やはり俺の脳内選択肢が青春ラブコメを全力で邪魔しているのは間違っている。
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288: ◆oUKRClYegEez
2016/06/25(土) 17:51:52.83 ID:AiGsgMPM0
 いち早く教室を出ていく八幡をチラリと見ながら、俺も部室に行く準備をはじめ――

【選べ

1、 廊下を奇声をあげながらダッシュする

2、 廊下をほふく前進で進む

 3、廊下を逆立ちで進む                    】

奏「キエエエエエエエエエエエエエエエエエっ!」

 選択肢のバカヤロー! という思いをこめればかなりの奇声が出た。

奏「ぜぇ……ぜぇ……」

 奉仕部の部室に着く。

中に入ると、雪ノ下さんが紅茶をいれているところだった。

雪乃「ああ、甘草くん」

奏「こんちわ、雪ノ下さん」

【選べ

 1、「はぁはぁ雪ノ下さん、今日もお美しいですねはぁはぁ……そのお美しい脚で踏まれたい」

 2、「はぁはぁ雪ノ下さん、今日もお綺麗ですねはぁはぁ……そのお綺麗な脚で踏まれたい」   】

 どっちも似たような感じで社会的にアウトじゃねぇか……。

奏「はぁはぁ雪ノ下さん、今日もお美しいですねはぁはぁ……そのお美しい脚で踏まれたい」

 微妙に逡巡した結果、1を選択。

 まぁ2を選択しても結果は変わらないことはわかっている。

雪乃「まずは息を整えて、それから顔を5分ほど冷水につけていなさい」

奏「5分は死ぬよ」

雪乃「顔は洗ってきなさい」

奏「はい」

 有無を言わさぬ雪ノ下さんの迫力に負けた。


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