過去ログ - 上条 「不運と幸運、不幸と…何だ?」
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309:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]
2010/11/25(木) 20:39:47.02 ID:qu3/xdY0
「ほれ、着いたぞ」
面会時間の終わった病棟に忍び込み、目的の病室へと身を滑らす。
明かりのついていない室内は、すでに日が暮れていることもあって、窓から入るわずかな街灯の光だけが頼りだ。
「いや、さすがカミヤン。
伊達に何度も入院してないにゃー。
まさに、かって知ったるなんとやらってやつゼヨ」
そう、土御門(の本体)が今寝かされているベッドは俺とも縁深いものだ。
「わざわざ忍び込まなくても良かったんじゃないか?」
自分の本体がどうなっているのかを見たい、という土御門の頼みを聞いてここまで来たものの、この暗さでは寝ているのが

誰かさえ判別するのが難しい。
「いいや、カミヤン、夜でなくちゃ駄目なんゼヨ」
それに・・・ こんな姿で舞夏に合う訳にもいかないにゃー、と苦笑じみた声をだす。
「カミヤン、占星術って知ってるか?」
ん?星占いのやつか?何座の人は今日はラッキーみたいな?
「それも間違って無いんだけどにゃー」
そう言って、魔術用語を並べ始めた。
いや、まってくれ、全然わからん。
「いいか、カミヤン。
魔術ってやつは、多かれ少なかれ星の影響を受けるもんなんゼヨ。
いってみれば、占星術ってのは、魔術の基礎学科みたいなもんだにゃー」
まてと言ってるのに始まってしまった。
大体、なんで急に星占いの話なんか・・・
「にぶいな、カミヤン。
今回の相手は占星術師だって言ってるんゼヨ?」


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