511:名無しNIPPER[saga sage]
2016/11/24(木) 23:46:24.31 ID:ni/s/4gHo
  
 まどか「マっマミさん!?何を言ってるんですか!?」 
  
 さやか「殺せる……って、大事な人って言っても偽物……幻なんですよ?」 
  
 マミ「……初めから幻と決めて挑んでも『エスクード』を手に入れる事はできないんじゃないかしら」 
  
 まどか「どうして……」 
  
 マミ「この試練は、泉の中に一緒に入ってもバラバラに引き離されるのには意味があると思うの」 
  
 さやか「意味?」 
  
 マミ「ええ、一人になって大切なモノ達が襲ってくるのは試されているのでしょうね」 
  
 ほむら「…………」 
  
 さやか「試されているって……何を……」 
  
 光「……『心』?」 
  
 まどか「『心』……」 
  
 マミ「私もそう思うわ……『心』……『心の強さ』をしるさなければ……」 
  
 さやか「……倒しても『エスクード』は手に入らない……」 
  
 マミ「初めから偽物、幻と思い作業の様に倒しても手に入らない……もしくは倒せないかもね」 
  
 海「こう言う試練のお約束ってやつね」 
  
 風「この『セフィーロ』では十分あり得そうですね……」 
  
 まどか「…………」 
  
 さやか「っ……私達が甘い考えだったと言うのはわかりました……でも、マミさんなら……」 
  
 マミ「……私はそんなに強い人間じゃないわ」 
  
 さやか「え?」 
  
 マミ「もし……死んだ両親が出てきたら偽物だとしても撃てるかわからない……撃ちたくない……そう思うの」 
  
 まどか「マミさん……」 
  
 ほむら「巴マミ……」 
  
 マミ「暁美さんがどんなに辛い決断をしたか、少しは理解しているつもりよ」 
  
 マミ「だからこそ、私では無理だと……そうわかるの……ごめんなさい」 
  
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