517:以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(北海道)[sage saga] 2021/01/11(月) 22:19:21.30 ID:Tl1oSwdFo ディスクレビュー: When I Die, Will I Get Better? / Svalbard|3LA|note https://note.com/3la/n/n7e486c3cab27 SvalbardはHolyRoar Recordsの1バンドとして登場してきたイメージはあるけどメタルシーンよりもハードコアシーンからも支持を得ていたバンドだったと思う。初期HexisやBirds In Row等をリリースしているフランスのSwarm Of Nailsや、USからネオクラストシーンを支えたHalo Of Flies(R.I.P)といったレーベルがリリースに絡んでいたんだけど、3LAで入荷するきっかけもHalo Of Fliesだったしそういう流れで入っていった人も多かったと思う。ここ日本においてはTokyo Jupiter RecordsからCDがリリースされそれが結構な枚数売れていたのも大きかった印象がある。来日公演ではその高い表現力をみせつけると同時にバンド持つ文脈、メッセージ性的なところでは日本でのファン層の受容のされ方にも未だ大きなギャップがあることを視覚化してしまったバンドでもある。だけど、そういったことも含めて彼女たちはどんどん大きなフィールドで勝負していくようになっていって、フェミニズム的なところでもシーンの風向きを変えていくようなバンドだなと思ってる。実際変えて来たと思うし。
めちゃ前置きが長くなってて申し訳ないんけど、だからこそ思うんだけど「メッセージ性が正しいからといって作品が素晴らしい」というロジックにしてはいけないなと感じてて、そこにある音が重要。『When I Die, Will I Get Better?』は前作以上にシューゲイズな要素が強調され、メタルのフィジカルよりもポストロックの精神的な部分に寄って行った作品になった。そして同じく2020年にリリースされているenvyのバイブスにもかなり近い作品になっている。2010年代の流れに感じていたハードコア、ネオクラスト的な流れからどんどん距離が出来ていたんだけどそこから一気に引き離したような作品になっていて、言ってしまえばめちゃポップ?になった。強烈なサウンドで叩きつけるような怒りやパッションを発散させていた音が内向きに変化した。これまでもずっと続いて来た動きだけど2010年代の終盤は特にシーンにもポリコレ軸が強くなっていったように思えたけどSvalbardはその文脈に沿うならば一番美味しいところにいたバンドかもしれない。だけれど彼女たちはそこに安易にのっかった作品にはしなかった。それがこの作品のキーだと思う。
(※一部抜粋)
r‐v‐、 '、,..ノ、.,_ r‐.''ア '^`''‐x、 V''7 r _{ .!_j 'ミ / `:|.{ W'、 i/lスij r:'′ .i{ '{.O ` O } / ! 結構困惑させられてしまった『When I Die, Will I Get Better?』ですが 八 }゙゙_〈〉 ゙゙゙.} .イ 1 この辺りを意識した上で聴き直せば色々腑に落ちつつ納得出来るのかなと… i >'´ }'f^ヾ../.i | そういう意味で参考資料として大変ありがたいです j./ {/'{ Y1.i l それから『「メッセージ性が正しいからといって作品が素晴らしい」というロジックにしてはいけない』というのも本当に大事なポイントですね ‖ ..|r7 1Y.. i ちゃんと音楽作品として優れた部分があるかどうかをまず優先して評価するべきでしょう .fイ _イ'ヲx:.. | i、 1 当たり前のことなんですけど今一度意識しておきたいです ‖=ニシnk:*::. ゙ Y.... l, / {._,ィ'ニニニ入_*::=リ:. .. '、 ./ .j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::Y.. ヽ.. ヘ .ノ _,:‖::.::>‐'^::.:.:.:.:.:}.ヽ \ヾ、