らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
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こなたの旅Q-2 6/7
[saga sage]
2013/12/31(火) 13:46:36.52 ID:JRuehyPV0
ひよりが来てから30分もしない内にメンバーは全て揃った。
私にみゆきさん、ひより、佐々木さん夫婦……神崎さんを入れて5人が集まった。
一番驚いたのはいのりさんが来た事。すすむさんは来るのは分かっていたけどまさかいのりさんまで来るとは思わなかった。彼女はすすさんの参加するのを反対していた。
すすむさんはこの地球に来る時のパイロットだったって話は聞いたけど……いったい何があったのだろう。
あやめ「時間が来たようね、もう参加者はいないとします」
神崎さんは皆を一人、一人、見回した。
あやめ「……これから話をするのはとても危険な話、下手をすれば犯罪者になるかもしれない、その覚悟は出来ていると判断してよろしいですね」
こなた「それはこの前いったじゃん、みんなわかっているよと思うよ、私は覚悟できてるよ」
他の皆も頷いた。
あやめ「そうだった、でもやるからにはそんな事にはならない様に万全を尽くすつもり、皆もそのつもりでお願いします」
皆は頷いた。
こなた「それで、今回の最終目的は、真奈美さんの救出、それともメモリー板どっちなの」
あやめ「……真奈美の救出を最優先にしたい」
ひより「あの、メモリー板の大きさはどのくらいですか?」
すすむ「名刺より少し大きいくらいだ、重さは1グラムあるかどうかだ」
ひよりは少し考えた。
ひより「するとスマホくらいの大きさ……真奈美さんは人間になっていると仮定するとどう考えても救出の方が難しいっス……どうやって隠して脱出するか……」
すすむ「仮に彼女が生きているとしたとしても人間になっている可能性はないだろう」
ひより「……どうしてです、現にすすむさんだって人間になっているじゃないですか?」
すすむ「この地球に死ぬまで居ると決めるまではそうはしない、彼女を監禁するような人間しか回りに居ない環境で人間になるなんて在りえない」
ひよりは腕を組んで考え込んだ。
こなた「真奈美さんがお稲荷さんのままだったら隠すのは難しくないよ、狐になれば犬用のキャリーバックを持っていけば誤魔化せると思う」
『パン!!』
ひよりは片手を握ってもう片方の手を叩いた。
ひより「それはいい考えじゃないっスか、どうです皆さん?」
皆は何も言わない。
こなた「でもね〜あの貿易会社の25階って言っても1フロワーで何店舗も入れるような大きな場所でどうやって真奈美さんを探すか……」
すすむ「メモリー板を真奈美が解読しているとしたら正常に動作していると考えていいだろう、それに真奈美もメモリー版の近くにいるのは想像つく……私を連れて行くががいい、
あのメモリー版は私の脳波で3メートル以内ならリンクできる、人間になっていても私は私、脳波は変わらないからな、近くに在れば直ぐに分かるだろう」
こなた「ん〜でもね、どうやって潜入するかが問題だよ、私の時みたいに一般人は入れないみたいだしね……」
私はチラっと神崎さんの方を見た。それに神崎さんは気づいたようだ。
あやめ「そうね、泉さんの時のような分けにはいかない、無理に行こうとすれば直ぐに気づかれてしまう……」
皆は黙ってしまった。
あれ、おかしいな。神垣さんは何か策があるような感じだったけど。なんで話してくれないのかな……
ひより「あ、あの〜ちょっと良いですか?」
へぇ、今回のひよりは積極的だな……
あやめ「はい、何でしょう?」
ひより「ちょっと調べてみたのですが……」
ひよりは鞄からA4サイズの紙を出してみせた。チラシ?
ひより「清掃員の募集です……実はサイン会の時、トイレに行った際に清掃していたおばさんが着ていた作業着にこのチラシの会社と同じエンブレムが付いていたので……」
神崎さんはチラシを手に取って見た。
あやめ「……清掃員……なるほど、清掃員なら怪しまれなくていろいろな部屋に移動できる……しかし、幾つもある高層ビルの、しかも貿易会社の25階に配属される可能性は低い……」
ひより「それはどうでしょう、アルバイトの配属なんてパソコンの乱数かなんかで決めているんじゃないッスか……泉先輩の力でチョコチョコっと遠隔操作で……」
ひよりと神崎さんは私の方を向いた。
こなた「それくらいなら問題ないよ……」
神崎さんはチラシを読み始めた。
あやめ「……この募集要項によると住民票や写真の提出が必要みたい……私だと素性が分かってしまう」
私は皆を見た。
こなた「私も以前に貿易会社のビルで働いていたのがバレちゃうかもね……すすむさんは整体院の経営者だって分かっちゃうかも、ひよりは有名すぎちゃうし……みゆきさんは……」
みゆき「すみません……大学の研究員から清掃員ではおそらく怪しまれる可能性があります……」
いのり「私……私なら怪しまれない」
皆はいのりさんの方を向いた。
あやめ「確かに……しかし貴女は……」
すすむ「いのり、そこまですると言ってなかったじゃないか……」
心配そうな顔でいのりさんをみるすすむさん。
いのり「私じゃ力不足かしら、清掃なら毎日整体院でしている、外でも神社の清掃をしていたから一通りの事はできる」
あやめ「いいえ、その事を言っているのではなく……」
いのり「私がこの件に関係ないって言いたいの、私はお稲荷さんの妻、関係大有りでしょ」
あやめ「い、いえ、確かにそうですけど……」
すすむ「重要な役だ……私が行く、整体院は休業で臨時収入が必要になったとすれば問題ない……」
いのり「うんん、私にさせて……」
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