過去ログ - 垣根「いい加減返事をきかせろ、原子崩し」麦野「黙れ」
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16:名無しGEPPER[sage]
2010/05/31(月) 21:26:13.97 ID:.CG2gec0
――

一昨日の朝のこと。
眠たい目を擦りながら教室の扉をあけると、友人たちがいつものように馬鹿騒ぎを繰り広げていた。
足窓側の後ろの席――我がクラスの不幸の避雷針、上条当麻が陣取っている席の周りでワイワイと騒がしくしている。
騒ぎの中心地に足早に向かうと、浜面は集団の中に割って入った。


「オマエら、なーに気持ち悪い顔して騒いでんだよ」

「おう、浜面。おはようだにゃー」

「おっす。土御門」

「ヌフフフ、実はですね! ようやく上条さん達にも春が到来しそうなんですよ!」

「そーなんや! 僕らにも女神様が微笑んでくださったんやー! うはーっ!」


浜面に「おはよう」と言ってくれたのは土御門元春だけだった。
金髪にサングラス。何故が学ランの下にけったいなアロハシャツを着ている土御門は、他の2人を冷やかな目で眺めていた。
浜面と同じくらい背丈の大きい青髪ピアス(本性不明)と黒いツンツン頭がトレードマークの上条が、朝っぱらからテンションMAXではしゃいでいる。
キャッキャッと恋バナの話しに花を咲かせる女子高生の振る舞いにも似ているが、野郎共だとこうも吐き気をもよおす光景になるのか。
彼らは童心にでも帰っているのだろうか、と浜面も遠い目で2人を見た。



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