とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)4
1- 20
744: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2016/10/11(火) 01:15:42.79 ID:i8/dHQWr0

だが全くの八方塞がり、手がないというわけでもない。
吸血鬼がどのような存在なのかについては、人々の口伝の中にその答えがある。


たかが口伝と侮る無かれ。
『火のないところに煙は立たぬ』と言うように、情報には必ずその元となったものが存在する。
吸血鬼の伝承はそれこそ、中東や西欧ではそこかしこから聞こえてくるほどありふれたものだ。
大半が偽情報だろうが、それだけの数があれば幾つかは本質を突いた情報があってもおかしくはない。
そしてその情報を総括することが出来れば、もしかしたら吸血鬼の秘密を暴くことが出来るかもしれない。


その僅かな望みをかけて、ヴラド三世は行動に移した。
世界中に間諜を放ち、吸血鬼に関する情報を集めさせる。
村落に伝わる伝説から、井戸端で話されるような噂話まで余すことなく記録するよう指示した。
それに加え、ヴラド三世は間諜たちにあることを取り決めさせた。
吸血鬼の存在は魔術界、特に十字教の者達にとって危険視されている存在である。
もしもワラキア公国が吸血鬼を探していると周辺国に知られれば、
オスマン帝国だけでなく神聖ローマ帝国をも敵に回すことになりかねない。
その危険を回避するためには、間諜をワラキア公国と関係がないように偽装させ、
尚かつ行動を出来るだけ目立たせないようにしなければならない。
その問題を解決するため、間諜達に偽名として統一した名前を持たせた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
859Res/553.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice