102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/07/23(水) 01:00:26.87 ID:Zz5wktwvo
  
 ??????「お久しぶりですわ。導師クレフ」 
  
 クレフ「ザガートに与するとは、我が教え子ながらあきれた奴だな」 
  
 クレフ「アルシオーネ」 
  
 アルシオーネ「導師には感謝していますわ。さまざまな素晴らしい魔法を授けてくださいましたもの」 
  
 アルシオーネ「こんなふうに……」 
  
  
 アルシオーネ「 氷 尖 撃 射 !」 
  
  
 クレフ(アルシオーネ得意の尖った氷を撃ち放つ魔法か。だが、この程度!) 
  
  
 クレフ「 殻 円 防 除 !!」 
  
  
 アルシオーネ(円形の結界で阻まれ……やはり魔法で戦うより……) 
  
 アルシオーネ「流石は我が師、セフィーロ最高位の魔導師」 
  
 クレフ「私がお前に魔法を教えたのはエメロード姫付きの魔導師として姫をお守りするためだ」 
  
 クレフ「この『セフィーロ』を脅かすための魔法など教えた覚えはないがな」 
  
 アルシオーネ「ほほほ相変わらず手厳しい事、でもお話している間はないのです導師クレフ」 
  
 アルシオーネ「そこをおどきなさい、でないと……」 
  
 クレフ「でないと……?」 
  
  
 アルシオーネ「 精 獣 招 喚 !!」 
  
  
 精獣「グルル……」 
  
 クレフ(双頭一身の犬!?) 
  
 アルシオーネ「ほほほ、まともに戦って私が貴方に勝てるはずもありませんわ」 
  
 アルシオーネ「私の目的はあの何故か七人いる『魔法騎士』の卵たちの抹殺です」 
  
 アルシオーネ「しばらくこの子のお相手をお願いしますわ。その間にあの子たちには……」 
  
 アルシオーネ「死んでいただきます」 
  
 クレフ「待て!アルシオーネ!」 
  
 精獣「ガウウウ!!!」 
  
 アルシオーネ「ではまた、導師クレフ」 
  
 クレフ(逃したか……) 
  
 クレフ(『異世界』より招喚された『魔法騎士』たち……) 
  
 クレフ(もしアルシオーネに破れるなら……『魔神』を蘇らせ『魔法騎士』になる事など不可能だ) 
  
 クレフ(『魔法騎士』の真の敵はアルシオーネなど問題にならぬほど強い) 
  
 クレフ(異世界の子供たちよ数々の苦難を乗り越えこの『セフィーロ』を救ってくれ) 
  
 アルシオーネ「……ァァァァぁぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁぁぁぁァァァァ……」 
  
 クレフ(…………今教え子が落ちて行ったような…………?) 
  
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