39:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 05:53:11.64 ID:qaJnyMDO
放課後。
部活が長引いてしまって俺は走っていた。
原因となる面倒事を押し付けてきた部長を呪いながら急いで駅に向かう。
40:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 05:55:45.40 ID:qaJnyMDO
悲しそうだと思った。
後輩「先輩」
41:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 05:59:48.00 ID:qaJnyMDO
後輩「先に帰ってくれてよかったのに」
先輩「何を言う。もう夜だぞ、君が危険だ」
後輩「普通は貴方が危険ですよ」
42:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:02:12.73 ID:qaJnyMDO
先輩「とりあえず帰ろう。あまりに遅いと叱られてしまう」
後輩「先輩独り暮らしじゃないですか」
先輩「そうだった」
43:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:05:29.51 ID:qaJnyMDO
先輩「ああもう家に着いてしまった」
後輩「そうですね」
先輩「…さよなら」
44:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:08:22.57 ID:qaJnyMDO
先輩「あ、それと明日からは待たなくていいぞ」
後輩「え」
先輩「先に行っててくれ。暫く行けないから」
45:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:12:23.80 ID:qaJnyMDO
そして。
後輩「さすがに心配だな…」
そういうことで、俺は先輩の家の前にいた。
46:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:14:21.09 ID:qaJnyMDO
後輩「けど、鍵がかかっていたらどうしようもないな」
その時は帰るしかないなぁと考えながらドアノブを回すと、簡単に開いた。
後輩「無用心だなぁ」
47:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:17:02.16 ID:qaJnyMDO
玄関で靴を脱ぎ、奥へと進む。
なんだか甘い香りが鼻を擽るのだけれど、先輩は甘党だったからそのせいだろうと思い込むことにした。
多分このとき気づいていたのかもしれない。
48:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:18:24.24 ID:qaJnyMDO
目の前に現れた扉を開ける。
すると、
後輩「…………え、?」
49:名無しA雑民[sage]
2009/10/02(金) 06:22:17.69 ID:qaJnyMDO
天井まで高く伸びている桜の樹。
部屋中に花びらが散っていて。
もう寒く北では雪が降っているかもしれないというのに、ここだけ春みたいだった。
後輩「……」
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