わしの波動球は百八式まであるぞのラジオドラマ作ったけど
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20:名無しNIPPER[sage]
2025/11/12(水) 22:45:26.86 ID:crwodDnm0
スバル「……なぁ、カズマ。仮にだ、アインズ様がこの“学校空間”に本気で干渉してきたら、どうする?」
カズマ「逃げる」スバル「早っ!」
カズマ「そりゃそうだろ。相手、死の支配者だぞ。俺たちRPGで言ったら最終ボス。挑むとか正気じゃない」
スバル「……でも、逃げ場がないとしたら?」
カズマ「その時は、“利用されるフリ”をする。従うフリをして、最後の最後で逃げ道を作る」
スバル「……結局さ、俺たちが出来ることって、“見ないようにしながら動く”ことだけなんだよな」
カズマ「そうだ。真実を知ったって、使えない。戦えない。でも、知らなかった頃には戻れない」
スバル「それが、一番キツい」
カズマ「ナザリックの連中も、もしかしたら“守ってる”のかもしれない」
スバル「……どういう意味だ?」
カズマ「俺たちみたいな凡人が触れちゃいけないモノに、触れないようにしてる。だから脅威なんじゃなくて、“壁”なんだよ」
スバル「……あぁ。つまり、向こうは向こうで“線引き”してる、と」
カズマ「そう。俺たちはその外でバカやってりゃいい。それが、最善の防御」
スバル「皮肉だな……“平和”ってのが、一番怖い奴らの掌の上にあるなんて」
カズマ「平和ってのは、誰かの独裁で成り立ってんだ。俺たちはその下で笑ってりゃいい」
カズマ「ああ、“何も知らないフリを続ける”」
スバル「演技だろうが何だろうが、それでこの日常を守れるなら、俺はやる」
カズマ「俺もだ。どうせこの学園、まともに卒業できる気もしねぇしな」
スバル「……なぁ、カズマ。もし俺たちの“演技”が通じなくなったら?」
カズマ「その時は――」スバル「その時は?」
カズマ「俺たち二人で、笑ってやるさ。『バレたな』って」スバル「……あぁ、それなら悪くねぇな」


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