15: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/04/27(月) 00:33:07.33 ID:4ztp0q/L0
  
 パチュリー「か、ぁ……」 
  
 レミリア「ふふふ……貴方はどんな死に方がお望みかしら?」 
  
 レミリア「絞殺? 刺殺? それとも、ひと思いに頭を潰して欲しい?」 
  
 パチュリー「あ゛っぐ……」 
  
  
  
 レミリアは苦しそうな顔をしているパチュリーを紅の目で見つめながら、残虐な選択肢を提示する。 
  
  
 それに対し、パチュリーから返ってくるのはくぐもった喘ぎ声のみ。 
 喉の部分を強く捕まれているのだ。喋ろうとする以前に、満足に呼吸することも出来ない。 
 このままでは、彼女が酸欠で気絶するのも時間の問題。 
 レミリアが首を離さない限り、彼女の返答を聴くことは無理だろう。 
  
  
  
 レミリア「……」グッ 
  
  
  
 だが、レミリアは手を離さない。 
 パチュリーが話せる状況でないことを理解していないわけでない。そんなことは重々承知している。 
 そもそも彼女には、最初からパチュリーの返答を聴くつもりなど無いのだ。 
  
  
 ―――――パチュリーの最後は、既に決まっているのだから。 
  
  
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