らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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こなたの旅Q-2 2/7
[saga sage]
2013/12/31(火) 13:41:13.23 ID:JRuehyPV0
少し遅れて出たけど神崎さんの家には午前中には着いてしまった。きっと誰よりも早いに違いない。家の周りには私の車以外停まっていない。
寄り道をして時間を潰しても良かったかもしれないけどそんな気にはなれなかった。いつも待ち合わせの時間に遅れる私がこんな時には一番だなんて。
玄関の呼び鈴を押した。
ドアから出てきたのは神崎さんだった。正子さんがいつも出てきたのに。
あやめ「……泉さん、早いじゃない、貴女が一番、他に誰が来るの」
こなた「さぁあ、分からないよ、少なくとも柊夫婦と小林夫婦以外は来ると思う」
あやめ「ふふ、聞いていないのか、貴女らしいと言えばそれまでね、入って」
家に入ると私は辺りを見回した。神崎さん以外の人の気配を感じない。
こなた「正子さんは?」
あやめ「母は用事があって出かけている、これからの会合の話は誰にも聞かれたくないから好都合」
自分の母親にも話せないだなんて……とは言え、私もお父さんに話していないか。
こなた「ふ〜ん、わざわざそれに合わせたんだね」
あやめ「いや、偶然、でも母が居たなら別の場所でするつもりだった」
こなた「あの神社でするつもりだった?」
あやめ「その通り、さすが……居間で休んでいて、お茶を入れてくるから」
こなた「う、うん……」
この人、正子さんが居ないのは本当に偶然なのかな。
まぁ、本当にそうだとしても正直にはなすなんて事はなさそうだ。彼女の本当の目的は何だろう。
それはこの前の私達だけの会合で話し合った。結論は出なかった。それはそうだ。他人の思考なんて分かるわけがない。だけど今なら分かる。直接聞けばいい。
神崎さんがお茶を持って居間に入ってきた。
あやめ「まさか泉さんが一番に来るとは思わなかった」
こなた「まぁ、学生時代は授業も遊びも遅刻の常習犯だったけどね」
神崎さんは笑いながらお茶を私の前に置いた。
あやめ「へぇ〜それは初めて聞いた、今の貴女からは創造も出来ない、社会人になって変わったのかしら、それとも田中さんの教育のせいかしら」
かえでさん……
そういえば入院してから一回もお見舞いに行っていなかった。つかさの話では近々退院するって言っていたっけな……退院してもお腹が大きくなってきたから
レストランの仕事は当分できそうにない。だから今後もつかさが手伝ってくれるって……
あやめ「泉さん?」
こなた「えっ、あ、ああ、そ、そうだね、かえでさんが厳しかったのは確かだよ、うんうん」
退院すまでにお見舞いにいけるかな……なんてらしくない事を思ってみたりする。
こなた「それより、私の知らない間にかがみの写真をよく撮ったね、あの効果は絶大だった、かがみが参加を諦めるなんてよっぽどだよ」
神崎さんは少し考え込んだ。
あやめ「ああ、あれね……あれはたまたま泉さんの様子を見に行ったらその場面に遭遇しただけ」
こなた「それに尾行されていたなんて、やっぱりかがみは有名人なんだね」
神崎さんは目を閉じて微笑んだ。
かえで「尾行……ふふ、小林さんは最初から尾行なんかされていない」
私は耳を疑った。
こなた「……え……まさか嘘をついて……」
あやめ「敏腕弁護士なんて言っている割にはこんな簡単な手に引っかかるなんて、たいしたこと無い、妹の柊さんもそう、少し脅しただけですぐ引っ込んでしまう弱虫、
つまり腰抜け姉妹、貴女も大変ね、こんな姉妹のお守りをしないといけないなんて」
いくらなんでも酷い。ここまで私達が、いや、つかさやかがみがどんな想いでここまで来たのか。
『ばかにするな〜!!!』
そう叫ぼうとした瞬間だった。脳裏に神崎さんがつかさの手を強く握った場面が浮かんだ。
同じだ……私を怒らそうとしている。私は怒鳴るのを止めた。
あやめ「……どうしたの、何か言いたいことはないの、それとも何も言えないの、貴女も腰抜けだったのかしらね、類は友を呼ぶとはよく言ったもの」
追い討ちをかけるような罵声。理由は分からないけど神崎さんは一人で解決しようとしている。それが分かった。それが分かってしまえば何も怒る気がしなくなった。
それどころか健気に思ってしまう。
こなた「ふふ……」
私が笑うと神崎さんは驚いた表情を見せた。
あやめ「な、なにが可笑しいの……」
こなた「私を怒らせて帰らせるつもりでしょ、私が帰って他の人にも同じような事を言って怒らせて帰らせるの?」
神崎さんは更に驚いたのかそわそわしだした。
あやめ「怒らせるって……本当の事を言ったまでで……」
こなた「こう言うのを何て言うのかな、ツンデレともヤンデレとも違うし……」
あやめ「ツンデレって、ふざけないで、私は本気で……」
私は首を横に振った。思い出した。神崎さんの今までの行動を。
こなた「もういいよ、確か前にも言っていたよね、一人でしたいとかって、分かっちゃった、つかさの時やかがみの時もそうだった、私の時も資料室の直前で別れたでしょ」
神崎さんは苦笑いをした。
あやめ「……あからさま過ぎたかしら」
こなた「もうばればれ、私には効かないよ」
伊達にホール長やっていない。お客さんの顔色を見て時には先を読まないといけないからね。神崎さんの場合声に感情が入っていなかった。
あやめ「……そのようね……」
こなた「なんでそんな事をするの?」
あやめ「それは私情的なものだから……これ以上巻き込みたくなかった、それが理由」
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