば分かるだろう。その足で地面を蹴った瞬間に爆発させ、爆発の威力で速度を上げたのだ】

ライダーキック、なんてなぁ!!

【そしてその勢いのままに三度シャーロットへと蹴りを繰り出す】
【その蹴りを受ければ、死にはしないが気絶はする程度の威力の爆発がシャーロットを襲うだろう】


/すいません、次の返信遅れます!
/都合が悪いようでしたら切っていただいても構いません
571 :ジャンヌ=メリュジーヌ・コレット【ドラゴンスケイル】[sage saga]:2015/07/20(月) 18:04:03.74 ID:8TZSEKE80
>>570
//横から失礼します。【輝爆装置】の身体能力は常人、【ストラト・キャスター】の身体能力はトップアスリートですよね?
//常人がトップアスリートの攻撃をまともに受けて持ちこたえ、いくら爆発により勢いを増したとはいえ常人の一撃がトップアスリートの意識を奪うとは流石に無理があるかと
572 :模刻参福【商人】[saga]:2015/07/20(月) 18:09:30.51 ID:UUxsRgqMO
【ずんぐりむっくりで、頭からつま先まですべて黒でまとめたその姿は、まるで巨大なピータンのよう】

【そんな男は、ハンドバックを片手に道を歩く】

【顔に浮かぶは怪しげなにやけ顏】

私の名は模刻参福。人呼んで、死のせぇるすまん。

ただのセールスマンじゃございません。

私の取り扱う品物は強さ、人間の安心でございます。ホーッホッホッ……

【斜め左に45度足を上げて一歩、斜め右に45度足を上げて一歩】

【こんな奇妙な歩き方を繰り返しながら、彼は道を歩いて行った】
573 :ジャンヌ=メリュジーヌ・コレット【ドラゴンスケイル】[sage saga]:2015/07/20(月) 18:13:28.37 ID:8TZSEKE80
>>571
//と思ったら、爆発で攻撃してるんですね。勘違いしてました……
//しかしながら、「必殺」とまで銘打ったトップアスリートの攻撃を常人が耐え切るのはいかがなものかと
574 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中) 両腕に火傷(大) 全身ダメージ(中)[age]:2015/07/20(月) 18:25:13.50 ID:1OH5NFaq0
>>570
【確かに当たった、必殺の勢いを以て突き進む脚撃は正しく桐生の頭部に直撃し、地面を転がした】
【だというのに喰らった当の本人は一切の衰弱も見せず、鋭い炎を宿した眼光を向ける。滅茶苦茶だと、シャロはくすりと笑みを零す】
【今迄対峙してきた挑戦者の中でもここまでのガッツを見せる者は居なかった、そして恐らくこの先も、そうそう出会いはしないだろう】
【腹部の火傷が痛む。どうやら無茶をしすぎたようだ――ならば、次の瞬間に勝者が決まる】
【一切のブレのない構え、それは少林寺拳法のもの。向かい来る敵を真っ向から叩き伏せるための戦闘技術】


何を言って……はっ!
まさか……!くっ…!!

う……らああああぁぁぁぁああああ――――!!!


【意味深な呟きを一つ、然し彼の両足に纏った起爆の輝きを視界に入れその意図を一瞬で捉える】
【突如として爆発的にスピードを上げ、迫る桐生の影――そうかと、心では納得するもシャロに余裕の表情は無い】
【迫る桐生の蹴り、素人同然のその蹴りも先程の無茶な動きの反動により躱す事は出来ない、ならば、真っ向から挑むのみ】
【風の速さで突き進む蹴撃、そこに向けて叩き込むはブロックと同時の肘打ち】
【拮抗は一瞬、桐生の脚撃は凄まじい爆発を巻き起こし、二人の状況が伺えぬ程の煙を巻き起こす】
【果たして、結果は―――?】



――…負けて、しまったようですわね……
ああ、本当に素晴らしいファイトでしたわ……



【煙が晴れたフィールド、そこに仰向けに倒れ伏していたのは満身創痍な少女。シャーロットその人】
【藍色のワンピースは所々が焼け焦げ、髪もボサボサで全身はボロボロ。しかし少女が浮かべるのは満面の笑顔】
【今にも意識を手放しそうな状態ながら、その見上げる視線は自身の好敵手へと向けられていた】


//了解です!では待たせていただきます!
575 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中) 両腕に火傷(大) 全身ダメージ(中)[age]:2015/07/20(月) 18:29:02.43 ID:1OH5NFaq0
>>573
//当たれば絶対に耐え切れない、とは明言していないのでそこの解釈は自由かと
576 :ジャンヌ=メリュジーヌ・コレット【ドラゴンスケイル】[sage saga]:2015/07/20(月) 18:56:40.55 ID:8TZSEKE80
>>575
//確かに明言はしてませんが、この描写であれば「まともに喰らえば戦闘不能」と取るべきでは?
//少なくとも自分には、常人がまともに喰らってなお戦闘を続行できる威力とは思えませんでした
//まぁ解釈の違いというのもありますしロール相手が納得している以上、自分はもう口出ししませんが……
//横槍失礼しました、すいません
577 :【商人】[saga]:2015/07/20(月) 19:01:09.29 ID:iJcqbWUb0
>>572
今日1日このロールでお待ちしております。
578 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中) 両腕に火傷(大) 全身ダメージ(中)[age]:2015/07/20(月) 19:03:44.53 ID:1OH5NFaq0
>>576
//私自身、そういう「喰らえば戦闘不能」だとかいう明言はしたくないし、そういう描写もしたくありません。
//攻撃をする→からの相手の行動は全て相手側に任せているのが基本です。明言すれば相手方の自由を狭める事になりますしね
//例えば魔王の一撃を喰らって即死する人も、骨が折れる程度の人もそれぞれ捉え方の違いが出ていると思います。
//私自身も横槍失礼しました
579 :桐生 流【輝爆装置】頭部に切り傷(中) 出血(大) 頭部へのダメージ(大) 片足使用不能[sage saga]:2015/07/20(月) 20:59:52.13 ID:iJj+UuA+0
>>574
すげェな、お前

【これを外せば負ける。それが分かっていたからこそ自爆技まで使った攻撃をしたのだ】
【そして見事にその攻撃は当たった。ここまではいい、問題はその後】
【少女は臆することなく防ぐと同時に肘うちまで繰り出してきたのだ。相手の攻撃が当たる直前だというのに、信じられない度胸】
【肘うちを片腕で防ぐ、が腕にあまり力を込められなかったこと、そして自分自身の勢いの良さのせいで少女の肘うちの威力が上がっていることもあり、容易く突破される】
【少女の肘が鳩尾にめり込むと同時、爆発が起き、煙で二人が包まれる。煙がはれた先には―――】



―――…何が負けなもんかよ、俺だってもう動けねぇさ。引き分けだ、引き分け
あぁ、本当にいい勝負だった。また、やろうぜ。次は俺が勝ってやるからな?


【倒れた少女と、立ってはいるがボロボロの男】
【ニィ、と笑って言い切ると、男も少女のように地面に倒れ込み、眠るように気絶する】
【男が目を覚ました時には辺りには誰もおらず一瞬夢だったのかと錯覚する。しかし直後に訪れた痛みで確かな事実だったことを確認し】
【深夜の廃墟で一人、声をあげて笑った】


/すいません、今戻りました!
/ロールありがとうございました!!
580 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中) 両腕に火傷(大) 全身ダメージ(中)[age]:2015/07/20(月) 22:38:54.30 ID:1OH5NFaq0
>>579
――……フフ…本当、ですか?
ええ…約束、ですわよ……次は、わたくしが…勝って、みせます……

【引き分け――慰めなんかじゃない、倒れ込む桐生の心からの言葉に何故か心の底から嬉しくなって】
【同時に、フッと朦朧としていた意識を手放しかける、だめだ、まだ眠っちゃいけない。眠るには早すぎる】
【まだ、まだ真剣勝負をしてくれた相手への、自分を認めてくれた相手への言葉を言っていない。猛烈な眠気に歯を食いしばり、震える唇を開いた】


―――ありがとう―――


【そう言葉にする彼女の顔には、何処までも可憐で、何処までも純粋な笑顔が浮かんでいて】
【届いたかどうかも分からない言葉、しかし少女は確信している】
【"届いた"――…根拠はないが、届かない理由もない。満月のように紅き双眸は何処までも遠き蒼を映し、白い雲を捉える】
【ああ、お腹がすきましたわ――……最後のもう一つの呟きは誰にも届くことはなく、シャロは静かに意識を闇に堕とした】


//いえいえ、こちらこそロールありがとうございました!!
//拳同士での熱いロール、楽しかったです!
581 :【無限刀】袴姿の女2015/07/21(火) 02:21:02.57 ID:dXNhrk7a0
>>486
「……あら、もう��視えなく�≠ネってしまった。
私にはとても追い付けないわ。賢しい護身法よ」

踵を返し背を向けた少女は脱兎の如く。追う術と意を持たぬ女はその場にぽつんと取り残された。
少女の背を見送る双眸は不自然に見開かれ、濁りし灰瞳は焦点もわからず。
微笑みを浮かぶ口元と結ばれ表情は半ば狂人の様に。しかし女の瞳は再び閉じられ長い睫毛が交差する。
手にした杖で地を突きながら氷の橋に背を向け、その場より歩み出した姿はやはり盲人のよう。
既に女の視えるモノでなくなった少女とその力。夏の暑い陽射しが陽炎と共に残された氷細工を彩った。

/めちゃ遅くなってしまてごめんなさいぃ
/締めにござりまするぅぅぅ
582 :模刻参福【商人】[saga]:2015/07/21(火) 19:00:05.07 ID:gyzwTwfb0
私は忠告したはずですよ?

4番目の弾丸は必ず空に向かって撃つようにと。

そうなったら、何が起きても責任を持てないと。

【男は相手の額に指をさしながら、あのにやけ顏で語る】

【責めるわけでもなく、喜ぶわけでもなく、なんとも不気味な光景だ】

ですがご心配なく。あなたはもうこれ以上その拳銃の扱いに困ることはなくなるのですから。

むしろ、強さを求める必要すら無くなるでしょう。

いいですか? あなたはこれから、戦わなくなるんです。




ドーーーン!!!





【その一言を受けた相手は、まるで電撃を受けたかのような衝撃に包まれた】

【しかし、それ以外には何の変化もなく、心も体も健全そのもの】

【あの黒の男も忽然と姿を消してしまった】

【なんだったのかと訝しんでいると、ポケットにあったはずの感触がなくなっていることに気づく】

【慌てて探ってみれば、そこにはもう拳銃がなかったのだ】

【そして間が悪いことに、敵対している相手が現れた】

【扱うべき武器がないその人は、当然……】

ヒットマンにとってゲン担ぎは何よりも大切にされることです。

とあるヒットマンは4という数字に関わっただけで冷や汗を流すほどにうろたえてしまうそうな。

いやぁ怖いですねぇ、運が悪いってことは。

ホーッホッホッ……

【右斜めに45度、左斜めに45度、そんな奇妙な歩き方で、男は歩いていく】

この世は老いも若きも男も女も、弱くて脆弱な人ばかり。

そんな皆さんの弱点をお埋め致します。いいえ、お金は一銭もいただきません。

お客様が満足なされたのならそれが何よりもの報酬でございます。

さて、今日のお客様は……
583 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/07/22(水) 21:03:36.29 ID:TzvPgXO/0
【この街に新たな能力者が現れた】
【しかし、能力者とは人狼のようなもの。能力者かどうかは分からない】
【彼女も能力を隠す側の人間、刀は鞘に納めるべきと知るから】

正義とは、いったい何なのだろう
正しいとは、間違いとは。どこから生まれるのだろうか・・・

探さなければ。この見えない世界で、私は見定めなければならない

【彼女には正義が見えぬ。ただ普通に生きていただけの人間だ】
【争い続ける普通が見えていた世界に。彼女は生きていた】
【今、争いが見えない世界で。彼女は何を見つけ、何を手に入れるだろうか】
【街の中には争わない世界が見える。今だけかもしれないと知らず】
584 :水無月空【宝剣御霊】[saga]:2015/07/23(木) 19:22:19.76 ID:06w6bxm9O
【飛び散る赤は花吹雪のよう】

【転がる肉塊は、それとは真逆に醜く主張する】

【だが、彼女はそれに満足しない】

【殺しや死体など、彼女が求めるものの副産物に過ぎない】

【彼女が求めるそれは、戦い】

【血湧き肉躍る強者との死合】

【今無様を晒す肉では、自分を満足させるにはほど遠かった】

強い人、おりまへんやろか。

【つまらなそうに口を尖らせ、彼女はその場を後にする】

【自分を満足させるツワモノを探すために】
585 :前川 仁【双牙 オルトロス】2015/07/23(木) 21:15:26.13 ID:vkQVynm2O
【まだ若い、一人の青年がこの街に来た】 

【心の白い、だが黒に染まりやすい】

【まだ、なにもしらない】

はあ、怖えよ[ピーーー]のも殺られるのも 

【彼は、怯えていた】
586 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/07/23(木) 22:44:10.98 ID:mcexmIXO0
【彼はいつもの生活を送っていた】
【朝起きて、会社に行き、ご飯を食べ、家に帰る】
【決められたサイクルを、ぐるぐる回っているのだ】

あぁ、やっぱりおにぎりうめえ

【今日も公園でおにぎりを頬張る】
【毎日飽きが来ない、素晴らしい食事だと思う】

【だが、彼にはこの生活に満足はしていなかった】
【何かが彼に足りないのだ。彼が望むものが】
【たとえ彼がそれに気づかなくても。彼は公園でおにぎりを食す】
【今日も袋に、沢山の具材を詰めて】
587 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/23(木) 22:50:01.12 ID:2n1n+GQv0
「い、嫌だ!やめてくれ!本当に知らないんだ!」

【降りしきる雨の中、ビル街の路地裏に追い詰められた男が叫ぶ】

【全身から血を流し、なおも抵抗する彼の前に立ちはだかるのは】


ふーん、威勢だけはいいみたいね?そんなことしても無駄なのに…


【まだ歳の若い少女であった】

「俺は『御剣』なんて知らない!お前の思い違いだ!だから頼む、俺には家族もいるんだ!」


まだ白を切るの?この街で砕牙様の名前を知らない人がいるはずないのにさ…


【ふぅ、と溜息をつくと、彼女は背中の『それ』に手を伸ばす】

【剣と呼ぶにはあまりにも大きすぎるそれを振り上げーー】


知らないなら死んでね、バイバイ


【ーー叩きつけた】

【男の、声にもならない断末魔と少女のあどけない笑い声が路地裏に響く】

【雨は止んでいた】

【その街に帰ってきた『主』を迎え入れるかのようにーー】
588 :ウルド(十時紗子)【エゴリア】2015/07/23(木) 23:16:09.95 ID:DLL38cwWo
>>587
【コツコツ】
【雨上がりの道を叩く靴の音が小さく響く】
【路地裏の小さな小さな殺人現場に向けて】

あら?おかしいわね……もう子供は寝る時間じゃないかしら?
夜更かしは美容にも悪いしいい女になる妨げにしかならないわよ?

【そこに踏み入った女は辺りの赤に特別驚いた様子も、怯えた様子もない】
【ただ、悪い子を見つけたときのように話しかけるのみ】

それとも……夜更かしじゃなくて悪いお仕事?
そうだったらこのウルドさんが断罪しちゃうわよ?

【北欧神話にて死と運命を司る神の名を名乗る女】
【御剣の少女は彼女のことを知っているのだろうか?】
【彼女は誰よりも若さと平和を追求しているのだと……】
589 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/23(木) 23:42:15.48 ID:2n1n+GQv0
>>588
さて、と…

【満足したのか、返り血を拭い大剣を背負いなおす】
【頭は振り向かず、横目で彼女を見やりながら】

…誰かきたみたいね、口うるさい愚民が!

【若干の苛立ちを覚えながら振り向く】
【注意されるような口ぶりが気に食わなかったようだ】

ウルドさんと言ったかしら?立場をわきまえて欲しいものね。

【ウルドへ一歩一歩足を進める】
【ローファーの音がコツ、コツと近づいていく】

なぜなら、私こそーー

【剣の柄に手をかける】
【瞬間、狂気の混じった殺意が全身から滲み出る】


ーー『御剣』の名を継ぐ者!御剣綾音である!


【大剣の圧倒的質量を活かした抜刀斬りを頭上めがけて繰り出す】
【空が落ちてくるかのような一撃がウルドの頭を狙う】


//超スローペースですが頑張ります、ご了承を
590 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/07/24(金) 00:05:58.19 ID:xz/fKtLJ0
>>589
愚民?立場?まだまだ若そうなのに人を見下しちゃうのね…

【やれやれと聞こえそうな口振りで言う】
【若いって良いわね…ああ私も若返りたい!などと思いながら】

御剣綾音ちゃんね?いい名前ね
あと、名前ってすごいわよね
だって名前はその人を一番簡単に表せるんだもの

【殺気と剣と名前と少女が迫る】
【だが、ウルドは変わらず大人の余裕のようなものを保っている】
【剣の形をした死がその頭蓋骨を両断するそのとき、】

【時が乱れた】

そっちが剣なら私は拳で綾音ちゃんを倒そうかな?
私が勝ったらその可愛さの秘訣を教えてよねっ!

【その声は剣を振り下ろす綾音の左斜め前から発せられていた】
【彼女がウルドと名乗っている理由、もしくは彼女の能力を知らないならば瞬間移動をしたかのように思えるかもしれない】
【だが驚く間は与えないのがウルド】
【その右手は弓を引くように引かれていて掌は綾音の右肩に向けられている】
【ウルドは時を止めた僅かな間を使って剣から逃れて攻撃の構えをしていたのだ】
【そして、右肩目掛けて掌底は放たれる】
【ウルドが司る死を剣の要たる右肩に与えるべく】

//こちらもスローペースですがお願いします!
591 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/24(金) 00:13:26.51 ID:OzGDuu160
【流れゆく白雲、それに姿を隠しながらも尚地上を過剰に照らす陽光】
【ギンギラギンにさりげなくとは誰が言ったのか、全然さりげなくないしむしろ鬱陶しいほどだ】
【ウエスタン色に身を染めた男、セバスティアン・J・ローガンは一人街道を彷徨う】
【渋々といった具合に歩を進める彼の表情は明らかに不機嫌で、奇抜なファッションと相まりかなり目を引く存在となる】
【まぁ真昼の砂漠に放り込まれた時よりは幾分かマシだが――それでも、愚痴の一つや二つ零したくもなるだろう】


―――あっちぃなぁ……
ちょっと今日はしゃぎ過ぎじゃねぇか太陽さんよぉ………


【煩わしげに上空に視線を送り、皮肉たっぷりの呟きを残し額に伝る汗を拭う】
【なんたってこんな日に依頼があるんだか――苛立ちに気を取られるセバスは相変わらず純白の陽光を睨みつけ】
【前方不注意――もしこのまま街道をこの状態で歩き続けていたら、誰かとぶつかってしまう事は想像に容易い】
592 :模刻参福【商人】[saga]:2015/07/24(金) 18:44:22.54 ID:unATX6NgO
【黒づくめの男、公園のベンチにて一人座る】

【周りからひそひそ声が聞こえたり、明らかに怪しいものを見るような視線も感じるが、それでもにやけ顏のまま座り続ける】

【彼が待つのは、本日のお客様だ】
593 :模刻参福【商人】[sage]:2015/07/24(金) 19:58:40.59 ID:nxaFs3mm0
今日1日>>592のロールで待っております
594 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/25(土) 00:16:56.94 ID:RxgF0cYL0
>>590
【綾音はまだ気づいていなかった、ウルドもまた自分と同じ能力者であることに】
【質量に身を任せた一撃、その一連の動作の中で最も勢いの出る瞬間をぶつけるつもりであったが】

(手応えが…ない!?)

【完全に油断していた彼女に、聞こえてくるはずのない場所から聞こえてきた声が混乱に追い打ちをかける】
【何が起こったのかは分からなかったが、次に何か仕掛けてくるだろうと感じていた】
【だが、剣を振り下ろすモーションの最中の彼女になす術はない】

うっ!?ぐぅ…ッ!

【同時に起こった予測不能の事態に対処しきれずに肩への一撃をもろに食らう】
【体の軸がぶれていたのでもろに吹っ飛ぶ】
【今の一撃で慢心は吹き飛んだ】

ハァ…ハァ…
(ウルド…確か北欧神話にも同じ名前の神がいたはず…)

(でも…!)

【剣を担ぎ直す】

同じ能力者相手に『御剣』が負けるなんて事は許されるないわ!
例え相手が神であろうとも!

【人間相手から能力者相手にスイッチを完全に切り替える】
【彼女は次の動きに備えることにした】
595 :ウルド(十時紗子)【エゴリア】[saga]:2015/07/25(土) 20:36:15.37 ID:C1bV2+/co
>>594
(御剣って名前は称号か何かかしら?)
(御剣……わかんないけど恐らく剣を極めたことでも示してるのかもしれないわね)
(剣……あのデカ物に捉えられたらそれこそ一刀両断にされちゃう)

【ウルドは知らない】
【御剣という名前の意味を】
【だが、知らなくても目の前の脅威のことを簡単に推測立てるには役に立つ】

(……あんなデカ物、懐に入られたネズミを叩き切るには向いてなさそう)

【そして、戦法は決まり、その頃には少女の慢心は身体より遠くに吹き飛ばされていた】

神、ね……ふふっ
ねえ、私は何をやったんだと思う?当てられたら……『敗走』してあげてもいいわよっ

【声を置き去りにしてウルドの脚は地を蹴る】
【ひたすら距離を詰めるためだけに】

【宇宙の常識を超える力が再装填されつつあるのを感じながら】
596 :水無月空【宝剣御霊】[saga]:2015/07/25(土) 23:35:43.88 ID:RWW1/hdLO
>>591
およ?

【ふらりふらりと歩いてきたカウボーイ風の出で立ちの男】

【彼はあの憎っくき太陽によほど気を取られていたのであろう。同じく暑さにやられていた彼女にぶつかった】

かんにんやでぇおにいさん。少しぼーっとしとってなぁ。

【こちらの不注意でぶつかったと思った彼女は、素直に謝る】
597 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/25(土) 23:43:14.61 ID:JoH9FGEG0
>>596
……んぁ?

【どんっ、そんな軽い音と共にセバスは思わず体制を崩し、間抜けな声を上げる】
【ふと見ればそこには浴衣姿に下駄という典型的な「和」を表す少女の姿。どうやら太陽に気を取られすぎてぶつかってしまったらしい】
【やらかしてしまった、そう思った矢先に謝ってきたのは被害者の筈の少女の方。一瞬呆気にとられるもそれも数秒】
【ごほんと大袈裟な咳払い一つ、セバスはあくまで大人として対応した】

いやぁ、さっきのは俺の不注意だったんだ
悪いなお嬢ちゃん、ジュースでも奢ってやろうか?

【本人は単に謝っているだけだが、少女自身にとっては馬鹿にされていると思われても可笑しくない"大人"の対応】
【被害者であり加害者である少女は、どのような反応を見せるか】
598 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/25(土) 23:51:55.71 ID:RxgF0cYL0
>>595
…ただの一撃じゃ分からないわ

【おそらく時空系の能力であろう見当はついていた】
【だがこの場からノコノコと離れられるのは彼女のプライドが許さなかったのだろう、あえて彼女は答えない】

(恐らく一撃一撃を確実に打ち込めるタイプの能力…ならば)

【構えた大剣を今度は横に振りかぶる】

やられる前に…潰してやる!

【自分の周囲240度を巻き込むように剣を薙ぎ払う】
【どの方向からでも対策ができるのはこれと判断した】
599 :水無月空【宝剣御霊】[saga]:2015/07/25(土) 23:56:29.79 ID:gpyeyFjx0
>>597
いえいえ〜、うちがぼーっとしとったからぶつかってしまったんやえ。

その上飲み物までおごってもらうなんてとてもとても。

【そんな大人の対応に対して、彼女はバカにされてるなんて考えることもなく、やんわりと断ることを選んだ】

【彼女もちょうど暑さにやられていたのでこれは渡りに船だったが、なぜ断ったのか】

【これは、大阪を除く関西人特有の譲り合いである】

【何かを受け取る時はまず遠慮する形から入り、それでもと言われた場合は受け取るという形】

【ちなみに大阪人はおごってくれるのかラッキーで大抵終わる】

【ジャパニーズわびさびに対して、彼が取る行動はいかに】
600 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 00:02:48.48 ID:wZuv2wi20
>>599
……あ、ああ…
いやいや、まぁまぁそう言わず!
これ、どうぞ戦争ってやつだろ?近くに自販機もあるんだし!

【ジャパンに対しての間違った…いや、間違ってはいないだろうがかなり変わった知識。「どうぞ戦争」】
【セバスは日本に対して博識ではあるが、所詮は外国の入れ知恵なので当然間違った知識も多い】
【関西弁という概念も変わった喋り方程度に終わるし、わびさびといわれる行為も「どうぞ戦争」と明らかに物騒な言葉で締める】
【だが外人も外人なりに負けたくないという気持ちがあるのだ。故に、断られたというのにセバスを動かしたのはそんなプライド】
【近くの自販機を指差し笑顔でそう語る彼に対して、ジャパニーズ娘は?】
601 :水無月空【宝剣御霊】[saga]:2015/07/26(日) 00:10:31.32 ID:b8a3iJQV0
>>600
戦争やなんて物騒やなぁ。

それに、そういうことは気を使ってますよぉ〜いうことを表に出したら負けなんどすえ?

【クスクス笑いながらも、彼女は自販機の前に立つ】

【施しを受け取る時点でそれもまた負け。これが互いの落とし所だという意思表示だ】

さあさあ、早くおごっておくれやすぅ〜。
うち喉カラカラやわぁ。

【建前上は断ったものの、彼女も本当に暑さに参っていたのだ】

【少しはしたないが、男を急かしてみる】
602 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/07/26(日) 00:13:31.73 ID:DocPEguQ0
>>598
ふぅん…じゃあ三手で潰してあげるからそれまでに解答よろしくね、綾音ちゃん♪

【どこか、楽しげ】
【場馴れしてるが故の余裕か大人ぶってるからか】
【だが、その言の葉には軽さはない】
【剣が横に振りかぶられるのを見たそのすぐあと、もう動作を止められない段階】

【時は再び乱れた】

1つ教えてあげるね
人間って左右はよく見てるけど上はあまり見てないものなのよ

【時が戻ったとき、剣が横に振りかぶられはじめたとき、ウルドは空を舞っていた】
【それも綾音の一歩手前で】
【時を止めている間に全力でジャンプして剣から逃れたのだろうがその右足は高く上げられていた】
【そして一瞬後に落下を始めたウルドは綾音の左肩目掛けて落下の勢いも借りて踵を鋭く落としていた】

【綾音を潰すための、一手目だった】
603 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 00:18:00.97 ID:wZuv2wi20
>>601
……けっ、図々しいガキだぜ…

【先程の断りは建前上のものだったと知り、悪態を吐きながら自動販売機へ硬貨を投入】
【軽快な機械音と共に金食い虫に搭載されたボタンは一斉に薄緑の光を放ち、俺を押せと言わんばかりに主張を見せる】
【これから依頼だというのになぜ自分はこんな事をしているのか、考えるだけ虚しくなるのでやめた】
【そして少女が急かしたように、男も少女へ向けて「早く選べ」という目線を送り無言で促した】
604 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/26(日) 00:31:07.64 ID:qLCo6rqj0
>>602
【薙ぎ払いの動作が終わる直前、当然のようにあるべき場所から姿を消したウルドをみて確信した】
【やはり、彼女は時空系の能力者であると】
【虚空を切り裂いた剣が地面に叩きつけられた後、上からのウルドの声を聞いた彼女は】

【歪んだ笑みを浮かべた】

(ビンゴ!)

【自分の周囲を薙ぎ払ったのは上からの攻撃を誘発するため】
【上から狙ったピンポイントの攻撃なら多少は避けやすい】
605 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/26(日) 00:31:32.60 ID:Ub9J1M0OO
>>604
//途中送信でござる
606 :水無月空【宝剣御霊】[saga]:2015/07/26(日) 00:31:54.90 ID:b8a3iJQV0
>>603
殿方やったらたかだか百五十円くらいでぐちぐち言わんもんですえ〜。

【そう言って遠慮なく百五十円のペットボトルのお茶を購入する】

【さりげなく高い方を選ぶあたり、彼女もちゃっかりしている】

【それをグビリグビリとのみながら、ふと男の拳銃に目をやる】

そういえば会った時から気になっとったんやけど、そのホルダーの拳銃本物なん?

【偽物だと決めてかかっているわけでもないのにこの落ち着き払った態度。それは彼女が腰につけている刀と合わせて、少なくとも一般人ではないことを示していた】
607 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 00:40:07.25 ID:wZuv2wi20
>>606
百五十円ってのはコンビニでホットスナックが一個買えるぐらいだ。
つまり一食分だぜ一食分……お分かりお嬢ちゃん?

【大人気ない反論はしかし虚しく木霊する。きっとそれはいい大人が何を言っているんだという一言で一蹴されてしまうであろう】
【グビグビと全く遠慮なくお茶を飲み干していく少女の姿をぼうっと眺めながら、呆れたように溜息を吐く】
【しかしそんなだらけた表情は次の少女の言葉で無理やり変えざるを得なく、真剣味を帯びた双眸で少女を睨む】

……あー、見せつけるもんでもねぇがな…モノホンってやつさ。
じゃあ俺も質問一つ、お前の腰の刀は本物か?

【そう質問を向ける男はどこかからかう様に、しかしその瞳は僅かな警戒の色を纏っている】
【彼とて立派な賞金稼ぎ、その中では勿論能力者とも闘ってきたし自分を超える実力を持った者とも対峙済み】
【相手を少女と認識しても尚警戒の色を薄めないのは職業と経験ゆえか】
608 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/26(日) 00:45:27.70 ID:Ub9J1M0OO
>>602
【薙ぎ払いの動作が終わる直前、当然のようにあるべき場所から姿を消したウルドをみて確信した】
【やはり、彼女は時空系の能力者であると】
【虚空を切り裂いた剣が地面に叩きつけられた後、上からのウルドの声を聞いた彼女は】

【歪んだ笑みを浮かべた】

(ビンゴ!)

【自分の周囲を薙ぎ払ったのは上からの攻撃を誘発するため】
【上から狙ったピンポイントの攻撃なら多少は避けやすいが、大剣を持つ彼女には緊急回避は困難なはずである】

【だが、彼女は避けた】


うふふ…ふふふふ……!


【ズシンという重い音と、ウルドの着地点の横に黒い塊を残して】


『大剣相手なら懐に潜り込むか、動作の隙を狙えばいい』…
まさか、そんな安直な考えで行動していたわけ…ないよね?

【片刃になった剣を持ち、ウルドへと歩みを進める】

あなたの能力には面食らっちゃったから、今度は私の番!

【ある程度近づいた所で剣を前に突き出し】

本当はもう少しとっておくつもりだったけど…三手で潰されるわけにはいかないしね!

重心を一気に前に移して突きのモーションに入る】
【先程の大剣を振るっていた時とは比にならない速度で突き出す】
609 :水無月空【宝剣御霊】[saga]:2015/07/26(日) 00:48:05.14 ID:b8a3iJQV0
>>607
【彼女の目がスゥッと細められる】

【相手の獲物はやはり本物】

【しかもこの銃刀法にうるさいこの国で堂々と晒すあたり、かなりの自信があるとみた】

そーかぁ。やっぱり本物かぁ。

それで、うちのこれが本物か、やったっけ?

ふふふ、確かめてみますぅ?

【スラリと抜いたその刀は、まさしく本物】

【それが放つ怪しい輝きは、あまりいいイメージを持たせない】

うちからの最後の質問ですえ〜。

おにいさんは、ツワモノどすか?

【刀と同じく妖しく輝く瞳には、嘘は通用しないだろう】
610 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 00:56:18.93 ID:wZuv2wi20
>>609
職業柄、銃の所持は認められてるんでね……
まぁ日本の警察みたいなもんさ、あいつらも腰に立派なもん掲げてるだろ?

【少女の意図を読み取り、何時の間にか抜き出した自動拳銃を手の内で弄びながら気怠そうに応える】
【勿論自分自身が警察なんて善なる存在ではない事は知っている。だからといって単なる殺人者というわけではない】
【それが賞金稼ぎという彼の職業。金を積まれれば殺人だって伴わない、そんな存在なのだ】

…あー……ツワモノじゃないんで見逃してください
ってのは通じないかなぁ……?

【スラリと抜刀される日本刀。淡麗で、妖しい輝きを放つ刀身は業物と讃えられるべきの筈なのに何処か黒さも垣間見れる】
【対し男が片手に持つ拳銃はズッシリとした重み、相当な手入れをされている為か鈍い煌きが太陽光を反射する】
【嘘は通じない、そう直感的に理解したが故に彼はいつでも発砲できるよう安全装置を静かに外した】
611 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/07/26(日) 01:02:15.76 ID:DocPEguQ0
>>608
(おっと、これは要警戒ね)

【踵落としが決まると思った瞬間見た歪んだ笑み】
【こりゃ綾音さんて三手で終わる女の子か怪しいわね…】

分割…ね
なるほど、こんなことがあるならこんな行動はしなかったけど…

【こちらに歩いてくるときウルドはじりじりと着地点の横に刺さった綾音の剣の裏側に回ろうと位置どっていた】
【僅かに汗を流しながら】

綾音ちゃん、ステキなチャンスありがとっ!!

【突きのモーションをみたウルドは身体を剣の裏に隠す】
【左の袖に僅かな切れ目が入っても間を置かずに、刺さった剣に両腕で掌底を放つ】
【剣が、倒れると信じて】
612 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/07/26(日) 01:11:25.53 ID:b8a3iJQV0
>>610
うちらの国で銃(それ)と刀(これ)を持てるんは、ごくごく一部の決められた人だけどすえ〜。

つまりそれは……ツワモノであるかどうかや。

【戦いの火蓋は切って落とされた】

【彼女は殺気を隠すこともなく、相手を見据え、動き出した】

【しかし、その動きは奇妙なものである】

【まるで稲妻のようにカクカクとしながら迫るのだ】

【なぜまっすぐ進まないのか。当然それは相手の銃を受けないためだが、それ以外にも理由はある】

【坂本龍馬が狩猟で拳銃を用いたのは有名な話だが、実は狩猟において拳銃はあまり適していない】

【腕前によってはある程度カバーできるが、俊敏に動く獣を相手取るには少し向かないのだ】

【つまり彼女の動きは、獣のそれを真似ていた】

【近接系と遠距離系の戦いは、いかに相手の懐に入れるかどうか。これで決まる】

【彼女も数々の修羅場をくぐってきたが、相手もそれは同じ】

【この程度の小手先の技程度、同とでもできるだろう】

【むしろ、この程度で終わったのでは、興ざめもいいところだ】

【相手が何をするのか期待しながら、迫っていく】
613 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 01:21:49.91 ID:wZuv2wi20
>>612
――ああチッキショ!やっぱ逃げらんねぇかっ!!

【何処か予想していた状況を前に、セバスは一人ごちりながらも薄らとした確かな笑みを刻んでいた】
【ああ、なんというスリルだ。相手は日本刀、此方は銃――つまり、相手がこちらに近付いたら少女の勝ち、その前に撃破せなければ】
【カクカクと稲妻の軌道を描き進む俊敏な敵に対し、神業とも言えるべく速度の早撃ちを向ける】
【相手が圧倒的な速度で迫るのならば、その相手の軌道を"予測"すればいい―――故に、彼は少女にではなく少女が進むであろう"空間"へ銃弾を放った】
【彼がツワモノである理由はその早撃ちの速度もある、然し実のところ銃同士の決闘での早撃ちは余程の実力者でもない限り止まった的にも当たらない】
【ならばセバスも同類か?――否、彼は狙いを定める時間を最小限にした上で標的に"命中"させる事ができる技術とガンセンスを兼ね備えている】
【とどのつまり、少女が達人であるようにセバスという賞金稼ぎも"達人"なのだ―――】
614 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/07/26(日) 01:37:27.13 ID:b8a3iJQV0
>>613
(ああ、やっぱりそうやんなぁ。どこに来るかを予測して、それを撃つ。やっぱりそれくらい、出来るわなぁ)

【並みの腕前では俊敏に、しかもランダムにカクカクと動く彼女を狙うのは難しい】

【しかし、彼の腕前はそれをあっさりとやってのけた】

(でもなぁ? 予測してから動くいうんは、お兄さんだけの技やありまへんえ?)

【剣客同士の戦いは、まさしく刹那の一瞬で決着する速さの勝負だ】

【特に抜刀術は鞘から抜くのと相手を攻撃するという行動を同時に行うことで速さをあげている】

【とどのつまり、剣客に必要なのは相手を観察する目、そしてそれがどのような軌道で襲いかかるのかを予測する判断力が要求されるのだ】

【ゆえに、まっすぐ飛ぶ程度なら放たれる前に弾丸の軌道から外れることなど、剣術の達人であるのならできなければならない】

【その軌道は、相手の目線が、僅かな前動作が、息遣いが、教えてくれる】

【彼女は今までの規則性を変え、急に軌道を曲げたことにより弾丸の軌道から外れた】

【このまま弾丸が隣を素通りしていくのなら、相手の懐に迫ることができる】

【素通りをしたのなら、の話だが】
615 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 01:49:36.32 ID:wZuv2wi20
>>614
……ちっ…!
(これも対処しやがるか……こいつ、かなりデキるな)

【達人が予測し放った弾丸、しかし少女はそれさえも予測していたと言わんばかりに走行軌道を変更】
【放たれた弾丸は空間を切り遥か彼方へ――だが迫る剣士はそれに反応する事すらせず、機械の如く精密に自身の懐へ迫る】
【思わず額に垂れる一筋の冷や汗、だが気が付くだろうか、同時に男は確りと笑みを浮かべていた事に――】

―――Bullet is one,but danger is not one
  (弾丸は一つだ、しかし危険は一つじゃない)―――

【短い呟きと共に、セバスの人差し指がクイッと曲げられれば少女の背後から迫るは"避けたはずの弾丸"】
【通常よりも速度と威力は落ちるも回転力は維持した状態の弾丸は真っ直ぐに、少女を死神の如く狙う】
【観察眼に優れる少女ならば気が付くであろう、彼が指を動かした瞬間に弾丸の軌道が無理矢理修正された事に――】
616 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/07/26(日) 02:04:34.63 ID:b8a3iJQV0
>>615
【くいっと折り曲げられた指に、刹那、彼女は違和感を覚える】

【その指の意味は何か。何かを誘っているのか? しかし、今にもたどり着くであろう自分を誘うのは、少し場違いだ】

【ならば、彼女意外に誘うものは……】

【ここまで思考し、ハッと気付いた彼女は後ろを振り返った】

【迫り来るは、避けたはずの死の象徴】

【しかし、そのスピードは通常の弾丸ほどではない】

【彼女の動体視力をもってして、なんとか動きを見て取れる程度には失速している】

【それ以上考えるよりも先に、彼女は刀を弾丸に向けて構えた】

【しかし後ろにも自分を狙う者がいる以上、弾丸だけに気を向けるわけにもいかない】

【挟み撃ちになる形に、焦りを隠せない】

【ツーっと冷や汗が流れる】

【だが、だからこそ楽しい】

【体の芯がほてり、ゾクゾクと興奮に震える】

【だが喜んでばかりもいられない。まずは、あの弾丸の対処だ】

【彼女の狙いは、迫り来る弾丸を切り裂くこと】

【弾いたり防ごうとしたりする程度では、おそらくその防御をかいくぐり急所に突き刺さる】

【この場に求められるのは、守りではなく攻め】

【まさに、刹那の一瞬が決める攻防だ】

【切り裂くことができれば、もう一度男に向き合うこととなるが、果たして結果はいかに】
617 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 02:14:55.40 ID:wZuv2wi20
>>616
――流石に不味いな……
剣士ってのは皆こうも音速の銃弾を切り裂いちまう存在なのかい?

【軽口を叩きながら、セバスはバックステップにより距離を取ると同時に、二発の弾丸を少女の右脹脛、同時に左肩へと放つ】
【先程自身が操った弾丸は決め手とならなかった。それどころか多少減速したとは言え少女はそれを叩き切り向き合ってみせた】
【真っ二つにされた銃弾を操る事は彼とて流石に出来ない、ならば、それ以上の攻撃を浴びせればいい】
【自動拳銃ノービアの銃口から飛来した二つの鉛玉は少女の右脹脛と左肩――とどのつまり、全く異なる場所へと向けられる】
【それをほぼ同時に対処するには相当の技術が必要。その上対処したとしても二つの銃弾は自動追尾弾の如く少女へ】
【達人と達人の勝負、技量は同等。勝負を左右するのは互いの判断力のみ】
618 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/07/26(日) 02:34:51.39 ID:b8a3iJQV0
>>617
【なんとか、切り裂くことができた】

【だが、そう何回もできることではあるまい】

【同時に数発あれを打ち込まれたら、おそらく捌ききれないだろう】

いややわぁ。みんながみんなこんなことできたら、達人なんて称号飾りやわぁ。

【軽くおどけて見せるが、その直後に起きた光景には余裕でいるわけにはいかなかった】

【構えられた二丁の拳銃】

【軌道を推測するに、右脹脛と左肩が狙われている】

【この二つを同時に対処するのは、さすがに人の身では不可能】

【つまりどちらか片方を切り捨てなければならない】

【ならばと彼女は、足を守ることを選んだ】

【そのまま真っ直ぐに駆け寄り、足は動かしたことにより回避】

【しかし左肩には、弾丸が突き刺さる】

【ほとばしる灼熱とも取れる激痛】

【しかしそれは、戦いを楽しむためのスパイス】

【痛みとスリル、そしてそこから生まれる高揚感により、彼女は恍惚の笑みを浮かべた】

うちだけ痛い思いするんは、不公平や思いまへんか?

【肩の痛みにより左腕はだらんと垂れ下がる】

【しかし、両足と右腕は健在だ】

【彼女は駆け寄る。相手を切り裂くために】

【しかし、足に当たらなかった弾丸が残っているのもまた事実】

【だからこそ、彼女もまた奥の手を使うことにした】

【刀と魂を繋げることによって】

【戦いを求めるという欲求のみで心を満たした彼女は、ある意味純粋な存在だ】

【その純粋な魂は、刀にも力を与える】

【懐に迫れば当然そのまま袈裟斬りにするだろう】

【だがそれよりも先に相手が動くなら、たどり着く前に彼女は刀を振るう】

【その時に相手が感じ取ることができるものは、空を切る刀と、厚紙を力任せに引きちぎったような異音だけだ】

【糸のように細い斬撃が襲いくるなど、その刹那の間に認知するのは至難の技だろう】
619 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】右肩から左脇腹へ掛けて裂傷 意識朦朧[age E【ノービア】【カノン】]:2015/07/26(日) 02:58:53.90 ID:wZuv2wi20
>>618
【当たった、二発直撃とは言わずとも自身の放った内の一発は彼女の左肩を刳りとった】
【それにより生じる隙を期待したわけではない――だが、流石にこれに驚くなと言うのも無理な話だ】
【なんと少女は銃弾の直撃に一切怯むことなく、それどころか妖しげな笑さえも浮かべて己へと迫る】
【一種のドーピングさえも疑うその異常な行動にセバスは驚愕を伴いながらも後方へと跳躍し、再び距離を取った】
【このまま棒立ちしていれば命が幾つあっても足りない―――そう判断しての行動だったが】
【瞬間、セバスが認知したのは空間を”斬る”光景と、バリバリと厚紙を引きちぎる様な異音―――】

――がぁ……っ…!?

【突如全身を襲う鋭い激痛。刃物によって切られた傷よりも一段と深く、鋭い斬撃】
【宙を舞う鮮血の華は紛れもなくセバスからのもの。傍から見てもそれが重傷だという事は分かるだろう】
【ゆっくりと傷を抱え崩れ落ちるセバス。尋常ではない苦痛と失血に脂汗が流れ落ちる】
【絶体絶命――そんな状況だというのに、何故だろうか?俯き隠れるセバスの顔は静かに笑みを浮かべていた】

……注意、しな…お嬢ちゃん。
蛇ってのは……殺したら、禍が起きるんだぜ?

【瞬間、セバスは不意に体を起こし迫る少女へ自動拳銃を向け、パパパンと三発の銃弾を放つ】
【しかしその狙いは全て同じく胴。対処するのはのはあまりに容易であろう】
【だが本命はこれではない――少女の後方、そこから迫るのは先程脹脛へと軌道を描き進んでいた銃弾の姿】
【忘却された銃弾は確かに、少女の背後からまたも右脹脛へ狙いを定めていた】
620 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)[sage]:2015/07/26(日) 03:25:37.20 ID:b8a3iJQV0
>>619
【血を流しながら崩れ落ちる男】

【誰の目から見ても勝負の決まった戦いだが、それでも彼女の気が緩むことはない】

【男の目は、まだ死んでなどいないのだから】

【その考えを裏切らず、男は拳銃をこちらに向ける。狙いはおそらく、胴体だ】

【だが、相手は品詞の状態だ。距離は近かったが、よけること自体は可能だ】

【彼女は弾丸が放たれる前に、突き進む方向はまっすぐから斜め前に変更。弾丸はあたることなく彼女の真横を突き進む】

【これ以上相手が余計な動きを見せる前に、何よりも指をくいと動かす前に決着をつけようと、彼女は刀を構えた】

【ソレは、致命的な勘違いだった】

ぐうっ!?

