223:>>1[sage saga]
2016/04/20(水) 21:45:58.33 ID:RRL5JwmOO
 飛鳥「……フッ……ボクらは今日、言語という境界線を越えた先の心の旋律を共有した……所謂『フツウ』とは少し違う、特別な経験だったけど……悪くはなかったんじゃないかと思うよ?」 
  
 麗奈「まぁね……中々有意義な時間の使い方だったわ。ちょっと大人っぽかった気がする」 
  
 蘭子「ええ……今宵の集い……こうして新たな見識が増えることによってまた一つ我も自らの世界を上の領域へと昇らせることができた気がするわ……!」 
  
 光「うん、そうだな……なんかこう、さっきのとか大人って感じがしたな……」 
  
 紗南「洋ゲーやってると少し大人っぽくなった感じがするけど、洋楽もなんかそんな感じがするね」 
  
 光「まぁ、何歌ってたのか正直アタシさっぱりだったけど……」 
  
 全員「……」 
  
 光「あ……でも大人な感じはしたけど悪とはあまり関係なかったかも」 
  
 飛鳥「……そこは、あれだよ。ボクらの第一目標は夜更かしという悪いことをするためのモノで……」 
  
 蘭子「う、うむ。その通り。我らはこの闇の帳の下りた世界が終焉を迎える時まで如何に時を終えるかが……その……えっと……」 
  
 光「なるほど……それもそうか……」 
  
 麗奈「良いのよ別に細かいことは。それにアレよ、大人になると自然と人って悪い部分が膨らむもんなのよ。早苗がそんな感じのこと言ってたわ」 
  
 光「えっ!?そうなのか!?」 
  
 麗奈「声がでかいわよ!隣に聞こえたらどうすんの!?(小声)」 
  
 シーン…… 
  
  
 全員「……」ホッ 
  
 紗南「元警官が言うとなんかこう、重みがあるね」  
  
 飛鳥「ヒトが普段モラルと理性という仮面(ペルソナ)の下に隠している部分を見続けている訳だからね……」 
  
 光「……」 
  
 光「……そうか……確かに特撮もそんなこと言ってる作品もあったな……大人になるってことは悪に近づく事にも繋がりかねないのかもしれない……アタシも気を付けないと……」 
  
 麗奈「今悪に近づこうとしてんだけどね」 
  
 光「(゜ロ゜)」ハッ 
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