453:名無しNIPPER[saga sage]
2016/03/26(土) 00:09:15.07 ID:17Seskyeo
ほむら「……まどか。あなたは外で救助要員をしてちょうだい」
まどか「なっなんで!?私が……その……足手まとい……だから?」
ほむら「そうじゃないわ。泉と言うんだから見た目がこんなでも中は水でしょうね」
海「そりゃそうでしょう。これで中が水じゃなかったら、もう泉じゃないわよ」
さやか「『妙な泉・エテルナ』じゃなくて『妙なエテルナ』だね」
まどか「……えっと……」
ほむら「中で何が起こるかわからないわ。だから武器の使えない私とあなたと鳳凰寺風は中に入れないわ」
まどか「あ……弓だから……」
さやか「そっか、そりゃ水の中じゃ弓矢は使えないか」
風「いえ、私も行かせて下さい」
まどか「え!?風ちゃん……?」
風「フェリオやプレセアさんが言っていた伝説では『魔法騎士』が『魔神』を蘇らせるのに必要なのが」
風「『伝説の鉱物エスクード』で創った『武器』」
マミ「ええ、そうね」
風「こうも言いましたわ……『何人もの戦士たちが伝説の鉱物『エスクード』を求めて『エテルナ』を目指し……』」
風「『そして誰一人帰ってこなかった』……と」
ほむら「……なるほど、そう言う事ね」
光「えっと……何が?」
さやか「今ので何かわかったの?」
ほむら「あの森……いくら魔法が使えなくて道に迷うからってこの世界の戦士達が一人も辿り着けないのはおかしいわ」
海「うん、まぁ……フェリオだって結構強かったし、時間をかけたら一人でも森を抜けれたかもしれないわね」
ほむら「つまり本当の帰ってこれなかった理由は……」
風「この泉なのではないでしょうか」
まどか「ええ!?でっでも……それなら水の中で武器の使えない風ちゃんは危険なんじゃ……」
風「いえ、伝説では『魔法騎士』が『エスクード』を手に入れる事になっています」
マミ「つまり泉の中に『魔法騎士』に反応する何か、または試練みたいなモノがあると考えているのね?」
風「はい」
ほむら「……わかったわ『魔法騎士』の三人が泉に入って、他は泉の外で待機してましょう」
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