提督「劇をしたい」龍驤「あのさぁ、さっきからなんなの」
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218: ◆zqJl2dhSHw[sage saga]
2016/03/06(日) 13:45:43.24 ID:Ng8I11rZ0
――執務室――

龍驤「ふんふーん、よっしゃできた。キミ、はいこれ」

提督「なんだこれは?」

龍驤「嘆願書や。巡洋艦をもう1人増やして欲しいんや」

提督「ふーむ、龍驤もか。これは本格的に交渉をする必要があるようだな」

龍驤「も?」

提督「うむ、電が突然やって来てな。お前と同じように嘆願書を持ってきた。しばらくしてから阿武隈と隼鷹がやって来た。何があったんだろうな」

龍驤「北上と話をしたんや。普段から達観しとるし、メチャクチャ安定した戦果を出しとるから気づけんだけど、あれは『同型艦に会いたい病』やわ」

提督は頭を抱え俯く。

また、気づくことができなかったからだった。

龍驤「自虐する暇はあげやんで。どうする? 電の時はわーわー喚いてくれたからわかりやすかったけど、今回は北上や」

提督「これは想定しておくべき問題だった。どんなに安定していても、どんなに練度が高くとも、もともとは軽巡だ。いや、違うな。高練度になって周囲を観る余裕ができたからこそか」

龍驤「そうや、今日なんか休みにしたのに六駆の訓練をしとったんや。それが引き金になったんかもしれん」

提督「あいつらは姉妹仲良しの見本を地で行くからな。どう考えてもそうなるな」

龍驤「どうすんの? もう保有枠はないで。もし大井を着任させるんやったら……」

提督「保有枠に最低1盃。しかも雷巡だよな、戦力制限でさらに軽巡1、もしくは駆逐2と引き換え、か?」

龍驤「それくらいになるやろ。決断の時や。先に言うとくけど、大井を着任させられんだとしても、北上は絶対に怒らんし、任務を放棄したりはしやんよ」



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