13: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:08:40.87 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 彼女は指輪の代わりに、ものの数分でチョーカーを作ってくれた。 
 銀のインゴットに彼女の細い指が触れると、 
14: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:09:47.35 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 魔女「君は魔法使いたちを見て、『妖しい』と思ったんだろう? 
    魔法とは神秘的でなければならない、というのが彼らの考えでね。 
15: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:10:59.29 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 …なるほど。 
 彼女は魔法を実践的に捉えすぎたんだ。 
16: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:11:53.08 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 魔女「今夜は外出しよう」 
  
17: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:13:04.43 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 戦士「で、どうなんだ。星は、まぁ、綺麗だな」 
  
18: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:13:56.58 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 魔女「……………静かだ」 
  
19: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:15:35.30 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 突如、轟音が鳴り響く。 
 弾かれたように音のした方角を見やると、 
20: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:16:50.63 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 魔女「まずいなぁ。 
    隠れていると言ったが、やはりこんなヤツが居ては、どうしようもない」 
21: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:19:09.14 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 やはり雑兵は大した事がない。 
 棒きれだろうが打ち据えるだけで、容易く倒せる。 
22: ◆DTYk0ojAZ4Op[saga]
2015/08/29(土) 20:19:44.17 ID:tNq3pxyB0
  
  
  
 戦士「わかった。無事でいてくれ」 
  
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