295:名無しA雑民
2023/06/05(月) 22:17:19.86 ID:CWB5AluW0
1月は正月明けの静けさがさびしい。
2月は日足が長くなって春近しと感じるがまだまだ寒さ厳しくさびしい。たまに訪れる暖かい日と漂う梅の香りが、さびしさを3月のピークに向かわせる。
3月は別れや変化の季節。もろにさびしい。さびしさのどん底。弦楽のためのアダージョでいうと低音がなくなってバイオリンの高音だけが断末魔のように響く部分。親しい人の死でいうと救急車を呼んでから骨壷に収めるまでの部分。
4月は新生活にみんながいきいきとする中、私だけその空気感についていけず昨年度までの世界にひとり取り残された感じでさびしい。イルカの世界。3月に引き続きさびしさのどん底。弦楽のためのアダージョでいうと低音が再び入ってきてから完奏まで。親しい人の死でいうと葬式が終わって静かになってからの一年間。
5月は若葉とみんなの楽しく充実した顔のきらめきがまぶしい。それと自分を対比してしまい、さびしい。
6月はどんよりした空が孤独の不安をあおり、また、定期演奏会を最後に卒部でぽっかり心に穴が空いた日々を思い出してさびしい。ただ、5月よりはマシ。一年で3番めにマシ。
7月は夏コンクールに向けてみんなで一丸となって頑張ってた若き日々を思い出してさびしい程度。一年でいちばんマシで、なんとか生き延びられそう。
8月はお盆前のみんなが故郷へ散っていく空気感と、お盆明けの静けさ、特に24時間テレビの醸し出す夏の終わりの雰囲気がさびしい。井上陽水の世界。
9月は「私が子供の頃は9月はもっと涼しくて稲穂の中を自転車で突っ切るのが気持ち良かった」と思い出してさびしい程度。7月とともに一年でいちばんマシ。
10月はやっと秋が訪れたものの快適な日々は数日で終わり下旬の寒さは冬そのもの。「昔より秋が短くなってしまった」と嘆いてはさびしくなる。
11月は文化祭で役割を履き違え空回りし全うできず責められた日々を思い出し「私の人生の失敗はあのころすでに表面化していたのか」と実感しさびしくなる。
12月はコロナ禍で人通りのない街の中、忘年会・クリスマスパーティー承りますだのの幟がただただむなしくさびしい。ちなみにコロナ禍前もクリスマスや忘年会の賑やかな雰囲気と自分の孤独を対比してそれはそれでめちゃくちゃさびしかった。また、年末のみんなが故郷へ散っていく空気感もさびしい。
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