376:1[sage]
2009/11/14(土) 15:18:49.95 ID:eRM0uLAo
門番1「何も用意していないのなら、お引取りを・・・」
ムシキリ「門番さん、こいつじゃだめかね?」
377:1[sage]
2009/11/14(土) 15:19:09.91 ID:eRM0uLAo
男「よかったのか」
ムシキリ「ああ。大丈夫だよ。・・・どうせ、その内消えてしまうさ」
男「あ、そうか。あれはそういうものだったな」
378:1[sage]
2009/11/14(土) 15:20:21.87 ID:eRM0uLAo
?「――あら、いらっしゃい。随分変わった方がいらっしゃったと思っていたら、なんだ、同類なの」
男「銀糸の髪に、白い肌・・・ね、なるほど。あんたがむしくいさまか?」
むしくい「そうよ。わたしがむしくいさま。病を食べる、ありがたい存在よ」
379:1[sage]
2009/11/14(土) 15:20:55.68 ID:eRM0uLAo
むしくい「まぁ・・・そんなことまで知っているの。それはいけないわね。
あなたがた、病にかかっているわ。特に、見るからに弱そうな貴方」
ムシキリ「だれがよわそうだ!」
380:1[sage]
2009/11/14(土) 15:22:29.53 ID:eRM0uLAo
ムシキリ「きさまああああああああ!」
むしくい「あらあら。ほんとうに、病気ね。貴方、変な体だわ。まるで呪われているみたい。・・・でも、こころはとっても美味しそう」
男「よかったな褒められたぞ」
381:1[sage]
2009/11/14(土) 15:23:35.45 ID:eRM0uLAo
むしくい「ずいぶん積み重なっているのね、複雑。ほんとうに、おいしそう。 ・・・ね、病を取ってあげるから、食べさせて?」
ムシキリ「・・・悪いが、これは病気じゃなくて呪いなんだよ。・・・とにかく、心喰い蟲は許されない」
むしくい「あらあら。何を世迷いごとを言っているのかしら。
382:1[sage]
2009/11/14(土) 15:24:16.88 ID:eRM0uLAo
むしくい「それに、あなただってゆるされないものだわ。呪言道は忌むべきもの、捕まえられて、四肢を引き裂かれちゃうわよ?」
ムシキリ「知っている。だが、私のことはどうでもいいだろう?今は、自分の身を案じたほうがいいのではないか?」
むしくい「そうね」
383:1[sage]
2009/11/14(土) 15:24:49.31 ID:eRM0uLAo
384:1[sage]
2009/11/14(土) 15:25:39.79 ID:eRM0uLAo
ムシキリ「はぁ・・・やっぱりここでもなかったな。"神"を辿れば見つかる筈なんだが」
男「お前に呪いをかけた奴か」
ムシキリ「俺の呪いは自分でかけたんだって。・・・知り合いの、心を喰らった奴だ」
385:1[sage]
2009/11/14(土) 15:26:22.87 ID:eRM0uLAo
男「ごくん。・・・よし、食い終わったぞ」
ムシキリ「口元ぐらい拭えよ・・・・。まぁ、いい。行くか。長居は無用だ」
男「次の村にもいるといいな。そしてはずれだといい」
744Res/234.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20