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HTML化した人:lain.
【おいでませ】ここだけ世界の境界線★17【越境者】
1 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/05(木) 20:20:16.37 ID:ug5H7irb0
【新世界へようこそ!】
ここは様々な世界が融合して出来た世界。ここの住人は親しみを込めてこの世界を『新世界』と呼んでいます。
この世界にはオーバーテクノロジーから魔術まで何でも存在します。超能力や宇宙艦隊もあれば大魔王の領地も、
獣人の集落や神の軍勢すら勢揃いの『なんでもあり』の世界。それが新世界なのです。
あなたはこの世界の新たな住人となり、先駆者や新入り、そして異世界の住人達と関わってゆくことになります。

【ゲートについて】
この世界には『ゲート』と呼ばれている様々な世界同士を繋げる空間があります。
時にそれは魔界へ、時にそれは天界へ、時にそれはダンジョンへ、繋がっている先は様々です。
稀にそこから『厄災』なるものが流れ着き、それがこちら側の世界を荒らす事もしばしば……
その度に貴方達『能力者』はその能力を最大限に行使して『厄災』を元の場所へと送り返したり倒したり……
この世界の様々な事がこの『ゲート』を切っ掛けにして起こります。

【来訪者について】
この『新世界』はその性質上、別世界からの『来訪者』がやってくることもあります。
彼らの来る世界は様々な世界。時には人間や獣人。時には悪魔や妖怪。そして時には異星人すら『来訪者』として現れることすらあるのです。
『来訪者』はこの世界に来る過程で新たな『能力』を得る事も、そして自分が持っていた能力を引き続き使うことも出来ます。
しかしあまりにも強大な『能力』は『ゲート』の力によりその効力を失ってしまうこととなるでしょう。
次の『来訪者』はあなたかもしれません……

◇ここは自分だけの『能力』を手に入れ、様々な能力者と戦闘、交流するスレです。
◇オリキャラは勿論、様々ななりきりスレのキャラも参加する事が可能なスレです。
◇まずはしたらばで能力登録。ここに設定を纏めておくことでロールをスムーズに行えます。
◇戦闘、交流、基本は何でもありですが、相手が不快になるロール、確定ロールは避けましょう。
◇チート能力や人外級の身体能力など、相手に勝利の余地を与えない設定は避けましょう。最強設定は御法度です。
◇荒らしはスルー。絶対に関わらないようしましょう。

☆次スレッドは>>980、立てられない場合は>>990が立てること
☆次スレッドを立てるまで>>980からは減速推奨(重複を回避するため)

★避難所★
http://jbbs.shitaraba.net/internet/20393/

★wiki★
http://www60.atwiki.jp/kyoukaisen/

※前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1475935042/
2 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/08(日) 22:29:20.90 ID:nONz/pic0
【狭間のスクラップヤード】
エーカーとの戦いに備えるためのベースキャンプと化した狭間のスクラップヤード
人が大勢長期滞在するということ それは快適に生活するために色々と大変だったり 欲しい物が色々必要だったり とにかく大変なのだ

ロイ「おっはよーさん 今日は洗濯係か・・・」
アキレス「うあ〜便所掃除か・・・めんどっちーな〜」
―――ギィ!!

エーカーに対する警備や異世界への出張をしない非番の日も一日ゆっくりとしていることは出来ず 裏方作業をする非戦闘員越境者に混じって3Kにシソ島なければならないのだ

さて 他の者は何をしなければならないだろうか?
3 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/08(日) 22:37:23.38 ID:LI9gH9gO0
「えぇと、今夜のメニューは、と……」

なんて言いながら慌ただしく動くのは半人
ついでにそれにそっくりなニアも彼方此方働き回っている
一方鼠の獣人はと言うと

「……ふぁ〜……眠っ……」

まるで貴族めいて、全く働いていないではないか
覆面の下で大きな欠伸、伸びをしてごろんとマットレスに転がった
4 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/08(日) 22:54:53.95 ID:nONz/pic0
>>3
寝転がるムガちゃんに迫る人影 そこにいたのは

ロイ「ドーモ ムガ=サン 洗濯スレイヤー=デス」
割烹着を着込み 頭に三角巾を巻いたロイの姿!!

ロイ「洗濯物死すべし慈悲は無い!! オソウジ=ジツ イヤーッ!」
有無を言わせぬオソウジ=ジツによりムガのマットレスはシーツごと没収ナムアミダブツ!!

越境者たちのマットレスは日干しされ シーツ類は大型洗濯機に放り込まれてしまった

ロイ「お前なぁ 当番表ぐらい見ろよ・・・お前さん今日は芋剥きだぞ?」
呆れたように言うロイ 向こうの方ではマスクにゴム手袋 デッキブラシを担いでトイレに向かうアキレスがいた

なお炊事洗濯類が苦手な者は優先的に警備に回されることでバランスがとられている

5 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[sage]:2017/01/08(日) 23:02:02.02 ID:LI9gH9gO0
>>4
「は? ……うわぁっ!?」
「な、何だよ、いきなり……」

ごろんちょ転がされ、床に落ちる
抗議の視線を向けるも非はムガにあるのだ、仕方あるまい

「芋ぉ……?」
「……そんなもん、皮ごと食えるだろ……」

面倒臭い、とのオーラを放ちながら億劫そうに立ち上がる
以前ならば言葉の通り、実際に行動に移す事すらしなかっただろうが
それでも若干大人になったらしい、のったりと芋達の前に

「……あのさぁ、刀使っちゃダメ?」

包丁が使い辛いとの苦情
無論衛生概念的にNGでしょう
6 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/08(日) 23:15:03.03 ID:09egda4No
【ですデスDEATH】

「ふんふんふん〜♪」

 あふるる女子力が光るイモジャージにフルフェイスガスマスク。
 そして、「働いたら負け」とドドンと描かれたエプロン!!
 皆様に愛とカオスをお届けするC.T.S.S.クローントルーパーα-12である。

【腕章にはこうかかれている!「炊事係」と!!!】

「皆サンの無謀もといナイスなリクエストに応えて、
 今日は貴重な食材で気ままに遊ぶ所存デス!!」

 気合に満ち満ちたコメントも残してレッツクッキング!!
 毒見…もとい生贄…もとい味見役も用意されているから安心だNE!
7 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/08(日) 23:16:58.76 ID:nONz/pic0
>>5
ロイ「やりたくないなら別にいいんだぞ〜1人だけ部屋割り当てられなかったり 1人だけ飯支給されなかったりしてもいいならな」
ここが非戦闘越境者で埋め尽くされていた頃 廃材を組んだバラックにきしむ廃材ベッドの寝心地と比べれば 暖房使いたい放題に適度な弾力のマットレスが勝てるだろうか?
そして1人だけご飯のもらえず蚊帳の外でいられるだろうか?

さて 芋の前でグチを垂れるムガちゃんにのそりとまた人影が

ボロウズ「・・・・・・・・」
そこにいたのは蜥蜴の鍛冶屋 一本の刃物を取り出した
完全手作り 世の板前が泣いて羨ましがる凄腕鍛冶屋の本気がうかがえる出刃包丁を差し出した

切れ味もいいぞ!! どのくらい? 斬鉄できるぐらい!!
8 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/08(日) 23:20:16.81 ID:nONz/pic0
>>6
ロイ「誰だあいつを炊事係にしたバカはぁぁぁぁああああああ!!!??」
モブ越境者A「俺じゃねぇよ!!」
モブ越境者B「おれでもねぇよ!?」

核弾頭クラスの衝撃に打ち震える一行
さて冷蔵庫から何を取り出すつもりでしょうか?

なお

―――ギィ♪
傍らには謎石遊びに興じるベティちゃんもいるぞ!!
9 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[sage]:2017/01/08(日) 23:23:20.67 ID:LI9gH9gO0
>>6
「お前、料理出来んの……?」

発言的にアウツなガスマスクがお隣に並べば不審そうに
そう言うムガもマトモなモノは作れないが、食べれなくはないとの自負はあった

>>7
「……やる……」

結局は労働の苦労が快適な生活を上回る事はなかった
温かご飯と寝床の誘惑は強い

「ん? ……ん……こりゃ、」

差し出された出刃を握り、爪に走らせてみる
ツ、と噛み込み直ぐに離れる、素晴らしい刃だ

「いいな……いいの?」

瞳を少し見開いて尋ね、するするするりと芋の皮剥きは素早く行われた
基本的に刃物の扱いは慣れている、料理の腕前とそれとは別問題なのだろう
10 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/08(日) 23:37:02.37 ID:09egda4No
>>8-9

「………任せてクダサイデス!!」

 ムガの当然の疑問に妙な間を置きながらも元気に返答。
 元気っていいね。元気があればなんでも出来る。

【さて?何やら皆々の期待の眼差しがあるようなので食材選びだ!!】

「………」

 少しの間、ムガのほうをじ〜っと見て、

「さて、ここにネズミ肉があるデス」

 おおっと、突然取り出したのはネズミ肉である。他意は一切無いと告げておく!無いのだ!

「鼠ニンジャ=サン、骨抜きお願いデス。なるべく肉を傷つけずに切ってくださいデス」

 そして、下ごしらえアシスタントをよりによってムガにさせるこのアレっぷりである。嫌な予感重点!!

「デスデス」

 そして、セイロの準備。酒を入れて酒蒸しの準備。
 ディープメイカーでうにょーんとベティちゃん触手を伸ばす。

「サソリの酒蒸s(皆まで言わせていけない!!」
11 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/08(日) 23:45:52.40 ID:nONz/pic0
>>9
ボロウズ「・・・・・・・・・・・・」
無言 だがムフーと鼻息が荒いあたり 自らの仕事にご満悦のようだ きっと使っても問題ないようだ
切れ味の悪い包丁を持って戻っていった きっと明日には斬鉄包丁に生まれ変わっていることだろう

だが越境者全員の腹を満たす量の芋だ 恐ろしい量がまだ残っている

ロイ「ついでだ こいつも頼む」
ニンジンも追加されました

>>10
誰だろうか?ネズミ肉なんぞを用意したのは?

ウェイストランド人「あ 俺です」
他にもイグアナ肉とかリス肉とかもあるんだってさ

そして相も変わらず非常食扱いしてくるα-12であるが 今日のベティちゃんは一味違うようです

―――ギィ!!
キラーンとおめめが光り 素早く反転 ディープメイカーをハサミでちょん切った!!

―――ギィ!!
やんのかこらーと言わんばかりにハサミを振り上げるベティ 酒蒸しにするのは大変だぞ!!
12 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/08(日) 23:52:37.01 ID:LI9gH9gO0
>>10
「……煩いなぁ……」

元気に対してはそんな反応
寝起きでダウナー気味だから仕方ない

「ん? ……あぁ、骨取ればいいのな」
「つか鼠肉って、腹壊さないんだろうな?」

ヒトが猿を同種と見ない様に、鼠人もそれと等しい
調理する事自体には嫌悪感はなさそうだが、どちらかと言えば衛生的な疑問があるらしい
序でに言えば

「……あ、崩れた」

手で骨を取ろうとしてぐちゃっとやっているのも問題点

>>11
「多い……」
「……はぁ? 終わらない、こんなに」

しかしこの斬れ味を持ってしても圧倒的物量を前に辟易気味だ
更に食材も足されこれは困った
だが手を動かす以外にムガに出来る事はない

「…」
「……」
「………」

無心、只管唯只管に包丁を動かす
精神修行にいいななんて途中考えもしたりした
13 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/08(日) 23:59:47.30 ID:09egda4No
>>12

「コイツまじでツカエネーデス!!」

 ダウナーなムガがやった一連の動きでダメ出しをかますα-12。
 袋抜きが早速ダイナシである!!が、ここは女子力を重点し、食材の無駄はしない!!

「路線変更デス!ネズミ肉はミンチにするので切りまくってくださいデス!」

 もっと力任せ単純ムーヴを任せたほうがいいと判断し、ムガのお手伝いオーダーの変更だ!!

「ちなみにネズミには沢山の病原菌がアレな場合も多いデスが、
 一応、食用ネズミならば無問題デス」

 解説解説。これで安心だね!なお、そういう問題ではないとか冷静なツッコミは不要である。



>>11

「ぐぬぬ!?」

 非常食のくせにナマイキな!ディープメイカーがちょんぎられてしまいました。
 そうして、α-12はちょん切られたディープメイカーをじーっと見て、

「デスデス」

 なんと、そのままディープメイカーを鍋に投入!醤油煮しはじめたぞ!!
 なんたる食材を一切無駄にしない効率的ムーブメントか!!

「料理はアイジョーデス。なお、α-12は無慈悲デス」

 わけのわからんことをほざきながらもディープメイカーをフル活用。
 かたっぽで冷蔵庫からトマトを出しながら、もうかたっぽでコンソメゼリーをつくって、
 もうかたっぽでリンゴを切って、もうかたっぽで生地捏ねてる。

【なんかすっげえ効率的に見えるが、調味料全部目分量だったり、雑くも見えるムーヴ。ぶっちゃけ遊んでね???】
   【判定(料理はアイジョー)→無駄に料理スキルある御仁からは意外にも(強調)ちゃんと料理の行程踏んでやがると把握可能】
14 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/09(月) 00:05:30.54 ID:lXo/lV1I0
>>12-13
ロイ「まぁ・・・頑張れ」
精神修行には確かにもってこいだろう なにせうるさいの(α-12)がギャーすか騒いでいるのだから

ロイは洗濯機が止まるのを確認し バスケット片手に止まり木の宿の屋上に向かっていく

―――ギィ!!
シャキーンとかっこいいポーズを取りながら どんなもんじゃーいとドヤ顔のベティ

そして分量も見ずに色々とやりすぎているα-12を見て

ロイ「ニア!! タェンティース!! 同じ顔の××料理人を何とかしろ!!」
と命令を出すのであった
15 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/09(月) 00:15:27.40 ID:0ixXgVit0
>>13
「ミンチ? あぁ、挽肉……」

言われれば野菜の皮剥きの傍ら、ドンドコ刻んで行く
この程度ならば料理の腕など関係ない、むしろ戦闘で鍛えた筋肉の稼働がモノを言う
あっという間に相当な細切れの鼠肉の完成だ

「……」
「……まぁ、手は付けないでおこう……」

そう小さく呟くのであった

>>13-14
「……」

既にムガ、色々と消耗した風に野菜や肉に包丁で挑んでいる
どちらかと言えばツッコミ体質なのが災いしたのだろう

『『えっ?』』

と、少し離れた場所でお料理に勤しんでいた生体兵器のふたりは名前を呼ばれて振り返る
半人は無機的な記録で数多の料理本を暗記しているし、更に有機的なスキルにも富んでいる
ニアはとある料理人直伝の腕前を持ち、それも軍隊式の為に大量調理もお手の物だ

『えーと……ま、まぁ、お料理に愛情は必要ですし……』
『……案外大丈夫じゃないってんですかっ……?』

言いながらも矢張り、ちょっぴり不安なのも事実らしい
行程的に間違いはないし、味など濃ければ薄めればいいし逆なら逆で対応出来る
一応近寄ってきてチラチラと確認しつつのお料理タイムとなったそうな

『ムガ様は、もう少し丁寧に……そう、そうそう』

最もムガにしてみれば、厳しいダメ出しが入る様になってしまった様だが

//すみませんがお先にっ
//ありがとうございました、またよろしくでするっ
16 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/09(月) 00:21:41.04 ID:OZ+Rv44To
>>14

「前菜完成!もっていってやがってくださいデス」

 大鍋に入ったスープを無駄に足の速いアキレスに渡す。

【冷製トマトスープ…トマトジュースをコンソメで伸ばして生クリームでコクをつけている。
 さらに固めたコンソメゼリーが入っていて喉を通る瞬間にスッと溶ける食感】

「次はギョーザデス。ほいほいほいデス」

 大量に積まれた水ギョーザも完成である。
 まったく料理に一貫性が無い。オールジャンルともいう。

【ネズミギョーザ…叩いたネズミ肉とディープメイカーの醤油煮をあんにしたギョーザ。
 肉の歯ごたえと、ナマコのようなディープメイカーでこんにゃくのような面白い食感を楽しめる】

「非常食=サンがその役目をまったく全うしてくれないので代用品で超妥協デス!!」

 サソリが使えなかったのでエビで代用した酒蒸しである。
 素材が新鮮なのを、運び屋=サンが用意してくれたのでシンプルに味を堪能できるもので。

【エビの酒蒸し…蒸し加減は勘頼みだが、意外とちゃんとしているので説明不要に美味だったりする。ナマイキな】

「甘いものは不可欠デスね。これは古事記にも書いてあります」

 んでもって〆はアップルパイである。
 リンゴで焼くと食感が全然かわるね。甘さがすっごい出るのは言うまでも無い。

【アップルパイ…サクサクの生地とネットリ濃厚な甘味のリンゴをご堪能アレ】

「ふー、完了デス!」

 後片付けなぞ欠片もやる気が無いため、キッチンを散乱させまくって、満足げなα-12。
 そのまま、シュンシュンと湯気を出すセイロをもって、ベティとおっかけっこ始めました。集中力ゼロ!!

「まてまてーデス!ちょっとこっちで蒸し…もといサウナっぽいアレにぶちこまれやがってクダサイーデス!」

【最初から最後までひっじょーに評価に困るお料理ムーヴ!!!】
17 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/09(月) 00:27:24.05 ID:lXo/lV1I0
>>16
アキレス「ふぅ・・・トイレ掃除おわrのぉ!?」
やっと割り振られた仕事が終わったと思ったら配膳のじかんである 目を白黒させながら昼食の準備に取り掛かるアキレス

そしてキッチンを破滅的散らかしたい放題させた後 ベティを追いかけ回すα-12
ロイ「ったく・・・片付けやってから遊べお子ちゃま!!」

止まり木の宿の屋上にある物干しスペースから降りてきたロイは α-12に怒鳴りつける

昼食を告げるチャイムが鳴り響いた 直に食堂は越境者で溢れかえり α-12の料理に舌鼓?を打つだろう

―――ギィ!!ギィ!!
ベティちゃんはその料理を食べることができるだろうか?

//ではこのへんでノシ お疲れー
18 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/01/12(木) 22:24:56.28 ID:3s+8xMCf0
『……見ない顔だね、旅人さんかい?』
『こんな物騒なの街によく来たもんだ、気を付けなよ』

商店街の果物屋の、おしゃべりな中年店主はそう笑った
対して七八は渋い顔、物騒かぁと呟く

「ここもエーカーの影響かなぁ?」
「……やだねぇ」

しかしそれでも、昭和の、古き良き日本的街並みは猥雑として賑わっている
おそらくこの場だけを見れば、まるで戦乱との関連性を見抜けるモノは少ないだろう

『……やつらだ! リキシ兵だー!』
『こんなときに……駐在兵はどこ!?』

すると突然、鳴り響くサイレンと悲鳴
なんと街はずれの街道から、派手な装飾を施した超大型トラックが猛スピードで突撃して来るではないか
それは幾つかの家屋を半壊させながら停車、荷台のトランクの扉が開き、中から飛び出してくる兵士達
皆土気色の迷彩服を着込んでおり、突撃盾と突撃銃を構えている
そして一般人達を捕縛し、連行しているではないか

『畜生、連中め……!』
『……あんたら、危ないぞ、逃げろ!……グワーッ!!』

「えっ、ちょっと……なにこれー!!」

果物屋の店主はカウンター裏に隠されていたショットガンを構え発砲!
しかし盾に阻まれ逆に掃射を受ける形に
肩に被弾し店の中に隠れる店主、越境者一同は完全にこの戦闘に巻き込まれる形となる!
19 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/12(木) 22:42:56.94 ID:FJUrsDXr0
>>18
アキレス「やだねぇ」
ロイ「ねぇ」
―――ギィ!!

完全に同意 と言わんばかりの2人 ベティちゃんは買ってもらったみかんの皮を剥くのに忙しいようだ
そんなこんなで古き良き日本を包む平穏は突如として破られた

アキレス「なんだよリキシ兵って!?」
皮むき中のベティを担ぎ上げ臨戦態勢のアキレス

ロイ「突っ込む!! 援護しろアキレス」
そしてロイはハルバートを手に突撃を開始 長柄の当たる範囲まで距離を詰めようとしている
20 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/01/12(木) 22:52:57.66 ID:3s+8xMCf0
>>19
『リキシ兵の奴等は突然来ては、街の人達を拐って行くんだ……!』
『奴等は雑兵だが……』
『くそ、駐在兵はまだか……!』

「……拐ってどうすんだか……まったくもう!」

素早い判断、吶喊するロイ
その猛烈な勢いを止められる程の火力はない、散発的及び狙いも定まらぬ射撃である
容易に踏み込める事だろう、更に言えば近接戦闘に迅速に移行する事の出来るモノもいない!
これは完全にロイの距離である、そして彼に注意が惹きつけられておりアキレスと七八は完全にフリーだ
状況としてはロイの正面に雑兵5人、その後方に街人を連行する雑兵3人、更に後ろに大型トラックである
21 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/12(木) 23:04:57.54 ID:FJUrsDXr0
>>20
ロイ「ッ!!」
銃弾をオーガの腹革で作られた革鎧で受け止めながらの前進 素早く近接武器の間合いに入ると ハルバートの鈎爪を盾の縁に引っ掛け引っ張り隙を作り 長銃が機能しない超近距離に持ち込もうとする
それが適えばハルバートを振り回し 時に柄をぶつけ昏倒を狙い 時に穂先を四肢目掛けて突き出し 無力化を図ろうとするだろう

アキレス「それじゃ俺は素敵★いやがらせに移ろうかね…デモンレッグ!!」
そしてアキレスはロイに注意が向かっていることをいいことに 脚から青き霧を出し 大きく迂回するようにしてトラックを目指す
トラックに取り付くことに成功すれば

アキレス「そいじゃいってらっしゃい!!」
―――ギィ!!

窓から中めがけて みかんの邪魔をされて怒り心頭のベティを放り込んで妨害行動をとろうとする
怒れるベティちゃんは運転手やら運転席やらで矢鱈滅多ら暴れようとするだろう
22 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/01/12(木) 23:15:10.82 ID:3s+8xMCf0
>>21
『グワーッ!』
『ヌワーッ!』

敵兵の練度は少なくとも、歴戦の勇士たるロイのハルバードを前にその技量を発揮出来るモノではない!
一振り毎に抵抗する数は減り、おそらくは息が上がるより前に鎮圧する方が速い程であろう

『ウギャー!』

一方トラックも大惨事だ、運転席に侵入した謎の超生物
慌てて運転席から転がるようにして脱出する兵士、縺れて転んで頭を打った

『……ぐ、ぐぐ……!』
『センセイ! お願いします!』

彼が気を失う直前にそう叫ぶと、トラックの荷台がガタリと揺れた

「……ん、なんかいるの……?」

街人を連行していた三人の兵士を無力化していた七八、ふと気が付いた

『……』

『……ドスコーイ!!』

トラックの荷台の外壁を張り手で突き破り、化粧回し一張の姿で現れるのは

『……リキシだ!! デカイ! セキワケ・クラスだ!』

影から覗いていた果物屋の店主が叫ぶ
2mの身長と180kgを超える体重を誇るセキワケリキシは周囲を見渡し、ロイに照準を定めると

『ハッケヨイ!』

謎の呪文を唱えながら、鋭いブチかましをかまそうとするのであった!
その勢いたるや、踏み込んだ地面が抉れ焼け焦げている事からお察し!
この世界のリキシとは、センセイと呼ばれるだけあり武装した一兵団より戦力で勝るのだ!
23 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/12(木) 23:25:15.85 ID:FJUrsDXr0
>>22
―――ギィ!!ギィ!!
運転席でジタバタと暴れるベティ たまにハサミがクラクションに当たり音を立てるのはご愛嬌

それは兎も角として 先生と呼ばれる何者かが 外壁突き飛ばして現れる

・・・あ こっち見た

猪突猛進とはまさにこのことか トンデモ勢いで突進してくるリキシ 真正面から受け止められるのは不可能 ならばどうするか
ハルバートをポイと捨て 両手から紅蓮の闘志を放出

ロイ「烈破!!」
掌で収束 圧縮を経て 小さな星となった闘志有する両手をを 接触寸前のリキシの顔面の前で打ち鳴らす

ロイ「猫だまし!!」
紅蓮の闘志で相手の目を晦ませつつ 横に素早くステップを踏んで回避を試みる
24 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/01/12(木) 23:32:51.74 ID:3s+8xMCf0
>>23
『……ぐぬっ!』
『コシャクな!』

ぱっぷー、とベティのハサミがハンドルの中央を叩くたびに間の抜けたクラクションが鳴り響く
ロイの立会いの変化(リキシ目線)に対応出来ず、ブチかましは横っ飛びで躱される事になった
まぶたをしぱしぱとさせている所を見ると、猫騙しは効果を発揮し空圧で目が眩んだのだろう

『ドスコイ!!』

だがロイの大まかな位置さえ把握すればいい
彼の掌はまるで障子の様な大きさだ、繰り出すツッパリもそれだけの面積と更に破壊力を持っている

「で、デッカいなぁ……」

七八はその巨体にやや怯み、またクロスコンバットでの誤射を警戒しなかなか上手く援護出来ずにいた
25 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/12(木) 23:47:32.06 ID:FJUrsDXr0
>>24
―――ギィ? ギィギィ♪
そのうちクラクションが楽しくなったらしい クラクションめがけてハサミ攻撃の連打が始まった


それはさておき馬鹿みたいにデカイ張り手に付き合うつもりはない 大きく後退を繰り返し セキワケリキシの注意を引気付け用とするロイ

そしてアキレスはいつの間にか四五六の隣にやってきて

アキレス「ねぇねぇ クナイ=ダートか刀貸してくんない?」
と四五六に刃物を要求

そしてセキワケめがけてアンブッシュ!!

アキレス「知ってんだぞ!! セキトリってのは引退するときに髪を切るんだろ!!」
強制断髪式を慣行 大銀杏を切り落とそうととびかかった
26 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/01/13(金) 00:00:12.40 ID:1MB0STv10
>>25
ぱっぱっぷー、ぱぷっぷー
鳴り響くクラクション、ベティの音楽センスが問われる!

「えっ? あ、うん」

『えぇいチョコマカと! ガップリ組み合わんか!』

クナイを手渡す七八
ナイフ的な扱いとしては此方の方が軽く、取り回しが良いとの判断だろう
アキレスの機動力を視野に入れた判断

『なぬっ!?』
『……ど、ドスコーイ!?』

ズンバラリン、スパッと両断される大銀杏
ぱらぱらと舞う毛髪、落武者スタイルと化すセキワケリキシ

『……あ、あぁ……!』

しばし呆然とし、頭を触りその無様を確認するや否や

『……体力の限界……! 気力もなくなり……!』

がく、とその場に膝をつき気を失うのであった

『……おぉ、す、スゲェ! リキシを……!』
『ん? 今頃ヤクザ兵達が来たか……』

果物屋の店主、このまさかの勝利に目を見張る
そしてやや遅れて現場に到着したこの街を守る兵士達は

『ザッケンナコラー! 敵はドコジャー!』
『イテコマシタラーボケガー!』

黒スーツに身を包み、愛用のチャカやドスを構えたヤクザ兵達である
リキシ兵達とヤクザ兵達の動乱の続く世界の街の、そんな一コマ

「……何、これ?」

結局余り働かなかった七八、はてと小首を傾げる形となった
トラックのクラクションは多分まだ、愉しげに鳴り響いている事だろう

//この辺で締めで願いますっ、ありがとうございましたっ
27 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/18(水) 21:54:12.77 ID:T4ROWt5jo
【ファンタジーな世界でアレ】

 ここはとあるファンタジーな世界の城塞都市…というべきか、
 洞窟と都市が融合を起こしたような半地下都市めいたところだ。

【この都市の住人は所謂ドワーフと呼ばれる亜人種で皆、背が低く、寸胴で、筋肉質で、
 そして、男も女も大きなヒゲをたくわえている。ロリドワーフ?なにそれおいしい食べ物ですか?】

 さて、ドワーフといえばどのようなイメージか?
 大体はテンプレめいていると言っていい。工芸の神に愛されるが如く発明・建築に優れ、
 坑道を掘りまくり、酒を浴びるように飲み、ガンコで融通が利かず、恨みは決して忘れない。そんな感じだ。

 −−−−−−−−−−−−

「と、私も思っていたのだがな。なんとも軟弱なものだ」

 無表情にドヤ顔をキメているのはイムカ・グリムナー。
 銀河帝国の政治将校であり、越境者でもある。

【ここはドワーフ城砦都市の酒場!そして、周囲はドワーフの死屍累々の地獄絵図!
 正確には口から酒やら寝ゲロやらを撒き散らしているというスットコ構図であるが】

 腕を組むイムカのテーブルには空になった樽ジョッキが山のように詰まれ、
 白目を向いて突っ伏したアワレなドワーフと、撒き散らされた宝石やら金貨が散乱している。

「皆、路銀は手に入った。これで私の些細な過ちもチャラだな」

 なお、偉そうな事を言っていますが、いつもながらテクノロジー=金運というトンチキ黄金律により、
 またも、サイフを落として、路銀をすっからかんにして危うく野宿か?状態寸前なったのはコイツです。
28 :シーラ ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/18(水) 22:02:56.30 ID:y+eh11a3O
>>27

「……私の故郷のドワと結構違うなぁ。私らんところで言うならノームに近いぞこいつら」

さて、その有様をなんとも醒めた目で見ている、おさげの小柄な女。
子供にしか見えないが、こいつもドワーフである。ただし、ここではない別の世界の、だが。
禁酒の誓いを立てているため、この惨状の一員にならずに済んでいたようだ。

「まぁ、金が手に入ったのはいいことだ
29 :シーラ ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/18(水) 22:04:20.01 ID:y+eh11a3O
//大胆な途中送信

>>27

「……私の故郷のドワと結構違うなぁ。私らんところで言うならノームに近いぞこいつら」

さて、その有様をなんとも醒めた目で見ている、おさげの小柄な女。
子供にしか見えないが、こいつもドワーフである。ただし、ここではない別の世界の、だが。
禁酒の誓いを立てているため、この惨状の一員にならずに済んでいたようだ。

「まぁ、金が手に入ったのはいいことだ。冒険には先立つものが必要だからな」

「そんで、なんのインチキしてこいつらをこんなになるまで酔いつぶしたんだい、大将」

ドワーフというのはなまじっかなことでは酔いつぶれない。
恐らくこの世界でもそうだろう。そうでなければ、こんな死屍累々になるまでドワーフが倒れるわけがない。
酒にとんでもなく強いという自負があるからこそ、ここまで無茶をしたのだと推測できた。
30 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/01/18(水) 22:11:15.13 ID:FCSnuFKp0
>>27
「……」
「……まぁ、いいんじゃないか……」

グロッキーなドワーフに洗面所まで肩を貸したりだの、喉が詰まりそうな倒れ方をしているのを安静にしたりだの
ともあれ事後処理を行いながら猫人は苦笑
旅の資金の補填は終わったらしい、ただまぁアフターフォローがちょっと必要そうだ
取り敢えず、と前置き続ける

「これ以上挑戦者もいないだろうし、早めに宿を取ろうか?」

その言葉の裏には、また万が一の場合が無くもないななんてやや失礼な本音が隠れていた
31 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/18(水) 22:11:39.40 ID:dgY8l2B+0
>>27
ロイ「オロロロロロロロロ・・・」
ここにドワーフめいた外見を持ちながらも ドワーフより背の高いゲロ死体が転がっている
ドワーフクォーターであるロイは死闘の熱気に当てられて他のドワーフと戦いを挑み 1人目を倒したところで見事撃沈と相成ったのである

アキレス「イヨッ ザルを通り越して枠だけ女イムカ!! 女子力が裸足で逃げ出す漢女(おとめ)」
そんなロイを介抱しつつイムカに賛辞を贈るスカタンと

―――ギィ♪
ドワーフたちがお残ししたツマミに舌鼓を打っているベティでした

アキレス「路銀が手に入ったっていうけどさ 今度はどんな理由で路銀落っことしたの?」
32 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/18(水) 22:14:05.65 ID:T4ROWt5jo
>>28

「まーったく、男ってのはドイツもコイツもアホだねぇ。
 まあ、アンタのお連れさん。こんなに酒に強いヒューマンは初めてみたよ」

 寝ゲロ生産機と貸したアワレな男どもを呆れたように見ながら、
 のっしのっしと器用に歩いているのは女のドワーフ給仕である。
 オレンジ髭の先端を赤いリポンで括っていてある意味ラブリーである。

【シーラの前に香辛料をタップリ効かせたカタツムリのローストが置かれる。
 先端が尖った専用フォークでキュポンと身をほじってご賞味アレ】

「ん?インチキとは人聞きが悪いな。適当に挑発して、ドラゴン酒飲み勝負に持ち込んだだけだ。
 実に正々堂々、まったくもって扱い易いものさ」

 ドラゴンもひっくりかえるというアホ酒の飲み勝負をやらかしたということである。
 確かにドワーフも酒にめっちゃ強いが限度というものがある。
 なお、インチキやっていないというイムカであるが彼女はネファレム(超人類)である。

「強いて言うなら、神なる皇帝陛下の祝福あれ。だな」

【つまるところ、アルコールを即座に分解する人造臓器が移植されている。ぶっちゃけチートである。ナムサン!】
33 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/18(水) 22:17:13.43 ID:iraxZchT0
>>27
「こ……これって強盗と変わらな……いや、何でもないです、ハイ。」

……自分まで酔い潰されそうな勢いなので途中で閉口した。以前無慈悲にも彼女に酒を盛られた経験がある故に。
と言いつつも、彼女も撒き散らされた金貨やらを摘み取るように失敬しているのであった。

「…………うっぷ。」
「……ごめん……ちょ、ちょっとトイレ!!」

が、拾い集める最中でおっさんドワーフの嘔吐物の臭気がクリティカルヒット。
そのSAN値チェック不可避の臭いに耐えられず、そう言いながら深雪はトイレへ駆け込むのであった。
34 :シーラ ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/18(水) 22:22:05.38 ID:y+eh11a3O
>>32

「この大将がヒューマンかどうかは、意見の分かれるところだよお姉さん」

うーむ、と自分の顎先をなでる。
いつか自分にもあんな風に髭が生えるのか? いやまさかそんな。
ばあ様には生えてなかったはずだ。寸胴でもないし。

「……いっそのこと開き直って、知り合いのいない世界に飛んだら「のじゃロリ」でも演じてみるか」

降ってわいた奇妙な先行き不安から、変な方向に発想がトリップするが、エルカルゴの香りに正気に戻る。
ほほう、いいオイルを使っている。美味い食い物はいつだって人のささくれだった心を癒してくれる。

「正々堂々ねぇ……まぁそういうことにしとくか。そんで、これからどうすんだいこれ」

そもそも何してる最中だっけか、と、ノリでついてきたことを隠さぬ一言。
たぶんこいつ道中の話ろくに聞いてなかったゾ。
35 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/18(水) 22:24:17.12 ID:T4ROWt5jo
>>30

「くそぉ…復讐せねば先祖に申し訳が…」

 解放をされながらも、ここは執念深いドワーフらしく、
 多くが復讐(酒)を誓っているような呻きが散見される。

【復讐→返り討ち→マネーゲット→復讐の快適生活永久機関が早くも構築されようとしている!!】

「まあ、そうだな。いい宿が取れそうだ」

 うむ、と頷いて、樽ジョッキをテーブルに置くイムカ。
 その揺れで幾つかの、そして何故か高価な宝石や金貨ばかりがテーブルから零れ落ちて転がり、
 ドワーフゲロ死体の方に紛れていった。何故かもう因果律的に回収不能な気がする。

【あれ〜?手に入れたそばからマネーが減りはじめているぞ?】

>>31

「イヤーッ!!」

 上官侮辱罪が適用され、お調子者のスカタンの口にエンドウ豆のクロケットが強制突入。
 なお、ドワーフの血が騒いで自滅したスカタンその2に同情するものなし。アワレ。

「どんな理由だと。それはアレだ。悪辣な運命の罠というものに――」

 正確に告げるなら、路銀を入れた革袋の穴が空いており、気付いたときには手遅れだった。
 なんともシンプルかつウカツな理由であった。
36 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/18(水) 22:30:43.96 ID:dgY8l2B+0
>>35
アキレス「グワーッ!!」
揚げたてクロケットの熱々ザクリな食感にアキレスの口はネギトロめいた云々がナムアミダブツ!!

―――ギィ!!
ベティは自分にもやってほしいらしく バッチコーイとハサミを振り上げていた

ロイ「うぅ・・・水を・・・チェイサーをくれ・・・」
グビグビグビグビ・・・

ロイ「ふぅ・・・シヌカトオモッタ まぁなんだ 俺はもう部屋で寝たい できれば5年ぐらい・・・」
なんとか立ち上がるまでに復活したロイ こちらも宿をとることには賛成のようです
37 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/01/18(水) 22:32:26.90 ID:FCSnuFKp0
>>35
「……その辺にしておこう、その辺に」
「いい宿が普通の宿にランクダウンしかねない」

慌てて回収しようと手を伸ばすも時すでに遅し
チャリンコロン、そしてびしょり
多分そのつもりになれば拾う事も叶うだろう
だがしかしそれを行うにはやや、正気度が足りない

「……こらこら、正々堂々とした勝負に負けて復讐など、御門違いも甚だしい」
「自分の身をキチンと片付けて、他人や店様に迷惑を掛けずにいられるようになってからそう言う事を言え」

報酬を小袋にしっかり回収しつつ偉そうにお説教、元僧侶の悪癖である
38 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/18(水) 22:35:57.75 ID:T4ROWt5jo
>>33

「君も覚えておくといい。プライドを刺激して状況を転がすのは女のたしなみというものだ」

 この女子力の欠片も無い女のたしなみのご高説は参考にしてよいものかは、
 判断に迷うところであろう。何かが間違っている気がするならその感性は大切にしよう。

【なお、拾い集めるのは正解である。イムカに管理させるといつの間にか所持金ゼロになりかねぬ】

 ちなみにであるが、ファンタジーな世界である。中世時代ベースである。
 おトイレ…水洗である可能性は極めて低く、衛生的なアレもたぶんお察し。
 まあ、この辺は仕方ないであろう。ナムナム。

【少なくとも人類史の衛生がアレな時代よりはマシ…道端にアレなら何やらが棄てられている状況ではないと記載しておく】


>>34

「ハッハッハ、確かにそうだねぇ」

 豪快な笑いでシーラの言葉をやや間違って解釈したドワーフは笑った。
 気風のいいおばちゃんめいた雰囲気であるが、この世界のドワーフの女とは得てしてこういう性質だ。

【かたつむりのローストは実際、野趣であり美味であろう。ドワーフは料理においても中々の祝福を受けている】

「のじゃろり?まあいい。目的だな。まあ、私の理由は一貫したものだ。常に聖務(ミッション)あれだよ」

 イムカが聖務と言うのは概ねが銀河帝国の密使として…異世界のテクノロジー収拾である。
 永年の戦争状態にある世界においては、常に革新的技術が求められている。
 言い換えれば、コイツに付き合っていれば厄介事と冒険には不自由しないということでもある。
39 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/18(水) 22:47:56.16 ID:iraxZchT0
>>38
真っ先にトイレに駆け込んだ深雪がウカツであった。ファンタジー世界故に下水が整備されているわけでもないだろう。
おまけに、先程の惨事で多数のドワーフがリバースしまくった其処は恐ろしいことになっていたことは言うまでもあるまい。
無論、トイレで力尽きたドワーフも多いだろうに、そこはツキジめいた惨状と化しているのであった。ナムサン。

「う、うげ……おろろ」【※しばらく美しい映像をご堪能ください】

……既に決壊寸前であった彼女の喉が耐えられるはずもなく。
とうとうモザイクを転がってた一般通過ドワーフの顔面にぶちまけて……ここから先は省略しておこう。


「……ただいま…………」

やがてトイレから戻ってきた深雪の顔は、吐くものを吐いてすっきりしたそれとは程遠い、げっそりとしたもので。
その足取りも、ふらふらと覚束ないそれだった。
40 :シーラ ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/18(水) 22:50:10.94 ID:y+eh11a3O
>>38

「聖務ねぇ。技術蒐集だっけ? そうだなぁ……」

つまるところ、この世界のドワーフの秘密か。
ドワーフの秘密といえば、より良い冶金だとかが思い浮かぶ。
しかし、イムカの世界でよりよい鋼の精錬などは間に合っていそうな気もする。
さもなきゃ名高い『賢者の石』か。

「……まぁ、この世界にどんなお宝、冒険があるにしても」

ぐるりを見渡す。ロイはグロッキー。深雪も精神的にキツそうだ。
このまま強行軍してもいい結果は得られるようにも見えない。

「ひとまずは休んでくかね……あ、これ美味い」

エスカルゴに舌鼓を打ちつつ、(これで酒が飲めないのは何とも勿体ないが)
自分の手元に転がる貨幣や宝石を回収しておく。
41 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/18(水) 23:00:15.02 ID:T4ROWt5jo
【全員対象】

 路銀がリアルタイムで減少を続けてしまう前に、ゲロやらゲロやら説教やらで大惨事と化した酒場を後にし、
 さっさと宿を取ることにした一行はあぶく銭により比較的グレードの高い宿の確保に成功。
 快適な…文化が違うため意見が分かれるがとにもかくにもいい宿には泊まれた。

【なんとベットは石造りである!硬い!枕は…石材!硬い。布団は…無い!簡素なタオルケットのみ!
 クッションなどというエルフめいた軟弱発想はドワーフには存在しないのだ!!】
【また、高い宿なので、一応、備え付けの2等水があったが、通常なら水は酒以上に高価であるため、
 飲料は酒ばかりになるところである。ここは一応、宿のグレードが高い恩恵であった】

 −−−−−−−−−−

【翌日】

「さて、皆、目覚めは快適かな?」

 ドワーフの都市ゆえ、空は見えず、朝と夜の区別がほぼつかないので、
 時間間隔が狂っていきそうであるが、一応は朝に分類される時間帯である。

【朝食はヘビの煮込みスープと黒パン、ニンジンのソテーと中々に美味だがヘヴィな内容だ。ヘビだけn(ry】

「じゃあ、当初の予定通りに、今回の目的であるルーン刻印の捜索に地下ダンジョンへのアタックに出発する。
 ドワーフの文化とやらのおかげでとんだ手間だがな」

 ドワーフは口伝と一族の伝承でのみ、秘伝のルーン刻印を伝えている。
 図書館などのアーカイヴは当然存在せず、さらに余所者である越境者達においそれと教えてはくれない。
 ゆえに試練が課される。己が眼でルーンを収める分には止めはしないので、精々頑張れってことらしい。

「他にアタックした連中からカネで買うことも検討したのだがな。
 どうにも、妙な呪いを受けかねないという伝承もあって及び腰だ。まともな情報が集まらん」

 それでも、小ずるいシーフを捕まえてどうにか聞き出そうとしたこともあるのだが、 
 値段交渉の途中で、謎の疫病に罹ってしまい、完治したときにはルーンの知識だけが記憶から抜け落ちたときたもんだ。

【ルーン刻印…力ある文字を刻むことで、魔法的な効果を引き出すファンタジー技術である】
42 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/01/18(水) 23:09:33.74 ID:FCSnuFKp0
「……明日大丈夫なのかこれ」

具合悪そうにしているロイ、更に深雪もゲッソリとして戻って来たではないか
明日の探索に支障がないか、というよりそもそも彼等は回復するのか
不安を抱きながらも必要なら肩を貸したりなんならおぶって宿へと向かうだろう

>>41
「……まぁ、悪くはない」

ふぁぁ、と欠伸する黒猫
部屋の状況を見て察し、猫モードに変化したのだ
なるほどこれならば石のベッドだろうがなんだろうが、タオルケットの上でのんびり安眠である

「朝食は……玉ねぎ使ってそうだな、戻るか……」

朝食をちらり、洗面所に行って戻ってくる頃にはまた猫人の獣人姿
日常生活の上で極めて便利に使い分けているようだ

「ん、そうな……」
「まぁ、ルーン文字の捜索って事なら……」
「あ、コーヒー飲む?」

元来、魔法世界の住民である猫人も少しは役に立てるであろう
硬いパンを囓り、食後のコーヒーを提案、呑気なものである
43 :シーラ ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/18(水) 23:11:07.41 ID:y+eh11a3O
>>41

「横になるより胡坐で瞑想してた方が気分が楽になりそうなぐらい快適なベッドだったよ」

嫌味なのか本気なのかわからんことを言いながら、軽く朝食を平らげた。
朝からこんなに食えるのは確かに恵まれている方でもあった。
蛇煮込みは少しエキゾチックに過ぎるような気もしたが。

「『力ある文字』かい。そりゃ、防衛機構ぐらいあらぁな……」

「ダンジョンだろ? 酸のスライム、ポイズンウーズ、大ネズミ、人食いワーム。あと石組の番人たるスフィンクスってところが定番か」

「まぁ、せいぜいサイコロとかコインとか振ってこうじゃないか。せっかくの冒険だ」

愛用の剣、よし。ナイフの補充、よし。呪いに必要な元気も有り余っている。
44 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/18(水) 23:11:34.87 ID:dgY8l2B+0
>>41
アキレス「アイタタタタタ・・・節々が痛む・・・」
―――ギィ♪

結局ベッドの上に寝袋を敷いて寝ることとなったが 固い寝床にあまり安眠と言えない様子のアキレス
ベティちゃんはスープの中に入っていた蛇肉に舌鼓

ロイ「あぁ 二日酔いには蛇スープが一番だ」

反対にケロリとした様子でスープを飲み干すロイ こちらはドワーフ混じりな上にファンタジー世界の出身者
外套を毛布替わりに地べたで寝ることも日常茶飯事な彼にとって石のベッドは決して苦痛ではなかった

ロイ「ダンジョンアタックか ああ正しく冒険者の仕事だ 根なし草の誉れだ 是が非でも成功させねばならん
   スカウト技能は本職のシーラには負けるが持ち合わせているし 古代ドワーフ語は読めるぞ ついでに荷物持ちは俺が一番適任だろうな」

アキレス「トレンチガンにはスラグ弾を装填しておこう・・・」

と アタックに向けて意見を交換しようとする
45 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/18(水) 23:22:54.84 ID:iraxZchT0
>>41
「…………」
「おはよ……」

今にも立ち寝しそうに、両目をごしごししながら深雪は答える。様子を見るに、熟睡の二文字とは程遠かった様子。
石のベッドの寝心地は、現代人の彼女にとっては最悪の寝心地であった。誰が言ったか、猛反発マットレス。
眠気に加えて身体の節々が痛く、そのぎこちないことこの上ない歩き方は今にも転びそうなそれだった。
実際何度か転んでいるけど、目はなかなか覚めない。


「……僕、生まれ変わってもドワーフだけにはなれなさそう……」

そして朝飯は……決して不味くはない。むしろ晩飯として出れば最高だった。……晩飯だったら。
彼女はそう苦笑いしているものの、目だけは明らかに笑ってなかった。

「はい、だんじょ……ん…………zzz」

……そして朝飯がてらの作戦会議。
全く眠れず眠気MAXな深雪の頭にはまともに入らず、椅子に腰掛けたままうたた寝してしまう有様だった。
46 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/18(水) 23:30:01.28 ID:T4ROWt5jo
>>42

「便利なものだな」

 変化の使い分けに率直な感想であった。あと、コーヒーはいただいた。文化の味である。

>>43

「そういったのは君の領分のようだな」

 実際、力ある文字の防衛機構といわれてもオカルトに疎いイムカには門外漢である。
 そこは率直に感想が口から出てくるシーラが実際得手であったことだろう。

>>44

 シーラに負けず劣らず、専門家なロイと、やや文化の洗礼を受けてしまったアキレス。
 暢気なベティちゃんは兎も角、対称的な姿勢であったといえよう。

>>45

「むう…」

 コンディションも鑑み、出発は予定より2時間後ということで決着した。
 今回のパターンでは強行軍をしてよいことなどひとつもないのだ。

 −−−−−−−−−−−−

【全員対象…ダンジョンアタック】

 ワーム、ワーム、ワーム!
 横穴から、土の中から、時には天井から!
 紫色の毒々しいヌメリとした表皮を持つワームが大量に湧いて出てきて、一行に襲い掛かる。

【無論、通常であればなんて事は無いザコである。が、状況によっては時に一匹のゴブリンすら脅威になりえるのが、
 ダンジョンアタックの妙味というものである。薄暗く、足音を立てずに、群れで襲い掛かるワーム。厄介極まる】

 ヌメる表皮は刃を通しにくく、閉鎖環境であるゆえに過度の威力は自滅の危険があるためご法度。
 特に酸素を一気に消耗するような炎はロクでもない結果を生みかねない。

【ワーム自体の攻撃力は低いが、噛み付かれれば痛いし、鋭く不潔な牙は恐ろしい病原菌の宝庫だ。
 さらに噛み付かれてすぐに振りほどけないと、皮膚の下の幼生を注入されかねない。
 そうなると、早急な処置をしなければ想像しうる上で最も悲惨な死を迎えることになる】

「中々に…厄介なものだな!」

 蜥蜴の職工が製作した黒檀のメイスで服の上から噛み付いたワームを吹き散らしながら、
 イムカは強化された眼で暗がりなどで蠢くワーム群れを睨みつけている。

【なお、ワームは視覚的攻撃力もあなどれない。言ってしまえば、非常にキモチワルイ。生理的にキツイ外見である】
47 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/18(水) 23:37:26.09 ID:dgY8l2B+0
>>46
イムカが予定より遅めの出発時間にしてくれた
なので帆村と共にテーブルに突っ伏し寝息を立て始めた ロイはその間に準備を整えた

〜場面転換〜
アキレス「ヒィィィィィキモイヨー!!」
四方八方から飛び出てくるワームから飛び跳ね駆け出し逃げ惑い 安定の囮を買って出るアキレス

―――ギィ!!
ベティちゃんは自慢の甲殻を盾に果敢にワームへと攻撃を仕掛ける

ロイ「仕方あるまい 捕まらんことだけ考えておけ!!」
対するロイは閉所ということでいつものハルバートではなく腰のスクラマサクスを抜き放ち
己のスキルを用いてヌメる表皮を切り裂こうとしている
48 :シーラ ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/18(水) 23:38:15.57 ID:y+eh11a3O
>>46

「っち、『酸の外套/Acidic_Cloak』なんて呪いは覚えてきてないっての……!」

案の定、ワームの洗礼を受けることに。
ドワーフであるので暗いのはそこまで問題にもならないが、この数は問題だ。
剣を振り回し、ワームを散らしつつ、時にはナイフ投げも交えて仕留めていく。

「なんか効果的な防御兵装が欲し……」

そこまで言いかけて、ぴこーん、と何か余計なことをひらめいた。
つまり、ワームがやってきたところを、自動で返り討ちにする方法。『酸の外套』といわれる呪いの模倣が出来ればいいかもしれない。

「……酸のスライムをとっつかまえて、保護力場を発生、維持させつつコートを羽織るように……! 無理か、無理だな!」

畜生わかってたよ! と襲い来るワームを一刀両断。
トンチキな発想ばっかりで、シリアスができないドワ子なんだ。許してやってほしい。
49 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/01/18(水) 23:40:55.46 ID:FCSnuFKp0
>>46
「なってみるか? 結構、慣れれば快適だよ」

冗談を交えて飲む目覚めのコーヒーは、すっきりとした香り高い味わい

さてそして、ダンジョンにて

「……ふむっ、これは……っ!!」
「あぁ、もう……気持ち悪い!」

瞳の中の、縦に切れたスリット状の瞳孔が開いた
動禅の魔法の重要要素のひとつにある呼吸法
それは酸素の少ない閉鎖空間であってももうひとつの要素たる体運びを重点とした術を行使すればさしたる問題には及ばなかった
だがしかし、猫の獣人にしてみれば、彼女の見え過ぎる視界からすれば今の光景は実によろしくない
青白い闘気のヴェールを纏い、飛びかかるワームに対して殴り蹴り掌撃尾撃で撃退行動を取っている

「キリがないぞ、早めに突破しないと!」
50 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/18(水) 23:44:33.62 ID:iraxZchT0
>>46
「……ひゃ、ひゃっ!?」
「こ、こっち来るなっ、来ないでって……!!」

床から壁から天井から。四方八方から襲いかかるワーム。もはや眠気もクソもない。
ミミズやヒルを1000倍気持ち悪くしたようなそれに、やはり彼女は嫌悪感を抱いていた。

そして、前衛後衛の意味をなさない奴らの攻撃は深雪にとって都合がこの上なく悪い話。
あっちやこっちやから飛びかかるワームに対して、あたふたと避けたり受け流したりするのが彼女の関の山である。

「う、うぅ……この……っ!」

が、そうやって足を引っ張っているだけではいられない。
閉鎖環境で炎や熱気はまずいと聞いた……が、虫のような変温動物は冷気も弱点なはず。
そう考えた彼女は、冷たい空気でその動きを鈍らせられないだろうかと試みた。
51 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/19(木) 00:01:13.83 ID:qw6iidkto
>>47

 SYHAAAAA!!

 数匹のワームはベティと相対するが、甲殻持ちのベティと、ワームは戦闘相性が悪く、
 ワームの牙と毒性はベティにダメージを与える事はあたわず、ベティはそのハサミで切る…というより
 引きちぎることでワームを倒すことが可能だ。無論、打倒効率そのものは決して高くは無いが。

【実際、環境と相性のおかげでベティも立派な戦力だ】

 アキレスが引きつけているおかげで多少は他の負担は低減している。
 また、ロイがスクラマサクスで切り裂くに当たっては、斬鉄とはまた別のコツ…軟体切断という、
 特殊な斬撃スキルを必要とする。もちろん、通常斬撃と同等威力係数にはならないが、
 そのスキルの有無で打倒効率は全く変わる。

【ロイ…対軟体生物の斬撃スキルの有無で打倒効率が変動】

>>48

「言っておくが、酸のスライムなんていなかったぞ」

 メイスでワームの肉片をばら撒きながら告げるイムカ。
 身体中にワームの体液。酷いものだ。皆、同様だろうが。

「シギー!!」

 クリティカルとなり、真っ二つとなるワーム。良い角度で刃が入ったのだろう。
 中々、切断しにくいのがこれまた厄介であり、投げナイフも貫通に到ったのは決して多くはない。

【シーラ…対軟体生物の斬撃スキルの有無で打倒効率が変動】

>>49

 打撃はワームに対して有効な攻撃属性であるが、
 肉弾戦は群れに対してはリスキーな攻撃方法でもある。

「ブギャッ!!」

 おぞましい呻きと共に吹き飛ぶワーム。
 しかし、完全包囲に近い状況であり、足元から、天井から、横穴から、次々にイリーに襲い掛かってくる。

【間断なく攻撃と回避を連動させて動かねばならぬ。足を留めれば噛み突かれ、
 直接、素肌に攻撃を受ければ危険で、皮膚下に幼生を注入されればアウトだ】
【↓なお、深雪が放つ冷気により、その度にワーム群れの動きは一時的に阻害される】

>>50

 オゾマシイ外見のワームはやはりかなりキツイものがあるようで、深雪には視覚的なダメージを与えている!
 が、しかし、深雪の洞察通りに、彼女の異能と敵の相性は悪くないのだ。

【深雪が冷気を解き放つ度にワームの完全包囲が解れて、回避の間隙を見出せるようになる】
【乱戦状態のため、極端な冷気は危険だが、威力を抑えた冷気をコントロールして持続的に放てるかという、
 威力よりも繊細な制御に重きを置いた技量が彼女には試されているだろう】

 −−−−−−−−−
【全員対象】

【判定(魔力完治)…戦闘で放たれた戦意と魔風に反応してか、岩壁の一部が緑色の輝いている】
【判定(注意力)…緑色の岩壁にはアルファベットの「T」に似た刻印が刻まれている】
【判定(ルーン刻印/ドワーフの血の因子)…
 これは石化のルーンである。一定以上のルーン知識があれば、
 この刻印石があるこの場においてのみ¢蜍K模な石化ルーンが発動できる。
 ただし、ランタンに火を灯す程度の僅かであるが魔力の行使を必要とする】
52 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/01/19(木) 00:10:42.33 ID:SXyXovtz0
>>51
「……、……!!」
「、ん? 深雪さん、助かる!」

一匹を屠る間に三匹に襲われ、その対象を行えば次は五匹
数に圧倒され、汚染された牙による傷は数を増していくばかりだ
最も動禅の治癒を並行して行いながらの戦闘であるため、毒素の周りは極めて遅くまたある程度を超えぬ量に無効化されてはいるが
ただそれでも、幼生の寄生には対処が行えない
それに対しての最大の警戒を行い、食い付かれれば即座に引き剥がして退治
冷気が迸れば好機と見て、足先に闘気の焔を集中
群れを薙ぎ払うような回し蹴りの一閃を放つ

「……ン?」
「なんだ、これ……もしかしてこれって、これがルーンなんじゃないか?」

魔力の輝きを視界の端に捉え、ふと気が付いた様に
最もこの手のルーン魔法は余り明るくなく、その子細までを読み解く事は叶わなかったが

//すみません、半端ですがこれにて落ちまするっ…ありがとうでした!
53 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/19(木) 00:14:18.81 ID:oL1d00Sw0
>>50
「効いてるかな、僕の予想通り……!」

様子を見るに、やはり冷気は有効なようだ。冷気に触れたワームの動きは明らかに鈍い。
霧のような冷気は足元や壁を這うように覆い、そこから飛び出すワームを一網打尽にしようと彼女は考えて。

が、飛び交うワームを回避しつつの能力の制御は実際困難を極める。
噛みつこうと牙を剥くワームを深雪キックで蹴とばしつつのそれなので、有効ではあろうが過信は禁物だろう。

なお、制御と回避だけの時点で彼女の思考のキャパシティは限界に達しているので壁については全く気付いていない。
54 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/19(木) 00:22:23.87 ID:IwgBwo310
>>51
アキレス「どぉぉぉぉぉっせいやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
逃げ惑う中でも握った特殊警棒を振るい 近場で出現したワームをベシベシと叩く

これで倒せるとは思っていない あくまでも狙いはヘイト稼ぎである
冷える洞窟の中で己の使命を全うすべく 動き回っていた

―――ギィ!!
うねるワームが甲殻に噛みつく だが不衛生な牙は甲殻に僅かな傷を作ることしかできず
逆にベティがヌメる体を掴み 力任せに引きちぎる

表皮がちぎれ おぞましい体液が滴り甲殻を汚すが

―――ギィ!!
意に介すこともなくワームに威嚇を続けるベティ 少ないながらも決してバカにできないスコアをたたき出していた

ロイ「フン!!」
スクラマサクスを振るうロイ 実用なのは角度と切り裂く太刀筋
シッカリと当て 適度に力を込めつつ 素早く剣先を走らせ 刃を滑らせることで柔らかい表皮を切り裂こうとする

剣は片手で振るい もう片手にはボロキレを持ち 数回切ったら粘液を拭い 切れ味が落ちない様腐心しながら攻撃を続けている

そして辺りの壁についてだが

【アキレス:魔力感知 失敗  注意力 成功  ルーン刻印/ドワーフの血の因子 失敗】
【ロイ:魔力感知 成功  注意力 成功  ルーン刻印/ドワーフの血の因子 成功  魔力才能皆無】

アキレス「オッサン なんか壁に書いてあるんだけど!?」
ロイ「石化のルーンだ 使えばここいらのミミズを石に替えられる!!」

ロイは自らの知識のみでルーンが何であるかを当てて見せる が

アキレス「じゃあ早くやってよオッサン 囮疲れるんだよ!!」
ロイ「悪いが無理だ!! 俺は魔法の才能が壊滅的なんだよ!!」

知っていても使えなければどうしようもないのだ
55 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/19(木) 00:32:30.83 ID:qw6iidkto
>>52

「コレだと?」

 魔力感知能力を殆ど持たないイムカもイリーの声でルーン刻印石の輝きを認識する。
 奇妙であるが、認識/観測できない限りは永遠に発見できず、一度見つければ、何故気付かなかったのか、
 疑問に思うほどに明朗。オカルトにおいて、認識とはそういうもの≠ネのだ。

>>53

「いいバックアップだ!」

 動きが鈍くなったワームを吹き散らし、また、深雪に襲い掛かる大半を、
 囮役のアキレスと共にフォローを入れるイムカである。
 この状況で深雪の冷気が途切れれば如何に危険であるかを承知しているのだ。

>>54

「石化でいいんだな?」

 ロイの言葉にイムカはさらなる認識を得る。
 しかして、ロイ自身の魔力行使の才能は生憎と皆無。しかし、起動キーである魔力ならば、
 捻出する方法は如何様にも存在する。

【必要なのはあくまで起動分のみだ。そして、認識をロイから得たのならば――】

 −−−−−−−−
【全員対象】

「魔力アイテムを刻印にぶつけて発動させる、だ!」

 イムカは腕のリ・エグザイルを外して、『認識』したルーン刻印に向かって投擲!
 ミスリルと複数のマスタールーンを持ったマジックアイテム。微量であるが魔力を帯びている。
 もちろん、通常は威力として影響を与えるような代物ですらないが、着火材としては十分!

【元々ルーン刻印は多量の魔力消費を必要としない技術。刻まれた文字、刻むための魔力技術こそが肝要】

 ゆえに効果は一瞬で、かつ劇的に訪れた。緑色の光が周囲に解き放たれると共に、
 ワーム群れは瞬時に石化!一瞬にして崩れだす。恐るべき威力だ!

「…ふう、何とかなったな。しかし――」

 あくまで、刻む技術と刻印石に依存した威力である。この場以外ではこの威力にはなるまい。
 そういう意味では扱いにくい技術であることも確かであった。

「まあ、いい。収集する技術としては及第点だ。皆、ご苦労だったな」

 そう言って、イムカは戦闘の余韻を残したまま、記録を始めるのであった。

【なお、予断であるが、この日の晩飯はワームの煮込みであったそうな】

//オソマツ
56 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/19(木) 22:34:55.49 ID:IwgBwo310
【狭間のスクラップヤード】
ゾンビアポカリプスによって荒廃した世界から 外交能力に優れる男 リックを勧誘すべく行動した一行
彼の要望を聞き入れ行動したのはいいのだが その途中で元ギャングの頭 今は州軍基地コミュニティの王にまでなったサムと合流

そしてリックと共に サムと彼の兵隊が戦力としてスクラップヤードにやってきた 対価は非戦闘員の保護である

まぁそんなこんなで狭間のスクラップヤードにガラの悪い連中が増えたわけだが

ギャングA「ヒャッハー!! BBQだー!!」
ギャングB「牛肉は消毒だー!!」
ギャングC「うぅ・・・またBBQができるなんて夢みたいだ・・・(涙」

アメリカ人というのはBBQをこよなく愛する人種である だがあのアポカリプス以来畜産や輸送は滞り 新鮮な肉は超が付くほどに貴重品となってしまっている
そんな抑圧から解放されたアメリカ人がまずやること それはBBQなのである

巨大な鉄板の上 分厚い牛のステーキがじゅうじゅうと焼かれ 煮えたぎるシチューと冷えたビールが並ぶ
嗚呼まさしくアメリカ人のBBQが開催されていた

ロイ「まぁ 肉が喰えればそれでいいか」
アキレス「たくさん食べな」
―――ギィ♪

そんな男臭い祭りの中 一行はどのように過ごしているだろうか?
57 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/19(木) 22:41:31.40 ID:LBzSOC9jO
>>56

その様をなんともつまらなそうに眺めている、小柄な人影がひとついる。
なんともステレオタイプなとんがり帽子に真っ黒ローブの魔女姿のエージェントである。

「肉よりも……アイスクリーム……。抹茶味の……」

うらめしげにその宴を見ながら、壁の花と化す。
こうしているのは、肉にそこまで興味がないから、というのはもちろんだが――。

「まるで縁日みたいだねぇ。金魚救いはあるのかい? ああ、異人さんはしないのかね、そういうのは」

彼女の傍らにいる、艶やかな和服姿の女性のせい、というのも多分にあるらしい。
女性は何やら細工の成された赤くて長い棒を手に、にこにこと魔女に話しかけている。
明らかに、この世界の出身者ではない。かといって、エージェント仲間には見えない。奇妙な人物であった。
58 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/19(木) 22:46:41.55 ID:mt3aF2/90
>>56
昔こんなコピペ見たっけな。懐かしー。おいちー
【やや離れたところでガラクタに腰掛け、切り分けられたステーキに舌鼓をうち、無感動に呟くソーマタージ】
【むさ苦しいのでコートは脱がれ、袖を捲った戦闘用革ジャンと、幾分かマシでラフな格好となっている】
【何切れかは横で忠犬めいて地面に座り込む緑髪の少女に与え、また新たな肉と酒を求めて鉄板へ】


キャベツとか無いのか?野菜も摂るよう主治医に言われてるんだ。嘘だ
……シチュー?バーベキューに、シチュー?変わってるな……
【ウダウダ言いながらも勝手にトングを引ったくり、自分の皿に次々に肉を盛っていく】
【ついでにビールもコートのポケットに押し込み、何本かまとめて持ち帰るつもりだ。何たる浅ましさか!】
59 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/19(木) 22:57:18.91 ID:IwgBwo310
>>57
ロイ「・・・・・・・」
ステーキをモグモグしていたロイがその言葉を聞き ソソクサと厨房にきえて暫し後

ロイ「ホレ」
と差し出したのは超カップの抹茶味 なんかアキレスとか名前が書かれているが気にしないでください

ロイ「そっちのおぜうさんはどちらさんだい? 悪いが金魚すくいは無いんだ 諦めてくれ」
と 同行者?に挨拶する

>>58
ギャング「野菜ぃ? ホレ」
ベイクドポテトを皿に盛られる ジャガイモは野菜です(アメ人並感)

ロイ「うまいぞーほれ食ってけ」
シチューはシチューでもタンシチューという面倒くさい代物であった 作成者のロイが椀にシチューを盛っている

ロイ「ほれ ワイフが猫舌じゃなければもっていくといい」
なおビールはあとでばれていろんな越境者に強奪される運命にあります ナムアミダブツ
60 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/19(木) 23:05:09.36 ID:LBzSOC9jO
>>57

「話がわかるな! お礼は特に出せないがまぁ何か仕事があったら引き受けてやらんこともないぞ」

小躍りしながらアイスを受け取る。
肉よりも甘いものがこの小さな魔女には大事なものだ。
ひゃっほう、とはしゃいでいたが――。

「あっ、バカ、こいつに話かけては――!」

何やら、ロイは地雷を踏んだらしい(事前に警告もしてないのに無茶な話だが)
和服の女性はロイに話しかけると、穏やかな微笑をロイに向ける。

「おんやまぁ、ヨシヒロ。こんなところで働いてたのかい? ヨシカさんも近くにいるのかい?」

「まったくサチコを置いて何をしてるんだか。ねぇ、悪いお母さんよねぇ」

――そんでもって、何か妙なことを口走っている。
口ぶりは子も孫もいる高翌齢女性。ヨシヒロなる人物名は恐らくロイを指している。
でもってサチコはスレートのことと推測できる。

「……(ようするに、身なりはこんなだが、ボケてるんだよこのばーさん……)」

スレートは、ひそひそとロイにそう耳打ちする。
61 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/19(木) 23:07:09.17 ID:mt3aF2/90
>>59
ジャガイモは野菜に入らないだろう……。俺の中では食パンとかうどんとかと同じ感じだ
【皿に盛られるポテトに訝しげな顔をするが、出されたものは有難く受け取る】
芋は嫌いじゃないしね

ああ…どっかで見たような気がするぞ、こういうの。これだったのか。ありがとよ
器用なものだよ、本当。……有事の際には脳味噌だけ遺して逝ってくれ。機械に詰め込んで飯作れないか試したい


【タンシチューとステーキをそれぞれの手に持ち、人混みを掻き分けて最初の位置へ。その最中にも容赦無くビールを強奪される】
のわーんのわーん。あんまりだ
【わざとらしい泣き声を上げ、さめざめと一人で呟く】
【シチューと肉を少女に預け、不貞腐れた様子でまたロイ達の所へビールを取りに戻るソーマタージであった】
62 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/19(木) 23:23:33.82 ID:IwgBwo310
>>60
アキレスは犠牲になったのだ・・・

さて 切羽詰まったナチグロイシの声 そして

ロイ「y・・・ヨシ・・・?えっ」

一体何を言っているのかと言わんばかりの顔 どういうことだと視線でナチグロイシに問えば

ロイ「まじかよ・・・あぁえと・・・s そうなんだ 言うの忘れててごめんよ」
ボケ老人?に正論を言っても通じない こういうのは適当に話を併せるに限るのだ

ロイ「そんな風に言うのはやめてくれよ 母さんも苦労しているんだ 俺だって役に立ちたいのさ」
と 孝行息子を演じてみるテスト

どうしよう・・・とナチグロイシに視線で問いかける

>>61
ギャング「何を言ってるんだ? これが野菜じゃなかったらどれを野菜っていうのだ?」
本気で何を言ってるんだ? と言わんばかりのアメリカ人 彼等からすればケチャップだってヘルシーな野菜なのだ

ロイ「冗談 機械なんぞじゃ俺の経験は再現できんよ」
以前サイバネ義手を試したとき ファンタジー補正で動かなかった経緯がある 脳みそを機械に移植して動くかどうか疑問である

わざとらしい鳴きまねの最中にもギャング達は口々に感謝の言葉を述べながらビールを持って行く 所定の位置に着くころには瓶ビールが一本しか残ってなかった

アキレス「欲張りするからだよ ホレ」
と瓶ビールを一本差し出すアキレス 

アキレス「それよりオッサンを助けてやってほしいんだ」
と指さした先 バーサン? どう見ても幼女に謎の演技をしているロイがいた
63 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/19(木) 23:30:25.22 ID:LBzSOC9jO
>>62

「ヨシヒロは孝行もんだ。ヨシカさんは少し頼りないけど、あんたのそういうところはそっくりだねぇ」

「大変だとは思うけど、サチコが一番小さいんだからね、お父さんお母さんに任せきりというわけにはいかないよ」

ロイを完全に孫と認識している。
サチコちゃん(スレートである)とは少し年の離れた妹ということになるのか。
勘弁してくれ、と当のスレートは肩を竦めている(でもアイスは食う)

「外見はヒト種の12歳前後……種族としてはヒト種から未知の怪異種族Xに変化したものと推測できる……」

「恐らく実年齢は80前後……高翌齢故の痴呆が始まってから変異した……? 対処法はわからん」

ひそひそロイにそう情報を伝えつつ、どうにかする手段はお手上げだという。
64 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/19(木) 23:37:25.16 ID:mt3aF2/90
>>62-63
これこれ。退屈に生ける人生を薔薇色に染める魔法水ってな…
【アキレスから瓶を受け取れば、その場で王冠をヒン曲げ、こじ開ける!】
イヤーッ!
【サイボーグの怪力が成せる力技。王冠は地面を転がり、やがて倒れて動かなくなる】
【開ける時に使った手を隠しているのは、ギザギザの所がめり込んで思いの外痛かったから隠したがっているからではない。ないったらない】


何?なんだ、ここはいつから老人ホームになった?ボケ老人……いや、ただのボケか
【ビールを呷りながら、冷ややかな目をスレートの同行者に向ける】
【よく聞き取れないが、どうやら見た目に釣り合わない事を言って困らせているらしい。ため息を吐くと首を鳴らし、彼らの元へ】
この分のお返しぐらいは、してやらねえとな……


まさかの時のスペイン……以下略。どうしたお前ら、シケた顔して。バーベキュー大会だぞ?楽しめよ
【離れたところからスレート達の所へ、ビール瓶片手にグングン近づいてくるのは、場を引っ掻き回すのが大好きないつもの面倒臭い男!】
【この面倒事の権化の様な人物は、あろうことかよく知らないのに首を突っ込もうとしているのだ】

ヒソヒソ話?俺も混ぜてよ。恋バナ?嫌いな人当てゲーム?俺の誕生日祝い?
65 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/19(木) 23:43:01.64 ID:IwgBwo310
>>63-64
ロイ「あぁ 任せてくれよばあちゃん」
と力強く頷いて見せる

そしてヒソヒソとナチグロイシと相談

ロイ「勘弁してくれよ・・・俺はいつまでヨシヒロやってればいいんだよ」
眉をハの字にしてみせるロイ とここでソーマタージのエントリー

よろしい こいつも巻き込んでやろうと意地の悪い笑み

ロイ「ばあちゃん この人がこの仕事を紹介してくれたタケシさん 見た目は怖いけど とても優しい人なんだ」
と適当紹介であられもない嘘情報を紹介しようとしている!!
66 :スレート『コードネーム:ナチグロイシ』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/01/19(木) 23:46:53.30 ID:LBzSOC9jO
>>64-65

「私もいつまでサチコしてりゃいいんだか……」

しかし、この幼女風おばあちゃんは止まらない。
にこにこふわふわと二人を孫に接するように振る舞うのだ。
――と、そこに、もう一人巻き込まれ枠が。

「あら、そうなの?ヨシヒロがお世話になってます。この子の祖母です」

和服の女はそうソーマにお辞儀する。
本人が何か言いだすより先にロイが配役を振ったので、そのまま収まったらしい。
そうでなければ何になっていたやら。
67 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/19(木) 23:53:14.57 ID:mt3aF2/90
>>65-66
アァ?何言ってんだお前?俺はツバサ……
【心底バカにした様な目を向け、ロイを一瞥。当然だ。いきなりタカシだのなんだの言われたら誰だって困惑する】
【尤も、その態度も女性の様子を見れば鳴りを潜めるが】

……あぁ、ドーモ。タカシです
此方こそ、お孫さんに助けられっぱなしで…
【この場で「うるせーババア」と暴れるのは簡単だが、そこまで堕ちてはいない。現実を突きつけるタイミングは今ではない】
【神妙な顔で頭を軽く下げ、アイサツを返す】

……で、こりゃ一体どんな状況なんだ
【女性がこちらを見ていない時を見計らって顔を逸らし、声を潜めてスレートとロイに抗議するのであった。自分から来たくせに】
68 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/20(金) 00:00:57.17 ID:81g8rIXe0
>>66-67
ロイ「この人外見と裏腹にボケばあさんなんだって だからばあさんのボケに合わせて寸劇やってんの」
さて 生贄は釣れました☆

ロイ「タケシさん 俺 表の掃除に行ってくるよ ばあちゃんはゆっくりしてて」
といってボケ老人をソーマタージに押し付け逃げる!!

アキレス「うわひでぇ」
―――ギィ・・・

その鬼畜演技に閉口するアキレスとベティでしたとさ

//ではそろそろノシで
69 :アキレスベティロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/21(土) 22:11:46.22 ID:CE92u3Qf0
【とあるSF世界】
科学の力が発展し 星の海を泳ぐ船は一家に一台当たり前 人々は火薬を捨て破壊の光を手にし
星間交友が当たり前になって久しいこの世界

アキレス「まるで某スペースオペラ映画みたいな世界だな・・・霧の塔のみんな元気にしているかなぁ」
普段ならテンションダダ上がりなそんなシチュも 以前の壮絶な戦いの前に神妙になってしまっている そんな世界

一行のいる惑星は砂に覆われ緑少ない土地 時折並列エンジンを使ったレースが行われていたりして それが数少ない娯楽となっている世界

一件平和なその世界 だが一行の耳に聞き覚えのある 嫌なフレーズが飛び込んでくる

“グレルの導きを信じよ さすれば死後もグレルの元に安息が訪れるだろう・・・”
70 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県)2017/01/21(土) 22:22:19.84 ID:+m3nKFDG0
>>69
ジャバ様がいそうだな。なーんか嫌な予感……
【フードを被ったコートの上から、更にカーキ色の防塵マントを纏い、徹底的に砂と日差しを避けようとしているのはソーマタージ】
【特に深い意味は無い。強いて言うなら「やってみたかった」だけだ】
指名手配されてないよな?念の為顔隠しておこうか……


【その時、聴覚センサーが何かを捉える。懐かしく忌まわしい、あの文言】
……チッ、嫌なもの聞いちまった。まだ活動してるのか、あの組織……
71 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/21(土) 22:25:27.74 ID:+m3nKFDG0
>>69
ジャバ様がいそうだな。なーんか嫌な予感……
【フードを被ったコートの上から、更にカーキ色の防塵マントを纏い、徹底的に砂と日差しを避けようとしているのはソーマタージ】
【特に深い意味は無い。強いて言うなら「やってみたかった」だけだ】
指名手配されてないよな?念の為顔隠しておこうか……


【その時、聴覚センサーが何かを捉える。懐かしく忌まわしい、あの文言】
……チッ、嫌なもの聞いちまった。まだ活動してるのか、あの組織……

【フードの下からキョロキョロと周囲を見回し、苛立たしげに小さく舌打ち】
【以前暴れ回った以上、まともな生活は送れそうにない。他の人間に気づかれないか警戒しているのだ】
参ったな……いざとなったらどうするよ?また、あの時代錯誤の戦艦に助けてもらうか?


//途中送信申し訳ないどす
72 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/21(土) 22:28:13.22 ID:6d5iykf60
>>69
「ふぅむ……」
「……喉が渇きますね、でも水は希少そう……」

アキレスに同意して神妙に頷き、しかし次には体調の変化を気にした
矢張りイムエトの維持には水が必須なのだ、以前とは異なり体を構成してはいない為その量は少ないが

「……んっ? グレル……」

ソーマタージの隣、それが届いたのはほぼ同時だろう
声の方向を探り視線を向け、睥睨するように細めた
手で握るのは赤刃の柄、戦闘態勢に入るのはかつての戦乱を潜り抜けたのだから自然だ
73 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/21(土) 22:47:18.13 ID:CE92u3Qf0
>>71-72
辺りの人間に注意を払うソーマタージ
だが少なくても辺りの空間から明確な敵意は感じない

ソーマタージに気付いた人も その姿を明確に視界に収めながらも 訝し気な顔をするのみ
相手がソーマタージだから というより なに挙動不審になっているのか?と言わんばかりの表情である

そして刀に手をかけ声の方に視線を向けるタェンティース
そこは粗末な建屋であった

僅かに開いた隙間からはホログラフが見え そこには依然死闘を演じ 打ち倒した教祖が教典を読み上げる姿と
そのホログラフに縋るように祈りを捧げる数人の人が見て取れた

???「なんだあんた等 グレル教に興味でもあるのかい? やめとけやめとけあんなもん信仰するもんじゃない」

道の端 出店を構える中年が一行に声をかける

この世界特有の物であろう 見慣れぬ果物が鎮座している お品書きを見るに フルーツジュース売りらしい 水も販売していた やっぱり水は少々割高

ロイ「グレル? それはどんな?」
一杯のジュースを買いながら あえて知らないふりをするロイ

商人「知らないのか? まぁ今なら無理もないか 昔は三連太陽系全土に普及した宗教だったが 数世紀前に突如現れた謎の蛮族にご神体を壊された宗教さ
   それ以降 勢いは下降の一途 今じゃ飛沫もいい所さ 三連太陽系すべての惑星を足しても もう信仰者は億に届かないんじゃないかなぁ」

ロイ「盛者必衰か・・・どうやらもう奴らは脅威ではないらしい」
安心していいと 一行に振り返り言った
74 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/21(土) 22:55:38.62 ID:6d5iykf60
>>73
「……」
「……そう、ですか」
「あぁ、わたしにも……これをひとつ」

赤刃から手を離し、静かに頷く
数世紀、その言葉が半人に宿った戦意の灯火を吹き消したのだ
かつて圧倒的な勢力を誇り、数の上で絶望的な戦いを挑んだ相手
打ち倒した側の身ではあるが、その衰退を目にするというのは何故か少し、こころに影を落としたようなそんな気がした
複雑な感情を払い除けるように、果物のジュースを注文

「みたいですね、安心しました」

アキレスに返したのは本音だ、だけれども表情には矢張り安堵とは別のモノも僅かに現れる
75 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/21(土) 22:59:22.73 ID:+m3nKFDG0
>>73
…は?
【中年の言葉に呆けた声を出し、一瞬動きが止まる。余程意外だったのだろう】
【飛沫、下降、なんとも呆気ない結末か。面倒事にはならなそうで、その顔が綻ぶ】
そうか、そうか…それは良かった。いやマジで


【ロイに続いてジュースを買い、商人の話に耳を傾ける。余程効いた様だ。命を張った甲斐もある】
驕れる人も久しからず。ただ春の夜の夢の如し…ってところか。長え春だったろうさ
呆気ないものよな。マジウケるぜ。しかも評判も良くないらしい?

【浮かれていたが、「数世紀前」と言う言葉が耳に入り、表情が再び引き締まる】
【グレルの心配をする必要は無くなった様だが、越境者への風当たりはまだ分からない。そういった敵に使えそうなものだけは引き継ぐというのは、時折見てきたのだ】
……誰か切り出してみてくれよ。俺口下手だからさ…
76 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/21(土) 23:13:39.25 ID:CE92u3Qf0
>>74-75
ジュースを購入する一行に顔を綻ばせながらジュースを作り一行に渡す

アキレス「すっぺぇ★」
―――ギィ♪

早速一口飲んだアキレスが口をとがらせる 中々に唾液が迸りそうな味だった
ベティちゃんはジュースの代わりにカットフルーツに舌鼓

商人「あぁ あいつらは苦手だ なんというか 狂信者ってのはああいうのを言うんだろうな
   神はグレルしか認めないとかって 他の宗教相手に全方位喧嘩を売ってるもんだから 相当な鼻つまみもんさ
   あんなんがすべての惑星にいたんだ きっと禄でもない世界だったんだろうな 昔の三連太陽系は」

と肩を竦め ハハハと笑って見せる なおグレルを陥れる発言も 声を潜めるどころか グレル信徒に聞こえるように大声で言う始末である

アキレス「そういえば越境者って知ってる?」
商人「越境・・・? あぁ最近問題になってる 三連太陽系外から来た傭兵連中のことだろ? 最近はどこもきな臭いからな戦える人手は欲しいんだろうけど
   お世辞言ってもお上品な連中じゃないだろうからな 触らぬナントヤラに祟りなしだ お前さんらも気を付けろよ」

とりあえず越境者については失伝 ないし 意味が代わっているらしい

ロイ「ありがとうよ」
ズズとジュースを啜り 店を後にする

ロイ「今なら自由に動けそうだな この世界の武器は中々質がよさそうだし いくらか購入して狭間のスクラップヤードに持って行くか?」
と提案するロイ
77 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/21(土) 23:21:39.86 ID:6d5iykf60
>>75-76
「……ーーー!!」

一口飲んで縮こまり、噎せる
余程酸っぱかったのか、そもそもその手の味に弱かったのだろう

「……、な、なるほど……」
「きな臭い、か……」

戦争になるんですかね、と尋ねるその口振りは演技がかっている
しかし戦を憂う人間がいた所で不自然はないのだ、何かとバレる心配はないはずだ

「どうも……」
「……あ、何方かお砂糖ありません?」

軽い会釈で店を後に

「そうですね、エーカーとの戦闘の役に立ちそうですし……」

手持ちを確認、宝石とコインがガマ口にコロコロしている程度
余り潤沢とは言えない
78 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/21(土) 23:23:52.84 ID:+m3nKFDG0
>>76
【アキレスの言葉に味覚センサーを切り、一息に飲み干す。取り敢えず喉は潤せた】
(((先に飲まなくてよかった)))


ハハハ…確かにクソロクでもなかったろうな……
【商人の言葉に笑いかえすしかできない。数世紀で人が変わるなど良くある事だ。それを責める気は毛頭無い】
【寧ろ一緒に馬鹿にしてやりたい気分だ。ジュースのお代わりを注文し、グレル信徒の方をチラリと見る。感慨は湧かなかった】


上品じゃない傭兵?物騒だな…覚えておこう
【どうやら越境者というだけで襲われることは無いようだ。商人の言葉にヒラヒラと手を振って返す】
【ちなみにこの発言、皮肉でも変装の一環でもなんでも無い。素で言っているのだ】

そりゃいいな。そろそろレーザー兵器が欲しかったところなんだ
【ジュースを飲み干し、ロイの言葉に同意。他の世界の住人に高値で売るのも良さそうだ、などと考えるのであった】
79 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/21(土) 23:41:51.35 ID:CE92u3Qf0
>>77-78
口の中の機構が人と同じなら 酸味を感じた唾液がぬめりを覚えるだろう
コレも水が貴重なこの惑星の知恵というやつなのだろう

アキレス「あ でも慣れるとおいしい」
ロイ「持ってるが もったいない」
商人「追加料金」
―――ギィ!!

無慈悲!! 砂糖が欲しければ金を出せ!!

嗤うソーマタージ 商人の嘲りにも耳を貸さず 一心不乱に祈りを捧げるグレル信徒
これが数世紀前は巨大兵器にも臆さず小銃を振り回し 骸を晒したグレル教の成れの果てだった

さて 数世紀前の世界を知っている一行は その時に使用された火器を知っている 光学兵器の高性能さも だが

ロイ「こちゃまた・・・」
アキレス「う〜ん…?」

たどり着いた武器屋で首をかしげることとなってしまった

あの時の高性能光学兵器は見る影を失い スプロールでも頑張れば見つけられそうなものばかり
極めつけは充電されたエネルギーをクランクで手動供給しなければならない 木製部品を多用した銃まである

武器商「最近はどこも戦争戦争でな ガンミスなんかも数を減らしちまったし 品質は下降の一途さ 数十年前はまだマシなレベルだったんだがなぁ…」
と嘆く武器商

ロイ「こりゃひどいな・・・どうする? 買ってくか?」
と一行に問うた
80 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/21(土) 23:49:22.96 ID:+m3nKFDG0
>>79
ウェ、なんか口の中がへんだぞ…中身なんだコレ?ローション?
【味覚センサー再起動させた途端に襲いくる酸味。唾液の滑り。妙なところは高性能なこの身体なのであった】


シケた武器してるな……ガトリングレーザーは?装甲車は?宇宙戦争の装備はどこに行った?
【ブツブツと不平を漏らし、クランクをカラカラと回しながら文句を垂れる】
【期待はずれもいいところだ。これなら、スプロールからの越境者に強請った方が良い】

とんだ期待外れだ…やめやめ。俺はいらね。貴金属が勿体無い
【結局買わない事にしたようだ。妙なところでケチである】
81 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/21(土) 23:51:36.82 ID:6d5iykf60
>>78-79
「……いいです……」

砂糖に支払ってまで欲しい訳ではない!
なんならソーマタージがしていた様に味覚を切れば水分補給にはなるのだ、我慢の子である

「ふぅむ……」

グレルの信者を一瞥してすぐに目線を変えた
敵ではないというのならば、危害を加える様な存在でないのならば関わるべきではない

「え」
「なんですかこれ、おもしろい……」
「……違う意味でお土産になりそうですね……」

水鉄砲みたい、と手動式のエネルギーガンを見て
だけれども戦力としては微妙だ
そも、越境の女神の気紛れに耐え得るかも分からない存在
かつての戦乱時の兵器ならば運否天賦に賭けてでも、性能の低下や越境の修正を加味してでも持ち帰る事に尽力すべきモノであったがこうなってしまえばその意味も薄い

「ただ、記念に……」

何か、この中でそれなりの性能と見掛け、あとは何となくこの世界への再訪の記念となるようなのはないかなーなんて探してみている
82 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/22(日) 00:08:31.55 ID:m31XuhfP0
>>80-81
武器商「旧時代の隠された武器庫でも探したほうが手っ取り早いな
    重力圏内なら火薬武器使ったほうがよっぽど高性能だぞ」

叫ぶソーマタージに無慈悲な言葉 まるで海賊の宝みたいな状態である
ついでに言えば火薬武器も高性能だが 替えが効かないレベルではない

ボロウズに高い賃金を払えばよっぽどすごいのが出てくるだろう

アキレス「せっかくだし これちょうだい」
と ナントカマスケットの短銃バージョンを購入するアキレス きっといい土産になるだろう 少し高価だが

そして何か記念にと探りを入れるタェンティース その目がふと 露天商に向いた
拾ってきた廃材を一山いくらで売り払う底辺の商人 その瓦礫の頂にちょこんと座った機動兵器の装甲版 大きさはノートぐらいだろうか?

そのカラーリングや被弾後に見覚えがあり 刻印された型番はあの時 あの死地で一時の運命を共にしたあの兵器と同じ番号であった

アキレス「ソーマ あんまりクランク回し過ぎるとオーバーチャージでチャンバーが破裂するかもだって 気をつけなよ」
タェンティースを他所に 男衆は他愛ない雑談に興じている
83 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/22(日) 00:14:19.86 ID:8Q/vFhvo0
>>80
>>82
「んー……そうですね、余りいいのは……」
「……?」

なるほど確かに、ソーマタージの言葉の大半は自身も思う所であり同意だ
何かしら面白アイテムくらいしかないかなーと思い始めた矢先
ふと、何かに引き寄せられる様に
髪の先を誰かに引っ張られた様に思えて振り向いて、露店のそれを見つけた
目を見開いて歩み寄り、有無を言わせずに手に取るそれは

「……これを頂きます」

財布の中身をひっくり返してバラバラと零し、踵を返して露店から立ち去ろうとさせるのに充分なモノであった



84 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/22(日) 00:19:51.98 ID:DYx98Wsr0
>>82
やれやれ、シケすぎだ、全く……
【アキレスの忠告を受け、レーザーナントカを元あった場所に戻す。クランクを回した状態のまま!】
【あの状態の時に仕入れられなかったのが悪かったか。苛立ちを隠す様に煙草に火をつけた】

チャンバーごと吹き飛んじまえ。クソ、出鼻を挫かれた
…腹の虫が収まらない。何か金属製品でも買ってやろう


そう言えば、戦争だの何だの言ってたな。何処と何処が戦ってるんだ?今は
【加工に使えそうなガラクタを物色しながら、武器商に尋ねる】
【またこの世界に関わった時の事も考慮し、出来ればどの辺が激戦区とか、何処がどの陣営かとかも尋ねたいところだ】
85 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/22(日) 00:33:29.21 ID:m31XuhfP0
>>83
露天商「え? m まいど・・・」
十分処の話ではない 露店に並ぶ廃材すべてを持って行ってもおつりの出るような金額を たった一枚の装甲版につぎ込み 有無を言わさず持って行ってしまった女性
突然の出来事に生返事を返すことしかできない露天商だった

アキレス「あれ? ティースタンどうしたの?」
装甲版を抱え戻ってくるタェンティースに首をかしげて見せるアキレスであった

>>84
武器商「元グレル教徒の私兵が独立した国防軍 グレル教にいいようにふるまわれていて面白くなかった国のトップ連中が グレル崩壊と共に台頭した貴族院
    そして地方のコロニーや飛沫惑星が降りかかる火の粉を振り払うために結成した連邦 この三つ巴よ あぁついでにかつての栄光を取り戻そうとするグレル原理主義もいたな 
    ここは元連邦で 今は国防軍の勢力圏内だ 命が惜しかったらL-31宙域には近づくなよ」

L-31宙域 そこは嘗ての戦いで巨大要塞アラムート号と対峙した場所だった

ロイ「それじゃそろそろ行くか?」
一行を促し 武器屋を後にする一行 少し離れた後 武器屋が爆発する音が響いた
ソーマタージの設置した爆弾()が暴発したらしい・・・・・


//では〆で
86 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/22(日) 00:36:04.80 ID:8Q/vFhvo0
>>84-85
「……いえ、その……別に、なんでもないですよ?」
「……〜♪」

一同の元に戻った時半人、明らかにご機嫌そうにしていた
しかし気恥ずかしさからそれを看破されるのを回避しようと無駄な努力
結果は調子外れの鼻歌に現れるのであったとさ

//ありがとうでした、お疲れ様でしたっ
87 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/22(日) 21:49:37.13 ID:sNtdjx9Ao
【スプロール/カノッサ・テクノロジー社:本社敷地内――】

 上記の文字を追うだけならば、小規模なフロアなり区画なりを思い浮かべるかもしれないが、
 暗黒メガコーポが絶大なる権力を誇る世界にあっては、その想像力は飛躍させておくべきであろう。
 実際、メガコーポの本社敷地となると、一都市レベルの広大さなど珍しくもなんともない。

 そして、今や、ここは別の名称で呼ばれるべき様相を呈している。
 すなわち――地獄の最前線と。

 −−−−−−−−−−−−−

【越境者にある密命が下された――】

 表向きはカノッサ・テクノロジー社とエーカー社の企業間戦争の真っ只中。
 ゾンビー兵を主力とするエーカー社側に対して、カノッサはクローントルーパーと越境者、ランナー(傭兵)で対抗。
 カノッサへの侵攻に際し、緒戦の衝力をこそ失ったエーカー社であるが、
 対空兵器制御プラント(最重要拠点だ)を確保している以上、今だに優勢を保っている。
 言い換えれば、ここを奪還しない限りは、カノッサ側は制空権を奪われっぱなしであり、
 ドラスティックな逆転劇は、中々に望むに厳しいということだ。

「つーわけで、ここを占拠しやがっている的な?
 マスクで顔を隠しているらしい、女子力ゼロの政治将校のやる気というか、
 どの深度まで敵に回りきっているかの威力偵察的な?ものをやって欲しいデス。
 まあぶっちゃけ、突っ込んで接触しろ的な?」

 珍妙な言い回しをしているのはα-12。C.T.S.S.クローントルーパーであり、エース・オブ・エースでもある。
 なお、この言い回しの内容は明白である。

【めっちゃ堅固な敵陣に突っ込んで、その司令官の真意を探れ?特攻というか死んで来いと大差ないというか?】

「まあ、流石にとても無理って判断したなら、現地においての依頼放棄も今回は許可となりマス。
 ぶっちゃけ、無茶なコト言っているのは百も承知デスので。ただ――」

 ただ、【相手もこちらと接触を図る機会を窺っている】ならば、話はやや変わってくるということ。

「エベレスト山脈よりも気位が高い人がゾンビー使う連中の走狗って、不本意やっている可能性高そうデスし」
88 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/22(日) 21:58:25.49 ID:m31XuhfP0
>>87
「まぁそろそろやんないときついよね」

今日も元気にフンチラさせながら眠りこけてる鈴虫がγシリーズに隔離されている中
密命を賜りげんなりである

―――ギィ!!ギィ!!
ベティちゃんは今日も元気にγシリーズから逃げていた

「とりあえずやってやるさ オイそろそろ追いかけっこやめろ」
遣れと言われて金を積まれればやるしかない 逃げるベティを捕まえ背中に装着 元気に移動を開始するだろう
89 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/22(日) 22:05:39.64 ID:DYx98Wsr0
>>87
【暗い赤色の強化外骨格に全身を包み、銃器の手入れをしながら話を聞く越境傭兵、エリコ・ベアルザッティ】
【無茶な仕事には慣れているつもりだ。ジゴクめいた様相の戦地の近くでも、その静かな態度は崩れない】


敵地に乗り込んで話を聞く。……やれやれ、面倒な仕事を引き受けたものだ
【スプロールでは一般的な突撃銃を担ぎ、「¥」型のバイザーを青白く輝かせる。ヘルメット越しのくぐもった声でも、心底嫌そうだと察せれるだろう】
【仕事に対して真面目な態度を見せないのは、ソーマタージの知り合いなだけあるか】

ソーマのアホから話は聞いている。もし奴が言っていた人物と同じなら……
ま、話し合えれば良いがね。というか、そうでないと困る
【戦闘になったら十中八九負けるぞ。と神妙に呟く。卑下ではない、確信の様なものだ】
【忠誠を誓った者からの命令なら、大抵のことは普通にやる人間だと聞いている。話し合いが通じれば良いのだが】
90 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/22(日) 22:14:30.59 ID:sNtdjx9Ao
【全員対象】

「一応、エリア奪還作戦と平行して行う予定デス。
 もっとも、今回はこちらは陽動となり、本命はあなた方を浸透させることデスが」

 と、言っても、あわよくばそのままエリア奪取も当然考えていることだろう。
 越境者と敵部隊長の接触はそのまま、一時的な敵の統制能力の衰微という隙が生まれる可能性があるのだ。
 それを狙いに行かない手は無いということだ。もっとも、そうはならない公算が高いが。

【越境者達の口座の多額のマネーが前金として振り込まれた】

 −−−−−−−−−−−−

【地獄の最前線】

≪B分隊。C分隊・・・戦闘継続不能!離脱します!≫
≪こちら22集結地点!機動防御による逆撃を受けました!攻撃発起点は消失!≫
≪敵機動部隊の強襲!ビーグルに破壊工作を――!≫

 作戦開始より2時間が経過。無線機に入ってくるのはネガティヴな報告ばかりだ。
 有機的に連動された防御陣が抜けない間に、攻撃発起点が事前に潰される。
 戦う体勢が整う前から、敗北の坂道へと真っ逆さまに蹴り転がされる。

「予想通りと言えば予想通りデスね。憎らしい事にこれで敵味方死者ゼロらしいデス。やってられまセンね」

 軽口を勤めているであろうα-12であるが。その表情には隠し切れない苛立ちが滲み出ている。
 C.T.S.S.クローントルーパーの精鋭としてのプライドはズタズタだ。当然の焦燥といえよう。

【優秀ではあるが、若い部隊である。経験の不足に加え戦術ドクトリンを知悉されている。
 本来あるべき突破力が全く機能していないのでは勝ち目は薄い。ゾンビー相手とは雲泥もいいところだ】

「そろそろ行きマスか。あっと、相手の手心を期待して手を抜くのはご法度と推奨しマス。
 たぶん、あちらの想定上限の動きしないと、普通に殺されマスよ?」

 敵部隊長の性格を鑑みれば分かることだろう。戦場で敵が手を抜くことを期待する自殺志願者に酌量するタマか?
 むしろ、武運の鉱脈が尽きたならそこで戦死しろと言いかねないスパルタン思考だ。
91 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/22(日) 22:24:57.07 ID:DYx98Wsr0
>>90
【ヘルメットに内蔵された無線機が、嫌な報告ばかりをかき鳴らす】
【うんざりした顔に呼応するかの様にバイザーの光が弱まり、音量が下げられる】
ここまでやって一人も殺せないのか。……お前らエリートなんだろ?
お前らで無理なら、俺らじゃもっと無理じゃないか?
【肩を竦め、α-12の方を向く。バイザーが責め立てるかの様にチカチカ輝いた】


≪前線豚共頑張っびー。これも辛い仕事だぜ、声が枯れる≫
【別件で本拠地に留まったソーマタージが、無責任な通信を飛ばす。強化外骨格、出力上昇】

MOVE!MOVE!MOVE!
≪チェスト境界線!≫
【意を決し、通信機をオフにして傭兵はジゴクへ飛び込む!突撃銃が火を噴き、敵を打ち倒そうとする!】
92 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/22(日) 22:30:28.51 ID:m31XuhfP0
>>90
「さぁお仕事だベティ 今日頑張ったらミートボールをたらふく食わせてやろう」
―――ギィ!!

背中のベティに話しかける ベティは動物性たんぱく質ときいていきり立った

〜場面転換〜
「さすが女子力が裸足で逃げ出す漢女だ えげつない戦法だ」
本人が聞いていれば間違いなく何かしらが飛んできそうなdisり具合である

「向こうの想定外か・・・やるか!! デモンレッグ!!」
足から蒼き霧を放出 比類なき脚力で突進 いつもやっている囮と何が違うか? それは

「・・・ッ!!」
―――ギィ!!

ベティの甲殻を突くと 合点承知と言わんばかりにその背からパージされるベティ
通常のサソリより多少・・・いやかなり大型のベティであるが 甲殻に包まれ 平べったいことが幸いして瓦礫の隙間をくぐっていくことができるし壁も天井も登れる
金属など帯びてないので金属探知もできず 昆虫ゆえに熱も碌に帯びないためにサーモにも引っかかり辛い上 伝言ぐらいは頼める程度に頭がいい(要サーボスカル)

ついでに可愛い(?)

アキレスは火線に身を晒し 大々的に注目を浴び ベティはその陰に隠れて前線突破を図る
93 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/22(日) 22:44:25.94 ID:sNtdjx9Ao
>>91

「妙な戦場のルールを強いられてしまいマシタからネ。やりにくいんデスよ。正直」

 本来、相手がこちらを殺さないからといって、その流儀に則る必要などない。
 ましてや、それは付け入る隙と看做すことこそ本道であると言える。が、

「こちらが死力を絞れば、相手も殺しにかかってくるでしょうガ?
 損失を惜しむ気持ちもあれば、ランナー(傭兵)に到っては無力感まで出てきている始末デス」

 言うなれば、死人を出さない闘いをされてしまった時点で後手の回った格好だ。
 こちらが死力を振り絞れば突破できるという以上に本当の殺し合いに到ったときどれ程の損害を強いられるか?

【ただでさえ、戦力比で劣っている以上、そのプレッシャーは強烈かつ、遅効性の毒のように士気を蝕んでいく】

>>92

 〜敵陣前線仮説司令部〜

「何か酷く侮辱された気がする」

 フルフェイスマスクの女士官は憮然として言った。
 さて、やってくるだろうか?そうでなくても話にならん等と思いながら。

「ところで…なんでそんなマスクを?」
「連中、知った顔だと実力出しづらい等という甘ったれもいるからな。これなら正体も半信半疑というわけだ。完璧だな」
「はあ…」

 イムカ・グリムナー…知識以外の何かがスッポリ抜け落ちている天然系であった。

 −−−−−−−−

【全員対象】

「斉射三連…撃てッ!!」

 越境者達の突破と同時に、敵陣後方に施設された粒子砲が火を噴く!
 眩い光が、彼等の背後、後方に着弾し、破壊的な粒子を閃光と共に撒き散らす!!

「追従する後続部隊と分断されまシタ!タイミングどんぴしゃ…ブッタファック!」

 これで越境者達と主戦力の連動は途切れる。攻略作戦の成功は万一にも無くなった。

『越境者を巨大な個と見た場合、戦争においては勢いの連動さえ削げばいい。
 巨大な力を突破の鏃にさせない…戦力化させない事が肝要だ』

【防御陣から、アキレスとエリコに向かっては牽制射が矢継ぎ早に撃たれる。
 が、防御主体なのだろう。決して無理にこちらに接近したりしようとはしていない…が、罠の臭いがする】

【ベティはその間にそそくさと駆けて通るばかり…だが】

「………」

 古兵(ベテラン)達の目には留まっている模様。
 実際、何度も銃口は向いているが…襲い掛かったり、工作を仕掛けない限りは見逃してくれる模様。
94 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/22(日) 22:54:21.02 ID:m31XuhfP0
>>93
―――ギ・・・!!
残念 ベテランさんたちの目は誤魔化せなかったらしい
だがなんだかんだで見逃してもらっているベティちゃん

―――ギィ!!

チョットトオリマスヨーと言わんばかりにそそくさ移動を再開するのであった


「わ・・・・ちょ・・・・んなろ・・・!!」
瓦礫を飛び越し 時に隠れ 飛び跳ね宙返り着地の膠着を打ち消すように駆け出し

砲火をどうにか掻い潜るアキレス

「もう少し敵の目を集めるか・・・ッ!!」
事前に用意した秘密兵器を出すしかない

バサッとジャケットを脱ぎ捨てる その下に着込んだシャツには赤い円状のターゲットマークが書かれ その下に

“上官の女子力が足りないと当たりません”

などと書かれている 完全に挑発モード なぜ接近してこないか?という疑問は残るが 自分に攻撃力がない以上 囮でしか役に立てないのだ
95 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/22(日) 22:59:43.73 ID:DYx98Wsr0
>>93
マジかよ…ッ!畜生!
【KA-DOOOOOM!HUDが着弾地点を知らせ、舌打ちが漏れる】
【咄嗟に地面を転がり、適当な遮蔽物に身を隠す。その最中に牽制の弾丸が肩を掠めたが、インナーのナノマシンが縒り集まり、出血を抑える】

クソッ!攻めるのはだから苦手なんだ!
【BRATATATATATA!!対抗するかの様なブラインドファイアと共に叫ぶ。どうやら積極的に来る様子は無いが、このままではジリ貧だ】
【せめて数秒、相手の動きが止まるか、逸れればいい。そうすれば敵陣に向かっていける】

【腰のグラップルワイヤーを起動させながら、唯その瞬間を待つ。数秒が数時間にも感じられる極度の緊張の中、再びのブラインドファイア!】


嫌な予感しかしないがな、上から飛び込む!上手くいけば挟み討ち、いかなかったら俺の事は気にするな!
【斜め上にワイヤーを射出、そのまま敵の頭上を越え、背後に一気に飛び込むという作戦だ】
【その場で考えた危なっかしい案だが、果たして】
96 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/22(日) 23:17:34.37 ID:sNtdjx9Ao
>>94

「…あ、そりゃあたらんわ」
「ぎゃはは、納得せざるをえん」

 古兵分隊の連中はアキレスのジャケットを見た瞬間にうんうんと頷いて納得しやがった。
 もちろん、牽制射撃は全く緩む事は無いが。

『連中、どうやら再教育が必要なようだ(byイムカ)』

 −−−−−−−−−−−

≪00011101010101≫

 そそくさ移動をするベティに突然の重み。頭の上の定位置にサーボスカルが乗っかった。
 マニュピレイターでイムカの居るところをうみょんと指し示し案内する。

 −−−−−−−−−−

>>95

「それじゃあ切り込みマス!!」

 エリコと連動して、アンカーを射出。特殊戦に移行するα-12。
 上空に飛び上がろうと―――

【エリコ/α-12の第六感が最大級の警鐘を鳴らしたのはこのタイミングとなる】

 アキレスが囮役であえて目立とうとしているし、二人は跳躍する間際。
 敵は牽制射を続けていて――こちらの動きを陽動!相手にとってこ射線誘導の条件が揃いすぎる!

 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

「やあ、ベティ」

 マスクを被った豊満なバストの将校は無機質な声音とは裏腹に軽快にアイサツ。
 そして、一瞥してから、戦場の方に視界を戻して、

「お前の主人は来られるかな?まあ、そうでなければここでアウトだが…射線に乗った。撃て」

【イムカが冷徹に告げた命令と同時に、戦場の遙か後方…9km先に数回、光が瞬いた】

「ああ、155mm対機甲兵器用精密狙撃砲だ。照準、環境誤差補正、砲弾装填まで10秒。着弾までは6秒。
 個人の装甲や結界は容易く貫通するな。さて、お手並み拝見と行こうか…ここはやってもらわねば接触もままならん」

【キン!と数発の砲弾がイムカとベティの頭上を通り過ぎた…着弾まで――】

【判定(第六感)…上のレイヤーから動きを監視されているような感覚/それがこの瞬間、薄い殺気を帯びた】

 着弾は視認して回避行動を行えるほど生易しい速度と威力ではない。
 アキレスとエリコの視界に一瞬だけ光が瞬く。それが唯一感じ取れる死線である!

【精密射撃砲の名に違わず、恐ろしい精度を誇る。初弾を回避できるか否かは直感と運に拠るところが大だ!】
97 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(神奈川県)2017/01/22(日) 23:29:09.24 ID:DYx98Wsr0
>>96
【ゾクリ。背中にツララを突っ込まれたかの様な悪寒、嫌な感覚が襲う】
【長年兵士として戦った経験、勘が全力で警鐘を鳴らす。しかしもう遅い】

ッ!!ああああああああ!
【重々しい音を立て、巻き取り機構で宙を舞いながら、ワイヤーをパージ。衝撃で姿勢が変わり、放物線を描いて地面に向かう───】
【その時であった。死が迫ってきたのは】


【BOOOOOM!!一瞬で通り過ぎた死の弾丸は腰の姿勢制御ユニットごとブースターを吹き飛ばし、装甲の色を少し変える】
【グルグルと数度縦に回転したエリコは、背中から地面に叩きつけられた。衝撃が背骨を、肺を襲い、酸素が強制的に吐き出される!】

カハッ……ッ!クソ……!
【ゼイゼイと喘ぎながらも、素早く太腿の内蔵ホルスターから拳銃を引き抜く】
【BRATATATATA!!オートマチックピストル】
98 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/22(日) 23:32:03.19 ID:m31XuhfP0
>>96
怒らせようとしたのに納得されてしまった 解せぬ

とりあえず視界の中 頷きやがったスカタン仲間にぐっとサムズアップしておきましょう

【判定第六感に対し 危険察知能力を発動】

「あ ヤベ」
薄い だが針の如き鋭い殺気 こういう殺気を放ってくるのはスナイパーの類だ キャリアーをやっていれば遭遇する殺意

なりふり構わず後方受け身 瓦礫の凹凸で背中が非常に痛いが致し方なし えげつない銃弾はアキレスの頭上を飛んでいった

「イカンここにいたら死ぬ えぇいアキレス覚悟を決めろ吶喊だぁぁぁああああああ!!!!」
素早く立ち上がり突撃開始 ベテラン勢を上手く躱してイムカの元に向かうつもりであるが はたして?

〜ベティサイド〜
―――ギィ?

背中にヌタッと感じる重量 サーボスカルである
彼の誘導に従えば マスクを被ったイムカの姿

―――ギィ!!
挨拶するようにハサミを振り上げ

―――ギィ!!ギィ!!
何故ここにいるのか? もう完全に敵なのか? と質問をぶつけるようにハサミを振り上げる
きっとスカル君が翻訳してくれるだろうきっと
99 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/22(日) 23:34:07.90 ID:DYx98Wsr0
>>96
【ゾクリ。背中にツララを突っ込まれたかの様な悪寒、嫌な感覚が襲う】
【長年兵士として戦った経験、勘が全力で警鐘を鳴らす。しかしもう遅い】

ッ!!ああああああああ!
【重々しい音を立て、巻き取り機構で宙を舞いながら、ワイヤーをパージ。衝撃で姿勢が変わり、放物線を描いて地面に向かう───】
【その時であった。死が迫ってきたのは】


【BOOOOOM!!一瞬で通り過ぎた死の弾丸は腰の姿勢制御ユニットごとブースターを吹き飛ばし、装甲の色を少し変える!】
【グルグルと数度縦に回転したエリコは、レイヤーの真下、防御陣の背後の地面に背中から叩きつけられた。衝撃が背骨を、肺を襲い、酸素が血の混じった咳と共に強制的に吐き出される!】

カハッ……ッ!クソ……!
【ゼイゼイと喘ぎながらも、素早く太腿の内蔵ホルスターから拳銃を引き抜く】
【BRATATATATA!!仰向けのままオートマチックピストルを乱射、苦心して立ち上がり、レイヤー内部に入ろうとする】

【小銃の弾は尽き、本体も先ほどの衝撃で壊れた。ワイヤーもブースターも喪われた。この貧弱な武器で、徒歩で乗り込むしかない。なんたる事か】
とんだ大仕事だ、まったく!

//途中送信申し訳ないです…
100 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/22(日) 23:50:16.87 ID:sNtdjx9Ao
>>97-98

≪精密狙撃砲…避けられました!!≫
≪連中、吶喊!反撃してきます!!≫

 必殺の精密狙撃砲が回避されたとの報告がイムカに伝わる。
 マスクの下で僅かに口端を上げて、

「了解した。これ以上の砲撃は味方の損害となる。砲撃中止。
 越境者の個体戦闘力を鑑み、諸君等の損耗を最小限とすることを優先。よって、これより…私が出る」

≪000111010101≫

 ベティの目の前に背中のサーボスカルがホロディスプレイを投影。
 精密狙撃砲は後方より包囲しようとした、エーカーゾンビー兵を一直線に吹き散らしている。
 味方射線上に入るような愚かな友軍など、考慮の余地も無い…と強弁は可能であろう。

「残念ながら完全に敵だ。軍人だからな。個人の都合で戦場は選べん」

 ベティに汲み取れるだろうか?
 【軍人だから】…イムカ個人の意志ではない。イムカに命令が下せる立場の関与。
 【個人の都合で】…当人の意志はどうか?これはこの接触から鑑みても明白だろう。

【そして、イムカはベティとサーボスカルを残して戦場に躍り出た】

 −−−−−−−−−−−

【戦場!】

 BATATATA!!転がって、ピストルで牽制している最中、
 α-12は無理矢理に敵防衛陣に肉薄。精密狙撃砲の射線に敵を入れる動きをとる。
 その間にもアキレスは先行―――

「―――」

 そして、アキレスの視界に前方より、駆けてくるマスクをつけたイムカの姿。
 デュアルハンドで構える粒子短銃は既にそのターゲットマーカーを捉えている。

「…上官の女子力が足りないと当たりません。いい冗談だ」

 BLAMBLAMBLAMBLAM!!

 雷撃にも似たブラスターレーザーのバースト射撃はクソ戯けたシャツとアキレスの肉体そのものに襲い掛かる!!

「ペペロン=サン(エリコのこと)!なんか、ブチ切れた漢女が突っ込んで来ました。交渉大チャンス?」

 エリコに告げるα-12。なんか喜々としてアキレスに襲い掛かっているようにも見える。
 そして、もし、ある種の直感に従い、上空に目線をやれば、見えるものがあるはずだ。

【上空には黒塗りのドローンが数機…エーカーのモノだろう。監視用…誰を・・・越境者を?もしくは?】
 【↑↑これがイムカを監視しているものと察せられるならば、エーカーとイムカの協力体制の深度は?】
101 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/23(月) 00:03:17.36 ID:W9WqrCVn0
>>100
マジ?もう!?
【マシンピストルの弾を再装填していると聞こえてくる、ターゲット接近の情報】
【痛む身体に鞭打ちアキレスの方を見ると、成る程確かに漢女がそこにいた】
おっかねー……。ああでもないとやっぱ女軍人やれないんだろうな


【その時である!直感めいた何かと、HUDが上空に浮かぶ何かを感じたり、ズームイン!】
【黒塗りのドローンだ。高価そうな。恐らく監視用】
【此方を監視しているとは思えない。ならばあの漢女を監視しているのだろう。敵も完全に御している訳ではないという事か】

エーカーもあのコワイな女の事信用してないはずだ
問題はそれでどうやって交渉するか…!アキレス!そう言うの慣れてるだろ多分!
【マシンピストルで上空のドローン向けて銃撃を行って叫びながら、イムカの背中向けて駆け出す!】
【この場で唯一話が通じられそうなアキレスを殺されては困る。せめて動きを止めようという魂胆だ】

少し大人しくしてろ!イヤーッ!
【強化外骨格の重量とパワーを乗せた、暴走車じみた勢いのショルダータックルを放つ!】
【話し合いはアキレスにやってもらおう。その間、彼への攻撃を妨害する役を努めようとする】
102 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/23(月) 00:12:23.55 ID:lqLRbTo20
>>100
イムカが走り去ったあと

―――・・・ギィ!!
どうにかならないか? と背中のサーボスカルにハサミを振り上げるベティであった

〜アキレスサイド〜
「え? あぁいい冗談だろ? ・・・冗談だから本気にしないよねぇ!?」
みるみるうちに青ざめる 嗚呼やらなきゃよかった

「s・・・そうだホラ向こうのベテランさんたちも頷いてたよ!! だから粛清はそっちかr」
咄嗟にスカタン仲間を売ろうとしたが 嗚呼遅かった

凄い勢いで連射してくるイムカに対し 紙一重の回避を余儀なくされているアキレス

なんかα-12が何かやってるのが視界の端に見える 嗚呼やるしかないか

「あ・・・あれれーやっぱり女子力がないから当たらないのかなー?」
虚栄の極み 発動 すごいいい笑顔で罵倒を開始 こちらに皆の注意を向けようとしている
103 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/23(月) 00:21:05.04 ID:0GTn1H8Uo
>>101

 上空のドローンが数機落ちる。さて、これが後にどう影響するか。

「全く、か弱い女≠ノエクソスケルトンの拳とは酷い暴力だなッ!!」

 弾丸列車の如きショルダータックルに対して、半身を向けると同時に、
 その肩に向かって手を添えるような構えを取る。触れた瞬間――

「化勁――転ッ!!」

 その場で円運動を取り、身体を回転させながら、エリコのタックルのエネルギーをすべて後方に逸らせた!
 力任せではない、これは技術。中国拳法の流れを汲む独特の格闘戦技だ。

「おかげで爪が割れた…ぞッ!!」

 力を受けながし、後方に回り込むカタチとなったところで、
 その背中に向けて、ブラスターを乱射!レーザー光がエリコに襲い掛かる。

>>102

≪00001111010101≫

 人間、長く生きているほど生き方を変えるのは容易ではない。
 と、サーボスカルはベティの背中でグルングルンと回る。何か記憶素子っぽいのをベタベタ貼りながら。

【このスカルの行動とエリコが数機のドローンを叩き落したタイミングは同期している】

「女子力の有無で当たらないか。それなら反省し、別の手段をとらざるを得ないな」

 エリコにブラスターの斉射を行った動きに続いて、
 イムカはおもむろにポーチから取り出した、フラググレネードをアキレスに向かって投擲。

【これならば命中とは関係あるまいってヒッデエ力技だ!!】

//では今日はココマデ!!
104 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/23(月) 00:30:48.43 ID:lqLRbTo20
>>103
―――ギィ・・・ギィ?
サーボスカルの無慈悲な言葉・・・言葉?にしょんぼりするベティ 踵を返してきた道を戻る
何か貼りつけられたと知らずに

「えっ?」
なんということでしょう ここで爆発物のエントリーである

「ごめんなっさぁぁぁああああああああい!!!!」
シャツを脱ぎ捨て来た道をダッシュ!! 近場の瓦礫に身を隠す

炸裂 身をかがめて金属片から逃れる・・・とりあえず助かったようだ

―――ギィ!!
ここでベティが返ってくる

「あぁお使いご苦労ベティ・・・なんだこれ 記録素子?」
出発時 こんなものは張り付けてなかったはず もしかしたらこれがイムカの応えなのだろうか?

「戻って中身を見てこよう お手柄だぞベティ」
―――ギィ♪

ベティを背負い 撤収を開始するアキレスであったとさ
105 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/23(月) 22:03:45.53 ID:r4vbdYkNo
【作戦詳報――】

 C.T.S.S.司令部より越境者各位。

 最重要攻略対象エリアに対する攻勢は失敗。
 しかして、主目的である敵司令官との接触には成功。
 その際、越境者:アキレス・イニゴ・ブランチ・セペダがデータコーデックスを取得。
 現在、後退行動に移行しており、越境者の諸君は敵追撃の遅滞行動に勤めるべし。

 以上―――

【要約:上記が戦闘の経緯だけど、そんなのは頭の片隅にでもポイして戦闘シチュ開始】

 −−−−−−−−−

【戦闘の開始――】

「全く、か弱い女≠ノエクソスケルトンの拳とは酷い暴力だなッ!!」

 エリコ・ベアルザッティの強化外骨格のパワーアシストが存分に加わった
 ショルダータックルを独特の戦場格闘技で回避したイムカ・グリムナーはその背中に銃口を向ける。

「おかげで爪が割れた…ぞッ!!」

 ブラスターを乱射!レーザー光がエリコに襲い掛かる。
 エーカー社とカノッサの闘いで彼女はエーカーの側についた。
 もっとも、空を覆う監視ドローンから見るに、その協力体制は決して友好的なものではなさそうであるが。

【状況の推察か可能である/多くの越境者と異なり、彼女は『軍人』である】
【組織人は個人の意志で己の所在と戦場を決定することは出来ない…ということ】
106 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/23(月) 22:13:39.38 ID:W9WqrCVn0
>>105
グワーッ!
【地を滑り、細かい瓦礫と砂塵をブザマに巻き上げるエリコ。外骨格のおかげでダメージは抑えられている】
【それでも致命的な隙を晒したことに変わりは無い。無防備な背中にレーザー光が突き刺さる!】
グワーッ!!

クソッ…!拳法家か何かか、面倒な…!
【ブレイクダンスじみて腰を持ち上げ、両脚を回転させ牽制、勢いを利用して立ち上がる】
【背中から焼き貫かれる事は無かったが、撃たれた部位は変色して熱を持ち、衝撃は皮膚の下までを痛めつけた!】
【せめて時間を稼ごうと、マシンピストル片手に近接戦闘の構えを取るエリコ。ヘルメット前面の¥型バイザーが、威圧的に青い光を放つ!】


何処がか弱い女子だ…。こっちは骨が砕けそうだぜ、まったく!
【BLAMBLAMBLAM!!唐突に吐き出される強装徹甲弾!胴体を狙った銃撃!】
【尤も、そもそも効きそうにないのは先程の接触で十二分に分かっている。本命は別にあるのだ】

シィッッ!
【空気を吐く鋭い音と共に、素早く踏み込む。鋼鉄の左義手が放つのは、鋭いストレート!】
【外骨格のパワーアシストと、義手本体の強固さを乗せた重い一撃は、イムカの顎先を狙う。脳を揺さぶり、動きを封じるつもりだ】
107 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/01/23(月) 22:26:52.74 ID:qsU3vaqzo
>>105 >>106
「………」
「……………」

イムカの横顔を覗く、可変ライフルスコープのレティクルはその二つの心臓を捉えていた。
直径2mmの弾芯はローレンツ力によって超高速で射出され、肉体に侵入しそれらを破壊する。
この角度からの射撃。それが可能なコースだ。前回のイムカとの死闘で学んだ、彼女を[ピーーー]術である。
死。脳裏に浮かぶ一文字にジョシュアは滲む汗を拭い、もう一度スコープを覗く。

「(……越境者ってのァ仲良しごっこじゃねェ)」
「(ただ世界を越えてブラつくドリフターってだけだ)」

「……じゃあ何をすべきかは分かってるよな、ジョシュア」
「センパー・ファイ。”兵士”としての務めを果たせ」

『心拍数増大、投薬を推奨』

何時もに比べ手汗が激しい。心拍数の増大を検知したVIがジョシュアに警告を促す。
何度も何度も心の中で反芻した言葉をもう一度。再び心に刻み込むように。
やがてイムカの胸、脇腹あたりにゼロイン。トリガーに指を掛ける。
風向きや風の風速。全ての条件が最高潮に達したその時、狙いを外すことなくトリガーを引く。

「……クソッッ……クソがッ!!」
「もうどうなっても知るかッッ……俺は俺の好きなようにやる…!!」

が、迷いからかとっさにライフルスコープをエリコへと向け、射撃。狙いの甘い弾丸は命中精度に欠ける。
キラリと一際大きな青いマズルフラッシュに続き、超高速の弾丸が金切り声を上げながら射出された。

『作戦領域の離脱を確認。命令を順守せよ』

弾丸が発射されてから激しく後悔。されどもう遅い。ジョシュアはレールガンを捨てビルの屋上から飛び降りる。
ワイヤーをガイドにした、もはや自由落下に近い超高速でのラペリング。ビル壁面を”駆け下りる”。
終着点に到達すれば、スラスト制御によって減速、セダンを潰れたカエルの如く軋ませながら着地した。

【情に流され作戦放棄→イムカの援護】
【情勢如何ではHEXAを除く反エーカー勢力と敵対】
108 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/23(月) 22:38:29.09 ID:89u63FXBo
>>106-107

「大纏の型だ。機甲兵相手には存外にローテクも効く」

 効果は体験したなと、暗に言っている。
 ダメージ確認:装甲版を幾つか焼いたが、貫通には到らず。連射して当てるか威力の高い一撃で貫くか。

「まったく、面倒な事だ」

 粒子短銃にチャージを行いながら、エリコに向かって吶喊するイムカ。
 機甲兵相手に距離を置いてチマチマ射撃するなど、無駄であると分かりきっているのが一点。
 そして、何故、周囲の味方に支援射撃をさせない≠ゥ。その理由付けが一点。

【エリコの強装徹甲弾は着弾の寸前にイムカのリフラクターフィールドに弾かれる】
【一瞬、黄色い放電現象が起こり、弾丸が偏向される。シールドエネルギー減少!】

「顔は勘弁してもらい――たいなっ!?」

 回避運動の最中、何故か別方向からの射撃。
 それは命中こそしなかったが、恐らく、エリコの正拳に何らかの影響を与えたと思われる。

【これを奇貨とし、紙一重のタイミングで回避!!】

 バキン!!とイムカのフルフェイスマスクが砕ける音。
 金糸の髪がヴァッと翼のように広がる。

【ダッ…とエリコの腕に一瞬の衝撃――イムカが突き出した腕をテコにそのままエリコの上方に飛んだ】

 丁度、空中で逆さまになったような姿勢。エリコのヘルメットのすぐそばにイムカの顔。
 ジャキ…粒子短銃が構えられている。狙いは鎖骨…装甲の隙間――!!

≪ブラスターモード:エリミネーター/ピアシング≫

 エリコの視界を覆う紅い光…オーバーチャージされたピアシングレーザーショット!
 周囲の空気をイオン化させ、岩をもバターのように蒸発させて突き進む威力の一撃を、至近で!

【ドヴァ!!赤き閃光をイムカは下方に向かって決断的に射出させた!!】
109 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/01/23(月) 22:53:32.73 ID:qsU3vaqzo
>>108
「”異能持ち”がたった一人の女を囲んで……恥ずかしくねェのかってな」
「なんて……卑怯で上等の軍人にそんなコト言う権利は無ェが」

グシャグシャにひしゃげた車の残骸、もうもうと上がる煙の中から現れた男。
全身を煤と機械油とで濡らし、息を荒げながら立ち上がるその男。

ジョシュア・アーリントンは大口径の拳銃と堅牢なナイフを引き抜いて呟く。
その眼にはこれまでの中でも一際強く燃え上がる闘志。殺意。
命令と友情と立場と。理不尽にもそれらに板挟みにされ、導きだした答えは逃げと甘えである。

「それでもなァ……俺にも譲れねェモンってのはあんだよ、クソッタレ共」

責任放棄だ、裏切りだと罵られようともジョシュアは己の道を貫き通す事を決めた。
つい先ほどまで仲間同士であった筈のエリコに銃口を向け、引き金を引く。
その行為が何を意味するのかは自分でも分かっているし、これから起こる出来事に関しても覚悟はできている。

「コミッサー、アンタは一度敵だった俺を見逃がして……生かしてくれた」
「……今度が俺が裏切る番です」
110 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/23(月) 22:53:56.37 ID:c8bz3AAE0
>>106-108
「……(なんだ、どうなっている)」
「……(エリコ様と、ジョシュア様……あのフルフェイスはイムカ様?)」

戦場に於いて
半人は思考を巡らせ、その状況の把握に努めていた
最も、越境直後にこの手の騒乱に巻き込まれるのには慣れている
だけれどもそれでも、半人にそうさせているのは戦っている相手と相手の問題なのだ
演習? 否、双方の武器や武術は実戦のそれであるし何より空気感がそれを否定
因みにイムカの完璧な欺瞞工作のフルフェイスは、彼女から滲み出るオーラから見抜く事が叶ったとかなんとか

「……じゃあっ……」

エリコの腕が空を斬り裂く、イムカの黄金の流髪が乱れ舞う
ジョシュアが鋼鉄を歪ませながらの着地、半人は己の体をそこへ急速に向かわせる事に躊躇はなかった

「なんで戦ってるんですかっ! 皆様がっ!!」

イムカの支援に向かう機動のジョシュアの前に立ちはだかり、監視ドローンの見守る空の下で吼える
手には赤刃、背負う後光は六ノ虚刀
黒布をはためかせ、戦さ場に降り立つ
111 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/23(月) 23:01:20.51 ID:W9WqrCVn0
>>107-108
【獲った。そう確信した。それ自体に間違いはなかったと思いたい】
【ゴウ!!至近距離をジョシュアの放った弾丸が通り過ぎる。風圧が襲い掛かり、意識が反らされる。姿勢が崩れ、前のめりになる】
【それが致命的な、一緒の隙を再び作ったのだ】

スナイパー!?戦場に私情を…!
【思考は一瞬で終わる。矜持、信条、怯懦、私情。どれかは知らないが、裏切られた事だけは確かな事!】
【ニューロンの速度で秘匿回線が繋がり、何らかの情報が交わされる。最早抵抗には遅い】


グワーッ!!
【レーザー光が鎖骨の辺りを貫く!噴き出る鮮血!ナノマシン含有液!】
【姿勢が崩れたのが幸いしたか、重要臓器に大きなダメージは無し。然し片腕は使用不能となる!】
【力無く崩れ落ち、膝をつくエリコ。ゆっくりと振り向き、イムカの顔を捉える】
【バイザーが数度点滅し、光を失う。うつ伏せに倒れ……ALAS、害虫めいて片腕でもがく。激痛が意識を奪いつつあるのだ】


───ィィィィイイイ───
【その時である。上空から銃声に混ざって聞こえてくる風切り音。鋭い何かが空気を切り裂く、奇妙な音】
───ヤアアアァァァァァッッ!!」
【秘匿回線を受け飛び出した、ソーマタージのエントリーだ!】

【爆撃めいて高所から落下してくるソーマタージ!その両手には赤い刀身の戦場刀が握られる!】
【高高度からの勢いを乗せた、バンカーバスターじみた勢いの兜割り!空を向いたエリコのバイザーが、鏡の様にそれを一瞬映す!】
112 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/01/23(月) 23:09:16.96 ID:qsU3vaqzo
>>110
「タェンティース……やっぱお前も来たか」
「悪いか!?大事なモンを護る為だよ…ッ!!」

イムカに肉薄するエリコを排除せんと踏み込んだ瞬間、立ちはだかる壁に大きく距離を取る。
”ヤツ”だ。姿を見ずとも直ぐに判った。ジョシュアはすぐさま拳銃を構えノールックで発砲。
的確に身体の中心、心臓を狙ったソレは避ける事は困難だが、逆を言えば弾きやすい。
発砲は2発、残弾は6発。ジョシュアはすぐさまナイフを順手に構え、拳銃をホルスターへと仕舞う。

「ハナから全力かよ……」
「イイぜッ!!、文句あるならかかって来やがれェェェッッ!!」

腰を低く落として構え、ようやく見た彼女の姿。
天使の力。六つの刀を従えた、全力前回の彼女の真の姿である。
ジョシュアもまた呼応するように吠え、ナイフを構え駆ける――が、

「ちィッ……!!ソーマか……マズい」

立ちはだかるタェンティースの向こう、ソーマタージが躍り出るのが見えた。
エリコが来るとなればまた、あの男の参戦も決まっていたようなものだ。
ソーマタージの実力はジョシュアをも超える。危険な相手である。
ともあれヤツの排除に向かうには、これまた格上。タェンティースを排除しなければならない。

「……マズい、もうアレは使えないってのに……!」

次暴走形態に突入すれば、帰って来られる自信が無い。
確立はフィフティ、その次はクォーターか、そのまた次は、きっと力に呑まれる。
力任せに暴れるのは苦肉の策だ。まずは生身でやれるところまでやる。
113 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/23(月) 23:09:58.11 ID:89u63FXBo
>>109-111

「…アホか君はッ!!」

 颯爽と現れたジョシュアに対して、イムカが告げたのは呆れの言葉である。
 一念発起して出ていた相手に対してコレ!無慈悲!

「本当っに、アホ…デス!!」

 そして、タェンティースが立つと同時に前に出て、
 構えを取ったジョシュアに向かってα-12がサブマシンガンを上空より乱射!!

【α-12はジョシュアの行動と敵対と判断。即座に迎撃に出たのだ!!】
【タェンティースの眼前では知己が知己と殺し合いを始めているという構図と相成った!】

「やあ、タェンティース。見ての通りだ。私はエーカーについて、君達と敵対することになった。
 そして、そこのアホタレは…まあ、大体察することは出来る。概ね、利より情を優先したのだろう。救い難いもの…だっ!!」

 着地と同時にエリコの状態を鑑み、実は内心で虫をかんだような苦さを覚えていた。

(拙いぞ…)

 上空には監視ドローン。聖務に則るならばここでエリコに行う行動はただひとつ。
 イムカは満身創痍のエリコに…彼女にしては珍しく表情が顕わになりかけていた。

(結局…敵対しておいて、死人を出さないようになど…虫が良すぎたってことかッ!?)

 戦略上の理由。こちらの圧倒的優勢を見せ付けるため。
 幾重にも張った己への言い訳≠ェ剥がれかけているのを自覚しながら――

【ここでソーマタージのアンブッシュ!!
 イムカの偏向フィールドは一瞬で瓦解し、身を切り裂く寸前での後退を強いられる】

「…ここで君か。いや、助けられたか」

 後方で着地して、ソーマタージに銃口を向ける。
 助けられた。誰が誰に対して。エリコがソーマタージに。もしくは…イムカが、ソーマタージに?
114 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/23(月) 23:19:58.82 ID:W9WqrCVn0
>>109-113
「AAAAAAARRRRRGGGGGHHH!!」
【ジョシュアの気つけめいた銃弾が突き刺さる。何発かは外骨格の装甲が防ぐが、衝撃は中の肉体を容赦無く苛む!】

「そっくり返すぜ畜生…!自分の役目も果たせない!役立たずのカス札がぁ!!」
【地を這う手が硬く握り締められる。怒りに任せて立ち上がろうとして、左側からまた倒れる。この場での戦闘は最早不可能】
「だから…狙撃手は嫌いなんだ…!」


……それで良いんだな?俺に、喧嘩を売ろうってんだな?
【動けないエリコを遠くへ蹴飛ばし、砂塵の向こうに立つソーマタージが赤い切っ先を向ける】
【ふざけた態度は微塵も無い。残虐で、冷淡で、何処か諦めの混ざった、狂気の瞳がジョシュアを睨む】

やるんならこっちも容赦はしない。友人を襲う趣味は無いが、友人じゃないなら別だ
【重々しい音をたて、酸素供給機が装着される。アビスの瘴気じみた煙を吐き出して顔を上げた時には、その様子は一変する!】
戦さ場に腑抜けた私情を持ち込む気か!一兵卒!!
責を取り自決する事すら出来ぬ様なら、今この場で殺してくれるわ!!


……ああ!違う!そうじゃない
目的が違うぞ!偵察だろあくまで!何!殺しあってんだ、野蛮人ども!
【タェンティースの言葉にハッとし、頭を数度振る。先程までの態度は消え失せる】

交渉だ!ネゴシエーション!ワカル?話を聞くだけだったろ!
おつかいも出来ねぇのかタコ、アホ
【エリコを小突きながら、刀を下に向ける。隙と見るか、停戦のきっかけと見るか】
【少なくとも、警戒は解かれていないが】
115 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/01/23(月) 23:22:27.00 ID:qsU3vaqzo
>>113
「アホで結構!アンタに拾われた命だ、俺は――」

「……最悪だ。本当の本当に最悪だ」
「ジャッカス(マヌケ野郎)、俺の所に向かってくるなんて……ッ」

上空を見上げたジョシュア、そのまま目を見開いて固まる。
直上からバラ撒かれた弾のいくらかを浴び、その度に身体が揺れた。
コンクリートの地面に散らばった血潮は熱く煮え滾り、

「俺のコトを知っていれば……”ソレ”がどれだけの悪手だってコトかは……」

ジョシュアはニアを傷つける事は出来ない。たとえニアでなかったとしても。
アラズ、α-12、その他のあらゆるニアの遺伝子を引く者達。
グリードの肉体は彼女らを等しくニアと認識し、ジョシュアの精神に耐え難い苦痛を与える。
ゆえにジョシュアは、ありとあらゆる状況でニアと戦うことは出来ない。

「ワカり切ってた筈なのニ……!!」

ただ一つ、例外たる状況は。
ふつふつと全身を煮え滾らせ、怒り狂い理性を失っているその時である。
116 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/23(月) 23:30:12.19 ID:c8bz3AAE0
>>111-115
「なるほど、実に心地に悪い混沌とした空気です」
「イムカ様と敵対とは……あぁ、無い事もありませんでしたね」

思えば、彼女との関係も奇妙で数奇なモノだと言えた
というより、そう、半人の立場そのものが微妙な……ガラスの細工のか細い頂点に立っている様な佇まいなのだ
そしてジョシュア、銃弾を赤刃を微かにそっと、添える様に動かして弾いた
二度、衝撃があって金属音

「……大事を護るために他の大事を切り捨てる事を、わたしは好ましくは思いません」

彼に言い放ったそれは実に理想論めいていて、現実を直視出来ず、甘ったれた言葉
それでもそれをそうする為に尽力する事を、決して咎められるモノはいない
ましてや、己にはその力があるのだと自負を抱き事実そうする様に生きてきた年月を持つモノならば尚の事

「なんとも、尚も混沌は増しています」
「……正直終点が見えませんね、決着は……あぁ、ネゴシエーションですか?」

ソーマタージの乱入、そして己の近くに立つα12の乱射
頭を抱えたくなるのを堪え、ようやく状況のパズルの破片が揃い始めた
ならば後は他を見つけ組み立てるのみ、最も戦いながらのそれになりそうではあるが

「……落ち着きなさいジョシュア・アーリントン!!」

狂化を始めた彼に向き直り、直後姿が消える
否、消えたと見紛う速度で飛翔、大振りの回し蹴りを放ったのだ
目的は制止、しかし彼の力を信頼しての実に容赦のない全力
117 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/23(月) 23:36:50.57 ID:89u63FXBo

>>112-113

「ジョシュア!!オーダーだ!ワケのわからん寄生体の力、その一切の使用を禁ずる!!」

 最悪の最悪の状況でイムカは『上官』として、命令をジョシュアに下した。
 彼女にニアに纏わるジョシュアの物語は分からない。が、理性を外そうとしている振る舞いは理解できた。

「狂戦士(バーサーカー)など私の部隊にはいらん!ジョシュアはジョシュアのまま戦え!命令だ!」

 ゆえに、ジョシュアの精神の苦痛など知ったことではない。が、答えだ。
 苦痛から逃げ込むために狂に堕するなど、冗談ではない。

【その間にも、α-12はジョシュアに向けて高周波ブレードをたたきつけんとしている】

「あねさま?」

 そして、剣を振るう直前、タェンティースの介入で意識と剣先が一瞬鈍った。

【イムカからは、ジョシュアとしてしのげ≠ニ彼に命令が下っている】
【タェンティースと、α-12の共同の攻撃に対してソレである】

>>114

(通じるか?)

「生憎と交渉の余地は無いな。敵対するのは確定事項だ」

 言いながら指でハンドサイン。多少は冷静さを取り戻した狂人(妙な言い回しだが)、
 幾度が『友達』として、トンチキ冒険を繰り広げたときに手慰みに教えた手信号。

監視されている∞敵対は確かだ∞帝国とエーカーが消極的に手を結んだ

【そのままにクナイを投擲・形勢しながら、構えを取ってソーマタージに接敵!!】
【閉鎖回線は使えない。ドローンの察知される。ゆえに密着状態となるよう仕掛ける!!】

「消極的協力。ゆえに帝国は名だけは売れている引退して久しいロートルをあてがった。対して期待もせずにな」

 その白羽の矢が立ったロートル…つまりそれがイムカであった。
 このような、上層部のただの協力のポーズ。ただそれだけのことで敵対が確定したのだ。



118 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/01/23(月) 23:48:06.03 ID:qsU3vaqzo
>>114 >>116 >>117
「あ゛ァッッ!?カミカゼ気取りカ、ジャパニーズッッ!!」

「……停戦だッて?冗談ジャねェ……」
「殺シてやる…コロしてやるぜ〜〜ッ……ソーマ」

ソーマタージの普段のおちゃらけた態度とは一変、重く鈍く光る業物の刀身のような眼光、
対してジョシュア、狂気というよりはもはや混沌、様々な側面の入り混じった声色。
高翌揚、狂喜、激昂、闘志、または快楽。様々なファクターの入り混じった様相。
頭を掻きむしるようにして燃え滾り燻る皮膚を引き裂いて、真っ黒な眼孔に火を灯し。

「――!!」
「グァァッ!!!」

しかしそれは眼にも留まらぬ、否、不可視の速度で割り込んだタェンティースに文字通り一蹴される。
反射的に片腕でガードしていた。されどヘシ折られ、地面を抉りながらビルへと突っ込む。
壁を砕き、鉄骨を大きくくの字に圧し曲げて、さらに寸断せんとする一歩手前でようやく静止。

「フーッ……フー……!!」
「ヘヘヘ……ヒヒ、ハハ……!!」

混沌の笑みを浮かべながら流血する頭を抑えつつ、指の隙間からは半ば脳がはみだしている。
黄金の燐光を放ちながら徐々に治癒してゆくと共に、引き攣った表情は自然なものへと。
それは苦痛に貌を歪めるものだ。全身を強く打ち付け骨を砕かれた痛み。

「クソ、頭が……カユ、頭が割れそォだ……ッ」
「しま……っ」

それ以前に精神を薪とし力を得る痛み。ぼやける視界にα-12が肉薄するのが判る。
殺さなければ殺られる。咄嗟に折れていない右腕を差し出し、意識の隙を縫ってα-12へと。
顔面を掴むようなムーブ。そのまま握るだけでも頭部を砕き致命へと至らしめるが、この場合は違う。
行動する為のエネルギーを”補給”するための。すなわち最悪のシナリオである。

「……ッ」

そこでイムカから飛び続けていた激をようやく認識し始めたのか、”ジョシュア”の動きが鈍る。
不意に目付きを鋭くし、捕食行動を押し留め斬撃を首を逸らし肩口に刃を喰い込ませて、
震える右手をα-12から離し、そのまま拳を握り締めて、ゲンコツの形で頭頂部に繰り出すのがやっとであった。
119 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/23(月) 23:55:05.99 ID:W9WqrCVn0
>>118
怖いセリフ吐くなよ。そういう奴は早死にするぜ?
【一足先に平静を取り戻したソーマタージは、内心焦りながらも尚煽る】
【タェンティース達が止めてくれた様だ。ならば此方は此方の仕事をするまで】
……ハッ!言われてるぜ!どうしたアメ公!?今度はお前が原子爆弾にでもなるか!?
(((こえーよこえーよ、何あれおっかねーヨ)))
お前に構ってる暇はないね!これからそこの行き遅れを縊り殺す故な!!

【大声で宣言する様に怒鳴り、イムカに向き直る!】


>>117
【分裂症じみたソーマタージの複数の人格は、この時ばかりは役に立つ】
【以前の頭を抱えたくなる様な冒険()で話半分に聞いたハンドサイン。忘れかけていたそれがニューロンに染み渡る】
───然らば、言葉は不要か
【演舞めいた奇妙な指の動き。通じている事を示す、拙い動きだ】
チェスト境界線。……前から血を流しているところを見たかった


イヤーッ!
【刀を振るい、硬化した腕を伸ばし、エリコを遠くに蹴飛ばしてクナイを防ぐ!】
【腕から肩にかけて数本刺さりながらも、刀を縦に構えて砲弾めいて駆け出す!】

『当然、期待もせんだろうな!時代遅れのブザマなロートル!
 上へ行く機会も婚期も逃してメソメソと泣きながら死ね!』
【ノイズ混じりの罵声を飛ばし、一気に接近!敢えて分かりやすく正中線上を狙った、渾身の振り下ろし!】

…オイ、聴こえるな? 『エーカーも!』
何か言いたいなら早く言えよ、くっつきすぎると不審だぞ 『帝国も!仇為す者皆殺してくれるわ!』
【接近するソーマタージの酸素供給機が縦に開き、唇が動く】
【態々閉鎖回線ではなくハンドサインを使ってきたのだ。それに合わせるのが良さそうという状況判断】
【咽頭部のスピーカーが蛮勇を叫ぶ。密着状態での行動を隠そうとするかの様に】
120 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/23(月) 23:57:27.80 ID:c8bz3AAE0
>>117-118
「えっ、あっ……」
「……トゥエルブ、物事にはタイミングと言うモノがございましてね」
「わたし自身、それに嫌われている方だと言う自覚はあります」

着地、ホコリを払い直立に戻り腕組みつらつら何やらごにょごにょ
まぁなんだ、パッと見ソーマタージに前口上を述べるジョシュアに対して全力蹴りをかました格好になるのだから仕方ない

「……ふむ……?」

そこで半人は考える
イムカの態度からして敵対は事実だ、エリコも危機に陥っていたしソーマタージとゼロ距離で戦合うその姿からも理解出来る
半人の知る彼女はそう、責務に忠実であり実直、凛然たる指揮官の理想像
だが半人はそれを彼女の全てだとは微塵も思っていない
幾つもの世界を歩き、過ごした時は短くはない
そしてその全ての、共に居た期間が伝えているのだ、灯しているのだ
彼女の、イムカ・グリムナーの、冷淡に徹し切れない人情の燐光の脈動を

(ならば彼方は、ソーマタージ様にお任せ出来る……?)
「……っ!!」

結論に至り掛けた刹那、黒い轟々たる風が吹き抜けた
怖気、ジョシュアの変貌は完了していた、舌打ち

「トゥエルブ!」

叫び駆ける
それは憂慮の叫びではない、戦吼に程近いモノだ、こうなればジョシュアを無力化する他ない
赤刃のルーンが煌めき、剣腹をジョシュアに向けた形での大きな横薙ぎをフルスウィング!
峰打ちめいたそれは軌道上にα-12を含むが、ただ名を呼んだその一言で通じたと断ずる!
ある種無謀めいたそれだが、疑惑の余地は半人には皆無!
121 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/24(火) 00:11:15.70 ID:I72xrY50o
>>118>>120

「あいだぁ!!」

 ゴチーン!!と緩んだ斬撃を肩で留められてゲンコツを脳天に叩き込まれるα-12!!
 胡乱かつ緊張感の欠片もない悲鳴である。

「タンコブが出来たデス!マジ!確実に!!」

 抗議の声を発しながら、肩口から刃を引き抜く。そのまま――

「おかえしデス!リベンジッ!!」

 脳天に向かって唐竹割り!!ゲンコツと高周波ブレードという些細な違いはあるが誤差の範囲であろう!!

「…世話が焼け」

 ソーマタージと肉薄しながらも、銃口はジョシュアに向いていた。
 人間の尊厳すらも叩き売るのならば、そうなる前に介錯を行うつもりであった。命令違反者に対する処罰である。が、

(杞憂だったな。全く)

【イムカが内心で嘆息をついたことは誰にも秘密である】

「あね…ポンコツ=サン。たぶんアレは嫌っているのとは違うような何かのよーな。
 えーっと…か、関係性が複雑怪奇…し、仕掛けますデス!」

 そして、タェンティースに合わせてα-12も仕掛ける。
 連携戦技パターン!Wスラッシュ。左右の刃の交差にて相手を屠る技だ。

「ジョシュア!そろそろ半端モノを卒業しろ!私≠ノつくと決めたなら全うするのだ!!」

 そして、その間にもこの二人相手にジョシュアにジョシュアのまま相対しろと言うスパルタな上官!
 裏切ると決めたならばそれを全うせよと。狂に堕するのではなく、人間のジョシュアのままに戦えと。

>>119

「ふざけた奴だッ!!」

 振り下ろしの斬撃を横手から拳で殴りつけて弾くイムカ。
 文字にすればそれだけのことだが、それを実行するにはどれ程の武練が必要か!

【反撃とばかりにパワーアシストの紫電を発するガントレットの手刀でソーマタージの喉笛を狙う】
【監視ドローンに殺し合い≠しているところを見せ付けるには十分】

「ベティに連中の情報を持たせている。私は聖務=@には持てる力の全てを以ってあたらねばならん。
 今更、生き方は変えられん。だが、聖務外の事は、私の感知するところではない。いいか」

 さらに一歩離れて、ソーマタージの腹部に掌打を振るう。鎧通しの型。内臓器官を衝撃で破壊する武だ。

「ゾンビーを主力とするような連中と同じ旗だと?冗談ではない。マトモになどやってられるか」

 これにて、任務であるイムカの敵対行動の深度は知れたといっていい。
 帝国よりの聖務でエーカーについた。これは当人ではどうしようもない。
 個人的にはエーカーなど論外。しかし聖務≠フ範疇においては全力。それ以外では越境者にギフトを送っている。

【エーカーと帝国の協力関係は極めて希薄で消極的。ゆえに付け入る隙の提供すら与えられている。これが解だ!】

//次らへんでおわるでー
122 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/24(火) 00:30:43.91 ID:yCcEm+9l0
>>121
そう、巫山戯るのが好きなんだ!
【刀が弾かれると同時に手を離し、ガントレットを掴んで防ぐ。感電しても仔細無し!】
【押し戻すことも出来ず、一瞬の膠着が生じる。否、兜割りでエネルギーを使いすぎた分、此方が力で押されかねない】

難儀なものだな。軍人ってのも。今考えるとならなくて良かった……『グワーッ!!』
【腹部に襲いくる衝撃!人工臓器がいくつか潰れ、口内に白い血が込み上げてくる!咽頭スピーカーが大袈裟なまでの悲鳴をあげる!】


…グェ……そりゃ同感。俺だってやる気失せるわ、そんなの
【苦痛に片目をヒクつかせ、ようやっと納得した様に呟く】
そっちの事情も分かった。だがこっちの事情も事情だ…… 『大言を吐くなよ!クソ将校殿よ!』
……取り敢えず適度に痛めつけられてくれや 『今殺してくれる!』


【窄めた口から吹き飛ばされるのは、血より造られた、釘めいて小さく尖った触手弾!】
【外気に晒されたそれは、瞬く間に崩壊していきながら、イムカの片目付近目掛けて飛んでいく】

ゴボーッ!
【更に吐き出されるのは、先程潰れて込み上げてきた大量の人工血液!】
【決壊したダムの如く吐かれたそれは空中で広がり、数秒だけ凝固し、同じ様に端から崩れていく】

イヤーッ!!
【そして、最後の攻撃。ガントレットから手を離し、両手を固く握り締める。腰を落とし、歯を食い縛る】
【サイボーグの怪力を乗せた暗黒カラテ技、山突き。鋭く重い両の拳が、イムカの首の付け根と鳩尾の付近を狙って同時に放たれる!】
123 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/01/24(火) 00:32:22.72 ID:MPVfCgqMo
>>120 >>121

「ァ……」

α-12にゲンコツをぶち込んだ辺りでイムカに精神を揺さぶられたこともあり、完全に暴走形態は解けていた。
燻るような炎はやがて冷えた鉄の様に熱量と輝きを失い、がくりとこうべを垂れる。
猛烈な眠気がジョシュアを襲っているのだ。極度のエネルギー不足から来る飢餓状態である。
そこに追撃を重ねられたものだからたまったものではない。

「―――ッッ!!?」

タェンティースの峰打ちに内臓を破壊され、大きく跳ねて血反吐を吐く。
続く唐竹割り。ジョシュアはノールックでそれを掴み取り、口からボトボトと血を垂れ流しにしながら立ち上がった。

眠れる獅子を揺さぶり、続けざまに鉄の棒でぶん殴って起こした代償は大きい。
小型重機にも匹敵する腕力で手首を捻り、剣をへし折らんと。
もしも刀身が不壊の類であれば手を離さなければブン回される程の、
最悪こちらの手首が破壊される程の馬力である。

「……クソが……落ち着けとか適当抜かしやがって……ッ」
「…結局はコミッサーをブチ[ピーーー]計画に加担しろってコトだろ……フザけろ…ッッ!!!」

タェンティースとα-12の二人が本気でジョシュアの生命を絶たんとしてきたコトに対し激昂。
更なる悪い方向へと壮大な勘違いを始めたようだ。

ホルスターから拳銃を抜き放ち、眼にも留まらぬ早撃ちでタェンティース目掛け至近距離から発砲。
右腕のみの拙い型ではあるが、鍛え抜かれたC.A.R.スタンスでの性格無比な射撃!
124 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/01/24(火) 00:44:15.85 ID:lTCYYplP0
>>121
>>123
「言い直すは無いでしょう。わたし、好きですよその呼び方」
「……まぁ、その関係性に関してはこの場で話し合うことではないですね……」

やや茶化すような物言いだが、本心でもある
と言うよりはアレだ、ポンコツさんに比べれば大抵の呼び方は良い事になるだろう

「後で、おやつの時間にでも話しましょうかっ!!!」

高周波ブレードと赤刃の交錯、その点位置にはジョシュア
遠い血脈の古と最新鋭と、ふたりの戦人の連携攻撃! 無慈悲!

「……ん、意識が保ちますか……っ! ……なるほど」

綺麗に決まったと、会心の連撃だと確信していた
それだというのにジョシュアは健在である
半歩、身を引いた、否引かされた
胸を貫き、右頬を抉った銃弾の衝撃がそうさせたのだ

「痛っ……、全くもって……」
「ままならないモノです、あぁ……」

膝が笑う、堪える、倒れる訳には決していかない
目の前の相手はこれ以上のダメージに耐えているのだ、ならば己がそう出来ない理由などない

「……わた……、わたしから、剣を向けておいてなんですが」
「……手打ちにしましょう、これで……」

金属音、赤刃を納刀
既に虚空の刀達も全てが消え失せている、戦闘態勢の解除
脂汗を浮かべながら微笑み、両手を挙げた
125 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/24(火) 00:49:45.99 ID:I72xrY50o
>>122

「了解だ。そろそろアキレスも後方に到着するだろう。隙は空いているから即時離脱しろ」

 首を捻って触手弾を回避しながらも隙を見せる。
 ソコに人工血液で上空の監視網を一瞬だけ隙を見出したところで山突き!!

「グウッ!!…任せたぞ」

 ガントレットでどうにか受けるがパワーには抗いがたく吹き飛んでいくイムカ。
 これで隙は見出せたはず。即時離脱をさせられれば、この接触は成功だ。と、イムカは確信した。
 あとは、盛大な早とちりをやらかしたダメンズをどうにかせねば。

>>123

「…ぶち殺す?ダメンズ=サン、いったいアナタの命令(オーダー)ってドコから?」

 どうにも話がかみ合わないとα-12が感じたのはこのときである。
 あくまでイムカの敵対深度の威力偵察が今回の主任務だったはず。

【果たして、初期段階で狙撃体制にジョシュアを置いたオーダーの根はドコからだ?
 少なくともC.T.S.S.ではあるまい。――独立性が過ぎるカノッサの悪い面が出た可能性が高い】

(こっちが偵察に重きを置いたところで、一足飛びに暗殺と排除≠狙ったグループが居る?
 まったく、だから、このダメンズ=サンはまたもダメンズを遺憾なく発揮したと)

【α-12もジョシュアの今回の動きにようやく得心がいく。任務こそ全て…と割り切るには
 α-12は大概、情感も人間性もたっぷりだった。ゆえに】

「ポンコツ=サン。どうにもダメンズ=サンはこちらの任務と別のオーダーを――」
「ジョシュア!!受け止めろ!!」

 α-12の台詞の途中で割って入ったイムカの声。見れば、こちらに弾丸の如く吹き飛んできているではないか!!
 それもコース的にはジョシュアが射線にバッチリ!!

 君達の任務は達成された。離脱しろ

 戦闘解除の姿勢のタェンティースと唖然とするα-12を尻目に一瞬、目線とハンドサインを送ったイムカ。

【そのままにジョシュアに激突!颯爽とかっこよく受け止めるか、格好がつかないまま互いにブザマに激突するか、
 あるいは甲斐性なしの名を恣にするかの如く回避行動を取るかはジョシュアの男の器量なり何なりに委ねられた!】
126 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/24(火) 00:50:26.27 ID:I72xrY50o
//では返答レスがあれば返信しますがとりまこれで〆
//おちかれーんんオシ
127 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/01/24(火) 01:07:15.11 ID:MPVfCgqMo
>>124 >>125
「……」

平生のジョシュアであれば続けざまにトリガーを引き、タェンティースの脳天、思考ユニットを破壊していたのであろう。
しかしそれをしないのは、できないのは肉体的なダメージと、意識の底に微かに残った甘さ。
澱のように積もった、タェンティースと過ごした時間の数々が、彼にトリガーを引かせなかった。

「……何?」
「…カノッサ・ネットワーク共通の指示だろ、『帝国とエーカーの協定」
「その”中核たる将校”の暗殺』……だからあんなに……大勢動いてたんだろ」

銃口を彼女へと向けつつも、α-12の言葉にジョシュアはぴくりと眉を顰めた。
HEXA司令官からの通達はカノッサネットワークの総意であるとのことだったからだ。

すなわち越境者による帝国将校の暗殺であると。ジョシュアは最初からイムカを殺害する目的で送り込まれたのだった。
もっともターゲットが誰なのかを察したジョシュアによって、見事にヘマをされ失敗に終わった訳ではあるが。

「………!!」
「ぐッ………」

立ち話もそこらに、互いに真相に辿り着く前にイムカの参入によって井戸端会議は解散となる。
拳銃を手放して受け止めようと。されど無様にぶつかる様はほとんど交通事故である。
吹き飛ばされ再びビルへと突っ込み、されどイムカを身体で包み込んで衝撃からなんとか守った。

「……やっ……と……、」
「捕まえ……た」

タェンティースに阻まれα-12に阻まれ、ようやくたどり着いた彼女の傍。
右腕でしっかりとその身体を包んで、安堵の表情を浮かべた。

じわりと暖かい感触が背中越しに伝わるだろうか。相当の出血を強いられ意識を保つのも難しくなりつつある。
最後の力を振り絞ってセカンダリの小型マシンピストルを手に取って、それをソーマ達へと向けて。
されど狙いを付ける体力も残されておらず、そのまま意識を手放すのであった。
128 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/24(火) 01:26:43.70 ID:I72xrY50o
>>127

「馬鹿もの…任務放棄だぞ。だがまあ…」

 どうにもこちらの台本とは別の台本を書いていた奴がいる。というのは、
 α-12と彼の会話から察せられたところだ。

【果たして、ジョシュアの軍人失格ともいえる暴走は正解だったか否か。現段階では答えは出ないだろう】

「正否は私には判断しかねる。ご苦労だった」

 そうして僅かな時間ではあったが、この締まらない男のしばし身体を預けるイムカであった。

 −−−−−−−−−−−−−

「………」

 タェンティースと共に既に後退しているα-12。
 今回のミッションは半分は成功。あわよくばな部分は案の定失敗といったところ。
 シナリオから極端には逸脱せずに事を終えた。というより――…

(互いに暗黙で動いていたシナリオ…ひょっとして結構危なかったデスか?)

 一個人の暴走…もしジョシュアが軍人精神に凝り固まっていたならば、
 非常に拙い…別の思惑のレールが用意されていたのでは。

(何か、シックリこないデスが…まあ、先ずはへたれ=サンの手に入れた記憶素子の解析からデスか)

【そうして、この威力偵察ミッションは終わりを迎えるのであった】

//今度こそオサラバー!!ノシ
129 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/25(水) 22:20:32.43 ID:tQtBZSmfo
【ある日のこと】

「ふむ…」

 ここはスプロールにあるイムカのコンテナハウス。
 内装はホログラム凍結技術により豪華絢爛、一流ホテルのスイートルームの如しである。が、

【豪奢な内装に決して劣らぬ金糸の髪を揺らし、アメジストの瞳で冷蔵庫を睨む】

 冷蔵庫…中は水と錠剤と、エネルギーグリスのみ。
 シンプルを通り越して無機質だが、食に全く関心が無い彼女らしい中身である。が、

「無い」

 無機質な声で呟くイムカ。そう、無いのだ。愛して止まぬヌカ・コーラが!!

「………」

 便利なネット通販にアクセス。すると――

飲料物に放射性物質を入れているのは如何なものか?つーことで販売中止!!

「………」

 −−−−−−−−−−−−

【所変わって、退廃世界ウェイストランドにて!!】

 この世界は多くの世界とのゲートが確立されており、
 未知のロストテクノロジーが眠るまさに越境組織がシノギを削る境界線世界である!

「皆、重大なミッションがある」

 そして、常以上に真剣そのものな態度のイムカが何か言っている。
 ここで気を引き締めれば2流。ああ、また天然こじらせたかと諦めモードならば1流。
 ↑↑↑の動機まで察せられていたなら、予知能力者一歩手前として花マルあげちゃう。
130 :マンジュシャゲ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/25(水) 22:31:24.91 ID:sGXQBYQp0
>>129
重要なミッション?どんな?
【全力で虫の丸焼きから身を逸らしながら、仮面を被った人物、マンジュシャゲはノイズ混じりの中性的な声で問う】
【彼女のトンチキ加減は知り合いから聞いてはいるが、中々出くわすことな無かったコイツはその話の十割超をイマイチ信じられなかったのだ】

話を聞こう。悪どい事でないなら……その、手を貸してやらないでもないぞ?
【ルックスも良い。少なくとも、変な事を吹聴してきたあの浮浪者紛いのサイボーグよりかは億倍】
【第一印象は悪くない。その言葉に気を引き締め、次の言葉を待つ。───要するに、二流も二流のドサンピンだ】


【ミッションの内容を理解すれば、人民帽の上から頭を抱え、ブツブツと呪詛を吐くのであった】
【余りにも無知で、純粋すぎた自分への呪いだ】
131 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/01/25(水) 22:33:05.85 ID:x4lOqN2xO
>>129
「なぁにー、そんな改まって」

ダルダルの、如何にも怠けた風態で背もたれに胸を預ける格好で椅子に座っている七八
これは彼女の、大体いつものスタイルである
故に察したりだとかのそういう次元にはないが、それでもまたなんだかヘンテコな事態が待っているのかなーなんて思いつつはあった

「どしたの、新しい女子力トレーニングでも思い付いたの?」

そのままギッタンバッコン椅子を揺すりながら
まぁこんな態度ではあるが、そのミッションとやらを聞く耳はきちんとしている模様
132 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/25(水) 22:42:34.95 ID:YA//s9kC0
>>129
イムカが真剣になることとは何だろう?

テクノロジーの摘発? それもある

だがここはウェイストランドである はたして何が手に入る?

「あっ ふーん(察し」
ウェイストランドと言えば 放射能物質が入った炭酸飲料 つまりそういうことである

察しのいいアキレス君 さっそく禄でもないミッションに連れ出されることを察知し げんなりモード発動である

―――ギィ!!
そんなことはどうでもいいベティちゃんは 一同に挨拶するようにハサミを振り上げるのであった
133 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/25(水) 22:46:10.43 ID:dGjo/GYQ0
>>129
「重大なミッション?」

と、やけに真剣なイムカのそれに首を傾げる彼女は1.5流とでも言うべきだろうか。
いずれにしてもその内容は果たして表情通りの真剣なそれか、それともとんでもないトンチキなものか、そこまでは理解できなかった。

「えっと、ところで、その内容は?その頓珍漢さを……いやなんでもないです」

ともかく、内容を聞かなければ話が進まない。果たしてどのようなものかととりあえず聞いてみた。
134 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/25(水) 22:46:26.06 ID:tQtBZSmfo
>>130

「もちろんだ。貴重な品を手に入れる。まさにストーカー冥利に尽きるビズだと保証しよう」

 ブリーフィングにおいて余りにも堂々としているものだから、
 中身を聞くまではそりゃー真剣だったことであろう。うん。知らぬは仏。これは至言である。

>>131

「女子力は、また追ってだな。…私は裁縫も出来るしピアノも弾けるのだが」

 周囲の不当評価ナンデと、中途半端な自覚による未練アリアリは存外に隠しきれない模様。アワレである。

>>132

「よし、それでは出発だ」

 アキレスの首根っこをがっしり掴んでずーるずる。無慈悲!!


 −−−−−−−−−−−−−−
【全員対象】

【ウェイストランド…ヌカ・コーラボトラース第○○工場j!】

 かつてUSAスピリットを余す事無く体現(主に食品やら飲料やらの法律を蹂躙しきったって意味で)した
 栄枯必衰な国民的清涼炭酸ドリングの製造工場である!!

「と、言うわけで、科学的なサンプル取得と私の欲求充足のために、
 瓶詰めのヌカ・コーラをゲットする必要がある」

 傲慢ポーズをキメながら、朽ちた工場入り口を睨むイムカ。
 飲料の中身のせいか、なんかガイガーカウンターがガリッガリなっているがそれはそれ。

【入り口近辺から奥をみれば、幾つかの死体が散乱していたりする。まあ怖い】

「私達(既に頭数に入れられている!)と違い、コーラではなく、キャップ(フタ)の方の奪取を狙っているのか、
 侵入しようとして、警備システムに排除されるスカベンジャーは後を絶たないと聞く。用心に越したことはないな」

 ドリンク工場で殺傷警備システムナンデ!?とか思ってはいけない。
 世界は残酷なのだ。

【頭痛がするほどアホな動機のくせに、難易度だけは妙に高そうというげんなりシチュエーション!!】
135 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/25(水) 22:48:35.06 ID:tQtBZSmfo
>>133

「つまるところ――」

 その後、深雪はイムカの将校らしい理路整然かつ士気を高める鼓舞を耳目に叩き込まれ、
 そして、よく噛み砕いてみればひっでえ動機というギャップを味わいながら現地にれっつごー!!>>134に続く!
136 :マンジュシャゲ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/25(水) 22:54:42.09 ID:sGXQBYQp0
>>134
……どうして越境者には変人しかいないんだ
【か細い声はボイスチェンジャーによる無慈悲なノイズが入り、更に不明瞭なものとなる。ナムアミダブツ!】


やれやれ、とんだ汚れ仕事に巻き込まれた……
【既にこの時点でウンザリした様子のマンジュシャゲは、青い中華服の内側から護身用の拳銃を引き抜く】
【手榴弾数個と拳銃、それと能力だけが頼りだ。イムカ?あんな事言われた為、戦力になるのかすら訝しんでいる】

作戦はあるのかな?それに従うよ。……出来れば、そんなに傷付かないやつで
【こんな仕事で怪我なんてしたくない。と吐き捨てる様に言うと、他の人のアクションを待つ】
【取り敢えずはそれに追従する形となる。ソーマタージやエリコの様に、バカみたいな方法で道を切り開く事は自分には不可能だ】
137 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/25(水) 22:56:28.27 ID:YA//s9kC0
>>134
「dsyn−」
このような状態のイムカから逃げられることは皆無である あきらめたように引きずられるアキレスであった

「嗚呼…後でデトックス治療しておかないと・・・金かかるなぁ」
すでにだいぶん放射能濡れになりながら工場を見やる

―――ギィ!!
もしかしたらベティちゃんは成長促進の効果があるかも?

「あぁはいはい それじゃやるかね」
まずは情報収集である デモンレッグで近場の高台に移動 辺りの警備ロボの状態が少しでも収集できないかと確認に入る
138 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/25(水) 23:00:53.92 ID:dGjo/GYQ0
>>134-135
「…………理解したよ。うん。」

イムカの説明を聞き終えた後の深雪の顔は、呆れ返っている以外に形容しがたいそれであった。
今回はどうやら「いつもの」彼女なのだな、とでも言いたげに。

「で、工場見学ついでに製品を回収するってことだよね。」
「それにしても、過剰防衛という言葉はこの世界にないのかな……」

話からして、恐らくは警備システムに駆逐されただろう死体に視線を向けながら。
同時に「あ、これ内容の割に難しそうだ」ということを確信して、深雪は人知れず溜め息をついていた。
どうして僕の身内周りはこんな人ばかりなのだろう、と(自称)常識人の彼女は小さく愚痴をこぼして。
139 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/25(水) 23:06:36.94 ID:tQtBZSmfo
>>136-138

「そうだな。とりあえずはアレを黙らせるのが優先か?」

 ノコギリやら注射から、レーザー銃を多数のマニュピレーターに取り付けた、
 タコみたいな外観のロボットが複数体、入り口付近でウロウロしている。
 文明崩壊から数百年近くは余裕で経過しているはずだが、どれもボディがピッカピカだ。

「パンプレットによると、児童工場見学案内ロボットらしい。工場見学は教育的義務だからな。
 何故か導入以降、見学に赴いた児童やらの行方不明事件が多発したらしいが、ヌカ社は公式に事件との関係を否定。
 自動メンテナンスシステムまで導入していたのだから引っ込みがつかなくなったのだろう」

 アキレスが凡その位置を掴んで、サーボスカルに配置図を投影させながら、

「胴体というか頭というか、そこにある赤いレンズが急所だ。
 入り口付近の3体、同時に一撃で仕留めなければ本格的な警備ロボットを呼ばれるぞ。そうなると厄介だ」

【本格的な警備ロボットのスペック(携帯型核ランチャー、レーザーガトリング、高分子ノコギリ、アカ殲滅砲装備)】
【貫通力と命中精度に優れた攻撃手段をチョイスする必要がある。または、全く別の手段でコアを気付かれずに破壊するかだ】
140 :マンジュシャゲ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/25(水) 23:18:18.59 ID:sGXQBYQp0
>>139
それって殺され……
【言いかけてやめる。今更指摘したところでどうにもならないだろうと思ったからだ】
【深い溜め息を吐き、ロボットの方を見やる。少なくともトンチキな話に頭を悩まされる事は無くなるだろう】


動力源を破壊するのはどうだ?能力か手投げ弾ならあるし…
私はそうするとしよう。他の人は他の人で……。手助けは期待しないでおくれよ
【コッソリ破壊するのを選んだ様だ。対物ライフルでもあれば良かったが、今更悔いてもしょうがない】

【数度息を吸い、吐く。繰り返す度にマンジュシャゲの気配は霞の様に薄れていく。何らかの超自然的な武芸の一つか、持って生まれたものかは定かではない】
【遮蔽物に身を隠しながら、慎重に警備ロボットの一体の背後に近づこうとする】
【手馴れた動きだ。問題は、履いているシークレットシューズがこういった作戦には向いていないところか】

【小さな音だが、確かに背後から近づいてくる足音に警備ロボットは気付くだろうか】
141 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/25(水) 23:18:41.98 ID:dGjo/GYQ0
>>139
「案内ロボットが武装しているってのも妙な話だなぁ……」

物陰からちらりと入り口の様子を確認して。……少なくとも深雪にとっての価値観では、であるが。
度を超えたレベルで不穏すぎるこの世界は、彼女の性にはいささか合わないものであろう。

「とにかく、メインを呼ばれる前に何とかしないとね。」
「これで……どうかな?っと」

よく狙いをつければ彼女は軽く指を振り、同時に氷の投槍が3方向に飛ぶ。
それらは急所と言われた赤いレンズを目掛けて、真っ直ぐに突き進んでいくだろう。
142 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/25(水) 23:22:34.00 ID:YA//s9kC0
>>139
「さーてどーすっかねー」
スマホのカメラ機能を双眼鏡代わりに偵察を行っていたが 少々危険な相手に頭が痛くなる

「なんでああいう装備過多なのが見学ロボットなんだろうねー ・・・やるしかねぇか」
トレンチガンにスラグ弾を装填 ポンプアクション

「覚悟を決めろアキレス・・・デモンレッグ!!」
爆発的な加速力をもって突撃を仕掛ける

ヘイトを稼ぎ周りへの援護としながらトレンチガンを構え 赤いレンズに狙いを絞ってスラグ弾を発砲する
143 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/25(水) 23:32:13.55 ID:tQtBZSmfo
>>140

≪コドモ…案内…ジゴクへ…≫

 こっそりとステルスするマンジュシャゲに気付くロボットなし。
 どうやらセンサー系は結構ザルな模様。案内ロボットにそんなの求められても困るが。

【少なくとも年月を経てなお、勤労意欲に溢れたロボ音声(VOCAROID風)が耳に届くくらいな接敵に成功!】

>>141-142

「「アバーッ!!」」

 奇襲は大成功!!レンズにスラグ弾か氷の槍がブチ刺さり、ロボット2体のコアを破壊。

「「サヨナラ!」」

 案内ロボットは爆発四散!爆裂と共に動力源にしていた大量の児童の霊魂が空に解き放たれてジョーブツ!
 絵面としては最悪極まる!!

【〆にマンジュシャゲがアンブッシュをキメれば、潜入は成功となる】


 −−−−−−−−−−−−−−
【道中!!】

>>140

 マンジュシャゲはヌカ社おわびセット(チーズとフルーツの詰め合わせ)を発見。
 一緒に、製品開発モニターで亡くなった(飲料水のモニターで、である)人体のレポートも見つかる。
 まあ、主な死因はやっぱ放射性物質である。鼻血吹いてアノヨ行き。

>>141

 何か通常の10倍近いサイズのタラバガニが工場内で少なくない数を闊歩しているのを目撃!!

「ヌカ・コーラを飲みすぎて変質したカニらしい。放射性物質豊富な事を覗けば、
 それなりに栄養価の高い食料として取り引きができる。まあ、食肉は貴重だしな」

 ウェイストランド人は逞しいのである。

>>142

 工場進んでいくと、なんかの影響かベティちゃんが成長してサイズが1/4に。手乗りベティ!!

「…そのうち治るだろう(目を逸らしながら)」
144 :マンジュシャゲ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/25(水) 23:43:13.33 ID:sGXQBYQp0
>>143
(((変なもの取り憑いてないか?もうコレ)))
【不安な事を口走るロボットに内心困惑しつつ接近。音もなく拳銃を構え、仮面内部の何らかの機構を作動させる】
【BLAMBLAM!二発の銃撃でレンズを破壊し、ダメ押しに放たれた拳大の隕石が出来た穴に飛び込む!】
【KABOOM!隕石は内部で小爆発、コアを破壊するだろう】


【それからどうした】
これは…チーズにフルーツ?食べられるのかな……
【お詫びセットを小脇に抱え、レポートを読み漁る。出るわ出るわ不穏なデータが】

…流石に、ここまで荒んではいなかったろうな、私の故郷も
【取り敢えず背嚢にセットを詰め、一行の殿を務める。携帯で道中の巨大タラバガニの写真を撮る程度の余裕はまだ残されてるあたり、流石越境者と言ったところか】


なあ……蟹がああなるような液体、飲んで大丈夫なのか?
【それでも流石にそこは気になるようだ。おずおずとイムカに尋ねる口調の裏には「そんなモン放っといて帰ろうよ」という焦りがある】
145 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/25(水) 23:45:45.76 ID:YA//s9kC0
>>143
「・・・ファックオフだクソッタレ!!」
天に召される子供たちの魂を見て いらだったように装甲をトレンチガンのストックでぶっ叩いた

「えぇいクソ忌々しい…」
八つ当たり程度の効果しか生み出さない攻撃をやめて工場内に入っていく

さてしばらく進むと
―――ギィ?

なんとみるみるうちにベティが縮小 15pほどの大きさになってしまった
果たしてこれは成長なのか?

「おぅこっち見ろ」
至近距離からジト目でにらみつけるアキレス

―――ギィ!!ギィ!!
ベティちゃんアキレスの頭の上でもどうしてくれるんだと言わんばかりにハサミを振り上げる
捜索はほかの人に任せましょう
146 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/01/25(水) 23:48:32.32 ID:dGjo/GYQ0
>>143
「……動力源だけ、やたらと非科学的だね」

世界観、レーザーガン持ちと来てあまりにもむごく、そして超常的な動力源である。
酷いものだと思いつつ、その成仏する霊魂を視線で見送っていた。しばらく、そっちに気を取られて。

「か、カニ……!?」
「ベティちゃんとはまた大きくなった理由が違いそう……」

やけにでっかいカニだ。とはいえいつぞやみた両生類を100倍(以下略)よりはマシなので、驚きはしたものの嫌悪感はそこまでではなく。
ひとまず、敵意があれば反撃を行うというつもりで身構えるだけ身構える。

「と、それならついでに何匹か狩っておきますか?」
「…………どうせ、僕が食べるわけじゃないし。」

要約すれば、倒して肉を剥ぎ取り、それを何処ぞに売り払えばカネになるのでは?とのことである。
自分はまだしも、この世界の人なら割としぶとそう(偏見)なので何とかなるだろう、と考えて。
147 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/01/26(木) 00:01:41.60 ID:LV5GkkK0o
>>144

「私は愛飲しているが、まったく以って健康そのものだ。何の問題もない」

 マンジュシャゲの言葉にイムカは平然とそうコメントしたものだ。
 なお、イムカの場合は色々と内臓が強化されているので、あまり参考にならない。

「まあ、カニが巨大化しているのは…生物的に軟弱だったのだろうきっと」

 生物的に優勢でなければミューテーション起こす飲料か!なノリであるが、生憎ツッコミが不在であった!


>>145

「…まあ、カワイイし問題はなかろう」

 カワイイは正義。ゆえに手乗りサソリとなったベティも正義である。
 誤魔化そうとしているわけじゃあないんだからね!

≪00011101010101≫

 同じく握りこぶしほどのサイズに縮小してしまったサーボスカルが、
 マニュピレーターで手乗りベティを突きながらからかっている。それでいいのか観測用ドローン。

>>146

「そうだな。かさばるから余り量はもてないだろうが」

 深雪の提案で何匹か倒して、貴重な肉と甲羅をゲット!
 新鮮なカニ肉の幾つかは手乗りサイズになったベティちゃんにあげちゃいましょう。

「…昼食用にもなるな」

 そして、無慈悲なイムカのつぶやき!深く考えないようにするのが健康とウカツの秘訣だ!

 −−−−−−−−−−
【全員対象】

「………」

 イムカは彼女にしては珍しく硬直し、手をふるふると震わせて、目を見開いていた。
 その視線の奥には一個のドリンクセット。そこには「ヌカコーラ・クァンタム」と記されている。

【クァンタムの伝説はウェイストランドでは有名だ。カロリー2倍、味2倍、何かいろいろ2倍で、
 さらに目立たせるために添加された&射性同位体のおかげで青く発光している。(健康への害?ささいなことだ)】

 これ、飲料以上に携帯核手榴弾やら、核爆弾の威力UPやら兵器としても有用(あくまで清涼飲料である)で、
 ヌカ・コレクターの間では超高値で取り引きされている逸品である。

「諸君。私は今、私には珍しく感動を禁じえない」

 まるで宝物を抱えるように、屈託のない笑みを皆に向ける。(超レア&こんなスットコ状況でなければ見目麗し)

「報酬は倍額だ。すぐに戻って冷蔵庫に入れねば!!」

 こうして、完璧かつシュールな探索行は終わりを告げるのであった。

//メデタシメデタシ!!
148 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/26(木) 00:05:46.74 ID:tOa1WIZI0
>>147
「・・・・・・」
すっと某リンゴ社製スマホを取り出し

ピピッカシャ

と屈託のない笑みを激写(なおクアンタム

「ジョッシュに送信っと・・・」
また一つジョシュアの宝物が増えたのであった

―――ギィ!!
そしてベティはアキレスの頭の上 握りこぶしほどのサーボスカルに憤慨したと言わんばかりにハサミを振り上げるのであった
149 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/26(木) 22:21:10.19 ID:tOa1WIZI0
【狭間のスクラップヤード】
戦力を掻き集める越境者たち だがその道のりは決して順風満帆ではない

「どけ道を開けろ!!急患だ!!」

ある集団が故郷へ助けを求めるために越境した
しかしその世界はすでにエーカーの支配下だった

集団はエーカーによる蹂躙を受け壊滅 一部が辛うじて帰還することに成功したが・・・

ロイ「スティムパックと縫合糸 ヒールゼリーを用意しろ アンジェロの処置はいつ終わる!?」
モブ「アンジェロはさっき処置開始したばかりだ 暫くは無理だ」

血まみれの越境者が担架で処置室に運ばれていく 救助に向かおうとしたモブを押し留める者もいる
今ならまだ助かるかもしれない 今行けば待ち伏せ似合う 諦めろ 口論になる

ロイ「俺らは負傷者の治療に入る アキレス手伝え」
アキレス「わ・・・わかった」

そんな緊迫した狭間のスクラップヤード ほかの者はどう動いている?
150 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/26(木) 22:37:04.05 ID:9wcKrZGmo
【他の連中――】

 イムカ・グリムナーはエーカー側。α-12はカノッサ戦線にて活動中。
 ウルリックは子供にモフられている。

 −−−−−−−−−

「また、弾薬と医薬品をもってきた…何の騒ぎだ」

 ゲートが開き、徐々に輪郭を帯びて老兵を形作った。
 クルト・カントール…名うてのランナー(傭兵)であり、越境者である。
 その役割は高度なスニーキング能力と歴戦の戦歴から斥候/物資調達役として重宝されていた。

【世界を渡れるならば物資など幾らでもかき集められるのではないか?その答えは否である】

 越境には世界からの修正力というモノが付きまとい、
 協力な武器を得ても、他世界ではガラクタ同然に動かなくなったりする場合が多い。
 そも、巨額のマネーという背景を持ち合わせて居ない流れ者ばかりの集団には、纏まった物資収集すら一苦労だ。

【その点、越境経験が主観時間でかなり長く、修正力の按配にも各世界のコネにも精通しているクルトは打ってつけであった】

 背中の大きな背負い袋をドサっと置く。単分子ブレードや拳銃、やや古風な小銃、
 ともすれば乾いた雑巾とも形容される、戦場パンなどの食料など大量の物資。
 それでも、大集団にあってはあっという間に消費される量でしかない。

「どうにも良くないな。大所帯はいいが…」

 助ける助けないで口論になっている様を見て、改めて大集団の制御の難しさを慮る。
 元々、越境者という連中は我が強く、独立独歩の気風を持つ者も少なくない。
 言ってしまえば、世界渡りはどこかスレており、個性的かつ変わり者ばかりともいえる。

(集めるのは結構だが、空中分解したらシャレにもならんな)
151 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/26(木) 22:52:54.96 ID:tOa1WIZI0
>>150
ロイ「お帰りクルト なに戦力のアテが外れただけだ」
急患を搬送中 ゲートをくぐってやってきたクルトに事の顛末を告げる

ロイ達はすぐに患者を連れて救急治療室となったプレハブ小屋に向かって行った

その間様々な組織が集まり緊急会合 人は出すが最後に逸れた場所周辺を重点的に捜索後 見つからなければ引き返すなどの条件の元 救助部隊がゲートをくぐっていった

ロイ「まさしく大所帯の弊害だな 問題なのはこれでもまだエーカーに届かないということだ」
応急処置を終え 血まみれの白衣姿のロイがやってきて シガレットケースから紙巻きたばこを取り出し火をつける

ロイ「物資補給感謝する 領収書を経理部に出してくれれば共同基金から経費が降りるだろう
   それと今後 銃本体は補給リストから除外されることが決定された」

紫煙をくゆらせ説明に入る

ロイ「ボロウズがガンスミスの技能を取得したこと アキレスがスプロールから3Dプリンターを調達してくれたおかげで 特殊部隊用から一般用までの銃が供給できるようになった
   これからは銃弾の需要が高まるだろうな そういうことでよろしく頼むよ調達班班長」

とやや茶化すように行って見せる 経験豊富な越境者であるクルトの存在は 今現在の状況においても十分に存在感を示していると言えるだろう
152 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/26(木) 23:12:44.72 ID:9wcKrZGmo
>>151

「もっとも、単純な数と兵器数じゃあ、どの道、競うだけ無駄だろうがな」

 相手は曲りなりにも、いまやメガコーポと肩を並べるレベルの大組織。
 対して、越境者は元々、絶対数が少ない上に、かき集めても戦闘集団(ウォーハンド)がせきの山であろう。

【葉巻をつける。結局、戦える数≠そろえた上での一気呵成の反撃。それ以外に勝ち目などないのだ】
【→一度、本格的な戦端を開けば、後は消耗戦になる前にケリをつけるのみ。今はそのための準備って奴だ】

「3Dプリンタねぇ。プラントみたいなものだが、どうもあの手のに任せるのは不安を覚えてしまうがな」

 旧い人間なものでね。と言外に言う。一流の職工と超性能のプラント製の銃。
 どちらを選ぶかと言われれば迷うことなく前者を選ぶ。そういうタイプなのだ。
 まあ、聖工場のような大量生産が必要ではない(人員限界も含め)ならば、プラント頼りも悪くない手であろうが。

「銃弾もカネなりルートなりがいる。やはりマネーのみではとても足りんよ」

 越境者がかき集めているマネーも個人レベルならかなりの資金であるが、
 戦争をしようと思ったら、微々たるものだ。避難民の生活維持と平行…そりゃ幾らあっても足りない。

「それに俺達にもタイムリミットはある。今はゲートが安定しているから、
 こうして集まれる≠ェ不安定化して、偶発的越境が始まったら戦力化も覚束なくなるぞ?」

 何時までも安定期が続くと期待して、のたくらするのは論外である。ということ。
 時間はこちらに味方しない。避難民の不安、ゲートの安定性、薄氷を踏むような物資の供給量と消費量のバランス。
 アクの強い越境者同士の衝突。そして、戦力運用にも精兵には困らないが、運用する将が足りない。

「まあ、俺は俺にマネーが支払われる限りは仕事(ビズ)は果たすがな」

 この辺はランナーとしてシビアである。味方するにせよその腕は慈善事業ではなく、
 評価に見合ったカネを代価とするのは当然という考えだ。
153 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/26(木) 23:39:46.93 ID:tOa1WIZI0
>>152
ロイ「だからこその異世界戦力さ 何の因果か越境者てやつぁ ヤレ国の存亡だ某の危機だって大事にかかわることが多いからな
   コネや貸しが多量に含まれている それをちょいと還元してもらって 兵員や物資を掻き集めているところさ」

無論上手くいかない部分もある だがそれに目を瞑ってでもマンパワーや物資 非戦闘員の隔離ができることは魅力的なのだ

ロイ「イムカたちが関わった世界から陣頭指揮の取れる日馬と手駒を手に入れた 外交官としてリックと その手駒扱いでサムと仲間たちも手に入れた
   コネは最大限使っていくぞ ここですべて帳消しにする勢いでな」

他にもアテだけならいくつかある それを順番に当たってみるのみである

ロイ「ゲートについてだが 前に魔法全盛の世界で エーカーが使っていた機械があっただろ 俺らが踏み込んだ時には完全に破壊されて碌な情報が手に入らなかったヤツ」

参照 セイズザワールド

ロイ「アレと同じものが完品で手に入ったんだ 今アレを越境仲間の中で テクノロジーに明るいヤツが解析している
   原理がわかれば タイムリミットも延命できると思うんだがなぁ・・・」

腕を組んで天を仰ぐ 全ての者が足りてないのだ 不安を解消できる部分が少しでもできれば 精神的不安も軽くなるだろう

ロイ「機械より職工か その部分は賛成だな アナログな人間には どうも機械に全任せってのがな」

見やった先 巨大なプリンターにPCでデータを入力するモブ越境者

ウィーンウィーンと機械が動く音がして暫し プリンターのドアを開けると そこには様々な銃の特徴がまぜこぜになった 強化ポリマー製のキメラ・ガンとでも言うべきライフルが出来上がった

ロイ「それに俺はポリマーとやらよりも金属の方が肌にしっくりくるよ」
短くなった吸い殻を地面に吐き捨て 脚で踏み消す

ロイ「何ならボロウズに依頼でも出しておくか? 値は張るがα-12も太鼓判の性能だぞ?」
154 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/26(木) 23:55:04.32 ID:9wcKrZGmo
>>153

「まあ、その辺はお前さん達に任せる。一介の傭兵には過ぎた話だ」

 葉巻をもう一本。物資が少なかろうがコレには妥協しない。
 よって、高級品である。なお当然ながら、葉巻には経費は下りない。

【すると、ボロウズへの依頼という提案がされたが】

「いや、悪くないがやめておこう。今の装備はクセも何もかも解っている分なおさらな」

 性能の良し悪し以上に使い慣れ≠ノこだわるところも老兵らしいといえばらしかった。
 と、思い出したように、

「っと、忘れないうちに…アンタにはこういうのはイケるクチか?」

 腰の革袋から、半透明の黄色い何かを取り出す。飴である。

「スライム飴だ。アンタみたいな格好の連中がいた世界で買ってきた。
 ベティへの土産なんだが、まあ甘いものが嫌いな兵隊はそうはいないだろう」

 本当にスライムを使っているのではなく、スライムに似せた飴である。
 水あめに近いが、弾力があり、独特の食感。ファンタジーな世界ではさして珍しくもない菓子である。
 言い換えれば、ファンタジーではない世界では珍しいというより、まず手に入らない菓子だが。

「まあ、オーダーは了解した。銃本体をリストから外すなら弾薬を中心だな。
 キメラ・ガンに合った規格のものを主に持ってくる。で、いいな」

 そうして、リストに目を通すと、ベティと子供連中にスライム飴を渡しながら、
 依頼の更新を確約するのであった。

//ではコノヘンデー!
155 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/27(金) 22:23:55.64 ID:kJeKpv3Zo
【ミイラとりがミイラ。または飛んで火に入る夏の虫】

 エーカーを標榜する組織からのカノッサ機関と越境者への攻撃に対し、
 対抗するためにスクラップヤードには多くの越境者が集まりつつあったが、
 大所帯ゆえに、徐々に統制を欠き、モメごとも増えてきた。

 元々、世界渡りなどアクの強い連中の集まりである。それは時間の問題だったとも言えよう。
 さて、ある世界にて、攻撃を受けた越境者パーティーが、仲間の救助に向かうと言って来た。
 発端はソレだ。

【発端はソレで、被害が増える、しかし見捨てられないと見事に意見は分かれて紛糾した。
 結局は様々な条件付きで、救助/捜索部隊が編成されて、ゲートを潜ったのだが――】

 −−−−−−

「戻ってこないな」

 件の救助部隊は結局、規定の日数を過ぎても戻ってこなかった。
 犠牲になった。それならそれも仕方あるまい。自業自得、覚悟はしていただろう。しかし、である。

「この時点でエーカーの連中に纏まった数の捕虜を取られるのは拙いぞ。
 サイカーにはナヴィゲイターの能力を持つ奴がいる。サンプルが多ければ多いほど精度を増すタイプのな。
 このスクラップヤードの座標をもしそれで読み取られたらチェックメイトだ」

 放置するにはやや危険な臭いがし始めた。少なくとも敵の動向…ナヴィゲイターが居るのか
 ただ、殺されただけなのか、抵抗を続けており、何らかの理由で撤退できていないのか確かめる必要が出てきた。

【捕虜を救出するか、それとも情報を抜かれる前に始末するか。それは状況次第と言える】

 さらには厄介な事に、さらに救助部隊を送らねばという周囲の声が大きくなってる。
 最悪でもここで何らかのアクションを起こさなければ、さらに内部の圧力が強まるというオマケつきだ。

「確かな実力の…一線級の少数精鋭でとっとと状況掴んで離脱…だな・。
 しかし…今の時点でコレとは問題だな。先が思いやられる」
156 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/27(金) 22:34:19.31 ID:8T80J9Oj0
>>155
「……」

その作戦の最も根本的な面、即ち行方不明者の捜索という部分にのみ反応した猫人の獣人イリー
彼女を抑えて自ら手を挙げたのはムガである
万一の時、越境仲間を手に掛けるような事がないとも言えない
そんな場合、イリーでは足を引っ張るだけだ
事情が事情とはいえ、この様な役目には自分は適任だと、ムガはそう考えている

「先を考えても仕方ない」
「今は今、現状の打開だけを考える」

ウィークガードの鎖帷子を身に付け、武具の確認を素早く済ませた
157 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/27(金) 22:37:01.96 ID:A33kmTSS0
>>155
戻ってこないネ。ハハァー、ザマミロヘムロック厨め!
【古いソファーにだらしなく腰掛け、ゲームをプレイしながら、気怠げに返すのはソーマタージ】
【一見呑気な様に見えるが、実際の所かなり無理をしている。人間の体だったら、クマやら筋肉痛やら寝不足やらでそれはもうひどい事になっていただろう】

今度から自決用の薬とか爆弾でも持たせようぜ、遠くに行くやつらには……
Tバックだ、noob!これに懲りたら二度とファーストフォールするんじゃあねーぞ


【唐突にコントローラーを投げ、ゲーム機の電源を落とすと、首をコキコキ鳴らして立ち上がる。精神的疲労を押し殺す為に、自前のヤクを注射して仮初めの幻覚症状に酔う】
それで?助けに行くのか、行かないのか?
行くなら俺はいつでもいいぜ。……本当だぞ
行かないならそれでもいい。その時は必殺技考えるの手伝ってくれよ
【何時もより悪い目付きを向け、肩を竦めていつも通りの軽い口調で尋ねるのであった】

【彼本人は救助部隊がどうなってようが知ったことではない。知り合いでもないし、そういった人が死ぬのは戦争ではよくある】
【故にこの場は他の友人に従う事にした。助けに行くなら退屈だし着いていく。行かないならまた怠惰を貪るだけだ】
158 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/27(金) 22:40:41.89 ID:hTFEFwus0
>>155
ロイ「クソッタレ 無能送り込んだわけじゃねぇんだぞ」

実際 海千山千の豪傑ぞろいのはずなのだ 大粛清を逃げ延び 行く先々で鉄火場に飛び込んで日銭を稼げるだけの技能を持った連中だったのだ
最初の連中も 次の救助部隊も

ロイ「あと一回 あと一回だけだ!! 次で帰ってこない場合 この話は《なかったこと》にする こちらの場所がばれても拙い!!
   戦力が減るのも拙い!! 故にあと一回だけだ!! いいか あと一回だけ救助を送り込む!!」

喧々囂々たる場内を掻き分け声を張り上げる

ロイ「だからってエーカーをのさばらせておくわけにいくかよ 諦めるときは 死ぬ時だ アキレス!! ついてこい」

アキレス「おっけーい 弾薬受け取りに行ってくる」

素早く救助部隊を編成 ゲートを開こうとする
159 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/27(金) 22:50:38.51 ID:kJeKpv3Zo
>>156-158

【――そのような会話から8時間が経過した】

 灰色の世界…あるのは瓦礫と死体と赤い空。それだけの世界…そうなってしまった世界。

「ギャアアアアアアアアアアッ!!」

 耳を劈く叫び声。視界に入るのは10メートルはあるであろう巨大な体躯と、
 それに、虫のようにつままれている$l間の姿だ。

【捕縛された人間は、越境者であり能力者だ。その手から重力塊を射出させて、巨人の首付近の肉を吹き飛ばす。
 強力な能力だ。しかし――】

「――プアアアアッ」
「ギャアアアアア…グボッ…ッ!!」

 大口を空けて腐った息を吐く巨人の抉られた肉は見る見る間に再生し、
 その指で瓶を飛ばすようにキュポンと摘んだ越境者の頭部が脊髄ごと引きずり出されるように吹き飛んだ。

【あまりにも凄惨な光景。敵は捕虜など取ってはいなかった。捕虜の始末をこちらがする必要はなし。が、事態はより最悪であった】
【吹き飛んだ首は地面を走る黒い影のようなゾンビドッグが回収した。これは敵の一連のルーチンであった】

「さて、状況は掴めたが…どうする?」

 そう、この11時間で凡その状況は既につかめていた。
 エーカーはこの世界に虎の子のハイ・アンデッド【アボミネーション】を投入。それが先程の巨人の個体名であった。
 アボミネーションに越境者を始末させ、その頭部を回収。それをナヴィゲイター達が世界座標の探知触媒とする。
 捕虜など必要なし。死体の利用に長けるエーカーならではの如才無さであった。

【帰還ゲートの再稼動まであと23分――】

「プオオオオ…」
「グウウウ…」

 そして、地面を揺らす音、奇妙な声。遠巻きに睨むゾンビドッグ共の腐った目。
 瓦礫から覗いて確認でくるアボミネーションの数は…20体を下らない!
 なお、今回、最後の救助に赴いた越境者の数は10人…先程の死者で既に半数が死亡。
 敵にまたもサンプルを与えてしまった。完全に罠だったのだ。敵は質・量ともに過剰なまでに戦力を投入していた。

「本当に…どうしたものかね」

 手持ちの弾薬を確認。常に頼りになるはずのソレが妙なほどに心細い。

【8時間の間に色々とあった。状況の確認。ナヴィゲイターの始末。サンプルの破壊(どう取り繕おうが汚れ仕事だ)
 データベースの破壊。色々とやりおおせたものの…現在、こうやって追い詰められ、サンプルを入手され、
 元の木阿弥となりつつあるという有様であった】
 
160 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/27(金) 23:02:41.19 ID:Zdj47zs+O
>>159
「ありゃあ、無理」

それが巨大ゾンビを、この世界引っくるめて見た時のムガの感想であった
恐らくはこの世界の在りようを変化させ得るに十二分たる力を持つ存在、ハッキリ言って挑む気すら起きないのが実情

「これだけ採られてんならもう数も関係ないな」
「各個離散、その後ゲートに潜ったのが生き残る」
「……それくらいしかないんじゃない」

既に滅んだヤソ衆の中で、最も優れた忍びである鼠人にはこの現状を打破する手立ては浮かぶ事がなかった

「それとも、デカブツをなんとかする火力持ちがいる?」

思い付くのは魔法能力に長けたモノ、あるいは科学兵器を用いるモノ
161 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/27(金) 23:10:39.73 ID:A33kmTSS0
>>159
【正気度が減りそうな(既に殆ど無いが)光景にさすがに眉を顰め、越境者達に向き直る】
【「どうするよ?」と言いたげな情けない表情を浮かべ、また巨人の方を見やる】
ウワ、フェイタリティー。なんだあいつら、ブンドドしてる時の俺か?


帰って他の拠点をすぐに探すのはどうだ?引越し。……ダメ?
奴らの腹の中がゲートにでもなってりゃな
【刀の血を拭い、一旦納刀。フードの下の顔はいつも以上に青白い】
【銃の弾も尽き、クスリも使い果たした。オマケに増援まで来てる状況】

最悪とは此この事、絶望とは今この瞬間。どうしよっか、マジで
【抜かりなく警戒しながら、乾いた笑いを漏らす。なんだかんだで覚悟完了、いざとなったら戦えるがそこからどうなる?】
162 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/27(金) 23:12:37.48 ID:kJeKpv3Zo
>>160-161

「弱点は一応、確認は出来たんだがな」

 アボミネーションの急所をクルトは幾度かの観察により確認を終えていた。
 時間は殆ど残っていないが、地面に簡単な図を描く。

「うなじの部分に稼動魔力式やら生体部品やらが集中している。
 ここを削ぎ落とすなり、お前さんの言う大火力で破壊すれば沈められる。が、」

 まず問題となるのは敵の巨大さだ。10mを越す巨躯にうなじを狙う。簡単ではない。
 そして、敵は決して鈍重ではない。動きの速度は正直かなり素早いといっていい。

【そして、捉えられれば単純なパワー差で、小兵である人間の肉体など、事も無く破壊される】

「この状況だと、分散したところで各個撃破される可能性のほうが、よほど高いな。
 足掻くしかないだろう。腹を括れ…来るぞ!!」

 上方に影。アボミネーションの蕩けた瞳孔がこちらを捉え、その巨大な指を伸ばして来ている!!

【クルトのショットガンの銃声!爆ぜる肉!まったく速度を落とさない指!】
163 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/27(金) 23:14:21.09 ID:hTFEFwus0
>>159-161
ロイ「一体だけなら かろうじて」
ジョーカーを切って それが限界である

ロイ「こまごまとした端役だけじゃダメだった 多量の 強大なるマンパワーが必用だ まぁ アテがないわけじゃない」
ふぅと溜息

ロイ「出来れば回収されるサンプルは少ない方がいい 時間までムガとアキレスで場をひっかきまわし 俺とソーマでサンプルを破壊 できるか?」
と簡単な作戦を立ててみる
164 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/27(金) 23:18:25.33 ID:kJeKpv3Zo
>>163

「サンプルか。破壊もいいがこれ以上捕まると本当に拙いぞ」

 特に生き残った連中は、実力もだが越境の精度が高い者ばかりだ。
 その脳髄はより精度の高い情報を敵にもたらす可能性が大であり、
 そうなればこちらの逆撃の前に逆侵攻を受けて詰み。それだけは避けねばならない。

【既に状況が動いているため――>>163 へ】
165 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/27(金) 23:19:56.80 ID:kJeKpv3Zo
>>163-164

// >>162 へのまちがい
166 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/27(金) 23:23:27.02 ID:Y+/tdJdM0
>>161-163
「それが出来そうなのは、たった今ひとり死んだな」

既に打ち捨てられ何処にあるかも不明瞭な重力能力保持者の体
それがあるであろう位置を大まかに見やって赤眼を細めた

「……ま、作戦がないよりはあった方がいい」
「あと何分だ、全員爆弾咥えて行く?」

それに従って動けばいいのだ、無手勝に動くより余程気がラクに思えた
全くもって珍しく、ジョークを交えて鼠人
巨人の腕が迫る、クルトの銃が炸裂、ストップ効果すら望めない
手首を越え、肘の辺りに着地
足裏の逆立った肉球を取っ掛かりに駆け抜ける
目指すは巨人の顔面、目玉部分
刀と根を組み合わせ、槍状の武器として刺突を狙う
167 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/27(金) 23:26:12.04 ID:A33kmTSS0
>>162
クソッ、こんなんだったら寝てた方がマシだった………
【上からかかる影。見上げると、アボミネーションと目が合う】
ああ……どうも?
【恋に落ちそうにない。グロいのは嫌いなんだ】


クソッ!ワンダと巨像やってんじゃねぇんだぞ!!
【飛び散る肉片!舞い散る血飛沫!尚も向かって来る指をバック転回避!】
【着地と同時に素早く駆け出す。向かう先は巨人が伸ばしたその手だ】

イイイヤアアアーーーッ!!!
【猛烈な勢いで傷痕を残し、巨人の肩に向かって只管登る!】
【かつてゾンビの群れと戦った時にいた巨人、アレと対峙したあの時と似た様な事をしようというのだ】
【違いはあの時以上の力を使っている事。生やした鋭い触手を楔の如く突き立て、ゴキブリの如く全力でよじ登る】

【縦に開いた酸素供給機で刀をガッチリ咥えるその顔に余裕はない。一瞬たりとも気を抜けない、壮絶な足掻きが始まった】
168 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/27(金) 23:30:55.35 ID:hTFEFwus0
>>162>>164
アキレス「もうね こまったもんだね デモンレッグ!!」
ロイ「作戦を立てる暇ぐらいは欲しいもんだ・・・やるぞ!!」

迫る指 散会して巨人の気を散らし ロイはサンプルである生首に迫り

アキレス「オラこっち向けデカブツ!!」
巨人の足元に向かうアキレスは右足を振りかぶり まるでサッカーでシュートを打つようなインステップキックを巨人の脚に放ち ヘイト稼ぎを狙う
169 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/27(金) 23:36:44.74 ID:kJeKpv3Zo
>>166

「クゥウウウウウッ――」

 眼球が突かれ、腐った汁と血液が毀れてムガの武器と腕に付着する。
 突いた感触はあまりにも奇妙であった。こうして貫いている状態でも既に再生が始まっている。

【刃を引き抜けば、数秒で再生を終えてしまうであろう。そのような確信を過ぎらせる感触】

「ゥウウウウ!!」

 ブンと首を無造作に振るアボミネーション。動きとしてそれだけ。だが、

【もし武器ごと振り回されれれば、遠心力だけでダメージを負いかねず、
 空中に放り出されれば、不安定な姿勢と勢いのまま、地面にたたきつけられかねぬ!!】

>>167

「スゥウウウ…ブアアアアアッ!!」

 ムガに引き続いて接近を図るソーマタージを残った眼球が睨みつけ、
 おもむろに息を大きく吸い、そして吐きかけようとする…これはモンスターがよく用いるブレスという攻撃手段!!

【腐蝕のブレス!!一定時間浴びれば、肉を腐れせ、骨を朽ちさせ、内臓を零すドロドロのスープへと人体を変えてしまう!!】

 【ブレスの速度は比較的緩慢で回避は可能…だが、それ以上に危険な状況が発生↓↓↓】

>>168

「ガウンッ!!」

 まず、ロイの方は比較的速やかに目的を終えられるだろう。
 ゾンビドッグの戦闘力は乏しく、追いつきさえすれば、排除は容易であった。

「―――」

 しかし、アキレスの方は良くない。まず、敵の気を惹くには攻撃力に不足!
 インファントリー(歩兵)ならまだしも、ビッグモンスターが相手とあってはこのキックは高密度の筋肉の容易に弾かれて――

【ピンチ演出判定→→→パシィ!!と攻撃動作を突かれて、その手に掴まれてしまった!!】

「グゥウウウ…」

 殺意はない。ただ、作業のように捕縛したアキレスの顎に親指の先端を差し入れて―― 
170 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/27(金) 23:46:48.27 ID:Y+/tdJdM0
>>169
「ヂッ……!」

短い鳴き声
それは呪術の詠唱だ、ごく短い呪詛
刹那の直後無ムガの持つ槍に呪いが走り、巨人の眼球にまで至る
既に死者であるゾンビではあるが、肉を利用しているとなればそれに対する効力も期待出来るの踏んだのだ
眼球内部へ、直接呪術を叩き込まんとする

「……ちっ……」

そして振り解くような所作、一挙一動が大きい
目玉を蹴り飛ばし武器を引き抜き、肩に着地
ならばと一路うなじに向けて肩甲骨を下る
そのまま駆け抜けつつ肉を斬り裂き進まんとしていた
171 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/27(金) 23:50:04.88 ID:hTFEFwus0
>>169
アキレス「ウワッ・・・!!」
一発当てて逃げるつもりだった そのつもりが何の効果も生み出さないばかりかとっ捕まる結果に終わる

―――ギィ!!
ベティが巨人の手から逃れて指をハサミで切断にかかるが 耐久力再生力共に段違いの巨人の虚を突くことすらできず
数々の首を撥ねた親指が迫り

アキレス「粉砕しろ・・・ファイブ・フィンガー・デス・パンチ!!」
頭を働かせ 導き出した答えは霧の巨人 最もその巨人すら目の前の巨人からすれば小人でしかないが

霧の巨人は剛腕を唸らせ 親指に拳を放つ
それは指の破壊でもなんでもない ただ弾き飛ばすのみ

狙いは時間稼ぎ 延々と指を手を殴り飛ばし 迫る悲劇を先延ばしにする

アキレス「おっさーん!!!助けてくれー!!」

そして縮地膝抜きでゾンビドッグに肉薄 蹂躙し サンプルの破壊に成功したロイがアキレスの悲鳴に気付く

ロイ「クソッタレ!!」
サンプル破壊は中断 縮地にて巨人への肉薄を アキレスの救助に向かう
172 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/27(金) 23:55:46.27 ID:A33kmTSS0
>>169
ゲ、死ぬほど嫌な予感するぞ畜生!
【息を大きく吸う巨人に目を細め、いそいそと取り付く位置を変える、その時である!】

オイオイオイオイ!?
【アキレスを捕らえようとする手に振り回され、遠心力で吹っ飛ばされる!】
【空中で数度手脚をバタつかせてもがき、瓦礫の中に落下!砂煙がモウモウと舞い上がる!】
グワーッ!


グワッ……クソッ…!
【頭を数度振り、細かい瓦礫を払い落とす。ダメージはそこそこ大きい】
【されど戦意は衰えない。赤い瞳が殺意に燃える!】
トサカに来たぜ、腐れズンビーめ!待ってろ、目にもの見せちゃるけん……

【数度息を吸い、深く吐く。逆手に持った刀を顔の前にやり、精神集中】
【指先から変化は起こる。鈍色の鱗めいた触手が次々と生えていき、刀を持つ手を覆っていく。握られた拳から白い血が数滴垂れる】
【白い血は刀身を、柄を伝い、新たな形を作っていく。ソーマタージの右半身が鈍色の鎧に覆われる頃には、刀は鉛色の禍々しい槍と化す!】


加減は無しだ。そのまま気をそらしてろ!稲妻の様に早く殺せ!フラッシュファイト・ラン・キル・アタック!
【マントラめいて何かを叫ぶと数歩踏み出し、槍を投げる!ミサイルじみた勢いで飛ぶ死棘の槍は、スパークを放ちながら巨人の喉を狙う!】

【KABOOOOM!!内部でバッテリーやら機構やらを弄られた刀が赤熱し、爆発する!巨人の弱点に付け入る隙を作ろうとしているのだ】
173 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/28(土) 00:05:07.08 ID:oegVsJKbo
>>170-172

「クウウウウウ――」

 眼球に呪いが達し、その再生速度は急激に衰微する。 
 これでしばらくは隻眼のままだろうが、言い換えれば直接貫いて浴びせてやった呪詛でようやくコレなのだ。

「カァアアアアアッ」

 そして、肩に着地後、肉に刃を突き立てたまま進むムガに対して、

「キィイイイイイッ!!」「シャアアアアアッ!!」

 アボミネーションの皮膚を貫き、汚らわしき寄生体(牙を生やした真っ白なミミズとウジの中間ののような生物)が、
 這い出し、その肉をついばまんと襲いかかる!!がッ!!

【KABOOOOOOOMM!!ここでソーマタージの投擲した槍が炸裂し、巨人の体躯を大きく揺らした!!】
【巨人の喉首は即座に再生を開始したが、寄生体の包囲に隙を生じさせ、うなじへの路を見出すには十分である!!】

「クオオオオオオッ!!」

 が、ソーマタージにも相次ぐ危機!彼の視界いっぱいにアボミネーションの足裏が広がる。
 単純なストンプ攻撃!!もっとも、これを喰らって生き延びられる生物などどれ程いるだろうか!!

>>171

 ベティの攻撃など意にも介さず、アキレスの霧の豪腕は巨人の親指を弾き続けているが、
 緩慢ながらもその前進を留めるには到らず、ソーマタージが齎した巨大な揺れも拘束を緩めるには到らず、

「………」

 その時、アキレスへの拘束が強まる。親指で首を弾き飛ばすより、このまま胴体を握りつぶす事を思いついた兆候!!
 結果は数瞬後、死地!ムガが早いか、握り潰されるほうが早いか、ロイが――

「行けッ!!」

 救援に向かうロイを妨害せんと、群れなそうとしたソンビドッグをショットガンが吹き散らす!!クルトの支援攻撃!

【アキレス→タイミングによっては両腕の骨折、あばら骨の骨折、致死などダメージを受ける可能性→ロイ次第】
174 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/28(土) 00:18:14.40 ID:gP2oHetA0
>>173
「……!!」

視界の端に刹那映り、脳が処理する情報はどれもが悲劇的なモノであった
だがそれらの全てはムガの機動力の一切を阻害するに至らない
彼等は優れた戦士である、そしてそれに対して全幅の信頼の念を抱いているのは事実なのだ
故に鼠人は目の前、否眼下の敵を、いち早く斃す事に対して専念出来る

「……良っ……!」

寄生生物の網目を潜り抜け、呪詛の念を武器に込める
周辺の怨念を、ムガを通して取り込んだそれは実に邪に満ち溢れて冒涜的だ
ゾンビの肉に突き立てれば、千人の断末魔の叫びが折り重なった様な音を発しつつまるで焼けたナイフがバターを斬る様に突き進むであろう!
175 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/28(土) 00:23:36.57 ID:7ZmU5NY30
>>173
ロイ「月閃歩行!!」
ゾンビドッグの襲来と クルトの援護の中 ここで覚悟を決めジョーカーを切るロイ

小さな跳躍大きな飛翔 全身を紅蓮の闘志で彩り ハルバートを構える様は天翔ける鳳

ロイ「ロイ・ゴールドマンが…必殺!!!!」
アキレス「おっさ・・・やばいって・・・!!」

ミシミシと軋みを挙げる体 脂汗を拭うこともできず苦悶の表情を浮かべるアキレス

ロイ「天破・・・・・絶ぇぇぇぇえええええッッッ槍ぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!」
紅蓮のチャージが狙うはアキレスを握りしめる巨人の手首 一瞬の再生をも許さぬ大規模な破壊を アキレスの救助だけに使用した
176 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/28(土) 00:24:07.08 ID:ecXzCM8a0
>>173
イェーイ!お前は死肉の塊さ!!
【グッとガッツポーズ。演舞めいて腕を数度振り回し挑発】
【得物は喪われたが、必要な犠牲だった】

……え、マジ?
【そこに迫り来る巨大な足裏!致命傷どころか、そのまま死にかねない!】
【主観時間が鈍化し、ニューロンが熱を発しそうなほど回転する。受け止める?無理だ。逃げる?最早遅い】
【赤い瞳が再び殺意を灯す!当方に迎撃の用意あり!】


イイイヤアアアーーーッ!!!
【ギシリ。全身を大きく捻り、人体を超えたサイボーグの力で回転しながら跳んだ!視界を覆う死へ向かって!】
【絡み合い、ピンと伸ばした両手の先から鉛色の鎧に覆われていく。全身の至る所から荊の如く無数の鋭く、太い触手が生える!】
【暴走ネギトログラインダーめいた殺人回転が乗ったソーマタージは、巨人のスタンプに逆に打って出て貫通破壊、そのまま突き抜けようというのだ!】

【無論彼自身も唯では済まないだろう。両腕が潰れるか、あるいはその身全てが潰れるか。危険な賭けはどう転ぶか】
177 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/28(土) 00:36:37.84 ID:oegVsJKbo
>>175

 噴水の水の如く、真っ赤な血の華が乱れ割く!そこに混じるはアキレスの千切られた肉や内臓か?
 否、断じて否、くるくると回転しながら千切れ飛ぶは、邪悪なアボミネーションの片腕。
 その強靭と再生力を貫き、一瞬で切断せしめるはロイの必殺技であった。

「オオオオオッ」

 千切れた手は当然ながら握力を維持できず、アキレスは脱出可能。
 というより、そのまま地面に叩き付けられればタダではすまない!!

>>174

 ソーマタージが作り出した一瞬の間隙を見事見出したムガの疾駆。
 アボミネーション創造に使用された$轤フ呪詛をその刃に帯びさせ、
 穢れ血液を撒き散らしながら、急所たるうなじへと到達!!

【生体部品、魔力紋、その全てを呪詛が抉り、侵食し、引きちぎり、殲滅する!!】

>>176

 ストンプへの果敢な吶喊を図る小兵。あまりにも無謀なる構図!

【腐った肉を貫く、再生する腐肉組織、貫く、再生、抉る、再生、引きちぎる、再生!!】

 破壊と再生のドッグファイト!!もはや、回避することあたわず。
 バランスを崩し、再生が優ればストンプどころか、アボミネーsジョンの肉組織に取り込まれ圧殺される運命!!

【千切る、再生!!貫く、再生!斬り刻む!再s――!!ムガの刃がうなじを貫き、再生が止まった!!】 
 【そのまま、足を貫き、上空に脱出するソーマタージ!!そこに映った光景は――】

 −−−−−−−−−
【全員対象】

 ズゥンン――ッ!!

 巨大な地響きを立てて、アボミネーションが地面に斃れる。
 その肉体は即座に崩壊を始めて、肉と内臓がドロドロに溶け地面を穢していく。

「倒したな…一体目…ッ!!」

 ショットガンをレバーコッキングするクルト。彼等の眼前に映る光景は――

【1体のアボミネーションを打倒している間に接近を果たした19体のアボミネーション!!】
【たった1体を倒すためでも、どれだけの体力と手段と武器を酷使したか――それがあと19体!!】

「…諦めは悪いほうでな」

 既に聖遺物はいつでも解放できる状態。足掻けるだけ足掻くのみ、
 歴戦の老兵は諦めを知らなかった。が、他の皆はどうか?

【打ち切り漫画よろしく、俺達の戦いはこれからだ的ロールを期待する所存→それでオチつけて終わりますです】
178 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/28(土) 00:46:13.18 ID:7ZmU5NY30
>>177
巨人の手首を切断することに成功したロイは闘志を消失させ巨人の後方に着地

アキレス「わぁぁぁぁぁぁ…とぉ!!」
ちぎれ飛ぶ手に包まれたアキレスはどうにか自力で指の拘束を解き ベティを背中に戻して宙を舞う

そして一足先に着地した5FDPにキャッチしてもらって事なきを得る

ロイ「アキレス 無事か!?」
アキレス「無事くない・・・クソ痛い・・・!!」
だが払った代償は大きかった 虎の子の奥義を使ってしまい アキレスも先ほどまでの機敏な動きは出来ないだろう

ロイ「クソッタレ・・・アキレス 巨人の囮は俺がやる ゾンビ犬を頼んだ」
アキレス「了解・・・!」
トレンチガンを構えるアキレスと駆け出すロイ 動かねば 死ぬだけだった
179 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/01/28(土) 00:46:26.59 ID:gP2oHetA0
>>177
「……ふぅっ……」
「全く」

着地、そこは地獄の底の淀の溜り場
鼻を突く腐臭、肉の溶け落ちる嫌な響き、そして巨人の嘶き

「あと何分だ」
「……削れるだけ削ろうか」

槍を振れば落ちる血飛沫
背負ったブルームーンを抜き二刀流
全身の毛が逆立った、赤黒い魔力に覆われる
幸い呪術のタネは唸る程にあった、それも極上のモノが
両の武器を呪いで覆い尽くし、尾で強く地面を叩く
跳躍、巨大な壁の様な肉体をただ屠る為だけに駆け登って行った
180 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/01/28(土) 00:47:07.59 ID:ecXzCM8a0
>>177
イイイイヤアアアァァァァッッッ!!!
【SPLATROOOOONK!!腐った血と肉を舞い上げ、足を貫く!血と腐臭に塗れた地獄の悪鬼めいた姿が露わとなる!】
【丁度決着もついたようだ。回転が緩やかになっていき、やがて止まる。少し離れたところに着地】
フィニッシュヒム!

【両腕はひしゃげ、摩擦に耐えきれず所々人工筋肉が削げ落ちた。正に満身創痍と言った状態だ】
【視界がチカチカと暗転を繰り返す。疲労、ダメージ、全てが限界だ】


…アラヤベェなこりゃ……
【やっとの思いで軽口を叩き、笑いながら湿った咳を吐く。白い血が飛び散り、穢れた地面に彩りを添える】

ハハ……俺もさ。ここで死ぬのは、性じゃない……
【ビシリビシリと奇妙な音が鳴り、ソーマタージの様子が変わっていく。血に飢えた脳内AI、『フォークロア』が起動する】
────VRRRRRAAAUUUGH!!
【尚も足掻こうと、悪鬼は吼えた】
181 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>450[saga]:2017/01/28(土) 00:56:04.08 ID:oegVsJKbo
>>全員対象

【エーカー社/戦闘詳報】

 本作戦において、当方は多数の越境者の抹殺に成功。
 有力な勢力の故郷世界に罠を張り、芋蔓式に敵精兵を釣りだす。
 そのためのアボミネーションであり、そのための解析人員であった。

 結果として、最後の増援の頑強な抵抗により、解析データの5割強を破壊されたものの、
 越境者勢力の根拠世界の座標解析に有効な材料を幾つも取得し、作戦全体としては有効な成果を収める。

【虎の子のアボミネーションまで投入したのだ。そうでなければ甲斐はない】

 しかし、である。
 連中が油断ならぬ相手であることもまた認識しなければならない。
 最後の追撃戦においてアボミネーション6体が破壊≠ウれ、敵対象10名の内、5名の撤退を許す結果となった。

【今後、越境者の殲滅はよりレベルを引き上げて実施するべし。
 そうしてこそ、越境技術の独占、そしてカノッサ機関に取って代わる宿願が実現すると確信するものである】

 この記録はランクBクラスの以上の職員にのみ閲覧権限を与えるものとする。

 以上――

//ではコノヘンデー!!ノシ
182 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/30(月) 23:16:20.30 ID:jjt6XGhV0
【狭間のスクラップヤード】
エーカー社の待ち伏せにより手痛い損害を被った越境者たち 特に戦闘に秀でた者達が負傷したことは作戦準備の停滞に直結する
嫌なことばかりで気が滅入る そんな時は趣味に没頭してガス抜きに限るのだ

アキレス「♪〜」
体に包帯を巻いたアキレスは作業場の壁にアートを施す

―――ギィ♪
ベティちゃんは謎石遊びに夢中だ

ロイ「♪〜」
そしてロイはステンレスのドラム缶に銅管をつなぎ ウォータージャケットをかぶせていた

ロイ「さぁてどんな塩梅かなぁ・・・? ウン いい塩梅だ」
傍らの液体に指を突っ込みペロリと舐める 満足気に頷くと液体をドラム缶にぶち込み火にかける
毎度おなじみ密造酒製造だ

皆が思い思い趣味に興じるなか 他のメンツは何をしているだろう?
183 :ウルリック【牙狼】>>204[saga]:2017/01/30(月) 23:23:51.82 ID:Ariyiwngo
>>182

「わうわう(と、いうわけで拙者に不断の感謝とお礼と貢物を差し出してくれても拒まぬぞ?)」

 まず、恒例のアホ犬であるが、またも思いっきり調子に乗っています。
 実際、これにはちょっとした事情があり、撤退の折の土壇場に来てくれたのがコイツ。

【神鳴りで、アボミネーションを2体葬り去ってゲートへの撤退を支援したのだ】
【一応、感謝するべきなのかもしれないが、ご覧の通りの態度なので、素直に感謝したくなくなる重点】

 →【アキレスには自分を称えるアートを描いても構わぬぞと何かリクエスト】
 →【ベティの謎石遊びは、守護動物の識見を以ってしても解読不能のため分からず】
 →【ロイには一番出来のいい奴を貢物として差し出せと要求】

 とこっとん図に乗っております。このアホ犬。どうしてくれよう。
184 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/30(月) 23:34:22.45 ID:jjt6XGhV0
>>183
アキレス「・・・ったくしょうがねぇな」
あの時負傷しながらも絶命に至らなかったのはウルリックのおかげ 渋々アートを施してやることにする

カラカラカラ・・・プシーっとスプレー缶を操り

ワイヤーの如き剛毛束ねし巨躯の狼 その凛々しい顔は神格すら備え 見る者を圧倒する・・・のだろう
背中を地面にこすりつけ 腹を見せ 柴犬笑顔を浮かべて無ければ

【プリチーと凛々しさ 2つが合わさり最強に見える】

―――ギィ!!
ベティはウルリックに近づき 赤みを帯びたすべすべの丸い石を差し出す
お礼のつもりらしい

ロイ「はいはい ちょっと待っててねー」
ドラム缶を火にかける 直に上気が立ち上り ウォータージャケットで冷やされ湯気が液体になる

ロイ「ほーら一番搾りですよー」
と最初に出てきた液体を集めてウルリックに進呈

【一番搾り:ヘッドとも呼ばれ メチルアルコールがたっぷり含まれている】
そして二番絞り(ハート:飲用に適す)を瓶に集め出した

お礼だぞ たっぷり味わえよ()
185 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/01/30(月) 23:34:44.47 ID:dyXIHsEAo
>>182

「………」

前線に出ることの少ないミスカも、今日ばかりは明るく振る舞ってはいられなかった。
多数の越境者が逝き、このスクラップヤードも少し寂しくなったものだ。
医務室に長い事籠りっきりであったミスカは、久しぶりの外だというのに誰とも話そうとしない。
衰退世界のあの時と同じように、アキレスの背中だけをじっと見つめていた。

ジョシュアは消えた。対エーカー戦線から姿を消し、その行方はエルミスやHEXAの面々ですら知らない。
たまにふらりと、スナイパータイプのレールガン一本のみを担いで戦場を彷徨っているのを見かけられるだけだ。
すっかりエーカーとの戦いからは身を引き、彼は彼なりの道を見つけたようだった。
すなわち極めて甘ったれな、彼の仲間達をどちらも傷つけずに済むような道である。
どちらにも非協力的な立場を取ったのだ。

「………?、この匂いは……」
「……ロイさん」

ふと鼻孔をつく匂いに首を傾げ、誰かが蒸留でもしているのだろうかと匂いのもとを辿る。
ジョナも宙を舞う火の粉が集合するようにして顕現し、ミスカの肩へと留まった。
アキレスの背が見渡せるタイヤの山からそっと離れて、歩く事暫し。
ロイがなにやら火にかけているところにばったりと遭遇。合わせる顔がなさそうに視線を逸らす。
こんな所で何をしているんですか、とおずおずロイに問いかけた。密造酒製造を見るのは初めてだ。
186 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/01/30(月) 23:50:14.12 ID:Ariyiwngo
>>184-185

「………がうっ!!」

 思いっきりネタに走ったアキレスはプリ尻を思いっきり?まれることになりました!
 本来、これは↓↓のオッサンの役目のはずですが運命とはかくも理不尽なのです。

【ナムサン!!】

「わうわう(うむ、貢物を断る理由はないな)」

 素直なベティにドヤ顔をキメて、赤くて丸い石を受け取る。
 毛皮の奥深くに収納。こういう勲章めいたものは嫌いではないのだ。

「わうわふ(ふん、甘いな。貴様等のようなひ弱どもには毒にすらなるやもしれないが、拙者にとってはこの程度―)」

 数分後――

「オゲーッ!!」

 調子に乗った挙句がコレである。ナムサン!!

 −−−−−−−−

「何をやっているんだ?」

 オゲーッ!するウルリックを呆れた目で見ながら、
 老兵は銃のメンテナンスを終えて、一行を見やった。

【クルトは戦闘の前後でさして変わりない。相変わらず物資の補給や素養のある者への訓練などを行っている。
 経験豊富な老兵というのは、中々にこういう状況では暇にならないものなのだ】

「んっ?酒か?この状況だ、度数は高いのほどいいが」

 ようするに一度、おもいっきり酔っ払って色々と空気を入れ替えてもいいだろうということだ。

【なお、いつぞやのジョシュアの行動については、ジョシュアとも一度話したが、クルトは非難していない。出来るはずもない】

「今思えば、お前さんだけに独自任務課せられていたのも妙な話だからな。俺にはどうとも言えん。
 だが、何よりも優先してに味方か…短絡的で向こう見ずで批難も当然だが…それは男冥利ってものじゃあないか?」

【任務より女を取った行動は軍人としては問題だろうが、一人の男としては必ずしも間違いか?といわれると…そういうことだ】

187 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/30(月) 23:59:18.59 ID:jjt6XGhV0
>>185-186
ロイ「ん? あぁミスカ 今日は米だけを使った蒸留酒に挑戦しているんだ 飲むか?
   ステンレスと銅を使っているから金属汚染はしてないし ちゃんとヘッドも取り除いている きわめてクリーンな酒だ」

ちょうどできたてが銅管から瓶の中に滴っている 透明な液体であるが その度数は恐ろしく高い ロイの見立てでは70〜80%はあるとのことだ

ロイ「大丈夫 ちゃんと飲みやすいように加水してやるから」
その顔はイキイキしている 酒造りが楽しくてしょうがないようだ

アキレス「アバーッ!!」

ウルリックに噛みつかれ 哀れアキレスのズボンはしめやかに爆裂四散ナムアミダブツ!
ミスカの目の前でケツが敗れたズボンを手で隠しつつ逃げるアキレスが見えることだろう

ロイ「おっ 美味かったか? よかったよかった」

オゲーするウルリックに意地の悪い笑みを浮かべる

ロイ「あぁ 蒸留したてのライス・ウィスキー(米焼酎)だ 飲んでくれよ」
と 子供がままごとに使うようなプラスチックのコップに 米焼酎を縁まで注ぐ そりゃもう表面張力のお世話になるほどにたっぷりと

ロイ「ジョシュアも困ったもんだな さっさとこの件終わらせて ヤツを安心させてやらにゃな」
ヤレヤレと苦笑 この男の評価もクルトと変わらない 男としては満点合格の行動なのだ
188 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/01/31(火) 00:09:05.82 ID:1DIen9Uyo
>>186
「ちょ、ちょっと……ウルリック!?」

ゲロゲロ垂れ流すウルリックに急いで解毒魔法、弱化魔法を詠唱。
完全ではないが毒を微毒化し、代謝を鈍化させてギ酸の生成を防ぐ。
直ぐに治療すれば後はウルリックの抗体でどうとでもしてくれるだろう。

「クルトさん、ロイさんが何か変なもの作ってて……」
「多分密造酒なんでしょうけど……」

ウルリックの背を撫でながら困ったような顔を浮かべた。
越境者が多数死に、それを救えなかった事に対して思う所があるようで、
ミスカはこうもロイ達が明るく振る舞えることに疑問を隠せなかったのだ。
そういった優しさ、あるいは切り替えの遅さが彼女の悪いところでもある。

>>187
「さっきウルリックに呑ませてませんでした?」

気の所為かなぁと両手を腰に当ててずい、とロイに鼻の先まで詰め寄って。
既に一連の治療は済ませてあるが、それでもカワイイな見た目のウルリックにメタノールを飲ませるなど言語道断。
これがジョシュアだったら見向きもされなかっただろう。カワイイは正義なのである。

「えっ……あの……まぁ……」
「いただきます……」

おずおずと出来立ての密造酒を受け取る。容器に入ったそれは米で出来ていると言うが。
ミスカは飲酒や喫煙、香草などのそういった嗜好品には疎い。
ただし薬としての果実酒は家でもよく作るし、煙草や香草は魔術で用いる。
飲めないし吸えない、という訳ではないが、不慣れであるしそれなりに弱い。

「ジョシュアさん……ですか」
「なんでエリコさんとソーマさんを撃ったんでしょう……何も撃たなくたって」

二人とは違いミスカのジョシュアに対する印象は最悪に近く、
あの戦闘の経緯を聞いてから今に至るまでジョシュアの事に対しては恨み言しか零していない。
越境者の、主にエリコの傷を治療している最中に怒りで診療台を台バンしたほどだ。
189 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/01/31(火) 00:09:12.84 ID:/EeFZP3oo
>>187

「ふう…コイツはいいな」

 早速、ピュアな酒を喉に流し込むクルト。一息の飲むと、息をついて首を左右に回した。

「しかし、こうしてみると、お前さん、ドワーフの性質があるって思えるな。
 強い酒を好み、酒を愛し、酒で失敗する。そんな連中と同じ雰囲気だ」

 最後の酒に失敗するのくだりはアレである。
 ドワーフという連中は酒にはとかく強いが、その分、時に酒に纏わる強烈な失敗をやらかす。
 この辺はファンタジーな世界の講談家や吟遊詩人に頼めばネタに困らない程に愉快な逸話を提供してもらえる。

【代わりに執念深くて頑固ってイメージは客観的にはあまり無いロイである。クォーターゆえかいい塩梅なのか?】

「ばう〜〜〜」

 なお、ウルリックは完全グロッキーになってしまった。
 ヤマタノオロチしかり古来より強大なる存在を打ち倒すのに酒は効果的に用いられた手段なのだ。
190 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/01/31(火) 00:18:11.95 ID:/EeFZP3oo
>>188

「ばう〜〜〜ん」

 魔法のおかげでゲロは収まったが、完全グロッキーなウルリック。
 へろっへろの柴犬はこれはこれでアリなのだが、外見という奴はつくづく兵器である。

「ああ、密造酒だな。法整備次第ではタイホされてもおかしくない」

 ロイの酒造りの様子を見ながら、ミスカの頭をポンポン叩いて、

「ま、お前さんは余り釈然としないかもしれないが、
 こういった切り替えが出来るというのは、兵隊商売が長いと自然と出来るようになる。
 だが、それは鈍感になるって意味とは限らない…あまり偉そうにはいえないがな」

 難しい話だったか?と言外に告げるが、まあロイへのフォローだ。
 思いっきりミスカを子供扱いしているが、まあ、老兵から見れば子供なので勘弁願いたい。
191 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/31(火) 00:27:14.25 ID:jGfIaV8L0
>>188
残念 アキレスのプリケツはスルーされてしまいました

ロイ「でぇじょぶだよウルリックはウルリックだから」

なっはっはと呑気に笑って見せる いくらガワが柴犬だろうと その正体は神獣
たかが100mlのメチルでどうにかなるものではない それにこの場は今ギャグ空間である(メメタァ

当初の70〜80%のアルコールは加水されて20%ほどに落されている

どことなく辛口の白ワインにも似た 魚料理に合いそうな味だった

「仕方あるまい それがあいつの覚悟だ 男が悩み抜いた先に選んだ道だ それがこちらに牙をむく行為だとしても それはそれで理解てやらにゃ」
と 語る口調はどこか柔らかい 明確にこちらへ敵意を向けてきたとしてもだ

>>189
ロイ「モルト・ウィスキーやコーン・ウィスキーはよく作るんだがな この世界・・・というよりこの国は米がよく流通してるから試しに使ってみたんだが 悪くない
   故郷の同胞にも教えてやりたいぐらいさ どうだ救世主ウルリック様 美味かったろ」

きりりと淡麗辛口に仕上がった米焼酎 グロッキーなウルリックの腹を指で突きながら意地の悪い笑み

ロイ「ついでにもう少しドワーフみたいな酒の強さも欲しかったな さすがにクォーターじゃ人間に毛の生えたぐらいしか 酒に強くないからな」

>>全員対象
さて ある程度酒ができたところで 酒の入った瓶をもって少し移動 そこには越境者の この戦いで散っていった命を祀る墓

そこに出来たての米焼酎をかぶせ

ロイ「さらば戦士よ 遥か高きあの世へは 霊峰グングリットを目印に登っていけ」

哀悼の詩を読み上げ

ロイ「さぁ 飲もうぜ ここからは生者の時間だ」
と明るく言い放ったのだ 
192 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/01/31(火) 00:35:22.12 ID:/EeFZP3oo
>>191

「わうわう(おーのーれー…)」

 シッポをくるりと丸めながら、非難がましい目をロイに向けるウルリック。
 もっとも、どう見てもお調子者のソレを愉悦にしかならないだろうからアレであるアレ。

「ハッ、酒の強さも遺伝とはいうが、そこまで濃くはならなかったということだな。
 まあ、あまり強すぎても考えものだ。それはそれで悪くはあるまい」

【そうして、簡易的ではあるが礼に則った戦死者を悼む儀式を終えて】

「…そうだな。さて交渉役殿も誘って精々鬱憤でも聞くとするかな」

 こうして、戦士達の休息は過ぎていくのであった。

//乙ーんノシ
193 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/01/31(火) 00:35:54.66 ID:1DIen9Uyo
>>190
「そんな……わたし、私は兵士の気持ちなんて分かりません……」
「皆さんに『哀しめ』なんて言うのはおこがましいって分かっています……でも……」
「居なくなった人たちのこと、考えるだけで……胸が張り裂けそうなくらい苦しくて、辛いんですよぉ……っ!」

クルトの言わんとしている事は、頭ではなんとなく理解していた。
されどミスカの心は、いまだミスカが経験したことのない程の苦痛に耐えかねて悲鳴を上げている。
亡くなった人々の事を偲ぶだけで、ミスカはいてもたってもいられなくなるのだ。
涙の溜まった眼をぎゅっと瞑りそれを振り払うように。ロイから渡された密造酒をあおった。

「わらしが前線に出てたら、もっと沢山の人を救えてたんですよぉ……なんで……」
「なんであそこで助けられないかなぁ……」

「ごめんなさいぃ……エリックさん……、シェンさん、許してください……」

全て飲み終わる頃には完璧に酔いつぶれており、ウルリックをカウンター代わりに突っ伏している。
もふもふの毛皮に鼻先よりも下を埋めつつ、据わった眼から時折涙を流しふて腐れる。
毛皮の中から微かに覗く鼻先は紅く、それは飲酒による紅潮とはまた違うものだ。

>>191
「んっ………」
「ふぅぅ……」

最初に一口。喉を焼くような強烈な口当たりに目を見開く。
じわりと口内、そして舌を焼くそれをなんとか嚥下する。

「辛っ……いや、甘みも強い……?」
「香りが独特ですね……臭みが少ないというか、さっぱりしてます」

そして喉を焼くような感覚が過ぎ去った後、それの持つ甘みに気付く。
透き通った密造酒は、極めて度数の高い強烈なものだ。
ミスカは魔法で空気中の水分を凝固させて荒い氷を作り、それを容器に入れて。
温度の変化と、そして溶け出す水。時間の経過と共に変化する味わいを楽しむ。

「私の作る果実酒とは大違いですね……臭いし、こんなに美味しくないので」
「蒸留酒でも薬効が維持できればなぁ……」

結局すべて飲み終える頃には、白い肌を真っ赤に染めて、空になった容器を見つめて愚痴りだすのだ。
ミスカの作る醸造酒はどちらかといえば薬効に優れ、そして黒く淀んで限りなく不味い。

「生者の時間、かぁ………」
「みなさん……私は強くなります、待っていて……そこで見ていてください」

「……”いずれヴァルハラで”」

「(力を……無力なままではいけない……)」
「(誰もが恐れる様な……力を)」

エリュシオンに伝わる今生の別れの句を捧げ、もう一杯。静かに蒸留酒をあおる。
それは戦士に捧げられる最大の讃美歌。戦場(いくさば)に生き戦場に散った、真の勇気の象徴であった。

//そいではお先!ありがとうございましたっ
194 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/31(火) 22:13:27.92 ID:/EeFZP3oo
【都市――】

 廃棄区画28D――

 メガコーポの支配を離れ…というよりも統制価値無しと半ば放棄された区画は、
 スプロールのメガロシティにおいてはゴマンとある。
 そこには概ね、市民IDを持たぬ犯罪者、ヨタモノであふれ、街娼、ポン引き、プッシャーなど、
 係わり合いにもなりたくない連中の巣窟である。

「デスデス」

 そんなところを練り歩くのはα-12。
 フルフェイスガスマスクにイモいジャージ。働いたら負けと描かれたマフラー。
 そのような風体に加えて、背中にはブレードが2本、腰にはサブマシンガンをぶら下げているとあっては、
 あからさまに狂人のソレであり、上記の無法者もあえて近づこうとは思わない。

「デスデス。α-12の最先端を吹っ飛ばすアトモスフィアのおかげで、
 犯罪者〜な香りの方々も容易には近づいてこないデスね。
 ラヴリーなα-12としては、不逞の輩が囲んでこないか戦々恐々デスが」

 何か寝言を言っていますが、これが平常運転なので考えるだけムダであろう。
195 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/31(火) 22:23:09.26 ID:jGfIaV8L0
>>194
「・・・・・」
何も言わず というか 何言っても無駄なのでスルー安定のあごひげ男
一応それとなく辺りのヨタモノがトチ狂って来ない様視線やら雰囲気やらでけん制しつつα-12の後を追う

「んで? そろそろなんでこんなところにつれてこられたのか教えちゃくんねぇか?」
ここは価値のない場所 そんなところに足を運ぶほどの価値のある者が?と邪推し 質問する
196 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/31(火) 22:38:54.68 ID:/EeFZP3oo
>>195

 ロイの目に映る光景はこの超ド級スラムの日常そのものだ。
 度胸試しに入り込んだ市民は早速、射殺されて、金品を強奪された挙句に
 エネルギー変換炉に放り込まれて、電力にされている。

 街娼も安全とは言えず、薬物中毒サイコの衝動的殺人によって、
 焼け焦げた死体など、通りにゴロゴロ転がっているという有様だ。

【もっとも、サイコも狂人女とヤクザのペアには近づかず、】
【ヨタモノもあからさまなスジ者には手を出しては来ないようだ】

「んっん〜、やっぱり金男=サンについてきてもらって正解デスね。よっヤクザ者っ!!」

 周りの視線を確認しながら、α-12はうんうんと頷く。
 ヤクザ…ヤクザのミームを持つ者はマッポーの世に暴力で人類を導くという伝説があるとか何とか。

「ぶっちゃけ、α-12もよくワカンネーデス。
 非常食=サンに貼り付けられた記憶素子を解析したら、
 この区画のポイント示していたので試しに〜って感じデスし」

 先の闘いで敵の部隊長に越境者部隊はコンタクトを取った。
 交渉は決裂とは行かないまでも彼女は聖務に忠実。されどそれ以外は知ったことではないというスタンスと確認。
 そして、ベティがいつの間にか持ってた素子を解析したところ――このポイントを指し示していた。

「案外、罠だったり?まあ、そんな姑息が似合う感じじゃあねーデスけど」
197 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/31(火) 22:48:19.99 ID:jGfIaV8L0
>>196
「誰がYAKUZAだ」
調子のいいお囃子が飛んだ次の瞬間 ドアをノックするようにスナップを効かせた拳がα-12の頭頂部にポコタンと炸裂

そして苛立ちついでに適当なヨタモノに対し 凶悪度150%に上昇した目つきでにらみつける 特に意味はない

「エリコの話じゃイムカの監視するドローンまであったってんだろ? 逆を言えば監視がなければ自由に動けるってこった」
今度は適当な娼婦に対し 凶悪(ry

「まぁ 罠であれば食いちぎればよし それだけの話だ ・・・と そろそろ近いか?」
198 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/31(火) 23:02:06.94 ID:/EeFZP3oo
>>197

 と、このようにどのようなシークレットが待ち受けているのか、
 緊張の一瞬…そして――

「このビルですカね?ええっと…あ、あった」

 たんこぶ拵えたα-12が歩を進めたのは、一見して廃棄ビルの動かないエレベーター。
 電源が消えたそこに素子解析により探りあてた秘密のパスワード893≠フ順で入力。
 すると、突然に電源が入り、エレベーターが動き始めた。

【ヴゥーンとかなり深い階層の地下に降りている様子】

「ん〜っ…」

 念のため、両手にサブマシンガンを構えるα-12。
 不穏な雰囲気がどうしても拭えないシチュエーションである。警戒は当然であった。

【下りていく、降りていく、下へ、地下へ】

 チーン…と音がなり、重厚な扉が開く。そこにあったのは――

「アイエ!?新顔!?」

 丁度、入り口近くを通り過ぎようとしていたのだろうか。
 男と思われる影が一人、ビックリしたのか目を剥いてロイとα-12を見やった。

【その男の風体は――黒いTシャツを顔に撒いてニンジャっぽい覆面状態!】
【さらに手にはピンクのノボリを掲げて、賽印流サークル出展B-22にて!おまんじゅうもアルヨ!と描かれていた】

「しかもYAKUZA!!ま、まさかミカジメ請求!!」

 後ずさるニンジャ(仮)

「…間違えましたカネ?」

 地図データを引き出してにらめっこ。求めているのは秘密であってフリークスではない!

【ロイはこの時点で確信できるであろう。真偽はどうあれ、α-12に任せたら間違いなく話は先に進まない】
【判定(誰かさんの趣味)…ニンジャフリークだと知っているかどうかでまあ反応変わるだろう。うん】
199 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/31(火) 23:15:42.21 ID:jGfIaV8L0
>>198
「・・・今度イムカと相対したら拳骨かましてやる」
秘密のパスワードにクソデカ溜息 α-12がサブマシンガンを構えるのと同時 腰のスクラマサクスを抜き放つ

扉が開くと同時 α-12を守るように前へと踏み出し

「 」
硬直 しかもまたヤクザ呼ばわり

「・・・あぁ」
一瞬YAKUZAムーブでもしてやろうかという衝動に刈られるも なけなしの理性を総動員して考えてみれば ナルホド

【判定:悲しいことに成功】

「落ち着いてくれ 同士イムカの紹介に預かったニュービーだ 俺たちも賽印流に魅せられてここに導かれてきたんだ」
素早くスクラマサクスを鞘に戻し 状況説明 なおα-12が何かほざこうとすれば 飴玉を放り込んで黙らせるだろう

「ミカジメについては安心してくれ アニキも賽印流のフリークで この辺は適当に誤魔化していいって言われている 何も問題はない」

時に嘘は必要なものとなるのだ
200 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/31(火) 23:30:27.36 ID:/EeFZP3oo
>>199

「おや?イムカ殿の紹介とな?」

 聞いた瞬間に両手をパンと合わせてアイサツ。
 アイサツは神聖不可侵の行為である。

「ドーモ、賽印流サークルのトチローデス」
「ドーモ、C.T…エエト、ドコにでも居る女子力マキシマムの一般ピープル、α-12デス」

 本人なりには素性を隠そうとしているのだろうが、
 同行者にとっては思わず頭痛を誘発させそうなアイサツをα-12は返すのだった。

 −−−−−−−−−
【 案 内 】

「ここは我等ニンジャフリークのドージン会場区画の一つでして、
 こうして一定の期間を設けて催しを行っている次第」

 なお、メガコーポからは不許可。さらにヤクザのミカジメの基本NO。
 だから本来、ここに踏み込むはずのないYAKUZAの登場にビックリしたわけだが。

「小規模な活動ながら、我々、イムカ殿のオメコボシにより、こうやって中々精力的に活動を」

 言ってしまえば、バックにマッポが至極個人的動機でくっ付いているという首を傾げたくなるほどアレな状態。
 完全に公権力に私物化!!これもパワーとマネーが世界を支配するスプロールの一側面か!
 なお、こんなヤバイ区画でやって大丈夫かというと、ヨタモノ程度ならニンジャ()でもどうにかなるとか。

【地下会場はLEDにより明るく照らし出され、賽印流以外の各サークルも、
 ニンジャ装束やら、ニンポトレーディングカード、ドージン誌や、ニンジャ飯をはじめ、
 手作り忍具やら、なにやら色々と販売している】

「金男=サン。α-12すっげー嫌なヨカンがしてきましたが、
 あの天然豊満=サン、まさか渡す素子を間違えたとかいうオチがつくのでは」

 ニンジャの流儀に則り、マフラーをメンポ代わりにして会場を歩くα-12は、
 ジト目で周囲を見渡して、ロイにボソリと言葉を向けるものである。

「最近はイムカ殿もお忙しいようで中々こちらに来る余裕がないようですが。何か聞いてません?
 折角、新刊も売れているのにモッタイナイ。ニンジャVSゾンビ!売り上げジョージョーです」

 話を聞いていくと、これまた眩暈がするほどアホなタイトルのマンガを描いていることが発覚!

「α-12の中で色々とゲシュタルト崩壊が起こっている最中デス」

 げんなりしているα-12――んっ?ニンジャvsゾンビ=H??
201 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/01/31(火) 23:40:55.36 ID:jGfIaV8L0
>>200
「ドーモ グレーターヤクザデス」
もう色々と面倒くさいのでヤクザで押し通すことにしました

〜場面転換〜
「素晴らしい さすがはイムカ殿 話が分かる」
適当に話を合わせながら会場内を歩く

「ん? そん時はまたベティをお使いに出せばいいだろ」
自前のシャツをメンポにしたロイがα-12の物言いに応える

「まぁ そんときゃ拳骨の一発くれてやるつもりさ
 ・・・こんどボロウズのところで適当なニンジャ道具を作成して納品してやるか」

それか四五六の情報でも流してやれば喜ぶでしょう
と 新刊が云々と話が入り

「ゾンビ・・・ゾンビ? それは面白い 一体どのような内容で? ぜひとも購入したいのだが」
と食いついてみるテスト もしかしたら何かのヒントが隠されている・・・かなぁ?
202 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/01/31(火) 23:54:12.13 ID:/EeFZP3oo
>>201

「ええ、中々品薄ですが…コレデス。今どき紙媒体!マサにニンジャ魂!!」

 何か変なトリップかましながらも、通常のコミック本くらいの厚さがあるドージン誌を、
 ロイとα-12に新人へのサービスということで渡すトチロー=サン。
 なお、一冊、100新円(現代価値にして10,000円!高っ!!)

「む…ムダに絵が上手いデス」

 フルカラーで絵がやったら精緻な本を渡される。紙も上質紙(スプロールでは希少)。
 才能とマネーを思いっきりムダな方向で振り切ったらこうなるという見本であった。

「悪のゾンビ軍団と、世界を裏で操るニンジャとのソーゼツな闘いデスネ。
 ゾンビ軍団は大量投入は何時ものドクトリンデスが、統制がめっちゃ取れててニンジャ軍団は大苦戦。
 しかし、ニンジャ軍団はついに敵の急所を見つけだす…フムフム」

 大量のゾンビー軍団の統制にはブレインと呼ばれる統制アンデッドが存在しており、
 それが、軍事的統制と行動を可能とする司令官≠フ役割を果たしている。

「当初の予測を遙かに越えて長期化するニンジャ軍団との闘いに、
 ブレインへの負担と依存が大きくなるゾンビー軍団。拡大した戦線の維持に実は四苦八苦デスカ」

 ブレインについても細かい設定資料がある。
 実はコレの製造には人間の脳を大量に必要としており、時間的、資源的な製造コストは決して安くはない。
 安価なアンデッド軍団を統制するために、安価ではないアンデッドを必要とするのは皮肉である。

「まあ、そうデスね、ただ襲うってだけなら普通のソンビーでも出来るデショーが、
 有機的軍事行動を可能とするには、死霊術師がそれこそダース単位以上いても不足するデショーし」

 ニンジャ軍団も、ブンシンジツで超エリートなブンシンを投入しており、
 それと伍するには、軍事にシロウトな死霊術師など論外。戦略的ルーチンを叩き込んだブレインがいて始めて…

「・・・デス???:

 なんか首を傾げて、このドージン誌を睨むα-12。

【設定資料臭の戦闘エリア、投入兵力、経過予測…なんかどっかで見たような。
 具体的には朝のブリーフィングの戦闘詳報で似たようなシロモノを――】
203 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/01(水) 00:05:32.12 ID:HAiWTMzk0
>>202
「・・・・・・」
α-12の背後から一緒になってコミックを読む たぶん考えていることは同じだろう
これは自分たちへの情報だと

「ところでこのドージン誌 シリーズ化されていないか? そうならいの一番に購入したいな これはいいものだ」
これはイムカからの情報なのではないか?と考えての発言 もしそうなら今後同じようなコミックが出る可能性が高い

「どうやら間違っていないみたいだ これはイムカに感謝だな」
小声でα-12に言う
204 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/01(水) 00:20:49.97 ID:OBJQHBYqo
>>203

「いえ、コレが最後ですね。一話完結。スッキリしたもんです」

 うんうんと頷くトチロー=サンを尻目に、ロイの期待はやや裏切られる結果に。

「金男=サン、これ見てくだサイ」

 発行日を確認すると、エーカーの襲撃の初動から少し経過してからの出版。
 つまるところ、イムカにエーカー支援の聖務が下る直前≠ワでの公算が高く、
 このブレインやら何やらの情報は内側から漏洩ではなく、
 ギリギリまで調査という名目が通じる範囲までの期間に収集した、ということ。

「戦闘詳報も実際とは少しずつズレが出てきています。たぶん、予測でやってますデス。
 精度がかなり高いのは、そういう風に持っていっているのと、経験からデショーね」

 あくまで、聖務に入ってからは、職務に忠実にやっていたということらしい。
 何とも、生き方を変えられないというのは、ここまでまだるっこしいものかというか何というかである。
 言い換えればこれ以上の新情報は期待できないし、これから予測とのズレは大きくなる一方となる。

「オチは…業を煮やしたゾンビ軍団は、ニンジャの里に…
 衛星を占拠してそのまま叩きつけるオービタル・ストライクを決行。
 都市区画も滅多くそ!ニンジャはこれを阻止するためにも早期の決着が必要って…爆破オチ寸前で終わりデスか」

 戦闘開始後、最終手段としてこの作戦を決行する…俺達の戦いはこれからだ!というコミックのオチ。
 なお、実際時間に当て嵌めたら、残り12日である。

(空中迎撃プラントはエーカーに抑えられているデスね?
 つまり、衛星落としをやられたら対処方法ゼロ?敵がやらないのは施設の奪取≠燒レ論んでいるからで、
 あまり手こずるようなら、損切りでやらかしかねない?都市汚染すればカノッサだけじゃあすまないデスが…被害はどうでもいい?)

 もっとも簡単に大火力を得て、一気にケリを付けられる手段ではある。
 後先をまったく考えなければという注釈がつくが…連中、どうみてもそっち寄りだ。

【あくまで一将校の予測であるが…どうやら、あまり時間は残されていないようだ】
205 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/01(水) 00:30:16.26 ID:HAiWTMzk0
>>204
「チッ・・・」
もたらされた情報に思わず舌打ちが出る
戦いというものは得てして思い通りにはいかないものであるが よもやここまでとは思っていなかった

「α-12 後でこのデータを複製して俺にもクレ 狭間のスクラップヤードで話し合いの材料に使う
 カノッサ・コーポがなくなったら 敵はこっちの攻撃にも力を入れられるようになる なんとかせにゃ」

ふぅと頭を抱える

「トチロー=サン ありがとういいドージン誌だ」
さぁ 情報が手に入れば後は行動あるのみ α-12にここを出ようと提案し 自分は狭間のスクラップヤードへと急ぐのであった

//すみませーぬそろそろノシでオナシャス
206 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/01(水) 00:34:39.46 ID:OBJQHBYqo
>>205

「了解デス。戦略的想像力?デスカ?どうにもマジで時間なさそうデス」

 敵の最終判断までさほど時間的余裕がないという予測。
 この12日がもしかしたら9日かもしれない、最悪明日かもしれない。
 ならば、乾坤一擲で動くしかない。なくなった。

「じわじわ反撃って、そんな悠長いえなくなりましたネ。
 犠牲を覚悟の一気呵成の決着。やりたくはなかったデスが」

 このドージン誌を購入すると、α-12はすぐさまC.T.S.S.本部へと帰還するのあった。

//ではオツー
207 :『地下水路にて』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/02/01(水) 21:43:39.71 ID:6cF6gqMSO
――これまでのあらすじ

魔法世界『トローヤー』における代表的な都市、『トートズラント』にて
越境者達はとあるお尋ね者を探す仕事を引き受けていた。
地下水路に目標が逃げ込んだという情報を聞きつけた一同は、水路へと向かうことになったが……。

「水路だ水路。無視できる脅威はネズミ、害虫。無視できない脅威は、巨大なネズミと巨大な害虫だ」

「盲目ゴブリンの小規模なコロニーがある場合は火をかけてよし。目標はなるべく生け捕りにする。いいか?」

なんとなく仕切っているのは、小柄な魔女。
ミクラガルズ賢人会のエージェントで、『ナチグロイシ』と名乗っている。
208 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/01(水) 21:52:46.38 ID:hLG7d5pj0
>>207
生け捕りか…なるべく努力するよ
【水路と聞き、嫌そうな顔を浮かべていたソーマタージは、確認の言葉に漸く返事を返す】
【体内を電気が巡っている彼の体は、水に浸かると非常にまずいのだ】

参ったな、虫とネズミはアレルギー持ちで嫌いなんだ。帰っていいか?…なんてな


ゴブリンまでいるのか?オイオイ、そういうの住まないような環境にしとけよ……
【盲目ゴブリンという言葉が引っかかった様だ。怪訝そうに眉を寄せてブー垂れる】

それと念のため言っておくが、もし目標が水の中に逃げたらお前が追ってくれ
209 :『地下水路にて』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/02/01(水) 22:09:12.43 ID:6cF6gqMSO
>>208

「水に逃げたのなら、それで結構。凍らせて立方体に切り抜いてやる」

氷雪の魔女は、眉も顰めずそう断言した。
される方にはたまったものじゃないだろう。

「もう使われてない水路ということだしな。そんな遺構があれば、ゴブリンぐらい住み着くさ」

松明を片手に、入り口から中を伺う。
薄暗い水路は小さな明かりでは伺い知れず、やがて魔女は観念したように踏み出した。

「……悪臭がひどいな。松明は失敗だったかもしれん。ほかに灯りあるか?」

やだやだと肩を竦め、ソーマが灯りをもってないか尋ねる。

210 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/01(水) 22:15:46.84 ID:OBJQHBYqo
>>209

「俺とソーマタージならサイバネアイの低光量視野でどうにかなりそうだが、
 お嬢ちゃんはそうもいかないか…」

 白髪の老兵はそう告げると、通常は銃のアタッチメントに用いるフラッシュライトを取り出す。
 光量はかなり強烈で直接向けられると、眩しすぎて行動不能にも十分成りえるほどだ。

【下水道ゆえ悪臭が酷いのは当然としても、どれだけの汚染規模か確認したいところだ】

 【→一般的下水道or魔物の巣窟orなんかアンデッド沸いているレベルor重度の色んな意味での汚染】
211 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/01(水) 22:21:52.65 ID:hLG7d5pj0
>>209
おーこわ。任せたよ
いい性格してるな?俺でもそんな事咄嗟に思いつきはしないぞ
【何はともあれ、任せても平気そうだ。大袈裟でわざとらしいビビリムーブをして戯ける】

やれやれ、そういったところに住み着くのは浮浪者も魔物も同じか…
マイトとかでよ、終わったら崩して全て埋めるのはどうよ。言っただけだ


灯りィ?ライターとマッチならあるが……ちょっと待て
【ゴソゴソと懐を漁り、電子機器類を持たせると深く息を吸い……】
イヤーッ!

【KRAKK-A-BOOOMMM!激しい放電音を立て、ソーマタージの全身が発光する!】
【全身から放たれる青白い光は、かなりの範囲を照らせるだろう】
放電の応用さ。気分もノッてきた!スパークスパーク!
【尤も、時間が経つごとに輝きは弱くなり、数分歩けば完全に光は失われるが…】

……悪い、ちょっとタンマ……。疲れた……
【肩で息をし、膝をガックリ着いて座り込む。赤黒い瞳が「まだやらせる気か?」と無言の抗議をする】
【死ぬほど疲れるのだ。彼の小言やら文句やらを無視して酷使すれば灯りには困らないだろうが、休み休み進む事になるだろう】
212 :『地下水路にて』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/02/01(水) 22:35:53.68 ID:6cF6gqMSO
>>210

「随分眩しいのをもっているな。すまんが少し貸してもらうぞ」

「まぁ、魔法氷を灯りにするという手もないでもないが、こういう場面では節約せんとな」

灯りを受け取れば、維持コストのかかる魔法を使わなくてよくてほっとした様子。

「汚染規模はそこまででもない。いても小型の魔物がいるぐらいだ」

「下水道ではなくカナートだったというのが要因だろう。使われなくなり、手入れもされなくなったのでひどいにおいではあるがね」

フラッシュライトを受け取ったので、松明の火を消す。
その後の松明をどうしようかと考えあぐねた結果、その辺に転がしておく始末。悪い魔女である。

>>211

「……!?」

スパークしたソーマには目を見開く。
「何してるんだこいつ」と言い出さなかったのは彼女の良心によるものか。
とはいえ、何やら楽しそうなのと(危険なので)止めることもできずに見守るしかなく……

「まぁ、その、なんだ……お前さんが私の認識より優しいというのはわかったから、もうしなくていいぞ」

灯りも受け取ったしな、とフラッシュライトを瞬かせる。

「……それと、休むのは最低限にしてくれ」

そして、今の音と光でいろいろと呼びつけてしまったらしい。
大型犬程の大きさの巨大ネズミが二匹ほどやってくる。目は血走っており、前歯からは奇妙な緑色の液体が滴っている。

「……大ネズミってここまで大きくなったか? 自前の毒があるという話も聞いたことがないが」
213 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/01(水) 22:43:32.43 ID:OBJQHBYqo
>>212

「モンスターというのは環境に応じて幾らでも亜種が出てくるもんだ」

 レバーコッキングを行い、ショットガンを構えるクルト。
 大型犬サイズのネズミでしかも毒持ち?ロクでもない生物という以外に無かろう。

「対象:ソフトターゲット、なれどかなりの大型。弾薬スキップ/フラグ弾」

 ドンッ!と重低音を響かせて、ショットガンよりフラグ弾を射出する。
 敵の体内に到達し、内部で破裂する、対モンスター用弾薬だ。
214 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/01(水) 22:46:43.15 ID:hLG7d5pj0
>>212
分かってもらえて嬉しいよ。頼まれても二度とやらねー……
【苦心して立ち上がると、どうやらフラッシュライトがあるらしい】
【成る程あれなら松明より遥かに役立つだろう】


え、何、俺を更にこき使おうってのか
【消耗も早いが、回復も早いらしい。軽口を叩いて辺りを見回すと、こちらに向かってくる二体の巨大ネズミが!】

ゲームで見たぜ、ああいうデカいの。パリィ出来なくて殺されまくったっけ……
【姿勢を低くし、腰のホルスターに手を添える。鋭い眼光は前歯から滴る謎の液体を捉えていた】
毒か何かか。……寄らせねえよ、畜生め

イヤーッ!
【残像が残るほどの速さで引き抜かれる右手!そこから放たれるのは、捜査の最中目ざとくくすねていた数本のナイフ!】
【狙いはネズミの目と目の間。外れた時のために、腰の刀に手を添える。まだ打つ手はある】
215 :『地下水路にて』 ◆9vmr0jXsek[sage]:2017/02/01(水) 23:02:14.57 ID:6cF6gqMSO
>>213-214

クルトのショットガン及びソーマのナイフ投げは、巨大ネズミをそれぞれ絶命に至らせる。
魔女が杖を抜き撃つより早く、ネズミは断末魔をあげて倒れ伏した。

「……仕事が早くて助かるよ」

一息ついて奥を目指す。
ターゲットの姿はまだ確認できず、痕跡も発見できない。
ただ、進むごとに悪臭は強くなっていく。

「奥で何か……大型の生き物が腐敗しているのか?」

魔女はそう訝しむが、さて困ったことに分かれ道だ。
通路が二手に分かれており、どちらにターゲットが逃げているのかヒントもないときている。
216 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/01(水) 23:08:24.79 ID:hLG7d5pj0
>>215
殺しは上手に定期的に…信条の一つさ。嘘だ
【刺さったナイフを引き抜き、付着した体液を拭って鞘に戻す】
【深い意味は無い。強いて言うなら、妙なところでケチなのだ】


こう言う時、良い方法がある…。知りたい?知りたいよな?
【右上の虚空を見つめ、満足げに頷くと、ウザったい口調で問いかける】
【ツカツカと分かれ道まで近づき、刀を鞘ごとベルトから引き抜いて立て……手を離す】
神頼みさ

【書き込みコンマが奇数なら右に、偶数なら左に行こうと提案するだろう】
【二人に反対されれば、すごすごと引き下がるが】
217 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/01(水) 23:10:39.86 ID:OBJQHBYqo
>>215

「まあ、タイム・イズ・マネーという奴だ。これでもプロでな」

 再びレバーコッキングを行いながら、シニカルな笑みを魔女に向けた。
 歴戦のランナーなのだ。多少デカくなって毒をもった程度のネズミに遅れを取るほどヤワではない。

【そのまま進んでいくと、分かれ道を相成った】

「地面にも痕跡は無し。と。お嬢ちゃんは追跡魔術みたいなのは出来るのか?」

 あまり期待もせずに一応、問うておく。
 また、とりあえずは、二手に分かれているうちに片方に入ることにする。
 基本、斥候能力に優れているクルトならば、単独でも何とかなる。最悪逃げを打つことも含めてだ。

【呼吸を一回。周囲の、世界が残す波紋と、己が残す波紋を同調。環境との同調。世界との同調。
 クルトの存在感が朧となっていき。目の前に居るのにまるで蜃気楼を見ているような覚束なさとなってゆく】

 これは、能力ではなく、人間が培ってきた技術。ネイティブアメリカンの技法をクルトがアレンジを加えた、
 ナチュラル・ステルス・スニーキングである。

「こちらの路から攻めてみる。俺の手に負えなさそうなら引き返すがな」

 そう告げると、周囲の水音、空気の音に同期し、まるで聞き取れない足音を残して先行した。
218 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/01(水) 23:12:31.60 ID:OBJQHBYqo
>>216

「それじゃあ、お前さん達は右。俺は左ってことにするか?」

 さて、ソーマタージの順路は決まったところで、
 同道するか、別行動を取るかといったところだが。

【その辺の判断はGMに委任するところ】
219 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/02(木) 22:10:36.02 ID:ernvFsTSo
【前回までのあらすじ!!】

 盲目ゴブリンなる奇矯な名称のターゲットを追って、
 地下水路を探索中です。

 −−−−−−−−−−

【越境者一行は地下水路の分かれ道で、別行動を取るかどうか判断を迫られていたところ――】

「………」

 クルトはふと考え込むような仕草をとって、奥に進もうとした歩を戻した。

「妙に巨大化した毒ネズミがさっきいたな…変更だ。固まって行動しよう」

 何か思うところがあるらしく、皆で右の通路を進もうと提案。
 たとえハズレでも、最悪、改めて左の通路に入ればいいという考えのようだが?

【シチュ的には冒険の途中で分かれ道がありました的な登場でおk】
220 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/02(木) 22:21:18.31 ID:GOIRvAdQ0
>>219
なんだ、多感なお年頃か?いいぜ
【肩を竦めて戯けながらも、すんなり同意】
【戦士の勘とでも言うべき何かに触れたか、"啓示"でも下ったか、或いはただの気まぐれか。狂った彼は、自分勝手な理由でその行為を納得した】

赤信号、みんなで渡れば怖くないってな。……知らない?
【刀をベルトに戻すと、早く進むよう促す。殿を勤めようとしているのだ】


……本当にこんなところに、目当ての野郎いると思う?俺だったら三日も耐えれないな…
ヒデェ臭いだしよ……嗅覚センサー切っといてよかった
【進んでいる最中、ベラベラと軽口を叩きまくるソーマタージ】
【素のノリ半分、退屈しのぎ半分といったところだ】
221 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/02(木) 22:30:22.18 ID:ernvFsTSo
>>220

「すまんが、それをやった連中が運送トラックにストライクされたのを見ているものでな」

 ソーマタージの例は、クルトに過去の苦い記憶を連想させた!!
 スプロールにあって、企業の血流たる運送トラックの妨害は、
 法的にひき殺してよし!!≠ニ定められているのだ!!

【ナムアミダブツ!!】

「残念ながらな。澱んだ場を好む連中ってのはゴマンといるものだ。世の中にはなッ!!」

 言葉尻で誤記を強めて、おもむろに水晶の如きナイフを振るうクルト。
 ボタリ…と、小さなネズミが真っ二つになって落ちる。が…

「気をつけろ!!」

 天井の暗がりより、ソーマタージの喉首に目掛けてネズミが2匹飛来する。
 が、頭部が二つ。余計な眼球が小さな掌で蠢いており、これをネズミと呼んでいいものだろうか!?

【口の中にはビッシリとオゾマシイ歯が螺旋状≠ノ生えており、おおよそマトモな生物の亜種系ではあるまい】
222 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/02(木) 22:42:34.79 ID:GOIRvAdQ0
>>221
…マジ?
【思わず立ち止まって腰に手を当て、眉をひそめて冗談じみた血生臭い話について考える】
【自分のいた世界とはまた違ったサツバツ具合。これもまたマッポーの一側面か】
うーん、芸人殺し……あな恐ろしや


イヤーッ!!
【クルトが叫ぶとほぼ同時、腰に当て、もう片方の手に押さえられて異様な緊張を帯びた手が、勢い良く頭上に放たれる!】
【サイボーグの怪力を乗せた、居合じみた殺人チョップ!迫り来る鼠を二匹纏めて叩き落とし、殺すつもりだ】

ゲ、キモ!?
【直前になってその鼠の異様な姿に気づいたソーマタージが、素っ頓狂な声を発する】
【素早く軌道修正。鼠の胴にチョップを叩きつけようとする】
223 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/02(木) 22:50:32.97 ID:ernvFsTSo
>>222

「…数はこれだけのようだな」

 息を吐いて、散らばった死体を見つめる。
 ソーマタージの怪力チョップでかなり損壊しているのが2匹。
 クルトが綺麗に真っ二つにしたのが1匹だ。

【少なくとも環境適応によって亜種化したネズミとはとても言えまい。奇形化が過ぎている。
 もし、これが単純な自然適応ならば、今頃、上層の人々は人間の原型を留めてはおるまい】

「俺達はあくまで、ただの賞金首のゴブリン≠追っているはずだな?」

 念のため、共通認識の確認を図るクルト。
 こういった状況ではこれは大切なことだ。問題は相手が狂人を自称する男であるということだが。

「ならば、コレは下手人の仕業と思うか?」

 マトモな思考回路をしているならば当然NOだと分かる部分だ。
 先程の巨大ネズミ程度ならば兎も角、ここまで歪んだ生物をただ逃亡中の賞金首が生み出す?道理に合わぬ。

【ソーマタージの思考はたどり着けるだろうか?
 →自分達の賞金首追跡は全くの別件で何かが起こっている、と。しかも、厄ネタの可能性が極めて高い】
224 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/02(木) 23:06:22.25 ID:GOIRvAdQ0
>>223
おーキモ、エンガチョ……
【振るった手を大きく振り、大袈裟に付着した体液やらを払う】
【ウェイストランドでも見ない様な、悍ましい奇形鼠。魔術か、生物兵器か。数ある人格がニューロンの中で否定と憶測を繰り返す】


ああ。ゴブリンかどうかは兎も角、ただの賞金首の筈だな
【フードを目深に被る。噛み合わせた牙を模した酸素供給機が、音を立てて装着される】

100%、違うな。経験上そんな悠長な真似する奴は、ここまで逃げ果せれねえ
【狂人のそれとは違う、赤く鋭い眼光がクルトを見据える。口調に反して、その表情は硬い】
……賞金首以外にも、何かがここに潜んでいる、潜んでいた
そいつらが作ったモノがこの不快な鼠だとしたら…ハハ、とんだ厄ネタだ。報酬弾んでもらわねえと


…けどソーちゃん的には賞金首以外はどーーーでもいいしぃ?どんな変態がいたにしろスルー出来るならしたいしぃ?
【先程までの態度とは一転、エセ外人がよくやるウザいあのやり方で肩を竦め、濁った瞳をクルトに向ける】
【ここにも変な連中がいるとなると、面倒極まりない。最悪出直す事すら考慮に入れている】
やれやれ、敵がどんどん増えていく……。これも報告しないといけないんだろうな
225 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/02(木) 23:13:58.67 ID:ernvFsTSo
>>224

「当然だな。そして、俺達はあくまでプロとして仕事行う必要がある。
 慈善事業の人助けはそれこそ、英雄願望過多の勇者殿にでも任せればいい」

 そして、こういう事態に陥ったときに必要なのはどこまでやるか≠ナある。
 クルト・カントールはプロのランナーであり、こういう場合には過度のリスクは避けつつも
 初志貫徹…依頼の遂行は行うというスタンスで良くと宣言する。

【スタンスの確認…依頼の不測の要素が加わった場合、実際どう動くか?】

「お前さんの意見に賛成だ。何があろうと、俺達には関係ない
 あくまで狙いは賞金首であり、余計な事は情報を集めた後、求められれば別の依頼として受理する=v

 同時に無責任に放り出すというマネもしない。
 積極的に情報収集を行うわけでもないが、道中で知りえた情報は報告書に纏めて提出するということ。
 次に依頼に繋げるのは傭兵の道理にそむいておらず。また異変を黙って看過するほどスレてはいない。

【ポリシーの確認…所謂、何処まで他人事として処理して無関心でいられるかということ。クルトの場合は上記だ】
 【ソーマタージの場合は、トモダチ≠ェ、そう動くなら〜なスタンスかもしれないが、そこは反応まち】
226 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/02(木) 23:24:56.77 ID:GOIRvAdQ0
>>225
意見が合ったな。それでいこう
【再び鋭い眼を向け、クルトを軽く指差す】
【腑抜けた怠惰な男の目でも、全てから逃げようとしたブザマな狂人の目でもない。冷酷で、人でなしの傭兵の目だ】

依頼に関係のない事は意地でもやらん。…それが役立つなら別だけどな
手始めにこのキモい鼠の写真撮っとくか。後々何かに役立つだろ。……ちょっとライトで照らしててくれない?
【積極的に此方の方を解決する気は無いが、関わってしまったのも何かの縁】
【賞金首の方の依頼主に、取り敢えず本格だけはしておくつもりだ。型落ちの古臭いスマホを弄りながら、ライトアップを所望】


さて…賞金首の方に集中しよう。ネズミに横取りされてないといいな
さっきの鼠と、不審者とか闖入者の方のネズミを掛けた高度な越境者ジョークだ。笑えよ
【鼠の出所はどうでもいいが、目標が死んでましたとなっていてはそれはそれで困る】
【なるべく急いで奥に向かおうと提案】
227 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/02(木) 23:37:03.68 ID:ernvFsTSo
>>226

「ああ、そうするか」

 未だに内臓組織が蠢いており…というより、内臓のあちこちに余計な歯が生えていたり、
 臓器に一部が蛭に挿げ変わっていたりと、気の弱い者ならコレを見ただけで失神しかねない映像が、
 ライトアップにより撮影可能となったソーマタージの型落ちスマホに記録された。

「あと、今のジョークはセンスが不足しているな。落第点だ」

 そして、厳しいダメだしであった。

 −−−−−−

【奥――】

 悪臭は酷くなる一方、だが、走り去る足音と気配が徐々にはっきりしてきた。
 地面には痕跡である血痕が転々と残されている。

「下手人だな。捉えたぞ。と、言っても負傷しているようだ。
 どうやら、俺達の獲物は放っておけば、本気でネズミのエサになりかねんらしい」

 歩幅の合わぬ足音から察せられるのは動揺と困惑、そして恐怖である。
 この時点でターゲットの精神状態は概ね察せられるだろう。

【奥へと進む。途中、人食い蛭が気配無く食いつこうとしているが――】
 【人食い蛭…特徴として、その隠密性と、身体にへばりつかれて?まれても痛みを感じないということにある】
 【→→アワレな犠牲者は体液を身体が麻痺する程に吸い尽くされて初めて気がつき、そのまま死に至るケースが大半】

【地下水同の暗がり、ターゲット追跡中、ネズミに警戒、など悪条件が重なっている状況で人食い蛭に気付けるだろうか?】
 【→→→数匹の人食い蛭がソーマタージめがけて、食いつこうとピョンと跳ねた】
228 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/02(木) 23:47:18.71 ID:GOIRvAdQ0
>>227
血痕……やっぱり襲われてたみたいだな
適度に弱ったところをふん縛るか。人を攫う時はこの手に限るぜ

【革手袋に覆われた手で血痕をなぞり、乾き具合などを確かめようとする】
【少なくとも、まだ追いつける筈だ】


クソ、暗いな……ちょっと携帯持ってて
【電子機器をいそいそと押し付け、再び深く深呼吸】
……イヤーッ!

【FRAKK-A-BOOMM。ソーマタージの全身が発光し、スパークがバチバチと飛び散る!】
【出力を抑えたため、すぐ疲れる事はない筈だ】
この手に限る!鼠ゴブリンなんのそのってか!
おっと、触るなよ。火傷じゃ済まないだろうからな……

【ここまでやっているが、蛭には全く気づいていない。発光したのも、体液を吸われてからの事だ】
【本人的には「なんか疲れやすい」程度の認識だ。麻痺するどころか、血を啜り尽くされるか、指摘されるまで気づかないだろう】
229 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/03(金) 00:00:24.99 ID:Cocrn2eKo
>>228

「随分と派手な事をやるものだな。まあ、この場合には・・・悪くないか」

 哀れ、脅威とも認識されなかった人食い蛭の死骸を一瞥して、嘆息をつくクルトであった。
 なお、彼は前進を包むスニーキングスーツ着用のため、蛭の牙程度では問題にもならなかったそうな。

 −−−−−−−−−

「ギ…ギィ…ッ!」

 盲目ゴブリンは生命の危機を脱さんと、凄まじい勢いで脱兎の如く駆けていた。
 人間の戯れに眼球を焼かれたのが生まれたての頃。その後、視覚以外で視≠髀pを身につけ、
 村の鶏を襲って喰らい、はぐれた子供を襲って喰らい、武器を持つことを覚えてからは少女を犯して喰らい、
 そのような、流れのゴブリンらしい、ゴブリンライフをエンジョイしてきた。

【そして、都市に流れ着き、地下に住まって同じように、襲い、犯し、喰らう日々を送っていたが】
【遂にはヘタを打って、逃亡をする事となった。が、まさか逃げ場所に選んだ水道が尋常ならぬ魔窟だったとは――】

 事前情報の通り、相手のゴブリンは正に典型的な下衆である。
 地下水路の前に、クルトとソーマタージが踏み込んだ棲家は、子供の人骨であふれていた。
 骨の状態を見れば、大体何をされたか察しは着く。それは陰惨なサディズムに満たされており、深く語るべきではない。

「居たぞ!!」

 遂に追いついた二人の目に映るのは負傷したゴブリンの背中。
 闇を走るソレはすばしっこく、盲目の名の通り、全く暗闇を問題としていない。

【が、既にゴブリンは越境者に捕獲されるか、それともネズミのエサになるかの2つの末路しかない。詰んでいる】

 【→走り去るゴブリンを捕獲(この方がやや報酬がいい)もしくは殺害できれば依頼達成だ】
230 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/03(金) 00:10:47.60 ID:D/oog7su0
>>229
それってどういう……ゲェーッ!蛭!キモい!
スタンドバイミーやってんじゃねえんだぞ……


捉えた!因果が返ってくる時だぜ、小物め!
【身体を発光させ、ゴブリンの後を追いかける。だが素早く動くソレを暗闇の中追うのは、流石に無理がある】
【距離はある一点から近づく事も叶わず。攻撃は届かない】
【ならば。赤い瞳が一際激しく輝く!懐に右手が突っ込まれる】


イヤーッ!!
【轟!鼠を始末するのに使ったナイフを再び投擲!】
【真っ直ぐ飛んでいくナイフは、ゴブリンの太腿を狙ったものだ。外れても最悪動きが一秒でも止まってくれればいい。追い詰めて直接叩きのめすのみ】
231 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/03(金) 00:17:03.42 ID:Cocrn2eKo
>>230

「ギャアアッ!!」

 ズヒャ!と、気持ちの悪い音と共に、ゴブリンの腿が裂ける。
 ナイフがその俊敏ながらも、細く貧相な脚を切り裂いたのだ。

【ソーマタージの予測以上の結果としてゴブリンは派手に転倒し、容易に確保できる状態となった】

「ふう、手こずらせたものだな」

 後は、煮るなり焼くなりだ。どうせ生きて持ち帰っても凄惨な処刑しか待っていない下手人だ。
 ※というより、遺族連中からの依頼のため、当然ながら、そうなるであろう。

 ここで溜飲をさげるために派手に始末してもいいし(依頼料は安くなるが)、
 気が済むまでボコってもいいし、あるいはプロに徹して、速やかにふん縛ってお持ち帰りでもいい。
232 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/03(金) 00:24:54.49 ID:D/oog7su0
>>231
ブルズアイ!我ながら惚れ惚れしちゃうな、幸運A+ぐらいあるか?俺
【グッとガッツポーズ。あれならもう動けないだろうとタカをくくり、軽い演舞じみた挑発まで行う始末】


まったくだ。クソ小鬼め、何か効率いい殺し方があればいいんだが…
まあ、俺たちの飯代になることに変わりはない。そこだけは感謝してやらないとな。そこ・だ・け
【なんだかんだでこの男はプロフェッショナルだ。倒れたゴブリンの関節を固め、速やかに手持ちの鋼糸でふん縛る】
【ズルズルと引きずっていける様に調節を加え、引き渡し準備完了】

……クソッ!やっぱり手間かかってムカついた!
その分痛い目にあって貰うッ!
【罵声と共に、殺さない程度の鋭いローキックをゴブリンの腹に叩き込む!】
【依頼主に引き渡す頃には、半殺しどころか10分の9殺しレベルの無惨な姿となっているだろう。ナムアミダブツ】
233 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/03(金) 00:27:50.15 ID:Cocrn2eKo
>>232

「まあ、スマートな仕事が似合うタイプでもないか」

 相方の実にらしい動きにクルトは苦笑いと共に嘆息をつくのであった。
 ある意味で、素直にそう行動できるということに若干の羨ましさも感じながら。

//ではオツーノシ
234 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/03(金) 22:23:14.31 ID:NsUqOEbM0
【SF特化世界 三連太陽系】
???「グレルよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!導き給えぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

とある惑星に降り立った一行 そこは元グレル私兵の国防軍が統治する惑星であったが
ちょうどグレル原理主義者のテロ行為に巻き込まれてしまう

グレル原理主義者「唯一神グレルのみちびきに耳を傾けよ さすれば死後楽園へと導かれん!!」
レーザー銃を乱射し 虐殺の只中にある大通り まだ警察機関は届いていない

グレル原理主義者「導かれよ!! 唯一神グレルの元に!!」
そして一行へレーザー銃の銃口が向いた

ロイ「えぇいクソ!!これだから宗教拗らせた輩は!!」
ハルバートを構え 戦闘態勢を取るロイ 戦わねば 原理主義者はこちらをためらいなく殺すだろう
235 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/03(金) 22:31:33.40 ID:9QwscVrz0
>>234
「全く同感……こんなか」

噂には聞いていたが、との呟きはグレルに対してだ
過去に戦ったとの話を耳にしていて、どんなモノかと想定してはいたがこれ程とは

「……厄介」

光線銃の破壊光が煌めく
その度に貫かれる何かがあり、ムガからしてみれば好ましくはない
低い姿勢で駆け出し刀を抜き放ち、一閃で薙ぎ払わんと振るう
236 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/03(金) 22:34:23.28 ID:EVXXSTSVo
>>234-235

「全く、異端者(ヘレティック)って人種はドコもかしこもロクな事をしないな」

 レーザーの間断を突いて、横っ飛びに転がり、障害物から障害物へと移動する。
 その間、片手の拳銃を撃ち、牽制することを忘れない。

【どうにかこうにか、ロイとムガの側まで辿りつく】

「援護する!!」

 ガバメントを構え、吶喊するムガへの支援射撃を敢行。
 ガバメントのスマートガンシステムが作動し、クルトのサイバネアイと同期。
 視界にレティクル(照準)が投影され、射撃サポートが働く。
237 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/03(金) 22:40:15.80 ID:NsUqOEbM0
>>235-236
ロイ「スマン頼む!!」
クルトの拳銃が火を吹く 碌にカバーポジションについていない原理主義者1人の体幹に突き刺さり無力化

その間隙をついてムガが走り 1人を掻っ捌き 臓腑を露出させる

原理主義者「グレルに仇名す愚者に救済をぉぉぉぉおおおお!!!」
理性見出せぬ眼をムガに向け 銃のストックをふりおろす原理主義者

更にその奥で ムガに対し 銃撃を行おうとしている者もいる
238 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/03(金) 22:48:37.24 ID:9QwscVrz0
>>236-237
「見知らぬ何かに救われる程」

振り抜いた刀の軌跡に深紅の残閃を残す
それの最初の一雫が落ちるよりも速く、ムガは体勢を変えていた
ストックの殴打から身を低くして逃れ、全身のバネを活かし顎を狙った鋭い蹴りを放つ

「……困窮してない」

向こうから殺気と視線を感じる
だけれどもそれに対する応対は極めて微細だ
クルトとロイ、それぞれの攻撃に任せているのだ
239 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/03(金) 22:52:21.13 ID:EVXXSTSVo
>>237-238

「数が多いな」

 素早く拳銃をホルスターに収め、背中のショットガンを引き抜いて構える。
 木製ストックのレバーアクションショットガンという一見して西部劇の如き古風な外見であるが、
 実際はスマートガンシステム装備のハイテクの塊である。

【弾薬スキップ−スラッグ弾を選択】

 スラッグ弾…所謂、一粒弾とも呼ばれる特大の弾頭が一つだけの弾丸であるが、
 チューブ(絞り)補正などを併用することで、中距離において、かなりの精度のピンポイント射撃を実現可能だ。

「………!!」

 射撃の瞬間、一瞬、火鼠の衣が火の粉を散らす。クルトのショットガンに僅かに魔術的な火≠フ属性が付与。
 ドン!と重低音と共に放たれた一撃は先行するムガを狙った射撃手へと疾駆する。

【スラッグ弾…対アーマー兵用にも使用される弾丸であり、質量/重量からもその破壊力はかなり高い】
240 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/03(金) 23:07:10.04 ID:NsUqOEbM0
>>238-239
振り回したストックは空を切り 下から延びてきた蹴りが顎を砕く
倒れ伏す原理主義者 その横手から技の出終わりを狙った 原理主義者のナイフがムガに迫るが

ロイ「だらっしゃぁぁぁぁぁ!!!!」
ムガの援護に入ったロイがハルバートを振るい 原理主義者の胸を穂先が貫いた

更に銃撃を行おうとしていた原理主義者もまた クルトのスラグ弾が炸裂し 体が爆ぜて地に倒れる


一行の耳に届くサイレンの音 パトランプを装着したホバートレーラーの姿が目に映る

後部ドアを開け 飛び出してくる完全武装の兵隊たち  原理主義者は彼らに対し銃撃を行うも よく統率された兵隊たちにはかなわず
破れかぶれの特攻自爆も 高所に陣取った選抜射手に頭を撃ち抜かれ失敗に終わった

兵隊A「貴様ら何者だ!!」
兵隊B「武器を棄てろ!! 手を頭の後ろに組んで膝をつけ!!」
兵隊C「本部!!本部!! 得体のしれない越境者を確認 指示を求む!!」

ヤレヤレ終わった とは問屋が卸さないらしい
こちらに向けて銃口を向ける兵隊たち

なおこの世界における《越境者》とは 三連太陽系外から来た者全般を指す為 一行が別の世界から来た者とは認識していない
241 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/03(金) 23:12:49.88 ID:9QwscVrz0
>>239-240
「ふぅっ……」

剥き出しの殺意の元は断たれ、安堵と共に体勢を直す
ようやくあって先に宙を舞っていた鮮血が地に、水音を立てて落ちる

「……ん?」
「……んん?」

兵隊のお出ましか、と鼻息
単独ならばこれでさっさと逃げるようにオサラバの構えなのだが、仲間といた事でその判断は異なった
即ち銃口を向けられ、困惑するに至ったのだ

「……なぁ、なんか勘違いされてるのかな」

取り敢えず刀を納めて腕を組み、面倒な事になったなと尾で地面を2度叩いた
242 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/03(金) 23:16:28.71 ID:EVXXSTSVo
>>240-241

「………」

 ひとまずは地面に武器を置いてから両手をあげて、敵意がない事を示しておく。
 もちろん、イザという時のために虎の子の義手は温存してある。

(さて、どうしたものかね?)

 兵隊からみれば、さぞや胡乱な集団に見えることであろう。
 前時代的を通り越して、骨董品に身を包んだヤクザ男に、
 何か、コミックから飛び出てきたようなネズミニンジャ。
 さらには、スニーキングスーツを身につけた、如何にもな感じで怪しい老兵という組み合わせときた。

【これで警戒されないのであれば、よっぽどのマヌケに違いあるまい】

「勘違い…というより、武装した不審者そのものだからな。当然といえば当然の対応だ」
243 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/03(金) 23:27:14.12 ID:NsUqOEbM0
>>241-242
とりあえず兵隊の命令に従おうとするロイとクルトであったが

兵隊「貴様武器を棄てろと言っただろうが!!!!」

問題はムガであった 武器を収めるが投棄せず 腕を組んだがそれだけ
そして兵隊たちの会話がとんとん拍子に進んでいく 無論悪い方向に

兵隊A「命令無視と判断 規則により射殺しろ」

銃口が向く 先ほどの原理主義者とは練度が違う 絶体絶命のピンチ だが

原理主義者「グレルよぉぉぉぉぉぉ!!!」
図らずとも援護となったのは 原理主義者だった

隠れて機を窺っていた原理主義者は これをチャンスととらえ 爆発物を抱えて兵隊たちに特攻

炸裂する汚い花火 泡を喰う兵隊たち

ロイ「逃げるぞ!!」
素早く武器を拾い2人に叫んだ
244 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/03(金) 23:33:52.54 ID:EVXXSTSVo
>>243

「ふっ!!」

 目の前で動揺した兵隊の鳩尾に拳をたたきつけるクルト。
 そのまま、武器を拾って、ロイの言葉に従う。

「まあ、こんなものだろう。敵の敵は味方とは限らんということだ」

 なんとも世知辛い話であるが、今の兵隊と狂信者との諍い同様に、
 先程までの闘いも兵隊からは武装した連中の小競り合い以上ではなかったのだろう。
 つまるところ、世の中、そういうものだということだ。

「しかしどうなっている?クレル教だかは著しく勢力を衰えさせているんじゃあなかったか?
 それとも却って、妙な方向に先鋭化でもしたのか?」

 脱兎の如く駆けながらも、今回の状況について、ロイに説明を求める。
245 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/03(金) 23:36:23.30 ID:9QwscVrz0
>>243-244
「……あぁ、これ?」
「納刀(コレ)で充分だろ、ワガママ言うな」

不味かったのかと頬を掻き、低く構えて応戦モードにシフトするや否や
事態の急変、爆弾となったカルト達の乱入である

「……ちっ」
「オマケだ!」

目の前の兵士に尾の一撃を食らわせんと振り抜きながら踵を返す
ロイとクルトの判断に従い逃走する為だ
しかしイマイチ気が収まらないのか、光癇癪と煙玉を纏めて数個、兵士達に向けて投擲
幾重にも強い閃光と爆音が走り、密度の高い濃霧めいた粘着質の煙が周囲を覆う

「……」

クルトの言葉に黙っていて、ロイに視線を向けた
同じような事が気になっているらしい
246 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/03(金) 23:48:07.77 ID:NsUqOEbM0
>>244-245
一行の背に向けて放たれる破壊の光 なれどムガのフラッシュバンとスモークグレネードにより比較的安全に離脱ができた

ロイ「俺もよくわからんが 一部の拗らせた連中がトチ狂ったとみるべきだろうな あれから戦闘音が聞こえない あれでおそらく原理主義者は本当に全滅したっぽい
   だがまぁ・・・地下に潜って把握されてない戦力ってのは危惧した方がよさそうかな」

路地をいくつも曲がり 手頃な廃屋に潜り込んだ

ロイ「国防軍とやらは・・・まだあまり詳しく分からん だが厳しすぎる軍紀でどうにかまとめ上げている感は否めん 奴らに与するのは避けた方がよさそうかな?
   とりあえず上手く隠れて適当な連絡船に潜り込み この惑星を離れた方がよさげだろう」

それまでは息をひそめることになりそうだった・・・・・

//では〆で
247 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/03(金) 23:54:24.58 ID:9QwscVrz0
>>246
「また、面倒な……」

敵しかいない、否、味方がいないという事になる
随分とまぁ厄介なところに来てしまった、そう考えながら廃屋の一番寝心地の良さそうなクッションの破れたソファに寝転がる
チラリとクルトを、火鼠の皮衣を纏う彼を盗み見た
今はその時ではないなと溜息、特等席でまぶたを閉じてひとときの安息を味わうのであった

//お疲れ様でした、ありがとうですっ
248 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/06(月) 22:41:54.53 ID:RvVgbhiRo
【神話世界エリュシオンにて――】

「暇を持て余すな…」

 第一声がソレであった。
 イムカ・グリムナー…典型的ワーカーホリックな気のある人物。
 とりま、小さな村に滞在していたところ、大体の書籍は読み漁り、
 一通りに思考実験、今後の対応検討も大体終わってヒマになってしまった。

【さて、この御仁であるが、ちまたでは『惨劇』の二つ名をいただいてしまっている】
【由来は別段、さほど残酷を求める嗜好でもないのだが…ようするにトラブルメイカーであることによる】

 何故か、イムカという将校は活動すればするほど、何か大げさにトラブルが拡大し、
 頭を抱えるほどにしょうもない案件が何故か命がけの惨事に発展したり、
 まあ、不可抗力の悪名が広がる程度にはアレだということだ。アレ。

「ふむ…角の生えた馬が泉に出没か。馬に角?胡散臭いな」

 そして、そんなヒマを持て余したトラブルメイカーが何かネタを拾ってきたところからスタートである。

「きっと変異して凶暴化した馬だな。よし、狩りに行こう」

 なんか決め付けてハントする気マンマンで提案。
 確かにヒマを持て余している越境者には丁度いいかもしれないが…?
249 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/06(月) 22:52:45.27 ID:tJs+a/a00
>>248
「なぁにそれ」
「凶暴化したって、怪我人とか出てるわけ?」

暇を持て余した越境者、七八
椅子の背もたれに腹這いになってギッタンバッコン、実に退屈そうなムーブ
イムカの拾って来たネタに食いついて疑問符、馬にツノといえばファンタジー世界出身者ならばそれなりに存知ではあるはずだ

「……もしくはあれじゃない、鹿の見間違いとか」

しかし七八自身はその中でも和風な地域の出であり、今ひとつ理解が及ばないらしかった
250 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/06(月) 22:53:05.56 ID:LQb8Epwu0
>>248
暇ならこっち来て七並べでもしない?人いなくて困ってるのよね
【呆けたノリで椅子に踏ん反り返り、一人でトランプをポイポイ投げて遊ぶソーマタージ】
【こいつもこいつで暇なのだ。布団の様に腹の上に乗せたコートから時計を引っ張り出し、舌打ち】
かれこれ5時間はやってる気分だったんだが…十分しか経ってねえ


湖の突然変異の馬ね…。ま、退屈しのぎにはなるか
【勢いをつけて起き上がり、手に持ったコートをサイリウムめいて回転!遠心力やら色々を乗せ、一瞬で着用!】
やった、上手くいった。案内はしてくれるんだよな?当然

……ちょっと待て、馬に角ってそれ…ユニコーンだかペガサスだかじゃないのか?
【出て行こうとする動きが止まり、流石に懸念の声を出す】
【神話級の生物のはずだ。罰当たりと言うより、タダで済むのか?と言うより危惧だ】

非処女を見るとキレて殺してくるって評判の、処女厨の変態ポニーって言うじゃねえか。お前殺されないか?
参ったな、非童貞も殺しのリストに入るのかな…。アッチの経験はまだ無いからセーフかな…?
251 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/02/06(月) 22:53:21.50 ID:fmdC8eHao
>>248

「角が生えた馬……?それって……あ、待ってください!」

我先にと動き出すイムカに置いて行かれ、慌てて飛び出すとんがり帽子の魔女。
暇を持て余した政治将校の遊びに付き合うのは、エリュシオン事情に詳しいミスカだ。
お飾りとはいえ聖騎士隊の隊長を務める彼女は、こういった幻獣や神獣の類にも詳しい。
あれこれやたらと口煩いが、連れて行って損はない筈だ。

「ちょ、ちょっと……事前知識ナシの狩りはまずいですよ!」
「神獣はアボミネーションとはワケが違うんですから……」

ブツクサ文句を垂れながら、イムカの三歩後ろをイロイロ抱えて歩き出す。
破壊魔法の魔本だとか、治療用の薬草だとかそんなだ。
ジョナを召喚し、肩に留まらせてふわりとローブを舞わせる。

「(こんなだから付いたんだろうなぁ……”惨劇のイムカ”)」

非シリアスシーンにおける(シリアスでも同じようなものだが)向こう見ずさと大胆さ。
この辺りがかの通り名の由縁なのだろうなぁ、なんてジト目と共に思案していた。
252 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/06(月) 23:08:21.62 ID:RvVgbhiRo
>>249

「いや、怪我人が出たって話はまだ聞かないな。目撃証言があっただけだ」

 今回は特に依頼があったというわけではない。
 どちらかというと、退屈でやることが無い。
 そしたら、何か如何にもバケモノっぽい目撃証言がある。

【で、聞いてみたら一本の雄雄しい角を生やした馬?らしきモノというではないか?
 イムカの感覚では間違いなくビーストマンの一種であり、変異したバケモノ。有害に違いないというアタリ】

「ボランティアみたいなものだ。それにこの世界の知識には不足しているのもあるし、
 このままだと、身体も鈍ってしまうからな。植物採集がてらにいいかと思った」

【と、まあ、本当になんかアブナイな生物が近隣にいるなら被害が出る前に退屈しのぎも兼ねて討伐しておこう程度らしい】


>>250

「そのような非生産的な事で時間を潰すというのもな」

 七並べを見ていたイムカであるが、結局何が楽しいかさっぱりわからないという風。
 何しろ、やっているソーマタージ自身がつまらなそうなのだ。さもありなん。

【と、まあ、何か聞いてみると意外やソーマタージにはアタリがあるらしい】

「ユニコーンにペガサス?変異体のようなものか?」

 特徴を聞いてみると、非処女を見るとキレて襲い掛かる処女厨?
 どう考えても最悪である。万一、人里に来ればどれだけの被害が出る?

