魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
↓
1-
覧
板
20
297
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/04/22(金) 00:49:37.74 ID:XCb4AxA00
神「確かめてみるがよい。……神の持つ、守る力の強さを」
滑らかな白絹を纏った細腕が、ゆるやかに伸び上がった。
差し出し、相手の手を求めるように。そっと包み込むような握手をするような仕草だった。
神「――そして、我が剣の前に降伏するがいい」
気がついたときには、魔王の心臓位置をめざして正眼に構えられていた。
剣を持っていることすら見落とすほどに、刃の見えない透明な剣が握られていた。
魔王「……クク。確かに予想外のこともあったが…」
魔王「この戦は仕掛けられている…というのは、予想通りだったようだ」クク
シャッ…――
一瞬の抜刀。
魔王はそれと同時、低く跳ねて剣先から逃れる。
獣達も、床を強く踏みしめて飛び掛かっていく。
カ ィーーーン…ッ……
鉱物を金属で打つ、特有の音程。
剣と刀を合わせるたびに空気を振動させるその音は、
部屋中に波紋のように響き渡っていった―――
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
494Res/366.46 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1442551708/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice