とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
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451: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/02/01(月) 00:46:24.28 ID:MVucWqbl0
上条(今すぐ様子を見に行きたいけど、先ずは土御門を何とかしないと……!)
勿論、そのような薬品を使っていることには理由がある。
もしも拉致している途中でフランドールが眼を覚まし、その能力を使われたとしたら。
その時点で、彼のこれまで練ってきた計画が破綻しまう可能性が高いからだ。
フランドールの捕縛に失敗した場合、レミリアに交渉する際の重要なカードを失うことになる。
『人質を使って相手を脅迫する』という、外道ながらも有効的な策を使うことができなくなる。
そうなれば、今回の任務の難度は格段に跳ね上がるだろう。
いくら多様な魔術を行使し、多彩な策を弄することができるパチュリー・ノーレッジであっても、
『もどき』とはいえ吸血鬼を相手にして楽に事を進めることはできないはずである。
だからこそ彼は、任務を確実に遂行するために強力な麻酔薬を持ち出したのだ。
にも拘わらず、フランドールはものの10分もしない内に覚醒しかけている。それは何故か。
その理由は単純。『人の身であれば3日は眼を覚まさない』のであれば、『人の身でなければ早期に眼を覚ますことができる』。
即ち、『フランドールの肉体は普通の人のそれとは違う』ということであり、
『フランドールの肉体は吸血鬼化している可能性がある』ということに他ならない。
吸血鬼の肉体であれば、あるいは薬物の効力を打ち消すことができるのかもしれない。
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