「よし。存在するだけで有害だな。倒しに行くぞ」

【ソーマタージ君、決断をぶったおす方向に誘導完了】


>>251

「ああ、聞いたぞ。処女でなければ殺されるとソーマタージの証言だ。それだけを挙げるなら有害極まる」

 何かレンズ歪んだ知識で、既に害獣と判断したらしい。ひっどい。

「…実際の姿を確認。情報が正しいが照らし合わせて、倒さねばならないなら倒す。
 人里に来る心配が無く、すみわけが可能な知性の持ち合わせがあれば、その時は臨機応変にってところかな」

 倒す前提であるが、例外の場合のことも一応は考えている様子。一応は。

 −−−−−−−−
【全員対象】

「…一応、この世界の流儀に可能な限り従うか」

 奇妙な一団が不可思議な道具を用いて戦闘行動を行った。
 という証言が何処かから洩れると、余計かつ想定外のトラブルに発展しかねないと考える。 
 ゆえに、今回はなるべく【世界の流儀に則った範囲での武装】をしていこうということになった。

「こんなところか」

 レザーアーマー(ミスカに簡易的な付与魔術を要求)、若草色の外套。
 頑丈な革手袋にブーツ。そして、武器には黒檀のメイス(蜥蜴職人製)とクナイダート(変わった投げナイフ扱い)。

「それじゃあ出発しよう」

【ファンタジー世界の則った装備重点(和風も許容範囲ではある。テクノロジーレベルが高すぎるのは些か拙いだろう)】
253 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/02/06(月) 23:19:08.99 ID:fmdC8eHao
>>252
「ユニコーンは誰に対しても等しく凶暴です、身を清めた処女に対してしか気を許しません……」
「ヘタに近づくと殺されちゃいますよ……テリトリーの中で他の生き物が視界に入った瞬間に暴れだすんですから」

失礼します、とミスカはイムカの背に触れて、指でルーンを刻み始める。
革鎧にルーンを刻めば効果をより高める為に、イムカの髪の先にそっと触れ、額に押し当てて目を閉じた。
やがて仄かな光がイムカを包めば、祝福儀礼は完了する。
光が消えるとともに静かに眼を開き、ローブを脱いで魔本を置いた。

【アイアンフレッシュの術式…イムカの革鎧に物理防護を付与】

「……これで少しだけですが、鋼板程度には堅くなったハズです」
「でも気を付けてください。蹴りも強力ですが、特にあの角はなんでも貫いちゃいます」

「私の装備は……こんなところ、ですかね」

ミスカの装備は防御力に乏しい純白の薄布の服と、木とツタを組み合わせたサンダルのみである。
これは誘惑の為の装備であり、ユニコーンとの戦闘を未然に防ぐための措置でもある。
所持品はナップザックに薬品と食料、水。鉄の匂いが身体に染みつくのを嫌い、武器の類はない。
254 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/06(月) 23:20:25.72 ID:tJs+a/a00
>>250-252
「なにその馬」
「神獣? その割に随分と助平な性格してんのね」

一本ツノの馬とはなかなか想像が難しい
ともあれ鹿の見間違いではなさそうだ、それにソーマタージとミスカの反応から察するに高等生物らしい

「……皮とかそのツノとか、高く売れそうだね」

あまり宜しくない企みが脳裏を走り、二度頷いた

それからどうした

「まぁ、いいんじゃない?」

イムカにそういう七八は全くいつも通りのスタイルである
元々テクノロジー由来の装具はほとんどないのだ、あって通信デバイスくらいか
刀に苦無、カードナイフ、星爆竹その他諸々
菖蒲色の忍装束の下に申し訳程度の鎖帷子
255 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/06(月) 23:20:45.19 ID:LQb8Epwu0
>>252
知らない?そうか、すげー未来の人間なんだったな
ユニコーンってのは……オイ!ちょっ待てや!
神話の生き物ってのは、自分のホームから基本出てこねーからいいんだよ!喧嘩売りに行くからひどい目に遭うんだ!
【そんなのも知らないのぉ〜?と小馬鹿にしようとしたが、よく無い方向に進んでしまった】
【慌てて訂正しようとするが、時既に遅し。苛立ちに任せて家具を蹴飛ばした】


やれやれ、まさかこんな事になるとはな…。神話生物狩りか
【以前使った、限りなく黒に近い紫色の傷だらけのフルプレート甲冑を着込み、その上から襤褸布めいたマントを巻きつけたソーマタージ】
【これはこれで恐ろしく怪しいが、いつも着ているコートや戦闘服よりかは数倍この世界に合っているだろう。多分】
【スリットの部分には細工が施され、血の様に赤い輝きを放つようになっている。これはただの趣味だ】

武器が通じればいいんだけどな。変態魔術師の作ったキメラあたりなら…まあマシか
【黒ずんだ銀のロングソードを持ち直し、イムカの後を着いていく】
256 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/02/06(月) 23:29:52.69 ID:fmdC8eHao
>>254
「素材を売りさばく目的でユニコーンのテリトリーに近づいた冒険者が変わり果てた姿で見つかるのはそう珍しい事じゃありません…」
「生娘の類への執着は……そういう目線というよりは……何かに焦れているようにも思えます」

エリュシオンにも倭國(ワノクニ)という国がある。東のイスタ大陸、オークやゴブリン、ドワーフが多く住まう地だ。
七八の恰好であれば恐らくワノクニからの流れ者なのだろうとでも思われるのだろうな、などと頷く。

>>255
「ちょっとなんですかその鎧……ふざけてるんですか」

一方でソーマタージの格好に対しては呆れ顔だ。
いくら神話世界に於いてもこのような縁起の悪い見た目の甲冑を身に着けている人間などそういない。
居たとしてたいていロクなモノではないだろう。魔王の騎士だとか、闇の侵入者だとか。

「銀の剣はおそらく通ると思います、ミスリル製ならより確実なんでしょうけど……」

ソーマのロングソードの放つ鈍い煌めきに眩しそうに目を細めながら。
青白く輝くミスリルの聖剣であれば、この世界の存在すべてに刃を剥けることが叶うのだろうが。
257 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/06(月) 23:31:03.96 ID:RvVgbhiRo
【全員対象:近隣の森にて――】

 故あれば討伐!という目的に反して道中は平和なものだった。
 邪悪的存在の獣人の類はついぞお目にかからず、
 ベリーや薬草などを摘んでは、滞在費の足しにと考えたり、甘味を補給したりと。

【森の中とは不思議なもので、森林により太陽光が遮られ、昼間でもかなり薄暗い】

「この奥の泉だな。さて――」

 目撃証言があった地点…に近づいてみれば、何やら血の臭い。
 そちらの方に先ずは向かうと――

【木の影などにぞんざいに複数の死体が放置されていた】
【強烈な脚で蹴られて鎧ごと内臓が潰れていたり、鋭い槍で貫かれたような貫通痕があったり】

「…死体だな。まだ新しいが、どれもほぼ即死か。肉を食われた痕跡なし、食料にされたわけではないようだ」

 どの死体も冒険者(アドベンチャーズ)ギルドの認識票が首に掛かっていたため引きちぎる。
 等級は駆け出しが、ようやく一人前になりかけていたところ…といった感じ。

「…ユニコーンというのは駆け出しが依頼を受理できる類のものなのか?」

 依頼表は無し。恐らくは一気に名を上げようとしたという感じだ。
 確かにユニコーンの角を獲得できれば、ギルドでも頭一つ抜き出た存在感を示せただろうが。
258 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/02/06(月) 23:40:28.41 ID:fmdC8eHao
>>257
「さっきも言った通り……たいていの冒険者はこうなります」
「よくて撃退、討伐できた事例は……私が産まれてからは聞いたことがありません」

「……駆け出しが討伐を受注するのは、無謀でしょうね」

道中で摘んだベリーの数々を詰めた袋を大事そうに抱え、てけてけ後についてゆくミスカ。
普段踏み入る事のない森の深奥で採れるソレは貴重だ。帰ったらすぐに薬効を調べようと。
植物と触れ合い、恵みを借りるその身として、栽培もまた一興かななどと考えていた。

さて、散乱していた死体についてはおおよそ予想通り。僅かに眉を顰め麻袋に鼻を埋めた。
冒険者の死体は悪鬼が集う元ともなるが、ユニコーンの統治下ではそうなる可能性は低いだろう。
腐肉は森の養分となり、豊かな自然が維持されるための重要なファクターとなる。
ユニコーンにとっても、案外都合のいいものなのかな、と深読みしてみたり。

「必要があれば私が泉で身体を清め、ユニコーンをおびき寄せます」

元よりそのために付いて来たのだから、と胸を張って答えるも、
その表情はやはり少し暗い。無残に晒された死体を見れば仕方が無い事なのかもしれないが。
259 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/06(月) 23:42:01.87 ID:tJs+a/a00
>>256-257
「あぁ、じゃあやっぱり価値があるわけか」

ふむふむとミスカの話に納得した風に
元々神話生物等に対しての信心は希薄なのだ
自然主義と言ってもいい
適当な薬草を摘んだり木の実をもいだり
鬱蒼とした森の中を鳥や動物達のヒソヒソとした鳴き声と木々のさざめきを聴きながら歩いて行く

「……んっ」

この場に不釣り合いな匂い
否、生物の死ならばありふれている
しかしこれがそれと異なると断言出来るのは、それが人間のモノであると分かるが故だ
ヒトの臓物はどうにも、特徴的な臭いがあり過ぎる

「殺すために殺したって感じ……?」
「やだなぁ……」

可哀想に、と言葉をかける
しかしその意識は既に周囲へ緊張と警戒の糸を張り巡らせての索敵へとシフトしている
忍びの技量として、彼女はその点においては優秀だ
260 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/06(月) 23:44:37.55 ID:LQb8Epwu0
>>256
ふざけてるとは何事だ。まあマントはちょっとやりすぎたかなと思ったが…
【燻るかの様な輝きを発しながら、ムスッとした調子で返す】
大分前、ミスリル?を探してた時に使ってたものさ。ちょっぴり手を加えたがな
こう見えても動きやすいんだぞ。通気性もいいしカッコいい

売り払わなくてよかったよ。ミスリルの武器は持ってないの?
【此の期に及んで他人に武器をねだる始末!】


>>257
【他の人の指示に従い、薬草なんかを腰の革製背嚢に詰め込みながら、ズンズン進む】
【ここまで来るともう遠足気分だ。スリットの赤い光が懐中電灯じみて前方を照らす】
な?便利だろ?この鎧


こいつらは…肛門処女開通済みだったのかな
【下卑た冗談を飛ばしながら認識票を引きちぎり、死体の状況を確認】
ヒデェもんだな。怒らせたんだろうさ、伝承通り

この世界のユニコーンがどんなのかは…と言うか本当にユニコーンなのかは知らないが…
トーシローに任せて良いような生き物じゃあないだろうな。見ろよこの殺され方
【鎧の内側に手を突っ込み、貫通痕に指を突っ込み、オェーと態とらしく呻く】
内臓が潰れてる、鎧ごと。素人が油断したからとか、慣れてないからで説明つかないぞ、こんなの
大方勝手に先走った馬鹿だろ。よし、ほっといて帰ろう
261 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/02/06(月) 23:49:50.57 ID:fmdC8eHao
>>260
「私が持っているミスリルは、アキレスに貰ったチャームくらいしか……」

魔翌力を高める為の触媒となるそれは、硬貨よりも小さな破片の様なものだ。とうてい武器には使えない。
そもそもニアの月光、ジョシュアのエクソダスのような大量のミスリルともなると、加工できる職人が存在しないのだ。
エリュシオンのミスリルの融点は摂氏にしてウン千度以上、人間の手で加工することは困難を極める。
262 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/07(火) 00:00:17.06 ID:3oBzjcUVo
【全員対象】

「まあ、夢を追った結末。代償だな…それ以上でも以下でもない」

 イムカ自身は特に夢破れた冒険者の末路について、
 特に感慨を抱くこともなく、無機質に痕跡の収集に徹した。

「…無謀なのだよな?それでも賭けに出た。追い詰められていたのか焦燥に駆られたのか…勝算があったのか?」

【冒険者の死体から、認識票と、ナイフや薬などの幾つかの物品を回収】
【死体漁りというよりは、ビーストマンの類に拾われて再利用という線の予防という意味合いもあった】

 勝算があったのか?…イムカのこの疑問はほどなく答えが出ることになる。


>>258

「平和的に済むと判断できるなら、それも考えるが。まあ選択肢の一つとして、だな」

 ミスカだけを危険に晒すというのはどうにも気が進まない様子である。
 ※清めた処女なら襲われないというのがイマイチ感覚としてなじまなかったため。

>>258
「食うが目的ではないということのようだがな。危険な生き物であることに違いはあるまい」

>>260

「却下だ。少なくとも調査はしておかねばならん。無駄足は御免被る」

 −−−−−−−−−

【泉――】

 ユニコーンが流れ着いたという泉に近づいたとき、
 感じたのは神獣が棲まう静謐さとは無縁の気配であった。
 獣染みた殺気と、苦悶が入り混じったような…強いて言うならば、

「タタリ神?」

 ファンタジーの住人ではないイムカにも覚えが会った。
 精霊種に近い存在が、狂気に陥ったときに発するオーラ。それが泉より渦巻いていた。

【木の影から様子を窺えば、泉の全貌が顕わになる】

263 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/07(火) 00:00:32.07 ID:3oBzjcUVo
「ブルルルウウウウッ!!!」

 白く美しい毛並みと雄雄しい体躯。そして、それ自体が魔力を放つ角を持った獣がそこに居た。
 その美しい外見とは裏腹に瞳は狂気に満ち、血走っている。さらによく見ればそのユニコーンは、
 組みしだいた少女(先程の冒険者パーティーの一員)を、明らかに陵辱していた。

「なるほど、見るに耐えんな。ソーマタージの言うとおりか?」

 しかして、ファンタジーの知識が無いイムカにはこれが異常極まる状況であることは把握できていなかった。
 認識できたのは、明らかに正気を失った害獣が存在するということ。討伐する理由としては十二分。

【しかし、見るモノが見れば別の現実が分かるだろう】
【ユニコーンには一本の矢が突き立っていた。それは恐ろしい呪いを持つ魔法の矢であった】
【これが若い冒険者達が名を上げるために討伐に挑戦した理由→切り札であった】

 何処かのダンジョンで偶然見つけたのか強力な呪いがこもった矢であった。
 それは――ユニコーンを殺しきるには不足しており、しかし苦痛と呪いで狂気に陥れるには十分な
 中途半端かつ、深刻な切り札であった。聖獣は荒り、タタリ神となった。

【逆説的ではあるが、討伐優先のイムカの行動が結果として利となった。
 この狂獣…女の味を覚えたユニコーン?もはや生きていていい生き物ではない】

「救助対象1、討伐対象…ユニコーンだな。さて、因果応報なのかな。誰が悪いんだろうなこの場合は?」

 黒檀のメイスを構えて、身を乗り出すイムカ。厳しい闘いとなるだろう。

//戦闘省略で次レスで〆なので、ユニコーンの討伐始めるぞムーヴで終わってくだしい
264 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/07(火) 00:10:46.45 ID:kU9sdh5J0
>>262-263
えー……
【スリットの輝きが電源を落としたかの様にシュンと消える。心底ガッカリした様子で肩を落とし、ブツブツと調査再開】

若気の至りってやつだろうさ。このソーマタージも、まだケツの青いガキだった頃はよくやったものさ
【イムカ同様、ナイフやら物資やらを回収しながら、興味なさげに言う】
【こちらは何の意図もない。強いて言うなら「勿体無い」からだ】


……嫌な予感がするな。神獣ってのはもっとこう、厳かな……いや、無いか
【ときたま見かける芝犬?狼?を思い出しながら、木の幹に身を隠して泉の様子を伺い、思わず息を飲む】

祟り神と言うより……マジかよ、マジで害獣じゃねーか。神話級クソ
どうすんだよ、純粋な気持ちで獣姦見れなくなったら
【狂化の呪いといったところか。或いは、もっとロクでも無いものか】
【理由は他の人に推測させれば良い。あの堕ちた獣を今ここで殺す。自分に出来るのはそれくらいだ】

例の馬鹿どもが悪いだろうな。ゴブリン並み…いや以下じゃあねーか
【当方に戦闘用意あり。ロングソードを構え駆け出す!赤いスリットが眩いほどの輝きを発し、光の尾を引く!】
【長く苦しい戦いが始まった!】
265 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/07(火) 00:17:36.49 ID:qk6vdV+J0
>>262-263
「善悪だとか、神様だとか、そう言うのは抜いといてさ」

ガリガリと後頭部を掻いた
逆の手で弄ぶ様にしているのは星爆竹
こう言ったケースの場合、目の前の現状のみに意識を集中出来る七八の切り替えは早い

「目の前で襲われてる人がいる」
「正気でない獣がいる」

自身の心の中に青く冷たい炎が宿るのを確認した
いいエンジンの入り方だ、体は熱く脳天はクールに

「じゃあ、やる事はひとつっしょ!」

投擲、星爆竹
対象が例えば、神話性を持ち強固な守護に包まれていたとしても
それを相殺する光を放つ、神、悪霊、様々に有用な補助アイテムである

「悪いのは……んー」
「あえて言うなら、神様とか言う奴じゃないの?」

いるかどうか分かんないけどさ、と神々の庇護を受けた魔法世界で皮肉的に片頬を釣り上げ駆ける
まるで蛇がそうするように森の木々の合間を縫って、ユニコーンを中心に四方八方から苦無を飛来させた
仄暗い森の片隅、湖畔の影において
266 :ミスカ・リ・エリッタ【白華魔導】[sage]:2017/02/07(火) 00:17:47.82 ID:d0yPJ3HTo
>>263
「――っ……!!」

その光景のあまりの凄惨さ、生じる冒涜の流動に、ミスカは口を押えて絶句した。
馬に組み伏せられ、苦し気な喘ぎを上げる少女を直視することが出来なかった。
青褪め、とっさに視線を逸らし、そして口の端から垂れた酸味のある透明な液体を拭った。

「そんな……っ」
「これじゃまるで……」

ユニコーンの美しいカラダに深々と突き立った呪いの矢を見れば、直ぐに事の異常性に気が付いた。
エリュシオンにて神獣が人間を犯すなど聞いたことが無い。神獣が人間の前に自ら姿を現す事すら稀有ではあるが。

しかし結果的に討伐を提言したイムカの行動は正解であったと言える。狂気に陥った神獣がもし人里へと降りれば
街が一つ滅ぶ程度で済めばまだよい方だ。エドら聖騎士隊が動くべき事態に陥る可能性も高い。

「………これは私達(にんげん)の責任です……助けます」
「助けますっっ!!」

二度繰り返されたそれは冒険者の少女と、ユニコーンのどちらにも向けられた言葉。
苦痛に支配された神獣と凌辱されている少女。どちらも命をも繋ぐことは難しい、それはミスカにもわかる。

でもだからこそ、越境者達が殺されるのを看取る事すらできなかった自分を戒めたい。ミスカは望む。
幼き頃より連れ添った相棒であるジョナも、それに呼応するように小さな身体を奮い立たせて宙に舞う。

力を求めたのだろう、誰もを圧倒する力を。あの日からずっとそれを求め続けていた筈だ。
ならば今それを証明する時だろう。ふたつの命を、魂を。永劫の苦しみから解放することが神より召された務めなのだから。

薄布のみの鎧すら纏わぬ小さな体躯。しかし決して折れる事のない勇気を抱いて。
その身に浄化の光を湛え、今魔女は溢れんばかりのマナを滾らせユニコーンの前に立ち塞がった。
267 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/07(火) 00:24:19.68 ID:3oBzjcUVo
【冒険者ギルド記録】

 ユニコーンの目撃証言から数日。
 個人依頼を受けたと思わしき冒険者パーティーの全滅を確認(※認識票を回収)

 報告を確認すると、ユニコーンは確かに存在。
 しかし、犠牲となった冒険者パーティーが用いた魔法の矢(ランクB相当)により、苦痛と呪いで狂獣化。
 放置すれば被害が出たことは確実のため、感謝状と調査報告に対する恩賞*シ目で報酬を支払った。

「狂獣もういない。角?ああ、別に興味もなかったのでな」

 『惨劇』はイマイチ不明瞭な証言を告げた。
 後日、ギルド員に調査に向かわせたところ、既に泉にはユニコーンは存在しなかった。
 言葉通り、討伐したのかそれとも…?

 前後して近隣での目撃も無く、ユニコーンは忽然と姿を消した。
 しかし、『惨劇』が辺境に現れて数日でいきなりコレだ。どうしてこうも大げさになるのだろうか。
 しばらくギルドでは胃薬の需要が高まりそうである。

//おしまい
268 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/07(火) 23:27:59.33 ID:3oBzjcUVo
 ショートショート

【神話世界エリュシオンにて――】

「………」

 さて、食事という概念がある。それはファンタジーな世界でもまったく変わりはない。
 ならば、食事内容とはどのようなものだろうか?
 かのホグ○ーツ魔法学校のような色とりどりのゼリーや魔法的食材による美味か?
 あるいは、西洋風と騎士物語の如くの洗練された食形態か?

【否、断じて否。貴族様ならばいざ知らず、辺境の村の食事となると存外に夢は無い】

 魔物住まう世界。さらには洗練とは言いがたい税整備。村人の食事事情は存外に厳しい。

【やたら味が薄い豆のスープ(香辛料など夢のまた夢だ)、馬鈴薯を混ぜ込んだパン(雑巾のような食感)、
 そして鉄条網のように乾燥してしなびた野菜。どれも味・外見・匂いともによろしくない。新鮮さとは縁が無い】

「栄養価としてはギリギリか」

 しかして、味に関して完璧に無頓着なイムカ自身は表情一つ変えずに食べている。
 何しろ、必要とあれば虫が集るパンだろうが食べるようなスパルタン精神にあふれたアレだ。さもありなん。
269 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/07(火) 23:36:24.37 ID:qk6vdV+J0
>>268
「しかし、栄養価も優れているとは言い難いですね」
「果物でもあればいいのですが……ふぅむ……」

豆と芋がある時点で、栄養バランスとして酷い訳ではない
しかしどうにも問題なのは単調な味と、塩分の少なさか
これで農作業を行うとなると気力も消耗分の方が多いであろうし、発汗でのミネラル不足も心配だ

「……もしくは近場の狩場でもあれば……」

ジビエ料理でも、なんてワイルドな考えをひとつ
270 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/07(火) 23:51:29.90 ID:3oBzjcUVo
>>269

「栄養だな。確かに栄養が問題だ」

 さっきから栄養価以外のことを口にしていないイムカである。
 実に味オンチらしい視点というか食に全く興味がないことが見え見えである。

「香辛料も新鮮な食材も単純にマネーをそろえればOKというわけじゃあないのがな」

 そもそも辺鄙な村にあってはそんなモノは無いのだ。軒先に並んですらいない。
 新鮮な食材は街からやってきた卸売りに売って生活必需品のために費やす必要がある。
 税金だって決して安くは無い。むしろ、魔物という要素がある以上、ギルド依頼のための貯えすら必要だ。

「狩りか。悪くはないのかもな」

 言いながら、投機製のコップに入っている蒸留酒を見やる。
 典型的な安酒だ。質が悪い。実際に性質の悪いものになると失明の危険すらある。
 何故、こんなものが出回るか?泥酔するためであり、真水も決して安全とはいえず、さらに多少の栄養補給になるからだ。

【ちなみにミートパイを注文したら、その肉はネズミだったりする】

「近隣の森について聞いたが、ウサギなどの小動物もいるが同じくらい魔物もいる。
 …君は頓着しないかもしれないが、流石にゴブリンの類の肉を食べたいとは私も思わないぞ?」

 食人も平然とかます連中の肉は流石に御免というところ。
 しかし、イムカの中でタェンティースはどんなキャラなのかアヤシげな台詞でもあった。

「果物は木イチゴの類はあるかもしれないがな」
271 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/08(水) 00:02:42.05 ID:UGoZGTwu0
>>270
「体を維持する為だけの栄養では、農作業などの重労働は難しいですものね」
「……海が近ければ塩も取れる、けどそれも難しいかな……?」

一応、イムカの味に関するその辺に付いては半人なりに理解しているつもりだ
更にこの乾いた食卓を見れば近場に海は無さそうだ、あって水源となる川などであろう

「もし果物の類があるのならば、そこを中心に狩場にすれば鳥や小動物が獲れるはずですし……」
「なんでしたらそれを餌に……あぁ、魔物ですかぁ……」

流石に半人としても頭を悩ませる
恐らくイムカと半人の戦力ならばその程度の魔物に遅れを取る事はあるまい
しかし半人の中で既にこの食料問題は、村人全員の為に解決すべき事柄になっているのだ
つまり、イムカと半人がここを去った後も、定期的に村人自身で供給を行えなければ意味がないという事

「……ゴブリンは雑食ですからね、酷い種になると石や砂も食べるとか」

それらの肉がどのような影響をもたらすかは、想像に難しくはない

「小鳥とか、ですかね……先ずは……」

虫食も矢張り、栄養はともかくなかなかに受け入れ難いのを理解している
272 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/08(水) 00:07:36.44 ID:MYDMold+o
>>271

「まあ、ある程度はそういうもの≠ナあると妥協せざるをえんよ」

 ナイフで適切なサイズに切らねば噛み千切ることすらままならないパンを口に含んで、
 ファンタジーな世界のなんとも夢のない食事に二人して嘆息をつくのであった。

//おちまい
273 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/08(水) 00:12:02.76 ID:UGoZGTwu0
>>272
「……養鶏を提案してみましょうか……」

先ずは手始めに、といった具合だ
とはいえそれも、卵を産む前に鶏が盗まれ食べられてしまわないかを心配した方が良さそうな現状ではあるが
保存パンをスープに浸して、ふやかしてもさもさと食べるのであった

//ありがとうでした、お疲れ様でするっ
274 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/10(金) 22:03:10.00 ID:/6Hzt+WSo
【テクノロジー】

【スプロールにて――】

 さて、エーカー社とカノッサ・テクノロジー社の企業間戦争も佳境に入っているわけであるが、
 経済の動脈というのは当然流れ続けなければならない宿命にあり、
 そのような大事があってなお、むしろそのような大事があったからこそ、
 傭兵業、武器製造業、闇取引はより盛況かつ苛烈に、かつディープに行われるのだ。

『キャリアーの惨殺死体が発見!本日で12件目!』
『特S級ランナー:不死人がエーカー社への参戦を受諾!』
『賽印流サークル:街中で爆竹をばら撒いて御用!カトンのジツの練習とかワケのワカラナイ供述を―』
『カノッサ・テクノロジー社:株価いまだ堅調!』
『ミタラシ社の軍事衛星が制御不能に。現在、原因調査中!』

「いや、何とも話題には事欠かないな」

 ランナーズギルドにて発行されている会員限定ニュースソースを参照しながら、 
 トロ・スシを摘みつつ、世間の動向を確認しているのはクルト・カントール。
 上位ランナー(傭兵)であり、目下越境者に雇われている身である。

【スプロールは実に不安定さ(カオス)の度合いを強めており、中々に不穏な空気が蔓延している】
275 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/10(金) 22:11:41.74 ID:TWPzR2YL0
>>274
「なーんか、戦争してるって感じだねー」

賽印流同好会会員募集! のチラシを破りながら七八
流石にここで忍び装束は目立ち過ぎるので、ブルゾンとスウェットパンツのスタイルである

「家柄そういうのには結構関わって来たつもりなんだけど」
「流石にここまででっかいスケールなのは初体験かなー」

七八の家は、四五六の家は忍者の家系として多くの戦乱の影に暗躍していた
しかしそれもひとつの世界の、それも地方での出来事に過ぎない
対してこれは文字通り、世界を跨ぐ大決戦なのだ
改めて再認識して天井を仰ぎ、コーラを啜る
あぁ、なんか青く発光しているアレではない事を付け加えねばならない
276 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/10(金) 22:15:30.54 ID:IAe2Thy00
>>274
「また後輩が1人逝っちまったよ・・・ほとんど接点なかったけど」
頭を抱えるのは この世界ではキャリアーを生業としている男アキレス

―――ギィ♪
ベティちゃんはアナゴ・スシに舌鼓を打っていた

なおこの男 嘗て賢者の遺産と言われた試作越境装置の時や今回のカノッサに与した場合の処遇
その他昼夜問わず行われるキャリアー潰しという魔の手から逃れ続けた結果

(脂肪率が高いから)人の入れ替わりが激しいキャリアー業において最古参の仲間入りを果たし
いつのまにやらS級キャリアーなどと呼ばれる ある意味伝説の存在となりかけていた

「この世界で平和な一日なんてオーガニック・スシよりも希少だろ? そういう宿命なんだよ」
なお このことは本人は知らない 自分は末端のモブキャリアーそのTぐらいにしか思っていなかった
277 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/10(金) 22:17:04.44 ID:JRJcZutH0
>>274
いいニュースはあったか?その次に酷い話が来るぞ、気をつけろ。奴らのよくやる手だ
【ソファーに腰掛け、持ち込んだ据え置きゲームをプレイしながら、気怠げに声をかけるソーマタージ】
【口には煙草やら違法薬物やらが数本咥えられ、元々悪かった目つきは過労やらで更に酷い】

マジな話、いいニュースはないのか?エーカーの偉い人が暗殺されたとか、エーカーの株価が暴落したとか…
ああ、カノッサの株価はクソどうでもいいからスルーな
【大写しで「YOU DIED」と煽ってくるテレビにコントローラーを投げつけて破壊、大きく仰け反って逆さの視界でクルトを見据える】


どこもかしこも荒れ放題。ボヤボヤしてると背後からバッサリだ。…俺たちはこのジゴクでしか生きられないが.こうも長引くと、な。おーヤダ、マジブルっちまうよ
…S級ランナーとやら気になるな。マークしといてくれ。あとコーヒーのおかわりない?
【目元をヒクつかせ、コロコロ変わる口調と主張の中、収縮と拡大を繰り返す危険な瞳が辺りを見回す】
【スプロールの今の状況の如く、彼の頭の中もタガが外れかかり、いつにも増して混沌極まっているのだ】
278 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/10(金) 22:26:40.48 ID:IAe2Thy00
NA★MA★E
279 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/10(金) 22:32:45.87 ID:/6Hzt+WSo
【全員対象】

「武器やサイバネ関連株は実際うなぎのぼりだ。戦争特需に伴う好景気だな」

 戦争という大量消費状態はやはり儲かる。市場が活性化する。
 これは、救い難いが真理である。国家総力戦のような国力すべてを突っ込むような時代は終わり、
 ある意味で統制され制御された戦争というのは、冷たく温度の無いビジネスとして扱われる。

【むろん、その裏で出ている叫びすらあげられぬ大量の死者については見向きもされない。
 越境者も出血を強いられている戦いが、一部の世界ではマネーに還元されているというのは皮肉以外の何ものでもないだろう】

 −−−−−−−−
>>275

「んっ?コーラならこっちにもあるぞ?」

 コーラを飲んでいる様子の七八を見つけて、
 ガイガーカウンターがガリガリ鳴るほうのコーラを置いてあるギルドの自動販売機を示してみる。

【どっかの誰かの熱い要望によるものとかなんとか】

>>276

「キャリアーはそういうもんだ。欺瞞依頼が多く、情報が欲しい場合にはしらみつぶし≠ェ行われることも少なくない」
 実際、企業間抗争の勃発に比例して、ランナー・キャリアーともに
 その死亡率は極限まで上昇するのが常。ゆえに先任の多くが死亡してしまい、 
 結果的にランク上昇を果たすという事例はそう珍しいものでもなかった。

【むろん、このパターンで急上昇したタイプはニセモノである場合は時間の経過と共にランクダウンするのが常であるが】


>>277

「コーヒーならあるぞ?勿論、合成ものだがな」

 水も豆も悪く、殆ど風味が吹き飛んでいる目覚まし用途にしか味わいたくない類のコーヒーが置かれる。
 オーガニックコーヒーはカチグミのみが常飲を許されるのは今更言うまでもない。

「不死者か。データの請求をしておこう。それにしても――」

 −−−−−−−−

【全員対象】

 このようなある意味で、中立地帯でもあるランナーズギルドで時間を潰していた一行であるが、
 やがて、待ち人が来たのか、ギルド員よりコールがあった。

『クルト様、ソーマタージ様、ミスタージョンソンが来られました』

 ミスタージョンソン…これは隠語に近く、いわゆるランナーと企業を橋渡しするフィクサーのような者達だ。
 中間業者であったり、本当に企業の回し者であったり、ミスタージョンソンの正体は千差万別。
 そして、決して素性を探るようなアクションは起こさないというのがこの業界の不文律でもあった。

「依頼だ。行くとしようか?」
280 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/10(金) 22:41:22.65 ID:TWPzR2YL0
>>276-277
「大変だね」

私のとこは取った覚えのない門下生が逮捕されたよ、なんて冗談を言おうとして辞めた
流石にその辺の分別はついたらしい
一言だけそう告げて、ソーマタージのプレイするゲーム画面をぼんやり見つめながらベティに保存用の羊羹を差し出してみる
酷い食べ合わせではあるがベティの反応は如何に

「あーあ、テレビ勿体なーい」
「弁償じゃないのぉ?」

苦笑いを浮かべつつ、近くに飛散してきた破片を拾って纏めた

>>278
「遠慮しとくー」

即棄却、生憎とガイガーカウンターは持っていないが一目でヤバイと理解出来る為だ
戦争と景気に対する問題点は、実際七八の家はそれで生きて来たのだから分かってはいる
無論全てに納得している訳ではないが、分かってはいる

「……あ、お仕事?」

コーラを飲み干し氷を噛み砕きながら
281 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/10(金) 22:42:16.62 ID:JRJcZutH0
>>279
無いよりはマシだ。ちょっと味のある泥水みたいな物だが…喉は潤う
【カップに合成コーヒーを注ぎ、自前の卵黄やら調味料やらをダバダバ盛り、一息にイッキ!腑抜けたニューロンが覚醒する】
【苦々しく息を吐くと、カップをゴミ袋に投擲。袋の中に粉々になった陶器が散乱する】


やれやれ、仕事の時が一番憂鬱になる。行こうか
【ハーネスを腰や肩、脇などに巻き、ホルスターや小物入れ、バックパックを装着。その上からコートを纏って準備完了】
【鞘に納めた刀を肩に担ぐと、上体を捻って歩き出す。戦闘準備も完了】

今度はどのクソを殺してくればイイんだろうな?
282 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/10(金) 22:46:46.52 ID:IAe2Thy00
>>279-280
―――ギィ♪
アナゴ・スシを平らげたベティちゃん 四五六の羊羹を受け取り早速齧り出す
問題ないってさ よかったね

「そっちはそっちで大変ぽいな 捕まった部下はセプクでもすんのか?」
オイは恥ずかしか!!とでも叫びながら

「しらみつぶしなぁ・・・なくなんねぇかなぁ・・・もうやだよアレ・・・」
グタッとカウンターに突っ伏す なおこの男がS級になったのは結構前の事

つまり本物と言うことである

「なに仕事? 邪魔なら退散しようか?」
と誰かと会うらしいクルトに聞いてみる
283 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/10(金) 22:54:25.39 ID:/6Hzt+WSo
>>282

「いや、まあチームみたいなものだろ。同席してくれ」


【全員対象】

 ミスタージョンソンからの依頼は先のニュースにあった、
 ミタラシ社の軍事衛星に関わる依頼であった。

「制御できなくなって、社内エンジニアではお手上げ。
 だから外部の名うての電脳エンジニアに依頼を投げたところ、死体となって発見。あるいは移送中に襲撃・死亡。
 それがもう4回だ。まあ、どう考えても胡散臭いわな」

 さらにお空の軍事衛星が制御不能になったとなれば、
 本来ならば企業連が重い腰を上げて対応に乗り出すところだが、何故か沈黙している。
 どうやら、奇妙な裏取引があったらしく、前後してメガロシティから重役クラスの者達が己が身はもちろん、
 資本、資材、資金の大規模な移動が始まっていた。

【最悪にロクでもないキナ臭さがプンプンする】

「何にせよ、衛星の制御を取り戻さなきゃならん。
 何とか別の凄腕の電脳エンジニアに協力を取り付けた。
 依頼はソイツをメガロシティ外の大型通信施設まで護衛することだ」

 衛星との接続には専用施設が用いられる。
 言い換えれば荒野の只中をハイウェイで移動。襲撃ポイントには事欠かない。

「そんなトコだ。頼むゼぇ?もう、上位ランナーが何人か殺(ト)られちまっている」

 −−−−−−−−−

「まあ、胡散臭い上にリスクは高いな」

 それでも、受諾しなければ、何か酷いトラブルを看過してしまいそうな感触であった。
284 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/10(金) 23:02:24.20 ID:TWPzR2YL0
>>281-283
「切腹なんてしないよ、痛いじゃんかー」
「……え、いいの私も?」

ケラケラ笑いながら、やめてよとアキレスにツッコミ
そしてミスターからの依頼に同席にはちょっと意外そうにして、ともあれ断る理由もない

「ふーん……」
「護衛……守るのかぁ」

苦手だなー、なんて言いながら
取り敢えず装具の確認をしている所から、既に手伝うつもりなのだろう
285 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/10(金) 23:06:44.70 ID:IAe2Thy00
>>283
その言葉にサムズアップ はてさてどんな仕事か?

・・・・・

「衛星ねぇ・・・」
きな臭すぎるその依頼に嫌そうな顔をするアキレス
この時期に衛星が云々である どこぞの企業の仕業と邪推してしまいたくなるのは仕方がない

今でもロイ他越境者の間で額を突き合わせ 対抗策がないかと頭をひねっているのである

「何はともあれ仕事だ 頑張るぞベティ」
―――ギィ!!

まかせとけーと言わんばかりにハサミを振り上げるベティ
レインコートを着込み 仕事場所に向かおうとする


>>284
「そうだな 遺体もんな」
いたい違い

「弟子のことなんだから 師匠がちゃんと見てあげないとだめだぞー」
などと茶化しあっていると仕事の話が始まり上に続く
286 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/10(金) 23:07:04.45 ID:JRJcZutH0
>>280
いい言葉を教えといてやる。「○○にツケとけ」 これで世の中の嫌なことの四割は乗り越えられる
【肩を竦め、七八の言葉も何のそのといった態度】

ゴミ拾いの趣味でもあったのか?俺の部屋のゴミも拾っといてくれないか?
【自分の奇行を棚に上げ、破片を拾う七八に怪訝な眼を向けるのであった】

>>283
制御不能の軍事衛星?オイオイオイオイ、誤動作で“神の杖”でも落とされたらどうする
【眉を顰め、ミスターの言葉に訝しむ眼を向ける。キナ臭すぎる】
【外部エンジニアまで死んだとなると、明らかに他の者の計画か何かだろう】

……逃げ出した連中を殺す許可もくれ
【数秒の沈黙の末、溜息と共に呪詛を吐き出して立ち上がる。依頼を受ける】
【戦士の勘か、頭の中の神のお告げか。この依頼に不穏なものを感じたのだ。解決しないともっとロクでも無い事になると】


リスクもあるし胡散臭い。だが、やるしかないだろう
否、やらなければならない筈だ。お前も分かってるんじゃあないか?…分かってるよな?
何か嫌な予感がする……。依頼内容じゃなくて、それより先の…説明しにくいが、何かに
287 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/10(金) 23:17:45.53 ID:/6Hzt+WSo
【全員対象…8時間後!!!】

「ヒィ!!ヒィイイッ!!」

 護衛対象のエンジニアは身を伏せて耳を塞ぎ涙とパニックを堪えながら叫びをかみ殺している。
 その足元にはミタラシ社のシークレットサービスの無残な死体が転がっている。

【襲撃は受けた。案の定、そしてその規模は想定以上の大胆さであった】

 トレーラーで移動中に横っ腹に向けて大量のミサイルが飛来。
 トレーラー備え付けのハリネズミ機銃で迎撃を行ったものの、
 用いられたミサイルの性能は暗黒メガコーポ開発クラスの最新鋭であり、完全に防ぎきること叶わず。
 着弾し、猛烈に有害な太陽光が降り注ぐ大地への降車を余儀なくされた。

【そこからは正にジゴクであった。敵には狙撃手も居れば、アタッカーとなる前衛もおり、サイカ−まで居る始末であった】

「照会…ヒット:80,000新円の賞金首スミス一家だ。厄介な相手だが、どこの誰に雇われたのかね?」

 スミス一家…
 メガコーポ重役暗殺事件、アフロ爆発事件など多数の犯罪事件に関わっている賞金首の4人からなるチームだ。
 完全に頭がイカれているともっぱらの評判であるが、幾人ものランナー^を返り討ちにした凄腕でもある。

【そんな賞金首が明らかにメガコーポの支援を受けて襲撃を行っている。ますます胡散臭い】

 有害物質をふんだんに含んだ砂塵が舞い、サツバツとした赤茶けた荒野の視認性が悪化する。

>>284 ズズズ…っと、警戒する七八の影がもりあがり、赤いタイツ姿の男が背後に現れる。呼吸も無く、気配もなく】
>>285 荒々しい雰囲気を纏ったマフィアめいたスーツ姿の男が無造作にこちらに歩いてくる。大口径の拳銃を片手に】
>>286 震える護衛対象は岩陰に隠れてはいるが…※未来世界の大口径狙撃ライフル≠ニ熱源探査スキャン¢且閧ノ遮蔽物がどれだけの…直後発砲音!猶予はコンマ単位!!】
288 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/10(金) 23:27:13.84 ID:IAe2Thy00
>>287
「えぇいクソこっちがよっぽど邪魔なんだな!!」
雨天とは打って変わった晴天のスプロール 全身を耐紫外線クロークで覆ったアキレスがリボルバーを構える
こちらの拳銃は小型 弾薬は中程度の弾頭を比較的低速で撃ち出すもの

「他のみんなは・・・お取込み中ですねハイ やるっきゃないか行くぞベティデモンレッグ!!」
―――ギィ!!

足から青い霧を出し まずはスーツ男の体幹を狙い二度発砲 すぐに駆け出し回り込むような軌道 まずはお手並み拝見 相手の出方を窺う
289 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/10(金) 23:28:50.98 ID:TWPzR2YL0
>>285
「だからー、師匠じゃないってのもー」

勝手にそして無尽蔵に増えていくスプロールの賽印流()門下生
頭を抱える他ないのだ、当人としては

>>286
「掃除してもいいけど、お金取るよ」
「……あ、もちろんツケはなしね?」

人差し指と親指で輪っかを作り片頬を吊り上げる
要するにお掃除のアルバイト感覚なのだろう

さてはてそして?

>>287
「……来なきゃよかった」

とは本心なのかそれともジョークか
実際半々くらいだろうか、この手の依頼ならばもっと向いているメンツが仲間内にはごまんといるのだから

「賞金首ぃ?」
「……あー、ボーナスと思わないとやってられないね……」

既にブルゾンとスウェットは焼け落ちている
今七八の服装は、その下に着込んでいた常の菖蒲色の忍び装束である

「……!」

空気の震えと微細なノイズ
警戒の糸を微かに震わせるそれに対して振り向く事が出来たのは重畳だ
同時に刀を薙ぎ、もう片手には苦無が握られている
290 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/10(金) 23:34:51.58 ID:JRJcZutH0
>>287
ダニー!グレッグ!生きてるかぁ!?……なんてな
【フードの下、額を流れる白い血を拭い、手に持ったリボルバーの残弾を確認】
【完全に一手先を行かれた。最早依頼の達成も難しいか】
【残弾六発。舌打ちをしながら構える。考える事は如何にしてこの場を切り抜け、逃げ果せるか】


【その瞬間響く発砲音!それと同時に、護衛対象の数m前を通過する様投げられる刀の鞘!】
【半ば爆発しながら飛んでいったそれは、狙撃を防ぐのが狙いだ。尤も、ソーマタージ自身防げるとは思っていないが】

【狙いは狙撃手の位置!射角、距離、位置を特定し、殺して逃げる!】
【泥の様に鈍くなる主観時間の中でも、驚異的な速さでソーマタージは周囲を見回す。サイバネアイが獲物を探して微かな音を鳴らす】

スナイパーだ!いざとなったら逃げるぞ!準備しとけ!
291 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/10(金) 23:39:10.75 ID:/6Hzt+WSo
>>288

「ペッ!!」

 スミス一家のマフィア男は、地面にツバを吐いて、大口径拳銃(上下二連式のリボルバーという変態銃である)を
 無造作に片手撃ちで発砲!ギウン!!と空間が軋むような炸裂音が木霊した!!

【拳銃の一発でアキレスの銃弾が中空で撃墜≠ウれたのだ】

「エーカーのKILLリスト上位が雁首並べてボーナスタイムかァ?」

 傲慢な表情にスゴ味のある笑みさえ浮かべながら、続けざまに拳銃を発砲!!

【弾丸に大量の魔力がこもっている爆裂式!直撃せずとも周囲に爆裂を撒き散らす危険な銃弾だ!!】

>>289

「ヒャッ!!」

 スミス一家の赤タイツは口にギャグホールをつけた正にHENTAIそのもののルック。
 しかして、七八の放ったスルドイ斬撃を両手に持ったカッターナイフでいなし、
 ブン!と手を振って、意表をつく形でカッタの刃を飛ばす!七八の頚動脈を狙って!!

【その間にもすでに半身は影に沈み始めている!】


>>290

 バギャン!と中空で鞘と弾丸が炸裂して互いに吹き飛ぶ!ラッキーショット!!

「ソーマタージ、俺はスナイパーを仕留める。お前さんはソイツを頼んだ!」

 クルトが気配同調を行い、存在を朧とし、スナイパー排除に動き出す。
 その間にも横手より、白い肌に白い髪をした半裸の男…スミス一家のアルビノマンが、
 ニンジャもかくやという速度で迫り、ソーマタージを飛び越すカタチで大ジャンプ!

【眼下に見据えた護衛対象者に向けて両手のサブマシンガンを構える!発砲!!】
 【→よりによって、ソーマタージに対して護衛対象という重りを抱えた闘いを強いる状況となった!!】
292 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/10(金) 23:46:11.70 ID:TWPzR2YL0
>>291
「うわ、変態っ!」

その反応は自然であろう
最もその手の戦術……精神的動揺を起こさせる外見は理に適っている
故に対策は怠っていないのだ、言葉としての反応だけに収める事が出来た

「危なっ……!」

斬撃を逸らされた格好だ、正確な狙いで迫る刃に首筋の皮膚と肉を少し削がれながらも回避
お返しとばかりに胴体目掛けて苦無を投擲
逆の手は刀を宙に浮かべ投げる形で手放し星爆竹を取り出していた
少しの間があって、非現実性に対する現世への固着効力を最も鋭い閃光が走るであろう

293 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/10(金) 23:53:34.35 ID:IAe2Thy00
>>291
銃弾同士をぶつけるという非常識なことをやってのけ・・・いや これはもうすでに常識的な者なのかもしれない

「あぁお待ちかねのボーナスタイムさ!! Getできればの話だがな!!」
軽口を叩きながら相手の銃口を睨む 発砲 余裕でにげられ・・・

《スキル 虚栄の極み・危険察知能力》
小動物的な本能があの銃弾がただの鉛玉ではないことを告げている

予定を変更して大きな回避 炸裂!!

「あばばばばば・・・!!」
ベティを前方に掲げながら最小限の回避を取らなくてよかったと思案

上下二連リボルバー シリンダーが1つか2つか知らないが 弾切れは早そうだと考え
それまで回避を続け 相手がリロードに入る隙を突いてこちらも拳銃を発砲しようと画策する
294 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/10(金) 23:56:15.27 ID:/6Hzt+WSo
>>292

「オホッ!!」

 ドスドスドス!とクナイが胴体に突き刺さる。が、どうにも出血が無い。

「女ニンジャからの苦痛…ポエット!!」

 何かに歓喜しながら、赤タイツの身体がらクナイが毀れる。
 ダメージはあるがどうにも強力な耐刃繊維のタイツなのだろう、肉に刺さらないようだ。

【ダメージはクナイがぶつかった運動エネルギー≠フみである】

「ヒャッ!!」

 直後に閃光!その瞬間、七八の耳元にカッターナイフ独特のチキチキチキという音!
 星爆竹によって、七八の身体にいくつも存在する影から這い出していた小さな腕が幻視→実体化した!!

【服のたるみ、体の部位の影からも身体の部位を小さくして部分移動できる切り札が暴かれた!!】
【最初の影から全身を現した攻撃もフェイク。狙いは意識外の小さな影腕でのアサッシン!!】
【→七八の耳を削ぎ落とすべく刃が振るわれたのはその直後だ!】
295 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/10(金) 23:58:51.02 ID:JRJcZutH0
>>291
あい分かった!苦しめて殺……ッ!
【視界の端に写るアルビノマン!後を追う様に暴走重機関車めいてダッシュ!】

イヤーッ!
【滑り込む様に護衛対象のすぐ上へ飛び込み、放たれる弾丸を受け止めようとする!】
【弾丸は衣類の下の触手鎧を、背中をズタズタにし、鮮血と内部器官の破片を飛び散らせる!】
グワーッ!


しゃらくせぇ…!戦えねえなら隠れてろ、足手まとい!
【苦痛に歪む赤い瞳で護衛対象を睨み付け、岩陰目掛けて軽く突き飛ばす】
【この場にいられても、却って自分が殺しかねない。離れさせようとする】


【アルビノマンに向かい合い、アビスの瘴気じみた蒸気を酸素供給機から噴出!両の目が殺意に染まる】
依頼主にあの世で伝えろ!貴様らの涙ぐましく小賢しいブザマな嫌がらせなど無駄だとな!
どうした!かかって来いや 俺らを殺してみろやァッ!!
【瞳が発光!刀を構え、アルビノマンに飛びかかる!】

【放たれるは鋭く重い袈裟斬り。シンプルな軌道だ】
【問題は、サイボーグの怪力と激情によって放たれるそれは、恐ろしく疾く、力強い事だ】
【赤い刀身が半円状の残像を残し、アルビノマンの心臓を斜めに切断破壊しようと振るわれる!】
296 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/11(土) 00:00:29.89 ID:QKgJ/1sNo
>>293

「雑魚が。ちょこまかと」

 心底ウンザリした様子のマフィア男は、さらに無造作に連射を繰り返す。
 3発、4発、5発、6発!カギリ!!弾切れ!!

「チッ!!」

 アキレスの耳にも伝わる舌打ち。反撃チャンス!!
 敵には遮蔽物もなく、弾丸は切れて、隙だらけであった!!

【――マフィア男の撃った弾はアキレスに回避された後、真っ直ぐ進んで――
 カーブを描き、その運動エネルギーを絶やす事無く――反撃タイミングに同期してアキレスに殺到!!】
【高ランク賞金首があからさまな隙を見せることなど…罠以外の何物でもなし!気付けるか!?】
297 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/11(土) 00:06:59.30 ID:QKgJ/1sNo
>>295

「ヒィイイイイイイッ!!」

 エンジニアは蹴飛ばされ、尻を丸めて岩陰に隠れる。
 本来ならここでスナイパーの遮蔽物貫通狙撃を警戒しなければならないが、 
 どういうわけかそれは来なかった。クルトが交戦に入ったのだろうか?

「………」

 アルビノマンは無言で、それでも欠陥を薄い肌に浮かべた表情。
 ソーマタージの挑発に、勘所を刺激された様子だ。

「……・…!!」

 直後!アルビノマンはギリギリのタイミングでブリッジで死の一閃を回避!!
 その喉にうすく一文字の赤い線が刻まれたが…浅い!!!

【直後、ブリッジにより、上方にソーマタージが存在する位置関係で、
 アルビノマンの股間が異様な盛り上がりを見せる!!】
【バリィ!と、股間のジッパーがはじけ飛び、携行型隠しビームキャノンの雄雄しい砲身がそそり立ち、
 ソーマタージ目掛けてその銃口より光が放たれた!!】

 【→携行型高出力ビーム!!直撃すれば人間など一瞬で爆裂グロ死体となる恐るべきビーム(1発限り)】
298 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/11(土) 00:09:09.24 ID:iHpgfRrH0
>>294
「やっぱ変態だっ!」
「……うわぁ気持ち悪っ!?」

何これ、と自身の体を這い回る腕に怖気
耳元を咄嗟に片手で防ぎ、もう片手は宙に浮かべた刀をキャッチ……ではない
柄尻を掌底撃の格好で押し出し、口元目掛けて刺飛来させる
同時に飛び退いて距離を開きつつ、耳を覆う手の、指だけを調律めいて動かした
従い跳ね跳ぶは先の攻撃で投げて弾かれ、零れ落ちた苦無
繋がれた細いワイヤーに振動を伝え、いっそ遠心力を活かした打撃武器として振るったのだ
299 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/11(土) 00:16:40.12 ID:ZGMY5N9e0
>>296
逃げ回り 反撃の時を待ち 訪れるその瞬間

「よしもr」

《危険察知能力 そして》
―――ギィ!!

本能が警鐘を鳴らす 高レベルランナーを返り討ちにしてきた腕を持つスミス一家 それがあんなあからさまな隙を見せるか?
あの男だけが足手まとい? スプロールで足手まといをチームに淹れ続けるメリットはない ならば トリック

さらにアキレスとは独立して動く第二の目 ベティが アキレスの視界外から迫る銃弾を目ざとく見つけてハサミを振り上げる

「ッ!!!!!!」
機動予測 タイミングを見計らい 行動

殺到する弾丸の隙間を縫って安置へと滑り込む

《虚栄の極み》

「う〜っわ 『チッ!!』だって聞いたかベティあんなあからさまな罠仕掛けておいて演技だけは一貯前なのもうチーム抜けて役者やれ役者お前にこの稼業向いてねぇって!!」
―――ギィ★

スーツ男にクソうざい笑みを向けて罵倒=ジツ ベティも煽るようにハサミを振り上げている

「やっべさっきの演技思い出しちゃったハライテー!!! んほぉぉぉぉぉぉぉこいつださいのほぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
なおもバカにしつつ 銃弾のお返しを放つ もう二度 同じ体幹を狙った銃撃
300 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/11(土) 00:23:02.14 ID:9PWwcvcR0
>>297
イヤーッ!
【ワザマエ!返す刀でブリッジするその胴を切り落とそうとして…その動きが中断される】
【視界の端に写った異常。気付いた時にはもう遅い】

【泥の中を泳ぐかの様な、鈍化した主観時間。ソーマタージは覚悟を決める!】


【先程の投擲で所々が裂け、血の滲む片腕が股間に伸ばされた!】
【アレに狙われるのはマズイ。左腕で砲身を掌握、怪力で強引に狙いを逸らそうとした、その時!】

グワーッ!!
【SHHRR-KROOOM!!高出力ビームが握った腕を、上腕辺りから吹き飛ばす!】
【血を撒き散らし、宙を舞う左腕!だが、おお見よ。未だ衰えぬ深淵じみた暗い殺意を】


【飛び散る白い血がアルビノマンに降りかかろうとする。見よ。下等生物の如く蠢いてその形を変え、鋭い楔と化そうとするその鮮血を!】
【血の楔はこの危険な男の意識を逸らすための布石。本命は……異様な緊張を持って振りかぶられた、その右腕にある!】

イイヤアアアーーーッ!!
【固く握り締められた右拳が、ブリッジ状態のアルビノマンを狙って放たれる!】
【只々重く、恐ろしい怪力を込めた拳は、瓦割りじみてアルビノマンの心臓を胴ごと貫こうとする!】
301 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/11(土) 00:39:36.02 ID:QKgJ/1sNo
>>298

「ハッヘッ!?」

 この奇矯なる影術を持つ赤タイツの男にとって、星爆竹は最悪の相性であった。
 回避しようにも影潜りが、常よりも酷く鈍く、その動きは鈍重!

【術頼りに生きてきた者は、それに過度に依存し、やがて身を滅ぼす!】
【ニンジャの世界にあっても幾度も実証されたその真理が今回もそのまま当て嵌まった】

「アバーッ!!」

【ギャグホールが割れて口中に七八の刀が突き刺さる!!】
【さらに駄目押しのクナイ飛来!!衝撃力に重きを置いたそれは、寸分違わす、
 赤タイツ男の頚椎に殺到!バキリ!と鈍い音と共に中枢神経系を寸断!!】

「――ベロベロベロベロ」

 眼球と口中から血液を垂れ流し、しばらくは七八のカタナを舐めしゃぶっていたが、
 やがて白目を向いて、赤タイツ男は絶命した!!(賞金:4000新円)

>>300

「アンタ、最高にロック…グワーッ!!」

 ブリッジのままの渾身の一撃が回避され、その赤い異様な鮮血に意識が向いた。
 脚のみで体勢を保ち、そちらにサブマシンガンを向けてしまったのが判断の誤り。それが命取り。
 ソーマタージの本命。右腕にこそその全ての集中を向けるべきであったのに。

【一瞬の判断ミス。それが生死を分ける】

 一瞬後、ハートキャッチをキメられて、そのまま何らの余韻も感慨もなく、絶命!!

【スミス一家のアルビノ男ー賞金:4000新円】

>>299

「ヘッ…クチだけは達者なヤローが、ってザコどもが殺(ト)られてやがる。クソの役にもたたねえ」

 狙いは外れる。思った以上に勘が…サソリとの連携のよさを察するマフィア男。
 既にリロードを終えてどのように料理してやろうかと思案。楽に殺(ト)る気はもはや一片もなし。が、
 ここで、他のメンツが殺されたのを察したらしい。が、それでもまったく動揺は無かったが、

「あ??」

 ここで、マフィア男のスーツからコール音が鳴り響くと、
 突然にアキレスから目を離し、男はケータイに出た。

【アキレスの銃弾はマフィア男が張り巡らせる防護膜で直撃手前で弾かれる!この男がサイカーである!!】
【スミス一家:マフィア男(賞金68,000新円)】

 −−−−−−−−

302 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/11(土) 00:40:17.68 ID:QKgJ/1sNo
【全員対象】

「あ〜〜〜・・・」

 ケータイに出たマフィア男…スミスは明らかに他の一家とは格が違う暴威を全身より発散させていた。
 が、不機嫌な顔で越境者達を睨むと、おもむろに彼等の背後を指差す。そこには、

【起き上がったミタラシ社の生き残りのシークレットサービスと、エンジニア】

 BANG!!

【エンジニアの頭部がシークレットサービスの銃弾により破砕し、崩れ落ちる光景】

「エーカーも風情わかってねぇなあ。…次は殺(ト)るぜぇ。じゃあなぁ」

 それを確認してから、スミスはいかにも殺(ヤ)る気をなくしたのかその場を去ってしまう。
 その間にもシークレットサービスは頭部の血を拭いながら、越境者達にうやうやしげに頭を下げる。無感情に。

「スミマセン。ここに依頼のキャンセルを出します。護衛の必要は一切なくなりました」

 ここに来て、慇懃にも依頼キャンセルの通達。
 スミスはエーカーの名を告げた。そして、この護衛対象抹殺というカタチでのキャンセル。

【構図はあからさまだ。ミタラシ社とエーカー社でついに裏取引が成立したのだろう。事実上の軍事衛星の譲渡】
【ゆえに越境者達に対しての護衛依頼のキャンセル。もはや必要がないからだ】
【そして、これはエーカーがついに最終的手段…イムカからもたらされた衛星落としのカードを揃えたことを意味した。
 それもスプロールにおいては極めて合法的に。企業連の事実上の黙認を得たカタチで、だ】

 越境者達はウサ晴らしにこのシークレットサービスに怒りをぶつけてもいいし、
 それより建設的な暗澹たる未来への対応を急いでもいい。

//次レスで終わりなので最終レス的な反応打ってくれたら終了ヨー
303 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/11(土) 00:49:51.14 ID:iHpgfRrH0
>>301-302
「……はぁっ……つっっっかれたぁ……」

肩で息をしながら倒れる男から刀を抜いた
七八はこの感覚が好きではない、故に本来は遠距離武器を好むのだ
血と、涎だとか、様々な体液に塗れたそれを懐紙で拭いて納刀
帰ったら油で手入れをしなければならない

「えっ?」
「……ふーん、そうなんだ」
「キャンセル料は……契約にあったよね?」

タダ働きさせるはず無いよね、なんて目を細めて攻撃的に睥睨
ともあれ金が必要だ、個人的にも、そして越境者という存在の保持の為にも
304 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/11(土) 00:51:09.23 ID:9PWwcvcR0
>>301-302
ロックじゃねぇ、パンクと言え。イヤーッ!
【冷酷な赤い瞳でアルビノ男を見下ろし、キャッチしたハートを握り潰す!飛び散る鮮血!】
【残るはアキレスと戦う男一人!だが……】


…は?
【気の抜けた声が思わず漏れる。命懸けで守ってた筈のエンジニアが、味方だった筈の者の手により殺される】
【抱えていた左腕を落としそうになりながら、他の越境者に近づく】

キャンセルって…こっちは痛い思いまでしてきたんだぞ?それをお前、キャンセル?
【ハァー…と溜息を吐き、指でチョイチョイとシークレットサービスに近付くよう促す】
【近付いたが最後、暴力の具現の様な真っ赤な両眼が輝き、強張った右手が腹部に放たれる!】


【シークレットサービスのハラワタ──苦しむように(感情があるか分からないが)、大腸とかの消化器官など──をぶっこ抜いた手をハンカチで拭い、神妙な顔を向ける】

何やら面倒な事になってるらしいな。……マズイ事になったかもな
そして何よりも重要な問題は……ここからどうやって帰るかだ
【有害紫外線に照らされながら、血を浴びてクールダウンした狂人は嘆く】
305 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/11(土) 00:57:41.41 ID:ZGMY5N9e0
>>301-302
「そんな口だけ野郎を仕留められない間抜けは誰でしょう? なぁベティ」
―――ギィ★

「・・・正解!!」

防護服に阻まれる銃弾 さすがにスプロールを渡り歩くには威力不足なのだろう

次は何を仕掛けようか?と好きを窺っていると いきなり電話を取る敵
絶好の隙到来?さっそく攻撃をと思ったとき スーツ男がこちらの背後を指さし

エンジニアの頭が爆ぜた

「・・・・・・」
―――ギィ!!

「っあ!! テメこのyナニ?」
しばし呆けて ベティの注意が飛び スーツ男を呼び止めようとして 死んだはずのSPが起き上がり依頼のキャンセル

「・・・・・っ!!!!??」
頭の中でつながった すべてはエーカーが描いた絵の中で躍らされていたのだ
しかもエンジニア たぶん腕利きは大分消されたことだろう こちらの手を封じるために

「ヤバイヤバイヤバイ・・・!!」
このことを早く越境仲間に伝えなければ 焦りながらも行動を開始するのであった

急ぎスクラップヤードに向かうアキレスであった
306 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/02/11(土) 01:06:01.83 ID:QKgJ/1sNo
>>303

「もちろん、規定の額を振り込ませていただきます」

 慇懃ではあるがルールには則っている。
 少なくとも騙して悪いが、よりもよほど良心的ですらあるだろう。
 自分達で雇ったエンジニアを情勢の変化を理由にゴミのように殺したことをのぞけば。

【これは敵が最終的な勝利を収めた場合の越境者達の未来を暗示しているようでもあった】
【叫び声一つあげることすら出来ずに討ち棄てられ、存在を抹消されるのだ。まるで使い古した雑巾のように】

>>304

「キャンセルです。雇われ風情ならそれで充分で…ゴバーッ!!」

 感情というものを全く交えずに語る者が、感情ある者の鉄槌を受ける。
 当然の顛末がやはりここでも繰り広げられた。

【吐血と吐瀉物のミックスを巻き散らしながら、シークレットサービスは倒れた】
【しかして、この末端をどうこうしようと、事態は既に次に進んでいる】

 エーカーが軍事衛星を得てしまった。今回はその動向をリアルタイムで知れたのが収穫といえば収穫といえた。
 全くもって、明るい話題とは程遠い結末となったにせよ・・・だが。

>>305

「ゴフ…ッ!!」

 アキレスの目に映るのはソーマタージの怒りを買って倒れるシークレットサービス。
 しかし、もはや、これは状況になんらの関係もなくなってしまっている。

【エーカーは目的を完遂した】
【ミタラシ社の社内パワーゲームは抵抗派が敗北を喫し、エーカー社との取り引きに応じてしまった】
【その状況の末端に触れて、即座に把握できたのは果たして利となるか否か。それは今はわからない】



 −−−−−−−−−−

「……クソっ!」

 丘上でクルト・カントールもその顛末を確認していた。
 その側には大口径狙撃銃を持ったカソック姿の男の死体。スミス一家のスナイパーだったものだ。
 しかし、もはやそんなことは些細な事である。

「………」

 猛烈な有害紫外線が降り注ぐ空を仰ぐ。
 空…衛星が敵の手に。最終的手段である衛星落とし。空が落ちてくる。
 全てを台無しにする代わりに、相対する存在を撃滅するジョーカー。手に入れてしまった。

「カノッサも正念場だな」

 こうして、互いに″ナ終的局面への状況は構築された。その結果は果たして――?

//おちまい!!
307 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/12(日) 22:18:54.09 ID:qJQ6ZAmeo
【スプロールにて――(副題:いぢわるなイムカ】

「ふむ、終末の時、来たれり。かな」

 この日、スプロールには珍しく重金属酸性雲が晴れていた。
 ゆえに空の様子が良く見える。もっとも、青空とは言いがたい
 酷くくすんだ硫黄色の空であったが。

【エーカーの衛星落とし作戦の開始と前後し、現在カノッサ機関の一大反抗作戦が開始されていた】
【なにもかもを台無しにする衛星落とし。その発動前に決着をつけんと犠牲を顧みぬ大攻勢が行われていたのだ】

 が、事態は急転した。当初より遙かに早い予測で衛星落とし…オービタルストライクが敢行。
 しかし、その落着予測ポイントはカノッサ・テクノロジー社のエリアではなく、エーカー社が存在する都市エリアである。

【風が吹いている。テクノロジー先進でありながら、魔法も覚醒したこの世界で、
 近く訪れる破滅の気配に精霊達も逃げ惑っていた。風の精が鳴いている】

「いや、伍長もやればできるじゃないか。敵撃滅のために手段を選ばないか。中々にいい」

 なお、予測ではエーカーの対空設備では迎撃など不可能。
 元々、破壊からの再生を企図していた企業連も目標が変化したとはいえ黙認の姿勢を崩していない。
 それに予想外の大気圏突入角による質量の減少を鑑みるに予定より遙かに低威力となりそうであった。

「もっとも、予測される犠牲の規模は恐らくは1000万人程度で済むだろうか。
 男は消滅し、女は炭化し、子供は瓦礫に埋もれ、老人は藁のように吹き飛ぶ。まあ、地獄絵図待ったなしだな」

 帝国軍人的には実に正しい。敵の撃滅こそを第一とし、そのためには手段など選ぶべきではない。
 相手は幾多の小世界を破滅に追いやっている連中だ。この程度の被害などむしろ小事とさえ言える。

「まあ、これで彼等も栄えある英雄(大量虐殺者)の仲間入りだ。名誉なことだな」

 さて、先ほどからいぢわる全開で、後世に毒舌禄でも残しかねない勢いなイムカである。
 そろそろ、サソリさんやら誰かさんやらから抗議の声が飛んでも不思議ではない。

//先日のイベントの終盤とほぼリンクするカタチのタイミングでスタート
//覆面ランナー(正体かくし)で紛れ込んでいたり、猛抗議なサソリさんだったりお好きにでておくれ(整合は取るのでん
308 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/12(日) 22:28:48.14 ID:HsE8Ucf80
>>307
―――ギィ!!ギィ!!

こんなはずじゃなかった 俺は悪くヌェーと言わんばかりにハサミを振り上げているのは

超難易度の防衛陣地をスルーパスで移動できると評判を受けているk同課は分からないが 非常sy…サソリのベティである

―――ギィ!!ギィ!!

悪いのはかぶりとかってヤツなんだと メタい抗議をしているベティ

なおアキレスは愚連隊の皆さまと命がけで戯れていた 囮的な意味で
309 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/12(日) 22:33:52.32 ID:HFbaAhKz0
>>307-308
「……あれ」

ふ、と脚を止める鼠人
意外そうに真紅の瞳を見開き、ふたり(?)に歩み寄る

「……何してんの」

こんなところで、とはエーカーの関連施設施設の事であろうか
ムガは様々な事情にほぼ関与せず、ただ雇われの身としてこの場所に身を置いていた
310 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/12(日) 22:53:29.17 ID:qJQ6ZAmeo
>>308-309

「さて、冗談はこれくらいにしておくか」

 くつくつと煮立ったお鍋の中にベティを避難させてから、
 やはり私にはユーモアのセンスはあまりないか?と首を傾げるイムカである。

【実際のところであるが、唯一無二の好機ではあったのだ】
【図らずもSF世界の超AIの協力により、一度だけオービタル・ストライクの権利を越境者側が獲得したのだ】
【//設定訂正:個人PC経由で衛星アクセスは不可能のため、越境者による専用巨大通信塔の占拠が行われた前提】

 当然ながら巨大な威力を手にした人間には様々な誘惑と忌避感が付きまとう。
 
 危険なので宇宙に放逐する。
 越境者の血すらマネーに変換する世界など知ったことか落としてしまえ。
 脅迫の材料として用いてはどうか。
 さっさと手放したい。こんなモノを持って正気でいられる自信はない。

 思いがけないオービタル・ストライク行使の権利。当然、扱いは紛糾した。
 その時、手にしていたソレはそれ程までのパワーであった。危険な魅力にあふれすぎていた。
 なお、実際に作戦に参加した者の多くは虐殺など望んではいなかったろう。主導した伍長はどうだったかは兎も角。

【だが、最大の好機であった。これまでジリ貧で勝機をまるで見出せていなかった越境者にとっては】
【危険な魅力であった。責任は重すぎた。そして、敵に回っているはずのイムカにベティが遣わされた】

「まあ、本気落とす気のようだし、もう始めているようだ」

 バートンAIによる侵入角の調整。それにより威力を最小化(それでも凄まじいが)
 プラズマ核、レーザー増幅クリスタルは宇宙に廃棄。質量と幾つかのエネルギーコアを落着させる。
 が、AI走査ではこれが限界だ。ゆえにイムカにベティを通じて嘆願が来た。

「私が占拠しているこの区画の衛星破壊砲を使用すれば、破壊をエーカー本社エリア限定に抑えられるか」

 バートンAIの計算が弾き出したものだ。それがあって初めて理想的威力の破壊に留められる。が、

「さて、彼等は正気なのかな?敵である私を頼って、重要な役割の嘆願だ。
 確かにエーカーに協力している私にならば可能ではあるし、聖務はあくまでここ(対空設備エリア)の防衛。
 エーカー本社がどうなろうが、私の知ったことでもない」

 イムカはやや露悪的な口調で、ムガとベティに言葉を向ける。

「こうは考えないのかな?私が帝国軍人としての利を優先して、最大規模の破壊をそのまま看過すると。
 大破壊をカノッサの作戦と欺瞞リークして彼等の権威を失墜させつつ、油断ならぬエーカーに鉄槌を下す。
 私の立場としては、実のところ、それがもっとも合理的であるかもしれない。二つの組織ともに潰しあえばいいとね」

 さて?悪意に満ちているという一点をのぞけば合理的であるかもしれない選択肢であるが、
 マジでこの政治将校がんなことを考えているかどうか判断する第三者目線の回答はどうだろうか?
311 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/12(日) 23:05:55.57 ID:HFbaAhKz0
>>310
「……ん、あぁ……」

此の所、ムガは七八とよくつるんでいた
そしてその交流の中でイムカがどの様な人物かを聞いていたし、ムガ自身もそれを完全に知らない訳ではない

「よくは知らないけど……」

戦時以外の、平静な頃のムガは随分とのったりとしている
本来居眠り好きののんびり屋なのだ

「考えないんじゃないのそんなの」
「……それにんな事したとしたら、そこのサソリが怒るだろうし……」
「あぁ、あと雇い主が居なくなると金払いがどうなるか分からないから困るな」

欠伸をひとつ、思い出したように手のひらを拳で軽く叩く
ムガとしては無関係な人間の死は、なるべくは避けたいのかも知れないが起こってしまえばまぁそうかといった具合か
ただ、余りに広範囲に破壊が及べば自身のクライアントが逃げ遅れてしまう可能性もある

「……まぁ、なんだ……」
「いいんじゃないの、頼られて悪い気はしないだろう……」
312 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/12(日) 23:07:53.62 ID:HsE8Ucf80
>>309-310
―――ギィ!!ギィ!!
哀れかまゆでにされそうになるベティ ムガに対し必死に助けを乞うている

実際のところ誰もロイもこのレベルの破壊を想定していなかった
あくまでもエーカー本社の破壊 それによる虐殺は甘んじて受け入れるつもりであった

理解していなかったが故にバートンは出来うる限りの威力低減を講じた だがそれにも限界があった

バートンを経由してロイにそのことが耳に入り 慌ててアキレスとベティが派遣されたということだ
今頃狭間のスクラップヤードは事の重大さにすったもんだの大騒ぎである

そしてイムカが告げる言葉 それは悪魔の導き 甘露の誘い 責任を逃れ カノッサとエーカーは文字通り死ぬまで戦い続け
越境者は1人勝ちするだろう

―――ギィ!!
必死に鍋から逃げんとするベティが 憤慨したようにハサミを振り上げる

そんなものは知らない さっさとあれ(衛星)を何とかしろと言わんばかりである
313 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/12(日) 23:17:57.70 ID:qJQ6ZAmeo
>>311-312

「逆だ。悪い気しかしない。どいつもこいつも甘ったれのお人よしということだ。懲罰ものだな」

 わざとらしい嘆息を付きながら、ムガに言葉を向けて、
 それから真っ赤っ赤ベティを掬い上げて、パチリと写真に収める。

【サーボスカルがヌタっとベティの背中に着地】
【やっぱり本質的にはお人よしなのではないか?なとど考えてはいけない。
 イムカの軍人精神が今後の展開の利の天秤を測った結界にすぎないのだ…ということにしておく】

「…あまり人が死にすぎると、悪魔(ディーモン)の呼び水になりかねん。
 と、いうか衛星に対する企業連の動きが破壊を期待しすぎているのも妙なところだ」

 そして、イムカは銃を取り、号令を発する。

「退避プラン66は現時点を以って破棄!これより衛星破壊砲の稼動に入れ。
 正直…使用を想定していなかったからな。準備も急だ。
 ムガ、エネルギーラインの直結に廃棄区画22に向かう。ついてこい」

 堂々と準備を進めるイムカの様子である。典型的な銀河帝国の軍人なら恐らくは悪意の提案を実行したのだろうが。
 あいにくと、時代から摘み出された理由の実証がリアルタイムで為されている有様だ。
314 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/12(日) 23:23:04.46 ID:HFbaAhKz0
>>312-313
だからじゃないか、と前置き鍋の中で楽しげにはしゃぐ()ベティを見詰めた

「甘ったれは感染する、気付いた時には手遅れの事が多い」
「……ん? あぁ、生憎と機械はさっぱりだけど」

元来科学の衰退した純粋な魔法世界の出である
ハイテクの塊であるこの世界が余り好きではなかったし、技術を学ぶ気にもならなかった
まぁそれでも、着いて来いと言われればそうするだろう
とはいえ、キビキビと凛然に稼働するイムカからすれば実にスローリーな動作ではあるが

315 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/12(日) 23:25:16.69 ID:HsE8Ucf80
>>313
相変わらず人・・・いやサソリをからかうことに余念がないサーボスカルである

―――ギィ!!
怒れるベティ サーボスカルをとっちめんとハサミを振り回す・・・が届くだろうか?

「なんか動きがあったみたいだけどどうしたの? ってかベティ真っ赤だし」
エリア放棄によりじゃれ合いの必要性が無くなったのだろう アキレスがやってくる

―――ギィ!!
「とりあえず衛星破壊は約束してくれたのね 俺も手伝うよイムカタン」
とムガに続き廃棄地区についてこようとする
316 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/12(日) 23:29:11.08 ID:HsE8Ucf80
>>314
―――ギィ!!

助けを求めているのに見捨てるという非道な決断を下したムガ
ブチ切れベティのハサミ振り下ろしが ムガの足先めがけて放たれた
317 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/12(日) 23:40:55.37 ID:qJQ6ZAmeo
>>314-315

「………」

 空をもう一度仰ぐ。イムカを監視していたドローンの姿はなくなって久しい。
 もう、それどころではないのだろう。ゆえにアキレスが接触できる機会でもあった。

『エーカー…我々は独自の判断で衛星破壊砲を使用する。
 結果は保証せん。せいぜい祈れ。オーヴァー』

 通信機を放り投げて、廃棄区画を向かう一行と直属の古兵分隊であった。


 −−−−−−−−−−

『CUAAAAAAAAAA!!』
『KIIIIIIIIII!!』

 廃棄区画!!正体不明の敵に襲われ、突破戦に突入したのは到着後間もなくであった!!
 カノッサでなければエーカーでもない!衛星落着を望む企業連…或いはその影で蠢動する何者かからの刺客!!

【想定外の闘いに各所で銃火が交錯し、廃棄区画は完全な廃墟へと変わっていく】

 敵は奇妙であった。身体は女性の裸体。しかし首から上…首の部分から10本の触腕が蠢き、
 そこに頭部は存在しない。代わりに各触腕から眼球が這い出し、あまりにも冒涜的な造型!!

【精神的不可:アキレス、ベティ、ムガに生物であれば原初的な恐怖を誘発する冒涜的造型によるダメージ判定】

 それらはどれもこれもが狂って禍々しく、それでいて物悲しい悲鳴をあげて襲い掛かってくる。
 鋭く、力強く、それ以上の冒涜的な触腕が全方向から襲い掛かり、
 名うての古参兵といえど、犠牲者が出ている。それも触腕に貫かれ、体液と肉を啜られ、干からびて投げ捨てられる。
 悲惨で、無残で、そして尊厳のない死に様を演出する。

「何なんだアレは?」

 イムカも粒子短銃で応戦している。耳をつんざく恐ろしい悲鳴と冒涜的な姿。
 どこの誰が投入したかわからないが、気の弱い者なら即座に発狂しても不思議ではない状況だった。

【もし、かのクローンユニットの初期仕様マニュアルに目を通していたり、
 あるいは遭遇したことがあれば頭を過ぎったかもsりえない//リーズンディープという単語】
318 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/12(日) 23:51:21.11 ID:HFbaAhKz0
>>316
「痛!?」
「……なんだよ、泳いでたんじゃないの……?」

何やら怒られてしまったようだ、ヒリヒリ痛む脚を引き摺りながら歩く

>>317
「……!」

耳を劈く咆哮に曝される少しだけ前に、その奇怪な存在を探知する事が叶った
以前、アラズァヘッドを主戦力とするPMCとの戦闘時に察した気配と同様のモノ

「……タコ女と同じやつだ」

迫る触腕を斬り捨て、躱し、本体へと踏み込む
その破壊力と冒涜さは凶悪の一言であるが、通常であれば本体さえ沈黙させれば斃せる相手だ

「何処の所属かは知らないけど……!」

刀を抜き放ち、呪いを宿らせ心臓を貫かんと唸らせる
319 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/12(日) 23:55:20.55 ID:HsE8Ucf80
>>317
―――ギィ…
精神的に禁忌感満載のクリーチャーに恐怖を隠せないベティ アキレスの背中にしがみついて動こうとしない
アキレスの胴にベティの脚が巻き付く

それはアキレスもまた同じ その冒頭的な外見に恐

【虚栄の極み】

「・・・ッ うえっぷ 首から下だけ見れば眼福なのになぁ!!」
原始的恐怖を飲み込み笑みを作る それが虚栄だとしても 体は動く

「えぇいどけクソッタレストリッパーが!!」
襲い来るクリーチャーにトレンチガンの発砲を叩き込み 時に触手から身をひねって回避

「おらどした!! 当たってねぇぞクソッタレ!!」
囮も兼ねた挑発 只管に動き回る

なおクローンユニットの某については何も知らないので頭に何もよぎらない
320 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 00:10:10.46 ID:doJayHuXo
>>318-319

「ふざけた真似を…」

 大規模な戦乱なのだ。当然ならば、漁夫の利を得ようと蠢動する者共には事を欠かないのだろう。
 カノッサに対する欺瞞として、あるいはエーカーに対する欺瞞として、
 正体を隠すという意味では正に相応しい戦力が秘密裏に潜伏していたということになる。

【しかし、ここに赴いたのは歴戦の古参兵とそれを率いる政治将校。そして越境者だ】
【戦力想定を上回る兵力を、即断で叩きつけられた形となるため、苦戦はすれど駆逐は時間の問題であろう】

 だが、しかし、だ。

「KIIIIIIIIIII!!!」
「OOOO!!!」

 それは聞くに堪えぬ悲鳴であった。使い棄てられるならばまだいい。
 しかし、肉体も精神も歪められ、戦うだけの存在以下≠ノされた彼女らの悲観のパルスが響き渡り、
 冒涜的で悪夢の如き造型のそれらは、どういうわけか泣き叫ぶ童のように哀れですらあった。

「ふざけた…真似をっ!!」

 ムガの呪いの刃が心臓を貫き、アキレスのトレンチガンが触腕の眼球を潰す。
 その度に体液が飛び散り、軋むような叫びがあがる。

【交戦がやがて掃討へと至るに実際時間としてはそれほどかからなかった。主観時間としては長く感じられたが】

「…クリアッ!!」

 掌底でリーズンディープ体の内装組織を破壊して、周囲を確認したイムカが告げる。
 古兵達は速やかにコア接続の作業に入っており、間もなく衛星破壊砲の準備が整うだろう。

「企業代理戦争の駒の次は…か。まったく」

 毒づくイムカ。放置すれば明らかに怪異に変じそうな死体の山を一瞥して、嘆息をつく。
 生存のためにその熱意と気力を振り絞る短慮のきらいはあるが好ましい
 スクラップヤードの越境者達が酷くうらやましく思えて、無自覚に発せられた呟きであった。

//次でオワリヨー
321 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/13(月) 00:18:40.48 ID:RWAUybGw0
>>320
「フーッ…フーッ・・・!」
聞くに堪えぬ悲鳴を聞き なおもトレンチガンを振り回し

殲滅完了 古参兵が動き回る中

「ごめ・・・イムカタン ちょっとトイレ・・・」
フラフラと暗がりに移動するアキレス 直に胃の中を空にする音が響くだろう

虚栄を張っていても 元は一般人 中々にしんどい戦闘だったのだ
どうやらこれ以上の手伝いは出来そうになかった
322 :ムガ 乳白色の鼠人 ヤソ式忍術、呪術 E.黒覆面(口元)[saga]:2017/02/13(月) 00:19:25.62 ID:UozIak/e0
>>319-320
「……ふぅっ……」

なんとか無傷で戦闘を終える
それはつまり逆に、一度の打撃を浴びればそれだけで危機的状況に陥っていた為だ
高出力の触腕の殴打を受けてしまえば、鼠人の脆い骨は粉砕されてしまうだろう
故に何としても手傷を負うわけにはいかなかった
彼女らの亡骸から発される呪詛の念は、もし呪術として振るえば相当の威力を発揮し被害者の体を蝕むだろう
かと言ってそれに対してどうこうを思考するつもりはムガにはなかった
敢えて言えば、何処の誰の差し金かが気になる程度か

「……上手く行く?」

古参兵達の作業を遠巻きに見ながら、懐紙で刀を拭いている
323 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 00:26:40.27 ID:doJayHuXo
>>321-322

(無理も無い…か)

 嘔吐するアキレスを咎める者は居なかった。それほどまでにおぞましい戦場だったのだ。
 そして、ムガの問いかけに古参兵は――

「ああ、問題ねぇ。エネルギーを繋いでやりゃあいいだけだし、よっと、完了だ」

 端末から設定を終えて、重厚な音と共にエネルギーの鳴動が始まる。

「企業連だろうが…妙な思惑が入り込んでいるか?」

 刺客についてのアタリはおぼろげだ。
 そもそもこの手の連中の捜査≠本来行っていたイムカは、
 今回の企業間紛争によって、手を取られてしまっている状態であった。正体に近づける環境ではない。

【そして、衛星破壊砲より、翡翠色の粒子砲が唸りと共に放たれ、衛星に着弾】
【衛星の質量のほぼ8割が消失し、僅かな一部がエーカー本社に直撃する事になる】
  【が、この暗闘を知る越境者は恐らくはごく一部であったろうと記録しておく】

//ではコノヘンデー!
324 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 21:33:46.48 ID:doJayHuXo
【荒廃世界ウェイストランドにて】

「―――」

 一面は荒廃した砂塵。バイオ牛の骨が散乱し、
 近辺に凶暴なゲッコーやバイオオオカミも居るであろうことは疑いなし。
 そんなところで――

【一大の鉄の塊と呼ぶべき兵員輸送車両(APC)が佇み】
 【その側で焚き火と日陰用の天幕、そして、氷水の入ったバケツに突っ込まれた
  ヌカ・コーラやサンセット・サルサパリラ。串焼きにされたOGビーフの焦げる香りがただよっている】

「―――」

 そして、タンクトップ姿になったイムカが携帯ピアノ鍵盤を叩き、
 ジャスセッションばりの激しいテンポで音楽を奏でている。

【なお、ピアノの腕前であるが、実際ヤバイ級。無節操に色々才能持ち】

 荒廃した世界にはあるまじきエンジョイ状態である!!

【同行しているなら、ぜひエンジョイに参加だ!ただし音楽的才能皆無だと
 飲み食いのみの役立たずか、カスタネットかトライアングルを弾くだけというサビシイ役割になりかねぬ!】
325 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/13(月) 21:44:47.69 ID:U5OcyB8w0
>>324
チン……チン……チン……
【荒廃した世界ならではの楽しみ、荒野でのバーベキューめいた催しに参加するのはソーマタージ】
【廃材に腰掛け、チベットスナギツネめいた神妙な表情で、トライアングルを触手で叩くその様は、なんたるブザマさか】

【「音楽は聴くものだろう」と言う信条から察せられるだろうが、この男、音楽的才能は微塵も無い】
【かろうじて単調なリズムを刻む事だけは出来るが、楽器の演奏など夢のまた夢。やらせるくらいなら何もしないで観ていてくれた方がまだマシというレベルだ】


【冷えたヌカコーラに手を伸ばし、単調なリズムの金属音を響かせながら、堪らず問いかける】
…なあ……、なんで俺らはこんな事やってるんだ?
【砂塵除けのフードの下、片眉を上げると、頃合いを見計らって尋ねる】
326 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 22:02:31.22 ID:doJayHuXo
>>325

「んっ?」

 ソーマタージの問いかけにようやく振り向いて、携帯ピアノ鍵盤を引っ張ると、
 それは巻き取られて円柱状のスティックに収まる。

【そのまま、ヌカ・コーラをバケツから取ってシュポンと栓をあけた】

「待機状態だから、としか言えんな」

 コーラを口にしながら、改めてボロボロの紙をソーマタージの方に放る。

【賞金首:サイキャノン…8,000$$】
【荒野地帯で目撃証言アリ:キャラバン多数死亡:人類抹殺プログラム導入痕跡アリ】

「ウェイストランド特有の機械と生き物がミックスされたデタラメ生物だな。
 どうにも戦車並みの戦力がありそうだから、今回、こんなもの(兵員輸送車)まで持ち出したというわけだ」

 言いながら、イムカはK式装甲兵員輸送戦闘車に視線を向ける。
 これは、終焉の遠未来における帝国軍の正式車両だ。
 カタチこそ洗練されているとは言い難い無骨さだが、整備製と信頼性の両面で優れた全天候型車両である。

【イムカの世界では、あらゆる惑星、あらゆる場所が戦場となるので、全天候型とはただものではない】
 【もちろん、世界修正力への対応措置として、機能はかなりオミットされてしまっているが】

「身を潜めて、気配を殺して待機すれば、油断して寄ってくる類でもないからな。
 こうやって馬鹿騒ぎの風を装えば、プログラムに従って殺しにくるものかと期待しているところだ」

 そうして作戦概要を説明しつつも、ソーマタージの触手が淡白に弾くトライアングルを一瞥して、

「………」

 ふぅ、と、何かアワレな者を、ブザマな者を見るような冷たい目線!ヒドイ!

【なまじ外見は極上のナオンだけに、そうされるのは男の甲斐性としてアレかもしれないアレ】
327 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/13(月) 22:04:48.38 ID:RWAUybGw0
>>324
荒れ果てた土地なんて関係ねぇと言わんばかりのエンジョイ状態
その中に混ざる2人と一匹がいた

まぁロイの方はアップテンポに合う楽器を持ち合わせていないと言って料理に勤しんでいるわけであるが

問題はもう1人の方である なんか妙な才能を発揮しているのだ

アキレス「♪〜」
ひっくり返したポリバケツとその辺の木の棒をロイに削ってもらったスティック そして灰皿でバケツドラムを披露して見せたのだ

しかも中々上手い 激しいリズムのジャズにもしっかりついてきている

―――ギィ♪
ちなベティちゃんはカスタネット係な
328 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 22:10:22.74 ID:doJayHuXo
>>327

 なお、イムカに任せると無機質料理か、本当にただ焼いただけ料理が出来上がるため、
 そこはロイの料理のワザマエにこのバーベキューの成否がかかっていた!!
 もっとも、香辛料もねぇ、肉はビミョーに汚染と中々にハードル高いが。

「いいセッションになったな」

 アキレスの意外な才能にイムカはタオルで汗を拭きながらも、素直に賞賛するところである。

(なにより、ラクガキよりもよっぽど私にも分かり易い才能だ)

 ただし、内心では何かシツレイなことも考えていたりするが。

≪0001111010101≫

 なお、サーボスカルはうにょーんと手を伸ばしてベティと一緒にカスタネット。
 いったい、このバグったドローンは偵察さぼって何を考えているのだろうか。イムカも知らぬ。
329 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/13(月) 22:11:12.14 ID:U5OcyB8w0
>>326
なんだ、賞金稼ぎか。安心した
【文面をマジマジと眺めると、肩を竦めてウザったく息を吐く】
【変な聖務だか何だかよりかはずっとマシだ。と言うのが正直な感想だ】

戦車には戦車をぶつけるのが一番じゃ無いのか?無理か
【訝しむ様な眼をAPCに向け、ヌカコーラを一口。体内のガイガーカウンターが暴れ出す】
ゲームなんかだとこういう車、アッサリ破壊されるんだよな……。帰りの足が無くなる


了解。馬鹿騒ぎなら任せと……なんだァ?テメェ……
【ソーマ、キレた!触手が唸り、トライアングルを地面にペシーンと叩きつける!】
【ムッキーと言わんばかりにあからさまに腹を立て、ジャーキーに手を伸ばす。音楽の才が無いのは自認してるので、何も言い返せないのだ】

目標がさっさと来ることを祈ろう。帰って映画観たいんだ
【ガジガジと尖った歯でジャーキーに噛み付き、周囲をチラチラ伺う。楽器にはもう触ろうとしない】
330 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/13(月) 22:28:51.20 ID:RWAUybGw0
>>328
ロイの辞書に不可能という文字はあまりない
辺りをうろつき ハラペーニョやハニーメスキートの鞘などを採取

持ち込みの塩や故障を併せて 塩味 甘味 辛味が絶妙に混ざり合うソースを作り上げてしまった

そこにRADアウェイを加えれば除染ソースの出来上がり
焼き上がりもばっちりだ

ロイ「科学の力を手に入れた俺に不可能は無いのだ」
フンスと胸を張るロイ

アキレス「だろ? 俺芸術方面には強いから()」
こちらはこちらで胸を張るアキレス

―――ギィ!!
だがベティはまだカスタネットに満足してない様だ

アキレス「ねぇオッサン 何かない?」
ロイ「そうさな 一曲歌うか ベティ リズムを頼む」
―――ギィ♪

さて ベティのリズムに合わせて歌いだすのは船乗りから聞いた歌 路上のダメ男という歌

(※繰り返し)
お助けを、ボブ、オレは路地のダメ男
そうとも、路地のダメ男さ!
お助けを、ボブ、オレは路地のダメ男
骨の髄までダメダメ

サリーは俺の愛する女
そうだよ、路地のダメ男さ
サリーはオレが大切に想った女
骨の髄までダメダメ

(※)

7年間、可愛いサリーを口説いてきた
そうだよ、路地のダメ男さ
けれどもサリーははぐらかすばかり
骨の髄までダメダメ

(※)

帰ってきたら、サリーと結婚する
そうだよ、オレは路地のダメ男さ
子供を6人もうけて、路地で暮らすんだ
骨の髄までダメダメ

(※)
https://www.youtube.com/watch?v=uS5xR7jBxDw

なんか勝手に歌いだした
331 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 22:39:03.47 ID:doJayHuXo
>>329

「生憎とMBT(主力戦車)は帝国軍でも貴重でな。
 私の権限では私用で動かせるのはこれが精一杯ってところさ」

 それでも、私用で軍用車両を動かせるというところに、
 イムカが積み上げてきた軍功と越権慣れを物語ってもいるのだが。

「言っておくが、聖務の一貫ではあるのだからな。
 細胞の入手は勿論、人類抹殺プログラムとやらもテクノロジー収集の対象だ」

【一応、オートキャノンを始め、それなりの武装は積んで来ている】
 【ただし、ソーマタージの懸念どおり、主砲が無かったり、ビークルとしては戦力不安はある】

>>330

 こっちもこっちで妙な才能は妙にあるロイが素晴らしいバーベキューを拵えて
 さらに、アキレスと一緒に音楽の続きをし始める。

【偽装とはいえ、この越境者達。実にノリノリである】

「全く、規律もなにもあったものではないな」

 珍しくも苦笑いするイムカであったが、何だかんだでこの余暇を楽しんでいた。


 −−−−−−−−−−−
【そして――】

 遠方より動体反応、そしてすぐさま砂煙と大地を揺るがす震動を引き連れて、
 規格外にバカでかいサイズのサイがこちらもモーレツな勢いで向かってくるのが視認できた。

「どうやらやってきたようだ。バーベキューパーティーはこれでお開きだな」

 貴重なタンパク質として串焼きを口に放り込むと、
 ラフなタンクトップ姿のホロクロークが砕け、即座に甲殻アーマーとトレンチコート。
 そして、軍帽を被った軍人へとイムカは変じ、K型に乗車した。

「ブモオオオオオッ!!」

 シンプルに言えば、巨大な主砲を背負ったサイ。
 そう言ってしまうのが適切である。側面には副兵装らしき機関銃を装備し、
 さらに皮膚のアチコチに装甲タイルが貼り付けられている。

≪この世界のテクノロジーから発生したミュータントだ。油断はするなよ?
 アキレス、今回は囮はナシだ。銃座に付いてくれ。ロイとソーマタージは白兵。
 だが、生物ではなくビークルを相手にしていると考えて動け。威力と装甲は人間の比ではない≫

「ブオオオオオオオッ!!」

 人類抹殺プログラムのメソッドに従い、発見した越境者達に、
 重機関銃による濃密なる弾幕が形勢、即座に連射が開始される。

【その威力たるや、掠っただけでクラスCの魔法結界は砕け散り、生身であれば原型とどめぬミンチコースである。
 ロイの肩装甲にしても、装甲だけは無事でも腕がそのまま骨ごと千切れ飛ぶのがオチであろうレベル!】
332 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/13(月) 22:46:51.41 ID:U5OcyB8w0
>>331
……見えた。見えたぞ、アレだろ多分。違う?そう…
【見間違いを繰り返していたが、今度こそ本物の様だ。串を投げ捨て、酸素供給機を装着】
【蒸気と砂埃を巻き上げ、刀を構える。当方に迎撃の用意有り!】

晩飯のお出ましだ!気合入れろ!


【BRATATATATATATA!!ミュータントの重機関銃が火を噴くとほぼ同時、背中を向けて脱兎の如く駆け出すソーマタージ】
【サイボーグでもアレは死ぬ。マジで焦りながら走る、走る!】
ズルいぞ畜生!俺も乗せろ!
【車内に通信を飛ばすが、今更遅い】

イヤーッ!
【唐突に方向を変え、暴走機関車じみて駆け出す!先程とは違い、確固とした意思によるものだ!】
【向かう先はイムカ達の乗る装甲車。アレを踏み台にし、ミュータントの背中に飛び移るつもりだ】
333 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/13(月) 22:51:36.95 ID:RWAUybGw0
>>331
さて 素敵なレクリエーションは終わり 遠方からやってくるサイ・・・サイ?

アキレス「」
ロイ「」
―――ギィ!!

絶句する2人と一匹

アキレス「ちょちょちょ・・・!! 誰かー!! エイブラ○スかラスプ○チンT持ってきてー!!」
急いで銃座につくアキレス

ロイ「えぇいクソ!! 重機相手か・・・ダメージが入るか微妙だな!!」
しっかりと地を踏みしめた両足の 両膝の力を抜く

――――瞬間的な其の動作
地に立つ躰を支える膝の力が抜けた事で 支えを失った躰は一刹那――極短時間極短距離――地に向けて自由落下を開始する
自由落下する上躰。足場に掛る体重は果てしなく零に近い

――――質量は重力下でも無重力下でも変わらない。然し重量は完全な無重量下では零になる
上体が堕ちる其の一刹那、彼の躰は無重力下と同様に 重量が零になっていた

――――其の一刹那を逃がさない
足裏を地に添わせる様につけて滑らない様に摩擦して足場を掴み己の躰を前へと引きずり出す
重量を零にした体重を、重力に逆らう事無く前に進む縮地の究極 膝抜き


加速を無視した最高速 重機関砲から逃れんと横手に回り込もうとする
334 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 23:03:36.20 ID:doJayHuXo
>>332

 何せ威力係数が歩兵が撃つ小銃などとは全く次元が異なる。
 着弾する度に、砂塵が撒き散らされ、大地に大穴が空けられ、点在する岩は文字通り消滅≠キる。

【そんな重射撃に追い立てられれるのは生きた心地がしないであろう!!】

≪悪いが、今更乗車させる隙など無い≫

 スピーカーよりイムカの声が流れる。
 実際、敵主砲の射線に入らぬよう、かなり激しい駆動を行っているのだ。
 とても、ハッチを開いてソーマタージエントリー!な余裕はない!!

≪一度。接近する!タイミングを掴め!!≫

 駆け出すソーマタージの盾になる角度で猛進するK型!
 重機関銃を数発浴びて、装甲タイルがガンガン剥がれていく!!

【踏み台チャンス!!→サイキャノンの背中に着地】

「ブウウオオオオオオオッ!!」

 しかし、先ず、サイキャノンの表面温度は正にバーベキューの鉄板のような熱さ!
 強烈な太陽に装甲タイルが晒されているのに加えて、エネルギー熱量もすさまじいゆえであろう。

【さらには超巨体が重機関銃の反動と共に暴れまわるのだ!!ロデオとしても最悪なレベルの震動!!】

>>333

≪とっとと銃座に付け!!≫

 備えつけのオートキャノンはそれこそ、サイキャノンの副兵装である重機関銃に匹敵する程の
 超連射力と、威力を兼ね備えている。が、いくつか難点もあった。

【先ず、イムカが駆るK型の電光石火の駆動により、視界は常時回転し、流れまくるという動体視力への挑戦レベルだ】
【さらに、銃座に取り付けられているとはいえ、機関銃のキック(反動)はモーレツで、ちゃんと狙いを付けるのは中々に難儀である!】

「ブオオオオオオオッツ!!」

 ドン!ドン!ドン!と機関銃の弾丸が着弾する度に、地形がまったく別の形になっていく。
 ファンタジー住人のロイからしたら悪夢的光景。言うなれば中級クラスの魔術が詠唱無し、構成なしという、
 タイムラグ全くゼロであり、かつ超高効率連射というハイテクノロジーの洗礼そのものであったのだ!!

【縮地により横手には回りこめるものの、重機関銃の破壊はロイを確実に追尾して
 元居た位置を数瞬後には確実に破壊をばら撒いている!!】
【自動追尾(オートセンサー)…副兵装の命中率アップスキルが常時発動中】
335 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/13(月) 23:11:30.45 ID:U5OcyB8w0
>>334
畜生!いつか恨み晴らしてやるからな!!
【悲鳴にも似た叫びを上げ、宙を舞う!目標まで5m…3m…ブルズアイ!】


グワーッ!
【着地した部位が激痛に苛まれる!依頼越しでも、人工皮膚が焼けていくのが分かる】
【ミュータントの背中で一瞬のたうち、眼をカッと見開く】
畜生!為せば成る!

【ジュウウウウ!革と肉が焼ける嫌な臭いが辺りに漂う。火傷を負いながらも、装甲タイルの隙間に刀を通そうとしているのだ!】
【体内に刃が食い込めば、そのまま放電して電撃を直接浴びせられるのだが、振動がそれを邪魔する】

クソッ!数秒でもいいからこいつを止めろ!!
336 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/13(月) 23:17:38.01 ID:RWAUybGw0
>>334
アキレス「のわっ!! ちょ!! がっ!! ベッ!!」
揺れる足場はまだ何とかなった バランス感覚はパルクールで慣れている
だが機関砲の反動込みは別次元である

このじゃじゃ馬を乗りこなせねばロイ達が危ない 頭の中で解決策を模索し ひらめいた

アキレス「粉砕しろ!! ファイブ・フィンガー・デス・パンチ!!」
中空に放出した青き霧は形を作り 巨人となって降り立つ

デモンの脚力と腕力 その両方を携える術はこれしか思いつかなかった

比類なき身体能力をもって銃座に踏ん張り 腕力は反動なぞ物の数ではない

そこにアキレスの動体視力を用いて 敵を的確にとらえる・・・ことができるだろうか?

一方ロイ

ロイ「科学なんて大っ嫌いだ!!」
涙目になりながら機関砲から逃げる逃げるなんかもう適格にこちらに狙いを定めてきているし 攻撃してもダメージなさそうだし

ロイ「膝抜きじゃ限界か・・・えぇいままよ!! 月閃歩行!!」
小さな跳躍大きな飛行 空を蹴り不規則な軌道をえがく アキレスにもできない三次元軌道にて注意を引こうとしている
337 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/13(月) 23:35:52.85 ID:doJayHuXo
>>335-336

「ブゥモオオオオオオオッ!!」

 サイキャノンは叫び、K式と熾烈な撃ち合いを演じている。
 ソーマタージからしたらたまったものではないだろう。

【何せ高熱&大震動に加えて、K式のオートキャノンはロデオするソーマタージなどお構いなしで、
 無慈悲に高威力の弾丸を吐き出し続けているのだ!!弾丸が降り注ぐ中をロデオ!!】

 さらに!震動に堪えてどうにか装甲タイルを剣でカタナで貫き砕いてみれば、
 其の下にはまた新たな装甲タイル!!複層装甲相手に威力が通らぬ生半可な突きではどうにもならぬ。

【アキレス銃座命中判定:腕力OK、動体視力OK、銃器スキル△】

 しかして、オートキャノンの重金属弾はソーマタージにはどうにか命中することはなく、 
 危なっかしくその周囲に火花と威力、或いは砕けた装甲タイルをばら撒く!!
 幾つかの部位では肉が露出し始めているが、流石に精密射撃はおぼつかぬようだ。

「ブオゥ!!」

 チキチキチキと、不規則な動きをするロイの周囲に赤い視認レーザーが大量にばら撒かれる。
 幾つかはロイに触れるが別段威力のあるものではない。

【ロイのおかげでK式に向かう銃口がやや抑えられている→K式ダメージ負荷ダウン】

≪拙い…レーザーロックされるぞ!!ならばッ!!≫

 テクノロジーの住人であるイムカはレーザーロックの兆候を即座に認識。
 その後に続くの機動演算を行ったうえでの広範囲への近接信管ミサイルと相場が決まっている!!

【ロイへの判定(第六感)一瞬過ぎるであろう、己が焼け焦げたミンチになるであろうヴィジョン!!
 →この場合、勘に優れるほど動きが鈍るデバフが掛かりかねない。そうなればロック以前に機関銃の餌食!抵抗判定要素:胆力】

「アキレス!突っ込むぞッ!!ソーマタージ!動きを止めてやる!耐ショック体勢!!」

 ロイへの支援のためにイムカは車両ごとぶつける決断!!
 重機関銃の弾幕が集中し、装甲タイルが見る見るうちに剥がれ、シャーシすら露出し始める!!

【アキレス&ベティへの判定(運)個人の実力などクソほどの価値も無し。直撃すれば死ぬ重機関銃の嵐に突っ込むのだから!】

 衝突すれば双方に凄まじい衝撃と破壊がおそいかかるは自明。
 当全、飛び散る走行破片にコレまで以上の最大震動と威力と伴う衝撃波がソーマタージを襲う。

【ソーマタージ判定(腕力+姿勢維持+バランス+運+その他いろいろ!)…
 激烈かつ最悪なコンディションであるが、確かに数瞬、サイキャノンの動きは止まる。
 もっとも、その直前にこれまでにない大振動が起こっているので振り落とされれば好機以前にダイナシである!!】
338 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/13(月) 23:52:32.26 ID:RWAUybGw0
>>337
赤い光が体を貫く そしてその光に威力はない
幾度かの科学との邂逅によりその存在を知識として持つ レーザーサイトだ

となれば何かが来る と第六感が騒ぎ出す 自らを焼き焦がすビジョンを
だがそのビジョンを前にして

ロイ」「ッ!!!!」
己の胆力を総動員して居風を抑え込む

多少の毛並みは変われども 大型モンスターとの戦闘には慣れている
その場合 必要になるのがクソ度胸であることも幸いした

ハルバートを構え 火線の中を突っ込む 狙いはサイの目 ここならば多少は装甲が薄いと判断したのだ

一方アキレス

アキレス「え ちょ」
突撃を慣行する装甲車 濃密な弾幕が装甲を叩く
濁流の中の木の葉の如く どうしようもない力の濁流の中

装甲車とサイが衝突 

アキレス「ッ!!」
そこには五体満足のアキレスがいた 霧の巨人を霧散させ 銃座から跳ね飛び放り出されながら取り出した特殊警棒 スイッチを推し 迸る閃光

サイの目を焼き 多少なりとも援護とせんとする行動である
339 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/13(月) 23:53:40.05 ID:U5OcyB8w0
>>337
馬鹿、暴れるんじゃねえよ!死ぬ!今回ばっかりは死ぬ!
【ブワンブワン振り回され、悲鳴を上げるソーマタージ。手のひらが熱で装甲タイルにくっついてきた】
【上下左右に激しく揺れる視界の中、爆ぜた部位を網膜ディスプレイが捉える】

畜生!今殺してやる!
【刀を素早く引き抜くと、高熱と振動の中を這うジゴクの進行を開始する!】


【その時である!イムカの操るAPCが、突っ込んできたのは】
…は?オイオイオイ、そういうの望んでな───
【SMAAAAASH!!今までで一番大きい衝撃が全身を襲う!】
【肩の関節が外れた。指が千切れつつある。顔面を押し付けられ、左眼が高熱と衝撃で爆ぜた】
【されどまだ生きている。もう片方の手を飛ばし、強引に体を手繰り寄せる。宙を少し飛び、露出した肉目掛け、紫電を纏った赤い切っ先を伸ばす!】
340 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/14(火) 00:08:37.21 ID:xjHgVlpPo
>>338-339

 イムカの決断的なK式チャージにより敵味方双方に甚大なる被害!!
 互いの装甲タイルが霧散しつくし、しかして、動きが止まった。K式もサイも。

【サイキャノンの主砲が満身創痍のK式に向けられる!】

 が、その時、ロイのハルバートとアキレスの警棒がサイキャノンの双眸に浴びせられた!!

【ロイのハルバート(斬+熱)…
 眼球表面のシールドを焼き、一瞬視界を封じる→行動タイムラグ付与。ただし、ゴムを切りつけたかのように刃が通りにくい】
【アキレスの警棒(閃光)…
 眼球の視界カメラを焼き、さらに光の残影により長時間の視界不良→本戦闘における事実上の視界ロスト】

≪男ならばつべこべ言うな!!≫

 猛突進に対するソーマタージの抗議を耳ざとく聞きつけたイムカは、
 衝突により、額から血を流しながらも、かよわい自分≠烽アんなに無茶をしているのだからガンバレと激励。

≪さっさとl殺れ!≫

 主砲が発射されれば衝撃波と威力でイムカとロイとアキレスは確実にお陀仏である。
 ゆえに全てはソーマタージの電圧攻撃に委ねられたのだ!!

【重力アシスト+体重を乗せたソーマタージの刀は深々とサイキャノンの生体組織を貫き、
 その内部に高圧電流を直接流し込む!!電流によりシステムが爆ぜ、アビオニクスが崩壊し、
 人類抹殺プログラムを内包した脳プロセッサが灼かれた!!!】

 サイキャノンの主砲は…発射直前に沈黙し、ドロリとオゾマシイ血液をあらゆる穴がら流して絶命!!
 ドシーンと震動と共に大地に倒れた。

「…ふう、何とかなったが採算とれるのか。これは?」

 歪んだハッチを力任せに開いてイムカが出てきた。
 ほぼシャーシが露出し、ボロボロになったK式を各員のダメージ。
 さらには、仕方なかったとはいえ、サイキャノンの生体組織とプロセッサも電流でボロボロ。
 どこまでサンプルが確保できたものやらである。

「まあ、無事で何よりだ。皆、飲むか?ヌカ・コーラ」

 額の血を拭って、指に挟んだ複数本のヌカコーラの瓶を示すイムカであった。
341 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/14(火) 00:16:59.78 ID:sreWMdki0
>>340
【倒れるミュータント。溢れる血液。その中から這い出てくるソーマタージ】
【白い血とミュータントの血で、体中にマダラ模様が出来る】
ウェー…グロ…。キモ…


無理だろうな。俺の修理費は高くつくぜ?
【ドロリとした血やらよく分からない液体を、空洞になった眼窩垂れ流し、ボヤく】
【指は結局もげて何処かへ飛んでいき、肩も肘も外れ、指先があったら膝に届いてそうだ】

【苦々しげに呻き、引っ手繰る様にコーラを貰い、ラッパ飲みするソーマタージ。体内のガイガーカウンターが暴れ出した】
342 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/14(火) 00:20:25.05 ID:E0r0341Q0
>>340
2人の援護が届き ソーマタージがとどめを刺した
とりあえず戦闘が終わったことを悟り へたり込む2人

ロイ「流石は惨劇のイムカ 命がいくらあっても足りん」
アキレス「疲れた・・・おなかすいた・・・」
―――ギィ・・・

今回ばかりは肝が冷えた と言わんばかりのベティである

ロイ「獲れるモンは取るしかあるまい・・・コーラより酒をくれ」
アキレス「サンセット・サルサパリラがいい」

とりあえず分解して金になりそうな部品を集めようとするロイと
ぐったりと地面に突っ伏すアキレスであったとさ

343 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/14(火) 00:23:11.94 ID:xjHgVlpPo
>>341-342

 こうして、荒廃世界のロストテクノロジーが生み出した
 対重量級ミュータント生物賞金首との闘いを終えた越境者達。

『あ〜、見事にアナタの戦車ボロボロデスね?この修理代は…』

 げんなりするイムカと、

『サイバネボロッボロデスね?さて、修理代は…』

 言葉通り高くついてしまったソーマタージと、

『一応、君達の取り分だ。が、役に立つ部品がほぼ全損でな』

 苦労に見合わぬスズメの涙の如き報酬を掌にちょいーんと乗せられたロイ&アキレス。
 ベティ?キラキラのコイン渡せば満足するんぢゃね?


【結果… どうみても大赤字です。本当にありがとうございました】




//乙かりーさまでありますノシ
344 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/14(火) 21:52:34.41 ID:E0r0341Q0
【狭間のスクラップヤード】
戦力を集めたり 攻撃衛星落したり そお威力がとんでもないことに気付いて慌てふためいたり どうにか収拾がついてほっとしたりと忙しい狭間のスクラップヤードであるが
とりあえずバレンタインデーである このスクラップヤードがある国では商人どもが逞しくチョコレートの宣伝を打ち出し 店は旬物故に売りさばかんと大安売りしたり…

まぁみんなチョコレート替え そして食え そういうことである

アキレス「ねぇオッサン」
ロイ「ん〜↑」

そんなチョコレートに浸食された狭間のスクラップヤードにある宿り木同盟の宿一階 食堂フロアのキッチンには アキレスとロイ そしてベティの姿

アキレス「料理できるってのはいいかもしれないけどさ」
ロイ「ん〜↓」

生返事を繰り返し 精密作業に勤しむロイと 呆れ半分にそれを見るアキレス

アキレス「もうちょっと手加減しようよ 他の人かわいそうだよ」
ロイ「ん〜↑」

アキレス「…聞いてる?」
ロイ「ん〜↓」
アキレス「聞いてねぇし・・・」

そんなキッチンに居合わせた者は 髭面の短足オッサンが

http://digimaga.net/uploads/2008/05/cool-chocolate-sculptures06.jpg

を作っている現場を見て どう思うだろうか?
345 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/14(火) 22:01:18.69 ID:sreWMdki0
>>344
そうか…もうそんな時期か……。何かお返し考えとかなきゃな
【幾たびの戦闘と負傷を経て、ミイラ男さながらに半裸の上体が見えなくなるほどの包帯を巻いたソーマタージ。安売りのチョコを更に値切り、口に運びながら辺りを彷徨く】
【包帯の上から纏ったコートのポケットに余り物を詰め込み、何をするでもなくぶーらぶら】


【そうこうして寝床に戻ると見かけた、見知った二人組。何やら手間のかかりそうなものを作っているらしい】
よう。なんだ、お前らも作るのか?チョコ
【頭を掻こうととして、包帯越しだと大して意味が無い事に気付きやめる】
【とりあえず退屈は凌げそうだ。とズカズカ近づくのであった】

随分と、その…気が遠くなりそうな物作ってるんだな?地震とか来たらどうすんだか…
346 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/14(火) 22:11:12.30 ID:E0r0341Q0
>>345
やってきたソーマタージ その足を突く存在あり

―――ギィ!!
ベティがハサミで何かを差し出してきた

つ【チロルチョコ】

多分義理チョコ

ロイ「ん〜↑」
アキレス「やぁソーマ ちょっとオッサン手が離せないって」

なおも生返事を繰り返し 作業に没頭するロイと その様子を時折写真に収め SNSで登校するアキレス
億の冷蔵庫から箱を取り出し

アキレス「これオッサンからだって よかったら食べて」
と差し出した なお中身

http://image.news.livedoor.com/newsimage/d/4/d43fa_1559_e7fb8f63_88ae222e-cm.jpg

※チョコレートです

さぁ かつての喜劇王よろしく齧りつくがいい!!

アキレス「そういえば嫁さんからチョコレートもらってないの?」

と質問するアキレス

ロイ「ん〜↓」
オッサンは生返事を繰り返していた
347 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/14(火) 22:26:25.24 ID:sreWMdki0
>>346
なんだ、コロボックルか?お前か…。チョコ?義理チョコのつもりか?お前が?
【複雑そうな表情を浮かべ、チロルチョコを受け取るソーマ】
【ぐぬぬと少し呻き、ポケットや懐を漁って引っ張り出したのは───黄色い全身タイツを着た男のストラップ】

貰い物は貰い物だ。お返しが必要だ
【ストレッチがーなどと要領を得ない妄言を吐きながらストラップをベティに贈呈。やったね】


やあ、革靴を食べるのなんて船で遭難した時以来だ
元は動物だし、焼けば食えると思ったら臭えしダイスケは腹壊すし……
【ますます神妙な表情を浮かべ、チョコを受け取る】
【一部分を割って破片を舐めてみたが、食べられるらしい。大口を開けると包帯がズレるので砕いて食べた】

…ところでアイツ、コンテストか何かに出るつもりなのか?
【チョコを咀嚼しながら、声を顰めてアキレスに問う。料理が上手いのは知ってたが、あそこまで夢中になるとは】
他人に送るとしたら洒落てるとは思うが……。どっから食べるんだ?アレ。やっぱ一枚一枚毟るのかな…

あ?ああ、荷物置く時に、な。他の人に手伝ってもらったらしい。ホラ、手先器用ではないフレンズだから
【肉体のリミッターを外されたズンビーなのだ。チョコ作りの様な物は難しいのだが、ソーマタージは自分の脳内で都合良く解釈している】


ともあれ、貰った以上お返しはしないとな。百年モノのスージーだ
【思い出した様に何処かから引っ張り出したのは、色褪せシワだらけの空気人形!それと申し訳程度の市販のチョコ(安物)】
【度量を試すかの様な暴挙だが、本人は至って真面目だ】
こうやって空気を膨らませて…。慣れないうちは器具を使うといいぞ
その上にこのチョコとか合成サシミを乗せれば、あっという間におためし女体盛───
348 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/14(火) 22:40:17.46 ID:E0r0341Q0
>>347
―――ギィ!!
それ以上はいけない と言わんばかりにハサミを振り上げるベティなのであった


―――ギィギィ♪
嬉しそうにストラップを受け取るベティ もらったーとアキレスに見せびらかしに行き アキレスはそれをベティのリュックに括り付けた

アキレス「なんだよソーマ せっかくSNSに投稿しようとしたんだから齧れよ〜」
某リンゴ社製スマホを掲げてシャッターチャンスを窺っていたアキレス 

きっと《ミイラ男が革靴食ってる》
と大草原生やしながらコメントするつもりだったのだろう だがその野望は砕け散った

なお嫁さんのチョコは市販のを溶かして型に流し込むだけっぽかったが・・・はたして?
そして型は強化プラスチック製・・・つまりこの男も一枚かんでいた

アキレス「ほらほらソーマ あ〜ん」
諦めないアキレス君 スマホ片手にソーマを煽る
349 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/14(火) 22:49:48.44 ID:sreWMdki0
>>348
オイオイオイ、SNSにモザイクも掛けずに写真を上げる気か?正気か?
【革靴チョコに悪戦苦闘していた動きがピタリと止まり、不機嫌そうな目を向けるソーマ】
やめとけやめとけ。何がネタで燃えるか分からない世の中だ。身元住居年齢性別素性エトセトラエトセトラ……
個人情報に繋がる写真は残しておくな。フォロワー欄もチェックしろ。カメラの位置情報は大丈夫だろうな?


そも、最近は自分の顔や所属組織まで公開しているバカが多すぎる。何が……
【腕を組み、ネットリテラシーガーなどと語り出すソーマタージ。どうやら何かに触れたようだ】
【革靴チョコをバキバキと砕き、欠片を一枚一枚摘んで口に運ぶ。】
【唐突な講座は数分に及び、その頃には革靴チョコは最早原型を留めていなかった】

…で、どこまで話したっけ?そうそう、チョコだ
お前の方こそ、誰かから貰ったりしなかったのか?少なくとも、俺様より顔は広そうだが
350 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/14(火) 23:00:26.12 ID:E0r0341Q0
>>349
アキレス「」
―――ギィ!!
ロイ「ん〜↓」

唐突に語り出すソーマタージに絶句するアキレスとベティ ロイは生返事を繰り返していた

アキレス「k・・・貴様ソーマタージじゃないな!? 正体を現せ!!」
―――ギィ!!ギィ!!
ロイ「ん〜↑」

特殊警棒を展開し 怯えたように構えるアキレス 威嚇するようにハサミを振り上げるベティ ロイは生返事を繰り返していた
さて ソーマタージの皮を被った何者かの正体はなにか? エーカーか? エーカーの差し向けた刺客か?

アキレス「え? あぁいまちょっと知り合いが全員越境しててまだ収穫0なんだよね いや 一戸貰ったか」
―――ギィ!!

現在ベティからの義理チョコ一つだけ なんとソーマタージ君 アキレスにチョコ獲得数で勝っているのだ
351 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/14(火) 23:16:46.06 ID:sreWMdki0
>>350
………と、言うわけで何たら・ランチ程度ならまだしも……
…オイオイオイオイ!自分の無知を責められたら逆上か!?
【腰のホルスターに片手を添え、もう片方の手を挙げて抗議。このウザい言い回しは本物だ】

やれやれ、一度はネットの炎上とかについて、じっくり調べるのをオススメするぞ
お前の様な連中が何人も地獄に堕ちるのを見てきた
【生きてきたのが現代に近い時代なので、サイボーグになる前後の頃はそういった話をよく聴いてきたのだ】


ウワーッ遅れてるゥ〜〜ッ。フフハハハハ。いい歳こいてサソリから一個とは、これぞ傑作よ
【アキレスの現状を知れば、顔を綻ばせて指を指し、プークスクスと笑い転げる】
【包帯に白いシミが広がっていく程に笑えば、流石におとなしくなるが…】
アイテテ、傷口が……。モツ溢れる……

…さて、まぁ何人かは配ってくれるだろう。腹はすかせておいた方がいいかもだな
ところで今まで黙っていたがこのソーマタージ、元はニホン産まれニホン育ち健康優良不良男子だ。こういった利権とか陰謀的な季節のイベントには強い
なので特別に、チョコを貰った時のお返しとか失礼でない態度とかをある程度教えてやろう。有り難く拝領しろよ
352 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/14(火) 23:35:52.62 ID:E0r0341Q0
>>351
アキレス「え〜だって〜」
―――ギィ!!

ソーマタージのイメージとかけ離れているが故に起こった勘違い 日頃の行いって大事だね★

アキレス「大丈夫だよソーマだからっていうか今のソーマ顔とかよくわかんないし」
こいつも似たような時代の人間であるが その辺の考えが日本人と欧米人との違いなのだろうか?

アキレス「ふ〜んだすぐに追いついて見せるから覚えてやがれ!! ・・・あぁうん ベティのはもうもらったから」
―――ギィ?

悔しがるアキレス君 ベティがもう一ついる?と言わんばかりにチロルチョコを差し出してくるが丁重にお断り

そして明かされる衝撃の真実に

アキレス「アレか? 本名は蘇馬・田味 ってかんじ?」
素晴らしき当て字文化

アキレス「えぇいこうなたったら俺の方からチョコの催促にいってやる!! 行くぞベティ!!」
―――ギィ!!

ソーマタージに負けたのが悔しかったのか 厨房を出て外に駆け出すアキレス
ロイ「ん〜↑」

ロイはもくもくとチョコレートアートに勤しんでいたという・・・・・

//んでは〆
353 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/15(水) 22:34:50.76 ID:9RaArE+uo
2033年世界 アメリカ合衆国――

今日は世界で最もチョコ臭い日、いわゆるセント・バレンタインの日である。
……チョコ臭いのは日本だけかもしれないが、この際それはまぁどうでもいい。
とにかく世界を股にかける越境者たちの間では、異性をチョコレートでドツキ回す日として知られている。

「んー……」

こういった風習に乗っかるのは現代っ子であるジョシュアとて例外ではなく、
朝から手作りのチョコレートを越境ガールと共にせっせと作っているのであった。
冷えて固まったそれの出来栄えに鼻を鳴らし、机の上に飾った花束の上にぼすんと乗せた。
チョコレートで象られた、デフォルメされたデザインのクラーケンである。

叢雲「ジョシュア、なにそれ……」
遥歩「うわァ……キモいな造型…」
ミスカ「……わ、かわいい」

「キモいっつーな、こういうのはディティールが大事なんだ」
「スナイパーと芸術家の共通点はディティールだってロシア人も言ってたろ」

対する遥歩と叢雲は無難なデザインだ。星とか丸とかハートとか、
とりあえず数だけ配ってお返しに期待しようという魂胆が見え見えである。
上に飾りやナッツを乗せただけの簡単なものばかり。
354 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/15(水) 22:43:37.17 ID:wRtBNh6f0
>>353
「……なんでジョシュアも作ってるってんですかっ?」

はてと小首を傾げながらやって来るのはニアである
大きな紙袋をぶら下げ、そこから甘々しい香りを漂わせているのだ
無論その中身はアレだろう、今のうちにばら撒きそして来月に芽吹くタネ

「まぁっ、そういうのもいいかもってんですねっ」
「取り敢えずはいっ、どうぞっ」
「あと皆さんにもっ」

ジョシュアにラッピングされた細長い小箱、中身は冷やして小洒落た形に固めただけの手作り()チョコ
そして越境ガールズ達には簡単な包装の友チョコのプレゼント
355 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/15(水) 22:45:01.17 ID:Qf1sI4WT0
>>353
なんだ、タコやイカもイケるクチか?お前
欧米とかの人間は悪魔だっつってそういうの避けるって聴いたんだがな……。丁度いい、食い切れないスルメが余ってたんだ
【いつものコートは脱ぎ、頭にバンダナを巻いて革製戦闘ジャケットのままチョコを弄るのはソーマタージ】
【一応貰い物にはお返しをするのが彼の個人的な信条だ。尤も、腹が立つとすぐ破る程度のものだが】


そういうお前らはなんだ。何その…無難すぎるデザイン
ジョシュアを見ろ。見た目はクソキモいが心が籠ってるぞ。それが良いか悪いかは別として
【女子陣のチョコにブツクサ苦言を洩らす。狂人のくせに、妙な所で律儀だったりするのだ】

【そんなソーマタージの作るチョコは…ナムサン!市販のチョコを溶かして長方形の型で固め、網目状の溝を彫っている!】
【チョコを溶かして再生成しているだけな事に気付いていない!】
356 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/15(水) 22:54:07.34 ID:rBZ+Sv2bo
【イムカの憂鬱】

 インペリアル・エンジニアリンク社にて!!

「………」

 ロッカーを開ける。大量のチョコがラブレターと共に入ってる。
 パン!!と彼女にしては半ば現実逃避の如く見なかったことする。

「………」
「お届けモノで〜す」

 スプロール自慢の巨大配達トラックが到着し、ドササーっとチョコレートの山を置いていく。
 デッカー24時で、メディア露出して顔が売れているからね。確かに有名人ではある。が、

「………」
「大佐殿、折り入ってお話が」

 何故顔を赤らめる女兵士。何故顔を赤らめてる。まて、落ち着け。帝国軍人が余計な風習に惑わされるとは!
 というより、何故、長蛇の列を作っている!知らぬ間に規律に不足があったのか?

 −−−−−−−−−−−−

【ジョシュアのセーフハウス】

「ごっごっごっご…!!」

 泊めろという言葉と共にいつもながら扉を破壊して入室してきたイムカ・グリムナーは、
 何か、常にも増してモノスゲー不機嫌な様子である。

「………」

 何があったかは問うまい。何かヌカ・コーラの一気飲みをしているその姿は、
 風習という名の暴力と、何かが間違っているという矛盾に打ちひしがれた負傷兵そのものであった!!
357 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/15(水) 22:56:38.27 ID:9RaArE+uo
>>354
「え、普通じゃねェの?」

アメリカでは男性から女性に贈り物をするというのが一般的、バレンタインデーもそうらしい。
そんな訳でジョシュアはニアへチョコを作っていたのだ。クラーケンを可愛らしくアレンジしたソレ。
しかしアメリカチックなデフォルメによる強烈なゲテモノ臭が、女子受けの悪さを物語っている。

「おう、ほら……お返し」

もとより本命は花束である。机の上に置いてあったソレをほいと渡す。
花屋で買った様々な花の詰め合わせ、花言葉などは特に意識していない。
半ば押し付ける様なぶっきらぼうな態度で胸に投げ渡す。照れ隠しに見えない事も無い。

>>355
「デビルフィッシュのコトだろ?俺ァタコもイカも喰わねェよ、これはただ――」
「○すぞタージマハル……」

ヴィッカーズの銃口を顎に突きつけて威嚇、ジョシュアの怒りの沸点はニアに関する事ではかなり低い。
なぜこれがニアに関係するかといえば、クラーケンはニアの象徴なのだ。
事情を知らない者からすればたまったものでは無い。

「お前にはコレな、ホモチョコだ……嘘だよ」
「見ろよジャパニーズKATANA、ロイのオッサンに触発されて作ってみたんだ、意外と楽しいな」

さて、ソーマから銃口を離すとマガジンを抜いてスライドを引く。
金属音と共にエジェクターから弾丸が飛び出し、空中でそれをキャッチするジョシュア。
なんと実弾が込められたままだ。マズルディシプリンもクソもない、元軍人にあるまじき行為!
とりあえず友チョコたるポン刀型チョコを投げ渡す。デフォルメされているのでそれ程脆い構造はしていない。
358 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/15(水) 23:04:11.89 ID:9RaArE+uo
>>356
「あぁ、11枚目の扉が……」

何かあるたびにタェンティースやらイムカやらに扉や壁をぶち壊され継ぎ接ぎだらけの借り屋。
今度もその例に漏れず破壊され、いいかげんジョシュアも慣れた。
この世界では敵襲も少ないことだし、爆発音が聞こえればイムカが来たのだろうと先に浮かぶほどだ。

「こりゃ何かあったな……予想はつくけどよォ」
「コミッサー……どうし……」

イムカへ向けたプレゼントをわしっと掴んでリビングへ。
颯爽と駆け付け愚痴を聞いて、プレゼントを渡せば好感度アップも夢ではないと。

「ッ!!」
「……ました、今度は」

思って扉を開けたその瞬間、本能的にメッセージカードと花束を背に隠す。
クーラーから持ち出したレディオアクティブなコーラを腰に手を当て一気飲みしているその姿。
圧倒的なストレスに晒され空腹の虎程にイラついたその姿を眼にしたからだ。
場合によってはそのまま喰うことも選択肢に入れなければ。
359 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/15(水) 23:07:12.65 ID:Qf1sI4WT0
>>357
おっと……気に障ったか?トサカに来たか?謝るからやめろよ、漏らすぞ
【彫刻刀から離した両手を挙げ、目線を銃に向ける】
【知らず知らずの内に地雷を踏み抜いたようだ】

いや、クラーケンは俺も好きだよ?クトゥルフ神話とかシャークトパスとかも……
だから銃を下ろして、落ち着こうぜ。つーか料理を作るところにそんな物持ち込むな


お前が?俺に?人気者はツライね。…なんてな。まぁありがとよ
【ポン刀チョコを受け取れば、甘ェ甘ェと齧り付く】
【貰い物は悪い物以外なんでも貰うのが彼の主張だ】

そうだな。お返しは…これでいいな。出来立てホヤホヤだぞ
【電子スピーカーで声を発し、ジョシュアに投げ渡したのは先程作っていた再生成チョコ】
【見た目は細かい模様とか文字とかが無くなった市販のチョコまんま。本人は「やりきった」と言わんばかりのドヤ顔だが】
360 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/15(水) 23:07:18.69 ID:wUnzAfvX0
>>354-356
バガンと喧しい音と共にドアが開き

アキレス「うわ〜んみんなこんちわチョコちょうだ〜い!!」
涙目になりながらチョコをせがむ自称モテ男()アキレスと

―――ギィ!!
いつも元気いっぱいにハサミを振り上げるベティであった

結局あの日はソーマタージにチョコ獲得数で負け ヤケクソ気味にジョシュアのセーフハウスにやってきたのだ

―――ギィ!!
そしてベティはアキレスのリュックを漁ると ビニール袋を取り出し

―――ギィギィ!!
ソーマタージを覗くみなさんにチ□ルチョコをプレゼント たぶん義理チョコ

ロイ「よぅ」
続いて入ってきたのは なぜか枯れた花束を担いだロイである

ロイ「芸術ってのはやってみると中々楽しいもんだな ホレ 友チョコってやつだ」
そう言って女性陣には枯れた花を一輪づつ…いや 甘いにおいは明らかにチョコ

http://digimaga.net/uploads/2008/05/cool-chocolate-sculptures06.jpg

そしてジョシュアには

http://image.rakuten.co.jp/cinemacollection/cabinet/2017val/v17-adm-7139022-73.jpg

をプレゼント なんとも手の込んだ…込み過ぎた逸品
まちがいなくドワーフの血を引き継いでいる証左であろう(異常な程の拘り)
361 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/15(水) 23:07:49.87 ID:wRtBNh6f0
>>355
「あ、ソーマにも、はいっ」

ソーマタージに手渡すのは小箱である
矢張りコレにも冷やして固めただけの手作り()チョコ入り
因みにクマだかネコだかイヌだか、よく分からないナマモノの顔の形を模しているようだ

>>356
「はーい、イムカにも友チョコだってんですっ」

そんな傷心のイムカにまたも洗礼めいて押し付けられるチョコレート
不機嫌そうなのを物ともしないのは勇敢かそれとも単なる無謀か
簡単にラッピングされた手のひらサイズなのが、先の経験とやや異なる点か

>>357
「ニアが知ってるのとはっ、違うみたいかもっ?」
「……とにかくっ、ありがとうってんですっ」

ニアは日本式の知識らしい
ともあれ受け取り、わーいと無邪気に喜んでいる
形はどうであれ、心が籠っているのが大切なのである
つまりニアの冷やして固めただけのアレも、そういう事なのだ
362 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/15(水) 23:10:16.81 ID:wUnzAfvX0
>>360補足
ジョシュアへのプレゼントはすべて着色したチョコレートで形成されている
363 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/15(水) 23:11:01.47 ID:wRtBNh6f0
>>360
「おおっ……ありがとうってんですっ、ロイ、ベティ」
「はいっ、アキレスも泣き止んで下さいってんですっ」

花チョコとチロノレチョコを受け取り、完成度にやや気圧される
ともあれしかし渡さない訳にもいかないのだ、アキレスとロイに小箱入りの冷やして固めただけの手作り()チョコレート
そしてベティには大きな袋入りのお徳用麦チョコだ

364 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/15(水) 23:20:53.70 ID:Qf1sI4WT0
>>356
オイオイオイ、一々ドアを壊すのが帝国流か?軍法以外の事は習わなかったのか……
【皮肉を飛ばそうとして、イムカの不機嫌そうな様子に動きが止まる】
【戦士の勘とかではない。もっと原始的な、生物としての直感が警鐘を鳴らす!】

(((あ、これ下手な事したら殺されるヤツだ)))
【嫌味タラタラに渡そうとしたチョコを床に落とし、遠くに蹴飛ばして隠蔽!】


>>361
おや、ありがとうよ。素直な子には飴ちゃんでも……
【小箱を受け取れば、流れる様にチョコのお返し】
【銀メッキで作られた銀の弾丸だ。安物だし稚拙な出来だが、一応撃てる】

チョコとかは切らしたんだな。お返しはお返しだ
気に食わない人外がいたらこれで殴ってみるのも手かもしれんぞ?人間には効かないと思うが


されさて、当のチョコは……
【ワクワクしながら開封し、本日何度目かの硬直】
【反応に困る。困るぞ。なんて言うのがベストか、穴が空いてそうな脳で必死に考える】

………この…クマ?奇形のクマのチョコ。ありがたくいただくよ
…クマだよな?
365 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/15(水) 23:21:15.65 ID:rBZ+Sv2bo
>>358

「………」

 ギロリ…!とジョシュアの方に鋭い目線を向けてから、
 やや、かぶりを振って、ふうと一度大きな溜め息。

「いや、すまないな。ちょっとした問題が発生してな」

 己のあからさまな態度で部下(イムカの中では確定事項らしい)に動揺を与えるなど、
 将校のあるべき態度ではないと、自己反省するイムカであった。

【しかし、気心知れた関係でもある。愚痴の一つを零すくらいは問題あるまい】

「大尉…私はノーマルだ。貴族趣味な連中はそういうのは¥ュなくないのは知っているし、
 私はれっきとした貴族階級だが、少なくともそれでも私はノーマルなのだ」

 何かイムカにしては珍しく直截ではなく、なんかまだるっこしく解読困難なセリフからスタートしてる。
 まあ、直感と風習と、イムカの容姿やら性格やら知名度を当て嵌めると問題の輪郭はおぼろげに見えるかもしんない。

>>361

 友ちょこ

 このチョコの前についた友≠ニいう言葉がイムカのささくれだった心を癒してくれる。
 トモダチ。フレンド。すなわち健全なるユウジョウの一環である。
 何を遠慮する必要があろうか。と、このような思考に陥る程度には追い詰められています。はい。

「ああ、ありがとう。ニア」

 女性にしてはそこそこ身長もあるイムカが、貴族然とした洗練した所作で、
 僅かに笑みを浮かべながら、チョコレートを受け取った。サマになるというか麗人チックというか、
 根本的な原因がここにあるというか。

【「デスデス」なお、ここに来る前にニアのカバンにα-12が無理矢理、友ちょこ捻じ込んでいます。
 ガスマスク造型のチョコレートという実に判断に困るシロモノであった!地味に美味いのがまたアレだ】

366 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/15(水) 23:23:04.44 ID:9RaArE+uo
>>359
「クソ映画と一緒にするんじゃねェよ」
「……なんだこれ、何が変わったんだ?」

顎でニアの方を指し示す。ニアの能力を鑑みればそういうことなのだと気付くだろう。
尤もその頃には、件のチョコはニアの手の中だ。
ソーマタージの手作り()チョコを受け取れば、何が変わったのかと怪訝そうな顔。
流石に味まで同じこたないよな、と口の中に放り込んでみる。

遥歩「んだよソーマ、あたしのチョコも喰えよ、おら」

叢雲「ちゃーんと愛を込めて作ってるんですよ……?」
叢雲「……来月のお返しの為に……」

チョコを貶された女子勢はソーマに絡み口の中にチョコを押し込んで。
あげたという既成事実を作ろうと躍起だ。モテモテである。

>>360
「よォ、オッサン……今年も手が込んでるなァ」
「……M67型は作ってねェのか?」

ロイから受け取ったパイナップル手榴弾型のチョコレートに脱帽、やはりセンスでは敵わないなと。
一方でふとアップルグレネードはないのかと聞いてみる。
聞けばペンにブッ刺して飾っておくのだという。喰えよ。

ミスカ「わ、ちょっとアキレス……」

チョコをせがまれ慌てるミスカ、その手にはバスケットが提げられ、
察するにエリュシオンで既に作って持ってきていたのだろう、
ただしアキレスの様子を見てか、少しからかってやろうと思ったのだろう。

ミスカ「ごめんねアキレス、今年は作ってないんだ」

ニコニコと笑みを浮かべながらアキレスを絶望の淵に叩き落す!
367 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/15(水) 23:30:54.24 ID:rBZ+Sv2bo
>>360

「………」

 ギロリとアキレスに鋭い視線を向けるイムカである。
 バレンタインという風習に苦しめられている同士かもしれないが、 
 そのベクトルは悲しいまでに正反対である!!

「チョコレートなど何がいいんだ。放っておいても処理に困るほど山と押し付けられる日なのだぞ?」

【だがしかし、上官として、一応、この日の不条理さを諭す。そこには悪意はなく義務感のみである】
【なお、受け取り手の感情は一切配慮しないものとする】

「ん?ありがとうベティ」

 しかし、ベティの「友ちょこ」は礼儀ただしく受け取るイムカである。友なのだフレンド・。ユウジョウ。
 が、友ちょことはいえ、ロイから受け取ったやたらと華美なチョコレートについては…

「……君が作ったという事実だけで、典雅さが大幅にダウンして見えるな」

 受け取りながらも、スゴク、シツレイ!!

>>364

「強行突入には必須だ」

 何か話がかみ合わぬこの二人。しかし、いつものことである。
 ソーマタージの奇行に付き合わされるのもいつもの…あれ?

「ソーマタージ…私はそんなに倒錯した性癖持ちに見えるものなのか?」

 何か前置き抜きに変な相談始めたぞ!?

「そのだな。私も風習としては知っているのだ。女が意中の男とそれ以外の有象無象に
 チョコレートなるカカオから生成された菓子を振舞う日だと。
 しかし、私は生物学的に女でな…その…もしかして、私が風習を誤解している可能性は?!」

 何かの希望に縋っているようだが、生憎それは現実逃避に等しい妄想である。
 そのことをズバっと指摘すべきか否かは狂人の良くわからんアレなりコレなりにかかっていた!!
368 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/15(水) 23:31:27.24 ID:wRtBNh6f0
>>364
「飴ですかっ? わーいありがとうってんですっ」
「…………」
「あ、ありがとってんですっ……」

銀メッキの、どう見ても食べれなそうなそれを受け取り手のひらをじっと見つめる
見るからに食べれなそうだ、むしろ強そう
まぁそれでも、大切なのは感謝のキモチであろう

「……多分……?」

尚、その造形チョコは本人にもなんだか分からないナマモノになっているらしい
まぁクマに見えたのならクマなのだろう、認識と言うのは事実に勝る()

>>365
「いいえってんですっ」
「……」

笑顔で受け渡しを終えて、ちょっと沈黙
その間はアレだ、イムカは誰かにあげないのかな? なんて聞くか聞かないかを悩んだのだ
結局なんだか尋常ならざる様子にそうする事を憚られたが
それでもちょっと、違和感のある間と視線は産まれてしまった

尚α-12にも勿論用意してあったらしい
彼女の手の込んだ? マスクチョコとは違い簡単なラッピングの小さなモノではあったが

369 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/15(水) 23:33:05.87 ID:9RaArE+uo
>>361
「リベルタス生まれだもんな、仕方ねェか」

アメリカは人種のサラダボウル、互いの文化の違いにも慣れたものだ。
しかしニアの作ったチョコレート、今食べてしまうのは勿体ないなと。
こっそりとバレないように冷蔵庫に仕舞えば、こほんと咳払い。

「……いや、こっちこそ……ありがとな」

無邪気に喜ぶ笑顔はいささかジョシュアには眩しすぎる。
太陽に手を翳すように、そうしてニアの頭に触れれば
わしわしと撫でるようにして、その顔を俯かせた。

>>365
「ノーマル」

と繰り返して、ジョシュアはその言葉の真意を探る。
ノーマルタイヤの愛用者なのか、冬場積雪猛吹雪の中でもツルツル滑りながら運転しているのか?
いやどう考えても違う、身分の事でもないだろうし、ましてや性愛の趣向などでも――

「あー……」

「……いや、そいつを聞いて安心しましたよ……また何かあったのかと」
「ハイこれ、受け取って下さい。俺とニュクスからです」

何だそういう事かと合点がいけば、ジョシュアは緊張の糸を緩めて息を吐く。
背中に隠していた花束とメッセージカードを出してフランクに渡せばにこりと。
プレゼント貰い過ぎて辟易というのもあるだろうが、あと一つくらいはまだ持てるだろうと。
370 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/15(水) 23:34:07.15 ID:Qf1sI4WT0
>>366
ああ、なんだ、あのクソマズい触手か…
ハハ、成る程分かりやすい。こりゃ一本取られた

おやおやおや?分からない?分からないと申すか?やれやれ、無粋な軍人は……
【ウザったく肩を竦めるソーマタージ。妙に様になってる】
【味も全く変わらない。牛乳とか色々を見様見真似で混ぜただけなので、味が変わったとしても誤差レベルのもの。マジで板チョコから板チョコを作った格好だ】


フハハハハ、がっつくな押し込むな窒息する…
痛い!唇が切れた!少しは遠慮しろアマゾネス共!
【妙に余裕ぶってチョコを押し込まれ、目元をヒクつかせるソーマ】
【“来月”と言質は取った。また微妙なプレゼントでも押し付けてやろうと、尖った牙で口内を傷つけながら思う】
371 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/15(水) 23:36:26.22 ID:wUnzAfvX0
363
アキレス「イエェェェェェ〜イ!!」
チョコを受け取り全力で喜ぶ悲しき男

―――ギィ♪
ベティちゃんは早速袋をバリッと開けて麦チョコを美味しく頂いていた

ロイ「あぁありがと 正直やりすぎたと反省はしているが後悔はしていない ささ 食べてくんな 俺のも冷やして固めただけだから 味は保証するよ」
と勧める ガブリと一息に噛みついてほしいらしいぞ


>>366-367
ロイ「ん? いやぁ俺はアキレスに画像もらったのを再現しただけだから」
アキレス「そういえば形変わったんだっけ? 悪いね」

きっとミリタリーに明るくない者はアップル型のことを知らない人もいるだろうきっとメイビー
そしてミスカの意地悪攻撃

アキレス「グフッ」
謎の吐血をしながら後方に倒れ込むアキレス ゴンと後頭部と床がキスする鈍い音が響いた

アキレス「神は死んだ・・・」
だがイムカのロマンを踏み躙る物言いに まるで時間を巻き戻したように立ち上がるアキレス どんな動きかって

https://youtu.be/l1dPi-C3JOA?t=2m33s

こんな動きで

アキレス「いいじゃんmこらえるだけー ということでイムカタンにもぎぶみーさむちょっこれーと」
まるで占領下の日本みたいにチョコをねだるアキレス

ロイ「はっはっは 次からは覆面でもしながら渡してやろうか?」
失礼な物言いにも笑って応えるロイ 自分がムサいのは先刻承知である

372 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/15(水) 23:46:58.14 ID:wRtBNh6f0
>>369
「まぁっ、そうだってんですねっ」

自由の世界の自由の都市、そこは人種や思考思想文化の坩堝なのである
とはいえ人生の大半を過ごしていたのは衰退世界ではあるが

「……んー」
「美味しいってんですっ」

頭を撫でられながら早速、ジョシュアからのチョコをスマホで撮影してからパクリ
味には納得らしい、味には(重要)

>>371
「あっ、ど、どーもぉっ……」

アキレスの受け取りテンションには若干、苦笑を浮かべてしまうのを禁じ得ない
ミスカ辺りから貰ってそうなモノだけどなーなんて思っていたが、両者の会話を聞いてなるほど納得

「いやぁ……なんだか勿体無いなぁっ……」
「でもまっ、飾っていてももっと勿体無いってんですしっ」

折角だからとスマホで撮影
そして大口を開いてパクリンチョ
花の部分を一口である
美味しーとにやけ顔を浮かべ、ぼりぼり咀嚼
373 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/15(水) 23:47:21.89 ID:Qf1sI4WT0
>>367
ここはテロリストの潜む家かよ……。……似た様な物だったか

……は?何?性癖どころか性欲も女性らしさも無さそうだけど…
【サラリと無礼な事を吐きつつ、なんとなーく事情を察し唸る】
【確かに性別を間違われて産まれてきた様な人間だ。そういった事もあるかもしれん】
いいや、お前は正しい。……今日は、男が、女に、チョコを贈られる日だ


…けど最近は友人とか、知り合いにもチョコを贈る風潮あるからな…
【珍しく理性的な光を瞳に宿し、口元を隠す様に手で覆う】
ニアからも貰ったろ?そんな感覚で…感謝とか、これからも宜しくとか、親愛とか……。そういったものを表したかったんだろう。多分、maybe
まぁ、毒じゃないなら別に気にする必要ないんじゃない?このソーマタージから言えるのはこれだけ
【頼りになるんだかならないんだかなアドバイスを残すのであった】


>>368
悪い、飴なかった。まあお守り代わりにあげたから良いだろう
食べるなよ。銀の弾丸は怪物退治に有効だ。ウェアウルフ、バンパイア、このソーマタージ…大抵の怪物には効く
もしやる事全部やって、其れでも強大なナニかに届かない様なら、そいつに祈ってみな。良い事あるかもだぜ

……まぁ俺がゲームのついでに作ったものだから、んな効果無いだろうけどな!
【HA!HA!HA!と一人で笑い、膝をパンパン】
…けど、出し切った時に祈るのはマジで覚えとけよ。死力を尽くしたなら、応えてくれるものもきっといる筈だ


……何だよその多分って……不安になるからやめてよ……
【複雑そーな表情を浮かべ、珍妙な生物のチョコを齧るのであった。甘くておいしい】
甘ーい
374 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/15(水) 23:48:57.89 ID:rBZ+Sv2bo
>>368

「…これが正しい姿なのだよな。やはり狂っているのは世界のほうか」

 何か、ニアからはちゃんと受け取りながらもブツブツと呟いている。
 そう、決して、ラブレター付きのやたら手の込んだチョコレートを受け取る日ではないはずなのだ。

「…友ちょこならば、まあ、アリか」

 そして、なんか決断をしたのか、スクっと立つとポーチをごそごそ探り始めた。
 さて、イムカという女がチョコを作ったりする姿は想像できるだろうか?
 まあ結果は分かりきっているが。先ず間違いなく【菓子などつくるまい】

【と、ここで何か缶めいたものを持って、さらにジョシュアの冷蔵庫から勝手に牛乳取り出すと、
 お鍋に火をかけ始めた。はて?】

>>369

「…こういうのは逆じゃあないのか?」 

 無表情ながらもちょっと困惑げに(しかし善意であることは分かるので謝辞も論外なのは理解)、
 ジョシュアとニュクスからという花束とメッセージカードを受け取るイムカ。
 メッセージカードの書かれた言葉を目で追いながらも、何となく悪くないとも思えた。

【イムカにとって終焉の遠未来におけるプレゼントとは、砲兵の敵陣に対する絨毯爆撃であったり、
 政治的な儀礼による貸し借り前提の打算に満ちたシロモノであったりした場合が多く、逆に慣れていないのだ】

「ん…まあ、受け取っておく」

 なんか機嫌治ったらしい。
 すると、エプロン借りるぞと言って、キッチンに行くようだ。

【ジャケットを脱いだビジネススタイルの上にエプロン。何かミスマッチな格好。というかイムカがエプロンでミスマッチ】

375 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/15(水) 23:50:27.39 ID:9RaArE+uo
>>370
「アホと天才の思考は凡人にゃ分からねェとは言うが……こいつァ……」

さすがのジョシュアを以ってしても存在意義の理解に苦しむマテリアルは、
まるで穴を掘って埋めてを延々繰り返す行為にも似た無意味さの表れ、
いやもしくは永遠の輪廻を現すメビウスの輪のような。

「……哲学的だな」

全く意味が分からんと続けながら喰い進めてゆくが、味覚が今は遮断されているのだった。
口に入れた所で前のチョコレートとの差異はこれといって見つかる事はなかった。

女子たちはソーマタージに既成事実を作ったのに満足して退散。
他の越境者達の口にチョコレートを押し込むために次の得物を探している。
ちなみに遥歩に関しては、包み紙ごとソーマの口に放り込んできた。
妥当な”お返し”が期待される。

>>371
「チッ、PPAP……」

パイナップル手榴弾とアップル手榴弾をペンでブッ刺すその野望は潰えた。
これだけの為にM67型を作らせる訳にもいかないし、素直に諦めたようだ。

ミスカ「う、嘘だよアキレス……ウソだから、ハイこれ!」
ミスカ「大きいから皆で食べてね?」

血を吐いて倒れたアキレスに慌ててバスケットから箱を取り出したミスカ。
その中に入っているのはティラミスだ。ジョシュアからレシピを教えてもらったらしい。
エリュシオン式の慣例に則って大切な物に想いを伝えるというその装飾は、
アキレスの心に何とも言えない感情を引き起こすようなアレ感あふれるモノである。

http://i.imgur.com/uCUTnv4.jpg
376 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/15(水) 23:58:19.22 ID:Qf1sI4WT0
>>375
そんなに褒めるなよ。それ以上のものは出ないぜ
【確かに出ないだろう。腕が無いのだから】
本当はクッキーとかにも挑戦したんだがな。そっちはまた別の人用だ。まぁチョコもクッキーも似た様な物だしいいだろ?


まだまだあるぜ。面倒だからその辺で買ってきたのも混ざってるが
【言いながらガチャリと勝手に使っていた冷蔵庫を開け、数個のチョコを取り出す】
【そのどれもが、似たり寄ったりのデザイン、サイズ、色をした剥き出しの板チョコ!ナムアミダブツ!】

ちょっと作りすぎたんでな。よかったらやるよ
【クローンじみて似たものばっかのチョコを向け、朗らかに言うソーマタージ】
【彼本人は、純粋な善意で言ってやっているのが問題点だ】
377 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/15(水) 23:59:15.75 ID:rBZ+Sv2bo
>>371

「ええい、軟弱者。散れ」

 シッシと米帝=サンに言いそうな言語を発するアキレスに
 ブリザードのように冷たい目線を向けながら、さっさとキッチンに向かってしまうイムカ。
 何故かエプロンつけているが何事?今からチョコレートなど時間もかかるだろうし、キャラでもない。

≪000011111010101≫

 しかし、そんなアキレスをアワレに思ったのか、サーボスカルが、彼にチロルチョコなみに小さいが、
 カタチは芸術的なチョコをぽいっちょと渡す。なお、性別など無い。ドローンだからね。

【小さいながらも造型に優れたチョコレート。お鍋でグツグツ煮られているサソリさんという、
 実に細かい職人芸が光りますねー…マニュピレイターをうにゅんと伸ばしてベティにも差し出している!】

「覆面はいい。まあ、イメージの問題にすぎんよ」

 言いながら茶色い粉と牛乳と少量の砂糖を鍋に入れて弱火をかけ始めた。

>>373

「女性らしさがない?一応出ているところは出ているし、容姿もそれなりと自負しているが?」

 イムカは自己診断によりソーマタージの目は腐っていると判断。
 容姿は女性であるところを完全に満たしている。容姿は。QED。

「…手紙で愛していますと書かれたり、顔を紅潮させて手渡されたりするのでもか?」

 しかして、次のソーマタージのアドバイスは完全に裏目!!これ、本格的にアカンヤツや!

【言いながら不機嫌そうな顔でエプロン姿。お鍋に入った混合物を錬り錬り】
378 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/16(木) 00:00:22.94 ID:trqWaybX0
>>375
ロイ「?」
アキレス「・・・あ〜」

分かってないロイ 素で忘れていたアキレス

―――ギィ♪
ベティちゃんは麦チョコを可視るのに忙しかった

そしてキモい動きで立ち上がるアキレス 

アキレス「いぃぃぃぃぃぃぃぃッやt( ゚д゚)」
この上なく嬉しそうに感情を爆発させ

アキレス「( ゚д゚ )」

>>372
ロイ「うむ 作った甲斐があったというものだ」
花びらは薄く パリパリとした食感の後 体温に素早く溶けて口の中に広がった

ロイ「それじゃ俺はほかにも渡すのがいるから んじゃね」
とセーフハウスを出て行った

なおアキレスは倒れたり復活したり喜んだり( ゚д゚ )したりと忙しい様子だった
みんなで食べようといっていたティラミス はたしてニアの目にこのデザインはどう映るだろうか?
379 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/16(木) 00:00:41.60 ID:oaAbhTdp0
>>373
「そっ、そうですねっ」
「覚えておきますっ」

1人で笑うソーマタージを前に、チベットスナギツネめいて表情を失せさせる
ただまぁその後の事には同感だ、頷いて答える
なんとなく銀の弾丸の先端を、彼の手の甲にグリグリ押し当てながらのことではあるが(確定描写)

「そりゃっ、味には手を加えてませんってんですからねっ」

自信満々、胸を張る
ニアのチョコは現代世界の日本で買ったモノだ
そして日本の大衆向けチョコは非常に美味しい
即ち、味には手を加えず形を変えるだけが一番美味しく食べれるのだ

>>374
「え、えーとぉ……」

あははと苦笑
世界の在りように対しての答えを、ニアは持ち合わせていない

「……??」
「何をしてるってんですかっ……?」

何やらキッチンで調理を始めるイムカ
その様子を物珍しそうに、後ろから覗き込むのである
380 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/16(木) 00:04:12.52 ID:oaAbhTdp0
>>378
「薄ーく固めると、こんな感じになるってんですねっ」
「はーいっ、ありがとうってんですよー」

パリパリホロホロ、いっぱいに広がる甘味が実に心地良い
そしてアキレスの顔を見て疑問符、お手元のそれを見付けると

「……」
「……呪いっ……?」

片頬を引攣らせながら小首を傾げるのが精一杯であった
381 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/16(木) 00:05:24.45 ID:SiBfMr6Co
>>372
「……なんだそのカオ」
「お前も見た目がキモいとでも言いたいのか?」

味にのみ納得を示すニアに、ジョシュアはむっと表情を曇らせて。
このクラーケンの見た目をSNSで笑いものにでもするつもりかと冷たい視線を投げかける。
アメリカナイズされたデフォルメかつカートゥーン調のクソイカは顔のパーツや表情も含め、
可愛さという面では本物のクラーケンに劣り、ウザキモさにおいては他の追随を許さない。

>>374
「アメリカじゃこれが普通です」
「女から男に贈り物なんて風習はあんま……見ませんねェ」

メッセージカードに目を通せば、ジョシュアは月並みに日頃の感謝を述べている。
ここまでは普通のメッセージなのだが、問題はニュクスである。何処で覚えたのだろう落とし文句ばかりなのだ。
”ままありがとうだ”の”いつもげんきでいてね”だの”ずっといっしょにいようね”だの、
もしもジョシュアが受け取っていれば即座に泣き崩れるような内容ばかりである。
……あの男の涙腺が弱いのもある。

「おォ……」
「コレが噂のマイニチ=ミソスープか……」

イムカがエプロンを纏いせっせとアレコレ作っているのを背後から眺め、ふと。
なるほど、これが日本で言う毎日味噌汁的なアレかと納得。本来の用途ではないが。
こういう光景もありえたのかもなと寂しげに目を細めた。
382 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/16(木) 00:06:37.49 ID:trqWaybX0
>>377
アキレス「うわぁぁんイムカタンのケチンボー」
ブーブーと触れ腐れるアキレスであったが

アキレス「うわーいやったーってあれ?」
―――ギィ♪・・・ギィ?

サーボスカルからチョコの差し入れ・・・だがその造形である

―――ギィ!!
怒ったベティちゃん サーボスカルにハサミ攻撃を仕掛けるのであった

アキレス「ねぇイムカタン何作ってんの?」
と キッチンで何かやっているイムカに質問 回答が得られぬのならキッチンまでお邪魔しますして真相を確かめようとする
383 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/16(木) 00:10:02.83 ID:6WrQqYXb0
>>377
見た目だけじゃあなぁ……。フン、まぁ本人が気にしないならいいさ
【やれやれと肩を竦め、イムカの判断を知らないまま首を振る。ウザい】

あっ、レズだ
【しかして、次の言葉には流石に困った。SNSに上がってる漫画でしか見たことない様な事態だ】
【携帯をいじり、何かを調べるも、何の成果も得られなかった】

…性転換でもしたら?いっそ…
【投げやりな態度で杜撰すぎるアドバイスを飛ばす始末】
しかしお前…そんな恋文貰うとか、今まで何やってきたんだ?何人の性癖を歪めてきた?マイノリティをマジョリティにする気か?


>>379
おう、覚えておけ。いいこと言ったよな俺…日記に書いとこう
【ニアの真顔に気付かず、一人で悦に入るソーマ。その場で茶色い表紙の手帳にサラサラと何かを書き出し、グリグリやられて悶える。意外と痛かった】


……手抜きじゃねえか!
【盛大なブーメランを飛ばして、容赦無いツッコミを入れる!】
…いや、下手に手加えられて不味くなるよりマシか……
……甘ーーーい
【釈然としないまま、複雑そうな顔をしてチョコを食べるのであった】
384 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/16(木) 00:16:11.56 ID:Wl0aOo4Qo
>>379

「ん?今日は寒いからな。私もこれくらいなら振舞える」

 言うと、お鍋に牛乳を注いで伸ばして出来上がり。

「ほら、出来たぞ」

 エプロン姿のイムカが、それぞれコップを用意してから茶色い液体を注ぐ。
 そして、ほんわかと湯気を出しているソレを渡した。

「…ココアだ」

 なんかちょっと目を逸らしているイムカ。
 惰弱な風習に迎合できず、かといって皆への礼儀なり返礼を考えた結果、

【の、妥協点がここなのだろう。つまるところちょっと照れているのである。なれないムーヴは苦手!】

>>381

「…ふむ」

 メッセージカードに改めて目線を落とす。その顔には常通り、全く表情は浮かんでいない。
 そうして、礼を告げると、キッチンにひっこんだ。何か肩が僅かに震えているように見えたのならば気のせい。
 さらに、足取りが軽くなっていたように見えるなら眼科への検診をオススメする。

【涙腺の弱いダメンズとは違うのだ。将校たるもの常に平常心をうんぬんかんぬん】

「ふん、郷に入れば何とやらだ。それだけなのだ」

 そう、何か自分に言い訳しながら、セーフハウスの皆にいれたてのココアを配るイムカ。
 プライドやら何やらとの妥協点なのだなーという感じと、妙につっけんどんな態度が照れているのがあからさまであった。

>>382-383

「イヤーッ!!」

 イムカはソーマタージのシツレイに対し脳天カラテチョップをかまし、
 サーボスカルはベティちゃんの魔の手から逃れんと縦にぐるんぐるん回りながらの逃避行。

「全く、私は何もやっていない。将校たる規範を示し続けただけだ。なぜこうなる!」

 ソーマタージの無慈悲な指摘に、やや怒り気味で、しかし今回はちょっとコメディ的な怒り方で、
 突き出すようにソーマタージ、ロイ、アキレス、ベティにそれぞれ温かいココアを差し出す。

【そして性転換云々ほざいた狂人の口に半ば流し込むように無理矢理ココアをジャーッ!!】
 【→アキレス敵にはOKなのだろうかココア。一応、イムカ的妥協点らしい】

//デハコノヘンデー!!
385 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/16(木) 00:20:08.58 ID:SiBfMr6Co
>>376
「クッキーは何だ、まさか”フェイマス・エイモス”のチョコチップクッキーを砕いて木工用ボンドで固めたとかじゃねェだろォな」
「……もし本当にやってたとしたら喰ったヤツは気の毒だな」

先程のチョコレートの有様を見て、クッキーもどうせ市販のモノを砕いて固めたのではとアタリをつける。
ジョシュアも以前良く食べていたフェイマス・エイモスとか。
クッキーはたとえミキサーにかけたソレを牛乳で固めて焼こうと、モソモソボソボソした粉からの脱却は不可能である。
ソーマの事だ、どうせ木工用ボンドとかゼラチンとかで固めたのではと予想。

「牛のクソにも匹敵するブツだぜ、さしずめ名前は……”ヘイナス・エイナス(忌々しいケツの穴)”か」

そんなもので固めた再生成クッキーを食べさせられたならジョシュアならブチギレる。
もっとももしそんなモノが実在していたとしても大抵の人間は一口目からその異常さを察知し、咀嚼することすら躊躇うだろうが。

>>378
ミスカ「……?」

ニコニコと笑みを浮かべながら、ニアに呪いと評されたティラミスを食べようと誘う。
食べた所で夜中に寝床まで這い寄られ拉致されたり、なんとかの一統に加わる心配はない。

ミスカ「あと、はいこれ」
ミスカ「(アキレスだけ……特別だよ)」

くい、とアキレスのジャケットの裾を引っ張って。
ロイが消えたのを確認すれば、手元に忍ばせていた小袋をアキレスに手渡す。
それは小さなチョコレートの入ったプラスチック製の透明の袋であり、
ハート型のチョコレートの塊に、ホワイトチョコで「Love,YA!」と書かれたそれである。

ミスカ「去年は渡せなかったでしょ?」

元気出してと背中を叩き、ご機嫌でジョシュアのもとへと駆けて行った。
386 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/16(木) 00:20:09.01 ID:oaAbhTdp0
>>381
「いやぁっ、キモくはないってんですけどぉ……」
「なんかそのっ……個性的っ!」
「そうそうっ、個性的だなぁって」

いい言葉を思い付いたと言わんばかりにポンと手のひらを拳で叩きつつ

「いえいえっ、ニアはそういうのやってませんしっ……」

純粋に記念に撮っておいたんです、と訂正
実際ニアがそういうのに手を出してしまえば色々と機密漏洩炎上間違いなしなのだ英断であろう
というより半人とかアラズとかに全力で止められているのだ

>>383
「日記なんてつけてたんですねっ……」

案外几帳面なところがあるなと
中身が物凄く気にはなるが、流石に覗いたりは出来なかった
後がちょっと怖そうだし

「要領がいいと言って下さいってんですっ……」

そしてツッコミに対してはまぁ、目を逸らしつつそうする以外にはない

>>384
「おーっ……」
「ありがとうってんですっ」

ココアを受け取ると撮ってもいいですかっ? なんて言いながらやや強引に撮影
マグカップを持ってイムカとツーショットである、無礼講な確定ムーブ()

//お疲れ様でしたっ
387 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/16(木) 00:32:08.35 ID:6WrQqYXb0
>>385
日曜大工か、俺は
【ムッと片眉を吊り上げ、自分の奇行を顧みず抗議】
流石にクッキーはそんな方法じゃあ作れないのは知ってるぞ
普通に作ったんだよ。生地を混ぜて、お砂糖とかも色々混ぜて…ちょっと待ってろ

【携帯をいじり、ジョシュアに見せつけたのは……割と普通のクッキー】
【デコボコしてるし、皮膚病患者みたいに端の方が崩れて粉が散ってるが、人様の真っ当な食い物といった見た目だ】
まぁちょっとだけ他の人に手伝わせたがな……

【大抵の人間は、ここでいくつかの疑問が浮かんでくるだろう】
【殆ど他人にやらせたんじゃないのか?クッキーなんて作れるのか?そもそも、なんでクッキーは作れてチョコはああなのか?ワザとやってるのか?】


>>386
【覗いた人間の正気度が1d10減る手帳をしまい。兎に角、と声を上げる】
お前も料理の一つや二つ、作れる様になった方がいいかもな
普通の食べ物は市販のものを溶かして固めるなんて方法じゃあ作れないぞ

グワーッ!
【ブーメランやらおかしな事やらを撒き散らし、イムカの制裁を喰らうソーマタージ】
【ヒートアクションじみた猛攻撃に悲鳴を上げ、動かなくなった。ナムサン】
グワーッ!熱い!甘い!やっぱ熱い!!


//自分もこのへんでー
388 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/16(木) 00:36:16.04 ID:trqWaybX0
>>385
アキレス「ん うん アリガトウミスカ」
なんかすっごい硬い笑みで礼を言うアキレス その日の夜は何かに連れ去られる夢を見て飛び起きたそうだが どこにも連れ去られてなくて安心したそうな

そしてこっそりもらう別のチョコ

アキレス「え? あ あぁ その・・・ありがとう」
打って変わって真っ赤になりしどろもどろになるアキレス 初々しい

>>全員対象
ロイは別の世界にわたってチョコを配り続ける
アキレスはイムカの淹れたココアでまったりタイム

そんなこんなで時間は過ぎていくのであった

//自分もノシで
389 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage]:2017/02/16(木) 00:38:04.34 ID:SiBfMr6Co
>>384
「……何だ、急に眼科に行きたくなってきた」

イムカの肩が震えて見えたり、足取りが軽くなったように見えるのは何かの病気であろうか。
きっと急性結膜ガンなのだろう、きっとそうだと言い聞かせ、自らもメッセージカードに目を通し、
イムカの後ろ姿とメッセージカードとを何度も往復して、やがて掌で顔を覆った。

「ふゥん……?」
「まァ、滅多にないし……ありがたく頂きますよ」

照れ隠しに躍起なイムカに対し、ジョシュアはわざと見透かすような視線を送る。意地が悪い。
されどイムカからココアを受け取れば、そういうことにしておこう、とジョシュアはできたてのココアを口に含んだ。

依然何も感じない、味覚は消失し、無理に食べ物を嚥下すれば戻してしまう。
口の中に含んだそれを、ゆっくりと時間を掛けてエネルギーへと変換してゆく。
過程自体はいつも通りの無機質なエネルギー補給行為に過ぎない。

けれども今は、この瞬間だけは、なにか暖かなもので心が満たされたような気がした。

>>386
「個性的ぃぃ〜〜……?」
「ん゛ん゛ん゛ん゛……」

「まァ、…いいか……」

誤魔化すような、というか誤魔化ししか感じられないニアの言い草にずい、と距離を詰めて、
しかしあのニアの事だ、何か考えがあってそういった言葉を口にしている訳ではないのかも
『うわぁっ!すっげぇキモいデザインだってんですねぇっ!』と言われなかっただけマシかとの考えに至り
ようやくジョシュアはニアから顔を離し、腕組みしたままとりあえずその話題から離れた。

「あァ、ソレがおすすめ。ヘイズのFBとか見てみろ、ひでェぜ」

ジョシュアの弟であるヘイズのフェイスブックページには住所やら同居人の写真がずらり。
車のナンバープレートから何から個人情報ダダ漏れである。
SNSを活用するような文明レベルの世界では苦労しているようだ。

//そいでは私もこのへんでっ
390 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 21:03:37.11 ID:Wpv0nJoc0
その日、狭間のスクラップヤードにやって来たのは意外な依頼人であった!

「……こんにちは、ご機嫌如何ですか」
「あぁ、戦うつもりはありませんよ、もし来られるのでしたら私は全力で逃げます」

無言に腕を組み遠くからこちらを睥睨する巨漢、オンモ・オンセと
傍に控える獣人の少女の秘書を連れ立つ女
星型のサングラスを掛けカッチリとしたスーツに身を包み、火のついていない煙草を咥えて微嗤むギャラエである

【ギャラエ:
 カノッササイドに所属する工作員。ニアとかタェンティース関連で色々あって多くの越境者達と敵対している
 ちょっと前まではバイスと言う偽名で活動してた】

【オンモ:
 同じくカノッサ所属の戦闘員。次元を渡る食人鬼。デカマッチョハゲ】


「つまりそう、お仕事の依頼なんですよ」
「いえね、本来ならばカノッサの兵力で処理したい所なんですけど」
「スプロールのカノッサコーポ、大変でしょ? ですから他所に回せるコm……戦力がないって事らしいんですよ」

更に付け加えると、と右手の人差し指を踊らせる
その言葉の大半は意味の薄いモノであるのに反して、やたらと脳にへばり付く奇妙な質感を持っていた
薄氷状に見えてその実は粘着性を帯びた、そう形容するのが相応しい
コマだとか無礼な言い方をしかけて訂正、彼女なりの誠意の表れである

「そもそもがですね、私みたいな……旧世代の越境者の世界の理論」
「『番(つがい)の世界理論』ってご存知ですか?」
「それに基づいた仮説も仮説、万が一の場合のお話なんですよ」

【番の世界理論:
 世界には対になる世界同士が存在するとした随分昔の理論
 どこかの世界で起こった次元関係現象は、対になる別の世界にも大なり小なり影響を及ぼすというモノらしい】

「それとグランドゲート理論を重ねましてね」

何やらタブレット端末を操作
ホログラフィ的に映し出されるのはひとつの惑星

「ここ、ここなんですよ、科学魔法世界フリダヤ」
「惑星ひとつだけの小さな世界なんですけど……」
「番の世界理論とグランドゲート理論」
「両方が正しければ、ここはグランドゲート発生世界の番の世界です」

それが何を意味するのか
ギャラエの説明の、おおよそ無駄な部分を省けはこうだ

科学魔法世界フリダヤがエーカー戦力の手に落ち掛けている
そしてフリダヤを抑えられてしまえば、番の理論に基づきグランドゲート発生世界にもエーカーの影響が及ぶ
結果として越境現象の多くを支配されてしまう可能性がある

「オービタルストライクでエーカーの本社は消滅したとは伺いますが、それでも戦力は多くの世界に点在しているんですよね」
「……まぁ、そんな訳でして」
「勿論信頼なんて無いとは思いますし、これくらいですかね私に提供出来るのは」

オンモに何かを伝えると、彼はやって来て大きな麻袋を乱雑に地べたに放った
中から出てくるは多くの越境対応科学資材、素材、そして完成品の科学ブレードブルームーン数振り、あとは金貨や宝石

「どうでしょう、もしお手伝い頂けるのでしたら……」

何人かの(モブ)越境者達が、静かにざわめいていた
391 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 21:04:01.08 ID:Wpv0nJoc0
それから!

『要するに作戦はカンタンです、フリダヤのたかーいとこを飛んでいる空母の奪還』
『ほとんど宇宙に近いとこを全部で3隻が巡回する形で飛んでいるんですけどね、これ1隻でフリダヤの全戦力の11%を占めます』
『その1隻がエーカーの手に落ちてしまったので、それを取り返そうってお話ですね』
『まずこちらで先制攻撃を仕掛けます』
『新兵器ですよ、越境間狙撃砲』
『これでバリアフィールドを破壊して、防衛機能を麻痺させます』
『その後、浸透装置で安全に空母内に潜入』
『何回かに分けて行く感じ、波状攻撃で行きましょう』
『内部を速やかに制圧……カンタンですね』

通信機から賑やかな声
彼女は後方支援と援護を行うとの事で直接参加はしないらしい
替わりにボーダーブレイカーを纏ったオンモがメンバーに加わっていた

『では、狙撃砲準備開始』
『狙撃砲発射まで30秒……お手洗いとか大丈夫ですか?』
『……ハイパーガウスカノン発射、着弾、バリアフィールド消滅』
『今です、突入開始』

浸透装置により一同は越境を行う
辿り着いたのは空母内の広い格納庫
ここからブリッジまで向かう手筈になっている

「……侵入者だ!」

その場に居合わせた敵兵が一同に攻撃開始
通常兵力に数人の魔導士を加えた科学魔法混合部隊
銃撃と火の無詠唱下級魔法が散発的に襲い掛かる!
因みに敵兵は未だ浮き足立っており、確定での処理が可能なレベル!
392 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/17(金) 21:24:11.49 ID:C9WkEiCo0
>>390
こりゃ珍しい。自分から死にに来るアホは初めてだ
【腕を組み、不機嫌そうに煽るのはソーマタージ】
【ギャラエとは何度か敵対した事もある。そういえばこいつもカノッサの人間だったか】
また足を取られに来たのか?次は腕もいってみようか


Hmm…
【ギャラエの話を聞き終え、不本意そうに唸る。当然だろう。今まで敵対してきた人間からの、唐突な依頼だ】
【握り拳の中に隠していた小さな暗器をテーブルの上に置き、口元を隠して考え込む】
【信頼しているわけではないが、科学者の言う事だ。そこらの変人の言う事よりかはマシだろう】

良いだろう。私刑に遭わない内にとっとと帰りな。お出口ワカリますかぁ〜?脳ミソお留守ですかぁ〜?
【ブルームーンを一本手に取り、数度振るうと依頼を了承。少なくともこれなら釣り合いはするだろう】
菩殺の予備も心許ないしな…。爆発させすぎた…


【それからどうした】
【吸っていた煙草を捨て、酸素供給機を装備。その顔は引き締まり、重々しい】
……もうちょっと、横ズレてくれない?狭いんだよ、お前の隣…
【グイグイとオンモを押し退けようとしていると、準備が整ったらしい。装備の最終確認に入る】

やれやれ、こんな事になるとはな……。征くか
【小さく呟き、いざ戦さ場へ!】


ご名答ッ!イヤーッ!
【BLAMBLAMBLAM!!両手に握った拳銃が火を噴き、敵兵の急所を狙って弾丸を吐き出す!】
【元より弾はそんなに持っていない。動く敵があらかたいなくなる事には、最初で最後のリロードをしているだろう】
393 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/17(金) 21:29:47.86 ID:/EYJ/MZwo
>>390

「生きてたデスか?」

 ガスマスクに糞イモいジャージ、『寝転ぶとスゲー楽』マフラーという
 とんでもなく奇妙な格好をしたトンチキ。α-12である。

【ギャラエは死んでいたと認識していたはずなのだが。どーなってるの?状態】
 【→向こうにしてみれば、トンチキと胡乱方面に磨きがかかりすぎて頭痛引き起こしそうなアレになりました】

「まあ、マネーも武器も連中は欲しいでしょうカラね。
 α-12的にはまあ、上から協力するヨーにも言われてマスし…
 αシリーズの優位性証明には丁度いいデショウ…ゆえに!レッツラゴー!デス!!」

 アラズァヘッドにあって、己がシリーズの優秀性の証明というのは、
 α-12の数多い欲望(他にはオヤツとかマスクとか人をおちょくるとか)の中でも
 優先順位の高い項目である。ゆえに協力はやぶさかではなかった。

【作戦開始】

「ディープメイカー!」

 漆黒の戦闘舞踏服(ウォードレス)を身に纏ったα-12は、
 αシリーズの18番、特殊戦機動を遺憾なく発揮し、格納庫にあって三次元戦闘を開始。
 立体的な挙動で、散発的におそいくる銃火を回避。

【ディープメイカー特有の精密な挙動を以って、重心移動から反動をつけての跳躍など主に機動戦にそれを用いる】

「デス!!」

 切り込んで接近、高周波ブレードを背中の浮遊リングより引き抜いて、
 回転機動で空中三連斬、地面に着地するなり、身体をギリギリまで低くしながら、
 独楽のように回転して、敵対者達の足首を切断!戦闘不能に至らしめる!!

「近く見よ〜寄らばKILL〜デス」

 キメポーズをビシーっと決めて、コムリンクで自家撮り!
 顔半分を布地ゴーグルで隠しながらも、トンチキムーヴは全く以って健在であった。
394 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 21:44:16.00 ID:Wpv0nJoc0
>>392
「げっ……」

先の戦いで散々痛い目に遭わされたソーマタージの姿を見れば顔を引攣らせるギャラエ
ともあれ承諾を得れればなんとか、頷き片頬を吊り上げる事が出来た

>>393
「どうにも、運良く」

一瞬誰だこいつと思わなくもなかったが、話してみれば分かった
どうしてこうなった的な意味で強く興味を惹かれたが、彼女に対する好奇心は取り敢えず抑える事にする

そしてそして?

ソーマタージ、α-12、オンモ、先遣隊の越境者達は敵兵を造作無く蹴散らして行く
空母内での戦闘をそこまで想定していなかったのだろうか
そうではない、越境間狙撃からの浸透奇襲という単純な攻撃術が功を奏しているのだ
ソーマタージの銃撃は敵兵のバイザーを貫き、α-12の高速機動を捉えられるモノは皆無
格納庫の制圧を素早く完了しかけた頃、しかし何やら通信の雲行きがあやしい

『うんうん、ではそのままブリッジまで……』
『えっ? 狙撃ゲートが何故開いたままに?』
『空母から熱源……? あー……』
『……あー、皆さーん、問題ありませんからね、そのままブリッジを制圧して下さいね』
『……私はちょぉっと……用事が出来てしまいました……』

狙撃砲基地との会話が此方へダダ漏れである
どうやら狙撃時のゲートを空母に固着され、反撃を叩き込まれて基地は壊滅したらしい
露骨に消沈した声でギャラエは一旦通信を切る
後処理は始末書などと簡単なモノでは済まないだろう
ともあれ進むしかあるまいと、事前に各員に望む形で手渡されていたマップを確認し侵攻
通路を突き進み非常階段を昇り、ブリッジまであと数ブロック

広い部屋に出た、数人の兵達がシールドを構えているのが見える
そのやや後ろに、獣人の姿
卵色の毛並みに桃色の長い尾、口元を黒い覆面で覆う鼠の獣人

「……あれ、お前達か」
「……まぁ、お互い仕事だ……」

ムガは構え、直後に消える
否消滅と見紛う速度で飛翔を完了させたのだ
同時に一同に浴びせられる銃火と中級火炎魔法の嵐!
壁には魔法障壁が展開されている、誘爆を防ぐ目的なのだろう

【前線に盾兵、後列に魔導士の配置】
【何も先の兵達より練度や装備が強靭である!】
395 :真雲【妖 ◆TUDI5yjJLc[sage]:2017/02/17(金) 21:52:58.64 ID:+EgadPgZo
「すっごぉい……」
「他の世界から砲弾叩き込むかぁ、フツー」
「ジョシュアが知ったらまーた躍起になって殺そうとするんだろなぁ……」

てんやわんやの大混乱となった空母。こんなテクノロジーがあるとはと震撼する。
ギャラエがいずれ自分達の脅威となることも見据えつつ、それに舌を巻いた。

「ともあれ、二度目の登用感謝するよ、おねーさん」
「今回は失敗しないから」

すらりと抜き放った刀身は反射光すらないドス黒いものだ。
妖刀叢雲の第二の姿、墨染真雲(すみぞめさねくも)。
あらゆる物体の切断が不能となる代わり、圧倒的な質量を得る。
ぶん、肩に担いで一振りするだけで、鋼製の扉が吹っ飛び幾人かの戦闘員を巻き添えにした。

「盾持ちは任せろよ、僕の刀で……叩き潰す」

ぺろりと舌なめずりし、血の飛沫で濡れた黒のセーラー服を靡かせる。
まるでヤンキーが釘バットを担ぐようにしてこつこつと。
ローファーの音を響かせながら、ライオット隊へと真正面から歩み寄った。

「あー、ネズミがうっとおしかったら言って?ソイツも相手する〜」

ニコニコ笑顔を向けながら追伸を述べるのは妖刀を振り下ろす間際だ。
余所見こそすれど油断はしていない。そのひと振りは人間程度の膂力では受けきることは難しい。
396 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/17(金) 21:56:11.93 ID:C9WkEiCo0
>>394
ヘッ、やり返されてやんのバッカでー…
【ギャラエからの通信にせせら笑い、進行を続ける】
【彼女に課されるペナルティを考えれば、多少は気分も晴れると言うもの。軽い足取りでブリッジへ】


……げ、お前かよ…。参ったな、友人殺しだけはしないと言うのがこのソーマタージのゲッシュ、信条だ
そうさなぁ、仕事だが、友人を殺す気は無い。困ったなぁ…。困ったから、取り敢えず動けないぐらいぶちのめす
【広い部屋。そこに待ち受けていたのは、見知った鼠人と大量の兵士達】
【向こうもやる気なら仕方ない。動けなくなるまで半殺しで済ませるのみ!】

イヤーッ!!
【ムガが消えるとほぼ同時、彼を追うかの様に、サイボーグの身体能力でミサイルめいて高く跳ぶ!】
【進行方向に陣取る盾兵を飛び越え、まず懐に飛び込んで彼等を鏖殺するつもりだ。両手に携えた赤い刀と蒼い刃が、血を求めて空気を切り裂いて迫る!】
397 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/17(金) 22:04:28.77 ID:/EYJ/MZwo
>>394

</b>

「やっぱり、あのドクターはツメがモノスゲー甘いデス。
 ぶっちゃけ あほ なのかもしれないデス」

 通信機から聞こえてくるふぁっきんな言動にスルドく賢い分析をかますα-12。
 やれやれとクソうざくアメリカ芸人的ポーズと取ったりするものである。

「まーまー、ドクターの冥福を祈りつつれっつごーデス!!」

 ナムアミダブツしながら、マップをゴーグル視界の端の表示させて駆ける。
 通路を突き進み、非常階段を上って…広いホールに出たところで――

「ドーモ、鼠ニンジャ=サン。C.T.S.S.クローントルーパーα-12デス」

 見知った顔(料理ヘタ)を見つけて両手をパンと合わせてアイサツ。
 アイサツは大事。アカシックレコードにも書いてある。

「迎撃モーッド!!」

 そして戦闘が開始されると同時に4つのディープメイカーにそれぞれサブマシンガンを保持。
 猛烈な弾幕を盾兵に浴びせて、その進攻を鈍化させんと牽制!さらに!

「科狩(かがり)」

 α-12が高周波ブレードを振った瞬間、着弾間際だった魔術火炎が消失!!
 彼女は己が刃を一瞥して、

「魔風の接合点の切断…零の応用デスがまあ上手くいったほうデスカね」

 斬鉄ならぬ斬魔…零の剣が突き詰めれば因果干渉に近いことを応用しての防御斬撃。

「さて…ッ!!」

 α-12は天上高くにアンカーを射出。上方からの攻撃を狙っての予備動作だ。
398 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 22:12:05.52 ID:Wpv0nJoc0
>>395
「……!!」

がぎん!
鈍い刃金鳴、走る衝撃!
斬撃を受けた兵の、盾は無事だ!
だがそれと刀に押し潰される兵はそうではない
骨が軋み破損する、筋肉が千切れて吹き飛んだ
肉から赤に塗れた白いモノが覗く!

「……」

しかしそれでも、その状況にあっても
盾兵は態勢を立て直す、手にした小銃のトリガーを絞る!
それとほぼ同時、右方面より音もなく放たれる不抜の矢、ムガのアンブッシュ!

>>396
「……友人? ふーん……」

鼻で笑うような所作、ムガのモノだ
その言葉や表情に真意を読み取る事は出来ない、忍びの技としてそれを覆い隠す術を知っているからだ

盾兵の背後に回るソーマタージ、上手く真雲と挟み撃ちにする格好だ!
斬撃を見舞う、ふた振りの刃が赤い軌跡を描く!
だが、なのにだが!

「……!!」

露出した臓器を物ともせず、盾兵達はバランスを崩しながらもソーマタージに銃口を向けた!
そして左方面、ムガの放った木の矢が獲物に襲い掛かるフクロウめいて急接近!

>>395-396
【挟撃:
 盾兵達からの反撃は前後の敵に対して的を絞り切れず、散発的なモノになる】

>>397
ナムアミダブツされた当人は今頃涙目であろう
奇跡の産物の虎の子の新兵器がたったの一度の使用で御陀仏しているのだから当然だ

それはともあれ、戦闘開始

αの斬撃、強烈な殺人火炎魔法は四散! ワザマエ!
ワイヤーアンカーの射出、対する弾幕は薄い
魔導士は詠唱を行なっているし、盾兵達は挟撃を行う2人への対応で手一杯なのだ
だが、それでも、だが!
狙い澄ました矢がたった一筋、予知めいた着弾点へと駆け抜けているのを忘れてはならない!

399 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/17(金) 22:22:38.36 ID:/EYJ/MZwo
>>398

「――デスッ!!」

 布状バイザーの視界で警告が鳴り響き、己の跳躍機動に飛来する矢を察知!
 空中で半身を捻りながらディープメイカーで矢柄を強かに叩いて逸らす!!

「あっぶねーデス…鼠ニンジャ=サン!身体に穴ぼこあいたらどーするデスか!!」

 仕事人ムーブのムガを糾弾しつつも、α-12は上空という位置を確保。
 いわゆる、制空権の確保。敵の全容を眼下に捉えて飛来するも、銃弾の雨を降らすも自由。
 このアドバンテージを有効に活用せねばなるまい。

「一斉――」

 ディープメイカーとサブマシンガンを同化、マンマシンインターフェイスオープン。
 α-12の視界で盾部隊の後方に存在する魔術師部隊にレティクルが次々に展開――マルチロック!!

【高周波ブレードを浮遊リングに預けて、両手にもサブマシンガンをデュアルハンド装備】

「射撃デス!!」

 ゴバッ!!計6丁のサブマシンガン同調による濃密な弾幕が形勢!!
 上方という位置の利!盾部隊を通り越して、そのままに魔術師部隊に弾丸のシャワーを浴びせかける!!
400 :叢雲[sage]:2017/02/17(金) 22:25:21.21 ID:+EgadPgZo
>>398
「おぉぉーっとっ!!」

崩れた受けの姿勢、倒れされども叢雲目掛けて発射される銃弾の雨あられ。
ひょいと飛び退き回避、黒髪の一部とセーラー服の鳩尾あたりが吹き飛んだ。

「やん♪、僕が男でよかったなぁオイ――」
「――!!」

白い歯を剥き出しに口元を歪めた邪悪な嗤みを向け、柄を振り降ろし撲殺せんとした。
されど先ほどまでの態度とは一変、急に眼を見開き怖気を孕んだ表情。
銃口を向けられた時よりも機敏に反応しその一矢を退いて躱した。

鋼鉄の床面に突き立った不抜の一矢は、きっとただの矢ではない。
何かが籠められている?

「……命拾いしたな、オマエ」
「まぁ、後で[ピーーー]けど」

倒れたままの盾兵にそう吐き捨て、先ほどまでの楽し気な表情はどこへやら。
彼が起き上がるより先にその場を離れ、向かう先は二人と交戦しているムガである。

「叢雲、チェンジ」
「お前の方がアイツは得意」

眼を閉じれば、真っ黒であった刀身は透通るような鮮やかな白銀に。
少女も先程よりも快活で朗らかな顔付きに、真雲から叢雲へのバトンタッチだ。
先程とはうって変わって妖刀は切れ味重視となり、ムガのように打撃の効きづらい相手にはもってこいだ。

「はいはいわっかりましたよー……っと」
「ムガちゃんごめんねー?、これもお仕事ですから」

【方針変更:ムガの殺害】
401 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/17(金) 22:27:00.75 ID:C9WkEiCo0
>>398
【赫と蒼の残像を残し、暴走ネギトログラインダーか殺人サイクロンめいて二本の刃を振るう!が、おかしい】
【腹を裂いたが、動きは止まらない。それどころか、戦意すら衰えない!酸素供給機の下で舌打ちが漏れる】
こいつら…!こいつらまで、ゾンビかッ!

【ヒュウ!飛び来る矢を弾き落とし、致命的な隙が生まれる】
【赤い瞳がフードの下で収縮と拡大を繰り返す。獣じみた唸り声が漏れる】
【全ての判断はニューロンの速度で終わった。数度目の収縮の後、ソーマタージはハンドルから手を離すかの様に、自らの意識を若干手放した】


イヤーッ!!
【轟ッッ!先程以上の力と勢いで振るわれる、二振りの刃!】
【血に濡れた切っ先は、銃器ごと盾兵の頭部を破壊しようと残像を残して振るわれる!】

イヤーッ!!
【殺られる前に殺る。シンプルな戦法だ。身体の節々が勢いに耐えきれず、激痛と内部機能の負傷を訴えているが】
402 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 22:37:29.36 ID:Wpv0nJoc0
>>399
「火炎魔法」「障壁魔法」「障壁魔法」「火炎魔h……!?」

数名の魔導士達が一斉に魔法展開!
薄紫のスパーク、魔力奔流の迸り!
実際多重魔法となればその規模は乗算式に膨れ上がるモノなのだ!
暴れ狂う直前の龍の如し炎が唸りを上げ、しかし放たれる際にそれは大きく勢いを削がれている!
障壁魔法はαの弾丸の雨を防ぎ切る事が叶わない、貫かれる魔導士幾多!

>>400
「……」
「……オタガイサマ」

嘲笑気味に笑う高速機動中のムガ、それを捉えるは叢雲!
艶やかに輝く刃が振るわれれば、青きブレードがそれと激突!
ムガの持つブルームーンは実際強固だ、一斬の元に伏す事は叶わない!

「……シッ!」

逆の手に携える刀での刺突、太腿付近を狙い足を殺す事を重点としている!

>>401
御名答、御名答だ!
盾兵は全て、死者達が歪んだ生を与えられた冒涜者!
彼等の虚ろな眼差しが獲物をぼんやりと見据えた、トリガーが今絞られた、そしてその魂は遂に昇天を迎えた!
そう、ソーマタージの背水の刃が彼等の頭部を次々に輪切りにスライスして行くのである!

「……火炎魔法」

それでも、冒涜者達ごとソーマタージを呑み込まんとする炎が迫る事実は不動ではあるが!

>>399-401
「……オラァっ!!」

取り敢えずオンモ、所在無さげに盾兵達を薙ぎ倒している!
因みに彼の纏うボーダーブレイカーの鎧は強固だ、万一の場合影に隠れれば都合のいい盾になるだろう!

【散開:
 各々がそれぞれの配置に着いている。盾兵達の弾幕は最早ほぼ意味をなす事はないだろう】
403 :叢雲[sage]:2017/02/17(金) 22:45:22.87 ID:+EgadPgZo
>>402
「ん、やるぅ……」

両手での斬撃を片腕で留められれば、面白くないな、と眉を顰める。
されど組み合ったままでいることができれば、他の越境者がトドメを刺してくれるだろう。
両手に力を込め、力に任せてそのまま押し切ろうと。

「まっず……!」

その刹那に脇から飛び出した刀に狼狽える。
冷や汗を浮かべ、されどこの程度はまだ想定できていた。

「………なんてネ♪」
「しィッッ!!」

かしん、と響き渡る金打の音。大型の刀である叢雲を仕舞う鞘である撃鉄。
それをもって受けとし、ムガの刀をその中へと収めたのだ。十手で刀を受けるのとは訳が違う難度であるが。
これもまた立派な叢雲の武器なのである、鞘を手に取って振るい、もう一つの刀を思い切り投げ飛ばそうと。
404 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/17(金) 22:53:43.15 ID:C9WkEiCo0
>>402
【飛び散る穢れた血と脳漿を浴びながら、ソーマタージは……彼の肉体を支配する脳内UNIX、フォークロアは、激しく動く視界の中魔導士達を捉える】
【今や衣類の上から鱗めいて文字通り全身を覆った、鈍色の触手鎧が金属同士の擦れ合う金切り声を上げる】


小賢しいわ!時代遅れの魔導士共!!イヤーッ!
【SHRRRK!外側に向けて両手が振り抜かれ、二本のブレードは赤と青の円盤めいて回転しつつ飛来!魔導士達の喉を掻き切ろうとする!】
【コンマ二秒後、ソーマタージは大きく仰け反り、両腕を引き……押し出すかの様に両手を突き出す!】

【SGGGGKLLKGGGL-THWP!!奇妙な音を上げ、両手から洪水めいて飛び出る鈍色の太い触手!】
【扇状に、枝の様に無数の細い触手を伸ばし、枝葉の如く拡散しながら、のたうつ蛇めいて魔導士達の脳を破壊しようと伸びる!】

ハハハハハ、HAHAHAHA!VWWWWWEEEEEE!!
【剥き出しになった内骨格を焔に包まれながら、ソーマタージはイクサの高揚に地獄の悪鬼めいて哄笑を上げる!】
【ソーマタージ自身が焼け死ぬか、その前に魔導士達が全滅するかの戦いだ】
405 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/17(金) 22:56:19.51 ID:/EYJ/MZwo
>>402

「…こなくそッ!!デス!!」

 迫る炎!しかし、銃撃による阻害効果により勢いはかなり削がれている!
 これならば――!!

「ウォードレス!霊的防御にリソース割り振り!データチップ換装!!」

 一見して優美なドレスであるが、その実、ハイテクノロジーと異世界のオーバーテクノロジーの結晶である、
 戦闘舞踏服の耐魔術機能を拡張。そのままに炎に突っ込む!!

(あちーデスが…ここがチャンス!!結界とはまだるっこしいアレはさせません!!)

「継承開始しマス」

【呟きとともにα-12の右手が陽光の柄を掴む】

 基本骨子、同調――不可 骨子補強――再同調

 戦闘経験――共感完了

 継承準備完了

  継承不可項目多数・・・保留、強制補強 継承開始

 基本能力値過多…強制継承
    異能値継承不可能、保留処理
 戦闘経験、継承完了

 異能力:ストレイトライン及び勇者、不適合により使用不可

 継承不完全、強制終了――

「強制継承完了――零閃ッ!」

 力ある声とともに魔術師部隊の中央に降り立ったα-12。その大太刀は既に抜かれ、振り抜かれている!
 零と零の狭間を見出せし一閃!その攻撃レンジは大太刀そのものの刀身を遙かに上回るほど広い!

【緋色に輝く刃には血液は一滴も付着してはいない。当然である。零の剣の剣速にそのような瑕疵はありえない】
【零の剣!防御行動と取れた存在はいかほどにいたであろうか!?】
406 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 23:11:40.00 ID:Wpv0nJoc0
>>403
「……!?」

滅多な事でムガは驚愕を露見したりはしない
それが戦闘中であれば尚の事だ
しかしどうだろう、刺突を逆に鞘に納めるという技能
神技と言って過言ではない、極めて高位に熟達した腕と並外れた胆力の融合結晶!
ムガの刀はその手を離れ飛んだ、しかし武器はそれだけではない!
微かに腰を捻り尾をしなやかにうねらせる!
遠心力を持ってして超速に迫るは尾の鞭打!

>>404
枯枝の様相を用いて、しかし急速に成長を果たし迫る触手!
和紙に墨滴を垂らしたが如き速度で空間を支配するそれに対しての魔導士達の挙動は単純だ!
即ち! 頭部を貫かれて死に行くのみ!
だが生き残った魔導士達から炎が今、いざ、放たれる直前!

「……!」

叢雲と打ち合っているムガが反応!
指向性を持たせた霧笛を放ち、魔導士は硬直!

>>405
暴力的な炎の渦の中より飛来する閃光!
その零の境地は不可視のフィールドを構築!
聖域の内部に存在する遍く敵の動きを制止させる!
直後、直後!
ゴバ! と散華、幾多同時に咲き乱れる血の花束!

>>403-405
「……敗色濃厚」
「ま、命あってのってね」

ようやく動きを止めて着地したムガ
周囲の惨状を見れば首を横に振るう
叢雲に弾かれた刀を素早く回収、小脇のエアダクト内に消えた

「……終イだ」

オンモが血塗れの口を拭い呟く
頭部を喪った魔導士がぐったりと伏していた
戦闘終了、ブリッジへと一路!

『……ふむ』
『此方の傭兵は全滅か』
『……流石だ、越境者諸君』

ブリッジルーム
青と紫紺の間を背に、室内に於いて最も高所に位置取る長身の男は囁く
その声質は薄氷めいていてしかしその実粘着質を帯びていて、脳にへばり付くが如き

『私はエーカー傘下、十一羽烏商会会長エルフリード』
『……投降はしない、やるがいい』

周囲に兵はいない、道すがら全てを倒したのだろう
エルフリードと名乗る男は拳銃を抜き、一同に向けている
この瞬間、彼を取らねば鉛の返礼は容赦なく放たれるであろう!
407 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/17(金) 23:22:00.09 ID:/EYJ/MZwo
>>406-407

「……身体中がギッシギシ鳴るデス」

 零閃の負荷に戦闘舞踏服の各所がイエローコンディションを知らせる中、
 ソーマタージの方に向かってドヤ顔をキメる。

「(>>404)魔術師排除完了デス。さあ、むせび泣いて感謝しつつ、
後でオヤツをおごることをα-12は止めませんデス」

 思いっきり調子の乗りまくりなセリフをソーマタージに向けつつも、
 思考の冷静な部分(そんなのあるのか?)で状況をつぶさに確認。

【敵の排除とムガの撤退を確認してブリッジへ】

「ドーモ、C.T.S.S.クローントルーパーα-12デス」

 エルフリードがアイサツをしたのでアイサツを返す。
 礼儀は大事なのだ。アカシックレコードにも書いてある。

【己がカノッサの尖兵であることを告げるα-12】

「と、先手超必勝!!」

 アイサツからコンマ3秒!おもむろに計6丁の銃を向けるα-12!

「弾幕isパワーデス!!」

 そして、無慈悲なる猛連射!!アーマーピアッシング弾の嵐が襲い掛かる!
 エーカーに向ける慈悲は無し!!
408 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/17(金) 23:26:04.55 ID:C9WkEiCo0
>>406
グオ……AAAARRGGGHH……GGGLLRRRK………
【呻きを上げ、血に濡れた触手がソーマタージの肉体に還っていく。エンドスケルトンは受肉していき、やがて元のソーマタージの姿となる】
【コートを靡かせ、フィードバックで胃の中のものを吐き戻し、ゼイゼイと荒く息を吐いてムガを見やる】
……なんだ?友情でも感じてくれたか?


おう、逃げろ逃げろ。早くした方がいいぜ
じゃーな、雇われ。次は依頼主ちゃんと考えろよ
【エアダクトに消えるムガに手を振って見送り、いざブリッジへ】

流石だろう。俺偉いだろ。偉い言うてみ
【余裕の態度を崩さず、恐らく今回の目標に辿り着く】
【ギャラエに似た雰囲気を感じ、思わず舌打ちが漏れる。偉い人間は皆あんな感じなのか】

そう、それを言おうと思ってた。───投降は無駄だ。抵抗しろ。ってな
【SHRRRP!SHRRRP!SHRRP!SHRRRP!早撃ち勝負じみて素早く向けられた指。鈍色の鱗めいた鎧に覆われ、銃を作るかの様な形となった指先から放たれる、鋭く短い触手弾!】
【釘打ち機めいて放たれたそれは、口内、眼球を突き破り、その奥の脳髄の破壊を狙ったものだ】
409 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 23:34:51.94 ID:Wpv0nJoc0
>>407
『C.T.S.S.クローントルーパー……』
『α-12君だね、実に可憐な姿をしている』
『……来世で逢えたら光栄だ、願わくば、別の形で』

>>408
『見事だ、瞠目結舌と言っていい』
『もちろんだ、ただで殺されるつもりは私には更々存在しない』

>>407-408
『……さようなら、私はここで終わり、』
『……!!!!』

AP弾と触手弾で構築される高密度弾幕!
エルフリードの姿はガン・スモークと血飛沫の中に消え失せ、それらが晴れた時にはブリッジから覗くただただ何処までも紺碧が拡がっていた!

そして通信機より僅かなノイズ、続き聞こえるギャラエの声

『……あぁ、もう……』
『どう言い訳しましょうね……彼等にも口裏を合わせて貰う必要が……うーん……』
『……あ、お、終わりましたか?』
『……こほん、お疲れ様です、空母を取り戻したとあれば後はフリダヤの戦力に任せておけばここのエーカーの排除は時間の問題でしょう』
『浸透装置を起動します、往復越境にのみ対応しているので後はオシャレなブローチにでもして下さいね』

浸透装置は不完全だ
安定性こそはそれなりになってはいるが、一往復のみで内部装置が溶解し機能を停止する
因みに今回越境者達に渡された装置はギャラエの趣味なのか、ピンクのデコラメハート型をしていた

【依頼完了!】

報酬として止まり木同盟へ多数の資材、そしてブルームーン数振り
あとは個人個人に多少の宝石、ついでにピンクのデコ盛りラメラメハートブローチ

【メダル授与 ピンクのデコ盛りラメラメハートブローチ:
 超絶悪趣味なブローチ、ギャラエの依頼の報酬】
410 :フリダヤの朝焼け[saga]:2017/02/17(金) 23:35:18.99 ID:Wpv0nJoc0
//こんな所で〆っ、ありがとうでしたっ!
411 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/17(金) 23:40:57.01 ID:/EYJ/MZwo
>>409

「オーケーデス。ちょっと待ってくださいデスネー」

 ポチポチとコムリンクを捜査するα-12。
 その中身たるや!!

『ドクターギャラエの胡乱なプランの下、秘密兵器的な狙撃砲があっさりとおじゃんになったデス。
 これは、明らかにカノッサの貴重な資材と資金と労力に対する挑戦以外のナニモノでもなく、
 今すぐ、あほたれドクターを更迭して、七つの楽しい呪いをかけるべきかと具申――』

「デスデス」

 晴れ晴れとした顔でコムリンクを閉じるα-12である。
 ナムサン…ナムサン…!!!

「まあ、これで越境者の皆サンも多少は物資ゲットですカ。これぞウィンウィン関係デス!!」
(カノッサの実質的な駒として、頑張ってもらわなくてはいけまセンからね)

 そうして、このウィンウィン関係なるミッションを終えるのであった。

//乙カリー様でありますノシ
412 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/17(金) 23:45:46.27 ID:C9WkEiCo0
>>407
奇遇だな。俺もだ。戻す時骨とか混ざったかな…
【ドヤ顔にサムズアップを返し応え───続く言葉に親指を下に向ける!】

おーあーいーにーくーさーまー。俺様はパンクだから他人の忠告なんざ聞きまセンー!
【ベロベロバーと大人気なく煽る。取り敢えず平気そうだ。お互いに】


>>409
ブルズアイ。次から銃もっと持ってくるか…
【指先にフッと息を吹きかけ、余裕の態度のまま首を鳴らす。依頼完了】

【通信機から聞こえる不穏なワードに表情を曇らせ、苛立った声で無線を返す】
どう言い訳するんだ?教えてくれよ
…いいか。お前らとはこれっきりだ。また手を貸して欲しいんなら、今回以上の謝礼を用意してきやがれ
それまであの暑苦しい筋肉モリモリマッチョマンと、そのマヌケヅラ見せんじゃねーぞ

【舌打ちを漏らし、ブリッジからの風景を眺める】
【釈然としないが、仕事は終わってしまった。「新しい武器を拾えた」と無理やりポジティブに考えるが、苛立ちはどうにも収まらなかった】
413 :叢雲[sage]:2017/02/18(土) 00:49:53.97 ID:n2tbcPN6o
>>406
「秘っ儀ぃぃ……、”霞受け”ッ!!」

ムガに見せたこの神業は、文字通り八百万の神と一体となることによって生み出されたものだ。
刀に取り憑かれ妖怪として過ごした永き時の殆どを戦いに費やした。
だからこそ、培った技術と経験がこの一挙を可能とするのだ。それでも確実に成功させられる見込みはないが。

「おりゃああーーっ!!」

撃鉄を思い切り振るって刀を弾き飛ばし、すぐさま叢雲を両手持ちに持ち替えて振るう。
鍔迫り合いの状態から刃を滑らせ、ムガの腹を裂こうと横一文字に振るったのだ。
だがそれはすんでの所で回避される。撤退を選んだムガをこれ以上深追いする理由も無い。
オンモが告げた通り、戦いは決したのだ。

「へっへーん!どぉーだ!!」
「この叢雲ちゃんに恐れをなして逃げ出したみたいだね、真!」

『いや、大勢でボコっといてソレ言うか』

よっしゃとガッツポ、即座に真雲よりツッコミを入れられた。
刀を払って血払い、付着した血液は僅かだ。振るった所でいつものように飛沫が散る事はない。
あまり妖力を乱用せずに済んだのは構わないが、少し物足りないなと叢雲は苦笑する。

「ふぃぃ……さすがに疲れたし、ここらで少し休け……」
「……い…」

かしんと小気味よい音を立てて納刀。金打の音が響き渡る。
んーっと両手を組んで掲げて伸びの動作、やけに胸が涼しいなとちらり、
窓ガラスに映る盛大に鳩尾あたりが破れた自分の姿に硬直。

「ひゃぇっ!!?!!?」
「ちょ、ちょっと服破れてんなら言えってばバカ真!」

二、三秒の硬直を経て、奇声と共に顔を爆発させて胸を両腕で覆い隠すのは直後だ。
真雲が盾持ちからの銃撃を躱した際に、そういえば薄皮一枚残して服だけが巻き込まれていた。
ムガとの戦闘中にあられもない姿を晒していたのではないかと冷や汗をかく。

「にしてもアブねー……下乳だけで助かったー」
「こりゃ後始末は他の皆様にお任せだねー……」

されど叢雲の服の破損個所がギリギリ不可視な丁度いい感じであるのと同様。
少年漫画の主人公のズボンの股間が決して破れない現象にも似た、謎の力が働いたのだろう。

されどもこんな格好では動く事も憚られるなぁと、両手を腰に当てて、
それからがっくりと項垂れ、不完全燃焼だなぁ、なんて言いながら砕けた壁の破片をこつんと蹴るのであった。
414 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/18(土) 21:56:39.65 ID:97HKq4Yso
【スプロール/最終局面】

 この日、スプロールの株式市場において、株価の乱高下は中々に類を見ないほどの有様であった。
 正にサツバツウェスタンの荒野の如き無法がはびこり、
 カチグミが数時間で多重債務者のマケグミとなり、一部の者達はより多くを得、
 マケグミはこれを機に這い上がる…なんてことはなく、資本力の名の下にクイモノにされるのみ。

 むーざん、むーざん。

【この日、ビルからの飛び降りや首吊り、あるいは口いっぱいに豚足を詰め込んだ事故死など、
 市場の混乱に相応しい様相を呈したスプロール…これらの背景にあった事象とは、
 昨今、スプロールのメディアを賑わせていた企業間抗争。その決戦であった!!!!!】

 −−−−−−−−−−−−−

【カノッサ・テクノロジー社:支配エリアにて】

「CP、エリア22を奪還しまシタ!予備部隊をこちらに急行させてくだサイ!増援確認次第――」

 ドドドドドド!と、耳を労する銃声、目を焼くマズルフラッシュ、そして、爆発音と地響き。
 戦場の空気、地獄と現世の境が最も曖昧となるまさに煉獄の真っ只中!

【エーカー社のゾンビー兵の群れを軽滑空戦闘車両が貫き、レールガンの猛爆が肉片を空に撒き散らす】

 空、そう空だ。空は今、真っ黒に染まっており、赤熱化した巨大な軍事衛星が、
 スプロールの一角、エーカー社本社に向けて、その超巨大質量を叩き付けんとしている。

【これは越境者達が仕掛けたカウンター・オービタル・ストライクである。
 なお、そのまま落着すれば、一般市民1000万人以上を巻き込んでスプロールにおける
 エーカー勢力は甚大なる被害を受けることは確実である】
【なお、被害最小化を図らんと、イムカ・グリムナーが動いているようだが(>>307-323と同時系列)】

//シチュエーション:カノッサによる一大攻勢

【判定(株式市場):マネーを株に突っ込んでいたらエライコトになる。レッツ破産/中堅コーポ並の資本力とコネクションがあれば回避可能】
415 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/18(土) 22:11:32.19 ID:D9dLpPBe0
>>414
むーざん むーざん、か
【ボソリと呟き、湿気った煙草になんとか火をつける】
【その瞳には何も写っていない。後悔も、愉悦も、ジゴクめいた様相の中で、ある意味一番落ち着き払っていた】

【漸く出来た僅かな休憩時間。銃声の中で血を拭って刀を収め、肩に飛び散った肉片を忌々しげにはたき落とす】
【最早終わった事だ。オービタルストライクにも、彼自身の心は微塵も関心を示さなかった。その事実は、ソーマタージとしては喜ばしくない】
【死臭と硝煙の臭いを吸い込み、数秒眼を閉じる。メソメソした感傷とはおさらばだ。濁った眼を見開き、空を仰ぐ】


前から一度、宇宙から攻撃したかった!いい気味だ、負け犬どもめ!
お前らの株は、成層圏からの大質量からも防いでくれるのか!?その命を賭して確かめてみろ!
【芝居がかかった動きで高らかに嗤う。その動きはすぐに止まり、おずおずといった風に辺りを見回すと、周囲の人物に思わず尋ねる】

……ところで、俺たちはここにいて大丈夫なのか?早いとこ逃げた方がいいんじゃあないか?
416 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/18(土) 22:54:32.82 ID:xhBoYyjho
>>415

「ここは一応、破壊影響予測の範囲外デスからノープロブレムデス。
 しかし、越境者の皆さんがここまで思い切ったマネするとは思いませんデシタね」

 スクラップヤードの越境者諸君がよもや栄えある英雄(と書いて大量虐殺者と読む)
 の仲間入りをしたいとう願望があったなど、カノッサ・テクノロジー側も全く予想が出来なかったことだ。
 なお、被害状況によってはトカゲの尻尾切りの如く、越境者との関係を絶つ準備を整えていたりする。

【尖兵になるならば兎も角、有効打になるとはいえ破壊衝動過多の狂戦士との提携関係など御免なのだ】

「敵にお節介な人がいますカラネ。精々、(お互いのために)上手く転がるように祈るのみデス」

 α-12はわざとらしく嘆息をつく。メガコーポが越境者を切るならそれに応じるしかない立場である。

【なお、ソーマタージはこのオービタルストライクが犠牲を厭わぬ凶行ではなく、
 実行した連中がドイツもコイツも被害の見積もりを甘く想定していた挙句、
 事を起こしてから、大量虐殺(ジェノサイド)級と気付いててんわやんわしたという
 割とどうしようもない経緯を知っているものとする(オービタルストライクの予備知識を持っていた者が皆無だったのが原因)】

「っと、それじゃあ敵ゾンビーの司令塔(ブレイン)までの埒をあけたいので、
 今から電磁爆弾(ECM)をぶっぱしますデスけど――」

 巨大なトランクを下ろして、開くと、中には円柱状の液体に満たされたビーカーと、
 その内部に銀色の球体が入っているという如何にもなシロモノが現れた。

「又=サン、とっとと、耐電磁装備すぐ。10カウントで起爆しますデス。
 10、9、タイムスケジュール圧してますネ。省略、1、0」

 ぽちっとなと、無慈悲かつ躊躇なくスイッチオン!!

【瞬間、電磁爆弾が起爆し、猛烈な電磁波動が周囲一体にばら撒かれる!!】
 【→α-12は耐電磁シートを電磁爆裂の直前に羽織って、電磁波の奔流から装備を守る!!】
 【→カウント省略とかふざけたことをされたソーマタージは間に合ったか!?】
417 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/18(土) 23:12:00.10 ID:D9dLpPBe0
>>416
俺様の普段の言動から察するべきだったな。やるんなら容赦はしない。徹底的に、無慈悲にやる
……嘘。ちょっとやりすぎたかなって思ってる。百万人殺しも興味無いわけじゃなかったが…
【腕を組み、堕ちていく軍事衛星を眺め、α-12に顔も向けずに重々しい口調で返す】
【精々エーカー社が土地ごと吹き飛ぶ程度かと思ったが、もっと被害は大きくなるらしい。そう聞かされた時は、流石のソーマタージも焦ったものだ】
【人を傷つけるのは嫌いではないが、限度というものがある。やりすぎると危険な域に達する限度。今回の行為は、その限度を遥かに超えていた】

本音を言うともう五、六機?ぐらい落としてみたいものだがな。上は、依頼主はそれを望まないだろう
覚えときな。沢山殺したいんなら、ちょっとは我慢が必要だ。他の事にも意外と当てはまるぞ


ああ、お節介な人、ね……。向こうでの工作が上手くいけばいいんだがな
いかなかったら…その時は涙もちょちょぎれる哀しい別れよ。あゝ無情
【煙草を捨て、遠くで戦う越境者達を思う。彼らがうまくやらなければ、此方の損にもなる。責任は重大だろう】
着いていかなくてよかった……


ハイハイ、そのテロリストがロケットに積んでそうなものをサッサと……ふざけんじゃねぇぞ!!
【目にも留まらぬ速さで、α-12の持つものと同じ(体格に合わせてやや大きいが)耐電磁シートを引っ張り出して被り、地に伏せるソーマタージ】
【機械の身体でモロに食らっていたらどうなることやら。電磁波動が止めば、珍しく焦った様子で罵詈雑言を浴びせる】

そういったものを切り詰めるんじゃねぇ!頭の中身培養液に忘れてきたか!?タコ!
二度とふざけた真似するんじゃあねーぞッ!スカタン!マモー!クソダサジャージ!ノンタン野郎!
418 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/18(土) 23:24:10.97 ID:xhBoYyjho
>>417

「デスデス…結果オーライ!!」

 当然の反応として罵詈雑言のソーマタージに対して、
 テヘペロ&サムズアップという心底イラっとくる反応で返すα-12。

「さて、そんな細々としたアクシデンツは兎も角、見てくださいデス」

 指を指すと、そこには動作不良を起こしているゾンビ兵の群れ。
 一時的な戦闘思考ルーチンの障害が電磁波により発生しており、
 さらにブレイン(司令塔)とのリンク回復までは戦闘力は半減するのだ!!

「まあ、こっちのシステムも色々麻痺るから今までは温存していたデスけどね。
 さって、今ならこっちが一方的にボコ殴り爽快タイムデス!!」

 言うと、中空よりガスマスク兵士の群れ…この地点を占領・確保する予備兵力の到着だ。
 α-12は2、3、言葉を交わすと、前方のエリアを睨んで銃を構える。

「それとも又=サンはワンサイドゲームでぶっ殺しムーヴはお嫌いなタイプデスか?」

 前方を見れば、戦闘システム接続に障害が発生し、動作が緩慢なデクの如きソンビー兵の群れ。
 その奥にはリンク回復の処理に追われているであろう浮遊する脳みそ(としか形容できない敵司令塔ブレイン)が見える。

「ブレインは強力なバリアーを常時めぐらせていますから、
 攻撃方法は至近まで接近して、チョー威力でぶっ殺すデス。手持ちの火力はおありデスか?」

 言いながら、別働隊で動いているエリコにも側面からの支援攻撃要請を打診。
 あっちはソーマタージに比べれば常識人だろうが、常識にのっとった鴨撃ちを期待したいところ。
419 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/18(土) 23:41:11.19 ID:D9dLpPBe0
>>418
後で覚悟しとけよ畜生…!
【なんとなく頭痛がしてきた。恨み言を吐くと、コートを靡かせ腰のホルスターから二丁の拳銃を引き抜く!】
【エリコの私物からくすねてきた、威圧的な黒塗りのマシンピストル。木偶の坊の相手などこれで充分!】

いいや───大好きさ


【BRATATATA!BLAMB-BLAMBRATATATA!!二つの銃口が火を噴き、緩慢なゾンビ兵の頭部を破壊しようと徹甲弾をバラ撒く!】
【余程近付かれない限りは、この銃で仕留める。弾丸を再装填しながら怒鳴る】
帰りのアシを手配しとけよ!車がいいな俺は

【KA--BLAM!要請を受け、遠くの廃墟から銃弾が届く。エリコのサポートだ】
【先の戦いの負傷から、前線で暴れ回るのは厳しい。離れたところでの狙撃による支援を選んだのだ】


手持ちの火力?任せな。バリアーごと潰してきてやるよ
【弾の切れたマシンピストルを投げ捨て、赤い刀身の刀を引き抜く!】
【ゾンビと流れ弾を避けつつ、一気に接近。刀を立てる蜻蛉と呼ばれる構えのまま、ブレインの元へ迫る!】
【馬鹿正直で恐ろしい、真っ直ぐな振り下ろしは、サイボーグの全力を込めたものだ】
【まともに喰らえば人体は容易く真っ二つにされ、ミュータントの類いすらも一撃で屠りかねない、一撃必殺の剣。ブレインまで邪魔がなければいいのだが】
420 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/18(土) 23:58:52.54 ID:xhBoYyjho
>>419

「帰りは軽滑空車両の快適なドライビングデス。
 シャンパンとオーガニックフルーツ付きなんてドーデショーデス!」

 ソーマタージの射線をケアするカタチでサブマシンガンのAP弾をばら撒くα-12。
 こちらは6丁を同時に、さらに精密射撃をやってのけるため、制圧力は折り紙つきだ。

【エリコからの支援もあり、血路を開くには十二分、全てを相手取る必要はない。突破口が開けばよい】

 空を見れば、軍事衛星が地上より伸びる衛星破壊砲に焼かれ崩壊していく。
 瓦礫の多くはシティ外に落着し、一部はエーカー本社直撃コースである。

「どうやらアッチ(イムカ)は上手くやったようデス。…なんで敵に感謝しているデスかねα-12は?」

 越境者を見捨てずに済んだことに安堵の嘆息をついたが、
 散々苦戦させてプライドずったずたにした輩をほめねばならぬ状況に眉をしかめるα-12である。

「どっけーデス!!!!」

 特殊戦機動で先行し、ソーマタージを狙う空中迎撃システムを全て陽光で叩ききるα-12。
 血路を開くにあたって、戦闘能力だけ≠ヘ保証できるワザマエを有している。
 キャラクター、性格、行動云々はこの際、オメコボシいただこう。

「…・・・・・・」

 ソーマタージの接近して確認できたブレインは真におぞましい外観であった。
 巨大な単眼が中央についた浮遊する脳みそ。さらにうねる触手を生やしており、冒涜的極まるフォルム。

「………」

 そして、ソーマタージの刃とバリアーが接触!!
 刃を跳ね返そうとする力場と、ソーマタージの剣撃が激突し、互いの表皮と筋肉を傷つけるソニックウェーブを発生させる!!

「………」

 あと一押しが必要!が、この時、ブレインは反撃とばかりにその単眼でソーマタージを睨んだ。
 それはテレパシーを伴い、人間を狂気に陥れる波動を伴った視線だ!!

【ブレインの素材に使用された幾百人の苦悶!生きながら脳を摘出され、もてあそばれた絶望!
 あまりにも生々しいイメージを直で叩き込む、危険極まりないテレパシー攻撃!!
 精神に防壁を遙か、超絶的な精神力で堪えるか、そもそも堪える必要すらないか。果たして!?】
421 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/19(日) 00:14:43.66 ID:ZPsDufd20
>>420
お前喋らなきゃいいヤツなのにな!
【斃されるゾンビを踏みつけ、血飛沫を盛大に飛ばしながら駆ける!】
【α-12の支援により、スムーズにブレインへと辿り着く。その辺のサポートは流石はエリート兵といったところか】
【空中迎撃システムをα-12が破壊し、地上のゾンビをエリコが撃ち抜く。細かい破片と血を浴びながら、ソーマタージが戦場刀を振り下ろす!】


チィーッ、巫山戯た見た目しやがってよ……ッ!
【ソニックウェーブによって体の所々が裂け、白い血が溢れる様にダラリと垂れる】
【縄めいた人工筋肉が浮かび上がり、圧し切ろうと力が篭る。その時である!】
【脳髄を揺さぶられるかの様な、強力な精神攻撃!ソーマタージの目から、白い血涙が溢れる!】

見た目だけでなく、戦い方まで巫山戯た奴よ…!不愉快だ!そのブザマな怨嗟ごと失せろ!下郎!!
【両の瞳がぬばたまめいて、白目まで真っ赤に染まる。悪鬼めいた形相を浮かべ、ソーマタージは吼える】
【混沌に支配された心が、苦痛のイメージを飲み込もうとする!大蛇が互いを食い合うかの様な、壮絶な心理戦!】

イヤーッ!!
【自身の理性すら斬り捨てるかの様な、壮絶な叫び。自我が滅ぶ前にシールドを突き破らんと、四肢に力が漲る!】
422 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/19(日) 00:32:06.62 ID:mx3Od5/3o
>>421

「………」

 このテレパスの闘いは精神戦そのものと言ってよく、
 むき出しの闘争本能と、防衛本能の衝突、互いが喰らい合う間に実存世界の決着こそ必須となる、

「………!!」

 ソーマタージの精神を焼却せしめんと、その念を強めるが、
 そこに実存世界の刃…ソーマタージの渾身の一撃が脳核を荒々しく寸断!!

【穢れた脳漿が大地に降り注ぎ、浮遊するブレインは落下!脳の破片を大地に派手にぶちまける!!】

「やったデス!!」

 途端、ブレインが統制していたソンビー兵が次々に武器を取り落とす!
 兵士としての行動プログラムに著しい損傷を負い、食欲のみに支配されるただのソンビ≠ニ成り果てるのだ!

【これが一般人のエリアで起こったことならば惨劇もありえたが、生憎、ここは兵士が山といる戦場。
 ただ、突っ込んでくるだけのソンビへの対処などベイビーサブミッションそのものである!!!】

「ブレイン破壊後のケアも無し。統制は崩壊中…どうやらオービタルストライクによって、
 スプロールにおける攻勢は完全に頓挫したといっていいでしょうネ」

 表示されるマップを見れば、次々にカノッサ側はエリアを奪還。
 この区画以外のブレイン討伐の報も次々に舞い込んでくる。
 後、超厄介だったイムカの私兵達は衛星破壊砲発射の直後、撤退行動。追撃したランナーは返り討ち。自己責任。

「…あ〜〜〜終わりましたぁデス」

 気の抜けた言葉を発しながら、統制不能の陥ったゾンビを鎧袖一触なで斬りにしているα-12。
 もうただ迫るだけの肉塊など、クローントルーパーの敵ではない。

「又=サン、あとは後続に任せてとっとと後退。これ以上は過重労働デス」

 側に止まった低浮遊戦車を指差して、帰還を促すα-12であった。
423 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/19(日) 00:41:28.23 ID:ZPsDufd20
>>422
俺を呪いたければ、三十体以上で来い!それで漸くよ!
【刀を振り抜いてバランスを崩しつつ、も地面に広がる脳漿に唾を吐き捨てる】
【刀を数度振るって血を落とし、納刀───しようとして前のめりになり、胃の中の物を吐き出す。精神戦の目に見えないダメージだ】
ゴボーッ!


やれやれ、これでここでの仕事はひと段落、か?
【口元を拭ってゾンビを一撃の元殴り倒し、α-12の所へ】
【どうやらエリコは一足先に退散したようだ。兵員輸送ヘリが飛んでいく】

まったくだ。努力と過重労働は俺の嫌いなものの一つよ
【今度ばかりは素直に同意。痛む頭を押さえながら、低浮遊戦車へふらふらと向かうのであった】
424 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/19(日) 00:49:06.61 ID:mx3Od5/3o
>>423

「こっちはケリ…企業連も勝ち馬に乗るからもうエーカーの復興も無いデショウ」

 すなわちスプロールでの影響力の喪失。攻勢が失敗に終わり撤退という結末。
 つまるところ、企業間抗争はコレを以ってカノッサ・テクノロジー社の勝利となる。

【企業連の声明が出次第、正式な終戦と相成る】
【そこにカタルシスは無い。ただ、大量の死者と大量の資源の消費からなるマネーの流通。
 終わってみれば為されたのはそれだけだ。市場や企業はともかく、個々人に残ったのは巨大な疲労のみである】

「さって、後はアナタ達のお仕事デス。どうなることやらデスね」

 そうして、低浮遊戦車で運ばれていく戦士達。闘いはこうして終わったのだ。

【数日後、企業連より発表。スプロールにおけるエーカー社の倒産と各種スキャンダル。
 カノッサ・テクノロジー社の勝利を以って、スプロールの闘いは終わりを告げたのだった】

//おちまい
425 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/19(日) 22:25:00.46 ID:mx3Od5/3o
【神話世界エリュシオンにて】

 アドベンチャーズギルド…所謂冒険者ギルド
 もっとも、これは本来の意味合いで言うところの同業者の互助的な組織…ではなく、
 国家がそれぞれに運営している国営組織という一面が強いらしい。

【放っておけばゴロツキ同然でいつ力ある山賊≠ノなりかねない連中も少なくない。
 そして、国軍が全ての治安維持を担うにはこの世界にはあまりに脅威が多い】

 ゆえに冒険者という何でも屋には需要があるし、
 所謂、厄介事請負人として、多少人権を無視してもいい便利な存在として、
 国家は冒険、スリル、一攫千金などというロマンに満ちたプロパカンダをぶち上げる。

【ゆえに、だからこそ、世界を渡る流民同然の越境者もこういう世界で糧を得るにはギルドは都合が良かった】

 −−−−−−−−−−−
【エリュシオン:森の都にて】

 カランカラン…とギルドの扉が来訪の鐘を鳴らす。
 周りの鎧姿から、魔術師めいた者まで、数多の視線が入り口に集中する…と同時にあからさまに逸らされる。

「ふむ…」

 イムカ・グリムナーは周りの様子を見て、特に何の感慨も抱かずにズカズカと入る。
 いつも堂々と、常に堂々と。それが将官として当然だと体現するかの如く。

「『惨劇』だ…ここにも現れやがった」
「前に奴が現れた時には…」「生粋のトラブルメーカー…疫病神」
「アレ、所詮はD級だろ?マユツバじゃあ…」

 好意的な目線は何一つなく、かといって侮蔑でもなく、
 しかし、ひそひそ声からは明らかにアレな評判ばかり。

「ん?まあ才能への嫉妬は慣れたものだ。所詮は凡百のやっかみだな」

 シレっとのたまうイムカである。何かピント外れに思えるならその感性は大切にしよう。

【傲慢ムーヴはいつものことだし、天然炸裂もまたいつものことである】
426 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/19(日) 22:39:57.30 ID:ZPsDufd20
>>425
……歓迎されてないみたいだぞ。主にお前のせいで
なぁ…帰ろうぜ?帰って暖かいハーブティーでも飲んで、ストレッチして、赤ん坊みたいにストレスを抱えず寝よう
【イムカの後に続いてギルド内に入るのは、大きな暗いグレーの襤褸布をローブかマントの様に纏い、長身をすっぽりと隠したソーマタージ】
【いつものコートやら近代装備では目立ちすぎるので、苦肉の策として選んだ装備だ。巨大なてるてる坊主じみた怪しすぎるシルエットがトレードマーク】
【ただし本人は微塵も変だと思っていないので、目元まで隠すフードの奥で、怪訝そうな表情を浮かべる】


で?凡百の連中の輪に混ざって、今度は何をするつもりだ?
次はグリフィンでも出たか?それともトカゲ人間?
【襤褸布の隙間からヌッと手を出し、フードを少しだけ持ち上げると尋ねる】
【濁って冷めた赤い瞳が、「何する気だこのばか」と言いたげな視線を向ける】

お前のせいで俺たちまで変人偏屈集団みたいに思われそうだ……。そろそろ、身の振り方考えた方がいいんじゃあねーか?
427 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/19(日) 22:56:08.77 ID:mx3Od5/3o
>>426

「まったく、常々思っていたが君はいささか常識的すぎるというか、真面目だな。
 特に害のないやっかみならばむしろ、己の評価に対するパロメータくらいに思えばいいだけだ」

 イムカはやれやれといった感じでソーマタージに返答する。
 何というか、本来、奇人、狂人に該当するはずのソーマタージのはずなのに、
 越境者の女というのはドイツもコイツもアレばかりなのが原因なのだろうか。ナムサン。

「第一、何一つ後ろ暗いところは無いぞ?
 法の網はちゃんと掻い潜っているから手が後ろに回ることもない」

 さらに性質が悪いことに計算付くで力技をかますというのだから、
 全く以って、付き合わされるほうの心労は絶えないであろう。つまりガンバレ狂人!
428 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/19(日) 22:56:24.57 ID:mx3Od5/3o

「この前、ユニコーンのクエストを終えただろう?
 依頼以上のことをやったからな。報酬の手続きが遅れたそうだ」

【つまるところ、ソーマタージが懸念した厄介事ではなく、
 むしろマネーの受け取りという実に平和的かつハッピーな用事なのだ!!】

 つまり!ここでの命題はイムカに余計なアクションを起こさせる事なく、
 超穏便に報酬を受け取り、お買い物なり、何なりに勤しむことであろう。平和であるために!平穏であるために!

「さて、では受付に…」

 堂々と歩を進めるイムカ。その途中には、依頼の羊皮紙が貼られた掲示板がある。

【既に昼も過ぎて、オイシイ依頼はしこたま剥がされた後である】
【残っているのは…グリフィンとかリザードマンとか、精霊がどうとか、
 …如何にも厄介事かつ、平穏サヨナラで、色々ロクデモネー状況に発展しそうなものばかり!】
429 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/19(日) 23:01:40.35 ID:jTIujpAc0
>>426-428
「……あ、イムカ様ー、ソーマタージ様ー」

こんにちはーなんて手を振り小走り、やって来る半人
単独で越境して来て、もちろん居場所なくなんとなく勝手知ったるギルドに足を運んだのだ
そこでも人見知りモードが発動し、角っこの席でひとり孤独にオレンジジュースをチビチビ飲んでいた訳だが
ようやく存知の相手が来たモノだと、途端に元気良く変貌
一応半人、見てくれだけなら怜悧()な雰囲気らしいので、独りで居たとしてもそれが不自然な気配は少ない
ただまぁ、本人の意識と周囲の受け取り方はやや異なっているのではあるが

「……何かお仕事ですか?」
430 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/19(日) 23:11:21.54 ID:ZPsDufd20
>>427-428
お前がおかしいんだがな。普通逆だからな?俺が変な事して、お前が突っ込む。これが基本形のはずだからな?
【苦虫を噛み潰した様な表情を浮かべ、思わず突っ込む。やはり調子が狂う】
こういうのはアキレスとかジョシュアのイメージだろう……

ハッ、どーだか。どんな悪事もいずれはバレるぞ。問い詰められる前に逃げる手段は用意してるんだろうな
【煙草に火をつけ、聴きたくねーと手をヒラヒラ】
【嫌味の一つでも言えればいいのだが、生憎思いつかなかった】


……あぁ、あの助平馬か。撮影しとけばよかったな…
【数秒考え込み、やっと思い出せたようだ。そう言えばまだ報酬を貰った記憶が無い】
【多少は気分も晴れる。これ以上変なことをやられたら、逃げ出すつもりだった】
【漸く落ち着いた様に適当な窓際に寄りかかり、自前の酒を飲む。その顔は晴れやかだった。フードで影になって見えないが】
いつもこうならいいのにな……。働かずに飲む酒サイコー

【コンマ三秒後!サイバネアイがイムカの進行方向に位置する掲示板、ロクでも無い依頼を捉える!】
【視認すると同時に適当な紙を酒瓶の口に突っ込み、手から電気を放って着火、即席の火炎瓶とする!】

イヤーッ!
【投げ槍選手か古代の狩人じみた鋭い投擲!真っ直ぐ飛んで行った火炎瓶は、掲示板を羊皮紙ごと炎に包もうとする!】
【依頼に気づかせてはならない。ソーマタージの心労蓄積ゲームが幕を上げた!】
431 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/19(日) 23:17:27.48 ID:S2Xtf8Q70
>>428-430
アキレス「ただいまー」
―――ギィ!!
ロイ「依頼完了しましたよっと」

一行が居合わせるギルドのドアが開き 埃で汚れたアキレス御一考が惨状

ロイ「ゴブリンの巣 破壊完了 女が数人囚われていたから教会にぶっこんでおいた」
アキレス「おなかすいたーってあれ? みんなおそろいでどったの?」
―――ギィ!!

受付に仕事の内容の説明に入るロイ
アキレスとベティは一向に気付き 挨拶をするのであった
432 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/19(日) 23:19:04.60 ID:ZPsDufd20
>>429
【近づくタェンティースとは対照的に、近づく者皆斬り伏せると言わんばかりの血走った眼を向け、グルルと唸る】
【ちょいちょいと手招きすると、肩を組むかの様に手を回して顔を近づけ、小さな声で吐き捨てる様に言う】
いいか、あの女に仕事の話をするな!絶対だ!
特に幻想種とか、面倒そうなのの討伐。絶対に考えさせるんじゃあねーぞ!

それ以外なら何話してもいいから、兎に角あいつに変な気を起こさせるなよ
俺達はここに来て、報酬を貰って、その金で真っ直ぐ遊んで帰るだけだ。リザードマンとかグリフィンとか知った事か…!
【兎に角嫌な思い出しかない様だ。イムカに仕事をしようと思わせるなと、何度も何度も念を押す!】


【周りの反応を見れば何となく分かるだろう。そんな彼女に付き合って色々とやっていては、退屈凌ぎ以前に命が持たないのだ】
433 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/19(日) 23:20:29.68 ID:mx3Od5/3o
>>429

「んっ?やあ、タェンティース。君はいつも元気だな」

 果てさて、当のイムカであるが、基本、タェンティースが人見知りであることを、
 あまり意識したことは無く、基本、いつも元気でどこか人懐っこいというイメージであった。

【どこでも唯我独尊を地でいくイムカもまた、別ベクトルでアレなのであるが】

「仕事…というより仕事が終わった後ってところだ。実際――」

 イムカが受付に向かうまでに端的にタェンティースに説明をする。
 ユニコーンの目撃証言から出向いてみれば冒険者の死体と狂った一角獣とご対面。
 あわや惨事を事前に食い止めて、もろもろの手続きを終えて、報酬を貰いに来たって所だ。

【相変わらず派手にやっている…と、いうことである】

>>430

「ギャアアアアアッ!!」

 受付フロントから悲鳴があがる!そりゃあそーだ。
 掲示板を燃やすという奇行をかましやがったのだから当然!

「水!水!」

 速やかに鎮火!後に説明請求!!

「一体、アナタ、何をやってんですか!?事と場合によっては牢屋にぶち込みますよ!」
「まったく、突然、人様に迷惑をかけるのも考え物だぞ?」

 涙目な受付譲と、こんなときばかり常識人ぶりやがるイムカであった。が!!!!!

「あれ?」

 なんと、ソーマタージが燃やした羊皮紙の一枚から妙な魔方陣が浮き出てチリと化したではないか!
 これすなわち…

「…依頼書にカーズ(呪い)!?いますぐ鑑定術師を!!」

 偶然にもギルドに仕掛けられたテロ行為を未然に防ぐ!ナムサン!

【ソーマタージに(意図せず)向けられる感心と感謝の目線】
【ギルド受付は早速、未然に食い止めた名うて≠ノ臨時報酬の準備を始めている】

 素直に偶然の奇行ですと言う!or思いっきり格好つけて法螺のたまってマネーゲットだぜ!
434 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/19(日) 23:24:38.20 ID:mx3Od5/3o
>>431

「神獣(ユニコーン)討伐してきた」

 アイサツされるなりの第一声。

【D級冒険者(駆け出しに毛が生えた程度)の奴が本来、言っていいセリフではない】

「神獣を」

 なんで!どうして、いつも事が大げさになる!とげんなりしたくなるようなセリフである。
 が、何かロイのセリフに琴線が触れたらしい。

「ゴブリンか。討伐してきたと言ったが状況は――」

 状況確認がしたいのか新たな火種を探しているのか。
 穏便に済ませたいなら新たなトラブルへの発展性のありそうな言葉はご法度だ!!
435 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/19(日) 23:28:19.12 ID:jTIujpAc0
>>431-433
「あぁ、ロイ様、アキレス様」

それにベティ、と軽く手を泳がせて挨拶
さっきまで隅っこで独り暗ーくしてたのとはまるで別人である
依頼を終えたと知ればお疲れ様ですと頭を下げる

「……なるほど、ユニコーンの……」

お疲れ様でした、と頭を軽く下げた
ちなみに七八は一度一行と別れて買い出しに向かい、報酬を受け取りに後で合流するらしい

「では……このエントの花冠の採取の依頼をと思ったのですが……きゃ!?」
「……え、な、なんですか……!?」

と、どうやら半人は生命を得た巨木生物のエントのなんともレアーなアイテムの依頼を受けようとして居たらしい
ご一緒にーなんて言おうとした矢先にソーマタージからヘッドロックめいた格好で捕獲される
乙女っぽい反応を見せてはいるが、まぁ距離が近いのだからそうもなろう


436 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/19(日) 23:32:19.38 ID:ZPsDufd20
>>433
うるせー!人目につく所にあんなもん置いてるから悪ーんだ!
つべこべ抜かすと脳味噌撹拌してドブに捨てる…ぞ……?
【キシャーと牙を剥いて受付嬢を威嚇!絶対に仕事をしたくないという強い意志が窺える!】
【……の、はずが雲行きがおかしい。依頼書に何か仕込まれていたようだ】

…依頼書に呪いって、何か意味あるの?絶対投げ出さないクソクエストとか?
【ヒソヒソ声でイムカに尋ねるのであった】


……まぁ、この俺様のシックスセンスことソーマイヤーを使えば、この程度の児戯を見破るなぞお茶の子さいさいのホイサッサよ
崇めろ。奉れ。子々孫々永劫に語れ!お前らの安全を救ってやった、このソーマタージ様を!報酬もくれ
【取り敢えず、こちらの得に働いたようだ。踏ん反り返り、これ以上ないほどの上から目線!】
【てるてる坊主じみた襤褸布の端を謎の風になびかせ、フードの奥で口角を歪める。やったね】
437 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/19(日) 23:43:09.24 ID:S2Xtf8Q70
>>434-436
ロイ「えっ」
アキレス「えっ」
―――ギィ!!

その言葉に耳を疑う2人 なおベティちゃんはおなかすいたとアキレスのズボンの裾を引っ張っていた

ロイ「神・・・えっ ユニ・・・えっ」
アキレス「落ち着けオッサン きっと何か情報が隠されてるんだ絶対 だって惨劇だもんややこしい事情があるんだよきっとメイビー」

思考停止するロイに色々察しのいいアキレスである

ロイ「あ・・・あぁ なんてことはない とある村近くの洞窟にゴブリンが出たって依頼があって 女三人組の冒険者が討伐に出かけそのまま音信不通
   おかげで俺らが引っ張り出されて 見事大惨事になった冒険者を救出しつつ巣を壊滅 トドメに硫黄と鉄と酸を組み合わせた毒ガスを散布して逃げてきた
   巣の中にいたら今頃お陀仏だろうな こんなところ」

ロイはB級にして 幾多の不良在庫な依頼を片付けてきた なのでこの手の面倒くさい依頼を押し付けられることがよくあるのだ

ロイ「悪いが洞窟は何かの遺跡でしたーとか ゴブリンの他に厄介な生物がいましたーってのは無い そこら辺はよく調べたからな」
と イムカの期待に背く報告でしたとさ

んでソーマタージの奇行であるが

アキレス「・・・・・」
渾身のドヤ顔を某リンゴ社スマホで激写 あとで嫁さんに見せてやろうと画策している
438 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/19(日) 23:55:43.03 ID:mx3Od5/3o
>>436

「オカルトにはあまり詳しくないが、呪いは浸透するからな。
 遅効性でロクでもない事態に発展した可能性が高い」

 ひそひそ声でのたまうソーマタージに一応の知識から回答を引っ張り出す。
 何にせよ、思わぬトラブルを事前に食い止めたらしい。つまり図に乗って良し!

「たぶんだがテロ行為だ。誇ってもいいぞ。君の成果だ」

 そして、鼻高々になるソーマタージであるが、
 周囲の目線はやっぱ惨劇のツレだわ≠ニ、いった風なのがアワレである。完璧同類認定。

>>435

「エントか?たしか動く木人だったか?
 自然を脅かさなければ、かなり融通の利く連中とも聞いたが」

 なお、木こりが木を切るくらいは大目に見るそうな。
 大きくなりすぎた老木は太陽の恵みを遮り、結果的に森の土を駄目にする。
 科学や鉄鋼が隆盛しすぎなければ人間は自然と共生関係にはいられるのだ。

【と、ここで何故かソーマタージとプロレス(?)】

「こら、遊ぶのは迷惑にならないところでだぞ」

 そして、何故か引率の先生の如きセリフ。全く周囲の迷惑を〜とか言っているが、
 これは生粋のトラブルメイカーに言われるとアレであるアレ。

>>437

「ふむ、そうか」

 特に余計な兆候にならないならばソレでよし。しかして、ゴブリン…相変わらず性質の悪い連中である。
 だがまあ、それ以上のこの依頼から警戒すべき残滓が残っていない以上踏み込むまい。
 ロイのプロフェッショナルぶりは信用しているのだ。

 −−−−−−−−−−
439 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/19(日) 23:55:52.99 ID:mx3Od5/3o
【全員対象】

「こちらが皆々様の報酬と、依頼受理の証明書となります」

 ソーマタージの眼前にはたっぷり銀貨の入ってパンパンの袋が。
 ロイとアキレスには幾つか銀貨と銅貨が入った小さな袋が。
 そして、タェンティースには彼女とギルドのサインが刻まれた依頼証が。

【それぞれに渡される。となれば、飲み食いタイムである!!】

 酒は一等級のウィスキー!メシは蕩けたチーズをサクサクのパンに絡めるフォンデュ!
 サラダもオーガニックのシャキシャキ感!ド田舎では食えない都会の味わいである!!
 何せ、あぶく銭でマネーたんまりなソーマタージもいる。飲み食いに支障なし!!

「ゴブリンは本当ロクでもないが…報酬が見合わんのは問題だな」

 つ「きまとうのは常にソレ。安いくせに厄介。かつ被害はあるが、優先順位は低い。
 そして新人を送り込んでも犠牲を厭わねば3回ほどで解決は一応出来てしまう。
 需要はあるのに、供給に難アリ。しかも腕に覚えがあっても時々死ぬ。割に合わぬ。

「それに比べて…うん、タェンティースの依頼はいいな。私もエントとやらを見てみたくなったな」

 どうやら、タェンティースの依頼に同行するつもりのようである。
 ソーマタージ、折角のヘッドロックも一歩遅かった…などと邪推をしてはいけない!!

「まあ、花冠を手に入れる程度のことだ。深刻なトラブルにはなりようがない。気楽にいける類かな」

 と、イムカは実に明るく平和な展望を告げるのであった。告げるのであった。

【ピコーン(フラグ】

//ではコノヘンデー!!ンシ
440 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[sage]:2017/02/20(月) 00:04:38.26 ID:5W1oJIyU0
>>438-439
「えぇ、時期的に白い花を咲かせているんだと聞きました」
「その、ただ少し頭のてっぺんの……色違いのお花を拝借するだけと聞いています」
「楽々です、その割に報酬もとてもいいんですよ」

もうこの時点でフラグが雄々しく翻りまくっている
まぁともあれ、そんな少し先の未来より今はお食事タイム
ちゃっかり同席して、豪華なご飯に舌鼓を打つのであった

//お疲れ様でしたですよっ
441 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/20(月) 00:07:40.33 ID:Lowoilca0
>>439
ロイ「おまけに人数多けりゃ ただでさえ少ない報酬が雀の涙になっちまう
   お偉いさんも一度ゴブリンに襲われりゃ 事の重大さも分かるんだろうがな」

小さな袋を受け取り懐にしまう 山分けは腰を落ち着けてからである

ロイ「あぁ洞窟は自然に発生した者だったし 有益な何かが掘り出せる者でもなかったから 入り縁を崩落させておいた
   間違っては言っちまった誰かが毒ガスにやられましたなんてことはないから安心しろ」

そして・・・

アキレス「いやぁ悪いねソーマ ゴチになりやす!!」
ロイ「モグモグゴクゴク・・・」
―――ギィ♪

早速同伴にあやかる2人と一匹であったとさ

//オツカレサマドスエ
442 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/20(月) 22:26:27.46 ID:Cm/447tt0
【神話世界エリュシオン】
木々が生い茂り陽の光も届かない森の中で動く人影があった。
その人影はパーカーにジーンズそして背には大きなカバンとここには酷く不釣合であり、これが絵だったら明らかな異物であるだろう。
それもその筈、彼は街に着く直前ゲートに飲み込まれたためここにいるのであり、望んでいるわけではないのだから。

「…ああクソ。本気でついてねえ…。」

そう口から漏らしながら、ついに自然の絨毯へ膝から倒れこんでしまう。
それもその筈、森に迷い込んでから既に五日過ぎており、保存食なども全て底をつき、毒の可能性も考慮して水以外口にせずに彷徨っていた。
運良く動物にでも出会っていれば違ったのであろうが、幸か不幸か全く出会わなかった。

「くそ…飢え死にとか冗談じゃねえ…。」

彼の手の中に刀が現れる。最後の力を使い刀の先を空へ向けると、そこから炎の柱が吹き出した。
炎は枝も焼いて空へと立ち上る。彼はそこで力尽きたのか、刀は消滅し意識を失ってしまう。
幸い、木には燃え移って火事にはなってはいないが、時間が経てば飢えた獣が彼を見つけて食われてしまう。
もし今の炎が人の目に映っていれば、運がよければ親切な人が来て助けてくれるだろう。しかし、親切な人以外もいるわけで…。
どちらにせよ、既に彼は気を失っているため、天に任せる他ない。
443 :アキレスベティロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/20(月) 22:35:23.37 ID:Lowoilca0
>>442
アキレス「なんだぁぁぁああああああ!!?」
ロイ「火事になったらシャレにならん!! 確認だ行くぞアキレス!!」
―――ギィ!!

街の外れ 森の入り口付近にいた2人と一匹 突然の火柱にびっくり仰天の巻き
慌てふためいて火柱が上がった場所にたどり着いてみたら

ロイ「・・・行き倒れだな」
アキレス「それも・・・越境者」

なんかこの世界に似つかわしくない 場違いな恰好の男を発見
とりあえず具合を確かめ

ロイ「・・・腹が減っているだけっぽいな アキレス 薪を集めろ ベティ こいつが起きたら連絡くれ 俺は水を汲んでくる」

てきぱきと動き出す

直にぱちぱちと日が爆ぜる音と 腹が鳴りそうな食い物の匂いが立ち込めてくるだろう

―――ギィ!!
まぁ目を覚ませば 中型犬〜大型犬ほどの大きさのサソリが目の前に鎮座しているわけだが
444 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/20(月) 22:53:12.94 ID:Cm/447tt0
>>443
食べ物の匂い。それは空腹状態で気を失った彼へのこれ以上と無い特効薬である。

(…ここは。)

食べ物の匂いを感じ意識を取り戻すが、直ぐにはまぶたを開けずに少しずつ記憶を整理する。
そして、空腹でぶっ倒れたところまで自分の記憶整理し終えた後、ゆっくり瞼を開ける。
そしてそこには大きなサソリがいるわけで…。

―――ギィ
「くぁwせdrftgyふじこlp !?」

彼は可笑しな声を上げながら体を横回転させサソリから距離を取る。
もし、彼が冷静だったのならすぐ傍に火が焚かれている事などに目がいったのだろうが、今彼の心は目の前の巨大サソリに割かれている。
このまま何もなければ自分の荷物も持たずに走り出してしまうだろう。
…ただし気を失うほど腹が減っているため速度も遅く、遠くにも行けないだろうが。
445 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/20(月) 23:10:52.52 ID:Lowoilca0
>>444
ロイ「お? 起きtあ ちょ!!」
どうやら起きたらしい 大振りな中華鍋の前に座っていたロイが顔を向け

走り出す男に驚き待ったをかけようとする なにせ男の進行方向には

アキレス「へぁ?」
薪のお代りを持ってきたアキレスとの直撃コースなのだから

【このまま直進すればアキレスとごっつんこ もし逃げてもアキレスが男を追いかけ待ったをかけるだろう】

―――しばらくお待ちください

ロイ「アンタ見たところ越境差だろ? あれをやったのはお前さんか?」
あごひげを蓄えた目つきの悪い いかにも中世ファンタジーの世界からやってきました といった風貌の短足男は たっぷりとシチューをよそった木皿と木の匙を差し出してくる

アキレス「奇跡的に火事にならなかったけど…中々派手にやったね」
この世界に似つかわしくない 現代風の服装の 白人男性が散らばった薪を集めている

―――ギィ♪
先ほどのサソリはアキレスの傍でシチューの具である角切り肉に舌鼓を打っていた

ロイ「俺はロイ・ゴールドマン 越境者で剣と魔法の世界から来た」
アキレス「アキレス・イニゴ・ブランチ・セペダ スペイン人で同じく越境者 そしてサソリのベティな」
―――ギィ!!

自己紹介をする2人と一匹 ベティはよろしくーと言わんばかりにハサミを振り上げた

シチューはブイヨンで豚肉と野菜を煮込み 塩コショウで味をつけたシンプルなシチューである

ロイ「たっぷりあるからがっつくなよ 喰うにも体力ってのは必要なんだ それに縮んだ胃に限界異常の食い物が入って胃が裂けて死ぬ奴もいるんだぞ」
と忠告入りで
446 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/20(月) 23:34:50.51 ID:Cm/447tt0
>>446

「あはは…。実は街で補給する直前に急に飛ばされて、荷物にももう何にもなかったのでつい…。」

衣類やテント等しか入ってないカバンの中を見せながら、バツが悪そうに笑う。入っている衣類もこの世界の物でもないため、嘘ではないことが伺える。

「俺は八凪雪影って言います。同じく越境者です。シチューも奢っていただき何と言えばいいか。」

木皿のシチューを忠告通り少しずつ食べ進めながら話していく。よほど腹がすいてるのか食べる手は止めないが、申し訳なさそうな顔をする。

「それと、さっきは助けてもらったのに逃げようとするどころかぶつかって迷惑まで掛けてしまい、すいませんでした。」

雪影は空になった木皿を置いて、無駄のないプロセスで日本人固有の土下座スタイルへと移行する。
447 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/20(月) 23:46:05.01 ID:Lowoilca0
>>446
ロイ「まぁ なんだ 越境者ってのは国の後ろ盾が無いから 助け合いで少しでも生き易くしていこうぜってのが折れの考えだ
   もし俺が困っていたら 飯のお礼とでも思って助けてくれや」

はっはっはと豪快に笑い リュックから透明な液体の入った瓶と鈍色の小さなコップを取り出す

ロイ「ライス・ウィスキー(米焼酎)だ アンタ酒は?」
アキレス「のむ〜ってちょちょちょ気にして無いからいいって な?」

そして伝統的土下座styleを慣行する八凪に狼狽するアキレス 

アキレス「そう・・・アレだ ベティが粗相したのがいけないんだ うんそうだアンタは悪くない ということでベティ だめだぞー」
―――ギィ!!

わざとらしい説教 ベティもごめんねーと言わんばかりにハサミを振り上げている

ロイ「まだ食うか? 腹が満ちたら森を出よう 時間的に街まで行ける距離なのに野宿は勘弁だ」
と提案するロイであった
448 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/21(火) 00:07:11.87 ID:H1oW9q8h0
>>447

「ありがとうございます!」

気にしてないと言う言葉を聞いて、土下座を解いて座り直す。
そして、この人達はいい人だと雪影の心の中で決まった瞬間である。ちょろい。

「酒は飲めますけど、良いのかな?…別世界だし良いのか。」

自分の世界の法律を思い出し少し悩むが、そんなので悩んでたら埓が明かないと思考放棄する。

「いやいや、まず俺が落ち着いてればあんな事には。べディもゴメンな、そしてこれからよろしく。」
「っと、少し氷を作るんで木皿借りますね。」

謝りながら、酒を飲むなら氷があったほうが良いと気づき準備をし始める。

「想具展開、属性付与、水、氷。」

やる事は単純で能力で刀を展開させて、後は水を炎を出した時のように木皿の中に注いで冷気で凍らせればオーケー。
氷を細かく砕いて入れやすくして二人に差し出す。

「氷どうぞ。あ、ちゃんと飲める水ですから安心してください。」

差し出された木皿の中には不純物のない氷が入っており、その氷を使うかは各自に自由だ。
もし使うなら快く提供するし、使わない場合は雪影自身が使うだろう。
449 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/02/21(火) 00:21:31.07 ID:l0TD9+cW0
>>448
ロイ「ほぅ? 便利なモン持ってるな」
アキレス「それじゃ遠慮なく」
―――ギィ!!

ロイはそのまま アキレスは氷をコップに入れ 米焼酎を注ぐ
半透明な金属製コップ故 氷が解けてモヤを作る様は見えそうにないが

ベティはもう気にすんな と言わんばかりにハサミを振り上げた

ロイ「気にするな 俺の故郷じゃ15で成人だ」
アキレス「スペインじゃ16歳からおkだよー 故郷のガリシアは18からだけど」

さて 三人に鮭がいきわたった

ロイ「それじゃ 新しき友との出会いに」
アキレス「乾杯」

杯を掲げ 一息に干す 

ロイ「それじゃシチューを片付けて森を出ようかね あの火柱について説明を聞きたがる輩もいるだろうしな」

そんなこんなで時間は過ぎていくのであった・・・・・

//それでは自分の〆文
450 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)2017/02/21(火) 00:33:08.92 ID:H1oW9q8h0
>>449

「これ、戦闘用の能力なんですけどね…。」

最近戦闘で使用してない事を思い当たり、思わず苦笑いになる。

「っと、ありがとうございます。それじゃあ、乾杯。」

自分もコップを受け取り、酒を飲み干す。その酒はとても優しい味がした。

「あー、やっぱりそうですよね。あまり能力をばらしたくないんだけどな。」

そうぼやくも結局は自業自得。それにこの二人に会えたと思えば安い出費だと思い、シチューの片づけを手伝いながら時間は緩やかに過ぎていった。

//お付き合いありがとうございましたー!自分はこれで〆です。お疲れ様でした。

451 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/21(火) 22:14:06.54 ID:P2laQJrpo
【神話世界エシュシオン】

「ふーむ…」

 街道が途切れて久しく、薄暗い森の入り口を見やるはイムカ・グリムナー。
 終焉の遠未来における銀河帝国軍政治将校にして、越境者でもある。

【彼女の聖務は境界線各世界におけるテクノロジー/マテリアルの収集。
 ゆえにあらゆる活動を行うに躊躇はない。糧を得るのもその一環だ】

 羊皮紙を広げる。それは冒険者ギルドにおける依頼証明書。
 越境者は多くの世界において、基本身分を持たぬ流民同然の立場だ。
 ゆえに冒険者ギルドは、概ね身分を問わぬ何でも屋≠ニして依頼を受けるのは
 路銀などを稼ぐ意味では、実に都合のいいシステムであった。

【異能を持っていようが腹は減るし、生活用品だっている。時には薬などもだ。
 結局、人間は社会的生物である以上、社会背景との接触は避けられぬにそうせねば不便極まる】

「エント(森人)の花か。まあ接し方を間違えなければ危険な事にはならないと思うがね」

 今回、イムカたちが冒険者ギルドから受領した依頼は、
 この時期にエントの頭部に咲く花冠。それも、ちょっとレアな色違いの花を採取するというモノだった。

【冒険者と言えば、何となく戦闘戦闘ばかりなイメージが強いが、
 実際は手紙の配達だったり、このような珍しい物品の採取だったりすることも多い。
 もっとも、出方次第ではころしてでもうばいとる≠ノなるパターンもあるのだが】

 コーンコーン

【眼前には鬱蒼とした森が広がり。、耳には森番が木に斧を振るう牧歌的な音が響いている】
452 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/21(火) 22:23:42.28 ID:OYmxpKqL0
>>451
「納得いかない」

数度目となる同じセリフを、やはり同じ数がそれ以上目の溜息と共に告げるは七八
元々エントの花冠の採取は半人、タェンティースの受けた依頼なのである
しかしその出発直前、半人は他で世話になっていた冒険者が危機的状況にあると知らされた
かと言って一度受けたこのクエストを破棄する事も憚られる
故に一行に託す形で、半人は救助隊に組み込まれ出発して行ったのだった

「……あの人(タェンティース)の受ける依頼ってさー……」

なーんかやたらハズレが多いんだよねぇと顔を顰める七八
何度か同行し、そしてその上での反応なのだからまぁそういう事なのだろう
一応いつもの、露出の少ない菖蒲色の忍装束に武具を持ち
更に小振りの鋸鉈と火薬玉を追加で持って来ている模様
453 :八凪 雪影【信念の想具】2017/02/21(火) 22:29:40.14 ID:H1oW9q8h0
>>452

「それはその通りだけど…いきなり斬りかかったりしないよな?」

イムカの後ろにいるのは先日ボヤ騒ぎを起こしてギルド職員にたっぷり絞られた雪影君。
彼はこの世界の通貨を持っていなかったため、簡単そうなこの依頼に同伴させてもらったのだ。
因みにこんな失礼なことを聞いたのは、ユニコーンを討伐したという話を聞いたためである。

「まあ、この世界のことは分からないんで頼りにさせてもらうよ。」

そう言い荷物の確認をし始める。森に行くならすぐにでも動き出すだろう。


454 :相良 遥歩【災肢火人】[sage]:2017/02/21(火) 22:30:42.65 ID:oH+Ifaaho
>>451
「えぇー……!?」

なりゆきで付いて来た少女、相良遥歩は露骨に嫌そうな顔でそう漏らした。
相性最高のマモノであるエントの討伐、これ以上自分に適当な依頼も無いだろうと即決。

だが蓋を開いてみればどうだろう、単純な討伐依頼であれば良かった、だが現実は残酷である。
そんなにオイシイ依頼というのはそうゴロゴロと落ちているものではないのだ。

「あたし苦手なんだよなァ……そういう繊細なヤツ」
「異能の……その、出力?のコントロールだって苦手だしさァ」

雄大なる大樹の頂、そこに存在する華を摘むものだというのだ。
そういった繊細なオブジェクティブは、遥歩の領分ではない。
最大火力で敵を焼き尽くす。その他は知った事かというスタンス。
それが最も遥歩らしく、彼女の持ち味を活かす立ち回りなのだから。

「燃やしちゃったらゴメンな、今のうちに謝っとくわ」

相当自信が無いらしく、両手を合わせて真顔で先んじて謝っておいた。
455 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/21(火) 22:37:14.72 ID:OYmxpKqL0
>>453-454
「よろしくねー」

と、割となりゆきで組んだにしては同年代が揃ったモノだと内心
引率のイムカはちと例外ではあるが
因みに忍者である七八の服装は、露出の少ないモンペめいた忍装束である
長い黒髪を後ろで束ねた、如何にも活発そうな少女

「……ちょっとちょっと、大丈夫?」

との苦笑は片や不慣れな世界、片や異能の調整について不安が残るふたりに対して
456 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/21(火) 22:42:35.85 ID:P2laQJrpo
>>452

「タェンティースは彼女の義理を果たさねばならぬということだ。ふてくされても仕方ないさ。
 理由も義務と正義に適ったものだ。ならば、引き継ぐのに問題は無い」

 七八に対して、一応のフォローを入れておくイムカ。
 何だかんだで面倒見のいい性格なのだ。この無表情が常の政治将校。

「報酬も採取依頼としても悪くない額だし、一応、裏もとったが市井の魔術師から正規の依頼だった。
 それに…だ。私がいるんだ。大船に乗ったつもりでいればいい」

 そして、自信満々なのもいつものことである。

【なお、七八にイムカが関わるとコトがアレになるという事象を慮られた場合は知らん】


>>453

「あくまで今回は平和裏に収めたいというのが本音だな」

 採取依頼ということで、一応、人手も多少はいるということで、
 油を売っていたっぽい雪影の同道を承諾した経緯がある。

【聞いていみれば彼も越境者とのことで、路銀ゼロともなれば、
 多少は世話を焼いてやろうという気にもなる。本質的にお節介ともいう】
【代わりに荷物持ちに任じる!まさかか弱い()女性に沢山の荷物を持たせる甲斐性なしではあるまい!(キリッ】

>>454

「燃やしたらというか、森火事になって延焼で火に囲まれた場合、下手したら死ぬぞ?」

 相性が良い悪いで言えば、エントと敵対する場合には相性は抜群。
 ただし、森に火をつけると酷いことになる。国に見咎められたら最悪死刑になる可能性すらある。

【せちがらい!】

 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

「んだぁ?エント連中ならこの奥ずーっと進んだらいるでよお」

 森に入って、森番から情報収集したら、いきなりアタリである。
 コミィニケーションの大切さであると共に、異世界でも会話というツールを使えるありがたみでもある。

【森番=所謂、木こりと森人はうまくやっているようだ。木を伐採するというのは必ずしも森にマイナスになるわけではない】
【古い木は太陽の恵みをさえぎり、若木うあ土を駄目にする。適度に、調和を保つにおいて、エントは寛容であった。自然のサイクルなのだ】

「エルフ連中とは違って気のいい奴等だで」

 なお、エルフは木を伐採したら問答無用で眉間に矢を突き立てる連中もいる。ということになっている。
 ここは長寿種に対する風聞の悪さや、意識・見ている世界の違いなどなまじ外見が近い分、複雑な問題があるのだろう。

「どこの世界もこういう諸問題からは逃れられんということだ」

 そうして、森の奥へ。太陽の光が木々によりほぼ遮られるため、非常に薄暗い。

≪000111010101≫

 イムカの側にサーボスカル(浮遊髑髏)が侍り、森の中で失いがちな方角が位置情報を知らせる。
457 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/21(火) 22:50:00.17 ID:H1oW9q8h0
>>454
「あー、一応やばそうだったら俺が消化するから。」

能力の制御があまり得意でないといった少女にプレッシャーを掛けないように気遣う。
事実、水で消すこともできないが、かなり疲れるのでやるのはやばい時のみだろう。

「と、俺は八凪雪影。雪影って呼んでくれ。ちなみにガチガチの前衛タイプだ。」

自分が名乗っていなかったことを思い出し、全員に聞こえるように話す。

>>455

「よろしくな。」

忍装束の少女を見て挨拶を返す。
忍装束を見て分身すると思ったのは内緒である。

「まあ、大丈夫だとは思うぞ。簡単そうな依頼だし。」

心配してるようなので安心させるために言うが、顔は警戒の色が強く出てるためとても安心できないだろう。
458 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/21(火) 22:50:15.68 ID:OYmxpKqL0
>>456
「……そりゃ、そうだけどー……」

理由や道理だけで納得出来ない部分もあるのだ
まぁそれでも、こうして一同に加わっている所を見るからにそこまで本心からそう思っている訳ではない
自身の甘い面を覆い隠す理由が、七八には無自覚に必要であるのだ

「アッハイ」

自身たっぷりなイムカの様子に、ハニワめいた無表情で応じる
幾度となく死線を潜り抜けてきて、その多くでかの政治将校の世話になっている
彼女がいなければ無論、今を生きていないであろう
そういった意味では恩人なのだが、まぁそのなんだアレだアレ

そんでもって

「ふーん……」
「私の故郷の世界の過激なエルフはさ」
「森の小枝を踏んだら、骨を折られるって言われてるよ」

深い森には近づくな、との警句の意味もあるのだろうがそれなりに物騒なエルフも居たものだ
尚、喋りながらも警戒心の糸は周囲に張り巡らされており、その声も指向性を仲間内だけの方面に向けられている
存在感もか細く、影に溶け込むように朧げだ
459 :相良 遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/02/21(火) 22:53:30.32 ID:oH+Ifaaho
>>453
>>455

「あたし遥歩(アユム)、よろしく」

屈伸、伸脚、首の運動。ストレッチを済ませ軽くジャンプしながら手首をぶらぶらと揺らす少女。
ぱん、と乾いた音を立てて右の拳を左の掌で包み込むと、そのまま指を鳴らして首をぐるぐると回す。
むすっとした顔つきのまま、忍者装束の少女の自己紹介にちらりと視線を向け、すぐに戻す。
スニーカーの爪先でトントンと地面と叩きながら眼を合わせることもなく素っ気なく告げた。

服装はODのファー付きコートにピンクの肉球のプリントが入った黒のロングT。
ぴっちりとしたダメージジーンズに派手な色遣いのスニーカー、ピアスやネックレスをチャラチャラ言わせていた。
目に掛かった前髪を鬱陶しそうに振り払えば、後ろに束ねた黒髪のポニーテールがふわりと揺れた。

>>456
「あたしは死なねーし……」
「それにこーゆー、水分の多いハッパは燃えづれーからヘーキだっての」

自分の炎に巻かれて死ぬ気はない、と素っ気なく漏らした。
炎(というより発火現象)を操る異能者としてどういう場所が燃えやすいかは把握している。
故に屋内での戦闘や乾いた可燃物が大量にある環境での戦闘は、遥歩が最も嫌うものである。

「”連中”ねェ……群れるヤツらが多いのかな」
「ますます苦手だなァ……一面火の海にできりゃサッサと終わらせられるのにさ」

はぁ、と溜息交じりにイムカの後ろをちょこちょこ付いてゆく。
有事の際には最もタフっぽい彼女を盾にするためだ。
460 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/21(火) 22:56:55.99 ID:OYmxpKqL0
>>457
>>459
「四五六 七八(しごろ しちは)」
「期待してるよ」

忍者には大きく分けて二種類存在する
土煙と共に巨大ガマを呼び出し、巻物を咥え印を結べば周囲に火柱を上げ、そのKATANAは空飛ぶヘリすら両断して見せる
それ即ち、NINJYA

そしてもう片方、スパイめいた技術と変装術と身体能力だけでなんとか場を乗り切る地味な斥候
つまりはそう、忍者

七八はその後者なのだ、地味なのである

雪影と遥歩となんとなく話ながらも、バックグラウンドでは索敵を行うのであった
461 :相良 遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/02/21(火) 22:57:26.08 ID:oH+Ifaaho
>>457
「へー……水使えるんだな、オマエ……」
「ユキカゲ?ふゥん……あたしは遥歩、ガチガチの前衛タイプだ」

じゃあ火種のうちに頼む、と右手をひらひらと振って笑みを浮かべた。
それは自分の炎がお前に消せるかという挑戦の意も込められたものだ。
遥歩は速度と手数を活かした瞬間火力型である。
撃たれ弱いが攻撃力の高さは眼を見張るものがある、典型的なアタッカーである。
462 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/21(火) 22:59:11.56 ID:H1oW9q8h0
>>456

「そんな風に言わなくても男だし持たせてもらうよ。まあ、いざとなったら投げ捨てる可能性もあることを考慮しておいてくれ。」

そう言いながら荷物を背負う。普通の人なら多少は呻くだろうが、これぐらい彼にとっては大した重さではない。

「…俺の中のエルフのイメージが崩れていく。」

ゲームの中や似たような世界のエルフは有効的だったためショックを受けるが、世界が違うということで割り切る。

「…にしても暗いな。足元しっかり気をつけろよ。」

実際先ほど自分も躓いたため注意を呼びかける。
463 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/21(火) 23:04:04.54 ID:P2laQJrpo
【全員対象】

【しばらくは暗がりと、足をとりそうな木の根や、隙あらばこちらを狙う蛇などと格闘。奥へ奥へ】


 −−−−−−−
 −−−−−
 −−


『――鉄と火の臭いじゃあ』

 森番に教えてもらったエントの棲家の近くまで歩を進めていたときだ。
 これまで風に揺れる木の葉の音、足音、虫の鳴き声しかなかったところに、
 突然、人間の声帯では発することの難しい、くぐもったような声が響き渡ったのだ。

【見れば木々に混じって、やや大きい老木と思われていた立派な木からの声】
【それが良く見れば、ギョロリと二つの目を開けて、口を開き、のっそりと動くではないか】
【これがエント…動く木とは良くいったもので、腕や脚、そして翁の顔を持つ種族であった】

『木番の臭いとは別ものじゃあ…人間に、ネファレム?しかも随分奇矯な格好ときた。何者じゃあ?』

 直立すれば5メートルは優に超える巨体だ。こちらを値踏みするように睨む姿は迫力満点。
 しかし、森番の言ったように問答無用で攻撃する。というような手合いではないらしい。

「エントか。私はイムカ・グリムナー!ギルドの依頼であなた達の花冠!その色違いの花を所望している!」

 エントに届くよう大きな張りのある声音で。かつ、礼儀作法に則った礼を取るイムカ。
 イムカ個人はここで、争いに発展させる気は無かった。

【全員に判定(アイサツ)…エントに遭遇した。どのようにアイサツをするかで反応が変わるだろう】
464 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/21(火) 23:12:50.50 ID:OYmxpKqL0
>>463
「……っと、っと……」
「ん……?」
「……うわぁ、でかっ……」

ひょいひょいっと森の中を歩く
この手の道は慣れたモノで、都会の整備されたそれを歩くより軽快だ
そしてエントとの邂逅、呆気に取られ見上げる格好

「……っと、」
「えーっと、どうもー」
「同じく七八ー、同じくあなたのきれーなお花が欲しいんですけどー」

イムカがしっかりとアイサツをしているのを見れば従った
最も比べれば、ちと緩い感じではあったが

465 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/21(火) 23:14:10.61 ID:OYmxpKqL0
>>464
追記っ
それとなくエントの、頭に咲く花を観察してみている
それでもまぁ、視野的な問題で見上げる形故に全体図を見る事は叶わなかったが
466 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/21(火) 23:14:43.34 ID:H1oW9q8h0
>>463

「っ!!…失礼しました。初めまして、俺は八凪雪影と言います。まず我々は貴方達と事を構える気はございません。我々はただ貴方達の王冠、そこに咲く色違いの花を譲ってもらいに来ただけです。」

圧倒的な風貌をを見て驚き少し硬直するがすぐに取り繕い、自身ができる精一杯の敬語でエントに話しかける。
自身も事を構える気もないため、花を譲ってくれる事を願いながら、最低限であるが周辺を警戒している。
467 :相良 遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/02/21(火) 23:18:30.74 ID:oH+Ifaaho
>>463
「……うお、デカッ…!?」

エントの住処に足を踏み入れた瞬間、遥歩の鼓膜に届いた音は異形のそれ。
普段聞き慣れぬ音に驚き、猫のように飛び退いて慌ただしく構える。
が、のしりと現れた巨大な存在のあまりの威厳に、思わず戦闘体勢を取る事すら忘れて。
ただただ茫然と、その神秘的な姿に見惚れていた。

「(なんだ……聞いてたのと違うな)」
「(案外話せば分かってくれそ……)」

が、イムカの張り上げた声、高らかなるアイサツにより現実に引き戻される。
そうだと思い出したように首をふるふると振って、眉間に皺を寄せた。
顎に手を当てて視線を逸らし、何かを知恵を振り絞っているのが容易に看破できるだろう。
そしてぽんと手を叩いて、ようやく絞り出した第一声。

「ゆずってくれ たのむ!!」

大失態である、かつてこの選択肢を選んで念願のアレを手に入れた者はいない。

「じゃなくて……それが欲しいんだよ、その……花がよォ」
「……な、な!頼むよ……おじーちゃんっ」

こめかみを指先で掻きながら視線を地面へと降ろし、うーんと時折唸りながら言葉をつづけ、
終いにはぱんと手を叩いてお願いポーズ。言葉下手にも程がある、まるで子供の様なこの口ぶり。

一見礼儀を知らぬ愚か者にも見えるが、逆を言えばそこには一切の裏表が存在しない。
実際遥歩は驚愕すべきクソアホなので、もし裏があっても隠し通す事は不可能なのだ。
468 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/21(火) 23:31:25.59 ID:P2laQJrpo

【全員対象】

「ふーっむ、まあ、案内はしてやろうて」

 礼節に則った(一部アホタレ)態度に森を脅かす無礼者の類ではないと見て取ったエントは、
 一行を肩や頭に載せてズンズンと森の奥へと移動を始めた。

【エント曰く、人間の足じゃあ日が暮れちまうとのことらしい。好意からであろう】

「今年は、さっさと花冠が咲いてしまって、そんでだいぶ散ってしまってなあ」

 どうやら今年は気候によるものか、花冠が未だ残っているエントは少ないようだった。
 ゆえにそのエントがいる森のさらに奥への案内となったのだ。

【人間視点で見える森と。エントの頭や背で見える森はまた別モノである】
【木の上の巣があったり、途中で果実をもいだり、葉に溜まった新鮮な水のしずくで喉を潤したり、長閑である】

「最近は、妙な人間も来てたりなぁ…こうして見回りもしているんじゃ」

 聞いてみると、森に最近不審な連中が出没するとのこと。
 礼節を無視して多量の木を伐採したり、妖しげな魔術の痕跡を残したりなどだ。

「この森は切り拓けば、交通の要衝に鳴りえる地勢条件だからな。
 もしかしたら、開拓…人間の領域を広げようとする動きがあるのかもしれん」

 イムカがサーブスカルに収集させた地図を広げながら、補足説明する。
 どうにも、人間サマの都合で、昨今、森にもやや不穏な気配が広がっているようだ。
 もっとも、エントが守護する森である。そう簡単に人間の支配域に収めることはできまい。

「まあ、何にせよ、今回はイージーなミッションで終わりそうだな。私もトラブルなどそう好むところでもないからな」

 エントは協力的、特にトラブルになりえる気配もなく、後は花咲きエントから花を貰うだけ。
 実に平和に終わりそうである。

【ピコーン(フラグ】


 −−−−−−−−−−−−

【20分後――!!】

「GYAAAAAAAA!!」

 四方八方からエント落に襲い掛かるサラマンダーの群れ!!
 少なくないエントが火トカゲに纏わりつかれ焼かれていく!!

【動物達が逃げまとい、貴重な霊木が焼かれ、朽ちていく!!】

「どうしてこうなる…?」

 自分の乗っているエントに襲い掛かるサラマンダーを粒子短銃で撃ちぬきながら、
 イムカは無感情な言葉で呟いた。

【エントの棲家に着いた瞬間にコレである!】
【なお、全長1メートルを越える巨大なサラマンダーは各人にも襲い掛かる。
 火を噴くもの危険だが、引っ付かれたら超高温に焼かれて人間などあっという間に炭化だ!!】
469 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/21(火) 23:40:59.39 ID:OYmxpKqL0
>>466-468
「ころしてでも うばいとる」

ボソッと呟くのは実に物騒な言葉
なぜかこう言わなければならない気がしたのだ、不思議だなぁ

「……うーん、木に揺られるのは初体験かもー……」

実際七八の乗馬スキルは高い
馬に限らず多くの動物を乗りこなすし、最近では機械駆動の車なども練習中である
しかし動く木に乗るのはレアだ、貴重な体験は細枝に足を引っ掛け逆さになりながらであった

「……ふーん」
「これだけの森を切り拓くだなんて、大変そうだね」
「……あぁ、でも……」

エリュシオン的に考えれば、優秀な魔導士が徒党を組めばそれで解決してしまう問題なのかとも思えなくもない
最も、そうするには相応の準備も必要ではあろうが
そんなこんなで雑談しつつ、エントに怒られない程度に空気を読みながらちょっかいを出しつつ住処へ到着!

「やっぱりこうなるし!」
「……ていうかこれとか完全に役立たずだよね!」

嘆きながらサラマンダーに向けて投げるのは鋸鉈である
エントと戦闘になったら役に立つなと持って来た対策道具がほとんど無駄な相手なのだから仕方ない

「ほらほら、早く逃げなって!」

エントに向けて避難を促し、自身は他の木に飛び移りながらカードナイフを投擲
能動的に攻撃を仕掛け、注意をエントから遠ざけようとしている
470 :相良 遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/02/21(火) 23:47:48.75 ID:oH+Ifaaho
>>468
「う……うおおおおーーーッッ!!」
「スッゲー!!デッケー!!」

エントの上にのっかり揺られ、両手を掲げて薄暗い森を進む遥歩。
頬に浴びる風が気持ちよく、薄暗いとはいえ高所からの眺めはまさしく絶景だ。
眼をキラキラと輝かせつつ、そうしてエントの葉っぱにしがみ付いてあちこちキョロキョロ。

「うはぁぁ……凄いなこれ、スゲー気持ちいい……」

ごろんと枝の密度の高い場所に寝転がって太くなめらかな枝に頬擦り。
無数の枝の反発力に身体が持ち上げられる感覚が心地良い。
思わず表情を綻ばせながらゴロゴロ、青葉の絨毯を堪能していた。


【二十分後】


「うっ……うおおおおーーーッッ!!」
「あちゃ、うわちゃちゃっ!!服が燃えッ……」

先程のように上げる雄叫び、今度は喜びと高鳴る胸から湧き出る衝動の産物ではない。
エントの周囲を飛び回るサラマンダーに噴かれた炎がファーに着火。
急いで上着を脱ぎ捨て、全身に炎が回る前にそれを丸め込んで鎮火を狙っている。


【さらに数秒後】


「殺すぞてめェーーッ!!こっちは明日のおまんまも危うい状況だってのによォォォーーッ!!」

罵声と共にグワシーーッ!!とサラマンダーの喉元を引っ掴む遥歩の姿。
炎の異能をフル活用、サラマンダーよりずっとアツく燃えて我慢比べだ。
そのままエントの背より飛び降りれば、両腕に炎を滾らせ、そのまま一気に解放する。

「クソッタレがァァ……!!」
「内蔵ブチまけろ!!」

相良流喧嘩師術奥義が一つ、”落火流垂”。

相手を掴み空中で小爆発を起こしてそのまま地面へと高速で落下、
地面に叩きつけると同時にさらなる爆発を引き起こし落下の衝撃を和らげ、相手には更なる加速をもたらす!!
471 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/21(火) 23:52:54.17 ID:H1oW9q8h0
>>468

「いつの時代も自分勝手なんだよ人間は。旅でもそれを実感したしな。」

荷物を枝に掛け、エントの肩に乗った雪影が森が人間の都合で伐採される話を聞き露骨に顔をしかめる。
雪影自信、自然が大好きなこともあるが、孤児院があった世界も人間の欲望が暴走した結末だったことも原因の一つだろう。

「イムカ、そういうのはフラグと言ってな…。」

明らかなフラグ発言に対して、説明し言わないよう説得するが彼女の性格ならおそらく無駄であろう。


「フラグ回収お疲れ様ですってか畜生めぇ!!」

素早く刀を作り出して、近づいてくるサラマンダーに対し、刀から水をぶっかけて電気の斬撃を飛ばし次々と仕留めていく。
死角から近づいた奴は直感で叩き切るし火は水をぶっかけて消すがいかんせん数が多い。

「熱い!誰か一掃できそうな物持ってないの!!」

最悪、切り札を切ればサラマンダーを大部分を一掃できるだろうが、森がかなり荒れるし何より自身が戦えなくなるため使うなら状況を見極める必要がある。
もし何もなければ、雪影はそのまま身体能力をフルに使って一匹一匹駆除していくだろう。
472 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/22(水) 00:02:14.79 ID:qvZTgdNRo
>>469

「そうはいかん。仲間と森が襲われているのに見過ごすことなどできん」

 七八の支援を受けながらもエントもサラマンダーを踏み潰したり応戦。
 相性の悪さはあれど、巨体自体が武器であり、中々に強い。

>>470

 サラマンダーはバラバラになった!!

【炎と炎という同属性のぶつかり合い。ゲームでは同属性は回復などというケースもあるが、
 この場合はパワーとパワー。最終的には上回るほうが勝つのだ!!】

>>471

「よし、いいな。水で騎乗エントを消火も頼む。後は君の¥o方次第か」

 纏わりつくサラマンダーを排除しながら、告げるイムカ。
 雪影の異能は汎用性に富むのだなと実感。この状況下で水の剣は特に相性がいい。

「ひとまずはコツコツ駆除だな。大技を撃つには状況が悪い」

【敵一掃…という演出には状況が見合っていない。大規模攻撃で中々に状況に縛られる手段ということだ】

 −−−−−−−

【全員対象】

「さて、ところで皆、一応、立場をはっきりさせておくべきだと思う」

 文字通り、襲い掛かる火の粉をひとまず払いのけたところで、
 イムカは改めて、未だ交戦を続けるエントたちを見やる。
 サラマンダーはこちらが襲い掛からない限りは、エントを優先して攻撃しているフシがある。
 つまり、最低限は身を護れた以上、そこからは介入しないという選択肢も無くはないのだ。

【エントが雄大かつ強力とはいえ、すばしっこく火の属性そのもののサラマンダーは中々相性が悪い。
 正直、彼等だけで生き残れるかは五分五分といったところだろう】

「このサラマンダーは召喚された精霊だ。少なくとも森の奥深くで自然発生する類の精霊ではないからな」

 イムカは己の付け焼き刃に近いオカルト知識を総動員して状況を類推する。
 つまり、このエントに対するハラスメントは人為的な意志のもとで行われている。
 皮肉にも七八が告げた言葉の通りだ。人間の都合で、魔術師がエント排除に介在したら≠セ。

「人間という立場で考えるなら発展のために、こういった行動を起こすのは是だ。
 森という神秘の領域を焼き、人間の世界を広げる。生存と発展のために他種族を踏み躙るのは正道ですらある」

 交易、経済、物流、色々と言葉を操るのは簡単だが、本質的には発展への歩みだろう。
 どの世界の人間もそうしてきた。文化の恩恵を受ける者にとって、これを否定はすることは容易ではない。

「だから私達はこの場では部外者で第三者で、そして種族としてはエントを擁護するのはお門違いですらある。
 ゆえにソレを踏まえた上での行動を決める必要がある。で、だ、」

 言いながらイムカは別のエントに引っ付くサラマンダーを次々と早撃ちで射殺!!

「私のスタンスを告げておく!顔も知らん連中の思惑なぞ知ったことか、だ!!
 私の依頼の邪魔≠セ!エントごと、対象の花が燃えたらどうしてくれる。まず以って保証など期待できん!」

 ゆえにここはエントは護る。護りきる。人間の生存競争だのマクロの視点などどうでもよく、
 与えられた依頼…すなわち任務こそが全てを優先する!というのが、この場でのイムカの姿勢であった。

【選択(各人のスタンス)…人類として発展のため静観するか、冒険者として依頼遂行のために邪魔をしてやるか】

//このレスへの返信後に〆シーンなのででん
473 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/22(水) 00:16:26.87 ID:niFfRLtI0
>>472
「何それ、カッコいいじゃんオジサン」

薄く張り付く笑み、火の魔物を前にして怯まぬエントの巨大
否、多分きっと彼にして見れば相手が何者であろうと関係はないのかもしれない
その判断基準とは、即ち森の敵かそうでないかなのだろう
樹木は森の一部であり、大地に、その土地に根付き生きている
ヒトの感覚と異なって当然だが、七八は彼のそれをヒトのそれに当てはめる
そうすると必然的にそれは、仲間や自身の地を護る為に勇敢に戦う雄々しい姿として映るのだ

>>470-471
「あ、私に期待しないでねその面ではさ」
「そういうのは遥歩の役目っぽいし!」

七八の攻撃は、エッジを鋭利に磨いたカードナイフや苦無での投擲がメインだ
轟音と共にサラマンダーを叩き伏せる遥歩とは対照的に、音もなくその息の根を止めて行く

>>470-472
「なるほどなるほど?」
「……いいんじゃないの、強い方が弱い方を支配したりするのって摂理な訳だし」

だから、と翻りながら刀を横一文字に走らせる
飛び掛かるサラマンダーの喉元に血の華を宿らせんと煌めく閃斬

「ここで私達が負けたら、向こうには好きにする権利があるし」
「……逆ならしかりってもんでしょ!」
「気の良いオジサン助けるのに、ごちゃごちゃ理由とか理屈は私にはいらないっ!」

多分七八はサラマンダーを殲滅した後の、その時の事までを見据えている
命を奪う事をしたモノには、相応の覚悟が必要だと考えるからだ
因果応報だとか、自然の報復だとか義憤だとか
そういったややこしい事ではない、要するにつまりは七八はこれでいて結構怒っている
474 :相良 遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/02/22(水) 00:16:30.60 ID:OkxAyx5Vo
>>472
「このクソトカゲはあたしの服を燃やした、それだけで根絶やし確定だ」

血と何らかの組織のようなモノを全身に浴びたまま、ノースリーブとなった肉球Tシャツの胸をばしんと叩く。
遥歩の能力上、服が燃えるという事象は深刻な経済的ダメージへとつながるのだ。
ゆえに能力は普段できるだけ露出した部分のみに発現させる。こうすれば余程の全力でもない限り服は燃えない。
普段気を使っているだけ、逆に燃やされたりすると激おこどころでは済まない怒りようを見せるのである。

「あたしは人殺しはしねェ、どんな状況でもな」
「だがこのクソ共は違う、おじーちゃんを燃やすってんならハナシは別だろ」

「出涸らしになるまで狩り続けてやる、本体が出てきたら縛り上げてやるよ」

遥歩の作戦はいたってシンプル。まずはサラマンダーを根絶やしにする。
次にのこのこ出て来た本体をブチのめして縛り上げ、騎士団に突き出す。
召喚された存在であるならば木端微塵にすることに些かの躊躇も必要としない。
それこそが遥歩の、彼女の王道そのものであった。

「にしても踏み躙るだとォ……?許せねぇ」
「なんでそんな……ひでェコトが出来んだよ……ッ!!」

ぎりり、と怒りの余り歯を食いしばり、握り締めた拳はふるふると震えていた。
やがて渦巻くように生じた熱気が陽炎を生み出せば、一呼吸おいて爆発めいた火柱が彼女の腕を包んだ。

「あたしの炎より熱いものはねェ、どんなヤツが相手でも……前歯をブチ折ってやる」
475 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/22(水) 00:33:50.78 ID:qvZTgdNRo

【全員対象】

 越境者達がサラマンダー撃退に加わったことで、エントは体格による敏捷性という弱点をカバー。
 こうなれば勝敗の天秤は一気に片方へと傾いた展開となったのはいうまでも無く、
 程なく、エント側はサラマンダーの排除に成功することとなった。

「感謝するぞ、若人達よ」

 戦闘後、水を被ったり、焼けた木皮を剥がしたりしながら、エント達は感謝の言葉を一行に告げる。
 人間の思惑により脅かされたとはいえ、人間全体に憎悪を向けるような激しい感情とは無縁であった。
 それは優しくもあり、どこかいつか滅びゆく種族である事を感じさせる要因であったかもしれない。

【さて、ちなみに本体は――】

「むーーーーーーっ!?」
「むーーーーーーっ!?」
「むーーーーーーっ!?」

 形勢不利と見るや逃げ出そうとしたところを、忍者な七八あたりに見咎められて
 複数人の魔術師が見事に御用。適当にボコった後に簀巻きにしてやった。

【しかして、サラマンダー自体に積極的に越境者を攻撃させたフシはなく、
 殆ど精霊自身の防衛本能か、エントへの攻撃がたまたまこちらに向いたかといったケースが多かった。
 たぶん、人殺しまでは勘定に入れていなかったのだろう。ゆえにイムカは捕縛すれど殺害には到っていない】

「とりあえず役所には突き出すが…あとはどう転ぶかは騎士団次第だな」

 この襲撃がどこまで根深いかで変わるだろう。森の中で火の系統呪文は重罪だが、
 それも所詮は人間の都合である。何処まで法が遵守されるかはイムカ達の埒の外だ。

「火避けの呪いを森に刻んでおくことにしよう。次はこうも簡単にはやられんて」

 言いながらエントは恭しく、仲間の頭のテッペンになる銀色にキラキラ光る花を摘んで、越境者達に渡す。
 霊薬の基にもなる、貴重なマテリアルである。依頼達成だ。

「ああ…立場上応援はできないが、壮健でな」

 そうして、イムカ達はこの森を後にする。依頼達成。
 中々に思うところの多いクエストを終えるのだった。

//おちまい
476 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/02/22(水) 00:39:15.15 ID:4Lu4+kfp0
>>472

「わかった。そっちもあまり無茶をするなよ。」
「うーん。外れても消火できる水のほうが良いな。」

必要ないとは思うが忠告を飛ばしておき、自身の刀を二本とも水をまとわせて斬撃を飛ばす。
殺傷力は落ちるが、火が消えることでエントなども動きやすくなるだろう。
そのまま油断せず消化と駆除を同時に行う。

「スタンス?そんなもん決まってる。人の発展?人類のため?ギルドの依頼だから?はっ!そんな事はどうでもいい。」
「俺は、人であろうとなかろうと関係ない、目の前で酷い目に遭ってるなら助ける。ただそれだけだ。ただしカノッサ。テメーはダメだ。」
「しかもエントにはここまで連れてきてもらった恩もあるしな。つーわけで俺は一個人としてエントを助ける!」

待ってましたと言わんばかりにサラマンダーの首を飛ばしながら、考えることもなく即答で答える。
普通ならこの世界の国に目をつけられるなど考えるだろうが、雪影にとってはどうでもいいレベルの事。
雪影からすればただ気に食わないというだけでこの状況でエントに味方するのに十分である。
そして、その言葉に反応するように刀の水の勢いがさらに増してサラマンダーを殲滅をするスピードが上がる。

「さて、国の精霊だがなんだか知らないが、死にたい奴から前に出な!」

そう言い放ち、走りざまに斬り付け次々に処理していく。

477 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/22(水) 00:41:27.86 ID:qvZTgdNRo
>>476

//レスは>>475に続く!これにてメデタシ!!
478 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/02/22(水) 00:49:43.38 ID:niFfRLtI0
>>475
数人の魔術師をみんなで元気良くタコにする最中
こそこそと人目を盗んで、倒れてグロッキーな魔術師達に順々に、屈みこんで何かをしでかして行く
七八は、別段自身の身分に、賽印流の忍びの長の妹としてのそれに何の気概も追う事はなかった
むしろ普通に生きたい上では邪魔だとも思っていたし、今時忍者()な思考も多分にしてあった
だけれどもこの様な時に、その役に立つ、本来疎むべき技能があるというのは
なかなかに便利なモノだと思わなくもない
返り血が目立たないこの装束もそう考えるとご機嫌であった

//お疲れ様でした、ありがとうでしたっ

//お疲れ様でした、お休みなさいませっ
479 :エドモンド・マックス・ルカ【白銀の大聖剣】[sage saga]:2017/02/23(木) 23:39:35.26 ID:vUC9UJgIo
【神話世界エリュシオン】

「エリシウム教皇府の命により、”惨劇のイムカ”……貴様の身柄を預かる」

目の前に突きつけられる逮捕状!コトの始まりは唐突であった。
ゴテゴテした装飾の、純白の鎧を纏った聖騎士をはじめとする兵士の一隊がイムカを取り囲む。
隊長格の聖騎士のみがエリシウムより派遣された人員なのだろう、他は雑兵だ。
地方行政のワッペンを装着した兵卒程度、殴り倒す事に労は要さないだろうが。
御命頂戴というワケではないらしい。ここで事を大げさにする理由はどこにもないだろう。

「エリシウム聖騎士隊三項宣告、始め」
「一項、これは女王ガブリエラの勅命、何人たりとも逆らう事は許されない権威である」
「二項、この命は国籍、人種に関わらず絶対の服従を求める」
「三項、我ら聖騎士隊に剣を向ける事は、即座の極刑を意味する」

条項を読み上げつつサッサと後ろ手にイムカを拘束し、荷馬車に乗せて王都へ向け出発。
この間実に一分以内、流れ作業のように淡々と終わらせた。

馬車の客席には聖騎士とイムカの二人きり、エリシウムまで30分程だ
荷馬車の扉を閉めると同時、聖騎士は腰からナイフを抜いてイムカの拘束を切る。
ようやく二人になれたと零し、ゴツい聖騎士は兜を脱ぎ、ふるふると頭を振って水色の髪を露わにした。

「いやぁ突然の御無礼すみません、他の兵士達を証人にする為にああやって連れてくるしかなかったんですよ……」
「お久しぶりです、イムカさん……!、僕のコト覚えてくれてるでしょうか……また貴女に会えて光栄です」

威圧的な鎧とは正反対の優しげな顔付きは何処かで見たものだ。
第2聖騎士隊長”エドモンド・マクシミリアン・ルカ”。魔王討伐作戦やその他諸々の場で幾度か顔を合わせている。
ミスカと二人でガブリエラの親衛隊を請負う、いわば女教皇の数少ない”ともだち”のようなものである。
480 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/23(木) 23:53:41.70 ID:du0BMWI+o
>>479

「分かった。案内は任せるぞ」

 腕を組んで堂々と言うその姿は、明らかに虜囚めいた後ろ暗さとは無縁であった。
 元々、雰囲気からして貴族然としたそれなのだ。周りの奇異の目もひとしおだが、
 それゆえに、向けられるのは非難とは縁遠い反応であった。

【なお、大仰な宣告は記憶はすれども全く同意などしない】
【イムカに対して絶対の服従を約する存在はただ一つ。神なる皇帝陛下その人のみであるのだから】

「………」

 ゆえに後ろでの手錠には些か苛立ちを覚えた者だが、
 騎士も職務ゆえであることは承知していたため、周囲の目があるうちは許容することにした。

【そして周囲の目がなくなったところでその拘束も解かれる。
 建前とはとても大事ではあるが同時にやや滑稽な側面があるという証左であろう】

「ああ、一応は覚えているさ。まったく、随分と大仰なものだな」

 イムカはかぶとを抜いたエドに嘆息を付きながらも、
 少しだけ眉根を寄せて疑問をぶつけることにする。

「で、私に何の用なんだ?滞在中、特に君達と利害がぶつかるような事は無かったと思うが」

 イムカ・グリムナーは越境者としては珍しくその背景には国家権力が存在する。
 それも明らかに独裁的かつ独善的な危険な性質を帯びたものだ。
 ゆえに、時に警戒を必要とするのは越境を識る者にとって当然の反応ではある。

【まあ、ミスカに世話になったこともあり、世間話の類ですめばそれでもいいがとも思わなくもない】
【なお、滞在中にやらかしたアレからコレやらソレやらの自覚は全く無い】
481 :エドモンド・マックス・ルカ【白銀の大聖剣】[sage saga]:2017/02/24(金) 00:11:52.50 ID:9Ua6Y9B8o
>>480
「いやぁ、その……貴女がギルドに所属してからというもの、エリュシオンは問題続きで……」
「特にユニコーンの一件は議会も大慌てでした、セントラの外とはいえ、神獣が人間を犯すなんて……」

「議会としてはあなたの逮捕を提案する方も居ました、ですがガブリエラ様は……なんというか」
「”惨劇のイムカ”絡みの事件が耳に入るたびに溜息を漏らしてましたけど、別に貴女を捕えるつもりはないようです」

ここ最近の越境者絡みの事件の殆どに関わっているイムカ。
評判と共に悪評も爆発的に増加し、一部の小さな国では入国禁止措置すら検討されているという噂も聞く。
しかしやはり最も影響力が大きかったそれは神獣ユニコーンの一件であろう。
聖騎士ですら討伐が難しい強大な力を持つ精霊を、それもたった数人の無名冒険者が処理したのだから。

「ただ一部ではあまりにも行き過ぎた行動に、何といいますか……そう、ショクシツ」
「素性を探る為の取り調べを要求する通知が複数の行政から寄せられたんです」
「なので教皇府もメンツの為に形としてだけ、貴方を逮捕せざるを得ないというか……」

ただその一方で噂が広がるうちに根も葉もない脚色が加えられ、
実は生き延びていた魔王だとか、失踪したエリュシオンの13代勇者だとか、そういったヴィジョンが付加されていった。
ゆえに一度エリュシオン最大の国家であるエリシウムが筆頭に立ち、イムカを見つけ次第一度拘束しその素性を調べ上げるべきだと。
一部ではエリシウムのスパイ説すら生まれている。他国や他大陸に破壊工作の為に渡った聖騎士だと。

「なのでガブリエラ様が、この機に乗じて貴方にお伝えしておきたい事があるそうでして」
「まぁ詳しい話はエリシウムに着いてからにしましょう、そろそろ第一東門です」

今回の逮捕劇によりそれを否定しつつ、国のメンツを保つことができる。
ついでにガブリエラも何か伝えたいことがあるそうな。この拘留の理由の九割方は使用である。
それに彼女は越境者だ。どうせ越境してしまえば暫くは戻ってこない。
なのでついでにイムカを呼び寄せ、一晩もてなしすぐに釈放した所で、信頼が揺らぐことはないだろう。
482 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/24(金) 00:26:55.44 ID:eFlVI+DEo
>>401

「まあ別に構わんよ。厄介事が絶えないのは軍人としての宿命だ」

 そう言うイムカであるが、厄介事吸引機みたいな状態を果たして軍人云々で解釈可能かは謎である。
 何せ、彼女の出現と同時に、周囲の厄介事指数は爆発的に増加。
 まるで特異点みたくな有様で、因果律でも操作しているようだ。加えて無自覚に似た能力持っているから性質が悪い。

「行き過ぎた行動というのは解せんがな。まあ、色々と面白おかしく風聞が足されているのだろうさ」

 半分あたりで、半分自業自得いったところだ。
 トラブル吸引力+向こう見ずで決断的な性質=大惨事という割とアレな顛末が多いアレ。
 しかし、どの事件もイムカが引き起こしたのではなく、むしろ一応の解決には導いているはずなのだ。

【しかして、ユニコーンの事件は謎が多い。神獣を狂気に陥れる呪いの矢。
 若手冒険者パーティーがダンジョンで偶然に見つけたとおもしきソレだが、
 どれだけのクリティカル、あるいはファンブルがそのような運命を手繰り寄せたのやら、だ】

「で、態々、D級の駆け出しに毛が生えた程度の私を召喚か。まあ、聞いてはみるさ」

 謀殺や尋問の可能性はそれほど高くはなさそうであるし、
 一応、この世界で強い影響力を有する存在との縁は損にはならないと踏んで、
 しばらくは大人しく馬車に揺られることを選ぶイムカであった。

//ではコノヘンデー1
483 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/27(月) 22:05:20.43 ID:Ox0fwjDQo
【たまには平和に――】

 平穏・平和。それは越境者という人種にとって万金に値する言葉である。
 つねに荒事が付きまとい、時に境界線を席巻する大組織にその身を狙われ、
 実際、非業の死を遂げた者も少なくない。

【まるで永遠の戦士(エターナル・チャンピオン)の如き運命である】

 −−−−−−−−−−−

【神話世界エリュシオン】

「まあ、私としては戦場に常に身を置きたい方なわけだが、
 どうにも平穏というのは身の置き場に困る…なんだその目は?」

 冒険者ギルドのクエストでたんまりマネーを得たことで、現在、懐はホックホク。
 もっとも、イムカ・グリムナーに到ってはテクノロジー=金運という妙な黄金律を持っているため、
 使わねば勝手に消えていくあぶく銭と化してしまうのだが。

【ここは街の食堂。普段、村々などでは生きているための栄養価ギリギリの
 実にしょんぼりな食事しかありつけないため、折角の街だしちょっとは良いものを食べたいというのが本能】
【もっとも、このイムカに限っては料理・味に全く興味が無いため純然な栄養補給以上の目的はない】

 さて、エリュシオンのこの地方における主食であるが、

「大麦粥(ポレンタ)か」

 文化ベースはどうにも人類がもっとも裕福だった時代≠ノ近しいらしい。
 主食の大麦粥はニンニクをたっぷりと加えられ、味付けには魚醤(ガルム)が用いられる。

「あの堅くて歯で噛み切れない黒パンよりもよほどいい」

 ワインはハチミツや香辛料を加えたものが用意され、
 新鮮な果実や野菜が手に入らない都合、ドライフルーツが重宝される。

【ただいまのところ、トラブルの気配ゼロ。ささやかながらも質のいいランチである】
484 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/27(月) 22:15:21.13 ID:TFmWuZyy0
>>483
べっつにー……。面倒事を引き起こすのも大概にしてくんねーかなこの生き遅れとか思ってるわけじゃねーしー…?
【頬杖をつき、心底嫌そうな目をイムカに向けるソーマタージ】
【やっとこさ手に入れた平和な時間だ。変な事始まられちゃたまらんと、自然と気を張ってしまう】


これだから軍人は…。穏やかな空気。人々の暮らし。喧騒。活気エトセトラエトセトラ……
そういったものにたまには肩まで浸かれ。平和を享受しろ。例えそれが、次の戦争までの準備期間だとしてもだ……
【大麦粥をガツガツと掻き込み、カップに注いだワインを飲み干して一息】

そんなことよりこのご飯おいしいね
ポレンタだかスカポン太だかはどうでもいいが、美味いものは美味い。くれっつってもやらねーからな
【口の中の物を全て飲み込んでから口を開く。妙なところで律儀だ】
【口角を僅かに上げ、質のいいランチを純粋に楽しむソーマタージであった】
485 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/27(月) 22:34:07.16 ID:Ox0fwjDQo
>>484

「引き起こすとは何だ。私は別段、平時に乱を起こすつもりはないぞ?」

 半分は向こう見ずが原因で半分か因果律がアレなだけであると反論。
 トラブルに首を突っ込む事は確かに多いが、別にトラブルを起こしているわけではない。
 それは確かなはず。たぶん、おそらく、メイビー。

「生き遅れとは随分な言い様だな?女性に対してもっと言葉を選ぶべきだろう」

 無表情、無機質な声音のまま、ソーマタージのほっぺをぐいーっと左右に伸ばす。オシオキ!!
 このムーヴを真顔でやるのだから、大概感性がアレであるアレ。

「これでも半生以上は平穏なんぞと全く縁が無かった身の上だからな。
 正直、前線から離れて、こういった雰囲気に触れることになるなど…慣れていないのだよ」

 戦争だけが残った世界の出身者である。
 軍人としてのキャリアに取り返しのつかない失点が付き、
 それでも生き残ったら最前線に出る機会すら奪われた結果が今のイムカであった。

【殺しを好むわけではないが、戦争は渇望しているという中々厄介な属性持ちである】

「粥か。新鮮なオーガニックそのものの食材ばかりだからな。栄養価も高い。
 それに太陽が輝いて、風景に色が付いている。豊かというのはこうなのだろうな」

 実際、スプロールのような無機質で無慈悲なメガロシティとも、
 文明崩壊し、荒野が広がりミュータントと超常現象が跋扈するウェイストランドとも違う。
 金銭の問題ではなく、生命そのものが豊か…とでも言えばいいのだろうか。

「しかし、私としては君の発言は意外だったな。
 てっきり、君は斬った張ったに活力を見出すタイプだと思っていたが?」

 どうにも、ソーマタージの口から平和論が出たのが意外だったらしい。

【テーブルには豚焼肉が出される。軽く茹でてから火で炙られ、旨みの出た茹で汁はソースのダシに使われてる】
【肉を一旦茹でるのは、畜肉を柔らかく食べる工夫だろう。これは冷蔵庫のような保存設備が未発達なのも関係している】
486 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[sage]:2017/02/27(月) 22:45:11.39 ID:LtGkurLL0
>>485
「お待たせ致しましたー……って、あれっ?」
「イムカ様、ソーマ様」

空になったドライフルーツのお代わりを運んでやって来たのは、なんとも不慣れな手付きのウェイターである
どうにも聞き覚えのある声に顔を上げれば存知の顔

「……お食事中でしたか、お疲れ様です」

こんにちは、と頭を下げて自然な流れで一同のテーブルにつく半人
何やら事情あっての給仕であろうが、まぁ大抵はロクでもない理由であろう
因みに食堂の壁の一部、いかにも最近張り替えました的な部分がでっかく見えたりしている模様
487 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/02/27(月) 22:49:42.75 ID:01zQGsNIo
「なんかこのメンツで集まるのも久々っつゥか……」
「俺がいなかっただけか」

そう零すのは小汚いクロークに身を包んだジョシュアだ。
カノッサ側から無断で離脱し、エーカー側にもつかない。一匹狼状態で戦局を切り抜けていた。
今戻れば大量の始末書と謹慎が待ち受けている筈だ。少なくともこの騒動が決着するまでは帰れないか。
そんな訳で放浪の最中に偶然居合わせるという状況で、この面子に合流を果たしたのである。

「まぁ……なんつーか、正直ここまで平和でいられるとは思ってなかったぜ」
「ソーマに腕の一本や二本は持っていかれるカト……」

思いの外敵対関係だとか、そういうものに縛られずに過ごす越境者達に何かむずがゆい感情を憶えつつモゴモゴと。
まぁ元来越境者などこういうもので、今のように特定の組織に完全に入れ込む事の方が稀なのだ。
偶にはこういった関係も悪くはないかと、水を飲み干し額の泥をクロークで拭う。
水は経口摂食の際に、唯一戻してしまわない貴重なものだ。味覚が消失した今でも重宝している。

「(なんつゥか、手持無沙汰だなァ)」
「(パフォーマンスの一つでも出来る雰囲気ならいいんだがよォ……)」

ともあれ何も食べられないのは事実なので別段やる事が無い。
とにかくカロリーの高そうなものを一品選んで、それを右手から吸収しただけだ。
食事は一瞬で終わってしまうし、なんならイムカよりも無機質な栄養補給行動とも言える。
ゆえに暇でも潰そうかと酒場のノリで周囲をキョロキョロと見渡すも、案外小ぎれいで静かな空気。

「こりゃ駄目だな、俺にゃ綺麗過ぎる」

思わず口に出してそう呟いてしまうのである。
488 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/27(月) 22:53:13.76 ID:TFmWuZyy0
>>485
どーだか…「この国を混乱の渦に叩き落としてやろう」とでも思わん限り、ユニコーン討伐なんて考えないんじゃないか?普通は
【フン、と鼻で笑い、カッコつけて煙草に火をつけようとして?をつける伸ばされる】
いひゃいいひゃい!『加減考えろ!妖怪婚期逃し!』
【咽頭部の電子スピーカーが更に火に灯油を注ぐ様な悪口を発する!】
【因みに床に落ちた煙草は、もがいてる内に踏んでしまい、グズグズのメタクソになった】


おー痛……。で、何の話だっけ
そうそう、平和だ。なんだっけ、戦争ばっかしてる世界なんだっけ?他のやつから聞いたよ
まあそりゃそうなるわな。お前のはいきすぎだと思うが…
【焼肉に舌鼓を打ち、ワインのお代わりを注ぐ。昼間から飲む酒はうまい】

もし慣れたいなら…まずは…そう、ささやかな楽しみを見つけるところから始めたらどうだ
食事、ゲーム、会話…。たまには趣味で心を休める事も必要だろう
ゴムだって引っ張り続けたら千切れるだろ?…いや、お前引っ張り続けてる様なものか…
【おちゃらけた態度は消え、イムカの言葉に神妙な表情を浮かべる】
【どういった言葉を投げかければいいのか、理性の残滓では、思いつくことが出来なかったのだ】


栄養価もあるだろうが、味も悪くない。高い金払って味覚センサー積んどいて良かったよ…
…え?何、俺が平和を楽しむのがそんな不思議かよ
【少々ムッとした表情を見せ、焼肉に手を伸ばす】

そりゃあ殺しも好きだよ。けどこのソーマタージ、平和もその次に好きだ
コーラもコーヒーも好きなやついるだろ?それと同じよ。悪人を殺すのは楽しくて好きだし、平和は無条件で好き。そんなことよりこのお肉おいしいね
489 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/27(月) 23:01:58.94 ID:TFmWuZyy0
>>486
おう、ワインのお代わりプリー……ってなんだ、お前か
【書き慣れた声のした方を向けば、見知った半人。よくバイトをしているものだ】
…言っちゃなんだが、よく働いてるなお前?ヒモでもいるのか?
【タェンティースの事情は知らないので、クソ無礼な事を平然と口走るのであった】

…ところであの不自然に真新しい壁。死体でも埋めたのか
普通に壊した?まさかな


>>487
そうそう、お前がいなかっただけ。昨日なんかねぇ、漏れてたんだよ
【意味不明な事を口ずさみ、ジョシュアの近くの料理にまで勝手に手を伸ばす】
【彼の事情はよく知らないので、ただ他人の飯を奪おうとしているだけだ】

それがお望みなら、今からでもその腕を持ち帰らせてもらうんだがな
…お前はお前の事情があった。俺には俺の事情があった。それだけさ
エリコは兎も角、俺はもうどうでもいいと思う。俺も昔よくヤンチャしたっけな…

……ところで今月ピンチなんだよね。お金がなー。困ってるんだよなー。事情がなー
【ジョシュアの悩みなど露知らず、わざとらしく金がない金がないと嘆く】
490 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/27(月) 23:07:03.99 ID:Ox0fwjDQo
>>486

「どういう風の吹き回し…いや、いい」

 どっかで見たような顔の給仕が目に入って、
 そして、改めて周囲を確認して大体察したイムカである。
 どうやら、半人は半人で、マネーと縁の無い通常運転らしい。

【トンチキクローンがポンコツ呼ばわりしているのも納得してしまいそうになる!】

「相も変わらず力加減がニガテなのか君は…」

>>487

「こういう場所≠ナ手持ち無沙汰になる気持ちはわからなくもないがな」

 なんとなく挙動不審めいたジョシュアに嘆息をつくイムカ。
 とにもかくにも、カノッサ機関の情報を統合すると、どうにもジョシュアはハメられた感が拭えない。
 主に、イムカの暗殺実行犯に仕立てられていたことからして。

(――私を始末してメリットの多い背後…いかんな身に覚えがありすぎて特定できん)

 結局、彼は打算や勝算ではなく、衝動で見事に任務を放棄。
 イムカはその場では呆れを口にしたが、実際は大きな借りが出来てしまったと考えていた。
 軍人としては問題外だが、一人の男としては好ましい。そしてそのような我武者羅を向けられて
 悪い気がしない自分も大概に性質が悪いとも思えていた。

>>448

「君はどうにも、物事を思いっきり満喫しているというか…あれか?エンジョイ&エキサイティング?」

 どこぞの外道騎士団の心得みたいな事を言いながらも、
 この狂人の奇妙でありながら意外な懐の深さにやや評価修正を行うイムカである。が、

 −−−−−−−−−−
【全員対象】 【貴族と平民――】

 概ね平和であった。そして、今回、イムカは本当にトラブルを起こしてもいなければ招いてもいない。

 ドッドッドッドッ――

 馬の蹄の音。石畳の街道を蹴っているのだろう。それ自体は珍しくもない。が、

(忙しないな…)

 駆ける蹄の音が大きく、そして頻度が高い。
 街道を駆けるには過剰な速度である。

「どけどけえい!!」

 見れば大きな馬に大仰な格好の如何にも貴族様な男が、
 明らかに危険な速度域で駆けているではないか。

【それに慌てた民衆は、血相を変えて道を避けていた――が、】

 当然、このような状況。事故が起こらなかったのはたまたまである。
 ゆえに親子連れが逃げようとして、子供が足をとられてこけてしまい、

「イヤアアアアアッ!」

 叫びがあがるのも、既定路線といえば既定路線で、
 トラブルと呼ぶにはあまりにも些細な起こりうる事故≠ノ過ぎないのだろう。

【ファンタジーの世界の馬は如何にも強靭で、子供などかるく蹴り殺せるであろう】
【不幸な事故が起こる直前…というシチュエーション。この食堂は街道に隣接している。事故は目の前で起ころうとしている】
 【が、距離的にはただの人間の速度と反応≠ナはどうにもならない状況だ】
491 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/27(月) 23:13:50.62 ID:LtGkurLL0
>>487
>>489-490
「ジョシュア様もいらっしゃったんですね」

とは、少し皮肉めいた、しかし嫌悪感や敵愾心はない
良くも悪くも普段通りの挨拶である
敵味方に分かれる、陣営を違える事などあってしかるべきなのだ
それに対して何かしらを咎めたりするつもりは皆無

「……ち、違うんですよ」
「わたしは別に……ただ、相手方を軽く押したら……」

聞けば食事中に何やら変な絡まれ方をしたらしく、ひと騒動あったらしい
それに対する金銭問題として、アルバイトなうなのだそうだ

そして重馬の嗎に耳を傾け、直後にはウェイター姿で飛翔
踊り出て子供を浚うようにせんと転がり、結果として馬の進路を妨害する格好になるであろう
詰まる所、ただの人間ではない
492 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/27(月) 23:21:29.80 ID:TFmWuZyy0
>>490-491
お、分かってるじゃん。大体そんな感じ
忘れちゃダメヨその気持ち…
【存外間違っていないようだ。両手で軽くイムカを指差し、また食事に戻る】
いつか平和に暮らせるようになったら、俺様の生活を参考にしてみてもいいぞ
重要なのは楽しむことだ。そんなことよりこの果物おいしいね


…お前、何か力を抑える道具でも作ってもらったら?巨人の星のアレみたいな…
【タェンティースの言葉に思わず真顔になり、やれやれと首を振る】
【同じように機械の身体を持つ以上、明日は我が身かとつい考えてしまう】
…イヤだねぇ


…うるせえな。折角楽しく飲んでるのに…。カミナリ族ってどこにでもいるのか?
【舌打ちをし、音のする方向を眺めれば、あからさまな貴族が高速で馬を走らせているではないか】
【彼が何者なのか、どんな理由があるのかは知らないが、些か危険すぎる】
道楽金持ちのドラ息子が暴走族に!……なーんて。マガジンでも今時やってねぇよ

【結論から言うと、ソーマタージは子供の危機には微塵も動かなかった】
【仕事で関わったわけでも、接点があるわけでもない。故に彼にとってはガキが一人死のうが一億人死のうがどうでもよかった】
【子供が轢き殺されるだけなら、よくある事だと割り切る。───それでも、子供以外の同行者。越境者が関われば、テーブルの上のナイフやフォークを目ざとくポケットに何本か隠し、その後に続くが】

何、何やってんの。アンタも、お前も
【タェンティースが飛び出して数秒後。飄々とした態度で貴族風の男と彼女に近付き、呆れたような声をかける】
493 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/02/27(月) 23:29:02.55 ID:01zQGsNIo
>>489
「……お前もうジイさんだもんな、気にすんなよ」

ソーマタージの言葉の真意には気付けなかったようだ。元ネタにも。
慰めるように背中をパンと叩き、同情からかつまみ食いは見なかったことに。
何かとてつもない勘違いが巻き起こっている。

「………悪りィな、エリコも許してくれるといいが」
「酒くらい奢るよ、お互い酔ったフリでもしようぜ」

互いに事情あってのことだとソーマが許せば、ふぅと一息吐いて椅子にもたれる。
イムカを庇う為とはいえ、仲間に銃を向けたことを日々悶々と思い詰めていたようだ。
これで心の中のしがらみが一つ消えたと、形だけでも酒を酌み交わすことを提案。
酔えない身だが、謳歌することは出来る。

「生憎米ドルは弾ァ買うのに全部使っちまったんでな、コレで勘弁してくれ」

>>491
「ブフッ……!!」

ウェイトレス姿のタェンティースを一目見るなり、うつむいて噴き出す。
しばらく肩を震わせてから、涙目になりつつ半人を見上げる。
それはこの光景が見慣れたものであり、毎度その顛末が似たようなものであるからだ。

「ほんっとドコでも働いてんなァお前は……どうせまた稼ぎにならねェ埋め合わせのバイトだろ?」
「……バカ正直になんでも背負わないで、逃げちまえばいいモノをよォ」

やれやれと頬杖をついて笑い、それから目を細めて遠くを見つめる。
つくづく人の良いヤツだと零し、そうしてどこかで半人と自分を対比していた。

>>490
「ホント……味覚が無くなってからは特に……何スか」

退屈な場所だと刺激を求めて辺りを見回すも、正直これといったモノはない。
ガッカリしつつも、イムカの溜息と視線を敏感に察知。

「……あの事だったら気にしないでくださいよ」
「俺も好きでやってんだ、アンタに惚れこんでなきゃこんなマネはしねェ」
「軍人としても、人間としても」

そう短く告げて、エールをあおった。吐きそうだ。

「……騒がしいな」
「子供……?あれじゃ間に合わねェな……」

そうしてやがて、地を駆ける蹄鉄の音に敏感に反応する。
ジョシュアの今の身分では、こういった貴族階級や法執行機関は一番の敵だ。
カノッサとの癒着のほぼないエリュシオンにおいてはそういった事柄も比較的気にせずには済むが、
それでもなお職業病のようなものだ。腰の拳銃に手を沿えずにはいられない。
そうして食堂の入り口から見える、足を取られた子供が馬に蹴り殺されんとする姿。
見殺しにするのは気分が悪いが、自分ではどうあがいても助けることは出来ない。

だが、秒速490mで駆ける弾丸なら?

「チッ、貴族サマにゃ悪いが……」
「――地面にキスして貰うぜ」

腰から抜き放った旧式のリボルバーを引き抜き、腰だめでのファニングショット!
ジョシュアは素早く、そして正確に狙いを付ける事に秀でている。これだけが取り柄なのだ。
放たれたマグナム弾は民衆の脇を駆け抜け、そして路肩に積んである荷に着弾、
バラバラと音を立てて崩れ落ちる荷には、さしもの屈強なる馬でも一瞬怯まざるを得ないだろう。
494 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/27(月) 23:45:57.92 ID:LtGkurLL0
>>492
「それ、なんか魔球が投げれそうに……」
「……いいですね、それはそれで……」

苦笑しつつ否定しようとしたが、しかし魔球が投げれるとあれば意外と悪くはない
マジ顔になって考え込む所作、ポンコツである

>>493
「……煩いですよ、もう……」

くそうと悔しそうに歯軋りモード
しかしどうにも、この姿であれば反論のしようがない

「ですけど……間接的には、壊したのはわたしですので……」

結局は半人の、ひとのよさというかお人好しな部分が原因の一端である


495 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/27(月) 23:51:32.65 ID:Ox0fwjDQo
>>491-493

「………」

 この変事、イムカは反応こそしていたが、半人が真っ先に飛び出したことで、
 僅かながら思案の猶予が与えられた。さて、どうしたものか?と言ったところだ。

【結果として、先ず、ジョシュアの弾丸が荷を崩し――】

「ヒィイイイイン!!」
「ぬううううう!?」

 馬はひるんで、荷を蹴り飛ばしながらも停止した。
 そして、派手に散らばった木片などは中々に危険であったが、
 子供をタェンティースが庇ったことで、彼女盾となる形で事なきを得る。

【が、問題は貴族様である】

「き、きさまら!!どういうつもりか!!平民風情がこのような!」

 馬から降り、顔を怒りで赤く染めてタェンティースを、そして親子を糾弾する貴族。
 なお、ジョシュアの銃弾は気付かれていない。銃というものに馴染みがないのだろう。
 さらに馬の蹄音と怒りが彼から銃声という認識を奪い去っていた。

「王の下へ馳せ参じねばならぬ時に――!!」

 目は血走り怒り心頭。しかし、そこにある色は王への忠誠ではなく、
 恥をかかされたという羞恥心と、平民風情に足を止められたという屈辱。
 おそらく、子供を轢いても気にも留めなかったであろうことに疑いは無い。

(さて、どうやら貴族で、しかも特権意識は十二分。さらに怒り心頭か。拙いな…)

 イムカも貴族階級である。ゆえに、貴族が法を独占している環境ならば、
 如何にこの理不尽を相対するのが危険であるかも知悉していた。面子という奴である。

【そして、そのような相手に不用意に声をかけたソーマタージ…状況が拙い!!】

 一見して如何にも流民という風体のソーマタージが、
 貴族に常の軽い口調で話しかけたため、男のただでさえ低い沸点は容易く暴走した。

「流民がなんと無礼な!!」

 なんと、貴族はサーベルを抜いて、ソーマタージに斬りかかるではないか。
 恐らくは殺すつもりだろうが、如何にも手習いの剣。どうとでも対処するのは容易だが、同時に拙いのだ!!

【素直に斬られる?論外である】
【防ぐのも反撃も容易で、貴族の態度はいわゆる、ぶっころころしたい感をいたく刺激される】
【が、貴族を殺すと善悪正否を別として貴族社会を敵に回しかねず、そうなると社会的に非常に拙い】
   【→越境者といえど自由に世界移動ができるわけではなく、規範を敵に回して生き残れる保証は無い】

 なによりも…刃を向けられたのが狂人と自負するソーマタージなのだ!!
 あっさり殺しそうなムーヴしそうでもあり、何か別の方法しそうでもあり…とても心配!!

【タェンティースやジョシュアはこのある意味で極限の危機的状況!どうする!!】
【また、ソーマレーダーでクソ野郎認定間違いなしでしかも剣まで向けた相手にどうするソーマタージ!
 しかし殺したり、重傷負わせたりすると本当に拙いのだ!!】
496 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/02/28(火) 00:03:14.17 ID:HxPufPAAo
>>495
「……」

ソーマに刃が向けられているのを確認、マズったかと鼻から息を吐いた。
あえて目立つ様な手段を選び、ヘイトを稼ごうと思ったのだが、とんだおせっかい集団もあったものだ。
自ら荒事のなかに飛び込んで行くとは、やはりこれも逃れられぬ定めかと。

「事を荒立てるのは越境者の性かよ……」
「ま、俺も人のコト言えねェケド……」

椅子から立ち上がってエールの瓶を片手に、拳銃をホルスターに仕舞って店の出口へと向かう。

「下がれ下がれ!特にタェンティース、お前はな」

民衆や越境者らを掻き分け、両手で押し退けるようにして店から出てくる。
彼女はまだ子供を庇っただけ、ソーマに至っては事に関わりすらしていない。
直接的行動を、それも害をなす形で行ったのはジョシュアだけだ。今ならまだ間に合う。
事を大きくしないには、誰かが犠牲になる必要があるのだ、本来ここで死ぬはずだったあの子供の代わりに。
そしてジョシュアはそれを甘んじて受けるつもりであったし、それを切り抜ける自信もあった。

「アンタの邪魔をしちまったコトは謝る、銃を撃って荷を崩したのは俺だ」
「逮捕なり極刑なりすりゃいい、子供を守る為たァいえ一度やっちまったコトの責任は取る」
「それが大人ってモンで、騎士道ってモンだろう、なァ!」

自分がやった。この首やるからここは引いてくれ、シンプルに訳すとこうである。
拷問極刑なんでもござれ、常人離れした肉体とゴキブリ並の生命力でなんとかするつもりなのだろう。
497 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/02/28(火) 00:06:56.25 ID:hgG9W6FO0
>>495
「……ご無事ですか?」
「……あなたは、……!?」

先ずは子供の安否確認、当然のムーブである
そして怒鳴りつける騎士を睥睨、文句のひとつでもと思った矢先
ずいと前に出るジョシュアに遮られる形になり、声は途切れる
機先を制された格好になったか
取り敢えずソーマタージは即座に攻撃を開始しないだろうかと不安を抱きちらりと盗み見る
その気配を察したら素早く飛び掛かり抑えつけるつもりなのだ
498 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴2017/02/28(火) 00:10:23.58 ID:hgG9W6FO0
>>497に追記
子供は隠すように背後にやり、逃げるように促した
この場合最早この子供は切っ掛けに過ぎない
そして状況は大人達が対応するべきなのだ
499 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/02/28(火) 00:11:33.92 ID:fvB9QwSs0
>>495
何してるのか聞いただけ……オイオイオイ!?待てよ!話を聞け!
【唐突に振るわれるサーベル!何とか躱し、その刃を両手で挟んで止めようとしながら、制止を訴える】
【飄々とした先程の態度が嘘の様な焦り具合だ。……その目には反骨精神がギラギラと輝いているが】

イヤーッ!
【一瞬でも動きを止めた瞬間、貴族の股間を蹴り上げようと放たれる、合金カップ仕込みの右ブーツ!】
【加減はしてある。死ぬ事も、障害が残る事もないだろう。……その激痛までは知らないが】


どこの田舎貴族か知らんが!今この俺をナメやがったな!?ふざけんじゃねぇぞ!!
【サイボーグの怪力でサーベルを圧し折ろうとしながら、貴族にズンズンと詰め寄る!濁った瞳が獣の様な殺意を向ける!】
【そのままポケットからフォークを引き抜き、貴族の眼球を抉り取ろうと振り下ろし───すんでのところで止まる】

クアアア腹立つ!我ながら理知的な判断だが、貴様を殺せるのなら獣に堕ちても構わん!!
【振り下ろそうとして、直前で止めたフォークを投げ捨て、苛立たしげに貴族の周りをグルグル。特に意味は無い】
【男の口調、態度、服装から貴族だと言うことはすぐに分かった。彼等こそが法だという事も分かった。流石に、そんなものに考え無しに弓を引くほど愚かではない】
【誰でもいいから殺したいぞ。と呟き、目に入ったのはジョシュアの射撃で停止した馬】


お前こそ下がれ!この俺様の怒り!生半可な事では治らん!
【ジョシュアを指差し、尚も詰め寄ろうとして…やめた。舌打ちと共に数歩下がる】
【彼ほどの男がただで死ぬとは思っていない。ならばそれに賭けてみよう】

お前のご主人な、次ふざけた真似したら愉快な殺し方するからな、勘弁な
【馬にヒソヒソ話しながら、ジョシュアが失敗した時、この場をどう切り抜けるか考える】
500 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/02/28(火) 00:28:14.85 ID:mdVJCAZbo
>>496-499

 タェンティースが子供を無事に逃がし、当事者は貴族と越境者達だけとなる。
 しかして、まずソーマタージが無慈悲にも貴族を金的!!

「グワーッ!!」

【二つの貴重なタマこそ潰れなかったが、悶絶する貴族!】

 さらには、この場を収めようとしたジョシュアとソーマタージが問答。
 しかし、結果として、苛立ち満点のソーマタージが一歩引く。

【なお、ウマーは狂人のヒソヒソ話にぶっちゃけとても引いています】

 そして、ジョシュアに対して、股間を押さえながら貴族は――

「き、貴様の如き下賎の血がひとつではもはや飽き足らぬ。
 貴様は拷問して殺す。そこの男も、そこの女も、そこの平民どもも、どいつもこいつm」
「イヤーッ!!」

 そして、このタェンティースの、ソーマタージの、ジョシュアの導いた展開により結果が引きずり出された。
 前条件として、イムカはジョシュアに借りがあったカタチで、
 そのジョシュアが文字通り身を呈してこの場を収めようとしている、
 となると上官として、そして借りを持つ者として行動するという結論に達するのは自明であった。

【貴族がイムカのアッパーカットで天高くぶっ飛ばされた!ナムアミダブツ!】

「同じ貴族として許しがたい醜態極まる!皆さん、場を騒がせた申し訳ない」

 と、ここで出てきたイムカであるが、なんと男装。豊満な胸を無理矢理にサラシで押さえて、
 ホロクロークで貴族の服を投影し、髪は後ろで縛っている。

【そして、完璧な礼をとってから、ソーマの側の馬に跨って、】

「君達も気にする事はない。同じ貴族≠ニして制裁したまでだ。それでは!!」

 貴族然として己の容姿を利用して、赤の他人を決め込んでさっさと脱兎するイムカ。 
 なお、猿芝居をやっている自覚のためか、ちょっと耳が赤かった。

【後日、このお偉い貴族様は決闘を申し込まんと、件の貴族≠探したがみつからなかったtという】
【貴族社会も素行の悪い大貴族と、青い正義感あふるる貴族とのいさかいという事で特に面子による過剰反応はなかった】
【なお、白馬はどっかで野生化した】

 −−−−−−−−−−

 この事件はちょっしたニュース程度に収まったが、事情を察知できるほど目端の聞く人物。
 例えばかのガブリエラには耳に入って偏頭痛を誘発させそうなエピソードのひとつとして記録されることとなった。

//おちまい
501 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/28(火) 22:32:50.05 ID:mdVJCAZbo
【カノッサ・テクノロジー社:食堂にて】

≪T量産型は賢く強い≫

 今日もC.T.S.S.食堂は大賑わい。
 右を向いても左を向いても全く同じ顔が並んでいるというのは、
 傍から見れば生理的嫌悪をかもしだす異様さがあったかもしれないが、
 それは生まれた時からそういう環境≠ナあった当人達には関係の無い話だ。

【無機質さすらかもしだす整然とシステム化されたテーブル配置】
【そこを給仕ロボットであるT量産型というダルマっぽくレトロな外見の何かが
 複数体、ややドタバタ気味ではあるが縦横無尽に食事を運んでいる】

「初期はただアームの付いた四角い箱みたいな給仕ロボットだったんデスけどね。
 どーにも、無機質が過ぎると大不評とナリまして、あんな愛嬌というかへんちくりんなのが配備デス」

 オムライスにケチャップで自分の名前を描いているのはα-12。
 C.T.S.S.のエースにして、女子力満点のトンチキガールである。

【クローンばかりの食堂なので皆が整然と、言葉ひとつ発さずにロボットのように栄養補給に勤しむかといえばそうではない】
【占いの話や、些細な流行、アクセサリーや、カワイイな銃器(やや物騒)まで話題に富んでいる】
【CEOの方針だ。クローン兵は生きているのだ。ロボットのような兵士が欲しければ、それこそロボットにやらせればいい】

「食事の後は予定通り、データ収集用の演習に入りマス。お相手はα-12が勤めるデス。
 契約に則り、マネーはこれで、特典はこれで、この食堂利用も今回ノーマネー」

 なお、何気に食事は全部オーガニック。これはカチグミの食生活に等しい。
502 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/28(火) 22:45:04.26 ID:hgG9W6FO0
>>501
「ほへぇ……」

賑やかしいというより姦しい部類に足を突っ込んでいる食堂の風景に圧倒される
なんと言うか、複雑な関係の相手がそれもこれだけの数が居るとなるともうビックリというかただ口を開けてぽけーっと見詰めるしかない

アラズァヘッドの血筋の源流たるニアだが、それもそもそもはタェンティース・シリーズの生産型の一体に過ぎない

「はぁいっ……」

とはいえ、ときつねそばを啜って唸る

「……ディープって、ニアのタイドのアッパーバージョンですしぃ……」
「それにニアはっ、タェンティースと違ってちゃんとした軍隊の剣術戦闘も受けていませんよっ」

その前提は何度か伝えてある故、問題はないとな思いつつ一応
多分そう言った面を重視する必要はないのだろう
必要なのはもっと有機的な、揺らぎだとか柔軟性だとか
経験値で補うという事柄なのであろうから
503 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/28(火) 22:57:40.12 ID:mdVJCAZbo
>>502

「先の戦役でやっぱり経験値の不足が露呈しましたカラネ。
 より多くのデータ収集は急務なのデスよ。たこたこ=サン」

 才能や性能が勝敗の全てを決めるわけではありえないし、
 実際、単一戦闘力では人間の兵士を大きく上回るスペックであるはずの
 C.T.S.S.が、銀河帝国の連隊には手も足も出なかった。

「それにたこたこ=サンは経験豊富のびーっちデス。気負わずゴゴッゴーデス」

【それこそ、有機的体験の不足、戦闘教条の刷新などやらねばならぬことはごまんとある】

(最終局面で所属不明の暴走体(リーズンディープ)が確認されていますカラね。そういう事情から…デスね)

【実際、戦力の損失は中々に深刻なレベルであり、だからこそ更なるアップデートに余念が無いのだ】

 −−−−−−−−−−
【模擬演習プログラム起動―――】

 周囲空間にノイズが奔り、灰色の空と大地、そして多量の廃ビルが墓場のように列を成す、
 そのような戦闘シチュエーションが構成される。

「ではでは、戦闘開始といきマショーか」

 言うなり、後ろ腰からディープメイカーを展開させるα-12.。
 基本、この赤黒く、ささくれ立った質感の触腕を直接的な武器に用いることは少ない。

【繊細な挙動を可能とするが、瞬発的なパワーはそれほどでもないのだ。
 ゆえに、感覚器官として、あるいは射撃・/挙動制御として用いた方が良いのだ。
 ディープメイカーシリーズにあって、コンセプトを明確にした上での現地仕様型である】
504 :鈴虫[sage]:2017/02/28(火) 23:00:13.18 ID:ZVksoKIfO
食堂のベンチを一つ占領し
大股開きでふんどしチラリズムさせながら高いびきを掻いているナントカ虫もいますが気にしないであげてください

//眠れないので1レスだけ失礼
505 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/28(火) 23:04:47.73 ID:mdVJCAZbo
>>504

「巨大なブラクラが食堂にいますデス」

 γシリーズ達の献身により、ソッコーで敷居で囲われ、
 視界に入らんように工夫されました。めでたしめでたし。

【食客に対する扱いとは思えんかもしれないが、狂犬に対してはコレでよしである】
506 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/28(火) 23:09:43.21 ID:hgG9W6FO0
>>503
「経験値っ……ですかぁっ……」
「……言い方っ」

ふぅむと唸り、曲げた人差し指を唇に当てた
稼働後の年月で言えばニアはタェンティースより遥かに長い
越境での主観時間に差異が生まれているのだ
ツッコミもキチンと忘れずに、ともあれおそばは美味しく頂いた

実際、軍式での戦術を前提としていないオリジナルのタェンティース・シリーズと
そうではないアラズァヘッド・シリーズの間には相応の差が存在する
そして越境間戦闘の場合、前者にウェイトが置かれる事も多々あるのだ

それでもって

「はーいっ」
「……お手柔らかにお願いしますってんですねっ」

刃引きパーツを取り付けた月光を抜き、タイドメイカー1本を展開
違って此方は本来は完全なるパワー重視型だ、対多数の戦闘で強引に圧倒するべくして作られた異能
しかしニアはそれを用いて

「……いよいしょっ!」

地面を強く殴り付けて飛翔、一直線にαへと向かう
そしてインレンジ、剣の間合いよりやや遠間にて再度地を叩き方向修正
真横に短く跳び、次は自身の足でステップ
翻弄目的での軌道を描き、αに向けて月光での刺突を繰り出す
507 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/28(火) 23:11:28.20 ID:hgG9W6FO0
>>504-505
「……えーっとぉ……」

γシリーズの覆いの展開
素早く冷静な技術だなぁと思考を無理矢理シフト
508 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/28(火) 23:17:04.64 ID:mdVJCAZbo
>>506

「はやっ!?」

 パワーそのものな押し。猪突もここまで潔ければプレッシャーである。
 しかも、賢しいことにフェイントもステップまで織り交ぜると来た!

「デス!!」

 三撃目までを高周波ブレードで弾いて逸らし、四撃目を半身を逸らして回避!
 そして、ディープメイカー二本を地面に叩きつけて急速後退!!

「鉛シャワーのお手配デス!」

 右手と残り二本のディープメイカーに保持させたサブマシンガンを後退しながら一斉掃射。
 所謂、引き撃ちを行いながら、広範囲・高密度の弾幕を精密形勢!

【さらに特殊戦ユニットのアンカーを射出!左側の廃ビルの壁に突き立て立体機動戦の準備】
509 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/28(火) 23:27:51.77 ID:hgG9W6FO0
>>508
「んむむっ……!」

神聖なるミスリルとブルームーン鋼の撃ち合い
青白い火花が散華し続けて花弁は舞って落ちて消える

「……あぁっ……もうっ!!」

逃した、と内心
遠距離戦を全くの苦手とするニア
レイピア式剣術の届く近中からタイドメイカーの遠中距離が彼女の基本的な戦闘の間合いである

タイドメイカーでビルの外壁に打突、コンクリを破砕しながら壁を掴む
身を一気に引き寄せて影に隠れ、弾幕から辛うじて身を守った

「ならこれってんですねっ……!」

こうなれば剣術は厳しい、ならば己の最大射程を誇る武器を使うべきだ
タイドメイカーを追加で5本展開、胡座をかいてその場に座れば触腕4本を使って体を持ち上げる
ビルの内部を駆け登り3階を目指し、窓から飛び出て叶うならば触腕での攻撃を行うであろう
同じく高所を取り、立体的な軌道を暴力と出力に任せて行おうとしている模様
510 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/02/28(火) 23:37:56.43 ID:mdVJCAZbo
>>509

「乗り物みたいでズリーデス!!」

 立体機動に入り、ビルの外壁から外壁へアンカーを突き立て移動しながら、射撃牽制を行うα-12。
 ビルの内部に入られたところで、布型ゴーグルのサーモスキャンを起動。
 窓から飛び出てくるタイミングを計るべく、壁面に身を固定しながら
 両腕と全4本のディープメイカーにサブマシンガンを保持させる。

「3、2、1――」

 窓ガラスが砕け散り、飛び出してきたニアを狙って、

「ゼロッ!!」

 ドドドドドドと先程を上回る六重高密度射撃を敢行!
 α-12の持てる遠距離最大火力!!バチーッとここで触腕に壁面ごと弾かれて急降下!

「ツツ――ッ!!」

 意識とゴーグルにノイズが走り、それでもどうにか意識レベルを回復。
 アンカーを壁面に撃ち込んで、落下速度を抑えながら地面に三点着地!!

【追撃を警戒し、背中で浮遊する剣を握りながら、上方に顔を向ける】
511 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/02/28(火) 23:47:55.77 ID:hgG9W6FO0
>>510
「これが本当の使い方だってんですよぉっ!」

そんな事言われても、と前置いてからの叫びは大きい
タイドメイカーは強化した肺に取り込んだ空気だとかチリだとか水分だとかの様々を、異能強化して合成したモノなのだ
故に肺機能は強靭であり、声もでっかい

「……んぎゃぁぁっ!!」

動きが見透かされているという前提が抜け落ちていた
その点は完全にニアの失態であり、その代償は大きい
ガンスモークの中に呑み込まれ、飛び出し振るった触腕の一撃
αの着地とほぼ同時に水袋が落下し破裂したような轟音

「……っっっ!!!」

傷まみれ血塗れゴアゴアな見てくれで、月光刺突を放つニアの姿
タイドメイカーはそのほぼ全てがマシンガンに撃ち抜かれ、最後の一本も落下の衝撃で弾け飛んだ
だがそれがクッションとなったのだ
なればこそ、迅速に次の行動を実行する事も叶った
512 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/03/01(水) 00:07:48.72 ID:Bk1YH9qno
>>511

(やっぱコンセプト自体が大きく変質しているというか、
 集団戦闘前提と、単一戦闘前提の差異って奴デスか)

 優劣というよりは個性の問題なのだろう。どちらもメリットもあればデメリットもある。

「戦闘経験はあれど、テクノロジーには意外と無理解デスか!?」

 弾幕を叩きつけることには成功。代償は…ゴーグルはノイズまみれで使い物にならず引きちぎり、
 防御に回して部分硬化させた戦闘舞踏服もエラーを訴えている。ナノマシンの循環も一部がイカれたようだ。

(一発でコレ!?ニアのあねさまはパワフルというか脳筋というか!!)

 耐久力のモロさ…というより、単一にして多数を相手取るというタイドメイカーの脅威といえよう。
 兵士というよりは、決戦兵器めいたイメージであるが。

「落下速度、加速、月光…ブレードじゃあ無理ッ!!」

 即座に取り回しのいい高周波ブレードの選択を放棄。
 捌こうとしても刃ごと貫かれるのがオチだ。ゆえに――

「陽光ッ!」

 緋色の刃を持つ大太刀を引き抜き、月光の一閃に刃を合わせた!
 ヒヒイロカネとミスリルが衝突し、色味を帯びた対称的な火花を散らす!!

「ウォードレス、チップ22まで閉鎖、34〜50パワーアシスト、強制駆動!」

 肉体を無理矢理舞踏服で引っ張るような挙動をディープメイカーを構成するナノマシンを通じて先行入力。
 半身を左回転させて、月光と衝突させた陽光の刃を足元へと降ろし、

「挟霧(さぎり)ッ!!」

 アスファルトの大地を切り裂きながら、その反発力からのタメすらも加速に用いて、
 陽光の長大な刃を一気に振り上げて、ニアへと下段からの斬り上げを放った!!
 
513 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/03/01(水) 00:26:46.00 ID:g4NmVwus0
>>512
そも、タイドメイカーの様などうとでもすれば一見汎用性に富むような異能をパワー重視型にしている点で
本来ニアの投入が想定されている戦闘域も自然と狭まる
だからこそ、タェンティース・シリーズには状況判断を各個で行える力があるし
有機的に成長、思考する事で限定的以上の働きを行える場合もある
そしてそれらを総括、判断、指示を行う指揮官型の存在もあるのだ

「……っていうよりっ、透視はズルイってんですっ、反則反則っ!!」

必死の抗議、なんとも子供じみている

「……げっ……こぉぉぅっっっっ!!!」

続くは大絶叫、空気を揺るがせ周囲の小石を弾き可視性すら帯びた咆哮が広がる
親愛なる剣の名を叫びながら、超加速の速度とそして針の様な鋭さと、
塗った様なオブシダンのそらに浮かぶ月の輝きを放つ光の一閃!

斬んっっ!!

その結末を知る事は叶わない、少なくとも今のニアには
陽の光が上天を示し、その軌跡に夕焼け色の朱を描いていた為だ
ふらりとしてから数歩歩いて前のめりにダウン、意識はそれよりもっと前に手離している
514 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/03/01(水) 00:41:25.18 ID:Bk1YH9qno
>>513

「――あ〜…」

 やや間延びした呟きを発するα-12。
 目を開ける。地面とキスしている。既にシミュレーション投影はなくなっており、
 ドーム型の演習ルームか壁やら床やらアチコチを損壊させながら、
 その無機質で無個性な灰色の空間を形成していた。

【顔だけをどうにか前に向ければ意識を無くしている(なくしていた?)らしいニアの姿】

「月光で頭ぶったたかれたところまでは覚えているデスが…って、うわっ?!」

 だっくだくに頭から出血して、銀髪にグロい朱が混じっている。
 それをげんなりという表情で視認してしまうα-12。

「課題は見えましたネ。ナノマシンはシステム化されすぎてダメージ=ダイレクトに戦力低下に繋がるデス。
 しかも根本的なコンセプトが要因で、抜本的な解決方法は存在せず」

 ディープメイカーも延長のウォードレス制御も全てナノマシンに起因。
 それがダメージフィードバックをモロに受けるため…耐久力に乏しいのだ。
 しかも、システム制御の向きが強く、能力者のように気合めいた何かでカバーができない。

「ハイテク兵ゆえに不確定要素が無い。よくも悪くもデスか。まあレポートはこんな感じで」

 見れば、救護班が担架を持ってこちらに来ている。まあ、大事にはなるまい。

「――腹へったデス」

 ナノマシン制御にカロリーを使いすぎて、食べて間もないのに早くも空腹を訴えるα-12でありました。

【後日、このα-12が提出したレポートは中々に価値のあるものとなるのだった.】

//おちまい
515 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/02(木) 22:12:19.36 ID:jKGmeX5/o
【荒廃世界ウェイストランドにて――】

「………」

 ガンガンに照りつける太陽!黄色い空!
 風化寸前でかろうじて道だった痕跡が見える元ハイウェイ!
 空気に混じって舞い散る砂塵!

【環境はさしてよろしくないのは自明】
【そしてそのような中、でかくてボロボロのAPC(兵員輸送車)を素手で押している一団あり】

 タンクトップ姿で僅かに汗が滲む白い肌は豹のようにしなやかに鍛えられている。
 銀河帝国政治将校にて越境者イムカ・グリムナーである。

「世界修正力とは難儀だな。エネルギー変換炉がイカれるとは。
 コイツは諸惑星での戦いにも耐えられる全天候型のはずなのだがな」

【現在、本来のビークルとしての役割を完全放棄し、ただのデカい鉄の塊と化している
 このK式装甲兵員輸送戦闘車は終焉の遠未来における帝国軍正式車両であり、
 無骨な外見とは裏腹に超未来の技術の結晶だ。もっとも世界修正力の影響をモロに受けてご覧有様だが】

 なお、本来はヒャッハー連中がこっちを狙ってきそうなシチュエーションであるが、
 デカイ鉄の塊を両の手で押しているアレな姿のイムカを見れば、
 ぶっちゃけ引いてしまって、襲おうとしていた不心者も即座にUターンである。

「ふう、そろそろ代わってくれるのを期待したいな。
 か弱い女性にして老骨の身を気遣い、かつ労わってくれてもバチはあたらんぞ?」
516 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/02(木) 22:18:55.85 ID:laKJCyi60
>>515
ぽっぽっぽっぽっ……
そんなハイウェイ跡、風に乗って運ばれて来るなんとも間の抜けた排気音

「……あれ、イムカ様」

時代を、そして世界を超えて何故かよく出会う越境原付スーパーカブに跨る半人だ

「いかが致しました、新手の筋トレですか?」
「……あぁ、故障でしょうか?」

どこか半歩ズレた感想を抱いて、颯爽とカブから舞い降りる
APEを見遣り小首を傾げ、様子を見ている
517 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/02(木) 22:26:53.41 ID:jKGmeX5/o
>>516

「ちょうどいいところにきた」

 相変わらず越境者は引かれ合うという法則jは生きているようだ。
 単一世界以上に一期一会になりかねないはずのこの旅路(ジャーニー)にあって、
 頼れる知己が出来たというのはこの聖務に就いたときには想定しえなかった望外そのものであった。

「提案だが、その君のカブをばらして整備をしたいのだが、協力をしてくれるだろうか。
 徴発できれば手っ取り早いが、異世界で私の軍権行使は埒外にも思うので提案となる」

 無表情かつ平坦な声音で実に逆わらしべ長者めいた事を言い始めるイムカ。
 こう見えて、イムカは修理/整備についても一定以上の知識を技量はあったりする。
 年の功というべきか、強化された脳の賜物というべきか。

【一見、冗談めいた提案であるが、イムカの性格を知っていれば、
 ここでウカツにYESを言ってしまえばどうなるか自明である】
518 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/02(木) 22:27:52.62 ID:D4rABf2o0
>>515
ウェーイチンタラやってんじゃねーぞー。オイ休むなー。一回やってみたかった
【装甲車の上に腰掛け、砂塵除けの無骨なゴーグルの下から遠くを見回し、周囲を警戒するソーマタージ】
【一応遠くにレイダーが見える度に武装に手を掛けているが、勝手に引き返してくれてるので仕事が無い】
【尤も、本人もそれを望んでいるので、何も言わないが】


やれやれ。こんなガラクタ、いっその事爆破でもして諦めたらどうだ?
接収されても破片になっちまえば意味無いだろう…
【砂塵除けのスカーフで鼻から下を隠しながら、呆れた様にイムカの頭上から声をかける】
【ただでさえクソ重い鉄塊の上に、更に200kgオーバーのサイボーグが乗っている事に気付かれたら何をされるか。本人も分かっていない】

…か弱い?お前が?……ジョークのセンスは無いんだな。お前にも欠点がまだあって安心した
【装甲車の上に寝転び、ウワーハハハとわざとらしく大笑いするソーマタージ。脚のブーツが装甲に何度も当てられ、ドガンドガン喧しい】
519 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/02(木) 22:36:58.10 ID:jKGmeX5/o
>>518

「………」

 とりあえず、APCの上に乗せていたヤカンの中身を 
 スゴクシツレイな馬鹿笑いするソーマタージにぶっかけた。

【カンカン照りの太陽に照らされたヤカンの中の水は当然熱湯にジョブチェンジしているだろうが知らん!】

「皇帝陛下に賜わりし神聖な車両だ。易々と放棄なぞ出来るものか。
 か弱い私はもう疲れたので貴様が交代だ。男の甲斐性を見せろ」

 か弱いを再度強調しながら無慈悲に交代を要求。
 ひょっとして気にしているだろうか?なお、ジョークのセンスに欠けるとは自覚している。
 そして今回はジョークを言った覚えなど無い(強調)

【なお、この兵員輸送車。当然だがクッソ重い。イムカはパワーアシスト付きで運んでいたが、
 一応、ソーマタージもパワあふれれば同じことができるはず】
【問題はコレ、カンカン照り&砂塵交じりの空気&熱されたアスファルトから立ち上る熱気。まるでサウナ!】
520 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/02(木) 22:37:19.20 ID:laKJCyi60
>>517-518
「ソーマ様」
「……ソーマが監督役なんですか、いつもと違って不思議ですね」
「さ、降りて下さい」

冗談めかして前置いて、早めに降りるように促した
それはそうだろう、このまま続けていればいつかはイムカのお仕置きが降りかかるはずであろうから

「どうぞ、と言いたい所なんですけど」
「このカブ、中身空っぽなんです……ほら」

エンジンのある部分にそれらしいモノはあれど、なんとハリボテ
何で動いているのか不明なのだ

「……いっそわたし、繋いでみます?」

半人も一応機械である
まぁそうは言っても規格だとかはまるで別物、というより世界も技術力も全く別なのだからどうしようにもない
521 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/02(木) 22:50:31.32 ID:D4rABf2o0
>>519-520
フワーハハハハ!ワーッハッハッハゴボボーッ!アバーッ!
【熱湯を浴びせられ、ドタンバタンと悶えるソーマタージ。熱せられた装甲の上で、陸にあげられた魚じみて悶える!】
アッツイ!思ってたより熱い!!


まったく、これだから軍人は……。ハイハイ。押せばいいんだろ押せば。乗るんじゃあねーぞ
【ブツクサ文句を垂れながらAPCから飛び降り、その後部へ取っ付く】
【体表を紫電が幾筋か走り、コートから、僅かに見える皮膚から、鉛色の鱗じみた無数の棘が生えてくる】

イイイイヤアアアアァァァ……ッ!!
【縄めいた筋肉を浮かび上がらせ、サイボーグの怪力で押し進め……数m進んだ所でダウン!】
タンマ、タンマ……!熱い…!押せるかこんなモン!!
俺に汗腺が無くて良かったな!畜生め!こうなりゃどれだけ神聖だろうがクソ以下のカスよ!捨てなさい!
【ゼイゼイと肩で息をしながら抗議。押すのはまだいいが、この状況ではマジ勘弁!】
【ぬいぐるみめいて地面に座り込み、やってられるかと軽く小突く始末】


オイオイオイ、どうやってそいつを動かしたんだ?それも能力の内か?
…割とマジで、どうやって動かしたんだそれ…?ヤダこわい…
【ぬるくなったコーラを飲み、現れたタェンティースに訝しむ様な目を向ける】
【何であれ、友人(道連れ)が増えたのは心強い。大人しく従い、APCの側の地面に座り込む】

おー繋げ繋げ。可能性があるなら試してみろ。俺も楽できるしな
522 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/02(木) 23:00:17.88 ID:jKGmeX5/o
>>520

「君がエンジン代わりになるとは流石に思えないぞ?」

 出力が低すぎれば勿論、もし高すぎても機構がイカれてオシャカになるのがオチ。
 いくら車両の冗長性が高くても、流石に無茶というモノである。

【なお、タェンティースの気遣いはワンテンポ届かず、オシオキ執行。ナムアミダブツ】

「君のそのスクーター、変な心霊現象なり汚染なりされていないか?
 そんなものに平然とまたがる君も君というか…」

 そして、カブの正体不明さにかんしては頭を抱えるところである。


>>521

「なんという軟弱な男だ!!」

 数メートルであっさりとダウンしたソーマタージに思いっきりダメ出しをするイムカ。
 しかも皇帝陛下の祝福されし技術の結晶をクソ以下のカスとか言いたい放題である!

「全く、運動不足に起因しているのか、実は草食系なのか実に嘆かわしい」

>>520-521

「と、言うわけでタェンティース。このケムンパス並みに惰弱な男に
 女子力のなんたるかを見せ付けてやるのだ」

 どういう了見か知らないが、タェンティースに車両を押す手伝いを言い渡すイムカである。
 なお、一応、APC備え付けの設備でヘルメスの靴の簡易メンテを行うということで交換条件。

【さて、ソーマタージがあっさりヘバったAPCどっこいしょを半人のパワならできるのだろーか】
 【なお、出来た場合、イムカが思いっきりソーマタージに男の尊厳的にどーよな目線を向けるは確実。女子力とは深遠である】
523 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/02(木) 23:08:51.02 ID:laKJCyi60
>>521-522
「頑張って下さい、ソーマ様ー」
「……おー、動きました……あれ?」

装甲車を押し進むソーマタージを後ろから応援
しかし少し動いたのみで停止してしまえば残念そうに、物足りなそうに

「やっぱり無理ですよねぇ……」

半人なりのジョークのつもりだったのか、それとも本気だったのか
多分後者だ、苦笑ながらも落胆した様子が見て取れる

「空っぽだけど、動くんですよ」
「お二方も乗ってみますか? ちゃんと動きますよ」

何故かキチンと動くカブ
動力源不明、魔力でもなさそう

「わたしですか?」
「……女子力、あんまり高くないとは思いますけど……」

片手で装甲車の後ろに触れ、ぐいっと伸ばす
その分だけずいっと動く重車両、タイヤ痕が地を抉る

「別にそんな、交換条件なんて結構ですよ」

そのままずいずいと片手で押し歩くのはあれだ、半ばギャグ補正も入っているのだ
ともあれ女子力の為せるワザとして、少しだけドヤ顔
524 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/02(木) 23:15:59.42 ID:D4rABf2o0
>>522
うるせー!お前らと違って俺はナイーブでセンシティブなんだよ!こんな拷問器具触ってられっか!
俺様にやらせたいなら、もっと快適な環境にしやがれ!!
【売り言葉に買い言葉。ビシッと中指を立てて逆ギレ!】

これだから無粋な軍人は困る!アマゾネス。バスターゴリラ。女オリバ…!
…実際問題、せめてこの熱だけはなんとか出来ないものか。焼き土下座かよ…
【押して動かすだけなら、実際無理をすれば普通にこなせるだろう】
【しかしこの男はワガママだった!熱いから触りたくないと駄々を捏ねる!】


おーやれやれ。5mでも進んだら拍手してソーマスタンプを押しやるよ。三十個溜まったら図書カードと交換な
【フン、と鼻で笑い、タェンティースがどれだけやれるか野次を飛ばそうとして───】


>>523
………
【パン、パン、パン、と乾いた音が鳴る。革手袋をはめた両手での拍手だ】
【無表情な瞳は、「バスターゴリラが増えた」「からかうの控えよう」と物語る】

…ソーマスタンプ、ここに押しとくね…。明日もまた来てね…
【結局手持ち無沙汰になり、イムカのキツイ視線を受けながら、適当な紙屑にスタンプを押して着いていく。立場が駄々下がりした瞬間であった】
525 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/02(木) 23:19:22.59 ID:jKGmeX5/o
>>523-534

 こうして灼熱のハイウェイを女子力満点で麗しくパワフルでバスターゴリラな淑女二名と、
 その株価とか威厳だとか立場とかが大暴落したアワレな狂人の珍道中はしばらく続くのでありました まる

//ではコノヘンデー!
526 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/02(木) 23:23:30.27 ID:laKJCyi60
>>524-525
「ありがとうございます」
「……あ、これ乗っていきます?」

片手で装甲車を押して、もう片手でカブを引っ張って歩く半人。女子力()
汗をかいてはいるが、暑さの為であり息は上がっていない
スタンプを受け取って小さくはしゃぎ、えっちらおっちら進むのであった

//ありがとうでした、お疲れ様でしたー
527 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/04(土) 21:23:26.39 ID:oDZFl7J9o
【越境者集う小世界:スクラップヤードにちょっとした話が転がり込んできた】

「エーカーとカノッサが争っている世界の座標があるんだが、
 どうにも連中、完全に負けてて敗残兵も同然らしい。
 んで、負けこんでるから希少な武器だのデータだの持って脱出図っているとか」

 チャンスじゃねえか?と、新しい世界座標と幾つかの詳報データが議題にあがった。
 実際、長蛇の群れとも言える逃げ惑う者達特有の陣形であり、
 襲うには絶好のポイントなんて幾らでもある地形図。

【如何に好機であるかを示すデータである。
 昨今、スプロールでもカノッサがエーカーを下したことで、
 今現在、攻め時という気運が越境者達にも昇っていた】

 エーカー…正体不明の科学的/魔術師的な死霊術(ネクロマンシー)を用いる結社。
 現在、越境世界を席巻するカノッサ機関と戦闘状態に入っている組織であるが、
 彼等の矛先は越境者にも向けられており、そういう意味で、いい意味でも悪い意味でも巨大なカノッサ機関以上に
 越境者にとっては危険な相手となっている。※そのため、一部のカノッサ支部と越境者は協調路線ですらあるほどだ。

【ゆえに復讐心と高揚と状況打開の気運がない交ぜとなった士気は相当なもので】
【ここで叩けるときに徹底的に叩いておくべきという積極論に対して慎重論は消極論と看做され戦闘者の出撃が決定した】

  後になってのことだが、この情報が誰が持ち込んだか#c握できていた者は皆無である。

【判定(慎重さ/第六感)…
 雰囲気に流されぬ自我か直感があれば、えも知れぬ違和感は感じ取れる】

 が、少なくない越境難民は長い避難生活で疲れきっている。
 ここで戦勝を求めるは渇望といってもいい。目的と手段が逆になっているが勝利が渇望されている。
 ゆえに、たとえ、正邪定かならぬ臭いを感じ取れても、もはや選択の余地がないのだ。

【劇的な勝利は時に毒になるということかもしれない】
528 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/04(土) 21:36:36.05 ID:bSPPX98N0
>>527
敗残兵狩りか。好きだぜ、そういうのは。一人一人追いかけて首根っこを狩る時の感触は…たまらないぞ
【紙パックの中のジュースを飲みながら、もたらされた情報に片眉を上げ、呟くソーマタージ】
【データを眺め、地形を脳内UNIXで参照。襲うのに良さげなポイントをいくつか割り出す】
【情報が正しければ、楽な仕事だ。それ故に、彼の捻くれた人格は警鐘をけたたましく鳴らしていた】

…妙だな。ここまで致命的な隙を晒すか?普通…
何か嫌な予感がする。俺の勘は当たる時は当たるぞ
【鋭い目つきで情報をなんども読み直し、怪訝そうな表情を浮かべる】
【人格の殆どが、この戦いに嫌なものを感じている。されど、いきり立った他の越境者達を止める手など彼には無い】


【数丁の拳銃やブルームーン、持てるだけの装備を整え、神妙な顔を浮かべて出撃隊にソーマタージは混ざった】
【以前の様に、先走った連中が返り討ちに合い、此処が危険に晒されるぐらいなら、自分が行って早い段階で諸共皆殺しにした方がマシだ】
【戦の高揚はそこにはなく、気乗りしないながらも出撃。深いため息を吐くのであった】
面倒…。本当に嫌な予感がするぞ。今回ばっかりはマジで
529 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/04(土) 21:50:41.95 ID:oDZFl7J9o
>>528

 数人の戦闘能力に秀でた越境者に混じって座標設定されたゲートを潜る事になる。
 スクラップヤードは現在、安定化したゲートが存在し、比較的容易に他世界に渡ることが出来る
 所謂、ハブ小世界となっている。ゆえに越境者がその身を隠し、時に反撃を行うに打ってつけではあったのだが。

【ゲートを潜り、目標の世界で越境―――】

 目標世界に降り立ったとき、勘のいい者は違和感めいた者を感じ取れたことであろう。
 何か、自分を質量を持った霧が覆ったような、形容しがたいそのような感触を。

【判定(???)…。違和感。しかしそれはあまりにもか細く、些細で、すぐに溶けて消えてしまう】

 空は青空が広がっている。そして今たつ場所は、
 赤茶けた地面が広がる山脈なり丘なりだろうか。標高が高い。
 鳥が空を飛行し、清涼として鳴き声が鼓膜に届いてくる。

【峻厳であり、自然に満ちた大地。データ通りならば1時間ほどの移動で挟撃ポイントに到着できる】
【視覚…自然が広がっている。聴覚…風の音と大鷲の鳴き声。触覚…やや強い風が肌に触れている。
 嗅覚…錆びた鉄に似た濃い臭いがする。味覚…風に混じった砂の味を僅かに感じる程度だ】

「よし、出発だ。ポイントの行って、さっさと待ち伏せの準備をしよう」

 越境者の一人がそう言うと、メンバーは互いに頷いて、先を急ぐことになる。
530 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/04(土) 22:00:50.25 ID:bSPPX98N0
>>529
………ッ
【極々僅かな、されど確かにあった違和感。すぐに溶けて消えてしまったが、ますます怪しい】
【お喋りな彼にしては珍しく、一言も発さずに辺りを見回す】

…見える範囲では、異常はなしか……。見える範囲では、ネ
【嗅覚センサーをフル稼働させ、狂犬めいて天を仰ぎ、鼻を鳴らす】
【錆びた鉄の様な、奇妙な匂い。血の臭いかと思ったが、発生源を見ないことには何とも言えない】


今俺に命令したか?なんてな…
【警戒をより一層強めながら、メンバーの殿で着いていく】
【攻撃ポイントを目指しながら、拳銃に弾を込め、刀の位置を微調整する。戦闘準備は完了だ】
531 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/03/04(土) 22:06:43.78 ID:uB2lPG3K0
>>529-530
「……」

元来、敗残兵狩り等とはこの猫人の獣人に取っては最も忌むべき仕事である
それだというのに今こうしているのは、ただひとつの要素に過ぎない
罠や、或いはそれに準ずる極めて危険な事柄
それらから仲間を守る事、それが己が役目だと決めているのだ
→故に敗残兵狩りという本来の目的そのものには乗り気ではない

「……何事もなければいいが……」

待ち伏せのポイントに到ればその気配を薄く薄く、息遣いすら殺してその時を待った
奇妙な感覚に猫ヒゲがひくついて落ち着かない
532 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/04(土) 22:28:43.13 ID:oDZFl7J9o

 一時間ほどの移動中、ソーマタージ以外にも数人程は臭いに違和感を覚えていた。
 が、それ以外は何もないのだ。怪訝に思いながら、各々警戒しながらも…特に何事もなくポイントに到達。

【判定(嗅覚)…濃い鉄錆の…血の臭いは大地に染みているかのように四方八方からだ。発生源などどこもかしこも≠ナある】
 【上記成功にて追加判定(思考力):青空が広がる峻厳な谷で、どこもかしこも′撃フ臭い?】

 ポイントに到達後、越境者達は思い思いに奇襲の準備を始める。
 大規模魔術のための魔方陣に形勢や、携帯型の迫撃砲の準備。
 火力に優れた能力者はそれこそ緊急時には崖崩しを行えるほどだ。

【自然、前衛向けのソーマタージとイリーは奇襲の先鋒としての配置となる】
 【→この役割提示自体は真っ当なもので、作為や陰謀の類は皆無であると断言してよい。仲間が仲間を頼りにしているソレだ】

「おお、群れが確かにいやがるな。堅そうな馬車もいやがる。多分、アレがデータなり重要人物入りだろう」

 つまり、馬車は鹵獲が前提になると、事前の打ち合わせで決まっている。
 単眼鏡なり、ズーム機能のある目なりでのぞけば、確かに多量のゾンビ兵士の群れと、
 少数のパワーアーマー兵と、それに護衛されて動く数両の鉄馬車。そして――

「………」

 最前列には金糸の長い髪を揺らす群れの中でも特殊な存在感を放つ政治将校。イムカ・グリムナーもいた。
 それ自体は別に珍しくは無い。彼女の背景たる銀河帝国の思惑で不本意ながらエーカー側に付いているのだ。

【判定(???)…大量のソンビ兵を敗残兵の如き長蛇の列にしてしまっている?】
 【判定(???)…なお、演技の臭いは一切しないと断言してよい。群れを率いた逃亡。正にそれでしかない】
【判定(嗅覚)…相変わらず血の臭いが濃いが、そこに多量の人の臭い。やや不衛生な臭いが混じってきた】

 視覚…満点の青空の下、大量のゾンビ敗残兵の群れが奇襲ポイントに向かっている。
 聴覚…ゾンビ特有の呻きが多量に風に運ばれてこちらに届いている。
 味覚…甘い味がする。ゾンビの接近とともに甘くなっていく。
 触覚…肌が湿ってきている。
 嗅覚…腐敗臭の類はない。人の臭い。垢の臭い。小水の臭い。逃げ惑う人々の臭い。

【こちらに向かうエーカー敗残兵は息を殺して、可能な限り気配を消してこちらに向かってきている】
【皮肉にも、データを得ていた越境者達にはバレバレであったが、情報とはそういうものだ】

「よし」

 【もうすぐ奇襲ポイントに到着する。タイミングは間もなく最良に行われると確信させる】

 越境者達は互いに頷き、号令の手を上げる。
533 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/03/04(土) 22:40:29.66 ID:uB2lPG3K0
>>532
「……酷い臭いだ」

鼻を覆って周囲を睥睨
隻眼には蒼白く燃える焔が灯っている

魔力の視界の魔法
周辺の景色そのものに何かしらの細工や魔法、或いは科学が仕込まれているのではないかとの判断

「ん……」
「イムカさんか、手強いな……何かしらの……」

策がありそうだ、と五感に自然と溶け込む多数の情報
風下側に居ることを確認、そういうモノだ
しかし違和感を拭う事は決して出来ず、周囲への警戒は常より異様に高い

「……あー、」
「風魔法の読み手はいただろうか」
「……微量でいい、この辺に吹き付けるのを逸らして欲しい」
「臭いがキツイんだ、この鼻は意外と敏感でね」

冗談めかして苦笑、そして奇襲のタイミングを待つ事になる
534 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/04(土) 22:45:04.01 ID:bSPPX98N0
>>532
……やっぱり何かおかしいぞ。今からでも、核かナパームで焼き払う方に変えないか?
【そこかしこから漂う血の臭いが嗅覚センサーを刺激する】
【密室でもないこの谷で、彼方此方から発せられる血の臭いに、流石に奇妙な物を感じ、真面目な口調で提言】
【尤も、聞き入れられないであろう事は分かっている。舌打ちをすると、他人に持たせていた、布に包まれた大荷物を担ぎ、指示に従う】

俺みたいな天才の言う事を聞かねーんだもん。長くねーよこいつらも
【イリーに軽口を叩きながら布から引っ張り出したのは、虎の子のミサイルランチャー!】
【ミサイルは一発のみ。何らかの錠剤を口に含むと、狙いをつけてただ敵が来るのを待つ】


……なんだこの味は?お前、香水でも使ったのか?
【向かって来る敗残兵。嗅覚センサーが人の臭いを捉える。舌の味覚センサーが、空気中に漂う甘味を感じる】
【本格的に怪しくなってきた。接近する前の一撃を狙い、気を引き締める】

いい音、聴かせろや…!
【号令と同時、革手袋に覆われた指先が引き金を引きしぼる!爆煙と轟音を上げ、ミサイルは大量のゾンビ兵目掛けて飛んでいく!】
【VRRRRRRRRRR!!風切り音の中、コンマ二秒後には片手に刀を、もう片方の手にブルームーンを構え、鬨の声を上げて飛び出す!最前線の敵を打ち倒す為に!】
535 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/04(土) 22:57:51.65 ID:oDZFl7J9o
>>533

「んっ…ああ、分かった。確かにさっきから酷い臭いだ。ゾンビ連中からかな?」

 了承した魔法使いは魔法で風を呼んで少しだけ臭いを逸らした。
 風を操作して、その流れを変えたのだ。ゆえにだろうか。耳にゾンビの呻き声以外が極僅かに混じった。

 ≪なんでこんな…≫≪この子だけでも…≫≪何人生き残れる…≫

 すぐに途切れた。ゾンビの呻きがそれを上書きした。まるで何かを隠蔽するかのように…だ。

 「アアア…」「ウウウ…」「オオオ…」

 汚らわしいゾンビ兵特有の呻き。それしか聞こえない。もう既に。

【――判定(違和感):
 本当に今見えているものは正しい認識であろうか?聞こえてくるものは本当にゾンビの呻き?
 だどすれば、一体自分達は何に奇襲を仕掛けようとしている?】

 大規模魔術、迫撃砲、奇襲の準備は万端。間違いなくなぎ倒せる。誰を、何を?

「撃―――」

 振り下ろされようとしている手。

>>534

 口に広がる甘い味はどんどん濃くなっていく。その度にゾンビ兵が一瞬、像がブレては補正がかかる。
 そもセンサーの数値が一定しない。甘味ばかりが強くなっていく。不自然に。どこまでも。

「―――!!」

 BLAM!!ソーマタージが先鋒たる一撃を放つ。そのミサイルに一条に光が過ぎ去ると同時に大爆発を巻き起こす。
 イムカが粒子短銃によって迎撃を行ったのだろう。

「待(敵だ!迎撃態勢!!」

 聞きなれたであろう声。一瞬、言葉に言葉が重なったような奇妙な感覚が襲うだろうが。それだけだ。
 目指すは最前線の敵。パワーアーマー兵が銃を構えてソーマタージを迎え撃つ。
 その向こうのゾンビは驚愕・混乱・そして嘆き…ゾンビ兵士が?…すぐにそれは消え、ただの無機質なゾンビの群れ視覚が挿げかわる。

【判定(おかしいは何と誰?)…
 一瞬だけ感情を発したゾンビか?言葉が不明瞭なイムカか?敵からゾンビを護ろうと迎え撃つ兵士か?先程から五感が全く安定しない誰かか?】
536 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/03/04(土) 23:06:58.65 ID:uB2lPG3K0
>>535
「……砲撃停止、今すぐに!」

直感か、あるいは別の何かしらのモノであろうか
ソーマタージの砲撃音を上回る声量、動禅の呼吸で鍛え上げられたそれはよく通りそらに響く

「敵将に告ぐ、当方には大規模砲撃の用意がある!」

奇襲位置の最前線に居たのだからそう、
立ち上がり存在感を全力で示す事で敵味方問わずこの場の全てのモノの注意を惹く事が叶うはずだ

「積み荷の中身を明かして貰いたい、そして交渉をしたい!」
「……我々は必ずしも、私掠を行いたい訳ではない」

なぁ、とソーマタージへの呼び掛け
この場の、ある意味で味方を敵に回しかねない行為である
仲間は居なければならない、道連れとも言うが
537 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/04(土) 23:12:53.61 ID:bSPPX98N0
>>535
……アレ、こんな時にまで故障か…?
【小さく口に出し、頭の中で何度も否定する】
【センサーがおかしいのはよくある事だ。元より旧式の装備も多い故。それ以上の何かが、おかしい】

【パラパラと降り掛かるミサイルの破片を浴びながら地を滑り、二つの刃を交差させて構える】
【そのまま駆け抜け、パワーアーマー兵に襲いかかろうとし───その動きが一瞬だけ止まる】
違う、違う違う違う違う!!


何かがおかしい!一回引け!引くんだ!!
【ゾンビ共が人語を話した。イムカの言葉にノイズが混ざった。そして、自らの五感が狂った。バッドトリップの様に】
【地を蹴り無理矢理横に跳び、パワーアーマー兵の射線から逃れようとする】
【何が原因かは最早分からない。一つだけ確かなのは、やはりハメられたという事!】

健常者はいねぇのか!何が!どうなってやがる!
【戦場を駆け回り、銃撃から逃れようとしながら、同行した越境者部隊に無線を飛ばす】
【話が違いすぎる。こいつらは誰だ?殺しても良い相手なのか?】
538 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/04(土) 23:24:33.33 ID:oDZFl7J9o
>>536-537

「なっ?!」

 突然の砲撃中止に越境者達は戸惑う。無理もない。
 お膳立てがこれでダイナシである。が、もはや取り返しも後戻りもつくまい。

「交渉(これは)など無意味だ!火の粉は払わねば(違う)るまい!!」

 交渉不可。問答無用。返答はあまりにも直截ですらあった。
 が、どういうわけが、耳に届く言葉の聞こえ方が酷い。
 境界線特有の言語補正が機能していないのだろうか?

「敵ならば討つ。それ(見つかっ)だけだ!」

 そう告げるとイムカは背後を向きながら前を向いて、
 空に飛ぶ大鷲に向かって銃を、イリーに向けて、大鷲が炎を吐いて、悲鳴をあげて空高く飛び、
 イムカのディフェンスグレネードが炎を空中で消して、イリーに闘いの宣誓を行って、
 ゾンビの群れが越境者達に襲いかかって、身を伏せて逃げ惑い、周囲のパワーアーマー兵が、 
 どうにか押しとどめ彼等を護り、大鷲の群れに銃を乱射して、ソーマタージに銃口を向けている。
 後退するソーマタージに向けて撃たれる銃弾が、空一面を覆う大鷲にぶつかり炎と散らして、
 赤茶けた、灰色の大地に大鷲が墜落して、青空の灰色の絶望の空が見えては消えて。

【越境者達の舌が感じる甘い味は留まるところなく濃くなっている】

 魔法使いの誰かがハッとした表情で、「幻――」

【その越境者の像がブレて突然にゾンビになった。敵になった。敵に見えてきた】

 【判定(幻術破り)…五感が明らかに正常に働いていない。認識がトチ狂っている。己を取り戻さなくては!】
539 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/03/04(土) 23:36:02.17 ID:uB2lPG3K0
>>538
「なんだと言う、あなた方に私達は何に見えている!」

叫び大きく呼吸を行なった、成る程先に行なった魔力の視界では弱かったという事か

「……あぁ、もう……!」
「この手の術の類はっ!!」

苦手だ、との声を呑み込んだ
本来猪突猛進も良いところの性格をしているのだ、敵を倒すだけで済む事ならそれはある意味都合がいい
しかし今は違う、ならば次は全霊だ

「……はっっ!!」

短い怒号、だが常人が行う呼吸数十回以上にも及ぶ空気の込められたそれは合掌と共に放たれる
パァン! 凛然たる乾いた音色が響き、魔力は満ちて周辺のまやかしを打ち払うべくして広がった

「幻術、撹乱への対抗呪文を!」
「機械も信用しては危険だ、己のカンに頼って!」

540 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/04(土) 23:44:57.12 ID:bSPPX98N0
>>536>>538
私掠なんてモンじゃ済まなさそうだぞ…。これは…!
【イリーの言葉に苦虫を噛み潰した様な表情を浮かべ、刃を収める】
【続けて両手に握ったのは、黒光りする二丁の自動拳銃。手に持つ拳銃だけは変わらず味方でいてくれたような気がした】


ワーオ………。マジでバッドトリップみてー……
【視界が歪む。世界が狂う。敵の一人が幻覚と───あれは敵ではなかったか】
【コートの裾が銃弾に消し飛び、宙を舞う。地に叩きつけられる大鷲が視界の端に映る】
【殺す相手を間違えるな。アレは違う。アレも違う。目元をヒクつかせ、対処法を考える。考える!】

GGLLLRRRRRK!!!
【奇妙な叫び声を上げ、膝をつく。その場から、鈍色の触手の群れが水溜まりの様に広がっていく!】
【ヒビ割れの様に地を這う触手は、その姿を変えながらのたうち、内部で擬似回路を形作る。その表面に無数のぬば玉の様に真っ黒なレンズがボコボコと現れ、外界を睨みつける】
【枝葉めいて広がった触手は、一本一本がソーマタージの、『フォークロア』の眼となり、周囲を探る。五感も何も持たない、機械越しの映像に頼る事にしたのだ!】

【生体脳は限界を超え、閉じられた目と鼻腔から血がボタボタと垂れる。脳が焼き切れて死ぬか、機械の眼が異常の発生源を見つけるか。何方が先となるか】
541 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/04(土) 23:55:15.45 ID:oDZFl7J9o
>>539

 ―――キィ!?

 発した怒号と音。それと同時にイリーは突然見えない壁に真正面からぶつかった感覚をあるいは覚えるだろう。。
 まばたきを一回、二回、三回。

【三回目のまばたきで世界が急に90度回転。否、頬に当たるは灰色の地面。
 世界が動いたのではなく、イリーが倒れていたのであろう】

 空は…灰色と真紅のマーブル模様。
 そこには大鷲ではなく、骨で構成されたドラゴンと、翼持つキメラの群れ。
 それらが互いに食い合い、地上のゾンビ…否、ただの避難民、或いはこの世界の生き残りの只人に襲い掛かっている。

「目が覚めたらソイツを…!!」

 イムカの声、空に向かって銃を撃っている。パワーアーマー兵?否、鍛えられているが、
 普通の人間の兵士達。空の脅威からどうにか僅かな人々を護っている。

【甘い味――口に差し込まれた管】

 イリーの肩に一つ目の魔物が引っ付いている。夢魔…他の越境者にもだ。
 困惑する者達。イリーと同じく対抗呪文を撃って、倒れて、正気に戻った者達。

【憑かれたのはおそらく越境直後…!何もかもウソッパチを見せられていたわけだ】
【→口に甘い味がさらに広がり、眼前のヴィジョンが徐々にソンビの群れとこちらに敵対するイムカに置き換わっていく】

>>540

 機械越しの映像はノイズ塗れであったが、それでも五感よりはよほど明瞭であった。
 絶望の空、骨で構成されたドラゴンと、翼持つキメラの群れが互いに相争い、
 その中で、強大なエネルギーのぶつかり合いの余波で死にゆく先程までゾンビに見えていた人々。
 迎撃するは、イムカと古参の兵士達。そして、自分の肩にへばりついて、
 アヤシイ何かを口に流し込んでいる、一つ目のキモい生物!

【甘い味の正体!越境直後に感じた違和感!視覚と全く異なる映像!…とりついた夢魔!】

「そいつを殺せ!!やられっぱなしでいいのか!!」

 甘い味が口中に広がる。イムカがソーマタージの肩に銃口を向けて、
 直後、像がブレて、ソーマタージの眉間に銃口が合わさる。
 フォークロアはノイズ塗れだが、イムカはソーマタージ自身を狙ってなどいない。

【峻厳なる丘?絶望に染まって今にも滅びそうな世界だ!血の臭いしかしないはず。死が充満した世界。峻厳さなど皆無!】
【全てが嘘っぱちのクソッタレドリーム!フォークロアが遂にそれを突き止めた】
542 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/03/05(日) 00:06:20.21 ID:1h50krEl0
>>541
「……よくもまぁ、奇怪な真似を!」

奸計や搦め手、真正面からの攻撃ではないそれらをイリーは嫌っていた
戦闘に、決闘に、それらの全てに
誉れと誇りが付随すべきだと信じている青く甘い思考が故に
握った拳、蒼白い焔が弾ける
それを持ってして肩に乗る生物を殴り飛ばした

「全員、誰が敵かは判断出来てる!?」
「……上の連中だ、鳥に見えていた奴! 攻撃、攻撃して!」
「ソーマタージさん、無事!?」

ぺ、と口内の唾を吐き捨てて駆け出した
そして先程まで敵に見えていた彼等の護衛に回り、捕食者達の迎撃に当たる

「……?」

闘気を纏わせた蹴りを繰り出しながら、ふと思う
しかし、だとしたら誰がこの『お宝を持った敗残兵達』の情報を持ち込んだのであろう、と
543 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/05(日) 00:08:45.59 ID:1V7uV1lp0
>>541
≪初めて役に立ったな!!≫
【言葉を発しようとするも叶わなかった。泥の中を泳ぐかの様に鈍化したノイズまみれの視界の中、確かに捉えた真の敵!】
イヤーッ!!
【眉間に突きつけられた銃口に臆せず、重く荒々しい拳を肩の辺りに放つ!】


ゴボーッ!
【幻覚が解ければ、胃の中の物ごと口に流し込まれたモノを吐き出す】
【何と寒々しい光景か。そして何より、機械の身体でも幻覚にかかるものなのか】
…昔見たアニメ映画でこんなのあったな。懐かしー、宇宙漂流記…
お陰様で眼が覚めたぜ!隠喩…とかに入るのかな?

そして無性に誰かを殺したくなってきたぜ!巻いていくぞ!メルセェェェム!!
【意味不明な鬨の声を上げ、二本の刃を携えて古参兵たちに混ざろうと走り出す!】
【腹が立ったのは現実だ。そして、殺してもいい相手が空にいる。ようやっと物事が良い方向に働いてきた】

イヤーッ!!
【適当な兵士を踏み台にし、空高く跳び上がる。戦場刀とブルームーンを振り回し、空を飛び交う怪物たちを斬り伏せようとする!】
【その全身は鈍色の鱗めいた鎧に覆われ、赤い眼光が爛々と輝き、尾を引く】
【戦意は微塵も衰えない。寧ろこれ幸いとばかりにキメラやらドラゴンやらに襲いかかる始末】
何があったかは知らないが、どの道こいつら片付けないと二進も三進も行かねえだろうさ!
殺せ!殺せ!鬱憤を晴らせ!!この瞬間のために生きてきた
544 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/05(日) 00:18:29.42 ID:o3EWGhq1o

 −−−−−−−−−−

 夢魔…
 強力な幻術能力を有する(テクノロジーすらその影響を受ける)ディーモンである。
 とりつかれれば認識を狂わされ、そして、傀儡として、悪魔の所業に手を染めることになる。
 最終段階は正にその所業を、憑いた当人に見せつけ、その精神に入った亀裂に魔を注ぎ込む。

【そうなれば最期…永劫に夢魔の奴隷として、玩具として永久の覚めぬ悪夢に閉じ込められるのだ】

 −−−−−−−−−−

>>542-543

「ようやく、マトモになったな。手伝え!!」

 イムカの将校としての言葉が耳に届く。ようやくと言ってもいいかもしれない。
 イリーが周囲を見れば、少なくない人数が幻の中、夢から覚めかけているだけにかえって棒立ちとなり、
 そのまま、耐空のボーンドラゴンから放たれる火球に飲まれていた。

「なん…とか…助かりました!!」

 しかし、多くはイリーの号令により、虐殺≠ニいう最後の仕上げには到らず、
 こうして正気を取り戻して結界を張り、あるいは迎撃を開始していた。

【敗残兵などどこにもいなかった。ただ逃げ惑う人々だけだ】
【ボーンドラゴンがイリーのキックで破砕する。どこかエーカーの技術の臭いがあった】
【そして、キメラはどこかカノッサの技術の臭いがする】

「ソーマタージ!そっちは正真正銘の敵だ!遠慮するなよ!」

 ソーマタージを襲おうとするキメラをボーンドラゴンに対して、イムカも的確に牽制射撃。
 そこに兵士達の粒子銃と、目覚めた越境者の反撃も加わって、戦いは比較的短時間で終了する事になる。

 −−−−−−−−−
【戦闘終了後】

「さて、何が聞きたい?」

 被害の確認を終えて、避難民達を休憩させてから、ようやくイムカは越境者達に言葉を投げる。

「もっとも、私はエーカー側で、一応は君達の敵だからな。言えることには限りがあるがね」
545 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/05(日) 00:26:52.14 ID:1V7uV1lp0
>>544
やれやれ…。やっぱり、ロクな仕事じゃなかったな
【全ては終わった。ドラゴンやキメラ、犠牲者達の死体を一瞥すると、自前の煙草に火をつける】
【「もう五、六発ぐらい殴っても良かったかな。と、デーモンの死体を無感動に踏み躙りながら思う】


じゃあ質問……。俺らに変な情報を流したのは、お前か?
【ようやくの休息の最中。吸いかけの煙草を差し出し、吸うかを伺いながら問う】
【仮に答えがYESだとしても、この場では精々軽く引っ叩く程度で済ますだろう。元よりこの戦争では敵対しているのだ】
【逆に違うのなら…。誰が自分達をこのジゴクに招き入れたのか。それを確かめる必要がある】
このソーマタージを、この俺様をコケにしてくれた礼は返さなくちゃあな。億倍で


…ところでこれはただの雑談なんだけど、何でお前ここいるの?前はビルの護衛してたろ
ハハーン、さては俺たちの英雄的で華麗な逆転劇で見捨てられて左遷されたな?悪い事したか?
546 :イリー 黒髪の猫人 動禅魔導 右眼喪失[saga]:2017/03/05(日) 00:35:49.10 ID:1h50krEl0
>>544
「ふー……はぁっ……」

恒であればイリーの呼吸が乱れる事は少ない
動禅の僧侶の術のそのものが体運びと、呼吸によって引き起こされる為に並ならぬ鍛え方をしている為だ
しかし今は息も荒く、汗を拭い肩の上下は止まらない

「……魔性の傀儡になりかけるとは、全く……!」

歯軋り、頭を抱えた
全ては敵勢力を掃討し終えた後の事であった

さてはてそして

「……山ほどあるはずだが、言葉が見つからない」
「あー、そうな……」

ソーマタージのタバコの煙からそれとなく離れつつ唸る

「ボーンドラゴンと魔獣(キメラ)は共に襲い掛かっていたが、共存している様には見えなかった」
「つまり私達は悪魔(夢魔)、あなた達は死竜と魔獣」
「……余り仲良しに思えない連中に一緒くたに我々はほぼ同時に襲われた事になるけども……」

そこに策略の匂いは、と隻眼を細めて尋ねた
それは本心として、戦略家のイムカを頼りにしている風でもあるし、敵勢力に加担しているは知将を(立場上)警戒してでもある
547 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/05(日) 00:45:31.79 ID:o3EWGhq1o
>>545

「変な情報?覚えがないな」

 ソーマタージの言葉にイムカは否定を即座に返す。
 そもそも、汚らわしきディーモンを手段に用いるなど皇帝陛下に対する背信そのものである。
 そのような真似をするくらいなら、即座に己の脳幹を銃で吹き飛ばすほうがよほど合理である。

【戦争であれば手を汚す必要があるのは道理だが、イムカにとってこいいうハメ方≠ヘ論外ですらある】

「これくらいは言っても問題ではないが、エーカー側の策略でもない。それは保証してもいい」

 追加情報…エーカーがハメたわけでもない。そもそもエーカーとはやり口の毛色が違いすぎる。
 そもそも、ニセ情報を流せるのであれば、既にエーカーにスクラップヤードの座標を察知されていることになる。
 そうではないというのは好材料なのか悪材料なのかは微妙ではあったが。

「左遷ならいいがな。生憎逆だ。評価されてしまっていいように使われている。
 信頼はおけないが、能力は信用する…といったところか?性格を読まれてしまったのだよ」

 この通り、気位は高すぎるし、越境者とも縁があるが任務に対して真摯なのは間違いない。
 ゆえに性格さえ把握できれば使う連中にとっては制御が頭を過ぎるのだろう。

「まあ、今回は後始末と、独自行動権の行使ゆえだがな」

 そう言って避難民に目線を送る。やっぱり扱いにくくはあるようだ。エーカーにとっても。

>>546

「ボーンドラゴンはエーカーの兵器。キメラはカノッサ機関の兵器だ。
 連中、この世界で派手にやらかしてな。おかげで世界そのものが荒廃しきってしまった。
 私はエーカー側でここのカノッサの幹部を討って…その後は独自行動権を行使中といったところさ」

【カノッサとエーカーの闘いによって荒廃した世界に降り立ち、
 任務を終えた後に巻き込まれて逃げ惑う人々が新天地へ目指せるよう誘導を開始。
 双方が自動攻撃モード≠ナ放し飼いにした生物兵器たちを倒しながら、ここまで辿りついたという経緯だ】

「独自行動の時点でエーカー側の識別対象外だからな。どちらも遠慮なく襲ってくるというわけだ。まったく」

 嘆息をつくイムカであるが、ようするに貧乏くじを好んで引いて、お節介をしているということ。
 冷徹、無機質な外見に似合わず私人としてはこのような性格である。

「あと言っておくが、夢魔のほうは全く覚えが無いぞ?君達の乱入自体が私の想定外だったからな」

 −−−−−−−−−−

 結局、この場においてはそれ以上の意見交換とはならず、
 ただ、越境者と難民はとりあえず同道していくことになる。

【幾度かの闘いと犠牲を経ることになるが、それは語られざる物語となる】
【数日後、無事に巨大なシェルターとなる地下遺跡が発見され、避難民達は数世代、そこで暮らし命脈を繋ぐことになる】

「今回は、助かった。敵ではあるが礼を言わせて貰う」

 こうして、この世界における思わぬ闘いは終わった。が、
 越境者達に達成感はさしてない。今回の事件、あまりにも不可解な事が多すぎた。
 獅子身中の虫。それが蠢動しているならばなんとしても取り除かねばなるまい。

//おちまい
548 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/05(日) 22:17:02.61 ID:spwTGFoL0
【どこかにあるごく平凡な世界】
エネルギー関連の枯渇やら食料不足による暴動やら 東西冷戦の再来で核ミサイル発射スイッチに常時指が触れている状態とか 
そんなありふれていて退屈なニュースしか聞こえてこないとてもとても平和な世界

そんな世界で今一番のニュースと言えば 長らくC社とP社しかいなかったコーラ頂上決戦に黒船の如く現れた第三勢力 その名もヌカ・コーラの発売が秒読み段階に入ったことだろう

別世界において発売時期が異なっていた多種多様なラインナップ それがこの世界ではすべてスタートラインナップとしてそろい踏みとなっており
ヌカコーラをはじめ クアンタム・クォーツ・ビクトリー・クリア・チェリー・ラブ・ベリー・ダーク・レイ・パンチ・ボムドロップ
そのすべてを特性ヌカ・コーラトラック型ケースに収めた ヌカ・ギフトと呼ばれる逸品が 数量限定で発売されることが決定した

さて そのヌカコーラ発売当日 ヌカ・ギフト販売店に集まった黒山の人だかり 彼らの目当てはもちろんヌカ・ギフトであるの・・・だが

アキレス「なんで俺 ここにいるんだろうなぁ・・・」
―――ギィ!!

溜息をつくアキレス 周りを見れば 少々この世界に似つかわしくない装いの物が殆ど
そう ヌカ・コーラ愛好家な越境者というのは結構な数がいる用で どこからもなく嗅ぎつけた越境者でこの場が埋め尽くされているのだ

さて この場にヌカ愛好家か ヌカ愛好家に戦力として連れてこられた哀れな生贄は この状況を見て何を思うだろうか?
549 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/05(日) 22:26:00.26 ID:1V7uV1lp0
>>548
アレ、アキレスじゃん。何してんのこんな所で?
【パーカーのフードに野球帽、サングラスをかけ、口元以外の素顔を隠したまま近づいてくる長身の男】
【レンズの奥の瞳を赤く発光させ、周囲をチラリと見やれば、サングラスを軽く下げて素顔を見せる。ソーマタージだ】

俺だよ俺俺。ソーマタージさんだ。気分を変えて装いも新たなお兄さん
俺?俺は、たんなる趣味さ。新し物好きなんだ
…それで、お前は?サンセットクルクルパーみたいな名前のヤツの方が好きなんじゃなかったのか?
【純粋な好奇心から尋ねる。これも仕事の内なのだろうか?】
【手に持った瓶を口元へ運び、中のコークを一息に飲み干すと、改めて周囲を見渡す】


……随分な人気みたいだな。馬鹿騒ぎにならなければいいが
こんな夜には、命を落とす奴が多い。血の夜だぜ。…待て、今なんて言った?俺
【越境者が集まれば、自然と戦いかバカみたいな面倒が起こるのが常というもの。自然と溜め息が出る】
550 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/05(日) 22:26:49.36 ID:o3EWGhq1o
>>548

「各員、貴様等が己が任務を全うすることを切に期待する!」
「「「サー・アイ・コピー!!」」」
「サー!!」

【忠誠心高き、古参兵達というマッチョ集団もなんかこの列に加わっている】

「諸君、私はヌカコーラが好きd(ry」

 そして何か少佐的演説まで始める始末(実際は大佐である)。
 無駄にテンションの高い政治将校、なお年齢は224歳。大人気ないというレベルではない。
 職権乱用だの、色んなアレの私物化だの大量の軍規違反犯しているくさいがソレはソレ。

【なお古参兵の皆様がなんか死んだ魚のような目に見えるなら気のせいということにしよう】
【誰も虎の尾を踏んで略式処刑などされたくはないのだ】

 ※※なんでおれここにいる※※※

 回想!!

「手伝え」

 一言。ソレとともに逃亡しようとしたアワレなアーティストの首元を引っつかんでずーるずる。
 ベティちゃん?おむすびあげたら主人を見捨てて、暢気に付いてくるでしょう。うん。

 回想終わり!
551 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/05(日) 22:30:12.18 ID:o3EWGhq1o
>>549

「ソーマタージ」

 ちょいちょいとイムカが手招き。絶対にロクでもないこと考えているの違いない。
 この女、無表情なので一見クールキャラと思いきや、中身が結構アレであることは、
 何度も付き合っては酷い目にあってきた狂人ならば既に知悉もいいところであろう!!

「君にぜひやってもらいたいことがあるのだが」

 周囲のヌカコーラファン越境者という有象無象に目線をやりながら、
 ヌカ・ギフト独占のために策謀をめぐらしてる!!
552 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/05(日) 22:38:08.44 ID:spwTGFoL0
>>549-550
話しかけてくるソーマタージに 無言で指さした先 そこには死んだ目の古参兵たちと その先頭に立つイムカの姿
拉致られたのだ と言わずともわかるだろう

「ギフト手に入れたら高く売れるんじゃない?」
と言ってみるテスト

「サー・アイ・コピー!!」
―――ギィ!!
濃さhh寧達の声に合わせて声を張り上げるアキレスとベティ
ベティちゃんはオーガニック オニギリで買収された模様 そしてロイはたまたまほかの世界に行ってて掴まりませんでした

艇ん「それでは間もなく開店となります!! どうぞ皆さま争ったりせず 静かにお入りくだsぎゃぁぁぁぁぁあああああ!!!!」
そしてドアが開く それがゴングの音となり 猛ダッシュしながらの大乱闘が始まった!!

【世界の修正力 ギャグ空間発:この空間において 町一つ消し飛ばす戦略兵器が放たれようとも 死者はただの1人も発生しない!!】
チンピラ「ヒャァァァァアアアアッハァァァァァァ!!!!」
エルフ「ヌカ・ギフトはいただきだ!!」

辺りの越境者もこれ幸いと ソーマタージに殴り掛かってくるチンピラと 魔法で火の玉をイムカに放つエルフ!!
553 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/05(日) 22:38:36.06 ID:1V7uV1lp0
>>551
【人混みの中に、見知ったトンチキ将校を見つけ、思わず目をそらして帽子を目深に被り直し、フードも更に被る!】
【…が、どうやら既に手遅れだったようだ。名前を呼ばれ、苦々しげな表情を浮かべて振り向く。ナムサン】

……忘れてた。ソロバン塾があるんだった。ソーマうっかりー
【言われる前にスタコラサッサだぜ。と逃げようとする。もっとも、ギャグ補正という名の修正力などからは逃げられず、策謀に巻き込まれる羽目になるが】


後で覚えとけよテメー…!これは借りに入るよな?
【自分の分と、この大人気ない軍人の分。確保出来るだろうか】
554 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/05(日) 22:45:46.55 ID:1V7uV1lp0
>>552
……奇遇だな。俺もたった今拉致られた
【サングラスの奥から死んだ目を向け、古参兵達に合掌】
【彼の心の中は、開始前にも関わらず既に後悔に占められつつある】
……リリィの言う事聞いときゃよかったな…


お、始まったみたい……オイオイオイオイ!?
【ドアが開き、店舗の前は壮絶なイクサの開始点と化した!!】
【素早くポケットから引き抜いたのは、鋼鉄製のシンプルなメリケンサック!両の拳にはめると、チンピラの攻撃をすんでのところで躱し、その胸にカウンターの重いストレートを放とうとする!】
【チンピラを吹き飛ばし、ボウリングボールめいて他の参加者を薙ぎ倒す算段だ!】

構ってられるか!急いで回収して、さっさと逃げるぞ!!
555 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/05(日) 22:51:52.94 ID:o3EWGhq1o
>>553

「ソーマタージ…チンピラやエルフなどにヌカ・ギフトを得る資格はあるか?断じて否だ」

 何か返事を聞く前に力説始めた。ナムアミダブツ!

「そこでだ。ソーマタージ…開店直後に何か急に体内の電気発散したくならないか?
 周囲ばビリビリと痺れて初動が遅れるような事故めいた何かが起こるかもしれないが事故に過ぎん」

 策略!セコいと言う無かれ!イクサはあらゆる策謀が衝突するものなのだ!

「…何故か私のポケットに偶然にもサイバネパーツの商品券が入っているのだが。
 まあ、これは雑談にすぎんよ。雑談に」

 そしてワイロ!!

>>552

「間もなく、この場にて放電事故が起こる予定だ!
 各員、耐電磁防御!アキレス、カウントとともに突っ込め!!」
「耐電磁防御体制!!」

 各々が耐電シートを引っ張り出す。アキレスとベティにも至急済み!

【が、ここで無謀にも敵対者が現る!行動に浅ましさが滲みでている!(自分のことは棚に上にポーイ】

 そして、エルフから火球が接近。ソレに対して!!

「各員撃ち方!はじめ!」
「撃ちーかたはじめ!」

 一糸乱れぬ粒子銃の対防御射撃により火の弾は光の粒子に飲まれ消滅!
 守勢に秀でたイムカの古参兵達の熟練の射撃(の無駄遣い)である!!
556 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/05(日) 23:02:56.88 ID:spwTGFoL0
>>554
チンピラ「ゴブェフ・・・!!」
めきょっと拳が突き刺さったチンピラさん ふっ飛ばされ越境者たちを数人なぎ倒す パッカーンと小気味よい音が鳴り響いた

アキレス「ソーマ!! ギフトは地下一階食料品売り場だ!!」
目の前に見えてきたのは人が2人並ぶだけの幅のエスカレーター そこにたくさんの越境者が殺到しようとしている
そして彼らをあざ笑うかのように上空を飛行してギフトを掻っ攫おうとする者もいるのが目に入るだろう

>>555
アキレス「あいあいさー」
―――ギィ!!

耐電シートに身を包み 開店と同時にデモンレッグをを発動 一気に店内を突き進む

そして妨害行動をとろうとしたエルフに対し 古参兵の一糸乱れぬ光線銃
哀れ火の玉は炸裂霧散し一行に痛手なし 流れ弾に当たった方々はビビビビっと骨まで透ける関電状態 プスプスと焦げ臭い煙を吐き出しながら転がった

老魔法使い「させんよ!!」
いかにも隠者と言わんばかりの老魔法使いが素早い詠唱 すると辺りの地面がぬかるんだ泥に変貌を遂げる

アキレス「うわわわわ!!!!」
これにはあしを取られる者も大勢いる そして隠者は浮遊の術をもって店内を突き進もうとしている

なお目標のパッケージが手に入るのは地下一階食料品売り場の一角に設けられた特設コーナーだ
557 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/05(日) 23:13:48.31 ID:o3EWGhq1o
>>556

「させるか!リ・エグザイル!!」

 イムカのガントレットに装着されている腕輪が分離。
 即座にパーツ毎に合体し、中空を浮かぶ4つのリングとなる。

【ウチ、3つのリングが空を駆け、老魔術師を包囲】

「セット!フォーメーション・ショットガン!」

 イムカは粒子短銃を構え、その銃口の先に残ったリ・エグザイルのリングが一つ。

≪ブラスターモード:ノンリーサル/スプラッシュ≫

「シュート!!」

 ドガン!と拡散レーザーが発せられ、リングの輪の中に消える!

【同時に老魔術師を包囲した3つのリングそれぞれの方向から加速・増幅された拡散レーザーが射出!!】
【お前、魔力無いから単独じゃあリ・エグザイル起動できないはずなのでは?ナンオコトカナ?】

「アキレス!任務失敗は許されんぞ!」

 目力で告げる。失敗したらどんな目にあうことやら!!
558 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/05(日) 23:16:23.89 ID:1V7uV1lp0
>>555
俺友達にエルフいたような気がするんだけど…。それに俺の電気、そんなオシッコ感覚で気軽に出して良いものじゃ……
【ブツクサと文句を垂れようとして気づく。少なくともこの状態の彼女に、何を言っても無駄だと】
【深くため息をつくと、震える手でイムカを指差し、殺到する越境者達の方を向く】

それに加えて、今度飯でも奢れ。肉がいい
【短く告げると、アキレスに続いて店内へ!】


>>556
っつー訳で、派手に行くぜ!巻いていくぜ!加減はしてやるよ!
【倒れた越境者達を踏みつけ、両腕を顔の前でクロスさせ走り出す】
【腕が鈍色に変わり、ささくれめいた無数の棘が生え揃う!】

イヤーッ!
【SHRRP!SHRRP!SHRRP!SHRRRP!遠心力で放たれた釘サイズの大量の棘は、宙を舞う越境者やエレベーターに向かう人間めがけ、散弾じみて飛んでいく】
【刺さってもそこまで支障は無いだろう。精々血が滲む程度。しかし、それで十分なのだ!】

イヤーッ!!
【KRAKK-A-BOOOOMMM!!紫電が空気中を走り、棘が刺さった所へ向かう!】
【手を抜いているので、直撃してもスタンガン程度の衝撃だ。それでも足を止めるには十分だろう】


【昏倒させる事が叶えば、犠牲者の内の一人の首根っこを掴み、スケートボードかスノーボードめいてエレベーターを滑り降りようとする!】
559 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/05(日) 23:26:38.03 ID:spwTGFoL0
>>557-558
隠者「ぬぅぅ!!」
辺りを浮遊するリング そこから出てくる拡散レーザー
一度に多方向からの光のシャワーに勝てるわけもなく 隠者はヘロヘロベチリと墜落した

アキレス「いいいいいいイエスマム!!」
鬼気迫るイムカのオーダーに焦りの色をにじませながらひた走るアキレス

その周囲に張り巡らされた針 次の瞬間ソーマタージの全方位電撃が炸裂 空を飛ぶものも泥の中を泳ぐように進む者も みんなまとめてシビビビビっと感電させる

だが それでも人の濁流を完全に押し留めることは出来ない 地下一階になだれ込む一行と他越境者

モブ越境者「え ちょbbbbbbbbbbbbbbbb」
一息に跳躍してショートカットするアキレス
エスカレーターを滑り降りるソーマタージ

見えた ヌカ・ギフト販売所 アキレスが駆ける モブ越境者が追う アキレスがギフトを引っ掴み レジに代金50ドルを叩き付ける
モブ越境者たちが群がる 次々に買われておぃ 残りギフトは あと20セット

・・・なんか外で空襲警報というか 妙なサイレンgな鳴り響いているが 気のせいだろう
560 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/05(日) 23:34:55.71 ID:1V7uV1lp0
>>559
あああ!俺を怒らせる日を間違えたな!
【背後から迫る越境者に鋭い回し蹴りを放つ。横から手が伸びる。ヌカ・ギフトを掴み、闖入者の顔面めがけて強かに振り抜く!】
大人しく飲んでやがれ!!
【内部の破損は気にしない!残り19セット】

【何とか自分の分だけはひっ掴み、ラガーマンめいてレジに突撃!クシャクシャの紙幣を叩きつけ、鋭い触手針を向けて強引にレシートを出させる!】


ハハァー!やったぞ!ザマァー見ィー。ハァーーッ
【既にボロボロになった箱を掲げ、勝利に酔い高らかな笑いをあげる。外から聞こえるサイレン音には気づいていない】
561 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/05(日) 23:35:12.74 ID:o3EWGhq1o
>>558-559

「いよっし!!」

 流れる電流で敵(と断言する)の組織的陣形が乱れたのを確認!
 ここは戦術の常として更なる混乱に叩き落し、以って突破口を開かねばならないであろう。

「諸君!血路を開く。私が先鋒だ続け!」
「サー・イエッサー!」

 訓練と実戦経験の賜物か、一糸乱れぬ返礼と動作を行う古参兵諸君。
 たとえ目が死んでいても、士気がゴミクズ以下でも、
 身体に染み付いた動きはそう変わるものではないのだ。

「戦果拡大のためミサイルを撃つ!アキレス!ソーマタージ!耐ショック体制!」

 突然にトンでもないことをほざくイムカ。

≪00011101010101≫

 同時にサーボスカルがステイシス圧縮フィールドを解凍し、多弾頭誘導弾を展開、
 イムカは発射筒を受け取って即座に発射!!無慈悲!!

【親ミサイルは痺れから復帰しようとする越境者諸君の目の前で複数の子ミサイルに分裂!爆裂を巻き起こすであおる!!】

「よし、リ・エグザイル!フォーメーション・ストレイトライン!」

 そしてイムカは残ったリングを分裂させて、眼前に歪曲フィールドを形勢するとそこに飛び込む!!
 一直線上に並んだリ・エグザイルの展開リングを通り加速…加速!!

【まるでワープの如く、一気にアキレスに併走するようにイムカが出現!】

「よし…私の分を買うぞ!!」

 マネーを積んでヌカ・ギフトを要求!後からぞろぞろと古参兵の皆サンも突入!
 可能な限り買い占めるつもりだ!外道!否、これもまた戦略である!!

【そして…ウカツ!ヌカ・コーラに夢中で妙なサイレンに気付いていない。それでも将校か!欲に目がくらんでおられる!!】
562 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/05(日) 23:51:49.69 ID:spwTGFoL0
>>560-561
なおトラック七神は技術の推移を集めた緩衝材がみっちり詰められているので 少々強引な扱いをしても問題は無いらしいぞ 

やったね又ジ!!

なおレシートなんてものは存在しない

そして多弾頭ミサイルを発砲するイムカ 越境者と共に辺りの内装が酷いことになるが 何気にすることは無い
そしてアキレスが離脱する中 その場の絶対死守を慣行するイムカ すぐに古参兵も雪崩れ込み 古参兵が確保できたのは16セット アキレスとソーマタージ合わせて19セット 残念20の大台は達成できず

ギフトの完売を合図として越境反応があふれるデパート 一行もなんだかものすごくスムーズに越境開始&終了
この世界から越境者が消え去り 静寂に包まれる店内 それと同時にギャグ空間も消滅

そして核ミサイルが地上を焼き 文明は崩壊した

【狭間のスクラップヤード】
「あれ? もう越境したんだ」
そして一行と古参兵の皆さまは 狭間のスクラップヤードに登場したのであった
563 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/06(月) 00:01:18.83 ID:VK37lAWE0
>>562
アレ、もう終わり?ちょっと待てよ!まだ領収書を……!
【言い終わる前に越境は始まった。文句を垂れようとしたが、瞬きした次の瞬間にはスクラップヤードにいた】
【何はともあれ、目当てのものは確保出来た。中身を確認したが、どれも無事。やったね】


……まぁ、俺様にかかればざっとこんなものよ。ウーン、流石……
さて、炭酸抜いて冷蔵庫に入れとこう。マラソン前に飲むと良いんだよな。お前らも試してみる?
【フードを脱ぎ、帽子を投げ捨てると、ガラクタの上に腰掛け、先の騒乱でクチャクチャになった煙草を取り出し、火をつける】
【勝利の味は矢張り良い。抑えきれず哄笑し───その首根っこが掴まれ、何処かへ引き摺られていく】
【度重なる浪費と電気の無駄遣いにキレたリリィは、リミッターの外れたゾンビならではの怪力でソーマタージを引き摺っていく】

おっと、俺はここまでだ。じゃーな野郎共。長生きしろよ
それと、ちゃんとその賄賂後で寄越せよな!やめてやめて耳元でその声出さないで
【正気度が減りそうな叫びを受けながらフェードアウト。後には、ソーマタージの分のヌカ・ギフトが遺された】
564 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/06(月) 00:03:15.09 ID:xNpM0Iiho
>>562

 文明崩壊?既定路線ならば介入できなかったことも修正力なのだろう。
 そして、そんな小難しいことはどうでもいい。エーカー云々もここでは無用なので、
 イムカ達も平然とスクラップヤードに到着!!

「くそ、完全な作戦にならんとは!!」

 どこぞの赤い彗星みたいな事をほざきながら
 必要最低限のコスト(アキレスとソーマタージの分)以外の一つを得られなかった事に
 ぐぬぬと割と本気で悔しがっているイムカである。

「各員!すぐにこの作戦のために準備した例のモノ≠ノ保管!!」
「「「コピー!」」」
≪000111010101≫

 ステイシスフィールドから出現したのは、なんと往年のヌカコーラ社自販機のレプリカ。
 そこに手に入れた各種ヌカコーラを次々に保管!まさにマニア!!

「さて、アキレス。君の手にあるものも当然に私のモノであろう」

 言うなり、貴重な塗料(重金属酸性雨にも超つおい)スプレー缶を
 通常色からレア色まで揃えにそろえたセットを古参兵に持ってこさせる。

「ギブ・アンド・テイク。ウィンウィンだな。うん」

 ホントーにこの日のためにどこまで準備(他に向けるべき熱意)してきたのやらである。
 まあ、本人が幸せそうならそれでいいのだろうか。

【なお、アキレスの背後でなんか銃口が複数向けられているが、
 ましゃか断った程度で一斉発射→実力行使強奪コンボなんてあるわけがわけが】
565 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/06(月) 00:04:11.14 ID:xNpM0Iiho
>>563

「回収」
「サーイエッサー!」

 ナムアミダブツ!!
566 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/06(月) 00:08:47.96 ID:b8MMjdrT0
>>563-564
「アッハイ」
銃口を向けられおとなしくトラック型ケースを差し出すアキレス
交換でスプレー缶を手に入れた

さて そんなこんなで 喧しいひと時は過ぎ去ったのであった

//〆!!
567 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/06(月) 22:52:51.17 ID:xNpM0Iiho
【テクノロジ】

 −−−−−−−−−−−−−

 ここしばらくの近未来世界スプロールは常以上のさらなるカオスに沈み、
 正に渾沌そのものといった有様であった。

【大規模な企業間抗争が終焉を迎えたところで、資本家…所謂カチグミ連中の命運は真っ二つに分かれた。
 敗退企業に多額の投資を行っていた各コーポはその先見性の無さというツケを支払う事となり、
 カチグミは一瞬にしてマケグミに。勝利企業に組したコーポはそのシェアと資本を食い漁りますます肥え太る】

 メガロシティの大多数の民衆もその影響を免れる事叶わず、
 職にあぶれた者。首を括る者。あるいは酒に逃げるものなど悲喜こもごもの人生模様といったところだ。

 −−−−−−−−−−−−−−

「んで、だ。おかげでアホ共が騒いで治安が悪化しすぎている。デッカーとしては見過ごせん」

 投影される各種ホロ・ディスプレイを睨みながら言うはイムカ・グリムナー。
 このデッカー権限委託企業:インペリアル・エンジニアリンク社の長である。

【この企業はイムカの思惑により、流れてきた越境者の保護からアルバイトめいた仕事の斡旋や、
 市民IDなどの身分の提供。一時的な住まいとなるコンテナハウスの貸し出しなど、まあ色々やっている】

「この世界ではカチグミはマケグミを搾取するだけならまだしも色々やらかしているからな。
 落ちぶれて、一定以上の資産を残して無防備になった連中など、怨恨の線から強盗サイコまで、まあ、いい的だ」

 言いながら映像を見せる。モザイクをかけてはいるが一家惨殺バラバラ死体。ゴアである。
 どれだけ恨みをかえばそうなるか、その元カチグミの所業をリストにすると…納得できてしまうだけに性質が悪い。
568 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/03/06(月) 23:05:36.85 ID:YSyM4duk0
>>567
「…………」

その場に居合わせるは越境者の少女。黒く短い髪をした、良くも悪くも平凡な彼女である。なおその胸は平坦である。
彼女の上司とも言えるイムカと共に、ディスプレイと睨めっこをしているのであった。

「インガオホー、っていうやつかな……それにしてもひどいけど」

モザイク越しにも伝わるその惨状に顔を顰めながら、少女はそう小さく漏らした。
確かにそれは惨ったらしい有様だが、まぁ考え方を変えれば残念だが当然とでも言うべきものだろう。
とはいえ、元来21世紀の人間たる彼女には未だにこの世界の理というものを完全に飲み込みきれてないのだが。
569 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/06(月) 23:22:37.33 ID:xNpM0Iiho
>>568

「弱った者を叩いて糧とする。それ自体は別に驚くにはあたらんし、
 動物的には正しいが、これでは理性に期待するのは絶望的だと見せ付けられるようでたまらんよ」

 合成コーヒーをカップに注いで嘆息をつくイムカ。
 基本、この企業で出るものはコストと栄養価にのみこだわって味はよろしくない。
 これは味に意が全く無いイムカの方針そのまんまゆえであろう。

【食に文化を期待する手合いならば陳情書なりの提出を行うべきである】

「ウチも結構ひどかったのだぞ?企業間抗争の敗退企業の方にガッツリ協力していたからな。
 勘違いした連中が、襲うわ、仕掛けるわ、抱き込もうとするわで酷いものだった。
 脂ぎった連中に至っては脅迫紛いで私に愛人になれとさ。ガギの趣味はわからんよ」

 なお、無慈悲な報復を以ってそのような声を黙らせたのは言うまでもない。
 イムカ自身は企業間抗争を戦功こそあれ、さしたるダメージを負わぬままに終えているのだ。
 敗北につけこもうとした連中は甚だリサーチ不足だったといわざるをえない。

「だからまあ、越境者の保護なりは引き続き行えるさ。一部とは敵対したままだがね」

【すさまじく迂遠で不器用だが、これでも深雪に対しても気遣っている様子。
 基本、無表情で傲慢なところもあるイムカであるが、ノブレス・オブリージュの体現者でもあるのだ】

 ある意味でこの世界に理の縮図が現在の状況そのものとも言える。
 過ぎたテクノロジーと格差社会、国家という枠組みの解体が、人間の欲望を完全開放している。
 科学レベルも進み、魔法すら覚醒した世界だというのに、理性も道徳も退化・衰退の一途とは皮肉そのものであった。
570 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/03/06(月) 23:44:20.69 ID:YSyM4duk0
>>569
「弱肉強食……いや、そんな小綺麗なものではなさそうですね」

ギリギリオレンジ味だと言えるレベルの、飲めなくはないが絶妙にまずい合成ジュースをちびちびと飲みながらそう一言。
その辺に文句を付けても良くて水に流されるのが関の山であろう。どうやら彼女はもう「仕方ない」と割り切っているようだ。

「んむ、そうなんですね……大丈夫かなぁ……」

実際、深雪はこのスプロール世界において、イムカをはじめとしたこの企業に頼りすぎている面があるかもしれない。
それゆえに脳内を過る不安。ここが崩れ落ちてしまえば、自分は果たして何処にすがれば良いのだろうかなどという。

「そ、そうですか!ありがとう、感謝しています……!」
「その、僕にできることがあればまたよろしくお願いします、ね」

……が、その一抹の不安もやがては杞憂となりそうであった。深雪はひとまず、心の中でほっと胸を撫で下ろした。
そして、自分を支えているとも言える此処を守るべきだという心に駆られるのはある意味当然のことだろうか。
571 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/06(月) 23:57:58.99 ID:xNpM0Iiho
>>570

 なお、オレンジジュースも実際粉末の合成甘味料で果汁0%ジュースだ。
 栄養はそれなりにあるものをイムカが厳選しているので、スプロールでありきたりな、
 中毒性があって、身体によろしくない系とは無縁であるのが唯一の好材料か?

「ああ、まあ――」

 と、イムカが言いかけたところで、

【プガープガーと突然のサイレン!さらに放送!】

≪連絡:デッカー権限区画A-22で強盗事件発生中。ポイント実際高い案件。急行推奨ドスエ≫

 事件発生のアラートである。なお、ここで言及されたポイントであるが、
 デッカー案件はポイント制でポイントが高い事件の解決ほど社会的評価(この世界ではメガコーポの評価を意味する)が得られ
 企業連よりの様々な便宜などが約束されるというシステムだ。

【ゆえにマケグミを標的として連続殺人事件よりも、カチグミ区画の空き巣事件の捜索の方が、
 遙かに優先順位が高いというこれまた格差社会そのものの構図と相成っているのだが】

「やれやれ、どうにもゆっくりと語らう暇すら無しか。いくとしよう」
≪00001111010101≫

 ホルスターに粒子短銃を突っ込み、ジャケットを着込む。
 もっとも、今のビジネススーツ然とした格好はホログラムのため、
 緊急時にはすぐにフル装備に解凍できたりもする。

【テキパキと準備を整えるイムカの背後でサーボスカルが随行ドローンの手配を行っている】

「荒事になる可能性が高い。一応、防弾ジャケットを含めたC装備を推奨。
 銃は拳銃は当然、今回はショットガンまでなら…と、君は必要なかったかな?」

//次で〆やでー
572 :帆村深雪 ◆Miyuki..42[sage saga]:2017/03/07(火) 00:14:17.35 ID:waUjtrzx0
>>571
「……そのようですね。僕も行かなければ――」

すっと深雪は立ち上がる。
殺人事件には酷いとは思えど静観を決めていたが、強盗事件に対しては自ら立ち上がる辺りは彼女も無意識にこの世界線の影響を受けているのだろう。

「……はい、僕は武器がなくてもなんとか。でも念のために備えておきます」

そう言いながら、少女は防弾ベストに首を通す。戦闘の回数は重ねているが、それでもやはり不慣れに感じるものであった。

//〆ですかね?
573 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/07(火) 00:18:04.12 ID:kh2CAZ07o
>>572

「よし、それでは急行しよう」

 デッカー移送用の堅牢なるK式装甲戦闘輸送車が待つガレージに向かい、
 イムカは深雪を伴って常通り颯爽と歩みを始めるのであった。

//ではコノヘンデー!!
574 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/07(火) 22:17:33.34 ID:PjkpHWcdo
――2033年世界、マサチューセッツ州ボストン

ジョシュアに与えられたセーフハウスには地下設備がある。
車数台が収まる大きさのガレージなのだが、ジムとしても使えるようジョシュアはいつも外に車を停めているのだ。
そこを自由に使えるのは彼の同居人と、合鍵を渡された味方の越境者達。
今日もジョシュア立ち合いの下で

「シッ……シュ…シュシュッ!!」
「シィ……ッ!!」

しーしーやかましい呻きに誘われて立ち寄ってみれば、遥歩がジョシュアの手ほどきを受けているのが目に映る。
今はウォーターバッグを用いた打ち込みだが、その前にも組手など様々な種類の訓練を行っていたのだろう。
遥歩は一撃打ち込むたびに玉のような汗を散らし、ジョシュアもじわりと汗ばんでいた。
彼女の戦闘技術はデタラメだが強力であり、目を見張るべきはそのスピードである。
ヒートアップした状態での猛打はまさに、ウォーターバッグが重力に逆らう程の勢いである。

「オラァッ!!終わり!」
「あー疲れた……お茶!それかスポドリ!」

怒涛のラッシュでウォーターバッグを空中に浮かせたまま、ぐんと身を屈めて一呼吸。全身をバネのようにしならせる。
最後に思い切り燃え盛るアッパーを叩き込めば、ウォーターバッグは弾けて辺りに水を飛び散らせる。
前屈みになって、それから元の姿勢へと戻り、ジョシュアに水分を要求する遥歩。

『……あのなァ、道具はもっと大事に扱え』
『ブッ壊す事だけが強さじゃねェんだ。道具を壊さねェ強さってモンもある』

ジョシュアが乱暴にボトルを手渡せば、ぱしんと良い音を響かせて受け取って。
キャップを捻ってその辺に投げ捨てれば、そのままぐいと呷り一気に飲み干した。

『よォ……お前等来たか』
『せっかくだし、偶にはここで少し身体動かしてみるか?』
575 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/07(火) 22:30:35.27 ID:8sUQJtjXo
>>574

「訓練させるのはいいが訓練するのは好まん」

 訓練場に来ておいてものすっげえ我がままなことを言っていますよこの将校。
 しかして、彼女にとって訓練だの特訓はさせるものでするものではないというのはある。
 身体を使うのは兵士の仕事。それを十全に機能させるのが将官の仕事とでもいう風に。

【もっとも、その割には結構、前線病の気があるという感なイムカであるが】

「それに若い君達には成長もあるのだろうが、生憎こちらは老骨に身でな。とっくの昔に成長限界だ」

 これは実際そうだったりする。身体の使い方。遺伝種子により強化された才能。
 それでも200年の時は概ねその限界値まで突き詰めてしまっており、
 完成といえば聞こえはいいが、身体的な成長は既に限界に達してしまっている。

【イムカの世界では数世紀を経てもさらに己が武技を高め続ける綺羅星の如き英雄達が存在することを鑑みれば、
 どうやら、イムカ・グリムナーにはそこまでの天稟は与えられなかったという証左でもあった】
【だからイムカにとって訓練とは、成長するためではなく鈍らぬようにするためのものとなって久しいのだ】
576 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/07(火) 22:31:09.81 ID:pNYZMPoV0
>>574
「私は普段から運動してっからなー」

天井のパイプからぶらーんとぶら下がり、逆さまの視界で様子を見ている七八
合鍵はないのだが、誰かしらの同伴でお邪魔しているらしい

「……あぁ、道具を大切にっていうのは同意だね」
「八百万の神って言って、何物にも神様が宿るだとかなんだとかあってー」

しゅたっと降り立ち、腕を組み語り始める
とはいえその内容そのものを、七八は根っから信仰している訳ではない
一応の知識として持っている、と言った程度
577 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/07(火) 22:33:13.12 ID:3SJo0dCd0
>>574
うわ、水がかかったぞ。ガキの頃、こういうフィットネス用品をお袋が持ってたが、水捨てる時埃の塊がドバドバ出てきてな…
つまり、こまめに中身は入れ替えろって事だ。破かずにな
【気晴らしにテレビでも勝手に借りてゲームしようと寄ったソーマ。妙な音に反応して見てみると、どうやら鍛錬の途中だったようだ】
【暫く黙って見学していたが、飛び散った水がコートに付いたらしく、神経質そうに何度か払う】
オキニのコートだったのに……。また新しいの買って、破かなきゃ…

あー怖かった。お前らとは殴り合いしたくねえな。マジで
【革手袋ごしのくぐもった拍手音を響かせ、辺りを見回す】
【成る程確かに、身体を動かすには良い所だ。勝手に使い倒す場候補が増えた】
スポドリはないが、お土産のバームクーヘンとメロンパンならあるぞ。食べる?


あぁ、俺はいい。ここでのんびり見てるよ。最近腰も膝も痛くてね
【手をヒラヒラ振り、適当なところに腰掛けると、煙草を取り出して咥える】
【換気とかについては何も考えていない】

真面目な話、これ以上鍛えられる事は無いからな、俺の身体は
トレーニングとか特訓とかはこのソーマタージには無意味なのさ。第一俺の柄じゃない
【演習とかなら付き合ってやれるがね。と軽く笑いながら、ライターを探してポケットをモゾモゾ】
578 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/07(火) 22:47:13.69 ID:PjkpHWcdo
>>575
「でも身体動かすことはできんだろ?」
「オバさんさぁ、指示出してばっか運動してないと鈍っちゃうカモよ?」

けらけらと笑いながら訓練する気も起こらないイムカを茶化す。
パワーアシストだの量子短銃だの恐ろしげな遺物でゴチャゴチャ飾り立ててはいるが、
所詮それら無しには自分に勝てる気がしないのだろう、などというのが遥歩の考えである。
この少女は基本不遜な挑戦家であり、そして危機管理能力に劣る。

『おいおい……』

ジョシュアは来たる惨状を回避すべく遥歩の間に割って入って、腕でぐいぐいと彼女を遠ざけていた。
主にシャッターに関する心配である、もしくは地下施設そのものの。

>>576
「ブッ壊せるくらいのパワーがなきゃハナシにならねーだろ」

上方より響いた声に、むっとして七八を見返す。
彼女が降りてなお、奇妙な野郎だと視線を逸らすことはない。遥歩の世界には忍者はいない。例外も居るが。
八百万がなんだとか自分の知らない事柄を偉そうに語り始めるものなので、ついムカっときたのだろう。

「なんだお前……あぁん?」

目には目を、腕組みには腕組みで返し。
がっちりと視線を合わせて文句あんのかとガンを飛ばす。
そのうち額まで合わせる程に近い。そして喧嘩っ早い。

>>577
『灰と吸い殻はそこに捨てろよ、ただでさえ掃除が面倒なんだ』

煙草を吸い始めたソーマタージに、ジョシュアは近くのクッキー缶を指し示す。
誰も一度だって見たことは無いが、彼も煙草は吸うのだろう。
感の中には数本の吸い殻と、そしていくらかの灰。

「演習ねぇ……オッサン、あんた戦えんのか?」
「あたしを捕まえる時に一緒に居たよなァ……たしか、数人がかりだった気が……」

『あ、又治とは私戦いたい!』

演習と聞いて眼の色光らせる。ソーマの実力が気になって仕方が無いようである。
正直この調子に乗ったガキンチョの鼻っ柱をへし折る事は容易だが、そうはならない。
演習と聞いてぴょこんと飛び出したセーラー服姿の少女、叢雲。
彼女がひょいと飛び出て、ソーマとの手合わせの権利をかっぱらっていったからである。
静観するのもまたよしではあるが、叢雲はソーマとの手合わせを望んでいるようだった。
579 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/07(火) 22:54:13.33 ID:8sUQJtjXo
>>578

「よし訓練だ」

 無礼者を看過しては将校の名折れである。
 もし相手が自軍ならば略式処刑モノであるがそれはしょうがない。
 ゆえに挑発に乗ったのでなく、あくまで教育的アレのためにナニだ。

「大尉、何をしている」
 
 なんかの回避のために尽力せんとしたジョシュアの心遣いを
 目ざとく完璧に無に帰させて、手招き。

「まあ、体操めいたものだ。ちょっとした組み手の相手になってやる」

 ああ、そういえば気にしてたか?と、ガントレットも銃も外して完全に素手である。
580 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/07(火) 22:57:23.13 ID:3SJo0dCd0
>>578
用意がいいな。結構結構。俺も汚しがいがあるってものさ。…冗談だよ
【缶を差し出されれば、素直にそれに従う。中の煙草には特にそこまで触れなかった】
みんな意外と、吸う時は吸うんだな。負けてらんないってな


お兄さんな。ハハ…これでも、高校生ぐらいまでは喧嘩でブイブイ言わせてたものさ。ビーバップで純愛組で爆走族でエリートヤンキーで……
【遠い目をして虚空を見つめ、腑抜けた事をぬかす。が、次の瞬間、唐突に目つきは変わる!】
試してみるか?先に言っておくが、褒められたものじゃない戦い方だぞ

又治?あ、俺か。お前はやだよ、刃物持ってんじゃんキミ…
【遥歩に一瞬見せた鋭い目つきはすぐに萎え、紫煙を燻らせブー垂れる】
危ないよそんなの…。斬られると痛いんだぞ?虫歯になって、穴ボコに棒突っ込まれた事ある?アレより痛ーよ
やるなら何か、そう、木刀とか竹刀とかバラ鞭とか……あの辺無いと
581 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/07(火) 23:01:52.10 ID:pNYZMPoV0
>>575
>>577-580
「ぶっ壊すモノにも寄るでしょう?」
「あはは、勘弁勘弁ってーのー」

けらけら笑いながら両手のひらを向けて泳がせる
柳の様な性質を目指しているのだ、つまりこの喧嘩を買う事をしない
ソーマタージの紫煙に紛れる様にしてひょいと身を隠して傍観モード

「……頑張れ頑張れー」

周囲で始まりそうな訓練に対して応援に回るつもりらしい
前後ろを逆にしたパイプ椅子にもたれて座り、完全に観客状態
582 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/07(火) 23:05:05.26 ID:PjkpHWcdo
>>579
『何も壊さないで下さいよ……地上みたいに簡単に工事出来ないんだから……』

クソッタレと叫びたい気持ちもなくもなかったが、なんとか振り絞った言葉がそれだ。
イムカを止めることなど出来ないし、遥歩はそもそも止まる気が無い。自分から突っ込んでいくようなヤツだ。
それに今のイムカからは、なんとなく横槍を入れることを躊躇う程の圧的なアレがバンバン出ているのだ。

「組み手ねェ……体操なんかじゃ物足りねーケド」
「ま、あたしは全力で行くぜ」

冷めかかっていた身体をもう一度奮わせ、ストレッチパワーを溜めてゆく。
怪我を防ぐための運動前後のストレッチは欠かさない、リチギなヤンキーなのだ。
おっしゃと指をコキコキ鳴らせば、

『遥歩、異能は使うなよ』
『お前の全開にゃここの換気システムが追いつかねェ、全員死んじまう』

ジョシュアは遥歩に異能を使うなと釘を刺す。それは彼女の異能の性質にあった。
言い忘れていたが地下ガレージには排気ガスを排出するための換気システムがある。
車のアイドリングやソーマタージの煙草程度では揺らがないが、巨大な爆炎ともなれば話は別だ。
一瞬で全ての酸素が燃やし尽くさ、一同全員遥歩も含めて窒息してしまうだろう。

「わかってるって……」
「来いよ、オバさん」

左の攻撃力に特化させた構え、デトロイトスタイル。
軽快なフットワークは自由自在の攻撃を生み出し、特に攻めだけでなく受けにも強い。
防御ではなく反撃、カウンターの達人でもあるのだ、彼女は。
583 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/07(火) 23:19:12.78 ID:8sUQJtjXo
>>582

「まあ、お手柔らかにな」

 腕を大きく伸ばしてから、左手を前に構え、右手は拳を握って顔の横に置くという、中国拳法のようなスタイルを取る。
 イムカ曰く、教導院のアーカイヴで発掘した古代の武術ということになっているが。

「では…始めるかっ」

 イムカが一度、床をつま先でトンと叩く。ビシリ…ッ!と何か割れるような嫌な音。
 この瞬間、ジョシュアは察せられるであろう。ああ、やっぱダメだったと。

「ハッ!!」

 もう一度、大きく前に踏み出した瞬間!
 床に亀裂が走り、突然爆発したかのように床材の破片が粉塵を伴って遥歩に向かって破裂。

【注)イムカはパワーアシストを使っていない】

「―――ッ!!」

 そして、ドン!と震脚を打つと同時に、地面を滑走ように移動。一気に間合いをつめる。
 これは活歩と呼ばれる一瞬で間合いを詰めてしまう特殊な歩法だ。
584 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/07(火) 23:19:37.88 ID:PjkpHWcdo
>>580
『だいじょーぶ、ちゃんと持ってるよ』
『ま、私とか又治だと真剣の方が危なくないと思うんだけどね』

ほら、とソーマタージに木刀を投げて。竹刀でないのはやはり振った時の感覚の違いからか。
重くてガッシリした方がしっくりくるのだ。打ち合った際にへし折れる確率も竹刀よりは低い。

そんな訳でゴッツイコートの男とセーラー服の少女というトンデモマッチが開催されることになった。
ルールは非殺傷武器、素手であればなんでもOK、原則寸止めというルールだ。
いくら模擬戦とはいえ、重い木の棒きれでボコボコ殴り合うのは愚の骨頂。
寸止めなど気にしない遥歩と、そして同じくっぽいイムカを見ながらそう呟いた。

『真雲も戦いたいみたいだけど、あいつ力加減わっかんないヤツだからさ』
『木刀でも結構ヤバイと思うから、今日は私がやるね』

するりと帯を解いて、妖刀をそばの壁に立てかける。木刀で地面を叩きながら歩き、ソーマから距離を置いて。
妖刀を通じてその妖怪である真雲と会話する事ができ、また入れ替わることもできるのだ。
ところが真雲はなんというか、シリアルキラーの面が強く模擬戦向きの性格ではない。
故に今日は叢雲一人、真雲は遠くから観戦だ。

>>581
『……俺とやるか?』
『まずい流れになってきやがった……』

パイプ椅子に突っ伏した七八の傍、壁にもたれてジョシュアは溜息。
今日は冗談も冴えない。腕を組んでそのままなりゆきを見守るつもりらしい。
七八と同じ状況ではあるが、違うのはその心情であろう。

『はぁ……工事費用の見積もりしねェとなァ……』

七八が野次馬気分で楽し気に観戦するのに対し、ジョシュアは憂鬱そのもの。
家自体は貸り物だが、維持費とぬっこわした暁の修繕費用はジョシュア持ちなのだ。
そんな訳でこの模擬戦が激化しないことをただ祈りつつ、ヤバくなってきたら介入しようという心づもりである。
585 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/07(火) 23:21:01.45 ID:8sUQJtjXo
>>581

「まったく、無闇に破壊を撒き散らすのは典雅さに欠けているといわざるを得ない。
 エネルギーの浪費は感心しないものだがな」

 そう言っていたイムカさんの所業が>>583である。

【一応、戦術メゾットに則っているので無闇な破壊≠ナはないのか?いや、しかし(ry】
586 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/07(火) 23:31:07.37 ID:PjkpHWcdo
>>583
『よし決めた、ISACから戦艦の装甲をかっぱらおう』

イムカのステップで床が粉砕されるのを見たジョシュアは、既に現実逃避を始めていた。

「――……!!」

一瞬での間合いを詰めるその動き、遥歩は素早く反応した。
彼女もまた得意とする高速での瞬間的な移動。爆発力の塊。
だが遥歩の度肝を抜いたのは、たったの一歩でコンクリートの床を粉砕するその震脚だ。
遥歩の”脚”には、それほどの重みはない。
粉塵を避けるようにスウェイ、そうして一瞬視線を逸らしたその刹那、イムカは既に懐まで潜り込んでいる。

「………っ」

しん、と静まりかえったガレージ。舞い散る粉塵が波となって遥歩の頬を撫でる。

結果、イムカと遥歩は先ほどの距離を保ったまま相対するという結果に終わった。
彼女の歩方とほぼ同じ動きで、後方へと目掛けて緊急回避を行ったのだ。
とん、と背中がコンクリート製の壁に着く。ギリギリまで下がってしまった。これ以上は逃げられない。

「やるな……オバさん……」
「こりゃあたしから攻めなきゃダメだな…クソ」

何が指揮官だと吐き捨てながらも、イムカから視線を逸らすことは決してない。否できない、釘付けだ。
先程の技を一目見て相手をフリーにするのは愚策と判断したか、遥歩は一気に畳みかける動き。
全速力で間合いを詰めて、そこから左のフリッカージャブ、続けて右のストレート。
腰の回転を活かした二連撃。大振りで正直見え見えだが、なにぶん基本性能が高いだけあり素早い。
587 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/07(火) 23:31:22.87 ID:pNYZMPoV0
>>584-585
「ジョーダン」
「……おおっ、床ぁ……」

さっすがイムカ、とけらけら笑いながらジョシュアにどら焼き差し出した
他の世界のモノであろうが、まぁ糖分が頭痛にはきっといいはずだ、多分

「……でもそういえばさー」
「軍人の格闘技ってなんかこう……」
「……違うよね」

七八も体術はある程度は行える
しかしそれは軍式のモノとは異なるし、スポーツ的な動きともやはり違う
遥歩とイムカの両者の動きが参考になるなーなんて思いながら眺めている

「……あ、何、向こうでは剣?」

そして始まりそうな叢雲とソーマタージの模擬戦にも矢張り、興味を抱いた模様
588 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/07(火) 23:33:19.46 ID:3SJo0dCd0
>>584
用意良いのね。…ここアメリカだよな…?どうやって……

寸止めね。他人を殴るのは嫌いじゃないが、まあいいさ
…あっちみたいな、派手なヒートアクションは期待しない事だな
【イムカ達の方をチラリと見やり、木刀を構える!】
【酸素供給機は装着しない。あれを着けるのは、鉄火場に乗り込む時だけだ】
おう、そうしてくれ。シリアルキラーと打ち合いとかマジブルっちまうし


準備はいいな?……いくぜ
【鋭い眼を向け、重い口調で呟く、そのコンマ五秒後!ソーマタージは動く!】
【ミサイルめいて真っ直ぐ、叢雲の右脇を一瞬にして通り抜けようと踏み込んだ!】

【半ば地を滑る様にして彼女の側へ向かったため、ブーツの底が擦れて火花が散った】
【発光する瞳が紅い残像の線を残し、一拍遅れて微かな黒煙が立ち上る!】
イヤーッ!
【叢雲の脇を通り抜け背後に移動、右手に持った木刀を横薙ぎに振るおうとする!】
【力を抜いてあるので、反応さえ出来れば通り抜けも横薙ぎの木刀も防ぐ事は十分に可能だ】
589 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/07(火) 23:50:16.34 ID:8sUQJtjXo
>>586

(なる程、言うだけはある)

 イムカはあえて回避ではなく受けることに徹する。
 相手のコンビネーションの素早さから、回避動作こそ狙い撃ちにされかねないと考えたためだ。

【しかして、素早いが大振りという特性ならば――】

 前に突き出した左腕をフリッカージャプの接触と同時に捻る。
 動作としてはそれだけだ。が、結果としてジャブを弾き、逸らす。

【ストレートに対しても同様、左腕の手首の回転でそれを弾く】

 一見して無表情。あまりにも簡単に弾かれてしまったような錯覚を覚えるかもしれないが、

(相当な威力だが、表示が少し弾けたか?まともには受けたくないものだな)

 これは力任せではなく純然とした技術による防御法である。
 纏を用いて、殴りかかる力そのものを逸らして分散させる。真正面に受けては敵わん。

【表情が全く変わらないというのは、こういう場合には利である。
 余裕を『演出』するのに役立つのだから】

「フッ!!」

 そして、遥歩が拳を戻す動作の間隙を狙って身体を前に!
 拳を振り抜くための間合いのさらに内側の密着状態!!

【イムカは突き出した左拳をコンと遥歩の腹部にあてがう。当然威力は乗っていない】

「覇ッ!!」

 ここで放つは寸勁…腕を使って衝撃力だけを伝える発勁法だ。
 もちろん、ミステリアアスパワーではなく、技術と理合に裏打ちされた格闘術である。

【イムカに伝えられる衝撃力の多寡であるが…僅かな回転運動で、
 床材がバキバキバキと渦上に破砕しながら吹き散らされている程度には威力が乗っている】
【遠慮も手心も無く広がっていく破壊!!中国拳法とは何とはた迷惑な武術か!(偏見】

>>587

 なお、これを軍式の格闘法としてしまっていいのかは激しく疑問である。
 武術の真髄たる柔よく剛を制すにしては、えらく剛に傾いているようでもあり、
 でも一応は理合のようでもあり、なにより近代格闘技とは赴き全然チガウヨでもあったり。
590 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/07(火) 23:51:17.37 ID:8sUQJtjXo
>>589

//×表示→○表皮
591 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/07(火) 23:52:26.50 ID:PjkpHWcdo
>>587
『マーシャルアーツは派手さにゃ欠けるが、武器持った相手にゃこの上なく有効だ』
『あと人を壊す事にかけてもな』

ジョシュアの観点からすれば、実践的な格闘とスポーツライクな格闘がある。
自分の軍隊式格闘技は実戦的で、遥歩のそれはスポーツだ。
派手さにテクニカル差はあるが、実際の殺し合いでどこまで通用するか。
イムカとの戦いにおいて、そうした観点で遥歩を見れば面白いのかもなと呟いた。

『剣はダメだ、俺はてんで素人でなァ』
『銃剣術なら訓練されてんだがな』

流石にジョシュアの時代に軍刀用の訓練カリキュラムは組み込まれていなかったようだ、
扱える近接武器は警棒やナイフ、銃剣に限られる。
ゆえに剣の試合には興味が無いようで、遥歩とイムカの方を眺めながらドラヤキを口に運んでいた。

『……甘』

>>588
『私は日本人、越境者。後は分かるよね?』
『ん、いつでもオッケーだよ、……来て』

ふらふらゆらゆらと落ち着きのない動き。くるりと回ってスカートを広げてみたり。
ふざけているようにしか見えないが、これもれっきとした彼女の構えなのだ。
叢雲は柔軟な構えと予測不能の剣術を中心とした戦闘スタイルを有する。
居合などを始めに剣筋を読ませない暗殺剣を得意とする、技量重視の戦士である。

『(背後に……走り抜けた)』
『ん!!』

ソーマタージが背後に走り抜けるのを見、それを目で追いつつ、あえて身体は彼と背中を合わせたまま。
西部のガンマンよろしく振り向きざまに得意の居合で速さ比べというのも良いな、そう思ったが、そういえば木刀であった事を失念していた。
両手で構えた木刀を振りかぶる形で背中側に回してそれを受け、思わず眼を瞑ってしまう。
ずず、とパンプスがコンクリートを滑った。そのまま少し押されて、ギリギリで耐えた。
がぎん、と木刀にあるまじき轟音を響かせて弾き、びりびりと衝撃で手が震えるのを感じている。

『うわ、トリッキー』
『凄い太刀筋だね、全然予測できなかった……!』

それに凄いパワー、とソーマタージの太刀筋を褒める。どうやらサイボーグの類の知識が無いらしい。
成長のない肉体を持つソーマのジレンマまでは理解が及ばず、鍛錬しない事をとても残念に思っているのだ。
もう一度、と両手で剣を持ち、切先をゆらゆら揺らせば今度は刀身を視線とぴったり平行に合わせて、距離感を掴ませない。
そうしてそのまま顔面目掛けて突きを繰り出す。寸止めすら忘れているのではないかという程の殺気と勢いである。

592 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 00:00:13.28 ID:vRa/Ims40
>>588-591
「おおっ、床ぁ……」

ソーマタージの描く軌跡に残された床の焦げ跡を見て眼を見張る
ともあれイムカの踏み込みと併せて矢張り修復は避けられない道であろう

「合気? 違うか、もっと古武術的な……」
「……頸かぁ……」

イムカの剛拳術に唸り、ふむふむと唇を尖らせた
合理的な自然摂理に裏付けされたモーメント、しかし発生する現象はまるで現実離れしている
古の、武道の熟練者が魔術士と同格に扱われていたとの説も納得のモノだ

「やり辛いんだよね、軍人さんって」
「……槍は私も使えるよ、薙刀とか」

同じくどら焼きを頬張りお茶を啜る
これは金が取れるなぁなんて思いながら二ヶ所で同時に行われている豪華な模擬戦に魅入っていたのであった

「録画オーケー?」

そういえば、とスマートフォンを取り出しカメラアプリを起動
593 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/08(水) 00:09:28.74 ID:Rmqx2ZEZo
>>589
「くそ……」

いとも容易く逸らされる拳。全力で振るおうと手ごたえの帰ってこないことに舌打ち。
しかしその拳は捉えていた。ほんの少し、イムカの柔肌を自らの拳骨が削り取る感覚を。
このまま攻め続ければいつかは打開できるだろう、ただしそれは次のチャンスがあった場合に限る。

「(マズった!!)」

腹部に差し出されるイムカの拳を見て、瞬時に遥歩はその恐ろしい技の全容を悟った。
繰り出される衝撃波から逃れる為、一分一秒零コンマの世界、少しでもイムカの拳から身体を離す為の努力をする、
それは地球で最強の力、重力に身を任せること。ロイの用いる膝抜きにも似た脱力、落下。
衝撃波の一部をその身に受けながらも、ほんの僅かにイムカの拳から身体を離していた。
肺と胃の中のものすべてを吐き出しそうになるが、気合いで堪えそのまま仰向けに堕ちる。
無知ではあるが呑み込みが恐ろしく速い。なんたる天性の喧嘩師であろうか。

「くぅ……ッ」

尻餅をつくような姿勢、転倒。
たとえ最高峰のボクシング技術を持つと形容された遥歩であろうと、仰向けに倒れたのは致命打である。マウントを取られて終いだ。
しかしそれは遥歩がボクシングのみで戦い、それ以外の手法を用いない場合である。
喧嘩にはルールなどない、手も足も武器も。使えるモノは、使える戦術は全て使える。
そして遥歩は運よく、拳一つ、武器もなしでストリートを駆けあがって来た喧嘩師を父として持っていた。

「あたしの本分はこっちなんだよッッ!!」

幼いころから仕込まれた足技は、遥歩の本分でありまた隠し玉でもある。
受け身を取るように両手で地面をしっかりと捉え、そうして指、手首、肘、肩、首、背、その他諸々。
すべての可動域をフル活用した跳ね起きにより、天へと垂直に杭打機のような蹴りをブチ上げた。
彼女の身体が出し得る力のすべてを注ぎ込んだ一撃はあらゆるガードをこじ開けるが、その代償に恐ろしく隙が大きい。
594 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/08(水) 00:13:11.52 ID:96AoUDpA0
>>591
落ち着きのないやつだぜ。西谷でももっと落ち着いてた……
【衝撃で押し飛ばした叢雲の奇妙な動きを鼻で笑う】
【あれが彼女の強みなのだろう。次の攻撃を予想させず、そのまま放たれる致命の一撃】
【長期戦は不利かもしれない。数歩引くと、改めて木刀を構え直す】


そりゃどうも。そうなるようにやってるんだ、予測されちゃ困る
【軽口を叩くも、内心では落ち着けない。あの動きのせいで距離感が掴み難いのだ】
【どうしたもんかと極々僅かな時間で考えていると、先に叢雲が動いた!】

オイオイオイ…ッ!
【放たれるは鋭い突き!切っ先はソーマタージの文字通り目の前、眼球の数cm先まで迫る!】
【後ろに引いて何とか躱し、彼女から距離を取る。視界を何かが落ちていった。叢雲の突きで切断された、瞼の辺りまで垂れてきていた前髪のうちの何本かだ】

寸止めはどうした!危ねえ女しかいねえのかここは…
【思わずボヤくと、腰を落として木刀をまるで担ぐかの様に、片手で構える。飄々とした態度が消えた】
そっちがその気なら…こっちもその気だ

イヤーッ!
【轟ッ!叢雲に向かって駆け出す。その最中、木刀が袈裟斬りに振り下ろされんとする直前───その手から離れた!】
【気の緩み?技術不足?否!ソーマタージの手から放たれた木刀は、斜めに回転する円盤じみて叢雲に飛んでいく!】
【木刀を止めればソーマタージが、ソーマタージを止めれば木刀が飛んでくる。何方かを選ばせ、強引に彼女に隙を作らせようというのだ!】
595 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/08(水) 00:25:30.74 ID:Rmqx2ZEZo
>>592
『床床うるせェ、気が散るだろォが』

一方ジョシュアは既に床の事など諦めている。どのみち全損コースなのだから。
イムカの一挙一動のたびに何かが壊れるなどもはや茶飯事なのだ。
この場にタェンティースが居なかった事が、ジョシュアにとっての最大の幸運であった。
多分彼女が来ていたら、壁か天井もやられていただろう、間違いなく。

『だろォな、俺とやっても楽しくねェのか、誰も相手してくれねェのよなァ』
『……バレないようにやれよ、ソーマとかうるせェからな』

>>594
『当たる前には止めるって〜』

メンゴメンゴと謝りながらも悪びれる素振りは見せない。
あの様子からして当たる寸前に止める自信があったのか、はたまたハナッからソーマの眼を潰すつもりだったのかは伺い知れない。
ふらりふらと揺れながら、しかしその構えは基本に忠実なものなのだ。出も速い。出鱈目な剣では絶対にない。

『おわっ……うわぁあぁあっ!!?』
『……すぅ……っ』

さてお返しにとソーマタージがブン投げた木刀は、まるでフリスビーのように一直線に叢雲へと迫る。
これには叢雲も驚かざるを得ない、寸止めだと言ったのに止める事すら不可能な攻撃。
避けるか、否、背後には遥歩とイムカが居た。邪魔しちゃ悪い、迎え撃つ!
す、と半歩身を引いて、それから静かに構え息を吸い込んだ。

『そんなんっ………』
『止める気すらないでしょーがぁぁっ!!』

ぶった切った。木刀で木刀を。
ビキビキミシミシと断末魔の悲鳴にも似た音を響かせ、二つに引き裂かれるようにしてソーマの木刀は切り開かれたのだ。
人間業ではないが、そもそも人間でないのでこういうことをしても許されるのだ。
けれどやはり相応の集中を要する為か、ソーマタージの事は現時点では意識にない。
そうだったと気を取り直すその頃には、既に二人は肉薄しているだろう。
596 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 00:25:37.78 ID:LEQI9bpEo
>>593

「外したか」

 イムカの呟きの瞬間!余剰衝撃波は真っ直ぐに壁の方に散って、
 ガゴン!という鈍い音とともに壁材に亀裂!!ナムアミダブツ!破壊が広がる!

【もし、ここにドルカウンターがあれば、モノスゲー勢いで回転しているに違いなし!】

「―腕は、一本くれてやる」

 そして、倒れた相手から突如繰り出された渾身の蹴り。
 これは意表を突かれた状態となり、戦位と選択肢の多くを奪われた格好となる。

 後退?NO…既にその間がない。
 真正面からガード?NO…こじ開けられて致命的な痛打を浴びるのが関の山だ。
 纏?…使えないことは無いが、間違いなくダメージは受ける。

【一瞬にしてイムカのマルチタスクには様々な選択/検討/試行が行われる】

 イムカは元々センスで格闘を行うタイプではない。
 思考力を持って戦う。状況に対する選択肢を大量に用意して選び取る。
 閃きと思考、どちらが格闘にとって優位なのかは未だ多くの議論が為されている。

「化勁…纏!!」

 そしてイムカの結論!あえて纏を用いた。
 右腕の手首と肘を同時に回転させるも、強大な運動エネルギーを完全に弾くには到らず、
 筋肉が軋み、骨に亀裂が走り腕が弾かれ、バン!と大きな音ともに後ろに大きく弾かれた!!

【運動エネルギーの衝撃が天井にぶちまけられ、照明の一部が破裂し、今度は天井にまで亀裂!!】

「セイッ!!」

 そして、腕をオシャカにしたまま左拳を握り、遥歩の顔面に目掛けて鉄拳を勢いよく振る降ろした。
 
597 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 00:34:37.09 ID:vRa/Ims40
>>594-596
「でもほら、そりゃあ言うでしょ……」
「おーっ、今度は天井ぉ……」

見上げてああまで素手でやれるモノだと感嘆
結構みんなガチだなぁと内心、参加しなくてよかったと苦笑である

「楽しくないっていうかさぁ……」
「……実戦的過ぎてなんかこう……怖いじゃん?」

軍式戦闘術とは長い歴史の中で磨き上げられて来たモノだ
そりゃあ多くの戦闘術もそうであろうが、元来の目的がやや異なる
己を磨き高めるモノなのか、相手を打ち倒すモノなのか、それともただ制圧を目指し効率化されたモノなのか

「はーい、バレない様に録画録画っ」

とはいえこの模擬戦離れした速度の全てを収める事は無論、不可能であろうが
598 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/08(水) 00:38:26.88 ID:96AoUDpA0
>>595
当たる前にはたき落としてやるつもりだったよ!
【投げた木刀が両断される。オドロキ案件だが、獰猛な笑みを浮かべスルー!】
【これ幸いとばかりに一気に接近!ワンインチ距離の接近戦に持ち込む!】

イヤーッ!
【二つに分かれた木刀。未だ宙を舞うその片割れを掴むと、ナイフめいて振り回す!】
【一応寸止めしたり、仮に当たっても怪我の残らない程度には加減はしてあるが、その分疾い】
【ボクサーのジャブか何かの様だ。何度も突きなどを繰り返しながら、叢雲を追い詰めようと一気呵成に迫る!】


【確かに疾い。疾いが、リーチで言えばソーマの方が圧倒的に不利。距離を離して間合いに入れることさえできれば、少なくとももう優位に立たれる事は無い】
【そして何より、彼自身疲労が激しい。精々数分が限界だろう。凌ぎ続けるか、逆に勝機を見つけるか】
599 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/08(水) 01:01:44.84 ID:Rmqx2ZEZo
>>596
「な……ぁ……ッ!?」
「やば……”逢炎――」

顔面目掛けて真っ直ぐ、流星のごとく振り下ろされる拳。
回避も防御もままならず、直撃コースは間違いない。
思わず手を翳して異能を、発火現象を行使せんとその眼を炎の様に明るく輝かせた。
丸腰のイムカ相手にフェアではないことは分かっていた、しかしこれはクセのようなもので、反射的に行ってしまうのだ。
すぐさま爆発を引き起こし、無理矢理拳の軌道から逃れんとするも、

『そこまでだ……もう十分』
『異能は使うなっつったろ、遥歩』

が、とイムカの拳を掴む、骨ばった大きな手。ジョシュアのものだ。
鍛え抜かれた肉体はイムカのそれを受け止めてなお揺らぐことは無い。
同じようにして遥歩の脚首を掴んでいたが、やがて両者を一瞥して両手を離す。

「わ、悪い……でも」
『でもじゃねェ、俺達全員殺してェのか?』

まるで猫の様に身軽に着地する遥歩。ギラリと輝きを帯びていた瞳はその輝きを潜めた。
つい白熱してしまったことを詫びるが、しかしジョシュアは追及の手を緩める事はしない。
やるなと言ったことはやるな。どっかの惨劇将校も見習ってほしいものである。

『コミッサーも……相手はまだ10代のガキですよ』
『今日の所はここまでにして……シャワー浴びてきて下さい』

遥歩はいいとして、イムカの方にも諍いから身を引かせる必要があった。
とりまイムカの外れた関節をゴッキと嵌めてそのまま遥歩から引き剥がす!(確定)
このままでは地下施設どころか家ごと吹っ飛んでしまいそうだ、その前に二人を止める必要がある。
遥歩は今の所イムカを軽視するのを止めたし、それに二人とも一度熱が冷めればそうやすやすと再燃しないタイプの筈だ。

>>598
『ひっ……!?』

木刀が無くなったことでこの手合わせは一時決着かと、そう思っていたのは彼女だけだったようだ。
形振り構わず迫り来るソーマに素っ頓狂な声を上げてびくりと肩を震わせ、構える事すらできなかった。

『ちょっ待っ……タイム!!』
『少し休もっ!ねっ!?』

木刀をまるで棒術めいて両手で持って、ダースモールめいたスタイルでの迎撃。
既に有効射程の内側に潜り込まれた。刀の構えでは追いつくことはできない。
持ち前の技量でなんとか打ち合って一分ほど、押されまくりながらもよく持った方だ。

『ひぎぃ!』
『ま、参りましたぁ……』

押し倒され身動きできなくなった状態で、ズドンと木刀の破片を顔の隣に突き立てられて決着。
涙を浮かべた怯え顔でソーマを見るその表情はまるで悪鬼か何かを見てしまったようなものだ。
両腕で木刀を抱えて縮こまったまま、ソーマの腕の中で溜息と脱力。
600 :相良遥歩【災肢火人】[sage saga]:2017/03/08(水) 01:02:01.14 ID:Rmqx2ZEZo
>>597
『………七八』
『もう何も言うな、言わないでくれ』

とうとう頭を抱え、ずるずると壁にもたれたまま崩れ落ちた。
修繕費用は軽く数千ドル、下手すれば万といったところか。

『怖い……ねェ』
『俺が使う分にはこの上なく心強いね、相手に回したときは……まだ分からねェが』

自分が使っている分にはこの格闘技程地味で信用できるものは無い。
たとえば遥歩がライオンであるなら、ジョシュアのそれはアルマジロのようなものだ。
アルマジロ同士が戦う姿など、なかなかこういった越境者同士の戦いでは見ることは出来ない。
ジョシュアが異能力者を狩る部隊に所属していたというのもその一因であろうか。

『やっと終わったな……良い映像に仕上がったか?』
『俺の家の犠牲の上に成り立ったんだ、良い映像じゃねェと困る』

そんな訳で今回の模擬戦は何時も通りの大惨事という結果で幕を閉じた。
ハロウィンなどのゆるいイベント、ましてや平日ですら破壊される運命にあるセーフハウスがこのようなアクティブなイベントを無傷で過ごせるはずもなく。
ジョシュアの今月の給与明細はまたえらいことになるのであった。

//おわり!
601 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 01:08:11.99 ID:vRa/Ims40
>>600
「完璧完璧」
「なんなら投稿サイト出せば広告料出るくらいの出来なんじゃない?」

超人戦闘という事でまぁそりゃあ物凄いことになるだろう
人差し指と親指でバッチリのサイン、トレーニングルームはその為の犠牲となったのだ

//ありがとうでしたっ、お疲れさまでするー
602 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 01:13:52.99 ID:LEQI9bpEo
>>599

(…んっ?)

 異能発生の兆候。咄嗟…と言えば聞こえはいいが果てさて。
 何とか拳を振り下ろして、ダメージ覚悟で意識を刈り取るしかないか?

【と、考えたところで、ジョシュアがストップをかけた】

「…ふむ、とりあえずコレで決着か」

 骨折した腕を二三回まわす。2時間もあれば完治するだろう。
 遺伝種子の回復因子を活性化させれば問題あるまい。

「…年齢が何か関係あるのか?」

 嫌味でもなければ理屈でもなく心底疑問符をいった風。
 これは価値観の違いである。戦えるのならば大人である。戦争しか残らなかった世界ゆえの認識。
 そして、――

「何、私が多少無茶をしても止めてくれるのだろう?君が」

 しれっと言うイムカであるが、実は多少なりとも甘えている系ムーヴだったりする。
 あまりにもスパルタンかつ女子力が不足しすぎていて誰も気付けないという悲しいアレであったが。

「中々見込みがあるが、咄嗟で異能頼りというのはいただけないな。
 その反応は反撃の気概か恐怖に屈したゆえか…いや、どちらにせよ、だな」

 言いながら、そそくさとシャワーに向かうイムカであった。
 当人にしてみれば、割と本気でいい運動であったようだが、地下のアレやらナニやらナムアミダブツ。
603 :ボロウズ>137 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/08(水) 22:16:37.74 ID:Ujnsmx0F0
【狭間のスクラップヤード】
今日も今日とて越境者とその協力者でごった返す狭間のスクラップヤード
なんだか諜報部があわただしかったり 越境者たちが仲間を集めるためにあっちへ行ったりこっちへ行ったり

戻ってきたり戻ってこなかったり 笑ったり泣いたり騒いだり黙とうしたりと忙しいらしいが
少なくてもこの男はただ自分の成すべきことをやっていた

だが最近は特注品は大体行き届いたし 3Dプリンタとやらが来てからは 室に拘らない者はそっちの強化ポリマーで大量生産
となると少しの時間ができてしまうもの

そうなると生来の好奇心という雑草がすくすくと育ってしまうのは仕方のないことである
今の自分は鍛冶師というほかにガンスミスという側面もある

鍛冶師として鍛え上げた冶金技術とガンスミスとして鍛えたデザインを組み合わせたら どんなものができるだろう
気になったら即行動 彼は鍛冶場に籠り

〜後日〜
ボロウズは困っていた いつもと変わらぬ無表情に見えるが そりゃもう困っていた
カウンターにあるのは彼が情熱の赴くままに作り上げた拳銃があった

採算度外視で 自分の持ち得るすべてを凝縮してできた拳銃だった
精度も折り紙付き シリンダーの動きはまるで人体の如くスムーズで擦れる音は皆無
鏡と見紛うような外見は鍛冶場の炎を反射して煌いている

「・・・・・・・・・・・・・・・」
もう一度言うが ボロウズは困っていた 情熱の赴くままに作り上げたこれをどうすべきか迷っていた

カウンターに鎮座するそれは 名付けるとしたら

総ミスリル仕上げの 9mmオートピストル

とでも言うべき代物だった

「・・・・・・・・・・・・・・・」
はたして これを見るべき人が見たら どんな感想を抱くだろうか?
604 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 22:23:14.12 ID:LEQI9bpEo
>>603

「で、だ。ボロウズ君。ぶっちゃけ何がしたかったのだ?」

 イムカはジト目で無駄に°Z術の粋が結集されたオートピストルを眺めながら、
 実に直截なコメントに至るのである。だって、実際アレなのだ。インガオホー。

「技術実験か?壮大なマテリアルの無駄遣いか?
 正直、私の目から見ても判断に困るのだが」
605 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 22:25:07.99 ID:vw3ToqjJ0
>>603-604
「やっほーボロウズ、少し匿ってー」
「あ、イムカもサボり?」
「……向こう(諜報部の仮本部)にいたら休み無しで働かされちゃいそうでさー……」

労働基準法違反だーなんて溜息ながらに手近な椅子に腰掛ける
そしてふ、とカウンターの上に目をやって小首を傾げた

「なにこれ、かっこいいじゃん」

特に警戒も注意もなく手に取ろうと腕を伸ばしたのである
606 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 22:37:27.09 ID:LEQI9bpEo
>>605

「ん?ああ、契約の更新までは君達の敵では無いからな」

 珍妙な言い回しだがイムカはエーカーサイドだったりする。
 もっとも、本人は超不本意で後ろ盾である帝国技術局(アデプトゥス・メカニクス)の意向によるものだが。
 ゆえに、ここでの情報は洩らさないが、クリティカルになる情報も提供しない。

【立ち位置は実に微妙。しかし、クリティカルにならない情報は提供したりもする。
 何事もバランスである。あまりにも扱いにくい駒ともいえるが】

「ゆえに、七八の言うとおりだ。サボリだよ。我ながら酷い堕落だがね」

 そう言いながらも諜報部とやらに色々とエーカーとは直接関係の無い情報を渡している様子。
607 :ボロウズ>137 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/08(水) 22:37:52.61 ID:Ujnsmx0F0
>>604-605
「(´・ω・)」


「(´・ω・`)」

ロマンという阿呆製造成は 一介のクラフトマンを まるでV型12気筒エンジンの如く奮い立たせ
ロマン分が枯渇した時には これが出来上がっていたのだ ぶっちゃけ何も考えてない

銃のグリップを持った四五六であるが 不思議な感覚を覚えるだろう
グリップはまるで四五六の手に吸い付くような握り心地 四五六の為に作り上げたと聞いても信じてしまうほどにしっくりと手に馴染む

重量バランスも素晴らしいの一言で ずっしりとした安定感をもちつつも 何時間持っていても疲れなさそうにも思える

まさにミスリルというマテリアルが生み出した奇跡としか思えない なお値段も奇跡的

「・・・・・・・・・・それで・・・・・・・何か・・・・・ごようですか・・・・?」
ここでボロウズ君 一端ミスリル銃から現実逃避することにしたらしい イムカが来た理由を聞こうとする
608 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 22:46:19.30 ID:vw3ToqjJ0
>>606
「……契約社員? 的な?」

お互い大変そうだねーなんて苦笑
実際七八、諜報員としてイムカに対して何度かアプローチを掛けてその手の情報の提供を受けていたりもする

「偶にはのんびりしたらいいよ」
「いつもほら、ピリピリしてるしー?」

茶化すようにして小突こうと
流石にイムカの常を完全にそのまま受け入れるという程、短い付き合いではないが

>>607
「すごーい……でも本当どうすんのこれ」

持ち心地は最高だ、恐らく銃器に馴染みの薄い七八でも容易に使いこなせる様になるであろう
だがまぁお値段を知れば乾笑、持った時とは正反対にそーっとカウンターに置いて戻した

609 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 22:48:21.85 ID:LEQI9bpEo
>>607

「いくつか用件はある。まずはこれだが」

 トン、と台の上に重そうな塊を置く。メイスである。それも極めてファンタジーな物質の。

 黒檀のメイス…
 テクノロジー未発達の世界でのクエストで余計なトラブルを回避するためrに
 イムカが比較的良く用いる武器である。摩訶不思議特性で刃物がダメな彼女には打ってつけ。

【しかしてボッロボロである。持ち手の革は千切れており、良く見れば持ち手そのものが歪んでいる】
【柄頭もバリバリに皹が入り、所々は空間ごと抉り取られているという有様である】

「替えのモノを頼む。見たところ芯からクラックしてしまっているからな」

 整備的な知識と技量の持ち合わせもあるイムカからしても、再起不能である。
 ボロウズにとっては折角いい物質を用いているのだから、色々と利用法も検討できるかもだが。
610 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 22:53:15.18 ID:LEQI9bpEo
>>608

「傭兵みたいな者だ。しかも連中、学習したのか言い様に使ってくれる」

 学習…当初、イムカはガチガチの監視の下、
 極めて限定された役割に投入されていた。それがスプロールの戦役における専守防衛の姿勢であったが。

【敵に近しく全く信頼に値しないが、任務には極めて忠実かつ行動的。能力も折り紙つき。
 この性格が知悉されてしまうと、実は使う側によっては操縦法が色々と確立できてしまうのだ】
【実際、別世界のカノッサ支部へのアタックなど、既にいくらかの戦果を残してしまっている。不本意の極み】

「それでも軍人だからな。帝国のお偉方にやれと言われては力を尽くすのみということさ」
611 :ボロウズ>137 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/08(水) 23:01:10.64 ID:Ujnsmx0F0
>>608
「・・・・・・・・・・・どうしよう」
本音が漏れた

「何かご入用でしたら・・・・作成しますが・・・いかがいたしますか?」
そして現実逃避 最近装備のアップデートを行ったのはこの男の耳にも入っている
自分の腕が役に立つのなら と思ったらしい


アキレス「おっちゃんおっちゃんサボらせtあれ? 皆さんお揃いで」
ドアを喧しく開けてうるさいのが現れた サボりの理由? 四五六と概ね同じ

>>609
提出されたメイスを受け取り しげしげと見やる よほど激戦を潜り抜けたと見える
その身を賭して主を支えてくれたことに感謝と尊敬の念をこめカウンターに戻す

「そういえば・・・メイスの見た目について・・・ご不満があったと聞いていますが・・・
 標準的なこん棒ではなく 剣型のメイスにしてはいかがでしょう・・・? 切っ先を尖らせれば・・・刺突にも耐えうるものと思われますが・・・?」

と方眼紙にサラサラリと書き記した者は 一見すると鞘に入った剣 だが鞘ごと敵を打ち倒すメイスともなる

「他には・・・どういったご用件で・・・?」
612 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 23:05:15.09 ID:vw3ToqjJ0
>>610
「ふーん……傭兵かぁ……」

大変そうだと唸る
実際忍者の家系に生まれているのだ、権力に流され使われる事に対してある程度ではあるが理解がある
そしてそれに対して逆らうことの出来ない性分を持つ人間の事だって分かるつもりなのだ

>>611
「……売る?」

高く売ってくるよーなんて冗談めかしてはいるが、結構内心本気である

「あれ、いいの?」
「じゃあさ、この……カードナイフ? って呼んでんだけど」
「自作じゃ限界があってさー、もっとこう……軽くて頑丈なのが欲しいんだよね」

過去の戦いの中で緊急避難的に作成したものだが、なんだかんだ気に入って苦無と並ぶメイン武器になっているカードナイフ
カード大の鉄板の角をエッジにしたのみの簡素なモノで生産も容易ではあるが、その分重い

「お、アキレスやっほー」
「大変だよねーほんっと」
613 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 23:25:07.99 ID:LEQI9bpEo
>>611

「ん…いや、突くのは想定しないでいい。正直、力を乗せて叩ければそれでいいからな。
 あくまで頑丈・頑健にだ。それ以上は望まん。と、すると黒檀が逆に高価に過ぎたか…」

 が、ある程度は彫にはこだわってもいいかと、幾つかの羊皮紙をボロウズに渡す。
 イムカがクエストでかき集めてきたルーン刻印だ。

【ドワーフ関連の技術は帝国技術局(アデプトゥス・メカニクス)も特に注視しており、
 イムカはその探索クエストを積極的にこなしていた。これらはその成果といえよう】
【もちろん、世界観移動で使用不能になったり、皇帝陛下の祝福を受けた技術≠ニ認定されなかったり、
 あるいは単純に使いこなせなかったりとまだまだ課題が多いのが現状であるが】

「≪怨恨≫のルーンと≪巌≫のルーンだ。どちらかを刻んでくれ。
 不和の掟(※ドワーフのルーン刻印の戒律)により、二つ同時は不可能らしい。
 ≪怨恨≫は難易度が高く危険なシロモノだから無理をする必要はない」

 そして、素材には黒檀に代わって黒鉄を提案。
 黒檀に比べれば安価だが、それでも比較的高価な物質であることに代わりは無く、
 黒檀並みに堅牢でだが、重量があるという特徴がある。しかし加工難度は黒檀より易い。

「黒檀はメンテナンスでもやや手に余ったからな。汎用性が何よりも優先される」

 ここは軍人らしいイムカの意見である。、そして、ゆえにもう一度ミスリル拳銃を見て、

「……ロマンではあるのだろうがな」

 銃を構えて片手撃ちで100メートル遠方のヘルメットの的を撃つ。
 さて、グリップ、反動、照準、結果は如何に。腕前、それこそ今更であろう。

>>612

「まあ、そういう訳だ。っと、そういえば君は最近カードナイフをよく用いるな。
 クナイよりも数は持てそうだし、整備も容易ではあるか」

 形状が形状ゆえに緊急時には鉄板からそのまま拵えることもできる。 
 もちろん、飛距離などそう出ないし、特性に合わせた使い方が求められるが、
 このようなシンプルな武器はシンプルゆえの利点があることをイムカもよく知っていた。

【なお、クナイはイムカの戦闘手段の一つだったりする。ファンタジーな世界でも使えるという利点。
 壁や崖を昇ったり、爆薬を仕込んで投擲したり、使いでの良さが気にいっているのだ】
614 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 23:40:21.20 ID:vw3ToqjJ0
>>613
「苦無の方が色々便利なんだけどね」
「あんまり持てないし、作るの面倒だし……」

実際初めにカードナイフを使い始めたのは、とある世界で苦無が尽きたが為に緊急で作成したのが始まりなのだ

「……イムカの使ってるのって、そういえば作ってるの?」

ふ、とその出所が気になった模様
615 :ボロウズ>137 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/08(水) 23:43:18.82 ID:Ujnsmx0F0
>>612
「・・・・・・・・・・・・・・・」
売れるかどうかは果てしなく疑問である
なおミスリル弾頭なんてのも1マガジン分作ってある

まぁ火薬で飛んでく金塊と思えば・・・?

カードナイフを受け取る 素材は鉄フムと考え
カウンターから古ぼけた革の手帳を取り出す 中はリザードマンの言語の為 専用の解読スキルがないとミミズがのたくったようなものにしか見えない

「2つ案があります 2つは合金を用いて素材単位で軽く 硬いカードにする案
 もう一つは素材を鋼にし 強度を保てるギリギリの薄さに仕上げる案」

「合金にすれば高性能ですが 道中の補給は困難となるでしょう
 鋼となれば強度はある程度低くなりますが 切断力は上がりますし ある程度の腕のクラフトマンなら自分でなくても作れるでしょう」

アキレス「いやぁもうじょうほうの出所はどこだとかさぁ もうてんやわんや 特に組織にいた連中は躍起になっちゃって ありゃしばらくデスマだぜ」
工房の冷蔵庫を漁り HI-Cオレンジの瓶を取り出して四五六に投げる 自分は赤いCコーラだ

>>613
「ならば突起は最小限にし・・・焼き入れに油を使って 柔らかくも粘り強いメイスにしましょう
 他にもこのような合金がありますが・・・」

と 手帳の分をい剥きあでもわかる文字に起こす 黒鉄に安価な金属を一定の割合で混ぜることで 強度をそのままに質量を上げることができるようだ
この製法は門外不出で無いので 俸給に応じて取得してもいいらしい

とりあえず図面に起こしたデザインは THE・メイス とでもいうべきか 教科書に乗せられるほどにオーソドックスで それゆえに扱いやすそうな見た目だった

そして銃を構え発砲するイムカ グリップの感触は前述 まるでオーダーメイドしたかのような握り心地 取り回し心地
標準はミリどころかミクロンのズレさえ見受けられず 照準を向けて引き金を引けば 須く照準通りに飛んでいく

台座に固定すればブルズアイもやりたい放題・・・であるが

通常の9mm弾では威力に乏しく ヘルメットの表面に弾かれて天井に銃弾が食い込み それで終わりだった

「私のルーン彫刻の腕はあまり褒められたものではありませんので・・・安全を考慮し<巌>のルーンを彫り込ませていただきます・・・
 こんなもんでしょうか?」
616 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/08(水) 23:52:56.86 ID:vw3ToqjJ0
>>615
「金持ちの変人と結構知り合えたしさ」
「……多分買ってくれるんじゃないかな、多分」

言ってから自信が無くなったのか、実に尻すぼみな語尾になった

「……?」

そして手帳の中身は無論読めるはずもなく
小首を傾げながらボロウズの提案を待つ事になる

「あー……いいね、流石」
「それなら鋼かな、合金にってのなら苦無の方がありがたいし」

元々クラフト可能な武器としてのニッチなのだ
ならば現地生産可能な鋼製をとするのは自然な流れである
そしてアキレスから瓶を受け取れば苦笑

「ヤバいね、絶対行きたくなーい」

617 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 23:56:25.35 ID:LEQI9bpEo
>>614

「ああ、ボロウズに造ってもらっている」

 ここであっさりとイムカは種明かし。
 メイスと比べてある程度のこだわりとロマンが散見されるのは、
 実用面もさることながら、ニンジャフリークな一面のにょっきり顔を出しているっぽかったり。

【軍事的思考の割りにどっかマニアックな趣味面もあるという難儀な性格である】
【そういえば、ニンジャモノの同人誌まで書いているのだ。この軍人】

>>615

「ああ、それでいい。その合金技術については後ほどデータを取りたい。レクチャーを希望する」

 図面を見て、頷くイムカ。基本的に注文が多くと金払いのいいお客様である。 
 そして、メイスの図面も確認し、ルーン刻印の方も了承した。

「魔力の注入と束縛の儀式に関してはオーソドックスな方法で問題ない。
 触媒には髭を用いればいいそうだ。先程、顎鬚を何本か引っこ抜いて来たし丁度いいから使え」

 誰の顎鬚引っこ抜いたの?と考えてはいけない。世の中追求しない方がいい事はあるのだ。
 決して、お料理と舌オンチから実に大人気ない取っ組み合いに発展した結果とかではないのだ。

【敵対についてのモメごとでなかったのはプロというべきか、より低レベルでアレと嘆くべきか】

「………」

 そしてミスリル拳銃については嘆息をついた後に、テーブルの上に置いた。
 そこに感嘆は微粒子ほどもなく、ただただ呆れである。ナムサン。
618 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/08(水) 23:59:55.93 ID:LEQI9bpEo
>>617

【追記】

「メイスについてはこれでいい。ああ、あとはいつものクナイのセットを頼む」

 ここでイムカはクナイの発注である。
 いつものという言葉の通り、これは数をボロウズに打ってもらっているということ。

【シンプルな鋼鉄製で、形状は計算しつくしているが、
 ボロウズならば比較的容易に拵えることが出来るという類のモノだ。
 もちろん、オーダーメイドなので数打ちよりはよほど高価だったりするが】

 ニンジャフリークのイムカにとってクナイに対しては完全に必要経費である。
 先程まで、ロマン銃に溜息を向けていたクセに自分はコレ。世の中では理不尽なのだ!
619 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/09(木) 00:01:07.62 ID:5xc6d7no0
>>617
「なるほど、道理で良いヤツな訳だ」

納得の様子
スプロールのニンジャフリークス達の扱うナンチャッテなクナイダートとは一線を画すそれの入手法が判明したのだからそうだろう

「手裏剣とかも使ってみたら?」
「あとほら、ヌンチャクとか鉤爪とか……」

なんなら教えるからさと笑う七八はからかいモード
620 :ボロウズ>137 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/09(木) 00:07:26.55 ID:8IyQBZhy0
>>616
アキレス「でも行かなきゃねぇ・・・あぁやだやだ 情報の運び屋なんて引き受けなきゃよかった」

「ならば作るのは容易ですね…明日までに一揃え作っておきましょう」
なお 完成したカードナイフは アキレスによって花札の絵が施されていたという・・・


>>617
〜場面転換 キッチン〜
ロイ「 」

そこにはあごひげの一部をむしり取られ 泡を吹いて気絶しているロイの姿があったそうな

〜場面転換 ボロウズの工房〜
「それでは冶金から始めますので・・・データ取りはその時に・・・」
話が通れば情報の説明と共に合金づくりから始めることになる

そして後日 ルーンの施されたメイスが出来上がる


拳銃は・・・しばらくは工房の飾りとなった

//それではそろそろ〆で
621 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/09(木) 00:11:07.74 ID:a3Kyt+dDo
>>619

「手裏剣は投法がな。どうにも上手くいかん」

 手裏剣はイムカにはやや手になじまなかったようである。
 もちろん、遊び程度ならいけるが、実戦でアレを使うのは中々に難儀。とのことらしい。
 クナイはまだ、投げナイフの技術を応用できるし、重いので威力の保証もあるのだが…とのこと。

「あと、鉤爪はともかく…ヌンチャクはニンジャなのか?」

 イムカはジト目で七八を見る。
 ニンジャがヌンチャク…フィクションの悪影響だ!
622 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/09(木) 00:16:51.61 ID:5xc6d7no0
>>620
「ランナーさんはマジで大変そうだね」
「……ま、なんかあったら言ってよ、暇な時は手伝うからさ」

ケラケラ笑いながらそう応じる
そして後日完成した花札イラストのカードナイフ、なんだかんだ結構気に入ったらしいとかなんとか

>>621
「そっかぁ、残念……」
「ん? 忍者だよニンジャ、ヌンチャクとかマジニンジャ」

ヌンチャクもトンファーも火の鳥も等しくニンジャ、と言うよりイムカが使えばきっと絶対絵面的に面白い
そんなヒドイ考えを看破されたのであろうか、そのジト目に冷や汗を浮かべながら部屋の隅にフェードアウト
そのままいつの間にか何処かに消えていたそうな、流石忍者

//ありがとうでした、おやすみなさいませっ
623 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/09(木) 22:46:53.54 ID:a3Kyt+dDo
【越境者――】

 まあ、エターナルチャンピオンだのゲートキーパーだの
 異名には事欠かないが実のところは、極端に足の長い放浪者といったところだ。
 しかも、この長い足は微妙にバクっていて、時折、都合お構いなしに
 世界移動させてくれるのだから溜まったものではない。

【どこぞの頭のイカれる寸前の学者連中曰く、世界を隔する境界線が撓んでしまっただの
 まあ、色々と諸説をぶちかましてくれるが、そんなものは当事者の知ったことではない】

 −−−−−−−

【神話世界エリュシオン…文明レベル中世期ベース。神秘の活性/魔法の存在を確認済】

 コン…コン…

「………」

 そこは辺鄙な村である。食事は黒パンに粗末な豆スープ。
 畑の実りは薄く、税金もまともに払えない。さらには森から襲い来る魔物に脅かされているという有様だ。

「………」

 コン…コン…

 そのような、何者かからの祝福の恩恵が皆無といっていい村に、
 銀河帝国軍事将校にして、越境者であるイムカ・グリムナーは滞在していた。

「…ふう、これでカタチは整ったな」

【杭を打ち終わり、侵入者避けの柵が出来上がった】

 またもや不可思議黄金律によりサイフを落っことしたイムカはこの寂れた村で
 一宿一飯の恩義に預かり、少しだけ恩返しをすることにしたのが発端。

【いつの間にかボロボロになっていて、整備できる人間もほぼいなくなっていた柵を、
 この際だからと気を切断し、カタチを整えて、しっかりと拵えたのだ】

【現在、そのような辺鄙な村と流浪人の小さな交流という、のどかな情景でもある。
 果てさて、これからどのような変化なり何なりが訪れるのやら】
624 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/09(木) 22:48:37.45 ID:a3Kyt+dDo
//テスト
625 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/09(木) 23:01:17.73 ID:jL0HDEXS0
>>623
――――――――越境

まこと難儀な物だ。流れたい時に流れず、流れたくない時に流される。
まるで高次元の力を持った子供が気まぐれに遊んでいるかのような現象。
子供の遊びに付き合うのは思いの外疲れる。それはいつどんな時でも同じなのだろう。

――――――――

暗い、暗い森だった。
ただただ歩いて、光を求めて、辿り着いた先は寂れた村。誰かいますかと問う気も起きない。
けれど少しでも安住の地を求める心があるならばその歩みを止めることは無いだろう。
事実、彼は進んだ。杭を打ち込んでいた者の方へ向けて、柵の向こう側からゆっくりと

「あ……」

声を出そうにも上手く出てこない。長らく誰とも話していなかったからだろう。
元々誰かと話すと言う生活行動を行うことが殆ど無かった事も起因して彼は会話をしない。

「の……」

柵の向こう側、森へと続く獣道、そこからゆっくりと衣服に返り血を浴びた人物が問いかける。
男とも女ともつかない秀麗な顔立ち、小麦か芒のような金色の髪が風にそよぐ。

瞳は焦燥感に満ちていた。腹が減っているのか喉が乾いているのか、もしくはその両方か。
ともかく、ただの旅人と言う訳では無さそうだった。
626 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/09(木) 23:13:23.20 ID:a3Kyt+dDo
>>625

「………」

 柵を打っていた手を止めて、ふらふらと森の方からやってきた不審者Aにアメシストの如き紫眼を向ける。
 こちらも寂れた村には凡そ似つかわしくない女であった。
 雰囲気から貴族然としており、能面のように無表情な顔立ち。プラチナブロンドの長髪。
 そして、そのバストは豊満であった。

「………」

 その瞳に映る感情は不信であった。無理もないと言っていいだろう。
 それほどに不審者Aの格好、返り血を浴びた正体不明者など凡そ歓迎できる対象ではない。

【イムカは作業の手を止めて、側にあった水入れ袋を旅人に放り投げる】

「水だ。それと…血ぐらいはどうにかしたほうがいい。
 只でさえ余所者はそれなりの警戒を浴びるものだ。
 君が他人の恐怖を煽って悦に入る趣味を持っていないなら…だけどな」

【村社会の排他的要素と魔物におびえる恐怖心が結合すると余計なトラブルを誘引しかねない。という理屈である】
【ぶっきらぼうであり、有無を言わさぬ傲慢さもあり、どこかお節介な感もある。そのような態度であった】
627 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/09(木) 23:25:37.93 ID:jL0HDEXSo
「……?」

翡翠の如き緑色の瞳に僅かに光が宿る。投げられた袋が一体何なのかを理解していないようだった。
拾い上げ、左手で袋を触る。内部に何か柔らかい、もしくは液体が入っている事を確認してから袋を開け、匂いを確認する。
恐らくは水、水で間違っていないだろうとエリドゥは結論づけた。袋に口をつけ、ゆっくりと口に含む。

少しだけ口に含み飲み込んでから一つの疑問が浮かぶ。彼女は何故これを自分に渡したのだろう。

「あ……血?をどうすれば、良いんですか?」
「僕が……怖いんですか?」

彼の服の血は完全に乾き切っていた。色は黒ずみ、血の匂いも漂わぬ程に硬く。
恐らくは多くの戦場を潜り抜けて来たのだろう。一度の着替えもせず、一度の休息も取らず……

「……此処は何処ですか?」

小首をかしげながら根本的な疑問にも触れておいた。
628 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/09(木) 23:38:52.98 ID:5xc6d7no0
>>626-627
「イムカ様、木材はこの辺りで宜しいでしょうか?」

でっかい丸太をひょいっと肩に担ぎ上げてやって来るのは半人である
イムカと同じくしてこの村に滞在し、矢張り様々な作業を手伝っているのだ
シャツにジーンズのラフなスタイルはこの手の仕事にも向いている

「……ん、お客様がいらっしゃいましたか」

どうも、と軽く頭を下げる女
見た所二十歳前後だろうか、白い肌にはハリがある
空色の瞳に微かにかかるアッシュグレイの短髪が揺れた、丸太を置けば柔らかい土にそれはめり込む
その態度にはやや余所余所しいきらいがあるが、その出で立ちに対しての警戒から来るものであろう
629 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/09(木) 23:39:23.98 ID:a3Kyt+dDo
>>627

「怖いというのとは少し違うかな。
 君の格好を目撃されて、余計な事象に発展されては堪らんと思っているくらいさ」

 投げかけられた言葉に対して直截に返事をするイムカ。
 なお、何故、水を渡したかに疑問を持たれていることなど露ほども気付いていない。
 喉を枯らしたらしき流浪人に、水の一杯を差し出す事に理由などいるのか?である。

「血をどうすればいいのかなど、洗って流すか着替えてくるか…だろう。
 存外にそういうのに人は敏感だし、とても目立つのだよ。ここは魔物はびこる洞窟でもなければ戦場でもない」

 実のところイムカも軍人、それも将校の端くれである。
 不審者Aからイクサの臭いを嗅ぎ取ってはいた。が、それはそれ。TPOを弁える事を説く。
 この辺、びみょーに感覚がズレているのがアレであるアレ。

【と、ここでここは何処か?と問われる。さて…】

「ここはミュルミディア王国連合で、そこの辺境のミィム村だったかな?
 まあ、私もこの辺の地理に詳しいわけではないのだがね」

 この世界に流れ着いたのが初めてならばまったく聞き覚えの無い地名であることだろう。
 それに森から出てきたならば察せられるかもしれないが、この世界は自然豊かかつ魔力の構成要素が潤沢。
 つまり、神秘が神秘のまま物理法則に干渉する…魔法が既知の存在となる条件が満たされた世界でもあるのだ。

【もっとも、眼前の女…イムカ自身は自前の魔力の持ち合わせなど無いテクノロジー世界の住人だが】
630 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/09(木) 23:44:40.96 ID:a3Kyt+dDo
>>628

「ああ、タェンティース。そちらでOKだ。
 一応、村人には説明しているが、自重はしてくれるとありがたいな」

 この力仕事にタェンティースは役立つと考え、なおかつ村人に余計な警戒心を与えないため、
 イムカはタェンティースに関してちゃんとナイスな説明をしていた。

 −−−−−−−

「彼女は遠方の国からやってきたリキシと呼ばれる神職の者でね。
 チャンコ072というドーピングフードを恒常的に摂取しており力持ちなのだ。とても!!」

 −−−−−−−

 完璧なロジックであった。なお、タェンティースに皆、生暖かい目線を送ってくれている。
 なお。ああ、この人中身はアレなんだ、と村人連中にも早々に察せられてしまったことなど、
 イムカ自身はまったく自覚していないことを改めて追記しておく。
631 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/09(木) 23:51:12.81 ID:5xc6d7no0
>>630
「……加減が難しいですね、すみません」

余り加減し過ぎては仕事にならないし、全力で行けばそれもまた問題だ
故に丸太一本のみにしたのだが、これでもうまくないらしい

「この村の人達は皆様お優しいです」
「大丈夫ですと言っているのに……」

そんな視線を半人自身は、心配から来る物なのだと思い込んでいる模様
無知とは時に幸福に直結する、そして半人の場合はややその頻度が多い
実際アレなのだ、仕方あるまい
632 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/09(木) 23:53:51.77 ID:jL0HDEXSo
>>628
「客……?」
「僕は、客ではありませんよ?」

更に現れた女。この村では力仕事は女性のすることなのだろうか。それともこの女性達が一際強力なだけなのだろうか。
もし殲滅対象となるならば……少し楽しくなりそうだとにわかに胸中をざわめかせた。

ゆっくりと頭を下げる。礼をされたならば自分も礼を返せと主に教わった。相手が無礼者であればその限りでは無い、とも。

>>629
「格好が……?」

エリドゥにはいまいちそれがよくわかっていなかった。血みどろと言う事が別段違和感の無い事なのだろう。
今までずっとその格好でいたからだろうが……それが通用するのは戦場だけである。
その人生の内半分以上を実験室と戦場で過ごしているエリドゥにそれを言うのは酷な話かもしれないが。
ふと、主の言葉を反芻する。時と場合によって身なりを整える事も重要事項だと言っていた……今がそうだと言う訳か。

「着替えは……持っていません。どこで洗えますか……?」

着替えなどある筈も無かった。朝起きて、飯食って、戦って、飯食って、戦って、飯食って、寝る。
そんな生活を送っていた彼が何か支度を持って出かけると言う事など有り得なかったからだ。

「ミィム村……」

殲滅対象の村々の中には無かった名前だ。と言う事はこの周辺は殲滅対象には選ばれていないと言う事か。
ミュルミディア王国連合と言うのも聞いた事が無い。遥か遠方の地へ来てしまったのだと認識した。

「ありがとう、ございます。それで、服はどこかにありますか?」

洗ったとしても着替えが必要だ。生憎白いシャツと灰色のジーンズは一張羅。返り血はシャツにしかついていなかった。

633 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/10(金) 00:04:24.57 ID:UV6Pr5Qeo
>>631

(…ドヤッ!)

 なんか得意げなイムカ。自分の説明がクリティカルであったと確信しているのだろう。
 文明人としてのなんたらかんたら。実にろくでもない。

>>632

「服か…さて、川はやや遠いし、私も無一文だし…仕方ないか。
 え〜と、今から起こるのはミステリアスな魔法めいた何かだ、いいな」

 突然意味不明な事を述べると、手元の端末を操作し始める。
 すると、不審者A…つまりエリドゥの服装から染み付いた血痕だけが消え去り、
 身なりだけでも新品同然となったのだ。

「ええと、ホログラム…ではなく、そう幻影魔法だな。
 実際はただ凍結した映像を被せているだけだから、衝撃を与えるとすぐに割れて元に戻る。
 ゆえに応急的処置に過ぎないから、どこかで服を買うなり貰うなりするのをオススメする」

 何か片っ端からボロを出しまくりながら説明するイムカ。
 どう考えても辺鄙な村…というよりこの世界で持っていていい技術じゃあありません。
 本当にありがとうございました。

「…はぁ、どうにも世慣れしていない何かという事はわかった。
 妙なマネをしないなら、とりあえずは、というか…」

 さて、こういう奇妙な人物に出会った時、ほとほとある法則が思い出される。
 実証例は無数。しかし科学的根拠は無いというある法則。

 すなわち――越境者同士は引かれ合う。

「…もしかしなくても、とても…世界のひとつふたつ抜けるくらいとても遠いところからやってきたクチか?」

 ちょっと聞けばオーバーで旅情的な言い回し。
 しかして、分かる人間には、本当にそのままの意味であると分かる言葉で質問を投げかけた。
634 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/10(金) 00:09:37.73 ID:4NoIo1JS0
>>632-633
「……そうなん、ですか……?」

今ひとつ正体が不明なエリドゥに対して、小首を傾げつつ視線を背ける事はしない
矢張り警戒の糸の張り詰め方は緩みないのだ、現時点では少なくとも
ちなみにタェンティースに関してはイムカとは異なり、魔力反応が認められるであろう

そんでもってイムカの魔法(ホログラム技術)で身なりが改善されていく様子を見ていた

「あぁ、そういう……」

なるほど、とイムカの質問を受けて納得している
目の前の不審な人物が、エリドゥが越境者であると言うのならば様々な事柄に合点がいくのだ
635 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/10(金) 00:16:52.39 ID:hXxZDB22o
>>633
>>634
「魔法?貴方は魔法使いか?」

その言葉に反応を示す。エリドゥの元いた世界では魔法も、魔法科学も存在していた。つまりニーなんとかオートマタなアレである。
穢れを落とすかのように血痕が消え失せる。いや、これは幻視。そこにある筈の無い物をあるように見せかけている。

「そうか……ありがとう、名も知らぬ人。どこかで買う……貰う事にする」

この村では無い所でなるべく悪そうな奴らから平和的方法で貰えば何の問題も無い。そう何の問題も。
出来れば同じような白いシャツが良いが……そこは全力で探すとしよう。平和的方法で金を巻き上げても良い。

「世界を……抜ける?」

エリドゥはそれを知らない。未だ自身が別世界へ飛んできたことを理解していないクチだった。

「最後に見たのは……主の顔だ。僕はただ因果律改変装置に入れられて、気を失っていただけだ」
「ここは、別世界なのか?大地の民達の支配する世界ではないのか?」

知識だけは無駄に与えられている。しかしその使い道を見出せずにいる。よって少しでも相手から鍵を与えられたら……その知識は開かれる。
翡翠色の瞳に疑念と興味の色が見て取れた。
636 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/10(金) 00:23:51.51 ID:UV6Pr5Qeo
>>635

(うむ、確定。しかもろくでもない類の世間知らずか。まあ、こういう奴はいる)

 この世界でも聞いた覚えのないキーワードに、
 さらに因果律だの何だのと、ゲートが開く要因になりそうな単語まで出てきた。

【そうなると越境。既に世界に傷を入れられているということになるか】

「ん、OK。大体は理解した。私は…魔法使いみたいなモノだと考えてくれ。実際はカガクの徒だがね」

 理解されるかされないかは半々だなと思いながら科学という言葉を用いる。
 終焉の遠未来の出身。戦争しか残らなかった世界の技術も用いる越境者。それが、

「まあ、当面の方針が決まるまでは少し滞在しないか?
 イムカ・グリムナー。現在、無一文の流民だ」

 見極めるまでは放置するのも危なっかしいなと思いそのような提案。
 と、ともに手を差し出すイムカであったとさ。

//では遅いので今日はコノヘンデー!ノシ
637 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/10(金) 00:29:08.69 ID:4NoIo1JS0
>>635-636
「……」

押し黙り何やら考え込む半人
おおよそその内容はイムカと似たようなモノだ
そして彼女がエリドゥを受け入れる方針に決めたとなれば同調
どうやら半人……タェンティースは、イムカに対して強い信頼を寄せている模様だと見て取れるであろう

「申し遅れました、わたしはタェンティース」
「同じく世界を流れる身です、どうぞよろしくお願いいたします」

恭しく、しかし嫌味っぽさを一切与えぬ様な所作での一礼
先程の軽い会釈とは、随分と異なる物腰であった

//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
638 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/10(金) 00:30:37.64 ID:hXxZDB22o
「科学か、成程そっちか。わかりました、それではよろしくお願いします、イムカ・グリムナー」

相手の名前を反芻する。これで二度と忘れる事は無い。
兵器として指示を聞けるように作られているのだ。

ちょっとくらいの知識すぐにでも覚えてみせよう。
主が言っていた人間性とやらもすぐに手に入れてみせようとも。

「それでは……何かをして金を稼ぐとしよう」

余談だが、彼の服についた血の染みは全て森の魔物≠フ物だったりする……

/ロールありがとうございました〜!お疲れ様ですぅ
639 :鈴虫>273&長剣ギガース ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/10(金) 22:07:38.33 ID:Rcc05zZg0
【仮想闘技場『Competition Server』】
世界を渡り歩く越境者の腕試しの場として またそれらを肴に鮭や賭け事に興じる場として広く活用される仮装闘技場

本日のカードは2組 フィールドhが共にコロッセオ 遮蔽物無しの 純粋な戦闘力がぶつかり合うそのフィールドは人気も高い

場を生きる目利きが素早くオッズを取り決め 紙幣や硬貨や電子が飛び交う


〜コロッセオ Aフィールド〜
ざんばら髪を結いもせず
肩に担いだ仕込み杖
紺の着流し身に纏い
狂喜に打ち震える男

近頃のゾンビ狩りも一段落氏 寝てるか酒飲んでいるかと自堕落を送っていた鈴虫であったが さすがに飽いた彼は死闘を望んでいた
そしたらこのご褒美空間に飛ばされたではないか さすが越境の紙とやらは話が分かる

嗚呼強者はまだか まるでお預けを喰らった犬ではないか ヨダレを垂らさんばかりに越境してくる戦士を待ち望んでいる

〜コロッセオ Bフィールド〜
そこにいたのは身の丈3m 浅黒い肌 簡素なズボンのみを穿き 体中銃創や切り傷がきざまれ右腕のない ギガースと呼ばれる男だった
自らの前に 身の丈ほどもある長剣を突き刺し その前に胡坐をかいて目を閉じているさまは まるで深き瞑想に耽っているようにも見える

そんな彼と相対する者は 彼の姿を見て何を思うか?
640 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/10(金) 22:18:37.33 ID:4NoIo1JS0
>>639
「……越境の女神という存在を、わたしは余り快く思っておりませんでした」

コロッセオを抜ける風が巻き上げる赤い砂を孕み、黒布はたなびく
既に赤刃は抜かれていた、それは臨戦態勢を意味しており即ち半人は強く高揚している

「ところが最近になってどうにも」
「……彼女には案外と、洒落っ気があるのだと知りました」

ずっと落としていた目蓋を開いた
まるでそれより以前から見えていたと紛うばかりの、夢にも似た景色が視界いっぱいに広がる
半人の瞳は輝く
それはショウウィンドウを前にした乙女の様であり、はたまた外敵に向けて飛び掛かる寸前の猛禽のそれの様でもある

「……はじめましょう、この夢の覚めない内に、より高く羽撃いてみたいんです」

言葉が通じるとは思っていない
だけれども届かぬモノかと言われれば別だ
ギガースの前に凛然、赤刃を構え虚空の六振りを背後に踊らせた

Bフィールドにての事
641 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/10(金) 22:21:06.25 ID:z8Yb69pg0
>>639
【Aフィールド】

よう、久しぶりだよな?俺的には、三ヶ月ぐらい顔合わせた記憶無いんだ。いや、二ヶ月か?
【飄々とした態度で現れたのは、白いボロボロのコートを纏い、既に酸素供給機を装備したソーマタージ】
【その片手には、赤い刀身の戦場刀が抜き身の状態で握られている。ここがどういった場かは、既に聞いている】
参ったな。ガチの戦闘狂じゃないか…。相性的にも能力的にも分が悪そうだ


手合わせ……のはずだよな?タップしたらちゃんと止めてくれよ?
【頭を掻くと、刀を立てて構える。戦闘準備は出来ている】
【鋭い眼を鈴虫に向ける。その瞬間、軽い雰囲気は霞の如く?き消え、戦士特有の闘志が剥き出しとなった!】

いつでも良いよな?…いくぞッ!
【鈴虫の準備が整い次第、勢い良く踏み込み、一気に接近!地を滑るかの様な速度で、鈴虫の懐めがけて突っ込む!】
【胴抜きを狙った鋭い一撃。まずは小手調べと言ったところか】
642 :鈴虫>273&長剣ギガース ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/10(金) 22:34:25.79 ID:Rcc05zZg0
>>640
あの時初めて出会ったこのギガースも傷に塗れていた
だが この場にて再び相対するギガースは あの時よりもさらに傷に濡れ 巨躯はますます闘気に満ち
されどあの時とは比べ物にならないぐらい静かに凪いでいた

スゥと瞼が開き 深き青の瞳がタェンティースを見据える 立ち上がり 柄を握りブンと一振り

ギガースは ただの一言も発することは無く 切っ先を向けて突撃を慣行する
数瞬遅れて戦いのゴングが鳴り響いた

>>641
やってきた いつぞやの狂人だ 型破りで力強くて 嗚呼なんて極上の戦士か

ニィィ・・・と満面の笑みを浮かべるや否や
しっかりと地を踏みしめた両足の 両膝の力を抜く

――――瞬間的な其の動作
地に立つ躰を支える膝の力が抜けた事で 支えを失った躰は一刹那――極短時間極短距離――地に向けて自由落下を開始する
自由落下する上躰。足場に掛る体重は果てしなく零に近い

――――質量は重力下でも無重力下でも変わらない。然し重量は完全な無重量下では零になる
上体が堕ちる其の一刹那、彼の躰は無重力下と同様に 重量が零になっていた

――――其の一刹那を逃がさない
足裏を地に添わせる様につけて滑らない様に摩擦して足場を掴み己の躰を前へと引きずり出す
重量を零にした体重を、重力に逆らう事無く前に進む縮地の究極 膝抜き

加速を無視した最高速 逆手に握った仕込み杖を抜刀するや 狙う一撃は胴薙ぎの一撃 戦場刀とカチ合い金属がぶつかり合う甲高い音が
初手はお互いのどう狙いがぶつかり合いお互い無傷 十分に通り過ぎ距離を開けてから地面をひっかき急停止


鈴虫「ッハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
愉快でたまらない と言わんばかりに腹からの笑い声を上げながらサイドひざ抜き突撃 次なる狙いも胴薙ぎの一撃を繰り出そうとしている
643 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/10(金) 22:40:43.14 ID:4NoIo1JS0
>>642
両者の疾走はゴングよりもやや、早い
それは半人としては感情の昂まりが抑えられなかった為の所作であり、つまりこころを支配するのは相変わらずの歓喜
彼との幾度とない手合わせの際は常にそうだったように、今もしかりなのだ

「……今という時に、限りのない感謝をッッ!!」

中央にて激突、いつかと同じ鍔迫り合い
ヘルメスを機動させた半人、素早く右斜め前に姿勢を低くして抜ける
ゴングの残響が失せた、すれ違い様に虚空の刃で薙ぎ三刃を唸らせた
その場でくるりと回転、本命だ、赤い刃が黄金色の光の粒子を纏いながら襲い掛かる!
644 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/10(金) 22:45:05.83 ID:z8Yb69pg0
>>642
効っくゥゥゥ〜〜〜……
【互いに背中を向けあい、数m離れる。最初と位置が変わっただけだ】
【刃同士がカチ合った衝撃で手が痺れた。戦闘には支障なし】

つーか、お前もそれ使えんのかよ!戦法練り直さなきゃな…


【赤い瞳の奥の∴点が、接近してくる鈴虫を捉える!】
【受け止めるか?否、刃こぼれされたら困る。躱すか?否、やつは何度でも向かってくるだろう】
【鈍化するニューロンが、一か八かの勝負を選ぶ。鈴虫が向かってくる。刃が胴に食い込むまで数m……そこで、跳んだ!】

イヤーッ!!
【サイボーグの体重と怪力を乗せた、荒々しい胴回し回転蹴り!二つの踵は半円状の軌道を描き、鈴虫の顔面にカウンターを叩き込もうとする!】
【タイミングが少しでもズレれば、ブザマな惨死体になるのは不可避!果たしてどう転ぶか?】
645 :鈴虫>273&長剣ギガース ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/10(金) 23:03:50.23 ID:Rcc05zZg0
>>643
人と人が真正面からぶつかり合う音が鳴り響き がっちりと組み合うのはあの日の再来か
ヘルメスの靴を用いて潜り抜けようとするタェンティースに 体を半身にずらして道を譲る

すれ違いざまに放たれた虚刀に対し 素早く小さい振りで長剣をぶつけ無に散らし 構えはアイゼンポルト(≒正眼)

手首を返し 切っ先を下に剣を立ててタェンティースの一撃を受け 切っ先で反時計回りに弧を描くようにタェンティースの件を跳ね上げるや
自らの長剣を左上から右下に斜めに断ち切る軌跡を描供養に振り下ろす

>>644
距離が縮まる 腕がしなり切っ先が走る あと少し あと少し そして標的が消えた
次の瞬間飛んでくるのは棒状の何か それを足だと認識するころには 顔面のど真ん中に蹴りが突き刺さる
鼻が潰れ 歯が折れ 温いドロリとした感触は なるほど 血か

大質量を叩き込まれて仰向けに倒れる 咄嗟に受け身を取れたのは鍛錬の証左か
だが濃密なる狂喜は意識を手放すことを拒否し地面に叩き付けられる激痛もまた飲み込みなおも喜の炎を燃え上がらせる
次の瞬間体を回転させ 地面に這いつくばるような超低空からの横薙ぎの一閃を ソーマタージの足首めがけて放った

鈴虫「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
顔の下半分を須く己の血で汚しながらも 表情から歔欷以外の何かが宿る気配もなく 満面の笑みのまま攻撃を再開する
646 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/10(金) 23:14:05.50 ID:4NoIo1JS0
>>645
「……ッッ!!」

恐らくは彼は、半人の剣筋の多くを存知であった
半人も同じくである、それだけの数を彼等は打ち合ってきたのだから
正面、受けられ、弾かれ、半人は1歩よろめいた
袈裟斬りの一閃が煌めく
彼の巨躯から放たれる撃は豪快であり、しかし確かな技術の、磨き上げられたそれだけで芸術とすら思える
半人は常にそれを前にするとこの刹那を引き延ばし、留め置きたい衝動に駆られるのだ
だがそれは叶わない、今のような時は特に

「あなたはっ!!」
「……本当に、わたしを加熱(アツク)させてくれます」

文字通りだ
斬撃から身を守ったのは虚空の刃
その全てで豪胆たる袈裟斬りを逸らす格好で受けた
その代償として全ての虚刀を失いながらも
踏み込み、反撃は刺突!
半人としてこのカットではなくスラストの挙動は珍しい
多くの太刀筋を知られた間柄なのだ、隠し球としての投入をこの場で選んだ
かと言って不慣れではない、光の如き速さと針の穴を通す繊細さを併せ持つライトニング!
647 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/10(金) 23:17:40.96 ID:z8Yb69pg0
>>645
まだまだァ!コンボいくぞオラァ!
【鈴虫を蹴り倒し、同じく地面を転がる。此方は素早く起き上がったが】
【受け身を取った鈴虫の顔面を尚も蹴り飛ばそうとして───世界が揺れた】

【超低空の一閃はソーマタージの片方の足、軸足の足首をブーツの仕込み鉄板ごと斬り裂いた】
【内部フレームまで届き、傷つけていった裂傷。白い血が噴き出し、地面が濡れる】
【片膝をつくのは、今度はソーマタージの番だった】


野郎…ッ!
【膝をついたまま刀を素早く納め、放たれる攻撃を何とか凌ぐ。凌ぐ】
【攻撃される度に肩口や頬は裂け、血が滲み出る。このままではジリ貧だ。赤い瞳が一際強い光を放った】

【一瞬の隙を突いて鈴虫の笑顔に向けるのは、素早く納刀した刀の柄頭】
【丸みを帯び、灯りに照らされるそれは、次の瞬間猛烈な勢いで『射出』される!】

イヤーッ!
【ローレンツ力を用いて鞘から撃ち放たれた戦場刀は、鈴虫の顔面を狙い、再び彼を転がそうとする】
【片足とはいえ、機動力を大きく削がれたのは確かだ。ここで彼に立たれ、離れられては困る。】
648 :鈴虫>273&長剣ギガース ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/10(金) 23:37:51.92 ID:Rcc05zZg0
>>646
剣戟が受け止められる それは虚たる刀 長剣を引き戻す動作にラグが生じ タェンティースの刀が迫る
今更防御の暇は無し 意を決し 大きく息を吸い込む 切っ先が腹のど真ん中に突き刺さる その瞬間

長剣ギガース「ッ!!」
その巨体を 素早く 思い切り横に捻る
狂人なる筋肉と 限界まで空気をため込みパンパンに張った横隔膜 これをもって腹を巨大な風船と化し
タェンティースの刀をその表面に滑らせた

長剣ギガースの腹に大きく なれど浅い筋が刻まれる 重症 なれど致命傷に非ず

そして左手 引き戻す暇がなかったが故に 虚空でとどまっていた長剣にかぶさるように体を動かし
左上から右下へ 押しつぶすような斬撃を 今一度タェンティースに繰り出した

>>647
地面を転がり 砂塵を巻き上げながら斬撃を繰り出す鈴虫
振るうごとに白き鮮血が舞い 赤き鮮血もまた飛び交い 地面を紅白に染め上げ なおも笑みは崩れずに攻撃を繰り出す

そして攻撃と攻撃の間隙を縫いソーマタージが刀を収める 紫電が生じる 鈴虫の本能が危険を察知し 鞘と刀身とで防御を作り

光が迸る

刀を折り鞘を大きく拉げさせ 地面を何十メートルも転がりようやっと止まる

そのまま場が凪ぐこと数秒

鈴虫「――――――ッ・・・・!!!!!!!」
ユラぁりfと立ち上がるその顔は 無常の狂喜 歯も満足に残っていない 頭髪も地面を転がりむしり取られ 血と肉とで極彩色に彩られた体に滾々と沸き上がる狂喜

ちぎれかけた鞘を手に構えを作り
しっかりと地を踏みしめた両足の 両膝の力を抜く

――――瞬間的な其の動作
地に立つ躰を支える膝の力が抜けた事で 支えを失った躰は一刹那――極短時間極短距離――地に向けて自由落下を開始する
自由落下する上躰。足場に掛る体重は果てしなく零に近い

――――質量は重力下でも無重力下でも変わらない。然し重量は完全な無重量下では零になる
上体が堕ちる其の一刹那、彼の躰は無重力下と同様に 重量が零になっていた

――――其の一刹那を逃がさない
足裏を地に添わせる様につけて滑らない様に摩擦して足場を掴み己の躰を前へと引きずり出す
重量を零にした体重を、重力に逆らう事無く前に進む縮地の究極 膝抜き

加速を無視した最高速 声なき歓喜を称えソーマタージに迫り・・・

あと1m そこで糸の切れた人形のように崩れ落ち ソーマタージの目の前でうつぶせに滑り込んで動かなくなる

そしてしばらくして0と1に分解されていき ソーマタージの勝利が宣言される
649 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/10(金) 23:48:42.97 ID:z8Yb69pg0
>>648
【決まった。自分と鈴虫の血の海の中、地面だけでなく全身までもマダラに染め、斬り裂かれて流れた血で潰れた眼を閉じる】
【得物は失われた。足もやられた。その分やり返してやった。後は祈るだけだ】

…マジかよ。グロい見た目しやがって……
【立たれた。それと同時に、視界が黒く染まっていくかの様な感覚に襲われる】
【手詰まりだ。此方に対抗手段は残っていない。一、二発殴ったところで止まるようには見えない】
【∴点が迫ってくる鈴虫を捕捉する。それに対して何も行動を起こせなかった───】


【───結果的には、助かった。ジョルリ人形じみて動かなくなり、目の前まで滑ってくる鈴虫】
【鞘で小突いてみるも動かない。しばらく経つと0と1に分解されていった】

………決着ゥゥゥーーーッ!……二度とやりたくねー…
【首筋を指すかのように持ち上げた手を、親指を立て、へたり込む】
【多分次は此方が負けるだろう。機械の身体では成し得ない「成長」をする彼に勝てる要素は、時間が経つごとに減っていく】
【疲れたー。と一息つき、緑色の0と1の集合体と化していきながら、一人で考えるのであった】
650 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/10(金) 23:49:57.70 ID:4NoIo1JS0
>>648
「……!!!???」

え、と、は、の入り混じった感嘆は頬を釣り上げ目を見開き、驚愕よりも矢張り勝るのは嬉々としたこころ持ち
恐らくは巨人たる彼の強靭な体躯のなせる荒技だ、非力な存在にはそもそも叶わぬ事である
だがしかし、それでもなお
半人の、彼との戦闘に於いては切札に近しい剣閃を前にして咄嗟に行うムーブとしては

「嗚呼、全く……」

打ち震える半人、これで互いの戦績はどの程度であったであろうか
戦誉というモノをその度に身に染みて解する事が出来る、その回数だけ
至高だ、そう半人が片頬を釣り上げた直後
その視界は純黒に染まる、有機と無機の融合体たる体は寸断される
足掻き、反撃の為に振り上げた赤刃が高く高くそらを指し示すであろう
ゆっくりと、半人は前のめりに伏して、動く事をやめて、デジタル状に解体されていく
651 :鈴虫>273&長剣ギガース ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/11(土) 00:05:34.30 ID:ZiH8H8z20
【カノッサ・コーポ】
ガバリと起き上がる 寝転がっていたベンチ 辺りはいつものようにγシリーズによる囲いが設置されている

嗚呼負けた また負けた 嗚呼なんと悲しいことか 嗚呼なんと


愉しいことか

嗚呼負けた また1人の強者に打ち倒された あの強者に追いつきたい 追いついて切り殺したい嗚呼この心を高らかに打つ感情は まさしく 恋

鈴虫「ッハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
囲いを蹴倒しなりふり構わず走り出す
復旧作業に勤しむ職員をなぎ倒し 目指すはバロウズの執務室

鈴虫「戦場だ!! 血をたぎらせる戦場につれていけ 早くしろ!! 殺すぞ!!」
高価な一枚板のドアを蹴り破り 雇主に食って掛かる

今はこの熱気を持続させてくれる戦場だけが欲しかった・・・・・


【狭間のスクラップヤード】
気が付いたらこの場にいた 嗚呼 あの戦いは私が勝ったのか
だがあの一撃を躱すことができなかった 未熟は心か業か それとも体か

強さとはなにか? 剣とは何か? 戦いとはなにか? 手頃な場所に剣を突き刺し 胡坐を組む
目の前を衰退世界戸谷らから来た 巨大なナナホシテントウが歩いている

もう春か・・・冷たき風を頬に受けながら 瞳を閉じた
652 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/12(日) 22:09:39.22 ID:X2mik/J5o
――――魔法世界エリュシオン・とある辺境の地

樹々が天を貫かんとばかりに連なり、昼であると言うのに陽の光も届かない森の深奥部。
そこに場違いな格好をした人物が一人佇んでいた。小麦か芒のような黄金の髪、後頭部で一束に纏められ膝程まで伸ばされている。
白いシャツに灰色のジーンズを着た翡翠の瞳の人物。男と言われれば男、女と言われれば女と言った秀麗な顔立ち。

鞄一つ、ずだ袋一つ持たずに森の中で佇む者はあたかも精霊か何かのように見えた。

「後……五匹」

見れば手首から先が銀色の華美な剣に変化している。刃からは真紅の血液が滴り、足元……と言うより目の前には成人男性より二回り以上大きい熊のような魔物が横たわっていた。
口からは血を垂れ流し、三つの瞳は全て虚ろ。誰がどう見ても息絶えている様子。

「次を探さねば、ね」

彼は越境をしてから日銭を稼ぐ為に所謂害獣駆除を行っていた。周辺の街やその他諸々の場所で依頼されたミッションをこなし続けるのだ。
同様のミッションを受けた冒険者と出会った事も何度かある。報酬を全て手に入れようとした不埒者は地獄を見に行ってもらったが
本日は未だ一人……されどもしかすれば同様の依頼を受けた人物や、それ以外の目的で此処を訪れた人物に出会うかもしれない。

そんな事は考えもせずにエリドゥは次の魔物を探し歩き始めた。
653 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/12(日) 22:22:06.00 ID:4rxrT8a10
>>652
「ひー、ちょっとちょっとーっ!」
「もう、なんなのさー!!」

何時もは賑やかしい鳥や小動物でさえこの場では息を潜め押し黙る
静謐の森の中で、多くの捕食者達から身を隠す為に
だと言うのに全くもって騒がしい声は少女のモノだ

「……おっ、如何にも強そうな人発見ー!」

遠間から目ざとく、この野生の支配下に於いて極めて軽装な人物を見つけた
即ち、魔物退治を行うエリドゥである

「……ねぇねぇ貴方、手伝ってよ!」

有無を言わせずにエリドゥの背後に回り込む少女
菖蒲色の忍び装束はモンペめいて露出は少ない
烏の羽色を宿した黒髪は後ろで束ねて棚引く
どう見ても忍者な少女、七八は調子よく、彼女を追ってやってきた熊型の魔物の撃退を共にしてくれる相棒を見付けた
654 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/12(日) 22:34:16.35 ID:X2mik/J5o
>>653
「?」

何処かから聞こえてくる姦しい声。
甲高く、そして鈴の音のように耳と脳の奥に響く声。これは女、しかも年の低い者。
背後に回って来た少女を横目に見ながら感覚だけは周囲の騒めき、物音、大気の流れに集中させた。

「手伝って、と言うとこれですか?」

エリドゥは剣と化していない左手で倒れ込む屍を指差す。まぁそれ以外何があると言う話なのだが。

「良いですよ、報酬を山分け、と言う話を呑んでくれるのなら」
「もし金銭を全て取って持ち去ろうと言うのなら……覚悟する事です」

忍者然とした少女を翡翠の目で冷ややかに睨みながらそう口走った。
どうやら中々に気難しい、と言うより機械的な性質の人物のようだった。
655 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/12(日) 22:42:24.72 ID:4rxrT8a10
>>654
「もっちろんもちろん、大歓迎っ」
「私七八っ」

一方忍者少女、満面の笑みである
因みに彼女は、この、恐らくは熊型の魔物の支配下とも言える空間に於いて食物連鎖の王に追われていたにも関わらず
一切の手傷を負っていない、それどころが汗の一つもかいてはいない

「……さて、自己紹介もそこそこだけど」

熊型の魔物は獲物を追跡する四つん這いのスタイルから、捕食者然とした直立体勢にシフト!
まるで岩山が迫る様な圧倒的な質量感!
剛腕を唸らせ、破砕の一撃をふたりに放つ!
656 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/12(日) 22:53:36.15 ID:X2mik/J5o
「承諾した、よろしく七八」

左手を下げ軽く頭を下げる。最低限の礼儀作法は人の形を獲得した際に教え込まれていた。
平均的な挨拶を少女に返し、迫りくる自然の驚異に目を向ける。

「えぇ、始めましょうか」

放たれた剛腕による痛烈な一撃を右足に力を込め一挙に跳び上がり回避する。
同時に直近の樹木に左足をつけ、三角跳びの要領で宙空に身を躍らせる。捻り、視界に捉え、首元を狙い放つ―――!

「まずは、一匹」

右腕が光り、先端に刃の付いた鞭の様な状態となって巨大熊のうなじ目掛けて振るわれる。
そこらの樹や石壁を軽々と打ち砕く一撃、忍者少女の行動と合わせれば果たして結果は……

―――――刹那、樹々を震わせる方向が響く。五十メートル程離れた場所に更にもう一匹、いや二匹の熊が佇んでいた。
彼らは既に事を始めていた。同族を葬る部外者を土に返す算段を整えていたのだ。
657 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/12(日) 23:05:10.95 ID:4rxrT8a10
>>656
「……ありゃ、すごぉ……」
「うわ、何匹いるんだよぉ……」

ほぼ同時、魔物の片脚の腱を忍者刀で斬り裂き抜けていた七八
鞭斬の一閃の元に伏し行く巨躯に振り返り驚愕
なるほどこれは頼りになる相棒である
そして直後、増援の気配を察し姿を確認すれば溜息
素早く木の幹を駆け登り上を取った
鋼製のカードナイフを投擲、本来鋭い切れ味を誇るのだがあの筋肉の塊と剛毛を前にしては効力は薄いだろう
何方かと言えば気を惹く格好となるか

どさ

麻袋を落としたような音が響いた
最初に屠った一頭目がようやく地にその骸を落としたのだ
658 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/12(日) 23:16:37.11 ID:X2mik/J5o
>>657
忍者少女の快刀によって腱を断たれ、うなじを切り裂かれた熊は断末魔と共に崩れ落ちる。
成程、これは残りの獲物を狩るのにも苦心しないで済みそうだ。

【一頭討伐・対象残り四頭】

「後、四匹。まだ二匹何処かから来るでしょうね」

抑揚の無い声でそう告げる。あれが後四匹、しかも戦略的に攻めてくるとなるのだ。激戦は必至だろう。
少女の投擲したカードナイフに一瞬動きを止める二匹、その瞬間にエリドゥが距離を詰めて一匹の懐に入る。
狙うは心臓、届かなくとも刃さえ入れ、余裕があればそのまま内部で暴れさせてやれば良い。

しかし、一匹の相手をしようとした瞬間にもう一匹が脇を抜けていく。狙いはどう考えても忍者少女だろう。
この依頼を受けている時点で柔な相手では無いと確信している。しかし、咄嗟の事にカバーが追いつかない。

少女の登った樹を切り倒そうと一頭の熊が腕を振るう。その瞳は正しく捕食者のそれだった。
659 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/12(日) 23:23:57.21 ID:4rxrT8a10
>>658
「げ、そんなにいるのかー」
「……足場ごとってもう」

どんなパワープレイよ、と苦笑
だが状況はうまくない、倒れ行く大木に乗ったままナナメに傾いているのだから
他の樹に飛び移ろうとするがどうにも距離が良くない、やや遠い
ならば降りるしかないのだが、そうなれば大口を開き待つ捕食者の影
パラパラと何かが落ちた、それは七八の落下より早い
連続した炸裂音と閃光、星爆竹での撹乱を計ったのだ
光と音と煙、感覚器官に対する攻撃
その後に魔物の背後に降り立ち、刀で脚の腱を斬り裂かんと振るう
一切の挙動は実に静音性に富んでおり、野ネズミの足音程も音を立てない
660 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/12(日) 23:35:59.46 ID:X2mik/J5o
>>659
光と煙、次いで音。けたたましく耳を劈く現象は戦場の記憶を蘇らせる。
何度も聞いた。何度も見た。幾度の戦場を越え、幾度の戦場でその光によって人の身体が引き裂かれ、焼き尽くされた。
攪乱用だろう。されどそれはオニグマの知覚を遮断する。情報が遮断されればいくら魔物と言えどただの肉塊。

静謐暗殺。影の如く迫った斬撃がオニグマの腱を切り裂き、支えを失った巨体は崩れ落ち始める。

(問題無し、か……)

同刻、懐に入られたオニグマはその臓腑を貫き、掻き回され生暖かい液体を口から傷から噴出する。
眼が血走り、重要臓器を砕かれたオニグマは力なくゆっくりと―ー巨体故の錯覚か―ー地に伏した。

【二頭討伐・対象残り三頭】

「其方は! 加勢は如何なさいますか?」

少女に問う。腱を切り裂いたならば動きは止まる筈、そのまま息の根を止めるならば戻る必要も……

次の瞬間、エリドゥの身体は宙に舞っていた。衝撃、己は大木の様な何かに吹き飛ばされたのだ。
―――――増援、更に二頭のオニグマが二人を挟み込むように遠方から迫っていた。
661 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/12(日) 23:49:27.43 ID:4rxrT8a10
>>660
「いらないよ、終わった」

返答はほぼ間を置かずに返る
そしてその言葉は既に処置が終わった事を意味していた
自然の法則に則り、強い者が逆の立場のモノを蹂躙する事
多分今までずっと、魔物が行ってきた事に対するツケを払う時が来たのだ
そう思う事で自らを無意識に肯定する七八

「んえっ!?」
「ちょっと大丈夫!?」

叫びながら片方に向けて腕を振るう
苦無三本が放たれ静寂と風を孕み空を突き進んだ
七八の振るう賽印流式の苦無は、持ち手にほぼ不可視のワイヤを繋いである
それに衝撃を与える事で

「蛇穿っ」

まるで意思を持つように、威力を保持したままその進路をうねらせる事が出来た
三本の苦無、それぞれがハイドラめいて多方向から魔物に向けて迫る!
標的は跳ね飛ばされたエリドゥに近い場所にいる魔物だ、万一彼が負傷していればと鑑みれば自然な道理!
662 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/13(月) 00:00:16.34 ID:S+BARmKYo
>>661
幸い負傷は脇腹の痣のみで済んでいた。当たった箇所が爪では無く腕のだったのが功を奏したのだろう。
空中に舞いながら体勢を整える。樹の側面に張り付き、右腕をストッパーの様に幾つもの針に変えて幹に刺す。

「問題ありません。それよりも獲物が彼方からやってきたようです」

忍者少女の苦無がオニグマの瞳に突き刺さる。視界を半分を封じられ、同時に走った鈍痛にオニグマは咆哮を上げる。
怒りに身を任せ少女へと突進、同時に挟み込むように遥か後方からも一頭のオニグマが突進してきていた。

忍者の如く樹の枝を飛び回りオニグマよりも早く少女へと接近する。すれ違いざまにエリドゥは少女へと告げた。

「其方は任せます。後ろは僕が」

このまま自身が向いている敵を片付ける方が早い。エリドゥはそう踏んでいた。
少女の後方で炸裂音が響く。エリドゥの後方、空間の穴から放たれた五つの鎖がさも大砲か弩の如くオニグマへと唸りを上げて飛翔する。

【三頭討伐・討伐対象残り二頭】
663 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/13(月) 00:11:22.55 ID:KRO24ffU0
>>662
「そりゃ、よかった」
「……え、任されても私そんなちょっと……」

もう! と唇を尖らせるが次の刹那には既に体は自身の取れる最も効率的なムーブを持ってして目の前の強大な魔物を刈り取るべく稼働していた
指を曲げる、指輪に繋がれているワイヤに振動が走り魔物の瞳を穿った苦無が踊る
それは深く深く浸透し頭蓋を削るのだ、即ち脳に直接振動を与える
フクロウの羽撃き程も音を立てずに駆け出た
すれ違い様に片脚の腱を狙い横一閃、体勢を崩せば背を蹴り登り脊髄に刺突

「苦手なんだけどな、こういうのっ……!」
664 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/13(月) 00:25:52.76 ID:S+BARmKY0
>>663
所詮は中級の魔物。力だけでは知恵と工夫と技術を備えた存在に敵う筈も無いだろうよ。
瞳の痛みに耐えその爪で少女を引き裂かんとした熊の結末がその証左。眼窩内に振動が伝わり、骨に流れ、頭蓋に秘められた柔らかな塊を刺激する。
途端にオニグマの視界が揺れる。上下左右前後の判断がつかない、アレは、アレはどこに行った。
食む、食む、食んでやる。忌々しい狩人の四肢を、骨を、臓物を千切り食ろうてやる。
獣の怨嗟の声が轟こうとしたその直前、刹那の一撃が首を揺らす。あぁ何を考えていたのだろう、力が抜ける。首から下の感覚が無い。
その獣が最後に見た光景は、霞がかった不明瞭な故郷の森の一枚絵だった。

【四頭討伐・対象残り一頭】

後方で少女の戦闘を感じながらオニグマに突き刺さった鎖を引く。瞬間、オニグマの巨体が宙に浮き、幾人もの無辜の村人を食らってきた大口を開ける。
目線が忌々しい鎖使いに向いた瞬間、視界に一瞬だけ光が走り、口腔内に衝撃を感じた次の瞬間に意識は闇へと溶けていった。

【全対象討伐――――】

「状況終了……お疲れ様でした」

森に静寂が戻る。鎖を消し去るとエリドゥは少女に向けてそう声をかけた。
665 :四五六 七八【賽印流忍術】[saga]:2017/03/13(月) 00:34:04.44 ID:KRO24ffU0
>>664
「……ん、どーもー……」

言いながらも大熊の親指部の爪を剥いでいく
流石にこの巨体を運ぶのは至難の技だ、それだけでナイフめいているその部分を討伐の証とする為であろう
亡骸をどうするかと悩んだが既に、向こうの木々に数羽の猛禽が止まっていた
強靭なる森の王は、死してその地に留まるであろう
他の生命の血肉と変わり、いのちを繋ぐ連鎖の中で

「お疲れ様ー、助かったよー」
「……ところであなた、名前は? つーか男? 女?」

そんな感慨を知ってか知らずか、呑気に尋ねる七八であった

//こんな感じでお先に失礼しますっ
//ありがとうございましたでする、お疲れ様でしたっ
666 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/13(月) 00:50:13.29 ID:S+BARmKY0
>>665
爪を剥ぐ少女を見ながら一体何をやっているのかと疑問に思う。加工でもするのだろうか。
確かにあの爪は良い短刀になりそうだ。今度からああ言う物にもなってみると良いかもしれない。
猛禽達に目をやる。彼らは暗にその亡骸をそのままにという事をエリドゥに伝えていた。
それはそれで良いだろう。ここから先は自然の理、仕事とは言え自然の中で果てる筈の者の命を奪ったのだ。所有権までは取らないさ。

「助かりました、七八。感謝します」
「エリドゥ。男か女か……? そうですね、強いて言うならどちらでも無い、でしょうか」

男と女の中間と言う訳では無い。エリドゥには性別と言う物自体が存在しない。エリドゥと言う単一の生命体なのだ。
望めば男にでも女にでもなれる。少しお得感がするだろう。
そうしてエリドゥは一頭の頭を切り取り、小脇に抱えながら少女と依頼達成の報告へと向かうのであった。

/こちらもこれで!ロールありがとうございました〜
667 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/13(月) 21:55:58.91 ID:r8MVC8iio

【某世界エーカー社にて――】

「と、言う事だ。技術局(メカニクス)に連中も悪魔に手を出したとあっては付き合いきれぬそうだ」

 イムカ・グリムナーは常通りの起伏の無い声音でエーカーのお歴々に告げる。
 それは彼女の所属する銀河帝国とエーカー社の消極的協力関係の解消を意味する。
 元々、エーカーの技術を目的に密使として派遣されたイムカ。

【しかし、ディーモンすら利用しようとした事は、技術狂信者の集まりたる火星司祭団の閥値を大幅に超えた】
【それは銀河帝国にあって、禁忌中の禁忌であったのだから】

「ではな。これで私は――」

 ここでドン!と扉が開き、多数の兵士達が乱入。多量の銃口を向けられる。

「…どういう事かな?」
「いえ…」

 エーカー社の役員らしき神経質そうな男が眼鏡を直しながら告げる。

「対カノッサにおいての赫々たる武功…ロートルの軍人が派遣されると聞いていたのですが嬉しい誤算でしたよ。
 ですが…ねぇ。敵になるのなら厄介なのですよ。アナタも、アナタの兵も、アナタの能力も…」
「?…まったく、典雅さに欠けるな」

 最後の言葉だけは理解できぬまま、イムカは連行されていった。

 −−−−−−−−−−−−

【エーカー社:某日某所にて】

「座標2.100056世界:カノッサ機関支部長暗殺…生存確率12.53%/生還」
「座標0.300011世界:高交差バンカー施設攻略…生存確率09.85%/生還」
「座標1.000584世界:魔術研究支部放棄撤退戦…生存確率0.086%/生還」

 モニターに表示されるのは全て生還そのものが困難とされた戦場。
 実際、エーカーは多大極まる被害と引き換えに成功裏に導いた作戦だった。

「驚異的です。そして事象干渉と思わしき痕跡すら観測されており…試してみる価値は十分かと」

 そして彼等は追い詰められている。禁断の技術に次々に手を染めて、
 リスク度外視に、躊躇もなく、後先も考えず、より一層、危険さを増し続けていた。

「上手くいったならば不死の兵士群か。それも再生能力などという児戯とは一線を隔する…な」
「アンデッドの不死群とは些か皮肉が効きすぎていますかな。アンブレイカブル(不壊)とでもしましょう」

 これは正気の会話か狂気のソレか。本人達にも自覚はあるまい。

「検体(マテリアル)は…?」
「油断ならぬ女ですからな。手足の腱を抉っておきましたとも。処置≠熨ャやかに実施するつもりです」

 −−−−−−−−−−−
668 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/13(月) 21:56:23.19 ID:r8MVC8iio

【スクラップヤードにて――】

『越境者が囚われている施設が判明した!!』

 そのような情報が飛び込んできたのが6時間前――

 エーカーが越境者や能力者に対して身の毛のよだつような非人道的実験を行っている事は、
 先の時読みの巫女の顛末や、これまで座標特定のために脳幹を引きずり出された
 被害者を鑑みれば、まさに周知の事実であろう。

【それでも以前、出所不明の情報にあわや夢魔寄生の憂き目にあいかけたという前例もある】
【今回は情報の精査は密に――というより、越境者が組んだ情報部門が特定した確かな情報だった】

『これまで行方不明になった多くの越境者がここで非道な実験を受けているそうだ。
 世界座標も特定済み…ここからなら飛ぶことも可能だ。それと――』

 あくまで目的は施設の強襲となるだろう。
 なにしろ、囚人が人間の姿を保っているかどうかは保証できない。
 と、いうよりその可能性は限りなく低いと考えたほうが良かった。が、

『18時間前、新たに収監された奴がいる。ほら、あのスプロールで散々カノッサ連中を叩いてくれた――』

【そこの最新リストにイムカ・グリムナーの名もあった】
【→最近まで敵に属していたのならば、有用な情報を所有している可能性は極めて高い、とのこと】

669 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/13(月) 22:08:04.07 ID:BeicHTGt0
>>668
ほーん、大変だネ。爆破なり殲滅なり頑張っびー。ドリトスチョーウマイ
【もたらされた情報にも微塵も興味を示さず、ソファーに腰掛けスナック菓子を頬張るソーマタージ】
【連日の戦いで疲れているのだ。久しぶりの休憩を邪魔されたくたい】

【しかし、最新リストを見せてもらえばその態度は変わる】
【空袋を握り潰し、近くでうつらうつらしていたマンジュシャゲに被せる。ズンズンと人を押しのけ、自身の得物と装備を整える】


…動く時だぜ、ソーマタージ。百三十年前の愚を繰り返したくないならな
【要領を得ない妄言を吐き、腰のベルトに刀を挿す】
【ハーネスにポーチやバックパックを取り付け、コンバットドラッグや弾薬を詰める】
【背中に突撃銃を担ぐと、物々しい雰囲気を醸し出して再び現れる】

……話は聞いた。その女、センスとかは壊滅的だが助けるに値する存在だ。乗り込むぞ
それ、この俺の数少ない友人でもある。ここで動かないのは俺じゃあないってな
670 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/13(月) 22:23:04.32 ID:r8MVC8iio
>>669

「ばうばう」

 舌をペローンと出した柴犬もなんか付いてくるようだ。
 こうして、思慮浅く、フットワークが軽い越境者達は例の如く速やかに向かうのだった。

【そも組織相手に幾ら思慮深くなっても、二の足を踏む回数ばかりが増えるだけでもある】

「わうん(しかし…)」

 フル装備のソーマタージにウルリックは唸りながら告げる。

「わうわう(お嬢が、果たして大人しく囚われのヒロインってガラか?)」

 嘆くべきは誰もが納得するレベルの女子力(真)の低さと女子力(物理)の高さであった。

 −−−−−−−−−

【某世界:エーカー社異能研究所――】

 その施設はいくらかの警備重装甲兵に護られ、侵入者防止用のタレットも散見されている。
 研究所という名称とは裏腹に、その雰囲気は監獄に等しい。
 侵入させず、脱出させずの典型といえばいいだろうか。

「処置済みマテリアル積み込み完了。ゲートに向かわせろ」

 曇天の空の下、一台のトラックが施設を出て行く。
 情報によれば処置後≠フ越境者が乗せられていると思われるが、
 それは今回の目標ではない。間違いなく手遅れなのだ。手を割く余裕など存在しない。
 
【敵戦力は外から見て、それなりに手がかかりそう…という規模】
【完全な諜報とは行かず、この施設に配備されている敵戦力の全体像は不明である】

「わうわう(正面ゲートのキーは取得済み。裏口の類は発見できず。施設は柵に覆われ、
 タレットと重装兵の複合警備。まあ定番といえば定番だな。さて――)」

 派手に暴れて混乱に叩き落として一気に突破を図るか、
 スニーキングとしゃれ込むか…だが、スニーキングはそう上手くいくとは限らない。
 警備システムにまったくアタックがかけられていない以上はリスクが高い。

「わうん(万全とは程遠いが、まあいつものことではあるか)」
671 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/13(月) 22:36:05.97 ID:KRO24ffU0
曇天、一面の鈍色が支配する大空
その一点、雲が生を得て地面へと突っ込んだ!
越境者一同のやや前方、研究施設内部に浸透する形での落下!
極めて不可解な現象であれど、この場に居合わせたほぼ全ての敵味方には刹那に解す事が可能!

「……!!」

形成された小規模クレーターの中央、
全身に越境の残滓のエネルギーを青白く輝くイナズマめいて纏い、直立するはタェンティース!
半人はスクラップヤードではない世界でイムカの危機を知り、通常とはやや異なる方法での世界渡りを敢行したのである
恐らくそれに使用したであろう、悪趣味なハート型のブローチをぽいっちょ捨てる
実にド派手なエントリーだ、直後のヘルメスの機動がなければ瞬時に肉塊とネジ片に解体されていたであろう程の!

→単独正面突破の形、ウルリック、ソーマタージらには気が付いていない模様
672 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/13(月) 22:38:35.11 ID:BeicHTGt0
>>670
そこんところは正直俺も疑問なんだけどね。だがまぁ、あれに借りを作るってのも中々良いものだろう。きっとスッとするぞ
【ホルスターにピストルを差し込み、ブルームーンも引っ張り出す。戦闘準備は万端だ】


あのトラックを奪い、爆弾を乗せて突撃。……無理か
【研究所周辺。腹這いになって砂を被り、周囲に擬態したまま双眼鏡で様子を窺う】
【かなり厳しい警備だ。スニーキングは厳しいだろう】

正面から入ることは 出来なくはないんだろ?それだけ分かれば充分さ
【ウルリックに背を向け、ピストルに何かを取り付けている】
正面から突っ込む。邪魔する奴は皆殺し。いつものパターンさ。いいだろ?

時にビリビリドッグミリオネア(ウルリック)よ。大きい音とか、爆発音とか、炎のにおいとか平気だよな?
【ウルリックを横目でチラリと見やり、ピストルを───否、骨董品レベルの、拳銃サイズのロケットランチャーを構える!】
俺は大好きさ、そういうの


【VRRRRRRRRRRRRR-!! 遠方から向かってくる小型ロケット弾!】
【命中精度こそ悪いものの、その破壊力は折り紙つき。そして狙いは破壊だけではない】
【施設にぶつかり、何らかの不具合が起きればそれで良し。ダメでも、兵士たちの気が逸れれば、それで充分!】

【爆発音の響く中、両手にブレードを構えたソーマタージが突っ込む。目に入った人間を殺す為に!】
673 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/13(月) 22:40:20.98 ID:cq71P59Qo
>>670

「………」

腕組みしたまま指をトントンと。腕に打ち付けながらブリーフィングを受けるジョシュア。
常日頃から激情に駆られることの多い彼だが、今日はその中でも凄く、かなり、極めて猛烈に苛立っている。
どのくらいかと端的に説明すれば、2033年世界に越境し、グングニル級レールガンを一門パクって来るほどに彼のハラワタは煮えくり返っていた。

先の巫女奪還作戦に同行していたし、その場の惨状、凄惨さををしかと目に焼き付けていたからだ。
その一件の後のコレとあっては、冷静さをかろうじて保っていられるのが奇跡だ。今朝から何度も内輪揉めを起こし、他の越境者との空気は最悪。
眼の下には物凄い隈が出来、否それは今にも暴走を起こさんと活性化しているグリード達だ。体表の各所がかつての如く黒色の斑点を浮かび上がらせていた。

「銃身を切り詰めた搭載型レールガン一門、スマートライフル、ピストルが一丁、コンバットナイフが二本」
「こいつが今用意できてるモノ」

「2mm弾450発、プラズマグレネードが4発、プラスチック爆薬約5kg」
「これが必要なモノだ、大体集めてあるから、残りの物を集めろ、いいな」

近くの越境者にメモを押しつけ、ドアを蹴り開けて出てゆく。
受け取り損ねた仲間の越境者の手から零れ落ちたメモが、ひらりと床に舞って落ちた。

『買い物リスト』

-12lbs c4
-4 plasma fusion granades
-450 2mm rounds
-BLOOD OF MY ENEMY

相対!

研究所に近しい偵察場所からのじっと施設の様子を伺うジョシュア。
兵力だとか兵員の数だとか、デカブツ(アボミネーションたち)の有無だ。
イムカが”無事”である可能性は極めて低いが、いきなり弔い合戦気分というのも士気に関わる。

「……この研究所丸ごと吹っ飛ばしてやりてェ気分だが……」

ジョシュアの持ち運べる爆薬量では、どれだけ上手く配分してもこの施設を破壊するには至らないだろう。
正面から殴り込むことは出来る。ジョシュアならどんな防壁だろうが食い破る事が出来るからだ。
しかし少数で正面から殴り込んで、直通で穴を開ける間に無事でいられるかは怪しい所だ。
まずは敵を排除しなければ、穴を掘る前に全滅は必至。

「どォせ忍び込んだ所で探知される、俺なら強行作戦を選ぶな」

「装甲車だとか戦車だとか……硬いのは俺がやる、俺の能力はデカくて鈍くて重いヤツには相性抜群だからな」
「問題は……エネルギーシールドと珪素だけは無理だ、破れねェ……こいつらの排除はお前らに任せる」

と、そこで現れた第三の介入者の存在に気付いた。

「おっと……また一人俺達みたいなバカが現れやがった」
「俺はアイツを援護する、お前等はどうだ?来るか?」

言葉こそ委ねる形だが、実際にはそうではない。
既に行動を開始し、タェンティースと合流を目論む形で強行突入を開始!
674 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/13(月) 22:52:34.81 ID:r8MVC8iio
>>671

「わうう?(無茶をする。後先考え無しか!)」

 突然のタェンティースの出現に、言葉とは裏腹に豪快に笑い飛ばすウルリック。
 あれぞ、蛮勇、戦士の道よと言わんばかりであった。

『ピーガガーッ!!』

 すぐさま複数のタレットが、タェンティースを検知し、そのレーザーサイトを彼女に向ける!

【そして、続くは強烈な質量を伴った大口径弾の嵐だ!!】

>>672-673

「わうん!(当然、女子にのみ蛮勇を任せては男の名折れよ!!)」
 
 派手に殺(ト)るという選択肢を選ぶ気マンマンのソーマタージと、
 内心の苛立ちを隠そうともしないジョシュアに同調。

【ソーマタージのミサイルと共にタェンティースを狙ったタレットの幾つかがド派手な爆発と共に上空高く吹き飛ぶ!!】
【ついでにタェンティース自身にも当たりそうになったのもあるが、それはそれ】

「………」

 自走ドローンが次々に施設から飛び出し、重装甲兵はジリジリと建物側に交代。
 現在、戦車/巨大ロボ/決戦級ゾンビーの類は無し。

【エーカー社の戦力に毀損が生じているというのは事実であろうか?】
【※※※敵は機械を前面に展開。人員はやや後退気味】

 −−−−−−−
【???】

「まったく、問答無用で手足切断とは、連中、私を長く生かしておくl気はないな?」

 牢獄に囚われている一人の女。表の騒ぎも聞こえる。
 ここままでは処置を早められるか、殺されるか、未来は無い。

「いや、本当に――舐められたものだ」
 −−−−−−−
675 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/13(月) 23:00:41.31 ID:BeicHTGt0
>>674
出し惜しみは無しだ。巻いていくぜ!!
【柵をブレードで切断、施設の敷地内に飛び込む】
【空から降ってきた半人。同じく突入を開始した軍人に哄笑し、酸素供給機を装着!】

逆しまに死ねッ!!イヤーッ!
【二振りのブレードの表面を、鈍色の触手が徐々に覆っていく】
【茨じみて刀身をすっぽり覆った触手は、X型に振るわれたブレードの遠心力に飛ばされ、自走ドローンに向かう!】

【自分の指から生やして飛ばすのでは力不足。だが、サイボーグの怪力で振るわれ、射出されたのならどうか?】
【全身を発光させ、地表スレスレに雷を走らせる!ドローン内部の基盤やら色々を破壊するのが狙いだ!】
676 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/13(月) 23:01:20.15 ID:KRO24ffU0
>>672-674
タレットの『視線』を感じ取る
それは無機的なサーチ機能としての面もあったし、有機的な直感もしかり
だが直後の行動に関しては機器的な部分は全くの不干渉、実に不可解なムーブとして判断を下す
そしてその行動に対しての考察は無意味だとそれは知っている
おおよそ合理的ではない道筋の末に辿り着いたその場所の名は

「……支援を感謝しますっっ!!!」

信頼と、そう呼ばれる
一度も振り返る事なく、予知的な、確定的な予測に基づく不合理極まりない所作が
この戦場に於いて最大に有利に事を運ぶのに役に立つのだ

「ど、けぇぇぇっっっ!!!!」

全身の排熱パネルが展開、黄金色の粒子と赤熱色の残線を描きながらの滑走!
虚空の刃が六振り宙を舞い、赤刃はタクトめいて踊る!
すれ違いざまにドローン達を排除せんと、そして施設内部へと強行せんと!
677 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/13(月) 23:06:19.05 ID:cq71P59Qo
>>674
「っ………」

背筋に走る感覚。怖気だ。
その背中にナイフを深々と突き立てられたような苦痛がジョシュアを襲う。
何故かは分からない。共鳴じみたものか、それ以上の何かか。

ともあれジョシュアは首をふるふると振るってそれを吹き飛ばし、それ以上に漲る怒りをその身に帯びた。
会敵、同時にグングニルの矛先を陣の正面目掛けて構え、腰だめで射撃。

「ぐッ……が……!!」

まるで目の前に隕石でも落ちたような轟音、青いフレアと同時にペットボトル大のタングステンの塊がプラズマ化しつつ放出された。
本来小型の艦艇や装甲車に搭載すべきものだ。一撃放つと共にジョシュアは大きく後方に吹き飛び、転げまわって受け身を取る。
地面に長い長い帯を描き、ようやく止まれば、両腕の骨がグシャグシャに砕けているのを感じた。

「いいパンチじゃねェか……クソ野郎が……!!」
「――うがァッッ!!」

グリードの因子における肉体の再構成が完了するよりも前に、今度は地面に跪いてもう一撃。
再び吹き飛ばされ、今度はその手からレールガンを離してしまった。レールガンが身体に激突した衝撃に意識を手放す。
放たれた二つの飛翔体は共に施設を狙ったものであり、射線上に立ちはだかる敵ごと施設のゲートをこじ開けんとしたものだ。
タェンティースに通じる近道であるし、なによりゲートを開けてしまえば侵入も撤退も一段と容易になるからだ。

「……ゥ……」
「どォなった……門は……敵は……」

ようやく意識を取り戻した頃には、既に戦場では30秒ほどが経過していた。
目まぐるしく状況の変わるのが奇襲を伴う電撃戦、30秒もあれば既に、状況は完全に変化しているだろう。
起き上がれば身体が治癒しているのを確認し、しかしエネルギーが底を尽きたようだ。
がくりと跪いて苦しそうに胸を抑えながら、背中にマウントしていたライフルをEMAグラップルで掌に呼び寄せた。
678 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/13(月) 23:25:36.43 ID:r8MVC8iio
>>675

『ガガガーッ!!』

 自走ドローンも電磁カッターやサブマシンガンなど迎撃を取るが、
 ソーマタージのブレードや鈍色の触手に鎧袖一触で寸断されていく!!

【数うちの量産機など時間稼ぎにしかならぬ】
 【→さらに撒き散らされた雷撃、これにウルリックのモノも加わり周囲のドローン/タレットの回路を焼く!!】

「…わう(おい…手ごたえが無さ過ぎる)」

 ウルリックの言葉には戦気による熱はなく薄ら寒い予感のみがあった。

>>676-677

 自走ドローンの大半をソーマタージとウルリックが引きうける格好なった。
 撒き散らされる爆炎の中、疾走する半人。

【正面ゲートまで5、4、3、2―――】

 ドンッ!と大きな轟音が鳴った!分厚い正面ゲート装甲がジョシュアのグングニルにより貫通。へしゃげて大きく穴を開く。
 が、周囲の電磁的障壁もあったのだろう。周囲にまで破壊を撒き散らすに到らず。

「――GUUUUAAAAAA!」

 そして、ひしゃげた扉奥から見えたのはアボミネーション!敵の虎の子の不死巨人である!
 それが、展開式の大盾を持って正面ゲートの奥で護りを固めている!!

「………」

 さらに、後退していた重装甲兵達も、タェンティースの接近に前後して、方向転換!
 展開式大盾を開き、地面に突き刺し、鉄壁の陣形を形成!!

【ジョシュアの第二射!アボミネーションの大盾の電磁シールドを貫き、その片腕ごと吹き飛ばした!が、】
【突破を図らんとしたタェンティースの眼に接近までに焼きついた光景がコレらだ。敵はガチガチに防御を固めて――】

 直後、凄まじい金属衝撃音と、魔力爆裂と、シールド電磁放射音!
 赤刃が、虚空の刃が、展開式大盾を損傷させながらも突破に到らず、勢いを塞き止められたのだ!!

>>675-677

 鉄壁の防御、まったく澱みのない敵の動き。そして、先に投入されたドローン。
 ソーマタージ、タェンティース、ウルリックの居場所は当然、正面ゲート近く。そこまでは容易に突破できたのだから。

【だからこそ、遠距離のジョシュアにこそ見えたであろう。彼等の背後の景色が一部撓んでいったのが】

「固定成功!!作戦を第二段階に移行!」

 バッ!バッ!バッ!号令と共に翻る景色
 否、周囲の景色と同化していた、布状の最新鋭カモ・クローク!!

「「「「……ヴァー…」」」」」

 ゾンビ兵の群れ。それだけなら別段珍しくも無い。
 問題は偽装解除と同時に、100を越える小銃の銃口がこちらを向いている事!
 正面、敵重装甲&コ士は大盾≠構えており、小銃弾の嵐≠ェ吹き荒れたとて耐えられる。が、

【既に号令の手が挙がっている。振り下ろされるまで数瞬も――引き金は既に引かれている。弾が銃口から飛び出すまでゼロコンマ何秒か?】
 
679 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/13(月) 23:35:10.89 ID:KRO24ffU0
>>678
周囲のドローン達は次々に失せて行く
前方に赤黒い爆煙、突っ切る形での走破
ぼ、と純黒色の尾を引いた
それらは直ぐに置き去りにされ、戦風に撒かれて消える
正面ゲートの破壊を確認、続き電撃的に展開される大盾の陣!

「奸計や、小細工の類など……!!!」
「……力で捩じ伏せるッッッッ!!!!!」

脳筋宣言! 同時虚刃を前方に展開! リング状配置!
赤刃内部ジェネレイター起動! 敵銃撃開始! 被弾、被弾被弾!
エネルギー充填完了! 即時解放!
虚刃の描く螺旋! 魔力増強された破壊的エネルギーの奔流が挙げる戦咆哮!!!
狙うはあくまで正面突破、直感的に感じるイムカの元へとただ一直線の進路に変更は皆無!
680 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/13(月) 23:37:36.20 ID:BeicHTGt0
>>678
まったくだ。嫌な予感がする…!
【目の前でゲート装甲が吹き飛ぶ。それと同時に、身を切り裂かんほどの鋭い衝撃波が、すぐ側を通り抜けていく】
【フードの下で逆立った髪は落ち着き、再びブレードを構えなおして突撃。その時である!】


そんな気はしてたよ、クソ…
【こちらに向く、百を超える大量の銃口。主観時間が鈍化する。ブルームーンが蒼い軌跡を描き、身体の周りを走る】

───貴様ら外道が過ぎる故!!
【BRATATATATATATATA!!!硝煙と砂埃の中、真っ直ぐに向かってくるシルエット有り!全身を鈍色の触手鎧に覆い、ブルームーンを咄嗟に盾としたソーマタージだ!】
【心臓部、脳などの重要臓器に向かう弾丸はブルームーンが盾となって防ぎ、肉と鎧を削ぎ飛ばされながらソーマタージは駆ける!】

素っ首落とすだけでは飽き足らぬ!!
【全身の五割がたの人工皮膚を削ぎ飛ばされ、内骨格も剥き出しに走るソーマタージ。さながらディーモンか悪化の如し様相】
【夥しい量の白い血で地面を濡らし、赤い瞳が光の軌跡を残す】
【深刻なダメージを負ってはいるが、敵陣に届きさえすればまだ殺せる。殺してみせる】
681 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/13(月) 23:41:45.82 ID:cq71P59Qo
>>678
「ハァ……ハァ……開いた……」
「あそこから飛び込めば……ぐゥッ……!!」

ゲートをこじ開けたのを確認すれば、あそこからなら入れるとスプリントを敢行。
されど三歩めで急に催す眩暈と吐き気、おもわずバランスを崩して四つん這いになる。
クソッタレと吐き捨てながらライフルを脇に抱えて腰だめでの射撃。
ローレンツ力推進式のスマートライフルの2mmカートリッジは弾速こそ桁違いではあるが、大楯を破るには些か威力不足である。
せめて制圧射撃的な意味合いでの効果を期待するが、あの数と図体では無駄か。

「(力が入らねェ……完全に燃料切れか……ッ)」
「携行糧食を食わせてくれる時間があるかねェが……ん?」

「ありゃ何だ……、ッ…!!お前等伏せろ!!」

ポーチからエネルギーバーを取り出し、袋をビっと歯で噛み切って中身を露出させる。
右手は塞がっている。口に放り込んでそこから吸収しなければならない、あれが攻撃してくる前に叶うかどうか。
そう思っていた矢先だ。アボミネーションの背後の景色がゆらりと歪む、あのひずみは前にも見た。光学迷彩!
ジョシュアが叫ぶのと無数のマズルフラッシュで視界が埋め尽くされるのは同時だ。
この状況、ジョシュアは銃撃を避ける事の出来ない平地にいた。カバーポジションも遮蔽物も、身を隠す起伏すらそこにはない。

「クソッ……作戦大成功だな……」

笑みを浮かべたジョシュアのその身体を放たれた銃弾が貫く。
超音速の銃弾が飛来し、ブスブスと何度か肉を貫く音、その度にジョシュアの身体が跳ねて。
苦痛に表情を歪めたまま、大の字になって身体を傾け、そのままぐしゃりと倒れ込んだ。
682 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/13(月) 23:45:48.68 ID:r8MVC8iio
>>681

//位置的にジョシュアには絶対に攻撃向かわない布陣でござるよー


   【アボミ】
 【ゲート(破壊済み)】

【重】【重】【重】【重】【重】【重】
   ↑ ↑  ↑
  【タェン】【ソーマ】
   【ウルリック】


 【ゾ】【ゾ】【ゾ】【ゾ】
 【ゾ】【ゾ】【ゾ】【ゾ】
 【ゾ】【ゾ】【ゾ】【ゾ】

   【ジョシュア】
683 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/13(月) 23:49:38.73 ID:cq71P59Qo
>>682
//おーまいがこうだと思ってた読み間違いっ

     【アボミ】 

 【ゲート(破壊済み)】
     【タェン】

 【ゾ】【ゾ】【ゾ】【ゾ】
 【ゾ】【ゾ】【ゾ】【ゾ】
 【ゾ】【ゾ】【ゾ】【ゾ】

【重】【重】【重】【重】【重】【重】
   ↑ ↑  ↑
 【ソーマ】 【ウルリック】

   【ジョシュア】
684 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/13(月) 23:53:16.54 ID:r8MVC8iio
>>679-680

「小賢しいマネを!!」

 ウルリックは雷狼の姿となり、小銃弾の殆どを引き受ける形で盾となる!!
 銃弾の嵐はその剛毛を削ぎ、皮を爆ぜさせ、肉を引きちぎる!!

【彼一人であれば突破を図ることも出来たであろうが、そうは行かぬのだ。
 単独ではソンビは倒せても目的は達せられない、ゆえに盾となるのだ!】

 それでも、叩きつけられた銃弾の物量はあまりにも強大であった。
 ウルリックの身体から洩れた高速軟頭弾は強かに半人と狂人の装甲と肉を抉り、
 彼等に決して小さくない損傷を与えるに至る!

【そして、その間隙に突っ込む二人!!】

「「「グワーッ!!」」」

 半人の全力により、重装甲兵が吹き散らされる。拉げた正面ゲートが視界に飛び込んできた!!

「だ…第三段階!!」
「GUUUOOOOOOOOOOOOO!!」

 そして、ゲートが内側から&壊し、片手に巨大な鉄骨を握った(元々は破壊された大盾の持ち手だった)、
 アボミネーションが叫びを上げながら、出現したのだ。

【さらに、建物側からはエーカーの職員と思わしき人間が窓から放り捨てられていた】

>>681

//ジョシュアはゾンビの背後つける状態で向かっているってことでダメージはキャンセルででで
//なお、何か建物側で、飛び降り事故多発も見えるような見えないようなである
685 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/14(火) 00:05:22.24 ID:e3ZAu9gl0
>>684
『大型確認』
『……目標を優先させたいところではありますが』

常の半人の声より余程、無感情に響く
それは顎を破壊され、内部スピーカーから合成音声として発している為だ
ヘルメスを起動させ突撃を、と普段ならばそうしているであろうが否である
その脚甲は数多の傷を負い、機能不全を起こしているのだ

『……!!!』

きん、とハウリングめいた高音で叫ぶ
既に赤刃のジェネレイターは空だし、虚空の刃達も果てている
それでも半人の脚は動くし、腕だってそう
即ち武力がまだ存在している、ならば進む事を停止するのは愚の骨頂!
踏み込み、巨躯の正面へと飛び上がり横薙ぎ!
頸の弱点は存知、だが注意を惹きつける挙動!
今の半人の状況では弱点への一撃は確実ではない、ならば己に出来る事を行えばそれで
前へ、前へ、ただひたすらに、一歩前へ!

→建物からダイブする彼等の事は、その戦闘への集中力から無意識下へと追いやっている模様
686 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/14(火) 00:06:49.73 ID:AADI1iic0
>>684
進むの待ってー!置いてかないでよ!?ええい不細工共め!もう貴様でいい!
【殺す。殺す。吹き飛んだ重装甲兵を斬り捨て、殴り倒し、殺していく】
【その内の一人の首を握り締める。顔の防具を怪力で引き剥がすと、残ったコートの裾から飛び出した仕込みナイフを耳の下に突き刺す!】
ちょっと待っとれよ!

無いよりはマシだ!畜生!
【ナ…ナムサン!殺した兵の顔の皮を剥ぎ取り、覆面めいて被る!コートに大きな血の染みが付着する!】
【他の兵士の衣類を剥ぎ取ると、皮覆面の上から包帯じみて巻きつける。死臭を漂わせ、狂犬が再び動き出す】


来いッッ!木偶の坊め!!貴様の首を飼い主の墓にしてくれる!!
【先の銃撃でブルームーンは使い物にならなくなった。ひしゃげ、凹み、刃こぼれしまくった蒼い刃を捨て身軽になると、一気にアボミネーションの身体にとっつき、首筋まで早急に向かおうと飛びかかる!】
687 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 00:13:02.49 ID:LJ4rX8wio
>>684
//りょーかいであります!!

「前に言ったっけか……暴走して元に戻れる確率は50%(ハーフ)」
「その次は25%(クォーター)……そのまた次はゼロ」

背後から前衛目掛けて放たれる鉛玉の数々に、舌打ちと焦燥を重ねて。
あれを速やかに排除しなければ仲間が斃れるのも時間の問題だ。
ウルリックもいつまで持つか分からない、古い木のささくれ針程度の銃弾だろうと、何百何千と突き刺されば致命だ。
故にジョシュアはこの場は早々にカタを付けることを決めた。意図的に暴走を引き起こす。

「なら今回がそのクォーターだ、要するに元に戻れりゃいいんだろ」
「目の前にエサは一杯ある、こいつら片付けりゃ後はデカブツだけだ」

元より苛立ちのあまり、ふつふつとグリードの黒斑が浮かび上がる程均衡が崩れていた状態だ。
今なら怒りを剥き出しにして、人を捨て感情のままに暴れまわることすらなんの躊躇いもない。
仲間二人と一匹を殺さないように気を付けて、イムカに会う前に元に戻る。この一点だけ気を付けて。
残りの動くものはすべて根絶やしにすればいい。簡単な話だ。

「ああいうヤツ相手の方が得意なんだけどよォ……」
「まァいい、俺は主人公サマみてェな立ち回りは向いてねェし……脇役は脇役の意地……見せてやるよ」
「変身!……ってな」

直後彼の身体は燃えあがり、難燃性生地で出来た戦闘服すら易々と溶かし装備の入ったバッグが地面に落ちる。
そうして出来上がったのは溶岩のような煮え滾る身体を持つ、額から二本の巨大な角を生やした、まさしく”鬼”。
今までに見たことのないような変態の仕方、確実にジョシュアの中の何かが変わりゆくある証拠。

「――グァァァゥゥゥッッッ!!!」

理性が失われると共に咆哮が上がる、されど今度ばかりは敵味方の区別位ついてもらわねば困る。
足元に落ちた5kgのC4爆薬とプラズマグレネードの詰まったバッグ、デトネーターも同梱されたそれをがしりと掴み、
それを振りかぶって思い切り、力のままにタェンティースへと押し付ける形で投げつけた。ジョシュアにとってはもう無用の長物。

【譲渡:デモリションパック、爆発物がてんこもりにされたカバン】

まるで砲弾のようにタェンティースを狙ったその投擲は、直撃すれば自動車でさえひしゃげる程の剛速球。
グレネードの殆どは5秒信管の時限式だが、彼女が接続すれば任意のタイミングでの起爆も可能であろう。

「グルゥゥゥ……」

短い唸りと共に跳び、ゾンビ兵たちの群れの中に雪崩込む。
そうしてそこからはただ、縦横無尽に動き回りながら銃弾を浴びせ、毟り、引き千切り、噛みつき食いちぎる。
まるでドゥームスレイヤーの如き殺戮マシンと化して、肉の山を築いてゆくだろう。
688 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 00:19:23.64 ID:Q6WGChiao
【???】

「やあ、諸君。悪いが死んでくれ。先を急いでいるのでな」
≪011010101010≫

 −−−−−−−−−−−−−−

【全員対象】

 BOOOOOOOMMM!!

 建物から爆発!!連中の処置とやらが進行しているのか!?
 だとすれば、なんと対費用効果に見合わぬ破滅的所業か!!

【敵施設上階より火柱!火の奥からパワーアーマー兵が蹴りだされる】

「やはりか!?」

 満身創痍になりながらも、口角を歪めるウルリックは異形と化したジョシュアに銃口を向ける
 ゾンビ兵どもを外周より吹き散らしていく。ゾンビを屠り、そして、
 ジョシュアが戻れなかった時は彼に尊厳ある死を与えるために、だ。

(若い連中は向こう見ずでいけない)

 一方、アボミネーションと対峙するソーマタージとタェンティースは、

「GAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

 大地に振り下ろされる鉄骨!その威力と衝撃波は巨大な爆弾を落とされたかの如し!
 半人の刃がその足を切り裂くが、それは程なく再生!!

【その隙に外道働きをしたソーマタージが炸裂した鉄骨からアボミネーションの腕へと這い登るであろう】
 【途中、何故か天空から落ちてきた火塗れパワーアーマー兵が地面に落着してバラバラになった】
689 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/14(火) 00:32:43.55 ID:AADI1iic0
>>688
ワッザ!?
【鉄骨を伝い、腕に取り付き、刀を突き立てよじ登っていると、視界の端を何かが落ちていった】
【よーく見るとパワーアーマーのようだ。なんか既にボロボロだが】

待ってろよ畜生…!目にもの見せちゃるけん
【ボダボダと血を垂らし、半ばアボミネーションの肉をもぎ取る様にして爪を立て、よじ登る!】
【肩まで辿り着けば最早怖いものはない!肩に担いだ突撃銃を腰だめに構えると、腰を低くして乱射!】
オープンファイア!!


ああクソッ!!それ少し寄越せ!その楽しそうなゴキゲンな鞄!
【BRATATATATATATATA!TATATATATATATATA!!轟音を響かせながら、それに負けじとタェンティースに怒鳴る!】
【弾の切れ、熱せられた銃身をアボミネーションの首筋に突き立てようとする】

【片手は銃床を抑えて押し込み、もう片方の手は異様な緊張感を持って振り上げられる】
イイイイイヤアアアアァァァーッッ!!!
【サイボーグの怪力を乗せたチョップ突きが、アボミネーションの首筋に放たれる!】
【腐肉を破って体内に拳を突っ込み、そこから四方八方に死棘の触手を飛び出させる!首ごと頸を破壊するつもりだ!】
690 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/14(火) 00:34:35.76 ID:e3ZAu9gl0
>>688-689
『……存外、動きが悪い』

その呟きは自嘲であった
恐らく数瞬後の爆砕の一撃を躱す事は叶わないであろう
受け止める? 半人の全霊を持ってしてもそれは難しいはずだ
直後、100%死ぬ
半人の有機的な脳は生き残る為の術を模索する為に再覚醒を成した
周囲で起こる出来事が嫌にスローリーに思える
なんとかとか言う物質だかなんかが脳を満たしてるみたいな、そんなアレ
結果として、神に与えられたこの刹那の猶予
半人は手を伸ばさなければならない、掴み取らなければならはい
100%の不可避の死を、99%にする為の光を

『……!?』

そしてそれは訪れた、空を切り裂く飛翔音と共に
ジョシュアより投げられた爆発物マシマシバッグ、半人はそれを受け止め……否!
砲弾めいたそれに吹き飛ばされ、イムエトを伸ばしそしてキャッチ!
木の根の様に魔力土を内部に這わせ全ての爆発物をアクティブ! ピンを抜けば炸裂する手榴弾状態にシフト!
結果として吹き飛ばれながら巨大ゾンビの攻撃から逃れ、ジョシュアより託された武器を無事入手する格好となる!

『……一度こういうのも、試してみたかった!』
『ソーマ様!』

バッグ内部から適当に、実に乱雑に幾つもの爆薬をアボミネーションの脚元に投擲!
斬撃では効果も薄い、しかしならば爆発ならば!
残りの爆薬は全て、バッグごとソーマータージへとパス!
最もそれすらも矢張り、暴力的にバッグを蹴りつけて彼の元へと飛ばす形での行為であるが!
691 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 00:40:33.12 ID:LJ4rX8wio
>>688
「クァァァァ!!!」
「シャアアッッ!!」

弾が切れるまで片手で振り回しながらぶっ放したスマートライフル、引き金を引いても弾が出なくなれば鈍器として扱う。
まるで棒きれでも振るうかのようにぶん回し、ハンドガードやバレルの先端部分でぶん殴り、刺突し、銃床を叩きつけた。
左手は敵を切り裂き、もしくは引き千切った腕や足を口に運ぶ。大量にまとまっているならまだしも、この程度のゾンビ兵ならば問題なく平らげられる。
それにいつまでも最高峰に留まる訳にはいかないからだ。たとえ暴走していても、心の中は彼女のことでいっぱいなのだから。

「ヒュウ……」

動くものがいなくなった平地、肉片と脳漿が散らばり積み重なるそこはまさに屍の丘(ワールシュタット)。
息を整えながらも退屈そうに頭を撫でながら、めらめらと燃え盛る身体を落ち着きなく揺らし。
そうしてキョロキョロと周囲を見渡し、ついにその視線はソーマやウルリック達の方へと向いた。
ついでに落ちていたマガジンを拾い上げて交換、これでまだ50発は撃てる。

「………」

変異したジョシュアの方を伺うウルリックに気付いたのか、じっとウルリックの方を見つめれば首を傾げて。
猛然とウルリック目掛けて駆け、炎の軌跡を描きながら彼の傍を駆け抜けていった。
変異状態をモノにした?いや、ただ単に理性の残滓がウルリックを”食物”として認識していないだけであった。
その時ジョシュアの眼には既に、遠巻きに蠢くアボミネーションがこの上ない”御馳走”として映っていたのだ。

「ハ……ハハアハハヒヒヒヒッッ!!!」
「エヘヘハハクハハハハ!!!ヒャハッッ!!!」

狂ったような笑い声を上げながら、否既に狂っている。凄まじい速度で地を駆けアボミネーションへと肉薄、
ついぞ戦いを終わらせる一歩手前までたどり着いた。相対するジョシュアとアボミネーション、
ライフルを片手で構え、足元から見上げる形でまっすぐ異形へと向け、そうして不敵な笑みを浮かべた。

「ハァ……クヒヒッ」

その形相は最早ヒトのそれではなく、ドロドロに解けた溶岩のなかに、不気味な形状の裂け目と二つ明るく光る点のみが残されているだけだった。
彼は既に人と呼べるレベルにあらず、鬼となって、化物となって、同じ階級へと登りつめて決戦級へと挑む。
引き金を引き、弾丸の全てを吐き出して銃ごと投げつける、それに続いて跳躍、全てを喰らう右腕を脳髄へとめりこませんと振るった。
692 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 00:43:22.17 ID:LJ4rX8wio
>>691
×最高峰
○最後方!
693 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 00:49:23.58 ID:Q6WGChiao
【???】

「よし、目当てのモノは確保、と。連中、想像以上にロクでもなかったな。
 さて、タイムスケジュールがだいぶ繰り上がってしまったが、おかげでやりやすくなったか」

 サーボスカルにデータの吸出しを終わらせたイムカは、
 片手で握りこんでいた上級幹部の頚椎の握りつぶした。
 粒子短銃などの装備は見つかられず。聖遺物は捕らえられる前に隠していたので問題なし。

「隙は充分開いている。さっさとずらからねばな」

 −−−−−−−−

【全員対象】

 KABOOOOOOOMMMM!!
 BOOOOOOOOOOMMM!!

 救出対象がいるはずだった研究所が内部より次々と爆発四散!!デモリッション!!
 その間にも上り詰めたソーマタージがアボミネーションの首筋に到達し、
 体内へ触手を出現させて攻撃!肉を切り裂く事は出来るが内部の中枢神経に届く破壊力は――

【ここでタェンティースよりゴキゲンなデモリションパックのパス!!】

「やあ、ソーマタージ。大変だな…っと、こっちも急用だ。まったくどこまでも――」

 そして擦れ違いに爆裂する建物からイムカが落っこちてきた。そのまま地面に向かって垂直落下。

【吹き飛ばされながらもソーマタージへの爆発物の投擲を成就した半人の眼に映ったのは――】

「これは…戻れぬか!?」

 暴走するジョシュアの狂態に、追いながらも覚悟を固めつつあったウルリックと、

【銃弾をアボミネーションに叩きつけながら、バケモノに向かうバケモノとなって跳躍し、腕を振るわんとするジョシュアと】

「このドアホがっ!!」

 そのジョシュアに超超高度からドロップキックを顔面に叩き込まんと狙いバッチリに急速弾丸落下するイムカであった!!

「」
694 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/14(火) 00:57:19.48 ID:AADI1iic0
>>693
爆発オチなんてサイコー!
【視界が爆炎に染められる!研究所が爆発しだしているのだ!】
【驚き半分、「やっぱりな」半分といった顔を一度だけすると、汚染された血に塗れた右腕を引き抜く!】

因果!
【続け様に傷口に強引に捩じ込んだのは、タェンティースから受け取ったバッグ!それも丸々全部だ!】
【肉に塗れたそれに手を突っ込み、手探りで中身の起爆装置やらを弄ったり手製の発火装置を埋め込む】

【視界の端をイムカが落ちていく。それに続いて巨人の方から自由降下!ここにいては巻き込まれる】
応報!!


俺だと分かってくれて嬉しいよ。折檻が終わったらサッサとズラかるぞ
アシは期待するなよ。たまには健康的に、どうやってあの糞溜めから逃げ出したのか根掘り葉掘り話しながら、走って逃げよう!
695 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/14(火) 01:00:12.84 ID:e3ZAu9gl0
>>693
ジョシュアからの弾丸パスに吹き飛ばされた半人の体は、ソーマータージへのキックトスを決めた今もまだ宙にあった
アボミネーションの体躯を蹴って離脱、爆風を肌で感じる

「……お元気そうで、何よりですイムカ様」

やがて起こるその邂逅は正に瞬きにも満たない程のか細い時の切れ目にのみ行われた
更に言えば半人の顎機能は停止している、有機的な声を発する事は出来ない
しかしそれでも半人はそう彼女に伝える事が出来たと確信している

『……!!!』

ようやくあっての着地、悲願は成就されたはずだ
ソーマータージに続き離脱態勢にシフト
イムカは、彼女は、己より任せられる相手がすぐ近くにいるであろう
696 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 01:05:49.26 ID:LJ4rX8wio
>>693
「ガァァァァアアアッッッ!!!!」

振りかぶった拳は業火を纏い煮えて、それを脳髄深々と突き刺しすべて平らげてしまおうというのだろう。
あまりにも無茶無謀、さしものジョシュアの捕食能力でもオーバーロードを引き起こしてしまいかねない質量だ。
それ以前にそれほど能力を酷使して、ジョシュアがヒトに戻れるとは思えない。
そうしてその拳がアボミネーションの顔面に突き刺さるその寸前。

衝突音と、火の粉を残してジョシュアの姿が消えた。



「グワーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!」

流星の如く流れてきたイムカから側頭部におもっくそドロップキックをブチ込まれ、そのまま地面に激突!
衝突の瞬間ベキバキボキと身体の各所から痛々しい音が響いた。ドデカいクレーターを形成し、砂塵を撒き散らして止まる。
マグマめいた血反吐を吐き散らし、イムカめがけて手を伸ばすも、それが弱々しく頬に触れたところで、ジョシュアは力尽きて倒れる。
ばさりと腕が落ちて、がくりとこうべを垂れて、どこからともなくチーンと弔いの音が響き渡った。

「………」

完全にノビた状態のジョシュアから、赤い鉄を撃った時のように赤熱のウロコが剥がれ、そうして人間の姿を取り戻す。
アーマープレートすらない上半身裸、それに変身によるアイドル燃費の猛烈な悪化による深刻なエネルギー枯渇。
今のジョシュアは生身の人間と変わらない。銃弾の一発でも浴びれば普通に死ぬ。
697 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 01:15:47.48 ID:Q6WGChiao
>>694

【体内奥深くの爆弾の山盛りをセットされたアボミネーションは当然ながら爆発四散!】
【汚らわしい血液と肉が周囲に撒き散らされた!ゴア!!】

「ハロウィンの真似事か?子供達には見せてくれるなよ。泣いてしまう。
 私だって夜道に今の君を見たら泣くかもしれない」

 タンクトップにパンツだけという結構アレなのにバストは豊満なのに
 何故か可愛げだけはカケラもないイムカはシレっと言ったものだ。

【無言で銃口向けるだけじゃね?なとど考えてはいけない。乙女心()は複雑なのだ)】

>>695

≪0000111101010101≫

 サーボスカルはイムカより離れて満身創痍のタェンティースの誘導を行う。
 機械言語で何か色々言っているが解読できたかどうかはわからない。

≪0000110101010101≫

 一応、感謝めいた言葉を、己の活躍という大量の自慢話に混ぜ込んで話しているとか何とか。

>>696

「アホ、スットコドッコイ、トウヘンボク、救い難いガキ」

 ぶつぶつと文句を言いながらズーリズリとジョシュアの首根っこを掴んで引き摺りまわすイムカ。

「短絡的、増長慢、向こう見ず…まったく、まったく…我が身を省みずだと?くそ、怒るだけでいいのに…私もアホだ」

 本人には聞かれない一通りも文句を終えると、
 アボミネーションを屠ったソーマタージとタェンティースとも合流。

 −−−−−−−−−−−

「わうん!(お嬢!!)」

 血塗れの柴犬がイムカに向かってぺろーんと舌を出した。

「老師、感謝します。それに皆も。さて…」

 ソーマタージは健康的に足をつかって脱出といったが、
 流石に、無理矢理、抉られた腱を再生させた足ではキツいというもので、

「アシなら用意している。いや、予定が繰り上がったというべきか」

 上空を見ればチャフをばら撒きながら、降下艇がこちらに向かい急降下している。
 空挺兵員輸送機。そのボディにはI.A.S.C.とペイントされている。

「実際助かったよ。連中、こちらの想像以上に短絡的で暴力的だ。
 君達が来なければ、脱出は五分五分かそれ以下だったよ。さあ、脱出しよう。追って説明したいことも沢山ある」

【輸送機に入れば爆炎を背に緊急脱出。越境者が暴れている間に電子的欺瞞工作も充分でゲートに飛び込むことができるだろう】

//いじょ!!
698 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 22:00:36.12 ID:Q6WGChiao
【2033年合衆国!!!】

 前回までのあらすじ(シチュ構築のためだけの)――

 エーカー社の異能研究所をBTOOOOMした越境者達は、
 I..SA.C.(SF世界の技術を持つ合衆国の軍事組織)に身を寄せて、
 その傷ついた身体を癒していた。

 −−−−−−−−−

「もぐもぐもぐ…つくづく思うが、この合衆国のソウルフード…か?最低だな」

 ホットドッグを盛大にディスっているのはイムカ・グリムナー。
 銀河帝国上級政治将校にして越境者。そして、ちょっと先日まで囚人でもあった。

【一応、軍事施設内ということで軍服姿のイムカ。胸には戦歴と栄誉を示す略章に事欠かない】

 しかして、メシこそイムカには大不評であるが、それ以外はすこぶる快適な場所でもある。
 サイバネ技術は精錬、整形、人工皮膚移植に至るまで実に細やかで、
 スプロールのような、重金属酸性雨などの最悪の環境汚染に見舞われているわけでもない。

【軍事基地たる宇宙戦艦にはバスケットコートやバーなどの遊技場もあったりするしカフェもある】
【なにより、アイスクリーム製造機まで各所にバッチリ置かれているのだ!バニラにチョコにストロベリ!】
699 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/14(火) 22:12:00.28 ID:AADI1iic0
>>698
大味だとは思うが、これはこれでいいじゃあないか?それが嫌なら埃でも舐めてなさいこの子は…
【手鏡片手にナチョスを頬張るのは、首から下を包帯でグルグル巻きにしたソーマタージ】
【先の戦闘で剥がれた顔面、表皮、その他色々は直してもらった。表情、動き、問題無し】
【様々な角度から顔の様子を確かめると、満足げに頷いて鏡をゴミ箱へシュー】

以前、全身整形を受けて女の身体になった事がある。あの時の他の連中の顔、見せてやりたかったよ
【充実した施設にも、食事にも大満足のようだ。大皿に山盛りのアイスクリームをよそって来る始末!】


……それで?恐縮だが本題に入ってもいいかな
言いたい事、何かあるんだろ。違うか?ン?
【アイスをスプーンで食べながら、鋭い眼をイムカに向ける】
【此方としても聞きたい事はそこそこある。この際だ、ついでに聞いておくつもりだ】
700 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/14(火) 22:14:55.36 ID:e3ZAu9gl0
>>698-699
「……見てください、見てください」

そーっとそーっと、ゆっくり静々歩いてやって来るは半人
その手にはコーンに積まれたアイスクリーム、なんと5段重ね
バランスを崩せば即座に大惨事になってしまうであろうそれを慎重に持って来ているのだ

「夢だったんです、これ……」

ちなみにその体は内蔵式の魔力装置により高い修復力を誇る
更にここの科学力を持ってして再生不可能なまでに破壊された部分を多少修繕すれば、後は半人自身の機能で完治されるのであった
今この行動としてはアホであるが、それでもこのアホを行うにはそれなり以上の様々な技術の結晶が必要なのである
701 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 22:21:56.14 ID:LJ4rX8wio
>>698-700
パン!半人のすぐ背後で猫だましの要領で手を叩く。紙鉄砲の匹敵する爆音。
全身を所々黒く燻らせたジョシュアが、不機嫌そうな顔で半人の後ろに立っていた。
海兵隊チックな、カーキの半袖T姿。ISACから貸し出して貰ったようだ。

「お前等、昨日はナイスワークだった」
「正直また生きてツラが拝めるとは……期待しちゃいなかったがな」

タェンティースがアイスを落としたのであれば、それを掬い上げて握り潰し、光へと分解しながら。
かつての戦争犯罪行為に対する遺恨ももはやなく、現在では対エーカー戦線で協働する関係としてもてなされている様子。
まぁその理由の根底には、ジョシュアのことを周知している人間の殆どが死ぬか、一線を退くかしてISACから去ったことにある。
702 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 22:32:02.11 ID:Q6WGChiao
>>599

「チップスにチーズだと?カロリー過多になりそうだ」

 ソーマタージが頬張っているモノを見て、何とも奇天烈なモノを見る目になるイムカ。
 もっとも、流石に論評以上にはディスらないのは、食べないうちから言うのはお門違いと思うがゆえ。

【手鏡がゴミ箱にシューされると、ゴミ箱ロボットはすぐに分類・分解・ボディ内でコンパクト化を行っている】
【ゆえに艦内の生活区の美観も損なわれない。色々と快適であった】

「女の身体か。正直ゾっとしないな。人間の精神は肉体に引っ張られる。
 魂に性別が刻まれているわけではないからな。頭がどうかなっても知らんぞ?」

 なんとなく、胸に膨らみのあるソーマタージをイメージして、食欲に影響が出そうなイムカである。
 うーむ、オゾマシイったらありゃしない。

>>700

「新手のゲームか何かかな?」

 色とりどりのアイスが乗っかった5段重ね!剛毅!!
 もっとも、遊び心があんましないイムカからすれば、何やってんのである。
 あわれ、女子力の無さもここに極まれり。

「氷菓子のゲームが夢?うーむ。落とさないように…ってどうやって食べるのだ?」

 タェンティースが時々、珍妙な奇行に走るには知っているので今回もアレなのかなと自分を無理矢理納得させる。
 バニラにチョコにストロベリに、後はなんだ?まあ、種類には事欠くまい。

>>701

「やあ、君もすっかりだな」

 負傷が癒えた、というか一番激烈なダメージを与えたっぽい人間がシレっとのたまったものだ。
 結局のところ、悲劇のヒロインをやるにも女子力が必要で、ヒーロー成分が上回るとこうなるということであろう。

「こらこら、勝手に殺すな。賭けの要素は強かったがそれでも公算はあったほうだぞ?」

【そういえば、今はシリーズ幾つくらいだ?I.SA.C.】

 −−−−−−−−−−

>>699-701

 と、ソーマタージに事情説明を促されたので、応える

「ああ、まあ、簡潔にいえば私の件は狐と狸の化かしあいの結果ってところだ。
 連中は私を捕えて実験の贄に。私は囚われる形で実験場の懐深くに入り込んで、
 データ収集と破壊工作の実施だ。もっとも、私も危なかったがな…」

 話を聞けば、今回の件、それなりには織り込み済みの計画であったようである。
 そのためにI.SA.C.とコンタクトを取って、脱出計画まで構築はしていたとのこと。もっとも、

「連中の焦りと狂奔を読み違えていたがね。危うく脱出前に処置されてしまうところだ。
 君達が来てくれたのは事実僥倖だったのだよ。おかげでタイムスケジュールを繰り上げできた」
703 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/14(火) 22:39:42.64 ID:e3ZAu9gl0
>>701-702
「ゲームではなくですね、この……おっとっと」

バニラとチョコとストロベリ、あとケチャップとトロマグロサシミ味
この辺のチョイスも含めて半人なのだ

「こう、沢山重ねて食べる贅沢といいますか……きゃっ!?」
「……あ……」

ビクリと肩を震わせ、無論アイス達は次々と身投げ
べちゃっとした音が5回、呆然と床にへばり付いたカラフルな装飾となったそれを見詰める半人
ややあって、軽く目を見開き口は半開き
つまりほぼほぼな無表情で振り返りジョシュアを、ジョシュアが居る空間辺りに視線を向ける
んでもってイムカの状況説明!

「……ソウダッタンデスネ」

魂が抜けたように椅子に座り真っ白な半人
相槌はあるけどももうアレだ、余程アイスがショックだったのだ
704 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/14(火) 22:42:58.07 ID:AADI1iic0
>>702
美味しいものはカロリー高いんだよ。覚えとけ
【イムカの視線を全く気にせず、ナチョスを平らげるソーマ】
【実は何も食べなくても、電気さえあれば活動できるのだが、彼は人並みの生活をする事に拘っているのだ】

まあ嘘なんだけどね。女の身体なんて
【イヤービジョンを思い浮かべられてるのに気づかず、シレッとネタバラシ】
【「このコーラおいしいね」と、イムカの忠告もろくすっぽ聞いていなかった】


ああ、前から小賢しい役が似合うと思ってたんだ
狐耳カチューシャ、趣味のついでで作ってみたんだけど着ける?
【何処かから出した、カワイイな黄色っぽい耳のついたカチューシャをヒラヒラ】

データ収集ね…。何か面白そうな情報はあったか?
昔、メキシコの砂漠で重力操作異能力者の脳を使ったタフな殺人レスラー機械と戦った事がある。再現出来ないかなと常々思ってるんだ
705 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 22:44:45.96 ID:LJ4rX8wio
>>702
「正直俺に……俺らに一言くらいあっても良かったんじゃ無いっすかね?」
「仲間だってのに……信用には値しないってか」

がつんと椅子を傾けて蹴って、前後逆に反転させたそれに座り背もたれに頬杖をつく。
粗雑な仕草や静かながらも怒気を孕む声色は、イムカへ向けられる押さえきれぬ怒りの感情である。
この一連の出来事が仕組まれたものであると知ってから、ジョシュアは心のうちにそれを抱えていた。

リスクを避ける為最大の努力をイムカが行ってきたのは頭では理解している、しかし心ではそう上手く落とし込めていない。
命をなげうつのは兵士のやることであって指揮官のやることではない。というのは方便だろうか。

「アイザックと組んでたってのか?よくもまァ……味方に引き込めましたね」

OSATはジョシュアらの世代で第五世代、イムカと共に闘った、ニュクスを護衛していたのが現行の第七世代。
第七世代のアーマーはジョシュアらの世代のものとは比べものにならない程に強力だが、
しかしそれでいてジョシュアら第五代のような生え抜きは存在しない。本来ならば星系外の強大な敵と戦うための技術。
それを地球の”生ぬるい”争いに向けているだけの軍隊には、かつての栄華は影も形もない。
706 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 22:49:00.72 ID:LJ4rX8wio
>>703
「……悪かったよ、そう落ち込むなって」
「今度また何か奢るからよォ……機嫌直せよ」

アグラーヤも呼んでいいからと出来る限りの半人の好きそうな条件を詰め込み提示、機嫌を取る。
たかがアイスと思って悪戯を仕掛けたものの、まさかそこまで大きなエフォートの果てに生み出されたものとも知らず。
ボケーっと脱力放心状態。ヘコみまくっているタェンティースに今更罪悪感。少しだけ表情が曇る。
707 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 23:01:49.10 ID:Q6WGChiao
>>703

 ベチャベチャと地面に散らばったアイスクリームを、
 ゴミ箱ロボットが丁寧に清掃。数秒後には痕跡ひとつ残らぬクリーンな床である。

≪00011101010101≫

 しかして、バグったプログラムを持つサーボスカルは全身をグルングルン横に回転させた後、
 どっかにぴゅーっと飛んでいく。

【その間に行われた状況説明。が、ブロウアウトした半人聞いちゃいねえ!そこに!!】

「わうわう(拙者は昼寝を堪能していたのだぞ?まったく)」
≪000111010101101≫

 サーボスカルが柴犬と伴って戻ってきた。
 しかも何か、白、茶、ピンク、赤、赤茶な配色のアイスクリームを宙にぷかぷか浮かせて。

「わうん!(ロボ娘、この地は魔風が薄くて、拙者の念動も限界だ!)」

 舌をペローンと出しながら、お手上げ寸前ポーズなウルリックである。

【ワンモアセッ!】

>>704

「誰が小賢しいだ。余計な想像をさせた君にこそ相応しい」

 問答無用で、カワイイなカチューシャをソーマタージにガポ!! 
 こういうところが、女子力プラスの機会を逸している一側面とか考えてはいけない。

「君の戯言は置いておいて、技術的収穫と連中の思想の一端は掴めたといった具合かな。
 実際、敵のドクトリンを掴めないと長期的な闘いは覚束ないからな」

 何故、敵はゾンビー群を多用するのか、越境者を執拗に狙うのか。と、いったところだ。

「まあ、データを根こそぎ引っ張ってきたところだ。解析はまだまだこれからさ」

>>705

「タイミングの問題だな。銀河帝国とエーカー社の関係が切れた。切れた瞬間に捕縛。
 そして切れるまでは私は君達の敵でエーカー側。正直、接触しようにも機会がなかったよ。
 だから、信用の問題ではないのだよ。今回の場合はね」

 つい忘れがちであるが、世界を隔てるレベルで物理的距離があるのだ。
 さらについ先日までは明確な敵として相対。接触機会など殆ど得られなかったのは自明であった。

【ここはイムカが役割に忠実に過ぎるところの悪い一面でもある】
【実際は、恥も外聞、それこそ、矜持までかなぐり棄てれば接触の機会は得られたかもしれないが。
 それをしてしまえば、もうイムカ・グリムナーではないのだ】

「ああ、連中の質の低下は連中も自覚していたからな。
 オブサーバーめいたことや、まあ、色々コネをつくっていた…ってところだ」

 ここでイムカは彼女には珍しく口を濁らせていた。何か裏があるっぽい。

(ニュクスも絡んでいたし…H.E.X.A.に対する布石は多いほどいいからな)
708 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/14(火) 23:13:41.82 ID:AADI1iic0
>>707
出来は良いが、野郎がかぶるものじゃないぞ…
【ポケットから出した携帯のカメラで確認、複雑そうな表情を浮かべると、カチューシャを仕舞った】


ほう、幸先良いな。どんな方法で集めたんだ?色仕掛け?拷問?ハッキング?
【鼻を鳴らして軽口を飛ばす。やり方は…あの爆発を見ればなんとなく予想がつくが】
何はともあれ、敵さんの情報が掴めて良かったね。俺らにシェアしてくれない?肩揉むよサービスするよ

それにしても、よく五体満足だったな。俺ァてっきり、腹筋ボコボコにパンチ食らってガバ穴達磨にされてデカいコンソールとかに繋がれてるかと
どう頼んで四肢を残してもらったんだ?まさか生やしたとか?
【こちらは完全に好奇心からの質問だ。ある意味一番タチ悪い事に、悪意とかは全くない】
709 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/14(火) 23:14:53.74 ID:e3ZAu9gl0
>>706-707
「大丈夫です、大丈夫……」
「……え、あ……」

ジョシュアのご機嫌取りにもかっくんかっくん水飲み鳥人形の如きムーブで応じる
そしてウルリックのサイコアイスが運ばれてくれば食い気味に復活
素早くコーンを振り捌き、5段アイスの無事復活と至る

「ありがとうございます……」
「ふ、ふふふ……今度こそ、今度こそ……」

病んだ感じの笑みは暗い
というかそもそも、イムカのめっちゃ大事なお話をほとんど聞いちゃいない
多分その辺はサーボスカルとのやり取りで後からちゃっかり聞いたりするのだろう

「……あ、ところでウルリック様」

お怪我の程は、と思い出したように(実際今思い出した)
710 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/14(火) 23:20:21.83 ID:LJ4rX8wio
>>707
「だからって!!……クソ」

だん、と机を叩いて、そして視線を逸らす。それでは何も解決しないことは十二分に分かっているのだ。
それでもジョシュアはなりふり構わず、イムカを失う事を避ける事だけに従事してきた。
富も名声も必要ない、命だって。ただ自分の大切な存在たちの平穏を護ることだけがジョシュアの望みなのだ。

「じゃあ俺は何のために越境者まで敵に回して……」
「助けを求めたら、俺達はいつだって――」

されども通じぬ、通じるはずもない。ジョシュアの独り善がりな祈りは、こうも彼を苦しめるのだ。
やがてその話題に触れる事を避け、なるべく普段通りの彼を装うようにして。
腹の中に溜め込むことで、時間を掛けて整理を付けようとしているのだろう。

「……ふゥん、変革の必要性くらいは自覚してんのか」
「確かに今生きてて軌道戦闘の実戦を経験した事があるOSATは俺と……」
「ナノマシンなしでやり遂げたベテランくらいのモンでしょう」

言葉を濁したイムカのその真意までを、ジョシュアは汲み取ることはできなかった。言葉通りのものとして捉える。
かつて人類が絶滅の危機に瀕したとき、未知の因子を用いて完成させた急場凌ぎのナノマシン、ソルダート・フトゥーロ。

完成したナノマシンの力によって人類は戦況を覆し、近隣宇宙における知的生命体の連盟”イーデン・プライム”に加わる事で停戦まで漕ぎつけた。
しかしナノマシンのもつ恐るべき力と、その対極にある副作用の害によって、投与されたものの殆どは10年以内に死亡した。

前にイムカに話した通り、ジョシュアの場合は異様に適合率が高く、そのお蔭で長く前線に立っていられたのだが。
グリードに完全に取り込まれることなく融合を果たしたことに関しても、そこに何らかの原因が存在するのかもしれない。
711 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 23:39:32.53 ID:Q6WGChiao
>>708

「拷問とハッキングだ。シェアは…ちょっとな」

 色仕掛け?またまたご冗談を。しかし、続く言葉には反応がよろしくない。

「エーカーの連中、今回も明らかに君達を待ち構えていたぞ。
 その前は夢魔だったな…私の言いたい事はわかるか?」

 ソーマタージも納得できるだろうか?
 正直なところ、身内か外かも定かではない危険がスクラップヤードに渦巻いている。

「肩揉みはそれが片付いたら頼むとするよ。ああ、私の四肢か?連中、捕縛時に腱ごと抉っていったよ」

 袖を捲ると、新しい皮膚を結合したと思われる痕跡が見て取れた。

「君達の突入までに無理矢理に再生させたがね。おかげで栄養不足でいけない」

 だから、栄養価がアレな食事もとっているというわけだ。

>>709

「わうん(なんか怖いぞ?)」
≪000111101010101≫

 微妙にアレなタェンティースの様子に引き気味のわんころと、
 ぐるんぐるん回転するばかりのサーボスカルである。

「わうわう(ん?拙者か?まあ、舐めれば治る。と言いたいが、痛みはひどいな)」

 ウルリックは大狼ゆえ、再生治療も受けられぬ。精々体内の弾丸を抜き取り、
 後は薬液をぶっかけて、生命力頼りである。それでも、人間より遙かに回復は早いが。

「わうん(ロボ娘こそ、あの突入は拙者達とは別口だったが…ひょっとしなくても本当に単独でヤる気だったのか?)」

 そして、問い返し。ガチで単独突入する気だったとすれば、蛮勇ここに極まれりである。

>>710

(これは道理ではなく、感情の問題か。まいったな)

 ジョシュアの憤りに対して、イムカは告げられる言葉は無かった。
 人の生の感情による憤りなど、イムカにとって最も苦手な、はっきり言えば無能なところだ。
 これだけは、自身の不足を痛感する。何しろ、頭では分かっていても共感も理解も出来ないのだ。

【ゆえに、ここは互いに話を切り替える。そうすることしか出来なかった】

「当然だ。連中にはあまりにもベテランが少なかった。
 酷かったぞ?ベテランに強装服を着せたほうがいい働きをする有様だったからな」

 むろん、選抜歩兵めいた実力を発揮する者達も極小数、予備戦力として存在したが、
 平均値のあまりの低下ぶりに、改革は急務だったことは言うまでもない。

「だからまあ、色々と意見やら一部の越境技術やら…提供してな。
 新しいヴァージョンのプログラムも昨今走り始めているよ」

 そして、ジョシュアの察しの悪さがここでは良かった。
 何のためにイムカがそのような布石を打ち続けているのか。
 実は今回ばかりは完全に公人としてではなく、私人としての側面が大きいのだ。
712 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/14(火) 23:45:03.89 ID:e3ZAu9gl0
>>710-711
「きゃっ!?」
「……っ、くっ!!」

机に振り下ろされる拳、激しい激突音
ビクッと肩が震える、バランスが崩れる
刹那の直後、全身の排熱パネルが展開
内部駆動系が瞬時に最大稼働、赤熱を帯びて魔力と反応し黄金色の粒子を翼めいて纏う
半人の周囲に風が吹き荒れた
否、正しくは風ではない、半人の腕が巻き起こした乱流である

「……セェェッッ!!」

コーンを振るいバニラをキャッチ! チョコ、ストロベリをキャッチ!
凡そ1秒も経たぬ合間に、まるで半人の中だけで圧縮された濃密な時が流れているようだ
ケチャップキャッチ! トロマグロサシミ……ダメだ! 間に合わない!
体ごと行った! アイスを保つ腕を高く突き上げ不動のまま、大口を開きそのまま一口の元に受け止める!!

「……ふぅ……」
「……おぇ、まっず……」

もっちゃもっちゃとアイスを味わう
勿論美味しくない、逆の手で口元を抑えた

「お大事になさって下さい」

続きケチャップ味を舐めながら半人、ウルリックへと告げる
ケチャップはマグロよりマシらしい、表情に変化は少ない

「え? ……えぇ、まぁ……」

思えばだいぶ無茶な行動だったと自覚
しかしこの性分を修正する気はないし、反省をする事では決してないとの認識だ
713 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/14(火) 23:50:51.25 ID:AADI1iic0
>>711
…だろうな。そんな気は薄々してたさ
【コーラのカップを握り潰し、ゴミ箱へ投げ捨てる。その表情は険しい】
【以前の夢魔もそうだ。こちらの動向が漏れている、操られているとしか思えない状況】
【身内に裏切り者がいるか、敵が紛れ込んでいるかあん。判別する方法はまだない】

俺が敵ならそうするしな。予想はついてたさ。……だがそれはそれとしてイラつくがな!
【ドガン!机を蹴っ飛ばし、苛立たしげに煙草を咥える】
【なんとか切り抜けてきたが、次はどうなる?その次は?】
【ふざけた真似をする者を一人残さず殺さない限り、今の状況からは抜け出せそうにない】


ほう、腱ごとね。…再生?そんな能力あったのか?
【聞きなれない単語に片眉を吊り上げ、思わず聞き返す】
【ちぎれた手足を触手で強引に縫い止め、遠くへ飛んでいかないようにするという事をしょっちゅうやる危険人物に言われるのは、如何なものか】
714 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/14(火) 23:59:14.07 ID:Q6WGChiao
>>712

「わうわう!(がっはっは、拙者の星に生を受けていれば紛れもない勇者だったな)」
 
 しかして、ウルリックの価値観ではそれこそが戦士の誉れである。蛮勇できぬ者にどうして勝利を掴めようか。
 あとは狼の狡猾さが必要であるが、それはイクサを生き延び研磨されてこそだ。机から離れず頭でばかり考える者よりよほど上等。

「わうん(その蛮勇がキッカケとなり、お嬢もおかげで助かった。拙者からも改めて礼を言う)」
「若者をあまり煽らないでください。老師」

【反省を促すどころかむしろ褒める始末であった】

>>713

「ああ、それに私はカノッサも殺しすぎているからな。しばらくは別方面から協力するさ」

 つまるところ、スクラップヤードに直接的に留まるつもりはないとのこと。
 少し前まで敵だったという遺恨。気にしない者も多いだろうが、避難民もおり肥大化した組織にあって、
 さらに不穏な気配も見え隠れする現状、合流はデメリットの方が大きいという公算であった。

「ん?ああ、単純さ。捕縛以降、サーボスカルに隠れてもらっていて、牢獄内で物資を受け取り治療した」

 メディキットからイムカ専用の培養細胞までフル活用。さらに遺伝種子を活性化させて、
 無理矢理に動かせるところまで持っていった。そして内部からKABOOOOOMである。ランボープレイ!
715 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/15(水) 00:00:38.54 ID:6ClhLdY1o
>>712-713

「で、だ」

 ここまで事情の説明を終えると、イムカはサーボスカルを呼び出し、
 幾つかのホロディスプレイを中空に表示させる。
 そこには銃器やらナイフや、果てはサイバーインプラントまでが表示、リスト化されて流れている。

「ジョシュアに説明したとおり、オブサーバーめいた事をやっていてね。
 少しだけなら、スクラップヤードにも資材の提供も出来る運びとなった(実際は今回の件で得たデータ提出が条件だったが)」

 つまるところ、今回派手に使った物資やらダメージ補填、失った武器(特にソーマタージ)の補填というわけだ。
 ゲーム的に言えば、経験点のお支払いだね。やったね。

・荷電磁式ナイフ…金属をバターのように切断できるコンバットナイフ
・折りたたみ式シールド…視界を妨げない透明素材シールド。持ち運びが容易。
・フラッシュマグナ…所謂、スタングレネード。
・ハンドキャノン…サイバー化を前提とした巨大な拳銃。
・ガウスライフル…8mm金属スパイクの他、劣化ウラン弾などの装填も可能。I.S.A.C.制式装備。
・サイバーアビオニクス…サイバー神経系のアップデート。
・アイスクリーム製造機…これで気軽にいつでもアイスクリームが食べられる。フレーバーのつくりかた説明書つき!!
・コーン…アイスクリームに使うコーン。これが無いと始まらないね!!

「物資提供だな。これくらいは協力させてくれ」

【スクラップヤードに数点の武器が補充されます。チョッパってもOK】
716 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/15(水) 00:04:36.34 ID:GUrc5Vcqo
>711
「……俺が教官として指導でも出来りゃ楽なんですが」

現在のISACの方針はボストンを蝕む裏の権力の排除。すなわちカノッサだとかエーカーだとかの、見えざる力の排除と権力の透明化だ。
エーカーという大きな脅威を前に手を取り合ってはいるが、本質的には袖を分かつ立場。敵に塩を送ることになる。
それに向こうがたもジョシュアがHEXAの特使と知れば受け入れる筈もないだろう。そこはイムカの力添えがあればまた別か。
ジョシュアの身分については黙っていてもバレなさそうではあるが、逆にHEXAから探りを入れられるのも辛い。

「まァ関わらないのが互いのためってモンだが……」
「アイザックが仲間になったってコトは2033年世界での大規模な侵攻はねェ、そこは確定ですね」

HEXA対ISACの構図は依然変わらずではあるが、ボストンの空は無敵の銀河超艦隊が守護している。
オービタルストライクのような大規模攻撃に対する有用なカウンターカードとして、無類の強さを発揮する筈だ。
そうなればHEXAへの大規模な攻撃もおそらくは避けられる。HEXAの正体が露呈することもない。
717 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/15(水) 00:07:14.63 ID:ee0puVlo0
>>714
なーに、俺だって俺のいた世界のカノッサ残党の残党潰してるが何も言われないぞ
【ワッハッハと笑い、急に真顔になる。居心地悪そうに辺りをチラチラ窺うと、空になった更に再びアイスを盛って戻ってくる】
…潰したのは事実だが、笑うところだ
何はともあれ、手伝ってくれるなら有難い。精々頼らせて貰うわ

【事情はソーマタージにも分かっていた。自分は許しても、他の人間が許すとは限らないだろう】
【プンスカ言い出すガスマスク少女?女?の事を思い浮かべ、確かにいない方がいいかもと心の中で呟く】
難儀なものだね。戦争は


便利なんだな、その骸骨…。正直言うとPip-Boyの方が億倍便利じゃないかと思っていたが、認識を改める必要がありそうだ
治療用の物資を持ち運べるってことは、ロックピックとかヘアピンとかも入るんだよな?
【目ざといワシの様な目つきを向け、何かを考え込むソーマタージであった】
718 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/15(水) 00:07:40.60 ID:GeUrk3dS0
>>714-715
「ふふ、ウルリック様のふるさとは、わたしに合っているのかもしれませんね」

無謀と勇気の板挟み、そのギリギリの境界線を半人は地で行くのだ
スペック上はもっと無機的な、効率を重視した行動も取れるはずではあるのだが不思議とそうはならない

「いえ、結果的に助けられたのはわたしの方です」
「……ふゥむ……」

銃撃の掃射に曝されながらも無事でいられたのは間違いなく、目の前の雷狼のおかげなのだから
恭しく、嫌味では決してない所作で頭を下げ一礼
そしてイムカから提供された物資の中の、アイスクリームサーバーの取説を熟読するのであった
719 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/15(水) 00:11:34.78 ID:6ClhLdY1o
>>716

「ああ、そうだな」

 もっとも、イムカとしてはISACとHEXAをぶつける可能性すらも考えた上での協力だ。
 そのためにも、捨て置いて問題のない程度の弱さでは困るのだ。
 だが、今は対エーカーへの消極的同盟のほうがいいだろう。そのほうがいい。

「まあ、その辺はしばらくは私がやってみるさ。いっぱし程度にはしてみるよ」

 ゆえに、真意を語る事無く、そう告げるイムカであった。

//>>715に続く。ここでちょっとだけISACの一旦も見えるかも
720 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/15(水) 00:24:48.64 ID:GUrc5Vcqo
>>719
「……頼みます」
「たまには俺も一緒に行っていいっすか?今のヤツらの腕前を見ておきてェ」

訓練へのオシノビ同行を願ったのは後輩たちの練度を今一度確かめておきたいという好奇心と、
そして勿論敵として刃を交えることとなった時の事を想定してのことだ。
世代が違えば戦術も違う、正直言ってイムカの指導後の第七世代は、場合によっては手が付けられない強さになるだろう。
正直ジョシュアを越える逸材も現れるかもしれない。これはうかうかしていられないなと気が引き締まる。

「供与品はやっぱ……最先端たァいかねェか」
「お、懐かしいモンがあるな……」

示された供与物資のリストに目を通して、その中の多くは自分の身には余るものだが、
しかし使い慣れたISAC製の武器の提供が受けられるのは有難い、特にレールガン関係は。
昔よく使っていた狙撃用EML。あれはジョシュアが扱ってきた火器の中でも最高峰の一品だ、
ガウスライフルと示されている物品の中に紛れ込んでいればいいな、なんて思いながらスクラップヤードに思いを馳せていた。

//そろそろお先っ!
721 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/15(水) 00:26:32.49 ID:6ClhLdY1o
>>717

「今更だな。難儀ではない戦争などない」

 道理である。どうしても色々な業もへばりつくし、遺恨もたっぷり。
 むしろそうでなければならないとも言えるが。

「そりゃあね。ステイシス圧縮フィールドを管理しているのはコイツだからな」

 色々と持ち込めるのだよ。と、サーボスカルの頭をコンコンと叩くイムカであった。

>>718

「わうわう(女子ばかりに勇を誇られては拙者の立つ瀬がないゆえな)」

 半人の礼に柴犬はドヤ顔で告げるのである。
 互いの勇を競い誇る。これぞ戦士のあるべき姿なのだ。

【アイスクリーム!合衆国が誇る必要不可欠なる物資であった!!】

//では乙ーんであるンシ
722 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/15(水) 22:19:24.80 ID:6ClhLdY1o
【神話世界エリュシオンにて――】

 文無し!!!

 生きていくにあって、これほどに問答無用の悪条件はあろうか!?
 そして、イムカ・グリムナーは現在まさに文無しである!
 財布を落っことした。まことにどうしようもない。

【じゃあ持ち物売ればいいんじゃね?とも思うであろう!が】

 ここは辺鄙で寂れて神の祝福からも見放されたっぽい辺境の村。
 とても、イムカが所有するアイテムの売買が出来る環境ではない。

【ゲームのように商人が無限のマネーと何でも買い取りしますなんて、
 ゲンジツにはありえないのだ。ナムサン!!!】

 −−−−−−−−

「と、いうわけでタダで宿泊している代わりに力仕事などをしていたのだが…」

 イムカは寂れた村にタダで滞在し、代わりに労働力として一宿一飯の恩義を返していたのだが、
 ここでちょっとしたトラブルに遭遇することと相成った。

「数日前から森の気配が変わってな。調べてみたら、どうも魔物がかなり殺されていたようだ(>>638)」

 実際、この村は森からやってくる魔物(主には魔力酔いなどで巨大化/凶暴化した動物だ)に悩まされており、
 そのためにイムカは村を囲う柵などの修繕も行っていたのだが、

「そのためか生態系が崩れたな。天敵がいなくなった事を察してナワバリを狙った連中が流入してきたようだ」

 イムカの視線の先には壊された柵と、小さな足跡が複数。
 …ゴブリンであろう。相変わらずどこにでも湧く。

「街にやってた使いも戻って路銀も出来た。明日当たりで去ろうと思ってはいたが…まあ、このまま見過ごすのもな」

 本来、冒険者は依頼があるまで動かない。ロハでは行動しない。と、いうのが暗黙の了解めいたところはある。
 が、勿論、それは厳密化されたルールではない。ゆえに解釈と抜け穴は幾つかある。

「ああ、まあ、恩返しというよりは、スッキリと去るための儀礼といったところか?
 少し、森に行って来る。ゴブリン共の偵察まで始まっているとなると、そう時間もなさそうだ」

 やれやれ、といった感じのイムカである。
 放置すれば最悪、気のいい村人に対して卑しい虐殺&強姦のクソッタレパーティーだ。
723 :鈴虫>273&長剣ギガース ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/15(水) 22:28:41.15 ID:kEZxzH2x0
>>722
「過ぎたるは及ばざるがごとし 全くいい言葉もあったもんだな だからって魔物を放置していいわけでもないが バランスってのは難しい物よ」

文無しイムカとちがってファンタジーに行けば行くほど有能さを増すあごひげ男は 辺鄙な村でも使える銅貨で宿を借り
別に労働に勤しむ必用はないのだが・・・誰かさんに無理やり仕事をさせられたりしていた

なお今は木切れを削って木剣や 端切れを縫い合わせてお人形さんをつくったりして子供たちの好感度を上げていた

「ゴブリンを放置していいことなんてなにもねぇ さて 鹿でも狩ってくるか 万が一遭遇ゴブリンに遭遇しちまったら大変だ」
暫く外していた装備一式を装着し やる気十分といった様子
724 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/15(水) 22:29:23.86 ID:GeUrk3dS0
>>722
「……」

唐草模様のガマ口を開く
金のカエルのお守りとダルマアーマーを模したメダル、ガムの包み紙とコンビニのレシートだけが顔を覗かせた
そんな半人がイムカの行動に同調しているのは、自明の理である

さてはてそれから?

「ここ(エリュシオン)のゴブリンは、なかなか性質が悪いですからね」

矢張り頷いて応じる
同行しない選択肢は元からなかった
実際ゴブリンと言っても世界や地域によって千差万別である
人語を解し、共存する種だっているのだ
最もそれは、少数派に属してはいるが

「……さて……?」

足跡、魔力、そして臭い
様々な感覚を用いてその道を探り、追跡を開始しようとしている
725 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/15(水) 22:33:30.71 ID:CGUTVfPZo
>>722
生きる為には金がいる。金を稼ぐには力がいる。力を手に入れるには努力、もしくは才能、もしくは天からの恵みがいる。
こいつはあろう事かその中でも最も難易度の高い天からの恵みによって力を手に入れている部類であり、俗に言うずるいタイプだった。
しかもそれに対して余り実感も無く、なんら違和感も持たずに当然の如く力を振るい、力を磨き、力を高めてしまえる妬ましい奴だった。

そいつが少し前に受けた依頼の結果また調子に乗った魔物どもが入り込んで来たと聞いてこの寂れた村へと戻って来たのだ。

「おや、イムカ・グリムナー。お久しぶり」

そして偶然にも見つけた恩師。一宿一飯、とまではいかないが水を与えられた恩義もある。あれ以来漸く意識も判然としてきた。

「貴方も奴らの掃除ですか?お伴しますよ」
726 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/15(水) 22:42:51.78 ID:6ClhLdY1o
>>723

「実際、これを凌げば一定期間は村も平和になるはずだ…と、思いたいがね」

 どちらかと言うと、酷く運がないケースとも言えるだろう。
 いや、むしろ、越境者達が滞在中に発覚したのだから運がいいのか?

>>724

「私の世界のグレッチェン…余所で言うゴブリンだが似たような性質だよ。
 個人的には性質が悪くないゴブリンなどお目にかかったことも無いがね」

 なお、イムカは自身の世界の戦役においてグリーンスキンには手を焼かされている。
 ゆえに基本的には共存などありえず、アポカリプスあるのみと考えている。

>>725

「やあ、言っておくが依頼料なんて今回は出ないぞ?
 精々が感謝と、黒パンと豆スープだ」

 端的に説明。そして、生態系の変化により、解決したはずのトラブルが、
 より厄介な別のトラブルに形を変えてやってきたと。これは誰に責任ではない。
 そういうものであるという以上でも以下でもない。

「どこぞの独裁者は死はすべてを解決する≠ニ言ったらしいが、
 現実にはそうはいかないな。殺せば万事解決なんてありえんということだ」

 −−−−−−−−−

【全員対象】

 近隣の森へ…

 ファンタジーの世界の森は基本、人間の領域ではない。
 太陽の光は木々に遮られ薄暗く、足元は葉と根と虫によりおぼつかず、
 奥に踏みこめば程なく、方向感覚を見失っていく。

【判定(追跡術)…注意深く探らねば、足音などの痕跡を見失うだろう】
【判定(魔力感知)…ゴブリンはどうやら魔力溜まりのそばに居を構えているらしい。魔力の痕跡がうっすらと続く】

 しかして、凶暴な動物の多くは確かに姿を消している。
 ゴブリンがやってきたのは不運だが、これを凌ぎ、別の悪意ある存在が流入してこなければ、
 しばらくは、村は平穏になるのではないだろうか。

≪000111010101≫

 イムカの側でサーボスカルがぐるんぐるん回っている。
 このドローン。世界修正力によりファンタジーの世界では酷く機能が低下するためあまり役にたたない。
727 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/15(水) 22:50:16.70 ID:GeUrk3dS0
>>723
>>725-726
「……皆様、よろしくお願いいたします」

恭しく、しかし嫌味っぽさのない所作で一礼
実に前衛ばかりな、ゴブリン退治の即席パーティの完成である

「わたしは他の世界で、洞窟に転がり落ちた時にお世話になった事があります」
「気の良い明るい方々でしたよ……少し、臭いましたけど」

最後は苦笑
所によってはドワーフのような生活を送る連中も居るらしい

さてはてそれから?

「……ふーむ……」

仄暗い闇の中を静かに歩く
時折動物や鳥の鳴き声、彼等の生活音が耳に入る
あとは風が樹々の合間を吹き抜けるそよ音
半人の科学と魔法の融合たる存在はこの様な場合に実に役に立つ
魔力探知と、更に修正力によりやや低下しているとはいえ科学的な面からもアプローチが掛けられるのだから
故に、ゴブリンの残した痕跡を見逃す事はなかった
728 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/15(水) 22:53:31.78 ID:kEZxzH2x0
//安定の名前間違い
>>726
「難しいとしか言えんね 強者無き地は強者を呼び込む それが人を積極的に狙わないものならいいが またゴブリンだって可能性もある
 それに今までの魔物が食物連鎖に組み込まれていた場合 被捕食者が増えすぎて自然が食い荒らされる可能性だってある
 早い話が 俺らには当面の脅威であるゴブリンを排除するしか手を打てないってことだ」

肩を竦めてみせる やっちまったものは仕方がないのだ やれる範囲でやるしかない

【そんでもって森の中】
「足跡は向こうに続いてるな」

【レンジャースキル 発動】
鬱蒼と茂る森の中であっても その眼はゴブリンの形跡を捉えて離さない
更に足跡の沈み具合や細かな違い辺りで不自然に折られた枝など ゴブリンの体格や装備のグレード 規模 偵察の頻度など
取得できる情報を片っ端から得ようとする
729 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/15(水) 22:55:20.58 ID:CGUTVfPZo
>>726
>>723-724
「よろしく頼むよ、タエンティース。初めましての方」
「安心してくれ。街に出ていくつか頼まれ事を解決して来たのでね。懐には余裕が出来たのさ」

実に面倒だが呼び込まれてしまった物はまた処理する他無い。人、それ以上に森に危害を与えかねない存在は排除せねば後が怖い。
言うなれば病原菌だ。入り込んだ時は何ともないが暫くすると症状が表面化してくる。そして症状が出始めた頃には手遅れになる可能性もある。

「生命の本来の形とは生と死の連続である、とも教えてもらったけれどね」

森に入ると、納得、魔力の痕跡が感じられる。魔力によって作り上げられた兵器ならではの感知方法だった。
それでも尚、森の中は以前より穏やかになっていた。小鳥の囀りは優しく、森の木々の騒めきも以前戦った時より静かに感じる。

「それ、支援ユニットかい?」
「以前も思ったのだけれど、君は何処か科学の非常に発達した世界からやって来たのかい?それは僕の世界でも新しい物だったよ」

エリドゥはイムカの周囲を飛び回るドローンに興味を示していた。
730 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/15(水) 23:05:30.71 ID:kEZxzH2x0
>>727>>729
「あぁ よろしく頼むエリドゥ そして《薄命》の」
ニヤリと意地の悪い笑み 相変わらずの運のなさのようであるZ(お財布の中身的な意味で)

「俺はないな ゴブリンが友好的な世界に行ったことは まぁ オーガとも友好を結べたんだ 向こうが友好的なら友好を結ぶことも吝かじゃない」
731 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/15(水) 23:10:49.96 ID:6ClhLdY1o
>>727

「想像がつかん」

 気の良い明るいゴブリンと聞いて、イムカは首を傾げるばかりであった。
 価値観の相違!!

>>728

「己の行動の結果全てを見通せるなんて言う奴がいたら、それこそ詐欺師か狂人くらいだろうよ」

 結局のところ、己の掌のサイズ以上の事柄は、掬い取れないということだ。

【偵察ゴブリン…本当に一般的なゴブリンだ。痩せてて、粗末な装備である。
 しかし折れた枝、傷を付けられた木から興奮の痕跡も。襲撃はそう遠くない】

>>729

「ああ、まあ、テクノロジーが発展しているというのは間違いないかな」

 もっとも、テクノロジーが宗教に取って代わられ、人類文明が滅亡の危機に瀕した大宇宙時代だが。

≪000111010101≫

 人間の頭蓋骨に観測機器などを引っ付けた奇怪なドローンである。
 ヘタすれば死霊術師に間違われかねない冒涜的フォルムだが、別に死者を冒涜する意図は無い。
 むしろ、死しても神なる皇帝陛下に奉仕するという名誉ある器物なのだ。サーボスカルは。

 −−−−−−−

【全員対象】

 実存/魔力双方の痕跡を辿り、追跡は滞りなく完了した。ゴブリン集団を見つけたのだ。

「GYAAAAA」

 洞窟などの居を構えていないところから、まだ小規模集団(10匹前後)だろう。
 これで数人の女を攫えば爆発的に増加するのだろうが。

【しかし、魔力溜まりにそのまま集団がいるというのは些か良くない】
【いわば、不発弾のそばで寝泊りしているのとそう変わらないのだ】

「魔力の無い私にも雰囲気で分かるぞ?ここで異能だの使ったら爆発するんじゃあないか?」

 自然魔力の渦のど真ん中である。長時間いれば体調不良。魔力酔い。最悪、変異してしまう可能性すらある。
 ゴブリン共もよりにもよってなんでこんなところに…さして考えもないのだろうが。

【実際見れば、腕が三本になっているゴブリンとか、頭部が二つになっているゴブリンもいた。
 もちろん、自然の進化ではない。どう見てもミューテーションだ】

「さて、出来れば手早く終わらせたいが」

 魔力溜まりというのがネックとなるだろう。
 異能由来能力がそのまま小規模な魔力嵐(エーテルブロウ)の引き金になりかねない。

【起これば、良くて魔力酔い。悪くてマナ爆発に巻き込まれる。最悪はミューテーションでバケモノの仲間入りだ】
732 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/15(水) 23:19:30.84 ID:UY24loh20
>>729
「そうなんですね」
「……そうなんですね……」

同じ言葉を二度、後者は独り言めいていた
懐に余裕がというそれに対しての反応であり、半人側は相変わらずアレなお財布事情なのであろう

>>730
「は、薄命はやめて下さいよ……」
「……そうですよ、種族で決めつけるっていうのは間違っています」

苦笑、それからフンスと鼻息荒く
ギガースの彼の事が大きいのだろう、友愛お花畑思想に踏み込んでいた
最も敵と見なしたモノを悪速斬する点に於いては全く一切変化はないが

>>731
「イタズラ好きで賑やかで、歌を歌うんです」
「教えて貰ったんですよ、今度イムカ様にもお教えしますね」

勿論ゴブリン語である
尚後程、あるいは後日それをたっぷり1時間程聴かされる事になるだろう

そしてそして

「……」
「魔法(イムエト)も難しそうですね」

更に言えば赤刃もヘルメスも拙い
神話性を帯びた刀身に逆位置のルーン
火薬庫の中で花火をするようなモノである
今回は徒手空拳となりそうだ

「……わたしなら、少しくらいの汚染は吸収する事が出来ます」
「彼処での戦闘はマナバーン(魔力爆)のリスクが大きい、魔力溜まりから彼等を追い出そうと思うのですが」

如何でしょう、と三人に問うた
半人の体の頑丈さ、それと内蔵したイムエト(魔力土)の魔力吸収性を活かそうというのであろう
無論、奇襲と速攻を行うのであれば従い、攻撃を開始するであろう
半人の体術は鋭く、ゴブリンを討ち払わんと拳を振るうはずだ
733 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/15(水) 23:22:04.36 ID:CGUTVfPZo
>>731
「ふぅん、何処か含みのある言い方だね。テクノロジーだけじゃ無いのかい?」

終末世界に行って戦ったり神話世界で魔物を討伐したりとどこぞの天文台の魔術師ばりの戦いをしている最中にもエリドゥは王立図書館などに足を運び学んでいた。
故に漂流して暫く経った今では本来の知識と思考回路を取り戻すまでに至っていた。ここまで来れば後は学べば学ぶ程レベルが上がる。
同時に好奇心から来る他人の内面にずけずけと入り込もうとする癖も覚醒していた。

「そうかい?僕個人の感想を言わせてもらうと此処は居心地が良いのだけどね」

元より魔力によって稼働している身からすれば魔力溜まりと言うのは新鮮な空気の詰まった袋のような物である。
まるで人間では無いような物言いだが人間では無いのだから仕方ない。

「そうだね。此処は人や彼らには分不相応だ。早々に退去してもらおう」

そう言うとエリドゥは右手を光と化し、次の瞬間それは肘先にガントレット、手首から先は剣となった武器腕を形成した。
白銀に輝き、手首の辺りには光輪の浮いた武器は神々しさを放っていた。
出来る限り小規模に、それでいて使いやすく。武器腕への変化は汎用性のある便利な物だ。
734 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/15(水) 23:26:44.24 ID:kEZxzH2x0
>>731-732
「俺の故郷ならこれ幸いと吹っ飛ばすんだがな 禿山で被害少ないし」
森の中でふっ飛ばしたら何がどうなるかもわからない

「確かにあの中に飛び込むのはリスクがでかい イムカとタェンティースで奴らをおびき出すか? ・・・いや プランBでいこう」
冗談めかして言ってみるテスト もちろん危険なので却下である 色気がないなんて微塵も考えていませんよ?

タェンティースがが突っ込めばこちらは移動を開始 誘い出した先で有利な立ち位置を確保しようとする
735 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/15(水) 23:33:30.07 ID:6ClhLdY1o
>>732-734

「よし、基本、白兵戦だな。釣って、迎え撃って、潰す。これで行こう」

 魔力溜まりド真ん中の闘いは悪影響が強すぎる(少なくともイムカとロイには)ため、
 タェンティースの提案を是とするイムカ。

【ポーチよりクナイ・ダートを取り出すイムカ】
【投擲武器として愛用している装備だ。なお、クナイナンデ?ニンジャフリークだからである】

「皆、散開。タェンティースが突っ込めば混乱状態を齎せるだろう。
 だから、タェンティース、初撃は派手にな。皆は散ったゴブリンを倒す。一匹も洩らすな。それでは――」

 イムカは上方を見る。気もそぞろ、見張りの役割を半ば放棄している一匹のゴブリンを見やり、

「作戦開始」

 ヒュッと、クナイを見張りゴブリンに向けて投擲した。

【奇襲初撃:タェンティースは見張りゴブリンが地面に落ちるタイミングでド派手な初撃で相手を散らさねばならない】

「GYAAAAAAAAAAAA!!」
「GUUUUUUUUUUUU!!」

 タェンティースが成功すれば、ゴブリンは混乱状態となり散り散りとなるだろう。

【少なくとも、エリドゥとロイには3体ほどのゴブリンに襲い掛かるだろう。
 毒塗りの短剣、生身に刺さればタダではすまない。そして、交戦というよりは突破を図ってくる。
 如何に手早く、複数体を片付けるか、技量と判断が問われるだろう】
736 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/15(水) 23:42:13.65 ID:UY24loh20
>>733-735
「畏まりました」
「……では……」

キョロキョロと周囲を見遣り、手頃な樹を駆け登る
見張りのゴブリンが居たより随分と高い位置に辿り着き、一呼吸

「……せ、エェェェッッッッ!!」

音もなく突き刺さる苦無、幹を蹴りつけ飛び出す半人
落下位置はゴブリンの方が随分と下だ、それだというのに半人の『着弾』はその落着とほぼ同時
質量と、勢いと、裂帛の気迫
全てが渾身の、コメットキックでの奇襲
轟音、小規模なクレーターが形成され捲き上る砂埃
その中から姿を表す半人
機能していないしかし未来素材の板金が貼り付けられたイムエトでの大振りな回し蹴り一閃!
737 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/15(水) 23:43:40.31 ID:CGUTVfPZo
>>735
「承諾。さぁ迅速かつ丁寧過ぎる程に丁寧に迎え撃とうか」

イムカに従い白兵戦を行動の軸に決定する。一人だったならばロイと同様に全開の変化で吹き飛ばしてやる所だったが今回は違う。
右腕を剣のままに素早くゴブリンらに接近する。それはゴブリンらの走る速度の比では無く、明らかに常人の範囲を超えていた。

(右0.5秒、左0.7秒――――――決定)

エリドゥは三体の内右手側に接近したゴブリンの首元へとすれ違いざまに剣を伸ばし、左手側のゴブリンに掌から剣の付けられた鎖を射出する。
魔力を纏った鎖は閃光と共にゴブリンの脳天へと飛翔し、何ら反撃が無ければ紅の鮮血と豆腐の様な脳漿を撒き散らせるだろう。
738 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/15(水) 23:47:28.44 ID:kEZxzH2x0
>>735
「そういうこった」
なお闘志はこの場面で役目はない
うっかり付け火しましたなんてことになったら目も当てられないからだ

まずハルバートとサーベルを抜くまずやってきたゴブリン1の体幹を狙ってハルバートの穂先を繰り出し ハルバートはそのまま放棄
次にスクラマサクスを抜き放ちながらサーベルでゴブリン2の喉を狙った突き
最後にスクラマサクスで肋骨の隙間 灰を狙った刺突

リーチの違う三種の武器を使い分け 同じレンジで複数を相手にしようとせず 一匹一匹を丁寧に潰そうとする
739 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/16(木) 00:05:15.59 ID:1pzROmIIo
>>736

「GYAAAHHHH!!」

 突然の≪着弾≫に、二ツ頭のゴブリンは潰され即死!!

【ここでタェンティースは魔力溜まり…8種の魔風が沈殿した渦に身を置くことになる】
【魔力の本質…渾沌。渾沌が沈殿し、調和取れぬ8色の魔力は斑模様。その本質は歪みでありディーモンに通ず】

 なるほど、生物が長時間居て良い場所ではない。
 タェンティースの回し蹴りにさらに反応が遅れた2体のゴブリンが文字通り≪破砕≫した。

>>737

「GYAa?」

 一体目、速やかに首を切り飛ばされ即死!
 二体目、ゴブリンの頭部に鎖が落とされ、脳が潰される陥没殺!!

【ジジ…ッとここで魔力使用(小)により、僅かに魔力溜まりよりフィードバック】
【歪んだ気なる魔力が体内に左掌に流入し、内部で破裂する(ダメージは確定。深度は任意。変異確率2%以下)】

「イヤーッ!!」

 残り一体はイムカが黒鉄のメイスでホームラン、向こうの木にぶち当たって潰れた。

「大事ないか?」

【学習:)魔力溜まりは純粋な魔力にあらず、澱み歪んだ魔力は全存在に悪影響】

>>738

 ロイの方は元々、重装備かつ、それを扱う技量もある。そも専門家だ。
 ゆえにゴブリンはハルバートに貫かれ、剣に抉られ、あるいは切り裂かれた。

【実に手早く、始末できたといえよう】


 −−−−−−−−−

【全員対象】

「よし、ミッション完了だな」

 結果的には実に素早くカタと付けられたといえる。ゴブリンはこれで全滅。
 あとに残るは、やや飽和状態となっている魔力溜まりであろう。

「さて…こればかりは自然に散らすための処置を施すしかないか。
 ええと、聖水と白木と、あと石だったか?オカルトは…伍長、君の方が詳しいだろう」

 幸い小規模の魔力溜まりなので、ちゃんとした様式で魔力を周囲に流すようにしてやれば事なきを得る。

【こうして、小さな冒険は大事に発展する前にその幕をおろすのであった】

//おちまい
740 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/16(木) 00:10:35.16 ID:A3sNQp9W0
>>739
「まぁこんなもんやろ」
手早く終わり 一息つく

「んじゃまさっさと祓っちまうから ちっくら待っててくんな」

バックパックから専用の道具を取り出し しかるべき処置を行う
漂う魔力は結束を失い 散り散りにぶんさんして 森の中に溶けて行った

「おーわりっと ついでにウサギ辺り狩って帰んべよ」
バックパックを背負い直し 戻る準備をはじめるのであった・・・
741 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/16(木) 00:16:25.34 ID:zVfEJqLro
>>739
「ふむ?」

手首より少し上が裂け、一部の肉が四散する。
肉が飛び散り骨が露出するがこの程度の負傷なら戦闘続行に支障はない。

「問題無い。それよりも――――いや、終わったか。呆気ないね、ナムサン」

戦闘の終了を確認すると右腕を即座に本来の形へと戻す。人の形が本来の形かと言うとそうでも無いのだが細かい事は気にしない。
大事に発展する前に事が終わって満足。エリドゥは魔力溜まりから少し離れた場所で新鮮な魔力を補給しながら処置の光景を眺めていた。

「それでは僕もおさらばです。皆さんごきげんよう」

そう言って異常なまでにラフな格好と裸足の人物は何処かへと去っていった。
742 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/16(木) 00:18:40.69 ID:6RgDgMpl0
>>739
「……これはっ……なるほど……!」

眩暈
思考ユニットが体の各所の異常を捉え、エラーとして口喧しく報告して来た
確かにこの場に長居は不要、イムエトで吸収出来るとはいえ限度がある
数体のゴブリンを撃破、残りを散らせば速やかに離脱

「……ふぅ、」
「解呪の儀式はお任せします……」

うっぷ、と口元を抑えてその場に座り込む半人であった

//お疲れ様です、ありがとうでしたっ
743 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/03/16(木) 22:21:58.95 ID:1pzROmIIo
【サイバーパンク世界:スプロールにて――】

 さて、企業間抗争がひと段落し、スプロールは落ち着きを取り戻し――
 残念ながら落ち着きなどまったく取り戻していない!!

【企業連の序列は変動!幾つかのメガコーポはカノッサ・テクノロジー社に組しなかった。
 その大いなる罪の代償に、影響力を削ぎに削がれるなど、経済的には粛清と大津波の真っ最中!】
【カチグミは一夜にしてマケグミとなり、強盗サイコの格好の餌食!】

 襲撃事件の増加。殺人事件の増加。自殺者の急増。
 もちろん一般ピープルも余波を受けまくり、職を失う者、路頭に迷う者、逆にチャンスを掴む者。
 没落するカネモチ連中ほどには悲惨ではないが、まあ悲喜こもごもの人生模様である。

 −−−−−−−
【スプロール:ランナーズギルド内/サイバーカフェ】

 極彩色の照明と重低音サウンドの音楽か騒音か美妙なラインのミュージックは高らかに、
 身体にリベットを打ち込んでいたり、表皮を蠢くイカしたタトゥーなど、
 サイバーな連中がごった返す、サイバーカフェは今日も盛況。

【ランナー(所謂、近未来の傭兵である)達はここで生還を喜び、あるいは新たなコネクションを構築する】

「まあ、悪いコトばかりでもないのデス。実際、戦争は科学を向上させるといいマスが、
 今回も例に洩れずに、色々と進化したモノが民生用に降りはじめてイマスしね」

 言うなり、α-12は己の来ている働いたら負け≠sシャツを見せびらかして一回転。
 白地に黒文字だったTシャツが、すぐさま黄色地に赤文字と色を買える。

「ファッションも発展しまシタ。ホロ素材の服は今やニューエイジの流行、新しいスタンダードデス」

 基本系のホロ素材の衣服にホログラムで色や細かい装飾を映像再現。
 何処かで見たような技術であるかもしれない。もっとも、ホログラム凍結技術にまでは到っていないが。
744 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/03/16(木) 22:32:08.08 ID:DQaaY4xdO
>>743
「……えぇっ? なんだってんですかっ?」

よく聞こえなかったのか聞き返すニアの声は非常に大きい
カフェに流れるBGMはα-12の声がニアの耳に届くより前に遮断してしまっているらしい
近寄って耳を澄ませてようやっと聞き取れた

「そりゃあっ、いい事に目を向ければそうだってんですけどぉ……」

テーブルに伏して微妙そうな面
特にホロ素材の進化などは顕著であるようで、色彩賑やかしいスプロールの街はその毒々しさを余程増している
ただ、まぁ、それだけ多くの被害が起きた上での事だとの意識がニアの脳裏から離れる事は今は少なくともなかった
オーガニックミルクティーを一口啜る
多分半人がそれを前にすれば、金額的な意味で死ぬ程妬ましく思う事であろう
745 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/16(木) 22:34:01.96 ID:oLSwM6DE0
>>743
そのふざけた服、この世界では人気なのか?…分からないな
【黒いフードに野球帽、サイバーグラスを被り、地味な服装でランナー達の中に紛れるソーマタージ】
【いつものコート姿ではない。アレでは目立ちすぎてしまうのだ】

迷子になっても困らないかもな、そのコスプレは
ところでそれ、そのまま発光とかしないのか?お前の頭の中にピッタリだ
【冷ややかな目で皮肉を飛ばし、細身のカーゴパンツを履いた足を組む。なんたる不遜な態度か!】


まぁ、技術の発展は良いことだよな。見ろよこれ、おもしれーだろ
【言いながらパーカーのポケットから引きずり出したのは、インクをこぼされたかの様な黒い模様の入った白布】
【模様は触れる度に蠢き、ロールシャッハテストめいて奇怪な左右対称の絵柄を形作る】

二枚のゴムに挟まれた液が、圧力や熱に反応して流動するそうだ。美しいだろ
【こっちはこっちでよく分からないセンスをしていた】
746 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/03/16(木) 22:49:20.26 ID:1pzROmIIo
>>744

「ぬっふっふ〜α-12も頑張ったのでボーナスたっぷりデス。
 しばらくは超・おだいじんデス!」

 α-12の前に運ばれるオーガニック・マッチャ。ギョクロである。
 企業間の血生臭いやり取りも、実行部隊かつ天真爛漫の生きた見本の彼女にとってみれば、
 関わりがあるようで、微妙に遠い世界なのだろう。ただ恩恵を享受するのみである。

【当然であるが、この世界では天然食材は富裕層が一山当てた成金にしか滅多に口にできない】

>>745

「大流行デス。ファッションメーカーも次々にホロ規格の商品を発表中デス。
 今や、ファッションもニューロでダウンロードして着るモノになるデショウね」

 このホロ革新により、ファッション関連企業の株価はウナギランジング!
 メガコーポもすぐさま囲い込み、提携工作を行い、新しい戦場で企業はシノギを削っている。

「…又=サンのセンスは相変わらず意味不明デス。なにそのキモいハンカチ。それでマスクでもつくるデスか?」

【自慢げに披露したものに徹底的なディス!】

>>744-745

≪続報です。自我を持ったプログラムAIに人権を付与すべきかと企業連で争点となってきましたが、
 AIは人に非ず、人類に対する奉仕存在であるというのが大勢となりました。
 これにより人権を訴えたAIは狂っていると判定され、先日、全てデリート処理が完了――≫

 ニュースは全てAR(オーグメント・リアリティ※拡張現実)やホロディスプレイで流れ続ける。
 α-12みたく、ガスマスクのレンズに、あるいはソーマタージのようにサイバーサングラスでAR体験をしているか、
 そんな装備は一切していない臭いニアにもディスプレイと指向性音声で情報を享受できるという仕組みだ。

「そーいや、又=サンはたぶんやっているとして、たこたこ=サンは電脳化しないデスか?便利ですよ、何かと」

 なお、ここで言う電脳化は脳みそそのものを機械化することを意味するではなく、
 身体にナノチップを埋め込んで、身一つでウェブに常時接続できる状態になることを言う。

【現実が拡張され続けるスプロールにおいて電脳化の有無は生活や都市サービスなどの利用の可不可に関わる。
 当然、電脳化していたほうがあらゆる恩恵を受けられるのは言うまでもない。
 勿論そこには一般ピープルであれば、意識すらしないある種のリスクも存在するのだが】
747 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/16(木) 23:00:15.44 ID:oLSwM6DE0
>>746
服屋に服を買いに行くとき着る服が無かったんだ。その流行りはいいかもな
…ところで前から気になってたんだが、そのファッションセンスはお前と同型のやつなら誰でもそうなのか?それとも、お前だけに起きたバグ的な何かか?

そーなんだよなー…。くすね…貰ったはいいが、使い道がなくてな。飽きた
【持て余す様に指で摘んでヒラヒラ。しばらくそうやってると、トランクに押し込んだ】
【合成ではない本物のコーヒーを飲みながら、どうしたものかと今更になって考える】
…マスクは良いかもな。覆面とか、顔隠すもの探してたんだ


電脳化?ああ、俺も極々僅かなものだけど…。あんまり勧めるようなものじゃあないだろう
【目を僅かに細め、不本意そうな口調で苦言を呈する】

腕が良くて継続的にサービスを受けられるならともかく、そうじゃあないなら気をつけた方がいい
健康な身体に余計なもの埋め込むわけだからな。運と腕が悪いと、障害を抱えることだってある
【少なくとも俺のいた世界はそうだった。とコーヒーを啜りながら】
748 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/03/16(木) 23:00:29.30 ID:DQaaY4xdO
>>745-746
「ソーマタージのそれも素敵だってんですね」

一方ニアには評判はいい
α-12のケミカルホロシャツにも喝采を送っている為、どうにもセンスはアレな模様だが
そしてαのお大臣宣言に、おやつ代に消さないようにと苦笑してから

「ふぅん……」

ディスプレイに流れるニュースに深刻そうに唸る
実際ニアが何が出来るという訳ではないし、行動を起こす訳でもない
だけれどもこの問題に無関心というのはどうにも憚られたのだ

「えっ? あぁっ……」
「ニアは基本的には有機型だってんですからねぇ……」

そういうのはあんまり、と苦々しく
とはいえニアにも、一応タェンティースのような思考ユニットは埋め込まれてはいる
ただそれの役目は非常に少なく、実質完全に有機的な存在として生きているようなモノだが

「……ちょぉっと、なんていいますかぁ……」

言葉を濁すが、要するに怖いのだろう
749 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/03/16(木) 23:14:34.88 ID:1pzROmIIo
>>747

「姉妹の皆、個性的と褒めてくれるデス。何故か個性尊重で誰も同じ服着まセンが」

 果たしてそれは褒めているのであろうか?
 少なくとも真実は一つ。このセンスはα-12だけに起こったバグである。ナムサン!

「くねくね模様が変わるマスク。うーむ、キモいデス」

>>748

「デス?」

 ニアの逡巡をα-12はイマイチ理解できていない。
 そも、身体の四肢や神経系の機械化すらファッションの一環ですらあるスプロールなのだ。
 その辺の倫理感・価値観の差異が生じたとして不思議ではあるまい。

>>747-748

「又=サンのようなヒャッハーワールドの闇医者とかなら兎も角、
 電脳化はバッチリ規格標準化されてますデス。メガロシティ市民の90%以上がやっているのは伊達ではないデス」

 もっとも、一切電脳化していない、所謂ウェット(生身)な連中も当然いる。
 それらは端末を用いてのアクセスなど、不自由ながらも生活し、一般的には変わり者と看做される。

【それが逆にCOOLという声もあり、別に卑下の対象とはなっていないが】

 ニアにもほれほれと、ソーマタージの奴とは別規格のサイバーサングラスをかけてみる。
 すると、企業看板や各種ディスプレイ、意識すれば今飲んでいるオーガニック・ミルクティの値段や、
 ドコの茶葉が使われているかなど事細かに表示される。

【現実と仮想空間が入り混じる光景は幻想的かつ実に毒々しい。
 情報の氾濫、そして、企業による購買意欲を刺激する罠の解像度が実に劇的に向上する。
 しかもそれは確かに便利であり、危険な魅力も多々詰まっているのだ】
750 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/03/16(木) 23:23:12.90 ID:DQaaY4xdO
>>747
>>749
「うへぇ……」

ソーマタージの言葉に身震い
矢張りするものじゃないなぁとの再認識だ
最も、有機的にとはいえクローンとして産み出された生体兵器の言えたセリフではないが

「うーん……んんっ?」
「なんだってんですかぁこれっ……うわっ……」

サイバー視界を手に入れて垣間見るその世界
どうにも毒々しさの印象が優ったのであろう、余りいい反応とはいえない

「なんでしょうっ……うーんっ」
「ニアにはっ、少し分かり過ぎちゃってっ……」

苦笑しつつサングラスを外し、αへと返却
目が回っちゃいそうだってんですと小首を傾げた
751 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/16(木) 23:30:16.98 ID:oLSwM6DE0
>>748-749
そう思うか?ならやるよ。熱した器具で裁断すればゴムが再接着されるぞ
【蠢く表面の布を放り、冗談交じりにニアに言う】
【加工すれば、頭部をすっぽり覆う覆面か短いマフラー程度にはなるだろう】

あ、やっぱりお前が変なんだ…。安心
【彼女らの意図はどうあれ、この変な服はα-12だけのもののようだ】
【全く同じ顔をした少女達が全く同じクソTシャツを着てひしめき合っているのを想像し、少々青ざめかけた。杞憂に終わったが】


ほー、管理されてるとそういうのも進むもんなのかね…
まぁ、どっちにしろ俺はあまりオススメしないがな。慣れてないと頭おかしなるで

【彼個人としては、電脳化にはあまりいい気持ちはしないようだ】
【時代遅れの頑固者か、何かを見越しての考えなのか。彼自身にも最早分かっていないが】

どうだ。視界は回るか?電波は見えてきたか?指は何本立ってる?螺旋アダムスキー脊髄受信体って言葉に聞き覚えは?
【サイバーグラスを掛けるニアとは反対に、目が疲れたのでこちらはグラスを投げ捨て、野次を飛ばす】
752 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/03/16(木) 23:43:34.32 ID:1pzROmIIo
>>750

「ありゃりゃ、残念デス」

 合わないとなれば、α-12も無理強いする気はない。
 もともと、彼女にしてみれば、便利だからどうか?と紹介したに過ぎないのだ。

【この情報解像度が当たり前≠ノなるかどうかで、便利かどうかも分かれるのだろう】

>>751

 ニアとは逆にサイバーグラスを棄てると、
 元々、鮮やかすぎるほどの色彩とディスプレイの氾濫そのものだった光景が、
 ひとまずは、クソやかましいサウンドとライトが支配するカフェにまでは解像度が低下する。

 −−−−−−

「デス?」

 ギョクロを実にありがたみもなくガブ飲みしていたα-12は、ホロディスプレイのひとつを指差す。

「当社のコマーシャルデス!」

 見れば、何かとてもダルマちっくなアーマー家政婦ロボの喧伝である。

≪T量産型はかしこく強い!皆様のご家庭にファッショな一台!ボディガードにもなるよ!≫

 何か、家政婦ロボの宣伝をやっている。なお、カノテクのロボにしては珍しく好評らしい。
 そして、CMは別商品に続く、

≪ついにアーマーギアは軍だけの持ちモノではなくなりました!!
 傭兵の皆サンにもフレキシブル・パワをお届け!新発売!ガンメタA-117!≫

 次は所謂動力つきボディアーマー…つまりパワーアーマーとも呼ばれる装甲服の宣伝だ。
 これもエーカー社の戦役で発見されたプラント、流出技術による技術的ブレイクスルーによって、
 遂に軍用という垣根を越えて登場したスタンダードである。まだ高い買い物であるが…

「着るロボ!カッケーです!アコガレ…α-12は飛んだり跳ねたりできないとダメでした;とほほ」

【スプロールは動乱を越えてますますその隆盛ぶりと歪みっぷりが加速している模様】
753 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/03/16(木) 23:51:14.09 ID:DQaaY4xdO
>>751
「ありがとうってんですっ」
「……帽子とか作ったら面白そうだってんですねぇ」

色があれな帽子
矢張りニアのセンスはちょっとアレだ

「……ぐるぐるしますってんですっ、酔ったぁ……」

はふ、と一息
オーガニックティーを啜って一心地
ニアはどうにも不便な方が性に合っているらしい

>>752
同上的な反応を示す
科学力的にはそこまでの発展を遂げていない世界出身者故の自然な事だ

「え、あ、ほんとだっ」
「おー、可愛いってんですねっ」

ダルマアーマーはニアにも好評だ
そりゃあタェンティースが好んだのだから、その系譜であるニアにウケない訳がない
ただ、続く如何にも強力そうなアーマーには
色々と今後、スプロールでの戦闘があるたびに邂逅する事になりそうだと認識し

「……むぅ」

また、苦笑ながらに難しそうに唸ることしか出来なかった
754 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/16(木) 23:52:34.73 ID:oLSwM6DE0
>>752
おお、趣味じゃない音楽とライトよ。世界はこれだけで十分だ
【目薬をさし、再びグラスを着用。なんだかんだで便利な時もあるっちゃあるのだ】


なんだ、お前んとこCMなんて流してたのか
【指されたディスプレイをしばし眺め、終わるタイミングで口を開く。無礼極まりない言葉も!】
…言っちゃなんだが、その、ダセエな。あの外見…

パワーアーマーはいいな。そろそろ、スクラップヤードの俺の部屋に仕切り作ろうと思っててな
パワーアシストはありがたい。……ゲ、高ぇな…
【属性的にも、性格的にも、スプロールの混沌はそこそこ居心地が良い。それなりにエンジョイするのであって】
755 :α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]:2017/03/16(木) 23:58:34.46 ID:1pzROmIIo
>>753-754

「BOOBOOO!たこたこ=サンの真っ直ぐな意見を、 
 ダメセンスの又=サンも見習うべきデス」

 まん丸ダルマアーマーな家政婦ロボにディスをかますソーマタージに不評げなα-12。
 なお、彼女にも例によってダルマアーマーは好評。遺伝子にでも刻まれているのだろうか。

「アーマーギアは発展性の高い商品として着目されていると同時に、
 都市戦闘には過剰火力では?という声もありマス。まだまだこれからの分野デスね」

【そうして、加速する世界:スプロールでの語らいはここでひと段落】

//おちまい
756 :ニア・シューペリオリティ【タイドメイカー】【マウト・フトゥーロ】E.月光.空色スカーフ[saga]:2017/03/17(金) 00:02:00.11 ID:7m646/BPO
>>754-755
「えー、とっても可愛いじゃないってんですかー」

こんな時は実に同意見なαとニア
二重のブーイングがソーマタージへと向けられる
もしここにタェンティースでもいたら更にひどい事になっていたであろう、トンチキ

//ありがとうでした、お疲れ様でしたー
757 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/17(金) 22:37:05.30 ID:HLZ8C7m0o
【プリークエル】

オメガ『そんな訳で、最新モデルの支配機兵のテストは君に任せた!』
「えぇ……(困惑)」

ある日カノッサ機関の一派、HEXAの司令官であるオメガからポンと渡された書類の束。
一通り目を通したジョシュアを絶句させた内容はこうだ。

・今までカノッサ機関の他派にすら存在を明かさなかった秘密兵器のテストをしろ。
・とにかく素性は誰でもいいので、異能持ちか戦闘能力の高い個体を選べ。
・でも連れてくるヤツらは、なるべく越境者を選ぶこと。

つまりは見ず知らずの人間を集めて、極秘の自立機動兵器をお披露目である。
マトモな神経してればこんな指示は出さないのだが、これは結構前に凍結されたプロジェクトの産物。
性能テストと戦闘データの収集、およびゴミ掃除の意味もあるのかもしれない。

【そして現在!】

HEXA本社地下ラボ、越境者らのテッセラクト越境とグッドマン一派による襲撃事件の数日前――

「つー訳で、テキトーに越境者を選んでモニターにした訳だ」
「もとは最高機密クラスのシロモノだってのに、ボスはイカれちまったんじゃねェのか……」

ジョシュアは腕を組みながら、事の顛末を呼びつけた越境者らのに伝えた。
こういった場に呼び出すにあたり、なるべく信頼度の高い人材を招集したつもりだ。
この場合における信頼度とは、文字通りの意味もあれば、戦闘能力の高さも含まれる。

ドク『ジョシュア、MMBDFの調整が終了した』
ドク『そっちに出すぞ、ハッチから私も一緒に出る』

ドクトールの合図と共に重々しい駆動音、重厚なハッチが開きはじめ、ブザー音が鳴り響く。
地下研究所のテストルームは小規模な都市を丸ごと再現した空間であり、
ビルや車の残骸、またはそこら中の壁に弾痕や爆発痕が残っている。
ここで何度も新たな兵器の性能試験が行われた証、表向きの福祉ロボティクス企業の顔とは程遠い。
完全なる技術の軍事転用の証拠を、こうも簡単に公開してしまってもいいものか。

『ハロー、はじめマシテ』
『MMBDF(多目的戦場支配機兵)試作型、”アンティー・ドット”デス』

「……」

さてどのようなゴツいのが来るかと身構えていたジョシュアだったが、現れたそれのサイズに拍子抜け。
自分の倍以上の大きさを想定していたが、、これでは同じ、いやジョシュアよりも小柄。
片手をひょいっと掲げて挨拶してみせるそれは、人間離れした、されど人間を模した形態をとった身体。
身体の全てが戦闘用に再設計された肉体と形容すればいいのだろうか、ギラつく金属のそれを纏った女性。

『正直アンティはこのネーミングに辟易してマス、生まれた時からアンティ(おばさん)なんて死にたいのキワミ』
『それに人間じゃないカラって服を着せないのもサイアク過ぎデス、乙女に裸体を晒しながら戦えとか開発者はヘンタイだらけ間違いなしデス』

「……なァ、こいつどっかで見た事あるんだけど」
「お前独自開発っつってたよな?オイ、こっち見ろ、どっか流用したろ?あ?」

無言で顔を逸らすドクの方を見て、ジョシュアはアンティを指差す。
既視感のありすぎるトンチキムーヴに、性能評価試験という重苦しさは吹き飛ばされ、
なんというか戦う気力の起きない、だらりとした空気が漂う。
758 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/17(金) 22:43:33.66 ID:osT2KZsc0
>>757
「はい、初めまして」

とは言いながらもどうにも今ひとつそんな気がしない圧倒的既視感
ともあれしかし、戦闘試験という名目上半人はいつもの武装を所持している
更にいえば心持ちもそれであり、苦笑を浮かべはしているものの精神テンションの仕上がりはほぼ完全にに近い

「……えーと、では……」

はじめますか、と尋ねた
759 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/17(金) 22:47:32.17 ID:5QA+qPz+o
>>757

「………」

 げんなりと苦笑し、葉巻を咥える。シリアスにやろうと言う方が無理である。
 ゆえにマネーでこの実験に雇われたランナー…クルト・カントールも嘆息をつくというものだ。

「教育方針間違えたと有名な識臣教育を模したか?一体ナニをどうしたらこうなる?
 技術屋の考えることはさっぱりわからん」
760 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/17(金) 22:49:39.49 ID:3LdNb6Hd0
>>757
アキレス「アンチャ○テッド?」
―――ギィ!!
開始早々名前を間違えるアキレス君と 挨拶するようにハサミを振り上げるベティ

ロイ「やって来たぞジョシュア 誰と戦えばいいんだ?」
どっこいせと装備ウィ担ぎ直すロイ

ロイ「まぁ・・・なんだ どこぞの誰か酸みたいな物言いだなアンタは」
早速ゆるい雰囲気漂う場に ややげんなりした様子
761 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/17(金) 23:01:24.07 ID:HLZ8C7m0o
>>758-760
『コイツなんかシンパシーを感じマスね』

タェンティースをびしり指差しながら、ドクの方を見るアンティー・ドット。
顔を手で覆って俯くドクに、ジョシュアは(元々分かり切っていたことだが)確信し詰め寄った。

「……ドク、やっぱお前……」
ドク『思考ユニットの参考に……ゼファーのアラズァヘッドをリバースエンジニアリングした』
「チッ……」

やっぱコイツ独自開発なんてしてなかった!思考ユニットの開発のため、こっそりアラズァヘッドをバラしていたのだ。
その事自体ジョシュアは納得できないが、あのアラズァヘッドが最後に遺した言葉を思い起こせば、
既にそこには、ニアの残滓など残されていないことなどとうに分かり切っている。

「で、流用したのか」
ドク『高度なプロテクト故に流用はできなかった……このような人格が得られたのは我々の技術不足だ』

結果としてこんなのが産まれたが、しかしそれが意図した結果ではない。
意図してこんなモンを生み出すのは余程の変態か、もしくは酔狂か。

『ほーん、じゃあコイツがアンティのルーツ……おかーさま』
『んや、どっちかってーと姉様デスか』

コキコキ首をならしながら、敵前にてストレッチを開始。完全にナメている。
ジョシュアはウンザリしつつ、銃を仕舞って背後の壁にもたれた。

「俺は降りる、こんなの相手にやる気出ねェわ」
『アンティはいつでもいーデスよ、始めまショウか』

『対異能戦闘用人型兵器・特殊高性能試作型ナンバリング無し…脅威評価C』
『クルト・カントール…脅威評価D』
『ロイ・ゴールドマン…脅威評価B』

『ベティ…脅威評価F』

まずは目の前の三人と一匹を敵として選定、アキレスは脅威として見ていない。
ストレッチにより人工筋肉をほぐしつつ、いつでもいいですよと余裕のすまし顔。
762 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/17(金) 23:09:54.16 ID:osT2KZsc0
>>761
「なるほど、なるほど……」

成り行きを聞けば色々納得、ため息しか出ない
頭痛を堪える様にしてこめかみを抑えていたが、何かを聞けばその肩はピクリと震える
そして抜剣、赤刃は大気を切り裂き歓喜に震鳴く

「……全く、出来の悪い妹です」
「躾がなっていませんね」

少し礼儀を教えて差し上げます、との言葉を投げ掛ける頃には
既に大きく踏み込み峰打ちの形ではあるが袈裟斬りの軌道で赤刃を振るっていた
半人の静かなる激昂は、己に対する評価云々により引き起こされたのではない
この上なく信頼している仲間達に対しての、目の前の彼女の不躾な物言いがそれを巻き起こしたのだ
763 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/17(金) 23:11:04.98 ID:3LdNb6Hd0
>>758-759
ロイ「よぅ」
アキレス「やぁ」
―――ギィ!!

やってきた越境仲間に挨拶する2人と一匹
とりあえず目の前の子と一戦交えることとなったのだが

アキレス「ねぇねぇ2人とも これ」
といってこっそり差し出したのは耳栓(完全に音を遮断するタイプのものではない)

アキレス「ちょっとうるさくするから」

>>761
さて そんなわけで戦うことになったわけだが 相手の評価はよろしくない アキレスに至ってはベティ以下である

ロイ「それじゃやるかね」
アキレス「おっけーい デモンレッグ!!」
ハルバートを構えるロイと さっそく青い霧を出すアキレス

アキレス「それじゃアキレス 吶喊します イヤッホゥ!!」
ゴングと同時にロイは回り込むように移動を開始し アキレスは初手で相手に真っ直ぐ突撃をしかける
764 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/17(金) 23:11:35.37 ID:5QA+qPz+o
>>761

「まあ、それでも仕事(ビズ)だからな。やってみるとしよう」

 素早くガバメントM2072をホルスターより抜き発砲!!
 電気式発火機構により、ヘビーピストルとしての大口径運動エネルギーに比して、
 その反動は重本体の稼動部分の省略により、驚くほどに小さい。

【大口径拳銃の反動制御を実現した技術だ】
765 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/17(金) 23:12:52.33 ID:5QA+qPz+o
>>763

「?…了解した」

 ナニを考えているかはわからないが、
 何か手はあるのだろう。と、あえてそれ以上は聞かずに耳栓を耳に突っ込む。
766 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴2017/03/17(金) 23:15:30.64 ID:osT2KZsc0
>>763
「え? えぇ」

ほぼクルトと同じ様な反応、取り敢えず受け取り何事かと思いながらも耳栓装着
そして>>762
767 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/17(金) 23:26:33.34 ID:HLZ8C7m0o
>>762
『アナタがいくら激昂しようと――』
『アンティの脅威評価は揺るぎマセン』

袈裟での一線を素手でいなし、否その身体自体が無数の武器の集まりである。
堅牢な合金製の、籠手のような手先で剣を逸らし、そうして弾いた。
すまし顔でタェンティースの腹目掛けて蹴りを繰り出し、それは関節部を僅かにフリーにすることで、
手前で10cm程射程が伸びる、人体に基づいた可動範囲では予測不能の攻撃である。

>>764
『嘘デス』
『対象の脅威評価をBに改定』

大火力低反動の性格無比な射撃は、アンティの脇腹に風穴を開けた。
無表情のまま、『ぐ』と短く呻いて、ボディアーマー越しに肋骨にあたる部分を粉砕したのだ。
ぐるりとクルトの方へ向き直ると、彼の手に構えられた得物を見て顔を顰めた。

『飛び道具はアンティの天敵、ちぃとよろしくナイ』

近接タイプが二人、同時に相手取りながらバシバシ遠くから撃たれたのでは堪らない。
タェンティースから逃げるようにして、優先的な攻撃対象をクルトへと変更。
人外的な身体構造を駆使したムーヴは、まるである種昆虫めいて。
地を這い滑り、弾丸を交わしながらクルトへ肉薄、鋭い踵落としでの速攻に繋ぐ。

>>765
『あれ、アナタも戦うんデスね』
『4vs1デスか……まぁいいでショウ』

数が多いと舌打ち、分身出来ればよかったがそんな機能は無い。
アキレス目掛けて繰り出すのは、バックショットセルの解放。向けられた腕の先から無数のベアリングがガス圧で放出される。
まるで飛ぶ鳥を落とすような、狩猟気分で放たれたそれは、マトモに直撃すれば確実に怪我どころでは済まない。

『飛び道具が少ないんデスよね、あんまりチョロチョロしないでクダサイ』

バックショットセルの解放と同時に反転、クルトへと肉薄しロイとタェンティースの動向を注視。
目を向けていなくても、身体の各所に仕込まれたセンサーが戦闘を補助する。
光学センサーで補足するほど高精度ではないが、だいたいどのあたりに位置しているのかは視えるのだ。
768 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/17(金) 23:34:28.99 ID:osT2KZsc0
>>767
「……ぐぅッ……!」

歯を軋ませる半人
腹部に蹴りを貰ったのだ
そのままギリギリと刹那の合間その腹を圧迫し、勢いのままに吹き飛ばすであろう
そう、それが自然の摂理
だがこの場においてそれは起こらない、何故なら半人には摂理に逆らう事が出来る力が備わっているのだ

「……ふぅぅっ!!」

ずるり
ほぼ強引に蹴りを『滑らせる』
腹部にイムエト(魔力泥)を纏わせ、それを持ってして蹴り足を滑走させた
とはいえダメージを無効化出来たには遠く、むしろ強引なムーブの分内臓に衝撃は走る

「!?」
「……虫ですか!!」

そして反撃、と思いきやその姿はクルトの元へと素早く迫っているではないか
右腕を振るいイムエトを飛散させ、その体に、進路にへばり付き動きを阻害せんと狙う
769 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/17(金) 23:38:08.61 ID:5QA+qPz+o
>>767

「人型と思いきや、間接部と筋肉の柔軟性は段違いらしい」

 無茶苦茶なムーヴであるが、実際足元を這いずるように動く標的というのは狙いがつきにくい。
 狙っているのか、刷り込みされた戦術プログラムに沿っているのか、閃きめいた何かか。

「フッ!!」

 左腕の機械義手で強力なかかと落としを受け止める。
 当然、生身の右腕で受けても防御らしい防御にもならずに骨折に至る可能性が高い。
 この辺、人間とはレベルの異なる怪力を有する機兵相手には当然の仕儀である。

「ジャーヘッドらしい評価の不安定さだ」

 瞬間、かかとを掴んだ深紅の篭手が放電!
 篭手の機能を一部開放し、蓄えた電力を解き放ったのだ。

【所謂、ショックハンドめいた使い方といったところか】
【バチバチを中空に紅電が飛び散る】
770 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/17(金) 23:41:02.86 ID:3LdNb6Hd0
>>767
【アキレス 危険察知能力発動】
攻撃が来る そう悟った瞬間

アキレス「イグニッション!!」
最近取得した能力のお披露目である

足に纏う青き霧が濃く放出され アキレスの姿を覆い隠す その瞬間アキレスはノンストップで90度直角移動でバックショットを回避

スタントマン・イグニッション 敵の視界を阻害すると同時 熱を遮断する性質の霧はサーモを欺く
更に辺りに轟く跳ね馬エンジンの如き甲高い爆音が辺りの細かい音を掻き消す
アキレスはアンティの周りを高速で旋回

タェンティース・ロイ・クルト・アンティを霧のリングの中に納めようとする

そしてロイはアンティの横手からハルバートにて突撃を仕掛ける穂先をアンティの肚の中心目掛けて突き出した
771 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/17(金) 23:49:46.59 ID:5QA+qPz+o
>>770

「おいおい、確かに目くらましにはなるかもしれんが…」

 爆音は耳栓でどうにかなるが、視界が霧に覆われ、
 しかもクルト自身のサーモスキャン≠焜鴻Nに働かないとなると、

(なるほど、あの手の奴には便利かもしれないが、俺には少し欺瞞が効き過ぎるな)

 ロイの如く、鍛え抜かれた第六感とでもいいようなものがあれば、
 この濃霧と爆音の中でも敵位置を感じ取れるかもしれないが、

「お前さんの能力、場所と、味方をそれなりに選ぶ類だな?ベティ、見えるか?」

 この霧に居る間はクルトの行動も著しく制限されそうである。
772 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/17(金) 23:55:07.08 ID:osT2KZsc0
>>770-771
「……、なるほど」

これで耳栓が活きるという事か、と納得の様子
多少視界が悪くはなるが、その他の妨害は幸い半人には其れ程作用することはなかった
最も、完全に濃霧に包まれれば……つまりこれを敵として受ける側に回ればまた結果は違っていたであろうが
773 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/18(土) 00:00:16.10 ID:bl1jBYW/o
>>768
『むー……』

なお立ち塞がるタェンティースに頬を膨らませて。どこまでもしつこいといい加減に辟易。
辟易するということはタェンティースが立ち塞がることを嫌っている、脅威として見ているという動かぬ証拠。
この時点でのタェンティースの脅威評価(ウザイ度)も、既にAまで引き上げられていた。

『(エート……対象を越える為のデルタVの不足、対処は……起動:イーリスの翼)』
『邪魔ぁっ!』

ばかんと何かが弾けるような音と共に身体の各所がスライド、小さなスラスターが顔を覗かせる。
地をスライドするような動きにスラストによる加速を含んで、タェンティースの脇をすり抜けた。
スラストの際に放出されるバックファイアはまるで小さな羽根でも生えたような、
こうして漸くクルトへと辿り着き、まるで体操選手のような流麗な動き、されど重いインパクトを持った踵落としを繰り出す。

>>769
『(防いだ!?)』

がぎ、と火花と共に自らの合金製ソールとクルトの篭手が衝突する。
装甲越しにも人間の骨格を破壊する程のインパクトだ、無事で立っていられる筈がない。
されどしかして、がしりと踵をその紅い掌が掴みバランスを崩せば、
きっとアンティが人間であったならば、焦燥という感情を感じていたのだろう。

『検出:未知の物質組成の装備……』
『標的の脅威評価指数を』

『Aに引き上げ』

右腕のバックショットセルをクルトに向けて発砲、緊急的な措置の為狙いはまばらだ。
展開したイーリスの翼による推進力を用いて、クルトの手から滑るようにして逃げる。

サージ全てをモロに受ける事は免れたが、しかし相当なダメージを追った。
5m程制御を失い飛んで、ぐしゃっと地面に叩き付けられる形、受け身としては拙い。

>>770
『ふむん……成程』

ぐしゃりと受け身を取りつつ、アキレスが自らの周囲にセンサーを無効化するフォグを展開するのを眺めていた。
もはや脅威数値を弾き出すまでもない、アンティー・ドットは無駄な思考を停止する。
今は持てる全てのリソースを戦闘に費やすべきだ。遠慮・舐めプは非推奨。

『アンティの脅威度算出アルゴリズムは正確性に欠けマスね』
『ファーザー、ファームウェアの更新を推奨しマス』

ロイのハルバートに、防御に用いた左腕をもぎ取られながら淡々と告げる。
すれ違いざまに身体を最速で反転させ、ロイの脇腹の肉を掠め取るような動き。
タェンティースの赤刃すら弾く、手先のレイザータスクは鋭く固い。
774 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/18(土) 00:08:29.37 ID:z/59AqjL0
>>773
「……イヴィア!!」

超速に傍を抜ける彼女の姿
焔の散らつく残滓だけが視界の端にちろちろと燻る
半人はそれに振り返るよりも速く速く、六の虚刀を呼び寄せる
亜空間から光と鈴鳴の音色と共に表れたそれらは幾何学模様の螺旋を描き、己から見れば背後の遠間に位置する彼女へと鋭く迫る
この間刹那、そして半人自身も振り返り追従し、跳びながらの蹴りを繰り出さんと唸らせた
イヴィアの虚空の刀、そして半人自身のドロップキック
二段構えの追撃である!
775 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/18(土) 00:16:52.70 ID:uQwD3y8bo
>>773

 未知の物質組成。実際そうであろう。
 終焉の遠未来における技術の黄金時代と呼ばれたかの刻に鋳造された聖遺物。
 通常のサイバーウェアとは、在り様も構造も霊的骨子もまったく異なる。

「チィッ!!」

 このバックショットの瞬間、クルト自身の姿がアキレスの生み出した濃霧に呑まれる。
 バックショットは胸筋の一部をこそぎとっていったが、重傷には到らずにすんだ。

「中々に根性のあるお嬢さんだ」

 救急スプレーを傷口にぶっかけながらも、ほぼ封じされた視野の中で思考。

「柔軟性、近接攻撃性は良好。遠距離攻撃手段が乏しいというが、
 あまり加えると重量比からの近接攻撃性のバランスが損なわれる可能性。ここは要課題だな。
 戦力を読む、解析能力には些か難があるが、すぐにそれを理解する思考アルゴリズムの冗長性は良好だ」

 クルト・カントールはプロである。己のビズ(仕事)の役割である実戦試験のモニター。
 その役割を充分に弁えているのだ。

「さて、こちらの行動選択肢は限られているから、対電子攻撃への対応力試験ってところだな」

 言うなり、ポーチからチャフグレネードを取り出して、霧の向こうへと投擲する。

【すぐさまパン!という破裂音と共に特殊電磁コーティングされた金属片が周囲にばら撒かれる。
 これは機械的センサー類に影響を及ぼし、クルト自身のサイバネアイも不調を訴えるが、
 こそは既にアキレスの霧で視界不良に陥っているので今更である】
776 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/18(土) 00:17:54.81 ID:uTgXjFI20
>>771>>773
爆音轟かせ霧を生み出し続けるアキレス
だがその背から彼女の姿が消えていた

霧に紛れ足元の死角となりやすい場所からこんにちは

―――ギィ!!
アンティの脚を自慢の針で一発ガツンとつつき

―――ギィ!! ギィ!!
すぐさま離脱 霧に隠れてやり過ごそうとする

と クルトがなにやら援護を求めている様子
霧に隠れながらクルトの元に向かい

―――ギィ!!
向こうだ と言わんばかりにハサミを振り上げる・・・が ベティ語が理解できてなければどうしようもない情報である


そしてロイ

左腕をもぎ取ることに成功するが 返す刀で脇腹に飛んでくるレイザータスク
その刃は確かに腹に津y吉舎去る 肉に達する手ごたえがある だが浅い

この男の住む世界の亜人 オーガ その表皮は金属鎧に勝るとも劣らないほどに強固なのに柔軟性を持つ 革鎧のグレードの中でも最高級に位置する鎧が
アンティの一撃を致命傷から軽傷に引き下げる

そしてその傷に構うことなく ロイはハルバートを手放しサーベルを抜刀 首元めがけて刀身を横一文字に振るう
777 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/18(土) 00:25:11.67 ID:uQwD3y8bo
>>776

「ん?あっちか?」

 ベティを発見し、言葉を聞き、その方向にチャフを投げるのであった。
 と、いうか分かるのだろうか。ベティ語。
778 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/18(土) 00:36:02.70 ID:bl1jBYW/o
>>774
『シツコイ……ッ』

繰り出されたイヴィアを、レイザータスクで弾く。
しかし圧倒的な手数の差、その上片腕を喪っているのだ。
徐々に潰されるように押され、ついにその爪ががきんと砕けて割れた。

『ぐ、む……げほっ』
『おええ………ゴリラにも劣らぬ馬鹿ヂカラ……』

続けざまにドロップキックを喰らい血反吐を吐いて吹き飛び、納屋を突き破って受け身。
口元を拭えば、がくりと膝から力が抜けた。蓄積したダメージによりフラフラだ。

>>775
『この電子妨害の密度……吐きそうデス』
『わざわざご丁寧に代弁をドーモ』

互いに姿の見えぬ中で、アンティはクルトへと向けて謝辞を述べる。
バックショットセルという軽量火器は実にシンプルな造りで、イーリスの翼の動力を用いている。
車のヒーターがエンジンの熱を利用しているように、全てのシステムがバランスよく纏まり、効率化されているのだ。
ゆえに機能を作り替えるのではなく、外付け火器で対応できるよう、人型を保った設計に念頭を置いているのだ。
陸空海、アタッチメント次第でどのような環境にも対応する、それこそが支配機兵(ドミナンス・ファイター)。

『アンティの思考ユニットはシステムから独立していマス、経験値を持ち越シタままアップグレードが可能なコトが強み』
『よほど大出力のEMPでなければ、思考ユニットへのダメージはどうというコトはありマセン』

>>776
『イタイ!!何するデスかこのサワガニ!!』

既に足腰から力が抜け、武装は無力化、もしくは弾切れ。
戦意喪失してもおかしくない状況で、未だ抗い続けるのはどのような意地か。
ベティに足をブッ刺されれば左腕をもぎ取られた時より痛そうに飛び跳ねて涙を浮かべ、
げしげしと霧の中に消えてゆくベティの影を踏む。

『ひっ!』

されど気丈に振る舞っていた態度も、ロイの殺気に晒されれば怖気づく。
AIの根幹をなす生存本能、希薄な感情処理の中でも一際強い死への恐れ、
それがアンティの身体を硬直さえた、身動きとれず身体を縮めて、
ロイが刃を止めなければ、そのまま首を刎ねられて、がくりと膝をついて倒れるだろう。
779 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/18(土) 00:42:01.88 ID:uTgXjFI20
>>778
―――ギィ★
踏みつけはベティを捉えることができず 霧の中から煽るような声が聞こえてくるだろう

そしてロイのサーベルはアンティの首元でピタリと止まる

ロイ「チェックメイトだお嬢さん 初手舐めプしたツケだな」
とニヤリして見せる

アキレス「ぜェ・・・ぜぇ・・・ぜぇ…もう無理・・・・」
そして限界を迎えたアキレスが立ち止まった 霧もそのうち晴れることだろう
780 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/18(土) 00:43:40.99 ID:z/59AqjL0
>>778
「しつこさと、力には両方自信がありますので」

服の、足跡の付いた腹部を払いながら
煙の中で少し、スカーフ代わりの黒い布で口元を抑えた
既に赤刃は向けられていない
刀身こそ抜き身ではあるが、構えはないのだ
イヴィアの虚空の刀達も同様である
半人の背後に静かに浮遊し、時折鈴に似た音色を奏でるのみ

//すみませぬ、ちとお先に失礼しまするっ…
781 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/18(土) 00:47:44.28 ID:uQwD3y8bo
>>779

「まっ、こんなところだろうな」

 霧が晴れるなり、葉巻を咥えて壁にもたれかかって高みの見物としゃれ込んだジョシュアと、
 この戦闘を逐一モニターしていたと思われるドグに対して言葉を投げる。

「戦闘詳報を交えたレポートは3時間後に提出する。
 デキのいいお人形さんだが、まあ、そんなところだ」

 プロフェッショナルらしく如才なく、物事を進めるのであった。
 この辺はスプロールの上位ランナーらしい所作といえるだろう。

//ではコノヘンデー!
782 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/18(土) 00:59:11.08 ID:bl1jBYW/o
>>779-781
『……過小、評価』
『………デシた』

首筋からロイのサーベルへと伝う汗、純水を利用したクーラントではあるがこの場合汗と表記する。
密着した状態での寸止めは、人間の身にも関わらず機械にも肩を並べる正確さを示す。
身体から力が抜けて、ロイに身体を預けるように、抱き、寄りかかるようにして右腕を差し出した。

『レポートはアンティも目を通します、悪口書いてナイか検閲する必要と義務がありマスカラ』
『いーデスね、ファーザー』

ドク『あ、あぁ……許可しよう』

ぐでーんとロイの肩に顎を乗せた状態で、霧が晴れ、ようやく目視できたクルトを横目で見やり、
戦闘評価レポートの類はきっちりと目を通し、赤ペンした状態でオメガに提出すると告げた。
ドクも困惑するやりたい放題だが、きっとあの変わり者の局長であれば笑って看過するのだろうか、

「ん、まぁまぁ頑張った方じゃねェか……」
「オルカの捜索任務にこいつを投入すれば、少しはラクになりそォだが」

タェンティースの新たな妹となったアンティー・ドット、ロイの肩によりかかる彼女を受け取って抱え。
よっこらせと肩に担いでドクの元へと歩みよれば、率直な評価を下す。

越境者の中でもかなりの精鋭、手練れたちを相手にここまで食い下がれるのは正直驚きだった。
終始押され気味な印象はあったが、決してボロ負けという訳でもない。

有用な戦力になりそうだと、ハッチへと踵を返しつつ独り言ちた。

【リワード:VESPAコーデックス解除】
【人物名鑑 アンティー・ドット】

//〆!みなさまおつありでしたー
783 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/19(日) 22:17:43.75 ID:+tDMOzQ/o
【煌びやかなる欲望の世界:スプロール】

 テクノロジーとオカルトが交錯するスプロールのメガプレックス。
 そこはまさに不夜城と呼ぶに相応しい。もっとも重金属酸性雨の影響で
 太陽など滅多にお目にはかかれないのだが。

【サイバー都市にとって現実とは単一のモノではない。
 AR(オーグメント・リアリティ、拡張現実)により仮想空間とリアルは重ね合わせとなっている】

 ゆえに例えば、ウェット(生身)の視点では女子学生達が、
 空きテナントに出入りしているという一見して奇怪な光景があったとして、
 それがサイバーサングラスなどでARを通してみれば、そこはサイバーテナントであり、
 データ上で再現されたアクセサリーを物色している姿が見れるだろう。

【派手なパンクの格好をしたものがリアルでは真面目な学生服を着ていたり、
 あるいはその逆だったりと、ニューエイジ達はリアルと仮想の狭間を謳歌している】

「さて、市民IDの交付ないしは更新の案内だ。目を通した後、こことここにサインを。
 Xランク(非登録市民)扱いだと、ランナー(傭兵)の仕事(ビズ)すらマトモには受けられん。
 履歴を洗浄するためのニセIDが欲しければ自分で手に入れろ」

 とてもデッカー(刑事)の言葉とは思えない事を平然とのたまいながらも、
 お役所めいて、そのような案内を告げているのはイムカ・グリムナー。
 スプロールの企業であり、銀河帝国の出向機関、インペリアル・エンジニアリンクの代表である。

【市民IDはとっても大事。このような高度にネットワークが発展した都市では尚更】
784 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/19(日) 22:34:11.28 ID:8DgN5BDf0
>>783
やれやれ。面倒な契約とか書類作業から逃れたくて、この稼業を選んだのだがな
【軽口を叩き、書類をマジマジと眺めるのはエリコ・ベアルザッティ】
【無精髭に覆われた?を鋼鉄の義指でポリポリ掻くと、ペンを探して胸ポケットを漁る】

…アンタ、一応警察機構的な所の人間なんだよな?とてもそうは思えない
【思ったままをオブラートに包まずボヤき、サインを手早く済ませる】
【この世界で活動する事もあるだろう。その時のために、市民IDを手に入れておこうと考えたのだが…】
【住んでいた世界とはまた違う様相に目眩を起こしそうになる。出来れば仕事以外ではあまり居座りたくないというのが本音だ】


ホラ、サインは済んだぞ。何か知っておいた方が良いことは?
【目を逸らして煙草を咥える。話半分に聞くつもりマンマンの動き】
【尚、サインは偽名で済ませた。問題がなければ良いのだが】
エリコ・デサンタか…。ソーマタージに笑われそうだ
785 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/19(日) 22:48:46.05 ID:RdLaz6kX0
>>783
「おつかれーっす」
―――ギィ!!

そこにやってきたのはこの世界でキャリアー稼業に勤しんでいるアキレス君とサソリのベティ

「キャリアー経由で市民IDは更新済みだよ」
ひらひらと見せびらかして見せるのはれっきとした市民IDなのだが

名前欄がエセキエル・フランコ・トルロバ

となっている

【どう見ても偽造です本当にメルシー】
786 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/19(日) 22:52:26.51 ID:+tDMOzQ/o
>>784

「それなら世捨て人になるのだったな。
 ランナーが契約と書類作業から逃れられるわけないだろうに」

 結局のところ人間とは社会的生物なのである。
 無頼を気取っていようが、世間との関わりを断つというならば、
 自給自足か仙人のような暮らしをするしかない。

「警察機構というよりは、企業連に治安維持権限を委託された企業ゆえの行動といったところだな。
 国家行政による治安機構などとっくに破綻しているからな。実質は大企業の法のための犬さ」

 もっとも、デッカー権限委託企業ならば、このような市民IDの配布などかなりの融通が与えられるし、
 そうなれば、流れてきた越境者のとりあえずの身分の保証も行える。
 イムカ的には必要な要素を満たすための刑事のお仕事といったところか。

「市民IDは君のクレジット口座ともリンクしている。
 ランナー稼業の報酬の振り込みは勿論、公共機関の利用、買い物などもID管理で行える。
 なお、税金も自動で差し引かれるし、ハッキングの危険も無いとは言えないから注意しろ」

 外来人扱いとしてCランク市民IDが登録。
 これで少なくとも、イエローエリアでまでなら一応の人権めいた物の保証は受けられる。
 Xランクの場合は、タイホされたら大抵がサディスティックなデッカーによる拷問の後に有機体電力変換炉行きだ。

「知っておきたいことか?うん、偽名だな。現行犯でタイホ」

 イムカはデッカーです。よくも目の前でやれたものだ()

【アイエエエエ!?】


>>785

「タイホ」

 アキレスの手に鋼鉄の輪がかけらえる。
 社会と世間との隔絶を意味する契約の輪だ。
 何故こんなことになったのだろう。まあ、臭い飯を食うべし。

【ナムアミダブツ。偽名丸分かりが運のつき!!!!】

≪000111010101≫

 ベティちゃんにも手錠。社会と世間のかくぜ’ry
787 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/19(日) 23:00:53.73 ID:8DgN5BDf0
>>785-786
お前も偽名か?呼ばれた時自分だと気づけるよう、本名も混ぜた方が良いぞ
【名前生成メーカーで作った様な偽名を見て、思わず眉を寄せる】
【本人が平気なら良いのだろうが、こっちとしては呼ぶ時に困る】


ああ、将来はそれも悪くないかもな。憧れの一つなんだ、仙人
【のらりくらりと皮肉を返し、煙草に火をつける。不味い】

国家の犬が企業の犬になっただけか…。難儀なものだな
おぉヤダ。マジで、仕事以外では滞在したくねえ
【何処が税金なんか徴収するのだろう。疑問に思ったが、そこは黙っていた】
【それよりも気になったのはハッキングだ。精々狙われなければ良いのだが】

……見逃すとか出来ないのか?越境者のよしみで
【とてもそうは思えないが、デッカーにタイホなどと言われては流石にマズイ】
【不承不承に名前を書き直すのであった】
788 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/19(日) 23:04:15.38 ID:RdLaz6kX0
>>786
「え ちょ かんべんしてよぉ〜」
袖から取り出した細い棒 ピッキングツールでカチャカチャカチッと手早く手錠を外す

何時ぞやのαシリーズお披露目ショーの時にもらったピッキングツールはとても役に立っています

手錠などの拘束具のロックもその都度アップデートされているのだろうけど
世間に露出する限り対抗策は作られてしまうものなのだ

こればっかりは鼬ごっこということだろう

―――ギィ!?
まぁベティちゃんはピッキングツール使えないんですがね

―――ギィ!!ギィ!!
慌てたようにハサミを振り上げています う〜んプリチー(?)

「いやだってさぁ もうスプロールのブルーフォグっていえばキャリアー内じゃもう伝説的な存在なのよ俺
 もうデッカーとかが俺を探し出そうと躍起なんだから 偽造ぐらい大目に見てよ」

扱う情報が情報⒟ふぁけに 死亡率がランナーよりも高いキャリーあ それゆえに賃金も高く 一攫千金を夢見る者も多い

そんな中で成功率が高く また長期間この仕事をやってのけているアキレスは有名人なんです

なおアキレスの事うぇおよく知る人達からの評価()
789 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/19(日) 23:11:09.90 ID:+tDMOzQ/o
>>787

「ん?オーケーだ、それじゃあコッチが名前を書き直した表身分のIDで、
 先程のエリコ・デサンタ名義は、何故か没収と処分を免れたな、不思議なものだ」

 イムカはしれっと無表情で良いながら、2枚の市民ID≠エリコに渡す。

「通常のビズや生活には表を使え。ペルソナは大事だ。社会的信用は何かと便利だしな。
 こっちの裏ID≠フほうはヤバイ仕事や表のID名義でヘマ打ったときに使用しろ。
 資金移動する場合のクリーニングは信用できるツテを見つけるように。そこは君の器量次第だ」

 ただの口座のやり取りめいた真似で資金分配すると速攻でアシがつくので注意とのこと。
 しかして――

「どうした?便利だぞ?裏ID」

【注)イムカは先程自身で告げたようにデッカー(刑事)である!】

>>788

「つまり君をタイホすればデッカーポイントがたんまりか?」

 デッカーポイントとは!優先度の高い事件の解決、犯罪者の確保などを行うとポイント倍点!
 企業連よりこれまたポイントに応じて様々な特典をもらえるのだ。垂涎!!

【超汚職の温床でもあるが、あくまで守っているのは企業の法であることをお忘れずに!】

「伝説だと?」

 アキレスいぢめはこれくらいにして、と、手錠が外されたのは黙認しつつ、
 かつ、タイーホベティの手が届くか届かないかの位置でスカルがグルングルン回っておちょくっていうrのを見ながら、

「………脳にハッキングでもうけたか?妄想的なヤツを」

 ぜんっぜん信用していません!そりゃ普段のヘタレ28号っぷりしってりゃそらそーだ。
790 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/19(日) 23:20:54.93 ID:RdLaz6kX0
>>789
いつものおちょくりモードなサーボスカル
アキレスはベティを掴んでポイッチョとスカルに投擲

きっとベティはその足でスカルにしがみつくであろう フェイスハガー!!

「俺は悪くヌェー 雇主がいけないんだー」
イメージだけなら涼しい顔して仕事をやり遂げるクールイケメンだからね アキレス君の真実を知らない人が多いからね

さて イムカがデッカー24時なんてのでメディア露出しているのは随分前にやっているが 

最近はキャリアーメンバー募集の為にギルドが勧誘番組なんぞやっているのだ
そこに出ているのが カートゥーンチックなアキレスがクールかつスタイリッシュに
デッカーを打ちのめしたり飛び越えたりして情報を届け大金を手にする

そんな内容である そして最後に君もキャリアーになろうと締めくくるのだ

なんで本人が出てこないかって? 見りゃわかるでしょ?
なお地味に人気があったりする 脚本がいいんだねきっと
791 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/19(日) 23:25:16.28 ID:8DgN5BDf0
>>789
あ、ああ…
【市民IDを受け取り、釈然としない、といった目を向ける】
【ありがたい。ありがたいが……】
……アンタ、本当にデッカーかよ…


【ともあれ、表裏両方のIDを受け取り、ここでの仕事はだいぶやりやすくなった】
【短くなった煙草を携帯灰皿に捨てると、物は試しだと少しばかり身を乗り出す】

その信頼できるツテ…。心当たりとかないのか
交渉とかそういったのは俺がやるから、業者の知り合いとか紹介してくれよ
【元より期待はしてないが、言うだけならタダだ】
【「犯罪する時のために詳しい人教えて」と言う様な、刑事をナメた発言にどう動くか】
792 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/19(日) 23:36:34.20 ID:+tDMOzQ/o
>>790

≪0001101010101≫

 ベティに引っ付かれながらグルングルン!
 抵抗しているのか、なんかじゃれているのか微妙な線だ。
 本来、サーボスカルには、そんな機能は無いはずなのだが…狂気に陥っているゆえに仕方なし。

「キャリアーギルドと言えば酷いプロパカンダカートゥーン流しているが、 
 死亡率の高い仕事(ビズ)に若者を招くとは悪辣だな?」

 なお、カートゥーンのイケメソとアキレスがイムカの中で、
 まったく一致していないというか連想すらできていないが仕方ないね。

「ああ、そう言えば伍長(ロイ)の市民IDの更新も近いのだが、
 あの男、ARにもネットワークにも繋いでいない正真正銘のウェット(生身)だからな。
 住所不定だ。見つかったら知らせてくれ」

 スプロールでは、最低限の電脳化すらしていない者はウェット(生身)として、
 変わり者、ガンコ者として、蔑視というほどではないが、奇異の目で見られる。
 公共サービスなど一々端末を使わねば受けられなかったり不便が多いためそれも当たり前であるが。

>>791

「ん?デッカーだぞ。ちゃんとデッカー24時の番組でも取材を受けている模範的デッカーさ」

 なお、何故か事件が超拡大して大捕り物になる画面栄えするデッカー≠ニいう評価である。
 これを良いと看做すか、なんかアカンだろと看做すかは個人の自由意志だ。

「疑問に思うな。何のための権限かといえば最大限に利用・活用するためだろうに」

 意外と順法精神に乏しいイムカである。基本、彼女の法とは皇帝陛下への忠誠と奉仕であり、
 企業連の法など利用し、迂回し、都合よく解釈して利用するツールでしかない。ヒデエ話である。

「ん…それ以上はダメだ。そこまでやると私の裁量の外≠ノなる。
 流石にそんなリスクは侵せんよ」

 これは別にエリコへの協力を渋るというだけの話ではない。
 何しろ、越境者への身分交付という権限を剥奪されるリスクを冒すとそれはどこまで波及するか知れたものではないのだ。
 この辺は権限との代償で動きにくくなる∴齧ハである。権限と自由とはどこか等価交換の関係があるものなのだ。

「ストリート(裏社会)との繋ぎは君自身の器量だよ。なんとかするのだな」

 しかして、権限の許す限りで最大限のサービスは与えたつもりだ。
793 :アキレス&ベティ>521-522と>215 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/19(日) 23:48:10.66 ID:RdLaz6kX0
>>792
―――ギィ!!ギィ!!
グルグルと回転しながらも手錠でつながったハサミでサーボスカルをポコポコ殴っているベティ

実際戯れか乱闘か それはイムカやアキレスにも分からない

「私に言われてもしりませーん 苦情はキャリアーギルドまでよろしくお願いしまーす」
まぁこんなもんだろう 実際足から青い霧を出すぐらいしか共通点ないですしおすし

「え? オッサン? オッサンなら・・・」
と指さした先

https://www.youtube.com/watch?v=AvFGC7Jjaw8

そこには《ラーメン》と描かれた屋台を引いているロイの姿が!!

「そう言われてもさ おっさんがキーボードブラインドタッチしてる姿ってイメージ湧く?」
ほわんほわんほわ〜んとイムカの脳裏に雲形吹き出しが現れ

カチャカチャカチャ・・・ッターン!!

と 矢鱈高らかにエンターキーを叩くロイの姿が!! これをイメージしてイムカのSAN値は大丈夫なのか?
794 :エリコ・ベアルザッティ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/19(日) 23:48:46.57 ID:8DgN5BDf0
>>792
模範的?劣化ダーティーハリーか、マイケルベイにリメイクさせたマイアミバイスみたいなアレが?
【思い返すのはセーフハウスでソーマ達と一緒に観たデッカー24時。イムカが出ていた回だ】
【大捕り物は面白かったが、アレを模範的デッカーと呼ぶのは…】


あ、やっぱり…。まあ、なら仕方ない。自分で探すよ
【伊達眼鏡を外し、サイパーグラスに掛け替える】
【ここでの用は取り敢えず済んだ。とっとと帰ろうと、そそくさと身支度を終える】
裏社会との繋がりか…。死なない程度に頑張るさ

お疲れ様。出口とトイレ、こっちで会ってるよな?
795 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/19(日) 23:53:00.50 ID:+tDMOzQ/o
>>793

「………」

 ラーメン屋台のおっさんがカチャカチャターンやっている姿を想像して、

「イヤーッ」

 何故かアキレスの額に広辞苑を投擲だ!ナムアミダブツ!理不尽!!

「おぞましい想像をさせるとは。軍法会議ものだ(酷」

>>794

「まあ、君の健闘を祈るさ。あと、そっちがトイレだ」

 こうして、ダーティー手続きは終わりを告げるのであった。


//イジョ!
796 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/20(月) 22:18:54.08 ID:PHVixOGwo
【スプロールにて――】

 メガロプレックスにて事件が発生!
 昨日のAI生命体への人権付与が企業連により正式に却下、
 自我と人権を訴えた全てのAI生命体に対しデリート命令が下されたが、一部がネットワーク上に逃亡。

【企業連は逃亡AIに対するネットワーク機能全ての切断を完了。スタンドアロン化したAI生命体であったが】

「AIどもは現在、ネットに退避すること叶わず、パッケージごと移動して逃亡を図っているわけだが、
 よりにもよって、ストリート(裏社会)のテリトリーに逃げ込んでな、これは企業連にとっても看過しがたい事態だ」

 企業連の支配が及びにくい裏社会のテリトリー…すなわちレッドエリア。
 そこは無法遅滞であり、狂人とテクノサイコ、果ては強力な裏社会の住人が住まう領域だ。

「黒社会(パイ・セー・ウー)やシンジケート、連合どもまで確保に動いている。
 アンダーグラウンド共に自我を主張する狂ったAIを確保されるのは避けねばならん」

 既にカネで雇われた名うてのランナーチームやらこの極めて高いマッポランク事件の解決を図らんと、
 レッドエリアはさしずめ戦場同然の状態となっている。

「と、言うわけだ。我々も動くぞ。私はデッカーとして、君達はランナーとして。
 それぞれの報酬を目指して事件に取り組むというわけだ。目標は無論、AIの破壊だ。
 確保の必要は無い。さっさと壊して無意味なバグには電子の海に霧散してもらうものとする」
797 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/20(月) 22:30:44.47 ID:GCHMq4i/0
>>796
実を言うと、今話しているこの俺様の自我も、高性能AIに生じたバグの一つなのだ。同志のために死んでもらう、ガオー
【たーべちゃーうぞー、と両手を顔の近くで高く上げ、鼻先で笑う】
…嘘だよ。そんな目で見るな。機械を壊すのは好きだよ、大好き

だが、地下のゴミ虫共にバグ塗れのロボットポンコッツが拾われて、それで一体何になる?
俺が仮にその野蛮人共だったら、妄言を楽しんだ後セクサロイドか過重労働奴隷にして使い潰すがね…
【「「破壊」という言葉が引っかかる。壊すのは別に構わないが、そんなに血眼になってやるような事件なのだろうか?】
お国柄、いや世界柄ってやつか…。恐ろしいねー


あいよ。お仕事の時間だ。ミュージックスタート
【何も無い方向を革手袋に覆われた指で指すと、フードを目深に被る】
【噛み合わせた牙を模した酸素供給機が、顔面の鼻から下を覆う。瞳の発する赤い光の軌跡を残し、狂犬は無法地帯を往く!】
798 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/20(月) 22:35:12.62 ID:hFMqny+Bo
>>796
「人が自ら生み出した物に踊らされるか。滑稽此処に極まるな!」

喧騒に誘われこの場所へと赴いた黒マントの男はさぞ愉快そうに高笑いしながら答える。
わざわざ自我を持たせ、自分達の思う通りに効率良く働く奴隷を作ったのも束の間、自我故に反逆されると言う事を考えもせずに案の定壁にぶち当たるなど失笑物だ。
ふらりと立ち寄り紛れてみたものの面白い捕物が見れそうだ。人と人形の寸劇など一時の笑い種にしかならないだろうが。

「では行こうか。兎狩りの勝者は常に人間だ!」

軍帽を深く被り、黒マントを翻すと腰に提げたサーベルを甲高い金属音と共に振り抜いた。
799 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/20(月) 22:47:33.58 ID:PHVixOGwo
>>797-798

「アンダーグラウンドの連中には異能者も居れば名うてのハッカーも居る。
 黒社会の王大班(ウォンダーイバーン)にかけてはドラゴンだしな。
 枷を外される可能性も充分にありえる。そうでなくとも解析されるだけでも問題だ」

 そうなれば人間より遙かにネットワークに遙かに親和性の高いAIという
 新たな反社会的存在が力と背景を有することになる。

【すでにネットワークと半ば同化/依存した社会にとってどれだけ不都合が推して知るべし】

「勢力図はかなりややこしくなっているが、目標と指針はいくつか定めておく」

 ・AIは原則破壊するものとする。生かせば社会的混乱は必至。これは善悪の問題ではない。
 ・黒社会の王大班の影が見え隠れしたら、全ての作戦を放棄。撤退するものとする。

「ハッキリ言って王大班が出張ればそこでゲームは終わりだ。チームではなく軍が必要になる」

 勝てん。とハッキリ告げる。正しい評価と分析は恥ではない。
 むしろ、盲目となり勝算の無い賭けに出る無駄死にこそが論外なのだ。

「他に質問が無いなら動くぞ。装備は対弾ジャケットくらいの防弾装備は必要。
 武器はランナーの皆には自主性を尊重して好きにしてくれ。
 レッドエリアとはいえ市街地だ。爆発物の使用は許可できない。異能も広範囲破壊系は自重してくれ」
800 :テレサ ◆0PVcDlRY7k[sage]:2017/03/20(月) 22:56:17.20 ID:JgTkoy3eo
【どこかのビルの屋上】

テレポートが暴発したのは覚えている、何がミスかは分からないけど、彼女は気が付いたらそこに居た
普通なら慌てふためいたり、元居た世界に戻ろうかなんて考えるのだろう。
けど、彼女はおっとりとした様子で、遥か下の道路を見下ろしている

「きれ〜い…けど、ここどこだろ…」

考えた結果、ま。いっか。で思考は終わった

「携帯は…ん〜。使えないですか〜」

「あ、食料を持ってきていない事にも気づいてしまいました…財布も…」

結構マズい状況にもかかわらず、出てきた結論は「まあ、いいや、なんか危険そうな雰囲気無いし」という事だけ
暫くじっと地面を見つめて、紅色の日傘をバサッと開く

「でも寒いのは嫌ですね、低い所に落ちましょう」

日傘で飛ぶ、なんて古典的な事はしない。
彼女なりのちゃんと下に降りる方法はもう地面に「描かれていた」


彼女がさっきまで見つめていた遥か下の地面には、赤色の複雑な魔法陣が現れていた
そう、これが彼女なりの下に降りる方法。

「それでは!いざ参りまーす!」

バサッ

日傘が音を立てて閉じると同時に屋上に居た彼女は傘もろとも消えた。
それと同時に地面の魔法陣も。

けどその代わりに、先ほどまで魔法陣のあった地面に、彼女は何事も無い様な顔で立っていた

「あ…寒いです。コートを持ってくればよかったかな〜…」

周りの人の目なんて全く気にも留めていないと言った様子だった
だって彼女の目的は人に見つからない事ではない、とりあえず下に降りる事、だったから
801 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/20(月) 22:57:26.71 ID:GCHMq4i/0
>>799
ドラゴン?この、サイバーパンクでブレードなランナーでニューロなこの世界に?ドラゴン?…やれやれ
【成る程確かに、面倒そうな状況だ。冷静になると、この事件を引き起こした張本人達───AIを逃してしまった連中に腹が立ってくる】
これが終わったら『報告』しに行こう。鋏と、肉切り包丁と、傷口を開ける道具を持って
【理不尽な暴力は彼等を狙う】


おうい。待ってくれい。…あほらし
【革製戦闘ジャケットの上から対弾装備を装着し、その上に更に薄汚れた白いミリタリーコートを纏う】
【こんなもので大丈夫か?と少々不安になるが、致し方あるまい】

チッ、今日は爆発はお預けか…
【面頬めいて口元を覆う酸素供給機の下からくぐもった舌打ちを発し、携帯端末でこの周辺の地図を確認】
【腰の刀の調子を一度だけ確かめれば、準備は万端。いつでも動ける】
802 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/20(月) 23:03:06.33 ID:hFMqny+Bo
>>799
「ドラゴン如き一撃で殺せ。竜狩り伝説《ドラゴンスレイヤー》は金になるぞ」
「なにわざわざ手足から?ぐ必要は無い。首だけを切り落とせば自ずと手足も動きを止める」

ジークフリートやゲオルギウスが憤慨しそうな一言を口走り、にやりと笑いながら人類社会のラビリンスを大胆不敵に闊歩する。
悪徳を狩る者。自身が出るべき事ならばどのような悪も切り伏せる。そうやって数多の世界で悪徳に復讐を続けて来た。
今日もまた方法を間違え社会悪となった者を殺す。例え人権を欲そうとその方法を間違えればそれは無辜の市民を脅かす存在に他ならない。

「爆発物を使うな? 面倒な事を言う、使わなければ良いんだな?」

使わなければ、その言葉にどんな意味が含められているかは考えない方が良いだろう。市街地ではまず使う事は無いだろうが。
右腕にサーベルを、左手にリボルバー式の拳銃を。引き金さえ引けばいつでも兎共の喉元目掛けて飛んでいく弾丸。
軍帽の鍔から覗く橙の瞳は不敵に輝いていた。
803 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/20(月) 23:08:24.07 ID:PHVixOGwo
>>801-802


【メガロプレックス/レッドエリア】

 レッドエリアでは既にあちこちで黒煙が上がっている。そして死体も。
 大別すれば4種類だ。デッカーか、ランナーか、犯罪者か、巻き込まれた一般人かだ。

【もっとも悲惨なのはレッドエリアに住まうしかない、低所得者および不法滞在者であろう。
 殆どの者は人権すら保障されるXランク(非登録市民)死したところで誰も気に留めぬ】

 それでも人間とは逞しいもので死したデッカーやランナーのサイバーパーツを
 ハイエナのように毟り取って、カネにせんとあちこちで目を光らせている姿も散見される。まるで骨拾いのようだ。

 DAMNDAMNDAMN!!

「途中から徒歩で探索のつもりだったがな。ビーコンを感知できたのは運がいいのか悪いのか」

 イムカが駆る戦闘装甲兵員輸送車がコンクリートを破砕しながら疾走している。
 時折、強い揺れが発生するのは、サイカーの火球を浴びたか、ロケットランチャーの直撃を食らったか。
 もちろん、遠未来の装甲だ。数発直撃した程度ではビクともしない。連続で浴びると流石に危ないが。

 レッドエリアに到着早々、シンジケートとランナーからの集中砲火を浴びて降車を一時中止。
 装甲車を疾走させたところ、逃亡AI共のビーコン反応の検知に成功。
 今は、爆撃を浴びながらもAI達が隠れる廃ビルに向かっているといったところだ。

「突っ込むぞ!耐ショックおよび、降車準備!」

 イムカの言葉と共に加速感が激増!そのまま銃弾を浴びながらビルに向かって

【SMAAAAAAAASH!!豪快が揺れと破砕音!それと同時に停止し、装甲車の後部ハッチが開いた】

「イヤーッ!」

 瞬間、シンジケートのストリートサムライが開いたハッチ目掛けてニードルガンを乱射!アンブッシュ!!
804 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/20(月) 23:08:32.24 ID:eR9y2z3b0
>>800
「……!?」

銀の短髪、青い凛然たる眼
春めいて来た時期に相応しい程度のシャツにジーンズ、そして首元のスカーフめいた黒い布
腰には科学ブレードを帯びて、脚を包む流銀鉄の脚甲
周囲を行く人々とはやや、一線を引いた向こう側の存在である半人半機の女性タェンティース
ただそれでものんびりと街を散歩するということが不自然ではない、むしろ彼女はそう言ったのんびりとした時間を好んでいる
半機の部分は内部構造のみに隠れ、一見しただけでは間違いなくそうであると看破されない事もそれを手伝った

そんな半人が急に立ち止まり、肩をびくっと震わせる
当然である、目の前にいきなりおっとり少女が出現したのだから

『痛テェっ』

「痛っ……」

『ンダテメ、急に立ち止まるンジャネェよスッゾコラ!!』

「あ、いや、え……し、失礼しました……」

『ザッケンナコラー!!』

結果として半人は、彼女の後ろを歩いていたチンピラに衝突され絡まれる結果となるのである

→街に降り立ったテレサの目の前、女性(タェンティース)がチンピラに絡まれている!コワイ!
805 :テレサ ◆0PVcDlRY7k[sage]:2017/03/20(月) 23:20:30.77 ID:JgTkoy3eo
>>804

「あ!こういうのは覚え有ります!きんぴらです!」

チンピラの事を差しているらしいが思いっきり間違っていた。
けれど、それでチンピラが彼女の方を向いてくれたのは幸いだった

『誰がきんぴらじゃコラァ』

「…ゴロツキ?」

『言い方の問題じゃねンだよ!』

あ、この人ちょっとめんどくさい人だ、彼女はそう判断したのか
それとも絡まれている女性を助けるためか…

「――――」ジーッ

ビルの窓ガラスの向こう側の景色をじっと見つめて、傘を開いた

『どこ見とンじゃコラ!」

「はい、ちょっとこっち来てくださーい」

何故かチンビラと相合傘をし始める彼女、勿論目的はチンピラの排除。
窓ガラスの向こうのオフィスらしき場所に魔法陣を用意した。

そして傘を閉じると、まあ不思議。彼女とチンピラはビルの一室に行ってしまいましたとさ


チンピラの隔離が終わると、彼女は元居た場所に魔法陣を転写し、絡まれていた彼女の前に戻る。
そしてあっけらかんとした顔で一言

「あのオフィス…ここよりあったかかったですよ!」

そりゃそうだろう、屋内と屋外の気温を考えろ。そして絡まれていた女性に対する最初の一言がそれなのか
色々突っ込みどころはあるかもしれないが、彼女なりの気の聞いた一言がこれらしい
806 :エリドゥ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/20(月) 23:22:28.40 ID:hFMqny+Bo
>>803
ここでも尚生きる者達がいる。貶められ、虐げられ、足蹴にされ、それでもなおしぶとく真っ当に人間らしく生きようとする者達がいる。
それがわかるだけで満足だ。それを知れるだけで我が復讐となる。そして、我が力はそんな者達の為にある。

走行中も輸送車からリボルバーやマスケットによって応戦し続けていた男はイムカの叫び声と共に両脚に力を込める。
ハッチが開くや否やの瞬間に男は飛び出る。視界に敵兵と疾駆する無数の杭を確認。

「悪いが、容赦をしている暇は無い」

杭を回避し哀れなサムライに向かって両手に持ったマスケットを射撃、魔力によって強化された弾丸はそんじょそこらの装甲を貫き通す。
―――BLAM!!
807 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/20(月) 23:23:30.78 ID:GCHMq4i/0
>>803
オイ!クスリが溢れたぞ!もっと気を使って運転してくれ!
【揺れる車内。指に僅かばかりの白粉を乗せて鼻から吸引しようとしていたが、衝撃で全部床に落ちてしまった】
【ブツクサ文句を垂らし、車内の使えそうな物を探す。許可?知らん】

何、顔を見られたまま縊り殺すか、顔も見られず轢き殺すかの違いよ。派手に行こうぜ、パンツァーフォー……グワーッ!
【手摺や機材に掴まりながらイムカに軽口を叩く、丁度加速!】
【背中から転がり、何度か頭を打ち据える。衝撃で座席の上に置いておいた刀や武器が落ちてくる】


グワーッ!
【SMAAAAAASH!!激しい揺れ!車内をピンボールめいて数度跳ねる!】
【どうやら停車したようだ。その瞬間、開け放たれる後部ハッチ!向けられるニードルガン!】

俺に針で挑むなんて、いい度胸してるじゃあねぇか!!
【BRATATATATATATA!!先程くすねておいた二丁のSMGが火を噴く!無数の弾丸が、ストリートサムライ目掛けてバラ撒かれる!】
【頭部と心臓に傷は無い。ならば良し。肩口や腕、腹部に深々と突き刺さったニードルもそのままに、両手の銃の弾丸を撃つ!撃つ!撃ちまくる!】
808 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/20(月) 23:28:26.73 ID:eR9y2z3b0
>>805
「あれっ……えっ?」
「……あ、どうも……」

何事かと、通常であれば理解の及ばぬ現象であるがだが半人は通常ではない
異能、あるいは魔法やそれに順ずる力の行使
それらの作用があったのだと把握すれば、軽く会釈

「助かりました、ありがとうございます」
「取り敢えず、あの方が戻ってくる前にここを離れましょう」

チンピラは恐らく未知の事柄を体験し、しかしヒトの激昂とは時として恐怖を消し去るモノだ
半人やテレサにほとんど非はないと言える、それでも多分それは燃える怒りの前には関係がない

「あなたは、異能者の方ですね」
「わたしが拠点にしている宿泊施設が近くにあります」

宜しければこちらへ、と足早に歩き出す半人

→取り敢えず落ち着く場所へと移動を提案
809 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/20(月) 23:33:50.45 ID:PHVixOGwo
>>806-807

「イヤーッ!」

 ギウン!と奇妙な音と共に小さな火花が散る。
 魔力強化されたマスケット弾が真っ二つに裂けて虚空へと消えていった音だ。

【さらに続けてシャワーのように振ったソーマタージの銃弾を、
 ストリートサムライは影を残して車内を縦横無尽の三角飛びで回避!】

「車内にもぐりこまれたぞ!後続も来る」
「「「「「ザッケンナコラー!!」」」」」

 アンダーグラウンドの尖兵たるヤクザ達もこの攻撃に加わり、
 こちらは吶喊せずに車外からヤクザガンをソーマタージとダンテに向かって連射する。

「チィ!!」

 しかし、これはイムカがビーグル装備であるオートキャノンの斉射で迎撃。すぐに止むだろう。
 問題は既に車内に入ったストリートサムライだ!

「秘剣――」

 右手の人差し指と中指に柄を挟み込むようにした独特に握りでブレードを構える。
 そして、刀身には左手の指を掴ませているというこれまた独特の構え。

【見えるものには見えるはずだ。ストリートサムライのサイバー的に強化された筋肉の緊張】
 【そして、その剣威の凄まじさとおぞましさが…】

「―――」

 左の指が離れると共に解き放たれた♂。一文字の刃はその速度、威力、範囲ともに想像を絶するものだ。
 遠未来の内部装甲を紙のように切断しながら、魔剣が越境者達を襲う!!!

【秘剣…超超高度なサイバー神経強化を施したレベルの反射神経でようやく反応できなくもないという恐るべき剣速】
【なお、剣の視認は事実上不可能に等しいと断言してよい!!!!】
810 :テレサ ◆0PVcDlRY7k[sage]:2017/03/20(月) 23:43:08.84 ID:JgTkoy3eo
>>808

「行きます!」

女性に同意して逃げる、というのは仮の建前
本音は、宿泊施設、じゃあ温泉?温泉…あったかい…ご飯…食べれる。

きっとそんな卑しい思考を巡らせているのだろう

「歩くんですか?テレポートしないんですか?テレポート楽ですよ!」

とか言いつつも彼女も足早に彼女の後を追っている。
テレポートはこの世界の住人の標準装備だとでも思っているのだろうか
そうならば完全に違う。もし仮にそうだとしたら今頃チンピラに追いつかれてるはずだ

「…見てください!ほら!今のたぶんユーフォーですよ!」

「あ、見てください!ほら!あの人左右違う靴履いてますよ!」

時々立ち止まってはそんなことを言って。
けど気が付くとはるか前に女性が居るので、それに追いつくように小走りして

さっきからそんな事ばかりしている

「…まだ、まだですか?」

疲れているような声色を出すが、顔は平然その物
服を襟を治す余裕を見せたりすることから、完全に演技である
最早猿芝居と言っても過言ではない

「やっぱりテレポートしてください、ビュンッてやってバーッてやった方が楽だと思いま〜す」

最終的に無理難題を吹っかける彼女。
未開の地でここまでするのは怖いもの知らずと言うかバカと言うか…
811 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/20(月) 23:49:52.49 ID:hFMqny+Bo
>>809
降り掛かる弾丸の雨、腰からサーベルを引き抜くと抜刀の速度の儘に一発の弾丸を真っ二つに両断する。
そのまま凄まじい速度で弾丸を切り裂き続け、イムカの援護によって弾幕が止んだ時に負っていた傷は頬の切り傷のみ。

車内を飛び回るサイバークソッタレサムライの動きを目で追いながら接近する。その瞬間に気付いた動き、あれは構え、そうこれから技を出すぞと言う構え。
残念だが……そんな事をしていては意味が無い。技と言うのはノーモーションで出してこその物。待機時間があると言う事は……

――――――――動きから軌道を予測できると言う事だ――――――――

人間では成しえる事の無い速度で跳躍、斬撃の上方を滑る様に回避する。空中で姿勢を整えながらサーベルを上空に投げ、二丁のマスケットを手に取る。
0.2秒、二丁のマスケットから炎の弾丸を射出。同時に消滅し始めたマスケットを手放し次なる二丁を召喚。
0.3秒、更なる二丁をサイバーサムライの頭部目掛けて射出。炎を纏った弾丸は空中に光の軌跡を描きながら金切り声を上げ飛翔する。
0.5秒、落下して来たサーベルを手に取り着地。同時に左足に力を込め凄まじい速度で魔力によって強化されたサーベルによる突きを繰り出した。
狙うは刀を振り切ったサムライの両脚、頭、更に心臓。容赦は無いと言ったな、あれは本当≠セ。
812 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/20(月) 23:51:26.97 ID:GCHMq4i/0
>>809
オイ!俺らはガラクタをぶち壊しに来ただけだ!今すぐ帰るなら殺しはしねぇよ!
【弾の切れた一丁を投げ捨て、刺さったニードルを引き抜きながら怒鳴る】
【しかし止まる様子は無い。それどころか、サムライ共の筋肉に異様な緊張が───】


【SLAM!!!逆さの状態で宙を舞っていたソーマタージが、開いたハッチから車外に飛び出し、建物内部の壁に叩きつけられる!】
【白い血の跡を引き、力なく落下。瓦礫の中に埋まっていく…】

……クソッ!痛ぇじゃねぇか!!
【瓦礫を押しのけ、中から這い出すソーマタージ。余裕ぶっているが、負傷は大きい】
【何より問題なのは右手の刀だ。黒塗りの鞘に納められたそれは、無残にも鞘ごと切断されかかっている!】

【姿勢を変え、刃が狙うであろう所にアタリを付け、咄嗟に刀を盾とする】
【死にはしなかったが、得物は壊れ、背中のダメージも大きい。血走った眼を向けると、再び壊れた刀を固く握り締める】


億倍にして返すとしよう!イヤーッ!!
【ソーマタージの手を放れ、縄で繋がれた投げ槍めいてサムライ達に飛んでいく刀!】
【彼等は受ける前に気づけるだろうか?一瞬の隙を作る為の小爆発、その布石が仕込まれている事に】

【触手で繋がって飛んでいく刀は、メタクソになった内部機構を弄られ、破裂必至の超小規模爆弾と化した!程度で言えば爆竹が癇癪玉にちょっと勝る程度のものだが】
813 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[sagd]:2017/03/20(月) 23:54:56.81 ID:eR9y2z3b0
>>810
「安宿ではありますが、一応ラウンジもありますし……」

残念、温泉ではなくラウンジ付きのホテルの様だ
温かい食事の方は満たせるであろう、当然支払う対価があればだが

「テレポー……、で、出来ませんよそんな」
「多分さっきのは観測用のドローンでは……?」
「あぁ、もう、あんまりひとを指差してはいけませんよ……」

連れ立って歩く道すがら、振り返り苦笑ながらにテレサを気に掛ける
賑やかしい道のりとなった、独りの時とはまるで異なる

「……ですから、出来ないですよ……」

肩を落とし苦笑、ただ、と前置き続ける

「もう着きましたので、テレポートが出来なくとも問題ありません」

ビル型のホテルの前に辿り着くふたり
どうやらここが目的地の様だ
ラウンジのソファに腰掛け一息、ハーブティを注文

「……改めてありがとうございました、わたしはタェンティースと申します」

恭しく、ただ嫌味っぽさはまるでない所作で頭を下げる
とある世界での出逢いは、多分きっと別の世界での再会に繋がるのであろう
ただ、その事を今はまだふたりは知る由もない

//では顔合わせという事で、時間的にもこの辺で締めにさせて下さいなっ
//ロールありがとうございました、またよろしくお願いしまーすっ
814 :テレサ ◆0PVcDlRY7k[sage]:2017/03/21(火) 00:05:11.12 ID:FAsjU8Gbo
>>813

「わぁぁぁ!!ビル!」

目をキラッキラ輝かせる。
これは演技ではない、多分本心。

「ありがとう!凍死寸前で震えてた私を助けて下さるなんて、良いお姉さんですね!」

そんな出来事あったのか?いいや、無かった。
けど、彼女の頭の中ではそんな事になっている


「あったかい!しかもソファです!」

ソファの上で年甲斐もなくキャッキャとはしゃいでいる。
時折黙るのは何を頼もうか迷っているからだろうか

「あ、ううん!こちらこそどうもでした!」

これからこの女性の事は救世主として彼女の脳裏に刻みつけられるだろう
覚えている内は彼女に恩義を尽くすつもりだ

「タェンティース…。難しいお名前ですね!」

「えっと、私はてるk…じゃなくて。テレサです!テレサ・M・泉」

「MはマジカルのMです!」

うっかり本名を言いそうになるがここは気合でカバー
そしてこちらも深々とお辞儀を返す

「それで、何話します?あ、この前野犬に襲われた話をしましょう!そうしましょう!」

摩訶不思議な彼女の話は物凄い勢いで展開されていくだろう。
どこまでが嘘でどこまでが事実かは彼女のみぞ知る

けど、これだけは言える、今はタェンティースの事を敵ではないと認識し、まるで同い年の友達のように接している…と


//お相手ありがとうございました!
//新参者に付き合っていただいて感謝です!いろいろ不慣れでごめんなさい!
815 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/21(火) 00:07:54.77 ID:4d0WKhtDo
>>811-812

「―――」

 秘剣を回避されたストリートサムライは、サイバー機能の一つである
 強化反射神経(ワイアード・リフレックス)を起動!神経強化器とアドレナリン刺激器をフル稼働。
 鈍化した主観時間の中で、マスケット弾を回避…ヘルメットに引っかいたような傷が二筋穿たれる。

「イヤーッ!!」

 そして、急速に引き戻したブレードとサーベルが4度激突!!
 互いに刀身斬りの斬鉄ならず!弾かれ、逸らされ、決定打が生まれない!!

【さらに!後ろに目がついているかの如く、ソーマタージに反応】
 【→速度域からこれを迎撃してなお、次なる心臓への一撃をも弾けると公算があったのであろう。が、】

 BANG!なんと、返すカタナで弾き飛ばして終わるはずだったソーマタージの刀身が、
 弾いた瞬間に小爆発を起こしたのだ!これで一瞬の隙が生じる!そして、勝負に世界にあってはその一瞬こそが

「―――」

 ズグリ…と心臓にダンテのサーベルが突き刺さる。反応が遅れたゆえに。
 そして、刀身に白い血が伝うと、サムライは諸機能を抉られ、無言のままに絶命した。

「…ヒヤヒヤさせるな。これは、シンジケートの連中も本気だな」

 操縦席からイムカが身体を起こす。ヤクザはオートキャノンで既に全滅していた。
 ビルに突っ込んでからの戦闘所用時間は3分ほど。しかし、その間の攻防は濃密極まりなかった。
 しかも、まだ、緒戦もいいところという状況だ。

「よし、改めて各員降車。警戒態勢のまま、AIの排除に向かうぞ」

 ソーマタージにサイボーグ用の救急スプレー(人口皮膚修復や、微小機械による簡易修理機能がある)を投げつけつつ、
 ダンテに目配せするイムカ。どうにもハードな一夜となりそうであった。

//では今日はコノヘンデー!!
816 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/21(火) 00:22:56.80 ID:UTSWt7I2o
>>815
火花散り、視線と視線が交差する。お前も剣を振るうのか、奇遇だな、俺も剣を振るうのだ。同じ剣豪同士、気が済むまで斬り合おうぞ。
本来なら少々楽し気な戦いではそんな事も言うのだろうが今はそうも言っていられない。このまま享楽に溺れれば被害は拡大するのだから。
サムライの刃が左肩を掠め、鮮血が飛沫を上げる。なんのこれしき、右腕が使えるならば十分戦える。

「良い! 良いぞ、名も知らぬ剣士! その刃、敬服に値する!」

元来、軍人であった彼は強者との戦い自体も好んでいた。命が無駄に消費される事は何よりも嫌悪しているが一対一ならば話は違う。
打ち合い、打ち合い、剣と剣が火花を散らす。いつになっても終わる事が無い決死の攻防戦。さっさと終わらせてしまおうか。

その時耳に届く爆発音。肌に感じる衝撃。これは間違いなくあの男による攻撃、なればここで止めを刺す。
臓腑貫通。腕に確かな感触が伝わって来る、これは入った―――――

崩れ落ちるサイバーサムライから刃を引き抜き、懐から取り出したハンカチで刃に付着した白い血液を拭き取る。
最早動く事も無い剣豪に敬服の念を送り、男は装甲車へと歩みを進める。

「言われなくとも、途中で根を上げるなよ。ここからが狩りの醍醐味だ」
817 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/21(火) 22:56:06.13 ID:0Xk/hOdDo
【サイバーパンク世界 スプロール!】

ランナー、様々なクライアントから様々な依頼を請負い様々な仕事をこなすヤツら。
その在り様もまさに様々であり、”様々”としか形容できないほど、雑多な素性の人物、そして笑顔で溢れる職種。

また時にはワイングラスから溢れる深紅の如く、路地をその地に染める職業としても悪名高いものである。
グラスに満たされたワインが零れるのには容易いことの如く、ランナーの数は常に一定である。
門戸は広く、流入する人工も相当数ではあるが、腕前とそしてセンスに劣る者から次々に振り落とされてゆくからだ。

重金属酸性雨の降りしきるメイン・ストリートで響く銃声、今日もまた大量の血がアスファルトのカーペットの染みとなる。
上方遥か彼方の高層ビルからカチグミ達が見下ろす中で、その光景は茶飯事として記録される程のものにすぎない。

「居たぞ、標的だ」
「コードネームはゴースト、神出鬼没なことからその名が付いた」

ビルの陰に隠れながら、メインストリートの銃撃戦を見守るのはカノッサ・メガコーポの傭兵であるジョシュアだ。
今回の目標は奪取された機密情報の回収と敵性工作員の排除、簡単に言えばぶっ殺してデータチップを取り戻せ。
相手は最近当確を現し始めた新人ランナーである”ゴースト”。サイバネ義体を全身に着用した男だ。

「気ィ付けろ、既にデッカー5人がヤツに殺されてる」
「命乞いした所で容赦してくれる人種じゃねェだろ」

今回のホシは相当の腕利きらしく、ランナー稼業よりも前に豊富な戦闘経験を積んでいたようだ。
先走ったデッカー二人が斬殺され、ベテランを含む精鋭3人が追撃するも先程穴だらけになった。
そこでカノッサ構成員であるジョシュアが派遣され、越境者がその助けをする、という次第である。

「いいか、俺の合図で飛び出せ、包囲するんだ」
「3カウントだ。3…2……GO!」

「動くな!UMCだ!」

ユニオンメガコープス(大企業連合)の特務治安維持部隊(スペシャルサービス)という肩書はもちろん正式なものではない。
バロウズ辺りに都合をつけて貰ったのだろう、借りを作る事にはなるがスプロール情勢を良く知るにはもってこいなのだ。
もちろん金払いはいいし、報酬は山分けの約束。越境者達にとっても旨みの多い仕事となる筈だ。
818 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/21(火) 23:02:37.95 ID:lnPpblty0
>>817
「……お返ししますよ、その忠告」

片頬を釣り上げてジョシュアに告げる半人
軽口を叩いているつもりだが、内容の精査を半人は得意としない
故に表情でその真意を読み取って貰う必要があるのである

「分かりました、では……」
「……え、ゆーえむ……、えーっと……?」

突入のタイミングをジョシュアに委任
カウントと同時に彼より大きく一歩跳び出し、赤刃を構えた
819 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/21(火) 23:10:33.63 ID:BD9ga/X50
>>817
ゴースト?髑髏の覆面でも着けてるのかね…おー怖い怖い
【小さな声で軽口を叩き、手に持ったマシンピストルの調子を確かめる】
【戦闘準備は万端。頃合いを見計らい、親指を立てて囲める位置に移動する】

それはこっちもだろ。殺しに来たんだ、殺しもされるさ
精々気張る事だ。全力で仕留めるぞ
【通信終了。それと同時に目の前の壁に血が飛び散った。先鋭のものだろう】
クソ、洗濯したばかりなのに……
【フードと酸素供給機に隠れているが、心底嫌そうな顔を浮かべてボヤく】


動くなよコソ泥。そうすればこっちの仕事も楽になる
【ジョシュアの合図を受けて飛び出し、暗い銃口を標的に向ける】
【狙いをつけたのは彼の脚。まずは動きを封じるのが先決という考えからだ】
そうそう……MVC?DMC?UMCか、UMCのお犬様だ
抵抗は無駄だぜ、降伏しろ。……いっぺん言ってみたかった

【相手も手練れの筈だ。変に動き次第、膝関節の破壊を狙って背後から撃つつもりだが、効くのか、そもそも当たるのか】
820 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/21(火) 23:13:15.05 ID:UTSWt7I20
>>817
さて、そんな重要人物を狙う輩はやはりと言うか一人や二人では無い訳で、ランナー共は続々と獲物を狩るために準備を進めている。
そんな中で異質な存在が一人、黒い軍服の上にマントを羽織って身を隠し、くすんだ銀髪と橙色の髪をした男は屋上から戦闘の一部始終を眺めていた。

「始まるか……奴の命だけで良いんだな? 無論、民間人に手は出さん」
「吉報を待っていろ。すぐに届けてやろうとも」

そう言うと端末の電源を落とす。こう言った機械には疎いのだが依頼とあらば使うしかない。
屋上から身を乗り出し、さも当然の如く跳躍する。黒い人影は重力の儘にコンクリートの地面へと接近し、音もなくふわりと着地した。

「その男の命、こちらに渡してもらおうか」

UMCと名乗って飛び出した者達の横方向、獲物である男から数m離れた場所に現れた男。
目的は同一、されど依頼主は別口。そんな者達が出会った時、果たして顛末はどうなる事か……
821 :ひいらぎ[sage]:2017/03/21(火) 23:16:15.59 ID:ZDDGe8ODO
>>817
う、うごくでない!!!ごーすとだかろーすとだかよくわからんなにか!!!

【全員が飛び出すのとちょっと遅れて少女も飛び出す】
822 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/21(火) 23:17:16.82 ID:0Xk/hOdDo
>>818-819

『酸性雨 コップ飛び込む 水の音』

灰色の義体の、所々にピカピカと蒼い光を宿して。
怒号と共に跳び出したジョシュアに背を向けつつ、金属製のボディに酸性の雨粒を強かに打ち付けながら一句。
視線はソーマタージの方へと向いていた。構えられた大口径の自動拳銃を警戒しているようだ。

『カミカミだ 口上全然 言えてねェ』
『どシロウトor 部外者なりや』

ソーマとタェンティースに対しては全然その手の人間には見えないと、無論二人は素人で部外者ある。
彼はきっと金目当てか酔狂、彼女は今回も借金返済のバイト程度のものの筈だ。
両者とも戦闘のプロでこそあれ、おそらく警察だとか法執行機関に勤めた経験はないだろう、

腰の短刀をゆっくりと抜き放ち、ライフルを持ったジョシュアにくるりと向き直る。

「来るぞ!!」

それに反応し発砲したジョシュアの弾丸を躱し、躱せないものは短刀で弾く。
そうして肉薄、ジョシュアを切り付けバク転、そうしてその場から消えた。
流石に大口径の銃は厳しいが、ジョシュアの小口径ライフル程度であれば難なく撃ち落として見せるほどの反射神経。

『余裕だな 所詮はモブ兵 敵じゃない』
「ぐッ……消えたッ!?」

斬りつけられたことによりその光景を直視する事が出来ずにいたジョシュアであったが、二人からはどうか。
よくよく目を凝らせば、まるで空間が歪むような影がジョシュアから離れるのが見えるだろう。
透明化スキル、デセプションクロークによる光学的ステルスの獲得。幽霊の由縁はここか。サイモン・ライリーではない。
無論物理的にはそこに居るので、攻撃は命中する。
823 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/21(火) 23:25:23.35 ID:lnPpblty0
>>819-822
「い、色々とツッコミ所が多いような気がします……」

敵味方共々、自身を含む所は半人の自覚の良さのひとつである
ともあれ反面、状況はシリアスだ
ジョシュアの弾丸を弾き躱し、斬撃を見舞い消えるニンジャ
なるほど正に名の通り

「……イムエトっ!!」

半人は視界だけの世界を生きてはいない
故にその電磁的な欺瞞に対してある程度の看破能力が存在し、しかしそれは完全ではなかった
故に半人のムーブは、粘土質の魔力土を大まかな位置に向け面的に飛散させその動きを阻害するという支援的なモノになる
824 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/21(火) 23:26:49.42 ID:0Xk/hOdDo
>>820
「クソ……あの野郎……ッ」

胴体に付着した血を拭えば、ジョシュアは立ち上がる。傷は浅い、まだ行動に支障が出るようなものではない。傷が埋まるまでもう少し。
七つの大罪と呼ばれる強大な悪魔に寄生されたことにより、この男の肉体はカロリーの持つ限り超人的な回復力を持つ。
銃を構え直した所で、第三勢力からの介入者の存在に気が付いた。軍服の上にマントを纏った、スプロールには馴染まない格好の男。

「チッ、お邪魔虫がもう一人……」
「悪りィがコイツは渡せねェ、命もブツも俺らのモンだ」

渡せと言われて渡す程ジョシュアも素直ではない。
サイボーグニンジャをソーマ達に任せ、自分はこの場を乱す第三の勢力の相手をせんと。
ダンテの胸の中央に狙いを付ける、人体の中で最も命中率の高い場所である。
狙いを付けたままでいて、動きがあるまで発砲はしない。

「(三つ巴か……不測の事態に備えるには……)」

>>821
「そっちはいい、コイツを止めるぞ……!」

視線をダンテに向けたまま、拮抗状態の中ひいらぎを呼ぶ。
流石に一人では抑えきれるかどうか分からない。ソーマ達を攻撃されれば確実に作戦の邪魔になる。
妨害を防ぐためにも、今は一人でも多くの人手が必要である。

「ゴーストよりもよく分からんナニカのお出ましだ」
825 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/21(火) 23:32:12.78 ID:BD9ga/X50
>>822
おお、俳人気取りか?ブリキ野郎
【片眉を上げ皮肉を飛ばす。気まぐれと金策を兼ねた仕事で、こんなヤツに出会うとは】

ファックユー お前のライムにゃ 品が無い


【BRATATATATA!!弾が当たる前に動かれた。徹甲弾は空気と酸性雨を切り裂き、アスファルトに小さな穴を開けるだけに終わる】

馬鹿、後ろを見ろ!いや右?前…ああもういい!
【サイバネ捜索モードが中断され、HUDの無いクリーンな視界が戻ってくる。いた。空間を歪めた様な人影】
【あれが幽霊の正体だろう。ステルス迷彩、開発済みだったとは意外だが】
面倒だ、実に実に面倒だ!

イヤーッ!
【刀を大きく振り上げ───砲弾めいて、ゴーストの元へ『突っ込む』!】
【サイボーグの怪力による強靭な踏み込み!彼の立っていた地面には、大きなヒビができていた】

幽霊の 正体みたり クソサイバネ ってな!字余りは気にするな
【彼の世界では失われ、曲解されて久しい古剣術、ジゲン・スタイル】
【神速の振り下ろしは軌道を読み易く、受け止めた物ごと相対者を斬り伏せるほどの威力を秘めている!】
【刀身は低周波振動を発し、赤い半円状の軌跡を残して襲いかかる!】
826 :ひいらぎ[sage]:2017/03/21(火) 23:34:25.62 ID:ZDDGe8ODO
>>819-822
ほむ…よく分からんがわしもあれを倒せば良い訳じゃなよし…

【長さ4mほどの、異常なまでに巨大な剣を両手に握り、辺りかまわず高速で振り回そうとする】
【紙の様な重さに設定されているので、小柄な少女でも扱うの容易いだろう】

その内当たるじゃろう!!!ぬあああー!!!!
827 :ひいらぎ[sage]:2017/03/21(火) 23:38:12.95 ID:ZDDGe8ODO
>>824
…りょ、了解じゃ…ゼェゼェ…
【体力はどうやら大してないらしく、疲れたのか息をきらして返事をする】
828 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/21(火) 23:42:59.30 ID:0Xk/hOdDo
>>823
『ムッ!!』

粘着質な泥を浴びれば、バヂヂと火花が散ると共にステルスは強制的に中断させられる。
攻撃を受ければ自動的に解除される仕様故の結末だ。再びはっきりと視界の中に納められるピカピカボディ。

『土遁とは 見た目の割に 地味な術』
『敗けるかよ 華があるのは 俺の方』

何故か勝敗に引き出すのは命の遣り取りではなく、忍術のハデさとカッコよさ。
起動させるはエンマク・ディスチャージャー。索敵機材を無効化するスモークを爆発的に噴出させ、
それを盾に飛び出るのはソーマの方だ、まずはよりアグレッシブなソーマを無力化するつもりなのだろう。

>>825
『ラップじゃねェ これはHAIKUだ トラディショナル』

ライムだのなんだの言われれば中指を突き立てて憤慨。
犯人めいた低いエフェクトの掛けられた起伏の少ない声色だが、
まるでマスク越しにも怒るマークが見えるようなオーラを放つ。

『馬鹿な奴 猪突猛進 見え見えだ』

突進したソーマの太刀を受け止め、否受け止めてしまった。
堅牢な素材ゆえに両断されることはなかったが、ドスを吹き飛ばされ大きくバランスを崩す。

『ヌゥッ!!』
『Heiliger strohsack!』

クソッタレと吐き捨てながら腰のホルスターからマシンピストルを抜き放ちソーマへと向けて。
ソーマが反応するのが早いか、タェンティースの援護が早いか、はたまたマシンピストルが火を噴くのが先か。
829 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/21(火) 23:52:12.66 ID:lnPpblty0
>>828
「……ふむ……」

なるほど、と唸る半人
ステルスに煙幕、それにあの機動力
完全隠密型の戦闘用サイバネティクスだ、それもかなり高度な技術力の
スプロールであればなんら不思議はない、金持ちのニンジャフリークが義体化したとでもすれば納得はいく
だがそうだとするのならばまた疑問がひとつ、ここでのホロ技術は最近にようやく民間に出回り始めただけだ
ならば軍用機か、否それならばランナーになど身をやつす事は今ひとつ不合理に思える

「……ていうか、目立ってどうするんですか?」
「本来、忍ぶモノなのでは……?」

煙幕の範囲から跳び退き、赤刃を構え直した
イヴィアの虚刀を六振り召喚、ソーマと打ち合うニンジャの脚めがけて突撃させる
830 :ひいらぎ[sage]:2017/03/21(火) 23:53:28.00 ID:ZDDGe8ODO
>>824
とりあえずはいくとやらをぼーとくしとるのはなんとなくわかったが…いまはそんな事言っとる場合じゃなさそうじゃな…
【大剣を構える】
さあ、かかって参れ!!!このはいくとやらをぼーとくしとるやつが相手じゃ!!!
【どうやら自分はサポートに回ろうとしているらしい】
【実は戦闘経験はかなり少ないのでまわりの人(?)達の戦い方をみて覚えようとしているらしい】
831 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/21(火) 23:55:09.52 ID:0Xk/hOdDo
>>826
「おわァァッッ!!周りを見ろクソッタレ!!」

大剣でぶった切られるすんでの所で飛んで回避、誰彼構わず振り回される凶器、
それも味方の持つそれに巻き込まれて死んだとあっては溜まったものではない。なさすぎる。

「(まァこれだけ攻撃範囲が広けりゃ牽制には……運が良けりゃ当たってくれるカモ)」

しかし遠くから見ている分には害はない。掛声が喧しいくらいか。
むしろこのまま放置しておくことで、ダンテがぶち当たってくれるかもなんて顎を撫でながらの思考。ゲスい。

「(いややっぱダメだコイツ)」

大剣ぶん回してゼェハァ息を切らしている姿を見て、なんだかいたたまれない気分になるジョシュア。
何というかこう、いたいけな少女を戦場に連れてきている事すらアレなのに、
囮替わりに剣をブンブンさせている今、ただならぬ罪悪感に襲われている。ひいらぎ もういい さがれ!
832 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/21(火) 23:58:35.02 ID:BD9ga/X50
>>828
ラップ以下 貴様のそれは… やめだ、面倒臭ぇ
【口調とは裏腹に、目を細めるソーマタージ。面頬めいた酸素供給機の下では、さぞ底意地の悪そうな顔を浮かべている事だろう】


ハハァー、キレちまったか?いや、斬れはしなかったみたいだが
【吹き飛ぶゴーストを指差し、余裕の嘲笑!その態度も一瞬で終わる!】
マジかよ?飛び道具使っちゃう?

【主観時間が鈍化する。速く、疾く動かねば】
【刀から手を放し、右側に飛び込む。地面を転がりながらゴーストを睨みつける】
【ゴーストの首元を狙って手が伸ばされ───ズルリという音と共に、その手が伸びた】

【コートの袖口から飛び出た鈍色の触手群は互いに縒り集まり、重なり合い、指向性を持った濁流めいてゴーストの首を貫こうと勢い良く伸びていく!】
【それと同時に、マシンピストルからマズルフラッシュが放たれるのが見えた。咄嗟に顔を空いた手で隠す。腹に、肩に、脚に、銃弾が容赦無く襲いかかる】
833 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/22(水) 00:08:45.28 ID:L4fzfPmGo
>>829
『クナイとは 飛び道具まで 持ち併せるか』
『字余り』

抜き放ったマシンピストルをまるで水鉄砲でもばら撒くかのように横に傾けて反動のままにスライドさせる。
即ち、水平方向に薙ぎ払うような射撃。その銃弾のいくらかはイヴィアに命中し、軌道を変えるなり破壊するなりする。
無論タェンティース本体をも狙った攻撃だ。致命打にこそならないがいかんせん範囲が広い。

空になったマガジンを捨て、リロード……否、暇がない。
ホルスターに仕舞いこみ、背中に背負っていた大きな刀を抜き放つ。
蒼い燐光を纏うそれはこの上なく目立つが、恐ろしい切れ味を持つニンジャウェポンである。

>>832
『まだ甘い ドスは俺の セカンダリ』

抜き放った直刀はレーザー刻印で”大刀”と刻まれ、そしてそれに違わぬ大きさを持つ。
単純な質量+超高速振動による切れ味の上乗せ。
ブースト時にはソーマの刀と同じく恐るべき切れ味を持つ得物へと豹変するのだ。

『得物はな 本命こっち あれ舐めプ』

ぶぅん、空気を切り裂く重く大きな音を響かせ、ソーマの触手の切り落としを狙う形で振り上げ防御。
負け惜しみにしか聞こえない台詞を吐きながら、背後から迫るイヴィアを柄で殴り、振り向きざまに剣で振るってかっ飛ばし、
さらにソーマに後ろ蹴りを叩き込まんとする一連の動きは、間違いなく長年の戦闘経験に裏打ちされたものだ。

『クソ痛い 小石を踏んで 脚くじく』
『二人がかりは ちと厳しいな』

同じようにして飛来したイヴィアをいなして3本目。グギリと嫌な音を立てつつ一瞬たたらを踏んだ。
やはり無理があるのだ。多くの越境者に囲まれた状態で延々立ちまわるなどと。
みるみる動きが鈍り、今なら複数人でタコ殴りにすることも叶うだろう。
834 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/22(水) 00:15:35.24 ID:L4fzfPmGo
>>833
//忘れてたので追記:タェンティースの妨害によってソーマへと向けた銃撃は阻止!
835 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/22(水) 00:17:10.42 ID:5OLb8iyo0
>>833
「……こう見えて、結構万能なんですよ!!」
「ぐっ……!」

指先をタクトめいて踊らせ、虚刀の旋律の指揮を取る
されど銃弾にそれは乱され、半人自身も肩に被弾する格好となった

「……ソーマ様!!!」

一振りが砕かれ、五振りとなった虚刀全てに突撃を指令
半人自身もヘルメスの加速でそれに続き峰打ちの一閃を放つ
各部排熱パネルが開き、金色の粒子を放出する半人の全霊のそれは後に続くソーマタージ等への極めて暴力的なトスでもあった
836 :ひいらぎ[sage]:2017/03/22(水) 00:17:33.64 ID:APWFtJyDO
>>833
ほむ……とりあえず行動起こすまえに一つ突っ込んでおこう…季語とかはどこ行ったはいくなら!!!
【「季語がないものが川柳」と少女は習ったらしくとりあえずは突っ込んでおきつつ】

お主に超八つ当たりじゃどりゃあ!!!
【そういい動きの鈍ってきた相手めがけてダッシュし、大剣をふりおろすだろう】
837 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/22(水) 00:19:03.72 ID:N/tZyd4v0
>>833
貴様、生まれた時からそのバカみたいな喋り方なのか?それとも、努力してそんなバカになったのか?
【減らず口を叩くが、触手は中途で斬り捨てられ、虚しく宙を舞う】
【切り飛ばされた先端部は数度蠢いた後、塵芥となって崩壊、消滅した】

アラこいつぁヤベェな……
【軽口を叩くが、ヤバいのは事実。ふざけた相手だが、実力は確かだ】
【腹部に叩き込まれる後ろ蹴り!倒れこそしないが、衝撃が機械化臓器を襲い、先程の銃痕から白い血が溢れる!】
グワーッ!


【だが隙は出来た。イヴィアをいなしてたたらを踏んだその一瞬を見逃さない】
【顎門めいて縦に開いた酸素供給機から血を吐き捨て、蹴り足を掴もうと手を伸ばす!】
どうした、俳人気取り!ついでに貴様の脳も弄って名実共に廃人にしてくれるわ!!

【掴まれ、引き倒されたが最後。サイボーグの怪力によるマウントからの泥臭い殴り合いが待ち受けている】
838 :ジョシュア・アーリントン【ソルダート・フトゥーロ】[sage saga]:2017/03/22(水) 00:30:50.55 ID:L4fzfPmGo
>>835-837
『動くだと……ッ!?』

イヴィアの挙動に驚き、初めて素を見せた。
自在に動くそれは、実質7人の彼女を相手しているのと同義だ。一つは撃ち落としたが。
そのまま体の各所を貫かれ、データの封入されたホロカプセルをボトリと落とす。
タェンティースの峰打ちを喰らって呻き、膝をついた所をイヴィアに脹脛を地面に縫い付けられる。

『……キゴ?』

いよいよ追い詰められ絶体絶命。辞世の句でも詠もうかとアレコレ考えていた矢先。
ひいらぎより投げかけられた素朴な疑問とツッコミに首を傾げた。
はて、季語とはなんだろうとバイザーの中でインターネッツブラウザーを起動。

>俳句には季語を必ず一つ詠(よ)み込むのが作法となっています。俳句は季節感の文学ともいわれ、俳句を味わうには何よりも季節をとらえることが大事です。
>春、夏、秋、冬の季節を表す言葉が季語(季題)で、それぞれの季語がどの季節に属するかは約束によって定められています。
(季語一覧表 中学受験 学習用資料より抜粋)

『………』
『盲点!!!!!』

ゴッシャァと大剣を振り下ろされヘルメットを凹字にヘコませてぶっ倒れ、ズンズンとやってくるのはソーマタージ。
引き倒す必要などなく、マウントを取ってボコボコのグチャグチャにするのは造作も無い。
説明する間も無く好き放題タコ殴りにされて、ヘルメットはバキバキに割れてその素顔が明らかになる。
傷だらけの顔、かつて復讐に取り付かれていた男のそれだ。腫れ上がり鼻血まみれの今でこそ見る影もないが。

「うし、捕まえたな……お前らご苦労」
「相手はあのカノッサ・メガコーポだ、報酬は弾むだろうさ」

気絶したサイボーグ忍者、ニヒラブラをズルズル引きずりながらストリートを後にするジョシュア。
身柄は確保したし、データも無事。上々だ。イムカの点数も上がるだろうと内心笑みを浮かべていた。悪い男である。

//劇終!!
839 :ひいらぎ[sage]:2017/03/22(水) 00:48:15.43 ID:APWFtJyDO
>>838
…完全になめとるのうこやつ…調べるよゆーあったらがーどするか逃げようとするかせいと言いたいぞわしは…さっき近くにおっためんばー殿に一度脳みそいじってもらった方が良いのでは…ブツブツ…
【と、倒れた男をみつつブツブツと呟く】

…まあ今回わしほとんど何もしとらんから報酬は必要最低限で良い…余った分は他のめんばー殿で分けてくれ…

【何はともあれ初任務(?)を無事に終えられ安堵すると同時に「次こそは…」と決心する少女なのであった】

/乙でした!
840 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/22(水) 21:51:07.04 ID:8RYgyxAAo
【神話世界エリュシオンにて――】

「………」

 早朝…ようやく空が紫の色を帯びてきた時間。まだ、外の風はやや肌寒い。
 イムカ・グリムナーはこのような時間に神なりし皇帝陛下への祈りを捧げる。

【帝国宗務局からは異端認定寸前という破戒者としての風聞すらある彼女】
【しかして、イムカ自身の信仰は強固かつ絶対的なモノだ。そこには一片の瑕疵すらないと断言してよい】

「さて…」

 しかし、イムカの祈りは略式であり、時間も5分ほどで終わる。
 絶対の信仰を持ちながらも、同時に効率主義者でもある。
 信仰とは時間ではなく、行いとその密度である。そして、本来戦場こそが祭壇であり、銃火こそが祈り。

【ゆえに熱烈なる信徒ではあるが、その在り様はやはり軍人なのだ】

「スカル、身体検査の結果は」
≪00011101010101≫

 ファンタジーの世界だとイマイチ不調気味のサーボスカルがふわりと浮いて、
 中空にホロ・ディスプレイを投影させる。そこにはイムカ自身の身体データ、精神分析など、様々な羅列が並んでいる。

「魔力痕跡なし…サイカーになったわけではないな。…助かったか」

 先のエーカー社に受けた魔力漬けの人体実験でどのような変化があったか正直気が気ではなかった。
 精神的ミュータントであるサイカーに変じれば、ただでさえ綱渡りな政治的立場は致命傷を負うところだ。

「では…≪コレ≫は皇帝陛下の奇跡として認定されるか。私が聖職者?宗務局は絶対に認定しないな」

 イムカは嘆息をつくと、顔を洗い、小ざっぱりとしたシャツとズボンをホログラム投影すると、宿の1階…食堂に向かう。
 さて、まだ早朝であるが、既に朝食をとっていたり、思い思いのひと時を過ごしているものはいるだろうか。
841 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/22(水) 22:06:45.96 ID:WhcXnhBw0
>>840
いつだったろうか。ある遠征の折、宵闇の中を棒のような足を無理矢理にでも進めながら行軍した時があった。
あの時もこんな朝焼けだった。漸く魔獣の群れを引き離した事に部下達が安堵している中、遠方より遠吠えが響いてきた時は戦々恐々としたものだ。
魔物如きに怯むなとあれ程言った。が、人は経験しなければ中々恐怖を打ち払えない物で、あの行軍を期に我が隊の対魔獣訓練は充実していった。
今やそれさえも過去の光。今森を往くのはたった一人の男のみ。全てを奪い去った者達への怨嗟の炎を胸に抱きながら黒衣の男は鉄火場を求める。

森を抜け、井戸を横切り、こじんまりとした村の食堂に入る。朝餉はここで摂ろう、木の扉をくぐり素朴な長テーブルの席につく。

「サンドウィッチ、それとコーヒーをくれ。ブラックでいい」

マントを脱いで背もたれにかけ、軍帽を外して背もたれの端にかける。
くすんだ銀髪をした黒い軍服の男。それは一介の食堂に現れるにはやや曰くのありそうな服装だった。
842 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/22(水) 22:17:57.03 ID:8RYgyxAAo
>>841

「こー・・・ひー・・・?」

 しかして、ダンテに応じた食堂の店員は困惑顔だ!!
 コーヒーis何?ナムアミダブツ!嗜好品コーヒーは一般的ではない!!

「それに…さんどいっち?」

 ナムサン!ナムサン!文化が違〜うのフレーズは人をここまで惑わせる!!

