3:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします(千葉県)
2016/11/17(木) 09:43:43.05 ID:gn92tf2a0
プロローグ
星に手が届きそうな満天の星空。
草原で見上げている私と幼馴染の二人。
少し強い夜風。
長い黒髪を軽く抑えながら、幼馴染は微笑む。
「いつかけっこんしようね」
これは夢だという自覚。
出来る筈がないと。
心はとても冷めていて、頭では強く否定するのに。
「うん、いいよ」
お構いなしに幼い私は無責任な約束をする。
この頃から遠い未来を生きる私。
色んな事を知って。
出来る事と出来ない事がべったりと「常識」という形で染み付いて。
思いのままに振る舞うはもう不可能だ。
指を絡める二人。
無垢な笑顔。
それを無感情に。
遠くとも近くとも分からない距離から眺めている。
いつか夢は覚める。
諦めた願い。
でも、もし。
今でも叶うというのなら。
この願いに私は手を伸ばすのだろうか?
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