【足に走るあの灼熱の激痛】

【まさかと思い目をやると、やはり血の華が咲いている】

【やられた。己の読みの甘さに思わず歯噛みをする】

【あの弾丸を操る時の句一という指の動き、あれは能力を発動させるためのキーなどではなかった】

【ソレは彼なりの癖か、それともブラフであったのか】

【ソレを知るすべなど存在しないし、今この状況においては至極どうでもいい疑問】

【今最も懸念すべきことは、相手は何のそぶりも泣く弾丸を操れること、そして自分の足が使えなくなってしまったことだ】

【まさか片足で相手に近づくわけにもいかない】

【だが、それでもこの右腕は健在だ】

【空間をも切り裂くこの御霊に、距離などあってないようなもの】

【さきほど外れた弾丸も、戻ってくるのは時間の問題だ】

【彼女は刀を構える。相手もおそらく、銃を構えることだろう】

【互いに動けないというのなら、あとはどちらが先に己が獲物を抜くか。その勝負となる】

【そこにあるのは、純粋な達人としての技量の勝負】

【まるで世界がとまったとすら錯覚してしまうほどの引き延ばされた時間】

【はたして、先に動くのはどちらか】
621 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】右肩から左脇腹へ掛けて裂傷 意識朦朧 [age E【ノービア(残弾数6/12)】【カノン(残弾数5/6)】]:2015/07/26(日) 03:48:19.76 ID:wZuv2wi20
>>620
【最早意識を保っていることさえ奇跡のような状態、しかし、自然とセバスの足は地を踏みしめてギラリと狩人の瞳を向ける】
【自動拳銃を懐へ仕舞い、セバスがホルスターから抜いたのはカノン――大型回転式拳銃、トーラスレイジングブル】
【一撃で大型の獣を仕留め、一時期は拳銃の最高傑作とさえ言われたその銃はまさしく必殺の切り札】
【同じく構えるであろう少女の頭部へ向けて突きつけるのに一瞬、そして―――】

 Also See you
(また会おうぜ)

【ダァン!引き金を引くと同時、セバスの手に握られたカイブツは音速の銃弾を吐きだした】
【銃というには強力すぎる、大気を切り裂きながら突き進む鉛の塊は最早兵器と言うに等しい】
【そして同時に、少女の後方から突き進む三発のノービアの銃弾――謂わば前門の虎、後門の狼】
【二体の猛獣を前にして、少女の技量は輝くのか】


//すいません、眠気的に限界なんで次は夕方頃に返します…
622 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/07/26(日) 04:13:49.21 ID:b8a3iJQV0
>>621
【男が引き金を引くのとほぼ同時、彼女もまた御霊を振りぬいた】

【奇しくもそれは、弾丸の軌道上に並んだのであった】

【一発目、難なくソレを切り裂く】

【二発目、少し押し返されそうになりながらも何とか打ち破る】

【三発目、わずかな間拮抗し、だが互いに相手を打ち負かすことはできず、その勢いを失った】

【すなわち、その一太刀で止めをさせなかった、ということだ】

フフッ、やっぱりおにいさん、つわものやったなぁ。

【背中から腹部を突き抜ける三発の弾丸。しかしそれは、即死にいたる位置にはあたらなかった】

【だからといって、そのまま刀を振りかぶることはできない】

【どうやら肺を撃ち抜かれたようだ。息をすることすらきつい】

ヒュー……ヒュ−……堪忍やで、おにいさん……死なれへんかったわぁ……

悪いけど、もう一発やったってやぁ……

【このまま放置したのでは、もしかすれば生き残って再び命を狙ってくるかもしれない】

【彼女の言うとおり、止めを刺すのがベストな答えだろう】

あぁ、でも撃つ前に、名前、おにいさんの名前、冥土の土産に教えてってほしいわぁ……

//了解です。お待ちしてますねー
623 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】右肩から左脇腹へ掛けて裂傷 意識朦朧 [age E【ノービア(残弾数6/12)】【カノン(残弾数5/6)】]:2015/07/26(日) 10:03:05.19 ID:wZuv2wi20
>>622
【三発の銃弾をその身に受け、しかしそれでも未だ存命する少女。余程生命力が高いらしい】
【だが先程の銃弾は確かに肺を貫いていた――恐らく、本当に辛うじて息をしているレベルの致命傷なのだろう】
【それは地に伏せる少女の真っ青な顔色から十分過ぎるほど伺えた】
【そして最期に名を教えてくれと、願いを見せる少女。死が迫ってきているというのになんとも穏やかな表情なものだと想う】

……セバスティアン・J・ローガン。

【吐き出すように紡がれた男の名前】
【それが真名なのか偽名なのか、本人でさえ分からない】
【しかしセバスなりに、これは礼儀なのだと知った。最後まで魂を捨てず、闘い抜いた少女への礼儀なのだと――】
【それだけ告げたセバスは油断なく腰からノービアを引き抜き、倒れ伏す少女の頭部へ銃口を向ける】
【死を決意した少女へ、セバスは静かに引き金を―――】


――やめだやめ、こちとら成り行きでこんな重傷負ってんだ……
テメェだけ死ぬなんて不公平だろうが……死ぬよりも辛い選択させてやるよ


【―――引かなかった】
【それは確かに、少女をこのまま楽に死なせたくない、苦しみながら生きろという大人気ない考えも混じっている】
【だがそれだけかと聞かれたら、否定文が返ってくるだろう】
【僅かとはいえ接触し、会話をした少女。それに対し[ピーーー]か生かすかの選択が迫られたとしたら後者を選ぶ】
【それが人情を捨てきれぬセバスの唯一の欠点――いや、人によってはそれが美点とも感じるだろう】


こんな街並みだ、暫くしないでも人が見つけて病院にでも運ぶだろう。
俺は機嫌が悪い……お前を[ピーーー]ほどお人好しじゃないんだよ


【そう吐き捨てるセバスの瞳は、静かに物語る】
【もし生き延びて俺を[ピーーー]気ならばやってみろ、その時はまた同じ目に遭わせてやる】
【言葉にはせずとも、明確な意思は確かに少女へと突き刺さる。セバスなりの宣戦布告というやつだ】
【言いたい事をすべて言い終えたセバスは踵を返し、ヨロヨロとした足取りで何処かへと彷徨い行く】
【達人同士の決闘――その結果は恐らく、誰にも予想できぬものだったのではないか】



//ロールありがとうございました!なんとかこの時間に返せました!
//またよろしくお願いしますー
624 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】右肩から左脇腹へ掛けて裂傷 意識朦朧 [sage sage E【ノービア(残弾数6/12)】【カノン(残弾数5/6)】]:2015/07/26(日) 10:07:26.85 ID:wZuv2wi20
>>623
>>622
//規制がかかったのでこっちに修正で

【三発の銃弾をその身に受け、しかしそれでも未だ存命する少女。余程生命力が高いらしい】
【だが先程の銃弾は確かに肺を貫いていた――恐らく、本当に辛うじて息をしているレベルの致命傷なのだろう】
【それは地に伏せる少女の真っ青な顔色から十分過ぎるほど伺えた】
【そして最期に名を教えてくれと、願いを見せる少女。死が迫ってきているというのになんとも穏やかな表情なものだと想う】

……セバスティアン・J・ローガン。

【吐き出すように紡がれた男の名前】
【それが真名なのか偽名なのか、本人でさえ分からない】
【しかしセバスなりに、これは礼儀なのだと知った。最後まで魂を捨てず、闘い抜いた少女への礼儀なのだと――】
【それだけ告げたセバスは油断なく腰からノービアを引き抜き、倒れ伏す少女の頭部へ銃口を向ける】
【死を決意した少女へ、セバスは静かに引き金を―――】


――やめだやめ、こちとら成り行きでこんな重傷負ってんだ……
テメェだけ死ぬなんて不公平だろうが……死ぬよりも辛い選択させてやるよ


【―――引かなかった】
【それは確かに、少女をこのまま楽に死なせたくない、苦しみながら生きろという大人気ない考えも混じっている】
【だがそれだけかと聞かれたら、否定文が返ってくるだろう】
【僅かとはいえ接触し、会話をした少女。それに対し[ピーーー]か生かすかの選択が迫られたとしたら後者を選ぶ】
【それが人情を捨てきれぬセバスの唯一の欠点――いや、人によってはそれが美点とも感じるだろう】


こんな街並みだ、暫くしないでも人が見つけて病院にでも運ぶだろう。
俺は機嫌が悪い……お前を[ピーーー]ほどお人好しじゃないんだよ


【そう吐き捨てるセバスの瞳は、静かに物語る】
【もし生き延びて俺を[ピーーー]気ならばやってみろ、その時はまた同じ目に遭わせてやる】
【言葉にはせずとも、明確な意思は確かに少女へと突き刺さる。セバスなりの宣戦布告というやつだ】
【言いたい事をすべて言い終えたセバスは踵を返し、ヨロヨロとした足取りで何処かへと彷徨い行く】
【達人同士の決闘――その結果は恐らく、誰にも予想できぬものだったのではないか】
625 :モルドワールド2015/07/26(日) 10:21:56.35 ID:XuG2NMOb0
どろどろどろどろ
地面が融ける

かびかびかびかび
かびた世界が

ゆらゆらゆらゆら
揺れる席から

にやにやにやにや
嘲る人の子が

 見下ろして、いた。
626 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】右肩から左脇腹へ掛けて裂傷 意識朦朧 [sage saga E【ノービア(残弾数6/12)】【カノン(残弾数5/6)】]:2015/07/26(日) 10:39:47.15 ID:wZuv2wi20
>>624
//んん?[ピーーー]の部分は「殺す」です
627 :水無月空【宝刀御霊】[saga]:2015/07/26(日) 12:31:09.22 ID:b8a3iJQV0
>>624
【息がしづらく、一呼吸するだけでも血がこみ上げる不快感が起きる】

【だが、楽になりたいからなんてくだらない理由で死を求めるわけではない。そんな考えは、この戦いを侮辱することだ】

【彼女の考えはただ一つ。勝者は敗者を殺すべきだ、ということ】

【自分の息の根を止められて、そこで初めてこの素晴らしい勝負に幕を閉められる】

【最期に相手の名前を聞くこともできた。あとは相手が引き金を引くのを、火薬のはじける音を、体を貫く弾丸の痛みを待つだけ】

【それだというのに、彼はとどめを刺してはくれなかった。自分を殺すほど、お人好しではないとのことだ】

【それは彼なりの情けだったのだろうが、彼女はそのことについてどう思うか】

ゴフッ………

フフ、あぁ、いけずやなぁセバスティアンさん……

そんなん言われたら、うち、うち……

お慕いするしかないやんかぁ……

【呼吸すらままならず血の気の引いたはずの顔なのに、頬はわずかながらに朱に染まる】

【これはまさしく、恋する乙女の顔】

【彼女が求めるものはツワモノ。そして、彼女が慕うものもまたツワモノ】

【自分を殺すほどのツワモノに、殺されずに生き残ったのだ。ならば、それに惚れるのが彼女の中の道理なのであった】

【もっとも、強さに惚れ込んだ相手の首を持ち帰る趣味を持つ彼女の恋が、いいものであるとはとても思えないが】

まっとってやぁセバスティアンさん……このけが直して、すぐにうちの首届けに行くさかいなぁ

【彼の嫌いなものは面倒な女】

【死ぬよりも辛い選択をしてしまったのは、もしかすれば彼の方だったのかもしれない】

【紅に染まる夏の逢魔が時。そこに咲かせるそれよりも真っ赤な血の花の中心で、彼女は一時、乙女のように笑うのであった】

//ロールありがとうございました!
//こちらこそまたお相手よろしくお願いしますね!!
628 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 13:05:24.56 ID:DocPEguQo
【猛暑の季節は学舎も休みとなる】
【それを喜ぶのは学生だがそんなことはどうでもいいと考える学生も珍種とはいえいるのだろう】
【例えば、日陰が多めな街道を歩くこの少女とか】

暑い……家にいればよかったかな……

【溜息をつきながら急ぎ足に街道を行く少女はそこだけモノクロ写真の切り抜きのよう】
【友達と遊ぶ……とか彼氏と……とか家族と旅行に……などとは全く縁のない彼女はやや前方不注意】
【その代わり、目に入ったのは昔通っていた弓具店の看板】
【それを見てしまった夏織はいよいよ前方から視線を外し、立ち止まってそれを注視してしまっていた】
【少し、興味があるかのように】
629 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】右肩から左脇腹へ掛けて裂傷 意識朦朧 [sage saga E【ノービア(残弾数6/12)】【カノン(残弾数5/6)】]:2015/07/26(日) 13:20:48.55 ID:wZuv2wi20
>>628
【夏休み。長いようで短い期間に少年少女は歓喜し遊び回り、忙しない社会人は課題や仕事に追われる日々】
【そうでなくとも多大な量の宿題や猛暑に襲われ、やる気が起きない。そんな日々を心の底から満喫出来る人間など極僅かだろう】
【しかし世界とは異端(イレギュラー)を好むものだ――ルンルン気分で街並みを歩くこの少女も、その異端の一つ】

……あら?

【とんっ、軽い音と共に僅かに走る体への衝撃】
【痛みはない。どうやら誰かとぶつかってしまったのだと素早く認知した】

ごめんあそばせ、わたくしの前方不注意でしたわ……
…ってあら、どうかしましたの?

【貴族特有の謝罪と共に顔を向ければ、そこには弓具店の看板に視線を釘付けにする少女の姿】
【本来ならばここで謝罪をしてとっとと何処かへ行くべきなのだろうが、如何せん彼女に興味が沸いてしまったのだ】
【能力者同士は惹かれあう――そんな諺も、あながち嘘ではないのかもしれない】
630 :制服姿の少女【死神】[sage]:2015/07/26(日) 13:21:13.92 ID:Dv982gyWO
それは、闇を従え現れる

街の影、路地裏
大鎌を振り乱し視界に映る数多を斬り裂きながらに歩く
顔に張り付いた笑みは薄らと、瞳は何処か朧げに
631 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 13:22:48.05 ID:wZuv2wi20
>>629
//名前欄ミスです!
632 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 13:34:37.49 ID:DocPEguQo
>>629
……

【ぶつかってしまっても数秒夏織は動かなかった】
【ぶつかってしまったことにも気づかなかったのだろうか?それとも、】
【弓具店の看板を忌々しげに見ていたから?】

…ああ、すみません……私が突然立ち止まったりしたせいで…
なんでもないですよ…別に…

【お嬢様っぽい口調は慣れないものだが別にこの場限りのことなら関係ない】
【そう思ってこちらが悪いと謝って立ち去ろうとした】
【だが、まさか興味を持たれてしまうなんて】
【別に弓道なんて今はやってないのだしなんでもない、関わるなと言わんばかりに顔を背けてまた歩みだそうとする】
【それに、右腰のアームを見て彼女が普通ではないと知った】
【自分は普通の人間、そう規定している夏織にとってはそんな異常とは絶対に関わりたくなど……】
633 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 13:45:44.73 ID:wZuv2wi20
>>632
……? 
…まぁまぁお待ちなさいな!
貴女、どうしてそんなにわたくしから逃げるようにするのです?

【立ち去らんと踵を返し、歩みを進めるモノクロ色の少女。唯一色付けられた彼女の琥珀の双眸は悲しげに咲く】
【然しお世辞にも空気の読めるタイプではないシャロが、初対面の少女の事情を察することなど不可能で、実に直球な言葉を少女へと紡ぐ】
【ただ、シャロはふと少女から同じ"雰囲気"を感じ取ったのだ。生まれつき才能に恵まれたような、そんな曖昧な感じの】
【お嬢様という環境で生まれ育ち、昔から優遇されていた生き方をしている――のに、ただの令嬢とは違った何か】
【だがあくまで少し気になった程度。少女がそのまま逃げ去ろうとするのならば、シャロもあとは追わず見逃すだろう】
634 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 13:55:05.98 ID:DocPEguQo
>>633
べ、別に逃げようとは…

【なんとなく察した】
【この金髪のTHEお嬢様な少女はおそらく逃げても追うのだと】
【だからあきらめたのか立ち止まり金髪の彼女と相対する】
【自分の本当の望みも分からぬまま忌避していた異常と関わる道を選んだ】

で、なんですか?何か私に聞きたいことでも?

【なぜか尖った口調で聞き返す】
【自分でもよくわからないが今夏織はいらだっている】
【望んでいないはずなのに異常と関わらされていることに?】
【それとも、】
【なぜだか見知らぬはずなのにちょっと雰囲気が似ている彼女が羨ましいことに?】
635 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 14:03:31.49 ID:wZuv2wi20
>>634
おーっほっほっほっほ!!
やっと観念しましたわね……んー、聞きたいこと…
そうですわ!貴女、弓道のクチがありますの?

【尖った口調で聞き返す少女など意にもせず、大きな高笑いを払い直様キラキラと瞳を輝かせながら問いかけを行うシャロ】
【それはさっきぶつかった際に、モノクロの少女が弓具店の看板を見て立ち止まっていた事から察していたのであろう】
【しかしその質問が少女にとって気持ちのいいものではないという可能性を察することは出来なかったようで、何処か期待したような瞳を向ける】
【そう、こう見えてもシャロは格闘技馬鹿。弓道や射撃等とは縁のない……つまり憧れのようなものを感じていた】
【仕方ないといえば仕方ないのだろうが、それでもこの純粋無垢な子供の双眸は、少女にとってはどう写っているのか】
636 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 14:12:47.36 ID:DocPEguQo
>>635
っ…

【聞きたいことを問わないほうがよかった】
【止めてほしい、踏み入らないでほしい】
【けど…】
【こんな純粋無垢な憧れを向けられたら嘘なんて吐けないじゃん……】

……あるよ、ここ数年弓を引いていないけど

【禁忌に踏み入られた不快感と余計な情報は肯定とともに零れ落ちる】
【だが、キラキラ輝くその瞳に何故か惹かれて拒否できない】
【自分が自分でなくなる前にそれ以上喋るなと拒絶を叩き付けたい】
【だが、それで子供の憧れを叩き潰せられるほど夏織は優しくなくなかった】
637 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 14:21:55.69 ID:wZuv2wi20
>>636
まぁ!!やっぱりそうですの!?
わたくし弓道は昔からの憧れでして……
カッコイイですわよね、こう、バババーン!って!!シュパパパン!って感じの!!
でも、どうして弓を引いていないんですの?

【笑顔で語るシャロは気が付かない。少女が見せた不快感の表れに、故に彼女の饒舌は止まらない】
【そう、少女に対してのシャロの言葉は正しく地雷の埋められた地面を裸足で歩くようなものなのだ。いつ爆発するかもわからない、そんな状況】
【しかし何も知らない者にとっては地雷原もただの地面と変わらない、故に安心して足を踏みしめ身を任せてしまう】
【先程からデリケードな部分を質問していくシャロも、それと何ら変わりのないのではないのか】
【拒絶という爆発は質問という籠れ火によって着火される。優しさがないのではなく、強さの問題なのだ】
638 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 14:31:53.55 ID:DocPEguQo
>>637
…そんなカッコイイものじゃ……

【ふと脳裏をイメージが横切った】
【モノクロの少女が蒼弓を引いているイメージ】
【バババーン!と蒼い軌道を描いて的を射貫いて的を爆散させるイメージ…】
【それをカッコイイと思ってしまったとき何かが砕けた】

どうしてって…そんなのあなたに教える義理なんてない
それ以上私の弓に触れないで!それに弓なんてそんなカッコイイものなんかじゃない!!

【爆発したのはイメージの的だけではなかった】
【言葉が踏んだ夏織の地雷もそうだった】
【あらゆる者を遠ざけ、近づかせないための言葉の矢は苛烈】
【だが、言い切った後の琥珀は後悔色が混ざっていた】
639 :戦兵【皆皆鏖】2015/07/26(日) 14:32:19.95 ID:XuG2NMOb0
>>630
 闇の揺蕩う少女を見た。
 陰では我と乖離した物々が地を這う。
 薄ら笑いに少女の気味は悪しく、乱舞する鎌に更に悪しく、悪しく。
 だが、今邂逅を果たすだろうこの男も、奇しくも少女と等しく悪しき魔のごとき雰囲気を放つ。
 
 Hey.
 声を掛けた。相変わらず闇が揺蕩う。光が欠けた。
 機関銃片手に、痩けた頬に脣を吊って。

/もしいらっしゃればー
640 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 14:41:06.01 ID:wZuv2wi20
>>638
【ビクリ、シャロが浮かべていた笑顔は消失し、体が跳ねる】
【色味を感じさせぬモノクロの少女。不意に彼女から飛来した言葉は何よりも鋭い矢となりシャロの心を貫く】
【困惑を見せるシャロだったが、琥珀に煌く双眸を見てようやく気が付いた――少女は今、公開しているのだと】

――弓に関して…何かあったんですの?

【先程の年相応の少女のとは違う、"戦乙女"なる少女からの言葉】
【真剣な眼差しを含む双眸は朱色に揺らめく。モノクロな少女とは異なった色を孕む宝石】
【交わる筈のない色だというのに、この場に関しては呆気ないほどに出会い合わさった】
【一度爆発した地雷は跡形もなく消失する、だが、破片さえ残っていればそれを部品としてまた新たに造り出せる】
【それに必要なのは技術ではなく、心―――】
641 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 14:56:23.53 ID:DocPEguQo
>>640
【ああ、拒絶してしまった】
【後悔から逃げ去ることもできずにいたモノクロの少女はTHEお嬢様でKYなはずの少女の言葉を聞いてしまった】
【否、戦乙女の真剣な言葉を】

……私の能力は弓の能力なの
昔家族が襲われたときそれで助けようとした
けど、私は弓に裏切られて…っ

【気づいたら話していた】
【そのことに気づいたとき、理性は口を噤ませて朱の宝石を睨ませろと命じた】
【だが、理性の命に従わずに琥珀はただ地面を映す】
【その言葉で戦乙女が夏織が恐れていること、唯一の好きなことに裏切られて不信に陥ったモノクロの絶望を理解してほしくなくて理解してほしい】
【恐れる少女の心は相反することを思いながら待ちたくないのに言葉を待っていた】
642 :制服姿の少女【死神】[sage saga]:2015/07/26(日) 15:06:57.82 ID:Dv982gyWO
>>639
陽光すらも忘れ去り、薄宵闇を湛える古路地
振り返る少女、瞳は貪婪なる煌きを軌跡として描く
合図は不要である、出逢いがそれだけで殺戮の始まりを告げているのだから

少女、鎌を振り構え大振り
大気が揺らぎ陽炎めいて、鎌鼬となり戦兵へと襲い掛かる
643 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 15:08:19.02 ID:wZuv2wi20
>>641
……ふむ…

【少女から紡がれる言葉。俯いた顔から表情は察せない筈なのに、今の少女の顔がどんなものか等容易に想像できた】
【己の能力に、己の信頼していたものに裏切られる――それがどれだけの苦痛なのか、シャロは想像は出来るも理解はできない】
【だからこそ、シャロはにっこりと笑顔をを浮かべてこう問うた】

失礼ですが貴女、お名前は何と言うんです?
わたくしはシャーロット=マリナ・シエル・リメンバー・ニエルマン……気軽にシャロって呼んでくださいませ!

【突然の自己紹介、少女が紡いだ言葉への返答になっていない不器用な返答】
【だというのに、不思議と人をひきつける謎のシャロの魅力。それは彼女の心にあるのかもしれない】
【嘘は吐かず、心無い慰めは用いない。自分の思った言動をズバッと貫き、人を救ってしまう能力】
【俯かせる少女の顔を、まるで悪戯っ子のように下から顔を覗かせて、シャロは静かに少女の言葉を待った】
644 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 15:18:13.65 ID:DocPEguQo
>>643
【力に裏切られ、信じて用いることができなくなったこの苦痛を理解してほしかったのだろう】
【どこかでまた弓を引きたがっていたのだろう】
【やっと理解した夏織にかけられた言葉に戸惑った】

えっ?私は蒼葉夏織だけど…

【まったく関係ないじゃん!】
【なんで突然笑って自己紹介??わけわかんない…】
【シャロって言ったっけ?この子やっぱりものすごいKYだね…】

ふふっ

【なぜか、夏織は笑っていた】
【シャロに魅せられたなんて、絶対に認めないだろうが】
645 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/07/26(日) 15:19:28.88 ID:58UFmxng0
【今日はテレビで特番をしているそうな】
【昨日からやっているそうだが彼には一切関係ない】
【衣食住の住まいをほとんど無視している彼はテレビを見る意味がないのだ】
【仕事が休みでも、家に籠ることはないのだ】

休みというのは、良いもんだなぁ

【いつもの公園で休憩時間を過ごす理由などない】
【街をでて、色んなところを巡り歩けるのだ】
【彼は歩き回る。普通でない物を探して】
646 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 15:26:44.63 ID:wZuv2wi20
>>644
蒼葉夏織さん……よし、夏織さんですわね!
ならば夏織さん!貴女が能力に裏切られ様々なものに対し不信に至ったのならば、わたくしを信じなさいっ!!
わたくしも夏織さんを信じます、夏織さんを信じるわたくしを信じなさいっ!!

【バァーン!そんな壮大な効果音が似合うようなポーズ。謂わばキリッとした表情で夏織を指差し宣言するシャロ】
【夏織が笑うように、シャロもまた笑顔を含みながらもその表情は真剣そのものであった】
【戦乙女としての、そして一人のシャーロットという少女としての言葉。慰めや同情なんかじゃない、心からの宣言】
【荘厳さは感じられないが迫力は満点、KYと罵られようが馬鹿と叩かれようが、それがシャロなりの行き方なのだ】
【同年代の子供よりもよっぽど子供で、しかし子供ながらに純粋な、モノクロの心さえも彩ってしまうような色を含んで】
647 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 15:39:09.50 ID:DocPEguQo
>>646
えぇっと…

【一瞬反応に困った】
【だが、伝わった】
【シャロはやっぱりKYだ】
【どこまでも空気が読めなくて、子供で、地雷を地雷と知らずに踏んじゃう】
【だけど、純粋で、真剣で、いつも心からだ】
【こんな人になら、信じられるのも悪くないよね】

はぁ……わかったよ、信じるよ
にしても本当にKYだね、いい意味で

【だから、少し笑って信じろという言葉に従うことにしてみた】
【モノクロだった世界は華麗な朱の宝玉と金の輝きで色を取り戻しつつあった】
648 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 15:48:52.65 ID:wZuv2wi20
>>647
??…KY?とは?
ってそんな事はどうでもいいんですのっ!!信じてくれますのねっ!

【パァァっと目を輝かせて、両手を握り合わせ感激に打ち震えるシャロ。その瞳には薄ら涙さえも浮かんでいる】
【シャロもシャロで大概だが、言葉だけで立ち直り信じる事を決意した夏織の心の強さ――それは誰にも負けない程に大きく】
【再び誰かを信じるという行為が出来た少女の未来は、様々な可能性が生じただろう】
【それは少なくとも、休日を一人暇しながら歩くような事はない程度に―――】

では夏織さん、こちらわたくしの連絡先ですの。
気が向いたら何時でも連絡下さいまし!

【そう言ってシャロが差し出した一枚のメモ用紙には、彼女の電話番号とメールアドレスが書かれていた】
【信頼の証というにはちょっと古臭い、それでも確かに両者の絆を深める第一歩を動かす紙】
【それを受け取ってくれると信じて、シャロはにこにこと夏織の色付き始めた瞳を見つめた】
649 :制服姿の少女【死神】[sage]:2015/07/26(日) 16:00:19.86 ID:Dv982gyWO
>>639
/落ちます、>>642のレスが少し遅かったですね。すみません
/また機会があったら宜しくお願いします
650 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 16:02:32.60 ID:DocPEguQo
>>648
なんでもないよ
うん、信じるよ…って泣いてる?

【小さくて大きな強さのある夏織はというとやっぱりクールにシャロに接しているように見える】
【が、嬉しそうだ】
【やっとモノクロの色褪せた世界から抜け出す一歩目を踏めた喜びは優しい笑みという形で表れていた】

メアドと番号…うん、必ず連絡するよ
で、さ…これから見かけたりしたら声とかかけてもいいかな…?

【絆を深める一歩、信頼の証は弓を最終的に捨てきることができなかった証たる黒い指貫グローブの手に渡った】
【その一言はちょっと自分でも信じられないくらいすんなり出た】
【私もシャロと仲良くなりたいんだな、と素直に思えた】
【だから不安なく夏織はにこやかな朱の瞳を見つめ返した】
651 :シャーロット=マリナ【ストラト・キャスター】腹部に火傷(中)[sage saga]:2015/07/26(日) 16:18:47.54 ID:wZuv2wi20
>>650
…なっ…!
ななな、泣いてなどいませんわっ!!

【少女のクールさ漂う指摘に、慌てたようにゴシゴシと目を擦りムフンッと胸を張る】
【実際、朱色の瞳が更に赤みを増している事は恐らく本人は気づいていない。あるのは彼女らしい堂々とした態度のみ】

……ふふ…何を思うかと思えばそんなことでしたか。
もっちのろんですわっ!!むしろ、わたくしから声を掛けます事よ!!
夏織さんは既にわたくしのフレンド!ですからね!

【信頼の証が少女のグローブに渡ったのを確認すれば、シャロは再び大きな胸を張り高らかな宣言を告げる】
【そう、シャロはもう夏織と話した瞬間から勝手に彼女を友達認定しマイフレンド状態だったのだ】
【だからこそ夏織と仲良くなりたいという願望を包み隠そうとはしない、むしろ堂々と胸を張って言える】
【先程とは違う、モヤの晴れたような輝きを見せる夏織の双眸に対し、シャロの朱は何処までも煌めいた】

……よし、そうと決まれば今から早速女子会ですわよー!!
わたくし美味しいスイーツのお店を知っているんですの!今日はわたくしの奢りでしてよっ―――!!

【天高く拳を掲げ、おぉーと無駄に意気込み有無を言わさず、曰く美味しいスイーツのお店へ連れて行こうと先導するシャロ】
【その瞳は闘いに生きる戦士の輝きを秘めながらも、同時に年相応の少女のものも宿らせている】
【二つの輝きを持つ少女は、所謂クレヨン――モノクロの世界に色を付け足していく、一本のクレヨンだった――】



//丁度いい感じの場面なのでここらへんで締めで!
//ロールありがとうございました!変わった日常ロールというのも楽しかったです!
//また機会があれば是非ー
652 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/07/26(日) 16:36:24.14 ID:DocPEguQo
>>651
【朱の瞳が更に赤みを増すのをみて夏織はちょっと吹き出しそうになっていた】
【大きな胸を張った堂々とした態度が、あまりにもシャロらしくて】

うん、そうだね
もうシャロは私の『フレンド』……いや、ベストフレンドだもんね

【堂々と仲良くなりたい!もうフレンドだ!と何に遠慮することなく言うシャロはやっぱり眩しい】
【だけど、その眩しさは思ったよりもはるかに心地よくて今やすっかりシャロのフレンドになってしまった】
【眩しさに憧れ、羨望の眼差しを向けるだけではなくなっていた】

えっ?わわっ!?ち、ちょっと待ってよー!
ふふっ、あはは!

【何にも言う暇はなく、シャロについていくことしかできなかった】
【振り回されるのは嫌いなはずなのにシャロになら別にそう思わない】
【むしろ、いい】
【だからかな?久々に声を出して笑っちゃってシャロについて行ったのは】
【久々にすごく楽しいなって思えたのは】

【私、シャロのおかげで世界が変わった】
【これからも私の世界をどんどん変えてくれるかな?】
【そしていつかは……弓をちゃんと引けるようになってシャロにみせてあげるのもいいかもね】

//了解です!こちらもこれで締めます!
//こちらこそありがとうございました!私もいろいろとやれてすごく楽しかったです!
//こちらこそ機会があればお願いします!
653 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(関西地方)2015/07/26(日) 22:41:30.44 ID:XuG2NMOb0
>>649
そんなことありません私の所為ですぅぅぅ…
ほんとにごめんなさいこちらこそまた宜しくお願いします…
654 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/27(月) 00:24:54.43 ID:SF7tHine0
>>611
ちいっ!

【突き出した剣は惜しくも外れ、ウルドにまたしても隙を与えてしまう】
【アレをまた食らってしまう、一瞬そう思ったがウルドは何故か剣の裏に隠れた】

剣の裏に回り込んだところで無駄よ!それを動かせるのは私…

【突き刺さった剣がこちらに倒れてくる】

…え”っ!?

【変な声を上げながら剣の下敷きになってしまう】

ちょっと!何でそいつを倒せるのよ!あとこれ結構重いから早くどかして!!

【大声を張り上げながらジタバタするその姿はさぞ滑稽だろう】


//ごめんなしゃい…返信するタイミングが見つからなくて…
655 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/07/27(月) 01:02:42.99 ID:QgjEvpVZ0
>>654
犠牲を省みずに全力で衝撃を加えたら案外いけたわよ?
…もっとも、両腕お釈迦になっちゃったけど

【手をブラブラ振りながら苦痛を堪えた苦笑を綾音に向ける】
【予定では回避した綾音の背後をとって体当たりを食らわせるはずだった】
【が、そうする必要なく綾音は剣の下敷きになってしまったのだ】
【実際、両腕の状態はキチンとした処置を受けないと殴ることが一切できないものだったのでこれはこれでよかったのだが】

…ごめんっ!私にも無理っ!
…だけど綾音ちゃん、すごく可愛いからその可愛さに免じてなにもしないであげるっ!

【ウルドの身体能力は綾音と大差無い】
【その上剣を動かすためにまず必要な腕は使えない】
【だから残念ながらウルドには絶対動かせない】
【だがまあ、滑稽と思うような光景を笑わなかったのは綾音にとっては救いか】
【もっとも、ウルドはじたばたする綾音に萌えを感じているようだったが】

もっとお洒落してもいいかもよ?そしたらお姉さんに可愛い姿、見せてよね!待ったねー!

【等と言って時を乱しての疑似瞬間移動で瞬く間にウルドは去ってしまう】
【ではなく近くのビルからばれないように綾音を観察してから病院入りをしたという事実を綾音が知るかはまた別の話】

//だ、大丈夫ですよー…そろそろ寝ようというタイミングに返事きますが大丈夫ですよー…
//キリもいいしここで〆で、長々とありがとうございました!
//眠気で頭回らなかったところもありましたが楽しかったです!
//機会があればまたお願いしますー
656 :ラヴレス・パラ・モア【ゼブラソード】[saga『テ・ラ』]:2015/07/27(月) 17:49:26.68 ID:dFXOqT0B0
 見よ、今、世界は腐敗した非生産的な劣等感と、死を競う闘争に食まれている。
 醜悪の極致だ。目も当てられないという言葉はまさしくこのことである。
 人間は常からそのキャパシティの中で生死を流転し、日増しに悪循環を創り出す。
 そんな、この世の内面的な死を悼む慈悲の喪服。それを身にただ一輪咲かす、女。
 哀しげに、悲しげに、白黒の相貌で、白黒の双眸で。
 憐れで哀れに衰微する世界を、みなと等しい視線から眺めていた。


 「まぁ、なんということ。まぁ、なんということ。
  今日も世界は醜いのね、毎日私は潔白で清廉に故人を悼んでいるというのに。」


 神様はきっと、私が憎いのね。と静かに支離滅裂な不平を嘆く。
 若干落ち込みを見せて、黒く清楚に泪を拭う素振りをしながら、黒塗の瞳が覗く。
 モノクロの視界の中では、奇異なものを見る目をした人々を数人捉えた。
 するとどうだ、徐に立ち上がり、喪服をはためかせながら、
 ゆらりゆらり、黒い泪を目の奥にためて、まるで水母のように街路樹の間を揺蕩う。
 そのまま風に流動し、不敵な笑みと共になって右腕を振るうとーー
 ーー風に煽られたか? 青い枝葉が螺旋に乱舞し、可視の鎌鼬のごとく人々の目を潰した。
 不可視の中で血の匂いを嗅いだものは絶叫、慟哭、中には死すものもあった。

 泪はきっとひらりと舞い落ちて、黒く染みとなって石の地面を汚すことだろう。
 凄惨な街路、先に染みる黒。
657 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/07/27(月) 19:09:45.89 ID:Bh+3Ggo50
>>656
【世界は残酷である。何故なら残酷であることを後で知るから】
【世界は美しい。美しい物は完成した後に出来上がるから】
【一度の間違いを見直してこそ、美しさを認められるのだ】

【彼女が通る道にも正義は転がる】
【例えば。物を拾う行為、自分の正義を貫いた結果である】
【そして、通る道に聞こえる叫び声。見た限り行ったのはたった一人の女性】
【辺りに撒かれる血に、彼女は疑問を抱いた】

ねえ、そこのあなた。ちょっといいかしら?

【女性に話しかける。ただ彼女に答えを出してほしくて】
【正しき道義を持ってこの行為をやってのけたのか】
【それとも、理由なく殺した悪なのか】
【人を殺した事があるからか。地面の血糊を踏んでも何とも思わない】
658 :ラヴレス・パラ・モア【ゼブラソード】2015/07/27(月) 19:20:55.71 ID:dFXOqT0B0
>>657
 悲しい……哀しい悲しい哀しい悲しい哀しい悲しい哀しい悲しい哀しい。
 こんなに憐れに人は命を落としてしまうのね。こんなに憐れに微塵の命を希うのね。
 悼まなければいけないわ……。こんなに可哀想なんですもの。
 
 白黒泪を目の奥に溜めて、朧げに双眸を揺らす。黒く清楚に泪を拭い、流線型の祈りを風に流した。

 
「あら? どうしたのかしら。
 あなたはどなた? 用の前にまずお名前を教えていただけるかしら。」


 相変わらずのモノクロを、ぱちくりぱちくり瞬かせながら振り返る。
 その姿からは先ほどの女性らしい可憐な雰囲気は無く、寧ろ静かな気丈さすら感じられた。
659 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/07/27(月) 20:25:20.31 ID:Bh+3Ggo50
>>658
ああ、名を言わないなんて失礼だったわね。横鶴呉保よ

【名前に強い意味はない。気にしたこともない】
【戦いには必要だが、闘っている間は必要ないから】

それじゃあ、貴女の名前を教えてもらえるかしら?
派手にやって人をここから放したあなたの名を

【彼女にはどこか毅然とした雰囲気を醸し出していた】
【横鶴はそれを受けとり、同じように返す】
660 :ラヴレス・パラ・モア【ゼブラソード】2015/07/27(月) 20:34:39.00 ID:dFXOqT0B0
>>659
 「そう、亜細亜系の方なのかしら? 少なくとも、西洋の人の名ではないものね。」

 ふふ、と白黒口角を均等に吊り上げて笑う。
 大して気にもかけず、満足げに喪服をはためかせれば、

 「私の名前? そうね、パラ・モアとでも呼んでくださる?」

 そうやって返せば、ふわりと吹き上げた風に黒黒喪服と髪が浮き上がった。
661 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/07/27(月) 21:02:08.07 ID:Bh+3Ggo50
>>660
パラ・モアさんね。一応覚えとくわ

【黒い喪服を纏った女性はにやりと笑っていた】
【面白いのか面白くないのか。この状況でよく笑っていられる】

さて、少し質問でもさせてもらうわ
派手にあなたはやってるみたいだけど、そこに理由はあるの?
正しい道義こそ正義。理由ある戦いは間違いじゃないのよ
あなたには道義があったの?教えてもらえるかしら
662 :ラヴレス・パラ・モア【ゼブラソード】2015/07/27(月) 21:11:37.86 ID:dFXOqT0B0
>>661
 質疑を受けた。
 しかしどうだ、道義などはない。彼女は単に故人を悼むべく人々を天へ召させていたのだ。
 別段、どうと答えようが関係はないだろうが、彼女は、

 「道義? 死んだ世界への追悼……とでも言っておこうかしらね。
  ふふ、どう? 充分でしょう?」

 支離滅裂な答えを。
 にこり笑みを絶やさずに、黒黒喪服を揺蕩わせ、白白肌に風が伝った。
 生温い、死臭を孕んだ風。
663 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/07/27(月) 21:32:13.63 ID:Bh+3Ggo50
>>662
確かに答えには充分ね
全然、一つも正義にならないわ。あなた

【毅然とした態度を崩し、少しずつ敵対した目に変わる】
【正義なき戦いは無価値。存在すら許されない】

その正義は正しいかもしれないわ。でもそれは死んだあと
終わった後の美しさと残酷さを描くだけよ
正しいとは終わる前の感情、終わったら正しいもないわ
664 :ラヴレス・パラ・モア【ゼブラソード】2015/07/27(月) 21:47:38.58 ID:dFXOqT0B0
>>663
 じわり泪を目深に潜らせ、笑顔は何処彼女はか弱げに細い声を漏らし始めた。
 
 「怖い、恐いわいきなり。正義なんて知らないわ。道義なんて知らないわ。
  所詮正義なんてそんなもの物語の形でしかないのよ。」

 猫を被ったか、豹変した女は、
 流浪の温風に泪震わせれば、黒黒朦朧とする瞳。そして半歩、後退りをした。
665 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/07/27(月) 22:22:03.68 ID:Bh+3Ggo50
>>664
【一歩後ろに下がり間をあける女性】
【それに対し呉保は一歩先に詰める。感覚を開けさせない】

正義なんて私も知りたいわよ
今知ってる正義は私が体験しただけの正義、美しいかは死ななきゃわからないわ
でも、私の正義を通す為なら何でもするの。例え戦うことになっても
今あなたのしてた行為には誰も善と言わないわ。例え心から寄り添える友達だとしても

【敵対した目線を相手の目に浴びせ続ける】
【正義は知らぬ存ぜぬでは通らない。正義はいつでも押し付ける物なのだから】
666 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/27(月) 22:48:29.05 ID:SF7tHine0
【あれから3時間後】

【『最強』を名乗りながら自らの大剣に押しつぶされていた少女はなんとか立ち上がった】

ハァ…ハァ…
しっかしよくこんなの振り回せたものね、私…

【制服の汚れを軽く払い、2本の剣を背中に戻して路地裏を後にした】

(でもあの人、やけに強かった…それに)

【自らの平坦な体をさすった後、大きく息を吸い】

何食べてどんな生活したらあんなにでっかくなるのよー!!

【17歳の少女の心の叫びは街中に響きわたった】
667 :ラヴレス・パラ・モア【ゼブラソード】2015/07/27(月) 23:01:52.45 ID:dFXOqT0B0
>>665
 ? 聞き捨てならない。彼女は別段善を求めているわけではないのだから。
 友人もいない、なのに相対する女は架空の友人を描いて諭した。
 つまり、説得力がない、ということである。

「面倒臭いわね。あなた
 故人を悼む心が、そんなに憎いのね?」

 苛立ちを見せた彼女。
 どうやらまたも豹変し、泪など涙腺と共に消え失せてしまったよう。
 喪服は黒黒夜風に漂い、たなびく。

「あら、もうこんな時間。随分と話をしていたようね。」

 それでは、

 ごきげんよう。
 と一言。女の掛ける言葉など無視に去って行く。
 その姿はまるで水母。黒黒夜風に揺蕩って、白白肌が虚空に撫でられる。
 やがていつのまにか、消えていたーー

 ーーホワイト・ストライプス(白白)。


/すみません返信遅くなった上にこれで締めさせていただきます。
戦闘に持ち込みたかったのですがいかんせんこちらのロール力の無さと眠気のせいで…
もうしわけ無いです。ありがとうございました。
668 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/07/27(月) 23:18:11.87 ID:Bh+3Ggo50
>>667
故人にする事に義道が必要だといっているのよ
故人はすでに結論を得ているのだから

【相手に長く話していたといわれた】
【気づけばそれなりに長い時間喋っていたようだ】

ごきげんよう、正義に忠実で無い人

【彼女と逆を向き歩き出す】
【その心は戦艦、貫く押しとおす正義。黒い髪が顔をすべる】
【いつ海色に染まるかわからない心を持って】

/ロールありがとうございました!おやすみなさいです!
669 :前川 仁【双牙 オルトロス】2015/07/28(火) 20:00:35.63 ID:9r6FMhwNO
【どう生きるか、どう勝つか彼はかんがえていた】
やっぱ、ひとりで倒すの無理そうだな
誰かと組むしかねえわ
優しくて強え人いねえかな
【だが、彼は覚悟をきめていた相手を倒すことを】
670 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/07/28(火) 22:56:56.35 ID:cCEJWO550
>>666
そこの君、こんな夜遅くに何をそんなに騒いでいるのかね?

【ついさっきまで周りに誰もいなかったであろうに、その男はいつの間にか覗き込むようにそこにいた】

【青いスーツに赤いサングラス、そしてイガグリのようにトゲトゲとした金髪をしたその男は、その出で立ちのせいで第一印象として奇妙、という感想を持たれてしまうだろう】

ああ、勘違いしでおくれよ。僕は見ての通り警察官というわけではない。だからと言って私服警官だなんてクールな職業でもない。

ただのしがない一人の一般人さ。

強いて特徴をあげるとしたら常にクールで誰にでもチャーミングなスマイルを振りまくナイスガイといったところか。ハハハハハ!

とまあちょっとした雑談はここまでにしてだ。

こんな場所に君のような裏若き乙女がいたのでは危険極まりないぞ。

さらに言うなら、本物かどうかはさておいてそんな物騒なものを持ち歩いていたのでは、やはり危ない。

本来ならそれだけでも十分寄り付くものを遠ざける効果があるだろうが、あいにくこの街は特別でね、戦いを好むものが数多くいる。

僕もこの前京言葉と怪しげな刀を使う少女と一戦交えたが、いやはやあれは命の危機を感じたものだ。

互いに無傷で済んだのはまさしく奇跡! 運命の女神はどうやら僕に惚れ込んでいるようだね。

まあ勝負はなぜか向こうから引いてくれたのと、うんざりしたような失望したような顔を向けられたのは未だに疑問だがね。

さて、そんなわけでこんな時間にそんなものを持ち歩くのは危険極まりないという僕のレクチャーだ。

理解してくれたかな?

【この長文をわずか10秒ほどで、しかも息継ぎすらせずつまりもせずに言い切るあたり、彼は言葉に関する能力持ちなのかもしれない】

【おまけの効果として相手を苛立たせる力もあるに違いない】

【そんなうんざりするほどのお説教なのかなんなのかよくわからない長話を一方的に聞かされた、彼女の反応やいかに】
671 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/28(火) 23:39:25.05 ID:QOWmHtDU0
>>670
【突然現れた奇妙な男、とても人間とは思えない(色んな意味で)話術】

【彼の話が終わった後、彼女の口からこぼれたのは心からの感想だった】

…キモッ


【背中に背負った一対の剣の片方を握り、光のない目で続ける】

私、男の人が大嫌いなんです。特に青いスーツを着て赤いサングラスをかけたトゲトゲした金髪という奇抜な格好にも関わらず一般人を名乗る人並み外れて饒舌な男の人が。

【一通り毒を吐き終わると無言で片方の剣を構える】

【目に光は宿っていない】
672 :高見澤英雄【ヘルメス】[saga]:2015/07/28(火) 23:59:35.82 ID:cCEJWO550
>>671
ハハハ、まいったな。それではまさに僕そのものじゃないか。

【並の人間ならここで命の危機を感じ臆しようものだろうが、彼は自分のペースを貫いている】

【近年まれに見るバカか、あるいはそれだけの実力を持つが故なのか】

僕としてはあまり子猫ちゃんと血みどろなじゃれあいをする趣味はない。だからといって君をほうっておくわけにもいかない。

気分を害したのなら謝ろう。そして提案なのだがここはお互いにまっすぐ家に帰る、というのはどうだね?

【彼の言うチャーミングなスマイルとやらを向けながら、その妥協案を提示する】

【傍目から見れば相手に恐れをなしたかのようにも受け取れるが、はたして】
673 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/29(水) 00:24:49.53 ID:RGjNN5zI0
…逃げるつもり?

【この男のマイペースっぷり、おそらく彼も能力者】

【そう感じ取った彼女は考える】

(一応彼とも戦ってみようかな…砕牙様の事を知ってるかもしれない)

それは許されないわ。なぜなら…

【そう言い、一瞬下を向いた後に向き直り】

…私は御剣綾音!『御剣』の名を継ぐ私から逃げるのは不可能だから!!

【先程とはうって変わって、覇気の溢れる声で喧嘩を売る】

かかってきなさい!この不審者!!

【一対の剣を両手に構えて襲いかかる】
674 :高見澤英雄【ヘルメス】[saga]:2015/07/29(水) 00:45:52.84 ID:YeeIWCNp0
>>673
不審者とは失敬な。いわれのない事実というやつだよ。

【あくまで自分のペースのままで、彼は相手を観察する】

【相手の獲物は双剣。身のこなしはアスリートには届かずとも、鍛え抜かれた人間であることは間違いない】

【ゆえに、油断ならない相手であると判断する】

このまま変質者扱いというのもつらいものがあるからな。少しばかりじゃれあうことにしよう。そのあとは僕とお茶でも飲もうじゃないか!

【そういって彼はまっすぐに駆け出す。だが、そのスピードはまさに常人を超えていた】

【第一歩目から繰り出されたその速さは、アスリートのトップスピードをも超えていた】

そんな大きな獲物を両手に抱えたままでは、このスピードに対処するのは難しいんじゃないかな!

まずはその物騒なものから対処させてもらおう!

【このまま接近を許すのなら、彼女の腕を蹴り上げて、獲物を手放させることだろう】
675 :高見澤英雄【ヘルメス】[saga]:2015/07/29(水) 01:48:59.17 ID:YeeIWCNp0
//寝落ちでしょうか?
//時間も時間ですし、申し訳ありませんがいったん切らせていただきます……
//もし都合が悪ければ、このロールそのものをきっていただいてもかまいいません……
//ちなみに、明日返信できるのは六時以降になりそうです。
676 :十時 紗子【エゴリア】[saga]:2015/07/29(水) 17:51:32.25 ID:io9lQGYDo
ひぐっ……ううっ……

【情けを知らぬ太陽が万人にその陽射しを与えていく昼間】
【通り沿いにある昼間から酒も出している屋外喫茶店の一テーブルからは女の泣き声】
【そこには、片手にウイスキーのグラスを握って突っ伏す惨めな女1人】

あーん!もう脈ありだと思ったのにぃぃ!!もうあんな奴知らないもん!嫌い、嫌いよやんなっちゃう!!!

【明らかに自棄酒である】
【この女、十時紗子は(体感で)数分前に振られたばかりだ】
【まあまあ、人生そんなもんよ……とすめばいいのだが彼女はすまない人種なようだ】
【もっとも、昨夜仕事で能力者集団叩き潰した後に矢で戦いたい少女の特訓に付き合ったりしたせいで寝坊したのが原因だから全て紗子に非があるのだが】

あーーん!!もうこのさい可愛いおにゃのこの子でもいいから私に脱独身させてぇー!お兄ちゃんもう一杯…………ひぐっ

【叫びながら店員に酒を要求する彼女】
【その姿は酒を求められたアルバイトのお兄ちゃんには周囲の人がここを避けている原因でありただの迷惑な客にしか見えなかった】
677 :白装束の男【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[sage saga 夥しい量の返り血]:2015/07/29(水) 19:07:59.21 ID:9KByyFYj0
【斬。斬。斬と音を立て、今宵もまた紅色の花弁が散る。後に残るのは飛沫の音色のみ、悲鳴さえも許さぬ独奏】
【もう何人殺めたか覚えておらぬし、殺した数に興味もない。ただ漠然と、二桁を超えたことは記憶している】

【何故、そこまで人を殺めるのか?】
【答えなど決まっている。剣士にとって、刀にとって、殺戮とは本能であり生きる意義】
【ただ、それだけだ。彼の殺しに意味など不要】

【それは今、入り組んだ路地の片隅で】
【鈍色の痩せた四肢を白装束に包み、濁った眼を虚空に彷徨わせ】
【一振りの血(あか)く塗れた刀を手に、骸の前で冷笑している】


          未だ未だ、斬り足りない


【人斬りとしての性(サガ)を、怪しく煌かせながら】
678 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/29(水) 21:31:11.26 ID:io9lQGYDo
>>677
【それは違う】
【剣士にとって、刀にとって、殺戮などは禁忌であり止めるべき蛮行】
【ただ、それだけだ。彼女の剣技に生血など不要】

【故に、人斬りの前に士が現れるのは必然】
【西洋の女の四肢を白装束に包み、冷たき瞳を男に向け】
【一振りの鞘(黒)に守られた疾風(かたな)に手を添え、骸の向こうで男と対峙する】

剣士としての誇りも地に堕ちたか……
                ならば、疾く失せろ

【物理の壁を破る高速長大の居合を、殺意と共に男へ放ちながら】

//まだいらっしゃればおねがいします
679 :白装束の男【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[sage saga 夥しい量の返り血 高揚感 ]:2015/07/29(水) 22:10:56.74 ID:9KByyFYj0
>>678

//遅くなりましたー
//よろしくおねがいします!


【これは奇跡か、それとも必然か。夜の闇の中、邂逅せしは二本の刀。二つの白装束】
【____二人の、剣士】

【氷柱の如き冷えた視線はもう一つの白装束を射抜き、誇りを胸に対峙】
【誉れ高き刃。たしか��活人剣�≠ニかいったかな、なんて男は思った】

【瞬間。放たれるは鞘の長さを遥か凌駕する、鋭い一閃。鞘の内部が亜空間にでも繋がっているのか】
【言うまでもなくただの技術ではない。その一撃は技術以上に��何か�≠�兼ね備えているようで】

__女が

【金属音。開戦の合図としてはあまりに激しく】
【女の居合いは疾かった__ならば。既に抜刀を済ませていたとはいえ、それを受け止めた男は果たして何者か】
【衝撃を完全に殺しきれたわけではない。体勢はぐらついて、半歩後退。だが、女の刃は男へと確かに��届かない�=z

女が、俺を斬ろうってのか?
俺を、殺してくれるのか?

【濁った眼が女を、活人剣を見つめ返した。純然たる狂気を以って、口が醜悪に弧を描く】


面白い。武士道は「死狂」だ
おまえも死ぬ気で、俺を殺しに来い____


【力を籠め、女の刃を押し返さんと男が動いた】
【成功したならばその隙を狙い、力任せの一太刀が放つ。堕ちた刃で、人斬りの本能渦巻くままに】
680 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/29(水) 23:03:38.22 ID:io9lQGYDo
>>679
//こちらも返し遅くなってすみません!

【活人剣】
【誉れ高き刃は活きているかのよう】
【故に、その単語はステラの刀を指すのか?】
【否、その本質は、疾風にあり】

ええ、私があなたを斬ります
確実に、殺します

【金属音】
【初撃決着は失敗し、力と力の鬩ぎ合いとなる】
【半歩退けた、だけではダメだ】
【何故なら】

つっ……!いえ、武士道とは……っ

【押し返され、刀から左手が離れる】
【こちらも半歩後退、しかしその左手は】

「道」であり、「死狂」にあらず……

【衝突音】
【本能の刀は漆黒の鞘に阻まれる】
【その本質は不懐にあり、添えるはステラの左手】
【刀は力で切るものにあらず、技術で斬るものなり】
【それを示さんと鞘で作った間隙を用いてさらに半歩下がれたのならば再び刀を鞘に収めるであろう】
【蒼い瞳は醜悪な狂気をも凍りつかさんと冷たく光り、狂人に疾風を浴びすべく静かに状況を視る】
681 :白装束の男【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[sage saga 夥しい量の返り血 高揚感 ]:2015/07/29(水) 23:35:41.65 ID:9KByyFYj0
>>680

【鞘__二人の剣士にとって決定的な違い】
【それは��刀�≠ニいう肉体を有する闘志……殺意を収めるために使うもの。故に、殺戮を刃の本質とする人斬りに鞘は不要】
【彼の殺人剣を停止するのは戦の終焉ではない。肉体の死であると告げんばかりに】
【……��刃を収める暇がなければ、鞘はいらない�=Bそれもまた道理かもしれない__然し、目前の女性を相手取るとなれば話が違ってくる】

……へえ

【殺意に満ちた一撃を受け止めるは漆黒の鞘。壊すことの出来ぬ鞘は妖しき一太刀を受け止めて、刃同士の衝突とはまた違った音色を奏でる】
【然る後にさらに半歩後退__どういうわけか、女性は刃を収めてしまった】
【去れどその瞳は依然として闇の住人たる男を睥睨(へいげい)。闘志は消えず__その矛盾が、男の思考を僅かに手助けした】
【即ち、早くもわかりかけてきたのだ。敵の刃の真髄を】

「殺す」のに、「しまう」のか?でも怖気付いたわけではない……
鞘を使うのもそうだ……妙な流派と出逢った

【自らの手にする血に塗れた刃を、見惚れるように眺めて呟く。果たしてこれまでに、どれほどの人間がその刃の下に命を落としたのか】
【血に汚れて依然……いや、一層美麗さを増す切っ先は、その事実を嘲笑うかのようで____】
【__不意に、大きく踏み込んで袈裟懸けに一閃。先刻よりも強く、重みを増したものを】

「道」。「道」と云ったか
ならばその道、俺が断ち切ってくれよう
682 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/29(水) 23:53:51.09 ID:io9lQGYD0
>>681
【鞘】
【刀は本来、精密なるもの】
【故に鞘に納め、血を払い、手入れの必要あり】
【されど男に鞘あらず】
【いと、怪しげなり】

鞘こそ、刀の命

【両の手を添え、敵を見据える】
【これぞ彼女の必殺にして基本にして唯一の技なり】
【他の剣技は所詮は真似事でしかない】
【故に、どんなときも、これしかない】

ならば私は「死狂」を…
     鎮めよう

【紅で引き立つ刀は不意に踏み込み一刀】
【されど疾風の如き一刀は疾さでこれを迎撃す】
【ステラとて剣士、刀を極めし者】
【それが踏み込みの動きを筋肉の動きで予知できずして極みにあると言えようか】
【されど、刀に追従する腕は右のみ】
【その左手は鞘を持ちて男の顔を殴りにかかりにけり】
【本命なる鞘は剣に大きく遅れし】
【剣士の王道にあらざる二撃は、いかに】
683 :白装束の男【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[sage saga 夥しい量の返り血 高揚感 打撲(頭部)【中】]:2015/07/30(木) 00:28:15.38 ID:2gq9+YRR0
>>682

【大気を両断し、女剣士へと向かう邪悪なる一撃。鋭く禍々しいまでの威力を孕んだ一撃であったが、然し彼女の居合いには到底及ばず】
【高く、高く打ち鳴らされる金属音。先ほどからただの片手、それも女とは到底思えぬ力でこの剣士は刃を振るう】
【間髪入れず放たれるは鞘による一撃。刃を持たぬそれは当然ながら刀の一太刀には大きく劣る】
【__否、それ以下。鞘の一撃は疾い。然し、あくまでも��並�≠フ領域】
【何かを��超越�≠オた様子さえあった、これまでの二撃と比較してあまりに稚拙。鞘であるという点を考慮してなお��弱すぎる�=z

【結果として鞘は命中。刃を持たぬといえどその威力は打撲武器として十二分。刹那ほどの短い時間、大きく意識が遠のいた】
【然し__まさか、この程度で沈むようなら��死狂い�≠�語れるはずもない】

____ククッ

【次の刹那、男は瞬時の内に刀を逆手に持ち替え、目前の女剣士目掛け振るう。言うまでもなく狙いは刺突】
【巨獣の牙の如くその白装束を貫かんとする刃を前に、女剣士の判断は。__そして、同時に男より放たれ始めた��異質な雰囲気�≠フ正体は】
684 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/30(木) 00:47:50.72 ID:FMokSkwg0
>>683
【強かに鞘が頭部を叩き、意識を遠退けた】
【即座にステラは下がり、鞘に刀を納める】
【欲すは時、そして距離】
【居合は距離を超越する、故に距離はあればあるほど有利】

っ!?風が変わった…

【逆手の死突】
【ステラは戦慄す】
【死突に?否、異様への風の変貌に】
【その念はステラの更なる後退の行動をも遅延させる】
【故に、胸には小さな紅き刺創】
【しかし、その代償に今までの男が一歩では詰められぬ距離を取れた】
【されど、冷や汗も痛みも血も隠せぬほどに追い詰められた】
685 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/30(木) 01:01:23.91 ID:MCrXkwtV0
>>674
運がいいわね!私がただの女子高生だったら間違いなく即通ほ…

【先程の一戦の鬱憤を晴らそうと突っ込んだ矢先、綾音は彼のスピードに圧倒される】

(時空系の次はスピード系…2連チャンで相性最悪っ…)

【相手が迫る中、頭脳をフル回転させ何とか頭の中で作戦を練る】

(おそらく一発目をかわせばチャンスはある!)

…お誘いもキャンセルさせてもらうわ。あなたみたいな男の人となんて死んでもゴメンよ!

【二人の距離が残り5,6メートルになる頃、足を止めずに彼女は地面に片方の剣を振り下ろす】

【剣の重量は見た目以上にあるので彼女の重心が一気に移動し、棒高跳びの要領で宙を舞う】

【蹴りを放った場所には跳ぶのに使った剣が刺さっているのみ】

後ろは頂いたわよ!覚悟!

【着地し次第、彼女は後ろから攻撃を仕掛けるつもりだ】


//すみません!昨日は変なタイミングで落ちてしまって…
//先程帰ってきて慌ててレスしているのでおかしい所はあると思いますがご了承ください
686 :白装束の男【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[sage saga 夥しい量の返り血 高揚感 打撲(頭部)【中】]:2015/07/30(木) 01:17:49.59 ID:2gq9+YRR0
>>684


【男の邪気を吸い込んで、空間が緊張を高めてゆく】
【まだ変化はない。まだ、変化は。然し____】

__逃しはしない

【次の刹那、身を低く屈めた後地を蹴り疾走。超人的な脚力を以って一瞬の内に距離を詰めにかかる】
【刀を振るいはしない、あくまで構えたままだ。どうやら先に刀を振るうべきではないと踏んだらしい。女剣士が��刃を抜くまで�≠ヘ】

【彼女の刀は圧倒的な射程を有する。その威力にも凄まじいものがある】
【然しその一方で疑問だった。人の力としては限界といえるまでの境地に達した、男の膂力を以ってしてなお弾かれる刀を__なぜ、絶え間なく打ってこない?】
【一太刀ごとにそれほどの威力を秘め、おまけに距離の概念を失ったこの刃であれば。一々納刀などせず、こちらに休む暇を与えず打ち続ければよいのだ】
【勿論相応の体力が必要となるが、酷く威力の減衰した鞘の一撃を見ても女の身体能力がそれに足りることは明白】
【ならば、答えは一つしかあるまい】

止めてみろ。鎮めてみろ
この「風」を。「死狂」を

【��しない�≠フではない。��出来ない�≠フだ】
【彼女の一撃が大きく伸びるのは、「抜刀」の瞬間だけ。それが彼女の「枷」】
【ならば勝機あり。「先に打たせて、納刀までの隙を突いて仕留めればよい」のだ。それに、彼にはまだ「切札」が残っている】

【尤も、その正体は男自身も知らないのだけれど】
687 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/30(木) 01:34:03.95 ID:FMokSkwg0
>>686
風を打ち消すほどの、疾風を受けよ

【男がくる、】
【今だ】
【今こそ】
【必殺をしよう】

【抜刀、居合】
【しかし、遅い】
【短い】
【男には決して届かぬほど短く、必殺と言えないほど遅い】
【体力は確かに奪われている。胸の創によりて】
【だが、だが、】
【これが一陣の風ならば?】

これぞ、疾風!!!

【切り上げられた刃は上空で勢いを失い、元の長さまで伸びる】
【そして降り下ろされし一刀】
【居合に比べると遥かに劣る】
【されど居合の補助なしでの全力】
【疾風と呼ぶには申し分のない風】

【男にある切り札なぞステラには想像もつかない】
【されど、これこそ終の一撃とステラは確信する】
【否、確信してしまった】
688 :白装束の男【魔剣宿借】 E:名無之妖刀【解】[sage saga 夥しい量の返り血 打撲(頭部)【中】切創【大】出血【中】]:2015/07/30(木) 01:57:34.70 ID:2gq9+YRR0
>>687

【____抜刀。居合は確かに放たれた、然し__】

____!?

【��短い�=z
【男は刀を構えるも、防御は相手の行動に釣られ無為に終わる。思いもしなかったのだ____それが��予備動作�≠ニは】
【次の一刀。天高くより本流が、男へと降り注ぐ】


がッ……!お…………!

【対応できるわけもない。いくら身体能力で上回るといえど、この一撃は男にとって予想の外】
【増して、決して彼女の身体能力が低いわけではない。それは確かに、並の剣士を遥かに上回る力と速度だったのだ】
【正しく��必殺�=Bそう形容するに相応しい一撃。事実、彼女の一太刀は男の肉体を深く削って紅き花弁を散らし__】

あ……ぎ…………
……______

【「男」の意識が、消し飛ぶ】
【同時に、男の周囲を彷徨っていた邪気は刀身へと収束。刃を漆黒へと染め上げた】
【異変。急速に変貌していく空間の中、ついにその言霊は零れ落ちた】


《____死ネ____》

【暗黒に彩られし逆袈裟。そこに肉体の破壊を受けた者に存在するはずの「衰弱」はない】
【それどころか、その剣筋はより一層邪悪に。無情にも、風は止まず】
689 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/07/30(木) 02:14:03.99 ID:TwEbXVRI0
>>685
お見事! と言いたいところだが、少しばかり行動に移すのが早いんじゃあないかな?

【そういうなり彼がしたことは、右足のかかとを地面に思いきりつきたてることだった】

【するとどうなるか。勢いは殺されず、しかし中途半端にその場に留まろうとする摩擦が合わさり、まるで高度なドリブルのようにそのばで百八十度の回転を可能にしたのだ】

【つまり今の立ち位置は、正面におり立とうとする彼女を迎え撃つ形となるのだ】

いつでも降りてきたまえ子猫ちゃん。少しばかりきついお灸を据えてやろうじゃないか。

【彼は待ち構えるかのように、深く腰を落とす。その形は、まるで居合切りを狙う侍のごとし】

【刀の代わりに襲い来るであろう蹴りの威力は、ドリブルの際に生まれた地面の陥没からも明らかである】

空中に跳ぶというのは第二の移動手段としちゃ十分だが、身動きを取れない上に下手をすれば着地を狙われる。

そうは思わないかね?

//いえいえお気になさらず。
//明日の私は5時から9時ごろまで返信できませんので、ご了承ください。
690 :ステラ・フォン・オーベルン【居合会心】[saga]:2015/07/30(木) 02:14:07.33 ID:FMokSkwg0
>>688
【手応え、あり】
【これで、終】

【ならば、なぜ漆黒の刃が腹に食らいついているのか】

ぐ………っ!?

【赤色が舞い躍る】
【先程自分の刀で起こした光景の再現】
【ただし、立場は逆】

(よもや、)

【青い瞳は見開かれる】
【斬られた衝撃で?否、敵の正体を知って】

(刀こそが本体だったとは)

【最後の意識は邪気が失せた理由、相手、相手の本質、】
【その全てを理解していた】


【ステラ・フォン・オーベルンは死んだ】
【紅の地面に仰向きに倒れて、胸には紅く濡れた青い宝石を残して】
【されど、その手は『疾風』をしっかり握り離さない】
【これぞ、剣に生きた者の末路____】


《ステラ・フォン・オーベルン 【居合会心】 死亡確認》

//ここで締で……ロール、楽しかったです!
//手合わせありがとうございました!
691 :名無之妖刀【魔剣宿借】 妖しげな魅力[sage saga 白装束の男:死亡]:2015/07/30(木) 03:37:34.02 ID:2gq9+YRR0
>>690

【二人の剣士、その衝突は終に決着する。女剣士は逝った。黄泉へ迎う寸前、自らを討った殺人剣の本質を知って】
【生命途絶えて尚、その手は得物を放さない。彼女は確かに誉れ高き剣士であった】
【だが、その高潔なる精神をこの男が、この「剣」が理解することはない。あくまでも彼の刃、その本質は殺人剣。人斬りとしての性に在り】

《哀レ也、名モ知ラヌ女》
《コレゾ、汝ノ目指シタ「道」ノ果テ》

【白目を剥き、とうに限界を迎えた男の肉体を媒体として言の葉は紡がれる】
【やがて、男の肉体もまた血の海へ伏す。「死狂」の刃と「道」の刃は互いに刺し違い、壮絶なる終末を迎えた】

【然しながら、これで本当に終焉なのか。男の握っていた闇の刃は未だ、血の海の中で妖しく煌いている】
【……死の香りが充満した空間で、どこからか声が聴こえてくるような気がした】




《____脆弱ナル者共、我ヲ求メヨ____》

《______武士道トハ死狂也______》


//お付き合いいただきありがとうございました〜!
//同じ刀同士での戦い楽しかったです!またよろしくお願いします!
692 :皆川幸子【イモータル】[saga]:2015/07/30(木) 20:36:23.86 ID:FMokSkwgo
【ここは腐っている】
【だからこそ、幸せの名を持つ彼女には相応しい】

【スラム街】
【裏路地など比にならぬほど死と腐敗と近いところ】
【そこで少女は殴られていた】

『このっ…お前みたいな奴がいるから俺はこんなところにきちまったんだよっ!!』

【肉打つ音、男の意味のない雑音】
【この場を支配する音はまだ一つある】
【裸足の人間が駆ける音?否、もっとぐちゃぐちゃした音】

『な、ひっ、あがっっっ!?』

【それは少女の形をした腐敗】
【駆けてきたそれは文字通り腐っていて】
【男を少女から引き剥がすと殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って殴って】
【殺した】

……「ミサキチャン」、ありがと…いつも幸子を世界から護ってくれて………

【殴られていた少女、幸子はよろりと起き上ればミサキチャンと抱擁する】
【ダボダボのパーカーとゾンビは歪な愛故かお互いを愛おしそうに抱きしめあって…】
693 :御剣 綾音【一刀両断】2015/07/31(金) 01:04:56.93 ID:77KPeS+j0
>>689
ちょっと待って、嘘でしょ!?

そのスピードでUターンできるなんて聞いてないわよ!

【あの能力は恐らく急旋回ができないのでは、という彼女の考えはあっけなく外れた】

【逆さに映る相手を視界に捕らえながら次にとるべき行動を考える】

そんなに降りてきて欲しいなら今すぐ降りてやるわよ!

どうせ空中にいたって無防備なだけだしねっ!

【次に彼女は手に持った剣を下へと突き出した】

【双剣とはいえど、全長2メートルを超える大剣の片割れなのだから重量はかなりのものだ】

【剣から先に地面へ着地し、すばやくその裏へ回る】

【だが完全に隠れきることはできない】

(防げるかは・・・あっちのタイミング次第ね)
694 :高見澤英雄【ヘルメス】[saga]:2015/07/31(金) 02:58:48.46 ID:SNLmpKCC0
>>693
走り屋がスピードを出しすぎてドリブルできませんでしたじゃお笑いだ。

かといって、曲がりきれないのを恐れてブレーキをふみましたじゃお笑いな上にみっともないじゃないか。

ゆえに、スピードは落とさず、スピードに振り回されず、これができずして何が走り屋か!

とはいえ、本当の全力疾走をかけていたのではこんなちょっとしたテクニックごときでは曲がりきれなかっただろうがね。そうら時間だ、覚悟は言いかね!

【タイミングはドンピシャ。待ち構えるというアドバンテージと、自由に動けず着地を待つというディスアドバンテージの差はそれだけ大きい】

【だが彼は、あえて剣ごと蹴る選択を選ぶ】

【理由は単純明快。そのほうが怪我をさせない可能性が上がるからだ】

【これこそが彼の大きな弱点だ。普段から女性を口説こうとし、能力の使い道すら女の子にちやほやされれたいだなんて不順なものであるが、それ以上に女性をリスペクトしていた。ゆえに、怪我をさせる選択肢はなるべく避けようという前提を持っているのである】

【それでも、この脚力はコンクリートを蹴り砕くほどだ。いくら並みの大剣よりも重い剣越しといえども、完全に勢いを殺すことはできないだろう】

秘技! 居合い蹴り!

【ゴウと大気をうならせて、青い大剣のごとき蹴りが、彼女に迫る】
695 :制服姿の少女【死神】[sage]:2015/07/31(金) 17:50:43.31 ID:MiS21pWgO
大鎌を振るい周囲を斬り裂き歩む、何処の物とも知れぬ制服を纏った少女
張り付いたような薄氷の笑みを浮かべ、暗峠の路地裏を歩く

それはまるで、闇を従者に連れ立つように
696 :皆川幸子【イモータル】[saga]:2015/07/31(金) 17:58:49.92 ID:yhwu/es2o
>>695
【裏路地の人災】
【それを傍観するは1人と元1人】

女の子……いいね、いいね、殴って押さえ込んで苦しめて無理矢理キスして首絞めてフレンドにしたい……
『ミサキチャン』、お願いね

【大きすぎるパーカーを纏った1人は綺麗なワンピースを纏う元1人にお願いする】
【そして、1人は人災の被害者を探そうと辺りに視線を巡らせる】
【元1人は、腐りかけた身体を人災の少女に向けて、駆け出した】
【殴って押し倒せというお願いを受けて】
697 :制服姿の少女【死神】[sage]:2015/07/31(金) 18:04:46.93 ID:MiS21pWgO
>>696
黒曜石の瞳がそれを捉えた途端、貪婪な煌めきを宿す
駆け寄る存在と正対し腰溜めに構え、そして虚空を振り抜いた
陽炎めいて大気が揺らぎ、高速に駆け抜けるは鎌鼬
腐肉の存在へ迫り、横薙ぎに払わんと飛翔する斬撃一閃
698 :皆川幸子【イモータル】[saga]:2015/07/31(金) 18:17:26.53 ID:yhwu/es2o
>>697
【ザクッ】
【飛翔する一撃は『ミサキチャン』と呼ばれていた死体を切り裂き、腐った体液を撒き散らす】
【下半身だけになっても走り、走り、そして倒れて使い魔としての生を終えた】
【だが、】

『ミサキチャン』……?え?
あ、ぁぁぁああああああ!!!!!

【蒼白】
【1人の少女は落ちていた男の死体の側からそれを見てしまった】
【死神の殺戮を】

【無表情】
【それしか形容のしようのない顔で右手の包帯を解き、数多の生々しい治らせてもらえない傷を顕にする】
【そして、男の死体の口の上でその傷を潰す】
【ぐちゃり、それに続いて死体は起き上がる】
【潰れかけている頭で見るは死神の姿】
【そして、死体はまた死神へと駆け出した】

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…………

【パーカーの幸子はというと呪詛を吐きながら死神から距離を取ろうとする】
【その紫の瞳は、抱き合って死んだ男女を見ていて】
699 :制服姿の少女【死神】[sage saga]:2015/07/31(金) 18:28:41.04 ID:MiS21pWgO
>>698
ざくり、どさり、ぎらり
腐肉を両断すれば浮かべるは歪んだ嗤い
だが刹那次の標的に向ける滑りを湛える漆黒の瞳

立ちはだかる死体へ再度横薙ぎの斬撃を飛ばし、立て続けにパーカー姿の少女へと向けて飛ぶ様に駆ける
彼女が死体達の親玉なのだと、アレを処理しなければ消耗するだけだと見抜いたのかは不明
それでも制服の少女は鎌を振り翳し、そして近接が叶えば大振りの一閃を唸らせんとするだろう
700 :皆川幸子【イモータル】[saga]:2015/07/31(金) 18:37:48.37 ID:yhwu/es2o
>>699
……!!

【あれは違う】
【今まで幸子を虐げて虐げて虐げて虐げて虐げて虐げてきたあいつらとは違う】
【あいつは……死そのもの!!!】

あああああああああっっ!?!?!?

【男の死体はいとも簡単に裂かれ、気付いたら死はそこにいた】
【そして、左腕を持っていかれた】
【肘からザックリ】
【あまりの痛みのせいで幸子は、地面に倒れて転がり回るのみ】
【このとき、初めて生き残りたい、こんなヤツからイノチまで持っていかれたくないと強く思った】

【ここからは偶然の産物、誰も予想できないミライ】
【左腕があったところから吹き出た赤は男女の死体にも降り注いだ】
【さらには、少女の後方にある妊婦の死体にも】
【それらは少女の絶叫をBGMに起き上がり、一斉に拳を向けて駆け出す】
【目的は一つ、死そのものたる少女】
701 :制服姿の少女【死神】[sage saga]:2015/07/31(金) 18:45:29.61 ID:MiS21pWgO
>>700
心地良い感触に恍惚、だが浸る訳にはいかない
殺到する死体達、咄嗟大きくサイドステップ、大鎌の石突でコンクリを強く突いた
ステップに加え棒跳びの要領で移動距離を稼ぎ同時に回避を執り行う
彼女の高度な身体能力が為させた緊急避難である

ふわりと着地、大鎌を二度振るい十字に斬撃を飛翔させた
即座に再度の飛翔は背後の細道へだ、闇が支配するそこへの逃避を試みる
702 :皆川幸子【イモータル】[saga]:2015/07/31(金) 18:53:21.93 ID:yhwu/es2o
>>701
あ、ああ……

【紅い痕跡を遺して幸子は死神から遠ざかるべく地を這う】
【その気になれば容易く死体へと変えられる、が】

【少女の斬撃が三体の死体を切り裂き、この場に平穏を……】
【とはいかなかった】
【なんと、男の死体がカップルの女を突き飛ばしたのだ】
【それは幸子の知るものか、それとも……】
【どちらにせよ少女へと一体の死体が駆けていくのは変わらない】
【少女よりも遥かに遅く、遥かに執念深く】
【闇への逃避など、ヤラセハシナイ……とでも言っているかのように】

【死体と幸子、どちらも脅威ではない】
【だが、両者はともにまだ『活きている』】
【死体は、死神の脅威とならんと足掻いていた】
703 :制服姿の少女【死神】[sage saga]:2015/07/31(金) 19:03:04.13 ID:MiS21pWgO
>>702
闇が少女の体を覆う
それはまるで従者達が、献身的に主に尽くすかのように
だがそこに、合間に割り入る不粋で不気味な介入者
黒に溶け込みかけている少女の体、そこから死体へ向けて噛み付く疾風の勢いで出でる石突での刺突
命中の是非に関わらずそのままくるり刃を唸らせ上段からの振り下ろし、死体へ刃をそして倒れるパーカー少女へ飛翔斬撃を見舞わんと放った
704 :皆川幸子【イモータル】[saga]:2015/07/31(金) 19:13:18.77 ID:yhwu/es2o
>>703
【見たか死神】
【お前が無情に突いた死体の瞳には】
【憎悪に似た何かが宿っていたことに】

【殴れる、そう判断されたのか拳を引いた死体の腹に突き刺さる石突】
【喉から僅かに残っていた胃液を吐き出し、よろけたところに降り注ぐは死の凶刃】
【赤い液体を撒き散らし、鏡面のような断面を見せて両断された】
【何も、残せずに】

よっし……は、ははっ

【赤い道筋を遺していた少女は笑っていた】
【死に勝った、左腕はなくなったが命よりは安い】
【とりあえず、凌げたと】
【それが最期の思考だった】
【裂ける、裂ける、裂ける裂ける裂ける裂ける裂ける裂ける裂ける裂ける】
【死体とは逆の向きから、死体と同じように、切り裂かれた】
【死すら認知できぬまま】
【世界への呪いも残せずに】
【それは、幸せだったのか?】
【解はないが胸元に煌めく宝石は澄んだ紫に輝いていた】

《 皆川幸子 【イモータル】 死亡確認》
//ロール、ありがとうございました!また機会があればお願いします!
705 :制服姿の少女【死神】[sage]:2015/07/31(金) 19:22:45.13 ID:MiS21pWgO
>>704
ひゅん、ひゅん、ひゅん
片手で起こす大鎌転舞、風切り音が木霊する
そのまま薄っすらと笑みを湛えた顔で闇へと振り返ればゆっくりと歩み始めた
やがてその体は漆黒に溶け入り消えて行く

遺されたのは斬死体の群れと、

……一陣の風が雲を払った、一筋の陽光が路地に射し込んだ……

キラキラ光る能力宝石、無垢なる煌めきの反射反響

/ありがとうございました、お疲れ様でした
706 :御剣 綾音【一刀両断】2015/08/01(土) 01:10:48.49 ID:X8l7Ktvs0
>>694
うぐっ・・・!

【蹴りの一撃を剣で受け止める】

(耐えろ、耐えるんだ・・!)

【黒く光る刀身が破壊されることはないが、その衝撃は彼女の手へと伝わり、剣もろとも後ろへ吹っ飛ばされる】

【これが生身の人間なら手はおろか、腕や肩にまでダメージが及ぶはずだが】

・・・それを言うならドリフトじゃないの?

それとも、「蹴り」と「サッカー」をかけた新しい口説き文句?

【彼女は立ち上がった】

【苦痛をこらえた笑みを浮かべているが、その眼にたぎる闘志の炎は消えてはいない】

なーにが「居合い蹴り」よ!あんなへなちょこキックで!

直接ダメージを与えなかったことを後悔させてやるんだから!

【2メートルを超える刃身を突き出し、騎士のように突進を仕掛ける】

707 :ヤハウェ・ゲイルボーン 【風林火山】2015/08/01(土) 01:38:36.44 ID:X8l7Ktvs0
【郊外に佇む寂れた廃ビル】
【そこのとある一角に、無線機のような機械の前に立つ一人の男がいた】

『名前』

「守。矢羽守」

『所属』

「ない。フリー」

『以前の能力』

「最初のやつでいいんだよな?【エースドライダー】」

『・・・認証完了。新しい能力の件は前に話したよな?』

「【風林火山】とかいったか。悪くないね」

『それと新しい名前もこちらで決めさせてもらった』
『ヤハウェ・ゲイルボーンだ』

「・・・マジで言ってる?俺アジア人なのに?横文字かよ」

『文句言うな、あとヤハウェは矢羽からとった。悪くないだろう』

「あんた達のセンスを疑うよ。ったく」

『与太話は終わりだ。早く街へ戻れ。車も用意してある』
『証拠隠滅のためにここも吹き飛ばすからな』

「・・・まともな人間のやることじゃねえな」

『俺達のボスがまともじゃないことぐらい知ってるだろう』

「・・・わーってるよ」

『じゃあな、健闘を祈るよ』


【そう告げると通信機の電源が一瞬落ち、モニタにカウントダウンが表示される】
【慌ててビルを出ると、駐車場にはイエローメタリックのスポーツカーが停められていた】

参ったなあ、ドイツ車は嫌だとあれほど言ったのに・・・仕方ないか

【文句を言いながらも車に乗り込み、エンジンをスタートさせてその場を去る】
【直列6気筒ターボエンジンのサウンドが聞こえなくなった頃、廃ビルは爆音と炎に包まれた】
708 :高見沢英雄【ヘルメス】[saga]:2015/08/01(土) 08:15:10.29 ID:sdxhlDQW0
>>706
ふむ、そういうことはわかっても心の中で納得をしておくものだ。

なんだかダジャレの解説をされるみたいで恥ずかしいじゃあないか!

まあそれはさておいて、突進攻撃とはこのスピードスターの前には少しナンセンスなんじゃあないかな?

【剣を構え向かいくる彼女にそれでも笑顔で語りかけるのは、余裕の前触れか、はたまたたんにバカなのか】

そおら、さっき言ったことの実演だ!

【迫り来る剣をギリギリでかわすように、彼はムーンサルトで相手の背後を狙おうとする】

【だが、よくよく観察すれば真後ろではなく若干右斜め後ろあたりに着地することになりそうだ】

【このまま背後を取れたのなら、接近し足払いをかけるだろう】
709 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/01(土) 12:52:51.59 ID:Mhy0MsbFo
【平穏の中にも違和はある】
【たとえば、ビル街にある小さめのビルの屋上】
【そこに腰かける赤髪の少女とか】

【少女はゆっくりタバコを吹かしながら街を俯瞰する】
【その瞳に映っているのは過去のこと?それとも未来?】
【肩にかけられているオーバーコートは、静かに風に揺れた】
710 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/01(土) 17:16:21.69 ID:Mhy0MsbFo
【街の闇の集積所たる裏路地に一般人は踏み入ることがあるのか?】
【正解は、ある】

ここが一番近道なんだけど……何も無いといいな

【黒いワンピースを纏う夏織は一般人にして能力者】
【彼女は今、裏路地を通っていた】
【その琥珀色は正面から歩いてくるナイフを隠した男、所謂通り魔であろう男を映していて彼女にこの道を選んだことを後悔させた】

やっ

【ナイフが少女を裂くと思われた時、金属音】
【少女の手には矢が握られ、ナイフは彼方へ飛んでいて】
【男は怯えたようで逃げ出した 】

ふぅ…………やれやれ

【握られていた矢は蒼い光となって消え、少女は何事もなかったかのように歩き出そうとする】
【これぞ、強さを取り戻しつつある少女の日常】
711 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/01(土) 18:51:46.89 ID:V4G6R6Zy0
【彼は兄を知らない】
【兄がどれ程の事を知り、どれだけの仲間を持ったか】
【そして、何を気付いて何故この世界を去ったのかを】

暑い......
駄目だ、団扇もなきゃ扇子もない。この夏乗り切れるかなぁ

【彼は街を歩く。まだこの街を知らないから】

あっ、兄貴の墓掃除行かないと。お盆近づいてきたからなあ

【恭介はいまだに気付かない】
【この街に存在する悪を、闇のまとわりつきを】
【それを切り裂こうとする光がある事を】
712 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/01(土) 20:38:12.96 ID:Mhy0MsbFo
>>711
【光も闇も所詮はある価値観による一方的な解釈にすぎない】
【この世には絶対悪など、ない】
【誰かの正義など誰かの邪悪】
【それをよく心得ていると勝手に思っている少女、ここにあり】

ここは平和だな…とりあえずは

【言いながら煙草を吹かす、そして吸殻が人知れず落ちる】
【ここは廃ビルの屋上の淵、それも雨宮恭介という男の通る道沿いの】
【意図せず落ちたその吸殻は歩く恭介の目の前へと落ち行く】
【なにかと思って傍の廃ビルを見ればそこには、】
【ビルの屋上に腰かける少女の脚が見えるであろう】
713 :桐谷 藤【ソドラルク】[saga]:2015/08/01(土) 21:01:18.08 ID:7VQ5oW+i0
 陽を厭がる街の影に、ぶつ切りの人体。
 返った血は赤く赤く、己を蹂躙する者を憎むかのごとく跫を生む。
 血の海で游ぎながら、百様玲瓏たる兇刃を振るう男の容貌はさながらサラリーマン。
 死の匂いに身を舐められながら、殺しへの快感を享受していた。
714 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/01(土) 21:07:08.63 ID:V4G6R6Zy0
>>712
【街を知らない恭介は歩き続けていた】
【空から物体が落ちてくるのも知らずに】

うん?煙草......たばこ!?
なんで空から煙草が落ちてくるんだよ!

【煙草に対してツッコミを入れる恭介】
【治安の悪さが目に見て伺えるのだ】

誰だよ、こんなの落としてきた奴!
おい!そこの誰かさん!煙草のポイ捨て、というか高いところから物を落とすな!危ねえだろ!

【ビルの上を見上げ脚を出す人に文句をつける】
【もしも当たっていたら、どうしてくれただろうか】
715 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/01(土) 21:17:49.45 ID:Mhy0MsbFo
>>714
……ん?

【下から声がする、なんであろう?】
【見れば、男がしたで喚いてる、うるさい】

はぁ…

【そして、いきなり飛び降りた】

…fire!

【落下する、周囲に臓器をまき散らす…と誰もが思った】
【だが、よくみれば少女の掌から炎が、黒い炎が屋上まで伸びているとわかるであろう】
【それも、まるで命綱かのように】

よっと…すみませんでした

【その炎の糸のおかげか最後はゆっくりと地面に着地する】
【そして恭介に面倒くさそうに謝った】
【炎の糸は、いつの間にか消えていた】

【ここまでをまるで手馴れているように行った少女】
【それをみた周囲はこうささやく】
【あの子もしかして…能力者?】
716 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/01(土) 21:42:05.77 ID:V4G6R6Zy0
>>715
ちょっ!

【意外や意外。転落自殺しようとしていたのだ】
【意識などいない彼に考える時間は存在しない、彼女はこちらに向かってくる】
【しかし、彼女は掌から黒い何かで紐を伸ばしていた】
【それこそバンジーよろしく、ゆっくり着地したのだ】
【最後には恭介に謝っていく。早すぎる流れ作業についていけない】

だ、大丈夫!?

【先刻まで文句を言っていた恭介。心配するように話しかける】
【しかし、辺りからちらほら話し声が聞こえる】
【能力者であるとかなんとか。彼はその言葉を聞いて安心を得た】

(黒い紐を使う能力か......色々いるもんだな)
(ってあれ!?セーラー着た子が煙草吸ってる!)

【どちらの考えも甘いのである】
717 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/01(土) 21:51:41.94 ID:Mhy0MsbFo
>>716
【周囲が私について噂する、うるさい】
【別に能力があってなんだ、これが普通だろう?】
【少なくとも、私がいたあの能力者の街では……】

大丈夫です、このくらいできると思わなきゃやりませんよ
自分の命こそもっとも大事ですから

【などと言うユキは冷ややかな視線を向ける】
【甘い、甘すぎる、そんな甘いやつが真っ先に死んだんだなどと思いながら】

【どうでもいいが、ユキは18であり喫煙は問題ない】
【だが、彼女はセーラー服、しかももうこの世には存在しないデザインのもの】
【その事実を知るのはもうユキしかいなかった】
718 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/01(土) 22:13:40.43 ID:V4G6R6Zy0
>>717
なら良かった、自暴自棄になってる人かと...

【綱を張って降りてきたのだ、命を大切にしているに決まっている】
【それと同時に、彼には煙草を吸う行為を見過ごしていなかった】

それより!なんで煙草吸ってるの!
見たところ高校生らしい可愛らしい服着ちゃって!中卒だから着たこともないわ!

【相手が喫煙対象者である事を知らない恭介】
【ツッコミをいれたいのだろうか。少しオカマになっていた】
719 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/01(土) 22:23:59.49 ID:Mhy0MsbFo
>>718
【自暴自棄?そんな状態になることに何の意味がある?】
【自棄になって無謀なことをしてなんになる?】
【そしたら死ぬだけだ、馬鹿馬鹿しい】
【そんな愚かなことをする人間に見られたのだろうか?】

【思考は意図せずにグレーの視線を冷たくさせた】
【喩えるなら、馬鹿を見るかのよう】

私、18だけど?あと口調気持ち悪い

【恭介に対するユキの好感度は最悪を通り越して最低】
【視線に力があるなら恭介はユキの極寒の眼差しで冷凍保存されててもおかしくない】
【実は恭介よりも年上どころか10cmも身長が高い少女の一言の棘は大きすぎて隠すことなどできそうになかった】

……可愛い、ねぇ

【棘に隠れて零れ落ちる小さき一言】
【これには忌まわしい過去が詰まっていた】
720 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/01(土) 22:43:52.30 ID:V4G6R6Zy0
>>719
(あ、あっれ〜!?)
(年上!?確かに身長高かったけど、今どきの子って栄養満点の食材食べてきたから大きくなってるんじゃ!)
(それにしては高すぎるわな!そうだそうだ、おかしいんだよ。ハッハッハ......)

......

ちょっ、冷たすぎません?

