とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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283: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2015/09/14(月) 01:02:39.77 ID:jW3WNHzu0

フランドールの頭にかつて石塊だったものが、粉塵となって降り注ぐ。
それをまともに被った彼女の髪は、金色からくすんだ灰色へと変わっていった。
しかし彼女にそれを気にするような様子は見られず、そのままふらふらと歩き始める。


建物が限界に近づいてきたのか、次々と大小様々な石塊が降り注ぐ。
しかし、その何れもフランドールの体を傷つけることは叶わない。
触れた傍から砕かれ、粉となって散っていく。


この現象の原因は、彼女が身につけた能力にある。
本人は未だ気づいていない、学園都市の技術により植え付けられた異能の力。
その力の効果は『触れたもの全てを分解する』というもの。
聞くだけにも末恐ろしい能力を、フランドールはこの状況において開花させたのだ。
しかし、本人としてはその力を自分の意志で扱っているわけではない。
それは言ってしまえば、防衛本能に過ぎないものだ。


自身に宿っていると聞かされていた超能力。
それを極限状態の中で無意識に理解した。それだけのことに過ぎない。



ゴゴゴゴゴ…………!



廃ビルが本格的に崩壊を始める。
人の手で生み出され、そして人から捨てられたその歴史に幕を閉じる。
その崩落の最中、フランドールはその場から忽然と姿を消した。




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