過去ログ - 美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」2
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983:名無しGEPPER[saga sage]
2010/07/14(水) 23:45:43.54 ID:FjTKXhU0
上条「今までお前、白井たちと色んな事件解決してきたんだろ? さんざん言ってたじゃねぇか。グラビトン事件、レベルアッパー、スキルアウト、ポルターガイスト……。お前らが動いたことで助かった人がたくさんいるんだ。そこら辺の偽善者より何百倍もお前は世の役に立つことしてる……」

美琴「………でもそれでも私はあんたには遠く及ばない……」

上条「数は関係ないさ。お前に感謝してる助かった人はたくさんいるのは事実なんだ……」

上条は美琴の小さな肩を支えながら、なるべく早く道を歩く。

上条「な?」

美琴「………………」

上条「御坂妹も、カエル顔の先生も、木山先生も、寮監さんも、全滅した20人の妹達や黄泉川先生の部下の警備員たちも、みんなお前らが無事に『外』に脱出出来るのを願ってた。だから、その想いをフイにしちゃ駄目だ……」

美琴「…………あんたは?」

上条「ん?」

美琴「…………あんたもそうなの?」

上条「当たり前だろ。今更何言ってんだ」

上条は微笑みを作る。

上条「それに……」

美琴「?」

上条「お前は、俺にとって大事な人間だから………」

美琴「!」

上条「だから美琴………お前だけは絶対に俺が守ってやる……」

美琴「………っ」

上条「安心しろ。命に代えても、お前は俺が守る」

上条は美琴の目を見据え断言した。

美琴「………………当麻」

上条「……………………」

歩きながらも、美琴と上条は至近距離で数秒ほど見つめ合っていた。

一方通行「おい! こっちだ!!」

と、その時、一方通行の声が聞こえた。


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