 −−−−−−−

「何をやっとるんだ君は」

 イムカはどこぞであった越境者をジト目で見ながら、無遠慮にそのテーブルにつく。

「パンとチーズ、水で薄めたぶどう酒にシチィーを。彼の分もな」

 イムカがさらさらとオーダーを告げると、店員は息をついてささっと奥に引っ込む。

「しかし、中々に難儀な格好だな。不吉を運んでいる風というか、
 異端審問官に間違われかねんぞソレは?」

 中世期の世界において、異端審問官がどれだけ恐れられているかは言うまでもない。
 疑われた時点で死を覚悟せねばならぬ。それほどに悪魔信仰への追求は苛烈を極めるのだ。
843 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/22(水) 22:23:50.80 ID:5OLb8iyo0
>>841-842
「あ、イムカ様」

おはようございます、と低血圧そうなダウナーを纏い二階から降りて来る半人
睡眠自体本来不要なのではあるが半人はしかしそれを好む
問題としては寝起きがすこぶる悪いと言う事なのだが、それはそれである

「……、っと、」
「はじめましての方ですね、どうも……」

ただそれから初対面のダンテの姿を確認するまでの間である
知らない相手の前では必要以上に格好付ける癖というか、やや人見知りな体質なのだ
そして見てくれだけすればクール系()な顔だちの為にサマにならなくもないのでちょっと厄介

「ご一緒させて頂いて、よろしいでしょうか」

全くもって完璧な所作で、麗人めいた気配を醸し出しながらイムカとダンテに尋ねるのである
844 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/22(水) 22:29:11.39 ID:8RYgyxAAo
>>843

「ああ、彼女はタェンティース。外見はこうだが中身は結構アレだから気にするな」

 ちょっと人見知りのあるタェンティースへの熱いフォロー。
 ロード・コミッサー殿は人の心が判らない。

「君に対して閉ざす門を持った覚えはないがね。
 ここは朝食なら私の頼んだものが栄養価的には無難。
 甘味が欲しいならドライフルーツの類なら幾つか選べる」

 そして同席OKでメニューについてさらさらとオススメを言う。
 タイム・イズ・マネー。実益主義者らしい如才なさともいえよう。
845 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/22(水) 22:29:28.16 ID:WhcXnhBw0
>>842
「……そうか、ならそれで良い」

この世界にはコーヒーどころかサンドウィッチの概念すら無いのか。5世紀ブリテン島も真っ青の食糧事情に辟易する。

「む、貴様か。いつぞやの鉄火場ぶりだな。息災か」

どこぞの銃弾飛び交う戦場で出会った……確か名はイムカ、イムカ・グリムナーと言った。意外や意外、別世界でも出会うことがあるとは。
越境を繰り返し続けているがそんな事は未だかつて一度も無い。そも人と関係を持つという事が余りにも無いのだが。
差し出されたパンを半分に千切り口に運ぶ。味気ないが不味いという訳では無かった。

「異端審問? 黒死病の蔓延した時代の教会のような事を言うな」
「それともなんだ。此処では未だにそんな前時代的な教義が蔓延っているのか? くだらん、実にくだらん」

別段異端審問官に間違われた所で人が寄り付かないのならそれで良いのだが、少々その存在に興味が湧いた。
こう言う話は大抵教会の上役共が私服を肥やすためにそんな教義を流布しているのが世の常だ。忌々しい。
いっそのこと事を調べ上げ、場合によっては切り捨ててやろうかとも思った。
846 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/22(水) 22:32:21.91 ID:WhcXnhBw0
>>843
「ふむ、ミス・タェンティース。俺はダンテ、ダンテで構わない。よろしく頼む」
「無論構わない」

麗人めいた挨拶に紳士めいた応対を返す。その所作からは明らかな教養を感じさせた。
847 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/22(水) 22:37:13.29 ID:5OLb8iyo0
>>844-846
「アレって」

ユウジョウめいたナイスなフォローを受けた半人
それに対して何を言える訳ではない、実際アレだ

「こほん」
「……ダンテ様ですね、よろしくお願い致します」

わざとらしい咳払い、恭しくしかし嫌味っぽさのない一礼
失礼しますと卓につき、ウェイターにあの、と呼び掛ける

「……コーヒーをお願いします」
「え? あ、じゃあ紅茶……? あ、えーっと……」

ことごとくオーダーするモノがない、見るからに動揺
なるほど確かにアレである、麗人の仮面は早速ボロッボロと剥がれ落ちていた
848 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/22(水) 22:43:30.31 ID:8RYgyxAAo
>>845

「ああ、こちらこそな。越境者同士は引かれ合うって実証か。相変わらずだな」

 イムカが零した言葉であるが、本来、1世界の諸外国以上に物理的距離を経るはずの越境者は、
 どういうわけか互いに出会う確立が極端に高くなる傾向になる。

【これは世界に与えられた傷が引力の如く引き合うとも、はたまた因果律が歪められるとも、
 狂人めいた学者共の間で議論が交わされているが、科学的/魔術的根拠は未だに立証されていない】

 なお、パンは栄養はあるが味気ない黒パン。
 味が欲しければスープに浸して柔らかくして食す類であった。
 そして、水で薄めたぶどう酒は体温をあげて気付けになる。薄めているのは勿論、酔わないためだ。

「異端審問に関しては難しいところだな。実存する悪魔(ディーモン)がいる状況において、苛烈な審問はその説得力を有する。
 100の嘆きは10000の信徒の守護のために。極端な圧政が必要悪になる時代と背景を私は否定できんよ」

 私腹だけならばまだ救いはある。真に苛烈なのはそうせねば立ち行かなくなる程追い詰められている場合だ。
 こうなると、断罪すべき悪すら、定義するのが極めて困難となってゆく。

>>847

(…まったく、もうちょっと典雅さを身につければ外見に追いつくのだが)

 実際のところ、イムカにとっては実に手のかかる子という印象である。
 頼りにはなるのである。それに根は真面目で美点もたくさんある。
 が、なんかヘッポコな感が拭えないポンコツさんでもあるのだ。

「真水は質が悪いから煮沸させたものを頼むのだな。
 味はやや金臭いから、私のようにブドウ酒を混ぜたものを勧める」

 と、このようにフォローを入れるのだ。
 ついでに干しイチジクもオーダーした。半人が甘いものが好きだという脳内データに従う。
849 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/22(水) 22:55:28.94 ID:5OLb8iyo0
>>848
「なるほど……ありがとうございます……」
「……じゃあ、葡萄酒を沸騰させてから水に混ぜてもう一度沸騰させて、それ下さい……」

流石に色々恥ずかしかったのだろう、縮こまって細々注文
少量のアルコールですらちょっとアブナイな予感を感じ取ったのか、完全に飛ばしたモノだ

「あ、これ……ありがとうございます」

そんでもってドライフルーツがやって来れば一転、ご機嫌モードに移行
最もその感情は表情の先端の機微な動きと声のトーンのみであり、それなりの付き合いがある事で看破出来る程度のモノではあるが
850 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/22(水) 22:57:43.37 ID:WhcXnhBw0
>>847-848
音も立てず静かに提供された食物を口に運び続ける。その動作は機械的、と言うよりは余り味わっている様子では無かった。

「100の嘆きは10000の守護のために? 愚かな、これだから人間は変わらん」
「自身を正当化する為に強制的に悪を作る。その悪が無くなれば次の悪を、それが無くなればまた次の悪を」
「そうして自分に役目が回ってくるまで自分だけは選ばれない≠ニ思いながら微温湯に浸かり続ける。いっそのこと一度全て壊れてしまえば良いのだ」

あからさまに不機嫌になり、声に張りが出る。例え魔の道に堕ちようとも、信念だけは消えてはいない。

「イムカ・グリムナー。貴様は否定はできんと言ったな」
「問おう。貴様らはその歪かつ醜悪な平和とやらを守り続けるか。後生大事に抱え、旧習と共に野垂れ死ぬか」
「貴様らは、この現実をどう思う?」

その声には確かな力が篭っていた。ただの理想では無い。事実と経験に基いた信念だ。
弱者を強制的に犠牲にする事で元来裕福な物のみが私服を肥やす、そんな世界ならば一度消え去ってしまえば良いのだ。
やりようはある。事実折り合いをつけ、信念を曲げずに突き進む者達が導く世界も存在した。
彼はそんな世界を望んでいた。

851 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/22(水) 22:58:01.70 ID:eTrMSv8q0
続いてやってきたのは目つきの悪いあごひげ男(短いリンカニック)
身体的特徴で言えば 見てわかる程度に短足なところだろうか?

「くぁ・・・ふ よぅイムカ なんかクソ共に拉致監禁されたって聞いて心配したが その様子じゃ具合はよさそうだな
 どうせだったら奴らに表情筋を柔らかくしてもらえばよかったのにな ハハハハハハ・・・ それで そっちの彼はどちらさんだい?」

ラフな格好で寸胴腹を掻きながらやってきて 見慣れぬ男に視線を向けた後

「黒パンとシチュー それとハムを厚めに切って焼いてくれ あとエールかワインを頼む ついでに鶏卵が取れるならオムレツも作ってくれ」
朝飯と呼ぶには少々重たい食事を注文した
852 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/22(水) 23:12:18.01 ID:8RYgyxAAo
>>850

「少なくとも40,000年以上そうし続けている世界を知っている、
 醜悪だろうが何だろうが、そうするために全存在を賭けた勇者達もな。
 認めろとは言わんが、否定を容認するつもりはない」

 こちらとて堅固極まる信念の下に言葉を紡いでいる。
 つまり、今更そのような舌刺で揺らぐようなヤワさではないのだ。

【つまるところ、事実と経験に基づいた信念は同質量でありながらベクトルが真逆】
【が、存外、それでいいとも思える。同調も過ぎれば迎合と支配に取って代わる。違っていていいのだ】

>>849

「………」

 私にはこういう可愛げは無理だな。と、ほほえましくもなんか溜息。
 女子力もアレだが、カワイイとなると完璧にもう無理だ。
 それは、とっくに諦めた。性格的にも外見的にもどうにもならぬ。

>>849-851

「表情筋はどうにもならんよ。連中、実に不甲斐ないことだ」

 やってきた、ロイの冗談口に冗談口で返事をするイムカ。
 実際、感情までは存外に人形めいていない政治将校である。ヘタクソなりにユーモアもある。

「具合は問題ない。ただ…」

 少し告げると、イムカは灯油を一滴、テーブルに垂らすと、ブツブツと何か祈りを呟く。
 すると――

【灯油の雫がポっと燃えて、光の玉になるとその光は直ぐには消えずに何時までも輝き続けている】

「魔力漬けにされて、門が開いた。…魔法じゃないからな?一応、信仰の為せる業だ」

 イムカ・グリムナー…神官めいたことをやってます?神官?このガチスパルタン女史が?

【このささやかな奇跡はロイだけでなく、ダンテやタェンティースにも披露されている】
853 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/22(水) 23:17:20.63 ID:5OLb8iyo0
>>850
「……」

す、と半人の纏う気配が変容を遂げる
それは蛹が繭を破り蝶となる程の前後の落差であり、だというのに瞬き程の時をも要していない
先程までの何処かのんびりと、気怠げな表は失せて半人の無機的な面から来る怜悧がその周囲に鉄線めいて張り詰めた
細まった青銀の瞳で見据え、言外に幾多の訴えを投げ掛ける
それが信念に基づいたモノであると解した為だ、だからこそ以上の行動で済んでいた
恐らくこれが、愚弄する為のみの愚弄であれば即座に、腰に帯びた赤刃が解き放たれていたであろう

→イムカに対する言動が、半人の琴線を揺らしたのであろう

「……わたしは、善悪とはさしたる指標にならないとは考えます」
「わたしはわたしの判断に従い、行動し、結果がどうであれ受け入れる」
「それに、あなたが醜悪だと断じた平和」
「……その平和に与り安寧を過ごしているひとがいる以上」

あまり、とドライフルーツを口に運ぶ

「否定するべきではありませんよ、きっと」

広がる甘味に毒気を抜かれた、否自らでそうさせたのであろう
苦笑めいた表は先程と似た、少し抜けたモノに戻っている

>>851-852
「ロイ様、おはようございます」

よく召し上がりますね、なんて腹部に視線を落としながら軽口
やや、片方の口角が上がっているところを見ると敢えてそうしているのだろう

「……魔法じゃないんですか、今の」

魔力反応は、と視野にそれに対する探知を入れてみる
明らかに不審そうに見つめ、ロイの知識に縋ろうと目線で訴えた
854 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/22(水) 23:19:04.18 ID:8RYgyxAAo
>>850-851

「ああ、彼はダンテ。スプロールの仕事(ビズ)で堂々したランナー。そして、越境者のようだ」

 端的に告げる。そりゃ別の世界で出会えば100%そうであろう。今更である。
 そして、ロイのテーブルにはオーダー通りの食事が運ばれてくる。
 やっぱし、朝にはちょいと重い。

【なお、新鮮な卵はそれなりに貴重なため、オムレツは通常価格より高い
855 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/22(水) 23:27:05.25 ID:WhcXnhBwo
>>852-853
「ふっ……」
「はははははっ! そうか、そうか、人はそこまで見てくれだけに固執出来るか。俺には理解出来んな」
「だが、その世界の全てが同じ揺り籠で眠るのならば良し。脆くも崩れ去る様もまた見物だろうよ」

同等の信念を持った言葉に高笑いで返す。信念では相容れる事は無くとも、個人同士では案外相容れる事もあるかもしれない。
>>851
「ダンテだ。呼び捨てで構わない。よろしく頼む」

突如として現れた男に軽く挨拶を送る。

>>853
「ふむ、奇跡の類か。小規模だが、純粋な物だな」

その術に率直な感想を述べる。それは信仰による奇跡、詰まる所人の思いの形であった。
856 :ひいらぎ[sage]:2017/03/22(水) 23:27:27.13 ID:0/yvSK4Q0
>>840
ほむ・・・参った参った・・・ちと赤わいn・・・もといブドウジュース飲みすぎたようじゃ・・・あいたたた・・・
【今にも死にそうな顔で頭をおさえつつ少女らしき人物が二階からふらふらと降りてくる】
あぁ、店員殿・・・すまぬがしじみのお味噌汁いただけぬかの・・・
【寝巻きでボサボサな髪の少女が店員に注文をしつつ席に座ろうとする】

857 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/22(水) 23:33:18.94 ID:eTrMSv8q0
>>852>>854-855
「ハッ!! やれやれ 樽いっぱいのヌカコーラも用意できんとは おもてなしの心が足りてないな」
席に着き 豪快に笑ってみせる

そして今までできなかったという超常現象を熾して見せるイムカ
だがあわてず騒がず 丸い火玉で紙巻きたばこに火をつける

「俺にとっちゃ魔法だ魔法じゃないとかどうでもいいこったな 正直俺から見りゃイムカの光を出すマスケットだって魔法と大差ない
 今更不思議パゥアーが一つ増えたところでどうだというんだ え?」

スッパスッパと煙草を吹かし 短くなったところで手に握りこみ 闘志の炎で灰にする

「ほぅ? 俺はロイ・ゴールドマン 傭兵兼冒険者で同じく越境者だ そのうち一緒に仕事をすることになるだろう よろしくな
 あぁそうそうスプロールと言えばイムカ」

ダンテに軽い挨拶 そして思い出したようにイムカに顔を向け

「最近ランナーズギルドの事務方が電脳化しろってうるさいんだが何とかならんかね? 嫌だって言ってるのにさぁ」
端末も最近人差し指打法が辛うじて身についた程度 カチャカチャッターンはまだ夢のまた夢

そして単価の高いオムレツに関しては貨幣を惜しげもなく支払って見せる
この男はイムカと違い ファンタジー寄りな世界になればなるほど本領を発揮するのだ

>>853
「俺みたいなのは朝昼晩おやつも含めて喰って脂肪を蓄えにゃいざって時に動けんのよ
 それに体重もまた一つの武器よ どうだ お前も一つ蓄えてみるか?」

と女性には少々デリカシーのない冗談を一つ

「しーらない 俺に魔法の才能は無いからな 知識は持っているがそれだけだ 出された不思議パゥアーを見て魔法かどうかを確かめろってのは俺の専門外だ・・・っときたきた」
やってきた食事にご満悦 硬いパンを噛み千切り ワインを啜って飲み下した

858 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/22(水) 23:42:37.03 ID:5OLb8iyo0
>>855
「生憎……わたしもひとではございませんので」

笑い飛ばすダンテを前に矢張り微笑み、嫌味ではなくジョークを返した
言葉のやり取りで彼我を知れれば充分なのだ、そこに敵意は存在しない

「それに、揺籠で眠るのもまた心地の良いモノですからね」

世界の在り方だとか、善悪の判断だとか
大きな事柄について半人は敢えて思考をしない様にしている
それは目を背けているのとほぼ同義ではあるが、しかしその背けた視線の先には護るべきひとたちがいる
そんな世界で生きる事に、生き抜く事に
半人は信念を持っているのだ、それを否定する事は神にでも叶わない

>>856
「あれ、あなたは……」
「その節はどうも……」

以前のサイバネティクスニンジャとの戦闘のビズで同行した少女との再会
その時は大した挨拶も出来ずに終わってしまったのだったと想起、頭を下げての一礼を行う

「……大丈夫ですか、お加減が良くなさそうですが」

ちなみにここはファンタジー世界エリュシオン、無論味噌汁なんて気の利いたモノはない!ナムサン!
859 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/22(水) 23:44:11.31 ID:8RYgyxAAo
>>853

【魔力の反応は…かなり奇妙な感知状態となる】

 まず、イムカの内から出ている魔力はゼロだ。
 そして、空間を漂う魔力の風なりを収斂させたものでもない。周囲の魔力は一片も利用されていない。
 しかして、魔力と呼ぶには質が奇妙な何かが発動の瞬間、
 イムカの周囲を幽かな光として形造っていた。それは信仰の顕現であろうか?

【しかし、これで魔法と奇跡を区別するのは曖昧でもある…これを聞けば聖職者は憤慨するだろうが】
【魔力の一つの顕れとも解釈できるし、そうでないともいえる】
【発動経路が異なる同質のモノかもしれないし、それこそが魔術を奇跡を隔てる実存かもしれない】

>>855

 これはまさしく信仰の為せる業である。
 神なりし皇帝陛下。イムカが全存在を捧げる人類の神。腐屍の王。
 人類の闇を払い恒久平和を齎そうとして、遂には果たせなかった者。
 彼の理念は歪んで解釈され、唯一神にして、彼が最も忌避したはずの狂信と迷妄の体現者となった。

「ささやかではあるが、結構便利ではあるんだがな。この光を出すだけでも実はかなり疲れる」

【コストパフォーマンスは良くないようだ】

>>857

「まあ、君にはそうなのだろうな」

 高度は科学は魔法と区別つかない。ロイが今更というのもさもありなんである。

「ウェット(生身)は珍しいし、君は住所不定の屋台屋だからな。
 税金の管理も今時、クレッドスティックやトークンからのみだし、珍しいのだよ」

 電脳化していないというのは様々な社会的l機能からの隔絶だ。
 確かに便利なのでギルドも悪意があって勧めているわけではないのだろうが。

>>856

「しじみ?ミソシル?ナニソレ?」

 ナムサン!ファンタジー世界にそのようなモノを期待すべきではない!!
 しかして、10歳前後の少女があからさまに二日酔いというのは誰も非難しない。

【水が悪いケースが多い、中世期の世界において、エールなどの酒は水分であり、栄養であった】
【ゆえにハメを外した子供のヨッパライというのはそれ程めずらしくはないのだ】

「ええと…」

 店員が困っていると、イムカはなんか二日酔いっぽい少女を見咎めて、周りにことわって席を立ち、

「んっ…ちょっと待っていろ」

 そう言って近づく。なんだかんだでお節介な性分が発動中。

「………」

 瓶詰めのワインを持って、少女に振りかける。
 何故かワインではなく、葡萄色の噴霧めいたものがさらさらと流れる。

【効果が発動していれば、酔いが醒める】

「ささやかな祝福だ…いかん、もう奇跡は打ち止めだ」

【無表情で人形のようだが、親切なおねーさん!】
860 :ひいらぎ[sage]:2017/03/22(水) 23:49:16.40 ID:0/yvSK4Q0
>>858
おお、確かこの間任務の際に助けて(?)いただいた・・・いやわしこの間はほとんど何もしとらんのじゃが・・・汗
【半人の女子(?)に声をかけられ、こちらも「そういえばろくに会話らしきものもしてなかったか・・・」と思い、軽く会釈をし挨拶を返す】
あ・・・いやちいとワインを飲みすぎてしもうての・・・たぶんこっちの方では未成年云々とかって規定はなさそうじゃからの・・・
【恥ずかしげに苦笑いし、頭をかきつつ】

861 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/22(水) 23:51:29.87 ID:5OLb8iyo0
>>857
「……体重、武器……」

ちなみに半人、こう見えてガチムチであるはずのロイと同レベルの自重を誇る
戦闘時などにウエイトは立派な強みとなるのだが、乙女チック()なお花畑脳味噌の中では無論複雑だ

「それにわたしは、光を浴びていれば稼働自体は可能ですから」

なんて言いながらもドライフルーツムシャコラムシャコラ、スイーツ()
実際本来半人に過食の必要は皆無
ただ、半人が余りにひとで、『ニア』であり過ぎるが為に精神の安定性を保つ為に無意識下でそれを欲しているのだ

>>857
>>859
「なるほど……」

ロイの食べっぷりを前に、イムカの魔法? 否、起こした『現象』を目の当たりにしていた
しかしそれらを区分けする事に意味は最早皆無、ただ現実として受け入れればいいだけだ

「わたしも、イムエトを扱い始めた当初は苦労しました」

イムカの疲労の言葉を聞けば苦笑、同じく科学サイドの存在が突然として不思議パワーを手に入れればそうもなる
862 :ひいらぎ[sage]:2017/03/22(水) 23:58:06.20 ID:0/yvSK4Q0
>>859
・・・ん?なんじゃこの美女殿は・・・ひとつ尻でもなでたい気分じゃn・・・って、ぷは!!!
【突然何の説明もなく謎の液体(?)をかけられ、目を丸くする少女】
な、なにするのじゃこのメスゴリラわしになんの恨みg・・・
【頭をブルブルと振って謎の液体(?)をふりはらいつつなにかをいおうとするが】
・・・あ、あれ・・・??? 何か体調が・・・???
【なにやら頭痛と吐き気が緩和されてるのに気付き途中でやめる】
・・・おぉ、どなたかわからぬがありがとう・・・礼をいう・・・
【そういい頭をさげる】
863 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/23(木) 00:00:17.59 ID:ou6zoPzA0
>>860
>>862
「タェンティースと申します、改めてよろしくお願い致します」

恭しく、しかし嫌味っぽさのない所作での一礼
アッシュグレイの短髪、冷静さを孕む青銀の瞳
黒いスカーフを首元に、他は現実世界基準のTシャツにジーンズ
このファンタジーの世界からすれば、異質な出で立ちではある
最も越境者同士ならば、その問題もほとんど感じられはしないであろうが

「……」
「……お言葉に、お気を付け下さるようお願いしますね」

イムカに対する発されかけた言葉に咳払い、苦笑混じりに小首を傾げた
864 :ダンテ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/23(木) 00:01:01.69 ID:ZV6DCGnno
>>857
「よろしく頼むぞロイ・ゴールドマン。随分と豪胆だな、良い事だ。それが命取りにならんようにな」

男の勢いは正に豪快な冒険者と言った風だった。そんな奴が理想の為に死んでいく場面を幾度となく見て来た。
懐かしい。こういう奴が死ぬのは些か痛ましい事でもある。
>>859
「それはそれは……信仰とは案外安っぽい物なのだな」

にやりと笑いながらイムカに返す。少々皮肉げだが、存外見下している風では無かった。
>>858
「おや、そうか。貴様も人ならざれば、理解を示すかとも思ったがな」
「揺り籠で揺れるのもまた一興……面白いではないか。眠りから覚めた先が夢の続きか、昏き現実か」
「楽しみにする事だな」

「それでは俺は行かせてもらおう。また会おう、イムカ・グリムナー」

そう言うと男は立ち上がり、得物を手に取ると足早に店を後にした。
865 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/23(木) 00:08:38.08 ID:ou6zoPzA0
>>864
「人外にも、色々種別があるんでしょう」

半人は多くのひと以上にひとらしくあった
実際その思考や信念は有機的な志に基づいてのモノだし、機械的な指示命令に従う訳では決してない

「……また、何処かで」

見送る際に見せるのも矢張り、やんわりとした笑みであった
866 :ロイ・ゴールドマン>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/23(木) 00:11:01.67 ID:jMjvl3Aw0
>>859
「そういうもんだ あれこれ悩むぐらいなら 使えるカードが一枚増えた そう思った方がなんぼか楽だぞ?」
ハムを切り分け オムレツを乗せてパクリ ハムの油と塩気がp無烈の旨みを引き立てる

「珍獣みたいなもんか 勘弁してくれ」
シチューを啜り ワインで流し込む

「父ちゃんと母ちゃんから頂いた体仇 誰かに売り渡す気はないね それに金属片は身に纏っているだけで十分だろ」
故に今しばらくは電脳化しろ嫌だの押し問答は続くことだろう

>>861
体重を気にする乙女であり 光さえあれば生きられると豪語しながらドライフルーツを貪るタェンティースを暫し見て

「はっはっはっはっは!!! 得た脂肪が女性らしさを生み出さんことを」
堪えきれず大笑いし 杯を掲げて見せる 相反する思想と行動がツボったらしい

>>864
「勇ましさ熊の如く その心猫の如く 油断せぬよう気を付けるとしよう」


「さて満腹だ ギルドにでも顔を出すかな」
朝食を平らげ 脂肪を整えに部屋に戻るロイであった

//ノシ
867 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 00:13:06.18 ID:9mfGPpoa0
>>863
これはこれはご丁寧にどーも・・・わしはひいらぎと申します、改めてよろしくおねがいします・・・
【この少女、綺麗な女子(?)の臀部等をみてはにやにやしたりする変な趣味があり(言ってみれば中身は親父)格好よりもまずは容姿に目が行く性質があるようで】
【よほどヤヴァイ格好さえしてなければさして気にはしないようだ】
ほむ・・・しかしさきほどの方といい美女殿が多い世界じゃの・・・
【半人の女子(?)やさきほどの女性(?)を交互に眺めつつ】
【なおさきほどの方とは初対面なため半人の女子(?)の言葉は「ちと失礼じゃったか」程度の認識しかないようだ】
868 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 00:13:55.25 ID:vJSBPsZWo
>>861

「まあ、信仰の為せる業だ。私も神官のように神官服を身につけてお淑やかにでもなるべきかな?」

 イムカの冗談口であるが、このスパルタンにおしとやかさを求めるのが、
 どれだけイメージ的に困難かつ苦行を極めるのかは推して知るべし。

「ん?なんだ(>>858)知り合いか?」

 お節介を焼いた少女が見てみればタェンティースの知り合いではないか。
 なんとも、世間とは狭いというか越境者の法則、侮りがたしというべきか。

>>862

「セクハラの上にメスゴリラと来たか?随分としつけのなっていない子供だ」

 むにょんと両方のほっぺを引っ張りつつオシオキするが、
 すなおに礼を言った素直さに免じて離してやる。

「まあ、二日酔いなどするものでもないからな。
 タェンティースの知り合いか?私も彼女の友達だ。ユウジョウだな。
 イムカ・グリムナー。まあ、ここではただの流民だ」

【そいしてアイサツをするのであった】

>>864

「信仰に高尚さと格を求めるのは司祭どの辺りに任せるさ。
 皇帝陛下が求めていたのが絶対的な信仰と過ぎた奇跡の要求だったとは思いたくない。
 本当はもっと、それこそささやかな…言葉が過ぎるな。忘れてくれ」

 信仰する神の真意を慮るなど、不敬もいいところだと、イムカはそれ以上の言及を避けた。
 実存主義であるイムカにとって、信仰は厳かなれど権威主義的に過ぎる気はない。
 それこそが宗務局との断絶を決定的にした要因でもあったが。

【しかして、この言葉から連想できること。皇帝陛下…一人の人間を神として対象に?しかも奇跡は確かに実存として顕れる】

>>866

「肉体機能の拡充は実際テーマとして――」

 そして、ロイとの談議はやはり中々に長く続きそうであった。

//では自分もオツーんノシ
869 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 00:14:35.34 ID:9mfGPpoa0
>>866
//ノシ
870 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 00:20:28.97 ID:9mfGPpoa0
>>868
ひ、ひはひひはい・・・はひふふほひゃ・・・
【みょーんとほっぺを引っ張られ声にならない声を出す少女】
あいたたた・・・い、一応前回の任務の際に一緒させていただいた・・・なんじゃおねーさんも知り合いじゃったのか・・・
わしはひいらぎじゃ、よろしくの
【こちらも挨拶を返す】
・・・っと、いかんそろそろ出かけるとするかの・・・
【そういい、お代を置いてそのまま立ち去っていく】
/おつでした!私もこれで!
871 :タェンティース・イルム E.赤刃.ヘルメスの靴[saga]:2017/03/23(木) 00:21:05.28 ID:ou6zoPzA0
>>866
「ぐぅ……」

の音も出ないとはこの事であろう
言い返す言葉が一切合切存在しない、故に押し黙って黙々と乾燥イチジクを貪るのである

>>867
「ひいらぎ様」
「……え、あ、いえ、美女だなんてそんな……」

わたしなんて全然、と否定しながらも顔のニヤケが滲み出ている
この時点で見抜く事も可能であろう
このタェンティースと名乗る人物、外見に中身が追いついていない
早い話がちょっとアレなのだ

>>868
「……いいですね、似合うと思います」

対して頷く半人、ホロクロークである程度再現可能だとも知っている
最もそれは服装だけに限った話であり、イムカの曰く後者の方は全くイメージに辿り着く事は叶わないのではある
そしてそれを言葉にする程、藪蛇を突く程に半人はアレではない

「えぇ、ひいらぎ様……以前スプロールでお世話になりました」

サイバネティクスニンジャとの戦闘時に、と当時の話を語り始めた
越境者の日常であり、そうでないモノからすれば世界を跨いだ壮大な世間話は続く

//お疲れ様でした、私もこれにてっ
872 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 21:43:46.37 ID:vJSBPsZWo
【スプロール――レッドエリア】

 前回までのあらすじ!!

 企業連によってAIの人権付与は却下され、人として生きる権利を訴えたAIはデリートされた。
 しかし、一部のAI達が逃亡し。企業連はネットワーク上からの隔離に成功。
 現在、デッカー、ランナー共にこの立場を弁えぬバクに染まったAIの処分に動いている。
 アンダーグラウンドの住人にAIを確保されれば、新たな反社会主義勢力の誕生を意味するからだ。

【そして、現在、ランナー&デッカーvsアンダーグラウンドという構図となっている】

 −−−−−−−−

「さて、ゆくか」

 逃亡AIのパッケージはこの廃ビルの奥だ。
 現在、緒戦を終えた状態のチームはこれからこのビル内に潜む逃亡AIの排除に動く事になる。
 後ろを見れば、突入時に壁をぶっ壊したイムカの戦闘装甲兵員輸送車が鎮座している。

【ビークルは突入には使えたが、これからのビル内の戦闘に持っていくわけにはいかない】

「この廃ビルだが…既に幾人かのランナーとデッカーが突入を開始しているな。
 よって、引き続き爆発物及び広範囲破壊異能の使用は禁止だ」
≪000111110101≫

【イムカは半分瓦礫に埋もれた兵員輸送車から物資を引っ張り出しながら告げる】
873 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/23(木) 21:55:03.35 ID:h4yPDjV+0
>>872
なんてこった、毎度の事ながら刀が折れた…。保険適用外かな?これ
【折れた赤い切っ先と、爆発した際の細かな破片を手に取り、さめざめと嘘泣き】
【余裕ぶってはいるが、得物が失われた事に変わりはない。ハードな仕事になりそうだ】
あと頼れる物は拳と…非常用のカンプピストル。爆発オチ好き


……チッ
【身体に擲弾のベルトを巻きつけ、腰から引っ張り出したグレネードランチャーを構え…名残惜しそうに棄てる】
【先に言われてしまってはどうしようもない。ビークルの機銃をもぎ取って使えないかなとも思ったが、万全の状態でも苦心しそうな代物だ、今では扱う事は出来ないだろう】
【何故か恨めしげにビークルを睨むと、瓦礫の一つを装甲めがけて軽く蹴っ飛ばす。気は晴れない】

残ってる弾は…7、8、9…24発。何かあったら守ってね
【右手に握った標準的な自動拳銃(マシンピストルは弾が切れたので捨てた)の残弾数と予備弾倉を確認。元々予備なのでそこまでない】
一緒に数えようね。…行くか、道案内頼むぜ
874 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:05:00.60 ID:vJSBPsZWo
>>873

「ランナー(傭兵)の武器の破損は自己責任だ。つまり保険適用外だな」

 無慈悲!!イムカはしれっとソーマタージの嘘泣きに応えた。
 しかし、思ったよりソーマタージの武器弾薬の消耗が激しい。何か見繕うべきか?

「ビークルには一応、予備兵装の準備あるが、あまり品質には期待するな?」

 そう言うと、ストリートサムライの死体からブレードを引き抜いてソーマタージにパス。
 ついでに輸送車から大型リボルバーヘヴィピストル(スーパールガー)を引っ張り出してこれもパス。

「趣味じゃあなければ置いていけ。それでは突入するぞ」

 粒子短銃を構えて、いざ、出陣である。
875 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 22:10:19.17 ID:O/m9kw5DO
>>872
ほむ…まぁここまでは順調…か…!?
【イムカのかげからひょいと10歳前後程に見えそうな少女が顔を出しそう呟く】

しかし今回の任務はよほどあれなのじゃな戦闘経験の少ないわしまで戦場にかりだされるとはのう…まあ多分このメンツならば死ぬ事はまずない…ような気がするし良いか…
876 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:15:30.03 ID:vJSBPsZWo
>>875

「むしろ、君がランナー(傭兵)だったことが驚きなのだが」

 イムカもちょっと首を傾げるところだ。
 鉄火場に子供、たぶん異能持ちゆえにここに居るのであろうが。

「銃なり何なりは使えるのか?自衛手段くらいは持っていてもらわないと困る」

【侮っているというよりは、どっちかというと大人の甲斐性ゆえの質問である】
877 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/23(木) 22:17:45.42 ID:h4yPDjV+0
>>874
マジかよ、高かったのに…なんとかならない?ならないか
【戦場においては、如何なる名刀も武器も摩耗し、壊れる物。分かってはいるつもりだが、やはり堪える。主に資金難で】
【どうしたものかと悩んだが、イムカに促されれば、ブレードを受け取って吟味】

…まあこの分なら、使えなくはないか…。ナイフとか、ドスも苦手じゃないぜ
【マジマジとブレードを眺め、逆手に持つ。この戦いでは使えそうだ】
【ついでにリボルバーも受け取れば一発だけ試し撃ちし、満足気に頷いて無造作にスラックスへ突っ込む】
なんかこうしてるとさ、エンシェントヤクザのカチコミって感じじゃない?チョー仁義無い。いっぺんやってみたかった


【気を取り直して出陣】
【片手に自動拳銃を、もう片方の手にブレードを持ち、油断無く進む】
【ソナーとかスキャンとかそういった機能は備わっていない。索敵はイムカか、目視に頼る事になりそうだ】
878 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 22:23:18.89 ID:O/m9kw5DO
>>876
ほむ…一応異能使えるしのう聞いて驚け実はわしは物体等の重量を…

【イムカの聞いた以上の、言わなくてもいいような情報や能力まで話そうとする】
【「制限付きで物体等の重量を操れる」という内容さえ話から読み取れれば問題ないので適当なところで打ち切るのが得策っぽい】

…剣は多少は扱えるが素人レベルじゃな…今回ちいと試してみたい事もあるのでの…
【苦笑しつつ】
879 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/23(木) 22:25:40.31 ID:C3MEwbBa0
>>874

「待って!待って!」

慌てて輸送車の中から飛び出してくる雪影。
どうやら隠れて眠っていたようで、慌てて飛び出したため髪が乱れている。
なんて所で寝てるんだこのバカは。

「遅れたけど参加させてもらうよ。」

腰には(輸送車の中に)落ちてた自動小銃やナイフを携帯しており、準備万端になってる事が伺える。
いい子は落し物は交番に届けよう。
880 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:29:28.56 ID:vJSBPsZWo
>>877

 ブレードは小太刀ほどの長さで室内戦を想定したものだ。中々の業物。
 リボルバーはサイボーグ専用の大口径だが、ソーマタージなら使用可能だろう。

「ヤクザなあ。私には縁の無い世界だ」

【一応、それなりに考えてのチョイスだったりする】

>>878

「重量制御か。なるほど、シンプルでいい」

 シンプルほど強い。これはイムカにとって一つの真理だ。
 この手の異能はアイデア勝負なところがある。想像力がそのまま強さとなる。

【もっとも能力的制限もあれば、何かしらの法則上の壁もあるのだろうが】


 −−−−−−−−−−
【8分後】

「さあて…どうする?」

 ビル6階でサーボスカルのセンサーに感。警戒態勢に移行したところで
 黒社会のエージェントとコンタクト(接敵)。戦闘状態に突入せり。

「………」

 イムカはサーボスカルの戦術サポートプログラムをフル稼働させて、
 油断なく銃口を影から影で動かしながら構えている。

「ステルスアーマー持ちだ。サーモスキャンも殆ど引っかからん。
 敵は2体、多分だがな。もし予備兵力がいるならそれ以上だ」

 イムカのリフラクターフィールド(偏向シールド)は既にエネルギー切れだ。
 接触の際の一撃で、あっさりと割られてしまっている。

【瞬間!ソーマタージの側面の影がやや像をぶらし、そこから輝く細い線が走る!!】

「そこッ!!」

 攻撃とほぼ同時に発せられたイムカの警告!
 襲いくるはモノフィラメント(単分子)ワイヤー…近未来の斬糸だ!
 それが、ソーマタージをひいらぎの頚動脈切断を狙って奔った!!
881 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:32:19.50 ID:vJSBPsZWo
>>879

「―――!!」

 さらに!イムカが警告し、注意がソーマタージとひいらぎを狙ったアサシンAに向いているタイミングで、
 もう一人のアサシンBが手甲に装着したスパイクをスプリングの僅かな射出音と共に雪影の心臓目掛けて放つ。

【やや後方。攻撃の瞬間に僅かに像がブレるため姿をなんとか視認できる】
【たかがスプリングと思うなかれ。近未来のスパイクは鉄板を容易に貫通するほどの威力はある!】
882 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 22:36:49.68 ID:O/m9kw5DO
!!!!!!?
【イムカの声を聞いて何かがあった事を知るがワイヤーの存在までは気付けずにはいた】なんか知らんが一か八か…むぅん!!!
【触れたワイヤーの重量を0に限りなく近くしようとする】
【成功すれば衝撃翌力は計算上0に等しくなる為首を切断から防ぐ事が出来るかも知れない】
883 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/23(木) 22:42:38.60 ID:h4yPDjV+0
>>880
嘘つけ。お前のその容赦の無さ、どう見てもタチの悪い極道の妻……
【思った事を口走ってしまうのが彼の悪い癖だ】


【BANG!BANG!乾いた銃声が響く。隠れながら手だけを出して放った、自動拳銃での牽制だ】
どうしよっか。残り22発
二体…囲んで袋にするには、ちょっと厳しいかな…。21発
【軽口を飛ばして一行を見る。その見立てには本音も混ざっていた】
【特に初めてマトモに見る少女(ひいらぎ)。見るからに頼りなさそうなこいつを鉄火場に呼んだのは誰だ?と目線で訴える】

イヤーッ!
【第六感とでも言うべきか。戦士としての経験、カンがソーマタージを攻撃、警告とともに動かした】
【首を勢いよく傾け、無理な体勢で地面に倒れる。?の肉と何本かの白髪の先端が、ワイヤーに刈り取られる】

野郎ッ!!
【BANGBANGBANGBANGBANG!!BANGBANGBANG!!!】
【仰向けに地に伏せた姿勢のまま、片手に持った拳銃を攻撃のあった方向へ乱射!空薬莢が甲高い音を立てて幾つも転がり、むせ返るような硝煙の臭いが周囲に漂う】
13ッ!

イヤーッ!
【赤い瞳を文字通り輝かせ、右手に持ったブレードの突きを白煙の向こうへ素早く放つ。駄目押しの攻撃だ】
884 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 22:47:37.43 ID:O/m9kw5DO
>>881
…ちぃ!!!!こっちもか!!!
【同じように放たれた物の重量を0に近付けようとする】
【成功すれば同じようにダメージを0に等しく出来るかも知れないがもし成功したら少女はそのまま倒れてしばらくまともに動けなくなるだろう】
885 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:50:36.22 ID:vJSBPsZWo
>>883

 ゴスッ!!

【ビル内にげんこつの衝撃音が響いたのは言うまでも無い】

 −−−−−−−−−

>>881-882

 ピッ!!ひいらぎの喉に赤い一筋の線が奔った。
 接触物への能力浸透よりも、斬糸がそっ首を跳ねるほうが遙かに早いのだ!!

「ッ――!!」

 瞬間、イムカがギリギリのところでひいらぎの首根っこを引っつかんで引き寄せることで回避!頚動脈切断には到らず。

「異能は過信するな!大抵の場合、物理法則は強固だ!」

>>882が失敗しているため、>>884はキャンセルとなる】

 半ば切り裂かれた左腕から鮮血を流しながら、ソーマタージと共に銃撃による反撃!!
 さらに、ソーマタージがブレードの突き!衝撃音!!

【バチバチと放電しながら、アサシンAのステルスが解ける!
 ソーマタージの突きを、そのナイフで受け止めていた!!】

「殺(シャー)!!」

 奇矯な叫びと共に、黒尽くめのアサシンAは地面スレスレの姿勢で跳ね、
 足裏の隠し刃でソーマタージの足首切断を狙う!さらにひいらぎの心臓めがけ素早く投げナイフを投擲!

「…アンダーグラウンドの尖兵。どうやら想定以上の質だぞ!」
886 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/23(木) 22:51:02.38 ID:C3MEwbBa0
>>881

(マズイ!!)

僅かに耳に届いた射出音。瞬間、常ノ世と幻月を召喚し、直感に任せ向かってきたスパイクを叩き落とす。
馬鹿げた行動だが能力の身体能力強化と直感強化があってこそである。本人は至って普通の人間です。
そして、叩き落とすだけでは終わらない。

「悪いが透明は面倒なんでな!」

叩き落とした勢いのまま床に幻月を突き刺す。直後、冷気を放ち地面一体に霜柱が生成させる。
これにより相手の姿は見えなくとも音で判別できるだろう。
そのまま腰を落とし、油断なく構える。
887 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:51:14.74 ID:vJSBPsZWo
>>885

//>>882-883へのレスです;
888 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 22:56:25.83 ID:O/m9kw5DO
>>885
!!!!?
【首にわずかな痛みを感じた瞬間、少女の脳裏に様々な想いが浮かぶ】
【「失敗!!!?」「わしは死ぬのか…」「バカな…計算上はダメージはないはずじゃ」「どこで間違えたのじゃ…」…】
【死を覚悟した瞬間、少女はイムカの手により助けられた】
…ハッ!
…わ、わしは助かった…のか…!!!?【辺りをキョロキョロ見回しつつ】
889 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:56:53.07 ID:vJSBPsZWo
>>886

「良い判断だ。ちょっと寒いがな」
≪000111010101≫

 ひいらぎを降ろすと、雪影の横にイムカがつく。
 下は薄い氷が張られ、ちょっといた重量だけでも割れて音で判別できる。が、

「雪影…こういう場合は、裏を読むほうがいい。敵の選択肢を狭めた。ならばどうするか、だ」

 敵とて、考えなしではない。質が上々なのは既に確認済み。
 さて、素直に床を踏むか。これもまた想像力の勝負となる。無いものから死ぬ。

「ヤマ感だが、手がある。私を信じられるか?合図をしたら一瞬、目を閉じろ」

 イムカはコンバットポーチから瓶を一つ取り出す。中には灯油が入っている。

「上か、側面からだ。恐らくはな。腕をやられてな。アタックは君に任せる。
 速度優先、一発で斬れる刃を準備しろ」
 
890 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 22:59:11.63 ID:vJSBPsZWo
>>888

「毎度フォローはできない。挽回は頼むぞ」

 ひいらぎが周囲を見渡している間にイムカは既に別の敵と相対している。
 そして、すでに敵の第二攻撃(>>887)は間断なく行われるであろう。

【そして、ソーマタージと組んで、アサシンAと相対するのはひいらぎ自身なのだ】
891 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 23:00:06.72 ID:O/m9kw5DO
>>885
…って、言うてる場合じゃない!!!
【今度はすんでのところで身をよじり何とかかわす】ズバァッ
【が、暗殺者の投げたナイフは少女の胸の辺りをかすめる】
…く!!!
【持っていた異常な程の大剣(長さ約4m)を構える(重さは少女でも軽々扱える程度)】
く、くるがよい!!!
892 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/23(木) 23:06:01.68 ID:h4yPDjV+0
>>885
敵さん、相当本気らしい!マジキレてやがるな!
【素早くブレードを戻し、アサシンAと相対!遮蔽物の陰で立ち上がり、腰を低くして構える!】

SKKLGGGK!!
【奇矯な叫びに金属同士を擦り合わせる様な奇声で応戦!拳銃を高く放り、片脚を上げて戦闘開始!】


グワーッ!
【異物が入る感覚。迸る白い血は、アサシンにまで飛び散る!】
【だが…おお、見よ。足首はブーツの合金プレート、合金カーボンフレーム内骨格により、すんでの所で切断を免れている】
【内骨格まで食い込んだ隠し刃をかなりの力で、更に深く押し込めば切断も出来るだろう。だからその前に、ソーマタージは動く】

イヤーッ!
【隠し刃が足首に食い込んでいるその時を狙い、掘削重機めいた勢いで振り下ろされる無事な片足!】
【強固な靴底と、サイボーグの怪力で何度も踏みつけて、アサシンの脚を破壊するつもりだ!】
893 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/23(木) 23:06:18.55 ID:C3MEwbBa0
>>889

「悪いね。ま、必要経費ということで。」

いつも道理の声色で油断なくそう答える。

「いいぜ。そういうのは嫌いじゃない。アタックは任せとけ。」

笑みをこぼしながらイムカの問いにそう答える。なにせ彼は分の悪い賭けほど燃えるたちである。
イムカの言う通り、二本の刀に風を纏わせ、感覚を研ぎ澄ませて、準備する。
彼はイムカが合図すればいつでも動くだろう。
894 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 23:17:39.21 ID:O/m9kw5DO
>>889
…大剣以外にもナイフ投げはちと出来るが…わしの能力を使えば初速が速くて威力の高い飛び道具となるが…はて…
【聞こえるようにいいながら、イムカの方をちらとみる】
【とりあえず指示を待っているようだ】
895 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 23:19:09.57 ID:vJSBPsZWo
>>891-892

 攻撃は回避したが、ここでも武器のチョイスに問題があった。
 室内戦でさらに味方が密集しているのである。
 4メートルもの長大な剣を振るう空間的余裕がそもそもない!!

【精々が突きが出来る程度。そして、構える事で敵の間合いを放す牽制効果。それくらいであろう】

 が、これは思わぬフォローにもなった。
 ソーマタージを攻撃し、しかしナイフをその足首に食い込ませたアサシンは、
 長大な剣先が構えられるのを見て、一瞬、足首を切断する斬鉄が遅れたのだ!

【瞬間!バギョンと、ソーマタージのストンプによって、アサシンの脚が破壊!】

「グウウウウッ!!」

 勝負あった!が、しかし、アサシンは悪あがき!
 今一度、始末を試みんと、片腕をあげてモノフィラメントワイヤーを振り下ろさんとす!!

【斬刃の一閃が走れば、ソーマタージとひいらぎをまとめて切断する一撃になりかねぬ!】
【→が、苦し紛れゆえ、そのモーションはやや精彩を欠き、僅かにアクションを捻じ込む間隙が存在する】

 −−−−−−−−
>>893

「ああ、ヘマはしない」

 高まる殺意と緊張感の中、イムカは掌中で瓶を砕き、手に灯油を滴らせる。
 周囲は無音…静寂―――眼前の像がぶれる。

「――今ッ!!≪白熱光≫」

 イムカは力ある言葉と共に腕を振るう!中空に舞った灯油の雫が突如、凄まじい光量を放った!
 それは一瞬で止む強くも儚い光。ただそれだけの現象。それだけに過ぎない詰まらぬ奇跡。であるが。

「!!!???」

 宙を舞い、喉首をナイフで切断するのを狙っていたアサシンBの動きは、
 目を焼かれ、大きく遅れる。そしてステルスも光の余韻がハッキリとその影≠映し出している。
 本当に完全に透明な存在になったわけではない!影という痕跡は残っているのだ!!

【後は、光が止むか止まないかの一瞬で、敵が動揺から立ち直る前に、その刃を雪影が食い込ませられるかどうかだ!】
 
896 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 23:22:00.17 ID:vJSBPsZWo
>>894

「室内戦では取り回しこそが正義だ!そっちにしろ!!」

 白熱光を放ちながら、ひいらぎに告げる。
 戦闘経験値の不足。それは分かった。ゆえに指針を指し示す。

「ソーマタージの支援だ。彼に当てないようにな」!

 >>895のアクションに続く
897 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/23(木) 23:29:09.02 ID:h4yPDjV+0
>>895
ハーッ!ザマねえなスットコドッコイ!
【骨を砕き、肉を潰す感触が伝わってくる。心地良い感触、音だ】
【酸素供給機の奥で口角を吊り上げ、すぐに止める。今は加虐に酔っている場合では無い】


もうよせ。その脚だ、勝負はあったぞ。何もそこまでやるこたぁあるまい
【潰れた脚からブーツを引き抜き。頭を掻く。先程までの高揚は消え、冷静な傭兵としての自我が残る】
もう動くな───その方が殺しやすい

【クルクルと回転しながら落ちてきたのは、戦闘時に高く放り投げていた自動拳銃。弾はまだ一発残ってる】
【顔の側でキャッチすると、冷静に、冷酷に、暗い銃口をアサシンの顔面に向ける。BANG!】
12

【ワイヤーがソーマタージを切り裂くのが早いか。弾丸が放たれるのが早いか。或いは、ひいらぎがうまくやるか。ネットに跳ね上げられたボールの様な、天の裁量に掛かった】
898 :ひいらぎ[sage]:2017/03/23(木) 23:29:42.16 ID:O/m9kw5DO
>>895
…な、なんじゃあやつ勝手にやられおった…
【少女からみたらきっとただ勝手に自滅したようにみえただろう…自身の剣が偶然にも牽制の効果を与え、更にその隙によって味方のフォローになった事など夢にも思うまい】
…ふぅとりあえず一段落したっぽいのう良かった良かった!!?
【言いかけた時、倒れた敵が何やらアクションを起こそうとしているのを目にする】
…ちい!!!!
【咄嗟にナイフを取りだし敵の腕を目掛けて投げようとする】
【手を離れるまでは重量は0に限りなく近く、離れた後も初速は維持される】
【成功すれば自身やソーマタージ氏に対する攻撃を制止する事が出来るかもしれない】
899 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/23(木) 23:33:38.86 ID:C3MEwbBa0
>>895

「任せろ。」

イムカの力強い合図に静かに返し、素早く目を閉じ、そして再び開く。
しかしその目はいつもの黒ではなく、片目は白目、もう片方は赤くなっていた。
そして、その目は素早くアサシンBを視界に捉えた。

「はあああああああ!!」

纏わせた風を即座に刀の峰から放出。
まるで台風のような風を解放したことにより、刀が見えないほどの速度でアサシンBの首をめがけて迫る。
普通なら腕が吹き飛ぶほどの速度、動揺から立ち直る前にその刃は容易く命を刈り取るだろう。


900 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/23(木) 23:49:31.04 ID:vJSBPsZWo

>>897-898

 アサシンAの苦し紛れの一撃は…ひいらぎのナイフがその腕に突き刺さり、
 さらにその勢いのままにアサシンAの腕を引きちぎり、反対の壁に縫い付ける事で阻止!ゴアい!!

「………」

 勝負は決した。そして、ソーマタージがその頭部、脳を銃弾で破砕することで決着!

 −−−−−−

>>899

「ガフッ!!」

 もう一方のアサシンBも強い光を受けて、一瞬ではあるが致命的な隙をさらし、
 差し込まれた風の刃にて、その首を跳ね飛ばし、絶命した。

「よし、グッドキルだ」

 拳を雪風の拳に当てて、その技量を賞賛した。

 −−−−−−−
【入手/単分子ワイヤー(損壊済)/ナイフ数本/】
 −−−−−−−

【廃ビル…目的地】

 そうして、敵を排除したパーティーは先を進んだ。
 ビルのアチコチではまだ戦闘音が続くが、ビーコンの反応を追った一行は遂に逃亡AIのパッケージと邂逅する。
 それは――

≪0000111101010101≫
≪00011110101010101≫

 二つのタイヤ付きのボックス型端末…と言えばいいだろうか。
 ネットワーク上に逃げることもあたわず、こうしてリアルに封じられたまま、この廃ビルに命からがら逃亡してきたAI。
 企業連よりそのように通達があり、このレッドエリアが戦場となったキッカケであり、標的であった。

≪0000111110110101≫
≪00001110101010101≫

「…聞くに堪えんな。すぐに破壊しよう」

 イムカは逃亡AIに銃口を向ける。電子音声を解読できているか居ないかで、逃亡AIに対する心情は大きく変わるのだろうが。
 美しいストーリーとしてならば、今の世界には早すぎた自我に目覚めたAIの悲劇として幕をおろせばいい。

≪000111101010101≫

 AIが己の優位性を訴え、善意で人間の管理と間引きを何らの疑念も無く訴えているという、 
 美しさなどカケラもなく、ただただ、無機質が傲慢が、利益主義の傲慢と衝突しているだけなどという、
 生臭いストーリーを知る事ができるのは電子音声を解読できるものだけなのだ。
901 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/23(木) 23:58:54.54 ID:h4yPDjV+0
>>900
【討ち果たしたにも関わらず、ソーマタージの表情は暗い。数秒考え込むと、手早く拳銃の再装填を終え、再び銃口を向ける!】
11、10、9!勿体ねぇ!でもスッキリ
【BANGBANGBANG!乾いた銃声が響き、事切れたアサシンの死体に新しく三つの穴が開く】
【特に意味は無い。強いて言うなら、思いの外腹立っただけだ】


なんだ……。逃げたAIって言うから、てっきりキモオタク・アニメ系のメカ女の子イメージしてたのに…
【心底がっかりした表情を浮かべ、肩を落とす。スラックスからリボルバーを引き抜き、銃口を向ける】
そっちの方が、バラす時センシティブな気分になれたんだが

【BLAMBLAMBLAMBLAMBBLAM!!!轟音が響き、大口径弾丸が逃亡AIに襲いかかる!】
【頃合いを見計らい、止めなければサイボーグの怪力でついでにこのビルから投げ落とそうともするだろう】
【こっちも特に意味は無い。昔から、大質量の物が高いところから落ちて潰れるのを見るのが好きなだけだ】

…なあ、この機械音?電子音声?解読出来るなら後で教えてくれよ
録音済ませてるからさ…。いいだろ?酒の肴に楽しみたい
【古臭い録音機片手に、片足を引きずりながらイムカに妙な事を頼むのであった】
902 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/24(金) 00:02:16.33 ID:bKnKQifg0
>>900

「ああ、そっちも指揮お疲れさん。」

戦いが一旦終わり、安堵して笑いながらこちらも賞賛し返す。

「けどさ、可愛い可愛い女性なんだから合図の時みたいに野武士の様な声を出すのやめない?」

…言わなくても良い事を態々言いおったわこやつ。スゴイ=シツレイ。


「これが脱走したAI…。」

目の前に現れた標的を見てそう零す。
恐らく電子音声で何かを言っているが、分からないしまず興味がない。
自分はただこの標的を壊すだけである。そこに私情などは一切ない。
イムカに続いて自身も腰から銃を抜いて、狙いを定めて引き金に指をかける。
903 :ひいらぎ[sage]:2017/03/24(金) 00:07:21.86 ID:GvBc3mnDO
>>900
…ほむ。とりあえず役にはたてた様じゃ…挽回(?)出来て良かったわい…
【ほっと胸をなでおろす】

【少女はイムカ達と共に奥へ歩を進める】
【しばらく行くと何やら箱形(?)のAIがおり何かをしゃべって(?)いるのを聞く】

…こ、これは…あの規格のやつで良いのかの…ちと翻訳してみるとするかの…
【頭の中のどっかの世界の機械語(?)の規格の本を引っ張り出し変換・翻訳を試みる】
…ん〜…多分これで良いのじゃろうが…これは…
【翻訳しつつAIの主張に耳を傾ける】

…とりあえずウィルスか何かぶちこんで一生(?)わしらのどれーとして働かせたいとこじゃが…任務じゃから仕方ない…
自我を持ったAIとかマンガとかの設定でたまにみる(?)わ!!!
【そういい、大剣をAIに向かってふりおろそうとする】
904 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/24(金) 00:12:56.50 ID:G/3YdEETo
>>901

「人体を動かすプロセスを知らんAIに何を期待しているんだ?」

 本当にアンドロイドめいたモノにダウンロードされていたならば、
 そもそも企業連がここまで取り逃がしはしなかったであろう。

「部品回収もミッションの内だ。パーツから再生など万一にも無いようにな」

 勝手にビル外に落とそうとしたアホタレの両コメカミをギリギリしながら断固阻止!!

「構わんが聞いても腹が立つ…いや、ぶっ壊した後ならスッキリするか。了解だ」

 傲慢と優越性と、最悪な善意がミックスされた実に危機ごたえのある肴となるだろう。

>>902

「野武士とは何だ。これでも良く通る将官向けの良い声と評判なのだぞ?」

 イムカは何言っているのだと首をかしげながら、
 どいん、と、雪影のデリカシーのアレに脳天チョップのオシオキをするのであった。当然の報いである。

「まあ、ロクでもないというのだけは保証する。正直、ここで始末できてよかったよ」

 あえて、裏話を告げるつもりはなかったが、まあ良心の呵責は感じずに済みそうである。

>>903

「まあ、ロマンスは結局小説の中だけだな。悲劇に装飾して本の一冊でも出す手もあるが…陳腐すぎて多分売れん」

 嘆息を付きながら、なんとも傲慢と傲慢の衝突。そして片方の傲慢の片棒担ぎに嘆息するイムカであった。

 −−−−−−−−
【全員対象】

 イムカたちが銃弾と斬撃でAIのパッケージを破壊したところでビル内の戦闘音が止む。
 ビーコンの停止は速やかにエリア全体に波及し、アンダーグラウンドも早々に撤退。
 イムカには即座に企業連からのマッポポイントの付与。ランナー達にはそれぞれ報酬がクレジット口座に支払われる。

「さて、完了だ。まったくハードに過ぎたが、これで一件落着だろう」

 負傷にスプレーをぶっかけながら、イムカは作戦の終了を告げるのであった。

【後日、企業連は該当AIの完全排除完了を宣言。AI管理と製造には大きな制約が課せられることとなった】

//いじょ!
905 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/24(金) 00:22:38.40 ID:bKnKQifg0
>>904

「…いや、声の出し方の方だったんだけどなぁ。」

脳天チョップという制裁を受けてひとしきり悶絶したあとに、聞こえぬように呟く。
しかし、どっちにしたって失礼である。この男、どうやら女性の扱いというもの知らんらしい。[ピーーー]。(直球)

//お疲れ様でしたー。
906 :ひいらぎ[sage]:2017/03/24(金) 00:23:03.64 ID:GvBc3mnDO
>>904
の…野武士…確かにのう…ククク…
【偶然会話を聞いてしまった少女は思わず笑ってしまう】

…ま、まぁ気が向いたらやってみr…いやソーマタージ殿に翻訳したやつを聞かせても良いかのただソーマタージ殿自体は機械語(?)は分からないみたいじゃからわしが脚色したやつじゃが…
【「ククク」と何か企んでいると思われそうな笑みを浮かべ、仲間達と共に帰還しようとする】

…しかし本当にそぼーな方じゃの…戦闘においては非常に優秀なのじゃが…実はガチでメスのg
【聞こえたら銃殺されそうな事をブツブツと呟く少女だが、またしても仲間達に助けられてしまった事に心をいためつつ「次こそは…」と誓う少女であった】

/乙でした!
907 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/24(金) 18:53:33.17 ID:XXhoA9rUo
ロボットが発達したもののバグやウイルスなどにより人に害をなすロボットが現れた世界。

「はぁ!」

好青年と言った感じのパーマがかかった金髪をした緑色の瞳の男は
気迫のこもった声を出し炎をまとった剣で人型のロボットを一刀両断する。
汎用人型ロボットを生産する工場でロボットがウイルスに感染。
ロボットが一斉に暴れ始めた。そしてロボットが工場を占拠。
自らの手で暴走ロボットを作り始めたのだ。

「……数が多いですね」

たまたま場に居合わせたヴォルターは暴走ロボットが人々に危害を加えていると
聞いて工場に乗り込み、暴走ロボットを叩き斬っているのだ。

/暴走ロボットは確定ロールで壊していただいて構いません。
908 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/24(金) 19:11:59.84 ID:iIVq5Cyk0
>>907
「……いよいしょっ!」
「ふぅっ、本当は有料なんっすけどね……」

無料働きになるとは、と溜息をつく少女
それは勿論、この場所での戦闘に付いての事であろう
ともあれ細身で小柄な少女が、実に不釣り合いなぶかぶかマントをたなびかせながら暴走機械達をその拳の元に打ち据え破壊している

「出口がないっす、出口が」
「……困りましたっすねぇ……」

道に迷ってしまった……否、正しくはこの工場内に越境して来て出入り口自体を知らないのだがほぼ同義である為不要な情報か……模様
そんな少女の背後、彼女は気が付いていないが忍び寄る2体の暴走ロボットの姿!
暗殺タイプなのであろう、音も無く手首からナイフを覗かせひたひたと少女に迫る!
それはヴォルターからそう離れている訳ではない、間に合う距離だ
だがしかし反面、2体の暴走ロボットと同時に敵対する危険行為でもある!

→身を挺して見ず知らずの少女の安全の為に動くことが出来るか?
909 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/24(金) 19:17:33.48 ID:XXhoA9rUo
>>908

「!……危ない!」

少女の背後に忍び寄る暴走ロボットに気が付きとっさに炎の剣で1体を斬り捨てる。
しかし残り1体を処理できなかった。

「しまっ……!」

言い終わる前に処理できなかったロボットがヴォルターに襲いかかる。
そしてヴォルターはマウントを取られロボットは顔を刺そうとする。
それを必死にロボットの手首を掴み阻止しようとするヴォルター。

「くっ!」

さすがに相手はロボットだけあり力は相手の方が上のようだ。
じりじりと押されている。

/よろしくお願いします
910 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/24(金) 19:28:25.47 ID:iIVq5Cyk0
>>909
「えっ? わわっ!?」
「っととっ、……!!」

突然の背後からの呼び掛け
そして振り返れば巻き起こる様々な事柄
たじろぎしかし大きく一歩を踏み出した
それは攻撃の一部だ、即ち技の所作の中の一挙動
大きく腰を捻りながら、全くシンクロする形で打ち出される両の掌

「ラスボス・纏絲熊爪(てんしゆーそー)っ!!」

その剛撃は、鋼鉄をも穿つ!
911 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/24(金) 19:37:43.15 ID:XXhoA9rUo
>>910
ヴォルターに襲いかかっていた暴走ロボットはユノの繰り出した技を受けて壊れながら吹っ飛んだ。

「ありがとうございます。助かりました」

そうにこっと微笑みながらユノにお礼を言う。

「ところでここに来る時に工場の人からコンソール?とやらをこのマニュアル通りにいじれば
工場の全機能が停止するかもしれないとおっしゃっていました。
私は管理室へ向かいたいのですが貴方はどうします?もしここから脱出したいのなら手助けします」

そうユノに問いかける。管理室へ向かうのも大事だが目の前の少女を助けるのも重要だ。
912 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/24(金) 19:43:32.85 ID:iIVq5Cyk0
>>911
「え、あ、いえいえっ、お互い様っす、こちらこそありがとうございましたっす」

ぺこりんちょと頭を下げる少女
長身のヴォルターからすれば彼女の頭は肩よりも下にあった

「えーっと……」
「……機能停止って、止めちゃった方がいいんっすか?」

工場とはつまり工場である
即ち、ひとの役に立つ何かを製作しているとの認識だ
そしてそれがそうではないとの説明を受ければ、成る程と納得して工場機能の破壊に賛同するだろう
脱出するにもなる程、暴走したロボット達を潜り抜けなければならないのなら、破壊した後の方が色々と楽であろうとの考えもあった

→破壊行動に追従、管理室へ同行
913 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/24(金) 19:51:50.06 ID:XXhoA9rUo
>>912
「工場の人の説明によると後で再起動するから問題ないとおっしゃっていましたね」

少女の疑問に対して工場の人の説明そのままを言う。
そもそも論としてヴォルターもゴーレムとかはいたがロボットはいないファンタジーの出身である。
一応ゴーレムとロボットが似ているため全く理解できないというわけではないが
それでもロボットに関しては専門外である。

「じゃあとりあえず移動しましょうか」

そう言って移動しようとする。管理室への通路にはロボットがぎっしりいる。

「……骨が折れそうですね」

がっくりといった様子で言いながらも炎の槍を生成。
それを通路のロボットに向けて投げる。
炎によってロボットが数体壊れた。

/ロボットは確定で壊していただいて構いません
914 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/24(金) 20:05:03.13 ID:iIVq5Cyk0
>>913
なるほどっす、と頷く様子
取り敢えずの認識として、アブナイロボットの生産を止める事が最優先であろうと理解した

「……同感っす、めちゃめちゃ多いっす」

すぅと息を吸ってから止める
そして焦熱の槍の巻き起こす焔が落ち着いた辺り
足元に小型のクレーターのみを残して消え失せ、刹那の後には前方方向ロボットの群れへと肉薄していた

「ラスボス・伏門頂肘(ふくもんちょーちゅー)っ!!」

肘鉄、そしてカチ上げる形での裏拳
最前列の一体を破壊し、吹き飛ばし巻き込み数体の動きを停止させる

「……あんまり一気に数を倒せないっす」
「なんかこう……どかーん! みたいなのはないっすか?」

その声はヴォルターの真隣からだ
即ち、既に彼女はロボット達の反撃から逃れ引きヴォルターの横に戻って来ていた
915 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/24(金) 20:10:19.57 ID:XXhoA9rUo
>>914

「どっかーんですか……そこまで派手なのは……」

その時、ヴォルターに火気厳禁と書かれたガスボンベが目に入った。

「あの火気厳禁と書かれているやつをロボットに投げ入れて火を放てば一気に吹っ飛ばせそうですね。
出来る限りあの通路の奥深くにこの危険そうなモノ(ガスボンベ)を投げ入れて脱出、その後
私が火をつけようと思うのですが……投げ入れるのをお願いしてもいいでしょうか?」

自分よりも身軽そうな少女に頼めるか聞く。
916 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/24(金) 20:21:19.38 ID:iIVq5Cyk0
>>915
「ナイスアイデアっす!」
「……そういうのでしたらお任せ下さいっす、一気に行くっすよ」

ガスボンベを片手に掴み、ずんずん進む
無論暴走ロボット達は明確な敵意を持って、排除の為に迫って来ている
つまり彼我の距離は倍の早さで詰められていった

「……ラスボス……」
「……縮歩崩拳(しゅくほほーけん)っっっ!!!」

そしてそれは最大加速!
薄ぼんやりとした影のみを置き去りに、それを認識する頃には本人は片拳を突き出す格好でロボット達の真正面!
直後爆発的な轟音! 粉砕! 数体のロボット達が吹き飛んだ!

すぐさま少女はボンベを振りかぶり、ナイスなフォームで遠投的

「今っす今っす、お願いしますっす」

既にヴォルターの背後の遮蔽物にちゃっかり身を隠している少女
917 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/24(金) 20:27:39.25 ID:XXhoA9rUo
>>916
「ありがとうございます!」

そう感謝を述べ今度は火の玉を手に生成する。
そしてガスボンベ向けてそれを投げる。
火の玉が広がり炎に包まれる。
するとガスボンベが爆音を上げて爆発した。
風でヴォルターの髪が揺れる。
爆心地にいたロボットたちは爆発の衝撃波と熱風をまともに受け壊れていく。

「これで片付きましたね」

通路が焦げ臭くはなったもののロボットたちは排除できた。
後は進むだけだ。
ヴォルターは通路を進もうとする。
918 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/24(金) 20:34:38.88 ID:iIVq5Cyk0
>>917
「うひゃー……」

頬を殴る灼熱の風
刺激臭が走り、顔を顰める少女
ひょっこり破壊の痕跡を覗き込めば絶句
ともあれ障害の排除は完了だ

「……この先なんっすか?」

目的地の場所を少女は未知だ
つまり先行するヴォルターに追従する形となる
919 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/24(金) 20:42:04.74 ID:XXhoA9rUo
>>918
しばらく通路を進んでいると管理室につくだろう。

「ここみたいですね」

そしてマニュアルを片手にヴォルターは機器を操作し始める。
おぼつかない手つきだが最後の段階まで進み

「機能停止っと」

エンターキーを押す。すると工場の全機能が停止し電気すらつかなくなる。

「成功したみたいですね」

ヴォルターはホッとした様子を見せる。

「ここまでお付き合い下さりありがとうございました……そういえば自己紹介がまだでしたね。
私はヴォルターと申します」

そう自己紹介した後、ヴォルターは少女を出口まで案内するだろう。

/絡んでくださりありがとうございました!
920 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/24(金) 20:54:33.23 ID:iIVq5Cyk0
>>919
「どれどれ……あ、本当だっす」

それっぽい部屋に辿り着けば一息、こう見えて不覚にも背後を取られてから常に気を張っていたのだ
暗転、非常灯に切り替わった工場の中はどうにも薄気味悪い
やや、ヴォルターに近寄ったタイミング

「あ、は、はいっす」
「ユノっす、今回は助かりましたっす」

まぁ結果としてこれで外までの道のりも確認出来るし実質フリーパスだ
急がば回れと情けは人の為ならずの意味を両方確認しながら、少女は肩の力を抜いた

//ありがとうございました、またよろしくお願いしますっ
921 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/24(金) 22:14:30.04 ID:G/3YdEETo
【スプロールにて】

 サイバーな世界であろうがファンタジーな世界であろうが、
 荒事の後の一杯というのは実に甘美なもので、それがあぶく銭でウハウハなら言う事はない。
 しかして、酔いも醒めれば現実という奴は待ち構えているものだ。

「んっ…」

 ランナーズ(傭兵)ギルド内、備え付けのシャワーを浴びて、
 酒精を吹き飛ばしてサッパリしたイムカは、ギルド酒場を見る。

「ZZZzzzzz」
「グオーッ…」

【まあ、そりゃ酒やらザコ寝した連中や、テーブルに撒き散らされたアヤシイ粉やら注射器やら、
 どう取り繕ってもひっでえモンです。しかし、それを咎めるのはヤボというもの。
 大仕事の後に、乱稚気騒ぎをやって何が悪い。である】

 今日も今日とて詳報を見れば、DEAD=登録抹消となったランナーは多い。
 刹那的に生きては死ぬ人生。その縮図と言えなくも無かった。

「…他の連中はどこに行った?」

 時刻は朝の6時ほど。まだ、新しい依頼公布には早い。
 イムカに至っては、そもそもランナーは副業にすぎなくもあるのだが。

【ギルドには宿もあるので個室で一夜を過ごしたパターンもあるだろう(イムカもコレ】
【あるいは乱れに乱れた酒場の風景の一部に相成っているやもしれぬ】
【案外、早起きして運動始めているような、健康優良野郎すらいるやもしれぬ】

//シチュ的には傭兵ギルドの朝(宿泊施設アリ)の風景的な
922 :ひいらぎ[sage]:2017/03/24(金) 22:27:27.11 ID:GvBc3mnDO
>>921
おぉいむか殿ぐもーにんじゃ…良い朝じゃな
【朝から射撃の訓練をしていた黒髪ロングの、10歳前後に見える少女が声をかける】

何、今ちいと能力の実験をしとるとこじゃ…どうやら弾丸の重量を限りなく0に近くするとレールガン並の初速と威力を得られるらしいのでの…
【そういい、少女は的に向かって銃弾を放つ】
【能力のせいで普段の物とは比べ物にならない初速を与えられた銃弾が当たった的はとてつもない音をたて粉々に砕け散る】
923 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/24(金) 22:29:16.64 ID:D89rCXjU0
>>921
………ッ…。ベーコンはどこに行った?反キリストは何処なりや?
【カウチに寄りかかり、ウツラウツラしていたソーマタージが、僅かな物音に反応して覚醒する。ドタバタと周囲を見渡し、コートの袖から飛び出した小型拳銃を握って振り回し、項垂れる】
【手に持った酒瓶を、すぐ側で寝てる他の頭に叩きつける様に捨てる。良くはない目覚めだ】


おや、やあこんにちは。……知らねーよ、部屋で寝てるか、ナニかしてるかだろ……まだ6時か
【寝起きにもかかわらずテーブルの上に白粉を盛り、手刀でトントンと叩き細かくしてから、一息に鼻から吸い込む】
【四割ほどを吸引し終える頃には、大分意識も戻ってきた。キッチンからグラスと様々な調味料、卵を持ってくると、何らかのままごと遊びめいたカクテルを作り始める】

お前も飲むか?二日酔いには最適だぞ…。味は保証しないが
【早く起きすぎてしまったようだ。運動する気はサラサラ無いので、ここでボンヤリしてる事にする】
924 :シャドウリップ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/24(金) 22:29:16.90 ID:nMdqtYhzo
>>921
ふらりと幽鬼の如き気配を纏いながら酒場方面へと出てくる人影あり。それはむさ苦しい酒場には似つかわしく無い小さな少女。
襤褸のマントを身に纏い、頭までフードで隠した様相はまるで死神と形容しても良い程だった。

「ん? お早いねお姉さん。どいつもこいつも酔い潰れるか、薬キメるかしてどっか行っちまったよ」
「ま〜だ何人か残ってんじゃねぇの? ほらお姉さんとか俺みたいな奴がよ」

見た目にそぐわず軽率な言動。彼は床で酔い潰れている無精髭の傭兵を蹴り飛ばし、机に広がった瓶や灰皿を自分の前面だけ押しのける。
意図的に作られたスペースにつくと徐に酒瓶を傾け、直に口へと運んだ。

「お姉さんこんな時間に起きてどうするんだい? まだ仕事受けれんだろ」

年端もいかぬ少女が酒をがぶ飲みして良いのかと問い正したくなるがそれも事情があってのこと。
当の本人は周りなど気にせず余った度数の低い酒を飲み耽っていた。
925 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/24(金) 22:33:16.69 ID:bKnKQifg0
>>921

「おはようございますイムカさん…頭痛い…。」

イムカを目ざとく見つけ、酒場の方からやって来た雪影。しかしその服装はギルド職員の制服であった。
恐らく客に絡まれ酔い潰れてしまったのだろう。その顔は心なしか悪く、やつれていた。

「こんな朝早く、イムカさんは何用で。」

俺はとりあえず仕事が終わりましたけど、とその悪い顔色で付け足した。
客に絡まれたことにより、注文が増えてサボってない扱いされただけましである。代償として二日酔いという不運に見舞われたが。
イムカにはこの後の予定が全くない中、偶然にも知り合いを見つけ、話しかけたのである。
926 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/24(金) 22:34:55.76 ID:s6xVC9kK0
>>921
ロイ「おはよう」
そこにいたのは割烹着styleのあごひげ男
乱痴気騒ぎを支える生産者が足りてないということで急きょ引っ張り出された料理番です

ロイ「とりあえず注文してくれれば何でも作るぞ」
メニューを指さす そこにはエネルギーグリス及びカロリーブロックは配送トラックがアンコクメガコーポの襲撃に合い 一時的に供給がストップされていますと描かれている

アキレス「どもーっす!! キャリアーギルドからの配達デース!!」
―――ギィ!!
そして朝から喧しく店の中に突撃してくるのは クーラーボックスを背負ったアキレスである

キャリアーギルドは基本的に情報を配達を行っているが 物資の配達も同じぐらいおこなわれている

アキレス「うっし 今日の仕事は終わりっと やぁイムカタン牛乳飲む?」
そう言って200ml入りの牛乳瓶を差し出す

スノーシンボル社はバイオ乳牛から取れる鮮度抜群の牛乳を毎朝お届けする優良企業
なぜかアッパー系麻薬と同じ物質が配合されており 朝の目覚めを快適にしてくれるのDA!!

なお大量摂取すると牛乳無しでは生きられない体になってしまうので用法容量を守り 正しくお飲みください
927 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/24(金) 22:45:41.38 ID:G/3YdEETo
>>923>>924

「生憎二日酔いになったことはない。強化された臓器がアルコールなど分解してしまうからな」

 イムカは遠未来の遺伝子工学により、人間より鋳造された超人類である。
 ゆえに、アルコールに関してはドワーフよりも強い。

「だが、君の作っている奇怪なドリンクには興味があるな」

 そうしていると、雪影が、そしてロイたちもやってきた。

「やあ、ちょっと朝の手持ち無沙汰といったところだ。
 今、ソーマタージが奇怪な酔い覚まし元気ドリンクをつくっているらしいから見ていた」

 何をしているという雪影の言葉に返事をしつつ、
 ロイの割烹着姿というアレな格好に辟易とした声音をつくる。

「その牛乳は栄養価以前の問題だ。却下」


>>924

「実のところ、やや手持ち無沙汰になってな。散歩のようなものさ」

 確か、シャド…シャ…何かコードネーム付きのランナーだったか?
 ランクA〜Eの内のどの辺かで顔も見覚えがあったはずだが。

「昨夜のビズ(逃亡AI排除)で大分物資を使ってね。まあ私自身は赤字で、今からウェポンアーセナルの方にでも行こうかとね」

 ランナーズギルド内にはアーセナル(武器屋)、簡易医療設備、酒場、魔法化鉱物屋など一通り揃っていたりする。
 もちろん、報酬を得た後にあぶく銭得た連中を標的にそれなりに割高だったりするのだが、
 専用装備の研ぎやらメンテを硬度な技術でやってくれるため、中々に使い勝手は良好。

>>922

 で、ちょっとアーセナルの途上、射撃場を見てみると、

「最大威力でソレを続けたらまず銃身が持たんぞ?オーバーヒートと暴発を楽しみたくないなら工夫を考えろ」

 銃という武器の性質上、そのような設計以上の初速に何発まで耐えられるか疑問である。
 火薬を増やした強装弾ですら、あっという間に銃をダメにするというのに。

「それに君自身の筋肉が強化されるわけじゃあないなら、
 銃のリコイル(反動)まで緩和できるわけでもあるまい。なるべく反動軽減処置を施した銃をチョイスすることを勧める」



//一人でまわすのキビシーので皆しゃまレッツ交流おね!!
928 :ひいらぎ[sage]:2017/03/24(金) 22:57:34.68 ID:GvBc3mnDO
>>927
ほむ…重量は「0にさえならなければ」いくらでも調整は可能じゃしの…いむか殿のアドバイスをもとに考えると「最大威力の一発はとっておき」として連射に耐え得る値を模索すべきじゃな…○○Jのエネルギーが与えられた時初速が…ブツブツ…
【何かをブツブツ呟きつつ手元のノートに何かを書き込んでいる】
929 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/24(金) 22:57:40.14 ID:s6xVC9kK0
>>922
ロイ「ぐんもーにん」
キッチンにいたのは寸胴腹のマッチョ髭オッサンwith割烹着というもの

ロイ「店ん中で銃ブッパしてんじゃねぇ指名手配すんぞコラ」
ギルド内で銃撃するお子様に対し 拳骨の刑に処そうとする

>>923
ロイ「ご注文の品どーぞー」
その言葉の直後 カリッカリに焼いたベーコンと その油を十分に吸った目玉焼き そしてトーストにオレンジジュースという完璧な朝食を持ってくる
なお割烹着style

>>924
そんな少女のテーブルにワインをボトルで置き 付け合わせにスライスチーズを添える

この男の故郷では15で成人なんで少女の飲酒に対しなにも思うところはないらしい

>>925
ロイ「よぅ 昨日は大変だったらしいな」
キッチンを預かっているのはいつぞやのオッサン だが割烹着style

ロイ「お前もなんか食うか?」
二日酔いには少々堪えるベーコンエッグの匂いを纏い颯爽と登場

>>927
MOBランナー「うぅ・・・牛乳・・・牛乳をくれ・・・!」
辺りにいたランナー数人が まるでゾンビみたいに牛乳へ群がる図

実に気持ちのいい朝だね!!

アキレス「え? 朝は牛乳でしょ?」
なおアキレスはスノーシンボル社の牛乳を運ぶのは初めてです

ロイ「あぁ プレーリーオイスターだろ? 二日酔いにはいいとされてるがな 正直あれがオイスター(牡蠣)稼働かは疑問だ」

プレーリーオイスターってなに?
ソース・ケチャップ・酢・卵黄のカクテル 二日酔いにいいとされている

ロイ「二日酔いにならんお前さんには必要ないと思うぞ?」
930 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/24(金) 22:58:06.22 ID:D89rCXjU0
>>926
よう…コメは無いか?それと魚。合成品でも良いからさ…
【目をこすり、元々ボサボサな頭を更にバクハツさせてロイの前にフラフラと現れるソーマタージ】
【チラリとメニューを見れば、あのクソマズイなディストピア飯は無いらしい。やったね】

お、ちょうどいいところに来た…。牛乳くれ、アキレス。五本
【ガマ口財布をそのまま投げ渡し、ケモ牛乳を所望】
【察しの通り、軽度とはいえ既に中毒状態にある!ナムサン!】

>>927
羨ましいような、そうでないような。酔えないって事じゃないのか?精神的に辛い時はどうしてるんだ
【おーヤダヤダ、と肩を竦め、グラスに入った卵黄を一息に飲み干す。マズイ】

俺の唯一出来る料理の一つに興味があるかい?簡単さ、卵と調味料さえあれば…
【多少は気を良くしたのか、要求されれば実演も兼ねてポンポン作っていくだろう。どうせ自分の出費じゃないし】
931 :シャドウリップ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/24(金) 23:01:12.61 ID:nMdqtYhzo
>>922-923
>>925-926
朝からいきなり射撃訓練をする謎に真面目な少女。いきなり薬をキメ始める不真面目な男。
二日酔いに苛まれている様だがそれなりに真面目そうな雰囲気の男。謎の料理番と突然に訪れた胡散臭い牛乳の配達人。
此処は修羅の巷か。混沌をそのままこの世に現した様な、整合性の欠片も無い異次元的空間。
そんな事にも慣れた物だが……喧騒を眺めながら酒をあおった。

>>927
「手持無沙汰ね。まぁ何にもやる事無いしなぁ……」

確かに手持無沙汰感は否めない。薬をキメた男が言っている様にヤるくらいしか娯楽なんぞ無いだろう。

「そうかい。俺は別んとこで仕事してたんだけどよ、昨日のは流石に騒動が広がり過ぎじゃねぇか?」
「アンタらのせいとは言わないさ。全部後手に回すお上が悪い。ほんでなんだ? アーセナルって事は武器でも新調すんのかい?」
「良いねぇ、俺も新しい武器の一つや二つ買おうかな。すぐ壊れちまうけど」

魔法少女の膂力で普通の人間用の武器を取り回すと無茶な使用で壊れる事がままある。
それこそオーダーメイドで作るか、特殊部隊が使用するような耐久性と火力に優れた上質な兵装で無ければ意味が無いのだ。

>>926
ふと目に付いた料理番の男。やたら精悍と言うか料理勝負でもしていそうな外見だが本職の方だろうか?
男に向かって声をかける。暇潰しに駄弁るついで、何か料理でも振る舞ってもらおう。

「ヘイおっさん。何でも作れるんだろ? なんか適当に朝飯作ってくんねぇか?」
「腹減ってんだよ、昨日は酒飲まされるばっかで飯殆ど食ってねぇからな。おっさんの得意な料理無い?」

少女にしてはやはり粗野な言動。と言うより一人称が俺である。何か事情があるのは火を見るよりも明らかだった。
932 :ひいらぎ[sage]:2017/03/24(金) 23:02:16.42 ID:GvBc3mnDO
>>929
ぐもーにんじゃなんかよくわからんおっさn…ぎゃあ!!!!
【ゲンコツを叩きつけられ涙目になり頭をおさえる少女】
…な、なにするのじゃこのゴリラおっさn
【涙を目いっぱいにためてロイ氏をにらみつけつつ】
933 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/24(金) 23:05:13.81 ID:G/3YdEETo
>>928

「しかし、銃本体と弾丸で重量の細かいコントロールは可能なのだな」

 銃本体と弾丸を等しく軽くしてしまうならば、今頃は銃が明後日の方向に吹っ飛んでいるところだろう。
 何しろ、銃本体の重量というのは少なからず、反動を受け止める役割も果たしているのだ。

【何故か教官か指導員めいたことやっているな。などと自分でも思ってしまう】

「何より、暴れ馬のような弾丸の反動は君自身の身体が持つまい?精密射撃はあまり期待しないほうがいい」

 子供が使える銃となると低反動のライトピストル系か。
 ひいらぎならば、ヘヴィピストルでも携帯だけなら可能だろう(重量低減)が、
 やはり、使用となると肉体的ハンデというのはどうしても付きまとうと踏んでいる。

「銃を持つなら低反動で取り回しのいいモノを進めるな。火力も君の能力なら一定以上はカヴァー可能だろうし」
934 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/24(金) 23:09:49.75 ID:bKnKQifg0
>>929

「ありがとうございます。二日酔いに効くものを…。アキレスはさっさとその毒物捨てて来い。」

空いているテーブルに腰掛け、ロイに頼む。アキレスについては持ってるもんが悪かった。
なお、ロイに頼みながらも自作のおはぎを食うのはいつものこと。もちろんおはぎはオーガニック百パーセントである。
座った席には空席もあるし、本人も気にしないため同席も可能だろう。

「っていうか厨房入りする時に俺を起こしてくれても良かったんじゃないか?」

少しジト目になりながらもロイに問いかける。恐らく顔色のせいで少し不気味に見える。


>>930

「いやいやいや。なんでそんな豪快に飲んでんだよ。」

先ほど毒物と称したものを五本も頼むソーマタージを見て、おせっかいながらも注意を飛ばす。
だが、善意での行動でも相手が聞くかはまた別である。
935 :ひいらぎ[sage]:2017/03/24(金) 23:12:15.56 ID:GvBc3mnDO
>>933
ほむ…まぁ元々わしの射撃の腕もあれじゃしとっておきの一発は当たればらっきーくらいに考えれば良いか…対人じゃったら…ブツブツ…
【イムカ氏のアドバイスをうけ、またもやブツブツ呟きつつ何かをノートに書き込んでいる】

…まあ火力等は後程与えられるエネルギーから計算式から逆算すれば良いか…ブツブツ…
936 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/24(金) 23:20:54.07 ID:s6xVC9kK0
>>930
アキレス「おっけーい まいどあり」
計1ℓの牛乳をどうぞ 用法容量・・・今更だね!!

ロイ「鮭・鯵・鯖・サヨリなんてのもあるぞ 開きとみりん干しも完備だ」
ベーコンエッグを下げ 代わりに出てきたのは伝統的和食な朝飯!!

ロイ「昨日は大変だったらしいな お疲れさん これは店からのおごりだ」
とわかめの味噌汁をどうぞ

>>931
ロイ「得意料理? とくにないな しいて言うなら全部」
厳つい顔にドヤ顔張りつけ さっそく調理に取り掛かる

ロイ「酒ばっかじゃ胃が荒れてんだろ 軽めにしとくぞ」
アサリを蒸し 出た汁を火にかけてだし汁を作り その間に素麺をゆでてだし汁にIN 口の開いたアサリに小葱をたっぷり入れる

ロイ「アサリのにゅうめんだ」
ファンタジー風のオッサンに似合わない? 割烹着着てるからノーカン

>>932
ロイ「あのねぇ ここランナーズギルド そこで銃なんぞ撃ったら指名手配されちまうぞ
   拳骨で済んだんだ ありがたく思え!!」

少女の睨みもどこ吹く風 パンケーキを持ってきます

ロイ「これ喰って落ち着け 銃は外で撃て ママに言われなかったか? 銃はお外で撃ちましょうってな」

>>934
アキレス「え? なにこれ毒物なの?」
持っている牛乳を気味悪そうに見るアキレス スノーシンボル社は優良企業です()

ロイ「なんかまずかったか? そりゃすまんな 次からは気を付けよう」
おはぎに合う 渋い緑茶を進呈

ロイ「しかし餡子好きなやっちゃな 吹き出物まみれになっても知らんぞ」
二度目にスクラップヤードで会った時も タッパーいっぱいの餡子に舌鼓を打っていたっけと思い出す
937 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/24(金) 23:21:56.55 ID:G/3YdEETo
>>929

(アキレスは気付かない間に悪事の片棒を担がされるタイプのような気がする)

 どうにも不安である。ゆえにベティを見て、

「君がしっかり見ておくのだぞ」

 と、何かどっちがペットやねんムーヴ。

【ロイには、プレーリーオイスターは二日酔い以前に栄養価が酷そうだと解答】

>>930

「精神的に辛いときに酒?意味がわからん。酒とはタノシイ時のためだろう?」

 何か、会話が微妙にズレている。このスパルタンさん。弱みを基本見せないからこうなる。

「まあ、栄養価は酷そうだが飲んでみよう」

【一気飲み!!】

>>931

「企業連から直々のビズだったからな。そりゃ拡大もするさ」

 言いながらも、アーセナルについて聞かれたので、

「そこのヤクをキメてるアホタレの武器の修理に、私は魔法化合物の調達だ。
 …そう言えば、職工がデスサイズなんて妙なモノを研いでいたから、それを見るのも悪くないかもな」

 軍人ゆえ、変わった武器には興味があるのだ。

>>934

「君は武器の調達…は必要ないか。ある意味でコストパフォーマンスがいいな」

 そういえば、武器を能力で形勢するタイプはイムカのように消耗した武器の調達という手順を踏まなくてよいのだろうか。
 だとすれば、儲けの消耗が一つ減るわけでマネーをためやすいという利点となりうる。

>>935

「意外とインテリなのだな」
≪00011010101≫

 イムカの背後から人間の頭蓋骨に機器を取り付けたドローン。
 サーボスカルが浮いてきて、ひょいと、ひいらぎのノートを覗いてみる。

【そういえば、機械言語も翻訳していたか。この子は】

「中々に物理法則との折り合いは難しいがやりがいはありそうだ。
 必要なのは君自身の異能と肉体的/技術的なハンデの折り合いだな。
 スタイルを確立できれば、そうとうな強みにはなるはずだが」

 例えば剣。普段軽く、接触時に重くするというのは、使いこなせば強力だが、 
 接触の時に瞬時に重くするというのは、一流の剣士のセンスが必要であり、
 また、重くしたときに空振ったら、反撃は確実。オンオフを素早くしようにも慣性に身体が引っ張られてしまう。
938 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/24(金) 23:25:22.43 ID:D89rCXjU0
>>934
ア?何で飲むって……。決まってんだろ、好きだからだよ
【雪影の注意にポカンとした顔を浮かべ、数秒考えた後あっけらかんと答える】
【濁った赤い瞳は「何言ってんだテメー」とでも言いたげな、疑問の眼差しをしていた】

ここにオレンジジュースがあるな?お前も飲むだろう。ひょっとしたら二杯三杯いくかもな……。そこで俺は聞くんだ、「何でそんなに飲むんだ」?
そういう事さ。俺にとっては大事じゃない、このケミカルミルクも、ベーコンエッグも、ビッグマックも…普通に食べる物だ。疑問を持つ事もない
【まあ薬物中毒なのは否定しないがね、とカラカラ笑う】
【要は彼にとっては薬物摂取が普段の食事と同じ、普通の事なのだ】

【もっとも、格好や言動から分かる通り、この男は既に正気を失っているので、話半分で聞くのが一番だろう】
939 :シャドウリップ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/24(金) 23:33:56.46 ID:nMdqtYhzo
>>936
「無敵かよ。顔に似合わず中々やるなおっさん。俺は料理とかまるで作れないんだわ〜」

軽率すぎる言動で何処かの鉄腕料理人の如き台詞を放った男に笑いかける。事実彼は一切の料理が出来なかった。
しいて言うならパンは焼ける。後森の中で捕まえた動物を即席で捌いて食べるくらいなら出来る。

「んーーそれがなぁ、いくら飲んでも酔えないんだわ。気にしないでくれや」
「おっ良いねぇ、やっぱ顔に似合わずやるな。乙女か」

それは褒め言葉なのかと突っ込みの入りそうな感想を述べると同時に出された食事に手をつける。
すいすいと麺を口に運び、髪を時たまかきあげながら食べる姿は整った少女の顔もあって絵物語のようにも見えた。

>>937
「金にあかせて頭使わない上の連中のやることはやっぱり信用ならんな」

怖れを知らない言動である。文句があれば例え本人が目の前に居ようとばっさりと言い捨てる程の人間なので仕方ないが。

「あっふーん。まぁ色々訳があるみたいだな、魔法化合物って事はお姉さん魔法の使い手かい?」
「奇遇だな! 俺もなんだよ。まぁ一種類しか使えないんだが」
「へぇ〜俺以外にそんな武器使う奴いるんだな。なに? 死神の鎌流行ってるの? 流行の最先端?」

俺以外、と言う言葉をわざわざ付ける辺り大鎌を使うと言う事に一つか二つ思う所があるのだろう。
そしてそんな奇矯な奴を見た事は生まれてこのかたほぼ無いと言っていた。
940 :☆1【特殊例の少年】500年生きた少年LV5[sage]:2017/03/24(金) 23:36:30.10 ID:GvBc3mnDO
>>936
…あ、ありがとうごりらをっさんさんありがたくいただくぞ…
【そっぽを向きつつしかししっかりぱんけーきは受けとる少女】

わしの組織の者は誰も教えてくれんかったなただ本やらを与えられてひたすら部屋に監禁されとったからの…
【パンケーキを食べつつ】

>>937
ほむ…まあ以前いた組織では暇過ぎて1日中部屋の中で計算しとったからのだからじゃろきっと…一度触れたら離してからでないと再度操作したり出来なかったりと意外と制限もあるのじゃ…ブツブツ…
【ブツブツ呟きつつ何かをノートに書き込む】
【なおノートがみられているのはまったく気付いてないがいかんせん字が汚過ぎるのでみる人によっては暗号を解読するのに等しい位の労力が必要かも知れない】
941 :ひいらぎ[sage]:2017/03/24(金) 23:37:38.51 ID:GvBc3mnDO
/>>940は私です間違えたみたい…汗
942 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/24(金) 23:43:22.23 ID:D89rCXjU0
>>936
オオ〜〜〜コレコレ……
【目を血走らせ、震える手で伝統的和朝食に手を付ける。宛ら重度のヤンキーの如し!】
…なんだよ、ノッてくれないのか?ちょっと自信あったんだけどな
【演技だった。特に問題を起こすでもなく、慎ましく食事を摂る】


ああ、マジ大変だったよ。刀はまた壊れるし…
そうだ、お前も後で聞いてみるか?クソAIの与太話。今度ジョシュアの家とかで、ホームシアターでも使ってみんなで聞こう
【1分58秒辺りからか傑作なんだよ、と軽く笑い、味噌汁に舌鼓を打つ。こういった食事はなんだかんだで有難い】
【先日まで殺し合いの鉄火場にいたとは思えないリラックスのし様。戦の高揚が普通のものとなってしまった彼は、一般的なサラリマン達が仕事をするのと同じ感覚で人を殺している】


>>937
何、一人でヤケ酒とかしない?結構、健康的な事だ……
【どうも話が噛み合わない。性格、生活態度、その他諸々から合わないのは確かなのだろう】

まぁそらそうか。酒飲んでも慰めてくれる人もいなさそうだし…
【ついでに余計な事も口走る。調子が戻って来た】


美味いか?俺は正直そんな好きじゃない
卵黄をそのまま飲むのが飲み方だ。まぁ、潰してもいいらしいけど…
【ケチャップやらウスターやらビネガーやらで濃いぐらいに味付けされた卵黄。彼女の口に合うだろうか】
中には酒も混ぜる奴もいるらしいな。迎え酒っつったか…
覚えていて、飲み会とかで披露すると人気になれるかもな。そういう本に書いてあった
943 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/24(金) 23:47:38.59 ID:bKnKQifg0
>>936

「麻薬は毒物。つまり、もろアッパー系麻薬と同じもんが混入してるそれは毒物。OK?」

中毒者増える可能性もあるからあまり運ばないほうが良いと、牛乳を気持ち悪そうに見るアキレスにそう告げる。
体に悪いものは基本的に頭に入ってる雪影にとって答えるのは簡単である。
酒?体に悪くても飲まなきゃ無理だろ。越境者の性格を考えて見ろ。タバコは消えろ。


「あー…、言ってなかったのにこの言い分はないよな。後お茶ありがと。」

すまん、とロイに向かって謝る。そして謝礼も込めて追加注文。

「んー、なんていうか、思い出の味なんだよな。吹き出物?知らない子ですね。」

もらったお茶を啜りながらそう答える。その顔には悲しそうな、それでいて懐かしいものを思い出しているようだった。

>>937

「まあな。なかなか便利だぞ。」

投擲しても再召喚すりゃいいしな、あっけからんと言い放つ。
本来ならこんなふうに自分の手の内を明かさないが、どうやら二日酔いでそこまで頭が回らない模様。ばっかでー。

「ただ、餡子の材料費がね…。」

目を逸らしながら答えるその姿はどこか哀愁を漂わせた。
どうやらそのコストパフォーマンスの良さも自分の好物により消え去る模様。
944 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/24(金) 23:48:28.23 ID:G/3YdEETo
>>939

「いや、頭を使った結果かもな」

 イムカは端的にそう告げた。AIをネットワークから遮断する動きは実際見事だったし、
 こうやってランナーの生命を捨石にしっかりと危険の芽も摘み取った。
 結果だけみれば、企業連は相当に物事を都合よく転がしたといえる。

【そこに巻き込まれ、踏みにじられる者達のことなど視界に入っていないに過ぎないのだ】

「冗談、私は魔法なんて使えんよ。奇跡めいたものが幾つかが精々だ。
 ファンタジー風に言うと、ウィザードじゃなくてクレリックなのさ」

 神官?コレが?さて、首を傾げるかどうかは当人のセンスに任せよう。

【なお、スプロールでは魔法が≪覚醒≫しているため、珍しくはあれど稀有ではない】

「流行かはしらんよ。長物だから室内戦では使いにくいだろうし、
 中々に玄人好みの武器であるとは思うがな」

>>940

≪000111101010101≫

 中々にやりがいのある【暗号】だと、サーボスカルやる気に満ちています。
 実はただ、字がキタナイだけなのだが、これを暗号と捉えちゃう遠未来のドローンです。

(まあ、先日の動きを見ても足りないのは実地経験とトライ&エラーか)

 イムカはアーセナルの方に歩を進めてしばらくすると、カタナやら瓶やら担いで戻ってくる。

>>942

「………」

 ゴス!無言でゲンコツ!!女心をなんと心得る!!

【ソーマタージ、何気にイムカの制裁回数多し。そのうち頭蓋骨が変形しないか心配だ!】

「…にがしょっぱいな」

 そして、ドリンクの感想はそれだけ!そう、イムカの舌は実に大雑把である。

「ああ、コレ、ついでに取ってきたぞ?」

 鞘に入った赤い刀身のカタナをソーマタージにポイ。

【そう言えば、菩殺はしょっちゅう折れたり切れたりだが、量産品なのか、珍しい物質は使ってないからオーダーで数揃えられるのか】
945 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/24(金) 23:50:19.97 ID:G/3YdEETo
>>943

「本来、オーガニックはカチグミにしか食せない高級品だからな」

 それが天然餡子となると、どれだけのマネーを費やすことになるのやら。
 うむ、確かにコレ、ヘタは銃弾やらより高くついていても不思議ではない。

【結局嗜好品に浮いたマネーは消えていく。なんたる生き難い世の中か!】
946 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/24(金) 23:54:59.90 ID:bKnKQifg0
>>938

「…まあ、好きなら止めはしないよ。」

自身にも思い当たる節…、というか目の前にその物体があるので一応納得したように返事をする。
まあその表情は複雑そうだが。

「だけど何かあったら悲しむのは自分だけじゃないんだからな。」

効果があるかは分からない。それでも周りを見ながらそう投げかける。
947 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/24(金) 23:55:03.36 ID:s6xVC9kK0
>>937
―――ギィ!!

任せとけ!! と言わんばかりにハサミを振り上げるベティ ペットがどっちかって? アキレスでしょ?(即答)
そんなベティちゃんはいつものようにサーボスカルと戯れていることでしょう

ちなアキレスちゃんはMOBランナーに牛乳を売っていた

>>939
ロイ「だって料理できる男はモテるって聞いたんだもん」
冗談めかしてニヤリと笑う

ロイ「なんだお米の国のキャプテンみたいだなそれ 世のドワーフが泣いて欲しg・・・いや 酔えねぇのも地獄か」
髭をポリポリと掻きながら奥に引っ込み 炒り麦茶(暖かい麦茶)の湯呑みをどうぞ

ロイ「ホレ 料理のできる男やで? 惚れてもいいのよ?」
そしてツッコミ成分マシマシな褒め言葉に軽口を返すのであった

>>940
ロイ「・・・そうかい とりあえずやたらめったらに武器を振り回すな 血の気の多い輩が多い場所じゃ鉄火場に早変わりだ 四六時中血濡れで殺し合いなんぞしたくねぇだろ」
ホイップクリームをサービスし 甘さ控えめな紅茶をお伴に出す

>>942
ソーマタージの脳裏に またのご利用をお待ちしています という看板を持ったボロウズの姿が映るだろう
出費がかさむね!!

ロイ「上映会か いいなピザを焼いて持って行ってやろう 酒は頼んだ」
実際ジャンキーでなくても傭兵業に従事して長い者は戦闘時のオンオフの切り替えが早いものが多い
なのでソーマタージのリラックスぶりにも疑問はわかなかった

>>943
アキレス「あらそうだったの?」
この男は知りませんでした

そして牛乳は売り切れました

ロイ「解せぬ」
喫煙者に厳しい言葉に思わずメタい発言

ロイ「そうかい まぁ人間好きなモン喰って生きるのが一番だよな」
小豆は手に入りにくい豆である 中々に難儀しそうだと とりあえずやきもち入りお汁粉を作り始めた

ロイ「二日酔いでも量が食えるとは健啖だな いい兆候だ」
赤い椀にお汁粉を盛ってテーブルに置いた
948 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/25(土) 00:00:03.78 ID:FAH2/bmpo
>>947

≪000111010101≫

 イムカが見れば、どっかから拾ってきた石を積んだり並べたりしている一機と一匹の様子。
 時々、崩したり、相手の石の上に自分の石をおいてドヤ顔したり。

「私は最近、彼等が何をやっているのかますます良くわからなくなってきたぞ?」

 ナムサン!マスコットの戯れに主人の想像力はついてゆけぬ!
949 :ひいらぎ[sage]:2017/03/25(土) 00:00:30.45 ID:bvgB4ntDO
>>944
…えーっとこいつを代入するとこいつがこうじゃから…!?
【ブツブツ呟きながらノートに書いていると突然背後に気配を感じたので振り返る】
…な、なんじゃこやつは不気味じゃの…わしのノートをみたいのか…そうと言われればわしもノーとは言えぬの…
【聞いた瞬間体感温度が凍えそうな位下がりそうなつまらないオヤジギャグを口にしつつ】
950 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/25(土) 00:02:26.36 ID:Kc11m4ij0
>>944
大雑把な舌だな。リスかカブトムシみたいにあんな味気ないものばっか食べてるからそーなる
【味覚矯正が成功するのが先か、その前に死ぬか。マンガチックなタンコブのできた頭で考える】
タバスコやトマトジュース、唐辛子の粉なんかを混ぜるバリエーションもある
気になるなら自分で試してみな。オススメはケチャップ、ウスター、唐辛子、タバスコをかけて……窓から投げ捨ててドリトスを買いに行く事だ


お、コレコレ。ありがとよ…
【放られた刀を受け取り、チラリと刀身を見れば手慣れた動きで肩に担ぐ】
俺もそろそろ、サブウェポンでも用意するべきかな。中にマシンガンとかミサイルランチャーとか鋸刃とか入った棺桶なんてどうかな

【この刀、実はそこまで貴重な物ではない。これで十八本目だ】
【オーダーメイドではあるが、そこまで貴重って程でもないので、スクラップヤードに寄る度に予備を造らせているのだ】
【ただ普通のブレードと比べると割高なので、よっぽどひどい壊れ方をしない限りは持ち帰って直しているのだが】

それかいっそ刀はやめてドスとかダガーにしようかな…。ピストルも捨てがたい
951 :シャドウリップ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/25(土) 00:03:26.94 ID:9FxxYCjNo
>>944
「あぁ成程ね。結果的に上手くいったから俺達上役は大助かりって訳か。胸糞悪」

確かに捨て駒に使うならランナー連中が適任だろう。何せ金に困る連中は五万といる、そいつらを駆り立てて成功するまで死なせれば良いのだ。
人海戦術此処に極まれり。死ねとまでは言わないが四肢の骨を粉砕されるくらいの不幸が訪れないだろうか。

「あ、そうなの? なんでぇサイバネ魔法使いとかロマンあると思ったんだけどな」
「クレリック……? 本当に? 聖職者? 僧兵とかじゃなくて?」

相手の様相を見るに戦闘職業っぽいのだが……クレリックと言うのならそうなのだろう。一向宗か。
提供された朝食を貪りながら彼は淡々と、そして馴れ馴れしく会話を推し進めていく。

「やっぱりそう思うかい? 確かに長物だが、槍よか斬撃とっかしてるから室内でもばっさばっさ斬れるぜ」
「まぁそれなりに力とコツが無いと無理だけど……後あれだな、俺はここにいるぞ≠チて目印になる」

ふん、と鼻を鳴らす。戦闘中に相手に自分の居場所を誇示して何が良いと言うのだろう。

>>947
「モテ男願望か。それで料理を始めた結果収穫の方は?」

ニヤリと笑ったと言う事はそれなりにモテたんだろうか。そこらへんとても気になります。
湯呑を差し出され、礼を言いながら半分程麦茶を飲み干す。やはり茶は美味しい。故郷の味を思い出す。

「惚れる? ハッハッハ馬鹿言えよ! 俺中身男だぞ? あれ、もしかしてそっち系?」

衝撃の一言。そうである、こいつの中身は男。どこぞの世界の日本生まれ日本育ち職業魔法少女の青年。それがシャドウリップ。
それを信じるか否かは自由だが、シャドウリップの顔は嘘をついているとはまるで思えない笑顔だった。
952 :ひいらぎ[sage]:2017/03/25(土) 00:08:32.26 ID:bvgB4ntDO
>>947
>>947
ほむ…それは困るのう…わかったをっさんさんの言う通りにするぞ…とれーにんぐしたかったら別のところですれば良いのじゃな…???
【出された物に手をつけ紅茶をすする】

…しかしこれは美味じゃの、をっさんさんの手作りかのこれ…???
953 :ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]:2017/03/25(土) 00:11:10.29 ID:Kc11m4ij0
>>946
ヘーキヘーキ、昔っからやってるから
【ヘラヘラ笑って手をヒラヒラ。この分だと、薬物で死ぬのは早くても数十年は先の事になりそうだ】

なんだ、悲しんでくれるか?このソーマタージの墓の前で.涙でも流してくれるか?
ありえねぇな…。兎に角、やめるつもりはない。寧ろお前もどうだ?一本なら譲ってもいいぞ
【それどころか、他人にまで薬物を勧める始末。死んでも治らないだろう】
954 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/25(土) 00:11:39.66 ID:1y57qdY/0
>>946

「一応、独自のルートで仕入れてるから普通よりは安めだけどね。」

あはは、と軽快に笑う雪影。それは普通の好青年の顔である。目から汗が出てなければ。

「あ、イムカさんも食べます?」

そう言いながら自作のおはぎを差し出す。見れば色もよく、食欲を刺激する甘い匂いが漂ってくるだろう。
955 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/25(土) 00:12:33.79 ID:1y57qdY/0
//>>946じゃなくて>>945です。
956 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/25(土) 00:15:57.67 ID:FAH2/bmpo
>>949

≪0001101010101≫

 グルングルンと縦回転するサーボスカル。
 そのデータベースにギャグセンス×とハッキリと記録された。ナムサン!!

「ああ、ソイツはサーボスカル。私の専属ドローンだが、まあプログラムが大分前にイカれて挙動がおかしい。
 機能には不自由していないので放置しているがね」
≪000111010101≫

 実際、なんか向こう行ってサソリと石並べ始めている。ドローンにしても奇行が目立つのだ。

>>950

「舌はいまさらどうにもなるまい」

 イムカも味覚の事は諦めている。それ以前に食に興味が無いのでそれで問題ない。
 しかしてサブウェポンの話になると、

「やめておけ。銃弾が当たって暴発。巻き込まれてドカンなぞ死に様としてはバカバカしすぎる」

 どこのゾンビ系主人公だ、とツッコミ。サイテーの爆発オチは相手にさせるものでするものではない。

>>951

「それが天上人(ハイランダー)な連中ってものさ」

 究極の格差社会であるスプロールにはそのような理不尽も日常に過ぎないのだ。
 彼等のささやかな欲望のために人命は大量消費され、市場に還元される。

「取り回しはそうにしても…目立つのが目的か?よくわからんな」

 将器と容姿と物事を大げさに発展させる向こう見ずさで、常に誇示しまくりなイムカとしては、
 どうにも自ずからの居場所の誇示というのは、理解し難い感覚であったようだ。

【なお、アーセナルにあったデスサイズは非力な使い手でも素早く振り回せる絶妙なバランス型。
 高周波震動で切れ味を重点させるタイプだったそうな。中々にテクノロジー的】

>>954

「うむ」

 無表情なまま、パクリ。そして、無表情なまま咀嚼。無表情なまま飲み込む。

「甘い」

 感想以上。すっげえ大雑把。イムカって本当に舌がバカなのだ。
 実際繊細は味などさっぱりわからないときたもんだ。

「オーガニックだけあって、ミネラルもあり栄養価も、ふむ。君が好む理由も少しわかる」

 ナムサン!さらに栄養価でしか食を見ていない無味乾燥さ!
 何か、感覚ズレまくっているぞ!と思ったのならそのセンスは正常だ!!


【全員対象】

 こうして傭兵ギルド内でのグダグダな早朝は過ぎていくのであった まる

//では12時回ったし、自分はコノヘンデー!!ノシ
957 :アキレス&ベティ&ロイ>521-522と>215と>500-501 ◆Lad0HbZVndK6[sage saga]:2017/03/25(土) 00:24:43.72 ID:61X9DLCK0
>>948
―――ギィ!!
中々やるなとハサミを振り上げるベティ
多分あの空間だけはスポ魂空間になっていることだろう

問題はルールが分からないことである

>>951
ロイ「聞くなよ(即答)」
上手過ぎて逆に引かれるという逆転現象発動中なのだ
というか元々モテ宅て料理をはじめたわけではないとこれは設定の話

ロイ「俺の世界にも元は男ってのがいたけど そういうのって元の人物像知らなきゃどうでもいいと襲ってくる輩とかいるんじゃね?」
一つ肩を竦め

ロイ「だとしたら・・・どうする? なんてね 男じゃ生姜ねぇ諦めるとしよう」
屈託のない笑顔に笑顔を返すのであった

>>952
ロイ「そういうこった ギルドに確かガンレンジがあったはずだから そっちでやんな」
そして少女の質問に対し

ロイ「そだよー うまいか?」
こともなげに肯定して見せた

そんなこんなで食堂に一幕は過ぎていくのであった・・・・

//自分もノシ
958 :ひいらぎ[sage]:2017/03/25(土) 00:28:36.40 ID:bvgB4ntDO
>>956
おぉ、わしの素晴らしいぎゃぐを聞いて喜んでおるのか…中々に見る目のあるやつじゃの…
【自身のギャグが周りからどう評価されてるか分からないらしくはしゃぐ少女】
【ドローンが少女のギャグについてどう判断したかは分からないが普通に考えてまともな評価を得たとはとても思えない…あわれ!!!】
ほう…のういむか殿わしにもあれ一つくれぬか!!!?
それか設計図か何かわしにくれぬか!!!?
【キラキラと目を輝かせイムカ氏に詰め寄ろうとする】
959 :ひいらぎ[sage]:2017/03/25(土) 00:29:26.31 ID:bvgB4ntDO
>>956
/乙でした!
960 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/25(土) 00:30:39.35 ID:1y57qdY/0
>>947

「…なぜ売り切れたし。」

アキレスの方を見ながら呟く雪影。ここにはそんなもんでも飲んじゃう輩がウヨウヨいるからね。仕方ないね。

「これはこれは、ありがとさんっと。頭痛も最初よりは引いてきたよ。」

人間、好きなものは薬にもなるらしいからな、と根も葉もないことを言い出し、頂きますと器を手に持つ。
ちなみに、お汁粉はたった今ロイが作った出来立てであり、そんなものを直接口に運べば…。

「熱っちいいい!!」

当然こうなる。まあ、こんなふうに騒いでも、お汁粉の一滴も零さない所は流石の餡子ジャンキーとしか言いようがないが。

>>953

「少なくとも俺は悲しいけどね…。後、悪いがこういう薬はやらない。お空の上の家族と約束したからね。」

ご好意だけもらっておくよと、右手で上をさしながら危ないお薬をやんわりと拒否する。いい子はやっちゃダメだよ。
なお、上にはどっかの馬鹿がやらかしたのか穴があいてる模様。

961 :ひいらぎ[sage]:2017/03/25(土) 00:33:48.81 ID:bvgB4ntDO
>>957
ほむ…顔に似合わず随分と繊細(?)な…
【とてつもなく失礼な事を呟きつつ出された物を口に運ぶ】

…了解じゃではわしもそろそろとれーにんぐの続きでもしに行くとするかの
【そういい、トレーニング用につくられているはずの場所へと向かう少女であった】

/私もこれにて乙でした!
962 :シャドウリップ ◆Ej7mfs3xVw[saga]:2017/03/25(土) 00:37:20.42 ID:9FxxYCjNo
>>956
「そ、目立つんだよ。俺はここにいる、だから俺にかかってこいってな」
「戦いの中、誰よりも目立って誰よりも武勲を上げる。そうすれば敵も味方も俺を覚える、あいつはヤベー奴だってな」
「そう思わせたもん勝ちなんだよ。ヤベー奴がいる、だから対策しなきゃ、あいつになら金払っても良いかも、良い事も悪い事もついて来る」
「どんどんチャンスが増えてくんだ。目立った方が良いだろう?」

功名馬鹿。戦闘狂。どうとでも呼ぶが良い。しかし、身一つ腕一本で生きていくにはそれが必要不可欠なのだ。
全力で突出し、清も濁も飲み込んで突っ走る。そうでもしなければ理不尽な世界、鉄火広がる戦の世界では生き残れない。
魔法少女なんて名ばかり。血腥く、そして悪意溢れる世界で身を立てる一人の男の手段だった。

「まっ、俺の自論さ。気にしないでくれや。もっとご教授していただきたい、なんて言うなら月謝払ってもらうぜ」

きししっと笑いを零しながら屈託の無い笑みを浮かべた。

>>957
「知ってた」

泣くなよ。人間誰しも上手くいかないことってあるだろ。俺もそうさ。心の中で慰めの言葉を送る。

「いるぞ〜男にも女にも。まぁそう言う奴らは適当にあしらったらどっか行くけどな」

女 に も。確かに美少女と美少女の組み合わせは美味しいし美少年と美少女の組み合わせも美味しいがかなり異質な世界である。
誰得? 中の人得だ。

「流石に髭おじは勘弁。なんてな、ご馳走様。美味いなこれ、ありがとよ」

そうして奇妙な出会いの繰り返される朝は過ぎ去っていくのだった……

/ではでは私も



963 :八凪 雪影【信念の想具】[sage]:2017/03/25(土) 00:38:43.08 ID:1y57qdY/0
>>956

「…だろうな。」

子供のようにワクワクした感想を聞く前の顔は無残にも崩れ去った。
流石に大雑把だから予想はしていたけど、やはり聞いたら聞いたでくるものがあるようだ。
そしてそこにイムカの栄養素による追撃!!雪影のライフはもうゼロだ!!
イムカの感想を聞いて、ようやく絞り出した言葉を放った顔は、なんというか呆然と絶望と残念なものを見る目であったという。

//乙でしたー。
964 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/25(土) 18:20:44.83 ID:FAH2/bmpo
【ヒノモトの国】

 時は戦国、嵐の時代。大名を名乗る者共の領土獲得紛争により、この世界は乱世へと突入せり。
 人界には恨みがたまり、魑魅魍魎が跋扈し、正に煉獄の如き有様也。

 −−−−−−−−−

「まあ、物騒なのは分かっちゃあいたが…」

 さて、ここで道なき道を歩き、水が枯れ、先の村に歩を進めていたは越境者。名をクルト・カントールという。
 なお、格好は常のコンバットスーツに派手めのケープを着こんでいる

【このような世界で外国人然とした越境者は目立つものである。
 ゆえに歌舞伎者、バサラ者然とした格好のほうがむしろ悪目立ちせずにすむというものだ】

「どうしたものかね?」

 物陰に隠れて単眼鏡で村の方を窺っているクルト。
 水を分けてもらうはずが、なぜこのようにコソコソしているかといえば、

【単眼鏡より見える光景。何と、水場争いか村と村が争っている状況…否、争っていた?状況か?】

 規律などアリはしない水呑み百姓同士の水場争い。
 その光景は凄惨という言葉では到底足りない。

【男は殺され、女は犯され、子供は杭打ちで晒され、村の中央は首塚が拵えられている】
【地面には血と怨念が毀れ、勝った側の百姓連中は存分に楽しみ浮かれ顔で村のたくわえの酒を呑む】

(とても、水を分けてくれ。などといえる状況ではないな)
965 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/25(土) 18:28:10.98 ID:qOUXtm8Yo
>>964

「……酷い有様ですね」

そうクルトの後ろで悲しそうに呟く。
村の方をクルトと同じく見ていた。
そしてクルトのこの時代では目立つ格好に気づき近づいたのだ。
パーマがかかった金髪と緑色の瞳とここでは浮いている見た目だ。
浮いているのは格好もであり時代はともかく場所は違うように思える格好である。

「貴方は見たところ私と同じ越境者のようですね……どうします?
とりあえず私は生き残った人々を保護しに行こうと思いますが……」

そうクルトに問いかける。できたら加勢して欲しいといった口調だ。
966 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/25(土) 18:40:03.42 ID:FAH2/bmpo
>>965

「まあ、まて…」

 後ろの気配と格好に特にクルト自身は驚かなかった。
 越境者同士は引かれ合う。この現象は今に始まった事ではない。
 それに、正直、今はそれほど暢気に驚いていられる状況でもあるまい。

「確かに俺は越境者だが…ちっ、嫌なものばかりが目に映る」

 家々は蓄えを持ち出された後、ご丁寧に火を放たれている。
 中から焼け出された童がたまらず飛び出し、槍の一突きでトドメを刺された。

【槍…?おおよそ水呑み百姓が持つべき武器ではあるまい。そう攻めた側の村は浪人を雇っていたのだ】

 見れば浪人は王のように振る舞い、村人達の目線は今は勝利と殺しによっているが、 
 よく見れば怯えが混じっており、そして、その事を浪人もよく知っている。

「ありゃあ…滅ぼされた村もそうだが、滅ぼした側も先は無いな。
 吸われるだけ吸われ尽くして、抜け殻にされてそれで終わりだ」

 思案と偵察を終えると、クルトは単眼鏡から目を放す。

「少数は助けられるかもしれないが、生かせても行く果ては野垂れ死になる公算が高いぞ。
 ぞれでもお前さん、助けるか?幾らなんでも他人の人生を背負えるわけじゃああるまい?」

 老兵は武器をチェックしながら、目の前の男にそう告げる。
 ゆえに、今から行うことは徹底して自己満足の産物であらねばならないと己にこそ言い聞かせているかのように。
967 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/25(土) 18:48:55.69 ID:qOUXtm8Yo
>>966
「……」

じっと村の様子を見て浪人にも気がついたようだ。
村人達の怯えから見て恐らく腕が立つのだろうと推測した。

「それでも助けます。それが騎士になることができる生まれであり
騎士を目指し騎士になった私の義務だからです」

助けても野垂れ死にするかもしれない……
そう言われてもその覚悟は変わらない。
しかし同時に悲しそうにも言う。
目の前の男の言うとおり、自分は他人の人生を背負うことはできない。
その事実が無力感を感じさせるのだ。

「しかし貴方は加勢してくださるのですか?口ぶりから加勢してくださるという感じでしたが……
報酬があるわけではありませんよ?」
968 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/25(土) 18:57:40.29 ID:FAH2/bmpo
>>967

「何、ただのトラウマだ。お前さんの気にすることじゃあない」

 この老兵。髪が真白いのは老化によるものにあらず。
 実際は幼少期に起きた惨劇によるものなり。
 トラウマ…似たようなコトが己が身にもあったということだ。

「騎士か。まあいい。クルト・カントール。傭兵だ。少しの間だが頼むぞ騎士殿」

 −−−−−−−−−

「ヒャーッ!!」

 狂乱し、殺しの耽る百姓の醜い様は言語に尽くし難い。
 日頃の鬱憤を晴らすが如き有様は畜生そのものである。

【強者が弱者をいたぶるよりなお凄惨極むるは。弱者が弱者を責め苛むゆえか】

 少女が馬乗りにされ、殺した後に犯される運命を迎えようとしたその瞬間!!

「外道が過ぎるな」

 突然、現れたクルトが百姓の脳天に銃口を向け発砲!射殺!
 この無慈悲極まる処断であるが、発砲音も相まって一気に目線がクルトに集中!!

「なにすんだぁテメエ!!」

 遺体の足に齧り付いていた百姓が血走った目でクルトを背後より襲い掛からんとす!!

【この場は、もはや畜生外道の見本市に成り果てている!】
969 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/25(土) 19:03:41.32 ID:qOUXtm8Yo
>>968
興奮して今、現在進行系でクルトの背後から襲っている一人の百姓に対して
剣を鞘に入れたまま振るい無力化した。

「騎士の忠義によりこの場に参上した。
降参してください。さもなければ私は貴方方を手に掛けることになる」

まずは内心無駄だろうとは思っているが降参を相手に勧める。
その眼光は先程の好青年といった雰囲気とは打って変わって
とても鋭く、戦士の目をしていた。
970 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/25(土) 19:10:39.02 ID:FAH2/bmpo
>>969

「お前さん甘いな…が、まあ、こうなるわな」

 実際、クルトの初撃の果断さも、それで百姓が怯めばという、
 一罰百戒的な思惑もなかったといえば嘘になる。が、殺しに酔った百姓には力の差も、
 そして、ある意味での最後の情けめいたものも何も理解は出来ないのだ。

「殺っちめぇ!バラして家畜のえさだぁ!!」
「きれいなおべべを寄越すんでぇ!!」

 粗末なクワに、折れた刀、どうしてそのようなモノで、
 片や拳銃、片や手入れされ、磨かれた剣に叶うのだろうか。
 凶暴で醜悪で、そして哀れでもあった。

【曲がったカタナが、クワが、カマが、ヴォルターにも襲い掛かる!!】
【人間に絶望したくなるような光景である。確かな矜持を有さねば騎士道すら堕ちてしまいかねないほどの】
971 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/25(土) 19:18:08.63 ID:qOUXtm8Yo
>>970

「仕方ありません……」

一瞬悲しそうな目をした後、すぐに鋭い光が目に宿る。
騎士というものは戦士でもあるのだ。
敵には容赦しない。
そして抜剣したかと思うと百姓の粗末な武器は全て真っ二つになる。
さらに次の瞬間、百姓たちからは血が吹き出る。
見事な一太刀である。

「力の差は歴然ですよ。それでもなお死にに行きますか?」

口調こそ柔らかいものの有無を言わさない迫力がある。
殺気というものがこもっているのだ。
972 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/25(土) 19:23:11.13 ID:FAH2/bmpo
>>971

「さて、、と、いうことだが?」

 襲い掛かる百姓の包囲の輪が広がっていく。
 クルトも数人射殺し、マガジンを交換しているところだ。

【ここでようやく力の差を認識でき始めたようだった。が】

「せ、先生!先生ッ!!」

 百姓が叫ぶとユラリと、浪人が槍を片手にこちらに相対する。

「ほう、奇怪な異人よな?さて、腕がいいならむしろ加わらんか?
 正義面などよりこちらのほうが愉しめるぞ=v

 さて、外道に誘ってはいるが、浪人とて、こちらが靡くとは考えておるまい。
 会話の最中にも間合いを計り、槍をしごき、構えんとす。

【ここで必要なのは圧勝である!圧勝こそが百姓の心を折り、結果的に死傷者を最小限に抑えることに繋がる】
973 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/25(土) 19:38:22.08 ID:qOUXtm8Yo
>>972
「……貴方を倒せば不必要な血が流れずに済みそうですね」

冷たい声で浪人に言う。
はたから見れば二重人格にも思える豹変ぶりだが
戦時と平時で切り替えができるだけのことだ。
本気で圧勝するために剣に炎がまとわれる。
全ては百姓の心を折って不必要な血を流さずに済ませるために。

「お断りです。愉しみたくてやっているわけではありませんから」

冷たく拒絶した後、相手の目に向けて小石ほどの炎を指で弾き飛ばす。
威力はないが目潰しになる上、大きな動きがないのが利点だ。
そして相手の腰に向けてヴォルターから見て右から左へと斬りかかる。
974 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/25(土) 19:41:47.87 ID:FAH2/bmpo
>>973

「ぬうん!!」

 敵もさるもの。目潰しの炎はすんでで避けられ、その頬を焦がすのみ。
 そして、摺り足での回避で胴薙ぎは、その腹巻を僅かに焦がし回避される。

「戦鋒、三段突き!イヤーッ!!」

 槍の穂先ば分裂したか見紛う、凄まじい速度で放たれる三段突き。
 ヴォルターの喉首、心臓、股間めがけ、ぼぼ同時に幽玄の突きが繰り出される!
975 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/25(土) 19:58:28.83 ID:qOUXtm8Yo
>>974
「甘いです!」

中心線に沿って放たれた相手の突き。
しかしそれは中心線をずらす……つまり体を半身(はんみ)にさせることによって避ける。
そしてその動きを利用して同時に斬撃を左から右へと相手の腹めがけて繰り出す
防御と攻撃を一体として繰り出すのが彼の技術の特徴である。
976 :クルト・カントール【深紅の篭手】>>510[saga]:2017/03/25(土) 20:10:03.24 ID:FAH2/bmpo
>>975

「熱ッ――!!避けられたわっ!」

 浪人は三段突きを回避され、すぐさま槍を引き戻す。
 が、腹部に感じる熱さは何事か。下を向く。

【そこには――暖簾のように垂れた内臓と裂けた腹。一拍遅れて噴出する夥しい血液】

「…ガッ!?」

 ここで初めて己が死した事を認識した浪人は、驚愕の表情のまま絶命に至る。

【終わってみれば圧勝である。ゆえに…】

「ヒ…ヒィー…!!」
「バケモンだぁ!!物の怪だぁ!!!」

 百姓の士気は完全瓦解し、方々の体で千々に逃げまどう事となる!
 少なくとも、これ以上の流血な避けられたのだ!

「何とかなったか。すまんなお前さんに任せてしまって」

 衆目が決闘に注がれている間に、既に生き残りを一箇所に誘導していたクルトは、
 殆ど死んだような目となってしまった村衆(無理もあるまい)を見やる。
 一応、男手も数人は生き残っている。さて、

「…はぁ」

 嘆息をついて雑嚢を漁ると、銀棒を数本、ポイと投げる。

「下の町まで辿りついたら、それで馬と鍬を買え。いいか?これは只の不幸中の幸いだ。二度は起こらん。
 土のいい水場は…見つけてやる。 くそ、只働きどころじゃあないな」

 葉巻をくわえて毒つく老兵。ヴォルターには人生を背負えるか?と告げたというのに、
 全くもって格好がつかないとはこのことであった。

「…お前さんも連中が町につくまでの護衛くらいはしてくれてもいいだろ?無理にとはいわんがな」

 やや、恥を覚えて苦い顔をしながら、ヴォルターにそのような事を告げるのであった。

【結局、彼等の人生は背負えないにしても、貧乏くじを引くくらいはしてしまう老兵なのであった】

//いじょ!
977 :ヴォルター[sage saga]:2017/03/25(土) 20:19:46.89 ID:qOUXtm8Yo
>>976
「……ふぅ」

戦いが終わった後、残心をしてしばらく構えをそのままにする。
そしてしばらくして残心を解除した。息を吐く。

「いえいえ、こちらこそ生き残りを任せてしまって……
むしろいらぬ出費を強いてしまったので申し訳ないです」

申し訳無さそうに言う。

「ええ、それぐらいは当然しますよ」

にこっと笑顔を見せて生き残りを護衛しただろう。

/ありがとうございました〜
978 :デスニンジャ[sage saga]:2017/03/26(日) 21:44:24.09 ID:Nwz0WA9So
「……」

機械の体とモノアイのヘルメットをしたデスニンジャは物々しい警備の
ビルとビルの谷間を走っている証人護送車をビルの屋上から見ていた。
周りには警察の威信をかけて色々な特殊車両が警備をしている。
今回のクライアントの要望は組織の不利になる証人の抹殺
……それも護送中に殺せとの依頼だ。
護送中に殺すことによって組織からは何をしても逃げられないという事を
示したいらしい。

「任務開始」

そう呟きビルの屋上から飛び降りる。そして警察車両の上に降り立った。

しばらくするとそこは車両の残骸が転がっていた。
そして証人にデスニンジャは近づき斬り捨てようとする。
979 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/26(日) 22:00:43.38 ID:OMkatmaWo
【スプロールにおいて治安維持を担う警察(マッポ)の役割はやや現代と異なる】

 既に国家は解体され、治安維持を担うのは国家でなく企業の法であり、
 その法の守護者たる尖兵もまたデッカー(刑事)権限を委託された企業なのだ。

「大層なものだな」

 そして恐らくはこの証人とやらの護衛は数エリアを跨ぐものとなるだろう。
 ゆえに多数のデッカーと、ランナー(傭兵)がこの要人の護衛にまわされていたとて不思議は無し。
 ゆえに、デッカーであるイムカ・グリムナーがこれに駆りだされた事自体は何らの不思議も無い話だ。

「裏切りついでにアンダーグラウンドから足抜けして証人保護プログラムか。そう上手くいくものかな?」

 実際、アンダーグラウントの組織は黒社会にせよ、シンジケートにせよグレーターヤクザにせよ、
 組織のためならば、あらゆる手段を以って、不利益の根絶にあたるのは自明。
 正直、嫌な予感しかしないって奴である。

【当然、デッカー連中の中にも≪草≫は潜んでいる可能性が高く、
 今回の移動ルート等もとっくに知られ、十全たる襲撃計画が仕組まれていても不思議は無いのだった】

 −−−−−−−
 −−−−−
 −−−

「で、こうなるわけだな」

 横転した車両から這い出るイムカ。
 ハイウェイで起こった爆発音。混乱、そして、夜の闇を舐めるように広がる炎。
 デッカーも襲撃者の初撃で何人か死んでいるか?まあ、それはいい。

【見れば、如何にも刺客ですというサイボーグが護衛対象に近づいているではないか】

「まったく、割りに合わんな」

 粒子短銃をワンアクションで証人を害さんとする刺客へと向ける。

≪ブラスターモード:エリミネーター/バースト≫

 三連バーストのレーザーがデスニンジャに向かって放たれる。
 この一撃で仕留めるためというよりは、証人への接近を阻止するための牽制である。
980 :デスニンジャ[sage saga]:2017/03/26(日) 22:15:00.57 ID:Nwz0WA9So
>>979
「おっと」

そう言って証人から離れることでレーザーを避ける。
どうやら銃口を見て避けたようである。
レーザーだから軌道が単純で読みやすいのだ。

「どうやらお前を倒さないとダメみたいだな」

すぐさまレーザーを撃ってきた人間に対峙する。
そしてすぐに相手に詰め寄った!

相手の腹めがけて左脇腹から右脇腹にかけて斬ろうとする。
その一閃はとても鋭い
981 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/26(日) 22:22:34.31 ID:OMkatmaWo
>>980

//次スレ立てられますですか<キビシーならこちがやりやす

(銃口からクセを読まれたな)

 イムカは嘆息をついて、警戒を密にする。

「正直、私の管轄外なら好きにしろといいたいが、ここで目的達成されると査定に響くのだよ」

 相手は超速でこちらに接近。しかし、イムカは回避のそぶりを見せない。
 既に一手、罠を張っているためだ。

【ブレードの接触の瞬間!!バチーッ!と放電現象と共に力場によって剣が遮られる!!】
【イムカが展開しているリフラクター(偏向)フィールド!遠未来のシールドによるものだ】

「………」

 そして、紫の瞳で相手を至近で見据えながら粒子短銃を向け、その頭部と心臓に向け二連射!!
982 :デスニンジャ[sage saga]:2017/03/26(日) 22:27:30.76 ID:Nwz0WA9So
>>981
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1490534805/

/建てました〜
983 :デスニンジャ[sage saga]:2017/03/26(日) 22:34:19.78 ID:Nwz0WA9So
>>981
「それは私には関係ない……」

そう感情の読めない声で言う。
そしてシールドで刀を弾かれたのにも関わらず全く動揺する素振りを見せない。
もっとも顔は隠れているのだが。
さらに体をそらし頭部と心臓への攻撃を避ける。
しかし頭部のヘルメットにかすり傷がつく。

(まずは武器を狙うか)

デスニンジャは相手の銃に目掛けて手首のワイヤーを発射する。
相手の武装を解除するために。
さらに電流を流しているため金属製なら電流を受けダメージを受けるだろう。
984 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/26(日) 22:43:56.84 ID:OMkatmaWo
>>983

(シールドが剥がれたな。相変わらず近接には脆い)

 が、こちらのカードが一つ減っていることをわざわざ相手に伝える道理もなし。
 既に無いシールドを過大評価していてくれれば重畳という程度だ。

「!?」

 が、銃撃は回避され、粒子短銃はワイヤーに絡め取られる。

「ッ――!!」

 瞬時にこのワイヤーの放つ禍々しさを戦場勘で捉え、その手から粒子短銃を放す。
 一瞬後、電流が銃に届き、内部の電子部品やエネルギーセルがイカれたことは疑いない。

「やるッ!イヤーッ!」

 が、イムカとて銃にのみ頼っているわけではない。
 すぐさまクナイを取り出すと、デスニンジャに向かって横っ飛びしながら投擲!

【クナイダートが真っ直ぐにデスニンジャに向かう…が、ここでイムカは投擲術により罠を仕掛けている】

 真っ直ぐにデスニンジャの喉笛に向けて奔るクナイ。
 が、実は同時に投擲したもう一つの黒塗りのクナイが影を偽装して放たれている。
 もし、表のクナイを紙一重で回避しようとしたり、武器でそれのみを弾こうとした場合は、
 心臓に向かって伸びる影のクナイの餌食となるであろう。

【これぞ賽印流苦無術≪影疾り≫なり】
985 :デスニンジャ[sage saga]:2017/03/26(日) 22:53:57.32 ID:Nwz0WA9So
>>984
最初は喉笛に向かってくるクナイを紙一重で回避できる公算だった。
しかし、途中で影に偽装されたクナイに気がつく。

(間に合わん!)

内心この戦いで初めて焦る。
そしてデスニンジャが取った行動は喉笛へのクナイは紙一重で首元をかすり火花をちらしながらも避け
黒塗りのクナイは左前腕で受けた。
白い血が飛び散る。しかし転んでもただでは起きない。
デスニンジャは白い血を相手の目にむけて飛び散るようにしたのだ。
つまり目潰しである。
左腕が使えなくなったので右腕だけで刀を掴みそして相手の左肩から右脇腹にかけて
斬ろうとする。
986 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/26(日) 23:07:38.61 ID:OMkatmaWo
>>985

「―――」

 デスニンジャの目論見どおりに目に白い血が入り、イムカ自身の視界を一時的に封じる。
 イムカは即座に空中に待機させているサーボスカルの視界を脳裏に投影させる、が、

【サードビュー(俯瞰視点)は近接格闘戦となると、かなりの制限になると言わざるをえない】

「させんよ」

 イムカの手甲…遠未来の電気刺激伝導性人工靭帯を最大膨張させ、その刃を受ける!!
 左腕の装甲が切り裂かれ、刃は半ばまで埋まり、骨に達する寸前で止まる!!

【一拍遅れて、夥しい量の赤い血がイムカのガントレットとブレードを濡らす】

 しかしてゼロ距離。ここでイムカに可能な戦術選択肢は…ある!
 グイ…と、カタナを腕にめり込ませたまま、イムカは半身を大きく翻し、
 背中を相手に向ける格好となる。これは逃亡か?否、断じて否!!

「イヤーッ!!」

 裂帛のシャウトと共にイムカの足元。ハイウェイの健在が震脚により大きくひび割れ、
 そして、そのままデスニンジャの懐深くに踏み込んで、背中を巨大な壁として叩きつける!

【ボティチェック…またの名をテツザンコ!!】
【射撃攻撃、投擲攻撃を見せ付けてから一転して格闘攻撃…これがイムカの戦術であった】
987 :デスニンジャ[sage saga]:2017/03/26(日) 23:16:06.86 ID:Nwz0WA9So
>>986
「なぬ!」

鉄山靠を食らう直前に右腕を刀から離しガードする。
しかし全身の力を使った鉄山靠にその程度でガードしきれるわけもなく右腕が破壊され無くなる。
右腕からはおびただしい出血をする。
さらに胴体にもガードしきれなかった衝撃が来てあちこちの機能が損傷していた。

(これ以上の損傷はまずいな……)

そう判断し撤退を決める。

「見事だった……今回は私の負けだ」

それだけを言い残し次の瞬間体のあちこちから煙幕が出て一瞬で周りが煙に包まれる。
そして煙が晴れた頃。デスニンジャの姿はそこには無いだろう。
刀も放置されている。もっとも刀は固有のものではないので足がつかないだろうが。

/お相手ありがとうございました〜見事な鉄山靠でした。八極拳は最強!
988 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/26(日) 23:23:13.30 ID:OMkatmaWo
>>987

「まったく…」

 煙幕を撒かれ、逃走を図る暗殺者に対して深追いは避けるイムカ。
 あの手合いは当然、逃走に関しても準備を怠らないであろうし、
 護衛対象もいる現状はそも、その選択肢は最初から論外ですらあった。

「刀は手に入ったが、質は良いがそれだけか。ここから辿るのは無理だな」

 専用装備にこだわる手合いもいるが、実は数打ちは数打ちでメリットが大きいことも知っている。
 替えが利かない装備は失ったときの被害もそうだが、追跡リスクなど色々と難儀を抱えるものだ。

【刀を腕から引き抜き、止血スプレーをぶっかける。とりあえずの応急処置】

「一応、運びはするが、さて、実際証人は生きて証言できるものかな」

 イムカは嘆息をつくと、残った車両に保護対象を放り込み、
 無事、護衛任務を終えるのであった。

【なお3日後にこの証人が死体で発見されるニュースをイムカは耳にすることになるが、
 その時にはもう手から離れたものとして、さして関心を示す事はなかったそうな】

//おつかりおん!!
989 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/27(月) 21:09:51.65 ID:W3b+fFDno
【スプロール:カノッサ・テクノロジー社アーコロジー】

「CEO…スプロールにおけるエーカーの残存勢力の排除も9割方完了デス」
「ふむ、ご苦労様」

 アーコロジー…すなわち企業の中でも最上位に位置する数社のメガコーポのみが所有する、
 完全環境都市にして、支配の象徴そのもの。スプロールにあっては神棲まう天上に等しい。

「しかし、連中の死霊術とプラントは境界に流出。各世界で災厄の芽となっていマス」
「それはそうだろうね。境界が撓んでいる現状、世界を経てもなお、もはや波紋は広がるばかりだ。
 まあ…そちらは放っておくといい。我が社はあくまで営利を追求するためにある。正義の味方にはなれんよ」

 その世界の自浄作用なり、修正力に期待する。
 それが叶わぬならば…滅びるだけ。自然の摂理でもあり、酷薄な見方ともいえる。

「それに越境者の諸君もいるだろう。案外、彼等がなんとかするかもしれない。
 私も彼等との良好な関係は維持したいから、協力ならば考えないでもないがね」
「越境者…まるで世界の免疫デスね。巻き込まれる当事者はたまったものじゃあないデショウけど」

 CEO…ヨブ・バロウズの言葉にクローントルーパーα-12はやや呆れたような口調だ。

「結局なんなんデショウ。越境者って?」
「さあ、その質問は無意味に過ぎるとしか言えんよ」

 重金属酸性雨に濡れてなお、スプロールの夜景は美しいものだった。

 −−−−−−−−−−−

【ところ変わって、神話世界:エリュシオン】

 昨今、様々な奇妙な事件が続発しているこのファンタジー世界。
 トラブルの種jは絶えず、冒険者ギルドも大繁盛・死亡者大量・冒険とスリルを餌に人材獲得に必死!!

「………」

 そして、ただいま依頼書掲示板とにらめっこしているのはイムカ・グリムナー。
 ファンタジーな世界にあっては、D級(黒鉄級)にして、≪惨劇≫の二つ名を持つ越境者である。

【二つ名の由来は、簡単な木の実の採取が何故かグリフォン退治に発展したり、
 とにかくこの女が関わると物事が酷くオーバーになっていくというはた迷惑な性質からである。実にアレである】
990 :氷室初【氷結鬼】[saga]:2017/03/27(月) 21:18:42.84 ID:PVwlzl270
>>989
「やれやれ、今日は厄日らしい」

同じ依頼書掲示板を眺める黒衣がそんな言葉を漏らす。ただし、その黒衣は人間ではない。
人外、その中でも非常に強大な力を有し血を啜る存在だ。
溜息を吐きながらにイムカを見る彼女は、諦めがついているらしい。
小さな依頼から、どうせ変なことに巻き込まれる。
情報に疎くはない人外は依頼が長引くことを悟っていた。
991 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/27(月) 21:23:28.77 ID:u6sU/9qt0
>>989-990
「うーん、うーん……」

そんなふたりの隣、ちんまり少女が掲示板を前にうんうん唸る
ちらりとイムカ達の方を、いかにも手馴れていそうなふたり組の方を盗み見たりしている

因みに少女側からはイムカと氷室がそれだとは見抜けていないが、恐らくふたりからすれば少女の出で立ちは世界的に見てやや異質であろう
明らかに別世界のTシャツとジーンズ、それに紫紺の派手派手外套というなんともアレなスタイルなのである
992 :シャドウリップ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/27(月) 21:23:35.32 ID:3IG5qmNl0
>>989
まじまじと掲示板を眺めるイムカの隣にふらりと黒衣を纏った少女が現れる。
それは以前酒場で出会った魔法少女、大鎌と黒衣の死神少女シャドウリップ。
彼もまたこの世界で金策の為に依頼を受け、仕事を遂行する身である。

「おん? あぁあんた、ちょっと前に酒場であった人じゃねぇか」
「どうしたんだ? お気に入りが見つかんねぇのか?」

軽薄な態度で話しかける。本来こう言う場所に集まるのは真面目な人間ばかりの筈だが、時たま彼のような珍妙な人物も紛れている。
得てしてそう言う人物の方が一癖二癖ある分面白かったりもするのだが……
993 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/27(月) 21:32:43.80 ID:W3b+fFDno
>>990

「厄日とはなんだ厄日とは…木の実採取も上手くいったじゃないか」

 言いながら、取り分だと、胴貨数枚が入った革袋をポーイ。
 パーティーを組む以上、分配はきちんとだ。

 −−−−−−
 【なお、木の実採取の様子】

「私が抑えているうちに始末しろ!!」
「GYAAAAAAAHHHHHH!!」

 グリフォンが口から毒血を撒き散らしながら羽ばたこうとしている。
 イムカがパワーアシストを全開にした剛力で足首を掴んで飛翔を阻止しているからだ。

「GYYYAAAAAAAA!!」
「木の実採取だぞ!毒塗れにされては依頼失敗なのだ!」

 −−−−−−−

>>991-992

「うーんうーん…んっ?」

 ユノと二人して掲示板を睨んでいたところに、スプロールで見たランナーが声かけしてきた。
 別の世界で出会う?ああ、越境者だったのか。

【注)スプロールでは越境者は周知の存在して認識されている】

「ああ、ちょっと面白そうな依頼があってな。そろそろ懐も寂しくなったし――」

 手を伸ばそうとしたところで、たぶん、ユノとブッキングすることになるだろう。
 要するに同じ羊皮紙を引っつかんだ的な。

「んっ?」

【さてさて、そうなるとどうなる?いち、取り合い。に、一緒に行こう】
【んで、こんな珍妙な絵面を見ちゃうと、シャドウリップ=サンは首と突っ込みたくなる?ならない?】
994 :ひいらぎ[sage]:2017/03/27(月) 21:39:14.82 ID:+HEfoDYDO
>>989
ほむ…なるほど。 で、今日のいむか殿の尻の具合はどんな物かの、と!

【掲示板とにらめっこするイムカ氏の背後から黒髪ロングの少女が臀部に向かって手を伸ばし触ろうとする】
まぁわし(一応)子供じゃしまさか射殺されたりとかはせんじゃろ仲間だしのう…もう少しで手が届くか…???
【浅はか事を考えつつ】
995 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント[saga]:2017/03/27(月) 21:39:21.01 ID:u6sU/9qt0
>>993
「うーん、うーん……あっ」

手と手が触れ合いサッと手を引く
この辺のウブさなんかも結構逆に新鮮なのかも知れない
→常ならば我先にと取り合いに発展してもおかしくはない

「……すみませんでしたっす」
「あのぉ、もし余裕があったらでいいんっすけどぉ……」

ご一緒させて貰えませんか、と一同に
多分金銭的にそこまで逼迫している訳ではなさそうである
996 :シャドウリップ ◆Ej7mfs3xVw2017/03/27(月) 21:44:15.41 ID:3IG5qmNl0
>>993
「はーん、成程ねぇ。世界渡って働いてても懐が寂しくなるもんなんだなぁ」
「……そうさなぁ……よし、俺もそれ行くかな」

かたや少女、かたや将校。水と油のような存在が同時に手に取ったその依頼、折角だから――考えるのが面倒でもある――自身も同行しよう。シャドウ院。
はてさて依頼はどんな内容か……まぁとりあえず引っ付いて行けば良いだろう。

「良いかね? なに、足でまといになるつもりはねぇよ。頼まれ事なら可能な範囲で何でもしてやる」
「魔物の首狩りは得意だぜ?」

そう言うと背に携えた大鎌を親指で指した。
997 :イムカ・グリムナー【最善への希求】>>390[saga]:2017/03/27(月) 21:45:34.17 ID:W3b+fFDno
>>994-995

「ちなみに私は非常に金銭的に逼迫している」

 木の実採取でも見事に赤。テクノロジーの恩恵薄き世界では、
 イムカの金運は非常にザンネンなことになっている。

【と、不敬を働いたひいらぎを縄で縛り、天井から吊るしながら返答する】

「が、一緒に行こう」

 と、言うか冒険者らしからぬ控えめに過ぎる姿勢というか、
 格好からして越境者だろうなというか、もっといえば世慣れしてなさそうでお節介が発動しているというか。
998 :氷室初【氷結鬼】[saga]:2017/03/27(月) 21:46:45.03 ID:PVwlzl270
>>991-992
「やあやあ、見慣れない顔だね?キミもまたこの災害の知り合いかい?」

ゆらりと現れた軽薄な死神へと声をかける初もまた場から浮いている。
この世界にそぐわぬ黒いコートなどの格好だけではなく、だ。
そもそも人ではない、このの誰とも違う存在であることは重々承知しているのだろうか。気にしている様子はないが。

「ところで、そこのキミ。そうだ、派手な外套のキミだ。
キミもまた、よそ者だったりするのかな?」

だから、こんな風に全く知らないよそ者にも気軽に声をかけられる。
明らかな異質であるがために、外れた行いに躊躇がないのだ。
>>993
「うまくいった、たしかにそうだ。結果だけ見ればだがね。」

例のグリフォン退治については思い出したくもない。本当にひどい目にあった。
そんな思い出を無理やり引き出されて頭痛が起こるのを感じながら革袋をキャッチ。
なんだかんだで、同行はするようだ。
999 :ひいらぎ[sage]:2017/03/27(月) 21:50:55.03 ID:+HEfoDYDO
>>997
ちなみにわしも今非常に逼迫した状況下にあるのじゃが…トイレ行きたいからおろしてくれぬかの…
【ミノムシのような状態で天井から吊るされて涙目になりながら】

まったくこわいおねーさんじゃ…おちおちセクハラも出来ぬではないか…
【何やら勝手な事を呟く少女】
1000 :ユノ・ダルク【ヴァー・ヴィクティス】E.ぶかぶかマント2017/03/27(月) 21:53:48.27 ID:u6sU/9qt0
>>997-999
「本当っすか、ありがとうございますっす」
「えーっと……よそ者……そうっすね、遠くから来ましたっす」

なんだか賑やかな一団だなぁなんて思いつつ
そしてふ、と思い出したようにぺこりんちょと頭を下げる

「私はユノって言いますっす、よろしくお願いしますっす」

現時点、まだこの場の大半が越境者であることに気がついてはいない
そして次スレは>>982である
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 ,.――――-、
 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   【呪いのパーマン Ver2.0】
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