【冷たいだろう。年上に対してタメグチ、あげくの果てオカマ口調である】
【怒られるなら学生。しかし彼は社会を経験した一般人なのだ】
【決して怒られることは無い。冷ややかな目で見られるのだ】
【信用を取り返さなくてはならない。なんとしてでも】

そうだ!綺麗な髪の毛してますね!ツインテール似合ってますよ!
制服も可愛いの着てるじゃないですか!どこの学校ですか?
それに命大事にしてるって大事ですよね!自分も大事にしてるつもりです!

【おだてることで何とかしようとする恭介】
【しかし、出会ったばかりでは褒めるところも分からない】
【見た目ぐらいしか言うことが無く、最後の方はめちゃくちゃである】
721 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/01(土) 22:59:45.44 ID:Mhy0MsbFo
>>720
【どうでもいいがユキの場合、非常食やらもっともひどい時には人肉を食べていたこともあった時期がある】
【お世辞にも栄養満点の食材を食べてきたとはいえないのだ】
【残念だったな低身長男子諸君!遺伝には勝てんのだ!】

中卒でも冷たくされる原因が全部自分にあるってわからないのか?どうにもならない馬鹿なのか?

【ユキは人にそんなに好意的に関わる人物ではない】
【だが、これだけは確かだ】
【命を狙ってもいないのにこんなにも好感度低いやつなんて、そうそういない】

………………

【だが、恭介は不幸だった】
【ツインテールの理由、それは親友がツインテールだったから】
【制服の理由、それはユキが学校の皆のことを忘れないため】
【親友も学校の皆も、殺したのは自分】
【命を大切にする理由、それは】
【常に命を脅かされたから】
【数多の知り合いの命で生きていることへの、償い】
【つまりだ、恭介はピンポイントで地雷を連続で踏んでいた】
【好感度最低、ユキは殺しに対する禁忌感が薄い、そして地雷連続爆破】
【どうなるか、猿でもわかるはずだ】

それ以上喋るなら殺す

【だらりと下げられていた右手がゆらりと上がり、その右手から黒き炎が噴き出る】
【一瞬後、炎は槍を形作って穂先は恭介へと向けられた】
【怒りすらない右目からは、黒き炎が立ち上っていた】
722 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/01(土) 23:17:08.20 ID:V4G6R6Zy0
>>721
(あっ、冷たい理由って俺なのか。やっべーコミュの練習なんてしたことねえぞ)

【非常に状況理解のできていない恭介。その場しのぎも失敗すればこの始末】
【相手の心境をとても理解していない。最も悪である】
【言い換えれば。『よくお前みたいなのが生きているな』】

【彼女の右手がそっと近づき。黒い炎を纏う】
【それにいち早く意識した恭介はステップを踏んで後ろに下がる】
【それとほぼ同時か、黒い槍が現れ彼のいた位置に刺さろうとしていたのは】

いきなり能力なんて使わないで下さいよ!
意識してたから良かった物の、刺さってたら死んでました!

【彼は出会った半分の人と戦っている】
【しかも闘った人のほとんどの地雷を踏み、相手の好感度はゼロである】
【つまり彼はトラブルメーカー。もちろん悪い意味の】
723 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/01(土) 23:28:17.77 ID:Mhy0MsbFo
>>722
殺すつもりで使ったから刺さったら死んでいたというのは当然だってなんでわからないかな…

【意識させる間もなく殺すつもりだったが避けられるとは】
【予想外だったらしく若干驚いてるようだった】
【避けるという能力があったことに対してだが】

まあ、いい

【黒い槍は炎に還元されて、消えた】
【ユキはここが公衆の面前であることを思い出したらしかった】

というのは嘘だよ

【と、言いながらユキは一歩踏み込んで今度は握られた左手を突き出す】
【やはり、左手も何かになろうとしている炎を纏っていてて】
【突き出される頃にはそれは炎を纏った黒いレイピアとなっていた】
724 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/01(土) 23:51:24.03 ID:V4G6R6Zy0
>>723
こ、殺すつもり!?

【さらりと口に出された言葉に驚く恭介】
【それはそうだ。地雷という地雷を踏み抜いていくのだから】
【それも慣れてしまっているのだから助けようがない】

【黒い槍を消した女性は許してくれたらしい】
【そう思った恭介は少し気を抜いた。そこが危険だった】
【一歩踏み込んできた彼女は、左手に炎を纏っていた】

(しまった!気を緩めたから体が追い付こうとしてないぞ!)
(や、やばいッ!)

【危険を感じた恭介は、服の中にある鉄球に磁力をかけ高速で後ろに下がる】
【しかし、これは緊急回避。どこへ飛ぶか考えない回避方法】
【壁に体をぶつけ、吐き気を催す】

かぁっ、はぁ、はぁ......
ねぇ。俺、何かしました?というかしましたよね?
725 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 00:03:33.39 ID:mFLVE3W40
>>724
…高速移動の能力?いや、だったらあんな間抜け晒さない

【レイピアの一撃が避けられる様を見たユキは不審そうに恭介を見る】
【今まで見た能力者たちのなかに似ている者は、いなかったからだ】

した
私のあんまり詮索されたくない過去にズカズカズカズカ土足で踏み入りやがって……っ!

【怒気を顕に吐き捨てる】
【ちょっと考えれば恭介にはあんまり罪はない、が未だに消えぬ殺意】

【再び炎を纏いし右手が上がり、炎は短いナイフを形作る】
【ナイフは恭介へと投擲される】
【あまり洗練されていない一撃、力任せの一撃、】
【しかしその力任せさはユキの怒りを如実に顕す】
726 :御剣 綾音【一刀両断】2015/08/02(日) 00:20:27.71 ID:6D9VYHrv0
>>708
あら、わざわざ剣の場所までエスコートしてくれるなんて優しいのね!

【現在の彼女の目的は、ジャンプに使った剣を回収すること】
【単調な突進攻撃ならば、回避からの追撃につなげてくると読んでの行動は正解だった、が】

はっ!背中へのキックもお見通…(コテン

【意外ッ!それは脚払いッッ!】
【地面に刺さった剣まであと少しというところで盛大に転ばされる】

くっ…!そぉ!

【予想外のアクションに彼の脚力が加わったことで予想以上のダメージだったのだろう、彼女は足首を押さえてうずくまった】
727 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/02(日) 00:25:10.12 ID:8TZx0X6C0
>>725
(あ、やっぱり)

【もう大体理解してしまった。何故こうなるのか】
【人の大切な場所を踏み荒してしまうからだ】
【踏み荒された土地の主は怒り、矛を恭介に向ける】

【短く、しかし鋭く飛ばされたナイフはこちらを向かい走る】
【体を強く打ち付けた彼にいますぐ、かつ大きく動けはしない】
【しかし、片方なら出来る。急所には狙われていないナイフを体をそらす事で避ける】

(勢いのある投げだ。だが、綺麗に投げられてはいない)
何があったか分かんないですけど、それって断ち切れないんですか?
それとも、断ち切っちゃいけないことですか?
728 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 00:36:13.00 ID:mFLVE3W40
>>727
そんなの知らないし知る必要もない

【言いながら黒き槍を両手に形作る】
【この罪は断ち切れない】
【絶対に忘れることなど赦してもらえず、ユキを苛む】
【そして、断ち切ってはならない】
【断ち切ることはつまり、あの惨劇がなかったことになってしまうと思ったから】

だから、一刻も速くその口を閉じろっ!!

【右の槍を投擲する】
【狙いは不確か、命中すると思って放っていない】
【それに続いて、左の槍を両手で構え直して、】
【恭介を刺し貫かんと駆け出し、槍を突き出した】
【右目の炎は、激情を顕すかのように大きかった】
729 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/02(日) 00:56:54.24 ID:8TZx0X6C0
>>728
絶対やだね!先輩かどうかじゃなく、俺がいやですね!
おにぎりの具が分からないのと一緒じゃ俺が引けないんで!

【磁力で街の近くにある電灯をこちらに引き寄せる】
【普段は重たい物も磁力を使えば軽々と操る事が出来る】
【一本目に飛んできた槍を弾き、彼女ごと来る二本目の槍を受け止める】
【その時にちらりと、正確には今まで意識しなかった物があった】

(右目が、燃えてる...)
ねえ、その右目は能力の影響ですか?
それとも、あなたが思っている過去の出来事に関係しますか?
730 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 01:07:15.15 ID:mFLVE3W40
>>729
お前の都合は知らないし興味もない

【飛来した電灯に怪訝そうな眼差しを送りながら槍から手を離し、炎に還元する】
【と、今度はその右足に炎を纏っていて】

能力だろうがそれがなんだ?そもそもなんでそんなに私の過去を知ろうとする、気持ち悪いヤツっ!!
私はお前に興味を持たれる謂れはないぞ?

【本気の拒絶と共に恭介の左足を踏もうとする】
【普通なら痛いで済むそれは業火の熱をも追加されていて】

【燃える右目は、まだ激しく黒き炎を放出していた】
731 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/02(日) 01:26:31.11 ID:8TZx0X6C0
>>730
確かに、興味もない相手かもしれませんね
でも、褒めちぎったらいきなり殺しにくる相手、興味もわくんですよ

【相手はすでに行動を起こしていた】
【右足に炎を纏ってこちらの足を狙ってくる】
【こちらは服の中の鉄球を総動員し、ガードに入る】
【服は破けたが、身体の方は大丈夫なようだ】

あなたがそこまで大切にしたい物ってなんですか?
何が俺を殺そうとする原動力になってるんですか?教えてくれなきゃ聞き続けるしかないんですよ?

(そろそろ守りだけだと辛いぞ。攻撃に転じなきゃ)
(でも、俺には攻撃するだけの理由がない。できるなら、正当防衛レベルだ)
(なら、この守ってばかりの状態をなんとかしないとな!)
732 :高見澤英雄【ヘルメス】[saga]:2015/08/02(日) 01:26:49.70 ID:bYxPMIya0
>>726
君ならわかるはずだ。戦闘において転倒がいかに致命的かということを。

そうやって無防備に転がっていたのでは、脳髄をぶちまけることになってもしかたあるまい!

【右足を振り上げて、そのまま地面に叩き落す。たったそれだけの単純な攻撃だが、彼のものはスピードも威力も桁違いだ】

【まともに食らえば本当にぶちまけかねない】

【もっとも、当たればの話なのだが】

【彼がふみ砕こうとしているのは相手をかするほどにぎりぎりの場所の地面】

【殺すつもりはさらさらない。ただ相手から見れば、実際に自分の頭めがけて振りかざされているようにしか見えないだろうが】

【相手の戦意をそぐために、あえてこの手段を選んだ】
733 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 01:41:06.43 ID:mFLVE3W40
>>731
褒めた?あれがか?
笑わせるなよ

【足での攻撃は鉄球で防がれた】
【だが、距離はより詰められた】

自分のものじゃないものを褒められたって…!

【言いながら両手に炎を纏わせる】
【右手はそのまま握り、左手には何かを形作りだす】

なら言ってやるよ!そして!殺す!
お前が褒めたもの、全ては私が過去に殺した大切な人の思い出……お前の言葉なんかで軽く扱っちゃならないんだよ!!

【言いながら今度こそ殺しに掛かる】
【右手は恭介の顔面目掛けての右ストレート】
【遅れて左手に形成された業火のナイフの刺突】
【どちらにも今までにないほどの殺意があった】

【右目の炎の火力は天井なしに上がる】
【恭介が、声を出す度に】
734 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/02(日) 01:58:21.19 ID:8TZx0X6C0
>>733
(いいぜ、その意気だ。自分の持ってるストレス全部吐き出しちまえ!)
殺すなら殺せ!全部吐いて気持ちよくなってからな!

【相手は早速行動に出た】
【右手に炎の拳を、左にナイフを持って】
【まずは拳を躱す。殺意が手に取るように意識できたからだ】

(次のナイフ、攻撃を連続で躱すことは難しい。よって取る行動は一つだ)

【もう一度磁力による回避だ。しかし距離は離しすぎても得は無い】
【軽く体を引っ張る程度で避けようとする。しかしそれが仇となった】
【ナイフが腕を掠めていったのだ】

あっつ!本当に殺るやつじゃないですか!
それよりほら、右に気をつけてくださいよ!

【自分の左、つまり彼女の右から鉄製の椅子を磁力で引く】
【狙いは自分の目の前。接近中の相手を丁度叩けるように引っ張る】
735 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 02:10:28.56 ID:mFLVE3W40
>>735
吐き出すもの何てない!!

【ナイフで与えた傷を省みず、彼女は飛来する椅子を一瞥】
【バックステップで後退すると両手に炎を纏わせたユキは、】

じゃあ前に気を付けな!

【そのまま椅子を両手で軽く殴ろうとする】
【ユキが椅子を殴れたなら、鉄製のそれは燃えずとも加熱されて触るのは困難となるだろう】
【そしてそれは、勢いで恭介に向かうのが道理で】

【殺意を向けるユキの顔は、相変わらず恭介への憎悪はあった】
【だが、どこか晴れやか】
736 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/02(日) 02:27:49.90 ID:8TZx0X6C0
>>735
いいや!一度あなたは声に出しました!
自分の持つ辛い物を!もう一度出すんです!出せるようにならなきゃダメなんだ!

【金属には特徴がある】
【電気を通し、熱を通す。よく伸びよく平たくなり、元に戻りやすい】
【熱が通りやすい鉄をこちらに飛ばしてきたのだ】

いいでしょう!ならばこちらはそれを弾くだけ!

【鉄には他の金属にはない特徴がある】
【それは磁力の影響を受けること、そして磁力こそ彼の能力】
【磁力で椅子を空中に吹き飛ばした】

ほら、まだ言えるでしょう!まだあなたには詰まった物がある!
737 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 02:39:02.64 ID:mFLVE3W40
>>736
……っ
辛いもの?そんなもの…っ

【あれは確かに辛かったのだろうか?】
【知っている人、理不尽さに泣く人、泣きたいなか片っ端から殺したこと】
【確かに辛かった。だが、こんな男にわかったように語られるような辛さじゃない】
【そして、】
【自分がそんな簡単なことで救われてしまって、いいわけがない】

うるさぁぁい!!!

【悲痛な叫びと共に両腕を上に振り上げ、それを手にする】
【刀、それも炎を纏った】
【ユキの闇の深さを表すかのように黒いそれを空中に舞い上がった椅子をも斬り伏せる勢いで恭介へと振り下ろす】

【ユキは、内臓を刃こぼれしたナイフでえぐり出される気分だった】
【それも、自分ではもう内臓はないと思っている部分まで抉られているような】
【残念ながら、恭介というナイフは今のところ少女を掻き乱すことしかできていなくて…】
738 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[saga sage]:2015/08/02(日) 03:36:12.66 ID:8TZx0X6C0
>>737
同情は出来ない!だから吐いて、もう辛くなくなるまで!
胃の中、心の中全部空っぽにするんです!それが俺の出来る救い!

【両腕を振り上げ刀を持った彼女】
【恭介は彼女の炎に対して強い有効打を持ち合わせてはいない】
【あの重い刃を受け止めなければ死ぬ】
【避けてはいけない。受け止めなければならない】
【吐いた気持ちを、受け止めねばならんのだ】

街灯、こっちにきやがれ!

【街灯を使って彼女の刃を防ぐ、しかし簡単に溶けだす】
【守りきれるか限界ギリギリなのだ】

全部吐け!その後は、精一杯食え!
人生を食べろ、栄養に変えろ!その後の人生に変えるんだよ!
それが食事、人が良くなる事です!
739 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 08:37:34.63 ID:mFLVE3W4o
>>738
下手な救いなんかいらない!これは私が痛みと共に背負わなきゃならないものなんだよ!!

【街灯がやってくる、派手な衝突音】
【しかし、やれる、溶断できる】

だから

【黒い炎を纏いし黒い刀でじりじり押し込んでいこうと力を込める】
【こちらも守り切れるか限界ギリギリなのだ】

そんなことはするつもりは…ないっ!
これ以上「私」を変えようとするな!!

//寝落ち申し訳ないです!よければ続けたいですが任せます…
740 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】[sage saga]:2015/08/02(日) 13:25:00.05 ID:8TZx0X6C0
>>739
だったら!
なぜ栄養に変えない!どうしてプラスに変えないんだ!
覚えているだけでは腐ってしまうというのに!それだけなら断ち切るべきだ!

【もう限界だった】
【所詮は鉄でできた物。熱でどうにでもなる】

(畜生、刀もあの人も触れずに倒す方法なんて存在するわけねえ!)
なら、少しは許してくださいよ!

【電灯を盾にしながら半身の構えを取る】
【ついには電灯は二つに折れる。しかし彼は半身、躱すことは容易だったはず】
【しかし、腕を引っ張ってくるのが一瞬遅かった。考えすぎで意識が向いていないのだ】
【その刃は彼の左腕の皮を、肉をそぎ落とす。熱が彼の削がれた腕に痛覚として入り込む】

っ、あぁぁぁぁ!!

【その痛みに任せるように磁力を張る】
【対象は折れた電灯。振るうように能力を使う】
741 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 14:34:15.72 ID:mFLVE3W4o
>>740
プラスに、糧にしろ…うるさいんだよ!
断ち切るべきだとか綺麗ごとばかり並べて…っ!
あんなこと、繰り返させないためにも私はしっかり覚えていなきゃならないんだよ!

【ユキは思う】
【こいつは何もわかってないと】
【私の闇は決して再発させてはならなく、決して記録から決してはならない】
【表面からしか見れないからこんなことが言えるのだと…】

お前がそんなきれいごとを言うのをやめるなら…考えてもいいけどなぁ!

【電灯と肉を斬った刀は炎へと還元されてまた右手に炎が宿る】
【そして右手の炎は剣に】
【剣が形作られながらそれは切り上げられて振るわれた電灯を上に跳ね上げようとする】
【そして、剣は恭介を両断しようと振り下ろされ………】

【否、剣はその軌道を逸らして恭介には絶対に致命傷は与えられない】
【そこに働く力は、ユキにもわからない力】
742 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】※左腕負傷[sage saga]:2015/08/02(日) 17:07:05.93 ID:8TZx0X6C0
>>741
(痛え、左腕が熱さを通り越してる!)

【彼は何も理解していない】
【自分が史上最悪の善であるという事さえ知らない】
【何も理解していないから、正義を貫き通す事しか出来ない】
【弾かれた電灯と、左腕の痛みで体幹と意識を崩してしまった】

覚えていたいなら『意識』しろ!
あなたは次に何をするべきなんだ!その辛い過去を得て、何をしたい!

【綺麗事しか並べられない。それが彼の限界】
【動く事も能力を意識することもできず、ただ振るわれるだけ】
【その剣が、彼の脳天を討つ】
【...事はなく。彼の右腕スレスレを切り裂いた】
【間一髪、彼は両腕を失わずにすんだのだ】

もう一度、ちゃんと言います
あなたは、これからどうしたいですか?

//遅れてすいません!
743 :赤座 ユキ【夕闇系譜】[saga]:2015/08/02(日) 17:58:45.77 ID:mFLVE3W4o
>>742
【静けさが戻った】
【炎剣が、なぜ、あの憎たらしい男を討つことをためらったのか】
【それが、まだわからなかった】

……わかんねぇ
今は……まだ

【烈しい黒き嵐のあとには平穏あるのみ】
【口調は粗い】
【だが、消えていた】
【炎が】
【右目のものも、右手のものも】

だから、これから時間をかけてゆっくり見つける
逃げみたいだが今はこれでいいだろ
なにせ私にはまだ時間はあるはずなんだ

【振り向きながら羽織っていたオーバーコートを恭介に投げる】
【傷を隠して病院に向かうのに使えとは言わずに】
【これは確かに大事だ、が】

あばよ、もう二度と会いませんように…っと

【振り返ることはしない】
【後ろに小さく手を振りながら確かに前に、前に歩き出す】

【後ろは見るな、囚われるな、しかし忘れるな】
【そして後ろの記憶から見つけ出せ、前に踏み出す理由を】

//こちらこそ遅れてすみません!これで〆でお願いします!楽しかったです!
744 :雨宮恭介【ヴァグネッツ】※左腕負傷[sage saga]:2015/08/02(日) 20:36:08.22 ID:8TZx0X6C0
>>743
ゆっくり、ですか...
いいとは思いますよ。腐らないように、じっくり熟成するなら

【恭介にも時間がある】
【ただ彼にはその時間をどう使えばいいのか分かっていない】
【何をして、生きていけばいいのか】

【オーバーコートを受け取る恭介。意識しても理解できない】
【表面的にしか理解できないのも、彼の弱点なのだろう】

次も会えることを俺は期待してますよ
その過去が未来に代わった後のあなたと出会う事を

【彼は知らない。過去がどれほど大切なのか】
【そして彼は知った。過去が人のすべてになるという事を】
【地雷を踏む事がとても上手いということを......】

//ロールありがとうございました!
745 :ガスマスク【エレクトリッカー】2015/08/02(日) 21:44:32.08 ID:6XB+On6r0
 宵闇、疲弊の街頭、溜息が億千となって溢る。
 淡青の月が遠くで薄ら笑み、陰鬱な風が摩天楼を吹き上げた、その。
 転瞬、明転。雷光が迸った。
746 :蒼葉 夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/03(月) 21:41:31.06 ID:P9Lspip2o
【街は夜闇に沈んだ】
【しかし、一日は終わらない】
【一般人志向の一日も終わらない】

【公園にかすかに響く風切り音】
【広く、街灯でカバーしきれない闇からそれは響いていた】
【音からわかるだろう】
【誰かが細いもの…例えば矢などで目の前の空間を斬っていると】

【そこに誰かが接近したなら幻のように音は消え去り、代わりにこんな声が響く】
【少女の声が】

誰?
747 :模刻参福【商人】[saga]:2015/08/03(月) 22:27:12.86 ID:GiwFTTl30
>>746
ホーッホッホッホッ。いやはや、恐ろしいですねぇ。いくら人々が寝静まる時間とはいえ、酔っ払いのサラリーマンくらいなら出歩くかもしれないというのに。

【そう言って暗闇から生まれ落ちるかのように現れたのは、黒ずくめの男だった】

【それに加えてそのずんぐりむっくりとした姿。ピータンのようにすら見える】

【だが何よりも目を引くのは、落ち武者のように頭に突き刺さった矢。そんな状態でニヤニヤとしながら近づいてくるから、恐ろしいことこの上ない】

こんな具合に、怪我人が出てしまいますよ。

なんちって。

【そう言って男は、帽子を脱いだ。そしてそれと一緒に上へと持ち上げられる矢】

【つまりは、矢の突き刺さった帽子をかぶっていたというわけだ】

ホーッホッホ。ちょっとしたジョークですよ。

【なんとも趣味の悪いイタズラか】

【男は相変わらず笑っている】

//まだいらっしゃいますか?
748 :蒼葉 夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/03(月) 22:38:18.29 ID:P9Lspip2o
>>747
……そんな時間を狙ってたの…っ!?

【と、言いながら男が現れた方向に正確に向きなおる】
【そして、夜闇のなかでも見えたのだろう】
【頭に刺さった矢が】
【故に固まり、琥珀は見開かれた】

…すごく趣味悪いね
脅かすの、よくないよ

【帽子を脱ぐのを見るとあんどしたのか大きく息を吐く】
【感性は一般人と変わらぬ彼女は人殺しに対する禁忌感が人並みにある】
【だから、焦ってしまったのだ】
【その手には弓も、矢もない】
【だが、夏織はこの男に警戒をしていた】

で、なんなのあんた

【だから、問いかけをする声にも一定の冷たさがあり、琥珀は男を捉えて離さない】

//いますよーー
749 :模刻参福【商人】[saga]:2015/08/03(月) 22:58:08.81 ID:GiwFTTl30
>>748
これは失礼しました。私、こういうものです。

【男は帽子に突き刺さった矢を引き抜いてからかぶり直し、彼女に向かってある紙を差し出す】

【もしそれを見たのなら、それが名刺であり、そこに『あなたの弱さ・お埋めします』と書かれていることがわかるだろう】

夜歩いているだけで目の前に矢が走るような危ない街です。

今日笑っていた人が明日には消し炭になってもおかしくないそんな街だからこそ、人の弱さは埋めなければならない。

いえ、心の強さ云々は専門外なので関係ありませんよ。

私が語るのは物理的な強さ。

まあありていに言えば、護身用アイテムを提供するセールスマンです。

【最初と一片たりとも変わらぬニヤニヤとした笑顔で語る】
750 :蒼葉 夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/03(月) 23:04:22.83 ID:P9Lspip2o
>>749
要は武器商人ってこと?なら私には必要ないね

【一応名刺を受取り、そこにある文面を見て即座にしまう】
【自分の能力の性質上両手さえ空いていれば今すぐにでもこいつを射貫ける】
【もっとも、今は刺すことしかできないのだが】
【つまり、夏織には実体のある武器等ただの枷に過ぎないということだ】

で、用事は終わり?なら私は帰るけど…

【夏織の弱さは心の中にしかない】
【故に参福の商売相手にはならない人種だ】
【それを示すような対応だが、果たして】
751 :模刻参福【商人】[saga]:2015/08/03(月) 23:20:09.53 ID:GiwFTTl30
>>750
ホーッホッホ。ある意味で正しい。しかしながら、ある意味ではてんで的外れです。

私が取り扱うのは戦闘アイテム。すなわち、戦闘時に使用する道具です。

【男はそういいながら、かばんに手を突っ込み、ごそごそと何かを取り出そうとしている】

あなた、先ほど私のいたずらを見て心底ぞっとしていましたね? つまりあなたは、普通の人間と同じ相手を傷つけることに恐れを抱く人物。

であるならば、こういうものはいかがでしょう?

【そういって男が取り出したのは、矢であった】

【しかし、よくよく見てみればそれがただの矢ではなく、なにやら筒のようなものがついていることに気づくはずだ】

第一次世界大戦時、戦場にはクロスボウが普及していたそうです。銃弾や火薬が飛び交う近代の戦場で、なぜそんなものが普及したと思います?

答えは簡単。矢にグレネードをくくりつけて遠くに飛ばすためです。

そしてあなたに提供するのがこの矢。弓に適していてなおかつ無力化を目的としたスタングレネードを合わせたものです。

強烈な音と光が、相手を傷つけることなく無力化してくれるでしょう。

【男はやはりにやけ顔で、そう語る】

どうです? 間違いなく戦闘に使うアイテムだとは思いませんか。
752 :蒼葉 夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/03(月) 23:28:19.71 ID:P9Lspip2o
>>751
……つまり?

【ある意味はずれ】
【その言葉がわからない夏織は立ち去らなかった】
【故に鞄の中に入った手を凝視する】

…矢?矢なら…いや、

【取り出したのは矢だった】
【矢なら関係ないじゃん!と思ったが違う、これは違う】

スタングレネード付きの矢、か……

【私には未来は見えないが参福の提案は遅過ぎであり、早過ぎであった】
【なぜなら、夏織は今は弓を引くことができないのだから……】

たしかに戦闘に使うアイテムだね、すごくいいと思うよ
だけど今の私には扱えないからやっぱり買わない

【故に男のにやけ顔にきっぱりと意志を突きつける】
【お金はある程度はある】
【だが、夏織は必要になりそうだからと今不必要なものを買う馬鹿ではない】
【だからこその選択であった】
753 :模刻参福【商人】[saga]:2015/08/03(月) 23:49:14.84 ID:GiwFTTl30
>>572
ホーッホッホ。そうですか、扱えないと。ならば、これを渡したところで意味がありませんねえ。

【そういって男は矢をカバンにしまう】

まあ、そういったわけで私の取り扱うものは武器だけではありません。防具や薬品なんかも、戦闘時に使うアイテムなわけですからね。

まあ、お客様が今の現状で十分満足されているのなら、私が口だすこともありません。

ほしいものはなにもないとおっしゃるのなら、私はこのまま退散いたしましょう。

【男はじっと相手を見つめながら、次の言葉を待つ】
754 :蒼葉 夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/03(月) 23:55:05.59 ID:P9Lspip2o
>>753
ごめんなさい、せっかくいい話くれたのに

【自分が悪くないのに謝ってしまう】
【だから夏織は一般人、そして優しい】

うーん…じゃあ的とか売ってない?
弓道で使うようなやつ

【武器だけでない、】
【この一言で少し考えてしまった】
【だが、次の言葉は自分でも意外で、早くて、だが当然と思えた】
【的、もちろん射られるためのもの】
【つまり、矢で格闘するその先へと進む意志のある言葉で…】
755 :模刻参福【商人】[saga]:2015/08/04(火) 00:18:19.22 ID:Fi3VVdaM0
>>754
的ですね。ありますとも。

【男が取り出したのは、なにやらしぼんだ風船のようなもの】

フルトン回収システムを基にした即席バルーン生成装置です。もちろん人を吊り上げるような効果はないのでご了承を。

もともとはデコイとして用意していたものなんでまあ、戦闘アイテムといえなくもないでしょう。

【そういって彼は、実演するかのようにふくらませて見せた】

使い方はいたって簡単。スイッチ一つで石灰と水を合わせ、熱膨張によって膨らんだ空気を利用して膨らむという仕組みです。

【そこで生まれたのが、案山子のような風船人形。暗がりやとっさのことなら、人間に見えないこともない】

的としてということで、可能な限り渡しておきます。

【男がカバンをひっくり返すと、ぼろぼろとあふれるように出てくる。おそらく、これが彼の能力だろう】

ご満足いただけましたか?
756 :蒼葉 夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/04(火) 00:25:26.20 ID:jBaPhgjMo
>>755
……

【無言で説明を聞き実演を見る】
【パッと見ただけでもその眼が輝いて見えるとわかるであろう】
【つまり、静かに興奮していたのだ】

おお!簡単!

【風船が膨らんだ様を見た夏織は柄にもなく声をあげて感嘆していた】
【彼女の中の弓道魂が上げさせたのだろう】

え?そんなにいいの?お金は?

【ぼろぼろ、際限なく、鞄から湧いてくる的たち】
【それを見て、夏織はいくらとられるのかという不安を表面に張り付けて喜んでいた】

…うん!

【だから、その問いにも即答できたのだろう】
757 :模刻参福【商人】[saga]:2015/08/04(火) 00:45:15.78 ID:Fi3VVdaM0
>>756
ホーッホッホ。お代はいりませんよ。お客様が満足いただけたなら、何よりもの報酬です。

ただし、一つだけお約束してほしいことがございます。デコイではございますが、これももともとは的として用意したもの。

ゆえに、あまり戦闘に多用するのは控えていただきたい。

そうですねえ、すべての戦闘において三回だけ、このデコイを使ってかまいません。

一度の戦闘でもなく何ヶ月に一回でもなく、あなたの一生にあるうちの戦闘で三回だけです。

【男は眉間に指を刺しながら、そういった】

まあ、もともと的に使うといっていましたからね。その心配はないでしょう。

//中の人向けアナウンス・戦闘におけるデコイの使用回数は三回までとします。
758 :蒼葉夏織【アーチャー】[saga]:2015/08/04(火) 00:55:45.98 ID:jBaPhgjMo
>>757
うん、わかった
戦闘には使うことはないと思うけどね

【一生に三回】
【これが赤髪の少女やら時女神の女やらなら眉間にシワを寄せて悩むところだろうが夏織は違う】
【飽くまでも一般人であり戦闘はあまりしないから問題はないと思っているようだ】
【だがまあ……忘れないようにはせねばと思っているが】

それじゃあこれはチップってことで

【と、言いながら差し出すのは1000円札】
【夏織は真面目、払わなきゃ気が済まない質らしい】
【どうしようが自由だろうがこれも感謝の気持ちであると言えよう】

それじゃ、ありがとね

【受け取られなくても受け取られても、言いながら両手にバルーン生成装置を抱えてお礼を言って立ち去る】
【その声音には心からの感謝と】
【弾む気持ちが満ち満ちていた】

//では、これにて締めで……
ロール、ありがとうございました!あと、アナウンス了解です!戦闘時には気を付けます!
759 :模刻参福【商人】[saga]:2015/08/04(火) 01:10:48.04 ID:Fi3VVdaM0
>>587
そこまで言うのなら、次に会うときまで預かっておきましょう。

次に会うときにも、あなたのままであればいいのですがね。

この異質な世界において、どこまでその正義を貫けるか、楽しみにしてますよ。

ホーッホッホッホ。

【斜め四十五度振り上げてから一歩づつ進む奇妙な歩き方をしながら男は歩いていく】

【次に出会う客は誰か。それは誰にもわからないことだった】

//ロールお付き合いいただきありがとうございました!
//あと、使用する際は名前の横に所持しているアイテムを表示すること推奨です。
//みんながみんなこのロールを見ているとは限らないので、トラブル対策として頭の隅にでも置いておいてくださいな。
760 :アルカード【ディオド】[sage saga]:2015/08/04(火) 20:05:59.00 ID:ZR1iFB/b0
暁が淡く映し出す闇色の街路。仄かに紅を香らせる其処は正しく戦場(いくさば)と形容するに相応しい。
言うなれば其の街は戦場であり、芸術であり、文化であり、概念であり、世界である。少なくともそれが闇王の胸に抱く想い。
ひたり、翼を広げし闇王は一本の電信柱に降り立つ。同時に、甲高い数百の鳴き声と共に彼の眷属が空を覆った。
紅蓮の暁の僅かな光さえも許さぬ闇、闇、闇―――そこに残光を描くは、一筋の王の双眸。
突如として街は闇に覆われ、光を失った。その異変に気付き、此処へ訪れる者は果たして己にとっての"なにか"。
異変の主は静かに嗤う。吸血鬼の象徴たる牙を覗かせて、穹に浮かぶ三日月の如き笑みを浮かべて。
嗚呼、なんて美しくも儚い―――……


「―――さぁ、今宵はどんな相手が訪れるのだろうな……?」


闇を束ねる王は静かに、己の敵となる存在を待った。
761 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/04(火) 20:13:45.73 ID:NiVp41CQ0
 暁天に映える闇街。総天然色のグラデーションはしかし戦場と形容する。
 怪物が虚空を穿つ柱の頂から見下ろした先、視界には赤熱する肢体が入るだろう。
 無機質ながら、熱を持ち、戦を好む。まさしく怪物と相克するに、相応しいのだろうか。
762 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/04(火) 20:13:56.69 ID:NiVp41CQ0
>>760へ
763 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/08/04(火) 20:18:43.62 ID:jBaPhgjMo
>>760
あらら、真っ暗ね

【コツ、コツ】
【仄かに紅宿る闇の道に響くは靴音】
【そして、場違いの極みたる女の声】
【戦地には似つかぬその美声の主は確かな足取りで己が道を往く】

しっかし今夜はホントに暗いわね……何かよからぬことが起きてたり

【くすくす】
【嗤う女の双眸は決して笑っていない】
【それは小さき三日月を、王の一対の宝玉を、静かに見据える】

時女神さんが訪れたって言ったらどうするかしら?吸血王さん?

【歩みは止まる】
【今夜の敵、和を乱す者と対峙したから】
【電信柱上の王に不敵な笑みを浮かべ、対峙するのは女】
【死と運命を司る女神の名を冠する女であった】
764 :アルカード【ディオド】[sage saga]:2015/08/04(火) 20:31:07.03 ID:ZR1iFB/b0
>>761
「……ほう………?」

無機質ながら、それでも尚己と対峙する"人"ならざる者を前に、王は短く感嘆を漏らす。
人間で無くして、否純生物で無くしてこの者は己を打倒せんと相克する事を志すか。
クックッと堪えきれぬ闇王の笑いは風に乗り木霊。穹を舞う眷属は嘲笑うかの如く見下して。
対する闇王はふわりと翼を広げ、地に降り立つ。それだけで、大気が揺れるのを感ずる。
闇王が地に足を付ける理由は唯一、目の前の"なにか"と死合うが為―――

>>763
「クックッ……本当に、今宵は珍しい客人が訪れる……」

コツ、コツ――無音を靴音で彩る無骨なそれは闇王の鼓膜を確かに揺らし、笑みを造る。
血濡れた戦場だというのに、まるで我が物だと言わんばかりに道を歩む姿はまるで神にでも成ったつもりか。
だとしたら、下らない。それでいて―――素晴らしい。
降り立つ闇王に不敵な、底の見えぬ笑顔を表す少女、否”時女神”に対し吸血鬼は――哂った。

刹那吸血鬼の王は闇色の翼で穹を打ち、空高く舞い上がり両腕を広げる。
双眸から漏れ出す紅蓮の軌跡は闇を色付けて、それでいて闇王は地上の二者を見下ろす。
嗚呼、なんといい眺めだろうか―――溢れる殺意と闘気をそのままに、闇の王は高らかに宣告せん。


「さぁ――貴様らの敵は此処にいるぞ!!見事私を打倒してみろ!!」


一夜限りの死演、開幕。
765 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/04(火) 20:42:13.71 ID:NiVp41CQ0
>>763
>>764
 暗転、暗天。蝙蝠は幾千となって光を遮る。
 神の名を冠す女と、暗中、眷属の主が眼前に現れた。だがしかし。
 依然嚮往。発熱する体躯を揺らしながら二人を、二つを、視界の中に捉えた。
 
 「神を名乗るか、女。敵と名乗るか、男。」

 ならば我は神殺し、ならば我は王を討つ奴隷である。
 そう宣って天を仰げば、赤熱する機体と、戦場としての闇街が覚醒する。
 先手必勝。率先垂範。単刀直入。その全てを貴様らに与えてくれる、なんて宣い、
 薄ら、笑む。
766 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/08/04(火) 20:51:25.29 ID:jBaPhgjMo
>>761,764,765
へぇ………

【王から僅かに視線を外せば鋼鉄の逆賊一人】
【王に仇なすその逆賊は見たところ人にあらず】
【果たして、どこまでのものか】
【純粋な興味は時女神にも詠嘆を漏らさせた】


【神にでも成ったのではない、神そのものである】
【そう吹聴する女もまた、強者】
【見た目に反する戦の歴史を持つ者】

ふふっ、ふふふふ
いいわね、いいわね、すごくいい!私はあなたたちみたいな強者も好きよ?

【地に舞い降りし吸血王の宣言に、機人の宣言に、応ずるは場外れなる嗤いと時の乱れ】
【女神は、己の持つ唯一にして絶対なる秘術たる時止めを使ったのだ】
【時を超えしその神は自らの手で築いた間で王の前へ、】
【女神は先手を奪い、王へ最初の一撃たる掌底を打ち放つ】
767 :アルカード【ディオド】[sage saga]:2015/08/04(火) 21:00:20.87 ID:ZR1iFB/b0
>>765>>766
一切の光をも通さぬ闇の中、天を仰ぎ確かに己を見据え”敵”と宣する人ならざる機人。
対し吸血鬼はさも可笑しそうに笑い飛ばせば、同じく薄ら笑みを浮かべ言霊を。

「クカカッ!いいだろうカラクリよ、貴様は私にとっての―――」

瞬間、吸血鬼の目前に時を隔てし女神が舞い降り、吸血鬼の胸元にその一撃が突き刺さる。
苦悶の声を上げる間もなく数mの距離を吹き飛び、瓦礫と衝突し砂煙を巻き上げる闇の王。
完全なる死角からの、完全なる不意打ち。並ならば勝利を確信しても可笑しくない程の。
だが――時女神は、先の一撃がまるで手応えのない事を知るだろう。
そう、それはまるで拳が触れる直前に敵が自分から吹き飛んでいったような、奇妙な感触を。

768 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/04(火) 21:09:41.30 ID:NiVp41CQ0
>>766
>>767
 一齣、時がくり抜かれた。
 眼前にて起こったその事象はまさに、総じて人外的な能力が加わったものであった。
 
 「困るな、我抜きに」

 コンクリートを踏み抜き、
 転瞬。神を狙い、迫るは神殺し。今正に、実像の神の霊を我が手中に収めんとしていた。
 美事、神への接近が叶ったとすれば、アンチテーゼ、空を舞い踵による脳天への打撃を狙う。
769 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/08/04(火) 21:16:10.95 ID:jBaPhgjMo
>>767
あらっ?……これで終わり…ふふっ

【予定調和、否】
【この拳は間違いなく闇の王に"触れなかった"】
【あの一撃は完全】
【されど起る胸騒ぎに従いウルドは後退する】
【王の宴がどのように狂っても構わぬように】

【僅かな間を置いて口から零れようとした言の葉は機人に宛てたもの】
【あの機人からは嫌な予感がする】
【王のみならず、隙あらば神をも殺しつくさんとするような】
【だが、後半は嗤いに隠された】

あらあら、困ったことね

【轟音】
【コンクリートを踏み抜くそれは間違いなく神殺しを狙う逆賊】
【それを認め、僅かに首を捻れば】
【鋼鉄の腕は神の首ではなく、神の髪を僅かに空中に舞わせるに留まる】
【笑みを浮かべながら右手を挙げ、人差し指を王が跳んだ方に向ければ唇は音を立てずに動く】
【困るわね、まだ王は満足してないのに】
【と】
770 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/08/04(火) 21:19:34.33 ID:jBaPhgjMo
>>769
//>>768へもです
771 :アルカード【ディオド】[sage saga]:2015/08/04(火) 21:30:19.36 ID:ZR1iFB/b0
>>768>>769

――パチ、パチ、パチ………

崩れ落ちる瓦礫の中から響く淡白な拍手、音の主は言うまでもなく闇王。
狂気の嗤いを貼り付けたまま、然しそれでいて歓喜に満ち溢れるが如き三日月を描き。
ゆらり、ゆらりと陽炎の如く蠢き、確かに女神と機人の元へ歩み寄るのは王たる者にしか許されぬ行為。

「クハーッハッハッハッハ……驚いたぞ、女神を自称する者よ……
 貴様”も”時を操るのだな……フフ、ハッハッハッハッハッハッハッ!!」

まるで、まるでこれではあの刻の再現ではないか―――
紅の鬼神との死闘が鮮明な記憶と化し蘇る。闇王は、心の底から悦びに打ち震える。
そうか、確かに神だ――だが私は既に、その神と出会っている。
言葉にする事は非ず、闇の王は静かに機人と時女神の瞳を見据え、両腕を翼の如く大きく広げた。


「さぁ、次はどんな手を見せてくれる?私はまだ満足していないぞ?」


傲慢、神よりも高みを行く闇王は二体の敵を前に何処までも愉しんでいた。
全力で掛かってこいと、まだ物足りぬと、言葉にせずとも伝わるであろうそれらは闘志を煮え滾らせる。
772 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/04(火) 21:37:31.27 ID:NiVp41CQ0
>>769
 ーー余裕綽々、大いに結構。だがーー
 流線型の踵はコンクリートに深く抉り込み、舌打ちを誘いながら引き抜かれた。
 が、隙を見せず同時、大きく撓められた腰、硬質な機体はまるで柔軟に地を這う姿となる。
 その脚、尋常に非ず、風切りながら美しく半円状に横薙ぎ、低空を刈る。

>>771
 ひゅん、と風切り音が耳に伝う。
 王の高笑いなど極限状態の耳には掻き消された。しかし神殺しは尚。
 神を喰らわんと、獣のごとく、阿修羅のごとく、薄汚い殺意を剥き出しの双眸が双方を狙う。
773 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/08/04(火) 21:45:29.07 ID:jBaPhgjMo
>>771,772
【やっぱり】
【淡白な拍手、それも狂気と歓喜の集合】
【それを聞けばウルドもまた、嗤う】
【やはり、やはり、まだ終わっていない…!】

も?残念ながら私の時を繰る力は唯一よ

【そう、唯一】
【闇王が如何なることを体験し、他の時を繰る者と対峙したかは知らぬこと】
【それも、どうでもいいこと】
【過去の死闘の歓喜を思い出すなど王であっても神に対して無礼極まりない】
【今の『私』で歓喜すること以外、時女神は認めない】

【だが、すぐに王を歓喜させることは叶わない】
【なぜなら、低空には機人の脚が吹き荒れんとするから】
【そして、再び時が狂うから】
【時が戻りし時、王、機人、時女神と一直線に並ぶ】
【そのうち、掌底を機人に向けるは時女神】

さあ、今は王の宴を楽しみましょ

【そして、機人を王に差し向けるべくその一撃は放たれた】
774 :アルカード【ディオド】[sage saga]:2015/08/04(火) 22:59:04.81 ID:ZR1iFB/b0
>>772
>>773
「クックック……女神よ、貴様はその能力を唯一なるモノと想っているようだが……
 ―――私は既にその能力と”出会っている”ぞ?」

刹那、数百物の眷属の大群が女神と機人の元へと飛来せし。
闇よりも深き闇色の軌跡を描くそれは、流星と喩えるが的確だろうか。
然して、その幾百の軌道に乗るは王、紛れも無く闇を束ねし吸血鬼の姿。
蝙蝠共の流れに乗り、二人の元へと辿り着いたのならば眷属の突撃と共に機人の胸元に貫手、女神の首筋に手刀を。
音速を超越した速度で振るわれるそれは最早、素手にして最終兵器の火力を兼ねしもの。
月の朧光さえ許さぬ闇の中、それも音も出さぬ奇襲。二体は王の猛撃をどう対処するか。
775 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/04(火) 23:06:17.03 ID:NiVp41CQ0
>>773
 虚空を裁断、神の足下で風が拮抗し合い乱流、静かに歪な音を生んだ。
 転瞬、迫る掌底。地に座す機人からすれば振り下ろされる形となった。
 唐突なれど防ぐに勝る対応は無く、流すように軌道上、交差した両手で虚空を掻く。
 すると威力は殆ど殺され、神による掌底はただの腕(かいな)となり機人の懐近くに入った。
 だが若干の衝撃をくらい蹌踉めくが、尻餅をつく寸前まで踏ん張り切った。
 そして未だ懐近くには腕、絶好の機会。

 「そうだな、その話乗ってくれる。」
 
 だが忘れるな、ダークホースの存在を、
 主人公気分に陶酔し、物語を紡ぐ者共よ。
 我こそは逆徒、我こそは兵(つわもの)戦の中にアナーキーを創り出すアンチテーゼであるーー。
 一頻りのたまった機人は、無機質ながら赤熱する、そんな両の手のひらによって、
 神の腕を掴もうとする。そして叶えば引っ張り込み、己が立つ原動力とするだろう。

 ーー機、王を背に、
  「待っていろ王、今立つ。」


>>774
 闇に乗り、絶え間ない羽音の中で飛来する。
 音速の拳速を携えながら、奇しくも無音状態の内に這いずり込んだ王。
 もし神を引っ張り込み反動で地に脚を付けていたならば、否、それでも。
 手槍は胸を抉り取り、無機質に火花を散らしながら、そしてついに貫く。
 だが、機人は顔色ひとつ変えることは無く、凛として、依然嚮往。王を睥睨するだろう。
776 :ウルド【エゴリア】[saga]:2015/08/04(火) 23:17:56.08 ID:jBaPhgjMo
>>774,775
デートの途中にほかの女のことを喋っちゃう男はいくら王様でも嫌われるわよ?
で、私はそんな男は嫌いかな

【渾身とは言えなかったが掌底は威力をそがれ、そがれ、機人は動かない】
【機人が神を殺すには絶好な間合い】
【しかし、機人は聡明だった】
【だからこそ、機人の腕引きに応じ、その双脚を助ける】

【そして、その勢いを利用してこんどは時女神が大きく倒れんとす】
【彼女は闇の流星の飛来を見ていたのだ】
【立っていたならば確実に首が舞っていた状況、されど迫る手刀】

【絶体絶命かと思ったとき左脚が強く地面を踏み、倒れるのを阻止した】
【そして、勢いよく振り向いてその手刀を右手で掴みかかる】
【手が折れても構わない、あの王に一瞬でもいい、間を】
【決定的な死を与えられる間を】
777 :アルカード【ディオド】[sage saga]:2015/08/04(火) 23:24:52.82 ID:ZR1iFB/b0
>>775
貫いた。無機質な手応えながらもその心の臓腑を抉り火花の灯火を消失させた。
だが然し、吸血鬼の顔は失望には囚われず、寧ろ全面を惜しみ無く希望に歪ませて。
認めた、この瞬間、この刻を以て、吸血鬼アルカードは目前の”これ”をカラクリでは無く己の敵と認知。

「……クカッ!」

嗤う、笑う哂う呵う。
いいだろうと、睥睨に対し言葉にする事のない唇の上下運動のみで伝える。
貴様は私の敵だ、だから全力で殺してやろう。闇王は何処までも傲慢であった。

>>776
音速で振るわれる吸血王の手刀を、女神は臆する事なく真っ向から受け止めんと掴み掛る。
だがその行為の無謀さがどれ程のものか、知る事となるだろう。
もし女神がそのまま掴み掛かるつもりならば手刀は容易く掴めるだろう、然しそれは即ち振るわれる日本刀を片手で受け止めると同じ。
人外という人智を超越した腕力から繰り出されるその拳は万物を砕き、手刀は何者も両断する。
女神は右手を犠牲にしても、決定的な死へと繋げるか。
778 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/04(火) 23:35:09.32 ID:NiVp41CQ0
>>776
>>777
 彼我、距離は零に近く、ならば撃は美事に入ることだろうと笑む。
 魔王を睥睨した目線は逸らさず、それどころか神に背を向け相対峙。
 膝を撓め、右肩を顔の前へと。

 一斉、ハッチ開。肢体の熱は急上昇。
 殺意の念はより薄汚く、激昂、咆哮、そして数秒、総じて五の爆裂が巻き起こる。
 すると機人の体躯は人智を超える速度を得て、その総重を載せて魔王へと迫る刹那。

 勿論、後方の神には、バーニアから巻き起こった爆炎の二次被害が襲うだろう。
779 :ウルド【エゴリア】 右手崩壊[saga]:2015/08/04(火) 23:38:24.84 ID:jBaPhgjMo
>>777,778
っ……!!!!!!

【右手の形がおかしい】
【痛覚は一瞬にして焼き切れた】
【文字通り、右手は崩壊した】
【だが、その動きは確かに止められた】
【ならば、問題はないはずだ】

【そもそも、この女神自身が死を与える必要はあるのか?】
【答は、否】

【止めはあの機人に任せよう】
【そして意志は爆炎に焼かれて無と帰した】

《ウルド 【エゴリア】 死亡確認》
780 :アルカード【ディオド】[sage saga]:2015/08/04(火) 23:57:12.87 ID:ZR1iFB/b0
>>778>>779
迸る焔、渦巻く殺意の衝動。
王が疑問を持つのはまず、手刀を腕の違和感。見れば其処には右手を決壊しながらも王の進撃を止めんとせし女神。
己の命を糧にしてまでも勝利を求める貪欲な姿へ、闇王は一種の敬意を抱き止めをささんと腕を掲げる。
然し、次の刹那吸血王の耳を煩い程に木霊するはシュウウウ…という何かが熱により燃え上がる様な怪音。
だがそれは直様爆裂、獣の如き咆哮へと変貌。王は驚愕半分歓喜半分の笑顔で己の敵の顔を見やる。
其処には殺意に汚れた華凛な澄顔。同時に、巻き上がる爆炎は女神を呑み込み、焼き払う。
刹那、本当に刹那。機人が視界から消え失せ――常軌を逸した砲弾が目前へ迫っていた。

「―――フハ…フハハハハハハハハハッ!!!」

明確に伝わる己の運命のタイムリミット、対し闇の王は高らかな笑いを木霊させた。
回避は女神の死に際の拘束により不可能、受け止める事など不可能。
故に死期を悟る王は嗤う。実に満足のいく死合だったと、貴様にならば殺されても良いと。

瞬間、轟音と共に炸裂した機人の奥義は、闇王の肉体を完膚無きまでに爆砕し、欠片諸共彼方へ吹き飛ばす。
脳髄、脊髄、心臓、全てをブチ撒け戦場を紅蓮に染め上げて、死の概念を求め彷徨い続けた闇王は今”死んだ”。
表情は分からない、だが然し、主を失った眷属共が散り散りに消滅し、闇から覗かせる暁はまるで王が満足したと物語っているようで。
この場で一人残された機人を称えるかのように、紅蓮は大地を見下ろしていた―――。





【アルカード 死亡確認】
781 :アクセラレーション・マシンタイプ2015/08/05(水) 00:10:30.15 ID:LPV683200
>>780
 まさしく砲弾、人智を超えて嚮往。
 焼けた焦燥感と残火を屈折させる宝石を背に慟哭していた。
 ーー気付けば戦場には陽光が差し、辺り一面に散るくれないと、宝石が二つ。
 陽光と残火は屈折し合って、まるで美事な一筋の光芒となる。
 胸には空穴、右腕は損失し、全身からは硝煙が燻っている。
 目前の暁光は霞始め、徐に、死の覚悟が足を固め始めた。
 膝から崩落、機能停止した肢体が火花を散らしている。
 愚にもつかない滑稽な姿である、なんて卑下しながら、彼は笑っていた。

 風切り、風切り、息を漏らす。
 それは確かに生きていて、それは確かに今ここで死ぬ。
 
 遺言はない

 ーーだが、ただ一言宣ったとすれば、
   

      “美事。”



 と。
782 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/05(水) 20:15:06.84 ID:v7fCM8oMo
【吸血の王は逝った】
【だが、ここに一人の吸血鬼あり】

この世界はどこまでも醜い争いと死を強いるのだね
人が争わないなら人に力や敵を与えてまで争わせる…まったく、本当にこの世界は残酷だ

【それはそんなことを言いながら夜の街を行く】
【目立つ軍服にもみえる白いコートを纏って、人目につくことを厭わずに人の多い通りを】

脆弱なボクらは世界に抗う術を未だ知らず、故に争いは絶えない
それどころか争いは人間の楽しみになってるみたいだね

【喉が渇いたのか腰の水筒に手を取り、中の液体を喉に注ぐ】
【わかる者にはわかるであろう、そのときに漏れた臭いは間違いなく血のものであると】

まあ、もうボクには関係ないことだけど見てられないね

【真紅の双眸は、夜空を見上げていた】

【彼女は吸血鬼とは名乗らない】
【名乗るとしたら、氷室初】
【若しくは、氷結鬼】
783 :ペルソ・ラ・テンペスター・アルバトロス[saga]:2015/08/05(水) 21:14:46.85 ID:LPV683200
 唐突と降雨、地を這う血と一体に蔓延る硝煙が違いな互いに滲み合う。
 ふふふ、と不敵に笑みを茶色い街路に置いて行く、水溜りを踏む女。
 空転、傘を差す。
784 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/06(木) 20:31:37.49 ID:cbobwiZyo
【ここは、街の闇が蔓延る裏路地】
【ここでは、鮮血の臭いも日常茶飯事】

んっ……ぷはぁ………不本意ながらやはり生きている人間の血の方が新鮮でいい

【白いコートを纏った少女はそういうとそれから口を離した】
【数分前までは熱を持っていたそれは少女の手から離れるとドサリと地に落ちる】

さて…戻ろうかな

【なんて少女は言って表通りに戻ろうと歩き出す】

【少女が捨てたのは、青ざめた屍】
【それも、何も罪がなさげな少女の】
785 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕欠損[sage saga]:2015/08/06(木) 21:26:05.22 ID:MhKIuUmS0
>>784

血を____

【死という概念の支配する路地裏に、新たな来訪者】
【影の容は同じく少女。白い外套に身を包んだ吸血鬼に対して、その身は紅の衣を纏い】
【頭巾の下から僅かに覗く顔はひどく痩せ衰え、宛ら病人か乞食のような様相だった__ただし、昏い隈に縁取られた双眸は、静かに燃ゆる焔のような輝きを湛えて】

【サンダルが道に転がる僅かな砂粒を擦り、歩くたびにざりざりと音を奏でる】
【やがて紅の少女は白き少女の背後にて停止。その距離、およそ七メートル】

__血肉を喰らうものが、まさか俗世に紛れ込むとはな
この町も捨てたもんじゃない。面白いものを飼ってるじゃないか

【口元を僅か歪め、けれどもその言葉に非難の意はない。あるのは純然たる好奇心のみ】

貴様、何者だ?少なくとも「まともな人間」でないのは分かる
食人者(カニバリスト)か?いや、喰屍(グール)か?

【威風堂々たる物言い。それはまるで、危機を知らず蜂の巣をつつく子供のよう】
【____何たることか。どうも、彼女は畏れていないらしい。幼き骸の存在と、その元凶である白き少女を】
786 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/06(木) 21:36:52.58 ID:cbobwiZyo
>>785
【去ろうとしたときに声がした】
【女の声だ、ただこれには】
【非難はない】
【そのことは純粋に不思議】
【だから足は止まった】

けっこういると思うよ、ボクみたいな人外は
なにせこの街は混沌に満ちているからね

【言いながらゆっくり振り向く】
【エクステで白と青紫のグラデーションにみせている髪が揺れる】
【そして、赤い双眸で紅のやせ細った少女を見る】
【その双眸は、興味色に彩られていると知り猶更驚かされた】

何者って言われても…ボクはただの氷室初で元人間さ
で、現吸血鬼ってところかな?

【何をもって言っても問題ないと判断したのか】
【痩せ細った体?それとも】

けどボクは吸血鬼とは名乗りたくなくてね、代わりに氷結鬼と名乗ってるのさ

【好奇心か】
【そう言い放った初はその歯が見えるように口を開ける】
【そこには、異常に鋭い犬歯】

【初は、隠す気などないらしい。己の正体を】
787 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕欠損[sage saga]:2015/08/06(木) 21:59:08.05 ID:MhKIuUmS0
>>786

……ほう

【真に、真に良いことを聞いた。少女の言葉が本当ならば、この町は存外に面白い世界のようだ】
【俗世は好きではない、裏路地を歩いていたのもほとんど偶然のようなものだ。だが……町に降り立つ、理由が出来た】
【微かな笑顔がやや深く。そして、微笑が明確な笑顔として姿を得るに至ったのは】


__なるほど、吸血鬼(ヴァンパイア)か


【数ある人外の中でも上位に君臨する、血を糧とする者たち。鋭利な牙がその事実を証明する】
【周辺に人外が存在し、人目を忍び生きていることは知っていた。然し、よもやこの町に集中して人外がいるとは】
【彼女の行動に意味はない。ただ動くのは純粋な好奇によってのみ。その言の葉を、紡ぐ】

面白い情報をありがとう
言っちゃなんだが、もう一つオマケに頼みがある

【紅衣の少女が、自らに残された右腕を翳す。目前の吸血鬼……否、氷結鬼へ】
【何の因果が、大気が格段に重みを増すような錯覚__何かが、やって来るような】

__いや、面倒なら断ってくれて構わん。然し興が乗ったなら

私と、手合わせ願う

【名も知らぬ��氷結鬼�≠ヨ、名を忘却した少女は告げた】
788 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/06(木) 22:11:37.78 ID:cbobwiZyo
>>787
【挙句の果てには笑いやがった】
【初は悟る、この少女もまたある意味人外】
【人ならざる興味の持ち主】

頼み?なんだい、ボクはいくら人外とはいえど生まれた時には人間
そこまで多芸じゃないよ

【右手を翳されたそのときからだ、】
【大気が重みを増した気がする】
【だが、それを感じると初は溜息吐いて】

断るよ
ボクはそこまで戦いは好きじゃないしそこに価値を見出せない、一部の人間とは違ってね
まあ、襲われでもしなきゃ戦わないね

【告げる】
【だが、裏を返せば少女が戦いが好きで、そこに価値を感じる人間で】
【自分に襲い掛かってくるようなら】
【逃げはしないということであった】
789 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕欠損[sage saga 魔獣召喚]:2015/08/06(木) 22:47:14.30 ID:MhKIuUmS0
>>788

うん、まぁ正常な感性をしていればそう返すのも道理だろう

【自ら提案しておいて、彼女の拒否を肯定する。氷結鬼は名実ともにそうであるが、この少女も氷結鬼に比肩し得るほど人外めいている。何を考えているのかわからない】
【……然し、止まない。先ほどから増した重圧は、一向に取り除かれない__それどころか、増大したような感覚さえある】
【少女の笑顔がどんどん歪になってゆく。常人であれば逃避を決意するであろう凶悪な気配__醜悪に、少女は告げた】

__殺しはしないつもりだ。安心しろ

【転瞬、月明かりによって生じた少女の影が変化を遂げた。��膨張�≠ニでも形容すべきか】
【平面が立体へ。影は変貌のみでは飽き足らず、やがて空間へとその姿を顕現させる】
【漆黒の体躯、闇夜に残光を描く紅色の眼、闘牛を彷彿とさせる二本の角__二トントラックほどの巨大な身体。その姿は正しく��魔獣�=z
【影より出でし魔獣はやがて咆哮する。ビリリと肌に響くような大音量で、鼓膜が破れないのが不思議なまでに激しく】
【然る後に、大地を踏み鳴らし少女へと獰猛に襲い掛かるだろう。��体当たり�≠ニいう策の欠片もない、然し獣らしい手段を以て】

【____その日の夜空は、星のよく見える快晴だった】
790 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/06(木) 22:58:26.42 ID:cbobwiZyo
>>789
なるほどね、あくまでもボクを知りたいのか

【重圧は増した、少女の気配は異常】
【されど軍服調の少女は逃げない】
【マフラーを口元まで上げて、スイッチが入る】

いいよ、その獣は殺しても構わないよね

【瞬間、空気が凍った】
【瞳は紅く、紅く、冷たく】
【何より、その腕が氷結し、鋭い槍を形作る】
【漆黒の魔獣は咆哮する】
【純白の鬼は無音】
【襲い来る魔獣、その体当たりに対して、氷結鬼は】
【両腕を勢いよく引き、無造作に前を突く】
【獣と氷結の二対の槍を、正面からぶつけるべく】
791 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《快晴・夜》左腕欠損 頬に穿孔【小】 出血【極小】[sage saga 魔獣召喚]:2015/08/06(木) 23:19:29.00 ID:MhKIuUmS0
>>790

殺せるものならな

【魔獣は角を振り上げ、かち上げんと少女へ攻撃__然し振り上げるために肩をすくめた瞬間、氷結鬼の槍が魔獣の頬へ食い込み傷を作る】
【溜まらず魔獣は攻撃を中断。痛みに怯み、のけぞった】

……ぬ

【同時に、少女の頬に穿孔が形成。それは魔獣が頬に空けた傷と全く同じもの】
【魔獣の受けたダメージは召喚者である少女へ還っていくらしい。然し、一撃受けた程度で魔獣は止まらなかった】
【転瞬、再び身の毛も弥立つような雄叫びと共に剛爪による横薙ぎ一閃。あまりに巨大かつ激しいそれは、切り裂くものというより最早殴打にさえ思われる】
【変質した、戦のための気配を纏う氷結鬼。やってくる一撃にどう対応するのか】
792 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/06(木) 23:34:51.91 ID:cbobwiZyo
>>791
なら、殺す

【氷結鬼は召喚者に起きた異変など知らない】
【興味もない】
【のけぞった隙に一度後退する】
【この敵とはあまり相性がよくないと悟ったようだ】
【だからこそ、爪の殴打を冷静に見れた】
【かがみ、姿勢を限りなく低くして前へ駆ける】
【髪が何本か千切れるのを感じながらも前へ】
【そして、爪を避けきれたと感じたそのときに右の槍を一気に突き上げる】
【顔、それも目に届けばと思いながらの一撃であった】
793 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《曇天》左腕欠損 頬に穿孔【小】 目を中心とする顔左半分に裂傷 出血【小】[sage saga 魔獣召喚]:2015/08/07(金) 00:03:58.84 ID:rwypRNqk0
>>792
【言い放つ言葉はまさに氷刃。それで良い。それだけの覇気があってこそ、戦をするに足りるというもの】
【爪撃は惜しくも標的を掠め、対する氷結の鬼は絶対零度の冷たさを以って攻撃を繰り出した。狙いは__眼】

__ぐ

【魔獣の悲鳴が木霊する中、少女もまた溜まらず顔を覆う】
【然し、少女の望みどおりの結果ではない。槍に付着した血は赤く糸を引き、然し少女の望んだ結果は得られなかった】
【__手応えがあまりに薄い。槍が体内へ食い込み、真に眼を潰す結果となったにしては、手応えが��薄すぎた�=z
【血が滴り落ちる。少女が掌を退けると、顔の左半分がどす黒い紅色に染まっていた】
【____双眸が氷結鬼を見据える。瞼と周囲の肉を削ったのみで、眼は未だ健在】

やはり、傀儡で相手をするのは無理か
仕方あるまい、私が直々に相手をしようじゃないか

【指を打ち鳴らせば、泥が崩れ落ちるように魔獣は消滅】
【然る後に、目前の氷結鬼へ手を翳して告げる。たった一言、然し目前の敵を傷つける刃と成りうるその言葉を】

��切り裂け��

【その言葉を合図に一迅の風が吹く。やがて風は刃へ変貌、凍て付く鬼を両断せんと】
【空を見上げれば、雲が帳となって星はすっかり見えなくなっていた。__先刻までは、雲ひとつない快晴だったというのに】
794 :氷室 初【ルブラゼル】右腕に裂傷(氷結)[saga]:2015/08/07(金) 00:25:18.98 ID:m31LXXlg0
>>793
【獣の目は奪えなかった】
【だが、攻勢には入れる】
【滅多刺しにして、苦しませて、苦しませて………殺す】
【と思ったときには獣は消滅】
【鬱憤を晴らすべく少女へと迫ろうとする、】
【そこに飛来する言の刃と風の刃】
【咄嗟のことで対処困難】
【かろうじて右の槍で反らすも右腕に大きな裂傷が】
【だが、裂傷の上から凍り付き、傷は一応ふさがった】
【無論、痛みは大きいが】

続けるよ

【言うより速く踏み込み、左の槍で刺突を放つ】
【その右腕を、奪う為に】
795 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《曇天》左腕欠損 頬に穿孔【小】 目を中心とする顔左半分に裂傷 出血【小】[sage saga ]:2015/08/07(金) 00:58:01.96 ID:rwypRNqk0
>>794

【氷結鬼の一撃、腕を抉り抜かんと放たれた一撃は然し、攻撃までに余裕があったが故にふらりと躱される】
【これが戦闘において��待ち�≠フ姿勢を作るメリット。いくら身体能力で劣っていても、躱すまでに余裕があるのだ】
【勿論、それはあくまでも距離を詰められるまでの話。この間隔を保ったままに戦うのは無理が生じる】

……便利なものだな、その力は

【白き少女の腕を見て感心した。傷口を凍らせることで止血していたのだ】
【成程、確かに氷を操る力を有するならばそのような利用法もあるだろう。氷結鬼の名は伊達ではないらしい】
【そして、鬼は鎌鼬を受けて尚攻撃の手をやめようとはしない。続ける、と断言してみせた】


以前__おまえのような吸血鬼とはまた異なるが__「鬼」に出遭ったことがある
奴は小細工を好まないようだったが、痛みや恐怖に屈さぬ強靭な心を有していた……

【再び右の手を__至近距離にまで接近した__氷結鬼へと翳し、少女は続ける】

貴様ら「鬼」の本質とはなんだ?
果たして、何が貴様らの際限ない力を生み出す?

【その問いにきっと答えはない。たとえ存在したとしても、当事者である「鬼」たちにしかわからない】
【なんとなく、けれどもひどく、それが羨ましく感じた】

��吹き飛べ��

【放つは一筋の掌底。とはいっても、あくまでやせ衰えた子供のもの。構えも滅茶苦茶で、それ自体に殆ど威力はない】
【__然し、避けるに値しない攻撃かと問われれば否。何故か?��掌から突風が吹く�≠フだ】
【それは相手を突き飛ばすのに十分な強さ、狙いは一重に距離を離すことだが……成否はいかに】
796 :氷室 初【ルブラゼル】右腕に裂傷(氷結)[saga]:2015/08/07(金) 01:19:48.76 ID:m31LXXlg0
>>795
【どう殺そうか】
【思ってると手を翳された】
【それにはきっと意味がある、警戒せねば】

鬼の本質?そんなもの、人間が人間の本質を理解できていないのと同じだよ

そして、断るね

【言えば右左の槍を勢いよく地面に突き刺す】
【同時、掌底と突風】
【しかし氷結鬼は動かない】
【四肢全てで突風を耐えてみせてるのだ】
【それ故に、今は何もできないのだが】
797 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《雷雨》左腕欠損 頬に穿孔【小】 目を中心とする顔左半分に裂傷 出血【中】[sage saga 電流によって肉体に負担【中】]:2015/08/07(金) 01:53:35.73 ID:rwypRNqk0
>>796

____!

【人は、人でありながら人を理解できない】
【氷結鬼にすれば何気なく発した言葉だろう。然し、彼女の言葉は偶然にも少女へ強く響いた】
【__何せ、少女の目指す果ては……】

__はは、成程……道理だな

【鬼を地より引き剥がさんとする突風が、やがて弱まっていく。まずいな、と眉をひそめた】
【少女が風を専門とする能力の使い手であったならば、もっと長時間風を吹きつけることだって出来ただろう……然し、その力は天から借りているだけで限界がある】
【自在に操るというわけにはいかない。あと数秒もすれば、逆らって身動きが取れるまでに風は弱まる】

【雫が一滴、少女の頬を打った】
【一滴垂れればまた一滴。雫は次から次へと天から降来し、大地へ降り注ぐ。「雨」と呼ばれる天候だった】

____もし良ければ、訊かせてくれないか
貴様には、何か願うものがあるか?____

【翳した掌から放たれた風が途切れると同時、光が視界を包んだ】
【空を見上げれば難なく異変に気付くだろう__そんな暇があればの話だが__空に浮かぶ雲の中を、稲光が泳いでいた】
【雷雨。吹き荒ぶ風と荒れ狂う雨、そして破壊の権化である雷光。次の刹那には、少女の右腕もまた空に浮かぶ暗雲と同じく火花を纏っていた】

【瞬間、少女が獰猛に右腕を突き出す。標的は言うまでもなく氷結鬼】
【少女が腕へ纏うは人を灼き殺すに足るる高圧電流。狙うは感電による一撃必殺】
【然し、氷結鬼もまた風による拘束から開放され自由に肉体を動かすことが出来る。致命傷をもらうより先に、氷結鬼が少女へ一撃を叩き込む可能性とて捨て切れない】
【勝負は五分五分か__コインの表裏と同じ確率で、二人の生死は分かれる】
798 :氷室 初【ルブラゼル】右腕に裂傷(氷結)[saga]:2015/08/07(金) 02:22:08.20 ID:m31LXXlg0
>>797
雨……いや

【雷雨】
【風の耐え抜き、槍を引き抜いたそこに待っていた災厄の名前】
【雨は槍にも当たり、それを取り込んだのか氷結の槍も少しずつ、少しずつ大きくなっていた】
【だが、左の槍は砕け散っていた】

そうだね
願いは全てこの手で叶える
叶わぬことは望まない
だから、ないね

【翳された手には雷】
【間違いない、これで終わりだ】
【そのころには右のみとなっていた槍はもとの1.5倍ほどの長さになっていた】

だから、おやすみ

【雷掌が繰り出されると同時、氷槍もまた突き出される】
【先ほどまでとはリーチの違う一撃】
【もし、身体本体じゃなくて槍に触れられても終わりだな】
【なんてガラになく思いながら】
799 :紅衣の少女【ウェザーマジシャン】《雪》 死亡[sage saga ]:2015/08/07(金) 02:57:04.25 ID:rwypRNqk0
>>798
________


____ごふっ


【氷柱が鳩尾を貫いた。その一撃は氷結鬼へ遥か届かず、血液が逆流して口元より紅い花弁が垂れた】
【本来は槍へ触れて電流を伝わらせることだって出来ただろう__が、彼女の右手に最早その輝きはない】
【痛み以前に、急激に意識が薄れてゆく。「死」が自らの体内で再生されているのを感じた】

……すま、ないな
無理強い……するような真似を

【か細い肉体の呼吸が、一瞬ごとに弱まる。先ほど鳴り始めたばかりの雷が引いてゆく】

願いが……ない、か
……素晴らしい、ことだ

【やがて雨が止む。少女の瞳から輝きが失せた】
【__最期の最後。散り行く意識を掻き集めて、朧げなままに呟く】

……これは、ほんの詫びだ
気に入ってくれれば……いいのだが

【____風が止んだ。その言葉を最後に、彼女の意識は途絶える。自らを討った氷結鬼へ、祝いも呪いもないままに彼女は逝った】
【果たして彼女の願いとはなんだったのか。痩せ衰え、眼を隈で縁取るほどに彼女が追った願いとは果たして__最早それを知るものは一人としていない】

【不意に降ってきたのは、小さな白い粒。肌で触れるとそれは冷たく、水滴となって消える】
【粒は一つではない。それこそ雨のように、然し雨と比較すれば遥かゆっくりと地表へ降り立つ。血に彩られた世界には似合わぬ、幻想的な光景であった】

【__普通、夏には有り得ない天候。人々はそれを《雪》と呼んだ】

//こっちはこれで〆で……長くなっちゃってすいません!
//遅くまでロールありがとうございました!楽しくロールさせていただきました
800 :氷室 初【ルブラゼル】右腕に裂傷(氷結)[saga]:2015/08/07(金) 03:28:19.42 ID:m31LXXlg0
>>799
【貫いた】
【穿った】
【意識は、ある】
【右手は、槍に触れていない】

いいさ
不本意かつ不謹慎ながら楽しかったしね

【左手でマフラーをずらす】
【初は右手の槍を解除する、だが裂傷は凍らせたままだ】
【少女の鼓動、輝き、暖かさ、呼吸が消えつつあるのを感じた】

そうかな?ボクには少なくとも人間らしくはないと思うけどね

【稲光はもうない】
【雨は止んだ】
【少女に届かないと分かっていて言葉を投げる】
【これはただの独り言】

詫び、か
最期の最期につまらないことを考えるんだね

【風は止んだ】
【初は表通りへと歩み出す】
【自分が殺した少女のことを考えていた】
【彼女には願いがあったのだろう】
【それはいい、だがそれは叶いようがないものだったのが間違いだった】
【願いはやがて少女を人外にさせて、でも大きくなっていって】
【そして、ここで終わらされた】
【つまらない、と初は思った】

雪、か

【不意に頬に張り付いて解けた結晶】
【間違いない、雪だ】
【願いの為に手に入れた力がこれなら】
【きっとあの少女の生にもつまらないなりの意味があったのかもしれない】
【それは少し、羨ましいね】

//こちらもここで締めでーいえいえ!起きてもっとやりたいと強く思える楽しいロールでしたよ!ありがとうございました
801 :ペルソ・ラ・テンペスター・アルバトロス2015/08/07(金) 19:09:56.86 ID:jbHk9jc10
 ーー雨雨降る降る夕に立つ。
 鬱鬱血色の気が触れた。ーー
 撥水性の繊維に滲む殺意と奈落色の傘を差した女が、無気味に笑って湿気を歩む。
 女にとってこの町は屠殺場。歩く人はみな豚牛羊と畜生に過ぎない。歩く肉。
 歩くたび逢うたび、臓腑(はらわた)総じて裂いて割いて。やぁ腸詰肩肉如何だろう。
 売買バイバイ、食人(カニバリスト)の客なんて格好の肉だ。良い肉だ。
 なんて、なんて、日常だから。決して決して咎ではないよ。なんてったって日常だから。

 人は人を殺し、人は人に殺される。大馬鹿な循環を形成する街に、
 狂狂狂狂狂狂り、狂い(きちがい)が舞う。
802 :氷室初【ルブラゼル】右腕に裂傷(小)[saga]:2015/08/08(土) 10:13:08.81 ID:MgUDGxPco
全く、人間たちは狂ってるよ

【比較的影が多めな通りでそんなことを呟く少女一人】
【夏なのに白いコートにマフラーをしている彼女は否が応でも人目を引いていた】
【だが、そんなことは初にとっては関心はない】

こんなに暑い日も忙しなく働いて…熱中症が怖くないのか?

【少女は壁に凭れて腰の水筒に手を付ける】

ボクにはそうさせる理由がわからないよ……

【そして、中の液体を飲む】
【鼻のいい者ならわかるだろう】
【そのときにしたかすかな異臭が血のものであると】
803 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[sage]:2015/08/12(水) 23:28:09.44 ID:Jl4BHJTpo
【血、血、血】
【赤、赤、赤】
【別にこの惨状を自らが作り出した訳じゃない、いわば自分は第一発見者と言うものだ】
【ここで"普通の人間"が当たり前に取る行動と言えばその場から逃げ出すか助けを求めるかだ】

「何これ、気持ち悪い」

【だが彼は普通じゃない】
【路地裏を真っ赤に染める地獄を目の前にして、ただ笑ってそれを眺めることしかしない】
【硬いコンクリの壁は無残に抉られ、地面には足の踏み場の無いほどの肉片と血液が撒き散らされている】
【これ程の血の量だ、"これ"の匂いにつられ、好奇心旺盛な人間の一人や二人ここを訪れてもなんの不思議もない】
804 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[sage]:2015/08/12(水) 23:31:11.83 ID:Jl4BHJTpo
>>803にこれも追加で
【もしこれを見に来た物好きは、むせかえる程の血の量と、その真ん中で不気味に笑っているフードの少年が目に入ることだろう】
805 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage sage E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/12(水) 23:43:52.17 ID:HptQ0pvt0
>>803
「……おい坊主、ガキはもう寝てる時間だぜ?」

【不意に、気怠げな声と共に大柄な男が路地裏にふらりと姿を表してみせた】
【カウボーイ風の服装に身を包み、腰から覗かせる二丁の拳銃からして”そっち側”の人間だという事は容易に察せるだろう】
【ウェスタンハットの鍔を人差し指でなぞり、軈て離れた指は少年の方向へ突き出され自然と指を差す形へと】

「こんな時間にここに来るのは自殺志願者か、ブラッディ・カーニバルがお好きな連中だけだ。
 少なくともお前みたいなガキが来る場所じゃねぇ……とっとと家に帰ったほうが身の為だぜ?」

【俄然突き出された指先は少年の顔を指していて、当の本人はニヤリとニヒルな笑みを浮かべている】
【無論彼も少年と同じくこの惨状の創造者というわけではない。ただ”匂い”に釣られてやってきた連中の一人だ】
806 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[sage]:2015/08/13(木) 00:08:57.21 ID:IfOuDOhBo
>>805
【余韻に浸るが如く立ち尽くし、背中から投げ掛けられた言葉に振り向いて一瞥をくれる】
【野性的な服装に身を包み、腰からいやと言うほどの存在感を醸し出す二つの得物は、一目でこの地獄を見て動じるような人間ではないとわかる】

「ウザい、これだから大人は嫌い」
「気取ってそんなセリフを吐いて、心の奥じゃ何を考えてるのか分かんない、ムカつく」

【フードを深く被った少年の顔は、身長差も相まってセバスティアンからはその表情を察することは難しい】
【だがその声色から、トゲのある言葉を吐いた少年からは本気の嫌悪と怒りが込められているのは容易に知ることが出来るはずだ】

「家ってさあ、楽しいところなの?帰りたいと思うところが家なんじゃないの?」

【男に問うのはもっと根本的なこと、家とは何か、もしこの少年にそんな場所があれば、こんな疑問は帰ってこない】

「だったら悪いけど僕にそんな場所はない」

807 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage sage E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 00:18:43.70 ID:7Uj00shj0
>>806
「おいおい、ストリートチルドレン…って訳じゃなさそうだな。家出でもしたのか?」

【深く被られたフードと、少年の身長の関係上その表情を察することは出来ない】
【だが滲み出る”嫌な感じ”と辛辣な言葉からして自身に嫌悪を抱いているのは流石に察することは出来た】
【理由は分からない、だがこの状況を見て叫ぶ事も泣く事もしないところを見ると、少なくともマトモという枠を超えているのは明らかで】

「とにかくこんな場所で立ち話ってのもなんだ、路地裏から出ねぇか?」

【当たり障りのない、極力少年を刺激しないような言葉を選び紡いでゆく】
【噎せ返る程の鉄錆の匂いとこみ上げる悪臭に、セバスは顔を歪ませながらクイッと親指で路地裏から続く広場を差した】
【無論、少年に対しての警戒を忘れずに――】
808 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/13(木) 00:22:22.26 ID:JlxJVuIDo
>>807
……なんだか険悪な雰囲気だな
809 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/13(木) 00:23:05.03 ID:JlxJVuIDo
>>808に【物陰からそっと出る】
を追加で
810 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[sage]:2015/08/13(木) 00:48:26.00 ID:IfOuDOhBo
>>807
【これが大人の対応と言うものだ、明らかにいい感情を抱いていない少年に刺激を与えぬよう一つ一つの言葉を丁寧に選んでいる】
【普段の自分ならば鼻で笑っていたものの、場所が場所だ、正直自分もこの匂いは好きとは言えない】

【今の状況は一触即発、何か気に障ることをすれば嫌悪ではなくあからさまな敵意を向けるだろう、セバスティアンの取った行動は正解と言える】

「あれ、何だと思う?」

【路地裏から出ようとするその背中から少し距離を置いて付いていくが、その途中歩きながら妙なことを口走る、その理由もやや後方の物陰から出てくる第三者を見ればその理由も分かることだ】

>>808
【やや後方にゆっくりと物陰から這い出たもう一人の物好きの動きからして、何時から居たのかは分からない】
【だが隠れていたと言うことは少なくともこちらに今すぐ攻撃を仕掛けてくる可能性は低い】

「あれ、何だと思う?」

【この言葉は男の後ろを歩く少年が目の前の男に向かって発した言葉だ】
【一応小さく言ったものの、三人の距離は然程離れてもいないためかこの言葉がペスタに届いていたとしてもなんの不思議もない】
【少年は傍観者であるペスタの存在に気付いている、その上で、敵意の有無を知るために少年は探っているのだ】
811 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/13(木) 00:53:37.17 ID:JlxJVuIDo
>>810
……別に隠れてるつもりはないけど
話がめんどくさそうだったからな
敵意を向けられれば攻撃するし
向けられなければ何もしないさ
【少年について行くように声をかける】
812 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/13(木) 00:54:11.09 ID:JlxJVuIDo
>>811
【少年について行くかのように】に修整
813 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage sage E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 00:54:17.01 ID:7Uj00shj0
>>808>>809
「……っと…そう見えるかい?」

【突如物陰から出現した来訪者に、セバスは目配りを送る】
【チラリと、最低限の目の泳ぎと僅かな唇の動きだけで彼はこう伝えるだろう】
【このガキを刺激するな。大人だけにしか伝わらないであろうコンタクトを、咄嗟に来訪者へと向けた】
【それが伝わるかどうかはわからない】

>>810
「ははっ…怪しいおじさんだ、俺と同じな」

【路地裏から脱出しようとした最中、不意にかかる質問に苦笑を交えてそう返す】
【正直怪しいのはこの場にいる全員だ。それがセバスの抱いた意見だった】
【しかしその視線は来訪者にチラリと目配せをした程度、どうやらセバスはペスタに敵意はないと踏んだらしい】
【最も、セバスが真に警戒すべき相手は今すぐ傍に居る少年なのだが】
814 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage sage E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 01:02:46.68 ID:7Uj00shj0
//雑談スレにも書きましたが、ロールの順番は今の私の投下から乙カレーさん、ざりんさん、私の順で大丈夫ですか?
815 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[sage]:2015/08/13(木) 01:22:59.21 ID:IfOuDOhBo
>>811
【さっきまでは二人ともペスタの存在に気付いていなかった、奇襲ならその時にやろうと思えば出来たはず】
【その事から考えれば話を聞く限り今のところは攻撃するつもりがないと言うことは理解できた】

「ふーん、じゃあさ、今僕が楽しくお喋りしようとしてないのは分かるよね?」

【当然、嫌悪はペスタ自身にも向けられる、少年からしてみれば嫌いな大人が一人から二人に増えただけ、たったそれだけのこと】

>>813
【今自分を除くもう一人の来訪者へ向けてセバスティアンがある信号を発したことは少年には分からなかった】
【あんなものを見て逃げ出さないのはそこらの子供と比べて明らかに異常であったが、それ以外の部分があまりにも幼すぎた】

(怪しいおじさんね)

【ここにいる全員が怪しいと言うのは少年からしても同感である】
【敵ではあるが味方でもない、そんな奇妙な三人組が普通であるとはとてもではないが言えたものじゃない】


【時間にして数分か、やがて三人は噴水のある大きな広場へ誘われる】
【自分の腰より高めの噴水の淵へ登って腰掛ける、トゲのある口調と特異な雰囲気を除けば足をばたつかせて座っている少年は何処にでもいる子供と変わらない】
【路地裏からは抜け出せたが事態は何一つ解決していない、さっきの話の続きをしようか、とでも言わんばかりに二人へと視線を送る】
816 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/13(木) 01:36:34.32 ID:JlxJVuIDo
>>813
【目を瞑り、承諾の意を伝える】
それはそうと、何処に向かってるの?

>>815
【座った様子を見て、少々緊張する。】
【立ち振る舞いは少年そのままだが、纏う雰囲気が違う】
【拳を握る】
……
【無言で目を合わせる】
817 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage sage E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 01:45:42.48 ID:7Uj00shj0
>>815>>816
「……ま、着いてからのお楽し…ってもう着いたみたいだな」

【ペスタの承諾を確認し、彼からの問い掛けに返答する最中その足は不意にピタリと止まる】
【見れば底に広がるのは大理石製の噴水をシンボルとした大きな広場だ。時間帯の事も関係し今は無人で廃墟のよう】
【まず反応を見せたのはフードの少年。噴水の淵へ腰掛けバタバタと足を動かす様は年相応の少年なのだが、如何せん空気が悪い】
【嫌な緊張が迸る重苦しい空気をとっぱらうように、ゴホンと態とらしい咳払いを一つ】

「あー……まずは自己紹介だな
 セバスティアン・J・ローガン、この街で賞金稼ぎをやってる」

【少年とは異なり、適当なレンガ製の花壇のへりに腰掛けながらそう語るセバス】
【クイッとさり気なく帽子の鍔を上げる動作から見て、今から拳銃を取り出しバーン!等という事はなさそうだが】
 
818 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[saga]:2015/08/13(木) 02:19:12.03 ID:IfOuDOhBo
>>816
「どうしてそんなに緊張してるの?敵意がないなら堂々とすればいいのに、あれ、もしかして僕が怖い?」

【人間と言うのは実に分かりやすい生き物だ】
【自然と口数が少なくなり、固く握られた拳を見ればセバスティアンとはまた違う種類の人間であることが分かる】
【しかしそんなペスタと少年は全く逆の思考回路をしているようで、ペスタを嘲笑うかの如く見下した態度を崩さない】
【そして噴水に腰掛けたこともあってか真っ直ぐと少年の目を見るペスタには、長い髪とフードの奥にあるいくつもの痣が見えているかもしれない】

>>817
【咳を一つ、わざとらしい】
【恐らく少しでもこの雰囲気をマシなものにするためのものだろうが、如何せんこんな状況、それは難しそうだ】

「今さら名乗ってお友達から始めましょうとでも言うつもり?まあいいけど」
「僕の名前は如月 勇気、どこにでもいるただの子供さ」

【それは果たして皮肉か、それとも少年なりのジョークか、自分をただの子供と言いつつ、小さく笑って見せて自らの名前を明かす】
【どこの誰かも知らない赤の他人に名前を明かすことなどないのだが、妙に少年はこの先にある結末が知りたくなった】

「賞金稼ぎってさ、悪い人を捕まえるためにいるんでしょ?だったらさ___」

【先に口を開いたのは少年だった、それは純粋な疑問】
【賞金稼ぎをしているのなら勿論捕まえる相手も賞金を掛けられるだけの事をしていると言うことだ】
【そんな人間が賞金稼ぎを前にして、はいそうですかと捕まるほど甘い人間ばかりではないはずだ】
【その腰に付けている銃だって飾りではないはずだ】
【ゆえに問う、セバスティアンが武器を取り、今まで戦った賞金首たちの末路を】

「人を殺したことって、ある?」
819 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/13(木) 02:23:27.41 ID:JlxJVuIDo
>>817
【ちらっとそちら見て】
ふうん
僕はぺスタ
何故かこの街から出られない一般人だよ
よろしく
【さも無気力そうに語る】

>>818
【握った拳を解く】
こんなところにいる子供なんて
まともなやついないぞ
【痣を見て口元が真一文字に結ばれる】


820 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage sage E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 02:32:57.74 ID:7Uj00shj0
>>818
【来た――、絶対に来ると思っていた質問は、躊躇なく少年の口から紡がれる】
【人を殺したことがあるのか?賞金稼ぎという職業を名乗られた側にとっては、恐らく一番気になるであろうその質問】
【それに対してセバスはごくりと唾を呑み、一呼吸置いてからその固い口は開いた】

「ああ、両手じゃ数え切れない程にな……」

【そう答えを告げる一瞬、セバスは単に怪しいおじさんとしてではなく”賞金稼ぎ”としての眼光を走らせる】
【殺人という行為に躊躇のない、いざとなれば殺害も辞さない。紛う事なき血濡れた”そっち側”の人間である事を証明するかのように】
【最も、その答えが少年にとって納得のいくものだったのかどうかは定かではないが】

>>819
「ん、よろしくなペスタ……出られない?ってどういうこった?」

【ふと、彼の無気力に答えられた自己紹介に混じった気になるワードが耳を擽る】
【当然それを聞き逃す程セバスも冷静沈着というわけでもなく、身を乗り出して問尋ねた】
【といっても大方の意識は少年に向けられており、答えたくない場合は答えなくても深追いはしないであろう】
821 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[saga]:2015/08/13(木) 03:03:02.24 ID:IfOuDOhBo
>>819
「まともな奴がいない?でもそれってお兄さんにも言えることなんじゃない?」

【そう、如月は知っている】
【よく思いだしてみれば、如月とセバスティアンを始めにペスタが見付けたのは血の匂いが充満し、所狭しと血がぶちまけられたあの路地裏だ】
【如月は勿論、セバスティアンもそれを見て物怖じしない事から一般人とかけ離れた存在であることが分かる】
【そしてそれはペスタも同じ、あの路地裏で邂逅し、ペスタは驚いたか?あの血と肉でまみれたあの地獄を目の当たりにして、怖じ気付いたか?】
【いいや違うあの状況で取り乱さず、尚且つこの二人に敵意を見せることなく相対したとなれば、ペスタもまた"普通"とはどこか違う逸脱者】

「もしかしたらお兄さんも案外ヤバイ人なんじゃない?」

>>820
【思った通り】
【返ってきた答えも、答えた瞬間、賞金稼ぎという肩書きに違わぬ野獣のような眼光も、何もかも自分の望んだ通りだ】

「やっぱり!教えてよ、初めて人を殺したときなんて思った?後悔した?気持ちよかった?」
「僕は"まだ"人は殺したことがないんだ、だから知りたい」
「人を殺すのがどう言うことか、他人の築いてきた物をこの手でぶっ壊すのがどんなに楽しいか!」

【異変、豹変、少年は変わった】
【セバスティアンが賞金首を狩る狩人というのなら、少年の目は純粋な死に惹かれる獣の目と】
【途中紡がれた"まだ"という言葉、それは人を殺すつもりがあるのか、それかもしかしたら"誰か"を殺すことになってしまうという意味か】
【それは本人にしかわからない、だが今言えるのは、ただ純粋に子供だからこそ持っている異常なまでの好奇心に突き動かされているということ】
【トンと地面に足を付ければ、一歩、一歩とゆっくりとだが確実にその足はセバスティアンへと向かっていく】
822 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/13(木) 03:07:59.89 ID:JlxJVuIDo
>>820
外に出ようと南へ歩くと街の最北端にでる
北に向かって歩くと最南端に出る

ファミコンか何かみたいなところだなここは
【ため息をつく】

>>821
さあな
この街には文字通り死体が腐るほどある
慣れるだろ
823 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage sage E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 03:20:14.44 ID:7Uj00shj0
>>821
「……はぁ、やっぱりそういう系かよ…」

【豹変したように、純粋でいて獣の如き獰猛な双眸を燦めかせる少年にセバスは思わず毒づく】
【やがて緩慢な動きでだが、着々と確実にこちらへ向かってくる少年の歩調に合わせるようにセバスもゆっくりと立上がる】

「いいぜ、答えてやるよ如月。
 [ピーーー]ってのは……とんでもなく胸糞が悪かったな、その上にガタガタ震えて夜も寝れなくなる。
 でもな、殺してく内に段々そういう感覚も薄れてくるんだよ……悪人を裁くヒーローなんかじゃねぇぜ?
 ただ賞金を稼ぐために、ただ自分が暮らしてくための義務みたいに感じちまうのさ」

【カチャリ、完全な”狩人”としての気迫を醸すセバスは左腰に掲げられたホルスターに手を入れる】
【何時でも早撃ちが出来る体勢でありながらかつ、一切の隙を見せぬ狩人の臨戦態勢】
【死に惹かれるのならば、死を贈る。言葉にせずとも送られる気迫は正しく殺人に慣れてしまった者のそれ】

>>822
「なるほどな……そりゃ妙な話だな。
 俺はこの街以外にも何度か違う街に訪れたし、他の奴らだってそのはずだ」

【少年と向き合い臨戦態勢に入ったまま、自身とペスタの常識の食い違いに首を捻る】
【そう、まるでゲームのようだ。街から出られないなどという前例も聞いたことなどない】
【こんな状況でなければ是非問いただしてみたいものだ……恐らく叶わぬ願いを、淡く抱いた】
824 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage saga E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 03:20:56.98 ID:7Uj00shj0
>>823
[ピーーー]は[殺す]なのです
825 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage saga E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/13(木) 03:54:47.63 ID:7Uj00shj0
//すいません、かなり眠気がやばいので落ちます……
//私としては続けたい方針ですが、都合が悪いようでしたら自分はそのままその場から逃走したという事でお願いします
826 :如月 勇気 >>337【ディスユーザー】[saga sage]:2015/08/13(木) 04:13:55.42 ID:IfOuDOhBo
>>822
【慣れ、と言われれば確かにそうかもしれない】
【この世界は能力者と言われる世界で溢れている、中には指先1つで簡単に人間を跡形もなく葬ってしまえる力すら存在する】
【そしてそんなものがこの街にゴロゴロいるとすれば、能力者による虐殺や、能力者同士による小競り合いだって珍しくはない】

「僕は初めて見たよ、あんなのを見て慣れるなんて言える人をね」

【二人はまだ知る由もないが、この少年も能力者であり、人の死体を見るのはこれが初めてではないし、これより酷いものも見たことがある】
【そんな自分ですら未だ少し気味悪いと思っているし、あんなものを見て平気でいるのは頭のネジが完全にトンだ人間か、芯のとても強い人間くらいだ】
【故に何故かペスタが凄いと思えた、尊敬とはまた違う、彼に向けられるのは自分より強い人間へと向けられる何かだ】

>>823
【悪い予想というのはよく当たるもの、何故ならば少年の正体は、奇しくもセバスティアンが想像した本来の姿と一致してしまったからだ】
【もう戻れない、武器を取り明確な意思を見せた時点で今この瞬間を持って二人は完全な敵同士となった】

「いいよ、物凄くいい・・・」
「ゾクゾクする、僕を殺す?どうやって?」
「頭を撃ち抜く?目をくりぬく?それとも腕をもぎ取る?いい!どれも最高だよ!」

【緩慢な動きから一転、先程まで少年が存在していた空間には何も残っていなかった】
【しかしその代わり、セバスティアンが見つめていた少年はそこではなくすぐ目の前、距離にしてもう数十センチの所まで迫っていた】
【テレポート、時間停止、方法は様々だが重要なのはそこではない】
【離れていた少年が今目の前にいて、すぐ触れられる距離に、すぐ攻撃できる所にいるということだ】

【だがしかし】
【少年がセバスティアンにその力を行使することはなかった】

「ざんねん」
「じ・か・ん・切・れ」

【ぱさりと翻ったフードの奥には、純粋無垢で、少女にすら見えてしまいそうなその顔にある傷を隠すことなく、どこか悲し気に、しかし妖しげに微笑んでいて】
【その言葉を皮切りに、文字通り少年はその場から姿を消した】

【翌日、ある親殺しのニュースが世間を騒がせた】
【能力者と見られる子供が、凄惨な手段で父を殺害して姿を消したというものだ】
【その子供の名は、如月 勇気】
【昨日の少年を知り、あの顔の傷を知っているある二人しか知らない事がある、何故親殺しという罪を犯したのか、そしてその理由はなんなのか】
【昨晩の出来事が、親殺しという大罪を犯す後押しとなったのは、誰も知る由もない】

//ごめんなさい 寝てました
//やや強引ですが切らせていただきます すみません
827 :ぺスタ 【アームズアーム】[sage]:2015/08/14(金) 17:19:36.28 ID:XdFG3sDbo
>>823
【片手に力を込める 能力使用の前触れだろうか】
やっぱり?俺がおかしいのか
まあいいや
銃に手をかけたってことは

……こいつと戦うのか?
【如月を一瞥する】
【振り返ると男も少年もいない】

>>826
【一瞥する】
【不気味な笑みが見える】
……
【瞬きをしたら少年も男もいなかった】
【その場を立ち去る】


//寝てましたすみません
//もうこれで終わりでいいよね
828 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 08:56:03.66 ID:q5KAC4nUo
【街の近郊には捨てられた街がある】
【膨大な力の衝突で破壊され、破壊されて民も消えた街が】
【そんな街の公園の真ん中に人影ひとつあり】
【否、これは人の形をした風船】

【それは、唐突に射貫かれた】

【射貫きし黒矢が飛来した方を見れば寂れて錆びれたビルひとつ】
【そこの屋上には弓を構えた姿勢のまま呆然とする射手が】

【射手の名は、蒼葉夏織といった】
829 :ニーナ>>338【発砲美人】[saga sage]:2015/08/15(土) 11:27:37.75 ID:Zj/suA8Xo
>>828
ほえー

【射抜かれた風船に駆け寄る人影が一つ、それは風船でもなんでもない、れっきとした生身の人間だ】
【実はこの街の公園には夏織が風船を射抜く少し前から座って人形の不思議な風船を眺めていたのだ】
【何故こんな寂れた街に一人でいるのかというと、廃退した街に佇むカウガール、ただ単純にそんなものに憧れていたからだ】
【ただ現実はそう甘くもなく、うだるほどの暑さに木陰で休んでいたところで、いきなり風船が破裂したというところだ】

【先程打ち抜いた風船の場所をもう一度よく見直せば、高いビルの上からでもしゃがんで風船の破片をつまみ上げているカウガール姿の少女が目に入ることだろう】
830 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 11:37:04.10 ID:q5KAC4nUo
>>829
【また、弓を引けた】
【ちゃんと自分の四肢のように弓を扱えた】
【そんな喜びに浸る余裕はあまりなかった】

あ、回収しなきゃ

【と、つぶやくとビルの屋上から急いで階段へ、そして公園へ】
【夏織は目がいい】
【だがその蒼眼は、風船の破片を抓む少女一人を捉えていなかった】

あ……あの

【数分後も少女がそこにいたなら足音のあとに声を聴くことになる】
【ビルを背にする彼女の肌は白く、服は黒く、瞳は蒼い】
【そして何よりも、蒼き弓を担いでいる】
【そんな少女―夏織は驚きと困惑を露にニーナを見る】
831 :ニーナ>>338【発砲美人】[saga sage]:2015/08/15(土) 11:54:33.15 ID:Zj/suA8Xo
>>830
【突如としてその形を失った風船を眺めればしばしの間思案に耽る】
【自然現象か、それとも謎の力が働いたのか、はたまたなにかの手品のような代物かもしれない】
【しかしそれは全て外れ、まさか遠く離れたビルの屋上からその道の達人でもすら難しい狙撃と言えるレベルの精密射撃を目の当たりにしたことなど知る由もなく】

「わっ!ビックリした!」

【ふと背後から投げ掛けられる言葉に飛び上がるようにして立ち上がれば、恐る恐る振り向くが】
【なんてことはないただの少女、という訳でもなさそうだ】
【雪のように白い肌とは全く正反対に、纏う衣服は暗黒と言っても差し支えない程の全身黒ずくめ】
【それだけなら単に目立つ格好をした少女と捉えられるものの、意識しなくともそこに視線が向いてしまう、清流が如き澄んだ青の弓がそれを許さない】

あー...もしかしてこれ、君の?

【驚き立ち上がった拍子にぶん投げてしまった破片を再びその手で拾い上げれば顔の横に持っていき、夏織へとそう問いかける】
【しかし正直な所、目立つのは夏織ただ一人という訳でもない】
【背後から話し掛けられたことによってか若干動揺しているのか、金色の髪を揺らし、赤色の瞳を泳がせながら話す彼女自身も、映画に出てきそうなカウガールに似た格好をしているのだから】
832 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 12:05:29.83 ID:q5KAC4nUo
>>831
あ、うん…そうだよ

【驚いて立ち上がったりと反応は割と普通な少女にかけられる言葉は肯定】
【しかし、その装い、赤眼、金髪はまるで西部劇の一コマから出てきたかのよう】
【控えめに言ってもかなり目立つ】
【あと、夏織は驚きのせいかゴミとなったバルーンを回収することを忘れていた】
【そして、小さく小さく呟く】

……場所考えて練習しないとなー…こんなところにも人がいたなんて

【二人の少女には共通点があった】
【一つ、お互いの存在に驚いていること】
【二つ、こんな人がいないところにいる異常者であること】
【三つ、射撃に関する能力を持つこと】
【そして、お互いにそのことをまだ認知していないこと…】
833 :セバスティアン・J・ローガン【バレコン】[sage saga E【ノービア(残弾数12/12)】【カノン(残弾数6/6)】]:2015/08/15(土) 13:02:16.34 ID:wxUyknB50
>>826>>827
「…な………」

【一瞬にして、自分の意識外の速度で近寄ってみせた少年に戦慄が走る】
【咄嗟に銃口を向け引き金を引こうとするも、それよりも先に少年は一瞬にして姿を消した】
【蜃気楼、というべきだろうか。どちらにせよセバスは自分が助かったという状況に対し安堵の表情を浮かべた】
【ふと、周りを見渡せばペスタも居ない。まるで夢でも見ていたかのように、何も残らない】

「……はぁ……嫌なことが続くな、最近」

【勿論その嫌なことというのに少年の存在は含まれているのだが、少年自身は知る由もないだろう】
【だって朝のTVのニュースを見たセバスは、更に頭を抱えることとなり暫く仕事も手につかない状態だったからだ】


//ロールお疲れ様でした
834 :ニーナ>>338【発砲美人】[saga sage]:2015/08/15(土) 18:32:52.83 ID:Zj/suA8Xo
>>832
「あ、やっぱり?ここってあんまり人がいないから」

【返ってきたのは思った通りの返答、後に「あんまり人がいないから」と付け加えた事で、彼女がここに来た理由も同じく無人だから、と言うことが分かる】
【若干動揺していたものの、やがて平静を取り戻し、辺りに散乱した風船の欠片を見回して夏織へとこう提案をする】

「良ければこれを集めるの手伝おっか?結構いい感じに散らばってるし」

【人間を模した比較的大きな風船であったためか、大きめの破片がそこら中にばらまかれているのを見て、一人で集めるのは大変そうだなぁ、と思いつつ夏織へと提案した】
【もし彼女の"お節介"が許されれば、バラバラになった風船の欠片を一つ一つ集めていくだろう】
【もし断られたとしても、あれやこれや理由を付けて無理に手伝おうとするのが彼女だ、これはカウガールを目指しているからではなく、お節介焼きな彼女の性格から来るものだ】
【しかしきっぱりと断れば彼女も渋々諦めることだろう】

「そういえばこの風船が割れるとこ私見ちゃったんだよねー」
「凄かったよー、パーンって!ねーねー、あれってどうやったの?手品とか!?」

【その後、動揺していたために完全に忘れていた、とても重要なことを思い出す】
【風船を割った手段だ、見た限り、近くからあれを壊したとは考えにくい、この公園には、割れる前から居たのだ】
【こんな人気のない街に、近付いてくる者が居れば即座に反応を見せるはずだ、勿論、先程のように背後からの奇襲を掛けられなければ、の話だが】

【一人のカウガールと、一人のアーチャーとの邂逅、意外な共通点のある二人のこの先はどうなるか、それは誰にも分からない】
835 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 18:49:58.18 ID:q5KAC4nUo
>>834
……なるほどね

【なるほど、無人故に来たなら仕方がない】
【……というかこの街にはそんな気ままな人なんて多くいるのであろうから本当に無人な場所などないかもしれない】
【夏織はようやくその考えに至れたようだ】

え?本当に?
……ありがと

【彼女のお節介は夏織にとって心底ありがたいものであった】
【夏織にはこれをどうにかできる能力は備わっていない】
【あるのはやたらといい目と……】
【ニーナが破片集めを始めれば夏織も集め始めるだろう】
【そして、その破片はやたらと小さなものまである……とニーナは気付くか】
【何か、破片以外にも何か、探しているように見えるだろうか】

ああ……あれは射貫いたんだよ

【言ってからしまったと言わんばかりに固まる】
【だが、その言葉を裏付けるものはあり過ぎた】
【1つ、担いでいる蒼き弓】
【2つ、細かい破片も見つけられる視力、観察力】
【3つ、ニーナの視界に転がる1本の黒き矢】
836 :ニーナ>>338【発砲美人】[saga sage]:2015/08/15(土) 19:25:53.49 ID:Zj/suA8Xo
>>835
「うん、なんか、馴染めないんだよね」
「そう言うの苦手でさ、こうやって自分の場所がないと、ちょっと疲れちゃうかも」

【ニーナがここに来たのは無人の廃墟を歩くクールなカウガールと言う絵に憧れたから、というのもあるが、一番はただ単に騒がしいところがあまり好きではないという理由からだ】
【別に親しいわけでもない、ニーナは夏織の事を詳しく知らない、苦笑いを浮かべつつ夏織にそう吐露するニーナは、何故か夏織になら言っても大丈夫】
【そんな確信に近い不思議な感覚があるからだ】

「っと...ごめん、こんなこと言っても仕方無いよね」

【だが夏織はニーナがそんな感情を抱いていることは知らない、「ごめん」そう告げて】

【欠片を拾い集めている間、ニーナは時折夏織を気にする仕草を見せた】
【彼女に人間観察の趣味があるわけではないが、何故か夏織の事が知りたくなったのだ】
【背に背負っている弓もそうだが、自分ほどとは言えないが街を歩けば充分目立ってしまうであろう格好をしているから】
【それと先程の練習という言葉も気になる、夏織はここで風船を使って何かをしていた、それはニーナにでも分かった】
【無人の公園なのだからそれほど神経質に拾わずとも誰も気にする者はいないはずだ、どれも気になることばかり】

【そしてその疑問は何気なしに言った質問によって知ることが出来た】

「射抜いた?」

【何もかも理解することが出来た、ここで何をしていたか、その弓は何をするためにあったのか】
【転がる漆黒の矢はそれだけで目を引き、「射抜いた」発言の後に夏織が固まったところを見るに言ったことを後悔しているようだ】

【深くは聞かない、夏織が聞かれたくないことを、図々しく聞くつもりはない】

「弓、上手だね」

【ただそう一言、静かに夏織へとそう言った】
837 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 19:53:16.96 ID:q5KAC4nUo
>>836
あぁ……ちょっとだけわかるかも

【吐露された感情に対して夏織はただ、頷く】
【確かにその通りだ】
【常に騒がしい喧騒の中にいると疲れる】
【実は、自分もそうだったのだろうか?】
【無言でちょっと考える】

いやいや、いいよ
そういうの嫌いじゃないっていうか……ね


【見られてる感じ】
【不快じゃない】
【……自分もニーナを気にしているから人のことを責めることもできない】
【目立つ格好をしている彼女の呟きは確かに本心】
【だからか、たしかな親近感に近いものを感じられたから】

ああっと……ありがと
私、弓をすごく久々に引いて不安だったから……すごく嬉しい

【普通の人にはあまり聞かれたくないことだ】
【だが、彼女やあの金髪の彼女等ならばその感覚は薄れる】
【だからありがと以下の言葉は続いた】
【だから、にこりとニーナに微笑めた】
838 :ニーナ>>338【発砲美人】[saga sage]:2015/08/15(土) 20:25:56.95 ID:Zj/suA8Xo
>>837
「なんかちょっと似てるね、私たち」

【いつもは心の奥底に秘めた想いを、夏織には言えた、この人は他とは違うから、何故か自分を分かってくれるかもしれない、そんな気がしたから】

【短い間、二人の間で交わされたやり取りは、少しずつ二人の距離をだんだんと縮めてきている】
【夏織に向けて呟いた小さな愚痴、それは一般的な少女の間で交わされる他愛もない話とは全く違うが、そのなかで二人は少しずつだが心を通わせてきている】
【ごめんと謝罪の言葉の後に返ってきたフォローに、小さく「ありがと」と微笑んで見せて】

「そっか、弓が大好きなんだね」

【「すごく嬉しい」この言葉からは、これだけでは伝えきれない、弓への想いを知ることが出来た】
【自分には胸を張ってこれが私の相棒だ、なんて言えるものがないから、少し夏織が羨ましくなった】

「 良かったら弓を初めて使ったときの事、教えて? 」

【夏織がそれほどまでに弓が好きになった経緯を知りたかった】

「ん...よいしょ、これで全部かな?」

【風船の破片もあらかた集め終わったところだ、両手に抱えたゴム質の感触がなんとも言いがたい】
【二人で集めたからそう時間は掛からなかった、集まった破片を木の下に置いて、「そうだ」と思い出したように夏織に呼び掛ける】

「ねーね、ベンチがあるから、あそこに座ろ?立って話すのもあれだしね」

【ニーナが指差した先には、ちょうど二人分が座れる程度の大きさのベンチがあった、夏織にそう提案すれば、返答を待たず、先にベンチに駆け出して「早く早くー」と手招きをする】
839 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 20:43:58.62 ID:q5KAC4nUo
>>838
あはは、だね

【おなじだ、】
【言えないこともニーナには言えた、あの人は他の人とは違った】

【夏織は普段はあまり笑わないが今は笑っている】
【距離が近くないと見せない笑みを、だ】

……あれはもうずっと前のことかな?私、母さんに弓をいきなり渡されて引いて、でいきなり的に当てられたんだ
それが嬉しくて……で、今もそう

【そうだ、結局自分は弓バカだ】
【弓から離れていた?違うでしょ、いつも弓を想っていた】
【久々に弓を持ったさっき何を思った?自分の居場所を見つけたようだった】
【世界はどう見える?……色鮮やかだ】
【やっと、やっと気付けた】
【最初の弓を取り戻せたから】
【あのお嬢様が自転車を取り戻してくれて、あの商人が補助輪をくれて、自分で乗って、】
【彼女が押してくれた】

うん、そうだね

【両手いっぱいにゴムを抱えてそれを取り戻せたころ、掛かる声】

だね、話すならそっちがいいや
……って待ってよ、全く……

【自分も木下にゴムを置いたとき、声を掛けられた】
【反応した頃にはニーナはもうベンチにいた】
【私の友達はみんなこうだな……なんて思いながら自分もベンチへと駆ける】
【微笑みながら、小さく小さく、口が動くのが見えるだけの言葉を言う】
【「ありがと」と】
840 :ニーナ>>338【発砲美人】[saga sage]:2015/08/15(土) 21:21:39.71 ID:Zj/suA8Xo
>>839
「それじゃあ、弓を初めて知ったのはお母さんのおかげなんだね」

【弓と共に歩み、弓と共に生きる少女、夏織】
【「綺麗」夏織の話を聞いたとき、そんな言葉が自分の頭を過った】
【ニーナは知らない、夏織と出会う前、彼女と出会い、弓と生きる彼女の背中を押した二人の人物が居ることを、そしてニーナが三人目になったことを】
【物語には必ず結末がある、それがTrueか、それともBadが、それは誰にもわからない】
【しかし彼女の、夏織が主人公のこの物語は、別な物語を紡ぐ三人の主人公によってとても美しいものへと変わった】
【それは誰がなんと言おうと、三人の主人公が望んだ結末へと向かっていくはずだ】

「お母さん...か」

【闇に染まり始めた空を見上げ、静かに夏織の言葉の一部分を反芻すれば、ニーナの顔に一瞬闇が差す】
【だがそれはすぐに影を潜め、ややぎこちないものとなるがいつものニーナの明るい笑顔へと戻っていった】

「凄く羨ましいな、そんな風に大事なものがあるって」
「私も見付けようかな...弓」

【夏織は弓を心底大事にしてる、想っている、自分が持っていないものを、彼女がもっている】
【自分もそれを見付けたくなった夏織が大事にしている相棒を、自分にとっての大事な、弓を】

「そういえばまだ名前聞いてなかったね、私はニーナって言うんだ、よろしくね!」

【お互いの名前すら知らないのに何故かとても通じ合えた、でも"親友"なら、君、とかあなた、じゃ素っ気ないから】
【ブカブカのハットをかぶり直して、その赤い瞳を爛々と輝かせながら自らの名前を明かす】
【その顔に、満面の笑顔を浮かべながら】
841 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 22:01:04.11 ID:q5KAC4nUo
>>840
【母さん】
【その単語を反芻して闇を見せたことには触れない】
【自分も同じだ】
【触れられたくないんだと思ったら、触れない】
【触れてもいいと思ったら、触れる】
【そんな当たり前な難しい関係こそ、】
【今は三人で紡いでいるこの物語に相応しい】
【話したいことを話して、それで闇を払うこの関係こそがだ】

見付かるよ、それまでゆっくり探せばいいよ
私も、手伝うよ

【弓は誰もが当たり前に持っているがそれが見えているかは別だ】
【夏織みたいに失って始めて弓を見つけることすらある】
【だが、必ずいつかは1人では無理でも見付かる】
【夏織はそう信じている】

そういえば……
ニーナって言うんだ、いいね
私は夏織……蒼葉夏織だよ、よろしくね

【あのお嬢様みたいにこれから親友よ!とは言われていない】
【だけどニーナも親友だ】
【蒼い瞳を輝かせて、満面の笑みを向けられる】
【そんな人が親友じゃなくてなんなんだ】

そういえば美味しいスイーツの店に心当たりがあるけど……行く?
ちょっとだけ遠いけどね

【だから、思わずこんなお誘いもしてしまうのかも知れない】
842 :ニーナ>>338【発砲美人】[saga sage]:2015/08/15(土) 22:36:50.38 ID:Zj/suA8Xo
>>841
【お互いの距離は0じゃない、例えそれが親友であったとしても、知られたくないことくらいはある】
【だけど、遠くもない、親友だからこそその関係のバランスの取り方が上手いのだ】
【触れれば危うい、なら触れない方がいい、救いを待っているのなら、手を差しのべてやればいい、吐き出したいのなら、それを受け止めてやればいい】
【それが親友なのだから】

「ありがとう!凄く嬉しい!」

【そうだ、簡単な事だったのだ】
【弓が無ければ、見付ければいい】
【弓が見付からなければ、探せばいい】
【一人なら無理でも二人なら、きっと見付かる、ニーナにとっての弓が、心を支えてくれる相棒が】
【それを気付かせてくれた夏織は、やっぱり凄い】

「はは...なんか不思議だね、名前も知らなかったのにこんなに仲良くなれるなんて」
「きっと、夏織だからだよ!」

【初めて名前で呼んだ、でも不思議と変な感じはしなかった、例え今日知り合った仲でも、二人はもう他人じゃない】

「ほんと?行く行く!」

【そんな夏織からのお誘い、乗らないわけがない】

「それじゃ!夏織のお気に入りのスイーツ屋さんへレッツゴー!」

【ベンチからスッと立ち上がれば、何故かニーナが夏織の手を引いて、無邪気にその手を引っ張っていく】
【さっきまでは赤の他人だった二人の関係は、今日という濃密な一日の間にグッと縮まった】
【ニーナは夏織の心を救い、闇を取り払った、そしてニーナは夏織に救われた、友の大事さ、美しさ、二人で食べたスイーツの味も、全部教えてくれた】
【それだけで今日はニーナにとって人生を変えるほどの一日になった】

【心からありがとう、そう言いたい、いや、言わなきゃ気が済まないだって夏織は自分を変えてくれた唯一無二の親友なんだから】

【揺れる金糸の髪に尾を引く深紅の瞳の少女が、黒に彩られた琥珀色の瞳の少女の手を引いている】
【そんな二人を月明かりが照らしたそんな光景は、この世のどんな偉大な絵画より美しいものだった】


//ここら辺で締めで!
//とても楽しかったです!ありがとうございました!
843 :蒼葉夏織【アーチャー】バルーン×3[saga]:2015/08/15(土) 23:00:05.20 ID:q5KAC4nUo
>>842
うん、私も人と仲良くなるのは得意じゃないはずなのにね……
だね、私たちだからこそ……だね、ニーナ!

【今日知り合った親友】
【色々なことを教えて、教わって、成長した二人はもう他人なんて絶対言わせない】

あわわ……そっちじゃないよ!こっちだよ、ニーナ!


【手を引かれて、引き返して、】
【そんな親友は出来立てなのだ】
【濃密過ぎる数時間、それがそうさせたのだ】
【救い合い、教え合い、それを意識せずに傷付けたりせずにできた】
【これも、あの時の夏織に比べて成長してるという証かもしれない】

【ありがとう、ニーナはベストフレンド……優劣なんて絶対付けられない大切な親友で、大袈裟じゃなく救われたよ】

【彼女たちには共通点がある】
【1つ、お互い目立つ格好をしていること】
【2つ、騒がしいところがあまり好きではないこと】
【3つ、射撃に関する能力を持っていること】
【そして、お互いのことを無二の親友と思っていること】

//こちらもこれで〆でー楽しかったです!また機会があれば!
//ありがとうございました!
844 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/16(日) 21:15:52.54 ID:zqTzYeEto
ここが街…普通じゃないですか!これじゃあキレイなボクが目立っちゃうじゃないですか!

【人の多い大通りでその少女は目立っていた】
【人間離れしたバランスの取れた美しさが原因ではない】
【腰の刃なき剣が目立っていたのだ】

全く…なにかないんですかねぇ

【突然人流に逆らいやれやれと溜息】
【それはますます多くの人の目を集めていて…】

【だが、一般人は知らない】
【彼女がもはや人間ではないのだと】
【異能を刈り取る機械仕掛けのお人形なのだと…】
845 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/17(月) 20:05:29.27 ID:CzUPwzzao
あーあ、暇です
このボクに恐れをなしたんですかねー

【月の光も見えない夜の裏路地には三人の人がいた】
【一人は左腰のブレードが特徴的な少女で】
【残りはマントの下にナイフを隠した能力者】
【どう見ても少女が襲われて無残に命を散らす場面だ】

あーあ…なんか食べに行きますかー

【刹那、二人の地面を蹴った】
【少女は何かしなら一回転した】

美味しい料理、どこならあるんですかねー

【少女のブレードはいつの間にか右手に移っていて黄金の刃を露わにしていた】
【さらに、二人分の血液もついていて】

【零が血を払ってブレードを腰に接続した刹那、後ろで二人の男は崩れ落ちた】
【鏡のようにきれいな断面は月を映して歩く少女を見送っていた】

846 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/08/17(月) 21:35:05.47 ID:4mSIhpVS0
正義とは何か。悪で無いのはどこからどこまでか
正しい線引きもない正義は、はたして正義といえるのだろうか・・・

【考える。考える。考える】

今の私はただ間違っていない事をしていないだけ
正義には程遠いんじゃないのか・・・

【正義とは何か。悪とは何か】

では悪なのだろうか・・・
正しき義道ではないにしろ、悪ではないだろう・・・

【ただ考える。正義とはいったい何か】

悪でないことをしない事は正義ではない・・・
なら正義は悪に近いのではないのか・・・?

【考えて。答えを出さなくてはならない】
【正義は何を意味し、心に残るのだろうか】
847 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/17(月) 21:54:06.39 ID:CzUPwzzao
>>846
正義ってのはつまり遵法に決まってるじゃないですか能力者さん

【横鶴の正面から声】
【思考の海から逃れて前を見たならそいつが目に入るだろう】
【制服、緑髪、オッドアイの少女を】
【腰に大きなブレードを取り付け、横鶴を一目で能力者と断定した者を】

悪の逆が正義なら、違法が悪のこの世で正義はつまり遵法に他ならない
ボクはそう思いますが、違いますか?船の能力者さん

【彼女は塩月零】
【街に放たれた機械製の能力者の法となる存在】
848 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/08/17(月) 22:38:51.69 ID:4mSIhpVS0
>>847
遵法、か
確かに、違法であることは悪だ。よって正義は法に基づく

【振り向き彼女を見据えた】
【比較的この街らしい人間。だが彼女はどこか違っていた】
【機械に体を動かす、人造人間にあたりそうな物】

だが、間違っていないことが正義ではない。と私は思っている
悪を決めるのは哲学的な理由だ。だが正義は哲学に反する
利己的な正しさを証明するために哲学的な悪を裁く

ならば、正義は遵法に反するのではないか?
正義とは、悪と紙一重であり同じ物ではなかろうか?

【法に対し疑問を問う、悪の反対は本当に正義なのか】

どう思う、機械を纏いし女子よ
849 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/17(月) 22:45:18.98 ID:CzUPwzzao
>>848
【零にとって法とは絶対】
【なぜなら、そのための零なのだから】

残念だけど、完璧なボクにも正義なんてわからないんですよ
逃げと思われると思うけどボクは正義は遵法、悪は違法であってそれ以外と考えることはゆるされないんです
だけど、本題からは外れますがこうは思いますね

【機械の瞳は冷たく変化に乏しい】
【だが、たしかに温度はある】
【今の温度を表す言葉があるとしたら、羨望が相応しい】

正義についてそんなに考えられる能力者さんって、恵まれてますね
世の中には正義を自身で作れない者もいるのに
850 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/08/17(月) 22:59:16.66 ID:4mSIhpVS0
>>849
・・・・・・

【彼女は止まる。たった数秒、すべての動きを止めた】

・・・正義を決められない者は必ずしもいるだろう
だがどうした?私は権利を持つ、正義を決める権利を

【強さが正義と唱える者もいる。弱きものを助くことも正義という】
【彼女は選べる。正義を、滅ぼされる悪を】

正義を考えられないのはそれは悪を決めつけているからだ
正義は正義を決める前に必ず悪を作るのだからな
その昔、戦いこそ正義だった時代もあるのだ。正義は必ずしも正しいとは限らんのだ

間違いを正してこそ正義、正義こそこの世の理を示す物だ
変える力も意志も持たぬ平凡な者は正義にも悪にもなれない
851 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/17(月) 23:17:28.98 ID:CzUPwzzao
>>850
たしかに能力者さんの言う通り、悪を決めつけてるから正義を決められない
けど、

【道に落ちていた石を片足で蹴る】
【その様を見送れば機人は自嘲気味に笑って】

ボクはその正すべき間違いを違法として一方的に与えられてから生み出されたんです
つまり、ボクは誰かが勝手に決めた正義の僕なんですよ
正しいか、自分で悪を定める意志を持ちたいかなんて自由は未来永劫与えられないんです

だから、自己決定ができる能力者さんみたいな当たり前な人を羨望するんです

【正義を選べる自由】
【それは人には当たり前に与えられている】
【ただし、兵器にはどうか?】
【人が兵器に意志を与えたとしてもそれは自由な意志であるのか】
【兵器として効率よく機能するためにも、役目を果たせなくなるような意志を持てないように制限するのが普通だろう】

【つまり、兵器は不殺を正義とできない】
【そうしなったら兵器は兵器として機能できなくなるから、作成者はそうさせないためにもそんな正義を持てなくするだろう】

【機人は結局、用途のために人としての尊厳など無視された処理がされる】
【そんな、簡単なことだった】
852 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/08/17(月) 23:48:03.79 ID:4mSIhpVS0
>>851
何とも言えないな、私は
君を助ける方法などない、のだろう?君が考える限り

【彼女は強く考えない。それは機転を消す弱みだからだ】

なら、君は何故いま私の考えを良い物だと思ったのだ?
それは君の生み出した側・・・つまり主は君に考えさせることを望んだのだろうな

【正義には種類がある。それはどれも同じ終着点に向かうための正義】

君は今正義を望める事を望んだ。だがそれは既に叶っている
君は望んだのだよ、正義を。私と同じようにね
まあ、それを上書きできるかどうかは、私の考える先にあるだろうがね
853 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/18(火) 00:08:13.99 ID:7l19LFRF0
>>852
少なくともボクの預かり知るところにはですね

【いや、正確にはある】
【零を書き換えられる創造主に等しい力があるのならば】
【零自身が知らない一つの装置ならば】

な………

【零は自身の創造主を知らない】
【完成直前に死んだとしか知らされていない】
【故に、公安の人間に役割を与えられても】
【託されてた望など、知らなかった】

ですね、まあボクはカンペキですから?簡単に自分の正義とやらを見つけて見せますよ!
今は無理でもですね!

【ドヤ顔】
【内心では考えていた】
【役目の正義と、望める正義についてを】
【だとしたら、何を正義としたいかを】
【しかし、法になる】
【まだ無知に過ぎるから】

それまでこのボク…塩月零を見ていればいいんですよ!そうすれば望んでいた正義だって見つかるんです!
…では!また会いたいですね!

【適当なことと思われるかもしれない】
【だが、機人はどこまでも自分に自信があって、適当は言わない】
【くるりと後ろを向いて走り出す、】
【その後ろ姿はより人間に見えているだろうか】

【少し走れば唐突に、立ち止まる】
【そして横鶴に問うだろう、】

そういえば名前、何ですか!?ボクは塩月零…素敵でしょう?

//敢えてここで〆で!ありがとうございました!少し哲学っぽい要素多目で面白かったですよ!
854 :【艦式】横鶴呉保[sage saga]:2015/08/18(火) 00:58:14.41 ID:TR/0kMvv0
>>853
完璧、ねぇ
どうやったらそう上手くいく予定になるのか、私も知りたいものだね

【彼女も探す。正義とは一体何か】
【間違いは誰でも分かる。正しいは、きっと先にある】

塩月、零か。良い響きだ
私は横鶴呉保、船を集めし者。とでも言っておこうか

【正義を求めし者、別れども終着点は同じ】
【正しいを追い求めるのは、だれにもできる事ではない】
【だから正義、正しさを追う義道が大事なのだろう】
【横鶴はその事を知らない。だから探すのだ、永遠をかけて】

また会うときは、語ろうではないか
正義を、正しいの意味を

【この世には、言霊という正義があるらしい】
【言葉に出して、伝えることが正義だと】
【彼女はまた知ることになるだろう。次の正義を、新しい答えを】

//ロールありがとうございました!楽しませてもらいました!
855 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 18:53:03.95 ID:bq4FN+xb0
【ある晴れた昼下がり、お天道様が激しく地上を照らす何時もと変わらない繁華街】
【そんな日常が繰り返される中で、ある一つの異変が街ゆく人々の目を引いていた】

「困るネェ……君、二輪車の免許は持ってるんでしょう?
 そこの張り紙にも、ここは無断駐車禁止って書いてあるじゃない、読めなかったノ?」

う、うぅ……ご、ごめんなさい…
その、張り紙が見えなくて……これからは注意します…

【多少苛立ちを込めた物言いで赤髪の少女にそう捲し立てるのは、見るからに高価そうな衣服に身を包んだ貴族の男性】
【対して少女はひたすら男性へと頭を下げて、薄らと涙を瞳に滲ませているのが分かるだろう】
【見ればそこは二輪車用の駐車場だ、恐らくこの貴族の男性の所持している駐車場なのだろう。レンガ製の塀に貼られた張り紙にはデカデカと”駐車場”の文字が】
【そしてその馬鹿でかい文字のやや下辺りに、よーく目を凝らさなければ見えない程の小さな字でこう書かれていた。無断駐車禁止――と】

「あのネ、見えなかったなんて言い訳が通用する世の中じゃないのよここは?
 法律でダメ、って決められてるんだからネ……今すぐここで罰金を払うか、君のバイクを寄越すかしないと気がすまないヨ」

そ、そんなっ!
ご、ごめんなさい……お金、あまり持ってなくて…

「ハァ?あのネ、そんなんじゃあ君ネ……」

【ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべながら、頭を下げる少女に言い寄る貴族の男】
【実は彼、巷でも有名な悪質な男なのだ。申し分程度に書かれた小さな無断駐車禁止という文字を破った者に驚愕的な罰金を要求するような】
【現に彼の餌食となり被害を被った人数は数知れない……チラチラと助けを求めるように視線を泳がす少女に、救いはあるのか】
856 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 19:06:43.97 ID:7l19LFRFo
>>855
…今日も人々は変わらぬ営みをしている
飽きないのか?不思議だよ

【繁華街に通りかかるは一人の少女】
【真夏の真昼間なのにコート、マフラーの少女】

おや?トラブルかな……

【その紅い瞳は二人の人間を見つけた】
【トラブルらしい】
【気まぐれで二人の会話を立ち止まって聞く】
【その姿は一般人の群れの中で目立っていたのか、野次馬の視線が僅かに集まる】
【それとも、目立ったのはくだらないという一言と共に二人の間に割って入ろうと前に出たからか】

そこの男、キミはひょっとしてこんな嫌がらせをしたくてこの張り紙を作ったのかい?
こんな小さな文字で無断駐車禁止なんて書かれてても誰にも見つけられないのは明らかじゃないか、こんなのならこの少女が見えてなくて無断駐車してしまうのも無理ないと思うよ
だから、無断駐車されたくないんだったらこの張り紙を取り換えることだね

嫌がらせがお好みなら、私刑に処されることを覚悟した方がいいかもよ、特にこんな街ではね

【周囲の注目を浴びながらも思ったことを一気に貴族の男に突きつける】
【心底からの嫌悪感を込めて】
【最後の一言には殺気すら込めて】
【だが、これは少女のための言葉ではなく、自分のための言葉だとわかるだろうか】

【そして、男にのみに見せつけるように見せた鋭すぎる犬歯を、少女はみてしまっただろうか】
857 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 19:25:38.65 ID:bq4FN+xb0
>>856
え……?

「な、なんだネキミ!この娘のお友達!?
 いきなり失礼でしょうガ!それに、そんなのよく注意して見なかったこの娘の責任でショウ!?」

【突然人混みを掻き分け現れた第三者の言葉に、少女は呆然とした表情で振り向き男は激昂した様子で唾を飛ばす】
【どうやらかなり怒り心頭らしい、来訪者の異常な容姿も目もくれず手に持った杖で少女を指していた】
【しかしその意地も長く持たなかったようで、少女が僅かに見せた鋭い犬歯と尖った殺気をぶつけられれば、ひっ!と短く声を上げて】
【数歩後退り、二人の少女を睨みつけた後、杖を大きく振りかぶり地面に勢いよく叩きつけ】

「…くっ……今度はタダじゃすまないヨ…」

【ありきたりな捨て台詞を吐き捨てて、逃げるようにその場から立ち去っていく】
【一瞬の内に起きた演劇のような展開に、見て見ぬふりをし押し黙っていた野次馬は歓声を上げてパチパチと拍手を慣らした】
【この光景を見れば人望とは如何に大切なのか、というのが考えさせられるであろう】

あ、あの……ありがとうございました!
なにか、お礼をしたいのですが……

【いつの間にか自前の二輪車を押していた赤髪の少女は、安堵した表情で突如の救世主ににこやかに感謝を告げる】
【そして息を呑む間もなく、お礼をしたいと迫り寄る。いかにも関われば面倒くさそうなやつだというのは何となく感じ取れる筈】
【だがまるで女神でも見るかのような、キラキラとした瞳を向ける少女に一切の悪意はなかった】
858 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 19:45:47.38 ID:7l19LFRFo
>>857
はぁ……まったく

【人間はよくわからない】
【それは続くはずであった言葉】
【だが、野次馬の拍手に掻き消された言葉でもあった】
【人間とは、過ちも過ちと正そうとしないでそれをやってのけた者を英雄にすることしかできないのか】
【初は人望についてではなく人間の愚かさについて考えていた】

お礼?…したいならまあいいけどまずは場所を移さないかい?
ここは人が多すぎてボクはあまり好みじゃないんだ

【結果的に助けたことになっていた少女からの感謝に戸惑いを見せる】
【善意に対する耐性が乏しい人外は何も言わずに立ち去るつもりだったがそれはできなかった】
【関わるとすごくめんどくさそうな純粋な善意に意表を突かれたのだ】
【こんなもの、未体験だったから】
【自分と対極の存在にでも見ているようなキラキラとした眼を見ないように目をそらしつつ指さすのは人通りも日向も少ない脇道】
【襲撃からは逃げない氷結鬼の珍しい逃げの一手だった】
859 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 20:32:42.03 ID:bq4FN+xb0
>>858
やった!
えーっと、人通りが少ない場所……あ…

【戸惑う少女とは裏腹に、誘いを断られなかった事に長髪を揺らしながら満面の笑顔で喜びを見せるルーシー】
【人が多い場所は好きじゃないという少女の言葉に若干考えこむが、彼女が指さした方向を見て納得したように頷いて見せる】
【そうすれば、ルーシーは赤を基調とした二輪車を押しながら少女と並んで人通りの少ない脇道へと歩みを進めていった】
【勿論、その間にも笑顔は絶やしていない】

私の名前はルーシー・アルベルトです
もしよければあなたのお名前を伺ってもよろしいですか…?

【無機質なタイヤの擦れる音が響く中、不意にルーシーのそんな声が木霊する】
【名乗りというのは、彼女にとって特別な意味を持つ。それは自分が仲良くなりたいと思う人物に対して行う礼儀のようなものだ】
【今までもそう、そしてこれからもそう。名前というのは人間と人外という種族の違いさえも気にせず乗り越えてしまうだろう】
【生まれや境遇は違えど、同じ言葉を話す生き物同士なのだから】
860 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 20:42:59.55 ID:7l19LFRFo
>>859
【喜んでいた】
【ますますわからない、そんなにお礼をしたかったのだろうか?】
【…不本意だが、少し面白いかもしれない】

【二輪車を押しながら笑顔で歩む少女を見ながら少し考える】
【結論は、関わっても面白いかもしれない】

名前?ボクは氷室初、キミはルーシーっていうのか…

【名前を聞かれたこともそういえばあまりない】
【紅の衣の女の時もそういえば何者かは聞かれても名前は聞かれていなかったような気がする】
【そして、遂に彼女の名を知ることはなかった】
【名前を名乗られた経験もあまりない初は、その意味をまだ知らない】
【だが、敢えて爆弾を投げ込んでみようかとは思った】
【先ほどのように人間離れした犬歯を見せて】

キミはボクが、吸血鬼の類だと知ったら、どうするかい?
861 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 21:01:12.10 ID:bq4FN+xb0
>>860
初さんっていうんですか……素敵なお名前ですね!
改めてよろしくお願いしますね、初さん!

【名前の意味、それを知らぬ初とは真逆なルーシーはまたまた頬が綻び、確かめるようにその名を呼ぶ】
【名前とはとても大切なものだ、少なくともそう思っている少女にとっては名前というのは些細なものであろうとも嬉しさの種になる】
【それを知ることで、他人とは違った関係になれるのだから。だからこその改めての言葉だった】
【しかしそれは、不意に届いた初の言葉に遮られる】

吸血鬼……?

【いきなり何を言うんだろうと疑問に思い振り向けば、先程ルーシーではなく貴族の男性へと向けた人外じみた犬歯】
【殺気こそ篭っておらぬものの、あまりに突然見せられた人外としての証を前にルーシーは背筋が凍えるような感覚を覚えた】
【だが、それだけ……驚きはしたものの、すぐに先程のような笑顔を見せる】

ふふ、もし本当に初さんがそうだとしたら……お友達になりたいですね。
吸血鬼だとか、人間だとか関係なしに……って、なんか凄く恥ずかしいセリフですねこれ…あはは

【照れ臭そうに頬を掻きながら、ルーシーはそう言い切ってみせた】
【とは言うものの、彼女自身初を吸血鬼と完全に認めたわけではない事も含めているのだが】
【その理由としては、ルーシーが知る吸血鬼のイメージとは大分かけ離れており、日向の下でも平気で歩いていることからだろう】
【だから、初が本当に吸血鬼だという証拠を見せない限りは変わらぬ笑顔で彼女を見つめている筈だ】
862 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 21:16:26.15 ID:7l19LFRFo
>>861
【やっぱり、わからない】
【名前を知るということは確かに交流関係上大切なことだろう】
【だが、なぜここまで喜ばれる?】
【やはり、わからない】

怖いんだね、いいよ、それが普通の……?

【やはり、恐れられた】
【やはり、人外と友好関係を持つ人間なんていない】
【所詮、人間は都合のいい動物なのだ】
【そのはずが】

…へ?
ルーシー、キミはすごく変だな

【ルーシーの言葉は初の目を驚きで見開かせたばかりでなく変な声まで上げさせていた】
【そうだとしたら、つまり半信半疑】
【それはわかるのだが…吸血鬼などとお友達になりたいなんて余程狂乱した者でも言わないであろうとおもっていたのだ】
【だからか、少し焦ったのか】

…この水筒、中身はこの通り血だ
ボクは人は襲いはしないがこの通り、血を飲まねば生きていけない吸血鬼だよ
それでも、かい?

【上辺だけ取り繕いながらも腰の水筒に手を伸ばし、中身を一滴掌にたらす】
【これまでにも、生々しい血を見て、嗅いで、浴びたことすらもあった彼女ならば特徴的な臭い、色でわかってしまうだろう】
【これは紛れもなく誰かの体の中にあったものであると】
【それを舐めとり、試すかのような視線を向ける】
【証拠は出した、その笑顔は今度こそ崩れるだろうと思いながらに】
863 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 21:32:43.29 ID:bq4FN+xb0
>>862
へ、変って……そこまで言わなくても…

【初の何気ない一言に、ズーンという効果音が似合いそうなぐらいに沈んだ様子を見せるルーシー】
【笑われる事は覚悟だったが、まさか変と言われるとは……】
【ある意味吸血鬼宣言以上の衝撃に落ち込んでいたが、初が何時の間にか取り出していた水筒に目線を奪われる】
【そしてその中身が彼女の掌にぽたりと一滴垂れる音、同時に紡がれる初の言葉にルーシーは驚愕の表情を浮かべた】

……!

【血だ――ルーシーはたった一滴の紅を見て、そう静かに確信する】
【嫌でも鼻につく鉄の匂い、生々しい赤い色、紛れもない生物の血。初はそれを見せつけるように舐める】
【その一連の流れはまさしく吸血鬼たる象徴のようなもので、ルーシーでなくともその行為が無意味なものではないと分かるだろう】
【これには流石のルーシーも、恐怖の表情を浮かべ―――】

…その血は、合意の上で貰ったんですよね?
無いとは思いますが、無理やり襲って奪ったりしてませんよね!?

【――ずに、むっとしたような、喩えるならば悪い事をした友達を叱るような表情でズイッと顔を近づける】
【確かに彼女は初が人間ではなく、吸血鬼なのだと信じた。だがそれよりもその血の”由来”が気になったのだ】
【だからこそだろう、例え相手が人外であろうとも決して避けず、叱るような口調になってしまったのは】
864 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 21:45:20.20 ID:7l19LFRFo
>>863
【変だ】
【このルーシーの表情はコロコロ変わって見ても飽きはしない】
【だが、上辺だけで判断して、希望的な観測をして、そんな薄っぺらなただの人間】
【だろうか?】

【驚いている、血だと確信している】
【ちゃんとその瞳で血を摂るところを目撃された】
【自分が吸血鬼であると、理解させた】
【――なのに】

え?あ、ああ、そうだけど?
ボクはそんなことしないよ!?ってキミはどうしてボクに叱っているようなの?
そんなに顔を近づけたらそれこそボクに襲われちゃうかもしれないのに?
ボクが、怖くないの?

【なぜか、叱られてるようになっている】
【あんまりにも予想外過ぎる反応に思わずいつもの口調も忘れてしまった】
【避けるだろうと確信していた、のに血の由来を、それも他者に対して危害を加えてないかを問われた】
【もう訳が分からない】
【だから顔から離れる素振りをしながら簡単すぎる問いを投げる】
【答はわかっているかもしれないのに】
865 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 22:00:14.95 ID:bq4FN+xb0
>>864
【何処か慌てた様子で離れる初の言葉に、ほっと胸を撫で下ろすルーシー】
【良かった、これから親しくなる人が犯罪者じゃなくて。そんな風にかなりお気楽な考えが彼女の脳を支配している事だろう】

【と、その時不意に掛かる初の疑問】
【自分が怖くないのか、訳がわからないといったようにそう問い掛ける初に対しルーシーは思わずキョトンとした表情に】
【まるでさっき初が浮かべたような、よく分からないといった表情だ】

…? なぜ怖がる必要があるんですか?
吸血鬼であれ、なんであれ初さんは私を救ってくれたんですから、怖がりなんてしませんよ。

【流石にびっくりはしましたけどね、笑いながらそう付け足す彼女の瞳に恐怖の色は全く見れない】
【それどころかいつもの口調が崩れた初に対し、素の姿が見れたような嬉しさが優っているぐらいだ】
【笑顔で返すルーシーの答えは、果たして氷結鬼にとって望んだ答えだったのか?予想外だったのか?】
【どちらにせよ、この分だと彼女は種族の違い程度では動じない事は理解できるだろう】
866 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 22:14:45.47 ID:7l19LFRFo
>>865
【何故】
【誰かに危害を加えて血を奪っていないことに安堵しているのか】
【怖くないのかという問いに対してわからないような表情をしているのか】
【…わからない、自分にはルーシーがわからない】
【彼女の善を汲み取れない】

……ふふっ、やっぱりキミは変だ、それもすごくね

【なんだ、わからないわけだ】
【ボクは下らないと言いながら種族の違いを気にしていた、けどルーシーは始めからそんなのはどうでもよかった】
【救ってくれたから、それだけでお友達になりたいなどと言ってしまうほどお気楽】
【やっぱり予想外だが、どうしようもない、諦めよう】
【ボクを恐れるのも現実なら、恐れないのも現実なんだってね】

で、お友達になりたかったんだっけ?別に僕は構わないさ
まあ、人間の友達なんて今生できないって思ってたから本当に予想外だけどさ

【だから、諦めたように、根負けしたようにそんなことを言ってしまったかのようにね】
【ああ、壁を作ろうとしたボクの負けだよ】
867 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 22:31:15.52 ID:bq4FN+xb0
>>866
へ、変って!
もう……さっきから初さん失礼です!

【むっと頬を僅かに膨らませて、初の言葉に反論するも彼女自身もフッと笑が溢れてしまう】
【それは彼女が初めて見せた本当の笑いに影響されたのか、どちらにせよルーシーの機嫌はすこぶる良い様子】
【この街に来て初めて自分と同じぐらいの少女と親しくなれた事が原因か、さっきの膨れっ面は何処へやら今やにこにこ顔】
【まさか自分が種族の壁という大層なものを突破したとは露知らず、ただルンルン気分で脇道を歩いていく】

…!は、はい!では…えと、お友達で!
私も、まさか吸血鬼のお友達が出来るなんて思ってもいませんでした!

【根負けしたように言葉を紡ぐ初に、ピクリと肩を震わせたかと思うと飛び跳ねる勢いで返答した】
【今更になって初が吸血鬼だという事を実感したのか、どこかぎこちない言い方だが必死さは人一倍伝わるだろう】
【まさか街に来て初めての友達が吸血鬼だなんて、御伽噺にしても出来過ぎた話だ】
【しかし現実に起こっている、初は紛れもないルーシーの友達で、紛れもなく実在するのだから】

あ、そういえばここら辺に種類がたくさんあるお花屋さんがあった筈……
初さん、お花要りませんか?助けてくれたお礼です!
868 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 22:45:17.36 ID:7l19LFRFo
>>867
ごめんごめん、ふふふっ

【ふくれっ面がおかしかったのか初はまだ笑う】
【しかし、思えばたいそうな壁をこの少女にぶち壊されたわけだ】
【自分は今まで人間を無意識のうちに見下していた】
【けど、思い知った】
【こんな変で、いい人間もいるのだと】

…よろしく

【まさか、いや予想はしていたがここまで食いつかれるとは】
【とてもうれしげで、ぎこちなくて、やっと初が吸血鬼だと実感したようだ】
【だが、悪いとは思えない】
【自分の中に湧き上がったこの気持ちは、おそらくルーシーのそれと全く同じなのだから】

花か、いいね、じゃあお願いしようかな
ボクは花については詳しくない…だから、ボクに似合う花を選んでよ
あと、初さんっていう呼ばれ方はちょっと距離を感じるから嫌…かな、呼び捨てでいいよ、ルーシー

【少し照れてマフラーに顔を埋めながら二つのお願い】
【すごくぎこちないのは慣れないからだろう】
【出来立ての友達との距離を縮めたいなんて願望が初めて生まれたからかもしれない】
【どちらにせよ、氷室初は今、とても人間だった】
869 :ルーシー・アルベルト【ブレイカ】[age]:2015/08/18(火) 23:04:30.17 ID:bq4FN+xb0
>>868
あはは、呼び捨てか…ちょっと、恥ずかしいけど…
…うん、分かったよ初!私が凄く初に似合うお花を選んであげるね!

【何処か懐かしげな表情を過ぎらせて、しかしそれはあまりに一瞬で、初のぎこちない様子の可笑しさに微笑みを返す】
【年相応なハシャギっぷりを見せながら、”友達”の願望に応える赤髪の少女は紛れもなく人間だった】
【そしてそれに釣られて、人間という存在を改めた少女も――人間よりも、人間らしい】
【この瞬間、種族の壁という大きなものはたった一人の人間と一人の吸血鬼によって打ち砕かれたのだ】

…あ、見えてきたよ初!
あそこのお花屋さん、凄くいい店主さんなの!

【二輪車を押していた足を止め、数十m先にある花屋を指差すルーシー】
【お気に入りの店を友だちに紹介する、そんな当たり前の事を人一倍楽しげに行う少女】
【それはきっと、友達という存在の大きさを、大切さを知っているから。失うことの悲しみを知っているから】

【赤髪の少女はきっとこれからも、氷結の吸血鬼を友達と呼び続けるだろう】
【例えその途中でいかなる困難が待ち受けようとも、種族の壁を乗り越えた絆の糸は決して途切れる事はない】
【やがて少女の足は何時もどおりに進み始める、未来という道を切り開くために―――】


//いい感じなので、この辺で〆で!!
//ロールありがとうございました!とても楽しかったです!
//また機会があればよろしくお願いします〜
870 :氷室初【ルブラゼル】[saga]:2015/08/18(火) 23:19:56.85 ID:7l19LFRFo
>>869
【友達とは】
【暖かな関係だ】
【また、氷結した初を暖かな場所に連れて行ってくれる人かもしれない】
【スケールを大きくすれば今までハンターやら差別やらとの熾烈な戦いの終止符となりうる関係かもしれない】
【だが、そんなものはどうでもいい】

そうなんだ、楽しみだね、ルーシー!

【友の指の先を見て年相応な笑みを友達に向ける】
【まだまだぎこちないものだが、たしかにこれは笑みだ】
【初は友達という存在の大きさを、知ろうとしている】
【遅すぎるが…きっとこの友達をよく知る友達なら】

【氷結の吸血鬼の少女はこのときから、赤髪の人間の少女を友達と呼ぶようになった】
【だが、壁は大きく立ちふさがっている】
【しかし、繋がった絆を信じて歩み始めれば】
【きっと、同じ道を堂々と、笑顔で往けるのだろう――】

//ではここで〆で!ありがとうございました!異種間交流、楽しかったです!こちらこそ、またお願いします!
871 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 15:48:57.75 ID:j9oNM1fJ0
【何一つ変わって点は見られない極々普通の街】
【行きかう人々の中に少し違和感を与える男が路地裏から出てくる】
【身長が低く子供の様に見えるが高校の制服を着ている】
【それともう一つ、違和感を与える点がある】

【それは歩いていると時折姿を消しているのだ】
【そして数メートル進んだ位置に姿を現す】
【まるで瞬間移動のようにも見える不思議な現象】

【さらに消えると同時に店先のお菓子が消えていたりする】
【そして何事も無かったかのように小さい男はそれをポケットから取り出し食べ始める】
【表情に全く変化はなく、ただ作業的にそれを繰り返し街を歩いている】

【少しだけでも街の裏側を知っている者なら彼を知っているだろう】
【能力者の討伐や調査、街の情報などを整理する仕事をしているからだ】
【仕事上恨まれる事が多いが、生きている事が強さの証明だ】
【それだけ彼は強く、無慈悲な才能があるという事】

【彼が出てきた路地裏を調べれば一般人でも分かるだろう】
【「残酷かつ狂気的な殺人鬼」の一面が】
872 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/19(水) 16:26:04.53 ID:VCSdiyr1o
>>871
このクレープとかいう食べ物はいいですね、ボクの舌を満足させてくれます

【何一つ変わった点は見られない極々普通の街…のなかに紛れる者がいた】
【そいつもまた制服、しかしこちらはどこの学校のものでもないものを纏っていた】
【腰に巨大な真白きブレードを引っ提げて】
【そいつはクレープを片手に普通に街を楽しんでいた、はずだった】

(能力者…?さっき一瞬時間の能力者がいた……)

【そいつは不意に訝しむような表情をして歩みを速めた】
【クレープを食べて、ゴミをポケットの中に入れながら】
【そして、】

そこの瞬間移動で万引きしている能力者さん!ボクの声が聞こえたならそこで待ってくださいね!

【時折瞬間移動している男に向けて、こんなことを叫んだ】
【これに反応して後ろを見たなら頬にクリームを、腰に無骨なブレードを付けた少女の形をしたそいつが見えるだろう】

【極々最近の裏の界隈にこんな噂がある】
【最近、罪を犯した能力者を圧倒的な力で一刀両断していくブレード使いの女がいる、そんな噂が】
873 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 16:39:45.75 ID:j9oNM1fJ0
>>872
ん…
僕に何かご依頼ですか…?

【何一つ感情の感じられない声で返事をしながら振り向く】
【するとそこには明らかな不審者が立っていた】
【頬にクリームをつけて腰にはブレード】
【空亡は一目で知能が低いと判断し、ゆっくりと近づいた】

……どうやら依頼では無いみたいですね
僕の予想だと僕に正義の鉄槌を下したいように見えますが…

【次の瞬間、男の姿は不審者のそばに移動していた】
【そして綺麗なハンカチをポケットから取り出して頬のクリームを拭きとった】

………クレープは確かに美味しいのは分かります
ですが、せめて食べた後は顔に何もついていない事を確認しましょうよ……
クリームがついたまま街を歩いて恥ずかしくないんですか……?

【見下し、呆れたかのようなため息を吐く】
【ブレードを持っている相手の至近距離にわざと近づくのは余裕があるからだろうか?】
【そう思われてもおかしくない能力だ】

【ただこの男の場合は本当にクリームがついているのが嫌なだけだったが】
874 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/19(水) 16:59:57.46 ID:VCSdiyr1o
>>873
依頼はないですよ、ただ…

【そのあとに続くはずであった言葉はクリームと共に拭き取られた】
【些細なことではあったが、たいそう驚かされたようだ】
【そのために、二三秒あわあわとその場で立ち尽くして…】

そ、そんなのわかってますよ!いくらボクでもそんなの恥ずかしいのは決まってますよ!!

【などと顔を赤くして喚き散らす】
【いくら未発達な機人と言えど羞恥心ぐらいはあるのだとこのとき証明された】

…って、やけに余裕がありそうですね
ボクはとっっても強いんですよ!悪いことしてたらずばーって切っちゃうんですよ!!

【少し叫んで発散されたようで零は先の移動について考えたようだ】
【思い返せば、やけに余裕がありげに移動していた、ボクはとってもとっても強いのにも関わらず!】
【その末のどや顔での言葉であった】
【説得力なさげに聞こえるだろう、噂を知らないのなら】
875 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 17:25:17.26 ID:j9oNM1fJ0
>>874
だったらこのクリームは何なんですか…?
ロボットだったらもっと機械的にチェックできるでしょう…?

【ニヤリと笑いながら不審者を見つめる】
【この男はこのロボットの存在を知っている】
【依頼を遂行する前に何度かターゲットを別の者に倒されたことがある】
【その正体を探っていたら現れたのがこのロボットだった】

余裕じゃなくて本当にクリームが気になっただけなんですが……
それに貴方が強いのは良く知ってますよ……

僕が討伐するはずのターゲットを倒してくれてた事がありましたから……
お陰で僕は何もせずに報酬を得られたから別に気にしていませんが……

ですが………

【突然背を向け、何事も無かったかのように歩き始める】
【高校生がブレードを装備した相手にとれる行動ではないだろう】

僕には僕の正義があり、行動理由があり、僕のルールがあります……
それは恐らく貴方も同じでしょう……
そしてそれらはお互い全く真逆の方向を向いています………

だから、貴方がそのブレードで私を切りつけるならば………
生命反応を弱らせる程度に貴方を攻撃します……
それに、僕にも生活と仕事上の信頼がかかっているのでね……

【次の瞬間、また姿が消える】
【数メートル移動した男の手の上には店先の林檎が移動していた】
【そしてその林檎を一口齧ると、道端に捨てた】
876 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/19(水) 17:39:46.24 ID:VCSdiyr1o
>>875
そんな便利な機能、ボクには……っ

【ないかあるかはっきりさせないままに言葉を切る】
【ロボット、この男は自分を知っている、思えば自分も存在だけは】
【実際には、斬ったことはなかったが】

あ、そうなんですね。

【クリームが気になっただけという言葉にのみ応答した】
【そしてさきの既知感は確証に昇華した】
【背を向けて歩き出すのは傍観、この程度ならば手が届くから】

……残念ですが、私はあなたの正義を否定します
法の名に賭けて

【コンクリートが割れた】
【気づけは男の背中に拳を向け、寸止めで止めていた】
【機人には瞬間移動の能力はない】
【が、歴史上の勇者に匹敵する程の身体はある】

まずは、店にきちんとリンゴの代金を払ってください
それで今回は見逃してもいいです

【その声は冷たい】
【文字通り、生命の温かさがないのだ】
【だが、決して偽りではない】
【リンゴの百円程度を店に出すだけで本当に見逃すつもりのようだった】
877 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 18:03:57.78 ID:j9oNM1fJ0
>>876
…………
【便利機能が無かったり言葉をそのまま信じたり】
【本当にロボットなのか?と疑ってしまう】
【だがデータは嘘を吐かない、絶対にロボットなのだ】
【…とても信じにくいのは事実だが】

法律、ねぇ…
ふふふ、実に無意味で無価値でゴミ同然で汚らしく最低な言葉だ……

【振り向くと男の背中に拳が向けられ、そして寸前で止まっていたようだった】
【この男はそうなる事をはじめから予想していた】
【感情によって重要なチャンスを逃すのは良くある事】
【だからこそ利用しようと思えば簡単に利用できる】
【相手の感情が未発達な程、面白い様に】

それがあったって人は他者を傷付けるし、利用するし、踏みにじる…
そして残念な事に、それは僕も君も同じなんだ…
どんな行動にもどんな感情にも+の面と−の面が付き纏う…

【ロボットの目を感情を含まない冷徹な目で見つめる】
【ニヤニヤと笑った顔には似合わない目だ】

もし僕と君が戦ったらどっちの面が目立つだろうね?
君は既にコンクリートを割っただろう?
つまり君が僕を倒そうとすれば、あたりはめちゃくちゃになる可能性があるね?
もしかしたらそれで無関係な人が傷付き、悲しむかもしれない…

君の正義で僕の言った代償と僕の命を天秤にかけてみるがいい
それで代償を無視して僕を討伐したいならば……
そのブレードで斬るなり、剛腕で殴るなり好きにすればいい
僕を傷つけて君の心が正義を遂行した爽やかな気分になるのならね?
878 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/19(水) 18:14:38.29 ID:VCSdiyr1o
>>877
………

【無意味、無価値、ゴミ同然】
【だからなんだというのだ】
【と、思うことは不可能】

たしかに、法は不完全で他者を傷つけることを完全に阻止することは叶わないでしょうね
ですが、

【いいながら左手はゆっくりとブレードの柄に触れる】
【その言葉に、瞳に、先ほどまでのような感情は消えていた】
【意図して消しては、いない】

残念ながらあなたの指摘にはいくつかの事実が欠落しています
まず、私には正義はありません。私はただ法の裁きを下すだけの存在です
次に、戦いになる前提です。戦いにならなければ、全く問題はありません

最後に、今の私には心はありません

【そして心なき裁定者は、背中に当てがった拳を引きつつ左手でブレードを斬りあげる】
【先の宣言通り、一撃で周囲に被害を出さないための一撃】
【そして、心はないが力と技術ある一撃であった】
879 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 18:39:41.79 ID:j9oNM1fJ0
>>878
ふ〜ん、そこはちゃんとロボットらしい事を言うんだねぇ…

【さっきまでのクリームを頬に付けたアホらしいロボットはいない】
【目の前にいるのは法の裁きを与えるだけの番人であった】

………That's all marvelous!!
やっぱりロボットはこう無感情で襲ってこなきゃね!!
感情が邪魔しないように作ってあるとはなんて良く出来たロボットなんだろう!!

【先ほどまでの冷徹な目は何処にやら、玩具を前にした子供のようなギラついた目だ】
【仕事で戦わない以上、感情が入っても問題ない】
【つまり「お遊び」で戦える状況、この男はそう判断した】

そしてこの惚れ惚れするような斬撃!!
いいねぇいいねぇ、その感情の無い目!!
あぁ、今日はなんて楽しい日なんだろうか!!

【体を最小限だけ動かし、ブレードを回避する】
【ブレードとの距離はたったの数センチ、本当に少しだけだ】
【予想していたから避けられたが、次この距離で放たれれば避けられないだろう】

次はどんな攻撃を放ってくれるんだい!?
さぁもっと僕を楽しませておくれ!!

【時を止め、ロボットとの距離を取る】
【それと同時にクリームを拭いたハンカチを宙に舞わせておく】
【そしてカッターを取り出して空中に投げつける】
【狙いは電線を切断し、ロボットに電撃を浴びせる】

【しかし電線を切ってロボットに通電させるには時間が足らない】
【なのでハンカチで意識を逸らせ、その間に落下してくる計算だ】

【両手を元の位置に戻すと同時に、時は動き出す】
【距離は大体6メートル、しかし男は背を向けて走り出していた】
【もしハンカチや男に気を取られていれば、電線の餌食になってしまうだろう】
880 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/19(水) 18:51:52.68 ID:VCSdiyr1o
>>879
//返レスの代わりに失礼します
//そのカッターはロール内で手に入れた(他の能力者から譲り受ける形で)ものですか?
//ここは能力で戦うスレなので原則能力の説明文にあるもの、スペックを利用してそれ以外のものは日用品であっても用いないのがルールです
//なのでこのレスは訂正をお願いします

//あと、19時から20時は飯落ちのため返信ができないです…ごめんなさい
881 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 18:59:12.63 ID:j9oNM1fJ0
>>880
/*日用品も使っちゃダメなんですか…*/
/*すいません、知りませんでした…*/
882 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 19:16:28.13 ID:j9oNM1fJ0
>>879の時止めから変更です

【時を止め、ロボットに背を向け全力で走る】
【身体能力の差を考えると至近距離にいるのは得策ではない】
【こちらが全力で殴りつけたとしても相手はロボット、傷一つつかないだろう】

【だがチャンスはいくらでも作り出せるのがこの男の能力の強み】
【弱点を見極める時間なら少しだけでも作り出せる】

【さらに運の良い事に、この男の時止めは生物に干渉できないというルールがある】
【だが相手はロボット、生物では無いため干渉し放題である】
【しかしロボットは時が止まった世界で抵抗は何もできないが、鉄壁の防御がある】
【例え時が止まって体を自由に動かせたとしても、何も攻撃が出来ない】
【悩みながら大体10メートル程離れると、時は動き出した】

【時が動き出しても男は走り続ける】
【ロボットの身体能力ならすぐに追いつけるだろう】
【しかし追いつくにも少しばかり時間がかかるだろう】
883 :塩月零【無零機人】[saga]:2015/08/19(水) 20:23:54.65 ID:VCSdiyr1o
>>879
>>882
【戦闘時にはシステムによる制御で確実に裁きを下す】
【それが零、完璧すぎる超高性能試作機の本質】
【感情などはただのオプションにすぎない】
【そう公安は考えていた】

あなたの過去の罪状から判断して死刑に相応しいと判定されました
その楽しい日は、命日です

【初撃必殺には失敗した】
【だが、これで相手のスペックは概ね明らかとなった】
【時間に関する瞬間移動、恐らく自己加速ではなく時間停止】
【さらには予期していたゼロ距離からの攻撃から回避できる程度の身体能力、恐らくは身体能力のみでは脅威とならないだろう】

瞬間移動、間合い10m、
疾走では追いつける距離ですが

【時が動き出したとき、間合いは10mも離れていた】
【だが、関係ない】
【零は地面を蹴って男へ駆けだす、ここまでは誰でも予想できるだろう】
【同時にブレードを男へ投擲したのまでは予想できただろうか】
【ブレードは回避されても男の5m前方程度に刺さるように計算されて投擲された、それも全開の身体能力を以て】
【さらにブレードを追いかけるように手刀を構えて零も駆ける】
【追いつけたら、手刀を放ちそのまま男を追い越さんと駆けるだろう】
【飛翔する刃と、剛鉄の手刀、この連撃をやり過ごせるか】
884 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 20:45:25.37 ID:j9oNM1fJ0
>>883
Wow! 命日だなんて素敵でFantasticでいいじゃないか!
うんうん、やっぱりこの死がギリギリのラインが最高に気持ちいい!!
スリルやロマンと命の危機が表裏一体なんてRomanticでドキドキしちゃうねぇ!!

【もはや普通の高校生の面影はなく、狂気的な笑顔を浮かべた変質者に変わっていた】
【正気を失っている様にも見えるが、戦闘に関する事は冷静に考えている】

Perfect! これじゃあ僕がそのブレードを避けても君に攻撃されちゃうねぇ!?
でも、だからこそ、この生き死にギリギリ気にして動くのが楽しい!!

さぁ、アドレナリンとかその他色々の脳内麻薬を味わおうか!!?

【なんと男は右腕を真っ直ぐと横に伸ばし、わざと肘から先を切断する】
【その瞬間腕から血が吹き出し、男の顔も楽しそうに歪む】

ほらほら、血のカーテンだ!!

【斬れた腕の断面をロボットに向けて、煙幕のように血を放つ】
【そして近づいてきて殴られる直前、男は時間を止めた】

【遅れてきた腕の痛みに耐えながら、飛んでいるブレードを素手でつかむ】
【そしてそのブレードをロボット目がけて投げつけた】
【機械相手でも相当なダメージにはなるはずだ】

【地面に倒れ込むと時間が動き始める】
【血で正面が確認出来ない中、男が投げた事でさらに勢いを増したブレードが正面から襲い掛かる】
885 :塩月零【無零機人】[saga 左腕切断]:2015/08/19(水) 21:12:14.65 ID:VCSdiyr1o
>>884
狂ってますね

【狂気的な笑顔を浮かべた変質者に対してこちらは感情のない狩り人】
【狂気に染まった高校生に嫌悪感も示さず戦闘をただ進める】

敢えての切断、他意あり
…血の目くらましなど

【時が止まって思考も止められる】
【しかし、何か意図が、それも予想しづらく対処がしにくい攻撃がくる】
【そう思考していた】

私の『ティルフィング』を投げるとは

【人間が持てば破滅を招く機人専用の剣を投げて見せたことは予想の外にあった】
【とっさに左腕を伸ばし、そこに受けさせる】
【切断こそされなかったが少し力を加えれば左腕はたやすく落ちる、そんな傷を負わされた】

しかし、終わらせます

【地に落ちるブレードを横目に無傷の右手は左腕をつかんで引きちぎった】
【もう機能しないと判断したのだろう、それを何かが倒れた音がした方に投げつける】
【当たっても死にはしないだろう、されど豪速で投げられたそれは十分に脅威】
【その後、ブレードを拾い上げた機人はその場で一閃】
【無機的な眼差しを倒れている男に向けた】
【音は、開放された太腿のラジエーターの廃熱音と左腕だったものが空気を切る音のみ】

//時止めは連続使用不可なので以後注意を…
【】
886 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 21:24:35.72 ID:j9oNM1fJ0
>>885
Yes! I am a crazy!!
そのくらいの方が楽しめるもんさ!!…

【流石に腕が斬られれば痛みで顔が歪む】
【だがこの男の中ではそれすら快感に変わりつつあるが】

あらあらあらあら…
本当にGameoverじゃないか…!!
ふふふ、でも楽しいからそれでいい……!!

【ダメージは与えられたが、致命傷には出来なかった】
【それは悔しかったが、十分楽しめた】

【そしてロボットの左腕は見事に八重の体に直撃した】
【少々の悲鳴を上げ、その場で笑いながら咳き込む男】

【もう死ぬのは時間の問題だろう】
【それほどまでに八重は弱っていた】
【だがまだ八重は諦めていなかった】

【真っ青になった顔はまだ笑ったまま、ロボットを見つめていた】
【そして使い物にならない手足を無理矢理動かし、ロボットに近づこうとしている】
【もう時を止める事も叶わない以上、勝ち目など無い】
【だが絶対にあきらめない、八重は最後まで無様に足掻く】
【一発だけでも殴ってやろうと、必死に動き続ける】

/*すいません、結構間をあけたつもりでしたが短かったですね…*/
887 :塩月零【無零機人】[saga 左腕切断]:2015/08/19(水) 21:31:52.77 ID:VCSdiyr1o
>>886
戦いを楽しむ?わけがわかりません

【楽しむなんて理解ができない】
【やはり、狂ってる】
【ここで終わりにせねば】

大丈夫です、もう苦しませはしません
罪人とはいえ最期は苦しませないで死なせる、それも私の一部ですから
だからごめんなさい、抵抗させたとはいえ苦しませてしまいました

【プログラムされているのかそれとも実は心があったのかもわからない言葉を言いながら地を這う男にゆっくり近寄る】
【嗤う男を無表情に見下ろしながら】
【そのまま静かに剣の間合いに入ったとき、零は右手でブレードを高く振り上げ、その脳を一撃で破壊すべく振り下ろすだろう】
【それこそが窮鼠に希望を与える行為と思う心はなかった】
888 : 八重 空亡【エゴリア】2015/08/19(水) 21:39:19.44 ID:j9oNM1fJ0
>>887
【どんな台詞を聞いても反応は笑い声と咳き込む音のみ】
【もはや人間としての機能すら失われているようだった】

【最後にロボットの顔を見上げる八重】
【もうそこには笑顔は無く、普通の高校生の顔に戻っていた】
【そして口をパクパクと動かすと力尽きたのか動かなくなった】

【そして無表情なロボットのブレードは八重の脳みそを真っ二つに切り裂く】
【グロテスクな断面からは真っ赤な血が流れ、完璧な死を迎えた事を証明した】
【狂った男の哀れな一生は15年で終わる事になった】


【八重空亡、頭部を真っ二つに切断され死亡


/*最初から最後まで問題だらけですいませんでした…*/
/*こんな私に絡んでくださって本当にありがとうございました!*/
889 :塩月零【無零機人】[saga 左腕切断]:2015/08/19(水) 21:44:39.58 ID:VCSdiyr1o
>>888
【ぐしゃり】
【普通の高校生のような顔を見た時にはもう遅かった】
【剣は狙いたがわずその脳を両断していた】
【それを、無表情でみおくれば剣を頭から抜いて、血を払う】
【真っ赤な血液をさけるように後退しながら、剣を腰のコネクタに取り付けたと同時感情は戻った】

はぁ…メンテ確定ですね

【立ち去る前に残した言葉は、それだけだった】
【この機人には、人間とは別の感情しかなかった】

//いえいえ、これから頑張ってください!問題こそありましたが楽しめました!ロール、ありがとうございました!
890 :???【水使いの魔女】2015/08/20(木) 21:58:37.95 ID:CVv7sLFN0
【能力者の戦闘とはかけ離れた平和な公園】
【本当はそんな事は無いのだが、そう感じさせるような場所だ】
【そんな場所に怪しげな小さな能力者がいた】

【しかしそれは何かを攻撃する訳でなく、むしろその平和を楽しんでいるようにも見える】
【公園に遊びに来た子供たちの前で、能力を使ったパフォーマンスをしている】

【男は不思議な水を操り、子供たちが希望する動物や物に変えて楽しませている】
【顔は狐の面で隠れて見えないが、楽しんでいる事は何となく伝わってくる】

【しかし、保護者や通行人は彼をよく思ってはいない】
【所詮能力者、危険だと思われて仕方がないだろう】
【素肌や顔を一切見せない小さな姿は危険人物のような感覚を与える】
【子供たちは気がつかないが、公園の周囲には不穏な雰囲気が漂っていた】
891 :荒魂【ネクスト】[sage saga ]:2015/08/31(月) 17:27:29.27 ID:BbFR6fuJ0
異能者の集う町。そこからずっと北へ足を進めると、山が一つ聳え立っているのが見える。
古くより人々に「霊峰」とされるそれ。山全体の雰囲気が、どこか超自然的なものを感じさせるのだろうか。山の何処を辿っても、登山客などといった人の気配は微塵もなく__

「____」

__いや、いた。
山の頂。存外に平坦且つある程度の広さを有する空間、その中央に座す者。まるでこの霊峰の主(ヌシ)であるかのような風格を湛え、何かの来訪を待つように静止する者。
燃え立つ焔を彷彿とさせる銀の髪を持ち、肉体を熱したような紅に染め上げた、影が一つ。

影が登山用の道具を手にしている様子はない。かといって、人の手が殆ど加わっていないこの山を準備もなしに登り切る事は容易ではないはずだ。
では、どうやって?____それは理に外れた事。きっと、答えを知る者は世の何処にも存在せず。
当然だ。世の理に縛られた者に、理を超えた因果を理解出来ようはずはない。
逆に理を超えた者にとって__そんなことは、最早どうでもいい。故に、影が此処に在る理由を知る者はこの世に存在し得ない。

雲海を超えた天空の中で、その影は待ち続ける。自らと同じ「理を外れた者」を。
同種との衝突、そして__人智を超えた死闘の果てに見える歓喜を。
それが紅き影の性。
強者との邂逅にしか歓びを見出せぬ者、闘争の中でしか自らの存在を見出せぬ者。

闘志の権化が如きその意思を、人々は「鬼」と形容した。
892 :塩月 零【無零機人】[saga]:2015/09/05(土) 13:41:49.98 ID:hz1iA9Dpo
街の奥の奥の奥、そこには犯罪組織が根付いてい”た”
しかも構成員は皆能力者であっ”た”
その構成員は見な体のどこかに特徴的なタトゥーをしてい”た”
彼らは今日、街の表で大きな祭りをする予定だっ”た”
が、

彼らは今は路地裏の一角で無様な死体となっていた
ある者は壁に叩き付けられ、ある者は切り伏せられ、ある者は殴られ、ある者は蹴られて殺された
彼らの赤は今では壁を、地面を、剣を、そして少女の白肌を汚していた
彼らの紅く彩られた死体の山の中心、そこには一人の少女がいた
その少女は機械然とした剣を握っていた
いや、彼女は本当に少女なのだろうか?

「全くーこんなのならボクが出るまでもなかったんじゃないですか〜??」

服を赤、己のではなく他人の赤で汚した少女
そいつは少女ではない
塩月零、公安が作った少女の形をした殲滅兵器
異能の犯罪を死によって断罪する機械人形であった
893 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/21(月) 23:05:33.22 ID:TG71ap6w0
日も落ち、大きな月が空と大地を静かに照らす。もう寝ているものもいるだろうかという時間だ
だが、街の一部は昼と同じように―――否、昼以上に―――活気づいている
悪人、一般人問わず闊歩するそこを彼もまた悠々と歩いていく
ライダースーツを身に纏い、右目に大きな傷跡のある彼はとてもではないが一見しただけでは一般人とは思えない。まぁそれが間違いではないのも事実ではあるが

「気をつけろよ」

歩いている道中に人とぶつかる、というよりも向こうからぶつかられる
お互いに一言謝りつつ、数歩離れた先でまたお互いに笑みを浮かべ―――今度は先の男だけが驚愕の表情を浮かべた
そして男が驚愕の表情で振り向き、彼と目が合う。彼は笑みを浮かべたまま―――

「本当に、気をつけろよ」

―――男がその言葉を聞き届けたとき、すでに彼は人ごみにまぎえて消えていた


「結構金持ってんな、ラッキー」

路地裏で財布の中を見て笑う彼
もし先のやり取りを傍目から見ていたものがいたのなら、ぶつかった直後に彼の手には二つの財布が握られていたことと、彼の腕が一瞬ぶれていたことが分かっただろう
894 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 15:03:18.45 ID:TQuqFsG90
廃墟の立ち並ぶ荒廃した旧市街地。人がいないのは荒廃しているからというだけではなく、そもそも復興作業がなされていないのは‟ある曰くつきのうわさ”があるからである
なんでも、荒廃した理由は人外すら超えた化け物クラスの能力者とそれを打倒せんとした者たちの戦いの結果だからなのだとか―――

「―――ってな噂が流れてるわけだが、お前はどう思う?俺はありだと思うんだが、そうだったほうがおもしろいしな」

そんな旧市街地の中で暗い紫色のバイクに腰掛けながら、気絶して地面に倒れ伏す男―そこそこの武装をしていることから一般人ではないだろう―に話しかけている
男のほうは防護服のようなものを着ていたのだろうがそれはボロボロになっており、男自身も傷だらけであるのに対して彼―――空清はほとんど無傷であり、着ているライダースーツに多少埃がついている程度でしかない
しばらく男の反応を待っていた空清だが気絶している男は当然のように無反応であり、無言の状態が続く

「…独り言みたいな感じになっちまったな。実際間違ってないんだろうけど」

頭をガシガシと掻くと、男に近づき持ち物をあさり、無線機やそれに類するものを壊していく
その姿はさながら物取りのようでもあり、人がいないからこそいるであろう悪人や、そうした悪人を狩るための正義の味方、あるいは何も知らずに紛れ込んだものがこの光景を見れば、いったいどう思うだろうか



895 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 15:05:41.92 ID:TQuqFsG90
>>894
//今日はこれで待ってます!
896 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 15:44:27.55 ID:sxihsxd1o
>>894
「ボクも、ありだと思うよ」

荒廃した旧市街地、そこに靴音を鳴らして踏み入る人外がいた
そいつは真っ直ぐに、物を漁る男へと近づいてゆく
白いコートとマフラーは防寒用としては早すぎる代物、そんなものをしている彼女もまた
ここに荒廃を齎した化物のように通常ではない者

「確かにその方が面白い。それにここならば大いにあり得てしまう話だ。
だけどね、いくらこの常識が異なる街であっても敗者の尊厳は守られるべきだと思うんだ」

静寂を破った彼女の紅い瞳は冷たい眼差しを漁る男へと向けられていた
彼女は人ではない、だがしかし多少の良識はある人外だ
だから、異常な中でも正常にそれをはっきりと悪事と認識していた
897 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 16:09:26.36 ID:TQuqFsG90
>>896
ひとしきりこちらの情報が伝わりそうなものを破壊した辺りで何かが近づいてくる気配を感じる
そして、同時にかかってきたのはこの場に似つかわしくない幼さの残る少女の声。若干の驚きを感じつつも声の方向へと顔を動かし―――

「―――おお、話が分かるな、あー…白い嬢ちゃん」

そこにいたのは黒いライダースーツに身を包んだ空清とは反対に白を基調とした服に身を包んだ少女。まだコートを着るにはいささか時期尚早な気もするが、少女には暑がっている様子は見受けられない
この場にいて、冷静に自分に話しかけてくる少女がただの一般人なわけもない。とはいえ、相手が子供である以上それほど警戒する気も起こらずそのままの口調で接する。

「敗者の尊厳、とは言うが、普通に考えたら死んでてもおかしくないところを怪我しただけですんでるってのはそれだけでむしろ感謝されるべきじゃないか?」
「それとも、仮に殺し合いでもその”尊厳"を守るべきだと白い嬢ちゃんは思うか?」

少女の言葉に、なるほど、大方自分が物取りだとでも思ったのだろうと考え、少し意地の悪い問いを返す
とはいえ、空清が言っていることは彼の本心でもあるのだが


//遅くなりました!
898 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 16:25:24.40 ID:sxihsxd1o
>>897
「生憎ボクは嬢ちゃんなんて言われるような種族じゃないしボクには氷室初という名前があるんだ
だから、これからは嬢ちゃんは勘弁してくれるかい」

驚かれ、注目され、しかし警戒はない
そこまで正確に経験から感じた初は近くにあったビルの残骸に背中を預けて距離を狭めようとはしない
男との会話はする気はある、しかしなれなれしく近づく気はなかった

「そうだね、人は偶然で決まる死をも完全に支配しているという誤った認識が見え透けるけど一方では正しいよ」
「ボクはそうだと思うけど絶対に叶わないとも諦めているよ」

意地の悪い問いを返して見せる初、その回答は男が想像したものだったのだろうか
これは文字通り人ならざる者の考え、人の傲慢さに虐げられた者の考え
理解できないだろうね、と初は思っていた
899 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 16:48:24.50 ID:TQuqFsG90
>>898
一定まで近づいてきた後、立ち止まり瓦礫にもたれ掛かる少女。数歩以上の距離をあけられており、仮に攻撃しても銃器でもない限りまず届かない。警戒されたもんだ、と小さく呟く。
もっとも、彼が本気で戦えばこの距離もあってないようなものだが。少し前の癖かそんな考えが出てくることに嫌気がさしつつ少女の言葉に答える

「それは悪かったな”嬢ちゃん"」

種族、という言葉から察するに人間以外のナニカということが分かる。つまりはそれなりに危険な相手ということだろう―――見た目のわりには、だが
嫌味な笑みを浮かべて少女にいうと喉の奥で笑いを押し殺し、クツクツという声が漏れる
わざわざ情報を開示する相手など、種族にかかわらずただの少女だ。未だに彼は警戒心を抱かない

「あー…よくわからんな。結局何が言いたいんだ?」
「そんでもってお前は―――結局俺をどうしたいんだ?」

少女の言葉の意味を少し考えたが、考えるのが苦手な彼はすぐに思考を打ち切る。
そして残っていた最後の手のひら程度の無線機を見つけると立ち上がり、それを踏み砕く。流石に彼も少女の咎めようとしたことが何かはわかっている。
これは、彼の遊び心だ。
軽い威圧感とともに言葉を発し、少女の次の行動を待つ。おもしろくなってきた、と刃の傷跡の残る顔を楽しそうにゆがめて


900 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 17:03:17.60 ID:sxihsxd1o
>>899
「…キミはボクをからかって楽しいのかい?それならいいけど」

情報を開示したところで問題のない力がある、それ故の余裕…なんて自己解釈
自信の幼さという可能性は抱かない
だが、これはこれで面白い

「人間はいつだって人間に対しては尊厳とかを大事にするけど異質は無造作に排斥したり支配するだけ
同じ人間に対しては優しそうな仮面を被っているけど本性は支配欲の塊っていうことだよ」
「ボクはキミに何をしようという気はないよ、争いも自分から仕掛けるほど好きではないしね」

体勢を変えずに無線機が砕ける音を聞き流す
そして男の行動を待つ
これはただの暇つぶしだ、それ以上でもそれ以下でもなかった
901 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 17:32:55.45 ID:TQuqFsG90
>>900
「まぁそこそこに楽しいぞ。大人ぶったガキを、いやお前の場合は見た目だけガキの年寄りなのかもしれねぇが、をからかうのはな」

まぁ仮に見た目より年齢が上だったとして、肉体は精神を引っ張るもの。接している限り中身は少女と言って差し支えないものだ
お互いに余裕を持っている。片方は己の力への信頼で、片方は経験からくる自身で
そして彼は―――そんな余裕を持つ少女がそれを無くせばどうなるかが気になっていた

「へぇ、よくわからん。」
「だがまぁ…それにお前の自己解釈が多分に含まれてんのは分かったぜ。それが環境からきてんのか、経験からきてんのかは知らねぇがな」

化物を排他する者もいれば、受け入れる者もいる。それが異形であれ、なんであれ。変わり者はどこにでもいるのだ
彼もまたそんな変わり者である。馬が合えば仲良く接するし、合わなかったからといちいち倒すこともしない

「ま、そんなこたぁどうでもいいんだが―――」
「―――お前、自分から攻撃を仕掛けないから、この距離にいるから、自分が人外だから安全だ、なんて思ってるんじゃないのか?」

そんな言葉の直後、何の前触れもなく彼は少女の目の前にいるだろう。彼の固有能力、並の人間では視認も困難な人外級の速度で近づいて
別に彼には少女を攻撃しようだとかの意思は、少なくとも今はない。ただ、終始余裕を崩さない少女の態度が、癪に触っただけである
これで焦って仕掛けてきてもよし、今と変わらなければ―――それもまたよしである
何にも属していない彼は自由気ままに思ったことをするだけである

902 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 17:43:52.32 ID:sxihsxd1o
>>901
「……理解に苦しむよ」

初は別に年寄りではない、つまり経験は浅い
だが、場数は踏んでいるために力に対しての信頼はある
さらに、いくら情報を出しても自分の力の正体が悟られないことも

「ああそうさ、所詮これはボクの立場からみた人間像に過ぎず、絶対的な評価ではない」

もっとも、今はそれが完全に正当な考察ではないことも知っている
自分の正体を完全に理解して友達になったあの少女のように例外はどこにでもいるのだ
ここに二人もこの世の理の例外がいるように

「思ってはいないよ」
「この街に巣食う能力者はいつだってボクの想像を超えるなんてこと、熟知してるさ」

気付けばそこにいた男、それをみた初は彼を未熟で我慢弱いと評価した
能力、それはこの街においての武装
その武装がどのようなものか、見ておおよそ見当がついてしまえばいかなる能力を持っていてもそれほど怖くはない
そんなこと、相手も理解しているだろうに……待てなかったのだな、と勝手に思っていた
変わらず、背を瓦礫に委ねながら
903 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 18:13:03.87 ID:TQuqFsG90
>>902
「…つまんねぇ奴だな、お前」

少女は、能力で近づいても一切態度を崩さなかった。冷静だ、と褒めれることのようでもあるがそうではないだろう
能力に対して驚かず、いきなり動いた相手に対して警戒せず、会話の中でも大きな感情を見せず
人生を楽しめていないような、人生を悟ったような態度しか見せていない。老齢の兵士でも、聖職者でもないそこらのただの化物だというだけの子供が
彼にはそれがひどく不愉快で、気に食わないからその表情ぐらいは変えさせてやろうと思った

「俺はお前が気に食わねぇ、だからちょっと付き合えよ。
その冷静ぶったその表少しは俺が変えてやるよ」

それだけ言って先の移動速度と同じく腕を人外級の速度で動かし、少女の腕を掴もうとし、掴めれば自分のバイクまで連れていき後ろに乗せるだろう。
たとえ失敗しても自分のバイクの元まで歩いていき、バイクに乗って少女を待つだろう

もし少女が空清が能力を見せたことに関して何かを言えば彼はこう返すだろう
お前は相手がマシンガンを持っているのを知っていれば弾を全てよけれるのか?、と
904 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 18:23:42.28 ID:sxihsxd1o
>>903
「つまんない生を送らされたからね」

実際、人間だったころは楽しかった…と思う
だが、あの日こんな化物となってからいろいろと知りすぎたと自覚している
だが、それで別に自分では問題はなかった

「はぁ、どうせ断っても強引に付き合わせるんだろう?別に表情を変えようとしているわけでもないのにね」

溜息、そしたら腕を掴まれた
これが戦闘なら男は腕を一本失うこととなるがそうはせずに為されるがままにバイクの後ろに乗せられる
やはり、対して表情を変えずに、悟りきった態度で
905 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 18:42:29.79 ID:TQuqFsG90
>>904
「アホかお前。つまんねぇ人生送ったら人間性もつまらなくなるとか誰が決めたんだよ。
それ以前に能力もちで化物でっていういくらでも人生楽しめた環境にいたのにお前が楽しまなかっただけだろ」

バイクに乗るとヘルメットもかぶらず、いやそれ以前にヘルメットが見当たらないのだが、エンジンをかける
そして、何も言わず、何前触れもなく、アクセル全開のフルスロットルでバイクを走らせる
器用に瓦礫を避けて走り、地面の割には速度を殺すことも体制が崩れることもなく進んでいく

「さてさて、いったいどうやって表情を変えさせてやりましょうか!?」

言った直後、ウィリーをして走行しわざと瓦礫にぶつかってバイクごと宙に浮く
そして器用に着地すればまた走り出す。そして彼にはどこか目的地があるようで

//すいません、次の返信遅れるかもです
906 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 18:53:17.00 ID:sxihsxd1o
>>905
「残念ながらボクは吸血鬼でね、寝る時間よりもハンターに構っていた時間の方が多い気もするような生だったよ
楽しめるような環境なんてなかったよ」

ヘルメットは大丈夫か、などとは言わずにしっかりと掴まってフルスロットの加速に耐える
青紫のエクステが風になびき、荒廃した街を走る、走る、走る
かなり運転が上手なんだな、なんて思ってもそれは口にはしない

「キミはボクをどこに連れて行くんだい…?まだ見ぬモノを見せてくれるならいいけど」

バイクごと宙に浮いたとき、一瞬目を閉じる…もっとも真後ろでの出来事のためにわかるかどうかは怪しいが
初は、新しいものがすきだ
初は、笑える少女だ
そんな初に対して表情を変えてやると布告してみせた
いったいどんな景色を見せるのか、少しだけ楽しみを抱かずにはいられなかった

//了解です、こちらも遅れます
907 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 19:43:16.33 ID:TQuqFsG90
>>906
「ハンターねぇ、そんなに見つかってたんならお前が常に見つかるようなザルな警戒してたってだけだろ
俺だってなんやかんやで追っ手がいたりガキの時から戦ってたが全然つまんねぇと思ったことがねぇぜ」
「そして、俺が気に食わねぇと思ってることの一つが今の言葉にも出てたがなぁ、なにお前自分が特別だみたいに考えてんだよ
この世界に何人能力者がいると思ってやがんだ」

彼は今まで危機的状況に陥ったことは何度もあるが、決してあきらめず、屈さなかった。
だからこそ今の彼がある。
バイクはさらに速度を増し、周りを見れば坂を上っているのが分かるだろう。
あるいはそれを見て景色を見せるだとか、夕焼けがどうだとかになると思うかもしれないが―――
―――彼は、そんなことをする気は一切ない
そもそもそんな場所を知らないし、そんなことをするほどロマンチストでもない
いや、ある意味では驚愕の景色を見ることになるかもしれないが

「はっはー!!ぶっ飛べえぇぇぇ!!!」

彼は、坂の終わりまで来てもアクセルを全く緩めないどころか、ブレーキをかける素振りすらない
そしてあろうことか片手を離し、少女を掴もうとするだろう。そして掴めたのなら、その直後にバイクから飛び降りるだろう。
無論、少女とともに
下を見ればそこには地面はなく、上空から地面まで真っ逆さまに落ちていくことになるが、彼は少女を掴んだまま体が落ちるよりも早く壁を蹴り、言うなれば走り落ちていき、最終的にそのまま地面を走ってゆっくりと止まるだろう
掴めなかったとしてもその時は落ちる前にブレーキをかけて多少速度を殺し、少女の落下地点に先回りしてクローキャッチのようになるべく勢いを殺して少女を受けとめるだろう

どちらの場合でも彼は少女の方を向いて

「どうだ?驚いたか?」

と、笑いながら問いかけるだろう

908 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 20:21:15.87 ID:sxihsxd1o
>>907
「…そんな命が懸かっているときでも楽しいと感じていたのか、キミは」

自分だけが特別、そんなことはないと思う
だが、そうかもしれない
自分だけがこんな道を外されたと思っているが、もしかしたらあの時の少女だって道を外されたことだってあったかもしれない
だけど、笑っていた

加速でエクステが外れてしまいそうだと錯覚するほどの速さの中、夕焼けは綺麗だった
これを見せたかったのか?と思ったが速度はますます増していって……

「え?ちょっと!?きゃぁぁぁぁぁぁぁ」

重力が、消えた
バイクから引き剥がされ、伸ばされた腕は届かずに文字通り宙を舞った
夕焼けに、吸血鬼の悲鳴が一つ吸い込まれた

一瞬の浮遊感、一瞬の走馬燈、圧倒的な重力
これらの最後に待っていたのは男の腕に受け止められた感触だった
呆然自失、その四字熟語が最も似合っていたときに聞いた問いかけ、それの返答は

「お、驚いたかって!?バカじゃないのかキミは!あんなこといきなりされたら驚くに決まっているだろ!!」

とても怒っていた
それも笑みに対して半泣きで
909 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 20:44:51.81 ID:TQuqFsG90
>>908
殺す気はない、能力を全開にして音の壁を越えんと走り続け、少女の落下地点まで先回りし、お互いになるべく負担がかからない様に受け止める。
腕の中の少女の顔を見て、してやったりとばかりに大きく笑う。少女に見せた中で最も楽しそうに

「おうよ、バカの方がいろいろと楽しいんでな。
どうだよ冷静ぶった面を歪められた気分は?」
「今の悲鳴なんかさっきまでの嬢ちゃんからじゃ想像もつかなかったぜ」

また嬢ちゃん呼びに戻し、今度は笑いをこらえずに言う
怒る少女を地面に下ろし、近くの木にもたれ掛かる。結構な距離を能力で走ったので流石に息が乱れていた。
馬鹿馬鹿しいことに全力を尽くしている彼は少女には滑稽と映るのだろうか?あるいはまた別なのだろうか

「あーあ、バイクもぶっ壊れてら。結構高かったんだがなぁこれ
あぁ、そういえば落ちる前に行ってたことに関しての答えだが―――」
「―――命がけだからこそ楽しんだほうがいいじゃねぇか。一人に一度の命の終わりが苦しいなんていやだろ?」

どうせなら笑って死んだほうがいい。そんな単純だがひどく難しいことを彼は楽しそうに笑って言った
馬鹿だからこそ一々細かいことを考えず、そう言い切れる。
910 :氷室 初【ルブラゼル】[saga]:2015/09/22(火) 21:00:29.26 ID:sxihsxd1o
>>909
「…最悪だよ。あと嬢ちゃんって言うのはやめてよ……」

楽しげ過ぎる笑い声、してやられた
まんまと表情を変えさせられた…しかもこんなみっともない顔にだ
すごく、怖かった。思わず半泣きになる程度には
だけどなんだろう、それだけではない
ボクを地面に下ろして木にもたれかかる息は荒い、馬鹿馬鹿しいことに馬鹿馬鹿しいほどに全力とは本当のバカだ
だけど、滑稽には見えない

「キミの言うことは一理あるね、楽しい方がいいというのは当たり前のことだ」

ああそうだ、楽しかったんだ。そしてこいつは楽しむことしか知らない馬鹿なんだ
しかし、それを見下すことなんてできない
あんな楽しげな顔を見せつけられても否定できるまでボクは堕ちてはいなかった

結局、人とはよくわからない。あの赤い衣の少女のつまらないと評価した人生も今なら別の評価になるかもしれない
だから、わざとらしく溜息を吐いて

「今日は楽しかったよ、二度と体験したくはないけどね」

なんて言って夕日へと一歩、また一歩踏み出す
やっぱり人間はよくわからない
だけど、あんな生はいいなと素直に思えた

//ここらで〆で!すごく面白くロールできました、楽しかったです!ありがとうございました!
911 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/22(火) 21:25:51.79 ID:TQuqFsG90
>>910
「…ちったぁマシな顔になったじゃねぇか
笑え笑え、ガキなんか俺より馬鹿で俺より笑ってるぐらいがちょうどいい」

冷静ぶった表情ではなく、表情の変化が現れているのはいいことだ。それが怒りであれ、恐怖であれ―――
―――楽しさであれ

「体験したくねぇならせいぜい今の状態を保つこったな。
またさっきまでみてぇな面してたら今度はもっと高いとこから俺が全力で叩き落してやる」

少女が去っていくのを後ろから眺め、見えなくなった辺りで地面に座り込み大きく息をつく
袖で汗をぬぐおうと腕を動かしたときに激痛が走ったことで、腕の骨にひびが入っていたことに気付いた
頑強さには自信があったが、さすがに超上空から落ちてくる人間を無傷で受け止めるのは無理があったようだ
だが、それでも彼は変わらず笑って呟いた

「あぁ、今日も楽しかった」

―――と


大人のような少女と、子供のような大人
その邂逅はありふれたものとも言えないが、特別でもない、ちょうど二人のように片方には決めれないどっちつかずのものだった
子供のように馬鹿な大人は笑い続け、大人のように聡い少女の顔をついには変えて見せた
この二人が再び出会うことはあるのかもしれないし、あるいはないのかもしれない
しかし、これだけは言い切れる。もし再び出会えたのなら、その時も今回のように、あるいはそれ以上に"何か"が起こるということだ―――



//こちらこそ楽しかったです!ありがとうございました!
912 :獏良 空清【マッハルバード】[saga]:2015/09/23(水) 16:46:50.29 ID:gxAWJ0b/0
街の中に、珍しくも開発を免れた広い草原地帯がある。
草原といっても縦横無尽に草が生い茂っている、というわけではなく、きちんと整備されており、美しい景色を見ることができ、立ち入り禁止というわけでもないのでたまに子供や老人などが訪れている。
そして、草原の目立たないところではたまに能力者同士が争ったりもしているらしい。
開発を免れた理由は草原の中でひときわ目立つ大きな老樹にある。なんでも、御神体で街の守り神だから荒すなと一部の住民から反対されたのだとか―――

「いやぁほんとにいい景色だ。和む和む」
「疲れた体と荒んだ心を癒すにはちょうどいい」

―――そんな御神体に上って人が乗れるほど大きな枝の上でくつろいでいる男がいる
馬鹿とカラスは〜、なんて言ったりもするが、この樹に上るものはそうはいない。それを見た人から長時間厳重な注意を受けることになるからだ。
が、(彼にとっては)都合がいいことに人がいなかったので悠々と寝そべり本まで読みだす始末だ
彼は獏良空清。先日にとある事情で怪我を負い、バイクを一台無くした男だ―――
―――主に自分のせいで
能力者の伝手を頼り、怪我自体は治ったものの、木っ端微塵のバイクは当然そうもいかず。荒れていたところでこの樹を見つけ、ルールなど知ったことかとばかりにくつろぎだしたのである

「あー、惜しいことしたなあのバイク。新しいの探さねぇとなぁ」

高かったのに、と独り愚痴る

この光景を見たものに咎められるかもしれないし、あるいはその人物も彼と同じような行動をとるかもしれない。
ひょっとすると彼のように荒れていてこうしていることを理由に勝負を挑まれるかもしれないし、あるいはまた別の要因で何かが起こるのかもしれない。だが彼はきっと凡百の人間からそれを言われたところで動くことはないだろう
―――例えば「能力者」のような特別な相手でない限りは


//今日はこれで待ってます!

913 :学生服の少女【魔剣宿借】[@路地裏 saga]:2015/10/24(土) 13:53:50.60 ID:RPgueDwd0
刻限は昼。天道が空を横断する最中であり、一般には危険の少ない時間帯とされているはずである。
当然だ。人の通りが多い時間帯に、わざわざ人に見られて困ることをする者などいる筈がない__道理である。

然し。その行動の主が常識より外れた神経を有しているならば?
メリット、デメリット、リスク、リターン……その勘定が出来ない「狂人」だとすれば?
そこには最早道理や法則は働かない。故に__白昼堂々の殺しさえ在り得るのだ。


人混みの中を掻き分けるようにして、一人の少女が急ぎ足に往く。
歳は十代半ばといったところか。身なりは学生服に肩までかかった黒髪。風体としては一般的な女子生徒だ。
少し目を引くものがあるとするならば、肩からバットケースを掛けていることである。野球を嗜んでいるのだろうか、然し、その華奢な体付きはスポーツマンというイメージにそぐわないが……

「おっと。すまないね、お譲さん」

少女が表通りから路地裏へと入ってゆく際、一人の通行人とぶつかった。
気の優しそうな顔をした青年である。はにかみながら少女へと侘びを入れたのだが、少女の方は無表情のまま足早に過ぎ去っていった。
一瞬、怒らせちゃったかな、なんて考えも浮かんだのだが、そもそもこちらの存在を気にしていないらしい。
なんとなく「不思議な子だな」なんて感想を覚えながら、青年の方もその場を去ろうと思ったのだが__何人かの通行人が、こちらを凝視しているのに気付いた。
呆然と立ち尽くしたまま、こちらを見つめて動こうとしない。まるで、見てはいけないものを見てしまったかのように。
違和感を覚え、恐る恐る青年は自らの身体を見て__ようやく気付いた。

自らの左胸元に一つ、丁度刃物で貫かれたような穴が空いていた。
刹那、勢い良く青年の胸元から鮮血が噴出す。声を上げる暇すら与えられず、青年は地へ倒れ付した__群集が悲鳴を上げたのは謂うまでもない。


表通りからの悲鳴に眉一つ動かさずに、少女は路地裏を歩く。
先ほどまで閉じられていたバットケースのジッパーは、いつの間にか開いていた。
914 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2015/10/24(土) 14:31:31.32 ID:WMDT0buzo
>>913
【日常、なんてものは脆くて壊れやすいものだ】
【能力者なんてでたらめな者達が平然と街を歩き、暮らしているこの世のなかは特にそうだ】
【ただ一人の能力者の気まぐれでこの街は地獄に変わってしまう】

・・・

【こうして今何気無しに歩くこの少女も、そんな能力者の、"普通ならざる"力をその身に宿した人間】
【胸に抱いた紙袋で梱包されたそれは、厚さからして本のようなものを買った帰りのようだ】

なんか騒がしいなぁ・・・

【それは単なる好奇心】
【群がる群衆をかき分け、恐怖と悲鳴に満ちた中心に近づいていく毎に胸のざわめきが大きくなっていく、これはただ事ではないと】
【そして彼女は後悔した。血溜まりに倒れ伏す圧倒的なまでの非日常を目にしてしまったから】

だ、大丈夫ですか!?
「「お、お嬢ちゃん!?危ないから戻りなさい!」」

【引き止める群衆の声を無視して駆け寄れば、鼻腔を強く刺激する鉄の臭いに顔をしかめながら青年の上体を抱き上げるも、既に事切れてしまっていた】
【鋭い刃物のようなもので胸を1突き、正確に心臓を狙ったその一撃で青年を絶命させている、明らかに手慣れている】
【ふと顔を上げればその先は闇、路地裏にうっすらと覗く人影を見れば、間違いない、あいつが一連の騒動を巻き起こした張本人だと確信する】

【青年の体を優しく地面に寝かせれば、次に少女は闇を駆ける一陣の風となり、路地裏を突き進んでいった】
【人の命を奪うものは許せない、ただそれだけの正義感から彼女はその犯人を探す】
【風となった彼女は早い、埃を巻き上げて地を滑る彼女があの殺人鬼と対峙するのはそう遠くない】
915 :学生服の少女【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[@路地裏 saga]:2015/10/24(土) 15:03:57.52 ID:RPgueDwd0
>>914

____……

【音が聞こえる。烈しい、そしてどこか怒りを孕んだような、嵐の如き風の音】
【初めは遠くから聞こえたはずのそれはだんだんとこちらへ接近。然程入り組んでもいないこの路地の地形から、やがてこちらへと到達するであろうことが容易に予測された】
【今自らが立っている場所は無風。通りを歩いている間もほとんど風はなかった__にも関わらずこの音。『理から外れし者たち』の蔓延るこの町において、それらが意味するものは一つ】

へえ、追いかけて来たんだ。
誰か知らないけれど。

【少女__否。殺人鬼は不意に立ち止まり、反転しつつ独白。それは風の少女が殺人鬼を発見するのとほぼ同時】
【風の少女に反し、人としての温もりが欠落した瞳で殺人鬼は対峙者を見やる。その表情は通りを歩いていた先刻と違い微笑みを讃えていて】

私を追ってきたってことは、貴方も「能力者」で間違いないよね?
自分以外の能力者に逢うって、初めてかも。

【まるで世間話でもするかのように、殺人鬼はくすくすと笑いながら言葉を紡ぐ。目前の少女が、何をしにここまでやってきたか知らないわけではあるまいに】

一応聞いてみるけど、なんで私を追いかけてきたの?
私の刺したあの人、もしかしてあなたの知り合いだった?
まさか歳の離れたカップルだったりして……

【可笑しそうに、可笑しそうに、少女の義憤を、青年の死を嗤う。まるで、悪戯に成功した子供みたいに】
【そこに敵意はない。あるのはどこまでも純粋で醜悪な、残酷さと邪悪さだけ】
【彼女にとって、他者の生命などただの玩具でしかないのだから__】

【また、くすくすと小さな笑い声を零してから少女は続ける】

でも、貴方が能力者で……しかも「見ちゃった」ならちょっと厄介だね。
私はまだまだ斬り足りないの。貴方を生かして返すわけには行かないね____

【だから、と】
【突如として大股で踏み込み、間合いを詰めつつバットケースに手を突っ込む。バットケースから手を引き抜く際、握られていたのはバットではなく、その身を紅く染めた一本の日本刀】
【そのまま腕を大きく振るい、放つは横薙ぎの一刀。バットケースを鞘に見立てるのであれば、居合い斬りの形となる】
【目標は言うまでもなく少女。唐突に放たれた殺人鬼の初動に、彼女は対応できるか】

____貴方も、殺しちゃうね?
916 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2015/10/24(土) 15:41:35.07 ID:WMDT0buzo
>>915
【遭遇、そして対峙】
【そのか細い体に不釣り合いな大きなケースを抱えた学生服の少女は此方を見るなり小さく微笑んで見せた】
【急激に迫っていく自分の姿を見ればこれから談笑しようとしているわけでないのは一目瞭然、なのに顔色1つ変えない】

【学生服を纏っている所から自分とあの少女との年の差はそれほどないと言うことが一目でわかる】
【ただ1つ、年齢が近いという接点を除いて、自分があの少女に共感できることは何一つない、全てが正反対だ】

隠すつもりはないんだね 自分が能力者ってこと
なんであんなことしたのよ 殺すなんて、あんた可笑しいよ!

【対話など無駄事は分かっている、だがしかし何故あんなことを、人の命を奪うなんて大きな罪を犯したのか、それが知りたかった】
【だがそれを聞かずとも、少女の紡いだ言葉を聞けば、何故あの青年を殺したのか嫌と言うほど知ることになる】

酷い・・・

【ポツリとそう呟いて、憤慨する自分を嘲笑う少女の目を見つめる、「こんなことをして何が面白いのか」そう言いたげに】

?あんた何言って・・・っ!

【自分が次の言葉を発する寸前に、それは遮られた】
【ケースから取り出された刀が鋭き斬撃となって自らの首を両断しようともう目前へと迫っていたからだ】
【能力をフルに発動し、すぐさま回避へと転じた為に失ったのは靡いた髪の数本で済んだ】
【回避すると同時に2本のかまいたちが少女の足を切り裂かんと打ち出すもそれはあくまで急ごしらえの一撃】
【最初から殺すつもりで振るわれた刃とは違って咄嗟に繰り出したかまいたちは威力、速度、どれを取っても甘すぎる】

【しかし時間稼ぎになればそれでいい。数メートル後退し、ふわりとその場に舞い降りて少女の次の行動を見定める】
917 :学生服の少女【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[@路地裏 saga]:2015/10/24(土) 16:20:09.52 ID:RPgueDwd0
>>916

【義憤を滾らせ、少女は激昂する。その矛先は理由もなく、気紛れに生命を奪った罪深き殺人鬼へと】
【然し、その怒りを受けて殺人鬼は__あろうことか、笑みを崩さずにいた】

なんで?可笑しくなんてないよ。刀は人を殺すためにあるんでしょう?
斬って、斬って、刺して、斬って、刺して刺して斬って斬って斬って斬って斬って………
そして、殺すためにあるものなんだから。人殺しのためにある道具を人殺しに使って何がいけないの?

【__言う事為すこと狂っている。さらに恐ろしいのは、彼女の言動に躊躇や懼れが一切ないこと】
【根本から価値観の歪んだ、真なる狂人。平和を語る上で生かしておける人物ではない】

じゃあ、貴方でも分かるように教えてあげる。なんであの人を殺したのか。
それはね____楽しいからだよ。人間の未来を、その生命ごとぶった斬ってあげるのが。

【生かしておいては、ならない】

【抜刀と同時に放たれた殺人鬼の一刀、靡く髪を何本か捕らえたもののそれまで、少女自身に斬撃は届かない】
【返しに少女から放たれたのは足を狙った二本の鎌鼬。然し咄嗟に放ったもの故か、敵を攻撃するために放たれたものとしては聊か鋭さが足りない】

駄目ね。

【転瞬。バットケースを捨てると同時、殺人鬼の肉体が宙へ舞う。足元を狙った二本の鎌鼬は的を失い、放り出されたバットケースを切り刻むのみに留まった】
【殺人鬼の飛翔は地上から二メートルほどに及ぶ。常人のそれからは考えられぬ高度。少女に同じく能力によるものか?いや違う】

小手調べなんて駄目。獲物に失礼よ?

【次に放たれるは重力に従い、落下しつつの縦斬り一閃。恐るべきことに、彼女の飛翔は能力に在らず。純粋な脚力による跳躍】
【身体能力がそれほどの領域に到達しているということは、当然放たれる一閃も極めて鋭い。増して、彼女は獲物を屠る上での加減を知らない】
【少女と違い能力らしい能力は持たぬが、それを補って余りある力と速度で獰猛に獲物を追うのが殺人鬼のやり方。僅か二手目にして、脳天から少女を二枚に下ろさんと空中より襲う】
918 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2015/10/24(土) 16:50:50.75 ID:WMDT0buzo
>>917
【そう、簡単なことだったのだ】
【あの刀を提げた少女の、命というものに対する価値観を、今ようやく理解することができた】

そう・・・よーく分かったわよ、あんたがどんな人間か。そして・・・

【それは小難しい理屈なんかじゃない、言葉や理屈で固められた仮面なんかじゃない。もっと奥深くの本能】
【言い方を変えれば、彼女は"素直"なのだ。世間体や見た目など気にすることなく、己の欲望に貪欲なまでに忠実なのだ】
【獣、今自分が思い付く言葉のなかでこれが一番しっくり来た。彼女は獣で、捕食者で、我々はただの獲物で玩具にすぎない】

私はあんたが大ッッ嫌いだって事がッッッ!

【もはや"自分に対する"言い訳は無用だ。こいつは敵で情けを掛けるべき相手ではない、存分にやってやる、相手が倒れるまで!】

【小手先の技など通用しない。生きるか死ぬか、勝つか負けるか、その二つしかない】

あんたの事は気に入らない でも!
私はあんたを殺さない!絶ッ対に止めて見せる!

【止めどなく溢れる憎悪に蓋をして、自分はあくまでも人間として、この獣に罰を下す、命を奪う以外の方法で】
【恐るべき脚力で空高く跳躍し、今まさに己を両断せんと唸りを上げる刃を見るや否や自らも地を蹴り拳を引く】

【確かに人としての身体能力は少女に比べて圧倒的に低い、だが能力を発動した時の速度、その爆発力ならこちらの方に分がある】
【1発まともに受ければ致命傷、そんな中で彼女は臆することなく少女の腹部へとカウンター気味に殴打を加えようと右の拳を唸らせる】
【その右腕に荒れ狂う暴風を纏い、鋭き刃の如く一直線に突き進む】
【もしまともに当てれば風が少女の腹を抉り、次いでぶち当たる右の拳がその華奢な体を打ち抜くだろう】
【しかしこちらも全力での攻撃、かわされても命中させてもその後に致命的な隙を見せることとなる】
919 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(石川県)[sage]:2015/10/24(土) 16:51:36.87 ID:Bjjb8itFo
なんじゃね
920 :学生服の少女【魔剣宿借】 E:名無之妖刀[@路地裏 腹部打撲・裂傷【中】 内臓へダメージ saga]:2015/10/24(土) 17:37:43.44 ID:RPgueDwd0
>>918

【己を両断せん(くらわん)と襲い掛かる殺人鬼(けもの)をも恐れず、果敢にも少女は挑む】
【掲げる信念は『不殺』。獣には成し得ぬ、人としての誇り。それを今証明せんと】
【烈旋を纏う右方の拳を唸らせ、飛び掛る殺人鬼へカウンター気味の一撃を狙う。そのまま一撃をもらうか、それより先に叩き込むかというハイリスクな賭けであったが】

____ッげ……かッ……!?

【目を剥き、吐き出すは唾液混じりの血。優れた身体能力を有するとはいえ、空中で自由に動くことができるわけではない】
【増して、放たれた一撃は不意のもの。殺人鬼の方は少女が回避に動くと踏んでいたのだ。そういう意味で、風の少女が取ったこの行動は非常に上手い一手といえた】
【腹部を抉る烈風、やがて直に叩き付けられる拳撃。反撃覚悟で放たれた二重の痛打であったが、それだけに威力は甚大。少女の華奢な身体は傷口より血を散らしながら、後方へ大きく吹き飛ぶこととなった】
【必然、少女へ生じた隙を突けるはずもない。少女が体勢を立て直す間に出来ることは精々、内臓を痛めた肉体へ鞭を打ち、立ち上がることがやっとであろう】
【__その時だ。殺人鬼の様子に、些細な変化が生じたのは】


「____痛……ぁ……」

【蹲ったまま、立ち上がろうとしない】
【刀は依然握ったままであるが、先刻までとは明らかに様子が異なる__予想外の痛みに心が折れたのか?いや、というよりもこれは__】

「……!う、あ……!!」
「血……?私、なんで……嫌、嫌…!!」

【__まるで別人。『弱者が強がっていた』というよりも、もっと別の事象が起こっている】
【痛みに涙を滲ませ、悶え、錯乱する殺人鬼の姿は無垢な少女そのもの。先ほどまでの、日常の外にいる怪物とは全く異なっていて】

「やだ、やだよ……!」
「何これ……助けて、助け____」

【だが次の瞬間にその態度は再び反転。表情を虚無へ塗り潰し、よろよろと幽鬼の如く立ち上がる】
【然る後に、風の少女を再び睥睨。その眼はやはり肉食獣、捕食者のもの。ならば、先刻までの姿は果たして__】

__今の、凄かったねぇ……けほっ。
まだ辛いよ。先に貴方から一手を貰うとは思わなかった。
……今度は逃がさない

【血に塗れた刃を今度は右腕での逆手に構え、身を屈めたような姿勢から疾走を開始。華奢な身体からは想像もつかぬほど疾く】
【刃の間合いまで入ったならば、放つは逆手による一閃。そして、そこから瞬時に左の順手へと持ち替えてのもう一閃】
【両の手を使って行われる二連。果たして成否は如何に】
921 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2015/10/24(土) 18:24:43.92 ID:WMDT0buzo
>>920
ッ!よし!

【纏った風刃と間髪入れずに叩き込んだ全力の一撃、捨て身とも言える試みを成功させた】

いつ・・・っ!

【能力による補正があったとはいえ、落下してくる人間一人を真っ向から打ち上げたのだ、少女のように強化も何もされていない自分の右腕は、それだけでもダメージを受ける】

こ・・これでちょっとは分かった?あんたが感じてるその痛み・・・は・・・?

【軋む右腕を残った左腕で庇いつつ、地に伏す少女へと言葉を投げ掛ければ、突如として訪れた変化によって疑問符を残したままその言葉は遮られることとなる】

一体何が・・・

【今見ている光景は偽物なのかと疑ってしまうほどだった】
【つい先程まで余裕の笑みを崩さなかった少女が、見慣れた筈の血を見て涙を流し見えない"何か"に怯えて助けを求めている】
【演技か?いや、戦いそのものを好んでいるような少女が攻撃を貰っただけで泣き出すか?実際、先程叩き込んだ打撃は、一撃で絶命に至らせる程のものではない】
【だとすれば何かが変わった。少女は自分の傷付いた体と血を見て恐れていた、そう、まるで人格そのものが変わってしまったかのように】

【揺らいでしまった】
【たった今打ち立てた「少女を止める」という目的が、変わった少女の様子が元々強くない自分の心を大きく揺さぶった】
【自分はなんてことを。両手で頭を抱えて後悔に沈む】

【そのせいで反応が遅れてしまったのだ、再び迫り来る殺意に、殺人鬼の"影"を見てしまった自分は目を逸らしてしまった】

【体に走る痛みが浮遊していた自らの意識を無理矢理引き戻し目の前にある現実を見せ付ける】
【咄嗟に身を引くも遅い、日を浴びて怪しく光るその刀身が一撃、二撃、服を纏った自分の体ごと肌を十字に切り裂いて鮮血を纏う】

がっ・・・ふ!

【駆け巡る痛みを食いしばって耐え、今この状況を打開する最善の方法を並べていく】
【そのなかで1つ気がかりなものがあった、先程見せた少女の裏の顔】
【もしあれが本物で、今自分の目の前に立っている少女を支配している今の人格が偽物ならば、起こしてやることは出来ないのか?】

OK 私なら出来る・・絶対できる!

【傷付いた体に鞭打って、能力の補佐を受けながら間近にいる少女へと振りかぶる、当たるか分からない博打のようなものだがそれでも、やらないよりはずっといい】

あたしにはどっちのあんたが本物なのかはわかんない!でももし辛いなら!助けてほしいなら!あたしが今すぐに"起こして"やる!

【考えうる最悪の結末を回避するために、もう1つの可能性に賭けた】

らぁぁぁぁぁッッ!

【垣間見えたもう1つの少女、それが本物の少女であることに賭けて、先程とは違う、能力を纏わぬ右の拳で、それでも全力の一撃で】
【少女を叩き起こしてやる】
922 :居合会心2015/10/24(土) 18:52:05.84 ID:81BL4eIq0
静として世界は黙りこくり、凛として外套が棚引く。
じり、じり、と。聞こえるのは草鞋が地を這う音。
足下以外は一切の肌色を見せず、鋭く背部にかけて突き出た鞘が刀の存在を示す。

彼の後ろに生者は立たない。
斃れ込んだ死者が背で語る。

今も昔も、彼は変わらずーー
ーーイチズニホフル、イチズニ、イチズニ。
923 :学生服の少女【魔剣宿借】@路地裏 E:名無之妖刀(妖気)[頭部打撲【中】 腹部打撲・裂傷【中】 脳震盪 内臓へダメージ saga]:2015/10/24(土) 19:26:34.20 ID:RPgueDwd0
>>921

【先刻の変貌、果たしてその意味とは?殺人鬼の演技か?所謂多重人格か?それとも__】
【その答えはじきに解る。やがて少女は真相を目にすることであろう……この狂気の殺人鬼の正体を】

なまじ避けても苦しいだけなのに。
さっさと死んじゃえば楽なのに……。

【さっきのお返しだと言わんばかりに、狂気の二連をその身に浴びせる殺人鬼。殴打の反動もあり、少女の負傷も無視できない状態にまで陥っている】
【思ったより手応えは浅い。四分割にしてやるつもりだったが、すんでのところで身を引かれたか】
【とはいえ、致命に至らなかっただけでこの二撃は十分な成果を挙げた。苦悶に歪む少女の顔を見て、満足げに微笑む】
【__然し、その顔を見た殺人鬼は、一抹の違和感を覚えた】

(__なんだ?その目は)

【少女の顔つきが違う】
【先刻までの純粋な義憤によって動いていた顔ではない。『覚悟した顔』だ……多少のリスクを承知で、それでも__何かを助けたいという願いのために戦う者の眼】
【刹那、再び予想の外からの一撃が殺人鬼を襲う。少女が右の拳より放つ殴打である】

__!!
(こいつ……��仰け反らない�=c…!)
(死にこそしなかったが、それでも今の攻撃はある程度深く食い込んでたはずなのに……仰け反らない!)

【それこそが風の少女の眼の正体。殺人鬼の内へ眠る「もう一人の少女」を目覚めさせるため】
【闇の中で訳も分からず喘ぎ、咽び泣く、名も知らぬ彼女へと__祈りを、声を届け、地獄の底から救い上げるため】
【再び拳を唸らせ、拳撃を叩き込むッ!!】

____がッ……!

【快音。唸る少女の右拳が、殺人鬼の頬へと突き刺さる】
【先刻受けたものとまた異なる、猛烈な痛みが全身を駆ける。脳が揺さ振られ、意識が遠のいてゆく】
【やがて殺人鬼は、よろよろと二、三歩後退。その後はがくりと膝を付き、項垂れたまま動かなくなった】

「……ごめんなさい」

【細く、弱弱しい声が聞こえる。大粒の雫がいくつもいくつも、少女の顔から零れ落ちてゆく】
【未だ脳震盪に襲われているのか、口調は覚束ない。けれども、声ははっきりと聞こえる。助けを求める、弱者の声が】

「わからないの。なにがどうなってるのか……でも、ごめんなさい……
 ごめんなさい…………!」

【懸命に、助けを求めるかのように侘びる少女。そこに先刻までの邪悪さは微塵もなく】
【風の少女の救出劇は見事果たされた。ビルの谷間より覗く昼下がりの天道は彼女たちを祝福するかの如く】

【いや、本当にその通りだろうか】
【仮に彼女が、その身に『二つの人格』を飼っているとして。もう一人の『殺人鬼』は何処から現れた?】
【生まれついてか?その可能性も大いにあるだろう。然し、そうではない『外的な要因』があるとすれば?】

【少女の細く、か弱い手は今にも刀を取り落としそうだ】
【だが少女の様子とは裏腹に、刀から漂い始めるは妖気。視覚ではなく第六感へと訴えかけるそれは何かを暗示するかのよう】
【学生服の少女が抱える闇とは、果たして】
924 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2015/10/24(土) 20:10:22.44 ID:WMDT0buzo
>>923
【自らの命すらも捨てた大博打は、隠れていたもう1つの少女の人格を露出させることに成功した】
【もしも失敗していたのならばその時点で自分の死が確定する非常に危険な賭けに出ることができたのは、彼女自身の無鉄砲さと、少女を救いたい、そんな想いが強かったからだ】

っはあぁあぁぁ・・・

【数歩後退り、正気を取り戻した少女を見て深く安堵し、力を使いすぎてボロボロになった自分の体が地面に崩れていくのを朦朧としながら受け入れた】
【地に伏しても尚彼女の双眸が見つめる先は少女、今この場には二人しかいない、ならば目覚めたばかりの表の少女の人格も自らが引き起こした惨状を嫌と言うほど見せ付けられるはずだ】
【だからだろうか、涙を流して狼狽える少女に「心配しないで」と声を掛けなければいけない、そんな気がして】

ぐ・・・もう・・・大・・丈夫だ・・・から
あんたは・・あんただよ 他の誰でもない

【息も絶え絶えで、血を失って朦朧とした意識の中で、覚醒した少女を慰めようと腕だけで這いずっていく】

【しかし、ここで違和感に気付く】
【もう手を伸ばせば届く距離に少女はいる。その気になれば肩に手をかけて抱き締めてやることだって出来る「もう大丈夫だよ」と】
【だがようやく気付くことが出来た。手に握られている刀から溢れ出す禍々しい気配は、鈍感になった感覚でも敏感に捉えることができた】
【ここに来てようやくある可能性が脳裏に浮かんできた。戦っているときは夢中で考えもしなかった、少女の"能力"についての可能性】
【あの身体能力は尋常ではない、だがもしそれが能力の本質ではなく、あくまでもただの能力の副産物だったとしたら?】
【もしかしたらあの刀・・・それその物に能力が宿っていて、それに少女が乗っ取られただけなのだとしたら?】

【不味い、今すぐに手を離させなければまたいつ先程のような冷酷な殺人鬼が目覚めるか分からない】

もう終わったよ・・・ だからもうそれを置いてこっちに来て?

【自分の考えが正しいのならばなるべく早く、遠くに刀と引き離さなければならない】
【泣いている少女が刺激しまいと優しく声を掛ければ、体を起こして少女の握る刀を引き離そうと手を伸ばす・・・】
925 :学生服の少女【魔剣宿借】@路地裏 E:名無之妖刀(開放)[頭部打撲【中】 腹部打撲・裂傷【中】 内臓へダメージ saga]:2015/10/24(土) 21:24:06.92 ID:RPgueDwd0
>>924
【朦朧とする意識の中、声が聞こえる】
【優しく、然し力強い声。他者を思いそのために力を行使できる、真に強い者だけが発することのできる声】
【見ず知らずの自分を、ボロボロになりながらも助けようと手を伸ばしてくれた少女】

「__これ、を?」
(そうだ、これをずっと持ってちゃ駄目。早く捨てなきゃ……)

【妖気を放つ剣を一刻も早く捨てようと脳では命じるが、意思に反してその手には力が篭ってゆく】

(……あれ?)

【身体が言うことを聞いてくれない。どうして__そう考えた時にはもう遅かった】

「____うぁっ!?」

【刹那、手にする刀より噴出すは漆黒の邪気。それはやがて焔のような姿を形成し、少女を取り囲む】
【思わず上がるは小さな悲鳴。必死に霧のようにも見える邪気を振り払おうともがくが、大して効果は上がらず】

「嘘、やだ!もう……やだよ……!」
「嫌、嫌……嫌アアァァァァァァ…………」

【視界が昏く塗り潰され、急激に遠退いてゆく意識】
【眠りに落ちるかのように、あるいは死を迎えるかのように。最初に刀を手にした時よりもずっと強力な、闇の中へと誘われる感覚】
【然しそれを感じたのも束の間。やがて少女は意識を声を上げることも出来なくなり__やがて、その人生を終えた】


____殺ス

【刹那、これまでの中でも格段素早い一閃が風の少女へと向かう。少女のものでありながら、明確に人ならざる声を添えて】
【目覚めた殺人鬼はその身に闇を纏い、手にする刀は漆黒へ。此処にいるのは無垢なる少女でも、刃に魅せられその魂を奪われた哀れな殺人鬼にも在らず】
【____本能の命ずるままに刃を振るう、ただの傀儡である】



【遠退く意識の中で、ふと感じた。日常の中にいた自分には今まで無縁だったが、こんな人間になりたかったのだ】
【強く気高く、そして優しい__目の前の少女のような人間に____】
926 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[saga]:2015/10/25(日) 23:11:12.85 ID:dtVcCfr1o
>>925
【異変と豹変】
【邪なる力を纏いし妖刀は本性を現し瞬く間に救った筈の少女を飲み込んでいく】
【間に合わなかった。深淵へと誘われる意識の中、それでも変わっていく少女の姿を見ればはっきりと分かってしまった】

あ・・・

【もがき、苦しみ、じわりじわり自らの体を蝕む力に、どうすることもなく染められていく少女を、見ていることしか出来なかった】

ごめん・・・なさい 助けられなくて・・・

【それがどれほど辛いことか、手を伸ばせば届く、触れられる、なのにそれが自分には出来なくて】
【たまたま巡り会った少女を救いだしてハッピーエンドなんてドラマのような展開、都合よくあるわけなかったのだ】

【少女の変化を感じ取って数瞬、「殺す」発せられた声は、もうさっきまでの少女のものではない。だが、あの殺人鬼ともまた違う、その言葉には言い様のない闇を感じた】
【少女に訪れた変化が、その言葉を以て変わってしまったという事実を突き付ける】

ぐぅ・・!?

【そして一閃、ただ殺すためだけに振るわれた凶刃は彼女の肉を切り、骨を断ち、幸か不幸か痛みを与える間もなく一刀の元に両断した】

【今見ているのは純粋無垢なるあのいたいけな少女ではなく、闇となってしまった。刀の力に支配されてしまった、人ではない、そう操り人形へと】

(あたしがもっと強ければ・・・!あんたを助け出してやれたのに!)

【落ちていく意識の中、彼女に後悔の念が押し寄せる、自分がもっと強ければ助け出せたのかもしれないと】
【今はただ、祈ることしかできない。あの少女が苦しむことが無いように】

【そしてその祈りを最後に、彼女の意識は深淵へと落ちていった・・・】
927 :名無乃妖刀【魔剣宿借】@路地裏 本体瀕死[saga]:2015/10/26(月) 20:09:28.49 ID:XwD1pL+h0
>>926

【__仕留めた】
【少女でも殺人鬼でもない『それ』は、肉体の疲労や負傷を明らかに超越した動きを以って、獲物を一刀の下に切り伏せる】
【最期に聞いたのは、風の少女の口から漏れた哀しい言葉。あと少しのところで、彼女は一人の少女を救うことができなかった】
【何が、足りなかったのだろうか?何がいけなかったのだろうか?__もしかすると、出逢わなかった方が良かったのかもしれない】
【二人が出逢うことがなければ、風の少女は笑顔のまま無事に今日を生きることが出来た。刀に魅入られたもう一人の少女も、恩人を道連れにするという辛い最期を迎えることも無かっただろう】

【然し、仮に彼女たちが出逢わなかったとしたら?】
【風の少女は、刀に魂を奪われた少女の存在を知らぬまま、手を差し伸べる事すらできなかっただろう。それは、真に彼女の本望だっただろうか】
【刀に魅入られし少女は、刀の力を振るい悪虐の限りを尽くしていたことであろう。その身尽きるまで、今日の出来事のような『救い』に出会うこともなく】
【__嗚呼、なんて皮肉。この悲劇は、個々が最善を尽くし__それでも届かなかった『バッドエンド』に他ならなかったのだ】

__以前ノ女モソウダッタ。
人間ハ群レ、友ヲ護ル事ヲ美徳トスル。__故ニ敗北シ、破滅ヲ招ク。
何人死ネドモ、イクツ失エドモ、ソノ事実ニハ気付カナイ……否、気付コウトシナイ。
真ニ、哀レナ物ヨ。

【誰へ向けてか、風へ語るようにそれは呟く】
【無論、そこに同情をはじめとした感傷は一切存在しない。声に秘められしは嘲笑と愉悦のみ】
928 :名無乃妖刀【魔剣宿借】@路地裏 本体瀕死[saga]:2015/10/26(月) 20:14:55.86 ID:XwD1pL+h0
>>927

……サテ、コノ娘モ限界カ。
替玉ヲ探サネバナナラヌ。

【思い出したかのように呟いた『それ』は、路地裏の惨状をそのままに次の進路へと歩み出す__その時、突如として傀儡の腕がひび割れ、血が噴出した】
【刀に魅入られ、その魂まで蝕まれたものが辿るは肉体の崩壊。それは現在刀に呑まれている少女とて例外ではない】
【あと数分もすればその肉体は終焉を迎え、原型を留めぬまでに砕け散るであろう。二度と、目を覚ますことも許されず】
【とはいえ、いきなり道端でパタンと倒れられることも『それ』としては困る。極力人目のつかぬ場所へ向かい、現在の本体が死を迎えたところで次の傀儡を待つのだ】
【死に場所を、そして次の産声を上げる場所を求め、彷徨う姿はまるで幽鬼のよう。『それ』は果たして、次は如何なる場所へ死を運ぶのだろうか】

【負荷に耐えられず崩れ行く肉体を動かす中で、『それ』は些細なことに気が付いた】
【その意味が『それ』にはよくわからない。わからなかったが、別段どうという事でもなかったので、結局最期まで気にすることはなかった】
【____自らが操る少女。その頬を、一筋の雫が滑り落ちていたのだ。綺麗で哀しい、哀れな涙だった】


【死の下に分かたれた運命はどうすることもできない。いかなる異能者であれど、それを蘇らせることも、また叶わない】
【出来ることはただ、その魂の安寧を祈ることだけ__だから、今はただ祈ろう】

【願わくば、報われぬ死を迎えた二人の魂に安らかな眠りを____】


//絡みありがとうございました。全体的に超遅レスで申し訳ありませんでした……
//久々のロールでしたが、やっぱり楽しかったですねー。今後のロールは少しでも返信早くなるように心掛けます
//あらためて絡みありがとうございました!また機会があればよろしくお願いしますね!



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